君とのMemories (黒山羊さん)
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初めの1歩

初めまして。黒山羊さんと申します。宜しくお願いします。


追記 誤字、おかしな所を訂正しました。


4月...

 

ジリリリリリリリリリリ━━━━━━━

 

 

 

俺は目覚まし時計の音で目が覚めた。

「ん....もう朝か....」

カーテンから差し込む日差しがやけに眩しく感じる。

時計を見るといつも起きる時間と何ら変わりない6:00。

そして俺はベッドから起き上がり、自分の部屋を出て、すぐ左の部屋へ向かう。

部屋に行く目的は、とある人を起こすため。

部屋の前に着いた俺は部屋の襖に向かって、

「...有咲?起きてるかー?」

....と声をかける。しかし返事がない。それならと今度は少し声を大きくして

「有咲!起きてるか!」

と言うといきなり襖が開き、

「だーうっせぇな!!何回も言わなくても起きてるよ!!優人!!」

と怒られてしまった。

彼女の名前は市ヶ谷有咲。この家の近くにある花咲川女子学園に通っている高校1年生。そして俺が今いる、質屋『流星堂』の孫娘。

そして俺の名前は中井優斗(なかいゆうと)。花咲川女子学園とは別の花咲川学園に通っている高校1年生。

そして何故俺がここ、『流星堂』にいるかというと、5、6年ほど前に

両親が交通事故で亡くなってしまった。そして俺は親戚の人に引き取って貰った。俺を引き取ってくれたのが有咲のおばあちゃんなのである。

そのおかげで俺はいまこの家に住まわせてもらっている。

しかし有咲は俺が起こしに来るのに不満があるようで..

「いつもいつも朝早くに起こしに来ないでくれ!しかもこんな朝早くに起こす必要ねぇだろ!もうちょい寝かせてくれよ!」

といつも、早く起こすなとか、もう少し寝させろとか言ってくる。

「いやいや学校行くんだからこれくらいが普通だろ?」

別に俺は早いとは思ってないし、なんなら少し遅いと思ってるぐらいなのだが...

「はあ!?...それに、私は学校には行かないって何回も言ってるだろ?」

その有咲の言葉に俺は(またか...)と思ってしまった。

「流石、始業式の代表の言葉すっぽ抜かすだけはあるな。」

「別にお前が言う必要は無いだろ?出たくなかったから出なかった。...学校に行くかは私の勝手だろ!」

意外とこういうところは頑固なんだなと思いつつも俺は昨日おばあちゃんに言われたことを思い出す。

 

 

「ねぇ、優斗君。」

「どうした?」

「あの子を.、有咲を、学校に連れて行ってあげて欲しいの。」

「おばあちゃん...」

「確かに有咲は頭はいい。だけど頭が良ければいいってことじゃないと思うの。友達との付き合いとか色々なことをあの子に感じて欲しい。だからお願い、有咲を学校に連れて行ってあげて。」

「...分かったよ。」

 

 

 

「有咲、どうしても学校に行かないのか?」

「ああ、私は別に行かなくても大丈夫だからな。」

やっぱり言葉だけじゃ無理だなと思った俺は、

「行ってくれたら盆栽ひとつ買ってやるが?」

すると有咲は少し言葉を詰まらせつつも、

「.....ぅ.....ほ、本当に買ってくれるんだな...?な、なら行く!」

少し詰まって言う有咲の言葉が引っかかりつつも俺は学校に行く準備を始めるのだった。

 




やっぱり才能が欲しいなぁ〜と改めて思いました。

そして主人公の設定を少しずつ話そうかなと。

今回は 名前について。

名前 中井優斗(なかいゆうと) 因みにこの中井という苗字ですが、Poppin’Partyのメンバーが東京都新宿区の地名から取られているということで、戸山町→戸山香澄、山吹町→山吹沙綾 、牛込→牛込りみ、
市ヶ谷→市ヶ谷有咲 花園(花園は現在は町としては残っていませんが花園神社などに地名が残っています。)→花園たえ という原作をリスペクト(?)して新宿区中井町から中井という苗字を付けました。
個人的に苗字は絶対これにしようと思ってました(笑)
優斗は合いそうなやつを適当に選びました←

ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
また次回!


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快晴の朝

2話目です。
お気に入り、評価してくださった方ありがとうございます。
因みにご都合主義は相変わらずです()



━━━━━━━━━━━━━━

 

ぱぱっと準備を済ませ、台所のある1階へ向かう。

台所にはおばあちゃんが朝食を作って待っていた。

「さあ、沢山食べて今日も学校頑張ってね。優斗君。」

「ありがとう。おばあちゃん。」

今日の朝食は、白米と味噌汁、鮭の塩焼きに卵焼き、お漬物。

その一つ一つが丁寧に作られていて食欲をそそる。

「いただきます。」

鮭の良い塩加減に白米の良い硬さ。味噌汁も丁度いい味付けなのだが、

何より1番美味しいのは卵焼きである。ふっくらしていて焼き加減も抜群。しかも甘い。俺的には甘いだけで最高なのである。因みにこの卵焼きは、どんなに忙しい時にでも有咲は食べてくれたんだよ。とおばあちゃんが凄く嬉しそうに言ってくれたぐらいなので有咲にとっても美味しい卵焼きなのだなと他人事なのだが少し嬉しく感じた。

「ご馳走様でした。やっぱりおばあちゃんの料理は美味しいよ。」

と言うと、おばあちゃんはとても良い顔で微笑んでくれるのだった。

 

支度も終わり、学校へ出かけようと玄関へ向かっている途中、

「お、おい...あのさ...」

「ん?有咲、どうした?」

「途中まで一緒に、学校...に.行ってくれないか...?」

と少し顔を赤くして、有咲が言ってきた。

いやいや可愛すぎるだろ。と言いたくなる気持ちを抑えて、

「分かった。一緒に行こう。」

「!? 本当に良いのか?」

「有咲が言ったんだろ?俺は別に構わないよ。」

「あ、ありがとう...」

とお礼を言い慣れてないのか少し声を小さくして有咲はそう言った。

 

しかし、そこで俺はとんでもない問題があるのを忘れていた。

それは登校途中に話す話題がないことだった。

しかも俺は自分から話すことは、苦手ではないがあまりしない。

しかも有咲もその事を考えているのか、お互い変な空気が流れている。

俺はその空気を断ち切ろうと、

「しかし今日はいい天気だな。雲ひとつない快晴だ。」

と言うと

「いや快晴の時は雲ないから。」

と厳しいインテリツッコミを入れられてしまった。なんでや。

「...........」

「...........」

そしてまた沈黙。完璧にやらかしたと少し後悔する。

 

━━━━━━━━━━━━━━

そして気がつくともう花咲川女子学園の校門の前まで着いていた。因みに俺が通っている花咲川学園はもう少し先なのでここでお別れする。

「んじゃ、またな。」

「あ....その帰りも一緒に帰ってくれるか...,?い、嫌なら別にいいけどさ!」

「ああ、別に良いよ。そっちの方が少しだけ早いから校門の前で待っててくれ。」

「わ、分かった!んじゃまた後でな!」

と、慌てて中に入っていく有咲を見送り、俺は花咲川学園へ向かうのだった。

 

そして今日は有咲にとっても俺にとっても大変な日になることをまだ俺らは知る由もなかった。

 

 

 

 




ご覧頂きありがとうございました。
アイデアを考えて直しながら書いていくのはやっぱり難しいなと思いました。何話も投稿している方はどこからそのアイデアを考えているのだろうととても凄いと感じました。
因みに設定は次回に回します。

言い忘れていましたが、今回のお話は始業式から2日目のお話です。
次回は始業式の日のお話にしようかなと考えています。


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星みたいな子

もう少し頻度あげたいなあとか思いつつ(多分あげられない....)出来ないのが最近の悩みになりそうです()
前回言った通り始業式のお話となります。
原作要素も結構入ります。
※花咲川女子学園と花咲川学園で分ける予定です。
因みに今回は花咲川女子学園です。

誤字修正しました。


━━━━━━━━━━━━━━

 

私、戸山香澄(とやまかすみ)は今、とても興奮している。

何故なら私は今日から高校生。高校の入学式に興奮しない人なんているのだろうか?なんて私は勝手に思ってる。

「ふー、学校に来たら実感するなあ。今日から私も高校生!新しい学校に新しい制服!何かキラキラすることが始まる気がする!」

「高校生活、お世話になります!」

「そうだ、クラス!掲示板はどこかな?......あ、あった!」

掲示板を端から見ていく。

「とやま、とやま...あ、あった!」

どうやら私はA組らしい。その瞬間、

「わっ!」

どうやら隣の人とぶつかってしまったみたい。

「ご、ごめん。掲示板見てて、隣見てなかった。」

「あ、私もぶつかってごめん...あれ?いい匂い....」

ぶつかってしまった子からはとてもいい匂いがする。

「え?」

この匂いは...

「パンだ!すっごい良いパンの匂いがする!」

「うちパン屋だから。」

そこで私は興奮しすぎて朝ごはんを食べていないことに気がついた。

「うぅ...朝ごはん食べておけばよかったぁ...」

「いる?パンじゃないけど。」

「ありがとう!」

と飴玉をくれた。お腹すいてる時の飴玉って何故かすごい美味しいよね!

「何組?」

「え?A組だけど...?」

「そうなんだ!どこどこ?」

山吹沙綾(やまぶきさあや)、ほらあそこだよ。」

私は山吹さんの文字を掲示板から探す。

「やまぶき、やまぶき、あ、あった!私はねー戸山香澄!」

「戸山さんかー。中学では見た事なかったから、外部生だよね?どうしてうちに来たの?」

私がここに来た理由は、

「えっとね!制服が可愛いから!あと妹がここに来てるからかなー」

「あはは、大事だよね制服。」

「うん!それで花女に決めたんだー!」

可愛いって大事だよね!

「あはは、良いね。そういうの。

「私在校生だから。半分くらいは中学からそのまま上がるし、中学そこだし。制服も一緒だから、なんも変わらないって言うか....

「でもでも、 高校生、 だよ?何かがはじまっちゃう気がしない?」

「え?な、何かって...,」

「ほら!もう始まってる!新しい友達が出来た!」

「友達認定早いね。」

「え?ダメだった?」

「ううん。そんな事ないよ。ただ戸山さんって面白いなあって。」

そうかな?私はそこまで頭がいいわけじゃないからよく分からないや。

あ、山吹さんなら知ってるかな?

「あ、山吹さん!」

「沙綾でいいよ。」

「あ、私のことは香澄って呼んでね!それでさーや、式の途中で代表の子が、休みだったよね?市ヶ谷...さん?さーや知ってる?」

「市ヶ谷さんか...中学の最初の頃はたまに喋ったりしたよ。学年トップの成績だったから結構有名かも。でもある時から休んだり、学校来ても早退ばっかするようになったから。だから私も最近の事は知らないんだよね。」

そっか、なら今度来た時にお話してみたいな。

「あ、さーやありがとう!」

「どういたしまして。」

さーやと少し話したあと、私たちは教室で自己紹介をすることになった。

先生が言うには自己PRも兼ねてやれとのこと。

「では、牛込さん。」

「はい!え、えっと...牛込りみです..えと...うぅ...よ、宜しくお願いします!」

次は私の番。でも言うことは既に形にしてある。

「戸山さん、どうぞ。」

「皆さん、こんにちは!戸山香澄、15歳です!私がこの学校に来たのは楽しそうだったからです。中学は地元の学校に通ってたんですけど、妹がここに来ていて。文化祭に来たらみんな楽しそうにキラキラしていて、それでここしかない!と思ってここに決めました!」

「だから今すっごくドキドキしています!」

「私、小さい頃に星の鼓動を感じた事があって。キラキラ、ドキドキってそういうのを見つけたいです。」

星の鼓動。私もよくは覚えてないけど、家族で行ったキャンプで見たあの星の鼓動。それをみんなに伝えたい。そして、

「キラキラドキドキしたいです!」

「............」(凄いなあ....)

