起承転結 エロ色話集 (ボルメテウスさん)
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グレイフィア①(ハイスクールD×D) 起

グレイフィア・ルキフグスはその日、困惑しながら目の前の少年を見つめていた。

 

彼女を召喚したのは、どこにでもいる普通の少年であり、服装を見る限りでも裏に関係している人物とは思えなかった。

 

「原因はこれですか」

 

そう言いながら、少年の手の中に納まっている紙を見つめる。

 

少年の持っている紙は、簡単に言えば契約の紙であった。

 

人間と悪魔との間で契約を行う際に悪魔を召喚する事ができる魔法陣があり、その紙にはグレイフィア・ルキフグスの一族である、ルキフグス家の悪魔を召喚する事ができる紙であった。

 

そして、文献でしか見た事のなかったが、少年の持っている紙は厄介な物だと記憶に覚えていた。

 

(代償を支払わずに一度だけ悪魔を従える事ができる魔法陣。

まさか、こんな少年が持っているなんて)

 

少年の持つ魔法陣の紙は通常ならば召喚者が支払わなければならない代償を一度だけなくす事ができる悪魔にとっては厄介な代物だった。

 

所持した者によっては、その悪魔を使い好き勝手に暴れる事も、聖職者が使えば恰好な餌になる事も可能なっており、特に注意が必要な物だった。

 

「召喚に求め、参上しました。

グレイフィア・ルキフグスと申します。

主よ、願いをどうぞ」

 

(平常心、とにかくここは従うしかない)

 

目の前の少年が何を求めているのか分からない以上は逆らわない方が良い。

 

そう判断したグレイフィアは頭を下げながら、少年を見つめると

 

「えっ、主?

何、どういう事?」

 

「・・・もしやと思いましたが」

 

少年の様子を見つめると、未だにこの状況を掴めていない様子を見て、グレイフィアはすぐに考えを切り替えた。

 

(この少年は本当に偶然に紙を手に入れたのでしょう。

周りの状況から考えても、それが妥当でしょうが)

 

ふと、グレイフィアは部屋の状況をあらためて確認するが、少年の部屋という割には狭く、グレイフィアと少年だけで既に部屋が満ちておいた。

 

「ここはあなたの部屋なんですか?」

 

「まぁ、そうです。

俺、なんていうか、いらない子みたいで」

 

そう言いながら、少年は乾いた笑みを浮かべていた。

 

そんな寂しそうな表情を見ると、グレイフィアはため息を尽きながら、少年を抱きしめた。

 

「なっなにを!?」

 

「私を召喚したあなたは今は主です。

主が望むならば、どんな事でもしましょう」

 

そう言いながら、少年の頭を撫でながら、彼女は見つめる。

 

「あなたが必要な存在になりたいならば、私の力で家族を認めさせましょう。

邪魔な存在だと思うならば、私の力で消してあげましょう。

あなたは一体何を望みますか」

 

そう言いながら、少年に願いを促すようにグレイフィアは頭を撫でていくと、少年は

 

「えっと、お姉さんの暖かいの、もっと感じたい」

 

「私の?」

 

悪魔とも言える言葉で少年に対して復讐を促すつもりが、彼が求めたのは他でもない自分自身だった。

 

「うん、こんなに人と触れ合うのは初めてだから」

 

そう言いながら、笑みを浮かべた少年はグレイフィアを抱きしめた。

 

そんな笑みを見たグレイフィアは自分の身体が一瞬揺れるのが分かるのと同時に

 

「分かりました」

 

願いを叶える為に、魔法陣を開き始めた。

 

少年の部屋に施されたのは人避けと声を外へ漏らさない術式だった。

 

「さぁ、こちらへどうぞ」

 

そう笑みを浮かべながら、グレイフィアは普段は誰にも見せないような笑みを少年に向け、誘う。



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グレイフィア①(ハイスクールD×D) 承転 ※

「んっんっ!!」

 

あれから数時間経たない内に少年はグレイフィアの身体を味わっていた。

 

誰も訪れず、誰もその行為を知る事ができない少年だけの部屋は、今は少年以外にもう一人の女性グレイフィアとの間にできた行為の湿気で覆われていた。

 

召喚された際に身に纏っていたメイド服は、行為の間に自身と少年の汗によって濡れ、脱ぎ捨ており、彼女が今纏っているのは、メイド服の下に身に纏っていた黒い下着だけだった。

 

それもガーターベルトなど、豊満な身体を強調するその姿は少年は興奮を高めており、未だに少年を夢中にさせている原因でもあった。

 

未だに慣れていないのか、単調な動きで腰を振りながら、自身の肉棒から感じる快感をより味わおうと必死に振っていた。

 

「んっはぁ、良いわぁ。

とっても上手よ」

 

(あっぁ、この子の動きっ!

とっても単調だけど、その分気持ちが良い所に確実に当たっているっ!!)

 

目の前で必死になって快楽を味わっている少年に悟られないように余裕の笑みを浮かべているグレイフィアだが、同じ場所を執着に攻められる事もあってか、快楽で溢れ出そうになっている声を必死に我慢していた。

 

行為を始めてから数時間の内にグレイフィアが驚いたのは少年の行為に対する才能だった。

 

グレイフィア自身、普段の悪魔としての生活の中で、夫との行為自体も多くなく、婚姻後は1年に1回、あるかどうか分からない程だった。

 

激務の中でもらった休日では、ほとんどを休息に使っており、行為も1回で終了していた。

 

だが、少年は行為に対して、数時間で十回以上射精を行い、それでも衰えない性欲にはグレイフィアは驚きを隠せなかった。

 

何よりも、自身を攻めている肉棒の大きさは夫のと比べても大きく、見た瞬間は息を飲む程だった。

 

そうして、単調な動きを続けていく内に、膣内から溢れ出る水音と共により奥まで進んでいくと

 

「っっ!!!」

 

(っ、そこはっ!?)

 

やがて、一番奥まで進むと共に、少年は直感なのか驚きで目を見開きながらも、だらしなく笑みを浮かべていた。

 

「はぁはぁはぁ」

 

同時にグレイフィアも少年の肉棒の先端が何に当たったのか察すると共に見つめる。

 

「ここって、やっぱりっ!

うん、なんだか開いている感じで、吸い込まれる感じがしてっ!!」

 

「おっ落ち着いてくだっ!!」

 

グレイフィアはすぐに少年を落ち着かせようと声をかけるが、少年は既に我慢ができなくなったのか、グレイフィアを仰向けになった状態にし、覆いかぶさる。

 

既にグレイフィアの声が聞こえなくなった少年はそのままグレイフィアの膣内で一番奥の部分である子宮口に向けて肉棒を押し付けるように動き始める。

 

「こらっ、それ以上はっ、駄目ですっ、本当にっ!!」

 

「でも、ここに吸い込まれて、もう腰が止まらないよっ!?」

 

(まさかっ私自身がっ!!)

 

少年の言葉を聞き、見つめると、少年の腰の動きとは別にグレイフィア自身の足が少年を求めるように挟んでいた。

 

自身でも知らない内に求めていた快楽に対して、驚きしかなかった。

 

(あぁやばいっ、もう本格的に駄目です)

 

そう言いながら、自身の子宮口に叩き込まれる肉棒の感触に対して、グレイフィアの思考はどんどん衰えていき、快楽しか考えられないようになっていた。

 

(大丈夫。

これまでは子宮に直接入っていないし、悪魔の出生率は高くない。

だからっこのままでもっ!!)

 

普段は考えられないような不倫とも言える行為。

 

だが、魔法陣の影響なのか、少年に対しての母性なのか、それとも長年満たされる事のなかった性欲の為か。

 

どれかは定かではないが、確かにグレイフィアは少年を求めていた。

 

「来てくださいっ!!

私の中へとたっぷりとっ!!」

 

「うんっ!!」

 

グレイフィアの求める声を聴き、嬉々として少年は腰を振り始めた。

 

少年の軽い呼吸と共に肉棒はさらに激しく前後に動きながら、先程まで我慢していたグレイフィアの膣内とは違い、痺れる程に吸い付く膣肉は厚かった。

 

少年の肉棒は熱い膣内に包み込まれ、ずりずりと擦れ合う感触は先程まで一人だけ求めていた快感とは違っていた。

 

「あぁっあぁ!!

どんどん書き換えられていくっ!!

あの人よりも好きなこの子の形に書き換えられていくっ!!」

 

そうして快感を味わっていく内に、ついに肉棒の先端がグレイフィアの子宮口に捻じれ込み、喰い込ませる。

 

「あぁっあぁあ!!

入り込んだっ、あの人のでは、入ってこなかった場所まで、もうっ!!」

 

子宮口に捻じれ込まれた事によって、快感に対しての驚きと共にグレイフィアは身体を大きく仰け反りながら、びくびくと痙攣していく。

 

「ううっ、凄い、全部、吸い込まれそうっ!!」

 

少年の想像以上にグレイフィアの吸い付きに対して、少年は身体を小刻みに動きながら肉棒を確実に奥へと挿入すると同時に

 

「もうっ駄目っ!!」

 

少年は既に限界に近づくと共に全身を震わせながら、グレイフィアに伝えると、グレイフィアは笑みを浮かべながら、抱きしめると

 

「ここに、出してくださいっ!!」

 

その一言と共に限界を迎えた少年は、グレイフィアの言葉と共に膣内に向けて射精を行った。

 

溢れ出す精液はグレイフィアの子宮口へと入っていき、膨れ上がる感覚を感じながら、グレイフィアはそのまま少年を抱きしめる。

 

「あっ! んああっ! 本当に、イって、もぅ!!」

 

子宮口に溢れるばかりの精子を受け止めると同時に、ベットのシーツの上に溢れるばかりの愛液を出していく。

 

シーツがゆっくりとシミを作りながら、目の前にいる愛おしい存在を抱きしめながら、快楽を味わっていく。



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グレイフィア①(ハイスクールD×D) 結

グレイフィアと少年が交わってから既に1年の時が経とうとしていた。

 

彼女は冥界へ戻った後、世間は大きな騒ぎになっていた。

 

魔王サーゼクス・ルシファーの妻であるグレイフィアが妊娠しているという事件。

 

サーゼクスとの婚約後、長い間子供に恵まれなかった夫婦にとっては朗報であり、魔王を受け継ぐ存在が誕生した事に大きく話題になっていた。

 

サーゼクス自身も何時できた子供なのか疑問に思っていたが、元の出身であるグレモリー家の血もあってか、生まれてくる子供の事を考えると、疑問は消え去った。

 

グレイフィアはそのまま妊娠という事もあり、多く護衛をしているが、時折姿が見えない噂まであった。

 

魔王の妻がまさか不倫という事は考えられたが、30分程姿が見えない程度で転移している形式もなく、屋敷からいなくなっていない事もあり、護衛の目が外れているというだけになった。

 

だが、その実態は護衛をしている誰もしらなかった。

 

そんなとある日の事だった。

 

その日も、グレイフィアの姿を消していたが、既に誰も気にしなくなっていた。

 

そしてグレイフィアは

 

「とりあえずは、宿題はここまでにしましょう」

 

「はい、分かりました」

 

少年の元へと召喚されていた。

 

召喚に使われた魔法陣は通常の転移とは異なり、魔力の感知がされない転移の中でも上位の物だった。

 

そしてグレイフィアと契約相手である少年との関係はあれ以降も続いており、彼を社会で一人でも生きられるように日々教育していた。

 

屋敷から普段は出られないグレイフィアは宿題や普段やる事などを少年に渡しており、日々の成長を楽しみにしていた。

 

少年自身もこれまで親身になってくれる人物がいない事もあって、グレイフィアの言いつけを守っていた。

 

「それに、大きくなっているし」

 

「ふふっ、そうですね」

 

そう言いながら少年はグレイフィアのお腹を見つめる。

 

彼女のお腹の中にいる命、それが自分の家族だと思うと、笑みを零れる。

 

「ありがとう、グレイフィア。

僕の所へ来てくれて」

 

「ふふっどういたしまして」

 

少年の笑みを見つめるとグレイフィアもまた笑みを浮かべながら返す。

 

親と子供程に歳が離れている二人を見て、世間はきっと仲が良い親子か親戚だと思うだろう。

 

だが

 

「グレイフィア」

 

そんな彼女に対して、グレイフィアに抱き着いた少年はそのまま彼女の唇を奪った。

 

それに対して、グレイフィアは抵抗する事なく、抱きしめながら、ゆっくりと少年の舌を絡めながら、キスを行っていく。

 

小さな部屋の中、未だに続いている二人の関係がこれからどうなっていくのか、未だに誰も分からない。



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リアス①(ハイスクールD×D) 起

今回は複数のキャラで原作が同じ希望が多かったハイスクールD×D編を行います。
これまでのように一つの話に同じキャラではなく、話ごとに変わっていく予定です。
アンケート内容は、現在の活動報告やメッセージで送られたキャラを中心に行いますので希望のある方は、ぜひお願いします。


「んっ?」

 

兵藤一誠は、その日は落ち込みながら帰ってきた。

 

リアスが涙目になりながら、部屋から出ていき、彼女の事が気になりながらも自室へと戻ってきた。

 

そんな彼の部屋の中には一つのDVDが落ちていた。

 

「なんだこれ?」

 

自分の部屋に置いていないはずの物に興味の出た一誠は気分が乗らないが、なぜかDVDから目が離せなかった。

 

一誠はそのままゆっくりとDVDを自室で見る事にした。

 

DVDに映し出されたのは、どこかの部屋なのか、ピンク色に輝いており、よく見ているAVにあるラブホテルだと察した。

 

これが大人向けの物だと気づいた一誠はすぐにDVDを取り出そうとした時だった。

 

「えっ?」

 

『まずは名前と年齢だけ教えてくれるかな?』

 

画面で次に現れたのは一誠にとっては馴染み深い人物だった。

 

「部長?」

 

その言葉と共に聞こえてくる男の声と共に、画面の向こう側のベットに座っている腰まで伸びた真紅の髪、透き通るような白い肌、そして柔らかで豊満な胸。

 

それらはテレビを見ている一誠にとっては見覚えがあり、疑問と共に涎を呑む。

 

『・・・リアスよ。

年齢は16歳』

 

「えっ?」

 

聞こえてきた声に疑問に思った。

 

一誠がそこで聞こえたのは年上のはずなのに、目の前にいる少女は一つ年下だと答えた。

 

どういう事か疑問に思うよりも先に画面は進んでいく。

 

『16歳か。

確かに若いなぁ、でもまた、なんでこんな所に来たの?』

 

『それはっ、その。

私の義姉から聞いたのよ。

ぜひとも紹介したいからって。

そしたら、何時の間にかこんな事になっていて』

 

『あははぁ、それはなんというか、ごめんね』

 

『良いの、断り切れなかった私も悪かったのだから』

 

その言葉と共に、顔を下に向きながら、言う。

 

『まぁ暗い話題はここまでにしようか。

それで一応は確認だけど、ここから先、本当にやるの?』

 

『提案したのはあなたじゃないの?』

 

『いや、グレイフィアさんが、小遣い稼ぎにするならば、これをしたら良いって。

正直、あんまり乗り気じゃなくて』

 

『・・・ふふっ』

 

『えっ?』

 

『ごめんなさい。

聞いていた人物像とは全然違くて、でもそうね。

だったら、せめて不満を持つ者同士、仲良くしましょう』

 

『そうだね』

 

その言葉を終えると共に、カメラを持つ手が動き出すと、そのままゆっくりとリアスの隣に座る。

 

『なんだかドキドキするな』

 

『あら?

何度も経験したんじゃないのかしら?』

 

『いや、ほとんどが所有権を取れていないし、リアスさんのような若い子とやるのは初めてなんだ』

 

『へぇ、経験した人々について聞きたい所ね』

 

そう言いながら、カメラの持ち主に対して挑発的な笑みを浮かべるリアス。

 

『そうですね。

ほとんどが年上で、俺、年齢は一応は18歳なんだよね』

 

『えっ18歳?

私の弟と見た目、ほとんど同じじゃない!?』

 

『ははっ、よく言われます』

 

そう言って落ち込んだのか、カメラの画面は下に向いた。

 

その時、偶然にもリアスのスカートから下着が見えており、そこにあったのは黒いレース生地の下着だった。

 

『まったく、そう落ち込まないの。

でも、そうね、そう言われると、本当に可愛くなってきたわね』

 

そう言った、リアスはそのままカメラを持った人物を押し倒した。

 

『さて、もうそろそろ、お待ちかねよね。

始めま』

 

リアスのその一言が言い終わる瞬間、一瞬でテレビの画面が消えた。

 

「なんだよ、今のっ!!」

 

一誠はすぐに立ち上がり、すぐにDVDを取り出したが、そのDVDは既に消えていた。

 

一体、DVDはなんだったのか、疑問に思った一誠だったが、そのまま意気消沈したまま部屋から出ていく。

 

「カメラ、落ちてしまったわね」

 

「まぁ壊れていないだけ大丈夫だよ」

 

その時、一誠が少しでも遅く出ていたら、きっと聞こえてきただろう。

 

「それじゃあ、始めようか。

初体験」

 

「えっえぇ」

 

隣の部屋から聞こえてきた声に。

 

それを幸運なのか、不運なのか。

 

この時の一誠はまだ、知らなかった。



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リアス①(ハイスクールD×D) 承

「あれは一体なんだったんだ」

 

あれから、一誠の生活に大きな変化があった。

 

家にいるはずのリアスの姿は見かけず、他の仲間達に聞いてもリアスの姿を見かけないという返答だった。

 

それでも、学校には通っており、特に問題ないという噂を聞いていた。

 

「部長、一体どこに」

 

そんな疑問に思いながら、家に帰ってくると、ドアに挟まっているのは一枚のDVDだった。

 

「っ!」

 

そのDVDには見覚えがあった一誠はすぐに取り出すと、自室へと入り、再生させた。

 

そこに写りだしたのは、前回と同じくどこかのラブホテルだと思われる一室だった。

 

映し出されたリアスの容姿に大きな変化がある訳はなかったが、前回よりも少し胸が大きくなっていると一誠は気づいた。

 

『ふぅん、胸を見ると、やっぱり元気になっちゃうのね』

 

制服を脱ぎ捨て、黒いレース生地の下着だけになっているリアスはそのままカメラを持っている男の肉棒に目を向けていた。

 

『それは、こんなに凄いのを見たらね』

 

『本当かしら』

 

そう言いながら、リアスは頬を赤くしながら、カメラの目の前で色気のある吐息を漏らしながら、切なそうにカメラを見つめる。

 

『だけど、そう言って、私を見てくれるのは、とっても嬉しいわ。

そのお礼に』

 

その言葉と共にカメラを持った男に奉仕するように胸元から舌を這わせながら、ゆっくりと肉棒へと舐める。

 

そこから根本から先端に向けてゆっくりと味わうように動き始める。

 

『リアス、君は本当に初めてなの?』

 

『さぁ、どうでしょうね?

悪魔は人間を誘惑する事ができるから、きっと本能であなたを求めているんじゃないかしら?』

 

そう悪戯に成功したように笑みを浮かべながら、舌先で肉棒の裏側まで舐めていく。

 

カメラ越しに見える肉棒は一誠の物よりも大きくなっており、リアスはそのまま自慢の爆乳を肉棒の中へと挟んで押さえつける。

 

リアスの爆乳はそのまま目の前にある肉棒の形に合わせるようにひょうたんのような形に変わりながら、それでも収まらない肉棒はそのまま先端が飛び出す。

 

「『んちゅっ、つゅぱ、れろっ!

止まらないわっ、このちんぽっ!!

何度でも舐めていたいっ!!』」

 

同時に聞こえてくるリアスのいやらしい声に対して、一誠は喉を鳴らしながら、見つめていた。

 

肉棒には既に興奮しているリアスの熱っぽい吐息と共に、興奮で溢れ出た涎によって肉棒が覆われていた。

 

「『んちゅ、ちゅぱっ!!

もうっ、こんなの舐めていたら、舌が止まらないわっ!』」

 

そのままリアスは肉棒に対して夢中な表情をしながら、肉棒を見つめながら、咥えていた。

 

「『んっこれはっなかなか気持ちが良いっ!!』」

 

カメラの持ち主の声に反応するようにリアスは笑みを浮かべながらさらに興奮したように荒い鼻息が肉棒の先端にかかる。

 

「『くひのっ、おいひぃちんぽぉのあじひがぁ』」

 

既に限界まで大きくなっている肉棒は先端から膨れ上がっており、リアスは口の中に溢れるばかりの肉棒を咥える。

 

そのまま夢中になって、首を上下に動かしながら、カメラに向けて見つめており、カメラを持っている人物はそのまま腰を上げる。

 

「『んっ、もう我慢ができないっ!!』」

 

その言葉と同時にカメラの人物の精液がリアスの口内へと勢い良く入り込んでいく。

 

その光景に対して、目を見開きながら一誠は近づく。

 

「わぁっ!?」

 

勢い良くテレビに近づいた一誠はそのままテレビのボタンを押してしまい、電源が切れてしまう。

 

「んんぅうううっ!んっんっ!!」

 

「えっ?」

 

同時に後ろから聞こえてきた声に、一誠はそのままゆっくりと見つめる。

 

「あら、やっと気づいたのイッセー」

 

「ぶっ部長」

 

そこにいたのは、先程までカメラの先で行為を行っているはずの部長だった。

 

そして、カメラを持っていたと思われる少年がその場におり、リアスと一緒にいた。

 

「えっえっ」

 

何が起きているのか分からないまま、一誠はリアスを見つめていた。



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リアス①(ハイスクールD×D)転

「なっなんで、先生と部長がっ!?」

 

一誠が目の前で行われていた行為に驚きながら、叫んでしまう。

 

そこにいたのは、一誠が通っている学校の先生であり、自身の悩みを聞いてくれる先生だった。

 

学校では校則で厳しい所があるが、プライベートでは一誠と同様にスケベな所を共通して、仲良くなり、一緒にバカをやっている相手だった。

 

それが、今、自分の大切な主であるリアス・グレモリーを犯していた。

 

「別に可笑しくはないですよ、一誠様」

 

「っグレイフィアさんっ!!」

 

後ろから聞こえてきた声に驚き、見てみるとそこにはサーゼクスの妻であるグレイフィアが立っていた。

 

「何が可笑しくないんですかっ!!

だって、現に「そうでしょうか?」えっ?」

 

何を言っているのか分からず、一誠は2人を見つめると、まるで一誠に気づかない様子で行為を続けていた。

 

「あのお二人は互いに愛し合って、行為を行っています。

先生と生徒、その禁断な関係に興奮を覚えながら、行為を行っています。

それも、部屋が変わっているのに気づかない程に」

 

「まさか、これって」

 

「えぇそうですね、私が仕掛けました」

 

その言葉と共にリアス達は行為を行っている間に再び魔法陣を使い、そこから移動させられる。

 

「ビデオなども全て私の仕業。

撮るように指示したのも、ビデオを置いて貰うように指示をしたのも」

 

「なんでっそんな事をっ!?」

 

「あなたには早々に新しい恋に向かって貰うようにです。

私達の空間を邪魔しないように」

 

そう言ったグレイフィアの目はまるで家畜を見るような目で一誠を見つめていた。

 

「あの子は幼少期から様々な物が無く、空虚な存在でした。

そんな彼に私は召還され、契約しました。

そして、今はこうしてあの子の空虚な部分を埋めるのが、私の生き甲斐です」

 

「なっ!!」

 

そう言ったグレイフィアの考えに驚きを隠せなかった一誠はそのまま後ろに退く。

 

「正直、リアスが相手ではなくても問題はなかった。

ですが、傷ついた彼女ならば、癒してくれた彼に対して裏切らないと思い話しました」

 

「そんな事の為に」

 

「えぇ、それが重要なのです。

なので、一誠様、これ以上の介入は死を意味します」

 

「っ!!」

 

そこから溢れ出る殺気に一誠は一歩退いてしまう。

 

「リアス様に対してはこれまで同様に親しい部長として。

あの子に対しては一緒に遊べる教師として。

そうすれば、幸せな日々を送れます。

あなたにも別に好きな人ができれば、お二人はきっと祝福されます」

 

「それはっ、でも」

 

「一誠様。

これはお二人の為、そしてあなたの為でございます」

 

それだけ言って、グレイフィアはその場を去っていった。

 

その後、一誠の心は立ち直れなかった。

 

周りからは普段通りだと思われながら、グレイフィアの言う通り、確かな幸せな日々を送れていた。

 

大学を卒業した後のリアスと青年は付き合い、その後も2人との関係も良好だった。

 

立ち直れなかったが、一誠は幸せになっていた。

 

「俺は」

 

立ち直れないと知りながらも、そう思うしか、一誠は生きられなかったのだから。



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リアス①(ハイスクールD×D) 結※

青年とリアスが関係を結んでから数ヶ月後。

 

その日、ベットの上でいつものように行為を行おうとしていた時だった。

 

「えっと、これは」

 

「彼女はロスヴァイセ、今回の件の協力者よ」

 

「いや、そういう事ではなくって、その」

 

青年がベットへ行くと、そこには待っていたグレイフィアと、顔を赤くしながら下着姿で待っていたロスヴァイセがいた。

 

何が起きているのか困惑している青年だが

 

「いえ、その、なんというか。

私も困っていた時に、その、グレイフィアさんから持ちかけられて」

 

その言葉を聞き、なんとなく察した青年はそのまま何も話さなかった。

 

「それでは、さっそくだけど、始めましょう。

やり方はそうね、リアスが手本を見せてくれるはずよ」

 

「えっえぇ、勿論よ」

 

グレイフィアは不適な笑みを浮かべると、リアスはすぐに頷き、向き合う。

 

リアスはそのままベットの上に寝転ぶと、既に興奮で顔を赤くしながら青年に向けて秘部を見せつけるようにM時に脚を広げる。

 

同時に既に興奮している事を示すように、その秘部からは既に大量の愛液が溢れ出ていた。

 

そんなリアスに対して、青年は手慣れた手慣れた動きでリアスの太股を掴み、そのままゆっくりと彼女の秘部に肉棒を近づける。

 

「これが、セックスですかっ」

 

そんなリアスと青年がこれから行おうとしているセックスに対して興味深そうに見つめているのは、青年と同僚の教師であるロスヴァイセだった。

 

「本当にここまで成長するなんて、思ってもみなかったわ」

 

そう言いながら、妖艶な笑みを浮かべながら青年の後ろに豊満な胸をピタリと押しつぶしながら、グレイフィアは妖艶な笑みを浮かべながら見つめる。

 

そんな2人の美女に見守られながら、青年はゆっくりとリアスの秘部の中躊躇無く、肉棒を入れていく。

 

「アッアアァァ!!

入ってるっ!私の中であなたのがゆっくりと入っていくっ!!」

 

自身の義姉、最近入ったばかりの眷属である2人に見つめられながら、リアスはそのまま興奮のままに声を出しながら、爆乳を弾ませながら興奮をそのまま現すように叫ぶ。

 

そうして、膣内へと入っていった肉棒はそのまま大量の愛液を纏われながら、青年が腰を振らずとも淫らな音を立てながら、しゃぶり始めた。

 

「すっすごいっ、ここってこんな音を出すなんてっ!!」

 

「本当に、ここまで淫乱なのは初めてよ」

 

ロスヴァイセはそのままうっとりとした表情で青年とリアスが行っている青年の行為を見つめていた。

 

そして、グレイフィアは後ろで青年に興奮を促すように、胸を使い、擦り寄っていく。

 

「ふふっ、あなたも、興奮しているのは分かるけど、早くね。

私もこの子も待ちくたびれているのだから」

 

「待ってっお義姉様っ!!

今は私と彼がやっているのっ!」

 

グレイフィアはそのまま青年にすぐに射精を行わせるように促すように声をかける。

 

それが気に入らなかったのか、眉間に皺を寄せながら、すぐにグレイフィアに言おうとした時だった。

 

「ひゃっ!!

ろっロスヴァイセっ!?」

 

「ごめんなさいっ!

でも、私だって我慢ができなくてっ!!」

 

リアスの動きを遮るように動いたのは近くにいたロスヴァイセだった。

 

彼女はそのままリアスの胸元に舌を伸ばしながら、吸い付いていく。

 

「ひゃっ!」

 

「やっぱり、ここが気持ちよいんですよね?

だって、私もここがジンジンしますからっよく分かります」

 

ロスヴァイセはそのまま自身が感じている胸をいじりながら、リアスの胸を舐め取っていく。

 

「ふふっ、興奮して大きくなっているわよ。

ほら」

 

そう言って、青年の心を読んだように、グレイフィアもまた、青年の乳首をいじりながら、胸を押しつけて興奮を促していく。

 

「うっこんなの見ていたら、我慢なんてできないだろっ!!」

 

目の前ではリアスとロスヴァイセの2人が違いに豊満な胸を交わっており、背中から感じる柔らかい感触と、的確に興奮する部分をいじる手。

 

それらを感じながら、未だに離さないように膣内は肉棒から精液を絞りだそう、圧迫していた。

 

青年はそうした興奮を既に抑えられなくなり、そのまま大きく腰を退き、そのまま一気に子宮口に向けて、腰を振る。

 

「ウッッ!!」

 

子宮口に直接突き刺さるような感覚をしたリアスはそのまま顔を後ろに逸らしてしまうが、青年はそんなリアスの様子に構わず、既に限界に近かった精液を一気に放出する。

 

「アアアァッ!!」

 

「ひゃっ凄いっ!」

 

既に我慢の限界を迎えていた肉棒から溢れ出る精液は一気にリアスの膣内の中へと放たれると共に、そのあまりにも多すぎる量の影響か、彼女の秘部から精液が溢れ出る。

 

そして、そんな精液を受け止めていたリアスは、そのまま瞳を裏返らせ、壊れたような笑みを浮かべながら、身体を痙攣させながら、精液を受け止めた。

 

「本当に、こんな量をっ!!」

 

そして、ロスヴァイセはゆっくりと見つめる。

 

「ふふっ、次はあなたの番よ」

 

そう言ったグレイフィアの言葉に気づいたロスヴァイセは顔を赤くしながら、下を俯きながら頷く。

 

同時に青年はリアスからゆっくりと肉棒を離れた。

 

「あっあぁぁ」

 

そこにいたリアスの表情は既に壊れたように快楽を味わっており、確かに幸せを感じたように笑みを浮かべていた。

 

 



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姫島①(ハイスクールD×D) 起

少年はグレイフィアを召喚してから、数年の時が過ぎた。

 

その数年の時は、グレイフィアはあらゆる知識を少年に与えた結果、少年は他の人々からしたら異常な程の成長を遂げていた。

 

だが、それはこれまで虐げていた少年の家族にとっては厄介な存在だった。

 

少年にとってはどうでも良いと感じており、高校に進学する頃にはグレイフィアから学んだ株の投資などで一人暮らしには十分な資金を手にして、家を出た。

 

両親だと思われる存在とも、妹という存在に対しても、少年にとっては未練を残す相手ではなかった。

 

なぜならば、少年にとって、自身の名前すら分からない。

 

そんな自身の名前さえ知らない少年は、自身を助けてくれたグレイフィアと身籠った子供以外に少年にとってはどうでも良かった。

 

「さて、家を出たのは良いけど、これからどうするか」

 

少年はそう言いながら、これからの進路についてを考えていた。

 

高校生での一人暮らしを始める為の家は買っており、進学先も既に決めている。

 

だが、将来の夢を未だに決めていない少年にとってはその先の未来が未だに見つからない。

 

「まぁ、まだまだ地道に探せば良いか」

 

孤独だった時に比べれば、今では安心して信用できる人物がいるだけでも少年にとっては幸福だった。

 

彼女にいつか恩返しができれば良い事を考えており、少年にとっては今はそれが全てだった。

 

「んっ?」

 

そうこれから暮らす予定だった場所に向かっている時だった。

 

雨が降り注いでいる中で、一人の少女と目が合った。

 

「・・・」

 

少女の身に纏っている衣装は巫女の服で、正月などでも行事に参加した事のない少年にとっては初めて見る物だった。

少女の事も初めて見て、誰も知らない少女だったが、少年は自然と近づく。

 

「一緒に来るか?」

 

そう一言、声をかけた。

 

普通ならば拒否するだろう言葉に対して、少女は頷いた。

 

少女は雨の中で傘の中に入ると、何も抵抗する事なく連れて行く。

 

そうして歩いた先に辿り着いたのはマンションだった。

 

階段を昇り、ドアを開けると、そこには既にある程度の家具が揃えられていた。

 

「入って、タオルは多分こっちだから」

 

少年はすぐに少女にタオルを探して、手渡す。

 

すぐにタオルで身体にある雨を吹き払った後

 

「なんで、私を連れてきたんですか」

 

素朴な疑問だった。

 

「今更なにを?」

 

「だって、私とあなたは何の面識もない。

なのに、なんで」

 

そんな疑問を少年にぶつけるように言う。

 

「・・・そうだね、確かに疑問だと思うね。

だからあえて答えるとすれば、君が同じ目をしていた」

 

「同じ?」

 

「あぁ、家族から見捨てられ、孤独だった。

そんな感じの目に似ていた。

僕はそこから救われたからこそ、そんな目をした君を放っておけなかった。

自己満足だよ」

 

そう言いながら、乾いた笑みを浮かべた。

 

「・・・私は」

 

そう少年の話を聞き、少女も自分の事を話そうとした。

 

だが、涙が溢れ、話す事ができなかった。

 

「無理に話さなくても良い。

これは俺のただの独り言だから」

 

「ありがとぅ、ございます」

 

その言葉を聞き、溢れ出しそうなぐらいな涙を出した。

 

今まで我慢していた全てを出し尽くすように、少女は涙を出した。

 

 



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姫島①(ハイスクールD×D)承※

「んっ」

 

その日、夜遅くながら、少女は眼を覚ました。

 

少年に保護された後も、未だに両親の事でショックを受けている少女は、そのまま少年の好意に甘えるように家に住んでいた。

 

少年も、そんな少女に対しては無理難題を押し付ける事なく、時々勉強を見ながら、彼女が今後どうしていくのか、相談を受けていた。

 

始めて家族以外に受け入れてくれた少女にとって、少年は頼りになっており、幼いながらも少年の事を思って自慰してしまっている。

 

「うぅ、またお漏らししたって怒られたくない」

 

そんな思いもあり、少女は自慰を行いたい時はすぐにトイレに向かった。

 

「あれ?」

 

そんなトイレへ向かっている時、ふと何か物音が聞こえた。

 

何なのか疑問に思い、少女はドアに近づく。

 

「はぁはぁはぁ」

 

「あっそこっそこですっ!!」

 

「えっ」

 

ドアの隙間から僅かに見えた光景。

 

それは少年と見知らぬ誰かが一緒にいる光景だった。

 

腰まで伸びた銀髪に母と同じかそれ以上の胸を持っている女性は、少年と抱き合っていた。

 

何が起きているのか、分からない少女はそのままその様子を眺めていた。

 

「良いですよっ、その調子ですっ」

 

女性はそのまま少年を自らの胸元に抱き寄せると共に腰を激しく動かす。

 

見ると、少女はこれまで自慰を行っていた部分に少年の肉棒が突き刺さっていた。

 

「お兄ちゃんの、あそこがっあんなに大きくなって、出入りしているっ!」

 

少女に風呂を入れてもらった時にも見た事はあるが、少女が知っている大きさでもなく、あそこまで硬そうにはなかった。

 

だが、今はまるで女性を貫くように立っており、その秘部を何度も出入りしている。

 

「っ!!」

 

少女は眼が離せなかった光景をすぐに目を閉じ、すぐにトイレの中へと入る。

 

同時に思い浮かんだのは、先程までの行為だった。

 

「お兄ちゃんっお兄ちゃんっ!!」」

 

ベットの中で、女性に対して激しく求めていた少年の姿を思い浮かべた。

 

女性を自分に置き換えて、幼い手で、再現するように激しく出入りしていく。

 

そうしている内に、これまでよりもその愛液は多く溢れており、最初は指一本、二本、三本多くなっていき、その度に自慰はさらに激しくなっていく。

 

「お兄ちゃんっ!お兄ちゃんっ!!」

 

同時に限界を迎えたように、少女の身体は痙攣を起こしながら、滝のように愛液が溢れ出し、便器の中へと入っていく。

 

「はぁはぁはぁはぁ」

 

同時に襲い来る疲労感でトイレに座り込んでしまう。

 

しばらく座った後、ようやく立ち上がった少女は自身の自慰で汚くした部分をふき取り、部屋に戻っていく。

 

「あぁつあぁあんっ!!」

 

同時に除いた部屋では既に行為が終わっていたのか、女性の秘部からは溢れ出そうなぐらいの精液が垂れていた。

 

「お兄ちゃんのが、私の中に入ってきたら」

 

そんな事を想像しながら、少女は部屋に戻っていく。

 

そして女性の身体を見た時の感想と自身の身体を見比べる。

 

「もっと、大きくなりたい。

お兄ちゃんに求められるぐらいに」

 

その言葉と共に、少女は自慰で失った体力を取り戻すように眠りについた。



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姫島①(ハイスクールD×D)転※

「あっ!ふぅっ!!お兄様っ!!」

 

少年が少女を拾ってから数年の時が過ぎ、彼らは交わっていた。

 

少女は自らの名前である姫島朱乃のと明かしてから、姫島はそれから少年に対して

積極的に交わっていく。

 

あれから、姫島は成長し、年がそんなに離れていない事もあり、少年が高校を卒業し、専門学校を通う頃には中学に入学していた。

 

そして、深夜、彼女が入学祝に欲しいと言ったのは、他でもない少年の精液だった。

 

「なんで、俺の精液なんだ?」

 

そう言いながらも、少年は姫島に対して既に興奮を隠しきれない肉棒で彼女を責め立てる。

 

膣内へと入り込んでいる肉棒は、姫島の中を突く度に、彼女は性によって満たされる喜びに甘く惚けた声を出す。

 

「だってっ、お兄様がっ私が寝ているのを見計らって、あの方と行っているのを見ているとっ、悔しくてっ!!」

 

「見ていたのか」

 

そう言った少年は心当たりが一人該当した。

 

「えぇ、勿論ですっ!!」

 

それは姫島にとっては少年の恩人でもあるグレイフィアだった。

 

彼女のおかげで、姫島は少年と出会う事ができ、裏の世界から狙われないようにとある悪魔の眷属になるように推進してくれた。

 

それらを含めても、彼女は恩人だった。

 

「だけど、それでもっ!!

あの人と行っているのを見ているとっ悔しくてったまらない!!」

 

そんなグレイフィアと少年が行為を行っているのをたまたま見かけた姫島はそのまま隠れて行為を見ていた。

 

これまで見てきた冷徹なグレイフィアが見せなかった妖艶な笑み。

 

それに夢中になっている兄の姿。

 

それらをただ眺めているだけで、自身の秘部がどれだけ濡れているのか今でも覚えている。

 

「だからこそっ私はっ!!」

 

だからこそ、姫島は少年に対して精液を求めた。

 

体格はあれから成長し、あの時頼りにした背中を追い越す程に身長は高く、中学生ながら、グレイフィアよりも少し少なめだが、豊満な胸を手に入れた。

 

だからこそ、姫島は少年を誘惑した。

 

「まったくっお前はっ」

 

そんな姫島に対して、少年は呆れながらも強く抱きしめた。

 

少年の胸元には大きく形を変わる程に乳を押し付け、彼女に対してさらなる快楽を与えるように。

 

「あっあぁっ!!」

 

激しく突き入れ、その度に姫島は大きく声を張り上げる。

 

悲鳴にも近い、声だが、その顔には笑みが浮かんでいた。

 

「もっとっもっとっ!!」

 

少年に受け入れてもらった姫島にとっては、身体に感じる快楽は望んでいた全てだった。

 

そんな少年に向ける言葉が、全て少年にとってはかつてグレイフィアに向けた言葉のように感じた。

 

「本当にお前は俺にそっくりだ」

 

そう返しながら、少年は彼女を抱きしめる。

 

数々の行為を繰り返してきた肉棒の大きさは既に限界を超えており

腰を振る度に、ミシミシと姫島の膣を広げていく。

 

「どんどんっ形が変わるっ!!

お兄ちゃんの形に変わっちゃうっ!!」

 

そうして、最深部まで当たった肉棒はそのまま姫島の子宮口をこじ開けると共に限界を迎える。

 

「姫島っ!!」

 

「あっあぁあ!!」

 

既に限界を迎えた肉棒から溢れ出した精液はそのまま姫島の膣内を満たしていく。

 

身体を固まらせ、全身で快感を味わい、その目は既に集点はなく、ただ快楽を味わうだけだった。

 

「ふぅ」

 

やがて、落ち着きを取り戻した少年はそのまま姫島から肉棒を抜いた。

 

既に全身の力が抜けた姫島はそのまま少年に力を預け、それを受け止めた。

 

「これからもずっと一緒だぞ」

 

そう気絶している姫島に向けて言うと、まるで聞こえていたように姫島は笑みを浮かべた。



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姫島①(ハイスクールD×D)結※

姫島を引き取ってから青年の生活は大きく変化していた。

 

彼はこれまでの炊事家事のほとんどを自身で行っていたのを、姫島が手伝ってくれた事もあり、彼の生活は楽になっていた。

 

何よりも、会える日が限られているグレイフィアよりも身近にいてくれる誰かがいるというだけでも青年にとっては安心感があった。

 

「お兄様、お茶が入りました」

 

「あぁありがとう」

 

そして、その日も彼は仕事である教師の仕事を終え、次の日は休みという事もあり夜はのんびりと過ごしていた。

 

お茶を入れた姫島はそのまま青年が座るソファの隣に座ると、寄り添うように抱きついた。

 

「姫島、お前、その格好はどうなんだ?」

 

「ふふっ、気に入ってもらえましたか?」

 

そんな青年も最近の姫島の行動が気になり、少し見つめる。

 

彼女が身に纏っているのはエプロンだけで、それ以外の衣服は身に纏っていない裸エプロンの状態だった。

 

普段の衣服でも十分なぐらいに迫力のある胸も裸エプロンの格好のせいか、彼女がどれだけの胸の持ち主なのかがよく分かる。

 

そして何よりも、彼女が寄り添う事で薄いエプロン生地から伝わる胸の柔らかい感触に対して思わず青年は目を逸らしてしまう。

 

そんな青年の様子を見つめていた姫島は笑みを浮かべる共に、青年のズボンを降ろすと同時に口を開いて、青年の肉棒を口の中に入れた。

 

「はっんんっ、んっ」

 

口の中に入れた肉棒をそのままくちゅじゅるっと音を立てながら丁寧に舐めていく。

 

「あむぅんっ」

 

そうして丁寧に舐め上げていた肉棒をそのままゆっくりと喉奥まで入り込むと同時に肉棒を口の中で出し入れしていく。

 

「うっ」

 

中学の時に行った行為以来、姫島は暇を見つけては、青年の肉棒を舐めていた。

 

既に日常となっているフェラには既に抵抗も飽きもなく、むしろ行う度にその興味があるように強くなっていく。

 

「ぐっこれはっもうっ!」

 

青年はその一言と共に既に我慢ができなくなり、同時に姫島の口内に向けて精液を勢いよく射精する。

 

「っあぁっんっ!!

んくぅあむぅ」

 

射精された精液はそのまま姫島の口の中に吸い込まれていき、ドップっと音を立てながら、ゆっくりと口元から精液を飛び散りながら、しっかりと精液を飲み込む。

 

「ぷはぁ、やっぱりお兄様の精液に対して、我慢はできませんね」

 

その言葉と共に身に纏っていた裸エプロンを脱ぎ捨てると、そのまま姫島は青年の上に乗ると、自身の膣内に肉棒を導く。

 

「ふふっ、もうこんなに大きくなっていますね」

 

そう言いながら、姫島はそのまま荒い息を吐きながら、ゆっくりと騎乗位の姿勢になり、肉棒を自らの秘部へと入れていく。

 

「あっあぁあぁっ!!」

 

肉棒はたちまち姫島の膣内の中へと入り込み、慣れた様子で腰を動かしながら荒い息で腰を振り始める。

 

「あっああぁっ、なんでもやってもっ気持ちよいですわぁ!!」

 

腰を振る度に、その激しさを語るようにパンパンッと音を立てており、まるで獣のように腰を動く姿は普段の清楚な姿しか知らない人からしたら信じられない姿だった。

 

「お兄様っお兄様っ!!」

 

腰が激しく動く度に、豊満な胸は激しく揺れていた。

 

そうして、激しく振っている内に限界を迎えたように顔を上に向けた姫島に

 

「もぅっ出るっ!!」

 

「っ!!」

 

その言葉が出た瞬間、青年の肉棒から再び精液が溢れ出す。

 

「あっあああぁ!!」

 

天井に伸ばすように舌を伸ばしながら、感じる快感に笑みを浮かべながら、姫島は身体を震わせる。

 

そうして、全身で感じた快感と疲労を感じると共に姫島はそのまま青年に寄り添う。

 

「まったく、世話の焼ける妹だな」

 

「んっ」

 

そんな姿を見つめ、青年は笑みを浮かべながら、姫島の髪を撫でる。

 

それに対して、嬉しそうに笑みを浮かべながら、姫島は甘えるように抱きつく。



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小猫①(ハイスクールD×D)起

「相談?」

 

「えぇ、本当に申し訳ないのですが」

 

青年がまだ専門学校に通っていた頃、グレイフィアからとある相談を受けていた。

 

「実は、私の義妹に新たな眷属が入ったのですが、その子はとある事情で心を閉ざしてしまって」

 

「心を?」

 

その言葉に対して、青年は少し首を傾げながら、言葉を受け取る。

 

「なので、あなたにカウンセリングを依頼したいのです」

 

「俺に?

でも、俺はそういうのは専門的じゃないのだけど」

 

「似た環境で育ったあなたならば話ができると思いまして。

実際に、姫島様もあなたによって救われたので

 

「そういう事なのか」

 

その言葉を聞いて、青年は少し疑問に思いながらとりあえず頷く。

 

「一応は俺ができる限りでは相談を聞くけど、そんなに期待はしないでくれよ」

 

「ありがとうございます」

 

その言葉と共にグレイフィアからの依頼を受け、彼にとっては初めての魔界へと訪れた。

 

グレモリー家の敷地という事で、人間の登場に驚きを隠せなかったが、そのまま彼はグレイフィアに案内された。

 

「こちらです。

入りますよ」

 

その言葉と共にグレイフィアと共に青年は部屋に入った。

 

部屋で待っていたのは、小柄な少女であり、その髪は最初はストレスによってできた白髪だと勘違いしたが、白髪というには綺麗な髪だったので地毛だとすぐに理解した。

 

「小猫様。

彼が少しの間ですが、勉強を教える事になった先生です」

 

「先生」

 

そう言いながら、ゆっくりと見つめてきた少女の目は既に死んでいたようにこちらを見つめてなかった。

 

「まぁ、勉強はおまけみたいだと考えてもらって大丈夫だよ」

 

そのままゆっくりと椅子に座りながら、彼女と向かい合う。

 

「まぁ君の事情は多少は知っている。

だからこそ、まぁ話し相手程度だと思っても良いよ」

 

「私は」

 

その言葉と共に目を俯きながら、とてもではないが会話ができない状態だった。

 

「そうだね。

すいません、グレイフィアさん、お菓子ってあります?」

 

「えっえぇ、ありますが」

 

「それじゃあ、お願いします」

 

そう頭を下げると共に再度青年は小猫は向き合う。

 

「あの、別に私に構わなくても」

 

「まぁね。

すぐに話さなくても良いし、ゆっくりとしていても大丈夫だよ。

まぁ俺がいる間は他に人も入ってこないと思うから、気にしなくても良いと思うよ」

 

そう言いながら、持ってきたお菓子をテーブルに並べながら

 

「ほら、このケーキとか美味しそうだよ」

 

「ケーキですか」

 

そう言いながら、受け取りながらも、少し戸惑っている様子だった。

 

青年はケーキを小猫の口元へと寄せる。

 

「・・・はむぅ」

 

戸惑いながらも、ゆっくりと口の中へとケーキを入れ

 

「美味しい」

 

「それは良かった」

 

その笑みを見ながら、青年はその様子を見つめる。



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小猫①(ハイスクールD×D)承※

小猫と青年の交流が始まってから半月、その間、彼女との間の溝は徐々にだが埋まっていった。

 

最初は無表情だった彼女もお菓子を話題にしながら、会話の種を広げていって、徐々にだが彼女の話を聞く。

 

姉の事、ここに来る前までの事、悲惨な事を吐き出すように徐々にだが話してくれた。

 

「先生は、なんでここに」

 

「そうだね、まぁ俺も最初は頼まれてきたけど、最近だとケーキや甘い物を食べている小猫ちゃんを見る為だね」

 

そう言いながら、青年は菓子を食べながら小猫を見つめる。

 

背丈なども見比べても、青年が未だに少年だった頃に交流もしたことのない妹の事を思い出す。

 

今ではどのような顔をしていたのかすら覚えていない妹だったが、背丈は丁度彼女ぐらいだったと考えていた

 

そんな疑問を話しながら、ゆっくりと小猫を見つめる。

 

「先生」

 

「んっ」

 

その一言を聞くと共に青年は手慣れたように近づく。

 

「先生、私っ」

 

「あぁ良いよ。

君が望むんだったらね」

 

そう言いながら、小猫の頭を撫でた。

 

長い間、人から愛情を受けてこなかった小猫から見たら、青年は既に依存する対象に見ていた。

 

そんな彼女の事を知った青年は彼女の望みを叶えるようにした。

 

歪すぎる関係が出来上がってしまい、既に数ヶ月、それが完成しそうしていた。

 

その部屋でいつものように会話を行っていた二人は既に衣服を身に纏っておらず近づけば、二人は裸が既に見えていた。

 

それでも、行為が始まるまでの間、いつも通りの会話を行っていた。

 

小猫の視線は自然と青年の肉棒へと向けていた。

 

小柄な、最後に見た妹ぐらいの少女から受ける視線は青年は知らない間に興奮を増すように肉棒は大きくなっていた。

 

そのまま青年はゆっくりと小猫の方を掴み、間近で見つめる。

 

「っ」

 

少しためらいながらも、青年にゆっくりと小猫は近づき、自身から顔を手繰り寄せ、唇に触れた。

 

そのまま小猫は自身から唇を寄せた。

 

キスをした。

 

これまで、他に何度もしてきた青年にとっては馴染みのある感覚だったが、小猫は初めての体験だったのか、身体が震えた。

 

唇から感じる温かさも舌同士の接触も吐息による交わりも何もかもが初めての彼女は夢中になって、キスをする。

 

小さな柔らかい感触に溺れながら、小猫は夢中になった。

 

 

やがて、少しは落ち着いたのか、舌は離れ、青年は小猫を見つめる。

 

「大丈夫か?」

 

「はっはい」

 

未だに戸惑いを見せている小猫だが、そんな彼女をベットの上へと乗せながら、服を脱がせる。

 

身に着けていた下着だけを脱がし、見えたのは既に興奮した影響で彼女の愛液が溢れ出している秘部だった。

 

「もう既にここまで」

 

「はっ恥ずかしいです」

 

そう言いながら、顔を隠している小猫を見つめながら、青年はそんな秘部に近づき、下を伸ばした

 

「せっ先生っ!!」

 

驚きを隠せない小猫だったが、そんな彼女を放って、青年は目の前にある愛液を舐め始めた。

 

「んっ、ひんっ、んっ!

はひ!あぁっそこはっ!!

 

これまで行った誰よりも幼かった事もあったのか、青年の舌の先に感じるのは甘い味を堪能しながら、青年はゆっくりと舐め続ける。

 

これまで、誰も舐められた事のない所を舐められ、小猫も声を大きく出す事ができず、湧き出る感情と共にベットのシーツを掴む事しかできなかった。

 

全体を舐めて味わいながらから溢れ出す愛液を吸い込んでいく。

 

「んうううぅぅ!!!」

 

そうして、行ってきた行為に限界を迎えたように叫び声と共に腰を浮かせながら、小猫は秘部から愛液を飛び出していく。

 

「ぷはぁ」

 

顔面に当たった全ての愛液を手でふき取りながら、小猫にさらに近づくと、彼女の口元に肉棒を近づけさせる。

 

「やり方は分かるか?」

 

そう尋ねると、既に揺れている目には迷いなかったのか、小猫はそのまま口の中に肉棒を入れた。

 

「んじゅぶっぢゅんっ!!」

 

口に近づいた肉棒を見つめた小猫はそのまま口の中へと肉棒を入れた。

 

小さな口の中では納まりきれない程の肉棒だったが、夢中になっている小猫はそれをまるで気にしないように肉棒の汗を舐めとるように顔を動かす。

 

「んっふっ!!

はふっはぶぅっれろれろっ!!」

 

すぼめた顔、限界までに伸びた舌、どれもがこれまで見せた事のない小猫の表情に驚きを感じながら、青年は肉棒から感じる感触に動けなかった。

 

「これはっ」

 

見てみると、小猫の頭には白い猫の耳が生えており、同時に舌はざらざらした感触で肉棒を舐めていた。

 

これまでにない感覚に青年は既に我慢ができず

 

「もぅ我慢がっ!!」

 

その一言と共に、青年は腰を上にしながら、小猫の中へと精液を射精する。

 

「ンゥゥゥ!!

んぶっあぶっ!!」

 

突然の言葉に驚きを隠せなかった小猫はそのまま目を上向きにしながら精液を口の中へと入れていく。

 

数秒程で、口から溢れ出した濃い精液が出ており、小猫は興奮を抑えられないように精液を舐めとる。

 

「はぁはぁ、先生」

 

そのまま口の中へと精液を受け取った小猫はそのまま青年を抱きしめる。

 

ゆっくりと小猫を受け止めるように抱きしめながら、彼女が落ち着くまでゆっくりと行為を続ける。

 

 



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小猫①(ハイスクールD×D)転結

「今日が入学式か」

 

そう言いながら、青年は教師生活を始めてから既に三年目になる学校の入学式を終えた後、とある喫茶店で待っていた。

 

仕事も終わり、残業もなく喫茶店でコーヒーを飲みながら、待ち合わせしている人物を待っていた。

 

「お待たせしました」

 

「んっそれ程でもないよ」

 

そう言いながら、笑みを浮かべながら、見てみるとそこには小猫が立っていた。

 

「先生、学校で待ってくれなかったんですか」

 

「まぁ、さすがに先生と一緒に帰るという訳にはいかないからね」

 

「むぅ」

 

小猫はそのまま青年に向けて頬を膨れながら、椅子に座る。

 

「まぁまぁ、そろそろ」

 

「お待たせしました」

 

「ほら、これで機嫌を直して」

 

「・・・こんなので機嫌を直す程、私は安くありません」

 

「分かっている、分かっている」

 

そう言いながら、笑みを浮かべながら、小猫を見つめる。

 

「それで、新しい学校の友達はできそう?」

 

「学校というのは始めてで分かりません。

勉強も先生に教えられたから。

でも友達は」

 

「あぁ、なるほどね。

まぁ、俺もそうか」

 

そう言いながら、目の前にいる小猫の話を聞きながら、青年は納得するように頷く。

 

表面上での付き合いが得意な青年だが、自身を持って友人と呼べる人物はおらず、自身の全てを知っているのはグレイフィアや姫島を始めとした大切な人。

 

そういう意味では、小猫と同じく彼は友達がいない。

 

「まぁゆっくりとすれば良いさ。

なんだって、君には君の人生が、いやこの場合はどうなんだろう、悪魔生?があるのだから」

 

「・・・私にとって興味はお菓子と先生にしかありません」

 

「あら」

 

そう言いながら、先生は少し思い悩んだように首を傾げる。

 

「部長は恩人です。

でも、それ以上に先生が大切です。

それは、いけない事でしょうか」

 

そう言った、彼女の目は暗かった。

 

「いけなくはないね。

だって、それは君が選んだ道だから。

でも分かっていると思うけど、世間で言う所で俺は最低の人間だよ」

 

漫画で出てくる悪人、ゲームではヒロインを取る悪党。

 

それに似た存在だと小猫に告げるが

 

「私は悪魔で妖怪です。

心を救ってくれたあなたの為だから。

なので、そんなの関係ないです」

 

そう言った小猫の笑みを浮かべる。

 

「そうだね、関係ないね」

 

その感情の正体を知っている青年もまた笑みを浮かべる。

 

グレイフィアに対しての自身の感情と似た感情を向けられている。

 

その事を理解した青年は受け入れ、彼女の頭を撫で、気持ちよく受けながら、小猫は目を瞑る。

 

傍から見える仲の良い兄妹に見えるが、その本性を知るのは、そこには誰もいなかった。

 

「それじゃあ、食べたら行こうか」

 

「はい」



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ゼノヴィア(ハイスクールD×D)起

「・・・」

 

ゼノヴィアは元教会の騎士である。

 

彼女は一週間前、とある堕天使との戦いにおいて、彼女の心の支えともいえる神の死を知った後、彼女は生きる気力を失っていた。

 

これまで彼女を支えていた信仰心は全て無くなり、まるで空っぽの人形のようになっていた彼女は戦いが起きた場所から離れ、一人公園で放心していた。

 

「ほら、なんか食べないと死ぬぞ」

 

「・・・すまない」

 

そう言いながら、この一週間、彼女が過ごしていたのはとあるマンションの一室。

 

部屋の持ち主である男は近所に住む大学生であり、一人暮らしには十分な程の大きさの部屋で一人放心していた彼女を部屋に連れ込み、世話をしていた。

 

「それにしても、あんな恰好していたら普通に警察に通報されるぞ」

 

「いや、あれは教会でのいや、なんでもない」

 

「そうか?」

 

男は裏の世界とはまるで関係ない人物であり、こうして過ごしていく中でゼノヴィアが感じたのはどこまでも普通のお人好しである。

 

見知らぬゼノヴィアの事情を聴かず、部屋で世話をしてくれるのは何か目的があるのではと疑問に思ったが、神の死の事実の前にどうでもよくなり、そのまま彼の世話になっていた。

 

そうして、彼との一週間の間、僅かだが、彼女の心の傷も徐々に治っていき、恩人である青年と僅かだが、言葉を交えるまで回復する事ができるようになった。

 

「なんであなたは私を助けてくれたんですか?」

 

「理由を知りたいか?」

 

「はい」

 

正直に言うと、裏の世界を知っているゼノヴィアにとっては彼がこれからどのような事をしようと関係なかった。

 

好きに売り払われようが、今の彼女にとってはどうでもよかった。

 

「放っておけなかっただけだ。

そんな何もかも絶望したような君を。

それだけの理由だ」

 

「本当に?」

 

「嘘をついて何になる?」

 

そう言いながら、ゼノヴィアにコーヒーを渡しながら答える。

 

「アニメや小説でも困った人がいたら助けるのは恰好良いだろ?

だから俺もそんな恰好良い存在になりたいから助けた。

まぁ勝手な自己満足だよ」

 

「自己満足?」

 

そこまで言われ、少し息を吸い込みながら、ゆっくりと尋ねる。

 

「もしも、その信じていた人が死んでいたら、どうなるんだ?」

 

そう戸惑いながらもゼノヴィアはゆっくりと彼を見つめる。

 

「死んでいても、その人の意思を受け継ぎたい。

そう思えれば良いんじゃない?」

 

「っ!!」

 

その言葉はゼノヴィアにとっては衝撃的だった。

 

死んでいても良い。

 

「俺はその人のようになりたい。

死んでいるのは確かに悲しいけど、悲しいから止まっていたら、その人の為にならないだろ」

 

「主の為に」

 

ゆっくりと、だが確かにゼノヴィアの心の傷を埋めるように息を吸う。

 

「主というのはどんな人か俺は知らないけど、ゼノヴィアはその人のようになりたかったんだろ?

だったらその人に少しでも届くように歩けば良いだろ?」

 

「・・・それが、余りにも遠すぎてもか?」

 

「少しでも近づけば、それで良いじゃないか?」

 

その言葉を聞いて、ゆっくりとだが、ゼノヴィアは落ち着いたように笑みを浮かべる。

 

「そうだな、主は死んで、もういないかもしれない。

けど、主のように救いの手を差し伸べる事は私にもできるかもしれない」

 

その一言に納得するように頷く。

 

「ありがとう、本当に感謝している」

 

「それは良かった」

 



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ゼノヴィア(ハイスクールD×D)承

ゼノヴィアはその後、本部へと戻ると同時に破門になった。

 

神の死の真実を知る者として追い出されたが、彼女はそれを気にしないようにデュランダルを片手に日本へと戻っていった。

 

「それにしても、お前、金があるのになんで俺の家にいるんだ?」

 

「良いじゃないか。

私はここを気に入っているんだ」

 

そう言いながら、彼が作ったうどんを食べながら、答える。

 

ゼノヴィアが日本へと戻ってくると、これまで教会で達成した事でもらっていた金を手にし、日本へと戻ると賞金稼ぎとして日本で活動していた。

 

デュランダルを使う少女や、戦闘センスの高さもあってか、賞金稼ぎの中では瞬く間に名を上げ、小金持ちになるまでになった。

 

そして、彼女の強さは容赦なさが目立つようになった。

 

これまでの彼女はデュランダルだけで対応していたが、手榴弾に聖水、敵の弱点にも遠慮なく攻める姿勢や上級悪魔と同等のはぐれ悪魔との戦闘経験によって彼女は一ヶ月にも満たない内に最強へと成長していた。

 

「それにしても、なかなかに興味深いな」

 

「お前、本当にアニメとか見ていなかったのか?」

 

「あいにく孤児院で育っていたからこういう娯楽はあまりな。

それにしてもナイフか、デュランダルの欠片で作れるか?」

 

そう言いながら、目の前で蜥蜴の頭をした男の戦い方を参考にしながら、考える。

 

彼女の容赦ない戦闘は彼の主にダークファンタジー系のアニメを参考にしており、その影響でもあった。

 

「それにしても、お前が来てから、驚く事ばかりだよな」

 

「なんだ?

そんなに私との出会いは驚いたか?」

 

「まぁな。

けどまぁ、あんまり家に来るなよ、本当に」

 

「なんでだ?」

 

ふとした彼の一言が気になり、ゼノヴィアはうどんを啜りながら首を傾げる。

 

「俺にも一応彼女ができるんだから、浮気だと思われたら嫌だからな」

 

「えっ」

 

その一言に一瞬でゼノヴィアは固まってしまう。

 

「彼女」

 

そこでゼノヴィアは固まる。

 

(彼女?彼に彼女?

それは、喜ばしい事だ。

彼に好きな人ができたのは。

だったら、なんで私はこんなに戸惑っているんだ?)

 

「どっどういう事なんだ?」

 

「なんか、告白されて、その時はどう答えたら良いのか分からなくてな。

ついはぐらかしたんだ。

けど、彼女がいない歴20年で始めての春だからな。

良いかもしれないと思っていたんだ」

 

「・・・まだなんだな」

 

その彼の一言に少し安心すると共に、彼女は心の底から湧き出す黒い感情に疑問に思った。

 

教会の戦士の時にも、傭兵として戦った時にも感じた事のない黒い感情。

 

疑問に思いながらも、彼を見つめると苦しくなり、彼の手を握ると自然と落ち着いていく。

 

「あぁ、そっか。

これは嫉妬なんだな」

 

「んっ?」

 

ゼノヴィアは何か納得したように頷くと、手元にあるうどんを一気に飲み干した。

 

「ゼノヴィア?」

 

何か満面な笑みを浮かべているゼノヴィアの態度に疑問に思い、彼は話しかけると

 

「私はどうやら、君の事を愛しているらしい」

 

「えっ?」

 

ふと、何気ない一言と共に、ゼノヴィアはそのまま彼へと近づくのと同時にキスをした。」



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ゼノヴィア(ハイスクールD×D)転※

レイプの現場には何度も見た事があった。

 

彼女が戦う相手は外道が多く、時には女性を犯している場面にも立ち会う事もあり、その行為に対して不愉快に感じていた。

 

だけど、今のゼノヴィアならば、それを行っていた者達の気持ちが少しは分かる。

 

そう、彼らと同じような思考になりそうな所を踏み止まりながら、ゼノヴィアは今は目の前にいる青年を犯していた。

 

「ぷはぁ」

 

「ぜっゼノヴィア」

 

突然の出来事だった。

 

突然キスをされて、混乱していた青年だったが、ゼノヴィアはそんな彼を押し倒しながら

笑みを浮かべていた。

 

「あなたが悪いんだ。

私をここまで好きにさせた、あなたが」

 

「ゼノヴィア」

 

そう言いながら、笑いながら、ゼノヴィアは身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てた。

 

簡素なジャージを愛用しており、ぶかぶかだたのか、これまで体系があまり見えなかった。

 

だが露になった彼女の胸は程好い大きさまで成長しており、無駄のない脂肪がついている全体的な身体が、さらに胸の大きさを強調していた。

 

「ここが気になるようだな?」

 

短い間だったが、好きだった男の事を知り尽くしているゼノヴィアにとって、彼の視線がどこに向いているのか知るのは簡単だった。

 

そうして、自身に魅了されている事を知ったゼノヴィアはさらに笑みを浮かべながら、ゆっくりと彼と身体を重なっていく。

 

「ゼノヴィア、なんでこんな事を」

 

「先程も言ったはずだ。

私は君の事が好きだ。

好きだからこそ、奪われる前に奪う。

彼らがそう教えてくれた」

 

そう言いながら、ゼノヴィアの頭の中では彼と共に見たアニメからの言葉を繰り返す。

 

大切な物が奪われて、後悔するよりも前に動き出せ。

 

その先、関係が悪化するかもしれないが、それでもゼノヴィアはその言葉を信じるように彼を見つめる。

 

「ゼノヴィア」

 

そんな彼女の言葉を聞いたのか、青年はゆっくりと彼女を抱きしめる。

 

「っっ!!」

 

先程まで強引に行おうとした行為のはずなのに戸惑うゼノヴィアをゆっくりと抱きしめながら、既に勃起している肉棒をゆっくりと近づけさせる。

 

「そこまで好きだと言われたのはお前が本当に始めてだよ」

 

「っ」

 

その言葉を聞いて、目を見開きなが頷くゼノヴィアに対して、彼はゆっくりと彼女の尻に手を伸ばす。

 

身に纏っている衣服から多少出てくる彼女の愛液を感じながら、既に準備ができている肉棒はゆっくりと彼女の膣内へと沈めていく。

 

「ぁっ!!私の中に入ってくる!!」

 

卑猥な水音を立てながら、ゆっくりとゼノヴィアの膣内へと飲み込まれていく肉棒。

 

肉棒の感触を味わいながら、ゼノヴィアはその身に感じた快感が響いたのか、徐々に痙攣を起こしていく。

 

「っぁつ!!」

 

そうして初めての挿入に対する感想を言う前に青年は既に感じている快楽の虜になったよに勢いよく子宮口まで挿入する。

 

「あっああぁ!!」

 

何度も腰を動かしながら、ゼノヴィアの膣内を蹂躙するように動く肉棒はそのまま彼女自身が喜ぶように身体を震わせていく。

 

「あっんっあぁつ!!」

 

ゆっくりと腰を引かせながら、膣内で溜まり切っている愛液で滑りが良くなっている肉棒はそのまま彼女を蹂躙するように動き始める。

 

「良いっ気持ち良いっ!!

始めてなのにっこんなに気持ちが良いなんてっ!!」

 

教会の時代では禁止されている背徳的な行為を行っているゼノヴィアは、今、目の前にいる男と同じ快楽を共に味わっている。

 

それを考えてか、激しい出し入れにも関わらず、彼女の膣内の形は青年の肉棒に合わせるように変わっていき、その様子を直に受けていた青年はさらに腰を激しく動かす。

 

「ゼノヴィアっ!!」

 

「あっあぁ!!」

 

互いに限界を迎えたのを感じると、全身の震わせながら、互いの体温を確認するように抱き合うと同時に青年は一気にゼノヴィアの中へと射精を行う。

 

「はひっぃ!!入ってきているっ!!

私の中に君の精液がっ!!」

 

徐々に入ってくる精液の温かさを膣内で感じながら、乱れた笑みを浮かべながら、ゼノヴィアは未だに覚めぬ興奮を求めるように抱きしめる。

 

「あぁっ、本当に気持ちが良いな」

 

「あぁ」

 

互いに初めての行為に対して、今だに興奮を覚めず、ゆっくりとまたキスを行う。

 

 



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ゼノヴィア(ハイスクールD×D)結

その後の青年とゼノヴィアとの関係は大きく変わったのかと言うと、それ程大きな変化は彼らには訪れなかった。

 

青年は裏の世界の事情は知っているが、それでも変わりない生活を送っており、時折、裏の世界の住人だと思われる人物が飲み仲間だった事を知った程度である。

 

そして、大学を無事に卒業した彼はその後は出版社へと就職した。

 

学生時代の論文やゼノヴィアから聞く話もあってか、ファンタジー関連の書物の仕事が回される事が多くあり、順調に仕事を覚えていた。

 

「ただいま」

 

そうした日々で疲れながら、帰ってくると

 

「おかえり。

さっそくだが、既に腹が減った」

 

そう言いながら、笑みを浮かべるゼノヴィアは会ったばかりは首まで伸びていた青髪は肩まで延びており、部屋の中で過ごすには快適なジャージ姿で待っていた。

 

「一言目でそれか」

 

そう呆れながらも、手慣れた動きで、買ってきた食材で料理を始める。

 

そうして料理を行いながら、青年自身の変化もそうだが、今はリビングでくつろいでいるゼノヴィアも大きく変わった事を思い出す。

 

ゼノヴィアは依然にもまして、生きる事に対して執着が強くなっており、強さははっきり言うととんでもない次元まで進化していた。

 

具体的には召喚したデュランダルを敵に向けて投げて、そのまま銃で頭を打ち抜いたり、デュランダルを盾にして、爆弾を投げ込んだりなど、はっきり言えば歴代デュランダルの使い手の中でも最悪最強とまで言われる程に成長していた。

 

そして、賞金のほとんどは彼との生活の為に使っていた。

 

そんな日常が続いて1年の時が過ぎようとしていた。

 

「ゼノヴィア、今、なんて言った」

 

青年はゼノヴィアから当然告げられた言葉に驚きを隠せずにいた。

 

「できたみたいだ。

いや、私も聞いたと時には驚いたよ」

 

そう言いながら、腹を撫でながら、何事もないように呟くゼノヴィアに対して、青年は始めての我が子という事もあり、混乱を隠せなかった。

 

「だが、私は後悔はしていないぞ。

なんだって、私と君の子だからな」

 

「・・・そうだな」

 

見ると、そこで浮かべていたゼノヴィアの表情は始めに見た時に感じた空虚な目ではなく、後悔も何もない幸せを噛みしめている表情だった。

 

「さて、だったら、まずは結婚しないといけないな」

 

「んっ結婚?

それだったら既に済ましているぞ」

 

「何時っ!!」

 

「赤ん坊が生まれた時からだ」

 

そう当たり前のように告げるゼノヴィアに対して、乾いた笑みを浮かべながら

 

「本当に、変わったな」

 

以前まで見られなかった行動力溢れるゼノヴィアに対して青年はただ言う事しかできなかった。」



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ルミア①(ロクでなし魔術講師と禁忌教典) 起

ロクでなし魔術講師と禁忌教典については、漫画の立ち読み程度しか見ていないので詳しい設定は書いておりません。
違う所はあるかもしれませんが、よろしくお願いします。


ルミア=ティンジェルはその日も普通の日常を送っていた。

 

友人であるシスティーナ=フィーベルと共に先日辞めたジョーイ先生について話題を出しながら、こちらに向かって走っていた青年を吹き飛ばすというトラブルがありながらも、普段の日常を送っていた。

 

「んっ?」

 

そう、登校しようとした時だった。

 

「ハァハッハハハハァ!!」

 

空から聞こえてきた声に、町にいた全員が空を見る、

 

そこには巨大なペンギンが空を跳んでおり、その上には白衣を着た少年が立っていた。

 

「よく聞け民衆共よ。

今日こそ、俺はここに世界征服を実施する!!」

 

「・・・またやっているよ」

 

「あはは」

 

その光景に既に町の住人は見慣れたのは、すぐにその場を去る者もいる。

 

ルミアにとっても、その少年が行う奇行もまた日常の一つだった。

 

一部の幼い子供達は

 

「すげぇ、魔王様だ!!」

 

「今日は一体何をするんだぁ!!」

 

「俺、合体ゴーレムが見たい!!」

 

「うわぁ、あいつ、一部は凄い人気だわ」

 

システィーナはその子供達の様子を見て、呆れたように言う。

 

「ふふっ、今日貴様らに行う侵略作戦はって、しまったぁ!!」

 

そう言っている間に既に帝国宮廷魔導士団が迫りつつあった。

 

「おい、いい加減にこういうの辞めてくれないか?

正直に言うとめんどくさいんだが」

 

「断る!!

俺は俺のやりたい事をやる!!

という事で今日の作戦はこれだぁ!!」

 

そう言うと共にペンギンはそのまま空中で変形すると共に、お腹の中にある何かを取り出した。

 

「なっあれはなんだっ!?」

 

「兵器じゃない事だけは確かだけど」

 

「あれって、小麦粉じゃないか?」

 

「げぇ!?」

 

そこにはシスティーナによって吹き飛ばされたはずの青年が既に戻ってきていた。

 

「小麦粉?」

 

ペンギンはそのまま目を光らせると、小麦粉を高々に空へと放り投げ、小麦粉を回転させる。

 

小麦粉はやがて丸く広がっていく。

 

「まさか、あれはっ!」

 

「何か分かったの?」

 

「間違いない、だが、まさかやるつもりなのかっ!!」

 

青年はペンギンが行おうとしている事に気づき、目を見開く。

 

「もしも可能なら、奴はとんでもない事をするつもりだぞ!」

 

「なっ、すぐに撃ち落とせぇ!!」

 

青年の言葉を聞き、帝国宮廷魔導士団はすぐにペンギンに向けて攻撃を仕掛ける。

 

だが、その攻撃はまるで効かず無傷だった。

 

「では仕上げだぁ!!」

 

その言葉と共にペンギンは口から炎を吐き出し、手に持った剣を振り上げた。

 

「なっ!」

 

「あれはっ!」

 

「ピザだとぉ!?」

 

その言葉と共に出来上がったのはできたての巨大マルゲリータだった。

 

「ふふっ、このマルゲリーターが欲しければ、俺の部下になれ!」

 

「「「「なる!!」」」

 

少年の言葉に誘われて、魔王に夢中になっていた子供達はすぐに置かれたマルゲリーターの元へと走っていた。

 

「いや、どんだけマルゲリーター人気なの!」

 

「なる」

 

そして、そんなマルゲリーターに誘われた青年も笑みを浮かべながらマルゲリーターに向かって走っていた。

 

「大の大人が子供と一緒に突っ込むんじゃないわよぉ!!」

 

「ぎゃあぁぁ!!」

 

その余りにも非常識な行動にシスティーナは怒りと共に青年を再び吹き飛ばした。

 

青年はそのまま吹き飛ばされながら、今度は池ではなく、少年の乗っているペンギンの腹に激突した。

 

「なっ、何をしているんだ?!

こいつは中は空気でできているんだから、そんな事をぉ!!!」

 

少年は慌てて見ると同時にペンギンは青年によって出来上がった穴によって空気が漏れだすと共に飛んでいく。

 

「「ぎゃあああぁぁぁあぁ!!!」」

 

青年と少年は空気によって吹き飛ばされながら、その場にマルゲリーターだけを残して、その姿を消した。

 

「・・・またしても、奇妙な事件だった」

 

帝国宮廷魔導士団の隊長はそう言いながら、眼鏡をかけ直しながら呟いた。

 

「あはははぁ」

 

そんな笑いの絶えない日常を、ルミアは密かに気に入っていた。



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ルミア①(ロクでなし魔術講師と禁忌教典) 承

「はぁ、遅くなちゃった」

 

ルミアはその日出会った新任教師であるグレンから、疑問であった問題を解決し、笑みを浮かべながら帰っていた。

 

普段はそんなに遅くまで出歩かない彼女だが、その日の機嫌は良かった。

 

「っ!!」

 

だが、その気分は一瞬で消え去ってしまう。

 

彼女は近くから感じた殺気ともいえる気配を感じ、その場を走り出した。

 

近くにあった森の中へと飛び込んだルミアはすぐに敵から隠れるように走っていたが、目の前の草が晴れると共に見えたのは今朝の騒動の張本人である少年だった。

 

「んっ、なんだ?」

 

少年は頭に『安全第一』と書かれたヘルメットを身につけながら、何かを待っていた。

 

「君っなんでここに」

 

ここまでの道中、誰もいなかった事もあり、敵の待ち伏せかもしれない。

 

そう思ったルミアはゆっくりと少年に尋ねる。

 

「何って、決まっているじゃないか」

 

その言葉と共に影に隠れながら笑みを浮かべた少年に対して、ルミアは後ろに下がりながら恐怖を覚えた。

 

「温泉を堀に来た」

 

「・・・・」

 

その言葉に対して、先程までの恐怖から逃げようとしたので、思わずこけてしまった。

 

「何をしているんだ、お前」

 

「それはこっちの台詞だよ!!

えっ温泉!!」

 

さすがに予想外だったのか、ルミアは思わず立ち上がり、突っ込む。

 

「だってぇ、天然の温泉ってここから遠いからいっそのこと俺だけの秘密の温泉を作ろうと思って、森の奥で作っていたんだよ」

 

「はぁ、君は。

あれちょっと待って、君がここにいるという事は」

 

すぐに後ろを振り向くとルミアを追っていた集団が来ていた。

 

「っ」

 

「あぁ?」

 

「ようやく追いつめたぜ」

 

そう言いながら、ルミアに向けて魔法を放った男がいた。

 

「なんだ、あいつは?」

 

「んっ、知らない餓鬼もいるけど、まぁ良いか。

目撃者は殺せば良いだけの話だし」

 

そう言いながら、森の奥から現れたのは魔術師だった。

 

「逃げてっ!

あいつは君の事を殺してしまうっ!!」

 

そう言い少年を守るように前に立つ。

 

その態度が気に入らなかったのか、少年はすぐに魔術師の方へと向いた。

 

「てめぇ、なんで魔法をこいつに向けて撃った」

 

「なに、偶然偶然。

それよりも餓鬼、なんでこんな所にいたんだ?」

 

「温泉を堀に来た」

 

「ふざけた事を言っているのか」

 

「ふざけてなんていないぞ。

俺は大まじめだぞ!!」

 

そう言いながら、頬を膨らませながら、魔術師に向けて言った。」

 

「馬鹿げた事を」

 

「馬鹿げて何が悪い。

どうせお前らだって、変な理想を言って、行動しているんだろ?」

 

「なっ!?」

 

少年の一言に怒りを思えたのか、魔術師達はすぐに構えた。

 

「それに、そんなお前達を倒す準備は既にできている」

 

「なに?」

 

その言葉を聞き疑問に思った魔術師はすぐに周りを確かめた。

 

「えっ、策って一体」

 

「温泉で倒す」

 

「えぇ」

 

その余りにも常識はずれな答えにルミアは再び呆れてしまう。

 

「温泉だと?

ぶわははは、こいつ馬鹿だぜ!!

温泉だと、そんなのが何の役に立つんだ?」

 

「お前のくだらない野望よりは役に立つよ」

 

「貴様っふざけるのも」

 

そう言い、魔術を発動した瞬間だった。

 

魔術師の足下から勢いよく水が溢れ出し、一瞬でその身体を茹で上げた。

 

「がはぁ!?」

 

身体の急速に上がった事により、そのまま白目になりながら、外道魔術師はその場を倒れた。

 

「えっ?」

 

「お疲れさん」

 

その言葉と共に外道魔術師が倒れた場所から現れたのは小さなドリルを身につけた人形だった。

 

「これって、ゴーレム?」

 

「これは俺が開発した温泉君4号だ。

昨日、風呂桶から作り出して、そのままここで掘っていた」

 

「えっ」

 

風呂桶から作り出したと聞き、温泉君を見つめるが、とても風呂桶の要素が0である4号に驚きを隠せなかった。

 

「にしても間抜けな話だぜ。

温泉の恐ろしさを知らないで、大口を叩いたもんだよ」

 

「温泉の恐ろしさ?」

 

「あぁ、温泉というのは、簡単に言うとマグマ、つまりは地球の体温によって作られた水の事を指す。

その水の温度は地球上のどの水よりも高く、蒸発しないから、直に当たれば、普通に死ぬぞ」

 

「えっそれじゃあ」

 

「安心しろ、4号君の指示で身体が熱くなって動けなくなる程度まで冷めさせたから安全だ。

それよりも1号から3号!

さっそく、温泉の作成だぁ!!」

 

その言葉と共に現れた温泉君と呼ばれたロボット達が次々と温泉を作り出していった。

 

それらはとても一人で開発したとは思えなかった。

 

「ねぇ、ここまでの技術があるんだったら、なんで兵器を作らないの。

これを見ていたら、君は「だって面白くないじゃん」面白く」

 

「平和の為の武器とか、支配の為の武器。

どれも人を傷つけるだけのくだらない物だ。

だから、俺は世界征服に使うのは、人々を幸せにして支配する。

それが俺の世界征服だ!!」

 

そう言いながら、高々と言う少年は小さな魔王と呼ぶのに相応しく、思わず笑みを浮かべる。

 

「確かに、君みたいな秘密結社だったら、攫われてみたいな」

 

「俺は誘拐はしないぞ」

 

 



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ルミア①(ロクでなし魔術講師と禁忌教典) 転 ※

温泉を掘り当てた後、命を狙っていた外道魔術師を温泉に掘り当てた騒動に帝国宮廷魔導士団の隊員が連れて行った。

 

「まさか、お前が起こした問題でこんな事になるとはな」

 

そう言いながら呆れた目で少年を見つめていた。

 

「とりあえず、今回の手柄もあるから、この件は一日だけ見逃してやる」

 

「一日だけか。

仕方ない!

温泉君5号を作って、できた!!」

 

「「早っ!!」」

 

余りにも手早く作り出した温泉君によって、瞬く間に温泉施設ができあがった。

 

「こいつ、今までやばい奴だとは思ったけど、ここまでやばい奴だとは。

明日からさらに頭が痛くなる」

 

そう言いながら隊員はその場から離れていった。

 

「さぁて、温泉に入るか!!

お前も入るか」

 

「えっ!?

そっ、それはもしかして「大丈夫だ、男女でちゃんと分かれているから大丈夫だぞ」えっ」

 

「さぁって、温泉温泉」

 

そう言った少年はそのまま温泉に入っていった。

 

「・・・むぅ」

 

その少年の言葉に少しむっとして、少年の入っている男湯の方へと入っていった。

 

「・・・何をしているんだ」

 

「いや、なんていうか、その」

 

温泉に入ってきたルミアだったが、その身体にタオルを巻きながら、顔を真っ赤にしながら入っていた。

 

「・・・あぁ、もう」

 

そう言ったルミアは、少年に近づく。

 

「なっなんだ!?」

 

これまでにない行動に少年は珍しく戸惑っていた。

 

「君は結構鈍感だよね」

 

「はい?」

 

少年が疑問に思っている間に、ルミアは少年の肩を掴み

 

「んっ!」

 

「むっ!?」

 

ルミアはそのまま顔を赤くしながら、その唇を奪った。

 

それに対して驚きを隠せない少年だが、ルミアから感じた暖かみに少年は動けなかった。

 

「はぁ、これで、少しは私の気持ち、分かった」

 

「えっあ、その、はい」

 

ルミアから言われた言葉に普段は強気な少年は頷くしなかった。

 

温泉の中で丸出しになっている肉棒を見つめたルミアは見つめると、その手を肩に乗せる。

 

そのままゆっくりと腰を落とすルミアは、そのまま自ら少年の肉棒を迎え入れていく。

 

「あっうんっ、初めては痛いって聞いたけど、結構大丈夫みたいねっ」

 

肉棒を根本まで咥え込んでから、動きを止めたルミアは初めての性行為に対しての興味なのか、繋がっている状態を見つめながら、笑みを浮かべる。

 

「いや、いきなりやってきて、これは少し」

 

「あれぇ、君でも驚く事があるんだ。

驚きだよ、でも、それもそうか」

 

少年のこれまでにない表情にルミアも驚いたが、そんな少年の表情をもっと見てみたいと思ったルミアは

 

「んっ!ふっはぁ!!あっ!んんっ!!

本で読んだけど、こうすれば、男の人は気持ち良くなるって聞いた事があるからっ」

 

ルミアはそのまま肉棒を咥え込んだまま腰を揺すり始めた。

 

先程まで我慢していたのか、ルミアの膣内は愛液によってヌルヌルに濡れており、肉棒を逃がさないようにキュッと締め上げていく。

 

肉棒に伝わる疼くような快感が肉棒全体に広がりながら、少年はその快感に笑みを浮かべる。

 

「ふふっ、やっぱり少年君もこういうのには興味があるんだよねっ!!」

 

そう言いながら、少年をさらに喜ばせようとする為に、ルミアはそのまま腰をさらに振り立てていく。

 

「あっあぁんっ!!

ここかな、それともこっちっ!!」

 

ルミアは少年の肉棒を咥えながら、漏れ出る声を大きくさせながら、腰を広げたまま腰をくねらせていく。

 

「ぐったくぅ、予想外な行動だけど、でもだったらっ」

 

「えっ待ってっ!」

 

少年はルミアに好き勝手されるのが気に入らなくなったのか、自身でも止められない性欲をルミアへと返すように腰を大きく跳ね上げた。

 

突き上がっていく肉棒による快感を直接喰らったルミアは、先程まで行っていた動きを止めて、全身を痙攣させる。

 

「すっすごいっ!!

奥に突き刺さっている感じがしてっ!!」

 

奥へとどんどん突き進んでいく肉棒に対して衝撃と圧迫感を感じながらも、少年を見つめる。

 

自身が少年に対して求めている快感と同じぐらに、今は少年が同じぐらいに快感を求めている事を知ると、不思議と笑みがこぼれる。

 

ルミアはそんな笑みと共に全身に力を籠めると共に、膣内はそれまで以上に肉棒を喰らうように締め付ける。

 

大きく股を広げながら上下に動かす度に、タオルの舌に隠れている胸

は大きく揺れながら、締め付けていく。

 

温泉の中で、お湯の中に愛液を溶かしながらも、留まる事がしらない愛液と共に、ルミアは少年の肉棒を締め付けていく。

 

温泉の水と共に既に限界まで近づいている膣内に、少年は我慢が効かなくなり、一番奥の子宮口に向けて貫く。

 

「あっあああぁっ!!

やばいっ、本当にこれはっ!!」

 

「ルミアっ」

 

既に少年自身も我慢ができなくなり、腰が震え始めていた。

 

それに気づいたルミアも自然と首を振りながら

 

「大丈夫だよ。

出してっ、私の中にっ」

 

ルミアからの返事を受け取ると共に頷くと、少年はそのまま腰を振り上げると共に射精を行った。

 

「ああぁあっ来たっ来たっ!!

私の中で、君のがたっぷりと入り込んできてっ知らなかったのがどんどん入ってきてっ!!」

 

少年は射精を行いながら、子宮口に肉棒をめり込ませていく。

 

めり込んでいった精液はルミアの中へと入り込んでいく。

 

「あっあぁ!!」

 

子宮口の中へと入り込んだ精液はそのままルミアの膣内から溢れ出す。

 

「はぁはぁはぁっ!!」

 

ルミアはそのまま少年の精液を膣内に感じ、精液の暖かみと温泉の温かさを同時に感じる。



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ルミア①(ロクでなし魔術講師と禁忌教典) 結

温泉の事件が終わってから一ヶ月の時が過ぎた。

 

あれからルミアの周りにも様々な変化が起き、様々に人間関係も変わった。

 

「まったく、グレン先生はまたですか」

 

「あはは、グレン先生は相変わらずだからね」

 

そう言いながら、学園に向かう道の途中でシスティーナとの雑談を楽しみながら登校していた。

 

「それよりも、あいつはまだ騒動を起こしていないでしょうね」

 

「もうシスティーナは気に過ぎだよ。

あの子も、最近はそういうのはしなくなったんだから」

 

「いいえ、あいつは決して油断できない相手よ。

今頃なにを」

 

そう言いながら、周りを睨んでいる時だった。

 

「・・・・」

 

「どっちだ、どっちなんだ」

 

町の真ん中で2人が噂をしている少年とグレンの2人、そしてバレーの格好をした謎のオカマと一緒にババ抜きをしていた。

 

「なっなに、この状況はっ!?」

 

「むぅ、昨日いないと思ったら」

 

「えっ昨日?」

 

ルミアの一言に驚きを隠せなかったシスティーナだが、彼女はそのまま少年の元へと向かっていく。

 

「ちょっと、少年君!!」

 

「うわぁ、なんだルミアかよ!

今、邪魔するな、俺はグレン師匠の借金返済の為の賭けの途中なんだ」

 

「賭って何をしているんですか!!」

 

その一言に思わず怒鳴りながらシスティーナは近づいた。

 

「これだぁ!!」

 

そうしている間に少年はカードを引き当て、揃えた。

 

「やったぁ!!

勝ったぜ!!」

 

「よくやった!!」

 

「「いぇーい!!」」

 

2人は互いに賭け事に勝利したのを祝うように固い握手を交わした。

 

そうしている間に賭けを行っていた相手である2人組のオカマは机を持って、その場を立ち去っていった。

 

「一体、なんだったのよ、あいつらは」

 

そうしている間にルミアは頬を膨らませながら、少年の手を掴んだ。

 

「うわぁ、何をするんだ!!」

 

「今日は一緒に途中まで行く予定だったでしょ!!」

 

「あっごっごめんなさい」

 

「うん、よろしい。

システィーナも、グレン先生も一緒に行きましょう」

 

「えっえぇ」

 

「おっおう」

 

これまでにないルミアの態度が気になった2人だが、質問をしようにもできない空気が流れていた。

 

2人は仕方なく、着いていく。

 

「なんだか、ルミアがいてくれたおかげであいつも寂しくなさそうだな」

 

「先生は知っているんですか?」

 

「まぁな。

あいつは魔術師の才能はまったくないが、どういう訳だが常識では考えられないような道具を作り出す才能は高かったんだ。

その才能を狙われて、様々な兵器開発を頼まれていたんだ」

 

「そんな事が」

 

今では街を騒がしている名物少年の暗い過去を聞き、システィーナは驚きを隠せなかった。

 

「だから、あいつはそういう兵器を使った侵略を嫌って、自分のような奴を増やさないように世界征服を企んでいるんだろ」

 

「先生、結構詳しいですね」

 

「まぁ、あいつは俺の弟みたいな奴だからな」

 

そんな話をしている間に目の前を見てみると、ルミアは満面の笑みを浮かべており、少年は照れ臭いのかずっと顔を下に向いていた。

 

「今後が楽しみだ」

 



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アスナ①(SAO) 起

今回の話は、ポンポンさんからのリクエストです。
寝とられについては苦手なので、違うと思いますが、どうぞ。


第75層迷宮最深部で行われたキリトとヒースクリフのデュエルは、現在でも有名な話である。

 

そのデュエルが有名な理由としては、デュエルよって行われた結果、アインクラッドは二つに分かれてしまったからである。

 

それは当時の状況を知る多くのプレイヤー達にとっては予想外であった。

 

ヒースクリフは確かに倒され、最後のボスは倒されたはずなのに、続くデスゲームに対して、クリアを諦めない者、絶望する者いた。

 

そんな中で、彼女、アスナは今でも空に浮かぶアインクラッドを見つめる。

 

そこはかつて75層最深部と呼ばれた場所だが、今はアインクラッドから切り離された為にただの更地へと変わっていた。

 

アスナの周りにはプレイヤー所かモンスターすら存在しない更地であった。

 

そんなアスナに近づく人影が一つ。

 

「今日もここにいたのか?」

 

「ごめんなさい。

でも、どうしても見てしまうの」

 

「まぁ分からなくもないけどな。

あいつは今も、あそこで戦っているからな」

 

そう言いながら、アスナの隣で空に浮かぶアインクラッドを見つめるのは少年の名前はハルカだった。

 

「ヒースクリフの奴が仕掛けた罠なのか、それとも別の奴が仕掛けたのか。

今となっては、本当に分からないけどな」

 

「それでも彼は戦っている。

だからこそ、私達も私達でやれる事をしないといけない。

ハルカ君だって、そうでしょ」

 

「まぁな」

 

そう言いながら、ハルカは手に持った刀を見ながら、呟く。

 

「それにしても、最初に聞いた時には驚いたよ。

まさかハルカ君が好きな子がキリト君の妹なんて」

 

「どこで聞かれているのか分からないんだぞ。

あまりリアルな話は辞めてくれ」

 

「ごめんなさい。

でもね、こうしてみて、ハルカ君の気持ちが本当に痛い程に分かるから」

 

そう言いながら、アスナは空に向けて、手を伸ばす。

 

「会いたいのに会えない。

近くにいるようで、全然遠い愛おしい人がいる。

それを知っていたつもりだけど、本当は気持ちなんて、全然知らなかった」

 

そう言いながら、目に涙を溜めながら言う。

 

そんなアスナに対して、ハルカは何も言う事ができずに刀をただ握りしめる事しかできなかった。

 

「もう帰ろう。

例えゲームの中でも、それ以上はっ」

 

そうハルカはアスナに戻ろうと言おうとしたが、アスナはハルカを抱きしめた。

 

「ごめんっ。

駄目だと分かっているけど、一人だと思いたくなくってっ!!」

 

そう言いながら、抱きしめられ、ハルカはアスナを払う事ができなかった。

 

ただ、彼女が泣き止む時まで、ハルカはアスナを抱きしめていた。

 



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アスナ①(SAO) 承 ※

「ごめんね、ここまで送ってもらって」

 

「気にするな。

俺も腹が減っていたから丁度良かったから」

 

泣き続けたアスナの希望もあり、ハルカは彼女を家まで送り届けていた。

 

既に夜という事もあり、彼女の好意に甘えて、晩飯を頂いていた。

 

しばらくの間、レベル上げで簡素な食事しか食べてなかったハルカにとっては久しぶりの御馳走だった為、満腹な状況にうとうとと眠くなっていた。

 

「うぅん。

気にしないで、それよりも今日は、その泊ってく?」

 

「いや、さすがにそこまでしたら悪い。

俺は宿屋で十分だから」

 

そう言い、ハルカは立ち上がって、家から出ていこうとする。

 

だが、そんなハルカを呼び止めるように、彼女は手を繋ぎ、呼び止める。

 

「お願い、一人だと思いたくないから」

 

そう言ったアスナの寂しそうな瞳を見て、断る事ができずに、そのままアスナに誘われるままにソファに座る。

 

そこから、アスナはキリトととの思いで、今はいない娘のユイの話を聞きながら、ハルカは笑みを浮かべる。

 

誰かを思っている気持ちは良く、彼女がキリトを愛している事がよく分かった。

 

「ごめんね、こんな話ばっかりして」

 

「別に良いよ。

それに、それを聞くと俺も覚悟を決めないと思った」

 

「覚悟?」

 

その言葉に疑問に思いアスナがハルカを見つめる。

 

「方法が分からないならば、作れないか探す。

階層が進めば、進む程、今まで隠されていた所が出てくる。

だったら、上に繋がる場所もきっとあるはず」

 

「それだったら、私も「駄目だ」えっ?」

 

「キリトから聞いたが、本来ならば出会わないはずのモンスターにも出会ったと聞く。

俺はソロで活動しているし、探索は元々は得意だ。

それにもしも逃げる時は一人の方が色々とやりやすいからな」

 

それだけ言って、アスナを見つめる。

 

「大丈夫だ。

俺もキリトも絶対に戻ってくるから。

だから「嫌だよ」えっ?」

 

ハルカはアスナを慰めるように言うが、次に聞こえてきたアスナの声と共に、ハルカは彼女に押し倒される。

 

「あっアスナ?」

 

「もう嫌なのっ!!

大切な人と離れるのはっ!!

キリト君がいなくなって、ずっと慰めてきたあなたに、私はっ」

 

「アスナ、落ち着け。

それは気の迷いだ。

キリトがいないから「だからだよ」っ!?」

 

アスナはそのままハルカを押し倒した。

 

座っていた椅子の上で、ハルカを押し倒したアスナの長い髪を舞い上がらせながら、ハルカの唇を奪った。

 

突然のキス、それに戸惑うハルカはすぐにアスナを押しのけようとしたが、身体に力が入らなかった。

 

(なんでだっ!?)

 

疑問に思いながらも、アスナに押し倒されたまま、彼女とのキスが続く。

 

舌を使い、唇を開いたアスナはそのままハルカの舌を上下の歯を使い、巧みに吸い上げていく。

 

アスナの真っ赤な舌の暖かな感触がハルカに絡まる度に、ハルカ自身も分からない内に彼女の舌と絡み合っていく。

 

舌の間に流れる卑猥な涎によって絡ませ合う舌から溢れ出る唾液はハルカのこれまでにない甘さを感じていた。

 

やがてキスを終えたアスナはすぐに立ち上がった。

 

「ごめんなさい。

本当は駄目な事だって分かっている。

私にはキリト君が、君にはキリト君の妹がいる。

分かっているんだけど、この身体は寒くて、寂しくて仕方がないの」

 

涙目に訴えるアスナの目には偽りはなく、ハルカも戸惑っている。

 

「だから、お願い、ハルカ君。

来て」

 

その言葉を聞きながら、ハルカの頭の中にはキリトと、好きな相手である直葉の事を思い出しながら

 

(ごめん、二人共)

 

ハルカもまた、我慢の限界だった。

 

親友もいない、大好きな人もいない。

 

大切な仲間達もいない。

 

彼に残っているのは、親友の愛した人であり、大切な戦友だった。

 

そんな寂しさによって埋め尽くされたハルカにとって、今のアスナの提案は魅力的だった。

 

そう思った瞬間、ハルカはゆっくりとアスナへと唇を重ねた。

 

ゲーム内というはずなのに、全身に感じる汗に濡れながら、互いに目の前にいる相手とのキスに夢中になりながら吸い上げていく。

 

キスへの快楽に酔いしれながら、互いの口の中へ交互に舌を出し入れしながら、アスナが手を伸ばしたのは、ハルカのズボンだった。

 

「もう、倫理コードは解除されている。

だから、もう良いよね」

 

その言葉と共にアスナのキスを受けながら、ふと肉棒から感じる感触に気が付く。

 

彼女は、そのまま肉棒へと手を伸ばし、興奮で抑えきれない肉棒に手を添えていた。

 

アスナは手の中で感じるハルカの肉棒が脈を打つ度に、自分に興奮している事を知り

手をさらに動かす。

 

他人に触れた事のない肉棒は、ゆっくりと撫でるように触るアスナの手の感触は密かに行っていた自慰行為とは比べものにならない程に気持ち良く感じた。

 

やがて、ハルカが懇願するように求めたキスに対して、アスナは眼を細めながら唇を押し付けながら、限界まで肉棒を擦り続ける。

 

強烈なキスと、優しい手による奉仕、二つの快感を味わったハルカの肉棒は既に限界を迎え

 

「出るっ!!」

 

同時にズボンの中に納まっていた肉棒は勢いよく射精をした。

 

射精を行った時にはズボンの中で感じる濡れた感触と共に熱い湿気が充満していき、同時にこれまでにない快感がハルカを包み込む。

 

「あぁ、これが、精液」

 

その言葉と共に、アスナはゆっくりとズボンの中にある肉棒に触れながら、取り出し、見せつけたのはハルカの精液によって真っ白になっている精液だった。

 

「あむぅ、んちゅぅ、これって、意外と凄いんだね」

 

そう言いながら、アスナは手に放たれた精液を全て口の中へと入れていく。

 

指の一本一本を丁寧に舐め上げ、口の中へとぐちゅぐちゅっと音を立てながら、口でため込んだ精液をハルカに見せつける。

 

「っ」

 

その光景は妖艶な魅力を放っており、これまで見た事のないアスナの表情に驚き、そして

 

「ごぐぅ」

 

溜まっていた精液をわざとらしく飲み込む。

 

その音を聞き、ハルカは興奮しながら、見つめる。

 

「ふふっ、まだ、始まったばかりだよ」

 

そう言いながら、アスナはさらに誘うようにハルカへと手を添える。

 

 



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アスナ①(SAO) 転 ※

アインクラッドが二つに分かれてから、一ヶ月が経過していた。

 

76階以上にいる者達は現実世界への機関を常に見ている者達が多くおり、難易度の上昇と共にそれまで以上のモンスターのドロップ率と経験値によってこれまで以上に攻略ペースが速くなっていた。

 

二つに分かれていたとしても、アイテムのみならば80層にいる転移が可能なNPCを通して下層に残された鍜冶家との連携を行う事が判明した。

 

そして75層以下のアインクラッドでも大きな変化が起きていた。

 

これまでには存在しなかったモンスターが出現し、そのモンスターからドロップするアイテムの数々は奇妙な物が多く、商人ギルドでも様々な物で疑問に思われていた。

 

そんなモンスタードロップの一つである、子沢牡蠣はあまり美味しくなく、ステータスも上がらない、しかもドロップするには攻撃力はかなり低いが強固な防御力を誇るデビルガキを倒さなければならない為、ほとんどの物が外れアイテムとして扱っている。

 

「これで、10匹」

 

そんなデビルガキを相手に戦うのはハルキだった。

 

彼はその手に持った刀を使い、デビルガキの僅かな隙間を切り裂き、クリティカルで倒していく。

 

「下層にいるモンスターがこんなに強いとはな、さて」

 

そう言いながら、先程まで戦っていたデビルガキから取れたドロップアイテムを見る。

 

そこにはデビルガキから出てきた甲羅などがあり、デビルガキを狩るほとんどのプレイヤーの目当てにしている物ばかりだった。

 

「とりあえず、これはエギルに売る。

そして、アスナが言っていたのは、これだな」

 

そう言い取り出した子沢牡蠣を取り出す。

 

「・・・はぁ」

 

その見た目はとてもグロテスクな見た目をしており、とてもではない生で食べる物ではなかった。

 

だが、決心をしたようにハルカは一口でドロップした全ての牡蠣を食べた。

 

「むぐぅ!!」

 

食べ物とは思えない生臭い匂いがバーチャルとはいえ伝わってくる感覚、同時に出てくるのは身体中がまるで沸騰したように熱くなる。

 

「はぁはぁ」

 

ハルキはそのままゆっくりと転移結晶を取り出し、目的の場所へと向かう。

 

目的の場所へと辿り着き、ドアを開いた。

 

「お帰り、ハルキ君」

 

「あぁ」

 

そう言いながら迎えたのは部屋着だと思われる薄いワンピースだった。

 

「約束通りの物を食べてくれたかな?」

 

「おかげで、生臭くて気持ち悪かった」

 

「でも、こっちの方はもう十分なぐらいだよね」

 

そう言い、アスナはハルキに抱きつくと、その胸の感触だけでハルキは身体が震える。

 

「とっても楽しみ」

 

その反応を見ると共に、ハルキを家の中へと連れていく。

 

部屋の中は綺麗に片付いており、アスナはまるで恋人のようにハルキを抱き寄せながら、寝室へと入っていく。

 

「アスナっ!」

 

「っ!!」

 

アスナへと声を掛けると同時だった。

 

ハルキはこれまで我慢していた物を全て吐き出すようにアスナをベットの上に押し倒すと共に、彼女の唇を奪った。

 

彼女とのキスに拘ったように、アスナの口内へと入り込んだ舌は執着に絡めていく。

 

「はるきぃくぅん」

 

そんな獣のように求められ、アスナも夢中になっており、彼女の瞳には光はなく、蕩けるようにキスを楽しむ。

 

互いの身体の密着がなくなるまでに抱きしめる。

 

「んっあっ、もう出ちゃった」

 

そうしてキスを行っている内にハルキの身に起きた出来事にアスナはすぐに気づく。

 

キスをしている間、興奮で既に射精を行った精液が、ズボンから溢れ出ており、その余りにも多すぎる精液の量でズボンを全身濡らしていた。

 

アスナはそんなズボンを脱がせると、同時にアスナの身体に溢れ出る精液によって、濡れる。

 

「きゃっ、もうこんなに」

 

その精液を被った事により、足には既に精液によって濡れていない部分がない程だった。

 

「やっぱり、情報は本当だったみたいだね」

 

その量を見て、アスナは確信に変わったように笑みを浮かべる。

 

子沢牡蠣は確かにステータスをまったく上げないが、裏での情報として出回った物としてはこんな噂があった。

 

子沢牡蠣を食べた男性プレイヤーは性的興奮が抑えられなくなってしまい、通常ではあり得ない程の精液を出す事ができる。

 

最初は半信半疑だったアスナだったが、キリトのいない寂しさ、そして埋めるように寄り添ってくれるハルキが欲しくなっていた。

 

だからこそ、ハルキが最初に食べた料理に子沢牡蠣の出汁に作った料理を彼に食べさせた。

 

結果は上手く行き、彼に約束を取り付ける事ができた。

 

罪悪感はあった。

 

だが、それ以上に今の生活を手放したくない。

 

そんな寂しい気持ちを慰めるように、アスナは、ハルキとの行為に夢中になっていく。

 

そうして、ベットに入ってから2時間程経った。

 

「はぁはぁはぁ」

 

欲情を促すように身につけた薄い下着を身につけながら、アスナは息を荒げながら行為に夢中になっていた。

 

「アスナっ」

 

「ハルキくんっもっとぉ」

 

そう言いながら、彼女は薄い下着から溢れ出そうになっている胸、そして膨らんだお腹を揺すりながら、腰を落としていく。

 

行為を初めてから既に2時間程経ったが、彼らは行為を収める事なく続けていた。

 

その結果なのか、アスナのお腹の中に収まった精液の量を現すようにアスナのお腹は大きく膨らんでおり、アスナはそれを見ながら笑みを浮かべる。

 

「ハルキ君との子供が、できちゃったっ!!

ユイの弟か妹ができちゃった!!」

 

SAO内では結婚はあるが、妊娠は存在しない。

 

彼女はその事は確かに知っていたが、お腹に収められない程に精液を射精し、求めてくるハルキに対して、笑みを浮かべる。

 

「はぁはぁアスナっあすな」

 

そう言いながら、ハルキは身体から感じる全ての性欲、そして目の前にいるアスナの全てを感じたいと思い、抱きしめる。

 

肉棒が膣内へと迎え入れると同時に悦びの浮かんだ顔をハルキに見せつけながら、アスナも抱きしめ返す。

 

既に精液によって、隅々まで満たされた膣内は、それでもハルキの肉棒を求めるように絡みついていき、その快感の虜になっているハルキは既に意識が飛びそうになっていた。

 

すっぽりと根本までくわえ込んだ肉棒はそのまま呆けた目で繋がた場所を見つめながら、腰を振り続ける。

 

突き上げる感覚にアスナは笑みを浮かべながら

 

「ハルキくぅん」

 

アスナは耳元で、甘い声で話しかける。

 

「今、とっても気持ち良いよね。

私もね、とっても気持ちが良いんんだ。

キリト君も多少はした事あるけど、でもね、今はどっちが一番だと思う?」

 

「っ!!」

 

わざと出すようにキリトの名前を告げられ、ハルキは一瞬、動きが止まった。

 

(これは、やっぱりキリトを裏切る事だよな。

それに、俺にはあいつが)

 

「だけど、今は2人はいない。

ここには私達だけしかいない」

 

そう言い、アスナはハルキを慰めるように抱きしめる。

 

「だから、今、この間だけは私達は恋人同士。

キリト君と再開できた後は元の友達に戻るだけだから」

 

「っ!!」

 

その言葉を聞くと、ハルキは先程まで感じていた罪悪感は一瞬で消え、アスナを抱きしめる。

 

「嫌だ、もうこの関係を知ったら、俺は」

 

アスナの言葉を聞き、ハルキは再び腰を大きく振る。

 

目の前にある胸を舐め回しながら、膨らんだ腹にも触れながら、まるで自分の物だと主張するように動く。

 

「私もだよ、ハルキ君っ!!」

 

アスナもそんなハルキの言葉に賛同するように興奮の余り愛液とこれまで溜めてきた精液を吹き出しながら、激しかった腰の動きが止まり、全身を振るわせる。

 

その言葉を聞くと同時にハルキは抑えられない射精をアスナの中へと吐き出していく。

 

「ああぁっんっ!!」

 

膣内で溢れ出そうになり、膨らんだお腹でも、既に限界だった精液はそのままアスナの膣内から出て行った。

 

秘部へと出た精液はそのまま古い精液を押し出すように溢れ出ていき、膣内では何度も新しい精液が行き来していく。

 

「ああぁあぁしゅごいっ!!

精液が何度も何度もっ!!」

 

現実ではあり得ない快楽を味わい、アスナを知る者ならば信じられないようなアヘ顔を晒しながら、受け止めた。

 

「はぁはぁ、アスナっ」

 

「ハルキ君」

 

互いに求めるように再び2人は抱きついた。

 

それから、いつまで続いたのかは、2人だけしか知らない。

 

 

 



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アスナ①(SAO) 結

「もう、デートに遅れるなんて」

 

「いや、そう言われてもな、ここら辺は変わりすぎるだろ」

 

そう言いながら、パーカーを身に纏っている青年、有田春木はあくびをしながら、目の前にいる少女と会話を行っていた。

 

SAO事件の解決から半月後、彼らは元の生活へと戻っていった。

 

SAO事件を解決したキリト達と再開し、ALO、GGOで巻き起こった多くの事件において、活躍した。

 

2年という囚われた歳月によって恋心を自覚した桐ヶ谷 直葉と現実世界におけるハルキは恋人になった。

 

和人も、2人の事を知っている為、嬉しく感じ、幸せな日々を送っていた。

 

そして、今日は春木からの提案で最近話題になっている映画を見に行く事になった。

 

デートに誘われたという事もあって、直葉は興奮して約束していた時間よりも1時間早く来ており、少し呆れながら、一緒にデートを行っていた。

 

2年という歳月で変わった町並みを見つめながら、目的の場所へと向かった。

 

「あれ、あそこにいるのはお兄ちゃんに明日奈さんじゃない?」

 

「あっあぁ」

 

そうして、デート先でのデパートへと入り込むと、偶然デートしていたキリト達を見て、直葉は手を振る。

 

「あれ、お前達、デートは?」

 

「ここのデパートで映画を見ようと思って、もしかして?」

 

「あぁ明日奈に誘われてな。

結構気になっていた映画だしな」

 

「どんな映画なんだ?」

 

「推理物よ。

2人ももしかして?」

 

「そうなんですかっ!!

この時期の推理って、もしかして!!」

 

「そうなのか?

だったら、一緒に見に行くか?」

 

「うん、春木もそれで良い?」

 

「俺は別に異論はないよ」

 

そう言い、一通りの会話を終えると共に、春木は明日奈を見つめると共に頷いた。

 

「それじゃあ、行こうか」

 

そう言われ、直葉を先導に映画館に向かう。

 

4人は映画館に入り、各々の席へと座っていく。

 

和人、明日奈、春木、直葉の順番に座っていき、4人はそのまま映画を見る。

 

内容は単純な推理物かと思っていたが、そこに出てきた突然のゾンビの出現に和人と直葉は目が点になっていた。

 

「嘘でしょ、えぇ」

 

「これは予想外だ」

 

2人はこれまでにない展開で、映画に夢中になっていた。

 

だが

 

「っ!!」

 

「ふふっ」

 

そんな映画に夢中になっている2人に気づかれないように、明日奈は春木の手と絡ませる。

 

驚いた春木は映画のスクリーンを見つめながら、聞こえてくる声に耳を傾ける。

 

「明日の朝、いつもの場所」

 

そう、2人に聞こえないように呟き、春木は頷く。

 

事件を通して、深く繋がった友情と恋は確かに深かった。

 

だが、それは純粋な気持ちだけではなく、捻れ曲がった気持ちも同じだった。

 

暗いスクリーンの中で、互いの思い人であった2人とは手を繋がず、その相手と手を繋ぐ。

 

それはまるで恋人同士だと示すように。

 

 



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明日奈(SAO)閑話

とある休日。

 

その日はキリトは学校の授業に、直葉は部活の為の予定がある日だった。

 

その日、いつも通り待ち合わせをしていた春樹と明日奈はとある建物の中にいた。

 

そこは街中でもあまり目立たないラブホテルであり、普段は誰も立ち寄らず、部屋の鍵も自動ドアでオートロックなど、管理は全てAIで行われていた。

 

その部屋の中で、春樹はベットに座り込んでおり、明日奈はそんな春樹のズボンから飛び出している肉棒を自らの胸元に挟み込んでいた。

 

「うんうん、ここは相変わらず元気だね」

 

そう言いながら、明日奈は目の前にいる春樹の肉棒を自らの胸に挟み込みながら言う。

 

「うぅ」

 

明日奈の程よい柔らかい胸が、そのまま肉棒を吸い付きながら、上下に揺れていく。

 

「それはっまぁ」

 

「ふぅん、やっぱり直葉ちゃんの事が気になるよねぇ」

 

春樹の表情から明日奈はすぐに悪戯めいた笑みを浮かべながら、さらに挑発するように力を籠める。

 

「あっ当たり前だろっ。

そのこれは、浮気みたいなもんで」

 

「へぇ浮気なんだぁ。

まぁ否定はしないけど。

でも親友のキリト君から恋人を寝取った真似をしといて?」

 

そう春樹に向けて、さらに追い打ちをかけるように肉棒に息を吐きながら、明日奈は話しかける。

 

恋人の事、親友の事、それらの話題が出る度に春樹の中にある罪悪感が膨れ上がっており、今すぐにでも謝りたい気持ちで溢れていた。

 

「んしょ、次はこうれで」

 

それと同時に、二人を騙しながらも手に入れた明日奈との現在行っている関係を辞めたくないのも、本音だった。

 

街で見かけたら振り向く程の美人な明日奈からの攻められる感覚もそうだが、柔らかな胸の感触や春樹の身体の隅々まで知っているような愛撫。

 

それらを全て体験し、二人に対する背徳感によって明日奈との関係を止める事はできなかった。

 

「ひゃっ、もうこんなに出ちゃってぇ」

 

明日奈の声に気付いた春樹はすぐに目を向けると、そこには胸元から飛び出ていた肉棒から既に溢れ出していた精液によって、明日奈の顔が白く汚されていた。

 

「んじゅっる」

 

そのまま明日奈は顔にかかった精液をゆっくりと口元に運ぶ。

 

白い精液が明日奈の口の中へと入り込むと、そのまま音を立てながら、ゆっくりと集まっていく。

 

「ああぁ」

 

そうして、惚けた目で春樹を見つめながら、口の中で溜まっている精液を春樹に見せつけ、そのままゆっくりと飲み込んでいく。

 

「んぐぅ、ぷはぁ。

本当に君の精液って粘りがあって、飲み込むのがとっても大変。

だけど、その分、とっても濃くて美味しいよ」

 

そう笑みを浮かべながら、言った言葉に春樹はそのまま明日奈を見つめていた。



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シノン①(SAO)起

その日、春樹はGGOに訪れていた。

 

かつての事件やキリト達とは別に交流を持ったフレンドもいる事もあって、思い出深い世界だった。

 

「それにしても、シノンから誘ってくるとは珍しいな?」

 

「あら、悪かったかしら?」

 

「ううん、ただ珍しいなぁっと」

 

そう言いながら、フィールドの探索を共に行っている相手であるシノンを見つめる。

 

キリトと共に解決を目指した死銃事件の解決時に知り合った相手であり、冷静な判断にいつも助けられている事もあり、年下ながら頼りになる相手だと思っている。

 

「それにしても、この世界に来るのは久しぶりだなぁ!!

ALOも良いけど、たまにはこういうSFの世界も堪能したしなぁ」

 

そう言いながら、腰にある二つの銃を回しながら、笑みを浮かべていた。

 

「まぁ私には他に目的があったから」

 

「目的?

そう言えば今日誘った理由は」

 

「えぇ、少し見てもらいたいのがあってね」

 

そう言って、シノンが画面を操作を行った後、ハルキの画面に来たメールを見てみると、付属している画像が気になり

 

「っ!?」

 

そこに映っているのは、明日奈と一緒にラブホテルに入っている春樹の写真だった。

 

「少し前に気になっていたから、たまたま見たから思わず写真を撮ったの」

 

「それはその」

 

「まぁ、こういう話はキリト達にも聞かせられないから、ここに来たのだけどね」

 

そう言いながらシノンはへカートで周りを見ながら、ハルキに話しかける。

 

「なはは、やっぱり最低な行為だよな」

 

「私はそういう一般的な恋愛感情がないから詳しくないけど、あなたとアスナってどういう経緯で浮気したのかなと思ってね。

あくまでもただの好奇心よ」

 

「そうだね、まぁ元々俺が悪かったからな」

 

ハルキはそのままSAOでの出来事についてを話し始めた。

 

銃声が響いており、周りのモンスターの雄叫びもあり、遠くにいる他のプレイヤーにも聞かれず、話し続けた。

 

「なるほど、二人を結んだSAOが皮肉にも不倫のきっかけね」

 

「あぁ」

 

「でも、その理由はもう大半はないんじゃないの?

あなたってば、彼女と仲良しさんだから、そういう関係になっているんじゃないの?」

 

「いや、それが、ないんですよね」

 

「えっ?」

 

シノンはその発言に驚いたのか、思わずハルキの方を見つめる。

 

「今は剣道にも集中したいし、もしもの事を考えてだからね。

だからデート程度はするけど、それ以上は」

 

「へぇ、そうなんだ。

それで、発散するように明日奈とね」

 

「あぁ。

キリトに悪いと思うけど」

 

「ふぅん。

そうなんだ」

 

そう言いながら、目の前に現れたモンスターを倒し終わると同時にシノンは

 

「だったら、他に付き合っていたとしても、問題ないっと」

 

そう言い、シノンはへカートを置いたまま、ハルキに近づき、胸倉を掴み、引き寄せる。

 

「んっ!?」

 

「はむぅ」

 

突然の事で目を見開き、シノンはそのままハルキの舌を舐め取り、見つめる。

 

「ハルキ、だったら私とも浮気。

してみない?」



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シノン①(SAO)承

「さて、来てしまった」

 

その日、シノンこと、朝田詩乃に指定された時間通り、とある場所へと春樹は向かっていた。

 

「それにしても、懐かしいな」

 

そう言いながら、目の前にあるのは詩乃が今でも住んでいるアパートだった。

 

GGOの事件の時に一度訪れたが、それ以来、来た事のなかった場所でもあった。

 

そう思いながらも、インターホンを押すと、中から出てきた詩乃はこちらを確認すると

 

「来てくれたのね、さぁ入って」

 

普段と変わらない態度で中に案内する詩乃に対して、春樹は戸惑いを隠せないまま

 

「あっあぁお邪魔します」

 

そう言って、詩乃に言われた通り、春樹はそのまま部屋に入っていた。

 

部屋の内装はシンプルで一人暮らしには困らない程度の広さであり、促されるままに机の前に座ると、春樹はあらためて詩乃に尋ねる。

 

「その、なんで俺と浮気を?」

 

「そんなの好きだったからに決まっているじゃない」

 

恐る恐ると尋ねた内容に対して、素の表情で答えた詩乃に対して、春樹は顔を赤くしながら目を回す。

 

「いやいや、どこに!?

自分でも言うのはあれだけど、親友の彼女と不倫関係なのに、その親友の妹と付き合っている最低野郎だよ!?」

 

「それがどうしたの?

不倫の関係はこの前聞いたので納得したし、付き合っているのもあなたが好きだったからでしょ」

 

聞いたら確実に嫌われる内容を離したが、それらはどうでも良いようにコーヒーを飲みながら詩乃は春樹を見つめる。

 

「あなたの一面で最低なように、私はあなたに惚れた一面もあるのよ。

その理由だけあれば、十分。

それであなたと関係を持てるならば、十分すぎるぐらいよ」

 

「なんだか、色々と凄いな」

 

この時、下手な男よりも男らしいなと春樹は密かに思いながらも、真っすぐ向けられている好意に対して戸惑ってしまう。

 

明日奈との関係は共依存でできた不倫。

 

直葉との関係は昔から続いている恋愛。

 

だが、目の前にいる詩乃から向けられる執着とも言える愛情は春樹にとっては戸惑いを隠せなかった。

 

「結婚できなくても良い。

だけど、あなたのお嫁さんになる人よりも、もっと近い関係になりたい。

ただ、それだけよ」

 

そう言って、変わらない笑みを浮かべた詩乃に対して、申し訳ない思いで一杯になっていた春樹に対して、詩乃はそのまま春樹に抱きしめた。

 

抱きしめた瞬間、春樹はすぐに感じたのは他の女性との違いだった。

 

春樹と付き合っている直葉や浮気相手である明日奈とは違い、豊満な胸の感触は確かになかった。

 

だが、それとは別に触れた瞬間に心臓の音や全身の柔らか身体の感触に驚きを隠せなかった。

 

「あら?

やっぱり、あの二人に比べたら胸が小さくて不満かしら?」

 

「いや、そういう訳じゃないけど」

 

「別にそこに関しては否定しなくても良いけど」

 

「そんな訳じゃないよ。

ただ、その、聞こえるから」

 

「あら?

何が聞こえるのかしら?」

 

そう言いながら、詩乃は笑みを浮かべながら、ゆっくりと春樹の頭に手を添えると自分の胸元へと寄り添う。

 

そこから感じたのは、他の二人に比べると胸の大きさは明らかに小さいが程良い大きさで柔らかい感触に包み込まれ、抱き着いた時に聞こえてきた心臓の音がさらに近くで聞こえる。

 

「あっ」

 

「ふふっ」

 

制服越しだが、確かに感じる柔らかい感触に驚きを隠せず、そんな春樹の様子を見た詩乃はそのまま春樹の髪を撫でる。

 

ゆっくりと丁寧に撫でられ、普段は感じている快楽とは違う安心感が春樹を包み込んでいた。

 

そんな様子を見つめていた詩乃は次第に彼の頭を自分の膝の上に乗せ、膝枕にして乗せる。

 

「どうかしら?

少しは気持ち良いかしら?」

 

「あっあぁ」

 

「そう、良かった」

 

その言葉を聞き、笑みを浮かべた詩乃は春樹が落ち着くまで撫で続けた。

 



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シノン①(SAO)転

詩乃に誘われるままに膝枕をしてから数十分後、彼らは部屋の中でキスをしていた。

 

「フーッ フーッ 」

 

詩乃と春樹は互いに舌を絡ませながら、息や唾液を全てを交換するようにぴったりとくっつきながら、キスをしていた。

 

「ハチュムチュ」

 

(こんなのしたことっないっ)

 

そう言いながら、先程までの穏やかな受けとは正反対にまるで獣のように求めてくる詩乃の攻め。

 

そこまで大きく変わった事に驚きを隠せずにいたが、それ以上に彼は今は目の前の事しか考えられなくなっていた。

 

「ぷはぁ、もう、そんなに夢中になっちゃうなんて、驚きね。

でも、まだよね」

 

そう言いながら詩乃は笑みを浮かべながら、かけていた眼鏡を外して、ベットへと寝転ぶ。

 

そのまま詩乃は自分のスカートを上げ、そのまま自分のパンツを見せつけるように尻を上げながら四つん這いになって、春樹を見つめる。

 

「どう?」

 

「あぁ、凄く興奮する」

 

そうして、まるで誘われるように春樹はゆっくりと詩乃の元へと近づき、そのパンツを脱がせる。

 

そこには既に準備ができているようには愛液が溢れていながら、きっちりと締まっている秘部があった。

 

「それじゃ、入れるぞ」

 

「うんっ来て」

 

誘われるままに春樹はゆっくりと詩乃の秘部へと肉棒を添え、ゆっくりと膣内へと入れていく。

 

「おっおぉーー!!」

 

瞬間、詩乃の膣内は春樹の肉棒によって無理矢理開かれていき、瞬く間に子宮口の入り口へ肉棒が貫く。

 

「これはっやばいっ!!」

 

瞬く間に入った肉棒は、そのままゆっくりと詩乃の膣内によって締め付けられ、そのまま春樹の弱い部分を狙うように締め上げており、春樹の手にも力を込めてしまう。

 

「しゅごいっ、想像していたのとは違うっ!!」

 

膣内に入り込んだ肉棒に対して、詩乃も驚き目を見開いており、既に処女膜が破れた痛みと共に春樹と一体化になっている感覚に詩乃は笑みを浮かべた。

 

そうして膣内へと入り込んだ肉棒が出し入れされる度に大きな声が出そうになる。

 

「詩乃っ詩乃っ」

 

「春樹っ春樹っ」

 

興奮が抑えられないまま、春樹はそのまま詩乃の手を掴むと、そのまま腰を動かす。

 

「ダメッイクッイクッ!

そんなに早くしちゃうともぅ!」

 

腰を動かす度に音を立てながら、声を出しながら身に感じている快楽に耐えきれなくなり、叫んでしまう。

 

そんな詩乃の首元に手を添えて、春樹はそのまま自らの口で詩乃の口を塞ぐのと同時に、彼女の膣内に向けて精液を射精する。

 

「~~~~~ッ 」

 

声にならない叫びと共に、ドクドクっと入り込んでいく精液に対して、詩乃は眼を瞑りながら、堪能していた。

 

「はぁはぁ」

 

精液が出し終えると共に、ゆっくりと詩乃と春樹はキスを終え、口を離れると

 

「もっとぉもっとしてぇ!!」

 

普段は聞かないような詩乃の声を聴き、興奮を隠しきれなかった春樹はそのまま再び膣内を蹂躙するように肉棒を動かし始める。

 

 

 



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シノン①(SAO)結※

その日、春樹はGGOにログインをしていた。

 

二丁拳銃による戦闘を好んでいる彼が好きそうなアイテムが大会に出てくるという情報を聞き、その日はシノンとコンビで大会に出場した。

 

大会に優勝する事自体は簡単であったが、春樹はその後シノンととある場所にいた。

 

「んっ、そこっ良いっ!!」

 

大会が終わったハルキはそのままシノンとの約束を守るように彼はマイルームへと入っていた。

 

シノンは普段から身に纏っている衣服のまま、現実とは違う水色の髪を揺らしながら、ハルキに抱き着きながら、思いを伝えていた。

 

「そこっそこが気持ち良いのぉっ!!」

 

身に纏っている衣服から既に乳房が飛び出しており、衣服に白い跡を残しながら、ハルキはそのままシノンの子宮口の何度も奥底を連続でぶつける。

 

「良いっ良いよっ!!」

 

ハルキの動きに合わせるように普段は見せないような表情と共に、膣内で肉棒が動く度に雷が走るような快感にシノンは笑みを浮かべていた。

 

そんなシノンの表情を見つめていると、ハルキ自身も知らず知らずの内に腰を激しく動かしていく。

 

刻々と、丁寧に、しかし身体に感じる夢心地な快感に対して、夢中になっていく。

 

「ふふっハルキっ!」

 

そんなハルキの様子を見ていたシノンを見て、彼の背中に回しながら引き続き行為を続けていく。

 

既に互いに抑制ができない程に強い快感を味わいながら、膣内に入っている肉棒はさらなる快感を求めるように波打ちながら肉棒を引き込む。

 

「あっあぁ!!」

 

既に限界を感じてきたシノンは一瞬、目の前が真っ白になる。

 

一瞬、意識が無くなって、無防備になっているシノンを見たハルキは既に我慢の限界を迎えていた。

 

「シノンっ!」

 

「えぇっ来てっ!」

 

一言、シノンからの言葉を聞くと同時に既に我慢の限界を迎えていたハルキはそのままシノンの膣内に向けて、精子を一気に射精を行う。

 

「あっああぁあ!!」

 

シノン自身も既に限界を迎えており、ハルキの精液に追い出されるように、秘部から粘液が溢れ出していく。

 

冷たい地面に溢れた粘液をそのまま地面へと落ちていくと共に処理されるように消えていく。

 

やがて、全ての精液を出し尽くすと共にハルキはゆっくりとシノンから離れる。

 

「はぁはぁ、シノン」

 

「うんっ、先輩っ」

 

行為を終えたばかりのハルキだったが、未だに抑えきれない高揚感と共に、シノンに抱き着く。

 

そんな彼を受け止めるようにシノンも両手を広げながら、ゆっくりと受け入れる。

 

決して誰にも邪魔されない空間で、彼らは満足するまで、行為は続いた。

 



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リーファ(ソードアートオンライン)起

桐ヶ谷直葉との恋人関係になる前から、春木の日常は大きく変わっていた。

 

というのも、SAO事件で2年間閉じ込められている間に、親友の恋人である明日奈と浮気関係になってしまう。

 

当初は彼女が恋人であり、親友がいない間の寂しさを埋める理由もあってか少し受け入れていた。

 

だが、閉じ込められていたSAOから解放されてからも、彼女との関係は続いていた。

 

その理由としても、現実での身体の相性が良く、互いにその快楽を忘れられなく、親友と恋人が予定の合わなかった日に隠れて行為を行っていた。

 

そして、そんなとある日、朝田詩乃に目撃された。

 

その目撃された事がきっかけに、彼女とも愛人関係を結んでしまう。

 

そんな、恋人は一人、浮気相手が一人、愛人が一人。

 

男としては最低だと、自覚しているが、それでも責任を取るつもりで色々と忙しい日々を行っていた。

 

そんなある日の出来事だった。

 

「えっと、その、今日、ALOで0時に待っているから」

 

「んっ?」

 

いつもと変わらない日のはずだった。

 

普段ならば、それ程遅くない時間でALOをやるはずだったが、直葉からの誘いに首を傾げてしまう。

 

「なんで、0時に?」

 

「その、少しね」

 

そう言いながら、頬を赤くしていたのだが、特に気にせず、約束の時間まで待つ。

 

「さて、約束の時間で、ここだよな」

 

そう言いながら、今日の待ち合わせ場所で欠伸をしながら待つ。

 

待ち合わせ場所はシルフ領にある、とあるホテルであり、そのベットの上で待っていた。

 

「・・・あれ、このパターンって」

 

ふと、疑問に思って、この場所の雰囲気でようやく気付くと

 

「まっ待ったっ!!」

 

そう言いながら、直葉ことリーファが顔を真っ赤にさせながら入ってきた。

 

「すっ直葉っ!?」

 

俺は驚いて、見つめると共に、そのまますぐに詰め寄る。

 

「えっと、ごめんね。

その、今日はここに呼んでしまって」

 

「いやっ、別に!?

それよりも、その、もしかしてここに呼んだのは」

 

「あっうん」

 

そう言いながら、意味を理解したリーファもまた顔を頷きながら、見つめる。

 

「その、君も知っていると思うけど、ALOはSAOと似ている所もあって、そのこのシステムがあるの」

 

そう言いながら、表示された画面には倫理コードに関する事が記載されていた。

 

「本当に、こういうのは犯罪行為を防止する為にもあるらしいの。

それで、普段は互いに責任を取れないという事でできないけど、ここでならと思って」

 

「ここでならって」

 

その言葉に少し納得する。

 

そして、同時にこれまで彼女に我慢させるのも、彼女の決意を無駄にさせる訳にはいかない。

 

「分かった」

 

「っうんっ!!」

 

同時にそのままリーファを身に寄せて、行為はいよいよ始まる。



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リーファ(ソードアートオンライン)承※

リーファはそのままうっとりとした目を細めながら、その手で肉棒を緩やかに障り始める。

 

「れろっんちゅぅ、どうかな、初めてだから戸惑うけど」

 

そう言いながら、とても初めてではない動きを行いながら、既に裸になっている俺の乳首を舐めながら少し戸惑いながら尋ねる。

 

「あっあぁ、気持ち良いよ」

 

そう言いながら、リアルでは決して行ってもらえないだろう行為に戸惑いながら、俺は返事をする。

 

「良かった、うん、やっぱり、少し勇気を出して、良かったかも」

 

「直葉」

 

「ここではリーファでしょ」

 

そう言いながら、リーファはそのまま舐めとりながら、俺に豊満な胸を押し付けながら、返事する。

 

「そうだな」

 

現実ではない、ALOでの行為という事も思い出し、頷き、そのまま俺は彼女に身を任せるように寝転ぶ。

 

そうすると、彼女もまた自身の手に唾液をたっぷりと乗せると共に握り直し、これまで以上に強くに握りしめながら、動き始める。

 

「んっ剣とかだったら、扱いやすいけど、君のは少し大きくて困るなぁ」

 

そう言いながら、握る手の力加減は決して緩めず、握りしめられる事で俺はすぐに身体を震えさせる。

 

「ふふっ、これだけでもうこんなに反応しちゃっている」

 

俺の反応を見て、嬉しくなったのか、リーファはさらに俺の乳首を舐める動きは大きくなり、握りしめている手の動くも強くしていく。

 

そうしてこちらを見つめる目にはずっと俺の反応を伺うように見ているのが分かる。

 

その手の中には既に興奮で亀頭が剥き出しの状態になって脈を打ちながら、我慢汁が吹き出している。

 

「わぁこれって本当に凄いね。

確かこのゲームでは興奮すればする程に出てくるんだよね」

 

「あぁ、リーファのが気持ちよくなってな」

 

「本当に、嬉しい」

 

俺の言葉を受け止めると、その頬を赤くしながら、肉棒から溢れ出した我慢液をそのまま自身の口元へと持っていくと、そのまま飲み込んでいく。

 

 

「じゅるっじゅるっ、うんっ、現実ではどういう味か分からないけど、こんなに夢中になるなんて、不思議だね」

 

そうして、舐めとった精液の味に夢中になったのか、精液をもっと舐める為に一心不乱に肉棒を握り始める。

 

小指で肉棒の根本まで握りしめて、そのまま亀頭までを何度も動かしていく。

 

それも、微妙な力加減で亀頭に膨れ上がった我慢汁を最小限にするように、親指と人差し指でで作った輪で容赦なく刺激していく。

 

「あっあっ!!さっきのでも十分に出ていたのに、もうこんなに大きく膨れ上がっていてっ出したらどれだけ出てくるのっ!!」

 

そうしていると、リーファ自身も我慢ができなくなったのか、目の前にある乳首に勢いよく吸い付いた。

 

「りっリーファっ!?」

 

「ずぢゅじゅるるるううぅ」

 

突然の事で驚いて、リーファに声をかけるが、彼女は俺の言葉を無視して、窄めた唇で乳首を吸い上げていく。

 

「あっあぁ!?」

 

これまでされた事のない吸い上げに俺は思わず声を出してしまう。

 

「ぷはぁんっいつも私のおっぱいを見ているお返しっ」

 

そうして、一旦口を離したリーファは悪戯に成功したように笑みを浮かべると再び吸い付き始める。

 

上と下の前歯を器用に乳首を挟むと、上手にあまがみを行いながら、音を立てながら吸い上げる。

 

そうしている間も、肉棒を握る力は弱まらず、むしろ強くなる勢いで何度も何度も擦る。

 

―――ジュボジュボジュボッッ

 

既に凄まじい音を立てている肉棒から感じる快感に俺は身体を激しく動かす。

 

「んっ凄いっ凄いっ!」

 

それはリーファも感じたのか、彼女の手の中で肉棒は既に破裂しそうなぐらいに膨れ上がっており、俺はそのまま腰を浮き上がらせる。

 

「良いよっ沢山っ私の中に出してもっ」

 

その一言がきっかけに、既に射精直前までに肥大していた肉棒はさらに膨れる共に亀頭から精液が溢れ出す。

 

―――びゅっっ!!びゅびゅっ!!ぶびゅびゅびゅ!!!

 

「あぁ凄いっさっきのとは比べものにならない程っ!!」

 

そう言いながら、既に見慣れていた俺の精液はそのまま彼女の手の中で弾け飛ぶ。

 

その様子を見ていたリーファも普段では決して聞かないような黄色い声を出しながら、その様子を見つめていた。

 

「あっむちゅぅ、もうこんなに出しちゃってっ」

 

そう言いながら、口元まで飛んできた精液をそのまま下でじゅるりと伸ばして、救い上げながら舐めとっていく。

 

「はむむっんっ」

 

口の中へと入っていく精液をわざとらしく音を立てながら飲み込んでいく姿は先程出したばかりのはずの肉棒を膨れ上がらせるには十分だった。

 

 



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リーファ(ソードアートオンライン)転結※

リーファはそのまま俺の上に乗ると共に、彼女の秘部はそのまま肉棒を自身の中へと入れる。

 

「あっああぁ」

 

同時に下半身にじんわりと感じた快感が伝わっており、同時に彼女の姿がよく見える。

 

そうしながら、彼女が未だに身に纏ったままの衣服は、この行為を行う為だったのか、衣服の一部が切り取られており、特に胸元が切り取られており、豊満な胸が露になっていた。

 

「んんっ!あぁぁんっ!!

本当に、思った以上にっ気持ちが良いっ!?」

 

そう言いながら、リーファは身体を前へ倒し、ゆっくりとリーファはそのまま俺の顔へと近づく。

 

「んつゅちゅるっんちゅっ」

 

そうして、近づいたリーファはそのままいつも通り、俺達はキスを行う。

 

現実と変わらない柔らかな唇の感触を味わいながら、俺はその感触に悶える。

 

そうして、悶えている間も夢中になっているリーファはそのまま舌を捻じれ込んでおり、そのまま俺はその感触を楽しむ。

 

「ちゅうぅぅ、れろっんっ」

 

口内でうねるように舌を暴れながら、粘膜同士が擦れ合いながら、その心地良さに俺は夢見心地になっていた。

 

そうした感触に舌を動かしながら、それを舌先で絡めとりながら、吸い上げていく。

 

そうして絡み合った舌から甘い唾液が流れており、その甘い味に俺は飲み込んでいく。

 

そのまま先程までキスに夢中になりながら、そのまま亀頭はゆっくりと膣口でくわえ込まれていき、ゆっくりとそのまま彼女の中へと飲み込まれていく。

 

入っていった肉棒はそのまま何の抵抗もなく、受け入れられ、奥まで入っていくときつく締め付けていく。

 

「はぁあっ!!

これが、あなたのっオチンポっがっこんなに気持ち良いっなんてっ!!」

 

そうして、先程まで行為していた影響なのか、俺の肉棒は既に敏感になっており、膣内では俺を求めるように締め付けていく。

 

それだけではなく絶妙な形に締め付けの感触をはっきりと感じており、俺はその極上の感触に俺はベットから飛び上がりそうになる。

 

そうした締め付けを受けながら、肉棒は奥まで入るだけで軽く精液が飛び出しそうになる。

 

「凄いっこれがセックスなんだねっ!!」

 

リーファ自身も、膣内で感じている感触を楽しみながら、俺達がベットの軋みを大きく出汁ながら、腰を密着させたまま何度も肉棒を出し入れを激しく行いながら、擦り合わせた。

 

そうして擦り合わせた肉棒を楽しむように行っており、普段は禁欲しているのかリーファは激しく動いていく。

 

その動きに合わせてか、彼女の秘部からは既に愛液が吹き出しており、肉棒が動く度に彼女の弱い部分に触れたのか、身体を震わせる。

 

「はぁはぁっあんっ!!」

 

そうしていく内に彼女自身も快感が合わさったのか、大きく声を出しながら懸命に腰を振っていく。

 

その中で、互いの快感が高まったのか、荒いが聞こえており、彼女自身もまた限界を迎えたのか、身体を震わせていた。

 

「りっリーファっ」

 

「ハルっ」

 

互いに呼ぶ声と共に、俺達は互いの手を握り合うと共に、俺の肉棒から精液が射精されう。

 

―――びゅっ どぶっびゅるるるるるっ びゅるっ 

 

肉棒から溢れ出した精液はそのまま、彼女の中へと満たしていき、この世界の特徴なのか、射精音が響いていく。

 

「はっぁぁぁっ!!

私の中でっ君のがっ入っていってっ」

 

ゆっくりと、彼女の中に精液が満たされていき、全て出し尽くした。

 

だが、それでもリーファの膣内は俺の肉棒を求めるように、膣肉が強く絞りながら、精液をさらに促していく。

 

「あっああぁ」

 

全ての射精を終えると共に俺は息を整えながら、リーファを見つめる。

 

「リーファ」

 

「んっ、今日は朝まで、できるよっ」

 

そう言いながら、俺達は抱き合いながら、ゆっくりとそのままログアウトするまで続けた。



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ラナー①(オーバーロード) 起

今回のリクエストはSo so'sさんのオーバーロードです。
※キャラクターを複数の場合は今回のようにアンケートの形を取らせて頂きます。
複数での描写が少し苦手で、最高でも3人までしか書けませんので、考慮してください。


「さて、この状況をどうするか」

 

そう言いながら、青年は周りを見渡す。

 

白髪に黒いコートなど、中二病を擽る見た目をしている青年は自分の容姿を見ながら、頬を引っ張る。

 

「うん、やっぱり痛い。

それにシステムが起動しない以上はやっぱりゲームの中じゃない。

なに、俺いつの間に神様転生した訳?」

 

青年はそう言いながら、様々な疑問を思い浮かべる。

 

「まずは、整理しよう。

こういう時に慌てちゃ駄目だ。

えっと、ゲームを起動して、いつも通りナザリックに行こうとしたら、何時の間にかここに来た。

うん、自分で言っていてもよく分からない!!」

 

状況を理解したが、何も解決していない事に気付き、頭を抱えながら、転がり込む。

 

「はぁはぁ、でもまぁ、ある意味、力が再現できたのは大きかった。

まさか、これまでのプレイがここまで役に立つとは」

 

そう言いながら、自身のキャラクターとしての設定を思い出す。

 

ユグドラシルの中でも異形種が多く集うギルドであるアインズ・ウール・ゴウンの一人として活動していた。

 

その中でもインキュバスでレベル100にもなると、通常では手に入らない情報も手に入れる事ができ、ドロップアイテムの出現率や状態異常の成功率の向上など、サポート方面では無類の強さを誇っている。

 

戦闘では不向きな部分が多く目立つプレイスタイルだが、ゲーム進行ではなくてはならない存在という事もあり、ナザリックだけではなく、他のギルドからも誘われる事が多い。

 

「おかげで、この世界の事について知る事ができたけど。

まぁレベルが低いな」

 

そう言いながら、これまでの情報を整理する中で、戦闘が得意ではない青年でも苦戦する相手がほとんどいなかった。

 

「でもなぁ、やっぱりユグドラシルの魔法があるのは気になるのよな。

それに、もしかしたらユグドラシル以外のゲームの魔法がある可能性もあるだろう。

怖っ!!」

 

そんな中で、青年のよく知る魔法の存在を知ると共に寒気が襲った。

 

ユグドラシル以外のゲームも数多く知っている青年の中でも、龍の玉集めのゲームやロボットアニメの集合系ゲームなど、下手をすれば星を簡単に滅ぼす事ができるゲームの技術が入ってくれば、死亡は確実になってしまう。

 

「といっても、俺の能力はサポート方面しかないなしな。

生き残るにはやっぱり、仲間を集めるしかないよな」

 

そう言いながら、難しい顔をしながら

 

「よし、女性で強い人を仲間にしよう!!

インキュバスだし、もしもの時は、でもなぁ。

幾らインキュバスでも、この世界ではどうなるか分からないしなぁ」

 

今後の方針を決めた青年だが、未だに不安が残りながらも、ゆっくりと歩き始める。



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ラナー①(オーバーロード) 承

「ゲームの情報収集といえば、ここだけど、見つからないよな?」

 

そう言いながら、青年は闇の中に溶け込みながら、とある城へと侵入した。

 

青年はユグドラシルでの活動中において、最も多用した闇の入り口は、形のない闇の中に入り、視認した場所ならば、どこにでも入れる移動においてはチートレベルの力である。

 

映像媒体や、情報だけでは発動できないが、過去に見たことがあったり、遠くから見ただけでも条件は達成される為に普通のプレイヤーが入れない場所にも、入れる。

 

「さてさて、おっ、丁度良い所に」

 

そう言っていると、青年は見つめると、物音に気づいて、入ってきた兵士を見つける。

 

青年は素早く、物陰に隠れ、兵士の背後に迫る。

 

「失礼」

 

「なっなんだ!?」

 

青年の言葉を聞き取れず、混乱している兵士だが、青年が発動した睡眠魔法により、瞬く間に眠りの世界へと入る。

 

「さて、では基本的な事だけでも、教えて貰おうか」

 

そう言って、青年は兵士の頭に触れると共に流れ込んだのはこの世界の常識や、城の構造、王やその親族などの情報だった。

 

インキュバスは人の夢に入る事ができ、青年はこの力を使い、NPCは勿論の事、時にはモンスターからも情報を得る事ができる。

 

「さて、あとは書庫に入って、世界地図でも貰いたい所だけど」

 

そう言って、青年は後ろを見つめる。

 

「すまないが、気配は感じている。

大人しく出てくれないか?」

 

そう優しい声で見つめている存在を見つめると、隠れていた物陰から出てくる。

 

「君は確かラナー姫でしたか」

 

そこに現れたのは、黄金の髪をなびかせ、美しい少女がそこに立っていた。

 

兵士の記憶から分かった情報では、心優しい姫だと言われているが

 

「君はなんで、そんなに嬉しそうに笑っているんだ?」

 

記憶を覗いた時には見せた笑みとは異なり、狂喜に満ちた笑みだった。

 

「初対面で分かって頂くなんて、凄い方ですね。

あなた、一体何者かしら?」

 

「通りすがりの魔物とでも言っておこうか?」

 

「魔物にしては、知性が高すぎませんか?

まぁ、一人心当たりはありますが、それに比べても高すぎますわ」

 

「そこは文化の違いだ」

 

危険だ。

 

青年は軽い会話の中で感じ取った少女の異常性に危険信号が鳴り響いた。

 

一瞬で兵士を気絶させた姿を見せたはずなのに、喜れしそうに会話を行い、この中で情報を得ようするのは普通の人間ならばできない。

 

それが、まだ王女のように多くの経験を重ねた相手ならば、多少納得するが、目の前の少女はたったの7歳。

 

強さ以前に異常、そしてそれを隠せるだけの演技を行える。

 

「そう警戒しなくても、私は本当にお話をしたいだけですの」

 

「俺に何を?」

 

「先程までやっていた事や、あなたの事について。

私の本当の姿をこんなに早く知るなんて、信じられない程よ!

だから、もっと話をしたいのっ!」

 

「あぁ」

 

その少女の言動を聞き取り、兵士から得た情報と照らし合わせ、数少ない中での推測ができた。

 

(寂しいという訳か)

 

類まれな才能を発揮し、周りからは敬遠されている所に普通では考えられない青年の出現にラナーは歓喜していた。

 

青年は頭をかきながら、しばらく悩み。

 

「君を放っておくと、あとで面倒になりそうだ。

とりあえずは君の部屋に連れていってくれないか?」

 

「あら、乙女の部屋に入るのですか?」

 

「そうとは思えないような笑みを浮かべているが?」

 

そう言いながら、青年は兵士に勤務中の記憶の欠損がない幻覚を行い、ラナーの元へと向かう。

 

(ゲーム内での魔法もそうだが、俺が設定したインキュバスの能力まで再現できている。それに、見た限りでは、世界はあまりにも狭すぎる)

 

ラナーの案内をされながら、青年が思い出すのは、この世界での地図だった。

 

地図に描かれたのはアメリカぐらいの大きさが世界の全てだと書いており、異業種などは多くはいるが、全ての言葉が統一されている。

 

(空を飛ぶのは簡単だが、宇宙へ行くのは可能だろうか?

そもそもこの星の空がどこまで高いなのかも知らないし、地球と同じ物理法則がある保証もない)

 

「何やら難しい顔をしているようですが、一体何を考えているんですか?」

 

「世界の事についてだな。

この世界についてだよ」

 

「世界?

退屈極まりない人々がいるじゃない」

 

仮面を付けたように乙女な笑みと共にラナーは周りの人を見下すように言う。

 

「そうか?

俺は意外にも、この世界は面白いと思うぜ」

 

「世界が面白いですか?

何を根拠に言っているのですか?」

 

「そうだなぁ、俺も軽く見たけど、冒険者達の強さを見る限りでは、今の俺よりも弱い奴らしかいない。

けど、それは別に彼らが弱い訳ではない」

 

「弱いと言っておきながら、弱くないとは、どういう事なんですか?」

 

「環境だよ。

彼らは自身の可能性を知る方法があまりにも少なすぎて、手探りで強くなるしか方法がない」

 

青年が思い出すのは、この世界の余りにも低すぎるステータスに対して疑問に思ったが、同時にこれが自然だと理解もした。

 

ユグドラシルにおいて、自身のキャラクターを育てる際にも、どのようにステータスをいじれば良いのか何が必要なのか、課金システムなど、強くなる為に必要なシステムが多く使えた。

 

だが、この世界の住人はそれらを使う事ができない。

 

いわば、無課金でゲームのシステムを使えないプレイヤーが重課金のプレイヤーに挑むような感じである。

 

「だからこそ、そんな彼らに強くなる方法を教えたら、果たしてどうなるのか。

俺としては、安全に暮らす為にも強くなって欲しいけど、敵が強くなるのも避けたいから難しい事だけどな」

 

「・・・それは、もしかして私のような人が増える事を意味しているんですか?」

 

「むっ、まぁそうなるけど、気に入らないか?」

 

その計画を話すと、ラナーは顔に影を隠しており、青年は嫌な予感がした。

 

だが

 

「素晴らしいです!!」

 

「えっ?」

 

そこから現れた目はまさに狂気とも言える瞳だった。

 

「そうよ、なんで、こんな簡単な話を思いつかなかったの!

周りが低いんだったら、鍛えれば良い。

私がなんで合わせるの、彼らを私の所まで引き上げれば良い」

 

「あらまぁ」

 

そこから見えるのは、とてもではないが兵士の記憶で見たお嬢様とは思えないような笑みだった。

 

この笑みを見たら、同一人物だとは、誰も思わないだろう。

 

「ふふっふふ。

悪魔さん、その計画、私にも乗らせてもらえないでしょうか」

 

「いや、まだ考えていないけど。

まぁ結局はするつもりだったけど」

 

青年は想像以上に厄介な人物に捕まった事に頭を抱えながらも、拠点を入手した事だけでも幸先良いと感じた。



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ラナー①(オーバーロード) 転※

ラナーという人間を理解している青年は少し考えていた。

 

この世界に転生してから、ゲームではない、確実に生きている人間として実感できる日々の中で恐れている事があった。

 

ラナーという人間は、自身の異常性を理解しており、彼女はそれを武器にしている。

 

認めたくない負の部分をむしろ肯定している人間は強い。

 

「だからこそ、危険なんだよな」

 

青年は今は数々の兵達を鍛えてきた実績もあり、殺されていないが、何時か裏切る可能性がある。

 

あるいは、ラナーからしたら、青年すら利用するただの道具だと考えている可能性がある。

 

「まぁそうなる前に対策はあるけどな」

 

そう言いながら、青年は自身のスキルを改めて確認する。

 

それは、情報収集だけに使っていた自身のスキル以外にもう一つ、インキュバス特有のスキルを確認する。

 

インキュバスというのは、そもそも異性を誘惑する事ができる。

 

だが、ユグドラシルにおいて、それはほとんど意味がないスキルだった。

 

青年もインキュバスを選んだ理由としては、何か隠し要素があるのではという好奇心で選んだ。

 

その結果が情報収集最強プレイヤーになったのだが

 

「人間ならば、まだいけるか?」

 

その言葉と共に、青年はスキルを発動させる。

 

「ここは?」

 

その日も、ラナーは満足な日を送り、眠りについていたはずだった。

 

インキュバスと名乗る青年は、自身の想像以上に有能であり、彼のおかげでこれまで見えてなかった人々の可能性を知り、笑みを浮かべた。

 

知性の方は未だに問題はあるが、戦闘能力に関してはこれまで見たことがない程に上がっていた。

 

その事もあり、退屈から抜け出し、次の日を楽しみに寝ていたはずなのに、目を開けば、自身は立っていた。

 

「あれ?」

 

疑問に思いながら、周りを見渡すが、普段過ごしている自室で間違いなく、格好も普段から着慣れているドレスを身に纏っている。

 

なのに、違和感を感じる。

 

ラナーはすぐに思考を纏めようとした時だった。

 

「ラナー」

 

「悪魔さん」

 

後ろから聞こえた声に少しの安心感と共に振り返ると、、青年からそのままキスをされる。

 

不意打ちでのキスに驚きを隠せなかったはずなのに、身体は動く事ができずにいた。

 

不意打ちとも言えるキスと共に、唇に柔らかい感触を押し当てられながら、甘い舌が互いに絡み合いながら、その距離は完全にゼロになった。

 

「んつゅ、あむぅ」

 

(動けない、それに悪魔さんの舌に合わせて、思考が定まらない)

 

そうして、舌が絡まれる度に、ラナーの思考は呆けていき、瞬く間にキスの虜になっていた。

 

「ぷはぁ、ファーストキスはどうだった」

 

「とても、気持ちが良かったです」

 

普段の彼女や、本性を知っている彼女、そのどれとも違う初めての体験に夢中になっているラナーは唇に指を当てながら、笑みを浮かべる。

 

その表情に笑みを浮かべながら、ラナーの意志とは別に、彼女の手はゆっくりと青年のズボンへと手を伸ばし、ズボンの中へと手を入れる。

 

(これはっ)

 

ラナーは手の平で感じた物の熱さに驚きながらも、自身では止める事ができないように夢中になりながら擦る。

 

「ふふっ、もうこっちに興味が出たのか?」

 

「それはっ」

 

否定しようにも、自分の意志とは関係なく、ラナーはそのまま青年のズボンを降ろす。

 

降ろされたズボンから現れた肉棒は、とても人間の物とは思えない程の大きさだった。

 

先程まで握っていた自身の手では収まりきれない程の肉棒が目の前に迫っており、悲鳴を上げても可笑しくない状況で、ラナーは笑みを浮かべた。

 

「すごく、おおきい。

こんなのみたことなく、きみがわるいはずなのに」

 

片言になりながらも、ゆっくりと目の前に現れた肉棒を口の中へとゆっくりと入れていく。

 

先端で剥き出しになっている部分が舌先に触れると共に、火傷しそうな熱さが舌先を覆ったが、同時に口内には肉棒から溢れ出る精液の匂いが伝わる。

 

これまで、食べてきた、どの食べ物よりも臭いはずだった。

 

だが、同時にこれまで食べてきた、どの食べ物よりも甘美な味だと感じた。

 

「あちゅんちゅっ!!」

 

肉棒を口の中に入れたラナーはまずは口内に肉棒を満たすように、喉の奥まで肉棒を運んでいった。

 

口内で収まりきれなかった肉棒に目を見開きながらも、口の中に広がった肉棒の味にラナーは瞬く間に夢中になっていた。

 

「あぁっ、ラナー、良いよ。

気持ちが良い、とっても気持ちが良いよっ!!」

 

青年はラナーに対して褒めるように言葉を出しながら、彼女の髪を撫でた。

 

普段から使用人や自身でも特に気をつけている髪が、青年に撫でられる事で身体はぼーっとしながらも、さらに口を細めながら舐める。

 

すぼめた唇で肉棒を舐めていき、先端をくわえ込み、やがて青年の方もラナーからの感触に夢中になったのか、腰を振り始める。

 

「はっあっんむっはぁ」

 

青年はゆっくりとラナーの動きに合わせるように打ち込んでいき、その動きがされる旅にラナーは目を見開きながらも笑みを浮かべる。

 

「もう、こんなに淫乱になるとは。

ラナー、お前は、自分で思っているよりも人間が好きなんだよ」

 

「ひゃひを?」

 

「ふふっ、今は気にしなくても良いよ。

それに、もうそろそろこの味も覚えておいた方が良いからね」

 

その言葉と共にラナーを安心させるように声をかけると共に青年はラナーの喉奥まで入り込むと同時に射精を行った。

 

「んっんぐぅ!!」

 

「ぐっ」

 

ラナーの喉の中へと強制的に入り込んだ精液は、どろどろになっており、声援が射精をする度に強制的にラナーの胃の中へと入り込んだ行く。

 

「んぐぅ、これはなかなかっ!!」

 

青年はしばらく精液を出し、全てを出し終えると共にラナーからゆっくりと離れるように立つと共に、ラナーの口と肉棒の間に精液によってできた白い橋ができていた。

 

「あぁっああ」

 

それを見たラナーの瞳は虚ろになりながらも、笑みを浮かべた。

 

「成功」

 

その様子を見た、青年は笑みを浮かべた。

 

 



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ラナー①(オーバーロード) 結※

「あっあぁっああ!!」

 

青年が、インキュバスのスキルをラナーに使ってから10年の時が過ぎた。

 

その間、リ・エスティーゼ王国は大きく変化していた。

 

青年が行った訓練により、従来に比べて国の兵士も大きく成長し、今後の国の発展という事もあり、子供達による教育も実施された。

 

国に縛られる事なく、自由な仕事を行えるように必要最低限な知識と生き残る為に必要な知識などを多く取り入れている。

 

その結果、国にはこれまでにない職業が多く集まり、衰退を辿っていたリ・エスティーゼ王国は瞬く間に復刻していた。

 

「ラナー様、こちらでよろしいでしょうか?」

 

「はいっ、このように進めてっくださいっ!!」

 

そして、それらを成したのは世の中では、第三王女ラナー姫のおかげと言われている。

 

これまでにない革新的な考えを数々行ってきたラナー姫は、国を瞬く間に変えていき、民衆の多くは時期国王だと考えていた。

 

そして、その容姿も大きく成長していた。

 

「あっあぁ」

 

母親譲りの黄金に輝く髪に少女を思わせる身長、だが、それとは不釣り合いな程に豊満な胸など、国で一番の美女は誰かと聞かれるとラナー姫と呼ぶ者が大半な程に成長していた。

 

「そこでっお願いぃ!!」

 

そのラナーは今、青年によって犯されていた。

 

10年という歳月をかけて育て上げられた大きな乳を青年は握り込むと、それだけでぷっくりと膨れ上がった乳首から母乳が溢れていた。

 

そして、ドレスの下に入っている肉棒はそのままラナーの膣内へと入り込んでおり、青年の肉棒に対して敏感に反応している。

 

「分かりました。

では、次に冒険者ギルドについてですが」

 

そして、現在行為を行っているにも関わらず、ラナーの痴態を見ても、周りの家臣は特に問題ないように仕事を進めていた。

 

それは、青年のインキュバスの幻覚によって、目の前にいる青年とラナーとのセックスが見えてなかったのだ。

 

そうして、見えない事を良い事に、青年はそのままラナーの胸をさらに握りしめる。

 

「あぁっそこをいじめないでっ!!」

 

「ラナー様?」

 

「っなんでもっありませんっ!!」

 

だが、青年の幻覚でも全てを隠しきれる訳ではなく、家臣からの言葉ですぐに言い返す。

 

幻覚で騙せるのは見た光景と、多少の声だけであり、反応は全てラナーに任せなければならなかった。

 

そんな普通ではあり得ない事を、ラナーは喜んで行っていた。

 

「ラナー、お前には驚かせられるばかりだよ。

かつて見下していた人々の前で、完璧を演じながら、行為を行うのに、そんなに興奮してるのかっ?」

 

「はっはいっ!」

 

青年の言葉に賛同するようにラナーは返事すると共に、膣内の締め付けをさらに強くしながら答える。

 

家臣には決して見せてはいけない痴態を、10年共に過ごしたパートナーと共に見せられるという光景。

 

それは、皮肉にも彼女の性的興奮を大きく跳ね上げ、既に彼女は青年なしでは生けられない身体へと変わっていた。

 

そうして、本日は既に何度、何十度目の射精欲が青年が出てくると共に、ラナーとの結合部から出てきた泡立った愛液が、青年の足にかかる。

 

「出るぞ」

 

「出してっ!!

ここをもっとっ!!」

 

その声と共に絶頂しかけているラナーに向けて、子宮口に向けて肉棒を強く押しつけ

 

「っ!!」

 

青年はラナーの子宮口に向けて、精液を放った。

 

「ひあっ、あぁっ、熱いのがっ、こんなにっ」

 

射精の快感を行いながら、ラナーの眼は白く染まっていた。

 

強烈に仰向けになりながら、青年に倒れ込む。

 

「はぁはぁ」

 

「それでは、我々はこれで。

ラナー様もお休みください」

 

「わかりまひぃたぁ」

 

「さてっと」

 

既に何十時間と行った性交を終えた青年はゆっくりと立ち上がる。

 

ずぼっとと抜け落ちた肉棒と共に、ラナーの姿を見る。

 

そこには国民が見ている姿とは大きく違った、精液によって出来上がったボテ腹であった。

 

ゆっくりと、ベットへと寝かせる。

 

「さて、これって、やっぱり外道行為だよな。

こんなの正義感が強いたっち・みーさんや常識人のモモンガさん見たら、絶対に怒るだろうな。

ぶくぶく茶釜とペロロンチーノさんの場合は別の意味で喜びそうだけど」

 

そう言いながら、ゆっくりとラナーのお腹から精液を魔力として吸収する。

 

「この世界の事についてはだいたい把握した。

あとは気になる所としては、人や他の種族でも把握していない未知の部分だな」

 

そう言いながら、寝ているラナーの横で青年は10年間の間に溜めた情報を手記に纏めた。

 



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オーバーロード 間話

「さてっと、とりあえずは探すとするか」

 

その日、青年はアイテムストレージの中にこれまでの経緯で手に入れた数々のアイテムや地図、さらにはラナーによって作られた王国の者である証など、旅における必要な物を纏めておいた。

 

身に纏っている黒いコートは普段から正体を隠す時にも使う事ができ、青年の素顔を知っているのはこの世界ではラナー以外には存在しない。

 

それでも黒いコートの男という噂程度には広がっており、夢か幻か冒険者達に試練を与え

その上へと目覚めさせる者として有名だった。

 

「まぁ実際はこの世界について知る為に冒険に同行しただけなんだよな。

まぁワールドアイテムの存在についても知る事ができたから、あとはそのワールドアイテムについての調査だよな。

どんな能力でどこにあるのかだよな。

一番良い可能性としてはワールドアイテムの所有者が既にこの世にいない事だけど、まぁそう上手くはいかないよな」

 

そう言いながら、青年はこれまでの情報を軽く整理していた。

 

この世界独自の文化は数々あるが、青年はその中でも特に注目していたのは魔法だった。

 

魔法は青年が覚えている限りでも、全てはユグドラシルの魔法であり、世界の歴史を見ても違和感がないぐらいに大昔から存在していた。

 

そこで青年が思いついたのは、この世界よりもはるか昔に転移してきたプレイヤーの仕業か、人々の認知を書き換えた可能性があった。

 

青年をこの世界に転移させた目標も不明、もしかしたらそれ自体が偶然の可能性や、自然災害の一つかもしれない。

 

だからこそ、青年は知りたかった。

 

自分の安全の為である事もそうだが、青年はユグドラシルというゲームを行っている間は常に好奇心で行動していた。

 

様々なスキルの使い方や、ユグドラシルで作られた伝説やプレイヤー達の個性的なアイディア。

 

現実ではあり得ない数々の冒険は青年の心を楽しませており、こうして生身の身体を手に入れる事ができている。

 

「本当に、俺にとっての現実になる事ができた」

 

ゲーム以外では歩く事ができず、外はガスマスクなしでは生きられない世界と比べれば、この世界は青年にとっては夢そのものだった。

 

「誰かの手のひらの上で動かされているかもしれない。

そんなの分かり切っているかもしれないけど、それでも俺は知りたい。

この世界の秘密を」

 

そう笑みを浮かべながら、ゆっくりとスレイン王国から出ていく。

 

「さて、まずは他の国々の事についてを知りたいし、身分証明書という事で冒険者というのも良いな。

ここからそう遠くない適当な街で作ってみるか」

 

そう言いながら、青年は鼻歌を歌いながら、近くの街へと向かった。

 

 



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オーバーロード 間話②

全国のクラインファンの皆さん、ごめんなさい


クライムはその日も訓練を続けていた。

 

彼は元々は孤児だったが、偶然通りかかった青の薔薇団のリーダーであるラキュースに拾われ、今日も訓練を行っていた。

 

強さが未だに伸びず、困惑をしながらも、拾ってもらった恩返しの為にも訓練をただ続けていた。

 

「やぁやぁ、青年君。

元気が良いねぇ、何か良い事でもあったかい?」

 

「えっ?」

 

そんなクライムに話しかけた声に気付き、振り向いてみると、そこには真っ黒のフードを被った男が立っていた。

 

「誰ですかっ!!」

 

「おおっと、これは驚かせたか。

すまないね、なかなか熱中しているから、少し見学をしていた所だよ。

それにしてもなるほどなるほど」

 

そう言いながら、フードの男はそのままクライムの身体を見つめながら、納得するように頷いていた。

 

「なんですか?」

 

「君、弱いね」

 

「っ!!」

 

その言葉を聞いて、一瞬我を忘れそうになるが、同時に自身の弱さを知ったように、剣を握る拳を弱める。

 

「だとして、なんですか」

 

「いやぁ、ごめんごめん。

悪気はなかったんだ、だけどね、このまま剣を続けても君は強くならないよ。

なぜだか分かるかい?」

 

「それは、才能がないから」

 

「あぁよく分かっているねぇ。

それが理解できているだけでも凄い事だよ」

 

「馬鹿にしているんですか!!」

 

目の前にいるフードの男がからかうように笑っており、思わず、掴みかかろうとした。

 

「いやぁごめんね。

お詫びに一つ教えてあげるよ」

 

「えっ?」

 

そう言って、フードの男はそのままクライムの剣を蹴り飛ばし、腹を殴る。

 

「ぐっ」

 

剣を吹き飛ばされた事によって、驚きを隠せなかったが、クライムはすぐに身体に力を籠めて殴り返す。

 

だが、顔面に拳が当たる直前、コートの男はその攻撃を避け、そのまま蹴り返す。

 

「がはぁ」

 

「凄い凄いよ」

 

「何がですか」

 

「君、勘違いしているようだけど、剣を使う才能はないけど、盾だった才能はあるよ」

 

「っ!!」

 

その言葉には既に我慢ができなくなった、クライムは身体に力が入らないが、それでもじっとコートの男を睨み続ける。

 

「頑丈な身体、敵の攻撃に対処する判断力。

それは戦いにおいて戦士よりも重要な役割なんだよ」

 

「えっ?」

 

盾にしかならないと、言われ、馬鹿にされたと思ったクライムだが、次に出てきたのは誉め言葉だった。

 

「あなたは、私を馬鹿にしているのではないのですか?」

 

「馬鹿に?

君は勘違いしているようだけどな、攻める才能は多いが、守る才能というのは結構少ないんだぜ?」

 

そう言って、コートの男は手に持った腕輪を自身に着けると、そこから展開されたのは銀色の円形の楯だった。

 

「楯というのは限られた面積で敵の攻撃を防ぐ。

それ以上に敵の攻撃を耐える為の力、敵の攻撃を押し返す力が必要だ。

君のその力は握るよりも、食いしばって戦う方に向いている」

 

そう言い、コートの男はポーションを取り出し、クライムにかける。

 

「私にも才能が」

 

「この世界に才能がない奴など存在しない。

ただ本当の才能に気付かない奴が多いだけだ。

君がそれだ」

 

そう言われ、コートの男から受け取った楯を手に取り、コートの男はクライムが手放した剣を手に取り、襲い掛かる。

 

「っ!!」

 

クライムは瞬時に楯を構え、その攻撃を防いだ。

 

先程まで見えなかった部分も、クライムは戦いをまっすぐに見つめながら、受け止めていく。

 

そして、一瞬剣に火花が散った瞬間、そのまま楯を押し出した。

 

同時にクライムの剣は真っ二つに割れ、そのままコートの男は後ろに下がる。

 

「なんだろ、これは?

剣で戦った時よりも」

 

「とりあえず、まずは楯での戦い方を学ぶと良い。

それが君にとっての始まりだ」

 

そう言って、黒いコートの男は去ろうとした。

 

「おい、クライム。

何時まで訓練しているんだ?」

 

「あっガガーランさん!!」

 

「んっ、あっお前は!!」

 

同時にクライムを迎えに来たガガーランはすぐに黒いコートの男を見つめる。

 

「知っているのですか?」

 

「最近になって噂になっている冒険者だ。

色々な国で様々なクエストをこなしている奴だよ。

素顔は見えないし、使っている武器も分からない謎が多すぎる奴だよ。

だけど、あいつ、人に教えるのが上手いのか、現地で一緒にやった奴は全員がアダマンタイト級の強さになっているとんでもない奴だよ」

 

「えっ!?」

 

その言葉を聞き、クライムは眼を見開きながら、コートの男を見る。

 

「へぇ、そうだったんだ。

俺は俺の目的でやっていただけなんだがな。

まぁ良いか、とりあえずは自己紹介だけでもしておこうか」

 

そう言い、黒コートの男はクライム達に向けて指を指す。

 

「アダマンタイト級冒険者でフリーランスのインさんだ。

よろしくね」



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番外席次(オーバーロード)起※

番外席次と書いておきながら、最初は全然違う相手と行っています。
ご注意を。


情報収集の旅を初めてから、既に1年程の時が経とうとしていた。

 

放浪の冒険者として、それなりに名前が有名になっていた頃には、青年は世界における真実の一欠片を見る事ができた。

 

しかし、未だに真実は見つからずにいたが、青年は焦る事なく情報を探っていた。

 

青年にとって、情報を得るのはユグドラシルを行っていた時からゆっくりと集めており、元の世界に戻るからこそ慎重になっていた。

 

「うぅ」

 

「まぁ、気持ちは分かるけど」

 

「そうは言われましても」

 

そして、その日も情報収集の終わりに彼はとある宿屋でとある少女と一緒に過ごしていた。

 

旅先で金次第ではなんでもやるワーカーという職業を知り、フォーサイトのチームとよく組むようになった。

 

チームバランスも良く、将来性もあり、何よりも彼らの人格は青年にとっては好感を持てた。

 

だからこそ、青年は彼らを強くする事にした。

 

そうしながら、青年は一ヶ月の間、フォーサイトの強化に力を入れていた。

 

青年の種族、インキュバスの他に青年は個人的に好んで習得した数々のスキルがあった。

 

他者のステータスが確認できる他にパーティに参加している間、そのパーティが得られる経験値などを大幅に上げる事ができる、その人物にとって適正な武器が分かる。

 

そう言ったサポート方面に強い能力を持っていた。

 

そんなフォーサイトのメンバーの中でも特に仲良くなったのは他でもないアルシェだった。

 

現実世界において、妹のいない青年にとっては本当に妹のように可愛がっており、メンバーの中でも伸びしろが高い。

 

そんな彼女と仲良くなるのはそう時間はかからなかったが

 

「ヘッケランの奴らぁ」

 

そう言いながら、思い出すのは酒場での出来事だった。

 

いつものように食事をしていた時に泊まる予定の宿屋の部屋で二人部屋が二つと一人部屋が一つしかないと言われる。

 

当初はロバーデイクと一緒に泊める予定だったが、彼らの計らいによってアルシェと一緒の部屋になった。

 

「まぁ、とりあえずは明日も早いから、寝るとしようか!

さぁって」

 

そう言い、急いで寝る準備をしていた。

 

そんな青年の準備をしている手をアルシェは止める。

 

「駄目ですか」

 

そう言いながら、こちらを見つめる目を見て、青年は呆れながらも

 

「分かった」

 

その一言と共に部屋にかけたのは防音の魔法だった。

 

一瞬の事で理解できなかったアルシェだったが、青年はそのまま彼女を引き寄せるとその唇を奪う。

 

キスすら行った事のない彼女にとっての初体験のはずのキスだが、一瞬の戸惑いを感じた後にまるで獣のようにキスを行い始めた。

 

ラナーに比べたら少し劣る部分が多く見られるが、それらが全てが愛おしく感じている青年はそのままアルシェの秘部に手を伸ばし始める。

 

あまり表情を見せないアルシェはその時になって、初めて顔を赤くしながら感じ、舌をさらに絡みながら合いながら、ベットへと寝転ぶ。

 

未だに冒険者の為の衣服を身に纏っている状態だったが、それにも構わず、青年はそのままアルシェの下着を切る。

 

切られた部分からじんわりと出てくる愛液をズボンから既にはみ出している肉棒に纏わせながら、ゆっくりとアルシェの膣内へと肉棒を入れていく。

 

「あっあぁっ」

 

未だに衣服を身に纏っていながら、その興奮が分かる程に大きく身体を震わせながら、アルシェは快感に身を震わせていく。

 

「んっんっんふっ」

 

普段から鍛えられている事もあってか、アルシェの足はそのまま青年の身体に巻き付きながら膣内に入り込んでいる肉棒を逃さないように腰を振る。

 

真上から押し付けられている肉棒はそのまま子宮口を凹ませながら、膣内の形を徐々にだが青年の肉棒の形へと変えていく。

 

「ふあああぁあああぁっ!!!」

 

そうして、形が徐々に変わっていく感触にアルシェは頭が全て白くなるような感覚と共に快感を味わい、口から涎を垂れ流す。

 

腰を動かすたびに青年の肉棒に纏うように締め付け、その感触を味わいながら、笑みを浮かべた青年は一気に射精を行う。

 

「あっあぁああぁ!」

 

膣内へと入り込んだ精液は膣内の圧力によって、肉棒の中から溢れ出していき、ギュウゥという音と共に精子が子宮口に入り込んだいく

 

「あっあぁ」

 

入り込んだ精液を感じながら、アルシェは身体全体に感じる幸福感と共にゆっくりとベットの中へと転がり込んでいく。

 

「ふぅ」

 

そうして、アルシェの中に精液を出し切った青年はゆっくりと肉棒を膣内から引き抜く。

 

「本当に可愛いよな」

 

そう言いながら、先程までの行為で疲れたアルシェは眠っているのを見つめながら言う。

 

「終わったの?」

 

「待っていたのか?」

 

そう言い、振り返ってみると、そこには髪は片側が白銀、もう片側が漆黒の長髪で瞳はオッドアイの少女が笑みを浮かべながら見つめていた。

 

「今日は何の用だ?」

 

「暇つぶし。

他の人とやっているのを見ていたけど、今日はその子がお気に入りなの?」

 

「手を出したら、どうなるのか分かっているな」

 

「分かっているわよ。

でも、約束は忘れないでよ」

 

そう言いながら、少女は青年に近づく。

 

「分かっている」

 

そう言いながら、アルシェの髪を撫でる。

 

「それで、俺に何を探して欲しいんだ、番外席次」

 

「今日も聞かせてほしいな。

異世界の話を」

 

そう言いながら、青年は最大の情報源である相手、番外席次との話を始める。

 



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番外席次(オーバーロード)承

番外席次と呼ばれる少女との出会いは偶然だった。

 

青年がこの世界の情報について探っていた時に入った城で見つかったのがきっかけで興味を持たれた。

 

侵入自体は珍しくないが、ここまで誰も気づかれる事なく侵入した青年に対して興味を持った番外席次はすぐに青年との戦闘は始まった。

 

そして、その結果は辛くも青年の勝利を収めた。

 

元々青年にとって未知の敵との闘いは慣れていた。

 

情報収集を目的にしたプレイを行ってきた青年はボスとの戦闘で一番の行ったのは、敵の攻撃を避ける事と防御である。

 

敵の攻撃のパターン、弱点、全てを探るのは防御で真正面から攻撃を見る、敵の動きを見る為に避ける。

 

情報収集を重点にした戦いは、番外席次にとっては逃げている臆病者という印象が最初にあった。

 

だが幾ら攻撃を行っても攻撃は当たらず、攻撃が当たったとしても大してダメージを与えている様子も見られない。

 

そうした戦闘はそれ程、時間はかからずに終わった。

 

近くにあった仕掛け、武器を使い、瞬く間に番外席次を倒す事ができた。

 

だが

 

「ふむ、面白いな、お前」

 

「えっ」

 

番外席次は既に戦闘を終えた後、青年への興味が大きく跳ね上がった。

 

それから、青年の追跡を始めた。

 

青年の方もそれ以上に追跡をされる危険性も考え、番外席次からの要求を受け入れる事にした。

 

「したのは良かったけど、まさかなぁ」

 

「なんだ?」

 

そう言いながら、青年は見つめてくる番外席次を見る。

 

その容姿は始めて見た時の少女の外見とは異なり大きく成長した大人の姿となっており、何よりもそのステータスは青年が知る限りでもナザリックのメンバーと同等かそれ以上に成長していた。

 

その事もあって、既に青年にとっては番外席次は敵に回したくない相手である。

 

同時に

 

「まさか、できるとはな」

 

「ふふっ、私の目的は知っているだろ。

この身体もそれに合わせたのだから」

 

番外席次のお腹は大きく膨れていた。

 

それは食事の後ではなく、彼女との行為によってできた子供。

 

それが何よりも彼女を敵に回したくない理由だった。

 

生前では家族との繋がりが薄かった青年にとっては初めて自分の子供というのは見捨てたくなかった。

 

「さて、そこにいる奴との行為を見ていたが、奴に合わせすぎじゃないか?」

 

「それが良いんだよ。

俺にとっては彼女は可愛いんだから」

 

「ふふっ、まったく妬けるなぁ」

 

そう言って、番外席次は青年を誘うように言う。

 

「それで要件は」

 

「分かっているだろ。

私は仕事など面倒な事で会いに来る訳はないだろ」

 

「それもそうか」

 

既に番外席次との付き合い方を知っている青年はアルシェを起こさないように魔法を使い、番外席次に近づく。



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番外席次(オーバーロード)転※

番外席次が行った事、それは青年との強引なキスだった。

 

「ンッ!!ンンンッ!!」

 

青年の口を密封するように行われたキスは番外席次が青年の唾液を奪い取るようにキスを行っていた。

 

その間も彼女の秘部からはくちゅくちゅと愛液の音が流れており、キスをして僅か数十秒も満たない時間で彼女は発情しきり、息を吐き出していた。

 

「ふぅ、やはり、お前とのキスは本当に興奮する」

 

そう言いながら、彼女は青年と出会ってから、大きく変わったその身体を寄せる。

 

少女程の身長から成長した姿で、腰まで伸びた髪に豊満な胸、そして何よりもぽってりと丸いお腹を意識させるように身を寄せながら青年を見つめていた。

 

「まぁな」

 

そう言いながら、青年は寄せられながら、その身体に興奮を覚えながら、その瞳に対して少し臆していた。

 

その瞳はまるで肉食獣を思わせる程に鋭い目をしており、自身の隅々まで食べたいと思わせる程の欲求が伝わってくる。

 

「はぁ、もう、さっさと終わらせる」

 

「良いぞ、私はのんびりしていても」

 

そう言いながら、番外席次はもう一つのベットに寝転がり、青年を誘うように言う。

 

青年もそのまま興奮で既に勃起している肉棒を、そのまま剥き出しになっている番外席次の秘部の中央に突き入れる。

 

「あああぁ!!広がっていくっ!!

私の中で、お前のが広がっていく感覚っ!!!

やはりっこれだぁっ!!」

 

突き入れた瞬間、番外席次は自身の膣内に入ってきた肉棒によって込みあがってくる挿入間と、それによって味わう快感に淫らな声をあげる。

 

「ぐっ、本当にっ妊娠しているんだから、気を付けろっ!!」

 

感激のあまり、我を忘れるように叫ぶ番外席次に対して、肉棒から持たされる快感もあったが、彼女のお腹に宿っている子の事を心配し動けなかった。

 

「ふふっ私は人間の女と一緒にするなっ!

ある程度だったら、快感に身を任せても、お腹にはなんの影響もないっ!」

 

そう言いながら、番外席次はそのまま荒々しい行為を促すように腰を動かす。

 

それに合わせるように番外席次の膣内は大量の愛液によって溢れ出し、瞬く間に秘部から飛び出す程の愛液が出てきた。

 

「んっ」

 

愛液の匂いを嗅いだのか、気絶しているアイシェは少し反応を見せるが、番外席次はそんな事も気にせず続ける。

 

「ほらぁ、お前が早く終わらせないと、そこにいる奴も起きてしまうぞ」

 

「本当にっ!!」

 

挑発するように笑みを浮かべる番外席次に対して、青年もアルシェが起きる前に行為を終わらせる為に腰を動かしていく。

 

愛液によって満たされた膣内を入れている肉棒はまるで舌で舐められるようによく滑りながら、膣内で往復を繰り返していった。

 

既に妊娠している事もあり、番外席次の腹部から感じる圧迫感と共に膣内の締まりの良さに興奮を覚え、腰を動き続ける。

 

「むはあああぁ!!お前のちんぽがぐりぐりと出入りしていrぅ!!

蹂躙されているのにっ感じているっ!!」

 

そう言いながら、身体全体を揺らしながら、興奮を伝えるように声を出しながら言う。

 

その言葉と共に、肉棒の芯まで伝わるような快感と共に腰は動いていき、ベットを軋ませる程に乱れていた。

 

そうした興奮の現れのように、番外席次の胸からは母乳が溢れ出しており、一部がアルシェの顔へと当たる。

 

「んっ」

 

「おいっ」

 

「ほらほらぁ、どうしたんだ?

早く終わらせないとお前の愛おしいアルシェが起きしまうぞ」

 

「くそっ」

 

そう言いながら、青年自身も既に快感に対して限界を迎え、さらに腰を大きく振り出す。

 

「もぅ挑発した時点でこれぐらい振るなんてぇ、もう駄目っ!!」

 

同時に番外席次も身体に押し寄せてくる絶頂感に火照り切った身体をこわばらせる。

 

既に限界を迎えていた肉棒も大きく膨れ上がっており、既に吐き出しそうになる程、何度も震えていた。

 

「出るぞっ!!」

 

「あぁイクゥ!!

中に溢れ出してっイクウウゥ!!」

 

同時に突き抜けるような絶頂と共に青年は膣内に向けて精液を吐き出した。

 

それに合わせるように番外席次は溢れ出した母乳を吹き出しながら、絶頂を味わっていた。

 

「あっあぁ、本当にお前はっ私を満たしてくれるっ!」

 

その言葉と共に膣内で溢れ出してる濃厚な精液を見つめながら、何度も母乳を出しながら青年を見つめる。

 

「本当に、お前は厄介だよ」

 

「ふふっ、私を夢中にさせたお前が悪い」

 

そう言いなら、惚けた笑みをしながら、青年に身を寄せながら番外席次は呟く。



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番外席次(オーバーロード)結※

『何あれっ』

 

行為を終えて、眠りについているアルシェが目にしたのは化け物だった。

 

伝説で見たようなエルフであり、白と黒の髪が特徴的な女性だったが、そこから感じ取る魔力は異常だった。

 

こちらを見つめる目は、人間として見ておらず、家畜を見るような目で見つめており、殺されると錯覚してしまった。

 

だが、そんな怪物に対して仲間である青年はアルシェを守るように、睨んでいた。

 

普段から頼りにしており、彼に対して信頼しているアルシェはすぐに逃げようと身体を動かそうとした。

 

だが、同時に青年からこれまで感じた事のない闇に寒気がした。

 

その寒気と共に青年から出した闇は、そのままアルシェを包み込んだ。

 

闇のおかげで多少視界がぼやけ、嘔気が収まりながら見つめた。

 

そこから行われたのは、青年と女性との行為だった。

 

先程まで、アルシェと行っていた行為とは比べものにならない程に激しかった。

 

豊満な身体と共に聞こえてくる声、飛び出る母乳が顔にかかり、青年の激しい動きに、先程まで疲れ切った身体は快楽に支配されていた。

 

「むはあああぁ!!お前のちんぽがぐりぐりと出入りしているぅ!!

蹂躙されているのにっ感じているっ!!」

 

女性から聞こえてくる声だけでも、その快楽がどれほどなのかアルシェは簡単に想像できた。

 

できたからこそ、全身が既に興奮は高まり、二人の行為を見つめながら、自身の秘部へと手を伸ばす。

 

「んっ」

 

激しい行為と共に自ら膣内の中に未だに残っている精液をさらに染み込ませるように指を動かす。

 

 

衣服を身に纏ったままの為、指は膣内を触る。

 

先程の行為で感じた肉棒の感触と比べても細く、未だに身体の快感は収まらなかった。

 

青年と女性との行為が進む度に、指は手に変わり、瞑っていた目は行為から目を離す事ができず、青年の声がアルシェを快楽に導く。

 

女性の中へと根本まで出し入れしている肉棒を想像するだけでも、身体に寂しさを覚え、指を止める事ができなかった。

 

やがて、全ての行為が終わったのか、何時の間にか女性はおらず、火照った身体を包み込むように青年が抱き着いていた。

 

身体の火照りは未だに無くならず、アルシェは青年を求めるように抱き着く。

 

「あぁ、もう本当に」

 

その一言と共に、青年が寝ている間もアルシェは求めるように行為を始める。

 

「まったく、あの娘も気の毒だな」

 

そんな光景を遠くから見つめている番外席次は寝ている青年と行為を行っているアルシェを見つめる。

 

「人間ではない奴に惹かれ、その先に待ち受けるのも分からないとはな。

だが、まぁそれも良いだろう。

私にとってはな」

 

そう言いながら、身籠っている子供を撫でる。

 

「楽しみだなぁ。

あいつとの子、そしてその子の強さも」



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ステラ①(落第騎士の英雄譚) 起

今回は九尾さんのリクエストの落第騎士の英雄譚のステラです。
原作も立ち読み程度しか読んでいないので、キャラクターの特徴を上手く書けなかったと思いますが、ぜひ楽しんでください。


「・・・」

 

青年はぼーっと、部屋の外の景色を眺めていた。

 

青年は緑色の浴衣を身に纏い、炎を思わせる痣、炎を思わせる赤い髪を後ろに束ねながら、その手に持った刀を手に持っていた。

 

誰も寄りつかない場所において、ただ一人、月を見つめていると、部屋を勢いよく開く音が聞こえる。

 

「お兄様っ!!」

 

そう言って入ってきた少女は青年と同じ赤い髪をしており、涙目になりながら青年の部屋に入っていった。

 

「ステラか。

何の用だ?」

 

兄と呼びながら入ってきた少女は、そのまま部屋の中へと入っていくと、青年に向けて、その手に持った剣を構えていた。

 

「おいおい、穏やかなじゃないなぁ。

何か怒らせるような事をしたんならば謝るよ」

 

「そうじゃないですっ!!

どうして、家から出て行くんですか!!」

 

「あぁその事か」

 

ステラはそのまま涙目になりながら、青年に尋ねたのは、家から出て行く事だった。

 

「何、俺は政治という才はほとんどない。

眠気にも負けるし、文章の理解もできない。

そして何よりも人の上に立つという才が無いならば、俺よりも妹であるお前達の方が適任だと考えていただけさ」

 

「そんな事はありませんっ!!

お兄様を慕っている国民は多くおり、誰もが望んでいます!!」

 

そう言いながらステラは、彼をこの家に残っていただく為になんとか声を振り絞りながら言う。

 

「それは違うよ。

俺は確かに人と一緒に並ぶのは人の上に立つよりも得意だ。

ただそれだけだ」

 

そう言った兄はいつも通り、ステラを慰めるように言った。

 

だが

 

「っお兄様決闘ですっ!!」

 

「突然、どうしたんだ?」

 

ステラは何を思ったのか手に持った剣を兄に向ける。

 

「私が、決闘に勝てばお兄様はこの国に残ってくださいっ!!

せめて、私が学校へ行くまでの間だけでもっ!!」

 

「そうだね、ステラがそれで納得するならば、それで良いよ」

 

兄はステラの気持ちを受け取ったのか、ゆっくりと刀を持ちながら、歩き出した。

 

「さすがに部屋を傷つけるのは、使用人達に申し訳ない。

外で、誰もいない所でやろう。

その方がステラも全力で力を使えるだろ」

 

「はいっ!!」

 

これまでのような笑みを浮かべた兄に対して、ステラは決意を固めたように剣を握る。

 

兄とステラが歩く廊下には使用人一人すらおらず、その道中に誰もいない事に対して、ステラはこの時は誰も疑問に思っていなかった。

 

「まさか、こんな事になるとはな。

だが、もしかしたら、これが最後のチャンスかもしれない」

 

そう言いながら、彼らを見守るのは二人の父であるシリウスだった。

 

道中、ステラの言葉を聞き、彼女の決闘を邪魔しないように指示をしたのは、他でもない当主であるシリウス自身だった。

 

「まさか、あんな事を言うとはな」

 

そう言ったシリウスは数日前の会話を思い出す。



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ステラ①(落第騎士の英雄譚) 承

数日前、その日は普段は見せない真剣な表情の息子を見て、シリウスは仕事を休み、部屋にいた。

 

そこから言った息子の衝撃的な内容に驚きを隠せずにいた。

 

「やはり、行くのか」

 

「えぇ、俺には、これしかないから」

 

そう言いながら、青年は自身の父であるシリウスと話をしていた。

 

「だが、いくら何でも無謀すぎる。

確かにお前は、私が見た中でも最強の存在だと思う。

だが、たった一人で解放軍と戦うなど」

 

そう言いながら、青年の旅に出る理由を聞く。

 

青年が旅立つ理由は世界を見たいという理由とは別に本当の目的について聞く。

 

「解放軍の思想は危険です。

別に宗教が悪いとは思いませんが、人を不幸にしてしまう思考を放っておく訳にはいきません。

何よりも、このままではステラにも危険な目にあってしまいます」

 

「それはっ」

 

「あの子は強い。

いや、俺以外の誰だって、いずれは俺を追い越す可能性なんて当たり前のようにある。

だけど、そんな俺が今できる事は、そんな彼らの為に行動する事です」

 

(いや、お前以上に強い奴、絶対に出ないだろっ!!)

 

青年の言葉に思わず突っ込むシリウスだが、ため息をつきながら、青年を見つめる。

 

「分かった。

だが、ステラにはなんて言うつもりなんだ?

あの子はお前の事を慕っているんだぞ」

 

「世界を見る為の旅だとでも言います。

俺なんかを慕ってくれる妹を悲しませるのは本当に嫌ですが、これぐらいしか俺には人々の役には立てませんが」

 

そう言いながら、青年はゆっくりとシリウスを見つめる。

 

「ここまで、こんな不出来な息子を育てて貰い、ありがとうございます」

 

それだけ告げると、青年はゆっくりと、立ち上がる。

 

「まったく、馬鹿息子め」

 

青年が出て行ったのを見届けると共に、シリウスはただそれを言う事しかできなかった。

 

それから、シリウスは何度も息子を説得をするように様々な事を行った。

 

息子の姉であるルナアイズや母のアストレアの説得を頼むも、両者共に息子の意志を尊重する姿勢であり、説得は難しかった。

 

息子を慕う使用人達も、息子の意志の強さを知って、説得を乗り出す事はできなかった。

 

誰もが好かれる完璧超人のような息子に対して初めて悩んでいた。

 

そして、悩み続け数日後の時、ステラによる最後のチャンスが訪れた。

 

その決闘の勝敗によって、結末は変わる。

 

「だが、どちらになっても、既に覚悟はできている」

 

最後のチャンスは同時に最後のけじめでもあった。

 

シリウス自身も、この決闘がどのような結末を迎えたとしても受け入れる。

 

その覚悟の元、彼は2人の決闘を遠くから見守る。

 

2人の決闘は、彼らが知らない場所において、多くの人々に見守れながら、ゆっくりと始まる。



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ステラ①(落第騎士の英雄譚) 転

未だに雪が降り続ける中、周りには何も障害物のない場所へと辿り着くと2人は互いに距離を離しながら、見つめる。

 

「決闘のルールは決まった?」

 

「はい、最初に相手に攻撃を当てた方が勝ちでよろしいですね」

 

そう言ったステラはその手に持った剣を兄に向けた。

 

兄の表情はこれまでと変わらない優しい笑みであり、彼女はこの笑みが好きであった。

 

(この勝負は負けられない。

これまでの誰よりも強く、そしてこれからの誰よりも強い相手なのは確実。

だけど、ここで勝たなければ、お兄様はいなくなるっ!!)

 

その不安からか、ステラはその身に宿した炎を全身に纏いながら、兄へと向ける。

 

「これは凄いね。

ステラがいつも頑張っているからこそ、できる技だ」

 

「えぇ、兄様が鍛錬に付き合ってくれたおかげですからっ!!」

 

未だに余裕のある笑みを浮かべている兄に対して、ステラは一瞬の油断もなく、見つめる。

 

隙を逃さない、隙を見せない。

 

一瞬でも見せた瞬間、負けは確定してしまう。

 

「それじゃあ、ゆっくりと行くね」

 

そう言った兄は手に持った黒い刀を持ちながら、歩き始める。

 

散歩するようにゆっくりと歩く姿だが、長年鍛錬を共にしているステラだからこそ分かる。

 

本気を出していないが、今の彼女では勝てない程の強さを出している。

 

一瞬、剣に力を込めると同時に、ステラは兄へと近づく。

 

常人が見れば、消えたと言っても過言ではない速さで兄に近づき、その剣を振り下ろした。

 

だが兄は、その剣を軽く流した。

 

「っ!!」

 

予想していた行動を見ながら、炎による攻撃と剣戟を次々と放っていく。

 

人間を超えた存在が放つ数々の攻撃にステラは殺す気で兄に放っていく。

 

だが、ステラの攻撃に対して、兄はただ軽く受け流すように切り裂く。

 

「はぁはぁはぁっ!!」

 

全力での攻撃、わずか10秒だが、ステラにとっては己の全てを賭ける程に命懸けの攻撃を兄に向けていた。

 

「ごめんな、駄目な兄で」

 

「っ!!」

 

「円舞」

 

ステラに対する謝罪をするように笑みを浮かべると共に、手に握った刀を一瞬、円を描くように切り裂く。

 

それにより、ステラの炎も、何もかも全てを焼き尽くし、彼女に一本を与えた。

 

「あっ」

 

全てが終わった瞬間、彼女は呆けた顔で、地面へと倒れた。

 

「勝負あったね」

 

そう言い、兄はステラに対して言うと、彼女へと寄り添う。

 

「なんで、なんでっ!!

負けちゃいけなかったのにっ!!

私、負けちゃいけなかったのにっ!!」

 

「ステラ」

 

これまで気丈に振る舞っていた彼女とは思えないように、涙を流しながら、ステラは兄へと寄り添う。

 

「私、ずっといたかったっ!!!

まだまだ、沢山お兄様から教えて貰いたかったっ!!」

 

「ステラ」

 

そう言いながら、涙を流すステラの頭を撫でる。

 

「お兄様っお兄様っ!!」

 

涙を流しながら、彼女が疲れ果てるまでの間、兄はずっと寄り添っていた。



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ステラ①(落第騎士の英雄譚) 結

勝負を終え、いよいよ旅立つ事になった青年は荷物の準備を行っていた。

 

生活秘術品、翻訳機など旅を行うのに必要な物資を用意し、あとは身体を休めるだけだった。

 

「お兄様」

 

「んっステラか。

入って大丈夫だぞ」

 

「失礼します」

 

そんな青年の準備中に声が聞こえ、返事をするとステラはそのまま部屋へと入っていった。

 

「その格好は?」

 

ステラの格好を見ると、これまで見たことのない衣服に青年は首を傾げる。

 

「これは、数ヶ月後、私が通う予定の学園の制服です。

旅に出てしまったお兄様には見せられないので、せめてと」

 

「そうか、すまないな」

 

自分に対して初めての制服を見せたかった妹の好意に思わず笑みを浮かべる。

 

そんな青年の笑みを見たステラはそのまま青年に詰め寄る。

 

「お兄様、お願いがあります」

 

「良いよ、最後の夜だからね」

 

「お兄様、どうか」

 

そう言いながら、顔を真っ赤にさせながら、青年を見つめる。

 

「私の初めてを貰ってくださいっ!!」

 

その一言を聞いて、青年の顔は驚きに満ちていた。

 

「何を言っているんだ」

 

「私は、本気です」

 

その一言を聞いて、一瞬呆れるも、ステラの言葉を聞き

 

「分かった。

今夜だけだ」

 

彼女の覚悟を受け入れるように見つめる。

 

同時にステラはそのまま青年の前に跪くと、青年の衣服を脱がせ、剥き出しになった肉棒を目の前に見つめる。

 

「これが、お兄様のっ」

 

剥き出しになっている肉棒をステラは自らの豊乳をまろび出させると、妹の胸を見つめていた事で硬くなっている肉棒をそのまま谷間に挟み込む。

 

「んっ!!」

 

これまでほとんど自慰をした事のない青年にとって、ステラの胸による優しい圧迫は初めての感覚だった。

 

心地よい感触が肉棒から伝わっていき、ステラの丁寧な動きと、包み込むような温かさに青年も顔に笑みを浮かべる。

 

「あむっ、んっ!!

お兄さまぁっ!!」

 

自分の胸の中に収まっている事で兄が心地よい笑みを浮かべている事にステラは興奮に笑みを浮かべた。

 

ステラはそのまま肉棒が温かく湿った口内の中に飲み込み、ゆっくりと揉み初めて、痺れるような快楽を与えるように挟み込んでいく。

 

「ステラ」

 

「あむぅ、凄く濃くてっ夢中になってっ」

 

口内でいやらしい音を立てながら、肉棒を全体に濡らしていく。

 

赤い髪を揺らしながら、豊満な胸に揺れながら、心地よい揺れに青年は既に夢中になっていた。

 

「はあっぢゅぱっ!

お兄様のがっこんなにぃ大きくなってっ!!」

 

自分の胸に興奮して大きくなった肉棒に対して、ステラはそのまま硬くなった乳首と共に肉棒を刺激していく。

 

「ステラっ!!」

 

そんな、これまで味わった事のない快楽にステラの口内奥深くに肉棒を突き入れると共に、精液を一斉に射精する。

 

「んぐぐぅ!!んじゅぅ!!」

 

口内の中に納まった肉棒から射精した精液はそのままステラの口内へと入っていく。

 

肉棒が射精をステラの中へと精液が入っていき、身体の中へと精液が入る度に全身を痙攣させていく。

 

「んっんぐぅ!!

こんなにっ、美味しいなんてっ!?」

 

始めての味にステラは笑みを浮かべる。

 

そうして、口の中へと入っていく、喉を鳴らしながら、ゆっくりと精液を飲み込む。

 

「ぷはぁ、お兄様っ!!」

 

そう言いながら制服を身に纏いながら、既に愛液によって濡れているパンツを脱ぎ捨てると、そのままゆっくりと自身の秘部へと誘い込んでいく。

 

「お兄様っ!!」

 

ステラはそのまま秘部の中へと肉棒を入れ、興奮のあまり、自身の顔を兄へと埋め込む。

 

「あっあぁっ、私の中に、お兄様がっ!!」

 

はだけた制服から出てくる胸が兄の腹部に押し付け、自身は顔を収まりながら、ステラはその快感を味わう。

 

「ステラっ」

 

青年もまた腹部に感じる柔らかい感触によって、興奮しており、ゆっくりと腰を振っていく。

 

腰を振る度に、ステラの豊満な胸はまるで青年の腹部を撫でるように動き、興奮をさらに促していく。

 

「兄さんにぃ、包まれてっ私っ私っ!!」

 

「ステラっ!ステラっ!!」

 

互いに強く感じる快感を分け合い、ステラはその惚けた目で自然と兄を見つめ、自身からキスを行う。

 

身体の全てが溶け合うように、繋がっていく。

 

甘い快楽の中でステラも既に限界を迎えようとした。

 

「あっあぁもっう限界っ!!

イクイクッ!!」

 

ステラのその言葉を聞いた青年はそのままステラの膣内から飛び出た肉棒を彼女の秘部の入口まで外すと共に、射精を行った。

 

「ああぁぁっ!!!」

 

「っ!!」

 

ステラは快楽と共に、身体に浴びた精液の熱さを感じると共に、目を閉じる。

 

「はぁはぁステラ」

 

そこには既に疲れ切ったのか、目を閉じて、安らかに眠っているステラがいた。

 

「すまないな、ステラ」

 

その姿を見て、青年は申し訳ない声と共に、ステラに付着していた精液も愛液も全て蒸発させた。

 

ステラの秘部からは愛液は出ているが、鮮血は出ていなかった。

 

「お前の処女は、お前が本当に愛した人に渡すんだ。

これは一時的な迷いと思って」

 

そんな自身の妹を撫でると共に、青年は普段来ていた緑色の着物を纏い、幾重の荷物を背中に背負い旅立つ。

 

世界の平穏を守る為に、彼の旅が。

 

 

 

 



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エスデス①(アカメが斬る) 起

今回は『トトロ』さんのリクエストのエスデスです。
ただし、内容はイチャラブではありませんので、ご注意を。


彼の名前はルプス。

 

とある帝具の使い手であり、帝国軍人という扱いになっている一人である。

 

軍服を身に纏わず、ズボンだけを履いていた。

 

その首には犬の首輪を思わせる物があった。

 

見た目は鋭く、まるで狼を思わせる小柄な彼は日課である事を行っていた。

 

「ちぃっ!」

 

「どうしたルプス?

それでは、私を倒せないぞ」

 

そう言いながら、笑みを浮かべながらルプスを煽るのは腰まで青い髪をした軍服の女性だった。

 

「コロスッ!」

 

その一言と共にルプスは腕を構えると、彼の腕を中心に巨大な爪を生えた氷の腕へと代わり、女性に襲いかかる。

 

「ふっ、変わらずの戦法か。

だが、準備運動には丁度良い」

 

そう言いながら、女性は腰にある剣を抜くと、その爪の攻撃を受け流す。

 

ルプスは既に予想していたように、流れるように次の攻撃を行い、エスデスに攻撃を仕掛ける。

 

「むっ!」

 

そんな攻撃の中で背後から感じた殺気に、その場を跳ぶと先程まで、エスデスがいた場所には氷できた刃が刺さっていた。

 

刃はそのまま抜くと、再びエスデスに襲いかかる。

 

「ほう、このような攻撃も考えていたか。

良いぞ、もっと楽しませろ!」

 

「ガアアァ!!」

 

エスデスは笑みを浮かべながら戦いを行っている。

 

目の前に迫る巨大な爪、死角から攻める刃、そしてなによりも自身の能力が完全に通じない。

 

その強者とも言えるルプスの戦いは蹂躙を行っている時とは違う高揚感がエスデスを包んでいた。

 

そんな時、戦いによって起きた破片が兵士に向かって飛んでいく。

 

「っ!」

 

「グゥ!」

 

それを見たルプスは、目の前にいたエスデスから視線を反らし、その腕を巨大な氷の槍に変え、兵士へと降り注ぐ破片を破壊する。

 

「なっなにが」

 

「この愚か者め」

 

「ガァ!」

 

兵士を助けた事で隙を見せたルプスに対して、冷めた視線で睨み、蹴りあげる。

 

ルプスは腹部に襲いかかる痛みと共に壁に埋め込まれ、気絶する。

 

「ちっ、貴様、さっさと消えろ」

 

「はっはいぃ!!」

 

エスデスはルプスが助けた兵士を睨み付けると、兵士はそのまま逃げ出した。

 

エスデスはそのまま、ルプスを押さえつけながら、睨み付ける。

 

「貴様、また被害を考えて、加減したな?

貴様の私を憎む気持ちはその程度か?

もっと憎め!私を殺すためには全てを犠牲にしても良い程に!」

 

そう言いながら、エスデスはルプスを押さえ込むが、それ以上は反応しなかった。

 

だが、ルプスは未だに憎しみを込めた目でエスデスを睨む。

 

その様子を見るとつまらなそうに、ルプスの首にある紐を掴む。

 

「まぁ、良いだろう。

まだ、半年程度だが、ここまで成長している。

もっと強くなれ、そして私を満足させろ」

 

そう言いながら、エスデスは紐を手に取り、歩き出す。

 

部屋まで連れていかれる間、ルプスは一切の反応を見せず、ただ体の回復に徹するように眠った。

 



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エスデス①(アカメが斬る) 承

ルプスとエスデスの戦いから数時間、エスデスは大臣に呼ばれ、食事をしていた。

 

エスデスは優雅に紅茶を飲んでいる間、大臣は重い口を開いた。

 

「なぜ、あのような小僧を手元に置いておくのか、私には分かりませんな」

 

そう言いながら、エスデスと大臣は食事を行いながら、今朝の戦闘を思い出す。

 

「ルプスは私にとってはなかなかに面白い奴だ。

これまで私が倒してきた奴等は大抵絶望するか死ぬかのどちらかだった」

 

そう言いながらエスデスは笑みを浮かべながら、ルプスとの出会いを思い出しながら、腕を見る。

 

そこには美しい女性の手には不釣り合いな大きな傷があったが、エスデスは満足げに見ていた。

 

「だが、奴は凍らせられる事を分かっていながら、自身に炎を身に纏いながら襲ってきた。

そこまでの執着を見せるのは見たことない」

 

とある地区での戦闘中、民家を焼き払っている中で、燃えている炎の中でルプスは突然現れた。

 

その目には獣のような目をしており、将軍であるエズデスに向けて、その爪を振り下ろした。

 

蹂躙に多少の油断を見せていたエスデスはそのままルプスを凍らせようとした。

 

だが、ルプスの身体は凍らず、代わりにその手には巨大な氷の槍を握っていた。

 

それを見た瞬間、その場にいたエスデス軍は勿論、エスデス自身も驚きを隠せなかった。

 

「そして、あなたは傷つき、そして奴はその血を飲んだ。

その結果、奴は身につけた。

デモンズエキスの二人目の使用者に」

 

同時に本来ならば二人存在しない同じ帝具の所有者が誕生した。

 

それも、帝具の中でも特に強力な氷を操るデモンズエキス。

 

「あぁ、あの時は驚いたよ。

同時に私の欲求に大きく応えてくれたよ」

 

その場で行われた戦いはこれまで戦ってきた誰よりも強く、苦戦させられた相手は見たことがなかった。

 

だが、ルプスは使い始めたデモンズエキスに体力を奪われ、気絶した。

 

「本当に面白かった。

だからこそ、私はルプスを欲っした。

奴がどのような成長期をするのか、どのように強くなるのか、そして、全てが打ち砕かれた時の姿がたまらく楽しみだ」

 

「歪んでいますねぇ。

まぁ、私としては二人目のあなたができるならば、問題はありまん。

ただ」

 

そう言い、大臣はエスデスを見る。

 

「脅威になる以上、これまで通り暗殺は続けます」

 

「好きにしろ。

その程度でやられるならば、もう興味はない」

 

そう言いながら、紅茶を飲みながら、笑みを浮かべる。

 

「本当に怖い怖い」

 

(だが、もしもあの小僧が革命軍に入れば危険だ。

危険因子は今の内に排除せねば)

 



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エスデス①(アカメが斬る) 転

「ふむ、部屋は綺麗にしたい所だが、仕方ない」

 

大臣との話を終え、部屋に戻ったエスデスは周りを見つめる。

 

部屋はルプスを閉じ込める為に、ルプスが作り出した爪でも破壊する事ができないように自身の氷で作り出した壁があり、壁には血の跡ができていた。

 

「グルルウゥ!!」

 

同時にエスデスへと襲い掛かろうとしたルプスだが、エスデスは瞬時に氷で作り出した鎖でルプスを拘束した。

 

「ガァッ!」

 

「貴様に対しては凍らせる事はできないが、こうした拘束を使えるのを忘れたか。

しかしまぁ、飽きないな、大臣は」

 

そう言いながらエスデスは血の跡と共に見えたルプスを殺す為に差し向けた刺客達を片付けるように凍らせながら、自身の衣服を脱ぎ捨てる。

 

「さて、ルプス。

今日も楽しい楽しい調教の時間だ」

 

エスデスはそう言いながら、そのままルプスの上に乗ると、自身の豊満な胸をそのままルプスに押し付けてきた。

 

先程の戦闘で既に戦う気力のないルプスにとってはどうでも良く感じていた。

 

次にエスデスと戦う為に、今は休む。

 

それだけを考えており、自身への命の危機以外にはほとんど反応しないようにしていた。

 

ただ、そんなルプスの考えとは別に、身体の生存本能なのか、エスデスの胸の柔らかさを感じて、ルプスの肉棒は徐々に大きくなっていく。

 

「ふっ、お前は反応こそはしないが、確かに私に夢中になっているようだな」

 

「・・・・」

 

虚ろな目をしながら、ルプスはエスデスへの返答せず、ただ身体を休めていた。

 

「ふっ、これなどどうだ?」

 

そう言いながら、エスデスはそのまま豊満な胸をルプスに押し付けるように自身の乳首をルプスの口の中へと入れる。

 

口の中に入った異物を取り払う様に、ルプスは舌を出し、乳首を押し出す。

 

だが、顔全体を覆う程の胸を持っているエスデスの胸を押し出す事ができず、そのまま舐めまわすように動く。

 

「おぉ、そこだっそこっ!!」

 

胸を押して付けた事で得られる快感に思わず笑みを浮かべながら、さらに胸を押し付けていく。

 

自身で無理矢理作り出したルプスが胸に夢中になっている状態に対して、エスデスは既に笑みを隠しきれずにいた。

 

そうしている間に快楽を身体に染み込ませられたルプスの肉棒は大きくなっていた。

 

「何度見ても、他の奴とは桁が違うな」

 

エスデスはそう言いながら、ルプスの肉棒を見つめると、幼い子供であるはずのルプスの体から出た肉棒だとは思えない大きさを誇っていた。

 

それを見つめたエスデスは既に我慢ができなくなり、立ち上がり、そのままルプスの肉棒を自身の秘部へと迫る。

 

「それでは、頂くとするかっ!!」

 

その言葉と共に、エスデスはそのまま膣内に肉棒を入れていた。

 

「ふふっ、やはり、他の奴とは比べものにならない物だなっ!!」

 

エスデスはそのまま自身の膣内に感じるルプスの肉棒をさらに大きくするように腰を振り始めた。

 

膣内では、ルプスの肉棒を刺激するように、膣壁がゾロリゾロリと動きながら、肉棒を刺激していた。

 

「んっぐぅ」

 

押し付けられていた胸の感触と肉棒を締め付ける快感にさすがに無視ができなくなったルプスが反応をした。

 

「ふふっ、お前も気持ちが良いんだなぁ!」

 

「ングゥッ!!」

 

ルプスがようやく反応した事に笑みを浮かべたエスデスはそのまま叩きつけるように腰を振る。

 

相手が感じる部分を直感で知る事ができるエスデスはそのまま快楽に沈めるように、腰を振るう。

 

「おぉっおぉ、凄いぞっこれはっ!!

本当にお前は、私を夢中にさせるっ!!」

 

何も抵抗できないルプスはそのままエスデスの物にならないように、ただ身体に力を入れる事しかできなかった。

 

「出すのかっ!

良いぞ、お前が出したい時に出せっ!!」

 

その言葉を聞き、余計に抵抗しようとするルプスだったが、全身に力を入れていた事で、既に我慢の効かない状態になり、ついに

 

「ングゥッ!!」

 

「あああぁっ!!」

 

ルプスはそのままエスデスの膣内で溢れ出る程の精液を射精した。

 

膣内に満たされていく精液を感じながら、笑みを浮かべたエスデスはそのままルプスを見つめる。

 

「まだまだ、始まったばかりだ。

今夜も私を楽しませろ」

 

そう言ったエスデスはルプスの頬を撫でながら、笑みを浮かべる。



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エスデス①(アカメが斬る) 結

「はぁはぁ」

 

ルプスはその日も部屋に襲い掛かってきた刺客を殺した。

 

だが、その日の刺客が使った道具の影響で、普段は絶対に崩れないはずの部屋に壁ができ、ルプスはそこから部屋を脱出した。

 

エスデスに連れられ、復讐の為に過ごしていた為、帝都について何も知らないルプスは、身を隠れながら、刺客から逃げていた。

 

「グルゥ」

 

刺客の強さはそれ程ではなかったが、不気味な気配をする武器に対してルプスは警戒心と共に逃げていた。

 

周りを見渡しても、見知らぬ人々であり、こちらに対して気味の悪い物を見るように見つめる視線にルプスは精神的に追い込まれていた。

 

「トウサン、カアサン、ネェサン」

 

その言葉と共にルプスが思い出すのはエスデスによって殺されてしまった家族の思い出だった。

 

平和だったはずの村に突然襲撃してきたエスデスによって、家族を皆殺しにして以来、ルプスは言葉をまともに話せず、エスデスを殺す事だけに人生を掛けていた。

 

「っ!!」

 

「見つけたよぉ」

 

「ガァ!!」

 

聞こえてきた声にルプスはすぐに警戒し、その場から離れると、現れたのはルプスを追っていた刺客の一人だった。

 

刺客はその手に持った武器をルプスに構えながら、ゆっくりと近づく。

 

「いやぁ、苦労したよ。

お前みたいな餓鬼にここまで苦戦するとはな。

でも将軍との闘いの後に食べる食べ物に警戒しないでくれたおかげでここまで弱らせる事ができたよ」

 

そう言い、ルプスの首元に武器を添える。

 

「じゃあなっ!!」

 

刺客はそのままルプスの首を斬るように武器を振り上げた時だった。

 

目の前に迫っていた刺客の首は真っ二つに分かれ、月の光と共に見えたのは黒い髪に赤い瞳の少女だった。

 

その姿を見たルプスは

 

「ネエサン」

 

あの時、死んだはずの姉が目の前で自分を助けてくれた。

 

「大丈夫っ!!」

 

少女はすぐに助けた子供の安全を確認しようと思ったが、ルプスはそのまま少女へと抱き着いた。

 

一瞬攻撃されたと思い、刀を構えたが

 

「ネエサン!!」

 

「そうか」

 

ルプスの様子を見て、自身への敵視がまるでない事から、少女はすぐに刀を収めた。

 

「悪い、私はお前の姉じゃないんだ」

 

「ウンッ、ワカッテイルッ!

ワカッテイルケドッ!!」

 

「すまないな。

だが、すぐに離れないといけないんだ」

 

少女はそのままルプスをあやすように撫でる。

 

同時に別の刺客が現れ、二人に襲い掛かる。

 

「まだいたかっ!!」

 

少女はすぐに刀を構えようとしたが、ルプスは背中から氷の刃を生やし、刺客の心臓を貫く。

 

「がはぁっ!!」

 

「っ!!」

 

一瞬の行動に驚きを隠せなかった両名だったが、すぐに刺客は地面へと捨てられる。

 

「お前は一体」

 

「オレッ、ルプスッ!!

エスデスヲコロスオトコッ!!!」

 

その言葉を聞き、少女は眼を見開きながらも、ルプスに目線を合わせる。

 

「ルプス。

私はこの帝国を変えたいと思っている。

お前は、どうなんだ?」

 

「…オレ、カゾクノカタキヲウテルナラナンデモスル。

デモ、ネエサンガノゾムナラ、ナンデモスル。

 

「そうか、ならばお前の想いを利用する形になる。

だけど、私と一緒に帝国を変えるのを手伝ってくれ」

 

「ウンッ!!」

 

ルプスはそんな少女に向けて、笑みを浮かべた。

 

憎しみしかなかったはずのルプスは、この日、笑顔を久しぶりにした。



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灰原哀①(名探偵コナン) 起

今回は複数あった、名探偵コナンの灰原哀編です。
連れ去りがあまり思いつかなかったので、少し違った話をさせてもらいます。
興味がある方はどうぞ


羽村はどこにでもいる普通の大学生である。

 

彼は夏休みという事もあり、最近になって車の免許を取り、練習で運転を行っていた。

 

彼のバイト代でなんとか買える安物の車だが、羽村は昔から古い車を好んでいたので、特に不満もなく走らせていた。

 

「んっ、なんだ?」

 

羽村はそう運転していると、山から奇妙な明かりが見え、車を向かわせる。

 

「ここで一体何が?」

 

大学内でも探偵オタクという事で有名な彼は何か事件が起きたのか、無責任ながらわくわくしながら、羽村はそのまま明かりの方へと歩いていく。

 

ゆっくりと歩いていくと、誰かが通り過ぎたのに気づき、羽村はその人影に近づく。

 

「あの、大丈夫っ!!」

 

「っあなたはっ!!」

 

羽村は声をかけ、その人物の顔を見ると驚き目を見開いた。

 

「宮野先輩っ!?」

 

そこに倒れていたのは1年前に大学を卒業して、行方不明になったはずの宮野先輩がいた。

 

大学時代は暇つぶしで入ったサークルで一緒に推理小説を読んでいた先輩の姿に驚いていた。

 

「というよりも、なんで裸足なんですかっ!?

とにかく、俺の車すぐそこにあるので、そこで治療しましょう」

 

本当ならば近くのキャンプ場を借りたかったが、ここからなら自分の車の方が早い。

 

そう思った羽村は宮野を背中に背負って、車の元へとゆっくりと走り出す。

 

「はっ羽村君っ!!」

 

「どこか痛みますか?

すいませんが、我慢してくださいっ!!」

 

聞こえてくる宮野の声を遮りながら、車の中へと連れていく。

 

「はぁはぁ、羽村君。

聞いてっ、さっきの火事があった場所にはっ、子供達がっ」

 

「えっ!!」

 

その言葉を聞き、目を見開きながら、驚きを隠せなかった。

 

「今はっ、まだ火の手が回っていないけどっ、危険だからっ」

 

「分かりましたっ!!

それじゃあ、先輩はここで休んでいてください!」

 

そう言い、羽村はすぐに走り出した。

 

車から飛び出し、火事があった方に向けて走っていた羽村の姿を確認した宮野はすぐに体勢を整えた。

 

「本当っ、偶然は怖いわっ!!」

 

そう言いながら、宮野の手はすぐに自身の秘部へと触れた。

 

「ぐぅ、まさか試作品とはいえこんな副作用がでるなんてっ。

それも羽村君だなんてねっ!!」

 

そう言いながら、宮野はそのまま彼が飲んでいたと思われる水に目を向ける。

 

座席などを見ても、一人で運転していたと思われる車内を見回した後、ゆっくりと水を口の中に入れる。

 

「羽村君っ!!」

 

もう会う事が許されないはずだった人物との再会。

 

それと同時に起きた事件によって、強制的に戻された身体の火照りを感じながら、身体が収まるまで待っていた。



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灰原哀①(名探偵コナン) 承

「ここは」

 

羽村はすぐに火事があったと思われる場所へと向かうと、既に事件が終わっていたように周りは消化活動をしていた。

 

「んっ、なんだね君は?」

 

羽村が近づいた所で事件にかかわっていたと思われる刑事が新しく現れた人物である羽村に近づく。

 

「えっいや、この近くでたまたま通りかかっていて、子供が危険だと聞いて」

 

「危険?

なんで、そんな事を知っているんだ?」

 

「いや、なんでって言われても。

頼まれたとしか言えないけど」

 

「えっ、お兄さん、あの人と知り合いなの!!」

 

刑事と羽村の言葉を聞いた少女はすぐに大きな声を出しながら、羽村に近づく。

 

「えっと君達は、もしかして先輩が言っていた子供達なのか?」

 

「はい、ここで閉じ込められていたんですが、その人に助けてもらったんです」

 

「兄ちゃんは知り合いなのか?」

 

「元大学の先輩だけど、そうか。

助かっていたのか」

 

「でも、まだ一人残っているけど、どこにも見つからないんだよ!!」

 

「えっ!?」

 

その言葉を聞き、驚きを隠せなかった羽村はすぐに立ち上がった。

 

「先輩が言うには全員助かったって聞いたけど」

 

「安全な所に運ばれたって言っていたけど、まだ見つからなくて」

 

その言葉を聞き、不安に思った羽村はすぐに探し出そうとした時だった。

 

「灰原だったら、さっき電話があったぜ」

 

そこから聞こえてきた子供が後ろから声をかけてきた。

 

「本当かよ、コナン!!」

 

「えっコナン!?」

 

「どうしたんですか?」

 

コナンという名前を聞いた羽村は思わず、目を見開き見つめた。

 

(もしかして、バレたのか!?)

 

思わず汗をかきながら、情報を引き出そうとしていたコナンにとって、羽村の答えは予想外だった。

 

ゆっくりと次の行動を考えていた時だった。

 

「コナンドイルと同じ名前だって!?

もしかして、君の両親はコナンファンなの!?」

 

「あっあぁ、そっちね」

 

羽村の喰いつきに思わずこけてしまった。

 

「それよりも、お姉さんがどこにいるのか知らない?」

 

「あぁ先輩なら、僕の車で休んでいるよ」

「だったら、せめてお礼でも「駄目じゃ」博士!!」

 

「あそこで閉じ込められて、疲れているんじゃ。

お姉さんも、君達が怪我をしたら悲しがるじゃろ」

 

「それは」

 

「大丈夫。

そういう事だったら、俺も近くで車を止めますから」

「えっ良いんですか?」

 

「元々は連休を使って色々な所に行こうとしていたからね。

久しぶりにあった先輩とのキャンプもなんだか楽しそうだし」

 

そう言いながら、笑みを浮かべる羽村の姿を見て、悪人ではないと思ったコナンはすぐに質問する。

 

「お兄さんとその先輩さんってどういう関係なの?」

 

「えっと、僕が通っている大学でのサークルの先輩だったよ。

推理サークルと言って、推理物ばっかり読んでいるんだ」

そう言った羽村の笑みを見て、コナンはひとまず安心すると共に

 

「あっそれじゃあ、俺はそろそろ先輩を連れてキャンプ場に向かいます。

あっそう言えば、キャンプ場って、どこなんですか?」

 

「それだったら、僕が案内するよ」

 

「コナン君だったけ、だったらお願いするよ。

とりあえずは車からここまでだと、少しきついから、背中に乗って」

 

「はぁい」

 

そう言って、羽村はコナンを背中に乗せて、車に向かう。

 

車に辿り着くと

 

「先輩、大丈夫ですか!!」

 

「っえぇ、大丈夫よ」

 

「それは良かった。

今から、近くのキャンプ場で休みますが、先輩も良いですか?」

 

「そうしてもらうと、私も助かるわ」

 

「それじゃあ、コナン君。

助手席に乗ってくれる」

 

「はぁい」

 

「コナン?」

 

コナンの声に気付き、宮野はコナンを睨む。

 

「あっあははは」

 

その視線の理由も察する事ができたコナンは冷や汗をかきながら、羽村はゆっくりと車を走らせる。

 

「んっ、あれ水がない?

まぁ良いか?」



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灰原哀①(名探偵コナン) 転 ※

「それじゃあ、俺はとりあえずはテントを張るから。

コナン君、ごめんだけど、先輩を少しの間だけ見ていてくれる?」

 

「うん、分かった」

 

羽村はすぐに休める為にキャンプ道具を借りに行く為に走り去った。

 

そうして、羽村がキャンプ道具を出ていったのを見計らって、灰原に話しかける。

 

「灰原、お前」

 

「名探偵君が助けに来るのを期待していたのよ。

ただ、来たのは本当に予想外の子だったけど」

 

「あの人は一体」

 

「羽村君。

私が組織に所属していた時に、怪しまれないようにと通っていた大学での後輩よ。

元々さぼり用に作った推理小説サークルに入ってきたもの好きよ」

 

「という事は、お前と組織については」

 

「何も知らない、一般人よ」

 

それだけ言うと、灰原は羽村の姿を見る。

 

「私にとっては数少ないつながりで、本当だったら、もう会うつもりはなかったのだけど」

 

「偶然会ったのか」

 

「あの子、昔から事件に巻き込まれやすいのよ。

ただし、君とは違って推理は外れるけど。

でもね、どこか惹かれるのよね」

 

「へぇ、お前って、そんな顔もできたんだ」

 

そう言いながら、羽村の顔を見つめる灰原の表情にコナンは思わず驚く。

 

「なんか文句でも」

 

「いっいや、特には」

 

すぐに睨み返してきた灰原の目にそのままコナンはそのまま受け流す。

 

「それよりも、あなたはすぐに子供達と合流しなさい」

 

「どうしたんだ?」

 

「別にあの子達が心配なだけ。

それに」

 

「それに?」

 

「良いから、さっさと行きなさい」

 

「おっおぉ」

 

灰原はそのままコナンを睨みつけるので、思わず苦笑いにしながらそのまま出ていく。

 

「そういや、あいつ薬の副作用についてはなんも言わなかったけど。

まぁ今は博士達と合流するか」

 

そう言い、コナンはゆっくりと歩いていく。

 

「はぁはぁはぁ」

 

コナンが離れていったのを確認すると、灰原はドアを見つめる。

 

「宮野先輩、テントができましたが、移動できますか?」

 

そうしていると、ドアが開く音と共に羽村の声が聞こえる。

 

「ごめんなさい。

少し、熱が籠って、動けないの。

悪いけど、手伝ってくれないかしら?」

 

「それは別に良いですけど」

 

宮野の言葉を聞き、すぐにドアを開けると、羽村は宙に浮く。

 

「わぶぅ」

 

狭い車内で倒れた羽村はそのまま宮野の上に乗りかかってしまう。

 

「うわぁ、ごめんなさい、すぐにっ!!」

 

羽村はすぐに宮野から離れようとした。

 

だが、宮野は足を器用にドアを閉め、そのまま羽村を自身に引き寄せ、そのままキスをする。

 

「んっ!?」

 

突然のキス。

 

久しぶりに会った先輩からのキスに戸惑いを隠せなかった羽村だが、宮野はそんな羽村に対して遠慮せず自分の熱を伝えるようにキスを続ける。

 

真っ赤に火照り切っている身体の熱を逃がすように羽村にキスを行う宮野。

 

そんな彼女の姿を見てか、自然と興奮して、我を忘れて、キスを行う。

 

数分、僅かな時間が過ぎ、正気に戻った羽村はすぐに立ち上がった。

 

「ごっごめんなさい!!

なんか、変な事をしてしまって」

 

「なに?

私からさせておいて、その言い訳?」

 

「それはっ!?」

 

宮野の言葉を聞き、再び真っ赤になった羽村の表情を見て、宮野は自然と頬が上がった。

 

「ふふっ羽村君。

君が悪いんだからね、こんなタイミングで私を見つけたのだから」

 

そう言った宮野の表情はどこか神秘的であり、衣服を脱ぎ捨てると共に、宮野はそのまま羽村に向けて、手を広げる。

 

「お願い、来て」

 

「っ」

 

普段から部屋からあまり出ていないのか、真っ白な肌だが十分なぐらい実っている胸、身体の興奮を表すように真っ赤な頬。

 

それらを見せつけられたら、我慢の限界を迎えていた羽村はそのまま、ゆっくりと宮野に抱き着く。

 

宮野の身体に抱き着くと、とても熱く、既に我慢ができなくなっていた肉棒はズボンから情けなく出てきていた。

 

「うわぁ!?」

 

「羽村君。

君って、意外にも興奮しやすいのかな?」

 

挑発するような笑みと共にそんな肉棒を見つめた宮野はそのまま肉棒を手に取り、自身の秘部へと向ける。

 

一気に入れたい衝動を我慢しながら、初めてになる体験を大切にするように、ゆっくりと入れていく。

 

「うぐぅ」

 

「これは、想像よりも、痛いわねっ!!

でもっ」

 

肉棒はやがて膣内へと入っていくと、自然に奥へと入っていく。

 

これまで一度もした事がない羽村にとっては戸惑いを隠せず、それは宮野にとっても同じ事だった。

 

初々しい反応を見せる宮野は、ゆっくりと膣内に肉棒を受け入れていく。

 

膣内はとても狭く、奥へと進めば進む程にさらにきつく締めあげており、やがて肉棒の先端は宮野の子宮口へと収まり、肉棒は根本までしっかりと膣内へと収まった。

 

「これはっなかなかっ」

 

始めての体験に思わず、息を呑む宮野だったが、そんな彼女とは裏腹に羽村は既に我慢ができなくなり、ゆっくりと腰を振り始める。

 

「うっ!!」

 

腰を振ると、膣内にある肉棒はざらざらとした感触がゆっくりと襲いかかってくる。

 

その感触に思わず声を出してしまい、そんな表情を見た宮野は思わず笑みを浮かべる。

 

「本当に、君のその表情。

私は本当に好きよ」

 

「それって、嫌みですかっ!!」

 

「いいえ」

 

宮野はそのまま羽村の頬に顔を近づけ、そのままキスをする。

 

「一生懸命に動く君の姿は、私にとっては憧れだったのよ。

暗闇から見た光は、とても眩しくて、掴みたくなっちゃうの」

 

組織に関わったら死んでしまう。

 

その事実もあって、先輩と後輩以上の関係に進む事ができなかった宮野。

 

だが、今は組織から監視はなく、すぐに消えていなくなる事ができる。

 

ならば、この時ぐらいは自分が好きだった相手に告白をする。

 

そんな普通の女の子らしい事をしたかった。

 

「先輩っ、僕もっ」

 

「ああっ!!」

 

宮野の言葉に応えるように、羽村も腰を動かす。

 

「僕はっずっと先輩が好きだった。

探偵オタクでしかなかった僕にとっては、友達すらいなかった。

そんな僕の話を呆れながらもしっかりと聞いてくれた先輩にっ僕はっ!!」

 

「羽村君っ!」

 

たった一夜の関係。

 

そう思っていたら、相手からの告白。

 

全てに応えたい、宮野は出てきそうな言葉を必死に止めながら、続ける。

 

既に止める事ができない程に互いの快感は煽っており、互いが互いに離さないように抱き合う。

 

「先輩っ先輩っ!!」

 

既にタカが外れた羽村は何度も押し付けるように腰を振る。

 

そして、宮野も既にそれらに耐えきれなくなり、足の爪先まで小刻みに震えていた。

 

そのまましっかりと子宮口に肉棒を押さえつけると共に

 

「あっああぁぁ!!!」

 

羽村はそのまま一気に射精を行った。

 

これまでため込んできた物を全て吐き出すように放った精液は宮野の中へとどんどん入っていった。

 

まるで既に自分の物だと刻み込むように、宮野の中へと精液で染めていく。

 

最後の一滴まで精液を吐き出し終えると共に、羽村はゆっくりと肉棒を抜くと、そのまま宮野の隣で寝転がる。

 

「まったく、どんだけ出すのよ、あなたは」

 

「すいません、でも」

 

「今は、その言葉は聞かないわ。

それに、私の方から誘ったような物だしね」

 

そう言いながら、狭い車内で、互いの息がかかるぐらいに抱きしめあいながら、その場でゆっくりと気絶した。



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灰原哀①(名探偵コナン) 結

羽村との行為を終えて、次の日、羽村は目の前にいる少女が信じられないように見つめる。

 

互いの想いをぶつけ合った告白から翌日、いち早く目が覚めた羽村は狭い車内で息がかかているのに気づき目を開く。

 

そこにいたのは、初恋であり、憧れだった宮野志保の顔があった。

 

ただし、それは羽村の知っている宮野よりも幼く、コナンぐらいの身長の子供だった。

 

すぐに何が起きたのか確認するように起き上がった羽村は宮野の居場所を探すように周りを見つめるが、どこにも出ていった形跡はなかった。

 

そして、宮野が着ていたと思われる衣服は目の前の少女が身に纏っており、なによりも、剥き出しになっている彼女の秘部からとろりと白い液体が流れだしていた。

 

それらが揃っている状況で、羽村は嫌な予感がした。

 

「もう、何よ、五月蠅いわね」

 

「せっ先輩なんですよね」

 

「それが、どうしっ!!」

 

羽村の声を聴き、すぐに返事した宮野だが、すぐに自分の身体を見つめ、冷や汗をかいた。

 

今、宮野志保の身体から、灰原哀へと戻っており、間抜けにも答えてしまった。

 

その時になって、後悔した灰原だが、もう後戻りができないと察した灰原は

 

「正直、この事には巻き込みたくなかったけど、もうこの際よ。

羽村君、協力してくれるかしら?」

 

そう言った笑みは小学生から放つ笑みとは思えない程の圧力を感じていた。

 

「もしも、断るならば、あなたは世間的には性犯罪者になるけど」

 

「いや、それは困ります。

僕、先輩の事が本当に好きなんで、捕まったら、もう会えなくなりますから」

 

「っ!!

ばっ馬鹿言っているんじゃないよ!!

冗談に決まっているでしょ、冗談!!」

 

自分に会えなくなるのが寂しいと言った青年の言葉に思わず顔を赤面にしながら、大きな声を出しながらすぐに反論する。

 

「まっまぁそれよりも先輩。

先輩が小さくなった理由は今の所は聞きません。

だけど、俺に手伝える事があれば、なんでも言ってください」

 

「・・・羽村君。

ありがとう」

 

そう言って、灰原はそのまま羽村に抱き着く。

 

少し恥ずかしく感じながらも、笑みを浮かべる。

 

そして灰原は眼を開くと

 

「あっよっよぉ」

 

「・・・・」

 

車の窓の外から見えたのは、羽村達の様子を見に来たコナンだった。

 

瞬間、灰原の目から光は消え、ゆっくりとドアを開くと

 

「羽村君、とりあえず、そこの馬鹿を捕まえてきて」

 

「えっあぁコナン君!?

これはそのえっと!?」

 

「えっと、僕、これで失礼しまぁす」

 

「追ってぇ!!」

 

「はい!!」

 

すぐに逃げ出そうとするコナンを見て、灰原は大きな声を出すと共に羽村は走り出す。

 

山寺事件を通して再会した羽村と灰原。

 

そして、灰原を通して、同じ推理小説を愛する者同士という事で気が合った羽村とコナン。

 

この三人が出会った事により、物語がどのように変化していくのかは、まだ誰も知らない。



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箒・楯無① (インフィニット・ストラトス)起

民太は、その日、屋敷に呼ばれていた。

 

彼はどこにでもいる普通の高校生だが、その日、本家と呼ばれる家に収集され、眠気を隠しながら辿り着く。

 

「民太。

貴様も分かっていると思うが、我らは日本を裏から支える一族という事を」

 

「支えるって、何を。

俺は何も聞いていないけど」

 

突然呼ばれた家の前に現れた謎の老人から話した内容に疑問に思いながらも、民太は何を行えば良いのか質問する。

 

「それはそうだ。

お前にはこれまで、力を正しく使う為に、あえて我ら一族の掟などを話さなかった」

 

「はぁ、正しく使う為?

何を言っているんだ?」

 

「貴様は疑問に思わなかったか?

この世界にある常識に対して」

 

「疑問って、そりゃああるけどさ」

 

そう言いながら、この世界はISによって女尊男卑という世界へと大きく変わっており、街では女性が我が物顔で歩いているのはよく見かける。

 

「日本だけではなく、世界までそれに染まりつつある。

このままでは、女性の考え一つで簡単に戦争ができてしまう恐ろしい世界になってしまう」

 

「そんな大げさな」

 

「いいや。

力を持った者は野望を持つ。

その結果の多くが戦争であり、我ら一族はその戦争を裏から止める役割を持っている」

 

「はぁ、それで、俺に結局なにをしろと?」

 

「お前にはIS学園に入学してもらう」

 

「・・・はい?」

 

突然言われた言葉に疑問に思いながら、目の前の男にもう一回聞き直す。

 

「IS学園には、現在は未来を背負って立つ若者が多くいる。

その若者達を正しく導く為に、お前には向かってもらう。

そして、同時に日本で手放してはいけない人材である二人を縛り付けてほしい」

 

「いや、いや!!

そもそも、俺はISに乗れないのに、どうやって乗れって言うんだよ!!」

 

「問題ない。

テレビを見ろ」

 

「えっ?」

 

その言葉と共に民太はスマホを取り出し、画面を見てみると、そこにあったニュースには、民太がIS操縦者になっているニュースがあった。

 

「なっなんだこれはっ!?」

 

「そのままの意味だ。

我らの力を使えば、容易い」

 

「力って、なんだよ」

 

「催眠だ」

 

「催眠?」

 

催眠という単語で思い浮かべるのは、相手を自由自在に操る事ができる、エロゲーなどでよく使われる単語だ。

 

その単語がなぜ出てくるのか

 

「世界規模の戦争後、民衆の多くは混乱していた。

我ら一族はその混乱を別の方向へと意識を向けさせる事を目的とした術、催眠を開発した。

民太よ、貴様にはその催眠の力を使い、日本の重要な女性IS操縦者を手駒にしてもらう」

 

「いきなり犯罪臭するんですが」

 

「なに、法律などは気にするな。

全ては国の決定だ、逆らうならば」

 

「あぁ、はい分かりました」

 

何を言っても無駄だと感じた民太は無理矢理了承した形で頷く。

 

 



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箒・楯無① (インフィニット・ストラトス)承※

民太は、世界で初めての男性IS操縦者となってから一ヶ月程の時が去った。

 

家の力である催眠の力の影響で、周りの人々はISに辛うじて乗る事ができるIS操縦者という事で認識していた。

 

だが、それとは別に民太は自身に備わっている催眠術を使い、本人も気付いていない悩みを聞き出し、悩みを解決する事を主に行っていた。

 

催眠の力もあって、本音が出てくる状況を作り出す事もあって、学園からは貴重な男性操縦者も含めて、メンタルケアのプロという側面で見ていた。

 

「だからと言って、こんだけの依頼は多いだろ」

 

部活に入っていない民太は、多くの学園の生徒からの依頼を受けており、最初は女尊男卑の思想が多くあった生徒達も、民太の介入のおかげで、その多くが考えを改めていた。

 

教師の中にも多くいた考えの為か、洗脳教育に近い行動をしていた学園の教師は問題視され、解雇されていった。

 

「催眠の力で万事解決と。

なんだか悪者だな」

 

自虐染みた言葉と共に目を瞑りながら、部屋に入ると

 

「おかえりなさい、あ・な・た」

 

「・・・さよならぁ」

 

そう言い、民太は部屋に入ろうとした時、裸エプロンを身に纏った女性を見た瞬間、逃げ出そうとした。

 

だが、何時の間にか設置されていた罠によって、その場でこけてしまった民太はそのまま女性によって、部屋に連れてこられた。

 

「なっなにをするだぁ楯無!!」

 

「えぇ、最近構ってくれないから、わざわざ来たのに、酷いじゃない」

 

そう言いながら、からかうように笑みを浮かべる女性の名前は更識楯無。

 

IS学園で一緒に入学した同級生であり、訳ありで同居人になっている。

 

同時にIS学園の生徒の中では一年生ながら最強を誇っている。

 

「もう、恋人同士なんだから、そんなに遠慮しないで」

 

「遠慮も何もない!!」

 

そう言いながら、楯無は慣れた手つきで民太の衣服を脱がせ、そのままベットへと寝転ばせる。

 

「えへへぇ、民太君のおちんぽぉ」

 

「まさか、こんな結果になるとは」

 

現在、楯無はいわいる催眠状態になっている。

 

民太がこの学園に入学して、最初は不気味に感じる程の作り笑いに試しに探ってみると、楯無は日本の裏から支える更識家という事が分かった。

 

その事もあって、プレッシャーのある日常を送っていたが、民太の催眠によって、本音が出てくると共に、自身の本音である妹との仲直りの為にIS学園を飛び出した。

 

そうして、本音で話し合える事ができ、姉妹の仲は良くなった。

 

良くなったのだが、その後が問題だった。

 

民太はすぐに催眠を解こうとしたが、楯無はその後、民太と再会する前に彼の家の事について調べていた。

 

催眠という技術を使っているのも知り、自身が本音で話せるようにした犯人である民太に対して、復讐を行うと思っていたが

 

「うん、私ってば、君に恋したかも」

 

「えっ?」

 

本音しか言えず、嘘を言っていると感じて、催眠で再度本音を聞き出しても結果は同じだった。

 

それ所が

 

「なんだか、心の枷みたいのが全然感じない。

今の私は、自分が本当にしたい事が分かるから、だからね。

君を頂くよ」

 

「っ!?」

 

催眠によって、本性が現れた楯無によって、民太はそのまま初体験を終えてしまった。

 

「催眠で始めてを奪う事は聞いた事があるけど、催眠で初めてを奪われるのは初めてだ」

 

知っている限りのゲームの展開とは全然違う事に戸惑いを隠せない民太だが、その後も彼女からの熱いアピールは続いた。

 

「さて、そろそろ入れないとね」

 

「っ!?」

 

民太がそう、過去の事を思い出している間に、既に楯無は次の動きに入っていた。

 

民太の身体に跨ると、そのままゆっくりと肉棒を自身の秘部へと当てていく。

 

髪の色と同じ水色の陰毛を見せつけるように、ゆっくりとその割れ目を肉棒の先端に押し当てる。

 

「あぁ、民太君のが熱く感じるっ!!

もうこんなのを知ったら、他の事を考えられないよぉ」

 

そう言いながら、腰を下ろした楯無はそのまま秘部に、肉棒の形になぞるように前後に揺れる。

 

その度に、楯無の興奮した愛液がゆっくりと肉棒を覆っていく。

 

そうして、完全に楯無の愛液によって、覆われた肉棒を見つめると、楯無はそのまま笑みを浮かべながら、ゆっくりと自身の膣内へと入れていく。

 

「んっふぅっ。

ここに入ってっなかなかっ!!」

 

膣内へと入っていくと、軽く声を出しながら笑みを浮かべる楯無の姿を見ると、思わず顔を逸らしてしまう。

 

IS学園に入学してから、ほとんど裸に近いボディスーツを見せつけられた民太だが、その中でも特に好みに近い楯無の反応に民太は顔を逸らす。

 

「ほらっ、民太君も恥ずかしがらないでっ!」

 

そう言った楯無はそのまま肉棒を根本まで挿入すると、そのまま歓声を上げる。

 

プライベートを考慮した部屋は外には聞こえない為、遠慮なく叫んだ淫らな声に民太はそのまま腰を振り上げる。

 

「気持ち良い?」

 

そう、民太に向けて笑みを向けながら問いかけた声に対して

 

「はい」

 

「良かったぁ」

 

民太の返答を聞き、安心したように楯無はそのまま腰をくねらせながら、ゆっくりと感度を上げるように動く。

 

「んぁあぁっ!!

