神眼 ~神々に与えられし不思議な力~ (神眼取得希望者)
しおりを挟む
第1話「黒き者誕生」
初心者です!
地球の北メリカ大陸に存在するジョトム王国に
ある赤ん坊が生まれようとしていた。
~ジョトム王国 ムールト公園~
公園の中には少年2人。少女1人が居た。
カル「お前、兄になるんだってな」
フローズ「あぁそうなんだもうすぐ病院へ行かなければならない」
公園にいたのはカル・フィールドと
和国人とメリカ人のハーフである果実野美燗。
そしてジョトム王国の国王の息子である
フローズ・アイス・ジョトム。
つまり王子というわけだが普通の子供たちと
同じように扱われているジョトム王国の国王は
王家だろうが何だろうが平等に扱うのだ。
そして国王の元に二人目の子供が生まれようとしていた。
ムールト公園にある老人がホースカーと共に
向かってきた。その老人の名前は
セバ・スチア。国王が子供のころからジョトム家に
仕えている執事である。
セバ「フローズ様。お迎えに来ましたぞ
病院に向かいましょう。」
フローズ「もう迎えにきたのか 分かった
じゃあなまた会おう」
フローズは友にあいさつをしセバと共に病院へ
向かった。
美燗「弟か、妹かどっち生まれるのかな」
カル「知らないけど少なくとも俺たちよりは
いずれ強くなるかもなジョトム家だぜ」
そう。ジョトム家は地球の中でも上位の魔力を持ち
生まれてくる家系。三大超魔力家系の1つなのだ
~ジョトム王国 ムールト魔式病院 531号室~
フローズ「もうすぐ生まれるのかな」
セバ「ドクターの話を聞く限りもうすぐ
らしいですぞ」
フローズは自分が兄になることを楽しみにしていた
妹だろうが弟だろうが。誰も彼がいずれ姿を消すことに
なるとは予想すらしないだろう。
フローズは数日前。母と話していることを思い出していた。
~ジョトム城 王妃の部屋 [数日前]~
フローズ「かあさま! かあさま!
名前はどうするんですか?」
フローズの母「そうだね。
男の子だったらブラック。
女の子だったらホワイティ」
フローズ「ブラック! ホワイティ! 良いね!
でも魔力は凄いのかな」
フローズの母「もちろんだよ。
ジョトム家は素晴らしい
魔力の持ち主なんだから
私を除いてね…」
まだ”このころ”のフローズは
何も気にしていなかった。
~ジョトム王国 ムールト魔式病院 531号室 [現在]~
セバ「本当にもうすぐ生まれるみたいですぞ!」
フローズ「楽しみだな!」
あまり詳しくは聞こえなかったがかあさまと
ドクターの声が聞こえる。
ドクター「もうすぐですよ~」
セバにきくかぎりかあさまは
とても頑張っている… らしい。
ドクター「おめでとうございます!
王妃様!」
セバ「ついに生まれた見たいですぞ!」
セバと自分は、かあさまの方に近づいた。
ドクター「立派な男の子ですよー」
フローズの母「良かった…
これからよろしくね ブラック…」
→NEXT STORY
目次 感想へのリンク しおりを挟む