とあるバンドリーマーの転生記 (@Eiji)
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校長先生の話って何処の学校も長いよね
~垣根帝督side~
ついに花咲川学園に入学してしまった。
俺の名は垣根帝督、ある日目が覚めたらいつの間にかBanG Dream!の世界に転生してしまった。
不運なことにBanG Dream!の三期を観る前日に...。
とりあえず三期を観ることが出来なかった問題は置いといて本題に入ろう。
この名前に聞き覚えがある人も居ることだろう、そう学園都市第二位の垣根帝督だ。
最初は驚いたよ、顔を洗う時鏡を見たらチンピラっぽいイケメンが映って居るんだから。
いやぁ、イケメンになったのは素直に喜ぶべきことだと思う垣根帝督も普通に好きだったし、でもねどうせイケメンに成るのだったら爽やか系イケメンがよかった...。
だって仕方ないじゃん、チンピラっぽい見た目の人と普通にイケメンの人だったら絶対に後者の方が印象が良いんだもん。
多分クラスの女子にも男子にも声をかけたら怖がられて逃げられるよな~。
入学当初からボッチ確定ってオワタやん。\(^o^)/
べ、別にボッチでも平気だしぃ大学に入って友達を作れば良いだけだしぃ(現実逃避)。
...すみませんやっぱりボッチは辛いです。
因みに本家垣根帝督の様に未元物質が使えるかどうか試して見たところ三対三の純白の羽が出てきた。
それと同時に垣根帝督本人の記憶と演算能力が頭の中に流れ込んできた。
どうやら俺は演算能力の心配も無く未元物質を使えるらしい。
そんな俺が花咲川学園の入試を受けたらどうなるか?
答えは当然、全教科満点で首席合格だ。
首席合格をすると何があるのだろうか、奨学金?それもあるが面倒なことがあるそれは...新入生代表の挨拶だ。
そんなの断れば良いだろと考える人も居ることだろう。
もし断ればどうなるのだろう、教師達からの信頼は入学当初よりは落ちることが予想できる、それに此処で大きく注目を浴びれば友達が出来る可能性が出てくる。
だから断る訳にはいかなかった。
教師『それでは新入生代表の挨拶に移ります、新入生代表垣根帝督』
帝督「はい!」
~30分後~
緊張したな~同級生達も先輩達も一斉に俺の方を観てくるからさぁー、特にブルーグリーンの髪の見るからに真面目そうな女子が敵意を向けた目線を送って来たんだけど一体何で?
現在は入学式も終わり実質休み時間の様なことになっている。
???「ちょっとよろしいかしら?」
帝督「なんだ?」
声をかけられて振り向いて見ると入学式の時の真面目そうな美少女が俺の視界に映った。
???「貴方が首席の垣根帝督で合って居ますか?」
帝督「あぁ確かにそうだが、それがどうかしたのか?」
俺はそう返答すると少女は顔を少しばかりしかめた。
???「いえ、何も...」
帝督「てか、お前誰?」
その瞬間教室の空気が凍りついた。
え?なんか不味いこと言った?
???「自己紹介を聞いていなかったのですか?...解りました改めて自己紹介をさせて頂きます」
紗夜「初めまして私の名前は氷川紗夜です、一年間よろしくお願いします」
帝督「うん、よろしく氷川さん」
挨拶を返すと氷川さんの強張った表情が少しだけ柔らかくなった。
チャイムが鳴るとそれにきずいた氷川さんが自分の席に戻る。
入学初日に友達?が1人出来たのかな?