民太君の好みはこうかなっ?」

 

そう言いながら、今では慣れた動きで民太の肉棒にさらなる快感を与えるように動く。

 

楯無が少し動くだけで、簡単に肉棒は大きくなっていき、その度に楯無の膣内はより狭くなっていく。

 

「あっあぁっ!!」

 

そのまま夢中になっている楯無は腰を上下に動かしながら、見えてくる愛液にまみれた肉棒が見える。

 

「あはっあぁっ!!

こんなに気持ち良くなってっ、どんどんっ腰が動いちゃうっ!!}

 

そうして、夢中になっている楯無はさらに大胆な動きをしていき、それに合わせるように楯無の大きな動きで乳房も大きく跳ねていた。

 

「アッアァ!!

もうこんなにジンジンしてっもぅ!!」

 

そんな甘い声を漏らしており、既に民太も我慢の限界を迎えていた。

 

「楯無っ!!」

 

「あっあああぁ!!」

 

その動きと共に、楯無の子宮口まで肉棒を押し付けると共に、肉棒から溢れ出る精液を射精する。

 

「ああぁあっあ、はぁはぁはぁ」

 

精液を受け止めると共に、楯無はそのまま大きく身体を仰け反らせて、絶頂を迎える。

 

そのまま小刻みに震えながら、その快感を味わいながら、楯無は民太を見つめる。

 

「民太君。

これからもよろしくね 」

 

「あっあぁ」

 

その言葉を聞きながらも、民太は頬を赤くしながら答える。

 

 



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箒・楯無① (インフィニット・ストラトス)転※

IS学園を入学してから一年の月日が経った。

 

その間、民太の周りには大きな変化が起きた。

 

彼へ相談しに来た上級生の話から、本音を聞き出す事によって、分かった亡国機関等の情報など、日本だけではなく、全世界を巻き込む程の情報が民太の元へと届いていた。

 

世界的テロリスト相手に、戦う事もできない民太は説得でそれらの関係を断ち切りながら、今後の対策方法などの考案していた。

 

そうして、一年の間、ぎりぎり赤点だが進学しながら、民太は人知れず、世界レベルの危機を救うという偉業を達成していた。

 

達成しているのだが

 

「その、先輩、どうしたら一夏と付き合えるのでしょうか」

 

「いや、なんでそれを俺に」

 

進学して、なぜか民太の元に訪れたのは、恋愛相談だった。

 

そこには民太が通っていた中学の頃の後輩である箒がおり、彼女はすぐに相談しに来た。

 

「良いか、俺は恋愛事には力になれない。

そう、前に言ったはずだ」

 

「ですが、ここの学園で多くの悩みを解決したと聞きました。

なので、その」

 

そう言いながら、顔を赤くしながら相談してくる箒に対して、民太は少し困り顔で腕を組む。

 

「本音を言えば良いんじゃないのかな?」

 

とりあえず、恋愛事に大切なのは、相手に自分の気持ちを伝える事。

 

この1年間の間に女性同士の恋愛や遠くにいる相手との恋愛に関しての相談では、催眠の本音を言わせる事で解決していた。

 

相手の考えを無理矢理変える催眠も伝わっているが、それには手間がかかり、何より民太にとってはあまり取りたくない手でもあった。

 

そう言い、箒を見てみると、その目には光はなく、催眠にかかった状態だと分かる。

 

「だから、早く行っておいで。

君が待ち望んでいた相手だろ?」

 

そう急がせるように言うと

 

「先輩は、私が魅力的に見えないのですか」

 

「なんで、そこに行きつく」

 

思わず言ってしまう本音と共に、そんな民太を涙目で見つめる箒は

 

「私はっ一夏の事も好きです!!

だけど、同時に何度も相談に乗ってくれる先輩の事が」

 

「いや、いや。

待て、箒、それは気の迷いだ。

良いか、ずっと思い続けたんだったら、貫いた方が良いぞ」

 

「ですが、あなたを思う気持ちがある状態で一夏に告白なんてできませんっ!!」

 

民太が行った本音を引き出す催眠は、箒の自覚していなかった民太への想いも引き出してしまい、止まる事ができなくなっていた。

 

「先輩っ!」

 

「うわぁっ!!」

 

IS学園に入学してから、ISの訓練も催眠でごまかしており、ほとんどを相談事やネゴシエーションなど、高校生にしてはハードな生活を送っている代わりに身体能力があまり高くない民太は瞬く間に箒に押し倒される。

 

押し倒され、長い黒髪から匂う甘い香りと、これまで見てきたどの女性よりも豊満な胸を目の前にして、民太は既に目を回していた。

 

「そのっ、他の人よりも大きな胸で、少し嫌でしたが、先輩に見られるならば」

 

そう言い、ボタンを一つずつ外し、露わにした胸は巨大で、身に着けていたブラから既に溢れている乳首が大きくとがっていた。

 

そんな迫力のある胸を見た民太の様子を見た箒はそのまま下着を脱ぎ捨てる。

 

真っ白な太腿と下に身に着けていたスポーツ用下着も脱ぎ捨てられ、露になった秘部をゆっくりと民太の肉棒を中に入れていく。

 

「んっんんっあっ!!」

 

ゆっくりと民太の腰の上に誇ると、目の集点が定まらないまま、ゆっくりと入れていく。

 

そうして何度も擦れながら、肉棒の先端は箒の膣内と外を何度も出し入れを繰り返しながら、決心を固めるように箒は腰を降ろす。

 

「痛っ!」

 

そうして、初めての体験を行った箒は、秘部から血が出ていきながらも、初体験を行った感触に笑みを浮かべた。

 

「先輩にっ初めてがっ!!」

 

そう言いながらも、痛みよりも先に快楽の方を優先するようにゆっくりと腰を動かしていく。

 

剣道を行っていただけあって、姿勢は一定に動いており、試しに何度も行っていた。

 

「箒っ、ぎこちないな」

 

「えっそれは、その初めてですから」

 

「まぁそうだよな。

だったら」

 

既に行為が始まってしまい、止める事ができなくなった民太はこのまま終わらせれば、彼女は納得しないだろう。

 

そう思った民太は自ら腰を動かし始めた。

 

下から突き上げ、膣内を擦り付けるように何度も行っていく内に、痛みに慣れてきた箒はそれよりも膣内の快感を感じ始める。

 

「ふあっあぁっ!!

気持ちが良いっ、なんだかふわふわしてっ!!」

 

既に止まる事のない快感に対して、未だに物足りなさを感じたのか、肉棒を包み込む。

 

初体験とは思えない動きに対して、じっくりと味わうように民太もまた動き出す。

 

「あっあぁ、当たっているっ!!

私の中でっ先輩がっ」

 

膣内を蹂躙されている感覚に対して、中学の時の彼女ならば言わないだろう言葉をどんどん言い始める。

 

そんな淫らな姿を見れば、既に我慢ができなくなった民太はさらに激しく腰を振りながら、箒を抱き寄せる。

 

「先輩っ先輩っ!!」

 

既に目の前に映っているのは民太しかおらず、とろけた表情で民太に甘えてくる。

 

そんな彼女を目の前にして、既に我慢の限界を迎えた民太はそのまま肉棒を勢いよく付け入れると共に射精を行った。

 

「ああっあぁあっ!!

中に暖かいのがっ注ぎ込まれてっ!!」

 

注ぎ込まれた精液はそのまま箒の膣内に広がっていき、うっとりとした表情を浮かべながら精液を受け止める。

 

「先輩っ、私っ」

 

「今日はもうやる事がない。

箒が納得するまで付き合うよ」

 

その言葉と共に顔を赤くしながら、箒は民太を抱きしめる。



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箒・楯無① (インフィニット・ストラトス)結※

「えっと、楯無。

これはどういう状況だ」

 

「あら、どういうもなにも箒ちゃんと関係を持ったんでしょ」

 

そう言いながら、笑みを浮かべた楯無は手に持った扇子を向けながら喋った。

 

「それはまぁ、確かにそうだけど」

 

「まぁあなたが使った催眠の影響だってのはだいたい予想するけどねぇ」

 

そう言いながらもまるで追いつめるのを楽しみながら、民太を見つめる楯無。

 

だが、全てが事実の為に言い返せない民太はそのまま聞く事しかできなかった。

 

「ねぇ民太?

勿論、私のお願い聞いてくれるよね?」

 

「はい」

 

そうして、拒否権がない民太はそのまま頷く事しかできなかった。

 

そしてその日の夜。

 

「それにしても、本当に先輩がこの格好が好きだったなんて」

 

「ふふっ、嘘をつけないように取引したからね」

 

そう言いながら、民太は目の前にいる2人から顔を逸らしていた。

 

「ほら、君の好みの格好にしたから、見るの」

 

そう言って楯無は無理矢理民太の顔を向けさせる。

 

そこに立っていた2人の格好はISを身に纏う為の薄いボディスーツを身に纏っており、箒は白く身体のラインがはっきりとしている。

 

対して楯無は黒く、既に興奮しているのか胸元の乳首が膨れ上がっているのが、見ているだけでも分かる。

 

「まぁ男の子からしたら、刺激が強いから仕方ないわね。

でも、今回は逆にそれが良かったわね」

 

そう言いながら、目の前で見せつけるように笑みを浮かべた楯無はそのままベットへと向かう。

 

「ほら、箒ちゃんも早く早く」

 

「わっわかりました」

 

そう言いながら、誘われるように箒もベットの上に乗る。

 

「負けませんから」

 

「あらぁ、自信満々ね。

でも、その方が面白そうね」

 

そう言いながら楯無に宣戦布告するように箒は言う。

同時に最初から開きやすく作っていたのか、軽く手で引っ張だけでISスーツの秘部の部分には穴が開き、二人はそのままベットの上で民太に見せつけるように開いた。

 

そこからは、既に興奮によって出ている愛液が溢れ出ており、興奮で口がパクパクと開いていた。

 

「さぁ、どちらでも」

 

「すっ好きな方を選んでくださいっ」

 

楯無はそのまま余裕の笑みを浮かべ、箒は恥ずかしがりながら民太に促す。

 

互いに肉感のある尻を押し付けており、その光景にその光景を見て、圧倒されてしまい、涎を飲み込みながら見つめていた。

 

「それじゃあ、まずは箒から」

 

「んっよしっ」

 

箒は自身の名前を呼ばれて、笑みを浮かべており、楯無は少し不満そうに箒を見つめる。

 

「まぁ良いけど、私にもちゃんとサービスしてよね」

 

「分かっている」

 

そう言って、楯無に笑みを浮かべながら、民太はゆっくりと箒の秘部の中に肉棒を挿入する。

 

愛液によって、濡れている膣内は瞬く間に肉棒を吸い上げ、そのまま根本まですっぽりと入り込んでしまう。

 

「おぉ、これはっ!!」

 

普段から剣道で鍛えている影響もあってか、程好い硬さの膣内は民太の肉棒を吸い上げながら、規則正しい動きで絞めていく。

 

「あっあぁっ」

 

根本まで肉棒を咥え込んだ箒は、そのまま民太の動きに合わせるように腰を動かす。

 

そうして動く度に、彼女の豊満な胸も一緒に動いていき、他の女性と比べても大きすぎる胸は淫乱に動いていく。

 

「むぅ、やっぱり、ここだけはさすがに凄いわね」

 

楯無はそう言いながら、箒の胸を見ながら、素直な感想を呟きながら、その胸を鷲掴みにする。

 

「たっ楯無さんっ!?」

 

「良いじゃない、良いじゃない。

同じ女性同士だしっ!!」

 

「うわっ!」

 

そうして、そのまますぽっと民太の肉棒は抜かれ、箒の上に乗った楯無はそのまま笑みを浮かべながら、民太を見つめる。

 

「ほら、まだまだ終わらないわよね?」

 

「あっあぁっ!!」

 

「あぁ、そうだな」

 

その挑発とも言える言葉に対して、民太は笑みを浮かべながら、楯無の膣内に肉棒を入れる。

 

入れた瞬間、楯無の膣内は待ち望んでいた肉棒を受け入れた事により、全身を弾ませながら、嬉しそうな歓声を張り上げる。

 

同時に肉棒によって埋め尽くされた膣内は収縮し、滑りのある愛液が肉棒を包み込み、楯無しの膣内の感触と合わさり、全身が震える。

 

「はぁはぁ、ずるいですよっ」

 

「ごめんな、箒。

交互に行っていくから、許してくれ」

 

「それって、どういっ!!」

 

箒の言葉が届く前に箒の目を見開く。

 

「あっあぁっなんでっ!!

なんにも入っていないのにっ!!」

 

そう言いながら、驚く箒。

 

見つめてみると、箒の膣内には何も入っていないにも関わらず、まるで肉棒によって広げられたように膣内が広がっていた。

 

「今、楯無が感じている感覚を、箒にも感じるように暗示

をかけた。

つまりはっ、楯無が感じれば感じる程っ、箒も感じる訳だっ!!」

 

そう言いながら、民太はこれまで使ってきた本音を呼び起こす催眠ともう一つ、相手が感じている感覚を共有する事ができる催眠を箒にかけた。

 

楯無の膣内では、民太の肉棒の形をかたどったように丁度良く収まっている事もあってか、民太から見える箒の膣内は確かな広がりが見せる。

 

「あっあぁ!!

暖かいのを感じないけど、気持ちよいのが感じてしまうっ!!

もっともっと!!」

 

「えぇつ、もっと激しくしてっ!!」

 

その言葉に答えるように、民太もまた腰を振り始める。

 

肉棒は楯無の中に入る度に彼女は獣染みた声を出しながら、それに答えていた。

 

そんな声を聞きながら、興奮している民太はそのまま少しして、楯無から箒へと肉棒を入れ替えるように挿入した。

 

「ああぁっ、せっかくのオチンポがぁ」

 

「ああぁっ先輩のがっ入ってっ!!

暖かいっ!!」

 

暖かい感触を受けてか、箒は再び声を出しながら、興奮を伝えるように声を出す。

 

2人の膣内を行き来しながら、膣内で執着に締め付ける楯無とむっつりと締め付ける箒。

 

そんな2人の膣内から来る刺激によって、既に限界まで迎えていた民太はそのまま肉棒が大きく膨れると共に

 

「もぅ限界だっ!!」

 

同時に肉棒は彼女達から離れると同時に、肉棒から出てきた精液はそのまま彼女達に向けて放たれた。

 

「あああぁっ!!

熱いのが、身体を纏ってっ」

 

「んっああっ!!」

 

そして、2人は肉棒から放たれた精液を全身に浴びた瞬間、これまでの快感を全て吐き出すように膣内から愛液が出された。

 

そうして放たれた互いの精液と愛液が混ざり合いながら、部屋の中は奇妙な匂いで満たされていた。

 

「はぁはぁ」

 

「うぅうん!!

なかなかに準備体操には良かったわね」

 

「えっ?」

 

「はい、身体が十分にほぐれました」

 

「まさか」

 

2人の言葉に驚きを隠せなかった民太だが、既に楯無と箒はそのまま両腕をがっちりと抱え、逃がさないようにする。

 

「あら、逃げられるとは思わないでね」

 

「先輩が、私達を洗脳したから悪いんですよ」

 

そう言いながら、ISスーツ越しだが分かる2人の胸の感触を味わいながらも

 

「いや、確かに催眠は使ったけど、洗脳した覚えはない!!」

 

「「良いから、覚悟」」

 

その言葉と同時に2人に襲われた民太。

 

翌日には、ふらふらになりながら授業に出席したが、その事はまだ本人も知らない。

 



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八舞耶倶矢、八舞夕弦(デート・ア・ライブ)起

今回はsinsのリクエストで八舞耶倶矢と八舞夕弦です。
二人の口調が結構違う所がありますが、どうかよろしくお願いします。
また、二人で一人、風の精霊という事であの作品要素も入っております。
追加した理由は、私の趣味だからです。


風と海が特徴的な街で生まれ育った少年、翔太はその日も日課である風浴びをしていた。

 

海の塩と混ざった風は心地よく、休日の昼寝は気持ち良く、街が好きな翔太にとっては欠かせない習慣になっていました。

 

「おい、全く目覚めないが一体どうなっている」

 

「困惑?あれだけの風を浴びていて微動だしないとは」

 

そんな翔太は聞こえてきた声に対してゆっくりと目を開くと、じっくりと観察するように見ている二人の人物がいた。

 

橙色をした髪をしており、水銀色の瞳が特徴的だが、何よりもその恰好はあまりにも奇抜すぎた。

 

「・・・夢か」

 

そのまま夢だと判断した翔太はそのまま眠りについた。

 

「眠るなぁ!!

何もなかったように、眠るんじゃない!!」

 

翔太の行動に一瞬でむっとなったのか胸倉を掴み、振り回す。

 

「なんだぁ。

まったく、人がせっかく気持ち良く寝ているのに、五月蠅いちびっこだなぁ」

 

「ちっちっちびっこだとぉ!?」

 

「ぷぷっ」

 

それがツボに入ったようにもう片方は口に手を当てて、笑うのを我慢していた。

 

「さて、起きたのは良いけど、なんだこの状況は」

 

「ふふんっ、ようやく気付いたようだな」

 

「同意、ここまで数時間程行った惨状をずっと寝て過ごしていたのに気になっていたので」

 

「俺は嵐の中でも寝る男だ。

普段、怪物ばかり相手しているからな」

 

「かっ怪物!!

それは一体どういうのなんだっ!!」

 

翔太の言葉に気になったのか、先程までの発言を取り消すように詰め寄った。

 

「面倒だな。

というより、お前らは一体なんなんだ?

というか、その恰好はなんなんだ?」

 

「ふむ、では説明に入ります」

 

そこから八舞夕弦と名乗った少女は自身が知っている事についてを話し始めた。

 

先程から翔太の怪物と戦ったという単語が気になって話しかけている八舞耶倶矢は元々は一つの人物であり、元の一つの身体になった時にどちらが主人格になるのかを勝負していた。

 

それらを聞いて

 

「一緒になる事は無理なのか?」

 

「それは不可能だ。

我らが一つになる時、どちらが主人格にならなければ、消滅する」

 

「結論、これは決められた事なのです」

 

「そんな事はないけどな」

 

そう言い翔太は懐に仕舞ってあるメモリを取り出す。

 

「二人で一人で良いんじゃないか?

どちらが欠けていてもダメ、ノーバディパーフェクトでも」

 

「貴様、話を聞いていたのか?」

 

「聞いているさ。

だけど、俺も実際に相棒と一つになった。

だからと言って、消滅はしなかったぞ」

 

「先程から話していた怪物と関係が?」

 

「まぁね。

今は、遠く離れていても、俺達は繋がっているからな」

 

そう言いながら、翔太はそのままゆっくりと遠くを見つめていた。

 

「・・・だとしても、我らとは無縁の話だ」

 

「同意、どちらかしか、生き残れない」

 

「そうなのか」

 

そう言い、つらい感情を隠すように

 

「ならば、100戦目、こいつの秘密を聞き出すのはどうだ?」

 

「はい?」

 

「同意、彼の秘密、とても気になります」

 

「おい」

 

そんな悲しそうな雰囲気は消え、変わりに興味深そうに見つめていた。

 

「黒く染まったアイテムに謎の怪物!!

我が好奇心を擽る物ばかりだっ!!

さぁ、その秘密を明かせば、甘美なる世界へ招こう」

 

「その秘密、こちらに教えてくだされば、報酬は弾みます。

具体的には、耶倶矢よりも魅力的な胸で」

 

「なっ!!」

 

「・・・」

 

その瞬間、厄介事に巻き込まれてしまったと思い、未だに吹き続ける風の中で翔太は空を見つめる。



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八舞耶倶矢、八舞夕弦(デート・ア・ライブ)承

翔太は二人に誘われるままに連れていかれた場所は街の外れにある小さなホテルだった。

 

街が発展すると共に、誰も止まらくなったホテルであり、今では管理人もおらず廃墟になっているホテルに辿り着くと、二人は手慣れた動きでホテルの中に連れていく。

 

「おい、何をっ!?」

 

「くくっ、ここは我らが拠点としている場所だ。

誰にも見つからない場所なのだ」

 

「肯定、誰も寄り付かない為、魅力を伝えるには十分すぎる場所でもあります」

 

そう言い、二人は意見が一致したように笑みを浮かべる。

 

「街にあったのは知っているが、まさかね。

悪いが、俺にも用事があるからな」

 

「おおっと、そうはいかない!

我らの勝負が終わらない限り、貴様を街へと返す事は許さない」

 

「同意、我らの勝負はあなたの街にも被害が出る。

あなたにも利点がある訳です」

 

「なるほど、それは結構な事で」

 

そう言いながら、頷く。

 

先程まで昼寝を行っていた場所の被害を考えていても、彼女達をこのまま放っておいたら街への被害も大きい。

 

それを考えれば、翔太はこの場で留まり、彼女達が納得するまで付き合うのが一番だと考える。

 

「分かった。

ただし、一つ条件がある」

 

「なに条件だと?」

 

「なんですか?」

 

「俺もその勝負に参加する」

 

「「???」」

 

その言葉に疑問に思ったのか、互いに顔を見合わせる。

 

「何を言っているんだ?」

 

「困惑、我らの勝負になぜ?」

 

「簡単だ。

つまらないからだ、お前達が俺に対して魅力勝負するんだったら、俺はお前達を惚れさせる」

 

「はっ、可笑しな事を「まぁお子ちゃまボディに無表情相手ならば、楽勝だがな」なっなんだとぉ!?」

 

「同調、良いでしょう。

受けて立ちましょう」

 

翔太の挑発を受けて、二人は似た返事をすると共に翔太を睨む。

 

「良いだろう、我が魅力の前で陥落する姿が楽しみだ」

 

「否定、脱落するのは私の方です」

 

その言葉が互いに聞くと同時に、互いに別々の方向へと走り去っていく。

 

「やっと行ったか。

さてっと」

 

翔太は二人がいなくなったのを見ると同時に懐から携帯を取り出す。

 

「もしもし、俺だ。

厄介な事に巻き込まれた。

あぁ、そうだ、検索して欲しい事があるんだ。

キーワードは精霊、双子、嵐だ。

・・・・分かった、あとは任せてくれ」

 

電話の先の相手との会話を終えると同時に走ってきた耶倶矢は真っ赤なチャイナ服を身に纏い、翔太の前に立つ。

 

「くくっ、どうだ我が魅力的な衣装は?」

 

「胸がもうちょっとな」

 

「また胸の事を言ったぁ!!」

 

何回目になる胸の話になって、耶倶矢は泣き崩れた。

 

「私だってぇ、大きな胸には憧れるけど!!

だって、しょうがないもん!!」

 

「別に気にする必要はないだろ。

お前はお前で魅力的だから」

 

「ならば、その秘密を「教えるつもりはないけどな」むぅ」

 

そう言って、不満そうに耶倶矢はふくれっ面で見つめる。

 

「それに別に無理して背伸びしなくても十分可愛いから気にするな」

 

そう言って、耶倶矢の頭を撫でる。

 

普段から小さな子供達と遊んでいた翔太にとっては手慣れた動きだったが、耶倶矢はそのまま顔を赤くする。

 

「かっ可愛い!?

いっいきなりそういう事を言うな!?!」

 

そう言い耶倶矢はそのまま顔を真っ赤にさせながら、その場を去っていた。

 

「あいつ、単純だな」

 

「同意、実に単純。

しかし、私はそういきません」

 

「・・・いや、なんでホテルの中にそれがあるんだ」

 

そう言って、思わず冷たい目で見たのは体操服にブルマという現代では見られないような恰好をした夕弦だった。

 

「返答、探したらありました。

私の魅力を発揮するには丁度良いと思い」

 

「まぁ、あいつよりは目立つ部分が大きいからな」

 

そう言いながら、体操服に書かれていた5-2が胸の中で納まっている姿を見て、思わず納得してしまう。

 

「肯定、どうですか?」

 

「まぁ似合うよ」

 

そう言って、翔太はあくびをしながら、ソファに座る。

 

「・・・懇願、翔太」

 

「なんだ?」

 

「希望、この勝負、耶倶矢の勝たせてはもらえないでしょうか?」

 

「するかよ。

お前ら二人共惚れさせるって、俺は言っただろ。

両方共、自分を犠牲にしているようなシナリオなんてさせるかよ」

 

「驚愕、見抜いていたんですか!?」

 

「まぁな。

それにだいたい分かるしな」

 

「懇願、ならば「だけど、そんな事はさせないよ」・・・」

 

「俺はお前達二人共助ける。

絶対に」

 

「否定、あなたの心使いは嬉しいのですが、私達を救うのは」

 

「あぁ確かに一人じゃ無理だな」

 

その言葉に答えると夕弦は頷く。

 

「同意、あとは頼みました。

僅かの間でしたが、あなたがいた時間は楽しかった」

 

そう言って、夕弦は今度こそ去った。

 

「俺が一人だったら、無理だった。

だけど、今はもう大丈夫だ」

 

そう言って、決意を固めるように、翔太は帽子を被りなおす。



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八舞耶倶矢、八舞夕弦(デート・ア・ライブ)転※

ホテルに監禁に近い状態になってから一週間。

 

その間、翔太に対する二人のアプローチは多かった。

 

食事中は勿論の事だが、シャワー中、さらには起きて一緒に寝ていた事も既に日常的だった。

 

「まったく、気が休まらないぜ」

 

そう言いながら、屋上で風を浴びながら、翔太は懐にしまっているケータイのメッセージを見る。

 

そこには検索を終えた相棒からの指示だった。

 

「・・・しかし、まさかなぁ」

 

そう言いながら、これから実行する事に頭を抱え込む。

 

これまで多くの事件を解決してきた翔太だが、ある意味これまでで一番の難関に頭を抱えていた。

 

「やるしかないな」

 

そして、しばらく頭を上げると共に目的の二人を探した。

 

「むっ翔太?」

 

「疑問、どこにいましたか?」

 

その恰好は初日に見ていた派手な恰好ではなく、ホテルに残っている衣服を身に纏っていた。

 

「少しな」

 

そう言いながら、二人は疑問に思っているが翔太はそのまま耶倶矢へと近づくと彼女を近寄せる。

 

「へっ?」

 

「っ!?」

 

キスを行った。

 

耶倶矢は最初は何をされたのか分からない様子だった。

 

そして夕弦の方も突然の出来事で最初は何が起きたのか分からなかったが、その光景を見つめると

 

(良かった、これで耶倶矢は生き残れる)

 

自身の敗北と共にもう一人の耶倶矢が生き残る事ができた事実。

 

そう思うと身体が楽になったと思うが、彼女はそのまま翔太に引っ張られると耶倶矢とのキスを終えた翔太によって唇を奪われる。

 

「ほぇ?」

 

キスをされて、何が起きたのか理解するまで時間がかかった耶倶矢はすぐに目の前の光景に疑問に思った。

 

先程まで行っていたキスが翔太は今度は目の前にいる夕弦と行っている事に対してだった。

 

勝負に勝ってしまい、夕弦が消えてしまうという不安と、突然起こったキスに対する心地良さで思考が定まらなかった耶倶矢は混乱していた。

 

「しょっ翔太?」

 

「疑問、これはぁ?」

 

2人は、翔太が自分達を抱き寄せた理由についてを尋ねると翔太はそのまま2人の目を見つめる。

 

「言っただろ、お前達を惚れさせるって。

悪いがホテルでのデートの方法が分からないから、こういうやり方をさせてもらうぞ」

 

「へっやるって、もしかして!?」

 

「羞恥、それは幾らなんでも早くって」

 

「そうっ、そのっ、もう少し一緒に過ごして、堕とされた瞬間に行うのが至高の快楽が待っているはずっ!?」

 

「同意っ!!

好意を持つ相手と2人で行うのが宜しいかとっ!!」

 

「行為に対しては否定しないんだな」

 

慌てた様子で2人はそのまま翔太を止めるように説得するが、その言葉で反対に翔太は笑みを浮かべる。

 

「「うっ」」

 

同時に顔を赤くしながら、2人は目を背けようとすると、顔を既に真っ赤いしている互いの顔を見つめる。

 

「「あっ」」

 

「つまりは良いんだな」

 

その言葉と共に翔太がまず行ったのは耶倶矢の方だった。

 

身に纏っている衣服によって、彼女の秘部に触れるのはそれ程難しくなく、指が彼女の膣内に触れながら入っていく。

 

中指から少しずつ刺激するように膣内を触れていくと、翔太によって刺激された耶倶矢は身体を振るわせていた。

 

「ひゃっ!!」

 

膣内をゆっくりと、程良い力加減で刺激をされ、内側からの刺激に対して身体を震わせながら、そこから感じる快感に身体を震わせた。

 

「はむっむちゅ」

 

「っ!!そっそこはっ!!」

 

翔太は耶倶矢の膣内を刺激を行いながら、口を大きく開きながら夕弦の柔らかい胸を口の中へと入れていく。

 

指ではなく生暖かい舌が胸に触れると、唾液で濡れていく部分に顔を赤くさせていく。

 

そして、先程までの刺激によって知らずの内に興奮していた夕弦の乳首はぷっくりと膨れていた。

 

そんな乳首に対して、翔太は舌を絡ませていく。

 

「んっんっ!!」

 

翔太の舌が夕弦の乳首に巻き付き、まるで乳を求める子供のように執着に舐められ、夕弦は顔を赤くさせながら見つめる。

 

「しょっ翔太ぁ」

 

「要求、もっともっとぉ」

 

これまで行われなかった刺激に対して、2人は頬を赤くさせながらもっと行って欲しいように翔太を見つめる。

 

「ぷはぁ、本当に、2人は同じ事を求めるんだな」

 

「そっそれは」

 

「ですが」

 

翔太から出された言葉に対して戸惑いを見せる2人を見つめた翔太はすぐに彼女達を近くのソファへと寝転ばせると同時に翔太はそのまま耶倶矢の膣内に向けて肉棒を入れ始める。

 

既に愛液によって満たされた膣内はすぐに奥まで埋め込むが事ができ、同時に驚きに満ちた声を出す。

 

「ひゃぁぅ!!

さっきまで入っていた指とは全然違うっ!!

暖かいのが、私の中に入ってっ!!」

 

膣内に入り込んだ肉棒に対して驚きに満ちながら、同時に肉棒から感じ取った熱い感触に目を見開きながら、感じる。

 

それに合わせるように膣内は淫らに動き始め、翔太が少し動くだけでも簡単に愛液が溢れ出る程に興奮をしていた。

 

「っ興奮!

資料で見ましたが、これ程とは」

 

そんな耶倶矢の乱れた姿に夢中になっており、夕弦は自然と自分の指を秘部へと手を伸ばしていた。

 

「あっああっんっ!!」

 

「んっあっあ!!」

 

夕弦はそのまま翔太の肉棒によって乱れている耶倶矢を見つめながら、自分の指を動かす。

 

翔太の肉棒が奥深くまで耶倶矢の子宮口に触れると共に、押し込むようにぐりぐりと腰を振る。

 

子宮口はそのまま先端に当たり、身体全体が揺れるように震えており、その度に目を大きく見開いた。

 

「あぁっあぁあ!!」

 

内側から来る快楽に既に我慢ができなくなった耶倶矢はそのまま目を大きく見開き、身体に足りなくなった酸素を取り入れるように深呼吸をする。

 

呼吸を行う度に肉棒は耶倶矢の身体を貫き、既に限界を迎えそうになった耶倶矢はそのまま白目になり

 

「出るっ!!」

 

「ひゃぁ!?」

 

翔太の一言と共に精液が耶倶矢の身体の中を満たすように射精する。

 

子宮口に直接入り込んでくる精液に対して、驚く事しかできない耶倶矢はそのまま身体を震わせなていた。

 

やがて、全ての精液を吐き出した翔太はそのままゆっくりと彼女から肉棒を抜き取ると、耶倶矢の秘部から精液が溢れ出していた。

 

「これはっ」

 

その光景を見ていた夕弦はその光景を見つめながら、喉を鳴らすと

 

「次は夕弦だな」

 

「っ!」

 

その言葉と同時に夕弦は顔を下に俯きながら、自分から身体を寄せていた。

 

そのまま夕弦が見つめていたのは先程まで耶倶矢を犯していた肉棒だった。

 

先程まで行為を行っていたとは思えない程の肉棒がそこにあり、そのまま興奮のまま夕弦は自ら肉棒を自分の秘部の中へと入れていく。

 

「あっあぁ!?」

 

肉棒を入れた瞬間、初めての快感に驚いていた。

 

先程まで自分で行っていた時とは比べものにならない程の快感が身体を襲いかかった為である。

 

「んっあぁ!?」

 

膣内に入り込んだ肉棒はそのまま夕弦を満たすように動き、そのまま翔太は彼女の身体を強く抱きしめた。

 

先程までとは違い、先程までとは違う夕弦の豊満な胸はすぐに翔太の腕を吸い込んだ。

 

柔らかな感触を楽しむように、翔太はそのまま先程までの激しい動きとは違い、ゆっくりと動いていた。

 

「いっ、ゆっくりとっ入り込んでっ!!」

 

先程まで見ていた激しい動きとは違い、身体全体を染み渡るような翔太の動きに驚きながらも、染み渡るような快感に既に夕弦は夢中だった。

 

「んっあぁ」

 

やがて、その声に気付いた耶俱矢もまた、自分の膣内に指を入れていた。

 

先程までの行為で残っていた精液が身体を滑らせながら、目の前での夕弦の行為で自慰を行っていた。

 

「またっ出るっ!!」

 

「んっ!!」

 

その一言と共にやがて限界を迎えた翔太は夕弦の中へと精液を射精する。

 

身体を震わせながら、それを感じながら、夕弦はゆっくりと痙攣していた。

 

「あっあぁっあぁ」

 

「夕弦っ」

 

その様子を見ていた耶倶矢はゆっくりと夕弦へと近づく。

 

「耶倶矢ぁ」

 

こちらを見つめている耶倶矢に気付いた夕弦は互いに求めるようにキスを行い始めた。

 

翔太と行ったキスよりも深いディープキスを行いながら、やがて視線は翔太の方へと向き

 

「「翔太ぁ」」

 

そうして、甘えるように翔太へと寄り添う。



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八舞耶倶矢、八舞夕弦(デート・ア・ライブ)結

「だあぁ!!

依頼が多すぎるぅ!!」

 

「仕方ないだろ。

君がこの事務所からいなくなってから、依頼は溜まる一方だったから。

人気物だったね」

 

愚痴を言うように叫んだ翔太に向けて、笑みを浮かべながら本を広げている少年の名はワトソン。

 

本当の名は別にあるが、周りからはその名前で呼ばれており、本人もそれを気に入っている為にわざわざ言い直していない。

 

「だってよ、まさかホテルに一週間も閉じ込められるとはよ」

 

「それでも街の被害を少なくさせたのは君のおかげだ。

それにしても精霊か。

実にゾクゾクする内容だったよ」

 

「お前なぁ」

 

目の前で未だに本を見つめるワトソンに呆れながら、翔太は仕事を見つめていた。

 

「ふふぅ、翔太よ!

今、仕事を終わらせたぞ」

 

「報告、こちらの資料もできました」

 

あのホテルの一件のその後の出来事については多くの人々の手を彼女達の力を封印する事ができた。

 

翔太は元々は数々の摩訶不思議な現象を正面から戦ってきた存在であり、同時に相棒であるワトソンは無限の知識を持っている為、彼女達を救う方法は簡単だった。

 

「それにしても摩訶不思議だな。

このようなメモリに我らの力が封印されているとは」

 

「同意、ワトソンさんには驚きを隠せません」

 

そう言い取り出したメモリを見つめていた。

 

ワトソンが取った方法とは彼女達の力をメモリの中に移し、一般人と同等にする事だった。

 

そしてその為には彼女達の精神状態の安定が条件だった。

 

片方を安心させれば、必ず片方は救えるが、もう片方を見捨てる事になる。

 

それを了承できなかった翔太は二人が自分を求めれば、安心するという博打に似た賭けだった。

 

「僕としても実に興味深い案件だったよ。

それはそうと翔太。

君はどちらと結婚するんだい」

 

「ぶぅ」

 

ワトソンは当たり前のように訪ねてきた内容に、翔太は飲んでいたコーヒーを吹き出す。

 

「なっなっなにをっ!?」

 

「だって、彼女達と君は肉体関係を持った。

これは責任を取らなければならないが、残念ながら日本には複数の結婚は不可能だ」

 

「だから、お前はぁ「問題ない」はい?」

 

「我らは二人で一人!

どちらが片方が結婚しても、共に愛してもらえれば良いだけ!」

 

「賛同。

結婚はあくまでも一人ならば、一緒に暮らすだけです」

 

「ふふっ、これは失敬。

これも一つの愛の形だね、翔太。

あれ?」

 

ワトソンはそのまま拍手を送るように二人を見つめていると、話題の本人である翔太の姿はいなくなっていた。

 

「あぁまた逃げた!!

夕弦、行くぞ!」

 

「了承、逃がしません」

 

そう言い、耶倶矢達も同時に飛び出した。

 

「まだまだ賑やかな日々は終わりそうにないね」

 

そう言いながら、ワトソンはそんな二人の後ろ姿を見つめながら笑みを浮かべた。



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胡蝶しのぶ(鬼滅の刃) 起

男の名は鑢八種。

 

八種の身長は高く、さらには細身でありながらしっかりと鍛えられた筋肉があった。

 

だが、その体格とは裏腹に八種には剣の才能が一欠片もなかった。

 

手に刃物を持ったとしても、刃物を目の前の物を斬る事は出来ず、空を斬るだけである。

 

だが、それとは違い恵まれた体格は当時でも珍しすぎる程に恵まれていた。

 

その力は鬼をも越える力を持ち、鋭い牙を持つ鬼の歯も男の拳の前では全てが折れる。

 

「それで、俺に何の用なんだ?」

 

そんな八種のとある日の事だった。

 

彼は普段から住み慣れている山から降り、とある屋敷で一人の人物と対面していた。

 

男は顔の上半分が焼けただれたような痕がある人物名を産屋敷耀哉である。

 

幼い頃からの親友である八種を見つめながら、言葉を発する。

 

「何、一つ提案をしたくて来てもらったんだ、八種」

 

「提案?

悪いけど俺はあんたの期待には答えられないぞ」

 

「それは分かっている。

君は剣の才能が私よりもない。

悲しいことにそれでは十二鬼月達は倒せない」

 

「あぁ、刀を持っている奴が相手だったら負けない自信はあるけどな」

 

「そう、だからこそだ。

君の存在は奴にとっては切り札になる。

日輪刀を破壊する事に長けた鬼の誕生、それだけは阻止をしたい」

 

「つまり、俺には死んでもらいたいという事か?

別に良いぜ」

 

そう言うと八種は何事もないように首を出す。

 

「いいや、それはしない。

君には他にやってもらいたい事がある」

 

「やってもらいたい事?」

 

疑問に思った八種は首を傾げる。

 

「あぁ、蝶屋敷での護衛を頼みたい。

あそこは鬼滅隊にとっては重要な場所だが常に柱がいる訳ではない。

だからこそ、柱ではなく、そして誰よりも強い君に頼みたい」

 

「別に良いぜ。

どうせ山暮らしをしているだけだからな」

 

「あぁ、それともう一つ、すまないが待ってくれないか?」

 

「??」

 

耀哉の一言に疑問に思いながら、時を待つこと10分程、彼らの部屋に入る人影が

 

「失礼します親方様」

 

「来てくれましたね、しのぶ」

 

そう言い、入ってきたのは蝶の羽を思わせる羽織身に纏った女性が入ってきた。

 

「しのぶ、紹介します。

彼の名は鑢八種。

私の古くからの親友で、今度から蝶屋敷の護衛を任せようと思っている」

 

「護衛ですか」

 

「はい、蝶屋敷が襲撃されても、対処は可能だと思います」

 

「心遣い感謝します。

それでしたら、喜んでお受けします」

 

「あぁ、それともう一つありました。

良かったら、しのぶ、八種と婚姻してはいかがでしょうか?」

 

「「はい?」」

 

その言葉に疑問に思った二人は同時に首を傾げた。

 



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胡蝶しのぶ(鬼滅の刃) 承

今作は鬼滅の刃ともう一つの作品の設定が入っています。


「しのぶさん、その人は一体?」

 

「鑢八種さん。

この度、蝶屋敷の護衛をする為に来られた方です」

 

そう言いながら、しのぶは少し困った笑みを浮かべながら、八種を紹介する。

 

「どうも、八種だ。

よろしく頼む」

 

そう言いながら、当初は人間味がない無表情な姿に加えて、これまで見た事のない程の巨体に当初はあおい達を始め、皆困惑していた。

 

だが、生活を始めてから、一ヶ月経つと共に、八種という男についてを知り始めた。

 

普段からぼーっとしている事は多くあるが、力仕事を手伝ってくれ、嫌な顔を一つせずに仕事を行っていた。

 

「それにしても、本当に何者なんですか、あの方は?」

 

「分からないわ。

古い友人だとしか聞かされていないけど」

 

そう言いながら、あおいはしのぶに尋ねた。

 

その事についてはしのぶ自身も深くは聞いておらず、知らない男でいきなりの婚約という事であまり話していなかった。

 

「少し、話してみましょう」

 

そう決意すると共に、その夜、蝶屋敷の天井に上る。

 

八種は普段から何もする事がない時は蝶屋敷の屋根から月を眺める事が多かった。

 

「月見、好きなんですか?」

 

「月が好きというよりも、何もしない時にはなんか見てしまうんだよ」

 

しのぶはそう言いながら、八種に近づきながら、彼女は見つめる。

 

「あなたは、本当に何者なんですか?」

 

「さぁな。

俺自身も誰なのか分からない。

人間かもしれないし、刀かもしれないし」

 

「刀?」

 

その単語に疑問に思ったのか、しのぶは尋ねる。

 

「俺の親父はなんというか人間味が薄い奴だった」

 

(それはあなたが言うの)

 

そう言いそうになったしのぶだが、ぐっと堪えるように話を聞く。

 

「それで、俺の母親はなんというか変な奴だった」

 

「変な?」

 

「あぁ、なんでも否定否定と言っており、可笑しそうに笑っていた」

 

「それは、確かに可笑しい人ですね」

 

八種の言葉に今度は同意するように頷く。

 

「そんな二人は仲が良いのか悪いのか分からなかったがな。

ある日、鬼が襲ってきた」

 

「っ!」

 

その言葉を聞き、しのぶはその時に起きた悲劇を想像した。

 

「まさか、ご両親は」

 

「いや、鬼は簡単に始末したよ。

その時に産屋敷に会ったんだ。

まぁ、その後、親父達は海外に地図を作りに行った。

俺はその後は面倒だったから山に籠っていた」

 

「籠っていた?

鬼を始末する事ができたのなら、鬼滅隊に入る事もできたのでは」

 

「いや、俺は鬼を始末できたのは、鬼の身体を粉々にする程に切り裂いて、戦えない程にしただけだよ」

 

「始末?」

 

そう言いながら八種は空を見つめる。

 

「俺は剣の才能はない。

それは親父も同じだった」

 

「剣の才能が?」

 

そう言いながら、八種は懐に仕舞っていた猩々緋鉱石を見せ、同時に石を手刀で切り裂く。

 

「なっ!」

 

その石はまるで刀で真っ二つに綺麗に斬り裂かれた。

 

「これは、刀で斬られたように」

 

「俺が使うのは虚刀流。

手「刀」や足「刀」を多用するため、「刀を使う」武術だ。

ただそのせいなのか、俺には刀を使う才能がまったく無いんだよ」

 

「なるほど、だからこそですか」

 

鬼を倒す程の力を持っているが、鬼を見逃す可能性が誰よりも高い八種は鬼滅隊に入れたのだろう。

 

そして何よりも

 

「なんというか、虚しい目ですね」

 

そう言った八種の目を見つめたしのぶは自然に寄り添った。

 

「んっ?」

 

「少し寒いので」

 

そう言いながら、その心の距離は近づいた。



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胡蝶しのぶ(鬼滅の刃) 転※

月を見つめたその晩、八種としのぶは寝部屋に共に入っていた。

 

「「・・・・」」

 

これまで夫婦らしい事を一度も行った事のない彼らは互いに顔を合わせずに、布団を見つめていた。

 

「えっと、その夫婦の営みというのは、確か、こうするんですよね」

 

「えっどうなんだろう」

 

互いに緊張しながらも、しのぶは決意したようにゆっくりと八種の服を脱がしていく。

 

脱がされるという普段は行われない事に驚きを隠せずにいたが、同時に抵抗せずに受け入れる。

 

そうして、やがて服を全て脱がすと、しのぶが目にしたのは八種の肉棒だった。

 

「これはっ、本当に凄い」

 

しのぶはそう言いながら、目の前で勃起している八種の肉棒を見つめながら、その言葉を言う。

 

これまで治療目的で時折だが、男性の肉棒を見た事のあるしのぶだが、それらを比べても、八種の肉棒の大きさは異常であった。

 

ゆっくりと、そのまま彼女は目の前にある八種の肉棒から匂いを嗅ぐ為に花を近づけると、そこから匂ってくるのは、獣を思わせる匂いであった。

 

「それではいきますね」

 

「おっおぉ」

 

緊張のあまり、思わず八種を見つめると、彼も目の前にいるしのぶに対して頷きながら、ゆっくりと待つ。

 

口の中にはとても入れない程の大きさの肉棒に対して、しのぶがまず行ったのは舐める事だった。

 

始めて舐めた肉棒の味は少ししょっぱい程度だが、どこか夢中になる味だった。

 

そのまま彼女は舌を上下にレロレロっと舐めながら、舌の上に味を確かめるように舐めながら、少し口を開いて、肉棒の先端だけを口の中へと入れる。

 

ゆっくりと、肉棒から溢れる匂いはしのぶの口の中に瞬く間に広がっていく。

 

「ふぅー、ふぅー」

 

ゆっくりと八種の肉棒を味わうように息を吸い、そしてそこから、ゆっくりと先端の一部を飲み込むように口の中へと入れていく。

 

「うぅ!!」

 

口内へと入っていた肉棒から感じ取ったのは、繊細な動きだった。

 

自分の肉棒の細部まで知ろうとする温かい舌は八種を興奮させるには十分すぎる程の刺激だった。

 

収まり切れなかった肉棒を味わうように、一旦口から離し、味わうように口を動かしながら、舌を肉棒に絡ませていく。

 

「うぅ!!」

 

全体を舐められ、絡まれていく、そんなこれまで感じた事のない初めての感触に対して、八種は身体を震えながら、先端から生暖かい液体が飛び出していく。

 

「はむぅ、これがっ、精液」

 

始めての精液に対して冷静な目で見つめながら、しのぶはそのまま八種の精液を口の中へと収めていく。

 

人肌程度の暖かさをしている精液はしのぶにとっては初めてであり、口の中に入れる事自体、これまで行った事のない行為だった。

 

それでもしのぶは自然と口の中へと精液を入れていく。

 

「んっこれはっ」

 

口内に入っていくと肉棒の味よりも濃く感じ、その生臭い匂いに対して、しのぶは興奮し、秘部から無色透明の液体が溢れていく。

 

「しのぶ」

 

「ふふっ、思った以上に、私はあなたの事が好きなようです」

 

そう言いながら、しのぶは八種の頬を撫でる。

 

そうして、撫でられながら、これまで見てきたしのぶとは違う一面を見て、八種は自然としのぶへと寄り添っていく。

 

普段は蝶を模した髪飾りで纏められている髪が解け、制服の中で仕舞っていた小柄な彼女とは不釣り合いな豊満な胸に興奮を隠せなかった。

 

「はむぅ」

 

「んっ」

 

そうして互いに見つめあっている内に、しのぶは自然と八種の唇に重ね、そして抱き合った。

 

互いの体温を確認するように抱き合いながら、しのぶは自然と八種の肉棒を自らの秘部へと導いていく。

 

「八種」

 

「しのぶっ!」

 

互いの名前を呼びあい、そしてしのぶはそのまま自身の膣内へとゆっくりと確実に、そして丁寧に導いていく。

 

「んっ!!」

 

八種はしのぶの膣内へと入りこむ度に、肉棒を包み込む感触に悶えながら感じ、しのぶもまた感じている快感に対して既に身体が勝手に動いていた。

 

「あっああぁ!!」

 

やがて、全ての肉棒がしのぶの膣内へと入り込むと共に心地良い感触に身体が震えていた。

 

「んっ!!」

 

「イイッですよ!!凄くイイッ!!」

 

全身に広がる快感に対して、しのぶは既に偽りなく夢中になっており、腰を振る。

 

小柄な身体と共に、豊満な胸もまた激しく揺れ、目を閉じながら、その快楽に夢中になっていた。

 

「しのぶっしのぶっ!!」

 

そして八種もまた、自身に感じている快感を伝えるように抱きしめ、互いに感じ取る快感を分け与えるように動いていた。

 

快感を与え、互いに限界は瞬く間に迎えると共に、しのぶを力強く抱きしめる。

 

「しのぶっ!」

 

「良いですよっ来てっ!!」

 

その言葉を受け止めると共に、八種は子宮口へと入り込み、彼女に向けて注ぎ込む。

 

「あっああぁあ!!」

 

しのぶは注ぎ込まれた精液に対して、既に抗えない程に背中を逸らしながら見つめる。

 

「八種」

 

「愛してる」

 

そう、彼から聞いた声と共にしのぶは笑みを浮かべる。

 

「私もよ」



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胡蝶しのぶ(鬼滅の刃) 結

時は過ぎて、数年後。

 

あれから蝶屋敷の一員になった八種は腕の中に抱えている赤子を抱きながら、空を見つめる。

 

「よぉ、大将」

 

その言葉を聞き、見ると、そこには左に眼帯、そして左腕がない男がそこに訪れた。

 

その男の名は宇髄天元、鬼滅隊の元柱であった。

 

「よぅ、診察か?

だったら、俺は医者じゃないから専門外だ」

 

「何を言っているんだ。

今日は少し酒を一緒に飲もうかと誘いに来た。

まぁ子守りをしているようだから、一緒に月見をさせてもらうよ」

 

「悪いな」

 

そう言いながら、目の前にいる子供をあやしながら答える。

 

「・・・すまなかったな」

 

「何を謝っているんだ?」

 

「いや、俺が再起不能になっていなかったら、お前の女房を死なす事はなかったと」

 

その言葉と共に、八種が思い出したのは既に死去した女房であるしのぶだった。

 

「いいや、あんたは悪くない。

俺に剣の才能があったら、今でもそう思うよ」

 

そう言いながら、八種は自分の手を握りしめる。

 

しのぶが死んだ戦いから数日後、しのぶの継子であるカナヲから受け取った蝶の簪を受け取った。

 

あれから、鬼を作り出した元凶の消滅と共に、鬼は全滅。

 

鬼滅隊も今では解散し、蝶屋敷は普通の病院として運営されていた。

 

「それに、あいつはとっくに死ぬ覚悟ができていたんだと思う。

最後に一緒に月を見た時から、分かっていた」

 

その言葉と共に、思い出すのはしのぶと最後に話した一夜だった。

 

しのぶは自分の胸の中にある赤ん坊をあやしながら、八種を見つめる。

 

『八種。

もしも、私の身に何かありましたら、この子の事を頼みます』

 

『何を言っているんだ。

お前もここに戻ってくるんだろ』

 

『えぇ、そうですね。

ですが、今回の戦いはこれまで以上。

死ぬ覚悟もしなければなりません』

 

その言葉と共にしのぶは眼に涙を溜めながら言う。

 

『おかしいですね。

私、これまで死ぬ事はあまり怖くなかったけど、あなたや、この子の事を考えると、死ぬのが怖いんですっ』

 

『しのぶ』

 

そんな彼女の恐怖を和らげるように、抱きしめる。

 

『だけど、それ以上に、私はあなた達が大好きだから、命を賭けられる』

 

そう言い、しのぶは八種を見つめる。

 

『私に、恋を、愛を教えてくれて、本当にありがとう』

 

そう言ったしのぶの言葉を聞いた瞬間から、八種もまた覚悟をしていた。

 

「そんな事があったんだな」

 

その話を聞いた宇髄は頷きながら、月を見つめる。

 

「本当にお前は俺に負けないぐらいに愛妻家だな」

 

そう言って、宇髄はそのまま天井から降りる。

 

「それじゃあ、俺はここらで失礼するぜ」

 

「あぁ、またな」

 

そう言い帰路に帰っていく彼を見つめながら、八種もまた月を見つめる。

 

未だに明るい月を見つめながら、八種と赤子、そして誰にも気づかれない透けているしのぶは共に時を過ごした。

 

「愛している、しのぶ」

 

『私もですよ、八種』

 

そう彼の言葉に応えると共に、しのぶの姿は消えました。

 

それは幻だったかもしれない。

 

それでも、彼は笑みを浮かべていた。



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城下町 起

岸波白野はモブである。

 

影が薄く、無個性で、あまり目立たない少年である。

 

そんな一般市民である彼は今、周りでかなり注目されている。

 

というのも

 

「それでなぜ毎回俺の背中に隠れるんだ?」

 

そう言いながら、岸波は後ろを振り返ると、赤いツインテールが特徴的な少女が岸波の背中に隠れながら、歩いていた。

 

「だって、白野だったら、あまり目立たないから」

 

そう言って、白野の後ろに隠れている幼馴染である茜が原因である。

 

彼女は幼馴染であるのと同時にこの国の王族という、あまりにも高いステータスを持っている。

 

「はぁまったく。

岸波君も、あまり茜を甘やかさないの」

 

その隣を歩いている茜の姉である奏は呆れながら、岸波に話しかける。

 

「まぁ、問題ないですよ。

ここから帰り道は同じですから、そこまでだったら平気ですよ」

 

「そう、言うならば、良いけど。

はぁ」

 

そう言いながら、奏は呆れたように学校へと急ぐ。

 

「いつもごめんね、白野」

 

「気にするな、どうせ行きも一緒だから」

 

「うん、ありがとう」

 

そう言い、笑みを浮かべながら学校へと向かった。

 

そんな二人を見て、周りの住人は

 

(((あれで付き合っていないって、嘘だろ)))

 

バカップルと間違えそうな会話に思わず突っ込みそうになるが、全員が声を抑えて学校へと向かう。

 

「はぁ」

 

そして、そんな二人を見つめて、奏はため息をつきながら、家に帰っていった。

 

家に辿り着くと、茜は着替えに奏はそんな茜が部屋に行ったのを確認すると共に、録画していた番組をすぐに見始める。

 

『さて、今秋の櫻田家もあとはあのコーナーだけですね』

 

そうして、テレビの画面をまっすぐと睨みつける奏。

 

『岸波ランキング』

 

『さて、このコーナーでは、櫻田家の王女様達が恋している最強の唐変木、岸波君が誰と恋人になるのかについての裏ランキングです』

 

『まぁ現在ぶっちぎりで茜様ですけどね。

本人達無自覚ですけど』

 

『さぁ、これからの恋愛模様どうなるのか、楽しみですね』

 

その言葉と共に奏は頭を抱えながら、悩む。

 

「まさか、バレバレだったなんてぇ」

 

そう言いながら、奏は真っ赤になっている顔を抑えながら

 

「ふむ、茜が一位か、楽しみだな」

 

「ぎりぃ」

 

「っさぁて、買い物に行くか」

 

奏が顔を赤くしている時、近くを通った修は頷くと、すぐに睨みつけた。

 

「ふふっ、だったら手段は選んでいられないわね。

なぁに、勝負は勝てば良いのよ、過程など、どうでも良いのよ」

 

そう言いながら、ふらふらと出ていった奏を見つめていた輝の手には

 

「同じ言葉を言っています」

 

その手には岸波から借りた漫画『ショショの奇妙な探検』でのOIDの台詞だった。

 



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城下町 承

「でっできた」

 

その晩、奏は自身の能力で作り出した物を見つめながら机の上に俯く。

 

彼女が作り出したのは世間で言う所の惚れ薬に近い薬品であった。

 

「それにしても、探せば本当にありそうで怖いわね。

まぁ、実際には惚れ薬じゃないけどね」

 

そう言いながら、手の中に納まっている薬を見つめながら、呟く。

 

「あれ、奏ちゃん、それはなに?」

 

「別に、少し試しに作ってみた飲み物だけど「あっそれだったら、少し頂戴」あっ!」

 

「んっ、これなんだかまずいけど?」

 

「勝手に飲まない!!

あぁ、もうこの薬幾らかかったと思っているの!!」

 

その怒鳴り声を聞き、茜は思わず目を瞑ってしまう。

 

「ごっごめんなさい!

あっ白野っ…」

 

その時、窓の外に見えたのは、丁度買い物から帰る途中の白野の姿だった。

 

「あっやばっ!!」

 

奏はすぐに茜を止めようとしたが、窓から飛び出した茜はそのまま

 

「白野ぉ!!」

 

「えっあかぐぁ!!?」

 

窓から飛び出してきた幼馴染を見て、白野は驚きの声を出す事しかできず、そのまま腹部から来る衝撃と共に壁にぶつかる。

 

「えっえぇ?!」

 

「白野ぉ」

 

「なに、なにっ!?」

 

いつもとは明らかに様子が違う幼馴染の姿を見て白野は混乱しながら、周りを見つめる。

 

「しっしまったぁ!?

しかも、なんていうタイミングなのよ!!」

 

そう言いながら、奏はすぐに白野の元へと行き、茜を掴む。

 

「ほらっ、こっちに来なさい!!」

 

「やだぁ、白野と一緒にいるぅ!!」

 

「どうなっているのぉ!?」

 

あまりの状況について来れず、白野は頭を混乱させるしかない。

 

「仕方ないわ。

岸波君、ごめんだけど、あなたの家で匿ってくれるかしら?」」

 

「えっ別に良いけど、一応、説明だけでもお願いできる?」

 

「それぐらいは良いわ」

 

そう言いながら、未だに腰にしがみついている茜を引きずる形で三人は白野が住んでいるマンションへと入る。

 

「さて、奏さん。

この状況について何か知っているの?」

 

「えぇ、少し実験程度で作った飲み物が思った以上に効果があったのよ」

 

「実験?」

 

疑問に思った白野が首を傾げるが、奏はそのまま息を吐きながら

 

「簡単に言うと人間を一時的に刷り込みにさせる事ができる薬よ。

これを飲んだ人間は最初に見つめた人間に対して、普段は隠している好意を表に出してしまう薬よ」

 

「なんでそんな薬を!?」

 

「すっ少し実験よ」

(本当は白野に飲ませて、刷り込みで私と恋人にする予定だったけど)

 

「えへへぇ、白野」

 

そう説明している間にも茜の甘えは激しくなっていた。

 

「どうにかできませんか?」

 

「そうね、この薬は未知な所が多いから、効果が切れるまで時間がかかるわ。

だから「えぇい」「ぐわぁ!?」ちょっ」

 

そんな奏の説明の途中で茜は思いっきり白野をソファに寝転ばせた。

 

「なっ何をするんだ!?」

 

「えぇ何って、何を」

 

そう言いながら、茜はとろんとした目でゆっくりと白野を見つめていた。

 

「これって、やばいっ!!」

 

すぐに事態を理解した白野はそのまま抜け出そうとしたが

 

「逃がさないよぉ」

 

「ちょっ茜!?」

 

すぐに能力を発動させた茜によって、二人はそのまま拘束された。

 



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城下町 転結※

茜はまずは白野を両手で塞ぎ、足で奏の動きを封じた。

 

彼女の能力である重力制御を行えば、二人の動きを止める事は容易く、全身の重力がかかり二人共自由に身体を動かす事ができなくなっていた。

 

そして茜が能力で白野を押さえつけてから行った行動。

 

それはまずは彼の唇を奪う事だった。

 

未だに抵抗を見せる白野だったが、髪の色と同じぐらいに顔を赤くなっている茜から受けたキスは衝撃的だった。

 

唇に触れた瞬間に感じた柔らかい感触だけで、白野は先程までの抵抗が嘘のように消え、彼女はそのまま舐め続ける。

 

「あむっんちゅぅ」

 

少しずつ、白野に刻み込むようにゆっくりと舌で舐めながら、白野の口内へゆっくりと入っていく。

 

くちゅくちゅと音を立てながら、白野の口内へと入っていくと、茜はそのまま歯の表から裏側まで、隅々まで舐めながら、彼女は衣服を脱ぎ捨てていく。

 

「ちょっあなた何をしているのっ!?」

 

「えぇお姉ちゃん。

何って何に決まっているじゃない」

 

そう言いながら、茜は未だに正気を見失った目で白野を見つめていた。

 

さすがにこのままでは茜自身は勿論の事だが、何よりも白野自身の立場が危ういと感じた奏は抑えられていない足で白野の肉棒を被せる。

 

「あぁ、お姉ちゃんのがっ、当たっているっ!!」

 

そう言いながら、茜は白野の肉棒が入らない為か、そのまま奏の足の表面に重なりながら、腰を動かす。

 

「うっ」

 

「ちょっ!?」

 

茜がそのまま行為を続けるとは予想外だった奏はそのまま上から擦ってくる茜の秘部の濡れた感触を受けるのと同時に

 

「んっ!?」

 

 

隠していた白野の肉棒がそのまま奏の足の裏に当たり動いていく。

 

茜は既に興奮のままに身体を動かしている為か、奏の意思とは裏腹に足は動いていく。

 

そして、そんな彼女の足の裏に直に当たっている肉棒は適度な硬さと激しい動きも相まって興奮を隠しきれずに大きくなっていた。

 

「んっ、白野っ、お姉ちゃんっ!!}

 

そんな奇妙な行為を行っている茜は既に興奮を隠しきれなかったのか、彼女はそのまま腰を激しく前後に動かしていく。

 

「ちょっ、そんなに動かないでっ!!」

 

一方で、奏自身も上から垂れてくる愛液が、白野の肉棒に対する滑りを良くしている為、隠すのに一苦労だった。

 

「んっ!」

 

「えっ」

 

だが、自分の動きに合わせて、声を出している白野の様子を見た奏は少し顔を赤くさせながら、足を少しずつ動かす。

 

足の裏から感じる生暖かい感触に対して、唾を飲み込みながら、何時の間にか止まるという選択肢はなく、動かし続ける。

 

コロコロと動く玉の感触や、滑る棒、それら全てが人肌で温かく茜の動きに合わせるように奏自身も何時の間にか足を動かしていた。

 

「うっ出るっ!」

 

「っ!!」

 

白野のその一言で正気に戻った奏はすぐに足をどけようとした瞬間。

 

白野の肉棒から絶え間ない精液が吐き出されていく。

 

「わぁ、凄く暖かいねぇ」

 

肉棒が吐き出された瞬間、奏は足に感じる生暖かい液体が白野の精液だと気づくと顔を赤くさせる。

 

同時に茜は溢れ出した精液を一舐めし

 

「美味しい」

 

そう笑みを浮かべる。



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陽乃(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)起

今回、原作になる「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」について、作者は本当にほとんど知らないので、少し読んだ印象から書かせてもらいました。
結構違う部分があると思いますが、よろしくお願いします。


彼と出会ったのは高校に入学してからすぐだった。

 

いつものようにクラスの中心になるような会話を行いながら、クラスメイトと話をしながら、彼を見つけた。

 

余り整っていない髪だが、顔は整っているようだが、鋭い目にボロボロの制服と明らかに問題児だと思われるその風貌に私は気になった。

 

「陽乃さん、どうしたの?」

 

そんな彼を見つめて、心配してくれたクラスメイトAちゃんが話しかけてきた。

 

「うん、少しあの子が気になってね。

いやぁ、私ってば、忘れっぽくてね」

 

「えっ、そうなの!

まぁ、あの子結構やばいからね」

 

「やばい?」

 

「うん、小学校から中学校までの間ずっと喧嘩ばっかりで、ヤクザ相手でも勝っていて、その結構問題児だったけど、なぜか入学しちゃって」

 

「ふぅん」

 

それは興味深い。

 

この学校にはわりと大人しい子ばかりだと思っていたが、なかなかに興味深い話を聞けとたと感謝した

 

そして、笑みを浮かべながらその子について考えながら、放課後を待った。

 

「やぁ、初めましてだね」

 

「あぁ」

 

私は誰もいない場所で彼に話しかけた。

 

鋭い目つきでこちらを見つめているようだが、私はそれを気にせず話しかける。

 

「そんな睨みつけなくても大丈夫だよ。

私の名前は雪ノ下陽乃だ、よろしく頼むよ」

 

そう言いながら、彼に向けて挨拶したが、それを無視し、彼は歩いていた。

 

「もう、そんなに無視しなくても良いじゃないか」

 

「五月蠅い。

俺はお前みたいな奴が嫌いなんだよ」

 

「嫌いとは失礼だね。

私の何が気に入らないの?」

 

「てめぇの態度だよ」

 

「おぉ」

 

不良ではよくある丁寧な態度が気に入らなかったのか。

 

それには私も始めての体験だったので、彼に対してますます好印象になっている。

 

「いやぁ、丁寧な言葉が苦手だったかい?」

 

「ちげぇよ」

 

「んっ?」

 

何やら話が見えずに思わず首を傾げるが

 

「その笑顔の下にどこか得たいの知れないモノを隠している感じがするんだよ。

だから、気に入らない」

 

「・・・へぇ」

 

その一言を聞くと共に私は自然に笑みを浮かべた。

 

初対面で、ここまで知られるとは

 

「良いねぇ、ダーリン」

 

「あぁ!!」

 

そう言い、私はダーリンから距離を離れた。

 

同時にダーリンは殺意と疑問を込めた目で私を見つめる。

 

「だって、その態度、私に向ける殺意。

全てにおいて私好みだよ、ぜひとも私と一緒にいて欲しいよ」

 

人生において、絶対に振られると確信している愛の告白をダーリンに告げる。

 

「てめぇふざけているのか?」

 

「ふざけてなんていないさ。

私は大真面目だよ」

 

「よぉし、分かった。

頭がいかれているようだな、病院に行け」

 

そう言って、ダーリンはそのまま離れていった。

 

「残念だなぁ。

まぁ良いか、これから高校生活でずっと会えるから」

 

そう笑みを浮かべながら、私は家に帰っていく。

 

これから待ち受ける、素敵な学園生活に胸を躍らせながら



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陽乃(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)承

「そう、それが私とダーリンとの出会いだよ」

 

そう目の前にいる八幡に向けて、ダーリンと呼ばれる人物との出会いを語った。

 

「いや、なんですか、その漫画で見るような話は」

 

そう言いながら、普段から腐っていると言われている目を細めながら、目の前にいる陽乃に向けて言う。

 

「いやいや、これが実際に本当にあった話なんだよ。

いやぁ、残念だったね、もしも君がもうちょっと早く出会っていたら、君と恋人になっていたかもしれないのに」

 

「それに関しては、あなたの言うダーリンさんと同じ答えが出ますね」

 

そう言いながらため息を尽きながら答える。

 

「そうかい?

まぁでも最近ではこちらに対して嫌悪する視線は無くなったね」

 

「嫌悪って、まぁ仲良くなったんですか?」

 

そう呆れながら八幡の言葉と同時に陽乃は横に移動していた。

 

疑問に思うよりも先に八幡の目の前にはなぜか自動販売機が落ちてきた。

 

「はい」

 

日常的に見慣れた物が非日常的な登場した事に対して、八幡は一瞬考えられなくなっていた。

 

「あっダーリンだ、やっほぉ」

 

「ゆ~きのさ~ん!

てめぇ、あれほど俺のいる所に来るなと言っただろうがよぉ」

 

「いやぁ、ダーリンったばぁ、酷いなぁ。

私はダーリンの事を心の底から愛しているのに、ダーリンにそんな事を言われると傷つくなぁ」

 

そんな恐ろしい会話をしている二人の中心に経っている八幡は恐る恐る、後ろを振り返ってみると、そこには金髪に咥えたばこ、明らかに裏のお仕事をしていると思われる人物がそこに立っていた。

 

「それじゃあ、私は家に帰るよ。

また会おうねぇ比企谷くん」

 

その言葉と共にまるで手慣れたように近くの建物の壁に手を使わずに昇り、逃げていく。

 

「待ちやがれ、てめぇ!!」

 

そう言ったダーリンと呼ばれていた人物は、すぐに近くにあるガードレールを掴み、持ち上げていた。

 

「えっええぇぇ!!?」

 

現実離れしている光景に対して、思わず大声を出してしまう八幡だが、偶然か、それとも陽乃を味方にしている幸運なのか、はたまた八幡自身の運の悪さなのか、ガードレールが八幡の身体に軽くぶつかる。

 

「なっ!!」

 

「痛あぁ」

 

少しぶつけて、痛みで起き上がると、目の前にはダーリンと呼ばれた人物が見つめていた。

 

「っ!!」

 

「おい、大丈夫か」

 

「えっまぁ、なんとか」

 

そう言いながら、狂暴な見た目とは裏腹に八幡を本気で心配そうに見つめている彼に対して驚きを隠せなかった。

 

「悪かった。

あいつを目の前にして血が昇っていたとはいえ、巻き込んでしまって」

 

「いや、それ程謝らなくても」

 

話を聞いた限りだと狂暴だと思っていたが、わりと良い人だと思ってしまった。

 

「病院まで近くにあるから、そこまで連れていこうか」

 

「いや本当に大丈夫です。

ほら、怪我とかないですし」

 

「そうか、本当にすまなかった」

 

そう言いながら、彼は近くにあった自動販売機を見つめる。

 

「・・・ちょど良かった。

とりあえずは、これでもおごらせてくれ」

 

そう言い、自動販売機にお金を入れるとそのまま落ちてきた飲み物を渡す。

 

「はっはぁどうも」

 

そう言いながら、受け取ると共に自動販売機を持ち上げた。

 

「なんというか、本当に正反対だな」

 

先程まで話していた陽乃は普段は明るく、裏の顔は得体のしれない物。

 

対して彼は狂暴な見た目とは裏腹にとても純粋で親切な人である。

 

「すまないが、俺もこれから仕事があるから行くな。

その、何か困った事があれば、いつでも頼っても構わないからな」

 

「あっ分かりました、先輩。

もしもの時はお願いします」

 

「先輩?

あっそうか」

 

一瞬疑問に思ったように首を傾げたが納得したように頷いた。

 

「あっおぁ、任せろ後輩」

 

そう言いながら、彼はその場から離れていった。

 

そして

 

「なんというか、わかる気がする」

 

先程までの態度について、自身にも身に覚えがあった八幡は頷きながら、受け取った飲み物を飲んでいく。



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陽乃(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)転結※

「待ちやがれっ!」

 

青年は八幡と別れてから、すぐに陽乃を追いかけた。

 

人離れした青年ならばすぐに追いつくはずの距離だが、計算高い彼女は目的の場所まで向かっていた。

 

「いやぁ、ダーリンはやっぱり早いねぇ」

 

そう言いながら陽乃達が辿り着いたのは人がほとんどいない廃ビルの中だった。

 

「てめぇ、ここに来たという事は覚悟できたという事だな」

 

「そうだねぇ、私もこんな事をするとは思わなかったよ。

うん、でも、恋は本当に不思議だよ」

 

その一言と共にカランという音が鳴り響く。

 

同時にビルの中を充満するようにガスが溢れ出した。

 

「っ!?」

 

「さすがのダーリンもこの煙を吸えば、力は入らないでしょ?」

 

すぐに逃げ出そうとした青年だったが、既に入口は締められ、脱出が間に合わず、そのまま地面へと倒れ込んでしまう。

 

陽乃はそのまま薬によって動けなくなった青年に抱き着きながら押し倒す。

 

「んんんんっんんぅ!!」

 

陽乃はそのまま青年の身体を抱き寄せると葬るようなキスを行ってきた。

 

「てっめぇ、何をっ」

 

青年はすぐに抵抗をするも、身体に力が入らず、陽乃から強引に逃れようと身体を動かすも、彼女はそれを許さずどこまでも強引に唇を押し付け、キスを行っていく。

 

「ぢゅるっうっうぢゅるっ」

 

青年の口内の隅々まで味わうように怪しく動き回りながら、キスを行って10分頃、満足したように笑みを浮かべながら、陽乃はゆっくりと青年から口を離す。

 

「どうだい、ダーリン。

私のファーストキスは?

なかなかに気持ち良かったかい?」

 

そう言いながら、悪戯に成功した子供のように笑みを浮かべながら陽乃は青年に話しかけた。

 

「俺がてめぇの事が大嫌いなのは知っているだろうがぁ!!」

 

そう言いながら、青年の顔は怒りで激しく歪んでいたが、そんな事を知らないばかりに陽乃は笑みを浮かべる。

 

「そうだね。

だけど、私は君の事が大好きだよ。

その大嫌いという心も含めて、だから」

 

その言葉と共に陽乃は自ら身に纏っていた衣服を脱ぎながら、青年を抱きしめる。

 

「私の事が大好きになるという感情も植え付けようと思うの」

 

そう言いながら、青年の手を掴むと、陽乃はそのまま自身の胸に手を押し付ける。

 

「どうだい、私のおっぱいは?

なかなかに大きくて気持ちが良いはずだよ」

 

そう言いながら、陽乃は青年の手を動かしながら、自身の胸をゆっくりと円を描くように触らせていく。

 

ゆっくりと埋もれそうな胸の感触にさすがの青年も思わず涎を飲み込んでしまうが、それでも僅かに残った理性で踏みとどまる。

 

「誰が好きになるかっ」

 

「へぇ、そういうわりにはダーリンの指は私に夢中になっているよ」

 

そう言った陽乃の言葉の通り、青年の手はまるで離さないばかりに陽乃の胸を掴んでいた。

 

「っ!!」

 

「ははぁ、まぁダーリンが言うならば仕方ないけどね。

でもまだまだ夜は始まったばかりだよ」

 

その言葉と共に陽乃は青年の肉棒を取り出し、自身の秘部へと押し付ける。

 

「お前っ!?」

 

「さぁ、始めようか、ダーリン」

 

その一言と共に、陽乃はそのままゆっくりと腰を下ろしていく。

 

肉棒の先端から感じたのはねっちょりとした肉の感触であり、徐々にだが青年の肉棒を包み込んでいった。

 

「ふふぅ、初めてを君にあげるんだ。

もっと笑顔でいてくれたまっえっ!」

 

そう言いながら、初めての体験に戸惑いを見せながらも、青年の肉棒から感じる熱に既に興奮を抑えきれず、そのまま腰を下ろす。

 

同時にぬちゃりとした水音と共に、肉棒の全体から感じ取る温かさに青年は驚きを隠せなかった。

 

「くっこれは確かにきついっ!!

でも、とても気持ちが良いねぇ!」

 

陽乃はそのまま自身で感じ取った快感をさらに得るように肉棒を加えた膣内はさらに知事まり、肉壁は動きながら、さらに奥へと引きずり込んでいく。

 

「ぐっなんだっこれはっ!?」

 

「これがセックスだよ、ダーリン。

君と私だけの愛の営みさ」

 

そう目を細めながら、青年の肉棒の感触を楽しみながら、さらに膣内の奥へと埋め込んでいく。

 

そんな快感を逃さにように陽乃は腰を動かしながら、柔らかい肉の感触を青年に押し付けていく。

 

奥へと吸い込まれていく肉棒の感触に対する快感だが、それに対してすぐに陽乃は腰を浮かす。

 

「うっ」

 

外気に触れながら、肉棒を未だに求めるように張り付く膣肉の快感に対して、青年はすぐに近くの物を握りしめながら快感に耐える。

 

「さぁ、どこまでできるかなぁ!?」

 

そんな青年の様子を見た陽乃は既に興奮を隠しきれなくなり、動き出す。

 

膣内で出し入れされる肉棒は限界まで大きくなり、青年自体、既に耐えきれない程に溜まった何かを出したくて仕方なかった。

 

「出して良いよダーリン!私の中にっさぁ!!」

 

その一言がきっかけだったのか、青年は既に何を我慢していたのか分からないように雄叫びを上げながら腰を上げる。

 

同時に吐き出された精液は一気に湯乃の膣内へと駆け巡り、ゆっくりと笑みを浮かべる。

 

「はぁはぁ、ダーリン、どうだい?

私の中は気持ち良かったかい?」

 

「・・・っあぁそうだな」

 

挑発するように笑みを浮かべる陽乃に対して、青年は悪態も嘘を付けず、感じたままの言葉をそのまま彼女に向けた。

 

そして時は経ち

 

「ちっ、あいつはどこに行きやがった!!」

 

あれから青年と陽乃との関係はあまり変わらなかった。

 

青年は変わらず陽乃に対しての殺意は変わらず、日々彼女に襲い掛かっていた。

 

「やっほぉ、ダーリン」

 

そして、陽乃もそんな関係を心地よく思っており、青年に会うといつも通りに挨拶する。

 

「てめぇ覚悟は「あっそれよりもダーリン、映画なんて興味はない?」おい、人の話を聞け!?」

 

「いやぁ、ダーリンの大好き映画なんだけどね、なかなかチケットが取れないそうじゃないか?

どうだい、私とのデートでその映画を見に行かないか?」

 

そう言いながら、以前までだったら詰める事ができなかった距離まで進む陽乃。

 

そんな陽乃に対して

 

「・・・ちっ、何時だ」

 

「今から」

 

そう言いながら、青年の手を掴んだ陽乃はそのまま歩き出した。

 

未だに歪な関係は続いているが、それでも彼らは日常を謳歌していく。

 



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ウィズ(このすば)起

少年は初心者冒険者の町、アクセルに住む普通の少年である。

 

彼はその日、隣にいるある人物に会う為に、今日も店に来ていた。

 

「ウィズ姉ちゃん、こんにちは」

 

「あら、今日も元気ね」

 

そう言いながら迎えてくれたのは、黒いローブに肩まで伸びている茶髪、何よりも豊満な胸を持つ女性こそがが、少年の目的でもあるウィズだった。

 

「今日も、面白いのがあったよ」

 

「本当ですか?

少し見せてください」

 

少年は毎回、色々な所に行っては、珍しい物を見つけてはウィズに見せるのが習慣だった。

 

閑古鳥が鳴っている店番をしているウィズにとっては少年との会話は癒しになっており、時折本当にとんでもない物を見つけてくるのも含めて、ウィズは少年との会話を楽しみにしていた。

 

だが、その日持ってきたのは

 

「これはっ」

 

少年の持ってきた物に対して危機感を覚えたウィズはすぐに少年の身体を調べた。

 

「えっえっ!?」

 

そこに刻み込まれているのは魔族の刻印であり、既にこの世にいない魔王幹部の一人であるベルティアによる呪いだった。

 

少年が持ってきたのはべルティアが使っていた鎧の一部であり、魔王から直接貰った鎧には強い呪いが込められていた。

 

その事もあり、少年は無自覚ながら、命の危機に瀕していた。

 

すぐに知り合いの女神に頼もうと思ったが、少年はウィズから離れようとしなかった。

 

「なんだかっ身体が熱くてウィズ姉さんしか考えられなくて」

 

「ベルティアさんっ本当に恨みますよっ」

 

その呪いの種類を知っている為、今はいない呪いをかけた張本人に怒りをぶつけながら、呪いの解除行う為に行動する。

 

「ごめんね」

 

「えっ」

 

その言葉と共に少年に謝ると共に、彼に目線を合わせたウィズはそのまま少年とキスを行った。

 

「っ!!」

 

突然の事で驚きを隠せない少年は、身体が動かなかった。

 

ウィズが行った方法、それは呪いを直接取り出す為に行うキスだった。

 

ゆっくりと少年の身体の中に広まっている呪いを吸い出すように、舌を絡ませながら、自身のスキルであるドレインタッチを応用しながら、呪いを自身に吸い込んでいく。

 

リッチーであるウィズにはベルティアがかけた呪いは効かず、吸い込まれるのと同時に圧倒的な魔力によって、消え去っていく。

 

同時に少年の生気を吸い取りすぎないように、全身を抱擁しながらこれまで行った事のない魔力を送り込む作業を行っていく。

 

その意味について知らない少年からしたら、これまで一度も行った事のないキスを憧れの姉さんからすぐに行われ、その上身体は彼女の豊満な身体に包み込まれている。

 

自身の頭と同じぐらいの大きさを誇る豊満な胸はウィズの身体に合わせるように動いており、その柔らかさは直接少年に伝わっていた。

 

これまでに感じた事のない柔らかさに対して先程まで感じていた息苦しさは感じなくなっていた。

 

やがて、全ての呪いを取り出したウィズは少年から離れ、ゆっくりと目線を合わせる。

 

「ごめんね、突然のキスで。

君の中にある悪いのを出す為とはいえ、初めてのキスを奪ってしまってごめんね」

 

そう、少年に対して謝るように言うウィズだったが

 

「僕、ウィズ姉さんが大好きだから良いよ!」

 

「そうなの、でも、本当にごめんね」

 

ウィズはすぐに少年が自身を慰めるように言っていると思い、感謝を込めるように頭を撫でる。

 

「えっと、だったら、そのっ!

ウィズ姉さん、責任を取って、僕と結婚して!!」

 

「えっええぇぇぇ!!!?」

 

そう言っていると、まさかの言葉にウィズは戸惑いを隠せず、頬を真っ赤にさせながら起き上がる。

 

まさかの告白に驚きを隠せなかったウィズはすぐに後ずさる。

 

「だっ駄目だよっ、私と君は年が離れているから「僕、ウィズ姉さんしかないの!!」うぅぅ」

 

真っ直ぐと見つめる瞳は輝いており、まっすぐとウィズを見つめていた。

 

愛の告白を受けた事のないウィズは混乱しながらも、これまでの人生では経験した事のない出来事だったので

 

「えっと、そのっ結婚は無理だけど、その恋人だったら良いよ」

 

「本当!!」

 

恋愛に対しては素人に毛も生えていない状態のウィズが出した答えは苦し紛れだった。

 

それに対して少年は嬉しそうに乗り出した。

 

 



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ウィズ(このすば)承※

「ほっ本当にやるんですかっ!!」

 

「うんっ、前に兄ちゃんが教えてくれたから」

 

そう言いながら、少年は店番をしているウィズの後ろに回ると、すぐにズボンを脱ぎ、肉棒を丸出しにしていた。

 

恋人という言葉に戸惑いながらも子供の遊びに付き合う程度だったウィズにとって、その行動は衝撃的だった。

 

少年の言う兄さんというのは冒険者ギルドで活動している者達であり、結構ゲスな考えをしており、下ネタばかりを言っている為、純粋に興味を持ってしまった少年はそのまま実行に移す事にした。

 

少年はまずは形を確かめるように、ウィズの尻のラインにそって撫でる。

 

身に纏っているロープ越しでも分かる程に大きなお尻は、少し触れただけでも飲み込まれそうな程に大きく、少年の両手よりも大きなその尻に少年は夢中になっていた。

 

「あっ駄目ッ、今、お客さんが来たら」

 

「すぐに終わらせるから」

 

ウィズは少年が行う愛撫に声が出ながらも、すぐに仕事に戻る為に少年に優しく注意する。

 

だが、そんなウィズの注意されても、それよりも今はウィズの感触を楽しみたい。

 

その快楽だけに支配されている少年はウィズの言うことを無視し、そのまま彼女の身に纏っているローブを上に上げて、その下にある下着を丸出しにしている状態にする。

 

「あうぅ」

 

「嘘つき。

口ではあぁ言っているけど、こっちのは正直じゃないか」

 

そこには、少年からの愛撫によって、既に愛液が垂れ流しながら、パクパクと口を開いているウィズの剥き出しになっている下半身だった。

 

少年がそっとウィズの尻の谷間に肉棒を乗せる。

 

「あうぅ、いっ一回だけですよっ」

 

「うんっ分かった!!」

 

既に幾ら言っても少年が言うことが聞かないと思ったウィズは約束を取り付けるように一回だけやることを約束させた。

 

それに対して、嬉しくなった少年は大きな声で返事すると共に、ウィズの尻に乗せていた肉棒をゆっくりとウィズの膣内へと入れていく。

 

愛液のおかげで簡単に入る事ができあ肉棒はぬるんっと内部に入っていく。

 

それだけでも気持ち良かったが、恥ずかしさで膣内は強い締め付けがあり、窮屈な感じがした。

 

「でもっこれも良いっ」

 

「だっ駄目ですよっそんなに力を入れたらっ!!」

 

ウィズからの言葉を無視しながら、少年をゆっくりと力を入れながら、徐々にだが肉棒はウィズから溢れ出る愛液の滑りを利用して、前に進んでいく。

 

「ふっくっふっあっ!

こんなに小さな子がっこんなにもぅ」

 

必死に声を殺しながら、店に客が入ってこないように祈りながら、ウィズは必死に腰を振る。

 

「ウィズ姉さんっ!ウィズ姉さんっ!!」

 

そんなウィズの願いとは裏腹に少年は目の前で出し入れを繰り返してる秘部に夢中になっていた。

 

どろどろに煮詰まっている肉を広げながら、自身の肉棒が全て飲み込まれる。

 

その瞬間に起きる締め付けに夢中になり、そのまま必死に腰を振っていた。

 

「もっもぅ我慢ができないっ!」

 

その一言と共に、少年はすぐに奥まで肉棒を捻れ込むと同時にそのまま腰を止める。

 

「うぅぅ!!」

 

同時に動かなくなった少年は絶え間なく動き続ける肉壁の感触に肉棒に刺激され、一気に射精を行ってしまう。

 

「あっあぁっ!!」

 

精液がゆっくりと、ウィスの中へと満たされていき、腰が抜けそうになりながらも、態勢をなんとか整える。

 

「もう、店でこういう事をしては駄目ですよ」

 

そう言いながら、ゆっくりとウィズは少年の頭を撫でる。

 

「あっうん、ごめんなさい」

 

さすがに悪い事をしてしまったと反省した少年はそのまま謝るように頷く。

 

そして

 

「・・・お家の方には今日は泊っていくようにしますね」

 

「えっ?」

 

「続きはまた夜に」

 

そう言ったウィズの頬は赤くなっていた。

 

 



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ウィズ(このすば)転結※

その日、ウィズは自身の家に少年を招待していた。

 

最初は少し付き合う程度で元の関係に戻るだろうと思っていたウィズだったが、彼女は予想以上に人肌を求めていた。

 

リッチーになってから、仲間に会えず、一人で過ごす日々。

 

それは無自覚ながら、彼女の心を暗くしていた。

 

そんな時、呪いがきっかけとは言え、少年と恋人のような関係を築いた。

 

それが、ウィズの中にあった理性を溶かしていた。

 

「お店では少し見せなかったですけど、どうですか?」

 

「おぉ」

 

そう言いながら、既に裸になったウィズは少年へとゆっくりと見せつける。

 

服を着ている状態でも分かる程に豊満な胸は少し動きだけで激しく動いている。

 

そんな状態で少年は呆気に取られており、そんな様子を見ていたウィズはゆっくりと立ち上がりながら、既に準備ができている肉棒の上に乗る。

 

「ふふっ、お店が終わってここに来るまでずっと我慢していましたもんね」

 

「っ!っ!」

 

そんなウィズの言葉に賛同するように、少年も激しく首を振る。

 

同時にウィズもまたゆっくりと腰を下げながら、少年の肉棒を秘部の中へと入れていく。

 

「あっあぁ!!」

 

ゆっくりと少年の肉棒がウィズの膣内へと入っていく。

 

人とは思えない冷たい膣の中へと徐々に入っていき、少年は目を見開きながら、ゆっくりとその感触を味わう。

 

未だに皮を被っている肉棒は、膣肉が丁寧に剥がすように動いており、膣内で徐々に露わになっていく肉棒はその亀頭から感じる心地よい冷たさに身体が震える。

 

「あっもうっこんなに動いちゃ駄目ですよ」

 

そう言いながら、少年の反応を楽しむように、普段の穏やかな雰囲気からは考えられないような笑みを浮かべながら少年の頬を撫でる。

 

「ほらっ頑張って、もう少しで奥まで来ますよ」

 

頑張って、そう普段から言われている言葉だが、今はどこか色っぽく感じるその声に少年は夢中になりながら、ついに全ての肉棒がすっぽりとウィズの膣内に埋まる。

 

「あぁっ入りましたねっ!

でもっ、ここから本番ですよっ」

 

本番という言葉に疑問に思いながら、ウィズはそのまますっぽりと入っている肉棒を抜くように腰を大きく上げる。

 

「あっああぁつ!!」

 

先程まで入っていた膣内からすぐに追い出された肉棒は吸い付くような膣内で滑りながら出て行き、身体が震える。

 

「えいっ」

 

そう言い、今度はゆっくりとではなく、急速に降ろしたウィズの腰はそのまま少年の肉棒の膣内へすっぽりと入れては出すの何度も繰り返し行われる。

 

「うっあぁっ気持ち良いっ!!」

 

「良かったっそうですよねっ!!」

 

少年から聞こえた一言に頬を赤くしながら、ウィズはさらに腰を激しく動かしていく。

 

リッチーになってから、失っていたはずの体温が、少年と関係を持ってから、取り戻すように徐々に暖かくなっていく。

 

冒険者時代でも味わったことのない快楽にウィズは既に理性は溶けており、目の前の年下の少年に夢中になっていた。

 

「あっあぁっウィズ姉ちゃんっっ!!

なんかっ出てくるっ!!」

 

「えぇ、良いですっ大丈夫ですっ!!

私がたっぷり受け取ってあげますからっ!!」

 

そうして、既に限界を迎えた少年はそのままウィズに伝える。

 

そらに対して、興奮したまま受け取りながら、少年の身体を押さえるように肉棒を全て膣内へと入れ、亀頭を子宮口へと収める。

 

「あっああああぁ!!」

 

瞬間、震える肉棒から溢れ出てくる精液はそのままウィズの身体の中へと入っていく。

 

「んぅっっっ!!!」

 

精液を出し切る感覚に笑みを浮かべながら少年は身体を震わせるのと同時に、ウィズもまた自身の身体に入っていく精液の感触に身体を震える。

 

急速に暖められる精液から来る感触はこれまでにない程に興奮し、全身に至るまで痙攣する。

 

「はぁはぁはぁ」

 

やがて、限界を迎えたように少年はそのままベットの上に倒れる。

 

「えっあのっ大丈夫!?」

 

様子が変わった少年に対して、さすがにやりすぎたのかと思い、すぐにウィズは少年にかけよる。

 

すると、ゆっくりと疲れたように息を吐いているのを確認できた。

 

「もう、びっくりさせないでください」

 

そう言いながら、眠っている少年に毛布をかけながら、ウィズもまたゆっくりと眠りについた。



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ステラ(ガンダムSEED)起

今回はベルシアンさんからのリクエストでガンダムSEEDのステラをさせてもらいます。
まだまだ活動報告で募集しておりますので、興味がある方は御願いします。


この場所にいても、明日は来ない。

 

そう考えたのは何時からだったのか。

 

少年は生まれた時から行われた手術や殺し合いの中で生まれた疑問について考え、そして生き残る方法を考えていた。

 

従っていては駄目だ。

 

従っていたら、殺されるだけだ。

 

「だったら、簡単だな」

 

そう結論した少年の行動は早かった。

 

少年はその手に持った銃で次々と殺していった。

 

自分を閉じこめている存在を、自分の身体を書き換えた存在を、自分の邪魔をする存在を。

 

目の前にいる存在を殺す度に感じる不愉快な感情を切り捨てながら、ただただ目の前にいる存在を壊していた。

 

動けなくなったら、止め、何かを叫んでいても壊す。

 

壊して壊していく中で

 

「いやっいやっ!!」

 

ふと、聞こえてきたのは、そのどれでもない声だった。

 

次々と存在を壊していく自分の姿を見て、怯えている存在達は壁際まで逃げていた。

 

体格はこれまで壊してきた存在とは違い、邪魔をしてきた存在のようにこちらに対して攻撃をするのではなく、怯えて固まっているだけだった。

 

そんな存在に対して、少年はゆっくりと迫る。

 

殺される、そう思った存在は、ただ涙を出す事しかできない。

 

「一緒に来るか」

 

その声に彼らは目の前にいる少年を見る。

 

「ここにいても殺される。

残っていても殺される。

死ぬだけの未来に残りたいか」

 

無表情ながら、告げたその一言に対して、彼らは選択を迫られた。

 

すると、ドアを開いたのは彼らに痛みを与えた存在だった。

 

少年を見た瞬間、すぐに逃げだそうとしたが少年はナイフを持って、その胸を切り裂いた。

 

痛みを与えた存在を殺した。

 

逆らえないはずの存在を殺した。

 

そんな事実に彼らは目が覚めたように立ち上がる。

 

「俺でも殺せる」

 

「私は戦える」

 

「僕は抗える」

 

そんな言葉を繰り返しながら、ゆっくりとその手に各々の武器を持ちながら、少年を見つめる。

 

「おっお前ら、さっさと殺せ!!」

 

そう言ったのは胸を切り裂かれていたはずの存在だった。

 

既に弱々しく、いつも自分達を見下している存在だった。

 

だが、それはとてもちっぽけで、今でも死にそうだった。

 

それを見つめながら、各々の武器を持ちながら、その存在にゆっくりと近づく。

 

「なっなにをするんだっ!!

止めろやめっ!!」

 

存在は最後まで言葉を出す事ができなかった。

 

気づくと、存在の身体には無数の穴が開かれており、赤い海が出来上がっていた。

 

そんな光景を見つめていた少年は

 

「来るか」

 

その一言に彼らは従った。

 

C.E.68年

 

地球連合軍は密かに計画していたエクステンデッドの研究所が謎の爆発と共に消滅。

 

同時に研究の為に開発していた初期GAT-Xシリーズの元になった存在とアークエンジェルのプロトタイプも奪取される。

 

その後、地球連合、ザフトのどちらに所属しない宇宙海賊が現れる。

 

その事と、関係があるのか、未だに不明である。



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ステラ(ガンダムSEED)承

「また外れだよ。

まったく、あいつらは本当に面白いのないのかよ」

 

「無茶を言うな。

未だに戦争は続いてる。

とにかく、必要な物資だけ運ぶぞ」

 

「了解」

 

そう言いながら、2体の車両型マシンは目の前で既に破壊されている船から次々と物資を運んでいく。

 

「それにしても、相変わらず容赦ないなぁ。

うわっ、ここまで血が」

 

「リーダーは戦闘になると敵に対しては容赦しないからな

まぁ、それはそれで助かるからな」

 

そう言いながら、船の中にあった死体を払いのけながら、言う。

 

「おっ噂をすれば」

 

そう言いながら見つめると、船に叩きつけられたのはジンだった。

 

ジンはすぐに周りを見渡すと、船から次々と物資を奪おうとしている車両型マシンの姿を見ると、その手にある銃を突き出そうとした。

 

だが、すぐにその頭部は投げられた巨大なメイスによって叩き潰され、現れたMSによって完全に機能を停止する。

 

「おっリーダー、遅かったね」

 

「以外と面倒だったけど、片付けた。

他にやる事は?」

 

「いいえ、物資はだいたい」

 

「そうか、だったら帰ろうか」

 

そう言い、MSはその背中に二つの車両型マシンを乗せて、その場所から消えていった。

 

「それにしても、リーダー。

もっと美味しい奴がある所はないんですか?」

 

「アウル、贅沢を言うな。

俺達は生きていくのもやっとなんだぞ」

 

「だけど、スティング」

 

そう言いながら、二つのマシンからの声を聞きながら、MSに乗っている少年は

 

「上手いの。

地球だったらあるかな」

 

そう言いながら、途中で遥か遠くにある青い星を見つめる。

 

「だけど、今は戦争中で入るのも難しいですよ、リーダー。

そりゃ、俺だっていつかは地球に行けたら良いけど」

 

「とにかく、今は生きる為にやりましょ」

 

「・・・、そうだな」

 

そう言いながら、彼らは今の家ともいえる場所、ホワイトベースへと戻っていった。

 

彼らの正体、それは今、世間を騒がしている宇宙海賊であり、乗組員は全員で50名未満。

 

その余りにも少なすぎる構成員はあまり世間では知られていないが、彼らの正体を知る者も少なすぎる。

 

彼らは元々は地球連合が開発した強化人間だったが、リーダーと呼ばれる少年の反乱と共に当時研究対象だったホワイトベース、そしてプロトタイプのガンダムを奪い宇宙へと旅立った。

 

強化人間としての副作用は少ない者が多く、現在は普通の人間と同じ身体になり、研究所にいた時に備わった技術で彼らは生き残っていた。

 

通常ならば不可能だと思われる戦艦も彼ら全員が一つになる事によって稼働ができ、何よりもリーダーの存在が大きかった。

 

それらの技術を使い、彼らは現在は宇宙で海賊行為を行っていた。

 

その戦闘能力は並のコーディネーターでは倒せず、危機的状況でも味方を助ける事もあって、絶対的な信頼で築かれていた。

 

大人達によって、未来を奪われるはずだった彼らは今、大人から奪い、今を生きていた。

 

「それでリーダー、次はどこに行くんだ?」

 

「そうだな、とりあえず、肉を食べたい」

 

そうリーダーこと、三日月は次の標的を考えていた。



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ステラ(ガンダムSEED)転※

「寝るか」

 

仕事を終えた三日月はゆっくりと自室へと戻っていく。

 

戦艦内には個室があり、寝るスペースと好きな物を僅かに置く程度だが、確かに用意されていた。

 

戦艦の性能なのか、防音はしっかりとしており、部屋に入るまで何が起きているのかは誰も分からない。

 

「ミカぁ!!」

 

「今日も来ていたか」

 

そう言いながら、ミカに抱き着いてきたのはステラ。

 

ミカによって連れ出した子供達の中でも特に三日月に懐いており、度々部屋に侵入してくる事がある。

 

「まったく、お前は自分の部屋があるだろ?」

 

「ミカと一緒が良い!!」

 

そう言いながら、甘える姿はまるで子供だが、その体格は三日月と比べても大人。

 

長い歳月の中で薬の影響が多くある三日月は身体能力、パイロットとして技量などは勿論だが、薬の影響は少なかった。

 

だが、まったくなかった訳ではなく、成長ホルモンがほとんどなく、子供の姿のままで過ごす事になっていた。

 

周りが成長する中で置いていかれる三日月だが、それでも変わらず過ごしていた。

 

過ごしてたのだが

 

「ミカ、子供ってどうできるの?」

 

「そんなの知るか」

 

ステラはいつもの無邪気な笑みを浮かべながら、三日月に抱き着く。

 

だが、三日月は特に興味はないように、そっぽを向く。

 

「子供はね、愛し合ったらできるの。

本で見た事がある!!

だからね、ミカ、私達も子供を作ろうよ」

 

「あのな、そんなので作るか」

 

「嫌だ、作る作る!!」

 

そう言いながら、子供の駄々をこねるように言う。

 

「無責任な事で作れるか」

 

「無責任じゃないもん」

 

そう言いながら、ステラは三日月を見つめる。

 

「誰にも愛されなかった私達がお父さんとお母さんになれば、周りの皆ももっと家族になれる。

まだ勇気が出ない子もいるならば、私が誰よりも勇気を出して、ミカと一緒になりたい」

 

「お前なぁ」

 

そう言いながらも、ステラは未だに目を離そうとしない。

 

そんな目で見られて

 

「・・・わかった」

 

「ミカ!!」

 

ステラは返事を受け取ると共に、そのまま三日月の唇を強引に奪う。

 

「んっはふぅっ!!んれろぉっ!!」

 

突然の事で戸惑いながらも、三日月は思考が定まらず、そんな彼の様子分かっているようにステラは容赦なく吸い上げる。

 

互いの舌が溶け合うような感覚を味わいながら、口の中で溶け合うような快感を味わっていた。

 

「ちゅぶれろっれろぉ!!べろぉ!!」

 

やがて、堪能し終えたのか、三日月から離れると、ステラは見つめる。

 

「ミカ」

 

そう言いながら、ステラは瞳の中にある光が消えながら、ミカを見つめる。

 

求めてしまい、止まれなくなったステラはミカを求める。

 

そんなステラに対して

 

「んっ」

 

ミカは再びキスを行う。

 

受け入れてもらった、その事に嬉しく思いながら、ステラは再びミカの味を味わう。

 

ミカの顔を両手で掴んで、決して離さないように、夢中になって舌を絡めてくる。

 

見つめあいながら、興奮しながら、既に身に纏っている服を脱ぎ捨てながら、ミカはステラを見つめる。

 

普段は衣服に隠れており、抱き着いてくる胸の感触の柔らかさ程度しかミカは知らなかったが、ステラの身体はとても綺麗だった。

 

女の裸体を戦いの中で戦艦から飛び出ている死体で見慣れているはずのミカだが、目の前にはそんな存在とは別物と言って良い程に綺麗な身体だった。

 

「ミカ、好き。

だから、好きにして」

 

「あぁ、好きにする」

 

ミカに甘えるように声を出しながら、ステラが言うと、それにミカは答えるのと同時にすぐに肉棒をステラの中に挿入していく。

 

「あっあぁあ!!」

 

「んっ」

 

本能が求めるように、何の前ぶりもなく入っていったステラの膣内は既に準備ができているように膣内の粘膜がミカの肉棒にぴっとりと張り付く。

 

同時に肉棒は肉膜を裂きながら、粘着膜を軋ませながら、ゆっくりと膣内へと入り込んでいく。

 

「熱くってっ痛い!!

痛いっだけどっ、ミカっミカっ!!」

 

「ステラっ!」

 

膣内から感じる痛みに涙を出しながらも、ステラはミカを求めるように手を伸ばすと、ミカはすぐに彼女を抱き着く。

 

抱き着く度に豊満なステラの胸は潰れながらミカに柔らかさを伝えていき、ミカの肉棒の形へと合わせるようにステラの膣内もまた変わっていく。

 

「あっあぁ私の中でっ変わっていってっ!!」

 

これまで我慢してきた生での触れ合いにミカとステラは喜びを感じながら、抱き合っていく。

 

ゆっくりと、だが確実に自分の形に変えるようにミカはステラの身体を抱きしめながら腰を振っていく。

 

「あっあぁ、痛いのが消えて、頭がぼーっとしていく」

 

そうしている間にステラも身体の内側から感じる変化に笑みを浮かべながら、抱きしめる。

 

膣内のうねりやざらつきが直接肉棒を包み込み、その大きさは徐々にだが確実にミカの肉棒を大きくしていった。

 

「あっ奥に当たってる!!

なにかコツンっと当たったっ!!」

 

そうして、巨大になった肉棒はやがてステラの子宮口へとたどり着く。

 

それでもステラは快感を忘れないように腰を振り続け、その度に尻肉は歪み潰れていく。

 

そうして腰が動く度にステラはミカの反応を確認しながら、腰の打ち付けていき、やがて限界を迎えてように彼女は身体の疼きを抑えるようにミカに抱きしめる。

 

「んっ」

 

そうして懸命に行うステラに対して、ミカの方も限界を迎えたようにステラを抱きしめる。

 

「あっあぁミカっミカ!!」

 

「ステラ」

 

既にこれから行う事が分かったように互いに見つめ合いながら抱きしめる。

 

同時に全身に感じる柔らかさに我慢が効かなくなり、ミカの肉棒から精液が溢れ出る。

 

「っっっ!!!」

 

互いにキスを行って声が出なかったステラだが、精液が放たれた瞬間、精液が膣内に注ぎ込まれる度にプルプルと身体を震わせながら、絶頂を迎える。

 

「ミカぁ、みかぁ」

 

それでもなお甘えるのを辞めないように、ステラはミカに抱きしめた。

 

 



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ステラ(ガンダムSEED)結

「子供はできていないよ」

 

「えぇ」

 

「当たり前だ」

 

三日月とステラの初体験の次の日、ステラは子供ができていない事にがっかりしていた。

 

「あのね、そんなに簡単に子供はできないよ。

それに、今の生活だって色々とぎりぎりなんだから、そんな事をしないでよ」

 

「はぁい」

 

医療担当にそう言われ、ステラは落ち込むように返事をしていく。

 

「まぁ、今度の仕事も考えて、俺が生きるか死ぬか分からないからな」

 

「死ぬ、何を言っているのミカ!!」

 

その言葉に戸惑いを隠せないステラはそのまま三日月を見つめる。

 

「ステラ、この船が最新型だったのはもう何年も前の話だ。

何時か地球連合かザフトに見つかって、皆殺されるかもしれない。

だから、三日月には新しい機体が必要になる」

 

「その奪取計画は命懸けだからな」

 

「そんなの嫌だよ!!

なんでっなんでなの!!」

 

そう言いながら、先程まで暢気な雰囲気から一変し、ステラは必至な形相で三日月を見つめる。

 

「死んじゃ嫌だよ」

 

そう言いながら、止めるように三日月を抱きしめる。

 

「別に死ぬ気はないよ。

俺はただ、生きる為に奪うだけだ。

だから少し待ってろ」

 

そう言いながら、ステラの頭を少し撫でた後、部屋から出ていく。

 

「いやぁ、リーダーとステラがまさかそんな関係だったとは、驚きだよ」

 

「ふざけるなよ、アウル。

それよりも、本当に良かったんですか?」

 

そう言いながら、スティングは三日月に対して、今回の作戦の実行について、もう一度聞く。

 

「あの時から、俺達にはもう戦い続けるしか選択肢しかなかった。

戦わなければ生き残れない、戦わないと大切なのは守れない」

 

「えぇ、あなたは出会った時からそうでしたね」

 

「それで、どれを狙うの?」

 

そう言いながらアウルは三日月に対して、質問する。

 

それは奪う予定の機体について聞く。

 

そう言いながら、三日月が取り出したのは、様々な情報から手に入れた地球連合が作り出した5つの機体。

 

三日月が何年も使い続けた機体の発展型であり、その性能は遥かに上回っていた。

 

「生き残る為にもブリッツを狙う。

ザフトの奴らにも見つかると面倒だから、ブリッツを奪ったら、そのままコックピットで押し詰めて、出発する。

それを邪魔するんだったら、誰だって殺す」

 

「ひゅー過激!

だけど、それぐらいじゃないとね」

 

「では作戦メンバーは」

 

「俺達だけだ」

 

その言葉と共に向かうのは極秘に機体を開発している衛星ヘリオポリス。

 

そこで三日月が出会った少年、キラとの出会いにより彼らの運命をさらに狂わせていく。

 

だが、その事は彼らは未だに知らない。



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スカサハ(Fate)起

今回は風神紫苑からのリクエストでFateのスカサハをやらせてもらいました。
皆様の応募、まだまだお待ちしております。


カルデアのマスターは2人いる。

 

2人のマスターは各々で別々のサーヴァント達と契約しているが、2人、藤丸立夏と岸波白野である。

 

そんなカルデアでは人理を取り戻す為に日々様々な活動をしており、立夏は主に聖杯が出ている7つの特異点を、白野はその特異点によって生み出された微小の特異点を担当していた。

 

「それにしても、今日もか」

 

そう言いながら、白野はその日は自身の部屋で来客を待っていた。

 

数ヶ月に一度に出てくる特異点と違い、出現が何時になるか分からないが月に2度は起きる微小特異点の任務の多い白野にとっては貴重な休みである。

 

任務が互いにない日には難易度の高い特異点の任務の多い立夏と共にシミュレーションにおいてサーヴァント同士の模擬戦を行う事が多く、自主訓練などもない休みは本当に少ない。

 

「ふむ、時間通り、待っていたか」

 

「あっ師匠」

 

そう考えていると、部屋に入ってきたのは一人の女性だった。

 

白野と契約しているサーヴァントの一人であり、紫色の衣服を身に纏っている女性スカサハだった。

 

「まぁ倒れていないだけは良いだろ。

さて、話は既に聞いていると思うが、これから修行を行う」

 

「修行って、シミュレーションルームでは行わないんですか?」

 

「まぁ、今後はその方向もあるが、今はまだな」

 

「???」

 

何やら怪しい笑みを浮かべるスカサハに対して疑問に思い、首を傾げながらも、白野はそのまま見つめる。

 

「それで、その修行って一体なんなんですか?」

 

「ふむ、お前も知っていると思うが我らサーヴァントは魔力はカルデアの電力を魔力に変換しているのは知っているだろ」

 

「まぁそれならば」

 

このカルデアにおいて、レオナルドから聞いた話なので白野もよく知っている。

 

だが、それが修行と何か関係しているのか疑問に思いながらも、スカサハの話を聞く。

 

「だが、カルデアも無限の電力を持っている訳ではない。

だからこそ、その負担を少しでも少なくする為にお前にはそれ以外の魔力供給についてを知ってもらう」

 

「知るって、それ以外の魔力供給って、魂食いですか。

それは」

 

「そんな事をする必要はない。

なに、お前もその齢だ、興味がない訳ないだろ。

まぁ、言葉で教えるよりも実戦で言えば分かり易いだろ」

 

スカサハはそう言いながら、疑問に思い首を傾げる白野をそのまま自身に抱き寄せ、そのまま唇を奪った。

 

「んっ!?」

 

突然のキス、それに驚きを隠せない白野はそのままスカサハにされるがままにキスをされた。

 

何が起きているのか困惑している白野に対して、スカサハはそのまま口内にある水分を全て吸い取るように舌が動いていく。

 

ぬちゅりという音が聞こえながら、程よい力で絡まる舌に快楽に驚いた白野を見て、さらに興味を持ったように笑みを浮かべ、唾液を垂れ流す。

 

やがて、満足したようにゆっくりと舌を放し、唇から離れたスカサハだが、白野との間には先程までキスをしていた痕があるように唾液による橋ができていた。

 

「ふむ、どうやら童貞だけではなくキスも初めてだったようだな。

これは仕込み甲斐がありそうだ」

 

「何を」

 

「魔力提供だ。

先程も話しただろう」

 

そう言いながら、未だに困惑している白野に対して訓練でも見せない甘い声で耳元で呟く。

 

「魔力をただ送るだけならば、確かに非効率的だ。

しかし、それは普通の話だ。

他者の魔力と魔力を組み合わせる事で爆発的に魔力を増やし、それを送る事ができる。

貴様にある起源である増殖を利用させてもらった」

 

「ぞうしょく?」

 

「何難しい事を考えなくても良い。

ただ、今はこうして快楽に心を委ねる事だけ考えれば良い」

 

それだけスカサハ言うと、自身の胸に白野の手を重ねた。

 

肌に直接触れるような衣服を身に纏ったスカサハの胸に触れた白野の手には瑞々しく実った乳があり、触れただけでも柔らかい感触に包まれる。

 

先程のキスで顔を赤くしていた白野にとって、その胸の感触は刺激が強かった。

 

「ほら、まだまだ力を籠めないか」

 

そんな白野の手を重ね絡ませながら、自身の胸を触らせるスカサハは力を少し入れると、それだけで指はどんどん胸の中に沈んでいった。

 

「っ!?っ!?」

 

ぎゅっと柔らかな乳の感触に既に目を回しながらも、その柔らかさに夢中になりながら目を回していた。

 

「んっあぁっ!

ほら、マスター聞こえ、感じているか?

これが私が興奮している声、そして胸の感触だ」

 

軽く動きながら乳に触れさせているスカサハはそのまま掴んだ手をゆっくりと動かす。

 

それだけで簡単に形を変える乳の柔らかさだけで興奮隠せず、唾を飲み込む。

 

「ふふっどうやら、少しは魔力供給に興味を持ったようだな。

だが、未だに始まっていないぞ」

 

そう言い、絡めていた指を放し、そのまま白野をベッドへと寝転ばせる。

 

「なんだって、本番はこれからだからな」

 

そう言いながら、スカサハもまた、興奮を隠せないような目で白野を見つめながら、近づく。

 

同時に身に纏っていた衣服は消え去っており、剥き出しになっている乳でそのまま白野の肉棒を包み込む。

 

「うっ」

 

「ほらっ、まだ出すのは早いぞ」

 

そう挑発するように言いながら、肉棒を興奮させるように胸を動かす。

 

柔らかくむっちりとした胸に包まれた肉棒はそれだけでも興奮で大きく硬くなる。

 

「ふふっ硬さも大きさもまぁまぁだ。

始めてにしてはなかなかに大きい」

 

「それは、こんな事をいきなりされたら」

 

そう言いながら抵抗する事ができない白野は呟きながら、その肉棒の先からは先程から我慢していた先走り汁が出てくる。

 

「ふむっ、これはお前、普段から抜いてないだろ?

まぁ分からなくはないが」

 

「うっ」

 

その一言を言うと図星を突かれたように白野は顔を逸らしてしまう。

 

「まぁお前を慕っているサーヴァント達の多くは魅力的な者ばかりだからな。

そう思うのは仕方ないがな、だが」

 

そう言い、胸で挟んだ肉棒を根本から先まで乳圧で丁寧に刺激していくと共に見つめる。

 

「これからは私がお前を見てやる、だから安心して出せ」

 

「っ!!」

 

左右から押しつぶされた乳圧に耐えられなかった白野はとうとう肉棒の先端から溢れ出す精液が射精する。

 

「ほぉっ!!」

 

同時に肉棒から溢れ出る精液はそのまま飛び上がり、そのままスカサハの顔面にまで精液が当たった。

 

同時に白い精液はそのままスカサハの胸に降り注ぎながら、その光景を見つめながら、スカサハゆっくりと口の中へと含める。

 

「ふむ、味も濃く、なかなかの量。

だが、まだ私は満足していないぞ、それはお前も同じだろ?」

 

先程射精したばかりの精液を口の中で味わいながら、白野に問うと、同意するように頷く。

 

それを見たスカサハは既に獣のように白野を誘った。

 

「さぁ、こちらへ来い、マスター」

 



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スカサハ(Fate)承

四つん這いになったスカサハは、そのまま自身の秘部を白野に見せつける。

 

「ほら、ここが見えるか?

ここにお前の肉棒を入れるんだぞ」

 

そう白野に向けて言いながら、彼もまた、既に回復している肉棒をゆっくりと秘部の中へと入れていく。

 

「おほぉっ!」

 

肉棒が入口を通り抜け、すぐに膣内へと挿入される。

 

同時にスカサハ膣内へと入り込んだ白野の肉棒の感触に笑みを浮かべながら受け取る。

 

「まったくっ、本当に初めてなのか、疑いたくなるな?」

 

「えっそのっすいませんっ、こういうの初めてでっ!?」

 

「別に怒っている訳ではないっむしろっ!!」

 

スカサハはそう言いながら、緊張したのか白野はそのまま腰を後ろへと引いてしまう。

 

同時にぬるるっと音を立てながら引かれていき、スカサハの膣内は肉棒の感触に身体を震わせていく。

 

「師匠がここまで反応するなんて?」

 

「お前は本当に期待の新人だな?

だったら、この期待、裏切るなよ」

 

「はっはい」

 

鼓舞されるように言われた言葉に対して、白野は戸惑いながらも受け止め、腰を振りながらまたスカサハの膣内へと肉棒を押し込んでいく。

 

「おっおおっ!!

先程までおっぱいであそこまで簡単に射精したのがっもうここまでっ!!」

 

肉棒が最奥まで押し込まれると同時に、白野自身の興奮と共に肉棒は大きく膨れ上がると共に彼女の子宮入り口にまで届くようになる。

 

肉棒が子宮口に突かれるのと同時に、身体は震えあがり、同時に彼女は激しく息を吐いていく。

 

「しっ師匠?」

 

「何を呆けておるんだ?

まだまだ始まってもいないのだろ?」

 

「はっはいっ」

 

求めるように白野に挑発すると、それを受け取った白野はすぐに腰を動かし始めた。

 

肉棒の先端が子宮口へに押し付けられ、待ち望んでいた物を逃さないように膣肉は肉棒を絡んでいく。

 

「やばっいっ!!

千切れそうになるっけどっ!!」

 

始めての膣内の感触に戸惑いを隠せない白野だが、理性よりも本能が求めていたのか、肉棒はさらに快楽を求めるように動き始める。

 

「おぉっ、ちんぽがっ動いてっ!!

これ程蹂躙するとはっ!!」

 

その動きはスカサハの予想よりも激しく動いており、その動きに合わせて膣肉はなんとか吸い付く。

 

だが、それ以上に弱い部分を突くように肉棒は動いており、戸惑いを隠せなかった。

 

(まさか、こんあ才能があるとはなっ!!

鍛え甲斐があるっ!!)

 

サーヴァントとして別れる前、スカサハには娘がいた。

 

だからこそ、行為自体は経験もあり、それを隠すつもりはない。

 

それでも、スカサハがこれまで交わってきた相手と比べても白野と変わりない動きをしていた。

 

始めての白野とこれまで何度も行ってきた相手と同等の快楽を得られる事から、スカサハは白野がこれからの経験次第ではとんでもない事になる。

 

そんな事を思いながら、身体の疼きと共に白野の動きはさらに激しくなっていく。

 

膣肉でさらに肉棒を求めるように、スカサハ目の前にある物を握りしめながら、より激しく腰を振っていく。

 

「あっあんっ」

 

火照った身体は既に白野からの精液をさらに受け止めるように、全身に廻っている快楽を示すように声に出てしまう。

 

身体を振る度に揺れる胸は柔らかさをみせつけており、興奮は高まり続け、限界を迎えようとしていた。

 

「師匠っ俺っ」

 

「良いぞっ出せ!

私の中にっお前の全てをっ!!」

 

その言葉と共に、子宮口に当たっていた肉棒の先端から溢れ出した精液は一気に子宮口の中へと入っていき、全体に広がっていく。

 

「あっああっんっ!!イックゥ!!」

 

長年忘れていた快楽が身体全体に広がりながら、まるで始めて行った快楽に夢中になる娘のようにスカサハは大きな声を出しながら、感じ取る。

 

「ふぅふぅ!!」

 

子宮口に広がった精液の感触を感じながら、ゆっくりと肉棒から離れると共に秘部から溢れ出した精液をスカサハ見つめる。

 

「二度目だというのに、この量に濃さ」

 

そうして、見えてきたのは秘部から流れている精液に対して、身体の震えと共に発情しきった虚ろな目でスカサハ白野を見つめる。

 

「はぁはぁ、師匠」

 

「この程度で根を上げるなと言いたい所だが、今日は訓練の疲れや初めてだから、ここまでにしておこう」

 

未だに興奮が冷めないスカサハはそのまま白野を寝かせると共に自身も床に着く。

 

「これから貴様を襲うサーヴァントも増えるだろうからな。

まぁ、それも宿命か?」

 

そう言ったスカサハだが、既に疲労で白野は眠りについていた。

 

「まったく、人が話している途中だぞ」

 

そう叱るように言葉を出しているが、まるで子供のような寝顔にスカサハは頬を緩めながら、白野を抱きしめながら、自身もまた眠りにつく。

 

 



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スカサハ(Fate)転

「何をそんなに驚いているんだ、マスター」

 

「いや、それは驚きますよ。

だって、この場所の事を聞いたら」

 

スカサハとの関係を結んでから、白野の生活は大きく変わった。

 

スカサハとの行為はすぐに白野と契約しているサーヴァントの多くに知れ渡ると共に、スカサハと同様に身体の関係を結ぶ者が多く出てきた。

 

彼自身の素質もあってか、特に嫌われる事もなく、カルデアの職員にバレない程度に行為を行う日々が続いていた。

 

そんな日々の中で、とある特異点へと辿り着いた白野とスカサハだったが、その特異点には大きな問題があった。

 

「なんというかまさか影の国だとは」

 

そう言いながら、白野は現在の拠点の窓の外の景色を見つめる。

 

これまで見た事のない光景に驚きを隠せずにいたが、それでもスカサハから聞いた話と確かに合致している所もあり納得していた。

 

特異点となっている場所はスカサハが収めている国である影の国だった。

 

何が原因になって、この特異点が現れたのか未だに不明だが、スカサハによれば、道中で襲い掛かってきた魔物の多くはスカサハにとっては見覚えのある魔物ばかりらしい。

 

「とは言え、この国が本当に影の国ならば私がいるかもしれないな」

 

「あぁ、確かに」

 

歪められた特異点とは言え、その時代の人物がいる事に可能性は否定する事ができなかった。

 

立夏達がかつて攻略した特異点の中では二人のジルがいたように今回の特異点においてはサーヴァントのスカサハとこの時代に生きているスカサハと出会う可能性が高かった。

 

「だったら、どうしよう?」

 

「なに、それ程悩む事はない。

それにこの時期ならば、なるほど」

 

「んっ?」

 

何やら思いつめたような顔をしたスカサハだったが、何やら白野の顔を見つめると共に笑みを浮かべていた。

 

「なるほどなるほど。

確かに、そう思えば納得するな」

 

白野の顔を見て、何やら愉快な気分になったのか、大きな声で笑い始めた。

 

「えっえっ?」

 

「くくっ、なんでもない。

ただ、奇妙に思っただけだよ、あぁなるほど」

 

そう言い終えたスカサハは手を前に翳した。

 

「悪いが、カルデアの通信をしばらく切る。

1時間後に再びつなげる」

 

『えっ何をっ?!』

 

突然の事でロマンも戸惑いを隠せなかったが、先程まで聞こえていたロマンの声が聞こえなくなった事に白野もさすがに困惑を隠せなかった。

 

「えっ、スカサハっ!?」

 

「なに心配するな。

1時間もすれば終わるから」

 

そう言いながら、舌を出しながら、目の前にいる白野を見つめていた。



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スカサハ(Fate)結※

全身タイツに近い恰好をしているスカサハだが、身に纏っている衣服を脱ぐように、秘部を露にさせながら、白野へゆっくりと近づく。

 

「んっ」

 

そのままスカサハはそのまま胸を柔らかそうに揺れながら近づく姿に、白野は眼を奪われていた。

 

「なんだかんだ言っても、気になるようだな」

 

「それはまぁ」

 

緊急事態という事で、本当ならば止めなくてはいけない状況だったが、未だに慣れないスカサハの誘惑に耐えきれず正直に答える。

 

「まぁ、嘘を言わないのがお前の利点だな」

 

そう言いながら、頷きながら、ゆっくりとスカサハは肉棒へと手を伸ばす。

 

そして、スカサハは軽く腰を浮かして、そのまま秘部の割れ目へと肉棒を導く。

 

「んっ」

 

その割れ目から僅かに見えた肉壁は物欲しそうにパクパクと開いていた。

 

白野はそのまま慣れたようにスカサハの秘部へと入れた肉棒はそのまま徐々に肉棒の先端が沈んでいく。

 

「あっぐぅ!

やはりっ気持ちが良いっ!!」

 

肉棒がスカサハの膣内に入り込むのと同時に、びくびくと全身を震わせながら反応する。

 

「あっあぁ!!」

 

膣内に入り込んだ肉棒はそのまま搾り取られそうな勢いで締め付けていた。

 

「ほっおおっ!!」

 

膣内から溢れ出す愛液はでこぼこな膣ひだが肉棒を食べるように締め付けていく。

 

その締め付けですぐにでも射精しそうになる快楽が全身に襲われながらも白野はそれが出るのを必死に我慢していた。

 

ずりゅりゅという卑猥な音と共に膣内で肉棒が何度も繰り返し出し入れを繰り返し、子宮口まで肉棒が埋まる。

 

「んおぉっ!!

あぁ、こんなに気持ちが良いとはなっ!!」

 

スカサハから聞こえる淫らな声が聞こえ、それに誘われるようにぐりぐりと腰を動かす。

 

「あぁっあぁ!!」

 

じゅぷじゅぷという音が部屋の中で響いており、それと共に両名は身体が震える。

 

何度も何度も行っている行為だが、その甘い快楽に身体が支配されてしまい、互いに限界が迎えそうになっていた。

 

「ほらっ出せっ!!

お前のを、私の中にありったけ!!」

 

「はいっ師匠っ!!」

 

スカサハの言葉に甘えるように白野もまた大きな声を出しながら、子宮口に向けて肉棒をみっちりと押し当てる。

 

「ぐううっ!!」

 

「イクウゥゥぅ!!!」

 

肉棒から溢れ出す精液は全て放出すると共に溢れ出しそうになりながら、膣内を満たしていく。

 

「あっあっ」

 

スカサハはぴくぷくっと痙攣しながら、その精液を受け止めながら身体を震わせていた。

 

「はぁはぁ」

 

「ふふっ、お前は本当にとんでもないな」

 

そう言いながら、ゆっくりとスカサハは腰を抜き取ると共に、白野を抱きしめる。

 

「なんだか、とても疲れたような」

 

「ここでは魔力の消費が激しいからな。

まぁ続きはまた今度だ」

 

「はい」

 

スカサハの声に答えるように、ゆっくりと白野は眼を閉じる。

 

「ふっ、本当に手のかかる男だ。

だからこそ、愛おしい。

奇妙な姿だろスカサハ」

 

そう言いながら、部屋を見ていたのは今のスカサハよりも若い姿だった。

 

「貴様らは一体何者だ」

 

「なに、そんなに気にする事はない。

少しの夢だと思えば良い」

 

そう言いながら、ゆっくりとだが、スカサハと白野の姿は消していった。

 

何が起きたのか分からないスカサハは困惑だが

 

「それにしても、あいつは」

 

未来の自分だと知らない若きスカサハは行為を行っている姿を思い浮かべる。

 

その行為を行っているスカサハの姿とその相手である白野を思い、彼らが去った後へと身体を寄せる。

 

「んっ」

 

その手は自然に自身の秘部へと触れ、そのまま自慰を始めた。

 

「あっあぁ、白野っ」

 

同時にその相手である白野との行為を想像していた。

 

それが後に白野がマスターへと結んだ結果になるとは、スカサハ以外は誰も知らない。



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ダンガンロンパ 序章

現実はあり得ない程に糞すぎる。

 

そう幼少期に感じてから18年、俺は平穏に生きていた。

 

周りの大人達は毎日ニコニコと笑みを浮かべながら、平穏に過ごしていた。

 

共に通っていたクラスメイト達も毎日を謳歌しているように笑みを浮かべながら平穏に過ごしていた。

 

誰もが目の前にある日常を平穏に過ごしており、争いもなく、いじめもなく、病気もない。

 

まさに昔の人々が見たら、この世界こそが理想だと言わんばかりの平穏な世界だ。

 

だからこそ、俺はあえて言おう。

 

「本当にこの世界は糞だな」

 

そう言いながら、俺はバッグにある爆弾を見つめながら呟く。

 

この世界が平穏になってから40年、かつて、この世界を救ったと思えれる超高校級の幸運は死んだ。

 

探偵も、スイマーも占い師も、御曹司も。

 

彼らは死んだ。

 

死因は簡単だ、寿命による死だ。

 

彼らが命懸けで戦った結果、寿命は短くなったが、それでも彼らの功績のおかげで世界は平穏になった。

 

だが、あまりにも長すぎた。

 

平穏な時はかつての時代を生きた者達からしたらつまらなく、その話を聞いた者達からしたら生きづらかった。

 

その結果、彼らは求めたのだ。

 

かつて、自分達を救った英雄達が参加させられたデスゲームを。

 

それを進んだ技術を使い、再現した。

 

平穏に暮らす高校生から無作為に選んだ16名を、かつての制度に沿って、様々な称号を与える。

 

そして、無作為に選んだ者達を洗脳し、デスゲームをさせる。

 

彼らはそれを見て、思う。

 

「希望的だ!」「絶望だ」

 

既にこの世界には人々を導く希望もなければ、破滅へと導く絶望もない。

 

全てが平穏というつまらない籠に入っており、刺激を求めている。

 

「だけどな、これだけは絶対に許さない」

 

これまで糞だと思っていた日常、その中でも俺は生きてこれたのは、多分あいつがいてくれたおかげだと思う。

 

出会いもそんなに刺激的ではない。

 

だけど、あいつがいてくれたおかげで俺は生きている実感があった。

 

だからこそ、平穏な世界でもあいつがいれば、それで良い。

 

そう思っていたが、奴らはそれすら奪った。

 

奪って53回目のデスゲームを始めた。

 

死んでしまうとわかっていて、誰もが止めずに応援している異常な世界は果たしてかつての超高校級の幸運の彼は求めていただろうか?

 

「正直言って、これからやる事は間違っているし、あの人だって許さないかな?

でも、どっちにしろ、これをしなければ前には進めない」

 

フードに隠しながら、目的の場所へと行くと、周りには何もなかった。

 

デスゲームを行う為に建てられた施設であり、警備など存在しない。

 

ただただ平穏な世界において、誰も襲撃しないという甘い考えで作られた狂気の世界。

 

「さて、始めるか」

 

その言葉と共に、俺はバックから爆弾を投げる。

 

これから始まるのは希望も絶望もない。

 

ただ、彼女を求めるだけの愛の物語である。



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赤松楓(ダンガンロンパ)承

この物語の起の部分はダンガンロンパ序章で行わせてもらいました。



「ここは」

 

冷たい空気が肌を伝い、赤松楓は眼を開くと、そこは見覚えのない場所だった。

 

どこかの潰れた建物なのか、目の前にある壁はボロボロになっており、自身が寝ていると思われるベットは身体を軽く動くだけでも、ギシギシと動いていた。

 

「私は確か」

 

そう言いながら、思い出すのは彼女自身の最後の記憶だった。

 

黒幕の正体を暴こうとしたが、その結果、自分が死んでしまったという記憶。

 

「えっ、でも」

 

慌てて赤松はその首元に手を伸ばす。

 

そこには確かに殺される直前に締め付けられた痕が触れるだけでも確かに分かり、あの時の出来事は確かに本当にあった事を物語っている。

 

「だったら、なんで生きているのっ」

 

意識が無くなる直前、確かに死ぬ程苦しい目にあったはず。

 

混乱している中で、ドアが開かれ、そこから誰かが入ってきた。

 

「誰っ!?」

 

見てみると、見慣れない学生服を身に纏っており、どこにでもいる普通の学生だと思った。

 

「目を覚ましたようだな。

まぁぎりぎりだったから良かったが」

 

「もしかして、私を助けてくれたの?」

 

「まぁそうなるな」

 

「という事は、もしかして!!」

 

自分が助かった事実に安堵すると共に、他に閉じ込められている仲間達も助かっているかもしれない。

 

「あの、私の他にいた人はいますか!!」

 

「悪いが、俺があそこから連れ去ったのはお前だけだ。

他の奴らは分からない」

 

「そうだったんですか」

 

「悪いな」

 

「いえ、むしろ助けてくれたのに!!」

 

顔を俯いてしまった彼に対して申し訳ない気持ちになり、すぐに赤松は返事をする。

 

「それに、お前にとってはつらい事実が多いからな」

 

「つらい事実?」

 

「今は、少し休め。

ここだったら、奴らはバレないから」

 

それだけ言って、彼はそのまま部屋から出ていった。

 

「ここは一体、それに奴らって、もしかしてモノクマ達?」

 

何かを警戒している少年に対して、疑問に思いながらも、赤松は現状を知る為に、部屋から出ていく、

 

部屋の外には狭い廊下だけがあり、近くの窓から外を見てみると、海が広がっており、寂れた商店街だけがあった。

 

誰もいない、不気味な雰囲気が出ている光景を見つめながら、赤松はゆっくりと建物から出ていく。

 

「本当に、ここはどこなんだろう?」

 

そう言いながら、赤松は近くにあるテレビに目を向けた。

 

「もしかして、外の情報が「触るな」えっ?」

 

すると、先程の少年が鋭い目で赤松を見つめていた。

 

「それには、触るな。

まだ、見る時ではない」

 

「まだって、どういう事なんですか」

 

彼の言葉に疑問に思った赤松はすぐに警戒するように見つめる。

 

「さっきも言ったはずだ。

つらい事実があると」

 

「それって、あなたにとっては都合が悪い事ですか」

 

「それは」

 

一旦、その言葉を詰まらせた彼の隙を突き、赤松はすぐにテレビを起動させた。

 

テレビに映し出されていたのは、かつて自分が閉じ込められていた学園であり、そこでは未だにコロシアイが続いていた。

 

そして、そこには

 

「えっ」

 

信じられない事実が告げられていた。

 

「全部、嘘」



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赤松楓(ダンガンロンパ)転

あれから、赤松は何が起きたのか分からず、そのまま地面へと座り込んだ。

 

未だに信じられないのか、頭を抱えてる赤松に対して、少年はコーヒーを取り出し、彼女に渡した。

 

「これが、真実だ。

お前が覚えている記憶も全て作り物だった。

他の人間達にとって娯楽になる為の」

 

そう淡々と告げながら、赤松に対して残酷すぎる事実を語った。

 

「ここはガレキ島。

どこかも分からない寂れた商店街だけがある場所だ。

俺はここを偶然見つけて、お前を連れてここまで逃げてきた」

 

そう言いながら、見つめる先には近年では見られないような商店街があり、古い店が多く並びながら、青年が作ったと思われる畑などがあった。

 

「逃げてきたって、さっきの」

 

「あぁ、あいつらからな」

 

そう言った彼はどこか空虚な目をしていた。

 

「希望だとか絶望だとか、本来の意味を忘れて、娯楽しか考えない奴らから逃げるようにな」

 

話の中で出てきた赤松の記憶を消した人物達。

 

その話を聞いても、彼女は未だに曖昧な答えしか出せなかった。

 

「あなたはなんで私だけを?」

 

そう言った赤松の疑問に答えるように、彼は懐にあったスマホを取り出す。

 

電波を受信していないそのスマホに残されているのは写真だけしかなく、そこに映っていたのは

 

「私?」

 

「あぁ」

 

そこには赤松と彼が映し出されていた。

 

無表情な彼と似たような表情をしている赤松だった。

 

「これって」

 

「まぁ記憶を書き換える前のお前だ。

まぁ幼馴染という感じだな」

 

そう言った彼は少し明るい表情になっていたのに気づいた赤松だが、すぐに彼は表情を元に戻す。

 

「そっか、だったら、そのごめんね。

本当に記憶になくて」

 

「いや、別に良い。

記憶を書き換えられているのは知っているし、もしかしたら、俺自身も書き換えられているかもしれないから」

 

全てが嘘で塗り固められた世界の中で、少しでも信じてみても良い。

 

そう言いながら、赤松は彼の手を握った。

 

「ごめん、本当に、助けるのが遅れて」

 

「ううん、私の方も助けてくれてありがとう。

それにごめん、私は君の知っている赤松さんじゃないけど」

 

「赤松は赤松だ。

例え、記憶が変わったとしてもな」

 

そう言った、彼の表情はどこまでも優しかった。

 

「私も、これからそのっよろしくね?」

 

そんな彼を見つめていた赤松自身も知らない内に笑みを浮かべていた。

 

記憶が書き換えられ、目の前の少年については本当に何も知らない。

 

それでも、なぜか少年の事を信用できるのは、彼がどこまでも真剣で、さして心のどこかで僅かにでも残っている前の赤松が彼の事を好きだったから。

 

そんな不確定な多くの思いを巡りあいながら、赤松と青年の奇妙な生活が始まった。



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赤松楓(ダンガンロンパ)結※

「そのっこういうのは始めてだから、どうしたら良いのか分からないから」

 

「あっあぁ」

 

青年と赤松はそう言いながら、向き合いながら、互いに混じりあっていた。

 

二人だけの生活が始まってから一週間、その間の生活は困難だったが充実だった。

 

元々、機械に関しては強かった青年は町に残っていた機械を使い、二人だけならば十分なぐらいの食糧や生活に必要な物を作り上げていた。

 

赤松も青年だけに負担にならないように料理などに挑戦しながら、生活をしていた。

 

たった二人だけのサバイバル、その生活の中で二人の関係が進むのは無理もなかった。

 

彼らは既に好きになった思いをぶつけるように今日は行為に入ろうとしていた。

 

「ごめんね、でも、もう服を脱ぐのも時間をかけたくないのっ」

 

制服を未だに身に纏っている赤松はそのまま顔を赤くさせながら、少年の上に上った。

 

「そのっ初めてだから、その失敗するかもしれないけど、良いかな?」

 

「あっあぁ」

 

前までの幼馴染としての赤松を知っている少年からしたら信じられない言動の数々である為、少年自身も未だに緊張していた。

 

そう言いながら、少年は既にやる気がでているのか、ズボンから出てきた肉棒は既にビンビンに勃起しており、赤松もそんな肉棒を見つめながら、少年の上に乗る。

 

僅かに脱げかけている制服からは重量九に逆らう事なく豊満な巨乳が揺れており、そんな光景を見つめていた少年の肉棒はさらに肥大化していく。

 

「それじゃあ、行くねっ」

 

その一言と共に彼らはゆっくりと時間をかけるように、青年の肉棒は赤松の秘部へと入っていき、彼女の膣内へと徐々に肉棒は飲み込まれていく。

 

「うぅ、私の中に君のが入ってきて、なんだか形が変わっていくような気がする。」

 

ゆっくりとむちゅという音を立てながら、愛液と共に彼女の膣内へと入っていく肉棒を見せられ、青年の身体は彼女の愛液によって濡れていく。

 

「赤松」

 

「うぅ、だってしょうがないよっ!

入ってくるのがこんなに恥ずかしいなんてっ」

 

始めての体験に対して正直な事を答えた赤松に対して、少年のやる気は上がっていく。

 

そして徐々に大きくなっていく肉棒は赤松の膣内へと包まれていく。

 

「あっ凄っ、こんなに入るなんてっ」

 

肉棒が膣内へと完全に入ると共に、まるで無数の手が青年の肉棒に振れるように力を入れて締め付けていく。

 

始めて行う行為に対して戸惑いを隠せない青年に対して、赤松も顔を赤くさせながら、激しく息を吐き出しながら、腰を振っていく。

 

「それあじゃあ、動くねっ!!」

 

「あっ」

 

赤松は少年からの返事を待たずに、そのまま腰を動かしていく。

 

元々体系なのか、全体に肉付きの良い赤松は揺れる度に柔らかい肉が青年に当たっており、身体が揺れる度に心地よい感触が青年に襲っていた。

 

「あっあぁっ凄いっ!!

これが、セックスなんだねっ!!」

 

既に羞恥心を捨てたように赤松は笑みを浮かべながら、さらなる刺激を求めるように腰を動かしていく。

 

その勢いは先程まで初体験をしていたとは思えない程に激しく、瞬く間に射精を促すように吸い付いていく。

 

「赤松っそんなに激しくしたらっもうっ!!」

 

「良いよ出してっ!!

君のザーメンで私を満たしてっ!!」

 

既に我慢の限界を迎えていた青年に応えるように赤松もまたさらに吸い付きを良くした膣内で攻め込んでいく。

 

そんな行為を続けていく事で、既に限界を迎えた青年の肉棒から精液が溢れ出していく。

 

「イックウウゥぅ!!!」

 

「ぐっ!!」

 

膣内で締め付け、吸い付いていき、肉棒からそのまま一気に精液が彼女の膣内を満たすように溢れる。

 

「おっおぉっ!!」

 

精液を一通り受け止めた赤松は想像以上の快楽を受けたように腰を震わせながら、その快感の余韻に浸っていた。

 

そうしている間も、膣内の締め付けは緩まる事なく、最後の一滴まで精液を搾り取っていった。

 

「赤松」

 

「気持ち良かったよ」

 

そう言いながら、赤松はそのまま抱き着く。

 

荒い息を吐きながら、先程までの行為に満足したように笑みを浮かべていた。

 

青年の知っている赤松ならば、出す事のなかった笑み。

 

それは本当に幸せそうにしており、愛おしいと思っていた。

 

だけど、青年にとって本当に好きだった赤松はもうこの世におらず、目の前にいるのは別の人生を送ったと思わせている赤松。

 

本物ではない。

 

それでも

 

「好きだ」

 

「私も」

 

偽物だろうと、本物だろうと、好きな相手なのは変わりない。

 

だからこそ守るしかない。

 

狂った世界の中での狂った恋。

 

そうだとしても、それが今の青年の日常だから。

 



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新条アカネ(SSSS.GRIDMAN)起

レイがこの町に来てから一週間の月日が経っていた。

 

春になったばかりの暖かさとは違い、真夏を思わせる暑さに襲われながら、レイは今日も生きていた。

 

手持ちにあった僅かな所持金を行いながら、近くで人手が足りないコンビニで住み込みを条件で低賃金で雇われながら、彼は生きていた。

 

気づいて、この町へとやってきてから、これまでの自分の行動を思い出そうにも記憶が断片的な事しか覚えていないレイにとっては今、生きている事だけが大事だった。

 

そんな、今の日常を守るのに必死なレイを嘲笑うように、突然の地鳴り。

 

コンビニの中にいた僅かな客はそれに驚き、店の中に置かれていた商品が床に散らばっているのを見ながら、レイは慣れたように呟く。

 

「・・・今日も来たのか」

 

コンビニでの一言と共に、レイが聞こえてきたのは多くの人の悲鳴だった。

 

見てみると、商品は客によって踏みつぶされており、レイは既に店には客がいない事に気づくとゆっくりと歩き出す。

 

この町に来てから肌身離さずに持っていた物を持ちながら、その騒動の場所へと向かった。

 

多くの悲鳴が溢れる町で、その中央にいたのは巨大な怪物だった。

 

牛を連想させるその姿から想像できる力を使いながら、町にある建物を踏み荒らしながら、町を暴れていた。

 

そんな怪物を目の前にして、レイはゆっくりと構える。

 

「ゴモラ」

 

『バトルナイザー!モンスロード!!』

 

レイが手に持っていた物、バトルナイザーから鳴り響く音と共に現れたのは怪物だった。

 

三日月の角が特徴的な巨大な怪物ゴモラは、現れるのと同時に雄叫びを上げながら、目の前で暴れている牛の怪物を激突する。

 

人を遙かに超え、ビルよりも質量のある怪物同士のぶつかり合いは、地面に大きな亀裂を作りながら、互いに力比べをするように押し合っていた。

 

その力比べは瞬く間に終わりを告げるように、牛の怪物の懐に入り込んだゴモラは角を牛の怪物に突き刺すとそのまま持ち上げる。

 

「そのまま超振動波」

 

ただ、その一言を告げると共に、ゴジラの三日月の角が赤く光り始めると共に、牛の怪物は大きく震える。

 

やがて、怪物はそのまま動きを止めると共に爆発が起きる。

 

怪物によって作り出された煙から光が現れると共に、その光はレイの持っているバトルナイザーへと吸い込まれていく。

 

「ご苦労、ゴモラ」

 

バトルナイザーの中へと収められたゴモラへと感謝するように言葉を告げると共にレイもまたコンビニへと帰って行く。

 

「本当に奇妙な事ばかりだ」

 

町に来て、玩具であったはずのバトルナイザーが本物へと変わった事。

 

それらの非日常的な生活に慣れ始めながら、レイは次の日に起こるであろう戦いに備えて、避難して誰もいなくなったコンビニの中で愚痴る。」



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新条アカネ(SSSS.GRIDMAN)承※

目を閉じ、寝ていたはずのレイがふと起きると目の前が真っ暗だった。

 

「んっ?」

 

疑問に思い、目を開けようにも、何かに阻まれるように目を開ける事ができず、身体も縛られているように動く事ができない。

 

「あっ起きたんだね!!」

 

そんなレイの反応を見つめていた誰かの声が聞こえ、レイは声の方向へと振り返る。

 

がさがさという音が聞こえ、自身が寝ていたベットよりも大きな所に気付いたレイだが、衣服を身に纏っていない事に気付き、慌てる。

 

「もう、そんなに驚かなくても良いじゃない?

暴れない暴れない」

 

そう言うと、縛っているレイよりも小さな手の感触が触れられ、驚きを隠せなかった。

 

肌の感触や声から女性だと感じていたが、その正体を知る事ができず、レイは身体を動かす事ができなかった。

 

「君は本当に凄いよね。

この町に突然現れた時は驚いたけど、まさかゴモラを操るなんて」

 

「っ!」

 

ゴモラを操る、その言葉を聞いたレイは動きを止める。

 

「驚いちゃった?

驚いたよね?

まぁ、秘密にしてあげるから、その代わり、これには少し耐えてよね」

 

レイの反応に上機嫌になったのか、少女は裸になっているレイの剥き出しになっている肉棒を振れた。

 

「っ!!」

 

肉棒から伝わる感触から何かに包まれていると思うが、手よりも圧迫感が強く、布のように柔らかい感触が肉棒を覆っていた。

 

「ほれほれぇ?

どう、興奮しちゃう?

生女子高生の足だよぉ」

 

自身で女子高生という言葉に疑問に思いながら、肉棒から伝わる感触は確かに心地よかった。

 

適度な力加減で押されている感触は自慰を行っている時には感じられない快感であったが、それでも油断できない相手だと思い、必死に耐えていた。

 

「別に我慢なんて、しなくても良いのにな?

ほらぁ!!」

 

その言葉共に、思いっきり踏まれると共に、溜まっていた精液が無理矢理吐き出されるように、肉棒から射精される。

 

「うわぁ、凄いっ!!

ここまで真っ白になるなんて、どれだけ溜まっていたの?」

 

射精された精液を見つめたのか、声の持ち主は真っ白になっている自身の足を見つめながら、呟く。

 

その一瞬の出来事を利用してレイはそのまま自身を縛っていた何かを無理矢理引きちぎる。

 

「えっ?」

 

それに驚いた声の持ち主だが、レイはすぐに自由になった手で目の前にいる誰かを自身の元へと引き寄せ、押し倒す。

 

相手側に何かあるのか分からない以上、自分の寝ていた場所で押し倒せば、安全だと考えていたからである。

 

そして、もう片方の手で眼を覆っていた物を外す。

 

「はぁはぁ、一体何が目的だ」

 

自身を縛っていた相手に対して問い詰めるようにレイは鋭く見つめる。

 

そこには自身と同い年ぐらいだと思われる少女が立っており、紫色の肩まで伸びている髪にレイが押し倒す為に乗せている人の手を遥かに超える豊かな胸。

 

それらを見つめながらも、誘拐目的で攫った少女を見つめる。

 

「えっあっそのっなんていうか」

 

先程まで余裕な表情とは別にまるで初めての会話に緊張するように目を回しながら、レイを見つめる。

 

「何が目的だ?

それだけ言え」

 

そう怒りを抑えながら、少女に向けて言うと

 

「ごっごめんなさい。

私、その、会話とか緊張して、そのこういう事だけでもしたくて」

 

「犯罪だぞ、それは」

 

「それは、まぁ、うん」

 

先程まで余裕のあった人物とは思えないような会話にレイを呆れた様子で話しながら、落ち着きを取り戻したのか、周りを見渡す。

 

どこかの寝質だったのか、二人で寝るのに十分なぐらいのベットにクローゼットなど、どこかの寝室だと思われる。

 

それらを確認した後、自分が大事にしているバトルナイザーを確認したあと、衣服も近くにあるのを見つける。

 

「それでどうやってゴモラの事を知った?

というよりも、この町の住人は記憶が消えるんじゃないのか?」

 

「それは、なんだか分からないけど、記憶が残っていたの」

 

そう言った彼女は緊張しながらも、そう呟いた。

 

「・・・はぁ、もうこんな事をするんじゃないぞ」

 

それだけ言い、レイはそこから立ち去ろうとする。

 

「まっ待って!!」

 

「?」

 

そう、立ち去ろうとした時、彼女は手を取り、止めた。

 

「その、こんな事で初めてごめん。

でも、本当に好きな気持ちは本当だから。

だから」

 

そう言った、彼女の言葉に嘘はない。

 

それを直感だが、感じたレイは呆れながらも

 

「友達から」

 

「えっ?」

 

「友達からだったら、別に良い」

 

未だに何も知らない所だが、確かに始めようと思えた。

 

それを聞いた少女は笑みを浮かべた。



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新条アカネ(SSSS.GRIDMAN)転※

レイと新条。

 

二人の関係が始まってから一ヶ月、彼らは恋人となった。

 

というのも、あれから新条は毎日のようにレイの住んでいるコンビニに突撃し、猛アタックを続けた。

 

知り合いもおらず、毎日身体を寄せながら話している。

 

怪獣との戦いが終わった後にコンビニにある商品を飲みながら過ごしながら、平和な日常を過ごしながら、少しずつ、彼女のいる日常を守りたいと思っていた。

 

そんな交流が続き、相思相愛になり、レイは再びあの部屋へと戻っていた。

 

「はむぅむちゅ」

 

部屋の中で、衣服を身に纏った状態のまま新条とレイはキスをしていた。

 

制服を未だに脱がないまま、ぴったりとくっ付いている新条の豊満な胸の感触を味わいながら、キスを行っていた。

 

押し付けられている胸の感触はマシュマロのような柔らかさを持ちながらもぎっしりと肉が詰まっており、押し付けられている間も、その感触が心地よかった。

 

「もう、レイは私のおっぱいばっかり見ているの?」

 

「まぁ、これだけ押し付けられたらな」

 

「えへへぇ、正直だね」

 

普段ならば嫌悪感が出るような発言だが、自分に対して興味を持ってくれている事が嬉しかったのか、新条は笑みを笑みを浮かべながらキスを続ける。

 

口の中には甘い吐息を入り混じりながら、待ち望んでいたのを飲み込むように舌と舌が絡み合っていく。

 

やがて、レイの腰には既に我慢ができなくなった新条の愛液が溢れ出しており、レイ自身も既に準備ができているのか、肉棒が剥き出しになって、新条の秘部へと添えていた。

 

「うぅ、やっぱり怖いかも、けど」

 

始めての体験に対して、恐怖を覚えている新条だが、それでも我慢が効かなくなり、レイの肉棒を膣内へとくわえ込む。

 

「あっああぁぁ!!」

 

みちっとした肉の感触と共に、レイの肉棒は新条の膣内に包まれる。

 

徐々に広がっていく膣内の感触と共に、未だに硬く感じる膣肉が肉棒を締め付けており、膨れ上がっている肉棒が新条の膣内を作り変えている感覚がレイは笑みを浮かべた。

 

「これは結構っ!」

 

「あっあぁっ!!

私の中がレイ君ので書き換わっていくっ!!」

 

吸い付く膣内は、まるで新条が初めて感じる行為に対する感覚を表現するように吸い付きが強くなっていく。

 

「おっおぉぉ!!」

 

そんな未知の快感に対して、身体を痙攣しながらも、大きく喘ぎ声を出しながら、レイに抱き着く。

 

未だに制服を身に纏っている新条は、制服が愛液で濡れているにも関わらず、膣内を導くように腰を動かしていく。

 

「んっ!!」

 

同時にレイはそのまま引き寄せられた膣内から引き抜くように肉棒を離すと、そこから来る快感にさらに身体を震わせる。

 

「あんっあぁっ!!

出たり入ったりしてっ!!どんどん変わっていくっ!!」

 

そこからレイはまるで獣を思わせる動きで、新条の膣内を打ち付けるように腰を振る。

 

肌が打ち付け合う音が、部屋に木霊しながらも、新条は求めるようにさらに抱き着いてくる。

 

「あっあぁっ変な感触が来ている!!

ちんぽの先が、震えていてっ!!」

 

そうして限界を迎えた肉棒が震えているのを感じた新条はそのまま言葉を出しながら、それをレイに伝える。

 

聞こえた声に答えるように、レイもまた肉棒をそのまま新条の膣内の奥まで突き刺す。

 

「イックウウゥ!!キテルッ!!」

 

同時に締め付けられた膣内の感触を味わうように、肉棒から溢れ出す精液を一斉に新条の中へと吐き出す。

 

吐き出しながらも、さらに奥へと押し込もうと、腰を振りながら子宮口に塗りたたくる。

 

「はぁはぁ」

 

やがて、全てを出し切った肉棒はゆっくりと新条の膣内から出てくると、粘っこい精液が未だに出ている秘部を眺めなていく。

 

「えへへぇ、凄く気持ちよかったよ、レイちゃん」

 

全ての快楽で呆けていた新条はそう笑みを浮かべながら呟く。

 

「レイちゃん」

 

これまで、呼ばれた名前とは違う事に気付いたレイはふと疑問に思えた。

 

ゆったりと過ごしていて、まるでいつも一緒に過ごしていたような安心感を新条から感じていた。

 

その事に気付いたレイはこれまでの何気ない行動を思い出しながら、共通点の多さから思わず新条を見つめる。

 

「お前、アカネなのか」

 

「っ!!」

 

それは、自分の幼馴染であり、今は引き籠っている少女だった。

 

容姿もまるで違うはずの彼女から感じた安心感の正体の一致に思わずレイは呟く。

 

同時に先程まで幸せを満喫していたはずのアカネの顔はまるで冷や水にあてたように目を見開いていた。



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新条アカネ(SSSS.GRIDMAN)結

「・・・アカネ、もしかしてお前」

 

「っ!!」

 

先程までアカネは確かに幸福だった。

 

だが、その時間には終わりを告げていた。

 

レイはゆっくりとアカネを見つめる。

 

「姿は全然違う。

だけど、お前やっぱり」

 

「っ!!」

 

その一言に何かに気づいたのかアカネはその場を立ち上がり、逃げ出した。

 

すぐに立ち上がって、追いかけようとしたが、後ろから感じた威圧感にその場で止まってしまう。

 

「いけないんだ、アカネ君を傷つけてしまって」

 

ぞっとするような声が聞こえ、レイは後ろを振り返る。

 

そこにいたのは悪役というのに相応しい程に怪しい存在がレイの傍に立っていた。

 

「出てきたという事はやっぱり」

 

「そうだね、君の想像している通り、あのアカネ君は君の世界にいたアカネ君その者だ。

行為をして気づくとは、さすがは幼馴染みかな?」

 

巫山戯た言動を取りながら、そのまま目の前にいる存在に対して、ゆっくりと呟く。

 

「お前は一体何なんだ」

 

「私の名前はアレクシス・ケリヴだ。

初めましてだね、あの世界でただ一人のレイオニクス」

 

「ただ一人だと?」

 

その疑問に答える前にアレクシスはまるで面白い物を見るように呟く。

 

「君やアカネ君がテレビ番組として見ていた中で、レイオニクスというのは本当に存在していた。

そして、君は本当にそのレイオニクスだった。

ただ、それだけの話だよ。

君が気づいていないだけでな」

 

「そんな馬鹿なと言いたい所だけど、こんな非日常が続けば、信じないのは無理だな」

 

そう言いながら、現実ではあり得ない話をあっさりと信じるようにレイは息を吸う。

 

「本題は違うだろ。

俺に何を求めるつもりだ?」

 

「簡単な話。

君にはこれからもアカネ君の愛しい敵として演じて欲しいのさ。

アカネ君は自分の怪獣と君のゴモラが戦うのが大好きでね、毎回楽しみにしているんだ。

私自身も、それには驚きがあり、感動しているんだ。

だから、君にはこれまで通り、過ごして貰う」

 

「断ると言ったら」

 

「それは無理だよ。

君はとても正義感が強い。

例え、私達に望まれる形で戦う事になったとしても、町の住人を放っておける訳がない」

 

「だったら、ここで止める!!」

 

そう言いながら、レイはバトルナイザーを構えようとした。

 

「それは困る。

だからこそ、君には戻って貰うよ。

私達の手掛かりも消そう。

君が私達を探す為にも戦うしかないようにする為に」

 

「待っ」

 

手を伸ばしたが、既にそこはまったく別の景色になっていた。

 

どこかの公園であり、見覚えのない場所だった。

 

レイはすぐに着慣れた衣服を着ながら、町を見つめる。

 

そこには怪獣が暴れており、荒れるように戦っていた。

 

敵の思い通りになっている。

 

それは分かっていた。

 

それでも、レイは、目の前で繰り広げられている暴挙を放っておける訳にはいかない。

 

「行くぞ、ゴモラ」

 

バトルナイザーから聞こえる悲しそうな声と共に、レイは再び戦いの舞台へ向かう。



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ユニ(家庭教師ヒットマンREBORN)起

マフィアという裏社会に生まれてしまった俺は色々と異質な存在だと認知されていた。

 

生まれた頃から使えるその力は死ぬ気の炎と呼ばれており、その死ぬ気の炎も他の炎とは異なる色が特徴的だった。

 

手に持った武器にその炎を纏わせる事で、剣を振り払ったり、銃弾に炎を宿して撃つと場所に繋げる事ができる。

 

簡単に言うとワープができる。

 

なぜ生まれた頃から使えるのか分からないが、それでも裏社会を生き残る為に使える手段としてはかなり便利だった。

 

普段からコインを持っていれば、そのコインを弾いて作り出した黒い炎から武器を取り出す事ができるので、持ち運びがかなり楽になっている。

 

「・・・すまんが、もう一回言ってくれないか、親父?」

 

「お前の許嫁に会いに行く。

準備しろ」

 

「許嫁ぇ!?」

 

突然の言葉に驚きを隠せずにいた。

 

「いやいや、親父!

結婚相手ぐらい、自分で見つけるから!

それに前から言っていたけど、俺はマフィアになるつもりはないぞ!!」

 

「何を言っている!!

歴代でも最強の才能に未知の能力を持つお前がボスにならないでどうする!

それに、これはもう決まっている話だ」

 

「だけどっ!!」

 

「良いか、これから行くファミリーは私達とも長い付き合いになっている。

くれぐれも阻喪のないように」

 

「えぇ」」

 

俺はマフィアになるつもりは本当に微塵もなかった。

 

やりたい事があるのかと聞かれると、ないのが本音だ。

 

それでも、未だにやりたい事を見つけてないのに、こうして人を殺したり不幸にするかもしれないマフィアの仕事を行うつもりはなかった。

 

そうしている間にも目的地に辿り着き

 

「初めまして、私はジッリョネロファミリーのボスを務めているユニと申します」

 

「・・・・あの、すいません。

その、もしかして」

 

「えっとはい、私です」

 

「・・・えぇ」

 

親父、いくら何でも、小学生との結婚は無理だろ。

 

「まぁ、普通に考えればその返答は間違いじゃないな。

お前さんの考えもよく分かる」

 

そう言いながら、ユニちゃんと同行していた幹部であるγさんも頷いていた。

 

「だけど、今後は姫の身に何かあるか分からない。

だからこそ、信頼できる婚約者として、お前を選んだ」

 

「いや、だとしてもな?」

 

「あの、やっぱり困りますよね」

 

そう言ったユニちゃんは不安そうな顔をしていた。

 

「いや、そんな!

別に君が悪い訳じゃないし、本当に気にしないで!!」

 

「本当ですか、良かったぁ」

 

そう言ったユニちゃんは太陽を思わせる笑みを見せてくれた。

 

可愛い

 

『言っておくが、姫を泣かせたら』

 

『いやいや、さすがにしないですよ』

 

γさんも心配したのか、鋭い目で睨んでおり、俺もただ頷くだけだった。

 

「あの、二人共、どうしました?」

 

「「なんでも」」

 

この時、ユニちゃんにバレないように眼で会話をしていたのは、後日、俺とγさん二人合わせて驚く事になったが、それは別の話。」



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ユニ(家庭教師ヒットマンREBORN)承※

ユニとの婚約が決まってから数ヶ月。

 

その関係は他の幹部達との関係も良好になり、その婚約に納得する者もほとんどだった。

 

そんなとある日、二人は彼らの自室で交わっていた。

 

「はむぅんぐぅ」

 

ユニのくぐもった声を出しながら、密着した唇から、互いの息を飲み込むようにキスを行っていた。

 

「んむぅっんっ!!」

 

普段のユニを知る者からは考えられない程に淫らな声を出しながら、ユニは彼とのキスに夢中になりながら、そのまま彼は彼女のスカートを脱がす。

 

「んっ」

 

一瞬、顔を赤くしながら、頷くと共に彼は剥き出しになった肉棒をゆっくりとユニの秘部へと入れていく。

 

「ひあっんっ!!」

 

肉棒が秘部へと潜り抜けた瞬間、切なそうな声を出しながら、ゆっくりと痛みを感じさせないように腰を動かす。

 

「んんっ!!あっくつ!!」

 

後ろから抱き抱えられた身体で、ゆっくりとユニは震えていた。

 

既に先程から待っていたのか、彼女の膣内からは愛液が溢れており、彼の肉棒はゆっくりとユニの膣内に包み込んでいく。

 

「ううっ、こんなに痛いのは知らなかった」

 

「あっそのごめん」

 

「でも、一つになれて、本当に嬉しいですよ」

 

そう言いながら、笑みを浮かべたユニの言葉は確かに本心であり、彼はそのまま、その言葉に応えるように腰を動かす。

 

ユニの手足は、膣内に感じる快感に対して身体を震わせながら、肉棒をさらに強く締め付けていく。

 

ゆっくりと動きながら、ユニの瞳はとろんとしており、彼はそんな彼女に応えるように腰を振る。

 

腰を振る度に、彼女の膣内から聞こえてくる卑猥な水音を鳴らしており、その度に彼女の締め付けはさらに強くしていた。

 

「あむぅんぐぅ」

 

そのまま彼はユニとキスを行いながら、さらに行為は進んでいく。

 

ユニとの行為を行っていきながら、膣内での形を変えながら、行為はさらに激しくなっていく。

 

「んっんっ!!」

 

既に互いに目の前の行為しか考えておらず、やがて限界を迎えたのか、彼は身体を震え始めていた。

 

「ユニっ」

 

「んっ!!」

 

その一言に応えるように、ユニは頷くと同時に彼の肉棒は一気に精液が飛び出す。

 

「あっあぁあ!!」

 

同時にユニの膣内には精液が飛び出し、小さな体で受け止めるのに必死になりながら、彼に抱きしめる。

 

小さな体で受け止めるには多すぎる精液だが、そんな彼女を包み込むように彼は抱きしめた。

 

「んっんっ」

 

そうして、受け止めた精液はゆっくりと膣内で溜まっていく感覚を感じながら、そのまま彼に身体を預ける。

 

ゆっくりと、身体に感じる疲労と共に、眠りにつく。

 

互いに、その体温を感じながらも、ゆっくりと目を閉じていった。

 

だが、その一ヶ月後、彼は行方不明となった。



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ユニ(家庭教師ヒットマンREBORN)転

「まったく、どういう状況だよ!」

 

そう言いながら、俺はその場にある壁を踏み台にしながら、目の前で襲いかかっている男に向けて睨み付けながら言う。

 

「どういう用件で俺を襲うんだ、幻騎士」

 

そう言いながら、俺は片手に持っている黒い刀を眼の前に襲いかかっている相手である幻騎士に向けて言う。

 

「俺はただ命令に従っているだけだ。

お前は邪魔になるとな」

 

「ふぅん、誰がだ?

悪いが、ユニやγさんじゃない事ぐらいは分かるぞ」

 

「なぜそう言い切れる?」

 

「お前の目がそう語っているからだよ」

 

そう言いながら、幻騎士に向けて言うと共に、銃を構え、銃弾を放つ。

 

同時に幻騎士はその銃弾を切り裂くが、銃弾によって作られた渦の中から飛び出た俺はそのまま幻騎士へと斬りかかる。

 

「本当に奇妙な能力だ。

幻術ではなく、本当に一瞬で消えるその能力。

だからこそ」

 

「っ!!」

 

瞬時に手に持った刀でなんとか幻騎士からの斬撃を防ぐ事ができたが、それでも完全に威力を殺す事ができずにそのまま後ろへと吹き飛ばされる。

 

「剣術も銃の腕も二流。

能力が厄介なだけの貴様が俺に勝てるとでも思っているのか?」

 

「さぁな」

 

そう言われながらも自覚している。

 

幼い時から使えた能力を頼りにした戦法だけでは、目の前にいる最強の剣士に勝つ事も逃げる事もできない。

 

瞬間移動ができる範囲も剣で切り裂いた範囲と銃で放った場所しか使えない。

 

短期間とはいえ、それだけの能力を見せれば目の前にいる幻騎士には見破られている。

 

「だからって、諦めるかよ」

 

その言葉と共にこれまでとは比べものにならない程の炎が身体から溢れ出し、その全ての炎が刀へと集まっていた。

 

「ぐっ」

 

「ちぃ」

 

その出力はこれまで出してきた炎とは比べものにならない程に強さが出ていた。

 

「なっなんだこれはっ!!」

 

「覚悟だよっ!!」

 

この炎の正体は未だに分からないが、それだけ分かっている。

 

ならば、今、行う事はこの、剣を振るうだけ。

 

「ここから生き残って、あいつの元へと帰る。

それが、俺の覚悟だ!!」

 

「っ!!」

 

その言葉と共に、俺は刀を振り下ろす。

 

同時に刀から溢れ出す炎はこれまでに比べものにならない程に巨大に振り下ろした瞬間

その場にあった全てを吸い込もうとしていた。

 

「ぐっ!!」

 

幻騎士は未知の存在に戸惑いを隠さず、そのまま離れた。

 

だが、俺がとったのはその場から飛び上がり、炎の中へと飛び込んだ。

 

「しまっ」

 

幻騎士の声が一瞬聞こえたが、すぐに炎は閉じられた。

 

炎の中は全て暗闇であり、何も見えなかった。

 

 



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ユニ(家庭教師ヒットマンREBORN)結

リボーンについて見返して、夜の炎を見て、ついやってしまいました。


「んっ」

 

黒い炎を抜けた先、その先にはどこかの町並みだった。

 

抜けた先に見えたのは俺が知っているユニよりも大人になっている少女と、それを誘拐しようとしている怪しい仮面の奴。

 

「誰だが知らないし、状況も知らないけど、とりあえずは斬る!!」

 

「っ!!!」

 

「えっ!?」

 

瞬間、俺が現れた事に驚きを隠せない2人に対して仮面の奴に向けて刀に溜めていた炎で切り裂き、同時にユニと似ている少女を抱える。

 

「おい無事か」

 

「えっ、なんであなたがここに」

 

状況が見えないようだし、何が起きているのかさっぱり分からない。

 

「ちっ刀は限界か」

 

そう言っていると、刀は既に限界を迎えており、ボロボロになっていた。

 

「お嬢、それにお前はっなんでここに!?」

 

「γ?

えっマジでどういう状況?」

 

「本当に生きていたのか。

だったら」

 

そう言いγが取り出したのは指輪に箱?をこちらに向けて投げる。

 

「そのリングに炎を灯して、筺を開けろ!!

あんた専用の筺兵器だ!!」

 

「???

何を言っているのかさっぱり分からないがとりあえず」

 

筺の兵器というのは何か分からないが、とりあえずは渡されたリングに炎を灯し、筺に差し込んだ。

 

同時に現れたのは黒いコートに俺に合わせたような真っ黒の刀。

 

真っ白な少女とは正反対な衣装だが、なぜかしっくり来る。

 

「あれは大空でも開ける事ができなかった筺兵器。

それが、なぜ」

 

「なんだって、そいつ専用に開発された筺兵器だからな」

 

「γ、あいつは一体?」

 

そうしていると、何やら下で知らない人物と会話しているが

 

「8年前、幻騎士によって殺されたはずのお嬢の婚約者だ。

だけど、どうも死体などが残っていない事もあって、密かに開発を進めていたんだ」

 

「死体?

それに8年前?

あぁもう、何がなんだか分からないけど」

 

そうしている間にも再び俺と一緒にいる少女を狙うように襲いかかってくる奴らを確認するとその場を一瞬で移動する。

 

「「「なっ」」」

 

「折角のこの格好だ。

使わせて貰うぜ」

 

同時に構え、お気に入りの漫画の技を真似て使う。

 

「月牙天衝」

 

その一言と共に放たれた黒い斬撃が襲いかかる3人を巻き込み、吹き飛ばす。

 

「さて、これってどういう「それよりもここから早く逃げるぞ」えぇ、状況の説明を」

 

「そんなの後でやるから」

 

「分かったよ。

えっと、そこの人達も一緒に」

 

そう言い、作り出した炎の渦の中へと入り、その場から去っていった。

 

「・・・つまりなにか?

ここは俺からしたら8年後の世界で、お前はユニなのか?」

 

「はい、お久しぶりです」

 

そう言われ、目の前にいる少女の正体がユニだという事が判明し、どうしたら良いのか頭を掻く。

 

あれから無事に敵から逃れる事ができ、この時代での同盟とも言えるボンゴレファミリーから話を聞いた。

 

「お前の事は聞いていた。

瞬間移動ができる奴がいるとは聞いていたが、まさか死ぬ気の炎。

それも見た事のない炎だ」

 

そう言われ、リングに灯っている炎をユニの叔父様というリボーンさんから詳しい事を聞いていた。

 

「こいつの炎の厄介さを知った白欄の事だ。

幻騎士で暗殺を謀ったが、失敗した訳だ」

 

「だけど、なんで8年後に?」

 

「推測だけど、お前の瞬間移動する炎、色からして仮に夜の炎。

それが覚悟に答えた結果、場所だけではなく時空つまりはこの時代まで飛ばされたんじゃいないのか?」

 

「えっえぇ!?

そんな事があるのっ!!」

 

「現に10年バズーカがあるんだ。

それぐらいは起こるだろ。

だけど、これは作戦の幅が広がるぞ。

瞬時の集合ができるのはこちらが有利になる」

 

「まっまぁ、確かにそうなんですけど。

それ以上に気になる事が」

 

そう言いながら、先程からユニが抱えている男の子へと向ける。

 

「その、その子は」

 

「この子はあなたと私の間にできた子ですよ」

 

「・・・・・」

 

その場で発したユニの言葉によって俺だけではなくリボーン達を含めたボンゴレファミリー全員が固まった。

 

「お嬢があんな状態になってからは俺達が密かに育てていたんだが、こうして親子が揃って良かったぜ」

 

「坊ちゃん、良かったですね!!」

 

そう言いながら、γと一緒についてきていた野猿と太猿が涙を堪えていたけど

 

「えっえぇ」

 

未だに脱する事ができない衝撃から回復するのに、1日かかってしまう。」

 



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対魔忍(水城ユキカゼ)起

「うっうぅ」

 

対魔忍達が集う里、五車町。

 

その五車町のとある屋敷で一人の少女がいた。

 

他の少女達と比べても小柄な体格と褐色の肌、そして腰まで伸びている髪が特徴的な少女

、名は水城ユキカゼである。

 

彼女が泣いているのには理由がある。

 

それは彼女の母である水城不知火が行方不明になった事が原因である。

 

失踪した事を知ったユキカゼはその日、部屋の中で泣いていた。

 

幼い頃からずっと一緒にいた母が行方不明になり、その行方を今も必死に探っているが、その居場所は未だに判明しなかった。

 

「うっうぅ」

 

ベットの上で普段は見せないような弱弱しい表情で涙を出しながら、ユキカゼは枕に顔を埋めながら、寂しさを埋めていた。

 

「なるほど、確かに情報通りだな」

 

「誰っ!!」

 

誰もいないはずの部屋で突然聞こえてきた聞き覚えのない声。

 

その声に対して、ユキカゼは常に常備している武器である銃を構える。

 

「そう警戒しなくても良いじゃないか?

別に俺は君に危害を加えるつもりはない」

 

そう言いながら、ユキカゼの目の前に現れたのは色白の男だった。

 

身に纏っているのは白いYシャツと青いズボン、どこからどう見ても普通の青年だった。

 

だが、その青年からは何か異様な雰囲気にユキカゼは警戒を解く事ができない。

 

「あなた、一体何者?」

 

「俺かい?

俺はただの、君の兄だよ」

 

そう言った青年の表情は

 

「兄っ、何を言ってっ」

 

そうユキカゼは目の前にいる男に向けて怒鳴りつけようとした時だった。

 

男の姿は一瞬だけ姿を消し、その場で周りを見る。

 

「何処にっ!!」

 

同時に姿見えた男はそのまま手をゆっくりとユキカゼに触れる。

 

すると先程まで憤怒で染まっていた顔は瞬く間に落ち着き、疑問に思うように首を傾げる。

 

「えっあれ、お兄ちゃん?」

 

その言葉と共に、ユキカゼはゆっくりと頭を抱えながら、まるでゆっくりと男の、兄の事を思い出すように頭を抱える。

 

「そうだお兄ちゃんだった」

 

すると先程までまるで知らなかったはずの人物に対して、兄だという言葉に納得ように頷いた。

 

「ごめんな、長い間留守にしていて。

俺には忍術の才能がなかったから」

 

「そんな、お母さんもそんな事、気にしていなかったのに」

 

そう心配そうにユキカゼは彼に寄り添いながら言う。

 

「だけど、母さんが行方不明になった以上、一人だけにはさせないから」

 

「お兄ちゃん」

 

そう言って、ユキカゼはこれまで堪えていた涙を全て吐き出すように泣き始めた。

 

男はそのままゆっくりとユキカゼが泣き止むまで傍にいた。



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対魔忍(水城ユキカゼ)承※

幼いユキカゼにとって、初めてのキスは想像してていた以上の興奮があった。

 

兄との口付けする度にその想いが強くなっていくのを感じながらさらに興奮は高まっていく。

 

「ゆきかぜ、口を開けて」

 

「んっ?あむっんっちゅう」

 

兄からの言葉に疑問に思うよりも先に、言われた通り口を開けたユキカゼは再びキスをしてきた兄の舌が自分の口内に入っていくのを感じた。

 

先程まで唇と唇を合わせていただけの感触だけでも心地良かった感触に加え、互いに舌を絡め合う事によってできた幸福感に身体が震えていた。

 

口内ではヌチャヌチャと音を立てながら、ゆっくりとユキカゼは舌が絡まっている感触に心地良さを感じながら、その身を預ける。

 

「んっ!!」

 

そうしてキスを行っている最中、ユキカゼは突然身体に感じる違和感に身体を振るわせた。

 

見れば兄の手は背中に回していた片手をそのままユキカゼの衣服へと入り込んでおり、彼女の胸に触れていた。

 

「あっんっ!!」

 

ゆっくりとだが、ユキカゼはそのまま胸を触られて初めて生じる感覚に身を委ねていた。

 

自分以外の誰かに胸を触られたユキカゼだが、その初めて味わう感覚に対して嫌悪感はなく、寧ろ胸に触れている兄の手をずっと味わい続けたいと思い始める程だった。

 

彼はそのまま小さくまだほんの少ししか膨らんでいない乳房を包むように触り優しく揉んでいきながら、馴れない感覚にユキカゼは困惑していた。

 

それでも、ゆっくりと感じてきたのか、徐々に甘い声を出し始める。

 

彼女が感じているのを確認しながら、彼は乳房を揉むだけではなくそ親指と人差し指を使ってまだ小さいポツンと突起した乳首を軽く摘まんだ。

 

「っ!ふぁぁっ!!」

 

今までより大きい声をあげるユキカゼは同時にそこから感じる先程までと明らかに違う快感の為、大声を出す。

 

そうして、彼女が胸から来る刺激に対して大きく声を出している間に、彼はそのままユキカゼの秘部へと手を伸ばしていた。

 

その指はそのまま閉じてる一本筋の秘部をなぞるように、ゆっくりと膣の中に指を入れていく。

 

「あっあぁ!!」

 

先程まで感じていた痺れるような快感ではなく、ゆっくりと内側から撫でてくる指の感触は暖かい感触に既に身体を痙攣させながら身を任せる事しかできなかった。

 

「本当に小さいのに、こんなに乱れて」

 

そんなユキカゼの様子に対して、笑みを浮かべながら、その指をさらに奥へと入れていき、軽く指先で擦る。

 

「あっあぁ」

 

指先では先程までの秘部とは違い、張り詰めている物があった。

 

その存在をしっている兄だが、ユキカゼは痺れるような全身の快楽と膣内で動く甘い快楽で思考は回らず、ついに

 

「あっあああぁぁぁ!!!」

 

兄が指を少し擦った瞬間、ユキカゼは全身の力が抜けると共に声を上げながら、その秘部から溢れるばかりの愛液を出した。

 

「あっあぁ」

 

溢れた愛液はそのまま兄の手を濡らしていったが、常に出し続ける愛液への興奮でユキカゼは眼を白くさせながらその興奮のままに身体を痙攣していた。

 

「ふぅ」

 

そんな気絶をしたユキカゼを見つめながら、彼はその手を引くと確かに血が残っていた。

 

「本当に、君はこれで簡単に膜が取れてしまうとはね」

 

そう言いながら、兄は彼女の処女を手で奪った事に何の悪びれもなく、彼女を抱きしめた。



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対魔忍(水城ユキカゼ)転※

「ユキカゼ」

 

「んっ!!」

 

未だに緊張しており、ベットの上で先程までの快感の余韻を味わっていたユキカゼも、その一言と共に覚醒する。

 

「入れるよ」

 

「えっ、うん」

 

最初は理解していなかったユキカゼだったが、その一言と共に見えた肉棒を見つめながら、頷く。

 

そのまま彼はゆっくりとユキカゼの秘部に肉棒を押し当てると共に、ゆっくりと腰を動かしながら、彼女の膣内へと肉棒を入れていく。

 

「んっ…ふっ…あぁっ…!」

 

唇をキュッと噛みしめ痛みと声を我慢する、

 

膣内へと入り込んでいく肉棒の感触から来る痛みに対して涙が出そうになるが、ゆっくりと彼から感じる温かさが伝わるように身体が解れ、ゆっくりと彼の肉棒をを体内に受け入れていった。

 

「ふうっ…はっ…はぁ…んんっ…ふうっ」

 

大きく息をしそして吐く。

 

これまでの人生で一度も味わった事のないような感覚に戸惑いつつもそれに慣れようとする。

 

そうした緊張した様子をしたユキカゼを見つめながら、彼もユキカゼに合わせて、慣れ落ち着くまで待った。

 

「はぁ……ふぅ……」

 

「大丈夫か」

 

「んっ、うんっ、少し痛いけど、でもっなんだか温かく気持ちが良い」

 

体内に何かが入り込んでいる奇妙感覚とと処女の痛みに対して、未だに慣れない感覚があった。

 

だが、それ以上に未だに感じている母がいなくなった事に対する喪失感と共に人肌の温かさを求める気持ちの方が強かった。

 

「んっ、これは本当になかなかっ」

 

そのユキカゼの気持ちを現すように、彼女の膣内はさらに彼の肉棒の形に合わさるように縮まり始める。

 

「これはっ」

 

ユキカゼの反応に驚いた彼はそのまま油断すれば、瞬く間に果ててしまう程に感じていた。

 

その反応に笑みを浮かべながら、さらに腰を動かしてく。

 

「あっああっんっ!!」

 

ゆっくりと感じさせるようにユキカゼの体格に合わせた動きで彼はそのまま抱きしめる。

 

少しでも油断すればたちまち射精しても可笑しくない程の快感が彼を襲っており、それに対して彼は笑みを浮かべていた。

 

「本当に凄いなユキカゼ」

 

「んっあぁ、お兄ちゃんっ!!」

 

そんなユキカゼを褒めるように頭を撫でながら、そのまま身体に覆い被さって力強く密着する。

 

同時に先程まで行っていたキスを再度行うように彼女と再び行う。

 

同時にキスをしながら既に我慢ができなくなった彼はそのままユキカゼを抱きかかえ、同時に肉棒はそのままユキカゼの膣内の最奥へと入り込む。

 

「ユキカゼッ!」

 

「っ!!」

 

同時に膣内へと入り込んだ肉棒の奥から溢れ出る精液は勢い良く射精する。

 

抱きかかえられたユキカゼはそのまま種付けプレスのような形になり、全ての精液はそのまま膣内へと満たされていく。

 

「あっあぁ」

 

その形になって、勢いよく入り込んでいき、そのまま精液は膣内から溢れ出していく。

 

ゆっくりと、溢れ出す精液はユキカゼの秘部を伝いながら、射精された精液が顔に伝わる。

 

その表情からは精液が頬に当たるが、既に絶頂して気絶していた。

 

その表情は既に幸せに満ちていた。」

 

「んっ……はぁ……はぁ……」

 

絶頂による快楽とキスによって生じた酸素不足で肩で大きく揺らして息をして体内に酸素を取り込みながらユキカゼを見つめるように彼は笑みを浮かべていた。



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対魔忍(水城ユキカゼ)結

「・・・・ふぅ」

 

ユキカゼとの行為を終えた青年は気絶しているユキカゼを寝かせたまま部屋から出ていく。

 

その表情は先程までの優しい表情とは違い、悩むように暗い表情をしながら、ゆっくりと夜風を浴びながら、これまでの事を思い出すように頭を押さえる。

 

「本当に、この能力は色々と応用ができる」

 

そう言いながら、笑みを浮かべた。

 

この青年の正体はユキカゼの兄ではなく他人である。

 

そして対魔忍でも、ましてや彼らと戦う魔族でも米連でもないただの一般人。

 

「けど、まぁ本当に驚いたよ。

対魔忍とか、本当にファンタジーのような存在がいるとは」

 

そう言いながら、彼は数日前に起きた出来事を思い出す。

 

見覚えのない借金を押し付けられ、その先で出会った政治家矢崎の身勝手な復讐によって、その命を落としそうになった。

 

だが、その直前、悪魔の囁きだったのか、彼を助けるように一つの力が授かった。

 

それは記憶を改変する力。

 

触れた相手の記憶に介入し、特定の記憶を消したり、自身の存在を介入した記憶への介入など直接の戦闘能力はないが、精神系の能力では強力な能力である。

 

そんな強力な能力を何の原因で授かった。

 

そして未だに正体が分からない能力だったが、彼はその能力を使い、殺そうとしてきた刺客を操り、反対に矢崎を殺した。

 

そして、その刺客から得た情報により、裏の世界についてを知り、対魔忍という存在も知った。

 

そこからの、彼の行動は早かった。

 

未だに不明な能力の制御、そして能力を使ってのこれからの方針を知る。

 

その為にも、絶対的な安全な場所として、母が行方不明のユキカゼを利用した。

 

未だに幼い彼女が頼れる兄であり、初恋の相手。

 

それらを無理矢理重ねて、ユキカゼに対して絶対に裏切らない最愛の相手として記憶を作り出す。

 

「まぁ彼女には悪い事をしてしまったがね」

 

そう言いながら、未だに眠り続けるユキカゼに向けて同情的に目を向ける。

 

「これから、彼女の家族になる。

まぁ奪われないようにするけど」

 

そうして、彼とユキカゼとの日々が始まった。

 

未だに続く対魔忍と魔との戦いにおいて、ユキカゼは何度も敵の手に落ちそうになる。

 

何度も、調教を受けた彼女だが、一度も絶頂を見せた様子も見せず、どのような行動でも彼女を堕とす事ができなかった。

 

そしてその度に

 

「あんた達って、本当につまらないわ」

 

その一言を言われ、強さだけではなく、プライドが全てを砕かれた魔族の数を超える事はその後誰も超える事ができなかった。



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フェイト・T・ハラオウン(リリカルなのは)起

時空管理局が管理する世界の中にはこれまで発見されなかった多くの種族が確かに存在していた。

 

その中の一人である彼は一族の中でも特に力が強く、多くの世界を見たい願いもあり、彼は時空管理局に所属し、様々な世界の事件の解決に尽力した。

 

「だからって、これは少し」

 

そう言いながら、目の前に暴れている魔獣に向けて、腕をドラゴンの腕に変えて、殴りつける。

 

殴られた魔獣はそのまま地面に叩きつぶされ、消滅する。

 

「いやぁ、張り切りすぎた」

 

そう言いながら、彼の旅に同行しているフェイト・T・ハラオウンは呆れながら言う。

 

「ウィザード。

少しは加減を覚えないと」

 

「これでも加減したんだぜ。

なんだって、ドラゴンの制御は難しいんだぜ」

 

この男、ウィザードとは本名ではなく一族から名付けられたコードネームだった。

 

彼の一族は生まれた頃から魔獣の卵が植え付けられており、本人の魔力の才能によって、生まれる魔獣も変わり、その力も多種多様であった。

 

ウィザードはその中でも特に強力な存在ドラゴンを宿しており、ドラゴン自体には様々な魔力に対する耐性を持っており、対魔導士の戦闘においてこれ程頼もしい存在はいない。

 

その事もあって、魔法を使った犯罪に対抗する為に出会って5年の付き合いである彼女と共に様々な事件を共に解決した。

 

「というよりも、フェイト。

お前こそ、最近は家に帰っていないんじゃないのか?」

 

「それはまぁね。

私も心配だよ」

 

ウィザードはそう言いながら、ここ最近の事件の解決の為に家を空けている事についてを聞いてみた。

 

彼女には義理の娘であるヴィヴィオがいた。

 

「仕事ばっかりじゃなくて、たまにはヴィヴィオちゃんの事も考えなよ」

 

「それは、私も帰りたい。

けどね、今は今の生活も少し良いかなと考えているから」

 

「そういうもんなのか?」

 

そう言いながら、ゆっくりと話しながら、これまでの事を思い出しながら語る。

 

「この生活が?」

 

「うん、色々な世界を見て回って、その世界での出来事を知って、これまで全然知らなかった事を知るのって結構楽しいんだよ」

 

「まぁ俺もだけど」

 

「それをね、君と一緒に過ごすのは本当にね」

 

「えっ?」

 

何を言っているのか分からず、戸惑いを隠せないウィザードにそのままフェイトは頬にキスをする。

 

「へっ?」

 

ウィザードは一瞬、見慣れたはずのフェイトの顔が近づいた事に戸惑いを隠せずにいた。

 

「好きだよ」

 

その一言を聞いて、これまで考えていなかった恋愛が実際に目の前で起きた事にウィザードは戸惑いを隠せずにいた。



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フェイト・T・ハラオウン(リリカルなのは)承※

フェイトと恋人のような関係になってから一週間。

 

仕事をしている合間、とある世界のホテルにおいて、二人の間は緊張していた。

 

「えっと、それでは、その」

 

「うん」

 

互いに初めての事に緊張していた。

 

「んっ」

 

二人はそのままゆっくりと互いにキスを行う。

 

初めてのキスを行って以降の初めてのキスだった。

 

二人は唇に触れる程度のソフトなキスを行っており、互いに体温を感じるようにゆっくりと抱きしめた。

 

これまであまり感じた事のないが、ウィザードは普段はあまり意識していない女性らしい柔らかく豊満な胸をウィザードは感じ取る。

 

「んっんぅ」

 

そうして胸の感触を楽しんでいる間に、ウィザードの視線は彼女の秘部へと向けていた。

 

「んっもうこっちに夢中なの?」

 

そう言いながら、ウィザードが見つめている先に気付いたフェイトは頬を紅くしながら答えると共にウィザードも首をゆっくりと頷きながら、その視線の先へと顔を向ける。

 

普段から黒い管理局の制服を身に纏っているフェイトは、その身に着けている黒く薄い下着が見える。

 

そのままウィザードはゆっくりと下腹部の方に移動し、そのまま下着をズラすと、そこには既に我慢ができなくなったのか、彼女の愛液で溢れ出していた。

 

そんな光景を見ていたウィザードは緊張しながら、ゆっくりとその舌と手で愛撫を始める。

 

「じゅるっぢゅぱぢゅうう、初めて舐めるけどっこれはっ!

ずっと舐めてたい!…じゅる」

 

初めて舐めるが、舌先で感じる膣内の生暖かい締め付けがあり、心地よい締め付けで舌先が痺れそうになっていた。

 

「あああっ!ダメっ!そんなに激しくされたら!」

 

これまで行われなかった、舌による愛撫の感触にフェイトは身体を揺らしながら、そのままフェイトは目の前にある肉棒に目を向ける。

 

そのまま仰向けにさせて覆い被さると共に、シックスナインの格好となり互いの性器を舐めあった。

 

「んっじゅじゅるっずるっ」

 

初めての体験であり、相手に気持ちよくなって貰おうとさらに丁寧かつ激しく愛撫する。

 

フェイトはそのままウィザードの肉棒を根元まで口の中に挿入れ長いストロークを行っていく。

 

肉棒の先端部分をキスするように刺激したり、尿道に口づけて吸ったり、玉袋を手で揉んだり様々な方法で快楽を与えていく。

 

「んっなんでっ、そんなにっ」

 

「その、沢山勉強していたから」

 

頬を赤らめながら、緊張した言葉で紡ぎながら言った一言がきっかけに、さらに行為は進んでいく。

 

ウィザードはさらに舌を出し入れさせたり周りをなぞるように舐めたり膣内を刺激していき、快感を与えた。

 

「んんっ!!ああっ!!!」

 

そうして限界を迎えたフェイトはその刺激に耐えきれず、そのまま愛液が飛び出していく。

 

「んっんんっ!!」

 

同時にフェイトから溢れ出す愛液は、そのまま口から離した瞬間、ウィザードの肉棒から精液が溢れ出て、そのままフェイトは顔で受け止める。

 

一瞬で顔を白くなり、彼女は呆けた顔でそのままウィザードを見つめる。

 

「うんっ」

 

ゆっくりと彼女はそのまま緊張したまま再び行為を行うように向き直り、そのまま抱きしめる。



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フェイト・T・ハラオウン(リリカルなのは)転※

「はむっむちゅぅ」

 

フェイトとウィザードの行為は未だに続いており、彼らはキスを行っていく内に、その姿勢はやがて別の方向へと変わっていく。

 

フェイトはそのままウィザードに無言のままだが、促されるままに後ろを向き四つん這いになる。

 

すると彼の目の前には先程までウィザードによって舐められた秘部が露になっており、目の前で未だに興奮が冷めない様子を見つめていると、既に我慢ができずにいた。

 

そのまま未だに覚めない興奮に身を任せながら、ウィザードはそのまま彼女の膣内に向けてゆっくりと肉棒を入れていく

 

「んはぁぁぁ!!」

 

既に規格外までの大きくなっている為だろうか、フェイトの膣内へと入り込んだ肉棒はそのまま子宮口の入り口まで入り込み、そのまま彼女の子宮の中へと突き刺さった。

 

 

「あはぁっ!!ダメ、それ!んっ子宮に入っぢゃっでる…あ"あ"っ!!」

 

初めての行為のはずが、既に自身の膣内で収まらない程の大きさの肉棒が自分の身体の中で押し広がっていく。

 

その感覚だけで、既に目を開きながら快楽を味わっているが、肉棒を求めるように膣内の締め付けはさらにきつくなっていく。

 

「んっこれはっ!!」

 

ウィザードもそんなフェイトの膣内の締め付けと同時に四つん這いになった事で見えやすくなっているフェイトの揺れる豊満な胸の様子が目に焼き付き、さらに腰を動かしていく。

 

「あ"あ"っ駄目!!ごんなのがっずっと行ったり来たりしてっ!!!!」

 

行為を行っている間も止まらない興奮の影響もあり、ウィザードの動きに合わせるように、またフェイトも動いていた。

 

「んはぁぁ!!うぐぅぅ!!!」

 

その興奮に合わせるように力強く押し付けられる肉棒の感触に対して、フェイトは既に抵抗する事すらできずにただ肉棒からの快楽をその身で受け止めるのに必死だった。

 

獣の行為を連想させるように、激しく動く腰はそのままフェイトの尻にも叩きつけられ、まるで鞭で叩かれるような音を出していた。

 

「あっあぁ!!

叩き込まれる度にっ痛みがっ!!

私の中に伝わってっ!!」

 

満たされていく肉棒と自分の物だと言わないばかりの叩きつけに対して、既に抵抗する事ができず、我慢の限界を迎えた肉棒はそのままゆっくりと震え始める。

 

「うっ出るっ!!」

 

「んっ!!」

 

ウィザードの一言が伝えられると共に、溢れ出る精液はそのままフェイトの子宮口へと入り込んでいく。

 

「ああぁっっ!!!」

 

初めての行為と共に満たされていく子宮。

 

満腹とは違う身体の中が書き換わるような感覚と共にフェイトは溢れ出る興奮をそのまま声に出していた。

 

「あっあぁ!!」

 

精液によって子宮の中が焼き付けられるような感覚に対して、痛みよりも、興奮を覚え、そのまま身体の力が抜け、そのままベットの上へと落ちていった。

 

「あっフェイトっ」

 

「んっ」

 

聞こえてきた声に答えるようにフェイトもまた振り返り、ウィザードとのキスを行った。

 

互いにそのままキスを行いながら、獣のような行為はその晩1日中続いた。



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フェイト・T・ハラオウン(リリカルなのは)結

高町なのはは、その日を楽しみにしていた。

 

普段は仕事で忙しかったなのはだったが、多くの世界で活躍している親友であるフェイトを迎える為に待っていた。

 

「フェイトママ、帰ってくるんだよね」

 

「そうだね、本当に楽しみだね」

 

二人して久しぶりに会うフェイトが来るのを待っていた。

 

「あっフェイトママが見えたよ!!」

 

「本当?」

 

そうしていると、娘であるヴィヴィオからの言葉を聞き、見つめると、確かにフェイトだと思われる人影が見えた。

 

「あっフェイトちゃん」

 

そう言っていると、手を大きく振りながら、久しぶりの親友との再会を待っていると

 

「えっ、嘘」

 

その言葉と共に出てきたのは驚きだった。

 

「あははぁ、そりゃあ、驚くよね」

 

久しぶりに帰ってきた親友のフェイトを迎えに来たら、そこには大きく変わっていたフェイトの姿があった。

 

普段から着慣れている黒いスーツを着ており、以前会った時と変わりない笑顔を浮かべているが、その視線は既に腹部へと向けていた。

 

「うわぁ、フェイトママ、お腹が大きい!!」

 

「うん、ヴィヴィオの妹か弟ができるかも」

 

「本当!!」

 

その内容はなのはにとっては衝撃的だった。

 

「えっと、その結婚したのっ!?」

 

「うん、ウィザードと」

 

「えぇ!!」

 

その一言に驚きは隠せなかった。

 

現在では管理局では知らない人はいないと言われる現地協力者の一人であるウィザードとの結婚。

 

それも親友との電撃結婚はなのはでなくても驚きを隠せなかった。

 

「でもフェイトちゃん!

なんで、そんないきなり」

 

「えっと、その、その場の雰囲気で盛り上がってそのまま愛し合った結果かな。

あっでも向こうはちゃんと責任を取ってくれるから、その、今度こっちでも一緒に住むから」

 

「えっちょっと待ってっ!?

それにしても前に会った時にはお腹大きくなかったよね。

たった一ヶ月でっ!?」

 

「なんでもウィザードの一族は妊娠したらすぐに成長が早いらしいよ」

 

その言葉はとても信じられない内容だったが元々ウィザードが魔獣を宿している影響もあってか、その妊娠率は高く、一つの家族で5人家族が一番少ないらしい。

 

「だけどぉ」

 

聞かされた内容に対して、未だに納得のいかないなのはだが、それでも目の前にある現状を受け入れるようにゆっくりと息を吸う。

 

親友に置いていかれたような寂しい気持ちと、その後の将来がどうなるのか不安で仕方なかった。

 

「大丈夫、なのはっ!!

私、絶対に幸せになるから」

 

「フェイトちゃん」

 

その決意をした目を見て、なのはも未だに不安が残りながらも、これからのフェイトの幸せを願い、見つめる。

 

「そういえば、ウィザードは?」

 

「結婚する為に、一族の元へ行ってる。

なんでも色々と対決があって大変らしい」

 

「あははぁ」

 

未だに疑問にある彼の一族の謎は置いておき、なのははとにかく久しぶりのフェイトとの再会を楽しむ事にした。



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ハリベル(BLEACH)起

一人の人間の身体の中に二人の人間の魂があると言ったら、誰が信じるだろうか?

 

それは二重人格とは違い、本当に知らない誰かが一緒にいる。

 

『何をしているんだ、お前は』

 

「いえっ、なんでもありません姉さん!!」

 

そう言いながら、俺は耳に聞こえてきた声に思わず返事しながら答える。

 

『そうか、無理はするな。

ここ最近では虚の出現も多いから』

 

「いや、そんな専門用語を言われても困りますよ」

 

そう言いながら、俺は隣で歩いてる半透明な女性に向けて、呆れながら返事をする。

 

彼女はティア・ハリベル。

 

幼い頃に事故にあった俺を生死の境から救った人で、それ以来なぜか俺の身体と一つになった謎の女性である。

 

他の人からは見えないがその容姿ははっきり言うと色々と危なく褐色の肌に金髪のこれまで見てきた誰よりも綺麗な人物であるが、それ以上にその格好はかなり過激である。

 

『どうした?』

 

「いぇっ」

 

買い物帰りとはいえ、姉さんはこちらを心配そうに見つめるが、瞬間に見えた姉さんの露出した胸が大きく揺れるのが見える。

 

肌の露出を抑えるように服を着ているはずなのに、顔の下はマスクのように覆われており、胸の部分は上の方は白い服で覆われているのに、下は丸出しの下乳になっている。

 

そんな状態で見つめられたら、もうすぐ高校生へと進学する俺にとっては眼に毒である。

 

「ねっ姉さん、その格好どうにかなりませんか?」

 

『さぁな。

私自身は別に服を着れないからな。

それに特に問題はないだろ』

 

「そう言われてもなぁ」

 

幼い頃の記憶を探った限りだと、姉さんは確か全身に白い鎧を身につけたような姿で、目の前の姿よりも多少露出は少なかった気がする。

 

『それにしても、私のこの格好が気になるとはな。

意外に初心なんだな』

 

「いや、そりゃあ、まぁ」

 

正直な話、姉さんに助けられて以来、初恋の相手が姉さんなので嘘は言えない。

 

だから照れて思わず顔を逸らしてしまうが、今は一人で暮らしている俺にとって、姉さんがいるだけでも本当に幸せだ。

 

『そろそろだな』

 

「んっ姉さん?」

 

そんな思いをしている時に聞こえてきた姉さんの声。

 

それはまるで獲物をねらい澄ましたような眼になっており、家についた瞬間、ベットへと俺を押し倒した。

 

「ねっ姉さん!?」

 

突然の事で驚きを隠せないが、姉さんはそのまま

 

「私は、これからお前を喰らう」

 

「っ!!!」

 

喰らうという言葉を聞いて、一瞬で俺は身体が冷たくなるように思えた。

 

だけど、同時に姉さんならと思う気持ちもある

 

「ねっ姉さん、何を」

 

身体がバラバラになるような痛みを覚悟していたが姉さんはそのまま俺のズボンを脱がしていた。

 

「何をって、お前のを食べる為に決まっているだろ。

お前が性的な本を気にしているのは知っているぞ」

 

「っ!!」

 

まさか隠していたと思っていた事がばれてしまうとはっ!!

 

だけど、という事は

 

「お前の想像通りの事だぞ」

 

そう言い、普段から隠せていない胸を強調しながら、姉さんは言う。

 

「本当ですか」



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ハリベル(BLEACH)承※

「ねっ姉さんっ!?」

 

「そんなに慌てるな」

 

姉さんはそのまま普段と変わらない様子で俺を押し倒した後、自身の胸の合間に俺の肉棒を入れた。

 

「うっ!!」

 

姉さんは確かに幽霊のような存在だが、普通に物に触れる事もでき、俺に触れる事もできる。

 

なので、目の前で下乳に入り込んだ肉棒がそのまま柔らかい胸の感触に包まれているのは可笑しくはないが、それでも驚きを隠せずにいた。

 

「もうこんなに大きくなったな。

そんなに私としたかったのか?」

 

「それはっ」

 

「私はお前としたかったぞ」

 

その一言はずるいっ!

 

そんな姉さんからの言葉で

 

「俺もですっ!!」

 

「そうか」

 

俺からの返答を受け取った姉さんもまた嬉しそうに声を出し、手を動かし始めた。

 

胸を上下に動かしたり手で押して圧を掛けたり左右の胸の動きをずらして擦ったりと男根に刺激を加える。

 

その刺激を受けてか、俺の肉棒は徐々に膨れ上がっており、肉棒の先端から出てくる我慢液が姉さんの服を濡らしていく。

 

「ここまで反応するとはな。

男はやっぱりこれが好きなんだな」

 

「それは勿論。

何よりも姉さんのだから、余計にっ!!」

 

その言葉を言った瞬間、さらに胸からの刺激が強くなっていく。

 

「本当にお前は私をどこまでも乱してくれるっ!!」

 

姉さんはそう言いながら、さらに刺激するように胸を動かしていく。

 

そうしていくと、ビクビクと肉棒が刺激され、震えドクドク脈を打つのを感じとる。

 

「どう?気持ちいいか?」

 

そうして、なんとか我慢汁を出すだけに保っているが、それでも止まる事ができず、溢れ出した我慢汁は胸の谷間に入り円滑に扱けるように動いていく。

 

「あっんっ姉さんっもうっ!」

 

「あぁ良いぞっ、出し尽くしても大丈夫だぞっ!!」

 

姉さんからのその一言と共に、既に我慢ができなくなった肉棒から溢れ出る精液はそのまま音を立てながら、ハリベルの胸の中へと飛び出していく。

 

服の中へと入っていった精液はそのまま胸元の服にぴったりと張り付いていた。

 

「ほぅ、もうこんなに出したのか」

 

そう言うと姉さんはなんの躊躇もなく、服を脱ぎ捨てた。

 

そこにはべったりと張り付いた白い精液が姉さんの褐色な肌を汚していく。

 

「あっ」

 

「・・・」

 

そうして服と共に露になった姉さんの口元は骨を思わせるマスクが覆われていた。

 

「すまない、せっかく気分を「姉さん」んっ」

 

何か戸惑っている様子の姉さんを無視し、俺はそのまま姉さんの口元を舐める。

 

骨のような硬さがあるが、それでも躊躇なく、姉さんから甘い匂いがしていた。

 

「俺は姉さんがどんな姿だろうと好きなんだから」

 

「っ!!」

 

その一言が最後の枷が外れたように姉さんはそのまま俺を押し倒した。

 

 



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ハリベル(BLEACH)転※

「んっんっ!!」

 

姉さんはそのまま俺をそのまま押し倒しながら、先程の行為を終えた後でも未だに興奮している肉棒を自身の膣内へと入れていた。

 

先程まで上だけしか露出していなかった衣服も今では全てを脱いでおり、全身が見えていた。

 

時折見える幽霊とは異なり、所々に人間らしくない骨が見えているが、それでも姉さんの魅力は変わらなかった。

 

「良いっここにどんどんっ!!」

 

そう言いながら、姉さんは自分の中へと入り込んでいる肉棒に対して、興奮を伝えながら腰を振っていた。

 

その行為は騎乗位となっており、俺の目の前には未だに精液を張り付いたままの褐色の胸が弾んでいる様子が見えており、さらに硬くなっていた。

 

「ふふっお前もやっぱり興奮するんだな」

 

「そりゃあ、こんな姿、初めてだから」

 

未だに乱れている姉さんの姿を見ていると、腰に手を回しながら、さらに引き寄せるように抱きしめる。

 

そうして、興奮が冷めないまま姉さんを抱きしめると、程好い冷たい肌が興奮で高まった身体に心地よく、腰をさらに早く振っていく。

 

「姉さんっ姉さんっ!!」

 

そのまま目の前にいる姉さんの顔を舐めながら、興奮を互いに伝えるように言葉を回していた。

 

「んっそこっそこだっ!!」

 

冷たい膣内はそのまま俺の肉棒の形に合わさるように、徐々にだが大きくなっていく。

 

見つめていくと、姉さんの綺麗な緑色の瞳が見えており、真っすぐと見つめられながらさらに身体を合わさっていく。

 

「んっあっあぁ」

 

まるで魂を吸われるような夢心地をしており、それも心地よく感じていた。

 

「ねえぇさんっ」

 

「んっ!!」

 

そのまま限界が近づくと共に、痙攣する様に細かくと吸い付く用に締め付けてくる姉さんの膣内をこじ開け、最奥である子宮口に先端を押し付ける。

 

「あぁっああぁぁ!!!」

 

「姉さんっ!!」

 

その一言と共に既に限界を迎えていた肉棒から溢れ出る精液はそのまま姉さんの中へと入り込んでいく。

 

「んっんんっ!!」

 

「はぁはぁはぁ」

 

溢れ出る精液はそのまま姉さんの中へと入り込んでいき、姉さんはゆっくりと俺に抱き着いていく。

 

「本当に、人の体温というのは不思議なもんだな」

 

そう言った姉さんの表情はマスクで顔が見えなかったが確かに笑っているような気がしていた。

 

「やっぱり、姉さんと一緒で良いな」

 

「そうか、私もだ」

 

その言葉と共に、ベットの上で抱きしめあった。

 

その部屋には既に事故によって無くなった父さんと母さん以外にはおらず、傍から見たら本当に俺一人かもしれない。

 

それでも、他の人に見られなくても、俺は姉さんと一緒に暮らせて、本当に幸せだと思う。



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ハリベル(BLEACH)結

その魂は本当に偶然に入り込んだだろう。

 

弱く小さな存在を見つめた私はこれまでの通り本能でそれを喰らおうとした。

 

それがこの世界の掟。

 

だが、私の食事を邪魔をするように他の奴らが介入してきた。

 

食事を邪魔された事や弱い存在という事もあって、私は一瞬でそいつを切り裂いた。

 

そうして切り裂いた後、私は再び喰らおうとしたが

 

「すげぇ!!」

 

「なに?」

 

出てきた言葉は恐ろしさの悲鳴ではなく、まるで憧れを抱くような声だった。

 

「私が怖くないのか?」

 

「なんで?

だって、お姉さんが助けてくれたんでしょ?」

 

その言葉を聞いて、目の前にいる存在がどれだけ能天気な事を言っているのか、心底呆れた。

 

だが同時に奇妙にもその言葉を嬉しく思う私がいた。

 

「・・・、ここは危険だ。

すぐに」

 

そう言おうとしたが、そいつの胸元を見る。

 

そこには未だに生きている者の証明である鎖が伸びており、徐々にだが確実に引っ張っている事が分かった。

 

(この鎖が引っ張るという事は無事であれば生き返るという事か。

まぁ良い、この気持ちの正体を知るまでだ)

 

「こっちに来い。

安全な場所まで連れて行く」

 

「うん!!」

 

そう言い、自然と私は手を伸ばし、その存在の手を触れた。

 

これまで切り裂いてきた奴のように冷たい肉の感触ではなく暖かさのある手に私は驚きを隠せなかった。

 

そこからの日々は瞬く間に過ぎていった。

 

こいつを襲ったり、本能で喰らおうとする虚達。

 

それらを撃退する日々。

 

これまでと変わらない日々のはずだった。

 

だが、こいつがいるだけで私にはこれまでにない気持ちがあり、こいつが笑った瞬間、私に欠けていたのが埋められるような気がした。

 

「姉さん」

 

「まったく」

 

その日も普段と変わらず襲撃を逃れ、私はこいつを抱えて、寝ている姿を見つめる。

 

安心しきっているその姿を見つめれるだけで疲労していたはずの身体に力が沸いてくる。

 

そう思っていた。

 

「っまっ待ってくれ」

 

寝ているその子はまるで何か引っ張られるように動き出した。

 

手も足も動いておらず、鎖が引っ張るようにする動きを見て、確信してしまった。

 

「生き返る」

 

願っていた瞬間のはずだった。

 

無事に戻ってくれる瞬間だった。

 

そのはずなのに、喪失してしまう日常に涙が出ていた。

 

「待ってくれ、行かないでくれ!!」

 

これまで、感情など無かったはずだった。

 

取り戻した感情が彼を求めていた。

 

彼の魂はやがて虚圏を抜け、私は必死に追いかけるように飛ぶ。

 

「私のだ!私のだ!私のだ!!」

 

呪詛をまき散らすように、私は追う。

 

もうあの日々に戻りたくない、もう一人で感情を知らない存在に戻りたくない。

 

埋まっていたはずの胸の穴は消え、私はやがて、彼が眠る彼の身体の中へと手を触れる。

 

「姉さん」

 

眠る彼の魂もまた私を求めるように手を伸ばし、私も手を持った。

 

瞬間、私の身体はそのまま彼の身体の中へと引きずり込まれた。

 

虚の魂が人間の身体の中に入る。

 

それはどのような事が起きるか分からない。

 

それでも

 

「姉さん、今日の晩飯はどうします?」

 

『肉じゃが』

 

この日々を過ごせる事に私は後悔などはない。



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下平 玲花(GANTZ)起

注意:作者はGANTZについては実写映画とGANTZ:Oぐらいしか知りません。
漫画の結末については知っていますが、それ以外はまるで知らないど素人なので注意してください。
また、活動報告にて、作者が書きやすい作品などを書いておりますので、興味がある方はぜひお願いします。


どれぐらい前なのか分からない時代。

 

その時代では考えられないような宇宙からの侵略者がこの地球にやってきた。

 

当時でも、そして少し過去になった今では信じられないような物語だったが確かにそれは起こった。

 

そんな戦いが終わり、人類は果たして一つになれただろうか?

 

答えは簡単だった、宇宙人のテクノロジーの奪い合い、つまりは戦争だ。

 

これまでの歴史では到底敵わないような強力な武器や漫画の中でしか見た事のないような技術があれば、それは自然と奪い合いになる。

 

そして、目の前に広がっている光景を見れば、少し過去になった信じられないような物語というのも頷ける。

 

俺の目の前で繰り広げられているのは宇宙人の技術を使って作られた兵器を使い、人々同士が争っている光景である。

 

誰もが生き残ろうとして、誰もが殺し合う。

 

人を殺した所で、人を簡単に生き返らせる事ができる技術があるから、罪悪感は無くなり、人は人を殺す事に躊躇なくなってしまった。

 

「本当に下らないな」

 

そんな世界に生まれた俺は今年で丁度18になる。

 

昔ならば、丁度高校生という年齢だが、俺達の時代では学校というのは国が洗脳する為の牢獄であり、卒業するのは洗脳されたただの人形と同じになるだけだった。

 

かつて日本と呼ばれたこの町では既に廃墟になっているマンションや家が多くあり、俺は放浪の旅をしながら、生き残る為に旅をしていた。

 

「本当に、親父には感謝しないとな」

 

そう言いながら、今では長年の相棒になっているガンツロボに眼を向ける。

 

過去の物語の中で出てきた兵器の一つであるこいつは、どういう経緯か親父が持っており、俺と母さんを連れて戦っていた。

 

だが、他にもいた奴らによって親父も母さんも殺され、今では形見になっているガンツロボが皮肉にも俺のたった一人の家族となっている。

 

「それにしても、本当に昔はどういう場所だったんだ」

 

風化した町の風景を見ながら、俺は強奪したマントを羽織りながら、とあるマンションの中へと入っていく。

 

戦争が行われ、大抵の住民がいないマンションは老化しているが、なんとか住める場所も多く、これまでの旅で手に入れた経験を元に寝られる部屋を探した。

 

「ここか?」

 

ふとドアノブに手を伸ばし、押してみると、簡単にドアが開き、そのまま部屋の中へと入っていく。

 

「良かった、今日はここにっ」

 

そう言いながら入ると、そこには信じられない物があった。

 

「なんでっここにっ!?」

 

そこにあったのはボールだった。

 

俺が知る限りでは国が必死になって探しているガンツだった。

 

人のクローンを作り出す事ができるこの兵器はかつては何百もあったらしいが、戦争が始まり、国同士の争いの中で消滅し、今では本当に片手で数えるしか無くなったはずの兵器。

 

それが、なんでこんなマンションの一室に

 

「動くのか?」

 

そう思いながら、俺はガンツに触れる。

 

すると

 

『つヨすぎテにゅーげぇーム』

 

「はっ?」

 

何が書いているのか分からないが、同時にそこに映し出されたのは親父の顔だったが、そこからまるで書き換わるようにして出てきたのは俺の顔と点数だった。

 

「どうなっているんだ?」

 

そう思っている間にもガンツが次に表示されたのは、俺がこれまで倒してきた奴らの顔だった。

 

映し出され、数字に代わり、そして元々あったポイントへと加わっていく。

 

「なんだよ、これ」

 

最終的に残ったのは10万という数字であり、その横に表示されているのは2つの選択肢だった。

 

「もしかして」

 

俺はゆっくりと、『より強力な武器を与えられる』というボタンを押した。

 

すると表示された数字は次々と消えていき、5万ポイントまで残った。

 

同時に外から聞こえる音にゆっくりと見てみると、そこにはガンツロボがあった。

 

だが、そのガンツロボの見た目は変化しており、これまでのロボットの印象とは違い、まるで悪魔を思わせる姿へと変わっていた。

 

「本当に、ガンツロボかよ。

だったら」

 

もう一つのボタンである『メモリーの中から人間を再生する』を押した。

 

すると、そこには何百、何千、何万、何億という人が刻まれており、その数を見るだけでも気持ち悪くなる。

 

「本当に、人間って、ここまで残酷になれるんだな」

 

そう笑いながらも、俺の指は見えない誰かを押していた。

 

そうして、再生された誰かを見つめる。

 

「ここは、どこ」

 

そう言いながら周りを見渡していたのは女性だった。

 

「すまない、生き返らせてしまって。

すぐに殺す」

 

「えっ」

 

本当に生き返らせるつもりはなかった。

 

だけど、昔の人間だったら、きっとこんな世界に耐えきれない。

 

俺はそう言い、備わっている銃を手に取り、彼女に向けた。

 

「待って、なんでっ!!

私、何が何だか分からなくて。

だって、さっきまで普通に町で買い物していたのに、気づいたら、こんな所にいて」

 

「だったら、そう思っていた内に死んでいた方が幸せだよ」

 

どうやら、本当の死の直前の記憶しかないようだ。

 

そんな彼女をこれ以上生かしても、きっと

 

「・・・ちっ」

 

そうしている内に外を見ると、ガンツの存在を嗅ぎつけた奴らが近づいていた。

 

俺はすぐに残りのポイントの全てをより強力な武器を与えられるに使い、ガンツを破壊する。

 

「待ってっ、何が起きているのっ!!

もう、嫌っ!!」

 

そう言った彼女の姿はどこまでも弱々しく、見たことのない姿だった。

 

俺の勝手な都合で生き返らせ、そして殺そうとした。

 

そんな恐怖に今の彼女は耐えられないようだった。

 

「俺の責任だよな」

 

それだけ呟き、俺は彼女を抱える。

 

「えっ?」

 

「勝手な事ばっかりで、すぐに変えるような馬鹿な奴だけど、生き返らせた責任だ。

お前は俺が守る」

 

そう言いながら、俺は走り出すと、相棒であるガンツロボが俺を乗せるように手の上に乗る。

 

同時にガンツロボに乗り込むと、隣にいる彼女を守るようにポットが展開され、同時にガンツロボにはこれまで見た事のない武装が次々と追加される。

 

「あなたは一体」

 

「俺か?

俺の名前は加藤雄一だ」

 

「下平 玲花」

 

「そうか、捕まっていろ」

 

そう言い、俺はガンツロボを操り、目の前に迫り来る奴らに向けて走っていく。



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下平 玲花(GANTZ)承

下平 玲花こと、下平さんとの出会いから既に数ヶ月が過ぎていた。

 

彼女から聞かされた過去の世界というのは俺からしたら平和な世界であり、羨ましい限りの世界だった。

 

争いは起きているが、人が死ぬのは珍しく、ある程度の安全は保障されていた。

 

俺からしたら、まさに理想だったが、反対に下平さんからしたら、現実とは思えず、何度も泣き叫んでいた。

 

そうして、最初の一ヶ月は過ぎ、それからは彼女にこの世界で生き残る術を教え込んだ。

 

ガンツのスーツについて、その武器の扱いについてなど全てを教えた。

 

平和な世界からしたら、本当に野蛮で関わりのないはずだったそれらだが、彼女はどんどん自分の力にしていった。

 

現在は襲い掛かってくる敵を倒す事ができ、落ち着いた状況になり、近くのマンションで落ち着いて、食事をしていた。

 

「加藤君はつらくないの?」

 

そんな食事を行っている時に尋ねられた内容に疑問に思った。

 

「つらくないと言ったら、つらい。

けど、親父と母さんが命懸けで救ってくれた命を捨てる真似絶対にできない。

だから、俺は生きなきゃいけないんだ」

 

そう言いながら、俺は彼女に応える。

 

無理を言って強がっても良いが、嘘を言っても彼女に対して失礼だと思ったからこそ、本当の事を話した。

 

「そっか、加藤君は強いな。

私の方がずっと年上のはずなのに、本当に情けないな」

 

そう言った彼女は少し顔を俯いて、落ち込んでいた。

 

俺としてはむしろこの状況でも生きる事を諦めていない彼女の方が強いと思う。

 

そんな落ち込む彼女を慰めるように俺は彼女の手を握る。

 

「情けなくなんかないし、俺も助かっている。

だって、下平さんがいてくれたおかげで、俺、初めて本当に幸せってなんなのか分かった気がするから」

 

最初は残酷な世界へと連れてきた責任だった。

 

過去の平和な世界に比べれば、何時敵が襲い掛かってくるのか分からない危険な状況の世界は彼女にとっては死んだほうがマシかもしれない。

 

でも、そうして一緒に過ごしてきた彼女との時間は、それまで忘れていた人の温もりを思い出すのには十分過ぎる程に温かった。

 

他に頼れる人物がいない事も含めても、俺はそれが嬉しくて仕方なかった。

 

そんな自分勝手な思いを彼女に告げた。

 

「そう言ってくれると、嬉しいな」

 

その言葉と共に、彼女はゆっくりと俺に近づくと共に、キスをした。

 

未だに敵がいつ来るか分からない状況だったが、自分達の思いを伝え合うように交わっていった。

 

柔らかい唇の感触が互いに触れ合っており、スーツ越しでも分かる彼女の柔らかさが俺の身体に伝わっていた。

 

 



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下平 玲花(GANTZ)転結※

「はぁはぁ、加藤君っ!!」

 

彼女との関係を築いて、どれぐらいの年月が経ったのだろうか?

 

既に裸になるよりも慣れた黒いスーツを身に纏ったまま、俺と玲花は交わっていた。

 

あれから関係が進展した結果なのか、その容姿も初めて会った時と比べても変化していた。

 

「んっんちゅぅ」

 

そこにはぴったりと肌と密着している彼女の黒いスーツはそのまま彼女の豊満な胸の大きさを伝えており、軽く指よりも肥大化している乳首へと触れる。

 

そう、彼女と行為を行って以来、俺と彼女との間でできた子供がそのお腹の中で生まれていた。

 

「あっああんっ!!」

 

ただ指で触れただけでも、彼女は反応し、甲高い声を出して反応した。

 

それと同時にスーツに包まれている彼女の胸も大きく揺れ、その反応を楽しむように俺もまた触れる。

 

そうして、胸を触りながら、俺と彼女は指を絡めるように手を繋ぎ合わせ、互いの温度を感じるように、キスを行う。

 

そうして、舌を絡ませながらキスを繰り返し、何度も違う角度でキスをしながら求めあった。

 

そうして、キスを行っていく内に、彼女のスーツの一部が開かれ、胸で肥大化している黒く大きな乳首が目に見える。

 

「んっあっあぁ!!」

 

そうしている間に、俺は指を肥大化した乳首に指を入れると、玲花の声が出る度に、それに反応するように白い液体母乳が溢れていた。

 

「はむぅ、むちゅ」

 

「あっぁあぁそんなに吸っちゃぁ!!」

 

溢れ出す母乳を吸い取っていくと、口の中に吸い込まれた乳首を舌で舐めまわしながら、その感触を楽しんだ。

 

「はむぅんっ、これは本当に」

 

そう言っている間に、俺は先程から堪能していた彼女の胸の感触や唇の柔らかさを堪能した俺の肉棒は既に大きく膨れ上がっており、ゆっくりと彼女の秘部へと肉棒を近づける。

 

「あっ、凄い」

 

「毎回聞くけど、それ程なのか?」

 

彼女から聞いた言葉に疑問に思うが、どうやら過去の人間に比べたら大きい。

 

その大きさは彼女の手では納まりきれない程の肉棒で、今でも十分に大きな胸に収まらない程に大きさであり、初めての行為では驚きを隠せなかったらしい。

 

「それじゃあ、入れるぞ」

 

「んっ!!」

 

ゆっくりと大きく膨らんでいる肉棒をゆっくりと入れていく。

 

「あっああぁんっ」

 

膣内へと入り込んだ肉棒はそのまま彼女の中へと入り込み、始めて行った行為では腹部が膨れ上がる程だった。

 

今では肉棒を挿入しても、妊娠しているお腹は、肉棒をゆっくりと押し上げていきながら、さらに腰を振っていく。

 

「あっんっ!!

凄いっこんなに気持ちが良いなんてっ!!」

 

肉棒を入れて、腰を振ってくと、その度に彼女の胸やお腹は大きく揺れており、その揺れを見つめると、その興奮は高まり、俺はさらに振っていく。

 

「本当にっこんな事ができるなんてっ!!」

 

大きく揺れている彼女のお腹だが、その中にいる赤ん坊はガンツスーツの生命維持装置のおかげで、どんなに揺れて問題ない。

 

だからこそ、こうして激しく行為を行っても、影響はなく、目の前で大きく揺れている彼女のを堪能する事ができていた。

 

「あんっ良いっ本当に良いっ!!」

 

そうして、目の前の胸を堪能しながらも、膣内で包み込まれている肉棒の刺激も心地よかった。

 

それは初めて行った時に感じた激しい締め付けではなく、まるで肉棒に甘く絡みつくような感触で、膣内はどこまでも柔らかく包み込むように締め付ける。

 

そうして挿入された剛直と離れたくないと言わんばかりに絡みつく。

 

そうして、行ってきた行為の快感に俺は腰が震え、そのまま溜め込んでいた精液をそのまま射精を行う。

 

「あっあぁ!!」

 

そのまま射精された精液はそのまま彼女の膣内へと入り込んでいき、俺が精液を送り込むのに合わせて、彼女は胸から溢れ出る母乳、そして膣内から愛液が噴出する。

 

「んっあぁっ、これはっ本当にっ、何度も何度も」

 

射精を行うたびに、俺達の身体から溢れ出す物が包み込んでおり、その黒いスーツには白い液体が互いに汚していく。

 

「んっあぁ」

 

そうして、汚された液体を見つめながら、確かに感じる人肌の温度に、俺は安心していた。

 

「本当に良かった」

 

そう言いながら、俺はこの世界で生きる目的を見つけたような気がした。



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紅月カレン(コードギアス)起

コードギアスのKMFとあの機体、似ている要素が多かったので思わず入れました。


体中に痛みと共に、少年は起き上がる。

 

「死んでいない?」

 

起き上がると共に思い浮かんだ疑問と共に身体を見つめる。

 

起き上がった先い広がっているのは既に潰れているビルであり、目の前には逃げ惑う人々や、それらを殺す見た事のない存在が蹂躙していた。

 

「・・・何あれ?」

 

見た事もない機械に対して、疑問に思いながらも、蹂躙している存在がこちらに気付いたのか襲い掛かろうとしてきた。

 

「させるかぁ!!」

 

その言葉と共に少年の前に襲い掛かろうとした奴と同じ存在だが少年を守るように前に立ちふさがり、守った。

 

「誰だ?」

 

「大丈夫かっ、なっなんだこれはっ!?」

 

そう言いながら、その存在はそのまま少年を見つめると、少年と接続されている物を見て驚きを隠せなかった。

 

驚きを隠せない中で、先程の仲間だと思われる存在が現れ、銃口をこちらに向けていた。

 

「しまっ「・・」っ!!」

 

瞬間、地面から現れた鋭い刃はそのまま襲い掛かろうとしていた存在の胴体を貫いた。

 

「KMFを一撃でっ!?」

 

そう言っている間に、少年が接続していた存在がゆっくりと立ち上がった。

 

片手しか存在しない巨大な爪と共に、KMFと呼ばれた存在を貫いた刃とはまるで尻尾のように変幻自在に動いており、片方しか存在しない光り輝く赤い眼は周りを見つめる。

 

それはまるで狼を思わせるその存在は本来ならば存在しない物だった。

 

「あんた、一体」

 

「三日月・オーガス。

それで、あんた誰?

というか、ここどこ?」

 

そう言いながら、少年の言葉に合わせるように立ち上がり、周りを見つめる。

 

「三日月?

もしかして日本人」

 

「日本人?

いや、違う、俺は火星から来た」

 

「かっ火星!?」

 

三日月の言葉に驚きを隠せないまま、機械から出てきた声からして少女だと思われる。

 

彼女の声を聞きながら、ゆっくりと立ち上がる。

 

「三日月、あんた一体何者なのよ」

 

「別にただ、そうだな」

 

そう言いながら、三日月は近づく敵に気付くと共に飛び上がる。

 

「っ!!」

 

「なっ!!」

 

三日月と少女を襲うとした集団は、近づくと共に消えた三日月の姿に戸惑っていた。

 

だが、すぐにその姿を現した。

 

片手しかないはずのそれは容易くKMFを掴むのと同時に握りしめた。

 

「あっああああああっぁ!!!」

 

未知のKMFの出現に恐怖でその手に持ったマシンガンで狙いを定めて放つが、尻尾のように生えていた刃はそのマシンガンを貫く。

 

同時に足にワイヤーが絡まると共に、引き寄せられ、巨大な爪がKMFの胴体を貫いた。

 

KMFから溢れ出すオイルとパイロット達の血によって彩ったその姿はまさに

 

「悪魔」

 

少女はその姿を表すように呟く。

 

そのあまりにも圧倒的な力の前に、その言葉しか出す事ができなかった。

 

 



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紅月カレン(コードギアス)承

あの出来事から一ヶ月。

 

紅月カレンにとって、人生を変える程の出来事が二つ起きた。

 

一つは卓越した頭脳と策略で次々とブリタニア軍を破ったゼロとの出会い。

 

もう一つは機体としてはボロボロな状態でも圧倒的な暴力で次々とブリタリア軍を壊滅させていく三日月。

 

全く異なる二つの力を持つ存在との出会いはこれまで絶望しかけていたカレン、そしてレジスタンスにとっては希望となった。

 

「それにしても、本当にこれを考えた奴らは恐ろしいわね」

 

そう言いながら、カレンは黒の騎士団に新しく入ったラクシャータはため息を出しながら呟く。

 

「そんなにやばいんですか?」

 

「やばいとか、そんなレベルじゃないわよ。

一応は色々なパーツを付けているけど、はっきり言うけど、多分本来の性能の10%にも満たないと思うわ」

 

「あれで、10%」

 

そう言いながら、見てみるが、これまで片手しか戦った事のないバルバトスに新たに装着された輻射波動機構に咥え、巨大な槍など三日月の要望に応える形になっている。

 

「はっきり言うと、あれに乗る為には化け物になるしかないわね。

特にあの子の背中にあるシステムはオーバーテクノロジー過ぎて、解析も難しいわね」

 

「っ」

 

その言葉を聞き、カレンは少し表情を曇らせる。

 

出会った頃からまるで戦う為に生きる子供のである三日月の姿は、悲しくあった。

 

だが同時に彼以上に強い者は現在の黒の騎士団にはおらず、日本の解放の為には三日月の力が必要不可欠である。

 

「まぁそんなに硬く考えなくても、あの子を支えなさい。

まぁ私からはそれだけしかないから」

 

「はい」

 

それだけ聞き、カレンはそのまま三日月の元へと向かう。

 

三日月のいる部屋、そこで彼は鍛錬していた。

 

その姿は幼い子供が行う物とは思えず、カレンはどう話しかけたら良いのか分からず、戸惑っていた。

 

「んっ、カレン?」

 

そうして迷っている間に、三日月がカレンの事を気付いたのか近づく。

 

「どうかした?

なんか、顔が赤いけど」

 

「いっいや、なんでもないわ!?」

 

その質問に対して、上手く答える事ができず、そのまま近くの椅子に座る。

 

「三日月は確か火星と言ったわね。

そこでは、どんな生活をしていたの?」

 

そう言いながら、話を逸らせるように前前から気になっていた三日月の火星での暮らしについて聞いた。

 

「特に何も変わらない。

オルガの目指した物の為に、仲間と一緒に敵を倒していた」

 

「敵を」

 

その言葉と共に、彼がこれまでどのような事をしていたのか容易に想像できた。

 

一切の容赦のない戦い、それを間近に見ていたカレンだからこそ、彼の言葉に嘘はないとわかった。

 

「俺と似たような奴らも沢山いたからね。

ここの黒の騎士団にいる奴は、そうだね、良い奴らだと思うよ」

 

そう何気なく言った言葉はどこか現実離れしていたが、それよりも気になったのは、彼の一言。

 

黒の騎士団の事を仲間と言わない。

 

一ヶ月程度だったが、それでもカレンにとって、三日月は大切な仲間だと思っており、本人も知らない内に彼の手を握る。

 

「そうだね。

私も皆、良い人だと思う。

そして、ここには仲間もいるんだから」

 

「仲間?」

 

「そう、皆三日月の仲間だから」

 

そう言うと

 

「そっか、分かった」

 

そうあっさりと言った彼は再びカレンから離れて訓練を始めようとする。

 

そして、カレンも少しの手のぬくもりを感じながら

 

「それじゃあ、私、行くね」

 

「あぁ」

 

素っ気ない返事を言われ、少し寂しい思いをしながらも、カレンもその場から去ろうとする。

 

「カレン」

 

「えっ?」

 

「ありがとう」

 

「///」

 

その一言を言われ、カレンはその場から離れた。

 

 



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紅月カレン(コードギアス)転

「ゼロがルルーシュだったなんて」

 

あれから、黒の騎士団の戦いは続いた。

 

だが、その黒の騎士団の奮闘は無駄に終わり、ゼロことルルーシュの離脱をきっかけに黒の騎士団は危機的状況に陥れていた。

 

「カレン、休める時には休んだ方が良い」

 

そう言いながら、変わらない態度で持ってきた三日月はそのまま食事を渡して、座る。

 

「三日月はショックじゃないの?」

 

「別に、あいつが何を考えているかなんてそんなに想像していない。

俺はそんなに頭を使うのは得意じゃないから」

 

そう言いながら、変わらずに口の中にパンを食べる。

 

「カレンにも言ったはずだ。

俺は自分が生きる為に黒の騎士団に入ったと。

日本を取り戻す気はないけど、それが黒の騎士団の目的だったら、従うだけだって」

 

「本当、変わらないね。

そういう意味ではルルーシュと違って正直だね」

 

変わらない態度の言葉にカレンは少し安心したように顔を俯く。

 

「ねぇ、三日月の話、聞かせてくれない?」

 

「俺の話?」

 

「うん」

 

思えば、彼の話を正面から聞いていないと感じた。

 

火星という現実離れした出来事は彼の妄想だと思い、まともに聞こうとしなかった。

 

それでも、今はゼロの事や日本の事とは関係ない事を考えたい。

 

「別に面白い話じゃないよ」

 

「お願い」

 

そうカレンの言葉に呆れながら、三日月はゆっくりと話し始める。

 

ヒューマンデブリと呼ばれ、虐待をされながらも仲間達と共に戦い抜けた日々。

 

その先で待っていた悲劇的な結末。

 

それらは全て、現在までの出来事と重なるように感じ、少年の言葉が想像以上に現実味をしていた。

 

「三日月はつらくなかったの」

 

話を聞く限りではとてもではないが生きていける環境ではなかった。

 

それでも

 

「俺はあの時はオルガが目指していた所に向かっていただけだから。

オルガが死んだとしても、俺は進みたいから」

 

その言葉を聞き、カレンはゆっくりと頬を叩くように頷く。

 

「そうだね」

 

死別と裏切り、ルルーシュと話の中に出てくるオルガとは違うが確かに別れた。

 

目の前の三日月は今の自分と同じような状況に追い込まれようと、諦めずに生きてる。

 

その事を知ると共に彼女の身体に力が入る。

 

「私、やるよ。

ゼロがいなくても私は日本を解放したい」

 

「だったら、俺も付き合う。

どうせやる事ないから」

 

「三日月」

 

そう言うと共に、三日月へと近づき、彼を抱きしめる。

 

「どうした?

具合でも悪いのか?」

 

「ううん、多分、これって好きなのかな?」

 

「好き?」

 

「うん、好き」

 

恋愛とこれまで縁がなかったはずの人生で、目の前にいる少年が好きだった。

 

その事を自覚したカレンの行動は早かった。

 

「そっか、うん、そうだな」

 

そう言い、カレンの言葉を受け止めるように三日月もまた、彼を抱きしめる。

 



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紅月カレン(コードギアス)結※

カレンの突然の告白。

 

そして、三日月がそれを受け止めると共に、二人はそのまま重なった。

 

黒の騎士団として活動する為の恰好のまま、三日月とそのまま重なっていた。

 

小柄な体格では考えられない程に鍛えられた肉体で、自身よりも長身なカレンを受け止めながら、二人はそのままキスを行い続けた。

 

ゆっくりと溶けるようにキスを行いながら、カレンはそのまま身に纏っていた衣服の一部を脱ぐと、そのまま自身の胸を剥き出しにさせる。

 

そのまま剥き出しになった胸を揺らしながら、そのまま三日月のズボンを脱ぐのと同時に剥き出しになった肉棒を目の前にして、息を呑む。

 

「本当にっ凄い」

 

「そうか?」

 

鍛えられた体格に合った肉棒の大きさに対して、驚きを隠せなかった。

 

それでもカレンはゆっくりと剥き出しになっている胸に埋めるように肉棒を手に取り、ゆっくりと挟んでいく。

 

「うわっ」

 

挟まれた肉棒だが、予想以上の大きさで肉棒はそのまま豊満な彼女の胸でも入りきれず、飛び出してしまう。

 

「予想していたよりも、とんでもない大きさっ、それに」

 

そう言いながらも、自分の胸の中に納まっていない肉棒に対して戸惑っているカレンだったが、それ以上に肉棒から伝わる熱に当てられ、胸を動かし始めた。

 

普段から身体を鍛えているカレンの胸は柔らかさよりもハリの良さが特徴だった。

 

肉棒はそのまま胸の中で弾けるように挟まりながら、動かしながら肉棒の反応を見ていた。

 

「んっ」

 

挟まれた肉棒に包まれながら、まるで蒟蒻などを思わせるハリと柔らかさで、その肉棒から既に溢れる射精感にそのまま精液が僅かに出てくる。

 

「あっこれが精液っ」

 

始めての精液に戸惑いを隠せないカレンだが、そのまま溢れ出る精液はそのまま彼女の胸の上に飛び散った。

 

飛び散った精液はそのままカレンの服へとかかり、多少濡れているが、その匂いを嗅ぐと共に身体が少し揺れる。

 

「始めてで、その、緊張するけど。

興奮する」

 

その言葉と共に笑みを浮かべながら、その頬は赤くしていた。

 

同時に興奮した彼女のズボンはずらしながら、その肉棒を自身の秘部へと押し当てていく。

 

「んっ、これって、本当に入るのっ?」

 

改めて肉棒が自身の秘部へと近づくと共に、その大きさに疑問に思い、見つめる。

 

「戸惑っている暇があるなら、こっちから入れるよ」

 

「えっまっきゃっ!?」

 

戸惑うカレンの言葉を無視し、三日月はそのまま肉棒を彼女の膣内へと入り込む。

 

入り込んだ肉棒は、鍛えられた彼女の肉体から来る締め付けは激しく、まるで肉棒を喰らい付くように締め着く。

 

「んっあぁ!

入り込んでくる肉棒が身体を裂けるようでっ!!」

 

だが、そうしている間にも、強烈に締め付ける膣内の奥にある子宮口に向かっていくように、肉棒はさらに膣内を広げるように進んでいた。

 

「あっこれはっっんっ!」

 

締め付けられた膣内はその広がりを感じると共にカレンは声を出しながら愛液を噴出させながら、知らずの内に動いていた。

 

彼女はゆっくりと腰を動かしながら、自ら子宮口に入れてもらうように腰を動かしていき、膣内はさらに広がりを見せる。

 

「んっんっあぁっ!!」

 

腰を揺らしながら、奥へと入っていった肉棒はそのまま我慢が効かなくなったのか、そのまま彼女の膣内で精液を出す。

 

「あっあぁっ熱いのがっ出てっ!!」

 

同時に感じる膣内での熱い精液を受け止めながら、目を見開く。

 

身体の内側から広がる熱い感触に驚きを隠せないカレンはそのまま三日月の顔を自分の胸に埋め込みながら、声を出しながら反応する。

 

「あっあぁっあぁ!!」

 

身体に感じる熱が冷める様子を見せず、彼女はそのまま抱き着いていたが、そんなカレンに対して三日月は軽く持ち上げると

 

「まだ終わるつもりはないよ」

 

「みっ三日月っ!!」

 

先程の行為だけでも限界を迎えたカレンの言葉を無視し、三日月はさらに行為を続ける。



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黒歌(ハイスクールD×D)起※

〇月●日

今日から猫を飼い始める事になった

というのも、家の前で弱っている状態を見つけたので、さすがに放っておく事ができずに飼い始める事にした。

本当ならばどこかに連絡して、引き取ってもらうのが一番のはずだが、どこか見捨てられず育てる事にした。

そして、始めての猫を飼う事もあって、何かあったら見返す為にも、この日から日記をつけ始めた。

始めての事ばかりだが、頑張る。

 

〇月◇日

猫は長い間、一匹で暮らしいてた事もあってか、人に懐く事なく、こちらを警戒していた。

だが、不思議な事に外へ出ようとしないので、それ程気にせず、俺はそのまま様子を見る事にした。

猫について書いてあるまとめサイトなどを参照しながらも、ゆっくりと様子を見ていこう。

 

〇月△日

ある日、ふらっと猫はどこかへ消えていた。

すぐに心配になり探したが、どこにも見つからず心配したが、家に帰るといつものようにそこに座っていた。

良かったと安堵すると共に、こちらを不思議そうに見つめる猫の表情はどこか人間臭かったが、それでも良かった気がする。

 

〇月✖日

あの日から、猫の態度は少しずつ変わっていた。

最初の頃に比べれば懐くようになり、食事の時以外は家にいる時は常に一緒にいる印象があった。

猫が風呂に入るのは驚きだったが、それでも仲良くなったのは良かった気がする。

ただ、最近では起きる時には奇妙な事にすっきりしたような気がするのは気のせいだろうか?

 

 

 

「まったく、本当に変わった人間だにゃ」

 

そう言いながら、今はすっかりと寝ている私のご主人に向けて言った。

 

はぐれ悪魔との戦闘で傷ついた私を怪しむ事なく、拾った男は、何を考えているのか家で飼い始めた。

 

最初はすぐに逃げ出そうと思ったが、はぐれ悪魔の仲間がいる事も含めて迂闊に出るのは危険だと感じ、この家に隠れる事にした。

 

その間はすぐに出られるように、あまりご主人には良い猫だと思われないように威嚇していたのだが、あまり気にした様子が見られなかった。

 

不思議な奴だと思っていたが、ある日、はぐれ悪魔が近づいたのに気づき、様子見をしていたら、油断をしている様子だったので、すぐに暗殺した。

 

あっさりとして、既にあの家に隠れる必要もなく、旅立とうと思ったが、心配そうにこちらを向けるご主人の目を見ると、なぜか寂しい気持ちが沸きあがった。

 

何時の間にか居心地の良いこの家に甘えるようになり、結果、私は今でもこの家に住む事にした。

 

そうしているからだろうか。

 

このご主人、自覚をしていないようだけど、かなりモテている様子。

 

気に入らない。

 

そう思った私は夜、ご主人が寝ている時に人間の姿になると共に、寝ているご主人の唇を奪った。

 

「んっんっ!!」

 

始めてのキスで戸惑いながらも、本能的な動きなのか、ご主人の舌と交わりながら堪能する。

 

人間の舌というのは初めてだが、その舌は柔らかく、絡める度に夢中になる感触。

 

甘い唾液をたっぷりと纏っているご主人の舌は私を夢中にさせるのに時間は関わらず、絡み合う度に身体が痺れるような感覚に陥る。

 

「んふぅっ!!」

 

その感覚に溺れそうになるが、なんとか唇を離し、息を整える。

 

「ご主人、本当はとんでもない奴だったにゃ」

 

思わず溺れそうになる快楽を前に口に垂れている唾液を舐めながら呟く。

 

だが、自然と身体には力が張っており、ご主人のある意味隠された才能が見られた気がする。

 

「にゃふぅ、これはこれは」

 

そうしたご主人のを見つめると、既にやる気は十分な様子で、猫又として本能なのか、こちらの身体も既に準備ができている。

 

「これをやらないと駄目にゃね」

 

そう言い、私はご主人のベットの中へと入り込み、そのまま本能が求めるままに行い始めた。

 

そうして剥き出しになった肉棒は想像以上に大きく、目の前にしていると既におまんこがぐちゅぐちゅと音を立てていた。

 

「んっ、これは本当に生殺しじゃないかにゃ」

 

そう言いながら、ご主人が起きないように舌をぺろりと出して舐める。

 

これまで行った事はなかったが少し苦みがあるしょっぱい味だったが、それ以上にむちゅになる味で、既に先だけ出していた舌は瞬く間に亀頭を舐めていた。

 

「んっっ!!」

 

私が舐めたのに反応するように寝ているご主人は反応するように身体が動いており、その反応を見つめると、嬉しくなり、さらに裏側まで舐めていく。

 

そうしながら、裏筋まで舐めているとぴくぴくっと震えあがるご主人の様子を見つめながら、舌先を少し放すと、その舌先から我慢汁が出てきた。

 

「んゅにゃふぅ」

 

そうして、我慢汁すらも舐め取り、口の中へと入れていくと既に我慢の限界を迎えたのか、口の中に精液が溢れ出していく。

 

「まだにゃぁ」

 

まだ全部出るのは早い。

 

そう思った私はそのまま震えるおちんぽを口の中へと入れ、喉奥まで咥える。

 

先程まで感じていた我慢汁の味はそのまま口の中へと広がっていき、舌先で感じた精液の味が口の中へと広がっている。

 

それを感じるだけでも、私は幸せを感じ、そのまま続ける。

 

「んっちゅるっれろっ!!」

 

既に口の中へと入り込んだおちんぽへの感触で我慢ができなくなった私はそのまま舌をおちんぽに張り付いたまま、首を動かす。

 

そのまま舌先に感じるご主人の精液が程良く流れ込んでいき、首を動かすだけでも滑りが良くなり、ご主人のがさらに求めるように動いていく。

 

「じゅるるっじゅるっんっじゅるっ!!」

 

口内に包み込んだ肉棒をさらに気持ち良くする為に徹底的に嘗めまわし、はいずり回していき、既に限界を迎えたおちんぽはそのまま一回跳ね上がる。

 

「んっ」

 

――ビュルルルルッ ビュルル びゅく どぴんっ 

 

口の中に入っている精液が溢れ出る精液はそのまま口内から溢れ出そうになりながら、先程と比べても濃い味と匂いが私を支配していく。

 

「じゅるるっぶっじゅるっ!!」

 

口内に入り込んでいく精液はそのまま私の口の中へと広がっていき、初めての行為で殻らが着いて来れなくなったのか、痙攣を起こしながら、精液を受け止める。

 

「んちゅにゃぁ」

 

口内に広がっていく精液の感触と味。

 

それはどれも私がこれまで味わった事のない物であり、一瞬で虜になる精液。

 

同時に精液が身体の中に入り込むと同時に身体の中からこれまでにない力を感じる。

 

――ごくんっ

 

そうして、口内に貯め込んだ精液を一気に飲み込み、私はご主人を見つめる。

 

「本当、こんな才能があるなんて、驚きにゃ。

サキュバスがいたら、危ないにゃよ」

 

そう言い、私はご主人に身体を寄せる。

 

「これからはご主人は私が守る。

だから、ご主人」

 

ゼッタイニウラギラナイデネ



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黒歌(ハイスクールD×D)承

◇月●日

あれから猫は俺に懐くようになった。

時々は学校に一緒に着いてくるようにバッグの中に入っている。

この前に買った怪盗ゲームに出てくるマスコットを思わせるような入り方で、本当に猫かと疑問に思ったが、カバンの中から出てくる姿は愛らしいので、それ程気にしなくなった。

 

◇月◇日

猫と学校に通い始めてからもそうだが、奇妙な事に身体能力が異常なぐらいに上がった。

この前までだったら、走り切れなかった距離を走れたり、ジャンプしたら異常なぐらいに飛べたり、不思議な出来事ばかりである。

これも猫と一緒に暮らし始めたせいなのか?