「星の鼓動って?」

「星がキラキラって!」

「ふふ、可愛い。戸山さんって面白いね。」

面白い、か。やっぱり伝えるって難しいなぁ....まあ印象は良さそうだからいいよね!

━━━━━━━━━━━━━━

 

「自己紹介どうだった!?変な事言ったかな...?」

と沙綾に聞いてみる。

「あー...でも戸山さんらしくていいんじゃない?ほら、さっき言ってたじゃん。何かが始まるって。せっかく高校に入って新しい環境なんだし、自分から始めてみればいいんじゃない?」

なるほど。沙綾の言う通りだ。自分から初めて見るのもいいかもしれない。

「それじゃあ、今から部活動見学一緒に行ってくれる?」

「部活は...ごめん。うちの手伝いがあるから...」

「そっか...ごめんね!急に言っちゃって。」

「こっちもごめん。でもぴったりな部活があるといいね。」

そして私は全ての部活をみて回ったのだが、自分がこれだ!と思うのが無かった。キラキラドキドキする場所がなかった。どれもいい場所だけど私が求めてるのとはちょっと違っていた。

 

そして私は後日、とあるものと出会う....

 

 

 

 

 

 




疲れました←
なんか書いてみればほとんど原作のパクリですねこれ....
取り敢えず花咲川女子学園の始業式(?)はこんな感じです。
次は優斗の通う花咲川学園のお話をしようと思います。
あとひとつ言うことがあるとするなら...


りみりんごめんなさい()
設定公開はまた次回にします。すみません。


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春の風

2日に1回投稿を早速破ったところで()
優斗編やっていきたいと思います。



━━━━━━━━━━━━━━

 

俺は今花咲川学園の始業式へ向かっている。

少し雲も浮かんで居るが暖かく、高校生活最初の日にしてはとても良いスタートだと思う。

「そう言えば、有咲はもう出たのか..?さすがにこの時間だから出てるはずだよな。」

俺がこんなことを言ってる理由は今朝、俺が家を出る時(まだ有咲が学校に行かないと言ってるのを知らなかった時)に、有咲の部屋の前で、

「有咲も今日始業式なんだよな?そろそろ部屋出てこなくていいのか?俺はもう行くからさ。」

「あ...あぁ、大丈夫だよ。そろそろ出るから。」

「そうか。分かった。代表の言葉頑張れよ。」

「お、おう。」

というやり取りがあったからである。

あの時有咲の喋り方が変だったのが妙に気になるが....

そんなことを考えているあいだに学校に着いていた。

 

━━━━━━━━━━━━━━

花咲川学園。ここの学校はこの町の中で唯一の男女校である。というのも

この町は極端に男が少なく、女子というか女性の方が多いから。という理由で周辺には女子校が多くある。と言っても男子もある程度はいるからこの町の男子生徒はみんなここへ来る。この学校は町の中心にあるからここを境に東と西に別れる(と、言っても西側はあまり家は無い。東側の方が大きい住宅地がある)のだが、不思議な事に俺が住んでいる流星堂がある東側には男子生徒がほとんど居なく、西側に男子生徒が集中している。男子生徒が居ないというよりもしかしたら東側には俺しかいない可能性まである。いやさすがにないと思うが。

だから登下校の際は男子生徒を見かけることは無い。

その事を知った時には少し驚いた。

 

━━━━━━━━━━━━━━

学校に入るとまず俺は自分のクラスを確認しに外にある表示板へ見に行った。

「.....あった。B組か。」

1年B組とわかった所で玄関から先生が出てきて、

「自分のクラスがわかったら体育館へ向かってください。体育館へ入ったら自分のクラスのところの席へ座ってください。そこで入学式を行います。」

と言われたので体育館へ向かう。そして自分の席へ座り、周りを見てみる。男子生徒もいるのだが何より女性生徒が多い。クラスの人数は40人なのだが、女子生徒が24人と書いてあったのを見てどんだけ女子多いんだと少し怖くなったのだが、それはどこのクラスも同じようでやっぱり女子生徒が多いらしい。

━━━━━━━━━━━━━━

始業式が終わった。

寝るということはさすがにしてないかま校長先生の話とかは一切聞いていなかった。

てかもう覚えてない。だって25分間ずっと喋ってるから。

周り見て見たらみんなあくびしてるしまさかの先生まであくびするという始末。この学校大丈夫かと思うほどだった。

因みに始業式は最初に配られた説明用の紙には1時間半と書いてあったのだが校長先生の有難いお話で大幅に伸びてしまった。

クラスでは自己紹介などをして終わった。俺はThe普通の生徒なのでみんなと至って変わらないことを言って終わった。

そして今日は終わりとなった。

そして家に帰った時、有咲が休んだという話を聞いて俺が何故?と聞いたが、有咲は何も言ってくれなかった。

そして、夕食の時に有咲のおばあちゃんに言われ、俺は明日有咲を学校に連れていこうと決意するのだった。

 




少し適当になってしまいましたが取り敢えず次からは元の時間に戻します。
取り敢えずオリキャラは出さない方針で行こうと思ってるんですがもしかしたら1人ぐらいは出るかもです。そこはご了承ください。
次回もお楽しみに。
設定
身長 168cm ここは特に理由なし。
出身地 東京都 これも特に理由はないのですが、単純にBanG Dream!の地名やらなんやらが東京からという理由です。
自宅に関して ここはどうしようか悩んだのですが、流星堂はあくまで住まわせてもらってるので、昔住んでた家にたまに帰るという設定でもいいかなと思っています。
有咲との関係 取り敢えず現代階では兄弟みたいな感じです....
取り敢えず今後にご期待ください。
以上です。


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金髪と学校

だいぶ遅れてしまい申し訳ございませんでした。
また2日に1本ペースでいけたらいいなと思います。
相変わらず日本語が下手くそなのでご了承ください。

ドリフェス蘭ちゃんしか当たらなくて悲しみ()


━━━━━━━━━━━━━━

優斗と別れて私は学校の校舎の中に入った。

入った瞬間に数名の人に声を掛けられる。正直めんどくさいので適当に返事をしておく。めんどくさかったが一応自分のクラスはどこかと聞いてみた。1人が、「B組だよ」と言ってくれた。

私は3階にあるB組の教室へ向かう。

 

その時、自分に向けられた鋭い視線に私は気づいていなかった.....

━━━━━━━━━━━━━━

クラスへ入るとクラスの中にいた数名が私の事に気づき、それに気づいた人達がいっせいに私の方を向いてくる。まるで学校に有名人が来た時のように。正直、1日休んだぐらいで有名人が来た時のような視線を浴びさせられるのはうざい。学校に来たくない()()()()()でもあった。

それからというもの、朝のHRが始まるまでクラスのみんなに質問攻めを食らった。私は「しつこいんだよ!」と言いたくなったがその気持ちを抑え、質問に適当に時には嘘をついて答えた。猫を被って。

━━━━━━━━━━━━━━

その後先生が来て、HRの間に自己紹介をさせられ、なんか色々な話を聞かされるなどとにかくめんどくさかった。でも、単位を落としたくは無いので聞いてはいた。

そして今日は生徒会の役割などを決めて帰るとの事らしい。

私は面倒くさがりなのでやりたいとか絶対に言わない。つーか恥ずかしいし...

推薦されかけたりもしたが何とか今日の学校が終わった。

 

━━━━━━━━━━━━━━

「やべ、あっちが終わる時間に10分も遅れてる...!」

俺は今、花咲川女子学園に向けて急いでいる。普通、生徒会を決めるのに30分もかかるとは思わねえだろ....

「さすがにあっちが早く終わるからって10分以上遅刻するのはヤバい!」

そして校門に着くと、校門の前で待っていた有咲に

「遅い!15分遅刻!先行っちまうとこだったぞ!?」

「悪い、悪い。思ったより話が長引いちまって。」

と、言われてしまった。

それから俺たちは帰路につく。

今日のお昼は何かなと、そんなことを考えつつ学校を後にするのだった。

━━━━━━━━━━━━━━

私は今悩み事をしている。

それはどの部活に見学しても、キラキラしなかったから。

「うーん....」

そんなことを考えていると私の目の前にキラキラ光る星のシールが貼ってあるのを見つけた。

なんでこんな所にシールが?と奥を見てみると同じシールがずっと奥まで貼ってある。

私はそれに連れられるかのようにそのシールが案内する場所へ歩く。

何だかそれについていけばキラキラするものに出会えるような。

そんな気がしたから。

シールを追う足取りがどんどん早くなる。

気が付くとシールが家の中に続いていた。

 

 




取り敢えず書けました。
もう少しセリフ多めにするべきでしたかね()
また2日後に出るように頑張ります。
また次回もお楽しみに!


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randomstar

もう2日に1回投稿なんてことは言いません()
読み返すとやっぱりどこかおかしい文章ばっかで...
書いてくうちにどんどんよくなることを願うばかりです。



━━━━━━━━━━━━━━

そのシールは目の前の家の中に続いていた。

(気になるけど....勝手に人の家に入るのも...)と思っていたが、どうやら好奇心の方が勝ってしまったらしく私は家に入ってしまった。

 

「すみません〜誰かいますか...?」

と挨拶をするも返事が無い。それで辺りを見回すと...

まず1番に思うことはとにかく広くて、松の木が沢山生えている。

入った目の前の通路らしき道の横には誰が手入れしてあるのだろうか?

とても綺麗な盆栽が並んでいる。

これこそがこの前テレビでやっていた、日本庭園というものなんだろうか?

そして何より1番目立つのは家の少し後ろに見えつつも一際存在感を放っている蔵。

私も本物を見るのは初めてだった。

そしてよく見るとその蔵に向かってシールが続いている。

 

蔵に近づくとさっき見えていた時よりも大きく見えた。

そして入口をよく見ると、鍵が開いているのがわかった。

この先に何があるのだろう——。と期待を膨らませて私はその蔵の中に入った。

━━━━━━━━━━━━━━

それは帰ってきて着替える間もないすぐのこと。

「約束だ!今から盆栽買いに行くぞ!!」

「あ、覚えてたのか...」

もしかしたら忘れてるかと思ってたが、流石に有咲相手にそれは甘かった。

「当たり前だ!あと優斗。あんな面倒臭いところに半ば無理やり行かしたのに約束守らないとか言ってみろ?今すぐそこにある手入れバサミでお前の事を刺s」「わ、わかったから落ち着け!」

危ない、危ない。危うく地雷を爆破させるところだった。

それにしても有咲という地雷はどうにも扱いが難しい。

「分かってるならそれでいい!さあ買いに行くぞ♪︎」

そういうと元気よく玄関で靴を履き始める。

「元気いいなお前」

てか感情のバリエーションありすぎだろ。どれが本物のお前なんや。

そんなツッコミを1人内心でしておく。

俺も靴を履き外へ出た瞬間、

「....おい、今誰か蔵の中に入らなかったか?」

俺は猫耳っぽいものが蔵の中へ入るのが見えた。

「え?んな訳ねーだろ?ばあちゃんだって家の中だぜ?しかもお客さんはこっちへ来るはずだから蔵になんか入らねーよ。」

「いやいや、絶対に入った。見に行こう。泥棒かもしれない。」

「な、ど、泥棒だと!?ならこれで...」

と言って有咲はすみに置いてある少し大きめの手入れバサミを持って蔵の方へ向かった。

「お、おい!まだ泥棒と決まったわけじゃ...」

と言った時にはもう時すでに遅し。有咲は蔵の方へ行ってしまっていた。

こういう時に広すぎるこの家を恨みたくなる。と言っても無駄か。

と変な騒ぎにならないよう俺も後をつけた。

━━━━━━━━━━━━━━

蔵に入ると色んなものが置いてあった。

高そうな壺や絵に更には鎧まである。そういえば家の入口に質屋って書いてあったような....

