ファイアーエムブレム覚醒_RTA クロム自警団√ (Kasuya)
しおりを挟む

キャラクリ~マリアベル邂逅イベまで

見切り発車です


はい、よーいスタート。

世界を救うRTA(全員とは言ってない)はーじまーるよー。

 

計測開始は「始めから」を押した瞬間、終了はエンドロールが終わってホーム画面に戻ってきた瞬間です。

 

本RTAは、大ヒット3DSソフト「ファイヤーエムブレム覚醒」のリメイク作品、「ファイヤーエムブレム覚醒—新たなる可能性—」のラスボス、「邪竜ギムレー」の討伐を目標に進めていきます。

 

この作品は重厚なストーリーを様々な視点から楽しめるということで、原作ファンはもちろん、新しいファンの獲得にも大きく貢献したとされる傑作です。あまりにも魅力的なルートが多いのでチョイスに悩みましたが、今回は数多くある選択肢の中から、最もシンプルながら高い人気を持つ主人公がクロム自警団の初期メンバーとして活動するルート走っていきたいと思います。

 

それでは早速キャラクリを初めていきたいと思います。

 

名前は入力速度を考慮しないで、「メビウス」にします。通称メビ君。性別は男です。ここらへんの理由は後でまとめて解説することにしますね。

 

FEシリーズではキャラクリエイトの際、ステータスの得意分野と苦手分野、クラスの素質などをあらかじめ設定できるので、あらかじめキャラビルドを決めておきましょう。

 

簡単にステータスの説明をしておくと、FEシリーズでは、HP、力、魔力、技、速さ、魔防、守備、運の6つのパラメーターが存在し、キャラ、クラスごとに各パラメータの成長率が設定されており、キャラごとに伸びやすいパラメーターが設定されています。

 

今チャートは圧倒的耐久性と攻撃力を誇るクラス「グレートナイト」での運用を目指すので、得意分野をHP、苦手分野を運にして、素質を「アーマーナイト」に設定。これでゲーム開始時から選択クラスでプレイ可能になります。ここら辺についても、また後で。

 

容姿とキャラボイス、誕生日は適当でも問題ないのでランダム生成します。……はい、ワイルド系ちょいイケメンが完成しましたね。誕生日は8月12日、ボイスは神谷さんに似てるかな?ま、いいでしょう。

 

次はキャラの設定についてです。

今チャートは幼少期からの開始となるので、どのような出自になるかもチャートに大きな影響を及ぼしてきます。

 

最終的にクロム自警団は盗賊から、傭兵、貴族、王族までバラエティーに富む面子が揃うことになりますが、初期からの加入となるとクロムと個人的な付き合いがあることが絶対条件なので、最低でも中流階級の出身者である必要があります。出身は「中流貴族」っと、ポチっとな。

 

……メビウス君はイーリス聖王国の中流貴族ネスト家の長男として生を受けることとなりましたね。王族や有力者の近縁者にしても良かったのですが、政治戦争に巻き込まれる危険性が大幅に上がってしまうので安パイを取った形になります。

 

 

 

それでは決めることは決めたので、ゲームを進めていきたいと思います。初期位置はイーリス聖王国の首都の貴族街の一角にたたずむネスト邸、原作開始より6年前、メビ君12歳の時系列のようです。

 

>貴方はメイドの起床時間を告げる声に目が覚める。

>ベッドから体を起こし、身支度を済ませると朝食を取るために自室を出てリビングに向かう。

 

幼少期には決まったイベントの順序などはなく、出身や素質にあわせたランダムイベントが発生します。

もちろんキャラ育成のための自由行動も行うことができますが、取りあえずランダムイベントをこなして現状を把握しましょう。

 

>一階のリビングでは立派な貴族服に身を包み、貴方を待っていたであろう厳格そうな父親の姿がある。

>既に朝食を済ませた父親に挨拶をすると、彼はいつになく真剣な面持ちでこちらに顔を向ける。

 

「……ああ、おはようメビウス。突然で悪いんだが、今晩テミス伯邸にて行われるパーティーにお前も出席してもらうこととなった。」

 

うわぁ、いきなりこのイベントですかぁ……。

このイベントは原作キャラのマリアベルとの邂逅イベントで、本来上流貴族出身者のみに発生するイベントなんですが…。

主人公のネスト家はマリアベルの生家テミス伯爵家に10年前の聖戦での功績を認められ、取り立ててもらって出世した一族らしく、その縁故かイベントが発生してしまったようです。

