夢見る青年 (あかさ(気まぐれの人))
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〜第1話〜その日の出来事

あかさです。
この物語はYouTubeの動画の茶番劇でも使おうと思ってるので何卒よろしくお願いします。


俺は正逆 夢人(たださか ゆめと)

16歳のどこにでもいる高校生だ、と言いたいところだが

俺は特殊な体質を持つ謎の高校生だったんだ。

その「特殊な体質」が何なのかはまだ言わないでおこう。

 

チリリリリリリ チリリリリリリ

俺はそのうるさくなっている目覚ましを乱暴に止めた。

そうして起床した僕はその日見た「夢」について考えていた。

その「夢」とは昔の友達がうちの学校に転校してくる夢だったのだ。

俺はその夢が正夢だったらいいなぁと思いながら登校するのだった。

 

そして俺は学校に着いた後、クラスメイト達と他愛もない会話をしていた。

その時に俺は

「おい夢人、今日このクラスに転校生が来るって知ってたか?」

と言われて驚いた。

"あの夢が正夢だったかもしれない"と心躍るような気持ちになった。

 

その後、散々騒いでいたクラスメイトが静まり返った時に先生が来て

「今日は転校生がいます。仲良くしてくださいね。」

と言い1人の女子を紹介した。

その子は

「おはようございます。私の名前は寿 優香(ことぶき ゆうか)と言います。よろしくお願いします。」

クラスメイトがザワザワしてる中、俺だけは目を見開いて驚いた。その瞬間彼女と目が合った。

すると2人同時に

「ぇ…もしかして (夢人・優香)?」

と言ってしまい、俺ら2人はクラスで目立ってしまった。

すると先生から、

「お前たち知り合いだったのか?」

と言われたので、思わず2人ではい、と言ってしまった。。

その後優香の席が割り振られ、俺の後ろになった

 

放課後、2人で一緒に帰るのだが、その時は思い出話で盛り上がった。

小学5年生まで一緒だったからそれまで色々あったなと言う感じで話していた。

細かいことは次回書くとして、俺らは、何かと関わりが多い。だから小学生の時もすぐに仲良くなれたのだった。

 

俺はその夜寝る前に一日のことを振り返っていた。

考えてみると、こんなに楽しかった日は久しぶりかもしれない。

そして明日もこういう楽しい日が来ると信じて眠りに就くのだった。

 

その夜、俺はこんな夢を見た。

俺と優香は一緒に登校していた。

だが後ろから足音が聞こえてくる。

登校している俺たちが気付いた時にはもう手遅れ。

既に刺されていて倒れていた。

そう、通り魔に襲われたのだ。

俺はその夢のこともあり、その朝の頭の中は不安でいっぱいだった。

でも、その日の優香の明るい姿を見ると、不安は一気に吹き飛んでいくのだった。

 

はその夢のことを忘れてしまい、優香と共に登校していた。

 

 

 

〜続く〜

 

さてさて次回はどうなるのか

次回その日の最悪な出来事

お楽しみに




次回
その日の最悪な出来事
お楽しみに


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〜第2話〜その日の最悪な出来事

前回の小説の第2話です。
お楽しみに


ー俺は後ろの足音に気づいたー

俺は朝から優香と一緒に登校していた。

2人で楽しく話しながら歩いていると、後ろから足音が聞こえてきた。

俺はその瞬間あの夢を思い出した。

そして、段々と不安になっていった俺は

後ろを振り返り、状況を確認し

「優香危ない!!」

と言おうとした。だが、その言葉は

「優香あb」

で途切れてしまう。

そして俺の意識は暗い闇へと落ちていった。

…o、…人…夢人!!

気がついた時は、壁が白く狭い個人部屋に俺はいた。

そして俺を起こしたのは優香だったようだ。

そこには心配そうに見ている…いや、涙のあとがある優香がいた。

俺は、嬉しいのか、申し訳ないのか分からない感情で

「ごめん、ありがとう」

と言った。

優香は

「あの時は…怖かったんだよ…?夢人が死ぬかもしれない…って…怖かった…」

そう言ってまた優香は涙を流した。____

〜意識が飛んだ直後〜___優香視点

優香はその光景に息を飲んだ。

そこには走ってくる男の人にぶつかられてそのまま車に跳ねられる夢人の姿があった。

私は直前に夢人が危険に気付き内側に押してくれたために助かったが、もし…それがなかったら…2人とも撥ねられてたかもしれない。

そして私は

「夢人の馬鹿」

と呟いた。

その後すぐに私は我に返り、救急車を呼び、そのまま病院で待った。実に2日間。

皆は待ちすぎだと言うだろうが、私にとって夢人という存在はそれだけ大事なのだ…。

だから目が覚めた時はすごく嬉しかった。

〜その後の病院の暮らし〜

俺は、早く退院したくて、リハビリを頑張った。

その甲斐あってかすぐに何も使わずに歩けるようになった。

そうしてリハビリが順調に進んでいる時、優香が

「なんで走ってくる人を見ただけで危ないって思ったの?」

と聞いてきたので

「夢で似たような場面を見たから」

と答えた。

優香はそれを聞いて

「あはは」

と笑い

「変なのー」

と言った。

そして俺は

「なんだとー!w」

とふざけていると、優香が突然

「でも…その"変なの"で私は助けられたんだよね…?」

と言ってきたので

「うんまぁ…そうだな」

と答える。

そこに優香が、弱々しい声で

「ごめんね…ありがとね…」

と言ってくるので俺は、

「なんだよ唐突にw」

と"頑張って"笑いながら返した。

そしたら

「うん…急にごめんね…ごめんね…」

と、さらに弱々しい声をあげ始めたので、俺は焦った。

その焦りで俺は自分のペースを乱し、ついこんなことを言ってしまった。

「あ、あの優香…?俺も…ごめんな…優香を守りたい一心で…お前の気持ちを考えなかった」

それを聞いた優香は

「へっ…?」

と顔を赤くしていた。

だが俺はその時はなぜ赤くなってるのか分からないのであった。




さぁさぁ二人の関係はどうなってしまうのかァ!!
すいませんふざけました…
次回は退院のその後を書きます!!


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