 

◇月△日

突然の変化があるように、突然の出来事が起きた。

人生初の告白、しかも大人の女性からである。

驚きを隠せず、思わず返事を待ってもらったが、驚きに満ちている。

そんな俺の様子を見てか、猫は不満そうな顔をしているが、気のせいだろうか?

 

◇月✖日

あの後、あの人からの連絡は一切なかった。

告白の返事をする場所に行っても、誰も来なかったので、多分お遊び程度だったんだろう。

落ち込んでいる俺を慰めるようにしてくれる猫に感謝しながら、その日はやけ食いをした。

 

ご主人に告白した女性。

 

その女性はそのまま笑みを浮かべながら、これから来るであろうご主人に笑みを浮かべていた。

 

「くくっ奴を始末すれば、あとは」

 

だが、それは恋愛から来ている物ではなく、ご主人をこれから殺すのを楽しみにしている笑みだった。

 

そんな笑みを浮かべていると

 

「誰を始末するって?」

 

「なっ!?」

 

ご主人が初めての告白に戸惑っている間に、怪しい気配を感じたので来てみれば、告白した相手はどうやら堕天使だった。

 

「貴様は一体っ!!」

 

「いやぁ、別にそういうのは良いにゃ。

でも良かったにゃ。

一応聞くけど、あの人間の事好きにゃ?」

 

そう言いながら、私は当たり前のように質問する。

 

未だに告白する相手を待っているのかそわそわしているご主人

 

「はぁ、何を言っている。

どこにでもいるような奴がなぜっ」

 

「良かったにゃ、良かった。

本当に」

 

そう言いながら、奴は呆けているようだが、私は容赦なくそいつの足を砕いた。

 

「ぎっ「喋るな」っ!?」

 

ふとしたきっかけでご主人に気付かれるのが嫌なので、痛みで叫びそうになっている奴の喉元を掴みながら、私はそのまま詰め寄る。

 

そうしながら、ご主人から僅かに離れ、人がいない場所へと引きずる。

 

「いやぁ正直に言って、好きだったって言うならば少し躊躇があったにゃ。

だって、ご主人の事が本当に好きだったら、少しご主人に不愉快な思いをさせると思ったにゃ」

 

「っっっ!?」

 

そうしていると、まるで何を言っているのか分からないように掴まれている腕から逃げようとする奴。

 

「だってにゃ。

始末したら、きっとご主人は悲しむにゃ。

そうなったら、私にも罪悪感があるけど、まぁ嫌いだったり、利用するんだったら、ご主人を守ったという事で誇れるからにゃ」

 

「っ!!」

 

その言葉を聞いたのか、私を異常な奴を見るように見つめる。

 

「んっ?

今、私の事を変だと思ったにゃ?

怖いと思った?

まぁ別にお前程度がどう考えようと、私は全然気にしないけど。

けどね」

 

そう言い、握りしめる力をさらに強める。

 

「ゴシュジンヲネラッタコトハゼッタイニユルサナイ」

 

「っ」

 

その言葉を聞き、完全に顔を青くさせる。

 

「さぁ覚悟するにゃ。

あっそうにゃ。

ここは少し、ご主人の好きな小説の言葉を借りるにゃ」

 

そう言い、既に虫の息になっているそいつに向けて

 

「殺して解して並べて揃えて晒して刻んで炒めて千切って潰して引き伸して刺して抉って剥がして断じて刳り貫いて壊して歪めて縊って曲げて転がして沈めて縛ってやるにゃ」

 

その一言を最後に、私は躊躇なく殺した。

 

一切の容赦もなく、言葉通り、仙術の全てを使って、殺しつくした。

 

後に残ったのは奴が身に纏った衣服を使って縛り上げた何かであり、私はそれを中身を見ただけでは生き物だと分からない程の灰に変えて、ごみ箱に捨てた。

 

「あとはよろしくにゃ」

 

そう言いながらごみの始末をしてくれるだろう業者に言いながら、ご主人の元へと向かう。

 

「んっ、お前いつの間に?

まぁ、良いか、こっちに来い」

 

「にゃぁ」

 

そう言いながら、ご主人の手の中へと入る。

 

やっぱり、ご主人に包まれるのは暖かいにゃ。

 

 



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黒歌(ハイスクールD×D)転

△月●日

最近になって、奇妙な出来事が周りで起き始めているような気がする。

身に覚えのない手紙に、謎の勧誘。

とても現実的ではない中二病のような事を言う人が近づく。

だが決まって、次の日にはいなくなる。

彼らはどこから来て、なんでそんな事を言うのか、俺には分からない。

今度改めて見直してみよう。

 

△月◇日

悪魔と呼ばれる人物達と話をする事になった。

俺の中にある神器と呼ばれる物は自身に近い人物と力を高めあう能力を持っているらしい。

その方法や詳細については教えてくれなかったが、日記を確認する限りでは、あの日から始まったと思われる。

一体全体、何が起きているんだ?

 

△月△日

俺の所に来た悪魔の人が死んだ。

というのも、元から俺を殺して、その神器を手に入れるのが目的で近づいてきたらしい。その事を、彼の近くにいた眷属の人から話していたけど、悪魔を殺した犯人は結局分からなかった。

謎は本当に深まるばかりだ。

 

「こうして、日記を読み返してみると、あれ?

俺の周りでの出来事って、あいつが住み始めた時からか?」

 

俺を勧誘してきた謎の悪魔の騒動もあって、俺はこれまでの出来事を振り返るように日記を見直したが、その始まりは家で猫こと黒歌を飼い始めた頃からだった。

 

疑問にも思わなかった事だが、あの頃から感じた違和感の正体を知るも、今では大切な家族の黒歌を疑いたくない気持ちが強かった。

 

「まぁ、偶然だよな」

 

そう思うと、日記を読むのを辞め、ベットへと寝転がる事にした。

 

自分のこれまでの日常から非日常へと進むきっかけとなったのが、一匹の猫だとは到底思えない。

 

そう言いながら、俺はベットへと寝転がっていると

 

「あれ?」

 

身体が動かない。

 

金縛りにあったのか、手足を動かせるようだが、なぜだか起き上がる事はできない。

 

先程まで問題なく行えた事ができなくなったのに疑問に思っていると

 

「あぁ、もうそろそろバレるとは思っていたにゃ」

 

「えっ?」

 

聞こえた声、見ると、黒歌をこちらを見つめていた。

 

そして何よりも気になるのは、聞いた事のない女性の声が黒歌から出てきた。

 

「黒歌なのか」

 

「そうにゃ。

ご主人が大好きな、黒歌ちゃんにゃ」

 

そう言うと、黒歌の身体はボンッと煙が出るような音と共に、そこに現れたのは美女だった。

 

身に纏っている着崩れした着物に剥き出しになっている豊満な胸、そして綺麗な黒髪に猫耳。

 

昔読んだことのある猫又を思わせる姿になった黒歌はそのまま俺に近づく。

 

「えっ、どういう事。

なんで、お前が?」

 

「正直、ご主人とはこのまま良い関係のままで良かったけど、でもそろそろ我慢ができなくなったにゃ」

 

「我慢って、なんだよ」

 

「いやぁ、ご主人ったら、それを女から出させるの、エッチ」

 

そう言った黒歌はそのまま俺に詰め寄ると共に耳元で息を吐く。

 

「私はね、ご主人に拾ってもらって、命を助けてもらって以来、あなたに夢中なのよ。

それをどこかの知らない堕天使や悪魔に奪われるのは、もう我慢ができないからにゃ」

 

「堕天使に、悪魔?」

 

「にゃはは、気にしなくても良いにゃ。

それに、これから考えられないぐらいに気持ち良くなるから」

 

その言葉と共に黒歌は俺の唇を奪い取った。

 

口内に入り込んだ彼女の舌はそのまま俺の口内を駆け回っていき、まるで俺の弱い部分を全て知っているように舐め回す。

 

舐められる度に、身体は震え、舐められる度に、快楽が頭に染み込んでいく。

 

「ぷはぁ、やっぱりご主人のは特段に美味しいにゃ。

やっぱり起きている時は反応が見られて、嬉しいにゃ」

 

「起きている時って、まさか寝ている時にやっているのかっ!?」

 

「勿論、でもご主人だって、嬉しいでしょ」

 

そう言い、黒歌は俺に詰め寄る。

 

「ねっ、このまま気持ち良い事しよ」

 

俺をそのまま引きずり込みそうな甘い声を出しながら呟き、それに対して、俺は身体が動かせず、そのままゆっくりと彼女と共にベットへと沈んでいく。



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黒歌(ハイスクールD×D)結※

猫だと思っていた彼女、黒歌は、そのまま俺を押し倒すと、そのまま手慣れ動きで自身の胸を晒す。

 

「にゃあ、もうばれたんなら、隠す必要もなくなったにゃ」

 

「黒歌」

 

ぺろりと、獲物を見つめるような目でこちらを見つめながら、黒歌はそのまま俺の肉棒を取り出すと共に自分の胸元に肉棒を包み込む。

 

先程から隠しきれなかった程の巨乳の柔らかさは想像以上で、むにゅうとした柔らかさと共に伝わる温かさがそのまま俺の肉棒に伝われる。

 

「うっ」

 

「いやぁ、良い反応するにゃ。

毎日、口かこれしかやっていなかったけど、寝ている時の反応と比べたら、こっちのほうが良いにゃ」

 

「寝ている時?」

 

黒歌の一言が気になったがそれよりも、そのまま胸の中に包まれた肉棒の心地よさの方に意識を向けてしまい、上手く言葉を繋げる事も難しい。

 

「にゃぁ、ご主人だって、気にしているにゃ?

だから、こうやって、寝ている時にはご主人の性欲を発散させているにゃ」

 

「それってっ!!」

 

日記を見返しながら、当時の事を思い出しても、確かに俺は性に対してあまり関心が高い方ではなかったが、黒歌に関係していたのか?

 

「ご主人が寝ている間に、私がこうやっていつも行っているんだにゃ」

 

その言葉と共にさらに胸の柔らかさを示すようにみっちりと隙間なく密着した状態にすると共に、蹂躙するように激しく動き始める。

 

「ぁっんっあぁ!!

ご主人が反応をしているのを見ると、私も興奮して、動きが止まらないにゃ」

 

そう言いながら、隙間なく埋まっていた胸から飛び出した肉棒から感じながら、それに合わせるように大胆に胸を跳ねさせながら、こちらを見つめる。

 

「これはっ本当にやばいっ!!」

 

寝ている間に行っていたと聞かされていたが、それでも心地よい胸の感触に襲われ、俺の肉棒はすぐにでも精液が飛び出しそうになってくる。

 

「やばいっ出るっもうっ!!」

 

「良いよっご主人のを私にたっぷりとかけてにゃ!!」

その言葉が重なり、さらに強い刺激となり、甘く痺れるような快感と共に、亀頭から精液が溢れ出す。

 

―――ブビュルルルル ビュルルッ 

 

「あぁあぁつご主人のが私の中で暴れていてっ駄目ぇ!!」

 

既に我慢の限界を迎えていた肉棒はそのまま黒歌に向かって精液が飛び出していき、彼女の顔などを全て白く染め上げていく。

 

「ふぅふぅ、おっぱいだけで、こんなに反応するとは、ご主人も反則すぎるにゃ」

 

未だに出続ける精液を見つめながら、黒歌は頬に当たっている精液を舐めとりながら呟く。

 

その表情を見つめていると、先程出したばかりのはずの肉棒がもう起き上がっており、彼女に向けて伸びていた。

 

「もうこんなに?

良いにゃ、ご主人の、たっぷりと貰うにゃ」

 

「黒歌」

 

その言葉を言うと共に黒歌は俺から離れるとそのまま四つん這いになると、こちらに秘部を見せつけてくる。

 

「私のここも切なくてしょうがないんだにゃ。

ご主人、私にも頂戴」

 

「あぁ」

 

始めての行為に緊張しながら、既に頭の中には目の前の行為の事しか頭になく、そのまま俺は黒歌の尻を掴む。

 

先程まで俺の肉棒を包み込んでいた胸と同じぐらいの柔らかさのある尻はそのまま掴むだけでも気持ちよく、ゆっくりと彼女の身に纏っている下着をずらして、狙いを定める。

 

「入れるよ」

 

「うっうんっ、入れてにゃ!」

 

―――ぬぷぷぷっ

 

黒歌からの言葉を受け取ると共に、俺は肉棒をそのまま彼女の膣内に入れていく。

 

―――じゅるじゅるるっ

 

聞こえてくる卑猥な水音が俺の興奮をさらに高めていき、同時に締め付けるように膣内が肉棒に絡みついていき、肉棒から感じる快楽が全身に伝わっていく。

 

「これがっセックスっ!?」

 

人生初めてのセックス、その相手が飼い猫だという事に複雑な思いはあるが、同時に絶世の美女でもある彼女に童貞を捧げる事ができたのは嬉しくも思う。

 

「にゃぁ、おまんこにっ入ってくるこの感覚っ!

たまらないにゃぁ」

 

――すぷんっ、ぐにゅうぐにゅう

 

膣内へと肉棒が入り込むと共に、まるで俺の肉棒の形を覚えているように、黒歌の膣内はそのまま奥まで入り込んでいく。

 

そうして俺の肉棒の形を完全に知っているように俺の肉棒から精液を絞り出そうとうねり回す動作は俺は興奮で、身体の動きが止まってしまう。

 

「これってっなんだっ!!

本当にこれがセックスなのかっ!!」

 

「そうにゃっ!

私とご主人の相性は抜群だからにゃっ!!

だから、もっともっとっ入っても良いにゃ!!」

 

簡単に出しそうになる精液と共に、それ以上に楽しみたい心もあって、俺はすぐに黒歌からゆっくりと肉棒を引きずりながら、構える。

 

「にゃぁ、ご主人っ突いてにゃっ!

私に刻み込むようにもっと」

 

「あぁ、勿論っ!!」

 

――ぐちゅぐちゅパンッパンッ

 

既に興奮で高まっている彼女の膣内に向けて、俺はさらに押し付けるように腰を動かしていく。

 

腰を動かす度に俺の肉棒はさらに求められるように締め付けていき、俺の肉棒が一番奥まで届くのと同時に聞こえてくる肉が叩きつけられる音。

 

ぬるぬるになった膣内の感触は俺の人生の中でも味わった事のない快感であり、腰を振る度に、黒歌は惚けた目で俺を見つめる。

 

「ご主人っ激しいにゃっ!!

そんなに私が欲しいにゃ!!」

 

「あぁ、今まで可愛いペットだと思っていたけど、こんなにいやらしい猫だとは思わなかったっ!

けど、それをふくめて、全部が欲しい!!」

 

「勿論にゃっ!

私はご主人の物にゃっ!!

だから、何時までもセックスをしようにゃ!!」

 

興奮は高まり、俺と黒歌はまるで一つになるような感覚と共に限界を迎えた肉棒はそのまま子宮口まで進んでいく。

 

「もぅ、無理だっ!

出すぞっ!!」

 

―――ビュビュビュルルルッ

 

「あぁあっ!!

イクッご主人のがっ私の中に入っていくっ!!

 

精液が一斉に黒歌の中へと入り込むと共に、密着した状態で伝わってくる肉厚を感じながら、全ての精液を吐き出していく。

 

「あっああぁ、しゅごいっしゅごいにゃぁ!!

 

「あぁ、なんだか、本当にもう駄目だっ!!」

 

黒歌の中へと全て出し切ると共に、疲れた俺はそのままベットの上へと寝転がる。

 

同時に心地よい疲れと共に意識は泥のように沈んでいく。

 

――――本当に凄いにゃ

 

私はそう言いながら、先程までご主人と行っていた行為後を見つめながら、その精液を見つめる。

 

ご主人の起きている時の初体験は、寝ていた時の倍以上の精液を出しており、私の中を満たしている。

 

同時にご主人の中にある神器についてを思い出す。

 

「本当にこんなに厄介な神器はないにゃよ、【プロメテウスの炎】は」

 

そう言いながら、ご主人を狙っていた悪魔から聞き出した情報を思い出す。

 

プロメテウスの炎、それは大昔にプロメテウスという神が人間に炎を与えたという伝説が神器になった物。

 

その炎は一人だけでは何の役にも立たない神器。

 

だけど、誰かに与えた時、その力の本質や向上、様々な能力を飛躍的に上げる事ができるまさにとんでもない神器にゃ。

 

あの日、ご主人の精液を始めて舐めとった時に、私の仙術は進化し、ご主人に影響を与えた。

 

あの時から、私の中にある房中術の技術が上がり、現在までの身体能力を与えてしまった。

 

「本当に厄介だにゃぁ」

 

普通に生きていれば、決して目覚める事なく、目覚めれば他の悪魔達に狙われる危険で厄介な神器。

 

だけど、私はそれを含めて、ご主人が好きになった。

 

「だから、ご主人も私から逃げないでにゃ」

 

そう言いながら、私は抱きしめる。

 

いつか、ここに妹も含めて、一緒に暮らしたい、そんな願望と共に。



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雪音クリス(シンフォギア)起

俺は勝魔、どこにでもいる普通の小学生。

 

趣味はカードゲームで、最近は歌を聴くのが趣味になっている。

 

その日は、両親が仕事で帰りが遅くなると聞いていたので、突然聞こえてきたチャイムに首を傾げてしまった。

 

「誰だろう?」

 

誰も来る予定がなかったので、そのまま俺はゆっくりとドアの前にいる人物を見つめると、そこには見覚えのある人物がいた。

 

「クリス姉ちゃん?」

 

そこには半年前ぐらいから住み始めているクリス姉ちゃんが立っていた。

 

最初は少し怖い印象があったが、普段から帰りの遅い両親に変わって、色々と世話をしてくれて、今では大好きな姉さんだった。

 

「父さんから帰りが遅いのを聞いたのかな?」

 

突然の出来事で疑問に思った俺だが、それでも頼りになる姉ちゃんの事だから、多分心配になって家に来てくれたんだろう。

 

俺はすぐにドアを開けると

 

「クリス姉ちゃん?」

 

「勝真っ!!」

 

俺がドアを開けると、クリス姉ちゃんは俺を見ると共にすぐに抱きしめた。

 

突然の事で驚きを隠せなかったが、窒息しそうになりながらも、姉ちゃんから漂う甘い香りで頭が朦朧してしまう。

 

「ねっ姉ちゃん」

 

「あっわっ悪いっ!!」

 

俺の声に気づいたクリス姉ちゃんはすぐに離してくれたが、その顔にはこれまで見た事のないぐらいに不安そうな表情をしていた。

 

「なんか、つらいことがあったの?」

 

つい先日まではクリス姉ちゃんの友達が遊びに来て、一緒に楽しく過ごしいたのに、今はその影が見えない程につらそうだった。

 

「いやっ、なんでもない」

 

そう言った姉ちゃんはやはり表情を変えず、暗いまま顔を俯いていた。

 

寂しそうな顔は変わらず、何が起きたのか聞く事ができなかった。

 

「姉ちゃん、お家でご飯食べる?

今日、俺がカレーを作ったから、一緒にどう?」

 

「あっあぁ」

 

いつもお世話になっている姉ちゃんを元気づけるように俺は姉ちゃんに声をかけると共に、そのまま部屋にあげる。

 

姉ちゃんもそんな俺に着いていくように部屋の中に入っていく。

 

クリスSide

 

『いなくなる。

あいつも、いつかいなくなる』

 

(黙れっ!勝魔はいなくなるかっ!!)

 

勝魔に招待される形で家に上がったあたし、雪音クリスは未だに頭の中に響く声に嫌気をさしていた。

 

新たな敵であるキャロルに対抗する為に使ったイグナイトモジュール。

 

だが、それは暴走を利用したパワーアップ方法である。

 

そして、今も尚響いているこの声はイグナイトの後遺症のようにあたしの頭の中で響いている。

 

後輩が離れてしまう事。

 

友達がいなくなってしまう事。

 

周りの人間がいなくなってしまう事を恐れている。

 

そんなわたしを姉のように慕っている勝魔がいなくなる事を恐れている。

 

イグナイトでそれが増幅されているのが分かっており、なんとか抑えようとするも、抑えれば抑える程にその衝動は強くなっていく。

 

「クリス姉ちゃん?」

 

「っ!!」

 

先程、家に入った瞬間、思わず抱きしめた勝魔がこちらを見つめる。

 

心配そうに見つめる、その瞳に、私は既に限界を迎えいた。

 



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雪音クリス(シンフォギア)承※

「んっちゅっんっ」

 

勝魔が振り返った瞬間、クリスはそのまま彼を抱きかかえ、唇を奪った。

 

小柄なクリスでも体格差がある勝魔はそのまま抱きかかえられながら、口内のあらやる部分が舐められていく。

 

軽く舌が動くだけでも、クリスの暖かい息が口内を満たしていき、これまで感じた事のない甘い唾液が勝魔の口の中を満たしていく。

 

数秒、十秒、一分。

 

どれ程長い間、していたのか分からない程にキスは続いており、やがて互いに酸欠になったように口が離れると共に、勝魔は大きく息を吸う。

 

「クリス姉ちゃん」

 

不安だった。

 

いつもの姉のような存在のクリスがいない事に不安を覚えた。

 

だが、そうして見つめた先のクリスは不安そうに見つめており、勝魔は

 

「姉ちゃん」

 

甘えるように、今度は勝魔の方からクリスをキスを望んでいた。

 

人生で初めてのキス、それを体験したばかりの勝魔だったが、先程まで感じていた快感を味わいたくて、クリスに抱きついた。

 

「ごめんなっごめんなっ!!」

 

心の中で、行ってはいけない事を自覚していた。

 

しかし、暴走した不安と共に、先程のキスで得られた安心感。

 

離れてしまう恐怖と、受け入れてもらえた幸福。

 

それらが重なったクリスの理性は既に消えており、勝魔と再びキスを行った。

 

キスを行いながら、舌を絡め合いながら、より密着するように抱きしめ、互いの体温を確かめるように。

 

そうした行為の中で一端口を離した勝魔はそのままその視線はクリスの胸へと向けていた。

 

「見たいのか?」

 

「うん」

 

「しょうがない奴だな」

 

そう言いながらも笑みを浮かべたクリスはそのまま身に纏った制服を脱ぎ捨て、上半身だけを見せつけるように勝魔に晒す。

 

「うわぁ」

 

衣服の上からでも分かる程に圧倒的なボリュームの胸。

 

それが、目の前で解放されると共に勝魔は涎を飲み込みながら、その手を伸ばす。

 

「凄い」

 

その一言が出てくる程に、クリスの胸に感動していた。

 

学校にいる女子と比べても眼を引くその胸は、圧倒的であり、見ているだけでも良かったのに、こうして手に触れてその柔らかさに目眩がしてくる。

 

軽く指を入れるだけで、心地良く沈んでいく柔らかさと共に何時までも触れていたい肌。

 

仕事人間であった母との触れあいが少なかった勝魔にとって、初めての胸は感動の連続だった。

 

「まったく、胸ばっかり見てんじゃないぞ」

 

そう言いながらもクリスはその様子を見つめながら、勝魔のズボンを見つめると

 

「勝魔、少しこっちに来い」

 

「えっ?」

 

何をするつもりなのか、誘われるがままに勝魔は疑問に思いながらもついていく。

 

そこは自分の部屋であり、部屋に入るとそのままクリスはドアを閉めると、そのまま座る。

 

「ほら、ここに頭を乗せろ」

 

そう言ったクリスが言った場所は彼女の太腿だった。

 

「えっ、うん」

 

言葉に従うように、そのまま寝転がると、柔らかい太腿の感触と顔の上に押しつぶされる胸。

 

「さてっと」

 

そうして、顔が天国のような状況になっている所で、クリスは勝魔のズボンを脱がせると、彼女はその指で勝魔の肉棒に触れ始める。

 

「んっ!?」

 

柔らかな手の感触が敏感な肉棒に触れた事で、さすがに驚きを隠せなかった勝魔はすぐに起き上がろうとした。

 

だが、胸に押しつぶされる形で起き上がれない勝魔はそのままクリスにされるがままに触れられる。

 

「ちゅぱっちゅぱっ」

 

「まったく、こっちはこっちで夢中なんだから」

 

しかし、やがて無理に起き上がるのを止めた勝魔は目の前にある胸に夢中になるように舐め始めた。

 

口内に入り込んでく柔らかな餅のような胸は口の中で縦横無尽に動いており、その内に入り込んだ乳首はそのまま吸いあげる。

 

「んっ!!」

 

思いもよらなかった場所の吸い上げ、クリスは必至に出てきそうな声を抑えながら、指を動かす。

 

指で作った輪はそのまま程良い力加減で肉棒に刺激を与えていく。

 

刺激を受けた肉棒はゆっくりと受ける柔らかい刺激にやがて、耐えきれなくなり

 

「んっっ!!」

 

―――びゅるるるっ

 

受け続けた刺激はやがて耐えきれなくなり、放たれた精液はそのままクリスや勝魔の身体にかかる程天高く放たれた。

 

「んっ」

 

始めての射精で戸惑いを見せるクリスだったが、それでも手の動きは止まらず、未だに出続ける勝魔の為に続けた。

 

「あっあぁっ」

 

やがて、身体の動きは止まり、心地良く、初めての快感に身体はぐったりとクリスの膝に沈んでいく。

 

「まったく、こんなに出すなんて、悪い奴だ」

 

「だって、クリス姉ちゃんが気持ち良くするから」

 

「あぁ、そうだな。

お前もあたしもとんだ悪人だ」

 

そう言いながら、笑みを浮かべながら、二人は再びキスを行った。



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雪音クリス(シンフォギア)転※

勝魔とクリスの初めての行為から1時間。

 

互いにキスを行ったりしながら、勝魔はどうすれば良いのか分からずにいた。

 

そんな様子を微笑ましく笑みを浮かべながら、クリスは勝魔を撫でる。

 

クリスはそのまま身に纏った制服のままシャツのボタンを幾つか外すと、そのままシャツの合間の穴を勝魔の肉棒を入れる。

 

「っ!」

 

クリスとの行為を楽しみにしていた勝魔にとって、すっぽりと入った肉棒の光景を見た時から徐々にだが肉棒は大きくなっていた。

 

「ふふっ、もうこんなに大きくなっているのか?」

 

そう言いながら、シャワーも浴びず、汗でぴったりと張り付いたYシャツのままゆっくりと動かすと、温かいおっぱいはそのまま勝魔の肉棒を包んでいた。

 

「もうこんなにデカくさせやがって。

本当にお前、小学生かよ」

 

そう言っている間にも、クリスは胸の間に挟まっている肉棒は、彼女の言葉に反応するように少しずつ変わっていく。

 

亀頭から既に我慢汁が溢れ出ているのか、彼女のYシャツの一部を濡らしていき、その様子を見つめていたクリスは舌を出して、それを息を荒げながら、見つめていた。

 

「だって、こんなに気持ちが良いんだもんっ!

もうクリス姉ちゃん以外にはしたくないからっ!!」

 

「小学生の癖に生意気な事を言うな。

たくっ」

 

そう悪態を言いながらも、勝魔の言葉が嬉しかったのか、さらに気持ち良くさせたいのか、両手を使い、さらに胸の締め付けていく。

 

―――ねちゃっねちょじゅっ

 

そのまま亀頭から絶え間なく出続ける我慢汁とYシャツに溜まっていたクリスの汗が合わさったのか、奇妙な匂いを出しながら、刺激をさらに強くさせていく。

 

「はぁっはぁ、本当にこいつの、化け物かよっ」

 

そう言いながらクリスは溢れ出る我慢汁の匂いに身体を震わせながら、息を荒くさせながら、その様子を見つめる。

 

「それにっこの程度で駄目になるなよっ」

 

その言葉と共にクリスは自身の胸をしっかりと支えると共に、勝魔の肉棒を強く推していく。

 

「あっあぁっ!

なにっこれっ柔らかいのがっ包まれてるののっ!

締め付けられているようでっ!!」

 

肉棒はそのままクリスの胸で覆われた刺激は、これまで感じたどの快感よりも強く、我慢ができずに口元から涎が垂れ始める。

 

「あっあぁっ!!」

 

「たくぅ女みたいな声を出してっ!

こっちが犯しているみたいじゃないかよっ!!」

 

そう言うのと同時にクリスは笑みを浮かべながら、さらに腰を大きく振り始める。

 

―――ぬっぽっねとぉぬっぽっねっとぉ

 

大きく振られた胸から鳴り響く音と共に聞こえる愛液のねっとりとした音。

 

それらが組み合わさり、既に溢れ出そうになっている我慢汁は既に溢れ出していた。

 

「クリスっ姉ちゃんっ!!」

 

余りの快楽に、勝魔はすぐ近くの物を掴みながら、肉棒から来る激しい快楽に必死に耐えながら、見つめる。

 

身体に感じる快楽から出てくる痙攣しながら、手コキとは違う激しい快楽に顔を大きく揺らしていた。

 

「どうだぁ、もう我慢できないだろ?

別に我慢なんて、しなくて良いんだぜっ!!」

 

「うっうんっもっうっ!!」

 

クリスから促されるように聞いた声に答えるように勝魔も頷くと共に腰を大きく上げる。

 

―――ドピュッ ビュルルルルルッ ぶぴゅっ 

 

頭が真っ白になる程の快楽に襲われながら、勝魔は身体を仰け反りながら、溜まっていた精液を全て出し尽くす。

 

「たくっまだっこんなにあったのかよっ」

 

そう言いながら、クリスはそのまま最後の一滴まで精液を出し終えるまで待ち続ける。

 

――びゅるっびゅ 

 

やがて、出し終えたように亀頭からは最後の一滴が胸の谷間から出てくる。

 

だが

 

「たくっ、全部出したんじゃないのかよ。

これ、見てい見ろよ」

 

そう言いながらクリスはYシャツのボタンを外すと、谷間から出てきた肉棒は未だに興奮を覚めない様子で真っすぐと伸びていた。

 

「こんだけ出したのに、まだすっきりしないのかよ。

だったら」

 

その言葉と共にクリスは既に疲れて寝そべっている勝魔に跨りながら、スカートを脱ぎ捨て、パンツを脱ぎ捨てると共に秘部を曝け出した。

 

「えっ?」

 

何が起きているのか分からない勝魔だが、そんな勝魔の表情を見ながら、その肉棒を自身の秘部へと挿入していく。

 

「えっなにっ?」

 

始めての挿入、それを感じると共に勝魔は先程のパイズリで感じた締め付けとは違う圧迫感に驚きを見つめていた。

 

「はぁはぁ、ごめんなぁ、勝魔ぁっ!

でもっお前に本当のはやれなかったけどっ、お前の初めてを貰えてっあたしは嬉しいんだっ!!」

 

そう何に対して、クリスが謝っているのか困惑してる勝魔だが、それよりも肉棒から感じる吸い付きの方へと意識を向けてしまう。

 

腰を軽く引く度に感じるに膣内の肉は、勝魔を逃がさないように迫っており、腰を動かす度に聞こえてくるクリスの甘い声に興奮を隠せずにいた。

 

「あっあぁ、クリス姉ちゃんっ!!」

 

「あっおまんこがっぐちゃぐちゃって音を立てていやがるっ!!

本当のはっこんなに気持ちが良いのっかよっ!!」

 

クリスから聞こえる声共に、何かと比べられているような気がして、快楽と共に勝魔はむっとしてしまう。

 

「クリス姉ちゃんはっ俺のっ!!

だから、今は俺の事しか考えないでっ!!」

 

「おまったくぅ、嫉妬深いなぁっ!!」

 

その言葉と共に、腰を大きく打ち付ける度にクリスの身体は大きく跳ね上がる。

 

同時に胸を弾ませながら、奥まで進んだのを確認すると共に勝魔は子宮口に向けて

 

「クリス姉ちゃんっ!!」

 

「勝魔っ!!」

 

―――どビュルルッ どぶぅ 

 

「いっくううぅぅ!!!」

 

勝魔がねっとりと張り付いた膣内の奥の子宮口へと辿り着くのと同時に、既に我慢の限界を迎えていた精鋭を全て吐き出した。

 

その量は、一滴残らず、全て吐き出すように出しており、精液が全て出し終える頃には既に疲れたのか、クリスのおっぱいを枕代わりに寝始めた。

 

「たく、こいつは」

 

そんな様子を見つめるクリスは笑みを浮かべながら、その頭を撫でる。

 



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雪音クリス(シンフォギア)結

アンケートで一番多かったFateを行います。
しかしFateのキャラの数が多いので、活動報告にて募集します。
皆様の応募、お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956



あたしの初体験は、忘れたくても、忘れられない最悪な体験だった。

 

バルベルデで囚われ、無理矢理性処理として扱われ、心も身体もボロボロになっていた。

 

パパとママの夢を信じたせいでそうなった。

 

そう思い、戦争を無くしたいという思いと共にフィーネについていったが、結局は間違っていた。

 

だけど、その後はあのバカや先輩におっさん。

 

多くの出会いがあたしを導ていくれて、今では可愛い弟のような勝魔がいる。

 

あの日々からは考えられない程に幸せであり、無くしたくない日常だった。

 

だが、イグナイトがきっかけであの時の体験を思い出す。

 

全部が崩れてしまうのではという恐怖があった。

 

だが、あいつのおかげでなんとかイグナイトを制御できるようになったが、未だに胸に感じる恐怖が未だに取り払われた訳じゃない。

 

大事な物が無くなるかもしれない恐怖を感じるままにあたしは家に帰った。

 

その途中だった

 

『勝魔が今日は一人で帰れないから、一緒に晩御飯、お願いできないかしら?』

 

そのメッセージは勝魔の母親であるおばさんからだった。

 

おばさんは日常的に忙しいのは知っているし、おじさんも同様だ。

 

家族仲が悪い訳でもないし、むしろあたしが知っている限りでも家族仲は良好だ。

 

それでも、どうしてもという時にはあたしが少し様子を見るという事になり、交流が深まっていた。

 

「勝魔」

 

それと同時にあたしの心の中では不安が過った。

 

いなくなる恐怖、もう一緒にいられない。

 

そんな恐怖が帰り道続く中で、黒い感情はさらに言い続ける。

 

「だったら、一緒にいられるようにしなくっちゃな」

 

犯罪かもしれない。

 

だとしても、あたしは勝魔と離れたくない。

 

その一心であたしの中では普段では考えられないような考えが浮かんでいた。

 

勝魔を犯す。

 

かつて、バルベルデでの、出来事のようにあたしが勝魔を犯す。

 

そう思って、あたしは勝魔を抱きしめた。

 

拒絶されるかもしれない。

 

だけど、無理矢理堕とす。

 

その考えが交互に出ている中で、勝魔は拒絶する所か、受け入れ、むしろ求めてきた。

 

年齢差など多くがあるけど、それでも。

 

そう思い、襲った。

 

けど、結果は、受け入れてくれた。

 

もうこれからは無邪気だった姉弟のような関係には戻れないかもしれないが、その先の関係へと進みたい。

 

「勝魔」

 

「なぁに、クリス姉ちゃん」

 

「愛してるぜ」

 

「うん」

 

そう、短いやり取りだが、もう胸の中にある黒い靄は全部消えたような気がする。

 

お前が迎えに来てくれるまで、あたしは待っているからな、勝魔。



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ラキュース(オーバーロード)起

リ・エスティーゼ王国の客席。

 

そこでは普段は見られないとある人物たちが話し合っていた。

 

「私に紹介した奴だと?」

 

「えぇ、きっと気に入ると思いまして」

 

その日、ラナーに呼び出した相手は友人であるラキュース・アルベイン・デイル・アインドラは疑問に思うように首を傾げる。

 

「私はそういうのは余り詳しくないが、そんなに凄い人物なのか?」

 

「えぇ今の私があるのはあの方のおかげと言っても過言ではないので」

 

「なっ」

 

その言葉を聞いて、驚きを隠せなかった。

 

ラキュースにとって、ラナーは長年の友人だったが、彼女が大きく変わったのは10年程前だった。

 

母親から受け継いだ美貌と成長する度に出る色香、そして多くの困難に対して解決する頭脳。

 

他の貴族や王族と比べても大きな存在である彼女自身が今の彼女自身になった要因の人物。

 

その話を聞いて、ラキュースも興味を大きく持った。

 

「それで、そのどのような人物なんだ?」

 

「そうですね、様々な通り名を持っていますが、ラキュースも既にお世話になっている人物ですよ」

 

「私が?」

 

「確かクライン君がお世話になったと」

 

「まさかっ、あのインさんなのか」

 

「えぇ」

 

その言葉を聞いて、ラキュースは眼を大きく開いて、目を輝かせる。

 

「あの、どうしたんですか?」

 

「いや、私としては憧れの人物だったのでな。

黒い衣服に身を包み、教えを与える賢者だと。

そんな人物と会えるとは」

 

「それはそれは、確かにラキュースならば、きっと良い教えを授けてくれますよ」

 

そう言いながら、ラナーはゆっくりとラキュースを見定める。

 

「実はクラインが最近力をつけてきたからな。

リーダーである私も負けてられないと思っていた所だ。

感謝するぞ、ラナー!!」

 

「いえ、喜んでいただいて、幸いです。

それではこちらで待っておりますので」

 

そう言い、ラナーはラキュースに待ち合わせとなる紙を渡すと「感謝する!」その一言とトンにラキュースは部屋から去っていった。

 

「ふふっ、ラキュースったら。

あんなに喜んで、友人として、私も嬉しいわ」

 

そう言いながら、自身にかけていた幻術を解除する。

 

そこには普段は見せている痩せているお腹はぷっくりと膨れ上がっており、愛おしそうにラナーは撫でる。

 

「あの方の血筋。

それは私だけではなく多くの方に受けてもらう。

それは私の幸福であって、皆の幸福。

きっと、世界は良くなるでしょう」

 

そう言いながら、自身の子供に向けて愛情を向けるように撫で、その目は青く螺旋を描くように輝いていた。

 

未だ、誰も知らない狂気の姫の計画は、始まりつつあった。

 



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ラキュース(オーバーロード)承※

現在の投票率
セイバー 3
ジャック 3

セイバーオルタ 2
ブーディカ 2
静寂のハサン 2
マシュ 2
沖田 2

締め切りまでまだありますが、現在のラキュース編の結投稿から集計を行います。
まだ書いていない人はぜひ書いてください。


「あっあっああんっ!!」

 

「っ!?」

 

聞こえてきた声、その声に気付いたラキュースはゆっくりとドアを開いて、中の様子を見つめる。

 

「あれはっ!!」

 

そこに映し出されているのは、かつて共に戦った事のあるワーカーの一人であるアルシェの信じられない姿だった。

 

身に纏っている衣服は全て脱がされており、部屋には一つしかないベットの上で一人の男に蹂躙されていた。

 

腰まで伸びている髪に、部屋で籠っている異臭、そんな中でが、アルシェの表情は笑みを浮かべており、男の上で自分から腰を振りながら、その快楽を味わっていた。

 

「お願いっもっともっとっ!!」

 

その言葉は明らかに洗脳されているのではなく、自分の意思で行っているのが分かり、その光景が信じられず、後ろへと下がる。

 

「まったく、アルシェちゃんは何時からこんなに淫乱になったんだ?」

 

「あんたが、仕込んだ癖にっ!!」

 

「そうだね、ごめんね」

 

「うん、キスしてくれたら許すっ!!」

 

その言葉と共にアルシェと共に交わっていた男はそのままアルシェに視線を合わせるようにキスを行う。

 

―――じゅるるるぶじゅるっ

 

「っ!!」

 

聞こえてきたのは獣を思わせる程のキスの音であり、扉越しでも分かる程の唾液の音にラキュースはその場で壁に隠れてしまう。

 

「あれはっまさかっ!!」

 

その正体に気付いたラキュースはラナーの言っていたインさんという事に気付いた。

 

(まさかっこんな奴だとは聞いていないぞっ!!)

 

心の中で自身の友人であるラナーに向けて文句を言いながら、早く部屋から出る為にラキュースはすぐに歩こうとする。

 

「あっああっ、そこはっ弱くてっ駄目ぇ!!」

 

だが、同時に聞こえてくるアルシェの声によって足を止め、その手は自然と自身の衣服へと伸びた。

 

衣服の一部を脱ぎ捨ていたラキュースはそのままゆっくりと自身の秘部へと手を伸ばしていた。

 

「んっあぁっ、おちんぽがぁ、奥まで来てっあっそこっもっともっとっ!!」

 

声を聴く度に、その行為の激しさは増していき、ラキュースもまた知らず内にアルシェの声に従うように秘部を弄る。

 

「んっ」

 

普段から性欲は戦闘で発散しているラキュースにとって、自身の指で行う自慰行為は想像以上にその身体に刺激を与えていく。

 

「あっそこっ入ってっんっ!!!」

 

指は秘部の中へと入り込み、奥へとこれまで触れていない部分にまで指が届く。

 

「あっ!!」

 

同時に触れた瞬間に感じた身体の痺れに勢いよく座り込み、夢中になって奥へと指を入れる。

 

「お願いっ出してっそこにっ出してぇえ!!」

 

「んんんっ!!」

 

―――ぶびゅっ びゅるる 

 

「んぶぅううぅぅ!!!」

 

「んぐっ!!」

 

同時に聞こえてきた精液が吐き出される音と、アルシェの甲高い声。

 

ラキュースもそれに合わせるように、思わず声を出してしまい、床へと座り込んでしまう。

 

「はぁはぁはあ」

 

自慰で溢れ出す愛液で濡れた自身の手を見つめながら、ラキュースはそのまま顔を赤くさせながら、興奮を冷めない様子で見つめる。

 

「いやぁ、自慰行為は良いけど、さすがに部屋の前でどう?」

 

「っ!!」

 

その声が聞こえ、振り返ると先程まで行為を行っていたはずの人物が目の前に立っていた。

 

「何時の間にっ?!」

 

「いやぁ、随分夢中だったから、その間に。

それで、君がラキュースさん?」

 

「という事はあなたがインさん」

 

そう言い、未だに驚きを隠せないラキュースに対して

 

「とりあえず、外で話そうか。

アルシェちゃんが寝ているから」

 

そう言ったインはその身に黒いコートを身に纏うと共に歩き出す。

 

「・・・分かった」

 

その言葉に従うように、ラキュースも外へと出る。



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ラキュース(オーバーロード)転

現在のアンケート

現在、票が3人以上は以下のようになっております。
ブーディカ 5
ジャンヌ 5
セイバー 4
ジャック 4

締め切りまでに一番多いキャラクターの中からランダムで選ばれます。
結の投稿予定は今夜の10時になる予定です。
皆様の応募、お待ちしています。


「あなたは一体何者なんだ」

 

先程までの行為を終えたばかりの青年はそのまま何事もなかったように歩いている様子に苛立ちを覚えたラキュースはそのまま怒りをぶつけるように叫ぶ。

 

「何者だって言われても、そうだな。

簡単に言うと愛している女が数多い通りすがりの冒険者、インさんだ」

 

そう言った、態度は変わらず答えると共に、コートで表情を読めない事もあって、苛立ちを覚えながら

 

「クラインから聞いた時には尊敬できる人物と思っていたが、とんで色欲魔だったとはな」

 

自分の中にあった彼のイメージが先程の行為で一気に崩れ去ったのを感じると共に、そのまま別れようとした。

 

「イメージ?

イメージとはなんの事だ?」

 

「冒険者を育てる偉大な師匠だとクラインから聞いていた。

だが、あそこまで淫らな行為を客の前で行うとは」

 

「・・・いやいや、そもそも俺と君が会うのは明日の朝だったはずだが?」

 

「・・・なに?」

 

その言葉に疑問に思い、二人は首を傾げる。

 

だが、同時に

 

「しまった、待っている場所は聞いていたが、待ち合わせの時間は聞いていなかった」

 

「君、うっかりさんだと言われない」

 

そう言い、呆れているインさんからの視線に恥ずかしくなったのか、ラキュースはそのまま顔を下に俯きながら

 

「すっすまない。

会えると思って興奮してしまい、そのいきなりあんな事を言ってしまい、申しわけない」

 

同時に目の前にいる人物があの場での行為は恋人同士で行われる行為であり、いきなり入ってきた方だと思い、恥ずかしくなった。

 

「まぁ、色欲魔というのは多少間違いはないけど、それも合意の上だからね。

アルシェちゃんは強くなりたいと言っていたし、俺のスキルでの強化も含めていたからね」

 

「スキル?」

 

その言葉に疑問に思ったのか、ラキュースはすぐに詰め寄る。

 

「俺のスキルは、まぁ簡単に言えば観察眼。

敵味方関係なく能力を知る事ができる。

それでクライン君での稽古も、観察で剣の腕よりも楯の方が適正があったから、教えただけだから」

 

「なるほど、だがなぜ、そのっ、行為で強くなるんだっ」

 

同時に思ったのは、アルシェとの行為だった。

 

先程の言葉で出てきた行為の意味に疑問に思ったラキュースはそのまま聞くと

 

「簡単だよ。

俺の体液を取り込ませて、上手く馴染ませるように行う。

セックスはそれが一番上手に安定させる事ができる。

知っているかい、アルシェちゃん第八位階魔法は使えるようになったよ」

 

「なっ!?

でたらめをっ!!」

 

その言葉に驚きを隠せなかった。

 

以前会った時よりも遥かに強くなった事に驚きがあり、否定しようとした。

 

だが

 

「よっこいしょ」

 

その言葉を否定するようにインさんは闇の扉を開いた。

 

見た事のない魔法、そして彼に連れていかれるように移動したのは、ラナーの城にある一室だった。

 

「っ!!」

 

瞬間移動が可能な人物。

 

長年の経験や、何よりも見覚えのある物。

 

それらがそろっている以上、にその言葉に嘘ではないと知ったラキュースは眼を見開きながら後ろへと倒れる。

 

「ラキュースちゃん。

あり得ないと思い込むのは危険だ。

自分が強くなる可能性を否定するのは良くない、どうする」

 

「・・・」

 

その言葉を聞き、ラキュースは少し迷う。

 

これから行うのは、アルシェが先程まで行っていたのと同様の行為を行う事に。

 

同時に目の前にいる人物が嘘をついておらず、自分が強くなるのに必要な力を持っているのも知った。

 

それらの理由(言い訳)があり、彼女は

 

「頼む、私を強くしてくれ」

 

彼女は堕ちる事になった。



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ラキュース(オーバーロード)結※

「あっあぁっ」

 

ラキュースが王宮へと連れていかれてから一週間、ラキュースの様子は大きく変わっていった。

 

「あっあぁ、もっとっもっと突いてぇ!!」

 

そう言いながら、ラキュースは秘部から溢れ出るむわっと香る匂いと共に、彼女は身体を大きく揺らしながら、インからの肉棒を受けていた。

 

 

―――くちゅくちゅっぐちゅっ 

 

「あっあぁ」

 

既に何度も入れ替わっているのラキュースの秘部から溢れ出る精液と愛液はここまでの間過ごしていたベットのシーツは愛液で濡らされ、部屋の中はイカ臭い匂いで広がっていた。

 

そして、ラキュースの身体も一週間に比べても変化していた。

 

元々豊満だった胸は大きく爆乳と呼ばれても可笑しくない程の大きさに変わっており、ピンク色だった乳首は今は黒く常にピンと立てている乳首からは白い母乳が出てくる。

 

「ゆれっ揺れているっ!!

だめぇっ!!」

 

「まさか、ここまでとはな」

 

そう言いながらインはラキュースの変化に驚きながら、見つめる。

 

一週間近く、インキュバスのスキルを直接受けていたラキュースは、その思考は既に誇り高い冒険者ではなく、セックスの事しか考えられない程に淫乱な考えに染まっていた。

 

そして、それに反して、その戦闘能力は大きく上がっており、既に身体能力だけだったら、この世界では番外席次に近くなっていた。

 

だが、それらは現在まで行われた行為の影響なのか、既にエッチの事しか考えられなくなった。

 

「それにしても、まさか、ここまで行為に夢中になるとはな」

 

三日目からは、既に思考は快楽の事しか考えられなくなっており、そこから四日間の間、ラキュースの膣内から肉棒が出てきた時間が12時間しか満たない。

 

だが、膣内以外ではラキュースの口の中や胸の谷間と、行為に関わらない時間はなかった。

 

「それに何よりこれだよな」

 

そう言いながら見つめたのは、ラキュースが特に変化があったのは、そのお腹だった。

 

――ちゃぷちゃぷっ

 

現在の爆乳と比べても大きく膨れ上がっており、揺れており、そのお腹から鳴り響いているのは液体の音だった。

 

一週間の間に溜まり切った精液のほとんどがラキュースの腹の中に溜まっており、まるで妊娠しているように変わっている。

 

「あっぁあっ!!

もっうっ入り込んでいてっもぅ!!」

 

「んっ!!」

 

そうしている間にも快楽の事しか考えられなくなっており、膣内の締め付けは緩くならず、さらにきつく締め付けていた。

 

精液によって膨らんだ肉棒に締め付けられており、その気持ち良さと共に大きく膨らんでいる胸の中に手を埋まる感触を楽しんでいた。

 

「また出るぞっ!!」

 

「あっあぁ精子出してっ!!

私の中にっ精子を出してぇ!!」

 

―――ぢゅるるっるるる 

 

同時に肉棒から溢れ出る精液はラキュースの膣内の中に溢れる。

 

「はぁはぁはぁ」

 

さすがに一週間の間、ずっと行為を行った影響もあってか、さすがに疲れたのかベットの上に倒れてしまう。

 

「あっあぁ、もぅ駄目かもっ 」

 

――ぬちゅ

 

その言葉と共にラキュースの愛液が染み込んだベットから響く音と共に、その瞳はゆっくりと閉じる。

 

「ふぅ」

 

「終わりましたか?」

 

そう言いながら、ゆっくりとインさんは立ち上がると、そこにはラキュースの友人であり、紹介した張本人であるラナーだった。

 

「ふふっ、これは本当に大きいですね」

 

そう言いながら、精液によって満たされている腹を撫でながら、笑みを浮かべる。

 

「それにしても、結局この人は一体誰なんだ?

いや、ラキュースさんの名は知っているし、冒険者というのも知っているけど」

 

「それ以外は?」

 

「いや、確かに高い実力を持っているし、今を見る限りでも強いよ」

 

「ふふっそうですね、だからこそ選んだのですよ」

 

「?」

 

その言葉に疑問に思い、首を傾げるが、既にドレスを脱ぎ捨てたラナーはそのまま抱き着く。

 

「今度は私としてくれますよね?」

 

「えっえぇ」

 

既に限界を超えていたインさんだが、ラナーはそんな事を関係ないばかりに抱き着く。

 

そうして、結局彼が寝る事ができたのは、翌日の朝だった。



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ジャンヌ(Fate)起

新たにアンケートを行います。
皆様の応募をお待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


人類史を取り戻す為の旅、グランドオーダー。

 

そのグランドオーダーで、ただ一人だけレイシフトが可能なマスターである藤丸立夏。

 

そして、その藤丸立夏のサポートする為に、元々はチーム全体の指揮官として、聖杯戦争の対戦相手として戦ったマリスビリー・アニムスフィアからの依頼で受け入れた。

 

その事もあってか、敵にグランドキャスターや、ある意味とんでもないレベルのサーヴァント達と戦った経験もあってか、ここまで約に立つ事ができたが

 

「なっなんじゃこりゃぁ!!」

 

そう言いながら、朝に目を覚まして、見ると、寝間着がぶかぶかな状態になっており、同時に魔術礼装であるショットガンを片手に飛び出した。

 

「えっえぇ、誰ですかっ!!」

 

「んっマシュに藤丸か?」

 

「あれ、その銃って、もしかして、リーダー!?」

 

その手に持ったショットガンを見て、驚いた立夏は納得するように頷く。

 

「えっ、リーダーですか!?

でも、リーダーと言えば獅子劫さんですよ!!

大人の雰囲気を持っていて、サングラスで、片目に傷をしている方ですよ!!

今、目の前にいるのはどこにでもいる普通の少年ですよ!!」

 

俺の特徴を覚えているマシュは驚いている状況に合わせて、現在の自身と以前までの自分の特徴を比べてもらった。

 

「だけど、一体誰がこんな事を」

 

「そう言われてもな」

 

その言葉と共に思い浮かんだのは、小ギル、パラケルスス、モリアーティ等々。

 

「原因が多すぎて、思いつかないっ!!」

 

「「確かに!!」」

 

その言葉に同時に頷いてしまう。

 

「あれ、マスター?」

 

「・・・・」

 

その言葉と共に聞こえてきた声にギギギっと振り返ってみると、そこにいたのはジャンヌ・ダルクである。

 

グランドオーダーを始めて、第一特異点での協力者であり、ジャンヌ・ダルクだ。

 

その見た目は腰まで伸びている金髪に豊満な身体であり、誰もが見惚れるに違いない。

 

「・・・・」

 

「あれ、その子は」

 

「失礼しましたぁ!!」

 

そう言い逃げ出そうとしたが、捕まる。

 

「あれ、ジャンヌ?」

 

「ぎゃああぁぁ!!」

 

「あれ、どうなっているんですか、この姿は!?

可愛いじゃないですか!?」

 

「離せえぇぇぇ!!」

 

「あぁ、ジャンヌさんがいつものですね」

 

「あぁ、そうだね。

それじゃあ、獅子劫さん」

 

「俺を置いていくなあぁぁ!!!」

 

そう言いながら、二人はその場から逃げるように離れていった。

 

このジャンヌ・ダルク。

 

どういう訳か俺の前では色々とはっちゃけてしまい、俺は普段から魔術回路を使って、対抗していたのだが

 

「ちぃ、魔術が使えないっ!!」

 

「あぁ獅子劫さんっ!!

こんなに可愛くなってしまうとはぁ!!」

 

そう言いながら、獅子劫はジャンヌの胸の中に埋まってしまう。

 

「そう言えば、今日は休みでしたよね!!

では、お部屋にっ!!」

 

そのまま獅子劫はジャンヌに連れていかれてしまう。

 

「大丈夫だろうか」

 

「とりあえずは獅子劫さんの無事を祈りましょう」

 

そう言いながら、連れていかれる獅子劫の命運を祈り、今回の事件の犯人を追う為にその場を後にした。



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ジャンヌ(Fate)承

現状アンケート
山田 4
千冬 2
シャルロット2

まだまだ投票は受け付けていますので、皆様の参加、お待ちしています。


「ジャンヌ、なぜ、俺をここに連れてきたんですか」

 

「もう、こういう場面はお姉ちゃんと呼んでください」

 

そう言いながら、俺を離そうとしないジャンヌに対して獅子劫は呆れた眼で見つめていた。

 

獅子劫は藤丸立夏と比べれば、サーヴァントとの関わりは少ないが、それでもカルデアの全職員に比べれば、多く関わっている。

 

その中でも特に彼と関わりの大きかった聖杯戦争に参加したサーヴァント達とは交流が大きい。

 

「だいたい、俺はそういうのはあんまり好きじゃないんだよ。

親父から魔術回路を受け取ったのだって、あんまり気乗りしなかったんだから」

 

獅子劫はそう言いながら、父親である獅子劫界離は常に笑顔を絶やさない男であり、尊敬している。

 

そんな親父から引き継いだ魔術回路は獅子劫の家系からというよりも、親父と死んでしまった義姉から受け継いだ物だと考えている。

 

「だから、俺はそういうのは無理なんだよ」

 

目の前にいるジャンヌの事を姉と呼ぶと、会った事はない義姉を否定してしまう。

 

こんなふざけた状況とはいえ、それを進んで行いたいとは心底思っていない。

 

「知っています。

だけど、私がこうしたのは、あなたの事を弟のように思っているのもありますが、同時にその義姉の事を思っての事です」

 

「義姉の事を?」

 

そう言ったジャンヌは先程までふざけていた笑みとは異なり、普段から見せている聖女としての顔で見つめていた。

 

「あなたのお姉さんがどんな人だったのか、私は知りません。

ですが、せめてあなたが姉がいたらどんな感じだったのか知ってほしい。

でないと、義姉さんは悲しむと思うのです」

 

その言葉にどのような意味を持っているのか分からない。

 

それが正しいとは限らない。

 

だけど、目の前にいるジャンヌがもしも俺の事を思って、行動してくれるのなら、少し嬉しいと思う。

 

「という事で、弟君。

お姉ちゃんとエッチな事をしましょう」

 

「先程までの雰囲気、ぶち壊しじゃないか」

 

先程までの感動を返してくれ。

 

いきなりの一言と共に俺はジャンヌを睨みつけるが

 

「そうですか?

私としては、あなたがいつも黒ひげさん達と話している内容を聞いて、参考したのですが」

 

「・・・・」

 

なぜ、その事を知っているっ!?

 

バレないように注意を払って行われたはずの会話がまるまるバレているという予想外の出来事に俺は眼を横に向く。

 

「あっついでに、あなたの元相棒はこの事は知らないのですが、どうします?」

 

「ジャンヌ、それは世にいう脅迫じゃないのか」

 

そう言いながら、顔を覆いながら、頷くしかなかった。



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ジャンヌ(Fate)転※

「どうですか、この恰好は?」

 

そう言いながら、ジャンヌは先程まで身に纏っていた衣服から着替えて、新たに身に纏った衣装を見せつける。

 

その恰好はノースリーブのシャツに紫色のネクタイ、ショートパンツ、ハイソックスという恰好であり、どこを見ても一般人のような恰好だった。

 

だが、同時になぜその恰好にしたのか疑問に思ったのだが

 

「さぁ?

ですが、この前の召喚で現れた概念礼装で私に似た人物の恰好を見かけたので、ダウィンチさんに頼んで作ってもらったんです」

 

「あぁ、あれか」

 

そう言われ、思い出したのは召喚の時に現れる概念礼装についてだ。

 

未だに謎が多く、この世界で起きた出来事は勿論の事だが、別の世界で起きた出来事や武器、伝承、様々な物に分けられるが、多くが力を持っており、特異点攻略では大きな力になっている。

 

中には俺の親父である獅子劫界離までいた時には驚きを隠せなかった。

 

「確かにあったな、そんな概念礼装が」

 

「えぇ来てみると、意外と着心地が良く、お気に入りの衣服です」

 

そう言ったジャンヌの笑みは確かに嬉しそうだった。

 

「それで、似合っていますか」

 

「まぁ、似合っているな」

 

恥ずかしいが、嘘をつきたくないと思い、本当の事を言う。

 

それを聞くと、嬉しそうに笑うと、ジャンヌはそのまま俺のズボンを脱がすと、目の前にある肉棒を舐め始める。

 

「じゃっジャンヌっ!?」

 

「もう始まっていますよ、あむぅ」

 

――ぐちゃぐちゅ

 

その言葉を告げると共に、ジャンヌは舌で俺の肉棒の亀頭をねっとりと舐めながら、喉の奥へと勃起している肉棒をくわえ込む。

 

先程までの恰好を見るだけでも興奮していた俺の肉棒は、わずかに舐めとられただけでも興奮してしまい、亀頭に少しの刺激が来るだけでも、身体が疼いてしまう。

 

 

「あむっじゅるっじゅる!!」

 

そうしている間にもジャンヌは俺の肉棒をそのまま全体を口に咥え、喉奥まで肉棒を舐め込むと共に、口の中で舌を使って、れろれろと舐め回す。

 

「うっなっ!!」

 

普段から聖女の姿として見せていたジャンヌから行われているとは到底思えないフェラに対して、俺は興奮のあまり、腰を動かしていく。

 

そうしている内に子供の姿へとなった影響で少し小さくなった肉棒はそのままジャンヌの口の中へと飲み込まれてしまう。

 

飲み込まれた肉棒から感じる快楽をさらに感じようとして、ジャンヌ自身はさらに強烈なフェラを行っていく。

 

その口元からは興奮で既に溢れ出している涎が出ており、淫乱なその顔に興奮は既に隠しきれなかった。

 

そうして柔らかな舌を使って、竿瀬全体を吸い込まれていき、既に我慢の限界を迎えた俺はそのままジャンヌの顔を押さえつける。

 

ねっとりと絡まる舌の暖かさから、既に限界を迎えた俺はそのまま快感の波に押し寄せられながら、腰を大きく出す。

 

―――ビュッルルルッ ぶびゅびゅ 

 

「んっ!!」

 

興奮のあまり、声も出せなかった射精はそのままジャンヌの口の中へと流れ込んでいき、口の中から喉へと通っていき、全ての精液がジャンヌの中へと流れ込んでいく。

 

やがて、全ての精液を出し切ったが、それでもジャンヌは俺の肉棒に残っている精液や、まだ出し切っていない精液を吸い込むように絡ませる。

 

「ぐっジャンヌっ!!」

 

――ちゅぽんっ 

 

それらの吸い込みに耐えきれず、残り全ての精液を出し切ると共に、俺は腰から倒れ、肉棒はジャンヌの口の中から離れる。

 

「はむっれちゅ。

ふふっ、君の初の射精貰いましたよ」

 

「いや、別にこれが初体験という訳じゃないんだが」

 

「確かに若返る前には経験があったかもしれませんが、その姿では初体験ですよね。

そして、私もこの身になってからは初体験ですから」

 

その言葉を聞いて、少し暗くなってしまう。

 

生前のジャンヌは牢に入れられ、屈辱を受けていた。

 

その事を思い出し、少し暗い気分になるが

 

「君がそんな顔をするのは私はあまり好きじゃありません。

もしも、私の事を思うのでしたら、その時の思いを凌駕させてくださいね」

 

そう言ったジャンヌはそのままベットへと寝転がり、俺に手を伸ばし、誘う。

 

既にここまで行為が行われた以上、覚悟を決めるように、俺もまた、彼女へと身を任せた。



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ジャンヌ(Fate)結※

衣服を身に纏ったままのジャンヌだが、先程までの行為で既に準備はできていたのか、彼女の秘部は愛液によって、濡れていた。

 

「ほらっ、ここであなたの事を待っていますよ」

 

そう言いながらジャンヌは優しく語り掛ける声と共に、ぐいっとこちらに秘部を見せつける体制で語り掛ける。

 

その言葉に対してゆっくりと頷きながら、肉棒をゆっくりと入れていく。

 

「これはっ」

 

亀頭をゆっくりとジャンヌの秘部へと近づけると、先程まで行ってくれた口に比べたら小さな入口であり、本当に入れるのか疑問に思えた。

 

それでも、過去に一度だけ行った事のある行為の記憶を頼りにして、俺はゆっくりと肉棒を膣内へと挿入していく。

 

――ちゅるぬるじゅる

 

「あっあぁ、入ってきてるっ!

少しずつだけどあなたの子供が少し入ってくる!」

 

徐々に挿入していく肉棒はそのままジャンヌの膣内へと入っていくと、待ち望んでいたように絡みついていく。

 

「ひゃうっ、入っていってっ!!

これはっ!!」

 

肉棒が膣内へと入っていくと共に、さらに奥へと誘うように肉棒は包まれていく。

 

「おっおおおっ!!」

 

―――ドジュンッ!ぶちゃりっ

 

膣内で包まれていた肉棒はそのまま締め付けられる感触に耐えきれず、腰を一気に落として、ジャンヌの膣内の一番奥にある子宮口に接触する。

 

「はぁはぁ、待ちわびちゃったんですねっ、私もずっと待っていましたよっ!」

 

膣内へと入っていった肉棒の感触が嬉しくなったのか、小さくなった俺の頭を撫でながら笑みを浮かべる。

 

「これはっなんというかっ!!」

 

始めての行為と比べても、快感は違い、膣内が肉棒全体を求めるように縮まりながら締め付けており、初めて同士での行為と比べたら違う快感が肉棒を襲っていた。

 

そんな全身を覆いそうな快感に対して、俺は必死に身体に力を込めながら、耐える。

 

「あれっ、もう出そうになりましたか?」

 

「まだっまだっ!!」

 

――ぐちゃぬちゃっ!!

 

挑発するように微笑みジャンヌに対して、答えるようにれはすぐに腰を上げて、ジャンヌに応えるように動かし始める。

 

腰を上げながら上下で激しく動いている間もジャンヌの膣内は俺の肉棒を逃がさないように包んでおり、亀頭まで吸い込まれる感覚に、俺は夢中だった。

 

「あっあぁつしゅごいっ!!

生前のなんてっ比べものにならないっこれでっ子供のなんてっ!!」

 

行為を行いながら、先程までの挑発とは違い、本当に快楽に浸っているのか、目を回しながら、ジャンヌは俺を抱きしめる。

 

その言葉に刺激されたのか、俺は既に我慢の限界を迎え、先程のフェラと同様に子宮口まで肉棒を押し当てる。

 

「ジャンヌっ出すぞっ!!」」

 

「どうぞっ来てくださいっ!

私の中にっ!!」

 

その言葉に応えるように、俺もまた射精を行う。

 

―――ビュルルルルッ ブピュピュ 

 

射精を行ったの同時に、まるで俺の精液を全て吸い取るように、ジャンヌの膣内は先程以上の締め付けが激しくなる。

 

口の奉仕と比べても、その締め付けは明らかに違い、射精を行っている間も、その射精は止まる事なく、続いた。

 

「あっあぁ」」

 

全てが搾り取られると同時に体格に合わなかった行為の代償にジャンヌの胸の上へと寝転がる。

 

「あっふふっ、お疲れ様です」

 

その言葉と共に、ジャンヌは疲れ切った俺を褒めるように撫でる。

 

そうして、心地よい眠気と共に眠っていく。



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ジャンヌ(Fate)後日談

アンケートはまだまだ募集しておりますので、皆様の応募お待ちしています。


「すまん、もう一回言ってくれないか」

 

「先程も言った通り。

お前の身体は残念ながら、元には戻らない」

 

ジャンヌとの行為を終え、起き上がった俺はそのまま今回の事件について、友人にして、カルデアでも過労しても可笑しくないキャスター、ロードエルメロイ二世から話を聞いた。

 

「君をその姿にした犯人を見つけ出す事はできた。

だが、それがどうやら複数人が同時に行ったらしい」

 

人を子供に変えるサーヴァントは残念ながら、このカルデアには多く存在する。

 

ギルガメッシュの若返りの薬など、その代表例だろう。

 

「しかも、君はサーヴァントとは違い、身体が霊体ではない。

結果、君は元の姿に戻るには成長が必要になる。

幸い、成長自体も歳と共に戻っているようなので、そこは安心したまえ」

 

「いや、全然安心できないよ」

 

そう言いながら、俺は頭を抱える。

 

「大丈夫です!!

お姉ちゃんがしっかりとお世話しますので!!」

 

「ジャンヌはいい加減、それをなんとかしろ!!」

 

あの行為を行った以降も、ジャンヌは変にお姉ちゃんぶる態度は変わらず、こちらを誘っている。

 

「あれ、獅子劫君は何時の間にジャンヌさんと仲良くなっていたんだ?」

 

「いや、まぁ、色々とあって」

 

そう言いながら、話しかけてきたブーディカに対して俺は眼を逸らしながら答える。

 

何を隠そう、ブーディカは俺が聖杯戦争に参加したさいのパートナーであり、互いに初体験の相手でもある。

 

様々な経由を辿って、結果的には寝取ってしまった相手だが、勿論敗亡と同時にブーディカは消滅。

 

現在召喚されているブーディカは勿論別人のはずだが、時折、俺と一緒に行った時と同じ行動をしているのが見えるので本当に別人なのか疑いたくなる。

 

「それは勿論。

私が最初にお姉ちゃんと宣言しましたので」

 

「おいっ辞めろ!!」

 

そう言いながら、ジャンヌはそのまま俺を抱き寄せた。

 

「へぇ、そうなんだ。

それは羨ましい事だね」

 

そう言ったブーディカは笑っているが、その瞳は全然笑っていない。

 

「ところで獅子劫君。

良かったら、私が色々と世話しますが、良いかな?

私は最近は出番も少ないし、こういう育児は得意だから」

 

「大丈夫です、弟のお世話は姉である私がしますので」

 

そう言った二人は俺を挟んで、互いに睨みあっていた。

 

「・・・助けて」

 

そうして、ついに耐えきれず、俺は目の前にるロードエルメロイ二世に向けて助けを求めた。

 

「無理だ」

 

それに対してサーヴァント同士の睨みあいを共に見ていたロードエルメロイ二世もまた、その顔は諦めろと言うばかりに死んだ目で言った。

 

 

 



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山田真耶(インフィニット・ストラトス)起

世間はすっかりISに支配されてしまっている。

 

俺が生まれて、中学に上がる頃に有名になったISだが、実際の所、その余りにも強すぎる力の為、本来の目的を忘れられていた。

 

「という事で、実際の所どう思うよ、助手君」

 

「さぁね。

俺は別にそういうのは興味ないので」

 

そう言いながら、俺はバイト先の博士との雑談を行いながら、作業をしていた。

 

目の前に広がっているパーツは世間で使われているのかどうか分からない機械のパーツが多く、微妙な失敗も許されない状態だった。

 

それでも、手慣れたように一つ一つ完成されながら、次々と段ボールに詰めていく。

 

「そう言えば、このバイト初めて、どれぐらい経ったんだっけ?」

 

そう言いながら、事の始まりを思い出す。

 

俺はそれまで人生何事もなかったように普通の人生であり、無事に大学を卒業もした。

 

だが、それから後が災難だった。

 

就職予定だった会社は何やら不祥事を起こして倒産。

 

働く為に出張に行っている彼女ともなかなか会う機会も少なく、こうして謎のパーツを作るバイトを行っている。

 

「それにしても、また奇妙なパーツばかりですね。

博士は本当に何者なんですか?」

 

「そう雑談しながら、次々とパーツを作る君も何者なの?」

 

「ただの助手ですよ」

 

「だったら、私もただの博士で良いよ。

うん、これぐらい適当な関係が私達には合っているかもね」

 

「まぁ確かに。

俺もあんまり人と関わりたいとは思っていませんから」

 

「同感だね。

君の事は虫けらとしか思っていないけど、材料作りには必要だからね」

 

「相変わらず毒が凄いですね。

それじゃあ、できましたので」

 

そう言い終わると共に俺はバイト先に送る予定のパーツを段ボールに詰めて、博士の指示された場所へと置く。

 

俺のバイトはなぜか手先が器用でないと作れず、博士と呼ばれる人物はどこから聞いたのか俺を雇って次々とパーツを作らせている。

 

その博士も、いつもスマホからの連絡だけであり、銀行口座に金を振り込むだけの謎の存在である。

 

こうして雑談ができるようになったのは、本当に最近の出来事である。

 

「毎度あり。

また注文があったら、連絡してくださいね」

 

「その時はよろしくねぇ」

 

それだけ言うと、俺はすぐに連絡を切る。

 

―――博士かぁ

 

電話が斬られると共に、私は届けられたパーツを見つめながら、組み上げていく。

 

基本的に3Dプリンターで作れる物が多いこの時代だが、手作業でしか調整できないのも多く、私の発明品にはそれが求められるパーツが多くある。

 

その点、現在雇ってる助手君の腕は信頼でき、重要なパーツも任せられる。

 

何よりも私の天才的な頭脳などの天災部分以外は共通点もあり、気に入っている。

 

「そんな彼にも彼女かぁ。

性処理の相手には丁度良かったかもしれないのになぁ」

 

そう言いながら、過ぎてしまった出来事に対して笑みを浮かべながら、天災束ちゃんは今日も頑張るのでした。

 



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山田真耶 (インフィニット・ストラトス)承

「はぁ」

 

その日のバイトを終わらせて、現在の我が家へと帰ってきた。

 

街の中でも有名なマンションであり、入るにはそれなりの金持ちでないと入れないマンションの一室である。

 

現在、会社の就職に失敗した後も彼女と一緒に暮らす為の部屋に住んでいるのだが、彼女と一緒と言っても、仕事の為にほとんど家にいない為、現在は現在はほとんど一人暮らしのような状態である。

 

なのだが

 

「それで、言い訳は」

 

「うぅ、ごめんなさい」

 

目の前に広がっている惨状を見ながら、ため息を尽きながら彼女である山田真耶を見つめる。

 

現在、彼女の職業は世間で言う所のエリートと言っても過言ではないIS学園。

 

そこの教師を務めており、世界でも高い成績を持っており、元代表候補生でもある。

 

それらエリートの証を数々持っている彼女だが、小学生の頃からの付き合いである俺から見たらドジな所が多く、頼りない所が多い。

 

「うぅ、今日はせっかくの非番でせっかく料理を作ろうと思ったのですが、手の込んだ料理を作ろうとして」

 

「失敗した訳か」

 

そう言いながら、何を作ろうとしたのか想像できない料理の残骸を食べながら、俺は呆れながら聞く。

 

「ごめんなさい。

でも、本当に良いの?」

 

「別にお前の料理は昔から食べていたんだ。

これぐらいは平気だよ」

 

そう言いながら、丸焦げになっているステーキを口の中に入れながら、答える。

 

「そう言ってもらえると、嬉しいな」

 

そう言った真耶は照れたように笑っていた。

 

昔から変わらない所も多いが、それでもこう笑ってくれると、何か安心感がある。

 

「本当にお前は」

 

「へっ?」

 

照れた顔を見つめると、我慢ができなくなり、近くにある水を一気に飲み込んだ後、彼女を引き寄せて無理矢理キスをする。

 

「んっ!!」

 

突然の事で驚きを隠せない真耶だが、逃がさないようにそのまま背中に手を回して、彼女の服の中に手を入れて、胸を揉み始める。

 

他の人と比べても大きすぎる胸は彼女にとっては悩みの種だと思うが、こうして軽く揉むだけでも簡単に絶頂するように身体を震わせていた。

 

「もっこんな所じゃっ」

 

「どこだったら良いんだ?」

 

そう言いながら、俺はそのまま耳元へと尋ねると

 

「うっ、うぅぅ、ベットでっその準備するから」

 

湯で蛸を思わせる真っ赤な顔になると共に、俺は頷くと

 

「とりあえずは飯を食べてからだな。

いきなりして、悪かったな」

 

「君は相変わらず乱暴だね。

だけど見ていてっ!

私だって、何時までもやられているだけじゃないんだからっ!!」

 

「期待して待っているよ」

 

そう言って自信満々に言う真耶に応えるように俺もまた料理を食べ始める。

 



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山田真耶(インフィニット・ストラトス)転※

アンケートの締め切りは今日の22時までとさせてもらいます。
皆様の応募、お待ちしています。


「おっお待たせしました」

 

料理を食べ終わり、歯磨きを終えると共に俺はそのまま真耶が来るのを待っていた。

 

そして、部屋に入ってきた真耶の姿は黒いネグレジェを身に纏っており、普段から目立っている豊満な胸がさらに目立っていた。

 

「なんだ、その衣装は」

 

普段からはあまり見られない恰好だった為、少し反応が遅れてしまい言ってしまう。

 

「こっこれはっ普段から子供扱いをしているのでっ、つい買ってしまって」

 

「はぁ」

 

その事を聞いてしまい、どう反応したら良いのか分からなかったが、とりあえず真耶はそのままこちらに寄せるように手を伸ばす。

 

「あっ」

 

そう緊張している様子の真耶だが、俺はそのまま彼女の断りを入れる前にキスを行う。

 

「んっ!!」

 

突然のキスに驚きを隠せなかったが、それでも真耶はキスを行うと共に口いっぱいに異物感が広がっていく感触に痺れる。

 

「んじゅっじゅるるっ」

 

ゆっくりと舌を歯で優しく貪るように唇を使って互いに求めるように吸い合う。

 

そうしてゆっくりと優しい味わう感触を楽しみながら、濃厚な口から感じる快楽を互いに頼んでいた。

 

「んっ気持ち良いよぉ」

 

「あぁ、俺もだ」

 

身に纏っている衣服の下着から愛液が濡れながら抱き合う。

 

それでも、キスをしている間にも互いに舌の吸い合いは終わらなかった。

 

そして、そうしている間にも真耶は興奮で身体を痙攣させながら、ゆっくりとその身体を俺に寄せてくる。

 

「んっ」

 

そうしている間にも互いの興奮が覚めず、俺はそのまま真耶の胸の中に顔を押し当てる。

 

「あっあぁっ!!」

 

胸の中に埋め込むのと同時に、俺の肉棒はそのまま彼女のむっつりとしている太腿の中に肉棒を入れる。

 

「あっ熱いのがっ挟まっているっ!!」

 

俺は既に興奮のままに舌をゆっくりと目の前にある豊満な胸の形に添うように舐める。

 

そうしていると共に既に出来上がっているように乳首が大きくなっており、そのままゆっくりと舐める。

 

「あっんんっ!!」

 

乳首を舐められた事によって、既に興奮していた真耶はだが、それに合わせるように彼女の太腿もまた動いており、すりすりと俺の肉棒を挟んでいく。

 

普段から教師の仕事やISの操縦士として鍛えていた彼女の太腿の圧迫感が肉棒を挟んでいる。

 

「まったくっ本当にっ!!」

 

そう言いながらも、俺は自分の肉棒が挟まれている感触を楽しみながら、目の前にある胸の柔らかさに夢中になった。

 

「だっ駄目っ!

いっいくううぅぅ!!」

 

「んっ!!」

 

―――ビュルルルルッ どぷっ 

 

既に興奮が高まり、同時に俺自身も既に限界を迎え、彼女の太腿の中に精液を射精する。

 

精液を吐き出すと共に、太腿へと精液をぶちまける。

 

「うっうぅ、もうこんなに出てしまうなんてっ!!」

 

そう言いながらも、未だに興奮が覚めない様子で真耶を見つめる。

 

「まだ、できるよね」

 

「勿論ですよ、こう見えて体力には自信がありますから」

 

「あぁ、そうだな」

 

その言葉と共に、再び行為を行うように俺はそのまま肉棒をゆっくりと構える。



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山田真耶(インフィニット・ストラトス)結※

アンケートの結果がでました。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


先程の行為で未だに興奮が冷めないまま、真耶はそのまま腰を突き出して尻をこちらに向けて突き出す。

 

先程の行為で脚には未だに精液が濡れており、部屋には俺が射精した精液が未だに残っている。

 

だが、俺はその匂いですら、未だに興奮が冷めず、ゆっくりと彼女に目を向ける。

 

未だに興奮が冷めない様子で、尻を大きく振りながら、こちらを誘うように振っていた。

 

そんな様子を見つめていた俺自身も既に興奮のまま、彼女の秘部に肉棒を添え、ゆっくりと肉棒を挿入していく。

 

「あっあんっんんっ!!」

 

肉棒を挿入すると共に、彼女の膣内も未だに興奮で激しい締め付けが肉棒に襲い掛かっており、そのまま俺はゆっくりと彼女のおっぱいに手を伸ばす。

 

「本当に体格に合わないなぁっ!!」

 

そう言いながら、手の中に収まらない程の胸の柔らかさは俺が腰を少し振るだけでも簡単に零れ落ちそうなぐらいに揺れており、そのまま俺も腰を振る。

 

「んあぁっあぁっ!

そのままっ中で突かれてっ!!」

 

腰を振る度に、真耶の膣内で意識的に俺の弱い部分を覚えており、その部分を積極的に締め付けていく。

 

ゆっくりと、膣内で彼女の膣は俺の肉棒に裏筋を小刻みに締め付けながら肉棒全体を包み込んでいく。

 

「あっああぁっ!!」

 

そんな肉棒に感じる感触で既に我慢ができない程に肉棒が大きく膨れ上がっている。

 

そして、手の中に納まっている胸は俺の動きに合わせるように大きく揺れており、手から弾き出そうな感触に興奮はさらに高まっていく。

 

「んっ、あぁっ!!」

 

そうしている間にも、溜まっていた精液も彼女の子宮へと向かっていた。

 

「あっ駄目っもう我慢がっ!!

 

子宮に入っていくと共に、彼女は普段は見せないような表情で感触を楽しんでおり、俺の精液を全て絞り出そうする程に締め付け行く。

 

「出すぞっ!!」

 

既に我慢ができなくなった真耶の言葉に合わせるように俺もまた彼女の子宮口に捻じれ込むように肉棒を入れる。

 

―――ビュルルルッ びゅく びゅるるる 

 

同時に既に我慢ができなくなった精液はそのまま彼女の子宮口の中へと流れ込む。

 

「イクうううううううっぅっ」

 

そのまま全ての精液を受け止めるように甲高い声と共に、肉棒に溜まっている精液をゆっくりとだが、飲み込まれていく。

 

「あつあぁ、好きっ本当にっ」

 

そうして、全ての精液を受け止めると同時に彼女もまた自分の身体の中に感じている温かい精液を感じながら、そのまま再びキスを行う。

 

未だに覚めない興奮のまま、俺達は朝まで行為を続けた。



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アリサ・イリーニチナ・アミエーラ(GOD EATER) 起

現在、活動報告で募集しています。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956&flag=1


俺がゴッドイーターとして活動してから、既に10年ぐらい過ぎた。

 

既に新型と呼ばれた神器は既に当たり前のように存在した世の中だが、現在はクレイドルのリーダーとして、様々な所で活動している。

 

そして、そんな活動を一通り終えると共に、俺は今は机の上に倒れ込む。

 

「なんとか立ち直る事はできたな」

 

そう言いながら、俺は手に持った新たな情報を確認しながら、机の上で見つめる。

 

西暦2087年、俺達の戦いは未だに続いていた。

 

未知の厄災である灰域に対して、当初は俺達は大きな痛手を喰らい、危機的状況に陥った。

 

それでも、過去からアラガミや赤い雨、それらの多くの厄災を経験してきたからこそ、俺達は諦めずに戦っていた。

 

「けど、そうしているのも、本当に皆のおかげだよな」

 

未だに他の地域では復興は未だに難航しているが、エイジス計画の跡地、そして聖域など、他の所にはない設備があったからこその復興だった。

 

俺達の身体の中に巡るアラガミ細胞も、全てのアラガミ細胞の元であるP73偏食因、そしてアラガミ細胞を開発したペイラー博士の尽力もあって灰域の中でも活動できるようになった。

 

「お疲れ様、リーダー」

 

「あっアリサ」

 

そうしていると共に振り返ると、この10年の間、一緒に戦ってきた相棒であるアリサに目を向ける。

 

その恰好は初めて出会った時から落ち着いている様子で、相変わらず胸元を開いた衣装が目を引いていた。

 

「それで、本部の方はどうなんだ?」

 

「えぇ、今も復興はなんとかなっていますよ。

ソーマも変わらず、元気そうでしたよ」

 

それを聞いて、安心するように息を吐く。

 

「グレイプルもブラッドも各地でまだ活動している。

人類はまだまだ終わっていないからな」

 

そう言いながら、仕事を一通り終わったのを確認すると

 

「それで、その今夜は大丈夫ですか」

 

「あっあぁ、大丈夫だ」

 

アリサは顔を赤くしながら言うので、俺も思わず頷く。

 

ゴッドイーターの多くはその身体を常に戦うのに調整するように、見た目が若くても歳をかなりとっている人物も多い。

 

そして、ゴッドイーターは戦う為に生存能力を高める事と、同時に自身の子孫を増やす為の欲望も何時までも途切れていない。

 

そして、俺とアリサが恋人になってから10年、互いに高い実力を持っており、各々がそれなりの地位である。

 

その事もあって、結婚してもリンドウさんやサクヤさんのように子供ができる程に頻回に行う事ができず、一緒に夜を過ごせるのは1年に1度しか行えない程に忙しい。

 

そして、今日はその1年に1度の楽しみである。

 

「よしっ」

 

不眠不休で働いていた俺だが、その楽しみを実感すると共に身体から疲れが吹き飛ぶと共に一通り片付け、すぐにアリサとの待ち合わせ場所へと向かった。



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アリサ・イリーニチナ・アミエーラ(GOD EATER) 承※

「本当に久しぶりですが、まさかこんな恰好ですか」

 

部屋に訪れたアリサだが、その身に纏っている衣服を見て、少し呆れていた。

 

「いや、久しぶりに見たくてね」

 

そう言いながら、俺はその恰好を見つめる。

 

その身に纏っているのはアリサと始めて会った時に身に纏っている服だった。

 

今のアリサからしたら、あの頃の服は当時の自分を思い出して、少し恥ずかしく思ってしまう。

 

「まぁ、あなたがしたいなら、私は文句は言わないけど。

それに」

 

アリサはゆっくりと上着を僅かに捲り上げ、豊満な乳房を顕わにすると共に目の前にいる俺の肉棒を目の前にして、既に興奮が止まらない様子で見つめる。

 

「はぁっ、もうこんなにっ大きくなっているんですねっ」

 

そう言いながら、ズボンを無理矢理脱ぐと近づく。

 

同時にそのままアリサは俺のそそり勃つ肉棒に対する意見を言いながら、たわわな胸を開いて覆い被さる。

 

そのままゆっくりと柔らかな乳肉を肉棒に押し当て、全身の体重をかけて猛然と挟み扱く。

 

「うっ」

 

押し付けられた圧倒的な乳圧に対して、俺は思わず声を出してしまい、その反応にアリサは思わず笑みが零れる。

 

「んっ、くぅ、んっ」

 

他のゴットイーターに比べても豊満なその胸は、普段はその大きすぎる胸の為に上着の前が締めれない程の大きさだった。

 

それは、あまり歳を取らない他のゴットイーター達から見ても憧れの的であり、その胸を使ってのパイズリは10年以上の付き合いだが、未だに興奮が絶えない。

 

「本当に、いっつも興奮して、ドン引きですねっ」

 

そう言いながらも胸の合間に挟まっている肉棒を見つめながら、胸を使ってのこね回しながら行為を続けた。

 

その目は行為に対して目はとろんっとしており、胸の中に納まっている肉棒にアリサは眼を向けていた。

 

「ふぅ、ふっんぁ、んっ! 

もうっこんなに大きくなるなんてねっ!」

 

そう言いながら、アリサの胸の中で暴れる肉棒はその柔らかさを堪能するように動き回っており、その肉棒がアリサの胸で動き、揺すられただけでアリサは乳房から激しい快感が襲う。

 

「んっあぁっもっう」

 

そうして暴れている肉棒はやがて挟まっていたアリサの胸から飛び出すと共に、そのまま彼女が興奮して大きくなって、やや大きめの乳輪へと肉棒が当たる。

 

そうして、乳輪に肉棒が当たりながら、肉棒をゆっくりと彼女の胸の中へと暴れながらあまい艶声をさらに出していく。

 

「本当にこれは何年もやっているのにっ飽きなんて来ないなっ!!」

 

「あなたのこれにも本当に飽きないわよっ」

 

そうして言葉を言いながら、ゆっくりとだが肉棒をしっかりと乳を挟み込み、その肉棒をさらに圧迫していく。

 

「ぐっ!!」

 

―――ドピュピュピュッ!ドピュッ 

 

圧迫された肉棒はそのまま我慢ができなくなったのか、亀頭が先端が揺れると同時に溢れ出した精液は一斉に飛び出す。

 

飛び出した精液はそのまま彼女の胸から飛び出し、アリサの肌をさらに白く染めるように精液が飛び散る。

 

「んっ本当に、こんなに出すなんて」

 

――くちゅきゅちゅくちゅ

 

そう言いながら彼女は飛び出している精液を舐めとりながら、ゆっくりと口の中へと入れていく。

 

音を立てながら、ゆっくりと喉の中へと入れていく。

 

全ての精液を飲み込むと共に俺に抱きしめる。

 

「でも、まだまだできますよね」

 

「勿論だ」



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アリサ・イリーニチナ・アミエーラ(GOD EATER) 転※

現在のアンケート順位は
1位シロナ 5
2位ルザミーナ 4
3位ソニア 3
  スイレンママ 3
となっております。
アンケートは明日の6時までにさせてもらいます。
まだまだ投票受付中なので皆様の応募、お待ちしています。


「ぁっんっ!この感触が久しぶりでっ!!」

 

ゆっくりとアリサの秘部の中へと入っていくと共に、アリサは我慢ができなくなたのか、そのまま声を上げる。

 

亀頭と秘部が触れて、擦れ合う度に聞こえてくる互いの体液が卑猥な音を立てながら混ざり合う。

 

その音が聞こえる度に、俺の腰は自然にアリサの膣内へと入っていく。

 

「あっんっ入ってきてっ!!」

 

ゆっくりと音を立てながら入っていく肉棒はそのまま彼女の膣内へと飲み込まれていく。

 

その度に受け入れた部分から彼女はきっちりと絡みついていき、そのままきつく締め付けていく。

 

「あっ何年もしてもっこの感触はっ慣れなくてっ気持ち良いっ!!」

 

興奮する度に膣内に包まれた肉棒はそのままきつい締め付けを味わいながら、俺もゆっくりと動いていく。

 

「あふっんっあっあぁっ!!」

 

膣内をかけ分けながら、何度も往復を繰り返しながら行いながら、その感触を楽しんでいく。

 

「んはぁっ!!

良いですよっどんどんっ来てくださいっ!!」

 

膣内で動く肉棒の快感から来るのか、彼女は声を出しながら、こちらを見上げながら、その表情を見せつけてくる。

 

肉棒に夢中になっているその表情は魅力的で興奮を誘っており、何よりも先程まで夢中になって舐めていたおっぱいの激しい揺れに目を向けてしまう。

 

腰を少し動かすだけでも大きく震える胸の柔らかい感触と共に、俺の欲求はさらに高まっていき、腰を動かす度に絡みつく膣内の感触に夢中になっていた。

 

「あぁっはむっ」

 

「んっ」

 

やがて、互いに我慢ができなくなったのか、そのまま自然に顔を寄せて、キスを始めていた。

 

アリサはそのままがっしりと俺の腰に足を絡ませて、肉棒を逃がさないようにし、俺もそんなアリサの首の後ろに手を回し、抱き合った。

 

互いの息を感じる程のキスを行いながら、既に身体の密着していない部分が少ない程の激しい行為を繰り返し行っていた。

 

互いの鼓動が感じる程に密着した俺達はまるで獣のように身体を絡ませながら、やがて俺はアリサの子宮口までたどり着く。

 

「はぁはぁリーダァ」

 

「アリサっもうっ」

 

「えぇっ来てくださいっ!!」

 

既に何年もの行為で言葉で言わなくても、分かり合う関係になり、限界を迎えた俺はそのままアリサの子宮口の中を押し広げるように亀頭を突っ込む。

 

――――びゅるるるっ! ぼびゅるっ、ぼぶびゅっ!! どびゅるるるっ!

 

「あ゛ぁああぁ♡ きてりゅっ♡あなたのがっ、あついのっがったっぷりっ♡」

 

我慢のできなくなった肉棒から既に溢れ出した精液はそのままアリサの子宮口を埋め尽くす程に溢れ出した。

 

口の中に広がる叫び声が直に聞こえていき、子宮口に感じた快感はそのまま身体の震えとなって伝わる。

 

ゆっくりと膣内で全ての精液を出し切った感触を味わうが、膣内の締まりは収まる所か、さらに求めるように締め付けていく。

 

「まだっ終わりませんよねぇ」

 

そう言いながら、求めるように見つめるアリサの瞳に俺は無言に頷きながら、既に硬くなりつつある肉棒と共に、ゆっくりと押し付けていく。



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アリサ・イリーニチナ・アミエーラ(GOD EATER) 結

フェンリル極東支部のとある部屋。

 

そこには俺とアリサ、そして現在も前衛で活躍しているコウタを含めて揃ってた。

 

過去に第一部隊として共に戦ってきた仲間だったが、その雰囲気はとても重かった。

 

それは別に俺達の仲が悪いという訳ではなかった。

 

だが、それはこれまで数々の危機を乗り越えてきた俺達にとってはあまりにも重すぎる内容だった。

 

「お前らな」

 

そう言いながらコウタは呆れたようにこちらを見つめる。

 

それに対して俺達は

 

「うぅ」

 

「まさかな」

 

顔を背ける事しかできなかった。

 

そして、コウタの視線はアリサへと向けられていた。

 

全ての原因とも言える行為から半年後、俺達はその変化に大きく困惑していた。

 

それは俺達だけではなく、フェンリル全体でも同じだった。

 

「うぅ、まさかこの忙しい時期になるとは」

 

アリサの変化、それは周りから見ても確実に分かる程に大きく膨らんでいるお腹だった。

 

「まさか妊娠するとは」

 

あの行為がきっかけに、彼女のお腹には新たな命が宿っていた。

 

それはかつての香月ナナやリンドウ達の子供のようなゴッドイーターチルドレンであり、フェンリルの中でも特に有名な二人の子供は話題にならない訳はなかった。

 

「とりあえずは産休を取らないと」

 

「そうですね。

さすがにこの身体では」

 

「なぁ二人共」

 

そんな二人の慌てる姿を見ながら、同じく戦友である藤木コウタは呆れたように見つめていた。

 

「んっ?」

 

「何がですか?」

 

「お前達、そもそも結婚すらしていないだろ」

 

「「あっ」」

 

コウタの言葉を聞いて、呆気を取り、同時に声を揃えて納得する。

 

「そう言えば、これまで仕事で忙しくて結婚もしていなかった」

 

「式もあげてなかったし、コウタに気付かされるなんて」

 

「おい」

 

そう言われ、驚きを隠せずに、腕を組みながら、考え込む。

 

「結婚式をしようにも、今の状況じゃ、皆忙しいし」

 

「どうしよう」

 

「たっく、仕方ないな」

 

そう言いながら、コウタはゆっくりと立ち上がる。

 

「とりあえずは俺が色々とやるから、お前達は今は自分達の事に集中しろ」

 

「でも」

 

「まったく、相変わらずだな」

 

そう言いながら、部屋に入ってきたのは現在は別の地域で活動しているはずのソーマだった。

 

「ソーマ」

 

「お前達は自分よりも他の奴らの為に動きすぎだ。

結婚式ぐらい俺達でなんとかしてやるよ」

 

「おぉ、お前も乗り気だな」

 

そう言いながら、ソーマに肩を組むようにコウタは笑みを浮かべる。

 

「そういうお前はこいつらのように浮いた話はあるのか」

 

「うぐぅ、五月蠅いなぁ」

 

「まぁコウタだから、仕方ないですよ」

 

「なんだと」

 

そうして、つらい時代の中でも確かに感じられる仲間達と共に過ごす時間に確かに幸せを感じる。

 

 



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ルザミーネ(ポケモン)起

ルザミーナと書かれておりますが、最初の相手は別の人です。



しまめぐりを全て終えた俺だったが、リーリエはその後旅立ってしまった。

 

寂しい気持ちもあったが、俺は彼女が戻ってくるまでの間、アローラの最初のチャンピオンとしての日々を過ごしていた。

 

だが、ある日

 

「裏の試験?」

 

「あぁ、今ではアローラでその詳細は分かっていないけど、その試練を打ち勝つ事でどんな願いも叶えられるらしい」

 

そう言って、ククイ博士から教えて貰った事をきっかけに俺はすぐに裏の試験を受ける事にした。

 

だが、裏の試験と呼ばれた場所に向かう。

 

そこで待っていたのは島の守り神であるカプ達だった。

 

カプ達はこちらを見て、頷くと共に俺を霧で包み込んだ。

 

何をしたのか分からなかったが、霧が晴れて、周りを見渡すと見た事のない桃色の部屋に柔らかそうなベット、そこには友達であるスイレンのお母さんであるスイレンママが待っていた。

 

「えっどういう事?」

 

「ふふっ、いらっしゃいヨウ君」

 

スイレンママは僕を確認すると共に普段では見られない妖美な笑みを浮かべながらスイレンママは俺に近づくと共に何が起きてるのか分からない内に抱きつき、キスを行う。

 

「んっスイレンママっ!?」

 

「ふふっ若い子は良いわぁっ」

 

スイレンと同じ青い髪をしている彼女だが、スイレンとは比べものにならない程に豊満な胸を俺に押しつけながら笑みを浮かべており、そのまま俺のズボンを無理矢理脱がす。

 

「何をするんですかっ!?」

 

その事にさすがに驚きを隠せずに叫んでしまうが、その言葉を無視し、スイレンママはそのまま剥き出しになっている俺の息子に合わせるように自分の大事な部分を見せつける。

 

「はぁはぁはぁ」

 

「なっ止めてっ」

 

「いただきまぁす」

 

その呟きと共に、何の躊躇なく俺の息子はそのままスイレンママの中へとにゅるっと入っていく。

 

「うぅ!!」

 

カントーでも、アローラでも余り公に出ていないが、スカル団を倒す時に道の端に落ちていた雑誌から、この行為がどのような物なのか、俺は知っていた。

 

「んっ!!」

 

俺の肉棒はそのまま生暖かいスイレンママの中へと入っていき、にゅるっとした感触に包み込まれていた。

 

スイレンママが上から無理矢理入れてくる為なのか、その度に皮で覆われた俺の息子はスイレンママの中で剥き出しになっていき、暖かい肉と液体に包み込まれている感触が直に伝わってくる。

 

「ふふっヨウ君は初めてだったのね、セックスはっ!!

だったら、たっぷりと気持ちよくしてあげる」

 

そう言った普段のスイレンママを知っている俺からしたら信じられない言葉と共に腰を振り始める。

 

「あっああっ」

 

服で隠れていて見ることのできないおっぱいは今は俺の目の前で露わになっていた。

 

母さんのと比べても大きいそのおっぱいは俺の息子を飲み込むのに夢中になって激しく揺れており、普段から息子を収める為のネタとしてよく見ていた。

 

「うぅ狡いですよっ」

 

「きゃっ!!」

 

そんな憧れていた光景を目の前にして、俺はすぐにスイレンママを押して、体位を変えるのと同時におっぱいを掴みながら、すぐに腰を振り始める。

 

「きゃっヨウ君っ!?」

 

「できないと思っていたのに、こんな事するなんて狡いですよっ!!」

 

抱いてはいけない憧れだと思っていた俺は、不可解な状況だったが、それよりも欲望を優先するように俺はそのまま腰を振り始める。

 

むっつりと重そうな胸も、たっぷりと柔らかそうな尻も、心地よく包み込んでいる穴も、どういう理屈か分からないけど、今は全て俺の物になっている。

 

だったら、我慢をする必要なんてない!

 

「あっあぁっ娘と同じぐらいの子を犯していたのにっ、逆に今は犯されていてっ!!」

 

「恥ずかしいですか?」

 

「気持ちよいよぉ!!」

 

そう言ったスイレンママの言葉に応えるように俺自身はスイレンママとさらに激しい行為を求めるようにキスを行った。

 

先程は突然の事で戸惑って、ゆっくりと行う事はできなかったが、海の塩の香りがスイレンママの口を通して伝わっており、塩しょっぱい感触が俺の興奮をさらに増加させる。

 

「んはぁあっ来てっ!君のをたっぷりとっ!」

 

「勿論ですっ」

 

スイレンママからの誘いの声を受け止めるように、俺は既に我慢の限界を迎えていた息子を一番奥まで無理矢理入れると共に、限界を迎えた肉棒から白い粘液を絞り出す。

 

「んくうぅぅぅぅぅ!!!」

 

肉棒から溢れ出す白い粘液はそのままスイレンママの中へと注ぎ込まれると共に、甲高い声を出しながら、スイレンママは俺を抱きしめる。

 

数秒間、むちっとした感触が俺を包み込み、やがて全てを終えると共にスイレンママはゆっくりとベットの上へと寝転がる。

 

「はぁはぁ、俺は」

 

『試練、合格』

 

「えっ?」

 

聞こえた声と共に見つめると、カプの一体であるカプ・レヒレは納得するように頷いてた。

 

「これがもしかして裏の試験なのか?」

 

そう言うと、レヒレは周りを囲みながら

 

『自身の欲望と相手の欲望を比べ、相手よりも優れているのを証明すれば勝利。

そして勝利の証を4つ揃えれば、願いは叶う』

 

「欲望って」

 

『彼女は普段は娘の育児や夫とほとんど行わない行為で身体に欲望が溜まっている。

ここに映し出されているのは、彼女の意志だけの幻』

 

そう言うと共にスイレンママは消えていなくなる。

 

「つまり俺が勝てば、願いは叶うんだよね」

 

そう言い、レヒレは確かに頷いた。

 

「だったら、挑戦して、絶対にルザミーネさんを目覚めさせる」

 

そうすれば、リーリエも戻ってくると信じて。



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ルザミーナ(ポケモン)承※

票が大半が遊戯王の為、そのまま募集させてもらいました。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


それから、試練は続いた。

 

スイレンママを始めとした、島では既に結婚している女性との行為は俺の想像以上に身体に疲れを溜めさせるが、それ以上にその人達との行為はとても気持ち良かった。

 

試練というのを忘れて、何度も行いたいと考える程だったが、それでもふとリーリエの為にという事を思い出し、すぐにやる気を取り戻す。

 

「あら、なにかしらここは」

 

「まさか」

 

最後の相手として現れた人物。

 

その人物はリーリエにとっては目覚めさせたい人物であり、アローラ地方を危機に追い詰めた人物であるルザミーネだった。

 

未だに目を覚まさないルザミーネだったが、戸惑いを見せずにいた。

 

だが、そんなルザミーネの登場に多少の驚きがあったが、それ以上に先程まで行っていた行為の影響か、思考は深く考えられなくなっていた。

 

「あなたはっ!!」

 

ルザミーネが何か言おうとする前に俺はそのままルザミーネを背中から押して、四つん這いの状態にさせた。

 

「ここはっ、それに衣服はっ」

 

何が起きているのか理解できなかったルザミーネだったが、衣服は身に纏っていなかった。

 

そしてそのまま俺は自身の息子を剥き出しにすると同時に彼女の秘部にゆっくりと合わせるようにすぐに肉棒を持つ。

 

ゆっくりと、四つん這いになって、こちらに尻を向けている状態になっているのを確認すると共に、ゆっくりと中に入れていく。

 

「おっおぉっ!これってっまさかっあなたっ!!」

 

「うっ入っていく」

 

既に準備ができていたのか、俺のが入っていくと同時に熱い粘液が溢れ出しており、俺はそんな中へとどんどん入れていく。

 

「あっああぁっ!!駄目なのにっおまんこが当たってっ!!」

 

驚いているルザミーネはすぐに俺のを外そうとしていたが、先程まで行っていた行為のおかげか、肉棒の大きさは最初に行った時よりも大きくなっていた。

 

今では2倍か3倍ぐらいの大きさを誇っており、肉棒を入れてみると

 

「あれ、狭いな」

 

「ぐっなんなのっこの大きさっ!!」

 

先程まで行っていた人物や、スイレンママと比べても、その中はあまり大きくなく、ゆっくりと腰で押すだけでもみちっとした感触で肉棒を包み込んでいた。

 

「こんなっ大きさっ知らないのにっ!!」

 

「なんというか、慣れていない感じだな」

 

未だに経験はあまりないが、それ以上にルザミーネはあまり行為を慣れていない様子だった。

 

それでも未だに俺のを締め付けていく感触には興奮を覚えており、俺はそのまま腰を振り続ける。

 

「おっむりぃっ、こんなのっ知ったらぁ、もう戻れないぃ」

 

そうしている間にも、ルザミーネの中の締め付けは強くなっており、俺もそれに合わせるようにどんどん奥へと向かっていく。

 

そうして、一番奥まで進むと同時に腰を引き、屈服させるように腰を押し付けていく。

 

それに合わせるようにルザミーネ自身も既に腰を動かして、自分から求めるように動いていた。

 

「おっおおおおっ!!おちんぽがっ」

 

そうして何度も行っていく内に既に限界に近かったのか、ルザミーネの身体は震え、同時に俺は

 

「もう出すよっ!!」

 

「あっあぁ出してぇ!!」

 

―――ドビュルルル!ドビュ どびゅびゅ 

 

「いぐぅううううぅぅぅ!!」

 

その言葉と共に、俺はそのまま一番奥まで入り込んだ肉棒から勢い良く精液を出す。

 

精液はそのままルザミーネの中へと入り込んでいき、俺はゆっくりと肉棒を抜く。

 

「ふぅ」

 

すると、ルザミーネの身体もまたゆっくりと消えていく。

 

「これで、最後か?」

 

『あぁ、試練は確かに乗り越えた。

よって、お前の願いを叶えよう』

 

その言葉と共に脱力感に襲われながら、ゆっくりと眠りにつく。



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ルザミーナ(ポケモン)転

ルザミーネの目覚めたという知らせを聞いて、俺はすぐに駆け付けた。

 

そこで待っていた彼女の様子は眠りにつく前に見せた狂気的な表情とは違い、物腰柔らかな雰囲気だった。

 

「ごめんなさい」

 

その一言と共に、彼女はこれまでの事を思い出し、反省するように呟く。

 

ウルトラビーストで引き起こした数々の事件の責任が確かに彼女にあったが、彼女がこれまで行ってきた保護活動の功績もあってか、生活ができる分の財産以外は全て没収される形で釈放された。

 

リーリエもこの知らせを受けて、すぐに帰ってくる事を連絡していた。

 

「良かった、本当に」

 

その時、彼女が涙目になりながらも安堵した声を聴き、怪しい手段とは言え、行った裏の試練を行い良かったと安堵する。

 

リーリエの笑顔を取り戻す事ができただけでも成功だと思っていたが、それとは別にルザミーネからの連絡が来た。

 

「あなたに話したい事がある」

 

その言葉に疑問に思いながら、俺はルザミーネの指示があった場所へと向かう。

 

そこは現在では使用されていない空き家であり、今は誰も住んでいないはずの場所だった。

 

そこに呼び出して、何を行うつもりなのか疑問に思いながら、俺はゆっくりとその家に入っていく。

 

「お久しぶりね」

 

「はい、でも病院で会ったばかりだと思いますが」

 

「ふふっ、そうね。

病院で会った時もそうだけど、時の流れってあんまり長くないのね」

 

そう言ったルザミーネの表情は何か気味が悪く、警戒する。

 

「別に警戒しなくても良いわ。

もうウルトラビーストの事件のような事は行わないわ。

あなたを呼んだのは別の目的があるの」

 

「別の目的?」

 

そう疑問に思っていると、背後から近づく誰かに気付くが、その時には既に持っていたモンスターボールを奪われていた。

 

「もう、あんまりポケモンをそんな事しちゃ、駄目よ」

 

「えっ、スイレンママっ!?

 

そこにいたのはスイレンママだった。

 

この場で現れるとは思わなかった人物だったので俺は疑問に思ってしまう。

 

二人は接点があるとは思えず、この場でなぜ俺を見つめているのか

 

「ふふっ、君、裏の試練の事を覚えているのかしら?

まぁ忘れる訳ないよね」

 

「っ!?」

 

ルザミーネからの一言に驚きを隠せず、俺は見つめてしまう。

 

あの裏の試練での出来事をなぜ覚えているのか

 

「ふふっちゃんと説明は聞いていたの?」

 

「説明って」

 

その言葉と共に思い出すのは試練の始めの言葉。

 

『彼女は普段は娘の育児や夫とほとんど行わない行為で身体に欲望が溜まっている。

ここに映し出されているのは、彼女の意志だけの幻』

 

つまりは、幻だと

 

「ふふっそう、幻ね。

でもね、意思はきちんとあるわ」

 

「へっ」

 

そう言うとスイレンママはそのままモンスターボールを仕舞うと、俺の後ろから抱き着いて、耳元でささやく。

 

「あの時、君に犯されてから、自慰を行っても満足できなくなったのよ。

君があんなに激しく犯してくれたおかげで」

 

「っ!!」

 

その言葉で、その意味がやっと分かる。

 

「そうよ。

あの時の私達は幻だったけど、その体験はしっかりと本物の私達にも伝わっているの。

だから、あなたのこれに夢中になってしまった事実も本当」

 

そう言い、ルザミーネは俺を見つめながら、ゆっくりとさする。

 

「裏の試練はかつて、子供の数があまりにも少なすぎたアローラを活性化させる為に作られた試練。

それは妻との行為を行わなくなった男達の変わりに行う男を探す為の場所」

 

「ふふっ、願いも乗り気じゃない男達を誘う餌。

本当ならば少しぐらいしかできないけど、ルザミーネさんを目覚めさせるのはあちらにも得があったから、行ってくれたのよ」

 

その一言を聞いて、俺はようやく納得すると共に、この場から逃れられない事に気が付く。

 

「ふふっ、それじゃあ」

 

「始めようか」

 

そう言った二人からの言葉を最後に俺はベッドへと押し倒される。



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ルザミーナ(ポケモン)結※

「あら、少し緊張していたと思っていたのに、もうこんなに大きくなっているじゃない」

 

「あら、本当ね」

 

俺はそのまま二人に押し倒される形でベットに座ると、二人の視線はそのまま俺の息子へと目を向けていた。

 

その大きさに二人は舌を出して、興奮しているのを見せつける共に身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てて、そのまま豊満で柔らかな胸を曝け出す。

 

「ふふっ、このおっぱい勿論知っているよね」

 

「なんだって、さんざん見ていたし、触っていたもんね」

 

そう言いながら、二人はそのまま俺の息子を両側から押し付けていく。

 

「ううぅ」

 

スイレンママの方はまるで沈むような柔らかさをしているおっぱい、対してルザミーネはスイレンママと同い年とは思えない程の張りのあるおっぱい。

 

そんな違う魅力がある二人のおっぱいに挟まれ、既に興奮していた俺の肉棒は瞬く間に大きくなってしまう。

 

「あら、あれからもっと大きくなったのね」

 

「そうなの?

てっきり初めからこの大きさかと思ったけど、これは思った以上に楽しめるわね」

 

スイレンママの一言を聞き、ルザミーネもまた笑みを浮かべると共に胸を押し付ける力を強くさせる。

 

「うっうぅ」

 

肉棒に押し付けられ、俺自身もその柔らかさを堪能しるように両手で掴む。

 

――ぐにゅぐにゅ

 

感触の違う二つの膨らみは触れるだけでも興奮してき、既に頭の中はそのおっぱいの事しか考えられなくなっていた。

 

―――びゅるるるるっ びゅるるる 

 

「ひゃんっ」

 

「もぅ出ちゃったの?

でも凄い量ね」

 

挟まれた事により、俺の肉棒から瞬く間に溢れ出した精液はそのまま二人の胸の中に沈むように入り込んでいく。

 

その様子を見ていた二人は精液まみれになった谷間を見つめていると

 

「だけど、まだまだ元気そうだから」

 

「このおちんぽをレベルアップさせる為に経験値を貯めようね」

 

その言葉と共に汗と精子まみれになっているおっぱいをそのまま動かし始める。

 

「あっあぁ!!」

 

先程よりも滑りが良くなっている谷間は、先程とは比べものにならない程に激しく動いており、リズミカルな動きによって出てくる甘い快感に俺は身体を震わせてしまう。

 

「わぁ、凄いっ!

君のおちんぽ、どんどん大きくなって、少しだけ先っぽが出てきちゃてる」

 

「でしょ、それにしても、本当に大きくなったわね」

 

―――ぱちゅんっ ぱちゅんっ 

 

谷間から響いているいやらしい音が耳に伝わり、身体の中に広がりながら、肉棒に伝わる柔らかさに腰が震えてしまう。

 

「んっふふっ、さっきよりも硬くなって、元気になっているわねっ」

 

「もっともっと濃くて美味しいの出してね」

 

徐々に大きくなっていくのを感じた二人もまた、さらに大きくなるようにぬるぬるのおっぱいでさらに擦るスピードを速くしていく。

 

いやらしい音に、擦れる柔らかい感触を受けて、既に限界に近づいた俺は腰を上に出して

 

「もっ我慢ができないっ!!」

 

その一言と共に、背筋を弓なりに仰け反りながら、腰を突き出しながら、射精を行う。

 

――――びゅるるるるっ びゅるるるっ 

 

「あぁ」

 

「もう抑えきれないぐらい出ちゃうなんてぇ」

 

そう言いながら、二人の谷間では納まらない程の精液が溢れ出し、ぼとぼとっと、谷間から精液が落ちていく。

 

その光景を見ていた二人もまた、眼を マークにさせながら、それを見つめていた。

 

「ふふっ、こんなに夢中にさせて」

 

「本当に、こんな未亡人と子供が三人もいるおばさんに興奮するのね」

 

そう言いながら、二人は溢れ出した精液を身に纏ったまま、俺の左右から挟むように近づく。

 

「「さぁ、もっとやりましょう」」

 

その言葉を聞き、既に俺の理性は途切れていた。

 

裏の試練を乗り越えた先で待ち受けていた快楽、俺もまた、それに飲み込まれていった



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十六夜アキ(遊戯王)起

当時思っていた事も含めて書かせてもらいました。
残念ながら、デュエル描写は詳しく書いていませんが、良かったらどうぞ。


フレンドカップシップの第一回戦。

 

そこで行われているのはゼルゲイと呼ばれる男のデュエルだった。

 

かつて極悪な犯罪者として、有名だった彼は、まるで別人のように物静かにバイクを走らせていた。

 

「俺は茨の囚人-ヴァンを召喚し、カードを一枚伏せて、ターンエンドだ」

 

そうして、彼は自身のモンスターを呼び出し、そのままターンを終わらせた。

 

無抵抗なその姿を見て、対戦相手は

 

「・・・それだけか」

 

その行動を見て、赤いバイクの男はセルゲイを睨む。

 

「なに?」

 

その言葉にセルゲイは一瞬だけ疑問に思うが、次の瞬間、彼は動き出していた。

 

「俺のターン、ドロー。

俺は魔法カード調律を発動する。

その効果によりデッキからジャンク・シンクロンを手札に加え、ジャンク・シンクロンを召喚する」

 

その言葉と共に出てきたのは茶色の機械の鎧を身に着けたモンスター、ジャンク・シンクロンが現れる。

 

「ジャンク・シンクロンの効果により、墓地にあるスピード・ウォリアーを特殊召喚する」

 

同時に墓地から現れた機械の戦士、スピード・ウォーリアーはそのまま赤いバイクの男に付き従うように現れる。

 

「スピード・ウォリアー。

先程の調律の効果か」

 

「俺はレベル2のスピード・ウォリアーにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング」

 

その一言と共にスピード・ウォーリアーはジャンク・シンクロンが作り出した光の輪の中へと入っていく。

 

「集いし星が新たな力を呼び起こす!光さす道となれ!シンクロ召喚!

いでよ、ジャンク・ウォリアー!」

 

その言葉と共に現れたのは紫色のボディにマフラーを身に纏った戦士、ジャンク・ウォリアーが現れる。

 

「シンクロモンスターか。

だが「俺はそのままジャンク・ウォリアーで攻撃する。そして速攻魔法スクラップ・フィスト」速攻魔法?」

 

その言葉と共にジャンク・ウォリアーはその拳を巨大化させながら、その狙いは茨の囚人-ヴァンへと向けていた。

 

「この魔法はジャンク・ウォリアーが攻撃する間、相手の魔法・罠そしてモンスター効果を全て無効にする」

 

「っ!!」

 

「そして、相手が受ける戦闘ダメージは倍になる」

 

「なっ」

 

その言葉が言い終えると共に、ジャンク・ウォリアーはそのまま茨の囚人-ヴァンを貫き、その一撃はゼルゲイを軽く吹き飛ばす。

 

「なっがああぁぁ!!」

 

茨の囚人-ヴァンは本来ならば攻撃力0だったが、そのモンスター効果により、相手の攻撃を無効にする事ができた。

 

だが、ゼルゲイはそのモンスター効果を無効にされ、備えにしていた罠も発動できず、最後の希望と言えるアクション魔法すら封じられる。

 

同時にゼルゲイは敗北へと追い込まれ、倒れる。

 

「なっ何が起きたのでしょう。

試合が始まって、たったの2ターン。

それも、たったの一撃で全ての戦いが終わりましたっ!!」

 

「何が起きたんだっ!!」

 

そう言いながらロジェは先程までの試合の結果に驚きを隠せなかった。

 

計画の為に用意した存在が瞬く間に倒された瞬間に、その場にあったチェスの駒を叩き落す程の衝撃だった。

 

そうして、会場では様々な声が響ていると共に

 

「ようやく来たか、遊星」

 

「ジャック」

 

そう言いながら、試合を終えた赤いバイクの持ち主、不動遊星と、キングであるジャック・アトラスは互いに睨みあっていた。



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十六夜アキ(遊戯王)承

現在、活動報告で募集しています。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


俺の名前は不動遊星。

 

と言っても、本当に俺自身が不動遊星という訳ではない。

 

というのも、俺は不動遊星に憑依してしまった元一般人であり、生前は不動遊星と同じジャンクデッキを使っていた普通の高校生だ。

 

機械いじりが好きなのと、遊戯王では機械族デッキを使っていたが、ファイブディーズが放送した時の感動が忘れられず、そのままのめり込んだ。

 

その後は環境がどんなに変わっても、ジャンク。

 

どんな強力なカードが出ても、切り札はスターダスト。

 

シンクロン・エクストリームが出た時には歓喜して、速攻組んだ。

 

それ程まで好きだったがある日、突然俺は不動遊星になっていた。

 

そして、そこはファイブディーズではなく、アークファイブの世界だと気づいたのはそれ程時間はかからなかった。

 

コモンズやトップスなど、ファイブディーズでは聞いた事のない単語があり、俺は別の世界の遊星に入ってしまった事に気付く。

 

だが、周りにはジャックやクロウがいたのは変わらなかったが、ジャックがレッドというモンスターばかり使っていたり、クロウのシンクロモンスターにアサルトブラックフェザーがある時には驚いた。

 

俺はアニメに関してはゼアル以降は見ておらず、友人からファイブディーズ関係の話を少ししか聞いていないので、間違いないだろう。

 

まぁ、それ以外にもユーゴと呼ばれる少年に師匠と呼ばれたりして、どんな人生になるのか波乱万丈だったのだが

 

そうして、感じている間にも時は流れて、ジャックはシティにいってキングになる出来事があった。

 

俺はクロウが普段から行っている事にあまり興味はなく、行っている事にも協力するつもりはなかった。

 

その事でクロウ以外の仲間には嫌われているが、クロウの方は昔から過ごしてきた仲もあって、理解してくれた。

 

そして、この世界で、主にコモンズの連中から格安で様々な機械の修理、修理代を払わない奴にリアルファイトやデュエルを行っている日常を過ごしていた。

 

そんなある日の事

 

「捨てられたのか」

 

その日もジャンクを集める為に歩いていると、見覚えのない衣服を身に纏っている少女が座っていた。

 

それはシティからそれ程離れていない場所で学生服を身に纏い、デュエルディスクを持ったまま座っていた。

 

そんな彼女には見覚えがあったが、なぜ、この場所で彼女がいるのか分からなかった。

 

それでも

 

「立てるか」

 

「えっ?」

 

俺は彼女を放っておく事ができずに手を伸ばす。

 

「放っておいて」

 

「何があったのかは知らないが、ここにいたらシティの奴らやならず者が来る」

 

「どうでも良いわ、そんな事」

 

既に心が壊れ切っているのか、座った目で、そのまま下に俯いている。

 

「だったら、勝手にさせてもらう」

 

そう言い、俺は彼女の横に座る。

 

ここら辺では少しは名が知れている事もあるから、彼女と話をするだけの時間はできるだろう。

 

そんな俺の行動が不思議だったのか、話しかけてきた。

 

「なんで、私を?」

 

「特に大きな理由はない。

ただ、助けたいと思っただけだ」

 

ここがもしも原作通りの世界ではないとしても、本物の不動遊星だったらきっと助けていただろう。

 

俺はそう言い、彼女を見つめる。

 

「俺は不動遊星。

お前は」

 

「・・・十六夜アキ」

 

そう言いながら、学生服を身に纏ったアキはそのまま手に取り、立ち上がる。



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十六夜アキ(遊戯王)転

結果から言うと、彼女、十六夜アキはクロウやジャック達と同様にそっくりさんだった。

 

ただ違うのは彼女にはサイコデュエリストとしての力はなく、コモンズに来たのも、シティでの権力争いによって、両親も財産も奪われた結果、コモンズへと落ちた。

 

これまでの生活とは違う環境に当初は戸惑っていた彼女だが、俺や多くの人々と過ごしていく内に、彼女の心も回復していき、ファイブディーズでの面影が見えてきた。

 

「遊星、ご飯ができたわよ」

 

そう言いながら、彼女は

 

「すまない、先に食べていてくれ」

 

俺はそう言いながらジャンクを弄りながら、彼女に返答する。

 

孤児院の近くに住んでいる俺の家は修理の為に多くの物で溢れており、孤児院の子供達が時々遊び道具を求めてやってくる。

 

既に使わなくなった物などを改造して、彼らに渡しており、お手製のデュエルディスクを使って、デュエルをする光景もよく見える。

 

「本当に仕事熱心なのね」

 

「俺にはこれしかないからな」

 

そう言いながら、全ての修理を終え、俺は振り返る。

 

「・・・遊星、あなた、ジャックと戦いたいと思わないの」

 

「なぜ?」

 

彼女から出てきたジャックの言葉に少し反応を示してしまうが、俺はゆっくりと見つめる。

 

「あなたとジャックの関係の事はクロウから聞いたの。

ライバルでクロウも周りの皆も二人の戦いにはいつも驚かされたって」

 

「だとしても、今の俺には関係ない」

 

そう言い、アキの言葉から逃げるように目を逸らす。

 

「ごめんなさい、でも、だからこそ私はあなたには後悔して欲しくないの」

 

「後悔?」

 

そう言い、彼女はとある物を取り出した。

 

「家の前に置かれていたわ。

フレンドシップカップの招待券。

そこに選手として、あなたが書かれていたわ」

 

「俺が」

 

それはアークファイブの事を聞いていたからこその驚きだった。

 

不動遊星は、アークファイブでは出なかった。

 

それもあり、俺はジャックと戦う事はないと思った。

 

「遊星、あなたの目はいつも欲していたのよ。

ジャックとの闘いを」

 

その言葉を聞いて、俺はまるで心が見透かされたような一言に

 

「そうかもしれないな」

 

長い間、俺は不動遊星に憑依してしまったから、ジャックと戦う資格はないと思っていた。

 

けど、彼女に背中を押されて、ようやく決心が着く事ができた。

 

「ありがとう、俺はジャックと戦う為に行く」

 

「えぇ、絶対に勝って」

 

その一言に応えるように俺もまた答え、その手に長年使用してきたデッキを手に持った。

 

「待っていろ、ジャック。

今度は俺からお前への挑戦だ」



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十六夜アキ(遊戯王)結※

ジャックとの決戦、そして融合次元との戦いも終えて、俺達も平和な日々を手に入れた。

 

あれからコモンズとシティとの間の境界も消えており、俺達は

 

「その、なんというか緊張するわね」

 

「あぁ」

 

結婚していた。

 

唐突かもしれないが、恥ずかしくてベットの上で互いに緊張しながら顔を逸らしてしまう。

 

そして何よりも

 

『あなたが自分自身を不動遊星だと思っていなくても関係ないわ。

私が好きになったのは、救ってくれたあなただから』

 

融合次元へ向かう前からの告白して、戦いを終えた後に結婚した。

 

だが、あまりにも早い結婚だったが

 

『もっと早く結婚するかと思っていた』

 

その一言に驚いたのは俺とジャックの二人だけだったのは、今では懐かしい。

 

「あっアキ」

 

「うっうん」

 

互いにゆっくりと見つめ合うと共に、ゆっくりと交わる。

 

少し年下だけど、それでもむっちりとしている身体の感触は触れるだけでも分かり、抱きしめると共に、彼女の豊満な胸が押し付けられる。

 

それだけでも十分なぐらいに身体が熱くなってくるが、そうしている間にも俺の肉棒は徐々に大きくなっていく。

 

「ふふっ、もう、こんなに大きくなったのね」

 

その反応を見たのか、アキも嬉しそうに笑みを浮かべながら、そのズボンを脱ぎ、そのまま剥き出しになった肉棒を見つめる。

 

そこにはアキの言う通り、既に興奮で大きくなっていた。

 

「ぅっくうぅぅ!!

これはっ思った以上にっ」

 

そう言いながら顔を火照らせながら、自分の中へと入っていく肉棒の感触を味わいながら入れていく。

 

膣内へと入っていくと共に肉棒は彼女の中で擦れていく肉の感触によって、その大きさはさらに大きくなっていく。

 

「あっあぁあんっ!!」

 

―――ぐちゅっずちゅっ!ぱんっ!ぱんっ!!

 

興奮と共に入り込んだ肉棒はそのまま彼女の膣内を犯すように力任せに突き刺していく。

 

一突き行う度にその反応は様々だが、徐々に肉棒から感触が気持ち良くなっているのか、その顔は徐々にだが自制が効かなくなった獣のように涎を垂らしながら見つめていた。

 

「あっああぁっ!!」

 

出し入れする度に、普段の服でもはみ出そうな程の大きさを誇る胸は激しく揺れており、その様子を眺めながら、ベットのシーツに徐々にだが、シミができ始める。

 

そんな目の前で大きく揺れている彼女の胸に夢中になりながら、俺はさらなる快楽を求めるように腰を動かす。

 

「あっあぁっ突かれる度にっ我慢ができなくってっ!!

 

そう言った妖美な彼女の誘いを受けるように俺もまた合わせるように肉棒を子宮口へといていく。

 

「あっああぁぁ!!

 

そうして子宮口へと入り込んだ肉棒はそのまま彼女の中に精液を吐き出していく。

 

ゆっくりと長い射精を終えると共に、彼女の秘部から溢れそうな瀬液が流れ込んでいく。

 

「あっあぁっ、遊星っ」

 

「アキっ」

 

彼女からの誘いを受け止めるように、俺もまた彼女を抱きしめ、再び行為を続ける。

 

これから、本当の意味で俺の知らない物語があったとしても、俺は彼女を守り続ける。

 

そう、感じる温かさと共に、俺は彼女と身体を交わっていく。



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アナスタシア(Fate)起

アンケートはまだまだ募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956

また今回のリクエストはkitiさんのアナスタシアです。
活動報告でまだまだリクエストを募集していますので、皆様の応募お待ちします。


魔術師という生き物が嫌いだった。

 

生まれた時から、魔術の世界で生きてきた俺にとっては普通の生活はもはや憧れの対象だった。

 

自身の家系の魔術が嫌いだった。

 

人を不幸にするだけしかなく、その癖、歴代で最も才能があるのなんて、糞の役にも立たない。

 

生きる事に対してもあまり執着はない。

 

あえて言うならば、自分以外の誰かに生きて欲しい。

 

「そういう意味でも、この状況は不幸かもしれないな」

 

そう言いながら、極寒の吹雪の中で俺は今の自分の境遇についてため息を吐く。

 

一ヶ月前、人類は全滅した。

 

謎の現象によっていなくなった人々のその後については俺はあまり知らないが、俺自身の魔術を使い、この地について詳しく知った。

 

この地はかつてロシアと呼ばれた氷に閉ざされた獣たちの国。

 

人類の存在が許されない極寒の地で俺は俺自身の意識を持ちながら、この世界で生まれ変わった。

 

身体の全身は狼に変わっており、以前よりも数十倍の質を持つ、魔術回路。

 

そして、それらによって可能になる数々の魔術。

 

「いやはや、私としては面白い物を見れそうで良いんですけどね」

 

そう言いながら、俺を目的地まで連れてきた女はこちらを見つめていた。

 

「本当にそれ程興味のなかったのですが、あなただけは違いますね。

生前の記憶を持って、しかもそれを使ってこの世界を破壊するなんて、本当に恐ろしいですね」

 

「そうは見えないが?

まぁ、俺自身は雑魚だからな」

 

「えぇ、雑魚ですね。

ただし、私好みの雑魚です。

まぁ、私としては、その展開の方が面白いのですが」

 

そう言いながら、奴は俺の身体に何かを刻み込んだ。

 

「令呪です。

私からのプレゼントですよ」

 

「そうか」

 

そう言いながら、俺はそのまま目的の場所へと向かって、歩き出す。

 

あの女から貰った礼装によって、姿を完全に消えている俺は目的地に辿り着く。

 

「誰かしら」

 

そう、ドアの音が聞こえると共にその人物はこちらを睨みつける。

 

だが、その女は身動きが取れずにいた。

 

「告げる!汝の身は我の下に、汝の全てが我が物に。

反抗は緩さず、その契約を我が手に」

 

「っ」

 

その言葉と共に、俺の身体に刻み込まれた令呪は光り輝くと共に、目の前の女は完全に開放される。

 

すぐに攻撃を移ろうとするが、それは叶わなかった。

 

「なんでっ」

 

「俺の魔術は催眠。

無意識を操る魔術、そして、今のお前は俺のサーヴァントでもある」

 

「そんなっ事、認める訳ないでしょっ」

 

「認める認めないは関係ない。

これは俺が決めた事で、お前は逆らえない。

今は意思があるだろう、だが、その身体も全ては俺の物だ」

 

その言葉と共に女は睨みつける。

 

「お前によって殺された奴らの分も含めて、俺の為に働いてもらう」

 

「まさかっあなたっあの時の生き残り」

 

同時に思い浮かべるのはあの場所での日々だった。

 

自分の経歴を偽り、普通の人間として入っていた。

 

そこにいる誰もが普通ではない歴史を取り戻す事に情熱を持っていた。

 

出会うはずのない英雄達と出会った。

 

俺とは違い、本当に普通のあの子が命懸けで戦った。

 

そこでの時間は到底普通ではなかったが、好きだった。

 

あの時、もしも死んでいなかったら、また彼らと共に戦う事ができたかもしれない。

 

だけど、死んで、俺はこの世界で生まれ変わった。

 

ならば、もしも、彼らがこの世界に来る時があるならば、少しでもその障害を取り払おう。

 

例え、それが彼らにとって嫌悪する方法でも

 

「俺は、お前に復讐する」

 

俺はそう言いながら、目の前にいるキャスター、アナスタシアを睨みつける。



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アナスタシア(Fate)承※

「んっちゅぅ」

 

アナスタシアと無理矢理の契約を終えてから、数日。

 

現在、アナスタシアの本来のマスターであるカドックは魔術師らしく何かを行う為に別行動をしていた。

 

魔術によって隠れ住んでいる俺はそのままベットへと座っていると共に既に露出している肉棒を目の前にいるアナスタシアへと向けていた。

 

「ふっっむぅっっ」

 

露出している肉棒へ視線を合わせるようにアナスタシアは俺の肉棒の包皮に舌を入れて、内側から吸い付いていく。

 

「本当に獣臭いっ」

 

「お前らの世界の住人だからな」

 

そう言いながら、既に人間ではなくヤガへと変わってしまった肉棒の大きさは生前と比べても巨大になっており、普通の子供の腕一本分の大きさがあった。

 

そして、何日も身を清める行為が行えなかった肉棒には汚れが張り付いており、彼女が音を立てながら舐めとる物で既にアナスタシアの口に満たされていた。

 

アナスタシアはそのまま口の中に含めると共に、彼女には大きく口を開きながら、荒い呼吸を繰り返しながら、舐めていた。

 

その肉棒の大きさによって、航空を塞がれ、息苦しい様子を見せながらも、ゆっくりと肩を使って荒い呼吸を繰り返していく。

 

「ふぁあぁはぁっ!!」

 

―――ちゅぱっちゅぱっちゅぽっ

 

自身の敵の肉棒への奉仕で、怒りがうずめく中でも、その動きは滑らかに口内で溜まる肉棒を通して入ってくる汗とアナスタシア自身の唾液が交わった音が、部屋で響いていた。

 

だが、それは外に漏れる事なく舐め続ける。

 

「なかなかに気持ちが良いもんだな。

案外好きなんじゃないのか?」

 

「だれがぁ」

 

そう言いながら、俺の肉棒はそのまま脈を打ちながら、口内を動きながらアナスタシアを犯していく。

 

そうしながら、亀頭をくわえ込みながら、クポクポと音を立てながら、丁寧に舐めとっていく。

 

「もう少し、刺激が欲しいな」

 

「はっあっんっはぁむぅっ」

 

そうしながら、アナスタシアの喉奥まで入り込んでしまった肉棒に驚きで目を見開きてしまう。

 

そんな彼女の驚きの表情を無視しながら、喉奥まで捻じれ込んだ肉棒をさらに奥へと押し付けるように腰を振っていく。

 

―――げぎゅっごちゅっぶちゅっ

 

「んんっあんっ!!」

 

亀頭はそのまま彼女の喉奥まで入り込むと共に、何度も出し入れを繰り返しながら、その口は徐々に大きく広がっていく。

 

身体が徐々に広がり、痛みを感じるはずの感覚。

 

だが、アナスタシアはなぜかその感覚に目を開きながら感じており、最初の方では積極的に行わなかったはずの行為も無意識だが、積極的に行っていく。

 

「もう出すぞっ!!」

 

そうして、既に限界に近かった肉棒はそのまま震えながら、アナスタシアに告げる。

 

「っ!!」

 

それを聞いて、目を見開いたが、次の瞬間にはアナスタシアの口内に精液が流れ込んでいく。

 

――――びゅっ、びゅく、どぶぶっ ごぐっごくっ 

 

震える肉棒から溢れ出す精液はそのままアナスタシアの喉を通して、彼女の胃へと直接流れ込んでいく。

 

そうして、全ての精液が流れ込むのを確認すると共に、俺はそのままゆっくりと肉棒をアナスタシアから抜く。

 

「はぁはぁふうぅ」

 

精液を全ての込みながら、精液臭い息を吐き出していく。

 

「今日はもう時間はないようだな」

 

そう言いながら、俺はその場から姿を消していく。

 

それを見送ったアナスタシアは飲み込んだ精液を吐き出そうとしたが

 

「なんで」

 

吐き出そうとしたアナスタシアだが、それを身体が拒否していた。

 

むしろ求めるような自身の身体に疑問に思いながら、身体を震わせていた。



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アナスタシア(Fate)転※

現在のアンケートの結果は
1位 食蜂操祈 3
2位 御坂美琴 2

締め切りとしては明日の0時のアナスタシア 結が投稿時と関係しております。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


アナスタシアに対する行為を続けて3ヶ月、その間、彼女は自身のマスターへの報告する事はできなかった。

 

カルデアの生き残りであり、ヤガに生まれ変わった魔術師がこの城にいる事を。

 

だが、アナスタシアはそれを行う事ができなかった。

 

「なんでっ」

 

そう言いながら、自身の部屋の中でその指はスカートの中へと入れていた。

 

―――くちゅぐちゅくちゅ

 

椅子に座りながら背中を預けながら、部屋の中で音を立てながら、彼女は自身の秘部の中へと指を入れていた。

 

指の先には、自身の興奮の現れのように愛液が絡まっていく。

 

「あっあぁ」

 

そこで思い浮かぶのはその間に思い浮かぶのは3ヶ月の間に行われた行為を思い浮かべる。

 

自身の口で無理矢理入れられた肉棒の味を、自身の胸から飛び出した肉棒の熱さ、尻の中から感じる大きさ。

 

それらは全ての行為はカドックに召喚されてからも、ましてや生前においても経験した事がなかった。

 

そんな行為を行われた記憶を思い出す度に、私の意思とは無関係に、私の指をまるであいつの肉棒だと思い、膣内は締め付けていく。

 

そうしてこれまでにない3ヶ月という時の中で彼女の身体はまるで屈辱されている相手。

 

そんな相手に、アナスタシアはなぜか身体を許してしまっていた。

 

「なんでなのっ」

 

―――ぶしゅっどしゅっ

 

同時に彼女のドレスに作られたシミが生み出され、肩を大きく動かしながら、自身で感じていた快感で熱くなった身体を冷ましていた。

 

同時に膣内から音を立てながら出てきた指を見つめる。

 

そこには先程までの自慰を行った際の自身の指には興奮によって覆われた愛液には驚きを隠せずにいた。

 

そして、愛液で濡れた指はそのまま近くにあった布でふき取るが、未だに残る愛液の匂いと共に身体に刻み込まれている精液への匂い。

 

「私はどうしたいの」

 

相手は自分の事を愛していないとはっきりと言っていた。

 

それはいずれ自身のマスターを殺す事も、ましてや自分自身も殺される事も分かりきっていた。

 

「私は」

 

その足はゆっくりとだが、あいつの元へと向かっていた。

 

自分を殺すと分かっている存在でありながら、今の身体を支配している性への執着しか私が支配されていた。

 

そうして辿り着いたのはこの城においては隠し部屋となっており、もしもあいつが私の裏切りを知った時に使う最終手段でもあった。

 

たった一室だが、その一室が崩壊すれば、城は瞬く間に崩れ去ってしまう。

 

その為、私はこの場で戦闘を行う事ができない。

 

だから、私はあいつを倒す事ができない。

 

だから、我慢するしかない。

 

そう私は言い訳をしていたが

 

「ごめんなさい」

 

その一言を告げながら、私は部屋の中へと入っていった。



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アナスタシア(Fate)結※

アナスタシアと彼が出会って4ヶ月。

 

その日もカドックがいない隙を狙って、彼女はあの部屋に訪れた。

 

身に纏っていたドレスは近くの椅子にかけており、ヴェイは机の上に。

 

そして裸になっている彼女はまるで慣れたようにヤガの身体に夢中になるように抱き着いていた。

 

「はぁはぁマスター」

 

荒い息を吐きながら、懇願するように自身の身体を擦り付けながら、彼に迫る。

 

そんな様子を見つめながら、彼は無言で作業を行うように肉棒をそのまま向ける。

 

「んおっ!!」

 

向けられた肉棒の大きさは既にアナスタシアの腕よりも巨大な肉棒だった。

 

人間の時にはあり得ない大きさだったが、彼はそれを知りながら、慣れたようにそのままアナスタシアの秘部へと合わせる。

 

そのまま肉棒はそのまま入っていき、たちまち彼女の秘部をこじ開ける。

 

「おっ、おぉっあぁっ!!」

 

決意を固め、身を捧げた時から幾度もなく楽しんだ、膣内の広がりを感じながら、徐々に広がる自身の中の快感に目を見開く。

 

「あっあぁおまんこがっ広がってっ壊れちゃうっ!!」

 

口の中で行った行為で分かっていたはずの大きさよりも巨大な肉棒の感触に目を見開きながら感じていた。

 

そんなアナスタシアの驚きの隙を逃さないように彼もまた、さらなる快楽を与えるよに膣内に肉棒を押し込む。

 

「くはぁっイグッ!!

押されただけでっもうイッてっ!!

 

ゴツンっとアナスタシアの子宮に彼の肉棒が当たると共に溢れ出す愛液。

 

肉棒が少し入っただけでも感じた快感に対して、既に戻れない所まで堕ちたアナスタシアの表情は笑みを浮かべながら、その身体を震わせていた。

 

「まったく、入れただけで、もうこの反応か」

 

「だってっこんなの感じたらっもう駄目だから」

 

そう言いながらアナスタシアはそのまま彼の肉棒が何度も出し入れされながら、その身を揺らしていた。

 

そこには既にかつてカルデア襲撃の時に見せた冷酷な表情をしたキャスターは存在せず、獣となった人間の性処理道具となっている彼女しか残っていなかった。

 

「あっあぁ激しすぎてっもうっ」

 

そう言いながら、びくびくと震えながら、膣内で感じる快感に酔いしれながら震える。

 

そのまま既に何度も絶頂を迎えている彼女に向けて、彼もまた限界を迎えたように

 

「出すぞっ!!」

 

「あっあぁ出してっあなたのをっ私にっ」

 

そう全ての言葉を言い終えると共に、突き出ている腹からはぼこぼこと音が聞こえると共にアナスタシアに激しい熱感が膣内で感じ取る。

 

――どびゅるるるっどびゅっ!!

 

膣内で感じ取った思い衝撃と共に、アナスタシアの秘部から溢れ出る程の精液が飛び出していく。

 

「っっ!!!」

 

膣内で収めきれない程の精液が一瞬で満たされると共に、これまで感じた事のない会館にアナスタシアは涙目になりながら、受け取った。

 

だが、その表情は笑っており、精液が出ている間に、何度も気絶し、そして絶頂と同時に目覚める。

 

それを何度も繰り返している内にようやく落ち着いたのか彼は息を吐く。

 

「俺はまだまだ出せるぞ。

だが、分かっているよな」

 

「はいぃ」

 

男からの言葉を聞き、アナスタシアもまた頷く。

 

同時に男はそのまま肉棒を抜き、魔術を起動させる。

 

そこにはかつての旅で見守っていた彼らがおり、雪山の中で苦戦していた。

 

「彼らを守れ」

 

「えぇ、分かったわ、マスター」

 

その言葉と共にアナスタシアもまた懇願するように彼に抱き着く。

 

既に愛されないと分かっていながらも、求めるように抱き着く。

 

彼もまた自身の大切な存在の為に、彼女を抱きしめる。



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食蜂操祈(とあるシリーズ)起

「いやぁ、今日も仕事を頑張ったねぇ」

 

そう言いながら、学園都市の路地裏で少女は笑顔で言った。

 

そこには学園の教師によって作られた組織、アンチスキルの多くが殺されており、その光景を見て、少女達は笑みを浮かべていた。

 

「今日の任務はこれぐらいにして、そろそろ帰ろうか」

 

「そうだよね、リーダー。

あっ帰りに何か食べようか」

 

そう言いながら、まるで何事もなかったように少女達が帰ろうとする中で

 

「まったく、俺の周りでこういうのをやめてくれよ」

 

その言葉が聞こえ、振り返る。

 

そこにはどこかの学校の生徒なのか、一人の少年がおり、近くに落ちていた銃を見ながら呟く。

 

どこにでもいる少年の登場に驚きを隠せずにいた。

 

「お前は一体?」

 

「俺か?

別にどこにでもなのかな、とりあえずは一般人だ。

そういうお前らはなに、スカベンジャー、ダサい名前だな」

 

そう笑みを浮かべながら言うと、共に少女達の一人がむっと顔を歪ませると

 

「なっダサいとは酷いなぁ!!」

 

そう言いながらその中の一人が巨大なウサギの着ぐるみのような鎧を身に纏い、襲い掛かる。

 

「待ってっ、なんであいつはっ」

 

その言葉が言い終える前に近くに落ちていた教師の銃から一つ手に取ると共に引き金を引く。

 

「ははっそんなのっ!?」

 

そう言いながら、近づこうとしたが、次の瞬間、その少女はそのまま倒れた。

 

「がはぁっ!!」

 

倒れている少女はそのまま身に纏っている紙が無くなり、同時に少年は容赦なく蹴り飛ばした。

 

「なっ!?」

 

何が起きているのか分からない様子の彼女達に向けて銃を向けていた。

 

「っ!!」

 

すぐに行動を移そうとしたが、彼女達は次の瞬間には凍ってしまう。

 

「えっ!?」

 

「まったく、油断しすぎだよ。

そんなんだったら、レベル0の俺でも銃で簡単に倒せるよ」

 

「お前っ何をしたっ!?」

 

「何をした?

そうだなぁ、一番始めに襲ってきた奴はとりあえずは銃弾で攻撃して、痛みで思考を鈍った所ですぐに蹴っただけだけど?」

 

「何を言って」

 

そう言いながら、彼女が目にしたのは最初に攻撃を仕掛けた彼女のお腹には銃弾によって傷ついた後があった。

 

だが、それはとても正面を構えていた男が撃った場所からとても当たる場所ではなかった。

 

「鳥瞰把握、浸紙念力、摩擦増減、液比転換。

良い能力だけど、そういう悪事に使うのはどうかと思うよ。

あと君は少し武器の位置も考えなよ、反対に利用されたら駄目じゃないか」

 

「っ!?」

 

そう当たり前のように言う一言に驚きを隠せなかった。

 

暗部で、情報を知る者はごく僅かなはずなのに、まるで全てを見透かす少年に恐怖を覚えていた。

 

「だけど、そんな銃で何ができるんだよ」

 

「簡単、簡単。

ビリヤードのように銃弾に銃弾を当てて、弾の軌道を変えるだけ。

自分の能力による防御を過信しているレベル3に相手には面白い程に通じるんだよね」

 

その言葉と共に、どのように攻撃をしたのか少しは納得した。

 

だが、同時に不可能だと思えた。

 

行うとしても、かなりの経験が必要なはず。

 

「お前は一体何者なんだっ!!」

 

「だから、言っただろ、レベル0の少年だって」

 

そう言った少年は笑みを浮かべながら、その場を離れていった。

 

そして少年が立ち去って、数分後、辿り着いたアンチスキルによって、彼女達はそのまま拘束される事になった。

 

―――

始めに言うと、俺は本当にレベル0である。

 

しかも何の能力も持たない無能力者だ。

 

どこにでもいる普通の高校生1年生。

 

生まれてから10年間、荒事に巻き込まれながらも飄々と生きている。

 

さて、誰に言っているのか分からない自己紹介だが、とりあえずは俺の事情についても話しておこう。

 

まず、生まれて10年と言ったが、正確にはこの身体は16年だ。

 

というのも、10年前、俺の脳は完全に停止した。

 

事故だった。

 

何が起きたのか分からない間に死んでしまった。

 

そんな時に俺の住む学園都市は俺の死体を利用してとある実験を行った。

 

十人の人生を軽く記録する事ができる程のチップを俺の頭に入れて、俺自身の記憶や人格を全て詰め込み、蘇生させた。

 

その事もあって、俺は現在でも脳は死んでいるが、埋め込まれたチップによって、俺は生きている?のかな?

 

とりあえず、生前の俺は死んで、今こうして生きている俺は二代目である。

 

まぁその実験を行った奴らはすぐにアンチスキルに捕まり、直前で実験の証拠は全て消されて、俺は普通の一般人として表に戻る事になった。

 

だが、チップというよりも俺自身か?

 

とにかく能力ができない代わりにチップの処理能力やハッキング能力により、本来ならば習得できない技術を強制的に行う事ができるようになった。

 

だからまったく経験のない銃の撃ち方も分かる。

 

調べれば、本来ならば知る事のできない情報も得る事ができる。

 

ウイルスに関してはいつもびくびくしている。

 

付き合いのある後輩に関してはその能力の事もあって、会うのは少ないが、仲の良い方だ。

 

「それで、今日は何の用だ」

 

「あれぇ、そんな言い方酷いと思いますよ」

 

そう言いながら、俺に絡んできている金髪の少女の名前は食蜂操祈。

 

この学園都市では有名なレベル5の一人であり、俺があまり会いたくない少女である。

 

「用がないならとっと帰れ」

 

「ひどいですよ。

だって先輩は御坂さんとは仲が良いじゃないですか」

 

「あいつは根は真面目だし、良い奴だ。

毎度、洗脳しようとするお前に比べたらな」

 

「あっばれてました」

 

そう言いながら取り出したリモコンを悪びれもせずに答える。

 

こいつは俺に会う度に自身の能力で操ろうとする。

 

「お前は俺を操って、何をしたいんだ」

 

「勿論、先輩のハートを手に入れる為ですよ」

 

そう言いながら、からかうように言った。

 

「まったく、冗談だったらもう少し面白い事を言え。

俺は用事があるからな」

 

そう言い、俺はそのまま立ち去った。

 

「はぁ、まったく。

私は先輩の前では冗談は一つも言っていないのに」

 

そんな言葉が後ろから聞こえたような気がするが、俺は気にせず歩いていた。

 

その時の食蜂の顔が緩んでいる事も知らずに。

 

「そういえば、先輩知っていますか」

 

「なんだ、俺は用事があるんだが」

 

「えぇ、良いのかな。

先輩が探していたあの本なのにですか」

 

「なっ」

 

そう言って、食蜂が取り出したのは間違いなく、俺が探していたラノベだった。

 

「なんでお前が!!」

 

「だってぇ、先輩が必死に探していたのは知っていましたからね。

私もちょっと頑張って、手に入れましたのよ」

 

そう言いながら、勝ち誇ったように笑みを浮かべていた。

 

「何が条件だ」

 

「そんなの決まっていますわ」

 

そう言い、食蜂はそのまま俺の腕を自分の胸に押し付けた。

 

「デート、しましょ」

 

「はぁ」

 

そう物に釣られる形だが

 

「分かった」

 

俺はそれに了承する事にした。

 




前半の戦闘シーンについてはもしも脳が完全なAIでできていた場合はどうなるのかと思い書かせてもらいました。
仮面ライダーゼロワンでの滅VSサウザーの戦いに魅了され、人間の場合を考えて、書いてしまい、申し訳ございませんでした。


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食蜂操祈(とあるシリーズ)承

「ほらぁ、これなんてどうですかぁ」

 

そう言いながら、食蜂は話題になっているという屋台の前で腕を組みながら言う。

 

見た目も能力もその頭脳も俺とは比べものにならない食蜂だが、その性格は悪く、毎回俺で遊ぶように色々な悪戯を仕掛ける事が多い。

 

そして、昔からの疑問だったが

 

「お前は、なんで毎回、俺の事を先輩なんて言うんだ」

 

その疑問だった。

 

俺としての意識がしっかりとしてから小学生最後の夏の時に出会って以降、なぜか呼び続けた。

 

「そんなの、私にとっては先輩は先輩なだけですよ。

それも、一番大好きな人に言うだけですよ」

 

そう決まり切った答えを何度も言っていた。

 

「第一、お前だって知っているだろ。

俺の正体を」

 

「えぇ、別にそんな事を気にする必要があるのかしら?」

 

その事を何事もないように呟く。

 

初対面の頃から、食蜂はどのような手段を使ったのか分からないが、俺の正体、つまりは脳がチップになっている事を知っている。

 

普通の人間ならば、俺の正体を知ればそれだけで人間ではない存在として見てくる事も多い。

 

そんな俺を受け入れたのは俺が住んでいるマンションの隣に住んでいる同じレベル0の親友やその親友経由で出会った性格としては相性は良いが能力的には相性が最悪なレベル5。

 

それ以外にも裏の世界での関わりのある人物など、普通の人間だと読んでも良いのか分からない奴らしか交流はない。

 

そんな彼らよりも交流が長いのが、謎のレベル5の後輩である食蜂である。

 

「それじゃあ、いよいよ目的地に行きましょうか。

ほら」

 

「・・・おい待て待て」

 

そう言いながら食蜂が指を指した場所を見て、呆れる。

 

学園都市では、大学生達のカップル達が使う事を前提に建てられた宿泊施設だった。

 

「それじゃ、レッツゴー!」

 

「断る!

こういう悪い冗談に付き合ってられるか」

 

そう言い、彼女から離れた。

 

だが、離れようとした瞬間、俺よりも遥かに体格の良い男達によって両腕を掴まれた。

 

「なっ」

 

「ほらほらぁ、先輩も逃げない逃げない」

 

その言葉と共に周りを見渡すと、全員が俺が囚われている光景に特に疑問に思っておらず、俺を捕らえた男の目は☆が浮かび上がっていた。

 

その事から考えて、この周辺にいる全員が目の前にいる食蜂の能力によって操られている事が確定している。

 

すぐに抜け出そうとするが、下手な事を行えば、俺を拘束している男達に怪我させる可能性がある。

 

「先輩は本当にお人好しですよねぇ」

 

そう言いながら、食蜂は事前に準備していたと思い、スムーズに会計など行い、ドアを開いて、俺はそのままベットへと叩き込まれる。

 

「それじゃあ、ありがとうね」

 

そう言いながら食蜂は俺を拘束していた男達を見送った後に、俺に近づく。

 

「っ」

 

「もう逃げないでくださいよぉ」

 

そう言いながら、食蜂は俺へと抱き着き、逃がさないようにした。

 

無理矢理抜け出す事ができずにいた。

 

「ふふっ」

 

そのまま食蜂は怪しい笑みと共に俺を抱きしめている。

 

そこから、俺は少し嫌な予感がした。



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食蜂操祈(とあるシリーズ)転※

ホテルのベットの上で押し倒された食蜂はゆっくりと着崩れた制服をこちらに見せつけながら、そのまま俺のズボン何の躊躇いもなく手を伸ばす。

 

「わぁぉ」

 

手を伸ばして、そのままズボンに触れて、その外側からでも肉棒の大きさの感触に声を出していた。

 

「食蜂っ何をするつもりだっ!?」

 

「何って、ナニ?」

 

そうわざとらしく答えると共に顔を赤くさせ、息を荒げながら、そのままズボンを脱がせる。

 

「あぁ、これが夢にまで見ていた先輩のぉっ!」

 

同時に露になった肉棒を何度も確かめるようにキスを行う。

 

「はむっむちゅっ、もう」

 

そう言いながら、小さな口を大きく開けて、そのピンク色の柔らかな舌を出しながら、その肉棒を一口にぱくりと咥えこみ。

 

「はぷっ、あむっあちゅ、ぢゅるるるっ。

れろれろぉんちゅっ!」

 

ゆっくりと肉棒を口内で涎と混ぜ合わせながら、その肉棒を舐めとっていく。

 

普段から見慣れている生意気な彼女だが、見た目は俺が知っている中でもかなり綺麗な方だ。

 

口内に入り込んだ肉棒を舐めながら、腰まで伸びている金色の髪を揺らして行う行為と共に揺れながら行う。

 

その姿を見つめると共に自分の意思とは関係なく、与えられた刺激によって肉棒の大きさは徐々に大きく太くなっていく。

 

「んっ、もう口の中では納まらない程ね。

こういう時は」

 

そう言い、着崩れしている制服を脱ぐと共に、食蜂は露にした胸を弾ませながら、俺の肉棒に挟む。

 

「おいっ!!」

 

「へぇ、やっぱり男の子はこういうのは好きよね」

 

そのまま露わにした胸は剥き出しになっている俺の肉棒を包み込む。

 

「ぐっ!」

 

包み込まれた肉棒から感じ取ったのは、柔らかくも弾力があり、きめ細やかな肌が擦れていく。

 

「ほらほらぁ?

先輩も大好きですねぇ、こういうのは」

 

そう言いながら食蜂は自身の胸の中に包み込んでいる肉棒に刺激を与えるように挟み込んでいく。

 

触れれば吸いつくようになり、むちむちとした感触を使い、その肉棒を夢中になって挟んでいく。

 

肉棒を挟んだ谷間は肉棒が埋もれながら、肉棒が動く度にその形を変えながら、肉棒を押し返そうとする。

 

その度に、敏感な亀頭に滑らかな肌によって、刺激によって身体を震わせる。

 

「あっぐぅっ」

 

「あれあれぇ、やっぱりもう限界ですか?

良いですよぉ、思いっきり出して頂いても」

 

「っ!!!」

 

食蜂は挑発するように呟いた言葉に対して、俺自身も限界を迎えた。

 

「ちぃ!」

 

―――どゅるるるるっどゅぶぶっ 

 

刺激に耐えきれず、俺はそのまま精液が胸の中へと溢れ出し、白く染めていく。

 

「あらあらぁ、もうこんなに出ちゃったんですねぇ」

 

圧迫させた胸から飛び出た精液はそのまま食蜂の身に纏っている衣服を濡らす。

 

精液によって、濡らされながら、その匂いに食蜂はこれまでに見た事のない表情で俺を見つめる。

 

「食蜂、本当にお前は何が目的なんだっ!!」

 

そう言いながら、睨みつける。

 

「だから、言ったでしょ、先輩。

私は好きな人とやりたいのは当たり前ですよ」

 

そういた食蜂はそのまま俺に寄り添っていく。

 

その目から、その目的を探る事が未だにできなかった。



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食蜂操祈(とあるシリーズ)結※

「んしょっ」

 

食蜂はそのまま自身の身に纏っていたパンツを脱ぎ捨てると共に、未だに勃起している俺の肉棒に手を伸ばすと共に、迷わずその亀頭を自身の秘部へと押し当てる。

 

「あぁ、当たっているだけで、こんなに気持ちが良いなんて」

 

そう言った食蜂は僅かに当たっただけでも興奮したのか、秘部から愛液が流れ出て、そのまま滑りながら、ゆっくりと膣内へと入れていく。

 

「あふっんっあぁぁっ!!

熱いのがっ私の中に入ってっ!!」

 

上からのっている事で騎乗位でつながると共にそれまで以上に彼女はうっとりとした顔で言いながら、腰を動かしていく。

 

「あぁっこうしているとっ本当にあなたのをっ感じてっ!!」

 

そう言いながら、さらに胸を見せつけるように前向きになりながら、腰を動かしていく。

 

膣内では、腰が動かされていく度に肉棒が擦れていき、普段は隠している淫乱な吐息を漏らしながら、しっかりと咥えている。

 

中学生離れしている爆乳がそうしながら揺れていると、幾ら怪しい相手だと分かっていても、それとは別に身体が勝手に反応する。

 

「んっくぅっあぁっ!!

あれぇ、先輩も動いているんですかぁ」

 

「五月蠅いっ」

 

そう言いながら、俺は自分の意思とは関係ないように腰を動かしている。

 

自分の肉棒が食蜂の身体を求めるように動いており、反応したくないと思っていても、その快楽からは逃れられなかった。

 

「先輩もやっと素直になった事だし、私も少し本気を出しちゃうぞ」

 

その言葉と共に先程までの動きが嘘のようにさらに腰を激しく動かしていく。

 

食蜂の膣は先程以上に音を立てながら、俺自身に肉棒をくわえ込んでいるのをはっきりと見せるように激しく動いていた。

 

その度に、既に興奮で出ていた俺の精液が泡を立てながら出しており、食蜂自身も出しいている愛液も合わさり、肉棒に伝わる快感はさらに強くなってくる。

 

「んはぁぁっあっあぁぁ!!」

 

「ぐっ!!」

 

加減を知らないのか、激しく腰を振りながら、貧欲に肉棒を求めるように絡みつく膣。

 

こちらを求めるように見つめる目に、同時に激しく揺れている爆乳。

 

既に俺自身も身体が既に快楽に堕ちており、思考も既に堕ちかけていた。

 

「あっせんぱぁいのがもぅ限界そうですねぇ?

ここで出してしまいますかぁ?」

 

「誰がぁ」

 

「えいっ」

 

彼女の言葉に従わない最後の抵抗のつもりだったが、食蜂は軽く言うと共に、さらに肉棒を締め付けると同時だった。

 

「ぐっ」

 

―――ドヂュルルルルッドュルルッ 

 

既に我慢の限界を迎えた俺の肉棒から溢れ出す精液はそのまま彼女の膣内へと流れ込んでいく。

 

「んっんんっ!!」

 

そうして流れ込んだ精液を受け止めた食蜂は身体を揺らして、痙攣させながら、受け止める。

 

「はぁはぁ、もう先輩ので興奮しちゃいますよ」

 

「満足したか」

 

「はい、欲をいえばもう少ししたかったですけど、私も用事があるので」

 

「たくっ」

 

そう言いながら、俺達は各々の衣服を着替えながら、ホテルの前に誰もいない事を確認すると

 

「じゃあな」

 

「また遊んでくださいねぇ」

 

「機会があったらな」

 

そう言いながら、俺は食蜂を睨みながら、その場を離れる。

 

―――

 

「ふぅ」

 

先輩と別れ、自分の部屋に帰ってくると共に、その手に持ったリモコンを頭に押し当て、そのままスイッチを押す。

 

「うぅぅう!!」

 

同時に襲い来る羞恥心で顔を隠す。

 

「これはやばいっ!

恥ずかしいっ!!」

 

先程まで行っていた行為を思い出しながら、自分の中へ流された精液の温かさを感じながら、嬉しさも同時に混み上げる。

 

「けど、やっぱり覚えていないよね」

 

そう言いながら、先輩の事を思い出す。

 

今はチップが頭になっている先輩だったが、私は彼の事を知っている。

 

チップになった原因になった事件、それは私が関わっており、幼い私の最初の初恋でもあった。

 

事件の時、先輩が命懸けで救ってくれて、そして死んでしまった事件。

 

今は脳がチップになっていると言う。

 

だが、どんなにチップでもあそこまでの性格は出てこない。

 

人工知能という限界を超えており、彼は彼個人としてできている。

 

だからこそ私は思い続けた。

 

そんな遠回りを続けている間に、先輩の周りは何時の間にか好意を持っている人影がちらほら見える。

 

だからこそ、私は羞恥心を一時的に消してまで、行為におよんだ。

 

今は小さな火種かもしれないけど、それをきっかけにしてみせる。

 

「だから、覚悟しておいてくださいね、先輩。」



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ララ・サタリン・デビルーク(Tolaveる)起※

今回は魔王サタンのリクエストのララです。
また現在活動報告でアンケートの募集をしております。
皆様の、応募お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956



そのビデオは突然送られてきた。

 

ビデオは全宇宙でも共通して見れるタイプであり、同封されている手紙では一人で見るようにと書かれている手紙と何も書かれていない手紙、計二つの手紙があった。

 

どのような意味が分からないが、その送り先の相手は、全員に共通して、とある人物の婚約者である。

 

そして、全員が同時のそのビデオを再生させる。

 

「えっと、これを見るんだよね?」

 

その言葉と共に、ガチャガチャという音が鳴ると共に、画面に映し出されたのは緑色の瞳だった。

 

同時にその瞳は画面の向こうが映し出されているのか確認すると共に、笑みを浮かべると共にそのまま後ろへと下がる。

 

「よしっ、準備は完了」

 

そう言って、後ろへと下がると共にカメラに向けて、手を振りながら、その少女は笑みを浮かべながら、手を振る。

 

「やっほぉ、多分だけど、私の婚約を狙っている人。

一応、自己紹介すると、私の名前はララ・サタリン・デビルークだよ」

 

そう言いながら、カメラの向こうにいる人物に向けて、挨拶していた。

 

「まずは、このビデオが送られたという事は一緒にあった書類を見たら分かる通り、私はこの度、結婚する事になりました、イェーイ!」

 

その言葉はきっとカメラの向こうにいるであろう婚約者に向けての宣戦布告のように告げる。

 

そして、その言葉を知り、ララの言葉に怒りを覚えたのかすぐにテレビに近づく者達は多くいた。

 

 

「でも、それだけで納得していない人もいると思うから、今から私がどれだけその人を愛しているのか、証拠を見せようと思います」

 

証拠という言葉を聞き、ビデオを見ていた全員が疑問に思うと、部屋に一人の青年が入ってくる。

 

「眠い」

 

「あっお帰り、ダーリン」

 

部屋に入ってきた青年はララと同じ制服を身に纏っており、少し着崩れしている状態だった。

 

青年はすぐに周りを見渡し、カメラに気付くと

 

「これはなんだ?」

 

「何って、ダーリンとの行為をこれから見せつける為の物だよ」

 

「はぁ?!」

 

その言葉にダーリンと呼ばれた青年は思わず、驚いて、後ろに引き下がった。

 

「どういう事だよ、というよりも、見せつけるって、これ見られているのか!?」

 

ダーリンと呼ばれた青年の慌てる姿を見て、ララ本人が勝手に行っている事を察した者はその場ですぐに動こうとした。

 

「けど、ダーリンだって、これは好きでしょ」

 

「それは」

 

そう言いながら、ララに押される形で、そのまま抱きしめられ、その唇はすぐに一つとなた。

 

「はむっんっ」

 

―――れろっれろっ

 

ダーリンの言葉を言い終わる前にララはその口を無理矢理塞ぐと共にキスを始めた。

 

まるで手慣れた動きで首の後ろへと手を回したララに合わせるように青年もまたララの腰に手を回して、キスを行う。

 

部屋の中で響き渡るキスの音をさせながら、ゆっくりと行われる光景を見て、そのビデオを見ていた全員が、目を離せなかった。

 

腰まで伸びた桃色の髪と押し付けられた巨大な胸、そして青年が彼女の後ろへと手を伸ばすと、その手は自然に彼女の尻に触れていた。

 

「あっんちゅ!!」

 

尻へと手を伸ばした青年はそのままララから生えている悪魔の尻尾を思わせる部分を撫でると、同時にララは痙攣を始めた。

 

「そこっ触っちゃ、駄目って」

 

「お前が先に始めただろ、だったら、これぐらいさせろよ」

 

そう言った彼はそのままララにとっては大きな弱点である尻尾を触りながら、ゆっくりとその顔をララのスカートの中へと入り込む。

 

キスを終えた後、尻尾から来る刺激に耐えきれず、ベットへと倒れ込んだララを攻め込むようにスカートの中へと入り、身に纏っているパンツを脱ぎ捨てさせると共に顔をそのまま入れる。

 

「あっそこっ、駄目っ!!」

 

カメラの向きを変える事ができず、横向きになっているララは身体に来る刺激に耐えられないのか、上半身を動かしていく。

 

制服の限界まで揺れる巨大な胸に対して、全員が興奮で目を見開いているが、それ以上に男の行為が気になっていた。

 

―――ぐちゅくちゅぱちゅ

 

部屋の中でも響ている音は、確実にララの秘部へと顔を入れており、そこに向けて舌を捻じれ込んでいる事が音だけでも分かった。

 

弱点である尻尾を撫でながら行う愛撫はララが僅かに動くだけでも、愛液が流れ込んでおり、青年の舌動き一つで、ララは身体を大きく震わせていた。

 

「あっあぁ、ダーリンに舐められて、私っ幸せっ!!

 

最も触れたくない部分に顔を入れられ、ララはこれまで見せた事のない真っ赤に、興奮した顔をカメラに見せていた。

 

男が舐めとる音と、それと同時に反応するように揺れるララ。

 

二人の行為は、先程までララを奪い取られた怒りを収まり、自然とその手は彼と同じく生殖機能を持つ部分だった。

 

「あむっっんつゅ!」

 

舐めとる音は次第に激しくなっており、最後には彼女の秘部で、最も敏感な部分を吸い上げた。

 

「あっ駄目っ駄目ぇええぇぇ!!」

 

これまで聞いた事のない甲高い声と共に青年の顔には、ララが興奮して出していた潮吹きが一斉に流れ出す。

 

「あっあっああぁ」

 

全ての愛液を出し切るまでの間、彼女は興奮のまま身体を痙攣させており、その姿を見ていた婚約者達は、既に精液を各々出していた。

 

「あははぁ、それじゃあ、興奮した人からドーンッ」

 

「えっ?」

 

興奮から覚めていないララはそのまま言った言葉に合わせるように、婚約者達は爆発に巻き込まれる。

 

そうして、ララによって密かに行われた、全婚約破局計画は成功した。

 

「さて、撮影は終わったね、ダーリン」

 

「いや、だから」

 

「それとも、私とやるのは嫌?」

 

そう言いながら、ララは腕を広げながら青年を誘う。

 

「はぁ、分かったよ」

 

同時に笑みを浮かべながら、青年もまた、ララへと飛び込んでいく。



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ララ・サタリン・デビルーク(Tolaveる)承

食戟のソーマ 現在のアンケートランキング
1位 えりな 6
2位 竜胆 4
3位 もも 3
まだまだ募集しておりますので、皆様の応募、待っています。
 https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


ララ・サタリン・デビルークと青年の関係は親友以上、恋人未満のような関係である。

 

それは彼女と出会った時には既に好きな人がいる事を彼女自身から聞いており、本人もそれを聞いて特に気にした様子もなく、その惚れ話を聞いていた。

 

女友達とは違う、男だからこそ言える好きな人の気持ちを代弁してくれる青年は、ララにとっては大切な相手であった。

 

その日も何気ない日常だった。

 

「それで、俺に言いたい事ってなんだ?」

 

これまで通り、彼女から好きな人の話を聞くのだと思い、欠伸をしながら、目の前にいる彼女に話しかける。

 

「うん、まぁ大事な話だよ」

 

「大事な話?

結婚するのか、学生結婚は辞めておいた方が良いぞ」

 

「結婚は先かな?

そうじゃなくてね、ねぇ、私達付き合わない?」

 

「んっ、別に良いぞ、何時にするんだ?」

 

「明日!」

 

普通ならば告白に聞こえる言葉だが、ララの天然ぶりを知っている青年からしたら普通に買い物の誘いだと思い、聞く。

 

「それじゃあ、土曜日楽しみにしているねぇ!!」

 

そう言いながら、ララは手を振りながら教室から出ていく。

 

青年もまた、それに合わせるように手を振りながら、別れる。

 

普段通りの機械のパーツを集める為に商店街を歩くのだろうと予想しながら、その日も青年は家に帰っていった。

 

そして翌日、青年はこれまで通りの衣服を身に纏い、待ち合わせ相手であるララを待っていた。

 

「あっいた!!」

 

そう言いながら、青年の待ち合わせ相手であるララは青年を見つけると共にてを振りながら近づく。

 

「それじゃあ、行こう行こう!!」

 

「分かった分かったから、そんなに引っ張るな!?」

 

そうして、見た目よりも力のあるララはそのまま青年の手を引くと共に走り出す。

 

歩き始めて、商店街を通り抜け、行きつけの店を通り抜け、これまで通りの機械のパーツがあるジャンクショップを通り抜けた。

 

「んっ?」

 

その時に違和感を感じた青年は後ろを見る。

 

ララのこれまでの行動から考えて、このジャンクショップに行くのだと考えていた青年からしたら疑問しかなかった。

 

そうしている間に、走っていたララは目的地地に辿り着いたのか、その場で立ち寄ると

 

「ほら、あそこだよ」

 

「おい、ここって」

 

そこに見えたのは青年は知識だけならば知っている場所だった。

 

だが、あくまでも知識だけであり、そこに訪れるのはずっと先のはずだった。

 

それも隣にいるララと共に決して訪れるはずのない場所だ。

 

「それじゃあ、入ろうか!!」

 

「入るって、おい、ここどこなのか知っているのか!?」

 

「どこって、ラブホテルでしょ」

 

当たり前の事を聞き返したララだが、それが問題だった。

 

「おい、ここはさすがにまずいだろ?!

お前には好きな人がいるだろ!?

そこで、男の俺と一緒にいるのを見られたら、不倫になっちまうぞ!?」

 

「???不倫?

恋人と一緒にいる事が?」

 

「はぁ!?」

 

ララはなぜか疑問のように聞き返してきた。

 

「お前、あいつの事が好きじゃなかったのか!?」

 

「好きだよ。

だけど君の事も好きだから告白したじゃない」

 

「告白って」

 

ララの一言と共に思い出すのは教室で言った一言。

 

あの時に行った付き合ってというのはまさか

 

「あれ、告白だったのか!?」

 

「うん、何を当たり前の事を聞くの、変なの」

 

そう言ったララは本当に不思議そうに呟く。

 

「そう言えば、忘れていた」

 

今では当たり前のように受け入れていたが、ララは宇宙人だった。

 

見た目も人間で比較的人間に近い常識を持っているが、宇宙人だ。

 

そして、地球に住んでいる地球人でさえ、互いの常識が合わない時があるのに、宇宙人同士ならば、その常識が違う事は当たり前だ。

 

つまりは

 

「やべぇ」

 

この状況になって、俺は背中から流れる冷や汗が出てくるが

 

「それよりも入ろうよ!

リトはなんかこういう所には付き合ってくれないから」

 

「ちょまっ!?」

 

ララはそのまま青年の手を取ると、抵抗する彼の意思を無視して歩いていく。

 

そして、抵抗空しく彼らはそのままラブホテルへと入っていった。



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ララ・サタリン・デビルーク(Tolaveる)転

食戟のソーマ 現在のアンケートランキング
1位 えりな 10
2位 竜胆 5
   アリス 5
予定としては今夜10時にて投票終了を予定しております。
まだまだ募集しておりますので、皆様の応募、待っています。
 https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「へぇ、ラブホテルって、こうなっているんだ」

 

そういながら、ラブホテルの一部屋に入ると共にララはそのまま部屋の中の風景を見ながら、呟く。

 

そんな高いテンションで部屋を見ているララとは反対に青年の方は頭の中はとてもではないが冷静でいられなかった。

 

(いやいや、やっぱりこの状況は可笑しすぎるだろ!?)

 

これまで友達だとしか思っていない相手といきなり恋人になって、しかも何時の間にかラブホテルにいる。

 

それは普通に考えれば異常な光景だったが、そう混乱している間に既に自身の恰好はシャワーを浴び終えて、タオルを腰に巻いている状態だった。

 

「いやぁ、こういう所でシャワーを浴びるのはなんだか新鮮だねぇ」

 

そんなララの言葉が聞こえ、見つめると、そこにはタオル一枚だけの恰好になっているララの姿があった。

 

学校でも1、2を誇る美貌を持つ彼女は学園で起こす騒動で裸同然の姿になるのは珍しくない光景を見かけるが、それとは明らかに状況が違っていた。

 

「っ!?」

 

薄いタオル一枚では隠しきれない程のボリュームのある胸が揺れており、腰まで伸びているピンク色の髪は光っていた。

 

そんなこれまで見慣れていたはずの彼女の姿に、青年は眼を回しながら、逸らす。

 

「んっ、どうしたの?」

 

「お前っなぁ、普通好きな人がいるのに、別の人とこういう所に来るか」

 

「そうかなぁ?

私のパパはそういう事をやらないけど、お爺ちゃんやお婆ちゃんはそういう事はよくしてるよ」

 

「お前の家って、どうなっているんだ」

 

その事を聞き、呆れてしまい、俯いてしまうが

 

「この地球ではそう言うのは浮気で、とんでもなく悪い事なんだぞ」

 

「そうかな?

でも反対に聞くけど、その人と一緒にいちゃ駄目だって決めつけるの?」

 

「それはなぁ、法律とか倫理観で」

 

「けど、それって結局は地球で決めたルールでしょ?

私の星では関係ないし、遊びじゃなくて、真剣に言っているよ」

 

その言葉を終えるとララはそのままベットへと寝転がる。

 

「こうやって、君と一緒のベットで寝る事も、一緒に行うのも私は本当にやりたい事だよ」

 

そう言ったララの表情は柔らかく、見慣れた表情で青年を見つめていた。

 

「俺は」

 

そう言いながら、一瞬迷ってしまう。

 

だが、なぜか頭でやってはいけない事、止めるべき行為だと分かっていても、彼はそのままララと共に行為を行うようにベットに身体を沈めていた。

 

「ふふっよろしくね、ダーリン」

 

そう、これまで呼ばれる事のなかったあだ名を言われ、青年は顔を赤くさせながら頷く。



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ララ・サタリン・デビルーク(Tolaveる)結※

「えっと、確かこうするんだよね?」

 

ベットの中に入り込み、互いの体温を確かめるように抱きしめ合った。

 

普段は見慣れていない上に触れる事すらできなかった胸の感触に青年は未だに頭を混乱していた。

 

よく餅のような感触がすると聞いていたが、それ以上の柔らかさに驚きを隠せず、軽く触れただけでも既に隠されていたタオルが吹き飛ぶ程に肉棒は大きくなっていた。

 

「おぉ、これがダーリンのおちんちん!

リトのよりも大きいかな」

 

「そこまで知っているのかよ」

 

その一言を聞いて、やっぱりララの好きな相手が分かって、少しおちこんでしまうが、ララはそんな青年の気持ちを他所に壁に手をつける。

 

「なにを?」

 

「んっ、だってこういう時は壁に手を置いて、行った方が入れやすいって聞いたよ」

 

そう何にもないように呟くララだったが、青年の目の前には想像以上の光景があった。

 

こちらに突き出す事によって見える大きな胸に重力に従うように落ちている胸の大きさはとてもではないが青年の手に収まらない大きさだと分かる。

 

「ほら、ダーリン、こっち」

 

そう誘うような言葉を聞いて、青年もまた剥き出しになった肉棒をゆっくりと向ける。

 

そのまま後ろに向いているララの尻を掴み、そのまま挿入しやすいようにゆっくりと持ち上げる。

 

胸と同じぐらいに丸みを帯びており、程よい弾力と柔らかさが伝わっており、それだけで我慢している肉棒が射精しそうになった

 

だが、それ以上に青年の肉棒を待ち焦がれるように見つめるララの目と、ぱっくりと開いている秘部を見つめ、彼はそのまま本能のままにララの秘部に肉棒を挿入する。

 

「あっおちんちんが当たってっ 」

 

肉棒はそのまま秘部を通り抜け、膣内へと入り込むと共にうっとりとした声を出しながら反応する。

 

そのまま内側に向かって入り込んでいく肉棒は、既に興奮しているララの膣肉に挟まりながら進んでいる。

 

「これはっ想像以上にっ」

 

そう言いながら、肉棒に感じる膣内の締め付けは青年が思っていた以上の快感があった。

 

締め付けている膣肉の感触と共にまるでさらに奥まで誘い込むように動く膣内は、これまで自慰しか知らなかった青年にとっては刺激があまりにも強すぎた。

 

「あっ凄いっ!!

始めてだけどっこんな感じだったんだっ!!」

 

「えっ初めてだったのかっ!?」

 

「そうだよ、えへへぇ」

 

何の悪気もなく呟く一言に驚きを隠せなかったが、そんな驚きの暇を与えないように、ララの膣内の動きはさらに激しくなる。

 

「ほらぁ、もっともっと気持ちよくなろうよぉ!!」

 

そう言いながらララは膣内に入り込んでいる肉棒の感触をさらに味わうようにねっとりと包み込んでいく。

 

クラスメイトの、それも学園内でも人気のある親友の感触を味わっている事に青年は驚きを隠せずにいた。

 

背徳感があったが、それすらも快楽へと変わっていき、ゆっくりと奥へと肉棒は進んでいく。

 

「どんどん入れるぞっ!!」

 

「あっんっくぅっ 」

 

そう、ララの返答を聞く前に青年はそのまましっかりと尻肉を掴むと、奥へと肉棒を入れていく。

 

掴んだだけで指の隙間から出てくる尻肉を眺めながら、ゆっくりと、だけど自慰を行う時に見ていたAVのように腰を動かしていく。

 

「あふっ あっすごいっ もっとっもっとっ 」

 

―――ぐちゅぐちゅパンパンッ

 

突き出された尻に押し込むように入れていく肉棒はそのまま何度も出し入れを行いながら、青年の身体とララの肉体がぶつかり合う度に、部屋の中で音は響き続ける。

 

響き合う音と合わせるように背中越しでも見えるララの豊満な胸は激しく揺れており、互いの興奮のままに出た汗が飛び散り、彼女の背中にもかかっていた。

 

一瞬、輝いていると勘違いしてしまった青年だが、それを思わせるには十分すぎる程にララの身体は魅力的だった。

 

「あっあぁっもっともっと!!」

 

そうして行っている行為の最中でもララはさらなる刺激を求めるように自身でも腰を動かしながら、見つめ合う。

 

激しく打ち合い、限界までむかえていた肉棒はそのまま膣内を満たす程に膨れ上がると共に、子宮口の奥まで肉棒を詰め込む。

 

「もぅ、限界っ!!」

 

―――びゅくんっ!びゅるっびゅるる!!

 

「あっああぁぁ!!」

 

膣内に入り込んだ肉棒はそのままララの体内へと射精され、秘部は肉棒自体で外へと飛び出る事ができない精液はそのままララの体内に留まった。

 

「ああぁぁぁあっっ!!熱いっけどっイイッ!!」

 

ララのお腹はそのまま飛び出る事の出来なかった精液を収めるようにお腹が膨らんでおり、青年が全ての精液を出し終えるまで膨らみつづけた。

 

「はぁはぁはぁ」

 

「んっ気持ち良いっ!!」

 

始めての射精で少し疲れを見せている青年とは反対にララは笑みを浮かべながら、振り向く。

 

「ダーリン」

 

「んっ」

 

そんな疲れている青年の思いとは別にララは肉棒が合わさっている状態のまま振り返り、抱き着く。

 

「えへへぇ、まだまだだよ」

 

「あっあぁ」

 

先程までの淫乱な笑みとは違い、普段見せる笑みを見て、どこか安心した青年もまた、彼女に合わせるようにキスを行う。

 

 

 



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薙切えりな(食戟のソーマ)起

「やはり、不味いわね」

 

そう言いながら、目の前で置かれた紅茶を一口飲みながら、ため息を吐く。

 

「やっぱりか」

 

それに対して、その紅茶を飲んだ相手の感想に納得するように頷く。

 

そのまま紅茶を飲んだ金髪の少女、薙切えりなはため息を吐きながら、目の前にいる少年を見つめる。

 

彼女は腰まで伸びる髪に豊満な身体、高校生としてはあり得ない程のスペックを持つ女性だった。

 

「あなたって、色々とバランスが悪すぎるわ」

 

「そうか、姉さん」

 

そう言いながら、えりなと同じ金色の髪をしている少年、芽瑠は首を傾げる。

 

彼は小学生並の身長に僅かに整えられた髪、他の高校生と比べても小学生と間違える程であり、えりなが知らない所で先輩である茜ヶ久保ももと共に身長を伸びる方法を模索している。

 

「料理の才能がこれ程にない子はいないわ」

 

「それは分かっているよ」

 

そう言いながら芽瑠は納得するように頷く。

 

薙切芽瑠は生まれてから、自身で作った料理全てを満足に食べる事はできなかった。

 

目玉焼きを作れば、瞬時に炭火に変わる。

 

トースターでパンを焼けば、トースターが爆発する。

 

どんな人間でも作れるような簡単な料理ですら作る事ができない料理人という職業には決してなる事ができない少年。

 

そんな少年が生まれたのは料理に全てを捧げるような一族、薙切である。

 

そして、料理の才能が一切ない為、両親にも見捨てられる形で放置されていた。

 

だが

 

「料理はとんでも不味いけど」

 

そう言いながら、えりなはそのまま先程まで少年が紅茶を煎れた際に使われた茶葉を使い、自身でお茶を入れ、そのまま互いに飲む。

 

「っ!!」

 

同時に襲ったのは先程とは比べものにならない衝撃だった。

 

「本当に恐ろしい才能ね」

 

一見、自分の煎れた紅茶に対して褒めるように言っているようだが、それは違っていた。

 

「茶葉の量も、お茶に使う水、それに温度。

そして食器。

全てにおいて完璧なのに」

 

「それは良かった」

 

そう言い、えりなの煎れた紅茶を飲みながら、笑みを浮かべる。

 

芽瑠には料理人としての才能は一欠片もない。

 

だが、食材を見る目は違った。

 

料理に必要な材料、それに合う食材、そして料理方法。

 

料理を行う前の食材選びから下準備など、料理に直接関らない部分においてはえりなが知る限り誰より才能に溢れている。

 

そうした事からえりなは自身の『神の舌』と同じ食材を見る力がある『神の目』を持っていると考えている。

 

そうした神の目を持った芽瑠は自身が捨て石だと分かっている様子だったが中学生時代から多くの行事でサポートとして参加しており、様々な料理人とコンビを組んでいた。

 

そしてえりなが知る限り、弟と共に行った食戟で負けるのが想像できない程に、彼は裏方の才能に溢れていた。

 

「本当にあなたは」

 

そう言いながら、えりなは普段は見せない笑みで芽瑠の頭を撫でる。

 

父から洗脳染みた教育を受けている間も、彼が持ってくる材料で作る菓子。

 

それを共に作る時の楽しさや美味しさを分け合った事で、彼女は大きく助けられた。

 

「でも姉さん。

家事をもう少し頑張ろう」

 

「うっ」

 

そう言いながら、改めて自分の部屋を見て、気まずくなる。

 

「とりあえず掃除するね」

 

「はい」

 

そう言いながら芽瑠は掃除を始める。



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薙切えりな(食戟のソーマ)承

新しく募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


その日、彼らは普段通りに二人の時間を過ごしていた。

 

遠月学園で各々が過ごす場所は別々であり、表と裏で別々に活動する彼らが一緒に過ごす時間は限られていた。

 

それでも、二人は僅かに会うと共に近状の報告を行っていた。

 

「それにしても、まさか私の知らない所でそんな事をしていたなんてね」

 

「いやぁ」

 

そう言いながら、えりなはむっとした表情で芽瑠を睨んでいた。

 

芽瑠は通月学園の学生としてではなく、食材の調達や下準備など、主に通月を裏から支える職員としては働いており、依頼を受ければどこにでも行くなんでも屋のように活動していた。

 

その中にはえりなにとっては気に入らない新入生や知らない同級生、さらには自身と同じ十席の先輩達が共に行うプチ旅行など、彼女の知らない間に起きた事を気に入らなかった。

 

「姉さん、そこまでなんで怒っている」

 

「それはまぁ、察してください」

 

そう言いながら、言葉を濁すように目を逸らしながら呟く。

 

「それで確認しますが、不純異性交遊などはしていませんよね」

 

そこで真っ先に心配になるのは弟の身が未だに清いのかどうかである。

 

弟はその才能と相まって、弟とはいえ、母性本能を擽らせる性格と見た目も相まって、多くの女性に狙われている。

 

えりな自身もそれに当てられた一人の為、先程の話の中で起きていないか心配だった。

 

「不順異性交遊がどういうのかは分からないけど、大丈夫だと思うよ?」

 

その言葉に信用できなかった。

 

彼自身がそれを自覚していない事も問題な為、気付いていたら喰われているという可能性が高い。

 

「それじゃあ、確認します。

そのキスはしましたか?」

 

「キスはしていなかったよ」

 

「それじゃあ、手を繋いでいたりは」

 

「一緒にいると迷子になるとダメだって、叡山枝さんや女木島さんとしていたよ」

 

「それは少し予想外だったわ」

 

女木島は少し予想できたが、叡山枝が行ったのにはさすがに驚きを隠せなかった。

 

「それじゃあ、最後に、一緒に寝た事は」

 

「寝るのは旅行先だったらだいたいは一緒に寝ているよ」

 

「訂正するわ。

同じベットで寝た事は」

 

「うぅ~ん、竜胆さんがよく一緒に寝てくれるよ」

 

その言葉を聞いた瞬間、頭を抱えた。

 

よりにもよって、あの自由を体現したような先輩と一緒に寝ている。

 

つまりは既に喰われている可能性がある。

 

それは物理的にというよりも性的な意味でだ。

 

さすがに高校生という事もあり、その周辺の知識もある程度あるえりなは考えられる限りの最善の手を考える。

 

このままでは、何時の日かあの竜胆先輩の事を義妹と呼ぶ日が来てしまう可能性がある。

 

そうして、頭を抱えたえりなはしばらく考えた結果

 

「・・・久しぶりに一緒に寝ましょう」

 

「?分かった!」

 

普段は考えられないような言葉と共に芽瑠を誘った。



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薙切えりな(食戟のソーマ)転

勢いに任せたえりなはそのまま芽瑠と共にベットで寝転がる。

 

幼少の頃から一緒に寝る事があったが、さすがに高校生の年齢になってからは、えりながさすがに問題があると思い、一緒に寝なくなった。

 

だが、今回の竜胆の話を聞き、自分の弟が盗られてしまうと考えてしまったえりなは少しの決心と共に弟をベットに連れていく。

 

「それにしても、姉さんと一緒に寝るなんて久しぶりだなぁ」

 

そう言いながら、えりなの心境とは別に芽瑠は能天気な態度でベットへと寝転がる。

 

「あなたは本当に変わらない様子ね」

 

そう、変わらない態度でベットで寝転がっている芽瑠の様子を呟きながら、えりなはそのまま近づく。

 

「君はもう少し緊張感を持っていた方が良いですよ。

でないと、襲われますよ」

 

「襲われるって、誰に?」

 

えりなから言われる言葉に疑問に思う芽瑠だったが、そんな素の反応を見せる芽瑠を見つめながら

 

「こんな感じに」

 

その一言とを終えると共にえりなは芽瑠を引き寄せる。

 

同時に彼を抱きしめると共にキスを行った。

 

―――くちゅるちゅっ

 

「っ!?」

 

突然の事だった。

 

目の前でいつも優しいはずの姉であるえりなが自分とキスをしている。

 

これまで、襲われかける事はあったが、その天然な態度で曖昧になってしまった行為をえりなは無理矢理行った。

 

口の中には料理の時に味わう甘さとは違うえりなの甘い吐息は身体に感じる痺れる快感に動けずにいた。

 

数秒と短い間のキスはやがて収まると共にえりなはそのまま口を離して、顔を赤くしながら芽瑠を見つめる。

 

「これで、少しは理解できたかしら」

 

「えっねっ姉さん」

 

キスを行った事で先程まで姉として見ていた芽瑠だが、えりなの態度なども相まって、芽瑠はどう返事をしたら良いのか悩み始める。

 

薄い生地のパジャマで身を包んだえりなは既に興奮している事を知らせるように豊満な胸に興奮で勃起しているのかその乳首が立っていた。

 

そうして、これまで考えもしていなかった男女の関係に芽瑠は顔を赤くさせる。

 

「あなたね、ここまで鈍感だったのに、ここに来て緊張しているの?」

 

「だって、俺、姉さんの事は好きだけど、でもこういうのは大丈夫かと思って」

 

そう言いながら、どうすれば良いのか分からずに答える。

 

「そっそう、それはそうよね。

確かにこんな事をされたら、そうよね」

 

自分の事を好きだと言ってくれた芽瑠の言葉に嬉しく感じ、えりな自身もまた顔を赤くさせる。

 

「確かにいきなりは悪かったわ。

でもね、芽瑠、私はそれだけあなたの事が好きなの、もう我慢ができないぐらいに」

 

そう言いながら、芽瑠へと近づく。

 

「だから、今夜は、止まれないわ」

 

「姉さん」

 

互いに見つめ合うと共に顔を赤くさせながら、再びキスを行いながら、ゆっくりとベットお二人は沈んでいく。



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薙切えりな(食戟のソーマ)結※

現在のアンケートは
1位 飛鳥 6票
2位 斑鳩 5票
3位 日影 3票
となっております。

投票は0時までとさせてもらいます。
皆様の応募、お待ちしています。
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えりなによる度重なる誘惑を受けた芽瑠は既に限界を迎え、彼女を抱きしめていた。

 

「姉さん」

 

「うんっ、良いよ」

 

その言葉と共に先程のお返しとばかりに今度は芽瑠の方からえりなにキスをする。

 

―――はじゅむじゅじゅるっ

 

先程までのえりなの上品なキスに比べたら、まるで獣が肉に夢中になっている姿を思わせるキスにえりな自身も驚きを隠せなかった。

 

だが、それだけ自身が求められている事を知り、とろんとした目で芽瑠からのキスを受け止めながら、抱きしめる。

 

生地の少ないパジャマは抱きしめるだけで興奮が伝わってきて、キスを行っている間に出た汗と愛液によって衣服が濡れていく。

 

「まさか、芽瑠がこんなに夢中になるなんてね」

 

やがて、キスを終えたえりなは少しキスを終えて、彼から離れると笑みを浮かべながら頭を撫でる。

 

「俺だって、姉さんの事、好きだから」

 

そう言うと、芽瑠はそのまま身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てると、彼女の秘部に合わせるように肉棒を添える。

 

「えっ嘘、ここまで大きくなっていたの」

 

それと共に見つめた先の肉棒の大きさはえりなが最後に見た時の芽瑠とは比べものにならない程の大きさになっていた。

 

「だって、姉さんと最後に風呂に入ったのは小学生だから」

 

「でもほとんど身長は変わらなかったから」

 

そう言いながら、見つめた先には自分の手では収められない程の大きさの肉棒であり、小柄な体格の芽瑠とは明らかに不釣り合いなそれに絵里奈は戸惑いを隠せなかった。

 

「それじゃあ、行くよ」

 

「えっ待っ」

 

既に準備ができていた芽瑠はそのままえりなの返事を待たずに、そのまま肉棒を彼女の膣内へと入れる。

 

―――ぶちゅっめりっ

 

「ィッ!!」

 

肉棒が彼女の膣内に入る混むと同時に、その余りの大きさはえりなの処女を容易く貫いた。

 

始めての痛みに対して、えりなは眼を大きく開く。

 

「すごいっこれがセックス」

 

「あっひゃあぁっうっ!!」

 

ズシンッと来る重みがえりなの身体の中を駆け巡りながら、芽瑠はそんなえりなの事を気にせずに腰を振りまくる。

 

―――ずちゅぬちゃずちゅ

 

まるで獣を思わせる動きで肉棒を何度も出し入れを繰り返し行い、その度にえりなは身体を震わせながら、声を出していく。

 

「あっあぁ、しゅごぃ」

 

腰を振る度に、えりな自身もまた痛みは徐々にだが消えていき、身体に感じる快感を逃がさないようにと自身で抱きしめる。

 

そうする事で、えりなの豊満な胸はさらに強調されるように見せられ、その光景に芽瑠は完全に夢中になっていた。

 

「姉さんっ姉さんっ!!」

 

求めるように何度もえりなの名前を叫ぶ。

 

「っうんっ良いわっ来てっ!!」

 

その言葉を待っていたのか、芽瑠はさらに奥まで肉棒を貫き、同時に我慢の限界を迎えたように精液を吐き出す。

 

「っあっあぁ!!」

 

頭が真っ白になる程の種撃。

 

それがえりなに襲い掛かり、芽瑠はそんなえりなをさらに求めるように抱きしめる。

 

「姉さん」

 

「ふふっ何時までも甘えん坊なのね」

 

先程までの行為で満足できなかったのか、芽瑠の肉棒は未だにえりなの中で勃起していく。

 

それを感じたえりなもまた、これまで行ったように頭を撫でる。

 

「まだまだ、いけるわよね」

 

「うん」

 

そうして、えりなと芽瑠は行為は翌日まで続いた。

 

姉弟の一線を越えたが、その表情はどこか憑き物を取れたような感じであった。



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斑鳩(閃乱カグラ)起

それは突然の出来事だった。

 

家から出る事があまりできない状況もあって、その日は暇を潰す為にこれまで溜めていた閃乱カグラのゲームを行っていた。

 

社会人として働き始め、一人暮らしを始めて、以前までだったらあまりプレイする事ができなかった閃乱カグラだが、親の目もなく、思う存分にプレイしていた。

 

「んっ?」

 

そうしてプレイをしていたゲームの中の一つで見覚えのないゲームが一つあった。

 

「なんだ、これは?」

 

見ると閃乱カグラのタイトルが書かれているが、見た事のないタイトルだった。

 

「とりあえず、やってみるか」

 

疑問に思いながらも、前情報なしで行えるゲームだと思い、そのままゲーム機に閃乱カグラを入れる。

 

「んっ?」

 

疑問を思っていると共に、テレビにノイズが走り、次の瞬間には、俺の隣で何かが光る。

 

「「えっ?」」

 

気付き、横を見ると、そこに座っているのは斑鳩だった。

 

閃乱カグラのキャラの中でもお気に入りのキャラの一人だが、なぜ目の前でその彼女がいるんだ。

 

「何者ですかっ」

 

そう言い、斑鳩はその手に持っている刀を構えていた。

 

「えっ、いや待って待って!?

なんで、斑鳩さんがっ!?」

 

「私の名前もっ!?

一体」

 

テレビの先で決して出会わないはずの斑鳩が出てきたので、目を見開いてしまう。

 

「えっと、その、俺もよく分からないんです」

 

「わからない?」

 

その言葉と共に斑鳩は周りを見渡す。

 

そこには自身が描かれているゲームのパッケージを見つめる。

 

「これはなんですか」

 

「いや、その信じられないと思いますが、テレビから出てきたんですよ、あなた」

 

「私が?」

 

その言葉と共に落ち着きを取り戻した斑鳩も落ち着きを取り戻し始める。

 

同時にここまで、何が起きたのかについてを説明する。

 

「なるほど、私は訓練中に指令が出た所までは覚えているのですがんっ?」

 

そう言いながら、見つめるとテレビの画面には斑鳩が映し出されており、画面には子宮口のマークが描かれているが

 

「これは一体」

 

「んっ?」

 

そう言いながらコントローラーを操作していると、服のアイコンが出ており、そのボタンを押してみると

 

「えっ?!」

 

「・・・やっぱりこのゲームが原因」

 

そう言いながら、先程までの服装に戻す。

 

「これが原因だとすれば、私にも」

 

そう斑鳩はコントローラーに触れようとしてが、斑鳩はコントローラーに触れる事ができなかった。

 

「私は触る事ができないようですね」

 

「それじゃあ、このゲームのクリアがこの状況から脱する手かもしれませんが」

 

「だけど、ゲームのクリアの条件って、なんだ?」

 

そう言っているが、気になるのはこのマークだ。

 

「んっ、これは?」

 

そう言われ、見ると

 

「「へっ」」

 

そこに表示されていたのは

 

 

クリア条件:子宮に精液を満たせ

 

それに対して、俺達は眼を点になってしまった。



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斑鳩(閃乱カグラ)承※

「しっしっ子宮に」

 

「うわぁ」

 

画面に表示されている項目を二人で見た後、俺はすぐにテレビの電源を落とした。

 

これまでに見た事のない程に馬鹿らしい光景に頭が痛くなるが、それでも現実を受け止めるように俺は深呼吸をする。

 

「とりあえずは他に方法がないか探すか。

そもそも、これがなんなのかもよく分からないしな」

 

何時の間にか紛れ込んでいるゲームの事を調べる為に俺は再びテレビの電源を点けて、ゲームの操作を行う。

 

タイトル画面に戻る事もできず、他のアイコンは未表示のまま。

 

一度電源を切る事も考えたが、その時に何が起きるのか分からない以上、下手な事をしたら危険だ。

 

「やっぱり、これに従うしかないのか」

 

そう言いながら、テレビ画面に書かれているクリア条件に目を向ける。

 

「それしか、方法はないんですね」

 

「それは分からないけど」

 

そう言いながら、他の方法を思いつかないものも事実だ。

 

そう言うと

 

「仕方がありません」

 

そう言い、斑鳩はそのまま俺に近づく。

 

「まだ、あなたの事を完全に信用する事はできませんが、だけど、悪い人ではないと信じます。

なので、今はこのクリア条件を満たすだけ考えます」

 

「満たすと言っても、その」

 

「まっまぁ、いきなりの事で戸惑うと思いますのでまずは準備からやりましょう」

 

その言葉と共に斑鳩はそのまま俺のズボンに手を伸ばして、そのまま肉棒を剥き出しにされた。

 

「えっ?!」

 

「忍にとって、目標の物を盗るのも必要な項目の一つです。

やり方もその、一通り知っているので」

 

そう言いながら、顔を赤くさせた斑鳩はズボンを脱がされた俺に対して、早速肉棒を優しく握る。

 

「これはっ!?」

 

これまでの人生の中で女性が肉棒に触れられた事もなく、それまでに感じたことのない快感に身体が震えてしまう。

 

「なんというか、これは少し」

 

斑鳩はそう言いながら、彼女自身も驚いているのか少し動きがたどたどしい。

 

そうして、彼女の生の柔らかい手の感触に覆われており、その快感は段違いである。

 

「なんというか、緊張しますねっ」

 

その言葉を聞きながら、既に緊張して、勃起している肉棒から既に溢れ出す先走り汁が溢れ出そうとしていた。

 

「これは、なんというか」

 

その直後、緩やかな動きで握っている手のひらには絶妙な力加減で肉棒を触れる。

 

指が触れられる度に背筋に駆け上がる快感に対して、背中を反らせながら、思わず全身が揺れてしまう。

 

「手の感触がここまでとはっ!」

 

そうしていく内に、肉棒の亀頭や根本まで、丁寧に触れていく。

 

その度に我慢汁が溢れ出そうになっており、腰が大きく揺れている

 

「このような事は行えないと思っていましたが、なるほど丁寧に行えば良いんですね」

 

そうして、先程まで緊張していて、既にコツを掴んだように動く。

 

人差し指で亀頭の裏を擦ったり、根本を小指に優しく触れるなど、肉棒の各部を刺激して、俺の反応を見ていた。

 

「ここはっ、こうですね」

 

―――ぐちゅぐちゅじゅじゅっ

 

そう言いながら、さらに快楽を与えるように斑鳩はそのまま俺に寄せて、抱きしめる。

 

「んっ、これで、反応するんですね」

 

そう言いながら、制服越しとはいえ、伝わる豊満な胸の柔らかい感触を正面で受け止めて、身体が震える。

 

「まぁ、男の人は、やっぱり、こういうのも好きなんですね」

 

「それはまぁ」

 

「まぁ、その態度からしたら、葛城さんの事を知っているのでしょう」

 

「まぁはい」

 

そう言いながら、ジト目でこちらを見つめる斑鳩さんだが、それでも伝わってくる胸の感触に俺の肉棒はさらに肥大化していく。

 

「んっんっ!!」

 

そうしていく内に、限界を迎えていた肉棒から来る感触に、身体が反応してしまう。

 

「もうっ」

 

「えっそれは少し待ってっ」

 

俺の言葉を聞き、何が起きるのか察した斑鳩は慌てていたが、既に遅かった。

 

――――ブビュルルルルルッドゥル

 

瞬間、斑鳩の手の中に納まっていた肉棒から溢れ出した精液はそのまま彼女の制服にかかり、白い衣服に濁った精液の白が合わさる。

 

だが、精液はそれ以上に跳び、彼女の黒髪にまでかかり、その身体を精液で汚してしまう。

 

「うっその悪い」

 

「いえ、その私も調子に乗っていましたので」

 

そう言いながら、斑鳩は身体にかかっている精液を見つめながら、顔を赤くさせていた。

 

恥ずかしさから来るかと思っていたが、少しして、落ち着きを取り戻す。

 

「それでは、その、いよいよですね」

 

「あぁ」

 

先程の射精で少し柔らかくなっている肉棒だが、彼女の言葉に反応するように肉棒は再び大きく勃起すると共に構える。

 

「ふぅ」

 

そうしていると、先程まで汚れていた制服を脱ぎ、下着を完全に脱いで露になった姿が目の前に映った。

 

「っ!?」

 

「いえ、これから行為を行うのであれば、また衣服が汚れてしまったら、駄目ですので」

 

「あっあぁ、そうだな」

 

そう言いながら、これまで画面でしか見る事ができなかった彼女の裸体を見て、俺自身も戸惑う。

 

「あの、どうかしましたか?」

 

「いや、そのなんでもない」

 

そう言いながら、俺は目の前にある斑鳩に目を離せなかった。

 

閃乱カグラにおいて、彼女達が全裸になる事は珍しくない。

 

だが、その時には大事な部分は隠されている為、こうして正面からしっかりと見る事など不可能だった。

 

それが、今こうして叶った事に、俺は心の底から嬉しい。



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斑鳩(閃乱カグラ)転※

アンケートの結果が出ましたので、活動報告で募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。

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「あっあの、そんなに見られても困ります」

 

そう言いながら、制服を脱ぎ捨てた斑鳩は恥ずかしいのか顔を赤くしながら見つめる。

 

「いや、それはまぁ」

 

いきなりの初体験という事もあって、互いに顔を見ないようにしていた。

 

「ですが、何時までもこうしている訳にはいけませんから」

 

そう言いながら、斑鳩はそのまま俺に近づくと共に見つめる。

 

画面の中でしか見た事のない斑鳩の裸を間近で見た事で分かるが、それは現実離れしている姿であり、つい目を離してしまいそうになる。

 

「先程まで触っていましたが、えっと確かこうして」

 

そう言いながら、斑鳩は緊張しながら、その手をゆっくりと秘部に添える。

 

そうしていくと、肉棒をそのまま膣内に入れると、既に愛液で満たされており、肉棒はそのまま斑鳩の中へと入っていく。

 

「んああぁぁぁっ!あひっ!!」

 

滑る膣肉の感触と共に、俺の肉棒は根本まで斑鳩の膣内へと入り込む。

 

同時に斑鳩は入り込んだ肉棒の感触を味わうように身を震わせながら、剥き出しになっているおっぱいを揺らしながら、声を出す。

 

「おっおぉ」

 

肉棒を煎れた瞬間に溢れ出した斑鳩の声に思わず驚いてしまい、同時に俺は目の前で大きく揺れている乳首に目を向けてしまう。

 

「これは」

 

「あっんっ!!」

 

気になって、すぐに乳首を摘まむと、同時に斑鳩はそのまま絶頂に笑みを浮かべる。

 

「うっうぅ、摘まんだだけでここまで反応してしまうなんてっ」

 

その言葉と共に斑鳩は乳首から来る快楽に反応するように、だらしなく涎を垂らしながら、口で歓喜の声を出し始める。

 

「うっうぅ、いつも葛城さんとやられている時とは比べてもっ、気持ち良くってっ」

 

同時に乳首から来る快楽に斑鳩は腰をがくがくと震わせながら、さらに絶頂を迎えたように全身を使って身を跳ねさせる。

 

「あっあっああぁ!!

たった、これだけでっ!!」

 

肉棒が膣内で跳ねると共に、火照った顔で腰を振りながら、こちらを見つめる。

 

そうしていくと共に、濡れていく肉棒は既に彼女の愛液によって覆われていく。

 

そうして、互いに刺激していきながら、俺の肉棒はそのまま子宮口へと貫く。

 

同時にその言葉に合わせて、身悶えながら、腰を動かしてく。

 

「斑鳩っ」

 

「えっえぇぇっ来てくださいっ!!」

 

俺の言葉に合わせるように、彼女自身もまた絶頂が近いのか、膣内での肉棒を咥え込む力が強くなってく。

 

「もぅ我慢がっ」

 

「あっあぁ来てくださいっ私の仲にっ!!」

 

――――ビュルルルルッドュル

 

こじ開けた子宮口はそのまま亀頭を付け入れると共に我慢していた精液が全て吐き出していく。

 

同時に快楽に笑みを浮かべるように、斑鳩はそのままベットへと倒れ込んでいく。

 

 



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斑鳩(閃乱カグラ)結

アンケートも継続しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「これで、クリア条件は満たされたのでしょうか」

 

「たぶん」

 

そう言いながら、俺達は先程まで行為を終え、疲れを取るように寝ていた。

 

眼を覚ますと、目の前に斑鳩が抱き着いていた時には驚いたが、すぐに着替えた。

 

斑鳩も先程までの事を覚えており、少し顔を赤くしていたが、それでもクリアしていたのを確認するように、見つめる。

 

見つめると、既に条件が満たされてたのか、子宮マークの中には白い液体が満たされているのがすぐに分かった。

 

他に変化がないか見てみるが、他には見た事のない%ゲージがあり、それは10%と書かれていた。

 

それが何の意味を持っているのか興味が出るが

 

「えっと、これを押すのか?」

 

よくあるゲームのパターンから考えて、子宮のマークのボタンを押す。

 

すると、先程までの斑鳩だけの画面が消え、同時に巻物が俺達の前に現れた。

 

「これでクリア?」

 

「それにこれは巻物?」

 

そう言いながら、俺達は巻物を開くと

 

「なになに、忍の子孫を増やす為に、試練をクリアしろ?」

 

「まさか」

 

同時に先程までのゲームの%ゲージを見て、そのままボタンを押してみる。

 

同時に%ゲージが何を意味したのか、説明を見てみると

 

「にっ妊娠率っ!?」

 

巻物に書かれている意味が分かると、俺も一緒に見ていた斑鳩は同時に顔を赤くしてしまう。

 

「忍の子孫」

 

その言葉から疑問に覚えたが、同時に冷や汗をかいてしまう。

 

巻物に書かれている内容から考えても、このゲームの目的が見えてきた。

 

「これってもしかして」

 

「元の世界に戻るまで、まだ時間がかかるのですね」

 

「だとしても、この巻物から考えて、って」

 

そう言っているとゲーム画面には先程までの斑鳩以外にもキャラクターの名前が描かれている巻物が映し出されていた。

 

「うっ、この事から推察しても、その私とあなたの子供ができなければ、元の世界には戻れないようですね」

 

そう言いながら、頬を赤くさせながら、頷く。

 

「はっはい、そのよろしくお願いします」

 

そう言いながら俺は目の前にいる斑鳩さんとの生活に眼を回しながら、答える。

 

「とりあえず、その、次の人を呼びましょう」

 

「呼ぶんですか」

 

「はい、ここに出てきたという事は何か意味があると思います」

 

「まぁ、出てきた以上は何か意味があると思うけど」

 

これは浮気になるのではと思ってしまう。

 

「あれ、そもそも付き合っていない、けど」

 

そう言いながら、斑鳩との関係に少し落ち込んでしまうが、それでもとりあえずは自分が好きなキャラの為にも頑張るしかないようだ。

 

 



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剣の乙女(ゴブリンスレイヤー)起

今回は三日月?さんのリクエストで、剣の乙女をさせてもらいました。
リクエストなども募集していましので、皆様の応募、お待ちしています。


この世界に転生してから、20年の時が経った。

 

俺が転生した後、この世界の特徴に俺は苦戦していた。

 

というのも、この世界の住人は本名を名乗る事はなく、俺自身も転生する前に貰った能力のおかげでなんとか生き残る事ができた。

 

「まぁ、この魔法事態がほとんど変だけどな」

 

そう言いながら、先程まで戦っていたゴブリン相手に蹂躙していた魔法を見つめていた。

 

「それにしても、チートだけど、チートじゃないよな」

 

そう言いながら、ゴブリン達の死体を集めていた魔法『プチ惑星』を見つめる。

 

この世界に来る際に貰った魔法『グルグル』

 

その能力は、描いた魔法陣によって、様々な魔法を使う事ができ、魔力を消費する事なく何度でも使う事ができる。

 

その為、この世界では2,3回使えるのがエリートのような世界において、このグルグルは強力な魔法である。

 

だが、残念ながら、チートのように見えるこの魔法にも弱点がある。

 

まずは魔法陣を描くのにはさすがに少し時間がかかる。

 

一瞬のミスでも死んでしまうので、本当に危険である。

 

そして何よりも、この魔法は失敗率がかなり高い。

 

というのも魔法陣を正確に描かなければ、別の何かを呼び出してしまうので注意しなければならない。

 

そして俺が組んでいる相手は

 

「ふむ、次はこのような奴は召喚できるか」

 

「はっはぁ、なんとか考えてみます」

 

俺と組んでいる相手であるゴブリンスレイヤーは俺が想像以上にとんでもない人物である。

 

本来ならば役に立たないグルグルを罠を使ったり、グルグルの本編では考えないようなえぐい罠を考えたりする。

 

そういう事もあって、俺達は冒険をしていたのだが

 

「えっと、ここに来れば良いのか?」

 

その日は、とある人物から招待状で、その屋敷へと向かった。

 

「お待ちしておりました、グルグル様」

 

「その名前は」

 

そう言いながらも、俺は待ち合わせをしている相手である剣の乙女を見つめる。

 

目の前にいる彼女は、この世界に出会った中でも色々と凄い身体をしており、非常に露出の高い神官衣に今でも目を背けてしまいそうになる。

 

彼女と知り合ったのはゴブリンスレイヤーとのとある依頼をきっかけだった。

 

その事件をきっかけで、密かにだが、彼女のトラウマを取り除くという事もあって、時々だが、こうやって夜を共に過ごす事が多くなった。

 

「んっそれでは、その」

 

そう言いながら俺は目の前に迫ってくる剣の乙女の胸に思わず見つめてしまう。

 

「えっと、やはりこれが、気になりますか?」

 

「それはまぁ、はい」

 

正直に言ってしまうと

 

「ふふっ、ではこちらからやりましょう」

 

そう言って、剣の乙女は近寄っていく。



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剣の乙女(ゴブリンスレイヤー)承※

アンケートは現状
1位 リーファ 7票
2位 ユウキ 2票
   シノン 2票

まだまだ募集しており、舞台などで強い要望があれば変わってくると思いますので、皆様の応募お待ちしています。


脚の間に座り込んだ剣の乙女。

 

そこには白い布で覆われていた柔らかく詰まった肉が、俺の肉棒を押し上げた。

 

「あら、もうこんなに大きくなってしまうのですね」

 

そう言いながらその頬を徐々に赤くしながら、その視線は何度も俺の顔と肉棒を見る。

 

「ふふっ、それでは失礼して」

 

その言葉と共に反り返った肉棒へと近づく。

 

眼は見えないが、それでも胸の間に挟まっている肉棒に向けて、熱い視線を送っていた。

 

「それでは」

 

その一言と共に、剣の乙女の唇はそのまま俺の肉棒に触れた。

 

「んちゅっちゅぷっ。

んっ、こうして好きなあなたので行うと、本当に」

 

そう言いながら、剣の乙女は昔の出来事を思い出すように舐めていた。

 

「大丈夫です、大丈夫」

 

そう言いながら肉棒を舐めている剣の乙女が昔、ゴブリンに犯されている事を思い出しているのが見える。

 

肉棒を舐めている時にも伝わってくる身体の震えに俺はゆっくりと彼女の頭を撫でる。

 

「んっ、すいません」

 

「良いですよ、これぐらい」

 

何度も俺の肉棒をキスしながら、少しずつ肉棒は剣の乙女の唾液で湿らせていく。

 

そうして、俺の肉棒はそのまま彼女の涎によって満たされていく。

 

「それでは、もう少し」

 

―――ぢゅぷぢゅぶうううぅぅう

 

「んぶふぅっんっぶぅぢゅぶっ」

 

剣の乙女の言葉と共に、俺は頭の中が真っ白になる程の衝撃が伝わる。

 

見つめると、そこには俺の肉棒を加えていた剣の乙女の姿があった。

 

「あっこれはっ!!」

 

すぼめた頬と伸びた唇。

 

普段の姿からは想像できない程にスケベな表情が見える。

 

「んっ!これはっ本当に」

 

そう言いながら、見つめる先には奇妙な熱に浮かれた様子で、俺の肉棒に夢中になっている光景に俺の肉棒は大きく膨れ上がっていた。

 

「あっあぁっそんなに吸ったらっ!!」

 

肉棒の全てが吸い込まれそうになりながら、叫んでしまう。

 

だが、そんな俺の言葉が聞こえないように、剣の乙女は夢中になって、肉棒咥え込んでいた。

 

「はぁはぁんじゅっ!!」

 

「ぐっ!!」

 

そうしている間に夢中になった剣の乙女はそのまま俺の肉棒を根本まで飲み込む。

 

「ぐっ!!」

 

驚きを隠せなかった。

 

人よりも大きいと自覚している肉棒だが、それを全て飲み込まれ、肉棒が引き抜かれそうになる快楽に打ちのめされる。

 

「こんなのにっもうっ!!」

 

そう言いながら、既に限界を迎えた肉棒から熱いのが出てくる。

 

「んっもうっ!!」

 

その言葉と共に限界を迎えると共に肉棒から精液が溢れ出す。

 

「おっおぶっんっ!!」

 

肉棒から溢れ出す精液はそのまま剣の乙女の口内へと入り込み、精液によって満たされていく。

 

「はぁはぁ」

 

精液は既に剣の乙女の口内に満たされているのを見つめ、俺は先程まで出し切っていたはずの肉棒は再び大きくなっていく。

 

「あら、まだこれ程にですか」

 

「あっあぁ」

 

そう言いながら、寄り添っていく剣の乙女に俺は興奮で再び肉棒は膨れ上がる。



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剣の乙女(ゴブリンスレイヤー)転※

アンケートは現状
1位 リーファ 9票
2位 シノン 5票
   アスナ 5票
まだまだ募集しており、舞台などで強い要望があれば変わってくると思いますので、皆様の応募お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956
アンケートの締め切りとしては、次回の話の投稿までとさせて頂きます。


―――ずぢゅぶじゅるじゅぶぶぶっ 

 

「おっ、おおおぉっ!!」

 

行為を始めてから、数十分、俺達の行為は続いていた。

 

何回目になるか分からない肉棒の挿入は、ゆっくりと入れずに一気に膣穴を貫く。

 

そんな俺の肉棒は根本まで彼女の膣内に押し込んでおり、何度も最奥に届かせて、何度も腰を振っていく。

 

「はぁはぁっんっ!!」

 

これまで見た中でも、一番に肉付きの良い尻肉を儂掴みにして、獣を思わせる動きで肉棒を叩き込む。

 

「んっあっあぁ、奥まで来てっこんなにっ!!」

 

そう言いながら、普段の姿を知っている人には信じられないような乱れ狂った剣の乙女の姿に俺は興奮してしまう。

 

何度も愛液と精液の我慢汁が何度も合わさってグチャグチャという音と共に膣内は何度もスムーズに出し入れしていく。

 

それは口内でのフェラに比べても、その吸い付きは強く、既に何度も根本から肉棒が吸い込まれそうになる。

 

「ひっぐっんっおおおぉぅぅ!!」

 

肉棒は剣の乙女の膣内で何度も往復しており、その度に彼女から大量の愛液が飛び出していく。

 

だが、飛び出して少なくなっているはずだが、肉棒の先には未だに汁気を感じ、愛液は未だに残っている様子が分かる。

 

―――ぱんっ!ぱんっ!!びたんっ!!

 

そうして、何度も叩き込んでいく内に、彼女の程よい大きさの尻肉と俺の腰がぶつかると共に大きな音が部屋に響いている。

 

「あっあああぁぁ!!

もっとっもっと中にっ!!」

 

同時に聞こえてくる彼女の声が聞こえており、興奮のままに俺は剣の乙女の膣内の奥へと突っ込んでいく。

 

「あっあぁ奥まで当たってっ!!」

 

そうして、何度も腰を動かしていき、膣内を満たす程の大きさになっていく。

 

「もうっ限界にっ!!」

 

そうして、一心不乱に続けてきた行為で既に限界まで膨らんだ肉棒はそのまま彼女の子宮口まで押し込む。

 

「もぅ、もう限界っ!!」

 

その一言と共に俺の肉棒はそのまま押し込んだ亀頭から溢れ出す精液は

 

「出るっ!!」

 

―――びっちゃああぁどびゅっ

 

溜め込んでいた全ての精液を吐き出すように膣内に満たしていく。

 

「あっああぁぁ」

 

満たされていく精液と共に、剣の乙女もその精液を浴びてか、身体を痙攣させる。

 

精液を全てを入り込んでいきながら、精液と愛液が入り混じっていく。

 

「はぁはぁ」

 

ようやく、全ての精液を吐き出し終えると共に俺はゆっくりと肉棒を抜きながら、彼女を見つめる。

 

「ふふっなんというか、やはり違いますね」

 

「そういうのか」

 

俺はそう言いながら、目の前で行為を終えたばかりの剣の乙女はそのまま微笑む。

 

「そうなのか?」

 

「えぇ、あの時と比べたらですが」

 

そう言いながら、彼女はそのまま俺に抱き着く。

 

「そういうもんか」

「えぇ、あなたの魔法はなんというか、本当にお話に出てくるような魔法で」

 

「あぁ」

 

それを言われて、思い出すのはグルグルの内容の数々だ。

 

真面目な魔法や凶悪なモンスターに比べても、絵本に出て来るような奇妙な魔物ばかりである。

 

それを見ていた剣の乙女も、ゴブリンの被害にあった人々からしたら現実離れをした目で見つめていた。

 

そういう意味でも、彼女の心に少しでも安らぎを得られて良かったかもしれない。



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剣の乙女(ゴブリンスレイヤー)結

「ふんっ」

 

その声と共にゴブリンスレイヤーは盾に仕込んでいた紙を剥がすと同時に現れたのは奇妙な形をした魔物が、ゴブリンを喰らった。

 

「相変わらず、あんたの魔法って、よく分からないわね」

 

「あははは、すいません」

 

そう言いながら、ここまでの道中でのゴブリンスレイヤーさんの指示を思い出す。

 

ゴブリンの巣に侵入する前に長い声のネコによって、入口を見張っていたゴブリン達が力を抜ける。

 

その隙を狙ったゴブリンスレイヤーがそのまますぐに掃討する。

 

そのあまりにも素早い動きに疑問に思って、聞いてみてからの返答は

 

「猫は猫だろ」

 

の一言だった。

 

ゴブリンスレイヤーにはこの魔法はあまり効かないようだ。

 

次に入口の前に立つと共にくさいにおいのネコを召喚し、洞窟内にニャン香で満たした。

 

これにより、ゴブリン達の嗅覚を封じ込める事にしており、これまで行っていた匂い消しを行わずに済んだ事に妖精狩人さんは喜んでいたのだが

 

「あいつらの匂いを身体に浴びるのと、猫のあれを浴び続けるのって、ある意味究極の選択よ。

それも可愛いのならまだしも」

 

そう言いながら、召喚された猫の目を見て、微妙な顔をしているのがよく伝わってくる。

 

それ以降もダンジョンに入れば、ゴブリンが襲い掛かってきても、ゴブリンスレイヤーは失敗とも言える魔物達で奇襲を仕掛ける事もある。

 

魔力を使わず、味方に被害はなく、しかも何度も使えるし、上手くいけばゴブリンを殺せる。

 

ゴブリンスレイヤーにかかれば、奇妙なグルグルの魔法も一気に殺戮マシーンに変わってしまうのが恐ろしい所だ。

 

「微妙な顔をしているけど、それに加担しているあんたもあんたでどうかしているわよ」

 

「へっ?」

 

そう言いながら、俺はツチヘビを描いていた所で妖精狩人に言われた。

 

グルグルを描く際には時間がかかるという事もあり、常に敵を捕らえる事ができる妖精狩人と一緒に行動する事が多い。

 

敵を感知して、1秒もあれば、軽くトカゲノシッポぐらいは簡単に出せるので。

 

ついでに、このトカゲノシッポはゴブリンスレイヤーも大変約に立つ魔法だと言っており、常に腕に巻き付かせて、明かり代わりにしたり、素手での戦闘でも瞬時に倒す事ができる。

 

弓矢や槍など、木の武器に対しても有効であり、油を使った罠など。

 

原作のグルグルでも考えられないような使い方をしているゴブリンスレイヤーはある意味、魔法を使う俺以上にグルグルを使いこなしていた。

 

「その魔法については色々と謎が多いから、使用はあまり控えて欲しいのだけど」

 

「いやぁ、大丈夫ですよ。

なんだかそう思うのですから」

 

「まぁ、あんたが納得しているのなら、止める権利はあんまりないけど。

無理だけはしないように」

 

「あっはい」

 

そう言いながら、妖精狩人に言われて、俺は頷く。

 

「・・・」

 

そう言われながら、俺は冷や汗をかいてしまう。

 

このグルグルの厄介な所もそれなんだが

 

「う~ん」

 

「とりあえず、行きますか」

 

「えぇ、とりあえず、この匂いなんとかできない」

 

「すいません」

 

そう言いながら、未だにネコの屁で満たされているダンジョンの中を進んでいく。



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雪羅(ぬらりひょんの孫)起

今回は松井さんのリクエストのぬらりひょんの孫の「雪麗」を書かせてもらいました。
あと、主人公の設定については、あの漫画の武器を元ネタにさせてもらいました。

まあ、アンケートは現在
1位 ゼシカ 2票
   フローラ 2票

まだまだ始まったばかりですので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956




江戸時代中期の花開院に一人の異端が現れる。

 

その手に持ったどのような妖怪を滅する事ができる伝説の槍で妖怪から人々を守った。

 

当時の花開院でも最強に相応しい人物であり、人格という面でも曲がったことが大嫌いで、良くも悪くも真っ直ぐな性格の好男子だった。

 

そして、それは人だけではなく妖怪にも手を伸ばしていた。

 

そうした事もあり、当時同い年でもあったぬらりひょんの息子、奴良鯉伴と組んで戦う事も非公式ながらあった。

 

だが、その伝説の槍は使い手を妖怪に変える力を持っていた。

 

それによって、花開院でありながら、妖怪になったただ一人の人物となった。

 

妖怪の姿を目撃したのを最後に、彼はその姿を消した。

 

彼がその後、どうなった事は誰も知らない。

 

だが、それはあくまでも人間だけの話である。

 

―――

 

「何が」

 

「いや、いい加減、御父様と仲直りしたらどうなんですか」

 

そう言いながら、遊びに来た娘からの言葉を聞きながら、私はそのまま流すように目を背けながら酒を飲む。

 

「仲直りもなにも、喧嘩などしていないわよ。

ただ、あいつが酒を飲むなと言うから、こっちで飲みに来ているだよ」

 

「いや、それは御父様が正しいですよ。

だって、ここに来て一時間でこの量ですよ」

 

「何よ普通じゃない」

 

そう言いながら、私は新しく酒樽を手に持って、飲み始める。

 

「普通じゃないですよ!!

それって、御父様が働いている間はずっと家にいますよね!!

幼い頃はそんなに疑問に思わなかったし、専業主婦だと思っていましたけど、家事はほとんど御父様でしたよね!!」

 

そう言いながら、酒樽を取り上げる。

 

「まったく、何時から生意気を言うようになったのかしらね、この娘は」

 

「もう20年以上前です。

それに、御父様もそろそろ歳なのに」

 

そう言いながら、娘であるつららは呆れたように呟く。

 

「いや、あいつも妖怪だから、そういうのはないわよ」

 

その言葉と共に雪羅は呆れたように酒を飲んでいた。

 

「というよりも、あんたも知っているだろ。

あいつは人間でありながら、妖怪の力を持っている事に」

 

そう言いながら、呆れながら私はそのまま酒樽から酒を取り出す。

 

「だから、人間の方の常識が未だに抜けないんだよ」

 

「いや、妖怪でもそれだけ酒を飲んでは駄目でしょう。

とにかく、もうそろそろ家に帰っていただきます。

御父様ももうそろそろこちらに来ますので」

 

「・・・なんて」

 

つららからの言葉に私は手に持っている酒をそのまま置いて、見つめる。

 

「御母様が酒を飲み始めた頃から既に連絡済みです。

もうそろそろ来ると思い」

 

その言葉を聞く前に私は飛び出すが

 

「ようつらら、久しぶり」

 

「げっ!」

 

そう言いながら入ってきたのは、男だった。

 

足まで伸びた巨大な黒髪にその手には石で造られた槍を手に持っていた男がいた。

 

そいつが、つららを産んだきっかけである男であり、元人間の妖怪。

 

「たく、お前なぁ、また金を勝手に使っただろう」

 

「なにか文句でも?」

 

「あるに決まっているだろ!

おかげで家賃が払えなくなりそうになっているだぞ」

 

「それは悪かったけど」

 

そう言いながら、私はそのまま顔を背ける。

 

「まぁ、世話をすると約束したのは俺だから、文句は言えないけどな。

ほら、さっさと帰るぞ」

 

「・・あぁ」

 

その言葉と共に、あいつは私の手を掴んで、そのまま歩き出す。

 

「じゃあな、つらら!

今度はちゃんと土産を持って来るからな」

 

「はい、楽しみにしています」

 

そうつららに見送られる形で、その場から去っていった。



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雪羅(ぬらりひょんの孫)承

「まったく、酒が好きなのは分かるけど、もう少し控えてくれよなぁ」

 

「別に良いだろ、私はこれぐらいしか楽しみがないんだから」

 

そう言いながら、家に帰ると共に仕舞ってあった酒を取り出しながら、旦那である彼が用意したつまみと共に食べていた。

 

「それに、餓鬼の頃から世話していただろう」

 

「まぁそれはねぇ」

 

そう言いながら彼は顔を赤くさせながら、俯く。

 

彼は元々花開院の一族の一人であり、かつては最強と呼ばれた男だった。

 

だが、その手に持った獣の槍と一体化する事によって、虎の妖怪となった。

 

しかし、妖怪になった事もあり、幼い頃に世話になった雪麗と結婚する事もできた。

 

「といか、陰陽師の癖に一緒に遊びに来るのは、本当に変わった餓鬼だったなぁ」

 

そう言いながら、酒で飲んでいた事もあってか、酔いながら旦那である彼を詰め寄っていく。

 

「うぅ」

 

「たくっ、こんなに歳が離れた夫婦がいるかねぇ」

 

「そういうか?」

 

その言葉の通り、少なくとも江戸時代から生きている雪麗は500歳を超えており、対して彼は妖怪になってから約100年程度。

 

400歳差の夫婦であるが

 

「普通はもっと若い奴を狙うか?」

 

「だって、一目惚れだったからな。

それに別に後悔はしていないぞ」

 

「うっ」

 

そう言いながら、先程までからかっていた雪麗だったが、真っすぐすぎる言葉に酒を飲んでいた時よりも赤くさせる。

 

「まったく、お前は、本当にたく」

 

そう言いながら、目線を合わせないように横を向く。

 

彼女の初恋の相手であるぬらりひょんは自由気ままで悪戯好きな性格、己の特性を活かした無銭飲食や不法侵入の常習犯。

 

そんな彼にアピールをしていたが、互いに恋愛に発展しなかった。

 

そうして、ぬらりひょんはその後、別の女性と結婚し、それ以降はあまり恋愛に興味を示さなかった雪麗。

 

そうして、真っすぐと向き合って、好きだと恥ずかしくもなく言う旦那の態度に雪麗は

 

「恥ずかしいな」

 

例え年下だとしても、顔を合わせられない。

 

「んっ、どうしたんだ?」

 

そんな雪麗の様子に疑問に思った彼はそのまま近づく。

 

「また、酒を飲んで赤くしているのか?」

 

「ったく、お前は」

 

そんな、これまでと変わらない態度に呆れた雪麗は隠していた酒の一つであるスピリタスを飲み込む。

 

「おい、雪麗」

 

「うっさいなぁ、たくっあんたはもうっ」

 

その酒を飲むと同時に目をぐるぐると回しながら、そのまま旦那を押し倒した。

 

「おっおい」

 

「良いから、いちゃいちゃしようぜぇ」

 

そう口調が定まっていないが、彼に甘える行為の為に雪羅はそのまま甘えるように行為が始まろうとしていた。



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雪羅(ぬらりひょんの孫)転※

顔を赤くさせた雪麗はそのまま彼を連れ出し、そのまま寝床へと運び込まれる。

 

仕事の為にすぐに着替える事のできる簡易な衣服だった為、彼女はすぐにそのまま脱がされる。

 

「たくっ、私を見て、もうこんなに興奮していたのか?」

 

そうして脱がされた衣服の下から出てきた肉棒は普通の人間とは比べものにならない大きさは誇っていた

 

「それはまぁ」

 

「まったくっ、まぁこれからもっと大きくなる事を期待できそうだね」

 

そう言うと共に身に纏った着物を脱ぐ。

 

同時に着物によって仕舞われていた豊かな胸を晒していた。

 

「っ!!」

 

曝け出した胸を見つめていると、彼は顔を真っ赤になる。

 

「まったく、度胸は結構あるのに、こういう所では何時まで経っても初心だねぇ」

 

普段とは違う彼の様子に、雪麗は笑みを浮かべながら、そのまま興奮で既に立っている肉棒をそのまま左右から胸で挟み込む。

 

「うっうぅ」

 

普通の人間よりも低い体温の雪麗の胸の感触に覆われた肉棒はその心地よさにそのまま後ろへと反り返る。

 

「まったく、毎回毎回、面白いねぇ、あんたはぁ」

 

そう言いながらも、見慣れていながら、心地良さそうにしている彼を見ていると雪麗も笑みを浮かべる。

 

そして、そのまま挟み込んだ肉棒にぎゅっと挟み込んだまま、胸をそのまま上下に動かして、扱き始める。

 

――にゅぽっ、にゅぽっ!

 

僅かに顔を出している亀頭から、その胸から何度も出入りを繰り返し行っており、その度に雪麗の胸の感触を味わえた。

 

みっちりと隙間なく包み込まれ、雪のような冷たさ。

 

そして、普段は着物で抑えられている胸は柔らかく、もちもちした肌がひっつくような感触にそのまま倒れ込む。

 

「ほらっ、そろそろ限界じゃないのかい?」

 

その言葉と共に念入りに包み込み、根本まで飲み込んだ肉棒から既に溢れ出す我慢汁によって、さらに音を立ていた。

 

「うっ」

 

豊満な胸をそのまま押し込むと共に、亀頭は膨れ上がり、限界を迎えて出てくる。

 

「んっ雪麗」

 

「ほぅ、もう我慢ができないんだったら、もう出ても良いぞっ!」

 

―――びゅるるぅっ!びゅるっ!!

 

「んっ!いっぱい出ているわねっ!」

 

そうして、既に限界を迎えていた肉棒から溢れ出した精液はそのまま彼女の胸元へと飛び出していく。

 

「んっ、本当に、出ているわねっ」

 

その言葉を言いながら、胸元に飛び散った精液を口の中へと運んでいく

 

「んっ、まぁ何百回やっても、これは変わらないようね」

 

そう言った雪麗は惚けた顔でそのまま全てを飲み込んだ。

 

「雪麗っ」

 

「たくっ、良いよ、来ても」

 

彼の呟きに応えるように雪麗もまた、迎えるように手の元へと向かっていた。

 

 



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雪羅(ぬらりひょんの孫)結※

行為を行っていくうちに全裸になった雪羅の上に乗った男はそのまま肉棒をゆっくりと秘部に合わせていく。

 

「はぁはぁんっ」

 

「たくっ、妖怪になってから、あんたは」

 

既に興奮によって、男から出てくる吐息はまるで獣を思わせる程荒々しく、目は血走っていた。

 

男の持っていた槍の能力によって、獣と似た性質を持つ男は普段はその性質を理性で抑えているが、一度枷が外れれば、本能に身を任せた動きになっていた。

 

「んっ、これはっ本当にっ」

 

そうした本能のままに肥大化した肉棒はゆっくりと雪羅の膣内へと入り込むようにゆっくりと埋まっていく。

 

「うっぅっあっああっ!!」

 

膣内へと入り込んだおまんこはぐいっと見える体制になっていく。

 

それを見せつけられ、肥大化した肉棒はゆっくりと雪羅の中へと根本まで入っていく。

 

「ぐっあっあぁっ」

 

「ぐるっ!!」

 

獣のように肥大化した肉棒が根本まで入っていくのを確認すると共に、雪羅は顔を少し歪ませながら、声を大きく出していく。

 

――――ぬるるるるるっ

 

肉棒はそのまま膣内で愛液によって塗られる。

 

同時に雪羅自身の雪女としての体質なのか、男の肉棒に絡まると共に凍っていく。

 

だが、それを上回る勢いで男が興奮で既に湯気が出る程の熱気が出ており、腰を振りながら、そのまま雪羅の中を何度も行き来していく。

 

「ぐっあぁっあぁっ!!

焼けるようで、刻まれていてっ!!」

 

そうして何度も行き来していく内に、雪羅の膣内の最奥まで挿入された瞬間、口の端から涎が垂れそうになる。

 

普段の様子からは決して想像する事ができない顔を浮かべながら、息を荒げていた。

 

「はぁはぁはぁ」

 

息も絶え絶えになりながら、既に快楽で笑みを浮かべた雪羅の膣内へと奥まで挿入したまま、その膣内にも大きく動いていた。

 

膣内では細かい肉壁のうねりと共に、その全てが絡みつき、一刻も早い射精を促していく。

 

「ぐっううっ!!」

 

そうして雪羅からの刺激に耐えきれなくなった男もまた、四つん這いになりながら、鋭い快感が肉棒から脳へと伝わっていく。

 

「はぁつはぁっ!!」

 

何度も引き抜いていき、既に限界まで膨れ上がった肉棒はそのまま雪羅の中へと導かれ

 

「ぐっ!!」

 

―――ビュルルルルッ!

 

「いっイグッッ!!」

 

亀頭はそのまま雪羅の膣の一番奥の子宮口まで勢いよく突きあがると共に、全ての精液が吐き出される。

 

「はぁはぁ」

 

全ての精液を吐き出した彼はそのまま正気を取り戻したのか、先程までの野獣の目は少し収まっていた。

 

「雪羅、なんで今日に限って、酒をあんなに飲んだんだ?」

 

「まぁ近い内に面倒な事が起きるからね。

その時に戦う為にね」

 

「そうか、だったら俺もやるしかないな」

 

その言葉と共に、男もゆっくりと立ち上がる。

 

「たく、あんたは」

 

そう言いながら、そんな男の姿を見ながら、ゆっくりと彼女も微笑むのだった。



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ゼシカ(ドラゴンクエスト)起

現在、活動報告でサクラ大戦のキャラを募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


ドラゴンクエスト。

 

日本のサブカルチャーに「剣と魔法のファンタジー世界」を定着させた作品でもあり、昨今でも多くの異世界転生などはほとんどがドラクエ的世界観を元にしている作品も多い。

 

そうした、ドラゴンクエストは日本だけではなく、世界中に愛されている作品である。

 

そんなドラゴンクエストは世界的にヒットすると共に、その世界観を体験する事ができるゲームとして、モンスターバトルスキャナーが世界的にヒットする。

 

最新のAR技術を応用して、手に入れたアイテム、モンスターを組み合わせて戦う姿は世界中の人々を夢中にさせた。

 

そして、その中でも特に注目されているのはレジェンドチケットである。

 

レジェンドチケットとは、ドラゴンクエストの作品で出てきた歴戦の勇者や魔王など多くの登場人物が描かれており、プレイヤーの切り札として使われる。

 

「そうして、俺も初めたのだけど」

 

「これって、どういう事かしら」

 

友人の誘いを受けて、小遣いを叩いて買ったモンスターバトルスキャナーのコントローラーから出てきたのはレア度としては低い魔法使いの装備と序盤に出てくるモンスターだった。

 

なのだが

 

「ゼシカって」

 

目の前に立っているのは、毎に揺れる豊満なバスト、肩と胸の上部のはだけた衣装という大胆な恰好をしている女性の名はゼシカ。

 

ドラゴンクエストシリーズのドラゴンクエスト8に出てくるキャラクターであり、パーティの中でも高火力の魔法を操るキャラである。

 

レジェンドチケットはその種類は豊富であり、町の一般人も含まれている為、シリーズのメインキャラが当たる確率はかなり低いらしい。

 

そうして当たったキャラは実体化するというのは都市伝説だと聞いていたが、まさか本当に実体化するとは思わなかった。

 

「というよりも、誰が想像できるか!!」

 

そう言いながら、俺は思わず手に持っていたコントローラを地面に叩きつける。

 

「えっえっ!?

とっとりあえず、落ち着いて。

この状況って、あなたのせいじゃないの?」

 

「いや、まぁ、俺のせいかもしれないけど、とても信じられない話なんですが」

 

そう言い、俺は先程まで何が起きたのかについてを話した。

 

「げっゲーム?