感想、評価よろしくお願いします。
なお転生者のアイディアは感想欄にて受け付けております。
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アニメの影響で部活に入ると大体後悔するよね
これからも頑張って投稿するつもりなのでよろしくお願いします。
7:11
~垣根帝督side~
学校に登校...これほど残酷な言葉がこの世に存在するだろうか。
普段ならこの様なことは言わないが今日は風紀委員による服装、手荷物検査が行われる。
手荷物に関しては問題が無いが服装に関してはやや問題がある。
いつもの制服の着かたはブレザーのボタンを全部開け、ズボンからYシャツを出してネクタイは基本的に外して居る。
はい、この時点で風紀委員の恰好の的ですね解ります。
じゃあやめろって?今日は無理だ。今日は春なのに気温が春と夏の間くらいの暑さだ。
それに追い討ちをかけるかの如く夏の時は暑くて冬は寒いでおなじみの制服なんだ。
まぁ別にバレなきゃ良いんだ。花咲川学園は7時から部活以外の一般生徒は校内に入れるという校則がある。
それに風紀委員達が校門で待ち構えている時間は8時からだ。____勝てる!俺はそう確信した。
まさか俺以外の生徒それも風紀委員が居るわけ____『おや?垣根君じゃないですか』と聞き覚えがある声が聞こえた。
帝督「...ひ、氷川さん、お、おはようございます」
氷川さんはうっすら微笑み『ええ、おはようございます』と返した。
紗夜「朝から登校とは感心ですね」
帝督「そう言う氷川さんこそ何でこんな朝早くに?」
紗夜「それは貴方の様に朝早くに学校に来て服装、荷物検査から逃れようとする人が居るからでしょうか」
今度はいたずらに成功した子供見たいに自慢げに笑った。
俺は氷川さんにバックを預け中身を確認してもらったが特にこれと言って異様な物は無かった。
紗夜「はぁ~それにしてもそのだらしない制服の着こなし方はどうにか出来ないのですか?」
氷川さんは若干俺に呆れた様に聞いてくる。
帝督「ネクタイを外すのも駄目なのか」
紗夜「周りも守って居るのですからちゃんと校則は守って下さい」
帝督「はーい、解りました」
紗夜「それなら良いのですが」
~昼休み~
~教室~
俺は氷川さんに注意を受けたあといつも通り授業を受けた。
殆どが前世で習った範囲だったから復習に近い形だった。
因みにこの学校には俺以外にも転生者は居る。
???「___帝督ー!」
こいつだ。
帝督「どうした?衛宮」
そうこいつの名は衛宮士郎。なんと特典は無限の剣製らしい。チートだな俺も人のこと言えないけど。
士郎「良かったら一緒に飯食おうぜ」
帝督「別に良いが何処で飯を食うつもりなんだ?」
士郎「当然決まってるだろ屋上だ!」
~屋上~
士郎「そう言えば帝督」
帝督「?なんだ」
士郎「部活は何処に入るんだ?」
フッ、決まってるだろ__
帝督「え?帰宅部だけど」
部活、面倒臭いこの二言で一般的な部活は説明できる。前世の俺は黒子のバスケの影響でバスケ部に入ったが思ったより楽しく無かった。
士郎「じゃあさ、今度弓道部見学に来いよ」
帝督「いや何で?」
士郎「いいから」
帝督「はぁ解ったよ」
士郎「よっしゃ約束だからな」
衛宮は嬉しそうにガッツポーズをした。
帝督「ハイハイ」
ピンポンパンポーン
『垣根帝督君理事長先生がお呼びです。至急理事長室へ足を運ぶ様に』
ピンポンパンポーン
士郎「帝督お前何かやらかしたのか」
心配そうに衛宮は俺の顔を覗きこむ。
帝督「心当たりが無いわけでも無い」
行かないと怒られそうだからな...仕方ない行くか。
帝督「つーわけで行ってくるわ」
士郎「おー、いってら」
~理事長室~
理事長「せっかくのお昼休みなのにすまないね」
いや、本当だよ。
帝督「いえ大丈夫です。それで学園長、話しとは...」
理事長は口をそっと開きこう述べた。
理事長「突然だが君には風紀委員に入ってもらう」
______はい?
屋上解放されてるってずるくね。
気軽に評価、感想よろしくお願いします。
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アニメだと学校側の権力ってとても強いよね
私は学校が休みに成ったので頑張って小説投稿をして行きたいと思います。
~垣根帝督side~
は?ちょっと待て俺が風紀委員だと...似合わねぇだろ。
冷静に考えろ、こんなチンピラ見たいな見た目で生活態度も良くない俺が?
帝督「理事長、何故俺を風紀委員にしようと?」
理事長「確かに君の生活態度はあまり良くないと聞く」
帝督「でしたら___」
理事長「だから君の生活態度の改善のために風紀委員として活動させるのが一番手っ取り早いと思ったのさ」
いや何決まった感じで言ってるの?こっちとしては迷惑だよ。確かに俺の生活態度は良くない、しかしそれなら注意程度で済むはずだ。
理事長「それに私だけじゃ無いんだよ。君を風紀委員に入れるべきと言っている人は」
はい?