そして私は奥に立てかけてあるひとつのケースが目に入った。

「うわー!これなんだろう?」

と言った瞬間、

「両手をあげろ!」

?となって後ろを向いた瞬間、、、

「...え?きゃーーー!はさみ!人に向けちゃダメだよ!」

いきなり金髪の子にかなり大きいハサミを向けられていた。私は怖くなって言われた通り両手をあげた。

「逃走経路を確保しておかないなんて、とん、だ泥棒ね!初犯!?」

....泥棒?私シールについてきただけなんだけど....

「あ、あの私星のシールを見つけt」

と、両手を下ろして説明しようとした瞬間、

「両手!」

「はい!」

━━━━━━━━━━━━━━

その光景を俺は蔵の入口から見ていた。てかコントしてるのかと思うぐらい面白い。有咲と...あの猫耳の人...勝手に入ったとはいえいきなり刃物突きつけられるなんて少し可哀想だな。

でも止めない。だって止めようとしたら俺が刺されるもん。シブンノイノチノホウガダイジ。コレジョウシキ。

....さすがに刺されたくはないとはいえ止めないと不味い雰囲気なので止めに入る。

「おい、有咲。落ち着け。」

「優斗!?こいつ泥棒だぞ!?」

「だ、誰?」

いやまだ盗んでないだろ。住居侵入罪にはなるが。てかどんだけ脅してるんだよ。もう彼女泣きそうじゃん。

「まだ盗んでないだろ。てか有咲脅しすぎ。その子泣きそうじゃん。....取り敢えず話を聞こう。名前は?」

「と、戸山香澄です!」

「戸山さんか。....てかその服もしかして花咲川女子学園の人?」

「はい!私1年A組なんです!」

「A組か。成程。そういえば有咲はB組だっt」

「はあ!?何言ってるんだよ!私は大人だよ!!」

....何言ってるんだこいつ。

「いやいや、何言ってるんだ?お前は市ヶ谷 有咲。花咲川女子学園1年B組だろ?」

「だから違うって!!」

違うって言ってるけど、お前今制服だからな。

「市ヶ谷...?もしかしてさーやがいってたのって...貴方?」

「うげっ....なんで山吹の事知ってるんだ...しかもいつの間に私の事知ってるのかよ...」

「だって貴方始業式の時出なかったから...結構有名だよ?」

「な....そ、そんなことはどうでもいい!!なんで蔵の中に入ったかを聞いているんだよ!」

((あ、無理やり話変えた))

「帰り道の途中、キラキラのシールが貼ってあるのを見つけて、それを辿ったらのここに辿り着いて...それで何があるのか気になったから入ったよ!」

「そ、そんなの知らねぇよ!取り敢えず出てけ!」

「え...お願いそのケース見させて!」

ケース...?あ、そこにあるギターケースのことか。

「これか?別にいいぞ。ほい。」

「な、優斗!勝手に開けんなよ!」

「別に大丈夫だろ。開けちゃいけないものはこんなところに入れないだろうしな。それにお前はギター使わねぇだろ?」

「な、そ、そうだけど....」

「....おし開いた。」

「うわぁ....」

ギターケースの中を開けると『randomstar』と書かれた板とギターが新品同様のように入っていた。

「...ねぇ!弾いてみていい!?」

「ああ、別に構わないぞ。」

「お前が決めんなよ!」

「大丈夫でしょ。仮に責任を負うとしても俺だしな。」

それにこんぐらいじゃおばあちゃんは怒らないだろうし。

ポロンポロン♪︎

「凄い!鳴った!」

「ギターなんだから当たり前だろ!ほら早く出てけよ!」

「お願い!もうちょっと!」

「駄目だ!駄目!出てけ!」

と有咲の怒りにより、香澄と言う人は家の外に出されてしまった。

外は夕暮れで少し暗くなっている。

その後しょんぼりしながら帰っていった。

帰り際に、「また今度来ます!」「来んな!」

というコントを披露してくれた。

この2人仲良いなあと思いつつも俺は誰も居なくなった蔵を閉めて家の中に入るのだった...

 

 

「あ!盆栽買うの忘れた!」




多分今までで一番多いですね....
ちょっと最後雑になりましたがランダムスターと香澄の出会いまでは書けました。次回はかすあり回ですかね...?

次回もお楽しみに!


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とある休日

番外編というほどではありませんが本編にはあまり関係ないようなお話です。
因みに鉄オタ全開ですが読みやすいように頑張ります。



鉄道。

それは人々を運ぶ公共交通機関。俺はそんな鉄道が好きだ。

好きと言ってもこれは何系だとかこの音は○○製のVVVFだ。とかそういう好きでは無い。

単に見ることや乗ることが好きということである。

そして、ホームに来た電車にあてもなく乗り、着いた駅で様々なものを見るというのも1つの楽しみである。

━━━━━━━━━━━━━━

とある休日。

俺は学校が休みということもあり、久しぶりに鉄道を使い日帰り旅をしようと思った。

早速準備し、ばあちゃんと有咲に行ってきますと言い、俺は駅に向かった。

都内の駅と言っても東京や横浜と言った大ターミナル等ではなく、

ちょっと新しめの普通の駅である。それがまたいいとか言ったらジジくさいとも言われそうだが別に気にしない。

早速ICで中に入り、ホームへ上がる。

時間は朝8時すぎ。

早速電光掲示板を見ると、普通列車の後に特急列車という表示がある。

行先は千葉県ということが分かり、たまには特急列車で旅をするのもいいなと思い、早速ホームにある指定席券売機で指定席券を買う。

乗車券はICでもいいとはいい時代になったなぁ〜と本当に高校生なのかと疑われそうな感想。

流石に駅弁を買うお金まではなかったが、自販機でジュースを買い、

列車が入るまでベンチに座り暇を潰す。

 

15分後に特急列車が入ってきた。

休日ということもあり、中々の家族連れなどが特急列車に乗っている。

中には俺と同じような人も見受けられた。

早速乗り込み券に書かれている自分の席へ座る。

終点の目的地までは1時間半程。

有咲とばあちゃんに買うお土産を何にしようかなと考えている間にも

列車はどんどんスピードを上げて、目的地へ向かう。

30分も走れば車窓がビルが立ち並ぶ光景からどんどん田や畑が目立つ光景になり乗っている列車がいかに早いかをわからせてくれる。

そしてあっという間に終点の駅に着いた。1時間半の乗車時間が10分のように感じられた。

 

早速駅の外に出てみると、花咲川とはまた違う景色に心が踊り出すような、そんな感情が俺を楽しませてくれた。

近くの観光案内の看板を見てみると、この近くは別荘地としても有名な所らしく、弦巻という大企業の社長の別荘や、大臣の別荘などテレビでもよく見るような人物の別荘が数多くあるという。

また近くには弦巻水族館などといったレジャー施設も数多くあるらしい。

でも俺は水族館に行くためにここに来た訳では無い。

取り敢えず近くの展望台に行く事にした。

 

駅から徒歩十分程にある展望台は雑誌の特集に載るほどの有名なところで1度行ってみたいと思っていた。

早速そこへ向かう。展望台に着くと流石、

雑誌に載るほどだけはあり人もそれなりにいた。

そしてそこから見える景色に俺は感動した。

「うわあ....すごい綺麗だ....」

思わずそう言ってしまうほどの景色。目の前にはどこまでも続く広い海。その景色を見ていると心が洗われていくような気がする。

定番の感想だがこれ以外の言葉は見つからない。

気づいた時には30分程その景色を見ていたらしく、時計を見ると10半をまわっていた。

展望台の近くにあるお土産屋さんで有咲達のお土産を買い、

帰りはのんびり普通列車ででも帰ろうと考えていると...

「ふぇぇぇぇ...迷子になっちゃったよぅ...」

....青髪の子がTheお手本と言ってもいいような感じで目の前でオドオドしている。

流石に見たからには放っておくにはいかないし...

「ねぇ、もしかしなくても迷子だよね?」

「ふぇ!?は、はいぃ...実は友達とはぐれて、取り敢えず戻ろうとしたら迷子になっちゃって...」

「あ、そうなんだ...取り敢えずどこで迷子になったかわかる?」

なんか迷子センターにいるお兄さんみたいになってるけど気にしない。

「えっと...どこだっけ...ふえぇ....」

あ、そもそもどこで迷子になったかすら分からないパターンね...

「取り敢えず入口まで行こう。着いてきて。」

「あ、ありがとうございます...」

━━━━━━━━━━━━━━

 

取り敢えず入口には戻ってきた。

「着いたけど、君の友達はいる?」

「え...えっと......あ、こころちゃん!」

「あ、花音!やっと見つけたわ!」

「ごめんね...迷子になっちゃって...それであのお兄さんに連れてきてもらったんだ...」

「貴方が花音を連れてきてくれたのね!お礼を言うわ!」

「いやいや、別に大したことはしてないよ。」

「本当にありがとうございます...!あ、私松原花音(まつばらかのん)と申します。」

「私は弦巻(つるまき)こころよ!改めてお礼を言うわ!」

「俺は中井悠斗。取り敢えず松原さんが友達と会えたようでよかった。」

「あ、花音で大丈夫ですよ...!」

「私はこころと呼んでちょうだい!」

「そうか。なら俺の事は優斗と呼んでくれ。」

「本当にありがとうございました!」

「いやいや、無事ならそれでいいよ。取り敢えず俺はもう行くから。じゃあね。」

「はい!また会えたらどこかで!」

いやはやいい事をした後は気持ちがいい。

そんな訳で俺は帰路に着く。

 

そんな中、弦巻という苗字が引っかかり、帰りの電車の中で調べてみたら大企業の弦巻社長の娘ということを知りめちゃくちゃビックリしたのはここだけの話。




なんか違うんや...自分が書きたいのはこれじゃないんや...()

取り敢えずハロパピの中で花音とこころが出てきました。
ぶっちゃけ登場させるつもりは無かったのですが、途中からこれBanG Dream!関係なくね?ということを思い、急遽元々書いてあった文を半分ほど消しこの文のようになりました。まあ推しを出すことが出来たので結果オーライですが....
てか鉄オタじゃない限りVVVFなんて言葉分かりませんよね...アハハ()
次回はどうしようか悩んでます...取り敢えず香澄のお話にしようとは思っていますが...多分変わります←

お気に入り登録して頂ける方ありがとうございます!
ハーメルンというサイトを初めて使ったのでお気に入りという機能を知らなく、2話でも言いましたが気づいたら10何件も登録していただけてとても嬉しいです!これからも頑張って書いていくのでよろしくお願いします!




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BanG Dream!

