Aqoursの少女たちとの日々 (梨子推しの人)
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これからどうなるの?

こんにちは。前は違うアカウントで投稿をしていました。
更新ペースは分かりませんがよろしくお願いします。


「おはよう」

「あら、和也起きたのね。おはよう。」

何気ない日々。朝起きて学校に行くということ。

そんな日々をずっと続けられるなんて思っていた。

けどこれからは違うらしい。

 

「和也、あんた今週の土曜から静岡県の沼津に行くわよ」

「....ふーん......は?」

「そろそろいい歳でしょ!1人暮らししなさいよ!」

まだ高校生だぞ...早くない??

 

「家は大丈夫なのか?」

「とりあえずあるわよ。行って確認しなさい」

雑かよ...けど楽しみな所はあるが今の学校とお別れも何か寂しさを感じる。

まあ決まったことは仕方ないから学校行かないと

 

「行ってきます!」

「はーい、行ってらっしゃいね」

玄関を出ようとする時には、いつも立てかけてある写真にも

「行ってきます。」

と声をかける。その写真には俺と昔出会った1人の少女が映っている。

今はもう引越ししちゃったからな...また会えるといいな!

なんてことを思いながら家を出る。

俺は学校前まで行くバスに乗り外を見て

(この東京の街ともお別れか...静岡ってどんな所なんだろうか)

ワクワクする自分がいた。

「はい!今日も連絡はないけどなんか言うことある人いる?」

「あ、俺あります」

なんだなんだとクラスがザワつく。

 

「えーと言いにくい事なんですけど俺今日でこの学校最後になります。

親の事情で静岡の方に行くことになりました。今までありがとうございました」

「あー。そういえば川原が転校するんだっけか。忘れてたわ」

え?何この担任。忘れてたってひどいな。

 

「まじかよ和也!今までありがとうな!」

「川原今までありがと!」

クラスの男女からそう言われる。

やはり少し寂しいな。

 

「うん、またね」

俺はその言葉を言って家へ帰った。

「母さんただいまー」

「おかえりーご飯できてるからいつでも食べていいわよ」

「はーい」

 

「..."梨子"ちゃん、ただいま」

そう、この写真にいるのは俺と、"桜内梨子"という少女であった。

昔小さい頃に出会って、ピアノを聞かせて貰った。

それからというものの、ほぼ毎日ピアノを聞いていた。

しかし今年、高校2年生の時に引っ越すということになってしまった。

 

「ごめんね、和也くん...また会おうね!」

「うん!」

 

その時は悲しかったが、それも受け入れなければならないと思い、今こうして普通に学校生活を送っている。

「和也、これお金ね。これで生活するのよ。」

「こんな大量に...大丈夫なのに」

「多く持っといて損は無いのよ!ほら明日の準備さっさとしなさい!」

「はいはい...」

そうして俺は明日の支度をした。

その後、準備も終わり風呂に入って寝ようとしているが...

「...寝れん。」

 

俺明日から大丈夫なのかなぁ...

心配が多すぎる。

ていうか高校どこに行けばいいんだよ!!

色々不備多すぎだろ!

とりあえず寝ようかな...

そうして俺は静かに目を瞑った。

 

「...也......和也!起きなさい!」

 

「はいはい起きますよ...よいしょっと」

体を起こして最終準備をする。

 

「なあ母さん、俺学校どこ行けばいいんだ?」

「ふふっ!それは家に着いてからのお楽しみよ!」

「はぁ...?なんだよそれ」

「とにかく行きなさーい!」

 

この人は俺の事をどんだけ行かせたいんだ?

まあそういう人だからな...よく知ってるよ

 

玄関に置いてあった写真を鞄に入れて出かける。

家に向かって

「今までありがとうございました。」

と感謝をし、家を出発した。

出発して東京駅にまでは着いたんだが、複雑すぎてよくわからない。

よし、ここは人に聞くしかない!

そう思って近くにいた女の人に声をかけた。

 

「あのすいません...!沼津駅まで行きたいんですけどどこに行けばいいですかね?」

「沼津ですか?それなら〜を...」

 

「......ありがとうございました!」

「いえいえ、こちらこそ役に立てて光栄ですわ。」

「おーいダイヤさーん!」

「呼ばれましたので行きますね。それでは。」

「ありがとうございました」

そうして沼津へと向かっていくのであった。

「ダイヤ〜、何してたの?ナンパされた?」

「鞠莉さん!そんなことはされてませんわ!

ただ電車を聞かれたので答えただけですわ!」

「つまんないわねぇ」

「お姉ちゃん美人だからナンパされちゃうかもね!ふふ」

「ルビィもからかわないの!」

「あはは〜...そろそろ行こっか」

「果南ちゃんもそう言ってるし、早く行こー!」

「千歌ちゃん、テンション上がってるのはわかるけどあんまり騒がないでね」

「東京にこの堕天使ヨハネが降臨するわよっ!」

「善子ちゃんもテンション上がってるずら」

「当たり前でしょ!あとヨハネ!」

「あはは...」

 

こう思えば9人との最初の出会いは東京駅であった。

 

 




初でした。
何か感想あればお願いします。


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沼津に着いたけど...?

できるだけ沢山投稿します。
ではどうぞー!!


「着いた...!!」

俺は無事に沼津駅まで着き、一安心した。

とりあえず貰った紙で家まで行くか...

へぇ...綺麗な街だな。

どうやら俺が住む家は「内浦」という所らしい。

ていうかここ、バスとか使わないとダメじゃね...?

スマホで調べると、この沼津駅からバスで1時間くらいかかるらしい。

遠いな...まあ行くか

 

バスに乗り、行き先を告げてお金を払う。

席に座って静かに呟いた。

「この街ではどんな出会いがあるのかな」

ここが家か...家の近くに海がある。

綺麗な景色だなと思い家に入る。

あ、そう言えば母さんが電話しろって言ってたな...

めんどくさ。

 

「もしもし?母さん、家ついたけど」

 

「ほんと?じゃあ伝えるわね。」

なんか重要な事なのか??

「和也の高校の名前、浦の星女学院よ。」

 

「ほーん。浦の星女学院ね...浦の星女学院...」

ん?浦の星"女学院"!?!?

「は!?どういう事だよ!なんで男が女子校に行けるんだよ!!」

 

「まあまあ気にしないの!明日家にその学校の生徒会長さんと理事長さんが来るから家にいなさいよ!それじゃ!」ブツ

 

「もしもし!もしもーし!!」

クソ...切られた

かけても無視しやがる...

女子校ってどういう事だよ!!

意味わからないよ!!

・・とりあえずその事は放っておいて荷物整えよう。

「これはここ...それもここかな。」

おっと...危ない。大事な写真立てを落とすところだった。

この写真はやっぱり玄関に置いておこう。

梨子ちゃん...また会えるかな。

 

こんなことしてる場合じゃない!

まだまだたくさん荷物があるからやらないと!

 

それにしても人があんまりいないな...行きもそんなに人を見なかったし。

休日の昼だからかな?

いやいや、普通は昼に沢山いるよね

これ片付いたらちょっと外歩くか...

よし!片付いた!

結構荷物があったから疲れた。

外に出よっと...外に出ると言ってももうすぐ夜だし

砂浜を歩くくらいしかできないかな...

とりあえず行こう!

外に出てみると3人組がいた。

こんな時間に...高校生かな?

まあ気にしないでいこう

 

「千歌ちゃん、梨子ちゃんまたね〜!」

「曜ちゃんまたね!」

「またね〜」

 

「んー?ねえねえ千歌ちゃん梨子ちゃん、砂浜に人がいるんだけど

見た事なくないー?」

 

「むむっ!私が見た事ない人!引っ越してきたのかな!」

 

「千歌ちゃんこの街の人みんな知ってるの...はは」

 

綺麗な夕日だな〜海としっかりマッチしてる。

ん?

あれ...なんかさっきの3人が向かってくる?

怖い怖い!逃げようかな...けど多分俺じゃないよね

 

「ねえねえそこの君!引っ越してきたの?」

「あ、はいそうです」

「やっぱり〜!私は渡辺曜!よろしくねー!」

「私の目に狂いはなかった!私は高海千歌!よろしくね!」

「よ、よろしく〜」

あれ、もう1人は...

 

「千歌ちゃん曜ちゃん早いよー...ってあれ...??和也くん...??」

もう1人が俺の名前を知っている。

いや、俺も知っている相手なのだ。

「えっ...?梨子ちゃん...!?」

 

「和也くん...!久しぶり!」

久しぶりと言って俺に抱きついてくる梨子ちゃん。

「うぉっ、久しぶり!梨子ちゃん!」

なになにと千歌ちゃんと曜ちゃんが驚いた目で見ている。

 

「2人ともどういう関係!?」

「梨子ちゃん!私聞いたことないよ!」

千歌ちゃんと曜ちゃんが迫ってくるので梨子ちゃんを離してここで話すのはダメだと思い家に呼び、家で話をした。

 

「えー!和也くん浦の星くるの!!?」

千歌ちゃんが迫ってくる...近い...照れる...

「あー和也くん照れてる〜!」

「そりゃ...まあ//3人とも可愛いんだから...そりゃなるよ」

 

「「「かわいい!?///」」」

なんか間違ったかな?

可愛いよね?

 

「昔から変わってない...」

梨子ちゃんがなんか言ってたけど聞こえなかった。

 

「なになに!梨子ちゃん!私に昔の話聞かせてよ!」

 

「俺の昔のことなんて面白くないよ、曜ちゃん。」

 

「いいのいいの!」

 

「2人だけずるい〜!私にも聞かせて!」

盛り上がってるね...俺の居場所なくなったんだけど。

梨子ちゃんがどれくらい話すのか分からないんだけど。

まあ信用してるから大丈夫だと信じる。

「「「お邪魔しました!」」」

 

「はーい」

 

「また来るね!」

「どうぞー。」

 

「それじゃあね〜!」

「曜ちゃん、千歌ちゃんばいばーい!」

梨子ちゃん帰らないのかな?

「梨子ちゃん、どうしたの?帰らないの?」

 

「家、泊まっていい??//」

いきなりだね...

「まあいいよ。なんもないけどね」

 

「やった〜♪」

昔から変わってなくて可愛い。

「ずっと飾っててくれたんだ...//写真...//」

写真を見られてしまったがまあいいだろう。

「もちろん飾るよ、大切な人だもん」

なぜかその言葉を言ったら梨子ちゃんは顔を伏せてしまった。

なんで?

 

「ご飯どうする?なんか作るよ?」

 

「和也くんはだめ!私が作るからね!」

なんでダメなの!?

 

「ふんふーん♪」

まあ梨子ちゃんが幸せそうだからOKにしよう。

 

 

「できたよー」

 

「おお、美味しそう、いただきます。」

美味しかった。

「すごく美味しいよ。ありがとう」

 

「うん。でさ、和也くん。」

 

「どうした?」

 

「あ、あーん//」

 

梨子ちゃんがスプーンをこちらに持ってきて食べさせようとしてくる。

 

「いやいや!大丈夫だよ自分で食べれるから」

「いいから!えいっ!」

無理矢理?突っ込まれたがまあ美味しかったから大丈夫。

 

「和也くんもやってほしいな...」

 

「ほら、あーん」

俺は自分のスプーンを梨子ちゃんに向けた。

 

「え?いいの//」

 

「やんなくていいの?」

 

「いや、食べる!ハムッ」

 

「関節キス...//」

 

「なんか言った?」

聞こえるように言って欲しいもの。

そのまま俺は食べ続けた。

なぜか梨子ちゃんがずっと見ていて食べずらかった。

「眠くなってきたからそろそろ寝よっか。」

俺が電気を消し、寝ようとするが、梨子ちゃんが俺のベッドに入っている。

 

「小さい頃やったよね?また...やろ?」

昔に一緒に寝た。けど今は理性が持たない。

梨子ちゃんも俺も成長して高校生になったのだ。

 

「ほらっおいで//」

梨子ちゃんは俺がベッドに入ると抱き枕のように抱いてすぐに寝てしまった。

 

「寝れないじゃん...こんなの」

抱きつかれて寝れる人なんていない。

 

すると寝言で

「ずっと...待ってたんだよ....」

と聞こえたような気がした。

 

俺は大丈夫なのだろうか。とりあえず寝ましょう。おやすみなさい。




梨子ちゃんが積極的だ!!!!
物語はAqoursが9人になってからの話です!
次は鞠莉ちゃんとダイヤさんの回です!
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生徒会長と理事長がやってきた

ダイヤさん、鞠莉ちゃんメインの話になります!
どうぞ!


「...何時だ今...」

スマホの画面を確認するとまだ6:30であった。

もう少し寝てよう。いや、起きれない。

隣で寝ている梨子ちゃんが強く俺を抱きしめ寝ているのだ。

それを起こすのは失礼だと思い、もう一度眠りにつく。

 

13:00

ピンポーン

という音で目覚めた。しかし梨子ちゃんがいるので退くことが出来ず、

そのまま居留守にしよう。

と思っていたんだけど...

 

「お邪魔するわ!浦女の初めてのボーイ!」

誰だ!?鍵も閉めたし誰も入ることは出来ないはず。

ていうかこの状態見られたら結構やばくないか!?

俺は居ることをどうすれば隠せるか必死に考えていたが、

...もう遅かった。

 

「ダイヤ!見てくださーい!梨子がボーイに抱き着いて寝ていマース!」

 

「あ、いや...これには事情が...」

 

「なぜ貴方が梨子さんと一緒に寝ているのです!?」

この人どっかで見たこと...

 

「あ!駅のホームで案内してもらった人だ!!」

俺はつい声を上げてしまった。

その声に反応したのか梨子ちゃんが起きた。

 

「ん〜...和也くん、おはよう」

 

「おはよう。とりあえず、離れてもらってもいいかな。」

梨子ちゃんは俺から離れようとしない。

 

「やだっ!このままでいる!」

甘えん坊だ...可愛い

 

「梨子さん...。この方とはどう言うご関係でして?」

「まさかボーイフレンドとか?」

2人がいるのを知ったのか梨子ちゃんが顔を真っ赤にして俺を飛ばした。

 

「ぐへぇ」

 

「いやっこれは違くてその...//」

 

「詳しく教えて欲しいですわ」

 

「はい...。」

「・・・なるほど、そういう訳があったのですね。早とちりしてしまい申し訳ありませんわ。」

 

「いえいえ、全然」

 

「そうよ!今日はあるものを持ってきたわ!」

そうしてとあるものを取りだした。

 

「はい!明日から浦の星女学院の生徒ね!」

渡されたのは男子用の制服だった。

 

「あ、はい。ありがとうございます、ところでお名前は...?」

これまでの会話よくできてたよな。

 

「私から紹介するわ!私は小原鞠莉!この学校で理事長をやってるわ!

マリーって呼んでね!」

 

「小原さ」

「マリーね!」

名前呼ぶ前に言われたけど?

 

「・・・マリーさん...」

 

「面白いわ〜。まあそれでオッケーよ!」

 

「よろしくお願いします。」

何年生かは分からないから一応敬語は使っておく。

そう思っていると次はもう1人の女の子が喋りだした。

 

「黒澤ダイヤと申します。この学校の生徒会長をしていますわ。」

見るからに生徒会長やってそう。(小並感)

 

「よろしくお願いします、

あ、俺は川原和也と言います。」

自分の自己紹介も済ませたところで、

 

「ところで梨子ちゃんと2人は知り合いなんですか?」

と思っていたことを聞いた。

 

「和也くんには言ってなかったけど、私たち学校の部活でスクールアイドルをやっているの。」

 

「Aqoursですわ!」

スクールアイドルってすごいね...

 

「この3人でやってるの?」

 

「ううん。あと6人いるよ。9人でAqours。」

9人もいるんだね。

どんな感じなのか1度見て見たいね。

 

「そのうちの2人は昨日あった曜ちゃんと千歌ちゃんだよ。

1年生3人、2年生3人、3年生3人なんだ。」

 

「お2人は何年生ですか?」

ダイヤちゃん、マリーちゃんに問いかける。

 

「3年生よー!」

「3年生ですわ。」

まあ、生徒会長と理事長だもんね...

 

「俺が見た事ないメンバーがあと4人いるのね。なるほど。

今度ほかの4人も見てみたいな。ここにいる3人がこれほど可愛いんだからみんな可愛いんだろう。」

 

「かわっ...//」

下を向いた梨子ちゃん。

「可愛い...//」

ダイヤちゃんも!?

「cuteなのね...//」

マリーちゃんまでも。

この後何故か話しかけても

 

「うるさいですわっ//(うるさいっ//)(和也くんは静かにしてて//)」

と言われ会話もできず静寂だけが続いた。

「とにかく!明日から転入してくる生徒の一員ですから、

しっかりとやってくださいね!」

 

「了解です」

 

「あと...その...敬語じゃなくていい...ですわ//」

 

「あ!ダイヤ照れてる〜!」

 

「そんなことありえません!ぶっぶーですわ!//」

 

「まあ、またね!梨子ちゃん、ダイヤちゃん、マリーちゃん。」

 

「またね〜泊めてくれてありがとね」

 

「「「お邪魔しました」」」

 

スクールアイドル...かぁ...

意外と興味あるかもしれない。

3人の帰路にて。

 

「ねぇダイヤ。和也が明日から学校に転入してくるの嬉しいんでしょ。」

 

「そ、そんなことありませんわ!」

 

「ええ?本当?ダイヤあんなに照れてたじゃない!

私は転入とてもうれしいわ!」

 

「私もとても嬉しいです。小さい頃からずっと見ていてくれたんで。」

 

「まぁ...嬉しくないことは...ない...ですわ..」

 

「ほらダイヤったら〜照れてる〜」

 

「からかわないでくださいます!?」

 

「あはは...」




ありがとうございました。
次回はメイン1年生です。
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1年生組ははちゃめちゃ?

2年生もちょっと書きますね!
1年生メインは次回!
それではどうぞー!


昨日はダイヤさんとマリーちゃんが家にやってきて、

偶然にも泊まっていた梨子ちゃんと一緒に寝ていたのを見られてしまった。

まあ梨子ちゃんが抱きついてきてたから俺は悪くない。

かと言って梨子ちゃんも悪くない。可愛いから許す。

 

そんなことを言っているが、今日から浦の星女学院の男子生徒として、学校に登校しなければならない。

朝食を軽く取り制服に着替えた。

 

「前の奴よりデザインは好きかな。」

男子用の制服は、前の学校までは学ランだったのだが、浦の星はブレザーだった。

 

こんなことに感心している場合じゃない!

バスの時間が結構ギリギリになっているのだ。

「行ってきます」

自宅に声をかけ、ドアを開けるとそこには...

 

「和也くん!おはヨーソロー!」

 

「ん?」

曜ちゃんだ。

「和也くんおは千歌!」

 

「ん?」

千歌ちゃんだ。

「和也くん、おはよう」

 

「ん?」

梨子ちゃんだ。

 

「なんでいるの?!」

 

「いや〜梨子ちゃんから明日から和也くんが転入してくるって聞いたから

一緒に学校に行こうと誘いに来ましたー!」

曜ちゃんは朝から元気いっぱいなんだね...

 

「まあ曜ちゃんみたいな美人に迎えに来てもらって嬉しいよ」

 

「び、美人!?」

曜ちゃんが顔を隠した。

なぜか他の方面から謎のオーラを感じるので見てみると梨子ちゃんと千歌ちゃんがなぜが俺を変な目で見ていた。

 

「何かあった?」

 

「いーやー!なんでもないですよー!曜ちゃんは美人なんだね!!」

 

「千歌ちゃん...怒ってる?」

 

「怒ってないもん!ふん!」

これ怒ってるけどなんで怒ってるんだ?

 

「あはは...とにかくこの事より急ごっか」

しまった忘れていた。

時間が押しているのにここで話してしまった。

 

「千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん!バス停まで走るよ!」

 

「お!いいね!バス停まで〜!全速前進!ヨーソロー!」

軽々と俺のことを抜かしていく曜ちゃん。

速くない?

 

「曜ちゃん和也くん待って〜!」

後ろから千歌ちゃんと梨子ちゃんも着いてきている。

「ふぅ...」

あの後ギリギリでバスに乗ることができ、無事に学校へ向かっているところだ。

それよりも隣に座っている千歌ちゃんとの距離が近いのは気の所為かな。

なぜか隣を決める時でも

「梨子ちゃんは一緒に寝たんでしょ!千歌はなんもしてないからね!」

 

「それは...まあそうだけど...//」

 

「そしたら私もなんもしてないよ!」

 

「むむ...じゃあ曜ちゃん、じゃんけんだよ!」

 

「俺の隣でそんなに言い合うことかな...?」

 

「「「いいの!」」」

おお、3人息ぴったり!素晴らしい!

と、俺の発言を聞く耳も持たなかった。

 

結果的に俺の隣に千歌ちゃん、前に梨子ちゃんと曜ちゃん、という形になった。

隣に座るのはいいのだけれど、めちゃくちゃ距離が近くおまけに俺の肩に頭を乗せて嬉しそうに寝ていた。まあ幸せそうだからOKとしよう。

「千歌ちゃん、学校ついたよ。」

俺がそう声を掛け、千歌ちゃんが目を覚ます。

 

「んぇ?もう?ずっとこのままがいいなぁ!」

 

「あー!千歌ちゃんだけずるいよ!和也くん帰りに私にもやってね!」

いや、まあ別に嫌じゃないけど。

 

「わ、私もやって欲しいかな...」

梨子ちゃんもか。

 

「とりあえず、時間やばいから早く行くよ!」

その時には時間ギリギリであった。

「今日からこの学校に男子が1人転入してきます!」

ザワザワとなる教室。

「入ってきてー」

 

「失礼します。」

俺は教室に入り、みんなの前に立つ。

うわぁほんとに女子しかいない...

「とりあえず自己紹介お願いね!」

 

「はい、初めまして

川原和也です。親の事情で東京から静岡に来ました

これからよろしくお願いします」

パチパチ、と拍手がなる。

前から教室を見ていると、千歌ちゃん曜ちゃん梨子ちゃんの3人がいた。

 

「じゃあとりあえず桜内さんの後ろに座ってね」

どうやら席は梨子ちゃんの後ろらしい。

 

「和也くん、クラスでもよろしくね」

 

「うん、もちろん」

 

ここから俺の新しい学校での生活は始まった。

 

 

昼休み

「図書室でも行くか...色々学校も見ておきたいからね」

俺は教室を出て、図書室へと向かった。

 

「和也くん!ってあれ?曜ちゃん梨子ちゃん、和也くんどこいったか知らない?」

 

「そう言えばどこか行っちゃったね」

 

「知らないよ〜私も和也くんお昼ごはん誘おうとしてたんだ!」

 

「むぅ...まあとりあえず3人で食べよ!」

 

 

「失礼します。」

静かな所だな。眠れそう

ん?なんか声が聞こえる気がする...

 

「どーすんのよルビィ!ずら丸!人来たわよ!」

 

「善子ちゃんお得意の堕天使でどうにかするずら!」

 

「なにすればいいのよ!あとヨハネ!」

 

「誰かそこにいるのー?」

 

「ぴぎぃっ!」

 

俺が声が聞こえる所に向かって声をかけ、そちらの方へ寄っていく。

 

「いないわよ。私はいないわよー!」

 

「いやいや、見えてる。」

どうにか騙そうとしてるのか...?

まあそんなわけないでしょう

 

「善子ちゃん、普通に見えてるずらよ」

 

「ヨハネだってば!」

どうやら善子ちゃん?ともう1人、出てきたが

あれ?2人だけだっけ?なんか3人声が聞こえたような気がしたんだけど...

少し見てみようと見てみると

 

「えーと、君も出てきなよ」

と声をかけるが、顔に涙を浮かべて

「ぴっ!ぴぎゃぁぁぁぁ!!」

と叫んでしまった。

 

「お、落ち着いて。俺はなんもしないから!」

 

「ぴぎぃ!!」

まだ怖がっているのか分からないけど、2人の背中に隠れてしまう。

 

あれ、俺嫌われてるの?

疑問が残ったまま、その時間は3人で落ち着かせるので精一杯だった。




ルビィちゃん、男の人に会ったらどうなるんでしょうか。
なんで和也くんは出会った次の日から女子と一緒に登校して好かれている行動を見せられるのでしょうか。
羨ましい。
果南ちゃんはもう少しお待ちを!
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1年生と楽しいお出かけ

長めで行きます!
1年生メイン!
それではどうぞー!


なんとか赤髪の子を落ち着かせ、やっと会話ができる状態まできた。

「ルビィちゃん、大丈夫ずら?」

 

「うゅ...なんとか」

 

「いきなり大声出すんだから!」

 

「ごめんなさい」

「いやいや、その子は悪くないよ。女子校にいきなり男子が来て苦手な人は苦手だからね。全然謝ることないよ」

 

「とりあえず落ち着いたからお話するず...しましょう!」

ん?言い直した?

「あー、もし癖で着いちゃってるんだったら全然大丈夫だよ

俺は"ずら"可愛いと思うよ。」

 

「ありがとうずらー!!おら、国木田花丸ずら!」

 

「よろしくね!俺は川原和也。」

花丸ちゃん、でいいかな。名前を覚え、自分の紹介も済ます。

「ほら!2人も名前を言うずら!」

 

「う...わ、私は黒澤ルビィって言います。」

ルビィちゃん、了解!

で、あと1人は...

 

「くっくっく...私は天から舞い降りた堕天使ヨハネよ!」

 

「......えーと」

 

「この子は津島善子ちゃんっていうずら。」

この子が善子ちゃんね。

 

「花丸ちゃん、ルビィちゃん、善子ちゃんよろしくね!」

 

「よろしくずら!」

「よ、よろしくお願いします!」

「ヨハネよ!よろしく!」

 

「で、なんで川原さんは図書室に来たずら?」

花丸ちゃんから質問が来た。

「まあ、この学校に来るの今日が初めてだからさ、色々な所を見て見たくて。」

 

「おおお〜!で、図書室へ来たと!」

 

「まあそんな感じ。」

 

「どうせなら4人でご飯食べるずら!川原さん、ルビィちゃん、善子ちゃん、いいかな?」

 

「俺は全然いいよ」

「ル、ルビィも」

「この堕天使と一緒に食べれるなんて感謝しなさい!」

 

この後、楽しく話をしながらお昼を食べた。

 

「そうだ!今日はAqoursの練習もないし4人で放課後どこかへいくずら!」

男1人女子3人の出かけですか...

心が持たない...

 

「まあいいけど、3人ともいいの?彼氏とかいそうだけど俺なんかと出かけるなんて」

 

「女子校だからそんなの存在しないずら!今は...」

ん?最後が聞こえなかったけどまあいいか

 

「だよね〜。3人とも共学になったらモテるよ。」

千歌ちゃんや曜ちゃん、ダイヤさん、マリーちゃん、梨子ちゃんもそうだろう。

だってみんな美人で可愛い。

 

「ま、まあとにかく!放課後にまた集合ずら!」

 

「「「はーい」」」

 

3人との話もキリが着いて図書室を出て、教室に戻ったら

「あー!!!和也くんどこ行ってたの!!探したんだよ!」

「千歌ちゃん、和也くんのこと必死に探してたんだよ!」

「明らかにいないってわかる場所まで探してたね...あはは」

 

「ごめんごめん、ちょっと1年生の子達と図書室で話してたよ」

この後またその事について迫られた。

どうやらAqoursのメンバーだったらしい。

あの3人と今日の放課後に出かけることを言ったら

「えー!千歌たちも今度行く!!」

と、勝手に予定を埋められてしまったのだ...