コンコンコンとドアをノックする音がした。なぜだか分からないがとてつもなく嫌な予感がした。
紗夜「失礼します」
案の定、俺の予感は見事に的中し今日の朝俺を注意した氷川紗夜が立っていた。
紗夜「理事長先生おはようございます」
理事長「うん、おはよう氷川君早速だがそこのソファーに腰をかけてくれ」
紗夜「失礼します」
氷川さんは俺の前のソファーに腰をかけた。
帝督「学園長もしかして...」
理事長「そう彼女がさっき話していた人物さ」
はぁ~やっぱりか。氷川さん何で?俺君に何かした?こんな陰湿な嫌がらせをしに来たってことはそう言うことなんだろ。
紗夜「早速ですが垣根君貴方には風紀委員に入ってもらいます」
帝督「うん。それさっき聞いた」
紗夜「それなら話しが早いです早速風紀委員に...」
帝督「俺はそれを断ったんだ」
だって面倒臭いじゃん。あれよ朝から晩までボランティアだよ、無償労働だよ。
紗夜「いえ断っても無駄です」
帝督「それはどういう___」
紗夜「全職員貴方が風紀委員に所属することに賛成したんです」
理不尽だぁぁぁぁぁ!!まてまて俺の前世の学校こんなに権力無かったよ!なのにアニメだと何でこんなに権力が強いの?
帝督「いや俺部活は弓道部に入ろうと思ってて部活との両立は___」
紗夜「私も弓道部で風紀委員との両立も出来ています」
そうだこの人も弓道部だったわ。あれ?逃げ道無くない?
紗夜「理事長先生。垣根君の弓道部の入部届けと風紀委員所属のための手続きをしなければ成らないので職員室に向かわせて貰います」
理事長「あぁ宜しく頼むよ」
紗夜「失礼しました」
ガチャと音がしたと同時に俺の手首を若干締め付ける様な感触が襲った。
帝督「おい、氷川さんこれは一体...」
紗夜「垣根君だったら逃げ出すと思ったので」
帝督「幾らなんでも手錠はやり過ぎだと思うのだけれど」
紗夜「無駄話をしないで早く行きますよ」
氷川さんはそう言うと俺の制服の裾を引っ張って行き職員室へと向かった。
職員室へ行く途中にヒソヒソ声で『垣根君あんな趣味を持ってたの』ヒソヒソ『垣根の野郎氷川さんとあんなことやこんなことをやってるのか羨ましい』ヒソヒソなどの声が聞こえてきたが深くは突っ込まないことにしよう。
はぁ~俺の平凡な青春は何処へ行ったんだ...。
次の話しでやっと部活動です。
主人公は転生のショックで転生したときに会った神とのキャラクターの名前を覚えていないと言う状況です。(バンド名、メインストーリーやバンドストーリーは覚えている)
誤字、脱字報告、感想、評価よろしくお願いいたします。
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帝督「転生はあまり期待しない方が良いぞ」
~垣根帝督side~
やっぱ場違いだろ...俺。弓道場に入るや否やこの感想が思い浮かんだ。転生に憧れている非リアは日本に山ほどいることだろう。
しかし世の中は残酷だ...転生したからと言って必ずしも報われる訳じゃない。まさに俺やこのすばのカズマなどがこれに当てはまるだろう。
紗夜「何をぼっーとしているのですか」
いや氷川さん、君見てわかんないの?この場違い感。ほーら周りはもう異物を見る目で俺のことを見ているよ。
帝督「氷川さんやっぱり部活やめ___」
紗夜「駄目です!」
えっ?君もうちょっと賢い子だと思ったよ?むしろ俺が辞めない理由が無いくらいよ。
士郎「まぁまぁ帝督も落ち着けよ」
帝督「衛宮お前何他人ごと様に見てんだよ」ハァ
俺は思わずため息をついてしまう。
士郎「良いから部活見学していけよ。なっ」ニコ
うわぁ...よくそんなカッコいい笑顔が出来るよな俺には絶対に真似出来ないんだけど。
~部活見学終了~
部長「お疲れ様でした!!」
部員達『お疲れ様でした!!』
俺は部活見学が終わり氷川さん、衛宮と一緒に帰ることになった。
紗夜「どうでしたか?部活動見学は?」
帝督「いやぁ俺にはしっくり来ないなぁ」
士郎「絶対に向いてるって、試しにお前が的に矢を射った時2本とも真ん中に命中させてたろ」
そう俺は初見で的の真ん中に命中させてしまったのだ。こうなった断るにも断れ切れないが...。
紗夜「垣根君そう焦らなくても良いんですよ...部活動に関しては自由に決めて下さい」
何でこんなに優しいの?ヤバイ何だろう...惚れそう。
帝督「ありがとう氷川さん」
紗夜「ええ、どういたしまして」
そうして俺らはしばらくの間雑談をしながら帰った。
紗夜「では私はこちらが帰り道なので...」
帝督「さようなら氷川さん」
士郎「じゃあな氷川さん」
紗夜「ええ、さようなら」
帰っている途中衛宮がこんなことを口にした。
士郎「なぁ帝督」
帝督「何だ?」
士郎「俺ら以外に転生者って居るのかな」
これは俺も前から気になっていたことだ。俺達以外に転生者がいる可能性は0%じゃないからな。
帝督「俺達が居るんだ別に居ても可笑しくないだろ」
士郎「そうだよな」
衛宮はそう言うと遠くの夜と夕方の間くらいの空をを黄昏ながら見ていた。
帝督「どうしたんだ?」
士郎「あっいや、何でもない」
俺は聞いてはいけない質問だなと思い。深くは聞かないようにした。
下校中終始無言だった。
士郎「おっ、家に着いたわじゃあな帝督」
どうやら衛宮の家に着いていたらしい。
帝督「じゃあな衛宮」
今日の出来事を振り返ってみるか...。
朝っぱらから氷川さんに怒られる→衛宮と飯を食う→学園長に風紀委員に推薦される→部活動見学→今ここ
あれ?1日の内容濃くね?