ごめんなさい!
色々ありPoppin’Party結成のお話は、飛ばさせていただきます。
要望があれば大分後に別に書きます。


香澄が来た後の1ヶ月はとても濃かった気がしなくもない。

あの後香澄がランダムスターを手に入れ、有咲とバンドを組み、

最終的に牛込さん、花園さん、山吹さんという人も仲間に入り、Poppin’Partyというバンドを組んだ。

俺は特に関わろうとはしなかった。バンドと言うものはまるっきり分からなかったしそもそも音楽に関してはピアノを前少し習っていた程度。

メンバーに関してだが、牛込さん、花園さん、山吹さんとはタメで話せるぐらい。

自分が男というのもあり、特に話題に花が咲くこともない。

次第に有咲とも話さなくなり、溝は深まっていった。

でもそんな話すほどの関係では無かったから特に気にしてはいない。

この先はPoppin’Partyというバンドが結成されてから間もない話。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

今日は日曜日。時刻は午前10時過ぎ。

俺は市ヶ谷家の二階にある自分の部屋で特にすることも無く、ボーッとしている。

耳をすませばほんの微かに聞こえるギターやドラムにベース、キーボード。

そういえば香澄が外で今日は「一日練習!」とか言ってたようなそうじゃないような。

ポケットからスマホを取りだし、ニュースを見てみる。

強盗やら感染病に、殺人事件。

物騒な世の中だなと思っていると、ドタドタドタと誰かが階段から上がってくる音が聞こえる。

すると次の瞬間、バァン!と扉が開き、

「あ、いたいたー!」「こんにちは。」「お邪魔してます。」「ちょっと待ってよ〜」「香澄ィ!家の中走るなー!」

といつもの面子が。

「...取り敢えず、ノックぐらいしような?」

鍵でもかけとくべきだったか.........てか俺の部屋に鍵ついてないし。

「優斗!ちょっと私達の歌、聞いてくれないかな!?」

「....は?」

「香澄....優斗困惑してるじゃん....」

沙綾たちの説明によると、今度CiRCLEで開く、ガールズバンドの発表会があるらしくそれに向けた歌を聞いてくれとの事。因みにCiRCLEとは近くにあるライブハウス。近くを通ると、他のガールズバンドが練習しに来ている所をみかける。

「成程...別にいいけど俺、音楽の知識ほとんど無いけど大丈夫か?」

(別に聞いてくれるだけでいいから!)と。

なんか複雑な気持ちになったが、俺らは、Poppin’Party略してポピパの練習場所である蔵の地下に向かった。

因みに聞いて欲しい曲はふたつあるそうだ。そしてどちらかを選んでくれとの事。

地下につくなり、早速ポピパのメンバーは位置につく。

ボーカルの香澄が「んじゃまず一曲目!」と声をかける。

一曲目の感想は、少し激しめの曲。なんでも曲はたえが作ったそうで、今までのPoppin’Partyのふんわり感はなく、どちらかと言えばロックに近いと思う。

個人的にいいと思うのがサビの最後の

「この手を離さない!」という歌詞に合わせ手を前に出す仕草。

かっこいい。その一言に尽きる。

歌い終わり休む暇もなく2曲目。それより2曲連続で演奏できるこの人達凄すぎるだろ....

2曲目の印象は一曲目の正反対。明るくリズムに乗ってしまう曲。

楽しい曲だし歌詞の意味もそれなりに深く、まさに青春だな(?)と思う。POPPING!というまさに意味通りなこの曲も先程の曲と同じぐらい良いと感じた。

演奏し終わった後の5人の笑顔が眩しすぎる。もう少し光量オサエテ()

「ハァハァ.....ど、どっちがいいと思う?」

どっちもいい曲。だからこそ——

「俺はどっちもいいと思うぞ。1曲目と2曲目両方選んだらどうだ?」

というと

「......はぁ」

というみんなのため息。あれ俺悪いこと言ったか?

「え?悪いこと言っちゃったか?それはごm」

謝ろうとすると紗綾が、

「あー、違う違う!別に悪いことを言ったわけじゃないんだけど、

実はさっきみんなでどっちがいいかって話してたんだ。だけどみんな両方いいって言うからそれなら優斗に聞いてもらって、どっちがいいか決めてもらおうって話してたんだけど....」

「なるほど、だけど悪い。俺はどっちがいいなんて決められねぇわ。

両方良い。これじゃダメ.....だよな?」

5人からは決めてくれ!という頼りにしているという目線。

流石に適当にする訳にはいかないけどどっちもいい曲だしな.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運命って本当に偶然起きるものなのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んじゃ、私達のマネージャーやってよ!それでお仕事しながら決めて!」

「「「「.....え?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「......は?」

 

 

 

 




流石に無理矢理にもほどがありますね....
ごめんなさい!どうしても原作丸かぶりしないようにPoppin’Party結成のお話を飛ばしたんですが無理矢理すぎました!
次回は流石に普通の会話になると思いますが.....
頑張ります!


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ピアノと思い出。

よく見てみると何書きたいのかわかんなくなってきました....
セリフと文章を改行して見やすくしてみました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それは俺がまた小さい時.....

 

 

 

亡くなった母親はピアノが好きで、昔住んでいた家にもグランドピアノほど立派ではないがそれなりにいいピアノがあり母親はよくそれを弾いていた。

たまに母親に簡単な曲を教えて貰った。母親は俺が弾ける度に喜んでくれた。その時、俺は母親にもっと喜んで欲しかった。だからその曲を完璧にして、もっと喜んでもらおうと考えて一生懸命練習した。

そんなある日の事。

俺の住んでる町の公民館にはかなり立派なピアノが置いてあり、自由に弾いていいという。

そんな公民館に用事があり母親と2人で行った時、練習したから見てと言い、母親に練習の成果を見せた。

 

「凄いわね!優斗!そんなに上手に引けるなんてお母さん嬉しいわ!」

 

と、とても喜んでくれて俺も嬉しかった。そして用事を済ませ外に出た時。

 

「ねえ!さっきのピアノ貴方だよね!?」

 

「え?」

 

後ろからそう言われ振り返ると、金髪の、俺と同じぐらいの女の子

 

「う、うん!そうだよ!お母さんに教えてもらったんだ!」

 

「凄いね!そうだ!私も一緒に君とピアノ弾いてみたい!」

 

「えっ、でも....」

 

と返事ができず、独り言をブツブツ言っていると...

 

「あら、それなら2人でピアノ教室に通ってみたら?」

「良いの!?やったー!んじゃ私お母さんに聞いてくるね!」

 

「え?あ、ちょっと....」

 

呼び止めようとするがその子はもう居ない。それにしても色々慌ただしい子ねとお母さんは笑っていた。

 

1週間後、俺らはピアノ教室に通い始めた。

ここのピアノ教室は1人につき1人の先生がいて、1曲弾けることに金色の星のシールをくれるらしい。母親にもっと凄い曲を披露したい。だから一生懸命頑張った。

金髪の子とは帰り道が同じでよく一緒に帰ってた。

 

「そうだ、ねぇ君名前は?」

 

「え?ゆ、ゆうとだけど....」

 

「ゆうと....ゆうと.....ゆーくん!これからはゆーくんって呼ぶね!

私のことはあーちゃんって呼んで!これからもよろしくねゆーくん!」

 

「あーちゃん....分かったよ!こちらこそよろしくね!あーちゃん!」

 

あーちゃんはいっつも笑っていた。俺はそんなあーちゃんと帰るちょっとした時間が大好きだった。

 

 

1ヶ月後。

俺は難しい曲がなかなか出来なかった。だけど母親に喜んで欲しいと思うそれだけの気持ちで頑張ってた。

それに比べてあーちゃんは、天才と言っても過言じゃなかった。

俺が1週間かけてできた曲をあーちゃんは2日でクリアしていた。

それだけでは無い。今やってる難しい曲もあーちゃんは既にクリアしていて俺の5個ぐらい先を行っていた。それを知った時俺は少しあーちゃんが少しだけ遠く感じた。でも嫌いにはなれなかった。

 

そんな時、先生から発表会があるけど出てみない?と言われた。

その発表会はこのピアノ教室から上手い2人が出れるというものらしい。その上手い2人が俺とあーちゃんらしかった。

 

「先生、僕出たいです!」

 

それを聞いて先生はニッコリ。後であーちゃんも出るという話を聞いて

俺は2週間後の発表会に向けて練習を一生懸命頑張った。

毎日毎日、ピアノ教室についたら練習時間ギリギリまでたくさん練習した。あの出来ない難しい曲をやってみよう!という事になり出来ないところは先生に優しく教わり、発表会の2日前にはできるようになった。

 

発表会前日。俺はあーちゃんと一緒に帰り道を歩いていた。

 

「ゆーくん、遂に明日だね!」

 

「うん!あーちゃんどんな曲を演奏するの?」

 

「えっと私はね——」

 

「え!?そんな難しい曲をやるの!?あーちゃん凄いじゃん!頑張ってね!」

 

「うん!ゆーくんも頑張ってね!あ、こんな時間!私、急いで帰るね!」

 

と家に向かって走るあーちゃん。そんなあーちゃんに向かって俺は

 

「あーちゃん!もし大人になったら―」

 

聞こえているかも分からないけど大きな声で叫んだ。

 

発表会当日。

この発表会には他のピアノ教室からも人が来るらしい。たくさんの人が見ている。あーちゃんは僕の先に弾いていた。とてもたくさんの拍手が送られていた。これには負けられないと気合を入れたのだった。

 

遂に俺の番。

先生に習った、一礼をして椅子に座る。

演奏を初めて少しした時.......あっ。

間違えてしまった。あんなに練習したのに....昨日までちゃんと出来たのに.....

演奏しきることは出来たけど何より出来ていたところが出来なかったというのが当時の俺にとって何より許せなかった。涙が浮かぶ。

その時、教えてくれた先生の言葉を思い出す。

 

「優斗君。もし、ミスをしてしまっても泣いてはいけないよ。

泣いてしまったらそれまでが全て無駄になってしまうから。」

 

だから泣かない。泣かないんだ。無駄にならないように。...泣か...ない。

 

 

 

 

でもやっぱり無理だった。

母親がいる所で沢山泣いた。泣かないと決めていたけどやっぱり泣いた。悔しかった。ミスをした、そのひとつのことで沢山泣いた。

 

 

 

後日。その事があまりにも悔しくてピアノ教室をやめた。

母親は俺のことを気にしてくれたのか、何も言わなかった。

あーちゃんにはやめるとも何も言わずにお別れした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出来ることならもう一度あーちゃんに会いたいな。

でもそんな願いは叶わないよな.....

 

 

 

 

 

そしてこれは俺が思い出したくないことの一つである。




ちょっとシリアスぽかったですかね...?
また過去話になってしまいました....
最後がまた少し適当ですが作者の日本語能力が.....()

また次回もお楽しみに...!


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増える悩み

矛盾を起こさないように頑張ります...


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「な、何言い出すんだよ!香澄!」

 

「え?でもこの前、セトリとか色々考えてくれる人が欲しいってみんな言ってたよね?」

 

「そ、それはそうだけどさ....!!」

 

「香澄?優斗のことも考えなきゃ。優斗にも事情はあるんだから。」

 

「お、おい。優斗?あのバ香澄の言うことだから別に本気にしなくていいし、引き受けなくてもいいんだぞ...?」

 

香澄にいきなり言われた、マネージャーになってくれという発言。

いきなりの発言に驚きを隠せなかった。

ただ、ポピパの皆や有咲と関係が深くなることは出来そうだな....

でも俺は果たしてその仕事ができるのか?と考える。

....でもやらないで後悔するよりはやって後悔した方がいいってどっかの

テレビで言ってたし。

 

「おい。マネージャーの件だけどさ、引き受けるよ。」

 

「ほらやっぱり引き受けるってよ。......え?」

 

「え?やってくれるの!?やったーーーー!!」

 

「ほ、本当にいいのか?そりゃやってくれるなら、あ、ありがてぇけどよ...」

 

「あれー?有咲が素直に喜んでる!」

 

「う、うるせーーーー!べつに喜んだっていいだろ!?