悪い気はしないけどね。

 

「あ!来たずら!」

予定より少し遅くなってしまったが、集合場所へ着いた。

 

「申し訳ない、少し遅れた」

 

「遅いわよっ!」

「善子ちゃん、楽しみにしてたもんね」

 

「そうなの?」

 

「そうです「あー!!別に楽しみにしてないわよ!//」」

 

「あれ?じゃあ善子は帰宅するずら?」

 

「行くわよ!!」

見る感じに善子ちゃんはみんなのいじられキャラっぽいな。

 

そう思いながら自分の時計を確認する。

時刻は16:30分であった。

「時間もないし、そろそろ行くかー!」

 

「おー!」

 

俺たち4人は近くのショッピングモールへと足を運んだ。

 

「来たけど何か買いたいものでもあるの?」

俺は金欠では無いができるだけ消費は抑えたいので何も買わない。

と思う。

 

「まるは服が見たいずら!」

服はやっぱり女の子だと安定なんだね。

 

「よし、レッツゴー!」

 

洋服屋にて

 

「川原さん!これ似合ってるずら?」

俺に試着して見せてくれたのはとても可愛らしいロングスカートにTシャツだった。

 

「うん、すごく似合ってると思うよ!ぴったり!」

 

「花丸ちゃん、似合ってる〜」

「ずら丸、センスいいじゃない」

 

「えへへ...じゃあこれ買ってくるから待ってて欲しいずら!」

そうして花丸ちゃんはレジへ向かって会計を済ませた。

 

「おらはもう用が済んだずらよ。善子ちゃんとルビィちゃんはどうするずら?」

 

「ヨハネはゲーセンに行きたいわ!」

ゲーセンか...最近行ってないな。

 

「行くわよー!」

善子ちゃん、とても速い。

 

 

ゲーセンにて

 

「川原...さん!これやるわよ!」

善子ちゃんが言ってきたのはホラーのシューティングゲーム?だった。

「いいよ。」

まあ100円なら大きな出費ではない。

 

「これが上手くできたらあなたを私のリトルデーモンにしてあげるわ!」

リトルデーモン?よくわからないけど、上手くできたらなんかあるのか!

 

「よし、張り切っていくわ」

 

結果は、善子ちゃんより大幅に俺が上回って勝った。

「くっ...このヨハネが負けるなんて...けど、これであなたは私のリトルデーモンになったわ!」

 

「リトルデーモンはよくわからないけど善子ちゃんすごい上手かったね

また一緒に来てやろうぜ!」

 

「う...うん。リトルデーモンの頼みならいいわよ//」

 

「善子ちゃん、何で顔赤くなってるずら」

 

「関係ないでしょ!それよりルビィはどこかに行きたいの!?」

 

「あ、ルビィは...

アクセサリーショップに行きたい!」

 

アクセサリーショップにて

 

「川原さん、今日の記念にお揃いを買いませんか?」

 

「いいよ。何を買うんだ?」

 

「これ!」

そうして出してきたのは宝石の名前が沢山書いてあるキーホルダーだった。

 

「お、いいね。あれ?3つ?」

ルビィちゃんと俺のお揃いなら2つでいいはず。

 

「あ、これお姉ちゃんの分です。」

お姉ちゃん...黒澤ルビィ...ダイヤちゃんか!?

 

「お姉ちゃんってダイヤちゃんのこと?」

 

「あれ?お姉ちゃんの事知ってたんですか?そうですよ」

 

「なるほど、まあ3人でお揃いでいいんじゃないか。」

 

「うん!じゃあ買ってきますね!」

その時に見せた笑顔がとても眩しかった。

笑顔が似合う子だな。ダイヤちゃんもそうなのだろうか?

 

「花丸ちゃん、善子ちゃんお待たせ!」

 

「んー。なんかルビィ機嫌良い気がするのだけど?」

 

「ぴぎっ!そ、そんな事ないよ!」

 

「ほんとかずら〜?」

 

「本当だよ、ルビィちゃんはなんもないよ。」

俺が困ってるルビィちゃんにサポートを入れる...が...

 

「むむ、怪しいわね。2人とも白状しなさい!」

 

この後に結局言ってしまい、花丸ちゃんと善子ちゃんともお揃いを買うことになった。

次の日の学校でルビィちゃんから聞いたのだが、お揃いのキーホルダーをダイヤちゃんもすごく喜んでいたそうだ。




ありがとうございました!
次回は待ちに待った果南登場します!
感想あればお願いします!


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泊まりで弟になるのはいかがかなん?

こんにちはー!
今回は果南ちゃん!
それではどうぞ!


金曜日。

学校を登校して一週間が経つ頃になり、だいぶこの学校にも慣れることが出来た。

 

「この学校もいいね。男子が俺しかいないけど。」

そう、女子校だったのだ。なぜか俺はいる。

 

「私達がいるじゃん!」

そんな言葉をかけてくれるのは高海千歌ちゃんであった。

 

「まー、3人とも彼女にしたいくらい話しやすいもんね」

とっさに思ったことを口にした。

「か、彼女、?そんなばかな〜あはは!とってもなりたい...」

最後の方になるにつれて声が小さくなっていて、聞こえなかった。

 

「わ、私ちょっと顔暑いから顔洗ってくるー!//」

 

「おー、行ってらっしゃい。曜ちゃん」

曜ちゃんの方に手を振りながら声をかけた。

 

「和也くん、私はいつでもウェルカムだよ?//」

梨子ちゃんが両手を広げてこっちに向かってくる。

 

「なにが?」

と言うと梨子ちゃんの両手で頭を叩かれた。

そんなことをするつもりだったのか...ひどい

 

「もう!知らない!」

怒ってる?まあ大丈夫でしょう

 

「そうだ千歌ちゃん!今日Aqoursの練習があるから和也くんにも見に来てもらおうよ!」

水道場からいつの間にか戻った曜ちゃん。

 

「え?俺が見に行っていいの?」

 

「いいよ!もちろん!」

そうして俺はAqoursの練習を見ることになった。

 

 

「1.2.3.4、1.2.3.4」

リズムに合わせみんなが踊っている。

すごい揃ってる。

 

「あら?和也さんではないですか。」

俺がいる様子にダイヤちゃんが気が付き、声を掛けられた。

そのダイヤさんの声にみんなが反応した。

「和也くん!待ってたよ!」

「張り切っていきますかー!」

「待ってたよ。和也くん」

 

「川原さん!来たんですね!」

「来たのね私のリトルデーモン。」

「よーし、川原さんも来たし、がんばルビィ!」

 

「チャオ〜!カズヤ!」

「???」

「こんにちは、和也さん」

みんなが俺に一言ずつくれた。謎に。

そう思っているとダイヤちゃんがこっちへ寄ってきた。

 

「あ、こんにちは」

 

「この間のキーホルダー、ありがとうございました。(ボソッ)」

「いやいや、喜んで貰えて嬉しいよ(ボソッ)」

 

「なに2人で話してるのよっ!」

 

「な!なんでもないですわ!」

 

「えー?ダイヤホントにぃ?和也と話してる時とってもハッピーな顔してたわよ〜!」

 

「ぶっぶーですわ!!そんなことありませんの!//」

 

「イッツジョーク♪」

マリーちゃんはみんなをからかうのが得意なのかな?

そんな所もマリーちゃんらしいのかもしれないけど。

 

「あのー。みんな知り合いっぽいけど、知らないの私だけかな?」

青髪の少女が声を発す。

 

「あれ?まさか果南、知らなかったのです?」

 

「知らないよー。」

「まあその子とは会ったことないかな。知らないのは当然だよ」

 

「あ、私は松浦果南。よろしくね」

 

「果南ちゃん、よろしくね。俺は川原和也。」

 

「よーし、じゃあそろそろ練習戻ろー!」

自己紹介をして千歌ちゃんの一声で練習に戻った。

 

「ふわぁ...疲れたずら...」

「この堕天使ももう動けないわ...」

 

みんな相当疲れたようだ。気合い入ってたんだろう。

そんなことを思っていたが、その時に

「ねぇ君、今日、明日明後日私の家に来て」

声をかけてきたのは果南ちゃんだった。

逆ナンですかね??

 

「いいけど、なんでいきなり?よりによって知り合って一日も経ってないのに」

まだ知り合って〜時間の単位だろう。

 

「いいのいいの。お近付きの印で!」

まあ明日も明後日も暇だし丁度いいかも。

 

「おーけ、けど洋服とか持ってくから1回帰るよ」

 

「それも大丈夫!制服はこっちで洗っとくし服も私の貸すよ!」

なぜこんなに優しくしてもらえるのだろうか?

神様?

 

「いいの?それでもいいならそのまま行くよ」

 

「もちろん!じゃあ一緒に行こうね!」

冷静に考えると女の子の家に2泊3日するんだよね...

大丈夫かな...

どうやら船で家に行くらしい。

「ほら乗るよ」

果南ちゃんが言う通り船に乗って家へ向かう。

 

「ねぇねぇ果南ちゃん、どうして俺にそんなに優しくしてくれるの?」

思ってることをそのまま聞いた。

 

「それはね...和也が来てから弟ができたって感じだったからだよ。」

ん?弟?まあ確かに2年生と3年生ではあるが...

 

「だから!今日から3日!和也は私の弟になる!」

 

「は?ん?」

 

「そのままだよ!よし、決定!」

 

「ちょ、ちょっと待ってぇぇえええええ!」

船のスピードが一気に加速し、その言葉はそのスピードと一緒に伸びていった。

「はぁはぁ...疲れたよ」

猛スピードで家まで来た船。死ぬかと思った。

 

「あはは!お疲れ様!」

 

「なんで果南ちゃんはそんなに楽しそうなの...」

ずっと笑顔な果南ちゃん。そんなに楽しいのか...

 

「楽しいよ!あと、今から果南ちゃんじゃなくて

お・ね・え・ち・ゃ・んでしょっ♪」

そうでした。謎に弟にされたんでしたね

 

「いや、さすがにそれは...」

「あれ?じゃあ和也に襲われたってデマAqoursのみんなに流すよ?」

それはまずい。色々と。

 

「申し訳ありません」

「じゃ、呼んでみよ!」

 

「お、お姉ちゃん...」

恥ずかしい...姉なんていないのに初めて言った。

 

「....っ//ハグしよ!ハグ!」ダキッ

そう言って俺に向かってハグをしてきた。

 

「わあ...幸せ」

なぜかとても幸せな気分になった。

 

「よーし!ハグもしたし、とりあえずお母さんに報告だー!」

 

「えええ!ちょっと待ってー!」

俺の言葉を聞かずかな...お姉ちゃんはお母さんに言ってしまった。

それを聞いたお母さんは

 

「あらあら。本当に弟になってもいいのに。ふふ」

なんて冗談を言っていた。

「いやいやお母さん冗談を...」

 

「お母さんだなんて!本当に息子ができたみたいだわ〜」

 

「よーし!今日から和也は松浦和也になるよ!」

ぐっ...この家族...手強い

あ、俺も今からそうなるらしい!てへぺろ!

3日間終わったら無事に帰って来れるのかなぁ...

そんな不安も持ちながら松浦家2泊3日がスタートした。




果南ちゃんは特別であと2話分やります!
アンケートもお願いします!
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果南ちゃんとお泊まり①

こんにちはー!
毎日投稿頑張ってます!!
それではどうぞ!


「果南ちゃん、俺の洋服どうすればいいの?」

そう、制服のまま来てと言われたので服がこれしかない。

 

「んー?私の貸してあげるよ」

果南ちゃんの...?

いやまあ嬉しいけど...嬉しいけど...

さすがに知り合って1日経たない人に貸すのも果南ちゃん...まずいよ

 

「ほんとにいいの?俺と果南ちゃん、今日知り合ったばかりだよ?」

「いいのいいの!とりあえず制服もうちで洗うからこれ持ってお風呂入ってきて!」

そう言われ果南ちゃんのギリギリ男が着れるような服を貸してもらい、風呂へ行った。

洗濯も全部してくれるらしい...こんなに色々してくれるの本当に感謝だよ

 

うわ...めっちゃ違和感...俺は今果南ちゃんの洋服を着ている。

人の洋服って慣れないよなぁ...

 

「果南ちゃん、お風呂空いたよ。」

「あ、うん。あと和也、忘れてない?」

なんか忘れてるかな?

 

「何を?」

「私は今和也のお姉ちゃんでしょ♪」

忘れてました...果南ちゃ...いやお姉ちゃん忘れてくれたらよかったのに...

 

「はいはい、お姉ちゃん...お風呂行ってきて」

 

「うん!行ってくるね♪」

お姉ちゃんはとっても嬉しそうにるんるんしながらお風呂場に向かっていった。

それほど嬉しいのかな...

なんてことを思いながらリビングの方に行った。

リビングに行くとキッチンが見え、そこにはお母さんがいた。

挨拶もう1回しとくか...

 

「えっとお母さん、3日間迷惑かけますがよろしくお願いします。」

 

「いいのいいの!ちょっと座って、お話しましょ♪」

 

「はい」

 

「果南ね、ずっと弟が欲しいって言ってたの。だから、3日間だけだけどなってくれてありがとうね」

 

「いえ、お姉ちゃんが喜んでくれて嬉しいです。」

 

「この街には浦の星女学院しかないから、歳が近い男の子がいなかったけど、和也くんが来てくれて連れてくるなんて相当嬉しかったんだと思うよ。」

 

「そうですか...けど出会って1日も経たずに連れてきますか普通!?」

 

「果南は和也くんのこと相当気に入ってるみたいね!

...人柄もいいし将来果南の婿さんかしら?」

最後の方が聞き取れなかった。

「最後なんて言いました??聞こえなくて」

「なんでもないわ〜」

 

「和也〜、上がったよ〜ってあれ?何話してたの?」

 

「ふふ!ちょっと果南のことをね...♪」

「まあ大したことじゃないよ」

 

「ちょっとお母さん!何話したの!!」

「秘・密!」

「お姉ちゃん、そろそろ寝たいんだけど...俺はどこで寝ればいい?」

 

「ん?お姉ちゃんと一緒に寝よっ♪」

へ?何言ってるのかなこの人は〜〜〜

 

「いや、俺は1人で寝るよ...」

逃げようとするがすぐに捕まってしまう。

 

「はぐぅ!一緒に寝ないとずっと抱いて寝るよ?」

 

「いや、まあ梨子ちゃんにはそうされましたけ...」

やべ口が滑った!!!

 

「ふーん...梨子ちゃんと寝たんだね。じゃあお姉ちゃんとはできないなんてこと言わないよね?」

結局梨子ちゃんと同じようにハグしながら寝ることになってしまった。

 

朝、俺が目覚めると同時にお姉ちゃんが目を覚ました。

「和也おはよ」

 

「おはよ。起きたいからハグしてる手を離して欲しいな。あとお姉ちゃんの顔が美人過ぎて理性が...持たないよ」

 

「美人なの...?//ありがと♪けど離さないよ!もう少しこのままでいたい!!」

そう言いながら強く絞めてくる。

ググググ...

「痛い痛い痛いよわかったこのままでいるから」

 

「ほんと?やった!」

まあお姉ちゃんが幸せそうだから良しとしよう...

そんなことを思いながらもう一度眠りについた。

 

次に目覚めたのはもうお昼だった。

「お姉ちゃん、もうお昼だから起きて。」

 

「もうお昼なの?じゃあ起きよっか」

やっとハグの手から解放された。

体が地味に痛い...

 

 

「あら、おはよう。2人とも幸せそうに抱き合って寝てたから起こしに行ったけど何もせずに帰ってきちゃったわ♪」

いや起こしてそこは...

お母さんの作る料理はとても美味しかった。

 

昼食も食べ終わり、することがなくなって

「お姉ちゃん...暇」

 

「そうだね...じゃあ一緒に海にダイビングしに行こうよ!」

ダイビング?あー、確かにダイビングショップがあったな...

まあどうせ暇だからっていうかここ俺の家じゃないし。

 

「いいけど俺ダイビングした事ないけど簡単?」

 

「簡単だよ。よし!それじゃあ行こう!」

早。もう少ししたら行くのかと思ってたよ。

「一緒に潜ろ♪」

「うん...」

俺は初めてのダイビングに少し緊張している。

 

お姉ちゃんのサポートも入りながら海の中へ潜る。

綺麗だな...

ん?何が綺麗だって?もちろん海だよ。

お姉ちゃんも綺麗だけど...。

 

結論から言うとダイビングはとても楽しかった。

またやりたい、と言ったらお姉ちゃんが

 

「よーし!またやろうね!」

と嬉しそうに言っていた。

 

「お腹空いたぁぁ」

たくさん海の中で動いたので腹も減る。

お母さんの料理はとても美味しいから毎日でも食べたくなるよ。

 

「そうだねっ私も動いたからお腹空いちゃったよ」

どうやらお姉ちゃんもお腹が空いているらしい。

 

「よーし!じゃあこっから走って家まで戻るよ!

負けた人は今日も一緒にハグしながら寝る!よーいドン!」

無理ゲーだろー!!

運動は得意だがお姉ちゃんもだ。

それに距離が短いからすぐに着いてしまう。

 

「よーし!私の勝ちだよ!じゃあ今日も一緒寝ようね!」

 

「はいはい...」

お姉ちゃんの頼みなら仕方ないけど...

 

「2人ともおかえり。ご飯できてるよ」

 

「「いただきます」」

 

「ねぇ和也、明日はどこ行く?」

 

「んー、特にないかなー」

 

「明日は沼津駅の方まで行ってきたら?」

お母さんが突然提案をした。

 

「いいね!じゃあ和也、明日は沼津駅に行こう!」

 

「了解!これって俗に言うデートってやつだよね!楽しみ」

デートという言葉を出すとお姉ちゃんは顔を赤くしてしまった。

「で、デートだね!うん!」

 

明日は沼津駅に行って色々見るらしい。

まあ今は姉弟なんだし姉弟デートなら別に周りから見ても問題は無いだろう。

 

「あらあら、果南ってば照れて」

 

「うっうるさい!//お母さん!」

 

「なんで照れてるの?」

その言葉を発したら強いパンチが飛んできた。

俺悪い事したかな...?

 

結局その後、お姉ちゃんと仲直りをして昨日の夜よりも強いハグをされながら眠りにつけなかったと言う。

眠れませんでした。はい。

お姉ちゃんが強力ハグしてくるおかげで。




果南可愛いですね!!!
和也くんモテモテ...いいな
あと1回続きます!
感想、改善点等あればお願いします!


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果南ちゃんとお泊まり②

こんちゃ〜!
果南ラストです!
それではどうぞ!


「おはよ和也」

目が覚めて、すぐ側には果n...お姉ちゃんが寝ていた。

そう言えば今日も一緒に寝たんだっけ...

 

「おはよお姉ちゃん」

 

「っ//よし!今日は沼津の駅まで行くから起きろー!

寝起きのお姉ちゃんは破壊力高すぎるよ...」

最初は元気あるのになんでみなさん小さくなるの?

 

とりあえず身支度を済ませて(お姉ちゃんの洋服)

朝ごはんを食べる。今日でこの美味しいご飯も最後か....

そんな事を思いながらも食べ進めるのであった。

 

 

「よし!和也、行くよ!」

お姉ちゃんも準備が済み、いよいよ出発...

 

「お姉ちゃん先外出てていいよ」

少しやる事がある。

そう、この家にお世話になったのでお礼を言っておかなければならない。

 

「あの、お母さん。」

「はーい?」

 

「短い間でしたがありがとうございました。ご飯美味しかったです。

また食べたいです!」

 

「ありがとうね!果南も嬉しそうだったし、ご飯もいつでも食べに来てね!

あ!本当に弟になれば毎日食べられるわよ?」

 

「それはちょっと遠慮しておきます。それでは」

俺はお母さんから逃げるようにして家を出た。

「お邪魔しました!」

 

「和也、遅いよ」

お姉ちゃんに怒られてしまった。

まあ仕方ないけど...

「ごめん!悪気はないから!」

 

「ほんと?じゃあハグしよ」

はぐぅ...これほんとにやばいから。うん。

「よし!満足!じゃあレッツゴー!」

 

ハグの温もりが残ってる...

まあ、癒されるから定期的にやって欲しい。と少し思ってしまった。

 

「お姉ちゃん、この場面千歌ちゃん達に見つかったらやばくない?」

冷静に考えればそうである。

「お姉ちゃん」などと呼んで、さらに俺はお姉ちゃんの服を着ている。

...遭遇しないことだけ祈る。

 

「大丈夫でしょ!見つかったら逃げる!」

 

「心配すぎ...」

 

 

「ねぇねぇ善子ちゃん!あれ果南ちゃんと和也くんだよね!!?」

「ホントね...追跡する?」

「もちろんするよ!ていうか和也くん、果南ちゃんの洋服着てるよ!!」

「いつからあんな関係になったのかしら...気になるわ」

 

「よし!予定変更で今日は果南ちゃんと和也くんを追跡するぞー!」

 

「元々予定決まってなかったでしょ!」

「えへへ...」

 

「あっ!2人とも行っちゃう!着いていかなきゃ!」

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ千歌!」

 

 

なんか遠くから聞いたことあるような声が聞こえるけど気のせいですね。

「お姉ちゃん。気のせいだよね」

 

「多分ね。」

そういうことだよ。

 

「沼津駅まで来たけど何か見るものとか決まってる?」

 

「全然。私は和也と出かけるだけで十分だし」

 

「そっか...まあ弟だもんな」

「違うよ!あ...いやなんでもない!」

 

「ん?」

違うと聞こえたが何が違うんだろうか?

 

「と、とりあえず服見に行こう!和也、私がセレクトして買ってあげる」

 

「いいの?ありがとう!」

 

服屋

「んー...和也、ちょっとこれ着てみて」

服屋に来てから約30分。俺はずっとお姉ちゃんの着せ替え人形となっている。

「お姉ちゃん、そろそろ決めよ?」

「待って。どれも似合う和也が悪いから。」

それって俺悪くない...悪いの?

 

 

「和也くんはどれも似合うのは当たり前だよ!」フンッ

 

「確かに何着てもかっこいいわね...//」

何か視線を感じる。

ただの勘違いだろう。

 

 

「よし!これに決めた!和也、買ってくるね」

服屋来て約1時間。やっと決まった。

ちなみにお姉ちゃんが選んでくれたのは

白のTシャツ

青いアウターのようなもの

ジーパンだった。

 

「お姉ちゃん、ほんとにいいの?買ってもらって」

 

「いいのいいの。気にしないの!」

優しい...本当に姉として成り立ってるような気がする。

「ありがとうお姉ちゃん。」

 

「どうもどうも!服屋に1時間もかけたせいでお昼になっちゃったね」

いつの間に時刻は13:20であった。

 

「もうこんな時間かぁ...とりあえずお昼食べよっか。何が食べたい?」

 

「私はなんでもいいよ。和也は?」

 

「俺も特に食べたいものはないかな」

 

「じゃあもう見つけた店に適当に入っちゃう?そこのパスタの店とか。」

 

「いいよ。入ろっか」

 

 

「お姉ちゃん何食べる?」

ここの店はかなり美味しそうなパスタが沢山あった。

どれも美味しそうで決めれそうにない。

「んー、私はカルボナーラかな。和也は?」

 

「じゃあ俺はペペロンチーノにしよっかな。注文するよ?」

 

「はーい。」

 

「すいませーん注文いいですかね」

 

「はい。どれになさいますか?」

「えっとこのペペロンチーノとカルボナーラ1つずつで。」

 

「かしこまりました。」

 

注文が終わってお姉ちゃんの方を向くと、何故か顔を赤らめていた。

「お姉ちゃん?どうしたの?顔赤くして」

「えー?いやなんでもないよ!(注文してる時の和也がかっこよすぎたの...)」

 

「そう?それならいいんだけど

で、お昼食べた後はどこに行く?」

 

「まぁ特にないんだけど...あ!私、和也とお揃いのなにか欲しいな!」

お揃い?ダイヤちゃんやルビィちゃんと同じか

「いいよ。何をお揃いにするの?」

 

「そうだね...日常的に使えるものがいいよね。

財布とか?」

財布には困ってたからこれはいいタイミングかもしれない。

 

「いいよ。じゃあ食べ終わったら買いに行こっか。」

なんて話していたら、注文していたパスタが来た。

 

「「いただきます。」」

1口食べてみると、とても美味しかった。

今まで食べた中で一番美味しいと思った瞬間だった。

 

「お姉ちゃん、これ美味しいから食べてみて!」

俺は自分のフォークをお姉ちゃんに向けて食べてもらおうとする。

 

「え...//いいの?//」

「ん?食べない?それならいいんだけど」

「食べる!//あ、あーん!」

お姉ちゃんに食べさせてあげた。

食べてお姉ちゃんも気に入ったらしく、今度はお姉ちゃんのを俺が食べることになった。

「はい!和也!あーん」

「いただきます...」

うん!美味しいね!

ここの店は偶然見つけたけどとても当たりな店だった。

 

 

「ねぇ...果南ちゃんと和也くん、関節キスしちゃってるよ。

和也くん気づかずやってるよね。千歌もやりたい!!」

 

「ちょ、うるさいわよ!バレちゃうじゃない!確かにやりたいけど...」

 

二人の間ではこんな会話が起こっていた。

 

 

「お腹いっぱいだよ。美味しかったしね!」

 

「うん、美味しかった。じゃあ財布買いに行く?」

 

「行こ行こ!あとさ、手、繋がない?」

「手?別にいいよ。」

「ありがと!///」

「じゃあ行こっか。」

これって普通に見たらカップルなのかなぁ...??

まあ姉弟だから大丈夫だと思うけど

 

 

 

「あの二人!!手まで繋ぎ出したわよ!!果南...攻めるわね...」

「もー!千歌も和也くんとやりたいー!!!」

 

「これにする?」

お姉ちゃんが出てきたのは赤と青の色違い財布だった。

デザインもいいし使いやすそう。

「お姉ちゃん、選ぶセンスあるね。それ気に入ったよ!」

 

「えへへ...嬉しい//じゃあレジ行こ?」

「ほーい」

財布は結局、お姉ちゃんが青、俺が赤ということになった。

意外とそこで時間を取ってしまったのか、

店を出ると、もう夕日が出ていた。

 

「そろそろ、帰ろっか。」

お姉ちゃんが悲しげな表情になる。

「うん。お姉ちゃん、今日、いや3日間だけだったけど弟で楽しかったよ!

ありがとうね!」

 

「感謝するのはこっちだよ。和也、ちょっとこっち来て」

俺はお姉ちゃんが呼ぶ方へ寄っていく。

「お姉ちゃん、近くない?!」

もう顔と顔がすぐ近くにある状態だったのだ。

 

「いいのいいの!これは私からの気持ちだよ!」チュッ

なんとお姉ちゃんから唇にキスをされた。

「え...?//」

「感謝の気持ちも込めてだよ!3日間ありがとね。あと、これからはちゃん付けじゃなくて果南って呼んで!」

 

「了解。果南」

 

「それじゃあね!3日間付き合ってくれてありがとー!」

俺は果南と別れ、自分の家に帰った。

 

この次の日の朝は、朝のハグがなくて少し違和感があった。




果南、かわいい。
毎日投稿なのですが少し一日お休みします!
そのうちにアンケートよろしくお願いします。
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見られていた!

アンケートありがとうございました!!
ギルキスと全員が同じだったので今回は全員、次回ギルキスで行きます!
それではどうぞ!


果南との泊まりも終わり、今日は放課後にAqoursの練習を見に行くつもりだ。

「ちょっと和也くーん。放課後、みんなで話したいことあるから絶対来てね?」

と千歌ちゃんに言われたので行くのだが。

何もした覚えはないがなんだろうか。

とりあえずめんどくさい授業を終わらせよう!

 

「あ゙〜。疲れたぁ!」

久々に授業でこんなに疲れた。

今日は疲れもあってちょっとAqoursの練習は見に行けないので帰...

ガシッ

「和也くん?なーに帰ろうとしてるの?」

「いや、そんなつもりは一切ございません」

千歌ちゃんに捕まってしまった。

あともう少しだったのに!