なんだか、頭が痛くなってくるわ。

けど、まぁ嘘を言っていないようだから、信用するけど」

 

「はい、マジでありがとうございます」

 

そう言いながら、俺はとりあえず納得して頂いたが

 

「けど、私、これからどうしたら良いのかしら」

 

「あっ」

 

そうした、ゼシカからの一言に俺は思わず呆けてしまう。

 

そうした、彼女との日々が始まろうとしていた。



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ゼシカ(ドラゴンクエスト)承

ゼシカが俺のパートナーになってから、数ヶ月。

 

その間に俺はモンスターバトルスキャナーでの戦いの日々は続いていた。

 

ゼシカという強力な味方がいるが、それでも戦いを勝ち抜くには、俺自身がどう戦えば良いのかを理解し、その力を手にする方法を考える必要がある。

 

そうして俺の戦いの中で、魔法使いという職業の力、魔法使いと一緒に戦うのに心強いモンスター。

 

「という事もあって、色々と充実な日々を送っているけど、これからどうしよう」

 

「あんまり考えていなかったという事ね」

 

そう言いながら、呆れた様子でゼシカは俺を見つめていた。

 

「モンスターバトルスキャナーを始めたのも、そもそも趣味だったから。

ゼシカに対して、少し悪い気がするけど」

 

「まぁ、普通は想像できない仕方ないかもしれないけどね。

それにしても」

 

そう言いながら、ゼシカは自身のカードを見つめる。

 

「本当に、これを作った奴はどういう考えをしているのかしらねぇ」

 

そう言いながらゼシカはそのカードを見つめる。

 

「まぁ、それについてはねぇ」

 

俺自身もカードに描かれているキャラクターがこうして実体化をするのは、目の前で起きなければ、信じられなかっただろう。

 

「まぁ、君以外には見えないようだけど」

 

その言葉に頷くしかなかった。

 

目の前にいるゼシカは持ち主として登録している俺以外は見えないのか、他の友人も対戦する時以外には見えないらしい。

 

「・・・だったら、少し試してみようか」

 

「試す?」

 

何を言っているのか分からず、思わず首を傾げてしまうが、ゼシカはそのまま俺に近づくと

 

―――むにゅ

 

「むにゅ?」

 

「あっ感触はあるんだ」

 

「なっ!!」

 

ゼシカは俺の手を取り、そのまま自分の胸に押し付けていた。

 

思わず俺はすぐに離れてしまったが、一体何を考えているのか分からず、俺は思わず椅子から転げ落ちてしまう。

 

 

「なにを 考えているのっ!?」

 

「いや、こうやって、触る事ができるのかと思って興味が出たから」

 

そう言って、何の悪びれる事もなくゼシカは微笑むが

 

「そういうのは、そのなんていうか、もっと親しい人とやるべきじゃないかなと、思って」

 

「なんというか、あんたって、結構鈍いって言われない」

 

「何が?」

 

急な一言に俺は思わず首を傾げてしまうが

 

「ここ数ヶ月の頑張りを見て、私は少なくとも、君には好意を持っているの、全然気づいていなかったでしょ」

 

「そっそうなんですかっ!?」

 

その言葉に俺は驚きを隠せない。

 

「それで、あなたの返事は」

 

そう言い、眼前まで近づいてきたゼシカに対して

 

「よっよろしくお願いします」

 

思わず返事をしてしまう。



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ゼシカ(ドラゴンクエスト)転結※

「それじゃあね」

 

その言葉と共にゼシカはそのまま俺に近づくと、返事を待たずにそのまま唇が当たった。

 

これまで一緒に過ごしてきて、見つめていた綺麗な唇が俺の唇に押し付けられ、俺は少し戸惑いを隠せなかった。

 

「んっんっ 」

 

「うっんっ」

 

唇が当たると共にゼシカの方から唇の合間から舌が入り込み、そのまま俺の舌と交わった。

 

その感触はとても柔らかく、熱く、舌から伝わってくる甘い唾液が纏われ、そのまま夢中になっていく。

 

舌から伝わってくる絡み合いから来る快楽はそのまま俺の脳を痺れさせるには十分な程だった。

 

そして、その感触に楽しんでいると共に、その水音と共に俺の肉棒も徐々にだが、大きくなっていく。

 

「んっぷはぁ、もぅ、こんなに大きくなったんだね」

 

そうして、俺の肉棒が大きくなったのを確認すると共に、そのまま自身の下着を脱ぎ去り、そのまま俺に秘部をこちらに見せる。

 

そうしていると、スカート越しだが、その甘い匂いが届く。

 

「もう、我慢はできないんだよね」

 

「っはい」

 

ゼシカから誘われる言葉に俺は素直に頷き、そのままズボンで既に肥大化している肉棒をそのままゼシカの秘部へと合わせる。

 

「あんっ」

 

―――ぶるんっ

 

ゼシカの秘部へと肉棒を合わせると共に、そこに反応したのか、衣服に押さえつけられていた彼女のおっぱいから音が出そうなぐらいに揺れている。

 

それを見つめると、興奮で腰が震えており、俺は肉棒の秘部の入り口に合わせらず、ぶるぶると身体を震わせていた。

 

「あっあぁぁ!!

そっそんなに焦らすようにさせないでっもぅ!!」

 

膣内へと入る事ができずに、そのまま入口の前で何度も擦れていた。

 

それに我慢ができなくなったのか、ゼシカはその指を俺の肉棒に触れると

 

「ほら、ここをゆっくりとね」

 

そう言ったゼシカは俺の肉棒をそのままゆっくりと自分の膣内へと導いていく。

 

亀頭がそのまま膣内へと入ると、既に興奮した肉棒は彼女の中で濡れている膣肉に触れるだけで、既に射精しそうになっていた。

 

腰を前に出すだけでも肉棒を逃さないように膣肉が吸い上げていき、肉棒は瞬く間に根本まで吸い込まれていく。

 

「んっあっはぁっ!!」

 

吸い込まれた肉棒の動きに合わせてか、ゼシカは声を出しながら、吐息を吐いていく。

 

「あっあぁおまんごがぁ、じゅくじゅくっと入っていてっもうっ!!」

 

そう言ったゼシカの言葉に合わせるように、俺もまた腰を動かしていく。

 

腰を振る度に、目の前の彼女は口からいやらしい吐息を吐いていく。

 

「あっゼシカっゼシカっ」

 

「んっマスターっ!!」

 

既に我慢の限界を迎えている俺はそのまま彼女を抱き着き、勢いのままに腰を振り続ける。

 

やがて、肉棒に吸い付く膣肉に合わせてか、俺はそのまま彼女の子宮口へと肉棒を無理矢理嵌めていく。

 

「ゼシカっ!!」

 

「良いよっ来てっ」

 

その一言を聞いた瞬間、俺は彼女の中へと溜め込んでいた精液を一気に流し込んだ。

 

「んっっ!!!」

 

―――ドビュルルルルッ どぷっ どぷぷっ 

 

肉棒から放たれて精液は音を立てながらゼシカの中へと入っていくが、彼女自身は未だに満足しないのか、膣肉は俺の射精を促すように動きを止まらない。

 

そして、俺自身も、それに答えるように腰を打ち付けながら、精液を注ぎ込んでいく。

 

「はぁはぁふふっ、本当にこんだけ出して」

 

そう言いながら、ゼシカはそのまま自身の中に入っている精液を見つめる。

 

「まっまぁね」

 

俺はそう言いながら、息をゆっくりと吐きながら応えた。

 

息を吐き出しながら、目の前にある実態があるとしか思えない感触に俺は

 

「本当にいないか不安になっている?」

 

「それはまぁ」

 

実際にいるかどうかも分からないのか不安なのが本音だが

 

「大丈夫よ、ここにいるから」

 

そうやって、ゼシカが俺を抱きしめてくれた。

 

その温かい感触に

 

「はい」

 

安心しながら、俺もまた抱きしめる。



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真宮寺 さくら(サクラ大戦)起

注意
作者はサクラ大戦に関しての知識としては「新サクラ大戦」以外は僅かしか知らないので、矛盾点が多いと思います。
なので、原作とは違うキャラクターになるかもしれませんので、注意してください。
ですが、起の場合は原作キャラは出てきませんので注意してください。


「婚約者ですか?」

 

「あぁ、お前を拾ってから決めていた」

 

そう言いながら、俺の目の前にいる父がそう告げた。

 

目の前にいるのは血のつながっていない父はこれまでと変わらない当たり前の事のように告げている言葉に俺は少し戸惑いを隠せなかった。

 

「父さん、なんでそんな大事な事をもっと早く言わなかったんですか」

 

「(それほど重要な事でもないし、最終的にはお前と相手が決める事だ。

だからその日になるまで)お前に言う必要はない」

 

「父さん、またそういう事を言うと勘違いされますよ」

 

そう言いながら、既に何年も連れ添っているからこそ分かる父の言葉に呆れながらも言う。

 

父は俺が幼少の時に拾ってくれた恩人であるが、非常に口数が少なく、それが原因で多くの人と仲が悪い。

 

というよりも、父自身は嫌われてないと考えている困った人である。

 

「とりあえず、一ヶ月後、会いに行くつもりだ、準備をしておけ」

 

「はぁ、分かりました」

 

そう言いながら俺は準備していたが

 

「・・・出たか」

 

「・・・そのようですね」

 

そう言っている間に聞こえてきた悲鳴に俺は頷くと共に、刀を手に取ると共に

 

「気を付けろ」

 

「えぇ」

 

そうこちらを心配する声に俺は頷く。

 

十分に立つ事ができない父の代わりに持った刀を手に取り、走っていく。

 

駆け抜ける森林を超えた先に見えたのは眼のない化け物達妖魔が人々を襲っている光景だった。

 

その光景を見つめながら、血の香が鼻の中に入り込むが、それでも俺はゆっくりと口の中に空気を入れる。

 

「水の呼吸 一の型」

 

その言葉と共に、目の前にいる妖魔に向けて刀を構え、腕を交差した状態からそのまま水平に切り裂く。

 

「水面斬り」

 

その一言と共に妖魔の首を切り裂く。

 

―――ぼとりっ

 

妖魔の首が地面に転がるのと同時に、俺の存在に気付いた他の妖魔達は人々を襲うのを止め、咆哮と共に俺に向かって襲い掛かる。

 

見渡す限りでも4体は間違いなくいる妖魔だが、それでも

 

「水車」

 

その一言と共に目の前に迫っている妖魔を真っ二つに切り裂き

 

「流流舞い」

 

地面に辿り着くと共に、流れるような動きで左右から襲い掛かる妖魔の翼を切り裂く。

 

それによって、地面に叩きつけられた妖魔は互いの牙で血飛沫を上げながら倒れる。

 

そして、激突によって、俺の姿を確認する事ができなくなった最後の一体に向けて

 

「打ち潮」

 

その一言が終わると共に全ての妖魔を倒す事ができたのを確認する。

 

「・・終わったか」

 

「えぇ」

 

そう言いながら、父もまた遅れて、訪れる。

 

「その腕ならば、あの子に道を示す事もできるだろう」

 

「了解しました」

 

その言葉と共に、俺は父である富岡義勇に再び頭を下げると共に駆け寄る。

 

「父、明日からですね」

 

「あぁ」

 

「ならば、好物である鮭大根にしますか」

 

「そうだな」

 

その言葉と共に、杖を持っている父と共に、俺は歩き出した。



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真宮寺 さくら(サクラ大戦)承

アンケートの結果でガンダムのヒロインを募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。

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未だに雪が降り注いでる空。

 

その中で、俺は右半分が無地・左半分が亀甲柄の羽織を身に纏いながら、一緒に歩いている人物を見つめる。

 

今回の父さんから聞いていた桜色の着物を身に纏っている少女の名前は真宮寺さくらさん。

 

そんな彼女は

 

「あははぁ」

 

どうしたら良いのか分からない困惑している表情だった。

 

その表情を見つめているとつい申し訳ない気持ちになってしまう。

 

「本当にすいません」

 

事の始まりは一時間程前。

 

俺は父と共に婚約者が住んでいるという屋敷に向かい、入っていた。

 

屋敷に入り、婚約者相手というさくらさんと、彼女の母親とお婆さんと共に縁側で話していた。

 

話していたが、婚約者として紹介されたさくらさんとの出会いはどちらかと言うと重い空気になっていた。

 

それはなぜかと言うと父の一言足りない言葉を連発し、相手の方のお母さんとお婆さんが激怒。

 

現在も話し合っており、その間に俺達だけでもという事で庭で婚約者であるさくらさんと一緒に見回っていた。

 

「だけど、安心しました。

本当は今回の顔合わせ自体にもどのような方が来るのか心配でしたが、あなたは優しそうな方で本当に」

 

「そうですかな?

俺は父からの教えを守っているだけですから。

父は口数は少ないけど、かつては人々を守る為に立派に戦い抜いた剣士ですから」

 

そう言いながら、俺は今は父から受け継いだ日輪刀を握りながら呟く。

 

「お父様ですか。

その気持ち、痛い程分かります」

 

その言葉を聞いて、俺も少し戸惑う。

 

父から聞いた話だと、さくらさんの父は戦争で亡くなったと聞く。

 

「そういう意味では少し似ているかもしれないな」

 

「何がですか?」

 

「えっいや、今の父さんは俺の本当の父さんじゃないんだ。

昔、化け物に襲われた時に助けてくれた人でなんだ。

本当の父さんはその時に」

 

そう言うとさくらさんは少し暗い顔をしていた。

 

「それは、その」

 

「気にしないで。

今の父さんも、向こうに行っている父さんも両方共俺の大事な父さんだから」

 

そう言いながら、俺は手に持った日輪刀を抜き、さくらさんに見せる。

 

「これは」

 

「太陽に最も近い山でしか取れない石から作られた刀。

その性質なのか、妖魔を容易く切り裂く事ができる。

まぁ、本来の目的にはもう使われないけど」

 

そう言い、俺は日輪刀を鞘に収める。

 

「まぁ、婚約者と言っても、俺はまだまだ結婚とか考えていないので、そのさくらさんがやりたい事を探せば良いよ」

 

「やりたい事ですか。

えぇ、ならば」

 

その言葉と共に頷くと共に

 

「でしたら、今度稽古をお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

「稽古か、了承した」

 

そうして、俺とさくらさんとの交流が始まった。



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真宮寺 さくら(サクラ大戦)転

さくらさんと出会ってから数ヶ月の時が過ぎた。

 

あれから雪は解け、もうすぐ桜が咲く木々も見える。

 

その中で俺とさくらさんは、家の近くにある庭で互い見つめ合っていた。

 

そこには普段の優しい表情ではなく、真剣に目の前で行われる試合に向けられていた。

 

「・・・行くぞ」

 

「はい」

 

そう言いながら、俺はその手に持った木刀を持ち、構えながら目の前にいるさくらと対峙していた。

 

ゆっくりと互いに動かずにいた。

 

「「っ!!」」

 

そして、どこかで響いた音と共に俺達は手に持た木刀が激突した。

 

目の前にいるさくらさんの木刀からはまるで桜が舞い上がったと勘違いする程の切れ味が木刀を襲っていた。

 

だが、同時に俺の木刀から水が流れ、目の前の桜を受け流していた。

 

「水の呼吸 玖ノ型 水流飛沫」

 

攻撃を受け流すと共に、飛び上がり、そのままさくらさんの背後に回る。

 

それに気づいたさくらさんもすぐに対応するように応戦する。

 

その度に俺は再び飛び上がり、縦横無尽に駆け回り、隙を伺う。

 

互いの木刀がぶつかる度に、桜と水飛沫が舞い上がる。

 

そう現実離れしていた光景が見えたが、その景色はやがて俺の持っている木刀はさくらさんの首筋まで伸びていた。

 

「まいりました」

 

「ありがとうございます」

 

その言葉と共に俺は手に持っていた木刀をそのまま腰に添える。

 

「それにしても、水の呼吸を使った技ですか。

本当に不思議な技ですね」

 

「俺自身もさくらさんの使う北辰一刀流も凄いですよ。

俺のもまだまだ水の呼吸を極めていないからね」

 

「まだですか。

そうですね、そういう意味でも本当に似ていますね」

 

そう言いながら、さくらさんもまた父親の事を思い出していた。

 

「まぁ、とりあえずは稽古は終わったし、食事の準備をしようか」

 

「はい」

 

そう言いながら、俺達は現在の家へと入っていた。

 

現在、俺達は互いの実家から少し近くの家を借りて、同居している。

 

それは今後の婚約の事も含めて、互いの剣の腕を高めるのを目的にしていた。

 

というよりも、最近では互いの剣を高めるのを目的にしていて、夫婦になるという自覚はあまりなかった。

 

なかったのだが

 

「えっと、これはその」

 

「あっはい、その今夜は」

 

そう言いながら作った食事を食べ終え、本来ならば互いに別室で寝る予定だった。

 

だが、本家からの通達なのか、俺達は今夜、一緒に寝る事になった。

 

その意味を知らない程、俺達は互い子供でもなかった。

 

「えっと、それでは、その、よろしくお願いします!」

 

「えっっはいっ!?」

 

互いに緊張していたのか、その場で土下座をする。

 

顔を真っ赤にさせながら、互いに見つめ合う。

 



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真宮寺 さくら(サクラ大戦)結※

「それじゃあ、入れるな」

 

「はっはいっ」

 

俺達は初めての行為に緊張しながら、ゆっくりと肉棒をさくらさんの秘部に合わせる。

 

未だに寝着を身に纏ったままだが、彼女の姿を見て、既に興奮で勃起している肉棒をゆっくりと彼女の秘部へと挿入していく。

 

「あっんっ、これは少しっ」

 

「だっ大丈夫?」

 

さくらさんから聞こえてきた声に俺は戸惑いを隠せなかった。

 

「いや、大丈夫ですっ。

その、ゆっくりで良いから」

 

「んっあぁ」

 

俺はその言葉に頷きながら、ゆっくりと動く。

 

俺はそのまま緊張して身体を震わせながらも、何度も腰を振りながら、さくらさんの膣内を何度も出し入れを繰り返す。

 

「あっあっはぁあぁっ!!」

 

出し入れを繰り返し、行う度に、さくらさんから出てくる吐息は徐々に荒々しくなっていた。

 

そうして、さくらさんの膣内には熱く濡れた肉に覆われていた。

 

――ぬちゅぬちょぬちゅ

 

出し入れを行う度に響く淫らな音が響いており、その度に肉棒に覆われている愛液は彼女の興奮に合わせるように粘りと量が徐々に増えていく。

 

「凄いっこんなに出ているなんてっ」

 

何度も出し入れしている肉棒の感触を味わいながら、先程まで感じていた処女を破かれた痛みは既にさくらさんの中には無くなっていた。

 

そして、その代わりに彼女の中にあったのは、快楽による疼きが身体の中を支配していた。

 

「これがっ本当にっ」

 

「さくらっさんっ」

 

そうして何度も肉棒を動かしていく中でも、彼女の膣内で吸い付く感触は、俺の肉棒を求めるように好き勝手に動き回る。

 

亀頭はぴったりと密着する事によって、既に俺の精液を強引に吸い出そうと思える程の密着にすぐにでも射精しそうになる。

 

「もうっ」

 

「はいっ私もっ、もう欲しいですっ!!」

 

その言葉と共に既に限界を迎えた肉棒はそのままさくらさんの子宮口へ挿入すると共に力を入れる。

 

「うっ出るっ!!」

 

その言葉と共に、肉棒から湧き上がる精液が膣内へと入り込んでいく。

 

―――どびゅどびゅどびゅびゅ!!

 

ぐつぐつと燃え上がるような精液はそのままさくらさんの中へと入り込んでいく。

 

「はぅあっ中に精液が入っていてっ」

 

そうして、入り込んでいった精液を確かめるように、お腹を撫で、同時に俺はそのままさくらさんから肉棒を抜く。

 

同時に先程まで繋がっていた肉棒から出ている精液は彼女の秘部に繋がっていたのを示すように白い橋ができていた。

 

「ふふっこんなに出て、そんなに気持ち良かったですか?」

 

「あぁ、本当に恥ずかしいけど」

 

「そっそうですか」

 

俺の正直の言葉に驚きを隠せなかったのか、そのまま顔をそのまま横に向いた。

 

そんな表情を見つめながら

 

「さくらさん」

 

「っんっ」

 

俺は自然に近づき、そのまま自然に唇が交わった。



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アイラ・ユルキアイネン(ガンダムビルドファイターズ)起

アンケート内で、面白いアイディアでしたので、採用させてもらいました。
今後もアンケートで内容で面白い物がありましたら、こうやって書いていきたいと思います。


そこは北欧のとある国の寒さの厳しい小さな村。

 

そこに身の丈に合わない黒いコートを身に纏いながら、周りに並べている鋏や安物の紙やすりなどを使いながら、目の前のガンプラを弄っていた。

 

「終わった」

 

そんな少年に話しかけたのは既にボロボロになっている衣服を身に纏っている少女が話しかけた。

 

「できている。

出来は期待するな」

 

「別に気にしないで。

金をあまり使わないで、捨てられたパーツで作っているのだから」

 

そう言いながら、受け取ったガンプラを見つめる。

 

それはシルヴァ・バレト・サプレッサーをベースに特徴がバラバラのガンプラだった。

 

「あなたが作ったガンプラだったら、勝てるから」

 

その言葉と共に、その村で行われている大会に彼女と共に向かった。

 

小さな村の大会だったが、賞金として多少の金が含まれていた。

 

参加人数はそれ程多くなく、短時間で行われる事として、バトルロイヤル形式の大会になっていた。

 

そして、彼らの目的は、その金であった。

 

「試合、開始」

 

その掛け声と共に、少女は手に取ったガンプラを操縦する為に手を伸ばし、少年もまた手に取る。

 

「名前、なんなの」

 

「ゴミから集めたパーツで作ったから、スクラップ・シルヴァ」

 

「分かった。

それじゃあ、スクラップ・シルヴァ、出る」

 

その言葉と共に、スクラップ・シルヴァが発進される。

 

同時にフィールドは雪原へと入り、周りを見つめる。

 

フィールドに出ると同時にスクラップ・シルヴァに目掛けて、次々と敵が近づいてきた。

 

「もうこっちに来たのか」

 

「けど、別に問題ない。

準備はできている」

 

「了解」

 

その言葉と共にスクラップ・シルヴァが取り出したのはビーム・マグナムだった。

 

ビーム・マグナムを構え、同時に接近してくる敵の内、空を飛ぶ機体に向けて放った。

 

「なっ!?

なんだこれはっ!?」

 

ビーム・マグナムによって、一瞬の内、半分の機体が消え去った。

 

「ビーム・マグナムの威力じゃないだろっ!」

 

「だけど」

 

同時にスクラップ・シルヴァの腕は焼き切り、瞬時に前腕をパージする。

 

「だけど、この距離ならばっ!!」

 

その言葉と共に接近してきた敵機だったが、パージした腕の変わりに装着された腕は

 

「なっ、あれは」

 

「ドラゴンガンダムっ!?」

 

そこに装着されたのは、スクラップ・シルヴァに合わせたパーツだったが、ドラゴンガンダムの腕だった。

 

同時に接近してきた敵機を次々と撃破していく。

 

「次」

 

「はいよ」

 

ある程度の敵機を切り裂くと同時に装着されていたパーツを投げ捨て、新たなパーツへと装着する。

 

「なんだよ、これ」

 

そうして、次々と変わっていくスクラップ・シルヴァの猛攻についに全ての選手を倒した。

 

「優勝者アイラ・ユルキアイネン、セン・ユルキアイネン」

 

「とりあえず、帰って、食べるわよ」

 

「うん」

 

その言葉と共に、その場から立ち去った。

 

 



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アイラ・ユルキアイネン(ガンダムビルドファイターズ)承

田舎での町の大会から数年後。

 

センとアイラの二人の姉弟は聞いたことのない組織、ネメシスへと入ってしまう。

 

ネメシスに入る事で、これまでの貧乏な暮らしからは考えられない生活が彼らに待っていた。

 

だが、その分、彼らはガンプラによる生活はさらに激しくなっていた。

 

姉であるアイラは、プラフスキー粒子の動きを察知し、ガンプラの動きを先読みできるという特異な能力に高い操縦テクニックを有している。

 

そうした事もあって、彼女はその能力について調べる為か、日々、実験用の黒いスーツを身に纏いながら、訓練を行っていた。

 

そして弟であるセンは姉に比べれば操縦テクニックは低い。

 

だが、それ以上にガンプラ製作テクニックは高く、貧困時代でもアイラの実力を十分に発揮していた。

 

鋏や紙やすりなど、ガンプラ作りには不向きな道具にも拘わらず。

 

それは、ネメシスへと入った事によって、その実力もさらに上がっていた。

 

ニッパーなどの十分な道具、、これまでスクラップでしか作る事ができなかったガンプラも、ネメシスに揃っていた数々のガンプラ。

 

そうした環境に囲まれた事によって、ネメシス専属のモデラ―でも作る事ができないガンプラを作り出す事ができた。

 

「まったく、あいつらの指示でのガンプラは本当につまらないな」

 

そう言いながら、センは目の前でネメシスが指定したキュベレイパピヨンを見つめながら、不満を述べていた。

 

キュベレイパピヨン事態には大きな不満はないが、それに備わっているエンボディシステムには大きな不満があった。

 

「こんなの姉さんの実力を十全に発揮する事ができないだろ。

たくっ、これ以外にユニコーンだっけ?

あれを改造した方が面白いのに」

 

「またガンプラの話」

 

その言葉が聞こえ、後ろ振り向くと、むすっとした表情で見つめているセンの姉であるアイラだった。

 

「それが、新しい奴」

 

「あぁ、けどもっと別の奴を作りたいけど」

 

「まぁあいつらの言う事が聞かないといけないから」

 

そうして、セン自体も不満そうに文句を言う。

 

そうしたセンを見つめていたアイラはそのまま身に纏ったスーツのままセンを抱きしめる。

 

「もう少し。

あいつらの言う、大会が終われば」

 

「姉さん」

 

そうして、アイラはセンに、そして自分に言い聞かせるように喋ると、そのまま顔を近づける。

 

近づいたアイラはそのままセンの唇に近づき、そのままキスを行った。

 

貧しい貧困街において、弟しか信用する事ができないアイラにとって、その関係は既に普通の姉弟の関係ではなかった。

 

互いに温もりを感じる為に、そのままキスを行いながら、やがて口から離れて、見つめ合っていた。

 

「あいつらが見られるのも、嫌だから」

 

「うん」

 

その言葉と共にガンプラルームから離れ、そのまま自室へと戻っていった。



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アイラ・ユルキアイネン(ガンダムビルドファイターズ)転※

「それじゃあ、始めようか」

 

自室に戻ったアイラだが、未だにボディスーツを身に纏ったまま、そのままベットの上に座っているセンを見つめる。

 

「あぁ」

 

その言葉と共に、先程まで身に纏っていた黒いボディスーツのまま、そのまま四つん這いになって、センの肉棒へと近づく。

 

「ムチュッちゅぅっ」

 

肉棒へと近づいたアイラはそのまま自らの顔を擦り付け、そのまま何度も肉棒をキスを行っていく。

 

「べちょねちょっ、んっ。

本当にっ、こうやってやるのは、久しぶりだな」

 

その言葉と共に、アイラは目の前にある自身の弟の肉棒を舐めとりながら、興奮している様子で舐めとっていく。

 

既に興奮に鼻から熱い息を漏らしながら、大きく舌を垂らしながら、亀頭を舐めとっていく。

 

ぽっかりと開いた唇で、そのまま亀頭を飲み込んでいく。

 

―――ちゅぱちゅぱちゅぷっ

 

音を立てながら、舐めとっていくその姿に彼もまた興奮で肉棒を膨らませていた。

 

舌の上で興奮で膨らんでいる肉棒を様子を見つめていたアイラ自身もまた興奮してきたのか、涎を垂らしながら下品に亀頭を舐め回していた。

 

舌の上で翻弄される肉棒は、アイラの滑らかな舌の感触に既に興奮した影響なのか我慢汁が溢れ出ていた。

 

「んっ姉さんっ」

 

興奮で我慢ができなくなったのか、そのまま亀頭から溢れ出る精液はそのまま彼女の口の中へと入り込んでいく。

 

既にセンの肉棒には狂おしい程の衝動に駆られており、俺はそのままアイラの喉奥まで肉棒を突きこむ。

 

「んっんっ!!」

 

興奮で既に腰を動かすのを止められず、激しく腰を動かしながらアイラの口腔に肉棒を何度も出し入れを繰り返して行った。

 

口内に出し入れする度に、アイラの目を見つめると、彼女は惚けながら、こちらを見つめていた。

 

腰を動かすたびに、アイラの長い髪もまた乱れており、その度にスーツの中に閉じこもっていた胸も大きく弾ませていた。

 

何度も出し入れを繰り返していく内に彼女もまた興奮で喰らい付いており、口内は既に肉棒から全ての精液を搾り取ろうとする程に締め付けていた。

 

「んっ!!」

 

そうしていく内に限界を迎えた亀頭から精液が飛び出そうになる。

 

「姉さんっもうっ!」

 

「んっ」

 

少年の声が聞こえたのか、アイラもまた軽くうなずくと共に、その口を細める。

 

―――じゅるじゅるるるっ

 

入り込んだ精液はそのままアイラの口の中に納まらなかったのか、そのまま口の端から精液が流れ出ていた。

 

「んっんっ」

 

流れ出た精液を受け止め、妖艶な笑みを浮かべながら、受け止めた精液を見せつけながら、口を開く。

 

「ぷはぁ、いつもやっているけど、やっぱりこれがないと」

 

そう言いながら、卑猥な汁音を立てながら、未だに残っている精液を舌の上で転がしながら、こちらを見つめる。

 

 



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アイラ・ユルキアイネン(ガンダムビルドファイターズ)結※

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皆様の応募、お待ちしています。
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「たくっ、もうこんだけ出して」

 

一通りの精液を飲み込み終えると、そのままセンを押し倒した。

 

ベットの上に尻餅をついてしまい、そのまま身に纏ったスーツを脱ぎ捨て、そのままセンの上に乗る。

 

すると、スーツ下で既に興奮したいたのか、濡れている秘部が溢れ出しており、そのままセンの肉棒にすりすりと擦り付けていく。

 

「んっんっあぁ。

こうやって、擦り付けていくと、本当に、硬くなっている肉棒が当たってっ」

 

肉棒が秘部へと寄せられ、ぼーっと肉棒を見つめながら、ゆっくりと腰を動かし行く。

 

最初はゆっくりと動いていた。

 

だがその内、興奮してきたのか、その腰の動きはだんだん大胆になっており、その度に秘部から溢れ出る愛液は肉棒をくちゅくちゅと音を立てながら濡らしていた。

 

「んっあぁっ」

 

そうしていく内に、彼女は興奮のままに愛液を溢れ出させながら、その腰をゆっくりと浮かび上がらせると共に、濡れている秘部から肉棒をゆっくりと沈めていく。

 

「ひうぅっ!!

んっ、やぱりセンのがっ履いていくとっ気持ちが良くてっ、良いっ!!」

 

肉棒はゆっくりとアイラの膣内へとすっぽりと咥え込むと共に、歓喜の吐息を出しながら、さらに求めるように膣内の奥へと沈ませていく。

 

そうして膣内へと入り込むと共に、湧き上がる快感に身体を何度も揺れてしまう。

 

「あっあぁっんっ!!」

 

身体の中で暴れる肉棒はそのまま蹂躙するように動いていき、腰が揺れた。

 

そうして揺らす度にアイラの身体の中の疼きは強くなっており、センが少し身体を動かすだけでも、アイラは声を出しながら笑みを浮かべていた。

 

「あんっあんっ!

もう、これがないとっ本当に生きられないっ」

 

そうして、身体が少し動くだけでも肉棒に襲い掛かる快感は増幅していき、先程までガンプラ製作で疲れていた身体は既にアイラに夢中になって動いていた。

 

それはアイラも同じなのか、先程までの訓練の事など忘れて、自分の中に感じている快感に対して淫乱な笑みを浮かべながら、腰を動かしていた。

 

快楽に対する欲求が強くなっていき、腰を揺すりたてながら、膣内を激しく締め付けながら、アイラの膣内はさらに奥へと促されていく。

 

「んっあっああぁあ!!」

 

そうして、奥へと進んでいく度に彼女の甘ったるい喘ぎ声が零れており、膣肉がヒクヒクと締め付けられていた。

 

子宮口へと亀頭が入り込むと待ち侘びたように大きな声で叫ぶ。

 

子宮口へと入り込むと同時にカリに擦られ、亀頭はそのまま子宮口の中へと入り込む。

 

「入り込んでっこれはっ!!」

 

子宮口に入り込むと同時に襲い掛かる快感にセンは涎を出しながら、夢中になっていた。

 

そして、一突きすると共に快感は強くなっており、センはさらに求める度に、何度も腰を振る。

 

そうして、互いに互いに求めるように何度も繰り返し行っていき、アイラはそのままセンに向けて熱の籠った視線で見つめていた。

 

「姉さんっもぅ」

 

そう言いながら、子宮口の中に入り込んだ亀頭は既に限界を迎えたのか震えており、その震えを感じ取ったアイラもまた身体を震わせていた。

 

「良いよっ来てっ!!」

 

既に限界を迎え、絶頂の予兆が出ており、アイラはその快感を受け止めるように身体を震わせていた。

 

その震わせと共にアイラの胸は大きく弾ませながら、ブルブルっと大きく背筋を震わせ身悶えていた。

 

それと共に、ぴったりと張り付いた肉棒と膣内はそのままのめり込むと

 

「さぁっ出してっ!!」

 

アイラはそのまま求めるように甘い声を出しながら呟き

 

「あぁっ出すよっ!!」

 

センもまた、限界を迎えていた肉棒は震えていた。

 

そして、俺はそのままグイっと腰を浮かせて、そのままアイラの膣内に根本まで埋め込ませると同時に勢いよく膣内へと精液を噴射する。

 

―――ビュブビュブッ ドビュフォビュフォビュッ 

 

「あっあぁぁっ!!

んっあぁ!!」

 

膣内へと入り込んだ精液はそのまま激しい射精はアイラの膣奥へと入り込み、そのままアイラはそのまま背筋を反らせ、大きく胸を弾ませ、絶頂に打ち震えていた。

 

「あっああぁ」

 

精液が吐き出しながら、全てを出し切るように腰を浮かせながら、膣内を精液で埋めていく。

 

精液を埋め尽くしていきながら

 

「あはぁんっ、今日は一段と出してっんっ!!」

 

そして精液が埋められ、絶頂に酔いしれながら、子宮口や膣内を余す事なく精液で塗りつぶしていく。

 

「はぁはぁっ」

 

そうして、二度目の射精が途切れると共にゆっくりとセンはベットの中へと身体を埋めていく。

 

「はぁはぁ、姉さんっ」

 

「んっ、セン」

 

そうしてベットに埋めていたセンを抱きしめたアイラはそのままその小さな体を抱きしめる。

 

未だに続く快楽が残っていたが、それ以上に互いに疲れで身体の限界を迎えており、ゆっくりと目を瞑る。

 

「セン、また明日っ」

 

「うん、また明日」

 

その一言と共に二人の目はゆっくりと閉じていく。

 

閉じられ、意識が無くなっているはずの二人だが、それでも、互いの体温を求めるように強く抱きしめていた。



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ホシノ・フミナ(ガンダムビルドファイターズトライ)起

「そういえば、なんでセン先輩は、既に世界大会に出たのに、なんでガンプラ学園とかに行かなかったんですか?」

 

「んっまぁ、ファイターじゃなくてモデラ―だけどな?」

 

口の中に肉まんを食べながら答えたのはセン・ユルキアイネン。

 

7年前の世界大会においてフィンランド代表として姉であるアイラ・ユルキアイネンとコンビを組んだ事で有名な中学3年生である。

 

そして、彼は現在、聖鳳学園のガンプラバトル部の部員として活動していた。

 

そんなセンに話しかけたのは、彼の一つ下の後輩であるホシノ・フミナだった。

 

「まぁ色々と訳ありだよ。

こっちに来る時に色々とね」

 

そう言いながら、肉まんを食べ終えると同時に買ってきたガンダム・バルバトスルプスを手に取りながら、新たな機体についてを考えていた。

 

「色々とあるし、まぁガンプラ学園に興味はあったけど。

何よりも俺が一番だと思っているモデラ―がいた学園だからね」

 

「それって、イオリさんの事?」

 

「あぁ、あの時の戦いは今でも覚えているから」

 

そう言いながら、かつての戦いを思い浮かべながら、かつての愛機とスタービルドストライクガンダムとの戦いを思い浮かべる。

 

「まぁ、その時にネメシスが面倒だったけど」

 

そう言いながら、当時の大会において仕方なく所属していた面倒なチームの事を思い出しながら、息を吐く。

 

「えっ、どうしたんですか」

 

「なんでもないよ。

とりあえずはどうするかな」

 

そう言いながら、新たに作り出す機体に笑みを浮かべる。

 

「それじゃあ、私はどうしましょう。

一応、他のメンバーは出ると思いますけど」

 

「あいつらはなぁ」

 

そう言いながら、残りのメンバーを思い浮かべる。

 

ガンプラバトルにあまり熱中している様子ではなかった。

 

「まぁなんとかなるだろ」

 

「結構お気楽なんですね」

 

「まぁ生まれ育った環境のおかげだしな。

姉さんも今は全国大会の為に活動しているし」

 

そう言っている間にバルバトスルプスを完成させた俺は、そのまま改造案についてを考えていた。

 

「えっえっと、それで、その、セン先輩は明日何か用事は?」

 

「んっなんにも?」

 

「だったら、Gミューズに行きませんか!」

 

そう言ったホシノの言葉に

 

「あぁ確かに。

バルバトスルプスをどんな風に改造するのか、出かけた方が良いかもな。

良いぜ」

 

「それじゃあ、明日、この時間に!!」

 

そう言うと、ホシノはそのまま出ていった。

 

「それにしても、あんなにGミューズに行きたがっていたのか?

一人では行きづらいという訳じゃないよな」

 

そんな疑問に思いながら、俺はバルバトスルプスの手入れを行った。

 

 



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ホシノ・フミナ(ガンダムビルドファイターズトライ)承

「相変わらず、凄い数だな」

 

そう言いながら、センは周りにあるガンプラに対して、感動を覚えたように見つめていた。

 

周りには新作のガンプラから、既に数が少ないガンプラまで、ありとあらゆるガンプラが揃っていた。

 

そうした中でバルバトスルプスの後継機もあるが、それ以上にバルバトスルプスのどのような武器でも器用に使いこなすのを考えていた。

 

そう考えていると、Gミューズには世界大会に参加していた一部のガンプラが飾られていた。

 

ホシノはその内の一つのガンプラを見つめる。

 

「あれ、これって確か先輩が世界大会で作っていたガンプラじゃない?」

 

「あぁ」

 

そう言われ、見た先にはキュベレイパピヨンが飾られていた。

 

「まぁな。

こいつもな」

 

「んっ?」

 

「なんでもない。

まぁ、こいつもな」

 

あの頃は気に入らないシステムが入っていたが、それ以外はその作成過程や思い出もあって、決して嫌いではなかった。

 

「けど、こいつのおかげで乗り越えられたからね」

 

「やっぱり、先輩にとっても思い出深いんですね」

 

「あぁ」

 

そう言いながら、世界大会での戦いを思い出す。

 

世界大会予選までは予選ではこの機体を使っていたが、ネメシスのスポンサーであるヨセフの孫であるルーカスにたまたま見られたキュベレイパピヨンの後継機として作ったユニコーンパピヨンを見られたのがきっかけだった。

 

その姿を見てみたいという一言で、その機体へと変更した。

 

そして、それ以降の気に入らないシステムも排除した事で、準決勝まで見事に勝ち抜いた。

 

勝ち抜いた事によって、ネメシスから出ていき、その後は日本で様々な大会に参加しながら、現在まで至った。

 

姉であるアイラは今は世界大会に出場しており、家にはいないが、その関係は、未だに続いていた。

 

「あの、先輩」

 

「んっ?」

 

「先輩は、その、恋人とかいますか?」

 

「恋人?

んっ、まぁいないな」

 

恋人のような関係であるアイラはいるが、はっきりとは違うだろう。

 

「まぁいないな」

 

「そっその、なんというか。

付き合いませんか」

 

「・・・へ」

 

その一言に俺は思わず首を傾げてしまう。

 

「付き合うって、俺と」

 

「はい」

 

「・・・、良いよ」

 

「へっ!?」

 

俺は思わず返事をしてしまった。

 

恋人がいないというのも嘘ではないし、目の前にいるホシノはこれまで一緒に部活をしていた仲もあって、決して嫌いではない。

 

それ以上に、姉であるアイラや、ライバルであるルーカスやイオリと似た立ち位置だった。

 

そういう意味でも、目の前にいるホシノは好きだと自身を持って言える。

 

「そっそれじゃあ、その、これが初デートですよね」

 

「あっそうだな」

 

その言葉に、俺も思わず頷き、恥ずかしくなって、顔を逸らしてしまう。

 

 



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ホシノ・フミナ(ガンダムビルドファイターズトライ)転※

ホシノと付き合って、数ヶ月後。

 

彼女は昼の食事後、センが住んでいるマンションへと入る。

 

「うわぁ、ここが先輩の部屋ですか」

 

「まぁ、別に面白くないと思うけど」

 

そう言いながらマンションで、センの自室には多くのガンプラが飾られていた。

 

飾られているガンプラはホシノは興奮を隠せなかった。

 

「今までは部室だけしか見ていなかったガンプラはやっぱり一部だけだったんですね」

 

「まぁな」

 

そう言っていると、ホシノは何やら気になったのか、ベットの方へと見つめる。

 

「んっ?」

 

「あの、こういうのって、やっぱり、あれですね」

 

「まぁ、少しな」

 

そう笑みを浮かべていると

 

「先輩そのっ」

 

緊張しているホシノに向けて、そのまま近づく。

 

彼女も、それに対して応えるようにキスを行い、その数分間、静かなキスをしていた。

 

そうして、ホシノとのキスを終えた。

 

「ぷはぁ、えっと、それじゃあ」

 

そう言いながら、少し悩んでいる様子だったが、姉さんとの行為で慣れており、俺のズボンを脱ぎ、肉棒を剥き出しにする。

 

「うわっ、えっと、確かこういう時は」

 

そう言いながら、ゆっくりと手を伸ばし、肉棒を握りしめる。

 

握りしめた肉棒はそのまま口の中に俺の肉棒を咥えると共に、その形に頬をすぼませる。

 

―――ズジュっ、ズチュズチュ

 

口の中へと咥えられた肉棒と口から聞こえてくるバキューム音を響かせながら、同時に亀頭の舌に挟み込んだ舌をうねうねと動かしていく。

 

「んっんうっ、じゅぶっ!

ぢゅるるっ」

 

そうしながら、ホシノはそのまま熱心に俺の肉棒を舐め続けていた。

 

「これはっ」

 

姉と離れて暮らすようになってから1年ぶりのフェラオチに対して、戸惑いを隠せずにいた。

 

「んちゅぅ、そう言えば、ここでっ」

 

そう言っている間にもホシノは事前に行為の事について勉強していたのか、そのまま俺の肉棒に手を伸ばして、扱き始める。

 

「そこも知っていたのかっ?」

 

「えっっと、はい、恥ずかしながら、少し勉強していまして」

 

そう言いながら、緊張しながらか、顔を赤くしながら、手を動かしていく。

 

そうしている内に久しぶりのフェラなのか、限界を迎えて俺はすぐに射精をしてしまう。

 

射精された精液はそのままホシノの顔にかかると、白い精液が彼女にかかる。

 

「んっ、これが精液。

なんというか、臭いけど」

 

そう言いながら、初めての精液に戸惑いを隠せないようだったが

 

「結構夢中になりますね 。」

そう言って、笑みを浮かべながら、次に手を伸ばしたのは自分の服だった。

 

今回のGミューズに出かけた時から見えた薄いスポーツブラは簡単に脱ぐ事ができ、そのまま剥き出しになった胸は中学生ながら、姉よりも巨大で柔らかそうだった。

 

「先輩もやっぱりこういうのは興味があるんですね?」

 

「まぁ、興味がないと言うと嘘になるけど」

 

「そうですか、えへへぇ、だったらそんな正直な先輩には」

 

露になった胸はそのまま先程出たばかりの精液と共に、彼女の胸の中へと埋もれていった。

 

精液によってヌルヌルになっているおっぱいに対して、ホシノはそのまま両腕を寄せてぐっと盛り上げると、そのまま俺の肉棒を器用に動かしていく。

 

――にちゃぬちゃ

 

肉棒はそのまま軽く出し入れするたびにおっぱいの形は何度も変形しながら包み込んでおり、その光景を見るだけでも、とても心地良かった。

 

すっぽりと埋まっている肉棒はそうして動かしていく度に、彼女のみっちりと詰っているホシノのおっぱいの心地よさに俺はすぐにでも、射精しそうだ。

 

「ふふっ、なんだか、こうして見ていると、本当に舐めたくなってきますね」

 

そう言ったホシノはそのまま自分のおっぱいの中へと埋まっている肉棒に向けて舌を伸ばし、未だに残っている精液が付着している肉棒を舐め上げる。

 

そうする事で、先程まで射精したばかりで、敏感になっている肉棒には強すぎる刺激でそのまま腰をビクッと浮かせてしまう。

 

「んっ、私のおっぱいに夢中になっていてっ」

 

そう言ったホシノはそのまま残りの精液を全て舐めとろうしたのか、うっとりとした表情をしながら、亀頭をそのまま口の中へと飲み込んだ。

 

「はむっむちゅっんっ!!」

 

そうして、口内とおっぱい、各々違う刺激を交互に行っていき、限界を迎える。

 

「んっもうっ」

 

「いっ良いですよっ、出してくださいっ!!」

 

―――どぴゅどぴゅぴゅどぴゅっ

 

ホシノからの許しの言葉を貰うと共に、俺の肉棒は既に限界だったのか、そのまま彼女に向けて精液を射精した。

 

射精した精液は一度で始めると、10秒程出続け、彼女の胸を白く塗りつぶすまで射精した。

 

「んっ!!

あっあぁぁ!!」

 

そうして、全ての精液を出し終え、そのまま射精を終えた快楽の余韻に浸っていた。

 

精液を出し終えた後のはずだが、それでもホシノのおっぱいの中で未だに硬く仰け反ったままだ。

 

「うわぁ、まだこんなに大きいなんてぇ」

 

そう言いながら、ホシノは未だに胸の中で膨れている肉棒を見つめていた。

 

「あっあの、その先輩」

 



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ホシノ・フミナ(ガンダムビルドファイターズトライ)結※

ホシノはそのまま色っぽい笑みを浮かべながら、そのまま仰向けに寝た俺の上に乗る。

 

未だにスパッツを纏っているホシノの日賦がそのまま剥き出しになっている俺の肉棒を圧迫していく。

 

「んっ!!こんなに押しつけられているとっ!!」

 

先程までの行為で硬く充血している肉棒はそのまま圧迫されており、スパッツの張りのある布の感触から来る快感を感じながら、そのまま俺は彼女を見上げる。

 

「さっき、出したばかりなのにっ、今でも食い込んできてっ」

 

そう感じ取ったのか、ホシノは笑みを浮かべながら、自身のスパッツに食い込んでいる肉感的な尻も同様に何度も擦りつける。

 

その押しつけられる感触は、俺の肉棒の堅くなっていき、膨れ上がっていく。

 

そうした肉棒はホシノの馬乗りにする事で膨れる事で、先程まで押しつけていた肉棒はそのまま彼女の秘部へと押し返す。

 

「んっ、先程までよりも、もっと硬くなっているっ」

 

肉棒の堅さを確認するように、そのまま押しつけると、興奮したのか、その顔はよりいろっぽくなり

 

――ぶちゅ

 

「今のは」

 

「あっ」

 

そこを見つめると、先程まで擦りつけていたスパッツの一部が破れていた。

 

その部分を見つめると、既に興奮していたのか、ホシノの秘部からは愛液が垂れており、愛液はそのまま肉棒へとかかる。

 

「先輩っ」

 

「ホシノっ」

 

そうしていると、ホシノ自身も既に限界だったのか、彼女はそのまま膣口に肉棒を添えると共に、そのまま肉棒の上に乗ると同時に腰を一気に振り下ろした。

 

――にゅぷっずぷうぅんっ!

 

「きゃっあぁぁんっ!!」

 

肉棒はそのまま潤んだ膣内へと入り込み、肉棒はそのまますっぽりと根本近くまで突き刺さった。

 

同時に初めての挿入を感じたのか、ホシノは悲鳴を上げてしまう。

 

「んっあっ」

 

初めての挿入に緊張したのか、ホシノは膣内に挿入された肉棒に対して、敏感な反応を示しながら締め付けていく。

 

「これはっなかなかっ」

 

幼い頃から姉であるアイラと身体を温める為に、そして互いに確かめるように行為を行っていたので、その膣内の形は俺の肉棒に合わさった膣内になっていた。

 

だからこそ、ホシノの膣内は俺の肉棒の形に合わせるように変わっており、徐々に肉棒を奥へと進みながら、広がっていた。

 

「くっんっこれはっ!!」

 

「あっ」

 

そうして、奥へと進んでいくと同時に俺の肉棒には愛液とは違う何かを感じた。

 

「これって」

 

「痛いっけどっ、なんだか緊張してっ」

 

その言葉を聞いて、初めての行為だから少しに戸惑った。

 

「おいっ今「大丈夫」ホシノ」

 

「私、これも望んでいましたから」

 

「・・・」

 

その言葉を聞いて、俺も頷くと共に、そのまま再度肉棒を膣内へと奥に進んでいく。

 

――にゅぷっじゅぷっずんっずんっ

 

「くあぁぁんっ!当たってっさっきまで痛かったのが、今はっ」

 

そう言って、甲高く裏返った声で求めるホシノの子宮口まで肉棒が突き刺さって、何度もこね回すように動いていく。

 

そうして動いていく内に、ホシノの口から出てくるのは色っぽく惚けた声を出しながら、俺の突き上げに合わせてか、彼女の尻も弾ませていく。

 

込み上がってくる射精欲が高まっており、そのまま粘着音が響いていた。

 

「まだっまだっ!!」

 

そんな彼女も、未だに求め続けるのか、彼女の子宮口はそのまま亀頭を咥え込むと同時に吸い上げる。

 

「ホシノっ!!」

 

何度も腰を振る事で、ホシノの豊満な胸で、重たげに揺れている胸を俺もまた掬い上げるように触れる。

 

――むにゅんっふにょ

 

「これはっうんっ」

 

触れた手から感じる彼女の胸の感触は、マシュマロの様な弾力があり、ずっしりとした肉の質量が伝わっていた。

 

未だに成長が続いているホシノの胸は、そのまま指が深々とめり込んでおり、その肌の感触を楽しみながら俺は触れていた。

 

「あっんっ身体の全体が伝わってっんっ!!」

 

そうして、ホシノは胸と膣内に来る快楽に笑みを浮かべながら、俺も肉棒をそのまま奥深く突き刺す。

 

そして

 

「ホシノっ行くぞっ」

 

「んっはっんっあぁ!!」

 

――びゅくんっ!びゅろろろっずびゅっ

 

「あっああぁぁ!!熱いのがっ中にっ」

 

既に限界を迎えていた俺の肉棒からこみ上げる精液を一斉にホシノの膣内へに向けて射精した。

 

先程のを含めても二回目の射精だが、先程以上に彼女の膣内を埋め尽くしていく。

 

埋め尽くした精液を感じ、ホシノも先程以上に色っぽい声を出しながら、痙攣しながらその精液を受け止めていた。

 

「あっあぁ、ドクドクっっと入ってきてっ」

 

そう言いながら受け止めた精液を感じながら、ゆっくりと見つめる。

 

「先輩っ」

 

そうして、ホシノはそのまま倒れ込むように俺とキスを行う。

 

ゆっくりと、初めての行為で、初めてのキスを。

 

姉ではない、後輩と共に行いながら、俺は未だに収まらない性欲と共に行為は続いた。



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ブラック・マジシャン・ガール(遊戯王)起

今回は猿猴捉月からのリクエストでブラック・マジシャン・ガールです。
また、現在のアンケートでは【フェアリーテイル】を募集しております。
アンケートで面白い設定を書いてあれば、前回のレイザルさんに書かれていたアイラ同様に同時採用されるかもしれないので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「なんというか、面倒だな」

 

そう言いながら、俺こと、ダルクは面倒だと思いながら自身の持ち主である少女を見つめる。

 

俺はいわゆる転生者であり、この遊戯王の世界に転生する前はどこにでもいる普通の一般人だ。

 

だけど、ある日、よくあるテンプレのようにトラックに引かれて、遊戯王の世界に転生させられると聞いた。

 

最初は転生したと聞いた時には少しわくわくしたのだが、結果、確かに転生したという言葉は嘘偽りはなかったが、まさかカードに転生させられるとは思わなかった。

 

先程にも出てきた名前の通り、俺の名前は『闇霊使いダルク』だ。

 

生まれた頃から、変わらない背丈だ。

 

そして、俺は生まれた頃から、なぜか持ち主である少女に気に入られたのか、よくデッキに入れられる事が多い。

 

そして、なぜか俺の対戦相手は闇属性のデッキを使う事が多く、ほとんど使われる機会のないリバース効果が結構使われる。

 

「この時、表になった闇霊使いダルクの効果であなたの場にいるブラック・マジシャン・ガールのコントロールを得る」

 

「えっ嘘だろっ!!」

 

その言葉と共に目の前にいる少年の場にいたブラック・マジシャン・ガールがそのまま俺の場へと来る。

 

「そして、私のターン!

私はD・ナポレオンを召還して、場にいるダルクとD・ナポレオンをリリースして、憑依装着-ダルクを特殊召還」

 

その言葉に従うように、俺は身に纏っていた衣服が脱がされ、成長した姿へと変わる。

 

「さてっと、やりますか」

 

「私はダルクとブラック・マジシャン・ガールでプレイヤーにダイレクトアタック!」

 

その命令に合わせるように俺は相手プレイヤーの少年に攻撃を仕掛けた。

 

遊戯王ではお馴染みのライフが0に鳴る音と共にデュエルは終了した。

 

「さぁって、終わった終わった」

 

そう言いながら、俺はそのまま寝そべる。

 

ついでに精霊の効果なのか、別に俺自身が移動しなくても持ち主からは余り離れる事ができない。

 

といっても、カードから離れられないのは原則だが、それでも彼女の着替えとか風呂などを見ないように屋根の上で過ごしている。

 

「それじゃあ、ブラック・マジシャン・ガールを貰うね」

 

「分かったよ、それがルールだからな」

 

そう言いながら、どうやら賭けデュエルだったのか、相手の少年から先程までコントロールを得ていたブラック・マジシャン・ガールを手に入れる。

 

「やった、これでブラックマジシャン・ガール関連カードでデッキが組める。

魔法使いのカードが少ないんだよね」

 

そう言いながら嬉しそうな笑みを浮かべながら、デッキにカードを入れる。

 

その言葉の通り、レアカードが当たりにくいこの世界において、この少女は異常なぐらいな運を持っていた。

 

というのも、ティマイオスの瞳や竜騎士ブラック・マジシャン・ガールなどのブラック・マジシャン・ガール関連のカードがやばい程持っている。

 

だが、ブラック・マジシャン・ガール事態がどういう訳かなかなか手に入らない。

 

そして、先程のデュエルでは先程言っていたカードを賭けたデュエルであり、無事にブラック・マジシャン・ガールを手に入れた訳だ。

 

「まぁ別に良いけどな」

 

俺はそう言いながら、あくびをしているが、そんな俺をブラック・マジシャン・ガールは見つめていた。

 

「・・・・あれ?」

 

そういえば、なんでデュエルが終わったのに、目の前にいるブラック・マジシャン・ガールは消えないの。

 

というよりも、俺以外は見えてない?

 

「ご主人様ぁ」

 

そうブラック・マジシャン・ガールは甘い声を出しながら、俺に近づいてきた。

 

「あっこれって」

 

その時になって、俺は現在の状況について理解した。

 

偶然が必然なのか、俺の対戦相手である少年は精霊であるブラック・マジシャン・ガールを持っており、互いに精霊が見えていない。

 

そして、彼女は現在は俺のリバース効果が未だに効いているのか、俺に近づいて、抱きしめていた。

 

本当だったら、幸運かもしれないが、これは本当に不味い。

 

「んっ良い匂い」

 

そう言いながら、ブラック・マジシャン・ガールはそのまま俺に抱きついている。

 

何年経っても未だに根強い人気を持つ彼女に抱きしめられるの嬉しいが、さすがに主人である少女の前で下手な事はできない。

 

「さてっ、帰ってブラマジデッキ作るぞぉ!!」

 

主人はそのまま俺達のカードが入ったデッキをデッキケースに入れて家に帰る。

 

「まじで、これってやばいっ!?」



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ブラック・マジシャン・ガール(遊戯王)承※

「んっ、ご主人様ぁ」

 

「あぁ、どうしよう」

 

そう言いながら、俺に抱きついているブラック・マジシャン・ガールに対して頭を抱えながら言う。

 

あのデュエルが終えた後も、ブラック・マジシャン・ガールはなぜか俺の能力が解かれた様子は見られず、こうして俺の事をご主人様と言って抱きついてた。

 

「だから、そのあの時は俺がリバースの効果でコントロールしただけだ。

それにご主人と言ったら、向こうじゃないんですか?」

 

「えっご主人様とマスターは全然違うじゃないですか」

 

「えぇ」

 

そう、何を当たり前の事実のように呟く彼女の目は本気の目だった。

 

「それにマスターからは私達は見えないから、だから」

 

「うわっ!?」

 

そうしていると、ブラック・マジシャン・ガールはそのまま俺をベットの方へと吹き飛ばして、無理矢理座らせる。

 

「ほら、ご主人様だって、ここ、大きくしているじゃないですか」

 

その言葉に嘘はなく、ブラック・マジシャン・ガールの目の前には既に毎回行われた彼女のアポローチで既に勃起しており、その肉棒を見つめていた。

 

「ふふっ、ほらぁ、ご主人様のここ、とっても大きくなっているよ」

 

その言葉と共にブラック・マジシャン・ガールはその細い指で肉棒に軽く触れる。

 

「うっ」

 

精霊になってから、屋根の上で過ごしていた俺は自慰行為のほとんどは誰にも見られる心配なく行えていた。

 

だが、ブラック・マジシャン・ガールが来てから、そういうのを目の前で行う訳にもいかないで性欲は溜まりに溜まっていた。

 

さらには彼女自身はアプローチを止める気配もなく、遠くに離れる事もできない為、こうして膨れ上がった肉棒をここまで放っておく結果になった。

 

「ふふっ、軽く触れただけでここまで大きくなっちゃいましたね」

 

その言葉と共に軽く肉棒を振れると、それだけで大きく弾き返しており、その堅さを見つめながら笑みを浮かべていた。

 

「ご主人様も、無理に我慢せずに」

 

そう言って、ブラック・マジシャン・ガールはそのまま既に込み上げてくる衝動に耐えきれなくなったのか、彼女はそのまま自らの口を開けて、そのまま肉棒を入れる。

 

「あふっぴちゅぴちゃっれるっんふっ」

 

ブラック・マジシャン・ガールはそのまま張り詰めている肉棒をそのまま根本から丹念に舌で舐め始めた。

 

未だに未発達の肉棒だが、それでもブラック・マジシャン・ガールのピンク色の舌に吸い込まれており、左右からゆっくりと亀頭に向かって吸い上げて、舐めながら奉仕していく。

 

「ぐっこれはっ!?」

 

これまでは抱きついたり、頬にキスなど、恋愛漫画などの行動は行っているが、こうして入念に巧みな奉仕に限界を迎えそうになっている俺の肉棒は今にも射精しそうになっていた。

 

「ふふっ、ほら、マスターも」

 

「はっ?」

 

その言葉に疑問に思い、見つめるとこれまで屋根の上で過ごしていたので知らなかったが

 

「あっんっ、だるくぅ」

 

「えっ!?」

 

そこには俺のカードを持ちながら、自身の指で自慰を行っているご主人の姿が映っていた。

 

「ふふっ、私達の姿は見えないけど、こうして自慰は結構行っているんですよ」

 

そう言っていると、勃起している亀頭の丸みがある部分を舐め上げていく。

 

「あっぐっ!?」

 

舐め上げる事によって、敏感な部分から来る快感に俺は思わず声を出してしまう。

 

亀頭の割れ目を何度も舐めると、勃起している肉棒を指で絡め、適度な力加減で既に限界を迎えていたように先走りが溢れ出そうになっていた。

 

「ぐっもっもぅ」

 

「良いですよ、出しちゃって」

 

そうした舐められる事に耐えきれない事もあるが、目の前でこれまで見たことのないご主人の自慰行為を見つめていると、既に肉棒は限界を迎えていた。

 

それは言葉でも出ており、同時に

 

---びゅくんっ!びゅくびゅくっびゅるるるっ!!

 

現飽きを迎えた肉棒から濃厚な精液が噴水のように勢いよく溢れ出しており、ブラック・マジシャン・ガールの手の中だけに収まらず、そのまま自慰をしているマスターの秘部へと当たる。

 

「あっんっあぁ!?」

 

その秘部に入った精液に反応したのか、ご主人はそのまま身体を震わせる。

 

「はぁはぁ」

 

「ふふっ、ご主人様たら、マスターの自慰を見て、興奮しちゃいました?

でも、残念ながら、ご主人様の初めては私が貰いますから」

 

「ぶっブラック・マジシャン・ガールっ!?」

 

その言葉と共に、身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てると共に、彼女は自分の秘部を剥き出しにさせた。



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ブラック・マジシャン・ガール(遊戯王)転※

「ほらぁ、マスターもご主人様に興奮していますよ?

それに答えないと」

 

そう言ったブラック・マジシャン・ガールはそのまま身体を起こすと、そのまま俺の上に跨ってくる。

 

「おいっ!?」

 

ブラック・マジシャン・ガールの言葉を受け止めながら、俺は横を見ると未だに自慰を止めていなかったマスターはそのまま自分の指で秘部の中へと入れていた。

 

「あっダルクぅそこっそこっ!!」

 

これまで活発な女の子という印象しか見ていなかったマスターとは一変し、その淫乱な姿に思わず唾を飲み込んでしまう。

 

「ふふっご主人様もすっかりと興奮してしまいましたね」

 

「なっ!?」

 

そうしていると、ブラック・マジシャン・ガールはそのまま瞳はすっかりと潤んでおり、吐く息も荒くなっていた。

 

「でも、今はご主人様を夢中にさせるのは私。

あの時のようにマスターの視線から私に強制的に移らせてもらいますねっ!!」

 

そう言うとブラック・マジシャン・ガールはそのまま足を大きく開くと、スカートの中から溢れ出す大量の愛液と共に、俺の肉棒に濡れている秘部を押し付ける。

 

「っ!?」

 

始めての体験で思わず身体が反応してしまい、それを見ていたブラック・マジシャン・ガールもまた、興奮したのか、そのまま腰を前後に動き始める。

 

「ふふっ、さっきまでの行為で、ご主人様のここもすっかりと元気になりましたね。

だったらっもう良いですよねっ!!」

 

「いやっま」

 

そうブラック・マジシャン・ガールを止めようとした時には既に遅かった。

 

彼女はそのまま腰を浮かせると共に、勢い良く知りを下ろすと共に、俺の肉棒はそのまま膣内へとすっぽりと填まる。

 

「んっあっあぁぁっ良いっ!!」

 

その言葉と共にブラック・マジシャン・ガールは身体を震わせ、同時に身に纏っていた衣装から胸が溢れ出る。

 

これまで聞いてきた甘えるような声とは違い、快楽に対して夢中になっている淫乱なうめき声に俺の身体は反応してしまう。

 

「ふふっ、ご主人様のここ、気持ち良いって、びくびくってしている。

自分の身体の中にあるから、それは伝わっていますよ」

 

そう言ったブラック・マジシャン・ガールはそのまま俺の快感を促すようにゆっくりと腰を回しながら、俺の肉棒を刺激するように愛液によって滑っている媚肉で撫でまわしていく。

 

「あっあんっご主人様も、気持ち良いでしょ?

マスターも、反応しているしっ」

 

「それはっ」

 

そう言いながら、目の前で揺れているブラック・マジシャン・ガールを見つめながら、隣にいる少女であるご主人の様子を見つめる。

 

未だに未発達な部分が目立つ彼女だが、これからの可能性が見られる幼い容姿、そしてそれが自慰を行っている背徳的な光景。

 

そして目の前で俺の肉棒に夢中になって、既に衣服には収まらない程の巨乳を大きく弾ませながら、喘ぎ叫んでいるブラック・マジシャン・ガール。

 

前世では決して見る事のできなかったその光景を見つめていて

 

「ご主人様もマスターの事が大好きだと思うけどぉ、私もご主人様の事が好き。

だからぁ、今度は私がマスターからご主人を奪うね」

 

「っ!?」

 

その一言と共に、ブラック・マジシャン・ガールはそのまま腰を大きく振るい始める。

 

何度も何度も、俺の肉棒を刺激するように動く腰に対して、俺は抵抗する事ができなかった。

 

「ぐっ!?」

 

「ほらぁ、ご主人様のここ、もう限界みたいだよ」

 

その言葉の通り、既に限界を迎えたのか、その膨らみは異常で、彼女の腹部は僅かに膨らんでいた。

 

「もうっ」

 

その一言と共に、俺は既に我慢ができなくなり、勢い良く、腰を上に突き上げる。

 

―――ビュクビュクッ、ブビュビュビュュ、ドビュッ 

 

「あっ良いっイクッイクッ!!」

 

その声と共に部屋の中では納まりきれない程の淫乱な絶頂の声が響かせており、そのまま腰を震わせる。

 

「はぁはぁっ」

 

全てを出しきった感覚と共に俺はベットの中に沈んでいく。

 

そんな俺を見つめながら

 

「ふふっ」

 

未だに光の見えない目で、彼女は俺を見つめていた。

 



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ブラック・マジシャン・ガール(遊戯王)結※

「私は手札にあるティマイオスの瞳を使い、手札にあるブラック・マジシャン・ガールを墓地に送り、竜騎士ブラック・マジシャン・ガールを召還する。

そして、手札を一枚捨てて、あなたのモンスターを一体破壊して、直接攻撃!」

 

その言葉と共に少女の場に現れたブラック・マジシャン・ガールは相手プレイヤーに直接攻撃をした。

 

その光景を見つめていた周りの人々は大きく歓声をあげながら、その光景を見つめていた。

 

少女はあれから日々の鍛錬を続け、進化をしていた。

 

自分自身が本当に好きなカードを使ったデッキの参戦は、これまでガチデッキだけしか出てこない公式大会では大きな話題を攫った。

 

対策をしていても、奇跡のような逆転劇。

 

少女のエースカードのブラック・マジシャン・ガールと共にその活躍は広まっていき、今では彼女を知らない人はいない程に人気だった。

 

「ここまで来たよ。

ありがとう、ダルク、ブラック・マジシャン・ガール」

 

そう言いながら、今日の大会で手に入れた新しいカードを見ながら、少女はそのまま家に帰っていく。

 

「良かったですね、マスターが喜んでっ」

 

「んっ」

 

そんな少女を見つめていたブラック・マジシャン・ガールはそのまま自分に抱きしめているダルクに向けて、声をかける。

 

「もう、マスターがあんなにご主人様の事を大事にしているのに、もう私に夢中になっていて」

 

そう言いながらも、宙に浮かんでいるブラック・マジシャン・ガールはそのままダルクの後ろに手を回して、そのまま受け止める。

 

衣服を身に纏っており、剥き出しになっているのは秘部と肉棒だけだったが、もしも姿が見えれば、それだけで問題になるほどの行為を行っていた。

 

「あっあんっそこっそこぉ!!」

 

そう言いながら、未だに新たなカードに心を躍らせている少女の肩に手を置いているブラック・マジシャン・ガールはそのまま背後から腰を振り続けるダルクに甘えるように声を出しながら伝える。

 

当初ではあり得ない程に夢中になって、行為を行っているダルクの目は既に消えかけており、ただ、目の前の快楽にしか興味がない様子だった。

 

「あっ来たっ!!」

 

その一言と共に感じたのか、ブラック・マジシャン・ガールはそのまま身体を震わせながら、膣内に溢れ出している精液を受け止めていく。

 

「はぁはぁ、ご主人様、好き」

 

そう言いながら、ブラック・マジシャン・ガールはそのまま少女の首に手を回す。

 

「ごめんねぇ、マスター。

あなたの大好きなご主人様、もらっちゃった」



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ルーシィ(FAIRYTALL)起

この世界はとても奇妙だと感じていた。

 

以前までだったら空想の領域だったはずの魔法が、この世界では誰もが使える文化となっており、俺の世界ではあり得ない現象が多く起きている。

 

だが、魔法に依存している分、化学での発明品である携帯電話やテレビなどもなかった。

 

そういう所でも、この世界に来る前は科学者をしていた俺は魔法という文化を取り入れた発明で以外と儲けていた。

 

儲けていたが、金持ちは結構悲惨な目に合うという勝手なイメージもあって、様々な会社に商品のアイディアを提供して、生活に困らない程度の金を貰いながら、生活をしていた。

 

そして、その生活のほとんどは研究に費やしていた。

 

なんたって、魔法という力は俺の生前では決して叶う事ができなかった願いをかなえる可能性があった。

 

だからこそ、この世界に来てから20年間は研究を続けていたが

 

「誰だ?」

 

この世界で作り出した魔導パソコンを止めて、普段は誰も来ないはずの呼び鈴に反応して、、俺はドアを開けると

 

「その、来ちゃった」

 

そこに立っていたのは金髪の髪の少女が微妙な笑みを浮かべながら呟くが

 

「帰ってください」

 

そう言いながら、俺はすぐにドアを閉めた。

 

「待って待ってぇ!!

お願いだから、話を聞いてぇ!!」

 

そう言いながらドアを勢いよく叩く音が聞こえ、渋々だが、俺はドアを開けた。

 

「それで、一体お前がなんでここにいるんだルーシィ」

 

俺は、そう本来ならばここにいないはずの人物であるルーシィに尋ねた。

 

「うぅ、実はその、家出しました」

 

そう言いながら何やら気まずく言っている彼女の事については俺がこの世界に来てからの知り合いだ。

 

というのも、俺が発明した商品を一番始めに買ってくれたハートフィリア財閥の一人娘であり、取引の時についでに遊び相手をしていた。

 

「それで」

 

「うぅ、有り金を全部取られたので、しばらくの間、家に泊めてください」

 

「はぁ」

 

そう言いながら、呆れながら、呟く。

 

「分かった、けどあんまり俺の発明品に触るなよ」

 

「本当!!」

 

「あぁ、ここにある発明品、下手に触ると爆発するから」

 

「すっごい、物騒!!」

 

そう言っているが、実際の俺の発明品は危険の塊である。

 

同時に俺にとってはロマンでもある。

 

「それにしても、魔導電話とか発明しているのに、パパのような豪邸には住まないのね」

 

「俺にとって、金は生活するのと実験する時に必要な分だけで十分だからな。

なによりも、俺にとってはこれが一番の研究だからな」

 

そう言いながら、俺はそのまま自分のパソコンに向き合っている。

 

「それにしても、いつも思うけど、色々と奇抜な発明品ね」

 

「五月蠅いなぁ、別に俺の趣味だから良いだろう」

 

そう言いながら、俺は次々と発明を調整していく。

 

こうして、俺の一人暮らしだった研究生活に、新たな住人が一人追加された。



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ルーシィ(FAIRYTALL)承※

アンケートの結果が出ましたので、活動報告で募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「きゃぁ!!」

 

「んっ?」

 

俺はいつも通りコーヒーを捕りに行っていると、シャワーを浴び終わったばかりのルーシィが丁度出てきた所だった。

 

「風邪引くから、さっさと着ろよ」

 

「裸を見といて、それだけっ!!」

 

そう言いながら、文句を言っているようだけど

 

「お前とは小さい頃から遊んでいるから、今更だろ」

 

俺はそんな事を言いながら、コーヒーをそのままテーブルに置く。

 

「むっあんたはいつもいつもっ」

 

俺の言葉に何か機嫌を損ねたのか、そのまま肩を震わせると

 

「あんたっ少しは反応しなさいよっ!!」

 

「なっ何をっ!?」

 

そうした反応を示したのか、そのままルーシィは身体に纏っていたタオルを脱ぐと、そのまま俺をベットの方へと押し倒す。

 

「おいっ!」

 

ルーシィは普段はフェアリーテイルというギルドで働いており、俺とは運動量が比べものにならない程に多い。

 

その為、普段から研究ばかりしている俺とは筋力が違い、簡単に押し倒される。

 

「こうしていれば、さすがに反応するでしょ」

 

「なっ?」

 

そう言いながら、ルーシィはむきになったのか、ベットへと寝転んでいた俺に密着すると、そのまま自身の胸を押し付けた。

 

むにゅという音が聞こえる程の胸の大きさと柔らかい感触に驚きを隠せなかった。

 

それを示すように、ズボンの中に締まっていた俺の肉棒はそのまま勃起してしまう。

 

「んっ、ここが大きくなっているという事は興奮している証なんだよね」

 

そう言いながらルーシィはそのまま自身の胸を押し付けていると、彼女の弾力のある胸はズボンの上からでも分かる程に伝わる。

 

そうして、押し付けられた胸をさらに主張するように、押し付けていく。

 

胸の柔らかい感触に俺は思わず反応してしまい、大きく揺れながら、ルーシィからは口から溢れ出す熱い吐息が俺の顔まで当たっていく。

 

「なんのつもりだ、ルーシィ」

 

「なんでって、決まっているでしょ!

あなた、時々風呂上りの私を見ても無反応だから、私がどれだけ魅力的なのか、証明する為よっ!!」

 

「それだけでっ!!」

 

そう言っている間にも押し付けられる胸の感触に俺はすぐにでも飛び上がりそうになる。

 

「ふふっこうして、こうすればっ!!」

 

そう言いながら、俺のズボンの上で動いている巨乳に反応してしまう。

 

「ほらほらっこうやってっ!!」

 

そうしている間にも、既に限界を迎えた俺は膨らんでいた肉棒はそのまま限界を迎えて、ズボンの中で肉棒から精液が溢れ出した。

 

「んっ、なんかズボンがなにかぬめっとしているという事は」

 

そう言うと、ルーシィはズボンをそのまま脱がす。

 

「ほらっ、やっぱり反応した」

 

「お前なぁ」

 

そう言いながら、呆れながら、ルーシィを見つめるが

 

「なんか、ここまで来ると」

 

「おいっ」

 

何時の間にか暴走したのか、ルーシィは止まる事なく、そのまま腰を浮かして、そのまま俺に誇る。

 

 



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ルーシィ(FAIRYTALL)転※

照れるルーシィの表情は思った以上に可愛く、肉棒をゆっくりと擦るとそれだけで反応する。

 

そんな表情を見つめながら、俺はゆっくりと亀頭をルーシィの割れ目へと押し当てる。

 

「あっんっ当たってっこれはっんぐっ」

 

そう言いながらルーシィはゆっくりと割れ目から肉棒がゆっくりと入っていく。

 

「痛いっなんだかっ身体がっ」

 

「大丈夫っゆっくりとゆっくりとしていこう」

 

「うっうんっんっ!!」

 

そう言いながら、俺もルーシィの痛みを少しでも和らげるようにゆっくりと腰を動かしながら様子を見ていく。

 

腰をゆっくりと動かしていき、ルーシィに快感をじっくりと味わってもらうように腰を動かしていく。

 

「ぐっ身体の中が入ってくる感覚がっ」

 

そう言いながら、ルーシィの口元からはだらしなく涎を垂らしていた。

 

始めての行為で戸惑いを隠せなかったが、その態度とは裏腹に俺の肉棒は徐々にだが、ルーシィの膣内へと導いていく。

 

その様子を見る事はできないが、ヌルヌルっとした心地よい締め付けが俺の肉棒が刺激していた。

 

「んっこれはっなかなかっ」

 

そうして、肉棒が膣内へと入るのと共に反応を示すように、身体が大きく震える。

 

同時に自然に視線はルーシィのおっぱいへと目を向けてしまう。

 

他の女性と比べても、豊満な胸の揺れは激しく、見ているだけでも俺の肉棒の膨らみは大きくなっていく。

 

そして、ルーシィ自身も既に快楽に惚けた瞳で俺を見つめながら、その感触を楽しむように腰を揺らしていく。

 

「あっあぁ!始めてのはずなのにっなんでっこんなにっ」

 

そうして、初めての体験のはずなのに、ルーシィはそのまま俺の肉棒を飲み込みながら、膣内で広がっていく感覚に笑みを浮かべながら受け止める。

 

そして、ついには彼女はそのまま震えながら腰を下ろす。

 

振り下ろすと同時に伝わってくるのは彼女の胸と同じぐらいに大きく柔らかな感触が俺の腰に伝わっていく。

 

「んっあぁあ!!」

 

その根本まで喰らう勢いで振り下ろされた感触にルーシィもまた声を出していく。

 

それは俺も同じく、根本まで埋まっている肉棒に伝わる感触にすぐにでも射精しそうになる。

 

その感触に俺はすぐに耐えきれなくなり

 

「もうっ」

 

その言葉と共に俺はそのままルーシィの子宮内に深々と亀頭を突き刺す。

 

同時に

 

―――ドビュウッ!ブリュルルルルルッ!!

 

「んっああぁあぁぁ!!」

 

ぐしゃりと子宮口を貫くと同時に俺の肉棒から放たれた精液はそのままルーシィの中へと放たれた。

 

「あっああぁ、熱いのが入ってきてっ!!」

 

 

そうしながら、彼女はこれまで見た事のない快感に惚けたアへ顔を晒しながら、全身をビクビクと痙攣させながら、言う。

 

その光景に興奮を感じながら、ルーシィの膣内は未だに俺を求めるように締め付けており、射精は続いていた。

 

「はぁはぁなんかっ予想よりも全然気持ち良かった」

 

「お前なあ」

 

そう言いながら、俺はルーシィをベットの上へと寝転がせながら、見つめる。

 

「こういうのは好きな男とやれよな。

たくっ」

 

そう言いながら、俺は頭を掻きながら発明品へと向かう。

 

昔からルーシィは負けず嫌いな所もあるので、おそらくはそれだろうと思いながら、そのまま歩いていく。

 

「・・・鈍感」

 

だからこそ、彼女の呟きを聞かずにそのまま去っていった。



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ルーシィ(FAIRYTALL)結

ルーシィとの一夜から数ヶ月。

 

その後は俺の家にはなぜか入ってくるルーシィの所属するフェアリーテイルのギルドのメンバーがよく侵入してくるようになっていた。

 

だが、ナツは俺の発明品を見て、以外と好評な様子を見ていると、なんだか嬉しくなっていた。

 

何よりも以外と共通点があるのではと思い、完成した発明品の改良案がさっそく思いついてしまった。

 

だが、そんな楽しい日々の中で、俺は普段は決して来ないはずの場所に訪れた。

 

「来るとは珍しいな」

 

そう言いながら、俺を出迎えた冷たい声をあまり気にせず、そのまま見つめる。

 

「別に、ただあんたと交渉する為に来ただけだ。

ジェードさん」

 

そう言いながら、俺は目の前にいる人物、ルーシィの父親、ジェードに対して睨みながら言う。

 

「それで、何の交渉だ?」

 

「簡単な話だ。

俺の発明品の中でもやばい奴を一つあんたに渡す。

だから、その代わりにルーシィの自由を保障しろ」

 

「娘を?

馬鹿を言うんじゃない、お前の発明品は確かに素晴らしいが、相手を怒らせた方が不利益になる」

 

「そうか?

だけど、俺の発明品があれば、あんたの儲けはさらに増えるぞ。

あんたの目的は結局金だったら、それで良いだろ」

 

そう言いながら、懐に入れていた設計図をジュードに渡した。

 

「ふむ、確かにな。

現在の鉄道には革命が起きるレベルだな。

だが、しかし、なぜそこまであの娘に拘る」

 

「別に、大した理由はない。

ただ、小さい頃から見ていたから、情が沸いただけだよ。

なによりも」

 

そう言いながら、俺は立ち上がり、ジュードを見つめる。

 

「俺がやりたかっただけだから」

 

「・・・ふんっ、変わらないようだな。

良いだろ、好きにしろ。

だが、既に娘はこちらに戻ってくるだろう」

 

「なに?」

 

その言葉に疑問に思っていると

 

「既に幽鬼の支配者に依頼を出している。

だから、既に無駄だ」

 

「そうかよ、だったら取り戻すしかないよな」

 

そう言いながら、俺は懐から発明品を取り出す。

 

それは腰に回して、そのまま屋敷を飛び出し、作動させる。

 

【ラビット!タンク!ベストマッチ!】

 

その音声が鳴り響くと同時に俺はベルトのレバーを回しながら、もう片方の手から魔導スマホを取り出し、投げる。

 

【Are you ledy?】

 

「変身」

 

ベルトから流れる音と共に、俺は宣言すると同時に、俺の身体は鎧に包まれると同時に夢までに見ていた仮面ライダービルドへと変身する。

 

【鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!】

 

科学によって作られ、本来ならば存在しないはずのフルボトルを魔法で再現する。

 

そして、やっと完成した仮面ライダービルド。

 

ならば、それに変身する事ができたのならば

 

「ラブ&ピースの為に戦わないとな」

 

そう言いながら、俺は取り出したマシンビルダーに乗り込み、目的地まで走り出す。



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ドラウディロン(オーバーロード)起

今回はSo so'sさんのリクエストのドラウディロンを採用しました。
現在のアンケートは
1位 シエル 4
2位 アリサ 2
3位 クレア 1
まだまだ募集しておりますので、皆様の応募お待ちしております。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「竜王国ねぇ」

 

その日に訪れた竜王国の特徴としては、隣国のビーストマン軍の侵攻によって、危機的状況に陥られていた。

 

昔から毎年ビーストマン対策にかなりの軍事費を費やしているが、度重なるビーストマンの侵攻で軍事費が圧迫している。法国に自国の防衛力をゆだねる程にひっ迫している。

 

「だけど、反対に言えば、ここが解決できれば良いんだな」

 

そう言いながら、男はその資料を見ながら、頷く。

 

ビーストマンの進行によって、これまで多くの被害が出ているが、それに対抗する為の防衛する経験は大きい。

 

だからこそ

 

「これをなんとかすれば良い。

まぁまずはこの国のトップをなんとかするか」

 

そう言いながら、インはこれまで通り、闇の扉を使って侵入するのだが

 

「はぁ、まじでやってられないわぁ」

 

「・・・・」

 

「なっ!?」

 

闇の扉へと入ると同時に聞こえてきたのは、幼い小さな子供が手に酒を飲んでいる様子だった。

 

その様子に俺は思わず首を傾げてしまう。

 

「お主、何時の間にっ!?」

 

「あぁなに、俺はただ単に少し売り込みに来た、まぁ悪魔だな」

 

「悪魔じゃと?

なんじゃ、私に契約でも持ちかけるつもりか?」

 

「あぁ、契約だ。

あんたの望みを叶えてやる代わりに報酬を貰う。

実に分かりやすい取引だ」

 

「その内容次第だ。

まずはお前は何をしてくれるんだ?」

 

「強くしてやろう。

お前の国民を。

これからの時代を生き残れるだけの。

そして報酬は、そうだな、お前自身なんてどうだ?」

 

「とんだ笑い話だな」

 

「まぁそうだよな。

という事でお試し期間。

まずはこの契約が本当にできるか、どうかを証明しよう。

そう、最初の契約だ。

俺はあんたの兵士を生き残らせる、あんたは俺を信用する。

それが、契約だ」

 

「良いだろう、好きにしろ」

 

そう言いながら彼女は冷めた目で見つめていた。

 

どうせ成功しない、だからどうでも良い。

 

そう思っていた。

 

だが

 

「今回は被害がないだとっ!?」

 

一ヶ月後、ビーストマンとの戦いがあったにも関わらず、死者は0という結果になっていた。

 

何が起きているのか分からずにいた。

 

人間の10倍はあるビーストマンを相手にこれまで多くの犠牲が出ていた。

 

これまでにない大軍に覚悟をしていた今回の戦いにおいて、その死者は0。

 

それは彼女にとっては、衝撃的すぎた。

 

「どうだい、契約は果たしたぜ」

 

「貴様、一体何をした」

 

そう言いながら、現れた男に向けて、ドラウディロンは言う。

 

「俺はただ単に兵士達の本質を見て、彼らを育てただけだ。

まぁ、それだけだがな」

 

その言葉を聞き戸惑いを隠せなかった。

 

同時にこの男がどこまでも警戒しなくてはならない人物だと悟った。

 

これまで国を見守っていたからこそ、この男を手放してはいけない。

 

悪魔との契約に、どのような末路があるのか分からないが、国民が死ぬよりは良い。

 

その考えと共にドラウディロンは

 

「契約内容について聞きたい」

 

「おっ聞く気になった?」

 

「あぁ、私はこの国を守りたい。

だから、その為だったら、なんでもする。

だが、国民には」

 

そう言いながら、こちらを見つめる彼女に対して

 

「俺の目的は安全だ。

安全な暮らしだ。

けど、その為には信じられない程にこの世界は残酷だ。

だからこそ、俺はこの国を欲しい。

なによりもあんたが欲しいからな」

 

「それは」

 

そう言いながら、男の言葉に戸惑いを隠せなかった。

 

長年、多くの人々とその視線を浴びていた彼女だからこそ、男が言っているのは冗談でもなく、本音だと分かった。

 

だからこそ、戸惑いを隠せなかった。

 

「・・ふむっ、分かった。

そのお前の願いは叶えよう。

お前が安全に暮らせるように、だからその、お前も私に力を貸してくれ」

 

「あぁ、勿論だ」



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ドラウディロン(オーバーロード)承※

契約を執行してから、数ヶ月後。

 

竜王国はこれまでにない程に強化されており、これまでビーストマンとの戦いに全力を向けていた国はインの強化もあって余裕ができた。

 

そして、これまで行えなかった事にも手を出し、多くの成功を収めていた。

 

そうして、これまで以上に裕福になった国の中で、城の一室でドラウディロンとインの二人はベットの上で向き合っていた。

 

「そっそれでは契約の報酬として、その私の身を捧げるぞ」

 

「あぁ、頼むぞ」

 

そう言いながら、インの目の前で顔を赤くしながら、ドラウディロンの小さな体を抱き寄せて、そのまま唇を重ねる。

 

突然の事で驚きを隠せなかった彼女だが、キスに対して抵抗なく、そのまま続ける。

 

「んっふっんっはぁ」

 

熱く柔らかな感触が密着し、しっとりとした湿り気が絡み、擦れ合う。

 

「んふちゅんぅ」

 

うっすらと開いた視線が絡み合いながら、ドラヴィディロンを見つめ合いながら、そのうっとりとした表情で微笑んでいた。

 

「なんだかっこれ、とっても気持ち良くて」

 

そう言いながら顔を挟まれ、強く引き寄せながら、彼女の伸ばした舌と唇を絡み合っていった。

 

熱く惚けた感触、甘い香り、そしてドラゴンだけが持っている匂いが口の中に注ぎ込まれていた。

 

それらが口腔内を満たしていき、やがて興奮して膨れ上がった肉棒がドラウディロンに押し付ける。

 

互いの唾液が波打つ程に溢れており、そうして互いの舌でかき混ぜ、絡み合う度にその息を荒くしながら、音を立てながら激しくなっていく。

 

そうして、数秒、数十秒、何分とどれぐらい時間が過ぎたのか分からない程経つ。

 

やがて、互いに口を離すと、その間に唾液の糸が伸ばされ、舌が離れると甘くて熱い吐息が顔に当たっていた。

 

「んっむっ、もう興奮したのか」

 

そう言いながら、幼女の姿から出ているとは思えない妖美な笑みを浮かべながら、その緯線は自然に肉棒へと向けて、ゆっくりとドラウディロンはそのまま肉棒へと近づく。

 

「ふふっ、なんというか、こういうのは、あんまりした事がないが」

 

そう言いながら、ズボンから既に勃起している肉棒へと目を向けており、そのまま肉棒に手を伸ばし、触り始める。

 

「んっなんというか、触った事のない感触じゃな」

 

そう言いながら、目の前にある肉棒に吐息を吐きながら、小さな手で肉棒をゆっくりと扱き始めた。

 

「おおぉ!

なんというか、こうして反応してくれると」

 

そう言いながら、触るだけで示してくれる反応に驚いたのか、うっすらと笑みを浮かべながら、その肉棒を口の中に入れる。

 

「んちゅっれろっちゅぱっ」

 

そうして、口の中に入れた肉棒を舐めながら、上目遣いでインを見つめながら、その反応を確かめながら舐めていく。

 

舐められ始めると共に、肉棒はたちまち膨らみ始めた。

 

「うっなんというか、これはこれで気持ち良いな」

 

そう言いながら濡れた亀頭をねっとりと舐め回しながら、頬や鼻先など顔の様々な部位で肉棒を擦っていき興奮を促す。

 

「んっあふっんっ!!」

 

そうしながら、自分の証を刻むように肉棒に何度もキスを行いながら、唇の感触に興奮していく。

 

「あっんっあぁ!!」

 

そうして唇の感触に興奮した肉棒はそのまま彼女から離れ、そのまま跳ねるように動いた。

 

「こんなに動いてっなんというか予想以上に跳ねていてっあむっ」

 

そうしていると、既に我慢ができなくなったのか、そのまま口の中へと肉棒を入れる。

 

「おぉこれはっ!!」

 

その言葉と共に感じたのは、濡れた粘膜によって包まれた肉棒は、その刺激にさらに自然と跳ね上がってしまう。

 

その動きに合わせるように唇を撫でられ、喉奥へと進んだ肉棒は、いきなり口を塞がれた事もあってか、瞳を細めてしまう。

 

「んちゅぬちゅぅんんっ!!」

 

そうしていくと、うっとりとした微笑みと共に彼女の口は隙間なく包み込み、唾液と共に卑猥な音と共に扱き始める。

 

頭を揺すりながら、空気の抜ける音を繰り返し響かせながら、密着した口腔で何度も肉棒を舐めていく。

 

そうして密着された口腔で舌が動きながら、肉棒全体が惚けるような快感に襲っていた。

 

そんな、小さな少女が行ってくれたフェラに既に限界を迎えたインはそのまま彼女の頭を掴むと

 

「出るぞっ」

 

―――ビュグッッッ、ビュルルルルッ 

 

たっぷりの精液をそのままドラウディロンの喉奥まで精液が送り込んでいき、その熱さと衝撃に瞳を大きく開きながら、同時に秘部から愛液が溢れ出す。

 

「んじゅっじゅるるるっじゅっ!!」

 

そうして、精液の感触を味わいながら、喉から彼女の中へと入っていく。

 

「んっんっ」

 

そうして溢れかえりそうな精液を頬を膨らませながら入っていき、目を閉じながら、全ての精液を受け止める。

 

「ぷはぁ、んっ、こんなにっ美味しいのかっ」

 

始めての精液を飲み込みながら、インを見つめていた。

 

「あぁ、本当に背徳的だな。

だけど」

 

「えっ?」

 

そう言い、インは彼女を見つめる。

 

「今のお前ではなく、本当のお前が見たい」

 

「えっそれはその」

 

その言葉を聞くと、頬を赤くしながら

 

「この国の奴らはこの姿を求めているのだが」

 

「そうか?

俺はお前自身が望んでいる姿を見たいから」

 

「・・・うんっ」

 

そうインの言葉に応えるように、彼女は頷く。

 

同時に先程まで幼女と思われる姿から成長し、豊満な腰まで伸びた姿へと変わっていく。

 

それを見つめると共に、インは笑みを浮かべながら、抱き着く。



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ドラウディロン(オーバーロード)転※

アンケートの方は今日の22時までとさせてもらいます。
皆様の応募、お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956



「それにしても、本当に、その良かったのか?」

 

そう言いながら、不安な言葉と共にインを見つめる。

 

先程まで愛らしい幼女とは一変し、そこには腰まで伸びた綺麗な金髪、高身長に人の頭程にあるだろう胸、そして身体の各部には僅かに見えるドラゴンの鱗。

 

人間とは思えないような美しさを放ちながら、万人受けしないだろうと言われたその姿に未だに不安を感じていた。

 

「何が不安になっているんだ?」

 

「だって、今の私の姿は、大衆が望む姿ではない。

ならば、お前が、その望まないと思って」

 

「さっきも言っただろ、お前が望む姿ならば。

それに、この姿を見て、欲情しない奴はいないだろ」

 

そう言いながら、インはそのままドラウディロンの胸に触れる。

 

胸に触れた瞬間、この世界で数多の女性と行為を行ってきたインですら触れた事のない大きく膨らんだ胸の感触だった。

 

その膨らみと同じぐらいの弾力が跳ね返っており、少し動かしてみると、ドラゴンの特徴なのか、程良い堅さもあった。

 

その堅さもあってか、跳ね返ってくる弾力は先程から何度も行っているが飽きる気配はなく、夢中になって触れていた。

 

「むしろ、これに夢中にならない奴の方が、可笑しいぞ」

 

そう言いながら、インはそのままドラウディロンの口元に近づくと彼女もまた顔を赤くしながら、ゆっくりと交わっていく。

 

「んじゅるっぐじゅっ」

 

先程と比べると、遠慮がなくなったのか、交わっている間の涎の粘着音は多くなっており、口と口の間には隙間無くキスを行っていた。

 

そうして、数秒と過ぎた頃には互いに唇を離し、見つめ合っていた。

 

「そのっ本当に私の、この姿に」

 

「あぁ、勿論だ」

 

そう言い、ドラウディロンはインの言葉に心から笑みを浮かべると同時に先程以上に膨らんでいる肉棒を見つめ、顔を赤くさせる。

 

「うっうむ、お前のそのっそちらもそろそろ限界を迎えているようだし、入れてみるか」

 

「良いのか?」

 

「元々はそういう契約だ。

それにっ、本当に私は、お前のを心から欲しいからっ」

 

その言葉を聞き、笑みを浮かべたインは既に大きく膨らんでいる肉棒をそのまま剥き出しになっているドラウディロンの秘部へと亀頭を沿え、ゆっくりと挿入していく。

 

「あっぐっ、これはっ!!」

 

「思った以上にっ!!」

 

ドラウディロンは、初めて入っていく肉棒の感触に驚きながらも、処女が破られていく痛みと共にそれ以上の快楽に戸惑いながらもゆっくりと受け入れていた。

 

だが、そんなドラウディロンよりも、インは彼女の感触の方に驚きを隠せなかった。

 

「これ程とはなっ!!」

 

初めて入れたドラウディロンの膣内は、彼女がこれまで誰も行為を行った事がないのか極めて狭く、腰を軽く振るだけでは簡単に入れない程に狭かった。

 

だが、そんな初めての挿入とは別に、彼女自身の肉厚な身体もあってか、亀頭を締め付ける感触は異常であり、これまで感じた事のない快楽をインに襲っていた。

 

「まさにっ子供と大人が合わさった感じだなっ!!」

 

子供のような狭さと、大人のような肉厚。

 

本来ならば合わさる事のなかった両方の快感を同時に味わう事ができる事にインは笑みを浮かべながら、動かしていく。

 

「あっあぁ、入ってイクッ!!」

 

―――ズリュズリュドズュ

 

その感触に夢中になっていたインはそのまま腰を振っていくと、彼女は首を大きく振りながら、痛みから逃れようとする。

 

だが、その度に快楽が襲ったのか、身体を少し震えながら絶頂を迎え、僅かに愛液が漏れ出る。

 

「おっんっこれはっ!!」

 

膣内で愛液が溢れた事を感じたインだが、それ以上に亀頭が僅かに濡れた事で僅かに進む事ができ、ゆっくりと進んでいく。

 

「あっしゅごいっ!!お前のっがっ!

奥に入っていく度にっ!頭が真っ白にっなってっ!んっ!!」

 

腰を振る度に、話を行っている間にも彼女は大きく、何度も絶頂を迎えており、その度にインの肉棒は徐々にだが、確実に彼女の奥まで進んでいく。

 

「んっこれはっ」

 

そうしている間にも亀頭の先端がこれまでにない引っかかりを感じた。

 

これまで、何度も行ってきたインだからこそ理解したが、そこが子宮口の入り口であり、軽く腰を振るだけで、それまで以上の愛液が彼女から溢れ出た。

 

「あっっんっそこっそこっ!!

 

そう軽く動かすだけでも感じ取ったのか、ドラウディロンは絶頂を行いながら、さらに求めるように声を出していく。

 

「なんというかっやばいっ」

 

そして、イン自身の肉棒を根本まで飲み込んだドラウディロンの膣内は先程までの絶頂された分の仕返しを行うように絞り込むように縮んでいく。

 

「あっんっあぁっああぁ!!」

 

そうして、夢中になっていたドラウディロンはそのまま自身の足をそのままインの腰へと足を回し、そのまま抱き寄せる。

 

至近距離で、既に根本まで、全てが繋がった状態になった事の締め付けに既に限界を迎えたのか、インは身体を震える。

 

「ドラウディロンっ、出すぞっ!」

 

「んっあっあぁ!!」

 

ドラウディロンに向けて、既に限界を迎えた事を告げた。

 

告げられるのと同時に戸惑いを感じながらも、これから来るであろう快楽に多少の不安と大きな期待を込めながら、首を振る。

 

「んっ出るぞっ!!」

 

―――ドピュドピュドチュルルルル

 

「んっあっあああぁぁぁぁ!!」

 

告げるのと同時に限界を迎えた肉棒はそのままドラウディロンの中へと流れ込むように精液が放たれる。

 

初めての行為で完全に肉棒の形に添った膣内は僅かな精液が流れる程度だった。

 

「あっあああぁぁ!!!

 

そして、僅かな精液しか外に出ない状況で、子宮口に全ての精液が流れ込む事になったドラウディロンはそのまま瞳を大きくさせながら、全ての精液を受け止める事になった。

 

受け止めきれないはずの精液は、そのまま彼女の中で暴れるように膨らみ、僅かばかりだが、ぽっこりとお腹は膨れ上がる。

 

「あっあぁあっあっ」

 

精液は数秒程度で出し切ると、ゆっくりと息を吐きながら、その快感を味わった。

 

初めての性交、初めての絶頂、初めて受け入れてもらえた。

 

その全てを僅か数時間で行われた事に、彼女は未だに信じられず、息を荒げていた。

 

「まさか、ここまで興奮するとはな」

 

そう言いながら睡魔に襲われ眠りそうになっている彼女だが、膣内に感じ取った痛みに無理矢理覚醒する。

 

「なっえっ!?」

 

感じ取る感触と共に確認すると、先程までインの形に合わさったはずの膣内が広がっていた。

 

つまりは先程以上に彼は大きく膨らんでいた。

 

「ここまで興奮したのはお前が初めてだよ、ドラウディロン」

 

「あっあぁ」

 

未だに終わらない快楽に対して、ドラウディロンはただ笑っていた。

 

自身が今はただの快楽の捌け口になっている事を。

 

それを嬉しく思っている自分がいる事に。



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ドラウディロン(オーバーロード)結※

「それにしても、ここまで上手く行くとはな」

 

「ふっこれが私の真の実力という事だ」

 

竜王国、その王国にて、その日も会議は行われた。

 

以前までならば、ビーストマンの侵略に対して、どのように対策をするのか、犠牲の数、国の残りの金など、既に終わりを迎えるだろう内容ばかり行われていた。

 

だが、現在では、ビーストマンに対する心配はなく、この国だからこそ行える事業や特産物の作成など、これまでは決して行えなかった事を行えていた。

 

それらは全て、とある日をきっかけだった。

 

以前から噂されていた謎の旅人であるインが立ち寄った事により、これまでとは比べものにならない程の強さを得た兵士達によって、ビーストマン達と対等かそれ以上の力を得た。

 

それによって、国民へ与える脅威は無くなり、その後は滅亡するとまで言われた面影は今はもう無くなっていた。

 

「それでは、私はもう行くから。

あとの事は頼むぞ」

 

「分かりました」

 

そう言い、幼い身体でその場を去ったドラウディロンに対して、家臣はその場で頭を下げた。

 

あれから、犠牲を強いる事はなくなり、これまでの天真爛漫で無邪気な態度は無くなった。

 

だが、それ以上に母性溢れる優しさで接しており、以前までの性格を知っていたセラブレイトはさらに興味を持ち、彼女を見つめていた。

 

そして、その母性なのか、彼女を慕う兵士達の土気は上がり、今では反対にビーストマンを殲滅させる程までに成長していた。

 

しかし彼らがいない自室では

 

「ああぁ、ご主人様ぁ」

 

先程までの母性の溢れるのではなく、一人の雌となって、インに寄り添っていた。

 

そこには先程までの幼女の姿ではなく、大人の姿へと変わっており、何よりもそのお腹は大きくなっていた。

 

「部屋に入った途端にこれか。

それにしても、大丈夫なのか」

 

「えぇ、勿論、この子も既に準備はできていますから。

それよりも、この子の為にも」

 

そう言いながら、甘えるようにインに寄り添う。

 

「あぁ、分かった」

 

その言葉に従うように、インもまた、既に剥き出しになっている肉棒でドラウディロンの膣内へと入り込む。

 

「あっこれっこれっ!!」

 

そうすると、すんなりと入った肉棒はそのまま膣内へと入り込む。

 

――くちゅぬちゅぐちゅ

 

膣内へと入り込んだ肉棒はそのままドラウディロンの中を広げるように動き回る。

 

「あっあぁ広がっていってっ、気持ち良くてっ」

 

そうしながら、未だに肉棒から感じる快楽に耐えられないのか、笑みを浮かべながら絶頂していく。

 

その度に愛液は溢れており、その音と共に、インは探りをいれながら、確認する。

 

「ここで、こうしてっ、うんそろそろかな?

ドラウディロン、力を籠められるか?」

 

「はいっ、もう一ヵ月、もう充分だと思いますっ!!」

 

その言葉に頷きながら、インは先程まで入れていた肉棒をすぽっと抜ける。

 

同時にドラウディロンは周りのシーツに手を伸ばし、全身に力を籠める。

 

「あっあっあぁ!!!」

 

そうして、身体を震わせると共に

 

――ずりゅっずりゅぅ

 

「でっ出るっ出るッ!!!」

 

―――じゅぽっ

 

「んっっ!!」

 

身体を大きく震わせると共に、ドラウディロンの秘部から溢れ出たのは卵だった。

 

それは先程まで大きく膨らんでいたドラウディロンのお腹と丁度同じ程の大きさであり、同時に彼女のお腹はへこんでいた。

 

「あっあぁ、私の赤ちゃんっ」

 

そう言いながら、彼女は先程産んだばかりの卵、そしてベットの上に乗せていた2つの卵に寄り添いながら、笑みを浮かべる。

 

「まぁ、人間じゃないからな。

それでもまぁ、愛おしいのは変わりないな」

 

そう言いながら、彼自身も共に抱き着きながら、呟く。

 

ドラウディロンは確かに人間ではあるが、同時にドラゴンである。

 

その妊娠してから、子供を産む方法は、彼女の場合はドラゴンだった。

 

だからこそ、妊娠は早く、同時に出産するのは早かった。

 

彼女の子供だと知られない為に、国から隠れるようにして、インからの幻覚で周りを騙していた。

 

「何時か、ご主人様との間に生まれた子が王位に継がれる日を楽しみにしています」

 

「あぁ、そうだな」

 

そう言いながら、インは彼女と笑みを浮かべながら、共にベットで過ごしていた。



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シエル(GOD EATER2)起

今回の話はゴッドイーター ザ サマーウォーズを参考に作らせてもらいました。


新生ブラッド隊としての活動をしてから2年後の夏。

 

俺とシエルはその日、エイジス島に訪れていた。

 

勿論、その理由は遊びにではなく、任務を目的にして、ここに来ている。

 

夏という事もあってか、日差しは強く、白い砂浜から感じる暑さから、夏の熱さを感じ取る事ができた。

 

そう夏の日差しを感じながら

 

「なんで水着」

 

そう言いながら、自分の恰好について改めて疑問に思う。

 

僅かに話を聞いた事があるが、夏の海の防衛任務は水着が正装だとコウタ先輩から聞いた。

 

最初はその話は冗談か何かだろうと思い聞き流していたが、こうやって任務に就くと、本当に水着に着替えさせられるとは思ってもみなかった。

 

「というよりも本当に熱い。

神器のパーツをミスったかもしれない」

 

そう言いながら、俺は普段から愛用している神器はマルドゥークを嵌め込んだ神器となっている。

 

戦い慣れたという事もあるが、今はこの神器から放たれる熱が体力を奪って憎い。

 

「どうかしましたか、隊長?」

 

その言葉が聞こえ、後ろを振り向くと、今回の任務に同行していたシエルが立っていた。

 

「・・・ありがとうございます」

 

「?どういたしまして?」

 

その姿を見た瞬間、俺は思わず感謝するように手を合わせてしまった。

 

目の前にいるのは普段と変わらない髪型をしているシエルだが、その恰好は普段とは違う。

 

というのも、普段は上品にしているのか、白い制服に身に纏っているが、現在は黒い水着を着ている。

 

水着を着ているというだけでも、普段は隠れている巨乳の大きさが分かる。

 

二年前でも十分に大きかったその胸は未だに成長しているとハルさんからの情報で既に知っている。

 

その為、俺は目の前にある迫力に俺は思わず感謝を言ってしまうのは無理もない。

 

「それでは、任務と言っても、防衛自体はそれ程難しくないようです。

今回はあくまでも代理という事で、本来の担当であったシュンさんとカレルさんが来るまでの間の防衛となっております」

 

「なんか、結構前にも似たような事があったらしいね」

 

話だけ聞いた事があるが、アリサさんがその話を聞いた時には似たような事があったと苦笑いをしていた。

 

「とりあえずは水着に着替えたのですが、感想はどうですか」

 

「うん、ばっちり似合っている」

 

俺はあらためて伝えるようにシエルに言うと

 

「ありがとうございます」

 

そう顔を赤くしながら応えてくれる。

 

ここ2年でシエルも表情の変化が分かりやすくなって、俺も嬉しくなっていた。

 

「とにかく、周辺のアラガミに警戒を行っていきましょう」

 

そう言いながら、防衛任務に移っていく。



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シエル(GOD EATER2)承※

アンケートが結構な大差をつけた結果になりましたので、さっそく活動報告にて募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956



任務が始まってから数時間後、ナナやロミオ達と合流した。

 

それまでの間、アラガミが現れる様子はなかったが、度々シエルは俺に抱き着いたり、普段は行わないような大胆な行動を行っていた。

 

その度に俺の身体にシエルの胸が当たっており、その柔らかさに触れる度に俺は自分の本能を抑えるのに必死だった。

 

そして、ようやく合流を果たし、他のメンバーから少し遠く離れた休憩スペースに行くと俺はそのままシエルの上に覆いかぶさる。

 

「んっ隊長」

 

上に覆いかぶされる事に対して、特に大きな抵抗はなかったのか、シエルはそのまま俺に向けて唇を差し向けるように突き出す。

 

既に何度も行為を行っている俺達はそのまま慣れたようにキスを行い始める。

 

そうしてキスを行い、既に興奮が高まると同時に任務中に興奮していた俺の肉棒は既に彼女の水着に重なる所まで勃起していた。

 

その肉棒からは既に我慢液が溢れ出ており、彼女の水着を濡らすように亀頭が何度も迫っていた。

 

「隊長のが、私のに当たってっ、どれぐらい我慢できないのか伝わってきます」

 

「あぁ、本当にっ我慢ができなかったよ」

 

同時に既に我慢ができなくなった俺はそのままシエルの巨尻を掴むとゆっくりと狙いを合わせるように肉棒は彼女のアナルへと入っていく。

 

「あっ隊長っそこはっ!!」

 

これまでのように本来だっただ秘部へと入るはずだった肉棒がアナルの方へと行き、さすがのシエルも驚きを隠せなかったようだ。

 

「ごめんっでも、我慢ができなくてっ!!」

 

そう言いながらも、俺が今夢中になっているのは、手で掴んでいる引き締まりながらも肉付きの良い魅力的な尻の方だった。

 

そうして掴んだ尻肉から感じる柔らかさと共に、俺の肉棒はたちまち彼女のアナルに包み込まれていく。

 

「やっぱりっ凄い締め付けっ!!」

 

普段から俺の肉棒の形を覚えて、締め付けている膣も良いが、未だに俺の形を覚えていないアナルでの締め付けは、そのまま俺を興奮させるのは簡単だった。

 

「もぅ、ここをやるのには本当は準備が必要なんですよっ」

 

そう文句を言いながらも、シエルは笑みを浮かべながら、俺の肉棒を受け止めてくれる。

 

「シエルっ」

 

そうして、俺はそのまま彼女のアナルに何度も執着に掘り進むように超しを振る。

 

―――ぎゅぷぎゅぽっ

 

俺が何度も腰を振る度にそれに合わせて卑猥な音を出汁ながら、シエルも反応してくれる。

 

肉棒から感じるこれまでにない強烈な吸引に、俺自身も夢中になりながら振り、同時に目の前で弾む彼女の胸にも自然に手を伸ばし、揉み始める。

 

「んっあああぁぁ!!

もぅ、あなたがこんなにスケベだったなんてっ、驚きですっ」

 

「シエルだってっ、本当は誘っていたんだろ」

 

そう言いながら、俺は手を伸ばした胸の先端にある乳首を弄りながら尋ねる。

 

「この島での任務中、俺を誘うように何度も押し付けていて、ここまで我慢するの、本当に大変だったんだよ」

 

「それはっ!」

 

そう俺が訪ねると、少し眼を逸らすも、再び俺が腰を振ると

 

「はいっ本当はっこうやってするのを楽しみにしていてっずっと誘っていましたっ!!」

 

そのまま腰を振り上げると、シエルはそのままアナルを引き締めて、正直に答えた。

 

そうして、俺を求めるように答えてくれた声に既に根本まで入っていた肉棒は限界を迎えそうになる。

 

「だからっ出してっ私の中にっ」

 

そう誘うように言う言葉に俺もまた限界を迎え、そのまま腰を振り上げると同時に

 

――びゅくびゅくびゅく どびゅびゅびゅっ 

 

「あっああぁぁぁ!!」

 

俺の肉棒から溢れ出す精液はそのままシエルのアナルの中へと吸い込まれていき、同時に彼女は悶絶するように声を出す。

 

しばらく精液を出し続け、収まる頃には少しぐったりとしたシエルだが、俺はそのままゆっくりと肉棒を抜くと

 

「まだ、続けられるよね」

 

そうシエルに尋ねると、僅かに笑みを浮かべながら頷いた。



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シエル(GOD EATER2)転結※

既に行為によって、互いの体温が高くなりながら、俺はそのまま寝転がっていた。

 

そんな寝転がっている俺に対して、シエルはそのまま水着から剥き出しになっている秘部を勃起している俺の肉棒に押し付けながら、誘っている。

 

「もうここまで大きくなっているんですね」

 

そう言いながら、肥大化している俺の肉棒を見つめながら、既に興奮していたのか、彼女の秘部からは愛液が溢れており、砂を濡らしていた。

 

「シエルっ」

 

「えぇ、私もっもう」

 

先程までの行為から続いた行う行為に興奮を覚えながら、限界を迎えた肉棒を俺はそのまま彼女の秘部に亀頭を当てる。

 

―――じゅぶじゅぶじゅるっ

 

当てられた秘部からはいやらしい音を立てながら、ゆっくりと俺の肉棒を徐々に、だが確実に俺の肉棒を飲み込んでいった。

 

飲み込まれた肉棒はそのまま彼女の膣肉に押し当てられながら、ゆっくりと奥にある子宮口に向かって進んでいく。

 

「うっんっ、やっぱりこの感覚はっ良いなっ」

 

先程までのアナルの行為は勿論興奮して、良かった。

 

だが、今はすっかりと俺の肉棒の形を覚えているシエルの膣内は温かくも、俺の肉棒に刺激を与えるのに丁度良く刺激していく。

 

「んっあっあぁ、あなたのがっこうして感じられてっんっ」

 

そうして、行為を行っていく内に互いに互いの存在を確認するようにキスを行いながら、俺は腰を動かしてく。

 

膣内で俺の肉棒の興奮を促すように動いているシエルに対して、俺もまた彼女を受け入れるように口の中で舌を絡ませながら、動いていく。

 

互いに互いの体温を感じ取りながら、体液などが全てが混じりあう感触は、何度行っても飽きる事はなかった。

 

それは、こうした行為に対して興奮しているのもあるが、何よりもこれまでの人生で初めて好きだと思えた人物と交わる事ができる。

 

それが俺を興奮させる一番の理由だ。

 

「もぅ無理ですっ」

 

シエルはそう言いながら、恥ずかしい思いをしながらも、正直な気持ちを俺に向けて話してくれた。

 

その赤くなった顔の表情を見て、俺自身も既に限界を迎えていた。

 

「シエルっ!!」

 

そう、俺も我慢が効かなくなるのと、同時に、膣が奥へと進み、彼女の子宮口へと亀頭が入り込む。

 

「あっっあぁっ!!」

 

「出るよっ!」

 

その言葉を投げるが、シエルは既に子宮口に入り込んだ肉棒の感触だけで返事をするのも難しく、ただ頷く事しか返事はできなかった。

 

それを見届けるのと同時に

 

―――どびゅるどぴゅどぴゅっ 

 

「あっあっあぁあ!!」

 

子宮口に入り込んだ精液の感触を受けながら、俺の胸元で必死になって声を殺しながら、シエルは快楽に浸った、

 

数秒程度の射精を終えると共に、どぷっという音が秘部から聞こえてくる。

 

「んっシエル」

 

「りーだー」

 

互いに虚ろな目をしながら見つめ合い、求めるように近づき

 

「おぉい、リーダー!!」

 

「「っ!!」」

 

聞こえてきた声に反応するように俺達は互いに離れ、俺はすぐに声の方へと向く。

 

「どっどうしたんだっ!?」

 

「いや、もうそろそろ交代の時間だから呼びに来たよ」

 

「おっおう、悪いな」

 

どうやら想像していたよりも時間はずっと経っていたようだ。

 

そのまま俺は返事をしながら、シエルの方へと向くと

 

「行きましょうリーダー」

 

そこには先程まで行為を行っていたとは思えないような真剣な表情で見つめていた。

 

「あぁ」

 

それに俺もまた一緒に出ていく事にした。

 

「続きはまた今夜に」

 

そう言った、彼女の一言に頷きながら



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レイヴェル(ハイスクールD×D) 起※

その日、レイヴェルは母に呼ばれて、館の奥の部屋に案内された。

 

生まれてから入る事を禁じられていた部屋に案内された事もあって、戸惑いを感じながら、指定された時間にそのドアの前に立つ。

 

「お母様、入ります」

 

ゆっくりと、ドアを叩いたレイヴェルはゆっくりと部屋の中に入っていく。

 

部屋の中は清潔に保たれており、日本の文化にも感心があった彼女はその多くに驚きながら見ていた。

 

そうして、この部屋に呼んだはずの母がいない事に疑問に思いながら、ゆっくりと見回ると

 

「あっあっあぁ」

 

「えっ」

 

彼女の耳元に聞こえたのは乱れた声だった。

 

普段ならば聞くことのない色っぽい声に戸惑いを隠せず、ゆっくりとその声の主に聞き覚えがあり、恐る恐る、レイヴェルはその声の主の元へと向かう。

 

「そこっそこですっ!

あっあぁ!!」

 

「お母様」

 

そこにいたのは、この部屋に呼び出した張本人である母だった。

 

だが、そこには普段は身に纏っているドレスは脱がされており、身体は裸の状態で座っていた。

 

そして、母は屋敷では見たことのない男と卑猥な水音を響かせながら繋がっていた。

 

その光景に信じられず、ただ見つめる事しかできなかった。

 

室内には、母と男によって作られた響き渡る淫らでいやらしい水音と共に柔らかい肌と肌とがぶつかり合う肉音。

 

何度も何度も考え直しても、それが現実だという事を思い知られ、そして、目を離す事ができなかった。

 

状況が理解できず、戸惑いを隠せないレイヴェルを他所に、男は既に限界を迎えたのか母の胸元に顔を埋める。

 

「んっあっあぁ、レイヴェル、ごめんなさいっ、もう少し待ってあっあぁっ!!」

 

既に部屋の中に娘が入っている事に気付いている母だが、それでも目の前の行為に夢中になり、そのまま続けていた。

 

普段は決して人前に晒す事のない巨乳を、男の前で剥き出しになりながら大きく震わせながら既に限界を迎えたように震えていた。

 

それは行為を共に行っていた男も同じだったのか、互いに存在を確かめ合うように抱きしめる。

 

そうして、吐き出されたと思われる精液を受け、母はそのまま体を痙攣し、衝撃からか、男を強く抱きしめる。

 

精液を抱きしめている間、何度も震え、その度にその表情は見た事のない程に乱れていた。

 

そうして、数分程、溢れていた性欲が少し落ち着いた所で、母は立ち上がり、レイヴェルの元へと向かう。

 

「おっ、お母様っ!!

これは一体っ!?」

 

「えぇ、それを含めて、説明します。

彼は、私達フェニックスがただ一人契約している人間であり、その昔、火の鳥の肉を食らった男よ」

 

「火の鳥って」

 

それはレイヴェルも知っている。

 

フェニックス家は不死鳥の悪魔とは違い、戦闘能力はなく不死の力だけを持った伝説の存在であると記憶している。

 

だが、それは記録だけの空想の存在だと悪魔である彼女達にも教えられていた。

 

「えぇ、この世にたった一匹しか存在しない火の鳥を食べた事により、その不死の力を得た彼こそが、我がフェニックス家の繁栄に最も必要な存在。

そして、レイヴェル、これからあなたと共に夜を過ごす相手よ」

 

「なっそれはどういう事ですかっ!」

 

突然の事で戸惑い隠せずに母に思わず問い詰めてしまう。

 

「フェニックスの涙、その高い性能を得るには私達がその身に火の鳥の体液を取り込む事が条件なのです。

だからこそ、フェニックス家の女性は彼と夜を過ごす事が一族の決まりなのです」

 

「そんな」

 

その一言に戸惑いを隠せずにいた。

 

処女を知らない男に突然捧げなければならない。

 

その事に少なくともショックを受けていた。

 

「・・・少し、話だけさせてもらっても良いか?」

 

そうして、ショックを受けている間に男はやっとその口を開いた。

 

「っはい、あなた様がそう言うならば」

 

その言葉を聞いた瞬間、母はこれまでに見た事のない表情と共に部屋から出ていく。

 

「えっと、確か名前はレイヴェルだったね」

 

「はっはい」

 

そうして、初めて会話した男の声に対してレイヴェルは身体が固まった。

 

それは嫌悪で満ちていたはずの感情は今では何もなかったように消え去り、むしろ心地よさすらあった。

 

「私と君の母との関係をして、嫌悪していると思う。

だからこそ、最初に謝らせてもらう、すまない」

 

「いえ、その、行為には驚いていましたが、これもフェニックス家の為だと、少し落ち着きました」

 

実際に男と会話している間に、落ち着きを取り戻したように話していく。

 

「とりあえず、話していこう。

その、君との行為は君自身が納得して、自分の意思で行ってほしいからね」

 

「えっえぇ」

 

そう言いながら、レイヴェル自身も確かめるように話始める。

 

最初は困惑していた。

 

なぜ、これほど落ち着けたのか。

 

そんな奇妙な思いと共に、彼女は男と話し始める。



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レイヴェル(ハイスクールD×D)承※

レイヴェルの肩を掴み、間近で見つめ合う。

 

「あっその」

 

「緊張するよね、やっぱり」

 

母と行為を行った男を目の前にして、レイヴェルは先程以上に顔を赤くしながら、俯く。

 

それは軽蔑ではなく、先程まで話した事で、男の人柄を知り、悪人ではないと分かったからだ。

 

同時にどうしようもない落ち着きと共に、これまでにない感情に戸惑いを見せていた。

 

そんなレイヴェルに対して、男はゆっくりと視線を合わせながら

 

「僕はね、君達の事が本当に好きなんだ。

だから、ずっとこうして触れ合いたい、例え利用されているとしてもね」

 

「あっ」

 

そう呟いた声を聞き、戸惑っていたレイヴェルは声を一瞬だけ出すと共に、ゆっくりと頷き始めた。

 

「私も、その、御母様とあなたの行為を見て、その」

 

そう、どう伝えたら良いのか分からず、戸惑うレイヴェルに対して、男はゆっくりとレイヴェルの言葉を止めるように唇を押せる。

 

「んっふぅんっんちゅっ」

 

突然の事で反応ができなかった。

 

初めてのキスを突然奪われ、戸惑いを隠せなかった。

 

脳が痺れるような感覚がレイヴェルを襲い、口の中に入っていく熱い吐息と生暖かい唾液が入り込んでいく。

 

その感触に先程まで母との行為を見つめていたレイヴェルにとっては興奮を促す物となっていた。

 

「んふっちゅぶっれろぉ」

 

初めてのキスという事で戸惑いながらも、男から伸ばされた舌はそのまま彼女の舌と絡めながら、その接触を楽しんでいた。

 

どのように動かせば良いか分からない状況のはずだが、男はレイヴェルを心地よくさせる方法を知っているように絡ませていく。

 

「ふぅんっんちゅぺろっ」

 

そうして、リードされるよなキスに操られているような感覚に翻弄されながら、ゆっくりと柔らかい感触に溺れていく。

 

(あぁ、こんなのっ知らない)

 

そうして溺れていく感触の心地良さにレイヴェルは意識が曖昧になっていくが、その感覚すらも今は心地良く、今はその舌の感触に全てを捧げていた。

 

「ぢゅぶっれろぅ、んっ」

 

男の唾液がレイヴェルの舌の上に乗せられ、口の端から興奮で溢れ出たレイヴェル自身の唾液を男は自分の舌で舐め取る。

 

互いの唾液を何度も交換するように、求め合うように行っていき、既にレイヴェルの目は目の前の快楽しか目を向けられていない。

 

「はぁはぁんっ、はぁ」

 

やがて、息を飲み込みながら、レイヴェルはゆっくりと倒れる感触がした。

 

―――びちゃ

 

「あっ」

 

倒れた先には布団が一つ、先程まで母と男が行為を行った時に使われた布団だと気づいたレイヴェルはこれから行われるだろう行為に胸を躍らした。

 

「緊張する?」

 

「えぇ、でもそれ以上になぜだか心が躍ります」

 

これから行われるだろう行為に対して戸惑いを隠せないレイヴェルだったが、同時に期待をしていた彼女はゆっくりとドレスを持ち上げる。

 

人前で下着を見せる事自体、はしたないはずなのに、目の前の男には見せつけたい。

 

その欲求と共に見られながら、男は

 

「もう準備はできているようだね」

 

その言葉と共に手慣れた動きでレイヴェルの下着をゆっくりと脱がせると、近くの台に彼女の下着を置く。

 

―――ぐちゃっ

 

「あっ」

 

レイヴェルはその音の元を見つめると、そこには彼女の身に纏っていた下着が確かにあった。

 

だが、そこにはまるで水の中に放り込まれたように見える程に濡れていた下着があり、同時に秘部から温かい感触が訪れる。

 

「んっあっあぁ!!」

 

見てみると、スカートの中には男の頭が入っており、どのような状況なのか分からずに驚きを隠せなかった。

 

―――むちゅぬちゅめちゃ

 

自分の秘部の前で温かい何かが濡らされており、その感触にレイヴェルは眼を開きながら感じる。

 

「なにっこれっなにっ」

 

これまで、誰にも教えてもらえなかった感触にレイヴェルは声を出しながら、笑みを浮かべていた。

 

全てが初めての体験のはずなのに、快感を覚えている。

 

ゆっくりと、だが確実に彼女の中で書き換わっていく。

 

「んっあっ」

 

やがてスカートの中から出てきた男の顔は濡れており、それが何なのか、分かる。

 

「ふふっ本当に夢中になりますね。

お母さんそっくりですね」

 

「そっそうですか」

 

「えぇ、だからこそ、本当に」

 

そう真正面から近づいた男に対して、何の抵抗もできなかった。



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レイヴェル(ハイスクールD×D)転※

「あっ」

 

布団の上に寝そべっているレイヴェルの秘部に向けて、男はゆっくりと肉棒で当てる。

 

秘部へと当てていた肉棒には既に彼女の秘部から溢れ出していた愛液によって濡れており、彼女の秘部の中に亀頭が入り

 

「ッッッッッッあっあぁぁぁあぁぁぁ!!!」

 

亀頭から入っていた肉棒はそのまま膣内へ、そして子宮口の中へと一気に奥まで肉棒が突き入れた。

 

「あっああぁぁ!!」

 

膣内へと入り込んだ肉棒の感触に目を見開きながら、その感触に全身が突き抜けるような快感が襲われる。

 

空を飛んだ時とも違う浮遊感がレイヴェルの身体の中を突き抜けており、痙攣しながら、その感触が襲われていた。

 

――――ぎゅぅぎゅうぅ

 

既に膣内の中の形は既に男の肉棒の形に合わせて、湿った柔らかさで締め付けられていた。

 

知らないはずの肉棒の形に合わせたようにレイヴェルの膣内は整っていた。

 

「あっはぁあっあひあっひぐぅ!?」

 

そうしている間にも、レイヴェルの中に何度も出し入れするように男は腰をゆっくりと動く。

 

それだけの動きのはずなのに、レイヴェルは狂ったように跳ね回った。

 

「あひっあっあぁ入って何度も何度もっ!?」

 

レイヴェルが声を出しながら、何度も肉棒を引き抜きながら、そのまま一気に根本まで押し入れる。

 

何度も出し入れを行う事で、レイヴェルの膣内から溢れ出る愛液は肉棒から伝って、秘部から溢れ出していく。

 

「そこっはっあっんっ!?」

 

そうして、何度も肉棒が彼女の子宮口へと当たり、その度に声を出していた。

 

そして

 

「あっあっあぁーーーっ 」

 

そうして何度目かの突き入れると同時に、秘部から溢れ出した愛液はそのまま絶頂を迎えたように声を出す。

 

「あっあぁ」

 

「んっ!!」

 

そうして、男自身も既に限界に近いのか、肉棒は大きく膨らみ、膣内を埋まっていた。

 

「うっんっ、まさかっここまで締め付けるなんて。

本当にフェニックスの女だね」

 

締め付けられた感触に男は笑みがこみあげると同時に心地良い快感と共に精液をそのまま吐き出される。

 

「あっああああぁぁぁもぅっんっ!?」

 

―――ドグッドクッ!ビュルルルッ!ビュクッ!

 

そうしながら、子宮口へと入り込んだ肉棒は溢れ出した精液はそのまま入り込んでいった。

 

同時に彼女はその快感に笑みを浮かべながら、確かに受け止めた。

 

「おっおっおぉぉ」

 

受け止めた精液と共にレイヴェルは身体をゆっくりと痙攣しながら、男はそのまま肉棒を抜き取る。

 

同時にレイヴェルの秘部から溢れ出た精液と共に、ぐったりと布団の上へと寝転んでいた。

 

「本当に心地良かったよ」

 

「んっはいっ」

 

既に疲れ切っていたレイヴェルだが、初めて感じた快感を感じ取りながら目をゆっくりと閉じた。



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レイヴェル(ハイスクールD×D)結※

アンケートの結果が出ましたので、活動報告で募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。


レイヴェルとその母はそのまま引き寄せられるように男の肉棒をじっと見つめる。

 

「それでは、レイヴェル、本日は二人で一緒に行いましょう」

 

「えぇ、勿論です、お母様」

 

あの日からずっと夢中になっている男の肉棒を見つめながら、唾を飲み込みながら、ゆっくりと剥き出しになった胸をそのまま男の上にのせた。

 

レイヴェルは普段はドレスに隠されているが、手に収めるには丁度良い大きさの巨乳。

 

その母である彼女の簡単に手を埋める事ができる程の大きさを誇る爆乳。

 

魅力的な二つのおっぱいに挟まれた男の肉棒は瞬く間にその柔らかい肉に包まれ、同時に膨れ上がる。

 

「ひゃっ凄い、胸の中にあるあなたのを確かに感じられるっ」

 

「ふふっ、レイヴェルと一緒にやって、もっと興奮してしまいましたか?」

 

「えぇ、2人共、とても魅力的ですから」

 

そう言いながら、男は目の前の自分の肉棒を埋めている2人の胸を見つめながら笑みを浮かべながら、ゆっくりと2人の胸を掴む。

 

程良い大きさの弾力のあるレイヴェルの胸の感触と、ウォーターベットのようにどこまでも沈んでしまいそうな柔らかい母の胸。

 

その二つの感触を楽しみながら、2人の乳肉を寄せ上げて、こね回していく。

 

感触が違う2人のおっぱいだが、引き寄せる魅力は変わらず、何度も何度も手を動かしながら、その揉み心地の良さを味わっていた。

 

「んっんっあっそこっ良いですっ」

 

「ふふっ、もうっ、私よりも年上なのに、こんなに甘えてっママになった気分ですっ」

 

力強く、何度も男は何度も儂掴みにして、その度に2人の口からは胸から伝わる快楽に対する感想が飛び出していく。

 

「あっ凄いっ何か大きくなってっ」

 

そうして、2人の胸の感触を楽しんでいる内に、彼女達2人の胸の隙間から押し上げてきたのは、勃起した男の肉棒だった。

 

「あっ熱いのがっもうこんなにっ」

 

そうして、目の前で勃起した肉棒の大きさは初めてレイヴェルが行為した時と比べても大きく膨れ上がっていた。

 

「まぁっこんなに大きくなるなんてっ!

ふふっ、レイヴェル、これはもっとやる気を出さないと、駄目ですね」

 

「っはいお母様」

 

その大きさに一瞬惚けてしまったレイヴェルだが、母からの言葉を聞き、頷くと同時に左右から同時に肉棒を挟んでいった。

 

―――ぬぷっぬっぷぬるっ

 

左右から押し付けられていく二人の柔らかい胸の感触に男は笑みを浮かべながら、それを受け止める。

 

二人からの押し付けられる感触と共に、男自身もまた腰を上下に激しく動かしながら、剥き出しになっている亀頭からは既に我慢液が溢れ出そうになっていた。

 

「あっ、もう溢れて」

 

「ふふっ可愛いですね」

 

そうして溢れた愛液を見つめながら、その亀頭からもっと溢れ出させようとさらに強く押し付けていく。

 

押し付けられた二人の胸は大きく形を変わりながら、そこから伝わる快楽は大きくなっていき

 

「もぅ我慢ができないなっ」

 

「えぇ、勿論、出しても大丈夫ですよ」

 

「私もっ準備はできていますっ」

 

男からの一言と共に二人は同意するように声を出した。

 

それに答えるように、男もまた腰を大きく振り上げると同時に

 

―――びゅるるるるっびちゅびゅるゅびゅるっ!

 

溢れ出す精液はそのまま全て、余す事なく二人の胸の上へと注がれていく。

 

白い精液はそのまま彼女達の身体に当たると同時に、精液に向けてうっとりとした表情でそれを見つめていた。

 

「あっあぁ、こんなに溢れ出て」

 

「はいっ本当にもうこんなに」

 

二人はそう言いながら、目の前にある精液を舐めとっていく。

 

口の中に含めながら、二人はその余りの心地よさに涙を流していた。

 

『純血のフェニックス家の者が、特殊な儀式を済ませた魔方陣の中で、特殊儀礼済みの杯に満ちた水の中へ、心を無にして流した涙を落とす』

 

それがフェニックスの涙の作り方であり、心を無にさせ、さらに純度を高める為に火の鳥との行為を行う事で、その涙の数も純度も高まっていく。

 

フェニックス家の財政が潤っていくその裏では親子が一人の男と交わった結果でできたのを知る者はほとんどいない。



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ランスロット(新サクラ大戦)起

今回は猫耳響さんのリクエストのランスロットです。

また活動報告でまだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


ロンドンと呼ばれる町に訪れてからはや数ヶ月。

 

現代日本に住んでいたはずの俺は何時の間にか100年前ぐらいのロンドンで謎の事件に巻き込まれてから数ヶ月。

 

偶然、巡り合った倫敦華撃団に助け、スカウトされてから数ヶ月。

 

これまでの人生では決してあり得ないような経験を幾つも行っていき、死線を潜り抜けていった。

 

だが、そんな俺は現在、日常的な危機に直面している。

 

「という事で団長、ランスロットをなんとかしてくれ」

 

「無茶を言わないでくれ、モードレッド」

 

俺は現在この町で世話になっている団長に現在の危機的状況をなんとかしてもらう為に相談したのだが、なんと断れてしまった。

 

目の前にいる金髪でイケメンな男は倫敦華撃団の団長であり、俺がこの世界に来た時にモードレッドという名前を与えてくれた青年だ。

 

これまでも数々の危機を共に乗り越えてきた頼りになるリーダーだ。

 

今はその危機的状況からは救ってくれないリーダーだけど。

 

「僕としても止めたい所だけど、ランスロットは君を気に入っているからね。

そこは大人しく諦めて欲しい」

 

その言葉と思い浮かんだのはランスロットだ。

 

この世界に来てから初めて出会った女性であり、俺の世界にはいないポニーテールが似合う少女だ。

 

だが、戦闘好きなのか、よく剣を持ちながら俺に模擬戦を仕掛けていき、可愛い印象は今ではすっかりなくなっている。

 

「なんで俺を気に入るんだ?

弱いぞ、俺」

 

はっきり言うと俺は以前の世界では喧嘩の経験もこれっぽちもない一般人だ。

 

だが、どういう訳か、この世界に来てからは、その霊力のおかげなのか身体能力が上がり、眼鏡がなければ何も見えなかったはずの視力が完全に見えるようになっていた。

 

そんな俺と何度も模擬戦を仕掛けてくるランスロットははっきりと言って狂人だ。

 

「何度も言うと思うけど、君の霊力は異常だ。

戦えば戦う程にその大きさは膨れ上がっていく。

異常な程にね」

 

「その霊力というのが、どういうのかいまいちなんだよな」

 

そう言いながら、この世界についてある程度説明を受けたが、未だに霊力というのがどういうのか分からない。

 

あくまでも分かる範囲だとロボットを動かすのに必要なエネルギーで、俺はどうやら戦いを乗り越える度にその量が異常らしい。

 

そして、バトルジャンキーであるランスロットは俺を強くする為に日々模擬戦を行っている。

 

「団長、こっちにモードレッドはあぁ、いたぁ!!」

 

「げっもう来やがった!!」

 

その一言と共に、俺はすぐに近くの窓を開けると共に逃げ出す。

 

「待てぇ!!」

 

その一言と共にランスロットはその手に持った剣で襲い掛かり、俺はすぐに手に持ったけん玉で受け止める。

 

「ほらぁ、もっと戦うよ!!」

 

「いや、本当に無理だから」

 

そう言いながら、俺はすぐに窓から飛び出し、そのまま逃げだす。

 

「まったく、ランスロットも少しは落ち着いて欲しいかな。

けど、あんなに楽しそうな彼女も久しぶりに見たな」

 

そう言いながら、アーサーは彼らが去っていた方を見つめる。



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ランスロット(新サクラ大戦)承※

現在のアンケートのランキングは
1位 アストライア 3票
2位 ジャンヌ・ダルク・オルタ・リリィ 2票
   アルトリア 2票
となっており、それ以外は各々1票ずつです。
まだまだ応募しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


ロンドンでの生活も慣れて、さらに数ヶ月。

 

俺の中にある霊力もある程コントロールする事ができ、他のメンバーに恩返しする事ができた。

 

そんな中でも、ランスロットの背中を預けてもらえる程に成長する事ができたのは嬉しかった。

 

これまで、酷い目にあったのは主に彼女の特訓だが、それ以上に強くなったのは彼女のおかげなので、本当に感謝している。

 

そうして過ごしているある日の朝。

 

まどろみの中で俺は自分の下半身から何か暖かい感触があり、それに気づいて、目をゆっくりと開けた。

 

「んっ?

何が「あっ起きた?」・・・?」

 

目を開くと、そこにはランスロットがいた。

 

これまで通り変わらない笑みを浮かべながら軽い挨拶していた。

 

そんな彼女だがいつもと違う所があった。

 

それは身に纏っている制服のシャツのボタンを外し、その巨乳を露出させて、そのまま俺の肉棒を谷間に挟み込んでいた。

 

「・・・・」

 

一瞬、何が起きているのか分からず、目が点になってしまう事、数秒、よくやく事態が理解する事ができたのが数秒、そして

 

「なっ「はいストップ」んぐっ!?」

 

思わず叫ぼうとした俺の口をランスロットが手で防ぐには十分過ぎる程の時間だった。

 

「んぐっんぐうぅ!?」

 

「えっなになに?

なんでこんな朝からサービスをしてくれているんですか?」

 

いやいや、確かにサービスかもしれないけど、普通に恥ずかしいから止めて欲しい。

 

「確かに疑問に思うのも仕方ない。

けど、雑誌で知った方法はこれしかなかったんだよね」

 

「ぷはぁ、雑誌?」

 

何を言っているのか分からず、俺は思わず聞き返してしまう。

 

「なんでもないよ。

とにかく、君はそこで私の魅力を堪能しておきなさい」

 

その言葉と共に、ランスロットはそのまま何の躊躇もなく俺の肉棒にしたを伸ばした。

 

「ぢゅっんっちゅうっんっ」

 

ぐにっと両側から挟んだおっぱいで挟まれながら、持ち上げるように肉棒を上に向かせる。

 

そのまま亀頭に向けて、ランスロットは舌を伸ばしながら、ゆっくりと舐め始める。

 

「ちゅっ、ぢゅるっ、んちゅ。

んっ、これがチンコか、結構しょっぱいな」

 

そう言いながら、ランスロットは初めて味わう肉棒に対する感想を言いながら、舐め続ける。

 

これまでの人生で味わった事のないフェラに戸惑いながら、俺はランスロットから舐められる感触に身体が震えてしまう。

 

「うっこれはっ?!」

 

「ふふっ、ここも果たして、2分保てるかな?」

 

そう言いながら、これまでの決闘で俺が保つ事ができた時間を言う。

 

その挑発的な笑みを見せつけられ、さすがにむっとした。

 

「大丈夫ですよ、それぐらい、我慢してみせますよ」

 

「へぇ、それは楽しみだねぇ。

だったら、我慢してみて頂戴っ!!」

 

そう言うと、ランスロットはそのまま両側から挟んでいた巨乳をさらに押しつけて、その柔らかさを強調していく。

 

「ぐっ」

 

さすがに、その感触に俺はすぐに飛び出そうになる精液。

 

だが、それでもランスロットからの挑発からの対抗心か、俺は身体を震えながら、精液を出さないようにしていた。

 

「むぅ、結構粘るんだね。

もう3分以上経っているよ」

 

「ふっふっ、これぐらいどうって事ない」

 

時計を詳しく見れないので、どれぐらい経ったのか分からないが、それでも彼女の様子から見ても、挑発した時間を超えた事はできたようだ。

 

「まぁ、これからが、本番だからね」

 

「本番だと?」

 

ここに来て、いきなり言い出した言葉に戸惑っている内に、ランスロットはそのまま身に纏っていたストッキングを破り始めた。

 

「おい、お前、なにをっ?!」

 

「何って、この後の展開分かっている癖に」

 

そう言いながら、ランスロットはそのまま俺に跨る。



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ランスロット(新サクラ大戦)転※

アンケートは次回の結投稿時に締め切らせてもらいます。
予定としては明日の6時となっております。
それまでまだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
また投票した中で話の内容が面白そうな物は採用しますので、投票数が少なくても書く可能性がありますので、興味がある人はぜひどうぞ。


ランスロットはそのまま俺の上に乗ると、そのままゆっくりと乗りかかってくる。

 

―――ズズッ、ズプッ、ズプゥゥッ

 

「んっくぅふぅっ!!」

 

ゆっくりとランスロットはそのまま繋がっていく秘部へと視線を落としながら、彼女はそのまま熱い息を吹きかけていく。

 

「あっんっ、この感触は凄いわね」

 

そう言いながら、ランスロットは笑みを浮かべながら、ゆっくりと彼女の生の膣肉の感触がそのまま俺に伝わっていく。

 

その熱い膣肉が俺の肉棒に絡みついていき、その興奮はさらに高まっていく。

 

「ランスロットっ、なんでっ」

 

「別にただのいつもの勝負だよ」

 

そう言いながらも彼女は俺の方に視線を向き合わず、ヌルヌルになっている膣肉の締め付けを強くして、その質問を無理矢理遮らせる。

 

「ぐっ!?」

 

その締め付けに思わず、俺は身体が動けずにいた。

 

「さてっ三分、保てるかな」

 

そう言いながら、ランスロットは頬を紅潮させながら、腰を振り続ける。

 

普段の活発なイメージからは想像できない程に妖美な笑みを向けていた。

 

そして、その妖美な笑みを浮かべながら、俺の肉棒はそのまま彼女の膣内に根本まで埋め込んでいった。

 

「んっこれはっ、本当にっ」

 

そう言いながら、肉棒を完全に咥えると同時にランスロットは口を開けながら、ゆっくりと腰を動かしていく。

 

「んっんっあっあぁ」

 

ランスロットはそのままゆっくりと腰を動かしながらも徐々にそのスピードを速くしていく。

 

―――ぴちゃぴちゃぷちゅっ

 

締め付けは先程までのパイズリとは比べものにならない程に強くなっており、聞こえてくる水音が大きくなっていく。

 

「ぐっなんでっ、本当に」

 

そうして、締め付けられる快楽に対して、俺は戸惑いを隠せずに思わず質問してしまう。

 

だが、彼女は

 

「ほら、そんなに余裕でいられるかなぁ」

 

素直に答えてくれず、そのまま締め付けを強くして、さらに振り続ける。

 

振りながら、先程までパイズリした時に開いたままの制服から揺れている胸、心地よい温かさ、そして何よりも、この世界で一番好きな少女の顔が目の前にいる。

 

それだけで、既に興奮していた肉棒は限界を迎え

 

「ランスロットっ」

 

限界を迎えた肉棒は、そのまま溢れ出そうとしていた精液が出そうになる。

 

俺はそのまま心地良い締め付けに堪能したかった気持ちをぐっと堪えて、そのまま彼女の膣から飛び出す。

 

同時に

 

―――びゅるるっびゅちゅびゅっ

 

飛び出た精液はそのまま彼女の身体にかかる。

 

黒い制服には俺の精液がかかり、奇妙な興奮を覚える。

 

「むぅ、なんで外に出すの?」

 

「そりゃあ、中に出すのは駄目だろ、幾ら何でも、その」

 

そう言い、俺は彼女に伝える。

 

「勝負はその、君の勝ちだ、うん」

 

そう言いながら、これまで以上に歯切れの悪い言葉で彼女に伝える。

 

「・・・ねぇ、モードレッド。

君は本当に私がただの勝負でこんな事を仕掛けたと思う」

 

「えっ、うん」

 

その言葉に俺は思わず答えてしまう。

 

「はぁ、私はこう見えて、意外とそういうのは気を付けているんだよ」

 

呆れた笑みを浮かべながら、ランスロットはそのまま俺に伝える。

 

しばらく、どういう意味か分からず再び首を傾げるが、意味を理解すると同時に

 

「なっ!?」

 

顔を真っ赤にさせながら、目を見開いてしまう。

 

「君って、結構鈍いんだね。

でもそういう所が好きだよ、モードレッド」

 

その一言と共に、ランスロットはそのまま俺に近づく。

 

それに対して、俺は避ける事もなく、そのまま受け入れるように止まり、彼女とキスをする。

 

順序も結構違うけど、初めてのキスはとても心地よかった。



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ランスロット(新サクラ大戦)結

「という事で、私の場合は押し倒して、モードレッドをゲットしたんだよ」

 

そう言いながら、ランスロットは先程までモードレッドとの出会いと付き合うきっかけを話し終えた。

 

「そっそれは、さすがに無理だよ!!」

 

そう言いながら、帝都で偶然に会ったさくらと会話している中で、ランスロットは自身の体験を話していた。

 

それに対して、さくらは顔を赤くさせながら、思わず叫んでしまう。

 

「そうかなぁ?

さくらって、結構押しがないから、私のが参考になると思ったけどなぁ」

 

そう言いながらランスロットは首を傾げながら、答える。

 

「けど、互いの思いを伝え合わないと結局は進まないと思うよ」

 

そう言いながら、素直な意見をそのままさくらに言う。

 

「なんだか、すいません」

 

「いや、こちらこそ」

 

そうして彼女達二人が話している間、俺は誠十郎と話していた。

 

欧州の事件には謎が多く残っており、その鍵を握るクラーラの事についてなど、未だに課題は多く残っているが、詰め込みすぎても駄目だという事で、久しぶりに帝都に来ていた。

 

「それにしても、まさかそんな事になっているとはな」

 

「いやぁ、恥ずかしい。

というか、堂々と言うなよ」

 

そう言いながら、俺は先程までの話を思い出す。

 

話の内容でも、行為については語らず、そのまま押しが強い所しか強調していなかったので少し安心している。

 

「でもまぁ、まだまだ謎が多いし、俺自身もね」

 

そう言いながら、俺は未だにこの世界に来る前の事を誰にも語っていない。

 

記憶喪失だという事で通しており、この世界の住人ではない事を伝えている。

 

もしかしたら、俺自身の記憶自体も偽物で、本当は降魔が作り出した偽物の記憶かもしれない。

 

そんな不安が時折あるが、それでも俺は

 

「守りたい物があると、本当に強くなれるから」

 

「あぁ、その通りだな」

 

そう言いながら、誠十郎も確かに返事をしてくれた。

 

「おい、モードレッド、さっさと行くぞ」

 

「誠十郎さんも」

 

「あぁ、分かった、今行く」

 

そうしていると、既に女子トークを終えた二人の元に俺達はすぐに向かう事にした。

 

「なになに、なんの話をしていた?」

 

「別になにも、世間話だから」

 

「そうなんだ、結構気になるけど」

 

そう言いながら、ランスロットは隣に行くと

 

「ねぇ、もしも記憶を取り戻して、君に恋人がいる場合、どうなるかな?」

 

「んっ、記憶を取り戻してか」

 

普段は見せない声で言ったランスロットに対して、俺はどう答えるべきか悩んだ。

 

未だに分からない事が多い中で、果たして本心なのかどうか分からない。

 

だから、あえて言うならば

 

「それでも、俺はランスロットと一緒に過ごしたい。

そう思いたいな」

 

今、胸の内にある本当の言葉を伝える事にした。



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モードレッド&アルトリア(Fate)起※

藤丸立夏はその日もマイルームにて疲れを取っていた。

 

毎年の夏の季節になると、どういう訳か奇妙な特異点に巻き込まれる号令行事が起きていた。

 

その日も夏のイベントで起きた事件の一つであるラスベガスでの事件に巻き込まれた。

 

そのラスベガスの事件を解決する為に、今日も俺達は活動していた。

 

活動していたのだが

 

「ねぇ、モードレッド、これは一体どういう事なんだ」

 

そう言いながら、普段の見慣れている鎧とは違い前回のハワイの事件でも見たタキシードを身に纏いながら、俺を軽々と持ち上げながら、どこかへと向かっていた。

 

「悪いな、こっちの父上の指示でお前を連れていく事になっているんだよ」

 

「どういう事」

 

「まぁついてからのお楽しみというらしい」

 

そう言いながらモードレッドはそのまま連れてこられたのは、カジノ・キャメロットの近くにあるホテルへと連れてこられた。

 

ホテルに入ると、そのまま彼女によって、一番上の階へとエレベーターへと向かう。

 

辿り着いた場所は俺達が借りている部屋と比べても違いが大きすぎた

 

そして、連れてこられた俺はそのままモードレッドに投げ捨てられる形でキングサイズのベットの上に俺は投げられる。

 

「さて、父上の頼みはここまでだな。

ここからは俺の時間だからな」

 

そう言ったモードレッドは笑みを浮かべ、そのまま俺に近づく。

 

「お前だったら、もう分かっているよな」

 

その表情から、これからどのような事が分かっていた俺は少し諦めたような笑みを浮かべながら、倒れる。

 

「もしかして、その為にここに?」

 

そこから行われるだろう事に多少身に覚えがあったので、少し身構えていた。

 

「おいおい、別に初めてじゃないんだろ、たく」

 

その言葉と共にモードレッドは俺の顔を掴むと同時に自分の方に向ける。

 

「んちゅっ、ちゅるるっ」

 

同時にモードレッドは舌と舌を絡ませ合った猛烈なディープキスを行い始めた。

 

「んっぢゅるっづるっ」

 

音を立てながら、慣れた動きで彼女はそのまま俺の舌から溢れ出す唾液を舐めとるように動く。

 

これまでの特異点の攻略の中でカルデアからの支援がなしで特異点を攻略する時も多い。

 

そんな中でサーヴァントの現界するのに必要な魔力を補う為にこうしたキスを行うのも珍しくない。

 

そうして、俺達はキスを行っていく内に彼女から流れ込む唾液を味わいながら、モードレッドは恍惚に眼を細めながら行っていく。

 

「じゅむっんっむじゅぅ!!ぷはぁ」

 

そうして、キスを終えると共に、ゆっくりと口を離れて、俺達は見つめ合っていた。

 

「父上が来る前にやらないとな」

 

そう言って、モードレッドは身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てる。

 

その笑みは獰猛な獣が目の前にある餌に夢中な表情だった。

 

 



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モードレッド&アルトリア(Fate)承※

しばらくキスを行った後、モードレッドはそのままキスを終えると共に彼女はゆっくりと俺のズボンへと視線を向ける。

 

「どうやら、もう準備はできているようだな」

 

その一言と共に、モードレッドはそのまま俺のズボンを脱がし、はみ出た肉棒を目にして、笑みを向ける。

 

「おいおい、もうこんなにでかくなっていやがるのかよ。

どんだけ楽しみにしていたんだよ」

 

そう言いながら、モードレッドはそのまま亀頭へ僅かに唇を触れる。

 

「こんなに熱くなっていやがって、こりゃ我慢できねぇよな」

 

そう言うとモードレッドはそのまま口を大きく開けると、そのままパクリと一口で口内に俺の肉棒を根本まで飲み込む。

 

「うっこれはっんっ!!」

 

口内に入り込んだ肉棒はそのまま舌のぬめっとした感触、柔らかさに包まれ、すぐにでも飛び出そうになる程の快感が飛び出す。

 

「おぃ、しょんなにぃうごくぅなぁ」

 

口の中に肉棒を入れながら、モードレッドは乱暴な言葉で俺に言いながら、肉棒に少し甘噛みをする。

 

「うっ」

 

僅かな甘噛みによる刺激は想像以上に俺の肉棒に刺激され、僅かに我慢汁が溢れ出そうになる。

 

だが、それ以上にその刺激に影響され、モードレッドの中に入っていた肉棒は先程以上の大きさに膨れ上がる。

 

「んっおいおい、噛まれて興奮するってぇ、どういう奴なんだよ

 

そう言いながらも、彼女はそのまま口の全体を使って、頬張りながら、俺の肉棒を熱心に舐め始める。

 

「うっあっ」

 

その感触だけでもすぐに精液が飛び出そうになる。

 

だが、限界を迎えた所を狙うようにモードレッドはそのまま先程と同じように甘噛みを行い、俺の射精を無理矢理止める。

 

「んっ、まだまだ、だしゅんじゃないぞ」

 

そう言いながら、モードレッドは目の前にある肉棒に対して徐々に荒いこきゅを繰り返しながら、夢中になって舐め続ける。

 

前後に首を振りながら、すぼめた唇で肉棒の刺激を強くしていく。

 

そうして、滑らかな動きと共に、その瞳は徐々にだが虚ろになっていく。

 

―――ちゅぴっちゅぽっじゅぽっ

 

何度も繰り返しながら、その口から溢れ出したのは俺の肉棒から出る我慢汁とモードレッドの口から出る唾液が混ざった水音だった。

 

部屋の中で響いているその水音に俺は興奮で既に限界を迎えていた。

 

「はっあっんっはぁんむっんっ」

 

口内の中で満たされている肉棒に既にモードレッド自身も我慢ができなくなったのか、彼女の鼻から漏れ出る熱い鼻息で俺は既に我慢ができなくなっていた。

 

「モードレッドっもうっ」

 

そう、俺は既に我慢ができなくなると共に、彼女の頭を無理矢理掴むと同時に腰を振る。

 

「んっ」

 

―――がぽっがぽっがぷっ

 

既に現界に近かった肉棒をより深く刻み込みたいという欲求と共に俺の肉棒はそのままモードレッドの喉奥まで肉棒を突っ込む。

 

その行動にさすがに驚きを隠せなかったモードレッドは眼を見開くが、そんな彼女を無視し俺はそのまま溢れ出る快感と共に精液をそのまま

 

――――びゅっびゅくっどぴぷぷっ

 

限界を迎えていた肉棒から溢れ出る精液はそのままモードレッドの喉奥に向けて溢れ出る精液を射精する。

 

「んっんぐっぐぅ!?」

 

溢れ出る精液はそのままモードレッドの喉奥へと送り込まれ、むせ込みながらも彼女は一滴も逃さないように口を堅く閉ざしていた。

 

「んっんぐっんっ!!」

 

そうして、流れ出た精液を全て受け止めると同時にぎろっとモードレッドは俺をにらみつける。

 

「たくっ、我慢ができなくなったからって、こういう事をするなよ」

 

そう文句を言いながらも、心地良い刺激だったのかモードレッドはそのまま俺を見つめながら、近づく。

 

「こういう事をしたという事は、俺からどんな風にやられても、文句は言えないよなぁ」

 

そう言って、モードレッドは近づくが

 

「ほぅ、随分楽しんでいるようですね」

 

「「あっ」」

 

後ろから聞こえた声に俺達は思わず振り向くとそこには先程まで仕事を終えたのかバニーの衣装を身に纏ったままのアルトリアがそこに立っていた。

 

「あっアルトリア、その」

 

「まぁ待たせては悪いと思っていたので、私もそこを考慮してましたが、まさか声をかけるまで気付かなったのは少しショックですね。

この埋め合わせ、してくれますよね」

 

「あっあぁ」

 

その鋭い視線に対して、俺もさすがのモードレッドも逆らう事ができなかった。



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モードレッド&アルトリア(Fate)転※

「うっうぅ、ごめんよぉ、父上」

 

そう言いながら、椅子に縛り付けられたモードレッドはそのまま涙目になっていた。

 

その姿は先程までの獰猛なモードレッドではなかった。

 

「ふぅ、まさか私よりも先にマスターのを貰おうとしたとは。

まったく」

 

「アルトリア、そこまで」

 

そう言うが、アルトリアはそのまま俺を見つめる。

 

「マスターもです。

私との約束を忘れて」

 

「うっ」

 

そう言われると、少し悪い気がしたが

 

「でも、まぁマスターがここまで大きくなったのは、それはそれで良いでしょう」

 

そう言いながらアルトリアはそのままゆっくりと俺に近づく。

 

近づいたアルトリアはそのままバニーの衣装から零れ落ちた胸をこちらに押し付けながら、身に纏っていたストッキングをそのまま脱ぎ捨てる。

 

その光景を見ていた俺は既に興奮で、先程以上に勃起していた。

 

「先程のモードレッド以上に既に大きくなっているようですね」

 

そう言いながら、アルトリアはこちらに詰め寄る。

 

同時に零れ落ちていた胸はそのまま俺に押し付けられ、そのまま溶け崩れてしまいそうな程の柔らかい感触が俺を襲っていた。

 

「ふふっ、もうこんなに」

 

そう言いながら、アルトリアは俺の手を重ねると同時に、そのまま自身の秘部へと誘導した。

 

そこには既に我慢ができなくなったのか、溢れ出している愛液が飛び出しており、濡れていく自身の指の感触に俺は涎を飲み込んでしまう。

 

「私も、もうこんなに出てしまって、我慢はできない。

だからこそ・・・。」

 

そう言いながら、甘い吐息が俺の耳元に通り過ぎる。

 

そして、その吐息が俺にかかるのと同時に既に我慢ができなくなった俺は既に勃起している肉棒をそのままアルトリアの膣内へと入れる。

 

「ひゃっんっ!」

 

膣内に入り込むと同時にアルトリアは甘い声を出しながら、俺の肉棒を受け止める。

 

そのままアルトリアは自身の胸へと俺の手を誘導させ、握らせる。

 

その柔らかな指はそのまま握りしめられ、モードレッドとは違い成長して最も柔らかな部分に触れ、俺の興奮に肉棒はさらに大きく膨れ上がる。

 

「アルトリア!んっ!!」

 

そのまま俺達は体制を変え、彼女の後ろへと回り込む、背後から抱きしめる。

 

握りしめた指はそのまま彼女のおっぱいを握りしめながら、肉棒に来る刺激を受けながら腰を動かしていく。

 

「あっあぁ、良いですっよっ!マスターっ!」

 

そう言いながら、アルトリアの膣内の締め付けはさらに強くなっていき、そのまま彼女の子宮口まで一気に押し上げられる。

 

「んっあっあぁっ、そこっ!!」

 

子宮口を刺激されたか、アルトリアは大きな声を出しながら、こちらを見つめる。

 

その表情はこれまで見慣れた涼しい表情ではなく、目の前にある快楽に夢中になっている淫乱な表情だった。

 

普段の見慣れないその表情を見つめるだけでも俺の興奮はさらに高まり、そのまま腰を振り続ける。

 

「おっおっおぉっ!!」

 

俺の腰の上でまるで兎を思わせる跳ね上がりを見せながら、俺の肉棒を根本まで咥え込みながら、何度も腰を打ち付けていく。

 

締め付けは未だに変わらないが、それでも何度も繰り返し変えていく刺激に対して、俺も既に興奮が止まらずにいた。

 

「うっうぅ、マスターっ、父上ぇ!」

 

その光景を見つめながら、モードレッドもまたその手を自身のズボンの中へと入れていた。

 

ぐちゅぐちゅっと、俺達の行為を見ながらオナニーしているその光景に、俺自身も興奮が止まらず、身体が震えてしまう。

 

「ふふっ、マスターっ、もう限界ですかっ?!」

 

「うっ、あっあぁ。」

 

そう尋ねられ、俺も先程からモードレッドとの行為と続けて行った事によって、限界を感じて、すぐに叫んでしまう。

 

「良いですよっ。ほらっ、私の中にっ!」

 

「うっあっあぁ!!」

 

―――どぴゅどぴゅどじゅっ

 

「ひうっ!あっあああ・・・。」

 

我慢ができなくなった肉棒から溢れ出す精液はそのままアルトリアの中へと飛び出していき、そのまま満たされていく。

 

満たされていく膣内の感触に笑みを浮かべながら、ゆっくりと、肉棒を根本まで降ろして、身体を痙攣する。

 

しばらくして、アルトリアは収まった興奮と共に俺を見つめ

 

「まだ収まっていませんよね、マスター?」

 

その言葉と共に、射精したばかりなのに、未だに勃起している俺の肉棒を見つめる。



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モードレッド&アルトリア(Fate)結

活動報告の結果が出ました。
アンケートで募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「それにしても、マスター、これは一体なんなんだ」

 

「えっ」

 

ラスベガスの攻略中、ふと北斎から声をかけられた。

 

それは黄金に輝くフィーバーチケットだった。

 

「なんだか毎日のようにマスターが持ってきている奴だけど、これはどこから持ってきたんだ?

まさか、なんか怪しい所からか?」

 

「えっ本当ですかマスター!?」

 

その言葉を聞いて、マシュも心配になって、こちらに声をかけてきた。

 

「大丈夫だよ。

その、アルトリアから記念にという事で貰っているんだ。

俺が一応招待された客だという事でサービスで」

 

そう言いながら、俺はなんとか彼女達に納得するように言った。

 

「へぇ、結構サービスしてくれるんだ。

私の時はしてくれなかったけどなぁ」

 

「まぁアルトリアさんは元々は先輩のサーヴァントですので、少しでも力になりたいと思っているんだと思いますよ」

 

「そっそうだね」

 

そうマシュからの言葉を聞きながら、俺は悪いと思いながら、少し後ろめたい気持ちになっていた。

 

「おう、マスター。

迎えに来たぞ」

 

そうしていると、後ろから声をかけてきたのはモードレッドだった。

 

「あれ、モードレッドさん?

どうしてここに?」

 

「あぁ、少しマスターを連れていくんだ。

父上が呼んでいたからな」

 

「アルトリアさんが?

あぁ、フィーバーチケットの事ですか!」

 

「んっ?

あぁ、そうだな、父上もあんまり動けないからな。

マスターには直接受け取りに来て欲しいんだってよ。

という事で、少し借りていくぜ」

 

そう言いながら、モードレッドはそのまま俺の肩に手を伸ばす。

 

「はい、先輩。

それではまた後で」

 

「うっうん、また後で」

 

そう言いながら、俺とモードレッドはそのままいつものホテルへと向かった。

 

「それにしても、まさかあの事も話さないのかよ、マスター」

 

「うっそれは、まぁ」

 

俺は思わずどう答えたら良いのか迷ってしまう。

 

実は、アルトリアとの行為。

 

それは彼女自身との取引のような物だ。

 

俺とセックスして、満足すれば、普段よりも賭け金が高い分、報酬が高いギャンブルが行えるフィーバーチェットを餌に俺は釣られてしまった。

 

最初はセックスの所もただのゲームだったが、既に本性を出したようにセックスを毎日のように行っていた。

 

「まぁ、マスターも父上に夢中になるのは分かるけど、俺も構ってくれよな」

 

そう言いながら、モードレッドは他の人から見えないように耳を舐めとる。

 

「うっ」

 

そうして、俺は既に抜け出す事ができない快楽の渦に嵌ってしまった。

 

それでも、この心地よい渦から、逃れる事は、おそらくは無理だろう。



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雪泉(閃乱カグラ)起

今回の話は歩輪気さんのリクエストです。
リクエストの方はまだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。


「えっと」

 

「はい、こちらをどうぞ」

 

「どうも」

 

そう言いながら、俺は目の前にいる彼女から白飯を受け止めながら俺は戸惑いながら受け止める。

 

一人暮らしになってから数ヶ月、目の前にいる彼女が押しかけて一ヶ月が過ぎていた。

 

「あの、雪泉さん。

その、なんでこんなに世話をしてくれるんですか?」

 

そう言いながら、白の道着に水色の袴の制服を身に纏っている彼女、雪泉に対して俺は思わず言ってしまう。

 

彼女がこの家に来た理由というのは僅かに聞かされたが、その理由というのがよく分からない。

 

「その、忍の力を取り戻すのに、なんで俺の世話と繋がるんですか?」

 

そう思わず俺は彼女に対して本音を思わず呟いてしまう。

 

「えぇ、確かにそれも重要です。

ですが、それとは違い、あなたに対して、慕う心は本物です」

 

「そう言われても、とにかく、それじゃあ」

 

そう言いながら、どう言ったら良いのか分からずに俺はそのままバイト先に向かって歩いていく。

 

当初から忍の力を取り戻すのに、なぜ俺が関係しているのか分からないし、それは今でも分からない。

 

だけど、俺が利用されている感じがして、彼女の言葉が本当なのかどうかも信用できない。

 

そういう事もあって、俺は彼女と正面から見つめ合う事ができなかった。

 

「おかえりなさいませ」

 

「あぁ、ただいま」

 

そんな思いを抱きながらも、バイトから帰ってきた俺を出迎えるように雪泉はこちらに笑みを浮かべながら、入れてくれた。

 

「今日もお疲れ様です」

 

「いや、その雪泉も良いのか?

その、俺なんかに構っていて。

俺よりも、ほらもっと忍の力を取り戻す方法はあると思うよ」

 

「その事ですか。

確かにあるかもしれません。

ですが、あなたと共にいたいのは、使命ではないのですよ」

 

そう言いながら、彼女はそのままリボンをこちらに渡す。

 

それは彼女が出会った頃から持っていた白いリボンだが、どこか見覚えがあるが

 

「これはあなたが私にくれた物です。

雪山の中で怪我をした私に手当してくれた時にくれた物です」

 

「えっまさかあの時の!?」

 

その言葉と共に思い出したのは、幼い頃に雪山で歩いた時に出会った少女の事を。

 

雪で周りが見えなくて、髪の色もてっきり雪で覆われたから白いと思っていたが、本当の髪の色だとは思わなかった。

 

「だけど、よくそんな小さい頃の事を覚えているね」

 

「ふふっ、なんだって初恋でしたから。

そして、今はそれが叶いそうになっているから」

 

そう言われ、雪泉は俺に詰め寄る。

 

「確かに使命もあります。

ですが、それ以上にあなたへの思いも確かに本当ですから」

 

そう言い、詰め寄って来たので俺はどう反応すれば良いのか。



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雪泉(閃乱カグラ)承※

ワンピースの現在のアンケートは
1位 ビビ 8票
2位 ナミ 6票
まだまだ皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「こうして、一緒に寝れる日がようやく来ましたね」

 

「まぁな」

 

あの話を聞いた後だと、どうしても俺は戸惑いを隠せなかった。

 

彼女の言葉が本当かどうか、未だに分からないけど、あの時の目が偽物だとはどうしても思いたくなかった。

 

だからこそ、こうして俺は彼女の提案を受け入れる事にした。

 

「それでは、えぇ、始めましょう」

 

その言葉と共に雪泉はそのまま身に纏っている着物から剥き出しになっている柔らかな胸をそのまま俺の肉棒に挟み、そのまま上下に揺すっていく。

 

「んっ、これは、結構熱いわねっ」

 

そう言いながら、雪泉はそのまま腕を畳んで胸を寄せて、その瑞々しい胸肌の感触の刺激が俺の肉棒に注がれていく。

 

「あっこれはっんっ」

 

その言葉と共に、俺の肉棒を挟み込んでいる重い胸肉から来る刺激が俺の下半身に乗せられる。

 

「うっんっ!!」

 

そうして下半身から来る重い胸の感触と共に、彼女の熱さと柔らかさが広がっていく。

 

僅かに動くだけでも、その柔らかさが徐々にだが、確実に俺の肉棒は大きく膨れ上がっていく。

 

「んっはぁっ!

このっ大きさはっんっ!」

 

その膨らみと共に雪泉の胸肉の中で跳ねながら擦られ、その度に俺は肉棒が彼女の胸の中でピクピクと跳ね踊っていた。

 

その動きと共に俺の肉棒は雪泉の胸に擦られ、さらにその胸は暴れるように揺れている。

 

「ふふっ、こんなに大きくなってっ、そんなに心地よいのですか?」

 

そう尋ねられ、俺をさらに興奮させるようにわざとらしく胸を揺らしていく。

 

「あっあぁ」

 

「ふふっ、それは嬉しいですわ」

 

その言葉と共に雪泉はそのまま胸の谷間から突き出た肉棒に唇を触れさせ、舌を出すと共に俺の肉棒をそのまま舐め上げた。

 

「あっんじゅるぅっんっ」

 

「うっあっあぁ」

 

雪泉の舌がそのまま俺の肉棒を搾り取るように口の中に入れると、そのまま俺の身体に完全に密着させる。

 

脇を締め、さらに胸を押し寄せて、先程以上に俺に胸の感触に腰が上に飛び出そうになる。

 

「ふふっ本当にこの胸に夢中なんですね」

 

そう言うと先程よりも笑みを浮かべながら、むにゅりと胸肉の魅力を余す事なく俺に味わせるように押し付ける。

 

押し付けられると共に、俺の肉棒はそのまま雪泉の口の中で暴れながら、既に限界を迎えていた。

 

「うぐっ、もっう」

 

―――ビュクビュクククッ!どぷんっっびゅくびゅるぅっっ!!

 

俺の肉棒から溢れ出した精液はそのまま雪泉の顔へと飛び出していく。

 

それに対して、雪泉の口腔に全ての精液を受け止めながらも

 

「んむっくふぅっっんっあむぅ」

 

精液を受け止めながらも、口周りにも粘りついた全ての精液を受け止めながら、ゆっくりと笑みを浮かべる。

 

「ふふっ、もうこんなに出て」

 

そう言いながら、雪泉は未だに興奮が収まらないのか、俺と向き合う。

 

「まだまだ、これからですよ」

 

その言葉を聞くと俺自身も既に準備ができたように、彼女に向けて肉棒を向けていた。

 



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雪泉(閃乱カグラ)転※

次回の更新は6時に予定しています。
アンケートの締め切りはそこまでとさせてもらいます。


「はぁはぁはぁ」

 

先程の射精をした余韻が未だに残っている中で、雪泉はそのまま俺の肉棒へと視線を向けていた。

 

「はぁはぁ、ようやく入れられるんですね」

 

そう言いながら雪泉はそのまま俺の肉棒を見つめながら、既に脱げている自身の下着をそのまま地面に落とす。

 

下着は地面に着地すると同時にびちゃりという音が聞こえ、それだけで彼女がどれ程我慢していたのか分かっていた。

 

「私自身も既に我慢ができないのです。

だからっ」

 

「あぁ、俺もだ」

 

そう言いながら、互いに我慢の限界を迎えたのが分かり、ゆっくりと雪泉を押し倒すようにベットの上で横にさせる。

 

横になったことで俺の正面になった雪泉を改めて見て、これまでよく我慢していたと思ってしまった。

 

雪のように白い肌に普段見かける女性とは比べものにならない程の大きさを誇る巨乳。

 

それらが合わさった彼女をこれまでの日常生活で怪しいと思って、手を出していなかったが、こうして目の前にすると、俺の肉棒は既に大きく彼女の秘部まで瞬く間で届いた。

 

「んっあっあっ」

 

亀頭が既に彼女の秘部へと当たると、そのまま反応したのか、秘部から溢れ出る愛液がそのまま雪泉の興奮を直に俺に伝えていく。

 

「雪泉」

 

「あっ」

 

その声を聴きながら、ゆっくりと、俺は亀頭から彼女の秘部を擦り付けて、互いの我慢汁を合わせながら、ゆっくりと確実に合わせていく。

 

ゆっくりと、だが確実に彼女の秘部へと入り込んだ入口へと繋がったのを感じると共に、ゆっくりと入れていく。

 

「あっ入っていってっんっこれがっ!!」

 

秘部から膣内へ、徐々にだが確実に俺の肉棒は雪泉の中へと捻じれ込んでいく。

 

捻じれ込んでいく肉棒はそのまま雪泉の中へと入り込むと同時に襲い掛かったのは締め付けだった。

 

俺の肉棒を求めてか、きつく締め付ける感触に驚きながらも、それよりも驚いたのは彼女の膣内の冷たさだ。

 

普段から雪のような冷たさを感じる彼女だが、それは内側でも変わらず、俺の肉棒を包み込む膣内はまるで氷の中に入った印象が大きかった。

 

だが、それは俺の興奮を止める所か、むしろ高ぶる要因だった。

 

「あっそこっはぁんっしゅごいっ」

 

俺が動く度に、雪泉も感じたのか、彼女の柔らかな膣内は程良い締め付けを行っていき、同時に目の前で大きく揺れる雪泉の胸に目を向けてしまう。

 

「本当に凄いなこれは」

 

「えっひゃっ!?」

 

そうして興奮が未だに覚めない内に俺は雪泉の胸へと手を伸ばし、そのままこね回していく。

 

膣内で感じる柔らかさとはまた違ったまるで水風船を思わせる感触は、何度も握っても飽きる事なく、俺はそのまま腰を振りながら、その感触を楽しんだ。

 

「そんなっ同時に攻めるなんてっそんな事しちゃっんっ!!!」

 

膣内と胸、別々から襲っていく感触に対して、雪泉にとっても予想外だったのか、これまで見せた事のない淫乱な笑みを浮かべながら、俺の肉棒を受け止めていた。

 

そうしていく内互いに限界を迎えた声を出すと共に、雪泉は俺の行動を促すように両足を俺の腰の後ろで交差させて、俺の腰を両足でぎゅっとホールドするような体勢を取る。

 

既に両手は彼女の胸に夢中になっていたが雪泉はさらに求めるように、背中に両手を回して密着すると、腰を振っていく。

 

そのまま雪泉は俺の体を抱きしめて、二人は抱き合って密着した体勢で互いに腰を振り、獣のようにただ夢中で快楽を求め合っていく。

 

程なくして雪泉の膣内は痙攣しながらより一層激しく肉棒へと絡みつくと共に俺も腰の奥から熱い感覚が襲われると共に肉棒を突き立てていく。

 

「雪泉っもぅ!」

 

既に限界を迎えたのを感じて、俺はそのまま雪泉に伝える。

 

「えぇ来てくださいっ!

あなたのを私の中にっ!」

 

その言葉を聞くと同時に俺自身も既に限界を迎え、そのまま雪泉の子宮口に向けて突き刺す。

 

同時に

 

―――びゅるるるっどびょどびゅっ

 

「あっあぁああぁっっ!!」

 

その瞬間、俺は熱く溶けるような快楽を感じながら雪泉の膣内で一斉に射精を行う。

 

俺は大量の精液を雪泉の膣内に注ぎ込み、両足で俺の腰を強く抱き寄せながら、秘肉は何度も収縮させて、一滴残らず膣内で受け止めようとしているかのようだった。

 

やがて俺の射精が収まった頃には雪泉はようやく脱力して、そのまま膣内から肉棒を抜き取られ、程なくして雪泉の秘部からは精液がとぷとぷ溢れ出てくる。

 

「はぁはぁ旦那様」

 

そうして、全ての精液を吐き終え、それでも互いの体温を求めるようにのようにキスを行う。

 

それがどれぐらい続くのか、分からない程に俺達は互いにキスをした。



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雪泉(閃乱カグラ)結

「なるほど、これは確かに忍の力ですね」

 

そう言いながら、雪泉はその手から氷を出した。

 

それはとても現実離れをした光景であり、俺が出会った当初では考えられない光景だった。

 

「忍の力って、本当に不思議だな」

 

そう言いながら、雪泉は自身に感じている忍の力を確認しているところを見つめていた。

 

その間の様子に少し不安げになっていたが、雪泉のその笑みはこれまでと変わらない物だった。

 

「えぇ、私の中に消えたと思っていた力は確かに戻りました。

といっても、その意味については少し複雑ですが」

 

「まぁ、それはなぁ」

 

そう言いながら、俺は改めて、雪泉の姿を見て、目を背けてしまう。

 

あの日、俺は自分の欲望に従うように行為を行った結果がそこにはあった。

 

未だに高校を出て、二十歳を迎えたばかりの彼女のお腹は大きく膨れていた。

 

だが、それは肥満で膨れている訳ではなく、勿論俺との行為の結果、妊娠した為である。

 

あの時、獣のような行為の結果なので、そこには納得しているが、こうして見ると責任を感じてしまう。

 

「ふふっ、あなたはそんなに思いつめる事はありませんよ。

何よりも、これは私が求めた結果ですから」

 

「でも」

 

そう言いながら、俺はこれからの事について不安になる。

 

未だにこれからの生活について、彼女を支える事ができるのかどうかも分からないのに子供を生ませてしまった。

 

それに対して

 

「おそらく、忍の力が無くなりそうになったのは、それを受け継ぐ者を作る為の損失だと思います」

 

「受け継ぐ者?」

 

その言葉に対して、俺は思わず首を傾げてしまう。

 

「私達は戦いの中で多くの友と出会いました。

それに対して、特に後悔はありません。

ですが、それを受け継ぐ為に必要な異性との付き合いがあまりにも少なかったのです」

 

「そっそうなの?」

 

それまで出会いのなかった俺だが、雪泉は確実に美人だ。

 

そんな彼女がこれまで縁がなかったとは、とても思えない。

 

「ふふっ、私もこうしたきっかけがなかったら、きっとその事について考えて居ません。

だけど、これに関しては私は特に後悔はしていません」

 

そう言い、雪泉は俺に寄り添った。

 

「こうして、初恋を思い出すことができた。

そしてそれを叶える事ができた。

本当だったら、できなかった幸せを」

 

「雪泉」

 

その言葉と共に、俺達は互いに見つめ合う。

 

ゆっくりと、そのまま互いの言葉を出さずにキスを行う。

 

口の中に広がっていく甘い味と共に、こうした奇妙な縁に、俺は確かに感謝しながら、ゆっくりとキスを行っていく。



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ビビ(ONE PIECE)起

状況も理解できていなかった。

 

長い間の放浪の旅から戻ってきてみれば、故郷はなにやらくだらない戦争を起こしていた。

 

状況もよく理解できていなかったし、周りで戦い続ける見覚えのある奴らも何が起きているのかもよく分からない。

 

それでも、俺は、あえて突き進んだ。

 

長年の勘なのか、トラブルに巻き込まれた影響なのか。

 

旅の途中で出会った奴が言っていた見聞色で、悪意の塊のような奴の元へと向かう。

 

「それで、この騒ぎの原因はてめぇだな」

 

そう、目の前にいる顔面を横断する傷跡、左手の義手のフック、分厚いロングコートが特徴で、葉巻と、この砂漠でも異様な奴を睨んでいた。

 

「あぁ、誰だてめぇは?」

 

「誰でもない。

ただ、てめぇをぶん殴る奴だ」

 

そう言いながら、俺はゆっくりと近づく。

 

「なっ、辞めろっ!!」

 

そうして俺が近づこうとしたら、声が聞こえ、振り返る。

 

「チャカのおっさん。

久しぶりだな」

 

「お前はっ!?」

 

心配したのか、俺に声をかけた相手を見ると、既にボロボロになっているチャカのおっさんだった。

 

「まさか、辞めろ、お前では殺されるぞ!!」

 

「大丈夫だ。

任せろ」

 

そう言いながら、俺は既に準備ができているようにそのまま近づく。

 

「くっくっまさかこんな馬鹿がいるとはな。

良いだろう」

 

その言葉と共に目の前にいるあいつはそのまま身体を砂に変えると共に、そのまま俺の目の前に現れる。

 

「そのまま枯れて消えろ」

 

その一言と共に、俺に手を触れた。

 

だが、俺の身体は一切砂にはならない。

 

「なっ?!」

 

それ所か、触れた奴自身の力が抜けたのか、そのまま倒れそうになる。

 

だが、俺はそのまま掴んだ手を無理矢理掴み

 

「おいおい、何、手を離そうとしているんだ。

悪いけど、一発殴らないと気が済まないんだよ!!」

 

その一言と共に、俺はそのまま目の前にいる奴の顔面を思いっきり殴る。

 

地面にめり込んだ奴はそのまま白目になりながら吹き飛ばされた。

 

「・・・何が。

シズ、お前」

 

そう言いながらチャカのおっさんは俺を見つめる。

 

「なに、旅の途中で食料も何もかも無くなった時だった。

その時に石に噛り付いていたら、なぜかあぁ言う奴には拳が効きやすくなっただけだよ。

それよりも、立てるか、おっさん」

 

そう言いながら、俺はチャカのおっさんの手を掴むと

 

(っこの感覚っ、まさかっ海楼石!?)

 

「んっ?」

 

なにやら驚いている表情でこちらを見つめているがどうしたんだ?

 

そう疑問に思っていると、先程まで殴っていた奴の姿が消えていた。

 

「あれ、あいつはどこに行きやがった!?」

 

俺はそう言いながら、すぐに消えた奴を探す為に城の中を走り回った。

 

その道中で

 

「「んっ?」」

 

俺の目の前に血塗れの奴が見た事のない女と見覚えのあるおっさんがいた。

 

「おい、こんな所にいると崩れるぞ」

 

「えっまじで!?

あの顔面野郎を探していたら!?」

 

何が起きているのか分からず困惑してしまう。

 

「とりあえず、そっちのおっさん運ぶの手伝うぞ!」

 

「そうか、悪いな」

 

そう言いながら、俺はおっさんを片手に持ち

 

「お前はまさかシズ!?」

 

「えっコブラのおっさん!?」

 

見てみると、まさかのコブラのおっさんだとは。

 

「とりあえず、状況は脱出してからだな」

 

そう言いながら、未だに状況が理解できていない中で俺達は走り出す。




設定説明
一週間遭難した際に食べていた石、海楼石を体内に貯め込んでいた。
その影響があってか、全身が海の力を宿っている為、能力者相手ならば強い人間になっている。


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ビビ(ONE PIECE)承

「まさかそんな事が起きていたとはな」

 

あの後、俺は何が起きていたのか分からずに、アラバスタでの出来事についてを聞いていた。

 

それは俺が想像していた出来事よりも厄介な出来事であり、王国軍とコーザ達率いる反乱軍の戦争。

 

その裏には俺がぶっ飛ばした奴が王下七武海というとんでもない奴だとは知らなかった。

 

そんな国を揺るがす出来事についてよく知らない内に俺も介入し、解決していた事を知ったのは本当に驚きを隠せなかった。

 

「まぁ、また旅に出るけどな」

 

「そうなの」

 

そう言いながら、久しぶりに会ったビビは少し驚いた顔で見ていた。

 

幼馴染で6年ぶりに会った彼女は成長しており、俺自身も驚きを隠せなかった。

 

「俺は元々は色々な土地について調べるのが好きだったからな。

この前は海軍での知り合いもできて、ようやく色々と調べても問題ないようになったからな」

 

6年間の旅の中で巻き込まれた事件の中で、青雉と呼ばれるクザンさんや師匠ともいえる人物であるゼファーさんと会えたのは本当に運が良かった。

 

それでも、俺はあまり人を守るというのは得意ではなく、未知への探求心もあって、海軍ではなく、ただの探検家として活動していた。

 

「そうなの、それは、少し寂しいかな」

 

そう言い、ビビは寂しそうな笑みを浮かべていた。

 

「あぁ」

 

同時に思い出すのは、最近までの彼女の事だった。

 

彼女はアラバスタを取り戻す為に活動しており、その中で頼りになる仲間である麦わら海賊団と出会った。

 

その話は俺も聞いており、実際に会った。

 

特にルフィとは結構気が合ったので、もしも旅先で出会ったら、また馬鹿をしたいが

 

「まぁ、しばらくは良いかな」

 

「えっ」

 

そう言いながら、俺はそのまま空を見る。

 

「この6年で結構色々な所を見ていたからな。

しばらくはここでのんびりしようかなって」

 

俺はそう彼女に向けて言う。

 

俺自身、この6年間、自分がやりたい事を散々やってきた。

 

だけど、ビビはこれまでの人生を国の為に全てを捧げてきた。

 

そんな純粋すぎる彼女の為に、俺もしばらく我慢しても良いと思えた。

 

「という事で、ビビ、またしばらく頼むよ」

 

「・・・うん、よろしくね、シズ」

 

そう言いながら、ビビはそのまま俺に飛び込むように抱きしめる。

 

成長した彼女の身体の感触に驚きながらも、ふと見てみると何やら頷いているコブラのおっさんが見えたが

 

「これって、やばくないか?」

 

まるで孫を見つめる爺さんのような顔になっているが、それはどんな意味なのか、その時の俺は知らなかった。



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ビビ(ONE PIECE)転※

ビビは壁に手を置くのと同時に、ぐっしょりと濡れている秘部を俺に見せつけた。

 

「お願い、シズ、私、この時を待っていたから」

 

そう言いながら、俺に見せつけるように尻を震わせながら、俺に言う。

 

その言葉に素手に俺も我慢ができなくなり、そのままゆっくりとビビの秘部に肉棒を入れると、ゆっくりと膣内へ埋めていく。

 

「んおっ、おおっ!

入ってきてっもうこんなに奥までっ!?」

 

俺の肉棒はそのままビビの膣内へと入っていき、彼女の膣肉はそのまま俺の肉棒を吸いつくすように締め付けていく。

 

その締め付けの心地よさに俺はそのまま絞り上げるような感触に応えるように、ゆっくりと腰を動く。

 

「しゅごいっ、すこし入っただけでっもっうこんなにっ!?

私の中が満たされるようになってっ!?」

 

膣内に入るのと同時に、ビビはそのまま欲望を剥き出しにした声を叫びながら、腰を振る。

 

それに刺激されるように俺も遠慮なく腰を振り続ける。

 

「本当に、とんでもない締め付けだよっ、こんなの普段の国民には絶対に見せられないぞっ」

 

「うんっだってっ、あなたにだけ見て欲しいからっ!

この姿はあなたにしか見てほしくないから!!」

 

刺激を受けたように喘ぎ悶えながら、そのまま理性を失ったように叫ぶ。

 

その光景に興奮を覚えながら、俺はそのまま彼女の揺れる胸へと手を伸ばし、そのまま強く揉む。

 

「んあああぁっあぁ!?

おっぱいも触れられてっこんあんい興奮するのぉ!?」

 

そう絶叫しあんがら、俺はそのまま手の中に納まっている胸に夢中になっていく。

 

海で旅をしている間にも、ビビ程の大きさを誇る女性は見た事無く、その感触もまるで絹を思わせる柔らかな感触で、揉めば揉む程、理性が失わせるような快楽が俺を襲っていた。

 

「はぁあっんっ!!」

 

そう揉んでいる内に手の先に感じる乳首を揉みながら、ビビ自身も刺激されたのか、彼女の子宮口が俺の亀頭へと当たる。

 

同時にさらに奥へと導かれるように膣肉も動いており、俺も既に我慢ができなくなり、そのまま彼女の子宮口へと向けて突き進んでいく。

 

「ビビっ」

 

「んっえぇ、もう私も」

 

そうして腰を振り続け、既に互いに限界を感じたのか俺達は見つめ合い、同時に子宮口に向けて肉棒を突き刺すのと同時だった。

 

―――びゅるるるるどびょっどぴゅっ!!

 

「あっああぁあ!!!

いっいぐうぅぅ!!

 

肉棒から溢れ出る精液はそのまま溢れ出る程にみたされていき、身体に感じた快楽伝えるように大声を出す。

 

ゆっくりと、そのまま感じた快感に身を任せるようにぐったりとする。

 

「ビビ」

 

「えぇ」

 

それでも、未だい収まらない性欲を満たすように、俺達は再び行為を始める。



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ビビ(ONE PIECE)結

アラバスタの事件から二年後。

 

たった二年だったが、世界は大きく変わった。

 

四皇と呼ばれた白髭が死んだマリンフォード頂上戦争をきっかけに世界政府が大きく変わっていた。

 

アラバスタはその影響を少なくとも受けていたが、それでも、現状は世界政府に対する関心よりも別の事に大きな騒動になっていた。

 

「いや、マジで、なんでこうなってしまったんだ」

 

そう言いながら、俺は身に纏った衣服を見ながら、ため息をつく。

 

「いや、全部お前の自業自得だろ」

 

そう言いながら、親友であるコーザは呆れながら俺に言う。

 

「それはまぁ」

 

「とりあえずは覚悟を持って行って来いよ」

 

「分かっている分かっている」

 

そう言いながら、俺は式場へと向けて歩き出す。

 

式場に辿り着くと、見慣れた人々が見えており、皆が笑みを浮かべており

 

俺はそのまま指定された場所に立ちながら、これから来るだろう人物を待つ事にした。

 

「シズ」

 

「っ」

 

俺を呼ぶ声を聴き、その方向へ目を向ける。

 

そこには2年前でも十分に綺麗だったが、今は大人の魅力と共にこの国の伝統の結婚衣装を身に纏っているビビがそこに立っていた。

 

「どうかしら?」

 

「アッアァ、綺麗だよ」

 

そう言いながら、俺は眼を合わせずに上を向く。

 

2年前から、ビビの寂しさを埋めるように俺は夜に彼女の部屋に忍び込むようになっていた。

 

その度に彼女は俺に身体を密着させるようになっていた。

 

これまで見た中でも俺好みだった彼女からの誘惑に俺は勝てる訳はなく、そのまま王女だという事を忘れて、そのまま抱いてしまった。

 

それも一度だけではなく、何度もだ。

 

それが原因で、ついにビビは妊娠してしまった。

 

国中は大騒ぎになり、俺自身もさすがに頭を抱えた。

 

本当ならば20歳ぐらいになったら再び旅に出る予定だったが、さすがに子供を残して旅に出る訳にはいかず、一人の男として責任を取る為に結婚する事になった。

 

幸い、立場は問題なく、アラバスタを救った英雄だったり、海軍には深いつながりがあり、周りからの反対も特になく、こうして結婚式を行う所まで来れた。

 

「なんだか数年前ではこんな事ができるとは思わなかった。

ルフィさん達も冒険に戻っているし」

 

「あぁ」

 

そして、俺の結婚に合わせるように、2年前から姿を消してたはずのルフィ達が再び復活したニュースが俺達の元へと飛び込んできた。

 

新たな門出を祝福するように。

 

「ふふっ、これからまた変わっていくのね」

 

「あぁ」

 

未だに未来が不確定だが、それでもとりあえずは目の前にいる彼女の笑顔だけでも守ろう。



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東郷美森(結城友奈は勇者である)起

今回のリクエストは猿猴捉月さんの結城友奈は勇者であるの東郷美森です。
また、アンケートの方も結果が出ましたので、皆様の応募、お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956



「本当に面倒だ」

 

そう言いながら、俺はこの町の光景を見つめながら呟く。

 

天の神から人間を殺すように指示されてから、40年ぐらい経った後、俺はその仕事をボイコットして、現在は香川で生活している。

 

天の神から与えられた癒しの力を使いながら、俺はマスクをして、顔を隠しながら、生活していた。

 

幸い、この世界は外から来る天の神の侵略以外は至って平和であり、のどかな光景が広がっている。

 

皮肉にも、あいつの侵略によって少なくなった人々はこれまで行えなかった平和を小さい四国の中で実現するようになった。

 

その光景を見てきた俺は、既に人類を滅ぼす必要性も感じず、人の姿となってこの街で住んでいる。

 

「はぁ暇だ」

 

そう言いながら、外の光景を見つめる。

 

「使蛇君?」

 

「んっ?」

 

聞こえてきた声に疑問に思い、振り向くと、そこには見覚えのある彼女がいた。

 

「次の授業が始まりますよ」

 

「あぁ、悪かった」

 

そう言いながら、俺も彼女に合わせるように移動する。

 

彼女の名前は東郷美森。

 

元の名前は鷲尾須美であり、俺が最後に戦った勇者の生き残りでもある。

 

特に意識もなく、特に興味もなく人間を殺す。

 

その事に、当時の俺はあまり興味もなく、ただ無作為に戦っていた。

 

だが、その中で身体が不自由になる彼女達の姿を見て、俺の中に疑問があった。

 

既に人類は滅びる。

 

なのに、ここまで追い詰める必要があるのか?

 

そんな考えもあり、俺はバーテックスの姿を消し、人間としての使蛇天頂として転生した。

 

名前に関しても、それ程深く考えず、彼女達の治療をそのまま行った。

 

治療を終え、乃木園子から様々な事を教えてもらった。

 

そこから、俺はこれまでの罪滅ぼしという訳ではないが、既に殲滅する必要のない世界で俺はそのまま過ごす事にした。

 

そして、俺は乃木から頼まれた事として、彼女を守るように共にいた。

 

「どうかしましたか?」

 

「別になんでもない」

 

俺はそう言いながら、彼女についていく。

 

マスクの下は未だにバーテックスの頃の名残である大きく開いた口を彼女達に見せないように、俺は彼女達と共に勇者部へと向かっていく。

 

「えっと、その手を握ってもらっても良いですか?」

 

そう言いながら、顔を赤くしながら尋ねる。

 

それは、未だに来ない親友への寂しさを無くす為のと、記憶をなくす前の自分を知って頼れる俺に甘える為だったのか。

 

そんな彼女の言葉に応えるように

 

「んっあぁ」

 

そんな時に呟いた一言に俺も答えるように手を重ねる。

 

バーテックスの時に感じる事はなかった、愛という感情を知るように。



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東郷美森(結城友奈は勇者である)承※

深夜、誰もが寝ている中で俺はゆっくりと歩く。

 

周りには大赦の警備が配備されているが、それでもバーテックスとしての能力が未だに残っており、彼らにはバレずに目的の場所へと辿り着く。

 

「さて」

 

その言葉と共に、そこに寝ているのは寝間着を身に纏っている東郷の姿があった。

 

「始めるか」

 

その言葉と共にまず始めに行ったのは睡眠を促す匂いによって、さらに深い眠りに落とさせる。

 

「んっ」

 

一瞬だけ反応を見せるが、俺はそんな彼女の変化を気にせず、そのまま身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てると、剥き出しになった肉棒をそのまま彼女の胸の谷間に入れる。

 

「本当に中学生離れしている胸だな」

 

そう言いながら、俺は肉棒をゆっくりと彼女の胸の中に埋め込むように肉棒を入れる。

 

「ふむ」

 

―――ぷにゅっずむむむっ

 

胸の中へと入っていく肉棒はそのままむっつりとした感触が俺の肉棒に包み込んでいく。

 

それも、片方の胸だけでも、埋まる程の大きさに俺はゆっくりと腰を振りながら、その感触に夢中になりながら腰を振っていく。

 

「んっんっ」

 

―――どびゅるるっ

 

僅かに振るだけでも、その柔らかさに夢中になってしまい、俺はそのまま彼女の口元に向けて精液を射精する。

 

「はむむじゅっ」

 

口の中に吸い込まれた精液は眠りながら、飲み込んでいく。

 

「んっ」

 

そうしていると、彼女の()()()()()()()

 

「僅かに効果は出ているな」

 

そう言いながら、俺は確かめる。

 

彼女の足の感触を確かめる。

 

「散華の影響はまだありそうだな」

 

彼女の身体の散華は失われた身体機能を神樹に供物として捧げられる。

 

その為、彼女の身体機能の変わりになるように俺のバーテックスを身体の中に入れて、失われた身体機能の変わりにする。

 

だが、入れる為には何よりも精液が効果的な為、俺は彼女に隠れて、こうして寝ている彼女を犯している。

 

「まだ、時間はありそうだな」

 

そう言いながら、先程射精したばかりの精液はそのまま残っている俺の精液が残っている胸の谷間に肉棒を入れる。

 

――ぬりゅぬちゅめちゃぎゅうぅぅ

 

胸の谷間の中に入り込んだ肉棒はそのまま彼女の豊満な胸が挟まれる。

 

その大きさは俺の肉棒を簡単に埋まる事ができる程の大きさの胸の感触は俺が知る限り、それを超える柔らかさがあった。

 

「本当に、人間が夢中になる訳だ」

 

バーテックスとしての僅かな記憶では死にそうな状況で男が女を襲っている光景があった。

 

だが、それをしても可笑しくない程の快楽が俺の肉棒を襲っていた。

 

「んっんぅう」

 

そうしていると、俺の肉棒の熱さが伝わったのか、寝ているはずの東郷は反応する。

 

―――ぱちゅぱちゅぱんぱんっ

 

その変化を見ながらも、未だに興奮は収まらず、そのままゆっくりと腰を振る。

 

腰を振る度に、その動きに合わせて、その巨大な胸は大きく揺れていた。

 

その興奮のままに俺は肉棒を胸の中へと埋め込んでいく。

 

激しく揺れている胸の感触に、やがて限界を迎えた俺の肉棒は

 

「んっっ!!」

 

―――びゅびゅびゅるどびゅっ 

 

俺の肉棒から溢れ出す精液はそのまま彼女の口元へと飛ばされ、そのまま精液は彼女の口内へと入っていく。

 

「はぁはぁ」

 

全ての精液を吐き出し終えると共に、俺はそのまま彼女の口元へと流れ込んでいく精液を見届け、ティッシュで後処理をした後、飛び出る。

 

「本当に異常だな」

 

それは俺自身の行動に対してだが、それでも止める事ができず、そのまま去っていった。



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東郷美森(結城友奈は勇者である)転

「あなたは一体何者なんですか」

 

「急にどうしたんだ」

 

俺はそう言いながら、いつもの勇者部の窓の外から見える光景と共に後ろにいる東郷の質問に答える。

 

「とぼけないでください。

あなたの事を調べさせてもらいました。

本当は疑いたくなかったのですかが」

 

「疑い?

それは?」

 

「大赦から、あなたの事についてを聞きました。

本来はいない生徒。

出身等も全てが記載されているけど、その事実を確認できない謎の生徒。

あなたは一体」

 

そう言いながら、未だに迷いが見せる彼女に対して俺は初めて向き合う。

 

その時の彼女には既に記憶を取り戻していたのか、かつての面影があり、それでも今は友人の助けもあり落ち着きがあった。

 

信じたいという思いと大切な物が壊れてしまう不安。

 

そのどうしようもなく人間らしい感情が見えていた。

 

「・・・俺はただの裏切り物だよ」

 

「裏切り者?」

 

そう言いながら、俺は淡々とだが、少しずつ思い出深く語りだす。

 

「俺の親はある物が大嫌いになったんだよ。

それを壊す為だったら、他の友達だろうと巻き込んで全て壊す。

俺はそんな親から生まれた13個目の物だよ」

 

「物って、一体「話は最後まで聞いておけ」っ」

 

そう言いながら俺は向き合う。

 

「形も何もないような俺は他の奴らの傷を癒す力が備わっていた。

壊れてもすぐに作り直せるけど、時間をかけたくなかったからこそ、俺を作り出した。

そんな俺は親に命じられた、そこに来た」

 

そう言った彼女は少し信じられないように見つめていた。

 

「別に興味もなかったから、どうでも良かった。

親に対しても、俺より先に生まれた奴に対してもどうでも良かった。

けどな、見ていたら、どうしようもなく美しかった」

 

そう言いながら、今でもあの光景を思い出す。

 

何もかも破壊され、炎と白い光景しかなかったはずなのに、緑鮮やかに、青い海で染められた場所。

 

そして、それを守る為に戦う彼女達の姿。

 

「俺はどうしようもなく羨ましくなった。

何よりも、本当の意味で癒しってのはなんなのか分かったような気がした。

だからこそ、俺はあいつらを裏切った」

 

そう言いながら東郷の前で俺は姿を変えた。

 

顔には獣の頭蓋骨を模した無機質な仮面、ただ一人だけ人の姿があった為に身体に無数の蛇のようなバーテックスに巻かれながら、確かな一体のバーテックスの姿へと変える。

 

「それが俺だ」

 

「裏切り、それじゃあ、あなたは」

 

「まぁ意思がある事自体が変だけどな。

そこからはこの地を守る神と契約して、俺はこの姿を得たという訳だ」

 

そう言いこれまで通りの姿に戻る。

 

ただし、今は

 

「ただ、どうしようもなくバーテックスの形は残るけどな」

 

そう言いながら、俺はマスクを外して、告白する。

 

これまで隠してきた事。

 

受け入れられないと分かっている。

 

それでも

 

「それが、俺が隠していた事だ。

悪かったな、隠していて」

 

「・・・うぅん、良かった」

 

「?」

 

その一言と共に東郷は泣いていた。

 

「君が、バーテックスだと思って、人間を襲うと思っていたっ!」

 

「嘘だと、思わないのか?」

 

「記憶が無くなってから、友奈ちゃんと同じぐらいに信じられる大好きな人の言葉を信じないでどうするの」

 

その言葉だけで、俺は

 

「東郷」

 

自然と彼女を抱きしめていた。



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東郷美森(結城友奈は勇者である)結※

俺の秘密の告白から、その夜。

 

俺は東郷の部屋にいた。

 

それはこれまでのような侵入ではなく、本当に彼女に招待される形でだ。

 

そんな俺達は今、布団の上におり、俺は今寝そべっている。

 

「どうですか?」

 

そう言いながら東郷は俺に背を向けた態勢になると、そんまま腰の上に乗った。

 

「あっあぁ、気持ち良いよ」

 

腰に乗った事で、俺の肉棒は既に準備ができており、そのままぱっくりと開いた秘部から溢れ出した愛液は俺の肉棒を濡らしていく。

 

これまで口の中に精液を入れる事しか行ってなかった俺からしたら、彼女がこうして起きて、目の前で俺に向けて尻を振りながら俺の肉棒を擦りつけている光景はとても信じられなかった。

 

「そうですか、それは良かったです」

 

そう言いながら、優しい声を俺に呟きながら、彼女はそのまま尻肉の中に俺の肉棒を挟み込んだ。

 

胸と比べて少し小さな彼女の尻だが、それでも十分な程の大きさを持っており、挟まれた瞬間に俺の肉棒はすぐにでも暴れそうになる。

 

その柔らかさと滑らかさは想像以上で、彼女自身が力を籠めるだけで暴れていた俺の肉棒の動きは止められ、心地よい力で吸い付き、擦り上げていく。

 

「あっあぁ、これがいつも私の中に入っていたのですね」

 

そう言いながら、彼女はゆっくりとした愛撫は俺の肉棒をこれまでにない程に膨れ上がらせ、東郷自身も既に我慢ができなくなったのか、喘ぎ声を出しながら、荒い息を吐いていた。

 

「東郷っ」

 

「んっはいっ」

 

俺の声を聞こえ、荒い息をしながらも、ゆっくりと彼女は俺の肉棒へと近づく。

 

ここまで魅力的な身体をしている彼女だが、こうして行為を行うのは今回が初めてであり、ゆっくりと腰を浮かせながら入れる姿は緊張で身体を震えていた。

 

そんな彼女に合わせるように俺自身もそんな彼女の秘部へと亀頭を合わせながら、十分なぐらいにほぐされた膣内へとゆっくりと入れていく。

 

「おっ、おおぉ、おっぉおおぉおぉっ!!」

 

腰を下ろし、あっさりと俺の肉棒を受け入れた彼女から聞こえてきたのは、これまで上品なイメージをさせる彼女から出たとは思えないような雄叫びだった。

 

これまでのイメージをひっくり返るような喘ぎ声に俺は驚きを隠せなかったが、それでも俺の肉棒を包み込む膣肉の感触に負けてしまい、そのまま俺は肉棒を彼女の膣内の奥へと無理矢理入れる。

 

「んんんっんっはあぁあっ!!

君のが入って来る感触はっもうっ」

 

そう言いながら、俺の肉棒を受け入れた感触からだったのか背中越しでも分かる程の震えをしていた。

 

これまでにない程に求めるような強い締め付けと彼女本来の優しさを合わせるような柔らかな膣肉が同時に俺の肉棒を包み込んでいく。

 

その刺激にすぐにでも射精しそうになり、亀頭は既に彼女の子宮口に挟まり、刺激が直に襲い掛かってくる。

 

「うううっあっあぁ、奥まで入ってきてっ!!

私が私じゃなくなりそうでっ!!」

 

そう言いながら刺激に耐えきれずに声を出しながら東郷は俺に伝える。

 

そうして、先程から伝わってくる熱い膣肉の感触で、これまで胸しか行っていない行為とは違う感触に俺自身も我慢ができなくなっていた。

 

「とっぅごうっ!!」

 

「えっひゃっ!!」

 

既にその快楽に負けた俺はそのまま彼女の足を抑えながら、腰を激しく振り始めた。

 

腰を振り始めた事に気付いた東郷だが、未だに歩けない彼女はそのまま俺が打ち付けられた感触に耐えきれず、そのまま上に飛び跳ねる。

 

全身が揺れ、尻肉と胸が大きく揺れながら、僅かに見えた彼女が快楽に夢中になっている笑みを見つめた瞬間から、俺は人間でもバーテックスも関係なく夢中になって腰を振っていく。

 

「あっそこっ突いたらっ駄目っ!?」

 

東郷は身体に受ける快楽を正直に答えるように大声を出しており、俺の腰が振られる度に尻がぶれて見える程に振っていた。

 

俺の動きがそのまま彼女の動きになる事で興奮は覚める所か、むしろ高まっていき、俺は繰り返し彼女に向けて腰を振り続ける。

 

―――バシッバシッバシッ

 

腰の動きと共に、俺と東郷の互いの身体がぶつかり合う音は部屋を響かせていた。

 

その度に、俺の身体には彼女が興奮して溢れ出した愛液が飛び散っており、それも興奮の要因になっていた。

 

「東郷っもぅ」

 

「えっえぇっ来てっ!!」

 

既に湧き上がる射精欲と共に東郷の腕を掴み、俺は無理矢理彼女と合わせるように力を籠める。

 

「ぐっ!!」

 

―――ビュルルルル!ドッビュドビュッ!!

 

「ああぁぁあ!!」

 

溢れ出る精液はそのまま東郷の膣内に入り込み、収まり切れなかった精液はそのまま子宮口まで入り込んでいく。

 

精液が入り込むのと同時に彼女も身体を痙攣させながら、その感触を味わっていく。

 

「あっあぁ」

 

荒い息を吐きながら、精液を受け止めながら、彼女はそのままゆっくりと俺に身を寄せる。

 

「んっ」

 

「はむっ」

 

同時に互いに何も言わず、そのまま唇を合わせる。

 

恋人になって、行為を行って初めてのキス。

 

その感触を味わいながら、俺は彼女を愛するようにキスを続ける。



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ロスヴァイセ(ハイスクールD×D)起

今回は歩輪気さんのリクエストのロスヴァイセです。
アンケートの方はまだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。


「かっ彼女だぁ!!」

 

「なんだよ」

 

俺はその日は大学の休憩時間の時に一緒に食べていた友人が何やら大声で叫んでいた。

 

特に気にした様子もなく、俺はそのまま黙々と弁当を食べ続けた。

 

「そこまで驚く事か?

確かに彼女を作る気はまったくなかったのは事実だけど」

 

「いや、そりゃあ、悪かったけど、えっ何がきっかけだったんだ?」

 

「何がきっかけって」

 

その事を言われて、俺は興味深々だった様子だったので、俺はそのまま特に隠す事はなかったので、淡々と思い出す。

 

「あれは確か、お前に付き合わされた合コンの帰りだった」

 

「うんうん、あの時はやばかった。

全員がまさかあんな化粧をしていたからな」

 

そう言いながらも、俺の背後では何時でも襲えるようにスタンバっている。

 

「その帰り道で何かうめき声が聞こえたので、そこに行ったんだ。

ぴちゃっていう音が聞こえて」

 

「えっ、まさか、襲われていたのっ!?

そこを助けたの!?」

 

それまでは何も言わなかった友人だったが、普段からAVばっかり見ていたのか、そういう出来事が起きていたのかおろおろし始めた。

 

「何が起きているんだろうと思って、気になって行ったら、これまで見た事のない光景が目の前にあったんだ」

 

「こっ光景!!」

 

その事に周りにいた奴らも涎を飲み込みながら、聞く。

 

「あぁゲボを吐きながら、酔っていたあいつがいた」

 

「・・・なんだよそれ」

 

その言葉を聞くと同時興味を無くしたのか殺気が無くなり

 

「それで世話をしたら、なぜか告白して、特に断る理由もなかったからOKした。

ついでに住む所がなくて、今は同居している」

 

「おいおい、それは完全にカモにされているぜ」

 

「まぁ別に食事とか作ってくれるから気にしていないけど。

あっ、ついでにこれが彼女」

 

「はいはい、どうせブスで」

 

そう言いながら、俺を渡した写真を見た瞬間、奴は固まった。

 

そこにいたのは腰まで伸びた銀色の髪、明るい笑顔、さらにはその身体に合ったスーツにこの学園でも見た事のないような胸。

 

現実離れしている彼女、ロスヴァイセの写真を見て

 

「・・・リアリィ?」

 

「んっ本当」

 

しばらくの沈黙の後、俺はとりあえずはロスヴァイセ特性業務スーパー弁当を食べると同時に仕舞い

 

「ギルティ!!」

 

「よっと」

 

襲い掛かってきた暴徒から逃げるように教室から出ていった。

 

高校時代からの付き合いなので、このような行動をしていたのは丸わかりだったので、弁当を食べ終わるまでの時間稼ぎは上手くいった。

 

とりあえずは、今は逃げる事だけを専念しよう。



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ロスヴァイセ(ハイスクールD×D)承※

現在のアンケートの順位は
1位 アスナ 7票
2位 アドミニストレータ 5票
3位 シノン 4票
まだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956



「あっお帰りなさい」

 

「ただいま」

 

家に帰ると、出迎えられる感覚に未だに慣れずに俺はそのまま部屋に入っていく。

 

彼女、ロスヴァイセは一ヶ月前に道で酔っぱらっていたのが嘘のように立派な姿を見せていた。

 

俺の部屋での突然の告白から一週間後、どういう手を使ったのか分からないが、教師の仕事を得ていた。

 

それだけでも大変なはずなのに俺がバイトから帰ってくる頃には晩飯を作るなど、生活を支えてくれていた。

 

そんな謎が多い彼女だが、嬉しそうにしている彼女の姿を見ていると、こちらまで嬉しくなり、同時に大学での疲れと共に湧き上がる性欲が既に止まらなかった。

 

「ロスヴァイセ」

 

「なんでっんっ!?」

 

俺は彼女の返事を待たずにすぐにキスをした。

 

突然の出来事で抵抗できなかった彼女だが、そのまま受け入れるようにキスを続けた。

 

互いに背中に手を回し、相手の息や涎を全て飲み込むようにキスを行っており、数秒、数十秒とどれぐらい過ぎたのか分からない程のキスを行った。

 

「ぷはぁ、もぅ、いきなり何をするんですか」

 

そう言いながら、彼女の顔からはキスに関する事で怒っているように見えるが、実際には嬉しかったのか笑みを浮かべていた。

 

「いや、大学で自慢してから、ずっと我慢ができなくなってな」

 

「だからって、いきなりしなくても良いじゃないですかもぅ」

 

そう言いながら、ロスヴァイセはそのまま部屋へと入っていく。

 

「明日は、その休みですから。

夜は普段よりもずっと長くできますから。

その為に今日は奮発したので」

 

そう言いながら、恥ずかしそうに顔を俯きながら、案内する。

 

「あっあぁ、そうか」

 

そう言いながら、俺自身も既に恥ずかしくなり、顔を赤くしながら、部屋に入り、料理を食べた。

 

料理、風呂、一通りの事を行った後、俺達はすぐに寝室へと入った。

 

金があまりない俺の部屋には敷き布団しかないが、高級な奴をあまり好まないロスヴァイセは気に入った様子で共に布団の上に移動すると同時に俺はそのまま彼女を押し倒した。

 

「ひゃっ、もぅ」

 

そう言いながらも、彼女の顔には笑みを浮かべており、身に纏っていた寝間着は既に濡れており、準備ができていた。

 

「ずっと我慢していたんだ。

ロスヴァイセもだろ?」

 

そう俺は不安そうに尋ねると

 

「んっ勿論ですっ」

 

その言葉を証明するように彼女は身に纏っていた寝間着を脱ぐと剥き出しになった秘部をこちらに見せつけた。

 

腰まで伸びている髪と同じ色をしており、綺麗に揃えられている陰毛と共に、彼女の秘部から広がっていく甘い匂いを嗅ぐだけでも、既に俺の肉棒は先程以上に大きくなっていた。

 

「あぁ、ここまで大きくなるなんて」

 

「それだけ、ロスヴァイセの事で我慢できなかったんだ」

 

―――チュグッッ、ヌチュウゥゥゥ

 

「んっああぁっぐっんっ!!

大きいのが、私の中に入り込んできてっんっ」

 

俺はそのまま我慢ができなくなり、そのままロスヴァイセの膣内へと肉棒を入れると同時に熱く柔らかい膣肉がそのまま俺の肉棒を包み込んでいく。

 

少しの刺激だけでも彼女は甘い喘ぎ声を出しており、同時に全身を軽く痙攣させながら、その快感を俺に伝えるようにきつく締め付ける。

 

「うっもうこんなにっ」

 

その反応を見ながら、ロスヴァイセの締め付けに対して、俺はさらに硬さを増していき、膨張していく肉棒はロスヴァイセの膣内を広げていく。

 

「あっあぁっ!!

膨らんでっ、身体が変わっていくような感触でっこんなに気持ちが良いなんてっ!!!」

 

そう言いながら、ロスヴァイセ自身も俺の肉棒のサイズに合わせて広がっていく感触が心地良いのか声を大きくしながら反応していく。

 

そして、その反応が大きくなる度に彼女の膣内の締め付けもきつくなっていく。

 

「ロスヴァイセっお前のもっなんでっこんなにっ!!」

 

「うっそれはっあなたを求めてっんっ!!」

 

―――グチュブチュゥヌチャッ

 

「くぁっっ、あっはぁあっ!!」

 

締め付けと共に我慢が効かなくなったロスヴァイセの膣内からは溢れ出る水音。

 

それと同じようにロスヴァイセ自身も我慢が効かなくなったように大きな声を出しながら、反応を示した。

 

何度も繰り返しながら、目の前で喘ぎ求めるように声を出す姿に、俺は興奮が止まらず、既に限界を迎えていた。

 

「ロスヴァイセっロスヴァイセっ!!」

 

「あぁっ、来てっ来てぇ!!」

 

俺の声に答えるようにロスヴァイセもまた俺を抱きしめながら、求める。

 

既に避けられない射精を迎えるように強く抱きしめ、豊満な胸を押し付けられ、既に我慢する必要もなくなった俺はそのまま彼女の子宮口に向けて肉棒を押し込む。

 

―――ビュルルルルッビュチュッビュチュッ

 

「あっああぁあぁ!!」

 

溢れ出そうになる精液はそのままロスヴァイセの子宮口に向けて放たれ、抱きしめたまま、彼女は大きく痙攣する。

 

「はぁはぁはぁ」

 

ゆっくりと、だが未だに続いてる荒い息をしながら

 

「もっとぉ」

 

普段の理性的な姿からは決して聞く事ができない甘えた声が聞こえ、俺もまた彼女を抱きしめながら、行為を続ける。



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ロスヴァイセ(ハイスクールD×D)転※

ロスヴァイセと出会って、一年。

 

俺の生活は大きく変わっていた。

 

彼女の家族が挨拶に来たり、大きなイベントを乗り越え、生活もようやく落ち着いてきた頃。

 

二人で生活をするのには不自由のないアパートから彼女の上司からの紹介もあって、とあるマンションに引っ越した。

 

その理由は、部屋の中にいるロスヴァイセの変化は誰が見てもはっきり分かる。

 

それは1年前と変わらない美貌と加わるようにぷっくりと膨らんだお腹だった。

 

そのお腹に合わせるように彼女の元々大きな胸は一回り大きくなっており、妊娠した影響なのか、乳首は黒く膨らんでおり、興奮しているのか僅かに溢れ出る母乳は俺に対して興奮している事を示すように溢れていた。

 

「あっあぁあっんっ」

 

「はぁはぁ、ロスヴァイセっ」

 

そう言いながら、俺達は互いに求めるように抱き合いながら、俺は腰を振る。

 

腰を振ると共に、俺の肉棒を包み込んでいるのは、俺の娘が入っている膣内ではなく、ここ最近の性欲を満たす為に入れている直腸だった。

 

「んっぁっぁぁ」

 

尻から入っていった肉棒は既に根本まで埋まっており、それに対してロスヴァイセは後ろから感じる快感に声を僅かに溢れ出しながら、俺に抱きつく。

 

「ロスヴァイセっんっ」

 

「はむっんちゅっ」

 

1年前のように、互いに求めるように激しく動く事ができない俺達だが、それでも互いに求める気持ちは落ち着く所か、むしろ高まっていく。

 

身体の負担にならないように、それでもより激しく行いたいという欲求から、俺達は身体を繋げたまま寝転がる。

 

―――ずちゅずちゅづりゅっ

 

「あむっむちゅんっっ」

 

尻の穴から響いている音を立てながら、身体の全ての穴を互いに塞ぐように俺達は動き続ける。

 

口の中はロスヴァイセの息だけで満たされており、その生暖かく、甘い空気は俺の興奮が既に限界を迎えようとした。

 

「ろしゅヴぁいせぇっ」

 

「んっはっいっ」

 

キスをしながら、声を出しながら、眼を見つめる。

 

トロンと溶けている彼女の目は確かに頷き、同時に俺はゆっくりと腰を動かす。

 

彼女の中に根本まで入っている肉棒はそのまま奥まで進むとこつんっと重たい感触を感じる。

 

だが、その感触以上に俺は既に限界を迎えており、ロスヴァイセを優しく抱きしめると共に

 

―――ビュルルルルッビュチュッビュシュッビュシュッ

 

「んんっんんっっ」

 

俺が口を塞いでいる事で声を出す事ができないロスヴァイセだが、尻から感じた精液の熱を感じて、そのまま俺を抱きしめる。

 

ゆっくりとじんわりと身体の奥から感じる熱を感じながら、ロスヴァイセと口を離し

 

「はぁはぁ、んっ、あなたぁ」

 

普段の大人を思わせるイメージとはかけ離れた淫乱な笑みを浮かべながら、俺を見つめる。

 

同時に俺もまた彼女を求めるように抱きしめていく。



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ロスヴァイセ(ハイスクールD×D)結

「ふぅ」

 

俺は普段通りの生活を送りながら、仕事の準備を終えた。

 

未だに新人として扱われているが、最近では少しは仕事を任せてもらえるようになった。

 

「どうかしましたか?

最近悩みでも?」

 

そう言いながら、今ではすっかりと見慣れていたが、未だに変わらない美貌を持つロスヴァイセが俺を心配そうに声をかける。

 

「いや、大丈夫だ。

けど、思った以上に身体の疲れが残らないんだなと思っていて」

 

未だに俺と関係が続いている悪友達からの話だと、なんでも仕事がから帰る度に泥のように眠ってしまって、出会いがないと聞いていた。

 

だが、同じ仕事をしているはずの俺はどういう訳だが、そういう疲れはなく、むしろ高校時代よりも絶好調なぐらいだった。

 

「それは本当に良かったです」

 

「やっぱり、北欧料理が関係しているのか?

俺はあんまり知らないけど」

 

「えっあっ、あははは、どうでしょう?

でもお婆ちゃんもとっても元気だから、もしかしたら、そのおかげかもしれません」

 

「そうなのか」

 

確かにこの前会った時も未だに現役という感じで俺とロスヴァイセとの間の関係を聞いていた。

 

俺の爺ちゃんや婆ちゃんからは感じられない程に元気だったのだが、日本と外国では結構体格が違うから、それと似たような感じだろ。

 

「って、やばいっ!

もうそろそろ行かないと!!」

 

俺はそう言い、すぐに鞄を手に取り、玄関へと向かう。

 

「んっ、朝ぁ?」

 

「あっ起きたの?」

 

そう言いながら、聞こえてきた声に振り向くと、そこにはロスヴァイセと似た銀髪の小さな子がパジャマを着たまま近づいていた。

 

「ぱぱぁ?

行くの?」

 

「あぁ、行ってくるよ」

 

そう言いながら、俺は自分の娘に頭を撫でながら、すぐにロスヴァイセを見つめ

 

「あっ」

 

「あっうん」

 

その後、行おうとした行動だが、すぐに止まってしまう。

 

「んっ?

ちゅーしないの?」

 

「えっあっあぁ、うん。

そういうのはね、もうちょっと後だから」

 

「しっしないよ!?

ほら、パパを見送ろう」

 

俺達はその時の娘からの視線に耐えきれずに、慌てて玄関へと向かう。

 

「それじゃあ、行ってくるよ」

 

そう言いながら、振り返る。

 

偶然の出会いだし、もしかしたら、彼女は俺よりももっと立派な男と結婚するかもしれなかったと思う。

 

だけど

 

「いってらっしゃい」

 

そう言いながら、俺を見送ってくれる彼女の姿を見て、俺は本当に結婚して、良かったと改めて思えた。

 

彼女と出会って、まだ5年。

 

まだまだ人生は長く、短い時間だけど、そのほとんど埋められる程に一緒にいられたら良いと思い、俺は歩き出す。



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アドミニストレータ(ソードアートオンライン)起

始めに謝っておきます。
私自身があまりアドミニストレータについてあまり知らないので、もしかしたら、皆様の想像していた内容かもしれませんが、許してください。
また、今回はアドミニストレータ編のみのアンケートといつも通りの次の作品のアンケートが分かれておりますので、興味がある人はぜひお願いします。


「えっ?」

 

その人と出会ったのは偶然だった。

 

いつものように私はレベルを上げる為に行っていた狩りの中で、うっかりと出会ったのは私よりも巨大なモンスターだった。

 

小さなモンスターしかいないと思っていた。

 

絶対的な強者だと思っていた私は、そのまま対抗しようとしたが、モンスターにはまるでダメージが与える事ができずに、思い浮かんだのは死だった。

 

「いっいやっ」

 

これまで、絶対的な存在であったはずだと、信じていた私から出た声だとは思えないような弱弱しい声でその場をへたり込む。

 

きっと、誰にも見せた事のないような涙と共に、これから訪れるだろう死に対して、私はなんにもできなかった。

 

きっと、このまま終わる。

 

そう思っていた。

 

「まったく、ここはどこだよ」

 

一瞬、何が起きたのか分からなかった。

 

迫りくる巨大なモンスターは一瞬で切り裂かれ、その後ろから現れたのは一人の男だった。

 

これまで、周りで見た事のない衣装を身に纏い、その手には巨大な剣を手に持っていた。

 

「んっ?

NPCがなんでこんな所に?」

 

私は何を言っているのか分からなかった。

 

それでも、迫りくる恐怖から解放された事に、私は

 

「うあわあああぁぁんっ!!!」

 

泣いた。

 

他の子供達よりも大人びていると自負していた私から出たとは思えないような大声で、私は泣いた。

 

「おいおい、何が起きているんだよ。

まったく」

 

そういながら、泣きわめている私に対して、あの人は

 

「大丈夫だ、怖いのは、もういないから」

 

「ひっくひっく」

 

優しく、抱きしめてくれた。

 

それは幼い頃に抱きしめてもらった時のような感じとは違い、心の中から出てくる温かい感情があった。

 

あの人はそのまま私が恐怖を完全に無くなるまで一緒にいてくれた。

 

震える身体から恐怖が無くなり、村まで、抱きしめながら連れて行ってくれた。

 

「何が起きているのか分からないけど、もう大丈夫だぞ」

 

そう言い、彼はそのまま地面に降ろしてくれた。

 

「あのっありがとうございますっ!!」

 

そう、私は今、伝えられる言葉を必死に言う。

 

「あぁ」

 

そう言った、彼の笑みを見て、私の心に温かい思いを抱いた。

 

これまで、より上に行く事しか考えてなかった私は既にいないと分かった。

 

それが、憧れではなく、恋だと分かったのは、それからどれぐらい時間が必要だっただろうか。

 

私はあの時からより高い地位を得た。

 

だからこそ、探した。

 

あの時、助けてくれた人に、お礼を言いたくて、探した。

 

探した。

 

人界だけではなく、世界の果てまで。

 

どこまで探した。

 

けど、いなかった。

 

痕跡はなかった。

 

噂もなかった。

 

何もなかった。

 

まるで、最初から存在しなかったように。

 

「嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ」

 

私は自分の記憶から絵を描き、それを元に探した。

 

あの人と似た姿の人物はいたが、あの人のような強さはなかった。

 

時間が足りない。

 

あの人と出会えずに終わりたくない。



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アドミニストレータ(ソードアートオンライン)承

「お前と付き合って、こういう事は本当に何度目なんだろうな」

 

「そう言うなよ」

 

そう言いながら、俺は一緒に行動しているキリトに文句を言いながら、銃の整備をした。

 

記憶の前後が曖昧な時に突然転移させられた謎の世界。

 

そこで俺達はこの世界の謎を追って、元の世界へと戻る為の手掛かりを探していたのだが、厄介な敵を作っていた。

 

「というよりも、お前は銃なのか?」

 

「神聖術の矢なんかよりも、こっちの方が使いやすいからな」

 

そう言いながら、俺はGGOの時の記憶を元に作り出した相棒をそのまま腰に入れる。

 

この世界ははっきり言うとSAOと似た感じがしており、何よりも、どこか知っている感覚はあった。

 

だからこそ、近距離の戦闘よりも、遠距離の攻撃を主にする為に銃を作った。

 

銃弾は神聖術で作り出した光をそのまま挿入して、放つ。

 

引き金を引けば、出てくるので、相手からしたら不意打ちですぐに倒せるので、意外と有効的だ。

 

そうして、数々の戦いを繰り広げ、最後の戦いが始まろうとしていた。

 

「とにかく、次がいよいよ最後だからな」

 

「あぁ分かっている」

 

その言葉と共に、俺達は最後の戦いを挑んだ。

 

最後の敵とも言える存在であるアドミニストレータと出会った時は、その人離れをした美しさに一瞬驚いてしまった。

 

だが、それでも倒すべき敵だという事は変わりなかった。

 

「あぁ、本当に、また似たような奴が」

 

そして、彼女は俺の顔を見ると、何やら忌々しいように呟く。

 

「おいおい、会っていきなりかよ」

 

「ダマレ、その声で、喋るなっ!!

その声を私に向けるなっ偽物っ!!」

 

その言葉と共に部屋に備わっていたソードゴーレムが動き出した。

 

「ハルトっ!」

 

「あぁ、分かっている」

 

俺は同時に銃を構えながら、牽制をするように放つ。

 

放たれた銃弾は弾かれるが、同時に俺はずっと背中に背負っていた刀を構える。

 

「えっ」

 

「ハルトが剣を」

 

その剣を持った事にユージオは驚いていた。

 

それは、これまで俺が銃だけで戦っていた事に対しての驚きだった。

 

「別に使えない訳じゃなかったけど、とっておきだからな」

 

その言葉と共に襲い掛かるソードゴーレムの一撃を跳ね返した。

 

自身の武器で、自身の身体を傷つけたソードゴーレムはそのまま倒れ込む。

 

「まだまだ、これからだろ」

 

「あぁ」

 

そう俺達は構えるが

 

「ミツケタ」

 

「っ!?」

 

聞こえてきた声に、俺達は震えた。

 

そこには先程まで怒りで染まっていた目ではなく、狂気の笑みだった。

 

「ミツケタ、愛おしい人」

 

「何をっ!!」

 

同時にアドミニストレータの身体は一つの光となって、俺の身体を貫く。

 

「ぐっがぁはぁ!?」

 

「ハルトっ!!」

 

一瞬で、意識が持っていかれそうになる。

 

目の前で、何が起きているのか分からない。

 

崩れるソードゴーレム。

 

俺を囲むキリト達。

 

未だの状況が分からない中で、俺の意識は

 

 



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アドミニストレータ(ソードアートオンライン)転※

「はむっむちゅ」

 

聞こえてくる水音と共に、俺はゆっくりと目を開ける。

 

そこには白いベットに豪華な装飾品が多く並んでいるが、それとは比べものにならない程の綺麗な目がそこにはあった。

 

「起きたのね、ハルト」

 

「・・・あぁ、クィネラだったか」

 

眼を覚ますと共に、俺は目の前にいる恋人であるクィネラを見つめる。

 

「ふふっ、あなたってば、昨日はあんなに求めたのを忘れたの」

 

そう言いながら、悪戯が成功したような明るい笑みを浮かべながら、抱きしめる。

 

衣服を一切身に纏っていない彼女の身体はそのまま俺の身体を強く押し付けていた。

 

その柔らかな感触に俺は思わず声を出しそうになる。

 

「ふふっ、もう我慢ができなくなったんだったら、入れても良いんだよ」

 

そう言いながら、誘うように俺へと手を伸ばす。

 

「あぁ」

 

俺はその言葉と共に既に朝から勃起して、我慢していた物を全て吐き出すようにクィネラをベットの上に押し倒すと共に、彼女の唇を奪った。

 

彼女とのキスに拘ったように、クィネルの口内へと入り込んだ舌は執着に絡めていく。

 

「はるきぃくぅん」

 

そんな獣のように求められ、クィネラも夢中になっており、彼女の瞳には光はなく、蕩けるようにキスを楽しむ。

 

互いの身体の密着がなくなるまでに抱きしめる。

 

その感触を味わいながら、小さな違和感を感じる。

 

何か

 

「どうしたの?」

 

「いや、なんかこれをやった事があるような」

 

「当たり前じゃない、私達、恋人なんだから」

 

「そうだな」

 

そう違和感を感じながらも、俺は既に勃起している肉棒をゆっくりと彼女に向ける。

 

既に準備ができている彼女の秘部へとゆっくりと、根本まで入れると共に感じる暖かな感触、同時に締め付ける感触はいつも夢中になっていた。

 

「そこっそこが気持ち良いのぉっ!!」

 

身に纏っている衣服から既に乳房が飛び出しており、衣服に白い跡を残しながら、ハルキはそのままクィネラの子宮口の何度も奥底を連続でぶつける。

 

「良いっ良いよっ!!」

 

俺の動きに合わせるように普段は見せないような表情と共に、膣内で肉棒が動く度に雷が走るような快感が襲ったのか、クィネラは笑みを浮かべていた。

 

そんなクィネラの表情を見つめていると、俺自身も知らず知らずの内に腰を激しく動かしていく。

 

刻々と、丁寧に、しかし身体に感じる夢心地な快感に対して、夢中になっていく。

 

「はぁはぁ、んっ」

 

俺はそうして、腰を振っていく内に、彼女の胸へと手を伸ばした。

 

手に収まらない程に豊満な彼女の胸の感触に、俺は笑みを浮かべながら

 

「あれ、こんなに胸があったの?」

 

「ふふっそうよ、あなたがいつも夢中になっている」

 

「あぁ」

 

確かに夢中になっていた。

 

けど、なぜだろう、もう少し小さかったような、手のひらに収まるような感触だったような気がする。

 

そう言いながら、クィネル身体を前へ倒し、ゆっくりとクィネラはそのまま俺の顔へと近づく。

 

「んつゅちゅるっんちゅっ」

 

そうして、近づいたクィネラはそのままいつも通り、俺達はキスを行う。

 

現実と変わらない柔らかな唇の感触を味わいながら、俺はその感触に悶える。

 

そうして、悶えている間も夢中になっているクィネラはそのまま舌を捻じれ込んでおり、そのまま俺はその感触を楽しむ。

 

「ちゅうぅぅ、れろっんっ」

 

口内でうねるように舌を暴れながら、粘膜同士が擦れ合いながら、その心地良さに俺は夢見心地になっていた。

 

そうした感触に舌を動かしながら、それを舌先で絡めとりながら、吸い上げていく。

 

そうして絡み合った舌から甘い唾液が流れており、その甘い味に俺は飲み込んでいく。

 

そのまま先程までキスに夢中になりながら、そのまま亀頭はゆっくりとさらにくわえ込まれていき、ゆっくりとそのまま彼女の中へと飲み込まれていく。

 

「はぁあっ!!

これが、あなたのっオチンポっがっこんなに気持ち良いっなんてっ!!」

 

そうして、先程まで行為していた影響なのか、俺の肉棒は既に敏感になっており、膣内では俺を求めるように締め付けていく。

 

それだけではなく絶妙な形に締め付けの感触をはっきりと感じており、俺はその極上の感触に俺はベットから飛び上がりそうになる。

 

「はぁはぁっ」

 

「はぁはぁ」

 

そうして行為を重ねていく内に、俺の目の前にいる彼女は確かに紫色の綺麗な髪をした女性だったはず。

 

だが、それとは違う女性が重なっていく。

 

腰まで伸びた茶色の温かい女性に。

 

水色のどこまでも澄んでいる仲間に。

 

いつもと変わらない笑みを浮かべるあの子に。

 

「あっああぁっもう限界っ!!」

 

そうした、知らないはずの彼女達の姿を重ねながら、俺は我慢が効かなくなり、肉棒から精液が飛び出る。

 

―――どびゅるるっどびゅどびゅ!!

 

「っっっっ!!!」

 

声にもならない歓喜の声をクィネラは叫びながら、言う。

 

抱きしめられる感触はどこまでも温かく、俺を包み込んでいく。

 

俺はそれを抱きしめながら

 

「愛しているわ」

 

その言葉はどこまで彼女の本心だと伝わる。

 

だが

 

「あぁ、けど悪いな」

 

「えっ」

 

一瞬呆けた彼女をゆっくりと降ろして、俺は立ち上がる。

 

 



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アドミニストレータ(ソードアートオンライン)結

「行かなきゃ駄目だな」

 

溶けそうな快楽を味わい、目覚めると共に俺は立ち上がる。

 

「えっ」

 

その言葉に目の前にいるアドミニストレータは驚きを隠せなかった。

 

「キリトや、あいつらが待っている。

だから、ここにはいられない」

 

その言葉と共に立ち上がる。

 

「なんで、ここにはあなたが望むのが全てあるの。

私が最も愛おしい人のはずよ」

 

「悪い、俺、結構な悪人なんだよ、本当に。

好きな幼馴染がいるのに、親友の彼女が好きだったり、それを脅してる仲間を。

だからかな、そこまでの道中のつらい記憶が俺を思い出させくれたんだ」

 

未だに明かす事ができない罪が、皮肉にも、俺を目覚めさせてくれた。

 

「だから、俺はあいつを助けなきゃいけないんだ」

 

だからこそ、そんな俺はキリトを助けなきゃいけない。

 

その思いと共に、俺は歩き出す。

 

「行かないでっ嫌だっ!!」

 

そう言いながら、アドミニストレータは俺の手を掴む。

 

そこにはこれまで見た事がない表情であり、ぶつけるように俺を見つめる。

 

「ずっと、待っていたっ!!

あなたが消えてから、求めて、求めてっずっと待っていたのっ!!

あなたと一緒にここにいたくてっなのにっ!!」

 

そう、まるで駄々をこねるように抱きしめる。

 

「悪いが、俺は行くよ」

 

それに対しての答えは変わらない。

 

幾ら求めて、俺は彼女の求める答えは答えない。

 

「あっあぁっあぁっ」

 

壊れそうになる彼女はそのまま膝を崩れ落ちる。

 

そんな彼女に対して、俺は

 

「行くぞ」

 

「えっ?」

 

ただ抱きしめた彼女を背中に背負った。

 

「だから、一緒に行くぞ。

お前がどれだけ罪を重ねたか、分からないけど、今はお前の力も必要だ」

 

「私も」

 

「あぁ、お前が必要だ。

まぁ、あいつらを消そうとしたら、絶対に許さないけどな」

 

そう、俺は歩く。

 

例え、こいつがどんなに冷酷で、とても非情な性格をしていても、その力は本物だ。

 

そうして、進んでいくと共に、なぜか身体が軽くなった感触がした。

 

「あぁ、そうだったのね。

そうよね、あの時から」

 

―――

 

そこに広がっていたのは何百というゴブリン達の前にして、彼らは戦っていた。

 

だが、それは決定的な差は埋められなかった。

 

「ぐっ」

 

既に危機的状況を陥り、迫りくる軍勢に対して

 

「システムコード。ジェネレート・オール・エレメント・バレット・シェイプ」

 

その声はどこから響いたのか、空を見れば、そこには一つの人影があった。

 

両手には銃を持っており、それはゆっくりと構えていた。

 

「バースト・エレメント」

 

その言葉と共に、その場にいた全てのゴブリンは焼き尽くされた。

 

「あれはまさかっ」

 

同時に現れたのは腰まで伸びて紫色の髪の青年だった。

 

赤い着物を身に纏い、腰には刀、両手には銃。

 

どこまでも異質な彼を、アリスは知っていた。

 

だが、その面影は既にいなくなったはずの戦友であるハルトと既に存在しない支配者アドミニストレータが同時に重なった。

 

「あなたは」

 

「久しぶり、アリス。

なんか寝ている間に色々とあったな」

 

そう軽い挨拶した声は確かにハルトだった。

 

「ハルトなのか?

だが、その姿はまるで」

 

「まぁ、うん。

言いたい事は分かるし、俺自身も未だに困惑している。

けどまぁ」

 

そう言いながら、少し目を閉じたハルトは

 

「私の力も必要じゃない、アリスちゃん」

 

「っ!?」

 

聞こえてきた女性の声は、確かにアドミニストレータだった。

 

「まぁつまり、なんだ。

どうやら、一体化してしまったんだ。

まぁ悪さしないように見張っておくから」

 

「私としては、あなたと一緒にいられて、嬉しいわ」

 

そう、一人の人間から出ているとは思えない声で呟いていた。

 

「あぁ、なんと言ったら良いか。

とにかく頼むぞ、ハルト、アドミニストレータ様」

 

「あぁ」「分かったわ」

 

同時に走り出す。

 



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時崎狂三(デート・ア・ライブ)起

「記憶喪失」

 

俺がこの家に引っ越してから数ヶ月後、自身の事について思い出す為の最大の言葉を再度言葉を思い出しながら、寝転ぶ。

 

「まぁ実際に、それも考えて可笑しくないけど」

 

ここに引っ越すさらに一ヶ月程前、俺は病院で目を覚めた。

 

何の事故に巻き込まれたのか、その詳細も分からず、入院前に何が起きたのか全てが謎のまま俺はそのまま病院から退院させられた。

 

こうして引っ越してきたマンションは俺の両親が残してくれた遺産のおかげでなんとか生活する事ができている。

 

「けど記憶が失う前に何かあったのを知りたいなんて、まぁ無理な話なんだけどな」

 

この数ヶ月間、俺は記憶の謎を追うために行動していたのだが、その手掛かりを掴む事ができずに悩み続けている。

 

そう、考えていると

 

「あら、随分とお悩みですね」

 

「っ!?」

 

俺しかいないはずの部屋から聞こえてきた女性の声に俺は思わず振り返ると、そこには黒髪のツインテールをした少女が俺を見つめていた。

 

現代ではほとんど見かけないような黒いドレスを身に纏いながら、赤と黄色のオッドアイをしている彼女にどこか見覚えがあるような。

 

「君は一体」

 

「そうですね、一応、時崎狂三と申します。

まぁ、あなたの記憶が失う前のあなたを知っているヒロインですわね」

 

「ヒロインって」

 

突然の出来事で俺は思わず混乱しそうになるが

 

「それで、そのヒロインは俺に何の用なんだ?」

 

「いえいえ、大した理由はありませんよ。

こうしてあなたの帰還を祝って、来たのですから」

 

「それだけか?」

 

たった、それだけでこんな突然に現れたとは思えない。

 

もしも、俺が記憶喪失した原因だとしたら、消されるか?

 

「ふふっ、相変わらずの警戒心ですわね。

まぁ落ち着いてください、今夜は本当に会いに来ただけです。

まぁもう一つは」

 

そう言い、彼女は懐から取り出したのは銃だった。

 

銃口がこっちを向けられた瞬間

 

――バァンッ

 

「っ!?」

 

銃口から放たれた弾丸はそのまま俺の頭にめり込んだ。

 

一瞬だけ痛みが襲ったが

 

「何をしやがるっ!!」

 

すぐに立ち上がる事ができた。

 

撃たれた部位に触れてもなぜか血は流れていない。

 

「ユッドの効果が出ない。

やはり、対策という訳ですか」

 

俺の態度を見て、何か残念そうに呟き、ゆっくりと見つめる。

 

「ユッド?」

 

「えぇ、あなたに撃ち込んだのは過去の記憶や体験を知ることができる弾丸。

その効果であなたには記憶を取り戻してもらおうと思ったのですが、無駄のようでしたね」

 

「お前は本当に」

 

そう言いながら彼女はそのままふわりと立ち上がると

 

「今はまだ無理そうですわね。

けど、これからもあなたの力を借りに来ると思いますわ。

では」

 

「いや、ちょ」

 

そう言う前に彼女は一瞬で姿を消した。

 

「なんだったんだ?」



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時崎狂三(デート・ア・ライブ)承

アンケートの結果が出ました。
活動報告にて、募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「お前、本当に遠慮がないな」

 

「あらあら、何か緊張しているんですか?」

 

そう言いながら、俺の一人暮らしをしているはずの部屋にいつの間にか済んでいる狂三は笑みを浮かべながら、俺を見下ろす。

 

あの日から、狂三はこうして俺の部屋に勝手に上がり込むが事があり、時々料理を作ってくれたりする事がある。

 

それだけならば本当にありがたい事だが、彼女は時々出てくる狂気じみた笑みや何を企んでいるのか分からない考えに俺は日々命の危機を感じている。

 

そして、狂三はどういう訳だが、これまでは行わなかったシャワーを浴びていた。

 

一人暮らしの男の部屋で何をしているんだという疑問があったが、狂三の考えに今更構ってもしょうがないという事で、俺はベットで寝転んでスマホを動かしていた。

 

そして、戻ってきた今の彼女の格好は先程までシャワーを浴びていたのか、その身体にはタオルが一枚だけが包まれており、普段はドレスを身に纏っている彼女の身体のラインがよく分かる。

 

洗い終わったばかりの髪は下ろされており、個性的な時計を思わせる目は隠されており普段の狂気的な笑みはなぜか穏やかに見える。

 

「あのな、幾ら俺の記憶を無くす前の知り合いだとしても、今の俺は本当にお前の事を知らないただの知り合いだ。

そんな知り合いの前でそんな無防備な姿を見せるな」

 

「あら、私の身体は魅力的じゃないと?

それは悲しいですわね」

 

「とても悲しそうに見えないが」

 

わざとらしく口元を隠しているが、泣き真似をしているのは丸わかりだ。

 

「節度を持てと言っているんだ。

俺とお前は恋人じゃないんだぞ、将来、恋人ができたらどうするんだよ」

 

「あら、それだったら問題ないですわね。

私の恋人はあなたですから」

 

「また冗談を言うのも」

 

そう文句を言おうと狂三の方へと向く。

 

同時に彼女はそのまま俺の頬へと手指を包み込む。

 

先程まで風呂に入っていた事から、僅かにわき上がる湯気と暖かい体温が俺に直接伝わってくる。

 

「私、こういう嘘はあまり言わないのですよ。

あなたが好きなのは、本当の事ですから」

 

「ちょっまっ」

 

いつもの雰囲気ではない事に戸惑っている俺に追い打ちをかけるように狂三はそのまま甘い声と共に熱い吐息を俺の耳元に吹いてくる。

 

耳元に届いた吐息に驚きを隠せず、心臓が飛び出そうなぐらいに驚きを隠せなかった。

 

「ふふっ言葉では文句を言っているようだけど、こっちは正直のようね」

 

そう言いながら、狂三はそのまま俺のズボンの中に大きく膨らませていた。

 

「いや、これはだな、たまたまだよ。

それに、そう近づかれると、俺だってな」

 

「あら、そう言われると、ふふっ嬉しいですわ」

 

そう言いながら、恥ずかしさに頬を赤くさせながら、すぐに狂三から離れようとする。

 

だが、狂三は俺を離そうとせず、人間とは思えない力で俺を引っ張る。

 

「あら、まだまだ夜はこれからですわよ」

 

そう言った、降ろした髪の隙間から見える瞳は確かに俺を見つめていた。



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時崎狂三(デート・ア・ライブ)転※

「くっ狂三!?」

 

彼女は何を考えているのか、俺のズボンをそのまま脱がせると、そのまま指を俺の肉棒で覆った。

 

「ふふっ、昔から、こういう所は弱かったですわね」

 

そう言いながら、俺が必死に出そうになっている声を抑えているが、狂三はそんな俺を嘲笑うように器用な動きで俺の肉棒に触れていく。

 

先程から狂三の姿を見た事で興奮して勃起している肉棒は勿論の事、根本にある袋の部分など、俺の弱点を正確に知っているようにその指で刺激していく。

 

「ふふっ、こうした方が興奮します?