そ、それよりなんで引き受けてくれたんだ?」

 

「やらないで後悔するよりやって後悔した方が良いしね。あと俺暇だし。それにマネージャーっていうのも面白そうだし引き受ける事にした。」

 

「そ、そうなのか。お前って案外協力的なんだな.....」

 

おいそれどういう意味だコラ。お前から見た俺って自分の事しかやらないような奴にしか見えないのか?泣くぞ。

 

「んじゃあ早速お仕事。うさぎのしっぽパン買ってきてよ。」

 

「え?マネージャーの仕事ってお使いがメインなのか?」

 

「おたえちゃん、それはちょっと違うような気がするな....」

 

「.....ん?おたえ、それってうちのパンじゃない?」

 

「そうだよ?」

 

「それって、わざわざマネージャーである優斗に頼む必要ないんじゃない?私が持って来ればいい話だし。」

 

「そもそも、パンぐらい自分で買ってこいよ.....」

 

たえの天然というかバカが発動した所で改めて俺は、自分から地雷を踏みに行ったことを後悔し始める....

 

「てか話脱線しすぎ....取り敢えず優斗が正式にマネージャーになったはいいけどまず何からやってもらうんだ?」

 

「だからうさぎのしっぽp」

 

「おたえ!それはもういいから!」

 

「.......」

 

というかこいつらは何故こうも直ぐに、コントを始めるのだろうか.....

......そして、それらを考えるだけ無駄だと言うことに気付く。

そしてその後も話し合い(笑)が続き、最終的に俺のマネージャーの仕事が決められたのは2時間後だった。

そして決められた仕事は、

 

1、セトリ決めを手伝う。

2、マネージャーとして練習を必ず見学、アドバイスをする。

3、Poppin’Partyが出席するイベントの計画を主に練る。

4、香澄たちの勉強を教える。

 

.......ん?何か最後おかしくないか?と言った瞬間、テーブルを挟んだ向こうにいる金髪頭にとんでもなく睨まれた。オォコワイコワイ()

というより、4つ目に関しては有咲が言い出したもので、理由に関しては単に教えるのがめんどくさいからだそう。

俺は勉強に関しては、平均+10〜20ぐらいしか取れないので、あまり頭がいいとは言えない。

 

「ていうか、そもそも俺たち学校違うから、勉強の進み具合違うんじゃないのか?」

 

という質問に対し有咲は、

 

「ネットで調べたら大体どちらも同じぐらいの進み具合だってよ。これで安心して香澄達の勉強に付き合ってもらえるな!」

 

へーそうなんだー(棒)

 

「というか、今のインターネットってそんなことまで載っているのか...(小声)」

 

「優斗、お前年寄りみたいな感想だな....」

 

聞こえてたんかい。

 

「聞こえてたのか.....悪い、あんまりそういうのに詳しく無いもんでな....」

 

「あはは....と、取り敢えずこれからマネージャーとしてよろしくね!優斗!」

 

「おう。取り敢えず、俺なりに頑張ってみるよ。」

 

「あんまり無茶はしないでね....?優斗くん....」

 

「無茶はしないと思うけどな。まあその時はその時だ。」

 

 

 

こうして俺の、Poppin’Partyのマネージャー....というよりお手伝いさんみたいな生活が始まった。

 




りみ「私のセリフ少なくない....?」
作者「気のせい気のせい....」

メンバーのセリフの割り当てを考えてはいるんですがどうしても
使いやすい(?)キャラクターばっかりセリフが増えるんですよね....
まああくまでメインは有咲なんですが.....

次回もお楽しみに!


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商店街の暖かさ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

朝、学校に行き授業を受け、家に帰る。そして仕事。

3日間、ずっとこの繰り返し。

今日もそのつもりで過ごしていたのだが...

 

「あ、有咲からメールだ。なになに...香澄が家の用事でこれないから今日練習は無し。あ、あと帰りに夕飯のコロッケ買ってきて。頼んだぞ?マネージャーさん。...ってマジか....お使い行かされるのかよ....」

 

コロッケが売っているお店がある商店街は、この学校から少し離れた所にある。でもそこへ寄るとかなり遠回りになってしまう。でも、

 

「関係を崩さないようにするには行くっきゃないよな....」

 

(てか俺も食べたいし)と早速買いに行く事になった。

━━━━━━━━━━━━━━

 

この町の、真ん中より少し東側にある、商店街にはお好み焼き屋、

パン屋、カフェなど色々なお店がある。俺はその商店街にあるお店のひとつ、北沢精肉店に来た。ここのコロッケは安い、美味い、大きいの三拍子を売りとしている。しかもよく買いに来るおかげで手伝いをしている子にも顔を覚えて貰ったほど。因みにひとつ50円。

 

「ありがとうございました!また来てね!....あ!いつも沢山買ってくれるお兄さんだ!コロッケ揚げたてだよ!」

 

「お、丁度いい時に来たな。美味しいコロッケを沢山買っていくのは当たり前だろ?んじゃ4つ貰えるか?」

 

「オッケー!んじゃ、50円が4つで200円だよ!」

 

「やっぱり安いよな。ここのコロッケ。しかも大きいし。ほい、200円。」

 

というかよく50円って値段つけられるよな。赤字とか、気にしないのかね?

 

「毎度あり!はい!コロッケ4つ、揚げたてだよ!」

 

「お、ありがとうな。また来るよ。」

 

「....あ!お兄さん!いつも来てくれるし名前で呼びたいから教えてくれないかな!?私の名前は北沢(きたざわ)はぐみだよ!はぐみって呼んでね!」

 

「俺の名前は中井優斗。宜しくな、はぐみ。」

 

「宜しくね!ゆーくん!」

 

俺はまたひとつ新しい友達が増えたらしい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

スマホを見ると午後5時。さあ帰ろうとしたその時。

 

「.....パンのいい匂いがする。寄ってみるか。」

 

そして向かったのは斜め前にあるやまぶきベーカリーというパン屋さん。

Poppin’Partyのドラム、山吹沙綾が住んでいる家。

沙綾はよく、店番をしていて、いつも明るいことから商店街の人達からも

人気なほど。しかも今日、練習が無くなったので多分いると思い寄ってみることにした。

この時間、どうやらパンも焼きたての時間らしくいい匂いがする。そして俺はここのメロンパンが大好きだ。一度に3個は絶対。そしてその大好きなメロンパンの匂い。買わない訳にはいかない。

 

「いらっしゃいませ!焼きたてのパn...って優斗!いらっしゃい!

優斗の大好きなメロンパンが今焼きあがったよ!」

 

「おっ、それは楽しみだ。他のパンも見ていいよな?」

 

「もちろん!因みに今なら6個以上買うと割引だよ!」

 

流石は商売人。買う人の心を分かっている。割引きなんて言葉言われたら買わない訳にはいかない。....でもいつも7個以上は買ってるというのはここだけの話。

そんな話は置いておき。店内を見ると、多種多様なパンが置いてある。

ピザパン、ソーセージパンなどと言った惣菜パンや、俺の大好きなメロンパンやクリームパンと言った定番。それ以外にもフランスパンや、食パンなど足りないパンはないのではないのかというぐらい、ここに来れば色々なパンが買える。

その中で俺が取ったのは...

 

「メロンパン4つにクリームパン2つ。あとたまごパン一つね。合計550円になりまーす!」

 

安い。安すぎる。割引きが付いてるとはいえ、この価格。はぐみの店といい、沙綾の店と言い、いい意味で馬鹿だと思う。

 

「やっぱ安いな。」

 

と財布から550円を取りだし沙綾に渡す。

 

「550円丁度ね。ありがとうございました!」

 

「いつ来てもここのパンは美味しいからな。また来るよ。」

 

「ふふっ。いつもありがとうね。....あ、それと」

 

「?」

 

「私の気のせいなら謝るけど、そのたまごパン有咲の分でしょ?」

 

「ギクッ」

 

沙綾の言うたまごパンは中に丸々ゆで卵がひとつ入っているパンのことなのだが、

 

「お、やっぱり合ってた。有咲いつもそれ食べてるもんね。」

 

そう。沙綾は練習の時よくパンを差し入れしてくれるのだが、有咲はいっつもこれを気に入って食べていたので買ってあげようと思い購入した。

それがまさかバレるとは....山吹沙綾、恐るべし。

 

「はは....まさかバレるとはな....」

 

「まあね。でも有咲きっと喜ぶと思うな。」

 

「そのために買ったからな。んじゃまた。」

 

「ありがとうございました!また来てね!」

 

俺はやまぶきベーカリーを後にする。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「ただいま。」

 

「おかえりなさい。優斗、そろそろ晩御飯だよ。」

 

「あ、おばあちゃん。はいコロッケ。」

 

「ありがとうね。有咲は自分の部屋にいるよ。」

 

「はは....別にわざわざ言わなくてもいいから。」

 

ばあちゃんはたまにとんでもない地雷を置いていく。

 

「有咲ー。沙綾の所のパンも一緒に買ってきたけどいるかー?お前の大好きなたまごパンもあるぞ。」

 

と有咲の部屋の前で呼んでみる。

 

「マジか!?って、なんでお前が私の好きなパン知ってるんだよ!?」

 

「だって、お前いつも沙綾の差し入れのパンいつも美味しそうに食べるじゃん。」

 

「ま、まじか。私そんなバレやすいのか...」

 

「ほい。」

 

「あ、センキュー...」

 

「あと、パンを美味しそうに食べる有咲めっちゃ可愛いよ。」

 

「!?ゆ、優斗のバカ!」

 

と顔を真っ赤にして襖を閉められてしまった。俺そんな変なこと言ったか?思ったことそのまま言っただけなのに。

結局その日は有咲が怒ってた理由が分からなかった。

 

因みに次の日までずっと有咲はぷりぷりしてましたとさ。

 




取り敢えず新キャラ出せました。
ハロハピしか出てないのは単純に出しやすいからという理由です。
他のグループも出す予定なので楽しみにしていてください。
(まあこんな小説誰も読まないか...)
次回もお楽しみに!


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発表会に向けて

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

金曜日の放課後。

練習を一旦やめ、休憩しているポピパ一同に俺は聞きたいことがあった。

 

「そういえば聞き忘れてたんだけど、ガールズバンドの発表会だったっけ?それって何時なんだ?セトリとか考えなきゃいけないし。」

 

と聞くとメンバーの5人が(あ...)というような顔でお互いを見つめあっている。ん?俺地雷踏んだか?

すると香澄が、

 

「あっはは....それがね優くん...」

 

そして香澄に告げられた言葉は、

 

「はあーーーー!?あ、明後日だと!?しかも明日提出!?じ、冗談はよしてくれよな?香澄さん。」

 

いやいや、明日は流石に無理だろ。つーかなんで誰も言ってくれなかったんだ。

 

「ご、ごめん!優くん!ど、どうしよう....有咲ぁ!」

 

「わ、私に頼るな!!.....でも本当にどうしよう。」

 

「今からセトリとか決めるの?間に合わなくない?」

 

「ど、どうしよう....」

 

みんなが困っている中、マネージャーとしての役目を果たせ

ていない自分にだんだん腹が立ってきた。

なんでもっと早くセトリを決めようと思わなかったのか。そしてなんでその事を気にかけなかったのか。

しかし腹が立っていても何も解決はしない。だからこそマネージャーとしても、中井優斗、俺自身の成長ためにもここは頑張らないといけない。

 

「よし、急いでセトリ決め始めるか。」

 

「「「「「!?」」」」」

 

と言った途端、そこにいたメンバー全員が驚いた。

 

「はあ!?優斗、今から決めるって言うのか!?」

 

「有咲、そしたら明日、Poppin’Partyはセトリ完成していません。って言うのか?そんなわけにいかないだろ?」

 

「っ、そ、そうだけど....」

 

「まあ俺が言うのもあれだし、みんなよく言うけどやっぱり、やらないで後悔するよりやって後悔した方が何倍もいいからな。あと諦めるってのは俺としてもマネージャーの俺としてもそれはプライドが許さない。」

 

自分からやると言ったからには仕事をやらない訳にはいかない。

仮にマネージャーじゃなかったとしてこのピンチがあったとしても多分、手伝っていたんじゃないかな...?