 

「曜ちゃん梨子ちゃん、私ちょっと遅れるから和也くんのこと屋上に連れてってあげて?」

 

「ヨーソロー!」

「はーい。」

俺は2人に引きずられながら屋上に連れてかれた。

「ていうか和也くん、なんか果南ちゃんと同じ匂いがするよ?なんかあったの?」

曜ちゃんに聞かれたが俺は

「い、いやぁ?特に何もないよ」

「ふーん。」

正直に話すわけには行かない。

 

「みんなちょっといいかな!善子ちゃんも一緒に言おう!」

「私の出番みたいね!あとヨハネ!」

 

「どうした?」

 

「和也くんと果南ちゃんが沼津駅で2人でいたのを見てしまいました!」

 

「果南さん...ずるいですわ!」

「果南、やるわね」

 

「果南ちゃんもそういう感情ずらね...」

「うゅ...また増えた」

 

「千歌ちゃん、それ詳しく聞きたいな♪」

「私も私も!2人でなにしてたのかな〜?」

みんなの目が怖い。最後の曜ちゃんと梨子ちゃんが特に。

 

 

「果南、逃げるよ!」

「う、うん!」

俺達は逃げようとしたがみんなに道を塞がれ止められてしまう。

 

「さぁ...果南さん和也さん。詳しく聞かせてもらえますの?

あと、呼び方が果南さんだけ呼び捨てなのですがそれも説明してくださいね?」

ダイヤさんがとっても迫ってくる。

俺達は結局みんなにあったことを話した。

 

「...。それで、3日間、和也さんは家にいなかったんですね。」

え?ダイヤさんなんで家にいないって言ってるの?

 

「あ!あと2人お昼ご飯食べてる時何回もあーんってお互いのフォークでやってたよ!」

 

「千歌ちゃん、ずっといたの?」

 

「もちろんだよ!」

ドヤって顔してるけどストーカーじゃん。

 

「あとキスもしてたわね。」

 

「よ、善子ちゃん...それは...」

 

「ルビィもそれは聞き捨てならないよ」

 

「まるもずら。」

 

「き、キスなんて私も小さい頃から1度もしたことないのに!」

 

「マリーもしてみたいわね。キス」

 

「キスをするなんて...なんてこと!」

 

「果南ちゃんも大胆だねぇ!私も負けてらんないよ!」

 

 

「果南、俺帰っていいかな?」

 

「ダメだよ。私だけ言われることになるじゃん。ほら!ハグ〜!!」

今この状況でハグする...のか。

ほら。みんなの顔が暗くなってきたよ...?ねえ果南!殺される!

集団に殺られる!

 

「果南さん?私もやりたいので変わってもらえます?」

ダイヤちゃん!?なぜ!!そこは注意するべきだよね!?

 

「あ、ダイヤもやる?幸せになるよ〜」

 

「いや、俺の許可は「知りませんわ」あっはい...」

ダイヤちゃんは(無理やり)俺にハグをしてきた。

 

「いいですわ...素晴らしいですわ」

なんてことを言っていたがよっぽどよかったのでしょう。

ダイヤちゃんが離れて、やっと離れたと思った瞬間、

 

「みなさんもやってみては?もちろんいいですわよね?和也さん?」

「いや...ちょっと嫌で「いいですわね?」はい...」

この後9人と順番でハグをした。

 

「みんな近くで見ても遠くから見てもかわいいから困るよ」

そう言うとみんなに

「発言を気をつけなさい!//」

と言われた。なんで褒めたのに怒られなきゃいけないんだ?

Aqoursの練習。全く今日は練習をしてなかったけどいいのだろうか。

 

そんなことをしている間に下校のチャイムが鳴った。

「チャイム鳴ったし帰ろっか。」

こうして今日も一日終わったのであった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

帰り道にて曜ちゃんと

「和也くん。さっき私が聞いたことに嘘ついたよね。」

 

「さっき?なんかあった?」

「今日和也くんからすっごく果南ちゃんの匂いするって聞いた時になんもないって言ってたよね〜。」

 

「そんなことあったね...」

「嘘ついたから私の事を呼び捨てで呼ぶこと!もしちゃん付けで呼んだ場合はどうなるかわかるよね〜?」

 

「そんなことでいいの?曜。これでいいんだね」

 

「...っ//いいよそれで。//」(嘘、呼び捨てにされるだけでこんなに照れるなんて...)

 

「とりあえず帰ろ?で...なんで下向いてるの?せっかくの美顔が台無しだよ」

 

「うるさいよー!///ほら!帰ろ!//」

「なんで怒ってるの!?」

「和也が悪い!!」

「俺は悪くない!はず!」

そんなハチャメチャな一日を今日も過ごしたのであった。




曜ちゃんを最後におまけ程度に。
こんな可愛い人達に囲まれてる和也くん羨ましすぎるよ...
感想あればお願いします!


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Guilty kissな日

こんちゃ〜!
感想と投票貰ってモチベ上がってる作者ですw
今回はギルキス!それではどうぞー!


「ハーイ!和也?元気してる?」

え...マリーちゃん、なんで俺の家に...いやそれよりなんで俺の上に跨ってるの...

「鞠莉ちゃん、さすがにやりすぎだよ...」

「私のリトルデーモンなんだから離れなさい!」

 

「sorrysorry!!和也の上、よかったでーす!」

 

「マリーちゃん...それに梨子ちゃん善子ちゃんまでなんで家にいるの?」

 

「マリーが合鍵を作ったわ!勝手に!」

 

「ふーん。まあいいや」

 

「いやあんたそこはなんか言いなさいよ!」

 

「だって別にAqoursのみんな信用してるから別に合鍵あってもいいかな...なんて」

 

「さすがだね。和也くん」

 

「うん。それはそうと、今日は珍しい3人組で何しに来たの?」

 

「あれ?言ってなかったっけ。Aqoursの中で3グループあるの。

私たちがGuilty kissで千歌ちゃんルビィちゃん曜ちゃんの3人がCYaRon!、果南ちゃんダイヤちゃん花丸ちゃんの3人でAZALEAなんだ。」

 

「なるほど。あまり珍しくは無いんだね。

で、何しに来たんですか。」

 

「特に何もないわよ!だからマリーが和也に特製シャイ煮を作ってあげるわ!」

なんかそれあんまり美味しそうには聞こえないんですけど...

 

「マリー。それはやめて」

「鞠莉ちゃん、3人で作ろう?」

2人がが止めてくれたが止めるということは相当ま...なんでもないです。

 

「オーケーよ!じゃ、和也待っててね!」

3人で作ってくれるなら安心だろう。梨子ちゃんがいるから。

3人の中で梨子ちゃんはとっても信用出来る。

善子ちゃんもマリーちゃんも信用してるけど、なんかしそうなんだよね...なんか。

さて、何を作ってくれるのか楽しみだ。

 

 

「できたわ!特製シャイ煮よ!」

 

「ほんとに作ったの!!?」

 

「イッツジョークよ。ふふっ」

びっくりした...ほんとに作ったのかと思ったよ。

 

「3人でカレーライス作ったわ。ほら食べるわよ」

そう言って善子ちゃんが渡してくれたお皿にはとっても美味しそうなカレーがあった。

 

「いただきます。」

その言葉と一緒にみんなで食べ始めた。

 

「ん〜!美味しいわね!ほら和也、マリーのやつとっても美味しいから食べてみて?あーん」

 

「いや自分で食べれるよ...」

「果南とはやったのに〜?」

「わかりました...」

その事を言われてしまうと言いようがない。

 

「美味しいよ。」

「マリーも、あーん。」

 

「はいはい。あーん」

俺は自分のスプーンをマリーちゃんに向けた。

「ん〜!とっても美味しいわね!」

 

「ちょ、ちょっと和也くん!こっち向いて!」

声がする方を向くと梨子ちゃんがスプーンを向けていた。

「あ、あーん//」

少し顔が赤らんでいたが恥ずかしいのだろう。

 

「美味しいよ。お礼に。はい」

やってくれたお礼に梨子ちゃんに一口食べさせてあげた。

 

「ちょっとリトルデーモン!私もやってあげる...わよ!//」

善子ちゃんまでスプーンを向けてきた。

 

「味はみんな変わらないけど美味しい。善子ちゃんもはい、あーん」

 

「ヨハネよ!...美味しいわ。//」

 

「和也は何も感じないでやってるんですかー?」

なにかあるのか?何もなさそうだけど

 

「なんも。なんかあるの?」

そう言うと3人が小さな声で話を始めた。

俺聞こえない...

 

「和也くん、関節キスしてるってことわかってないみたい。」

「さすがリトルデーモンね...」

「和也は鈍感でーすね!」

 

「何話してるのー?」

「なんでもないわよ。鈍感リトルデーモン。」

ん?鈍感って聞こえた気がするんだけど気の際だよな。

俺が鈍感なわけない!

 

「マリーちゃん?」

「さて!もっとあーんしてあげるわ!そのお礼に、マリーにもやってね♡」

「それはいいけど。何回もやっても面白くないよ?」

「いいのよ♪」

まあいいならいいんだけども...。

 

そう話をしている時に梨子ちゃんが固まっていたので話しかけた。

「梨子ちゃん?どうしたの?」

「ふふっ...。和也くん、昔から変わらないよね」

「そうかな?例えばどの辺?」

「色々なことに気づかないこと!」

「え...?」

ちょっとよくわからなかった。

 

なんやかんやで会話を続けながら食べ、食べ終わったら3人はAqoursの練習があるのでと帰っていった。

...本当に何しに来たんだ?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

梨子ちゃんとの過去

 

「私、和也くん好き!」

 

「俺も梨子ちゃんのこと好きだよ!一生そばにいて欲しいな!」

 

「本当に...?//じゃあ将来結婚しよ!」

 

「結婚?よく分からないけどそばにいてね!」

 

「うん!こちらこそ!」

こんな事があったのである。

これを梨子ちゃんは覚えているが和也は覚えていないと言う。




気付けよ!!高校2年生!!
自分の言ってることを少し考えなさい!!()
まあ。小説書いてるの私なんですけど。
感想とか、質問とかあればどんどんどうぞ!
次回はちょっと特別ゲストさんを出します!!
μ'sのあの方です...チュンチュン(・8・)


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再会と波乱の予感

今回はμ'sからあのキャラクターを(・8・)
特別編みたいなものです!!
Aqoursも一応出てきます!
それではどうぞ〜


今日は1人で沼津駅付近まで行く予定だ。

Aqoursのみんなに練習見に来て欲しいと言われたが用事がある、(めんどくさい)と言って行かないことになった。

かと言って本当に家にいるのは暇になってしまうので、駅まで行こうという結論に至ったわけ!

ちなみに今はバスにゆらゆらと揺られながら外を見ているよ。

まあもうすぐなんだよね。

 

「次は〜沼津〜」

その声と共にバスから降りた。

「果南と来た時以来かな?そんなに日は経ってないけど」

この辺は色々なものが揃うのである。

しかし今日はノープランで来たけど。

とりあえず歩くか...お、ここの靴屋結構良さそう。見ていこうかな

こんな感じで時間もあるので良さそうなところを見ていくことにした。

 

店も見終わって次はどこへ行こうかと迷っていた時に、

いつの日か見た事のあるような少女に声をかけられた。

 

「あの...川原和也くん...だよね?」

「あ、えっと...」

見た事あるのだが思い出せなかった。

 

「あはは、忘れちゃったよね。私、南ことりだよ!」

その名前を聞いた瞬間に思い出した。

「え!?ことりちゃん!?なんでここにいるのー?!」

俺はその衝撃で大きな声を出してしまった。

「しー...!ここでは話しにくいからどっか行こっか!」

 

「う、うん。」

俺とことりちゃんは近くにあったカフェに入った。

「で、どうしてことりちゃんが今ここに?」

「私も聞きたいよ〜!なんで和也くんがここにいるのか!

あ、私は少し気分転換でここに来てみたんだ!」

 

「なんだ。特に理由はなかったと。

俺はなんかいきなり静岡に行けって言われてさ...災難だよ。

まあ今の日常も嫌いじゃないけどね」

 

「そうなんだね。ねぇ和也くん、あの時のこと、覚えてる?」

 

「あの時...?...んー。わからん!」

 

「ほんとにー?聞いたら思い出すよ!」

そう言うとことりちゃんはその時の事を話してくれた。

途中で思い出してなんで忘れていたんだろうと俺は頭を抱えていた。

 

あ。ことりちゃんと俺の昔の話をしよう。

ことりちゃんが高校生でμ'sの活動をしていた時に

親が仕事で出張に行かなければならなくなり、

ずっと1人にするのはまずい。という話になってことりちゃんのお母さんと俺の母親は仲良くしていた為、そこに預けられた。

梨子ちゃんの事は全く話さなかったから親はその時は知らなかった。

 

「こんにちは!今日から私の家で一緒に暮らそうね!」

「こ、こんにちは...」

あくまで高校2年生と小学生なのである。

で、何日か一緒に暮らしていると、それは俺もことりちゃんも慣れてくる。

そこまでは普通なのだ。あの事というのは...

 

「和也くん。ことりと一緒に遊ぼうよ!」

「何して遊ぶの?」

 

「うーん...たくさんぎゅーする!」

元祖果南ですかね...こんな事する人なのか...って今思い出して思ってる。

 

「ぎゅー?よくわかんないけどいいよ〜」

「よし、いい子〜♪じゃ、ぎゅーするね!」

 

「ことりのぎゅー、どうだった?」

「よ、よかった...//」

「そっかそっか!じゃあ次は和也くんの...」

 

「ことりちゃーん!!お邪魔しまーす!!あれ?この子は?」

「こら穂乃果。もっと静かに入りなさい。ことり、お邪魔しますね。...その子は?」

 

「今うちで預かってるんだ!この子」

 

「ん〜...!かわいい!!!」

いきなり穂乃果ちゃんはハグをしてきたのであった。

「なっ...なんてことを!」

「海未ちゃんもやる?すっごくいいよ〜!」

「いや、私はそういうのは...」

「ほらほら〜」

俺は身長があまり高くなかったので軽々と持ち上げられたのを覚えている。

 

「し、仕方ないですね//」

「海未ちゃん、そう言いながらすごい幸せそうにしてるよ...くっくっく」

 

「そんな訳ありません!」

「そう言って離そうとしないじゃん〜」

「穂乃果!//」

「はいはい2人とも!そろそろ私の番だよ〜」

 

「はい...」

「えーー!ことりちゃんだけずるい!私も!!」

穂乃果ちゃんは俺...?かことりちゃんに抱きついた。

海未ちゃんはそれを顔を赤くしながら見ていたが

「海未ちゃんはいいの〜?あ〜!幸せだなぁ!」

 

「ぐ...少しだけです!」

と言って結局3人に抱きしめられる形になったのだった。

 

毎回のように家に来るとやられていたのを覚えている。

その後も何ヶ月か一緒に過ごして親が帰ってきた時には俺はことりちゃんから離れなかったそうだ。無理やり離されたけど。

 

と、ここまでが昔の話。

 

「覚えてたんだね。」

「記憶力はいいつもりだよ!」

「私が言い出さなかったら思い出さなかったのに...」

「たしかに。」

 

「ふふ!昔と変わらないね!」

「ことりちゃんこそ。雰囲気は2人とも大人っぽくなったかな?」

「大きくなったね。和也くんも」

ことりちゃんはとっても美人の姿になっていた。

惚れる...ッ!!?

なんか寒気がしたよ...

 

「で、いつまで沼津に泊まってくの?」

「和也くんと会ったし、もっと話したいから泊まろうかな。」

「俺の家...?」

「そうだよ!」

「まぁ...昔の恩もあるし。いいよー。」

 

「嬉しい!じゃ、行こっか♪」

ノリノリなことりちゃん。

何かいいことでもあったのだろう。

 

その頃Aqours

「疲れたずら...」

「もうルビィ動けないよ...」

「ですわね...私も限界ですわ」

「和也くんが来てくれればいいんだけどねー。」

「千歌ちゃん、次は何としてでも連れていこう!」

「まあ和也くんも色々あるだろうし...」

「リリー、あんたそんなこと言って本当は来て欲しいのバレバレよ。」

 

「そんなことっ!//」

「オー!梨子の顔が赤くなりましたよ!」

「まあまあ。みんな気持ちは一緒だよね。そろそろ帰ろっか。」

バス停

「よし、乗るよ。」

ん?聞き覚えのある声が聞こえる。気にしないでおこう。

一応伏せておくか...

 

「あれ?誰か乗ってる?」

あっ...Aqoursの皆さんです...か...

「こんにちは。」

ことりちゃんんんんんんんん!そこは何も言わなくていいところ!!!

 

「あれ!!?元μ'sのことりさんですよね!!」

「ほんとですの!?「ほんと!?」」

さすがスクールアイドル好き姉妹。

反応がすごい。

 

「そうですよ〜。」

幸い、ことりちゃんにみんな気を取られていたのか俺は気づかれなかった。

...はず。




時系列は5年ズレてるということにしました。
今回は南ことりちゃんを登場させてみました!
リクエスト等あればいつでもどうぞ!
ではまた次回!


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見つかってしまった。

Aqoursの6人出てきますよー!!
今回はちょっとことりちゃん大胆にいきました。
それではどうぞ!


バスに乗ってきたAqoursのみんなに気づかれることなく家まで着いた。

「お邪魔します!...あれ?この写真の人、さっきバスにいたような...」

「そうそう、桜内梨子ちゃん。」

 

「だよね!知ってた♪」

「え?」

なぜ知っているのだ?梨子ちゃんの存在は知らないはず...

「いつも決まった時間に外に出てたから私も見に行ったんだ。

そしたらこの子とすっごく仲良さそうに話してたから!名前も覚えちゃったよ♪」

 

「見てたのか...あれ」

「で、梨子ちゃんは和也くんの彼女?」

 

「いやいや。そんな訳ないよ!だいたい俺じゃ釣り合わないし向こうも異性として好きじゃないと思うよ。」

 

「ふーん!よかった!」

何がよかったのだろうか。

とりあえず家に入りお茶を出そう。

 

「ことりちゃん、お茶出すね」

「ありがと〜」

 

「ほい。追加で飲みたくなったら勝手に注いじゃっていいよ」

「はーい」

 

「で、ことりちゃん。来たのはいいけど何もすることないよ」

「じゃあ...またあれやる?ぎゅーするやつ」

 

「いや、ことりちゃんと俺歳離れてるし...ってわぁ?!」

いきなり勢いよくことりちゃんは俺に飛びついてきたのだ。

 

「年齢?5歳しか離れてないんだから気持ちがあれば大丈夫だよ〜」

「ま、まあそうだけど...」

「ならいいでしょ?次は和也くんの番だよっ♪」

昔やっていた時とは違って恥ずかしさが信じられないくらい高かった。

 

「ほら〜。おいで?」

ことりちゃんが言葉で迫ってくる。

よし...

誰も見てないから大丈夫だろう!!

 

「は、恥ずかしいわ...やっぱり」

「恥ずかしがってるのはあの時はなかったよね」

「まあ今は高校2年生だから。そりゃそうだよ」

「しばらくこのままでいたいな...」

俺の耳元でことりちゃんが小さく呟いてきた。

 

「まあ久しぶりだもんね...」

俺はそれを快く受け入れた。

 

「満足した〜!」

「な、長かった...」

あれから約1時間30分ずっと同じ状態だった。

解放感に浸っている時にことりちゃんが言い出した。

 

「そう言えばAqoursのみんなとバスに乗った時何人か隠れてる和也くんに気づいてたみたいだけど知り合いなの?」

「うん。知り合いだよ...って!気づいてたの!?」

「そうなんだ〜。気づいてたのは多分長い黒髪の子だったよ!

もしかしたら見間違いで気づいてないかもしれないよ」

ダイヤ...ちゃん...あっ...終わった...

いやまだ気づいてないかもしれない!

 

「どうしたの?いきなり顔を暗くして」

「いや、大丈夫...!それより夜遅いしもう寝よっか!」

「はーい。一緒に寝てほしいな...!」

このお願いには逆らえない...

「いいよ」

 

果南ちゃんや梨子ちゃんと違ってただ2人で寝るだけであった。

さすがことりちゃん〜!

 

「ねえ和也くん。私の家、また来てくれるかな?」

「もちろんだよ。いつか行きたい!」

「ありがとう〜!

...ちょっとこっち向いてほしいな」

 

「どうしたー?」

チュッ

向いた途端俺の唇にことりちゃんの唇が触れた。

それだけだと思ったのだが、舌まで入れてきた。

 

「んぅ...ぷはぁ!これ、感謝の気持ちだよっ」

「...ありがとう...//」

そんな感じでその事が忘れられずに夜は眠れなかったのである。

 

「おはよ♪和也くん」

「ことりちゃんおはよ〜...眠い」

「寝れなかった?」

「うん。ちょっと忘れられなくて」

「ごめんね...!嫌だった?」

 

「嫌ではないよ...!ちょっとことりちゃんが......その...」

「ん〜?」

「なんでもない!!それよりことりちゃんはいつまでいるの?」

 

「どうしようかな...とりあえず1週間はここにいる!」

「まあ1週間くらいなら。」

ピーンポーン

誰だ...まさかAqoursの誰かか!?

・・・・・・

図星でした。来たのは2年生と3年生でした。

鍵は閉めてるけどみんな合鍵持ってるからどっかに隠れるしかない!

「ことりちゃん!一緒にその棚に隠れるよ!」

「え?」

「とにかく早く隠れるよ!」

「う、うん!」

俺たちは棚の中に隠れてやり過ごそうとしている。

 

ガチャッ

千歌ちゃん達が恐らく入ってきた。

「お邪魔しまーす!!!」

「お邪魔します。」

「おっじゃまっしまーす!」

 

「ハロー!和也はいないの?」

「お邪魔しますわ。本当に勝手に入っていいのでしょうか...?」

「和也だから大丈夫だよ。」

 

「ピンポン出なかったけど和也くんがいつも履いてる靴あるよ...

え?これ誰の靴?」

千歌ちゃんはそういう所鋭い!俺の判断ミスが...

「よーし!この家捜索であります!」

「誰かなぁ?この靴見た事ないな〜?」

 

「和也に私たちの知らないガールフレンドがいるのかしら?

それは許せないわね!」

「そうです。私たちが知らないのに付き合ってるなんて!」

「ちょっと私もそれが本当だったら許さないかなぁ?」

 

やばい。玄関付近からすごく恐怖を感じる。

これ見付かったら終わりじゃ...いやまだわからない。

そんなことを考えているとことりちゃんがバランスを崩して俺の方に倒れてしまった。

「大丈夫か?」

今俺はことりちゃんを抱きしめる形になっている。

「う、うん。幸せ...」

よく聞こえなかった。が今はそんなことでは無い。

着々と物音がこちらへと近づいているのだ。

 

「和也くーん♪ここかなぁ?」

「和也ー?でておいで?ハグしてあげるよ?」

 

梨子ちゃんに果南...怖い怖い ガタッ

あっ終わった。物音を立ててしまった。

 

「果南さん!梨子さん!今そこの棚から物音がしましたわ!」

やばいやばい!!!

 

「和也くん♪みーつけた。」

「和也、後でハグたくさんしてあげるから。」

 

「ひっ...」

 

「そこにいる女の方は誰ですの?」

 

「いやーこれは...」

俺は必死にことりちゃんを隠そうとしている。

が...数には勝てなかったみたいだ。無理やり離された。

 

「あれ...このシャイニーガールはμ'sの...」

「「「「「「南ことりちゃん!?」」」」」」

 

「あはは...こんにちは」

結局見付かってしまったのだ。

後ほど俺は正座させられみんなから全て話せと言われ話した。

あ、キスのことはさすがに秘密だよ?

 

相手がことりちゃんだったのかみんなはすんなりと許してくれた。

ことりちゃんじゃなかったら...考えないでおこう。




ことりちゃん...キスが...
感想と評価是非お願いします!
次回もお楽しみに!


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Aqoursのみんなとことりちゃん

今回で残念ながらことりちゃんシリーズは終わりになります...泣き。
それではどうぞ!


「まず皆さん、私もですが和也さんの家に合鍵で勝手に入ってしまったことを謝りましょう。和也さんも...ことりさんでしたら許していましたわよ?」

ことりちゃんじゃなかったら...

いやさっきも考えた。

 

「いいのいいの!私が勝手に押し寄せて和也くんに迷惑かけちゃってるだけだから!」

ことりちゃんがサポートしてくれる。

けど安心して?悪いのはピンポンで出なかったからって勝手に入ってきたこの人たちだから。

 

「和也くん、小さい頃ことりちゃんといた時間より私の方が圧倒的に多かったよね?」

梨子ちゃん。今それ聞くことー!?

「まあそうだよ。」

 

「くっ...ことりさんも梨子さんも羨ましいですわ...」(ボソッ)

「ダイヤ、羨ましいですか?マリーもデース!」

「私もだよ。けど、過去は過去で今は今だから。」

 

「和也くんと一緒に未来へ〜!全速前進!ヨーソロー!」

「曜ちゃんそれは将来私になるからダメ!」

千歌ちゃんが俺の何になるんだ??

まあ重要なことではないだろう。

「まあまあ。どうせならみんなでお話しよ?Aqoursのこと、たくさん聞きたいな〜♪」

 

「μ'sの昔話もたくさん聞かせて欲しいですわ!!」

ダイヤちゃんさすが...スクールアイドル大好きなんだろうなぁ...

この後たくさんμ'sの話やAqoursの話を聞いた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「さて。今日は時間も遅いし解散にしよっか」

果南ちゃんにそう言われ外を見てみるともう夕日が出ていた。

「えー!?もっとμ'sの話聞きたいよー!」

「千歌ちゃん。遅くなるとお母さんに怒られるよ?」

「げっ...それは嫌だよ梨子ちゃん〜!!」

 

「私ももう少しだけ聞きたいですわ...しかし...」

「ダイヤ、今日は帰りましょ?」

 

「「「「「「お邪魔しました。」」」」」」

「はーい。また来てね」

「ヨーソロー!」

「ばいばい!今日は色々聞かせてくれてありがとう♪」

 

・・・・

「さて。みんな帰ったけど...ってことりちゃん?どしたの?」

「ううん。なんでもない!それより、夜ご飯私が作るね!」

「なんでもないなら大丈夫!悩みならいつでもいいよ!

で、ご飯作ってくれるの!?」

「ありがとう!もちろん♪何がいいかな〜?」

 

「なんでもいいよ!ことりちゃんが作った料理はなんでも美味しいから毎日でも食べたいよ。」

「毎日食べれるようになるよ?いつか」(ボソッ)

「え?」

「ううん!なんでもない!じゃ、作ろうかな〜」

何かをぼそっと呟いていたが俺の耳には届かなかった。

 

「はいっ!できたよ〜」

ことりちゃんが作ってくれたのはオムライスだった。

「前もオムライス作ってなかった?いただきます。」

「うん!私メイドやってて得意だったから」

なるほど...そう言えばアキバNo.1メイドだったような?違ったっけ?

 

「美味しいよ!懐かしい味がするね」

「本当に!?覚えててくれたんだ...えへへ」

「かわいい。」

「ありがとうっ♪」

 

「ご馳走様でした。」

「うん!お風呂入って寝よっか!」

 

「じゃ、ことりちゃん先にお風呂いいよ」

「本当?ありがとう〜!」

 

「和也くん、上がったよ〜。私眠いから先に寝てるね!おやすみ!」

「了解。おやすみ!」

 

いい風呂だった〜。

あ、ことりちゃんもう寝ちゃってるんだね。

俺ももう寝ようかなぁ...おやすみ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それから1週間、俺はことりちゃんと生活した。

そして今日は東京へと帰る日だ。

「またね和也くん!また来るね!」

 

「うん、またね!今度は俺がそっちに行くよ」

 

「ねぇ和也くん!ちょっと右手出して?」

なんだろ?なんかくれるのかな?