 

何故こんなにこのイベントを嫌がるかというと、いまやFEシリーズ定番の支援システムとその先の結婚システム、これらのシステムのせいで今作では「好感度管理」が非常に大切で難しくなってきます。支援システムは本来、キャラ同士の絆で連携してステータスがアップする要素だったのですが、なぜか「覚醒」から結婚システムが追加され、ギャルゲー要素が追加されることとなりました(よくやった任〇堂)。

 

さらに次作のIFからは結婚したキャラと自室でニャンニャン(意味深)できるシステムが追加されてしまい、それ目当ての変態層の獲得に成功しました。それに味を占めた任〇堂が今作では本格的ギャルゲー要素を更に増して、もはや「RPGもできるギャルゲー」といっても過言ではない状態です。

 

しかも今作の主人公メビ君は、ナイト系統の素質、ネスト家の家柄、両親の影響などから、困った人を見捨てられないただのいい奴に育ってしまいます。

つまり、放っておくとフラグがそこら中に乱立して気が付いた時には修羅場が発生していた、なんてことが余裕で起こります(25敗)。

 

いやぁ人助けのし過ぎも良くないなぁって(遠い目)。

吊り橋効果まで計算して組まれてる恋愛システムとか本気出しすぎでしょ。

 

しかも今回のマリアベルに関してはほぼ100%フラグが立ちます。

 

この時期の彼女はプライドが高く高飛車で人見知りが激しい性格から社交界で孤立しており、自分を受け入れてくれる人間を常に求めている状態です。

そこに主人公が現れて友人関係になってしまうと異性はおろか同性でもフラグが立ちかねません。

かといって冷たくあしらったり無視したりすると、後々大幅な好感度デバフがかかり、これはこれでめんどくさいんですよ……。

 

まあ、ジャンプ主人公みたいな性格のメビ君が彼女を放っておくわけも無いので、このイベントを計算に入れてフラグ管理を行っていきましょう。

 

取りあえず反発はしておきましょう。ほら、ワンちゃん回避できるかもしれないですしね(諦め)。

 

「どうやら伯爵はお前をご指名のようなんだ。お前が社交の場を嫌っているのは重々承知しているが、我が一族は先の聖戦でテミス伯に取り立てていただいた恩がある故、断るわけにはいかないのだ。申し訳ないが、一晩だけ耐えてくれ。」

 

知 っ て た 。

そりゃ断れないですよね、うん。

 

>貴方は渋々承諾すると、用意されていた朝食を手ばやに食べ終え自室へと戻る。

>夜まではまだ時間がある。

 

発生してしまったものは仕方がないので気を取り直して育成パートに入っていきます。

 

まずはメビ君のステータスを確認しましょう。

 

……はい、ステータスバランスは平均的なアーマーナイトと同じでHP、力、守備が高く、速さと魔防が低い物理タンク型ですね。特筆すべき点は特殊スキル「剣士の血統」を持っている点くらいです。

 

「剣士の血統」は自分の血筋が兵士や騎士の一族のとき初期状態で発現するスキルで、剣使用時に技にバフが発生するパッシブスキルです。技は「奥義」と呼ばれる必殺技の発動に関するパラメータで、高いほど奥義の発動率が上がる仕様です。シンプルに強い。

 

分かってはいましたが、やっぱり魔防がかなり低いですねぇ……。魔防が低いと遠距離から魔法で攻撃されまくって簡単に溶けてしまうので、タンクとしての役割を果たせるように対策はしっかりと立てておきましょう。もちろん今チャートでも完璧な対策を打っています。乞うご期待。

 

まあ初期はこんなもんですよね。ここから成長していくと強力な「固有スキル」が手に入ったり、上級クラスへのクラスチェンジが可能になったりします。

 

原作開始前に出来るだけステータスを伸ばしておきたいので、メビ君にはこれから地獄のような訓練を積んでもらうことになります。具体的には偉大なる先駆者たちが発見した原作前にかなり経験値がもらえる訓練イベントを行ってもらい、それに加えて低すぎる魔防対策で「とあるイベント」もこなしてもらいます。

 

取りあえず今日は夜にイベントがあるので、ネスト家の蔵書から戦術書を引っ張って読み漁ります。

 

多くは無いですが経験値が手に入る貴重な手段であるとともに、知識の有無でイベントの進行が変わってくる場面もあるので可能な限り勉強しておくことに損はありません。話のネタにもなりますしね。