 

その後、セトリを練習時間ギリギリまで考え、何とか終わった時にはもうとっくに日はくれていた。

 

「ま、まさか本当に終わるとは....優斗、こういうの得意なのか?」

 

「んなわけ。セトリ自体見るのも考えるのも初めてだよ。」

 

「え?じゃあなんでこんなに早く....」

 

と香澄に聞かれると少し考えて俺はこう言う。

 

「うーん、そうだな...マネージャーとして、お前らを助けようと頑張ったら無事に終わった。...これじゃあダメか?」

 

「ダメじゃないけど、優斗らしいっちゃ、優斗らしいね。」

 

「とにかくありがとうね!優くん!」

 

「おう。また何かあったら言ってくれよな。あとこれから、日程はもう少し早く教えてくれよ?」

 

「は、はいぃ!」

 

まあ無事に終わったからいいか。終わりよければ全てよし....いや全て良くはないか。もっと早く言ってくれればこんなに慌てる必要なかったしな。

 

その後メンバーは帰宅し、俺と有咲は家に戻った。

 

そして居間で会話をする。

 

「しっかし、今日は本当にありがとうな優斗。」

 

「いやいや、マネージャーとして当然の事をしたまでだ。」

 

「同然なのか....?まあそれは置いといて一つ質問いいか?」

 

「ん?なんだ?」

 

「優斗。お前って楽器って触った事あるのか?」

 

「!?.....」

 

それまでの明るい会話が一転、俺の気持ちは暗くなってしまった。あるとはいえない。だって俺はもうあの時の事を思い出したくすらない。そしてこの話は有咲にすら話したことが無い。それぐらい苦い思い出。 だから俺は

 

「無い。」

 

と言ってしまった。それを聞くと有咲は少し鋭い目をして

 

「そっか。」

 

と言い、出ていってしまった。

 

1人残る俺には嘘をついた罪悪感と有咲とまた離れてしまったような気持ちが感じられた。

 

「あーちゃん...か」

 

今もどこかで元気にしているのだろうか。

 

━━━━━━━━━━━━━━

優斗から感じられたあの違和感はなんだろう....

私は自分の部屋に戻り椅子に腰掛け、少し考える。

まるで思い出したくないような事があるような感じ。

......あれ?そういえば前にどこかで優斗を見たことがあるような気がする.....しかもだいぶ小さい頃に。.....ってそんなわけないか。

考えすぎは良くないな。これは多分気のせいだ。

 

 

 

 

.本当に気のせいなのかな......




取り敢えず進展しました。
書き方がヘッタクソなので読みずらいですね。
このあと2人はどうなるんでしょうか?
次回予告....なんてものは書けそうにないです。

次回もお楽しみに。


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公園でも花園ワールド

お気に入り25件ありがとうございます!
こんなゴミみたいな小説に本当にありがとうございます。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

土曜日の朝。

俺はいつも通り、起きて、朝食を食べ、 着替えをした。

昨日、香澄から聞いた話によると他のグループ含め、お昼過ぎにCiRCLEに集まるらしい。

そして、時刻は7:30と言ったところ。流石に早すぎるので、どうしようと悩む。有咲の所へ行こうかとも思ったが、昨日あんな雰囲気で終わってしまったので少し顔を合わせずらい。

 

「そういえば最近は運動をしていなかったな....よし外に出てランニングでもするか。」

 

学校のジャージに着替え、早速外へ出る。

7:30の外は流石に日は出ているがまだ肌寒く、少し冷え込んでいる。

俺は運動はあまり好きではない方。しかし走ることだけは好きだ。

中学生の頃は早めに起きてよく外を散歩したりランニングをしていた。

その事もあってか、足だけは平均よりは少し早い。ただ他のスポーツはからっきしダメだけど。

 

「さみぃ....もう少し中に着るべきだったか?....まあ走っていればそのうち温まるか。」

 

しかし五月とは思えないほど寒い。思い返すと4月に雪降ったし...

今年の日本は全体的に寒くなるのだろうか?まあ暑いより寒い方がまだいい。寒いのは服を重ね着すればまだなんとかなるが、暑いのは俺にとって地獄そのもの。クーラー開発した人まじ天才。

話がズレかけたが、ひたすら寒いのを我慢して走る。

そうして走ること15分。

一旦休憩しようと、近くの公園に入る。

 

「ベンチ....ベンチ....あった。....ってあれは....もしかして....」

 

俺の目線の先に立っているのは、花咲川女子学園のジャージを着て、髪はロングの人。そして、その人を決定づける証拠に袖に縫われた花園の2文字。そして俺はその人の後ろへ行き声をかける。

 

「もしかして、たえか?」

 

「ん?あ、優斗だ。何してるの?少し息荒いし。」

 

「まあ見りゃわかる通り、朝のランニングだよ。たえは?」

 

「私もランニング。天気がいい限り毎日走ってるんだ。」

 

「毎日ってすげぇな。どれぐらい走ってるんだ?」

 

「往復4kmを45分で。」

 

....は?バケモンだろ。片道2kmだと?隣町まで行ってるのか、こいつは。

 

「す、凄いんだな。たえって。」

 

「..........」

 

と言った途端、たえの顔が少し不機嫌そうな顔になる。

 

「ど、どうした?何か悪いこと言ったか?」

 

「....名前」

 

「ゑ?」

 

「私の事、たえじゃなくて、おたえって呼んで。」

 

「え?な、なんでだ?」

 

もしかして俺、実は花園さんに嫌われてる...?

 

「いつも香澄達がおたえって呼ぶからそっちに慣れちゃって。逆にたえって言われるのがなんかおかしく感じちゃうんだよね。だから優斗もおたえって呼んで?」

 

良かった。嫌われてはないようだ。てか、殆ど関わり無かったのに嫌われてたらそれはそれで俺凄くねぇか?

 

「たe...じゃなくて、おたえがそれでいいなら。」

 

「うん。そっちの方がいい。じゃあ、私は優斗の事、ゆーくんって呼ぶね。」

 

「ゑ.......」

 

おいおい、俺はあだ名で呼ばれた事があんまりないから抵抗あるんだよ....!香澄とかもゆーくんって呼ぶけどあれは注意しても聞かなかったから諦めただけで別にそういう風に呼んでいいって言う事じゃないんだ...!

 

「駄目....?」

 

おいやめろ。アイドルとかが良くやるそれをやるな。やめろ。やめてくれ。俺そういうことされたことないから戸惑うんだよ!だからやめろおおおおお!

 

「駄目....?」

 

ボキッ そこで俺の何かが、崩れ落ちる音が聞こえた。

 

「も、もうそれでいいよ。」

 

「やったー。ありがとうねゆーくん。」

 

許可が出た瞬間、さっきまでの悲しそうな目はどこへ行ったのか喜ぶおたえさん。あんた、女優なれる。(確信)

 

その後、今日の予定、これからの話をしたりして、(香澄達曰くの、花園ランドに巻き込まれたりもしたが)おたえとは別れ、俺は帰路へ着く。

 

取り敢えず帰ったらシャワー浴びるか。




取り敢えずおたえさん回です。
YouTubeや、その他を見てて気づいたのですが、おたえの声優のさえチさんとおたえってそっくりですよね。3次元バージョンのおたえなんじゃないかってぐらい。ギターも上手いし。他の声優さんとのお話も面白いですよね。
他の個人的なお話はカバーアルバムを予約したぐらいですかね。

話が大幅にズレましたが、次回こそはCiRCLE回です、、多分。
お楽しみに!


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初めてのライブハウス

シャワーを浴びて時間を確認すると9:00。

その後2時間ほど宿題などをして、11:00。

香澄達の話を思い出す限り、「私達は少し楽器屋さんに寄って行くから、CiRCLEで集合ね!」と言っていた。

初めての顔合わせ。遅刻をするのは言語道断。

俺は少し早めに行って、待っていようと考え、家を出た。

 

そしてCiRCLEの前に着いたのは11:30。

さすがに早く着きすぎた....とも思うが、早く来る分には問題ないはず....多分。

そして周りを見ると、女性しかいない。

前も言ったが俺の住んでいる東側は男が少なく、学生は冗談抜きで俺1人しか居ない。(らしい)

男性が少ないからなのかは、分からないが周りからは少し冷やかな目をされる。でも別に変なことは、していないので堂々とする。

 

ライブハウスの前にはカフェもあり、練習終わりに飲むコーヒーは格別だとか。(ってブラック飲めない香澄が言ってた。)

いよいよ俺は中に入る。ウイーンと自動ドアが開き中に入る。

 

「いらっしゃいませ!ライブハウスCiRCLEへようこそ!ご予約はなされていらっしゃいますか?」

 

と若い店員さんに声をかけられる。

 

「えっと、俺はここ初めてで....ガールズバンド同士の発表会がここでやるみたいなんで....少し早く来ました。」

 

「そうなんだー!」

 

といきなりタメになる店員さん。

 

「.....もしかしてそれって香澄ちゃん達のこと?」

 

「あ、そうです。」

 

「あれ?でも今日はお客様入れないよ?」

 

「あ、実は俺、香澄達のバンドのマネージャーをやらせて頂いてます。」

 

「あ、そうだったんだ。私は月島まりな。まりなって呼んでね。」

 

「俺は中井優斗って言います。まりなさん、よろしくお願いします。」

 

「あ、別にそんなに固くならなくていいからね。普通に喋ってくれればいいよ。」

 

「わかりました。」

 

暇なら話さない?人が居なくて退屈なんだ。と言われ俺はまりなさんと色々喋った。

香澄達が色々と元気すぎること。でも一生懸命なこと。そして今はここら一体で大ガールズバンド時代となっている事。色々喋っていくうちに少しずつ俺はCiRCLEに馴染んでいるようなそんな気がした。

 

約束の時間5分ほど前に他のバンドらしき人達、Poppin’Partyはぎりぎりになって、入ってきた。

 

「あ、ゆーくん!いたいた!来るの早いね。」

 

「逆、逆。お前らが遅いんだよ。」

 

「おたえがギターから離れようとしないからさ.....」

 

どうやらみんなは自分らの担当楽器を見ていたら全員時間をすっかり忘れていたとの事。何やってるんだ本当に。

色々あったが、無事に全員集まったとの事らしく、まりなさんが案内してくれた。

 

案内された場所に入ると見知らぬバントの人達。そして雰囲気がそれぞれのグループごとに違う。あるグループはパンばっか食べてる人がいたり、めちゃくちゃ元気な人がいる。かと思えば、テレビか何かで見たことがある人がいるグループもある。

 

「すみません!今日は紹介したい人がいます!ゆーくん!こっち来て!」

 

と香澄からいきなり呼び出される。

 

「あ、どうも。先日、Poppin’Partyのマネージャーとなりました。中井優斗です。よろしくお願いします。」

 

するとみんなからは宜しくだったり拍手だったりと歓迎してくれた。

するとそれぞれ自己紹介をしてくれた。

afterglow、Pastel✽Palettes、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!というバンドらしい。

それぞれ個別で自己紹介をしてくれている時に俺は再開してしまった。

 

「私はハロー、ハッピーワールド!の弦巻こころよ!って貴方もしかして優斗じゃない?この前はどうもありがとう!」

 