「目瞑って?」

俺は言われるままに目を瞑って右手を差し出すと薬指に何かが当たっていることがわかった。

「開けていいよ♪」

目を開けて薬指の方を見ると

「指輪!?なぜ?!」

 

「これ、今度は左にやるから♪その時まで待っててね?

それじゃあまたねー!」

左?

まあことりちゃんが付けてくれたものだから付けておこう。

 

ことりside

(次は左、結婚する時に付けようね♪迎えに行くから待ってて欲しいな?)

「ふふっ♪幸せだなぁ〜♪」

そんなことを思いながら私は東京へと帰っていった!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

その後のAqoursとのエピソード

「えーっ!!ことりちゃん、帰っちゃったのー!?」

「言ったじゃん。1週間だけって」

「それなら帰っちゃう日私も送りたかったー!和也くんのケチ!」

 

「ルビィ、もっと話したかったな...お姉ちゃんだけずるい」

「また来てくださいますわ。きっと」

 

「リトルデーモン。その右手の薬指に付けている指輪はなんなのかしら?」

その言葉でみんなの視線が俺の右手へと行く。

 

「いや...ことりちゃんに貰ったんだ!なんか次は左手だよって言われたけどただのプレゼントでしょ?」

 

「オー。あのシャイニーガールも大胆ですね〜!」

「おらもそんなことしてみたいずら...」

「あははー。ことりちゃんの方が1歩先だったみたいだけど、私も負けてられないよ!」

果南は何を張り切っているのかな?

 

「私との約束覚えてないかなーあはは。覚えてないよねー。この人は」

「...梨子ちゃん?どうしたの...?」

「なんでもないよ曜ちゃん。やっぱりこの人鈍感だよねーって思っただけだから」

「鈍感じゃないぞ!!」

「「「「「「「「「それはない(ですわ)(わね)(ずら)」」」」」」」」」

鈍感なわけないと思うんですけど...なんで?




いやー。この年で結婚もわからないんですかね。
梨子ちゃん、それは正しい事。
感想と評価是非お願いします!
次回もお楽しみに!
アンケートもお願いします!
もしかしたら1日空けるかもしれません!そうなったら申し訳ありません!


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珍しい日

どうも。
一日休みありがとうございました。
アンケートで曜が1番多かったので今回は曜メインにしていきます。
それではどうぞ!


「おっはヨーソロー!!」

玄関を開けて学校に行こうとしたらいきなりこの声だ。

びっくりするよ...

「おはよ。曜」

 

「さ、行きますか!」

「あれ?今日千歌ちゃんと梨子ちゃんは?」

「なんか早く行ったみたい!」

いつも千歌ちゃんと曜と梨子ちゃんと俺で学校に行っているのでこうして曜と2人になって登校するのは初めてかもしれない。

で、ちょうどいい時にバスも来たね。

 

「曜、なんか近くない?」

「えー?そんな事ないよ!」

曜は俺に体を密着させてくるように隣に座っている。

そんな事ないといいながらどんどん押し寄せて来てる気がするんだけど...

 

「いつも千歌ちゃんにされてるでしょ?それなら私もいいよね?」

「それ言われたら何も言えません...」

確かに毎日千歌ちゃんにこうされているが...仕方ない。

 

「和也!?//なにしてるの?!//」

「なにって頭撫でてるんだよ?やめとく?」

「いや...もっとやって...欲しいな//」

 

これをバスが目的地に着くまでずっとやっていた。

 

 

「おーいダイヤさん!」

「おはようございます。曜さん、和也さん。」

「おはヨーソロー!ダイヤさん!ちょっと見ててね!

和也、頭撫でて?」

「え?なんで」

「いいから」

「はい...」

俺は言われるままに曜の頭を再び撫でた。

それを見ているダイヤさんの顔がすごく怖かった。

ていうか、ここでやる必要あったかな...?

 

「どう?」

「くっ...曜さんもやりますわね...」

「ふふーん。ダイヤさんもやって欲しいと言えばやってくれるかも?」

 

「なっ!?//私はそんなことしません!//」

「えー?最高なのにな〜」

やるのは俺なんだけど...

それでもしダイヤさんがやってって言ったらどうするんだ?

まあ細かいことは考えずに...

 

「2人とも、とりあえず教室行こう」

「ですわ」

「ヨーソロー!」

 

後に千歌ちゃんと梨子ちゃんに会い、朝のことを曜が話すと千歌ちゃんがすごく怒っていた。

「あれは千歌の特権なのー!!」

「いや、なんの特権だよ」

と言って頭を弱く叩いた。

「いた..くはないけど叩いたからお弁当一緒に食べてくれないと許さない!」

「ちょっと!今日は私って約束したじゃない!千歌ちゃん!」

「お願い譲って!!」

 

「みんなで食べればいいだろ。」

 

「「あ。」」

「あはは〜。それって、私もいいかな!」

「当たり前だろ。」

 

 

「ちぇー。結局みんなで食べることになっちゃった。

今日は2人で食べたかったのに...」

 

「みんなで話をしながら食べた方がいいでしょ。」

「そうよ千歌ちゃん。」

「あれ?梨子ちゃんは2人で食べようとしてなかったの?」

「いや...そんな事ない...こともないけど...//」

 

「梨子ちゃん自分の言ったこと自分に聞かせてよー!!」

「はい...」

「千歌ちゃんが珍しく梨子ちゃんを叱ってる...!」

「曜、珍しいよな」

「うん。多分ほとんどないよ」

 

「よーうちゃん...?和也くーん?」

「「ひー!!」」

そんなこんなで昼休みはこんな感じで過ごした。

「和也、帰ろ?」

「珍しいね。曜から俺の事誘うなんて」

 

「まあそういう気分だったからかな?とりあえず帰ろ!」

「千歌ちゃん達はいいの?」

「いいのいいの!ちゃんと話してきたよ!」

「それならいいんだけど。なんも言わないとまた千歌ちゃんが何か言い出すからさ。」

 

「確かに!あはは!

...なんか、私たちのこと意外とよく見てくれてるよね。」

 

「そう?これくらい普通だよ。

Aqoursのメンバーのことくらい色々覚えとかないと」

 

「そっか。嬉しいな〜」

 

「1人1人すごく特徴があるから覚えやすいんだよね。

例えば曜だと...制服好きな美人ヨーソローちゃんだね。」

 

「なにそれ...変なの!」

「確かにね!あははっ!」

俺たち2人は笑いあってバスに揺られていくのであった。

こういう感じも、悪くないかもね...。

 

「あ、そうだ。

ことりちゃんに貰った右手の指輪、付けてる?」

唐突にそう言われ右手を見せる。

 

「付けてるよ。」

「付けてるんだ。確か次は左薬指だっけ?」

「そう。言われたけどよくわかんないよ」

 

そう言うと曜は俺のことをジト目で見てきた。

「はぁ...やっぱり鈍感?」

「それはない!!」

「それこそないよ。」

嘘だ...俺は鈍感じゃないぞ...

 

「で、左手の指輪、私が付けるかもしれないよ?」

「なんで?」

「秘密だよ!普通は気付くけどね!」

「教えて欲しいよー!」

「気付かない方が悪いですー!」(気付かなくていいけどね♪)

 

「教えてくれないなら仕方ない...諦める。」

「まあいつかわかるから待ってて?」

 

待ってる?なんで待つ必要があるのか...?

ますます知りたくなってきた。

しかし曜は教えてくれず他の人に聞いても

「気付かない方が意味わからないよ!?」

と言われてしまった。よくわかんない。




わからない方がやばいです。
結婚指輪って分からないのかな?
って思ってます。作者です。w
次回もお楽しみに!


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すごく寝たい気分!

今回はダイヤさんメインで行きます!!
それではどうぞ〜!


俺が家でぐっすり寝ている時に1本の電話があった。

 

「和也さん、ちょっと家に来てくださいます?」

「え?今まだ私寝てるんで行か...」

 

「来てくれないと黒澤家に強制的に入れますわよ?」

「はい行きますぅ...」

「では♪」

...正直まだ寝てたい。せっかくの休みなんだからもっと寝させて欲しい...

けど行かないとダイヤさんに殺されそうだし。

準備するか...

「待っていましたわ。和也さん」

「えっ。玄関でずっと待ってたの?」

「はい。待っていましたわよ。」

「別に家の中にいて良かったのに...」

その言葉から沈黙が続く。

 

「ま、まあとりあえず上がってください」

「おじゃましまーす」

 

「お茶を持ってきますのでそこでお待ちになっててください」

「ありがとう〜」

それにしてもいい家。

あれ?今日はルビィちゃんは居ないのかな?

 

「お待たせしました。どうぞ」

「どうも。ねえダイヤさん、ルビィちゃんは?」

 

「ルビィは花丸さんと善子さんと遊びに行きましたわ。」

「理解。」

 

「それで...。なんで今日俺を家に呼んだの?」

「それはこのお土産を渡そうと思って。」

そう言ってそのお土産をダイヤさんは取り出した。

 

「えっ?これもらっていいの?」

ダイヤさんが出したのは高級そうなクッキーだった。

 

「前にもらったキーホルダーのお返しですわ。」

いや、キーホルダーとこのクッキー釣り合わないでしょ...

 

「それだけなら練習の時にでも渡してくれればよかったのに」

 

「2人の時に渡したかったのですわ!//」

「なぜだ?」

 

「それくらい理解してください!」

理由を聞いたのに怒られた...わからないから聞いただけなのに!!

 

 

「なんでみんな俺の事をこんなに色々遊びに誘ってくれたりするんだ?」

そう呟いた。

 

「それはみなさんがあなたのことを好きだからですよ。

私もあなたのことを信用していますし、大好きですわ。」

「友達として?俺もみんなのこと好きだしダイヤさんのことも好きだよ」

 

「違いますわっ!!!」

その発言と同時に俺に近くにあった座布団が飛んできた。

「何が違うのか教えて欲しい!」

俺はそういいダイヤさんに投げ返した。

「あなたが自分で気付くまで教えません!!」

 

 

このやり取りはどれだけ続いたのだろうか。

あの後100回以上はやった。

「はぁ...はぁ...もう疲れましたわ...」

「俺ももうギブ...」

2人背中を合わせるように座り込んだ。

 

「ダイヤさん...って、寝てるし。」

俺が声をかけようとしたらダイヤさんは寝息を立てて静かに寝ている。

俺によりかかっているため俺は動けない。

動いてしまうと起きてしまう可能性がありそれはできない。

こうなったら俺も...眠いし疲れた。おやすみ。

寝る。

ルビィちゃんが帰ってくるかダイヤさんが起きるまで寝てよ...

 

ルビィside

「ただいまー!ってあれ?お姉ちゃんとこれは和也くんの靴?」

和也くん来てるのかな?

お姉ちゃん、私がいないうちに誘ったのかな?

 

「お姉ちゃん〜?和也くん〜?」

探し回ってるけど2人は見当たらないよ〜。

和室も一応見に行ってみようかな?

 

「2人ともいるの〜?」ガラッ

・・・・・・

そこには背中を合わせて寝ている2人がいた。

しかも手を繋いでる...ピギィ〜...//

なんかこの2人、夫婦みたい...

あ!そうだ!

この写真撮ってAqoursのみんなに送ったらどうなるかな?

送ってみよっと♪

送信っと....!

もう既読ついちゃった...なになに

 

千歌ちゃん

「ダイヤさんと和也くんずるーい!!!!!!

しかも手繋いでるし!!!」

果南ちゃん

「ダイヤ、積極的だね。」

花丸ちゃん

「夫婦みたいで羨ましいずら...」

梨子ちゃん

「和也くん...なんでこんな...」

善子ちゃん

「リトルデーモン!!許されないわ!!

羨ましいのよー!!」

鞠莉ちゃん

「ダイヤも和也にメロメロでーす!!」

曜ちゃん

「ダイヤさん...そこ変わって欲しいな...」

 

みんな羨ましそう。ふふっ

けどルビィもやりたいな...

 

「...あ、ルビィちゃんおかえり」

「ただいまです!」

起きたみたい。今度はルビィがやりたいな♪

ルビィside out

 

和也side

目が覚めるとルビィちゃんがいた。

「おかえり。」

「ただいまです!」

ダイヤさんを起こさなきゃ...って!

なんで手を繋いでるの!?

なんか離そうとしても離れないんだけど!!

 

「ルビィちゃん!ダイヤさん起こすの手伝って!」

「ピギッ!?あ!はい!」

「ダイヤさん起きて!!」

 

「ん...あら、ルビィおかえりなさい」

「お姉ちゃんただいま!えっとその...」

「どうしたのですか?」

「ダイヤさん!手!」

「手?」

俺の言葉で握っている手の方に目線が行った。

 

その少しの沈黙と共に

「ぴっ!!ぴぎゃぁぁぁぁぁあ!!」

という大きな声が家中に響いたのであった。

 

「気を取り直して。今回は無意識なのかもしれないので私が悪いですわ。」

「いや、それならダイヤさんも悪くないよ!

ていうか、俺もう帰らなきゃ。」

「こんな時間でしたの!?」

もう時間は19:30分を回っていた。

 

「よし、じゃあ帰るよ」

「あの...その...泊まっていってもいいのですよ?」

 

「ほんと?!ルビィも一緒にお泊まりしたい!」

「まあ夜も遅いしダイヤさんとルビィちゃんがいいなら」

「大歓迎ですわ!晩御飯作ってきますわね!」

「ルビィも手伝うよ!」

「んじゃ俺も手伝うよ。男が何もしないのは情けない」

 

「2人ともありがとうございます。3人で美味しい晩御飯作りましょうか♪」

 

そのあと3人で夜ご飯を作って楽しく食べた。

そこまではよかったけど寝る時だ。

寝る場所はあるから1人で言っているのにダイヤさんとルビィちゃんがなぜか争っていて結局一緒に寝ることになった。

いつかAqoursのメンバー全員と一緒に寝るんじゃないか...?となど思ってしまった。

 

ダイヤside

手を繋いだのは自分なのにとっても恥ずかしかったですわ...

おかげにルビィにAqoursのメンバーみんなに見せられたのでもっと恥ずかしいです...

けど、これでメンバーより私が1歩リードしてますわよね?

和也さんは気付いてませんが頑張らないとダメみたいですね。

取られる前に私が取ってあげますので待っててくださいね?和也さん♪




ダイヤさん、可愛い。
次回は花丸ちゃんと考えております!
次回もお楽しみに!


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お絵描きと手作り料理

今回は花丸ちゃん!!
それではどうぞー!


「こんにちはずら!和也さん!」

「こんにちは、けどなんで俺が寝ている横にいるのかな?」

 

「和也さんが気持ちよさそうな顔して寝てたから入りたくなっちゃったずら♪」

「まあいいけど...起きるよ」

時刻はもうお昼12:00を回っていて、お昼ご飯の時間だろう。

「お昼、なんか作るけど食べる?」

花丸ちゃんも食べてないだろうから作ってあげよう

 

「あ、和也さん、それなら作らなくて大丈夫ずら!

はい!お弁当作ってきたずら!」

花丸ちゃんが出してくれたのはサンドイッチとおかずのお弁当だった。

 

「美味しそう...!でも、食べていいの?」

「和也さんと一緒に食べるために作ってきたずら!遠慮なくどうぞ!」

 

「「いただきます!」」

どれも美味しそう。花丸ちゃんの手作りなのかな?ハムッ

「お、美味しい!」

「えへへ...そう言って貰えて嬉しいずら!もっと沢山食べるずら〜♪」

俺はそのあと腹がいっぱいになるまで食べた。

それほど美味しかったので食べても食べても飽きなかったよ

 

「ふー。ごちそうさまでした!」

「美味しくできたみたいでよかったずら!」

 

「で、今日は花丸ちゃんはこのために来たの?」

「?そうずらよ?」

 

「俺の家来てもすることないよね〜。

あ、じゃあパソコンでも使ってなんかする??」

 

「パソコンは苦手ずら...けど、することないよりいいずら!」

「了解〜ちょっと待ってて、取りに行ってくる」

俺はパソコンのある部屋へと行き、持ってきた。

 

「お待たせ〜。せっかくだしお絵○きの森でもやろっか」

お絵〇きの森。お題に沿った絵を描いてマッチングした人に当ててもらう。

そういうゲームだ。

 

「ま、まるは上手くかけるか心配...」

「大丈夫大丈夫!サポートするよ」

「それならできそうずら♪」

 

「よし、そしたら早速やろうか...なになに。お題は...」

 

お題

【家】

「これは花丸ちゃんも簡単に描けるやつだね。

相手に伝わるように描けばいいだけだよ。じゃ、やってみようか〜」

 

「家なら簡単に行けるはず...頑張るずら...」

「そ、そんな真剣にならなくても」

花丸ちゃんは物凄く真剣な顔をして家を描いている。

 

「できたずらー!!」

「上手い上手い!これならわかるはず!」

俺の予想通り相手は答えてくれた。まあお題が簡単だったもんな

 

さて、次は...

 

お題

【CDプレイヤー】

これも簡単なはず...

 

「CDプレイヤー?何かわからないずら...」

まじか!そう言えば花丸ちゃんはあまり最新の機器に触れていなかった!!

 

「和也さん、どうやって描けばいいずらか...?わからないずら!」

花丸ちゃんが焦った様子を見せた。

一緒に描いてあげるしかない!

 

「花丸ちゃん、一瞬手重ねるよ」

「へえっ!?///い、いきなりすぎる...ずらぁ...///」

「花丸ちゃん?早く描かないと」

「はっ!そうだったずら!」(恥ずかしいずら...けど、なんか安心できて幸せずら....)

「これをこうして...これで分かるでしょ!」

描き終わった。手を離して花丸ちゃんの方を見ると

なぜか顔を赤くして固まっていたが

 

「おーい?なにかあったー?」

「な、なんでもないずらぁ〜ぁ////」

「顔すごく赤いよ?熱?おでこちょっと触るよ」

 

「またずらーーぁぁ!!?////も、もうまるはダメずら...///」

「花丸ちゃんー!大丈夫!?」

「心配いらないずら...少し寝てもいいずらか?」

「いいよ。おやすみ」

 

花丸ちゃんはその言葉と同時にすぐ寝てしまった。

ここで寝ると体にも悪いからベッドに運んであげよう。

それよりなんで顔があんなに熱かったんだろう?

少し体調悪かったのかな...?無理して来て貰って申し訳ないな...

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ん...あれ?確かまるは和也さんの家で眠っちゃって...」

「あ、起きた?急に顔赤くして寝ちゃったんだよ。

体調悪かったのに来てもらってごめんね?」

 

「いや!体調は別に悪くないずら...!けど...」

 

「けど?」

「うんん!なんでもないずら!とりあえず今日はお邪魔したずら♪」

 

「またいつでもおいでね」

「はい!それじゃあまた今度ずら!」

こうして花丸ちゃんは家に帰って行き、

この後俺はパソコンも起動してるついでに鈍感について調べてみた。

本当に自分が鈍感と言われてそうなんじゃないかと思ってしまう。

しかし

調べたところによると好きな人がアピールしているのに気付かない、などそういうことらしい。一瞬考えたが出した結論的には

俺の事好きな人いないからアピールもされないしだいたいされたら気付くよ?

という考えに至った。

 




最後。この人は何言ってるの?
Aqoursのみんなからアピールされてるのに...羨まs...気付きなさい!
感想、評価お願いします!
次回もお楽しみに♪


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Aqours Party

今回は千歌ちゃん視点です!!
和也くん一言しかありません!!!
それではどうぞー!


「それで千歌ちゃん、どうしてこんないきなり?」

「えへへ...特に理由は無いけどなんかみんなで遊びたいなーって!」

「それはわかったけれどなぜ私に電話をかけてきたの?」

 

「いやーそれは梨子ちゃんは1年生のみんなを誘って欲しいなーなんて...!あはは...」

「はぁ...わかったわ。今週の日曜でいいの?」

「うん!ちなみに和也くんは来ないって!」

「そう...」

「梨子ちゃん?どうしたのいきなり小さな声で」

「ううん!なんでもないの!それじゃあ誘っとくね?」

 

よーし!梨子ちゃんにも声をかけたし

次は曜ちゃんに電話だ!

プルルル...

「もしもし曜ちゃん?今いいかな!」

「どうしたの千歌ちゃん?」

「今週の日曜日に朝から夜までみんなでパーティをしたくなっちゃって...それで、曜ちゃんにはダイヤさんと鞠莉ちゃんを誘って欲しくて!

お願い!」

「了解であります〜!」

「さすが曜ちゃん!ありがとう!」

 

よし!これで大丈夫!!

あ、果南ちゃんは私が先に誘っておいたよ!

「いきなりだね。さすが千歌って感じ!いいよ。日曜に行くね」

とすぐにOKしてくれたの!

それに対して和也くんは...

「パーティ?めんどくさいっす」ブチッ

 

これはひどいよね?!いくらなんでも!

まあ和也くんだから許しちゃうんだけどね...えへ

 

ブルブル

わっ!梨子ちゃんから電話だ。

 

「もしもし梨子ちゃん?」

「あ、千歌ちゃん。3人とも来れるって。」

「ほんと!?梨子ちゃんありがとう〜!」

「それで、具体的に何をするの?」

「それは決まってない!」

「・・・・・」

 

「あれ?梨子ちゃん?おーい」

「ふふっ...千歌ちゃんらしいわね」

「それって褒めてる〜?」

「さあ?それじゃあまたね♪」

 

最後はどういう意味がこもっていたのか気になる...

あ、曜ちゃんからメッセージ来てる

なになに...「2人とも来れるよ」

よかったぁ〜!これでみんなでパーティだよ!

和也くんいないの寂しいけど!

日曜日楽しみ〜っ!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

そして迎えた日曜日

「みんな!来てくれてありがとう!今日はお客さんもいないし私たちの貸切状態だよーっ!!」

 

「けどみんな、騒ぎすぎも良くないからね」

「梨子さんの言う通りですわ。お客さんが居なくても人の家ということを忘れないでおいてくださいね?」

「うゆ!」

 

「そういうことなのだ!じゃあみんな入っていいよ!」

「おじゃましま〜す!」

「曜、さっきの言葉覚えてる〜?」

「ぐっ...すいませんでした」

「あはは...とりあえず入って入って〜」

 

「ギラリ。天界から召喚されし我がこの場所に降り立つということは...」

「善子ちゃん早く行くずら」

「ヨハネ!待ちなさいよ!」

 

やっぱりAqoursらしいな〜...

あれ?鞠莉ちゃん何してるんだろう

「鞠莉ちゃん?」

「ぼーっとしてまーした!なぜか夏のAqours特訓を思い出してるでーす!」

「その気持ちわかるよ!なんかこう懐かしいって思ったもん!」

「デスネー!さ、千歌も早く行きましょ?」

「うん!」

やっぱりみんな思ってるのかな?なんだか心が繋がってるみたいで嬉しい...!

 

 

「それで千歌ちゃん、ルビィ達は何をするの?」

「よくぞ聞いてくれました!

て言ってもなんも決まってないので今決めます!」

「なんで決まってないのよ!」

「じゃあ善子ちゃん!することをひとつ!」

「ふっふっふっ。私がみなさんを占ってあげましょう...ククク」

「「「「「「「「・・・・」」」」」」」」

 

「なんでみんな無反応なのよ!」

「善子ちゃんはやっぱり変わらないずら」

「ヨハネ!」

 

「それで千歌、することないなら恋バナでもしようよ」

「果南さんが恋バナをしたがるなんて...!」

「私もびっくりだよ...ダイヤさん!」

 

「私だって気になるよ!だってみんな相手はわかるもん」(ボソッ)

この恋バナ、録音して和也くんに送ってみようかな?

これで気持ちを伝える!!

 

「それじゃあ言い出しの果南から初めて行きましょ?

みんな言うわよ〜」

「いや、私ピアノの練習してこようかな...」

「梨子ちゃん?逃げるつもりなのかな?」ニコリ

「ひいっ!!曜ちゃん、逃げないから離して!!」

曜ちゃん怖いよ...まあみんなの気持ちを聞くのも楽しみだな〜

 

「で、私からなの?」

「時計回りで果南さん→鞠莉さん→私→ルビィ→千歌さん→曜さん→梨子さん→善子さん→花丸さんという感じていきましょうか」

「おっけー。けど何を話せばいいの...?」

「そうですね...鞠莉さん、何かありますか?」

「んーっ?好きな人のラブなところとその理由でいいんじゃないかしら?好きな人はみんなだいたい分かるでしょ?」

 

「では、果南さんから」

 

「うーん。私は弟っぽい所が好きかなやっぱり。

前みんなに言われたけど3日姉になって本当に弟にしたくなったよ

...以上!次!」

 

果南ちゃんはお姉ちゃんすごくあるから確かに...

恐らくみんな和也くんだけど弟感はあるのかな〜?気になる!

「じゃあ次鞠莉ちゃん!」

 

「マリーの番ですね!私は練習とか見てないようでしっかり見てくれるところがいいところだと思ってまーす!いつも練習終わりにマリーが聞きに行くと細かいところまで教えてくれるの!」

これ明らかに和也くんのこと...よし、一応言おう!

 

「ちょっと止めよ!全員、和也くんのこと好きだよね?」

「もちろんだよ。みんな好きであります!//」

「え、えぇ。まあ好きですわ///」

「オフコース!将来はマリーのダーリンになるわね♪」

「鞠莉ちゃん。それはダメよ。私がなります」

「梨子もできないわよ!リトルデーモンは私と契約しているのですから」

「る、ルビィも和也くんのこと好き...」

「まるも大好きずら!!//」

「永遠にハグをしてあげたいよ和也に」

 

みんな告白しちゃってるよ!

「で?千歌はどうなの?」

か、果南ちゃん...それは聞かなくていいよ...

「そうです!私たちが言ったのですからもちろん言いますわよね?」

 

「だ、大好き...///うぅ...」

言ってしまった。けどみんな気持ちは一緒!

ライバルだけどね!

 

「じゃあ気を取り直して次の人行くであります!」

 

「わたくしですね...

好きなところはなんだかんだ仲良くしてくれるところですわ。

たまに言い合いになることもありますけど最後は仲良くしてくれる所が大好きですわ。//」

..........

その後も9人順番で言ってみんなの好きなところを知ることが出来たの!

 

「話が終わったけど少しいいずらか?」

花丸ちゃんどしたんだろう?

「和也さんの鈍感をどうにかして欲しいずら」

 

「わかるわよずら丸。とっても」

「鈍すぎますわあの男」

「昔から変わらない...いつまで経っても。」

 

「この間なんてパソコンで絵を描く時にまるが難しい表情見せたら一緒に描いてあげると言われて手を重ねてイラスト描いたずら。あの時は心臓破裂するかと思ったずらぁ...」

 

「マリーもそうされたいのでーす。」

「手を重ねて描くなんて...あわわわわ!!///」

「和也は気付かずやってるのがすごいよ...」

「むぅ...渡辺曜もそんなことをされてみたいであります...」

 

羨ましいよ花丸ちゃん〜〜!!

けど鈍感が治ってしまったらそれは...

「ねえみんな!鈍感が治るのはいいけど治ったら花丸ちゃんみたいなことが無くなっちゃうよ!」

 

「「「「「「「「!!!!」」」」」」」」

みんなびっくりした表情を見せた。私もすごくいいこと言ったと思う!!

 

「確かにそうですわね...自力で治るのを待ちましょうか」

ダイヤさんの一言によりその話は終わり、

その後はみんなで楽しくトランプをやったりしたよ!

やっぱりAqoursのみんなといるのが楽しい!

和也くんがいるともっと楽しいんだけどなぁ〜...