 

おっと、時間のようです。

 

>読書に熱中しているといつの間にか出立の時間となっていた。

>貴方はメイド達が用意してくれたローブに着替えると身支度を済ませ、両親と共にテミス伯邸へと向った。

 

「テミス伯ほどの有力者となれば、聖王国の重鎮達も多く出席しているだろう。わかってはいるだろうがメビウス、くれぐれも失礼のないようにな。奴らにとってネスト家を取り潰すことなど容易いだろうからな。」

 

うっす、うっす。わかってるよ父さん。どうやらかなり多くの貴族たちが集っているようですね。上流階級出身なら人脈を築くいい機会ですが、中流出身のメビ君はおとなしくしておくのが一番です。下手に目をつけられると厄介です。

 

着くがいなや、父さんに連れ立たれてテミス伯に挨拶に向かいます。おそらくここでマリアベルとの邂逅シーンが入るでしょう。やべぇ切実に行きたくねぇ。

 

>父親に連れていかれたパーティーの一角にたたずんでいた人の好さそうな細身の男性が有力貴族のテミス伯爵であった。

 

「おお、メビウス久しぶりだな!おっと、最後に会ったのは君が生まれた時だから……もう12年前になるのか!時がたつのは早いもんだっ!!ハハハッ」

 

はい、この人の良いオッサンがテミス伯爵です。基本的にはただの良い人で何か害を与えない限り何もして来ませんが、上流貴族出身キャラでプレイすると彼の政治家としての一面を目の当たりにすることができます。

 

ともかく、とりあえずここは社交辞令で凌ぎましょう。

 

えー本日はお日柄も良くー……

 

「おお!そんなに畏まらなくてよい!!それに何を隠そう、今日君を呼んだのは頼みごとがあるからなのだから。ほら、もっと近くに寄りなさい!」 

 

うわぁ、だいたい話が読めました。これはめんどくさいルートに入ってしまいましたねぇ…。

 

>テミス伯爵は人目を気にするように貴方を壁際へと招き寄せると少し神妙な顔で口を開く。

 

「実に恥ずかしい話なんだが、子育てに失敗してしまってね。私の一人娘——マリアベルというんだが、大切に大切にと箱入りで育てていたら、その、少しばかり周囲に対して当たりが強くなってしまってね。社交界で他家の家の子息たちから避けられてしまっているようなんだ。本当は優しい子なんだ!根は優しくて、間違ったことを見過ごせない真っ直ぐな子なんだ。そこは信じてあげてほしい!!」

 

お、おう。この人結構な親バカですね。原作既プレイの方は高飛車で貴族主義的なイメージがある方もいるかもしれませんが、マリアベルが根は優しくて正義感が強いというのは事実です。そこらへんは今作のマリアベル幼馴染ルートをプレイするとよーくわかるところです、皆さん買ってプレイしてみましょう!(露骨な布教)。

 

「そういうわけで、君にはマリアベルの友人になってあげてほしい!君の話は父上からよく聞いている、君ほどの適任者がほかにいないんだ…頼む。」

 

しょうがねえなぁ、そこまで言うならやってやるよ。

てゆーかこの時点でメビ君は伯爵の言葉に感動して「はい、必ずやり遂げます。」とか言っちゃってます。

 

はい、皆さんご察しのとうり今チャートでは自分の操作するプレイヤーも大きな不安要素です。メビ君みたいにいい奴過ぎると人がバタバタ死ぬ世界では生き残っていくことが逆に難しいです。すぐに死亡フラグを抱え込むので、味方のフォローがないとすぐ死にます。まあ長所でもあり、短所でもあるということです。

 

それじゃ、マリアベルを探しましょう。

といっても大抵窓辺で黄昏ているので、適当に二階バルコニーから巡りましょう。

 

>二階へ繋がる階段の踊り場、純白のドレスに身を包んだ金髪の美少女が窓の外のなにかをじっと見つめている。

>とても絵になる光景だが、招待客がごった返すパーティー会場で誰もそばに居ないことを見れば、少女が孤立していることは想像に易い。

 

ビンゴ!思ったよりも簡単に見つかりましたね。それじゃあ声を掛けていきましょうか。

 

まーりあべーるちゃ「放っておいてくださる?下賤の者と会話する気分では無いので。」

 

 

 

いやキッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッツ!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 




感想くれないと失踪します


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。