「え?あ、久しぶり。ってかまさかこころがバンドをやっているとは....」

 

「あ....あの優斗さん。お久しぶりです。お、覚えてくれてますか?」

 

「あ、花音?久しぶり。あの後無事に帰れたか?」

 

「は、はい!」

 

花音たちを見てから周りを見るとみんな驚きの目をしている。主にポピパ。

そりゃあそうだ。誰も知らないはずのマネージャーがいきなり他のバンドの人と交流があったんだから。しかもまさかのこころ達と。

 

「お、おい、優斗。弦巻さん達と会ったことあるのか?」

 

と口を開いたのは有咲。

 

「あ、ああ。実は前1人で電車に乗って出かけた時偶然花音に、みんな知っているか分からないけど例の事件が起きてて...その時にこころとも会ったんだ。」

 

と言うと、みんな何かを察したような目をする。

あ、花音ってみんなにもバレてるほどの方向音痴なんだなと確信した。

その後、はぐみからコロッケをめちゃくちゃ貰ったり、「お前、花音って呼び捨てにしてるけど私たちの1個上の、先輩だからな...?」と言われて、驚いたのはまあどうでもいい話。

 

その日はそれぞれのバンドの発表会となっていたが、結構俺に他のバンドが曲を聞いてくれという感じになってしまった。その後はまさかの質問攻め。男子が少ないこともあってか更に質問はヒートアップし、発表会より質問や他のバンドとの交流がメインになってしまったが、無事に終わらせることが出来た。当初のマネージャーとしての仕事はなかったというか、出来なかったが。

そしてポピパのみんなと帰路につき、家に着いた。

そして、スマホを見たら連絡先が大量に増えているという事案が発生したのもまたどうでもいい話である。




投稿が遅れてすみません。色々忙しくて....
相変わらずのクオリティですがよろしくお願いいたします。
次回もお楽しみに!


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季節は関係ない

今回も大分ゴリ押し...だと思います


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「5月現在、全国各地で季節外れの風邪が、流行っています。皆様も手洗いうがいをこまめにしましょう。続いてのニュースです。今は三連休...」

 

というニュースが流れているのは市ヶ谷家のリビング。

 

そしてこの季節外れの風邪に好かれた人が、3人ほどポピパから出てしまった。

 

1人目はりみ。不幸中の幸いなのかそこまで酷くはなく、徐々に回復しているらしい。りみのお姉さんがつきっきりで看病しているらしく、りみに関しては特に不安はない。

 

そして問題の人物のうちの1人は香澄。38.0度まで熱が上がったらしく、食欲もないらしい。しかし、普段の元気はあるらしくメールで、

「ゆーくん、私早く風邪治して、明日にはみんなと練習出来るよう頑張るね!」と連絡がきた。...本人の目の前では言えないが改めて香澄って馬鹿なんだなと思った。いや...もしかしたら本当に完治するのでは無いだろうか?あの香澄のバカ具合だ。そうなってもおかしくは無い。

 

...まあとりあえずあのバ香澄は置いておいて。

もう1人の問題の人物とは...

 

 

 

「おーい。有咲。薬持ってきたから入るぞ。」

...そう、有咲である。

 

「ゴホッゴホッ。あ、ありがとう。ゴホッ」

 

とまあかなり重症。しかも有咲は最近まで引きこもり気味だったのと、運動をあまりしないため、免疫力が皆無に等しいと言っても、過言ではないほど。そのため有咲も38.7度の熱を出してしまった。

 

「んで、体調はどう?なんか欲しいものあるか?」

 

「ゴホッ、だ、大丈夫。てか、優斗お前風邪移るぞ?」

 

「移ったら、有咲が面倒見てくれるんだろ?なら大丈夫だ。」

 

「は、はあ?何言ってんだよ!意味分からないし!もういいから出てくれ!ゴホッ」

 

「あ...悪い。」

 

部屋を出る。

俺は風邪を引いてる人にツッコミをさせてしまった。我ながらやばいことをさせてしまったと後悔する。...逆をいえばツッコミ出来るほどは体力があるとも言える。なら一応は安心だけど....

 

....因みに他の2人はというと。

おたえは日頃のランニングのおかげなのか、体力などはあるようで特に今のところ風邪にかかったと言う連絡はなし。

沙綾は、家がパン屋さんで、食べ物を扱う こともあり、日頃から清潔にしているらしく、こちらも特に問題は無いらしい。...なんなら沙綾には逆に心配された程。

 

またこの風邪はポピパだけではなく、この前知り合いになったばかりの他のバンドのメンバーの人たちも殆どが、風邪をひいてしまったらしい。

 

しかし、これまた不幸中の幸いなのが、今日は四連休の1日目、という事である。これが月曜だったとしたら、授業に追いつけなくなってしまうかもしれないからという事。でも、先生達もかかってるかもしれないのでもしかしたら、自宅待機になる可能性も無くはなさそうだが。

 

俺が保菌していて、おばあちゃんに移してしまったら本当に大変なことになってしまうので、自分の部屋に戻る。

時刻は午前11時過ぎ。

お昼ご飯を作るにしてもまだ少し早い気がするし、少し寝不足な気がしたので、1時間程仮眠をとることにした。それにしても有咲達、早く良くならないかな....

....そういえば前もこんなことがあったような。

━━━━━━━━━━━━━━

 

ゴホゴホ。咳のしすぎで喉や肺が痛いし、何より視界がはっきりしない。

優斗の持ってきてくれた薬のおかげが幾分かましにはなった。

あの時を思い出すなあ...

 

 

 

それはまだ優斗がこの家に来てすぐの頃。

私は39.0度の高熱を出してしまった。2人ともまだ顔合わせして日は全然立っていなかったのに、優斗はつきっきりで看病してくれた。氷水で冷やしたタオルをくれたり、ずっと傍に居てくれた。

 

多少なりとも優斗は変わったのかもしれない。

...あの時を思い出したせいか何故か、とても寂しく感じる。あっちが変な発言したにしても、さっきは少し強く言いすぎたかな...

あの時みたいにそばに居て欲しいな.....。来てくれないのは、私たちの関係は溝があるから....?でも溝なんて作った覚えないのに....。そもそも、優斗はあのことを覚えてくれているのかな。

 

香澄達にとっては優斗はただのマネージャーかもしれない。でも私にとっては、五、六年一緒に住んでいる、普段は頼りないけどいざとなったら頼もしい人。でもそれは、私から見た優斗。

....じゃあ逆に優斗から見た私って....?自分は近づいていくのに、私は遠ざけてるように見えてるのかな。なんで自分に素直になれないんだろう。

暗い気持ちで過ごしても風邪は治らないな....寝よ。

私は、優斗が遠くに行ってしまうような気がした。

意識を手放しかけた瞬間、

 

「有咲、入るぞ...って寝てるのか....」

 

私は、起きてるよって言おうとしたけど、モヤモヤした気持ちのせいで、言えなかった。....あれ、なんかいい匂い....

 

「お昼ご飯にって、お粥作ったけど寝てるなら仕方ないな。わざわざ起こすのも可哀想だし、ここに置いておくか。」

 

と言って出ていってしまった。

....重い体を動かして横を見ると、トレーに乗った出来たてのお粥。

寝ようと思っていたけど、せっかく作ってくれたので温かいうちに少しは食べないとと思い、お皿にお粥を移しひと口食べる。...美味しい。

風邪の私を気にしてくれたのかあまり、味付けもほとんどしていない。

そして、優斗はよくお粥にはネギを入れるのだが、私がネギが苦手なのを知っているからなのか、入っていなかった。そのちょっと心遣いが今の私には、とてもありがたかった。少しだけ食べるつもりが完食してしまった。

 

「ご馳走様でした。あれ....なんだろうこれ....紙?」

 

お粥に気を取られていたのか、トレーに乗っていた紙に気づかなかった。

中を開くと、

 

「さっきはごめんな。辛い有咲のことを考えずにふざけちまって。...風邪早く良くなるといいなと考えて、お粥を作ってみた。口に合わなかったらごめん。本当はあの時みたいに、俺がつきっきりで看病しなくちゃいけなかった。その事に関しては許してくれ。同じ事しか書けないけど、本当にごめん。」

 

手紙だった。そっか。私が勘違いしてただけだったんだ。

優斗はあのことをちゃんと覚えていてくれた。

あの時みたいにそばには居ないけど、何故かとても安心感があった。

思わず涙が出そうになる。今度、優斗にお礼を言わないと。

今度こそは、素直に言えるといいな.....。




ここまで書いてみましたが、やっぱり文がおかしいですね....
個人的に有咲ってツンデレでもあり、寂しがり屋でもあるのかなと思ったり。そこがまたいい所かもしれません。
次回もお楽しみに。


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番外編 Saya's birthday

タイトル通り、沙綾の誕生日記念回です。
投稿日時点で既に違うというのは受け付けません()


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

私、戸山香澄にとって同じバンドメンバーの誕生日は、自身の誕生日の時のような嬉しさがある。そしてそんな今日は5月19日。

私たちのバンド、Poppin’Partyのドラム、山吹沙綾の誕生日。

さーやを除いた、ポピパのメンバー+ゆーくんを含んだ5人は、さーやのお父さんお母さん達にこっそりと許可を得て、サプライズパーティを開かせて貰えることになった。そして誕生日プレゼントは、ポピパからひとつ、ゆーくんからもひとつ、プレゼントを送ることにした。

Poppin’Partyのリーダーとして、また私個人としてもさーやにはいつもお世話になっている。今日はその恩を少しでも返したい!

 

沙綾、喜んでくれるかな。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

マネージャとして、友人として、俺はとんでもない事をしてしまった。

あまりにも悩みすぎて、前日までプレゼントを用意出来なかった。

一応、何とか買えたものの、危うく俺は、友人と信頼を失いかけるところだったという事にとても焦った。

....まあ、とりあえず用意は出来た。さっき有咲から来たメールによると、

飾り付けとかの準備もあるから、予定している17:00の1時間ほど前に来てくれとの事。

 

そして約束の時間。集合場所の山吹ベーカリーの前にはもう既に、ポピパのメンバーは集まっていた。

 

「ゆーくん!遅いよー!」

 

「え、遅れてたのか?それは悪かった...って、普通に5分前じゃん。びっくりさせるなよ。」

 

「ごめん、ごめん。でもせっかくのサプライズなんだから、絶対成功させたいじゃん?」

 

「まあ分からなくはないよ。」

 

「とかいいつつ、優斗除いた面子で最後に来たの香澄だけどな。」

 

「そうだったのか?まあ別に気にしないけど」

 

「あ、有咲〜それは言わないでよぅ....」

 

「まあ全員居るからいいじゃん。」

 

結局どちらも人の事は言えない。余談だが、金髪ツンデレさんは30分前から待機してたそうだ。おそらく一番張り切ってるのは多分こいつだろうな。

...まあ本人に言ったら暫く口を聞いてくれなさそうなので言わないでおくが。

するとそこに、

 

「お、みんないらっしゃい。さあ入ってくれ。」

 

そこへ出てきたのは、沙綾のお父さん。お父さんの話によると、今日のパーティのためお店を少々早めに閉めることにしたそう。だからこそ、今日山吹家でパーティを開けるのだが。

 

「「「「「お邪魔します。」」」」」

 

早速店内に入ると、普段は見れない、閉まっている店内。

 

「店内の好きな所に飾り付けして良いからね。その方が沙綾も喜ぶだろう。」

 

 

「ありがとうございます!みんな早速、準備しよう!」

 

「香澄ちゃん、どこから飾る?」

 

「私はうさぎの風船を飾りたい。」

 

「それおたえの誕生日会になってないか?今日のメインは沙綾だぞ?」

 

そして今日の主役はどこへ居るのか気になった。

 

「沙綾のお父さん。沙綾はどこに居ますか?」

 

「沙綾ならさっき買い物に行かせたよ。少々、遠いところに行かせたからしばらくは帰ってこないだろう。では私は奥を片付けてくるから好きにやっていてくれ。」

 

「はい。ありがとうございます。」

 

しかし、好きにやってくれと言っても俺はあまり飾り付けとかやった事ないからなあ。どうすればいいんだろうか。...見た時に喜ぶような飾り付けにすればいいのか。というか俺1人で大丈夫なのか?それに俺非力なんだけど....