それとも、こうですか?」

 

俺が反応示しているのが楽しいのか、肉棒を虐めながら、さらなる大きさを求めてか、俺に身体を押し付ける。

 

既に薄いタオル一枚という事もあって、押し付けられた胸は瞬く間に形を変えており、柔らかい感触が俺に押し付けられる。

 

「くっ狂三っ、そこはっ」

 

「ふふっ、ここに触れられて、興奮は止まりませんか?」

 

そう言いながら、俺に対して興奮を促すように声をかけ、狂三自身も既に興奮が抑えられないのか、その頬は赤くしており、俺の一つ一つ確かめるように笑みを浮かべていた。

 

そして、彼女が身体を預ける事で、これまで思っていた以上に軽い身体と心地よい柔らかさが俺を包み込んでいた。

 

その間も彼女は肉棒に対する締め付けを緩める事なく、指を動かしていく。

 

「うふふっ、少しだけ触れて、もうここまで大きくなるなんて、あなたは本当に反応が分かり易くて、可愛いですね」

 

そう言いながら、触れてから10分以上経った時には、既に俺の肉棒は先程よりも大きく勃起しており、既に我慢の限界を迎えそうになった。

 

「くっ狂三っ」

 

「分かっていますわ、もう限界なんですよね」

 

なんとか手を離してもらうように頼むつもりだったが、俺の苦しそうな様子を見て、笑みを浮かべた彼女はさらに早く振り始める。

 

「うっぐっ!?」

 

なんとか我慢してきた肉棒から膨れ上がる精液は既に限界を迎えてしまい、俺はそのまま腰を上げる。

 

―――ビュルルルビュジュッ

 

「ふふふっ」

 

肉棒から溢れ出た精液はそのまま狂三に向けて射精した。

 

だが、射精した精液はそのまま彼女の身に纏ったタオルに精液がかかり、見つめる。

 

「こんなに量が出て、仕方ないですわね」

 

そう言いながら、身に纏っていたタオルを脱ぐとそのまま剥き出しになった胸を見せつける。

 

「ふふっ、私も限界でしたのよ」

 

彼女はそのまま下げていた髪をあげて、隠れていた瞳でこちらを見つめながら、荒い息を出しながら、見つめる。



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時崎狂三(デート・ア・ライブ)結※

「やっぱり、あれだけではまだまだ足りませんよね」

 

そう言いながら狂三は先程まで握りしめていた俺の肉棒を見つめながら笑みを浮かべるとそのまま、俺の股間の上に誇る。

 

先程までのミステリアスな雰囲気から来る狂三もそうだったが、今は俺に興奮して獣のような荒い息を出しながら頬を赤くしながら見つめる狂三の姿に俺の肉棒は既に膨れ上がっている。

 

「うっ、これが入るのはっ、とてもっ」

 

そう言いながら、ゆっくりと先程まで汗をしっかりと洗い流したはずの身体には興奮で汗が溢れており、タオルから解き放たれた豊満な胸を震わせながら、秘部からとろりと愛液が溢れ出ていた。

 

「うっ、これはっ思った以上に凄いわねっ」

 

そう言いながら、先程までの妖美な姿から少し変わり、初めての行為に対して迷いを見せながら、そのまま俺の手を掴むとそのままゆっくりと肉棒を自身の中へと入れていく。

 

「んああっ!これはっ中で跳ねてっうんっ」

 

狂三はゆっくりと声を震わせながら、狂三は腰を浮かせると、そのまま俺の肉棒を自身の秘部へと合わせて入れていく。

 

「はふっんっくぅっ!!」

 

肉棒が勃起しており、亀頭はそのまま狂三の柔らかな入口部分へと入っていき、ゆっくりと彼女の膣内へと沈んでいく。

 

――ずっズッズルっズズッ

 

沈んでいく肉の感触に対して、俺はその柔らかい暖かさを感じながら、その心地良い感触を味わいながら、俺はゆっくりとそれを楽しめる。

 

「んっうんっ、こういう初体験もなかなかですねっ」

 

狂三自身も始めての体験だったのか、笑みを浮かべながらも目尻から少し涙が溢れ出ていた。

 

だが、それ以上に快楽に夢中になったのか、笑みを浮かべながら、ゆっくりと腰を上下に動かしていく。

 

「くっ狂三っ」

 

「うっふふっ」

 

肉棒を何度も擦り合わせるように腰を動かしていくが、膣内は一切緩くなる気配もなく、ひたすら俺に快感を与えるように、心地よく射精させるように妖しく蠢き続ける。

 

狂三はそのまま自身の子宮口にを突き上げるように、亀頭を限界まで突き刺して、一気に抜いて、再び根本まで刺す。

 

「はぁっあんっあぁ」

 

「んっうんっんっ」

 

狂三の膣内の感触に、俺も腰を何度も動かしながら、その動きは次第に早くなっていく。

 

その早さと共に狂三の膣内は今でも壊れそうなぐらいに愛液が溢れ出しており、そんな初めてとは思えないようなセックスに対して、狂三は満たされた顔で愉しんでいる。

 

「くっ狂三っ」

 

「んっはいっもうっ」

 

既に限界を迎えた俺はそのまま限界を迎えると共に、そのまま亀頭を埋め込んだ子宮口はそのまま押し付ける。

 

―――ドピュルルルッドピュドピュ

 

「あっああぁぁ!!」

 

溢れ出る精液はそのまま狂三の膣内へと入り込んだ精液はそのまま溢れ出るように送り込まれる。

 

「はぁはぁはぁ」

 

流れ込んだ精液を受け止めるように荒い息を吐きながら、俺を見つめる。

 

「狂三、結局は、お前はっ」

 

既に疲れた身体でそのままベットへと倒れ込み、見つめる。

 

「言ったはずです、あなたは私にとって大切な人だから」

 

その彼女の言葉はいつも見ていた顔とは違う、本当の顔だと思える。

 

そんな笑みだった。



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古手川千紗(ぐらんぶる)起

海が近くにあるGrand Blueに、俺は住んでいた。

 

都会とは違い、ダイビングが行える程の綺麗な海が広がっており、俺は今は趣味である釣りを行うのも最適な場所である。

 

幼い頃から、こうして隠れて釣りをするのが、俺の密かな楽しみである。

 

「それにしても、本当にこれからどうしようか」

 

そう言いながら、俺はとりあえず持ってきたお茶を飲みながら、これからどうするべきか考えていた。

 

家のGrand Blueはこの周辺では数少ないダイビングショップという事で、大学のサークルの客が大量に出入りしている。

 

先輩達自身はとても良い人であり、頼もしい人なのだが

 

「だけど、酒はなぁ」

 

高校生という事で、俺は酒を飲む事ができないので、Grand Blueで過ごす事が少ない。

 

「ここにいた」

 

「んっ千沙姉ちゃん」

 

そう俺が釣りをしているとバイト帰りの姉さんが後ろから話しかけてきた。

 

「姉ちゃんこそ、明日は大学のガイダンスの日じゃないの?」

 

「まぁね、それに一緒に晩御飯も食べたいから」

 

「うん、そうだね」

 

そう言った俺はそのまま釣れた魚をそのまま逃がしていく。

 

なかなか好物のイワシが釣れない事もあって、少し不満だが

 

「なんというか、色々と拘りがあるんだね」

 

「そうか?」

 

そう言いながら、俺は釣れたカワハギやアイナメ、アカメバルなどの魚だが、俺はイワシにしか興味はなかった。

 

「それに、下手な魚だとあの人達のつまみになるだけだか」

 

「あぁ」

 

その言葉に納得したのか、姉ちゃんはそのまま死んだ目になった。

 

俺の言葉を理解した事もあっての反応だった。

 

そうしている間にも、俺達はようやく目的地であるGrand Blueへと辿り着き、店を開けると

 

「よっしゃあぁ!!」

 

そこには当たり前のように飲み会をしている先輩達がいたが

 

「んっなんか、見覚えがある人影があるけど」

 

「・・・」

 

姉ちゃんはそのままその人物を見つめると、その目は沈んでいる状態だった。

 

「あっ」

 

俺はこの後の展開が読めたので、冷や汗を流してしまい

 

「んっ、あれ千沙に譲じゃないか、久しぶりだな、えっと、俺の事を覚えて」

 

そう言った伊織だったが、触れた部分を千沙姉ちゃんは手を払うとそのまま、俺を掴んでそのまま店の奥へと連れていかれた。

 

「あぁ、あれはいつものだな」

 

「だな」

 

「先輩達、えっと、これから何が起きるのか知っているですか?」

 

「まぁ、ストレスが溜まるとな」

 

そう言いながら、ドアの向こう側から聞こえたが、今の俺には関係なかった。

 

「んっ!?」

 

先程まで怒っていた千沙姉ちゃんはそのまま俺の肩に手を掴み、そのまま俺の唇を奪った。

 

口の中へと入っていたのは千沙姉ちゃんの舌であり、先程まで海に入った影響なのか、塩辛い味が口の中へと入り込んだ。

 

だが、その味を堪能する暇もなく、その舌が俺の舌と激しく絡んでいき、倒れそうになる。

 

そんな俺を倒れないように無理矢理抱きかかえて、そのままキスに没頭する。

 

「ぷはぁ」

 

そうして、キスを一分程度のキスを終え、ゆっくりと千沙姉ちゃんはそのまま俺を見つめる。

 

「・・・譲、今日は朝まで付き合って」

 

「うっうん」

 

その時の千沙姉ちゃんの目は明らかにやばかった。

 

というのも、千沙姉ちゃんはストレスが急激に溜まるとダイビング以外ではこうして俺でストレスを発散する事が多い。

 

「ごめん」

 

「別に姉ちゃんが満足するならば」

 

周りの裸になる事が多い先輩に囲まれる事もあって、そういう常識は薄くなっていた。

 

そうして、俺は翌日まで姉ちゃんと夜を共に過ごす事になった。



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古手川千紗(ぐらんぶる)承※

シンフォギアのアンケートの現在の順位は
1位 マリア 6
2位 切歌 2
   翼 2

まだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


俺の姉さんはいわゆるブラコンである。

 

その事実を知ったのは姉さんが高校時代まで遡る。

 

それを知ったのは何時だったのか、母さんが海外で仕事をするようになって、俺がいつものように釣りから帰ってきた時からだ。

 

当時から、一番上の姉である奈々華姉さんは俺と姉さんに対して興奮していたが、俺達にはあまり不愉快な思いをさせないように色々と見せないようにしてくれた。

 

そういう所もあって、俺はあまり姉さんの趣味には口を出すつもりはなかった。

 

趣味以外はとてもまともな人であり、問題ない人なので特に何も言わなかった。

 

だが、千沙姉さんは少し違っていた。

 

普段からあまり表に出す事がない千沙姉さんは高校でもあまり口を出す事なく、不満も表に出す事もなかった。

 

ストレスもダイビングで発散しているので、そういうのはあまり表に出さなかった。

 

だが、その時期は運が悪かった。

 

ダイビングを行う為の天候も悪く、さらには勉強も重なって、千沙姉さんはストレスが溜まっていた。

 

さらに奈々華姉さんはピーバブの合宿に行っていた。

 

だからこそ、ストレスが溜まりに溜まった姉さんは爆発した。

 

その結果、その日の夜、俺は姉さんに襲われ、全ての初体験を行った。

 

「はむっ、んちゅぅむちゅぅ」

 

「んっ」

 

なぜ、その事を思い出しているのかと言うと、今、その初体験とまったく同じ状況に陥っているからだ。

 

久しぶりに会った伊織兄さんが想像以上の変態へと変わっていた事によって、当時と同じぐらいのストレスが溜まり、姉さんに連れられた俺はそのままはなれにある俺の部屋で鍵を閉めて、そのままキスを行っていた。

 

激しく、俺の中にあるのを全ての唾液を吸い込むようなキスと共に俺の身体は千沙姉さんの柔らかな身体に包まれる。

 

「ぷはぁ」

 

そうして、全てが吸い込まれそうな勢いのキスはそのまま離れ、同時に千沙姉さんは俺を見つめる。

 

「ごめん」

 

そう言いながら、千沙姉さんはそのまま俺に抱きしめる。

 

普段から常識人である千沙姉さんは、これが決して行ってはいけない事だと自覚している。

 

それでも止める事ができずに、俺に抱きしめる。

 

「姉さん、俺もやりたいから、気にしないで」

 

決して嘘ではなく、俺自身も姉さんの事が好きだから。

 

そう言いながら、俺は姉さんを抱きしめる。

 

「っうん」

 

姉さんも少し落ち着くように頷きながら、ゆっくりと離れると共に、そのままゆっくりと布団の上に俺を寝かせる。

 

「だから、止めるつもりはないから」

 

姉さんはその一言と共に俺のズボンを脱がせると、そのまま剥き出しになっている肉棒へと舌を伸ばした。

 

―――れるっるちゃぬろろおぉぉ~ 

 

「うっ」

 

俺の肉棒に触れた舌はそのまま肉棒の表面を沿うように動きながら、そのまま舐めていく。

 

先程までのキスで多少興奮している肉棒だが、千沙姉さん好みの硬さではない事もあって、俺の肉棒を硬くするように舐めていく。

 

「はーっ、はーっ、んちゅ」

 

表面を舐めとり、俺の肉棒に充分なぐらいに唾液で濡らし終えると、未だに皮を被ったままの亀頭へと口を開くと、ゆっくりと皮を捲りながら、亀頭を口の中へと入れていく。

 

「うっんっ!!」

 

――ちゅぶっぐぷんっぐぷっ

 

「んっ、まだまだだよね」

 

そう言いながら、ゆっくりと千沙姉さんはゆっくりと俺の肉棒を亀頭から舐めとりながら根本まで瞬く間に肉棒を飲み込む。

 

「うっんっ!!」

 

根本まで飲み込まれた肉棒はそのまま千沙姉さんは圧迫するように頬を細め、口の中にある唾液を使って、肉棒の全てを濡らすように舐めとる。

 

同時に、俺の背中からはぞぞぞぞっとする程の寒気と共に快楽によって、大きくなった肉棒がそのまま千沙姉さんの口の中を埋めた。

 

―――れろれろっぐぴゅるるるるっ

 

千沙姉さんはそのまま舌を使い、俺の肉棒をさらに大きくさせるように刺激を与えていく。

 

響き渡る音を聞きながら、俺自身も既に興奮で徐々に肉棒は大きくなりやがて満足したように千沙姉さんはそのまま肉棒から口を離す。

 

「んぅああぁ、少しやっただけで、もうこんなに大きくなったんだね」

 

「うっそれはまぁ、千沙姉さんとやるから」

 

そうして、すっかり勃起している肉棒を見つめた千沙姉さんは普段は見せないような笑みを浮かべながら、俺の肉棒に振れる。

 

触れられた箇所から揺れ、その感触に敏感になっている肉棒からすぐにでも精液が飛び出そうになっていた。

 

「さて、ここからは付き合ってくれたお礼もしないとね」

 

そう言うと千沙姉さんはそのままベットに座り込むと、そのまま足を広げて、俺に見せつける。

 

「私が限界だったように、そっちも限界だったんだよね」

 

そう言いながら、足を広げた千沙姉さんはそのまま既に我慢ができなくなった秘部はひくひくと動かしながら溢れ出る愛液をこちらに見せつける。

 

「うっうん」

 

何度も見慣れているはずが、未だにその魅力に抗える訳なく、俺はそのまま慣れた動きでゆっくりと肉棒を千沙姉さんの秘部へと沿う。

 

ダイビングしていた事もあってか、秘部からは湿気が溢れ出ており、亀頭が少し触れただけでもとろっとした愛液が付着する。

 

―――ぬっちゅぅずっパァンッ!!

 

「んあっ!?」

 

同時に我慢ができなくなった肉棒はそのまま千沙姉さんの膣内へと挿入する。

 

挿入すると同時に、身体に電流が走るような快楽が駆け巡り、千沙姉さんも感じたのか背中を仰け反りながら、その快楽を受け止める。

 

「うっ千沙姉さんっ!!」

 

亀頭から肉棒まで全体を通して伝わっていく膣肉の心地良い感触に俺は我慢ができなくなり、そのまま腰を動かしていく。

 

「あっ一気にここまで入って来てっ!!」

 

―――ズヂュパンパンッパンッ!!

 

部屋に響き渡る程の水音と共に俺は肉棒から伝わってくる快楽を味わうように何度も腰を振っていく。

 

「あっ一気に奥まで入ってきてっんっ!!」

 

腰を振る度に姉さんも肉棒から来る快楽を受け止めるように俺の方へと手を伸ばす。

 

俺も答えるように、姉さんへと手を伸ばし、重ねると共に、さらに快楽を求めるように激しく腰を振り続ける。

 

「あっんっ、あの時からっもうこれがっ止められなくてっ」

 

「俺もっ千沙姉ちゃんっ」

 

既に抜け出す事ができない快楽を味わいながら、腰を振っていき、限界まで膨れ上がった肉棒は既に我慢ができなくなった。

 

「姉さんっ」

 

「うんっ良いよ」

 

俺の言葉を聞いて、何が起きるのか分かったのか、姉さんはそのまま手を重ねながら、抱き寄せる。

 

抱き寄せた事によって、より俺の肉棒は千沙姉さんの膣内の奥まで進み、同時に

 

――ビュルッドビュルビュ~!!

 

溢れ出る精液はそのまま千沙姉さんの中へと吸い込まれていき、それを感じた千沙姉さんもまた、強く抱きしめる。

 

「姉さんっ」

 

一日の疲れがどっと溢れ出ると共に、既に時計は0時を回ろうとしていた。

 

明日の朝に遅れる訳にもいかず、少しでも収まっている間にでも眠れるように俺は千沙姉さんを見つめる。

 

「うん、お休み」

 

千沙姉さんはそう言い、抱きしめたまま、俺から離れようとしない。

 

俺もまた、離れるつもりはなく、、千沙姉さんの温かさを感じながら、ゆっくりと目を閉じて、心地よい眠りに落ちる。



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古手川千紗(ぐらんぶる)転※

現在、アンケートの順位は
1位 マリア 7
2位 響 5
   未来 5
となっております。
次の話で締め切りとなっており、予定では今夜の23時頃に投稿予定です。
皆様の応募、お待ちしています。


「ふふっ、千紗ちゃんとはいつもやっているもんね、ここ、とっても大きくなちゃって」

 

「うっうぅ、奈々華姉さん」

 

千紗姉さんとの行為の次の日、千紗姉ちゃんは朝ご飯を食べた後、すぐに大学へと向かった。

 

俺はその日は高校は休みという事もあって、特にやる事もなかったのでいつも通り釣りをしようと思っていた。

 

だが、奈々華姉さんに呼び止められ、部屋に入ると同時に姉さんはそのまま俺を抱き寄せた。

 

「その」

 

「良いのよ、私にとって千紗ちゃんも譲君も私にとっては大事だから。

だからこうやりたいのも当然だもん」

 

そう言いながら、奈々華姉さんは俺を抱きしめながら、先程と同じようにキスを行った。

 

俺と千紗姉さんが関係を持っている事は奈々華姉さんも知っている。

 

それは千紗姉さんが大学への受験が終わった夜に明かされており、その日は思わず俺と千紗姉さんが行為を行っていた。

 

最初は怒られると思った。

 

当然、妹と弟がそんな事をしていたら怒られるのは当然だと思った。

 

けど、奈々華姉さんは怒る所か、むしろ嬉しそうに俺達と混ざった。

 

既に隠し事ができないぐらいに俺達は混ざり合い、その後も俺と千紗姉さん、俺と奈々華姉さん、千紗姉さんと奈々華姉さんという感じでお互いに都合が良く父さんが酔いつぶれた日には離れの部屋で過ごすのは日常的になっていた。

 

そして、今日はまだ千紗姉さんがいないという事で奈々華姉さんと一緒にやっていた。

 

舌が口の中へと入り込むと同時に歯や歯の隙間、舌など俺の口内のあらゆる場所に奈々華姉さんの舌が舐めていき、その唾液が俺の身体に満たされていく。

 

「んちゅっんっ」

 

千紗姉さんとは違った甘い香りが俺の口の中に広がっていき、甘えるように抱きしめる俺に答えるように奈々華姉さんもゆっくりと応えてくれる。

 

千紗姉さんと比べても大きすぎる胸の中に俺は沈んでいき、キスをしている間も止まらないのか俺の肉棒を優しく振れながらゆっくりと口を離す。

 

「ぷはぁ」

 

奈々華姉さんから口が離れると同時に、俺達を繋げるように唾液の糸が繋がっていた。

 

繋がっていた糸を見つめながら、奈々華姉さんはそのまま俺に近づくと、ぺろっと俺の唇を舐めながら、その唾液の糸を口の中へと収める。

 

「ふふっ、我慢できなかったもんね。

でも、これから大学に行かなきゃいけないから、本格的なのは千紗ちゃんが帰ってきてからね」

 

そう言いながら、奈々華姉さんは俺を慰めるように頭を撫でる。

 

その目は普段から見慣れている母性的な目を含めているが、それ以上にとろんと惚けた目で俺を見つめていた。

 

「だから、少しこれで我慢してくれる?」

 

そう言ってくれた奈々華姉さんはそのまま身に纏っていた衣服を少し捲ると、そのまま肉棒を服の中に入れる。

 

捲られた服は半分だけ胸が露わにしている状態だが、そのまま下から奈々華姉さんの谷間へと入ると同時に肉棒はそんな谷間の中に埋もれていった。

 

「うっ」

 

膣内とは違って、谷間から僅かに来る空気の冷たさもあるが、それ以上に埋もれる程の柔らかな肉の感触と滑らかな肌の感触が俺の肉棒を覆っていた。

 

「んっあっ、やっぱり譲君のおちんちんは本当に大きいね」

 

そう言いながら、奈々華姉さんはそのまま身体を僅かに揺らすだけでも激しく動く胸肉はそのまま俺の肉棒全体に大きな刺激が襲いかかる。

 

「あっあぁ」

 

「ふふっ、可愛い」

 

僅かに動いただけでも反応している俺を見て、思った事を口に出した奈々華姉さんはそのまま両腕に力を入れて、抱きしめるように胸を動かす。

 

僅かに動いただけでも十分なぐらいに心地良かった胸の感触は左右から刺激が入った事で、その感触はより大きくなっており、隙間無く覆われた肉棒には瞬く間に快楽が伝わっていく。

 

「なっ奈々華姉さんっ」

 

「うんっ、譲君の一番絞り、頂戴」

 

そう言うと奈々華姉さんはそのまま服の隙間から出た亀頭へと舌を伸ばした。

 

ちょろちょろっと、刺激を与えるように舌先で舐められ、限界を迎えていた俺はそのまま腰を上げて、奈々華姉さんの口元へと行く。

 

「ねっ姉さんっ!!」

 

既に限界を迎えた俺はそのまま亀頭の先を奈々華姉さんの口内へと直接入れると同時に

 

―――ドピュルルルルッドピュドピュッ

 

「んっじゅるゅじゅるっ、んっ、ちゅ 」

 

肉棒から溢れ出る精液はそのまま奈々華姉さんの口内へと入り込んでいく。

 

かなりの量が出ているにも関わらず、奈々華姉さんはまるで掃除機を思わせる吸引で、精液をそのまま口の中へと入れていく。

 

口の端から出る様子もなく、そのまま全ての精液を舐めとるように終わると同時に亀頭から口を離し、そのまま肉棒へとキスをする。

 

「うんっ、元気が出たよ。

やっぱり、譲君の一番搾りが良いわね」

 

そう言いながら、姉さんはそのまま俺の肉棒を谷間からゆっくりと離すと、そのまま服を身に纏う。

 

「それじゃあ、姉さんはこれから少し大学で千沙ちゃんを迎えに行くから。

伊織君は今日は多分帰ってこないし、お父さんも早く寝ると思うからね。

今日はこれを食べといてね」

 

「これ?」

 

そう言われ、奈々華姉さんが取り出したのは精力剤だった。

 

「今日は千沙ちゃんと一緒にやるからね 」

 

「うっうん」

 

その時、目が になりながら言う奈々華姉さんを少し怖いと思いながら、頷くしかなかった。



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古手川千紗(ぐらんぶる)結※

その日の晩、俺はいつもの待ち合わせの部屋で姉さん達を待っていた。

 

食事を終えて、酒を飲むとすぐに寝てしまう父さんはそのまま寝てしまい、俺は既に色々と限界だった。

 

「お待たせ、ほら千沙ちゃん」

 

「うっ、分かっているよ」

 

奈々華姉さんに連れられて来た千沙姉さんの恰好は少し驚いてしまった。

 

というのも、これまではダイビングを行う為の簡易な水着ばかりを着ている千沙姉さんだが、今はオレンジ色のふりふりが付いた水着だった。

 

「千沙姉ちゃん?」

 

「うっやっぱり似合わないよ、こんなの」

 

「何を言っているの?

ほら、譲君を見てよ」

 

「うっうん、千沙姉さん、とっても似合っているよ」

 

「そっそうかな」

 

そう言いながら、千沙姉さんは照れているのか、そのまま頬をかいている。

 

「ほら、千沙ちゃん、ここまで言われたら、やらないとね」

 

そう言った奈々華姉さんに誘われるままに千沙姉さんは一緒に俺の前に立つ。

 

「んっんちゅ」

 

「うっんっ」

 

「あっ千沙姉さんっ、奈々華姉さんっ」

 

俺に近づいた姉さん達はそのまま俺に近づき、それに合わせるように俺は舌を出す。

 

舌を出すと、姉さん達はそのまま俺の舌を舐めるように絡めていく。

 

3人同時に行うという事もあって、片方の口を塞いでる間はもう片方の姉さんが俺の乳首を舐めていく。

 

「あっんちゅ」

 

舌先から感じる感触や、千沙姉さんとの求め合うようなキスや奈々華姉さんの癒してくれるようなキス。

 

そして、片方のキスを行っている間に俺の乳首を舐めており、ゆっくりと興奮していく。

 

「んっふふっ、もうキスだけでこんなに大きくなったんだね」

 

「やっぱり、気になる?」

 

「それは、二人と一緒にやっていたら、当たり前だよ」

 

弟から見ても、二人はとても美人で、こうやって既に何度も行為を行っているが、二人の裸を見るだけで緊張してしまう。

 

「それじゃあ、まずは千沙ちゃんからね」

 

「えっ良いの?」

 

「うん、朝にやったからね」

 

「へぇ」

 

そう言うと少しジト目で千沙姉さんは見つめているけど

 

「うん、まぁ」

 

「そう、でも良いか、こうやって行えるなら」

 

その言葉と共に千沙姉さんはそのまま自身の水着を少しずらして、そのまま秘部を剥き出しにさせる。

 

「それじゃあ、入れるね」

 

「うっうんっ」

 

千沙姉さんの膣内へと俺の肉棒はゆっくりと入っていき、同時にその心地よさに涎を垂らして悶えてしまう。

 

「うっあぁ!!」

 

「うっ凄いっ」

 

千沙姉さんはそのまま俺の肉棒を挿入すると共にこれまで見た事のないようなとろけた表情を見せる。

 

「これは、凄いわ。

精力剤を飲んだだけで、ここまで大きくなんてね」

 

そう言った奈々華姉さんはそのまま背中に回り込むと、そのまま俺の頭を覆った。

 

「うっ」

 

頭を覆った心地良く、世に言うおっぱい枕が目の前にあり、姉さんのおっぱい、透き通ったピンク色の乳首が、俺の頬に当たり、その感触がまたたまらない。

 

「ほら、私ばっかり見ていると、千沙ちゃん怒っちゃうわよ」

 

「むぅ」

 

「あっ、千沙ねっ」

 

俺が思わず言い訳を言おうとした時、既に限界を迎えていた肉棒をさらに搾り取るように、まるで触手のようなものが絡みつく。

 

「あっあぁ」

 

頭から来る心地よい柔らかさ、先端の亀頭から裏側の根元に至るまで、俺の弱点の全てが肉壁に擦り回される。

 

「あっんっああぁ!?」

 

「ねっ姉さんっ!?」

 

その心地よい感触に俺は思わず何度も腰を振ってしまい、その度に後ろの奈々華姉さんの胸の感触、何よりも千沙姉さんの膣内の締め付けに俺は夢中になっている。

 

「もう、何度もやっているからっ、譲の弱い所も分かっているからっ」

 

「うっ、姉さんっ姉さんっ!!」

 

互いに弱い部分が分かり、同時に千沙姉さんはそのまま俺の腰を前に押しやる。

 

肉棒はそのまま千沙姉さんの子宮口が最奥まで到達したと同時、抑えていたものが弾け飛ぶ。

 

 

―――ビュシュッどぷん、とぷ、とぷ、とぷ……!

 

「あっんっ!!!」

 

射精を行うとの当時に、千沙姉さんはこれまにない快楽だったのか、そのまま俺の身体を抱きしめる。

 

前後からの柔らかい感触を受けながら、そのまま俺はがくがくと全身を震わせる。

 

その柔らかな感触と共に、精液を出している間も、膣内は絶えずペニスに刺激を送り込んでくる。

 

「うっうぅ」

 

やがて、全ての精液を出し切ると同時に、俺はそのままぐったりと寝込みそうになる。

 

「もう、こんなに出しちゃって」

 

「譲は本当にエッチなんだね」

 

そう言いながら、未だに性欲が収まっていないのか、前後から二人の声に俺は声を出す事ができないまま頷く。

 

未だに性欲は収まっておらず、俺はそのまま翌朝まで二人との行為は続いた。



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立花響(シンフォギア)起

アンケートの結果が出ました。
同時に活動報告で募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


僕の幼馴染みである立花響はかなりのイケメンだ。

 

性別は確実に女なのだが、行動の一つ一つがかなりイケメンであり、同性からもかなりモテると思う。

 

「未来、どうしたの?」

 

「なんでもないよ」

 

そんな僕を心配してか、響は俺を心配そうに見つめてきたので、すぐに安心させるように笑みを浮かべる。

 

「本当?

未来、何か悩み事があったら、すぐに言ってね」

 

そう言いながら、響はすぐに僕に抱きつき、こちらを見つめる。

 

「勿論だよ」

 

すっかりと慣れてしまった動作だが、僕はそのまま彼女を抱きしめ返しながら応える。

 

「お前らな、恋人じゃないのに、それはどうなんだ」

 

「あっ、クリスちゃん!」

 

そう話していると僕達よりも一歳年上のクリスちゃんが話しかけてきた。

 

「そんなに可笑しい事なのか?」

 

「う~ん、分からない。

未来とはずっとこんな感じだったから」

 

「いや、世間ではそういうのは恋人同士で行う事だからなぁ!

たくっ」

 

そう言いながらクリスちゃんは顔を赤くさせながら言う。

 

「そういう事なのかな?」

 

「さぁ?」

 

僕達はそのまま互いに見つめ合ったが、知り合ってから、すぐに仲が良くなった僕達にとって、こういうスキンシップは当たり前のように行ったので、特に疑問に思わなかった。

 

「あっ、未来、今日も行っても大丈夫!!」

 

「勿論だよ、待っているよ」

 

「わぁい、未来のご飯楽しみ!!

それじゃあね」

 

「あぁ、クリスちゃんもまたね」

 

「あぁ、またな」

 

そう良いながら響とクリスちゃんはそのまま学校に向かっていった。

 

「それにしても、恋人かぁ?

どんな感じなんだろ」

 

そうして、僕はそのまま学校へと向かい、クリスちゃんの言葉を思い出しながら恋人というのはどういうのかについてを思い浮かべていた。

 

確かに世間一般で言う所の恋人は今の僕と響の関係が合っていると思う。

 

だけど、響は未だにライブの時の惨劇、そしてその惨劇の後の虐めなど多くの事件に関わった影響で心に闇を抱えている。

 

普段は太陽のような明るさで皆を照らしているけど、不安で押しつぶされそうになって、泣くのは昔は多く見られた。

 

そんな彼女を見捨てられず、僕はずっと傍にいた。

 

ずっと傍にいて、慰めて、そして響はトラウマを乗り越えて、今では皆の頼れる存在になるまで成長していた。

 

「だからかな」

 

そんな風な関係が続いたから、今更恋人というのは遅すぎるのではないかと、思ったからだろう。

 

互いに大切に思いすぎて、そういうが疎くなってしまったんだろう。

 

そんな考えを行いながらも、学校を終えて、無事に買い物を終えたけど

 

「あの、なんですか」

 

「なぁなぁ、兄さんよ、少し貧乏な俺達に金を恵んでくれないかぁ」

 

僕は一昔前のかつあげに巻き込まれていた。

 

この手の相手は無視が一番だと思い、呆れながら、そのまま立ち去ろうとした。

 

「何を」

 

すぐに言い返そうとしたが、不良の手を掴み突き放した後、誰かに抱き寄せられる。

 

「ごめんだけど、この子は私に用があるの。

だから、どこか言ってくれる?」

 

「あっ痛たたっ、分かったっ分かったからっ」

 

「響」

 

抱き寄せていたのは誰かなのか分かり、少し頬を赤くしてしまう。

 

不良はそのまま立ち去っていくと

 

「えっと、未来大丈夫!?

怪我とかはない!?」

 

「あはは、大丈夫だよ。

響のおかげで、怪我一つないから」

 

心配そうになって、言ってくれる響に対して、僕はすぐに笑みを浮かべて、安心させるようにした。

 

「良かった、私、未来に何かあったら、嫌だから」

 

「響、ありがとう」

 

そう言って、心配してくれる響の言葉に僕は嬉しくなって、応えてしまう。

 

「うん、良かった」

 

そう言い、響はゆっくりと言葉を受け止めると同時に何か思ったのかそのまま見つめる。

 

「ねぇ、未来」

 

「なに、響?」

 

「未来はさ、もしも、もしも私に恋人ができたら、どう思う?」

 

「恋人?

響が幸せならば、僕は嬉しいな」

 

響が自信で選んだならば、僕から口を出しちゃいけない。

 

「うん、けど、私は未来に恋人ができたら嬉しくないと思うんだ。

さっきのを見て、少し確信したから」

 

そう言い、響はそのまま僕を見つめる。

 

「未来、私達、恋人同士にならない」

 

そう言った響はいつも通りの様子での質問だった。

 

僕は

 

「うん、響がそう望むなら。

それに僕も響が大好きだから」

 

特に戸惑う事なく答えた。

 

あまりにも遅すぎた関係かもしれないけど、ここからもしも普通の関係に戻るならば、少しずつ、行っていこう。



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立花響(シンフォギア)承※

このすば アンケートは
1位ゆんゆん 7票
2位ダクネス 4票
まだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。


普段通り、何気ない会話。

 

一緒に映画を見て、食事をしているだけなのになぜか、響の事が気になって仕方ない。

 

告白してから、恋人になったからと言って、僕達の関係が大きく変わったのかというと、あまり変わっていない。

 

というのも、普段から恋人のようにいちゃいちゃしていたからだろとクリスから言われた。

 

だけど、一つ変わった事と言えば、こうして隣に響がいるだけで、どきどきが止まらなかった。

 

 

「未来」

 

「なっなにかな?」

 

「未来もやっぱり興味があるかな?」

 

そう言った響はそのまま僕の頬に手を伸ばす。

 

大好きなその手に触れられ、僕は少し驚く。

 

同時に響の言葉がどういう意味なのか、やっと理解し、その視線は響の顔から身体へと向ける。

 

「私、未来とだったら、なんでもしたい。

だからね、未来、しよ」

 

「響」

 

ただ、それだけの一言がきっかけに僕はそのまま響に近づき、唇を奪う。

 

「んっん」

 

柔らかい唇の感触が舌の先に感じ、ゆっくりと響の唇の中へと入り込んでいく。

 

舌はそのまま響の舌と当たり、互いに味わうように舌を絡ませていく。

 

「はぁんっ」

 

ゆっくりとキスを行っていた僕達はやがてゆっくりと口を離し、息を整えながら見つめ合う。

 

恋人になってからの初めてのキスに僕は少し興奮しているが、それが終わらないままに響はそのまま自分から衣服を脱ぐ。

 

「ほら、未来」

 

その言葉に誘われるままに僕は再び響の身体に抱き着く。

 

普段からクリスやマリアと比較される事が多い響だけど、実際に彼女の胸は程良い大きさで、僕の手に丁度収まるサイズだ。

 

それに加えて、少し力を加えるだけでも形が変わる柔らかさを持っており、僕の指の動きに合わせてその形を変えるのを見るだけでも興奮していく。

 

「んっ、未来、触りすぎ」

 

「だって、響のだから、つい」

 

そう言いながら、僕は触る力を緩める事なく揉み続け、そのままもう片方の手は響の秘部へと手を伸ばす。

 

「んっ」

 

――ぐじゅぐじゅっ

 

始めて触れた響の秘部は濡れており、触れているだけでも水音が部屋の中で満ちている。

 

「響も興奮していたんだ」

 

「それは、だって、初めてだからこういうの」

 

その言葉と共に潤んだ目でこちらを見つめる。

 

見つめられた瞳と共に僕達は自然に唇を合わせて、キスを行っていく。

 

「んっんっ」

 

キスを行っていく内に目を瞑り、ゆっくりと目を開けると

 

「えっ!?ひっ響!?」

 

「えへへ、驚いた?」

 

そこにはいつものシンフォギアを身に纏った響がそこにいた。

 

「ひっ響?!

それ、大丈夫なの?!」

 

国家機密のはずのシンフォギアをこの場で身に纏うなんて

 

「大丈夫。

一応は形だけで、ギア自体はの力はないし、エルフナインちゃんにも少し話してあるから、多分大丈夫だよ」

 

そう言いながら冷や汗をかいている響だけど、本当に大丈夫なの

 

「それに、未来はこの姿の時の私が一番好きでしょ」

 

「それは、うん」

 

僕が大変な時、いつも響がその姿で助けてくれたからこそ、僕はその姿の時が一番好きだ。

 

「未来、ほら」

 

そう言われた僕は響に逆らえるはずもなく、そのまま受け入れるように飛び込む。



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立花響(シンフォギア)転※

「んっ、これが未来の」

 

シンフォギアを身に纏った響はそのまま僕の肉棒を見ていた。

 

そんな肉棒を見つめている響を見下ろしながら、程よい大きさに魅力的な笑みが僕を見て貰っているだけでも興奮してくる。

 

「未来、私に見られて、もうこんなに興奮しているんだね」

 

そう言った響はそのまま頬へ亀頭を密着させると、そのまま肉棒から感じる熱に身体を震わせながら、ゆっくりと見つめていく。

 

「んっ熱くて、先っぽからの匂いは少し酸っぱいけど、なんだか興奮してくる」

 

響はそう言いながら、柔らかな頬にそのまま亀頭を密着させると、そのまま肉棒から漂う匂いに興奮したのか、頬を赤くさせながらうっとりと見つめる。

 

「それじゃあ、ゆっくりとっね」

 

その言葉と共に響はゆっくりと肉棒から頬から離れると、そのまま亀頭からゆっくりと舌を伸ばす。

 

「はむぅ、んちゅっ」

 

亀頭はそのままゆっくりと舌を舐めていく。

 

未だに経験した事がない感触に驚きながら、ゆっくりと亀頭に被っている皮の裏側にある汚れを舐めとるように舌を動かす。

 

「うっ」

 

皮の内側から、肉棒に直接触れられる舌の感触に僕は思わず声を出してしまう。

 

「はちゅんちゅっ」

 

そして、響は僕が肉棒を舐められた時に出てくる声に笑みを浮かべたのか、さらにゆっくりと舌を動かしながら、こちらを見つめる。

 

「ひっ響っ」

 

肉棒を舐められている感触に夢中になりながら、肉棒を全体まで舐めてもらいたい願いも込めて、響の頭へと手を伸ばす。

 

「んちゅんっんっ」

 

頭に手を伸ばされた事に少し驚いた響だったけど、すぐに頷き、ゆっくりと僕は腰を動かし始める。

 

「んっ、んうっ、んうううううっ!?」

 

―――ぬちゅぬちゅむちゅっ

 

口内全てに入り込んだ肉棒はそのまま響の舌や歯に当たりながら、その刺激が強くなっていく。

 

刺激は何度も繰り返しながら、舐めとりながら、時には舌がそのまま肉棒を搾り取るように絡まっていく。

 

「んっんつふぅっ」

 

始めての快楽に対して、既に我慢ができなくなった僕はそのまま響の頭に手を置くと同時に

 

「もう駄目っ」

 

「んっ!?」

 

―――じゅるるるっぶじゅるっじゅるっ

 

「んっんくっんうっ!?」

 

肉棒から溢れ出る精液はそのままゆっくりと響の口の中へと入っていく。

 

始めての精液で響は目を大きく開きながら、確かな快楽を感じたのか、身体を大きく震わせていく。

 

「んっんっ、もう未来、こんなに出しちゃうなんて」

 

「ごっごめん。

でも響の中がとっても、気持ち良くて」

 

「そっそうなの、それは嬉しいな」

 

笑みを浮かべながら、響は口の中に貯め込んだ精液をそのまま全て飲み込む。

 

「でも、未来、本番はここからだよ」

 

そう言うと共に響はそのまま身に纏ったシンフォギアにあるスパッツを破ると

 

「まだこれから本番だよ」



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立花響(シンフォギア)結※

響との行為が始まって既に二時間以上が経っていた。

 

何度も肉棒から精液が飛び出し、響の膣内は既に何度も僕から出している精液で満たされている。

 

だけど、それでも未だに満たされない欲を吐き出すように、僕はそのまま後ろへと回り込むと、そのまま響の上にのしかかるように重ねる。

 

「あっ、んっ未来のがさっき以上に感じられてっ」

 

「うっ響っ」

 

上から腰を強く押し付けるように膣内に向けて挿入した肉棒はそのまま迎え入れるようにぬるりと入っていく。

 

「あっああぁ、みっ未来っ!!」

 

そのままゆっくりと、徐々に動くペースを上げながら、響と身体を重ねる。

 

既に2時間も行っていた事もあって、行為を始めた当初は狭く感じていた膣内も、今では僕の肉棒には丁度良い大きさまで馴染んでいた。

 

「うっ、あっ、あっ」

 

それは響も同じなのか、シンフォギアでは既に行為を行うのには邪魔な鎧部分だけが無くなっており、あるのはマフラーと基本的なスーツだけとなっていた。

 

自分の中で見せてくれるその痴態に釣られるように、僕自身も腰を激しく打ち付け始めていた。

 

「未来がっ私に重なって、包まれているようでっんっ」

 

目の前にあるベットのシーツを握りしめながら、響自身も感じる快感で笑みを浮かべながら、そのまま身体を震わせていく。

 

「僕もっ響のを全部感じられてっ、心地良いよぉ」

 

先程まで抱き合っているだけでは分からなかったが、シンフォギアは全身タイツようなぴっちりとした感触はそのまま響の温かさが伝わっていく。

 

――ぐちゅりぐちゅり

 

既にたっぷりと入っている精液を溢れさせながら、何度も根元まで受け入れられていれ、これまで見せた事のないような雌の表情を見せながら乱れ、喘ぐ。

 

 その姿を見ているうち、また身体の奥から熱いものがこみ上げていき、何度も響の中へ肉棒を押し付けていく。

 

「あっあぁ」

 

その温かさをより感じたい僕はそのまま両手を伸ばして、ベットの上で潰れている胸を手の中に収める。

 

先程と同様に胸を揉みながら、その感触を楽しむと、響もそれに反応して、膣内の締め付けはよりきつくなっていく。

 

そうして、何度も行っていた事で限界を迎えて肉棒はそのまま奥まで腰を打ち付け、ぎちりと締め付けてきた。

 

「う、ぐっ……!」

 

 その温かさと柔らかさに堪え切れなくなった僕、最奥に亀頭を押し付け

 

「響っもうっ」

 

―――ビュルルルルッビュチュッドビュッ

 

その一言と共に、これまで溜め込んでいたものを一気に放った。

 

「あっあっあっ♡」

 

響自身も既に限界を迎えたのか同時に絶頂を迎え、腕の中で分かる程に身体を震わせていた。

 

握りしめていたシーツは大きくしわができており、、注ぎ込まれる液体を逃すまいとますます膣内の締め付けをきつくしながら、身体を震わせていた。

 

「あっ、ぁ、未来ぃ」

 

その言葉に従いながら、僕もそのままベットへと寝転がると、既に限界を迎えていたのか響もまたシンフォギアが光となって消えていた。

 

「んっ、大好き」

 

「僕も」

 

そう言い、求められたキスに応えるように僕もキスを行う。

 

そして、そのままゆっくりと目を閉じながら、また眠りへと落ちていく。

 



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ゆんゆん(この素晴らしい世界に祝福を!)起

暗い森の中、少女は一人立っていた。

 

彼女の名はゆんゆん、紅魔族の長である彼女はこの地で悪魔を召喚する為の準備を行っていた。

 

悪魔を呼び出す理由はただ一つ

 

「友達を作る!!」

 

目的を宣言するように言うと共に魔法陣の前で構える。

 

魔法陣はそのままゆんゆんの願いに答えるように怪しく光始め、そこで次第に人型が形成されていく。

 

「ついに!!」

 

期待していた通りの展開、それに対してゆんゆんは手に力を込めながら、そこに現れた悪魔を見つめる。

 

 

「んっ」

 

悪魔召喚に成功した時、そこにいたのはパンを食べている男の姿だった。

 

「えっと、あの悪魔で良いんですよね!!」

 

「・・・えぇっと、君、一応聞くけど、名前は」

 

「えっはい!!

私、ゆんゆんと申します!!」

 

名前を聞かれて、嬉しくなったのか、ゆんゆんはすぐに目を輝かせながら、悪魔を見つめる。

 

「いや、あのねゆんゆん。

こういう悪魔の召喚って、結構危ないから。

そういうのはちょっとね」

 

「へっ」

 

一瞬、何を言っているのか分からず、思わず呆けてしまう。

 

「いや、俺は一応、悪魔でインキュバスという職業だけどね。

いや、まぁ、あんまり歳の若い子がこういう悪魔召喚に手を出したら駄目だよ。

それで結構人生無駄にしちゃう子いるから」

 

「えっえぇ、悪魔って、こう、もっと契約を迫ったりとかしないんですか!!」

 

「俺、悪魔と言っても種族だけだから。

普段は旅をしながら、色々な所を見て回っているから」

 

悪魔は呆れたように言いながら、パンをそのまま飲み込んでいた。

 

「えぇ」

 

その一言で思わずまた声を出してしまうゆんゆん。

 

だが

 

「だけど、私、どうしても友達が欲しいんです!!」

 

「友達って、悪魔召喚しなければならない程に求める奴だったけ」

 

「うぐっ」

 

悪魔からのある意味正しすぎる一言にゆんゆんは思わず膝から崩れ去ってしまう。

 

「そう言われても、私、どういう訳か友達ができなくて、しかも里では変わり者扱いですすし」

 

「あぁそういうパターンね」

 

そう言いながら、少し納得したのか、悪魔は納得するようにうなずく。

 

「けど、分かっているの、ゆんゆん、俺との契約はそれでも良いかもしれないけど、俺の種族、分かっているよね」

 

「えっそれはまぁ」

 

インキュバスという種族は名前だけではなく、どのような事を行っているのか知っているゆんゆんは少し顔を赤くしてしまう。

 

「そういう事だから。

俺との契約は辞めておきなさい」

 

そう言い、再び魔法陣が光り輝き、姿を消そうとしたが

 

「します!!

契約します!!」

 

「えぇ」

 

ゆんゆんの一言で、悪魔は思わず声を出してしまう。

 

「はぁ、まぁ、もう本人がやる気ならば、俺は止める事はできないし。

とりあえず、契約するか」

 

そう言い、悪魔はそのまま座る。

 

「よっよろしくお願いします、悪魔さん!!」

 

「インさんで良い。

そう呼んでいる人が多いから」

 

そう、インはため息をしながら、答える。



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ゆんゆん(この素晴らしい世界に祝福を!)承※

「さて、契約する事になったが、一応聞くけど、ゆんゆんはそういう経験は」

 

「えっ、あの、ないです」

 

そのまま顔を赤くさせながら答えたゆんゆんを見つめると

 

「だろうね。

まぁ、そういうのは経験で知っているから」

 

「けっ経験っ!?」

 

その言葉を聞くとゆんゆんはさらに顔を赤くさせる。

 

「まぁ、俺も色々と経験したからね。

お姫様とだったり、女王だったり、冒険者だったり。

子供も一応いるからな」

 

「あっ、あわわわっ!?」

 

インはそのまま自身の経験について話していくと、ゆんゆんは顔を赤くさせていく。

 

「キスは、止めておくか。

こういう子はまずは」

 

インはそのままゆんゆんを見つめると共に、特に目立っている部分に眼を向ける。

 

「ここだな」

 

「ひゃぁ!?」

 

インはそのままゆんゆんの服を剥がすとそのまま剥き出しになった胸に手を伸ばす。

 

「いっインさんっ!?」

 

「今は報酬中。

ゆんゆんはそのままじっとしていて」

 

そう言ったインはそのままゆんゆんの胸を手に伸ばすと、そのまま顔をゆんゆんの胸の中へと埋め込む。

 

先程まで全然知らない相手がいきなり胸に入った事で、ゆんゆんは顔を赤くさせるが、同時にここまで他人の体温を感じるのは母と父以外には初めての事だった。

 

「はむっ、んむっ、柔らかさはなかなかだな」

 

胸の中に顔を埋めたインはそのまま評価するようにゆんゆんの胸を揉みながら、そのまま目の前にある乳首を舐めていく。

 

舐めながら、そのまま乳房の下から持ち上げるように、ブラの上からしっかりと掴んで揉んでいく。

 

手慣れたような動作と共に自分の胸を遊ぶように動かすインを見ていると恥ずかしさ以上に自分が必要されている心地良さにそのままゆんゆんは酔っていた。

 

「ここで、こうして」

 

そうして、手慣れた動きで徐々にだがゆんゆんの弱い部分を見つけるように動いていき、その仕草は段々と細かくなっていく。

 

暖かさと柔らかさを手の平でしっかりと確かめられて、再度柔らかい肌に口付けをされる。

 

「はぁあ、あぁっ、胸を触られているだけで、こんなに興奮してしまうなんてっんっ」

 

 甘い吐息が漏れながらゆんゆんはそのまま柔肌を吸われる。

 

インはその甘い声を耳に入れながら、首筋から胸元、谷間へと隙間なく舐めていき、その度に身体はその心地よさに震えていく。

 

そうしているうちに、身に纏っていた制服は完全に脱げてしまい、既に隠す事すらできなくなった胸は完全に剥き出しになっていた。

 

「あっあぁ」

 

普段の彼女ならば、外で恥ずかしい恰好をしていゆんゆんだが、既にそんな事を気にする事ができない程の快楽に身体が支配されていた。

 

快楽に夢中になったゆんゆんを見つめながら、インはそのまま彼女の両乳房を搾られながら乳首を吸っていく。

 

吸われる度に感じる痺れるような快感が乳房いっぱいに広がっていく。

 

「あふんっあっはぁあぁっ、こんなにっ伸びてしまってっ」

 

これまでにない程に乳首を舐められ、しゃぶられ、噛んで引き延ばされ

 

「あっあああぁぁ!!!」

 

―――プシャアアアアァァァ

 

その喘ぎ声と共にゆんゆんの乳首から溢れ出たのは母乳だった。

 

「あっあぁあ」

 

なぜ出てくるのかという疑問よりも先に、母乳が溢れ出る快楽の方が今はゆんゆんの思考を支配されていた。

 

「はぁはぁ」

 

溢れ出た母乳はそのまま精液のように地面へとぽたぽたと落ちていき、虚ろな目でインを見つめる。

 

「ここで行うのは良いが、続きは夜にな」

 

そう言い、インはそのまま魔法陣の中へと消えていった。

 

「夜まで、待つなんてぇ」

 

そう切なそうな声を出しながら、触れるだけでも痙攣してしまう身体を引きずりながら、家へと帰っていった。



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ゆんゆん(この素晴らしい世界に祝福を!)転※

「うっうぅ」

 

ゆんゆんは相変わらず行為に対して、緊張しており、顔を赤くさせながら、これから行われるだろう行為に複雑な思いをしていた。

 

あの後、ゆんゆんはそのまま自室に戻り、他に人がいないかどうかなどを確認すると共に、再びインを呼び出す為の魔法陣を作り出し、呼び出した。

 

「それじゃあ、覚悟は良いか?」

 

その言葉を聞いたゆんゆんはその覚悟を決めたように見つめると

 

「はっはいっ!!勿論ですっ!!」

 

その言葉と共に、ゆんゆんはそのまま身に纏っていた制服を脱ぎ捨てた。

 

同時にインの目の前に広がった光景に思わず目を疑った。

 

ゆんゆんの年齢をあらかじめ聞いていたとはいえ、これまで関わってきた女性の中でも上位の位置に立つ程の巨乳が目の前で揺れていた。

 

それを見つめられ、恥ずかしくなったのか、内股にしてさらけ出された裸体を隠そうとする。

 

だが、その行動とは裏腹に、彼女の足の隙間からは処女のようになめらかな淫裂と控えめに生えそろった陰毛が垣間見えた。

 

その秘部からは先程まで行った行為の興奮が残っていたのか、僅かに愛液が垂れ流れていた。

 

「まぁまだまだ慣れていないという事だな」

 

「あっあの、それはどういう事ですか」

 

「別に、俺からしたら、君はまだまだだなという事だけだよ」

 

その言葉と共にインはさらに手慣れた動きでゆんゆんをベットの上に寝転ばせ、そのまま彼女の足を開いて股間を見せつけるような姿勢を無理矢理させる。

 

同時にゆんゆんの秘部をそのまま割れ目を両側から開かせ、その中身を見る。

 

そこには、既に先程までの行為での興奮は快感でほぐされており、膣肉はじくじくと疼かせていた。

 

「まだ入れていないのに、ここまで興奮していたとはな」

 

その言葉と共に、ゆんゆんは秘部の中へとゆっくりと自身の亀頭をゆっくりと挿入していく。

 

ほぐされた膣内へと入り込むと共に、ゆんゆんの体温を感じながら、ゆっくりと挿入していく。

 

同時にゆんゆんは初めての行為に対しての緊張なのか、心臓がバクバクと音を立てながら深呼吸をしながら冷静さを取り戻させようとする。

 

だが、そんなゆんゆんに対して、ゆっくりと体重をかけて一気に根元まで挿入した。

 

「ふっ、ふぁああっ♡」

 

始めての感触に対して、ゆんゆんは声を出して、恥ずかしく思い、そのまま顔を覆う。

 

これまで誰も入れた事のない自身の膣内に感じた誰かの体温。

 

その肉棒の大きさに比例して、膣内は徐々に大きく広がっていき、ゆんゆんの膣内は温かくまったりとしていながら、ねっとりと絡みついてくる。

 

「あっああぁ」

 

その感触を感じながら、その芯が通っているかのような硬さと熱さでもって膣の最奥まで挿入された感触にゆんゆんは涙を流していた。

 

だが、それは痛みに関する悲しい感覚ではなく、あまりの心地よさに対する涙だった。

 

「はぁ、はぁっ、あぁぅ」

 

奥まで突き入れた肉棒を引き抜きながら、咥え込んでいたゆんゆんの媚肉はそのまま逃さないようにに吸い付いていく。

 

その感触の心地よさを感じながら何度も小刻みに出し入れながら快感を与え続ける。

 

「あっんっああぁ!?」

 

その感触に耐えきれなくなった膣内は少し緩むと同時に勢い良く肉棒を押し付ける。

 

「お゛おおおおおおおおおおっ♡♡♡」

 

そこから感じ取った快感に耐えきれなくなったゆんゆんはそのまま大声を出してしまう。

 

両親に聞かれてしまうという恥ずかしさはあるが、それ以上に膣内で感じた快感に抗えずに声を出してしまう。

 

インはそんなゆんゆんの弱い部分を狙うように浅いところから一気に奥まで挿入して子宮口を勢いよく、何度も行っていく。

 

そのあまりの衝撃に、喘ぎ声を何度も膣内をガンガンと犯し続ける。

 

「そろそろっ出すぞ」

 

「あっあああぁ」

 

既に快楽に対する事しか頭しか入っておらず、喘ぎ声で返事する事しかできなかった。

 

同時に

 ――――びゅくっ! どびゅ、どびゅるっ! ぶびゅるっ、どぶびゅるっ!!!

 

「はぁあああああああああああっ♡♡」

 

ゆんゆんはそのまま快楽に身悶えて、身体を弓なりにしならせる。

 

そうした膣肉は初めて受け止める精液を受け止めるように収縮して、残らず搾り取ろうとする。

 

そうして、精液を出し尽くし、ようやく射精が終わると、膣内は真っ白に染めていた。

 

「あっあぁっあぁ」

 

子宮の中に満たされる精液と共に、お腹は少し膨らんでおり、虚ろな目をしていた。

 

だが、同時に感じ取った快楽に夢中になるように笑みを浮かべていた。

 

「あぁ、これはもう駄目かも」

 

その快楽を知ったゆんゆんは、もう後戻りする事ができなかった。

 



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ゆんゆん(この素晴らしい世界に祝福を!)結

アンケートの結果が決まりましたので、皆様の応募、お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「それにしても、本当に色々と変な世界だな」

 

そう言いながら、インは目の前に広がっている世界を見つめながら、呟く。

 

ゆんゆんによって召喚されたばかりの時はいつものような出来事だと油断していたインだったが、ゆんゆんがいない間にこの世界の事についてを調べた。

 

そこにインにとっては常識的な事は記載されているのは少なく、反対に知らない事ばかりが記載されていた。

 

その事から考えても、インがこれまでいた世界とはまるで違う世界に転移された事が分かり、思った以上に世界は深刻だった。

 

「だけど、まぁなんとかなるだろ」

 

だが、世界の事について調べる限りでは、元々いた世界に比べればまだ優しい方で、むしろ野菜が群れで行動していたりするなど、以前の世界ではあり得ないような出来事に彼は心を躍らせていた。

 

別の世界から来たという経験を既に備わっていた事もあってか、以前まで行っていた情報収集の応用を行いながら、知識を蓄えていた。

 

そんな未だに恐怖は残っているが、以前の世界の経験もあってか、今のインの心の中には恐怖よりも好奇心が勝っていた。

 

「まぁ、とりあえずあの子の説得から考えないとなぁ」

 

だが、旅をする際に問題なる事を思い浮かべながらため息をつく。

 

インキュバスとして召喚され、ゆんゆんの願い事である友達を作る事を叶える為に、様々なアドバイスを送るが上手くいっていない様子であり、その度に慰めを求めるように行為を行う回数も皮肉にも多くなっていた。

 

成長期という事もあってか、インの身体を受け止めながら、肉体的にも魅力的になっており、能力も全体的に上がっていた。

 

だが、どうも元からあるポンコツ気質があるのか、学校で勝負をしているライバルに勝てないと泣いている。

 

その話を聞く度に、そのライバルが強いのか、それともゆんゆんがあまりにもポンコツすぎるのか、どちらなのかという疑問があり、ライバルと呼ばれる子に興味を持っていた。

 

しかしそれよりも彼の頭を悩ませるのが、彼女のポンコツ具合である。

 

「なるべくだったら、そのポンコツをなんとかしたいけど、はぁ」

 

育成チートと自覚してたインですら、それをどうする事もできずにため息をつく。

 

外の世界に旅立つ日は何時になるのか、そんな思いを浮かべながら、インは今日も

 

「お腹空いたぁ!!」

 

「はいはい」

 

森の中に入り込んでいる子供の安全の為に子守りをしていた。

 

暇という事もあって、こめっこと呼ばれる少女と共に今日も森の中を歩いていた。



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ティファ・ロックハート(ファイナルファンタジー7)起

活動報告にて、アンケートを募集しております。

また要望が多かったティファですが、作者自身がティファに関してあまり知らない事とファイナルファンタジー7についてあまり知らない事もあり、設定は色々と矛盾していると思います。
それも含めて、どうぞ


世界は幾つも存在している。

 

その事を俺は知っている。

 

そんな中二病を思わせる言葉かもしれないが、その事実を知っているのには訳がある。

 

というのも、そもそもの話、俺はこの世界の住人ではない。

 

時折見られるような転生を行った経験もあったが、それ以上に俺がこの地へと降り立つ10年前まで、俺は別の世界で過ごしていた。

 

「どうしたの、そんな所で?」

 

そこには腰まで伸びた黒髪に黒インナー、下にはニーハイソックスを身に纏った少女が俺に話しかけてた。

 

「んっ、いや、なんでもないよ。

ただ、見つめていただけ」

 

そう言いながら、俺はこの世界に住んでからずっと過ごしている仲間であるティファに返事をした。

 

目の前に広がる光景はいつも変わりないが、それでもなぜか見るのを辞められず、呟く。

 

「それにしても不思議よね、マサが記憶喪失からもう7年も経ったなんて。

それに何度も助けられたし」

 

「そこまでの事はしていないよ」

 

そう言いながら、俺は手を伸ばしながら掴んだ物を見つめながら

 

「いずれ、ここから出ていかなくちゃいけないから。

それまでに恩返しをしたいから。

自分勝手な願いだよ」

 

「やっぱり、その変わらないんだよね」

 

「あぁ」

 

そう言いながら、俺は手に持った物を再び消すと共に空を見つめる。

 

「ねぇ、マサはさ、そのどこに行くつもりなの?

だって、その記憶喪失だったら、記憶が取り戻すまでここにいても良いし、取り戻してもずっとここにいても良いんだよ」

 

「そうかな。

でも、やっぱり、なんだか鍵が俺をどこかに導こうとしているんだ」

 

そう言いながら、本当の事を語れず、俺は俯いてしまう。

 

生前、俺が最もやっただろうゲーム、キングダムハーツ。

 

そのキングダムハーツの武器であるキーブレードを手にし、まったく知らない師匠からキーブレードの使い方を教えられ、目が覚めるとこの世界に落とされた。

 

落とされた後、俺が何をすれば良いのか分からず、崖から救い上げた事もあって、ティファのお父さんから世話になった。

 

だが、それから多くの出来事が起き、俺はその間の恩を返す為に過ごしていた。

 

この世界から出る為に必要な成長が未だに終わっていない事もあるが、その恩を返すまでは決して旅立つ事ができなかった。

 

「なんだか狡いな、マサは。

だって、本当の事を話してくれないから」

 

「いや、その、俺はその」

 

「うぅん、大丈夫。

マサは悪い事で嘘をつかないのは7年間で十分に知っているから。

だから、マサの事を信じられるから」

 

そう、つらそうな笑みを浮かべるティファに対して、悪い事をしてしまっていると罪悪感を感じる。

 

だが、世界を超える事は変えられず、そして世界の秩序を守る為に真実を話す事ができない。

 

本当の事を話す事ができないと思い、俺はいつものように俯く。

 

「ねぇ、マサ、こっちを向いてくれる」

 

「んっなに」

 

そう言葉を言う前に、ティファの顔が目の前にあった。

 

避ける事ができず、俺はそのまま受け止めてしまい、唇同士が重なった。

 

「好きな人に告白するのもあるけど、こうやってキスをしたのは分かるよね」

 

「あぁ」

 

キスをしてきた。

 

その意味を知っているが、俺はゆっくりと頷き

 

「何時か、どこかに行ってしまうかもしれないけど、それまで私の事を見ていてくれないかな?

私は、君の事が好きなんだから」

 

「あぁ、約束する」

 

何時か、必ず訪れるかもしれない別れ。

 

だからこそ、俺は彼女からの告白だけは逃げる事なく、受け止めたい。



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ティファ・ロックハート(ファイナルファンタジー7)承※

ティファは部屋に入ると共に、しっとりと濡れた唇でそのままキスを行った。

 

既に我慢ができなくなったのか、キスを行いながら、舌をねじ込み、唇の裏、歯、上顎といった、口内を隅々まで舐ていく。

 

我慢ができなくなた彼女はそのまま好き放題暴れている舌はそのまま、俺の舌を吸い絡め取られる。

 

彼女の自由にさせている舌を引っ張られる苦しさと、柔らかな舌使いと共に、思考が甘く溶けていき、少し落ち着いたのか、少し唇を離す。

 

「相変わらず、ティファは積極的なんだな」

 

「そういうの、言わないの。

そういう君だって、ほら」

 

その言葉と共にティファが手を這い寄せると共に瞬く間に下着を剥がす。

 

剥がされた下着には既に興奮しているのか、大きく勃起している肉棒が、ティファの手の中に納まっていた。

 

「ふふっ、もうこんなに大きくなちって」

 

ティファはその言葉と共に、身に纏った衣服をゆっくりと脱ぎながら、俺の興奮を誘うようにゆっくりと脱いでいく。

 

元々、布面識が少ないティファだが、普段から大きく揺れている彼女の胸はその動きに合わせて、露わになっていく。

 

その動きだけでも既に興奮して、大きく勃起している。

 

その肉棒を見つめている内に、ティファもぺろりと舌舐めずりしながら、ゆっくりと最後のブラに手をかけた。

 

「ふふっ」

 

そして、最後にはらりとブラが外れると共に、ぶるっっと大きく胸が零れ落ちる。

 

普段から黒インナーの中に仕舞っていた巨乳は爆乳というべき程に膨れ上がっており、その豊満は、重力に抗えず垂れ下がり、その質量を存分に見せつける。

 

「ふふっ、やっぱり、これが好きなんだね?」

 

自らを抱きしめるようにして、胸を持ち上げ、溢れ出そうなそれを思わず見つめてしまい、腕に沿って変形する爆乳。

 

「もぅ、我慢ができないからね」

 

その言葉と共にティファは俺に見せつけるように胸を突き出す。

 

同時に興奮で勃起しているのかピンク色の、少し大きめの乳輪が、ぷっくりと膨れ上がっており、その胸を見せつけながら、ゆっくりと俺に近づける。

 

「あんっあっ、うっ」

 

ティファはそのまま肉棒に胸を押し付けると共に、谷間へと入り込み、その形を大きく変えながら、刺激を与えていく。

 

俺はそのままゆっくりと、亀頭から乳肉に呑み込まれていく。

 

むちむちの乳肉を掻き分けながら、その柔らかな感触と共に来る脳髄に驚きを隠せず全身が痙攣するような刺激が駆け巡る。

 

乳肉との摩擦が、肉棒全体を覆いながら、その感触を楽しむ。

 

――ずびゅっどくっどくっ♡

 

「あっあぁ」

 

抵抗する間もない、甘責めで焦らされていた肉棒は、むにむにと乳肉の形を変えながら、揺らしながら、搾り取られるような強烈な快感とともに、根元まで呑み込まれる。

 

そうして、動きながら、胸の谷間から亀頭が飛び出しながら、むっちりとキツく密着してくる乳肉が擦り上げる。

 

「んうっ!!」

 

「ふふっ、まだまだぁ」

 

その言葉と共にティファは胸を上下に動かし、こすらせながら、音を立てながら、刺激を与えていく。

 

「うっあっ!!」

 

その言葉と共に、既に限界を超え、俺はそのまま腰を上にあげると同時に

 

「ティファっ」

 

「んっ、良いよっ」

 

限界を迎えていた俺はそのまま埋め込んだ谷間にめがけて、肉棒から精液を勢い良く射精させる。

 

「んっ、うっ……!あっ、あうっ、うっ……」

 

――どびゅるるるっどびゅっどびゅっびゅるっ!!

 

「んっんくっんっ.」

 

飛び出た精液はそのままティファの口に向けて飛び出していく。

 

彼女の口内は精液を叩きつけられながら、ごくごくと喉を鳴らしながら飲み込んでいく。

 

音を立てながら、飲み込みながら、谷間の柔らかさに揉みながら、さらに精液が搾りたてるように動いていく。

 

「んんっちゅっんぷはぁ。

んっ、この味、相変わらず、本当に期待ができそうだねぇ」

 

その言葉と共に、もう興奮が収まらないのか、身に纏った下着を全て脱ぎ、そのまま秘部を見せつける。



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ティファ・ロックハート(ファイナルファンタジー7)転結※

「それじゃあ、ゆっくりと入れていくね」

 

ティファはそう言うと共に俺の上に乗ると同時にゆっくりと秘部の入り口部分に肉棒の亀頭が振れる。

 

彼女と、このような関係になってから、何度も行っている行為だが、それでも亀頭から感じる強烈な締め付けは思わず、声を出してしまう。

 

「ぐっんっ」

 

「んっ、つぅ!」

 

それはティファ自身も挿入された感触に反応したのか、声を出しながら、ゆっくりと腰を振っていく。

 

何度も行っているはずだが、その膣内はとても狭く、肉棒を締め付けてくる。

 

普段から鍛えている事もあってか、彼女の膣内はとても柔らかく、粘膜の表面に無数に存在する肉ヒダがたっぷりと愛液を肉棒を濡らしながら、擦れていく。

 

擦れながら、ゆっくりとティファは腰を振りながら、肉棒はそのまま彼女の膣内を埋まっていき、ゆっくりと、確かに子宮口へと入り込んでいく。

 

「ティファ、んっ」

 

「きゃっ、んっ」

 

俺はそのまま彼女の声をかけると同時にそのまま先程まで俺の肉棒を埋めていた彼女の乳肉に向けててを伸ばし、そのまま触れる。

 

ゆっくりと優しく力を加えながら、その乳肉は形を変ており、その形を見つめていくだけでも興奮は隠せず、肉棒は徐々にだが確実に大きく膨れ上がっていく。

 

「ふぅっティファっ、んっ」

 

「あっああっんっ」

 

 俺はゆっくりと、腰を前後に動かし始めた。

 

腰を動かす度に感じる膣内の締め付けは俺の興奮を抑えられず、その動きは徐々にだが、上がっていく。

 

「良いっそのままっもっと奥にっ」

 

何度も腰を激しく動かす度に、手の中に納まっている胸も大きく揺れていた。

 

前に押し込み後ろに引く、単調な動きだが、それ以上にティファの乳肉は大きく揺れて、俺の手から簡単に飛び出してしまいそうなぐらいに揺れていた。

 

それに合わせて、ティファの膣内はきつく締め付けており、俺自身も限界を迎えていた。

 

「ティファっ」

 

「うんっ、たくさんっ出してっ!!」

 

──びゅくっびゅびゅるるるるるるっ!

 

ティファからの声を聞くのと同時に、俺もそのまま思いっきり突き上げると同時に、彼女の中に肉棒を全て埋め込む。

 

そして押し上げるように密着させ、吸い付いてきて、肉棒から精液を全て出し切る。

 

「あっあっあぁっ」

 

溢れ出そうな精液はそのまま叩き込まれ、秘部から溢れ出る精液はそのまま俺の腰に染み渡るように広がっていく。

 

「ティファ」

 

「んっ、そうだね」

 

全ての精液を出し切ったはずだが、未だに興奮が冷めない肉棒はそのままティファの膣内から離れようとしない。

 

「まだまだ、別れまでは時間はあるよね」

 

「あぁ」

 

その言葉を受け取りながら、俺達は、体力が尽きるまで、続けた。



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コルニ(ポケットモンスター)起

今回は歩輪気さんからのリクエストであるポケットモンスターのコルニです。
まだまだ活動報告にて募集しており、アンケートでは活動報告で募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。


「行くぜ、コルニ!!」

 

その叫び声と共に俺は目の前の対戦相手との戦いに胸を躍らせていた。

 

「かかってきなさい!!」

 

その雄叫びが響いているのはシャラシティジムのバトルフィールドであり、その中央にはコルニのルカリオと俺のバシャーモの二体だ。

 

長年連れ添った各々のパートナーは互いに戦い方は熟知しており、だからこそ超えたいという思いが強かった。

 

「さぁまだまだ、命、爆発!」

 

「命、燃やすぜ!!」

 

互いの叫び声が響き、互いのポケモンは光に包まれ、進化の先の進化であるメガシンカした姿へと変わると同時にその戦いはさらに激しさを増していく。

 

互いにメガシンカした事によって、地面を大きく崩れる程に激しさを増しており、メガバシャーモから溢れ出る炎が、メガルカリオの波導の光が互いに重なり合っていた。

 

そんな激しい戦いの中でも、俺達は互いのポケモンを、その対戦相手を見つめ合っていた。

 

「やっぱり、君とのバトルはっこうしないとねえっ!!」

 

「あぁ、本当にっ」

 

目の前で戦っているコルニは引っ越す前に一緒に過ごした相手であり、旅をして、再会できるのを楽しみにしていた。

 

何よりも、こうやって全力でバトルできる瞬間を楽しみにしていた。

 

「最後の一撃だ、バシャーモ!フレアドライブ!!」

 

その言葉と共に、メガバシャーモの腕から溢れ出る炎はそのまま、全身に身に纏い、そのままメガルカリオに向かって突っ込む。

 

「こっちも決めるよ!!はどうだん!!」

 

対して、メガルカリオはその手に全ての力のエネルギーを集め、メガバシャーモに向けて放った。

 

放たれた互いの攻撃は、全ての力を全て込められており、フィールドを揺らしていた。

 

やがて、煙が晴れ、そこに立っていたのはメガバシャーモだった。

 

「よっしゃぁ!!」

 

「あぁ、負けちゃたか」

 

それが、勝負の結果が告げられた瞬間だった。

 

―――

 

「いやぁ、本当に負けちゃったよ」

 

「そういうコルニだって、以前よりも強くなっていたじゃないか」

 

「ジムバトルだからって、手加減したつもりはなかったけどね」

 

そう言いながら、先日のジムバトルから、俺達は近くの草むらで互いに走り込むを行っていた。

 

この町で過ごしてたが、先月の引っ越しをしたという事もあってか、この景色を見るのは久しぶりだった。

 

そして、幼い頃から一緒にいたコルニと走り込みを行うのも日常的だった。

 

「なんというか、変わっていなくて、安心した」

 

「それは、一ヶ月程度だろ。

そんなに人は変わらないよ」

 

そう、俺は言うと

 

「そっそうだよね、あははぁ」

 

そう言ったコルニは何やら苦笑いをしているけど

 

「んっ、あそこになんかあるけど」

 

「おいおい、あんまり「きゃあ」はっ?!」

 

コルニの悲鳴が聞こえて、すぐに駆け寄る。

 

「コルニっ、大丈夫か!?」

 

「あっいや、その」

 

すぐに駆け寄るが、既にポケモンの姿はなかった。

 

「コルニ、怪我とかはないか!?」

 

「えっ、うん、怪我とかは、ないよ」

 

そう言って、コルニの身体を見ると、本当に怪我はない様子で安心した。

 

だが、何やら頬が赤いような気がする。

 

「大丈夫か?

なんか、痺れたりしないか?」

 

「うっうん、なんというか、そういうのじゃなくてね。

うん」

 

何やら困惑している様子のコルニだが

 

「その、なんていうか、聞きたい事があるけど」

 

「なんだ?」

 

「君は私の事、どう思っているの?」

 

「何を急に?」

 

「いや、その少し気になって」

 

「あぁ、いや、幼馴染だと思っているよ」

 

それは正直な言葉だった。

 

その言葉を聞いたコルニは少し顔を俯くと

 

「あのね、私はその、君の事を、その」

 

「んっ?」

 

何か言おうとして、近づくとコルニから手が伸び、そのまま俺は押し倒される。

 

「こっコルニ?」

 

「ごめん、だけどね、どうしても伝えたい事があるから」

 

「つっ伝えたいって、何を」

 

「・・・君の事が好きだっていう事を」

 

「えっ」

 

一瞬、何を言っているのか分からずに呆けてしまう。

 

だが、その言葉はとても真実味があった。

 

周りには誰もいない草むらの上で、俺達は互いに見つめ合っており

 

「君はどうなの」

 

その言葉に、俺は

 

「俺も、そうかもしれない」

 

突然すぎる言葉と共に、俺は正直な言葉を言うしかできなかった。



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コルニ(ポケットモンスター)承※

「うおっ」

 

コルニはそのまま俺の肉棒を遠慮しながら、ゆっくりと握る。

 

亀頭部分を握りしめた手はそのまま俺の肉棒を往復するように軽く擦っていく。

 

始めての動きという事もあって、普段の俺の肉棒から考えられない程に勃起しており、それに気づいたコルニも顔を赤くさせながら、それでも動きを止める事はなかった。

 

「男の子って、やっぱりこういうの、好きなんだね」

 

そう言いながら、コルニは普段は見せないような表情でこちらを見せながら、その手を動かしていく。

 

いつもは手袋をつけている彼女の手は、今は俺の肉棒に触れる為に外しているから、彼女の手の温かさが直に伝わっていく。

 

「ぐっ、コルニっ」

 

「あっそこはっ!?」

 

そんなコルニの手の温かさに俺自身も我慢ができなくなり、そのままコルニのスカートの下にある下着に手を伸ばす。

 

同時に感じたのは、少しぐしゃと濡れた感触だった。

 

「コルニも、興奮しているの?」

 

「そっそれはね、こんな事するの初めて、恥ずかしいけど、それでもやっぱりね」

 

その言葉を聞いて、少し嬉しくなって、そのまま指はコルニの下着の下にある秘部へと手を伸ばす。

 

指先から感じる生暖かい肉の感触と共に、聞こえてくるのはコルニの喘ぎ声だった。

 

ゆっくりと丁寧に触れると共に、沈んでいく肉の感触は夢中になるのに十分な程に柔らかく、俺はそのまま夢中になって、触れていく。

 

「もぅ、私の声だけ聴かせる訳にはいかないからっ!!」

 

「あっ!?」

 

コルニはそう言うと先程まで出していた喘ぎ声を我慢し、再び俺の肉棒を触れ始めた。

 

身体が痙攣しながらも、触れる手の力の加減は程良く、ゆっくりと動いていく。

 

「うっ、気持ち良いけどっ」

 

そのまま俺はコルニから受ける手の感触にそのまま力が抜けそうになるが、それでも指先から感じる感触を味わいたい気持ちが強く、そのまま触れていく。

 

指はそのままコルニの膣内へと埋まっていくと共に、じっくりと探るように触れていく。

 

「あっそこはっ駄目なのにっんっ!!

 

「コルニっんっそこはっ」

 

触れていく内に、コルニが反応する場所を見つけると共に、そこに触れる。

 

同時にコルニも俺が弱い所を見つけたのか、そのまま触れていく。

 

互いに一番感じる部分に触れていき、身体が痙攣しながら、限界を迎えていた。

 

「コルニっんっ」

 

「あっ、はむぅ」

 

その身体の限界を迎えたように、コルニに近づくと、彼女もそれを感じとったのか、そのままキスを行う。

 

互いに弱い部分を触れ合いながら、気持ちの良さを共有するように触れ合っていく。

 

そうして、行っていく内に

 

「「っっっ!!!」」

 

―――びゅびゅるるるるっ

 

俺の肉棒から溢れ出る精液はそのままコルニにかかり、コルニの秘部から愛液が溢れ出る。

 

同時に達して、互いに抱き合いながら、その感触を確かめるように見つめると

 

「はぁはぁ、まだ、だよね」

 

ゆっくりと惚けた目で見つめられながら、俺は無言で頷く。

 

同時にコルニも笑みを浮かべながら、ヘルメットを脱ぎ捨て、こちらに近づく。



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コルニ(ポケットモンスター)転結※

先程の行為から続きという事だが、今のコルニと先程のコルニでは大きな違いがある。

 

「んっ、どうしたの?」

 

「いや、なんというかだな」

 

そう言いながら、目の前にいるコルニは先程まで頭に被っていたヘルメットは脱がれており、ポニーテールだった髪は解かれていた。

 

普段の活発な姿とは違って、しおらしい容姿に、俺は緊張してきた。

 

「少し、緊張して」

 

「そっそうだよね、その、うん」

 

そう言いながらコルニはそのまま背中を向けて、こちらを見ようとしなかった。

 

「あの、その、私は後ろを向いているから」

 

そう言い、頬を染めながら、そのまま無防備に尻をこちらに突き出した。

 

上半身は動きやすい服を身に纏っているが、先程までのランニングの影響もあってか、汗で張り付いており、まくり上げられたスカートから見える下着を見せつけた。

 

その秘部を見つけていると、緊張しながら、ゆっくりと先程までの手コキで既に勃起している俺の肉棒はゆっくりとコルニの秘部に向けて亀頭を膣口へと押し当てる。

 

「あっんっ」

 

始めての挿入に、コルニは思わず声を漏らしてしまう。

 

その声に合わせて、俺自身も肉棒から感じる快楽に思わず声を出してしまい、そのままよっくりと腰を突き出して挿入していく。

 

「あっあふっんっあぁ!!」

 

膣内へと入り込むと同時に肉棒はまるで始めから俺の形が分かるようにスムーズに中に飲み込まれていく。

 

飲み込まれていく内に、肉棒の形に合わせて、ぎゅっと締め付けていく。

 

「うっあぁ」

 

膣内の締め付けに俺自身も声を漏らししまい、コルニ自身も感じ取ったのか、声を出してしまう。

 

「あっ、始めてのはずなのにっなんだか、入ってしまってっんっ

 

「コルニっ、俺もなんだか懐かしいような」

 

そうして、俺は腰を動かしながら、彼女の膣内の快楽に夢中になってか、淫乱な声を出しており、顔を木の前に見つめている為か、顔を見る事ができない。

 

それでも、声だけでも分かる事だが、コルニがどれだけ夢中になっているのが分かった。

 

腰を振る度に、彼女自身も夢中になってか、俺はそのまま立バックで腰を振りながら、夢中になっていく。

 

「んはぁあっくぅ」

 

そうして、突かれる度に彼女は身体を跳ねらせ、そのまま子宮口まで辿り着くと同時に押し当てる。

 

「あっそこにっ当たってっもぅ」

 

彼女の興奮はそのまま我慢が効かなくなり

 

「コルニっもうっ」

 

「うんっ、来てっんっ!!」

 

―――ビュルルルルルッドビュゥッ!!!

 

「あっあああぁっいっいったあああぁ!!」

 

俺はそのまま彼女の子宮口に向かって、肉棒から溢れ出した精液はそのまま入り込んでいく。

 

「あっ、しゅっしゅごいっ」

 

射精されると共に、搾り取られるように締め付けられている。

 

「うっあっあぁ」

 

始めての行為、そして外で行う行為、そのような事が重なった事で俺達はそのまま疲れたように寝転がる。

 

「はぁはぁ、なぁコルニ」

 

「なに?」

 

「なんで、こんな事を?」

 

「・・・ばれた?」

 

そう言い、こちらを見つめる。

 

「もうすぐ旅に出るでしょ。

だからこそ、そのね」

 

「あぁ、そうだな」

 

俺達はそう言いながら、気持ちが繋がったように、俺はそのまま手をつなぐ。



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秋山凛子(対魔忍)起

その日も、仕事の為に極秘の基地に侵入した。

 

道中では数多くの敵が現れたが、特に関係なく、俺はそのまま進んだ。

 

そうして進んでいくと共に、俺の目の前に立ちふさがったのは俺が知っている奴だった。

 

「まさか、こんな事になるとはな」

 

「ぐっ」

 

そう言いながら、俺の目の前にいる対魔忍秋山凛子を見つめながら、言う。

 

最後に見たのは1年前か、それぐらいだったのか、その容姿はあまり変わっていない様子だった。

 

腰まで伸びた髪に周りと比べても豊満な胸、その容姿は変わらずに目が離せなかったが、目の前にいる彼女の顔は憎しみで顔を歪ませていた。

 

「貴様の思い通りになってたまるか」

 

そう言いながら、その手に持っていた刀は構えながら、睨み付けられる。

 

「そうか?

俺としては、昔のように仲良くしたいんだけどな」

 

そう言いながら、愛用の銃を手に取りながら、凛子に向ける。

 

銃を向けられた事もあって、彼女は警戒している様子だった。

 

「ふざけるな。

今の私と、お前は敵同士。

ならば、斬るしかない」

 

そう言い、凛子はその手に持った刀を持っていた。

 

俺の一年前の戦い方を知っている為か、凜子は警戒したように構える。

 

だが

 

「遅いよ」

 

俺の戦い方を知っているようだったが、この一年で身に付けた、雷遁の術を応用した高速移動は見せた事がない。

 

目の前に迫った事で、凛子は目を見開いていたが、同時に俺は銃の引き金を引く。

 

「がはっ」

 

すぐに攻撃に移ろうとした凜子だったが、俺はすぐに彼女の元へと移動すると共に、手足に電撃を浴びせる。

 

「ぐっ、身動きがっ」

 

「お前もよく知っているはずだろ?

俺はあいつ、ユキカゼの師匠だという事も」

 

そう言いながら、凛子の相棒であるユキカゼの指導をした事を思い出させるように銃を見せつける。

 

「あぁっそうだなっ」

 

手足が既に動けないが、それでも意地なのか、必死に動きながら、こちらを睨み付ける。

 

「悪いが、これ以上、お前と戦う暇はない」

 

その言葉と共に完全に凛子の頭を叩き、完全に意識を奪う。

 

同時に凜子の危機を察知したのか、敵が来るのが聞こえた。

 

「さて、目的も果たした所だし、撤退しますか」

 

同時に凛子を抱えるともう片方の手で銃を構える。

 

「ばぁん」

 

その一言と共に銃から放たれた一撃は目の前に迫り来る敵達を焼き尽くし、同時に建物が燃え始める。

 

同時に俺はそのまま、その場から逃げる。

 

「さて、凛子。

悪いが、お前はこれからこちら側になってもらわないとな」

 

そう言いながら、これから行う予定の仕事に少し気まずくなる。

 

 



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秋山凛子(対魔忍)承※

俺達はあれからヨミハラにある宿の中で過ごしていた。

 

今は互いに衣服を身に纏っていない状態だった。

 

武器は少し遠くの場所に置かれており、凛子は何度か武器を捕りに行こうとするが、俺の術の応用で武器を取る前に地面に倒れてしまう。

 

そして、俺は痙攣しながら震えている彼女に対して、そのまま彼女の口の中に肉棒を突っ込む。

 

「んぐっ!?」

 

彼女の口の中に無理やらに肉棒を突っ込まれた事で、驚いたように痙攣していたが、そんな彼女の様子を無視しながら、腰を振っていく。

 

口内の温かい感触を堪能しながら、未だに興奮が冷めないように腰を動かしていく。

 

「んぐっ、んぷっ!!んっ!?」

 

「なんだ、これぐらいはできて当然じゃないのか?」

 

そう言いながら、こちらに向けて睨みつける凛子だったが、この三日間の間に行っていた調教の影響なのか、口の中に入れている肉棒を噛み千切る事はできなかった。

 

そうして、肉棒が口の中に満たされている中で、苦しさに目を見開いているが、凛子はすぐに俺を果てさせようと、舌を動かしていく。

 

「んっんむっれるっちゅぅ」

 

上から押し込んでいる体制であるからか、舌で舐めとるだけ単調な動きとなっていた。

 

くぽくぽと唾液がたまっている口内に向けて何度も肉棒を動かしていきながら

 

「さてっと」

 

「んちゅぽっ、あっ」

 

口内から無理矢理取り出した肉棒をそのまま目の前に突き出す。

 

「凛子、どうしたんだ?

これは嫌いだったんじゃないのか?」

 

「それはっ」

 

そう言いながら、肉棒を目の前に突き出すと

 

「まぁ別に良いけどな」

 

この三日間の間行った調教の内、俺の術を応用して、彼女の身体には徹底的に快楽を叩きつけた。

 

雷遁の術を応用して、彼女の細胞一つ一つに俺の肉棒に依存させる効果を植え付けるができる。

 

本来ならば、こういう細かい事は他の対魔忍はできないが、敵からの情報を奪い盗る際に重要な術だ。

 

そして、今

 

「あっあぁ」

 

それを三日間の調教の結果

 

「私に、肉棒をくださいっ」

 

「その為に裏切る事になっても良いんだな」

 

そう、俺の言葉を聞くと共に

 

「あっあぁ、分かったっ分かったっだからっ!!」

 

その言葉と彼女は痙攣しながら、そのままベットの上に乗ると、そのままM字開脚になる。

 

表情から見ても、既に彼女には抵抗もなく、電磁波を見ても嘘をついている様子もない。

 

「ならば、徹底的にやらせてもらうぞ」

 

その言葉と共に、俺は彼女に押し倒すように乗りかかる。

 

そうして、完全に凛子は俺の手に落ちた。



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秋山凛子(対魔忍)転※

「あふっんっあぁ」

 

そこはあまり掃除されていないのか、散らかされている部屋だった。

 

その部屋の中で一人の少年は目の前で映されている画面を見つめていた。

 

少年の名前は秋山達郎、秋山凛子の弟であるが、数ヶ月前、敵に姉が奪われた事による心が壊れてしまい、部屋に引きこもっていた。

 

そんな彼は目の前に映し出されていた画面を見つめていた。

 

「あっふっ、あぁっ、熱いのが、入ってきてあぁ」

 

画面の中に映し出されているのは、腰まで伸びた髪と共に、身に纏っている純白な花嫁衣裳と共に腰を振っている秋山凛子の姿があった。

 

重そうに揺れる爆乳は以前よりも遥かに成長して、大きく揺れているが、何よりも大きな変化はそのお腹だった。

 

彼女のお腹は大きく膨らんでおり、そのお腹は肥満によって太っている訳ではなく、大きく張っており、その様子から妊娠している様子は誰が見ても分かる。

 

「んっあっふっ!!

あぁ、やっぱりお前のをおまんこに咥えるのが一番だ!!

あいつのなんて、比べものにならない程に大きく気持ちが良いっ!!」

 

そう言いながら、純白のウェディングドレスを身に纏っている事で、大きく揺れている凛子の姿は、達郎はその姉の淫乱な姿にそのズボンは大きく勃起していた。

 

「はぁはぁ」

 

騎乗位となって、自ら動いてる凛子の姿は、これまでにない程に淫乱であり、自ら肉棒を秘部に咥えながら、水音を立てる姿に達郎は夢中になっていた。

 

「んはぁっあっくっ!!」

 

そのまま前後や上下と、動きを織り交ぜながら、腰を振っていき、画面の中に映っている男に対して不規則な刺激を送っていた。

 

その動きに合わせて、達郎自身も自身の肉棒を動かす手を止めなかった。

 

「さてっとっ」

 

「あんっ!!」

 

そんな動きの中で、男はそのまま凛子の尻をがっしりと掴み、揉み始める。

 

胸と比べると少し小さめだが、男の手に収まらい程に大きな尻肉は指を簡単に食い込ませており、その柔らかさを達郎に伝えていた。

 

「あっ、触った所から痺れてっあっあぁ!!」

 

触れられた事で、凛子自身も感じたのか、徐々に腰を沈めて、肉棒を根本まで沈めた。

 

「あっあぁ奥まで来てっもうイクッ!!!」

 

その言葉と同時だった。

 

―――びゅくくっ!どびゅっびゅるるるるっ 

 

「あっああぁ、でっ出てるっ」

 

テレビ越しでも分かる程の射精音が聞こえ、凛子は身体を大きく仰け反りながら、反応していた。

 

「あっあぁ、あぁ幸せだぁ」

 

言いながら、これまでに見せた事のない妖艶な笑みを浮かべながら

 

「見ているだろ、もう私は幸せだ。

これ以上ないぐらいに」

 

そう言いながら、画面越しにいるだろう相手を見下しながら

 

「次に会った時には、既にお前を愛していないし、もう身体を交わる事ないだろう。

なんだって、私には旦那がいるからな」

 

そう言い、凛子は交わっていた男へと抱き着くと

 

「それじゃあな」

 

その一言と共に、完全に動画は停止した。

 

「凛子姉」

 

映像が終え、達郎が意気消沈していた時だった。

 

「達郎」

 

「っ!!」

 

部屋の外から聞こえた声、それを聞いた瞬間、彼は



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秋山凛子(対魔忍)結

「ねっ姉さん」

 

達郎がドアを開くと、そこには先程まで妊娠していたはずの姉である秋山凜子の姿があった。

 

身に纏っている制服から、かつての姿と同じに見えたが、あの日よりも大きく膨れ上がった胸に腰まで伸びていた髪は今は肩までばっさりと斬られていた。

 

そんな、大きく姿が変わった姉の姿を見て、達郎は目に涙を溜めていた。

 

「久しぶりだな、達郎」

 

そんな達郎に対して、ゆっくりと搾り取るように一言を呟く。

 

そう言いながら、達郎は目の前にいる凜子を見つめて

 

「良かった」

 

その一言と共に、泣き崩れた。

 

先程までの映像を見てから、ずっと確信に近い予感と共に、目の前にいる姉の姿を見ると共に安心したように。

 

「すまなかったな」

 

そんな達郎に対して、凛子は謝るように目線を合わせる。

 

「良いんだ、俺だって、馬鹿だったんだ。

でも、こうやって、姉さんが戻ってきただけでっ」

 

そう言いながら、姉の無事を確認できた事に、達郎は涙を流していた。

 

「なんというか、悪いな」

 

その言葉と共に、達郎達の様子を見ていた、俺は少し悪い気持ちをしてしまった。

 

「先輩」

 

その姿を見ながら、俺はひょこっと顔を出す。

 

腕の中には先日生まれたばかりの赤子をあやしながら。

 

「先輩、趣味が悪いですよ。

なんで、姉さんとの行為中のを送ったんですよ」

 

「「えっ?」」

 

その言葉と共に、テレビの画面を見ると

 

「あっあぁっ、たっ達郎!!!

これはっその」

 

そこにはばっちりと映し出された行為を見て、俺と凛子は同時に顔を赤くさせる。

 

「いやぁ、間違えた。

こっちは奴用だった」

 

そう、言いながら頭を掻いた。

 

「はぁ、本当に、しかし感謝しているぞ。

あのままだったら、私は外道に墜ちるしかなかった」

 

「あぁ、先輩が、あいつから、姉さんを寝取ってくれて」

 

「別に俺はそこまで。

あいつとは幼い頃から因縁だったからな」

 

その言葉と共に、俺はどう答えたら良いのか分からなかった。

 

俺が来た時には既に、凛子は淫魔の王の奴に完全に支配されており、普通の方法では取り戻す事ができなかった。

 

そういう事もあって、俺は奴との直接対決のように行為を行って、洗脳状態だった凜子を完全に寝取った。

 

結果、俺との行為で妊娠してしまい、そのまま映像の通りに結婚する事になった。

 

ついでに今も部屋で流れている映像は本当は淫魔の王の野郎に送って、挑発目的のつもりだったのだけど、どうやら間違えて、達郎の元へと来てしまったらしい。

 

「というよりも、早く消せ!!」

 

「まぁまぁ良いじゃないか」

 

そう言いながら、未だに流れている映像を見ながら、凛子は手に刀を手に持ち、テレビを切り裂こうとする。



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環いろは(マギアレコード)起

アンケートの結果が出ました。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


当然だが、魔法少女と聞くと、俺はあまり想像する事ができない。

 

昔のアニメなどでは多くの魔法少女が出ているのは知っているし、現代でも多くの魔法少女アニメは見られる。

 

そして、俺が知っている魔法少女というイメージとしては、フリフリのドレスを身に纏っており、魔法のステッキで様々な魔法を使えるというのが一番強いイメージだ。

 

「そっそんなに変なのかな」

 

「まぁ、改めて、見るが、俺が知っている魔法少女とはかなり違うけどな」

 

そう言いながら、俺は目の前にいる彼女であるいろはの恰好は清廉な修道女を思わせるケープを被り、編み上げサイハイブーツやへそが透けて見える黒インナーを纏った露出度の高い衣装を身に纏っている。

 

さらにはその片手には現代ではかなりの攻撃力がありそうなクロスボウを持っており、俺が知っている魔法少女とはかなり違うイメージだ。

 

「うぅ、恥ずかしい。

普段は戦っているから気にしなかったけど、やっぱり、かなり変な恰好だよね」

 

俺の言葉を聞いて、恥ずかしくなったのか、いろははそのまま顔を赤くして、俯きながら答える。

 

「まぁ、街では歩けない恰好だよな」

 

同時に俺もどう答えたら良いのか分からなくなったのか、顔を反らせながら答える。

 

「でも、まさか信じてくれるとは思わなかった」

 

「なんだ、俺の事を信用していなかったのか」

 

「そうじゃなくて、こういう魔法少女の話をしたら、信用してくれないと思ったから」

 

「別に、それに言っただろ、俺は転生者だって」

 

「そっそうだね」

 

俺がそう転生者と言うと、その言葉に対して苦笑しながら、いろはは答える。

 

付き合って、もう数ヶ月以上は経つが、俺が転生者だという事を信用されたとはとても思えなかった。

 

「まぁ、厄介な事も終わったし、のんびりと過ごしていけば良いんじゃないのか」

 

そう言いながら俺はこの前まで起きた事件についてを振り返る。

 

魔法少女を解放するという謎の組織であるマギウスとの戦いにおいて、俺は一般人という事もあって、関わりは少なかった。

 

だが、転生者という事もあってか、精神系の攻撃をまるで受け付けない俺はどういう訳か巻き込まれる事が多く、説得する事が多くあった。

 

「あはは、というよりも君の言葉は色々と厳しいからな」

 

「社会の厳しさという奴だな」

 

前世ではブラック企業に勤めており、仕事をしない上司に、サボリ魔の同僚、やる気があるがミスばかりする後輩に囲まれながらも抵抗していた影響なのか、すぐに反論してしまった。

 

それが大当たりしたのか、最終決戦ではなんとか戦いに勝利する事ができた。

 

「本当にありがとうね」

 

「別に、俺は言いたい事を言っただからな、それにいろはの事も大切だったし」

 

「うっうん」

 

俺は思わず恥ずかしいと思いながらも、本当の事を伝えた。

 

「・・・その、明日はその」

 

「ん?」

 

いろはが何か言おうとした瞬間、俺は何かこちらをじっと見つめる目に気付いた。

 

じーっと見つめると、何やらマギウスのフードを被っているが

 

「おい、なに撮っているんだ」

 

「えっ!?」

 

「・・・てへ」

 

その言葉と共でダッシュで逃げ出した。

 

「あっなんか嫌な予感がする!!

待て!!」

 

「あっ待ってぇ!!」

 

俺の直感が働き、そのままフードの奴を追いかけていった。



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環いろは(マギアレコード)承

ゴブリンスレイヤー 現在のライキングは
1位牛飼娘7
2位妖精弓手5
3位受付嬢4
まだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「はぁはぁ、本当に危なかった」

 

「うん、ある意味、一番危なかったかもしれない」

 

俺といろはと一緒に先程まで俺達の様子を見ていた人物を追いかけた。

 

どうやら、俺といろはとの関係についてをスキャンダルにしようと考えていたらしく、本当に色々な意味で危なかった。

 

なんとか説得して、俺達がやろうとしていた事を止める事ができて、安心していた。

 

その後は、疲れも溜まっていた為、俺が今住んでいるマンションに一緒に休憩していた。

 

「さっきまでの騒動もあったから、そういう雰囲気じゃなくなったな」

 

先程までの追いかけていた事もあって、俺は疲れてしまって、そのまま寝転んでしまった。

 

「えっ、えっと、うんそうだね」

 

俺の言葉を聞いて、いろはは何か戸惑った様子で目を背けていた。

 

「えっと、先輩、その、そういう雰囲気じゃなくなりましたけど、その、近くにいても良いですか?」

 

そう言ったいろはの顔は赤くなっていたが、彼女は少し困惑している様子だ。

 

「・・・まぁ、別に俺は良いけど」

 

「ありがとう」

 

俺の言葉を聞いて、少し安心したのか、そのままいろはは俺に近づき、そのまま俺に身体を預けるように抱き着く。

 

俺よりも体格が小さく、未だに中学生の彼女だが、そんな小柄の彼女は普段はこの神浜町の魔法少女を纏める立場である。

 

ただでさえ、魔法少女というのは、俺が聞いた話だけでもとてもつらい事も多い。

 

キュウベイは本当の事しか言わないと言っているが、それはあいつからしたら本当の事であり、実は全然真実でもなんでもない嘘の可能性だってある。

 

転生前の俺はそんな魔法少女の事など知らないし、そんな事がなくても人類は発展していた。

 

だけど、それは俺達側からしたらの話かもしれないし、真実なんて、今になったら知る事もできない。

 

 

そんな分からない事ばかりかもしれないけど、こうして一緒にいるいろはから感じる暖かい感触は確かな本物だと思えた。

 

「あの、その」

 

そんな考え事をしていたら、ふといろはから声を掛けられ、見つめると、そこには顔を赤くしながら見つめているいろはの表情だった。

 

身体が近くにあるからこそ、彼女の吐息が頬に当たる。

 

先程まで疲れていた事で熱い身体にかかる温かい息。

 

それは疲れを忘れるぐらいに心地よく、理性が軽く溶けそうになっていた。

 

「・・・いろは」

 

俺はいろはに声をかけると共にゆっくりと顔を近づく。

 

「あむっ」

 

その行動に対して、いろはの行動は何の迷いもなくそのままキスを行う。

 

キスを行うと共に、疲れた身体から出てくる互いの吐息を交換しながら、ゆっくりと準備を行っていく。



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環いろは(マギアレコード)転※

ゴブリンスレイヤー 現在のライキングは
1位牛飼娘8
2位妖精弓手7
3位受付嬢4
まだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956
締め切りは明日の0時の投稿までとさせてもらいます。


「はむぅ、んちゅ」

 

ゆっくりと時間をかけるように俺達は互いに求めるようにキスを行った。

 

先程まで走っていた事もあってか、舌先は熱く感じ、舌を絡ませている間も熱が上がっており、ゆっくりと互いに体温を高くしている。

 

「んっはぁはぁ」

 

互いに貪るようなキスを行いながら、息を荒げながら、いろはの視線はそのまま俺の顔からゆっくりと俺のズボンへと向けていた。

 

「やっぱり、気持ちよくなると、ここが大きくなるんだね」

 

そう言いながらいろはの手はズボンへと伸び、そのままズボンを脱がして、俺の肉棒を剥き出しにさせた。

 

初めて見せたはずなのに、いろはの表情は戸惑いは見えず、むしろそのまま積極的に俺の肉棒に唇を触れる。

 

先程まで見ていたいろはの魔法少女の姿にスキャンダルを止める為に走り、そして性欲が溜まっている状態で行ったキス。

 

それらが重なった事で俺の肉棒は既に限界まで勃起しており、軽く触れるだけで身体に走る刺激は強く身体を震わせてしまう。

 

そんな俺の様子を見ていたいろはの表情はとても嬉しそうであり、同時に俺の肉棒にゆっくりと唇で触れる。

 

「うっ、いろはっ」

 

触れられた唇の感触は先程までキスをしていたので分かっていたつもりだったが、その柔らかな感触に思わず声を出てしまう。

 

「大丈夫、そのままじっとしていて」

 

俺は思わずいろはに声をかけるが、そんな俺を静止させるように声をだし、いろははそのまま口を開くとそのまま舌先からゆっくりと肉棒を舐め始める。

 

「はちゅむちゅんっ」

 

柔らかな舌の感触はそのまま俺の肉棒を舐めると、ゆっくりと全体を舐めるように行っていき、暖かい感触が伝わっており、根本である玉袋から、亀頭を吸い付き、隅々まで触れていく。

 

特に亀頭を口内に入れると共に、そのまま頬を寄せて、これまで見せた事のない表情をしながら、ゆっくりと舐めていく。

 

「いっいろはっ」

 

その快楽を味わっていく内に、俺は声をかけるが、いろはには聞こえず、そのまま興奮した表情で動きながら、俺の肉棒に刺激を与えていく。

 

「んっんちゅぅはちゅ」

 

そして、快感は確実に大きくなっており、カリ首の裏側まで丹念に舐め周り、俺の肉棒は既にいろはの唾液によって全てが覆われており、限界に近かった。

 

「もぅ、それ以上はっ!!」

 

俺はそんな言葉を告げると共に腰を突き出して、いろはの口の中へと突っ込み

 

―――びゅじゅるるるっじゅるっ

 

温かく滑りのある口内に目掛けて、溜まっていた全ての精液を吐き出すようにいろはの口の中に全て射精する。

 

「んっ、んぐっ、んぅあぁあ」

 

射精している間もいろはの表情は俺の精液を笑みを浮かべながら飲み込んでいき、喉を鳴らしながらゴクリと飲み込む。

 

「んっぷはぁ、あっごめんなさい」

 

精液を飲み込んだ事で落ち着きを取り戻したいろはだったが、先程まで夢中になっていた事で俺の声が聞こえなかった事と先程のゲップに気付いたのか、顔を赤くさせていた。

 

「いや、別に謝らなくて良いぞ。

俺も気持ちよかったから」

 

「えっ本当ですか。

だったら、えへへぇ、良かった」

 

そう言いながら、いろはは笑顔になって、答えてくれた。

 

 



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環いろは(マギアレコード)結※

「それじゃあ、続きをそのやりますね」

 

「あっうん」

 

いろはの言葉と共に再び始まろうとする行為だったが、俺は少しだけ顔を俯く。

 

「えっどうかしましたか?」

 

そんな俺の様子を心配したのか、いろははこちらを見つめるが

 

「いや、なんでもない」

 

心配をかけたくないので、俺はそのまま続けるように言う。

 

だが

 

「いえ、そんな顔をしたままやるのは、なんか嫌です。

やっぱり、こういうのは一緒にその、気持ち良くならないと」

 

そう言ったいろはは頬を赤くしながら答える。

 

「いや、その、いろはの魔法少女の姿を思い出してね。

できれば、そのな」

 

「あっ、そういう事でしたか、はい」

 

俺の言葉に納得して、頷いたのか、いろはは頷くと共に、彼女は一瞬光に包まれると同時にその姿は確かに見せてくれた魔法少女としての姿だった。

 

「これで、良いかな?」

 

その言葉と共に見つめる魔法少女としてのいろはの恰好はローブで隠れていて、見えにくいが、黒いインナーで覆われている事もあって、彼女の身体のラインもよく分かる

 

だからこそ、彼女が先程まで行為をしていた事で興奮しているのか、ぷっくりと乳首が膨れている事も、秘部から愛液が出て濡れている事もすぐに分かった。

 

「わっ悪いな」

 

これから行う行為に緊張して、互いに再び顔を赤くさせながら、既に準備ができたと言わんばかりに、肉棒は大きく勃起していた。

 

「ふふっ、この姿を見ただけで、もうこんなに大きくなっているんですね」

 

肉棒の変化を見たいろはは笑みを浮かべる。

 

「それは、いろはもだろ。

その、よく分かるから」

 

「そっそうだね」

 

俺の言葉を聞いて、いろは自身も少し緊張して、顔を赤くさせたが

 

「それじゃあ、始めようか」

 

「・・・そうだな」

 

互いに既に準備ができたと思うと向き合うと、いろはは自身のインナーを破くと、そのまま秘部を剥き出しにさせる。

 

剥き出しになっている秘部はそのままゆっくりと俺の肉棒へと近づくと、ぐちゅっという音を立てながら、ゆっくりと肉棒を飲み込んでいく。

 

「うっあぁぅ」

 

「んっ!!

あっすごいっもうっここまでっ」

 

その言葉と共にいろはの言葉通り、俺の肉棒は既に彼女の秘部の中を通り、根本まで全て飲み込んでいった、

 

「あっ入って、君の温かさが伝わってきてぇ」

 

飲み込まれると共に、いろはの表情は肉棒から来る快楽からなのか、普段は見せないような笑みを浮かべながら、喘ぎ声と共に言う。

 

「いろっはっ」

 

そんな表情を見て、俺自身も我慢ができなくなり、すぐに腰を動かし始める。

 

始めは確かに緩やかな動きだったはずだが、その動きは徐々に激しくなっていた。

 

「あっんっそこっそこっ!!」

 

激しくなっていく内に、いろはの表情は痛みを感じている様子もなく、むしろ快楽が直接伝わっていくのか、俺の動きに合わせて、徐々に腰の動きも激しくなっていく。

 

同時に締め付けは強くなり、俺の動きも彼女の激しさに合わせるのがやっとだった。

 

「あっあぁあっんっあぁあ!!」

 

互いにその快楽に夢中になってか、喘ぎ声を出す事しかできず、限界を迎えるのはそれ程遠くなかった。

 

「でっ出るっ!!」

 

その言葉を呟くと同時に、彼女の子宮口に向けて肉棒を押し付けると同時に

 

―――びゅるるるっるっるるっどびゅびゅ

 

「あっああぁっ身体がっ温かくなってっ」

 

そう言いながら、いろはは受け取った快楽を感じながら、俺に身体を預けながら、痙攣していく。

 

「んっいろはっ」

 

「うっうん」

 

互いに一度果てたばかりだけど、それでも求めるように指を握りしめるが

 

「あっ」

 

「えっ?」

 

何か驚いた表情でいろはは時計を見つめていたが

 

「ごっごめんなさい、そのっもう帰らないと」

 

「あっ、そっそうだな」

 

いろはは今も大事な仲間と一緒に住んでいるみかづき荘に住んでいる為、門限前に帰らないといけない。

 

「えっと、その」

 

「んっ?」

 

慌てて帰ろうとする彼女を見送ろうとした時

 

「これからも、よろしくお願いします」

 

少し戸惑いを見せながらも笑顔を見せる彼女に対して

 

「あぁ、勿論だ」

 

俺はこの世界でできる事をやろう。

 

そう思える程に、素晴らし笑顔だった。



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妖精弓手(ゴブリンスレイヤー)起

「あんたらって、本当に奇妙ね」

 

「「そうか?」」

 

そう言いながら答えたのはボロボロの鎧を身に纏った男、ゴブリンスレイヤーと黒いローブを身に纏っており奇妙な杖が特徴的なグルグル使いである。

 

妖精弓手からしたら、この2人の性格も戦い方も正反対と言っても良い程に違いすぎる。

 

ゴブリンスレイヤーは様々な武器や罠など手段を選ばない戦い方をするのに対してグルグル使いは見たことのないグルグルという魔法だけを使い続ける。

 

無口であまり喋らないゴブリンスレイヤーとよく喋る事の多いグルグル使い。

 

この2人の違いをあげれば、きりがない程に多いのだが

 

「それよりも、もうすぐ奴らが来るはずだ。

すぐに準備を」

 

「はいはい、皆、集まってね」

 

そう言いながらグルグル使いが召還したのは絵本で見られるような可愛らしい家だったが、これから行われる惨劇を思うと

 

「さて、良いぞ」

 

全員が家の中に入り込むと同時にゴブリンスレイヤーからの合図と同時に召還されたのは大量に湯煙だった。

 

「それにしても、まさかこんな方法を考えるとはな」

 

「まぁ、少し蒸し暑いですが、外よりはマシですな」

 

「それはそうだけど」

 

そう言いながら、家の外を妖精弓手が見たのはまさに惨劇だった。

 

こちらの存在に気づいて、襲おうとしていたゴブリン達だったが、熱気と共に地面にばたばたと倒れていた。

 

動こうとも、あまりの熱で身動きが取れずにいて、一瞬で汗が溢れ出し、動けなくなった。

 

「さて」

 

その様子を見ていたゴブリンスレイヤーが取り出したのは瓶だった。

 

瓶をそのまま窓から放り投げると、瓶は割れ、次の瞬間、ゴブリン達は苦しみ、次々と死んでいった。

 

「これで20」

 

「いや、あんた、よくこの魔法を使って、こんな作戦考えるわね!!」

 

妖精弓手も慣れたつもりだったが、彼はそんな彼女の考えを軽く超えた。

 

「いやぁ、ドアを開けるのが怖いですね。

毒は大丈夫でしょうか」

 

「心配ない、あの毒は空気よりも重いから常に地面に流れている。

奴らはこの湯気で倒れ、そのまま毒を吸っているだろ。

もしも起きている奴がいても、こちらから見る事ができる。

念の為に入り口を少し開けて様子見を行った後、プチ惑星で一気に殺す」

 

「了解しました」

 

そう答えたグルグル使いは慣れたように返事する。

 

グルグルは確かに強力だが、その分、使い方を気をつけなければならない。

 

失敗すれば、危機的状況になり、判断が誤れば全滅も確実。

 

しかも、その失敗はかなり高い。

 

だが、ゴブリンスレイヤーはそのグルグルの使い方を本人以上に熟知しており、信頼している。

 

グルグル使いもそんなゴブリンスレイヤーを信用するからこそ、本来以上の力を発揮する。

 

彼女が冒険譚で見た事のあるコンビもこんな感じだったと思うが

 

「それでもえぐいわね」

 

だが、現実で見てみると、2人の行動を見ていて、妖精弓手は見ていて飽きなかった。

 

 



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妖精弓手(ゴブリンスレイヤー)承

「なんというか、あんたとオルグボルグって、本当に仲が良いわね」

 

そう言いながら妖精弓手は机の上に来た料理を口に運びながら、呆れたようにグルグル使いを見つめる。

 

「そうかな?」

 

そう言いながら、グルグル使いは、他のメンバーはあまり食べないおにぎりを食べながら返答する。

 

その日、グルグル使いと妖精弓手は二人で飲んでいた。

 

普段ならば、他のメンバーと一緒に過ごしているが、その日は他の皆は様々な用事もあって珍しく二人で食事をしていた。

 

「そうよ!

というか、あんたの魔法も魔法で可笑しすぎるのよ!

どこで覚えたのよ、たくっ」

 

そう言いながら、彼女は手元にある酒を飲みながら、雄叫びを上げながら呟く。

 

「いやぁ、まぁ、生まれた頃から、自然と覚えていたからね」

 

そう言いながら、グルグル使いもまた手元にある水を飲んでいく。

 

「たく、本当、オルグボルグもそうだけど、あんたは色々と予想外な事ばかりするんだから。

というか、あんたのグルグルって、本当になんなのよ」

 

「う~ん、そうだね、本当に分からないけど、あえて言うと、グルグルって、俺がドキドキしたり、面白い事があったりすると、なんだか強くなるんだよね」

 

そう言いながら、グルグル自体が使い手の心の中を呼び出す、一種の召喚魔法だ。

 

円の中に描かれた図形により、召喚されるものはさまざまで、その為、他の魔法とは違って回数はない。

 

だから、あえて言うと、彼の中の結論としては、わくわくする気持ちが無くなれば、グルグルは使えなくなると考えている。

 

「・・・へぇ、なるほど、だったら、私とも結構相性良さそうね。

ねぇ!あんたのグルグルって、一緒に見せた奴以外にはなにかないの?

いつも見せているトカゲのしっぽとかツチヘビとか、オルグボルグにも見せた事のないグルグルとかないの!?」

 

グルグルの事について聞いて、少し興味を持ったのか、妖精弓手は笑みを浮かべながら聞いていく。

 

「まぁ、失敗も含めたら、それこそ数は結構あるけど。

気に入りそうな魔法なんて」

 

「硬い事言わないの!

ほら、これでも飲んで」

 

そう言いながら、妖精弓手は手に持った酒をそのままグルグル使いの口の中に放り込む。

 

「あぐぅっ?!

んっんぐっ!?」

 

酒を無理矢理口の中に入った事に驚きを隠せないグルグル使いだったが、徐々に酒が入っていくごとにその表情は徐々にだが変わっていく。

 

先程までまるで酔っていなかったはずの頬はすぐに赤くなり、気付けば、顔は真っ赤な林檎を思わせる顔へと変わっていた。

 

「・・・ひっくっ」

 

酒を全て飲み込んだ瞬間、彼の様子もまた大きく変わっていた。



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妖精弓手(ゴブリンスレイヤー)転※

アンケートの結果で物語シリーズが出ましたので、活動報告で募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


深夜、酒を飲まされたグルグル使いと妖精弓手はその後、普段は見せないようなテンションで酒を飲みながら、料理を食べながら過ごしていた。

 

顔を真っ赤にさせた二人はそのまま肩を組みながら歩いており、自然に妖精弓手が使っている宿屋に入った。

 

部屋に入ると共に、そのまま酔い潰れるように寝転がるグルグル使いだったが

 

「なに、一人で寝ようとしているのよぉ」

 

そう言いながら、妖精弓手はそのままグルグル使いの上に乗りかかる。

 

「ぐぇ、もうなにするんですか」

 

「良いじゃないの、年長者を敬いなさいよぉ、あんたもぉ」

 

そう言いながら、二人はじゃれ合いながら、衣服は自然と脱げていく。

 

グルグル使いは元々来ていたのはローブぐらいなので、容易に衣服は脱げる事ができ、妖精弓手の衣服は多少かかるが、自身で服を脱ぎ捨てていった。

 

そうして、脱ぎ終えた後、二人は僅かにだが、見つめ合った。

 

互いに酒が入った事で少し思考が鈍っているが、それでもぼーっとしながら互いに見つめ合っていた。

 

「あんたって、好きな奴とかいるの?」

 

ふとジト目でグルグル使いに対して、質問してきた。

 

それを聞かれたグルグル使いは少し悩んだ様子が見られたが、悩むように首を傾げると

 

「好きなの?

皆、好きだけど?」

 

何を答えたら良いのか分からずに、出た単純な答えをそのまま妖精弓手に言う。

 

「そういうのじゃなくて、恋愛的な意味で」

 

「恋愛?」

 

その言葉を聞いたグルグル使いは多少悩んだ様子だったが

 

「どうでしょう?

俺自身、恋愛ってどういう事なのか今も分かりませんが、たぶんいません」

 

実際に彼は生前まで夢だった童貞は剣の乙女との行為で卒業できた。

 

それとは別に彼女に対して恋愛感情があるのかと聞かれたら、首を傾げてしまう。

 

彼女との関係は尊敬もしており、嫌悪はしていないが、彼女自身のトラウマを弱くさせる為というのが一番の理由だ。

 

だからこそ、それを理由に恋人だと自身を持って言えないし、愛していると言えるかどうかも怪しい。

 

「そう、だったら、聞くけど、もしもここで私が好きだって言ったら、本気にする」

 

その言葉は酔っているとは思えない一言だった。

 

だからこそ

 

「・・・分かりません」

 

正直な一言を言った。

 

「そう、だったら、本気にさせるだけの話という訳ね」

 

「えっ」

 

妖精弓手のその一言を告げると共に彼女はそのままグルグル使いに急接近すると共に、その唇を奪った。

 

突然の出来事で、驚きを隠せないグルグル使いだったが、そんな彼の様子を気にせず、妖精弓手はそのままキスを続ける。

 

「んちゅ、はちゅむちゅ」

 

これまで多くの冒険を共にしてきた彼女の口から聞こえる水音と共に、口内に広がるのは甘い林檎の香。

 

未だに酔いが覚めていない事もあってか、キスを行っていく内にグルグル使いもやがて自分から舌を出して、彼女と舌を絡ませていく。

 

部屋の中に響き渡る水音が聞こえる中で、互いに快楽に夢中になっていき、無言になりながら、次の動きへと向かっていく。

 

「ふぅん、こっちはもうやる気という訳ね」

 

そう言いながら妖精弓手が見つめた先には妖精弓手とのキスによって、既に準備ができているのか大きく勃起している肉棒があった。

 

「やっぱり、その嫌悪感はありますか?」

 

少し心配になったグルグル使いはそう尋ねると

 

「なに、あんた心配しているの?

まったく、そんな訳ないでしょ、第一」

 

そう言うと妖精弓手

 

「こっちから望んで見ているのよ、嫌う訳ないでしょ」

 

「んっ!?」

 

―――ぐちゅ

 

妖精弓手はそう告げると、彼女は何の躊躇もなくそのまま自身の秘部に肉棒を入れる。

 

「っ!?」

 

「うぅ、やっぱり、少し痛いわね」

 

妖精弓手は初めての挿入で戸惑いを隠せなかったが、それはグルグル使いも同様だった。

 

グルグル使いの肉棒では小さすぎる妖精弓手の膣内は瞬く間にグルグル使いの肉棒で埋まってしまう。

 

「うっこんなのっ」

 

だが、その狭さから来る心地よさに思わず声出してしまい、反応する。

 

「たく、あんたの反応は本当に素直ねっ」

 

そう言いながら、徐々にだが、確実に奥まで進んだ肉棒はやがて妖精弓手の子宮口の入り口に辿り着くと、そのまま中へと突っ込む。

 

―――くちゅくちゅじゅくちゅくっ

 

「はううっくふぅうぅうんっ!!」

 

そうして頬を赤くさせながら、その顔は天井に向けながら、互いに手を握りしめながら、腰を動かしていく。

 

そうして、興奮のままに妖精弓手も腰を動かしていく。

 

既に衣服を脱いでおり、彼女の乳首もツンっと尖った乳首が見えており、腰を動かしていき、小さな胸だが確かに揺れていた。

 

「たく、あんたも男という訳ねっ!

んっあっあぁ」

 

グルグル使いの視線を感じたのか、妖精弓手は笑みを浮かべながら愉悦を感じたのか笑みを浮かべる。

 

そうして腰を動かしていくと共に、互いの肌にはじかれた汗が伝い落ちていき

 

「あぁっもうっ」

 

妖精弓手もグルグル使いも限界を迎えたようで、密着させると共に

 

―――びゅるるるっるっるるっ

 

「あっあああぁ!?」

 

妖精弓手はそのまま大きくエビ反りながら、膣内を締め付けて、そのまま肉棒から来る精液を絞り上げる。

 

冒険の後という事もあって、溜まっていた精液は多く、妖精弓手の膣内から溢れ出る程に出ていた。

 

「はぁはぁ」

 

そうして、精液を出し切るが、興奮は覚めない妖精弓手はそのままグルグル使いに重なるように再びキスを行う。



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妖精弓手(ゴブリンスレイヤー)結

「・・・へっ」

 

眼を冷めたグルグル使いが見たのはまさにごみ屋敷を思わせるような部屋だった。

 

辺りには様々な物が置かれており、女性の衣服だと思われる物があった。

 

昨晩の記憶がなかったグルグル使いは予想外の事に驚いており

 

「んっちょっと、勝手に布団を剥がさないでよ、寒いじゃない」

 

そう言いながら、グルグル使いが飛び出た事によって、少しの風に当たった妖精弓手はすぐに文句を言う。

 

「あっごめん」

 

すぐに返事をしながら、グルグル使いはそのままかけなおし、そのまま起き上がると

 

「ってっえぇ?!」

 

あまりにも自然な動きで布団をかけなおしたグルグル使いだったが、思わず振り向いて声を出してしまう。

 

「んっ、なによ?

・・・・えっ?」

 

その言葉を聞いて、眼を擦る妖精弓手だったが、やがて思考が戻っていき

 

「なっなっなっ!!」

 

「まっまっ」

 

やがて思考が戻った妖精弓手は顔を赤くしながら、自身が今は何も身に纏っていない事、グルグル使いも裸にいる事。

 

部屋ではいつものように柔らかい布団の感触にぐしゃっとした水の感触。

 

そして布団に僅かにある赤い痕がある事から、容易に想像する事ができた妖精弓手は近くにある枕を手に持ち

 

「出ていけ!!」

 

「はい!?」

 

投げられた枕と共にドアから飛び出し、手に持ったローブを身に纏い、そのまま外に出る。

 

そうして、しばらく落ち着き、何が起きたのかを思い出していく。

 

「あれ、もしかして」

 

落ち着きを取り戻したグルグル使いと、ドアを開けた妖精弓手は

 

「あんた、昨日の記憶、覚えている」

 

「いや、酒を飲んだ後は、微妙で」

 

「あんたも?

私も、あの後はあんまり覚えていないけど、この部屋の状況って」

 

そう言いながら、部屋の中の状況を見ている限りでは、確実に行為が行われている後があった。

 

「はぁ、たく、まさかこんな事で処女を」

 

その時の自身の行動も含めて、呆れてしまい、妖精弓手はそのまま頭に手を当てる。

 

「そっそれはすまない」

 

さすがに悪く思い、グルグル使いも落ち込んでしまう。

 

「・・・はぁ、まったく。

そんなに落ち込まないの、まぁけど」

 

そう言いながら、頭を抱えるグルグル使いを見ていた妖精弓手の表情は穏やかだった。

 

(本当に好きだと思えたこいつが初めてだと思えれば良いかもね)

 

「ほら、さっさと朝飯を食べに行くわよ」

 

「えっ、でも」

 

「奢ってくれたら、許してあげるから」

 

「はっはぁ」

 

そう言いながら、妖精弓手は笑みを浮かべながらグルグル使いと一緒に朝飯の為に向かう。



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ガッツ星人(ウルトラセブン)起

今回は歩輪気さんのリクエストのガッツ星人です。
見た目のイメージは怪獣娘のガッツ星人ですが、中身は別人となっております。

また、活動報告にはまだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。


「はぁ疲れた」

 

その日の大学の授業を終えた俺はそのまま家に帰っていた。

 

家の扉を開けると、そこには

 

「あっおかえりなさい、あ・な・た」

 

俺を出迎えるように美少女が立っていた。

 

腰まで伸びた青い髪に豊満な胸、10人が見たら10人が振り返るだろう美少女がいるが

 

「・・・まだいるのか、ガッツ星人」

 

「だから、今はその名前は辞めろ。

というよりも、お前もお前だな」

 

先程までの猫撫で声が一瞬で止まり、先程までの明るい目からは考えられない程に死んだ目でこちらを見ていた。

 

俺はそのまま無視して、向き合うようにガッツ星人を見つめる。

 

「お前、家にいるのは別に良いけど、侵略とかいい加減諦めろよ」

 

「そんなの諦められるか!

この地球は私の祖父と父が征服する為に命を懸けた星だ!

ならば、私が叶えなくてどうするんだ!!」

 

目の前にいるこの人物、ガッツ星人は元々は地球を征服する為に2度やってきたのだが、その2回はウルトラセブンによって、侵略を阻止される。

 

「第一、なんで貴様はそんなに働いているんだ?

あの時、お前も我らの野望を打ち砕いたセブンと同じぐらいの英雄なんだぞ」

 

「それは、俺と一体化していたゼロのおかげだろ」

 

一ヶ月前まで、俺の身体は俺だけではなくウルトラマンゼロと名乗る人物と一緒に過ごしていた。

 

彼の話によれば、とある任務中にブルトンと呼ばれる生物によってこの世界に飛ばされてしまい、元の世界に帰る力を取り戻すまで一体化して欲しいと頼まれた。

 

彼の話によれば、この世界でも有名なウルトラセブンはパラレルワールドの親父だという事は最近聞いて、驚きを隠せなかった。

 

「それにしても、まさかウルトラセブン以外にあのような存在がいるとは。

はっきり言うと、恐ろしくてたまらない」

 

そう言いながら、今でもゼロの事を思い出して、ガッツ星人は震えているが、個人的にはゼロから聞いたウルトラセブン以外のウルトラマンというのが気になる。

 

この地球にはウルトラセブン以外にウルトラマンは存在せず、本人から聞いた話だと色々と違うらしい。

 

そういう意味でも興味深い。

 

「というか、なんでお前は毎回、ここに来るんだ」

 

そして、ゼロがいる時から問題視しているのが、このガッツ星人である。

 

こいつは2度目の侵略の時に俺達の戦いで倒したのだが、その後、どういう経緯なのか人間の女の子の姿を得て、この家にやってきた。

 

最初は分からなかったが、当時はゼロが教えてくれたおかげで色々な意味でピンチを潜り抜けた。

 

「何、お前の身体にはまだゼロの力が残っている。

それを利用すれば、まだまだ侵略できるはずだからな」

 

そう言いながらガッツ星人は迫っているが

 

「お前自身はもう戦う力ないだろ」

 

「うぐっ」

 

その言葉が聞いたのか、ガッツ星人は落ち込んでしまった。

 

このガッツ星人の今の姿は、地球に潜伏する為の仮の姿らしいが、ウルトラセブンとウルトラマンゼロの合体エメリウム光線の効果なのか、以前の宇宙人の姿ではいられなくなったらしい。

 

「だからこそだ!

貴様の中に残っているゼロの力を得れば、私は本来の力を取り戻す事ができるはず!

それに、私としてもお前を気に入っているから、私に協力すれば、地球の半分をくれてやっても良いぞ」

 

そう、今の彼女はガッツ星人としての力がほとんど存在しない。

 

だからこそ、それを取り戻すのに必死だ。

 

「いや、管理が大変そうだから、断る」

 

俺はそのまま食事を食べ始めた。

 

「うぐぐぐっ」

 

そう悔しがる声を出しながら、ガッツ星人もまた食事を食べ始めた。



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ガッツ星人(ウルトラセブン)承※

現在、活動報告で行っているアンケートで上位の5人をアンケートで行っていきます。
以降でも似たような形式で行っていますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956&flag=1


ガッツ星人を家から追い出し、次の日の大学の授業もあり、俺はすぐに寝始めた。

 

だが、その次の日の朝、ふと何か違和感を感じ、そのまま布団を捲った。

 

「っガッツ星人っ!?」

 

俺が目を覚ますと、そこには既に俺の上に載っているガッツ星人がおり、彼女はそのまま俺の肉棒に向けて手を沿えていた。

 

「おはようだな、ご主人、さっそくだが、ご奉仕だな」

 

「ちょっふざけっ」

 

そう言おうとしたが、既に俺の上に乗っていたガッツ星人はそのままシックスナインの体制になって、俺の肉棒へと近づき

 

「はぷっ」

 

「っ!?」

 

朝起きたという事もああるが、僅かに勃起している状態の俺の肉棒に向けて、ガッツ星人はそのまま咥える。

 

「ぺろんっれろっれちゅんじゅぅるっ」

 

肉棒を咥えたガッツ星人はそのままねっとりと柔らかい舌で舐め始める。

 

普段は慣れていない事もあって、雑な所もあるが、それでも彼女自身の舌の柔らかさもあって、舌をくねらせ、すぼめた口で肉棒を吸い上げていく。

 

「あちゅっんっ、言葉では否定しているが、こっちは正直のようだが?」

 

そう言いながら、こちらを挑発するような声を出しながら、目の前にある肉棒を舐め続けた。

 

「ぐってめぇ」

 

言い返そうとしたが、ガッツ星人は既にスイッチが入ったように舐めており、特に俺の弱い部分であるカリ首などを重点的に攻め込んでいく。

 

「ぢゅるれりゅっ!

んっ、もうこんなに勃起しているじゃないかっんちゅっぱぁ」

 

そうして、嬉々として行ていたフェラを辞めると共にそのままガッツ星人はそのまま正面に回ると同時に抱き着いた事によって、対面座位の体制になった。

 

「ふふっ、どうした興奮しているじゃないか」

 

「うぐっ」

 

対面になった事でガッツ星人の顔が見えるようになったが、見た目だけだったら俺がこれまで見た誰よりも綺麗で、こちらを窒息させる程の大きさを誇る胸は確かに今でも目を離せない。

 

だが、同時にあのガッツ星人の姿を知っているからこそ、俺は今でも抵抗してしまう。

 

「見た目が全てじゃないだろ。

種族を超えた愛を結ぼうじゃないか」

 

「お前の場合は前の見た目あるけど、悪巧みが丸見えだろ」

 

「そうとも言うが、果たして、抵抗できるかな?」

 

ガッツ星人はその言葉と共に、そのままゆっくりと自らの膣内に肉棒を挿入していく。

 

「んっあっんあぁあぅんっ」

 

――じゅぷりっ

 

ゆっくりと緩やかな速度で俺の肉棒を自身の膣内へと入れていくガッツ星人。

 

ゆっくりと入っていく事で見た目通りの肉厚な膣内の刺激が俺に襲っていき、ゆっくりとだが、確実に刺激を味わう。

 

「ぐっ」

 

「まだまだ、ゆっくりと侵略させてもらうぞ」

 

そう言ったガッツ星人はそのまま自らの膣内で膨張している肉棒を感じたのか、惚けた笑みを浮かべながら、腰を沈める。

 

「ぐっ」

 

ゆっくりと挿入される事で、肉厚な感触はより強くなっていき、その度により早く根本まで肉棒が埋まるのを強く願ってしまう。

 

「ふふっ、どうやら、もう限界みたいですね、だったら」

 

こちらの様子を見ながら動かしていたガッツ星人は、俺の様子を見て、余裕の笑みを浮かべながら、少しずつ動かす早さを早めていく。

 

同時に彼女の表情は悦びが溢れ、膣内はさらに絞るように動いている。

 

「ぐっがぁっ!!」

 

そのままガッツ星人は俺にさらなる興奮を促すように腰を激しく動かしていく。

 

動かされる度に、早くなっていき、やがてパンッ、パンッ、と肉同士がぶつかり合う音が響く程までになっていた。

 

「あっあっやぁっ♡」

 

腰を打ち付けるたびに反応しながら卑猥な声を上げる彼女。

 

それに対して、俺は弱みを見せないように、我慢する。

 

「ほらっ、あなたのはこんなに気持ち良さそうに大きくしていますよ、ほらほらぁ!!」

 

そう言いながら、ガッツ星人はさらに誘い込むようにと全力で打ち付け、彼女の奥まで肉棒を挿れこむ。

 

そのあまりにも強く締め付けに俺自身も既に我慢ができなくなり、自分から大きく腰を動かせる。

 

「ひゃんっほらっもう」

 

俺が自分から腰を動かし、彼女の体はより一層跳ねた事で嬉しくなったのか、大きく喘ぎ声をあげた。

 

そしてガッツ星人の体が跳ねたせいで、腰を押し付けてしまい、肉棒がさらに奥まで深くへ入り込む。

 

「はぁはぁ」

 

そして、俺自身ももう我慢ができなくなり、さらに強く今までにないほどの勢いで腰を振り、中を抉り続ける。

 

彼女の膣内も絶頂の準備をするように、中を強く締め付ける。

 

「ぐっ!!」

 

――――どびゅっびゅるるるるっ

 

「ああっきたっきたっあああぁぁっ」

 

同時に我慢の限界を迎えた精液が膣内にどくどくと溜まるのが分かるとすぐ、彼女の秘部からも大量の愛液と精液が漏れ出した。

 

「はぁはぁ、もうこんなに出してしまって」

 

俺も今までにない絶頂に力が抜けて、彼女もまたへたれこんでしまった。

 

「はぁはぁ」

 

「えっちょっと」

 

ガッツ星人は既に立ち上がれないようだが、一瞬だけ力を抜けていた俺だが、すぐに立ち上がり、そのままガッツ星人に向き合う。

 

「悪いが、そっちから誘ったからな」

 

「えっちょ、待ってっ、えっと、体力戻るの早すぎない」

 

俺の態度がこれまでにない様子に気付いたガッツ星人だが、もう既に遅い。

 

 

 



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ガッツ星人(ウルトラセブン)転※

「あっあぁ!?」

 

ガッツ星人と俺はそのまま何度、何十という数え切れない程の行為を繰り返し行っていた。

 

バックから行ったり口の中に何度も行い、その度にガッツ星人は何度も意識が無くなりそうになっていた。

 

だが、その度に俺が膣内に無理矢理入れる事で、意識は再び取り戻していく。

 

「あっああぁ」

 

「まだ、終わるつもりはないぞ」

 

そう言った俺はそのまま抱え込まれるような体勢になってガッツ星人は、そのままなすすべなく太ももでペニスを挟み込む。

 

「あっもっもうっ」

 

「お前から誘ってきた癖に何を言っているんだ」

 

ガッツ星人は既に我慢ができなくなり、思わず羞恥顔を披露しながら、懇願するが、その言葉を無視して、俺はそのまま抱き寄せて、顔をこちらの胸元にうずめてしまう

 

「あっ何度も出し入れしていてっ、これ以上はっもうっ」

 

既に限界を超えてしまうが、その表情は既に快楽に支配されており、俺の肉棒をゆっくりと何度も腰を振っていく。

 

腰を振る度に、その肉付きの良い内ももが弾力が返っていき、その度に何度もぬちゃぬちゃと水音が出ていた。

 

その水音が聞こえる度にガッツ星人のいっそう興奮を刺激してしまい、身体を震わせていく。

 

その表情を見る度に、俺自身の肉棒の固さも大きくなっていき、膣内の刺激にガッツ星人は既に快楽に負けていた。

 

(あぁ、駄目だっもぅ、敵わないっ!

ゼロとして戦った時も、こうして始めての行為を行った時も既に敵わなかった。

もうっ、これ以上は無理っ!?)

 

そう言って、肉棒で膣内で埋まってしまい、すでにこれでもかというほど濡れていたのだ。

 

膣内は既に何度も出し入れした精液によって溢れており、ガッツ星人の表情は既にとろけていた。

 

「はぁはぁ、もうこれ以上はっもうぅ」

 

「我慢ができなくなったか?」

 

「あっあぁあぁ」

 

ガッツ星人に話しかけると、彼自身は既に我慢ができなくなり、そのまま俺に抱き着く。

 

ガッツ星人の時に見えた細い身体からは感じられない程にむっつりとした胸がそのまま俺に押し付けられる。

 

その感触を楽しみながら、俺はそのまま勢いよく膣内に突きつける。

 

「出すぞっ」

 

「あっああぁ」!!」

 

俺の言葉に反応するように喘ぎ声を出しながら、ガッツ星人も頷く。

 

それに合わせるように俺は突きつけ

 

―――どくっどくん!びゅるっびゅるるっ!!

 

締め付けられた膣内に溢れさせる精液はそのままガッツ星人の中へと注ぎ込む。

 

「あっんああぁぁーーー!!」

 

膣内で感じる精液の感触を受け止める。

 

「はぁはぁはぁ」

 

気付けば、朝に行っていたはずが、既に太陽は真上まで上っており、最後の射精を受け止めたガッツ星人はそのまま目を閉じた。



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ガッツ星人(ウルトラセブン)結

「はぁ、ただいま」

 

俺はそう言いながら、家に辿り着き、そのまま入ろうとしたら

 

「おぉ、帰ってきたか」

 

「お前は相変わらず家にいるのかよ」

 

家の中の部屋は既に掃除されており、料理の下準備を終えていたガッツ星人はそのまま冷めた目で見ていた。

 

それは以前まで見えた裸エプロンのような恰好ではなくなり、ラフなパーカーを身に纏っているガッツ星人だった。

 

その表情は依然までこちらに擦り寄るような態度はなくなった。

 

「まったく、とりあえずは飯にするか」

 

「ふむ、任せておけ。

だが、その前に」

 

そう言ったガッツ星人はそのまま俺に寄り添うと共にキスをする。

 

「っ!?

なにをっ」

 

突然の柔らかい感触に驚きを隠せなかった俺だが、そんな俺の態度を無視して、そのままガッツ星人はそのまま食事の準備を始めていた。

 

「お前、いきなり何をするんだ」

 

「何を言っているんだ?

好きな奴にキスをするのは普通じゃないのか」

 

「いや、お前の目的は全然違うだろ」

 

そう言いながら睨みつけるが

 

「ふむ、あぁ、侵略の件か。

それは既に興味はない」

 

「興味はないって」

 

その一言に俺は驚きを隠せなかった。

 

あそこまで侵略に拘っていたはずのガッツ星人から出てきた言葉とは思えない一言を呟いた。

 

「侵略に3度も失敗して、ガッツ星に帰る術もない以上はこの星での移住を考える以上はな。

自分の力を取り戻せない以上は、この星のルールに従った方が良いだろう」

 

「それで、なんで俺にキスをしたんだ」

 

「あれだけ無茶苦茶にして、責任も取らないのか、薄情な男だな」

 

「お前が最初に襲ってきたんだろ」

 

俺はそう言いながら、ガッツ星人を睨むが

 

「だが、途中からはお前も乗り気だっただろ?

それに、お前も夢中になっていただろ」

 

そう言いながら、胸元を寄せながら、笑みを浮かべるガッツ星人。

 

「それはっまぁ」

 

その言葉に対して、俺は否定できずに目を逸らしてしまう。

 

「んっ、あっそういえば」

 

「なんだ?」

 

「お前には名前を教えていなかったなと思ってな」

 

「名前?」

 

その一言に疑問に思い、俺は首を傾げてしまう。

 

「ガッツ星人じゃないのか」

 

「地球人に対して地球人と言っているような奴だぞ。

ウルトラセブンやウルトラマンゼロのように我々にも名前がある」

 

「お前、それ今まで教えてなかっただろ」

 

「だからこそだ」

 

そう言った、ガッツ星人は胸を張って言った。

 

「ガッツ星人、ミコ、

こう見えて、ガッツ星人の中では美人だと評判なんだぞ」

 

「はいはい」

 

そう言ったが、俺はそのままガッツ星人の言葉を無視して、そのまま食事の準備をした。

 

その後ろにいたガッツ星人の表情は少し穏やかだったのが僅かに見えた。



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羽川翼(物語シリーズ)起

俺が家庭の事情もあって、この私立直江津高校にこの春から転入した3年生だ。

 

両親は今は仕事の都合で海外におり、ほとんど一人暮らしをしている状態だった。

 

というのも数日前までの出来事だった

 

「んっ、どうしたの?」

 

「えっと、いやなんでもないです」

 

「そうなの?」

 

そう言いながら話しかけたのは同級生であり、学校の委員長である羽川翼だ。

 

その姿は以前まで、腰まで伸びていた髪は腰までばっさりと切られており、眼鏡はコンタクトレンズへと変えていた。

 

そういう事もあって、以前までの委員長のイメージからがらっと変わっており、色々と驚きを隠せなかった。

 

では、そんな彼女が俺の家に住んでいる理由としてだが、彼女の今の両親が厄介払いという事も含めて俺の所へと送り込んだらしい。

 

その時はいきなりの事で驚きを隠せなかったし、この数ヶ月間の事もあって羽川の事もある程度知っている。

 

彼女との関係はそれ程悪くないと言える。

 

言えるのだが

 

「んっ?」

 

こちらを何気なく見つめてくる羽川だが、僅かに身体の向きを変えるだけでも大きく胸が揺れてしまう。

 

同級生である意味親友である阿良々木から聞けば、これ以上の胸はないと言っていたが、その言葉に嘘偽りはないだろう。

 

その証拠に、今はこうして食事を行っている間も彼女の胸から眼を離せないのだから。

 

「まったく、君、また私の胸を見ていたでしょう」

 

そう言うと、羽川の視線は冷たくなり、俺を見ていた。

 

「いっすいませんでした」

 

彼女の頭脳からしたら逃れる事はできない事を理解している俺はそのまま土下座して、謝ってしまう。

 

「ふふっ、君は相変わらずの様子だね、本当に」

 

そう言った彼女は俺に向けて笑みを浮かべていた。

 

「そうですね。

うぅ、やっぱり見てしまいますから」

 

そう言いながら、俺はすぐにご飯を食べ始める。

 

「ふふ」

 

だが、そんな俺の様子を見てか、羽川さんは何やら笑みを浮かべていた。

 

「えっ、どっどうしました?」

 

「なんでもないよ。

ただ」

 

そう羽川さんは俺を見つめる。

 

「誰かと一緒に食べるご飯って、本当に美味しいんだなって」

 

「一緒にって、まぁ今は一緒に住んでいるし、まぁ家族みたいですから」

 

「家族」

 

その言葉を聞いて、羽川さんは少し驚いた表情をしていた。

 

「うん、家族か」

 

その言葉を聞いて羽川さんは何やら少し考えたのか、俺に詰め寄った。

 

「ねぇ」

 

「なっなんですか」

 

普段の様子からは考えられないような笑みを浮かべながら、こちらに詰め寄ってきた。

 

「本当の家族になってみる」

 

「・・・へっ」

 

その一言に俺は驚きを隠せなかった。

 



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羽川翼(物語シリーズ)承

あまりにも圧倒的な結果なので、このまま活動報告で募集します。
皆様の応募、お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「えっっと、それって、どういう意味?」

 

「そのままの意味だね。

これから恋人になって欲しいという事」

 

そう言った羽川はそのまま自分の座っていた椅子から立つと俺の方へと近づく。

 

「えっと、羽川」

 

「君も知っているでしょ。

私の事を」

 

「それは」

 

彼女の事情については知っている。

 

血の繋がらない両親。

 

好きだった人が友達に先に告白される。

 

そういう、普通の人では決して体験する事ができないような数々の経験をしている彼女は

 

「でも、そんな失恋してからまだ、そんなに」

 

「そうだね、君が思っているように私は本当に傷ついているけどね、でもね」

 

そう言った彼女はそのまま俺に近づくと、その手を重ねる。

 

「そんな私に対して、君は本当に色々としてくれたじゃない。

お父さんとお母さんは一緒にご飯を食べてくれなかったけど、君は一緒に食べてくれた」

 

そう言いながら、彼女はそのまま俺に身体を預ける。

 

預けると共に、彼女の豊満な胸は俺に押し付けられ、そのまま胸の柔らかさが俺に伝わっていく。

 

「失恋した私に対して優しくしてくれた」

 

「それは当たり前だろ、友達だから」

 

「そうだね、でもね」

 

そう言った正面にいる羽川はそのままゆっくりと顔を近づいていく。

 

「私、この家に住む事になってから、君の事好きになったんだよ」

 

そう言った彼女の唇から漏れる息が俺の鼻元まで届き、彼女の甘い吐息が直接届く。

 

「だから、こうやって勇気を出して、告白したんだよ。

あとは君の返事を聞きたいな」

 

「それは」

 

どう返事をしたら良いのか分からない。

 

羽川の事は確かに友達の事は好きだ。

 

だけど、恋人として好きなのかどうか、未だに分からない。

 

そう迷っている俺に対して、彼女は

 

「どうかな?」

 

そう言い、より俺に抱きしめ、刺激をしてくる。

 

そのあまりにも衝撃的すぎる快楽に俺は

 

「どうっ答えたら良いのか、本当に分からない。

友達としてしか見ていなかったし、恋愛の事だって、俺はまだ知らない事ばかりだからっ」

 

そう、俺は正直に答えると

 

「今はね、でも付き合ってくれるだけでも良いよ」

 

「付き合うって、それって無責任じゃ」

 

「それは違うよ」

 

そう言った羽川は

 

「もしも、今は友達だけだとしても、だからこそかな」

 

そう言った羽川はゆっくりと俺の背中に手を回す。

 

「絶対に惚れさせてみせるから」

 

その言葉を聞いた俺は、もう彼女の言葉に逆らう事もできないし、その返答に俺は彼女の唇を塞いだ。

 

キスを行った瞬間、彼女の身体は震え、同時に互いに求め合うようにキスを続ける。

 

キスを行っている間も、俺はきっと、彼女の言葉が実現するだろう。

 

なんだって、俺は先程の言葉で本当に惚れてしまったからだ。



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羽川翼(物語シリーズ)転※

現在の遊戯王で上位のキャラクターをアンケートで行っています。
皆様の応募、お待ちしています。


「どうかな?」

 

羽川からの告白を受けた俺は思わず頷いてしまった。

 

俺個人としては、好きな人というのは心当たりがなかった俺にとっては本当に魅力的な提案だった。

 

そして、羽川は俺の返答を聞いた瞬間行った事はなんと自分の制服を脱いだ事だった。

 

「えっ、どういう事!?」

 

その行動に俺は思わず声を出してしまった。

 

「そうだね、君への答えの恩返しだよ。

私の告白を受け入れてくれて、あなたへの正直な答えだから」

 

「羽川っ」

 

その言葉を聞いて、俺はまるで花の蜜へと近づく蝶のように近づいてしまう。

 

そう言いながら、俺に寄り添った羽川はそのままゆっくりと艶めかしい声を出しながら、ゆっくりと俺の方へと寄り添う。

 

「んはぁっ、あっあっ」

 

そうして、制服を脱いだ羽川の服から漏れ出た爆乳は間近で見て思った事はあまりにも大きすぎるという感想だった。

 

普段から制服の中に隠されていても、その大きさには一瞬でも大きく揺れると同時に俺と阿良々木も一緒に見てしまう。

 

そんな制服の中に収まっていても、常人以上だと分かる程の大きさなのに、今、目の前にるのはそんな押さえつけられた制服もなくなった羽川の爆乳だ。

 

剥き出しになった爆乳は透き通るような白く、触れるだけでも沈むような柔らかい感触だ。

 

「あっんっ、君の指、結構大きいんだね」

 

俺が見つめた先にいる羽川の表情は既に妖艶な女の表情でこちらを見つめていた。

 

「いや、羽川、そんな俺の指を簡単に沈める程の大きさを持っているこの胸を持っているのに」

 

俺はそう言いながら、俺はそのまま羽川の胸を鷲掴みにすると、俺の手の形に合わせて変化していく。

 

「んっあぁ、良いよぉ」

 

そうして、こねながら、目の前にある爆乳に夢中になって揉み続ける。

 

貧欲に、ただ目の前にある胸に対して、俺はすぐにすがりつくかのように、そのまま抱きしめる。

 

「あんっあぁ?!」

 

俺に抱きしめられた事で、驚きを隠せなかった羽川はそのまま声を出してしまう。

 

胸の谷間に入り込んだ俺は対面座位で埋まり込み、その柔らかく魅力的なおっぱいに包み込まれて、俺はその匂いと柔らかさに夢中になっていく。

 

「んっそんなに、息をかけたらっんっ!!」

 

俺の鼻息に反応したように、羽川は身体を痙攣させながら受け止めた。

 

「んっ、はぁはぁ」

 

「羽川?」

 

俺の鼻息が届いたのか、ふと、俺は何か感じて見つめると、そこは羽川のスカートだった。

 

そのスカートが濡れており

 

「ふふっ、君の事で本当に興奮しちゃった」

 

「羽川っ」

 

その一言に、俺自身もゆっくりと寄り添う。



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羽川翼(物語シリーズ)結※

羽川の胸を揉みながら、既に我慢ができなくなった俺達はそのままゆっくりとベットへと向かった。

 

ベットの上で何度もキスを行いながら、既に行為の準備ができていた俺達は既に衣服は全て脱がれていた。

 

「ほら、来て」

 

そう言いながら裸になった羽川が誘うように手を広げ、既に我慢ができなくなった俺はそのまま羽川の秘部に向けて肉棒をゆっくりと挿入していく。

 

「あっ」

 

――くちゅっズププゥ‥

 

亀頭が秘部の中に入り込むと同時に、既に我慢ができなくなった羽川の膣内へと亀頭が入り込んでいく。

 

「んっはぁ」

 

入り込んだ亀頭を見つめながら、ぬめりのあり感触に俺は思わず声を出しながら、そのままゆっくりと羽川の膣内へと入り込んでいく。

 

―――ズンッ

 

「あ~~っ!」

 

亀頭から肉棒、根本まで入り込んでいき羽川は思わず大声を出しながら肉棒を受け止め、膣内に肉棒が入り込み、その感触に俺自身も声を出してしまいそうになる。

 

そんな感触を味わいながら、羽川はそのまま足を伸ばして、俺の腰へと回して離さないように掴んだ。

 

「あんっ、んぁ!

凄いっ私の中にっ、君の中に入り込んでいてっ!?」

 

―――ズッズッドチュッズチュズポッ

 

羽川の声に合わせるように俺自身も声が漏れてしまい、そのまま腰を大きく振りながら、何度も羽川の膣内へと叩き込む。

 

叩き込みながら、見つめると、彼女の爆乳は大きく揺れており、揺れる度に身体から流れる汗が見えて、興奮してしまう。

 

それを見つめ、俺は我慢ができなくなり、そのまま彼女へと抱き着く。

 

「んむっんっ!んっ!!」

 

そのまま俺は我慢ができなくなり、羽川を押し倒し、種付きプレスとも言える体制に変わる。

 

同時に俺は目の前に見えた羽川の顔は淫乱な笑みを浮かべており、そのまま彼女の口の中にある舌を伸ばす。

 

俺はそれに合わせるように舌を伸ばす。

 

―――ブチュブチュ!ボチュブリュブチュ!レロレロレチュ!!

 

肉棒の中に入り込んでいる膣内の感触を味わいながら、密接に繋がるキス。

 

既に互いに繋がらない部分がない程に俺達は我慢ができなくなり、そのまま奥まで肉棒を挿入する。

 

「ぷはぁっ!あっあああぁ!!」

 

「羽川っ羽川っ!!」

 

俺達は既に我慢ができなくなり、そのまま羽川を抱えると同時に我慢ができなくなった肉棒は膨れ上がり

 

「出るっぞっ!!」

 

その言葉と共に奥まで入り込んだ肉棒から精液が射精された。

 

―――ビュブッビュルルル!!

 

「あっああぁ!?

もぅ、こんなにぃ!!」

 

膣内へと入り込んだ精液が入り込みながら、羽川は吐息を吐き出された。

 

精液を全て吐き出し、俺達はゆっくりと離れていく。

 

「あっあぁ」

 

―――どぷぅっどぷっどぷっ、ドロォ

 

「あっあぁ、お腹の中がたぽたぽになっているね」

 

立ち上がると同時に見つめた先には俺の精液を受け止めた事によって、秘部からは溢れ出る光景が見えた。

 

その光景を見つめながら

 

「ふふっ、まだまだ元気そうだね」

 

そう言って、見つめる先には俺の肉棒だった。

 

「あぁ」

 

そう言いながら、未だに俺達は朝まで行為が続いた。



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天上院 明日香(遊戯王)起

デュエルアカデミア、活火山を持つ太平洋の孤島に設立された、全寮・寄宿制のデュエリスト養成学校。

 

そのデュエルアカデミアで、今、一つのデュエルが終わりを迎えた。

 

「よっしっ!!」

 

デュエルに勝利したのはオシリスレッドの生徒だった。

 

彼はこの学園に入学した当時、デュエルの腕は学園の中でも上位の腕を持っていたが、知識はあまりにもなかった。

 

その知識不足が大きな痛手となり、デュエルアカデミアでも有名であり「最強の劣等生」として有名だった。

 

そんな彼が、今、デュエルを終えると共に対戦相手である女性を見つめる。

 

「これで約束を守ってくれますよね、先生!!」

 

そう言い、対戦相手で、先生と呼ばれた女性は

 

「えぇ、勝負の勝敗に今更文句を言うつもりはないし、約束を破るつもりはないわ」

 

そう言い、彼に微笑んだのはデュエルアカデミアの教師の服を身に纏っている教師、天上院明日香である。

 

端整な顔立ちと抜群のスタイルという事もあって、学園中では有名な先生であり、彼女自身もデュエルアカデミアの卒業生という事もあって、多くの人々の憧れである。

 

「それにしても、まさかね」

 

「んっ?」

 

デュエルに勝利し、明日香はそのまま生徒である彼が使っていたカード達を見つめた。

 

それは彼女自身がデュエルアカデミアに通っていた頃、密かに思いを寄せていた相手であり、その後の行方を知る事ができなかった相手と同じテーマのデッキだった。

 

今も、どこかで旅をしている彼に対しての思いは少し冷めている事もあった。

 

「本当に先生には感謝しています!

俺がこうやって、3年間なんとかデュエルアカデミアに通えたのも先生のおかげです」

 

「それは私の力じゃないわ。

君自身の力のおかげだから」

 

そう言いながら、照れたように笑みを浮かべる生徒の姿は大きく異なっている所があるが、まるで彼を思わせるには十分すぎる程の笑みだった。

 

そうして、かつて無くなった恋と、3年間過ごした事で積極的に迫ってくる彼に対する思い。

 

それらが重なった明日香はゆっくりと生徒へと近づく。

 

「んっ」

 

「!?」

 

明日香はそのまま彼の口に向けてキスをした。

 

始めてのキスという事もあって、少年は驚いて目を見開いたが、明日香はそのままゆっくりと離れる。

 

「どうしたの?

恋人に対して、何か恥ずかしい事でもあるのかしら?」

 

「いっいえ、その突然で、驚いてしまって、その」

 

そう言った彼の顔は赤くなっており、その様子に明日香は笑みを浮かべる。

 

「続きはまた今度ね。

今日はもう夜遅いから、また今度。

あと」

 

「はい、俺と付き合っているのは卒業するまで秘密ですよね」

 

「正解」

 

そう言い、少年はそのまま走り出し、寮へと戻っていく。

 

それを見つめながら、明日香もまた手を振りながら応える。

 

「キス、しちゃったか」

 

自分から行ったキスの感触に対して、明日香はそう指で自身の唇に触れた。



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天上院 明日香(遊戯王)承※

明日香との交際が始まって数ヶ月が経った。

 

周りには交際の事については隠しているが、土地がとても広いデュエルアカデミアでのデートは誰も寄りつかないビーチなどで行っていた。

 

そして、今夜のデート場所として選ばれたのは彼が普段から住み慣れているレッド寮だ。

 

このレッド寮は成績が悪い生徒ばかりが集まっているが、現在はほとんどの生徒がイエロー寮に引っ越していた。

 

そして少年は卒業できるぎりぎりの成績で、ほとんどがデュエルの技能だけで卒業ができるまでになっていた。

 

そんな、誰もいない夜のレッド寮の少年の自室にて2人はいた。

 

「あっあぁ」

 

未だに衣服を脱いでいない明日香は、目の前でジッパーだけ開いているズボンから出ている少年の肉棒を口の中に咥えていた。

 

普段は見せないような妖艶な笑みを浮かべながら、夢中になって舐めていた。

 

―――じゅぷっじゅるっるる

 

「うっあっあぁ」

 

少年は明日香から肉棒を舐められ、そのまま腰を浮かせながら、反応を示してしまう。

 

亀頭に覆い被っている皮を丁寧に舐めとりながら、剥き出しになったカリ首を舐めながら、反応する少年を見つめる明日香はさらに舐め続ける。

 

「せっ先生っもう俺っ」

 

限界が近づいた事を感じて、身体を震わせながら、明日香に伝えると

 

「うんっ、良いよ」

 

口の中に肉棒を含ませながら呟いた明日香はそう答えた瞬間、少年自身も我慢ができなくなり

 

―――びゅるるるっ 

 

「んっあぁ」

 

興奮と共に射精された精液はそのまま明日香の口から離れるが、明日香はその肉棒を再び亀頭から口の中に咥える。

 

「んっんっ」

 

―――ずるっずるるっずすぞっ

 

明日香はそのまま口の中に精液を受け止めながら、唇から漏れ出ないようにぴったりと密着させながら、舌で救い上げて、飲み込んでいく。

 

「んっ、ちゅっ、んくっ」

 

そうして、肉棒から溢れ出る精液を舐めとりながら、唾液と混ぜ合わせながら、少年に向けて口の中にある精液を見せる。

 

「ふふっ」

 

上を向いて、開いた口には白い精液が混ざっており、そのまま口を閉ざすと音を立てながら、ゆっくりと精液を飲み込んでいく。

 

「んっ、もうこんなに」

 

「それはまぁ、それだけ先生の口がとっても気持ち良かったので」

 

そう言いながら、目の前にいる明日香の笑みを見ながら、少年は答える。

 

「それに、まだ本番も始まっていないから」

 

明日香はそう言うと、その身に纏っている衣服を脱ぐと、そこから露わになった裸は見ているだけで釘付けになってしまう。

 

 



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天上院 明日香(遊戯王)転結※

明日香はそのままベットの上に四つん這いになり、そのまま少年の方へと尻を向ける。

 

向けられた尻はこちらに突き出しており、普段は教師としての衣服で隠され、はち切れんばかりにパツパツになっている尻が向けられていた。

 

「先生のっ」

 

「胸よりもこっちに夢中になるって、変な子ね」

 

少年がそう言いながら、目の前にある巨大な尻に目を見開きながら、ゆっくりと触れるとその様子を見ていた明日香はくすりと笑みを浮かべた。

 

「そりゃあ、胸も魅力的だけどこうやって間近で見られたらね」

 

そう言った少年は先程までのフェラで興奮している肉棒はそのまま尻肉に触れると、ゆっくりと秘部の入口へと沿う。

 

「あぁんっ!!」

 

秘部に肉棒を沿う事で明日香はそのまま腰をくねらせながら、その尻にそのまま挿入を促され、ゆっくりと挿入していく。

 

「んっあぁ!君のが入ってきてんっ!!」

 

膣内に初めて肉棒が入ってきた事もあって、いつもは胸や口の中に入れて感じていてた肉棒の熱さが直に感じて、明日香はそのまま身体を震わせる。

 

「先生っ」

 

少年はそのまま直に感じた膣内の熱さに夢中になりながら、腰を引いて亀頭で何度も膣口に押し当て、何度もその感触を楽しむ。

 

「やばいっぐらいにっんっ!!」

 

何度も出し入れする度に、明日香の膣内の激しく伸縮を繰り返しながら、繋がる感触に腰をくねらせながら、明日香はそのまま身もだえしていた。

 

「あっあぁっ」

 

「先生っもしかして?」

 

先程からの行為で、膣内からは血は出ていないが、それでも反応を見る限りではあまり経験がない様子だった。

 

「うぅ、そんなに、言わないでね」

 

「いいえ、俺、嬉しいんですよ」

 

「嬉しい?」

 

その一言に、明日香の頬はとても赤くなっており、その表情に少年は嬉しくなった。

 

「先生も、俺と同じように、徐々に楽しんでくれると思うと!!」

 

少年はそう言うと、そのまま明日香の反応を見ながら、少年は腰を激しく振っていく。

 

その度に絞り上げるように膣内は縮んでいき、その刺激に少年の肉棒は既に限界を迎えようとしていた。

 

「先生っ出ますっ!!」

 

「うんっ!出してっここにっ!!」

 

その一言と共に、少年はそのまま奥深くまで肉棒を挿入すると同時に

 

――――ビュルルルッ!どぷっどぷっ

 

「んっあっあぁイクゥ!!」

 

肉棒から溢れ出る精液はそのまま明日香の中へと溜まっていく。

 

精液がゆっくりと彼女の中に注がれる度に明日香は喘ぎ声を出しながら、ぐったりとそのままベットへと倒れ込む。

 

「はぁはぁ」

 

「先生」

 

そうして、倒れ込んだ明日香に身体を預けるように少年もまた抱き着く。

 

「ねぇ、この学校を卒業したら、どうしたい?」

 

そう、彼女はふと気になった事を尋ねた。

 

「分からないですね。

でも、先生と一緒にいたいかな」

 

その言葉を聞いて、明日香は

 

「えぇ、一緒にいましょう」

 

そう言った彼女は安らいだ表情だった。



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セレナ(遊戯王ARC‐V)起

ユーギという少年はとても不思議な存在である。

 

スタンダート次元の出身の彼はブラックマジシャンを中心にしたデッキでエクストラデッキを使わないデュエルで他の次元のデュエリストと同等の実力を持っていた。

 

だが、彼はアカデミアの戦いの中で、ズァークの復活に巻き込まれてしまった。

 

その先で

 

「・・・思い出した」

 

同時に彼の脳裏には奇妙な記憶があった。

 

同時にその謎が解けると共に、懐から取り出したのは、これまで空白だったはずの3枚のカードだった。

 

そのカードは色を取り戻し、そのカードをデッキに挿入すると同時に光り輝き、戦うべき場所へと向かった。

 

【乱入ペナルティ 2000ポイント】

 

「ほぅ、まだ抗う奴がいたのか」

 

そう言い、ユーギの前にいるのはかつての友が変わり果てた姿であるズァークだった。

 

それを見つめながら、ユーギは

 

「そうか、俺はお前と戦う為にこの時代に来たんだな」

 

「なに?」

 

そう言いながらズァークはユーギを睨みつける。

 

「・・・俺のターン、俺は魔法カード真実の名を発動する」

 

「なに?」

 

発動させたカード、それはこれまでユーギが使用した事のない、まったく未知のカードだった。

 

「この魔法カードはカード名を1つ宣言して発動できる。

自分のデッキの一番上のカードをめくり、宣言したカードだった場合、そのカードを手札に加える」

 

「馬鹿め、覇王龍ズァークは相手がドローフェイズ以外でカードを手札に加えた場合に発動でき、そのカードを破壊する」

 

「それはどうかな」

 

そう言い、ユーギはそれでも笑みは崩れなかった。

 

「俺はオベリスクの巨神兵を宣言する!!」

 

「オベリスクの巨神兵だって!!」

 

その名前を聞いた瞬間、その場にいたアカデミアの関係者は全てが驚きを隠せなかった。

 

「知っているのか」

 

「あぁ、だけど」

 

驚きを隠せない中で、ユーギはカードをドローし、そのドローしたカードを見せる。

 

「宣言したオベリスクの巨神兵は神!

そして、真実の名は神を引いた場合、特殊召喚する。

現れろ、オベリスクの巨神兵!」

 

その瞬間、現れたのは名前の通り、巨人と呼ぶに相応しい存在だった。

 

全身が青く、背中からは巨大な翼が生えており、そこから出る圧倒的な力の圧迫感に全員が目を見張る。

 

「あれは一体」

 

「神」

 

「神?」

 

その言葉に、零児は零王に向けて、目を向ける。

 

「分断される前の次元において、伝説とされたモンスター達。

太古に名もなきファラオと共に無くなったとされ、私がアカデミアを創設する時に参考にしたモンスター達」

 

その言葉を聞いて、全員が見つめる先にはオベリスクの巨神兵が未だに構えていた。

 

「さらに俺は古の呪文を発動、デッキからラーの翼神竜を手札に加える」

 

「だが、その瞬間、ラーの翼神竜は墓地に送られる!」

 

新たな神が召喚される事に一瞬焦るズァークだったが、瞬時にデッキから飛び出たラーの翼神竜はそのまま墓地に送られる。

 

だが

 

「魔法カード、死者蘇生」

 

「っ!!」

 

同時に手札から発動されたのは、誰もが使うカードだった。

 

そのカードを発動した瞬間、オベリスクの巨神兵に続いて現れたのは黄金に輝く鳥だった。

 

そこに揃った二体のモンスターを見ながら、圧巻される。

 

「2体の神。

そして彼らはズァークの効果は通用しない」

 

「そうか!!」

 

神と呼ばれた二体のモンスターはペンデュラム、融合、シンクロ、エクシーズのどれも当てはまらないモンスター。

 

それにより、圧倒的な力を誇るはずのズァークにも十分に対抗できた。

 

「そして、俺は魔の試着室を発動する。

デッキの上から出てきたのは封印されし者の左足、封印されし者の右足、封印されし者の右腕を特殊召喚する」

 

「!?」

 

「モンスターが三体という事は」

 

「そして、俺は場にいる三体のモンスターをリリースして、オシリスの天空竜を召喚する!!」

 

その宣言と共に現れたのは巨大な赤い竜だった。

 

空を覆う程の巨体を持つその竜にその場にいた全員が驚きを隠せずにいた。

 

神と呼ばれた三体のモンスターが揃い、全員が見つめる。

 

「これが、神」

 

「確かに圧巻だ!

だが、その神でどう勝つというのだ!!」

 

その言葉と共に表示されたのは神と呼ばれたモンスター達の攻撃力だった。

 

ズァークと対抗できる攻撃力を持つオベリスクの巨神兵だけだったが、それ以外のモンスターの攻撃力は低く、覇王眷龍でも倒せるかどうか分からない状況だった。

 

「あぁ、確かにな。

だが、その必要はない。

全ては、このカードを出す為の準備だったからな」

 

「なに?」

 

同時に3体の神のモンスターは徐々に光へと変わっていく。

 

「光の創造神 ホルアクティ」

 

その言葉と共に現れたのはまるで女神を思わせるモンスターが現れた。

 

「なんだ、そのモンスターは」

 

「ズァーク、確かにお前は強いが、同時に強い力だが、それを保つ為にもデュエルの勝敗にも影響するからな」

 

そう言い、ユーギは構える。

 

「お前は一体」

 

「アテム、そう呼ばれた時もあった」

 

その言葉と共にホルアクティの光が世界を包み込んだ。



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セレナ(遊戯王ARC‐V)承

ズァークの戦いから数年の月日が経った。

 

その後、世界はどうなったかと言うと、次元は変わらず、4つの次元に別れている。

 

だが、次元同士の交流があり、次元を超えた大会や人々の交流は未だに続いた。

 

ズァークとして、一体化している遊矢達は、ホルアクティの光に包まれ、一体化していた彼らは再び4人に別れた。

 

ズァークの闇事態も収まっていたので、特に心配する様子はなかった。

 

そして融合次元についてだが、世界を滅ぼす手助けをした事もあって、償いをする必要があった。

 

だが、全ての責任は赤羽零王が取る事になった。

 

娘を再び取り戻す為に行った侵略行為や、ズァーク復活に手を貸したのは他でもない零王自身が行った事もあり、エクシーズ次元の復興を行う事になった。

 

そして、俺は現在は

 

「んっ?

どうしたんだ」

 

「お前はなんでここにいるんだ」

 

俺はそう言いながら、なぜか融合次元にいるはずのセレナが俺の自宅でのんびりと過ごしている事に疑問に思い、質問してしまう。

 

「お前との決着が未だについていないからな。

なによりも、あの時に見た神ととも戦ってみたいからな」

 

そう言ったセレナはそのままデッキを構えた。

 

「・・・神のカードは封印しているよ。

それに、あれは俺じゃなくて、あくまでもアテムのカードだからな」

 

「どういう事だ」

 

そう言ったセレナは少し疑問に思って、首を傾げるが

 

「お前も前世とも言える柚子達とは一つだったけど、今は全然違う存在だろ」

 

「まぁ、確かにそうだが」

 

「それと似た感じだよ。

あの時の俺は一時的に以前の俺の力が貸してくれただけだから」

 

そう、あの時は本当に一瞬で、アテムが力を貸してくれたのも、本当に奇跡だろう。

 

「つまりは私とお前は似ていると言う事だな」

 

「まぁそうだな」

 

そこまで難しく考えなくても目の前にいるのはセレナである事は変わりないだろう。

 

「まぁ神は無理だとしても、お前とデュエルするのは変わりないな」

 

「えぇ、面倒だけどな」

 

「それでもデュエリストか」

 

そう言いながら呆れているセレナだけど、これまで何十回とデュエルを行えば、さすがに俺も時々休みたくなる。

 

「ならば、賭けだ」

 

「賭けって」

 

「お前が勝てば、どんな命令も従ってやろう!!」

 

「・・・」

 

一度言ったら、聞かないだろうセレナは絶対に退かない。

 

ならば

 

「だったら、キス」

 

「へっ」

 

その一言にセレナは驚きを隠せない様子だった。

 

これを見れば、デュエルを断る可能性がある。

 

「キスだよ、キス。

俺が勝ったら、してくれるならば、考えても良いぞ」

 

「・・・・」

 

その一言を聞いて、顔を赤くしていた。

 

勝った

 

「良いだろう」

 

「へっ?」

 

「お前がキスを望むならば、望む所だ!!」

 

「ええぇ!?」

 

セレナから出てきた一言に俺は思わず驚いてしまう。

 

「落ち着け!

良いか、こういうのは「デュエリストに二言はない!!」落ち着けぇ!!」

 

目を回しながら言ったセレナは

 

「その代わり、私が勝ったら、お前の全てを貰うからな」

 

「何を言っているの、この子は!?」

 

混乱しすぎて、既に止めれそうにない。

 

とにかく、ここはデュエルして、少しでも落ち着かせなければ

 

「「デュエル!!」」

 

その一言と共にデュエルが始まった。

 

 



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セレナ(遊戯王ARC‐V)転※

活動報告でアンケートを募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


デュエルの結果はこれまで通り、俺の圧勝で終わってしまった。

 

以前のように神のカードを使う事はできないが、変わらずブラックマジシャンを使う事もでき、エクシーズを加えた戦法もあって、容易く終わった。

 

そして、周りに見られないように、再び俺達は家に戻って、見つめ合う。

 

「・・・本当に良いのか」

 

「あぁ、二言はない!!」

 

そう言いながら、男よりも男らしいセレナの言葉に俺は戸惑いながら、仕方なくそのまま彼女に寄り添う。

 

ゆっくりと寄り添った俺はそのまま彼女を見つめながらキスをゆっくりと行う。

 

唇同士が軽く触れる程度のキスで終わらせようとするが、セレナは俺とキスを行うと、それだけで満足しなかったのか、そのまま唇を押し開いて彼女の舌が口内へと侵入してきた。

 

セレナのその行動に驚きを隠せずにいたが、その舌を押し返そうとするが、舌を絡められ、歯茎を舐め回され、歯を舐め上げていく。

 

軽いキスだけだと思っていたが、セレナの舌から出てくる甘い唾液が入っていき、それを飲み干すたびに身体が震えてしまう。

 

驚きを隠せず、敏感な粘膜が擦れあい、セレナは瞳に涙を貯め、そのまま溺れるように何度もキスを行っていき。

 

「んっぷはぁ」

 

ゆっくりと俺は唇を離し、セレナを見つめる。

 

「セレナ、さすがにこんなキスは」

 

「キスだろ?

それに、キスをした後には続きがあるのを知っているぞ」

 

「いや、知っているからって、それを行う必要はないだろ」

 

俺は思わず言ってしまうが、セレナは顔を赤くしながら

 

「いや、そのなんだ。

私は、その」

 

そう言いながら、少し戸惑っている様子を見せるセレナはそのまま俺に近づくと

 

「私は、お前のおかげで変わる事ができた。

何よりもお前には元に戻してくれた礼もあって」

 

そう言ったセレナはゆっくりと俺に近づくと

 

「だからこそ、私はお前の事が好きだったんだ」

 

セレナはそう言うと共に俺に近づくと、そのまま再びキスをした。

 

先程と比べて、さらに求めるようにセレナは激しいキスを行い、口内から蕩けさせられ、口の端からは涎が垂れる。

 

「んちゅ、あっ、ちゅぱっ、んちゅ、あっ、イッ、あぁっ、れぇろっ」

 

先程の軽いキス程度とは比べものにならない程の激しいキスを行っていき、ゆっくりとセレナが口を離せば、二人の口の合間には唾液の銀色の橋が架かる。

 

そうして蕩けきった、まるで牝のような顔で潤んだ瞳で俺を見つめていた。

 

見つめられながら、俺もまた

 

「本当に俺で良いのか?」

 

「あぁ、あのままだったら私はきっと何も変われなかったからな」

 

その一言を受け止めると共に、俺自身も我慢ができなくなり、そのままキスを行った。



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セレナ(遊戯王ARC‐V)結※

まだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。


「んっ、どうしたんだ」

 

先程のキスを終えた俺達はそのまま近くのソファに座り込んだが、目の前にいるセレナはあまりにも躊躇なく衣服を脱ぎ捨てていた。

 

柚子から聞いた話でも、外でも躊躇なく服を脱いでいたと聞いていたので、そういう執着心が少ないのは知っていた。

 

そうして、俺の目の前で脱ぎ捨てたセレナの裸を見てみると、俺は少し頬が赤くなる。

 

後ろに結んでいたポニーテールはこれから行う行為に邪魔だと思っていたのか、ポニーテールは解かれ、肩までかかる程度の長い髪になっていた。

 

そして、衣服の下から見えた彼女の裸体は他の中学生に比べれば多少胸がある程度だが、その小柄な体格にとても似合っており

 

「お前もさっさと服を脱げ、たく」

 

「えっちょっ!?」

 

俺が戸惑っているのを見て、呆れたセレナはすぐに俺に寄り掛かるとそのまま衣服を脱がされた。

 

急な事で俺は反応する事ができずにそのまま衣服は脱がされてしまい、瞬く間に裸になった俺はそのままセレナに押し倒される形で床の上に寝かされる。

 

「えっと、確かこれだな。

なんだ、もう既に大きくなっているじゃないか」

 

そう言って、セレナはそのまま俺の肉棒へと手を伸ばすと、柔らかな手でそのまま肉棒を滑らせながら、ゆっくりと俺の肉棒を掴み。

 

掴んだ肉棒を掴んだセレナはそのままゆっくりと自分の秘部へと導くと、亀頭をゆっくりと入れていく。

 

「んっんっ!!」

 

秘部の中を通った亀頭はそのまま膣内へと入り込んでいく。

 

それまで、肉棒を入れた事のない膣内は初めての肉棒の感触に驚きを隠せないのか、そのまま肉棒を受け入れながら、ゆっくりと動き始める。

 

「これがっセックスなのかっんっ!!」

 

膣内に入り込んだ肉棒は、セレナの戸惑いを見せながら動く膣壁に挟まれた事で、最初に入れた時よりも徐々に大きくなっていく。

 

肥大化していく肉棒は徐々にセレナの膣内を埋めていく。

 

「あっんっ」

 

膣内を埋めていく肉棒の大きさに比例して、セレナは喘ぎ声を出しながら、肥大化した肉棒はやがてセレナの身体にも変化が起きていた。

 

それはセレナの腹部であり、俺が腰を動かせば、それに合わせるようにセレナの腹部も変化していた。

 

「あっああぁ、おなかがぁ、動いていてっんっああぁ!!」

 

既に膣内で収まり切れない程の肉棒の動きを感じて、セレナはその痛みに耐えるように身体を震わせる。

 

それに対して、俺はセレナを抱きかかえ、ゆっくりと落ち着かせるように抱く。

 

「セレナっ」

 

「んっあっんっ」

 

抱きかかえた事で、セレナの体温を直接味わう事ができ、彼女の柔らかい身体の感触が直接俺に伝わる。

 

それはセレナも同じなのが、先程まで痛みを感じて、多少涙目になっていたセレナはそれを感じて、ゆっくりと喘ぎ声を出していた。

 

「んっあっ、ユーギっんっ」

 

俺とセレナは二人共既に我慢ができなくなり、そのまま子宮口へと挿入し、同時に我慢ができなくなり、同時に

 

ブビューッ!!ブビュッブビュ!!ビュルルルルウッ!!

 

肉棒から溢れ出した精液はそのまま勢い良く射精され、精液は子宮口へと押し付けられ、その熱い滾りが彼女の最奥を侵していく。

 

吐き出された精液が撃ち込まれる度に、セレナは絶頂し、抱きしめるように抱え、そして肉を圧し潰すように腰を何度も、ぐいっ、ぐいっと押し付ける。

 

―――ぶちゅぢゅるるる

 

そうして、最後の一滴まで射精しきると、精液が結合部から溢れ出てくる。

 

「はぁはぁ、ユーギ」

 

「んっ」

 

ゆっくりと抱きかかえながら、俺達はそのまま見つめ合う。

 

「はぁはぁ、まだ、終わる訳にはいかないからな」

 

そう言ったセレナは先程の行為で快楽に夢中になったのか猟奇的な目でこちらを見ていた。

 

そして、未だに満足ができなかったのか、笑みを浮かべており、俺へと寄り掛かりながら、俺自身も未だに求めるように抱き合う。



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リュー・リオン(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)起

今回はRJG(@д@)さんのリクエストのリュー・リオンです。
また、アンケートではまだまだ募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


リュー・リオンの人生は波乱万丈である。

 

故郷であるリュミルアの森を守る一族の生まれで、幼い頃から戦士としての教育を受けていた。

 

しかしエルフの排他的かつ多種族への蔑視に嫌悪感を抱き11歳で森を飛び出しオラリオにたどり着きアリーゼに勧誘されてアストレア・ファミリアに入団する。

 

そのアストレア・ファミリアで居場所だと感じており、多くの仲間に囲まれながら生活をしていた。

 

だが、そんな日々も簡単に潰れてしまった。

 

ルドラ・ファミリアの大規模な破壊行動とイレギュラーモンスター・ジャガーノートの強襲によってアストレア・ファミリアは彼女と、その親友を残して壊滅した。

 

復讐の為にリューは活動したが、その前に親友は彼女を眠らせ、ただ一人だけ復讐の為に行動していた。

 

彼女も行動しようとしたが、その時には既にルドラ・ファミリアは壊滅していた。

 

復讐する為の相手もいなくなり、どうすれば良いのか分からない彼女はその後拾われる形で彼女は豊饒の女主人で生活をしていた。

 

現役時代に比べて変わっており、その髪の色も薄緑色に染めていた。

 

だからこそだろうか

 

「・・・なんでいるんですか」

 

「えっ?」

 

その日も仕事を行っていた彼女が料理を運んだ先にいたのは復讐の為にいなくなった親友でもある少年、アモンだった。

 

アモンもまた、特に気にせずに来ていた豊饒の女主人で、まさか親友であるはずのリューがここで働いているとは思わなかったので、少し呆然とした表情でリューを見ていた。

 

髪の色も変わっており、長髪から短髪に変わり、冒険者時代ではおしゃれなどを気にした事のなかたリューが、可愛らしいウェイトレスの衣装を身に纏っている事でアモンは気付かなかった。

 

そして、リューの事を気付いたアモンの行動はとても早かった。

 

荷物を手に持ち、料理の代金を置いて、そのまま走り出した。

 

だが、リューはアモンの荷物からはみ出ていたロープを手に持って、逃げ出そうとしていたアモンの足で結んで捕まえる。

 

「うげっ!?」

 

アモンはそのまま地面へと倒れると、倒れたアモンの背中に足を乗せて

 

「とりあえず、聞きたい事があるので、あとで良いですね」

 

アモンは地面に倒れながら、上を見つめると、そこには笑顔を浮かべていた。

 

ただし、その笑顔を見ると見惚れるはずだったが、アモンは全身から汗が流れてしまう。

 

「あっはい」

 

リューに対して、逆らう事ができないと確信したアモンはそのまま元の席に座りながら、そのまま頭を机で隠しながら、震えていた。



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リュー・リオン(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)承

現状、デジモンでは八神ヒカリが多いため、彼女の年代別にアンケートを行っています。
作品アンケートはリュー以外で行っていますので、ぜひ参加してください。


「それで、なんでいなくなったのかしら」

 

店の営業時間が終わった後、リューに連れていかれたアモンはそのまま自室の椅子に縛られてしまう。

 

そんな状況でアモンは抵抗するのが無理だと判断して、抵抗せずに座って待っていた。

 

「いや、なんというか、奴らを倒すのとジャガーノートを追っていたら、連絡をするのを忘れてしまいまして」

 

そう言いながら、アモンは眼を反らしながら、話す。

 

だが、その度にリューから溢れ出る迫力に目を逸らしながら、答えるしかできなかった。

 

「はぁ、私がどれだけ心配していたのか、分かっているのですか」

 

「すっすいません」

 

リューのあまりの迫力にアモンは謝る事しかできなかったが

 

「本当に心配したんですよ」

 

そう言ったリューはそのままアモンの頭を撫でながら言う。

 

「それにしても、あの時よりも成長しましたね」

 

「まぁ色々とありましたからね。

とりあえずはジャガーノートを倒す事にも成功しましたから」

 

「っ!」

 

その言葉を聞いて、リューは驚きを隠せなかった。

 

仇であるジャガーノートを倒した事にも驚きを隠せなかった。

 

アストレア・ファミリアを壊滅させたモンスターを倒したという事にリューは

 

「無茶をして」

 

そう言い、最後の一人がいなくなってしまうのではないかと不安になり、アモンに抱き着く。

 

「でも、俺はあいつを倒さないといけないから。

家族を奪ったあいつらを許す事なんて」

 

そう言った、アモンの表情を見ながら、リューもゆっくりと落ち着かせるように頭を撫でる。

 

「私もあいつらが許せません。

ですが、今はそれ以上に君を失う事、何よりも恐ろしいです」

 

「リューさん」

 

撫でながら、その心地よさに先程まで憎しみに囚われていたアモンの表情は安らいでいく。

 

「アモン、お前、今は何をしているんだ?」

 

「えっと、今はもう奴らは倒したし、何をしている?」

 

「今は、その、特には。

何をしようか考えようと思って、さっきの所で食事していたけど」

 

「・・・そうか、だったら、私が今働いてる店で一緒に働かないか」

 

「えっ?」

 

その一言にアモンは首を傾げる。

 

「お前の料理は絶品だったからな。

採用されるだろう」

 

「いや、そんなので」

 

「やる事はないんだろ」

 

そう言い、両手で顔を掴んだリューはそのままアモンを見つめれる。

 

「それは、まぁうん」

 

リューの両目はとても迫力があり、見つめられるだけで顔を逸らしたくなる程の迫力があった。

 

その一言に逆らう事ができないアモンはそのまま頷く。

 

その日からアモンは豊饒の女主人の厨房で働く事になった。



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リュー・リオン(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)転

リューの提案を受けたアモンはその後、店で料理を行う事になった。

 

アストレア・ファミリアでは、元々料理が得意なメンバーは少ない為、彼がほとんど料理をする事になった。

 

その経験もあって、その料理の腕は一流であり、すぐに戦力として数えられるようになった。

 

そうして、新たな生活にも慣れて数ヶ月後の出来事だった。

 

その日も仕事の疲れがあって、その日も眠りについていたのだが

 

「んっ?」

 

眠っているアモンにふと違和感を感じゆっくりと眠気と共に目を開けてみると

 

「りゅっリュー!?」

 

思わず起き上がってしまい、見つめた先には寝間着を身に纏っているリューだった。

 

「そんなに大きな声を出さないでください。

他の人にも迷惑ですよ」

 

そう言いながら、何事もなかったようにリューはアモンに注意するとそのまま抱きついたまま彼女は近づく。

 

「いや、この状況はどういう事なのか聞きたいんだけど」

 

何事もなかったように言うリューに対してアモンはすぐに質問するが

 

「何って、夜這いだが?」

 

「よっ夜這い!?」

 

その言葉いアモンは大声で叫んでしまう。

 

「だから、夜だと言っているだろ」

 

「いや、大声で言ってしまうよ。

なんで、そんな事を?」

 

「実はな、お前について他の奴らに質問してみたんだが、男を離れないようにするには夜這いをするのが一番だと聞いた」

 

どのような相談をすれば、そういう結論に至ったのか気になる所だが、彼女の誤解を解くためにも説明する必要がある。

 

「リュー、それは多分、間違った知識だと思うぞ」

 

「そうなのか?

詳しく聞いた話では、それが合っていると聞いているが?」

 

「いやいや、間違っていると思うぞ」

 

俺は思わず返事してしまうが

 

「まぁ確かに常識的に間違っているかもしれないな」

 

「ほっ」

 

そう言っていると、彼女自身もそれは間違っている事は分かっているようだ。

 

これで、なんとか

 

「まぁだからと言って、やめるつもりはないですけど」

 

「えぇ!?」

 

二度目に驚きの声を出してしまい、リューを見つめる。

 

「私は君がいなくなって、心がとても寂しかった。

だからこそ、君がいなくなるのを止める為ならば、私はどのような手も使うと決めたからな」

 

「っ!!」

 

そう言って、リューはそのまま、アモンの目の前に迫る。

 

「私は君と一緒にいる為ならば、どんな手も使うつもりだ」

 

そこから聞くリューの声はどこまでも本気なのが分かった。

 

すぐに逃げだそうとしたが、リューはアモンの身体を押さえていた為、身動きが取れなかった。

 

リューは拘束したアモンに迫っていった。



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リュー・リオン(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)結※

リューはそのまま迫ると共に舌がアモンの唇を割り、中へ侵入すればそこから行われるのは一方的な蹂躙だった。

 

口内に入り込んだ彼女の舌はそのまま歯や歯肉を舐め、吸い、味わっていく。

 

アモンは普通の人間で、リューのエルフとしての筋力の違いが大きくマスターは抵抗しようとするが両腕をリューに抑えられる。

 

その筋力の違いもあってか、アモンが抵抗しても、身動きを取る事もできずにいた。

 

そうして何分と時間が経ち、リューは十分に味わってから口を話すと唾液の糸が繋がるように垂れる。

 

「っはぁ♡」

 

そうした、これまで無表情しか見せなかったリューからは想像できない程に目を見開きながら、荒い息をつきながら彼女はそのままアモンの首筋に顔を埋めて匂いを嗅ぐ。

 

普段から料理をしている事もあって、料理の良い匂いがより濃く感じられ、それだけで脳が蕩けそうな快感が背筋を駆け抜けていく。

 

何時しか、先程から我慢ができなくなったリューはそのまま首元に噛みついた

 

「っ!」

 

噛みつかれた事に驚きを隠せなかったアモンだったが、彼女の力加減が良く、その甘い痛みが彼の首に走る。

 

その甘噛みというもので、唇で首を噛み、そっと軽く歯をたてる。

 

なんども、なんども、噛みつきながら、やがて唇を離れると、そこに残っていたのはキスマークだった。

 

そのキスマークを見つめながら、リューは

 

「アモン、もう我慢ができないからね」

 

「っ!?」

 

その一言を聞いて、既に逃げられないのを悟ったアモンは身体から自然と力が抜ける。

 

同時にそれを見届けたリューもまた、その身に纏っていた衣服を脱いでいき、そのままアモンのズボンから肉棒をゆっくりと取り出す。

 

取り出された肉棒は既にリューとのキスで興奮をしていたのか、肉棒は勃起しており、手に触れただけでもその熱が伝わる程だった。

 

「もうこんなにとはな。

これは楽しめそうだな」

 

「リューは初めてじゃないのか」

 

「初めてだ。

だけど、書物での知識があるから問題ないだろう」

 

そう言ったリューはそのままゆっくりと肉棒を自分の秘部に寄り添わせて、ゆっくりと自分の中へと入れていく。

 

これまで感じた事のない熱を感じてか、アモンの亀頭はゆっくりと膨れ上がり、太く長く反り返って血管が浮き上がるようにさらに勃起し、大きくしていく。

 

それを感じたリューはこれまでにない感触に身体を震えながら、亀頭からゆっくりと根本まで肉棒を吸い付くように入れていく。

 

「あっんっ!!」

 

アモンはそのまま感じた快楽に耐えきれなかったのか、そのまま彼女の頭の両脇に手を置き、圧し掛かるようにして静かに腰を沈めていく。

 

先程まで抵抗していたはずが、亀頭に触れた感触だけで夢中になったアモンはそのままなんの躊躇もなく彼女の柔い膣内を進んでいく。

 

そうして入っていた肉棒に対して、リューの膣内は決して離さないように絡みつく膣肉全てがアモンの肉棒を決して離さなかった。

 

「あ♡あっ♡」

 

それを受けたリュー自身も笑みを浮かべながら、ゆっくりとアモンの首に両腕を巻き付けて抱き着いて、アモンの耳元に熱い息を聞かせる。

 

アモンも絡みついてくる膣の感触を味わいながら腰を沈めていき半分ほど彼女の膣内にペニスが埋まった。

 

そうして腰も動かしていないのに溢れ出てくる愛液が淫らな音が響き、粘りつくような音が絶えずに聞こえる。

 

「リューのが、こんなに迫ってきてっ俺、予想以上にっ」

 

「私もっ、君のを感じてっ」

 

――どちゅん♡

 

互いの気持ちをぶつけ合うように彼は言い、同時に思い切り腰を突き入れた。

 

既に二人の肌が完全に密着して隙間がなくなり、それが気持ちの現れのように、肉棒は深々と突き入れられ、そのまま宮口にめり込むようにして押し上げていた。

 

それと同時に彼女は背中と腰を何度か震わせるようにして声を漏らす。

 

「りゅーっ!りゅー!!」

 

荒い息をしながら、求めるようにアモンはリューに抱き着くと、さらに激しさを増すように腰を動かす。

 

腰を動かすたびに部屋の中に響く程、響いており、その度にリューの喘ぎ声が大きく鳴り響く。

 

「あっ、あもんっアモンっ!!」

 

そうしてとろけるような表情と共に互いに抱き着き、既に限界を迎えていた。

 

アモンはそのまま深く腰を押し付け、押し上げられた亀頭が子宮口に先端を侵入させて突き入れる。

 

それと限界を迎えた肉棒はそのまま腰を駆け抜けるようにマグマが吹き上がる火山のように先端から精液が吹き出る。

 

――――びゅゆるるるうるう!!!

 

「あっああぁ!!」

 

背中を反らしながら、リューは舌を突き出して彼女が絶頂する。

 

その精液を深く、奥に、まるで受精するかのように、それを逃さないように巻き付けた腕と足を震わせながら抱き着く。

 

彼も彼女の首元に顔を埋めるようにして、何度も腰を震わせる。

 

「はぁはぁ、アモンっ、んちゅっ」

 

リューはそのまま抱き着きながら、ゆっくりと落ち着きを取り戻していく。

 

「まだ、まだ終わらないだろ」

 

そう言い、リューはまたアモンへと抱き着く。



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八神ヒカリ(デジモン)起

デジモンアドベンチャーである八神ヒカリの話ですが、LAST EVOLUTION版です。
また、アンケートでこのすばに決まりました。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


相羽タクミの経歴はとても特殊な経歴を持つ選ばれし子供であり、10年前、彼はとある事件をきっかけに昏睡状態に陥ってしまった。

 

昏睡状態に陥っている期間は小学2年生の時のであり、さらには高校に入った頃に彼は1年間昏睡状態に陥ってしまう。

 

 

その間、彼の意識は実は彼自身の身体ではなく、デジタルワールドのデジモンの一体ドルモンと一体化していた。

 

ドルモンとなった彼は、デジタルワールドで出会った選ばれし子供達と一緒に旅をしていた。

 

その間、彼はドルガモン、ドルグレモン、そしてアルファモンとして進化して、彼らと戦った。

 

デジタルワールドを救うという目的の為、イグドラシルによって魂を融合された彼はデジタルワールドを救った後、無事に元の世界へと返される。

 

そして、その後も彼らの前で起きる数々の危機に対して、もう一人の彼とも言えるドルモンと一緒に選ばれし子供達と共に戦いを繰り広げた。

 

だが、高校生、イグドラシルと謎の男達によって操られたタクミことアルファモンは選ばれし子供達と敵対してしまう。

 

だが、その戦いの中でオルディネモンの覚醒と共に、彼はイグドラシルの支配から抜け出す事ができた。

 

支配されている間の罪の意識もあり、無謀な戦いを行う一面もあった。

 

その中で太一がいなくなった時にヒカリに対して

 

「それで、無茶をしたら駄目じゃないの」

 

そんな戦いから数年後、感染に関する事件が終わり、謎の男との戦いも決着をつけてから一ヶ月後のとある日の事だった。

 

その日は平日の放課後、タクミは月島総合高校の制服を着ており、ヒカリはラフな格好を身に纏いながら、互いに見つめ合う席に座っている。

 

「えっと、そのすいません」

 

ヒカリから笑顔で威圧感のある笑顔で見つめられ、顔を逸らした。

 

タクミとヒカリの二人は幼馴染であり、同世代である彼らは普通ならば同じ制服を身に纏っているはずが、なぜヒカリだけが制服ではなくラフな恰好を身に纏っているのは

 

「君、活躍をするのは良いけど、さすがに留年はどうだろうかな?」

 

「うぐっ」

 

昏睡状態が何度も続き、謎の男との戦いを多く勝ち抜いたタクミだが、その戦いはあまりにも長い為、タクミは留年してしまった。

 

その為、幼馴染であるヒカリが先に卒業してしまい、彼はそのまま学校に今も通っている状態である。

 

それをネタにして、笑われる事があるが、今もこうして放課後でデートをしている程、仲は良い。

 

「君は少し自分の事を考えないといけないよ。

本当に、だから高校も留年してしまうんだよ」

 

「うぐっ、まっまぁ、来年には卒業して、探偵事務所に行こうと思っているから」

 

「けど、良いの?

光子郎さんからのスカウトを蹴って」

 

その話は、謎の男との戦いからすぐ後、様々な方法で情報を集めていたタクミのハッキング技術を近くで見ていた光子郎は戦いが終わった少し後、すぐにスカウトする程に高かった。

 

だが、そのスカウトは断った。

 

「良いんだ。

俺、商売とかそういうのは多分向いていないから。

何かを調べる事が一番得意だから」

 

そう言いながら、タクミは目の前にある料理を食べていると

 

「まぁ、あの時から、君の事はずっと待っているから」

 

ヒカリは同時に思い出すのはオルディネモンとの戦いの時に言った言葉。

 

―――絶対に迎えに行く、どこに行っても、絶対に

 

その言葉を思い出しながら、ヒカリは笑みを浮かべていた。

 

「とりあえず、今度どうするか」

 

「・・・その事なんだけど、少し聞きたい事があるんだけど」

 

「んっ?」

 

ヒカリの言葉に疑問に思い、首を傾げてしまう。



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八神ヒカリ(デジモン)承

食事を食べ終えた後の彼らはその後、ヒカリが行ってみたい所があると言われた。

 

彼女の言葉に従ったタクミが辿り着いたのは

 

「なんだか、ここに来るのも久しぶりだな」

 

そう言いながら、ヒカリが見回しているのは、タクミの現在の自室である。

 

「・・・・」(どうしてこうなった!?)

 

タクミはこうして、彼女が自分の部屋に遊びに来ている状況に緊張して、身体を固まらせていた。

 

ここに来て、疑問に思った事として、彼女といつも一緒に行動しているはずのテイルモンがいない。

 

それに合わせるようにタクミのパートナーであるドルモンがいない事も考えれば、これから何が起きるのか容易く予想できたはずだった。

 

それでも、昔からそういう方面は疎かったタクミは部屋でベットにヒカリが座りながら、こちらを誘うように笑みを浮かべた事で状況が理解できた。

 

「ほら、君もここに座ったら?」

 

「えっ、あっあぁ、そうだな」

 

ヒカリからの声を聞き、タクミもようやくベットへと近づき、そのまま座る。

 

いつも寝慣れているはずのベットだが、隣に彼女であるヒカリが一緒に座っているだけで、緊張で身体が震えている。

 

「そんなに緊張して、どうしたの?」

 

「いや、それは、その、やっぱり」

 

そうして、緊張しているタクミとは正反対にヒカリは積極的に距離と詰め寄っていく。

 

普段から見慣れているが、ヒカリは世間から見ても美少女であり、実際にタクミの親友である大輔も彼女に惚れていたと聞いていた。

 

そんなヒカリが自分からこうして自分から詰め寄ってきたら、緊張しないはずはなかった。

 

「まったく、そんなに緊張しなくても良いじゃない。

まぁ、いつもはテイルモンとドルモンも一緒にデートして楽しんでいるけど、今日はいつもとは少し違う雰囲気なんだから」

 

そう言ったヒカリはゆっくりと彼女はそのままタクミに抱きついた。

 

抱きつかれた事で、タクミがまず感じたのは彼女の柔らかい身体の感触だった。

 

柔らかな身体がタクミに抱きつかれた事で、その感触は心地良く、何時までも一緒にいたいと思える程だった。

 

同時に身体から出てくる香りは清潔なシャンプーの香りがタクミはゆっくりと先程までの緊張が取れる程まで落ち着いていく。

 

「緊張、少し解けたかな?」

 

「えっ、あぁ」

 

そうして落ち着いたタクミとヒカリは互いに見つめ合う。

 

「せっかく、初めてなのに、緊張してずっと固まっているのは嫌だもんね」

 

「それは、まぁそうだね」

 

ヒカリの言葉を聞いたタクミもまたそれに応えるように抱きつく。

 

 



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八神ヒカリ(デジモン)転※

部屋の中で初めて行うキスはとても暖かい味だった。

 

ふんわりと柔らかい感触が、一瞬だけ唇に伝わる。

 

その唇の甘く暖かな吐息と、ぬめっとした舌の感触を積極的に行うように、互いに舌を絡めていく。

 

「ん、ちゅっ、れろっ」

 

付き合ってから、それ程経っていないが、それでも互いに本能のままに貪るようにキスを行っていく。

 

やがて、満足したのか、ゆっくりと口を離れると共に見えたのはヒカリは既に興奮して頬が赤くなっていた。

 

「気持ち良かったら、嬉しいな」

 

その一言を聞いて、タクミも悪い気はしなかった。

 

「そうか?

だったら、俺も嬉しいかな」

 

そうしながら、タクミもあまりにも少ない性行為の知識を応用するようにゆっくりとその手はヒカリの胸へと手を伸ばした。

 

「ぁ、んっ」

 

ヒカリの胸へと手を伸ばし、触れてみると、柔らかな胸の感触が手の中に伝わっていく。

 

手の平に収まる程度の大きさの胸には手の平から伝わるのは彼女の心臓の音だった。

 

その心臓の音を感じながら、確かに感じる彼女の柔らかな感触共に、ゆっくりとこねるように指を動かしていく。

 

「痛かったか?」

 

「ううん、少しびっくりしたけど、その、もっとしてほしいからな」

 

ヒカリからの言葉を聞いたタクミの指はそのまま胸で勃起している部分に指を伸ばして、こねていく。

 

指先に感じる程良い硬さをした乳首に夢中になりながら、触れていく。

 

「もぅ、そんなに触らなくても。

それに、君のここも少し大きくなっているよね」

 

そう言ったヒカリが伸ばした先は、先程までのヒカリの行動によって勃起している肉棒を触れていた。

 

「あっそんなに触ったらっ」

 

「さっきから、胸に触っている君への恩返し」

 

そう言ったヒカリはゆっくりと肉棒を触れていく。

 

柔らかな手の感触を味わいながら、その肉棒の大きさは徐々に増していく。

 

「うっんっ、そこっ良いよ」

 

「はぁはぁ、ヒカリっんっ」

 

互いに感じたのか、荒い息を吐きながら、ゆっくりと互いの様々な所を触れていく。

 

触れられた場所を感じて、身体が痙攣し、端座位に座っていた彼らは、既に興奮でベットの上で寝転がっていた。

 

寝転がりながら、ヒカリのラフな格好は既に脱ぎ捨てられ、下着も既に脱がれ、彼女の生まれたままの身体になっていた。

 

タクミ自身もまたヒカリの手によって、学生服を脱がされ、互いに興奮のままに抱き合っていた。

 

「そろそろ、本番かな?」

 

そう言った、ヒカリはゆっくりと足を広げながら構える。

 

「あっああ、それじゃあ、始めようか」

 

ヒカリの言葉に、タクミは頷くと共に、彼女へと重なるようにゆっくりと構える。

 

 



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八神ヒカリ(デジモン)結※

ヒカリを仰向けに横になっている状態で、タクミもまた膝を立てた姿勢でゆっくりと近づきながら、勃起している肉棒をヒカリの秘部へと向ける。

 

目の前には先程まで互いに触れ合った事で既に興奮しているヒカリの濡れている秘部が見えており、ゆっくりと亀頭に触れていく。

 

亀頭はそのまま吸い寄せられるようにゆっくりと触れると、まるで沈むように亀頭は吸い込まれ、瞬く間に膣内へと入り込んでいく。

 

「うっああっ!?」

 

肉棒が膣内に包まれると共に初めに感じたのは暖かいヒカリの膣内の感触だった。

 

初めての感触に対して、驚きを隠せない俺だが、それ以上にヒカリの中に夢中になって、腰を沈ませながら、瞬く間に肉棒は根本まで彼女の膣内へと入り込む。

 

「あっあぁあ」

 

入り込んだ肉棒の感触に驚くのは、俺だけではなくヒカリも同様なのか、身体を震わせながら、それを受け入れた。

 

そうして、互いに既に我慢も理性の糸が切れた2人はそのまま交わっていく。

 

「はむっんちゅ!!」

 

そのまま夢中になって、2人は顔を近づくと同時に部屋に響いていくのは腰を打ち付ける音と、キスを行う二つの水音が部屋に響いていく。

 

互いに瑞々しく、特にヒカリは幼いから見慣れているはずの唇は、今ではせいちょうしたのか魅惑的な唇へと変わっており、それに夢中になって押し付けるのは無理もなかった。

 

「ふふっ本当にっ夢中になってるねっ!!」

 

そう言いながら、ヒカリはさらにタクミを味わうように吸い上げるような強烈なバキュームを口内に舌を這わせながら、ねっとりと自らの唾液を塗り込んできた。

 

──じゅぶっ、ずじゅぶっ、ずちゅっ、ぐちゅぅっ!

 

そうしてキスを行っていく内に夢中になって打ち付けながら部屋中には淫らな音が鳴り響く。

 

互いの事を知っているはずなのに、これまでにない相手の顔を見ているようで、夢中になって行為を行っていく内に、既に限界を迎えたのか

 

「ヒカリっ俺」

 

「っうんっ、良いよっ!!」

 

ヒカリからの言葉を聞いて、頷くと共に、タクミも既に限界を迎えた肉棒をそのまま膣内の一番奥の子宮口へと突き刺すと同時に

 

──びゅるっ、びゅくくっ、ぼびゅびゅびゅぶぅっ♡

 

「あっああぁ!!」

 

これまで我慢してちあ精液を全て吐き出していく。

 

その量に対して驚きを隠せないタクミだが、それでも止まる事がなくそのまま驚く程の量が出ている。

 

「はぁはぁはぁ」

 

そのまま全てを吐き出す息と共に見つめ合いながら、ゆっくりと見つめ合う。

 

「ねぇ、タクミ」

 

「なに?」

 

「私達、一緒だよね?」

 

「・・・あぁ、勿論だ」

 

その言葉が再開したのか、そのまままた行為を行うように重なった。

 



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ダクネス(この素晴らしい世界に祝福を!)起

日本のとあるマンション。

 

一人暮らしをするのには特に不自由のないマンションに住むどこにでもいる普通の青年、それが俺、小野 直輝だ、

 

普段から色々な仕事を行っており、20年間、特に何もなかったはずの俺に、大きな問題が起きていた。

 

「それで、今日行ったはずのバイトはどうしたんだ」

 

そう言いながら、今は悩みの種になっている相手である人物に向けて話しかける。

 

「いや、なんか機材を壊してしまったらしいからな」

 

そう言いながら、目の前にいる女性は首を傾げながら呟く。

 

彼女の名前はダクネス、本名は結構長くて覚えていないので、俺はダクネスという名前しか覚えていない。

 

見た目は腰まで伸びた金髪に豊満な身体という優れた容姿を持っており、礼儀作法なども心得ている様子だ。

 

そんな彼女はどういう訳だが、異世界から来た住人であり、俺と彼女が出会った経緯事態が俺が部屋でのんびりしていると変な魔法陣と共に現れたのが出会いだ。

 

本人曰く、謎のアイテムを起動させて、気づいたらここにいたらしい。

 

その事もあって驚きを隠せないが、そんな彼女とは色々あって、家で居候する事になったか

 

「これで何度目か。

少しは考えろよ」

 

そんな彼女ははっきり言うと、あまりにも役に立たない。

 

以前の世界ならば剣を振るっていたと聞くが、この世界では剣道を持っていても学歴がない以上できる仕事は少ない。

 

そして、なんとかバイトする事ができても、彼女自身はとてつもない力を持っているのか、その怪力でよく物を壊してしまう事がある。

 

「うっ」

 

「見た目は優れているからって、それだけで考えるなよ」

 

「あぅ」

 

そんな事も含めて、頭を悩ませながら話していると、ダクネスは何やら反応を示したのか、荒い息を吐いている所がよく見られる。

 

その事については、どういう意味なのか理解できているが、同時にどうなるのか簡単に理解できるので、俺はあえて無視する事にした。

 

「はぁ、とりあえずは飯にするから、準備をしろ」

 

「あっあぁ、そうだな」

 

そう言いながら飯の準備を行う事にした。

 

「なんというか、なんだかんだ言って、世話をしてくれるんだな」

 

「まぁ、ここで放っておいて、他の人に迷惑をかけるのも嫌だからだ。

お前の為じゃないからな」

 

実際の所、放っておいても良かったのだが、この異世界から来たというダクネスを放っておいた結果、事件でも起きたら、俺のせいになる。

 

ダクネスは見た目から考えられない程の腕力を持っており、普通ならば絶対に壊れないような物でも簡単に壊れてしまう。

 

だから、決して彼女の為ではなく、俺自身の為である。

 

「そうか、だがお前のベットの下から見つけた本はなかなかどうして」

 

「そういうのを勝手に見るな!」

 

「ひゃぁん」

 

そう言いながら、俺は近くに置いてあるハリセンでダクネスを叩いた。

 

世の中で暴力行為に入るが、こいつは口で止めようとしても、口が出るので強制的に止める手段として、最近買った一品である。

 

「はぁはぁ、できればもう少し硬いのが欲しいのだが」

 

「そんなの買う金はないよ。

どうしてもと言うならば、働いて、自腹で買ってこい。」

 

「・・・それもそうだな」

 

何を本気にしているんだ。

 

その一言に驚きを隠せないが、そんな事よりも、今は食事の方が大事なので彼女を放っておいて、準備する。



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ダクネス(この素晴らしい世界に祝福を!)承※

ダクネスは現在は家賃を払う方法がない。

 

彼女は元々、突然の異世界から来た為、彼女にそれを求めるのも変だと思っていた。

 

だが、責任感の強い彼女は数ヶ月の間、世話になったからこそ、なにか恩返しをしたいと言った。

 

その時、鼻息を荒げながら言う彼女を止める手段を持っておらず、これ以上すると何をやるのか分からない為、俺は

 

「だったら、舐めろ」

 

これまでの性格で、彼女自身の事を知っている俺は最後の最悪な手段を取る事にした。

 

俺はそのまま自分のズボンを脱いで、そのままダクネスに向けた。

 

「なっ騎士である私に、このような屈辱をするつもりかぁ」

 

「あぁ、そうだよ。

てめぇが騎士だと言って、この数ヶ月間、問題行動しないように見張っていた漬けも含めて返済しろと言っている」

 

「そっそんな、人の弱みを、漬け込むような真似をされたら、あぁ」

 

そう言いながら、屈辱を受ける前の騎士が言うような台詞を並べているが、その台詞とは正反対に、その顔は真っ赤に染まっており、目の前にある肉棒に釘付けになっている。

 

「なんというか、カズマのよりも大きいな。

うぅ、仲間のと比べるとは、すまない、カズマ、許してくれ、カズマ!」

 

「いや、そのカズマという人に謝れ」

 

何やら謝ってるように言っているが、それを言う度に身体を震わせながら、迷いなく俺の肉棒に近づくダクネスに対して、呆れたように見つめる。

 

「そういうつもりだったら、もう辞めだ辞め。

さっさと仕事を「いや、ここは騎士として、責任を取ろう」おい、離せ」

 

俺が立ち上がり、離れようとした瞬間、ダクネスはズボンを凄い勢いで掴んだ。

 

それもこれまでにない程にあり得ない力で

 

「私自身の責任を果たす為にも、仕方ない事なのだ!仕方ない事なのだ!!

あぁ、父上、お許しを!!」

 

「何がお許しをだ!

いいから、さっさとズボンから手を離せ、あほ騎士!」

 

「ひゃん!

このような屈辱にまみれながらも、私はやらなければならないのだなぁ!!」

 

こちらの意見をまるで聞かないダクネスはそのまま俺のズボンを下げたまま、凄い勢いで俺の肉棒を咥えた。

 

「んむっぐっ!?」

 

突然の事で驚きを隠せない俺だが、ダクネスの口の中に入った途端、彼女の温かい感触で先程までやる気が出ていなかった半勃ち状態だった肉棒は徐々に硬くなっていく。

 

「ぐっ」

 

「んんっんぐぅれろっんぐぅ!?」

 

徐々に大きくなっていく肉棒に対して、驚きを隠せないダクネスは、その口から圧迫される感覚に両目から涙を出しながら舐めている。

 

少し見た事のある屈辱系の奴だったら、ダクネスの事を被害者だと思える場面だが、彼女の表情はむしろ惚けた顔をしており、むしろ自分から夢中になって舐めていた。

 

「こうなったら、最後までやるぞ!!」

 

まさか、これが最初の初体験になるとは思わなかった俺はそのまま彼女の頭を掴むとそのまま腰を動き始めた。

 

それも、ゆっくりとではなく、自分の事しか考えないようなペースで彼女の口内を犯すように動いた。

 

「んくっ!?んむっ!れろっ!?」

 

その動きに驚きを隠せなかったダクネスだったが、それでもより気持ち良くなる為か、俺の肉棒を舐めながら、動きについていく。

 

そうして、始めての体験の為か、既に限界を迎えていた俺はそのまま無理矢理彼女の口から肉棒を離し

 

――――ビュルルルルルッドビュゥッ

 

「あっああぁあぁ!!

こんなっ屈辱を受けるとはぁ

 

勢いよく引き抜いた肉棒から溢れ出す精液はそのまま彼女の身体に向けて、精液が吐き出される。

 

以前の世界で身に纏っていたという鎧も精液で汚されており、ダクネスはそれを見つめていると、さらに鼻息を荒くしていた。

 

「脱げ」

 

「あっだが」

 

「良いから、脱げ、臭い」

 

「あんっ」

 

わざわざ暴言を含めて言うと、ダクネスは何の抵抗もなく、そのまま鎧を脱ぐ。

 

残ったのは鎧の下に来ていた薄いゴムの衣服であり、俺はそのままダクネスを蹴り飛ばす。

 

「なっなにを」

 

驚きを隠せないダクネスだったが、俺はそのまま彼女のスパッツを切り裂くと

 

「良いから、黙って犯されろ」

 

「っ!!

あっあぁ」

 

俺の言葉を聞いたダクネスはそのまま頷くと、俺もまたゆっくりと彼女の秘部に合わせるように肉棒を沿う。



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ダクネス(この素晴らしい世界に祝福を!)転※

ベットへと倒れ込んだダクネスを見下ろしながら、俺はそのまま剥き出しになっている彼女の秘部を見つめながら、俺はゆっくりと彼女の秘部へと亀頭を入れる。

 

「あっ」

 

亀頭が彼女の秘部に当たっただけでも、彼女は既に興奮したような喘ぎ声を出したが、そんな彼女の言葉を無視して、ゆっくりと俺はダクネスの膣内に肉棒を入れていく。

 

―――ずちゅじゅるる

 

「うっあっ、これがっ男のっ!!

私の中に入ってきてっあっ!?」

 

膣内に入り込んでいく肉棒を感じたダクネスは喘ぎ声を出しながら、身体を揺らしていた。

 

その締め付けは普段から変態的な行動を多く取っている彼女からは考えられない程に震えており、ゆっくりと肉棒を入れる度に俺の肉棒の形に合わせるように膣内が動いていく。

 

「やっあっそこに入ってきたらっんあぁ!?」

 

肉棒が入っていくと、ふと何か違和感を覚えた。

 

違和感の正体が分からないままに俺は肉棒をより奥まで進んでいくと、ぶちゅっと何かが破れる音が聞こえると共に、俺の肉棒には愛液とは違い生暖かい血の感触を感じてしまう。

 

その感触に違和感を感じながら、俺はふと見つめると、秘部から溢れ出しているのは愛液だけではなく、赤い血だった。

 

「お前っまさかっ!?」

 

「あぁ、私の初めてがっこのような形で取られてしまうとはっ!!」

 

処女を破られた事に対して、ダクネスはショックを受ける所か、むしろ興奮している様子なのか、身体を痙攣させながら、その痛みを感じていた。

 

そして、既に彼女自身は俺の肉棒を離すつもりはないのか、膣内は強い締め付けており、既に後戻りができる状況ではなかった。

 

「こうなったら」

 

既にここまで来た以上、俺自身も覚悟ができ、そのままさらに膣内の奥へと進むように腰を進める。

 

「あっあぁ!!」

 

ベットの上で押し付けられた事で、ダクネスの身体はベットへと強く圧迫され、最初の頃には釘付けになっていた彼女の胸が大きく広がっていた。

 

「そこっ!そこを動かされているとっ!!」

 

俺の動きに合わせるようにダクネスは笑みを浮かべながら身体を動かすと共に、押し付けられている胸は淫乱に動いており、俺はその動きに夢中になって腰を動かす。

 

「ぐっダクネスっ!!」

 

「あぁ、そこっそこをっ!!

 

互いに限界を感じ、ダクネス自身も先程までの行為で快感が達したのか、甲高い声を出しながら

 

「出るぞっ!!」

 

―――どぷぅっどぷっどぷっどるるるるうぅぅ!!

 

「あっあぎいいぃぃ!!!」

 

溢れ出る精液はそのままダクネスの膣内へと流されていき、その精液の感触を受けながら、ぐったりと倒れ込む。

 

「はぁはぁはぁ」

 

精液を一気に解き放ち終えた俺はそのままゆっくりと目を回しながら、倒れてしまう。



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ダクネス(この素晴らしい世界に祝福を!)結

アンケートの結果が決まりました。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


ダクネスとの行為を行った次の日、俺は頭痛に悩み、いらいらする中で、目の前で目を逸らしているダクネスに向けて睨みつける。

 

「一つ、質問だ」

 

「なっなんだ!?」

 

俺の言葉を聞いたダクネスが反応したのか、びくっと身体を動かしながら、目を逸らした。

 

「・・・お前、俺の飲み物に酒を混ぜたな」

 

「・・・なんのことやらぁ」

 

「とぼけるんじゃないぞ、お前、俺の酒癖については散々言ったよな!」

 

先日、あほのように自分のチンコを取り出した事を思い出した俺は、ぼーっとしている感覚と共にダクネスから渡された飲み物を思い出す。

 

あの時、特に気にしておらず、いつも飲んでいる牛乳だと思っていたが、妙に辛かった事を思い出した。

 

その時に既に酒が入っている事に気付いても良かったはずだが、酒が少しでも入れば酔ってしまう困った体質を持った俺には関係なかった。

 

そのまま酒を飲んだ結果、ダクネスの不満が溢れ出して、普段から溜まっていた性欲、そしてたぶん俺はSだからこそ、あんな行動が出たんだろう。

 

「いや、そのお前の趣味を知っていて、しかも酒癖が悪いと聞いたらな。

カズマから聞いた話ではそういうのもあると思ってな」

 

ダクネスの仲間というカズマという奴に少し同情した時期もあったが、今回の騒動の原因である情報を渡した以上、今度会ったら、絶対に復讐してやる。

 

「それにしても、驚いたぞ。

まさか、これほどのプレイをできるとはな!!

なぁ、これからもその、夜にはあぁいう行為をしないか!

お前の子供だったら、私はばっちこいだ!!」

 

「お前のような変態母親を持つ子供が不幸だろ!!」

 

「あんっ」

 

俺の一言に再び感じたのか、ダクネスは再び声を出してしまう。

 

「・・・お前を元の世界に返す方法を考える必要があるな」

 

これまではこいつが自動的に元の世界に変えるか、彼女の仲間が連れ戻しに来てくれる間だけでも良いかと考えていたが、考えが変わった。

 

「このままでは色々とまずい!」

 

目の前にいる変態をどうにかしなければ、俺の人生が色々と無茶苦茶になってしまう。

 

「おぉ、協力してくれるのか!!」

 

「お前のせいで生活に無茶苦茶になる前にだ!!」

 

そう決まった以上、これまで嘘だと思えたような事でも調べる必要がない。

 

「お前を絶対に元の世界に戻してみせる」

 

「うっ、なんだか、そんなふうに言われると、恥ずかしいな」

 

「お前が戻らないと、俺が困るんだよ!!」

 

そう言いながら、俺と、変態居候を元の世界に戻す為の戦いが始まった。



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八坂(ハイスクールD×D)起

現在、アンケートの結果は
1位 ティアーユ 6人
2位 モモ 5人
3位 ヤミ 4人



日曜日の昼下がり。

 

俺は自宅から電車で数十分ほどの距離にある喫茶店に入っていた。

 

駅から少し離れているという事もあって、あまり客が入っておらず、今回のような理由がなければきっと来ることも無かった場所だ。

 

喫茶店に入った俺は、指示された場所で、目印として注文したコーヒーを持って、そのまま14時30分と表示された待ち受けを見て一息つく。

 

俺はそのまま昨日届いたばかりのメッセージを見つめながら、周りを見つめる。

 

そこには、確かにこの店に来る指示と、そこで何をすれば良いのかについて書かれていた。

 

そのメッセージを確認し終えるとスマホをポケットに戻し、ハァと軽く息を吐いた。

 

前日まではなんとか維持していた気持ちが間近に差し迫った状況にどんどん委縮していく。

 

昨夜、家に帰った後に俺はスマホの充電をしようとした時に見た事のないメッセージが書かれていた。

 

そのメッセージについて疑問に思いながら、そこに書かれていたのは、興味があれば一緒に時を過ごさないかと書かれていた。

 

正直、胡散臭いと思ったが、それでも明日は特に用事もなく、なぜか気になって仕方なかった為、俺はそのメッセージに従って、訪れた。

 

「ふふっ、お待たせしました」

 

「っ!?」

 

その言葉が聞こえて、俺はゆっくりと振り返ると、そこにいるのは普段の生活では決して見ないような豪華な着物を身に纏った女性だった。

 

その黄金の髪と共に妖艶な雰囲気に俺は思わず驚いて後ろへと下がってしまい、思わずスマホのメッセージを見つめる。

 

「えっ、もしかして、メッセージを送ったのって、あなたなんですか!?」

 

「ふふっ、その通りどす。

どうも初めまして、うちの名は八坂どす」

 

「はっ初めまして!?

えっと、その、なんで俺を呼び出して!?」

 

何がどうなっているのか分からずに俺は思わず尋ねると

 

「まぁまぁ、そないに慌てへんでも、とりあえず座って話しまひょ」

 

その一言を聞いて、俺はその言葉に促され、すぐに座った。

 

「まずはなんであなたを呼んだ理由について話させてもらう」

 

「理由ですか」

 

「まずは祝福を。

あなたはこの度、契約の巻物に選ばれた契約者となりました」

 

「けっ契約者?」

 

その言葉に疑問に思っている間に、八坂さんはそのまま着物の懐から取り出したのは一つの巻物だった。

 

「あんたは陰陽道ちゅうのんは知っておりますか?」

 

「確か、漫画とかで陰陽師とか使う奴ですよね」

 

「はい、その中でもこれは式神の全ての始まりであります。

式神ちゅうのんは調伏した鬼神を使役する術法の事どす。

どすが、現代に残ってるほとんどは、この契約の巻物を劣化させて術式やけどす。」

 

「えっと、それって、つまりは陰陽師が喉から手が出る程凄い奴に俺が選ばれたという事」

 

「正解どす」

 

その言葉に俺はさらに頭を悩ませた。

 

どのような事なのか分からないし、正直言って、冗談にも聞こえるし詐欺にも聞こえる。

 

ここは

 

「まぁ信じられへん思うが、証拠はあるんや」

 

「証拠って、どんなのですか」

 

「そら私自身どす」

 

その言葉に首を傾げるが、次の瞬間、八坂さんの後ろに巨大な尻尾が現れ、9本の尻尾が生えてきた。

 

「はい?」

 

「改めて、京都を取り仕切る妖怪たちの統領にして、九尾の狐の八坂どす」

 

「・・・えぇ」

 

そのあまりにも現実離れしている光景に俺は目を回す事しかできず、ゆっくりと見つめる。

 

「えっと、待って、それはあなたが本物だと分かって理解したけど、別に俺じゃなくても、八坂さんが持っていたら問題ないのでは?

それこそ、俺よりも優秀な陰陽師とかに」

 

「それが、この契約の巻物自身に選ばれた契約者以外は使用ができひんのどす。

なによりも、この契約の巻物の価値は高う、もしも断ってもうたら、あなたの命は」

 

「・・・・」

 

血の気が無くなるとはまさにこの事だろう。

 

ここまでの出来事が全て事実だとしたら、俺は断る事ができないだろう。

 

「安心しとぉくれやす。

あなたの身は私達が守ってみせる。

そやさかい、あなたには行ってもらいたい事があるんや」

 

「行ってもらいたい事?」

 

何をして欲しいのか分からず、聞いてみると

 

「この世の中、物騒な事起きようとしてます。

このままでは日本は危ない。

そやさかい、契約者のあなたには契約の巻物を使うて、日本最強の集団、百鬼夜行を作ってもらいたいんどす」

 

「物騒って、あぁもう」

 

次々と出てくる単語に俺は頭を悩ませながらも、断る権利はどうやらないようだ。

 

「分かった、分かった!

その契約者になるよ」

 

そう言うと八坂さんは

 

「ほな、さっそく契約の巻物を手に」

 

そう言われ、契約の巻物を手に取った時だった。

 

契約の巻物は光り輝き、その形はやがて一つの腕時計へと変わった。

 

「これは?」

 

「あなたが契約の巻物を通して、式神を召喚するのに最も思い浮かぶ物になったのやろう。

契約の巻物は持ち主によって変わるが、こら腕時計?」

 

「・・・・」

 

妖怪ウォッチだ。

 

確かに召喚するというイメージでは妖怪ウォッチを思い浮かべるけど、まさかこうなるとは。

 

そう思っていると、妖怪ウォッチから出てきたのはメダルで、目の前にいる八坂さんが描かれたメダルだった。

 

「これが召喚に必要な物どすか。

なるほど、あなたはほんまにおもろい契約者どすなぁ」

 

「はっはぁ」

 

そう言いながら、コーヒーを飲み終えると共に、八坂さんはそのまま手を重ねた。

 

「ほな、行きまひょか」

 

「えっ、どこに」

 

「そんなん、男と女二人で、しかもこないに深い関係で行うんやったら」

 

そう言い、八坂さんはそのまま耳元へと来ると

 

「オメコに決まってるやないか」

 

「・・・えっ?」




今回の短編は過去に連載していた契約者シリーズを再連載する場合の一つのバージョンとして考えております。
好評があれば、連載を考えていきたいと考えております。
八坂の衣装はゲーム版ハイスクールD×Dを参考にしています。


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八坂(ハイスクールD×D)承

「さぁ、こちらにどうぞ」

 

その言葉に促されながら、八坂さんに案内された場所は先程の喫茶店から少し離れたビルだった。

 

あまり人が使っているように見えないビルだったので疑問に思ったが、ビルの中へと入ってみると、以外にも整備されており、清潔だった。

 

「なんというか、雰囲気が違うな」

 

「このビルは私達管理してるビルどすさかい。

普通の人間では見つからへんような仕組みになっとります。

それよりもこちらに」

 

そう言われ、入った部屋は和室だった。

 

和室はあまり飾り付けをされておらず、部屋を灯す電灯と敷き布団ぐらいしか目立つ物しかなく、八坂さんは手を握ったまま、俺を敷布団の上に一緒に寝かされる。

 

「えっと、なんでこんな事に」

 

寝転がらされた事で、目の前には妖美な笑みを浮かべながら八坂は俺を見つめる。

 

「契約者と契約する者との間には明確な繋がりが必要どす。

侍主人に忠誠を誓う時の場合は刀を渡す。

敵対者を服従させるのに敵対者自身の心臓を頂く。

契約の巻物はそないな事必要どすが、私達の場合は、オメコ一番分かりやすい繋がりになる」

 

「そうなの」

 

これまで、俺はあまり契約について深く考えた事はなかったが

 

「それとも、うちでは嫌どすか?

まぁ、あなたよりも年上どすし、何よりも未亡人に子持ち。

そう感じたんどすか?」

 

「えっマジですか!?」

 

その言葉を聞いて、俺は思わず驚いてしまう。

 

八坂さん程の美貌ならば結婚していても可笑しくないと思っていたけど、まさかの未亡人で子持ち。

 

それは明らかにやばいと思うが

 

「それは八坂さん自身は納得しているんですか?!

それにお子さんはその事についてはどう思っているんですか!?」

 

「そら安心しとぉくれやす。

そらうちも娘も納得してます」

 

「だとしてもなぁ、その、旦那さんの事は今も忘れられないだろ?

なのに」

 

その言葉を言うと八坂さんは何やら驚いたようにこちらを見つめていた。

 

「ほんまに、おもろい方どすなぁ。

さっきから興味津々やのに、襲うてきいひんとはね」

 

「いや、それはまぁ」

 

俺はそう言っていると、八坂さんはそのまま俺に寄り添いながら

 

「そやさかいなのか、こうしてると、自然と身体火照ってしゃあないんどす。

それが契約の巻物の力なのか、それともあんた自身の魅力なのか確かめさせとぉくれやす」

 

そう言うと、緊張していた俺に近づいた八坂さんはそのまま俺の頬に手を伸ばし、ゆっくりと唇を近づく。

 

「んっ」

 

キスをした、そう思った時には既に行為が始まっていた。

 

まずはゆっくりと行うように、八坂は俺の



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八坂(ハイスクールD×D)転※

「っ!?」

 

八坂は俺の肉棒を掴んだ。

 

ゆっくりと彼女はそのまま自ら身に纏っていた下着を脱ぎながら、ゆっくりとその肉棒を自身の秘部へと向ける。

 

「これが初めてですか?」

 

「あぁ」

 

「では」

 

その確認を取ると同時に笑みを浮かべながら、ゆっくりと肉棒を秘部の中へと導く。

 

 

――ジュプゥ

 

「んんっ!?あっ、あぁっああぁぁぁっ!!」

 

俺の上に跨がった八坂はそのまま桄惚として、全身を震わせた。

 

「あっあぁ、あなたが、はいってきてぇ、こんなにしゅごいなんてぇ」

 

先程までキスをしていた時の余裕な笑みから考えられない程に崩れた笑みを浮かべながら、歓喜の声を出しながら、呟いた。

 

大きく股を開いた体勢のままゆっくりと腰を下ろしていく。

 

――ジュッ、ジュブ

 

「あっあぁんっ、入ってすぐでこれ程とはっもう我慢なんてぇ」

 

そう言いながら、八坂は俺に向けて甘えるような視線を向けてくる。

 

「俺はこういう事は初めてなので、八坂さんの望む通り」

 

「そう言われたら、獣は我慢はできへんで」

 

その言葉と共に八坂は既に興奮していたのか、ドロドロに濡れまくっている秘部はまるで骨を咥えて嬉しそうにする犬のように肉棒をしゃぶりついている。

 

先程まで妖艶で清楚なイメージをしていた八坂からは考えられない程の淫乱な姿に俺は興奮を隠せずに見つめていた。

 

そうしながら、八坂はゆっくりと俺に倒れると、そのままぐいっと熱く火照った胸を俺に押し付けてきた。

 

「んっ!?」

 

「初めて会った時から、これにも夢中でしたよね」

 

そう言いながら、着物から溢れ出た胸は俺に押し付けられながら、その柔らかさを堪能する。

 

胸の感触を味わっている俺に対して、八坂さんは遠慮なく、そのまま腰を動かしていく。

 

そのキツさと複雑なうねりは根本から溶けそうな程に心地よく、初めての体験という事で俺はゆっくりと味わう。

 

―――ジュニュウゥウッ!!

 

「んひぃ!?

あぁっ凄いっ!

こんな、やればやる程っ、跳ね返ってくるなんてっ、想像以上でっんっ!?」

 

そう言いながら、八坂自身も既に感じているのか、前後に振られながら、ジュブジュブと淫らな音を鳴らしながら、動いていく。

 

押し付けられる柔らかな胸、同時に肉棒に襲い掛かる締め付け。

 

両方とも、最近まで俺がこれまで味わった事のない快楽であり、瞬く間に夢中になっても可笑しくない程の快楽だった。

 

「あっあぁっ、もぅ我慢なんてぇ」

 

「八坂っ八坂ぁ!!!」

 

互いに既に我慢ができなくなり、俺はそのまま腰を上に押し上げ、彼女の子宮口に向けて

 

―――どびゅううううううぅっっ!!

 

「はひぃっ!?あへっ、ああっ、おおおぉおぉ!?」

 

深く突き刺した肉棒から精液を打ち放つ。

 

亀頭から八坂の子宮口にグニュっと押し込みながら、限界まで膨れ上がった肉棒から大量の精液がどんどん注ぎ込まれていった。

 

そうして、精液が注ぎ込まれる度に俺の上で身体を翻しながら、快感に喘ぐ。

 

「んっ、あっ、あっはあっ、ここまでだなんてぇ」

 

八坂はゆっくりと、その快楽を味わいながら、そのままベットの上に寝転がる。

 

そこには、余裕など見られない程の妖艶な笑みを見つめながら、俺もゆっくりと目を閉じていく。



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八坂(ハイスクールD×D)結

「ふふっ」

 

心地良い疲労が盗れ、疲れが取れたのでゆっくりと起き上がる。

 

同時にどこから聞こえてきた声に俺はゆっくりと目を開くと、そこにいたのは八坂さんだった。

 

「えっと、これって」

 

眼を覚まして、周りを見ると、時計を確認すると、最後に見た時間よりも3時間程度経っている程度だった。

 

「ふふっ、あない激しゅうやったのに、忘れてもうたんどすか?」

 

「あっ」

 

その言葉と共に思い出したのは、寝る前に行っていた行為を思い出して、思わず顔を枕の中に沈んでしまう。

 

「うっうぅ」

 

あの時に行っていた行為を思い出した。

 

これまでにない柔らかさ、締め付けていく感触。

 

それら、全てが初めての体験でとても忘れられない体験だった。

 

「ほな、主様。

これからも、よろしゅうおたのもうします」

 

「えっご主人様?」

 

その言葉に疑問に思っていると、腕時計から出てきたのは契約の巻物だった。

 

そこから出てきたのは墨絵で描かれている八坂であり、その横には八坂の事について書いてあった。

 

彼女の現在の状況、行える事、そういった項目が全て記載されていた。

 

「これは?」

 

「ふふっうちの事について記載されてます。

契約した証やろう。

なるほど、こらなかなか」

 

そう言いながら、ゆっくりと八坂は俺に寄り添う。

 

「やっ八坂さんっ!?」

 

「さんを付けへんで、そのままで」

 

そう言った八坂は俺の胸元に手を置きながら、荒い息を耳元に吐きながら、笑みを浮かべる。

 

「そもそも百鬼夜行を作るとなんで脅威に立ち向かえるんだ?」

 

脅威に立ち向かうと言っても、百鬼夜行を作り上げる事でなんで脅威に立ち向かう事ができるのか、それが疑問だった。

 

「百鬼夜行は契約の巻物を中心にその力を高める事ができる。

互いに力を高めあい、その数が多ければ、その力は上がる事ができる」

 

「あぁ、つまり、力を合わせれば強くなるみたい感じなのか」

 

その言葉に納得して、俺は頷く。

 

「えぇ、百鬼夜行の主として、どないな行動をするのか、近うで見守らせてもらう」

 

「えっと、それは分かったのですが」

 

説明しながら、八坂の手は止まる事なく、俺の肉棒へと手を伸ばした。

 

「うちは未亡人やちゅう事は既に説明したよなあ?

娘生まれてから、行為はほとんど行ってまへんどした。

そやさかい」

 

そう言った八坂は淫乱な笑みを浮かべながら、俺の頬を舐めた。

 

「この疼き、止まるまで付き合うとぉくれやすね、主様」

 

そういた八坂さんからの誘いに対して、俺は逆らわずに一緒に行為を行っていく。



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ティアーユ・ルナティーク(ToLOVEる)起

「はぁ、とりあえず聞くが何が起きたんだ?」

 

そう言いながら、俺はいつも持っている竹刀を机の上に置きながら、目の前にいる学校でも有名な結城リトに話す。

 

「えっと、それが階段から落ちて、そのまま」

 

「あぁ、なるほど」

 

そう言いながら、俺は頭を抱えながら、ため息を吐く。

 

「とりあえずは気を付けろよ」

 

「すっすいません」

 

そう言いながらリトは生徒指導室から出ていった。

 

「あいつの性格自体は特に問題ないけどな。

トラブルに巻き込まれる体質をどうにかしないとな」

 

そう言いながら、お茶を飲みながらため息を吐く。

 

学校で、俺が担任しているクラスの一人であるリトだが、スポーツ万能だが、学業成績の方はあまり芳しくないが、良い生徒だと思っている。

 

だが、呪われているんじゃないかというぐらいのラッキースケベが多く、呆れる事が多い。

 

だが、俺としては、そんな結城リトの方がまだ問題ないと考えている。

 

「それで、校長、今回は何をしたんだ?」

 

「いやぁ、普通に読書をしていただけだが?」

 

「公園でエロ本読んでいる事自体が問題だろうがぁ!!」

 

そう言った俺はとりあえず問題である校長のエロ本を木刀で切り裂いた。

 

「あぁ、お宝がぁ!!」

 

「反省文100枚書いてろ!」

 

そう言いながら俺は校長に紙を渡して、そのまま追い出した。

 

リトに比べれば、堂々とやっている行動が多いあいつの方が問題なので、自分からやっている校長に比べれば、まだまだ問題ない。

 

「はぁ、たく」

 

そう言いながら、俺は仕事を再開しようとしたが

 

「ああぁぁ危ないっ!!!」

 

その言葉を共にすぐに見つめると、書類を手から崩れ落ちている女性が見えた。

 

「はぁ」

 

こちらに向けた声が聞こえたので、俺はとりあえず走って、倒れる女性を支え、書類をもう片方の手で受け止める。

 

「大丈夫か」

 

「あっありがとうございます」

 

そう言いながら、ゆっくりと立ち上がったのは俺のクラスの副担任を務めているティアーユ先生だ。

 

「それにしても、こうしてまた会えるのはびっくりしました」

 

「まぁ、確かにな」

 

実の所、俺はこの地球の出身ではない。

 

事情もあって、色々な所で渡り歩いていた時に出会った知り合いだ。

 

あいつが学生時代の時だったので、そこから再開するのは久しぶりで、御門から聞いた時には驚きを隠せなかった。

 

「えっと、それで、今日、遊びに行って良いかな」

 

「・・・食費はあるのか」

 

「うぅ」

 

ティアーユは昔から研究以外はあまり得意ではなく、家事も苦手だ。

 

特に料理は苦手で、今は仕事を始めて一ヶ月も経っていないので、金もあまりない。

 

なので、給料が入るまでの間は俺の家に来ている。

 

「とりあえず、俺は仕事が終わったら、晩飯の材料を買って帰るから。

家で待ってろ」

 

「うっうん」

 

俺は呆れながら、そのまま準備をする事にした。



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ティアーユ・ルナティーク(ToLOVEる)承

「御馳走様、なんというか凄いね」

 

「色々な所で生活をするのに必要なスキルだぞ。

お前もとりあえずは簡単な料理ぐらいはできるようになれよ」

 

そう言いながら、食べ終えると共に後片付けを行た。

 

あいつがこの星に来てから、しばらくはこの生活が続いた。

 

「それにしても、こうしていると、懐かしいね」

 

「まぁ、確かにな」

 

こいつと出会った当初は、変な事件に巻き込まれ、何度も同じ一日を繰り返す事件に巻き込まれてしまった。

 

その事件のせいで1日なのに1年を通して絆を深めた相手でもある。

 

そこからは俺はまた別の星に渡り歩き、この星で教師になった

 

ティアーユは希望していた研究した施設で就職した。

 

その後の事については御門から少し事情を聴いており、学校の生徒にいるヤミについても何か関係があるようだ。

 

見た目が似ている事もあって、気になっていたが。

 

「それにしても、君は変わらないね。

本当に」

 

「まぁな」

 

「・・・思えば、あの時が一番楽しかったかな」

 

そう言いながら思い出したのは、おそらくはあの事件での日々だろう。

 

「変わる事を選んだ以上はあれで良かったと思うぞ。

それに、お前だって、なんか目的があって、ここに来たんだろ?」

 

「御門からは聞いていないの」

 

何やら驚いたようにこちらを見ていたが

 

「事情を少しだけ聞いた程度だ。

それ以外はお前の口から聞こうと思ったからな」

 

そう言って、俺はそのまま向き合うようにティアーユを見つめる。

 

「ありがとう、だったら、少し聞いて欲しいかな」

 

そう言って、語りだしたのは俺と別れてから彼女は少しずつだけど語りだした。

 

ヤミを「人」として育てようとしていたため、ヤミを生体兵器として育てようとする組織と対立し、抹殺されそうになったため姿を消し、星々を転々として組織から逃れていた。

 

その後、組織が壊滅したことを知るが、数年後、ヤミが金色の闇として裏社会で恐れられる存在となってしまった。

 

その事から組織から脱出する際、ヤミを連れて行くことができなかったことを後悔していた。

 

その後は俺が御門から聞いた経緯通りの出来事であり、学校で俺と再会したのが、事の経緯だったらしい。

 

「そうだったのか」

 

そう言いながら、俺は泣きそうになっていた彼女から顔を逸らすように上を向きながら話を聞き続ける。

 

「うん、でも、今は少しでも仲良くなっていると思うんだ。

まだまだだけどね」

 

そう言ったティアーユは納得するように頷く

 

「それに、ここに君がいると聞いたから」

 

「俺が?」

 

その言葉に少し疑問に思い、首を傾げながら見つめる。

 

「あの時、言えなかった事、もう後悔したくないから、言うね」

 

そう言い、ティアーユはゆっくりと俺に近づく。

 

「私、あの時から君が好きなの」

 

「俺が?」

 

その言葉に疑問に思い、俺は首を傾げる。

 

ゆっくりと見つめられながら、ティアーユはそのまま俺に近づき、ゆっくりと見つめる。

 



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ティアーユ・ルナティーク(ToLOVEる)転※

今回のアンケート結果が決まりました。
活動報告で募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


突然の告白、戸惑いを隠せない俺に対して、ティアーユはそのままゆっくりと俺に近づく。

 

近づいたティアーユはそのまま俺の頬に触れると、ゆっくりと近づく。

 

それに対して、俺は何の抵抗もなく、そのまま彼女を寄り添うように手を伸ばし、近づく。

 

「良いの?」

 

「俺もだった、という訳だ」

 

戸惑いながら、俺はゆっくりと答えると、ティアーユもまた頬を染めながら、頷き、ゆっくりと顔を近づける。

 

「はちゅっ、むちゅっ」

 

先程まで食べていた物の味が口の中にあるが、それでもゆっくりと互いの唾液を交換するように舌を絡ませながら、ゆっくりとキスを行っていく。

 

これまでキスの経験もなかった俺達だったが、それを感じさせない程の絡み合いを行いながら、ゆっくりと俺は彼女のスーツに手を伸ばして、そのままボタンを離していく。

 

「んっ」

 

研究者気質で、これまでこういう行為をあまり行った事のないティアーユは先程のキスだけでも勇気のある行為だったらしく、こうして胸を見せられる事も驚きを隠せなかった。

 

「んっんちゅっんっ!!」

 

キスを行いながら、俺の手はゆっくりとティアーユの胸を動かしながら、確かめる。

 

彼女の胸ははっきり言うと、俺が見た誰よりも大きく、そして魅力的だ。

 

学園でも校長が可愛い子を選んだというだけあって、その容姿は都内でも有名であり、アイドルのような容姿をした生徒も多い。

 

だが、そんな彼女達と比べてもティアーユは魅力的であり、こうして触れている胸の感触に夢中になる程の魅力を持っている。

 

「あっ、少し触りすぎじゃっ」

 

「そうか?」

 

俺はそう言いながら、ティアーユの胸を揉みながら、再度キスを行っていく。

 

指を簡単に埋める程の柔らかさを持っている彼女の胸を揉んでいく。

 

「あっあんっ!?」

 

そのまま埋め込まれた指の動きに反応するように、ティアーユは喘ぎ声を出しながら、ゆっくりと確かめるように動かしていく。

 

程良い柔らかさと、程良い弾力、それらが全て揃った胸に夢中になるのは十分だった。

 

夢中になりながら揉んでいくと、彼女も既に興奮したのか、勃起した乳首が俺の指先で感じた。

 

「あっんっんっあぁ」

 

そうして、摘まんでいく内に喘ぎ声はさらに大きくなっていき、俺はそのままつねると

 

「ああぁぁ!!」

 

甲高い声と共に飛び出たのは、なんと母乳だった。

 

「ティアーユ?」

 

「うっうん。

実はね、イヴを育てる時に自分の身体に母乳が出やすい体質にしちゃって、それから治す時間はなかったの」

 

「そうだったのか」

 

「幻滅した?」

 

そう言いながら、心配そうに俺を見つめるが

 

「そんな訳はないだろ」

 

その一言と共に、俺はゆっくりと母乳が溢れる乳首に近づき、口の中に含ませる。

 

「あっああぁ?!」

 

口内には程良い硬さの乳首を舐め取りながら、興奮して、喘ぎ声を出していくティアーユ。

 

その声に合わせるように、彼女の乳首からも母乳が溢れ出し、俺の口の中を満たしていく。

 

ゆっくりと飲み込みながら、彼女の母乳を楽しみながら、飲み込んでいく。

 

「ぷはぁ、こんなに飲んだからな、お返しをしないとね」

 

「それって、うっうん」

 

俺の言葉を理解したのか、ティアーユもまた頷く。



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ティアーユ・ルナティーク(ToLOVEる)結※

キスを行いながら、俺達二人はゆっくりとベットへと寝転がりながら見つめ合う。

 

先程までの行為で胸の柔らかさを確かに堪能したが、こうして彼女の裸を見るだけでティアーユの魅力に魅了されながら、ゆっくりと見つめる。

 

「そのもう入れて良いよぉ」

 

その言葉を受け止め、ティアーユ自身も興奮しており、それでもこれからの行為の為に乱れる呼吸を整えていく。

 

「入れるぞ」

 

「んっ」

 

そう言いながら、俺はゆっくりとティアーユの膣内に入れる為に俺は少しずつ腰に力を込めながら入れていく。

 

「あっ」

 

ぐちゅっとした音と共に彼女の膣内に溜まっていた愛液が溢れ出しながら、その膣内から溢れ出した愛液が俺達を濡らす。

 

「あっんっ」

 

「ぐっ」

 

始めての感触に俺達は互いに声を出してしまう。

 

濡れた膣肉の感触に快感を覚えながら、俺はゆっくりと挿入していくと、彼女の膣肉を挟みながら、さらに奥へと導いていく。

 

その感触に亀頭から根本まで伝わってくる纏わりつく心地良さに俺は身体を震わせる。

 

「ティアーユっ」

 

「あっんっ、良いよぉ」

 

そうして、俺は彼女の手をつなぎながら、ゆっくりと俺達は腰を動かしながら見つめ合う。

 

ぐちゅぐちゅっと湿った音を立てながら、熱い膣肉をかき回していく。

 

一突きする度にに彼女の膣肉はうねっており、出し入れする度に糸を引きそうな程の愛液が肉棒に強烈な快楽を溢れ出る。

 

「うぅ、どんどん気持ち良くなっていってっんっあぁ!!」

 

そうして、互いに出し入れする度に来る快楽に俺はそのまま彼女の元へと倒れると共にそのまま密着する。

 

密着すると共に感じる彼女の胸の柔らかさ、そして彼女の口から出てくる甘い吐息に勝機を奪われそうになり、そのまま近づく。

 

「んんっ、ちゅむぐぅ」

 

そうして、俺達は互いに口を開くと共に舌を巻き付け合い、唾液を交換しながら、さらに快感を分けるようにキスを行っていく。

 

擦れ合う肉と、彼女の口から漏れ出る唇の隙間から漏れる声。

 

そうして、限界を迎えた俺はそのまま彼女の子宮口に押し当てた肉棒から

 

「てぃあーゆっ」

 

惚けた顔になっているティアーユに向けて尋ねると共に俺は

 

「あっああぁ!!」

 

―――どぴゅどぴゅるるるるっ!!