AqoursPartyですね〜
和也くんはいつまで鈍感なのか。
次回もお楽しみに!


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なんで連れ出すのよ〜!

今回は善子ちゃん視点です!!
それではどうぞー!


「ちょっと!なんで隠れようなんて言ったのよ!

しかも私を道連れにして!」

 

なぜ今私、堕天使ヨハネがこの男、川原和也に文句を言っているのかは少し前の事だったわ...

 

「和也、私のこと好き?」

発端は果南の一言だったわ...もちろんこの鈍感な男は...

「果南のこと、大好きだよ」

こんなことを言って。

 

「えへへ...嬉しいかも」

「果南さん?あなただけずる...なぜいきなり聞き出すのですか!」

「じゃあこうしましょ?和也がマリー達にも全員同じことするの

いいでしょ?みんな」

 

この意見にはみんな賛同していたけどなぜか鈍感男の和也は

「いや、ちょっとみんなは...」

「和也くん、私の事嫌いかな...?」

「うっ梨子ちゃん...けどやっぱり恥ずかしい!!

善子ちゃん、一緒に逃げるよ!」

 

「なんで私なのよー!」

「暇そうにしてたから!」

確かにあの時はみんなより距離をとっていたわ。

けどそれで道連れにされるのかしら...

そうして今になるってこと。

 

結局みんなが後ろから追ってきていて

近い所の図書室のカウンターの裏に2人で隠れた。

 

「ほんとになんで逃げたのよ...」

「いやなんか恥ずかしくなって...」

そういう所に恥ずかしくなるのね...なんで鈍感なのかしら...

 

「和也くーん!善子ちゃーん!!!」

図書室の扉を大きく開けて千歌、ダイヤ、ルビィ、曜の4人がやってきた。

善子ちゃん、と呼ばれうっかり私が反応しそうになったけど、和也が抑えてくれたわ。もう少しでバレるところだったわ。

 

「和也さん、善子さん?早く出てきた方がいいですわよ?

ほら、善子さーん?善子さん?よ・し・こ・さ・ん?」

ダイヤ...私がその名前で引っかかるなんて思わないで...!

今すっごく和也に抑えられてるけど...!

 

「和也さん、善子ちゃん!でてきて〜」

また善子...ぐぬぬぬぬぬ!

ルビィはダイヤよりマシ...だわ...

 

「和也〜?善子ちゃん〜?

あ、こんな所に和也の好きな高級そうなぶどうが落ちてる!

3人で食べよ?あー美味しいな〜!」

 

「よし、ちょっと行ってきていいかな」

 

「ちょっと和也!あんたも動き出しそうになってどうするのよ!

それに、あれは罠に決まってるわ!」

「そ、そうだった。」

今度は私が抑えたわ。

...足音が消えたわね。行ったみたい。

ガラガラ

ってまた来たの!?

「和也〜?ハグしてあげるから出ておいで〜♪」

果南...和也にこの言葉はまずいわ...

だって和也、果南のハグが中毒になってるみたいで今は動けないから動いてないけどすごく動きたそうにしてる...

 

「いるなら出てきた方がいいずら。善子ちゃん、和也くん!」

ずら丸の声がいつもより低くめっちゃ怖いんですけど....!!

 

「和也くん?私、和也くんの事が昔から大好きなの♪

だから出てきて欲しいな...?」

 

リトルデーモンまで...

けど幸い和也は大丈夫みたい。

ていうか体勢がきついわ...!

倒れたら私が和也を押し倒してるように見えちゃう...

ってわぁぁぁぁぁぁ!!

ガタン!という大きな音と共に私と和也は今言った事になった。

 

「あそこからビッグな音が聞こえたわ!」

 

「やばいね。善子ちゃん、バレちゃうよ」

もうバレるわよ。ていうか、今この体勢ならチャンスってことよね?

「和也、私の方向いて」

和也が私の方に向いた瞬間に一瞬キスをした。

 

「善子ちゃ....」

ちょうどその場面を梨子に見られたみたい。

まあ、見せつけたって言うのもありかもね♪

「2人とも、屋上で話があるの♪」

「私も果南ちゃんと同じよ?来なかったらどうなるのかしら...?」

「マリーもこれにはお話がありまーす。」

 

屋上に行くと怒ったAqoursのメンバーが笑顔(怒りの笑顔)

で待っていた。

その後に2人で正座させられ8回怒られたわ。

元はと言えば和也が連れ出したのが悪いのよ。

...まあアピールはできた...のかもね?




想いを伝えるのは難しいですね...
感想、評価をぜひお願いします!
次回もお楽しみに♪


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AZALEAの皆様

今回はAZALEAです!
それではどうぞー!


「AZALEAの皆様。どうして俺が外に出ようとしたらいるんですかね。」

俺はコンビニに昼を買いに行こうとしていた。

しかしこのドアで待っていたAZALEAさんが俺を通してくれなかった。

 

「どこに行くのです?」

「ちょっとコンビニの方に...」

「あら?お昼ご飯でしたら私たちが作ってあげてもよろしくてよ?」

「あ、大丈夫です!それじゃあ!」

確かに女の子に料理を作ってもらえるのは嬉しいけど。

今日はどうしてもコンビニで食べたいんだ!

その気持ちを胸に走り出す。しかし前にいた果南にぶつかってしまい、

ハグでがっちりホールドされた。

 

「ハグ〜♪」

「これには勝てない...ハグ...。」

果南のハグには勝てないみたいだ。

 

「よーし!まる達がお昼を作ってあげるずら!」

「いえそれは...」

「和也?拒否したらもうハグしないよ?」

それを取られると終わる...!

「作ってください。」

 

「さて!花丸さん、果南さん!作りますわよ!」

「「ずら!(うん!)」」

結局作ってもらうことになった。

仕方ない...コンビニは明日にするかぁ。

 

 

「冷蔵庫に必要最低限のものしか入ってない...ずら。」

「ほんとですわね...」

「和也、作るのめんどくさがってるよ」

 

「なんか言った?」

「いえ?冷蔵庫のもの、好きなように使ってもよろしいですか?」

「自由に使って大丈夫だよ。そんなにないけど」

 

「ダイヤさん、作るって言っても何を作るずら?」

「そうですわね...食材があまり無いので簡単に炒飯にでもしましょう」

「私、作れるかな〜。ダイヤ、教えてね」

「まるも少ししかわからないから教えて欲しいずら!」

 

「いいですわよ!果南さんは炊飯器でご飯を炊いてください。

花丸さん、あなたは野菜を小さく切るのですわ!」

 

「了解ずら!」

「おっけ〜。」

 

なんだか3人とも楽しそうに作ってるね。

けど仲良くすることはいい事。

俺は最近仲良くできてるのかな...Aqoursのみんなと。

してもらってばっかりで何も返せてないよ...

...それはいいとしてあの3人の笑顔を見てると完成が楽しみになってきたよ。

 

 

 

「できましたわっ!!!」

「できたずら〜!!」

「完成!」

お、できたみたい。

3人が作ってくれたから美味しく食べないと!

 

「美味しそう。いただきます!」

作ってる時の匂いでさえ食欲を唆られてたよ。

そうして俺は1口食べた。

 

「どうですか...?」

「どきどきするずら...」

「ね、なんか緊張するよ」

 

「お...美味しい!」

1口食べたが今まで生きてきた中で1番美味しい炒飯を食べた気分だった。

俺が美味しいと言うと3人が緊張していた表情から笑顔に変わった。

 

「やりましたわ!果南さん、花丸さん!」

「うん!ここまで嬉しいことは久々ずら〜!」

「私も!すごく安心したよ」

3人ともそんなに喜ぶかな...?

まあ気にしないでおこう。

あ、せっかくだし作ってくれた3人にも食べさせてあげよう!

 

「はい!作った本人達も食べる!ダイヤさん、どうぞ」

 

「えっ...?///」

 

「あれ?いらなかったかな、それならいいんだけど」

 

「いえ!頂きますわ!...これは...自分達で作っておいてなんですがとても美味しいですわ!」

 

「だよね!はい、果南も!」

「もらうね。...確かにすごく美味しい!上手く出来て良かった〜...」

 

「上手すぎる出来だよ!花丸ちゃんも!食べてみて!」

「美味しそうずら...いただきます!

......い、今までこんなもの食べたこともないずら〜〜!!美味しすぎるずら!」

 

「3人で仲良く作ったからだよ。それと美味しさは同じだよ

あ、あとさ、俺が食べさせてあげた時なんでみんな顔を赤くしてたの??」

みんな顔が赤くなっていたのである。

気付いたぞ!

 

「そんなのなるに決まってますわ...あんなことされてならないはずないです。」

あんなこと??食べさせてあげただけだよ...

「ダイヤの言う通りだよ。この鈍感」

どこが鈍感なんだ!?

「まるもここまで気付かない鈍感とは思わなかったずら。」

今までいい空気感でやってきたのに...なんかすごく説教されてる気分...

 

「どこが鈍感なんだ!」

俺はこれに納得いかない。だって鈍感じゃないんだもの!

 

「あなたの存在自体がですわ!」

「そうそう。」

「ずら。」

 

存在自体を鈍感って言われました...理解できません...

 

結局はその後には俺の部屋で遊んでいた。

遊んでいる時にダイヤちゃんと俺がぶつかってしまいキスをしてしまったという事件もありましたけどね...なぜかダイヤちゃんは嫌がっていなかった?それとも嫌すぎて変になったのかと思うぐらい喜んでいた。

............多分嫌で変になったんだろうけど...




感想、評価をぜひお願いします!
次回もお楽しみに♪


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俺ができることって

今日はμ'sのシングル、「A song for You! You? You!!」の発売日ですね!
μ'sのcdが発売されるってすごく新鮮な気持ちなんですよね。
約4年ぶりですからね..,
はっ!それではどうぞ!


最近俺はAqoursのみんなと仲良くできているのか不安になっている。

色々な事をしてもらっているけど、自分がそれに応えてあげられているのか。

正直自分ではできていないと思う。

...と言っても女の子って何をしてあげればいいんだろうか...?

俺ができることってなんだろう。

 

よし!こういう時は9人全員に電話して聞くのが1番!

まずは千歌ちゃん...

 

プルルルルル

「もしもし和也くん?なにかあった?」

「うん、いきなりなんだけどさ。俺が千歌ちゃんに何したら喜ぶ?」

「え〜?やっぱり私が和也くんの彼氏になったら喜ぶよ!」

ガチャッ

まともに答えてくれなかった...。

俺が彼氏なんて...

嫌だと思うんだけどな...よし、とりあえず次は梨子ちゃん...

 

「どうしたの和也くん?」

「梨子ちゃん、唐突だけど俺が何したら梨子ちゃんは喜ぶ?」

「いきなりだね

私が喜ぶこと...昔みたいに2人で遊びたいな」

「了解。今度遊ぼうね」

「ええっ!?う、うん。」

 

・・梨子ちゃんはまともに答えてくれた。

今度2人で遊びたいね。次は...曜!

 

「ヨーソロー!どしたの和也?」

「もしもし?いきなりだけど曜が喜ぶことって何?」

「そうだな〜。Aqoursの練習をもっと見に来て欲しいな!

私も見てほしいけど...」

 

「Aqoursの練習をもっと見に行く...なるほど。最後何か言った?」

「ううん!なんでもない!それじゃあ!」

Aqoursの練習を見に行くのは楽しいんだが...

正直行くまでがめんどくさい。

よーし。この調子でどんどん聞いていくぞ!

 

「もしもしルビィちゃん?」

「も、もしもし...?」

「いきなりごめんね。1つ聞きたいんだけどいいかな?」

「いいよ!」

「ありがと〜。で、ルビィちゃんは俺が何をしたら喜んでくれるかな?」

「か、和也さんがですか...?それなら...今度一緒にお出かけして欲しいです!」

「それならいつでもいいよ!了解!」

 

やはりみんなと出かけてあげるのがいいのかな?

どこかいい所に誘ってあげよう...

 

その後は残りのメンバーたちにも聞いて、こういうことになった。

ダイヤさん

・一緒に琴をやってほしい

琴なんかできないよと心の中で思ってしまった。

けどそれは言うのは絶対ダメだと思ったので言わなかった。

 

果南

・また弟になって欲しい

....まあたくさんハグしてくれるならなってもいいかも。

と言っておいたよ。

 

善子ちゃん

・リトルデーモンとしてもっと相応しくなる(?)

・ゲームセンターでまた勝負したい

1個目はよく分からないが2つ目は俺も是非したいと言っておいた。

善子ちゃんとゲームするの楽しいからね

 

花丸ちゃん

・機械をたくさん見たい

花丸ちゃんは多分すごく興味を持つだろう。

見せてあげたらいいな!

 

マリーちゃん

・小原家のヘリで2人で旅をしたい

金持ちは言うことが違かった...。

 

結局、何をしたらいいのか聞いたがよくわからなかったよ。

その日はもう疲れて寝てしまった。

学校...行きたくない...めんどくさい。

しかし行くのが結果である。

あるあるだよね?

 

今日は千歌ちゃんも梨子ちゃんも曜もいないようだ。

先に行っちゃったみたい。

1人で行くのは初めてかもしれない。

 

バスに揺られながらも、昨日のことについて沢山迷って疲れていた。

最近かなり疲労が溜まってるんだよな...

 

学校について授業の時でもずっと頭の中にはその事があった。

 

 

昼休みに俺が溜息をつきながら廊下を歩いていると

「和也さん、ちょっと生徒会室までよろしいですか?」

とダイヤさんに声を掛けられて生徒会室に向かっている。

なんか怖いな...と思ったがどうやら怒られる訳では無いらしい。

 

「昨日のこと、深く考えすぎでは無いですか?」

「いやそんなことないよ。気にしないで!」

「いえ。気にしますよ。和也さんは私たちに何かをしてあげたい、と思っているますわよね?」

「ま、まあ...」

ダイヤさんの考察力には負けるよ...わかりやすいのかな

 

「私たちはあなたが何かをしなくてもあなたがいればそれで十分ですわ。

他のメンバーたちもそう思ってるはずですわ。」

「そう...なの?」

「はい♪なので、そんなに深く考えることでは無いですわよ?」

「ありがとうダイヤさん...!これでなんか気持ちが晴れた気がするよ。」

「いえいえ。お役に立てて光栄ですわ!

けど、1つだけお願いを聞いてもらってもよろしくて?」

 

なんだろ?

 

「いいよ」

俺は快くOKした。そうするとダイヤさんがこっちに向かってきて俺の事を包み込むようにハグをした。

 

「だ、ダイヤさん?」

「少しだけ私のわがままですわ...♪暫くこのままにしてください♡」

「まあ俺ができることならなんでもしてあげるよ。ていうか、このままだと恥ずかしい...///」

「まだまだ続きますわよ?///」

 

結局昼休みが終わるまでずっとこのままで居た...

果南とは違うハグでこっちもよかったのである...

 

 

 

 

 

 

 

 




ん?今なんでもするって....
ダイヤが可愛すぎる。
次回もお楽しみに♪


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"2人で一緒"に弾こうよ!

今回は梨子ちゃん視点です!
感想と評価がすごく欲しい...です。
それではどうぞ!


今日、私の家にお客さんが来ます。

「今日、いきなりだけど梨子ちゃんの家行くね!」

このメッセージは約10分前に来ました。

 

私、まだパジャマで着替えてないの!!!

即準備しないと和也くん来ちゃう!

けど、なんでいきなり来るなんて言ってきたんだろう...?

...謎ね...はっ!今は準備!

つい考えを深めてしまうが私は正直嬉しかった。

 

昔は毎日ずっと来てくれていたけれど、私が転校して顔も見なくなった。

けど高校生になってこうやって再会できてまた家に来てくれるとは思ってなかったんだ。嬉しいな...

それと和也くんはAqoursの全員から好意を寄せられてるけど本人は気付いてないの。

もちろん私も好きだよ?いや、大好き!

恐らくこういってもあの人は告白として受け入れないと思うけど...

けどそういう所が好きなんだと思う。

私自身も昔から変わらないあの人の特徴が。

 

さて、そろそろ来る頃!

なんか緊張するわ...久しぶり過ぎて

 

ピンポーン

来た!

「あら?こんな早い時間に誰かしら...」

 

「あ、お母さん!私出るから大丈夫」

玄関の外には待っている和也くんの姿があった。

私はドアを開けて彼を迎え入れる。

 

「急でごめんね梨子ちゃん。ありがとう」

「ええ。全然大丈夫よ」

 

「梨子〜?誰だった...」

 

「あ、川原和也くん。結構前に引っ越してきたんだ」

「お母さん、お久しぶりです」

 

「随分大きくなったわね〜!久しぶり!梨子の将来の婿さんね!ふふふ」

 

「いえいえ。梨子ちゃんが俺なんてもったいないですよ。」

さっき言った通り...一応昔に結婚(?)の約束したんだけどね...

 

「とりあえず入って〜、すぐ梨子の部屋行く?」

「あ、じゃあそうします」

 

「えっ!?ま、まあ大丈夫なのだけれど...」

「了解。」

 

「ゆっくりしてってね〜」

なんか流れ的に私の部屋に行くことになってしまった。

和也くんなら大丈夫だけど...ちょっと恥ずかしいわ...

そう思いながら自分の部屋に和也くんを入れる。

 

「さすが女の子の部屋って感じだね〜。うんうん」

「あ、あんまりジロジロ見られると...恥ずかしいよ」

「ごめんごめん。」

「それで、今日はなんでいきなり来たの?」

「特に理由はない!」

.......え?

理由はないの.....?ノープランできたの!?

 

「なぜこんなに朝早く昼前から...」

「ん〜それもなんとなくだよ」

和也くん、なんか今日は変だわ...!

ノープランで来る人ではないのよ...?

 

「と、とりあえず待ってて。お茶を用意してくるね」

「はーい」

一旦整理するためにお茶を淹れに行く。

 

「なにかおかしくなっちゃったのかしら...?」

そんな事も考えたがもう少し様子を見ることにした。

 

「お茶、置いとくね」

「ありがとー。

あと、なんで今日来たのか思い出した!」

「あ、理由あったの...」

「前梨子ちゃんに電話したじゃん?そん時に昔みたいに遊びたいって聞いて今日暇だし行こう!って思ったの」

 

「.....理解したわ。」

いつも通りの彼で安心したわよ...

 

「で...具体的に昔は何をしていたんだっけ?」

「昔は...私がピアノを弾いてそれをあなたが聞いてたと思う」

「あ、思い出した。確かにやってたね」

「また久々にやる?」

「転校してから全く聞かなかったからね。

久々に聞いてみたいな」

 

久々に聞いてみたい、と言われたので私はピアノに座り演奏の準備をする。

 

「曲は昔やってたあの曲で大丈夫よね?」

「懐かしいね。それでお願いするよ」

 

〜♪

ピアノの鍵盤に手を置いて音を奏でる。

それをしっかりと聞いてくれる和也くんの姿は惚れ惚れしてしまうような姿であった。私は昔を思い出しながら引き続けた。

 

「...すごく懐かしい感じがしたよ。まるで子供の頃に戻ったような感覚」

「そうね...。私も子供の頃を思い出しながら弾いたわ」

「ありがとうね。あれ...?なんか涙が出てる...」

和也くんの顔を見ると涙を流していた。

 

「どうしたの?!」

「多分、ずっと昔聞いてたから久々に聞けてすごく嬉しいんだと思う。」

「私も嬉しいけど、泣くのは和也くん、男らしくないわよ」

私は彼の涙を拭いてあげた。

「ごめんごめん!けど嬉しくてつい...あははっ」

「そうね...うふふ」

 

「それじゃあ続きもお願い。」

 

その後も何分かピアノを弾いた。

弾いてる時にふと思ったことがあり私は弾くのをやめた。

 

「...うーん。これじゃ昔のままで今の事ではないから...」

「....?」

私はあることを思いついた。

「あ!ちょっと和也くん、こっち来て!」

「え?ここに?」

「そうそう!早く座って!"2人で一緒に"弾こうよ!」

「2人で?!俺ピアノなんてできないよ」

 

「大丈夫よ!簡単な譜面の曲にするし

私もサポートする!」

 

「梨子ちゃんがやってくれるなら安心だよ...」

「それじゃ、やって行こうか♪」

 

私たち2人は一緒にピアノを練習しながら段々と弾けるようになっていた。

和也くんが結構覚えが悪かったけれども!

最終的には2人で楽しく曲として弾くことが出来たの。

 

「できた!」

「ええ!完璧よ!」

「なんかこうして昔と違って新しいことが出来る、って凄く嬉しい事だね...梨子ちゃん!」

 

「これからもたくさん新しいことを見つけるために一緒に歩もうね」

最後に彼にはこの言葉を言った。

意味があるけど多分彼は気付かない。それがわかって言ってるけれども!

将来のあなたのお嫁さんは私、桜内梨子です♪

また一緒に弾くことを楽しみにしてるわ♪




なにこの正ヒロインみたいな立ち位置...
ちなみに最後の言葉は人生を一緒に歩む。わかりますよね?()
次回もお楽しみに!


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私だけの

今回は千歌ちゃんメインで行きます...
千歌かわいい...
それではどうぞ!(感想と評価もお願いします...!!)


今日は大好きな彼、和也くんと一緒にお出かけするんだ〜♪

私は彼のことをまだ全然知らないけれど、他の人には負けないつもりです!

...さて、そろそろ来るかな〜?

あっ!来た!

私は彼が見えた瞬間に心の底から嬉しかった。

 

「和也くん!おはよー!」

「おはよ〜...朝から元気だね」

「えへへ!」

 

「それで千歌ちゃん....?今日出かけるのはいいんだけど朝早過ぎない?まだ朝の5時だよ?もう少し寝たいんだけど...」

 

「だめ!なぜこんなに早いかと言うと...言ってなかったけど東京の秋葉原に行くことに決めました!」

 

「と、東京...」

驚いているかわからない微妙な反応を見せている...

サプライズにしようと思ったのに〜。

 

「とにかく電車に乗るよ!」

電車の時間も来ているので私は和也くんの手を繋いで駅の中へ強引に連れてっちゃった...手、繋げて嬉しかったな!

 

電車内にて

「千歌ちゃん、今日はなんでいきなり東京?

それにAqoursのみんなじゃなくて俺でよかったの?」

 

「いいのいいの!

...あなたじゃなきゃダメだから...。」

 

Aqoursのメンバーと和也くんでは全く違う。

みんなとも一緒に来たいけど、好きな人と2人になりたいから...だよ!

 

「いいならいいんだけども...」

 

「うんうん!あ!見て!景色すごく綺麗!」

「千歌ちゃんもすごく綺麗だよ」

 

え...?私が...?

聞き間違いだよね!聞いてみよう!

 

「和也くん、さっきなんて言ったの?」

「千歌ちゃんもすごく綺麗って言ったんだよ」

 

どうやら聞き間違いじゃなかったみたい。

和也くんが...私のことはすごく綺麗って...////

 

「ていうか!なんで景色の話してるのに私が出てくるの!

嬉しかったけど...。」

「ごめんごめん、つい」

 

さすが鈍感だなぁ。

みんなから言われるだけあるよね!

本人は否定してるけどそれ気付いてないだけーっ!て言いたいけど...

いつになったら治るかな〜...?

 

「つ、着いた!東京だ〜!」

「千歌ちゃん、騒ぎすぎだよ」

私はつい声を上げてしまったけど

 

「和也くんはずっと東京に居たから分からないかもしれないけど

東京って私たちからしたらすっっっごく都会なんだよ!」

「ん〜...確かにそうなのかもね、俺も少し離れただけで懐かしいよ」

 

和也くんも東京の秋葉原に久々に来たみたい!

よーし!遊ぶぞー!!

 

「来て!ゲームセンター行こっ!」

また彼の手を持って場所まで連れて行っちゃった!

 

「和也くん!これ取ってほしいな〜...」

私が言っているのはみかんのクッション!

すごくふわふわして良さそう〜って思ったから頼んでるの。

 

「仕方ないね...そんな目で見られたらやるしかない」

「いぇーい!」

 

UFOキャッチャーが案外得意だった和也くんのおかげで、5回ぐらいで取れたの!

 

「宝物にするね!ありがとう!」

「千歌ちゃんが喜んでくれて嬉しいよ。次はどこに行くの?」

 

....私、今日特に何も決めないで来たんだった...。

あ、そうだ!

 

「少し早いけど、お昼ご飯にしようよ!」

「今は...11:30か。よし、そうしよう」

 

そうして私たちはお昼ご飯を食べに向かい始めた。

...いいこと思いついたかも!

 

「和也くん、手、繋いで欲しい...な?」

 

「手?いいよ、ほら」

彼はそう言って優しく私に手を差し伸べてくれた。

普通に握るのでは勿体ないので恋人結びと呼ばれるものをやってみたんだ!

 

「千歌ちゃん、普通でいいんじゃない?」

「いーいの!離れないためにだよ!」

「まあいいんだけど...」

 

こうしてそのまま手を繋ぎながら私たちはお昼を食べた。

そしてゆっくりしすぎてお店を出た時にはもう夕方になってたの!

 

「千歌ちゃん、ゆっくりしすぎたね...あはは。そろそろ帰る?」

 

「そろそろ時間だね...けど最後に1箇所だけ!いいかな?」

 

 

 

私が1箇所だけ行きたかった場所は...

音ノ木坂学院高校。

前に9人で行った時も来たけれど、また見て見たかったんだ。

Aqoursのみんなと来た時も、2人で今いる時も同じ気持ち。

また何かを掴めた気がするよ!

 

「千歌ちゃん、俺、何かを掴めた気がするよ。」

「私も私も!一緒だね!」

 

なにかを掴むことでなにかを諦めない。

私も和也くんも諦めないように頑張らないとね!

 

「千歌ちゃん、そろそろ時間やばいよ」

 

「ほんと!?よーし!じゃあ和也くん、帰ろっか!」

「急ぐのはいいけどあまり走らないでね?!」

「うん!ほら!行こ?」

 

最後に私は音ノ木坂学院に頭を下げ、

彼に手を差し伸べた。

 

「千歌ちゃん、今日はありがとう。1日楽しかったよ」

「私こそ!いきなり誘ったのにありがとう!」

 

「顔、ちょっとこっち寄せて欲しいな...」

「?こう?」

彼の顔が間近にあった。

顔をすぐそばで見るだけでドキドキするけど、想いを伝えるには今!

 

「和也くん、大好きだよ?」

そう言って私はキスをした。

 

「ちちちち、千歌ちゃん!?///」

「えへへ//私、待ってるね!さっきの答えは言わなくていいから!」

 

さっきの私の言葉の答えはいらないの!

今はまだ私だけの気持ちだから...♪




次は誰にしようか。
迷ってます。
感想と評価よければよろしくお願いします!
次回もお楽しみに♪


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ルビィのこと

今回は和也くん視点です!!
それではどうぞ!


「ルビィちゃん....?」

「どしたの?和也くん?えへへ」

今どんな状態かと言うと、俺の背中にルビィちゃんが乗っている。

 

今日俺は珍しく家に帰りたくなかったので練習を見に来た。

そうして休憩に入った時に後ろからいきなり乗ってきて、今この状態である。

 

「ルビィ!?な、何をしていますの...?!」

「何って、和也くんの背中に乗ってるの!ルビィもう疲れて動けないから♪」

 

「あーずるいー!!私もやってほしいー!!!」

「千歌ちゃん、羨ましいのはわかるけど...また今度やってもらおうよ!」

「そうだね曜ちゃん!」

 

「そうだねじゃないでしょ。ルビィちゃん、そろそろ降りて欲しいな」

「やです!降ろしても1歩も歩けないです...!」

そう言って俺から降りる気配は無さそうだ。

はぁ...仕方ない。

 

「じゃあ乗ってていいよ。いつまで乗せればいい?」

「えーっと...このまま家まで連れて帰ってくれますか...?」

「........まあいいよ。」

 

「やった!お姉ちゃん、今日は先帰ってて欲しいな?」

 

「なっ!ま、まあ仕方ないですわ...和也さん!しっかりルビィを家まで連れてきてくださいね?」

「大丈夫大丈夫。」

 

「ダイヤさん、やっぱりルビィちゃんには甘いずら」

「えぇ...。あとリトルデーモンにも。」

「いつのまにリトルデーモンにされてたのね...和也くん。

確かにすごく優しくしてる気がする...」

「仕方ないよ。ダイヤはツンツンしてるんだから」

「そうね!マリー達には厳しいのに...」

 

「そこ5人。何か言いたいことでも?」

 

「「「「「ありません!」」」」」

ダイヤさんとみんなのコントですか?