はぁ帰って寝るか。
__________________________
~???side~
???「アヒャヒャヒャヒャこ、この力が有れば俺は...」
ー■■■■■■■!!ー
???「ウァァァァァaaaaaaaaaa!!!」
帝督の口調がたまに変わるのは丁寧な言葉使いをしている方が表の顔でちょっと荒っぽい方が素です。
感想、評価お待ちしております。
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喫茶店ってやたら入りにくい所ってたまにあるよね?
これからも僕なりに小説投稿を頑張るつもりなので応援してくると嬉しいです。
~垣根帝督side~
帝督「暇だ」
俺こと垣根帝督は折角の休日だと言うのに今は家でダラダラしている。
部活やバイトなどをやっている人達は忙しいだろうが生憎俺は部活もバイトもやってい無い。
友達とは遊びに行かないのかって?おいおい氷川さんや衛宮は弓道部で誘えないし前世がコミュ症だったせいかクラスメイトとすら話せてないから誘えないてね...。何でだろう?自分で言ってて悲しくなってきた。
グゥ~と腑抜けた音が俺の腹の中から鳴った。今の時刻は正午つまり昼の12時だ腹が鳴って当然だろう。
帝督「飯でも食いに行くか」
~商店街~
さて商店街に来たものの何を食べようか......ん?あれはここら辺の地域ではわりと有名な羽沢珈琲店じゃないか。
知ってはいたが一度も入ったことが無かったからなそこで飯でも食うか。
♪~~
店員「いらっしゃいませ!」
入店すると心地よいベルの音とやる気のある若い女性の声が鼓膜を通る。
店員「何名様でしょうか?」
うっ、仕事だからというのは分かるでもそれを言われるとボッチだと言うことを改めて実感させられるから結構キツイ。
帝督「一人です」
店員「お一人様ですねカウンターのお席でよろしいでしょうか?」
帝督「はい」
返答すると俺はカウンターの席に座り何を注文するか悩んでいた。
店員「お決まりになりましたらお呼びください」
帝督「分かりました」
にしてもあの子良く頑張れるよな、恐らくだが身長的に考えたら中学生ぐらいだろうに多分家の手伝いか何かかと思うが。
帝督「すみませーん」
店員「はーい」
店員「ご注文はお決まりでしょうか?」
帝督「はい、ブラックコーヒーとフルーツタルトとタマゴサンド(2つ)とシーザーサラダをお願いします」
店員「はい!ブラックコーヒーが一点、フルーツタルトが一点、タマゴサンドが一点、シーザーサラダが一点以上でよろしいでしょうか?」
帝督「はい」
店員「それではしばらくお待ちください」
注文してから数分ほどで注文した品が来た。
店員「ごゆっくりしていって下さい。」
俺はコーヒーを飲みながら今までのことについて回想をした。訳も分からず転生をして約半年未元物質は今だに使う場面が無い。
まぁこの事に関しては気にしても仕方の無いことなのだろう。その用な下らない回想を数分していた。
帝督(予想以上に美味いなここのコーヒー機会があったらまた来るか)
???「おい店員こいつはどォ言うことだ!!」
フルーツタルトを食べている時にけたたましい怒声が店内に鳴り響いた。
何事か怒声が聞こえる方を振り返ってみると如何にも機嫌の悪そうな客だと思われる男が店員に向かって怒鳴り声をあげている様子が目に写った。
店員「ど、どうかされましたか?お客様」
店員もこの客の態度に驚いているのか身体をビクビクさせ声が震えている。
???「どうしたもこうしたもあるものか!注文した料理に髪の毛が入っていたんだ!」
店員「申し訳ございませんお客様急いで代わりの物を」
???「全然誠意が伝わんねぇな」
おっと雲行きが怪しくなってきたぞ。
店員「ど、どうすれば」