 

溢れ出る精液と共に俺はティア―ユの子宮口に向けて精液を溢れ出していく。

 

精液を出す度に彼女はひくひくと小刻みに痙攣しながら、これまで以上の声を出しながら精液を受け止めていく。

 

「あつあぁ」

 

「ティア―ユ」

 

一通り射精を終えると共に、俺はそのまま落ち着きを取り戻していく。

 

「うん、なんというか、懐かしいな」

 

そう言いながら、彼女は俺に尋ねる。

 

ふと、見ると時計は既に次の日を迎えていた。

 

そうして、ループしている時には、こうして同じ部屋で過ごす事もあったが、こうして抱き合うのは行った事がない。

 

「ふふっ、なんというか、こうやって抱き合うのは初めてだからね」

 

「まぁな」

 

そう言いながら、ふと感じた眠気と共に

 

「明日もあるしね」

 

そう言いながら、ティアーユの言葉に頷きながら、ゆっくりと眠りあった。

 

その日の為に



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雅緋(閃乱カグラ)起※

今回は歩輪気さんの雅緋です。
また活動報告ではアンケートも募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「なんというか、社会人になって、忙しいな」

 

そう言いながら、俺はスーツを身に纏いながら、思わず愚痴を零してしまう。

 

幼い頃から、あまり変わりない光景が続きながら、俺は特に面白みもない人生だと自分でも思ってしまう。

 

「んっ」

 

そう言いながら、就職活動中にふと視線を感じて振り返ると、そこには白い髪をした女性が立っていた。

 

どこか見覚えのある女性だったが

 

「まぁ、まさかな」

 

記憶の中で高校進学を機にほとんど会っていない幼馴染の面影を見た気がした。

 

そう思って、特に気にせず、俺はそのまま家に帰る事にした。

 

「・・・貴様」

 

「んっ?」

 

突然声をかけられて、振り返ると、それは幼馴染の面影があった女性だった。

 

見た目としては該当するが、身に纏っているのは制服であり、俺と同じ年齢であるはずので制服は少し変だと思うが

 

「お前、聖兎か?」

 

「えっ」

 

聞こえてきた声、そして俺の名前を知っている事に対して驚きながら、振り返ると

 

「んっ、もしかして雅緋」

 

俺は思わず驚きながら振り返るが、次の瞬間、俺の意識は途切れてしまう。

 

「うっ」

 

途切れた意識が回復し、ゆっくりと目が覚めると共に、違和感を感じた。

 

目の前にはこれまで見た事のないどこかの部屋で、俺はそこで縛られている事に気が付く。

 

身体は縄で縛られており、身に纏っているのは何もない。

 

そして、一番の違和感をゆっくりと見つめると

 

「っ!?」

 

見えたのは先程まで学生服を身に纏っている雅緋と似た女性が重たそうな爆乳を露出させながら、不慣れな手つきで俺の勃起している途中の肉棒を胸の谷間に挟み込んでいた。

 

「ふむっ、起きたか」

 

「だっ誰だっ!?」

 

驚きを隠せない俺に対して、特に気にした様子もなく、彼女はそのまま見つめる。

 

それは、間違いなく童貞である俺が行った事のないパイズリであり、その行為に驚きを隠せなかった。

 

「なっ何を」

 

「気にするな。

お前は、その、私に魅了されれば、それで良いから」

 

「何を」

 

何を言っているのか分からず、戸惑っている俺に対して、彼女はそのままグニュっと両側からおっぱいで挟みながら、持ち上げるように肉棒を上に向かせる。

 

そうして上に向いた亀頭に向けて、彼女はそのまま湿った舌と吐息と共にゆっくりと触れていく。

 

「ちゅっ、ぢゅるっ、ぢゅぅ、んっれろっ、ちゅっ」

 

彼女の下はそのまま俺の肉棒にちろちろと動かせながら、その顔は既に緊張しているのかゆっくりと舐めていく。

 

突然の事で驚きを隠せなかったが、これまでの人生では体験した事のないような極上な経験に俺の身体は震え、自然に肉棒は大きく勃起していった。

 

「なっんっ!?」

 

そうして、震えている間に彼女はそのまま亀頭の先端を咥え込み、そのままさらに大胆な動きをしていく。

 

「ぢゅるっじゅるっふっふぢゅるる」」

 

口内に入り込んだ肉棒は、彼女の色っぽい呼吸が聞こえ、生々しい喘ぎ声が聞こえてくる。

 

「あっあぁ!?」

 

口内に入り込んだ事で、彼女の舌が亀頭を舐めていき、俺自身も既に休息に高まった性欲は既に限界に近かった。

 

彼女の柔らかい舌の感触と共に、限界を迎え、ビクッビクッと腰を動かせながら、彼女の口の中へ精液が飛び出していく。

 

「あっくぅうううっ!!!

 

――――びゅるるるるっ!!びゅるるるるるるっっ!!

 

全身から感じる快感と共に、肉棒から溢れ出る精液はそのまま彼女の口の中へと飛び出していき、そのまま口内へと吸い込まれていく。

 

「んっんんっ」

 

ゆっくりと、全ての精液を吐き出した感触と共にぐったりとすると、彼女はそのまま吐き出した精液を飲み込んでいく。

 

「はぁはぁ、お前は」

 

「ふぅ、久しぶりと言うべきかな」

 

「まさか、本当に雅緋」

 

久しぶりの幼馴染の再会と、逆レイプされるとは思ってもみなかった。

 

「なっなんで、こんな事を」

 

「それはっ良いだろ、その事はっ!

お前は良いからっ、私に惚れろ!!」

 

そう言って、彼女は今度こそ身体に身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てると共に迫ってくる。

 

状況が追いつけないまま、行為は続いた。



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雅緋(閃乱カグラ)承※

「はぁ、んっ、あぁっ、入ってきてっんっ」

 

雅緋は先程までの事で興奮を隠せなかったのか、俺を抱きしめると共にきつく抱き締め合い対面座位の体位で行為が始まった。

 

既に彼女の秘部は興奮で濡れており、ぐしょ濡れになっている秘部を、そのままゆっくりと俺の肉棒を膣内へと入れていく。

 

「はぁはぁ」

 

―――グチュッ、グチャッ、グヂュ、グヂュッ!

 

「はっああぁあlあっ、ぐぅ!!」

 

膣内へと入り込んだ肉棒に俺はすぐに射精が飛び出そうになっていた。

 

雅緋が腰を動かしながら、俺の肉棒の射精を促すように激しく動いていく。

 

それは目の前で俺の肉棒を犯している雅緋の方も同じだったのか、物欲しげに乳房を揺らしながら、乳首も大きく勃起して、甘い声を漏らしていた。

 

膣内には彼女の愛液によって濡らされており、それと共に雅緋の口から興奮と快感によって漏れ出る喘ぎ声が溢れ出していく。

 

雅緋はそんな喘ぎ声を出しながら、豊満な胸を跳ねさせながら、悶えている。

 

悶えながら、動く度に、彼女の膣内の締め付けはさらにきつくなっていく。

 

「はぁはぁ、聖兎っもっとっもっとっ」

 

そう言った彼女の表情はさらに桄惚した表情を見せながら、俺に抱きしめていく。

 

逆レイプに近い状況だったが、こうして目の前にいる彼女に犯されて、悪い気はしなかった俺はそのまま腰を大きく上にあげる。

 

「ひゃうぅっ!!」

 

そのまま、既に俺自身も我慢ができなくなり、勢い良く子宮口へと肉棒を捻じれ込むと同時に我慢の限界を迎えていた肉棒は

 

「出すぞっ!!」

 

―――ごぷっ!どぴゅるるるるっ!!

 

「んっあっああぁああぁぁ!!!」

 

俺の肉棒から溢れ出していく精液はそのまま雅緋の中へと溢れ出た精液はそのまま彼女の秘部から溢れ出てくる。

 

「あっあっああぁ」

 

精液を受け止めた雅緋はそのまま身体を痙攣させながら受け止めると、その表情はとろけるような笑みを浮かべながら、口の端から涎が垂れていく。

 

「はっはあっ」

 

そうして、精液を全て受け止め終えると、雅緋はゆっくりと倒れる。

 

同時に、俺を結んでいた縄が解けており、それを見つめた俺はゆっくりと彼女をそのまま押し倒す。

 

「えっあれ」

 

「油断しているようだけど、縄が解けていたぞ」

 

「っ!?」

 

雅緋はその事に気付いて、少し驚いたようだったが

 

「だから、さっきまで犯していた分、こちらからも攻めさせてもらうぞ」

 

「ひゃっ」

 

そう言った彼女は頬を赤くさせながら

 

「そっその、よろしく頼むっ」

 

雅緋はそれに対して、驚きはするが、むしろ望むかのように顔を背けながら言う。



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雅緋(閃乱カグラ)転結※

「はぁはぁはぁ」

 

上から押さえつける形になって行ったセックスを初めてから数時間程が経った・

 

最初に会った時に見えた圧倒的な力は、こうして侵している間はまるで見られず、俺への抵抗を見せず、むしろ自身から迫るように腰を振っていた。

 

「まぁ、そうだよなぁ」

 

突然始まった時から彼女自身から襲ってきた形で始まったとは言え、彼女自身は積極的に行為を行っていた。

 

その証拠と言うばかりか、先程から何回も出し入れを行っている彼女の膣内には既に俺の精液によって埋められており、何度も擦れる度に彼女の膣内からねちゃねちゃという水音が聞こえてくる。

 

そんな音と共に秘部を見てみると、精液は泡を立てており、俺の挿入を促すように何度も行っていく。

 

「あっあっああぁ!!

そこっそこっ」

 

「はぁんっ、はぁっ」

 

既に何度も出し入れして、力尽きそうになっている俺とは反対に彼女は未だに疲れた様子はなく、惚けた顔で俺を見つめながら、甲高い声で俺を求めていく。

 

その顔を見ているだけでも、体力が尽きそうになっている俺も、さらに腰を動かしてしまう。

 

「お前の目的は一体っなんなんだっ!?」

 

「はぁはぁ、こうする事しか、伝えられないっからっ」

 

そう言って、顔を赤くさせながら、彼女は俺に向けて言った。

 

「俺に?」

 

その言葉に疑問に思いながら、俺は見つめる。

 

「私は、君の事がその、好きなんだっ」

 

「えっ」

 

その言葉で俺は一瞬、腰を動かすのを止めてしまったが、彼女はそのまま俺の腰の後ろに足を回して、そのまま身体を倒れる。

 

そのまま彼女、雅緋の瞳が見え、ゆっくりと口を開く。

 

「お前と私は、交わりにくい世界だ。

だけど、もうこれ以上我慢ができなくなったからっ、だからっ」

 

「雅緋っ」

 

俺の言葉をきっかけに、彼女はそのまま俺の唇を奪った。

 

先程まで激しいセックスとは違い、ゆっくりと交わるようにキスを行っていく。

 

「んっんちゅんっはちゅ」

 

その感触と共に、彼女の気持ちを聞くと、自然と俺の中には懐かしさを覚えると共に彼女の事を見つめていく。

 

そのキスを行っていく内に

 

――どぴゅっびゅちゅるるるっ

 

「んっんっんんっっ!!」

 

キスを行っている間も、俺の肉棒から溢れ出る精液をゆっくりと流れていき、その間も彼女は身体を痙攣させながら、受け止める。

 

「ぷはぁ」

 

全て出し切ると共に、俺はゆっくりと口から離れると共に見つめる。

 

「ふぅ、なっなぁ、そのっ、なんで無理矢理にしたんだ?」

 

「いや、だからそのっ、私自身もまだ、未経験な所があって、どうしたら良いのか分からなくって、だからそのついな」

 

彼女の一言から、俺は思わず呆れてしまい、同時にどのような生活を行っていたのか気になってしまった。

 

「とっとにかくっ!

まだまだやるからな」

 

「えっちょ!?」

 

雅緋は叫ぶと同時に俺はそのまま反転し、そのまま押し倒される。

 

「今日は、私が満足するまで、やらせてもらうぞ」

 

「待っ」

 

その言葉と共に、その日は俺の全てが搾り取られるまで、行為を行う事になった。



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ガンダムSEED

久しぶりの投稿と、未だにアンケートの募集を行っていますので、気になる人はぜ日お願いします。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


コーディネーターとは遺伝子調整によってあらかじめ強靱な肉体と優秀な頭脳を持った新人類であり、コズミック・イラにおいて、彼らの存在によって、時代は大きく変えていた。

 

だが、第一世代、第二世代と世代を重ねる度に、ある問題が大きく浮上していた。

 

それはコーディネーターの出生率だった。

 

それは第三世代以降のコーディネイターの出生率が、遺伝子を改良した故の弊害によって急速に低下している事だった。

 

余りにも急激な進化の影響でもあり、100年も満たない年月で絶滅する可能性のある存在でもあった。

 

だが、奇妙な事に、コーディネーターの出生率とは関係なく、子を設ける事ができる存在がコーディネーターとは違い、遺伝子調整を行った事のないナチュラルの中で出てきた。

 

コーディネーターの中にあるSEEDを持つ者と同じように、純粋な人類の中から現れる進化した人類でもあるイノベイターが現れた。

 

それは現状の研究だけでも、理論的な寿命は人間の倍近いとされ、細胞そのものが変異し人間とは比べ物にならない身体能力と肉体強度を誇るとされ、通常のコーディネーターを遥かに超える能力を持っていた。

 

「そう言われてもなぁ」

 

一通りの言葉を聞き終えた俺は、ザフトの中でも珍しいナチュラルとして軍に参加する事になった。

 

その中で、俺は奇妙な検査を行った後にイノベイターという事が分かった。

 

それは現状のコーディネーターの問題を解決すると期待されている事もあり、俺がイノベイターになった事で、その操縦技術もエースになる程まで成長していた。

 

だが、議長とも言えるデュランダルから出た指令は

 

「子供を作るって」

それは俺は頭を抱えてしまう。

 

イノベイターの中にある細胞をコーディネーターの細胞と組み合わせる事で、その滅びを防げる可能性があった。

 

その事もあって、デュランダル議長は俺の、というよりもイノベイター自体に強い興味を持っていた。

 

そこで出てきた任務という形だが、正直言って、こういう策略的な行為は俺自身はあまり好まない。

 

だからと言って、断れば確実に研究用のモルモットとなる可能性がある。

 

それを考えれば、この任務に参加しない訳にはいかなかった。

 

「でも誰なんだろうなぁ」

 

知り合いだろうと、知らない相手だろうと、いきなり行う事になるのは少し気が引ける。

 

―――コンコンッ

 

そうしているとドアの向こうから聞こえていた音で俺は思わず見つめる。

 

「はっはい、どうぞ」

 

緊張しながら、俺はドアの先に返事し、俺は見つめる。



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ルナマリア(ガンダムSEED)承

「えっと、失礼するね」

 

「るっルナ」

 

部屋に入ってきた相手を見つめると、そこには俺と一緒に過ごしていたルナマリアがそこにいた。

 

今年から軍に入る事もあって、赤いザフトの制服を身に纏っている。

 

そんな彼女がここにいるという事は

 

「えっ、ここに来たのは、まさか」

 

「えっと、うん。

上からの命令でね」

 

そう言いながら、顔を赤くしながら答えたルナの言葉を聞いて、驚きを隠せずにいた。

 

「断る事はできなかった?」

 

「それはうん。

断る事もできなかったし、どうしようもなかったと思う

 

「そうか」

 

とりあえず、これから行われる行為の事も考えてしまう。

 

「なんというか、うん。

なんか少し嫌な感じだな」

 

「それって、私に文句がある訳?」

 

俺が思わず呟いた一言が気に入らなかったのか、少し眉を上げながら言うルナだけど

 

「いや、学友とこう、命令で一緒に行うのがなんかねぇ。

それに悪い気がして」

 

「まぁ、それは分からなくもないけど」

 

俺の言葉を聞いて、多少納得した様子のルナはそう言い、部屋に置かれた椅子に座ると、対面で見つめる。

 

「結局、あんたはどう思っているの。

今回の、その命令について」

 

「正直、納得していないというか、信じられないな。

いきなりイノベイターとか、よく分からない理由で無理矢理やるのはね。

それにほら、やっぱり俺って、ナチュラルだからね」

 

ザフトでも、俺の扱いは色々と変な扱いで、人質扱いとして、監視も兼ねて入った学校。

 

そこで行われたコーディネーターならば当たり前の事ができない事で馬鹿にされる事はあったが、それでも諦めきれずにやった結果、よく分からない力を得た。

 

「別にそこは気にする必要はないでしょ。

他の奴らはともかく、私やシンにレイとかは認めてるんだから」

 

「そうかなぁ」

 

そう言いながら、俺は未だに疑問に思いながら、天井を見つめる。

 

そうしている間にも部屋の電気はいつの間にか消され、俺は何が起きたのか思わず正面を見ると

 

「やっぱり、不思議な感じ。

目がこんなに輝くなんて」

 

そう言いながら、俺を見つめるルナはイノベイターになってから輝くようになった俺の目を見つめる。

 

その手はゆっくりと俺の頬を触り、こちらに詰め寄っていく。

 

「ねぇ、私は、確かに命令でここに来たけど、別に嫌という訳じゃないんだよ」

 

「えっ?」

 

その言葉に俺は思わず驚きを隠せなかった。

 

「命令でこうやった交わる事になって、こう伝えるのは変だけど、私、本気で好きになったんだよ。

演習で助けてくれたあの時から」

 

「あの時って、確か」

 

言葉と共に思い浮かんだのは、初めてMSに乗り、事故にあった時。

 

何よりもイノベイターとして覚醒した時の日でもあった。

 

これまでなんとか操縦する事に慣れたモビルスーツと共に、事故で動けなくなったルナのモビルスーツを助けた時。

 

イノベイターの力によって、これまでにない空間把握能力を得て、効率良く動けて、そして助ける事ができたあの時。

 

「だから、別に嫌じゃなかった。

むしろ、誰かに取られなかっただけ、私は本当に嬉しかったから」

 

「ルナ」

 

そんな言葉を聞いて、先程までとは違う緊張が身体に走った。

 

頬を触れていた彼女はそのままゆっくりと近づき、そして、キスをした。

 

初めてのキス、そんな感想抱きながら、ゆっくりとぎこちなく舌を絡ませていく。

 

「・・・もう良いんだよね」

 

「っあぁ」

 

ルナのその一言に俺は既に頷く事しかできなかった。



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ルナマリア(ガンダムSEED)転

「はぁはぁ」

 

ルナからのキスを受け入れると共に彼女はそのまま甘えるよう声で誘われるように見つめてくる。

 

ゆっくりと胸をかき抱くように腕を交差させると胸がぐにゃりと形を変える。

 

軍服であまり揺れる事のないはずが、こうして形が変わるのが分かるまでに近づかれ、さすがに緊張してくる。

 

それはルナも同じなのか、太腿を擦り合わせてなまめかしいと息を吐いている。

 

普段は活発的な姿を見る彼女からは考えられないような煽情的な姿を見ていると、俺自身も既に興奮を抑えらず、大きく勃起してしまう。

 

「もうこんなに大きくしているんだ。

それはやっぱり、私のこれを見てかな?」

 

そう言ったルナは自身の制服の下に隠されている胸を見せつけるようにさらに寄せていく。

 

それに対して俺は喋る余裕もなく、ただ頷く事しかできなかった。

 

その事に対して、ルナはただ笑みを浮かべるだけだったが、そのまま自身の身に纏っている軍服を脱ぎ捨てると、そのまま俺に向けて胸を見せつける。

 

「こうやって男子に見せるのは君ぐらいなんだから」

 

そう言ったルナの胸を見つめると、そこには俺にとっても初めての女性の生胸に俺は既に興奮を隠せなかった。

 

そのまま無言でゆっくりと手は彼女の胸に触れる。

 

「ひゃんっ」

 

胸に触れた瞬間、俺は既に彼女の許しを得る前に夢中になって揉み始める。

 

どこまでも指がめり込む柔肉を揉みしだきながら、ルナの顔を見ると、彼女も既に興奮で息を荒げていた。

 

物寂しそうな唇を見つめながら、俺はゆっくりと彼女に近づき、再びキスをする。

 

それに対して彼女は拒否する訳でもなく、自ら唇を開き、俺の舌を受け入れて舌を伸ばしてくる。

 

にゅるっと、ルナの舌が、俺の口腔内を貪ってくる感触。

 

普段からおしゃれを気にしている事もあって、彼女の良い匂いと柔らかさと暖かさに包まれながら、唾液を啜り合う。

 

淫靡な水音が響く室内で、あなたは乳房を揉み続ける。

 

「んっ、ぷはぁ、もぅ、私のだけ触らないで。

私も触らせてよ」

 

そう言ったルナはそのままゆっくりと手を伸ばす。

 

その手の先は俺の胸元からゆっくりと蛇ように這いながら、目的であるズボンに手を伸ばすと、そのまま脱がす。

 

脱がされた事によって剥き出しになった肉棒を見つめると、さすがに緊張したのかごぐりっという音が聞こえる。

 

それでも彼女は止まる気はないのかゆっくりと慎重に、手の指を逸物に絡ませた。

 

手に触れた瞬間に感じた肉棒の温かさを感じたのか、ほぅと息を吐きながら緊張しながら、俺の肉棒をゆっくりと擦り始めた。

 

「んっ、ルナっ」

 

「君はそこで私のおっぱいに夢中になっていて」

 

そう言ったルナは初めてで少しぎこちない動きでゆっくりと動かしていく。

 

さすがに初めてという事もあって、最初は少し力加減を間違えている所もあったが、それでも徐々に上手くなったのか程良い力加減で締め付けていく。

 

徐々に握りしめる力を少しずつ強くしながらも肉棒を包む手の力をカリ首を引っかけるように手を往復させていく。

 

徐々に心地良くなる感触に俺は思わず声を出しそうになるが、それでも彼女は止まる事なく、肉棒を動かし続ける。

 

「なんというか、不思議ね。

こんなに触れ合っていて、心地良くて、夢中になるなんて」

 

そう言ったルナの頬は徐々に赤くなりながら、その手を止まる子はなくしゅっ、しゅっとリズム良く手を動かしている。

 

そしてその言葉に偽りがないのか、行為に対してさらに、熱を込めていく。

 

俺の肉棒から精液を絞り出すように効率良く動かしていき

 

「るっルナっもうっ」

 

「えっ待って、まだ、心の準備がっ」

 

俺の言葉を聞いて、さすがに慌てたのか、目を回していたが、俺も既にそんな余裕もなく

 

―――ビュジュビュルルルル!!

 

「ひゃっ!?」

 

俺がその言葉を言い終えると共に、精液は勢い良く彼女の身体にかかってしまう。

 

白い精液によって汚された軍服を見ながら、少し戸惑いを隠せないルナだったが、それ以上に頬を赤くしていた。

 

「るっルナ?」

 

「なんか、身体がっ、もう」

 

そう言ったルナはそのまま身に纏っていた軍服を脱ぎ始めた。

 

瞬く間に脱ぎ、軍服を近くに置いていき、その裸を間近に見て、俺はさらに興奮が収まらなかった。

 

「もぅ、良いよね」

 

その彼女からの誘いの言葉に、俺も既に我慢の限界が訪れ、そのまま抱き着く。



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ルナマリア(ガンダムSEED)結

アンケートで新たな募集をしております。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「あっああぁっ、もぅこんなに入り込んできているっ!!」

 

---グチュ、グ、グググッ、グヂュブッ

 

ルナが軍服を脱ぎ捨ているた彼女の膣内に俺はそのまま肉棒を押し当てた。

 

肉棒はそのまま優しく受け止め、締め付けながら、吸い上げていくような感触に、俺は瞬く間に夢中になる。

 

そうして、心地良い快楽を味わいながら、ゆっくりと腰を引いてストロークを始める。

 

それはルナも同じだったのか、強く締め付けながら奥へ奥へと引きずり込もうとしてくる。

 

奥まで求めて、普段見せる頼りなる彼女からは考えられないような甘えが見え、そうした彼女の秘部から室内に音が鳴り響く。

 

そのまま腰を前後に振りながら、ルナの子宮口まで俺はそのまま押し当てる。

 

「あっああぁっ!!いっいいっ!!

君のがこんなにっ入ってきてっ、興奮がもぅこんなにっ!!」

 

濡れた肉同士が打ち合う中で、ルナ自身も既に興奮を隠せないのか、彼女の膣内から愛液が溢れ出す。

 

その興奮は先程から行為を行っている部屋の中で響き渡る程にルナも喘ぎ声を出しながら夢中になっていった。

 

「こんなっ感覚っ下手したら飛んじゃうっ」

 

「あっああっ、俺もっ」

 

互いに気を抜いたら意識を吹き飛ばしそうなぐらいの快楽を分け合っており、その満足感に違いを見つめ合った。

 

そうして見つめ合った俺達はそのまま近づくと共にキスを行うと共に獣のように求め合った。

 

ーーーぐじゅじゅ、ぶぶちゅ、ぬぶんっ

 

卑猥な水音を掻き立てながら挿入した膣中では、快楽を搾り取るように、肉壁はさらに音を立てながら動いていた。

 

そうして行為を行いながら、キスを行いながら目の前の彼女の瞳を見ると、それは既に獣を思わせる目で見つめていた。

 

「るっルナっ、もぅ」

 

「あっあぁ来てっ」

 

繋いだ手をぎゅっと握られた。息も吐きながら、ルナもまた必死の返事だった。

 

子宮口に狙いを定め最後の一突きを打ち込み果てる。

 

限界まで勃起した肉棒をそのまま彼女の子宮口に捻れ込むと共に、限界に達していた俺は沸き上がる衝動と共に

 

ーーービュルルルルルッビュジュルッ

 

「あつあああぁぁ!!!」

 

溢れ出る精液はそのままルナの膣内が溢れ出る程の量が流れ込む。

 

流れ込んだ精液に対して、ルナは大きく目を見開きながら受け止めていた。

 

「あっあっあっあっ」

 

ルナに対して、今、溢れ出る精液を全て出し切ると共に俺はそのまま彼女に抱きつく。

 

先程の行為だけでも身体から多くの汗が流れ出ており、ベットのシーツは汗で濡れており、ぐちゃっとした感触が伝わる。

 

だが、寝転んだ俺に対してルナはすぐに抱きつくと

 

「こんなに夢中になるなんて、思ってもなかったよ」

 

「ははっ、本当に」

 

そう言いながら、ルナは先程までの行為の疲れを見えない興奮した目でこちらを見つめる。

 

誘惑するように寄り添う彼女に対して、俺も疲れが吹き飛ぶように寄り添いながら、再び行為を行った。



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芳澤かすみ(ペルソナ)起

アンケートで新しい内容を募集しております。
皆様の応募、お待ちしています。
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メメントスの攻略中、出口がない不思議な「映画館」

 

そこから脱出する為に活動している中で、映画館から発券されるチケットに疑問に思いながら見つめる。

 

「シンデレラね」

 

映画の内容を見る限りでは、昔話で見るようなシンデレラではなく、映画の題名として使われているだけで、それを元に作成している青春映画だと思われる。

 

「それにしても、一人用って」

 

疑問に思いながらも、チケットを使う為には一人だけの入場制限だった。

 

「これがどのようなチケットか分からないけど、報酬はなかなかに魅力的だが。

どうする、リーダー?」

 

映画館の探索には、アイテムの消費も激しい。

 

だから、少しでもアイテムが貰えるならば

 

「行ってくる」

 

その言葉と共にチケットを切ると、ドアが開き、そのまま入っていった。

 

部屋の中に入るのと同時に、他の仲間達が入る事を拒絶するよに、ドアは硬く閉ざされる。

 

同時に映画が開始し、気付けば映画の世界の中に入っていく。

 

映画の世界では、どうやら始めから設定が決まっているのか、恰好はこれまで通りの怪盗衣装ではなく、着慣れたジャージだった。

 

「学校のジャージ、なんで」

 

疑問に思っていると

 

「あれっ、ここって?」

 

「んっ?」

 

疑問に思っていると、後ろを振り向くと、そこにはウェーブがかった赤毛を真っ赤なリボンで結ったポニーテールの子が俺と同じジャージを来てやってくる。

 

「かすみ?」

 

そこに立っているのは同じ学校に通っている後輩であるかすみであり、ペルソナを使える少女だ。

 

だが、怪盗団のメンバーではない為、一緒に行動していなかったが、なぜ映画の世界の中にいるんだ?

 

「あれ、なんで先輩がここに?

私、部屋で寝ていたはずなのに」

 

「それが少しな」

 

どうやら、俺達のように映画の世界に閉じ込められた訳ではないようだ。

 

事情が分からない彼女に対して、俺はすぐにここが映画の世界だと言う事を説明する。

 

「映画の世界ですか?

なんというかあまりにも信じられないですが、先輩が言うならば、うん」

 

そう言いながら周りを見る限り、見た事のない豪華な部屋の雰囲気に

 

「なんというか、ここまで来たら、先輩の話の方が現実味があるような気がします」

 

「まぁ確かに」

 

戸惑いを見せる彼女だったが、落ち着いた彼女はふと身体をくるっと回ると

 

「あっ凄いっ!!」

 

先程まで着ていたジャージではなく、一度しか着た事のなかった怪盗衣装を身に纏っていた。

 

「あっなれました!

本当にここ、夢の世界なんですね」

 

「まぁ映画の世界だけど」

 

かすみは一瞬で服装が変わる現実ではあり得ないような光景ができた事で納得した様子だった。

 

それにしても、改めて彼女の衣装を見ると、他のメンバーには見えない大胆な衣装に思わず頷いてしまう。

 

「だけど、ここからどうやって出るんでしょう」

 

「あぁ、それが問題だが」

 

すぐに周りを見渡すが脱出できそうな場所はない。

 

ヒントもなにもない状況に疑問に思っていると、ふと見つめた先には何か記載された紙があった。

 

「これって、指示ですかね?」

 

「あぁ、だけどこれって」

 

そこに記載されている内容は簡単に言うと

 

「せっせっセックスっ!?」

 

「っ!!」

 

見ると、顔を赤くさせたかすみが目を回していた。

 

先程まであったチケットをよく見ると、そこには18歳以上対象と書かれていた。

 

「つまりはこれはっ」

 

官能映画の世界の中。

 

それが分かると共に、眩暈が起きそうだった。



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芳澤かすみ(ペルソナ)承※

「こっここでしないと、出られないんですよね」

 

「まぁ、そうだな」

 

しばらく混乱していたかすみをようやく落ち着かせる事ができた俺はそのまま座り、話し合う事ができた。

 

未だに出てきた指令に対して、顔を赤くしているが、目を回しながらこちらを見つめる。

 

「なんていうか、そういう事はあまり行った事ないですし、知り合いとこんな、急にやるのなんて」

 

「・・・あぁ」

 

そう言いながら、この映画館に入る前に一人しか入場できないという意味を痛感すると共に、ここからどうするのか迷う

 

「っふぅ、分かりました!!」

 

「えっ何が?」

 

俺がどうするべきか考えている間に、かすみは何か決意したように立ち上がると共にこちら寄ってきた。

 

「んんむッ、ちゅ♡」

 

一瞬、何か起こったのか分からなかった。

 

唇から伝わる柔らかな感触、その感触はそのまま、口の中へと、熱いモノが滑り込んだ。

 

その時になって、ようやくかすみが俺とキスしてきたのか分かり、目を見開くが、かすみはそのまま吐息と共に俺の下を絡ませていく。

 

「ふんぁはぷっ、んぁんちゅはふ」

 

優しく触れあうバードキスを飛び越した、熱烈なディープキス。

 

こうやって、初めて行うはずのキスなのに、彼女は緊張しているのか、柔らかくも強引な舌が、蛇のように口腔内を蹂躙する。

 

口内の歯も歯茎も、舌でさえも容赦無く、力強い絡まっていく。

 

お互いの呼吸が混ざり合い、唾液が絡み合い、頭の中が真っ白に染まっていく。

 

そんな中で、彼女はゆっくりとこちらに身体を預けた事によって、その柔らかな身体の感触が包み込む。

 

怪盗衣装で、互いに未だに衣服を着ている状態だが、それでも柔らかな感触が伝わるのは十分だった。

 

そうして、互いにキスを行っていく内に、ようやくかすみはキスを止め、ゆっくりと離れる。

 

「ッ、ぷぁっ、はぁはぁ」

 

キスを終えた彼女の眼を見つめると、そこには未だに緊張しているのか、顔を赤くさせていた。

 

それでも、未だにかすみはゆっくりと息を吐きながら、こちらを見つめる。

 

「かすみ」

 

「その、こうしないと出られないならば、覚悟を決めないといけませんしね!

それに、誰にも見られていないならば、少しは覚悟もできますから」

 

そう、かすみは覚悟を決めたようにこちらを見つめる目を見て

 

「分かった」

 

その覚悟を無駄にさせない為、俺もまた自分から再びキスを行う。

 

キスをゆっくりと行いながら、かすみは俺の怪盗衣装を、俺はかすみの怪盗衣装を互いに脱がしていきながら、ゆっくりとベットへと寝転がっていく。

 



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芳澤かすみ(ペルソナ)転※

かすみをベットの上に寝転がると共に、俺はそのまま彼女の胸元に顔を押し付けた。

 

頬に触れるのは、しっとりと吸い付いてくる柔肌。

 

口が捉えたのは、張り詰めたようなその乳首。

 

その乳房の大きさは杏などと同じぐらいの豊満さが、そのまま俺の顔を包み込む。

 

包み込まれた事によって、彼女自身が緊張しているのか伝わるのか、心臓の荒ぶる音すらも聞こえる程だった。

 

「あッ、んんぅっ♡」

 

始めて舐められた感触に驚きを隠せなかったかすみの声を聴きながら、俺はそのまま舐め続けた。

 

柔らかな胸に、コロリと硬くなった乳首。

 

そうした二つを味わいながら、舌を動かしていく度に彼女の身体から、ほんのり甘い風味が広がるように思えた。。

 

「あっあぁ、先輩に、そんなに舐められてっんっ」

 

そうして舐めていくと、かすみはそのまま乳首で軽くイった事が恥ずかしかったのだろうか、顔を赤くさせながら、言う。

 

そんな彼女の声を聴いて、ますます聞きたくなった俺はさらに舐めていく。

 

柔らかな胸の感触を舐めながら、ゆっくりと胸から顔を離して、そのまま彼女の顔を身体を見つめる。

 

その顔は既に興奮しているのか、顔を赤くしながら息を荒げながらこちらを見つめており、剥き出しになっている胸は大胆な怪盗衣装がさらにエロく感じる。

 

「かすみっ」

 

「先輩っんっ、こちらにっ」

 

そう言ったかすみはそのまま自身の秘部へと手を伸ばし広げながらこちらを誘うように見せつける。

 

見せつけられた事によって、その怪盗衣装の内側から溢れ出る愛液が太ももがしっとりと濡れていた。

 

それを見せつけながら、そのままかすみは柔らかな下腹部が擦りつけられる。

 

擦り付けられる事によって、俺も興奮が未だに収まらず、その身体を抱き寄せた。

 

「んっ」

 

抱き寄せた事によって、既に興奮で勃起している肉棒が彼女の秘部に届き、俺の肉棒を愛液で濡らしていく。

 

その感触を楽しみながら、ゆっくりと秘部の入り口を擦り合わせながら

 

「かすみっ行くよっ」

 

「っはいっ」

 

俺の声に合わせるようにそのまま肉棒を、かすみの熱い蜜壺へと挿入する。

 

先程から興奮して、敏感な肉棒はそのまま取り囲む膣内に入り込むと共に、ぎゅうぎゅうに締め付けてくる。

 

肉棒が入り込むと共に、その搾り取られそうなぐらいの締め付けの快感に腰を浮かせてしまう。

 

そんな感触を楽しみながら、かすみはそのまま小さな喘ぎ声を出しながら、腰を動かしていく。

 

腰を動かしていくと、徐々に快楽が声が大きくなっていき、口からは快楽にやられたのか、涎が垂れ流す。

 

「せっ先輩っ先輩っ」

 

夢中になったかすみは興奮のままキスを行い、首の後ろに手を回して、がっちりと抱き締めて、柔軟な舌が口腔に雪崩れ込む。

 

口での唾液を交換、肉棒と秘部が互いに快楽を分け与えていく。

 

擦り合わせる肉体は、お互いを少しでも広く感じようと密着し、どこまでも昂ぶっていく。

 

そうしている間にも、指令の事など忘れてしまいそうになるぐらいに、夢中になって、動かしていく。

 

「先輩っもぅ」

 

そうしている間に彼女自身も限界を迎えたのか、そのまま抱き寄せる力を強くする。

 

その言葉を聞き、こちらも既に限界を迎えて、そのまま彼女の子宮口の一番奥まで突っ込むと共に、肉棒は脈打ちながら、精液をそのまま吐き出した。

 

――びゅぐッ! びゅっびゅるるる!!

 

「うっくふぅぅうっ ふっんっ!!」

 

かすみの膣内に吐き出した精液が溢れ出し、そのまま伝って溢れてくる。

 

その精液を受け止めながら、身体をゆっくりと痙攣させる。

 

「せんぱぁい」

 

精液を受け止めながら、甘い声を出しながら、こちらを見つめる。

 

 



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芳澤かすみ(ペルソナ)結

「ふぅ、なんとかなったか」

 

先程まで行っていた行為を思い出す。

 

講演が終わるのと同時に目の前にいたかすみはまるで霧のようにいなくなり、脱いでいた怪盗衣装はそのまま元に戻っていた。

 

そこにはこの映画館に来る前に無くしてしまったワイヤーだった。

 

ここに来る前に無くしてしまい、ダンジョンを攻略する時に不便だった。

 

だが、これを手に入れる事ができれば、ダンジョン内の壁を上って、壁の向こうを見たり、ダンジョン内の構想の把握、壁の向こうにあるスイッチを押したりなど、色々な事で応用する事ができる。

 

「まぁ、よく考えれば、ワイヤー関係の技術はかすみから手に入れていたからね」

 

そう考えれば、今回のチケットから手に入れたアイテムとしては納得できる。

 

だが、そうだとしても

 

「なんで、行為を行わなければならなかったんだろうか?」

 

その疑問が大きかった。

 

「おう、どうだったリーダー!」

 

「講演が始まって閉じた後、すぐに開いたけど、行われたの?」

 

そう言い、出口に出ると、待っていた仲間が心配そうに来た。

 

どうやら、先程までの行為を行っていた間の時間はほとんど経っていないようだ。

 

「かすみと会って、ワイヤーを手に入れた」

 

そう言い、ワイヤーを仲間達に見せた。

 

「ワイヤー?」

 

「あぁ、そう言えばこっちに来た時に無くしたんだよな!

だったら、結構役に立つじゃないかよ!」

 

「あぁ、怪盗映画でも結構見たな。

というよりも、かすみって誰?」

 

かすみという名前に疑問に思ったメンバーが聞いてきた。

 

「まぁ、向こうの知り合いかな」

 

そう言いながら、映画の内容について話す事はできなかったので、俺は目を逸らした。

 

「なんだデートでもしたのか?」

 

「まぁ、そんな所かな」

 

内容について詳しく話せないので、目を逸らす事しかできない。

 

「なんだか怪しい」

 

俺の様子を見て、女性陣から冷たい目で見ているが

 

「問題ないと思うぞ」

 

「あぁ、確かに」

 

そう言って、有里と鳴上が庇ってくれた。

 

「まぁ、そこまで言うんだったら、別に良いけど」

 

そう言いながら、その話はそこで終了した。

 

だが、先程の作品が終わった後に発券されたチケットを見ると、他のメンバーの名前が記載されていた。

 

このチケットの事について考えていると、先程まで庇っていた二人のポケットから少し出ているチケットは俺が持っているのと同じ奴だった。

 

「・・・なぁ、もしかして」

 

「「・・・」」

 

俺の言葉が聞こえた二人はこちらを振り向くと、同時に頷く。

 

「「そういう事」」

 

「なるほど」

 

それ以上の事を言う事ができなかった俺はそのままチケットを取り出す。

 

「さて、次はどれを見に行くか」

 

俺はそう言って、メンバーと隠れて、次の講演を選ぶ事にした。



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古手川奈々華(ぐらんぶる)起※

「んっ、んっ」

 

いつものように寝ていると、ふと感じた違和感。

 

その違和感に疑問に思いながら、俺はゆっくりと目を開けると、そこには見慣れた人が立っていた。

 

そこには高い位置にリボンが巻かれ、細い背の左右から結び目が顔を出している。

 

胸元は余裕を持って大きく広げられていて、彼女の胸元の丸みを帯びていく膨らみ初めまでの白い肌が露わになっていた。

 

腰まで伸びている髪と共に荒い息を吐きながら、ゆっくりとこちらを抱きしめている人物に対して、俺は

 

「おはよう、奈々華姉さん」

 

「うん、おはよう」

 

俺は特に戸惑う事なく挨拶すると、姉さんもまた笑顔を見せながら挨拶をしてくれた。

 

俺に挨拶した姉さんはそのまま俺に寄り添うと共に、自然の流れでそのままキスを行った。

 

普段から慣れているはずの姉さんの唇は薄いが、それでもぷるんと弾力があって瑞々しいが、それ以上に俺を求めるように伸びてくる舌はそのまま俺と絡まっていく。

 

興奮の冷めない姉さんはそのまま俺に寄り添いながら、普段から見慣れているが、それでも魅力的すぎる胸を俺に押し付けながら、キスを続ける。

 

やがて、多少興奮が収まったのか、ゆっくりと唇から離れると共に俺に目を向ける。

 

「姉さん、朝から凄いね」

 

「うん、なんというか、今日から千沙ちゃんがいないと思うと、少し寂しくてね。

だから、その分、これまでできなかった分、甘えようと思ってね」

 

そう、今、この家に千沙姉さんはいない。

 

というのも、南国のパラオで新装開店したダイビングショップドルフィンの手伝いを行う為、千沙姉さんを始めとしたメンバーが向こうに行ってしまっている。

 

その為、普段から俺と千沙姉さんで発散していた性欲が爆発した姉さんはこうして朝から俺の所に潜り込んで、行為を行うのは日常的になっていた。

 

そうして、奈々華姉さんはそのままキスを終えた後に目を向けたのは未だに布団の中に隠れている俺の肉棒だった。

 

布団を脱がせるとそのまま、肉棒へと近づくと

 

「もうこんなに大きくなちゃったんだね」

 

「そりゃあ、姉さんを見ていると、誰だってこうなるよ」

 

「そうかな?

そう言ってくれると、嬉しいな」

 

姉さんは自分自身の魅力については鈍感なようだが、俺から見ても十分過ぎる程に魅力的だ。

 

そう考えて居る間に、姉さんはそのままゆっくりとしなやかな指と柔らかな手が肉棒へと手を伸ばした。

 

毎日のように行っている事もあって、手慣れた様子で俺の弱い部分に触れながらこちらを見つめてくる。

 

その事で、勃起している肉棒はたちまち最大まで膨らみ亀頭ら先走りの汁がこぼれる。

 

「さっきよりも、大きくなっていて、なんというか、本当に美味しそうね」

 

そう言った姉さんはそのまま手を離すと共に、そのまま唇が亀頭に吸い付き、そのまま手コキ込みのフェラへと変わった。

 

「んじゅるっ♡ じゅるっじゅぷっんっちゅぅっ♡」

 

姉さんはそのまま夢中になって舐め始める。

 

それは部屋の中で大きく響き渡る程の激しい音を立てて舐めあげて、吸い上げて、快楽を引き出そうとする。

 

俺はそれに対して、何の抵抗する事ができず、ただ単に腰を浮かび上がらせるだけだった。

 

「姉さんっ姉さんっ!!」

 

俺の肉棒を必死に喰らい付く姉さんに対して、俺は声を出しながら感じているのを伝えると共に、瞬く間に限界を迎えた俺の肉棒はそのまま

 

「出すよっ!!」

 

―――びゅるっ♡ びゅっびゅっびゅっびゅぐぅうううっっ♡

 

その宣言をすると共に、俺はすぐに布団を強く掴みながら、勢いよく突き出した肉棒をそのまま姉さんの喉奧までに肉棒を押しつけて徹底的に射精を行いながら、身体を震わせた。

 

「んごおぉっ♡んふぅうううっ♡」

 

朝から行った事によって、溜まっていた精液はそのまま姉さんの口の中へと出されていた。

 

その間も、姉さんの口は完全に閉ざして、少しでも精液を逃れさないように硬く閉ざしていた。

 

それが反対に俺への刺激が強くなっており、身体を震わせながら、その感触を楽しんでいた。

 

「はぁはぁはぁ」

 

ようやく収まった射精に対して、俺はゆっくりと息を吐いており、それに対して姉さんは唇を窄めながらゆっくりと引き抜く。

 

同時に口から聞こえたちゅぽんと音を立てながら、肉棒は露わになった。

 

「んふっ」

 

そうして、笑みを浮かべた姉さんはそのままゆっくりと口の中を見せつけると、舌の上に大きく溜まっていた精液がたっぷりと姉さんの口の中に溜まっていた。

 

あれだけ溜まっていた精液を見せつけられながら、姉さんはいつものように笑みを浮かべながら、口の中でわざとらしくくちゅくちゅと音を立てる。

 

そして、ゆっくりとぐちゅぐちゅと喉を鳴らしながら、ゆっくりと精液を最後の一滴まで飲み干した。

 

「ふぅ、ご馳走様。

相変わらず凄い量だね」

 

そう言った姉さんは俺に口の中を見せつけながら言う。

 

その一連の行動だけでも俺はすぐにでも行為を行いたかったが

 

「駄目だよ、今日は夏期講習があるからここまで」

 

「うぅ、姉さんからやってきた癖に」

 

俺はそう言いながら姉さんに止められ、そのまま座り込んでしまう。

 

「ごめんね。

でもその分、今日の夜は楽しみにしていてね」

 

そう言った、姉さんの言葉を聞き、俺はやる気が溢れたのかそのまま立ち上がる。

 

「本当に楽しみにしているよ」

 

「勿論、私もね 」



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古手川奈々華(ぐらんぶる)承※

姉さんとの行為を終えて、そのまま朝食を食べ終えた。

 

普段は伊織や千紗姉さん、それに父さんも一緒に食べていたのだが、その日は伊織達は研修でいない、父さんは今日はグランブルーは休みという事もあってか、先輩達と一緒に飲んでいた。

 

そういう事もあって、今日は俺と姉さんの二人だけで食べているのだが

 

「姉さん、その格好は」

 

先程まで、俺との行為を行っていた時に見せたパジャマとは違う格好で、俺は思わず質問してしまう。

 

「んっ、嫌いだったかしら?」

 

そう言いながら、俺に見せつけている格好は簡単に言うと裸エプロンだ。

 

普段は親父や先輩達が行っているので、あまり見たくなかったのだが、それが奈々華姉さんが着ているだけで大きく違う。

 

時折聞く、男の浪漫という言葉にまさにその通りだと思える。

 

普段から大きいと思えた、その胸がたった一枚のエプロンしか着ていない事もあって、その大きさがより目立っていた。

 

何よりも、布地が薄い事もあってか、姉さんが興奮している事が分かり、汗がエプロンの形をより胸の形に沿っていた。

 

そして、その胸でより目立つのが、興奮して勃起している乳首だった。

 

それを見えるだけでも、普段から見ていて、むかつくエプロンも今はありがたいと思ってしまう。

 

「ふふっ、こういう時の反応は本当に分かりやすくて、好きだな」

 

そう言った奈々華姉さんは微笑んだ。

 

「だって、姉さんはそういう格好は普段はしてないから

 

「まぁ、普通にお客さんの前でやるのは恥ずかしいからね。

でも、千紗ちゃんや譲の前しか見せないよ」

 

菜々花姉さんはそのまま俺に近づくと共に、すぐにキスを行った。

 

先程まで朝食を食べた後という事もあって、朝に食べた甘い果実の匂いが俺の口の中に送り込まれていく。

 

「んっんちゅ、はちゅむちゅ」

 

キスを行うと共に俺の方へと身体を寄せてきた奈々華姉さんの胸が俺へと押しつけていく。

 

そうする事で、先程は見る事も触る事もできなかった奈々華の姉さんの柔らかな胸が俺の身体に触れる。

 

「んっぷはぁっ。

うんっ、朝からこんな事をするなんて、初めてだね」

 

「確かにね。

こういう関係になったのは、本当に最近だから」

 

奈々華姉さんと、こういう関係になった時には既に姉さんも忙しかったので、朝からこういう事を行う事ができなかった。

 

だから、本当に偶然とは言え、朝から姉さんとこういう事が行えるのは本当に嬉しい。

 

「んっ姉さん」

 

「ふふっ、ここじゃ目立つから、少しだけ離れようか」

 

そう言って、俺達はそのまま自室へと入っていった。

 

 



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古手川奈々華(ぐらんぶる)転※

部屋に入ると共に姉さんはそのまま俺を自身の膝に寝かせると、そのまま自身の胸を俺に押しつけた。

 

「ふふっ?

どうかな、私のおっぱいは?」

 

「んっ、柔らかくて、気持ちよいっ」

 

俺は正直な言葉を言い、頭に包み込む菜々花姉さんのおっぱいは夢中になった。

 

柔らかな胸へと舌を伸ばすと、俺の舌の形に合わせて、その形が変わっており、舌の上で大きく動いている菜々花姉さんの胸には、夢中になる。

 

幼い頃から一緒にいた事もあって、菜々花姉さんが日々瑞々しく育っていく胸を目の前で見ていた事もあって、口の中に入った胸の感触が、さらに夢中にさせる。

 

口の中に胸が入った事によって、マシュマロのような柔らかい感触が俺の頭を覆った。

 

力を入れていないのにも関わらず、舌は簡単に奈々華姉さんの胸の中に這い込んでいく。

 

さらに、舌で舐めている時、そのまま俺の口の中に入った胸は俺の口に合わせるように形が変わっており、それに堪能していく。

 

「あっんっ、そこっ、気持ち良いっ。

でも、ただやられるだけじゃないからね」

 

そう言った姉さんはそのまま俺の肉棒の方へと手を伸ばした。

 

柔らかな胸の感触に顔を埋めながら、奈々華姉さんの手はそのまま俺の手を包み込む。

 

「ふふっ、ここはどんどんっ大きくなっているね」

 

俺が必死に舐めている事に反応してか、奈々華姉さんは喘ぎ声を出しながらも、俺の肉棒を握る力は緩める事なく触り続ける。

 

「んっ、ここっかな?」

 

そう言い、今朝行ったばかりの心地良い手コキが再び肉棒に包み込む。

 

それが行われる度に、俺は腰を浮かんでしまう。

 

手をゆっくりと上下に動かしていく度に、俺の全身はまるで電気が駆け巡るような感触に俺は夢中になる。

 

「はぁはぁっ、んっ、本当に心地良いんだね。

お姉ちゃん、頑張っちゃう」

 

そう言った奈々華姉さんはその言葉と共に、俺の肉棒を握りしめる力をさらに強くさせる。

 

さらに、奈々華姉さんは自身の胸を俺を窒息させる勢いで押しつけていく。

 

その感覚に、俺は思わず手を大きく動かしてしまうが、それでも菜々花姉さんの手を緩める事なく手を動かしていく。

 

「んっんんっんっ!!」

 

―――びゅるるるるっびゅるっびゅるるるるっ♡

 

「きゃっ、もぅ、さっき出したばかりなのに、もうこんなに出ちゃうなんて」

 

そう言った奈々華姉さんは俺に向けて声をかける。

 

それでも、俺の射精が全て終わるまでの間、奈々華姉さんは俺の肉棒を握り続けた。

 

そうして、射精を終えた俺はそのまま立ち上がると共に、奈々華姉さんが俺の精液によって白く汚れている姿が見えた。

 

「もぅ、こんなに出しちゃって」

 

「姉さんっ、ずるいでしょ」

 

その姿を見て、俺はもう我慢ができなくなり、そのまま奈々華姉さんを押し倒す。

 

「ふふっ、我慢できなくなったの?」

 

「うん」

 

「素直で宜しい。

それじゃあ、来て」

 

そう言った奈々華姉さんは俺に向けて、手を伸ばして誘っていく。

 

それを見て、俺は、そのまま誘いに乗り、沈んでいく。」



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古手川奈々華(ぐらんぶる)結※

「っ姉さんっ」

 

俺は許可を貰うと共に、俺はそのまま姉さんの両足を抱えて身体事、持ち上げる。

 

こうして、奈々華姉さんを抱えて、駅弁スタイルでの行為はこれまで行った事もなかったので、こうやって行うのは本当にドキドキする。

 

「はぁっあぁ、入ってくるっ!

私の中にっんっ!」

 

奈々華姉さんの膣内に入り込むと共に、俺の肉棒を包み込む感触に俺は腰を大きく動かしていく。

 

肉棒が入った瞬間は暖かな感触と共に、その形に合わせるように徐々に縮んでいく。

 

「あっあぁ、んっ良いよっ、とってもっ」

 

その言葉と共に、俺の肉棒を包み込む膣肉は、そのままべったりと張り付いた感触に俺は夢中になった。

 

「姉さんっ姉さんっ」

 

俺の肉棒を受け止めると共に、奈々華姉さんが興奮したのか、潤んだ瞳が俺の間近まで見える。

 

そうして、俺の肉棒を包み込んだ菜々花姉さんは、そのまま俺の首の後ろに手を回すと、そのまま腰を振る。

 

「はぁはぁんちゅっ」

 

俺の肉棒を受け入れた菜々花姉さんはそのまま我慢ができなくなったのか、俺とのキスを再び行った。

 

先程と違って、素肌が密着して身体に押しつけられた事で、その柔らかな感触が直に伝わっていく。

 

そうして、興奮のままに俺は何度も腰を引き、沈ませ、浮かせ、沈ませ、叩きつけていく。

 

何度も行った事もあってか、亀頭が子宮口へとめり込むほどに叩きつかれれば、興奮した菜々花姉さんは首を反らして絶頂する。

 

もう何度、イッてしまったのか分からない。思考回路が焼き切れてしまうほどの快感。

 

そうして、限界に近づいてる肉棒はそのまま奈々華姉さんの腰を叩きつけ、胸を鷲掴みにしながら、叫ぶ。

 

「姉さんっもう、我慢の限界だよっ」

 

「うんっ良いよっ、出してっ」

 

奈々華姉さんからの許可を貰うのと同時に俺はそのまま子宮口の中に押しつけると共に

 

―――ビュブッ!ビュルルウッ!ブビュビュビュ!!

 

「あっああぁ!!!」

 

奈々華姉さんは子宮口の中に精液が入り込むと共に、絶叫しながら、首を反らし、舌を突き出して、涎を垂れ流す。

 

駅弁スタイルの為、掴む為の場所を探るように俺の肩強く握りしめ、膣口からは潮が吹き出る。

 

その姿を見ながら、未だに冷めない興奮を叩きつけるように俺は全ての精液を出し尽くすように射精していく。

 

「はぁはぁ、奈々華姉さん」

 

「んっ、沢山、出たね」

 

そう言った奈々華姉さんはそのまま俺の額に近づくとご褒美と言わんばかりに軽いキスをしてくれた。

 

「ありがとう」

 

「でも、まだできるよね」

 

「んっ、うん」

 

奈々華姉さんはそう言い、こちらを誘う笑みを見て、再び俺は行為を行った。

 

そうして、千紗姉さんが帰ってくるまでの間、時間を見ては姉さんと行為を行い続けた。



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灰原哀②(名探偵コナン)起

活動報告にて、新サクラ大戦のアンケートを行っています。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「あの、先輩」

 

「何かしら?」

 

「なんで、僕、正座させられているんでしょうか」

 

そう言いながら、僕は目の前で小さくなっている宮野先輩に正座をされている。

 

それも結構怒っている様子だが

 

「別に。

ただあれだけ怪しい奴がいる家にわざわざ入る馬鹿に説教しているだけよ」

 

「怪しい人物って、確か沖矢さんの事?」

 

そう考えていると、数時間前まで、俺は宮野先輩経由で知り合ったコナン君が紹介してくれた家に入った。

 

そこには、僕がこれまで読んできた本と同じかそれ以上の本が揃った本棚があった。

 

その本棚の全てがミステリー小説という事もあって、ミステリーマニアである俺とコナンはよく話したり、何かの事件に巻き込まれる事が度々あった。

 

子供とは思えないような推理力を発揮しており、本当の名探偵だと勘違いしてしまう程だった。

 

「良い。

とにかく、あの沖矢という男には関わらない事。

あれ程怪しい奴はそういないから」

 

そう言った宮野先輩はため息を吐きながら言う。

 

「そうですか?

けど、沖矢さんは確かに変なんですよね。

なんというか、何時でもハイネックを着ていて。

まぁ、それは個人の趣味だろうしね」

 

「・・・、そうね、とりあえずあなたから見て、沖矢の怪しい所を言いなさい」

 

「えっ、またなんで」

 

「あなたって、推理は外すけど、結構鋭い所があるから」

 

「えぇ」

 

そう言いながら、こちらを見る宮野先輩は先程まで怖い雰囲気は収まり、からかうような笑みを浮かべながら、こちらを見ていた。

 

先程までは本当に俺を心配する為だったんだろう。

 

「そう言えば、先輩は今度の土曜日暇ですか?

今度、あのミステリードラマの舞台になった場所を見つけたんですけど、どうですか!!」

 

「あなた、また、その話ね」

 

「その話っ本当!!」

 

「・・・江戸川君、一応聞くけど、何時からいたの?」

 

宮野先輩はコナン君が出てきた瞬間、再び冷たい目で見つめていた。

 

「えっいやぁ、ついさっき。

それよりも、本当なの!!!」

 

「あぁ、以前から探してたけど、見つけるのは本当に苦労したよ。

コナン君も来るか!!」

 

「勿論!

僕もそこに行きた「江戸川君」えっ?」

 

「その日、あなた、蘭さんとどこか出かけるんじゃなかったの?」

 

「えっ、いや、特には「あったわよね」えっあっはい」

 

なぜか、コナン君に対して、絶対零度の視線で見つめる先輩。

 

それに根負けしたコナン君は苦笑しながら、そのまま後ろに下がる。

 

「せっ先輩。

そこまで言わなくても「何か文句でも」ありません!!」

 

俺は思わず敬礼しながら、答える。

 

この時の先輩に逆らってはいけないと、僕は知っているので、そのまま頷く。

 

それにしても、なんでそこまで怒っているんだろう、先輩は



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灰原哀②(名探偵コナン)承

「せっ先輩、なんか機嫌が悪いようですけど、何かありました?」

 

「・・・別に」

 

そう言いながらも、先輩は未だに機嫌を悪いのか、こちらの顔を見ないようにしていた。

 

それは、今回の舞台となった場所に訪れた時だった。

 

最近になって有名になった事もあり、観光客も多く見られる。

 

だが、そんな観光地で、どういう訳か殺人事件が起きてしまった。

 

すぐに警察に連絡して、第一発見者という事もあって、そのまま僕達はそのまま事情聴取をされ、事件のせいで一日中がほとんど無駄になってしまった。

 

ついでに、事件に関しては、同じくたまたまコナン君とその保護者のお姉さんとあの有名な探偵である毛利小五郎さんのおかげで事件は無事に解決した。

 

だが、その後は驚く程に不機嫌になってしまった。

 

「あの、何か悪い事をしてしまったでしょうか?」

 

「・・・別にあなたは特に悪い事はしてないわ。

本当に厄介ね。

あなたと江戸川君の二人が合わさった事でとんでもない事件になった事に少し不満なだけ」

 

「あっあぁ」

 

その言葉を聞いて、僕は思わず苦笑いをするしかなかった。

 

その犯行方法もそうだけど、動機についても予想外すぎた為、本当に呆れるしかない事件だった。

 

「えっと、それじゃあ、今日はもう遅いので博士の所に送りますね」

 

そう言い、車を動かそうとする。

 

「待ちなさい」

 

そう言い、車を動かそうとした時だった。

 

「しばらく、このまま動かさないで

幸い、この駐車場には、事件の影響もあって、ほとんど人がいなくなったわね」

 

その言葉を聞いて、周りを見渡すと、観光目的で来ていた客も今はほとんどいなくなっており、警察の人もいなかった。

 

まさに、この場に残っているのは僕達だけという状況だった。

 

「でも、なんで動かないって」

 

俺は疑問に思い、先輩に話しかけると、先輩は懐から取り出した薬を飲んでいた。

 

「先輩、それは一体なんですか?」

 

「これは開発中の薬よ。

副作用も含めて、今日はその実験の為にここに来たの」

 

「実験って、一体何がって、先輩!?」

 

「ほら、さっさと後ろに移動しなさい」

 

先輩は何を思ったのか、そのまま後ろの席へと移動する。

 

「先輩、何をして」

 

突然の行動で驚きを隠せなかった俺はそのまま先輩を追いかけて、後ろの席へ移動する。

 

同時に子供の身体とは思えないような細い手が俺の腕を掴むと共に、そのまま引き釣りこまれる。

 

「せっ先輩」

 

そこにいた先輩の姿は子供の姿ではなく、大学に通っていた時に見慣れている先輩の姿だった。

 

先程まで身に纏っていた子供の服は脱いでいた。

 

「せっ先輩」

 

「ここら辺は暗がりだから、他の人からは絶対に見えないわ」

 

「先輩、もしかしてこれを狙ったりして「なにか」いっいいえ、なんでもありません」

 

俺はそのまま先輩に逆らう事もできずにいた。



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灰原哀②(名探偵コナン)転※

「先輩」

 

一瞬で子供の姿から大人の姿になった先輩に対して、俺はどうすれば良いのか分からなかった。

 

それでも、俺に対しての悪戯に成功したように笑みを浮かべながら、先輩はこちらを見ていた。

 

「子供の姿だと、犯罪だけど、この身体だったら、犯罪ではないでしょ。

それに、君は子供の姿よりも、こっちの姿の方が好きなようね」

 

そうしながら、先輩はゆっくりと俺に近づくと共にキスを行ってきた。

 

ただし、それは舌を絡ませる事なく、ただ口を重ねるだけのキスだった。

 

だが、キスを行っている間、口の中から注ぎ込まれる熱い息は、そのままゆっくりと俺の中へと入っていき、口から喉へと、胃の中へと、先輩の息が身体の隅々まで行き渡る。

 

そうして、先輩の息を感じると共に俺は身体を僅かに痙攣させており、先輩はやがて満足したのか、そのまま口を離す。

 

「ふぅ、少しは落ち着いたわ」

 

「先輩はそうかもしれないけど、俺はそれ所じゃないですよ」

 

俺をそう言うが、寄り添っていく先輩はそんな事を気にする様子もなく、俺に身体を預けながら、身体を指でなぞる。

 

なぞられる度に、俺の身体はそれに反応するように痺れて、身体が跳ねてしまう。

 

「先輩っ、なんかしましたっ!?」

 

「えぇ、簡単な媚薬を少々。

本当はもうちょっと雰囲気でやりたかったけどね。

まぁ、今回はもしもの時の備えが当たって、良かったわ」

 

そう言った先輩は笑みを浮かべながら、そのまま俺の首の後ろに手を回して、そのまま抱きついてくる。

 

「それに、こういうのもたまには楽しみたいからね」

 

そう言いながら、先輩は俺の肩に頭を置くと共に甘えるように抱きしめる。

 

子供の姿の時にも、先輩は周りの子供達に気を遣っているので、こうやって甘えてくるのは本当に珍しい。

 

「先輩、うん、でも、今は」

 

そう言い、俺は先輩を抱きかかえながらも、痙攣しながらも、ゆっくりと先輩から離れようとするが

 

「ごめんね、でも、こっちはもう我慢ができないの」

 

そう言った先輩は再びキスしてきた。

 

それも、先程の息を送り込むだけのキスではなく、舌を絡ませるキスだった。

 

服を脱がされ、先輩の柔らかな胸を俺に押しつけ、俺をその気にさせるように身体を押しつけてくる。

 

先輩の柔らかな舌の感触はそのまま俺の口を隅々まで舐められ、細い指はそのまま俺の背中へと回した。

 

「はちゅむちゅっ、んっ」

 

ゆっくりと、まるで貪るように俺の舌と絡ませていく。

 

先輩の唾液と俺の唾液を絡まっていき、車内に響いていく。

 

そんな時間を10分過ごした事で、俺の中の我慢はとっくに切れていた。



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灰原哀②(名探偵コナン)結※

「はぁはぁ」

 

車内で先程までキスを行っていた俺達はそのまま先輩を押し倒しながら、その秘部に俺自身の肉棒を挿入する。

 

最初に行った時の行為と比べても、互いに初めての感触を知っていた。

 

だからこそ、先輩の膣内の形は俺の肉棒の形に合わせて締め付けていくのが分かる。

 

目の前にいる先輩は頬は赤くさせながら、興奮が未だに冷めず、こちらに未だに揺れている瞳で見つめられる。

 

そうして、腰を動かす為に、先輩の胸もそれに合わせるように汗が飛び出る。

 

俺はその光景を見ながら、未だに冷めない興奮と共に腰を振る。

 

「あっんっ、あぁっ」

 

僅かに腰を進める度に、先輩の身体が俺の肉棒に反応するように跳ね飛ばさんとばかりに大きく跳ねる。

 

そうして進んでいく為に、肉棒を埋まるように膣中に収め、最後に一際力を込めて根元までを埋めると、亀頭の先端にコリッとした弾力あるものがぶつかった。

 

「先輩っんっ」

 

亀頭でぴたりと閉じた秘所をこじ開け、肉棒を埋めていき、俺の腰を振る度に先輩もそれに合わせるように声を出していく。

 

普段の子供の姿で行為を行った事もなく、大人の姿に戻って行う行為も久しぶりだった。

 

だからこそか、俺はこれまで溜まっていた性欲を全て吐き出すように腰を振る。

 

「本当にっ、そっちも溜まっていたのっ」

 

「んっ、はいっ。

俺も、ずっと我慢していたからっ」

 

肉棒が突き込まれる度に、先輩もより強く感じ取りながら、椅子に座り込む。

 

「はぁはぁっ」

 

座り込むと共に、俺が身体を押し込むとぴたりと身を重ねる。

 

それと共に先輩自身も興奮を隠せないのか、俺の頬に先輩の荒い息がかかる。

 

背中に腕を差し込んで軽く抱き締め、額と額をぶつけて見つめ合う。

 

そうして、互いの感触を味わい、ようやく限界を迎えた俺はそのまま彼女の膣内の一番奥へと亀頭を押し込む。

 

「はぁっんっ、もぅ」

 

―――びゅるるるるるっどびゅるるるる

 

「あっあああぁ!!!」

 

亀頭からはそのまま先輩の膣内を埋め尽くす程の精液を吐き出していく。

 

全ての精液を吐き出し終え、俺も息をゆっくりと整えながら、見つめる。

 

「はぁ、本当に、こんな関係になるなんてね」

 

そう言いながら、先輩はそう言いながら俺を見つめる。

 

「まぁ、俺も先輩とこういう関係になるとはね」

 

これまで、俺の人生で味わう事ができなかった出来事や、想像以上の事件に巻き込まれる事に

 

「これからも、その、お願いします」

 

そう俺はゆっくりと言うと共に、先輩の身体は瞬く間に小さくなっていた。

 

そうして、小さくなった先輩を見つめながら、これからの出来事を想像しながら



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天宮さくら(新サクラ大戦)起

今日、俺は同じ師匠を持つさくら先輩に誘われ、部屋に入った。

 

先輩は普段は帝国華劇団という所で働いているので、この村に帰ってくるのは本当に久しぶりだ。

 

部屋に入ると、久しぶりに会ったさくら先輩は以前よりも凜々しくなっており、こうして目の前で立っているだけでも緊張してしまう。

 

「今日は突然呼んで、ごめんね」

 

先輩はそう言いながら、笑みを浮かべながら、俺の前にお茶を出してくれた。

 

「いえいえ、先輩に会えて、本当に嬉しいですから!!」

 

緊張しながら、俺は急いでお茶を飲み干す。

 

「熱ちっ」

 

勢いよく飲んでしまったので、そのまま舌を火傷してしまった俺はそのままお茶を零さないように、机にお茶を置く。

 

「あぁ、もう、そんなに慌てて飲まなくて良いから」

 

その様子を見てか、さくら先輩はそのまま苦笑いをしながら見つめてくる。

 

「えっと、それで、今日は何の用で呼んだんですか?」

 

同じ師匠で一緒だったという事以外にも、色々と話していたのだが

 

「あはは、実はちょっとね。

その、振られちゃって」

 

先輩は少し苦笑いをしながら言った言葉は俺にとっても驚きを隠せなかった。

 

「それって、先輩の初恋の相手でしたよね」

 

修行の休憩時間でよく聞いた話だと将来を誓い合った仲だと聞いていたのだが

 

「まぁ、さすがに結構経っていたのもあるしね。

それに、後悔もないから」

 

そう言った先輩の顔は少し落ち込んでいる様子だったが、それでも後悔はなかったのか、すぐに表情は明るくなっていた。

 

「そうでしたか。

それだったら、良かったです」

 

失恋したのは本当に残念かもしれないが、それでも先輩自身が後悔していないようだったら、俺から言う事はない。

 

「あれ、だけどなんで俺を呼んだんですか?」

 

これまでの話を聞く限りだと、俺が関係してくるとは思えないが

 

「うん、そのね。

君にはこれまで色々と相談に乗ってくれたから、そのお礼と一緒に聞きたいのだけど、その」

 

そう言いながら先輩は顔を赤くしながら、少し視線を逸らしながら

 

「その、私、失恋して、少し落ち着いたの。

それで、その少し思い返して、君に言いたい事があるの」

 

「俺にですか?」

 

一体何を言うのか、俺も緊張しながらゆっくりと見つめると

 

「私、誠十郎兄さんと同じぐらい、君の事が好きだったの。

だから、都合が良いかもしれないけど、私と付き合ってくれないかな」

 

そう顔を赤らめながら言う。

 

その言葉を聞くと、俺は少し頭が空っぽになる。

 

言葉の意味が分かるが、それでも受け止められず

 

「えっえええぇ!!?」

 

思わず大声で叫んでしまう。

 

「せっ先輩、それは、その」

 

「ごっごめんね、いきなりこんな事を言って、でも、この気持ちに嘘はないの」

 

そう言った先輩の言葉はどこまでも本気だった。

 

それに対し手、俺は

 

「あの、少し時間をください」

 

「うん、待ってるから」

 

俺はそのまま部屋から出て行った。



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天宮さくら(新サクラ大戦)承

「なんというか、まさか告白されるなんて」

 

さくら先輩からの突然の告白に対して、俺は驚きを隠せず、そのまま家に戻ってきた。

 

さくら先輩と会ったきっかけも、本当に些細で、近くに剣術を学べるのが、当時は師匠の所しかなかったという事で会った。

 

師匠の剣術というのは奇妙な事もあって、よく話し合う機会があった。

 

そうして話し合っている内に、さくら先輩の真っ直ぐな姿勢に憧れてしまった。

 

憧れが、やがて恋へと変わるのにはそんなに時間はかからなかった。

 

その思いを気づいたのは、さくら先輩から自身が憧れる人物の話を聞いた時から諦めてしまった。

 

そういう事もあって、俺はそれ以降はさくら先輩の恋を応援するようになった。

 

だが、それがさくら先程はその恋は実らず、諦めていた俺の恋が叶うかもしれない。

 

本当だったら、嬉しいかもしれない出来事かもしれないけど、なんだか棚からぼた餅のような出来事だったので、未だに信じられなかった。

 

「どうしたもんかなぁ」

 

そう悩んでいた。

 

さくら先輩にとって、それが本当の恋なのかどうか分からない。

 

そんな思いが何度も巡っていく。

 

「ふぅ」

 

そうして、俺は天井を眺めながら考えていた。

 

時計を見れば、既に丸一日過ぎていた。

 

寝た気はしなかったが、それでも一日中考えに考え抜いたおかげで、ようやく決意ができた。

 

俺はさくら先輩が指定してくれた場所へと向かった。

 

そこには普段着を着ているさくら先輩が昨日の俺と同じように固まって座って待っていた。

 

「あの、先輩、大丈夫ですか?」

 

俺は待ってくれた先輩に挨拶しながら、正面に座った。

 

「あっ、そのごめんね、昨日は急にあんな事を言っちゃって」

 

昨日の事を思い出したのか、さくら先輩は顔を赤くさせながら言っていた。

 

「いえ、俺も少し落ち着いたので。

それで、先輩、その」

 

「なっなに?」

 

俺は緊張しながら、ゆっくりと声を出しながら、さくら先輩を見つめる。

 

「その、俺も先輩の事が好きです。

その、俺で良ければ」

 

「ほっ本当にっ!?」

 

俺の言葉を聞くと、さくら先輩は驚いた表情でこちらを見ていた。

 

「えっ、先輩が驚くんですか!?」

 

その表情に俺は思わず言ってしまう。

 

「いやぁ、そのね。

私も、少し無茶な告白だったからね」

 

どうやら、さくら先輩自身も昨日の告白が無茶だったのが自覚があったようだ。

 

「えっと、それじゃあ、これからお願いね」

 

そう言って、さくら先輩はそのまま俺の方へと手を伸ばした。

 

それに対して、俺もまた先輩の手を握りしめた。

 



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天宮さくら(新サクラ大戦)転結※

さくら先輩と恋人同士になってから、半月。

 

あれから、特に何事もなく平穏に過ごしながら、デートを月に一度行っていた。

 

というのも、さくら先輩が務めている場所もあって、ほとんど遠距離恋愛なので、会う回数はあまり多くない。

 

それでも、月に一度のデートを楽しみにしており、今回のデートで俺達はいよいよある場所へと向かった。

 

「なんというか、こういう場所って、初めてで緊張するね」

 

そう言いながら周りを見る。

 

あまり人目を気にしない宿屋であり、いわいるそういう目的の人が泊まる宿屋に俺達はいる。

 

緊張しながら、敷かれている布団で既に互いの衣服を脱がれている状態で、見つめ合った。

 

「けど、こういうのも、本当は楽しみだったでしょ」

 

「・・・はい」

 

俺は正直に答えると共に、さくら先輩もそれに合わせるように、ゆっくりとキスを行う。

 

柔らかい感触を受け止めながら、ゆっくりと先輩に押し倒される形で布団の上に乗ると同時に先輩は俺の肉棒を手に取る。

 

「これが男の人のか、なんだか不思議な感じ」

 

そう言いながら、先輩は特に慌てる様子もなく、そのままゆっくりと俺の肉棒を自身の秘部へと当てる。

 

既に準備はできていたのか、先輩の秘部の入り口は愛液によって濡れており、ゆっくりと肉棒は包まれていく。

 

下半身にじんわりと感じる快楽と共に、俺の肉棒がようやくさくら先輩の中に入り込んでいく。

 

これまで何度も夢見てきた光景が現実になり、興奮していた俺の肉棒はさらに大きく勃起しながらさくら先輩の中へと進んでいく。

 

「んんっ!あっあああぁ!!

これが、君のっ!

中に入ってきてっ、良いよっ!!」

 

勃起して膨らんだ肉棒を食い込むように、さくら先輩の膣内の締め付けもさらに激しくなる。

 

寝間着を既に脱いで見えるさくら先輩の胸は程良い大きさで垂れ下がっていた。

 

「ふふっ、そんなに興奮しているの?」

 

俺の視線が自身の胸という事に気づいたさくら先輩はそのまま笑みを浮かべながら、俺に問いかけた。

 

「それは勿論ですよ。

俺にとって、先輩は本当に憧れだったから」

 

それに対して、俺は嘘をつかずに答える。

 

その言葉を聞いたさくら先輩は一瞬びくりと身を震わせながら呻くが、すぐに落ち着きを取り戻すと共に、発情した目でこちらを見つめる。

 

「そんな事を言われたら、嬉しくなっちゃうじゃない」

 

そう言った先輩はそのまま腰を動かしながら、そのままゆっくりと俺の顔へと自身の顔を近づける。

 

「んちゅ、ちゅるんちゅっれちゅ」

 

近づいたさくら先輩はそのまま何の戸惑いもなく、そのまま接吻して、口を塞ぐ。

 

初キスを行った時のような軽いキスではなく、お互いを求めるように舌を絡ませあいながら行うキスは部屋の中を響く程に激しいキスだった。

 

舌の感触だけではなく、唇同士が重なった事で感じる唇の柔らかな感触に俺もまた夢中になって答える。

 

そうして唇が塞がれている間もさくら先輩自身の興奮は収まっていないのか、ゆっくりと腰を振る。

 

口内の心地よい感触と、興奮が収まらない先輩はそのまま抱き合う。

 

絡み合っている口から出てくる甘い唾液と、肉棒を締め付ける心地よい感触。

 

そして、手足がさくら先輩の柔らかな手足に絡ませる事によって、俺が限界を迎えるのが訪れるのはとても早かった。

 

「さくら先輩っんっ!」

 

興奮を覚えた俺はそのまま絡ませながら、先輩の身体事回転させ、今度はさくら先輩を押し倒す形になった。

 

「んっ、あっちゅんっ!!」

 

回転させた事で、体制が入れ替わった俺はそのままさくら先輩の子宮口に真っ直ぐと届く位置になると共に、俺は腰を振り始める。

 

「あっ」

 

ベットの上に寝転んださくら先輩の表情をより間近に見る事ができ、既に興奮で顔を赤く染めながら、床に解けている腰まで伸びている黒髪が興奮に誘ってる。

 

「さくら先輩」

 

「さくら」

 

「えっ?」

 

俺が名前を呼ぶと、先輩は俺の頬に手を伸ばすと

 

「何時までも先輩をつけないで、私の事をさくらって呼んで」

 

「っさくら」

 

さくらからの誘いに乗る形で、俺は再び腰を振る。

 

先程とは違って、自分からさくらの子宮口に向かって、何度も抉るように腰を振る。

 

「あっそこっんっぁっ!!」

 

力強く腰を振る度に、さくらは甘い声を出しながら、反応しながら、俺の肉棒を受け止める。

 

弱い部分に当たっているのか、肉棒が擦れる度に甘い声は大きくなっていく。

 

求めるように抱きしめ、俺の肉棒はそのまま一番奥まで進むと

 

「さくらっさくらっ!!」

 

「うんっ来てっ!!」

 

俺はそのまま抱き寄せたさくらの耳元に呟くと、その声に合わせるように頷く。

 

それを聞くと共に既に限界に近かった俺の肉棒はそのまま流れ込む。

 

―――どびゅるるるるっどびゅっ!

 

「あっああぁぁ!!」

 

俺の肉棒から溢れ出る精液はそのままさくらの中へと溢れていく。

 

抱き寄せた体勢は世に言う種付けプレスという事もあって、精液はさくらの膣内を隙間無く駆け巡る。

 

精液の感触を受け止めながら、さくらも身体を痙攣させながら受け止めながら、声を出す。

 

「はぁはぁはぁっあっ」

 

精液を受け止め終え、抱きしめる力すら残されていないさくらはそのままベットへと寝転がる。

 

「さくら」

 

「ふふっ、もうこんなに出しちゃって」

 

俺も既に限界を迎えてていたので、そのままさくらの横へと寝転がる。

 

先程までの行為でさくらも疲れたのか、既に抱きしめる余力もないが、俺達はそのまま手を握りしめ合う。

 

「ふふっ」

 

たった、それだけだったが、俺達は嬉しくなり、そのままゆっくりと目を閉じる。



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毒島 冴子(学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD)起

「はぁはぁはぁ」

 

目の前に広がっている地獄。

 

迫り来る奴らは俺の肉を貪りながら、俺はゆっくりと死んでいく感覚が襲う。

 

背中側から牙を浴び、おそらくは服をめくれば骨が見える。

 

食い破られた足も合わせておびただしい出血で廊下を埋め尽くしていた。

 

飛びかかる奴らを振り払ったときに右手の指は持っていかれて親指しか残っていない。

 

そして、そんな残り少ない部位を食い散らかそうと、奴らはさらに俺に迫っていく。

 

そんな奴らの進撃が止み、見つめれば、そこには見慣れた姿がいた。

 

「はぁはぁ先輩」

 

「おい、しっかりしろ!!」

 

俺を食い散らかした奴らを切り裂いたと思われる相手は毒島先輩。

 

昔からの知り合いであり、俺が好意を持つ相手でもある。

 

そんな先輩はこれまで見たことのない表情で俺を見つめていた。

 

「いやぁ、ドジを踏みましたわ、本当に」

 

そう言いながら、全身が痛みを襲いながらも、俺は空元気に先輩に言う。

 

「何を言ってるんだっ、こんな時に」

 

「だって、この状況ですよ。

どんなに無茶をしても、生き残る為には、必死にならないと。

失敗してしまいましたけど」

 

そう言いながら、廊下を見る。

 

どこから現れるか分からない奴らに対して、絶対的な安全な道はない。

 

だからこそ、賭けを出て、この道を選んだが、教室のドアから突然現れ、襲ってきた。

 

すぐに対処したが、まさか窓を突き破られるとは思ってもなかった。

 

「お前はっ」

 

「先輩、俺はもう駄目です。

だから」

 

「・・・分かった」

 

俺の言葉の意味が理解し、身体を震わせながら、手に持った木刀を構える。

 

それを見ながら、俺は目を閉じながら、頭に強烈な痛みが一瞬通り過ぎる。

 

痛みを覚えながら、俺はゆっくりと目を開けると

 

「・・・窓から出てくるのは、覚えた」

 

そう言った俺は5度目の目覚めを迎える。

 

見渡すと、既に奴らが進行し始めた状況になっており、窓からは奴らになった人々で溢れていた。

 

今の状況が、何が起きているのか分からないが、漫画の中のゾンビのような奴らが現れた事、そして、なぜか死んだら奴らが現れた時に巻き戻るという、奇妙な現象が起きた事だ。

 

最初に死んだのは混乱している生徒に吹き飛ばされた事によって、俺は頭を叩きつけられ、死んでしまった。

 

そこから先程のように目覚めて、夢だと思った。

 

だが、状況は奴らに襲われた直前なのは変わりなく、そのまま俺は混乱した。

 

それでも、俺は生き残る為に必死に行動した。

 

だが、途中で会った紫藤とその取り巻きの奴らによって、囮にされて死んでしまった。

 

そこから、また巻き戻り、俺はこの現象を自覚した。

 

そこから、俺は生き残る為に、この現象を利用した。

 

絶対的に安全な所などない。

 

だけど、この状況で、最大の障害である死がなくなった。

 

ならば、俺ができるのは、これを利用して、せめて、俺が大切だと思える人を助け、生き残る。

 

だからこそ

 

「俺は死んでも生き残ってやる」



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毒島 冴子(学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD)承※

「はぁはぁ、なんとか、ここまで生き残る事ができたが」

 

そう言いながら、俺は息を整えながら、ここまでの出来事を思い出す。

 

奴らによって覆われた学校からの脱出に成功した。

 

毒島先輩以外にも小室達の協力もあって、無事に脱出する事ができた。

 

だが、脱出をした後も、様々な困難な道があったが、今は落ち着いて生活できる所まで辿り着く事ができた。

 

そうした日々を過ごしている中で

 

「あの、せっ先輩」

 

「先輩って、呼ぶな、たくっれろっ」

 

俺に対して、先輩はそう言いながら、目の前にある俺の肉棒に対して舌を伸ばして舐めながら返事する。

 

そして、そんな俺の目の前にあるのは先輩の秘部だった。

 

そうして互いの恥ずかしい部分を見せ合う姿勢、シックスナインの体制になって俺達は行っていた。

 

「あふぅっ、んちゅっ、ちゅろっれろれろっぢゅるるる」

 

耳に聞こえてくる毒島先輩のフェラ音を聞きながら、俺自身も目の前にある毒島先輩の秘部に向けて、指を付け入れる。

 

ゆっくりと指が入ると共に、ぐぷぷっと淫らな音を立てながら入っていく。

 

「あぁんっ、あぁ、そんなに入り込んでっ」

 

俺がゆっくりと毒島先輩の秘部の中に入り込んでいく感触と聞こえてくる声に俺もまた興奮で肉棒は大きく勃起する。

 

ここに来るまでの間、俺自身が何度も死に、先輩もまた奴らに殺された事もあった。

 

それ以外にも、あの野郎が先輩を犯している場面を目撃するなど、本当に生きる気力がなくなりそうになった。

 

だが、一緒に生き残った仲間の励まし、何よりも生き残った最初の夜に、先輩からのキスもあって、俺はここまで生き残れた。

 

そして、こうして先輩と好意を行える事に酷く感動している。

 

そんな思い出と共に、これまで我慢していた事を全て晴らすように、目の前にいる先輩の膣内を触り続ける。

 

指で膣肉を何度も混ぜるように動かすと共に愛液によって、先輩はピクンッと知りを跳ね上げる。

 

「んっまったく、お前は何時からこんなのを覚えていたんだ」

 

そう言いながらも、俺が触れている事に反応してか、毒島先輩はプルプルと尻を震わせながらも、俺の肉棒に触れる手は止まる事はなかった。

 

柔らかな手を何度で触りながら、毒島先輩は俺の肉棒を立たせると、そのままぬめっとした温かい感触が俺の肉棒を覆った。

 

「せっ先輩」

 

「んじゅるぅ、こへぇぐらいよいだろ?」

 

ゆっくりと見ると、そこには毒島先輩が大きく口を開けながら、俺の肉棒を夢中になって舐めていた。

 

その表情はこれまで犯されて快楽に落とされた時の毒島先輩よりも夢中になっている様子とは比べものにならない勢いで俺の肉棒を舐めていた。

 

「あっあぁ」

 

死に戻った時の記憶がない先輩だけど、それでも俺にとってはあいつらよりも俺に夢中になっている先輩の姿を見ると、俺の興奮はさらに大きくなる。

 

腰を何度も振りながら、先輩の口内を何度も行き来しながら、俺自身も我慢ができなくなったのか、身体を震わせる。

 

「先輩っんっ!!」

 

先輩に向けて、もうすぐ出てしまう事を伝える事しかできず、俺はそのまま先輩の喉の中に肉棒を突っ込ませる。

 

同時に限界に近かった俺の肉棒から勢いよく精液は飛び出す。

 

「んっんぐぅぢゅるるるっ!!」

 

飛び出た精液はそのまま先輩の口内へと入り込み、そのまま飲み込んでいく。

 

そして、俺の精液を受け止めながら、先輩自身も興奮したのか、俺の目の前に愛液が溢れだした。

 

目の前から匂ってくる先輩の愛液を浴びながら、未だに興奮が冷めない俺は、そのまま精液を出し続ける。

 

「んっはぁはぁ、まさか、ここまでの量が出るとは」

 

そうして、ようやく落ち着きを取り戻した俺は、そのままゆっくりと先輩の口から肉棒を抜く。

 

そう言った先輩は口から溢れ出そうになっている精液をゆっくりと音を立てながら飲み込んでいく。

 

「んっ、ここまで凄いとはな」

 

先輩はそのまま笑みを浮かべながら、腰を浮かび上がらせると、そのまま顔を近づくとそのままキスした。

 

先程、自身で濡らした愛液を気にする様子もなく、夢中になって続ける。

 

「ようやく準備運動が終わったばかりだ。

そうだろ」

 

「はい」

 

そう言いながら、こちらを見つめる肉食獣を思わせる目に対して、俺は頷く事しかできなかった。



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毒島 冴子(学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD)転結※

「はぁはぁ」

 

先程の行為の興奮が未だに冷めない毒島先輩はそのまま俺に抱きつきながら、そのまま肉棒を掴みながら、自身の秘部へと挿入する。

 

「こうして行えるのを楽しみにしていたからな」

 

そう言っている間に、毒島先輩の膣内に俺の肉棒が挿入される。

 

挿入された瞬間に、毒島先輩の秘部から愛液が溢れ出ており、そのまま肉棒を吸い付いていく。

 

「ぐっこれはっ!?」

 

毒島先輩の膣内に埋まった感触と共に、目の前にある豊満に膨らんでいる胸を掴んだ。

 

掴むと共に毒島先輩は肉棒の感触とは別に胸に触った瞬間、むにゅりと形を歪ませる。

 

「んぅっっ!!

胸から来る感触がっこんなにっ!?」

 

歪まされると共に、毒島先輩は胸から来る快感に驚きを隠せない様子だった。

 

そのまま電流に撃たれたように身体を痙攣させながら、毒島先輩の膣内の締め付けは徐々に強くなっていく。

 

引き締まる膣内の感触はそのまま俺にも伝わっていき、そのまま俺は毒島先輩の背中に手を回す。

 

「先輩っ、そんなにっ」

 

俺は思わず感想を言おうとした瞬間、毒島先輩はそれを遮るようにそのままディープキスで口を塞ぐ。

 

防がれた瞬間、舌の側面を舌先でくすぐられながら、俺はそのまま身体を痙攣させながら受け止める。

 

唇から溢れ出そうな涎と共に舌で舐めながら、これまで聞いた事のないようなは甘えた声で口付けを求めた。

 

普段から頼りになる先輩とは違い、戦闘欲ではなく、性欲をただ満たすだけの性欲を剥き出しにキスを行っていく。

 

既に彼女同様に顔を色欲に染め上げられ、俺もそんな毒島先輩のキスに合わせるように触れ合う唇が、密着し、互いに抱きしめ合う。

 

そうしてキスを行いながら上下に動く体に合わせて、普段から目を離せない巨乳が波打っていた。

 

重々しい肌色の果肉が揺れる動きは俺の肉棒がより堅くなっていく。

 

体を後ろに少し倒し、両手を突いて支える。

 

上下に弾む巨乳に目を向けながら、既に子宮口に俺の肉棒が呑み込む結合部分を見せつけるように体を開きながら腰を揺らした。

 

絡みつく膣内の中で、全てが飲み込まれると共に、我慢ができなくなり

 

「先輩っもうっこれ以上はっ」

 

「良いぞっ、思いっきり出せっ」

 

そう言いながら、俺の背中を摩りながら、俺の射精を促す。

 

「ぐっ、もぅ」

 

その言葉を言われた瞬間

 

―ービュルルルルッ!ドビュルルル!!!

 

「ぐっあっあぁ!!」

 

精液が離れた瞬間、俺を抱きしめていた毒島先輩は、そのまま柔らかな巨乳の感触を感じながら、射精していく。

 

そうして、射精された精液を受け止めながら、毒島先輩は絶頂しながら、精液は子宮に注がれていき、身体を痙攣させる。

 

ぐっ、と下腹の筋肉が断続的に痙攣し、膣内を締め上げて更なる精液を絞り出していた。

 

「先輩っ」

 

「あぁ、私もまだまだ足りない」

 

そう言った先輩の目は奴らを切り落としている時の顔と似ているが、同時に俺を求める顔だった。

 

そう思いながらも、先輩は舌を出しながら、再び行為の続きを行った。



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サイレント・マジシャン(遊戯王)起

一周年も近いので、新たな募集を行っています。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=247652&uid=45956
また、アンケートも募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


遊戯王での世界の戦いは移り変わりが激しい。

 

最強だったはずのカードは、新しく出てきたカードによって格安に売られるようになる。

 

反対にこれまで格安だったカードは新しく出てきたカードによって値段が跳ね上がる事がある。

 

「それにしても、まさかこのデッキに新しい精霊が入るとは」

 

これまでのブラックマジシャンを中心にしたデッキとは別にもう一つの切り札を投入する事になった。

 

この世界のパックは本当にランダム率が高く、レアカードで切り札になるカードはなかなか当たりにくい。

 

そういう事もあって、今回のパックで当たったカードはかなりの当たりだ。

 

「どうかしました?」

 

「いえ、そのなんでもないです」

 

そう言いながら、俺の隣に座っている新しい切り札に話しかける。

 

「何か問題でも」

 

そう言いながら、肩まで伸びている銀髪が特徴の魔法使いであるサイレント・マジシャンは呆れたようにこちらに言う。

 

当初からあまり人付き合いは得意な印象はなく、いつも部屋の隅にいる事が多かった。

 

だけど、カードの精霊とマスターの間に強い絆を結ばれなければ、上手く使えない。

 

その事もあって、俺はサイレント・マジシャンとマスターとの関係を良くする為に奔走していた。

 

その結果もあって、なんとかマスターとの関係はなんとか良くなった。

 

だが、どういう訳か、マスターやブラックマジシャンがいない隙にこうして俺の横に座る事がよくある。

 

「正直、私はあまり人との関係は持ちたくなかったんです」

 

「そっそうなんだ」

 

俺は思わず返事してしまう。

 

「私の事を知っているならば、分かるはずですが、私にはサイレント・ソードマンと一緒に過ごしておりました。

まぁ世間一般で言う所の、夫婦なんですよね」

 

「はっはぁ」

 

俺は思わず空返事する事しかできないけど、なんでこのような事をここで言うのだろう。

 

「だけど、少し事故が起きて、離れ離れになりました。

おそらく、もう会う事はできないと思います」

 

「いや、それは」

 

どう返事しようか、迷っているが

 

「そんな私に、新しい家族になろうと言ってくれたのは本当に救われたんですよ」

 

「そっか」

 

どうやら、思い悩んでいたのを告白されるとはな。

 

少し照れて

 

「だから、こんな思いをさせたあなたには責任を取って貰いたいので」

 

「えっ」

 

驚きの声を出している間にも、目の前にいるサイレントマジシャンの姿は徐々に成長していく。

 

先程まで、俺の半分ぐらいしかなかった少女は既に俺よりも高身長な女性へと変わっていた。

 

肩までの銀髪の髪は腰まで伸びており、目元を隠しながら、妖艶な笑みを浮かべながらこちらを見る。

 

「ふふっ、この姿になった理由、分かりますか?」

 

そう、少女の頃から変わらない呼び方で俺に話しかけ、そのまま抱き締める。

 

「っ!?!?」

 

突然の事で、驚きを隠せずにいたが、抱き締められた瞬間、俺は目の前が真っ暗になり、混乱する。

 

だが、頭を覆う柔らかな感触の正体である胸の柔らかさに混乱とは別に興奮してしまう。

 

「やっぱり、おっぱいが大好きじゃない。

普段は他のモンスターに見られたり、動くと胸が痛いけど、どうかな?

気持ち良いかな?」

 

「んっ!!んっんっ!!」

 

ブラックマジシャンガールと比べたら、こちらの動きに合わせて形が変わるその胸に俺は頭が真っ白になる。

 

そう、包み込むのような感触に俺は身動き取れずにいた。

 

「だから、存分にやるから」



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サイレント・マジシャン(遊戯王)承※

現在、一周年記念のアンケートを行っています。
まだまだ皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=247652&uid=45956

また、閃乱カグラは飛鳥、焔が共に3票が入っております。
まだまだ、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


身体が変化したサイレント・マジシャンはそのまま俺の両頬に手を添え、そのままキスを行った。

 

「んぅれろっちゅっれりょ」

 

彼女の舌が俺の口内へと入り込むと共に、舌を絡み合う。

 

音を立てながら行うディープキスは、先程までの子供の姿からは想像する事ができない程に色っぽく、気絶しそうになる程激しかった。

 

そうして俺が気絶しそうになった時には、サイレント・マジシャンはそのまま俺の尻へと手を伸ばし、摩った。

 

「っ!?」

 

冷たい彼女の手が俺の尻にただ触れるだけではなく、尻の穴など、細い指で刺激する。

 

「ふふっ、こういうのは初めてのようだな」

 

俺が反応し、思わず口から離れると、俺の様子を見た彼女はそのまま笑みを浮かべながら再びキスを再開させる。

 

ゆっくりと蹂躙するようにキスを行っていき、押しつけられる豊満な胸の感触に興奮を覚えた俺の肉棒が勃起していく。

 

「ほら、もうこんなに大きくなっている」

 

そう言ったサイレント・マジシャンはそのまま俺を寝転ばせると、そのまま自身の衣服を脱いだ。

 

そこにはブラック・マジシャン・ガールとは比べものにならない程の豊満な胸が目の前に現れる。

 

そんな爆乳をそのまま俺の肉棒に押しつけると、ゆっくりと起き上がらせながら、自身の口元に添えた。

 

「うぅ」

 

爆乳が肉棒を包み込んだ瞬間、柔らかくも、みっちりとした感触によって挟み込まれた。

 

その感触を堪能しながら、俺は思わず腰を上に出てしまい、そのまま剥き出しになっている亀頭はそのまま口の中へと入り込む。

 

「んっちゅぷ、れろれろっ」

 

亀頭から入り込むと、そのまま舌先で亀頭を舐め始める。

 

こちらを見つめながら、恋人繋ぎを行いながら、見せるサイレント・マジシャンの表情はとても色っぽかった。

 

押しつけられる胸は形を変えながら、俺の肉棒に刺激を与えており、俺は何度も腰を動かす。

 

「ぐっ、ここまでなんてっ」

 

密着する胸の感触を感じており、そうしている間にも、既に限界まで勃起している俺の肉棒は限界まで膨れ上がり

 

「もぅこれ以上はっ」

 

――ドプッビチュビュービュルルルッ!ゴポォ!

 

その言葉と共に、肉棒から溢れ出る精液はそのままサイレント・マジシャンの口内に向かって精液が飛び込んでいく。

 

「ぐっんっ」

 

溢れ出る精液は止まる事なく、飛び出していく。

 

ようやく射精も落ち着き、俺はゆっくりと息を整える。

 

「んっ、これはなかなか。

確かにあの子が夢中になる訳だよ」

 

「えっもしかして」

 

「知らない訳ないでしょ。

勿論、我慢する気もないけど」

 

どうやら、俺とブラック・マジシャン・ガールとの関係を知っているようだ。

 

そして、それを知っているサイレント・マジシャンもそのまま我慢ができなくなったのか、そのまま秘部を剥き出しにして、こちらに見せつける。

 

「本番はこれからだから」



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サイレント・マジシャン(遊戯王)転※

「はぁ、やっと行える」

 

先程の行為で興奮しているサイレント・マジシャンはそのまま騎乗位になり、俺の肉棒をゆっくりと自身の秘部へと沿う。

 

そのまま狙いを定めるように俺の肉棒はゆっくりと動いていき、ゆっくりと入っていく。

 

にゅるんとあっさりと入り込んだ肉棒は瞬く間に俺の肉棒はサイレント・マジシャンの膣内に全て入り込んだ。

 

「これがっサイレント・マジシャンのっ」

 

サイレント・マジシャンの膣内へと肉棒が入り込んだ瞬間、亀頭から根元が包み込まれ、身体が震える。

 

「ぐっうぅ」

 

ブラック・マジシャン・ガールとの行為を毎日のように行っていたが、彼女の膣とは比べものにならない程に柔らかな感触だった。

 

膣内に入り込むと共に、俺の肉棒に合わせるように形を変える。

 

それと同時に柔らかく、暖かい彼女の膣内は、そのままゆっくりと俺の興奮を促すように腰を動かす。

 

 

そうして、ジュルジュルと、彼女の膣肉から卑猥な水音を立てながら、俺の肉棒は何度も出し入れを繰り返していく。

 

その度にサイレント・マジシャン自身の興奮を示しているのか、彼女の秘部からは愛液が俺の腰にかかっている。

 

「ふふっ、どうかしら、私の中は?」

 

そう言いながら、俺の手を握りしめた彼女はそのまま腰を上下に揺れる動きも速くなっていく。

 

それで、彼女のみっちりと絡みつく膣肉が肉棒を容赦なく刺激していく。

 

「サイレント・マジシャンっ」

 

俺はそう言い、目の前にいる彼女に目を向けると、片目だけ隠れている状態で、口から出てくる吐息はとても色っぽく感じた。

 

その様子は、まるで人妻と行っているような背徳感、ブラック・マジシャン・ガールやマスターに隠している後ろめたさはあったが、それと同じぐらいに興奮していく。

 

そうして、我慢ができなくなった俺はそのまま目の前で大きく揺れているサイレント・マジシャンの爆乳を手に掴んだ。

 

「ひゃんっ、もぅ、そんなに積極的になっちゃって」

 

目の前にある爆乳に手を伸ばして、そのまま掴むと、俺の手の形に合わせて、爆乳もまた形を変える。

 

手の中に収まっている爆乳は力を込めれば込める程、その胸の感触が俺の手に伝わる。

 

そのままぎゅむっと柔らかい胸を完全に手の中に潰れる程に強く、激しく揉み込んでいく。

 

 

手の平には丁度彼女が興奮している乳首が当たっており、どれほど興奮しているのか分かる。

 

「サイレント・マジシャンっんっ」

 

その感情に従うように、俺はそのまま彼女の胸を強く握りしめた。

 

「あぁっ、良い、そこっそこっ!!」

 

瞬間、興奮に覚えた彼女は甲高い声を出しながら、身体を震える。

 

騎乗位になっていた彼女はそのままゆっくりと俺の方へと倒れ込み、俺を包み込むようにサイレント・マジシャンを抱きしめる。

 

「もぅ、離れないっ!

もっと、もっと、一緒にいるっ」

 

サイレント・マジシャンはそのまま俺の口の中に舌をねじれ混ませ、ディープキスを行う。

 

普段のデュエルでのリリースを行うように、彼女の身体の一部になるような感覚に俺は身体が震える。

 

全てが一体化するような感覚と共に、限界を迎えた俺はそのままゆっくりとサイレント・マジシャンの子宮口に入り込む。

 

「もっもぅ」

 

――ドクンッッ!ドッグンッッ!!ドビュドビュルルル!!

 

「イッヒィヒィィ!!」

 

先程まで、大人の余裕とも言える表情から、快楽に完全に支配されている表情になって、俺の精液を受け止める。

 

身体を痙攣させながら受け止め、全ての精液を出し切るまで続いた。

 

「はぁはぁはぁ、サイレント・マジシャン」

 

「はぁんっ」

 

俺の言葉に応えるように、サイレント・マジシャンはそのまま俺へと近づき、そのままキスを行った。

 

未だに冷めない興奮のままに、彼女はまた俺を襲っていく。



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サイレント・マジシャン(遊戯王)結

「こっこれは一体どういう事かな」

 

サイレント・マジシャンとの行為を行った翌日、俺の目の前にはブラック・マジシャン・ガールが立っていた。

 

昨日の夜は、俺がサイレント・マジシャンと話を行うという事もあって、カードの中で過ごしていた彼女。

 

その様子は、これまで見せた活発なイメージではなく、背中から炎が見える程に怒り狂っていた。

 

それに対して、俺は正座する事しかできなかった。

 

「いえ、だから私と彼は関係を持っただけですよ」

 

そう言いながら、昨日の大人の姿から子供の姿へと戻ったサイレント・マジシャンはそのまま俺の腕を抱きながら宣言する。

 

その表情は昨日までの暗い表情ではなく、明るい表情が見えた。

 

それは、昨日まで心配していたブラック・マジシャン・ガールからしたら、嬉しい変化のはずだが、目の前にある状況に理解できなかった。

 

「ご主人様、これはどういう事かしら?」

 

サイレント・マジシャンに対して質問しても意味がないと思ったのか、視線はサイレント・マジシャンから俺の方へと移った。

 

「いえ、その、俺自身もよく分からなかったけど、その、はい、やってしまいました」

 

怒りで燃えている彼女に対して、どう言ったら良いのか分からなかった俺は正直に言う事しかできなかった。

 

怒られる事を覚悟に言ったその一言は

 

「サイレント・マジシャンちゃん。

悪いけど、今日はご主人様の相手は私だから。

だから、そこをどいてくれるかしら」

 

そう言ったブラック・マジシャン・ガールは毎日見ている笑顔をサイレント・マジシャンに向けた。

 

それに対して

 

「嫌です。

いつも一緒だと、心に決めたので、それに」

 

そう言ったサイレント・マジシャンはそのまま大人の身体へと変わり、抱きしめる。

 

その腕の力はもう離すつもりがないのか、かなり強い力で抱きしめる。

 

「子供と大人、両方の魅力を持っている私の方が良いに決まっているじゃないですか」

 

そう、挑発を込めたのか、胸を押しつけながらサイレント・マジシャンは言った。

 

「こっ子供か、熟女しか魅力がないあなたに負ける訳ないじゃん。

カードの精霊だから、歳を取らないから、こっちの10代の方が好みに決まっているじゃない!!」

 

そう言ったブラック・マジシャン・ガールはそのまま俺を抱きしめる。

 

交互に美少女に抱きしめられ、ハーレム状態だが、握り締める力が強く、胃がとても痛かった。

 

精霊だから胃があるかどうか、分からないけど

 

「さて、今日も頑張ろう!」

 

そう言ったマスターの明るい声が聞こえる中で、申し訳ない気持ちになってしまう。



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飛鳥(閃乱カグラ)起

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忍、それは遙か昔から戦国の世にあった影の存在。

 

人の中に隠れ、探り、欺し、壊し、殺す、あらゆる闇の仕事を引き受けていた影の存在。

 

そんな影の存在を必要としている存在は確かにいた。

 

侍。

 

日本に確かに存在した存在であり、戦、物の怪退治など、多くの事を行っており、忍とは対となる存在。

 

現代では両方共、既に人々から消え去ったと思われたが、その存在は形を変えて、確かに生き残っていた。

 

それはこの男、志葉 武もまたそんな侍の一人である。

 

「・・・」

 

誰もいない闇夜の中で、一人歩く志葉。

 

そんな彼を囲むように次々と現れる異形の生物。

 

太古から人々を襲い続ける存在、妖魔。

 

それに対して、志葉は懐から取り出した筆で刀という文字を描く。

 

同時に彼の手元には一本の刀が現れ、志葉はそのまま手に掴み、一閃。

 

覆う程の数の妖魔を一瞬で切り落とした。

 

「・・・ふぅ」

 

一瞬で終わらせた志葉はそのままため息を吐きながら

 

「腹が減った」

 

そう言い、彼は馴染みの店に足を運んだ。

 

「美味しかったです」

 

そう言いながら、彼は馴染みの店である寿司屋で太巻きを食べ終えて、挨拶する。

 

「気にするな。

それにしても、あの坊主がここまで立派になるとはな」

 

そう言いながら、寿司を作った本人である老人はからからと笑みを浮かべながら、志葉に話しかける。

 

「いえ、俺なんて、まだまだです」

 

そう言いながら、頭を下げる志葉。

 

そんな志葉を見ながら

 

「それで、聞いていると思うが、お前の婚約者の話だが」

 

「半蔵様、俺のような奴に飛鳥は勿体ないです」

 

老人、半蔵が持ちかけた話を聞いた瞬間、志葉はそのまま首を横に振りながら、断る。

 

「しかしなぁ。

この時代だから、忍や侍も廃れている。

そういう時代だから、既にそのような事も関係ないと思うがなぁ」

 

「それでも、俺には「あっ武君!」飛鳥」

 

その話を行っていると、話題の張本人であった飛鳥が店の中へと入ってきた。

 

「なんで」

 

「えっなんか、爺ちゃんが大事な話があると聞いたけど」

 

「まぁな。

飛鳥は卒業後はどうするか決めているか?」

 

「卒業って、爺ちゃん、私はまだまだ先の話だよ」

 

「そうかな。

まぁ、儂としては卒業後に仕える所を既に用意しているのだが」

 

「えぇ、爺ちゃん、それは幾ら何でも」

 

そう言いながら、飛鳥は呆れたように言う。

 

「まさか」

 

「飛鳥、卒業後は志葉殿の所で仕えなさい」

 

「えっえぇ!!」

 

その事に驚きを隠せない飛鳥はそのまま大きな声で叫ぶ。

 

「半蔵様、幾ら何でもそれは」

 

それに対して、さすがに志葉も驚きを隠せなかった。

 

「そうか?

儂としては娘を安心して任せられる相手として見ていたが。

なんなら、夫婦でも儂は問題ないが?」

 

そう言いカラカラと笑っていた。

 

「まったく」

 

そう言って、志葉は呆れたようにため息を吐く。

 

だが、そんな彼らを余所に飛鳥は

 

「武君のお嫁さんかぁ」

 

顔を赤くしながら、笑みを浮かべる。



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飛鳥(閃乱カグラ)承※

「なんだか、久しぶりのような気がする。

武君とこうやって話ができるのか」

 

飛鳥と再会した俺達はそのまま半蔵殿に誘われるように客室に案内される。

 

今でこそ、あまり泊まらなくなったが、昔は半蔵殿に稽古してもらう度にこうして客室に泊まった事が多くあった。

 

その時には飛鳥と一緒に寝ていたのは覚えているが、今はさすがに年齢的にも危険なので、そういうのは控えているつもりだが

 

「なんだか、また大きくなったな」

 

「んっ?」

 

飛鳥は無邪気な表情でこちらを見ているが、俺の視線は自然と飛鳥の胸へと目を向ける。

 

幼馴染みという事もあって、小さい頃の飛鳥を知っている身からしたら、日々の成長も分かりやすかった。

 

特に身長は伸びない代わりに、その胸の膨らみは異常で、ここまで大きな変化は見たことない。

 

「あのさ、武君は、その、やっぱり私が下にいるのは嫌なのかな」

 

先程までの話を聞いていたのか、飛鳥は少しこちらを心配そうに見つめていた。

 

彼女自身、半蔵殿のような忍を目指している事もあって、俺に頼りないと思われているのが不安なんだろう。

 

「そんな事はない。

けど、俺よりももっと立派な人に仕えるべきだ。

飛鳥にはそれだけの才能があるのだから」

 

その不安を少しでも和らげる為にも、そして、俺自身の本音で飛鳥に話す。

 

侍という事もあって、死ぬ確率が高い俺よりも、飛鳥には相応しい人がいるはずだ。

 

その願いもあって、俺は飛鳥に言うが

 

「私はじっちゃんのような立派な忍になりたい。

けど、それは同時に武君とずっと一緒にいたいと思っていたからだよ」

 

「・・・飛鳥、それは駄目なんだ。

俺のような奴と一緒にいちゃ」

 

そう、俺が言おうとした瞬間、飛鳥はそのままこちらに飛びかかる。

 

突然の事で対応ができなかった俺はそのまま飛鳥に押し倒される。

 

「あっ飛鳥!?」

 

力ならば、俺の方が強いが、飛鳥は忍としての素早さで俺をそのまま布団の上に組み伏せた。

 

一瞬で動きを止められ、すぐに脱出しようとした。

 

だが

 

「なっ?!」

 

飛鳥は一瞬、その身に纏っていた制服を脱ぎ捨てていた。

 

制服の下に隠れていた胸は俺が思っていた以上の大きさを誇っており、重い乳房がずしりと俺の身体に乗る。

 

「っ!?」

 

その重さを感じると共に俺の身体に広がったのは女性特有の柔らかさだった。

 

目を閉じても分かる程の感触に俺の肉棒は自然と勃起してしまう。

 

「武君が幾ら言っても、こっちは素直だね」

 

「お前っ、俺はそのっ」

 

「忍が弱点を突いて戦うのは当たり前だよ。

武君、戦闘で集中していない時にはこういうの弱いのは知っているから」

 

「うぐっ」

 

そう、俺は戦いになると思考は完全に切り替わる事ができ、女性の裸体だろうと特に興奮しない。

 

敵の中には、そういう誘惑を行う敵も多く耐性をつける為の修行を行っていた。

 

だが、それは戦闘時のみの話で、こうして戦闘もないただの日常だと、普段は無視している性欲が思いっきり出てしまう。

 

「まだまだ武君に勝てないけど、武君と一緒にいたい気持ちは本当だから。

だから、今はこんな事しかできないけど、我慢するつもりはないから」

 

「うっ」

 

飛鳥はそう言うと勃起している俺の肉棒をそのまま自身の乳肉の中へと挟み込む。

 

剥き出しになった肉棒が飛鳥の肌に触れる事で我慢ができなくなったのか、そのまま大きく跳ね踊る。

 

それに合わせるように、飛鳥自身の乳房もまた大きく揺れながら反応する。

 

「ひゃっんっ、武君のが、私の中で暴れていてっんっ!!」

 

「ぐっ」

 

乳房の中で暴れる肉棒に合わせて、飛鳥も甘い声を出しながら反応する。

 

その声を聞くと、俺も我慢ができなくなり、亀頭から透明な汁が少しずつ出てくる。

 

「武君が、私に反応して、こんなに。

なんだか、少し嬉しい」

 

そう言いながら、胸の中で暴れている肉棒を見つめる飛鳥の口から徐々に荒い息が出てくる。

 

そうして、飛鳥はゆっくりと、俺の肉棒へと近づく。

 

「あっ飛鳥」

 

瞬間、嫌な予感がした俺は飛鳥に声をかけるが

 

「はむっ」

 

「っ!!」

 

飛鳥は亀頭をそのまま口の中へと入れた。

 

口から溢れる唾液と合わせた舌で亀頭に絡めて強く吸い込んでいく飛鳥。

 

「ちゅぴ、じゅずる、じゅるっじゅるっ♡」

 

その行動に合わせるように、俺は身体を激しく跳ねるが、それでも飛鳥は止まる事なく舐め続ける。

 

「飛鳥っお前っどこでそれをっ!!」

 

「んっ、太巻きを食べている時にっ。

武君のを想像しながらやった時もあって、その時からずっと」

 

「うっ」

 

店で食べている時に、飛鳥の視線が時々可笑しいと思っていたが、まさかそんな事を考えていたのか。

 

そして、飛鳥もそれを告白した後は、恥ずかしさを捨てたようにさらに激しく舐め続ける。

 

「じゅぶるっんっじゅっ」

 

「飛鳥っもぅ」

 

普段から、自慰すらあまり行った事のない俺にとって、ここまで我慢ができたのか奇跡的だった。

 

既に膨れ上がった肉棒から溢れ出る精液はすぐにも飛び出そうだった。

 

俺は思わず飛鳥の頭を掴み

 

―――どぷぶっ!びゅぐる、びゅぐぐっ!ぶびゅびゅるるるっ!!

 

「んんぅ♡んじゅるごきゅ、ごきゅっ♡」

 

亀頭から溢れ出る精液はそのまま飛鳥の口の中に入り込み、俺は我慢していた精液を全て吐き出した。

何度も腰を

動かし、全てを吐き出した後、ようやく落ち着きを取り戻して、飛鳥を見つめる。

 

「あぁ、武君」

 

そう言った飛鳥は全ての精液を口の中へと受け止めながら、全身を白く塗られながら、俺を見つめる。

 

その表情はこれまで見せてきた妹のような可愛さから離れた淫乱な雰囲気だった。

 

彼女から漏れ出る空気に当てられ、自然と俺も近づき、飛鳥の唇を奪った。

 

「んっんじゅっ」

 

キスを行った事で、驚いた飛鳥。

 

だが、それでも自然と俺に合わせるように舌を絡ませる。

 

既に我慢ができなくなり、止める事ができなくなった俺はそのまま飛鳥を抱きしめながら、ゆっくりと寝転がる。



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飛鳥(閃乱カグラ)転結※

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「やっあっ、んっそこぉ」

 

キスを行いながら、飛鳥は興奮した身体をそのまま四つん這いになりながら、俺の方へと尻を向ける。

 

豊満な胸と、むっつりとした太股、そして大きな尻を突き出す。

 

見慣れているはずだった幼馴染みの見たことのないいやらしい身体に対して、俺は既に我慢ができずに、勃起している肉棒を彼女の尻に肉棒を叩く。

 

「ひゃんっ、そこはっ」

 

軽く叩いただけでも飛鳥は反応し、口から甘い声を出すと共に、その秘部からはドプドプと愛液が流れ出る。

 

「もぅ、そんなに焦らさないで、武君」

 

そう言いながら、俺に向けて甘えるように声を出す。

 

その声を聞くと共に、俺自身も既に興奮で身体が支配し、愛液によって満たされた彼女の膣内に肉棒を挿入する。

 

「あっあぁ」

 

クチュニュチュ、そう音を立てながらゆっくりと膣肉を撫で回しながら、ゆっくりと彼女の膣内へと挿入していく。

 

飛鳥は、初めての挿入という事で、一瞬感じた痛みで目を瞑ってしまうが、決して悲鳴を出す事なく身体が震える。

 

「んっ、少しだけ痛いけどっ、んっ」

 

最初は痛みを僅かに感じたようだが、俺が肉棒でゆっくりと膣内をこじ開け、押し広げて、甘美な声を出していく。

 

ゆっくりとだが確実に伝わっていく快感に俺は満たされながら、ゆっくりと根元まで肉棒を膣内に満たす。

 

「あんっ」

 

根元まで入れた事で、俺の身体はそのまま飛鳥の尻の肉に直接当たり、甘い声が聞こえる。

 

柔らかな感触と共に、締め付けてくる感触、それをより味わうように俺は再び腰を引き抜き、そのまま再度飛鳥の膣内に入れていく。

 

「あっひゃんっ、熱いのが、何度も出し入れしてっんっ!!」

 

一度、二度と何度も小刻みに刺激しながら、身体を揺らしていく。

 

そうしている間に小さな悲鳴が聞こえ、俺はそのまま一番奥へと肉棒を叩きつける。

 

「ひゃあ、武君っそんなに押したらっあぁ!!」

 

完全に叩きつけられた事で腰が浮いたまま、身体を震わせる事しかできず、俺は何度も叩きつける。

 

だが、そうして身体を震わせている飛鳥に対して、俺は容赦なく叩きつける。

 

「あっあぁあぁ」

 

押しつけられる肉棒の感触に対して、既に喘ぎ声を出す事しかできず、俺自身も既に限界を迎えた肉棒をそのまま飛鳥の子宮口へと捻れ混む。

 

「飛鳥っ!!」

 

最後に、その一言を飛鳥に言うと共に

 

―――ビュルルルル!!ドビュルルルドビュ!!

 

「あっああぁぁ!!!」

 

溢れんばかりの精液を飛鳥の中へと注ぎ込む。

 

子宮口に入り込んだ精液に反応したのか、飛鳥も身体を震わせる。

 

そうして、全てを出し切るまでの間、飛鳥は何度も身体を痙攣させながら、やがて力尽きたように倒れ込む。

 

「あぁ、武君」

 

気絶しかけて、俺に向けて手を伸ばしているのを見て、俺もまた重ねる。

 

幼い頃から知っている彼女を犯して、酷く興奮している。

 

そんな自分を見つめながら、未だに収まらない肉棒を再び飛鳥の中へと入れていく。



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フェイト・T・テスタロッサ②(魔法少女リリカルなのは)起

現在、リクエストの数が多いので、少し候補を分ける事もあって、第二弾を書かせて貰いました。
また、リクエストを送る際にはコメントを一つずつお願いします
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=248266&uid=45956
また、アンケートの方も募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


フェイト・T・テスタロッサは幼馴染みである。

 

通っている学校に転校生は珍しかった事もあって、学校では瞬く間に有名だった。

 

だが、小学生の頃に転校してきた彼女と学校で知り合って以降、彼女が何か困った事があれば助けていた。

 

だが、あまり学のない俺は中学校を進学するのと同時に別の学校に通う事になった。

 

それ以降はあまり関わりの無かったはずの俺達だったが

 

「えっ結婚」

 

「うっうん、お願いできるかな」

 

就職して、しばらくして再開した彼女から頼まれた事、それは結婚話だった。

 

いきなりの事で驚きというよりも、どういう理屈なのか分からず、俺は思わず聞き返してしまった。

 

「その、私もそろそろ結婚を考えないといけないと思って、それでずっと好きだった君と、その結婚したいと思って」

 

「いや、まだ20歳だろ」

 

そう呆れながら言うと共に、俺はため息を吐きながら言う。

 

「今、なんの仕事をしているのか分からないけど、久しぶりに会っていきなり結婚って」

 

「やっぱりその、迷惑だったかな」

 

そう言いながら、戸惑いながらこちらを見つめるフェイト。

 

その見つめられながら、俺はゆっくりと考える。

 

久しぶりに会って、結婚というのはさすがにやばいと思って考えており、俺は頭を悩ませながら見つめる。

 

「まぁ迷惑だな。

いきなりすぎるし、人生でも重要な事だからな」

 

「うっ、そのごめん。

実際に私、恋愛経験もないから、こんな時にどうしたら良いのか分からないから」

 

彼女はそう困ったように笑みを浮かべながら言うが

 

「理由はあるのか?」

 

こういう時、どう聞けば良いの分からないので、俺は彼女に理由を聞く為に質問する。

 

「理由はえっと」

 

そう言いながら、こちらを見つめる。

 

「私、今やっている仕事の関係で戻ってくるのが少なくなるかもしれない。

だから、こうやって君に会える回数も少なくなるから、その間に告白もできなくなったらと思って」

 

「そういう事か」

 

あまりにも単純すぎる事で、俺は思わず呆れてしまう。

 

彼女の行動に関しては天然すぎる行動に俺は呆れてしまう。

 

「別にすぐに結婚しなくても良いだろ」

 

「えっ?」

 

俺の言葉に少し驚きを隠せないが、俺は顔を隠しながら言う。

 

「別に遠距離恋愛というのもあるからよ。

少しずつ、考えながらで、良いんじゃないか」

 

「それって、もしかして」

 

「まぁ、そのよろしく」

 

フェイトの嬉しそうな顔をしていたので、俺はゆっくりと頷くと

 

「その、よろしく」

 

その時の俺は赤くなっている顔を隠しながら返事した。



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フェイト・T・テスタロッサ②(魔法少女リリカルなのは)承※

フェイトと恋人関係になってから2年。

 

彼女の仕事先というのは、別の地方か海外だと思っていた俺だが、なんと世にも珍しい別世界だった。

 

これに関しては本当に予想していなかったが、数ヶ月に一回はこちらに遊びに来る事があった。

 

デートというのも、あまり金を使わないデートを中心に行っていた。

 

そんなある日、フェイトが俺の家に泊まりに来た。

 

思えば、こういう感じで一緒に過ごす事がなかった俺は、僅かながら、これから行う行為に期待していた。

 

「へぇ、こっちではこのアニメが流行っているんだ」

 

「まぁな」

 

その日、俺は今、流行のアニメをフェイトと見ていた。

 

向こうの世界でもこういうアニメが流れる事はあるが、あまりにも遅く、数年前のアニメが放送している事が多いらしい。

 

例を出せばジョジョの3部がこちらで放送していた時に向こうは1部がようやく放送が始まったぐらいに違いがある。

 

そういう事もあって、今見ているアニメはフェイトにとっても興味深そうに見ている。

 

夢中になっている彼女はそのままテレビを見ながら、身体をこちらに傾けている。

 

「っ」

 

フェイトがこちらに身体を寄せる事によって柔らかな身体の感触が俺は覆った。

 

ゆっくりと、その感触を受けながら、アニメもエンディングが流れていた。

 

「なんというか、アニメはあんまり見なかったけど、少し珍しいかな」

 

「そっそうか」

 

俺はそう答えながら、フェイトを見つめる。

 

同時に見つめ合った。

 

先程のアニメの感想を言うはずだったフェイトは途端に顔を赤くさせながら、見つめ合う。

 

やがて、互いに言葉がなくても、ゆっくりと顔を近づく。

 

口を開き、互いにキスを行っていた。

 

デートを何度も重ね、キスを行った事は確かにあるが、部屋の中、誰にも邪魔されない空間で、俺達は軽いキスを行った。

 

ゆっくりと重ねながら、軽かったキスは深くディープなキスへと変わった。

 

「はむっ、ちゅう、じゅるるるゅ♡ んちゅぅ、れろ、ぷはぁ」

 

舌を尖らせ差し出すと、喜んで吸い上げる。

 

俺の舌をまるでしゃぶり尽くすように舌を交わりながら、口内に侵入され、歯茎まで舐めて堪能され、唾液を交換し合う。

 

そうしてキスを行っている間に俺の指はそのままフェイトの胸へと手を伸ばす。

 

胸を掴んだ指はそのまま深く沈み込み、間から溢れた肉が逆に指を包み込んでいく。

 

その柔らかさは軽く力を緩めればしっかり跳ね返し、揉み応えの良さをこちらに伝えてくる。

 

キスを行いながら、彼女の髪を触れながら揉みたて始め、上下左右に引っ張り、潰し、心ゆくまで堪能する。

 

キスを行いながら、彼女の口から漏れ出る時折漏れる良の色っぽい吐息が広がっており、その柔さで脳が痺れた。

 

その痺れるような快感を堪能しながら、見つめ合いながら、俺は既に我慢ができなくなった。

 

それはフェイト自身も我慢ができなくなったのか、近づいた彼女の秘部からは愛液が流れ、俺のズボンを濡らしていた。

 

「フェイト」

 

「うんっ」

 

互いに見つめ合いながら、準備ができたように、俺達そのまま自身の衣服を脱ぎ始めた。

 

 



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フェイト・T・テスタロッサ②(魔法少女リリカルなのは)転※

衣服を脱ぎ捨てた彼女はそのまま露わになった胸に俺の肉棒を埋めた。

 

埋められた肉棒はフェイトの柔らかな胸の感触に俺は驚きながら、そのままぎゅっと谷間を寄せた。

 

その柔らかな感触に俺は驚きながら、俺の反応を見ながら、笑みを浮かべる。

 

「なんだか、気持ち良さそうだね」

 

「それは、これだけの事をされたらな」

 

そう言いながら、フェイトが無防備になった俺の肉棒を見つめながら、左右から巨乳で肉棒を圧迫していく。

 

「うっぐぅ」

 

そうして、柔らかな肉の感触を味わいながら、やがて限界を迎えた俺の肉棒はそのまま彼女の胸の中へと流れ込む。

 

「んっ、この暖かい感触って、やっぱり」

 

「だから、初めてだと言っただろ」

 

俺は思わず顔を背けながら言うと

 

「うん、そっか。

だったら」

 

俺の反応を見たフェイトが言うと、そのまま肉棒を有無を言わさず再開されたパイズリが、俺から抵抗の意志を奪い取った。

 

先程射精したばかりの精液によってぬるぬるになったおっぱいはみっちりと絡みついてきて、谷間に寄せられ、敏感なところを擦り上げている。

 

その感触の中で、俺は身体を震わせながら逃げ出そうとするたびに周囲の乳肉に谷間へ押し戻されている肉棒はさらなる熱を帯びていく。

 

その感触に、俺は何度も腰が跳ね上がる。

 

先程の射精によって脱力感と肉棒が腰ごと蕩けていきそうな快楽にどっぷりと浸らされた。

 

「あぁ、もうこんなに出てる、んきゅっ、こく、じゅびずっ」

 

谷間から再び勃起した俺の肉棒を見つめながら、フェイトはそのまま口を大きく開くとそのまま亀頭を口の中に飲み込んだ。

 

唐突のフェラを味わいながら、射精の勢いが急加速する。

 

先程、思わず出してしまった射精だけでも脳に衝撃が襲われ、俺は目を白黒させながら快感に振り回されてるしかなかった。

 

「フェイトっもぅ」

 

その一言と共に、我慢の限界を迎えた俺は再び彼女の谷間に向けて、精液を射精する。

 

「あむぅ、んっ、んちゅっはちゅ」

 

ひとしきり精液を啜り終えたフェイトはそのままゆっくりと射精された精液をねっとりと奈めとっていく。

 

その光景を見るだけでも、未だに興奮の冷めない俺の肉棒が勃起するのは簡単だった。

 

「んっ、もぅこんなに肉棒が勃起するなんて」

 

そう言いながら、フェイトは少し呆れたように言う。

 

「悪いか」

 

俺はそう言ってしまうが、身体が正直言って、未だに興奮が冷めない。

 

「そんな事ないよ。

だって、この反応は君が私の事好きだって言う事だよね」

 

フェイトはそう言いながら、自身の秘部を見せつける。

 

「それは、私も同じだから」

 

「あぁ」

 

それが、既に準備ができている事を示していた。



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フェイト・T・テスタロッサ②(魔法少女リリカルなのは)結※

先程の行為から、既に互いに興奮で止まれない状況になった俺達はすぐに行為を行い始めた。

 

「それじゃあ、入れるね」

 

フェイトはそのままゆっくりと俺の上に乗ると、腰を肉棒の真上から迎え入れる。

 

「うっんっ、初めての感触だけどっこれはっ」

 

亀頭はそのまま彼女の膣口の中へと入り込むと共に、瞬く間に俺の肉棒は彼女の膣内へと飲み込んでいく。

 

亀頭から根元まで熱く、淫らな感触と共に音を立てながら擦り合わせていく。

 

「あっフェイトっ」

 

「あっんっちゅ」

 

そうして行いながら、子宮口だと思われる部分に肉棒が深々と突き刺すと共に、我慢ができなくなった俺はそのまま彼女を抱いた。

 

それに対して、フェイトもまた答えるように抱きしめた。

 

先程まで俺の肉棒を包み込んでいた胸の感触が伝わり、全身の感触が俺を覆った。

 

彼女の柔らかな肉の感触に夢中になりながら、俺達は自然にキスを行いながら、行為は続いていく。

 

膣内の肉は俺の肉棒を求めるようにより狭くなっており、愛液で溢れさせながら、俺の肉棒を迎えていた。

 

「んっんちゅるっはちゅ」

 

「ふぇいとっ」

 

触れあう肌の熱さとぬくもり、そして彼女の柔らかさを、フェイトを掻き抱いて溶け合わせていく。

 

そしてフェイトの手は俺の顔を包み込み、唇はつながっていないのがおかしい、と思うほどキスを交わす。

 

やがて、限界を迎えた俺はそのまま舌をだらりと伸ばし、とろとろの唾液を絡ませながら、ぎゅうぎゅうと、肉竿を絞り上げていく。

 

既に限界を迎え、張り詰めた肉棒にとって、これ以上無い快楽を与えてくるフェイトの膣の中で

 

「もぅ、限界だっ」

 

その一言と共に彼女の子宮口に無理矢理捻れ混むように入れた肉棒は、そのまま亀頭から精液を溢れ出す。

 

―――ビュルルル、ドビュル、ビュルルル!!!

 

「あっああぁぁあ!!」

 

子宮口に向けて放たれた精液を受け止めたフェイトはそのまま喘ぎ声を出しながら、受け止めた。

 

「はぁはぁ」

 

ゆっくりと息を整えながら、フェイトはこちらをゆっくりと見つめる。

 

「あのね、今日はその聞きたい事があって、来たの」

 

「こんな時に?」

 

俺は思わず抱きしめながら、フェイトに尋ねた。

 

それに対して、首をゆっくりと首を縦に振る。

 

「その、今度、会って欲しい子がいるんだ」

 

「会って欲しい子?」

 

その言葉に俺は思わず首を傾げてしまうが

 

「うん、私にとっては娘や息子みたいな存在。

えっと、駄目かな」

 

「駄目という訳じゃないけど、結構唐突だな」

 

その言葉に思わず苦笑いをするが

 

「まぁフェイトにとって大切な子だったら、別に良いけど」

 

「ありがとう」

 

その一言と共に、俺達は再び交わった。



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ガガガガール(遊戯王)起

デュエルモンスターズには様々な召喚方法がある。

 

融合、シンクロ、エクシーズ、リンクなどエクストラデッキから召喚されるモンスターの多くは強力なモンスターが多い。

 

その召喚方法を中心にした戦いは、今やデュエルモンスターズでは当たり前の戦略となっていた。

 

「えっと、エクシーズモンスターのデッキの場合だと、ダルクは入れても良いけど、ブラック・マジシャン・ガールとサイレント・マジシャンだと合わせにくいなぁ」

 

その流れはマスターも来たのか、これまでブラック・マジシャン・ガールだけの融合デッキからエクシーズへと変える為にデッキを変えていた。

 

俺のカードを中心にレベル3とレベル4の魔法使い族やサポートカードで構成していた。

 

ただ、その中にはこれまでエースとして活躍していたブラック・マジシャン・ガールとサイレント・マジシャンは入っていなかった。

 

『まっマスター!

エクシーズでも十分だよ、ほら、このエクシーズモンスターとか』

 

『ダルクの効果だったら、デッキから特殊召喚して、レベル4を揃えて、エクシーズ召喚に丁度良いですよ』

 

そう言いながら、新たなエクシーズデッキを自分のデッキに入れて貰えるように言い寄っていた。

 

だが

 

『闇属性でレベル6のエクシーズは使いにくいし、光属性のレベル4はやりにくいでしょ』

 

その言葉を聞いた二人が見つめた先には一人の少女がいた。

 

見た目の格好はブラック・マジシャン・ガールの服を改造し、まるでギャルを思わせる格好をした少女がいた。

 

『というか、闇属性で魔法使い族でレベル4以下など、サポートが受けやすいうちと先輩のコンビが一番に決まっているでしょ』

 

それを言い終えると、その少女はそのまま俺の腕を抱きしめた。

 

『いや、ガガガガール!?』

 

そう、俺は抱きしめてきたガガガガールに目を向ける。

 

ガガガガールは最近になってマスターが当てたカードであり、それに合わせて数々のエクシーズ当たっていた。

 

『あんたの仕業でしょ、マスターがエクシーズデッキを組むように仕向けたのは』

 

『マスターがそれに興味が持てたのは良い事じゃないですか?』

 

そう言いながら、未だに挑発を止める気はないのか、笑みを浮かべるガガガガール。

 

「うん、できた!

それじゃあ、さっそくデュエルしに行こう!!」

 

『あっマスターも出掛けるようだね。

じゃあ、先輩、デートに行こうか』

 

『ちょ』

 

彼女達がすぐに言おうとしたが、既にカードは部屋に置かれている為、ブラック・マジシャン・ガールとサイレント・マジシャンは追いかける事ができなかった。

 

そして俺はガガガガールと共に、マスターに引っ張られる形で出掛けた。

 

その際、抱きしめる力を強くさせ、見せつけるのをガガガガールは忘れずに行った。



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ガガガガール(遊戯王)承

「もう、先輩、そんなに固まっていたら、せっかくのデートを楽しめないよ」

 

そう言いながら、ガガガガールは俺の腕を掴みながら、そう言う。

 

「いや、デートじゃないだろ。

今はマスターと一緒に出掛けているし」

 

「でも、マスターは私達の姿が見えないから、実際には私と先輩の二人のデートで変わらないですよ」

 

そう言いながら、ガガガガールはそのまま甘えるように俺の腕に抱きつきながら言う。

 

実際に周りには俺達以外は精霊がいないので、ガガガガールの言葉に間違いはない。

 

だからと言って

 

「ガガガガール」

 

「なんですか?」

 

「なんで、さっきから、ケータイで写真を撮っているんだ」

 

それはデートを始めてからずっと行っており、事があることに彼女は写真を撮っていた。

 

効果を使う時以外にはあまり使わない飾りのようなケータイのはずなのにガガガガールは事がある度に写真を撮っていた。

 

「そんなの決まっているじゃないですか。

先輩と一緒にデートをしている光景をあいつらに見せつける為ですよ」

 

「あのなぁ、俺はそんな先輩と呼ばれる程じゃないし、相性だったら、ガガガマジシャンの方が良いだろ」

 

実際にガガガマジシャンとのコンボは強く、様々なエクシーズモンスターを呼び出す事ができる。

 

「先輩分かっていないなぁ。

恋人同士に、そんなのは関係ないですよ。

それに」

 

その言葉を言い終えると共に、ガガガガールはケータイを手から離した。

 

普通ならばケータイは地面に落ちるはずだが、そのまま宙に飛びながら、俺達の前に浮かんでいた。

 

精霊の持ち物という事もあって、あっても可笑しくないという感想を抱いていたんだが

 

「身体の相性は抜群ですよ」

 

その一言と共に、抱き締めていたまま、俺を自身へと抱き寄せ、そのままキスを行う。

 

普段から子供の体格の俺にとって、ガガガガールの行動を止める手段もなかった。

 

俺を抱き寄せると共に、激しい音を立てながら、こちらの口内を蹂躙していく。

 

普段からブラック・マジシャン・ガールやサイレント・マジシャンとの行為で少し慣れていたはずだが、彼女のキスを受けるとびくびくと身体を震わせることしかできない。

 

可笑しいと感じながらも、ガガガガールが普段からケータイを操作しているほっそりとした指先は僕の肉棒に触れて的確に弱い部分を触っていく。

 

どうにか逃れようとするも、まるで掛け布団のように覆い被さっているため逃げることは敵わず、むしろその豊満な肉体を押しつけられ、より一層情欲を昂ぶらせてしまう。

 

舌、手を使いながら、彼女達と比べても対抗するだけの大きさを誇る豊かな双丘にとめどない快楽を与えられ続けた俺は、その思考回路を着々と削り取られていた。

 

「ぷはぁ、どうですか、先輩。

私の効果は?」

 

「効果って、何を」

 

「忘れたんですか?

先輩、精霊は自身の能力を使う事ができるのを。

そして、私の能力は相手の攻撃力を0にする事ができるのを」

 

「それは、エクシーズの時じゃ」

 

「えぇ、だから、これから先輩と私でエクシーズしちゃいましょ」

 

そう言いながら、ガガガガールは怪しい笑みと共に

 

「抵抗も何もできず、蹂躙されるように犯されるのはとっても気持ち良いと思いますよ」

 

その言葉を聞きながら、ガガガガールはそのまま俺を抱き寄せる。



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ガガガガール(遊戯王)転※

新しく活動報告を更新しましたので、興味がある方はぜひお願いします。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=236873&uid=45956


「どうですか、先輩?

私のおっぱい、結構気になっていたんじゃないですか」

 

ガガガガールはそう言いながら、ブラック・マジシャン・ガールを思わせる学生服のチャックを開くと、僅かに見せる谷間に俺の肉棒をそのまま包み込む。

 

二人とは違い、肉棒は包み込まれると共に、滑るような肌の感触が俺を包み込む。

 

ガガガガールもそんな俺の肉棒を見ながら、笑みを浮かべると、そのまま形を自在に変えながら、俺の肉棒に刺激を与えていく。

 

その滑るような胸の感触に対して、俺は亀頭も根元も何もかもが通り抜けており、隅々までその心地良い感触が伝わっていく。

 

「どうですか、先輩?

あの二人と違って、おっぱいの大きさは少し小さいですけど、これは癖になるでしょ」

 

「それはっ」

 

その言葉に対して、俺は頷くしかなかった。

 

二人のように肉棒がそのまま埋まるようなパイズリではないが、それでも張りの良い胸に包まれながら、行われるパイズリは確かに心地良い。

 

何よりも、ガガガガールの言葉が正しければ、俺の攻撃力は0、つまりはこれまで行ってきた行為で慣れていた分が全て無くなり、本当に初めて行うような快感になる訳だ。

 

「こういうのは、男なのかなぁ」

 

前世で聞いた事のあるアダルトゲームで女性にやられたというのは聞いた事があるが、今はまさに俺の身体はガガガガールの力によって、感度が極限までに上がっている状態だ。

 

そんな状態で蹂躙されれば、たちまち肉棒に限界を迎えるのは簡単だ。

 

「ほらぁ、先輩も。

もっともっと、私に気持ちを伝えてくださいよ」

 

そう言ったガガガガールは俺の亀頭に手を触れると、そのまま口内へと入れる。

 

「ぐっ!?」

 

柔らかな胸が何度も動きながら、亀頭の部分だけ咥えた彼女はそのまま俺の弱い箇所を舌で舐めていく。

 

尿道口から、カリ首まで敏感になっている箇所を舌で舐めながら、根元は彼女の柔らかな胸でさらに大きくされている。

 

そんな状況に耐えるのは難しく

 

「出るっ」

 

その一言と共に、俺はそのまま腰を浮かせる。

 

ーーードピュ♥ドビュルルルルル♥ビュルルルルルルルルルルル♥

 

「んっ、先輩のがこんなに沢山っ!!」

 

我慢ができなくなった俺の肉棒はそのままガガガガールの口内から飛び出し、彼女の胸の谷間へと落ちていく。

 

にちゃっと淫猥な音を立ててながら、精液は彼女の衣服を白く染めながらおっぱいに吐き出される。

 

「先輩ったら、こんなに出しちゃって」

 

それをうっとりと見ながら、ガガガガールはピースすると

 

「何を」

 

「ふふっ、証拠写真。

先輩は私にこんなに夢中になっているのを見せつける為に」

 

「えっ!?」

 

その一言に俺は思わず後ろを見る。

 

そこんはガガガガールのケータイが俺達の行為を撮影しており、それに気づく。

 

「おっと、逃げるのは無しですよ。

まだまだ、本番はこれからですから」

 

そう言いながら、ガガガガールは俺の肩を掴み、見つめる。

 

その表情はまさに獲物を目の前にした肉食獣を思わせるような、そんな目だった。



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ガガガガール(遊戯王)結※

先程まで行っていたガガガガールは未だに興奮が冷めていない様子でそのままこちらの腰にまたがり、騎乗位でこちらを見下ろす。

 

ガガガガールはそのまま自身の白いパンツを簡単にずらすと既に愛液でドロドロに濡れており、手を添えて亀頭に当て、お互いの粘液を混ぜ合わせる。

 

「それじゃあ、これから先輩の初めてを貰いましょうかぁ」

 

そうガガガガールは俺に言うと、そのままゆっくりと体重をかけてゆっくりと挿入する。

 

「あっぐぅ!?」

 

挿入された肉棒はそのまま彼女の膣内にずぶずぶと肉ひだをかき分けながら、強引に押し広げて奥へと突き進む。

 

先程までのパイズリの影響もあって、肥大化している肉棒は容易に膣を圧迫し、弱点を的確に抉っていく。

 

「あぁ、先輩のが入ってきてっうんっとっても気持ち良いよぉ」

 

その声を聞きながら、俺自身も我慢ができなくなったのか、そのまま彼女の腰を掴み肉棒を引きずり出しては、無数のひだが絡みつく膣内へ叩きこむ。

 

そうして下からの突き上げる事によって、胸を激しく揺らしながらすがりつき、トロ顔を惜しげもなく晒している。

 

その様子はこれまで見てきた姿からは考えられない程にこちらに夢中になって腰を振るガガガガールの姿だった。

 

俺も思わず涎を飲み込むが、それに対して彼女もまるで興奮しながら、

 

その興奮に合わせて、彼女の子宮口は俺の肉棒を求めるように吸い込み、亀頭はそのままとろけるような膣内に溶け込む。

 

何度も行い、一層激しくなっていく行為の中で、俺自身も既に我慢の限界を迎えていた。

 

「俺はもぅ」

 

「先輩良いよ、たっぷりと」

 

その一言を聞き終えると共にそのまま肥大化している肉棒からそのまま精液が溢れだした。

 

―――ブビュッボビュルルルルルル、ブビュウウウゥゥ♥

 

「ひゃああぁぁあぁ」

 

溢れ出る快楽と共に吐き出された精液はそのまま彼女の膣内に向けて吐き出された。

 

火傷しそうなぐらいの精液はそのまま彼女の膣内を埋めながら、彼女は痙攣させながら、その精液を受け止める。

 

射精を行っている間も、彼女は痙攣をしながら受け止め、こちらに快楽によってとろけた表情を見せつける。

 

「ふふっ、先輩の熱いの貰っちゃいました」

 

そう俺を抱き締めながら言い、同時にケータイに向けてピースをする。

 

「ふふっ、先輩も夢中になちゃって、やっぱり二人よりも、私の方が気持ち良かったですか?」

 

「そんな事は」

 

俺は思わず顔を背けながら言おうとしたが

 

「まぁ、先輩が私に夢中になるまで、たっぷりとやりましょうか」

 

その言葉と共に、ガガガガールとの行為が未だに終わらない事を悟ってしまう。



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シャルロット・デュノア(IS)起

今回は獣人さんからのリクエストであるシャルロット・デュノアです。
仕事関連という事で悩みましたが、社長の下に来たという設定にさせてもらいました。
そして、社長キャラで個人的にお気に入りのキャラを参考に書かせて貰いました。


その社長はまさに電撃的な誕生だった。

 

齢18歳にして、会社を設立した彼はISによって社会的地位が低い中でも、独自のAi技術によって、瞬く間に有名になった。

 

ISに使われるコアへのコントロールをより良くするAI技術は革新的であり、それ以外にも人々の身の回りの家電や、さらにはたった数年でロボットの開発など、まさに現代の伝説と呼ぶに相応しい人物であった。

 

そんな社長が今年で24歳となり、彼の誕生日という事で様々な著名人が集まり、パーティが行われた。

 

そして、主役である社長が現れ、彼は笑みを浮かべると

 

「招待されたからには俺のショータイムを見せてやるぜ!」

 

「「「・・・」」」

 

そう、話題の社長が言った一言によって、その場にいた全員が呆然としていた。

 

革新的な技術を数々披露していた彼から出てきた言葉とは思えないギャグにその場にいた全員がどう反応したら良いのか分からずにいた。

 

そんな中で社長の後ろから出てきた少女はその手に持ったハリセンで社長の頭をはたく。

 

「もう、こういう所でギャグを言わないでよ!!」

 

「えぇ、だって、シャルロット。

こういう場所でこそ、俺のギャグを言わないといけないでしょ」

 

その言葉と共に社長は笑みを絶やさず、少女、シャルロットに話をする。

 

「もう、社長のギャグはあまり人に受けないんだから。

もっと真面目にしないと」

 

「そうかなぁ?」

 

そう言いながら納得がいかないのか、社長はそのままふくれっ面で言う。

 

「あの女は」

 

「あぁ、確かあの会社のISテストパイロットらしい。

デュノアから移動してきたらしいぞ」

 

「どうせ、AI技術を盗む為だろ。

あの会社もそろそろ終わりだからな」

 

そう言いながら、周りはシャルロットの事をひそひそ話をしていた。

 

それを聞き逃せなかったシャルロットはそのまま顔を俯くが

 

「シャル」

 

「あっ」

 

社長の言葉に思わず顔をそちらに向ける。

 

「笑顔だ。

お前は可愛いんだから、普段はおしゃれできない分、思いっきり楽しもうぜ」

 

「まったく、こっちの気も知らないで」

 

そう言いながらも、シャルロットは安心したように笑みを浮かべる。

 

先程までの話通り、元々、AI技術を盗む為に潜入していたシャルロット。

 

まだ高校に上がる前の彼女にとっては、あまりにも過酷な環境だったが、既に彼女の心は死にかけていた。

 

だが、そんな彼女を出迎えた社長はまるで本当の妹のように接してくれた。

 

それまで母からしか感じた事のなかった家族の温かさがあり、たった数ヶ月の交流だったが、彼女の心は救われていた。

 

だからこそ

 

「社長、スーツを汚さないように気をつけてよ」

 

「あっ悪い!?」

 

この社長と一緒にいる時間が何よりも大事だった。



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シャルロット・デュノア(IS)承

「IS学園に入学」

 

その日、シャルはいつも通り社長室に訪れた。

 

そんな彼女に対して社長は告げた。

 

「あぁ、シャルも年齢としては高校生だから、どこかの学校に進学した方が良いと思ってね。

だから、ISの事についても学べる所として、ここに入学したら良いんじゃないかと思っているんだ。

他にもシャルが「あの」んっ」

 

そんな風に取り出したパンフレットを見せている社長に対して、少し不安になったのか、シャルは話を遮って言う。

 

「僕、要らなくなったんですか」

 

「何を言っているだ?」

 

その一言に社長は思わず首を傾げる。

 

「だって、そんな事をしたら、僕、ここから離れないといけないんですよね。

それじゃあ、首に」

 

「そんな訳ないだろ。

シャルは俺達にとってはもう大事な社員だ。

でもシャルがこれからの人生の事を考えれば高校に行っておいた方が「僕は」シャル」

 

そう社長はシャルに話すが、これまで見た事のない表情で涙を浮かべながら言う。

 

「僕は社長と一緒にいたい。

これまで、ずっと感じた事のなかった、この暖かさを失いたくないんです。

僕には、もぅここしか」

 

そう涙を流しながら言う。

 

そんなシャルに対して、社長は頭を撫でながら

 

「シャル、俺達の会社の社訓は覚えているか」

 

「夢に向かって飛べ」

 

そう言いながら、シャルは顔を俯きながら言う。

 

「俺も昔は別の夢があったんだ。

でもな、その夢は大学に行かなかったから、結局は叶わなかったんだ」

 

「社長の夢」

 

「あぁ、俺の親友の二人を笑顔にする事。

けどな」

 

そう言ってそれまで見た事のないような暗い表情で呟く。

 

「一人は自分の家族の為に夢すら見ずにただただ走り続けた。

もう一人は自分の夢を諦めず、周りの事を気に留めず、ただただ走り続けた。

一緒にいたはずなのに、いつの間にか遠くにいて、手が届かない場所までいったんだ」

 

「そんな」

 

自分を救ってくれた社長。

 

そんな彼でも救えなかった親友。

 

その時の表情を見て、未だに悲しみが残るシャルだが

 

「だから、俺は二人に届く為に必死に努力した。

そうしたら、いつの間にかここまで大きくなって、色々な人と出会って、シャルともこうやって一緒に仕事ができるようになった」

 

「それはそうですけど」

 

そうして、聞いた話となぜIS学園に行くのに関係しているのか

 

「なんで僕がIS学園に」

 

「シャル、お前の夢はなんだ?」

 

「僕の、僕の夢は社長と一緒にいたい!

ただそれだけなんです」

 

そう言い、シャルは言うが

 

「けど、それはシャルが本当にやりたい事なのか」

 

「本当に」

 

「あぁ、シャルがこれまで過ごした環境も知っている。

だからこそ、シャルはそこから自分の本当の夢を探せていないんだ」

 

「それはダメな事なんですか」

 

そう言ったが、社長は首を横に振る。

 

「シャルがそれをやりたいなら、俺も勿論答える。

けど、シャルには他にももっと色々あるんじゃないか、探して欲しいんだ」

 

そう言い、シャルの肩を掴み、言う。

 

「世界は宇宙はまだまだ広い。

それと同じように夢もまた大きく広がっている。

シャルがその中で夢を見つけて、そして目指してほしい」

 

そう言った瞬間シャルは

 

「だったら、僕がもしも夢を見つけたら、それを一緒に叶えてくれますか」

 

「あぁ、なんだって、シャルは俺の家族なんだから」

 

その言葉を聞いた瞬間、シャルは

 

「僕、本当は」

 

そう言いながらシャルは戸惑いながら話す。

 

「学校、行った事ないから、行ってみたかった。

家では母さんに勉強を教えてもらったけど、学校がどういう所か知らなかった。

だけど、母さんがいなくなって、寂しくて、その学校に行きたいと思ったら、今度は社長にも会えなくなってしまうんじゃないかと思うと」

 

そうシャルはそのまま社長の胸元に寄り添い、抱きつく。

 

「だから、社長。

僕が学校を卒業するまで、絶対に結婚しないで」

 

「あぁ、シャルが望むならやるよ」

 

「僕、絶対に夢を見つけてくるから、一緒に叶えてっ」

 

「あぁ勿論だ」

 

そう言いながら、シャルはこれまで、自分でも驚く程の言葉を社長に言う。

 

泣きながら、嬉しそうに、自分の夢を語るシャルを社長は頷きながら答える。

 

シャルが全てを吐き出すまで、彼もまた一緒に頷き、答え続けた。



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シャルロット・デュノア(IS)転※

書いている内に、エロ要素が少なくなってしまい、申し訳ございませんでした。


「社長」

 

シャルがIS学園に向かう前日の出来事だった。

 

その日はシャルが会社からIS学園に行く事もあって、彼女と知り合っている多くの社員と共に送別会を行っていた。

 

送別会と言っても、彼らがよく言っている居酒屋で行われていた。

 

しばらくの別れという事でシャルを可愛がっていた社員も涙を流しながら大騒ぎされ、そんな風に関わってくれている彼らがいて、シャルもまた笑みを浮かべていた。

 

夢にも見なかった学生生活を楽しみにしながら、しばらく離れる事になる社長の事を思っていた。

 

そんな社長が今、目の前のベットで寝ている。

 

元々酒にあまり強くなかった社長も、その日はシャルの送別会という事で飲みまくった。

 

そのせいで瞬く間に酔い潰れた彼をシャルはそのまま彼の家に送っていった。

 

社長が住んでいるのは、一流社長が住んでいるとは思えないようなアパートだった。

 

シャルは酔い潰されている彼をそのままベットに寝かせると

 

「僕、ずっと我慢していたんだよ」

 

そう言いながら、シャルは身に纏っていたスーツを脱ぎながら、寝ている社長を見つめながら呟く。

 

未だに酔い潰れから回復しない社長を見つめながら、ゆっくりと彼の口に近づくと

 

「はむっ」

 

そのままキスを行う。

 

ゆっくりと、驚いて目を覚まさないように、シャルはゆっくりと社長の唇の感触を味わうようにキスを行っていく。

 

寝ているのか、それに気づいていない社長の様子を見ながら、シャルはそのままゆっくりと離れ、そのまま彼のズボンのチャックを開ける。

 

「うわぁ、ここって、やっぱり大きいのか」

 

その言葉と共に漏れ出た彼の肉棒を見つめながら、正直な感想を呟く。

 

「初めては、社長と付き合ってからだけど、これだけは」

 

そう言いながら、剥き出しになっている肉棒にゆっくりと触れる。

 

シャルの手に触れた事で、寝ている社長もさすがに反応を示す。

 

それでも寝ている事は変わらず、シャルもゆっくりと指を動かしながら、肉棒に刺激を与えていく。

 

ゆっくりと与えていく刺激に反応を示したのか、肉棒は徐々に勃起すると共に堅くなっていく。

 

その肉棒を見つめたシャルは勃起した肉棒を見ながら、口から少しずつ溢れ出る吐息が出る。

 

「初めてだから、下手かもしれないけど」

 

そう呟くと共にシャルはゆっくりと勃起した肉棒を口の中に咥える。

 

口内に入った肉棒はシャルの口に反応するように動き、それに合わせて彼の顔も少し歪む。

 

「んっんっ」

 

「はむっんっむちゅっ」

 

そんな反応をしてくれるのが嬉しくなったのか、シャルは口を動かしながら続ける。

 

勃起して、膨張していく肉棒を根元から亀頭まで舐めながら、寝ている彼の顔を見る。

 

「んっ、んっ」

 

そうして寝ている間に限界を迎え

 

――――ドピュルルルルッビュルルルッ

 

「んっんっぐっん」

 

シャルはそのまま口の中に精液が射精されていく。

 

口の端から溢れ出そうになる精液をなんとか受け止める。

 

「んっんちゅっんっ」

 

そうしながら、ゆっくりと精液を音を立てながら飲み込んでいく。

 

「はぁはぁんっはぁ」

 

初めての精液を受け止めながら、シャルは笑みを浮かべる。

 

「今度やる時は起きている時にやりますね」

 

そう言いながら、シャルもまた、部屋から出て行く。



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シャルロット・デュノア(IS)結

シャルがIS学園に入学してから半月。

 

その日はIS学園で行われる学園祭の最中だった。

 

そんな学園祭の最中

 

「くっ」

 

世界で初めてISを動かした事で有名な織斑一夏は危機に瀕していた。

 

その理由としては、彼が所持しているIS白式を奪われていたからである。

 

「さぁて、そろそろ「ここがなんか騒ぎがあったのか」あんっ?」

 

そう一夏に対して追い込んでいたオータムは同時に聞こえてきた声に疑問に思う。

 

そこに立っていたのは

 

「あぁ、なんでこんな所にあの社長がいるんだ?」

 

その言葉通り、そこに立っていたのは一人の男だった。

 

普段は着ているスーツではなく、普段着を身に纏っており、印象は大きく違った。

 

「怪しい奴がいたから、追ったけど、どうやら間違っていないようだな」

 

そう言いながら地面に倒れている一夏とオータムを見て、状況が確認すると頷く。

 

「あなたは」

 

その言葉と共に一夏の前に立った男には見覚えがあった。

 

彼自身はあまり覚えていないが、シャルがテストパイロットを行っている会社の社長という事は覚えている。

 

だが、彼がなぜいるのか疑問だった。

 

「さて、久し振りだけどやりますか」

 

【ゼロナインジャンプ!】

 

その音声と共に男の腰に巻かれたのは一つのベルトだった。

 

同時にベルトから出てきたデジタル模様のバッタが現れ、そのまま男の周りには9つのバッタが走り回っていた。

 

ゆっくりと構えながら

 

「変身!」

 

【ゼロゼロナインライズ!To the times when I gather past power and am new!仮面ライダーゼロナイン】

 

「「っ!!」」

 

その音声と共に現れたのはISとは全く違う存在だった。

 

全身装甲だが、飛蝗を思わせる装甲に首には腰まで届く長さのマフラーをしていた。

 

その特徴から、一夏は彼がISを着ているのかと疑問に思ったが

 

「お前はっまさか、仮面ライダーっ!」

 

「あぁ、その通りだ。

こいつはゼロナイン、進化する俺の新たな姿だ」

 

「仮面ライダーだからと言って」

 

そう言いオータムはゼロナインに向けて、無数の足で襲い掛かる。

 

「加速開始」

 

その言葉の意味が分からない間に、腰に巻かれていたマフラーは赤く発色すると共にゼロナインの姿が消える。

 

「どこにっ」

 

そう言おうとした瞬間、アラクネの武装が次々と破壊されていく。

 

その現象について来れない中で、奪取した白式は何時の間にか一夏の近くへと戻っていた。

 

「なっ何が起きたんだ」

 

「それを言う必要があるか?」

 

そう言いながら、余裕の態度のゼロナイン。

 

「巫山戯るなよ、お前っ」

 

「巫山戯ているのはそちらだろ。

せっかくあいつの初めての学園祭、邪魔させるかよ」

 

そう言い、ゼロナインはそのまま真っ直ぐとオータムに手を向ける。

 

「お前を止められるのはただ一人、この俺だ!」



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めぐみん(この素晴らしい世界に祝福を!)起

「ふっふっふっ、ついに完成したぞ、これこそ発明品、アークルだぁ!!」

 

そう叫びながら、ボロボロの屋敷で一人の男が高らかに叫んだ。

 

その少年の見た目は黒髪に赤目が特徴的であり、その身に纏っているボロボロの白いコートを身に纏っていた。

 

その手に収まっているのは、赤い石が特徴的なベルトだった。

 

「また、変なのを開発したの、せんと」

 

「変なのとはなんだ、ゆんゆん、このロマン装備の魅力が分からないのか」

 

そう言いながら、呆れた表情でこちらを見つめる少女、ゆんゆんに対して、少年せんとは呆れたように息を吐く。

 

「ゆんゆんの言う通りです。

そのベルトも確かに魅力的なのは認めますが、もっと別の発明品はないんですか?

例えば、爆裂魔法を強化する武器とか、爆裂魔法を強化する鎧とか、爆裂魔法を撃つ武器とか」

 

そう言いながら、めぐみんが取り出したのは部屋に飾られた様々な武器であり、その中でも大型銃を手に取りながら言う。

 

「めぐみんが言っている事も変わらないよ!

というよりも、それをこの前やって、怒られたばっかでしょ!!」

 

その言葉と共に怒るゆんゆんに対して、呆れた表情をするせんと。

 

「まったく、その通りだめぐみん!

一撃必殺よりも、俺は必殺技を連続で放つ方が好きなんだ!!」

 

「何を言っているんですか!

一撃必殺の爆裂魔法の方が浪漫があるに決まっているじゃないですか!!」

 

そう言いながら、互いに睨み合うが

 

「二人共、そういう事じゃないでしょ。

どっちも変わらないよ」

 

「何を言っているんだ、俺の浪漫武器は爆裂魔法にも劣らない魅力があるんだ!」

 

「その通りですよ、爆裂魔法にも通ずる浪漫が分からないのですか」

 

その言葉を言い終えると共に、彼らはハイタッチして、肩を組みながら笑う。

 

「この二人は」

 

その様子を見ながら、呆れる。

 

彼の名前はせんと。

 

赤い瞳が特徴の、生まれつき魔法使いとして高い才能を持つ種族、紅魔族の一人である。

 

里の中でも随一の武器職人であり、彼の手で作られた数々の武器は紅魔族だけではなく、多くの冒険者に使われる事で天才と言われた。

 

ただし出回っているほとんどは資金を得る為に仕方なく作った武器である。

 

実際は転生し、この世界に生まれ変わってしまった彼は、特典として得た天才的な頭脳を使って、前世では作る事ができなかった特撮作品の武器の数々を作り上げる事を目標に生きている。

 

そのせいで、彼は紅魔族の中でも残念な部類に入る天才という事で、里では有名な人物でもあった。



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めぐみん(この素晴らしい世界に祝福を!)承

新たな募集を行っていますので、興味がある方はぜひ参加してください。
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結果から言うと、せんとは見事に世界を救ってしまった。

 

彼の並外れた特撮愛と偶然見つけてしまった太陽の石を元に作り出したベルトによって、理不尽なヒーローが誕生してしまった。

 

具体的に言うと、魔王幹部を相手にピンチな時にはその時不思議な事が起きた。

 

敵との戦いの時には、その時、不思議な事が起きた。

 

とにかくその時、不思議な事が起きた。

 

日常生活でも不思議な事が起きた。

 

もはや理不尽を超えた数々の現象もあり、たった一人で見事魔王軍を倒してしまった。

 

その事は英雄的な活躍だったが、せんとは表舞台から消えた。

 

理由としては

 

「何も名乗らず去って行くヒーローが格好良いから」だった。

 

その事もあって、そのヒーローの姿だけは知られているが、その正体までは知られていない事もあって、世間では新たな宗教が生まれるのは彼が死んで100年後の物語である。

 

そんな彼は今は

 

「ふっふっ、どうですか、これは」

 

「ほぅ、これはなかなかじゃないか。

時に、この「花道・オンステージ」という音声は?」

 

「俺の趣味です」

 

そう言いながら、せんとと歳に合わない学生服を身に纏っている人物と怪しい笑みを浮かべながら、新たな武器を作っていた。

 

「何をやっているですか」

 

そう言いながら、せんとを呆れたように言う人物。

 

「おぅ、めぐみん。

今、丁度新しい武器ができたから、その試作を作っていたんだ」

 

そう、せんとは後ろから話しかけためぐみんに対して、笑みを浮かべながら作りたての武器を見せつける。

 

せんとはあまり変わらない容姿とは違い、めぐみん自身は大きく成長していた。

 

旅立つ前までは幼い雰囲気があった彼女が、魔王を倒して里に帰ってきた頃には一族全員が始めはめぐみんだと分からない程であった。

 

肩までの長さだった髪は今は腰まで伸びており、胸は大きく膨らんでいた。

 

これまで幼児体型とも言える状態からの成長の理由としては、爆裂魔法を使い続ける機会があまり恵まれた無かった結果、それまで爆裂魔法に使っていた魔力が成長を促した結果なったと言われる。

 

実際に何が原因なのか、未だに不明である。

 

「良いから、さっさと手伝ってください。

こっちも忙しいんですから」

 

「昔はこれを見ただけで興奮したのに、酷いなぁ」

 

「間近で、数々のを見たのですからね。

とりあえさっさと部屋を片付けたいので、借りますよ」

 

そう言いながらめぐみんは部屋に置かれている数々の武器を手に持って、そのまま出て行く。

 

彼女自身、武器は未だに使えないが、ほとんどの戦闘を任せている事もあって、暇な時間を見つけては、せんとが作った発明品で家事が行える方法を考えていた。

 

その事もあって、炎を出す武器で暖房や料理の火を、水を出す武器で水道代を、ゼクトボマーで魚や野草をと、発明品以外は金を使わない自給自足の生活を実現させてしまった。

 

「それにしても、そろそろ良い頃じゃないかなぁ」

 

そんなめぐみんの姿を見ながら、せんとの隣にいるひょいざぶろーは呟く。

 

「良い頃って、何がですか?」

 

「何ってあれだよ、初孫。

君もめぐみんも良い歳だし、そろそろ良いかなぁっと」

 

そう言いながらひょいざぶろーはせんとに対して言う。

 

せんととめぐみん。

 

二人は魔王を倒した後、里に戻り、無事に結婚をしていた。

 

その事を最初はひょいざぶろーは反対したが、同じ趣味であるせんとなら任せられると思い、彼を本当の息子のように思っていた。

 

そうして一年の時が過ぎ、生活も安定しているからこそ出てきた欲望を素直に言う。

 

「子供ですか。

でも、疑問ですが良いですか?」

 

「なんだ?」

 

子供という事で深刻な表情でひょいざぶろーを見るせんと。

 

何かとんでもない事が起きるのではないかと身構えるが

 

「子供って、どうやってできるんですか」

 

「・・・はい?」

 

これまで子供ができなかった理由。

 

それは、どこまでも特撮愛に目を向けすぎたせんと。

 

そんな彼は性欲に関して、まるで知識がなかった事。

 

「まさか、いや、ある意味珍しいね、君」

 

それを聞いて、ひょいざぶろーは思わず言ってしまう。



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めぐみん(この素晴らしい世界に祝福を!)転結※

せんとは現在はめぐみんの部屋にいた。

 

夫婦になってからは、研究の巣窟になっているせんとの家では住めないと言う事でめぐみんの部屋が夫婦の部屋となっていた。

 

以前よりもせんとが稼いでいた事もあって、ボロボロな和室からそこそこの和室へと変わっていた。

 

「あぁ眠い」

 

「一日中研究ばっかりしているからですよ」

 

そう言いながらもパジャマに着替えていたせんとだが

 

「んっ?」

 

ふと違和感を感じた。

 

それは部屋の入り口であり、せんとはそのままドアに手を伸ばした。

 

だが、まるで開く様子はなかった。

 

「これは閉じ込められた!!」

 

その状態に気づいたせんとはまさか敵が来たのではと警戒するが

 

「せんと」

 

「めぐみん、敵の可能性が「多分、母さんですよ、これ」へっゆいゆいさん?」

 

俺は思わず聞き返してしまった。

 

だが、なぜここでゆいゆいさんの名前が出てくるんだろう。

 

「いえ、母さんが最近は孫の顔を見たいとと言っていましたので」

 

「孫を?

でも、どうやって」

 

「本当にそっち方面の知識はなかったようですね」

 

そう呆れながらめぐみんは言うが、そのままベットに寝転がる。

 

「その、赤ちゃんを作るには、そのあなたのあそこを、ここに入れて」

 

そう言いながら、めぐみんは身に纏っているパジャマを脱ぎながら、自身の秘部をせんとに見せつけながら、呟く。

 

時々消えそうな声での言われながら、せんとはその裸を見つめていた。

 

幼い頃が知っている彼女の身体が、長い時間をかけて大きく成長しており、せんとは知らず知らず、吸い込まれるようにめぐみんの元へと向かう。

 

「めぐみん」

 

ただ、その一言。

 

その一言を聞いただけで、先程までどのような性行為をすれば良いのか迷っていためぐみんの目は蕩けていた。

 

「せんと」

 

めぐみんもまた、せんとの呼び声に応えるように言い、近づいてきたせんとを迎える。

 

目を閉じた彼女とのキス。

 

性行為をこれまで行っていない二人だが、そのキスは軽い触れあいのようなキスを行いながら、せんとの膨らんだ肉棒はそのままめぐみんの秘部へと当たる。

 

「んっんっ」

 

キスを行いながら、既に剥き出しになっている肉棒はそのままゆっくりとめぐみんの膣内へと入り込んでいく。

 

「はぁんっんっ!!

 

キスを行いながら、初めての挿入を受け、めぐみんは身体を震わせながら、その肉棒を受け止める。

 

ゆっくりと自分の中で広がり続ける肉棒の感触を受けながら、全身で感じる快感に身体を震わせていた。

 

「めぐみんのここ、本当に大きくなったね」

 

せんとはそう言うと共に、腰を動かし、くちゅくちゅと膣内に音を搔き立てながら、その口はめぐみんの唇から彼女の胸を舐める。

 

「ひゃっ、これはこれで凄い苦労するんですよ。

私もこうなる前は羨ましかったですが」

 

そう言いながら、口の中に含めた胸の柔らかさを堪能するようにせんとは舐め回す。

 

その間も、せんとは膣内をゆっくりと進んでおり、隙間なく肉棒を抱きしめる膣内は、細かい粒で繊細な刺激を与えてきて、もう降りてきている子宮口が媚びるように吸い付いてくる。

 

これまで感じた事のない欲望に夢中になってせんとは何度も超しを動かす。

 

その心地良さと共に、これまで慣れた優しく唇を重ねてきた。

 

部屋の中では互いに声を出さないが、それでも求めるのは変わらず、抱き締め合っていた。

 

そうして、やがて我慢の限界を迎えたせんとはそのままめぐみんの膣内へと注ぎ込むように精液を射精する。

 

――――ビュルルルルッッドビュルルルッドビュッ!!!

 

「んっんっあぁ」

 

ゆっくりと、めぐみんは精液を受け止めながら、呟く。

 

全てを受け止めためぐみんは目を閉じながら、ゆっくりと肩で息を出しながら、せんとを見つめる。

 

「これが射精ですか。

なんというか、不思議な感触ですね」

 

そう微笑みながら、受け止めた精液の感触の感想をせんとに伝える。

 

「あぁ、本当に、なんだか今までとは違う感じがするな」

 

そう言いながら、互いに求めるように、ゆっくりと抱き合う。



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松本乱菊(BLEACH)起

今回はトリトリさんのリクエストです。
まだまだリクエスト、アンケートを募集しておりますので、興味がある人はぜひお願いします。


俺の家は変な客がよく来ている。

 

というのも、俺の家は町外れの小さな居酒屋のはずだが、、この家に訪れる客というのは意外と多い。

 

というのも、ほとんどの客がなぜか黒い和服を身に纏っており、なぜか刀を腰に持っている怪しい人物ばかりだ。

 

だが、事件を起こす雰囲気もなく、俺自身も収入源でもあるので、特に気にしていないのだが

 

「乱菊さん。

いい加減、つけを払ってくれませんか」

 

そう言いながら、目の前にいる女性、松本乱菊さんに俺は呆れながら言う。

 

「良いじゃない、どうせ私以外の客はいないんだから、少しはサービスしてよぉ」

 

そう言いながら、俺に絡んでくるこの女性は松本乱菊。

 

俺が高校生の頃から働いていて、10年と長い付き合いにも関わらず、まったく若さが変わらない不思議な人である。

 

身に纏っている衣服の関係もあってか、胸元がよく見えて、最初の頃は興奮していてまともに見る事はできなかったのだが、10年も長い付き合いをしていれば見慣れてしまう。

 

「それに、私は今はご機嫌なんだからぁ」

 

「ご機嫌って、何か良い事でもあったんですか?」

 

「あぁ、聞いちゃう!

実はね、私の同僚の子が結婚したのよ。

いやぁ、こういうのはめでたくて、嬉しくなっちゃっうわぁ」

 

「それは確かに」

 

話を聞けば、確かにめでたい事には変わりない。

 

普通だったら、同僚に先に結婚されたら、悔しいと思う人が多いとドラマではよく聞く。

 

だが、乱菊さんは本気で嬉しそうなのか、笑みを浮かべている。

 

「あれ、そういえば乱菊さんは結婚していますか?」

 

「なぁに、気になっちゃうの?

君もそういう年頃なの?」

 

「いや、もう25歳のおっさんに何を言っているんですか。

なんだか、乱菊さんぐらいの美人だったら、そういう人がいるんじゃないかなぁと思っただけですよ」

 

実際、乱菊さんは見た目だけならば美人なので、付き合いたい人は多いと思うが

 

「うぅん、いないなぁ。

結婚所か、付き合うという事自体も、考えたことなかったかも」

 

「えっ本当に?」

 

俺は思わず聞いてしまう。

 

「まぁ色々とあるのよ。

それに少しここ最近は特にね」

 

そう言いながら、熱燗を飲みながら呟く。

 

「ねぇ、君はそういう人はいるの?」

 

「えっいや、特には」

 

俺自身、結婚願望がほとんどなく、目の前の仕事だけで精一杯だ。

 

「へぇそうだったんだ」

 

それを聞くと乱菊さんは俺を見つめていた。

 

「何ですか?」

 

「そういえば、ここって、閉店時間は何時だっけ?」

 

「閉店時間も何も、乱菊さんが早く出て行かないから閉められないんですよ」

 

俺はそう言い呆れたように言うと

 

「そっか、んじゃ、大丈夫なんだ」

 

それだけ言うと、乱菊さんは俺にそっと近づく。

 

「乱菊さん?」

 

「ねぇ、私と付き合わない」

 

「はい」

 

突然の事で、俺はどう聞いたら良いのか分からない間に、乱菊さんはそのまま俺に詰め寄る。

 

見慣れた女性、嗅ぎ慣れた酒の匂い。

 

だが、それとは違い、触れている柔らかな唇の感触と流れ込んでくる暖かい息。

 

数秒思考が止まっている間に絡まってくる舌の感触。

 

数秒で意識が戻り、数十秒でキスが行われている事にようやく気づく。

 

目を開きながら、俺はすぐに離れようとしたが、乱菊さんは俺の手を掴み、そのままより密着させるように身体を寄せる。

 

薄い生地なのか、乱菊さんの着物の滑らかな感触越しでも分かる程の女性特有の柔らかい肌の感触が俺の身体を覆う。

 

そうして一分程経ち、少し満足したのか、乱菊さんはキスを止め、こちらを見つめる。

 

「キスって、した事あった」

 

その言葉に対して、俺は首を横に振ると

 

「そっか、だったら、少し嬉しいわね」

 

そう言った乱菊さんの姿は見慣れたはずなのに、正面から見る事ができなかった。



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松本乱菊(BLEACH)承※

突然のキス、呆然としている俺は酔っ払っているはずの乱菊さんに連れられて、自室へと入る。

 

ほとんど片付けられていないが、ベットの上に座らせた俺は手慣れた動きで乱菊さんは俺の衣服を脱がす。

 

「乱菊さん、なんか手慣れていませんっ!?」

 

「そうかしら?

まぁ長い間色々な仕事をしていると器用になっているわ。

それに君もこっちが気になるでしょ」

 

そう言った乱菊さんはそのままこちらに見せつけるように胸を晒す。

 

普段から黒い和服の中に仕舞われていた胸だったが、こうして間近に見れば、その異様さがよく分かる。

 

今は結婚している同級生の胸も以上な大きさを誇っているが、そんな彼女と比べても乱菊さんの胸は豊満であり、剥き出しになった事によって、乱菊さんの乳首もまた見えそうになっていた。

 

「ふふっ、こっちはもう準備ができているようね」

 

そう笑みを浮かべながら、乱菊さんが伸ばしたのは俺の肉棒だった。

 

まるで何時もの酒を飲むようにゆっくりと亀頭に触れた指は、そのままカリ首に沿って触れていく。

 

柔らかな女性の指の感触が伝わっており、興奮で徐々に勃起していく肉棒に合わせて、乱菊さんもまた根元まで触れていく。

 

「大きくなっているわね。

これぐらいないと、盛り上がらないからね」

 

そう言いながら乱菊さんはそのまま勃起している肉棒を掴むと、ゆっくりと自身の胸の谷間へと導く。

 

「あっあぁ」

 

10年間見慣れたはずの胸。

 

だが、こうして触れる所か、まさかパイズリする事になるとは、思わなかった。

 

そんな思いも強く、既に興奮して溢れだしている我慢汁が出て、乱菊さんの胸を汚す。

 

「もぅこんなに出して、我慢、やっぱりできなかった?」

 

そう言いながら、乱菊さんはそのまま谷間の奥まで肉棒を挿入させると共に、左右から胸を押し込んで肉棒を挟む。

 

「あっぐぅ」

 

根元から離れそうになる程、痛いぐらいに勃起している肉棒。

 

そんな肉棒を包み込む柔らかな胸は変幻自在に形を変えながら、包み込む。

 

四方八方から、肉棒の熱を奪い取るように動く胸の感触を受けながら、俺はただただ我慢する事しかできなかった。

 

それも、それ程長く続かず

 

「乱菊さんっ」

 

ーーービュルルルルッドビュルルルッ

 

「ひゃんっ、びっくりしたわぁ、出るんだったら、もうちょっと早く言いなさいよね」

 

溢れ出る程の量の精液を射精すると、驚いた乱菊さんはそのまま飛び出した精液が彼女の服にかかる。

 

驚いた様子を見ながら、黒い和服が精液で白く汚されていた。

 

「あっすいません!

それって、大切な物でしたか」

 

「それは大丈夫よ、服は代わりはあるし問題ないわ。

まぁ、さすがにこのままじゃ、続きはできないわよね」

 

そう言って乱菊さんはそのまま身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てた。

 

声を出す事もできなかったが、その大きすぎる胸もそうだが、外国人でもいるかどうか分からない程の大きな尻に痩せているお腹。

 

それら、全てが魅力的であり、見慣れていたはずの人が裸体になった事で、俺の興奮は既に最高潮だった。

 

「我慢、できなくなったよね。

私もよ」

 

そう言いながら、ベットの上で寝転がった乱菊さんはこちらに見せつけるように秘部を開く。

 

パクパクとまるで口のように見せつけ、そこから溢れる蒸気。

 

「だから、来て」

 

その一言に、我慢などできるはずがなかった。



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松本乱菊(BLEACH)転結※

「あっんっああぁ」

 

乱菊さんに襲われる形で始まった行為だが、今は夢中になって、互いに行為を夢中になって行い続けた。

 

「んんんっっ、はぁ、あぁあぁあっ!!

そこっそこにぃ入ってきてっんっあぁあ!!」

 

先程から何度も出し入れを繰り返し、膣内には既に何度も射精して満たされた精液と乱菊さん自身の愛液が合わさった液体が満たされた。

 

そして、俺の肉棒に合わせるように、乱菊さん自身も反応があったのか喜び悶えるような喘ぎ声と共に、あらゆる方向から膣肉が挟まる。

 

そうして、膣肉を挟みながら、何度も腰を動かす度に俺の腰には乱菊さんの柔らかな尻肉が当たっており、目の前で大きく跳ねている胸が俺をより浴場させる。

 

「あぁ、お腹の中でぐりぐりしてっ気持ち良いなんてぇ」

 

そうして、腰を動かして、やがて俺の方へと乱菊さんはそのまま俺の顔に胸を押しつけてくる。

 

「ぐっんんっ!!」

 

柔らかな胸の感触によって俺の顔を覆われる。

 

その感触を味わいながら、俺自身は興奮が高まっていく。

 

「はぁんっ、そんなに舐めちゃ」

 

覆われた事によって、息を求めるように俺は口を開く。

 

そう口を開いた事によって、伸びた舌はそのまま乱菊さんの胸を舐めていき、彼女の乳首をそのまま舐めていく。

 

その感触を味わいながら、俺は足に力が入らず、乱菊さんは上下の動きを止めると、そのまま肉棒を深く押し込んだまま前後へと動き出す。

 

大きな出し入れはないが、一番深い部分にぐりぐりと亀頭が擦られ、俺はその感度が高まっていく。

 

「くうぅぅっ!あっああぁ!!そこに入っていてっんっ!」

 

乱菊さんはそう言いながら、俺の肉棒の虜になったのか、ゆっくりと下半身を動かしていく。

 

肉棒の根元から中を掻き回し、膣壁を押し広げていく。

 

「乱菊さんっんっ」

 

「あぁ、そんなに入れられたらぁんっあぁ!?」

 

そう夢中になって、俺はそのまま膣内へと押し入れると、乱菊さんはそのまますごい喘ぎ声を出し始める。

 

その喘ぎ声を聞きながら、俺は夢中になって、何度も何度も奥に押し入れ

 

「出ますっんっ!!」

 

「あっあぁ、出してっ私の中にっ」

 

―――ビュルルルルッドビュルルルッ!!

 

俺は精液を塗りつけるように再び子宮口に、乱菊さんに全てを押しつける。

 

「はぁはぁ」

 

ゆっくりと、ようやく全ての精液を出し切った感覚と共に俺は全身の力が抜ける。

 

「まったく、本当に」

 

ゆっくりと眠気と共に聞こえてくる。

 

「死神なのに、輪廻転生とか信じていないのに、あんたを見ていると、あいつを思い出すわ」

 

そう言いながら、俺は何かを語る乱菊さんの声が聞こえる。

 

「歳とか、全然下なのに、本当に惹かれるなんて、人生は何が起きるか、分からないわね」

 

そんな乱菊さんの声を聞きながら、俺はゆっくりと眠りに落ちる。



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レオーネ(アカメが斬る!)起

「本当に、この時代はとんでもない所だ」

 

そう言いながら、俺は現在の生活に疑問に思いながら、寝転がる。

 

時代が平成から令和に移り変わろうとしていた時、俺は自分の部屋と一緒にこの謎の時代に飛ばされてしまった。

 

学生という事もあって、学校の教科書を頼りに、ここが俺の知っている時代よりもかなり過去の時代だという事が分かった。

 

部屋の外の光景はどこかのスラムで、ボロ小屋のさらに奥で、あまり人が通らない場所という事も運が良かった。

 

そういう事もあり、この時代を生きる為に、俺がまず行ったの身の回りにある日常品を売っていく事だった。

 

この時代でも使えるノートや衣服は、この時代では意外と高級品だったので、しばらくは生活できるぐらいには金を稼ぐ事ができた。

 

それを元にこの時代では貴重な情報を纏めた本を売って、稼ぎながら、元の時代へ帰る方法について考えていたのか

 

「よぉ!!元気にしているか」

 

そんな事を考えていると、部屋の中に入ってきたのは、この時代で知り合いになった一人であるレオーネさんだ。

 

金髪で短髪の女性で、現在では見かける事のない美人だ。

 

この時代で、俺が金を稼ぐ方法として、本を売る場所を教えてくれた恩人なんだが

 

「レオーネさん、あの、俺の部屋を隠れ家にするの、止めてくれませんか」

 

「だって、ここだったら、借金取りが見つかりにくいだろ。

それにここのはなかなかに面白いのがあるじゃない。

それよりも、ほらほら、さっさとこちらに来なさいよぉ」

 

「いや、だから「良いから、ほらぁ、お姉さんのお酒も飲んで良いから」ちょっ酒は勘弁って」

 

俺が断ろうとしたが、レオーネさんはそのまま俺を抱き寄せて無理矢理酒を飲ませてくる。

 

この世界の酒は正直言って、酔う事が一番という感じの酒なのであまり好きではない。

 

そう思っていても、レオーネさんは無理矢理俺の口の中に酒を流し込んでいく。

 

「にしても、本当に奇妙な本ばっかりよねぇ」

 

そう言いながら、レオーネさんはそのまま俺の部屋に仕舞っている本を見るが

 

「にしても、なんだこの文字は?

見覚えのない文字ばかりで、お前はどこ出身なんだ」

 

「日本」

 

「日本って、どこなんだよ、聞いた事ないね」

 

「まぁ、そうですよね」

 

実際に調べている限りでは、日本とよく似た国としてワコクという名前を見つけた。

 

「まぁそれはそうと、聞きたいんだけどさ」

 

「なんですか、金はもう貸しませんよ」

 

「あぁ、それは良いんだ。

まぁ聞きたい事は別にあるんだ」

 

「聞きたい事?」

 

その言葉に俺は思わず疑問に思い、見つめる。

 

「あんたさ、私になんか隠している事あるか?」

 

「それはまぁ、結構ありますよ」

 

実際に未来から来ている事、どうやったら未来に帰る事ができるのかを探しているなど

 

「それはどうしても話せない事か?」

 

「どちらかと言うと、話しても絶対に信じないような内容なので」

 

「信じて貰えない?」

 

そう言うと、先程まで探っていたのとは違う感じの視線だが

 

「まぁ、レオーネさんとは長い付き合いだし、別に信じなかったら、それで良いですけど。

俺はまぁ、未来人ですから」

 

実際にそれが、どんな影響があるのかなんて分からないので、俺は言う。

 

「未来人?

馬鹿にしている」

 

「まぁそうなりますよね」

 

俺はそう言うが

 

「まぁ、この部屋の感じから見ても未来というのは少し分かるが」

 

そう言いながら部屋に設置されているテレビを見る。

 

この時代ではあり得ない物を見て、そう言って貰えるが

 

「それで、目的は?」

 

「目的もなにも、俺もいきなりこんな所に来たので、なんとか元の時代に戻る為に活動しているんですよ」

 

そう、俺はそこまで正直に言うと

 

「それじゃあ、薬とか、そういうのには手を出していないんだね」

 

「そんなの、怖くて出しませんよ。

第一、俺は誰かの迷惑をかけるつもりはありませんよ」

 

「そっか、なら安心した」

 

そうレオーネさんは安心していたが

 

「それじゃ、殺さなくても大丈夫だな」

 

「えっ」

 

そう言って、レオーネさんはそのまま俺をベットへと押し倒した。

 

その言葉の意味が理解できるのには数秒かかりながら、レオーネさんの身体は徐々に変化していく。

 

短髪だった髪は腰まで、伸び、俺を拘束している腕はまるで獣を思わせる爪を生やして、俺を逃さない。

 

何が起きているのか分からない間に、俺はレオーネさんを見る。

 

「それは、なんなんですか」

 

「未来人なのに知らないのか?

まぁ、未来人だと教えてくれた礼だ、これは帝具。

まぁ私のはライオネルだ。

これは私の仕事道具で半獣化させるけど、結構厄介な事があるんだよ」

 

そう言いながら、ライオンのような耳を生やしたレオーネさんはそのまま俺の顔に近づくと、頬を舐める。

 

「これを発動していると、どうしても戦闘欲が高くなってな。

お前が本で、悪事を働いていると警戒していたが、どうやら、それはなさそうだな」

 

「えっと、どういう事ですか?」

 

そう言いながら、俺はレオーネさんによって身動きが取れず、そんな俺に対してレオーネさんは耳元へと顔を寄せる。

 

「この部屋には薬とか、そういうのがまったくしない。

私が持ってきた酒以外に匂いもまるでない、だから最後の情報としてお前の本音を聞いた」

 

「っ」

 

そう言いながら、そのまま俺の耳朶を軽く噛んだ。

 

「疑いを持って一週間、観察して、お前はそんな嘘をつかないのも知った。

信頼され、情報を聞き出すのもある程度行った。

そして、お前の嘘みたいだけど、本当の話を聞けた」

 

「それと、その、この状況が何の関係が」

 

疑われて、もしかしたら殺されそうだった。

 

それを聞いた直前なのに、レオーネさんから先程から行われている、この行為は一体

 

「本音を言うと、お前を殺すのは少し嫌だったけど、まぁ仕事だからね。

少し気構えていたけど、無罪だと分かるとね、ライオネルの反動が抑えられなくなったんだよね」

 

そう言いながら、レオーネさんはこちらを見つめられ、その目は肉食獣を思わせる目だった。

 

「あんたを気に入って、これ以上我慢ができない程に欲情して、我慢ができなくなった」

 

その言葉と共に、レオーネさんは俺に宣言した。

 

「お前はどうしたい」

 



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レオーネ(アカメが斬る!)承※

「どっどうしたいって、言われても」

 

「そう難しく考えなくても良いよ。

選択肢だって、二つしかないんだから。

はいと答えて一緒に楽しむか、いいえと言って、私に犯されるのか。

あっそういうのが好きだったら別に良いよ」

 

レオーネさんはそう言いながら、俺に問うが

 

「いや、選択肢ないじゃないですか!?

とにかく、ここは本当に辞めましょうよ」

 

そう俺が必死に説得するが

 

「たくっ、ここにこんな所に隠している癖に何を言っているんだ」

 

そう言いながら、レオーネさんは笑みを浮かべながら、既に勃起している俺の肉棒を触りながら、自分の胸の上に置いた。

 

先程から痛い程に腫れている肉棒は上半身が水着のようになっているレオーネさんの肌が直接触れるだけで既に射精しそうになっている。

 

「飲み物の中に入れた奴で、ここまで効果があるなんて、お前、どんだけ我慢していたんだよ」

 

「入れた奴って、何を入れたんですかっ」

 

「ただ性に興奮する薬だよ。

大丈夫だよ、私だって呑んでいるんだから」

 

そうカラカラと笑みを浮かべるが、この世界の薬はかなりやばく、先程からレオーネさんのかなり大きな胸でも収まらない程の大きさを誇る肉棒はかなり異常だ。

 

「とっとにかく、これ以上は「なぁにを言っているんだよ。ここで放っておいた方がやばいだろ」あっ」

 

レオーネさんはその一言だけ言うと、俺の腹部に胸を押しつける、亀頭の皮の部分をゆっくりと摩り始める。

 

押し当てられる柔らかな胸の感触もそうだが、勃起している肉棒の皮に触れながら、ゆっくりと刺激するように指を動かしていく。

 

そのゆっくりな刺激は、今の俺にはあまりにも強く、敏感になっている亀頭を何度も皮で包み込んでは剥き出しにしていく。

 

そうして動き、刺激を与えいくと、震えだした俺の動きに気づいたのか、亀頭の穴を指先で刺激して僅かな我慢液を出させるが。

 

「こんなに我慢しているんだから」

 

そう言って、亀頭部を少し力を込めて無理矢理射精させるのを止めさせる。

 

「せっかくだから、ここに出してくれよな、ど・う・て・い」

 

「あっ」

 

そうゆっくりと俺を誘惑するように呟く一言に俺は反応し、身体が止まる。

 

強すぎる刺激に耐えきれず、身体を震わせながら、肉棒はレオーネさんの手から逃れる事ができない。

 

これまで味わった事のない数々の刺激で我慢ができなくなった俺は何時の間にか目を閉じ、刺激を我慢していた。

 

その内、肉棒に触れていたはずの手は指先だけになっており、柔らかな感触が変わりに覆っていた事に気づき、俺は見る。

 

「たくっ、途中から目を離していたなんて、お姉さんは悲しいぞ」

 

「あっ」

 

目を開けて見てみると、そこには豊満な胸で既に俺の肉棒を覆っており、肉棒を自身の鼻でゆっくりと匂いを嗅いでいる姿だった。

 

すーはーと大きくゆっくりと息を吸いながら、何度も匂いを嗅ぐようにひくひくっと行っている行為。

 

「はぁ~~~本当に臭いなぁ。

お前、本当に童貞かよ、こんな女殺しを今まで隠していたなんて、信じられないぜ」

 

隅々まで堪能した匂いの感想を言ったレオーネさんの言葉に俺は思わず反論するように口を開く。

 

だが

 

「あぐっそれハァこっちぃぐぅ!!」

 

「ふぁにがぁひぃたかぁ」

 

「あっああぁぁあ!!!」

 

俺が言う前にレオーネさんは大きく口を開け、そのまま俺の肉棒を飲み込んだ。

 

一瞬、何が起きたのか分からなかった俺だが、そんな俺に対して容赦なくレオーネさんは何度も首を動かす。

 

「こぉんだけのぉ、一気に出すなら、私に食べさせろよなぁ」

 

何度も首を動かしながら、口の中をじゅぼっじゅぼっと音を立てながら名めとっていく。

 

その動きの速さもそうだが、口内の生暖かく締め付ける感触にこれまで我慢していた俺にとってはつらくなっていた。

 

「あっあぁあ駄目ですっレオーネさんっそれ以上やったらっ本当にもぅ!!」

 

既に我慢できなくなっている。

 

出さないとやばいっ!!

 

だから必死になって、俺は口を離すように伝えるが、まるで聞く耳を持たず、むしろ俺の反応を楽しむように飲み込む。

 

「あっあぁあ射精るっ射精るぅぅぅ!!」

 

---びゅるるるっるるるっびじゅっびゅるるるるっ

 

「んっふっー、んふっー!!」

 

そすいて射精した俺の精液はそのまま蛇口のように溢れ返すようにレオーネさんの中へと流れ込んでいく。

 

鼻息を出しながら、それを受け止めているレオーネさんの瞳はどこか虚ろだが、精液に対して、どこまでも飲み込むように、ごぎゅんごぎゅんっとわざとらしく音を立てながら飲み込んでいく。

 

「あっああぁぁぁぁ!!」

 

---ずるるるるるっぼっぐぼぼっぼぼっぽんっ

 

そうした音を立てながら肉棒全体を飲み込んでいた口はゆっくりと亀頭まで上っていくと、ついに口を離す。

 

「ぷはぁ、こんなに濃くて大量とはな。

本当に化け物だなぁ、お前」

 

口から離れ、未だに残っていた精液はレオーネさんの口と繋がり、白い橋を作っており、それら全てを舐め取るようにレオーネさんは言う。

 

「そんなの言われたって、俺はこれが初体験でっ」

 

「けど、こっちはまだまだやる気だよなぁ」

 

「はぁはぁえぇっ」

 

そう見つめた先には先程まで射精したばかりの肉棒がもう勃起していた。

 

先程まで出ていた量だけでも、本来だったら自慰で出す量を既に超えている程なのに。

 

「たくっ仕方ないよなぁ。

お前がこんなに出してしまってちゃぁ、放っておけないよなぁ」

 

それだけ言うとそのままベットの上でそのまま四つん這いになって、こちらに向ける。

 

ゆっくりと、ズボンを降ろして、こちらに秘部を見せつけてくる。

 

「ほら、こっちになぁ」

 

その言葉に誘われ、俺は



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アイリーン(FAIRY TAIL)起

レオーネの続きを待っている方、申し訳ございませんが、こちらから投稿していきたいと思います。
リクエストは現在でも募集しておりますので、興味がある方はこちらから、お願いします。
これからもよろしくお願いします。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=248266&uid=45956


それはどこかの山奥。

 

その山奥に住んでいる俺はとある目的の為に、この山の中にいた。

 

「本当に厄介な事になった」

 

そう言いながら、俺はその日も目的の薬草を探していた。

 

周りは森が広がっており、そこには数多くの草木で覆っており、俺はその中で目的の物を探していた。

 

「とりあえず、これで材料は集まったな。

あとは、これを上手く合成する事ができれば」

 

それと共に、俺が集めた薬草を置いた時だった。

 

空高くから、何かがこちらに迫っているのに気づく。

 

見つめると、そこにはここ最近では見る事が少なかったドラゴンがおり、こちらに降り立った。

 

「なんだ?」

 

そう俺が首を傾げていると、ドラゴンはこちらを見つめると、何か怯えたように見ていた。

 

だが、やがてドラゴンの目はすぐに襲いかかる獣のように変わり、そのままこちらへと襲い掛かってきた。

 

「たくっ」

 

そう言いながら、俺はそのまま薬草を守る為に構え

 

「モードチェンジ」

 

同時に俺の身体は大きく変わる。

 

猿の顔、虎の手足、獅子の胴体、蛇の尻尾を持つ日本の妖怪である鵺へとその姿を変える。

 

「人が化け物にっ」

 

「ドラゴンがよく言う」

 

そう言いながら、俺は身体に纏っている炎を掴みながら、ドラゴンへと襲う。

 

ドラゴンはこちらの姿が変わった事で困惑しているが、そんな事関係ないように俺はそのまま覇気を纏った腕でドラゴンを殴る。

 

その一撃を食らい、そのままドラゴンは地上へと降り立ち、俺はそのまま地上に降り立つ。

 

「あなたはっ人間なんですかっそれとも怪物なんですかっ?!」

 

「あぁ、俺は、あぁ」

 

そう言いながら、どう答えるのか迷う。

 

俺の正体は簡単に言うと、この世界には存在しない人間だ。

 

現代日本で生まれた俺はある日、京都で観光していた時に奇妙な実を見つけた。

 

何かと疑問に思っていたが、その実に吸い込まれるように俺は日本によく似た国、和の国へと連れて行かれた。

 

そこで俺は当時は知らなかったがカイドウやオロチが率いる侍達が大事に保管していた悪魔の実の一つであり、俺がこの身体の原因になったトリトリの実を持ち出していた。

 

何が起きているのか分からない俺は仕方なく、その実を食べた。

 

その結果、俺は鵺人間へと変わった。

 

悪魔の実の中でも、かなりレアな部類に入るこの悪魔の実の能力は凄まじく、無意識とはいえ、武装色の覇気、見聞色の覇気を僅かに使う事ができ、鵺へと姿が変わる事ができる能力は確かに強力だ。

 

だが、元々喧嘩などしたことなかった俺は当時の奴らから逃げる事しかなかった。

 

幸い、鵺の能力もあって、和の国から飛び出して、そのまま新世界をぐるぐると回っていた。

 

その中で出会ったルフィ達を初め、麦わら海賊団と出会い、多くの冒険を乗り越えていった。

 

そして、無事にワンピースを見つけた俺は、その後、和の国で元の世界に戻る手段を探していた時に、また奇妙な世界へと飛ばされた。

 

そういう経緯もあり、この世界の人間からしたら、とてもじゃないが、悪魔の実の能力など信じて貰えないだろう。

 

「別に、ただの怪物だよ」

 

だから、俺はあえて、そう答えた。

 

「でっではっなんで人間の姿にっ」

 

「まぁ、こうして人間の姿とさっきの怪物としての姿の切り替えは自由にできるからな」

 

「っ、それでは、人間に戻る手段は知らないのか」

 

それを聞いて明らかに落ち込むドラゴン。

 

というよりも

 

「人間に戻る?

つまり、お前は人間だったのか」

 

「そんなの信じられないと思いますが」

 

「いや、別に信じるけど」

 

「えっ、こんな話など」

 

「別に、そこまで驚く事ないだろ」

 

正直に言えば、目の前のドラゴンは確かに普通の人だったら恐怖を抱くかもしれないが、カイドウに比べたら怖くないし、普通の人間のはずなのに、とんでもないレベルの人間と会った事があるから、今更人間に戻れなくなったドラゴンでは驚かない。

 

「・・・実は」

 

そう言いながら、彼女は話し始めた。

 

それは自身の王国であるドラグノフ王国らしい。

 

隣国の将軍であった男を夫に持っており、後に2人の間に娘を授かった。

 

当時のイシュガルのドラグノフ王国にて、賢竜ベルセリオンをはじめ人間と共存派の竜達と共に暮らしていたが、西の人間を食らい尽くすドラゴン達の脅威に憂い、付加術の魔法を編み出す。

 

しかし西側のドラゴンの物量だけでなく、イシュガル側の非共存派のドラゴン達も敵対したことにより内憂外患というレベルで戦況は悪化する。

 

かつて人間に助けられた恩を返そうと力を貸すベルセリオンの想いも知った彼女は、自らも最前線に立とうとし、ドラゴンの力を人間に付加することにより、竜と同等の力を得る魔法滅竜魔法を編み出すのだった。

 

これにより多くの滅竜魔導士ドラゴンスレイヤーが誕生し戦況は好転したのだが、滅竜魔導士達に次第に凶暴化や感覚の変化による極度の酔い等の異変が起こり始め、彼女自身も皮膚が竜の鱗へと変貌してく異変に蝕まれてしまう。

 

そうした戦争自体はその中でも最強と言われたアクノロギアが登場したことにより集結。敵味方問わず圧倒的な力を見せつけて多大な犠牲を生みどこかへと姿を消してしまうのだった。

 

終戦から1週間、アイリーン自身は体の皮膚の半分近くが竜の鱗に変化してしまう。

 

どれだけ安心するよう説得しようとも周りには聞き入れてもらえず、アクノロギアに植え付けられた恐怖に駆られた夫をはじめとした人々により、人類の敵と見なされ投獄されてしまう。

 

それから3年間、様々な拷問や辱めを受け続けついに処刑が決まり、夫であった男から宣告が下されるが、彼女自身はお腹の子供だけは助けてほしいと懇願する。

 

だが男はその懇願を払いのけ、存在を認めんと言わんばかりに剣で彼女の腹を刺し生まれぬ赤ん坊を殺そうとする。

 

しかし、その行為により彼女の肉体が子供を守るべく急変化、巨大なドラゴンの姿となり、男を踏み殺し城を破壊しどこかへと飛び去ってしまう。

 

その場所が、俺と出会ったこの場所らしい。

 

「なるほどねぇ、まぁ、結構聞いた事があるな」

 

アラバスタ、魚人島など、多くの島で、その悲劇を聞いてきたが、彼女も似たような経緯らしい。

 

「どうすれば良いのか」

 

「そうだな、もしかしたら今、作っている奴が役に立つかもな」

 

「作っている奴?」

 

そう言いながら、俺は懐から取り出した物を見せる。

 

「ランブルボール。

俺の仲間から教えて貰った薬で、普通の人間だったら、何の効果もない薬だけど、俺とその仲間にとっては切札のような薬だ」

 

「どういう意味ですか」

 

その言葉にアイリーンはこちらを見つめる。

 

「俺とその仲間は人間と別の生き物の力を持った存在だ。

この薬は本来ならば人間とその別の生き物しかできない変身形態を増やすことが出来る」

 

そう言いながら、俺は普段の人間形態、先程の鵺の姿、そして鵺の要素がある人間の姿。

 

そして、ランブルボールを食べる事で、鵺の要素となっている猿、虎、獅子、蛇など数多くの姿になった。

 

このランブルボールを食べる事によって、俺は動物系統の能力だったら、どんな能力でも使えるとんでもない持ち主になった。

 

「それではっ、そのランブルボールを使えばっ私も人間の姿に」

 

「けどまぁ、これは渡せない」

 

「なぜですかっ!」

 

その言葉に俺に詰め寄るが

 

「ランブルボールはさっきも言ったように劇薬だ。

そっちがドラゴンから人間の姿に戻るまでの力を得る事ができるかもしれないが、その薬の影響で」

 

「っ」

 

同時に気づいたように、自身のお腹を見つめる。

 

「それでは「まぁけど、希望がない訳じゃないだろ」っ」

 

「ランブルボールを安全に、人間の姿になれるように改良すれば良い。

まぁ研究には時間がかかるけど、一緒にやるか?」

 

「協力してくれるんですか」

 

「まぁ、何かの縁だしな。

やる事ないしな」

 

元の世界に帰る手段が未だに見つからないが、ここで彼女を放って行くのはきっとルフィ達が許さない。

 

「まぁ、時間はかかるかもしれないが、一緒にやるか」

 

「あぁ」

 

その言葉と共に俺達の生活が始まる。



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アイリーン(FAIRY TALE)承

あれから、俺はアイリーンと共に彼女の身体に合わせたランブルボールの開発を行っていた。

 

この世界がかつての世界とは違った事もあって、材料を揃えるのは大変だったが、その分高い効果が得られるランブルボールを作り出す事ができた。

 

そして、俺自身が実験台になって、徐々に彼女自身の身体に慣らすようにランブルボールを食べて貰う。

 

滅竜魔法の原理などはよく分からなかったが、考えとしては悪魔の実が暴走した状態に似ており、人間の形態に戻れなかった感じだと考えた。

 

そうして400年頃の時が過ぎた。

 

400年という年月、果たして生きられるのか疑問だったが、悪魔の実の能力の影響なのか、既に鵺という存在の寿命になっているのか、俺の身体は未だに衰えを見せない。

 

そうした、長い年月をかけた研究の成果もあってか、彼女自身、ランブルボールなしでも人間と竜の姿を使い分ける事ができるようになった。

 

「どうやら、上手くできたな。

結構長かったな」

 

「えぇ、本当に、人間の姿に」

 

そう言いながら、アイリーンはそのまま自身の腕を見つめる。

 

そこには彼女が400年の間、守り続けた命でもある赤ん坊がいた。

 

彼女の中でずっと過ごしていた影響もあったのか、彼女からはこの世界の魔力というのが多く貯まっているのが見える。

 

「それで、これからどうするんだ?」

 

「・・・それは、正直に言うと分かりません。

おそらく、国は滅んでおり、長い間、人の世から離れていたから、詳しい事など」

 

「まぁな」

 

ランブルボールの開発の為に、俺達は世界各地を旅をしていたが、その時の人々と交流を行っていたが、世の流れを余り知らない。

 

「あの」

 

「んっ?」

 

「あなたはこれからどうするつもりですか?

400年も付き合って貰えて言うのはなんですか」

 

「うぅん、そうだな。

どうしようかな」

 

そう言われ、俺は首を傾げる。

 

「前は一緒に旅をしている仲間がいたけど、今は全く別の所にいるし、特にこれからやる事はないからな」

 

俺がそう言っているとアイリーンはそのまま大きく息を吸うと

 

「それでしたら、このまま私とこの子と一緒に暮らしませんか」

 

「一緒に暮らすって、今も一緒に暮らしているんじゃ?」

 

「そっそういう事ではなく、そのなんというか、結婚を、して欲しいんですっ」

 

「・・・」

 

その言葉に俺は思わず目が点になる。

 

「いや、なんというか、そういう考えはこれまでしていなかったから。

何よりも、お前は政略とはいえ、結婚していたから」

 

「確かに、あの男と結婚はしました。

この娘の事も愛しています。

けれど、あの男の事を愛しているかと聞かれると、絶対に違うと答えられます」

 

「そうか、けど」

 

実際にアイリーンに対して、恋愛対象として見ていなかった。

 

400年前はドラゴンとして、人の姿を戻る事を共に目指していた。

 

そうして、彼女自身を仲間として思っており、こうして人の姿としてなったのもつい最近の事。

 

「そうですよね。

思えば、人としてではなく、ドラゴンであったのだから。

ですが、この気持ちだけは本当です」

 

そう言ったアイリーンの言葉に対して、俺は

 

「少し時間をくれ」

 

「っ、はい」

 

それに対して、俺は答える事はできなかった。

 

恋愛なんて、生まれてから行った事がなく、麦わら海賊団では、そんな恋愛など考えた事がない。

 

それもあって、俺はどう考えたら良いのか分からない。

 

「こういう時、あいつらだったら、なんて言うんだろうな」

 

そう俺は海を眺める。

 

海賊団のメンバーで恋愛経験などした事があるのはおそらくサンジぐらいで、それ以外のメンバーはその経験はあっただろうか?

 

そう考えていると

 

『迷っているぐらいなら、どうしたいのか、思った通りにやれば良いんじゃないか?』

 

「・・・」

 

ふと、なぜかルフィの声が聞こえた。

 

実際にそんな事を言っていないと思うが、もしもあいつらがいたら、そう言うだろう。

 

そして、俺はこの400年で、アイリーンに対して仲間として好きだと思っていた。

 

それが恋愛の意味でも同じなのか、どうか分からないけど

 

「一緒にいたいというのも好きという事なのかもな」

 

そう、俺は、長い年月だからこそ、分からなくなった答えが出た気がする。

 

そうして、俺はアイリーンの元へと答えを言う為に向かった。



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アイリーン(FAIRY TALE)転※

彼がアイリーンの告白を受け取ってから数日後の夜の事。

 

彼らの娘であるエルザが寝付いた頃、彼らはベットの上で互いに寄り添いながら、そっとキスを行っていた。

 

ち♡ぃ…ぃ♡゛っ♡♡…♡ぷう!り……い♡゛っ!っ……♡…

 

400年の時を共に過ごしてきた彼らだが、そのキスはまるで初めての事に戸惑う子供のように初々しかった。

 

妖艶な姿で、周りからは大人な女性だと思われるアイリーンも、人一倍の身体で、筋肉質な彼も、そのキスはゆっくりと確かめるように行っていた。

 

「んっ、あの、その、初めてなんでしょうか?」

 

しばらくキスを行って、少し落ち着きを取り戻したアイリーンはゆっくりと息を吐きながら、彼に問いかける。

 

「あっあぁ。

俺自身、恋愛事なんて、初めてだから、どうしたら良いのか分からなくて」

 

「ふふっ、そうですか。

それは、嬉しいですね」

 

こうして行っているキスを行う間に、アイリーンは自然と笑みを浮かべる。

 

それは彼を馬鹿にしている訳ではなく、おそらく自身も初めての恋が実ったという嬉しさから来た心である。

 

アイリーン自身、女王という立場であり、政略結婚で諦めており、国の為に尽くすという思いでの結婚だった。

 

生まれてくる子への愛情は本物でも、あの王へ恋した事なく、だからこそ、あの時躊躇無く殺せた。

 

それが答えだと分かり、本当の意味で自身の恋が実れたと思い、アイリーンは心の底からの笑顔だった。

 

「変だったか?」

 

「いいえ、本当に、こうして行える事に嬉しく思ったので」

 

そう言った彼女は彼から少し離れると、ゆっくりと彼女の下部へと目を向ける。

 

「本当に、違いすぎる」

 

そう言って、アイリーンが目を向けたのは彼の肉棒だった。

 

それは先程までのキスで多少興奮しているのか徐々に大きくなっていたが、その大きさは王のあれとは比べものにならない程の大きさだった。

 

彼の能力である悪魔の実の能力の力なのか、それとも彼自身がこれまで生き抜いた事での証なのか、その大きさはアイリーンの手では覆えない程の大きさであった。

 

「そんなに見なくても」

 

「そう謙遜しないでください。

私自身、こうした経験は400年ぶりですから」

 

そう言いながら、過去に王によって行われた行為、今のアイリーンからすれば屈辱的な行為を必要な所だけ思い出しながら、ゆっくりと近づく。

 

ドラゴンになっていた事での影響なのか、あの頃から変わらない腕で覆えない程の自身の豊満な胸。

 

それは王も夢中になって揉んでおり、触れられている間も嫌悪感を感じながらも、必死に我慢していた事。

 

そんな胸に対して、彼はなんとか見ないようにしていた。緊張している様子を見る限り、アイリーン自身は魅力的に見られている事に笑みを浮かべながら

 

「ささっ、少しお借りしますね」

 

その言葉と共に彼女はゆっくりと自身の胸の中へと肉棒をゆっくりと入れた。

 

手で覆いきれなかったはずの肉棒は瞬く間に胸の中に収まった。

 

その事に驚いた彼だが、アイリーンはそのままゆっくりと胸を動かしていく。

 

「んっじゅじゅっ」

 

胸の谷間を動かしながら、口の中から唾液をゆっくりと垂らしながら、胸の中に収まっている彼の肉棒を濡らす。

 

生暖かい唾液の滑りによって、柔らかな胸の感触が肉棒を包み込む。

 

「あっ、そこはっ」

 

しっとりと柔らかな重さに包み込まれながら前後左右から押し寄せながら、揉みしだき、扱き上げる。

 

これまで感じた事のない刺激にたまらず、腰を跳ね上げながら、剥き出しになった亀頭に目を向けるアイリーン。

 

「まだっ、こんなに大きくなってっ」

 

そう言ったアイリーンはそのまま敏感になっている亀頭をゆっくりと舐め上げる。

 

人間とは違う、ざらざらとした感触がゆっくりと刺激していく、押さえつけられなくなった肉棒はそのまま彼女の胸から飛び出た。

 

「ぁっ」

 

そうして、夢中になっていた肉棒をしっかりと目の前で見えたアイリーンはその大きさに驚きを隠せなかった。

 

最初見た時は王よりも大きい、次には自分の胸でもやっと収まる程度の、そして目の前にある肉棒はその胸ですら収まらない程の大きさで、自身の目の前で勃起している。

 

その肉棒から漂う匂いは彼女を興奮させるのに十分だった。

 

「すまんっけど」

 

「いいえぇ、むしろ、私も興奮してぇ」

 

謝ってくる彼に対して、アイリーンは既に正気を保っていられなかった。

 

自身よりも上であろう実力者である彼に対して欲情する本能。

 

400年付き添ってくれて、心から愛して貰えるという嬉しさから来る理性。

 

そうして、彼女自身も我慢ができなくなり、そのまま寝そべるとゆっくりと脚を広げる。

 

「さぁ、ここにっどうか」

 

「あぁ」

 

その言葉と共に彼はゆっくりと寝そべったアイリーンの秘部に向けてゆっくりと肉棒を挿入していく。

 

--ズルルルッジュルッズルッ

 

「あっあぁあがぁ!!」

 

膣内から響く音と共にアイリーンが感じたのは自身の身体の中が押しつぶされる感覚。

 

膣肉を押しのけて、自身を象徴するように肥大化する肉棒の大きさは既に子宮口まで辿り着いており、一瞬で絶頂を迎える。

 

「アイリーン、大丈夫かっ?」

 

「はっはひぃ、だいひょうぶですっだからぁ」

 

内側から広がっていく肉の感触から来る痛みはなかった。

 

それはドラゴンになった頃の痛みに比べたら、大きくなく、むしろそれよりも感じるのは大きすぎる快感と安心感だった。

 

彼が少しでも動けば、瞬く間に意識がなくなるような心地良さ。

 

だが、また少し浮けばまた元に戻る。

 

そう何度も繰り返す絶頂を受けながら、全身を包み込む彼の温かさ。

 

それらは、これまで自身が欲していた全てであった。

 

「あっあぁっそこっそこをぉもっとぉ!!」

 

身体が何度も書き換えられる感覚と共に、喘ぎ声が飛び出てくる。

 

人間だった頃ならば、痛みでどうにかなりそうな感覚も、ドラゴンの身体も兼ね備えた今の彼女の身体にとっては快楽へと変わっていた。

 

そうして、全てを受け入れながら、彼女は自然と彼を抱き締めていく。

 

「アイリーンっもぅ」

 

「はいっもうここに出してぇっ、ここから始める為にぃ!!」

 

行為が始まった数十分しか経たない内に、我慢の限界を迎えた彼はそのままアイリーンに懇願する。

 

その言葉を聞いたアイリーンは頷きながら、ゆっくりと抱き締め

 

ドビュルビュルルル

 

「あああ゛っっっ゛っあっっああぁっ!ぁっ゛っ゛゛っぁっっっ!!!!」

 

身体を突き抜けるような快感。

 

それと共に背中を反らしながら、その快感を受け止める。

 

目の前が真っ白になる感覚、全ての記憶が飛びそうな心地良さ。

 

それらを受けながら、アイリーンはゆっくりと息を整えながらも

 

「はぁはぁ、んっ」

 

さらに求めるように彼に抱き締めながら、無言で再会する。

 

既に彼らの間には返事は必要なく、ただただ、求めるように行っていく。

 

 



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アイリーン(FAIRY TALE)結

「誰がおばさんですって?」

 

「すっすいませんでしたぁ!!」

 

そう、怒声が響いたのはフィオーレ王国にあるとあるギルド、FAIRY TALE。

 

そのギルドにいる少女、エルザは少しため息を吐きながら

 

「お母様、そこまで怒鳴らなくても良いでしょ」

 

「エルザ、こういう事はきちっとしないと行けません!

あぁいう風に、年上をなんでもおばさんって言う奴には特に!!」

 

そう言っているのは魔女のような洋装に身を包む、見るものに大人びた妖艶さを抱かせる女性であり、エルザの母であるアイリーン。

 

彼女はFAIRY TALEのギルドに所属している訳ではなく、FAIRY TALEにとって必要な道具を仕入れている雑貨店の店長だが、時折FAIRY TALEの子供達を世話をしている。

 

その妖艶な姿を見て、多くのFAIRY TALEの男性達は言い寄ろうとしたが、すぐに喜怒哀楽を見せたり、時々FAIRY TALEをも軽く退く程の騒動を起こす張本人という事でほとんどナンパ前に撃沈する。

 

そして、現在はFAIRY TALEでもわりと若い歳であるナツ達の喧嘩を止めようとした際に「おばさん」と言われた際に、一瞬で拳骨したのは言うまでもない。

 

「何が起きている?」

 

そうして帰ってきた男はFAIRY TALEで厨房で働いている男であり、エルザの父であった。

 

「おぉおっちゃん、助けてくれぇ!!」

 

男が帰ってきた事によって、アイリーンに追いかけられたナツ達は一斉に男の後ろへと隠れた。

 

普段からFAIRY TALEの多くの料理を作っており、酔っ払った拍子に見せた鵺の姿で、怖くて格好良いという事で子供達に人気が出ており、めったに怒らない為、アイリーンから逃げる為の盾として、よく使われている。

 

「ぐるるるっ」

 

「アイリーン、子供達が言った事で気にする事はない」

 

「だけど」

 

「それにアイリーンはそのままでも綺麗だから」

 

「やだもぅ」

 

その男の言葉を聞くとアイリーンはそのまま照れて、顔を隠す。

 

「やっぱり、怒られた時にはおっさんだな」

 

「あぁ」

 

「お前ら、そういう事で、父さんを使うな」

 

「「ひゃぁああああ!!!」」

 

難を逃れたナツ達だったが、エルザが来た事により、一変。

 

そのまま追いかけられる事になった。

 

「それにしても、騒がしいな」

 

「嫌いですか?」

 

「全然、むしろ好きなぐらいだ」

 

そう言いながら、彼が思い浮かべるのは、かつて共に旅をした海賊団。

 

もう再会する事ができないだろう仲間達だったが彼らと共に旅をしたからこそ、こうして愛する人と娘ができた。

 

だからこそ

 

「うん、俺は幸せだな」

 

「私もっ」

 



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マァム(ダイの大冒険)起

マァムと言っておきながら、起の時点でマァムの登場しておらず、申し訳ございません。


それはダイがバランによって記憶を消されている時の出来事だった。

 

ダイの仲間達は、バランからダイを守る為に奮闘していたが、そんな彼らの前に現れたバランの実力は圧倒的な差があった。

 

バランはそのまま真っ直ぐと、ダイの元へと向かおうとした瞬間、その男が現れた。

 

男は身に纏ったローブを脱ぎ捨て、そのままバランへと攻撃を仕掛ける。

 

「貴様はっまさかゼロっ」

 

男の正体を見たバランは見開きながらも攻撃を仕掛けてくるゼロを大きく吹き飛ばし、そのまま自身の武器である魔剛竜剣を手に持ち、そのままゼロに向けて振り下ろす。

 

だが、ゼロはその攻撃に対して、自身の腕に魔力を込めて、受け止め、そのまま自然と反撃するように蹴りをバランの懐に叩き込む。

 

「ライデイン!」

 

だが、その一撃を受け止めたバランはそのまま脚を握り締めたまま手のひらから高電圧のかかった細い糸が無数に出て相手にからみつきながらゼロに攻撃を行う。

 

「はあぁあ!!」

 

だが、その一撃を食らいながらも、ゼロはそのままさらに一撃を与えるように、バランの頭に向けて、蹴り上げる。

 

それを受けたバランは一瞬立ち眩みするが、その隙を逃さないように、ゼロはすぐに残像が見える程の拳をバランに向けて放っていく。

 

「っふんっ!!」

 

バランはその攻撃を受ける直前、自身の身体を竜闘気で身に纏い、その攻撃を受け止める。

 

「ぐっ」

 

怒濤の攻撃を受けている間、バランは痛みで顔を歪ませるが、それも一瞬。

 

竜の紋章に力を集中し、その光をそのままゼロへと向けて放った。

 

「ぐっ」

 

その攻撃を見た瞬間、そのまま宙へと回転しながら、避け、そのまま後ろへと下がる。

 

「一体、何者なんだよ、あいつはっ」

 

「噂で聞いた事はあるが、まさか、奴がゼロか」

 

「ゼロだとっ、まさか」

 

「知っているのか?」

 

ポップは突然現れたゼロの存在に疑問に思っていると、クロコダインとヒュンケルは思い出したように言葉が出る。

 

「我らの魔王幹部が侵略する土地に、突然その姿を現し、その身一つで数々の軍勢を退かせたある意味、勇者に最も近いとされている者だ。

だが、なぜ、この場でなぜゼロが」

 

そうクロコダインがゼロの事について思い出し、語っていると、バランはそのままゼロへと向ける。

 

それはヒュンケルやクロコダインに向けた同胞の目とも、ダイに見せた慈愛な表情でもなく、懐かしむような笑みだった。

 

「こうして戦うのは何時ぶりだろうな。

まさか、生きていたとはな」

 

「あぁ、確かにあれから十数年ぐらいは経ったからな。

あんたが魔王幹部にいるなんて、最初は嘘だと思っていたけど、どうやら本物のようだなバラン師匠」

 

「師匠だと、まさか」

 

「あぁ、ヒュンケル貴様が考えている通りだ。

そのゼロはかつて私が愛したソアラの弟であり、私の初めての弟子だ」

 

そう言いながら、バランは真っ直ぐとゼロを見つめる。

 

「なぁ、こんな事やったて、姉さんは帰ってこないんだ!

あの時、憧れたあんたは、そんな事をしないはずだ!!」

 

「あぁ、確かに戻ってこない。

だが、今更変える気はない。

ゼロ、貴様こそ、こちら側に来い!」

 

そう言いバランは真っ直ぐと、ゼロに向けて手を向ける。

 

「貴様もあの時の怨念、忘れた訳ではないだろ!

あの時、必死にソアラを救おうとしたお前の姿は今でも覚えている。

何よりも、貴様があの人間達に対する憎悪の目は今でも覚えている」

 

そう言いながら、バランはゼロへと歩む寄る。

 

だが

 

「あぁ、確かに今でもあいつらを許すつもりはない。

けど、その為に他の人々を巻き込むなんて、間違っている!

俺はそれを色々な人々から教わった」

 

そう言い、ゼロはそのままバランへと再び向き合う。

 

「その成長、嬉しくもあり、同時に悲しい。

ならば、こちらも全力で行かせて貰う」

 

その言葉と共にバランの姿は人の姿から変身が始まると竜の紋章が巨大化して額と髪型に同化、全身が竜の鱗に覆われて巨大な翼が背中に生える。

 

「あの時、お前を生かす為に、この姿にはならなかった。

だが、今の貴様にはこの姿ではないと、勝てないようだな」

 

「へっ、面白くなってきだぜ」

 

そう言いながら、ゼロもまた全身を魔力を纏わせながら、相対する。



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マァム(ダイの大冒険)承※

「という事が、まぁこの前修業をサボった訳なんだよ」

 

「いきなりいなくなったと思ったら、まさか、そんな事になっていたなんて」

 

バランの戦いから数日後、彼は自身が普段から生活している場所であり、武術の師匠であるブロキーナの元へと帰ってきていた。

そこでは新たに彼の元に弟子入りをしたマァムと共に、以前から気になっていたダイの所へ行ってた。

 

「それにしても、ダイのお父さんが、まさかあなたの叔父さんなんて」

 

「まぁ、皮肉と言ったら、皮肉かもしれないけど、大丈夫だと思うぜ」

 

そうゼロの中ではバランへの信頼が厚かった。

 

1度、人間に絶望したバランだが、あの戦いの中で自身とダイの二人の声を聞いて、彼の中でも変わり始めているという核心。

 

それが、どんな結果になるのか、彼には未だに分からないが、近い将来、バランと一緒に戦えるかもしれない。

 

そんな期待がゼロの中にはあった。

 

「本当、ゼロは会った時から不思議な奴だとは思ったけど、ここまでとはね」

 

「そうか?」

 

そうゼロは答えながら、ゆっくりとマァムを見つめる。

 

「なぁ、聞きたい事があるけど、良いか?」

 

「何よ、突然?」」

 

「いや、なんていうか、お前って、ダイの事が好きなのか?」

 

「・・はぁ」

 

ゼロはそのままマァムに質問すると呆れた表情で、ゼロを見る。

 

「だって、ダイ達と話をしていると、普段は見せないような表情があったし、もしかして好きなのかなぁって?」

 

「あのねぇ、ダイ達は仲間。

そりゃあ、大切な仲間であるのは間違っていないけど、好きという意味では」

 

そう言いながら、マァムは言葉を繋げる中で

 

「だったら、マァム、俺がお前の事が好きだって言ったら、どう思う?」

 

「へっ」

 

その突然の言葉にマァムはすぐに顔を赤くする。

 

「なっ何を冗談を言っているのっ」

 

「いや、冗談じゃないぞ。

わりと本気で」

 

「はぁ、えっなんで」

 

「う~ん、なんでだろう」

 

そう言いながら、ゼロは悩むように首を傾げるが

 

「多分、一目惚れかもしれない」

 

「一目惚れって、そんな、こんな時に」

 

「あぁ、こんな時だからだ。

俺はバランと戦って、それを実感できた」

 

あの時、自身の愛する者を無くしたバランの姿。

 

彼のように、幸せな時が何時まで続くか分からないのに、好きな人が明確に目の前にいるのに迷っているのは、遅い。

 

何よりも、どんな事が分からない以上、思った事はすぐに行う。

 

ダイの話を聞いた時の直感で、彼らの元へと向かった時のように、ゼロは、この時、マァムの事で後悔したくない思いで告白した。

 

「それはっその」

 

一瞬、どう答えたら良いのか迷うマァム。

 

だが、そんな彼女に対して、ゼロはそのままゆっくりと距離を詰める。

 

真っ直ぐと見つめられ、その目を見たマァムは鼓動を早くさせながら

 

「うん、私も」

 

そう、彼の告白に答えた。

 

マァムの人生においても、ゼロは様々な事で初めての人物だった。

 

ダイやポップのように共に戦う仲間としてではなく、アバンのように自身に道を教えてくれた者とも違う。

 

彼女と一緒に歩んでくれる存在。

 

そんな人物だと思え、マァムはその告白を受ける。

 

その言葉を聞くと共に、ゼロはゆっくりとマァムの唇を奪う。

 

「んんんんんん゛っっ!、!ぜろぉおっ……、…は…ぁ…ぁ………ぅぅ゛っっ…っ」

 

突然のキスに戸惑いを見せながらも、ゆっくりと舌を絡ませながら、初めての事で息苦しさを感じながら、キスを行っていく。

 

キスを行っていく内に、ゼロの手はゆっくりと彼女の胸へと手を伸ばした。

 

「あぁ!ぜぇっろぉ!そこぉを触っっちゃいゃ!!」

 

ゼロはそのままマァムの胸に触れると、それに反応するように彼女は喘ぎ声を出しながら、反応する。

 

修業を行っている時にも目を向けてしまうマァムの胸へと目を向けていた。

 

それが、こうして告白して、堪能する事ができたのは、ゼロにとっては嬉しくもあった。

 

ゆっくりと胸を揉みながら、そのまま彼女をそのままベットへと押し倒す。

 

「あっ」

 

そうして、ベットの上に寝転ばされたマァムは普段は修業で纏めている髪はベットの上に広がっていた。

 

それを見つめながら、ゼロはゆっくりと自身のズボンを脱ぎ、手を重ねる。

 

修業を重ねてきた二人にとって、これから行われる行為も、何を行うかも、手に取るように分かり、同時にゆっくりとゼロはマァムの秘部に肉棒を挿入する。

 

「ああっっあっっっ♡身体の中でっ♡何かがぁ♡広がっってぇっいるうっ♡♡♡」

 

初めての挿入と共に感じた肉棒が押し広げられるような感覚にマァムは瞬く間に夢中になった。

 

同時に自身の身体を押しつけるように、ゼロを抱き締めながら、正常位での行為を続けた。

 

ゆっくりと、感覚に慣れるように行われる揺れ。

 

同時に慣れてくると共に、その腰を動かす速さは徐々に増していき、ついには、彼女の一番奥である子宮口に亀頭が入り込む。

 

「マァムっ!」

 

「ゼロッゼロッ」

 

互いに呼び合うように、握る力は強くなり、同時に限界を迎えた肉棒は、やがて震えながら、ゆっくりと彼女子宮口へと入り込むと

 

ビュルルルルッドビュルルル

 

「ああっ!ああ!っっああっあ♡あ♡ぁぁ♡ぁ♡」

 

これまで感じた事のない、身体の中を駆け巡る熱い感覚。

 

それに自然とマァムは大きな喘ぎ声を出しながら、大きく息を吐き出す。

 

「はぁはぁっはぁ」

 

射精を行って、しばらく時間が経つのに、未だに残る精液の熱さの余韻に浸りながら、マァムは潤んだ瞳で、ゼロを見つめる。

 

「ゼロっ」

 

「あぁ」

 

妖艶なマァムの声に応えるように、ゼロもまた、ゆっくりと抱き締める。



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マァム(ダイの大冒険)転結※

何度、行ったか分からない程に行い、ようやく、満足した頃には既に日は昇っていた。

 

だが、まだ、足りない。

 

まだまだ、マァムとはしたい事がたくさんあるのだ。

 

だから、今日一日はずっとマァムと一緒に居よう。

 

その思いから、昨晩は結局、マァムの部屋に泊まった。

 

朝になり、目が覚めると同時に、隣にいる愛しい存在を見て、思わず笑みを浮かべてしまう。

 

そうして、しばらくの間、眠っている彼女の寝顔を見ながら、ゆっくりと頭を撫でていると ゆっくりと、瞼が開かれ、その下からは綺麗な碧眼が現れる。

 

それを見た瞬間、ゼロはマァムを引き寄せて、キスを行った。

 

突然の事に驚きながらも、マァムはゼロのキスを受け入れる。

 

そんなマァムに対して、ゼロはそのまま舌を入れてキスを行い続けると、次第に、マァム

の身体は火照っていく。

 

「ぜろぉ…………」

 

「どうした?」

 

「もっと……してぇ」

 

「分かった」

 

そう言って、もう一度唇を重ねて、そのまま、マァムの胸元へと手を伸ばす。

 

そうして、ゆっくりと服を脱ぎ捨てると、露わになる大きな胸。

 

それをゆっくりと揉みほぐしていく。

 

「あっっ」

 

マァムはそれだけで小さく反応すると、ゼロはゆっくりと指先で乳首を摘まむ。

 

「あぁっ!!」

 

「気持ちいいのか?なら、これはどうかな」

 

そう言いながら、ゼロはゆっくりと腰を動かし始めると、それに合わせるようにマァムも身体を震わせる。

 

行為を行っていく内に、マァムはゼロの手を握る力を強めていく。

 

それはまるで、離れたくないという意思表示のように思えてしまい、ゼロはその手を握り返す。

 

「マァム」

 

「ぜろぉ」

 

互いに呼び合いながら、行為を続ける中で、ふいに、マァムがこちらを見つめてくる。

 

その瞳には、涙が浮かんでいて、今にも泣きそうな表情をしていた。

 

「マァム」

 

「ゼロっ」

 

行為を続けながら、マァムの耳元で囁くように名前を呼ぶ。

 

それに答えるように、彼女は俺の名前を呼んでくれる。

 

それが嬉しくて、俺は更にマァムを抱き寄せた。

 

抱き締めれば、自然と胸同士が触れ合っていき、その柔らかさと温かさを感じる事が出来る。

 

そして、抱き締められた事で、俺の胸に顔を押し付ける事になったマァムは、その豊満な胸を押し付けるようにして、俺に抱き着いてきた。

 

その感触に、俺は興奮してしまい、自然と、下半身の分身は元気を取り戻していた。

 

しかし、マァムは、行為を行う前に、既に一度絶頂を迎えており、流石にこれ以上は無理だろうと思いながら、マァムをベッドに寝かせる。

 

その際に、俺が思わず見てしまうのは、先程まで擦り合っていたマァムの胸だった。

 

何度も行為を行ったからこそ、分かるその柔らかな感触に挟み込んだら、果たしてどれ程心地良いのか。

 

「どうしたの、ゼロ?」

 

そんな俺の事を心配したのか、マァムが俺に話しかける。

 

「いや、その」

 

戸惑いながらも、どう言おうか悩んでいると、マァムはそのまま自身の胸へと見つめる。

 

「まったく、男は本当にここが好きね。

良いよ、ゼロだったら」

 

そうマァムは言うと自ら胸を俺の肉棒に挟むように近づいてきた。

 

「んっ」

 

その感触に思わず声が出てしまう。

 

柔らかく、それでいて弾力が有り、何より温かい。

 

「ふふっ、まだまだよ」

 

その言葉と共にマァムはそのままゆっくりと挟んだ胸を両側から手を伸ばし、動かし始める。

 

すると、先程までただ、挟まれているだけだったはずの胸が大きく動き、自在に形を変えながら、肉棒に当たっていく。その度に、柔らかい刺激を受けて、俺のモノはどんどん大きくなっていく。

 

そんな様子を見ながら、マァムは微笑みを浮かべる。

 

その笑顔を見て、思わずこちらも笑みを浮かべてしまう。

 

そうして、マァムはゆっくりと上下左右に動かせば、それに合わせて、マァムの大きな胸も揺れ動く。

 

そうして、しばらく続けていると、マァムは少しだけ恥ずかしくなったのか、頬を赤く染めて、俯き始めた。

 

そんなマァムの事を見ていると、もっと、色々としたいと思ってしまう。

 

そんな欲望に反応したか、徐々に肉棒は限界を迎え、震え始める。

 

「んっ、もぅ限界なの?」

 

そう声をかけられ、答えを言う前に頷いてしまう。

 

「まったく、しょうがないなぁ」

 

そう言いながらも、彼女は笑みを浮かべながらも、亀頭の先に唇をそっと近づける。

 

「それじゃあ、今日はここまでにしてあげる」

 

そう言って、マァムはゆっくりと口を開き、そのまま、舌先でチロチロと舐め始めてくる。

 

「うっ」

 

その感触に、つい、声を出してしまった。

 

しかし、そんな事はお構いなしに、マァムはゆっくりとこちらを見上げながら、優しく微笑むと、そのまま、ゆっくりとした動作で、肉棒を口に含んでいったのだ。

 

「あっ」

 

突然の事に、驚きの声を上げてしまう。

 

それは、マァムも同じようで、目を丸くしながら、俺の方へと視線を向ける。

 

だが、すぐに我に返ったのか、慌てて口を離そうとする。

 

「待って!」

 

俺は咄嵯にマァムの頭を押さえると、そのまま、腰を動かし始めた。

 

「ちょっ!ぜろぉ!?」

 

マァムの抗議を無視して、行為を続ける。

 

「もう、だめぇ」

 

マァムの言葉を聞きながらも、既に限界を迎えた肉棒はそのまま震える。

 

「ごめんっ、俺っもう出そうだっ」

 

その言葉と共にマァムの口の中に入り込んだ亀頭が震え始め、勢いよく精液を射精する。

 

どくんどくんと脈打ちながら、大量の白濁液を吐き出す肉棒に対して、マァムは必死に受け止めようと頑張ってくれていたのだが。

 

「んぐっんんんんんっ!!」

 

やがて、耐え切れなくなったのか、喉の奥へと流れ込んでいき、マァムはそれを飲み干していく。

 

それでも、まだ、止まらない。

 

何度も繰り返して、ようやく収まる頃には、マァムの顔は真っ赤に染まっていた。

 

「ぜ、ぜんぶ飲んじゃった……」

 

そう呟くマァムに、俺は自然と笑みが浮かんできた。

 

マァムの口からは、先程まで俺のモノが入っていたせいか、唾液が垂れており、それを拭おうともせずに、呆然としている。

 

その姿があまりにも愛おしくて、俺はその口にキスをする。

 

「ちょっと、ゼロ、いきなり何を」

 

驚くマァムに、俺は再び抱き寄せる。

 

「好きだ」

 

そう耳元で言うと、「私も好きよ」とマァムは答えてくれる。

 

それが嬉しくて、もう一度、今度は深く、長い、濃厚な口づけを交わす。



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卑弥呼(FGO)起

ルーラーとは聖杯戦争を管理する為のクラスである。

 

だが、本来ならば召喚されるはずのないクラスではあった。

 

あったはずだ。

 

「いやぁ、未来のお米って、結構美味しいね、マスター!

あっこっちのおかずもなかなか!」

 

そう言いながら、山盛りの白米を食べている彼女こそ、そのルーラーのサーヴァントである卑弥呼だ。

 

本来ならば魔術の事など、何も知らなかったはずの俺をマスターに選んだ彼女。

 

その理由を聞いても

 

「んっ、昔に、いや未来だったかな?