けど、ルビィちゃんにダイヤさんが甘いのは確かだと思う。

俺は知らないけど。

ていうか...ずっと乗せてるルビィちゃん結構辛い...

 

「それじゃあみんな〜!また明日ね!」

「ヨーソロー!」

「またね、みんな」

 

「明日ずら!」

「また会いましょう。地獄の...待ちなさいよ!」

 

「それでは」

「シャイニー!またね!」

「また明日ね。」

 

「みんな気をつけてー」

「お姉ちゃん、後で行くから!

みんな、またね!」

 

 

「よし、じゃあ俺らも帰ろっか。そんなに遅くなっても心配かけるし」

「うん!」

そうして後を追うように少し時間が経ってから俺たちは帰り始めた。

 

 

「ルビィちゃん、質問してもいい?」

「...?」

「お姉ちゃんのこと大切?」

 

「もちろんです!お姉ちゃんはほんとに尊敬できて...大好きな存在だよ!」

「そっか。それならよかったよ。」

その会話と共に沈黙が続いてしまった。

 

 

「...あの!ルビィも質問してもいい?」

「ん?全然なんでも大丈夫だよ」

 

「和也さんは、Aqoursのメンバー1人1人にどう思ってますか?」

すごく難しい質問だね...うん。

 

「難しいなぁ...1人ずつ?」

「はい!そんなに長くなくて大丈夫です!」

 

「了解、まず...千歌ちゃんはリーダーとしてしっかり出来てるところ。

みんなをまとめるってすごく難しい事だからすごく尊敬してるよ。」

 

「次は梨子ちゃん...あの子は地味って自分で言っていたけど全然そんなことないと思う。舞台の上で踊るなんて勇気がなければできないから。」

 

「曜...元気が良くてみんなを引っ張れる存在だね。けれど、迷ってることが自分だけで閉じ込めてるような気がするよ。」

 

「花丸ちゃん。最新の機械を触れた時に出てしまう言葉とか語尾についてるずらは彼女を成り立たせてる。すごく可愛らしいと思う。」

 

「善子ちゃんは...とってもいじりたくなるキャラかな...はは...

けど、話してても話題が尽きないのが彼女のいい所だね」

 

「ダイヤちゃん。ルビィちゃんもよくわかってると思うけど意外と感情を動かすのが不器用だと思うんだ。もっとリラックスしてもいいのに。」

 

「果南、ハグたくさんして欲しいよ。中毒性が高すぎる。

....ていうのは置いといて。面倒見がよくて、みんなの姉みたいに見えるよ。」

 

「マリーちゃん...彼女は考えてることが時々わからなくなっちゃうけど今あるこの時を大切にしてるって伝わってくるよ。」

 

「そしてルビィちゃん。ルビィちゃんはなぜかすごく見たくなる気持ちが自然と出てくるんだよね...。それほど魅力的だから。」

 

 

「お、終わった...疲れた...」

「あ、ありがとうございます...///ルビィ、そんな風に思われてて凄く嬉しい!」

 

「どういたしまして。」

「ルビィ、少し寝ようかな...」

 

「ん?何か言った?

それで、さっきの話の続きなんだけど、きっとみんな一緒のことを思ってるよ。Aqours全員の気持ちは繋がってる。....って、ルビィちゃん?どうしたの?」

ルビィちゃんから応答がない。

頑張って首を後ろにするとすやすやと眠る姿が見えた。

 

「疲れたんだな...お疲れ様。」

俺はこの姿を見て早く家に行かなければと思い少し急いだ。

 

ピンポーン

「和也さん。ルビィのこと、しっかり連れてきてくれたんですね。

...あら?ルビィは寝てるのですか...?」

 

「うん。すごく疲れちゃったみたい。早く布団に入れてあげて。」

「家まで送って下さり本当にありがとうございます。

ルビィ、すごく幸せそうな顔してますわ。」

 

「ホントだ。すごい幸せそう。」

「なにか帰り道でいいことでもありましたか?」

「ううん。2人で話て帰ってきたよ。」

 

「そうですか。うふふ...。それでは、また明日に」

 

「またね。」

 

 

 

「ていうかなんか肩にすごく思い感覚があるんだけど...」

そうして俺は肩に違和感を感じながら帰っていった。

 

「これは明日肩すごいことになってるな...最悪だ」




ルビィちゃん、なんかおんぶとかされてたら寝てしまいそうだったので。
感想と評価もお願いします!
次回もお楽しみに♪


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ヤンデレですか?

今回は少し....
それではどうぞ...


「ハーイ!和也?元気してる?」

 

「すごく元気じゃありません。朝4時に家に入られ俺は誰かさんに叩き起されましたからね」

 

「そんなことがあったのね!じゃあ和也を元気付けるためにマリーがハグしてあげる!」

 

「いや、それやったの誰かわかってます?ハグしても元気にはならないぞ。」

 

「さぁ?マリーには誰がやったかなんて知らないわ?」

「小原鞠莉さん、あなたです。」

「しーらない♡」

「いや...自覚して...」

 

「もう!うるさい口にはこうだから!」

 

マリーちゃんの顔が近くなりそのまま彼女の唇が俺の唇に触れた。

 

「ちょっ...//」

「あれぇ?和也、照れてるわね〜?」

 

「そういうマリーちゃんも照れてるよ。

それで...?今日はなんの用事できたのさ。用がないなら俺は寝るので帰ってください」

 

「ちょっと女の子を家に入れて帰れはないんじゃないの〜?」

「いや勝手に入られたんですが」

「そうだった!てへっ!」

 

「そうそう。で用件はたくさんあるの。」

「なに?」

どうやらマリーちゃんは用はあったみたいだ。

けどこんな時間から来るのかよ...?

 

「マリーが色々質問するから答えてね?

1つ目!最近千歌っちとキスしたでしょ〜?」

な...なんで知ってるの...?

 

「したけど...なんでそれを知っ「とりあえずはいかいいえで答えてね」...うん。」

 

「2つ目、ダイヤとハグしてたでしょ。」

あの時は誰もいなかったはずなのに...!

なんで知ってるんだ!?

 

「まあ...しました。」

 

「オッケー!じゃあ、なんでマリーが全部知ってるか知りたい?」

全部知ってるのか...?

 

「もちろん。」

「いいわ。教えてあげる!

 

 

.........全部マリーの感よ!」

 

「え?」

感でこんなに合ってるなんて...怖い。

一瞬ヤンデレですか?って言いかけたけどさ!

監視とかじゃなさそうだから一安心だよ...

 

「なんか適当に言ったら合ってたのよ!大体みんながしそうな事くらいわかるわ」

 

「す、すごい。」

「でしょ〜?

...じゃ、当てたご褒美でその2つ、マリーにもやってね♡」

 

「ん?俺はそんな事しないよ。

キスなんて顔が近くなったらマリーちゃんが可愛すぎて俺が引いちゃうよ」

 

「.....言ってることが鈍感ね...。もう!私からやっちゃう!」

俺はマリーちゃんからハグ、そのまま押し倒されて本日2回目のキスをした。

 

「マリーはいつでもあなたのことを見てるから...♡」

「見てる?何を?」

「なんでもないのよっ」

 

そのまましばらくハグで捕まっている状態が続いた。

ていうか今日平日だから学校じゃん。

眠いよ!!

これは千歌ちゃん達には言い訳して授業中寝るしかないな...

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

鞠莉side

実はさっきの感だって言ってたけど、う、そ♡

全部知ってるのよ?あなたのしている事、私がいつでも見守ってあげるからね?千歌っち達に取られないようにしないと!

 

和也は私のモノ...。

いつかそうわからせてあげるからね?

 

 

さーて!今日の彼の1日を見るのが楽しみだわ!

うふふ...♡




鞠莉ちゃん、微ヤンデレですか...
いつか全員ヤンデレになるのはやりたいと思ってます。
感想と評価よろしくお願いします。

次回もお楽しみに....♪


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CYaRon!特製

今回はCYaRon!の3人です!
お待たせしました。それではどうぞ!


「今日!我々CYaRon!は和也の家に泊まるであります!」

 

「曜?何言ってるのかちょっとわからない」

 

「だーかーら!今日は和也くんの家に3人で泊まりに行くよっ!」

「ダメ...ですか?」

 

「......寝るところとか用具は?」

 

「和也と一緒に寝る!」

「家に1回戻って和也くんの家に持ってく!」

 

「.......親に連絡は」

 

「うゆ!したよ!」

 

3人が俺の質問に軽々答えていき俺の方を笑って見てきた。

 

「仕方ないかぁ...。いいよ。」

 

「「「やったー!!」」」

嬉しいのかわからないけど飛び跳ねていたよ。

というか、3人も来て寝るところほんとにどうするんだよ。

曜は

「和也と一緒に寝る!」

なんて言ってたけど4人で寝るなんてさすがにないはず...普通に床で寝るか。

 

「それじゃあ3人とも、また後で!」

 

「ルビィちゃん、曜ちゃん、和也くん!また後でね!」

 

「家に帰って和也の家まで〜全速前進〜?ヨーソロー!」

 

「急ぎすぎ無くてもいいよー!ゆっくり来て大丈夫だから!」

さて...俺も迎える側として準備をしなければ。

帰....

「和也くん?何してるの?」

 

「り、梨子ちゃん!?」

帰ろうとして振り返るとその場には梨子ちゃんがいた。

驚いて地面にお尻思いっきりぶつけたよ。

 

「大丈夫!?」

 

「ごめんなさい...いきなり話しかけたりして」

「大丈夫よ。梨子ちゃんが謝るほどでもないよ」

 

「それで、今日はこの後何か予定はあるの?」

 

「あるよ。CYaRon!のみんなが家に泊まりに来る」

「ふーん...。」

「梨子ちゃん?どしたの?」

 

「いや!なんでもないの!それより早く帰らないと3人とも来ちゃうんじゃないかしら?」

 

「そうだ!ありがとう梨子ちゃん!また明日。」

 

「またね〜。」

 

言われるまで早く帰らないと行けないことを忘れていたよ。

危なかった。

「ただいま...」

とりあえず帰って手洗いうがいだ。

その後は着替えて部屋の片付けを....って。

最近綺麗にしたんだったよ。

 

着替えは人に見せれるような...

よし!着替えた!あとは待つのみ!

 

 

 

ピーンポーン

お?誰かな〜。

「はーい。開いてるから入っていいよ」

 

「お邪魔しまーっす!!」

最初に来たのは千歌ちゃん。そりゃ家も近いし1番だと思ってたよ。

 

「いらっしゃい。適当にくつろいでていいよ。」

 

「はーいっ!」

 

その会話の後、俺は前千歌ちゃんとしたキスのことを思い出した。

...あれ?忘れてたけどすごく気まずくないか?これ。

誰か早く来てくれ...

 

ピーンポーン

よしっ。2人目だ

 

「おっじゃまっしまーす!和也、1番?」

 

「いらっしゃい。残念、千歌ちゃんが先にいたよ。」

 

「さすが千歌ちゃん。私はまだ勝てないな〜。」

「ふふん。曜ちゃんもまだまだでありますな!」

2人は本当に仲がいいみたい。

それにしても、ルビィちゃんは少し遅いみたい。

 

「そうだ、和也、キッチン借りてもいい?私が4人分の晩御飯作っちゃうよ」

 

「いいよ。すごくありがたい」

 

「私も手伝うよっ!」

「ありがとー!よし、やりますか〜」

 

ピーンポーン

お!ルビィちゃんかな?

 

「お邪魔します。」

 

「ルビィちゃん。いらっしゃい。随分遅かったね」

「えへへ。ちょっと時間かかっちゃって...」

 

「お、ルビィちゃんも来たみたい!」

「ほんと!?じゃあ千歌とルビィちゃんと曜ちゃんのCYaRon!で晩御飯作ろー!」

 

「ヨーソロー!」

「ぴぎっ?!お、おー!」

 

「3人とも、すごくありがたいんだけど怪我とかしないでね?

綺麗で可愛い人達が傷つくのは嫌だからさ。」

 

「「「....は、はいぃぃ///」」」

 

何故か3人ともさっきまでの元気がなくなっていた。

けど、恐らく何も無いかな。

これでAqoursのユニット3グループに料理を振舞って貰ったことになるな....

 

「できたのであります!」

 

「こ、これは...?」

 

「シャロン特製焼きそばだよ!」

「曜ちゃんのヨキソバに私たちが切った具材が入ってるの!」

 

「お、美味しそうだけどすごく豪華だね...

これは...エビもイカも乗ってるし...これは?...カニ!?」

 

「果南ちゃんから貰ったの!なんか取れたんだって〜」

「そうなんだ...とりあえず食べよう」

 

「「「「いただきます」」」」

 

「これ...すごく美味しいよ!海鮮の風味もついてていい感じになってる」

 

「ホントだ...適当に入れたのに...奇跡だよ!」

「美味しい〜!ルビィも頑張ってよかったぁ...!」

「ヨキソバがさらにパワーアップした!すごく美味しいね!みんな!」

 

「「「うん!」」」

こうして俺らはシャロン特製焼きそばを食べながら

最近のAqoursの修正点や俺の事を沢山言った。

2つ目は必要なのかわからないけど...?

 

「ん〜!すごく美味しかった!

あ、和也くん、私先にお風呂入ってきていいかな?」

 

「いいよ。じゃあみんな続けて入っちゃおっか。」

 

「うゆ!」

「ヨーソロー!」

 

ついにこの時間がやってきてしまった。

 

「私もうそろそろ眠くなってきたな....」

「ルビィも....」

 

「えー!?まだまだ夜はこれからだよっー?!」

 

「千歌ちゃん、寝よう。」

「....はーい。」

寂しそうな声されると罪悪感が...

 

「じゃ、3人はベッドで寝ていいよ。俺は椅子で寝るから」

 

「え?何言ってるの?和也も一緒に寝よ?」

この人が何言ってるのじゃない?

 

「そーだよ!せっかくの機会なんだし!」

「ルビィも一緒に寝て欲しい...な!」

 

「いや、さすがに3人は....」

 

「来ないと千歌達がそっち行っちゃうよ?」

「はいわかりました。寝ます。」

 

こうなってしまった...

結局

4人で寝ることになった。

 

まあその夜は1つのベッドがギュウギュウになって3人が近すぎて全く寝れませんでした。

次の日の学校で事情を知っているCYaRon!の3人以外に心配されましたよ。

すごく疲れる...。




全員と寝るな(必死)
このままじゃこの主人公が全員と一緒に寝るはめに!
....。感想と評価是非お願いします。
次回もお楽しみに♪


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これが女子会ってやつか?

お久しぶりです!!
投稿再開します!
今回は3年生!何やら鞠莉さんが何か企んでるようです。
それではどうぞ!


「和也、今日は私たち3人と一緒に遊ぼうか♪」

俺がコンビニから帰ってたら家の前に3年生の3人がいた...。

 

「あっ、人違いですぅ」

俺は無かったことのように方向転換した。

しかし。

 

「川原和也さん?ですわよね?」

「違います」

「和也!マリーの夫に迎え入れてあ・げ・る!」

「嫌です。」

「行かないならハグするよ?」

そのハグは嬉しい。行かない一択だよね

「行かない。」

 

「よーし♪ハグしよ?」

いつも通りのハグを期待していた自分がアホだった...。

近づいて行ったらハグ(首絞め)をされ強制連行という形になってしまった。

くそ...もう信用しないぞ

 

「それじゃあマリーの家まで〜レッツゴー!!」

「早く行きますわよ!」

随分テンションの高い3人。

ていうか、ずっと強く首絞められてるから少し苦しい。

この状態、周りから見たらすごく怪しいな...

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「さーついたついた!って...和也?生きてる?」

 

「死んでます...おかげさまで」

俺はあの後もずっと同じ力加減でハグ(首絞め)をされていてもう少しで天界へ行くところだった。

 

「やっと解放された....首が痛い。」

「だ、大丈夫ですの?」

「「いや、大丈夫じゃなi」あーダイヤ、和也は大丈夫ってさっき言ってたから早く鞠莉の家入ろ?」

「そうですか...それならいいのですが」

 

 

「ダイヤちゃんが心配してくれてるのに果南!俺は一言も大丈夫なんて一言も言ってねえええ!!」

 

「和也、ちょっとシャラーップ」

「すみませんでした」

なんで俺が謝ってるんだ...謝られる側なはずなのに...

 

「さてと、入りましょうかみなさん」

 

先程までの事がなかった事のようにされているがいつまでも気にしているのは逆に気持ち悪い。まあ許してあげよう...

 

「相変わらず広いのですわね...」

「マリーちゃんがお金持ちとは知ってたけどこんなに豪邸とは思わなかったよ」

 

「そう?じゃ、私は飲み物を取ってくるからその辺で座ってて♪」

 

「了解。」

マリーちゃんに言われた通り並べてあったソファに3人で座る。

すごくこれも高いんだろうな....あ、そう言えば

 

「2人とも、今日は何しに来たの?」

「実は私達も知らないの、鞠莉が言ってくれなくって」

「まああの鞠莉さんですからろくな事を考えてないんでしょう...」

 

「2人も知らないのか。ていうか、なんで俺?」

 

「「それは...」」

「和也を呼んだらベリーハッピーな事があるってマリーが言ったの!」

 

「ちょ、鞠莉さん!」

 

「俺がいてもベリーハッピーなことは起こらないよ。」

「とりあえず呼んだってこと!後で楽しみだけどね...?」

 

最後になにか言ったような...

「ん?後でなんだって?」

 

「ううん!なんでもないの!とりあえずこのお茶、みんなで飲みましょ?」

そう言って出してくれたのは高級そうな紅茶であった。

1口飲んで見ると口の中に味が広がるような感じだった。

最初なんか変な味はしたけど...

 

「美味しい...。」

「...すごく高級品ですわね」

「美味しい。美味しいんだけど最初なんか変な味しなかった?」

 

「why?気の所為よ。き、の、せ、い!」

「そうだよ和也。味覚おかしくなっちゃった?」

「別にそんなことは無かったはずですが...」

 

「そっか、なら気の所為だな」

みんながそう言うならそうなのだろう。

 

「で、話が変わるのですが今日は何用で?」

「そうそう、私たちにも教えてくれないし」

 

「あー、それなんだけど...2人とも来て」

そう言うとマリーちゃんは2人を連れてひそひそ話を始めた。

何言ってるか聞こえない...これが女子会ってやつか?

3人の会話

 

「なに、いきなり私たちだけって」

「また変なこと考えてないでしょうね?」

 

「まあまあ。きっと2人も聞いて驚くわよ?

さっきの和也の紅茶に、小原家が取り寄せたある薬を入れたの」

 

「ま、鞠莉さん!危ない物はダメですわよ!?」

「ステイステイ。」

 

「で、その薬はどんな効果なの?」

「イェス。あの薬を飲むと幼くなる効果があるの」

 

「か、和也のショタ姿....」

「それは惹かれますわ....」

 

「2人とも、効果はもう少しで出てくるはずだから楽しみに待ってて!

ベリーハッピーなこと起こるでしょ?」

 

「ですわ...」

「うん...」

 

「お待たせ〜。」

 

「結構話したみたいだね。何話してたの?」

あれから5分くらい経っていた。

ていうかすごく眠気がある気がする...

 

「ひ・み・つよ?それより和也、眠そうね?」

 

「あぁ...少し眠いかな。」

 

「じゃあ私の膝枕で寝る?おいで?」

「ちょ!果南さん!」

 

「うん...寝させてもらうね」

 

「いや...//ほんとに来るなんて//」

 

「ここから10分くらいで身体が小さくなってくるはずよ。

考えただけで楽しみになってきちゃう♪」

 

「確かに楽しみですわ...♪和也さんのショタ姿...」

「今も可愛い寝顔なのにショタになったら...」

 

「「「ふふふ...」」」




どうなる、和也くん!
次回もお楽しみに!


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幼少期の頃に戻っちゃったよ...

今回も3年生です!
それではどうぞ!


あれ...俺は眠ってたのか?

それより果南の顔が真上に見えるんだけど....

...あ、思い出した。

確か眠くなって果南の膝で寝させてもらってたのか。

 

「あ、2人とも和也起きたよ。

って...小さい和也めちゃくちゃ可愛い!!ハグ!」

 

え?今小さいって言ったか?

なんか果南がすごく大きく感じる。

 

「どれどれ....本当に小さくなってますわ?!

それにしても可愛すぎますわ!果南さん、私にも抱っこさせてください」

 

抱っこ?俺はそんなサイズじゃないはずだぞ。

喋りたくてもダイヤちゃんに抱っこされて全く喋れない。

本当に小さくなってるのか!?

 

「はぁ〜...とっても可愛いですわぁ...幼い頃のルビィを思い出しますわ...」

 

「ちょっとダイヤ!その身体にしたのはマリーのおかげよ?

私にも抱っこさせて?」

 

マリーちゃん....変な味したのはこれだったのか...?

というか、今自分がどんな身体になっているのか見てみたいというのはある。

 

この後も何分間かずっとこの状態が続いた。

ちょっと幸せだっt...きつかった。

 

「さて、そろそろ」

 

やっと解放された...

とりあえずどうしてこうなったか聞くことにしよう。

 

「マリーちゃん。何かしたんだよね?」

 

「イェス!和也が飲む紅茶に薬を入れたのよ!」

 

「はぁ...やっぱり。いつ戻るんだよ。」

 

「んー、1週間くらい?」

「そんなにかかるのかよ!?学校は!」

 

「学校はマリーが理事長だから説明すれば何とかなるわ♪」

 

クソ...理事長の権限を使って...

 

「それより鏡ないか?今自分がどうなってるか見てみたいんだけど」

 

「それなら私が洗面台まで抱っこしてさしあげますわ♪」

 

「あ、ダイヤずるい。次私だからね」

 

「悔しいけどお願い。この身体じゃ何も出来ない」

それもそうだ。声も高くなって身長も果南たちより高かったのに今は腰まで及ばないぐらいになっている。

 

「持ち上げますわよ

よいしよっ...と」

 

俺はダイヤちゃんに軽々持ち上げられ洗面台の鏡に映る自分を見た。

 

「いや、ほんとに幼少期の頃に戻っちゃったよ...」

 

「大丈夫ですわ。すごくかわいいのですから♡」

ダイヤちゃん、それって褒めてる?

 

「褒めてますわよ?」

あの心読んでますか?褒めてるんだったらまあいいけど...

 

 

「ダイヤー。そろそろ交代だよ。和也、肩車してあげるよ」

俺はダイヤちゃんから果南へと交代された。

俺は物じゃない....けど、この身体じゃないとできないこともあるんだ。

どうせ1週間戻らないなら1週間楽しんでやろうじゃん。

 

「ほら、肩車すごくいいでしょ?

普段じゃ絶対出来ないよ〜?」

 

「確かに楽しいな。逆にこの身体だからできることなんだけどな...

 

「そう?じゃあもっと楽しいことしよっか?」

 

え?...............って!スピードいきなり上げないで!怖い怖い!!」

 

 

ダイヤちゃんとマリーちゃんが後に言ってたけれども、

家中に悲鳴が響き渡っていたそうだ。

それを果南は楽しそうに走って....あの時はおそらく意識が飛んでいただろう。

 

「それで鞠莉さん。授業や家での私生活はどうするのです?

この状態ではまともに生活できなくてよ?」

 

「そうだそうだ。」

 

「それなら心配いらないわよ〜

授業は同じクラスの千歌と曜と梨子に何とかしてもらうからっ

生活はまだわからないけど!てへ!」

 

「なるほど。全然大丈夫じゃないですね。

それより千歌ちゃんと曜と梨子ちゃんに任せるって言ってるけどこの3人以外は知らないよな?」

 

「あ、確かにそうだね。」

「どうするんですの?」

「う〜〜〜〜〜ん....

この後Aqours全員を集めて事情を話す!」

 

「それしかないよね。このまま突き通すのも無理だろうし」

「では私の方から皆さんに連絡を入れますね」

 

「この状態でみんなと会うのは結構辛いよ....」

この後、それを超える地獄のようなものが待っているとは思っていなかった。




次回は全員出てきますよ〜。
ハーレムですねって。羨ましい!!!!!

感想、評価是非お願いします!
次回もお楽しみに♪


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暑苦しい!!

今回は全員登場です。

それと!!!
お気に入り100突破ありがとうございます!!
感想や評価是非お願いします...!!
励みになりますので!

それではどうぞ!


「Aqoursの全員に今の状態を見せよー!」

そんなマリーちゃんの一言。

それが思っていた以上の地獄を味わうとは思ってもいなかった。

この時までは。

 

 

「3人ともどうしたの?いきなり話があるって集めたりして」

千歌がそう聞いているが事情を説明していないのだからそうなるに決まっている。

 

「それは!」

 

「それは?」

その疑問から少し経過して隠れていた俺をダイヤちゃんが持ち出した。

 

「この方、梨子さんならわかりますわよね?」

あ、そっか。梨子ちゃんは昔からの付き合いだからな

 

「え...?それって......和也....くんの小さい頃....そっくりだけど

でもなんで...?」

 

「その通りですわ!この方は川原和也さんですの!」

 

「「「「「「ええええーーっっ!!!?」」」」」」

6人の声が大きく響き渡る。

ダイヤちゃんによって持たれている少年(俺)が誰かとわかってみんなが駆け寄ってくる。

 

「和也くんの小さい頃すごくかわいいー!!!

弟にしたいくらいだよ!!」

千歌の弟...悪くなさそうだ

 

「あ!千歌ちゃんずるいよ!私も抱っこしたいよ〜」

 

「あの、身体は小さくなっても記憶はちゃんとあるからな。

決して小さくなっても川原和也なので。」

 

「言ってる事の意味がわからないずら。

それより和也さんの小さい頃、すごくかわいいずら〜♪」

スルーされてしまった....確かに意味わからないこと言ってたかもしれないけど。

 

「これじゃ本当のリトルデーモンじゃない...//

うっ...なんでこんなに可愛いのよ!!!///」

 

「善子ちゃん、私はこの姿を昔から見てきたのよ?」

 

「何よリリー!自慢!?羨ましいけど!」

 

「リリー禁止って言ったはずよ!?

...自慢というか...なんか...すごく懐かしい感じがするの...結婚の約束した時の...////」

 

「梨子ちゃん、俺らそんな約束したっけ?」

 

「ううん?覚えてなくても後でしっかりわからせてあげるから♪」

 

なんか梨子ちゃんからものすごく恐ろしいオーラを感じた。

多分気の所為だろう。

 

「えへへ....ルビィより小さい....かわいい...」

 

「ていうか千歌ちゃん!いつまで抱っこしてるの!?

そろそろ変わって欲しい!」

 

「曜ちゃん....抱っこをやめるっていう案はないんだね...」

 

「決まってるじゃない。」

「うゆ!」

 

「えーっ。しょうがないなぁ...はい!曜ちゃん!」

俺は千歌ちゃんから曜へと引き渡された。

抱っこされるのは別に嫌じゃないんだけれど...