おいガチで店員の女の子泣きそうだぞ。そして男は気持ち悪い笑みを浮かべてこう言った。
???「そーだなぁそれじゃあ土下座をして靴を舐めながらこう言え『この度は私の不始末のせいでお客様に多大なるご迷惑をおかけして申し訳ございません。罰としてどうか私の頭を踏みつけて一生コキ使ってください』ってな」
おいテメェ...まじでふざけるなよ。
帝督「おいテメェそこの店員さんが泣いているだろ」
???「なんだ俺はこの嬢ちゃんに落し前を付けて貰おうとしてもらってるだけだぜ」
あぁこのタイプのクズは何を言っても無駄なんだろうな。
帝督「テメェのさっきまでの会話はこのボイスレコーダーのアプリで録音してある」
そう言って俺はポケットからスマホを取り出しボイスレコーダーのアプリを男に見せる。
そうすると男は顔色を真っ青に変えたと思ったら顔色を赤くして俺に飛び掛かって来た。
???「ソイツを寄越せェ」
帝督「寄越すわけねぇだろうが」
俺は短い距離をバックステップし、その男の腹に蹴りを入れる。
???「グハッ」
男は急所に入ったのか腹を抱えそこで蹲った。
帝督「大丈夫か」
店員「は、はいありがとうございましゅ」
帝督「もしかして腰抜けちゃった?」
店員「はい///」
仕方ない可愛いから許す。
帝督「ほら立てるか?」
俺は少女の左手と背中を持ちゆっくりと起き上がらせた。
店員「はい」
???「うう」
どうやら客いいやクレーマーが起きやがったようだ。
帝督「おい」
クレーマー「は、はヒィ」
帝督「テメェ注文した料理に髪の毛が入ってるって言ったなそれテメェの髪だろ」
まだ確証があるわけでは無いが。
クレーマー「な、何の言って...」
帝督「髪の質感だ。この店員さんの髪は入っていた髪と違って毎日手入れをしているのか質が良いことが分かる」
あれ?この発言冷静に考えると気持ち悪くないか?
クレーマー「それならここの店長が...」
帝督「それも違う。店長は料理をしているが髪の毛が混入していた髪の毛よりも短すぎる、そして奥さんは対照的にロングヘアだ」
羽沢夫妻は入店してメニューを見ている途中で目に入った。クレーマーは言葉を詰まらせた。
帝督「それと店員さん1ついいかな?」
店員「なんでしょうか?」
帝督「このカフェって今日の12時からのバイトっているか?」
店員「いえ次のバイトの人は午後の一時からです」
帝督「まぁここまでは前置きだ。今警察に連絡をしたからちょっとしたらここに到着する。そのまま警察署へ行ってDNA鑑定でもしてもらえば良いじゃないか」
クレーマーは瞳孔を狭め頬には冷や汗が垂れていた。
クレーマー「あ、あaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa」
するとクレーマー雄叫びに近い悲鳴を上げそのまま一目散に走り去った。
帝督「あいつ無銭飲食しやがった」
はっヤベェ俺他のお客にかなり迷惑かけたんじゃ...。
帝督「皆さんすみませんでした」
男性「いやむしろ謝るのは俺達のほうだ」
女性「何も出来なかったわ」
それにつられたのか周りの人達も謝りだした。
10分ほどこの店で食事をし、会計を済ませた。お礼をさせてくれ羽沢夫妻とつぐみちゃん(帰り際に名前を教えてもらった)に言われたが何故か素直に受け取れなかった。
なんで食事をしに来ただけでこんなに疲れるんだろう...。
終わらせ方適当ですみません。久しぶりに小説を書いたもので。因みにクレーマーは無事警察に捕まりました。羽沢夫妻に関してですが父の方は商品の発注と会計をしているため二階にいて、母の方は厨房で料理を作っていたため現場にはいませんでした。(カウンターの裏側に厨房は離れている設定)
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