まぁ、どっちでも良いけど、とりあえず君がマスターになってくれると約束したじゃない」

 

そうよく分からない事を言っていた。

 

卑弥呼と言えば、予言を行っていた事で有名なので、その能力で見た事を言っていると思うが、いまいち信用できない。

 

「いや、それにしても、食べ過ぎだろ、ルーラー」

 

そう言いながら、既に積み上がっているお茶碗を見ながら言う。

 

「大丈夫だよ、マスター。私にはこの程度じゃ太らない体質だからさ!」

 

そう言って笑う彼女はとても魅力的に見えるのだが……。

 

「いや、そもそもサーヴァントは食事が必要なのか?」

 

「私は別に良いけど、マスターからの魔力提供が少なすぎるから」

 

「それは、仕方ないだろ、俺は元々魔術師でもなんでもないんだから」 

 

俺はため息をつくしかなかった。

 

「あーもう分かったよ。好きにしていいから、食べるなら早くしてくれ」

 

「本当っ、それじゃ、頂きまぁす」

 

嬉しそうな顔をしながら箸を動かす彼女に苦笑しながら、自分の分のご飯を口に運ぶ。

 

「それで、これからどうするんだ?」

 

「そうだね、まぁまずは少し気になる所があるんだよね。

どういう訳か、マスターの数が異様に多い場所があるんだよ」

 

「そこって、どこなんだ?」

 

「マスターの学校」

 

思わず口に含んでいたお茶を吹き出しそうになる。

 

慌てて飲み込むとむせ返る。

 

それを心配して背中をさすってくれるのはありがたいのだが…… その手の動きがいやらしいというかなんと言うか……。

 

結局咳込みが落ち着くまで数分の時間を要した。

 

ようやく落ち着いた所ですぐに卑弥呼に目を向ける。

 

「それは本当なのか!?」

 

「本当本当。

数えただけでも四人?いや一人はなんか違うから三人いるよ。

まだ、セイバーが召喚されていないからなのか、それともまだお互いに正体を知らないのか、戦う気配はないね」

 

確かにそれは朗報かもしれない。

 

だが、同時に不安でもあった。

 

何故なら、彼女が言った人数は俺以外の全員なのだから。

 

つまり、俺以外にも聖杯戦争に参加している人間がいる事になるのだ。

 

そして、それが敵となる可能性も十分にある。

 

しかし、そんな俺の考えを見透かすように卑弥呼は微笑みかけてきた。

 

「安心して、マスター。

今のところ、他のマスター達はお互いの正体に気づいていないみたいだし、もし気づいたとしても、いきなり襲ってくるような事はしないはず。

だって、こんな状況で戦っても意味がないもんね」

 

そう言われてみれば、そうだが

 

「けど、俺はそれよりも、他の皆が襲われないか、心配なんだ。

俺にはお前がいてくれるから、安心だけど、もしも皆が巻き込まれてしまったら」

 

それを考えると、震えが止まらない。

 

それは、偽善かもしれないが、それでも、そんな光景を見たくない。

 

「安心しなさい」

 

そう俺の不安を察するようにいつもの陽気な声ではなく、巫女を想わせる声で話しかける。

 

「私は、それを防ぐ為にここに来ました。

民を守る為に来たのです」

 

そう言って優しく抱きしめてくれた。 

 

彼女の温もりを感じながら、その胸に抱かれ、頭を撫でられる。

 

それだけなのに、どうしてだろう、心の底から安らぎを感じる事ができる。

 

まるで、母親に包まれているかのような錯覚を覚えるほどに。

 

「大丈夫ですよ、マスター。

私が守ります、あなたもあなたの大切な人も全て守って見せましょう。

だから、今はゆっくりと休みなさい、後の事は全て私に任せれば良いんです」

 

耳元で囁かれる言葉が心地よい。

 

そのまま、意識が遠退いていく感覚を覚え

 

「って、もう学校の時間じゃないか!?」

 

一気に現実に引き戻された。

 

「マスターったら、寝坊助さんですね~。

まぁ、昨日も遅くまで起きていたようですし仕方ありませんねぇ」 

 

「いや、ルーラー、思いっきり寝させようとしただろ」

 

「さぁ~、何の事でしょう?」

 

そう言って笑う彼女にため息しか出ないが、いつまでもこうしてはいられない。

 

「とにかく、行くぞルーラー!」

 

そう言って立ち上がると

 

「了解しました、マスター!」

 

そう言って彼女も立ち上がり、そのまま学校へ向かう。



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卑弥呼(FGO)承※

それから一週間。

 

ついにセイバーが召喚され、聖杯戦争の火蓋を切った。

 

セイバーを召喚したマスターは、衛宮だった。

 

学友であり、俺と同じように犠牲者を出さない為に参加したらしい。

 

ルーラーは聖杯戦争を公平に進める為に大きな助けはできないが、なるべくだったら助けになりたい。

 

正直、とても嬉しいのだが、やはり危険には巻き込みたくなかった。

 

なので、出来るだけ関わらないようにしようと決めた。

 

しかし、事態は俺の想像を遥かに越える事態へと変わっていく。

 

それは聖杯の泥によって作り出される偽のサーヴァント、シャドーサーヴァントだった。

 

前回の聖杯戦争に破れたランサー、アサシン、キャスター、バーサーカー、ライダーの5人のシャドウサーヴァントによる虐殺。

 

それは既に聖杯戦争を行っている場合ではなかった。このままでは、この町に住む全ての人間が殺されてしまうからだ。

 

だが、今更どうする事もできない。

 

今の俺にできる事はただ一つ、この偽物を倒すだけだ。

 

その為に必要な事。

 

それは卑弥呼の力を引き出す事だ。

 

これまでの彼女はルーラーとしての役割を徹する為にその力の多くを封じていた。

そうしなければ存在を保てない程に強い。

 

しかし、未だに復活を続けるシャドウサーヴァントに対抗するには、その力を解き放つ必要がある。

 

その方法は

 

「という事でマスター、Hしようぜ」

 

そう言いながら、森の中で、卑弥呼は笑みを浮かべながら言う。

 

「なっ……」

 

突然の言葉に頭が混乱するが、すぐに冷静になる。

 

「馬鹿か!こんな所でそんな事をしたら誰かに見られるかもしれないだろうが!!」

 

「大丈夫だよ、ここなら誰も来ないし」

 

そう言って、俺の手を取り自分の胸に当てさせる。

 

「そもそも、なんでHなんだよ!?」

 

「それはマスターとの繋がりを強くする事で私の力を本格的に引き出す為だよ」

 

「そんな簡単に強くなるのかよ!?」

 

「うん、だって私とマスターの相性はかなりいいんだもん。

ほら、見てごらん」

 

そう言われて見ると、確かに今まで以上に彼女の事が分かる気がする。

 

「それに、マスターだって気持ちよくなりたいでしょ?

だったら、覚悟を決めちゃいなよ」

 

そう言って妖艶に微笑む。

 

その姿に思わずドキッとする。

 

そして、そんな俺を見て更に追い討ちをかけるように近づき、卑弥呼は自身の胸を俺に押し付ける。

 

柔らかい感触と共に、彼女の体温を感じる。

 

その温もりはとても心地良く、気づけば俺は抵抗を止めてしまっていた。

 

いや違う、これはきっと魅了の効果だ。

 

でなければ、彼女がここまで積極的になるはずがない。

 

そうだ、だから仕方のない事なのだ。

 

決して

 

「もぅ、うだうだしていないで、良いからさっさと抱かれる」

 

「んっぐぅ!?」

 

俺がそう思考している間に、卑弥呼は強引に唇を重ねてきた。

 

彼女の舌先が口内に侵入してくると同時に唾液を流し込んでくる。

 

(なんだこれ……)

 

ただキスをしているだけではない、何か別の力が体に流れ込んでいるような感覚がある。

 

それが一体どういう意味なのか分からないけど、間違いなく言える事がある。

 

「ぷはぁ」

 

卑弥呼が口を離すと、銀色の橋が架かる。

 

「どうだい、少しは楽になったかな?」

 

「あ、ああ」

 

まだ体に違和感はあるが、先ほどまでの倦怠感が消えている事に驚く。

 

「それじゃ、続きを始めようか?」

 

そう言って再び顔を近づける。

 

目の前までに迫り、力強く抱きしめられながら、卑弥呼は再びキスをする。

 

サーヴァントとしての姿なのか、布一枚しかないような衣服から迫る柔らかな感触。それだけでも十分に理性を崩すのに十分だったが、それ以上に彼女の存在が伝わってくる。

 

まるで、本当に彼女と繋がっているかのような感覚を覚える。

 

それは、とても甘美な快楽だった。

 

もっと感じたいと体が求め始める。

 

「ふふぅ、マスターもようやくその気になりましたかぁ」

 

嬉しそうな声を上げながら、彼女は俺の服を脱がしていく。

 

上着を剥ぎ取り、ズボンを下ろしていく。

 

あっという間に生まれたままの姿を晒される。

 

恥ずかしくなって隠そうとするが、それを遮るようにして、彼女も裸になる。

 

その肌の色は米のように白く、全体的にむちっとしているのか、とても柔らかく見える。

 

特に胸は大きく、重力に逆らって形を保っている。

 

その先端にある桜色の突起物はツンと尖っており、その大きさを物語っている。

 

その美しさに見惚れてしまう。

 

「どうしたのマスター? 私の身体に興奮してくれたのかしら」

 

その言葉に対して、俺はただ頷くしかなかった。

 

「それは良かった。

だったら、これもしないとね」

 

そう言った卑弥呼はそのまま俺の膝元に来ると、剥き出しになっている肉棒を胸の中に挟んだ。

 

「えっ、ちょっ!」

 

突然の行動に驚きの声を上げるが、卑弥呼は気にせずにそのまま上下に動かし始めた。

 

「どうマスター? 気持ちいいかしら?」

 

「あ、ああ……」

 

卑弥呼の大きな胸に包み込まれ、扱かれているというだけで、すぐに果てそうになる。

 

先程まで彼女の胸を米のようだと言ったが、その胸はまさに餅のよう柔らかく包み込んでいく。

 

「あらら、もう出ちゃいそうなのかしら、いいわよ、このまま出して」

 

そう言って、動きをさらに激しくする。

 

「うっ……」

 

そう言われながらも完全に溶けるように吸い付く胸の感触を味わいたい気持ちで、必死に我慢する。

 

我慢をすればする程、感覚は鋭くなり、余計にその柔らかい感触が伝わってくる。「うふふ、頑張るねぇ。

 

だったらこれはどうかな」

 

卑弥呼が胸を左右から押さえつけ、圧迫する。

 

それにより、今まで以上に胸の感触が伝わる。

 

「ぐぅ」

 

限界はすぐに訪れた。

 

「んっ、熱いのが出てきたよ。

ほぉら、見てごらん。

こんなに出ちゃったんだよ。

すごい量だよね」

 

卑弥呼の手には白い液体が付いている。

 

その量は俺が出したものとは思えないぐらいの量だった。

 

その光景を見て、俺は改めて彼女の凄さを知る。

 

その力は英霊と呼ばれる存在の中でもトップクラスであり、何よりその美貌は見るものを魅了する力を持っている。

 

そんな彼女が自分の為に尽くしてくれているのだ。

 

「うふふ、これで準備は整ったかな。

さぁ、マスター。

今度はこっちで私を抱いてくれるかい」

 

その言葉と共に、彼女はそのまま自身の秘部を見せつける。

 

清楚なイメージからは考えられない程に陰毛は生えており、彼女自身、既に興奮しているのか、湿った空気が溢れている。

 

「ああ、分かった」

 

俺の返事を聞くと同時に、卑弥呼は自ら腰を落としていく。



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卑弥呼(FGO)転※

「んっ、はぁ……あぁ」

 

卑弥呼は艶のある声を上げながら、ゆっくりと腰を動かす。

 

その度に彼女の豊満な乳房が揺れ動く。

 

(なんて、綺麗なんだ)

 

ただそれだけなのに、その姿はとても淫靡に見える。

 

「あぁ、マスターのでぇ……お腹の中いっぱいになってる」

 

卑弥呼は嬉しそうに呟く。

 

「マスター、もっと動いてもいいかな?」

 

「ああ、もちろんだよ」

 

「ありがとう。

それじゃあ、行くね」

 

そう言うと、彼女は一気に腰を落とす。

 

それと同時に、膣内に入っている肉棒が奥深くへと入り込むのを感じる。

 

「あっ、はぁ! これ良いぃ、すごく気持ちいいよぉ」

 

卑弥呼はそのまま何度も上下に動かす。

 

そのたびに卑弥呼の胸も弾むように揺れ、視覚的にも興奮が高まっていく。

 

卑弥呼の動きに合わせて、俺自身も下から突き上げるようにして刺激を与えていく。

 

その行為によって、彼女はさらに乱れた声を上げ始める。

 

「あぁ、ダメッ、マスター。

それ以上されたらおかしくなるぅ」

 

その言葉を合図にするようにして、彼女の動きはさらに加速していく。

 

お互いがお互いに快楽を求め合う。

 

「あっ、来る。

来ちゃうよ、マスター」

 

そう言いながらも、卑弥呼はそのまま目の前にいた体位からすぐ近くの木に寄り添う。

 

行為を行っていた事で気づかなかったが、既に互いの身体は泥と精液にあせによって汚されている。

 

「いいよ、イって」

 

俺はそう答えるが、卑弥呼はそのまま首を横に振る。

 

「違うのぉ、そうじゃないのぉ。

こうやって、後ろから突かれるのが好きなのぉ」

 

卑弥呼は木に手をつきながら、こちらに尻を向ける。

 

「マスターも一緒に気持ちよくなって」

 

「ああ、俺もそろそろ限界だから」

 

「うん、いいよ。

来て、マスター!」

 

卑弥呼の言葉を合図にして、俺はそのまま腰を突き出す。

 

すると、先程よりも深いところまで入ったのか、卑弥呼の身体がビクンっと震えるのが分かる。

 

同時に膣内の締め付けが強くなり、肉棒を離さないかのように包み込んでくる。

 

「あっあっ、マスターのが、入り込んでぇ」

 

その言葉を言う度に、彼女は木に持たれながら、その身体を揺らす。すでに彼女の中で絶頂を迎えていたのか、秘部からは愛液が溢れ出している。

 

それは太股にまで垂れていき、地面を濡らす。

 

その光景を見ただけで、俺の興奮は最高潮に達する。

 

「ひっ卑弥呼っ!!もぅ!!」

 

「うんっ、良いよ!」

 

その瞬間―――。

 

「ああぁぁー!!!」

 

卑弥呼は大きな声を上げながら達した。

 

それと同時だった。

 

「ぐっ……」

 

限界を迎えた俺もまた、卑弥呼の中に欲望を吐き出していたのであった。

 

ドクドクと、マグマのように彼女の中に精液が流れ込む。その感覚に卑弥呼は再び反応する。

 

「んっ、出てるぅ。

マスターの熱いのが、いっぱい出ちゃってる」

 

卑弥呼はそう呟きながら、最後の一滴まで搾り取ろうと、膣内に力を入れてくる。

 

「うふふ、マスターったら、こんなに出してくれて嬉しいわ」

 

卑弥呼は嬉しそうな表情で、そのままゆっくりと立ち上がる。

 

そして、秘部に入っていたモノを抜き取る。

 

その感触に、またもや卑弥呼は小さく喘ぐ。

 

秘部からは収まり切らなかった白濁色の液体が流れ出し、地面に染みを作っていく。

 

(凄い量だな)

 

自分で出したとはいえ、改めて見ると驚く。

 

「さすがに疲れたね」

 

「ええ、でもとても気持ちよかったです」

 

「俺も同じだよ」

 

そう笑みを浮かべていると、卑弥呼の身体は光始める。

 

一瞬、目を閉じてしまい、ゆっくりと開く。

 

「マスター、感謝します」

 

その言葉と共に見た卑弥呼の格好はまさに巫女に相応しい衣装へと変わっていた。

 

「行きましょう、マスター」

 

その一言と共に彼女は手を伸ばした。

 

「ああ、行こうか」

 

俺はその手を取り、そのまま森の中へ消えていった。



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卑弥呼(FGO)結

聖杯戦争は、俺達の勝利を収める事ができた。

 

既にアヴェンジャーの霊基によって、汚染された聖杯から溢れ出る数え切れない程のシャドウサーヴァント。

 

だが、それに対して、俺を含めてもマスターとサーヴァントの数は10人も満たない絶体絶命の状況だった。

 

だが、卑弥呼の宝具、星辰象る久遠鏡。

 

それが、絶体絶命の状況を覆す事ができた。

 

それは、この世界に存在する全ての時間軸を観測し、未来予知に近い精度で敵の行動を予測する能力だ。

 

そのお陰で、敵が召喚した英霊達の動きを全て把握する事ができ、的確な指示を出すことができたのだ。

 

やがて、正面から突破した衛宮とセイバーがそのまま汚染された聖杯へと向かう。

 

「―――さあ、後は任せたぞ」

 

俺は背後に控えていた二人に声をかけて走り出す。

 

その言葉と共に俺はゆっくりと辺り一面に広がるシャドウサーヴァントの軍勢を見る。

 

聖杯の泥で作られた偽物とはいえ、俺よりも遙かに超える力を持つ化け物達だ。

 

「もしかして、恐れていますか、マスター」

 

そう言いながら、俺の隣にいる卑弥呼が微笑みながら、問いかける。

 

「うん、怖い。

怖くて仕方ない。

けど、それ以上に卑弥呼が隣にいてくれて、嬉しいんだ」

 

素直に答える。

 

正直言って、今すぐ逃げ出したいぐらい恐ろしい。

 

けれど、それを上回るほどに心強い。

 

「それを言われて、応えない訳にはいけませんね」

 

そう言い、卑弥呼は、その拳を振り上げる。瞬間、彼女の周囲に膨大な魔力が集まり始める。

 

「我が身は日輪なり! 故にこそ、我は全てを見通す!」

 

高らかな声とともに、太陽神としての力を解放する。

 

そして、彼女が振り上げた腕を思いっきり地面に叩きつけると同時に、太陽の如き光が周囲一帯を埋め尽くす。

 

同時に、周囲のシャドウサーヴァントは一瞬にして蒸発していく。

 

これが、卑弥呼の持つ権能の一つ『天照』。

 

あらゆる厄災を払う力であり、その光を浴びた者は例え不死身の怪物であろうと消滅するという強力な対界宝具である。

 

「行きましょうマスター。私達が倒すべき相手の元へ……」

 

「ああ」

 

力強く答え、俺は走る速度を上げる。

 

未だに俺達に襲い掛かるシャドウサーヴァント達を、聖杯を破壊する為に向かっている二人が戦いを終えるまで。

 

俺達は戦い続けた。

 

やがて、全ての戦いに決着がつき、サーヴァント達が存在できる時間が僅かに迫っていた。

 

それは卑弥呼も例外ではなく、彼女もまた、少しずつだが消滅しそうになっている。

 

「これが別れとなります」

 

消えゆく彼女は寂しげに呟く。

 

「そうだな……でも、また会えるよな?」

 

「ええ、きっと……。私は貴方の中で生き続けますから……だから、その時が来るまではどうかご無事で」

 

そう言い残して、卑弥呼の姿は完全に消滅

 

「あっ、今度の英霊休暇の時に遊びに行くから、その時にご飯、お願いね!」

 

「っておい!? 最後の最後にとんでもない爆弾落としていきやがったなあの女!!」

 

思わず叫ぶ。

 

「まあ、そういう事ですから、それまで待っていてくださいね」

 

そう言うと、卑弥呼はクスリと笑う。

まったく、最後まで勝手な奴だった。

 

そんな事を考えている間にも、時間は刻一刻と過ぎていく。

 

「そろそろ時間切れみたいですね」

 

卑弥呼の言葉通り、既に身体の半分以上が消失している。

 

「それでは、マスター、また何処かで」

 

「あぁ、またな」

 

そう言って、消える間際に卑弥呼が笑っていたような気がした。

 

こうして、俺の初めての聖杯戦争は終了した。



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黒神くじら(めだかボックス)起

黒神くじらは俺の命の恩人であると同時に俺を何度も殺している相手である。

 

彼女はフラスコ計画に参加するメンバーの一人であり、俺を人体実験として、何度も身体を刻み込み、殺した。

 

だが、俺の持つ異常は、決して死ぬ事を許さず、何度も無理矢理に生き返らせた。

 

それを知っている彼女は、本当ならば非人道的な実験を何度も行い、それを観察していた。

 

普通ならば、それは最悪かもしれないが、俺にとっては、これでもまだマシな方だ。

 

なぜならば、くじらが俺を拾ってくれなければ、もっと恐ろしい実験をされていただろう。

 

「…………」

 

俺は、自分の両手を見る。

 

そこには、何度切り刻まれても再生する手がある。

 

この異常な肉体がなければ、今頃、あの施設でモルモットとして扱われていた事だろう。

 

そして、そのモルモット扱いされた果てには、間違いなく死んでいたはずだ。

 

それは肉体的な死ではなく、精神的な死。

 

どこまで終わるか分からない地獄に対して、俺はきっと何も考えられなくなっただろ。

 

「実験、お疲れ」

 

そう言いながら、俺に話しかけたくじらがそのまま俺の頭に胸を押しつけながら言う。

 

腕組みで胸を支えなければならない程に大きな胸。

 

その癖、いつもノーブラな彼女は制服越しでも分かる程に柔らかく、実験が終わったら、これをしなければ生きていけない程だ。

 

「あぁ、ありがとう、くじら」

 

そう言いながら、俺はすぐに振り返り、そのまま彼女の胸に顔を埋め込み、そのまま息を吸う。

 

同時に先程までの死にかけた全ての疲れが一気に取れてしまう。

 

「だから、くじらって言うんじゃねぇよ」

 

そう呆れながらも、決して俺を離さず、むしろ俺の頭を撫でてくれる。

 

それが心地よくて、思わず眠ってしまいそうになる。

 

「たくっ、こんな変態の世話をしなければならないとはな」

 

そう言いながらも、声の色から分かるが、嬉しそうに俺の頭を撫でてくれる。

 

「さっきまでの実験も終わったんだ。少しくらい休ませてくれ」

 

「はいはい、分かったよ」

 

そう言って、くじらは俺を抱き締めたまま、ベッドへと寝転ぶ。

 

「ほら、今日の実験はこれで終わりにしてやるから、さっさとやるぞ」

 

その言葉と共に頭の包帯とナイフを取り、素顔を晒した。

 

「なぁ、なんでいつも素顔じゃないんだ?」

 

「言っただろ、素晴らしいものは地獄からしか生まれない」

 

そう言って、笑う彼女を見て、俺は苦笑しながら、彼女を抱きしめる。

 

「なら、お前の素晴らしさを俺に見せてくれ」

 

「任せろ、最高傑作を見せてやろう」

 

そうして、俺達は互いに笑い合い、唇を重ねる。

 



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黒神くじら(めだかボックス)承※

ベットへと寝転がると共に、感じているくじらの胸の感触。

 

それは顔を簡単に覆う程の大きさであり、同時に耳の中に僅かに当たる感触。

 

「んっ、たく、少し改造したばかりだったからな」

 

「まさか」

 

その言葉を聞くと共に、彼女の衣服を脱ぐと共に耳の中に入っていたのは、なんと乳首だった。

 

ぷっくりと膨れ上がっている乳首は柔らかく、触れるだけでもその感触は夢中になる。だが、それだけではない。

 

服の下に隠れていたのは、巨大な乳房であった。

 

それもただ大きいだけではなく、形の良い綺麗なもの。

 

その大きさ故に、僅かに垂れ下がっているが、それでも張りのある肌とその先端にあるピンク色をした突起物は見るだけで興奮してしまう。

 

そんな彼女は俺の頭を抱えるように抱き寄せ、そのまま自分の胸元に押し付けると同時に俺は口の中でくじらの乳首を舐め始める。

 

舌先で優しくなぞるように動かしていく度にくじらの口から甘い吐息が漏れ始め、それに合わせて俺の下半身にも熱が集まっていく。

 

それと同時にくじらも我慢できなくなったのか、俺の顔に胸を強く押し付けてくる。

 

「あっ、くぅ……」

 

まるで赤ん坊のようにくじらに甘えながら、俺はくじらの胸を堪能する。

 

柔らかな胸の谷間に顔を埋めながら、その柔らかい肉に埋もれながら、俺はくじらを愛で続ける。

 

「いいぜ、もっと強くやってもいい」

 

そう言われ、俺はくじらの胸に吸い付く。

 

すると、くじらは体を震わせながら、必死に俺の頭を撫で続けてくれた。

 

「まったく、本当にどうしようもない変態だな」

 

 

そう言いながら、くじらは俺のズボンに手をかけるとそのまま脱ぎ捨てた。

 

「おいおい、もうこんなに固くなってんじゃねぇか」

 

そう言いながら、俺の股間を握りしめながらくじらは言う。

 

「仕方ないだろう、くじらみたいな美人に胸を押し付けられながら、胸を吸っていたんだ。こうならない方がおかしいだろう」

 

「はいはいっ、分かったよ」

 

そう言いながら、くじらは俺のモノを掴む。

 

そして、そのままゆっくりと上下に擦り始めた。

 

「ほら、気持ち良いか?」

 

「あぁ、とてもな」

 

そう言いながら、俺はくじらを見つめる。

 

俺の目の前には大きな胸があり、そこには俺の唾液がべっとりと付いている。

 

「ふふん、そうかい」

 

嬉しそうに笑いながらも、くじらはそのまま俺のを扱き続けた。

 

柔らかな胸の感触を受けながら、肉棒は彼女の冷たい手で覆われ、感じる。

 

「なぁ、そろそろいいか?」

 

「まて、もう少しだけ」

 

そう言いながらも、俺のを扱いている手を離そうとしない。

 

むしろ、より激しくなり、俺を射精させようとしている。

 

しかし、俺はそれを止めた。

 

「なんだよ、まだ足りないかよ。

まぁ別に良いけどなっと」

 

その言葉と共に亀頭を思いっきり握り締める。

 

「っつ!?︎」

 

突然の痛みと共に、思わず声を上げてしまう。

 

「ほらっ、さっさと出しちまえ」

 

「待てって、このままだと制服が汚れるから」

 

「あぁ、そういう事ね」

 

その言葉と共に、くじらは

 

「別に構わねぇよ」

 

そう言って、俺のを一気に口に含んだ。

 

「うぉっ!」

 

温かく湿った口内の感触と共に、俺はすぐに果ててしまった。

 

勢いよく飛び出た精液はくじらの喉奥に当たり、その刺激で更に吐き出す。

 

「んぐ、相変わらず凄いな」

 

そう言いながら、その制服には精液によって、白く汚れていた。

 

「ほらっ、さっさと脱げよ」

 

「分かってる」

 

俺は言われるままに上着を脱いでいく。

 



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黒神くじら(めだかボックス)転※

上着を脱いだ事で剥き出しになっている俺の身体をゆっくりと指でなぞる。

 

「本当に不思議だな。

こっちの改造した後も、全てが無くなっちまう。

本当に嫌になる程に完璧な不死身だぜ」

 

「えっと」

 

「だからこそ、てめぇの心を隅々こっち色に染めてやるよ」

 

そう言いながら、そのままくじらはなんと俺の肉棒に自身の胸を埋め込ませる。

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ! それは流石に……」

 

「うるせぇ、黙れ」

 

そう言いながら、くじらは胸で俺のを挟み込む。

 

柔らかく温かい感触に包まれた俺のものは、それだけでも再び勃起してしまう。

 

「ほら、動くぞ」

 

その言葉と共に行われたのは容赦ない攻めだった。

 

胸の中で溢れ出そうになっている俺の肉棒をそのまま押さえつけ、まるで喰らうが如く挟み込む。

 

「あっ、くぅ……やば……」

 

柔らかい胸の感触と、肉棒を包み込んだ熱く滑らかな肌。

 

その二つに同時に襲われながら、俺は必死に耐え続ける。

 

「どうした? もう限界なのか?」

 

そう言われても、俺は答える事が出来ない。

 

だが、ここで終わりたくない思いを込めて、必死に首を横に振る。

 

「だったら、とことん喰わせて貰うぞ!」

 

そう言いながら、くじらは動き始める。

 

胸で俺の肉棒を擦り上げながら、時折先端を口に含み舌先で舐める。

 

「あっ、あぁ」

 

あまりの快感に、俺はただ喘ぎ続ける。

 

「どうだ、気持ち良いか?」

 

それに対して、俺は必死に首を縦に振る。

 

「だったら、死ぬ程の快楽を味会わせてやるよ!」

 

それを言うと同時に、今まで以上に激しくなる。

 

柔らかな胸が俺のモノを覆い尽くし、擦り上げる。

 

そして先端にはくじらの唇と歯が襲い掛かる。

 

「あぁ、もうダメだ」

 

その言葉を言うと共に、くじらは笑みを浮かべる。

 

「良いぜ、イけよ」

 

その言葉が合図となり、俺は絶頂を迎えた。

 

大量の精液が飛び出し、くじらの胸と顔を汚していく。

 

「あぁ〜、やっぱりてめぇのは最高に美味いぜ」

 

そう言いながら、顔に付いた精液を手で拭き取りそのまま口に運ぶ。

 

「おい、大丈夫か?」

 

「ん、何がだよ」

 

「いや、だってお前の胸とか口元とか俺ので汚れてるし」

 

「そんなもん気にするなよ。

それにこの程度なら問題ねぇって」

 

確かに服は少し汚れているが、気にした様子はなかった。

 

むしろ指にある精液を口の中に運び、くちゅくちゅと音を立てながら、飲み込んでいく。

 

「さて、そろそろ本番と行くか」

そう言いながら、くじらはスカートに手をかける。

 

そして、そのまま下着ごと脱ぐと、そこには既に濡れている秘所があった。

 

「ほらっ、さっさと入れちまえ」



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黒神くじら(めだかボックス)結※

その一言と共に膣内へと入り込んだ肉棒。

 

 

 

それと共に最初に思ったのは痛みだった。

 

 

まるで突っ込んだ先に、獣に喰われたような強烈な締め付け。

 

 

だが、その痛みは一瞬で快楽に変わってしまう。

 

 

「まったく、これだけでイクなよ!」

 

 

その言葉の通り、俺は入れただけで果ててしまった。

 

 

「うっ、悪い」

 

 

「たくっ、これだから早漏野郎は」

 

 

そう言いながらも、腰を動かし始める。

 

 

「けどよ、さっきから違和感はなかったか?」

 

 

「えっ?」

 

 

その言葉に疑問に思った。

 

 

「あれ、そういえば、さっきから何度も射精しているのに、まるで衰えていないような」

 

 

「そういう事だ!」

 

 

その言葉と共に、再び腰を動かし始める。

 

 

「てめぇが胸に夢中になって、肉棒を触らせている時に改造させてもらった。

これも実験なんだよ」

 

 

「実験っ」

 

 

その言葉に俺は涎を飲む。

 

 

「てめぇがどんなに射精しても、何度でも回復させる。

それも死ぬまでな」

 

 

そう言ったくじらは確かに笑みを浮かべていた。

 

 

「どう思う、これを」

 

それに対して俺は

 

 

「最高じゃないかよ」

 

 

これまで何度も死んできた。

 

 

だが、どれも心も体も決して無傷ではない。

 

 

そのどれもがトラウマに残るのは間違いない。

 

 

けど、これが死ぬまでの時間はきっと、どの死よりも幸福だろう。

 

 

「そうか、そう言ってくれると嬉しいぜ」

 

 

そう言いながら、再び動き始める。

 

 

蛇が絡みつくような膣肉は、俺の肉棒を絞め殺してくる。

 

 

「ほら、もっと楽しめよ! まだまだ時間はあるんだぜ」

 

 

その言葉を聞き、俺は必死に意識を保つ。

 

 

そして、その言葉通り、俺はひたすらに犯され続けた。

 

 

「あっ、ああぁ」

 

 

ただただ喘ぎ続ける。

 

 

だが、それでもくじらは満足しないのか、さらに激しくなっていく。

 

 

「くぅ、もう我慢できねぇ」

 

 

そう言いながら、くじらは俺の上に跨り、騎乗位の体勢になる。

 

 

そのまま一気に奥まで突き刺す。

 

 

それでも、未だに終わる事を許さず、何度も腰を動かしながら、絡み合っていく。

 

 

「あぁ、いいぜ、最高だ!」

 

 

その声に合わせるようにして、膣内の動きが激しくなる。

 

 

「あっ」

 

 

俺はそれだけでまた達してしまう。

 

 

「おいおい、まだ始まったばかりなんだぞ」

 

 

そう言いながら、今度は俺の胸元に座り込む。

 

 

「ほら、こっちはどうかな?」

 

 

そのまま胸を鷲掴みにし、揉んでくる。

 

 

「うっ、あぁ」

 

 

胸を弄られながらも、俺は必死に耐え続ける。

 

 

だが、くじらはそんな事はお構いなしに激しく動く。

 

 

全身を襲う痛みは全て快楽に変わっていく。そしてそれは、限界を超えていく。

 

 

「あぁ、もうダメだ」

 

 

そう言うと同時に感じたのは子宮口に先端がぶつかる感触だ。

 

 

「あぁ〜、やっぱりてめぇのはぁ!」

 

そう言いながら、くじらも絶頂を迎えるように身体を硬直させる。

 

それを身体に感じながら、俺もまた精液を吐き出した。

 

2度目の射精とは思えない程に大量の白濁とした液体が飛び出した。

 

「うわっ」

 

「あぁ〜」

 

同時に、俺とくじらの口からは甘い吐息が出る。

 

「くそっ、てめぇのせいで汚れちまったじゃねえかよ」

 

 

 



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ライネス&グレイ(FGO)起




「さて、久し振りだね、我が弟子」

 

そんな声が聞こえながら、俺を縛り付けてい麻袋を脱がされた。

 

いきなりの出来事で驚きを隠せない中でゆっくりと見上げると美しい金髪のロングヘアーに空色の瞳を持った愛らしい少女が俺を見つめ、笑みを浮かべている。

 

「えっと、もしかして、師匠」

 

その姿には勿論見覚えがあった。

 

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ。

 

かつて、どういう偶然か聖杯戦争に参加され、その時にサーヴァントとして、一緒に戦った人物だ。

 

だが、サーヴァントのはずの彼女が、なぜここに?

 

「疑問に思うのも仕方ない。

だが、答えるとしたら、あの時の私はとある事情で疑似サーヴァントとなっていたんだ。

そして、聖杯戦争が終わった後、サーヴァントとして記憶が私の元に来た訳だ」

 

「それじゃ、本人じゃないんですね」

 

それは、少し残念だ。

 

「あぁ、少し残念な気持ちは分かるが、私は君と再開できるのをとても楽しみにしていたんだ。

それを言われると少し寂しいな」

 

そう言いつつ彼女は懐かしむように目を細める。

 

その表情はとても可愛らしく魅力的だった。

 

って、俺は何を考えている! ただでさえ今の状況は危うすぎるというのに!!

 

「すまないね我が弟子、私はこういう性格なんだ」

 

どうやら彼女の心を読んでいたようだ。

 

「けど、なんで俺をここに?」

 

「あぁ、それなんだか。

実は今、私は少し困った状況になっている」

 

「困っている?」

 

それに疑問に思い、首を傾げる。

 

「私はそれなりに有名な家系であり、血を重んじる魔術師だ。

その為、家に決められている婚約者がいるのだが、私は心底、そいつとは結婚したいない」

 

「はぁ」

 

「だからこそ、私はこの記憶を受け止めた時にふと思った。

あれ、この弟子、なかなかに私好みではないかと」

 

なんかすごいこと言ってないか!?

 

というより何気にすごく失礼なこと言ってるように聞こえるぞ!!

 

「それで一つ妙案がある。

我が弟子、私の所に嫁ぐ気はないか?」

 

うん、これはアレですね。

 

完全にヤバめの人ですわ。

 

こんなにも邪悪さを秘めた笑顔初めて見た気がするよ。

 

「えっと、冗談ですよね」

 

俺はゆっくりと確認するが、師匠の手にはギアスロールがあり、結婚用だと書かれている。

 

はっ、いけないつい一瞬意識を失いかけていた。

 

これだから油断ならないんだよ、この人は…………

 

「しかし本当に君は面白い顔をしてくれるじゃないか。

良いモノを見せてもらったお陰で気分が良いから答えを教えよう」

 

そういうと懐にあった婚姻届を取り出す。

 

あーダメだコレ絶対駄目な奴だと直感的に感じ取った時には遅かった。

 

「大丈夫だよ安心したまえ。

サインさえすれば後は私が全部やってあげるから。

そもそもの話、一度結んだ契約は基本的に破棄できないものだろ」

 

あーもう、本当この人の行動力だけは常軌を逸していると思うんですよねぇ!!!

 

その後なんとか抵抗しようとしたが、何故か魔術回路は完全に封じられており全く使えない状態にされており逃げられない事を知る事になった。

 

翌日になり朝になって目覚める。

 

「あっ、おはようございます!?」

 

そう言いながら挨拶してきたのは常にフードを深く被り顔を隠した、灰色の髪の15歳ほどの少女だった。

 

確か彼女は

 

「グレイさんだよな」

 

俺と一緒にいたクラスメイトであり、後輩だったはず。

 

それが、なんでここに?それにしても、何か忘れてる様な感覚が拭えないような

 

「あの、先輩どうかなさいましたか?」

 

「いや、なんでもない。それよりどうして、きみがそこにいるのか教えてくれないかな」

 

そんな風に尋ねてみる。

 

すると、彼女は恥ずかしそうに俯くとモジモジとしながらこちらを見上げてきた。

 

その仕草に思わずドキッとする。

 

「昨日の事なんですが、拙は師匠の命令によって、貴方を監視及び護衛するように言われていたのです」

 

あぁそういえば確かにそんなことを言っていたなぁと思い出すが、いまいち実感がわかないのはなぜだろうか? まぁそれはともかくとして、やはり彼女は他の生徒とどこか違うのは間違いないようだが。

 

「あの、先生は何か言っていたか?」

 

「いえ、ただ手紙を預かっております」

 

そう言いつつ取り出したのは一枚の手紙。

 

俺はゆっくりと手紙を読み始める。

 

『すまない、今回の件に関しては私は直接介入はできない。

というよりもライネスが君を手に入れるのに必死で介入は不可能な様子だ。

私はこの悪魔の未来を応援する義務が生じている。苦渋の決断さ。

おっとすまない。これからは君の事は『義弟 』と呼ばねばならないかもしれない。

グレイも君に好意がある以上、仕方ない。

それでは健闘を祈る』

 

「いや、これ思いっきり人柱にされている!?」

 

俺はその叫びと共に手紙を破り捨てた。

 

あの人は普段は頼りになるけど、まさかこんな弱点があるとは!?

 

というよりも、グレイもって、どういう事!?

 

「あっあの先輩、大丈夫ですか!?」

 

「あぁ、すまない!?」

 

そんな俺を心配して、グレイが話しかけてきた。

 

正直に言うと師匠よりも何倍も良い子だけど、本人が知らない所で進めるのも可笑しすぎる。

 

どう考えてもこの子は巻き込まれている側なのに。

 

という訳でここは相談するべきだろうと思った俺だが

 

「やぁやぁ、ようやく起きたかね、我が弟子!」

 

「師匠!」「ライネスさん!」

 

部屋に入ってきた人物を見て声を上げる二人。

 

「兄上からの手紙は読んでくれたかな?

私としては早くやりたくてうずうずしているが?」

 

「けっ結婚!?先輩、結婚するんですか?!」

 

師匠の言葉を聞くと、グレイはそのまま俺に悲しそうに見つめる。

 

「何を言っているんだ、君の婚礼でもあるんだよ」

 

「えっと、せつの?」

 

「あぁ、グレイ、君もだよ。

私と彼とグレイ。

三人が家族になる為の結婚だ」

 

「でっですが、そういうのは不倫では」

 

「魔術師の世界では愛人など当たり前だ。

何より、私は君とならば、楽しい家族を築けると思う。

君も我が弟子の事を愛しているのだろ」

 

「えっ、はい。

先輩はとても優しくしてくれていますから……でも、この気持ちはやっぱり憧れであって……それに」

 

なんかすごい話し始めているんだけど。というかまだ納得していない顔してません、グレイ様?

 

「それとも、彼とは結ばれるのがそんなに嫌かね?」

 

「っ、先輩っ!」

 

「はいっ!?」

 

グレイの大声に俺は思わずピンっと立ってしまう。

 

「ああっ、ごめんなさい」

 

しかし彼女は慌てたように謝る。

 

なんだろ、変な感じだなぁと思っていると

 

「うーんちょっと嫉妬してしまうなぁ。そこまで慕われるとね……グレイ、いいかい。彼からの寵愛を受けるにはそれなりの覚悟が必要だよ。

なんだって、聖杯戦争を最後まで生き抜き、聖杯を手にした。

それは我が兄もできなかった事だ。

それを狙う輩も多いだろ」

 

正直に言うと偶然が重なった結果に過ぎない。

 

その度にグレイと先生に助けてもらったので、頭が上がらない。

 

「覚悟はできています!」

 

そしてグレイさんは、なんでそこまでイケメン発言ができるの!?

 

「さて、そうと決まれば、グレイ!我が弟子!さっそく子作りを始めるとしようか!!」

 

「「」」

 

悪魔のような笑みを浮かべながら言った師匠の言葉に俺とグレイさんは思わず呆けてしまったのは、仕方ないと思う。



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ライネス&グレイ(FGO)承※

 

「どうだね、我が弟子」

 

そう言いながら、俺とグレイが案内されたのはこの屋敷の寝室だった。

 

真ん中にはキングサイズのベットが置かれており、周りをカーテンで囲まれている。

 

そして、そのベットの上には布団を頭にかけてこちらを見ないようにしていた。

 

耳が真っ赤になっていることから恥ずかしくて死にそうな様子である事がわかる。…

 

うん、ここまで来てやっと実感してきたわ。

 

いや本当にヤバい

 

「ほら、グレイもさっさと脱ぐぞ」

 

「らっライネスさんっ!?」

 

俺達が戸惑っていると、ライネスさんはそのまま近づき、グレイの衣服を脱がし始める。

 

その動きにグレイが慌てて抵抗するも、ライネスさんの手に掛かってしまえば、どんどん肌が露になってしまう。

 

そのままスカートを脱がされ、ショーツ一枚になってしまった彼女は顔を赤くしながら、じっと耐えていた。

 

もうやめてあげてください!? 俺は心の中で叫ぶが、止まる気配はない。

 

「うぅ」

 

そうして、完全に裸になり、胸元や秘部を手で隠しているグレイ。

 

頬は赤く染めるのが分かりやすい程に赤く、身体全体が芸術作品ともいえるグレイに思わず見とれてしまう。

 

「我が弟子よ。

見とれてしまうのは仕方ないが、私を忘れてもらっては困るよ」

 

「しっ師匠」

 

後ろを振り替えれば、既に衣服を取り払い、裸になっている師匠がいた。

 

小柄な体格に見合った彼女の小さな体躯は、まるで妖精のように美しく、それでいて引き締まっている。

 

くびれがありながらも柔らかそうなお腹に少し膨らんでる胸に、張りのあるお尻。

 

髪の色と同じ陰毛は、丁寧に整えられおり綺麗であった。

 

「さて、始めるとしようか」

 

「えっ、うわぁ!?」

 

師匠がそう言うと共に俺は無理矢理ベットへ寝かされてしまう。

 

「せっ先輩!?」

 

「わっ悪いっ!」

 

その吹き飛ばされた先にはグレイの膝元であり、柔らかい膝の感触が、俺の頭に当たる。

 

「グレイも始めるよ」

 

その言葉と共に師匠はそのまま俺の肉棒を握りしめ、俺の胸元を舐め始める。

 

舌が這われる感覚はくすぐったいような、気持ち良い様な不思議な気分にさせられるものだった。

 

というか、俺いつの間にズボンとパンツを取っ払われたんだろうか?

 

気づかなかったんだけど? そんな疑問が浮かぶも、それを口に出す前に師匠はグレイへと声をかける。

 

「えっと、私は何を」

 

「決まっているだろ。

キスだよ、キス」

 

「きっキスですか!?」

 

「そうだ。

グレイ、君からするんだよ」…

 

なんか、凄いことになってきたなぁ。

 

「えっと、その先輩。

失礼して」

 

「あっあぁ」

 

グレイは目を回しながらも、ゆっくりと顔を近づけさせ、そのままそっとキスをする。

 

その瞬間、雷を受けたかのような衝撃が俺の中を走り抜けた。

 

(やばいっ)

ただ唇と唇がくっついただけなのにそれだけで意識が飛びそうになる。

 

ふわりとした匂いに温かさを持った心地の良い感触。

 

それがグレイのものだと理解しただけで、興奮してしまう自分がいる。

 

「ふふっ、我が弟子は相変わらず、分かりやすいねぇ」

 

師匠の言葉すら耳に入らないほどに今の俺には余裕がなかったのだ。

 

そんな事は知らずグレイは口を離すとそのまま俺の隣で横になる。

 

顔は赤いままで、肩を大きく上下させて息をしている姿が艶かしさを演出させていた。

 

「先輩、手を握っても良いです」

 

その表情のままグレイは自分の手を俺の方に差し出してくる。

 

俺はその手が愛おしくなり両手で包み込むように握ると彼女は嬉しそうに笑みを浮かべてくれた。

 

俺達はただ無言でお互いを見つめ合いながら、ゆっくりとキスをする。

 

今度は触れ合うだけの優しいものでなく、しっかりと絡め合わせていくもの。

 

それは互いの唾液を混ぜ合わせるようなものだが、決して不快ではない。

 

寧ろもっと欲しいと思う程だった。

 

グレイも同じように感じているのか、小さく震えながらも積極的に口内を蹂躙していく。

 

「んっぐっ!?」

 

だが、キスをしていると共に身体に痺れるような快感が走る。

 

グレイのキスの優しさと共に師匠から受ける刺激はとても強烈だ。

 

「グレイが可愛いのは、分かるが、私を忘れては困るよ」

 

そう言いながらも、俺を刺激するように乳首を弄りながら言う。

 

そのまま、もう片方の手で肉棒をしごかれてしまう。

快楽の波は強くなっていく一方である。

 

段々と射精の予感が強くなっていき我慢できなくなる。

 

しかし、そんな中でもグレイの舌の動きは止まらない。

 

「せんぱいっ、せっをみてくだひゃい」

 

それはまるでライネスに対抗するようなキスだった。

 

先程までとは違い、拙いながらもこちらの理性を奪い去るような情熱的なキス。

 

それと同時に彼女の小さな身体が激しく揺れるのを感じる。

 

「ほぅ、私と戦うのか。

面白いではないか」

 

そのまま師匠は俺を抱きしめ、その小さな体躯を密着させる。

 

すると小さな体がより一層柔らかくなり、小さな突起物が二つ胸板に押し付けられたのを感じた。

 

まるで抱き枕のような柔らかさと大きさに驚いてしまうと同時に、自分の肉棒が爆発しそうになる。

ライネス

それに気づいたグレイはさらにキスと、握りしめる力を強くする。

 

頭は完全にグレイに、身体は師匠に。

 

二人の少女に身体を支配されつつあった。そして―――

 

(まずっ!)

 

もう限界だと悟った俺は咄嵯に手を握る力を緩めてしまい、彼女の小さな口から逃げてしまった。

 



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ライネス&グレイ(FGO)転※

それから数時間が達った。

 

「せんぱぁい、先輩」

 

「グレイ」

 

そう言いながら、俺は彼女の手を掴みながら騎乗位の体制で行っていた。

 

グレイはすっかり蕩け切った表情になり、何度も俺の名を呼びながら激しく上下運動を繰り返している。

 

グレイの膣内は狭く、俺の肉棒を飲み込む度に吸い付いてくるのがよく分かった。

 

更に肉棒を全て引き抜く度に大きく絡みついてくるような感触。

 

「まったく、君の体力は底なしかい」

 

そう言いながら、ベットに沈んでいるのは師匠だった。

あれから、何度か体位を変えて楽しんでいたわけだが、最終的には三人で並んで寝転がりながらの正常位で終わらせていた

最初は戸惑っていたグレイも最後には素直になって自ら求めてきたりして楽しかったのだが。

 

「せんぱいっ、せーえきっ、くださいぃ」

 

「ああっ!」

 

俺の腰の上で一際大きな声を上げると同時に、俺の肉棒を締め付けてくる。

 

それで絶頂を迎えたようで身体を痙攣させ、力が抜けたのかそのまま倒れ込んできた。

 

しかし、まだ彼女の中では俺の肉棒が入ったままである。

 

「ははぁ、もうベットのシーツは完全に変えなきゃ行けないな」

 

「ならその前に」

 

「はい」

 

グレイはそのまま師匠の上に覆い被さるように抱きしめる。

 

「グレイ?」

 

その行動に疑問に思い、師匠は首を傾げるが、その間に剥き出しになっている師匠の秘部にゆっくりと亀頭を入れる。

 

「まっまさかっ!?」

 

その意図を理解したのか師匠が驚きの声を上げた瞬間、一気に突き入れる。

 

「ひぎっ、ああぁっ!!」

 

その突然の挿入で驚きを隠せず、師匠は叫んだ。それに合わせて中がキツク締まるが、なんとか堪えて腰を動かし始める。

 

そして、そんな暴れる師匠を押さえるように、上から抱きしめている。俺はといえばその光景を見ながら、グレイが動くタイミングと合わせてピストンを繰り返す。

 

「やぁ! 君って奴は本当に……」 

 

その動きに耐えられず、喘ぐ師匠。

 

それに対してグレイは優しく撫でるような手つきをしていたかと思うと――

「えいっ」

 

「んむっ!?」 

 

口づけをしたのだ。それも舌を入れていく深いキスである。

 

それに驚いているうちに師匠はビクビクと震えていき、ついにはグレイの中に精液を流し込んでいた。

 

グレイはそれも全て受け止めて、一度口を離した時には互いの口から糸を引くほどの唾液で繋がり合っていた。

 

それでも尚舌を入れたままだったのは驚いたが…… そこでようやく俺も限界を迎える。

 

その言葉通り、俺は射精する感覚を感じ取ったのか、グレイの中が今まで以上に絡まるようにうねっていく。

 

そのまま二人でグレイを抱き込みつつ、お互いに顔を見つめ合った後に唇を合わせる。

 

その後には熱い吐息が漏れつつも舌を入れて絡め合い続ける。

 

(よし、これで少しは二人とも満足してくれたかな?)

 

そう思った時だ。

 

「まったく、私の弟子の癖にいつの間にこんな事を覚えたんだい」

 

そう言って、起き上がった師匠は俺の首元に手をかけて、強く絞めて来た。

 

「うおっ」

 

慌てて手を払い除けようとすると、今度は逆に俺の両肩を持って引き寄せられる。

 

そして、密着するような体勢になった時に彼女は耳元で囁く。

 

「次は私にも頼むよ我が弟子」

 

そう言って離れていった彼女に呆気に取られてしまったものの、すぐに状況を理解することが出来た。

 

結局この後もう一度した後、俺たち三人は疲れ果てるまで行為を続けて、気がつけば朝になっていたというわけだ。

 

 



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ライネス&グレイ(FGO)結

それから数年後。

 

俺は段ボールを被りながら、先生の元に来ていた。

 

「夜逃げしたいんですか、何か良い方法はないですか、先生」

 

「諦めろ、義弟よ。

あの悪魔からは逃げられないぞ」

 

そう言いながら、俺達はゲームをしながら話していた。

 

数年の月日で大きく変わる事はなく、俺は現在はエルメロイ家の婿養子という立場になっている。

 

聖杯戦争の優勝者という事で、本家で反対する人はいなかったが、俺の身体を実験材料をする為に向かう魔術師は後を絶たない。

 

しかし、それが逃げ出したい理由ではない。

 

「最近、師匠との夜の営みの時間がさらに増えているんですよ」

 

それは数年前から行っているのだが、時が経つにつれて、師匠の身体はより魅力的になっていく。

 

「それは未だに結婚していない私への嫌みか」

 

そう言いながらも、一切ゲームの動きに無駄はなかった。

 

「では、反対の立場になってみてください」

 

その一言を聞くと一瞬だけ止まる。

 

「すまない」

 

それをきっかけに再び無言になり、コントローラーを操作する音だけが聞こえてくるだけだった。

 

相変わらず、この人は変わらないなと思いつつも溜息をつくしかない俺だった。

 

ただ、グレイとの関係も良好だ。

 

だが

 

「俺に師匠達を幸せにできるんでしょうか。

ただの人間が」

 

「お前のようなただの人間がいるか。

少なくとも、あいつらは本気で好き合っているさ。

それに大抵の魔術師はろくでなしだ。

そんな、ろくでなしを幸せにできるのは、お前のような馬鹿ぐらいだ」

 

「酷い言われようだな、お兄様」

 

そう言った瞬間だ。廊下の方から足音が聞こえる。それを聞いた瞬間、一瞬にして空気が変わったのを感じた。

 

何しろ、その気配の持ち主はこの部屋に向かってきていたからだ。

 

ドアノブが回り、ゆっくりと扉が開かれる。そこから現れたのは師匠であった。

 

「先生、この状況はやばいですか」

 

「間違いなくな」

 

俺達はそれが分かると同時にドアとは反対方向にある窓に向かって走り出す。

 

そして、ガラリと窓を開けるとその勢いのまま外へと飛び出していく。

 

当然のように、魔術による結界があったのだが関係ない。

 

即座に俺達は強化魔法を使っていき、そのまま一気に走り抜ける。

 

後ろを見ると明らかに追いかけてきているような人物はいない事にホッとする。

 

だが

 

「お兄様に我が旦那様、知らないのか」

 

聞こえてきた声、それと共に振り返ると笑みを浮かべている師匠の姿があった。

 

「魔王からは逃げられないんだよ」

 

その言葉と共に俺達の逃走劇は終わりを迎えた。



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カンナ(混血のカレコレ)起

この世界は地獄だとずっと思っていた。

 

生まれた時からトッププレデターの実験動物であり、毎日同じ実験動物と能力を引き出すための実験を繰り返してきた。

 

「自分は実験動物ではない」と主張しており、「いずれ此処を出て自由になるんだ」と。

だが、そんな反抗的な意見が問題になったのか、トッププレデターによる殺処分される事になった。

 

連れて行かれた先で、待ち受けていたのは、これまで異常の実験動物達だった。

 

死を覚悟した。

 

既に自分は生きる道はないと、そう思っていた。

 

思っていたのだが

 

「まったく、こういう胸糞悪い実験は後が絶えないな」

 

【ラビット! タンク! ベストマッチ!】

 

死を覚悟した頭に聞こえてきたのは、聞いた事のない男の声と、この場に相応しくない明るい声だった。

 

一体何が起きているのか、ゆっくりと目を開けながら、見つめる。

 

【Are you ready?】

 

僅かに得た知識の中で、その単語の意味は知っている。

 

準備はできたか?

 

意味が分かっても、何をどう準備するのか、未だに分からない私は、それを見つめていた。

 

「変身!」

 

【鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!】

 

響き渡る音と共に壁が破壊された。

 

同時に研究員達は驚きながら、実験動物達をその音の方向へと向かわせた。

 

何が起きているのか分からず、驚いている間にも、事態は急変していく。

 

私を殺そうとしていた実験動物は蹴り飛ばされ、笑っていた研究員達は涙を流しながら逃げていく。

 

異常ともいえる光景の中で、身体の力が消えて、倒れそうになる。

 

「おっと、大丈夫か、お嬢さん」

 

「えっ」

 

そんな私を受け止めたのは、先程の声だった。

 

そこにいたのは一言で言えば、赤と青の異形な存在だった。

 

身体は金属の鎧で覆われており、目の部分だと思われる所には赤い兎と青い戦車が描かれていた。

 

そんな奇妙とも言える存在に抱えられながらも、自然と不安は消えていた。

 

「貴様っ、我々の野望を阻むつもりか!」

 

「野望って、なに、こんな事をしてやる事は」

 

研究員の一人は再び実験動物を引き連れ、異形に向けて叫ぶ。

 

それに対して、呆れたように答える中で、彼らは自信満々に言う。

 

「再び人間の手に覇権を取り返す!その為だ!」

 

そう彼らは言った。

 

その一言に対して

 

「くだらない」

 

「っ」

 

私の口から出てきた言葉はそれだけだった。

 

だけど、それだけでも彼らの怒りを買うには十分だったようで、一斉に襲い掛かってきた。

 

だが、それすらも簡単にいなし、次々と殴り飛ばしていった。

 

圧倒的な力の差を見せつけるように、ただ黙々と。

 

そして、気が付けば、その場に立っている者はいなかった。

 

「なっなんなんだよっお前はっ!」

 

その中で気絶させられなかった研究員の一人が異形に向けて言う。

 

「ただの自意識過剰の正義のヒーローだよ」

 

その言葉を聞き、私は思った。

 

ああ、これが自由なんだと。

 

それから数日の間、私は研究所から逃げ出した。

 

理由は簡単だ。

 

あの日、助けてくれた異形の男について行く事に決めたからだ。

 

「それにしても、新世界とは思ったけど、まさかここまでとはなぁ」

 

そう言いながら、あの異形の男の声が聞こえ、すぐに近づく。

 

季節外れのコートを身に纏っている彼は世に言うイケメンという部類であり、あの異形の下に隠された顔に思わず驚いてしまった。

 

「あっあのっ!」

 

「んっ、あれ、お前は確か、この前の研究所にいた」

 

「あっあたしは、そのカンナだ!あんたの名前は?」

 

そう聞くと、男は少しだけ考えてから、口を開いた。

 

それが、彼との最初の出会いであり、この世界での自由の始まりでもあった。



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カンナ(混血のカレコレ)承

パンドラボックスによる新世界の想像から1週間。

 

俺は未だにこの世界の事について、未だに分からない事が多くあり、疑問が尽きなかった。

 

そこは地球が丸ごと「異宙」と呼ばれる異世界へと転生してしまった世界。

 

その原因については、俺がかつてエボルトもスカイウォールも無い世界を作る為に行った事が要因だろう。

 

未だにこの世界について知らない事が多いが、異宙からの住人は人間と同じく善良な人もいれば、悪人もいる。

 

エボルトのような奴じゃないかぎり、俺は特に問題ないと思っていたが、それ以上にやばい奴らがいた。

 

トッププレデター。

 

人間にとって生きづらい異宙をよく思わず、『再び人間の手に覇権を取り返す』ことを目的としている。

 

異宙の住民達よりも強い生物を作る実験、『デュアルコアプラン』では胎児に異宙生物のDNAを人為的に埋め込み、異能力を得た『混血児』として育て上げることで異宙生物に対抗しようとしているらしい。

 

それを聞くと共に、俺は怒りを隠せなかった。

 

かつてのファウスト、いやそれ以上に許せない存在であった。

 

罪のない人々を巻き込み、人体実験を行う奴らを止める為に俺は現在、トッププレデターを潰す為に行動している。

 

しているのだが

 

「ねぇねぇ、セント!

そろそろ新しい服を買おうよぉ!」

 

「だからぁ、無駄使いするなよ、カンナ」

 

どういう訳か、俺は目の前にいる少女、カンナと一緒に旅をする事になっている。

 

彼女は俺がかつて潰した研究所にいた混血児の一人であり、トッププレデターに捕らわれ

ている友達であるヒサメを助ける為に一緒に来ている。

 

だが、どういう原理なのか、あんなに幼かった彼女が今ではギャルを思わせる少女へと成長していた。

 

最初はみすぼらしい格好という事で色々と買っていたが、今ではギャルを思わせる派手な格好をしており、腰まで伸びている髪にコンプレックスとしているリヴァイアサンの耳を隠している。

 

俺が開発した彼女専用のビルドフォンには彼女が買った服で既にパンパンだった。

 

「えぇ、でもこの前の短期バイトで結構お金を貰ったし、もしもの時はセントの発明品で稼げば良いじゃん」

 

「そうだけどさ、やっぱりこういうのって自分で稼いだ金で買いたいだろ? それに、俺は今、ちょっと野暮用があるんだ」

 

「ふぅーん……まあ、いいけどね。じゃ、また後で合流しようか」

 

そう言って、彼女はその場から離れていくと、俺はある場所へと向かった。

 

それは、街から離れた場所にある巨大な工場であった。

 

その中に入ると、そこには大勢の作業員達が働いていた。

 

彼らは皆、首輪のようなものを付けており、その先には電流が流れている。

 

その光景を見て、俺は思わず怒りを覚えてしまう。

 

(くっ、やはりここでも)

 

そう思いながら、奥の方へと進んでいくと、一人の男が立っていた。

 

「お待ちしておりました」

 

「…………」

 

「貴方様が、セント・バーナードさんですね」

 

そう、俺がここに来る前に作っていた偽名で呼ばれる。

 

「ああ、そうだ」

 

「私は、ここで研究員をしている者です」

 

そう言うと、男は名刺を差し出してきた。

 

その名刺を見ると、確かにこの研究所の所長の名前が書かれている。

 

「それで、何しに来たんです?」

 

「この施設で謎の実験を行っていると聞いて、興味がありましてね。

何より、人類の覇権を取り戻すとか」

 

その言葉に、男は笑みを浮かべる。

 

「なるほど、あなたも考えを理解してくれましたか!

IQテストでも期待以上の数値を取れていたので、これはもう成功間違いなしですよ!」

 

「おい待て、お前は何の実験を行ってるのか分かってるのか!?」

 

「もちろん、異宙生物に対抗するための兵器開発ですよ」

 

「そのために、罪もない人達を使って人体実験をしてるという事だぞ」

 

「何を仰います。

異宙生物に対抗する為に必要な犠牲なのですから仕方ありませんよ。

それに、彼らも望んでやってる事なので問題はないでしょう」

 

平然と言い放つ男に俺は我慢の限界を迎えていた。

 

そして、懐から取り出したボトルを振り、ベルトに差し込む。

 

《ラビット!》《タンク!》

 

「変身!」

 

レバーを回転させると、前後にハーフボディが形成され、俺はそれを纏う。

 

《鋼のムーンサルト! ラビットタンク!! イェーイ!!!》

 

「な、なんだ貴様は!!」

 

突然現れた俺の姿に驚きながらも、すぐに銃を取り出し、発砲する。

 

しかし、それよりも早く俺はそのまま研究員を取り押さえる。

 

「悪いが、お前らの研究は告発させてもらうぞ」

 

「貴様っ最近になって、研究所を襲撃している仮面の男かっ!

 

おい、さっさと実験動物を起動させろ!」

 

そう叫ぶと同時に、背後にあった扉が開かれる。

 

そこから出てきたのは、全身にコードを繋がれ、目隠しをされた子供達だった。

 

その姿を見た瞬間、俺は拳を握り締め、振り上げる。

 

だが、その時 《ストップ!》 そんな音声と共に、俺は動きを止める。

 

同時に研究員は慌てて逃げ出す。

 

「な、なんですか一体? こっちは忙しいんですよ」

 

「いやぁ、実は面白いものを見つけちゃいましてねぇ」

 

そう言って、先程の所長らしき男がやってきた。

 

「面白い物だと?」

 

「えぇ、どうせなら皆さんにも見てもらいましょうか」

 

そう言いながら、彼は一つの装置を持ってきた。

 

「これって、まさか……」

 

「えぇ、その通りです。

あの研究所で見つけた、人工生命体の素体です。

ただ、まだ未完成だったのですが、そこにいる彼が完成させてくださったのです。

これで、我々の計画は一歩前進しましたよ」

 

「……ふざけんな」

 

「え?」

 

「ふざけんなって言ったんだよぉ!!!」

 

そう叫びながら俺は再び走り出す。

 

だが、その前に子供たちが立ち塞がり、襲いかかってきた。

 

「っ」

 

俺はすぐに動きを止め、迫り来る子供達から後ろへと退く。

 

「実験動物を警戒した?

いや、もしかして、あなた彼らを傷つけるのを恐れていますかぁ!!」

 

その言葉に図星を突かれてしまい、俺は何も言えなかった。

 

「ははっやっぱり、あなたは優しい人だ。だからこそ、この子達には幸せになってもらう為にも、犠牲になってくださいねぇ!!」

 

そう狂ったような笑みを浮かべながら、叫ぶ。

 

「あぁ、こういう奴ら、本当に嫌い」

 

「がはぁ!」

 

その言葉と共に部屋に入ってきたのは、俺と別れていたカンナだった。

 

「なっお前はっまさか、逃亡した混血児!?

まさか、仮面の男と行動してっ!」

 

カンナの乱入で動揺しているのを見逃さず、俺はすぐに違うフルボトルを取り出す。

 

【オクトパス! ライト! ベストマッチ!】

 

「ビルドアップ!」

 

【稲妻テクニシャン! オクトパスライト! イェーイ!】

 

「報告にない姿だとっ!」

 

俺の新しい姿に、所長は戸惑いを見せる。

 

その間に、俺は子供達に向かって触手を伸ばす。

 

すると、それに触れた途端、彼らは糸が切れた人形のようにその場に倒れ込んだ。

 

それと同時に、彼らの体に張り付いていたコードが次々と外れていく。

 

その後で、カンナの方を見る。

 

彼女は特に怪我もなく、無事のようだった。

 

「なっ」

 

「さて、子供達はあーしに任せて、セント、思いっきり暴れな」

 

「そうさせてもらうぜ!」

 

「ひっひぃぃ!!」

 

そうして、トッププレデターの研究所の一つを潰す事に成功した。

 



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カンナ(混血のカレコレ)転※

「いやぁ、今日も無事に潰す事ができたわぁ!」

 

そう言いながら、カンナはそのままベットの方へと身体を預けながら、大声で叫ぶ。

 

あの後、子供達は俺が信用できる人々に預けて貰い、研究所の奴らは無事に逮捕された。

 

そして、俺達はそのまま研究所からそう遠くないホテルに泊まる事になるが

 

「まさか、またラブホとは」

 

そう言いながら、俺はため息を吐きながら、呟く。

 

バイト生活な俺達にとって、旅をする事になれば、ホテル代は馬鹿にならない。

 

だからこそ、安く泊まる事ができる理由でラブホに泊まっている。

 

「えぇ、でもあーし達はラブラブのカップルじゃないのぉ」

 

「ラブラブではないと思うけどな」

 

「カップルというのは認めるんだぁ」

 

そうニヤリと笑いながら、こちらを見つめてくる。

 

俺はそれに何も言わず、ただ顔を逸らすだけだった。

 

そう、俺達が今こうして一緒にいる理由は一つ。

 

あの研究所にいた人工生命体である少女を助ける為だ。

 

とはいえ、別に彼女を助けたからと言って、何か見返りがあるわけではない。

 

だが、それでも俺は助けたいと思ったのだ。

 

何故なら、彼女の目は俺と同じだったから。

 

「ねぇ、セント。

こういう所でやる事はやっぱり、あれしかないよねぇ」

 

「寝るんだろ、おやすみ」

 

「もぅ、寝る前にやる事でしょ、たく!」

 

「お前っ!?」

 

そう俺がすぐにソファで寝ようとしたが、カンナはそのまま俺をベットへと引き釣り込む。

 

人間よりも遙かに強い力を持つ混血児という事もあってか、俺はそのままベットへと押し倒され、正面に彼女の顔が見える。

 

普段からおしゃれに気をつけている事もあって、髪を垂らしながら、俺を見つめる顔は年相応の可愛さがあった。

 

だが、その瞳の奥にはどこか妖艶な光が見え隠れしているように思えた。

 

「ねぇ、セント」

 

そう名前を呼ばれながら、俺はゆっくりと目を閉じようとした時だった。

 

「私を救ってくれてありがとう」

 

そう笑顔を見せながら、俺の顔に近づいてくる。

 

それに対して、俺もまた応えるように、ゆっくりと応える。お互いの距離が近づき、唇同士が触れ合う。

 

ゆっくりと触れあいながらも、どちらか分からないが、口を開き、互いに舌を絡ませていく。

 

響き渡る水音と共に、互いの唾液を交換しあう中、自然とその手が相手の背中へ回されていく。

 

やがて、どちらとも分からぬ程に混ざり合い、一つの存在になった頃。

 

ようやく二人は離れていった。

 

「……ふぅ。

相変わらず、凄いね、これは」

 

そう言いながら、カンナはゆっくりと俺の口から離れると共に、次に近づいたのは肉棒だった。

 

先程までキスを行っていた唇が亀頭の先端を銜え込む。

 

その内側で、俺の恥垢を舐めとろうと長い舌がレロレロと動き回る。

 

「ぶっちゅうぅ……おっ、ふぅっ…じゅぱぁあ、じゅる……じゅっ、ううっ…」

 

「うくぅ……」

 

「んっ、ちゅっ、れろっ、れるっ、ぶぢゅっ、ぐっ、んっ、むっ、ぷっ、はぁっ!」

 

俺が快楽に溺れていく様子を楽しむかのように、カンナはそのまま俺のモノに吸い付き続ける。

 

それを見ながら、照れたように目元を染め、じゅるっと俺の包皮の間に唾液を流し込んできた。

 

亀頭の先端がぬるま湯に包まれたようになり、何とも言えない不思議な恍惚が俺を包んでいる。

 

「ほらぁ、もっと気持ちよくなっていいんだよぉ?」

 

そう言いながら、彼女はフェラを決して止めようとせず、何度も続ける。

 

「あっ、くぅっ!」

 

続ける度に、彼女自身の興奮が高まったのか、その豊満な胸が服の下で揺れている。

 

それがまた俺を誘惑してきて、俺は我慢できずに手を伸ばしてしまう。

 

すると、それに気づいたカンナが笑みを浮かべながら、自分のスカートを捲り上げる。

 

そこには下着はなく、綺麗なお尻がそのまま露わになると同時に、俺はそのまま指を這わせて割れ目に突き刺した。

 

既に濡れていた秘所からは、愛液が溢れ出ており、俺の手を濡らす。

 

その状態で、俺は彼女の膣内をかき混ぜながら、同時に親指でクリトリスを弄っていく。

 

最初は優しく撫でるように、次第に強く摘んでいく。

 

その度に、ビクビクと震えながら、腰を浮かせて、反応していく。

 

そんな彼女を見ていると、こちらも段々と限界が近づいてきた。

 

俺は彼女の頭を両手で掴んだ後、一気に喉奥へと叩きつける。

 

それに合わせるようにして、俺は射精を行う。

 

「おごぉおおおっ!?」

 

突然の事だったからか、彼女は驚きながら、俺の方を見つめてくる。

 

しかし、それでも俺の手が止まる事はない。

 

彼女の口をオナホのように扱い、激しく動かし続けた。

 

「おごっ!? おぇえっ! げほっ!?」

 

「まだだぞ、カンナ」

 

「あがっ!?」

 

そう言いながら、俺はカンナの髪の毛を掴み上げていく。

 

彼女の口からは、俺の精液と唾液が混じったものが流れ落ちていき、涙が溢れる。

 

だが、俺は気にする事なく、彼女の顔を無理やりこちらに向けさせた。

 

そして、そのまま俺は彼女の口に挿入する。

 

彼女の口内は温かく、まるで俺の全てを包み込んでくれるような優しさがあった。

 

だが、それだけでは満足できない俺は、彼女の歯茎や頬の裏側に擦り付けながら、刺激を与えていった。

 

「んぶっ、んんっ、んんんっ!!」

 

その度に彼女が苦しそうな声を上げているが、俺は構わずに続けていく。

 

やがて、俺の限界も近づき、そのまま彼女の口腔内に放出を行った。

 

「ぷはぁ、もぅこんだけ出して、まったくセントはスイッチ入ったら、とんでもないんだから」そう言いながら、カンナは俺の股間から離れていく。

 

口元には白い液体が付着しており、それを拭い取り、飲み干した後、ゆっくりと立ち上がる。

 

「でも、あーしもそろそろ準備できたかな?」

 

そう言いながら、彼女は自らの衣服を脱ぎ捨てる。

 

現れたのは見事なまでの裸体であり、胸は彼女との同世代ならば、確実に大きいだろう。

 

乳首の色は綺麗なピンク色をしており、思わずしゃぶりつきたくなる程に魅力的だった。

 

「じゃあ今度はこっちで気持ちよくしてあげる」

 

それと共に彼女は俺を誘うように、笑みを浮かべる。



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カンナ(混血のカレコレ)結※

あれから数時間、未だに行為が終わる気配はなかった。

 

行為を行う中で、カンナと何度も体位を入れ替えながら、現在、俺はカンナを抱き抱えたまま行為を行っている。

 

それも彼女の秘部に入れている訳ではなく、尻穴へと挿入している。

 

 

「んぢゅっ!?おっ、ぢゅうぅううぅうぅうぅっ!!」

 

舌と舌を絡ませ合った熱烈なディープキス。

 

同時に、カンナのケツ奥に向けて肉棒の突き上げも開始されていた。

 

「おっ!?おぶっ!?ぢゅっ、れろじゅるっ、うぉぉ!?むぢゅううっ!」

 

カンナの舌が絡め取り、強く吸い上げていく。

 

それと共にカンナは様々な想いで胸が張り裂けそうになりながら俺の唇を貪った。

「レロ、じゅぶぶっ…ちゅぶぅっ!んおっ!んぢゅぢゅぅうっ!」

 

ベロベロと舌を動かし、流し込まれる唾液を啜り込んでいく。

 

その目が恍惚と細められる。 体がどんどん熱くなってくる。

 

際限なくカンナの興奮と発情を高めていく。

 

それと共に腰の突き上げが激しくなる。

 

その刺激を腫れ上がった尻粘膜で受け、ピッタリと唇を合わせたまたまカンナが熱い吐息を漏らす。

 

その度に俺の肉棒を締め付ける。

 

その感触が堪らず、俺は彼女の体を抱きしめながら、より深くまで突き刺した。

 

その瞬間、俺の視界が真っ白に染まっていく。

 

同時に、俺の全身を快楽という名の電流が流れる。

 

そして、それはカンナも同じだった。

 

「んぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!イグゥウウウッ!!」

 

ビクビクと痙攣しながら、カンナは絶頂を迎えた。

 

それと同時に俺もまた、彼女の腸内へと精を解き放つ。

 

だがそれでも、俺の腰の動きが止まる事はない。

 

そのまま、俺は彼女のアナルを犯し続けた。

 

やがて、カンナの瞳からは光が消え去り、完全に意識を失った。

 

しかし、そんな事はお構いなしに、俺は彼女の肛門へ射精を行う。

 

その度にカンナの体は震え、反応を示してくれる。

 

それが嬉しくて、俺は彼女の事をずっと犯し続けた。

 

あれからどれくらいの時間が経っただろうか? 気づけば、カンナの姿はなく、俺は一人ベッドの上で横になっていた。

 

 

どうやら、いつの間にか眠っていたらしい。

 

「あっセント、おはよう!」

 

ふと、その声が聞こえ、見てみると、何時の間にか起きていたカンナは既に朝食の用意をしていた。

昨日の事がまるで嘘のように、いつも通りの彼女である。

 

「ほい朝ごはん、食べよ」

 

そう言いながら、彼女はテーブルの上に皿を置き、俺の隣に座る。

 

「……ああ、そうだな」

 

俺はゆっくりと体を起こし、椅子に座り直す。

 

その様子に、俺は思わず苦笑いを浮かべてしまう。

「ねぇ、セントはさ、あーしの事、好き?」

 

「…………」

 

唐突にそう聞かれ、一瞬言葉が詰まる。

 

……正直、俺には彼女の気持ちが分からない。

 

この新世界で、俺がやっている事が偽善的な行為だと分かっており、これは責任から来るかもしれない。

 

それでも、俺には彼女を突き放すという選択肢は存在しなかった。

「……好きだ」

 

「え?」

 

「お前のことが、好きなんだと思う……」

 

「そっかぁ~、あーしもセントのこと大好きだよ?」

 

そう言いながら、彼女は満面の笑みで俺に抱きついてくる



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アルクェイド・ブリュンスタッド(月姫)起

今回の話はFateEXTRAのネタバレ要素も含まれます。
見られる際には十分に注意して、読んで下さい。



現実ではあり得ないような幻想的な空間の中、彼女は立っていた。

 

右目が赤で左目が紫と、左右で瞳の色が違う虹彩異色の目は、真っ直ぐと殺意を込めて、俺を睨んでいた。

 

だが、やがて彼女の瞳は赤く染められ、純真無垢な笑みを浮かべながら、俺を見つめる。

 

「さよなら、純真な○○○○さん。

あなたの教義には輪廻転生って残ってた?

なら、次の命で会いましょ!」

 

そう言いながら、ゆっくりと目の前に開いた穴に向けて、ゆっくりと歩いて行く。

 

ふと、何かを思い出したように、俺の方へと振り返った。

 

「そこのあなた。

意識が無かったとはいえ、やってくれたみたいね。

殺されかけたなんて、二回目よ?

懐かしい気持ちにしてもらったお礼はちゃんと返してあげる」

 

その屈託のない笑みを見ながらも

 

「その気があるなら、私を探しなさい。

その時は、私を倒した責任をとってもらうんだから」

 

にっこりと微笑み、彼女は言った。

 

「また会いましょ。

じゃあね」

 

まるで友達でもするかのように手を振り、彼女は踵を帰す。

 

「っ!!」

 

その瞬間、俺は起き上がり、息を吐く。

 

周りを見ても、そこには幻想的な空間も、正体が分からない女性もなく、俺が長年住み続けた自室だった。

 

「はぁ、またあの夢か」

 

それと共に俺の脳裏に未だに離れない謎の夢に頭を押さえる。

 

中学を卒業し、高校に入学した頃から見始めたその夢は、何度も見続けた。

 

初めこそ、ただの夢だと思っていたが、身体に感じた感触は本物を思う程にリアルであった。

 

1度、とある知り合いの紹介で診察してもらったが、まるで異常はなく、問題なく日常生活は送れるようだった。

 

「それにしても、可笑しすぎるだろ」

 

そう言いながらも、俺は自分の手の甲にある模様を見つめる。

 

何時の頃か、タトゥーをした訳でもなく浮かび上がった模様。

 

家から帰ってきたい親に言われて、初めて気づいた時には驚きを隠せず、タトゥーを彫ったのではないかと疑われた。

 

だが、俺の手の甲にこの模様が浮かび上がる1時間前には何も無かったのは親も知っており、気味が悪く感じながらも、触れないようにしてくれた。

 

「なんだか、目が覚めたな」

 

時計を見れば、既に4時になりかけていた。

 

今から二度寝を行うには遅すぎず、ただ単にこのまま何もせずに過ごすのも退屈だ。

 

「たまには、散歩、してみるか」

 

親からの言いつけはなく、深夜の外出も特に止められていない。

 

この時間での外出はこれまでしたことなく、窓の外に見える綺麗な満月に惹かれ、俺は立ち上がった。

 

幸い、今日は休みという事もあって、多少眠くなっても問題なく、すぐに寝間着から日常着に着替え、外へと出掛ける。

 

都会というにはあまり発展せず、田舎という割には自然は多くない。

 

どちらの特徴もあって、素晴らしい街という人もいれば、中途半端な街だと言う人もいる。

 

そんな街の中で、俺はゆっくりと夜道を歩きながら、ただ月を見るように歩いていた。

 

(本当に、凄いな)

 

ただ歩いているだけなのに、心の中では感動する自分がいる。

 

別に、星が輝く空が特別だとか、普段の街灯りや家の明かりが消えているからとかではなく、単純に今夜見える景色が美しく見えたからだ。

 

だが、そんな街中を歩く中で、ふと何か違和感を感じる。

 

「なんだ?」

 

近くの路地裏にて、奇妙な音が響き渡る。

 

ぐちゃぐちゃと、何かを食い散らす音が聞こえ、俺は唾を飲み込む。

 

頭の中で、警報が鳴り止まない。

 

今すぐにでも、そこから逃げろ。

 

そんな警報とは裏腹に、俺は好奇心に負けるように、ゆっくりと路地裏に近づく。

 

しかしそこには誰もいなかった。

 

そこにあるはずの死体もなく、ただの血痕のみが残っているだけだ。

 

はっと我に返り、踵返そうとした時だった。

 

"何を怖気づいている?"

 

不意に背後より声をかけられ振り向く。

 

しかし、そこには誰もいなかった。

 

恐怖で頭が可笑しくなったのか、それとも幻覚を見ているのか、それとも未だに夢の中なのか。

 

正常な判断ができない中で、ぴちゃという音が再び聞こえた。

 

それは先程までの血溜まりがあった場所であった。

 

同時に、俺は振り向く事なく、走り出した。

 

それに合わせるように聞こえてきたのはコンクリートが潰される音であり、俺を追いかけるように走っていた。

 

曲がり角に通る中、カーブミラーが見え、俺はそこを見つめた。

 

そこにいたのは、人間だった。

 

だが、明らかに普通の人間とは違い、まるで映画に出てくるようなゾンビ。

 

それも1人ではなく3人も俺を追いかけ、走って行く。

 

この悪夢はまだ終わらないと実感しながら、必死に逃げ惑うしかなかった。

 

どうにかして、打開策を考えなくてはならない。

 

そう思いながらも、どうしようもない状況の中、ひたすらに走る。

 

しかし、そんな俺の努力はまるで嘲笑うように、道の先は行き止まりになっていた。

 

背中には壁があり、奴らは俺を狙うように徐々に迫っていった。

 

「―――終われない!」

 

最悪な状況の中で、俺はふと思い浮かんだのは、あの夢の光景だった。

 

 「ここは違う。これは違う。

 ここはまだ、結末ではないと思う。

 呆れてしまう。結局のところ、この心はソレだけはできないらしい。

 何故ならっ」

 

あの時の女性が何を言いたかったのか、未だに分からない。

 

それでも俺はまだ答えを見つけていない。

 

だからこそ

 

「何故なら。まだ、俺は何も知らないからっ」

 

最後の瞬間まで諦めるつもりはない。

 

そう願いながら、俺はそのまま脚に力を込める。

 

傷ついても良い、逃げる為に奴らに突っ込む。

 

このまま命を散らすよりもずっと良い。

 

そんな覚悟と共に現れた奴らを睨みながら、脚に力を入れようとした。

 

「なんだか、分からないけど、こっちに来てみたら、珍しいのがいるじゃない」

 

そうここではあまりにも場違いな明るい声が響き渡る。

 

同時に俺に襲い掛かろうとしていた奴らは一瞬で血の塊になり、代わりに目の前に現れたのは一人の女性だった。

 

月明かりしかない暗闇の中でも分かる整った顔立ちと美しい金色の髪が特徴の女性だと思った時には既に彼女は俺の方へと向く。

 

「久し振り?いや、この場合は初めましてかな?

私も君も特に接点はないけど、お互い知っているはずだよね?」

 

不思議な雰囲気を持つ女性は何故か少し嬉しげに語りかけてくる。

 

一体どういう意味なのか全く理解できない。

 

だが、不思議と彼女の容姿には見覚えがあった。

 

それは高校に入った時から見続ける不思議な夢。

 

その夢に出てきた彼女にとても似ていたからだ。

 

小さな違いや服装などの違いもあり、声もどこか違う。

 

それでも、彼女によく似ていた。

 

「初めまして。君が私を呼んでいたマスター?だよね。

私はアルクェイド・ブリュンスタッド。

あなたの名前は」

 

そう、彼女は血溜まりの中で、背中の月に照らし出されながら言う。

 

「岸波白野」

 

「そう、よろしくね、白野!」

 

俺の名前を聞くと満足そうに頷き、手を差し出す。

 

ゆっくりと手を繋ぎながら、立ち上がる。

 

この光景が果たして、現実なのか、それとも未だに夢の中なのか。

 

それは俺にもまだ、分からない。



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アルクェイド・ブリュンスタッド(月姫)承※

本来の彼女ならば、魔力提供を行うのに、この手段は必要なかっただろう。

 

自宅のベッドの上で寝転がっていアルクェイドは笑みを浮かべながら、俺の方を見る。

 

「どうしたの、マスター?もしかして緊張しているの?」

 

そういつもと変わらない様子で話しかけてくる。

 

それが、これから行われる魔力提供を意識させないための演技だとしても俺は何も言わな

い。

 

ただ、そんな彼女に呆れたような顔を向けるだけだ。

 

(何度やっても慣れないものさ)

 

穂群原学園の一室にて行われた戦闘によって負傷してしまった彼女の為に俺の精液を提供す

ることになったのだ。

 

彼女は普通の人間ではない。その圧倒的な身体能力を支えるだけのエネルギーを得るため

に大量の食事を必要とする怪物である。

 

もちろんのことだがそれは性行為による補給などではなく単純な摂取行為でなければならないのだ。

 

だが、今回はより素早く吸収でにきるように魔力が含まれた液体、つまりは俺の精液が必要になる。そこで先日戦った際に負傷した彼女を治療するために俺が自分の体を提供したわけなのだ。

 

ちなみに今回の件に関して遠坂やセイバーには伝えていない。言う必要がないからだ。それにもしも言ってしまえば間違いなく止めに入るはずだし……なんにしてもこれは魔術師の戦いであり俺は部外者だから口を挟むことは許されないことなのだ。

 

そして現在。ベッドの上に座っている彼女が笑顔のまま服を脱いでいるところだった。

 

下着姿になったところで一瞬だけ動きを止めたがすぐにブラジャーを取り払い一糸纏わぬ生まれたままの姿になる。相変わらず無駄のない美しい肢体をしていて思わず見惚れてしまうほどだった。

 

それからおもむろに立ち上がってこちらに向かってくる。

 

なんだか妙に手付きがいやらしくないか。

 

普段ならもっと勢いよく近づいてきてそのまま押し倒されるぐらいなのに今日に限ってゆっくりと歩いて来ている。

 

まるで見せつけるように前屈みになって手を床につき四つん這いの状態で向かってこようとしているではないか……おかしいぞ?今までこんなことはなかったはずなのに。

 

何か企んでいるのか。一体何を考えているんだあの子は。

 

しかも顔を俯かせていて表情がよく見えない。

 

なんか不気味な感じがするのは気のせいではないと思うのだが、やはり疲れてるせいだろうか。

 

ともかくこのまま黙っていては流石にマズイと思った

 

「おい、本当に大丈夫なのか」

 

声をかけた瞬間、肩がびくりっと震えるのを感じた。

 

「ふーっ……いいよ、別に……」

 

吐息のような言葉とともに上目遣いに睨まれるように見られる。なまじ整った容姿をしているだけに迫力がある。

 

「そ、そうはいってもだな」

 

「もう、しつこい!わたしだって覚悟を決めてきたんだよ。いまさら怖じ気づくなんて許さないからね!」

 

「むぐぅ!?」

 

いつの間にか接近されていたらしく目の前まで迫られていたことに驚く間もなく口を塞がれてしまった。舌が滑り込んで来て口腔内を蹂躙していく。

 

それだけでは飽き足らず唾液を流し込んできたり歯茎の隅々にまで触れようとするかのように舐め回してくるのだ。

 

「ぷはぁ」という水音と共に唇が離れていく、名残惜しげに銀色の橋がかかったのを見て自分がとんでもない事をされたのだと自覚させられた。

 

「ほら、これで満足したでしょ、次はマスターの番だよ」

 

「え、あ、ああ」

 

言われるままにズボンのベルトを緩めて性器を取り出す、すでに臨戦態勢に入っているソレが彼女の眼前に晒け出されたのであった。

 

「う、うん」と小さく返事をした彼女はそれを手で握ると上下に擦ってきたのである。

 

「ちょッ、待てってそんないきなりは」という抗議の言葉も無視してどんどん加速させていったのだ

 

「す、すごい、これ、大きい、すごく熱くて、ビクビク脈打って」

 

最初は戸惑っていた彼女だったが、次第にその手つきは大胆なものへと変わっていった。

 

「く、は、は」

 

「どう、気持ち良い?」

 

荒くなった呼吸を隠すこともできず、ただ快感に耐えるために必死に堪えていた。

 

自分の手とは比べ物にならないほど力強く、それでいて繊細な指使いで的確に弱いところを責め立てて来る。

 

「マスターのここも、準備できたみたいだし、いく、行くよマスター」

 

(やばい、これは、ちょっと)

 

「~~~!!」

 

次の瞬間、先端から飛び出した白濁液によって彼女の顔が白く染め上げられた。

 

それと同時に、身体の奥底で魔力が流れ込んでくる感覚を覚えた。

 

だが、それは一瞬の出来事で、すぐに何もなかったかのように元に戻ってしまったのだ。

 

射精後特有の脱力感に襲われつつも、なんとか姿勢を維持しながら立ち上がる。

 

一方、彼女はというと、目元についた精液を拭いながら恥ずかしそうにしているだけだった。

 

それからおもむろに近づくとその精液まみれになった肉棒に顔を近づけ、口を開き始めたのだ。

 

何をするのか、と言いかけたところでまさかと思い慌てて制止しようとしたのだ。しかし時はすでに遅く、一気に根本近くまで飲み込む。

 

「はむぅ……ちゅぱ……れろ……」

 

生暖かい粘膜に包まれる初めての快楽に思わず腰を引いてしまいそうになる。

 

が、逃がさぬように両腕でがっちりとホールドされてしまってそれもできない。

 

「やば、それヤバいから、だめだってぇ」

 

そのまま、ゆっくりと、喉奥を使い始める。

 

口の中全体を窄ませ、前後、繰り返し動き始める。

 

「まひゅふ、まひろ、まひろ、まはふはへふ」

 

「わ、わかった、出すから、離してくれ、もう出そうだから!」

 

限界を訴えるも、一向に動きを止めようとしない。

 

むしろ、ますます激しくなり、より深く呑み込もうとしているようだった。

 

「はっ、あっ、はっ、ぐぅっ!!!」

 

止める暇もなく吐き出してしまった。

 

大量に出たものを余さず受け止めたせいで、溢れ出した分がボタポタッと床に落ちてしまう。

 

少ししてからようやく口を離してくれたものの、手の中に溜まったモノを見つめたまま動こうともしなかった。

 

やがてこくんっと小さく嚥下する音が聞こえ、続いて大きく息を吐いた。

 

その後こちらに向けて笑顔を見せてきたのであった

 

「ごちそうさまでした」

 

「お、おい、大丈夫なのか」

 

「ん?何がかな」

 

はぐらかすような態度で笑いかけて来たので、仕方なく目を逸らす事しかできなかった。

 



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アルクェイド・ブリュンスタッド(月姫)転※

「ますたぁっマスターぁ!!」

 

誰かが呼ぶ声が聞こえる。

 

ゆっくりと、目を開けば、そこにはアルクェイドが立っていた。

 

だが、その表情はいつものように余裕そうな笑みではなく、目を見開き、必死に俺を呼び止める。

 

よく見たら、俺の胸元は大きく開いており、既に俺が死にかけているのがよく分かる。

 

「死なないでよぉ、お願いだからぁ!」

 

「悪い、アルクェイド。俺はここまでのようだ。お前が生き延びてくれれば「絶対に許さない」っ」

 

「私を置いて、死ぬなんて、絶対に許さない。約束するなら、生きて、私が死ぬまで、一緒に居てくれるんでしょう、ねぇ、マスター」

 

涙を零しながら懇願してくる彼女の言葉を聞き、自分の言った言葉を思い出していた。

 

確かに、言っていたな。そんな事を、当たり前だと言うべきなんだろうけど、身体の力が徐々に消えていく。

 

喪失感とも言える感覚。

 

だが

 

「例え、それがあなたを人間ではなくしても」

 

その一言と共に、俺の首元に強烈な痛みが走った。

 

身体の中で崩れ、消えそうだった意識が戻ってくるのがわかる。

 

同時に全身に血液が巡りだし、失われかけていた体温が急激に戻っていくのを感じる。

 

そして何か熱いものが体内に流れ込み始めて来ると同時に凄まじい狂気のような何かを感じた。

 

「あるくぅ」

 

俺はゆっくりと目を開けると、そこには俺の首元に顔を埋めているアルクェイドが見えた。

首元には強烈な痛みがあるが、何故かそれほど苦痛ではない。

「アルクェイド?」

「うん」

彼女はそっと顔を離すと、紅くなった唇をぺろりと舐めあげて妖艶に微笑んだ。

 

それと同時に先ほどまでの脱力感や虚脱感、酷い疲労が取れ、心の奥底から湧き上がってくる活力を感じ取った。

 

まるで自分じゃないみたいだが、妙にしっくり来る言い方ができない。

 

「私はサーヴァントであって、サーヴァントじゃない。

それは前にも話したわよね」

 

「確か、本来ならば召喚されるはずだったアサシンが不正で召喚されたから、それを奪うようにって」

 

「そう、だから、別にマスターがいなくても、私は活動できる。

そして、私はサーヴァントではなく、真祖。

吸血鬼よ」

 

「じゃあ今のも」

 

「えぇ、吸血行為によって、あなたを死徒にしたわ」

 

その言葉と共に、俺は自分自身が人間ではなくなった事に疑問に思えた。

 

だが、その証拠というばかりか、肌の色も変わっている。

 

「まさか」

 

慌てて鏡を取り出すとそれを見た瞬間、愕然とした。

 

髪は銀色に変わっており、瞳の色は赤い。

 

明らかに人間の色ではなかった。

 

「安心して、もう終わったから」

 

「なぁ、これ」

 

「もう、私のモノなんだから、勝手に死なれたら困るでしょ。

でも、これで、もう死んでも大丈夫ね」

 

そう言いながら俺の顔を見て悪戯っぽく笑う彼女。そこでようやく自分がどういう状況になっているのか理解できた。

 

「アルクェイド」

 

「ふふっ」

 

俺を抱き締めたまま、決して離そうとしない。

 

「ねぇ、白野、キスしようか」

 

アルクェイドの言葉を聞いた途端、自然と彼女と口づけを交わした。

 

お互い舌を差し出して絡ませ合い、唾液を交換し合う。

 

それだけで腰砕けになるような甘い快感を覚えてしまう。

 

しばらくそうした後、彼女が離れ、見つめあう二人の間に唾液と血が混じった糸が伸び、切れ落ちた。

 

アルクェイドは蕩けた目で俺を見ながら ゆっくりと、自らの衣服を脱ぎ捨て、産まれたての姿になった。

 

「ねぇ、白野、いいでしょう? 白野のもこんなになって」

 

そう俺に問いかけるアルクェイド。

 

だけど

 

「なんで、俺をそんなに求めているんだ」

 

普通の人間であるはずの俺が、なぜアルクェイドはそんなに求めているのか。

 

「あなたも覚えているはずよね。

夢の中の出来事を。

その中の私は私を殺した大切な人がいたらしい。

けど、この世界の私にはその人がいなかった。

だから、私を二度目に殺したあなたを求めた」

 

「代用品だった訳か」

 

「最初はね、でも、今は違う」

 

それと共に、俺に語りかけてくる。

 

「白野は私の大切な人。

あの夢の中の私にはない、大切な人。白野は私を求めてくれるし、他の女の子に興味もないよね」

 

確かに、彼女に出会ってからは他に対して興味がなくなった気がする。

 

「だってさっきのあれだけやってもまだ足りないの。

もっと欲しいの。

血が足らないの。体が渇くの。

だから、お願い」

 

彼女の顔は今まで見たこともない程に紅潮しており、目は潤み、息遣いが荒くなっている。

 

同時に彼女はそのまま俺に襲い掛かるように抱き締める。

 

まさに獣が獲物を喰らうように、俺の肉棒をそのまま膣内へと挿入する。一気に奥まで入ったせいで、子宮口を貫いたようで先ほどよりも強い快楽が走る。

 

それと共に、俺は再び射精したと同時に、またもや大量の血を失ってしまった。

 

「白野ぉ」

 

ただでさえ貧血で意識が遠くなるというのに、アルクェイドがさらに血を求めて、首筋に噛みついてきた。

 

先ほどと違い、今度は首を噛まれたために動脈から血液が吸い取られる。

 

血と一緒に生命力までも吸われているのではないかと思うほど急速に体から力が抜けていく。

 

だが、令呪を通して、彼女が吸い取り、活性化した魔力が俺の身体に送り込まれ、生命力を強制的に回復させられる。

 

その間にも、俺のペニスは貪欲にアルクェイドの性器から愛液を飲み続け、精巣内の精子を送り続けている。

 

それは本来ならば不可能に近い方法での回復であり、アルクェイドが満足するまで、生と死を何度も繰り返しながら、行為を続いてく。

 

唸る膣肉は俺の肉棒を決して離さないように強く絡みつき、絶え間なく搾り取るよううごめいて刺激を与え続ける。

 

そのたびにアルクェイドは背を大きく反らして反応するのだが、それでもなお行為を続ける。

 

既に何十回と絶頂に達していても、アルクェイドは一向に衰えることなく俺の肉棒から血を絞り出し続けた。

 

「はぁはぁはぁ」

 

何度目の絶頂が分からない。

だが、再び訪れる射精への欲求は留まることなく、アルクェイドの秘所を突き上げ続けていた。

 

「っつ! はぅん!」

 

血を失い、体力を奪われ、もう限界だというのにアルクェイドはいまだ物足りなさそうな顔をしている。

「アルクェイド」

 

「はぁはぁはぁはぁ」

 

言葉にならない喘ぎ声を上げる。

それが合図となり、突き上げた俺の肉棒はそのまま彼女の膣内に。

 

「あああっあは~ふわひぃいいいっ!!!!!」

 

アルクェイドは絶叫にも似た矯声で叫んだ後、痙攣を起こしていた。

 

それと同時に膣壁が強く締まり、それと共にアルクェイドは潮を吹き出していた。

 

それによってアルクェイドはより一層大きく体を震わせる。

同時に、俺もアルクェイドの中で果てた。びゅくっと熱い液体が注がれている感覚に彼女は口元を抑えながらもそれを受け止める。

 

そして同時に、アルクェイドもまた再度の潮吹きをした。

 

互いに呼吸を整えつつ、アルクェイドは俺の肉棒を引き抜く。

 

それからすぐに俺の視界は真っ暗になった。

 

「おやすみ」そんな彼女の言葉を耳にしながら、俺は眠りについた。



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アルクェイド・ブリュンスタッド(月姫)結※

「起きたか、人間」

 

目を開くと、俺を見つめているのはアルクェイドだった。

 

だが、その姿は俺が知るアルクェイドとはどこか違っていた。

 

肩までしか伸びていないはずの彼女の髪は足先まで届く程に伸びていた。

 

「アルクェイドなのか?」

 

「そうであって、そうではないな」

 

そう言った彼女の言葉は、いつもの明るい雰囲気の彼女からは考えられない程に尊大にして高貴で優美、難解な言葉を使いこなすその台詞回し。

 

あまりに存在が規格外すぎ、ある種浮世離れしてるとも捉えられる言葉で話していた。

 

「それじゃ、一体」

 

「そうだな、まぁこの姿になったのは、マスター。

お主のおかげだ」

「俺の?」

 

それはどういうことだろうか? 首を傾げるしかないが、アルクェイドは小さく笑う。

 

その笑みはまるで、子供のような無邪気で純粋な笑顔。

 

ただそれも、今の彼女には相応しくない、まさに吸血鬼を思わせるような妖艶さすら感じられるものだった。

 

そのまま立ち上がると、ゆっくりと歩み寄ってくる。

 

腰に手をやり、胸を張る。

 

それだけで、周囲の空気が変わったようにも思える。

 

なによりも、歩く度に揺れ動く長い金髪。

 

それは見慣れぬものだが、それが似合ってもいる。

 

まさに物語に登場する吸血鬼そのもので、月光に照らされるその姿はとても幻想的であった。

 

そのまま無言のまま近づき、俺の頬を触る。

 

「本来ならば交わらぬはずの平行世界の月の王。

その記憶を持ち、同じ性質を持つお主と繋がった事で、本来ならば起こるはずのなかった幼き姫の身体のまま私が入る事ができた」

 

「それじゃ、アルクェイドじゃないのか?」

 

「そうとは言っていない。

幼き姫は私、私は幼き姫。

今ここにいるのは私が成長したアルクェイドであり、私の本体であるとも言える」

 

「わけがわからんぞ」

 

「ふふっ、理解しなくても良い。

別に無理に理解する必要はないからな」

 

「そういうものか」

 

「ああ、そういうものだ」

満足げな表情を浮かべて、それから両手を伸ばしてくる。

抱きしめてほしいという意思表示だろうと解釈し、彼女をそっと抱き寄せる。

 

「お前はどうしたいんだ、アルクェイド」

 

「興味があったんだ。

こうして、人と触れあい、感じる愛というのを」

 

「ならよかったじゃないか」

「ああ、だからもうしばらくはこのままでいてくれマスター。

これからもよろしく頼む」

 

「わかったよ」

 

アルクェイドの背をさすりながらしばらく過ごした。

 

その間にアルクェイドも落ち着いたようで、それから「続きをする」と言ってきた。

 

続きってなんだと思ったところでまた唇を奪われてしまう。

 

しかも今度は舌を入れられてしまい、俺は驚いてしまうもののアルクェイドはそのままキスを続けたまま胸元に触れてきた。

 

柔らかな感触は相変わらずだったが、それよりも布越しでもわかる程の突起物の存在に気付いてしまった。

 

そんなものまでついているとは思ってもなかったが、彼女はそこに触れるたびにぴくりと震えた。

 

「ふふっ、ここが気になるか」

 

そう言ったアルクェイドはゆっくりと俺へと胸を押し寄せる。

 

同時に潰れるように広がる胸が僅かに濡れているのに気づく。

 

これはまさか

 

「母乳」

 

「確かめてみるか?」

 

悪戯っぽく笑いかけたアルクェイドは俺の手を取り自分の胸元へ寄せていく。

 

抵抗しようにも彼女の力が強く、なすすべもなく手が胸に埋まっていった。

 

指先が沈みこむのと同時に生暖かいものが手に流れ込んでくるのがわかり、慌てて手を引き抜こうとしたがアルクェイドはしっかりと掴んで離さない。

 

目の前に広がる柔らかな胸と共に流れ出る母乳。

 

それが俺の頬に、手に、腕にかかっていく。

 

やがて一通り出し切ったのか手を放され自由になるが、それと同時にもう片方の手首も取られてしまった。

 

「まだ出せるのだが、これも味わうかマスター?」

 

先程と同じように口に近づけられる。

 

ここまでされたらさすがに逃げる。というより逃げたくないと判断して素直に従う事にした。

 

今度は先程のように既に出ているのではなく、口の中に入り込んだ乳首から直接流れ込んでくる。量が多い為、溺れそうになるほどの勢いだ。

 

だがそれはそれで気持ち良くもあり、飲む度に頭がぼーっとして熱くなっていく。

 

こんなものを飲んでいて大丈夫なのか不安になりつつも、とりあえずアルクェイドの母乳を飲み干していく。

 

「本当に赤子のように夢中になって、可愛い奴め」

 

頭を撫でられている。

 

恥ずかしくなりながらもそのまま飲み続け、ようやく収まった所で解放された。

 

口から垂れる白い液体が、ぽたり、ぽたり、とその胸元に落ちていき、さらにミルクを漏らしてしまう。

 

それがどういう意味かもわからないままに、ただアルクェイドの豊満な乳房を見つめていた。

 

「飲むばかりでは私も飽きてしまう。

そろそろこちらもして貰わないと」

 

そう言い、自身の下着を脱ぎ、俺の肉棒にゆっくりと自身の秘部を近づけさせる。

 

アルクェイドのそこはぴったりとくっつき合いながらヒクついており、少しずつ腰を下ろしているようだ。

ずぶ、っと音を立て、ゆっくり膣内に入っていき、一気に子宮口を貫いたところでびくん、と大きく痙攣するアルクェイドの動きに合わせて熱い何かが流れ込んできたような気がする。

 

はぁはぁと荒い息が聞こえてきたのでそちらを見てみると、蕩けた表情のまま目を閉じ余韻に浸っているアルクェイドの姿があった。

 

どうやら挿れただけで果ててしまったらしい。

 

「まったく、お前という男はどこまで底なしなのだ」

 

少し呆れ顔を見せつつ再びこちらに目を向ける。その目はもう情欲で潤み切っていた。

 

「ふふっ、だが、ゆっくりと楽しむとしよう」

 

その笑みを浮かべながら、ゆっくりと俺を抱き寄せながら、唇を近づける。

 

長い髪を揺らしながら、微笑む彼女に対して俺はそれに応えようと自らの舌を差し出した。

 

ねっとりとした唾液が絡み合う中、彼女は夢中で求めるように顔を押し付けてくる。

 

未だに抱き締められ、まるで赤子を相手にされるような行為だが、不思議とそれが悪くはない。

 

むしろ、とても心地好かった。

 

彼女の腕の中で揺られながら、包まれ、まるでキャンディーのように舐められているような感覚でもあった。

 

そして、それは肉棒の方も同じく、その刺激は穏やかだった。

 

これまでのような強い締め付けではない。

 

だが、気持ち良くない訳ではなく、むしろ不思議な心地良さがあった。柔らかいものに包まれたまま上下しているのがわかるが、それもまたいいものだ。

 

やがて我慢出来なくなったのか腰が浮き始めるもアルクェイドが腕に力を入れて、離さない。

 

「ふふっもう我慢はできないようですね」

 

その言葉と共に、俺はただ頷くしかなかった。

 

するとアルクェイドはゆっくりと自分の身体へと勢いよく引き寄せる。

 

その際にもきゅっきゅと膣内の圧を感じるもやはりいつもとは違う。

 

普段ならばすぐにでも射精してしまいそうなものだが、今は違うらしい。

 

ただ抜くだけでも、この快感。堪らないものがある。

 

「アルクェイドっもぅ」

 

根元まで挿入したところで動きを止めている彼女に、何とか言葉を絞り出す。

 

「えぇ勿論ですともマスター。

あなたのを私の中に満たして下さい」

 

笑顔でそういうものの、どこか余裕がないように見える。

 

それに答える前に、アルクェイドがいきなり激しく突き上げ始めた。

 

ぱんっぱんっという肌を打ち付ける音が部屋に響き渡る。

 

激しいピストン運動により、お互いの愛液が激しく飛び散り合い、辺り一面に水溜りと汗の臭いが充満していた。

 

もはやそこに理性はなく、ただ獣の如く交わり続ける二人。

 

そして限界を迎え、そのままアルクェイドの中へと精液を挿入する。

 

同時にアルクェイドも絶頂を迎えたようで身体を震わせながら、その快感を確かに受け止めていた。

 

「ふふっ」

 

身体を震わせ、快感に悶えながらも、未だに余裕は決して崩れる様子はなかった。

 

「アルクェイド」

 

「はい、ここに」

 

未だに現実なのか、どうか分からない光景に不安になると共に、俺は彼女の手を伸ばす。

 

伸ばされた手を重ねながら、再び眠りにつく。

 



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フェルト・グレイス(機動戦士ガンダムOO)起※

寝ぼけながら、俺を呼んでいた相手を見る。

 

 

フェルト・グレイス。

 

 

俺が9歳頃にガンダムマイスターとして活動した時に知り合った少女であり、ある意味一番関わりの多い人物である。

 

 

ソレスタルビーイングとしての活動を行っている間のオペレーターを行っている時もそうだが、何かと気が合うのか一緒に活動する事が多く、まるで姉弟のような関係になった。

 

 

なので、特に今更心配するような相手ではない事は分かっているが、それでも疑問がある為、ゆっくりと起き上がる。

 

 

「フェルト、こんな時間に何の用?」

 

 

「ごめんね、起こしちゃって」

 

 

そう言われながら、ゆっくりと俺は起き上がろうとしたが違和感があった。

 

 

起き上がろうとしても、起き上がれない。

 

 

というよりも何かに抑えられて動けないという言葉が正しい。

 

 

疑問に思いながら、徐々にだが周りの暗さに目が慣れて見てみると、そこにはフェルトが俺の上に覆い被さっていた。

 

 

「えっ!?」

 

 

そこでようやく今の俺がフェルトによって、完全に動きが止められている事に気づく。

 

 

「ふぇっフェルト?!

これは一体どういう事なんだ?!」

 

 

慌てながら、俺はフェルトに尋ねる。

 

 

それと共にフェルトは光のない虚ろな目で俺をゆっくりと見てくる。

 

 

「一体も何も、私はずっとこれをしたかった。

ロックオン達を失ったあの時から」

 

 

その言葉と共に思い出すのは、ソレスタルビーイングが1度壊滅した時の出来事。

 

 

当時、俺とティエリアの行方は分からず、多くのメンバーが死んでいった。

 

 

その事もあって、当時のスメラギさんはいなくなり、残ったメンバーもなんとか活動できる程度だった。

 

 

その中で特に心が壊れていたのはフェルトだった。

 

 

一気に周りの人間がいなくなった事もあり、深夜には悪夢に襲われ、俺を抱き締めないと寝れない程に精神は悪化していた。

 

 

だからこそ、徐々に時と共に乗り越えるように行っていた。

 

 

他のメンバーもそれに納得してくれて、数年は共に過ごし、ようやく心が回復した。

 

 

そう思い、刹那達と合流し、アロウズに戦いを挑んだ。

 

 

そうして、アロウズにもようやく勝つ事ができ、未だに平和を乱す存在はいるが、それでも以前よりも確かに穏やかな日々になっていた。

 

 

なのに、そのフェルトが再びあの時の状況になっていた。

 

 

「フェルト、お前は乗り越えたんじゃないのか」

 

 

「乗り越えた。

確かにロックオン達が死んだのは受け入れたし、私自身も頑張れたと思う」

 

 

「それだったら」

 

 

「けど、それはあなたがいたおかげ」

 

 

「っ」

 

 

その言葉に俺は思わず言葉を失ってしまう。

 

何故なら、今までフェルトからそんな事を言われた事がなかったからだ。

 

だからか、俺は動揺してしまい、体が動かせなくなる。

 

それを確認してからなのか、フェルトはそのまま顔を近づけてきた。

 

(まさか)

 

この体勢とこの状況では何をしようとしているのかすぐに分かる。

 

だが、俺は咄嵯の判断で右手を動かそうとした瞬間、フェルトはその手を掴み、そのまま自分の胸に押し当てる。

 

そして、フェルトは自分の胸に手を押し付けたまま、俺を見つめてくる。

 

「……やっぱり大きい方が好きなの?」

 

「へ?」

 

いきなりの言葉に俺は呆気に取られてしまう。

 

しかし、フェルトはそれを気にせず、話を続ける。

 

「スメラギさんのを見ていたのも分かる。

けど、私のも、あの時よりも大きくなっている」

 

そう言いながら、フェルトは少しだけ服を脱ぎ始める。

 

それによって露わになる下着姿。

 

僅かに照らされ、よりはっきりと見えてしまい、俺は慌てて目を背ける。

 

だが、フェルトはそれを許さないというように俺の顔に手を当てて、無理矢理向けさせる。

 

そして、再び顔が近づき、唇を重ねられる。

 

それもただ重ねられただけではなく、舌を絡ませ、まるで愛を確かめるかのように何度も行われる。

 

それにより、頭が真っ白になりながらも、俺は必死に抵抗する。

 

しかし、体を押さえつけられている事もあって、どうしようもなかった。

 

やがて、満足したのか、ゆっくりと口を離すと、フェルトはゆっくりと口を開く。

 

「これで分かった?」

 

「何がだ?」

 

「私がどれだけあなたを愛しているか」

 

「っ!!」

 

その一言と共に、フェルトは再び俺を押し倒してきた。

 

そうして、俺は今の状況を知る。

 

フェルトは俺を襲おうとしているのだ。

 

「待ってくれ! フェルト!! 俺は」

 

「待たない」

 

それだけ言うと、フェルトは俺のズボンを脱がし始めた。

 

俺はそれに対して抵抗しようにも、連日の任務で疲れ切った身体を休ませている時もあってか、身動きが取れない。

 

その間にもフェルトの手は止まらず、あっと言う間に俺はパンツまで脱がされてしまった。

 

そうなれば当然俺の息子が姿を現すわけで……フェルトはそれをまじまじと見つめてくる。

 

しかも、フェルトは俺の下半身に跨り、両手を掴んで動けなくする。

 

つまり、俺は逃げる事もできず、フェルトに対して無防備な状態になってしまっていた。

 

それを見てか、

 

「これが、男の人の……」

 

そう呟きながら、フェルトはゆっくりと肉棒を触ってくる。

 

その感触に思わず俺はビクッとなってしまう。

 

だが、フェルトはそれが面白いと思ったのか、ゆっくりと手で上下に動かし始めた。

 

その行為により、俺の物は段々と固くなっていき、上を向いていく。

 

「大きくなってきた」

 

「やめてくれ、フェルト!」

 

「ダメ、私はずっとこうしたかったのだから」

 

そう言って、フェルトはゆっくりと顔を近づけていく。

 

俺はどうにか逃げようとするも、やはり体は動かない。

 

(くそぉ、なんでこんな時に動かねぇんだよ)

 

内心で悪態をつくも、現実は何も変わらない。

 

フェルトはそんな俺の気持ちなど知らずに、今度は口を大きく開けて、そのまま一気に喉の奥にまで入れ込んできた。

 

それと共に感じる初めての感覚に、俺は声にならない悲鳴を上げる。

 

だが、フェルトはそのまま頭を前後に動かし始め、同時に舌も使って刺激を与えてくる。

 

その度に俺は全身に電気が走るような快感を感じてしまう。

 

あまりの事に俺は何とか意識を保とうとするも、初めて与えられる快楽に次第に何も考えられなくなってくる。

 

「んっ……ふぅ……んぐっ」

 

時折苦しそうにしながらも、それでもなお、頭を動かすのをやめようとしない。

 

それどころか、さらに激しくなっていく一方だった。

 

「んっ……ちゅぱ……はぁ」

 

「っ!?」

 

そうして、どれくらい時間が経ったのだろうか、ついにフェルトの動きが止まったかと思うと、口の中からズルリっと音を立てながら引き抜く。

 

その瞬間、俺は今まで感じた事のない解放感を感じると同時に、目の前にはフェルトの顔があった。

 

そこでようやく自分がフェルトの中に出した事を自覚すると、フェルトはそのままゴクリと飲み込んだ。

 

「うぇ、苦い」

 

「フェルト、お前……」

 

「でも、これで私と君は一つになれた」

 

そう言い、フェルトは妖艶に微笑む。

だが、俺はそれに反応する事ができない程に疲弊してしまっていた。

 

それを理解しているのか、フェルトはそのまま俺の胸元に倒れ込むように抱きついてくる。

 

そして、ゆっくりと顔を上げ、見つめてくる。

「ねえ」

 

「なんだ?」

 

「好きだよ」

 

「……」

 

「好き、大好き」

 

「……」

 

「愛してる」

 

「……フェルト」

 

「もう、離れたくない。離さないで。絶対に」

 

「……」

 

「お願い、私の傍にいて」

 

その言葉を聞いて、俺は彼女を抱き締める。

 

「俺は、ソレスタルビーイングとして、これからも戦う。

だから、ずっと傍にいる事はできない」

 

それは死んでいった皆の為であり、それを変える事はできない。

 

だけど、

 

「フェルトが望むなら、俺は何処にいても駆けつけてやる。

何があっても守ってみせる。

だから、今は少しだけ休ませてくれ」

 

「うん」

 

それだけ言うと、俺はゆっくりと目を閉じた。

 

そして、フェルトが俺にキスをする。

 

その行為は先程のよりも優しく、まるでお互いの存在を確かめ合うかのように長く続いた。

 



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フェルト・グレイス(機動戦士ガンダムOO)承※

フェルトとの関係を築いてから、数日。

 

俺達との関係については、未だに周りにはばれていない。

 

というよりも、俺達自身が以前と変わらない会話を行っている事もあって、周りからは特に気づかれてなかった。

 

「あっ待って、ここじゃ」

 

そして、その日常の中で俺はフェルトに対して以前とは比べものにならない程に積極的に行為を行うようになっている。

 

任務を終え、互いに休息を取る時間という事で、その日は俺はフェルトの部屋に遊びに来ていた。

 

未だに制服を身に纏ったままの彼女をそのまま俺は部屋の壁に押しつけたまま、制服のまま胸をはだけさせて、そのまま大股開きにさせた。

 

それと共に見えたのはじっとりと濡れた秘部であり、身体が既に十分なぐらいに火照っているのがよく分かる。

 

「フェルトも、既にここが興奮しているように見えるが」

 

「それは、否定できないけど。

せめて着替えてから駄目?」

 

「任務をしている間、ずっと我慢していたから」

 

彼女に襲われてから、すぐに任務を行う事にあって、数日も我慢していた。

 

任務を行っている間、油断できない緊張状態もあた。

 

そうした事もあって、俺は性欲は既に我慢の限界を迎え、帰ってきた俺はすぐにフェルトと誘い、行為を行う事になった。

 

大股が開いて、ゆっくりと指に絡みついているような陰唇の溝はじゅるりと撫でさすった。

 

股間から快感を感じたのか、快感を感じてか、全身を震わせながら、制服の中から見える桃のように赤らんだ乳房が艶かしく揺れた。

 

「あっあぁ、もぅ、こんなに触っちゃっ」

 

そう言いながら、彼女の秘部からグチョグチョになった秘部からは指でクパアッと広げている。

 

大きく穴が空いた膣口から中にたっぷり溜まっていた蜜汁が流れ出し、俺の手の平に降り注いだ。

 

「フェルトっ、もぅ良いか?」

 

「っもぅ、しょうがないなぁ」

 

そう、俺が言うと、フェルトは顔を赤くしながら頷く。

 

同時に俺も我慢ができなくなった肉棒はそのまま彼女の膣内へと入り込んでいく。

 

クチャアッというはしたない音を立てながら、肉棒はそのまま吸い付いた。

 

「あっあぁ、入ってくるっ」

 

フェルトの喘ぎ声を聞きながら、俺は彼女の卑猥な膣内の動きに合わせるように、ゆっくりと肉棒を奥へと進めていく。

 

初めて受け入れた時とは違って、スムーズに入っていき、そのまま根元まで入れ込む。

 

その瞬間、彼女は全身に電気が流れたかのようにビクンッと震えた。

 

入れただけで絶頂を迎えたようで、ギュウゥっと締め付けてくる感覚に、思わず出そうになる。

 

だが、俺は何とか堪えると、フェルトはトロンとした表情を浮かべていた。

 

その瞳は潤んでおり、今にも涙が出そうな程だった。

 

「大丈夫か?」

 

「う、うん。ちょっと、入れられただけなのに」

 

それだけ言って、恥ずかしくなったのか、フェルトはそのまま顔を背ける。

 

だが、その顔は真っ赤に染まっており、口元からはヨダレのような物が垂れ落ちていた。

 

どうやら、挿入されただけでイッてしまったようだ。

 

その事実に俺は満足すると、ゆっくりと腰を動かしていく。

 

「ん、あぁ、凄いっ」

 

最初はゆっくり動かしていたが、次第に速度を上げていき、パンパンと肌がぶつかる音が響く。

 

それと同時に彼女の豊満な胸が大きく揺れ動き、その光景を見ながら俺は更に興奮を高めていった。

 

「フェルト、気持ちいいか?」

 

「あん、そんな事聞かないでよ。

でも、言わなくても分かるよね?」

 

その言葉に俺は笑みを浮かべて、激しく動く。

 

そして、その度に彼女の喘ぐ声が響き渡り、俺は更に興奮を高めた。

 

もう、何も考えられない。

 

ただひたすらに目の前にいるフェルトの事しか考えられなくなり、俺は一気に加速させていく。

 

それでも止まらず、フェルトは俺を抱き寄せると、耳元で囁いた。

 

「好き、大好きっ。愛してるっ」

 

その言葉に俺は答えるように、キスをした。

 

そして、俺は彼女の中で果てた。

 

「ああぁっ、熱いのがいっぱい出てるっ」

 

その瞬間、フェルトもまた身体を大きく仰け反らせて、俺を強く抱き寄せた。

 

その勢いで胸が押し付けられて形を変える。

 

そして、俺はそのままフェルトの上に倒れ込んだ。

 

荒い息遣いだけが聞こえる中で、俺は彼女に覆い被さったままでいると、フェルトはそっと微笑む。

 

その笑顔は今まで見た中でも一番綺麗だと思った。

 

それから暫くの間、俺はフェルトとの行為を続けた。

 

何度も何度も身体を重ね合わせて、互いに体力が尽きるまで求め続けたのであった。

 



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フェルト・グレイス(機動戦士ガンダムOO)転※

行為を続けて、一時間。

 

フェルトととの行為は激しさを増すばかりだった。

 

「あっそこっそこっ!!」

 

先程の行為から変わり、フェルトのベットの上で俺は彼女を押し倒し、仰向けになった状態でM字開脚をし、その上に覆い被さり、行為を行っていた。

 

俺は両手で彼女の両膝を掴むと、そのまま股間に引き寄せる。

 

すると、大きく広げられた秘部はパックリと開き、ピンク色の粘膜が露わになる。

 

既にそこは洪水のように溢れており、まるでお漏らしをしてしまったような有様になっていた。

 

俺はそこに自分のモノをあてがい、ゆっくりと入れる。

 

ズプッという音と共に、亀頭部分が彼女の中へと入っていく。

 

一度経験しているとはいえ、まだ慣れていないのか、フェルトは苦しそうに眉をひそめる。

 

「くぅっ」

 

「大丈夫か?」

 

「う、うん。少し苦しいけど、我慢できないほどじゃないから」

 

そう言って、フェルトは笑みを浮かべてみせる。

 

その表情を見た俺は安心すると同時に、ゆっくりと腰を動かす。

 

すると、彼女の口からは甘い吐息が漏れた。

 

「あっ、はぁっ」

 

俺の肉棒が彼女の中の肉壁を擦れるたびに彼女はビクンと反応を示す。

 

それと同時に、彼女の大きな胸はプルンッと大きく揺れ動いた。

 

その動きに合わせて俺も手を伸ばし、その柔らかな感触を楽しむ。

 

その度に彼女の口からは喘ぎ声が漏れ、それがまた、俺の性欲を刺激した。

 

そして、そのまま腰を激しく動かす。

 

すると、フェルトの口からは喘ぎ声がより一層大きくなり、それに合わせるように彼女の蜜壺からは大量の愛液が流れ出してくる。

 

「あっあぁ、凄いっ、こんなっ!」

 

「くぅっ」

 

その快感に我慢できなくなったのか、彼女は両足に力を入れて、俺を抱きしめた。

 

同時に肉棒全体が締め付けられ、思わず達してしまいそうになる。

 

だが、俺は何とか堪えると、そのまま激しくピストン運動を行い、一気に絶頂へと駆け上っていった。

 

「フェルト、出すぞっ」

 

「来てっ、いっぱい出してぇっ」

 

その言葉を聞いて、俺は限界を迎えてしまい、そのまま彼女の中に精を解き放つ。

 

その瞬間、フェルトもまた身体を大きく震わせて、声を上げた。

 

「ああぁぁぁぁぁぁぁっ」

 

そして、その声を聞きながら、俺は意識を失ったのだった。

 

気が付くと、俺はベッドの上に横になっていた。

 

その隣には裸のまま寝ているフェルトの姿があり、その姿に一瞬ドキッとしてしまう。

 

だが、よく見ると彼女の目元には涙の跡があった。

 

恐らく、あれだけ乱れてしまった事で泣いてしまったのだろうと思い、罪悪感が込み上げてくる。

 

そして、俺は彼女の頭を撫でてやった。

 

(まぁ、流石にやり過ぎたか)

 

正直、自分でもここまで興奮して、理性を失うとは思わなかった。

 

それほどまでに彼女の事を好きになってしまったのかもしれない。

 

ただ、それはそれでいいと思える。

 

何せ俺達は結ばれたのだ。

 

もう二度と離れる事はないと思うと、自然と笑みが浮かんでくる。

 

「ん、んんっ」

 

その声に視線を向けると、どうやら目が覚めたらしい。

 

目をゴシゴシと擦りながら、フェルトは起き上がる。

 

そして、俺の方を見ると、恥ずかしそうに頬を赤らめながら、口を開いた。

 

「えっと、おはよう」

 

その言葉に俺も同じ言葉を返す。

 

「ああ、おはよう」

 



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フェルト・グレイス(機動戦士ガンダムOO)結

フェルトと初めて結ばれてから3年の月日が経った。

 

俺達との関係は周りにばれながら、世界は大きく変える出来事が数多く起きた。

 

ELSの来襲から始まった事によって、大きく変わり始める世界の中で、俺達は未だに活動を続けていた。

 

ELSと一体化した人々を迫害する者達から守る為に、刹那が抜けたソレスタルビーイングは活動を続けた。

 

その中で変化したのは、それだけじゃなかった。

 

「なんだか、不思議な感じだな」

 

任務を終え、自室に入った俺を迎えてくれたのはフェルトだった。

 

長かった長髪は肩にかかる程度の短髪に切られているが、それよりも大きく目立ったのは大きく膨らんだお腹だった。

 

それは太った訳ではなく、その中には新たな命が生まれる事になっていた。

 

その子が生まれるのが分かったのは、なんとELSとの戦いを起きた当時だったらしい。

 

確かに身に覚えがあったが、まさかあの時期に生まれた子という事もあって、少し不思議な気分でもあった。

 

「ああ、そうだな」

 

そう言って、俺はフェルトの腹部に手を当てる。

 

すると、中で動いているのが分かる。

 

この中には俺達の子供が宿っており、来年には生まれようとしていた。

 

「私の両親がソレスタルビーイングに属していたと考えると、私にこの子をちゃんと育てられるか、少し不安があるんだ」

 

「…………」

 

確かにフェルトの言う通り、彼女の両親はソレスタルビーイングに所属していた。

 

だが、その両親は既に死んでおり、フェルトの不安はそこから来るだろう。

 

ソレスタルビーイングである俺とフェルト、二人の間に生まれた子がこれからの人生で果たして幸福になるのか。

 

フェルトにとっては妹のような存在であるミレイナが幸せという事もあるが、それでも彼女自身の経験でそれを強く言える。

 

だが、だからと言って、その子供までそうであるとは限らない。

 

実際、今までに俺達が保護した子供達の中には両親共にELSに侵食された者もいれば、その逆もいた。

 

両親の片方がELSに侵食され、もう片方は普通の人間である場合だってあった。

 

「大丈夫だよ」

 

「刹那が教えてくれたじゃないか」

 

それと共に思い出したのは、俺達の大切な仲間である刹那が残してくれた多くの事。

 

それは、過去の悲劇を乗り越え、一歩ずつ互いにわかり合おうとしている世界。

 

その世界は俺やフェルト、それに多くの人達の手によって守られている。

 

だからこそ、俺達は戦う事が出来る。

 

これから先も戦い続けよう。

 

いつか、その先に平和が訪れると信じて。



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北山 雫(魔法科高校の優等生)起

注意
作者は魔法科高校シリーズはあまり知らないので、これが合っているかどうか自信はありません。
なので、注意して、読んで下さい。


記霧 生を語るとしたら、一言で言えば猫である。

 

国立魔法大学付属第一高校の二課生でいるが、休み時間にどこにいるのか分からない謎の人物であり、劣等生である。

 

魔法を学ぶこの学園では、彼はほとんど才能はなく、体術という点では司波達也となんとか張り合える程度の実力を持っている。

 

だからこそ、この学園では、彼の実力を知る者はいなかった。

 

「面倒だな」

 

そう呟きながら、彼は懐からナイフを取り出す。

 

どこにでも売られている百均のナイフであり、切れ味はとても悪かった。

 

そんな彼の目の前にあるのは、鉄の扉だった。

 

だがその扉には鍵穴などなく、ただ鋼鉄製の頑丈そうな造りになっている。

 

普通ならば、ナイフでは無力だろう。

 

「ここか」

 

そう言いながら、ゆっくりと、何もない所を切るようにゆっくりとナイフで扉を傷つける。

 

きりきりと黒板で爪を立てるような音がしばらく続いた後、彼はゆっくりと扉を押した。

 

すると扉はまるでバターでも切られたようにすっと開いたのだ。

 

そこには階段があり、地下へと続いているようだった。

 

彼は躊躇うことなく、その階段を下りていく。

 

そこに何があるかも知らずに……。

 

彼が地下室に降り立った瞬間、そこは真っ暗になった。

 

突然の出来事に驚きながらも、彼は手に持っていたナイフを素早く構えなおし、暗闇を見据える。

 

しかし、それは無駄に終わった。

 

なぜなら…… その部屋に明かりがついたからだ。

 

いや、正確には部屋全体が明るくなったわけではない。

 

部屋の中央に置かれたテーブルの上に、ろうそくが一本立っていただけだ。

 

しかしそれでも十分な明るさだった。

 

そしてそのテーブルの前に座っている男の姿が見える。

 

男は眼鏡をかけた三十代後半くらいの男だった。

 

見た目だけなら、どこにでもいそうな平凡な男に見える。

 

しかし、彼の周りだけが異質な雰囲気を放っていた。

 

彼を中心にして放射状に放たれている殺気のような気配。

 

それが普通の人間ではない事を証明していた。

 

その雰囲気に対して、生はただ一言。

 

「お前らが雫を狙う奴らか」

 

そう言っただけだった。

 

それに対する答えはない。

 

ただ、男が口を開いただけだった。

 

「君は一体誰だい?どうしてここに来れたんだ?」

 

「質問するのは俺の方だ。雫を狙ってるのはお前たちか?」

 

「…………」

 

沈黙する男に対して、彼はため息を吐く。

 

「別に雫を狙っていないんだたったら、それで良いけど、どうなんだ」

 

そう、まるで面倒だから早く終わらせてくれといわんばかりの勝手な言葉。

 

それに対して、男は笑みを浮かべた。

 

「あぁ、そうだよ。

確かに僕達が彼女を含めて、多くを狙っている。

だからどうした!」

 

あっさりと白状した男に対して、未だに余裕が見えた。

 

「お前の事も既に調べている。

劣等生の記霧 生君。

君がどうやって、ここに来たか分からないけど、一人で来たのは、無謀じゃないか?」

 

男の言う事はもっともだった。

 

いくら記霧が強いといっても、相手が悪い。

 

四人を相手にするには無理があった。

 

普通の人間ならば、そう考えるだろ。

 

「そうか。

まぁ、お前らが雫を狙っている奴だと分かれば、まぁやる事は簡単だ」

 

しかし、彼の態度は全く変わらない。

 

「お前ら全員殺せば良いからな」

 

「おいおい、随分と簡単に言ってくれるね」

 

その言葉と同時に全員の手に武器を取り始める。

 

だが、それよりも早く生が動き始める。

 

一瞬だった。

 

手に持った武器に対して、ナイフを振るったと思った瞬間、次の瞬間にはナイフは消えていた。

 

その事に気づいた時には、その場にいる生以外の全員が疑問に思った。

 

「おい、ナイフはどうした」

 

その問いに対して、彼は当たり前のように答える。

 

「捨てた。

もう、壊れたし、お前ら全員、殺したし」

 

その言葉を聞いた瞬間、疑問に思いながらも、身体を確認する。

 

未だに無傷な状況の中で何を言っているのか理解できなかったのだ。

 

「訳の分からない事を言うな餓鬼が!」

 

そう、男の一人が魔法を発動させようとした。

 

したが、まるで反応はなかった。

 

他の男たちも発動させようとするが、やはり同じ結果になる。

 

そして、その原因は明白だった。

 

「お前っ何をしたんだ」

 

「殺したんだよ。

お前らの想子全部」

 

その言葉に男達は絶句する。

 

想子を抜かれると魔法は発動できない。

 

魔法師にとって命ともいえるものだ。

 

それを抜き取るという行為に、彼らは戦慄する。

 

そして、一人の男が銃を取り出した。

 

魔法が使えない以上、接近戦で倒すしかないと考えたのだ。

 

その判断は間違ってはいなかった。

 

事実、魔法が使えなくても、記霧の動きを捉えられる者などいなかっただろう。

 

しかしその攻撃も無意味に終わる。

 

男は引き金を引くが、弾が発射される事は無かった。

 

当然の結果だ。

 

銃弾は既にないのだから。

 

生はゆっくりと近づく。

 

そして、目の前に立った時、ようやく口を開く。

 

それはまるで、死刑宣告をするかのように。

 

生がナイフを首筋に当てる。

 

冷たい感触に男は震える。

 

「良いか、もし次に雫を狙ったら、てめらの脚の感覚を殺す。腕の感覚を殺す。臓器の、脳の、何もかもを殺し尽くす。

その中で意識だけは生かしてやるよ。

てめぇらにはぴったりの生き地獄で楽しませるようにな」

 

その声を聞いて、男は恐怖で歯を鳴らす。

 

自分の死を覚悟していたはずなのに、それでもまだ生きている事が恐ろしかった。

 

生はそんな男を見て、興味を無くす。

 

既に生にとっては、こいつらは殺す対象でしかなくなったからだ。

 

だからこそ、生は呟く。

 

呪うような声で。

 

誰にも聞こえないように。

 

呪いの言葉を口に出す。

 

やがて、興味を無くしたようにナイフを捨て、そのまま去る。

 

そこには生が今までいた痕跡は一切残っていなかった。

その日、一人の男が消えた。

 

しかし、この事はニュースにもならなかった。

 

ただ、行方不明として処理されただけだった。

 

生はただ歩く。

 

目的地はただ一つ。

 

 

「あれ、生。

どこに言っていたの?」

 

そう言いながら、既に下校していたのか、雫がそこにいた。

 

「変な事しようとした奴らがいたから、言い聞かせに言っただけ」

 

「毎回の事ながら、よく分からない事を言っているね」

 

そう言って、雫は苦笑する。

 

だが生はその言葉を気にしない。

 

いつも通りの事なのだから。

 

生はただ、雫を守るだけだ。

 

それだけでいいのだ。

 

それ以外の事は何も考えていない。

 

その日も二人は家路につく。

 

平和な日常を送るために。

 



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北山 雫(魔法科高校の優等生)承※

「なんだか、本当に猫みたいになっているね」

 

そこは雫の自宅であり、現在は生と一緒に暮らしている二人暮らし用のマンションである。

 

そこで雫の膝の上にまるで猫のように頭を預けているのは、彼女の護衛であり、実質は恋人でもある生だった。

 

外ではまるで猫のような行動を行っているので、学園内ではほとんど会う事がない為、恋人同士だと思う人はほとんどいない。

 

その中で知っている人物と言えば、司波達也を初めとした友人達が本人達から直接言われた者達しかいない。

 

そうして、外では知られていない二人は夕食を終えて、リビングでくつろいでいた。

 

「それにしても、生は結構強いのに、なんで授業は真面目に受けないの」

 

「雫を守れる程度の力があれば、あとはどうでも良い」

 

雫は生の頭を優しく撫でている。

 

その手つきに心地よさを感じながらも、生は答えた。

 

その言葉に雫は少し呆れた表情を浮かべるが、すぐに微笑みに変える。

 

生と付き合ってから知ったのだが、彼はこういう性格だ。

 

だからこそ、心を許しており、今の関係を続けている。

 

そうしている間に、生はなにかを感じたのか、身体を動かす。

 

「生?」

 

「雫」

突然の行動に少し疑問に思うが、彼の行動で何を行うとしたのか、すぐに理解した。

 

それは生にとっても初めての経験であり、彼も不安なのだろうと思った。

 

だから雫は彼の首の後ろに手を回して抱きしめると共に、ゆっくりと唇を近づく。

 

舌を絡ませあいながら、生は雫を強く抱きしめ、そして彼女を押し倒す。

 

ソファの上で横になった彼女は生の顔を見つめていた。

 

頬は紅潮しており、息遣いは荒い。

 

生は雫の衣服の上から胸を愛撫を行う。ブラジャー越しではあるが、それでも生の手の動きは止まらない。

 

それどころか、徐々にその動きを激しくしていく。

 

生は顔を赤くしながら、雫を見る。

 

普段とは違う姿に生も興奮を抑えきれない。

 

「生、今日は積極的だね」

 

そう言う雫の声色は嬉しそうだが、どこか余裕があった。

 

「説教した時の興奮がまだ少し残っている」

 

それは雫を狙った存在達を粛正した時に感じた殺気が未だに抑えられていない事だった。

だが、それを抑えつけると共に出る雫への思いが止められなかった。

 

その感情のままに雫を求める。

 

最初は驚きがあったが、雫も生がこうなる事は予想できていたので、今は受け入れていた。

 

「んっ……生」

 

雫が生の名前を呼ぶと同時に、生は再び彼女に口づけを行った。

 

今度は先ほどよりも深く。

 

互いの唾液を交換するかのように、二人は何度もキスを繰り返す。

 

そうする事によって、更に興奮が高まり、生が次に手を伸ばしたのは、彼女の秘部だった。

 

下着の隙間に手を入れて、指先でなぞるように触ると、既に湿っていた。

 

それを生が認識すると、雫は恥ずかしそうに視線を逸らす。

 

そんな反応が可愛らしく思えた生はそのまま指を上下させる。

 

「あっ、そこ……」

 

生が雫の反応を見ながら、彼女の性感帯を探り当てていく。

 

「雫、ここが良いんだな」

 

「ううん。もっと奥」

 

そう言いながら、雫は両手を生の背中に回す。

 

生は言われた通りに、雫の一番感じる部分を刺激する。

 

「あぁ、凄い。生、生、私もうダメ」

 

雫の言葉を聞いた生は最後の刺激を一気に行う。

 

「ああ!」

 

「雫」

雫が絶頂を迎えるのと同時に生の指先には粘り気のある液体が付着していた。

 

それが何かなど聞かなくてもわかる。

 

雫は荒くなった呼吸を整えようと、必死になっていた。

 

その姿を見た生は雫の頭を優しく撫でる。

 

雫はその手のひらの暖かさを感じながら、ゆっくりと寄り添う。

 

「ねぇ、生、一緒にしてみよ」



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北山 雫(魔法科高校の優等生)転※

雫の一言を聞くと共に、生は頷きながら、ゆっくりと彼女を抱き抱える。

 

それと共に生は彼女を自身の膝上に乗せると共に、既に勃起している肉棒をゆっくりと彼女の秘部に近づける。

 

そしてそのまま、生は雫の中へと挿入した。

 

「あん」

 

突然入ってきた生の肉棒に雫は思わず声を漏らす。

 

生は雫に負担をかけないように、ゆっくりと、それでいて力強くピストン運動を行い始める。

 

「はぁあっはぁはぁ」

 

最初は痛みを感じていた雫だったが、徐々に慣れてきたのか、それとも生から与えられる快楽に溺れ始めたのか、その動きに呼応するかのように、自らも腰を動かし始める。

 

生が雫を抱きしめる形で行っているため、生には雫の顔が見えず、彼女がどんな表情をしているのかわからない。

 

ただ、時折聞こえる喘ぎ声で雫が気持ちよくなっている事は理解できた。

 

生自身も雫との密着度が高い体位のため、限界が近づいていた。

 

そんな時、不意に雫が生の方を振り向く。

 

二人の目が合うと、どちらからでもなく唇を重ねる。

 

「生、大好き」

 

雫は生の首に手を回しながら、耳元で囁く。

 

そんな彼女の行動に、生は嬉しくなり、より一層激しく動く。

 

「雫、俺もだ。愛してる」

 

その言葉を聞き、雫は幸せそうな笑みを浮かべた。生が雫の中で果てると。

 

「あっあああっ」

 

射精を感じてか、生に寄り添うように後ろへと仰け反る雫。

 

そんな雫を抱き締めながら、既に1度目の射精を終えたはずの生の肉棒は瞬く間に勃起し始める。

 

そして、その体制のまま、再度行為は始まった。

 

「あっ待ってっ、そんないきなり」

 

未だに先程の射精によって、絶頂を迎えている雫にとって、その刺激は強すぎた。

 

だが、生はその行為をやめない。

 

むしろ、彼女の首筋を舐めながら、激しいピストン運動を繰り返す。

 

「んんっ!生、ダメぇ」

 

雫の声も聞こえていないかのように、生はピストンを続ける。

 

まるで獣のような生の姿に雫は興奮を覚えていた。

 

普段の優しい彼からは想像できないような姿。

 

そのギャップがたまらなく、雫は好きだった。

 

そして、今、まさに生は雫に対してこの行為を行おうしていた。

 

「ちょっと待って生、まだ心の準備が……」

 

生は雫の言葉を聞かずにさらに奥へと押し込む。

 

「あぁっ!」

 

突然の生の行動に雫は悲鳴を上げる。

 

しかし、それは苦痛ではなく、快楽によるものだった。

 

雫は慌てて口を塞ぐ。

 

「ふぅ……ん……」

 

生はゆっくりとピストン運動を開始する。

 

「あっ、あっ、あっ」

 

一定のリズムで繰り返されるピストン運動。

 

それにより、雫の口からは艶やかな声が漏れ始める。

 

「あっ、ああぁ、はぁ、はぁ」

 

生に抱きつく雫の腕に力が入る。

 

生はそんな雫の背中を優しくさする。

 

やがて、雫の体が震える。

 

それと同時に生はピストン運動の速度を上げた。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、あぁ、イク、イッちゃう」

 

生は雫の絶頂と同時に、自分の精を解き放つ。

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

荒い息遣いをしながら、二人はソファの上に横になる。

 

そのまま、数分の間、沈黙が続いた。

 

しばらくして、生が口を開く。

 

「大丈夫?」

 

生が心配そうに声をかける。

 

「えぇ、少し疲れただけよ」

 

「そっか」

 

生は雫を気遣うように、彼女の頭を撫でる。

 

雫は目を細めて、その感触を味わっていた。



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北山 雫(魔法科高校の優等生)結※

行為が始まって、数時間の時が経った。

 

「はっはぁっそこっそこっ」

 

しかし、行為は終わる所か、歯止めが効かない状況になっていた。

互いの顔を見えるように抱き締め合いながら、行為を行っており、もはや何度中に出したのかすら覚えていなかった。

 

それでもなお、二人の性欲は止まらない。

 

互いに貪るように求め合う。

 

そんな時、不意に生が雫の顔を覗き込む。

 

二人の視線が絡みあう。

 

すると、雫が恥ずかしそうに、目を逸らす。

 

そんな雫の様子に生は可愛らしさを感じ、より深く感じる為に生はさらに強く抱き締める。

 

すると、雫も負けじと、腕に力を入れて、更に密着した状態になる。

 

「生……」

 

潤んだ瞳で見つめてくる雫に、生は我慢できずに唇を奪う。

 

「んっ」

 

舌を絡めると、雫もそれに応えるように舌を絡ませる。

 

唾液が混じりあい、水音が室内に響く。

 

生が両手を胸に回す。

 

雫も生の首の後ろに手を回して、彼の体を強く抱きしめる。

 

生がゆっくりとピストン運動を始める。

 

「あっあっあっあっ」

 

リズミカルなピストン運動。

 

それにより、雫の口から艶やかな声が漏れ出す。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

生はそんな雫の姿を見て興奮し、既に限界を迎えていた。

 

「雫、雫」

 

「生……生」

 

互いに名前を呼び合いながら、同時に生は射精し、雫は絶頂を迎える。

 

「あっあぁ」

 

精液を受け止めながら、雫は身体を震わせている。

 

その様子はとても美しく、艶やかだった。

 

その姿には未だに興奮を隠せずにいた生はそのまま甘えるように抱きつく。

 

「あっもぅ、さっきまで、さんざん無茶苦茶にしたのは、誰だと思っているのかなぁ」

 

そう言いながらも、雫は嫌そうな顔一つせず、むしろ嬉しそうにして生を抱き締め返す。

 

二人はそのままの姿勢で話を続ける。

 

生は雫を気遣って、無理をさせないように、出来るだけ優しく行為をするのだが、一度スイッチが入った雫は中々止める事が出来ずにいた。

 

そのため、生は何度も雫の中に自分の欲望を解き放ち続けた。

 

やがて、行為を終え、求めるように囁く声を聞きながら、それに対して生もまた答えるようにキスを行う。

 

そうして、ゆっくりと快感によって、眠りに落ちていく雫。

 

同時に眠りにつこうとしていた生だったが、ふと、視線を携帯端末へと眼を向ける。

 

そこには雫を狙う者の情報があり、同時に雫を起こさないようにゆっくりと起き上がる。

 

「いってきます」

 

そう彼女を起こさないように、ゆっくりと歩き出す。

 

殺す事しかできない自分でも、彼女に嫌われないように、殺しをしない殺人鬼として。

 

影ながら、守るように。



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テスタロッサ カレラ ウルティマ(転生したらスライムだった件)起

僕の名前はヴェルギ。

 

両親がただ少し偉いだけのどこにでもいる旅人だ。

 

両親についての詳細は今は語るのは面倒なので言わないでおこう。

 

ただ、ここ最近になって、俺は両親や知り合いの紹介もあって、テンペストと呼ばれる場所で働く事になった。

 

そこでの文化はとても気に入っており、特に刀や着物などは俺の好みにぴったりなのでお気に入りだ。

 

だが

 

「おい、ヴェルギはここか!」

 

「げぇ、カレラっ!」

 

どういう訳か、このテンペストでは知り合いであるカレラを初めウルティマ、テスタロッサがおり、事がある事に勝負を挑んでくる。

 

しかも負けると、負けた罰ゲームとして俺に対して好き放題してくるのだ。

 

なんとかのらりにくらりと躱してきたが、さすがにやばいと感じたので上司であるリムル様に相談する事にした。

 

「という事で、なんとかできませんか?」

 

「お前なあ……」

 

何故か呆れたような顔をされてしまった。

 

どうしたというのか?

 

「あのな、お前も男なら女に求められたら断っちゃダメだろうよ」

 

そう言って肩を叩かれた。

 

「じゃ、反対に聞きますが、あの三人が何されるか、想像できますか」

 

それを言うと、リムル様はそっと顔を逸らした。

 

「…………」

 

でしょうね。

 

あんな事された日には、もう立ち直れない自信がある。

 

だからどうにかして欲しいと頼んでいるのだが……。

 

「まあ、そうだな……あいつらも一応仕事中だし、それが終わったらにしろって言えよ。それで駄目だったら諦めろ」

 

「わかりました。ありがとうございます」

 

そう答えて、とりあえずその場を離れることにした。

 

そして、仕事を終わらせた後の事。

 

いつも通り勝負を仕掛けられた後、リムル様に言われた通りに断った。

 

これで大丈夫だろうと安心していたのだが、なぜかディアボロの奴が怖い目つきで睨んできた。

 

何故だ!俺は何も悪くないはずなのに?

 

一体なんだったんだろう? だが、そんな事を気にしている暇はない。

 

そう思いながら、ある日

 

ディアボロに指定された場所へと向かおうとしたら、そこには

 

「んっヴェルギ?」

 

「・・・」

 

なぜかそこにはウルティマ、テスタロッサ、カレラの三人がいた。

 

瞬間、頭の中のディアボロの凄い笑みを浮かべていたのがよく分かる。

 

嵌められた、と思った。

 

「あっ、リムル様から聞いたんだけど、今からボク達の仕事を手伝ってくれるんだよねぇ~。助かるよ。ほら、早く行こう♪」

 

そういうなり腕を掴まれ連れていかれそうになる。

 

これまでは一人一人だからこそ、逃げられたが、さすがに3人を同時に逃げるのは無理がある。

 

「ちょっと待ってくれ。これから用事が」

 

だが、その言葉は最後まで言い切る前に遮られる。

 

「あら、それはリムル様からのご命令よりも大切な事なのかしら?」

 

テスタロッサの言葉に思わず黙ってしまう。

 

「うふふ、素直でいい子ですね。さあ行きましょうか。時間は有限ですからね」

 

そう言ってそのままずるずると連れて行かれる事になった。



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ウルティマ(転生したらスライムだった件)承※

あれから、三人に連れてこられたのは、彼女達の家というべき場所だった。

 

そこには彼女達の配下によって、警備は厳重な状況である。

 

その事もあって、俺がここから逃げ出す事はほとんど不可能である。

 

「さて、リムル様からの仕事で3日は自由にできるから、今日は僕と一緒にいようか」

 

そうウルティマは笑みを浮かべながら、部屋に閉じ込める。

 

「一応聞くが、俺なんかになんで構うんだ?」

 

「えぇ、それを君が言うの?

あんなに面白い事ができる君を僕達が逃す訳ないでしょ」

 

やっぱり、そういう理由か。

 

「でも、最近はあんまり来なかったから、興味を失ったと思っていたけどな」

 

「そんな事ないよ。

最近は仕事に慣れるのに必死なだけだよ」

 

「カレラの奴はよく襲ってくるけど」

 

「そこは気にしない、気にしない」

 

このままでは不味い。

 

なんとか隙を見て、逃げ出さなければならないだろう。

 

そう思っている間にも、彼女は俺を抱きしめてくる。

 

他の二人に比べたら、体格は子供に近いが、それでも女性特有の柔らかさと温かさを感じる。

 

それに、なんとも言えない良い匂いもしてくる。

 

正直な話、ドキドキしてきた。

 

こんな事をされては普段から、こういうのに慣れていないから、冷静さを保てる自信がない。

 

だが、そんな事は許されない。

 

だから、俺はなるべく平静を装って、離れようとする。

 

だが、それが逆にいけなかったらしい。

 

突然、唇に柔らかい感触を感じた。

 

「へぇ、まさか、こういうのは弱かったんだ。

戦闘では僕達を相手に勝てたけど、以外だなぁ」

 

「ちょっ、お前何をした!?」

 

「別にキスをしただけだよ。

安心して、すぐに忘れさせてあげるから。

大丈夫、ボクに任せてくれれば、気持ちよくなるからさ」

 

それから、何度も何度も口づけをされる。

 

そして、段々と抵抗する力が抜けていく。

 

頭がボーっとしてきて、何も考えられなくなっていく。

 

「もぅこんなにとろんっとして。

そんなになったら、僕も我慢ができないじゃないか」

 

そう言って、服を脱がされていく。

 

まずい、この流れは非常に不味い。

 

だが、身体が全く動かず、声すら出ないのだ。

 

どうしようもない状況に、思考だけがぐるぐる回る。

 

(頼む、動け、動いてくれ)

 

心の中でどれだけ願っても意味はない。

 

やがて、下着まで脱がされてしまい、一糸纏わぬ姿にされてしまう。

 

「ほぉ、これは中々…… うん、決めた。

君を僕のモノにする。

これからたっぷり可愛がってあげよう」

 

そう言って再び、口付けをされた。

 

舌を絡められて、吸われ、甘噛みをされたりもする。

 

その間も彼女の手は止まらない。

 

胸を揉まれて、先端を摘ままれる。

 

それだけで、今まで感じた事のないような快感に襲われる。

 

更に、首筋を舐められると、ゾクッとした感覚が全身を襲う。

 

その度にビクビクと震えてしまう。

 

「ふむ、ここも弱いのか。

ならもっと攻めないとね」

 

そう言うと、今度は胸に吸い付いてきた。

 

片方は手で弄ばれながら、もう片方は口に含んで、飴玉を転がすように、舌で弄ばれる。

 

「ひゃっ、んっ、やめっ」

 

「止めないよ。

君はもう僕の物なんだから。

さあ、覚悟はいいかい?」

 

そう言いながら、彼女は俺の下半身に手を伸ばす。

 

「じゃあいくよ」

 

そう言って、彼女は俺の大事な所に手を這わせる。

 

指先が触れた瞬間、電撃のような衝撃を受けた。

 

それと同時に、今まで感じた事の無い程の快楽が押し寄せてきた。

 

頭が真っ白になり、ただひたすらに喘ぐことしかできない。

 

「あっ、はっ、ひっ、ああぁっ!!」

 

彼女の手が動くたびに、頭の中が掻き回されているかのような錯覚に陥る。

 

自分が自分でなくなるかの様な恐怖に、必死に抗おうとするが、それも無駄に終わる。

 

「駄目だよ。

そんなに暴れたら、怪我をしちゃうでしょ。

大人しくしていて、すぐ終わるからさ」

 

そう言うと、彼女は俺の敏感な部分を集中的に責め始める。

 

そのせいで余計に声が出てしまうのだが、それさえも気にならない程、俺は乱れていた。

 

「そろそろイキそうだね。

良いんだよ、思いっきりイッてしまって。

さぁ、イケっ」

 

「やだっ、何か来るっ、来てっ、あああぁっ!!!」

 

最後のひと押しによって、俺の意識は吹き飛んだ。

 

「うわぁ、凄い量っ」

 

そう呟く彼女の言葉を聞きながら、俺の意識は闇の中に沈んでいった。

 



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テスタロッサ(転生したらスライムだった件)転※

 

目が覚めると、そこは知らない部屋だった。

 

見覚えが無いという事は、俺が寝ている間に運ばれたようだ。

 

一体何がどうなっている? 確か、俺はあの女に襲われていて、それで……。

 

そこで、ハッとなる。

 

急いで自分の体を確認するが、特におかしな所は無かった。

 

「あら、起きたのね」

 

「まさか」

 

すぐに身体を確認するが、未だに裸な事もあって、気にしなかったが、ふと頭の後ろに柔らかい感触があるのに気づく。

 

見れば、俺を膝枕にしているのはテスタロッサだった。

 

他の二人に比べれば、大人という印象を受ける彼女だが、本質は二人とほとんど変わらない。

 

油断できない相手だと思いながら、彼女を睨みつける。

 

「怖い顔しないで。

別に取って食おうとしている訳じゃないんだから」

 

「そんな事を言われても信用できると思うか」

 

「まあまあ、落ち着いて。

私達は貴方に危害を加えるつもりは無いわ。

少なくとも今は、ね」

 

そう言って、ウインクをしてくる。

 

とてもではないが、信じられる内容ではない。

 

「それにしても、気絶している間もウルティマに犯されていたらしいけど、本当に凄いわね、ここは。

起きた時にはどんな反応するか楽しみだったけど、その甲斐もありそうね」

 

そう言いながら、テスタロッサは俺の頭を撫でてくる。

 

まるで子供をあやすかの様な仕草だが、不思議と不快感はない。

 

むしろ心地良く感じるのは何故だろう。

 

「さあ、そろそろ始めないとね」

 

「うわっと」

 

テスタロッサの言葉と共に、俺はそのままベットの上に頭を落とされる。

 

同時に俺の肉棒に襲ったのは柔らかな感触だった。

 

「まさかっ」

そこには既に準備ができているのか、自身の胸の谷間に肉棒を挟んでいるテスタロッサだった。「

 

何をする気だっ!?」

慌てて立ち上がろうとするが、それよりも早くテスタロッサは腰を下ろした事で、俺の股間は彼女の胸に埋もれてしまった。

 

「んっ、やっぱり大きい。

これなら、大丈夫そうね」

 

「何の話をしているっ、止めろっ!!」

何とか引き抜こうとするものの、彼女が動く度に刺激されてしまい、思うように力が入らない。

 

それどころか、段々と快感を感じ始めてきていた。

 

このままでは不味い。

 

俺は焦りながらも必死に抵抗する。

 

だが、その抵抗をあざ笑うかのように、彼女はゆっくりとした動作で上下に動き始めた。

 

その動きに合わせて、彼女の大きな胸は形を変えていく。

 

その光景は、今まで見たどの姿よりも妖艶に見えた。

 

彼女の長い髪が揺れる度、汗ばんでいる肌が光を反射して輝く。

 

それは、どこか神秘的にも見えて、思わず目を奪われてしまう。

 

こんな状況だというのに、俺はその行為に見入ってしまったのだ。

 

そして、その隙を見逃すほど、目の前の女は甘くなかった。

 

突然、テスタロッサの動きが激しくなる。

それまでは、ゆったりとした動きだったが、急に激しくなったことで、俺は一瞬意識を持って行かれそうになった。

 

「くっ、このっ!」

 

しかし、ここで負けるわけにはいかない。

 

俺はまだ、何も思い出せていないのだから。

 

だが、そんな俺の考えを嘲笑うかの様に、彼女の動きはさらに加速していく。

 

「ぐっ、あっ、ああぁっ!!!」

「ほら、我慢しないでイキなさいっ! 私のおっぱいでイッちゃいなよっ!!」

 

その言葉と同時に、俺の視界は真っ白になった。

 

それと同時に何かが飛び出した感覚を覚える。

 

だが、それが何なのか考える間もなく、今度は体が一気に軽くなったような気がしてきた。

 

「ふぅー、気持ち良かった? どうやら成功したみたいね」

 

そう言うと、テスタロッサはようやく俺の上から退いてくれた。

 

俺はというと、急激な疲労に襲われており、起き上がることも出来ない状態だった。

 

「ふふっ、昨日のウルティマのように、マグロの状態でやっても面白くないもんね」

 

そう言って微笑む彼女の顔を見て、引き攣った笑みを浮かべるのは無理ないだろう。

 



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カレラ(転生したらスライムだった件)結※

「ちっ、ようやく私の番かよ」

 

「こっちは疲れているのに」

そう言いながら、昨晩はウルティマによって犯され、披露が溜まる中でカレラの部屋に何時の間にか運び込まれていた。

 

一体どうやって運んだのかは知らないが、今はそんな事はどうでもいいだろう。

 

とにかく休ませて欲しいというのが本音なのだから。

 

だが、それをカレラが許してくれるはずもなく、ベッドに寝転がっている俺の上に覆いかぶさってきた。

 

「ちょっ、待って。

まだ心の準備が出来て……」

 

「知るかっ! いいから黙れっ!」

 

「ん~~!?」

 

カレラはそのまま強引にキスをしてきやがった。

 

しかも、舌まで入れてきやがる。

 

そのまま俺は口内を蹂躙されてしまった。

 

そして、やっと解放されると思った時には、すっかりカレラに骨抜きにされていたのだった。

 

その後、俺はカレラの好きにされるがままになってしまう。

 

「こっちはこの2日間、ずっと我慢していたんだよ。

休めると思うなよ」

 

それと共に獰猛な獣を思わせる笑みを浮かべながら、迫ってくる。正直に言おう。

 

俺はこの時、初めて女性に対して恐怖というものを感じた。

 

だが、そんな俺の感情とは裏腹に、カレラは自身の秘部を剥き出しにさせ、そのまま俺の肉棒に挿入させようとする。

「えっ、ちょっとまっ、ああぁっ!!」

 

「あはははははっ、入ったぜぇっ!! おい、しっかりしろよ。

これからだぞ?」

 

カレラはそういうと、ゆっくりと腰を振り始めた。

 

その動きはゆっくりではあるが、確実に俺の弱い部分を的確についてくる。

 

「くっ、あっ、うっ、ああぁっ」

そう、俺が思わず声を出しながら、カレラはそのまま俺を抱き寄せて、キスをしてくる。

 

そのせいで、さらに呼吸が難しくなり、酸欠状態になってしまった。

 

それにより、思考能力が低下していく。

だが、それでもカレラの動きは止まらない。

 

むしろ激しくなっていく一方だった。

 

そして、カレラの腰が激しく動く度に、俺の体も反応してしまう。

 

「んっ、ここが良いのかっん」

「かはっ、ま、まって、そこはっ」

 

俺の言葉など無視して、カレラは更に動きを加速させる。

 

既に限界を迎えていた俺の体は、あっさりとカレラの中に精を放ってしまった。

 

だが、未だに止まらない快感に身を任せるように、カレラは動き続ける。

 

そう言うと同時に、カレラは体を震わせながら、俺を強く抱きしめてきた。

 

それと共に膣内の中には俺の精液なのか愛液なのかは分からないが、その滑らかな締め付けはとにかく気持ち良すぎたのだ。

 

だが、それだけでは終わらなかった。

「ヴェルギ、今度はお前が動け」

 

「…………へ? いや、無理だって。

もう体力的に……」

 

「うるさい。

私が良いと言うまで動いてもらうからな」

 

カレラはそう言って再び唇を重ねてくる。

 

俺は仕方なく、カレラの望むままに再び行為を始める。

 

ゆっくりとカレラの言葉に従うように、腰を動かし始める。

 

先程よりもスムーズに動かすことが出来るようになった。

 

それだけではない。

 

カレラも感じているようで、先ほど以上に良い表情をしている。

 

それが嬉しくて、俺はつい調子に乗ってしまう。

 

それからしばらくの間、俺はカレラの求めるがまま、ひたすらに動き続けた。

「カレラっカレラっ」

 

「ヴェルギぃ、もっと、もっとぉ、ああぁ、イっくぅ!!」

 

そして同時に果てた俺達。

しかし、俺の身体は知らない間にカレラを抱き締め、動き始める。それはまるで本能に突き動かされるかのように。

 

ただただ快楽を求めるだけの獣のように…… 気が付くと俺は、自分のベッドの上で寝転んでいた。

 

どうやら夢を見ていたようだ。

 

それもとんでもない悪夢を見てしまった。

 

それにしても、何という夢なんだ!? 本当に俺って欲求不満なのだろうか。

 

自分でも信じられないくらいにリアルな内容に、戸惑いを隠せない。

 

だが、それよりも今の状況の方が問題だろう。

 

なんで俺はカレラと裸のまま抱き合っているんだ?!

 

「まったく、カレラとここまでやるなんて、少し羨ましい」

 

「ねぇ」

 

そう言いながら、俺達を見つめているのはウルティマとテスタロッサだった。

 

しかも、二人は下着姿のままで、何故か俺達は二人とも裸なのだ。

一体どういうことだ、これは。

 

状況が全く理解できないぞ!! そんな事を考えながら、慌てて起き上がろうとするも、カレラの体に押さえつけられてしまい、動くことが出来なかった。

 

「おい、カレラ離せ!」

 

「嫌だ。

まだ足りないからな」

 

「えっと」

 

「まぁ、それは私達もだがな」

 

「とりあえずはボク達も混ざってやるよ」

 

そう言ってカレラに続いて、俺の上に覆いかぶさってくる。

 

三人分の重みで、苦しくなるものの何とか抜け出そうとするのだが、カレラの力が強く離れられない。

 

おまけにテスタロッサとウルティマも密着してくるため、余計に動きが取れなくなった。

 

結局、俺が起き上がることが出来たのは、朝になってからの事であった。

 



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神楽坂明日菜(魔法先生ネギま)起

麻帆良という街に対して、僕は未だに不思議な事が尽きない多くの街である。

小さな頃から探偵小説が好きな僕は周りにいる学友とは遊ばず、一人で過ごす事が多かった。

 

そんな僕に関わっていたのは幼少期からの幼馴染みである明日菜ちゃんだ。

 

彼女と僕は性格は正反対なはずだが、どこか気が合ったのか、よく一緒に行動するようになっていた。

 

だが、それも小学生の卒業までの話であり、中学からは彼女は女子中等部へと通うようになった為、会う頻度は減っていった。

 

だが、彼女が進学する前から、子供先生に関わる相談をよく受けるようになっていた。

 

なぜ、そのような相談をするのかと聞いてみた。

 

そこで聞いた答えは

 

「だって、君に聞けば、解決しそうな気がするから」だった。

 

正直に言えば、過大評価も良い所だと思ったが、僕ができる範囲で彼女に助言し、解決に

導いていった。

 

そうして、解決していく中で、想像を超えるような数々の出来事が僕の目の前で起きており、彼女を通して、巻き込まれる事となった。

 

魔法や気などの能力がない僕はほとんど役に立たないと思っていたが、どうやら僕は自分

が思っていた以上に観察眼に優れているのか、相手の正体や弱点などを探る事ができていた。

 

その事もあって、敵からはよく狙われる事もあり、以前以上に明日菜ちゃんと共に行動するようになった。

 

そうして、数多くの冒険を行い、平和な日常に戻るはずだった。

 

だけど

 

「たぶん、これが一生の別れになるかもしれないの」

 

卒業式の2週間前の事だった。

 

彼女に二人の思い出の場所に呼び出され、告げられた一言に僕は固まってしまう。

 

現実世界の火星をテラフォーミングし寄り代側の魔力を補うことによって魔法世界におけ

る魔力枯渇回避、そして崩壊を防ぐ計画「Blue Mars計画」の発動と引き換えに、その計

 

画の礎として100年の眠りにつかなければならなくなり、その間に自身の人格は摩耗消滅するのを告げられる。

 

「他に方法は」

 

僕は必死に願うように言うが、目を瞑ったまま、首を横に振る。

 

「ごめんね……もうこれしか方法が残されていないの。私は大丈夫だから」

 

「何でだよ!? 僕は嫌だぞ!!」

 

涙を流しながら、叫ぶ僕に対して、彼女は微笑む

 

「ありがとう。私も本当は貴方と一緒に居たいけど、でもこの方法しかないんだって言わ

れてしまって……それにこれでみんなが助かる可能性があるんだよ?」

 

「それはわかっているけど」

 

僕は悔しくなり、必死に手を握り締める。

 

「そんな顔をしないで。だからこそ、今日はここであなたと一緒にいたいから」

 

「あぁ……」

 

彼女の言葉に対し、涙が出そうになる。

 

何故だろうか?

 

「ねぇ、キスをしていいかな?」

 

彼女は頬を染めながら言ってくる。

 

僕も恥ずかしくなる。

 

「えっ?」

 

突然の言葉に頭が真っ白になりかける。

 

「駄目かな?」

 

彼女は少しだけ寂しそうな表情をしながら尋ねてくる。

 

そんな顔を見て、断れるはずもなく、そのまま唇を重ねる。

 

互いに初めての体験であり、ぎこちなくはあったが、それでも想いを込めて、何度も重ね

ていくうちに、少しずつ慣れていき、次第に互いの舌先を求めあうようになる。

 

長いようで短い時間が終わると、二人とも息が荒くなっていた。

 

「ありがとう」

 

彼女は笑顔を浮かべていた。

 

「こちらこそ」

 

僕も同じ気持ちであった。

 

「だからこそ、今日は一緒に」

 

その一言と共に明日菜ちゃんに誘われるように、僕も一緒に抱き締める。

 

「うん」

 

嬉しさのあまり、声が震えているのがわかる。

 

「好きだよ」

 

「僕も好きさ、明日菜ちゃん」



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神楽坂明日菜(魔法先生ネギま)承※

お互いの服を脱がせあい、生まれた姿のまま抱きしめ合う。

 

「暖かいね、君の身体」

 

「明日菜ちゃんもとても温かいよ」

 

肌と肌を重ね合い、互いの温もりを感じ取り、自然と笑みがこぼれる。

 

それと共に再び唇は重なり合い、彼女の柔らかさが、直に伝わってくる。

 

(もっとしたい)

 

そう思いながらも、時間が限られている為、ゆっくりと離れると名残惜しかったのか、二

人の間に銀糸が出来上がる。

 

彼女は呼吸を整えると、優しく微笑んでくれる。

 

その表情にドキッとする。

 

「明日菜ちゃん」

 

その事を誤魔化すように、僕はそのまま彼女の胸に触れる。

 

幼少の頃から知っているが、こうして直に触れるのはこれが初めてであった。

 

「んっ」

 

彼女は小さく反応する。

 

「痛いかい?」

 

僕は心配になって尋ねると、彼女は首を横に振る。

 

「大丈夫、ちょっとびっくりしただけだから」

 

そう言うと、彼女は僕の手を取り、自分の胸に押し付けた。

 

「今度は私の番だよ」

 

そう言って、僕の手を動かし、胸に触れさせる。

 

「あっ」

 

思わず、声が漏れる。

 

柔らかく、それでいて張りのある感触に驚いてしまう。

 

僕自身も女性経験はないが、知識だけは豊富にあった。

 

そのせいか、明日菜ちゃんの反応を見て、彼女が初めてである事を理解し、喜びと同時に緊張してしまう。

 

そんな僕の動揺を知ってか知らずか、彼女はそのまま、自身の胸を揉ませてくる。

 

その度に明日菜ちゃんの口から小さな吐息が漏れる。

 

僕は彼女の胸に指を沈めさせながら、全体をマッサージするように動かす。

 

「あんっ」

 

その動きに合わせて、彼女も敏感に反応してくれる。

 

それが嬉しくて、僕はつい夢中になってしまう。

 

「ちょっ……ちょっと待って」

 

その言葉を聞き、我に返った僕は慌てて手を離す。

 

「ごめん」

 

「ううん、大丈夫だから」

 

お互いに赤面しながら見つめ合っていると、なんだかおかしくなってきてしまい、同時に

笑い出してしまった。

 

ひとしきり笑うと、どちらともなく、また唇を重ねる。

 

「明日菜ちゃん」

 

僕は我慢できずに、そのまま彼女をベッドに押し倒す。

 

「来て」

 

彼女は受け入れるかのように両手を広げる。

 

その姿を見ただけで、理性が飛びそうになるが、必死に抑え込む。

 

僕は彼女に覆い被さりながら、そのまま首筋に口づけをする。

 

そのまま舌を這わせて、舐め上げると、彼女の身体が小さく跳ねる。

 

それと同時に彼女の身体から力が抜けていくのがわかる。

 

僕はそれを確認すると、左手で優しく胸に触れた後、右手をゆっくりと下半身へと移動させ、そのまま茂みをかき分け、彼女の大事な部分をそっと撫ぜた。

 

「やっ……そこは……」

 

彼女は恥ずかしそうに顔を赤らめる。

 

「ダメかな?」

 

「ううん、大丈夫だよ。でも最初はゆっくりしてね」

 

彼女は恥ずかしそうに答えてくれた。

 

僕はそのままゆっくりと指を動かす。

 

「あっ」

 

彼女はそれだけで、大きく反応してくれる。「痛くないかい?」

 

僕は優しく尋ねる。

 

「うん、平気だよ。それよりも変な感じがするけど、これは何?」

 

「それは気持ちいいっていうんだよ」

 

僕はそう答えると、そのまま彼女の秘所の中に少しずつ指を入れていく。

 

その瞬間、彼女は身体を大きく震わせる。

 

どうやら、刺激が強かったようだ。

 

僕はそれを察すると、少しだけ入り口付近をゆっくりとなぞるように触れてみる。

 

その度に、彼女はびくびくと反応する。

 

その姿を見ていると、自然と僕のモノも熱を帯びてくる。



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神楽坂明日菜(魔法先生ネギま)転※

僕は一度、手を離すと、ズボンを脱ぎ、大きくなった肉棒を取り出す。

 

「それじゃあ入れるよ」

 

そう言って、僕は彼女の中にゆっくりと入れていった。

 

「あっ!」

 

その衝撃に驚いたのか、彼女は声を上げる。

 

僕はそのまま奥まで押し進めると、彼女の顔を見る。

 

痛みの為なのか、目には涙を浮かべている。

 

「明日菜ちゃん、痛いなら無理しない方がいいんじゃないのかい?」

 

僕は心配になり尋ねる。

 

「良いのっ、これが最後になるからっ、それで後悔したくないからっ」

 

彼女は泣きながら、そう答えてくれた。

 

それを聞いて、僕も覚悟を決める。

 

僕は再び彼女の唇を奪うと、そのまま腰を動かし始める。

 

初めはゆっくりと動かしていたのだが、彼女の中があまりにも心地よく、すぐに激しく動いてしまっていた。

 

それでも彼女は痛がるどころか、段々と甘い吐息を漏らし始めていた。

 

僕はそれに興奮してしまい、更に動きが激しくなっていく。

 

その度に、彼女の口からは抑えきれない喘ぎ声が漏れる。

 

そして、とうとう限界が近づいてきた。

 

僕は一旦、腰の動きを止める。

 

しかし、彼女は不思議そうな表情をしている。

 

僕はもう一度キスをして、今度は彼女の胸に触れる。

 

その行為に彼女も理解したのか、僕の背中に腕を回してくる。

 

僕はそのまま、彼女の胸にしゃぶりつく。

 

その度に彼女は小さく反応してくれる。

 

それが可愛くて、つい夢中で舐めてしまう。

 

「ちょっ、ちょっと待って」

 

突然、明日菜ちゃんが僕の頭を押さえて、引き剥がそうとする。

 

「嫌だったかな?」

 

僕は不安になって、尋ねてみる。

 

「違うの、その逆だから、このまま続けて欲しいの」

 

明日菜ちゃんは恥ずかしそうに答えてくれる。

 

僕はその言葉を聞くと、安心して、また胸を触り始める。

 

彼女はその度にぴくりと反応してくれる。

 

「もう大丈夫だから」

 

僕はその言葉を聞くと、腰を再び動かし始めた。

 

その動きに合わせて、彼女も大きく反応してくれる。

 

「あんっ……あっ……」

 

「明日菜ちゃん」

 

僕は我慢できずに、そのまま彼女の中に出す。

 

その瞬間、明日菜ちゃんも達してくれたようで、身体が大きく震えている。

 

そのままお互いしばらく抱き合っていたが、やがて明日菜ちゃんが離れようとする。

 

僕は慌てて抱きしめると、そのまま唇を重ねた。

 

「あっ」

 

「お願いっ、まだ離れないでっ」

 

この温もりが消えるのが嫌で仕方なかった。

 

子供のわがままのように思える一言。

 

それを理解したのか、明日菜ちゃんもまた、再び抱き返す。

 

「うん、そうだよねっ」

 

「ありがとう」

 

僕はそう言うと、そのまま彼女の胸へと顔をうずめた。

 

そのままどのくらい時間が経っただろうか。

 

ふと、彼女の方を見ると、恥ずかしそうにこちらを見つめている。

 

「どうしたの?」

 

「えっとね、私も初めてでさ、実はすごく怖かったんだ」

 

「ごめんね、もっと優しくしてあげられれば良かったんだけど」

 

僕は申し訳なく思い謝る。

 

「ううん、大丈夫だよ。それより、こんなこと言うと笑われちゃうかもだけど、私、今す

っごく幸せだよ」

 

そう言って微笑んでくれる。

 

「僕もだよ」

 

僕はそう答えると、そのまま優しく口づけをする



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神楽坂明日菜(魔法先生ネギま)結

2週間後、卒業式の日。

 

桜によって、校舎は覆われ、卒業の歌が学校中に響き渡る。

 

だがその日、彼女はこの学園にはいなかった。

 

あの日から今日まで一度も会っていない。

 

彼女がいない日々はひどく退屈なものだった。

 

もちろん、授業はいつも通りある。

 

 

でも、そこには彼女の姿はない。

 

それだけなのに、世界が色あせてしまったように感じる。

 

「明日菜ちゃん」

 

僕はそう、言いながら、今にも泣きそうな顔をしながら、ゆっくりと帽子を被る。

 

未だに思い出を引き釣りながら、涙を流していた。

 

 

「そんなに泣いて、どうしたのよ」

 

「えっ」

 

そこには信じられない声だった。

 

振り返るとそこには100年の眠りについたはずの明日菜ちゃんがおり、笑顔で僕を見ていた。

 

「なんで」

 

「あぁ、なんて言うか、その。

眠った後、タイムマシンで戻ってきちゃった」

 

「タイムマシン!?」

 

僕が驚いていると、明日菜ちゃんは照れくさそうに頭をかく。

 

「いやぁ、私もね、本当にびっくりしたのよ。

けどね、また皆や君と一緒にいられると思ったら」

 

そう恥ずかしそうに呟く明日菜ちゃんに対して、僕はそのまま無言で抱き締める。

 

「本物なんだね、幻でも、なんでもなくて」

 

「当たり前じゃない」

 

彼女は少し困りながらも、僕の背中を撫でてくれる。

 

「ずっと会いたかったんだよ、明日菜ちゃんのこと」

 

「そっか、それは嬉しいな」

 

「僕も嬉しいよ」

 

「ねぇ、もう離してくれていいから」

 

明日菜ちゃんはそう言うが、僕は腕の力を強める。

 

「いやだ、もう少しこのままで」

 

「もぅ、仕方ないわね」

 

彼女は呆れたような口調で言うが、その表情はとても嬉しそうに見える。

 

「ねぇ、君にお願いがあるんだ」

 

「お願い?」

 

「うん、私、この学校を卒業したら、ウェスペルタティア王国の復興させようと思うの。

だから、その」

 

明日菜ちゃんは恥ずかしそうに頬を赤らめると、俯いて続ける。

 

僕は黙って聞いていた。

 

彼女から発せられる言葉1つ1つがとても愛おしい。

 

僕はその言葉を聞くと、そのまま彼女の手を取り、その甲へ口付けする。

 

彼女は驚いたようだったが、やがて、顔を真っ赤にして、はにかみながら、微笑んでくれ

た。

 

「喜んで」

 

僕はそう言うと、そのまま彼女を優しく抱き寄せた。

 

それが、僕達の中学時代、最後の思い出だった。

 

正直に言えば、魔法など未だに分からない事が多くあり、僕自身がそれを解決できるかどうかなんて、自信はない。

 

それでも、これからも彼女が一緒にいる限り、僕は決して諦めないだろ。

 



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井河さくら(対魔忍アサギ)起※

「お帰り!待っていたよ!」

 

そう言いながら、俺に抱きついてきたのは明るい色のショートヘアを墢ねさせた女性だった。

 

抱きついた時に押しつけるように潰れる胸の感触が、そのたわわな感触を伝えている。

 

それと共に俺の足に当たるのはよく肉づいた脚の感触がある。

 

彼女の名前は井河さくら。

 

昔は対魔忍という仕事をしていたが、今は俺とこのマンションで一緒に住んでいる女性だ。

 

「あっあぁ、ただいま。

よく分かったね」

 

「そんなのすぐに分かるよ。

一応これでも元対魔忍なんだから、君が帰ってくる気配ぐらい分かるよ」

 

そう言いながら、さくらはそのまま俺にさらに誘惑するように胸を押しつけながら、耳元で囁く。

 

「それにしても、今日も大変だったんじゃないの、仕事は?」

 

そう言いながらもさくらはゆっくりと俺に寄り添いながら、彼女は俺のズボンに手で触れて、ゆっくりと動いている。

 

「ふふっ、ズボン越しでも分かるぐらいにこんなに大きくなっちゃって」

 

それと共に、俺の耳の中に舌で舐めていき、ズボンの中に手を入れ、直接肉棒に触れていく。

 

そしてそのまま俺の前に膝まずき、ズボンの中から大きくなっている肉棒を取り出し、それを口に含んでいく。

 

生暖かい口の中に包まれながら、舌先で亀頭を舐められていく。

 

それはまるで飴玉を転がすかのように、丹念に唾液を使っていき、音を立てながらしゃぶっていく。

 

やがて口を離し、今度は裏筋に沿って下から上へと舐め上げていき、また亀頭を口に含み、舌先を動かしていく。

 

「んっ、もぅっ、こんなに大きくなってっんっ」

 

そう舌先を動かし、口に含むたびに、その声は漏れている。

 

その姿を見ながら俺はさくらの頭を撫でると、彼女は嬉しそうな顔を浮かべていた。

 

それからさくらは一度立ち上がり、自身の上着を脱ぎ、ブラジャーを見せてくる。

 

黒く、僅かに透けており、そこから見える大きな胸に興奮を覚えてしまう。

 

「ふふっ、君は私のおっぱいが、本当に好きだよね!」

 

ゆっくりと、そのままさくらは自身の胸の谷間に俺の肉棒をゆっくりと挟んでいく。

 

「ほら見てごらん? 君のおちんぽ、私のおっぱいで隠れちゃった」

 

そう言いながら、ゆっくりと上下に動かせば、柔らかい双丘によって擦られていき、更に硬さを増していった。

 

「あぁ、いいぞ、気持ち良い・・・」

 

「もうっ、素直なんだから! じゃあこれはどうかしら?」

 

そういうと、両手を使い、左右交互に動かすことで刺激を与えていく。

 

柔らかく温かい肌と、時折触れる硬い豆のような突起物。

 

それらが交互に襲ってくる事で、より快感が増していく。

 

「どう?そろそろイキたいんじゃないかな?」

 

「いやっ、まだまだっ堪能したいっ」

 

「まったく、しょうがないんだから」

 

そう言いながらも、さくらはさらに激しく動き出していく。

 

強く締め付けられ、それがまた強い刺激となって襲いかかり、思わず腰を突き出しそうになる。

 

しかしそれを堪えるように歯を食いしばりながら耐え続けると、不意にさくらの動きが変わった。

 

急に強く吸い込み始めてきたのだ。

 

それによって一気にこみ上げて来る感覚に襲われる。

 

だがそれでも我慢し続けると、ついにさくらはその行為をやめてしまった。

 

そして代わりにゆっくりと焦らすように動いてくる

 

「ふふっ、胸の中で君のがピクピクッとなっているのが、伝わってくるよ」

 

そう言われ、さらにさくらの柔らかさと温かさを感じれば、それだけで達してしまいそうになる。

 

だがその時、再びさくらは強く吸い込んできて、

 

「うっ!!」

 

そのまま俺は果ててしまい、さくらの顔や胸、さらにはさくらの髪まで白く染め上げてしまっていた。

 

「あぁ、いっぱい出たね。

ふふっ、でもまだ元気みたいだね」

 

そう言いながらさくらはそのまま俺へと抱きついてくる。



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井河さくら(対魔忍アサギ)承※

「あっぁっあぁっ、そんなにっ舐めないでっ」

あの行為からすぐに俺達はそのままさくらをベットへと連れて行った。

 

先程の行為の続きを行うように、彼女のブラジャーを脱がし、その胸に顔を埋めていた。

 

埋められた事によって、顔の全体に胸の柔らかさが伝わっており、堪能する。

 

それと同時に、さくらの口から甘い吐息が漏れる。

 

彼女の弱点である、右の胸の先にあるピンク色をした豆を口に含みながら舌先で転がすと、

彼女は身体を震わせていた。

 

そして同時に左手では彼女の股間に指を入れ、ゆっくりとかき回していた。

 

既に濡れているそこは、少し弄っただけで、グチュリグチュリとした音が鳴り響いていた。

 

「あぁんっ! はげしすぎだよぉ!」

 

口ではそう言いながらも、その声には艶があり、もっとして欲しいと言っているようだ。

 

「だってっ、お前のここ凄く濡れてるじゃないかっ」

 

そう言って中に入れる指を二本に増やし、中で広げるようにして動かしていく。

 

「ああぁぁぁぁぁぁぁ!! だめぇ!広げないでっ!」

 

そう言いつつも、彼女の足は俺の背中に絡みつき、離れないようにしている。

 

それどころか、もっともっとと言うかのように押し付けていた。

 

その感触を受けながら、俺は彼女の胸で大きく勃起している乳首に舌を伸ばす。

 

そしてそのまま口に含みながら吸い上げると、一際大きな声で鳴いた。

 

舌先で転がし、甘噛みしながら引っ張ると、彼女は腰を浮かせ、軽く痙攣させる。

 

その反応を見て俺はさらに彼女を責め立てていく。

 

指を三本にして、ゆっくりと動かしつつ、親指でクリトリスを撫でるように動かす。

 

「ああぁっ!しょんなにっ動かさないでっ」

 

「どうしてだ? こんなにも気持ち良さそうなのに?」

 

「ひぃんっ、きもちっよすぎてっおかしくなりゅっ!」

 

その言葉を聞き、俺は彼女の中に入れていた指を抜き、そのまま口元へと持っていく。

 

すると、彼女が口を開け、俺の人差し指をくわえる。

 

そしてそのまま舌を絡めながらしゃぶり始めた。

 

まるで赤ん坊のように吸い付きながら、舐めまわすその姿に興奮を覚える。

 

それからしばらくして、俺はゆっくりと彼女から離れる。

 

するとさくらはゆっくりと起き上がり、こちらに振り返った。

 

俺は彼女の乳首を、彼女は俺の指で互いに舐めていく。唾液まみれになった指をそのままさくらの中に入れて、動かせば、さくらは小さく喘ぎ始める。

 

「んっ、もう、君も限界なんじゃない?」

 

「あぁ、そろそろ挿れさせてくれ」

 

「ふふっ、良いよ。私の中に来て?」

 

そう言いながら、さくらは自身の両足を持ち上げて、M字開脚のような格好になり、誘ってくる。

 

その様子に、思わず生唾を飲み込む。



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井河さくら(対魔忍アサギ)転結※

さくらに誘われるように俺はゆっくりと彼女の秘部の中へと肉棒を挿入する。

 

「ああっ、きたぁ」

 

さくらがそう呟けば、俺のモノはさらに硬さを増していき、そして一気に奥まで突き入れた。

 

「ああぁっ、いきなりなんてぇ!」

 

「さくらが悪いんだぞっ、あんなに誘惑してくるからっ!」

 

「あんっ、そんなことっしてないよぉ」

 

そう言いながら腰を動かすたびに、さくらの胸が揺れ、そして声を上げている。

 

その光景がより一層、興奮を高め、より激しく動いてしまう。

 

パンッパンッという音とともに、愛液と先走り汁が混ざり合い、グチュリグチュリとした水音が響き渡る。

 

その音がさらに興奮を煽り、動きをさらに早めてしまう。

 

しかし、さくらはその速度について来れないのか、徐々に声が小さくなっていく。

 

「あぁっ、待ってっ! そんなに早くしたらっ」

 

さくらの言葉に耳を傾けず、俺はそのまま腰を動かし続ける。

 

「やぁっ、イッちゃうっ!!」

 

その言葉と同時に俺のを締め付けてくる。

 

「うっ凄いっ締め付けだっ」

 

その刺激に我慢できず、俺はそのまま彼女の中に白濁の液体を流し込んだ。

 

だが、それでもなお、彼女の中の収縮は止まらず、俺は何度も彼女の中に注ぎ込んでいく。

 

そしてようやく収まり、さくらの中から引き抜くと、栓を失ったそこから、入り切らなかったものが溢れ出し、シーツの上にシミを作っていった。

 

「はぁはぁんっ、しゅごいよぉ」

 

「さくらっ、大丈夫か?」

 

肩で息をしているさくらに声をかければ、ゆっくりと顔を上げる。

 

その表情には疲労が見え隠れしていた。

 

俺は急いでティッシュを取り出して彼女の股間にあてる。

 

すると、彼女は小さな声で言った。

 

その言葉を聞いて、俺は再び自分の下半身に熱が集まるのを感じた。

 

「ふぅふぅんっ」

 

苦しそうにしている彼女の姿を見ているだけで、また元気になってしまう。

 

それを見ていたさくらはクスリと笑みを浮かべた。

 

「ふふっ、どうしたの? まだ足りない?」

 

彼女の問いかけに、俺は黙ってうなずく。

 

するとさくらはベッドの上で膝立ちになる。そして両手で自身の割れ目を広げると、そこ

には綺麗なピンク色をした粘膜が見えた。

 

「ほらっ、君の好きにしていいよ?」

 

そう言う彼女の姿に、俺の中の何かが弾けた。そして彼女の腰を掴み、一気に貫く。

 

先程出したばかりだというのに、すぐに固さを取り戻したそれは、簡単に彼女の中へと飲み込まれていった。

 

そしてそのままピストンを始める。

 

最初はゆっくりと動かしていたのだが、途中から余裕が無くなってしまい、どんどんとその速さが増していく。

 

パンッパチュンパチュンという音が鳴り響く中、彼女は声を漏らす。

 

「あぁっ! はげしっ! もっとっゆっくりぃぃぃぃ!」

 

その言葉に俺は腰の動きを止めずに、彼女に尋ねる。

 

「なんでだっ? こんなにも気持ち良さそうじゃないかっ」

 

「だってぇ、これ以上されたらっ、私だけっイキっぱなしになっちゃうもんっ」

 

その言葉で俺はさらに興奮を覚えてしまった。

 

彼女の体を気遣うことを忘れ、ただひたすらに腰を打ち付ける。

 

そして何度目かもわからないほどに吐き出したあと、彼女はそのまま気絶してしまった。

 

流石にやりすぎたかと思いながらも、俺は満足そうな顔をしているさくらを見て、まあいいかと思うことにした。



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ナミ(ワンピース)起

転生してから、海に出た後の俺の日常は本当に命懸けと言っても良かった。

 

グランドラインと呼ばれるこの海では、俺が知る海のルールなど何も通用せず、何かが起こるか分からない未知の世界だった。

 

その世界を偶然生き残る事ができたのは、和の国で見つけた悪魔の実の能力のおかげである。

 

鵺人間と呼ばれるこの姿は様々な動物の姿になる事ができ、空を飛ぶ事ができた為、日常の移動ではこれが非常に役に立つ。

 

だが、例えそんな能力を持っていたとしても、俺は人間だ。

 

一人でできる事は限られており、毎日が命懸けだった。

 

そんな俺の転機という出来事が起きた。

 

何時ものように次の島を目指している時、小さな船に乗る男を見つけた。

 

気になった俺はその船に近づいた。

 

船に乗っているのは麦わら帽子を被っており、何やら伸びている状態だった。

 

「おい、大丈夫か?」

 

「ん?ああ……」

 

そう言って顔を上げた男は目を見開いて驚いていた。

 

それはそうだ。

 

普通の人間は俺のような獣人の姿を見て驚くだろう。

 

だが、男は違った。

 

「おー!お前、人なのか!?初めて見た!」

 

そう言った男の目はキラキラと輝いていた。

 

俺はこの時思ったのだ。

 

この世界にはまだ俺を驚かす存在がいるんだな。

 

「一応人間で、なんか変な実を食べたら、この姿になれるようになった。

お前は?」

 

「俺はルフィ!

というよりも、お前、周りには誰もいなかったのに、どこから来たんだ?」

 

「俺は空を飛ぶ事ができるから、一人ぼっちでも寂しくないぞ」

 

「そっか。

なぁ、それよりもお前、空が飛べるんだったらよ、こっから街とか見えないか!

俺、食料を買いに行ったけど、道に迷ってしまったんだよなぁ」

 

「買いにって、ルフィは一体何者なんだ?」

 

「俺か?俺は海賊だよ」

 

----

 

「それが、ルフィとの出会いだったからね」

 

「今、聞いても、色々と突っ込みたいわね」

 

そう言いながら、俺の話を聞いてくれているのは、俺が今所属している麦わら海賊団の仲間の一人であるナミである。

-

 

ルフィを通して知り合った麦わら海賊団との付き合いは既に3年以上である。

 

「それにしても、まさかこの島に最初に再会したのが、あんたとはね」

 

そう言うのは無理もない。

 

2年前のシャボンディ諸島での戦いで、麦わらのメンバーがバラバラになってしまう。

 

本来ならば3日後に集合するはずだったが、ルフィが2年後に再会すると新聞で伝えた。

 

その事もあり、ナミと再開するのは2年ぶりである。

 

「にしても、以前に比べたら、少したくましくなったじゃない」

 

「まだまだ子供と変わらないけどな」

 

転生した歳は丁度9歳で、現在は12歳。

 

ぎりぎり小学生と言える年齢であり、それに合わせてか、体格はかなり小さい。

 

鵺や他の動物になる時は大人よりも巨大だが、それに比例して人間の姿の時は子供である。

 

「良いじゃない。

私はむしろそっちの方が好みよ」

 

そう言いながら、ナミはまるで獲物に狙いをつけたように笑みを浮かべる。

 

「ルフィ達が来るまで、まだまだ時間があるし、2年分の空白を埋めないとね」

 

「えっちょっ」

 

俺が言い終わる前に俺はナミに引っ張られ、街を出る。

 

そこはシャボンディ諸島の中でも余り人が寄りつかない場所であり、ボロボロの建物が並んでいる。

 

ナミは既にそこで準備していたのか、建物の一つに入り、そのまま部屋に案内する。

 

そこにはナミがここに来る前に持ってきたと思われる本が並んでおり、真ん中には巨大なベットが一つ。

 

それが何を意味しているのか、すぐに分かる。

 

「さてと……久々だし、じっくり可愛がってあげるわ」

 

そう言って俺の方に向かって歩いてくる。

 

俺はその迫力に思わず後ずさりしてしまう。

 

「あ、あの、ナミさん?まだ来たばかりで心の準備が……」

 

「問答無用!!」

 

こうして、俺は久しぶりにナミに襲われる事となる。



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ナミ(ワンピース)承※

ナミに初めて襲われたのはCP9との戦いを終えた後の出来事だった。

 

数々の激闘を乗り越え、大切な仲間であるゴーイング・メリー号を失ったのは皆の心にかなりの傷ができていた。

 

そうした中で、ふと気になったナミの所へと向かった。

 

少し薄暗い部屋の中、一人部屋として用意されていたそこで、ベットの上でナミが自身の秘部に手を伸ばしていた。

 

「これって」

 

これまで見た事はないが、その行動は確実に自慰行為だった。

 

「あっんっ」

 

俺はその声を聞いた瞬間、一気に自分の身体に熱が籠ったのを感じた。

 

それと同時に、股間も膨らんでいた。

 

「ん?どうしたの?」

 

俺の存在に気付いたのか、ナミがこちらを見る。

 

顔は赤くなっており、息も荒い。

 

そして、その視線は俺の下半身に向けられている。

 

「見た」

 

「うっ、はい」

 

ジト目で見つめられ、俺は正直に答えるしかなかった。

 

「見たんだ」

 

「はい」

 

「私のこんな姿を見て、興奮しているんだ」

 

「…………」

 

「へぇ、そうなんだぁ。

ねぇ、ちょっとこっちに来てくれる?」

 

「え?」

 

ナミの言葉の意味を考えていると、俺は突然腕を引っ張られて、ベットの上に押し倒される。

 

「おわ!?」

 

「君にも、少し恥ずかしい所を見せて貰わないとね」そう言って、俺のズボンに手を伸ばす。

 

俺は抵抗しようとしたが、何故か力が入らない。

 

そんな俺を見てか、ナミがニヤリと笑う。

 

次の瞬間、俺のズボンが下ろされ、俺の肉棒が姿を現す。

 

ナミは俺のそれを見ると、先ほどと同じように笑みを浮かべる。

 

それと共に大きく口を開き、そのまま俺の肉棒を亀頭から舐め出す。

 

「あっああ」

 

俺は生まれて初めての快感に我慢できず、つい声が出てしまう。

 

しかし、ナミはそれを気にする事なく、俺の肉棒に舌を這わせる。

 

最初はゆっくりと丁寧に、やがて徐々に激しく。

 

ナミの舌使いに、俺の理性は吹き飛びそうになる。

 

そして、遂にナミが俺の肉棒を口に含んでしまった。

 

ジュプッという音共に、俺の肉棒がナミの中に入っていく。

 

ナミの中はとても温かく、とても気持ち良かった。

 

俺が今までに味わったことのない感覚だった。

 

ナミはそのまま口を上下に動かし、更に手で玉袋まで揉みだす。

 

俺はその刺激に耐えられず、直ぐに果ててしまった。

 

「うわぁ!」

 

ビュルル!と勢いよく飛び出した精液は、ナミの顔や胸元にかかる。

 

ナミはその光景を見て、満足げな表情を浮かべる。

 

「いっぱい出たね」

 

「あ、あの、これは一体」

 

「あれ?知らないの?男の子は定期的にこれを出さないといけないんだよ」

 

「そ、そうなのか?」

 

「そうよ。

でも、初めてでこれだけ出るなんて、結構溜まっていたみたいね」

 

そう言いながら、ナミは自分の服を脱ぎ始める。

 

俺はその様子を見て、再び股間が熱くなるのを感じる。

 

「あら、また大きくなったじゃない」

 

ナミは嬉しそうな顔をして、今度は自身の胸に手を添える。

 

すると、ナミの胸が大きくなり始めた。

 

それは瞬く間にナミの大きな二つの山へと変わり、まるでメロンのように形を変える。

 

ナミは両手でそれを持ち上げると、そのまま俺の方に近づいてくる。

 

俺の目の前にはナミの爆裂な谷間が現れ、俺の視界を奪う。

 

ナミは俺の頭の後ろを掴むと、その大きな胸に押し付ける。

 

「ほら、好きにしていいわよ」

 

俺は言われるがまま、ナミの胸に吸い付く。

 

その大きさに、俺は夢中になって吸ってしまう。

 

「あんっ……ふふ、赤ちゃんみたいな反応ね」

 

俺は赤ん坊に戻ったように、ナミのおっぱいを吸い続ける。

 

その間もナミの手は俺の肉棒を優しく擦り続けている。

 

ナミは空いた方の手を使い、自身の秘部を刺激する。

 

「んっんっんっ……」

 

次第にナミの声が大きくなっていき、それに比例して俺の方への力が強くなっていく。

 

「んっんっんっんっん~!!」

 

その瞬間、ナミは体をビクビクと震わせて絶頂を迎えた。

 

俺はその姿を見て興奮してしまい、再び股間が膨れ上がる。

 

ナミは俺が絶頂を迎えてもなお、その手を止める事はなかった。

 

「んっ、んんんんんんんんんんん!!!」

 

俺は二度目の絶頂を迎え、ナミのお腹に向かって大量の精液を放つ。

 

ナミはそれを見て「もう、元気だなぁ」と言って微笑む。

 

そして、俺の耳元に顔を寄せてくる。

「ねぇ、君って童貞?」

 

「え?あ、まぁ」

 

「ふーん、じゃあさ」

 

ナミはそこで一旦言葉を切ると、俺の肉棒を指さす。

 

「まだできるよね」

 

ナミは妖艶に笑い、今度は自分の秘部を露にする。

 

そこには俺が出した白濁液が垂れており、それが妙にエロく見える。

 

「私のここ、使ってみる?」

 

「え?」

 

「大丈夫、ちゃんと気持ち良くしてあげるから」

 

そう言って、ナミは俺の上に跨ってくる。

 

俺はナミの行動についていけず、ただナミを見つめる事しかできなかった。

 

ナミは俺の肉棒を掴み、そのまま自身の秘部に挿入する。

 

ズブブッ!という音と共に、俺の肉棒はナミの中に入っていく。

 

先ほどとは比べ物にならないほどの快感に、俺の意識は飛びそうになる。

 

しかし、ナミはそれを許さなかった。

 

ナミはそのまま腰を下ろし、一気に俺の肉棒を根元まで飲み込む。

 

俺の肉棒が全て入った瞬間、ナミは俺の唇を奪い、舌を入れてきた。

 

俺はそれを受け入れ、二人の唾液が絡み合う音が部屋中に響き渡る。

 

ナミはゆっくりと動き出し、俺の肉棒を刺激し始める。

 

「どう?気持ち良い?」

 

ナミは俺の目を見ながら、そう聞いてくる。

 

俺は首を縦に振り、その快感に耐えることしかできない。

 

「もっと気持ち良くなりたいでしょ」ナミはそういうと、俺の肉棒が入った状態で、今度

は上下に動き出す。

 

その度にナミの中のヒダが、俺の肉棒を締め付け、強烈な刺激が襲い掛かる。

 

ナミの動きは徐々に早くなっていき、それに伴い俺の快楽も上がっていく。

 

俺はもう我慢できなくなり、「うっ」と声を出すと同時に、ナミの中に精液を放出した。

 

それと同時にナミは「あああっ!」と叫び、俺の肉棒を締め付ける。

 

そして、その刺激に俺の肉棒は耐えきれず、再びナミの中で果ててしまう。

 

俺は全身の力が抜けてしまい、その場に倒れ込んでしまう。

 

しかし、ナミはそれを気にする事なく、ゆっくりと立ち上がり、俺の上から降りる。

 

「いっぱい出たね」

 

ナミはそう言うと、俺に見せつけるかのように、秘部から溢れ出る精液を手に取り、それを舐める。

 

「でも、まだまだ足りないわよね」

 

ナミは俺の方を振り返る。

 

俺はその姿を見て、ゴクリと唾を飲み込んだ。

 

「これからが本番よ」

 

ナミはそう言って笑った。

 

それから、どれくらい経っただろうか。

 

既に外は明るくなっており、窓の外から鳥の鳴き声が聞こえてくる。

 

 



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ナミ(ワンピース)転結※

「あの時の童貞が、まさかここまで成長するとはねぇ」

 

そう言いながら、俺の肉棒を自らの胸の谷間に挟み込んでいるナミは笑みを浮かべる。

 

この2年の修行の成果ともいえるのか、彼女の胸は以前よりもさらに大きくなっている。

 

だが、俺自身も鵺の能力をさらに強化した結果、身体は比較的鍛え上げられ、特に肉棒は勃起すれば、ナミの胸では収まりきれない程に大きさになっていた。俺はその巨大な肉棒

をナミの胸に擦りつけているのだが、やはり胸の大きさと比例するように、その谷の深さもまた深いものだった。

 

俺はその深さに耐え切れず、何度も絶頂を迎えてしまったが、それでもナミはその行為をやめようとしなかった。

 

俺はナミの顔を見るために上体を起こしていたのだが、それも辛くなり再び仰向けに寝転ぶ。すると、ナミは一度俺の肉棒から手を離し、俺に跨ってくる。

 

ナミは俺に顔を近づけてくる。

 

そして、その顔がどんどん近づいてきて、やがて唇同士が触れ合った。

 

俺はそのキスを受け入れ、舌を絡ませる。

 

ナミは一旦唇を話すと、俺の耳元に顔を寄せて囁くよいてくる。

 

「ここが、本当に獣のように大きくなって」

 

ナミはそう呟き、俺の肉棒を優しく握る。

 

俺はその言葉にビクッと反応してしまう。

 

俺はその言葉を否定できずにいた。

 

ナミの手は俺の肉棒を握ったまま上下に動かし、俺を絶頂へと導こうとする。

 

その快感に、俺はもう限界だった。

 

「またっ出るっ」

 

そう言って、俺はナミのお腹に向かって精を放つ。ナミはそれを手で受け止めると、ペロリと舐め上げる。

 

そして、妖艶な表情で笑う。

 

俺はその笑顔を見て興奮してしまい、肉棒が再び硬くなる。

 

「もぅ、こんなに回復して、ほんっと絶倫なんだから」

 

そう言いながら、近くの壁に手を置き、俺を誘うように見つめる。

 

「今度は私を満足させてよね」

 

それと共に俺に見せつけるように秘部を広げる。

 

そこは愛液によって濡れており、ヌラヌラと光っている。

 

俺は我慢できなくなり、そのままナミの腰を掴み、一気に挿入する。

 

「んあっ!」

 

ナミは突然の事で驚いたようだが、すぐに受け入れ、

 

「来てぇ!もっと突いてぇ!!」

 

と、俺を求めてきた。

 

俺はその言葉に答えるよう、激しく腰を動かす。

 

パンッパンッという音とともに、ナミの喘ぎ声が部屋中に響き渡る。

 

ナミの胸は俺の動きに合わせて揺れ動き、それを見た俺の肉棒はさらに大きくなる。

 

ナミの中は熱くうねっており、俺の肉棒を締め付ける。

 

2年ぶりの行為は俺を快楽の渦へ引き込むには十分すぎるほどに気持ち良かった。

 

「あああっ!!いいっ!!!」

 

ナミは快楽に溺れるように声を上げる。

 

「もっとぉっ!!奥までっ!」

 

俺はナミの言葉通りに、肉棒を根元まで突き入れる。

 

「ああっ!!すごいっ!!」

 

ナミは背中を反らせ、体を痙攣させる。

 

しかし、俺は動きを止めず、さらに強く打ち付ける。ナミの体は小刻みに震え、そして、その振動が肉棒にも伝わってくる。

 

俺はその刺激に我慢できなくなり、ナミの中に精を解き放つ。

 

同時に、ナミも果てたようで、全身を震わせ、声にならない叫びを上げていた。

 

俺はその姿を見て、再びナミの口を奪う。

 

ナミは俺の首に腕を回し、俺の動きを受け入れる。

 

「まだまだ足りないんでしょ?」

 

ナミはそう言うと、俺に抱き着き、キスをしながらベッドに押し倒す。

 

それから、俺たちは仲間と合流するまでお互いの体を求めあった。

 



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ラナー②(オーバーロード)起※

この話は以前のラナー①の転と結の間の話となっております。
詳しい事を知りたい方はそちらからもお願いします。


「くっっんぐっっ、いぃぃっっ!?」

 

何の抵抗もできないラナーは俺から行われている行為に対して抵抗する事ができなかった。

 

ベットに身体を押さえつけられ、肉棒を自身の中に捻れ込まれている状況の中でも、必死にベットのシーツを必死に握り締める。

 

「あっあっしょんな所を擦っちゃっ」

 

しかし、それは抵抗しないのではなく、する必要がないからだ。

 

膣内に入り込んだ肉棒は、俺自身のインキュバスの特性なのか、彼女自身の身体を快楽で浸らせるように動いており、その動きに合わせるようにラナー自身も喘ぎ声を漏らしながら、受けていた。

 

その秘部の中には俺の肉棒の硬い感触に影響しているのか、腰を僅かに動かすだけでも、ラナーは腰を浮かしながら、その快感を味わう。

 

「ふぁああっ! そ、そんな奥までぇ……!」

 

ゆっくりと動かしているにも関わらず、それでも彼女の中に入っている肉棒の先端部分は、ラナーの奥へと突き刺さっていた。

 

既に処女膜は無くなっているため、痛みはないはずだが、それでも初めて自分の中に入り込んでいる異物に対し、彼女は違和感を感じているようだった。

 

だが、それもほんの数秒だけの話だ。

 

既にその膣内は俺の肉棒を受け入れる為だけに作られたように、僅かに動いた感触だけでもラナーは甘い快楽に浸らせていた。

 

「こ、こんなの知らない……」

 

まるで未知の感覚を味合わされたかのようにラナーは瞳を潤ませながら呟いた。

 

そして、それこそがこの世界の人間である彼女が味わった事の無い快楽であり、これから何度も味あわされるであろう快楽の始まりでもあった。

 

「ああ、まるで夢心地ですっ」

 

快感を受けながら、ラナーは俺に擦り寄るように言う。

 

だが、未だに行為を始まって、僅かしか経っておらず、

 

「まだまだ始まったばかりだぞ?」

 

そう言って俺は再度彼女の中の中を突き上げる。

 

「ひゃぅん!!」

 

たった一突きしただけで、ラナは今まで出したことも無いような大きな声で反応を

示した。

 

「やっ、また中で大きくなって……んんんっ!!」

 

ラナーの反応を楽しむように、俺は再び彼女の中へ挿入を繰り返す。

 

「あっあっそんな激しくされたら……もう私おかしくなりますよぉ」

 

俺の動きに合わせて、ラナーは息を荒げながら答える。

 

「いいじゃないか、おかしくなったって」

 

そう言いながらも、俺は腰を動かすスピードを上げる。

 

「ひゃうん! そんなっ激しすぎますっ!」

 

ベッドの軋む音と、二人の交わる音が部屋の中に響き渡る。

 

「ああっダメッ! それ以上されたらイッちゃいます!」

 

既にラナーの顔には先ほどまでの余裕はなく、完全に感じきっている表情を浮かべ

ていた。

 

その言葉を聞いてもなお、俺は彼女の中を突き続ける。

 

「あっイクッ!! イキます!!!」

 

その瞬間、ラナーは大きく背中を仰け反らせた。

 

それと同時に彼女の中に入っていた肉棒からは熱い液体が流れ出す。

 

「あぁぁっ出てるっいっぱい出されてるぅ!」

 

その熱量を感じたのか、ラナーは再び絶頂を迎える。

 

そして、それと同時に彼女の中からも大量の愛液が溢れ出していた。

 

「はぁはぁ……」

 

肩で呼吸をしながら、ラナーはベットの上でぐったりとしていた。

 

その姿は先程までと違い、完全に快楽に溺れてしまっている様子であった。



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ラナー②(オーバーロード)承※

「ふぅっ、んっふぅはぁぁっ♡」

 

既に行為を始めて、数時間程経ち、ラナーの身体にも変化が起きていた。

 

数時間に及ぶ行為の影響もあり、整えられていた金髪は既に乱れており、ベットの上に寝転がっている俺に奉仕するように懸命に腰を動かしていた。

 

そして、そのお腹は俺の精液によって満たされており、大きくまるで妊娠しているように膨らんでいた。

 

更に言えば、彼女の口元からも唾液と共に白い糸が垂れ下がっており、それが彼女の状態を物語っていた。

 

既にラナーという少女は完全に快楽に堕ちてしまったのだ。

 

「どうだ? 気持ち良かったか?」

 

俺は彼女に問いかける。

 

既に当初の目的など忘れて、ただひたすらに欲望のままに彼女を犯し続けた結果、

既に彼女の理性は完全に壊れてしまっていた。

 

「はいぃ、こんな気持ち良い事初めて知りましたぁ」

 

既に彼女の頭の中には『何故自分がこのような事をしているのか?』という考えす

ら浮かんではいない。

 

ただ、この行為を続ける事が彼女の幸せだと思わせるまでになっていた。

 

「じゃあ、もっとして欲しいか?」

 

俺の言葉に対して、彼女は無言で首を縦に振る。

 

既に正常な判断ができる状態では無いが、それでも彼女の本能がそれを肯定してい

るようだった。

 

「それなら、お前が誰のものなのか言ってみろ」

 

そう言った途端、彼女の動きが止まった。

 

既に理屈ではなく、本能的に理解している事だろうが、それでも本人の口から言わ

せたいという欲求があった。

 

それは一種の支配欲なのかもしれない。

 

「私は悪魔さんのモノです。だからもっともっと私の中を満たしてください」

 

そう言いながら、彼女は自らの手を自身の秘部へと当てた。

 

既に何回か中に出されているせいか、彼女の中に収まりきらない量の精液が溢れて

いる。

 

その事もあって、滑りはよく、肉棒は瞬く間に彼女の膣内へと入り込む。

 

「んっああぁ……入ってくるぅ」

 

既に何度も味わった事のある感触だというのにも関わらず、彼女はその度に嬉しそ

うな声を出す。

 

もはや、今のラナーは快楽を得る為だけの人形のような存在になっている。

 

だが、それでも俺は構わなかった。

 

「そうだ、それでいいんだ」

 

そう言いながら、再び腰を動かす速度を上げる。

 

彼女の中に入っている肉棒の先端部分が、彼女の一番奥に当たるたびに、彼女は甘

い声を上げた。

 

すでに何度も中出しされている事で、彼女の中はすっかりと出来上がっており、今すぐにでも中へ出しても問題ないような状態になってしまっており、実際今も彼女が絶頂を迎えると同時に、俺は彼女の中へ再び中へ出した。

 

だが、それでも俺は彼女の中へ再び肉棒を入れる。

 

既に俺自身も体力の限界を迎えようとしているのだが、そんな事は関係なかった。

 

「ああ、本当にお前は最高だ」

 

既に意識を失いかけている彼女を見ながら、俺は呟く。

 

 



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ラナー②(オーバーロード)転結※

ラナーによる調教が始まり、既に1年の時が経った。

 

この城での行動もそうだが、人間を洗脳させるにはある程度の時間が必要であり、その期間も個人差があった。

 

「それにしても、相変わらず、異常だな」

 

そう言いながら、俺は目の前で奉仕しているラナーを見ながら、呟く。

 

既に俺とラナ―が出会ってから1年が経過していた。

 

その間、ずっと彼女の調教を続けて来たわけであるが、その結果として、ラナは立派な性奴隷へと変貌を遂げていた。

 

元々素質があった事も理由ではあるが、ここまで従順になったのもラナーが優秀である事が起因している。

 

俺の命令には絶対服従するだけでなく、様々な技能を習得させていった結果、周りの評価も大きく変わっていた。

 

元々、彼女自身、金の髪に象徴される国内外にも知られる美貌と、王国の強化に繋がる画期的な施策を立案する頭の回転の良さ、精神の輝きの両面を讃えて“黄金”の二つ名で知られる。

 

それだけではなく、俺自身が教えた事も含めて、その容姿は更に磨きがかかり、今では帝国や法国などの周辺国家からも求婚者が後を絶たない程の存在となっていた。

 

それだけであれば、まだ良かった。

 

しかし、問題はここからであった。

 

俺が彼女に施した調教の結果、彼女はその頭脳は勿論の事ながら、肉体の方も凄ま

じい成長を遂げていた。元々、胸の大きさに関しては他の女に比べて大きくは無いものの、それでも十分過ぎる程のボリュームを持っていた。

 

そして、今は更に成長し続けており、既に服の上から見て分かるほどに膨らんでいる。

 

「あっあぁっ、もっと、もっとぉ」

 

そして、ラナーは俺が与える快感に対し、貪欲になっていた。

 

以前は俺が求めるまでもなく、自ら動いていたというのに、今では俺が動くまでも無く、彼女から俺を求めるようになっていた。

 

「まったく、仕方の無い奴だ」

 

既に彼女の頭の中には俺以外の男など存在してはいない。

 

俺が与えてくれる快楽こそが全てであり、それ以外の事は全て二の次になっていた。

 

「ほれ、欲しいなら自分で動け」

 

そう言いながら、俺は彼女の腰を掴み、一気に奥まで突き入れる。

 

その瞬間、彼女は背中を大きく反り返らせながら、絶叫をあげる。

 

「あひぃいいいいっ!!」

 

それと同時に彼女の秘部から潮が吹き出し、俺はそれを全身に浴びる。

 

既に何度味わっても飽きる事のない最高の感覚だった。

 

俺がラナーの体に夢中になっている間も、彼女は休むことなく、体を上下に動かし

続ける。

 

「んっ、気持ち良いですか?」

 

既に理性を完全に失っているはずの彼女が問いかけてくる。

 

「ああ、最高だ」

 

既に何度も中へ出しているというのにも関わらず、彼女の中の締め付けは一向に弱

まる気配が無い。

 

むしろ、回数を重ねるごとにどんどん強くなっているようにさえ思える。

 

「私も、気持ち良いです」

 

彼女は俺の質問に対して答えると同時に、腰の動きを早めた。

 

既に彼女の顔は完全に快楽に染まっており、その表情だけで俺は果ててしまいそうになる。

 

「出すぞ!」

 

そう言いながら、俺は彼女の中へと精を放つ。

 

すでに彼女の中に収まりきらない量の精液が出ているというのにもかかわらず、そ

れでも尚、彼女の中は俺の全てを搾り取ろうとして来る。

 

そんな彼女の動きに応えるべく、俺は再び腰を動かし始めた。

 

彼女の中へ出せば出すだけ、彼女はその行為に対する反応が良くなり、今のように積極的に自分から求め始める。

 

それはまるで麻薬のような依存性があり、一度味わってしまったが最後、もう元に戻る事は出来ない。

 



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アカメ(アカメが斬る)起

帝都を震え上がらせている殺し屋集団ナイトレイド。

 

それが俺が今所属している集団であり、その正体は革命軍の暗殺部隊であり、悪政から民を解放するべく、帝国腐敗の根源大臣オネスト暗殺を目指している。

 

その戦いの日々を過ぎる中で多くの仲間が死んでいった。

 

俺はそのままベットの上で寝転がりながら、ため息を吐く。

 

「本当にこの国はなんで、ここまでになったのかなぁ」

 

既にオネストを暗殺する最後の決戦が近づいていた。

 

「とにかく寝ないとなぁ」

 

俺はそう呟き、目を閉じて眠りについた。

 

しかし、次の瞬間、部屋の扉が開かれ誰かが入ってくる気配を感じた。

 

そして、すぐに俺の上に馬乗りになる何者かの存在を感じる。

 

「誰だ!?」

 

目を開けるとそこには黒髪の少女の姿があった。

 

少女は赤い瞳を輝かせながら、無表情のままじっと俺を見つめてくる。

 

「アカメ?」

 

それは仲間の1人であるアカメだった。

 

なぜ、この場に来たのか、分からず、思わず聞いてしまった。

 

「なんだ? アカメも眠れないのか?」

 

「うん」

 

どうやら同じらしい。

 

「じゃあ、少し話でもするか?」

 

俺はアカメに提案してみた。

 

「いいよ」

 

彼女は小さく返事をして、俺の隣に座る。

 

「明日はいよいよ最終決戦だからなぁ……」

 

俺は天井を見ながら呟くように言う。

 

「勝てると思うか?」

 

アカメも静かに言葉を返してくる。

 

「勝たないといけないんだろうな」

 

「そうだね」

 

その不安が出ているのか、アカメは俺の服を掴む。

 

「勝たなければならない。

それは分かっているのだが」

 

言葉を続けようとした時、アカメの顔がすぐ目の前にあった事に気づき、思わずドキッと

する。

 

彼女の綺麗な顔立ちはいつ見ても美しく感じる。

 

「なっ!」

 

「ねぇ、キスしたい」

 

唐突の言葉に思わず驚いた。

 

「いや、待ってくれ! いきなり何を言っているんだ!?」

 

「ダメ?」

 

「駄目というか、なんで」

 

「好きだから」

 

はっきりとした口調で言われる。

 

好きってどういう意味なのか一瞬理解できなかった。

 

「えっと……、あの」

 

「私を抱いて欲しい」

 

その言葉でようやく気づく。

 

彼女が俺に対して好意を持っている事を。

 

確かに彼女と出会った時から色々と世話になったり、助けられたりしていたし、仲間とし

て一緒にいる時間が多かった。

 

だけど、そういう感情は無かったはずだ。なのに、どうして今になって突然こんな事を言い出すのだろうか。

 

「明日、死ぬかもしれない。

それは分かっているはずだ。

だからこそ」

 

彼女は自分の気持ちを正直に伝える。

 

「・・・あぁ、分かった」

 

俺は覚悟を決めて答え、ゆっくりとアカメの顔に近づく。唇と唇が触れ合い、互いに舌を出し絡め合う。

 

そして、そのままベットへ押し倒す形で倒れる。

 

「んぅ、ちゅぱっ、はぁはぁ」

 

「大丈夫か?」

 

俺は優しく問いかける。

 

「平気だよ」

 

アカメは顔を赤らめながらも笑顔を浮かべていた。

 

俺はそんな彼女を抱きしめながら、行為を続ける。



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アカメ(アカメが斬る)承※

キスを行い、そのままアカメはゆっくりと俺のズボンを脱がす。下着の中から出てきたメリオダスの男根をアカメは両手で掴みながら見つめてきた。

 

口の中に唾液を溜め込みながら、亀頭部分を舐める。

 

ぴちゃぴちゃとした音を立てながら、何度も繰り返していくうちにメリオダスの肉棒は少しずつ大きくなっていく。

 

次第に硬くなり、熱を帯びていった。

 

アカメはそのまま口を開けて、メリオダスの肉棒を中へと入れ込む。

 

じゅぽじゅぽといった音を鳴らしながら、舌を使いながら刺激を与え続ける。時折、喉の奥まで飲み込んでいく。

 

アカメの小さな口にはとても入りきれない大きさだが、それでも必死に奉仕を行う。

 

「うぉ、アカメ……、そろそろ出る」

 

限界を感じ取ったのかメリオダスは声を上げる。

 

アカメは更に強く吸い付きながら、頭を前後に動かし始める。

 

「くぅ、ああぁ!!」

 

びゅるると音が鳴り響き、大量の精液が吐き出されると同時にアカメの口から溢れ出した。

 

「ごふぅ、げほげほっ!」

 

あまりの量にアカメはむせてしまう。

 

「だ、大丈夫か!?」

 

慌てて、背中をさすり、落ち着かせる。

 

「だ、だいじょうぶ」

 

なんとか落ち着きを取り戻したようで、一安心だ。

 

「それじゃあ、次はこっちだな」

 

その言葉と共に今度はアカメは自身の服を脱ぎ、胸を露わにさせる。

 

周りの女性陣が爆乳というべき人物が多く、少し目立たなかったアカメだが、その大きさ

は十分に大きく、そして綺麗だ。

 

それと共に自身の胸の谷間をゆっくりと俺の肉棒を挟み込む。

 

「どう? 私のおっぱい、大きいでしょ?」

 

「あぁ、凄く柔らかくて、温かくて、最高だ」

 

俺は素直な感想を言うとアカメは嬉しそうな表情を浮かべる。

 

「もっと気持ちよくさせてあげるね」

 

そう言いながら、上下に動かす。

 

柔らかな肌の感触、程よい弾力性があり、それでいて温かい。

 

何よりも視覚的にエロい。

 

彼女の胸に俺の肉棒が包み込まれており、それがまた興奮を高めてくれる。

 

「気持ちいいか?」

 

そう不安げになりながら、俺を見つめてくるアカメ。

 

「他の皆と違って、あまり大きくないから、少し自身はないが」

 

「そんなことは無いぞ」

 

俺は彼女の頬に触れながら答える。

 

「アカメの胸は十分すぎるくらいにデカい」

 

「そ、そうか」

 

「だから自信を持て」

 

「ありがとう」

 

お礼を言いながら、アカメは再び動き始めた。そのたびに胸が揺れ動く。

 

先ほどの口内によるフェラも良かったが、これはこれで良い。

 

徐々に高まっていく感覚。

 

このままではもう出てしまいそうだ。

 

俺はアカメの肩を掴み、止めさせた。

 

アカメは不思議そうな顔を浮かべる。

 

俺の意図に気づいていないようだ。

 

なので、そのまま押し倒し、一気に奥まで挿入した。

 

「んっんっ!?」

 

突然の事でアカメは戸惑いを隠せない様子だった。俺はそんな彼女を気遣う事無く、腰を振り続ける。

 

ぱんっぱんっと音を立てながら、激しく打ち付ける度に胸が大きく揺れ動く。

 

その光景がまた俺を興奮させ、さらに強く突き続けた。

 

そして、ついにその時が訪れる。

 

どぴゅるると音が聞こえ、アカメの中へと大量に注ぎ込まれる。

 

「んっあぁぁぁぁああぁぁ!!」

 

同時にアカメは悲鳴にも似た喘ぎ声を上げながら、身体を大きく仰け反らせた。

 

互いに息を荒げながら、ゆっくりと肉棒を引き抜く。

 

「・・・・・・・・・」

 

アカメは何も言わず、ただボーッとした表情を浮かべていた。

 

その姿がとても艶やかで色っぽく見えた。

 

だが、すぐにハッとなり、俺の方に視線を向ける。

 

「大丈夫か?」

 

「うん、平気だよ」

 

「ならよかった」

 

俺は安堵しながら、ゆっくりと立ち上がる。

 

すると、アカメが俺の手を掴んだ。

 

「ねぇ、もう一回しない? 私、お前の事が大好きだ、だからお願い」

 

潤んだ瞳で見つめながら、アカメは言う。その言葉に俺は思わず唾を飲み込んだ。

 

俺は再びベッドに押し倒して、今度は正常位で彼女を抱くことにした。

 



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アカメ(アカメが斬る)転※

そして、俺はアカメの中に自分の男根を入れていく。

 

先ほどとは違う角度からの挿入にアカメは「あっ」と声を上げた。

 

「どうだ?」

 

「す、凄く、いい、これ、好きかも……」

 

アカメは快楽に溺れた表情を浮かべながら答えてくれた。

 

俺はアカメの言葉を聞いて、更に奥深くまで入れ込むように、腰を打ち付け始める。

 

「ああぁ、そ、そこぉ、いいぃ!!」

 

アカメは甲高い声で叫び出す。

 

それを聞きながら、俺は何度も突く。そのたびにアカメは甘い声を出し続け、感じてくれている。

 

それが嬉しくて、もっと気持ちよくなって欲しいと思い、腰の動きを早める。

 

「んっんっあぁ、しゅごい、きもちよすぎてぇ、らめになるぅ~!」

 

呂律が回っていないアカメ。それだけ今の行為に夢中になっている証拠だろう。

 

「アカメっ」

 

俺はそんなアカメを抱き締め、そのままキスを行う。舌と舌が絡み合う。

 

それと同時に彼女は足を俺の背中に絡ませてきた。

 

それを理解した俺はそのまま最後の瞬間を迎えるために、ラストスパートをかける。

 

ぱんっぱんっと音を鳴らしながら、腰を動かしていく。

 

「あぁぁあぁ、も、もうだめ、イキそう! イクっ、イッちゃう!!!」

 

「俺も出る、中に出していいか?」

 

「いい、いっぱい、ちょうだい!! 私の中を満たしてっ!!」

 

その言葉を聞いたと同時に、

 

「んんんんんん!!!」

 

アカメは大きな声を上げて絶頂を迎えた。

 

それに合わせるかのように俺もまたアカメの中へと精液を流し込んでいく。

 

どぴゅるると音を立てながら、大量の精液がアカメの奥深くへ注がれていった。

 

アカメはビクンビクンっと身体を震わせながら、余韻に浸っていた。

 

だが、そんなアカメの様子を見ながらも、未だに収まらない性欲を感じ、俺はそのまま抱き寄せる。

 

「え、まだやるの?」

 

アカメは驚いた表情を浮かべながら尋ねてくる。

 

俺は無言のまま首を縦に振る。

 

「しょうがないなぁ」

 

アカメも満更でもないのか、笑顔を浮かべる。

 

「私もまだまだ足りないから、いいぞ」

 

そう言いながら、俺の頭を撫でてくれる。

 

「でも、次は優しくしてくれ」

 

「わかった」

 

俺は返事をしながら、アカメを押し倒す。

 

そして、再び彼女の中へと挿入する。先ほどとは違い、ゆっくりと、丁寧に。

 

膣内へと入り込むと、先程の射精を行った影響もあってか、俺自身の精液によって、滑りが良くなっていた。おかげで痛みを感じる事無く、奥まで入る事が出来た。

 

そのまま腰を動かす。

 

先程のような激しい動きではなく、今度は優しい動きで行っていく。

 

「んっんっあぁ、いい、ゆっくり動いてるのに、すごく感じるっ」

 

アカメは気持ちよさそうな声を上げる。

 

それを聞きながら、俺は少しずつ速度を上げていく。

 

「んっんっんっんっんっ」

 

アカメの声が徐々に大きくなっていく。

 

俺はそんなアカメの顔を見つめながら、腰を振り続けた。

 

「アカメ」

 

「ん? 何?」

 

「愛している」

 

「私もお前の事を愛してる」

 

互いに愛の言葉を囁き合い、俺達は唇を重ねる。

 

そして、俺はアカメの中で果てた。アカメの一番奥で俺の欲望の塊が吐き出される。

 

それと同時にアカメも大きく仰け反り、声を上げた。

 

どぴゅるると音を立てて、大量に注ぎ込まれる。

 

同時にアカメは俺の背中に回していた足で力一杯、抱きしめてきた。

 

その勢いで俺はアカメの上に倒れこむ。

 

そして、そのまま息を整えるため、呼吸を整えた。

 

「はぁ……はぁ……」

 

「ふぅ~」」

 

俺はゆっくりと顔を上げる。すると、そこには快楽に蕩けた表情をしたアカメがいた。その姿はとても美しくて、可愛らしいと思った。

 

俺はアカメの額にキスをして、起き上がる。

 

引き抜くと、ごぽっと音を立てながら、大量の精液が流れ出してきた。



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アカメ(アカメが斬る)結※

それは、俺の昔の話だった。

 

周りは何時、敵が襲ってくるか分からない状況だった。

 

俺も、そしてあいつらもそんな敵から民を守る為に必死に戦っていた。

 

敵は他の国だけではなく、未知の脅威ともいえる危険種もいたが、それでも必死に戦い続けた。

 

奴はやがてとある物を作り出した。

 

それは他の国からの技術、危険種を材料にした武器を作り出した。

 

それが今の国では帝具と呼ばれる武器だった。

 

帝具の完成によって、俺達の国は瞬く間に成長していき、今は帝国と呼ばれる程に大きく発展した。

 

そして、俺自身、帝国を守る為に危険種の心臓を身体に埋め込み、その驚異的な生命力を宿した。

 

そんな俺は48の帝具には含まれず、そんな俺を元にヘカトンケイル、スサノオが作り出された。

 

数百年に渡り、帝国の為に戦い続けたが、俺を厄介だと思っていた奴が俺を暗殺する事になった。

 

当時の帝具使いを集結させ、俺を追い詰められていった。

 

その戦いの果てに俺は殺されなかったが、戦いによって受けたダメージによって、動けなくなった。

 

心臓の影響もあり、俺は決して死ぬ事はなかった。

 

10年、100年と身体を動かす事ができず、周りの変化が見られず、俺の心は徐々にだが、確かに死んでいくのを感じた。

 

だが

 

「誰?」

 

「・・・」

 

聞こえてきた声、見るとそこにはボロボロな衣服を身に纏った二人の子供だった。

 

その子供のうち、一人は赤い目をしている少女だった。

 

こんな森の中で一体なぜという疑問があった。

 

「あなたも、ここに、放り込まれたの」

 

「さぁな、俺にも分からないよ」

 

確かに放り込まれたのは事実だが、俺はそう答えるしかなかった。

 

「しかし、こんな森の中にいるんだ?

子供がここに住める場所とは思えないが」

 

「私も住んでいないっけど、ゴールまで辿り着かないと」

 

「ゴール?」

 

その言葉に疑問に思い、ふと久し振りに周りを見る。

 

そこに広がっていたのは、危険種がいるにも関わらず、子供達が放り込まれている光景だった。

 

そして、その先にはそんな子供達を見ている大人がいた。

 

そのデザインには違いはあったが、間違いなく帝国の軍人だった。

 

「こんな事をっ」

 

浮かび上がったのは、怒りだった。

 

民を守る為に戦ってきた俺やあいつらへの侮辱とも言うべき行為。

 

そして、それに気づかず、のうのうと寝ていた俺に対する怒り。

 

それらが全て合わさり、俺は立ち上がり、地面を踏み込む。

 

それと同時に子供を襲おうとした全ての危険種がその場を逃げ出した。

 

地面を離れる事ができない植物の奴らも、必死になって、その場を逃げ出す。

 

「なにこれ」

 

その光景に少女は俺を見つめる。

 

「悪かったな、こんな国にしてしまって」

 

「えっ?」

 

「帝国は俺がきっちりとぶっ潰す」

 

その言葉と共に俺は歩き出す。

 

どれぐらいあそこにいたのか分からないが、まずはこの身体を戦えるまで鍛え直す。

 

そうしなければ、帝国を潰す事はできないだろう。

 

それからの日々は激動だった。

 

この一件によって、俺の存在は裏へと伝わり、俺を狙う多くの刺客が現れる。

 

そうした日々の中で革命軍と合流し、俺はそのまま革命軍へと所属する事になり、ネオストを暗殺するまで戦い続けた。

 

「今、思えば、あの時の子供はお前だったんだな、アカメ」

 

「今頃気づいたのか」

 

そう言いながら、俺達は旅を行いながら、アカメに言う。

 

平和になった帝国において、俺達の存在は必要ない。

 

そして、平和になり報いを受ける時がきっと訪れるかもしれない。

 

「けど、本当に広いんだな、世界は」

 

それと共にアカメは外を眺める。

 

そこには海が広がっており、俺達が見たことのない光景が広がっていた。

 

最後の戦いを終え、彼女の夢である仲間達と共に旅に出る。

 

それは、叶わず、俺とアカメの二人だけの旅となった。

 

「だからこそ、あいつらへの土産話を沢山作らないとな」

 

「あぁ、そうだな」

 

俺の言葉に頷くようにアカメは笑みを浮かべる。



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セシル(コードギアス)起

昼下がりのオフィスで俺は一息をつく為にパソコンの画面から顔を上げ、疲れを取るように上を向く。

 

ブリタリアの中でも特殊な立ち位置である特派に所属されてから、普通ではあり得ないようなブラックな仕事を何時間も続けていた。

 

この特派は俺の上司とも言えるロイドさんの趣味で開発したランスロットの運用を専門にした部隊である。

 

そして、ロイドさんはKMFの開発に関しては天才の部類だが、このような書類仕事は苦手という事もあり、そのほとんどは俺が行う事になっている。

 

「まぁ、別にこの国自体は嫌いじゃないけどな」

 

元々日本と呼ばれているこの国から出た漫画などのサブカルチャー文化は俺好みで、それを作った彼らには尊敬もしている。

 

だが、他の軍の奴らはそういう事を許さなかったので、あまり言わないように気をつけている。

 

「さて、この時間だったら、まだセシルさんはいるだろ」

 

ようやく書類を完成させる事ができた俺はそのまま書類を持って、そのままセシルさんがいるだろう個室へと向かった。

 

今から向けえば、すぐに会えるだろうと思い、その部屋まで向かう。

 

「はぁっ、はぁうぅんっく」

 

「えっ?」

 

そうして、目的の部屋まで辿り着くと共に聞こえたのは喘ぎ声だった。

 

この特派に女性はセシルさんだけのはず。

 

だが、特派の中でも常識的な人物のはずのセシルさんが仕事場で自慰なんて行うのか?

 

俺はそんな疑問を余所にゆっくりと個室のドアを開く。

 

ドアの隙間から見てみると、そこには椅子の上に腰掛けているセシルさんの姿があった。

 

普段は制服によって隠されている豊満な乳房を露わにしながら、大きく開いた股からは既に溢れ出しているのか愛液が机に落ちていた。

 

「くふぅ、もっとっもっとぉ」

 

そんな憧れの女上司の痴態というべき姿を見ながら、長時間の書類仕事の影響もあってか、俺のズボンの下に隠れている肉棒はゆっくりと膨れ上がっていた。

 

「はぁはぁあっ!?」

 

その光景に釘漬けになっていると、ドアは自動的に開いてしまう。

 

それによって、セシルさんは少し驚いた表情で俺を見ていた。

 

「あっ、こっこれは」

 

自慰に夢中になっていたセシルさんはまるで冷や水を浴びたように冷静になると共に言い訳を言おうとした。

 

「セシルさん」

 

だが、そんな彼女を余所に俺はそのまま彼女に近づく。

 

「えっあっちゅ」

 

俺に呼びかけられた事で驚いたセシルさんはすぐに返事したが、そんな彼女の口を防ぐように俺はすぐにキスを行う。

 

初めてのキスという事で緊張しながら、俺はゆっくりと行っていく。

 

甘く柔らかな感触が当たっており、初めは驚きを隠せなかったセシルさんだったが、俺とキスを行っていく内に先程まで行っていた自慰での興奮が再び呼び起こされたように俺とのキスを積極的に行っていく。

 

ぬめる唾液で湿った唇は、重なるたびに張り付くように密着していく。やがて、お互いに呼吸する為なのか自然と口を離す。

 

その際に、お互いの口から銀色の橋がかかっていた。

 

「セシルさん…………」

 

俺は目の前にいる女性の名前を呟きながら、再び彼女との距離を詰める。

 



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セシル(コードギアス)承※

今度はこちらの方から彼女に抱きつくようにしながら、もう一度唇を重ねていく。

先程のキスよりも強く押しつけ合うようにして、何度も角度を変えて、舌同士を絡めるようにして、濃厚なキスを続ける。

 

その度に、彼女の豊満な胸は俺の体に押し付けられて、柔らかく形を変えていった。

 

それは服越しでも分かるほどに弾力があり、その心地よい感覚がさらに興奮を高めていく。

 

「あぁんっ、こんな所でぇ」

俺からの強引なキスに対して、最初は驚いていたセシルさんだったが、次第に受け入れていき、自ら求めるようになっていた。

 

そして、俺は我慢の限界を迎えると同時に自分のズボンのチャックを下げて、その中からいきり立った肉棒を取り出した。

 

「おっ大きい」

 

初めて見る男性器の大きさに驚くセシルさんであったが、その顔には期待するような眼差しをしていた。

 

「いいんですね」

 

「はい」

 

その言葉を聞くと共に、俺はセシルさんのスカートの中へと手を入れ込み、下着を下ろして、既に濡れている秘所へと肉棒の先端を当て込む。

 

その瞬間、まるで待ち構えていたかのように、肉棒は一気に飲み込まれるように入っていった。

 

「はぁあああんんっ!!」

 

「うっ」

 

セシルさんは入れられただけで絶頂を迎えたのか、全身を大きく震わせながら大きな声を上げる。

 

それと同時に、セシルさんの締め付けは凄まじく、入れただけでも搾り取られるような勢いだった。

 

「セシルさん」

 

「はぁはぁ、はいぃんっ!」

 

俺の声に答えるように、彼女は甘い声で答えてくれた。

 

「動いても大丈夫ですか?」

 

俺はそう尋ねるも、彼女は首を横に振った。

 

「もう少しこのままでお願いしますぅ」

 

どうやら、入れているだけでも気持ちが良いのか、しばらくは動かずにいた方がいいらしい。

 

それならばと、俺はゆっくりと腰を動かし始める。

 

まずは入り口の辺りでゆっくりと動かす。

 

「くぅっ!あっはぁあああっ!」

 

動かす度にセシルさんは可愛い喘ぎ声を上げてくれる。

 

その可愛らしさに俺の肉棒はさらに膨れ上がって、早く動きたいという衝動に駆られる。

 

「はぁはぁ、もっとぉもっとぉ」

 

その声に促されるままに俺はゆっくりと腰を動かす速度を上げて行った。

 

「あっはぁあああっ!!あっふぅうんっ!!!」

 

俺の動きに合わせて、セシルさんは大きな喘ぎ声をあげていく。

 

普段からは想像できない程に大きな声を漏らしており、それが余計に興奮させてくる。

 

「あっはぁあああっ!!」

 

そんなセシルさんをもっと見たくて、俺は腰を打ち付けるようにして激しく動かした。

その度に肉棒が締め付けられ、まるで搾り取るように吸い付いてくる。

 

「あああっ!!もうダメですぅ!!!」

 

そんな事を言われてしまうと俺の方も限界を迎えてしまいそうになる。

俺はそのまま彼女の中に出そうと思い、そのまま彼女の奥へと突き立てた。

 

「ああああっ!!!」

 

その衝撃に耐えられなかったセシルさんは背中を反らせて、大きく痙攣しながら達した。

 

「はぁはぁ、はぁはぁ」

 

俺達はそのまま余韻に浸るかのように抱き合っていた。

 

「ふぅんっ」

 

その余韻を浸りながら、俺はゆっくりとセシルさんの胸の谷間へと顔を埋める。

 

「あっもぅ、こんなに甘えてきて」

 

突然の事で驚きを隠せないセシルさんだが、そんな表情とは裏腹に俺を甘やかすように頭を撫でる。

 

その心地よさに、俺はしばらく彼女の胸の中で安らぎを得るのであった。

 



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セシル(コードギアス)転結※

しばらく胸の中を堪能した後、今度は俺が座っていた。

 

その先には未だに胸を露わにしている状態のセシルさんがおり、彼女はそのまま勃起している俺の肉棒を自身の谷間へと挟み込んでいく。柔らかな感触に包まれた肉棒はそのまま上下へ動かされていく。

 

「どうですか?私の胸は?」

 

俺を見上げながら、彼女は尋ねてきた。

 

その瞳には期待するような感情が込められており、俺からの言葉が欲しいようだった。

 

「すごく柔らかくて最高ですよ」

 

俺は正直な感想を口にすると、セシルさんは嬉しそうな顔をする。

 

「良かった。頑張った甲斐がありましたね」

 

そう言いながら、セシルさんは自身の胸に手を添えて、さらに刺激を与えていく。

 

その心地よい感覚がさらに肉棒を刺激して、快感を高めていく。

 

「んんっ」

 

「気持ち良いですか?」

 

「はい」

 

その言葉を聞くと共に、セシルさんは胸を動かしていく速度を上げた。

 

それによってもたらされる快楽によって、先走り汁が出始めていき、潤滑油のようになっていく。

 

その滑りが良くなった事によって、肉棒への擦れる速度が上がっていき、より一層強い刺激が与えられていった。

 

「くっ」

 

その感触を受けながら、俺は思わず声を出してしまう。

 

「はぁはぁ、そろそろ出そうですね」

 

その言葉の通り、俺の限界は近くなっており、あと少しで達してしまいそうだ。

 

「このまま出してもいいんですよね?」

 

「はい」

 

その返事を聞くと共に、俺はセシルさんの胸の中に精液を解き放った。

 

「んんっ!」

 

「うっ」

 

勢いよく解き放たれた白濁色の液体はセシルさんの胸だけでなく顔にまで飛び散っていった。

 

「んっ」

 

その事にセシルさんは嫌がることなく、むしろ自分の胸に飛び散った俺の精液を指で掬って口に運んでいった。

 

「んっちゅぱぁ、ごちそうさまでした」

 

そう言って、彼女は艶めかしい笑みを浮かべる。

 

その姿はあまりにも妖艶で美しく、思わず見惚れてしまった。

 

「次はどこを攻めて欲しいですか?」

 

「それじゃあ」

 

俺は彼女へと近づくと、その唇にキスをした。

 

「んっ」

 

不意打ちを食らったせいなのか、彼女は一瞬驚いたような声を上げる。

 

だけどすぐに受け入れてくれて、俺を受け入れてくれた。

 

「ぷはぁ」

 

唇を離すと、彼女の口元に銀色の橋が架かる。その様子はとてもエロくて、また興奮が高まってくる。

 

「セシルさん、もう我慢できません」

 

「ふふ、いいですよ。好きなだけ食べてください」

 

その言葉をきっかけに俺とセシルさんとの行為は翌朝に他の職員が集まるまでの間続く事になった。



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ミラ(FAIRY TALE)起※

ミラジェーン・ストラウスは俺が所属するFAIRY TALEのギルドであり、前髪を縛った銀色の髪の美女である。

 

どういう訳だが、俺のギルドは巨乳率が高く、それは目の前にいるミラも同じである。

 

腰まで伸びている銀髪と共に露出度が高い衣服の為、彼女の肌が見えやすい。

 

「もぅ、そんなに緊張しなくても良いから」

 

その言葉と共にミラは俺の肩を押さえつけ、強引に椅子へと座らせながら、これまで通りの暖かい微笑みを浮かべながら見つめる。

 

「もぅ、こんなに大きくなっちゃたんだね」

 

そう言いながら、ミラはそのまま俺のズボンを降ろして、肉棒を鷲掴みにする。

 

ゆっくりと丁寧に握られた事によって、俺は思わず声が出そうになる。

 

「ふふっ、ここからゆっくりとやらないとねぇ」

 

ミラの言葉と同時に彼女はそのまま口に含んで舐め始める。

 

亀頭の先端部分を舌で回しながら刺激を与える為、既に先走り汁が溢れ出す。

 

それを気にせず、ミラはそのまま口の中で弄ぶように舌を動かす。

 

まるで飴玉でも転がすかのように動かしている中で、突然何かを思い付いたのか、一度口を離して、今度は裏筋の部分へ舌を移動させる。

 

そして再び亀頭の先端部分からゆっくりと舐めるようにして動かす。

 

これまでの愛撫に加えて、更に強い快感を与えた事で、俺は我慢する事なく精液を放出する。

 

それを見たミラは嬉しそうな表情を浮かべる。

 

しかし、まだ終わらないと言うような笑みを浮かべると、ミラは再度肉棒を口に含む。

 

それと同時に彼女の口からは唾液が流れ出し、それが潤滑油のような役割をして一気に動きが激しくなる。

 

それまで亀頭を舐めていた舌の動きが一気に変わり、まるで別の生き物のようにうごめく。

 

先程までのフェラとは違い、根元の方まで飲み込むように動かし始めたのだ。

 

その瞬間、俺は二度目の絶頂を迎える。

 

すると、ミラはようやく肉棒から口を放した。

 

しかし、これで終わりではないという事を物語るように、彼女は自らの衣服を脱ぎ捨てる。

 

露わになった彼女の胸は大きく、服の上から見ていても大きいと思っていたが、脱いだことによって、より一層大きさが強調される。

 

そして、ミラは自分の胸に溜まった汗を掬い取ると、そのまま俺の肉棒の上に垂らす。

それだけでは飽き足らず、彼女は自分の体を上下させて擦り付けるようにして動く。

 

それによって生じた摩擦熱により、全身に電流が流れたかのような感覚に陥る。

 

そんな俺を見てか、ミラは再び俺の顔を見上げてきた。

 

「そろそろ私も気持ち良くして欲しいんだけど……ダメかな?」

 

上目遣いで見つめてくるミラに対して、俺は小さく首を横に振る。

 

それを確認したミラは笑顔を見せると、彼女もまた股を開いてきた。

 

「じゃあ行くよ」

 

そう言うと、ミラは自らの手で割れ目を広げると、その中に指を入れる。

 

その後、クチュクチュといった音を立てながら、徐々に指を動かし始める。

 

その姿を見ただけで興奮してくる。

 

そんな俺の感情を読み取ったのか、ミラは顔を赤くしながらも、こちらに向けてウインクする。

 

「んぁ……あっ!」

 

しばらく続けた後、ミラは急に大きな声を上げる。

 

その瞬間、彼女の体が大きく跳ね上がる。

 

同時に大量の愛液が吹き出してきた。

 

「んっ!イクッ!!」

 

そう言いながら、ミラは軽く痙攣し始め、少しして大きく息を吐いた。

 

どうやらイッたらしい。

 



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ミラ(FAIRY TALE)承※

余韻に浸っていたと思ったが、直ぐに意識を取り戻すと、今度は四つん這いになりながら近づいてくる。

 

そのまま彼女は俺に跨ると、ゆっくりと腰を落としていく。

 

まず最初に亀頭が触れるが、そこで一旦止まってしまう。

 

それから数秒後、意を決したのかミラはそのまま勢いよく奥まで挿入れた。

 

その際、今まで以上の快楽が襲ってくる。これまで味わった事のない未知の快感だった。

 

「あっあぁぁっそこっそこをっどんどんっ入れてっんっ!」

 

その声を聞きながら、俺はすぐに限界を迎えそうになる。

 

それでもお構いなしと言った感じでミラは腰を振り続ける。

 

「あんっ、良い、凄く気持ちいいぃ」

 

声を上げながら、ミラは夢中になって腰を振る。

 

「あんっ、良い、凄く気持ちいいぃ」

声を上げながら、ミラは夢中になって腰を振る。

それは俺も同じく、さらに膣奥へと突っ込ませる。

それにより、またもや絶頂を迎えてしまうが、ミラも同じようにイキ続けている為、止まる気配がない。

「だ、だめぇもっもっとぉ」

 

これ以上は無理だと言わんばかりにミラは声を上げたが、俺は容赦なく突き上げる。

 

それを繰り返している内に、ついに限界が来たのか、ミラは声にならない悲鳴を上げて仰け反った。

 

その直後、ミラの中が強く締めつける。

 

「~~~~!!!」

 

声にもならない叫びと共に、ミラは何度も体を震わせる。

 

それと同時に、俺の精液もまた吐き出された。

 

だが、それで終わりではなかった。

 

ミラは小刻みに震えた後、そんな彼女につられて、俺も声を出してしまう。

 

「あっあぁ、さっき出したばっかりなのにっ、また来ちゃうっ!!」

 

だが、お互いに限界が近いのか、段々と早くなっていく。

 

そして遂にその時が来た。

 

「イキます、私ももうすぐ……」

 

そう言った直後、ミラはこれまで以上に激しく動き始める。

 

それに釣られるように、俺もまた彼女の子宮口へと突っ込むと共に肉棒は既に限界を迎え、震える。

 

「出すっ、出してぇ!!」

 

その言葉を受け取ると共に、俺はそのまま膣奥へと突っ込ませ、そのまま精液を吐き出す。

 

「あっあぁあっぁぁぁ!!