みんな顔をこすってくるからすごく恥ずかしい。

 

「和也の小さい頃〜♪幸せ〜」

 

「曜はこういう時すごく幸せそうな顔をするから

こっちまで幸せになってくる感じがするよ。」

 

「小さい身体で言われても説得力が低い...//」

確かにそうだ。

 

その後は

順番順番で交代していき、梨子ちゃん→善子ちゃん→花丸ちゃん→ルビィちゃん

で終わるはずだったのだが何故か3年生の3人もどさくさに紛れていた。

それでも満足いかない声が多く

もう3周くらいしよう!と言われた時には地獄だった。

 

「あぁぁぁ...疲れた。」

 

「それで鞠莉ちゃん、どうして和也くんがこんな身体に?」

 

「Oh!まだ説明してなかったね!それは...」

マリーちゃんが事情を説明した。

やったのはこの人なんだけどね。

 

 

「薬...?」

 

「イェス!小原家特製のお薬♪」

 

「ほんっと...こんなものまで作っちゃうなんて流石金持ちだよね」

 

「果南、それはすごく俺も思ってる」

 

 

「それで...授業とかは同じクラスの私たちが見守ればいいのかしら?」

 

「はい。身体は小さくても授業を受けないのは困りますので。

頼みましたわよ、梨子さん、千歌さん、曜さん」

 

「ヨーソロー!」

「了解ですっ!」

「わかりました」

 

やはり2年生組は安心できるな。

千歌ちゃんが少し怪しいがマリーちゃんや善子ちゃんよりはマシだろう。

 

「和也くん、なんか失礼なこと考えてないかな?」

「私もそんな気がしたわ千歌っち。」

「少なくともこの2人よりマシよ。」

 

「「それはないよ?」」

千歌ちゃん、マリーちゃん、息ぴったり。

 

それより俺の心って読まれてるんですか?

この人たち怖くない?

 

 

「あの....授業は何とかなるけど

家での生活とかどうするの...?」

 

「「「「「「「「それもだ!」」」」」」」」

 

ルビィちゃんの声によってみんながはっと目が覚めた様に気合が入った。

 

「ぴぎっ!?みんな...怖い」

「本当だよ。ルビィちゃんが唯一純粋だよ。

...それは置いといて私生活は問題だよな...どうするか」

 

「はい!高海千歌の家は旅館で生活しやすいので私のところに来るべきだと思います!」

 

「それだったら私の家の部屋も空いてるスペースたくさんあるよ?」

 

「小さい頃にお泊まりとか沢山したし和也くんの私生活はよくわかってるからサポートできるよ」

 

「私のお母さんも歓迎するよ?本当に小さくなって弟になったって」

 

「マリーの家は広いし生活しやすいと思うの!」

 

「それだったら私たちの家だって広いですし和室ですごく落ち着きますわ。

そうですよね?ルビィ」

「う、うん!だから、私たちの家がいいと思う!」

 

「まるの家は...特に何も無いけどすごく静かでとってもいいずら!」

 

「リトルデーモンなんだから私の家に来るのが宿命よ。」

 

「「「「「「「「「さあ!どこに来る?」」」」」」」」」

 

この人たちの頭には自分の家にいさせるという考えがないみたい。

 

「じゃあ....梨子ちゃんかな。」

 

「ほんと!?やったぁ♪」

 

俺は梨子ちゃんの家にしたよ。

何故かって?一緒にお泊まりした事がいっぱいあるしよくわかってるって本人も言ってたからね。

 

梨子ちゃんはすごく喜んでいたけど...他のみんなは梨子ちゃんのことを恨むように見てた...怖かった。




梨子ちゃん...
次回もお楽しみに♪


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恥ずかしくないの!?

評価にメーターがついに色付きました!!!
ありがとうございます!
これからも頑張るので、評価や感想、是非お願いします!

それではどうぞ!


「なんか家は違うけれど、こうしていざ泊まるとなると

和也くんが小さくなって昔にタイムスリップしたみたいね。ふふ」

 

結局みんなの反対もあったけれど、俺が選んだなら仕方ないとダイヤちゃんが言ってくれて梨子ちゃんの家に泊まる、ということで事態は収まった。

 

「そうだね。なんかすごく懐かしく感じる」

「そうね。え...もうこんな時間!

今日はもう遅いし、お風呂に入って寝ましょ?」

 

時計を見ると23:50分を指していた。

かなり帰ってくるまで時間かかったみたいだな...

 

「それじゃあ俺先にお風呂借りるよ」

「え?何言ってるの?」

俺には梨子ちゃんの言っていることが理解できなかった。

 

「そのまま返しますよ?」

「さ、気にしないでお風呂一緒に行くわよ〜!」

 

は?一緒に?お風呂?

いやいやいや。身体は子供だが中身はしっかり高校生。

 

「いやそれはさすがにまずいよ...?梨子ちゃん、高校生同士なんだよ?」

 

「高校生同士?何言ってるの?今はあなたは こ ど も よ♪

さーて!お風呂場に行きますよ〜」

待て待て待て。軽々と持ち上げて風呂場へと運んで行くんじゃない。

って!着いて降ろされたと思ったら脱いでるし!!

 

「?何後ろ向いてるの?和也くんも脱がないと入れないよ?」

「脱ぐ脱がないの前にそっちを見れない!//

俺は中身は高校生!恥ずかしくないの!?」

 

「全然よ?脱がないなら脱がせてあげるね♪」

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

俺の声が家中に響き渡った。

最近で一番の大声出したよ。

 

「だ、大丈夫?和也。」

その次の日のバスにて...。

 

「いや、全然大丈夫じゃないんですけど...」

 

「梨子ちゃん、何かやったんじゃないよね〜?

昨日の夜すごい悲鳴が聞こえた様な気がしたけど...」

 

「何もしてないよ?その悲鳴も気の所為じゃないかしら?」

 

「昨日の夜はお風r...「あー!!言ったらまた今日もやるよ?」はい...。」

どうやら言ったらダメらしい。

あんなに恥ずかしいこと...梨子ちゃんは変態だった(?)

いや、昨日はおかしくなっていただけだろう。そう信じよう

 

「それは置いといて!今日の一日和也くんの見張り、私がやりたい!」

「一日見張りってなんだ。...いや、確かにそうか」

 

「私は明日やりたい!」

「それじゃあ、今日は一日千歌ちゃんに任せるわね。」

 

「えへへ...一日自由にできる...へへ」

 

「千歌ちゃん、笑い方が女の子らしくないよ...」

 

「仕方ないよ!曜ちゃんもこうなればわかる!」

 

「あはは...」

俺はその場で苦笑することしか出来なかった。

「はぁー。授業とかどうなるかと思ってたけど以外とちゃんとしてるんだね、千歌ちゃん。」

 

「以外とってなに!!」

 

「確かに千歌ちゃん、いつもより増して集中してた気がする」

「いつも寝てるのに寝てなかったよね!」

 

「3人とも...バカにしてるー?」

 

「「「いいえ。」」」

 

「絶対してるよー!!もー!」

千歌ちゃんはからかいやすいな。

あ、ちなみにダイヤちゃんと花丸ちゃんもそういうタイプだったよ。

 

.....なんか色んな方向から寒気がしたんです....

今日はすごく風が冷えますね...

「さ、帰りましょ?」

 

「ヨーソロ〜!」

「はーい」

「そろそろ帰らないとな」

 

「ただいま...」

「お邪魔します」

 

「もう...そんなに肩苦しくしなくていいのに。

もう何回も来てるんだから自分の家と同じように思っていいわよ。」

 

「それじゃあ...ただいま...。」

 

「よく言えました!

...さーてと、それじゃあお風呂に入ろっか?」

 

「そうだな。先に入っていいよ」

 

「え?今日も一緒に入るのよ?

言ったらやるとは言ったけど言わなかったらやらないなんて誰も言ってないけれど...」

 

「戻ってきて...純粋な梨子ちゃん...」

結局また昨日と同じようにされてしまった。

嫌では無いのだが破壊力が強すぎる。

そこで俺はある計画を立てようと思ってる...





おまけ(笑)

あ!そこに純粋な梨子ちゃんがいるよ!かわいいね

おっと!鞠莉ちゃんが薬を飲ませてしまい和也くんが小さくなってしまいました!

和也くんが小さくなってしまったので、梨子ちゃんは変態になってしまいました。あーあ。和也くんのせいです

by 高海千歌

「いや俺のせいかよ!!」

「いやどう見てもそうにしか思えませんわ!?
鞠莉さんも悪いですが...あなたが可愛すぎますわ!」

「そうだよ!ダイヤちゃんの言う通り!
和也くんは可愛すぎるの!!だから悪い!」

「理不尽な世の中ですね。」
ちゃんちゃん。


和也くんの計画とは何か...?
感想評価是非お願いします!
励みになります...w
次回もお楽しみに♪


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泊まっていい?

!!最初に!!

評価をして貰えるのは嬉しいのですが、
一言もコメントをつけずに低い評価をするのはやめて欲しいです。
なにか改善点等あれば言ってくださればできるだけ対処します。

よろしくお願いします。
それではどうぞ!


俺は昨日からとある計画を立てていた。

 

"梨子ちゃんの家から逃げる"

ということだ。

何故かって?昨日も一昨日もお風呂の時に、

1人で入れるのに一緒に入らされたからだ。

 

これはすごく羨ましいだろう。けれど一歩間違えたら犯罪者になってしまうのだ。

それを言っても彼女は

 

「普通の人にやられたら警察に言うけど...

あなたなら...いいよ//」

 

と言っていた。

いや、あなたが良くても俺がよくないって言ったけれど、ガン無視されてしまった。

 

というわけで...こういう計画を立ててるわけだ。

って言っても、自分の家には1人じゃ生活は出来ないところもあるので無理だ。

こうなったら梨子ちゃん以外の家に...

 

は!ダイヤちゃんとルビィちゃんの家はどうだろう...

梨子ちゃんもまだ寝てるし、電話をかけてみよう。

 

「もしもし。どうしたのです?こんな朝早くから。」

 

「朝からごめんね。それよりちょっと事情があって梨子ちゃんの家で泊まるんじゃなくてそっち行っても大丈夫かな...?」

 

「それが...私とルビィは大歓迎なのですが....生憎今お母様のお友達が泊まりに来ていまして...。」

 

「そっか...!なら大丈夫!他をあたるよ」

 

「申し訳ないです。力になれなくって...」

 

「いやいや!全然大丈夫!

あ、それと...このことは梨子ちゃんには秘密にしておいてくれる?」

 

「承知しましたわ。理由は聞かないでおきますが。」

 

「助かるよ。それじゃあ」

 

残念だな...。

他にいいとしたら...

千歌ちゃん、マリーちゃんは確実にやばい。

そうだ!善子ちゃんは以外と真面目で彼女なら安心できそうだ。

 

プルルルルル

「なによ、こんな時間に」

 

「あ、もしもし?

ちょっと事情があって...今日から善子ちゃんの家に泊まっていい?」

 

「はぁっ!?///

いやまあいいけど...。リリーと何かあったの?」

 

「助かるよ!いや、理由は今日行った時に話すよ。」

 

「ちょっとそれどういうことよ。今説明しても変わらないでしょ?」

 

「仕方ない話すか....実はりk「ん...あれ、起きてたの和也くん...」ごめん、やっぱり後で!」

 

俺は梨子ちゃんが起きてきて携帯をすぐさま隠した。

 

「誰かと話してたの?ねえ、誰と?」

迫ってくる。

笑顔で。笑ってるけど笑ってないように見えるよ

 

「ちょっとダイヤちゃんと善子ちゃんとお話を...」

「ふーん。それじゃ、学校に行く準備しましょ?」

切り替え早いな。

とにかく泊まらせてもらえる場所が見つかってよかった。

 

「おっはヨーソロー!」

「3人ともおーはよー!」

「おはよう!」

「2人とも朝から元気がいいんだね。

おはよう。」

 

「元気全開であります!それより、今日は私が一日見張りだよね!」

 

「そうだな。じゃあよろしくね。」

「いつもの和也とは違うところがまたよいところであります...//」

 

「あーあー。曜ちゃんずるーい」

「昨日は千歌ちゃんだったのよ。公平よ」

 

「そうだよ千歌ちゃん。

別に俺がどこに居なくなるってわけじゃないんだし。」

 

「確かに!じゃあ今日の休み時間和也くんの所たくさん行こーっと!」

 

「はいはい...」

 

放課後のAqoursの練習にて

 

「1,2,3,4、1,2,3,4

よーし。そろそろ休憩にしよっか」

 

休憩に入ったみたいだ。

善子ちゃんを呼んでみよう、

 

「疲れたずらぁ...」

「ホントよ...まだあるけどね」

 

「善子ちゃん、ちょっと来て欲しいな」

「あ、今日の朝の話?」

 

「そう。ちょっと誰もいないところで話したい」

「リリーにバレたらまずいのよね。」

 

「うん。絶対バレないようにしないとね」

 

「みんな!少し善子ちゃんと話してくるから先に始めてて!」

 

「「「「「「「「???」」」」」」」」

みんな頭に疑問を浮かべていた。

 

 

「それで、なんなのよ。いきなりリリーの家から私の家って」

 

「いやそれが.....」

俺は昨日、一昨日あったことを全て話した。

 

 

「リリーがそんなに大胆なことを...!

ちょっと驚きだけど、理由はわかったわ。私はそんな事しないから家に来ていいわよ。」

 

「助かるよ。善子ちゃんこういう所は真面目だよね。」

 

「うっさい!いつも真面目よ!!」

 

「あはは。とりあえず、今日は梨子ちゃんには先に帰ってもらうからよろしくね。」

 

「はいはい。」

 

 

「ただいま、遅くなってごめんね」

「もう!2人で何話してたの?」

梨子ちゃんが顔を近付けてくる。

 

「全然重要じゃないわよ?リトルデーモンが私と契約を結んだだけよ」

「善子ちゃん...ルビィたちそれじゃあ全くわからないよ。」

 

「とにかく、Importantな話じゃなかったのね!

それじゃ、全員揃ったし再開しましょ?」

 

 

「「「「「「「「はーい」」」」」」」」

マリーちゃんの一言で助かった。

 

「1,2,3,4、1,2,3,4」

その後は順調にいつも通り練習を進めることが出来ていた。

 

「今日も疲れたね〜!さ、千歌ちゃん、梨子ちゃん、和也、帰ろっか!」

 

「あ、ごめん。俺ちょっと遅れて帰るね梨子ちゃん。」

「そう。あんまり遅くなっちゃダメよ?」

 

「うん。」

 

「えー...まあ仕方ないか...じゃあ2人とも、3人で帰ろっか」

 

まあもう多分帰りません

強制的に連れてかれるとかが無ければ。

 

「それでは皆さん、また明日。」

「バイバイ!」

 

「また明日ずらー!」

「バーイー!」

「またねー。」

 

 

「善子ちゃん、俺たちも行こう?」

「え?!あ...そうね//

行きましょう。主の城へ!」

 

「なんか恥ずかしがってる?顔赤いよ?」

 

「そんなことないわよ!(いざ家に来るってなると少し緊張するわね....リリーがしたこと、わからなくもないわ...)」

 

「そう?それじゃあレッツゴー!」

「元気ね...。」

 

「ただいま。」

「お邪魔します...」

 

「あら善子?おかえり。

と...その子供は?」

 

「あーこれは!えっとその、親戚の子供で!

ちょっと預かって欲しいって言われて!」

 

「そう?じゃあ私が見守っててあげるわよ?」

 

「私がやるからいいのよ!」

「そう。それはいいけどあんまり変なことしちゃダメだからね?」

 

「するわけないでしょ!//

ほら!私の部屋行くわよ!」

そう言うと俺の手を掴み善子ちゃんの部屋へと行った。

 

 

「その辺に座ってて。なんか飲み物いる?」

 

「あるものでいいよ。」

 

「了解。ちょっと待ってて」

 

そうして善子ちゃんは部屋から出ていった。

それにしても堕天使とかのグッズが多い...。

 

ガチャ

「はい、取ってきたわよ」

 

「ありがとう、あ.....梨子ちゃんからメールだ。」

まあ来るとは思っていた。

 

「なんて来たの?」

 

どれどれ...

「今、どこにいるの?何時に帰ってくるの?

まさか、私から逃げてるつもり?返信してね?」

 

「「......」」

俺と善子ちゃんはメールの内容に思わず目を合わせてしまった。

 

「リリー...怖いわね。」

「うん...なんて返そう。」

 

返信が思いつかない。

 

「思いつかない。ちょっとお風呂入って考えてくるよ」

「そうね。これは一歩間違えたら確実に死よ。」

 

「それじゃ。」

 

善子side

リリーがこんなになってるなんて...

和也はお風呂に入ってるし...少しだけ見ても...バレないわよね?

 

プルルルルル

「きゃっ!?」

いきなり和也の携帯電話が鳴りだしたのだ。

 

相手は...リリー?

出ない方がいいのかしら...いや、私がここで説明すれば!

 

「もしもし?和也くん?」

 

「私よ、リリー。今和也はお風呂に入ってるわ」

 

「善子ちゃん!?和也くんは善子ちゃんの家にいるの?」

「そうね。少し気分転換に来たいって言ってて」

今言ってることは全力で嘘だけどね。

これで突き通せるかしら...!

 

 

「それなら言ってくれればいいのに!

和也くんに伝えといて、ちゃんと連絡してねって」

 

「わ、わかったわ。」

「それじゃあ、和也くんのことをよろしくね」

よ、よかった...

通話するだけなのにすごく緊張したわ...。

 

「あれ?誰かと電話してたの?」

 

和也が戻ってきた。

 

「そうよ。リリーから和也の携帯に電話があって

和也が気分転換に来たいって嘘を言ったらすんなり許してくれたわ。

あ、あと違う人の家に行く時は連絡してって言われた。」

 

「安心...。善子ちゃん、ありがとう!」

 

そう言うと嬉しそうに私の方に飛んできた。

 

「..ちょ、ちょっと!いきなり抱きついてこないでよ!///」

 

「ごめんごめん。嬉しくってさ」

 

「...許さないわ...。

だからもう少しだけ、このままでいなさい...//」

 

小さくなってもかわいさの破壊力が増しただけじゃない...//

ほんっと...鈍感なんだから//




今回は少し長めに書きました!!
感想、評価等くれると感謝します。
次回は....。
お楽しみに♪


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果南の質問

今回は果南です!
少し真面目な回かも?けど、この鈍感と思うところを入れましたので!w
それではどうぞ!w


「和也くん?おはよう♪

昨日は連絡もせずに善子ちゃんの家にいたみたいねぇ?」

 

「大変申し訳ございませんでした。」

朝から謝罪会見....気分が良くないね

 

「おはよー梨子ちゃん!...それと、なんで朝から土下座してるの?和也くん。」

「おはヨーソロー!ほんとだ...何かあったみたい。」

 

「おはよう2人とも♪これには深い訳があるから2人は関係ないの。」

 

「「梨子ちゃん...」」

 

そんな事があり周りの生徒から可哀想な目で見られていたのは梨子ちゃんが話していることより気になっていた。

おかげさまで

 

「ちょっと和也くん?ちゃんと話聞いてるの?!」

とさらに怒られてしまった。

も、もう嫌だ...

 

けど梨子ちゃんは優しい心も持っているので今回のこの件については許してくれた。

 

今日もいつものようにAqoursの練習を見に行く(見に行かないと何も出来なくなる)。

あれ?部室に誰もいないな。

 

 

そう思ったが誰かの足音が少しずつ近くなっているのがわかった。

「和也ー、いるんでしょ。」

この声は果南だ。

 

「いるけどどうしてわかったの?」

 

「まあね。さっき和也が部室の方に向かってるの偶然上から見てたからさ」

 

「なるほど。それはわかるよな」

 

「うん。それよりさ、昨日善子の家に泊まったんだって?」

 

バレてる...まさか善子ちゃん、みんなに言ったとか...?

 

「そ、そうだけど。」

「ふーん。じゃあさ、今日私の家にまた泊まりに来てよ」

....へ?また?

 

「わかった。けれどもしかしたら梨子ちゃんにダメって言われるかもしれないからその時は諦めて欲しい」

 

「わかってるよ。和也が選んだのは梨子の家だもんね。私じゃなくて」

うう...そう言われると選ばなかった8人への罪悪感が強くなる...

 

「選ばなかった罪悪感、たっぷり感じてね。

それじゃあ、みんな屋上で集合になってるから行こっか!」

 

「心読んでる?エスパー?Aqoursのみんなってエスパーなんだ。ふーん」

「何ひとりでブツブツ言ってるの?ほら、早く行くよ!」

そう言うと果南は俺の事を抱き上げ屋上へとダッシュして行った。

 

「はい、和也持ってきたよ。始めようか」

 

「その前にショタ和也くんのパワー注入〜♡」

千歌ちゃん...逆セクハラ....

小さい身体だからって俺に何でもしていいわけじゃないんだぞ!

 

「あら?いつも言葉で人の事を堕とす人が何を言ってるんですの?

その償いですわよ?ですよね?皆さん。」

 

「「「「「「「「コクリ。」」」」」」」」

 

やっぱりAqoursってエスパーなんですね。

 

「それより俺のパワーとかいう変なもん注入してないで早く練習始めた方がいいんじゃ....」

 

「これが無いとダメなのよ。リトルデーモンの力が必要なのよ」

 

「善子ちゃんが言ってることは少し変だけど、確かにそうずら。」

「うゆ。みんなこれが無いと元気ないもんね」

 

「そんなに俺は重要なのか....?」

 

「和也が無くなったらマリー達の生きる希望無くなっちゃうわ...」

 

「そうそう。鞠莉の言う通り」

 

どうやら今ので全員がパワーとやらを入れ終わったみたいだ。

 

 

練習終わりまでずっと見ていたが素人の俺もわかるくらいパフォーマンスはいつもより集中力が高くなって良くなっていたと思う。

 

終わったあとにもされたのは

「疲れがこれで吹き飛ぶの」

なんてみんな口を揃えて言っていたが多分そうなんだろうね。知らないけど

 

「あ、そうそう。梨子ちゃん、今日は果南の家に行ってもいいかな?」

 

「もう...仕方ないわね。明日は私の家だからね?

....お風呂はごめんなさい。我慢するわ」

 

小声でそう耳元で呟かれた。

お風呂の事、分かってたみたい。それなら安心していけそうだ。

 

「それじゃあみんなまたね!果南、OK出たよ。行こう」

「弟になった時以来のお泊まりだね。お母さんもすごく喜ぶと思うよ」

 

俺たちは2人で歩き出す。やはり俺の体が小さいからか、少しスピードがいつもより遅くなっている。

それに気付いた果南はスピードを合わせてくれるが迷惑だろうと思い、

 

「ごめん、すごく遅いよ。

先に帰ってていいよ。俺はあとから向かうから」

「ダメだよ。船もあるし。

そうだ、手繋ごっか。」

 

果南の手が俺の小さい手を掴む。

 

「すごく小さいね。いつもなら逆なのに」

 

「仕方ないだろ。

マリーちゃんの変な薬飲まされてこんなになっちゃったんだし」

 

「あはははっ!確かにそうだったね

本当にあの金持ちは想像を超えることまでしてくるからね」

 

「自分だけならいいんだけど俺にも危害を加えてくるから酷いよな。

こうなったのも。」

 

「それよりさ....質問なんだけど。」

 

「なんかある?」

 

「その...Aqoursでもし結婚を前提で付き合う人を決めなきゃ行けないってなったら誰を選ぶ?」

 

質問が意外すぎて驚いた。

「そんな質問か...なんか想像と違ったな。」

「そう?それで、誰なの?」

 

誰、とは言われても全員魅力的だから決めるのはかなり難しい。

 

「そうだな....迷うなこれは...。

うーん...ダイヤちゃんかな。」

迷った結果だ。みんないいんだけども結婚を前提ならダイヤちゃんだろう。

 

「そう...だよね...。ダイヤはすごい美女だしなんでもできるもんね...。」

 

「果南?どしたの?暗い顔して」

「ううん!なんでもないの!じゃあ次の質問ね。

もしだよ?もし明日私含めた9人全員に告白されたら誰を選ぶ?」

 

これも意外すぎる質問。

ただし答えは簡単だ。

 

「これは一択だよ。決められないって言う。」

 

「え?どうして?」

「俺はAqoursの全員が好きだよ。

けど、まだ恋愛として好きかは自分でも分からない。だからもしその時が来たらいつか答えを出すって事にしておくよ。」

 

「なるほど...///まだ私にもチャンスがあるってこと...」

 

「まあ俺には一生そんなハーレム展開みたいなのは来るわけないけどな!

Aqoursから好感寄せられてる感じも全くないし」

 

「はぁ...。さっきまでの言葉は良かったのに今ので台無し。」

 

「なんか変なこと言ったかな?」

「知らなーい。じゃ、その身体で辛いと思うけどそこの船乗り場までダッシュね?」

 

はぁ!?今この身体でそれをさせるなんて...辛すぎる

 

「はーい、あと10秒でここまでつかなかったら

さっきの質問と答え、みんなにばら撒きまーす。あ、因みに録音してたから」

 

「くそっ...今のスピードであと10秒なんて不可能にも程がある!

なんで録音してんだ...!」

 

「それは...秘密!はい!10秒経ったよ。

明日、みんなに聞かせてあげよーっと」

 

「果南...梨子ちゃんとは違う悪魔だ...」

 

 

翌日、しっかり練習の前に録音された音声が流されました。

この音声の中で俺がダイヤさんを選び、本人は嬉しがっていたけどみんなからはなんで私を選ばなかったの。のような感じの視線が送られてきた。

さらに2つ目の質問の後ではさらに鈍感と言われる事になってしまったよ。

なんで?




おまけ

「その小さい子、もしかして和也くん?!」
「そう。鞠莉が小さくしちゃって。」

「久しぶりです。今日はまた泊めさせて貰いますね。」
「もうずっとここに泊まっててもいいんだよ?」
「そうだよ、そのまま私と結婚しよっか。
毎日ハグできるよ」

毎日ハグ...!?それは惹かれる。ので

「結婚してください。」

「なっ...//けど私はいつでも大歓迎だからね?//」

「なにが?」
「もう!なんでもない!」
果南、怒っちゃったかなぁ。
それならなぜ怒ってるのかわからないよ

↑↑↑こいつ.......!!!!
次回もお楽しみに♪


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思い出

梨子ちゃんヒロイン。
昔の話ありです。
それではどうぞ!!


梨子ちゃんがお風呂のことをやらないと約束してくれたので、俺は梨子ちゃんの家にまた戻ってきた。

 

「そうだ、和也くん。いつまでその身体なの?」

 

「マリーちゃんが効果は1週間くらいって言ってたから....あと2日ぐらいかな?」

 

「そっか...じゃああと2日沢山遊ぼうね」

 

なぜか梨子ちゃんは寂しげな表情で俺に言ってきた。

子供の姿でいいことは全く無い。

色々不便だし、誰かにサポートしてもらわなければほとんどのことができない。

さらにAqoursの9人からは玩具みたいに扱われるし....

 

「そうだ!せっかく私の家に来たんだし、ピアノ弾くから聞いてかない?