 

「おーい!ゆーくん!ちょっとこれ手伝って!」

 

...まあ沙綾のためだし、頑張るしかないよな。

 

「わかった。これをどうすれば―」

 

「えっと、これをそこに―」

 

 

 

結論だけ言えば、なんとか飾り付けできた。途中、張り切り過ぎた香澄が脚立から落ちかけて全員が肝を冷やしたこと以外は無事にできた。ケーキに関しては、キッチンをお借りして、俺と、有咲で作った。

あまり料理はできない方なので、有咲の邪魔をしないか心配だったが、なんとか美味しそうな苺のケーキが出来た。アレカザッテアッタイチゴヒトツキエテネ?

 

 

「いやー出来たね!」

 

「出来たね!じゃねぇだろ!お前脚立から落ちかけたこと忘れてんじゃねーぞ!?」

 

「えへへ。でも落ちてないからいいじゃん!」

 

「あのなぁ....」

 

「まあ慌てすぎたのは反省すべき点かもな。」

 

「ごめんなさい....」

 

当の本人は大変反省して欲しいところである。あの時、落ちかけた香澄より下で見てた俺達の方がパニックになったからな...

 

「おっ、みんな凄いな。こんな短時間でここまで仕上げたのか。これなら沙綾も喜んでくれるな。ありがとう。」

 

「どういたしまして!」

 

沙綾のお父さんも喜んでくれた。あとひとつの問題といえば、

 

「そういえばそろそろ帰ってくるんじゃないか?沙綾。」

 

「よーしそれじゃこれの出番だね。」

 

と香澄がバッグから取り出したのは、クラッカー。

 

「いきなり電気つけて、パーンと言ったところ?」

 

「大正解!シンプルだけど一番盛り上がるでしょ?みんなでハッピーバースデー沙綾!って感じで!」

 

「うん。いいと思う。」

 

「んじゃあ、せーのっていう係はゆーくんね!」

 

「え、その大事な役目俺なの?」

 

「もちろん!」

 

と香澄さんのいつものノリで結構な大役を任せられてしまった。

 

「んじゃあ沙綾が帰ってくるまで灯りを消して隠れて!」

 

と香澄が言うと各々、テーブルの裏、レジカウンターの裏など隠れ始める。

 

5分後。

 

「あ、沙綾帰ってきたんじゃない?」

 

「おい香澄!喋るな!バレちゃうだろうが!」

 

有咲さーん。あなたがいちばん大きいですよー。

 

一瞬の静寂の後、前のドアが開いた。

 

「ただいまーってあれ?まっくら....」

 

「せーの」

 

「「「「「ハッピーバースデー!沙綾!」」」」」」

 

「うわぁ!!...ってみんな!?え、あ、待ってこれ、えっと」

 

大成功。というかびっくりさせすぎたなこれ。本人、パニクってるし。

 

「お誕生日おめでとう!さーや!みんなでお祝いしにきたよ!」

 

「え、あ、ありがとう!」

 

その後、パーティは順調に進んだ。ケーキの味も沙綾好みだったらしくとても喜んでくれた。

プレゼントなのだが、香澄たちはヘアアクセ。俺はと言うと、

 

「えっと、改めて誕生日おめでとう、沙綾。マネージャーとしても1人の友人としても、これからも頑張って欲しいというか意味も込めてこれを。」

 

「優斗、ありがとう!....あこれって...」

 

俺からのプレゼントは

 

「ドラムスティック!?しかもこれ私がこの前欲しいって言ってたやつだよね?なんで優斗が知ってるの?」

 

「あ、それはだな....」

 

昨日、香澄に誕プレで悩んでることを話した。その時に、「前にcircleで集まった時あるでしょ?circleに来る前に言った楽器屋さんで沙綾、新しいドラムスティック欲しいって言ってたよ!」と教えてもらった。その事を聞いて俺は大慌てでその楽器屋に行き、お目当てのドラムスティックを購入した。まあ財布の紐がだいぶ緩くなったが。

 

「そうだったんだ?でも嬉しい。ありがとう!」

 

「喜んでもらえて何よりだ。」

 

「ゆーくん!さーや!こっち来て―」

 

その後、4時間ほど山吹べーカリーからは賑やかな音が聞こえた。

 

 

 




少し、無理やりになりましたが完成しました。
次回からは本編に戻ります。
因みに、パールスティックの山吹沙綾モデルの金額が1600円ほどだったのを書き終わったあとに見てしまったのですが、スティックって意外としないんだなと言う音楽無知を晒してしまいました()
次回もおたのしみに()


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友達以上恋人未満。そんな関係。多分。

ネタ回です、、、
R15に引っかかりそうなネタですが普通に見れると思います。
もしかしたら言葉のミスが多いかもしれません。


「お前ら、本当にいい加減にしろーー!!!!」

 

 

有咲がこんなに怒ってる理由はつい1時間ほど前のこと。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「早く香澄ー!こっちこっち!」

 

「さーや、待ってぇ!」

 

今日は連休3日目の朝。

さすがに次の日に治しきることは出来なかったけど、3日で風邪は完治した。

お母さんから外出許可がおりたので、今は完全に治りきっていないらしい有咲の為にみんなでこっそりお見舞いに行こうとしている所。

もちろんゆーくんにも一切伝えてない。というか風邪治ったばっかの人に走らせるって沙綾って意外とSな人なのかな?

途中、りみりんとおたえと合流した。

りみりんも昨日のうちには風邪は治りきっていたみたいで、今は元気ないつものりみりんって感じ。

おたえはいつも通りおたえしてる(?)

 

「着いたーって、やっぱり有咲の家大きいねー。」

 

「本当、本当。羨ましいなあ。」

 

「ここの家に新しいウサギ小屋建てたいな。」

 

因みにおばあちゃんのみ、許可はとってある。

だから普通に上がっておkとの事。

え?私がいつもこの家に無言で入って朝ごはんを食べてる?チョットナニイッテルカワカラナイナー。

 

有咲をわー!と驚かせたいので私たちは有咲の部屋の前まで来た。

有咲が起きているかもしれないので襖に耳を傾けるとこんな会話が聞こえた。

 

「い"っ!?ってお前!もう少し優しくしてくれよ!私風邪治りかけなんだぞ!?」

 

「悪い、悪い。もう少し優しくするから。もう痛くないか?」

 

「まだ少し痛ぇよ....ったく。」

 

「....ゃ....動か....ぞ?」

 

「今度は優.....な?」

 

「有咲は......で気持ちよ.....か?」

 

「...訳..だろ!?」

 

.....その会話が聞こえた瞬間、私たち4人は固まってしまった。

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「ったく、髪をといてもらうだけなのになんでこんな痛い思いしないといけねぇんだ....」

 

「んだから悪かったって。」

 

自分から、髪をといてくれと言った割には文句が多いなお前は。

まあ強く櫛で髪の毛をといてしまったのは俺の責任だから謝るけどさ....

 

「悪いと思うなら真顔で言うなよ....私喉乾いたからお茶持ってくるわ。」

 

「有咲、風邪治りかけだろ?俺が行くよ。」

 

風邪が治りかけとはいえ有咲はまだまだ元気とは言えない。だから俺がいこうと思ったんだけど...

 

「へーきへーき。治りかけとは言いつつ熱はもう下がったからな。んじゃ行ってくるって.....うわああああああああああ!?」

 

そう言って有咲が部屋の襖を開けた瞬間、市ヶ谷家に大絶叫が響いた。

 

「おいおい!?どうした......ってなんでここにお前らがいるんだ?」

 

俺の目に映ったものはまさにカオスとしか言い表せない光景だった。

 

何故かバンドのメンバーが家の中に居た。

まず、香澄は何故か大泣きしてるし、りみは魂ここにあらずって様子だし、沙綾に関しては顔を合わせようとすらしてくれない。おたえは何故か腕を組んでニッコリしている。まさにカオス。取り敢えずりみは病院に連れていかないと...!!

 

「お前ら!?なんでここにいるんだ!?つーか香澄はなんで泣いてるんだ!?取り敢えず落ち着け!」

 

「ゔぅぅ....ありしゃが....ゆーくんと....ぐすっ」

 

「お前は何言ってるんだ!?」

 

「ねぇ有咲。」

 

「お、おたえ?な、何だ?」

 

そこでおたえが一言。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気持ちよかった?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「は?」

 

 

 

 

 

 

パニックになってる時にまさかのおたえからの爆弾発言。

流石にこの発言に....

 

「お前は何を言ってるんだああああああああああ!!!」

 

有咲さんかなりのお怒り。風邪の時より熱があるんじゃないかと思うぐらい顔が真っ赤。

 

「あ..はは....あははははははwwwww」

 

この状況に俺は笑うことしか出来ない。

 

「優斗!!お前は笑ってるんじゃねぇ!!こいつら止めるの手伝えよ!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

そしてその後、なんとか落ち着いたメンバーに有咲さんからのお説教が。

 

「つまり、ゆーくんは有咲に頼まれて有咲の髪をといていただけと?」

 

「そうだ。」

 

「なんでゆーくんが有咲の髪をといてたの?自分でやれば良かったのに。」

 

「あーそれはな、風邪は治りかけだけど身体中がまだ痛くてな。後ろに腕を回せなかったから優斗に頼んだって訳。」

 

頼まれた時の有咲のあの顔、俺は絶対忘れない。写真撮っておけばよかった。

 

「んじゃあ別に気持ちよくなかったんだ?」

 

そこへまたおたえの爆弾発言。出禁にしてやろうか。

 

「んだから別に変なことはしてないって今たっぷり言ったよな!?」

 

「いやそうは言ってもあの会話だけ聞いたら私達も、読者も勘違いするよ。」

 

メタい。流石沙綾さん。メタい。

読んでくださる皆さんはまさかとは思いますけど、髪をといているだけの文を変な事だとは思ってませんよね()

 

「それは沙綾達が勝手に勘違いしたんだろ!!」

 

「因みに有咲やゆーくん達ってそういう関係?」

 

よーしおたえさん出禁な。そろそろ黙れ。

 

「「んなわけねーだろ。」」

 

「でも良かったぁ。有咲ちゃん達がそ、そういう関係じゃなくて、、」

 

「おいりみ。お前それどういう意味だ?」

 

なんでりみまでそんな事を言うんだ。つーかどこで知ったんだ....

ん?待てよ?そういえばりみにはお姉さんが居たな....お姉さん....彼氏....あっ、ふ〜ん(察し)

 

そんな牛込家の事情を勝手に想像しつつ、話はなんとか解決...したのか?

まあ多分大丈夫だな。うんきっと大丈夫。

 

結局今日は出禁が1人出た事と、解散したあと有咲が若干熱を出した事だけで終わった。




完 全 に や ら か し た
書いてる途中に、ん?なにこれってなりましたもん。
因みに後悔はしてます。



余談話。
最近、りみりんの中の人ばっかり見ていたせいで中の人の名字の西〇と書きそうになったのはここだけの話です()


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