あぁぁ!!」

 

それを受け手、全ての精液がミラの中へとゆっくりと満たされていく。

 

「はぁはぁはぁ」

 

互いに呼吸を整えた後、ミラはゆっくり立ち上がる。

 

「良かったわね」

 

微笑みを浮かべるミラに対し、俺は無言で返す。

 

その様子を見たミラはクスリと笑う。

 

「あら?あまり嬉しくなかったかしら?」

 

そう聞かれて、俺は慌てて首を横に振る。

 

「嬉しいけど……その……何だか変な気分なんだ」

 

俺の言葉を聞いて、ミラは不思議そうな表情を浮かんだ。しかし、次の瞬間には何か思い付いたのか、再び笑い始める。

 

そして、ゆっくりと俺に近づくと耳元で囁きかける。

 

「ふふっ、続けても良いんだよ」

 

その言葉を聞いた俺は思わず驚く。

 



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ミラ(FAIRY TALE)転結※

「まったく、ここまで出すなんてねぇ」

 

それと共に彼女は身に付けていた衣服をゆっくりと脱ぎ、胸を完全に露出させた。

 

先程まで四つん這いになっていた時には見る事ができなかった彼女の豊満な胸が丸見えになっている。

 

「ほら、ここにもね」

 

そう言いながら、近くの机の上に乗ったミラはそのまま俺を誘うように乱れた衣服から僅かに見える胸と秘部で誘ってくる。それに答えるようにして俺は手を伸ばし、再び行為を始まる。

 

膣内に肉棒が入り込むと共に、俺はそのままゆっくりと両手をミラの胸に手を伸ばす。

 

「あぁんっ」

 

それを感じ取ったミラは大きく喘ぐと同時に、自ら手を動かし始めて自分の胸を揉み始める。

 

最初は優しく撫でるように触っていたが、段々と力を込めていく。

 

同時にミラの口から漏れ出る息づかいが激しくなる。

 

手の中に収まっている胸は俺が力を込める度に、その形を変幻自在に変わっていく。

 

「ふぁっ、ダメッ……もうダメェ!」

 

一際大きな声で叫ぶと、ミラは激しく体を痙攣させる。

 

その声を聞く度に興奮が高まり、

 

「んんっ!!……うぁっ……ああぁぁぁぁ!!!」

 

それが引き金となり、ミラは再び盛大に潮を吹き出しながら達する。

 

だが、それだけに性欲が収まる訳はなく、勃起し、巨大した亀頭は子宮口に入り込む。

 

「あっあっ……ダメッ……またイクゥ……」

 

そして、二度目の絶頂を迎える。

 

「イクッ……イクイクイクイク……イクウウゥゥ!!!」

 

その一言を聞くと、俺は更に力強く腰を突き上げた。

 

それによって、ミラの体は弓のように仰け反り、甲高い絶叫を上げる。

 

それと同時に、俺の方も我慢の限界に達する。

 

子宮口へと張り込んだ亀頭から溢れ出る精液。

 

それを全て受け止めると、ミラはゆっくりと倒れ込み、荒々しく息をする。

 

「ふぅふぅふぅ」

 

しばらくして息を整えたミラは顔を上げると、ニッコリと笑いながら唇を重ねてきた。

 

その後、俺たちはそのままお互いを求め合う。

 

「まだ満足していないんでしょ?」

 

行為が終わった後、ミラは起き上がると、俺の上に跨って聞いてきた。

 

当然だ。あれだけじゃ全然足りない。

 

そう言うと、ミラはクスリと笑う。

 

「私も同じよ」

 

そう言って彼女はゆっくりと腰を落とす。

 

「んっ、あぁんっ」

 

亀頭が触れた瞬間、ミラは甘い声を出して、一気に奥まで挿入れる。

 

「はぁはぁ、貴方も動いていいわよ」

 

その言葉を聞いて、俺は早速腰を振り始めた。

 

それからどれくらい経っただろうか?

 

「もっ、もっとぉもっとちょうだいぃ」

 

既に何度絶頂を迎えたか分からないほどに快楽に溺れて狂ったように求め続ける。

 

ミラもそんな俺に応えようと必死に求める。

 

「お願いもっとぉ、もっといっぱい出してぇぇ!!」

 

ミラの叫びを聞き入れるように俺は絶頂を迎えた。

 

「凄いぃ、熱いのぉ一杯ぃぃ!!!」

 

同時にミラも絶頂を迎え、身体を大きく仰け反らせる。

 

だが、それで終わりではない。「やぁん、止まらないのぉ」

 

何度も何度もミラの中で果て続ける。

 

「お腹の中がドロドロしてぇ、熱くて気持ちいいのぉ」

 

完全に理性を失ったミラはただひたすら俺を求める。

 

しかし、それは俺も同様だった。

 

「ああん! 来てるぅ、来ちゃってるのぉ」

 

もはやどっちの声なのかすら分からず、お互いに絶頂を迎え続けた。

 

「やぁん、また出されてイッちゃう……イックウウゥゥ!!!」

 

そして、三度目の絶頂と同時にミラは意識を失う。

 

それでもなお、俺はミラの中へ吐き出し続けた。



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人造人間21号(ドラゴンボール)起

ドラゴンボールという作品を知らない日本人はほとんどいないだろう。

 

王道バトル漫画の一つであり、誰もが知る漫画に、どういう理由か、サイヤ人の生き残りとして転生してしまう。

 

転生して、サイヤ人としての身体を持っていた事もあって、鍛えれば鍛える程に強くなっていた。

 

何よりも飛ばされた先はヤードラット星という事もあり、数多くの技を習得する事ができた。

 

そして、そんな日々の中で悟空がヤードラット星に来た事で、俺の人生は大きく変わった。

 

俺は彼についていくように、地球へと渡り、そこで人造人間と戦う事になった。

 

故郷から離れるのは少し寂しい気持ちではあったが、瞬間移動で何時でも星に移動できるから、とてつもなく寂しいという訳ではなかった。

 

その後、様々な戦いを乗り越えて行ったのだが

 

「えっと、どうかしましたか?」

 

「いや、なんでもない」

 

そう俺が回想していると、心配そうに俺に声をかけてくれた人物に慌てて返事をした。

 

彼女の名前は人造人間21号。

 

知らない人はいるかもしれないので、説明すると、彼女はドラゴンボールファイターズというゲームに出てくるオリジナルキャラクターであり、本編では登場していないキャラクターである。

 

彼女との出会いは偶然に近く、魔神ブウとの戦いを終えた後、世界中を色々と旅をしている。

 

そうして、旅をしている時に偶然Dr.ゲロの研究室を見つけて、そこで実験で誕生したばかりの彼女を保護をした。

 

最初は彼女自身の捕食本能に悩んでいたが、ヤードラッド星の技でなんとかそれを押さえる事になった。

 

そして、色々と巡り回って、彼女と結婚する事になった。

 

まぁ、結婚と言っても籍を入れただけで式は挙げていないけどね。

 

しかし、流石に式を挙げる時間も無いし、そもそも挙式のやり方なんて分からないから、籍を入れるだけでも十分だと思っている。

 

「それにしても、ここまでの歳の差はとんでもないな」

 

俺は悟空と同じ43歳で、見た目は大人の女性だが、実年齢は3歳程度だったはず。

 

なので、その年齢差は40歳差というとんでもない夫婦となっている。

 

ただ、それはある意味仕方がない事だと思う。

 

何故なら、元々俺は地球人ではなく、宇宙人なのだから。

 

とはいえ、そんな事はどうでもいいと思うくらいには彼女との生活はとても楽しいものだった。

 

確かに種族の違いは大きいとは思う。

 

だけど、それ以上に彼女が魅力的だから問題はないのだ。

 

「ん?どうしたんですか?」

 

俺がボーッとしている事に気づいたのか、声をかけてきた彼女に何でもないと返す。

 

そうすると、「変な旦那様ですねー」と言いながら微笑む姿がとても可愛かった。

 

そう思っていると

 

「えっと、その、そろそろ私達も、子供とか、そのどうでしょうか」

 

顔を赤くしながらおずおずと言うその姿に思わず抱きしめてしまった。

 



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人造人間21号(ドラゴンボール)承※

「ちゅっんっむちゅ」

 

俺は21号を抱き締めた後、そのまま彼女を抱き締めたままキスを行った。

 

抱き締めた事によって、21号の衣服越しでも分かる程の柔らかな胸が押しつぶされる様に形を変えていた。

 

その感触を感じている内にどんどん興奮していき、我慢できなくなってきたところで唇を離す。

 

そうして、21号が潤んだ瞳でこちらを見つめてくるのを見て ドクンッドクンドクンッドクンドクン!! 心臓が激しく高鳴り始める。そして、下半身の一部が硬くなり始めていく。

 

「あ、あの……」

 

「分かってるよ、21号」

 

俺は21号をベッドへと寝かせると、服を脱ぎ捨てて裸になる。

 

そうして、大きくなった自分の肉棒を見せ付ける。

 

「ちょ、ちょっと大きすぎませんか?」

 

「大丈夫だよ、ちゃんと入るはずだからさ」

 

そう言って、ゆっくりと彼女の中へと入れて行く。

 

挿入された瞬間、彼女の悲鳴が聞こえたが、それでも気にせずに奥まで入れる。

 

そして、根元近くまで入った所で動きを止める。

 

俺自身、彼女から求めない限りやらないと決めていたが、俺自身の性欲はかなり溜まっていた。

 

膣内へと入り込む事によって、初めての行為もあって、狭くなっているが、それが逆に気持ちよく感じてしまう。

 

その為、動かずとも今すぐにでも果ててしまいそうになるが、何とか堪える。

 

暫くの間、入れた状態で静止していると、やがて慣れ始めたのか、痛みが引いていったらしい。

 

だが、その代わりに快楽を覚え始めて、腰を動かし始める。

 

彼女の方も最初は痛がっていたが、次第に喘ぐようになっていった。

 

「はぁはぁんっあぁ」

 

肌がぶつかり合う音と、彼女の甘い声で部屋が満たされる。

 

だが、それでも止まる事はなく、寧ろ激しさを増していき、遂に限界を迎える。

 

「出すぞ、全部受け止めてくれ!!」

 

「はいぃいい!来てぇえええ!」

 

そして、ついに絶頂を迎え、大量の精液が吐き出され、それを受けた彼女は ビクビクッ 体を痙攣させながら受け入れてくれた。

 

そして、しばらく余韻に浸った後、俺は萎えた状態の肉棒を抜き取る。

 

抜く際にも小さな声を上げるのを聞きながら抜いた後に、先程出したばかりの精液が流れ出て来た。その姿を見て、再びムラムラしてきたが、流石にこれ以上はいけないと思い、抑える事にした。

 

それから少しした後、落ち着いてきた彼女は体を起こして話しかけてきた。

 

「ふぅ…………旦那様って、こんなに激しい人だったんですね」

 

「ごめん、嫌だったかな?」

 

「いえ、そういう訳ではありませんよ?ただ、そうしていると、私も、その我慢ができなくなって」

 

その言葉と共に21号の姿が徐々に変わっていく。

 

髪は白、肌はピンク色となり、尖った耳やフリーザのような長い尻尾に代わっていた。

 

「えっと、やはり、変でしょうか、この姿は」

 

「全然、俺自身宇宙で暮らしていたから、そんなの気にしてないよ。

それに、こっちはこっちで魅力的だから」

 

それと共に、俺は21号の手を握る。

 

 



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人造人間21号(ドラゴンボール)転結※

先程の人間の肌とは違い、魔神ブウのように柔らかな餅を思わせる感触であり、軽く力を込めるだけで簡単に沈んでいく。

 

その感触は普通の人間では決して実現できない感触であり、抱き締めるだけでも夢中になる。

 

なので、つい力を入れすぎてしまったようで グニャリ 一瞬にして指の形が変わる。

 

しかし、それを気にする事なく、俺はそのまま揉みしだく。

 

そんな事を続けて居ると、段々とまた大きくなっていくのを感じた。

 

21号は俺の行動に呆れながらも微笑んでいた。

 

「もう、仕方のない人ですねー」

 

と言いつつも、顔が笑っていて嬉しそうだったので止めなかった。

 

それと共に先程出したばかりの肉棒は既に回復しており、先程以上の大きさに勃起していた。

 

「21号、今度は後ろを向いてくれないか?」

 

「はい、分かりました」

 

21号が言われた通りに四つん這いとなると、俺は彼女の臀部を両手で掴む。

 

すると、柔らかくスベスベしたお陰か、手に吸い付くような感触があり、更に柔らかいのに張りがある為、パン生地を捏ねるかのような感覚があった。

 

そして、何度も手を滑らせている内に、俺自身も我慢できなくなり、ゆっくりと入れていく。

 

「あぁっあああっ」

 

先程とは違った形の変化と、奥まで突かれるという未知の体験をした事で、再び大きな声を上げてしまう。

 

だが、その膣内の感触は先程とは比べものにならない快感が襲っていた。

 

柔らかな餅が俺の肉棒を締め付けており、それでいながら包み込むように優しく包まれていた。

 

それだけでも十分に気持ち良かったのだが、それ以上に背中から見える光景がエロかった。

 

猫科の動物を彷彿とさせる丸みを帯びた背中が美しいラインを描いており一層興奮を高めてくれる。

 

そして、ゆっくりと腰を動かしていく度に、彼女の口から甘い吐息が漏れる。

 

「んんっ……あぁんっあぁ」

 

「どうだい、気持ち良いかい?」

 

「はいぃ!旦那様のおちんちんが私の中に入ってくるのぉ!んひぃ!」

 

「もっと激しくしても大丈夫そうだね」

 

そう言うと同時に腰の動きを早める。

 

腰を動かす度に彼女の背中が波打ち、

 

「んぁああ!激しい!すごいぃいい!!」

 

部屋中に彼女の喘ぎ声と肌同士がぶつかり合う音が響き渡る。

 

そして、遂に限界が訪れて、再び彼女の体内へと精を解き放つ。

 

それを受けて、彼女も体を痙攣させて絶頂を迎えた。

 

だが、そんな21号に対して、容赦なく、攻め続ける。

 

今一度体位を変えて、対面座位となり、そのままキスしながら挿入をしていく。

 

「あん!旦那様、激しいですぅう!」

 

「君だって、まだまだ元気じゃないか。

ほら、こんなにも締め付けて離さないよ」

 

「そんな事言わないでぇえ!」

 

それと共に俺を強く抱き締める21号。

 

まるで、かつて魔神ブウがゴテンクスやピッコロ達を取り込んだ時のように、俺を強く抱き締める。

 

それによって、より深く入り込み、遂に彼女の最深部に到達した。

 

子宮口にはがっちりと亀頭が填まる。それにより、今まで以上に締まりが強くなった。

 

その締め付ける強さが最高潮に達した瞬間、俺は再び解き放った。

 

それと同時に21号もまた果ててしまい、 ビクビクッ!! と体が震えると、同時に、ドクンッドクンッ……ビュルルルーーー!!! と大量の魔力が流れ込んでくるのを感じる。

 

流石に2度出したからか、かなり量が少なくなっており、最後の方は勢いが無くなっていた。

 

それでも、大量に流し込んだせいか、彼女は余韻に浸っており、その表情は蕩けていた。

 

それからしばらくしてから俺は肉棒を引き抜くと、ドロリとした白い液体が大量に流れ出た。

 

21号は疲れたのかそのまま倒れこんでしまった。

 

そんな彼女を優しく撫でながら、額に軽くキスをする。

 

「21号、とても可愛かったぞ」

 

「ありがとうございます、旦那様……」

 

そう言って静かに眠りについた。

 

その後、21号はベッドの上で眠ってしまったので、そのままにしておいてあげる事にした。

そして、翌日になり、朝食を食べてから出発の準備をしていた。

 

すると、21号が申し訳なさそうな顔をして話しかけてきた。

 

「あの、昨日はとてもご迷惑をおかけしました」

 

「気にするな。俺の方こそ無理をさせてしまったようだし」

「いえ、そんな事はありません。むしろ私は嬉しかったです」

 

「なら、良かった。また機会があれば相手をしてくれるかな?」

 

「はい!いつでもお相手致します」

 

「それは、楽しみだな」



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矢田桃花(暗殺教室)起※

活動報告で新たなリクエスト募集を行っています。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=272267&uid=45956


俺は二人の女性と付き合っている。

 

三者合意のもとでの二股交際という事になっており、なぜこのような状況になったのかは、色々とややこしい話が多くあったが、今では良い思い出である。

 

そして、その日は彼女の一人である矢田桃花と会うのは結構久し振りだ。

 

「というよりも、君は君で仕事で私達に会っていないでしょ」

 

「いやぁ、なんというかゲーム開発がなかなか進まなくてな」

 

卒業後は専門学校で出会った仲間達と共にゲーム開発を行っていた。

 

色々な所から学んだ技術でなんとかゲームを出す事ができ、今日はようやくゲーム開発が一段落がつき、休む事ができた。

 

そして、今日は矢田と一緒にデートする事になった。

 

そのデートを行い、そうして緊張しながら、そのままホテルへと入った。

 

ホテルに入ると共に、既に準備していたのか、その服の下には既に準備ができていたのか、その格好はとてもエロかった。

 

矢田はそのまま露出の多い、黒のブラジャーとショーツをこちらに見せつけてくる。

 

色気をまき散らしながら、同じく黒のガーターストッキング。

 

中学の頃でも豊満だった胸だが、成人に入る頃には、その色気はより大きくなる。

 

揉み応えがある大きな乳房に、すべすべした質感の白い柔肌。

 

弾力がある尻にむっちりとした太股にショーツによって隠された秘部など、俺の興奮を誘っていく。

 

「なんだか、そうやって見られると、少し恥ずかしいよ」

 

そう頬を赤く染めている矢田に対して、俺はそのまま彼女を抱き寄せ、ベットの方へと仰向けで寝かせる。

 

俺はその身体に乗りながら、彼女のブラジャーを僅かにずらして、胸の谷間へと肉棒を押し込んだ。

 

仰向けに倒れた事によって、彼女の豊満な胸の大きさがより伝わってくる。

 

「んんっくふっあっあぁ」

 

それと共に、俺は胸の谷間へと肉棒を挿入する。

 

矢田は最初は条件反射のような声を出すが、ゆっくりと肉棒を動かしていくと共にその反応は徐々に甘い声が出ていく。

 

「これっはっんっ」

 

肉棒を動かす度に矢田からは甘い声が響かせており、ゆっくりと俺の方へと熱っぽい視線を俺に向けていく。

 

「あふぅっ、あぁ、はぁはぁっんっあぁ」

 

俺は腰を振り続け、何度も何度も胸に擦らせていき、次第に絶頂を迎えるために動きを激しくさせていった。

 

柔らかな谷間に挟まれながら、肉棒を動かしていく。

 

それはまさに天国とも言えるような快感であり、思わず叫びそうになるほど気持ちが良い。

 

さらに言えば、先程までの服装も相成って、その姿は非常に扇情的であった。

 

そんな彼女に我慢できるはずもなく、一気に奥まで突いた瞬間だった。

 

「ひゃあああんっ!!」

 

彼女は大きく喘ぎ声を上げると同時に、胸の谷間に向けて精液を放つ。

 

同時に胸の谷間から溢れ出た精液はそのまま矢田の顔にまで飛び散った。

 

その様子は実に官能的であり、非常にエロく感じた。その表情のまま、俺は矢田の唇を奪い、舌を入れた。

 

そのまま口内を犯し続けると、矢田もそれに応じて絡ませてきた。

 

そのまま暫くの間キスを続け、満足した後に口を離すと、そこには唾液の橋が出来上がっており、それがまたいやらしく感じる。

 

その後に矢田から降りると、今度は彼女の秘部へと手を伸ばす。既に濡れていたのか、指を入れると、中はとても温かく、心地良いものだった。

 

矢田はその事に驚くものの、すぐに快楽を感じ始めていく。

 

「ちょっ待っまだ早いわよぉ……んんっ!」

 

そう言うのだが、俺の手を止める事ができず、そのまましばらく弄られ続けた。そして、十分に解れたところで、俺の肉棒をあてがい、ゆっくりと入れ始めた。

 

入れると同時ぐらいに、矢田は大きな声を上げて、こちらを見つめる。

 

「ああぁ……凄いわね。さっき出したばかりなのにこんなにも大きいなんて……」

 

確かに普段よりも大きさが増している気がしたが、それでもまだまだ収まる気配がない。

 

それを理解しているのか、矢田は少しだけ息を整えた後、こちらを見て微笑んだ。

 

「大丈夫だから、好きなように動いていいからね」

 

その言葉を聞いて、俺はゆっくりと動かし始める。

 

動かす度に矢田は艶やかな声を出しながら、こちらへ腕を伸ばしてくる。

 

その手を掴んで、抱き寄せると、更に密着度が上がり、互いの体温を共有し合う。動く度に胸が激しく揺れ動き、その胸の谷に汗が流れる。

 

その様子がとてもいやらしく見えた。

 

「どう?気持ち良い?」

 

そう聞いてくる矢田に対して、俺はただ無言で首を縦に振った。

 

その答えに矢田は嬉しそうな笑顔を浮かべると、そのまま俺の頭を抱え込み、自分の胸に押し当てた。

 

「ほら、もっと吸っても良いのよ」

 

そう言われたため、遠慮なく吸い付いた。それと同時に、矢田の中が締まった。

 

「んんんっ!そっそこっ良いっ!!あぁんっ」

 

その声を聞くと共に、俺は彼女の弱点を攻め立てていく。

 

「んんっあぁんっもうっ駄目ぇっイクっイっちゃうっ!!」

 

その声を聞いた直後、矢田は大きく身体を反り返らせた。

 

「んんっあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

大きな声と共に絶頂を迎えた。しかし、俺はまだ止まらず、その状態で腰を振り続け、肉棒を動かし続ける。

 

「あぁんっ今っイッてる最中なのにぃっ」

 

その声を聞きながらも、俺の動きは止まらない。

 

やがて限界が近づくと、俺は再び彼女の中に精を解き放った。

 

「ひゃぁあああっ!!」

 

矢田はまたしても絶頂を迎え、身体を大きく震わせる。

 

だが、それで止まる事はなく、そのまま何度も何度も出し続けてようやく、完全に止まった。

 

俺が大きく呼吸を繰り返す中、矢田はぐったりとしていた。

 

流石にやり過ぎたと思い、慌てて謝ろうとした時だった。

 

「はぁっ、はぁっ、ちょっと激しかったけど、これくらいなら全然平気よ」

 

「えっ!?」

 

「だから、次は私も楽しませてよね」

 

そう言って矢田は起き上がると、ベットの上で四つん這いになった。

 

俺は目の前にあるショーツをゆっくりと下ろし、秘部を露わにする。そこは愛液が溢れ出ており、ヒクつかせている。

 

まるで早く欲しいと言っているかのように。

 

俺もズボンを脱いで、肉棒を取り出す。

 

すると、それを見た矢田は妖しく笑い、自ら股を広げて、誘う。

 

「来て。貴方のを入れて」

 

その声に従うように、俺は一気に挿入した。

 

「ひゃあんっ!!」

 

入れただけで軽く達してしまったようで、中が強く締め付けてきた。

 

俺はそのまま腰を動かす。

 

「ああぁっ凄いっさっきよりも大きくなってるぅ」

 

どうやら先程までと違い、興奮によって大きくなっているらしい。

 

俺はそのまま激しく突き続ける。

 

「ああぁっまた来るっ来ちゃうっ!またイっちゃうっ!」

 

その声と同時に、矢田は再び絶頂を迎える。

 



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速水凛香(暗殺教室)承※

「・・・遅い」

 

「ごめん」

 

矢田との行為を行った次の日、俺は待ち合わせの相手である速水と会っていた。あれから結局3回ほど行ってしまい、終わった時には既に昼を過ぎていた。

 

「まぁ別に良いんだけど。

とにかく行きましょう」

 

そう言いながら、速水が歩き出したので、俺もそれについて行く。

 

向かった先は駅近くのカラオケ店だ。

 

中に入ると、店員に案内されて、部屋に入っていった。

 

このカラオケ店はあまり人がおらず、部屋にあるカメラはほとんど偽物であり、個室で行われる目的のほとんどは行為を行う為なのは有名である。

 

俺達は適当に飲み物と食べ物を頼むと、早速マイクを手にして歌い始めた。

 

「~♪」

 

歌う速水の姿を見て、思わず見惚れてしまう。

 

やはり彼女は美人というか、可愛いと言うべきか、そんな感じがする。

 

その視線に気付いたのか、彼女がこちらを見て微笑む。

 

「何?」

 

「いや、やっぱり綺麗だなと思って」

 

そう言うと、速水は顔を赤く染めた。

 

「いきなりそういう事は言わないでよ」

 

「でも事実だし」

 

「もうっ」

 

照れ隠しなのか、速水は少しだけ不機嫌になる。

 

「それよりも、次は何を歌う?」

 

「そうだね、じゃあ次はって」

 

彼女が何かを言う前に、そのまま速水を抱き寄せる。

 

それに対して、少し戸惑うが、すぐに大人しくなった。

 

「ちょっ、ここお店の中よ」

 

「大丈夫だって。それにこんな時間に来る奴なんてほとんどいないし」

 

「それでも駄目よ」

 

「どうして?」

 

「どうしてもよ」

 

「良いじゃん。

俺がお前の事をどれだけ好きかも知らないくせに」

 

その言葉を聞いて、速水は黙った。

 

「まったく、仕方ないわね」

 

そう呟き、静かに目を閉じる。

 

それを了承の意として受け取り、俺はそのまま唇を重ねた。

 

舌を絡ませ合い、互いの唾液を交換し合う。

 

そして、数分間キスを続けた後、口を離す。

 

速水の口からは混ざり合った二人の唾が流れ落ちていた。

 

それがとてもいやらしく見えて、俺は再び彼女に口づけをする。

 

今度は先程のよりも激しいディープキス。

 

互いに抱き寄せ、更に密着度を上げていく。

 

それからしばらくした後、ようやく満足したのか、彼女から離れた。

 

速水の顔は上気しており、息遣いも荒くなっている。

 

頬が赤いのは、きっとそれだけではないだろう。

 

俺はそのまま彼女の服の中に手を差し込み、ブラジャーを外す。柔らかそうな胸が現れると、俺はそこに顔を埋めた。

 

「んっ」

 

速水は小さく反応したが、抵抗する事なく受け入れてくれた。

 

俺はそのまま両手で揉み始める。

 

柔らかい感触と共に、指の間からは少しずつだが、硬くなりつつある突起物が見えた。

 

俺はその部分を摘んだ。

 

「んんっ」

 

速水は身体を震わせ、声を漏らすが、それは決して嫌がっている様子ではない。

 

むしろ、もっとして欲しいという意思表示のようにも思えた。

 

だから、俺はそれに応えるように、何度も繰り返しそこを刺激する。

 

「あっああぁっ!」

 

やがて、速水は一際大きな声を上げると、力が抜けたようにその場に座り込んだ。

 

「はぁっはぁっはぁっ」

 

「大丈夫か?」

 

「えぇ、ちょっと驚いただけだから」

 

「そっか。なら続きをしても良いよな」

 

俺は速水のスカートを脱がせると、パンツも脱がせた。

 

すると、愛液が糸を引いていて、秘部が露わになった。

 

「凄いな」

 

「あまりジロジロ見ないで」

 

「無理だよ。だってエロいし」

 

俺はそのまま速水を後ろに押し倒した。

 

「きゃっ」

 

「速水・・・」

 

そして、俺は速水の上に覆い被さると、肉棒を取り出し、ゆっくりと挿入していく。

 

「ああぁっ!」

 

入れただけで達してしまったようで、中が強く締め付けてくるのを感じた。

 

俺は構わず腰を動かし始める。

 

最初はゆっくりだったが、次第に激しくなっていく。

 

速水もそれに合わせて、声を漏らし始めた。

 

先程までとは違い、今はただ快楽に身を任せているようだ。

 

そんな速水が可愛くて、つい意地悪をしたくなる。

 

そこで一度、動きを止めてみると、速水は不思議そうにこちらを見てきた。

 

その表情が何とも言えず、俺の中で嗜虐心のようなものが生まれるのを感じる。

 

俺はそのまま再度動き始めた。

 

速水は突然再開された事で、戸惑うような様子を見せてたが、すぐにまた喘ぎ始めた。

 

「あんっ!あぁっ!やだ!なんで止めちゃうの!?」

 

「速水が悪いんだよ? そんなに可愛い顔をするから、我慢出来なくなったんだ」

 

「そんな事言われても・・・」

 

「ごめん、もう限界だ」

 

「え?」

 

そう言って、俺は速水を強く抱きしめる。

 

「あぁっ!!」

 

その瞬間、俺は肉棒は彼女の子宮口へと沈める。

 

「うぅっ」

 

流石にこの刺激には耐えられなかったようで、俺にも速水が絶頂を迎えた事が分かった。

 

中が痙攣しているのが分かる。俺はその状態でも気にせず動かし続けた。

 

「ダメッ!!今イッてるから!!!あぁっ!やめてぇっ」

 

「速水っ、好きだ」

 

「私も好きぃっ!大好きだからぁっ」

 

「くっ」

 

俺もその言葉でついに果ててしまった。

 

中に大量の精液を流し込む。

 

速水はそれに反応するように、再び身体を大きく跳ねさせた。

 

それからしばらくして、ようやく落ち着いてきたので、俺は速水の中から引き抜いた。

 

それと同時に、速水の股間からは白濁した液体が溢れ出る。

 

俺はそれを見ていると、またしても興奮してきてしまう。

 

しかし、速水は疲れ切っているようだったので、今回はやめておく事にした。

 

そして、速水の横に寝転ぶ。

 

速水は軽く呼吸を整えた後、俺の方を向いて、優しく微笑んでくれた。

 

俺はそれが嬉しくて、彼女を抱き寄せる。

 

速水も抵抗する事なく、そのまま受け入れてくれた。

 



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矢田桃花 速水凛香(暗殺教室)転※

「まったく、二人と同時なんて、何を考えているの」

 

「まぁまぁ、良いじゃない凛香」

 

カラオケ店から数日後。

 

休みの最終日となったその日、俺の自宅には二人の彼女と一緒にいた。

 

俺を挟み込むように速水と矢田は喋っていた。ちなみに、なぜ二人がここにいるかというと、理由は単純。今日は三人とも予定が無かったからだ。

 

そして、せっかくなので三人で過ごそうと決めたのだが、その際どちらを選ぶのかという話になり、最終的にダブルデートをする事になったのだ。

 

とはいっても、これはあくまで名目であり、実際のところはいつも通りイチャイチャしていただけなのだがな。

 

そして、こうしてベットの上で二人は下着姿になって、俺と行為を行っている。

 

そして、ベットの上にいる俺はズボンから飛び出た肉棒を二人は同時に触っている。

 

この状況だけでもヤバいというのに、その上こんな事をされたらどうなるか。

 

当然の事ながら、あっけなく果ててしまった。

 

しかも、何故か知らないが、このタイミングで俺の両隣にいる速水と矢田は互いの顔を見合わせていた。

 

何だろうと思っていると、今度は二人で舌を出し、俺の顔目掛けて唾をかけてきた。

 

これにはさすがに耐え切れず、そのまま放出してしまう。

 

「うわっ!」

 

「きゃっ!」

 

俺は思わず声を上げてしまい、その声を聞いた速水と矢田は何事かとこちらを見る。

 

「大丈夫?」

 

「ああ、ちょっとビックリしちゃってな」

 

「ふーん、そっか」

 

速水はそれだけ言うと、また舐める作業に戻っていく。

 

ただ、先程と違い、今度は亀頭を集中的に攻めてくる。

 

「くっ」

 

俺はそれに耐えるため、歯を食い縛るが、それでも声が出てしまう。

 

すると、反対側では矢田が口を開けて待機している。

 

俺はそこに肉棒を近づけた。

 

「ちゅぷっ」

 

先程まで速水に弄られていたせいもあって、すぐに出そうになってしまう。

 

俺の限界を悟った速水は、手の動きを止めないで聞いてくる。

 

「出していいよ♡」

 

俺はその言葉を聞きながらも耐えていたが、さっきの光景を見ていて、限界は近かった。

 

「あぁっ!」

 

俺は矢田の口の中に遠慮無く吐き出す。

 

「うぅ・・・」

 

少し苦しそうな表情を浮かべるも、そのまま全て受け止めてくれる。

 

そして、ゆっくりと飲み込んでいった。

 

その後、速水は肉棒から手を離すと、こちらに笑いかけてきた。

 

「いっぱい出したね」

 

「あぁ、ありがとう速水」

 

「うん」

 

矢田の言葉を聞いて嬉しかったのか、速水は笑顔で返事をした。

 

そんな様子に胸が高鳴る。

 

速水と付き合ってから、もう半年になるが、未だにドキドキさせられる事が多い。

 

それは速水が可愛くて仕方がないからだ。今もそうだった。

 

「次は私がやるから」

 

「はいはい」

 

矢田は速水に場所を譲るように、ベッドから降りる。

 

速水は俺の肉棒の前に立つと、早速フェラを始めた。

 

「あむっ・・・」

 

「くっ」

 

相変わらず上手いな。

 

俺は素直に速水の口技を楽しんだ。

 

そして、ある程度楽しんだいると、矢田は俺の頭を後ろから抱き締めるように移動する。

一体何をする気なのかと思って見ていると、突然耳元で囁かれる。

 

「私にもキスしてぇ」

 

俺はその言葉でゾクッとした。

 

その色気から来る興奮からだ。俺は矢田の方へと顔を向け、唇を重ねた。

 

「んっ、ちゅぱっ、れろぉ、はぁっ」

 

舌を絡ませていく。

 

速水と比べても上手く、彼女の方へと意識を奪われてしまう。

 

「凛香ばっかりズルい」

 

俺が矢田とのキスに夢中になっていると、速水の方から不満の声が上がる。

 

そこで、一旦口を放した。

 

「ゴメンな、速水」

 

「別に良いけど」

 

速水は拗ねるようにして答える。

 

矢田はその様子を見て、クスリと笑った後、再び俺の頭を抱き抱えて引き寄せた。

 

上下から襲い掛かる二人の行為に対して、俺は我慢する事なく欲望を解き放った。

 

「ぐっ!」

 

「んっ!ごくっ、ごくんっ」

 

二人が肉棒から離れて行くと同時に、俺は体を起こして二人を見た。

 

すると、速水は俺に向かって微笑み、矢田は俺に見せつけるようにしながら、喉を鳴らして飲んでいた。

 



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矢田桃花 速水凛香(暗殺教室)結※

先程のフェラを終えると共に、速水は下に、その上に矢田が乗っている形になる。

 

普段は服の下で隠れているが、速水の胸の大きさは結構大きい。

 

だが、それを押し潰す程に矢田の胸は大きく、速水の上で押し潰されている。

 

「ふふっ、ほらぁ、早く来て」

 

「良いからっんっ」

 

甘く誘うように矢田と急かすように言う。

 

二人に抱き寄せ合う事によって、剥き出しになっている秘部が俺の目の前にある。

 

それに興奮しないはずはなく、俺はそのまま勃起した肉棒をどちらにするか迷う。

 

そう思った俺は両方同時という選択をした。

 

まずは速水に挿入する。

 

「あっあぁあ」

 

喘ぎ声と共に速水は大きく浮き上がる。

 

それを押さえるように矢田も揺れており、彼女の胸は大きく揺れる。俺はその胸に手を伸ばし、鷲掴んだ。

 

「ひゃっ、んっ、おっぱい揉まないでぇ」

 

「なんでだ?」

 

「だって、あんっ、感じちゃうのっ」

 

俺は速水の言葉を聞きながら、腰を動かす。

 

最初はゆっくり動かしていたが、段々と激しくしていく。

 

「やぁっ、はげしいっ、あぁっ」

 

速水の気持ち良さそうな声を聞きつつ、更に動きが激しくなる。そして、俺は限界を迎える。

 

「出すぞ速水!」

 

「あぁっ、出してっ、奥までいっぱいっ!」

 

速水がそう言った瞬間、俺は限界を迎えた。

 

「うっ!」

 

ドクッドクッ いつものように、速水の一番奥に吐き出す。

 

そして、余韻に浸りつつも、肉棒を抜いて行く。

 

ズリュッ 速水の中から肉棒が出て行き、中から白い液体が溢れ出る。

 

その光景に少しだけ見惚れながらも、瞬く間に勃起する。

 

「うっもぅ、大きくなってっんっ」

 

勃起した肉棒を速水の秘部からゆっくりと引き抜くと、今度は速水の上にいる矢田の秘部へと肉棒を挿入する。

 

「いくよ渚ちゃん♡」

 

「うんっ」

 

俺は矢田の言葉を聞きながら、一気に貫く。

 

ズンッ

 

「ああぁっ」

 

矢田はいきなりの事で驚きの声を上げるが、すぐに甘い声に変わる。

 

それを合図に、俺は腰を動かし始めた。

 

パンッパチュッグチュン 卑猥な音が部屋中に響き渡る。

 

「あぁんっ、いいぃっ!そこぉ!」

 

矢田は俺の動きに合わせて、自らも腰を振り始める。

 

そんな彼女に負けじと、俺は腰を打ち付ける。

 

「はぁはぁ、どう?私のおまんこ、最高でしょ」

 

「あぁ、凄く良い」

 

俺は素直に答えた。

 

すると、矢田は嬉しかったのか、笑顔で答える。

 

「まったく、二人だけでやらないでよ」

 

「あぁ、分かっている」

 

「勿論だよ、凛香」

 

速水は頬を膨らませて文句を言う。

 

それに対して、俺達は同時に返事をする。

 



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リアス②(ハイスクールD✕D)起※

リアス・グレモリーは悪魔である。

 

美しい真紅の長髪の持ち主で、容姿端麗、成績優秀、常に優雅な佇まいで性格も良いという完璧超人

 

そのカリスマ性から男女問わずほぼ全生徒に『お姉さま』と尊敬される学園のアイドル的存在である彼女が、悪魔という事を知ったのは入学当初からである。

 

制服の下からでも分かる程の隠し切れない溢れるバスト、すらりと伸びた足が特徴的である。

 

そして、なぜ俺がその事を知っているのかというと、偶然の要素が強かった。

 

彼女は悪魔と言う事であり、契約する仕事をしているらしい。放課後、部活をやっている者はそちらに向かい、帰宅部は帰ってしまう為、教室には誰も居なくなる時間がある。

 

その時、たまたま俺は忘れ物を取りに来たのだが、教室に入った時、ちょうど彼女の声が聞こえたのだ。

 

「ねえ……私と契約してみない?」

 

最初は何の事か分からなかった。

 

だが、すぐに理解した。これは悪魔の囁きだと。

 

もし本当にそうならば、興味があったし、男なら誰だって心惹かれるだろう。

 

そこから、彼女と俺の関係は始まった。

 

特に悪魔に頼む程の願いはなかった。

 

だからこそ、俺は彼女の事を知る事を願いにした。

 

そこから彼女から話を聞いていた。

 

そうして、俺は彼女に惹かれており、それは彼女も同様だった。

 

「ねぇ、知っている。

悪魔はとても強欲な事を。

だから、今は私も、あなたの事が欲しくなったの」

 

ある日の夜、二人で一緒にいる時に突然言われた言葉だ。

 

いつものように、学園の制服を身に纏った彼女が俺に召喚されると共に俺に乗りかかる。

 

椅子の上に乗りかかり、そのまま俺を抱き締めてくる。

 

抱き締められる事により、彼女の大きな胸が自分の顔に押し付けられる形になる。

 

そんな彼女にドキドキしながら、俺は彼女を見ていた。

 

「ふふっ♪私のおっぱいに夢中ね?いいわよ。好きなだけ触っても……」

 

妖艶な雰囲気を醸し出しており、見ているだけで興奮してくる。

 

今まで何度もこうやって召喚された事はあった。

 

だけど、ここまで積極的に迫られた事は一度もなく、戸惑っていた。

 

しかし、いつまで経ってもその先へ進む気配がない事に違和感を覚えたのか、不思議そうな表情を浮かべていた。

 

「あれ?こういう時は男の人がリードするものじゃないの?」

 

どうやら彼女はそういう知識を持っていたようだ。

 

確かに間違ってはいないが、いきなりの展開について行けずにいた。

 

すると、ゆっくりと唇を重ねてきた。

 

ちゅっと音を立てながら、キスをする。

 

柔らかくて暖かい感触を感じる。

 

ずっとこのままでいたいと思う程心地よいものだった。

 

それからしばらくして、顔を離す。

 

お互いの顔を見つめ合う形になった。頬は赤く染まっており、目は潤んでいた。

 

まるで何かを求めるような目つきをしていた。

 

それがどういう意味なのかはすぐに分かった。

 

俺はゆっくりと手を伸ばしていき、彼女の胸に手を触れる。

 

制服越しではあったが、柔らかかった。

 

自分の手で揉んでいく度にびくびくと反応していく。

 

気持ち良いらしく、吐息が漏れていく。

 

「あっ、んっ、そんなに触れなくてもっ、んっ」

 

少し乱暴気味に手を動かしていたが、それでも嬉しかったようで笑みを浮かべている。

 

そして、手がボタンに触れた瞬間、一気に外し始めた。

 

ぷつぷつと音が鳴り響き、ボタンが全て外れると、中からは黒いブラに包まれた大きな胸が現れた。

 

下から持ち上げるようにして両手で掴む。

 

ずっしりとした重みがあり、柔らかいマシュマロのような感覚であった。

 

その大きさは片房だけでも頭よりも大きく感じるほどだった。

 

片手では収まり切らず、片方の手を使って何とか包み込むように触れていった。

 

それだけでも十分に大きかったが、もっと大きい物を見た事がある俺はそこまで驚く事はなかった。

 

ただ、この目の前にある巨大な物に興奮していた。

 

「あぁ……凄いわ……こんなに大きくなって……嬉しい……やっと、あなたに愛してもらえるんだって思うと、すごく幸せだよぉ……!」

 

そう言いながら、再び唇を重ねて来る。

 

舌を入れ込み、俺の口内を犯していく。

 

歯列をなぞったり、唾液を流し込んだりとやりたい放題である。

 

その間にも、胸への刺激を止めない。

 

指先で先端の突起物を摘まんで弄っていく。

 

「あんっ!ああぁ!!」

 

一際高い声を上げると同時に身体を大きく震わせる。

 

軽くイッたみたいだった。



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リアス②(ハイスクールD✕D)承※

「もうイっちゃったわ。

ふぅーん、じゃあ今度はこっちでお願いしようかな?」

 

スカートを捲くり上げると、そこには黒のストッキングを穿いていた。

 

それを見て、思わず生唾を飲み込んでしまう。ゆっくりと脱ぎ捨てて行く様子をじっと見つめていた。

 

やがて下着が見えるようになると、黒のレースがついたものであった。

 

しかも、かなりスケベなデザインをしている。

 

さすがにこれを見る限りでは着エロというジャンルも知っていたようだ。

 

それを見られる事が恥ずかしいのか、足をモジモジさせており、太ももを擦らせていた。

 

「えへへ~実は結構お気に入りなんだよね♪」

 

照れ笑いをしながら言う。

 

脱ぐ事に抵抗はなく、むしろ見せつけるようにして足を上げていた。

 

少しずつ露わになって行く様を見ながら俺は興奮を抑えきれなかった。

 

「ねぇ、舐めてもいいんだよ?」

 

そう言われて俺はしゃがみこみ、顔を近づける。

 

すると、甘酸っぱい匂いが漂ってきた。

 

鼻腔をくすぐる様な匂いに俺は夢中で嗅いでいた。

 

それは彼女も同じだった。

 

「すっごいでしょ?私のここ、美味しいよ~」

 

言われた通りに俺はまずはパンツの上から舌を這わせ始めた。

 

「んっ……」

 

甘い吐息を漏らしながら感じているようだった。

 

そのまま続けていき、やがてクロッチ部分に到達する。

 

そこは濡れており、布地が張り付いており、色を変えていた。

 

「すごいね。もうビショビショじゃん」

 

「だってぇ~!あなたのせいよ? ずっと我慢してきたんだもん!仕方がないじゃない?」

 

「そっか、俺の所為か。

なら責任取らないとね?」

 

「うん♪いっぱい可愛がって?」

 

それから彼女のショーツを脱がせ始める。すると、そこから透明な糸が引いており、どれだけ溢れ出ているのかという事を物語っていた。

 

ようやく秘部が顔を出す。

 

既に準備万端と言ったところなのか、ヒクついているように見えた。

 

「ほら見て?私のここ、すっごく欲しそうにしてるでしょ?」

 

見やすいように彼女は股を開き、両手を添えて開いて見せる。

 

綺麗なピンク色をしており、とてもおいしそうだと思った。

 

俺は吸い込まれるようにして、そこにむしゃぶりついた。

 

「ああっ!!きたぁ!私の中にぃいい!!!」

 

少しだけ塩っぽい味を感じた。

 

それが彼女のものだと思うと、さらに興奮してくる。

 

「やっばぁっ!何コレェ!? ダメッ!おかしくなるぅう!!」

 

俺が舐める度に身体を大きく仰け反らせる。

 

まるで電気ショックを受けているかのような反応だ。

 

「あっ!あっ!あっ!イクゥウウウッ!!!」

 

どうやらイッてしまったようだ。

 

俺は構わず続けていく。一度絶頂を迎えた事で敏感になっているのか、先程よりも大きく身体を跳ねさせる。

 

それでも止めずに責め続けた。

 

それからしばらくして、ひとしきり終わったところで口を離した。

 

唾液なのか愛液なのか分からないぐらいに濡れまくっており、ベトベトになっていた。

 

「はーっ、はーっ……すごっかったぁ……。

ねぇ、次は入れてくれるんでしょ?」

 

息を整えながら聞いてくる。

 

俺はベルトを外し、ズボンと一緒にパンツも下ろす。

 

そこから現れたものは今まで見た事もないほどに大きくなっていた。

 

「わぁ……これがそうなんだぁ……すごく大きいんだねぇ」

 

まじまじと見ながらそう呟く。

 

「ふふっ、じゃあ入れちゃおうかな?」

 



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リアス②(ハイスクールD✕D)転※

彼女はそのまま、俺の肉棒を自身の胸の谷間へと挟み込んだ。

 

「おぉ……これは……」

 

「どっちの方が気持ち良いのかなぁ? 私の胸だと両方同時にできちゃうかも!」

 

そう言って上下に動かし始める。

 

柔らかさと弾力を兼ね備えた胸で挟まれながら扱かれるという未知の感覚。

 

あまりの快感に一瞬で果ててしまいそうになる。

 

だが、何とか堪える事ができた。

 

「あら?まだ出なかったみたいだね?」

 

「まぁ、これだけじゃ無理かな?」

 

「じゃあ、こうすればどうかしら?」

 

今度は胸を左右から押し付けるようにして、圧迫しながら激しく動かす。

 

「んっ!ふぅー、これでどう?」

 

正直に言ってしまうと、めちゃくちゃ気持ち良かった。

 

柔らかいおっぱいで包み込まれ、亀頭の先端は見え隠れしている。

 

このまま続けられたら、すぐにでも果ててしまうだろう。

 

「どう?もうイキそうなんじゃない?」

 

「いや、もう少し耐えられると思う」

 

「強情なんだね? それならもっと頑張っちゃおっと♪」

 

そう言うと、勢いよく胸を動かし始めた。

 

「うわっ!ちょっ、ヤバいって!」

 

「えへへ~、我慢しないで出しちゃいなよ?」

 

そんな事を言っている間にもどんどん限界が近づいていく。

 

そしてとうとうその時がやってきた。

 

「ぐっ、出るっ!!」

 

「きゃああぁっ!!」

 

大量の精が吐き出される。

 

彼女の胸に収まりきらず、顔にまで掛かってしまった。

 

「わぁっ!すっごい量だよ? こんなに出してくれるなんて嬉しいなぁ〜」

 

嬉しそうにしながら手で掬っている。

 

それからペロリと舐め取ってみせた。

 

「うん、苦くて美味しくないはずなのにね」

 

そう言いながらもリアスの表情は未だに妖艶で変わりない。むしろより一層興奮が増している様に見える。

 

「ねぇ、お願いがあるんだけど……」

 

その言葉と共に、リアスはベットの上へと座っていた。

 

「あのね?さっきまで私がリードしていたけど、最後はあなたに抱かれたいの。だから、私の初めてを奪って欲しいの」

 

「いいのかい?」

 

「うん、だってあなたの事が好きだもん。それに今更断る理由もないでしょう?」

 

「分かったよ、俺も君のことが大好きだ。

優しくするから安心してくれ」

 

「ありがとう。大好き、ずっと好きだったの。

やっと結ばれる事が出来るんだよね?夢みたいだなぁ〜。

あっ、でも一つだけ約束して欲しい事があるの」

 

「何だい?」

 

「もし私の事を嫌いになったりしたら許さないから。たとえ何をされてもいいし、どんな事になってもいい。

それだけは覚えておいてね?」



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リアス②(ハイスクールD✕D)結※

そう言われ、俺は強く抱きしめる。

 

それから口付けをし、舌を入れ込む。

 

すると彼女もそれに応えてくれた。

 

そのままゆっくりと押し倒していく。

 

服を脱がせ、一糸纏わぬ姿にする。

 

改めて見ても美しい身体をしている。

 

余計なものは何もなく、スラッとした体型だ。胸の大きさも申し分無く、大きすぎず小さすぎない。

 

俺は両手で胸を揉むようにして触っていく。

 

「やぁん、いきなり激しいね?」

 

「ごめん、だけど君が魅力的過ぎるから仕方がないんだよ。

俺のものにしても大丈夫かな?」

 

「いいよぉ、いっぱい可愛がってくれたらぁ。私をあげる……だからぁ、あなたをちょうだい?」

 

そう言われた瞬間、彼女の身体に覆い被さった。

 

俺は自分のものを彼女の中に挿入していった。

 

ヌルッとしていて温かく、何とも言えない心地良さだ。

 

俺は一気に奥まで突き入れた。

 

リアスは少し苦しそうな顔をしたが、それも束の間、すぐに笑顔に戻った。

 

「あぁ……入ってる……あなたのものになってる……。

すごい……繋がってるところが熱いのぉ……」

 

その言葉を聞き、俺もさらに興奮してくる。

 

「動くぞ?」

 

そう言うと、腰を振り始めた。

 

初めはゆっくり動かしていたが、徐々に早くなっていく。

 

「んっ!くぅ……はぁ……あぁ……!」

 

まだ痛みを感じているのか、声に苦痛の色が混じっている。

 

そこで一旦動きを止める。

 

「痛いか?」

 

「ちょっと苦しいかな?でも、平気だよ?動いてくれればすぐ慣れるとおも……」

 

最後まで聞く前に再び動いた。

 

最初は先程よりもゆったりしたペースで動かしていく。

段々と速度を上げていき、最後には激しく動いていた。

 

「んんっ!はぁっ!あぁっ!んぅっ!ふぅっ!」

 

突く度に可愛い声で喘いでいる。

 

「どうだ?そろそろ気持ち良くなってきたか?」

 

そう尋ねると、彼女は首を横に振った。

 

「あんまり分からないの。ただ、すごく熱くて気持ち良いってことしか分からなくて」

 

そう言われると、こちらももっと感じさせたくなる。

 

今度は胸に手を伸ばし、弄り始める。

 

柔らかさと弾力が同時に味わえる素晴らしい胸だ。

 

揉みながら、胸の先端を口に含んで吸い上げる。

 

すると、中がキュッと締まった。

 

どうやら胸が弱点らしい。

 

それを理解してからは、執拗に責め続けた。

 

「ひゃうっ!やんっ!ダメぇっ!そんなにされたらぁっ!おかしくなっちゃうよぉっ!!」

 

もうすっかり蕩け切った顔になっている。

 

「じゃあそろそろ終わりにしようか」

 

そう言ってラストスパートに入る。

 

「ふぁっ!激しっ!壊れちゃっ!あっ!ああぁぁぁーっ!!!」

 

絶頂を迎え、締め付けられる。

 

それに合わせて、精を解き放った。

 

「はぁはぁ……お腹の中が温かい……」

 

そう言い、下腹部に手を当てている。

 

射精を膣内に入れた程度では収まらなかった。未だ彼女の中で脈打っている。

 

それからしばらく抱き合っていた。

 

息が落ち着くまで、お互いの体温を感じていたのだ。

 

「ねぇ、もう一度キスして?」

 

リアスからのお誘いだ。断る理由などあるはずがない。

 

唇を重ね、舌を入れる。

 

すると、彼女も応えてくれる。

 

そして長い口付けを終える頃には、またお互いに興奮し始めていた。

 

「んちゅっ……ぷはぁ……えへへ♪」

 

「次は後ろからにするか?」

 

「うん、お願い」

 

彼女を四つん這いにして、腰を掴み持ち上げる。

 

そのまま挿入し、抽送を始めた。

 

「あんっ!これ凄いっ!!奥に当たってっ!!!」

 

リアスは初めての感覚に夢中になっていた。

 

俺は俺で、さっきとは違う角度から攻められているため、違った刺激がある。

 

「こっちも良いみたいだね?どんどん濡れてきたよ?」

 

そう言いつつ腰の動きは止めない。

 

パンッパンっとリズミカルに音が鳴る。

 

「はぁっ!はぁっ!んぅっ!くぅ……あぁっ!」

 

だんだんとペースを早めていき、最後は一番深くまで突き入れると同時に果てた。

 

「んああぁぁ〜!!!熱いぃ……出てるぅ……」

 

余韻に浸っていたが、次第に落ち着いてくる。

 

それから俺は、ゆっくりと引き抜いた。すると、さっき出したものが溢れ出てきた。

 

俺はそこから目が離せなかった。

 

「やぁん……恥ずかしいよぉ……。

でも、これであなたは私のものだよね?ちゃんと責任取ってくれるんだもんね?」

 

「もちろんさ。一生大切にする」

 

そう答えると、嬉しそうな笑顔を見せてくれた。

 

「嬉しいな。ずっと夢だったの。好きな人と結ばれることが。だから今とても幸せだよ」

 

俺達はその後、裸のまま一緒に眠った。



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南宮那月(ストライク・ザ・ブラッド)起

大和太一は10年前まではどこにでもいる普通の人間であった。

 

だが、とある事件をきっかけに、その身体の8割を失ってしまう。

 

それを補うように機械の身体を埋め込まれ、現在の彼の身体のほとんどは機械となっている。

 

世間一般で言えば、サイボーグと言うのが正解かもしれないが、彼の場合はその機械の部分の多くは魔術に関わっており、その因果もあり、サイボーグというよりもゴーレムに近かった。

 

そんなゴーレムとなった彼は当時の事件に関係していた南宮那月と共に暮らすようになり、普段は先生と生徒の関係という事で過ごしていた。

 

「というよりも、世間で見れば、俺達、教師と生徒というよりも兄弟に近いんじゃないか?」

 

そう荒っぽい口調を言いながら、一緒に帰り道を歩いている南宮に話しかける。

 

「さぁな。

だが、それならばまだ良いだろ。

まさか教師と生徒が一緒の家にいるのは問題ありだろ」

 

「まぁな。

けど、その子供体型はどうにかならないのか?」

 

そう言いながら大和は一緒に帰っている南宮の姿を見る。

 

その衣装は黒いゴスロリの衣装を身に纏っており、腰まで伸びている黒髪の少女だ。

 

「余計なお世話だ! それに私はお前より歳上だぞ!」

 

「いや、それは知っているんだけど……」

 

そもそも彼女は見た目こそ少女であるが、自称26歳だがそれよりずっと幼く見える。

 

大和は高校生にしては、既に鍛えられて、細マッチョとも言える体型という事もある。

 

身長も180cmを超えており、南宮よりも少し背が高い。

 

「だったらそういう事を言うんじゃない! まったく……いつになったら私の方が大人だと理解するんだか」

 

「あーはいはい。

それで今日は何を作るつもりなんだ? またカレーか?」

 

「ふんっ、馬鹿にするなよ。

今回はちゃんとした料理を作ってやるから期待していろ」

 

そう自信満々に言う彼女の手にはスーパーの袋があった。

 

どうやら買い物を終えて帰ってきているようだ。

 

大和達は共に暮らしているが、基本的に家事は全て大和が担当している。

 

元々一緒に暮らしているが、彼女はあまり家事を得意としていない事もあり、家事のほとんどは大和が担当している。

 

別に彼としては苦ではないし、むしろ色々とやってくれる分だけ楽ができていた。

 

「まぁ良い。

とりあえず、明日は休みだからな。

ゆっくりと楽しませて貰うぞ」

 

そう南宮は笑みを浮かべる。彼女の笑顔を見た瞬間、大和の顔が熱くなるのを感じた。

 

(ちぃ!? この女!!)

 

内心では動揺しつつも表に出さず平静を保つ。

 



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南宮那月(ストライク・ザ・ブラッド)承※

「ふぅ」

 

食事を食べ終わると共に南宮はゆっくりと大和へと寄り添っていく。

 

ソファに身体を完全に身体を預けている大和に対して、その幼しさから出ているとは思えない妖艶な雰囲気を出しながら寄り添っていく。

 

「おい、こっちに来るなよ」

 

「ん~? 何のことかな?」

 

南宮はそのまま大和の隣に座り込むと同時にそのまま彼に抱き着くように密着していく。

 

その際に感じる柔らかさと温かさを感じながらも離れるように促すのだが、逆に彼女からさらに強く抱きしめられる形になる。

 

「ぐぬぬぬ!!」

 

「ほれほれ、もっと力を入れても良いのだぞ?」

 

余裕のある表情をしながら南宮はさらに腕に力を入れて大和を抱き寄せていく。

 

それに対して負けじと大和も力を込めるものの、その力は少しずつ弱まってきており、ついには抵抗できなくなってしまう。

 

「ぐっ…………おぉ~」

 

その顔からは汗が流れ出しており、必死に耐えようとしている事が分かる。

 

だがそれも無駄に終わり、とうとう南宮に押し倒されてしまう。

 

「どうした?もう終わりなのか?」

 

そう言いながら南宮は彼の上に馬乗りになり、顔を近づけてくる。

 

「ッ!?」

 

その行動に思わず大和は息を飲む。

 

「何を驚いているんだ? いつもやっている事ではないか?」

 

「そ、それはそうだが」

 

確かに彼女が言っている事は間違っていない。

 

何故なら、今までにも何度もそういった行為をしてきたからだ。

 

しかし、それでも今の状況でそれをやるのは何かが違うと思っていた。

 

そんな彼の考えなど気にせず、南宮はそのまま大和の首筋を舐め始める。

 

「ひゃ!?」

 

その突然の行動に驚いた大和であったが、それよりも舌先の感触の方が気になってしまい、そちらの方へ意識がいってしまう。

 

その反応を楽しむかのように南宮はその部分を集中的に攻めていき、徐々に首元から鎖骨にかけて舌先でなぞり上げていく。

 

そして、そのまま彼の着ているシャツに手をかけ、一気に脱がせようとした時、流石にまずいと思ったのか、彼は慌てて声を上げようとしたが、それよりも早く南宮はそのまま大和の口をキスで防ぐ。

 

唇を重ね合わせるだけの軽いものではなく、お互いの口の中を貪るような激しいものだった。

 

その事に驚きつつも、南宮はどんどんと深い方へと落とし込んでいく。

 

「ぷはぁ」

 

長い時間続けていたためか、ようやく二人の口から互いの唾液で作られた糸を引きつつ離される。

 

「はぁ……はぁ……。

ちょっ……お前、いきなり……」

 

「ふむ、まだ元気があるようだな」

 

そう言って再び彼女は大和の上に覆いかぶさっていく。

 

「まぁ安心しろ。

私に任せていればすぐに気持ちよくさせてやる」

 

そう言って彼女は大和の顔に自身の胸を押し当てる。

 

柔らかい膨らみが大和の両頬に密着し、先程までの激しい鼓動が聞こえてきた。

それと共に、その膨らみが徐々に大きくなっていくのを感じた。

 

「まっまさか」

 

「ふふっ、まったく、その気にさせて」

 

それと共に見つめた先には、その身体は先程と比べても大きくなっており、大和と見つめ合っても問題ない程に成長していた。

 

「お前、ここで大人の姿になるのかよ」

 

「その気にさせたお前が悪い」

 

そう言われてしまうと何も言えなくなってしまう。

 



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南宮那月(ストライク・ザ・ブラッド)転結※

「それに、もう我慢できないんだろ?」

 

彼女は大和の手を掴み自分の股間へと押し当てる。

 

そこは既に湿っており、彼女自身が興奮している事を物語っていた。

 

「くぅ……ああぁ」

 

「どうだ? 私のココはこんなになっているぞ」

 

そう言いながら彼女は大和の手を上下に動かし始めた。

 

「や、止めてくれ!」

 

「ん~? 何を言っているんだ? ほら、こことか凄いだろ」

 

そう言いながら南宮は大和のズボンを脱がし、既に隆起した肉棒を取り出す。

 

「ふふふっ、相変わらずここは大きいな」

 

そう言いながら今度はその手を使ってゆっくりと扱いていく。

 

その刺激に大和は耐えられず、あっという間に果ててしまった。

 

「んん~!?」

 

白濁液がその手に収まりきれず、床一面に飛び散ってしまった。

 

「おいおい、少し早すぎないか?」

 

「うぅ……」

 

その言葉に大和は何も返せなかった。

 

「なんだ、恥ずかしくて返事ができないのか? 本当に可愛い奴だな」

 

そう言うと、南宮は自身の服をゆっくりと脱ぎ始め、下着姿となった。

 

その光景を見てまたもや大和の下半身が熱くなる。

 

「おい、何度出したら気が済むんだ?」

 

「すまん……だが、これは仕方がない事だと思うぞ。

というか、なんで急に大きくなったんだよ?」

 

「ん? あぁ、そりゃあいつもよりも興奮してるからじゃないか?」

 

「はぁ!?」

 

その答えを聞いて大和は素っ頓狂の声を上げる。

 

「だってそうだろ? 久々に二人っきりでの行為だし、何より今はお前のも立派に育っているんだぞ?」

 

「いや、だからってそんな事で大きくなるわけないだろ!! …………あっ」

 

そこまで言いかけて大和は気づく。

 

そういえば、最近忙しくてそういうことをしていなかったな

 

「フッ、ようやく気づいたのか。

そうだ、お前があまりにも溜まっていたせいで、私達はご無沙汰だったんだ。

その間、私はずっとこの日を待ち望んでいた」

 

そう言って南宮は再び大和の上に跨り、そして自身の腰を動かしていく。

 

「ふっ……どうだ? 久々だとやはり気持ちいいだろう?」

 

彼女の言う通りであった。

 

確かにいつも以上に感度が高まっており、さらに目の前には成長した胸が揺れているのだ。

 

その動きだけでもかなりクるものがあった。

 

だが、それだけではない。

 

大和は視線を下の方へと向けると、そこにはスカートの下から伸びる黒いストッキングに包まれた太ももが見えていた。

 

その艶やかな黒さと、汗によって濡れているために光っている肌が何とも言えない色気を放っていた。

 

そして、それが余計に彼の理性を溶かしていく。

 

「そろそろ良い頃合いかな?」

 

そう呟くと南宮はそのまま肉棒を自身の子宮口へと導く。

 

「くぅ……やっぱりお前のは……でかいな……。

このままでは……んん! はぁ……壊れてしまいそうになるな……」

 

そう言いながらも彼女は大和の上で激しく動いていく。

 

その度に、大きな音を立てながら愛液が飛び散り、床に水溜まりを作っていった。

 

「どうだ? 気持ちいいか?」

 

「ああ、すごく気持ちいいぜ」

 

「そうか、それは良かった」

 

そう言って彼女は大和の首筋にキスをする。

 

「さぁ、私と一緒にイこうではないか」

 

そう言って彼女は勢いよく腰を落とし込む。

 

それと同時に今まで以上に大きな音が鳴り響いた。

 

「ぐっ……ああ!!」

 

「はっ、はっ、はっ、はっ……。イッたか……。

なら、これで終わりにしてやるよ」

 

そう言って再び彼女は腰を振り始める。

 

しかし、先程とは打って変わってそのスピードは遅くなり、ついには止まってしまう。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

その事に大和が疑問に思う前に、彼女は突然大和の上から離れ、そのまま後ろに倒れ込んだ。

 

「おいっ、大丈夫か!?」

慌てて大和が声をかけると

 

「だ……大丈……夫だ。

ただちょっと疲れただけだからな……」

 

そう言いながら彼女は荒く呼吸を繰り返していた。

 

どうやら体力の限界を迎えたようである。

 

「それにしても、まさかお前がここまで絶倫だったなんて思わなかったぞ」

 

「うっせぇ。元はと言えばお前が悪いんだろうが」

 

「まぁ、それもそうなのだがな。

だが、そのおかげで久しぶりにお前と楽しめたよ」

 

そう言いながら彼女は嬉しそうに微笑む。

 

「はぁ、分かった分かった」

 

これ以上反論するのも無駄だと思い、大和はため息をつく。

 



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エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル(魔法先生ネギま)起

「それにしても、お前は随分と変わったな」

 

そう言いながら、俺の古い友人は俺に対していつもと変わらず冷めた目で俺を見ている。

 

彼女の名前はエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル。

 

俺が吸血鬼になった頃からの知り合いであり、800年の付き合いのある友人だ。

 

彼女と知り合ったきっかけは……まぁいいか。

 

彼女は長い金髪に透き通るような白い肌をした少女である。

 

容姿から分かるが、彼女は10歳頃から吸血鬼を行っており、反対に俺は成人に近い時に吸血鬼になっている為、端から見たら、歳の離れた兄弟程度にしか見えない。

 

「そんなに変わったか?」

 

「あぁ、変わった。

吸血鬼の癖に血を一切飲まず、代わりに鰯をそこまで食べるとは」

 

そう言いながら、俺は常に持ち歩いている鰯を食べていると、そんな事を言う。

 

「何を言っている。

人間の血などより鰯の方が上手いに決まっているだろ」

 

「その鰯だけを食べたら普通は弱いはずなのに、変わらない化け物染みた強さは」

 

エヴァの言葉を聞き流しながら食べ続ける。

 

この500年の間で何度も聞いた言葉だしな。

 

「それで貴様はまさかここに来たのも、わざわざ私と毎年一回は会うという約束を守る為なのか」

 

「当たり前だ。

俺は約束は絶対に破らないからな」

 

「その度にお前がここに侵入する度にこっちに文句を言ってくる奴らの対処をしている私の身になれ」

 

「殺してはいないだろ」

 

「そういう問題じゃない!!」

 

全く、昔から口煩い女だったなこいつは。

 

そんな事を思っていると、エヴァは少し真剣な表情をしながらこちらを見る。

 

「お前は今後も、この約束を、守るのか」

 

「どういう意味だ」

 

「そのままの意味だが、お前はこの先どうする気なんだ」

 

「…………」

 

正直言って考えてなかった。

 

ただ単に、500年前に交わしたあの時の約束を守りたかっただけだしな。

 

それに今更考える必要もないと思っていた。

 

しかし、今後どうするかなんて考えていなかった。

 

このまま何もせずただ生きていくだけの日々が続くのだろうか。

 

それでも、まぁ。

 

「俺はこうして、お前との約束を守るのも生き甲斐だからな」

 

そう言うと、エヴァは呆れたように溜息をつく。

 

「相変わらず馬鹿みたいに真っ直ぐだなお前は……」

 

「それが取り柄みたいなものだからな」

 

「確かにそうだな」

 

互いに笑い合う。

 

こうやって話すのは何年ぶりだろうな。

 

「なぁ、今年は、良いかぁ」

 

その一言に俺は戸惑いを隠せずにいた。

 

「いや、それは、その」

 

「まさか、ずっと約束を守る事にしか眼を向けず、私の意志を無視するなよ」

 

その言葉に俺は何も言う事はできなかった。



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エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル(魔法先生ネギま)承※

エヴァに誘われるまま、俺は彼女と共にベットの上に寝転がった。

 

既に何百年という付き合いをしていた俺達だが、こうして性行為を目的にして、一緒に寝るのはさすがに初めてで未だに戸惑いがある。

 

「なんだお前、普段はあんなに大胆不敵な癖に、こういう時は戸惑っているのか」

 

それと共に不適な笑みを浮かびながら、俺に近づく。

 

成人になってから吸血鬼になった俺とは違い、10歳頃に吸血鬼になった彼女の容姿は、その当時のままであり、腰まで伸びた金髪と透き通るような青い眼でゆっくりと俺を見つめる。

 

「別に良いだろ、それぐらいは」

 

「くくっ、まったく、そういう所は本当に変わりないな」

 

そう言いながらもエヴァもどこか嬉しそうな表情を浮かべていた。

 

普段の彼女は俺より遥かに長く生きているだけあって、落ち着いた雰囲気があり、そんな彼女と会話をするだけで十分だったのだが、今夜だけは少し違う気がする。

 

それはお互いが同じ気持ちを持っているからだろうか。

 

それにこの場にはエヴァ以外の者は誰もいない。

 

つまり邪魔者はいないのだ。

 

それを実感していると、彼女の方からゆっくりと近づき、唇が軽く触れる。

 

最初はキスだけでも良かったが、時間が経つにつれて次第に行為が激しくなっていく。

 

エヴァの舌が口の中に入ると、自然とその舌を受け入れてしまう。

 

そしてお互いの唾液が混ざり合い、それがとても甘美なもののように感じた。

 

それからどれ程の時が流れただろうか。

 

お互いに息を切らしながらも、俺達は行為を続ける。

 

その間も何度も何度も唇を重ねていく内に、ゆっくりと俺はベットの方へと沈んでいく。

 

「くくっ、まったく、こうやってお前を見下ろす事ができるとはな」

 

その言葉と共に俺の方を見つめるエヴァは、そのまま俺を見下ろしながら、ゆっくりと後ろへと下がっていく。

 

そこには俺のズボンがあり、彼女はそのままズボンをずらすと共に剥き出しになった肉棒へと、手を重ねる。

 

「私とのキスでもぅこんなに大きくなっているのか?

嬉しいじゃないか」

 

肉棒に触れながら、ゆっくりと上下に動かしていく。

 

冷たい手の肌の感触を感じながら、俺自身が大きくなる度に脈打つ感覚を感じる。

 

その反応を楽しむように、彼女はさらに強く握り締めてくる。

 

これまで幾度となく行われてきた性行為だったが、今回は今までとは違った。

 

相手がいるだけでこれほどまでに興奮するものなのか。

 

「おぉ、さすがにここまで大きくなるとは、少し予想外だったが、まぁ良いか」

 

エヴァはそう言うとそのまま勃起した俺の肉棒に顔を近づけさせると共に、肉棒をゆっくりと舌先から舐めていく。

 

「んっ……れろっ……ちゅぷっ」

 

小さな舌先で亀頭部分からカリ首にかけて舐められる。

 

ただそれだけなのにこれまでに味わった事のない快感が全身を襲う。

 

同時に彼女が舌を動かす度に水音が部屋の中に響き渡る。

 

それと同時にエヴァ自身も自分の指で

 

「あっ……んっ……」

 

甘い声を上げている事に気づく。

 

どうやら自分で胸を刺激して、敏感になっているらしい。

 

しかしこれだけでは満足できないのか、ゆっくりと口を大きく開けると、一気に肉棒を飲み込む。

 

生暖かい彼女の口の中で、亀頭部分が包まれると同時に思わず腰を引きそうになるが、エヴァの手によって抑えられ、逃げる事ができなかった。

 

「んぐっじゅぶっ!ふむっ!」

 

喉の奥にまで肉棒が入る感覚。

 

本来ならば苦しいはずなのだが、エヴァは苦しさを堪えながらも、それでも必死になって奉仕を続ける。

 

初めて行われる彼女のフェラチオに対して、すぐに果ててしまいそうだが、何とか堪える。

 

「んっくぷっれるっじゅぶっ!!」

 

「くそっ……もう出るぞっ……!」

 

込み上げる衝動に耐えきれず、俺はエヴァの口の中へ

 

「んっぷあああ!!?」

 

大量の精液を解き放つ。

 

勢いよく解き放たれた白濁色の液体が、瞬く間に彼女の中を満たしていく。

 

どくんっどくんっと脈打ちながら大量に吐き出される欲望に、エヴァは抵抗する事無く受け入れていく。

 

やがて全てを受け止めた後もなお、尿道に残った分まで全て吸い出すかのように口をすぼめる。

 

「んぷあぁ、まったく、とんでもない量だな」

 

ようやく全てを搾り取った後、エヴァは大きく息を吐いて、ゆっくりと肉棒から口を離すと、そのままゴクリと飲み込んでしまう。

 

「苦いな……だが悪くはないな」

 

照れ隠しのように言いながらも、エヴァはそのまま着ていた服を脱いでいく。

 

 



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エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル(魔法先生ネギま)転※

「さて、今度は私の番かな?」

 

既にエヴァの股間部分は湿っており、その中心からは愛液が流れ出していた。

 

すでに準備は万端のようだ。俺も下半身の衣服を全て脱ぎ捨てると、彼女と同じように裸になる。

 

普段なら絶対に見る事が無いエヴァの肉体は、想像以上に美しく、つい見惚れてしまう程だった。

 

「なんだ?そんなに見つめて」

 

視線を感じたのか、エヴァは小さく笑いながらこちらを見つめてくる。

 

「いや、別に……」

 

「ふふん、まぁいい」

 

彼女はそのままベッドの上に寝転ぶと大きく脚を広げる。

 

綺麗に整えられた陰毛の下の割れ目は既に洪水状態になっており、今にも滴ってきそうなくらい濡れているのが見える。

 

それを見た瞬間に俺の理性は完全に崩壊してしまった。

 

気がつくと俺はエヴァの両足を掴むと共に、そのまま覆い被さるようにして肉棒を押し当てる。

 

「あっははは、いきなりか、全くしょうがないな、お前は」

 

そう言ってエヴァは笑うと、両手を伸ばしてきて、そのまま抱き締めてきた。

 

その行動に一瞬戸惑うものの、俺はそのままエヴァにキスをしながら、ゆっくりと腰を前に押し出していく。

 

「んっ……あぁ……入ってくるぅ……お前のが私の中にぃ」

 

未だに子供の体型という事もあって、膣内に入るのには、時間がかかる。

 

ゆっくりと挿入するだけでもかなりの時間がかかり、エヴァもまた苦痛の声を上げるが、それを我慢しながら俺を受け入れてくれた。

 

「んっぐっ……あっ……」

 

処女膜に当たる感触を感じる。

 

それが何なのかは知っている。

 

これから破瓜の痛みに襲われると思うと、少しだけ腰の動きが止まってしまう。

 

だがその瞬間を見計らったかのようにエヴァが腕に力を込めて、思い切り引き寄せる。

同時に勢い良く肉棒が突き刺さり、一気に奥まで押し込められた。

 

「がっはああああぁぁぁぁぁ!!!」

 

悲鳴と共に結合部から鮮血が流れる。

 

そしてそれと同時にエヴァは身体を大きく仰け反らせると、そのまま俺を強く抱きしめた。

 

「大丈夫か……?」

 

「だっ……だいじょうぶ……だとおもう」

 

そう言いながらもエヴァの顔色は悪い。

 

どう見ても強がっているようにしか見えなかった。

 

「だから、気にせず続けろ。私は平気だ」

 

「本当に良いのか?」

 

「しつこいぞ。早くしろ」

 

そこまで言われたらやるしかないだろう。

 

エヴァの意思を尊重して、俺は腰を動かし始める。

 

ただ痛がらせないようにゆっくりと、慎重に動いていく。

 

「んっ……くふっ……」

 

最初のうちは苦しげな声を出していたエヴァだったが、しばらく動いている内に徐々に慣れてきたのか、時折艶っぽい喘ぎ声を出すようになってきた。

 

それと同時に少しずつ肉棒への刺激が強くなっていき、気がつけば彼女の方から積極的に求め始める。

 

やがてエヴァは自ら腰を動かすようになると、より強い快感を得ようと、必死になって俺を求め始めた。

 

「どうだ……んくっ……気持ち……良いか?」

 

「ああ、最高だよ……!」

 

答えながら俺はエヴァの胸を揉みし抱く。

 

まだ小さいが、それでも柔らかさと張りのある感触が手に伝わり、俺は夢中になってエヴァの胸に貪りついていた。

 

「んちゅっんっんんっ」

 

エヴァは俺の首に手を回すと、自分の唇を重ねてくる。

 

互いに舌を出して絡め合いながら、激しく口づけを行う。

 

その間にもエヴァは自分で腰を振り続けており、肉棒と秘所は擦れる度に卑猥な音を立てている。

 

「んふぁぁ!んんっ!!もっとぉもっと突いてぇ!!」

 

もはや羞恥心など何処かに飛んでしまったかのようにエヴァは叫び続ける。

 

「ああ、いいぜっ!」

 

応えるように俺は強く腰を打ち付ける。

 

それに応えるようにエヴァの中は収縮を繰り返し、まるで離さないとばかりに強く締め付けてくる。

 

「はぁはぁっ……いくぅっ……いっくううう!!!」

 

限界が来たエヴァは大きく背中を弓なりにのけ反らせると同時に絶頂を迎えてしまう。

 

同時に俺も耐えきれず、エヴァの一番奥へと大量の精を解き放った。

 

「んはああああっっっーーーーー!?」

 

中に広がる熱い感覚にエヴァは一際大きな声を上げて、そのまま意識を失ってしまう。

 

しかしそんな事は御構い無しに、しばらくの間俺はエヴァの中に欲望を放出し続けた。

 



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エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル(魔法先生ネギま)結※

「はぁはぁ」

 

エヴァの中へと出し終えてから少し経った。

 

未だに性欲が満たされない中で、エヴァはふと何かを飲み込んだ。

 

「エヴァ、一体何をって」

 

俺がそう聞こうとする前にエヴァの身体に大きな変化があった。

 

先程まで10歳程度だったはずの身体が、今では俺と変わらない長身の女性となっており、それに見合う豊満な胸を備えた美女へとなっていた。

 

「なんだ、それは?」

 

「なに、特性薬による幻術だ。

実際には未だにあの身体のままだが、お前も私も互いにこの身体だと無理矢理認識されている。

だから」

 

そう言うと、エヴァはゆっくりと再び俺に抱きつく。

 

そこには先程までは確かになかった胸の膨らみと柔らかさがあった。

 

「今は存分に楽しませて貰うぞ」

 

その一言と共に再び行為が始まった。

 

先程まで挿入したばかりの膣内だが、幻覚の影響なのか、先程まで子供を思わせる膣内ではなく、俺の肉棒に合わせた大きさまでに広がっていた。

 

「凄いな……」

 

思わず呟きが漏れる。

 

「くくっ、ここだけではないのは、勿論分かっているよな」

 

それと共にエヴァはそのまま俺を抱き締め、その胸の感触をより伝わらせる。

 

直接肌と肌を合わせるようにして、お互いの体温を感じ取る。

 

胸板で押し潰された形のエヴァの胸は、形を変えるだけで、決して窮屈になる事はない。

 

むしろ俺が動きやすいように、柔らかい感触を押し付けられるような状態だ。

 

「動くぞ」

 

そう宣言すると同時にエヴァは上下運動を開始する。

 

最初はゆっくりと確かめるような動きだが、すぐにそれも激しいものへと変わっていく。

 

「んっ……くっ……ふぅ……」

 

俺の上でエヴァが腰を振る度に、小さな口から吐息が溢れる。

 

快楽に耐えようと必死になっている姿はとても可愛らしく、見ているだけでも興奮が高まっていく。

 

「はぁっ……んっ……んくっ……」

 

エヴァが腰を上げる度、中から愛液と共に中に出したばかりの精液が流れ出てくる。

 

「んっ……んくぅ……」

 

やがて流れ出る量が少なくなってきた頃、エヴァは俺の顔に手を伸ばすと、そのまま両手を掴み、自分の方へと引き寄せる。

 

それによりエヴァとの密着は更に強くなり、腰の動きも激しくなる。

 

「エヴァ、もう出すぞっ」

 

返事はないが、代わりにエヴァは力強く俺の手を掴む。それを同意と判断した俺はエヴァの中で果てた。

 

「んんんんんんっ!!!」

 

直後、エヴァの身体が震え、そのまま前のめりに倒れ込んでくる。

 

俺は慌ててエヴァを支えるが、力尽きてしまったのか、俺の腕の中でぐったりとしていた。

 

「大丈夫か?」

 

「なんでもない。ただ少し疲れてしまってな」

 

エヴァはそう言うと、目を閉じ、眠りについてしまった。

 

俺はそんなエヴァの頭を撫でながら、共に寝ていく。



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アキラ(仮面ライダー響鬼)起

今作に出てくるアキラはディケイドに出てくる番をイメージしております。


人里離れた奥深い渓谷の底にしっかりへばりついた、執拗な貝殻のかたまりのような旅館。

 

その旅館に二人の人物が訪れていた。

 

黒い艶のある長髪を一つに結んでおり、胴着を身に纏い、凜とした雰囲気を持つ人物。

 

彼女の名はアキラ。魔化魍と呼ばれる存在から人々を守る鬼と呼ばれる人物である。

 

その彼女がここに訪れた理由は一つである。

 

「やはり、あの毒は、未だに身体に残っていますか」

 

そう言いながら、自身の身体を握り締める。

 

「といっても、本当にこんな所の温泉に効果があるのか?」

 

そう言いながら、彼女に付き添っている人物の名は歌舞鬼。

 

鬼の中では異端の存在と呼ばれた鬼の名を受け継ぐ者であり、現在は鬼の中でも最強の存在である響鬼と同等の力を持つ人物である。

 

そんな二人がこの旅館に訪れたのには理由がある。

 

数日前、とある魔化魍との戦いでの出来事だった。

 

これまで戦った事のない蛸の魔化魍との戦いの中で、その毒を受けた。

 

危機的状況であったが、魔化魍をすぐに倒す事ができたが、その毒は未だに解毒はできていない。

 

その解毒の為に、この旅館に向かっていたのだが

 

「本当に効果があるのか、その、毒が?」

 

それと共に歌舞鬼が今の自身の身に回っている毒に対しての疑問を呟く。

 

「しっ仕方ないじゃないですか!!

この毒の解毒にはっ、そのここしかないのでっ!!」

 

そう言いながら顔を赤くしながらアキラは呟く。

 

「そのっ、まさかっ、魔化魍の毒が、媚薬だなんて、誰が思いますか!!」

 

その言葉に対して、思わず言う。

 

彼らが戦った魔化魍とは、かつて葛飾北総が描いた蛸が女性を犯す絵を再現したような存在であり、その口から吐き出した墨には媚薬と似た毒を吐き出した。

 

それを正面から受けた事によって、その毒が未だに全身に回り続けていた。

 

彼らは今は鬼の修業によって身に付けた精神力によって、それを保つ事ができているが、何時までもその状態では鬼としての仕事を全うできない。

 

その治療として、魔化魍の毒を浄化する事ができる温泉がある旅館へと二人は来ていた。

だが、その場所というのが……

 

「まさか、男女混浴だとは……」

 

そう言いながら、目の前にある光景を見て呆然としていた。

 

そこにあったのは一つの木造の建物があり、入り口の上には大きな木の看板に『男』の文字が書かれている。

 

それはまさしく女湯ではなく、『男』と書かれた文字が書かれた看板であった。

 

(なんというか、これはこれで凄いな)

 

そう思いながらも、中に入る。

 

旅館は既に準備ができているのか、その部屋に入る。

 

「というよりも、なんで相部屋なんだ?」

 

「あっ当たり前でしょう!! 今の状態で私と一緒に入れる訳がないじゃないですか!?」

 

確かに彼女の言う通りである。

 

現状では彼女はまだ完全に回復していない状態なのだ。

 

そんな中で一緒に風呂に入るとなれば、間違いなく襲ってしまうかもしれない。

 

「はぁ、まったく、この旅館では何が起きるのやら」



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アキラ(仮面ライダー響鬼)承※

二人は治療を行う為の温泉へと一緒に入っていた。

 

本来ならば別々で入る予定であったが、温泉の効能がある時間は決まっており、各々で入っていてれば、それだけ治療に時間がかかってしまう。

 

「うぅ、その、こちらをあまり見ないでくださいよ」

 

その言葉と共に歌舞鬼は背中越しに聞こえる声に対して、呆れながら言う。

 

「分かっているよ」

 

彼は内心、彼女が心配なのは分かるが、そこまで気にする必要もないと思うのだがと思いながらも答える。

 

とはいえ、彼女も年頃の女性である以上、異性の前で裸を見せる事に抵抗感はあるだろう。

 

ただでさえ普段の姿でも露出度が高い格好をしているのだ。

 

ましてや今回は治療の為であるが故に、余計に恥ずかしい気持ちもあるはずだ。

 

そう考えていると共に、僅かだが背中に彼女の肌の感触が触れる。どうやら体を流し終えて、ようやく湯船に浸かるようだ。

 

そしてそのままゆっくりと肩まで浸かり始める。

 

同時にその温かさに身体中の緊張がほぐれていくように感じた。

 

「ふぅ~いいお湯ですね~」

 

その言葉を聞きながら、歌舞鬼もまた湯船につかり始める。

 

「うっうぅ」

 

「おい、アキラ、大丈夫か?」

 

隣にいるアキラの声を聞いて、少しばかり不安になったので聞いてみる。

 

すると

 

「えぇっ、まぁなんとか」

 

その言葉を耳にして、ホッとする。

 

少なくとも意識ははっきりしているようだな。

 

そう思いながら、しばらく何も言わずに黙っておく。

 

「あのっそのっ、んっ」

 

暫く無言が続いた後、不意に何かを喋ろうとする。

 

その様子から、恐らく先程の事を謝ろうとしているのではないかと思った。

 

その事に対して、彼の方から先に口を開く。

 

「別に俺は気にしてはいないから安心しろ」

 

そう思っていると

 

「すいませんっそのっ、もぅ」

 

そう言いかけた時だった。

 

突然と顔が真っ赤に染まっていく。

 

一体何事かと思っていると

 

「もうっ我慢できません!!」

 

「おっおい!!」

 

いきなり立ち上がって振り返ると同時に、タオルがはらりと取れてしまう。

 

それを見た瞬間、歌舞鬼は思わず息を飲み込む。

 

そこに現れたのは、湯煙によって僅かに濡れている白い肌。

 

普段は露出度の高い服装のお陰で隠されていた胸元の部分が大きく膨らんでいて、下半身の方へ視線を向けると、そこには普段とは違う太股の付け根辺りが見える。

 

それが何を意味しているのか、それを理解した途端に歌舞鬼は思わず顔を赤くする。

 

「あっあぁ!!」

 

「ちょっ待て、落ち着け!!」

 

慌てて止めようとするが、既に遅かった。

 



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アキラ(仮面ライダー響鬼)転結※

暖かい温泉の中で歌舞鬼は、別の体温を感じていた。

 

先程まで背中合わせで一緒に入っていたはずの彼女が、今は正面になって抱き締めていた。

 

それも強く抱きしめられているせいか、柔らかい二つのものが押しつけられており、それによって歌舞鬼の顔は更に真っ赤になりながらも、何とか理性を保っていた。

 

(くそっこんな時に)

 

そう思いながらも、必死に落ち着こうとしていた。

 

だが、そんな彼に彼女は耳元で囁いた。

 

「ねぇっこのまま私を抱いてください」

 

「はっ!?」

 

彼女の言葉に驚愕する。

 

「何を言ってんだお前はっ!? 冗談にもほどがあるぞ!! 第一ここじゃ、誰かに見られるかもしれないだろ!!」

 

そう言いながらも、今のこの状況を見られるのはまずいと頭では分かっていても、本能ではこの状態を維持させたいという気持ちがあった。

 

「お願いですからっ」

 

そう言うと、彼女は歌舞鬼の手を掴み、自分の胸に押し付ける。

 

それはまるで彼の手を掴んで離さないというかのように。

 

その行動に歌舞鬼は何も考えられなくなっていた。

 

そう戸惑っている間にも、彼女の艶のある声が響かせていた。

 

「私を見て、抱いてください」

 

それから、どれくらい経っただろうか? あれからはただひたすらに、お互いに求め合っていた。

 

最初は抵抗していた歌舞鬼であったが、今ではその気力もなくなっており、今や彼女にされるがままの状態になっていた。

 

(まさかっ、毒の影響かよっ)

 

そんな思いとは裏腹に行為は着々と始まろうとしていた。

 

「うっうぅっ」

 

彼女はそのまま歌舞鬼が動かない中で、その手を肉棒へと伸ばした。

 

「はぁはぁはぁっ」

 

荒々しい吐息と共に、先端部分を指先で撫で始める。

 

それと同時に、ビクッと反応しながら腰を動かす。

 

しかし、それでもなお、彼は抵抗する事なく、身を任せる事にした。

 

ゆっくりと、彼女は自身の秘部を開く。そして、その中へと入れていく。

 

「んっああぁっ」

 

「ぐっ」

 

互いに声を上げながら、少しずつ奥の方へと進めていく。

 

「はぁはぁっ、入ったっ」

 

「うぅっ、くぅっ」

 

その言葉と共に、彼女を抱き寄せる。

 

そして、そのままゆっくりと動き始めた。

 

「あっ、あんっ、ふぅっ」

 

動く度に互いの身体がぶつかり合う音が響き渡る。

 

その音は次第に大きくなり、水飛沫の音までも聞こえてくる。

 

「うっうっうっ」

 

「はぁはぁはぁっ」

 

その最中で、二人はお互いを見つめ合いながら、見詰め合っている。

 

だが、その目には涙が流れていて、頬も紅潮している。

 

その姿を見て、歌舞鬼は呟いた。

 

「愛している」

 

その一言を口にした時だった。

 

「んっ」

 

その言葉に応えるように、口づけをした。

 

「んっんっ、ちゅっ」

 

その感触に、歌舞鬼は手を伸ばして抱き寄せた。

 

そうして、再び唇を重ねると、今度は舌を絡ませながら、口内を犯していく。

 

「れろっ、あむっ、ぷはぁっ」

 

何度も口を離しながらも、またすぐに重ね合わせる。

 

口内の中では舌が交わっており、互いの肉体は徐々に絡まっていく。

 

温泉の中という事もあり、絡ませながら、水音が響かせる。

 

それは、彼らの行為が激しくなる度に強くなっていた。

 

「はぁはぁはぁはぁっ」

 

やがて、限界を迎える。

 

「もう駄目ぇっ、イクゥウウッ!!」

 

その瞬間、大きく仰け反りながら絶頂を迎えた。

 

同時に、歌舞鬼も達する。

 

「俺もまたっ、出るっ!!」

 

その言葉を最後に、二人とも果ててしまった。

 

だが、そこで終わりではなかった。

 

「はぁはぁはぁはぁっ」

 

息を整えながらも、まだ彼女の中では彼の分身が脈打ち続けていた。

 

それを感じ取ったのか、彼女は優しく微笑みかけた。

 

「もう一回、いいですか?」

 

その問いに、歌舞鬼は静かに答えた。

 



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ネーナ・トリニティ(ガンダム00)起※

ソレスタルビーイングは既に壊滅寸前だった。

 

こちらの最大の武器であったGNドライブは何者かの手引きによって既に国連に情報が流れ、疑似GNドライブが組み込まれたGN-Xによって、ソレスタルビーイングのガンダムは追い詰められていた。

 

「それで私というよりも、私のガンダムを目的に救出した訳ね」

 

「まぁそういう事になるな」

 

俺はそう言いながら、国連から隠れていた彼女、ネーナ・トリニティに対して言う。

 

「君が乗るガンダム、ガンダムスローネは元々量産化を目的に設計されているガンダムだ。

俺が見る限りだと、GN-Xのモデルとなった機体だと思われる」

 

「それって、あいつらは私達のパクリという事」

 

「まぁ、元々この機体自体、君達の物じゃないけどな」

 

そう言いながら、俺はスローネに搭載されていたハロのデータを見ながら言う。

 

中には、俺がこれまで知らなかったデータも含まれており、本来の計画から外れた理由などもよく分かる。

 

「なるほど、一部の暴走ねぇ。

まったく、これを知ったら嫌な気持ちになるぜ」

 

「ご先祖様って、あんたは一体何者なの?」

 

そう、俺がデータを調べていると、そのままこちらを睨み付けるように言う。

 

「前にも言ったが、俺はただ単の研究者だ」

 

「その割にはガンダムに詳しいじゃないか」

 

「まぁ、俺自体目覚めるのは本来ならば想定されていないからな」

 

それだけ言うと、そのままパソコンの入力を終えると共に新たに設計図を描き始める。

 

「それは?」

 

「スローネの発展型の設計図だ。

このまま戦い続けても、ソレスタルビーイングに勝ち目はない。

悪いがネーナ・トリニティ、君にはこれからも戦って貰うぞ」

 

「上等じゃない。

私だって、このまま兄兄ズの仇を取れないなんて嫌に決まっているわ」

 

「ならば、問題ないな」

 

俺はそれだけ言い、新たなスローネの設計図を作り出す。

 

同時に既に製造が終わっているだろうGNドライブのテストを行う。

 

「緑の光。

まさか、あれって、オリジナル!?

どういう事なの!?」

 

「どうもなにも、ここに来る前に既に作っている。

性能は現在ソレスタルビーイングに残っている5つのGNドライブと変わらない性能だと自負している」

 

「そうじゃなくて、あんなの普通は作れないはずよ!

それを作れるのは」

 

「イオリア・シュヘンベルグだけか?

まぁ、それは半分正解で半分不正解だ」

 

それだけ言い、俺は既に製造予定の新たなスローネのデータの入力を終える。

 

「俺はもしも計画が悪意のある者によってねじ曲がった時に、正しい道に進もうとする者達を助ける為に作られ、イオリア・シュヘンベルグの知識、技術の全てを詰め込んだたった一人のイノベイドさ」



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ネーナ・トリニティ(ガンダム00)承※

ネーナを保護してから数ヶ月の時が過ぎた。

 

既にソレスタルビーイングは危機的状況は続き、アロウズによる活動が始まりそうになる。

 

ソレスタルビーイングのバックアップを目的にしているスローネの開発は現在も順調に進んでおり、その内、ガンダムマイスターとも合流予定となっている。

 

そんな生活の中でネーナにも僅かだが変化が起きていた。

 

彼女はこれまで同じく活動していた兄達に甘えられていた事もあり、わがままな所は目立っていたが、俺との交流の中で少しずつだが変化していった。

 

それは僅かであるが、以前の彼女からは考えられないような様子でもあった。

 

そして、その日、俺はシャワーを浴びていた。

 

ガンダムの製造を行ってはいるが、基本は俺が事前に開発していた機器によって自動生成システムを完成しており、システムの一翼を担うガンダムの戦闘データを分析・解析、その環境や戦闘対象に合わせた新兵器を自ら作り上げるのに成功している。

 

なので、現在の俺はそれのサポートと今後の敵イノベイトに関する情報の整理だけだったが

 

「どういうつもりだ、ネーナ」

 

背中から感じる視線と共に俺は入ってきた人物であるネーナに話しかける。

 

既にこの事も説明しており、おそらくは俺を始末し、そのシステムを掌握しようと考えているのかと思い、振り返った。

 

だが、そんな思いとは別に、俺に近づいてきた。

 

真正面から、何が起きたのか理解しないまま口の中で何かが入り込んできたのに気づく。

 

やがて、ネーナの顔が俺の顔から離れた所で、ようやく俺は彼女に不意打ちでキスされたのだと理解する。

 

完全に面食らった俺にネーナはご満悦なのか、黄色い瞳を細めて薄っすらと笑う。

 

それは俺も見たこともない、何故か酷薄さを感じさせる笑みだった。

 

「どういうつもりだ?」

 

「そこまで驚く事?

せっかく女の子がこうやってキスをしているのに?」

 

そう言いながら、これまでと変わらず、まるで甘えるように俺に詰め寄ってくる。

 

「これでも、結構あんたには感謝しているんだから。

兄兄ズが死んじゃって、ひとりぼっちな私と一緒にいてくれて」

 

「それはお前を利用する為だ。

それは分かっているはずだろ」

 

「うん、十分に。

それでも、私を必要にしてくれるから」

 

そのままネーナは俺に身体を完全に預ける。

 

元々ネーナに関するデータを調べる限りでも、アレハンドロという男が私兵として生み出したデザインベビーという事もあり、彼にとって不都合がないように教育されていた。

 

そして、奴の思惑通り、彼女は始末される予定だった。

 

ガンダムマイスターの一人である刹那・F・セツエイのおかげで危機的状況は脱した。

 

「だから、お願い、私を必要にして」

 

その言葉と共に俺の身体を抱き締める。

 

シャワー室で互いに全裸という状況の中で、確かな彼女の肌の感触がある。

 

「お前がこの先も戦い続けるならな」

 

「うん、あんたの為なら「違う」えっ」

 

「お前が殺した人々への罪滅ぼし。

そして、これから奴らの犠牲になる人々を救う為にだ」

 

俺はそう言い、彼女を見つめる。

 

「その為に生きるならば、俺は決してお前を見捨てない。

利用したとしても、お前を捨てない。

だからこそ、生きろ」

 

「本当、女の子の告白に対して、そんな事を言うなんて、最低。

けど、最低な私には、もしかしたら丁度良いかもしれないね」

 

「そうだな」

 

その言葉と共にシャワールームの中で再びキスは再開される。

 

先程のように軽いキスではなく、深く舌を絡ませながらキスを行う。

 

シャワールームで先程までシャワーが流れ落ちるだけだった水音は、舌と舌を絡ませる事で出る水音が代わりに鳴り響く。

 

互いの吐息だけが聞こえる中、唇が離れる。

 

そこには蕩けた表情をしたネーナがいた。

 

俺自身も似たような顔をしているだろう。

 

だが、不思議とその事に不快感はない。

 

寧ろ心地よい感覚さえある。

 

「あっ、そこはっ」

 

離れた俺はそのままネーナの背後に回り、下から抱えるようにして胸に触る。

 

デザインベビーの元になっている女性に関しても既に調べているが、この胸が未だに発展途上という事を知りながらも、ゆっくりと撫でていく。

 

手で丁度収まる程度であり、弾力のある柔らかさを感じる。

 

少し指に力を入れると沈み込む感じがあるが、それさえも気持ちが良い。

 

「んっ、ああぁ、そこぉ……くぅん」

 

ただ揉むだけでなく、掌の中心にある突起物を軽く擦り上げるように刺激すると、段々と声に艶が出始める。

 

俺はそれが面白くなり、執拗に責め立ていく。次第に先端が固くなってきたのが分かる。

そこで一度手を止める。

 

「あぁ……なんでぇ?」

 

明らかに物欲しげな目を向けてくる。

 

「どうして欲しいか言ってみろよ」

 

「うー……意地悪」

 

頬を赤らめつつ睨んでくるが、そんな事をされても可愛いだけだ。

 

「早く言わないと止めてしまうぞ」

「……吸って欲しいです。

私のおっぱい吸ってほしいの……」

 

「分かった」

 

その言葉を聞き、今度は口に含んだ。

 

口内で弄ぶたびに「あっ、あんっ、あああっ!」と反応を示す。

 

それに気をよくした俺はもう片方の先端を口に含み、同時に強く吸い上げながら引っ張る。

 

「あああああっ!ダメッ、もう、いっくうぅ!!」

 

背筋を反らせて達したのか、全身を痙攣させる。

 

余韻に浸っているようだが、まだ終わりではない。

 

「こっちの方はまだ終わっていないからな」「えっ、ちょっと待って。

今いったばかりだから、敏感だから……ひゃうん!?」

 

ネーナは突然の衝撃に驚きの声を上げる。

 

理由は簡単だ。俺は右手で胸を愛撫しつつ、左手で彼女の秘所に手を当てたのだ。

それだけでも十分な刺激だったようで、彼女は更に声を上げ続けた。

 

「だめぇ!!いま、いったばっかりなのにぃ!おかしくなるっ、変になっちゃうからぁ!!」

 

今までにない程の反応を見せる。

 

俺は構わずに指を動かす。

 

まずは一本。特に何も考えずに中に入れたのだが、予想以上の熱さと狭さに驚いた。

 

これなら二本でもいけるか?と思ったので、続けて入れてみる。

 

「やぁ、おなか、ぐちゅぐちゅいってるぅ」

 

中に入っている指をかき回すように動かす。

 

それと同時に胸の突起を舌で転がしたり甘噛みをしたりして攻め立てる。最初は痛みしか無かったようだったが、次第に甘い声で鳴き始めた。

 

三本目を入れようとした時、ネーナがこちらを見て訴えてきた。

 

「もぉ、いい加減にしてぇ……。

こんなの、耐えられないよぉ」

 

涙目になりながら懇願してくる。

 

俺はそれに対して「入れるぞ」と告げる。

 

すると、まるでそれを待ち望んでいたかのように一気に三本を飲み込んだ。

 

だが、それでもかなりの窮屈さがあり、これ以上入るかどうか怪しいところである。

 

「痛いか?」

 

そう尋ねると首を横に振る。

 

しかし、かなり苦しそうな顔で息を荒げている所を見ると相当な負担となっている事が分かる。

 

本来ならばここで止めるべきかもしれないが、俺はあえてそのまま続ける事にした。ゆっくりと前後に動かしていく。

 

その度に狭い中が締め付けてくる。だが、それも徐々にではあるが柔らかくなっているような気がする。

 

そして、ゆっくりとだが確実に出し入れできるようになっていった。

 

それからはペースを上げてピストン運動を行っていく。

 

その動きに合わせてネーナからも声が上がる。

 

「ん、ふわっ、くぅ、ああああっ! なんか来るっ、また来ちゃうよぉ!」

 

そろそろ限界が近いらしく、そのまま声をあげる。

 

「いっぱい、わたしの中に、ああっ、ああああああっ!!!」

 

俺の言葉と同時にネーナは再び達し果てる。

 

足下には彼女の愛液が垂れ流れている。

 

「はぁはぁ、もぅこんなに出ちゃってぇるぅ」

 

そう言いながら、笑みをゆっくりと浮かんでいた。



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ネーナ・トリニティ(ガンダム00)転※

ソレスタルビーイングが復活し、無事にアロウズを倒す事に成功した。

 

あれからどれぐらい経ったのか分からないが、俺とネーナはソレスタルビーイングのバックアップチームとして活動している。

 

元々俺自身がイオリアの知識を持つイノベイドという事もあるが、アロウズとの戦いを通して、彼らと本当の意味で仲間になれただろう。

 

ネーナに対しても、過去に行った出来事もあって、当初は受け入れないメンバーもいたが、自身の罪と向き合って動くその姿勢もあって、徐々にだが受け入れるメンバーも多くなっている。

 

「というよりも、あんたはっ、何年も付き合っているけどっ、相変わらずここが好きねっ」

 

その言葉の通り、彼女も確かに成長していた。

 

出会った頃にはまだ幼さが抜けない彼女だったが、今ではサイドテールにしているネーナ。

そう言いながらも、ベットの上で寝転がっているネーナは喘ぎ声を出しながら、俺に為すがままに触られている。

 

幾度も行為を繰り返した結果なのか、既に俺は既に彼女自身の弱い部分は既に把握している。

 

優しく包むように揉む、強弱をつける、同時に乳首を攻めていく度に身体は震えている。

 

「もうっ、いいわよっ」

 

どうやら、攻守交代したいようだ。

 

俺は素直に従い、上着を脱いでベッドに横になる。

 

ネーナも服を脱ぐと、今度は彼女が覆いかぶさってきた。

 

そして、その勢いのままキスをする。

 

互いの舌を絡ませ合いながら、相手の唾液を交換し合う。

 

「ふぅっ……んっ……」

 

彼女の吐息が漏れるが、それが興奮を高めてくる。

 

そのまま片手を下腹部へと移動させ、秘所の入口を軽く撫でる。

 

ネーナの腰が僅かに跳ねた。

 

「もう、いいから」

 

それだけで察したようで、彼女はこちらに跨ったまま自ら挿入していく。

 

途中、一度止まりかけるが、俺の方から促す事で何とか最後まで入れたようだ。

 

そのまま動かずにいると、「動いてもいいか?」と尋ねてきた。それに無言の肯定を返すと、ゆっくりと上下に動き始める。

 

「はぁ……はぁ、はぁ……ああっ!」

 

動きが激しくなるにつれて、声も大きくなっていく。

 

俺は彼女の胸に手を伸ばし、再び愛撫を始めた。

 

「んぅ、それダメぇ!おっぱいと一緒にやられると、すぐイっちゃうのぉ!!」

 

一際大きな声を上げ、背中を反らせる。

 

その瞬間を狙って下から突き上げる。

 

「ひゃああ!?」

 

突然の衝撃に驚きの声を上げる。

 

しかし、すぐに体勢を立て直し、激しく動き始めた。

 

「もっとぉ、もっともっとぉ!!」

 

こちらとしても、もう我慢の限界だ。

 

互いに絶頂を迎え、彼女は倒れ込んでくる。

 

「あぁ、すごいよぉ、こんなの初めてぇ」

 

そう呟きながら余韻に浸っていた。

 

俺はそんな彼女を抱きしめ、そっと頭を撫でてやる。

 

すると、疲れが出たのか目を閉じ、そのまま眠ってしまった。



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ネーナ・トリニティ(ガンダム00)結※

「あっんっ、もぅそんなに揉まないでよ」

 

アロウズとの戦いを終え、ELSとの対話を終えた俺達。

 

その対話を終えた後に待ち受けていたのは、衝撃的な事だった。

 

それはネーナの妊娠したという事だった。

 

デザインベビーであるネーナと、イノベイドである俺の間にできた子供。

 

初めは本当の事なのか、疑問に思っていたが、時が経つにつれて現実だと分かり、未だに

混乱は残っていた。

 

その証拠というべきか、今、俺と行為を行っているネーナの腹部は妊娠している影響なのか、大きく膨れ上がっている。

 

既に彼女のDNAの情報を提供したと思われるミーナという女性と変わらない妖艶さを持ち、彼女と同じく腰まで伸びている髪が特徴的だった。

 

行為を行う為に俺の上に乗り、騎乗位で行っているが、その間にも彼女の胸を後ろから揉んでいく。

 

揉む度に刺激されてか、彼女の乳首からは溢れ出る程の母乳が俺の手にかかっている。

 

「はぁはぁ、んっ、ねぇ、そろそろいいんじゃない?」

 

そういうとネーナは少しだけ体を起こし、俺の方に振り返る。

 

そこにはネーナの顔と、彼女の中に入っていた俺自身があった。

 

俺自身は未だ硬さを失っておらず、臨戦態勢を維持している。

 

ネーナ自身もまたそうなのだが、彼女は自身の母性本能を刺激されたのか、行為をする時には必ずと言っていいほど授精させたがる。

 

その言葉を受けて、俺は一気に引き抜く。

 

「んっ、はああんっ!」

 

いきなり抜かれた事に驚いたようだったが、直ぐに気を取り直し、自分の手で入り口を広げ、こちらに向けるようにしてくる。

 

そこに俺自身を挿れると、そのままネーナを押し倒した。

 

「きゃっ」という声を上げると同時にネーナから抜けたが、気にせずそのまま覆いかぶさり、行為を再開する。

 

先程の事もあり、今度は最初から激しさを増した。

 

「あんっ、んぅっ、はぁっ、ああっ!」

 

声を上げながら、彼女は俺の首に腕を回してきた。

 

更に密着度が上がり、より深く繋がっている気がした。

 

そして、お互い同時に果てると、俺はネーナの中から出ていき、横に寝転ぶ。

 

「はぁはぁ、んっ」

 

行為を終え、疲れが出て、息を荒げているネーナ。

 

そんな彼女に対して、俺はそのまま未だに母乳が出ている乳首を舐める。

 

「ちょっと、まだやんの?もう無理だって」

 

どうやら、ネーナにはもう体力がないようだ。

 

だが、こちらもまだまだやり足りない。

 

そう思い、ネーナの胸を吸っていく。

 

「あっ、そんなに強くしたらぁ……」

 

そして再びネーナをイカせるのであった。

 

その後、何度も繰り返した為か、最後には完全に気絶してしまった。

 



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井河アサギ(対魔忍)起

運屋という少年は対魔忍の中でも奇妙な立ち位置である。

 

アサギの知り合いの対魔忍夫婦の息子で、両親が任務で戦死したことをきっかけに引き取られ、成長し五車学園に入学。

 

だが、対魔忍としての最もな重要だろう忍術を取得しない落ちこぼれだった。

 

しかし、それとは別に米連が開発した数々の兵器に対しては一瞬でその使い方が分かり、十全以上の性能を発揮する事ができる才能の持ち主であった。

 

中でもバイクの操縦に関しては、裏の世界に敵う者はおらず、彼が操るマシンは全てを蹂躙し破壊する「災厄」として恐れられた。

 

「それにしても、あなたがこのような事を頼むなんてね」

 

そう言いながら、アサギを運屋を目の前にしながら言う。

 

彼の手には模擬戦用のショットガンがあった。

 

「約束は覚えているか?」

 

「えぇ、30分以内に1度でも有効打を決めると言う訓練になり、成功したらなんでも言うことを聞くだったかしら。

普段のあなたからは考えられない要求ね」

 

「俺はあなたには感謝している。

だけど、それと同時に叶えたい望みがある」

 

「それは何かしら? 私に出来る事なら協力するわよ」

 

「俺と勝負しろ。

そして勝った暁には……」

 

「負けたらどうするつもりなのかしら?」

 

「その時は、勝負の後だ」

 

「それは一体なんなのかしら?」

 

「それは」

 

その言葉と共に運屋は俯いた。

 

だが、その表情は隠し事はあるが、決して悪事を働く顔ではなかった。

 

「まぁ、良いわ。

それでは、始めましょう」

 

その言葉を合図に試合は始まる。最初に動いたのはアサギの方からであり、彼女は素早く懐に入り込むと同時に、ショットガンによる一撃を放つ。

 

それに対して運屋は避ける事もせず、まともに喰らう。

 

銃声によって耳鳴りが起きる中、アサギは即座に距離を取る。

 

本来であればこの時点で戦闘不能となるのだが、運屋の方はまるで何事もなかったかのように立ち上がり、再び距離を詰めて来る。

 

「あら、さすがは対魔忍だけあって頑丈なのね」

 

「これぐらい大したことはない」

 

「そうかしら、私の攻撃を受けてまだ動けるなんて随分とタフネスじゃない。

それだけじゃなくて、スピードも申し分なし。

これは想像以上ね」

 

そう言って笑うアサギに対して、運屋は構えたショットガンを再び撃ち放つ。

 

今度は回避されてしまい命中こそしなかったが、それでも彼女の動きを止める事は出来た。

 

「ふむ……確かに速いけど、それだけで私の動きを止められると思ったのかしら?」

 

「あぁ、少なくともアンタを倒すためには必要だから」

 

そう叫びながら彼は別の方向へと引き金を弾く。

 

「何を狙ってっ」

 

その瞬間、背中に鋭い痛みがある。

 

振り向くと、そこには先程避けたはずの模擬戦用のショットガンの弾丸だった。

 

「これは一体」

 

「弾丸で弾道を変えた。

それだけだ」

 

「まさか」

 

それと共にアサギは運屋が行った技術に驚きを隠せなかった。通常ならば狙った所へと飛ばすためにはまず銃弾を発射しなければならない。

 

だが、それをあえて行わず、そのまま撃つことで軌道を変化させ、相手に当てる事なく背後からの攻撃としたのだ。

 

「なるほど、なかなか面白い発想をするわね。

だけど、そんな芸当が出来るのはこの世界の中では限られていると思うわよ」

 

「だろうな」

 

事実、この技術を使えるのは米連にも存在はいるが、その中でもトップクラスの者しか出来ない事だった。

 

「まぁ、良いわ。

それであなたの望みはなにかしら?」

 

その言葉と共にアサギはゆっくりと聞き出す。

 

「その、アサギさん。

一緒に、その行為を行って下さい」

 

「えっ、それって」

 

その言葉にアサギは、思わず眼を見開く。

 



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井河アサギ(対魔忍)承※

「まさか、あなたがこんな事を頼むなんてね」

 

そう言いながら、自室で俺の目の前で未だに対魔忍スーツを身に纏ったままベットの上に寝転がっている。

 

先程までの勝負に勝った事によって、行為を行えるようになった。しかし、俺自身こういった事を今まで行った経験がなかった事もあり、どうすればいいのか分からなかった。

 

「仕方ないだろ。

俺だって恥ずかしいんだぞ」

 

「あら、あなたでも羞恥心はあるのね」

 

「当たり前だ」

 

「それは失礼しました。

だけど、あなたはどうして急にこのような事を思いついたのですか? 普段のあなたならまずしない事だと思うのですが」

 

「それは……」

 

アサギの言葉に俺は口籠ってしまう。

 

実際問題として、普段の自分なら絶対にやらない事だ。だが、今回に関してはどうしても叶えたい願いがあった。

 

「俺は、その、ずっとこうしたかったんです。

あなたに拾われてから」

 

「あら、そうなの? 私はてっきり女性に興味がないと思っていたわよ」

 

「そういうわけじゃありませんよ。

ただ、俺の場合、不器用だから、その女性の方が接しやすいというか、その、ごめんなさい。

上手く言葉が出ません」

 

「いえ、大丈夫よ。

別に責めているわけではないし、それに話辛い事もあるでしょうから」

 

そう言うと彼女は優しく微笑んでくれる。

 

その姿を見るだけで自分の胸の奥底にある何かが熱くなるような気がした。

 

「そう言えば、あなたの方も初めてだったのよね」

 

「はい」

 

「さっきも言ったけど、本当に私が相手で良かったのかしら?」

 

「はい、むしろアサギさん以外にお願いしたくはないです」

 

「嬉しい事言ってくれるじゃない。

だったら、遠慮する事もないわね」

 

その言葉と共に彼女は起き上がると、ゆっくりと足を開いていく。

 

同時に股間の部分が露になり、綺麗な割れ目が姿を現す。そして、俺は恐る恐ると手を伸ばしていく。

 

触れた瞬間、彼女の体が僅かに震えるが、特に抵抗はなかった。

 

ゆっくりと指を動かしていくと、中からは透明な液体が流れ出し、それが潤滑油となってさらに奥へと進んでいく。

 

それと同時に彼女の口からは声にならない悲鳴のようなものが漏れ出した。

 

だが、それでも彼女が嫌がっていない事が分かると、今度は更に激しく動かしていく。

 

「んっ、あぁ、そこ……ダメッ」

 

その言葉と同時に、先程までとは違う反応を示す。

 

(ここが良いのか)

 

その事を理解すると、俺はその場所ばかりを攻め続ける。

 

すると、次第に彼女の顔は赤く染まり、息遣いも荒くなっていく。

 

「ふぅ、あっ、そこは、ダ……メ」

 

まるで子供が駄々をこねるかのように首を左右に振りながら否定しようとするが、体は正直なもので、もっと刺激を欲しているのか腰の方は微かに動き始めていた。

 

その様子に俺は満足しながら、空いている方の手を自らの下半身へと持っていく。

 

既にズボンは脱ぎ捨てており、トランクス一枚の状態になっていた。

 

それを脱ぐと、大きく膨れ上がった肉棒が姿を現した。

 

だが、その時、不意に彼女から視線を感じる。

 

「これが、あなたのっ」

 

そう言いながら、アサギさんはゆっくりと俺の肉棒を見つめる。



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井河アサギ(対魔忍アサギ)転結※

先程までの愛撫を終え、既に準備ができたと言わんばかりに、アサギさんの秘部は濡れている。

 

それを見ながら、俺は肉棒をゆっくりと取り出す。

 

「それでは入れますね」

 

「えぇ」

 

その言葉を合図に、ゆっくりと腰を落とし込んでいき、遂に先端が入る。

 

「あぁっ、入って来るっ」

 

「うぉ、凄いっ」

 

本来であれば、すぐに引き抜くのだが、今回は何故か引き抜けなかった。

 

だが、不思議とその事に不快感はなく、逆にもっと彼女を味わいたいという気持ちが強くなる。

 

「動いてもいいですか」

 

「いいわよ。

ただし、最初はゆっくりね」

 

その言葉と共に、ゆっくりと腰を引いてから再び打ち込む。

 

その度に彼女の豊満な胸が揺れ動き、俺自身も徐々に早くなる。

 

「あんっ、はぁっ、あぁっ、はげしいぃっ」

 

普段の彼女からは想像できないような声で喘ぎながらも、必死に俺を受け入れようとする。

 

その姿を見ているだけで、俺の中で何かがこみ上げてくる。

 

それと共に、腰の動きがどんどん早まっていく。

 

「アサギさん、もう出そうだ」

 

「うん、出して良いわよっ」

 

そ言葉を聞くと、そのまま一気に腰を打ち付ける。

 

その瞬間、俺の視界には火花が散り、意識が真っ白になる。

 

「ああぁっ」

 

「ひゃあぁつ」

 

同時に俺達は体を震わせながら絶頂を迎える。

 

「はぁはぁはぁ」

 

「あっだっ駄目よっ、あっあぁ」

 

しかし、未だに収まらない性欲に身を任せるように、再び行為の続きを行う。

 

「ちょっと、まだやるつもりなの?」

 

「すみませんが、もう少しだけ」

 

「まったく、仕方ないわね」

 

そう言いつつも、アサギの表情はどこか嬉しそうに見えた。

 

その言葉と同時に、俺は再び腰を動かし始める。それから、どれだけの時間が経っただろうか。

 

俺の目の前にいる女性は全身から汗を流し、体中には俺が付けたキスマークが無数に付いている。

 

対魔忍スーツはもはやボロ雑巾のように使い物にならなくなり、もはや着ているというよりは身に纏っていると言った方が正しい状態になっている。

 

一方の俺もすでに何回も出しているという事もあり、流石に疲れてきた。

 

「はぁはぁはぁ」

 

それと共にゆっくりとアサギさんの表情を見る。

 

そこには何時もの凜々しい表情とは別物の完全に快楽に染まっているアヘ顔であった。

 

「アサギさん」

 

その言葉と共に、再び互いに唇を重ねる。

 

それと同時に、俺達の行為はまだまだ終わりを迎えず、ひたすら続けていく。

 

まるで獣の行為を思わせる行為がその日の朝まで、まるで獣を思わせるように、永遠と続いていく。

 



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2周年記念として

緊急告知という事で、今回は起承転結 エロ色話集2周年記念という事で去年も行った企画を今年も行っていきたいと思います。

去年行った企画として、現在まで行ってきた短編の話や新たに思いついた話から一つを連載作品を行いたいと思っています。

連載する作品の候補として、これまでの作品の中でも、個人的に連載してみたいと思えた作品や、続編などが作成が可能な作品にさせてもらいました。

締め切りは連載が2周年となる1月23日よりも少し前の19日とさせて貰います。

皆様の応募、お待ちしています。

下記には候補作品の簡単な内容を書かせて貰っています。

 

・オーバーロード

原作主人公であるアインズ達よりも10年前に転生したプレイヤーが現地の住人を強化していく流れとなっております。

その為、アインズ達とは別行動となっており、ヒロインも主に現地の住人のハーレムという形になっています。

・名探偵コナン

どこにでもいる普通の大学生が、かつての先輩だった灰原哀と再会する事によって起きるミステリー。

主にコナンの推理を代わりに言う役割を担っています。

・鬼滅の刃

この作品では本来ならば存在しない胡蝶しのぶの旦那が主人公となっております。

身体能力だけならば最強クラスで、しかも刀を持つ相手に特化している。

そんな彼としのぶによる日々を中心に送っていきます。

・ぐらんぶる

シスコン属性のある奈々華とは正反対に、ブラコン属性がある千紗の弟が活動する話です。

原作にあったバカ騒ぎに加わる形で、その裏で襲われてしまう弟となっています。

・混血のカレコレ

原作にあった異世界転生の原因を仮面ライダービルドの新世界創造によって起きた出来事になった世界。

原作では不遇だったカンナを中心に、自意識過剰のヒーローが関わった物語。

・SSSS.GRIDMAN

別の世界から来た神条アカネの幼馴染みだった青年。

その青年は実はその世界に実在したレイオニクスだった。

その青年によって、持たされるのは果たして。

・Fate/Grand Order Arcade

アーケードゲームであるFate/Grand Order Arcade。

主人公である青年はとあるガチャで手に入れた一人の英霊をきっかけに現実の世界を巻き込んだ戦いを行う事になる。

この作品では短編では登場しておらず、よくあるカードゲームアニメである現実と繋がった作品となっております。

パートナーになる英霊に関しては決定後、アンケートで決めていきたいと思っています。

・閃乱カグラ

ある日、ゲームから飛び出してきた閃乱カグラのキャラ。

ゲームで表示されるエロお題をクリアしながら、事件の解決を目指す物語。

・ガンダムEXA

とあるGAステーションで、様々なガンダム作品にいる女性と繋がる事によって、人類の進化を探る事を目的に、行動する。

・怪獣娘シリーズ

怪獣娘とは違うレイオニクスとして目覚めてしまう主人公。

レイオニクスとしての力なのか、猫にマタタビのように主人公に絡むと怪獣娘が発情してしまう事になる。

それによって、彼の日々はある意味怪獣に襲われる日々へと変わっていく。

 



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シズク(森羅万象チョコ)起

シズクの容姿は第2弾の時になっています。


神羅万象チョコ。

 

2005年から発売されたシリーズであり、チョコ一枚にカードが一枚付属している物だ。

 

そのカードから描かれる物語は人気であり、多くの人々を魅了した。

 

残念ながら、2019年にその発売は終了したが、今でも根強い人気を誇っており、かという俺も幼い頃には填まっていた一人である。

 

「いやぁ、それにしても現実の世界って、結構面白いんだねぇ!!」

 

「はぁ」

 

そう言いながら、俺は目の前にいる少女に俺は思わず答えてしまう。

 

「あれ、元気がないけど、大丈夫?」

 

そう言いながら、俺に近づいてくる少女を俺は知っている。

 

緑の髪に大きな白いリボン、小学生ぐらいに思わせる少女の名はシズク。

 

俺が初めて森羅万象チョコを買って当てた水嶺のシズクであり、その本人だ。

 

本来ならば現実に存在しないはずのシズクがなぜ目の前にいるのか、未だに分からない事だらけだ。

 

そもそも彼女が出てきたのは、俺が引っ越した際に取り出したカードファイルであり、その中の一枚が光り出し、突然飛び出した事が原因だ。

 

一人暮らしで懐かしい思いから一辺し、何が起きているのか、未だに分からない。

 

「あー……まぁ、ちょっと色々とあって疲れてるだけさ」

 

「そうなの?でも、あんまり無理しちゃダメだよ?」

 

そう言って微笑みかけてくるシズクは可愛いと素直に思う。

 

ただ、一つ言いたい。

 

「なんで、俺の膝の上に座っているんだ?」

 

「えっ、だってここが一番落ち着くんだもん」

 

そんな事を言ってくる彼女に俺は溜息しか出ない。

 

こんな設定が果たしてあったのだろうか、疑問に思い、首を傾げる。

 

「ねぇねぇ、それよりも聞きたい事があるんだぁ」

 

「聞きたい事?」

 

俺がすぐにシズクの言葉に疑問に応えるように見つめると

 

「これって、どういうの」

 

「ちょ!?」

 

そう言いながら、シズクが取り出したのは俺が密かに買っていた同人誌だった。

 

それもシズクをモデルにした屈辱系であった。

 

「いやぁ、私の話だと思ってびっくりしたよ。

 

こんなの、私自身はあんまり知らないけど、なんで買ったの?」

 

「それは、その」

 

まるで悪戯に成功したように笑みを浮かべながら、シズクはこちらに詰め寄ってくる。

 

「それしか、なかったから。

好きなキャラの同人誌で、それしかなかったから。

俺、絵書くのが、下手だから、仕方なく」

 

「ふぅん」

 

明らかに疑うような目つきで見つめるシズクに対して、どうすればいいか分からず困ってしまう。

 

すると彼女は何か思いついたかのように手を叩く。

 

「じゃあさ、今は目の前に本物の僕がいるから、好きなようにできるんだよね」

 

「えっ?」

 

何を言っているんだと思っていると、彼女が俺の手を掴む。

 

そして自分の胸元へと押しつけてきた。

 

「ほら、好きにしてもいいんだよ」

 

そう言う彼女の顔は赤く染まっており、どこか期待するかのような表情を浮かべていた。

 

「な、なにやって……」

 

「なにをすると思う?」

 

まるで悪戯をするような声音で言うシズクに対して、俺は戸惑ってしまい何も言えない。

 

「例えば、こんな事かな?」

 

そんな俺を余所にシズクが俺の腕を抱きかかえるようにして密着してくる。

 

腕に当たる柔らかな感触に思わずドキドキしてしまう。

 

「ね、ねぇ、こういうのは良くないんじゃないか?」

 

「どうしてぇ?」

 

そう言いながら、さらに身体を寄せてくるシズクに対し、俺は何もできないまま固まってしまう。

 

「いや、それはだな」

 

「言えないんだったら、良いじゃない」

 

その言葉と共にシズクは俺が言おうとした言葉を防ぐようにキスをしてきた。

 

見た目は小学生に近い容姿という事で背徳感が半端ない。

 

しかも柔らかい唇を押しつけられる感覚に頭が真っ白になってしまう。

 

「ぷはぁっ……もう、終わりぃ?」

 

少し名残惜しそうな顔をして、問いかけてくるシズクを前に、俺の中で理性が吹き飛びそうになる。

 

そう、俺はなんとか理性を保とうするが、そんな俺の思いとは裏腹にシズクの行為は激しくなっていく。

 

「あっ、ちょっと待て!」

 

「待たないもん」

 

俺の声を無視して、今度は首筋に吸い付いてくる。

 

「んちゅ、れるっ」

 

艶めかしい音が耳に入り込み、それがより一層興奮を高めていく。

 

「んむっ、れろぉ」

 

そのまま舌を出して舐められてしまい、ゾワリとした快感が走る。

 

何度も同じ所を攻められ続けながらもすぐに離れようとしたが、シズクの力は俺よりも上で、そのままベットの方へと押し倒される。

 

「へへーん、これで僕の勝ちだね」

 

そう言って得意げにするシズクであったが、その手には先ほど俺が持っていた同人誌をそのまま捨てる。

 

「もぅ、こういうのはいらないぐらい夢中にさせるからね」

 

そう言いながら、シズクは俺の服を脱がせ始める。



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シズク(森羅万象チョコ)承※

抵抗しようにもすでに上着まで脱がされており、上半身が露わになる。

 

「あれ?意外と鍛えてるんだ」

 

「まぁ、それなりに」

 

そう言いながら、俺は必死になってシズクを引き剥がそうとするが、一向に離れてくれない。

 

むしろ俺の身体の上に乗ってきて体重をかけてくるので身動きが取れなくなってしまう。

 

「でも、こっちの僕はあんまり自信がないみたいだねぇ」

 

そう言いながら、シズクは俺の股間へと触れてくる。

 

ズボン越しではあるが、確かに俺のそこは反応しており、それを見られるのが恥ずかしくて仕方がなかった。

 

「あー……これは流石に」

 

「大丈夫だよ、僕に任せて」

 

それは見た目が子供とは思えないような色気と共に話しかけており、その言葉と共に俺は自然と抵抗する力はなくなった。

 

シズクはそれを感じたのか、笑みを浮かべながら、ゆっくりとベルトに手をかけ、チャックを開ける。

 

そして俺の下着が見えると同時に一気に下ろす。

 

すると俺の肉棒が露わになり、そのまま手を伸ばす。「おっきいんだね」

 

「いや、普通だぞ」

 

「えー、絶対大きいって」

 

そう言いながら、シズクは俺のモノを手で包み込むように握りしめる。

 

その瞬間、俺の身体に電気が走ったかのような衝撃が走り、思わず声が出てしまった。

 

「うぁっ!?」

 

「ふふっ、可愛い」

 

そんな俺を見て嬉しかったのか、シズクは握っている手に力を込め、上下に動かし始めた。

 

「うっ!ぐっ!」

 

その刺激の強さに俺はただ喘ぎ続けるしかできなかった。

 

「どう?気持ちいい?」

 

「ああ!!」

 

「ふぅん、結構、素直なんだぁ」

 

そう言うと彼女は俺の肉棒を口に含んだ。

 

「ちょ、お前、それはまずいだろ!」

 

さすがにそれだけはやばいと思い、俺は慌ててシズクの頭を掴み、引き離そうとした。

 

しかしシズクはそれを気にせず、口に含んでいるものをしゃぶり始める。

 

「じゅるるるるるるるるる」

 

そんな音をたてながら、俺の亀頭を舌先でチロチロと舐め始め、俺はそれに悶えてしまう。

 

「くっ、あっ!」

 

「ほらほら、もっと感じてよ」

 

そう言いながら、シズクは俺の竿の部分も手で擦り上げながら、亀頭に吸い付く。

 

その姿に俺の中の何かが弾け飛びそうになる。

 

「もう、ダメだ、出るッ!」

 

「んんっ、良いよ」

 

その言葉と共に、俺の精液が勢いよく飛び出した。その量は凄まじかったようで、シズクの顔や胸元にまで飛んでしまった。

 

「いっぱい出たねぇ」

 

顔についた俺の精子を指で掬い取り、それを見せつけるように舐めるシズク。

 

その仕草に俺の下半身に再び熱が集まる。

 

だが、俺がそんな事を思っている間に、シズクは再び俺の肉棒を掴んでしまう。

 

「おい、ちょっと待て!」

 

「なにぃ?」

 

「まだやるつもりなのか?」

 

俺の言葉に対してシズクは首を傾げる。

 

「だって、こっちはまだまだ元気じゃない、それに」

 

その言葉と共にシズクの身体は徐々にだが、変化した。

 

その容姿は先程までの小学生を思わせる身体ではなく、中学生を思わせるぐらいに成長していた。

 

「私はもっと続けたいんだから」

 



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シズク(森羅万象チョコ)転※

成長したシズクの姿は第三弾の姿となっています。


成長したシズクはそのまま俺の肉棒を自身の谷間に挟む。

 

先程に比べて僅かに成長している程度の胸だが、それでも十分な大きさだった。

 

「これなら、大丈夫だよね」

 

そう言ってシズクは両手を使って挟み込んだ肉棒を刺激する。

 

「んしょっと、これでよし」

 

そう言ってシズクは自身の胸を持ち上げて、さらに密着させてくる。

 

その状態でゆっくりと上下運動を始める。

 

「あ、そうだ」

 

シズクはそう言いながら、一度動きを止める。

 

「確かこうやって」

 

シズクはそう言いながら、自分の胸に手を添える。

 

するとシズクの手から水が溢れると共に俺の肉棒を濡らす。

 

やがて水はゆっくりととろみができ、潤滑油のような役割を果たすようになる。

 

「これ、ローションって言うんだっけ?」

 

そう言いながら、シズクは再び動き始める。

 

今度は先ほどよりも滑りが良くなり、より快感が増していく。

 

そして徐々に高まっていく射精感に耐えきれなくなり、再び限界を迎える。

 

「あぁぁ!!出る!」

 

「うん、良いよ」

 

その言葉と共に、俺の肉棒からは大量の精液が吐き出された。

 

その量の多さにシズク自身も驚いていたが、「わー、すごいね」と言いながら、ゆっくりと俺の肉棒に口を近づける。

 

「でもこれだけじゃ足りないでしょ」

 

そう言いながら、シズクは俺の肉棒を口に含む。

 

「んっ、ちゅぷっ」

 

そのまま口の中で舌を動かしながら、吸い上げる。

 

その刺激に俺は耐えきれず、またすぐに果ててしまう。

 

「うっ!ぐぅ!!」

 

「んんっ、んくっ、ごくっ」

 

俺の精液を残さず飲み込み、俺のモノから顔を離す。

 

そしてそのままベッドに横になる。

 

「ふふっ、気持ちよかったぁ?」

 

「……ああ」

 

「そっか、それは良かった」

 

そう言うと、シズクはゆっくりと足を開く。

 

「ねえ、私も気持ちよくして?」

 

その姿を見た瞬間、俺は我慢できずにシズクへと覆いかぶさった。

 

既に先程まで感じていた背徳感は消え、今は目の前にいる彼女と一つになりたい。

 

ただそれだけしか考えられなくなっていた。

 

「あっ!んん!」

 

俺の肉棒がシズクの中に入ると、彼女は大きな声を出す。

 

それは痛みを感じているわけではなく、快楽によるものだろう。

 

俺はそんなシズクの腰を掴み、激しく動かした。

 

「ああ、いい、気持ち、いい!」

 

「俺もだ、お前の中、最高だ!」

 

「嬉しい、ねぇ、キス、しよ」

 

そう言うとシズクは腕を伸ばし、俺の首に回す。

 

俺もそれに応えるようにシズクを抱き寄せて唇を重ねた。

 

「好き、好きだよ」「俺もだ、愛している」

 

そう言いながら俺達は何度もお互いを求め合った。

 



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シズク(森羅万象チョコ)結※

この時の姿は第10弾の姿となっています。


キスを行う度に、シズクの身体は徐々に成長していき、その容姿は既に大人と言うのに相応しい程に成長していた。

 

そして何度目かわからない絶頂を迎えた時、俺達の結合部からは精液が溢れ出ており、俺の背中にはいつの間にかシズクの腕が回されていた。

 

その腕に力はなく、完全に脱力している状態だが、それでも彼女から離れようとしなかった。

 

「ずっと、こうしたかった。

カードの中から、君を見ていた時から。

君が再び手に取ってくれるのを、ずっと待っていたから」

 

「えっ?」

 

「なんでもないよ。

それよりも、今は、愛し合おうよぉ」

 

同時に俺を抱き締めてくる。

 

先程までの身体とは比べものにならない程に柔らかく、心地よい感覚に包まれる。

 

そして、俺を決して離さないように、強く抱き締めてきた。

 

強く抱き締める感触を味わっていく。

 

「んっんっちゅる」

 

そのまましばらく繋がっていると、先程まで俺の方が上だったのが、シズクが上になって、騎乗位へと変わる。俺の上で上下運動を行いながら、胸を揺らしていく。

 

その光景は、先程までの行為以上に興奮するものだった。

 

「あぁん、いい、もっと」

 

その言葉と共に、シズクの動きが激しくなる。

 

俺もまたそれに応えようとする。

 

「シズク、出すぞ!」

 

「うん、出してぇ」

 

その言葉と同時に俺はシズクの中に大量の精液を流し込む。

 

それと同時にシズクも大きく震える。

 

「あ、あぁ、熱いぃ」

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

お互いに息を荒げながら、ゆっくりと離れていく。

 

「もう終わりなの?まだまだ足りないのに」

 

そう言いながら、シズクは自分の秘所を広げながら俺に見せつける。

 

広げられたそこからは、先程出したばかりの精液が流れ出ている。

 

「ほら、まだこんなに出せるじゃない。次は後ろからもやってみようよ」

 

そう言って、俺を押し倒す。

 

そのまま尻を上げさせて、再び挿入させる。

 

今度はバックの状態で交わり合う。

 

その体勢で俺はシズクの腰を掴みながら、腰を打ち付けていく。

 

「あっ、あん、いいよ、そこ、あぁ」

 

俺が打ち付けるたびに、シズクは大きな声を上げる。

 

その表情は快楽に染まっており、普段の彼女からは想像できないような乱れっぷりを見せていた。

 

その姿を見ているだけで、再び限界を迎えそうになる。

 

「シズク!また出る!」

 

「うん、良いよ、来て」

 

そう言うと俺は二度目の精液を放つ。

 

しかしそれで止まることはなく、そのまま三度目の精液を放ち続ける。

 

その間もシズクは喘ぎ続けており、その様子は完全に俺を受け入れる態勢になっていた。

 

ドクドクっと、音を立てながら俺は精液を出し続け、やがて出し切ったのか、シズクか

ら肉棒を抜いた。

 

「ふぅ」

 

俺が一息つくと、シズクは起き上がり、俺の胸に手を乗せるとそのまま押し倒してきた。

 

「ふふっ、凄いね。あんなに出したのに、全然元気だ」

 

そう言いながら、シズクは俺のモノに手を伸ばす。

 

そしてそれを握り、上下に擦ってくる。

 

先程まであれだけしたにも関わらず、それはすぐに大きくなり始める。

 

「また大きくなった。ねぇ、もう一度しようよ」

 

「ああ」

 

俺はシズクの言葉に応える。

 

するとシズクはそのまま俺の肉棒を自分の中へと入れていった。

 

「はぁ、やっぱり君のが一番だよ」

 

そう言いながら、シズクはゆっくりと腰を動かし始める。

 

俺はそれに合わせるように腰を動かす。



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高町なのは&フェイト(リリカルなのは)起※

その日、俺はなのはとフェイトに呼び出された。

 

以前の潜入任務の報酬という事で少し疑問に思いながら来てみた。

 

そこには既になのはとフェイトの二人はバリアジャケットを身に纏っていた。

 

普段から見慣れているが、20歳になったばかりだが、未だにデザインは大きく変わってない。

 

なのはの方は昔通っていた学校の制服のデザインを元にしているが、今はその頃から成長している事もあってか、胸元や腰回りが少し窮屈そうだ。

 

そして、フェイトは大人びたデザインとなっており、こちらは制服に白いマントを着けているような感じだ。

 

「えっと、これってどういう事?」

 

「えぇ、これから君へのご褒美だよ」

 

「いつもの格好だけど、なんだか少し戸惑っちゃうけど」

 

「いや、それって、どういう意味って!?」

 

そう呟いている間にも、二人はそのまま俺に寄り添っていく。

 

「えっと、これって、どういう意味!?」

 

そう考えている間にも、バリアジャケットを身に纏ったまま俺に詰め寄ってくる。

 

「えぇ、ここまで来たら、さすがに分かるでしょ」

 

戸惑いを隠せない俺を余所に二人は俺のズボンを脱がすと共に剥き出しになった肉棒を見つめる。

 

「あぁ……久々だからなのかな? いつもより大きく見えるよ」

 

「うん、それになんだかドキドキするよね?」

 

二人は互いの顔を見て微笑みあうと、俺の肉棒へと顔を近づけていく。

 

その様子だけで俺は興奮してしまうが、そのまま二人はバリアジャケットを身に纏ったまま俺の肉棒をそのまま胸を押しつける。

 

二人分の重量感ある乳房によって押しつぶされる。

 

「うっ」

 

本来ならば、制服だからこその衣服の妙な硬さもあるが、それ以上に押し寄せてくる二つの柔らかい胸の感触が凄まじい。

 

まるで柔らかなクッションに押しつけられるかのように包み込まれる。

 

服越しなのにここまで気持ち良いとは思わなかった。

 

二人はそんな俺の反応を楽しむようにゆっくりと上下に動かす。

 

それだけで肉棒の先端からは先走り汁が流れ始める。

 

それを舐め取ろうとしたのか、フェイトが舌を伸ばして舐める。

 

同時になのはは亀頭部分を指先でなぞり始めた。

 

「んっ……ちゅぅ……れろぉ……美味しい……ねぇ、どうですか?」

 

そう言って上目遣いにこちらを見る。思わず可愛いと思ってしまう。

 

しかし、それも一瞬の事であり、すぐにまた胸を動かす事に集中を始める。

 

ぐっと乳圧を強めながら上下に動かしたり、左右交互に動かしたりする事で、徐々に肉棒への刺激が強くなっていく。

 

時折、先端部分に吸い付いたり、舌先で尿道部分を刺激してきたりと様々な方法で攻めたてられる。

 

しかも、それが絶妙なタイミングで行われるため、射精欲が高まってしまう。

 

「うあっ……」

 

俺の声を聞いて気をよくしたのか、更に強く押し付けるようにして刺激を与え続ける。そして、遂に我慢の限界が訪れる。

 

「うっく!!」

 

俺が限界を告げると同時に二人は胸を動かしながら一気に肉棒から溢れ出る精液がそのまま二人に向けて放たれた。

 

「きゃああ!」

 

勢いよく出た精液はそのまま二人の顔にかかる。

 

「ふぁ……熱いです……んっ」

 

「こんなに出るなんて……んむっ」

 

二人は顔にかけられた精液を手に取ると、口に運び始める。その様子を見て、俺は慌てて止めようとするが、既に遅かった。

 

二人の口の中に俺の精液が入った瞬間、二人は急に身体を震わせる。



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高町なのは&フェイト(リリカルなのは)承※

「ふぅ、こんなに出ているなんて」

 

なのははその一言と共に俺の亀頭をゆっくりと舐め始める。

 

「うおっ!?」

 

今まで以上の快感が襲ってきたせいで変な声が出てしまった。

 

それを聞いたフェイトは「えへへ」と笑うと、今度は竿の部分へと手を伸ばす。

 

未だに左右から胸を押し続けながらも、パイズリフェラを行い始める。それはまるで搾り取られるかのような感覚だった。

 

ぐにゅぐにゅとした乳房の動きだけでも十分に気持ち良かったのだが、そこへ唾液を垂らされた事により滑りが良くなり、より強い快楽となって襲いかかってくる。

 

一度出したばかりだというのに再び肉棒が硬くなっていくのを感じる。

 

「あら、まだ元気みたいですね」

 

「そうだね、じゃあ」

 

そう言うと共に俺の亀頭を挟むように二人は舐め始める。亀頭の表面を舌が這い回る度に電流のような痺れるような感覚が走る。

 

その刺激に肉棒が震えるが、それでも二人は動きを止めなかった。

 

肉棒全体が二人の胸に飲み込まれていき、二人の唇が亀頭に何度も触れる。

 

そして、そのまま二人は互いに見つめ合うと、二人で亀頭部分を同時に舐め上げる。

 

「あぁっ! くぁあ」

 

二人の舌が絡み合いながら亀頭を刺激する。それによって、再び限界が訪れた。

 

「くぅあぁあ!!」

 

「あぁ……いっぱい出ましたね」

 

「あはぁ……んっ」

 

2度目の射精にも関わらず、大量の精液が二人の顔や胸を汚していく。

 

それだけでも気持ちいいのに、二人は顔にかかった精液を口に運んでいく。

 

そして、最後の一滴まで飲み込むと、ようやく二人は胸を動かすのを止める。

 

「ふぅ……相変わらず凄い量だよね」

 

「うん、それになんだか匂いも濃いし」

 

二人はそう言いながら顔を見合わせると共にゆっくりと舐め始める。

 

それは俺の亀頭だけではなく、胸の谷間、さらには互いの顔にかかっている精液を丹念に舐めていく。その光景を見て俺はまた興奮してしまった。

 

「うわぁ……まだまだ大きいままだよ」

 

「うーん、それにしてもこの服だと動かしにくいよね」

 

そう言いつつ、二人は俺の肉棒を挟み込み、胸を押しつけてくる。

 

先程までは服越しだったが、今はバリアジャケット越しなので少し違和感がある。

 

だが、二人が動くたびに擦れあい、なんとも言えない感触が伝わってきた。

 

なのはは肉棒を掴み、上下に動かす。

 

フェイトもまた同様に上下に動かす。

 

先程のパイズリによって敏感になっているのか、それだけで肉棒が反応してしまう。

 

すると、なのはは微笑みを浮かべると、肉棒の先端部分を軽く噛んできた。

 

「っ!!?」

 

突然の事に驚くが、なのははそのまま甘噛みを続け、更に肉棒を握り締める。歯による痛みもあるが、それ以上に肉棒への刺激が強くて思考がまとまらない。

 

そんな様子を見て、フェイトが肉棒を掴んでいるなのはの手の上に自分の手を重ねる。

 

「駄目だよ、ちゃんとご奉仕しないと」

 

そう言って、俺の顔を見る。

 

「そうですよ。だからもっと可愛がってあげますね」

 

「あむっ」

 

「んんっ!?」

 

二人同時に肉棒を上下に動かし始めた。

 

しかも、先ほどとは違い、服という邪魔な物がないため、ダイレクトな刺激が肉棒に伝わる。

 

「うあっ……」

 

二人の動きに合わせて腰が動いてしまう。しかし、それでも二人は止める事なく、胸を動かし続けた。

 

「んっ……どうですか? 気持ち良いですか?」

 

「ほら、早く出しちゃいなよ」

 

「あぁ……くそっ」

 

二人の問いかけに対して答える余裕もなく、ただ快楽に流されていた。

 

その様子に満足したのか、二人はより強く押し付けるようにして動かせる。

 

「んぐっ!!」

 

そして、三度目になる精液を吐き出す。

 

「きゃっ」

 

「うわっと」

 

勢いよく出た精液はそのまま二人に降りかかる。

 

「ふぅ……はぁ……」

 

荒くなった呼吸を整えようとするが、それを許さないかのように二人は胸を揺らし始める。



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高町なのは&フェイト(リリカルなのは)転結※

「もぅ、こんなに出てっ」

 

その言葉と共に二人はゆっくりと立ち上がり、初めにフェイトがゆっくりと俺の肉棒を自身の秘部へと導く。

 

「んっ……入ってきました」

 

「うおっ……中々キツイな」

 

それと共に感じた感触の正直な感想を思わず呟く。

 

「あんまり動かないでくださいね……くぅ」

 

肉棒を包み込む膣内の感触に思わず声が出てしまう。

 

それを見ていたなのはが「私も忘れないでね」と言いながら、俺を抱き締める。

 

そして、その豊満な胸を押し当ててきた。

 

柔らかいその感触に負けそうになるが、なんとか意識を保ち続ける。

 

そのまま俺は両手を伸ばし、なのはの胸を掴む。

 

指が沈みこむような柔らかさに驚きつつも、ゆっくりと揉んでいく。

 

その度に、なのはの口から喘ぎ声が漏れた。

 

「ひゃっ、んっ……はぁ」

 

「あ、ずるいぞ」

 

「だってぇ」

 

「じゃあ、私はこっちを」

 

そう言うと、フェイトはさらに深く肉棒を飲み込ませ、なのはは顔を近づけ、俺の首筋に舌を当ててきた。

 

首元から伝わる舌の感触にぞくりとするが、それよりも先にフェイトの膣内が反応する。

 

まるで搾り取ろうとするかの如く、肉棒を強く締め付けてくる。それにより射精しそうになったが、何とか耐える事ができた。

 

そして、なのはの方へ視線を向けると、彼女はキスを求めてきた。

 

それに応えるように唇を重ねる。

 

「ちゅ……ん……れろ」

 

互いの舌を絡め合いながら、なのはの胸を弄ぶ。胸の突起を摘まんだ瞬間、なのはの体が跳ね上がった。

 

それと同時に、肉棒を包んでいるフェイトの膣内が痙攣し始めた。

 

俺は肉棒を奥まで突き入れる。その衝撃により、フェイトは口を離し、甲高い声で叫んだ。

 

「やぁぁああぁぁぁっ!」

 

その叫びと共に、フェイトの子宮に大量の精液を流し込んだ。

 

「あ……あついぃ……」

 

フェイトはそう呟きながら、体を震わせている。なのはの方は俺から離れると、フェイトの元へ近づいていった。

 

「凄かったでしょ」

 

「う、うん……」

 

「でも、まだ終わりじゃないよね?」

 

その言葉と共に今度はなのはの方が俺の肉棒に膣内に入れてきた。

 

「次は私の番だよ」

 

「ちょ、ちょっと待て、もう少し休ませてくれ」

 

さすがにこれ以上されたらまずいと思い、慌てて止めようとしたが、なのはは首を横に振る。

 

「だーめ。それに、もう元気になってるじゃん」

 

「うっ……」

 

なのはの言葉通り、肉棒はすでに硬度を取り戻していた。

 

「だから、まだまだ楽しませてあげるよ」

 

そう言って、なのはは再び腰を振り始めた。

 

「なのははもぅ、積極的ね」

 

その言葉と共に俺の後ろに回ったフェイトはゆっくりと抱き締めてくる。

 

先程まで俺をパイズリしていた胸は今度は俺の頭を挟んでいた。

 

「ほぉら、どうですか? 気持ち良いですよね」

 

耳元で囁かれるその声に思わず背筋がゾクッとした。

 

「あ……また大きくなった」

 

そう言ってなのはが腰を振るたびに、なのはのお尻が俺の腹に当たる。その柔らかさに興奮している間に、なのはの動きが激しくなってきた。

 

「うあっ……くっ……」

 

「ほらほら、早く出さないとお姉ちゃんに取られちゃいますよ」

 

「なっ!?」

 

その言葉に驚いていると、なのはが腰を激しく振り始める。その動きに合わせるようにフェイトも強く抱きしめる。

 

「あ、あぁっ……」

 

二人の責めに為す術もなく、再び精液を放出した。

 

「きゃっ」

 

しかし、先ほどと同じようにフェイトは離れようとしない。

 

それどころか、さらに密着してくる。その為、なのはが動くたび、フェイトの胸が俺の顔に押し付けられる。

 

そんな俺を見て、なのはは微笑むと、こちらに近づき、口を開いた。

 

その仕草だけで何をしようとしているのか察し、抵抗しようとしたが、フェイトが邪魔をしてできなかった。

 

「はい、お兄さん。どうぞ」

 

「んぐっ!!」

 

開いた口になのはの胸が押し込まれる。その大きさに思わず吐き出してしまいそうになるが、それを必死に堪える。

 

「あんまり動かないでくださいね。歯が当たらなくて助かりますけど」

 

そして、なのはは俺の頭を両手で抱え込み、前後に動かしていく。

 

まるでフェラチオをしているかのような感覚に頭がおかしくなりそうだ。

 

「ふふふ、気持ち良さそうな顔して」

 

「んんっ……んぅ」

 

後ろからフェイト、前からはなのはが俺の顔を胸で挟んでくる。

 

「んんんんっ」

 

それと共に、限界に近かった俺の肉棒は三度目の射精をした。

 

「わ、すごい量」

 

「本当ですね」

 

二人がそう言いながら、なのはの膣内からゆっくりと溢れ出ている精液が太股へと垂れていった。

 

俺はそのままベッドの上に倒れ込む。

 

「あ~、疲れました」

 

なのはがそう呟き、後ろに倒れた。

 

「大丈夫?」

 

心配したフェイトが声をかけてくれるが、今の俺には答える気力がなかった。

 

それ程までに俺は行為に満足しており、ゆっくりと眠りに落ちていく。



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サリー(ピーチボーイリバーサイド)起

「だから、目的地は南だから、とにかく南を目指すの!!」

 

そう言いながら、俺の目の前でぎゃーぎゃーと叫んでいる奴に俺は呆れながら思う。

 

「だから、具体的な場所が分からないと意味がないだろ、このアホ姫!!」

 

俺はそう言いながら、目の前にいる馬鹿ことサリーに文句を言う。

 

「何を言っているのよ、この馬鹿猿!!」

 

それに対して、サリーは反論する。

 

「だいたいてめぇが世界を見たいとか訳の分からない事を言うから、こっちは面倒な旅に付き合わされているんだろうがよぉ!!」

 

「何が面倒よ!元々行き倒れになっている所を私が見つけたんでしょうが!

その時の恩を今、返しなさいと言っているのよ!!」

 

そんなやり取りをしながら、俺たち二人は森の中を歩いていた。

 

「そもそも、お前の言う南に行けたとして、そこにどんな街があるのかすら分からねぇじゃねぇか!」

 

「大丈夫よ!!きっとあるわ!!」

 

「根拠もないくせによく言えるなお前……」

 

そう言いながら、俺はまた歩き出す。

 

そんな事を考えていると、遠くで奇妙な視線を感じる。

 

「・・・・」

 

「どうしたのよ、さっさと行くわよ」

 

「あぁ、ちょっと小便」

 

「はぁ何を言っているのよ、あんたは!」

 

「いや、だって急に尿意が来たんだよ」

 

「全く……いい?早くしなさいよね」

 

「はいはい分かったって」

 

俺は適当に返事をして、茂みの方に向かう。

 

サリーの奴がこっちを完全に見ていない事を確認すると共に、俺はそのまま音もなく、その場から離れる。

 

それと共に視線を向けていた奴の所に辿り着く。

 

「なぁ、お前ら。

さっきからこっちを見て、何の用だ」

 

「っ!!」

 

俺の気配を感じて、奴らはこちらに眼を向ける。

 

数としてはそれ程対した事もなく、見ればこの前、国を襲っていた奴らと同じぐらいだ。

 

「今すぐ逃げ「逃がすかよ」っ」

 

鬼の一人が逃げ出す前に俺は懐から如意棒を取り出し、そのまま薙ぎ払う。

 

それだけでそいつらの身体は木端微塵になる。

 

それを見ていた残りの鬼たちは恐怖に怯えていた。

 

「ほら、どんどんかかって来いよ」

 

俺は不敵な笑みを浮かべながら、残りの鬼たちを挑発する。

 

そして、それに乗っかるように、残り3匹の鬼が襲いかかってくる。

 

3匹同時に棍棒を振りかざしてくるが、その攻撃に対して俺は軽く横に避ける。

 

それと同時にその鬼たちの頭を掴み、一気に地面に叩きつける。

 

「ぐあっ!!」

 

たった一撃で地面は大きく陥没し、残っていた鬼どもも血反吐を吐き散らす。

 

「なんだ、もう終わりか?」

 

俺はつまらなさそうな表情で言う。

 

しかし、それで諦める気はないらしく、残った2匹の鬼が左右に分かれて挟み込むように攻撃を仕掛けてくる。

 

それに対して俺は右手に持つ棍棒を大きく振り回し、向かってきた二人の頭を殴り飛ばす。

 

「これでおしまいっと」

 

俺はそのまま倒れ込んだ二人を踏み潰してとどめをさす。

 

「しかし妙な視線は変わらずか。

けど、まぁ、こっちを警戒してか、全然近づかないな」

 

俺は視線の正体を確かめる為にわざと一人になったのだが、どうやら相手の方が警戒しているらしい。

 

「まぁ良いか。

とりあえずは、あの馬鹿の所へと帰るか」

 

その言葉と共に俺は如意棒を仕舞うと、そのままサリーの奴の所へと戻る。

 

「遅いじゃない!一体何をしていたのよ!」

 

「あー悪い悪い、まさかでっかい方だとは思わなかったからな」

 

「あんたっ、女の子の前でそれを言う」

 

「国を出る前に女を捨てたお前が言うか」

 

「捨てたとしても、常識は捨ててないわよ!!」

 

「はいはいそうかよ」

 

そう言いながら、俺は再び歩き出す。

 

「全く、もう少し私の事を大事にしなさいよ!!」

 

「へいへーい」

 

そう言いながら、俺達はまた森の中を歩く。



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サリー(ピーチボーイリバーサイド)承

その日、森の中で未だに続く鬼からの視線を感じながら、その日は野宿を行っていた。

 

「おい」

 

「ん~むにゃ」

 

「・・・」

 

夜中になり、鬼は警戒して、近づかないとはいえ、まだ奴らがいる以上、完全に安心できるわけではない。

 

その為、サリーの奴は相変わらず俺の背中で眠っていた。

 

しかも、今回は何故かいつもより密着していた。

 

(こいつの胸って意外とあるんだな)

 

そんな事を考えながらも、俺はなるべく気にしないようにしていた。

 

だが、やはりこの状況では色々と困る事があるわけで……。

 

「まったく、なんでこんな状況で俺は襲われねぇんだよ」

 

そう言いながら、俺はため息をつく。

 

「はぁ、こういう時に限って襲ってくれば良いのによ」

 

正直、このままの状態でいるのは、あまりよろしくないので、俺は仕方なく、眠っているサリーの身体を揺すり始める。

 

「起きろ」

 

「う~ん、あと5分……」

 

そんな寝言を言いながら、俺は日頃の鬱憤と性欲。

 

それが重なった事で、ふと眼を向けたのは先程まで見つめていた胸。普段なら絶対にしないが、俺は思わず手を伸ばして、それを鷲掴みにした。

 

「んひゃん!?」

 

瞬間、突然の事に驚いたのか、大きな声を上げて、飛び起きる。

 

「ちょっ、ちょっといきなり何をするのよ!!」

 

顔を真っ赤にしている。

 

「っ、悪かった」

 

流石にやり過ぎたと思った俺は素直に謝る。

 

「なんだか、素直ね」

 

「それはな。

少し疲れていたとはいえ、今のは完全に俺が悪かった」

 

警戒して、未だに近づかない鬼への苛立ちと共に無防備なこいつの姿を見て、思わず行ってしまった。

 

そんな行動に俺は俺自身でも思わず呆れてしまう。

 

「そう、別に私もそこまで怒ってないし、許すわ」

 

そんな俺を察したかのようにサリーはため息を吐きながら言う。

 

「そっか、ありがとよ」

 

「でも」

 

「?」

 

「揉むんだったら、最後まで、そのやってよ」

 

「えっ!?」

 

一瞬、言っている意味がわからなかった。

 

しかし、すぐにその意味を理解すると、今度は顔が熱くなる。

 

どうやら、この姫様はとんでもない事をお望みらしい。

 

まぁ、ここまで来て、止めますとは言えないし、何より俺自身、その気になっている。

 

「本当に良いのか?」

 

「あんたとは、その長い付き合いだから。

それに、そのっ、あぁもぅ良いでしょ!!」

 

自分でも恥ずかしくなったのか、半ば強引に俺の手を取り、自分の胸に押し付ける。

 

それだけで、服越しだというのにも関わらず、柔らかい感触を感じる。

 

それを感じた途端、俺の中で何かが崩れ落ちた気がした。

 

俺はそのまま、彼女の上に覆い被さり、そして唇を奪う。



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サリー(ピーチボーイリバーサイド)転※

口の中で交わる舌の感触、手の平から感じる乳房の柔らかさ。どれもが、今まで感じたことのない感覚で、頭がおかしくなりそうになる。

 

「んんっ」

 

キスをしながらも、彼女は小さく喘ぐ。

 

その反応を見て、俺はもっと彼女を気持ちよくさせてやりたいという感情に支配されていく。

 

「あっ、そこはだめぇ」

 

服を捲り上げ、直接触れる。

 

すると、そこには桃色の突起が姿を見せた。

 

「おい、ここが弱いのか?」

 

そう言いながら、俺は指先で転がし始める。

 

「あぁ、そこぉ、いいっ」

 

刺激を与える度に、身体がビクビク震えている。

 

その姿が妙に艶かしくて、興奮してくる。

 

同時に、俺は無意識のうちに彼女の下半身に手を伸ばす。

 

ズボンを脱がせ、下着の中に手を突っ込むと、湿った感触を感じた。

 

俺は、ゆっくりと割れ目に沿って撫で上げる。

 

やがて、ある一点に触れたとき、サリーはひときわ大きく身体を震わせた。

 

俺は、その部分を集中的に責め始めた。

 

最初は、優しくなぞるようにして、それから徐々に強く擦っていく。

 

その度に、彼女は大きく体を仰け反らせ、口からは甘い声が漏れてくる。

 

だが、それでもまだ足りない。

 

俺は今度は手の平にある服越しで感じる彼女の胸に集中する。俺は、両手を使って、その二つの果実を捏ねくり回し始めた。

 

まずは、片方を激しく弄び、もう片方を軽く摘んで引っ張ったり、潰したりしていく。

 

すると、先程までの反応とは違う、明らかに快楽を含んだ声を上げ始める。

 

それを確認してから、さらに両方の動きを同時に行う。

 

「だ、め……もう……いっちゃう」

 

そう言いながら、サリーは身を捩らせる。

 

限界が近いのだろう。

 

しかし、俺はまだ止めるつもりはない。

 

むしろ、これからが本番なのだ。

 

俺は一旦手を止めて、今度は上着を剥ぎ取り、露わになった上半身にしゃぶりつく。

 

「や、やめて……」

 

弱々しく抵抗を見せるが、構わず俺はその行為を続ける。

 

まずは、ピンクの蕾を口に含み、舌の上で転がす。

 

続いては、空いた手でもう片方の蕾をつまみ、捻りあげる。

 

「あぁっ」

 

再び絶頂を迎えたようだ。

 

俺は一度手を止めると、今度は彼女の足を開き、その間に顔を寄せる。

 

「あ、駄目よ、そんな所舐めちゃ」

 

何をされるのか理解したのか、必死に抵抗を始めるが、俺はかまわず続ける。

 

「んくぅ」

 

しばらく続けていると、彼女の体が再び痙攣を起こす。どうやら、また達してしまったらしい。

 

「お願い、これ以上されたら私……」

 

そう言って懇願するサリーを無視して、俺は更に攻め立てる。

 

もはや抵抗もできないようで、ただひたすらに喘いでいる。

 

「そろそろいいか」

 

俺は、自分のズボンを脱ぎ捨てると、そのまま彼女の秘部に自身を宛てがう。

 

「え、待ってそれは無理だよ」

 

どうやら、彼女は自分が今からされることを理解したらしい。

 

「大丈夫、ちゃんとほぐしてあるし、それに初めてじゃないんだろ?」

 

そう言うと、彼女は力なく首を縦に振る。

 

「じゃあ、行くぞ」

 

そして、俺は腰を前に突き出して彼女の中に挿入していった。

 

「あぁぁっ」

 

中に入った瞬間、サリーは大きく身体を仰け反らせて、声を上げる。膣内は狭く、締め付けが強い。

 

俺は少しずつ奥へと進んでいき、やがて根元まで全部入ったのを確認すると、そこで一息ついた。

 

「凄いな、こんなにキツかったのは初めてかもしれないな」

 

俺の言葉を聞いているのかいないのか、彼女は肩で荒い呼吸をしている。少しやりすぎたかな?

 

「動くぞ」

 

そう言って、ゆっくりと動かしていく。最初は痛みがあるかと思ったが、サリーの反応を見る限り、あまり問題なさそうだ。

 

「あっ、んっ、んっ」

 

一定のリズムで、腰を打ち付ける。

 

「んんっ、んっ」

 

段々と慣れてきたのか、声にも余裕が出てきていた。

 

「あっ、あっ、あっ」

 

リズミカルに打ち付けられる度に、彼女からは喘ぐ声が聞こえてくる。「気持ちいいかい?」

 

「うん、いいよ、すごく」

 

その言葉を聞くと、俺は一気にペースを上げた。

 

「あぁっ、激しっ、ダメっ、壊れちゃう」

 

そう言いながらも、彼女はしっかりと感じてくれているようだった。俺は、ラストスパートをかけるべく、更に速度を上げて突き上げていった。

 

やがて、限界を迎えそうになった俺は、一度動きを止める。

 

すると、サリーの方からも、俺の動きに合わせて腰を動かしてきた。

 

まるで、自分から求めるように。

 

それを見て、俺は思わず笑ってしまう。

 

(これは本当にあのお姫様なのか?)

 

そう思うほど、今の彼女の姿は艶っぽく、妖しい魅力を放っていたのだ。

 

「そろそろイきそうなんだけど、お前も一緒にいくかい?」

 

「えぇ、勿論よっ」

 

その返事を聞き、俺は再度ピストン運動を開始した。

 

「あぁ、もう、イクッ、イッちゃう!!」

 

彼女が絶頂を迎えると同時に、俺は自らの欲望を解き放った。

 

肉棒から放たれた精液は、そのまま子宮の中へ注がれていき、サリーの胎内を満たしていく。

 

「んんっ」

それと同時に、彼女の方も軽く達したらしく、体をビクビクと震わせていた。

 

しばらくして、ようやく出し終えた俺は、彼女を寝かせる。

 

「さて」

 

行為を終え、疲れ切ったのか、彼女は再び深く寝ていた。

 

同時に襲い掛かってくるだろう鬼に向けて、如意棒を投げる。

 

「悪いがこっちは眠いんだ。

さっさと終わらせるぞ」



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サリー(ピーチボーイリバーサイド)結

「あなたはなんでサリーさんと一緒に行動しているんですか?」

 

それは旅を出て、しばらく経った頃だった。

 

偶然の再会という訳か、その時、偶然ミコトと再開し、そんな話をしてきた。

 

サリー達は今は少し離れた場所にいる。

 

本当ならば、サリーを連れてくるべきだが、なんだか無性に会わせたくない。

 

「なんだ、いきなり?」

 

「いえ、単なる興味ですよ。

僕も鬼を殺す為にこちらに来ましたけど、あなたは違う気がしたので」

 

「別に俺は魔物を全員殺すとか、そんな面倒な事はしない。

ただ、気ままに旅をしていたら、偶然あいつの国で助けて貰って、その恩で旅をしているだけだから」

 

「そうなんですか?」

 

「ああ。

お前だってそうだろ? この国で何かあったのか?」

 

「いえ、僕は本当に鬼を殺したくて来たんですよ。

あなたはどうなんですか、斉天大聖孫悟空さん」

 

それを聞いた瞬間、俺は如意棒を構える。

 

「ふぅん、俺の名前をそこまで知っているんだ、桃太郎」

 

「ええ、一応調べた事があったものですから」

 

そう言うと桃太郎は少し悲しげに微笑む。

 

「ここからずっと東から三蔵法師という人は天竺という場所に旅をした。

その道中でお供を務めたのが3体の亜人であり、その中でも最強の存在だと聞いていますよ」

 

どこか懐かしいような笑みだと思った。

 

それから二人は沈黙した。

 

「馬鹿猿!どこにいるのよ!!」

 

俺達が話している間に遠くからサリーを呼ぶ声が聞こえた。

 

「俺はもう行く。

お前はどうする」

 

「僕は遠慮しておきますよ」

 

そう言ってミコトは去って行った。

 

そしてその後、サリーは怒りながらやってきた。

 

「あー!!やっと見つけたわ、バカ猿!」

 

「うっせぇぞ、クソガキ!何度言ったらわかるんだよ!?」

 

「うるさいじゃないわよ!あんたが勝手にどっかに行くから探しに来たんでしょ!?」

 

「知るかボケ!お前らが遅いからだろ!」

 

「なによ!私がどれだけ心配したと思ってるのよ!」

 

「知るか!テメェの都合なんか知るかよ!」

 

「それはっ考えるでしょ!

だって、あなたは、その」

 

そこまで言うと、顔を赤くさせながら背ける。

 

それに釣られるように、俺もまた視線を外してしまう。

 

あの夜以来、俺達は行為を行っていない。

 

それは鬼との戦いの激化と言う事もそうだが、多くの仲間と一緒に旅をするようになった結果でもある。

 

以前と変わらない関係であるのは変わりない。

 

ただ、少し変わった事と言ったら

 

「まったく、こんな事、500年生きていても、なかったのにな」

 

俺はどうしようもなく、こいつの事が気になって仕方ないようだ。」



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サーヤ(翠星のガルガンティア)起

「あぁ、またこんな所にいた」

 

そう言いながら、作業をしている俺の後ろから声をかけてきた奴に振り向く。

 

そこには仕事を終えてか、何時ものように弁当を持って来てくれた幼馴染みであるサーヤがいた事に気がつく。

 

「別に、仕事がない時は何をしても良いだろ?」

 

「まぁ、君がそう言うならば別に良いけど」

 

そう言いながら、サーヤは何時ものように俺が作業をしているのを後ろから眺める。

 

「それにしても、何時も思うけど、それって何なの?」

 

「さぁな、俺にも分からない。

皆が使っているユンボロとは少し違うようだけど、どうにか似たパーツがあるからな」

 

そう言いながら、俺は目の前にあるユンボロ擬きを見ながら呟く。

 

数年前、ピニオンの仕事の手伝いを行っている時に偶然見つけた謎の存在であった。

 

既に頭部と胴体以外は破壊されており、無事な部分はコアユニットと思われる部分だけで以外で、頭部も胴体も何時壊れても可笑しくない状態だった。

 

それを見たピニオンはガラクタと判断したが、俺はなぜかそれが気になって仕方なかった為、ピニオンから買い取って、今もこうして修理を行っている。

 

そのおかげなのか、どうにか胴体と頭部の修理も完了し、腕や足のパーツなども修理する際に出たユンボロのジャンクパーツを組み合わせて、どうにか形だけだが修理する事ができた。

 

あとはできる事と言えば、この機体の中にあるコックピットだが、そこには俺がこれまで知らない謎の言語があり、何をどうすれば良いのか分からない。

 

その為、今現在行っているのは、少しでも何か分かる事がないか、この機体の中を調べる作業を行っていた。

 

「本当に君は不思議な人だね。

そんな物を直して一体何になるんだい? それに君が作った物でもないんでしょ?」

 

「そうだな……でも、これは俺にとって大切な物のような気がするんだよ」

 

ここまで俺を夢中にさせるのはここまでなかったから。

 

「むぅ」

 

「んっ? どうかしたか?」

 

俺がその一言を言うと、サーヤは何か不満そうな表情を浮かべている事に気づく。

 

「なんだか、そこまで言っていて、全然気づいてくれないのが嫌だと思って」

 

「えっと、どういう意味だ?」

 

サーヤの言葉の意味が良く分からず、思わず聞き返す。

 

すると彼女は顔を赤くしながらこちらを振り向き、そのまま俺の顔を見つめてくる。

 

「鈍感な君にはこれぐらいしないと分からないのかな?」

 

その言葉と共に俺の近くまで迫る。

 

これまでこのロボットの中に座っていた為、コックピットシートに座っており、正面から来ているサーヤから逃れる事なく、そのまま彼女が壁ドンしてくるような状況になっていた。

 

彼女の顔が近く、息遣いすら聞こえてきそうで、俺はただ呆然と彼女を見つめる事しかできなかった。

 

「私はずっと昔から君の事を見ているのに……君は私の気持ちに気づいてくれないんだね」

 

そう言いながら、サーヤはそのままさらに近づいてくる。

 

「どういう意味なんだ?」

 

やっと口から出た言葉はそれだった。

 

しかし、サーヤはその答えを口にする事はなかった。

 

その代わりに、彼女は自分の唇を俺の唇に当ててきた。

 

それは一瞬の事だったが、それでも十分過ぎる程の出来事であった。

 

そして、ゆっくりと唇を離すと、頬を真っ赤にして、恥ずかしそうにしている彼女と目が合う。

 

「これが私からの返事だよ……」



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サーヤ(翠星のガルガンティア)承※

一言、その一言をサーヤが呟くと共に再びキスをしてくる。

 

普段から俺が作業をしている事もあってか、多少の動作を見ていたサーヤはそのままドアを閉め、狭いコックピットの中で密着してくる。

 

その後の行動は早く、俺の首の後ろに手を回してきた後、抱きついてきてそのまま押さえ込まれる。

 

人が一人なんとか入れる程度の狭いコックピットの中で、身動きを取る事ができず、普段は機械いじりばかりしかしていない俺と、メッセンジャーとして運動しているサーヤとでは力の差は大きく、押さえ込まれるのは仕方ない事だ。

 

そうしている間にも、密着している事で彼女の豊満な胸が押し付けられており、俺はただされるがままの状態になってしまう。

 

「んっ……ちゅ……はぁはぁ」

 

「ふぁっ……あっ……はぁはぁ」

 

何度も何度もサーヤは俺とキスをしてきていた。

 

最初は驚いていたものの、今では抵抗も何もできない状態で、ただ彼女にされるままにされていた。

 

「はぁはぁ……ねぇ、お願いがあるんだけど」

 

「な、なんですか?」

 

もう、呂律も上手く回らない状態になっている。

 

「このまま……ここでしても良いかな?」

 

そう言いながら、彼女は下半身の方に動かし、俺の股間に手を伸ばして触れようとする。

 

「それはっ」

 

「なんで?

君のはもぅ、こんなに大きくなっているのに」

 

そう言いながら、彼女はゆっくりと俺のズボンのジッパーを開き、中から肉棒をはみ出させる。

 

既に興奮しきっているのか、それとも先程の行為のせいなのか、彼女の言うように大きく膨れ上がっており、先端からは我慢汁も垂れ始めている。

 

「良いよね? だって、ここまで我慢しているんだから」

 

その言葉と共にサーヤはそのまま俺の頭を自身の胸に埋め、ゆっくりと肉棒に振れ、上下に動き始める。

 

普段から豊満だと思っていた彼女の胸が、俺を包み込み、柔らかい感触が伝わってくる。

 

それだけでも頭がクラクラしてしまいそうになるが、それ以上に目の前にある乳首が目に入り、無意識のうちに吸い付いてしまう。

 

「あんっ! はぁはぁ……良いよぉ……もっと吸ってぇ」

 

そう言いながらも、サーヤは肉棒に触れながら、時折指先で亀頭部分を弄ってくる。

 

自分でする時とは違う、他人の手によって行われる刺激というのは、自分でするよりも何倍もの快楽が襲ってきている。

 

「はぁはぁ……凄い……君のここ、ビクビク動いている」

 

その言葉と共に、彼女は一度手を離し、今度は俺の肉棒を優しく握りしめた後、ゆっくりと前後に動かし始めた。

 

「はぁはぁはぁはぁ、どう? 気持ちいい?」

 

彼女の問いかけに対して、俺はただ無言のまま首を縦に振る事しかできなかった。

 

しかし、彼女はそれで満足してくれたようで、嬉しそうな笑みを浮かべると、そのまま一気に速度を上げて激しく扱き始めてくる。

 

「ああああっ!」

 

その瞬間、俺の身体は仰け反るように痙攣を始めてしまう。

 

「うわっ!?︎ ちょ、ちょっと待ってくれっ!!︎ サーヤさん、ストップ!!」

 

あまりの事に、サーヤの手を止めようと腕を掴むが、彼女は気にする素振りもなく、そのまま扱いていく。

 

その度に、俺の口からは喘ぎ声が漏れてしまい、段々と力が抜けていき、気づけばサーヤの腕を掴み続ける事ができなくなっていた。

 

「はぁはぁはぁ、駄目だよ……まだ出してもらっていないんだから」

 

そう言いながら、サーヤは止めることなくさらに速度を上げてくる。

 

「そんなっ、無理だからっ! やめてくれーーっ!!!」

 

そのまま、俺はサーヤの手によって果ててしまった。

 

「あああっ、でるっでてるぅぅぅ」

 

「きゃっ」

 

勢いよく出た精液はそのままサーヤの手に掛かり、彼女の手だけでなく顔にまでかかってしまった。

 

「すごい量……それに匂いも……」

 

その言葉と共に顔と手にある精液をゆっくりと舐めていく。その光景を見ているだけで、また俺の肉棒は大きくなり始めていた。



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サーヤ(翠星のガルガンティア)転結※

「まだまだ元気みたいね。じゃあ次はこっちで」

 

そう言いながら、彼女はコックピットシートに座っている俺の肉棒に自身の秘部を擦りつける。

 

既にメッセンジャーとしての仕事を行っていたのか、汗で濡れており、何度か往復しただけで挿入できそうだ。

 

「はぁはぁ、良いよね? もう入れちゃうよ」

 

そう言いながら、サーヤはゆっくりと腰を落としてきた。

 

「んっ……くぅっ……やっぱり大きい……んっ」

 

少し苦しそうにしているサーヤだが、俺はそれよりも初めて女性の膣内に入った事で、思わず力んでしまい、締め付けが強くなってしまう。

 

「んあっ……ダメっ動かないでぇ」

 

そう言われても動く事はできず、むしろ余計に力を込めてしまっている。しかし、それも長く続くはずはなく、すぐに限界がきてしまう。

 

それを察していたかのように、サーヤは俺の首の後ろに手を回し、抱きつくような姿勢になると同時に唇を重ねてくる。

 

そして――

 

パンッ と乾いた音が鳴り響く。

 

肉付きの良い彼女の尻肉が俺の上に乗っかっており、俺の肉棒は彼女の子宮口を貫いていた。

 

「んっあああっっっっっ!!!」

 

突然の衝撃に驚いたのか、彼女は大きな声で叫びながら俺の肉棒を強く締め付ける。

 

「あぁ、良いよっもっとっもっとっ」

 

俺の肉棒が奥まで入っているにも関わらず、彼女は腰を動かし始める。

 

騎乗位の為か、彼女の体重も加わり、今までにないくらい肉棒が深く突き刺さっている。

 

しかし、それでも尚、彼女の動きは止まらない。

 

肉棒が抜けるギリギリの所まで引き抜き、一気に最深部へと叩きつけてくる。

 

その度に、俺の肉棒は強く締め付けられ、亀頭部分が彼女の子宮口にキスをしている。

 

「ああっ気持ちいいっ! ねぇ、君も気持ちいい?」

 

彼女の問いかけに答える余裕などなく、ただ、されるがままにされている。

 

「はぁはぁ、そろそろ私にもさせてねっ」

 

そう言うとサーヤは腰の動きを緩める事無く、俺を強く抱き締める。

 

彼女の胸によって、窒息しそうになるが、それどころではなく、先程よりも密着度が増したせいなのか、より深く肉棒が突き刺さっていく。

 

それと同時に、彼女が激しく動き出した事により、肉棒を包み込んでいる彼女の蜜壺からは愛液が大量に溢れ出してきており、潤滑油の役割を十分に果たしていた。

 

それにより、俺の肉棒は今までに感じた事のない快感を感じ取っていた。

 

「はぁはぁ、どう? 気持ちいい?」

 

彼女の問いかけに俺はただただ首を縦に振る事しかできない。

 

「ふふっ、良かった。でも、私は全然良くなっていないから、もう少し頑張ってね」

 

そう言いながら、彼女は腰を振る速度を上げてくる。

 

その度に、俺の身体は痙攣し、絶頂を迎えようとしていた。

 

「ああっイクっイっちゃうっ!」

 

その言葉と共に、俺の肉棒は彼女の中で爆ぜてしまった。

 

「ああーーーーっ!!」

 

同時に、彼女も絶頂を迎えたようで、俺を抱き寄せながらビクビクと震えている。

 

「もぅ、またそれをいじっている」

 

あの行為から一ヶ月後。

 

俺は再び機械いじりを行っていた。

 

「別に、もう日課になったし。

それにあれを見たら、余計に興味が湧いたからな」

 

「興味って、もしかしてあの子が乗っていた奴?」

 

1週間前に発見された謎の機体、そしてそこから出てきた少年。

 

彼らから教えられた事は宇宙から来た事。

 

そして、俺が治し続けたのは、どうやら少年が乗っていた機体であるチェインバー。

 

それの始祖というべき機体だと分かった。

 

そこから、これまで分からなかったこの機体のデータを教えてくれて、さらに効率が上がっていく。

 

「むぅ、なんだか、またそれに奪われたような気がするなぁ」

 

「どうかしたか?」

 

後ろから何か呟いたが、よく聞こえない。

 

「これは、もぅ一回しないと駄目なのかなぁ?」



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東雲初穂(新サクラ大戦)起

「まさか、お前が遊びに来たか」

 

そう言いながら、ドアに入ってくる人物を出迎えた少女の名は東雲初穂。

 

帝都に代々続く東雲神社の看板娘であり、現在は帝国華撃団の一員でもある。

そんな彼女が笑顔で出迎えたのは一人の少年だった。

 

10にも満たないだろう年頃であり、気弱で揉めごとが嫌いで、身体能力も高いとは言えず、体力に乏しい上喧嘩も弱い。

 

そんな彼と初穂は簡単に言うと親戚同士であり、まるで仲の良い姉弟のような関係だった。

 

「にしても、お前がこっちに来るなんて、珍しいな?

どうしたんだ、急にって」

 

久し振りの再会という事で疑問に思っていた初穂に対して、少年が行ったのは急に近づき、胸を触った事だ。

 

「まったく、お前がこんな風にするとはな」

 

そう言いながら、初穂は目の前にいる少年が行っている行為に対して、呆れたように呟く。

 

少年が行っている行為、それは初穂の胸に触れる事だった。

 

昔から弟のように可愛がっていた少年の突然の行為に驚きを隠せずにいたが、呆れるように見つめている。

 

「そんなにおっぱいに触れっ」

 

すぐに止めるように手を伸ばそうとしたが、少年の手の動きが急に変わった。

 

さらしの上からただ手を触れるだけだったはずの指は、より正確に初穂の感度が高い部分に触れてきたのだ。

 

「あっ……!」

 

思わず声を上げてしまう初穂だったが、慌てて口を押さえる。

 

だが、すでに遅かった。

 

「どうかした?」

 

ニヤリと笑いながら、少年が尋ねる。

 

「何でもねぇよ! てめぇこそ、手が震えてるぜ? 緊張してんじゃねーのか?」

 

平然を取り繕いながら初穂が言う。

 

「まさか」

 

しかし、その言葉とは裏腹に少年の指先は小刻みに震えており、明らかに動揺している様子が見て取れた。

 

そんな彼女の様子を見ると共に、さらにその指先の動きは大胆になり始めた。

 

「ん……んふぅ……や、やめろって!!」

 

触れ続ける少年をすぐに止めようと、手を出そうとしたが、その言葉は途中で止まってしまう。

 

それは一瞬、少年が詰め寄った事によって、初穂の目の前には少年が迫っており、そのままキスをされたからだ。

 

初めての体験に、初穂の顔は真っ赤に染まり上がる。

 

さらに舌まで入れられてしまい、完全にパニック状態に陥っていた。

 

しばらくして唇を離すと、少年は満足そうな表情を浮かべていた。

 

対する初穂は、息切れしながら顔を赤く染め上げ、その場に座り込んでしまう。

 

少年はすぐに初穂の前にしゃがみ込むと、彼女の耳元でささやくように言った。

 

「とっても気持ち良かったよ、姉ちゃん」

 

「っ!!」

 

普段では絶対に聞くことがないような優しい口調に、初穂は完全に硬直してしまう。

 

「それじゃ、もう帰るね」

 

少年は、そのまま姿を消え、部屋には彼女一人だけになっていた。

 



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東雲初穂(新サクラ大戦)承※

数日後、初穂は自身の身体の疼きに対して、苛立ちを覚えていた。

 

あの日以来、収まる事のない疼きは止まらず、仕事を行っている最中にもミスしそうになる。

 

夜には自慰行為を何度も行うが、なぜか少年と行為を行った時のような満足感はなく、ただただ疼きが強くなるだけだった。

 

「あれから、あいつは来ないし、本当にどうなっているんだ、私は」

 

そんな日々が続く中、彼女はついに我慢できなくなり、帝都にある彼の家へと向かった。

 

「あれ、姉ちゃん、どうしたの?」

 

そこには、何時ものように勉強をしている少年がおり、初穂が来た事に嬉しそうに笑みを浮かべていた。

 

「何って、その」

 

「?」

 

顔を赤くさせながら、どう言えば良いのか分からず、初穂は顔を赤くさせながら、眼を背ける。

 

「とりあえず、家にあがってよ!

母さん達は買い物でしばらく帰ってこないけど、お茶はあるから」

 

そう、これまで通りの言葉と共に歩き出す少年。

 

それに多少の苛立ちを覚えた初穂は

 

「分かって、やっているんだろ。

私がなんで、ここに来たのか」

 

「えっ?」

 

未だに呆けている少年に対して、我慢ができなくなり、初穂はそのまま少年を抱き抱えた。

何が起きているのか、未だに分からない少年に対して、初穂はそのまま彼を部屋にある布団に寝かせた。

 

「ねっ姉ちゃん」

 

「この前のお前ので、もぅこっちは疼きが止まらないんだよ。

だから、今度は私が、襲わせて貰うぞ」

 

初穂はそう言うと、服を脱ぎ捨てた。

 

その姿を見た少年は、ゴクリと唾を飲み込み、ゆっくりと近づく。

 

初穂の身体は女性としての魅力に溢れており、胸は大きく、腰はくびれ、尻は張りがあり、太腿はムチっとしていた。

 

少年にとって、これほどまでに美しい女性は見た事がなく、興奮しないはずがなかった。

 

「ほら、舐めていいぜ」

 

初穂は、少年の頭を掴むと、そのまま自身の股間に近づける。

 

少年は、恐る恐る舌を出しながら、彼女の割れ目をなぞるようにして動かしていく。

 

すると、徐々にではあるが、彼女の秘部から愛液が流れ出し始め、それと同時に彼女の呼吸も荒くなっていった。

 

「もっと奥まで舐めるんだ!」

 

初穂は、少年の頭を掴んでいる手に力を加え、さらに押し付ける。

 

少年の口の中は、すでに彼女の分泌物で満たされており、口の中に入ってくる匂いと味が、少年の性欲をさらに刺激していった。

 

少年の両手は、自然と自分の下半身へと向かい、ズボン越しに膨れ上がったペニスを触り始める。

 

その行動に気づいた初穂は、ニヤリと笑い、少年のズボンに手をかける。

 

「私ばっかりじゃなくて、そろそろお前も気持ちよくさせてやるよ」

 

そう言いながら、少年のズボンを下ろした。

 

すると、勢い良く少年の男性器が飛び出て来た。

 

その大きさは、初穂よりも大きく、まだ勃起していないにも関わらず、かなりのサイズだった。

 

「おいおい、こんなに大きくして、そんなに私のが欲しいのか?」

 

少年は、何も言わずにただコクンとうなずくと、初穂は満足そうな表情を浮かべ、再び少年の頭を股間に押し付けた。

 

「それなら、さっきみたいにしっかりと奉仕しろよ」

 

少年は、言われた通りに彼女の割れ目に舌を這わせたり、吸い付いたりする。

 

「んっ……あっ……そう、そこだ」

 

初穂の声が次第に大きくなり、同時に彼女も感じ始めていた。

 

少年の舌使いによって、彼女の膣内からはさらに大量の愛液が出てきており、それを少年は飲み干していく。

 

(すげぇ、これが大人の女の人の味なんだ)

 

少年は、今までに無いほどの快感に溺れていた。

 

「あぁ、良いよ。

すごく気持ち良いぜ」

 

初穂の言葉に、少年は嬉しくなり、そのまま夢中で舐め続ける。

 

そして、その時は訪れた。

 

「あんっ! もう、ダメ、イっちゃう!!」

 

初穂が絶頂を迎えた瞬間、少年の口に大量の潮を吹き出した。

 

「はぁ、はぁ…………」

 

初穂は、息を整えながら、少年の方を見る。

 

「次は、こっちでも、気持ちよくしてくれよ」

 

彼女は、少年の顔の上に跨がると、指を使って広げながら、少年に見せつけた。

 

「ほら、見えるか? 私のアソコが、ヒクついているのが」

 

少年は、無言のままうなずいた。

 

「そうかい、それじゃあ、今度はここに入れてくれよ」

 

初穂は、少年の肉棒を掴むと、そのまま自らの割れ目に当て、ゆっくりと挿入する。

 

「あぁ! 入って来る!! あぁあああーー!!!」

 

そして、最後まで入ったところで、少年は腰を動かし始めた。

 

「どうだい、お姉ちゃんとのセックスは?」

 

「気持ち、いいです。

こんなの初めて」

 

少年の言葉に、初穂は満面の笑みを浮かべた。

 

「そっか、それは良かった。私もだよ、お前みたいな可愛い弟が出来て、本当に嬉しいぜ」

 

初穂は、少年の頭を撫でながら、優しく語りかける。

「ほら、好きなだけ動いてもいいぞ。

その代わり、いっぱい中に出して、お姉ちゃんのことを妊娠させてくれるよな?」

 

少年は、コクッと首を縦に振ると、腰の動きを速めた。

 

それと同時に、少年の限界も近づいてくる。

 

初穂も、それに気づいたようで、少年の背中に腕を回した。

 

そして、二人はお互いを求め合うようにキスをした。

 

その直後、少年は限界を迎え、初穂の中に精を解き放った。

 

「んぅ~! あぁ……出てる、熱いのがたくさん……」

 

少年は、しばらくの間射精を続けた後、ようやく収まり、肉棒を引き抜いた。

 

すると、引き抜くと同時に、少年の精液も一緒に流れ出てきた。

 

「はぁ、はぁ……はは、すげえ量だな。

それだけ私に興奮してくれたってことかな?」

 

初穂は、まだ余韻に浸っているのか、時折体をピクつかせている。

 

「はは、そんな顔するなって、これからは姉弟仲良くやっていこうぜ。

そうだろ♪」

 

そう言うと、初穂は少年の頬に軽く口づけをする。

 

少年は、恥ずかしかったが、それでもうれしく思い、笑顔で初穂に応えた。

 



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東雲初穂(新サクラ大戦)転結※

「っっ!!」

 

その日、初穂は顔面を赤くさせていた。

 

それは先日の少年との行為に関してを思い出しての事だった。

 

少年と初めに行ったと思われた行為、それは彼女自身の夢であった。

 

しかも、降魔によって見せられた夢であり、自身の欲求だと言う事。

 

その事実を知らされたのは、少年との行為を行った次の日であり、彼女が少年を行った時には既にその降魔は倒されていた。

 

つまり、初穂は何も知らない少年を逆レイプした事になっている。

 

「今度から、どういう顔をして、会えば良いんだよ」

 

既に取り返しのつかない事は十分に理解している。

 

だからこそ、悩んでいる時、部屋に少年が訪れたのに気づく。

 

「姉ちゃん」

 

「あっ、いや、その、この前は「あの」っ」

 

どう言えば良いのか迷っている間にも、少年は真っ直ぐとこちらを見つめる。

 

「その、パイロットの姿の姉ちゃんと一緒にやりたい」

 

上目遣いで見つめてくる少年。

 

すぐに断るべきだ。

 

それが正しいはずだ。

 

だが、真っ直ぐと見つめられる視線に、初穂は

 

「あっあぁ、良いぜ」

 

断る事ができなかった。

 

ゆっくりと、普段着から、帝国を守る為の姿へと変わっていった。

 

それは肌にぴっちりと密着しているボディスーツである。

 

「ほら、これでいいか?」

 

羞恥心を隠しながら、少年に問いかけると、少年は目を輝かせる。

 

「うわぁ」

 

「あんまジロジロ見るんじゃねえよ」

 

少年の純粋な反応が、余計に初穂の羞恥心を煽った。

 

「まったく、ほら、こっちに来い」

 

初穂の一言に誘われるように、少年は彼女の前に立つ。

 

すると、初穂は少年を抱き寄せた。

 

「へぇ!?」

 

少年は何が起きたのか分からず戸惑うが、初穂は気にせず、そのままベッドに押し倒した。

 

「ほら、さっさとやるぞ」

 

「うっうん」

 

そして、二人は互いに唇を重ねた。

 

最初は、軽いキスから徐々に舌を絡めていき、互いの唾液を交換するような濃厚なものへと変わっていく。

 

「んちゅ、れろ……ぷはっ」

 

やがて、長い時間をかけ終えると、二人の間に銀色の橋がかかる。

 

「ふぅ」

 

息を整えながら、初穂は少年の上に跨り、彼の肉棒に手を添える。

 

「まったく、キスだけでこんなに大きくなって。

だったら、ここはどうなるかな」

 

その言葉と共に初穂は自身の胸の谷間に少年の肉棒を挟み込んだ。

 

ボディスーツの独特の感触と胸の柔らかさが合わさりながら、上下に動かされていく。

 

少年は、今まで感じたことのない快感に戸惑いながらも、必死に耐えていた。

 

しかし、初穂もそれを分かっており、あえて激しく動かし始める。

 

「くっ、はぁ」

 

少年は耐えきれずに声を出してしまう。

 

「はは、可愛いな。

じゃあ、次は、ここだ」

 

初穂は、少年の両足を持ち上げると、股間に顔を近づける。

 

「え、何、何をするの」

 

これから行われるであろう事に、不安を覚える少年だったが、初穂はかまわず行動に移る。

 

「んぅ、んんぅ」

 

少年は、自身の肉棒が何かに包まれるような感覚を覚えた。

 

それは温かくて柔らかく、それでいて程よい締め付けもあり、少年は気持ちよくなっていく。

 

「どうだ?私の中は」

 

「きっ、気持ちいい」

 

「そうか、ならもっと良くしてやるぜ」

 

そういうと、初穂はさらに動きを早めていく。

 

数日ぶりの行為であり、少年の我慢も限界を迎えようとしていた。

 

そして、ついにその時が来た時、初穂は腰の動きを止めて、口を大きく開け、その中に射精した。

 

どくっ!びゅくっ!! その瞬間に襲ってくる解放感と脱力感が少年を襲うと同時に、初穂は再び自身の胸に手を添えて上下に動かす。

 

「まだまだ出るだろ?」

 

少年は返事をする代わりに再び精液を発射した。

 

二度目の放出が終わると、今度は自身の秘所へと少年の顔を近づけさせる。

 

「ほら、お前の大好きな私のだ」少年は、目の前にある初穂の秘所に口を這わせ、溢れてくる愛液を吸い始めた。

 

「んっ、良い子だ」

 

少年は夢中で初穂の膣内を舐め続ける。

 

「ああ、良いぞ。

ほら、お待ちかねのものだ」

 

少年は、すぐに肉棒を挿入し、奥まで一気に貫いた。

 

「ぐっ!」

 

少年は痛みに耐えるように歯を食い縛るが、そんな事は関係なく、少年は激しく動いていく。

 

「あっ、はぁ、はぁ」

 

先ほどとは違った激しさに、少年も声を抑えられずにいた。

 

そして、少年が再び絶頂を迎えた時、初穂はようやく腰を上げる。

 

少年の肉棒は抜かれ、二人の性器から白い液体が流れ出た。

 

それから、二人は何度も体を重ね続け、夜が明けるまで続けた後、少年は疲れ果てたのか眠りについた。

 

「はぁ」

 

初穂は大きくため息をつく。

 

「なんでこうなったんだろうな」

 

その呟きは誰に向けられたものなのか。

 

それは彼女自身にしか分からないことだった。

 

だが、その中で少年の寝顔を見ると共に、彼女の中で一つの感情が芽生え始めていた。

 

「私、こいつの事……」



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2B(NieR:Automata)起

雪が降り積もり、全てが滅び去った。

 

崩壊したスーパーマーケットに妹と2人、身を隠していた少年がいた。

 

日に日に弱っていく妹。

 

襲いかかってくる怪物。

 

妹を守るために戦うが、力及ばず倒されてしまう。

 

「僕が…ヨナを…守るんだ…」

 

諦める事ができず、僕はゆっくりと、武器を手に取り、怪物と戦う為に立ち上がる。

 

だが、そんな僕の前に、光で視界を遮った。

 

何が起きたのか分からず、困惑している間にも、その存在が徐々に見えてくる。

 

今は見られないゴシックドレスを思わせる衣服を身に纏い、背中には巨大な日本刀を背負っていた。

 

一体、何者か分からない中で、彼女はゆっくりと僕を見つめる。

 

「君がニーアか」

 

「えっ、あぁ」

 

眼には目隠しをしているとしか思えないような黒い布で覆っているが、まるで見えているように、僕を見つめる。

 

「なるほど。

ならば、問題ないようだ」

 

その言葉と共に、彼女は背中にある日本刀を手に取り、ゆっくりと僕に近づく。

 

どのような状況なのか、分からず、困惑している間にも、日本刀は一閃、薙ぎ払った。

 

それと同時に、僕に襲い掛かろうとした怪物を切り裂いた光景だった。

 

「えっ」

 

「下がっていろ。

君と、君の妹は、私が守る」

 

それだけを言うと、彼女は再び歩き出す。

 

彼女の行動の意味も分からず、呆然としていた。

 

「何が起きているのか、分からないけど、今は」

 

呆然しながらも、僕はすぐに妹の元へと向かう。

 

しかし妹の咳は止まらず、体には謎の紋様が浮かび上がる。

 

その紋様は妹の体全体に現れ、まるで彼女を縛りつけているように見えた。

 

「助けてください、誰か!」

 

叫びながら、周囲を見渡す。

 

しかし、周囲には誰もいない。

 

このままでは妹を助けられないと思った瞬間、声が聞こえた。

 

「彼女の病を治す方法はある」

 

「っ」

 

それは先程、僕を助けてくれた女性だった。

 

「あなたは」

 

「私は2B。

ヨルハ二号B型、8000年以上先の未来から来たアンドロイド」

 

「アンドロイド」

 

聞いた事のない単語だったが、どうやら彼女が人間ではない事は理解できた。

 

「君の妹を助ける方法を教えよう」

 

「本当ですか?」

 

2Bと名乗った女性は静かにうなずく。

 

「彼女にかかっている病は、私の時代では既に治療法が分かっている。

だけど、その為には移動が必要だ。

だから君は私と一緒に来てほしい」

 

「分かりました。

お願いします」

 

僕は彼女についていく事にした。

 

「なんで、僕達を助けるんですか」

 

疑問に思い、思わず聞いてしまう。

 

「僕はただの一般人です。

なのにどうして」

 

「私の時代での人類は既に滅亡している。

その滅亡を防ぐ方法として、長年研究されていく中で、歴史の分岐点の一つとして、ここだと判明した」

 

そう言いながらも2Bさんは僕達の前を歩く。

 

「人類の生き残りがいるかもしれない。

そして、この時代でも既に治療方法があるなら、それを行う必要がある」

 

「……よくわかりませんが、とにかく僕は何をすればいいんですか」

 

「今は、君の妹が助かる事を考えて欲しい。

それが、人類を救う道に繋がるから」

 

結局、僕には何も分からなかった。

 

それでも、妹を救うために、僕は彼女の後をついて行った。



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2B(NieR:Automata)承※

あれから、数年の月日が経った。

 

2Bと共に旅をし、妹は無事に病気も治った。

 

彼女には感謝しても、しきれないと思っている。

 

「本当にありがとうございます」

 

僕は何度も頭を下げてお礼をする。

 

「気にする必要はない。

ただ、私の頼みを聞いてくれないか」

 

「なんでしょうか」

 

その言葉と共に2Bはゆっくりと息を吸いながら、言い始める。

 

「私に、君の精子をくれないか」

 

「精子?」

 

「そうだ。

私は君と子を作りたい」

 

いきなりの言葉に、頭が混乱してしまう。

 

一体どういう意味なのか、全く分からなかった。

 

「君の中には、未来を救う為に必要な力がある。

だからこそ、共に行為をして欲しい」

 

「えっと、つまり」

 

「セックスだ」

 

その言葉でようやく理解ができた。

 

確かに彼女は美人でスタイルもいいと思うが、流石に出会って数年の女性とそういう事をするのは躊躇ってしまう。

 

「それは、本当に必要な事なんですよね」

 

「勿論だ。

君の妹を助けた時と同じ方法で、君の妹を救える可能性がある」

 

「……」

 

「頼む」

 

真っ直ぐに見つめてくる彼女の瞳を見て、僕は決心した。

 

「分かりました」

 

「本当か」

 

2Bは嬉しそうな表情を浮かべる。

 

その顔はどこか子供っぽく見えた。

 

そんな彼女を見ていると、不思議と悪い気はしなかった。

 

その言葉と共に2Bはそのまま僕のズボンのチャックを開けると共に肉棒が露わになる。

それを彼女は見つめるとそのまま口に含む。

 

生暖かい感触と共に口の中で舌が動き回る。

 

生まれて初めて経験する快感に、思わず声が出てしまう。

 

その反応を楽しむかのように、さらに激しく動く。

 

「んっ、んちゅ、どうだろうか」

 

「気持ちよすぎて、もう」

 

そう言いながらも、ゆっくりと肉棒は膨らんでいく。

 

その肉棒に対して、細め頬を赤らめている2Bは、しかし鼻の下をこれでもかと伸ばし、口をすぼめてひたすらに吸っていく。

 

舌先で裏筋を刺激しつつ、強烈な吸引で僕のパンパンに膨れた亀頭とカリ首に唇を引っ掛ける。

 

その音と共に一気に精液が尿道を駆け上がってくる。

 

だが、それでも射精を一切させないように、彼女の手は根元を強く握りしめていた。

 

その痛みが逆に興奮を誘う。そしてついに限界を迎えた。

 

「あぁっ!」

 

「っ!?」

 

2Bの喉奥へと勢いよく大量の白濁液を流し込む。

 

それと同時に2Bは大きく目を見開きながら痙攣するが、それでもなお吸い上げ続ける。

 

やがて、長い吐精が終わると同時に、ゆっくりと口から引き抜く。

 

「ぷはあっ! ふぅ、凄い量だった。

それに濃さも申し分ない」

 

そう言いながらも、まるで美味しいものを飲み干すように、舌なめずりしながら口元を拭う。



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2B(NieR:Automata)転※

「すぐにここまで出るとはな」

 

その言葉と共に2Bは後ろ姿を見せながら、ゆっくりと秘部をこちらに見せつける。

 

黒いストッキングに包まれた尻を突き出し、スカートを捲くり上げると、そこには何も身に着けていない女性器がはっきりと見える。

 

その割れ目は愛撫によって濡れており、膣穴からは透明な液体が流れ出していた。

 

その光景に、再び下半身に熱が集まってくる。

 

「私のここに入れてみないか」

 

2Bの言葉と同時に、僕はゆっくりと彼女の秘部に向けて肉棒を挿入する。その瞬間、今まで感じたことの無いような感覚が襲ってくる。

 

「くっ、これは」

 

「ああ、入ってきた。

これが、君の」

 

その言葉を聞きながらも、僕は腰を動かし始める。

 

彼女の中はとても温かく、それでいて締め付けがとても強い。

 

一度出して萎えたはずの肉棒は、いつの間にか完全に復活しており、それどころか先程よりも大きくなっている。

 

彼女の方も、初めてのはずなのに痛がる様子はなく、むしろ自分から動いて僕を喜ばせようとしてくる。

 

その淫靡な姿に、僕は更に興奮し、腰の動きを加速させる。

 

「あんっ、いいぞ。

そこっそこっ」

 

そんな言葉と共に僕はそのまま2Bの胸を後ろから揉む。

 

その柔らかさと弾力のある乳房の感触に、僕は夢中で揉んでしまう。

 

その度に彼女の体は跳ね、喘ぎ声を上げていく。

 

その声を聞くたびに、僕の理性は消えていき、ただ目の前の女を孕ませる事しか考えられなくなっていく。

 

そして、限界を迎えようとした時、突然2Bは体を大きく震わせる。

 

「だめだ、イクッ!!」

 

2Bの言葉とほぼ同時に僕の肉棒が思いっきり締め付けられる。

 

その衝撃に、僕の我慢は決壊した。

 

「あぁっ」

 

「熱い、君のが」

 

先程まで出したばかりのはずの精液は、勢いよく彼女の子宮の中を満たしていった。

 

「ふぅ、こんなに出したのか」

 

そう言いながら彼女は自分の下腹部を優しくなでる。

 

その仕草は、まるで聖母のように慈しみがあった。

 

「これで、私達は繋がったんだ」

 

その言葉と共に僕はゆっくりと肉棒を彼女の秘部から抜き取る。すると、そこからは大量の白い精液が零れ落ちる。

 

そのあまりにもエロティックな光景に、僕の肉棒は再び元気を取り戻してしまう。

 

その様子を見つめていた2Bは妖艶に微笑む。

 

「まだ足りないようだな」

 

「えっ?」

 

「今度は、私が上になってやろう」

 

そう言うと、彼女はゆっくりと立ち上がり、そのまま僕を押し倒す。

 

2Bはゆっくりと腰を上げると、そのまま肉棒を手で掴み、自身の膣内へと導く。

 

「んっ」

 

そして、ゆっくりと僕の肉棒が挿入されていく。

 

その動きに合わせて、肉壁が絡みつき、絞り上げてくる。

 

その快感に、またも射精してしまいそうになる。

 

だが、それを察してか、2Bが両手でしっかりと僕の体を抱きしめてきた。

 

「大丈夫だから、好きなだけ出せ」

 

そう言いながら、ゆっくりと僕の耳元へ唇を寄せて囁いてくる。

 

その言葉と共に、一気に射精欲が高まってしまい、僕はそのまま彼女の中に精液を流し込んでしまった。

 

「あぁっ、きたぁっ」

 

その言葉と同時に、2Bは全身を思い切り痙攣させ、膣内の肉棒をこれでもかというほど締め付ける。

 

そのあまりの気持ちよさに、僕は何度も腰を打ち付けながら最後の一滴までも搾り取られてしまった。

 

そして、長い吐精が終わると同時に、ようやく射精が終わった。

 

それと同時に2Bはゆっくりと立ち上がる。

 

「ありがとう、ニーア」

 

その一言と共に、ゆっくりと、まるで霧のように消えていった。

 



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2B(NieR:Automata)結※

「2B」

 

あれから10年程の月日が経った。

 

あの時の崩壊が今では収まり、崩壊が始まる前と比べると文明は発展していない。

 

それでも、魔物に襲われる日々と比べれば、とても平和だった。

 

そんな世界の中で、僕は今日も畑仕事に勤しんでいた。

 

「もうすぐ終わりそうだな」

 

汗を拭いながら、今日のノルマである野菜の収穫を終える。

 

「ふぅ、後は帰るだけだ」

 

そう言って帰ろうとしたその時、背後から気配を感じる。

 

振り返り、見るとそこには

 

「2B」

 

「久しぶりだな、ニーア」

 

俺はその事に驚きを隠せずにいた。

 

「なんで」

 

「未来が変わった事を伝えに来た。

それに、成長した君を見たかったから」

 

そう言いながら、ゆっくりと近づいてくる。

 

その姿は以前と変わらない姿であり、俺だけが時が経ったような勘違いをしてしまう程。

 

だが、俺はそのままゆっくりと2Bに近づくと共に抱き抱える。

 

「私を抱き抱える程に成長しているとはな」

 

「当たり前だよ。

だって、10年間ずっとこの日の為に頑張って来たんだから」

 

そう言いながら、僕はゆっくりと彼女を抱く腕の力を強める。

 

「2B、好きだ」

 

「ああ、私もだ。

愛しい私のニーア」

 

その言葉と共に、僕たちはそのまま口づけをする。

 

それは、とても濃厚なキス。

 

舌を絡ませ、唾液を交換し、互いの呼吸を貪る。

 

そのまましばらく続けていると、2Bの体が震えているのに気が付く。

 

どうしたのかと思い、一度口を離すと、2Bは顔を真っ赤にして息が荒くなっていた。

 

そして、その股間を見ると、濡れそぼった秘所がヒクついていた。

 

その様子だけで、2Bが感じてくれていることが分かり、僕は嬉しくなって再び唇を奪う。

 

そのまま、2Bを抱えたまま近くの木に背中を預けるように座らせる。

 

「はぁはぁ」

 

「大丈夫?」

 

「はぁ、少し驚いただけだ。

それよりも、早く続きをしてくれないのか」

 

その言葉を聞き、僕はズボンを脱ぎ捨てる。

 

すると、既に準備万端になっていた肉棒を見て、2Bは笑みを浮かべる。

 

その表情があまりにもエロティックで、僕は思わず生唾を飲み込む。

 

僕はそのまま彼女の両足を掴むと、思いっきり広げた。

 

すると、2Bの秘部が完全に露わになる。

 

「凄い」

 

そこは、僕のモノを受け入れる為にひくつき、そこからは蜜のような液体が流れ出ていた。

 

「さあ、ニーア。

君の好きにしてくれ」

 

その言葉を合図に、僕はゆっくりと肉棒を彼女の膣内へと挿入していく。

 

肉棒がゆっくりと膣内に入っていくと、まるで待っていたかのように肉壁が絡みつき、締め付けてくる。

 

2Bは僕の首に手を回し、密着するように抱きつく。

 

僕はそれに応えるように、ゆっくりと腰を動かし始める。

 

最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げていく。

 

肉棒が出し入れされる度に、2Bの口から甘い声が漏れ出す。

 

その喘ぐ様がとても可愛らしくて、僕は更に興奮して激しく動く。

 

その動きに合わせて、2Bもより強く抱きしめてくる。

 

「ああっ、いいぞニーアっ!もっと動いてくれぇっ!」

 

そう言う2Bの声を聞いて、僕の理性は完全に飛んでしまった。

 

そのまま、2人の快楽を求めて腰を打ち付け続ける。

 

2Bの胸を揉みしだき、乳首を摘まむ。

 

それだけでも2Bは反応するのだが、僕は彼女の腰を掴んで、肉棒を奥深くまで打ち付ける。

 

「あぁっ、ニーアっ、ニーアっ!!」

 

その瞬間、膣内の締めつけが強くなり、2Bは絶頂を迎えた。

 

「うぅ」

 

その強烈な刺激に耐え切れず、僕もまた、2Bの中に射精してしまった。

 

だが、それでも2Bは腰を動かし続けていた。まるで、中に出してもまだ足りないという様に。

 

そして、そのまま何回も2Bの体を求め続けた。

 

「ん」

 

ゆっくりと、これまでの寂しさを埋めるように。

 



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宮下アキ(怪獣娘)起

怪獣娘。

 

人類が、怪獣との長い戦いの末に平和を獲得した時代。

 

地球では怪獣の魂を宿した少女たちが生まれていた。

 

さらに、怪獣とは違う人類と敵対する存在、シャドウが現れる。

 

だが、それらとは違い、僕はある悩みを持っている。

 

「いい加減、暴れないのか?」

 

そう僕に語りかける声。

 

ここ最近になって、僕に取り憑いた亡霊とも言える存在、ウルトラマンベリアルだ。

 

ベリアル自身、どうやら昔、怪獣と戦ってくれた光の巨人であるウルトラマン達と同じ種族らしい。

 

だが、ベリアル自身はそんな彼らのように人々を守る気などなく、現れるシャドウに対しては暴れる理由となる存在としか思っていないようだ。

 

「暴れると言っても、特に暴れる理由なんてないよ」

 

実際問題、この世界は平和そのもの。

 

確かにシャドウは問題はあるけど、それ以外は特に大きな問題はない。

 

そう思っていた。

 

警報が突然鳴り響き、人々が慌てふためく。

 

『緊急避難警報が発令されました! 住民の皆さまは直ちに指定の場所へ避難してください!』

 

「……え? なんで!?」

 

思わず叫んでしまう。

 

今までこんなことはなかったはずだ。

 

なのにどうして? すると僕の疑問に応えるかのように、目の前にシャドウが姿を現す。

 

それはまるで巨大な恐竜を思わせる存在であり、僕の目の前で雄叫びをあげていた。

 

「ほぅ、丁度良かったぜ。

行くぜ!!」

 

「はぁ、分かったよ」

 

その一言と共に、僕はゆっくりと手を前に翳す。

 

同時に僕の手元には武器が現れる。

 

形状はサーベルに近いが、サーベルの護拳に当たる部分がウルトラマンベリアルの顔が現れる。

 

僕の中にいるウルトラマンベリアルは現実で力を発揮できない。

 

だけど、武器としてならば力を使うことができる。

 

だから今、僕の手に現れたのはウルトラマンベリアル自身の力を再現した武器だ。

 

「さぁ、行くぜ!!」

 

同時に手元にあるウルトラマンベリアルの顔が開き、喋り出す。

 

それこそが彼の本体である証でもある。

 

そして僕は迫り来るシャドウに向けて駆け出し、そのまま手にしているウルトラマンベリアルを地面に突き立てる。

 

それと同時に赤黒い爪のような物が地面から伸び始め、シャドウを突き刺していく。

 

「ギィアァッ!?」

 

悲鳴をあげるシャドウ。

 

だが、それだけでは終わらない。

 

そのまま僕は地面に突き立てたウルトラマンベリアルを引き抜く。

 

引き抜いたと同時に今度はシャドウを切り刻んでいく。

 

「オラオラオラオラ!! どうしたぁっ!?」

 

言葉通り、目にも止まらぬ速さでシャドウを切り刻み続ける。

 

同時に僕の身体にも切り傷が出来ていく。

 

「ちぃ、やり過ぎちまったか……まあいい。

このまま一気に片付けるぞ!」

 

ベリアルの言葉に従い、そのままシャドウの胴体に蹴りを入れて吹き飛ばす。

 

蹴られたことで体勢が崩れたシャドウはそのまま建物に叩きつけられ、そのままシャドウの身体に剣を突き刺す。その一撃を受けた瞬間にシャドウは爆散する。

 

「ふぅ、すっきりしたぜぇ」

 

「こっちはそれどころじゃないよ。

まったく、すぐに逃げないとな」

 

僕はそのまま誰にも見つからないように家に帰る。

 



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宮下アキ(怪獣娘)承※

家に帰ると共に襲い掛かる衝動。

 

俺はそれを必死に堪えながら部屋に戻る。

 

「くそったれが……またかよ……」

 

頭を押さえてベッドの上で悶える。

 

ウルトラマンベリアルの力は確かに強力だ。

 

だけど、その代償として、様々な欲望が沸き起こる。

 

その欲望を抑え込むようにベットへ潜り込み、ひたすら耐え忍ぶ。

 

しばらくすれば治まるはずなのだ。

 

そう思っていると

 

「ねぇ、大丈夫?」

 

寝込んでいた俺に尋ねてきたのは、幼馴染みの宮下アキだった。

 

「いや、アキ!

今は駄目だっ!!」

 

「駄目って、何が?」

 

きょとんとした顔で尋ねるアキ。

 

「えっと、何か具合が悪いようだけど、大丈夫なの?」

 

「いや、大丈夫だけど、今は」

 

「それは、どういう?」

 

不思議そうな顔をして首を傾げるアキ。

 

それは、僕自身も我慢の限界だった。

 

「ごめん、アキっ」

 

「えっ?」

 

ベットに近づいてきたアキの手を掴み、そのままベットへと押し倒す。

 

一房に結わえて垂らした茶色の髪はベットの上で広がり、困惑するような表情を浮かべる。

 

「ちょ、ちょっと、本当にどうしちゃったの!?」

 

「……」

 

僕は無言のまま、アキの首筋に口づけをする。

 

顔を赤くさせながら、困惑するアキを無視するように、ゆっくりと身体に触れていく。

 

やや大きめのサイズのセーターという事もあってか、服の中に手を入れる事は簡単で、そのまま服の中にある彼女の胸に触れていく。

 

そこには幼い頃から見ていたから分かるが、程良い大きさの胸が収まっており、指先で軽く触れるだけでも柔らかさが伝わってくる。

 

「あっ、ん……あぁ……やめ……て」

 

弱々しく抵抗するが、そんなことは気にしない。

 

ただ自分の欲求を満たすために、彼女を求める。

 

そのまま唇を重ね、舌を絡ませ合う。

 

最初は戸惑いを見せていたアキも次第に受け入れていき、互いに求めあうようになる。

 

どれくらいの時間、こうしてキスをしていただろうか? 気付けば息が苦しくなったのか、互いの口を離すと、唾液が糸を引く。

 

「はぁはぁはぁ……もう、いきなりどうしちゃったのよ」

 

「はぁはぁ……ごめん。

今、自分の、コントロールができないんだ、だから」

 

「はぁっ、もぅ、仕方ないな」

 

呆れたような口調で言うが、どこか嬉しそうに笑う。

 

その笑顔は僕の知っているアキのもので、だからこそ僕は罪悪感を抱く。

 

だが、今の僕にはこの衝動を抑えることができない。

 

僕はそのままアキのスカートの中へ手を入れ、下着を脱がせる。

 

脱がせた瞬間に溢れ出す愛液。

 

それが意味するところを理解しているからこそ、僕の理性は更に崩壊していく。

そして、僕の方の準備は整った。

 

ゆっくりと彼女の中へと挿入していく。

 

初めての行為だからか、少しだけ痛みを感じているようだが、それでも彼女は笑みを絶やすことはない。

 

「いいよ、来て、ヒロ君」

 

その一言を聞いた途端、僕は一気に奥まで突き入れる。

 

「んっ、あっあぁ」

 

挿入された肉棒を感じてか、アキが声をあげる。

 

だが、それで終わりではない。

 

僕は本能的に腰を振り続け、何度もアキの子宮口に突き入れていく。

 

それと同時に、僕の方も限界を迎えようとしていた。

 

身体の奥底から沸き起こる衝動は、僕の意識を飲み込もうとしている。

 

「はぁ、はぁ……アキ、俺」

 

「うん、出して、私の中でいっぱい」

 

「くぅ……出るぞ」

 

「きて、一杯中にちょうだい!!」

 

「うぉおおおおっ!!」

 

「ああぁっ……熱いの、出てるぅ!!」

 

同時に果てた瞬間、アキは身体を大きく仰け反らせると同時に、膣内が激しく痙攣する。

 

その刺激に耐えきれず、僕もまたアキの中に精を解き放ってしまう。

 

同時に訪れた絶頂の余韻に浸っていく。



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宮下アキ(怪獣娘)転結※

「はぁはぁ、んっ」

 

先程まで行為を行っていた俺だったが、ふとアキの姿を見る。

 

それは先程まで学生服を身に纏っていたはずのアキだが、その姿は彼女自身に宿るアギラの力を身に纏った怪獣娘としての姿だった。

 

「えっ、なんで、この姿に」

 

突然の事で困惑しているアキだったが、俺はその姿に対して、興奮を抑える事はできなかった。

 

「アキ」

 

名前を呼ばれ、アキがこちらの方へ振り返ると、その顔は真っ赤になっていた。

 

まるで、俺の顔を見て恥ずかしそうにしている。

 

その表情を見ただけで、俺の肉棒は再び元気を取り戻してしまう。

 

それに気付いたアキは頬を染めたまま、俺の方を向く。

 

「あのさ、まだ足りないの?」

 

「すまん、でも」

 

「はぁっ、まったく仕方がないな」

 

アキは溜息をつくと、そのまま四つん這いになって、尻を突き出した。

 

「ほら、好きなようにしていいよ。

ただし、優しくね?」

 

それと共に自身の尻尾をのけながら言う。アキの言葉を聞き、そのまま再びアキの後ろへと回り込む。

 

そのままアキの背中に覆い被さり、両手で胸を掴む。

 

先程の行為で汗ばんでいたため、掴んだ手に張り付くような感触を覚えながらも、アキの胸に手を這わせていく。

 

だが、怪獣娘としての姿になった影響なのか、それは人間の肌とは違う感触だ。

 

ザラザラとしていながら、柔らかな感触が確かにある。

 

それは先程まで行っていた彼女との行為では決して得られない快感であり、それを味わうかのように、ゆっくりと揉んでいく。

 

すると、アキの口から甘い吐息が漏れ始める。

 

どうやら胸を弄られる事によって感じるらしい。

 

その事が分かった俺はそのまま指先で乳首を摘まむ。

 

軽くつままれただけだが、その瞬間、アキは大きく身体を震わせる。

 

だが、それだけでは終わらない。

 

今度は人差し指と親指を使い、左右から挟みこむようにしながら、クリクリと動かす。

 

それに合わせるようにアキは身体を小刻みに動かしながら、喘ぎ声を上げる。

 

「んっ、んん……あっ、んっ……」

 

感じているのか、彼女の太股には愛液が垂れ始めており、シーツに大きな染みを作っていた。

 

「アキ、気持ち良いか?」

 

「うん、すごく良い……もっとして」

 

その言葉に従い、アキの胸を責め続ける。

 

しばらく続けているとアキの身体が震えだし、限界が近いことを知らせてくる。

そんな彼女に俺は耳元で囁いた。

 

もう我慢できない。

 

「このまま最後までしたい」

 

そう伝えると、アキは顔を赤くさせながら、ゆっくりと振り返る。

 

その表情はどこか期待しているかのような目をしながら、小さく呟く。

 

「もぅしかたないなぁ」

 

そっと俺の手を取り、そのまま下半身へと導く。

 

触れた瞬間、アキの秘所からは大量の愛液が溢れ出している。

 

肉棒はそのままそっと彼女の秘部に宛がわれる。

 

そして―――

 

「んっ、あぁっ」

 

一気に奥まで突き入れた。

 

同時にアキが声をあげる。

 

だが、挿入しただけでは満足はできない。

 

アキの腰を掴み、一気に激しく突き入れる。

 

「ああぁっ、激しいぃ!! はげしすぎるよぉ!!」

 

突き入れられる度に、アキは大きな声で叫びだす。

 

だが、それで終わりではない。

 

俺はそのままアキの背後から抱きつくような形で密着する。すると、アキの身体が大きく跳ね上がる。

 

同時に膣内の締め付けが強くなった。

 

「もぅ駄目っ!!」

 

「アキの中、凄い締まってるぞ」

 

「だってぇ、こんなの初めてだからぁ!!」

 

「俺もだ、だから」

 

「一緒にイこう、ヒロ君!!」

 

同時に限界を迎える。

 

その瞬間、アキは全身を大きく仰け反らせると同時に、膣内が激しく痙攣する。

 

それと同時に、俺もまたアキの中に精を解き放った。

 

「はぁはぁ、んっ」

 

先程まで行為を行っていたためか、結合部から精液と混ざり合った愛液が溢れ出し、ベッドの上に大きな染みを作っていった。

 

しばらくの間、余韻に浸っていると、ふとアキが振り向いてキスをしてくる。

 

触れるだけの軽いものだった。

 

「お前の力の影響だって?」

 

「まぁ、そういう事になるな」

 

怪獣娘の姿になったアキとの行為後、俺は落ち着きと取り戻すと共にウルトラマンベリアルが話しかけてきた。

 

「そうだ。

俺の中にあるレイオニクスとしての能力がお前に伝わって、あの女に力を流したんだろうなぁ」

 

「あぁ、だから行為を行っている時に突然アキがアギラの姿に変わってしまったのか」

 

ウルトラマンベリアルの言葉に納得するように頷く。

 

そして、未だに寝ているアキを横にしながら、話を続ける。

 

「なぁ、それって、もしかして今後、力を使う度にアキが近くにいると」

 

「似たような事が起きるだろうなぁ」

 

そう言うと、ウルトラマンベリアルはアキの方を指差す。

 

そこには先ほどまでの変身時と同じように、光に包まれているアキがいた。

 

そして、先程までの怪獣娘としての姿から普段着に変わっている。

 

どうやら怪獣娘としての姿になる時は服が消えるようだ。

 

だが、先程の行為で疲れていたのか、それとも安心しきったのか、アキはぐっすりと眠っている。

 

それを見て、俺は溜息をつく。

 

「勘弁してくれよ。

これからアキと一緒に居るときは気をつけないと」

 

「まぁ、それがいいかもな。

なんなら、また今度するか?」

 

「冗談じゃない。

あんなの、ただ単にアキを襲ってるだけじゃないか」

 

「おいおい、そんな事は無いぜ? ちゃんと優しく抱いてやっただろ?」

 

ニヤリとした笑みを浮かべるウルトラマンベリアルに対し、俺は再度ため息をついた。

 

「まったく、何が優しいだか……」

 

そう言いながら、アキの方へ視線を向ける。

 

その姿はもう既に普通の人間の少女に戻っており、可愛らしい寝顔を見せながら眠っていた。

 

その姿を見て、改めて思う。

 

俺はこの少女を守ると。



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始祖ユミル(進撃の巨人)起

その少女との出会いは偶然に近かった。

 

転生した俺は、この世界の理不尽な構造に絶望しながら、その身に宿った巨人の力で、とにかく前へ前へと進んでいた。

 

途中に、光るムカデのような何かがいたが、すぐに殺した。

 

しかし、その戦いは俺に思った以上にダメージを受け、そのまま倒れ込み、そのまま眠っていた。

 

そんな俺の前に突如として現れたのが、今目の前にいる少女だったのだ。

 

既に何もかもどうでもよくなり、無気力だった俺にとって、少女がなぜ、この場にいたのか疑問だった。

 

しかし、少女は喋る事はできなかった。

 

それは、舌を抜かれていたからだ。

 

俺はゆっくりと、手の平の上で俺の存在を知らずに眠る少女の思考を読んだ。

 

少女の名はユミル。

 

年端もいかぬ彼女は親を殺され舌を引き抜かれ奴隷として強制労働に課せられていた。

 

ある日ユミルは豚の飼われている柵の入口を開けたまま放置し、その結果豚を逃してしまった。

 

その罪を問う初代フリッツ王に対し、他の奴隷達は迷うことなくユミルを指差す。

 

そして罰として王から自由という名の追放を言い渡され、野犬や同族達に追われて重傷を負いながら、ここで力尽きた。

 

それは、俺にとっては怒りを感じる事だが、その怒りのままそいつらを殺しても、きっとユミルという少女はただ悲しむだけだろう。

 

眠り続け、意識を失っている彼女に対して、俺は語るように話しかける。

 

「可愛そうなユミル。

 

今のお前はきっと様々な感情がなく、怒りを感じる自由もないだろう。

 

だから、君に僅かだが俺の力を分けよう。

 

これからの人生ではその力は幸福な人生になるのか、それとも不幸になるかは君次第だ。

 

しかし、もしも、君がどうしようもない憎しみを抱いた時、俺を呼ぶと良い。

 

俺がその憎しみを晴らそう。

 

だけど、その後は、君をこの闇の中で永遠に共にいて貰う」

 

それはどのような考えで実行したのか分からない。

 

それでも、俺は巨人の力の一部をゆっくりと彼女の中に注ぎ込んだ。

 

そうする事によって、彼女は巨人の力を手にする事ができ、舌を生え、喋る事ができるようになった。

 

一体何が起きたのか、困惑しかないユミル。

 

俺の姿を見ても、今は石像でしかない俺には、先程までの声の主だとはきっと思わないだろう。

 

そうして、ユミルは巨人の力を手にした。

 

そして、彼女はその以降、フリッツ王に言われるがままエルディアの領地を拡大し、否応なしに巨人の力を欲した王の妻とされ、三人の娘を産み、敵国マーレと戦う。

 

そしてある時、投降した敵が謁見した際、敵が隠し持っていた投げ槍から身を挺してフリッツ王を守って致命傷を負う。

 

しかし、フリッツ王の、その目は最期まで自分の事を奴隷としか見ていなかったことに気づく。

 

「っ」

 

ユミルはその瞬間、悲しみよりも憎しみに思考が支配された。

 

このような奴の為に、人生を費やしたのか。

 

このような奴の為に、命を賭けたのか。

 

このような奴のために……私は!

 

ユミルから流れ込んでくる怒りが、俺に伝わってくる。

 

「あぁ、どうか。

 

誰でも良いから、お願いします」

 

聞こえてくるユミルの声が俺の元に届く。

 

それはあの時の約束を結ぶように。

 

「私が永劫の闇の中に落ちても良い。

 

だから、どうか」

 

それと共にフリッツ王を睨み付ける。

 

「この男を地獄に堕として下さい」

 

 



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始祖ユミル(進撃の巨人)承

ユミルの死の間際に放った一言。

 

それが何を意味をするのか分からなかったフリッツ王だったが、次の瞬間、地面が大きく揺れた。

 

何が起きたのか分からず、困惑する中で、それは現れた。

 

白骨化したボディに鎧を纏ったようなで基盤が剥き出しになったような歪さがある。

 

胸のプロテクターは左胸にのみ存在し、周囲の突起と比べて凹んだ位置にある為、まるで抉り取られたようにも見えるその巨人は全身から闇を放ちながら進んでいた。

 

「なんだっ奴はっ」

 

何が起きたのか分からず、困惑するフリッツ王。

 

次々と兵士達は武器を手に持ち、巨人に向けて攻撃を仕掛ける。

 

しかし、それらの攻撃は巨体には一切通じない。

 

そして、その巨人は彼らに向けて、反撃をしなかった。

 

恐怖に怯えた彼らに興味を示さず、真っ直ぐとフリッツ王に向かった。

 

「迎え撃て、奴をっ殺せ!!」

 

声を荒げながら、兵士長の命令により、兵士達は一斉に剣や槍を持って立ち向かう。

 

しかし、それは無意味に終わる。

 

巨人は彼らを全く相手にせず、手から放つ赤黒い光弾を近くの建物に向けて放った。

 

誰もいない建物はその光弾に当たると共に、爆発を起こし、木端微塵となった。

 

その光景を見た兵士達は、完全に腰を抜かす者や、逃げ惑う者が現れ始めた。

 

そんな彼らに構わず、巨人はフリッツ王へと向かっていく。

 

その姿を前に、フリッツ王は玉座から立ち上がり、逃げるように後ずさる。

 

「奴をなんとしても殺せ!殺せ!!」

 

フリッツ王はそう、我が身可愛さに、叫ぶ事しかできなかった。

 

そんなフリッツ王の姿を見ていた兵士は思わず呟く。

 

「王を差し出せば、我らは助かるのでは」

 

その言葉を聞いた他の者達も口々に言う。

 

「あの巨人は、母さんの怨念に導かれ、ここに来たのでは」

 

王を庇った最後の一言を思い出すようにユミルの娘が呟く。

 

「王が差し出せば、我等だけは助けてくれるかも」

 

「そうだ、奴は、奴は、奴は、悪魔だ!」

 

誰かが言ったその言葉を切っ掛けに、皆が王に向かって走り出す。

 

「貴様らっ王への忠誠を忘れたかっ」

 

「うるさいっお前が王なら、お前は誰だ? 俺達はお前など知らんっ」

 

「この国も、民も全てお前が奪って行ったのだろ!?」

 

「お前のせいでどれだけ多くの者が苦しんだと思っているんだ!」

 

これまで、圧倒的な力で支配してきたフリッツ王。

 

しかし、それよりも遙かに上の存在が現れた事によって、これまで圧政してきた彼に対する恨みが噴出した。

 

そんな中、一人、また一人と兵士が消えていく。

 

王を守ろうとする者、王を見捨てる者と分かれ始め、争い始める。

 

その光景を見ながら、巨人は両手を広げて、そこから赤黒い光を集め始める。

 

それは先程まで建物を破壊していた物とは比べものにならない程の迫力があり、その殺意は真っ直ぐと王に向けられていた。

 

「ひぃいいい」

 

悲鳴を上げるフリッツ王。

 

その瞬間、両腕をL字に組んで放つ、赤黒い光線が、真っ直ぐとフリッツ王にだけ注がれた。

 

「ぎゃぁあああ」

 

その叫びと共に、フリッツ王の体は一瞬にして蒸発し、後には巨大なクレーターだけが残った。

 

そして、巨人はゆっくりとフリッツ王の近くにいたユミルを抱き上げ、その場にいた者達を睨み付ける。

 

「忘れるな、俺は何時でもお前達を見ている。

 

お前達が愚かな行動をした時、この愚かな王と同じ末路を迎えるだろう」

 

そう言い残して、巨人はその場から消えた。

 

それが、長い歴史を誇るだろうエルディアに残る『闇の巨人伝説』の始まりであった。



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始祖ユミル(進撃の巨人)転結※

人影がまるでない森の中で、その家はポツンと建てられていた。

 

家の外観は周りの森の木から作られたと思える。

 

それは今まで見たどの家よりも珍らしく思えた。屋根は三角に尖っていて、その上の方に風見が出た。壁は普通の家と少し趣を異にした。まず黒く塗ってあった。しかし黒いと言っても、ただ黒かったのではなくて、青味を帯びたような黒であった。

 

それが幾層にも重なり合っていて、その上に白い漆喰が塗られている。それで全体がくろぐろとして見えるのだ。窓には縦長の格子戸があって、それが両側についていた。玄関の上には大きな庇が出ている。

 

そんな家の中は、家の雰囲気に合わせてか、どこを見ても薄暗くでき上っていた。僅かな蝋燭がついているにもかかわらずそう感じられた。

 

その部屋の中には、2人の男女がいた。

 

1人は男性で、その容姿はなかなか立派なものであった。背丈はすらりと高くて、肩幅が広く胸板は厚い。眉毛は長くて濃くて、眼は大きい。口元には笑みを浮かべている。髪の色は漆のように黒くて艶がある。

 

そして、もう1人の女性は小柄ながらも肩まで伸びている金髪が美しい。瞳の色も碧く澄んでいて、鼻筋が通っている。唇は赤く色づいていて、頬は白く滑らかだ。胸の大きさは控えめだが、腰回りはくびれていてお尻の形が良い。

 

その女性の名はユミル。

 

以前までフリッツ王の奴隷であった彼女だが、その死の間際に巨人との契約によって、その人生を全てを捧げて消えた存在だった。

 

そして、男の正体こそ、ユミルの人生を手に入れた存在であるトリガーダーク。

 

今は彼自身の力によって、人間としての身体になっており、そのまま彼女を抱いていた。

 

「はむっ、んちゅ……ふぅ」

 

蝋燭の明かりが僅かに照らす中で、互いに抱き合いながら、その体温を確かめ合うようにキスをする。

 

トリガーダークとなった彼の目的であるユミルと愛し合う事。

 

自身の欲望に従い、彼女の意志を尊重するように行う行為に、ユミルはその優しさに身体を疼いていた。

 

奴隷として日々を送っていた彼女にとって、トリガーダークが行った行為はこれまで感じた事のない愛だった。

 

子供達への無償の愛とは違い、奴隷ではなく、妻として愛してくれるトリガーダークから受ける愛にユミルは心を奪われていく。

 

(ああ……私はこの人に全てを奪われた)

 

そう思うだけで、彼女は幸せを感じる事が出来た。

 

彼に抱かれ、彼を愛し、彼と愛し合いたい。

 

その想いが叶う瞬間が来ると思うと、ユミルの心は既にトリガーダークに支配されていた。

 

幸福を感じながら、その身体の感度は次第に増していき、胸の先端にある突起物が勃起していく。

 

それに気づいたトリガーダークは、服を脱ぎ捨てると、彼女をベッドに押し倒した。

 

ユミルもまた彼を迎え入れる為に両手を広げ、受け入れる準備を行う。これから行われる行為を想像するだけで、ユミルの興奮は高まっていく。

 

そんな彼女にトリガーダークは優しく声をかける。

 

「いいんだな?」

 

問いかけに対し、ユミルは微笑みながら答える。

 

「はい……貴方様のお好きなように……」

 

そう言って、彼女は目を閉じた。

 

トリガーダークはそれに応えるように、ゆっくりと顔を近づけていく。

 

唇の先から感じる相手の感触に、2人は熱い吐息を交わし合った。

 

そして、遂に互いの舌が絡み合う。唾液を交換しあいながら、濃厚なディープキスが始まる。

 

そのまま時間が経過していき、やがて長い口づけを行いながら、トリガーダークが次に手を伸ばしたのは、ユミルの秘部だった。

 

初めは指先だけをゆっくりと触れていく。

 

そこから、指に伝わるのは僅かな水の感触だった。

 

その感触をさらに確認するように、ゆっくりとその中に挿入していく。

 

「ぁあっ!んっあぁ」

 

膣内を掻き分けるように指を入れ、さらに二つ目の指を入れていく。ユミルの反応を見ながら、彼は3本の指を使い、膣内の形を確認していく。

 

そして、十分に解れた事を確信すると、今度はその手を下半身へと下ろしていった。

 

彼女が穿いている下着に手をかけ、ゆっくりと脱がせていく。

 

露わになったそこは既に濡れており、ヒクヒクと痙攣していた。

 

トリガーダークがそこに触れると、更に愛液が流れ出てくる。それを潤滑油にして、彼は一気に中へ入れ込んだ。

 

「ひゃうん!?」

 

突如として訪れた刺激に、思わず大きな声で反応してしまうユミル。

 

しかし、彼はそれを気にする事なく、彼女の秘部の前に肉棒で寄り添う。

 

肉棒が秘部の上にゆっくりと動かしていき、亀頭が入口に触れた時、彼は動きを止める。

 

何が起こるのか察したユミルは目を閉じて、その時を待つ。

 

次の瞬間、彼は勢いよく腰を前に突き出し、彼女の中にそれを入れた。

 

「あっあぁぁ」

 

巨人の再生能力によって、ユミルの身体は何度も再生していた。

 

それは彼女自身が望み、かつて子供を産んだ事があるにも関わらず、処女膜も再生されていた。

 

受け入れる為に捨てた初体験をもう一度味わえる事に、それを今度は愛する人物に捧げられる。

 

彼は彼女の中に入ると、早速腰を動かし始める。

 

最初はゆっくりと、そして徐々に激しく打ち付けるように。

 

パンッパンっと、腰と腰がぶつかり合う音が部屋の中に響き渡る。その度にユミルは身体を大きく震わせ、喘ぐような声を上げていた。

 

彼はそんな彼女を抱き締め、耳元で囁く。

 

「愛しているよ、ユミル」

 

その言葉を聞いたユミルは目を見開き、涙を流す。

 

「私もっですっ」

 

彼の言葉を聞くと共に、彼女は自分の思いをぶつけるように、彼の身体を強く抱き締める。

 

肉棒から感じる締め付けに、トリガーダークは腰の動きを止め、その快感に酔いしれる。

 

そして、ユミルはトリガーダークの身体を離すと、自分から唇を重ねてきた。

 

互いに舌を絡ませながら、口の中を犯し合う。口端からは唾液が零れ落ち、ベッドのシーツを汚す。

 

「んんんんん!!」

 

限界に達したトリガーダークは、彼女の子宮の奥深くまで突き上げると、そこに大量の精を解き放った。

 

「ああああああああああ」

 

トリガーダークの射精と同時に、ユミルも同時に絶頂を迎える。お互いに抱き合いながら、快楽に身を預けている。

 

トリガーダークはユミルの顔に付いた唾液を舐めとり、そのまま深いキスをする。

 

お互いの体温を感じながら、暫くの間、2人は繋がったまま、余韻に浸っていた。



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