和也くんは気分を昔に戻して色々思い出して欲しい!私との結婚の約束も....」

 

「色々...ね、そんなにあるかな?」

 

「たくさんあるよ!もう。すぐ忘れるんだから」

「あはは。ごめんごめん。頑張って思い出してみるよ」

 

ユメノトビラ ずっと探し続けた

君と僕とのつながりを探してた

 

Yes! 自分を信じてみんなを信じて

明日が待ってるんだよ 行かなくちゃ

 

Yes! 予感の星たち胸に降ってきた

輝け…迷いながら立ち上がるよ

 

疲れた時に僕を励ます 君の笑顔は最高

そして少しずつ進むんだね

ときめきへの鍵はここにあるさ

 

ユメノトビラ 誰もが探してるよ

出会いの意味を見つけたいと願ってる

ユメノトビラ ずっと探し続けて

君と僕とで旅立ったあの季節

 

【ユメノトビラ】

という曲を弾き語りしてもらい、

それを聞いてまたまた懐かしい思い出が溢れかえるように出てきた。

 

 

これは昔の話。

 

「梨子ちゃん!早く行こ?」

 

「どこに行くの〜!和也くんどこに行くか決めてないじゃん!」

「あ、確かに!じゃあさ、ここに行こうよ!星が綺麗に見える所!」

 

「そんな遠いところ....お母さんに怒られちゃうよ〜!」

「大丈夫大丈夫!その時は俺が連れ出したって言うから!」

「ほんとに?それなら行く!」

 

結局その日は夜遅くまでずっと出歩き、

星は見えたが帰り道がわからなくなって親に迎えに来てもらった。

 

「ねー和也くん、お母さんたち、怒るかな?」

 

「怒られるかもね。その時はいっしょにだよ」

 

「ふふふ!そうだね!

...もし、私がお嫁さんになれるようになったら絶対むかえにきてね?けっこん!」

 

「けっこん?よくわからないけど、その時はむかえにいくよ!」

 

「えへへ!大好き!」

「わ、いきなり抱きつかないで離してー」

 

「いーや!ずっとこのまま〜♪」

そのあとこっぴどく2人で叱られたけど、なぜか見つめあって笑っていたのを思い出した。

 

なぜこの時のことが今出てきたのかはわからない。

ていうか、昔の俺は鈍感なのか?結婚がわからずさらに約束までしてた気がする....梨子ちゃんが言っていたのはこれか?

 

「ありがとう梨子ちゃん、大切なことを思い出したよ。」

 

「そっか...それならよかった!」

「じゃあ今から星を見に行こう!昔もやったよね!」

 

「星....あの時ね♪行こっか!」

 

俺たちは家を出て星が沼津で1番綺麗な場所へと向かった。

 

「前は東京の星が綺麗な場所だったけど、今は沼津の綺麗な所。

時の流れを感じるわね。ふふ」

 

「そうだな。星も綺麗だけど梨子ちゃんも前より格別に綺麗になったね。」

 

「なっ//...いきなりね...///昔から言ってることを自覚しないんだから...//」

 

「自覚はしてるつもりだよ。つもり」

 

「してないと思う。」

「してる。」

 

「あははっ。昔と全然違って私達も成長したのね。」

 

「確かに。見ないうちに、それぞれの場所で変わったんだな」

 

「変わった?」

 

「うん。今の梨子ちゃんはAqoursがあってこその梨子ちゃん。

色々得たこともたくさんあるだろうし。」

 

「そうね...Aqoursは私にとってかけがえのない大切なだもの。

それに比べて、和也くんは少し変わったけどあまり成長してないみたいだけど〜?」

 

「げっ...いやそんな事は。

変わることはある!

もうすぐ梨子ちゃんを迎えに行ける年になる。」

 

「ずっと待ってたの、もうすぐね...って!!本当にするの!?//」

 

「もしかしたらなー。」

 

「驚かさないで!この鈍感!//」

 

この今が幸せだ。

小さくったって思い出になっていくことがたくさんある。

けれど、早く戻りたいんだ!!!

あと2日!!明日明後日は自分の家に戻ってもう何処にも出ないぞ!!




やっぱり梨子ってヒロイン力高くないですかね?
和也は鈍感で叩きたくなりますが

次回もお楽しみに!


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考えていることは一緒

今回はハーレム要素少なめです!
それではどうぞ〜!


「梨子さんからあと2日ぐらいで戻ると聞いて梨子さんの家に来た訳ですが...

私たち同じ考えだったようですわね」

 

「当たり前だよ!あの小さな和也くんがもう見れなくなるなんて悲しいからあと2日で一緒にお泊まりしよーって思って!」

 

「私も千歌ちゃんと同じ意見であります!」

 

「ま、戻ったとしてもまたマリーが薬を飲ませればいいんだけどね♪

今度はどんな薬にしようかしら?ふふふ...」

 

「鞠莉、飲ませる前提で言わないで。少し気になるけど...」

 

「それは後にして、ここに居るのは私、千歌さん、曜さん、鞠莉さん、果南さんですが1年生の皆さんは来てないですわね」

 

「ダイヤちゃんはルビィちゃんと一緒に住んでるんだしどこに行ったのかわからないのー?」

 

「それが...「少し出かけてくるね!」としか言ってなかったのです。」

 

「1年生だけ先に来てるとか?それはないと思うけど。」

 

「とりあえず家の前にいるのも迷惑だし、ピンポンして入りましょ?」

 

「「「「はーい」」」」

 

 

「うう...なんか緊張してきた」

「そんなに緊張することじゃないですわ。さ、押してください、千歌さん」

 

「じゃ、じゃあ押すね!」

ピーンポーン

 

 

「はーい...って、みんな来たのね」

 

「おはヨーソローだよ!梨子ちゃん!」

 

「お、おはよう。結局全員揃っちゃったみたい。とりあえず入って」

 

「お邪魔しまーす!って!善子ちゃんルビィちゃん花丸ちゃんもいる!」

 

「ヨハネ!」

「えへへ、ルビィたちも来てたの」

「やっぱりみんな揃ったずら」

 

「果南の言ったことが合ってたのね」

 

「まあそんな気がしたよ。こんな時に来ないわけないからね」

 

「それで...和也はどこにいるの?」

 

「あ、曜ちゃんたちにも説明するわね。とりあえずその辺に座って」

 

 

「今日朝起きたら和也くんが居なくなってて。夜は横で一緒に寝てたのよ?」

 

「聞くのは2回目なのに何回聞いても羨ましいわ...」

 

「すごく羨ましい限りですが、それで和也さんはどうしましたの?」

 

「そうそう。それで電話したら自分の家に戻ったみたいで。

あと2日はずっと家にいるって言ってたの。」

 

「だからルビィたちも今ここでゆっくりしてるんだよね」

「そうずら。けど、全員揃ったってことは...」

 

「そんなの生活するのに不便すぎるよ!今からみんなで家に行こう!」

 

「千歌なら言うと思った。ま、行かない理由はないけどね」

「全員で残り2日を世話してあげましょ♪」

 

「そうね。この堕天使ヨハネもこのまま見ないまま戻るのは少し寂しいわ。」

「みんな意見は一緒みたい。それじゃ、向かいましょ?」

 

「よーし!!和也くんの家までダッシュだぞ〜!」

 

「曜、やる気だね。私も走りたくなってきたよ」

 

「ちょっとお2人とも!そんなに急がなくても!」

「お姉ちゃん、もう2人とも走り始めてるよ」

 

「まるたちはゆっくり行くずら。」

 

 

「マリーも楽しくなってきたわ〜!」

 

「もー!みんなバラバラすぎるよー!!」

 

梨子ちゃんの家から出て自分の家に帰ってきた。

やはり生活は不便だが自分の家は落ち着くものだ。

さて、まだ朝も早いし...寝よっかな。

 

ピーンポーン

 

誰だ?こんな朝早くから...。

身長が足りないので台を持ってきて

恐る恐るインターホンの画面を覗いてみるとそこには

 

「おっはヨーソロー!和也、家入るね!」

「おはよー和也。合鍵使わせてもらうね」

 

......なんでいるんだ...。

ていうかツッコミどころが多すぎる!

なんで果南は合鍵を渡した記憶もないのに持ってるんだ?そして曜は自分の家みたいな感覚で入るんじゃない!

 

「何ひとりでブツブツ呟いてるの?あ、あと7人来るからよろしく」

 

「あと7人?...果南と曜含めたら9人って....まさか...」

俺の嫌な予感は的中したのである。

 

「お邪魔しまーす!!!やっぱり小さい和也くんもいいですな〜」

 

「リトルデーモンよ、主人様が来たぞ」

千歌ちゃん、外から入ってきて手を洗わないで抱っこするのはやめてください。

善子ちゃん、いつから俺の主人になったの?

 

「ちかっちー!ずるい!マリーにも!」

 

「ルビィも持ちたい!抱っこしたい!」

「まるも...ていうかみんなテンション上がってるずら...まるもだけど。」

 

「みなさん騒がしいですわよ。

隣の家にも迷惑がかかりますし、和也さんも迷惑してるでしょう?」

 

ダイヤちゃん天使....

 

「とか言って、ダイヤもやりたいんでしょ〜?」

「んな!//そんなわけありません...こともないですけど...//」

 

一旦そこで話は終わり俺も開放された。

 

「梨子ちゃん、どうしてこんな事に...?」

 

「ごめんなさい...あと2日で戻るってことをみんなに言ったら私の家に来ちゃって...」

 

悪気は無さそうだ。

「大丈夫。みんな一日で帰るでしょ?」

 

「それが....」

 

どうやらみんな泊まっていくらしい。

そんな部屋のスペースない...よ?

 

 

こうして俺が戻るまで9人がいるということが決定した。

せっかく1人でゆっくりしようとしてたのにな...

 

 

「そうだ!みんな!10人もいるし、王様ゲームでもしようよ!」

 

「王様...ゲーム?」




次回は王様ゲーム編です。
この子達はエスパー能力を持ってるので最強になります。はい。
次回で幼児化から戻る予定です!

次回もお楽しみに!


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ほとんど当たる

大変申し訳ないです!!
「思い出」が特別編に入ってしまいました...
「果南の質問」→「思い出」→「考えていることは一緒」
の順番ですのでよろしくお願いします!
特別編は誕生日などに更新予定ですので把握お願いします!


「王様ゲームでもしようよ!」

なんて千歌ちゃんの一言で最初はみんなも反対していたが

 

「指名で和也くんに好きなことできるよ!」

なんて言わなければそのまま終わっていたんだ!くそう...

それより、俺の事なんか好きにしていい事はあるのか...?

そんなことも思っていたが

この後にハチャメチャな展開が待っているなんて思いもしなかった。

 

「さぁ!始めよう!」

 

「あの...ルビィ、あんまりやった事ないから

ルールとか説明して欲しいな!」

 

「まるもずら!聞いたことはあるけど初めてやるからイマイチ分からないずら。」

 

「本当?じゃあルール説明から始めよう!」

 

 

千歌ちゃんはこういうことには詳しいんだな...なーんて思ってたのも一瞬だった。

順調に説明できてるなと途中までは思っていたけど...

 

「えーっと...あはは。なんだっけ、曜ちゃん」

「ここはこうしてこうだよ!千歌ちゃん!」

 

「これ、曜が説明した方がいいんじゃない...?」

「私も思った...千歌ちゃん、実はあんまりわかってないでしょ...」

 

「げっ...いやーそんなことは無いはずなんですがねー...ははは。」

「大体のルールは伝わりましたわ。ルビィも花丸さんもわかったでしょうし。」

 

「うゆ!わかったよ!」

「意外と簡単ずら!」

 

「それじゃ、理解したところで悪魔が宿りし闇のゲームを始めましょう」

 

「善子ちゃん、原型をとどめてないよ。」

「だからヨハネ!」

 

「もしマリーが王様になったらあんなことやそんなことを...あ、あれもいいわね...ふふふふ...」

なんか1人闇のオーラを放ってる人いるけど...

 

「とりあえず始めよう!じゃ、みんないっせーので引くよ!」

 

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

 

「いっせーの!せ!」

 

俺は王様ではない。6番だ。

王様じゃなかった場合は俺に当たらないことを祈る限りだな。

「あ、ルビィだよ!」

 

王様はルビィちゃん。

頼む、当たるなよ!

 

「これでお願いを言えばいいんだよね...?

じゃあ...8番の人はルビィと一緒に遊びに行ってほしい!」

 

「私ですわ。ルビィ、今度一緒に行きましょうね。」

「うん♪」

 

「それじゃあ次!行くよー!

いっせーのせ!」

 

あ、また6番。

 

「王様であります!!

6番の人は次のお題まで私の膝に乗る!」

 

「俺だ。小さい身体だからまだいいけど普通だときついからよかったよ。」

次のお題までと言っていたので案外すぐだろう。

それにしても曜の膝がすごくいい....

 

「よし!じゃー次!いっせのーせ!」

 

俺は1番。

王様ゲームなら王様は1度はやってみたいものだよね。

 

「私ですわ!それじゃあ...1番の方はここにいる全員をこれから呼び捨てで呼ぶこと!」

 

え?これ俺じゃなかったらどうなるんだろう...と思ったが呼び捨てで呼ぶくらいなら簡単な事だ。果南や曜はもう呼んでるし。

 

「了解。じゃあ、梨子、ルビィ、ダイヤ、鞠莉、善子、千歌、花丸、果南、曜

これでいいか?」

 

「っ...//いいですわよ!//呼び捨てなだけでこんなに違うなんて...」

 

理由は分からないが顔を赤くしている9人だが、

ここまでで曜のお題が終わりみたい。

俺が膝から離れると曜は「あっ...」と寂しそうな声を出していて少し罪悪感が芽生えた。

決して悪いことをしてる訳じゃない。うん。

 

「次行くよ!//せーの!」

 

王様きた!

さて、何を命令しようか。

 

「うーん...じゃあ9番の人、俺に今度ジュースでも奢って」

 

「単純ずら..。あ、ちなみに9番はまるずら。今度一緒に遊びに行った時に奢るずら♪」

 

「ありがたい。天使みたいだ」

 

「ふぇっ///!?まるが天使...?」

 

「ストーップ!和也、鈍感早く治そうね。」

果南に止められてしまった。

どこに鈍感要素があるんだって!

 

「それじゃあ次!」

 

「ちょっと待って千歌っち。」

「どうしたの鞠莉ちゃん?」

 

「あと何回あるの?もうすぐお昼ご飯の時間よ?」

 

「あ...考えてなかった。あと3回くらい?」

 

「そうね。それくらいがちょうどいい時間になると思うし。」

 

「それじゃあ行くよー!せーの!」

 

「私ね。」

 

梨子。そんなに変なことは言わないはz「3番の和也くんは元の姿に戻ったら、私とキスしてください♪」

 

「え?」

キス??ん?

 

「「「「「「「「えええええええーーー!!!?」」」」」」」」

 

「梨子さん!破廉恥ですわ!//」

 

「あれ?王様の命令は絶対ってさっき千歌ちゃんが言ってたはず♪」

 

「わかった...するよ...」

梨子がそんな事を言うなんて...。

 

「さ、次に行きましょ♪」

 

恐らくこの言葉で俺含めた梨子以外のみんなが思ったこと

(((((((((怖いな...)))))))))

だろう。

 

「じゃ、じゃあ次行くよー!せーの!」

 

あと2回、ここで王様を引いて今のようなことを回避したいのだが...

....そんなに上手くいかなかったみたい。10番。

 

「わ!まるが王様ずら!

....そうだ!1番の人は今度まるにおすすめの本を教えて欲しいずら〜」

 

「1番、マリーね!いいわ!今度色んな本を紹介してあげる!」

「ありがとうずら〜♪」

 

平和だ。

 

「よーし!じゃあラスト!いくよー!せーの!」

 

ラストも王様ではなく2番だった。

頼む、俺に指名が来ないことだけを祈る!

 

「クーックック。

ついにこの堕天使ヨハネに王様の権限が回ってきたみたいね!!」

 

「さ、善子ちゃん、命令は!」

 

「そうね...じゃあ、2番のリトルデーモンは元の姿に戻ってから私の一日彼氏になりなさい!」

 

だからなんで番号を言って指名してくるんだ...それにしても一日彼氏なんて...

「わかった。一日だけだよな?」

 

「そうよ。よろしく」

 

 

これにてこのゲームは終わった...。

 

 

「終わったけどお昼ご飯どうする?」

 

「じゃあ私たち9人で作る!和也くんは待ってて!」

 

ありがたい。俺は料理は得意ではないからな。

「ていうか、少し眠いから自分の部屋で寝てくる。」

 

と言って自分の部屋へと向かう。なんだか眠気がすごくて...

俺は布団に入った瞬間すぐに寝てしまった。

 

「和也くん!起きて!」

「ん...おはようみんな、もうできたの?」

 

「とっくに出来てますわ!」

「ていうかアンタ、その身体...戻ってる!?」

 

善子ちゃんにそう言われ身体を見ると元の姿に戻っていた。

「やった!!やっと戻った!」

 

喜んでいるとみんなは何故か暗い顔をしていた。

「あーあー。マリーももっと小さい和也に甘えたかったなー。」

 

「本当だよ。千歌と鞠莉と私だけ王様ゲームで王様にならなかったし。」

 

「王様やーりーたかったー!」

 

「なんでみんな俺が戻ったことが嫌みたいになってるんだ?」

 

「「「なんでもないの!」」」

 

みんな怒ってる...?

けれど、1日でも早く身体が戻ってよかった。

あとは...梨子ちゃんと善子ちゃんのあれが残ってるんだ...




どんどん羨ましくなってくるよね。(笑)

感想評価是非お願いします!
次回もお楽しみに!


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函館に?

1日遅れてしまいましたが、
μ's 西木野真姫ちゃんの声 Pileさん
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 上原歩夢ちゃんの声 大西亜玖璃さん
お誕生日おめでとうおめでとうございます。

そして、評価メーターが伸びました。
ありがとうございます!
これからも頑張っていくので、よろしくお願いします。

さて!
今回はあの2人組の話題が出てくるかも?
それではどうぞ!


「函館...?」

 

千歌から部室で話がある、と言われ全員が集まり話が始まった。

彼女が話をする時はだいたいしょうもないことが多いのだが、

今回はそうでは無かった。

 

「そうだよ!あの人達からライブの招待が来たの!」

 

「あの人達?」

函館にスクールアイドルの知り合いでもいるのか...?

 

「千歌ちゃん、あの人達ってSaint Snowのこと?」

 

「その通り!曜ちゃん!そして行くのは明日の祝日から3日間!」

 

「まるはあの寒さ...耐えられないずら...」

 

「ずら丸、さすがに2回目なんだから学習しなさいよ...」

「Saint Snowってことは理亞ちゃん達にまた会える!やったぁ♪」

 

「ルビィ、理亞さんとすごく仲良くなりましたものね。

私も聖良さんとまたお話したいですわ」

 

「聖良と話して更に信頼を深めるでーす!」

 

 

「「「あの〜...」」」

会話に参加できなかった果南と梨子、さらに俺が同時に同じ声を出した。

 

「みんなで盛り上がってるのはいいんだけど、和也は行けるの?」

 

「それが気になる。行ったとしても女9:男1って...かなりきついぞ」

 

「いつも慣れてるでしょ、和也くん。」

 

「慣れてるって言っても沼津はあんまり人がいないからだよ?!

函館なんて人が絶対多いよ...」

 

「大丈夫大丈夫、私たちが着いてるって」

 

「果南....」

 

「ハg「はいストーップ!

なんで果南とリトルデーモンはいい雰囲気出してるのよ!」

 

「そ、それで千歌ちゃん、和也くんは行けるの?」

 

「はっ!ルビィちゃんが言ってくれるまで話聞いてなかった...えへへ

もちろん行けるよ!招待状に10人までって書いてあるし!」

 

「それなら行けるわね!

そういうことなら今すぐ帰って準備しないと行けないわ!」

 

「鞠莉さん、いつもよりテンション高くないですか...?」

 

「オフコース!だって和也も行くのよ?みんなもテンションアゲアゲでしょ?」

 

「ええ...それはそうですが...」

 

 

「今日は解散で帰宅するであります!」

 

「そうね、曜ちゃんと鞠莉ちゃんの言う通り、

今から帰って準備しないと間に合わないわね。」

 

「まるも色々買い出ししに行くずら〜!

善子ちゃんルビィちゃんも一緒に行くずら?」

 

「リトルデーモンの頼みなら仕方ないわね。」

「うゆ!もちろん行く!」

 

 

「明日本当に行くのか...?

俺も準備しないとな...」

 

「じゃあ千歌ちゃんと梨子ちゃんと和也と私の4人で買い出しに行こう!」

 

「いいね!よーっし!じゃあみんな!また明日!」

 

「やっぱりみんなテンション高くなるよね...だって和也くんがいるんだもの。

私も楽しみになってきちゃった!」

 

「おーい梨子ちゃーん!早く行くよー」

 

「今行くね!」

 

「それより千歌、Saint Snowってどんな人達なんだ?」

 

「えーっと...とにかく凄いんだよ!かっこよくて...息も合ってる!」

 

「凄いんだな...Aqoursのリーダーが言うんだから。」

 

「千歌ちゃんが言ってることはたまに変だけどSaint Snowは千歌ちゃんの言う通りすごいのよ。」

 

「そうそう。まだAqoursが6人だった時に圧倒的に差をつけられちゃって。」

「うんうん...って!ちょっと梨子ちゃん!変じゃないよ!」

 

「これは2人に会うのが楽しみになってきたぞ...

今回はライブでの招待なんだよね?」

 

「そうだよ!Saint Snowの主催ライブに招待してもらったから

実質AqoursとSaint Snowの合同ライブ!」

 

「男女比9:1は気になるけど...それより

明日、楽しみにしておくよ。」

 

 

こうして急遽明日から函館旅行が始まる...




次回はSaint Snowの2人も出てきます!
少し函館旅行編は真面目な話を作ろうと思ってます!

次回もお楽しみに♪


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Saint Snow

今回は2人も話します!
函館編は長編になるかもしれません。

あと、ヒロインはまだ決めておりません。w
作品を書き進めてくうちに、それが決まっていくと思います。
1人かもしれないし、みんなとハッピーになるかも?
それとも誰ともくっつかないかも?w

ゆっくり絞ってから決めて行きます。
それでは!どうぞ!


Saint Snowとやらのスクールアイドルからの招待状で函館に2泊3日で行くことになった俺とAqours。

そして函館に着いたのだが....

 

「いや、寒すぎる。帰ろうかな」

 

めちゃくちゃ寒い。函館の寒さを完全に舐めていた。

 

「当たり前だよ...だって和也ってばいつもの制服の姿で来てるんだもん。」

 

「それはそうだけど曜...それ言われて余計に寒くなってきちゃったじゃん...」

 

「まるも前回より寒さ対策してきたのに...

なんでこんなに寒いずら〜!?」

 

「当たり前ですわ!前回来たのは和也さんが来る前の夏!今は11月ですわよ!?寒くなるに決まってるでしょう!」

 

「夏に来てたんだな、だからみんなあんまり寒そうにしてないわけだ」

 

「そう!それで...少し早く着きすぎちゃったみたい。

時間になったらライブ会場集合でそれまでは自由行動にしようと思うんだけど、どうかな?」

 

「俺は全然大丈夫だよ。色々なところを見てみたいしな。」

 

「それじゃあ!また後ほど会おうね!」

 

千歌からの言い渡しと同時にみんながそれぞれ行きたい場所へと向かっていった。

さて、俺はどこへどこへ行こうか?

あそこ綺麗そうだな...あの店美味しそうだな?

なんて思っているとルビィだけは残っていた。

 

「どうしたの?ルビィはどこかに行かないのか?」

 

「和也くんの案内、私がしたい!

ルビィは前回理亞ちゃんと色んなところ回ったからいい所紹介できるよ!」

 

「お、それはありがたいな。よかったら案内して欲しい」

 

「やったぁ♪

それで具体的にはどんなところに行きたい?」

 

「そうだな...暖かいところ!」

 

「大体のお店が暖かいよ...他は?」

「うーん...あ、美味しいものとか食べたいな。せっかくきたんだし。」

 

「わかった!それじゃ、いこっ!」

 

 

どこに行くか決まっていなかったのでルビィが案内してくれるって言ってくれてすごく有難かった。

それより、寒い。

 

俺たちがその店まで歩いてるとルビィが誰かを見つけたようだ。

 

「おーい!理亞ちゃーん!聖良さーん!」

普段はあまり大きな声を出さない彼女だが、

こういう時はすごく活発的になるみたい。

 

「ルビィ...?って、その隣にいるのはまさか彼氏?」

 

「ぴぎっ!?かかかかかかかれし??////」

顔が一気に真っ赤になっていて今にも爆発しそうなくらいだ。

ルビィは今はまともに説明出来なさそうだな。

 

「違いますよ、俺が函館に来るの初めてだから案内してもらってるんです。」

 

「そう...。で、あんたは一体何者なわけ?」

 

「あ、紹介してなかった。

浦の星2年、川原和也です。Aqoursのマネージャー...?いや、付き添い...?みたいなものです。」

 

「理亞、自己紹介くらいしなさい。

初めまして、鹿角聖良と申します。こちらは妹の...」

 

「鹿角理亞...」

 

「という訳です。理亞が迷惑かけてすみません。」

 

「姉様!私は迷惑なんてかけた覚えは!」

 

「そうだよ、知らない人がルビィに着いてたらそうなるよ。

それより2人とも、姉妹なんだな。」

 

「はい。Saint Snowというユニットをやらせていただいてます。

今日は私たちのライブにAqoursのゲスト出演、よろしくお願いしますね。」

 

「はい、よろしくお願いします。

...ルビィ?生きてるー?」

 

「か、か、かれしぃ...//」

ダメだ、完全に爆発しちゃってる。

 

「2人とも、ルビィがこんな状態でまだ時間もありますし、少しそこの店でお話しませんか?」

 

「そうですね。私達も一般の方から見たAqoursの事、色々知りたいです。」

 

「姉様がそう言うなら...」

 




Saint Snowが登場しましたね!
少しでしたがルビィちゃん回でもありましたw

次回もお楽しみに〜!


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魅力と迷子?

遅れてしまいましたがSaint Snowの聖良さん
お誕生日おめでとうございます!

それも重要ですがAqoursちゃんのドームツアー、場所が推測されてますね!
もし東京ドームとメットライフがあったら行きたいと思います!
とりあえず今は収束することを目標にしましょう。

それではどうぞ!


「なるほど...おっと、そろそろ時間ですね。

またこの後、ライブ会場で会いましょう」

 

「「うん!」」

 

あれからライブの時間近くになるまでお互いの事を話して意見交換をしていた。

話していくうちに仲も良くなれたのでよかった。

 

「そろそろ俺らも集合時間だし行こっか。」

 

「うん!

それで...手、繋いでもいい?」

 

「?いいよ。ほら」

「ふふふ♪ありがとぉ」

 

手を繋ぐことくらい慣れたな...。

なんて思いながら集合場所まで2人で歩いていった。

 

「みんなもういたのか。」

 

「遅いですわよ!それとルビィ!羨ま...破廉恥ですわ!」

 

「ダイヤ...遅くないよ、時間ピッタリ。」

 

「ダイヤはツンツンしてるから正直に言えないのよ〜?

本当は早く和也と会いたかっただけなんでしょ〜」

 

「鞠莉さん...?後で覚えておきなさい?」

 

「ワーオ!ダイヤったら激し〜!」

 

「その表現は誤解を生みますわ!」

 

鞠莉とダイヤの言い合いは続いて終わることもなさそうだ...

 

「あはは...それより千歌、そろそろ行かないと。」

 

「う、うん!よーっし!

和也くんとルビィちゃんも揃ったし、みんなそろそろ行くよ!」

 

「「「「「「「「おーっ!」」」」」」」」

 

「だから鞠莉さんは....って!みなさん!スルーしないでくださいます?!」

「ダイヤだって...ちょみんなウェイト!果南も和也も!」

 

「だって2人とも終わりそうになかったから...ほら、行くよ」

 

「果南ちゃんはやっぱり優しいね。

昔からこういう感じなんだもん。」

 

「そうなの?曜ちゃん。言われてみれば確かにそんな感じもしそうね」

 

「言われてみればって...それって私たちが果南ちゃんを振り回してたみたいじゃん!」

「あははは...確かにそうなんだけど...」

「そうだよ。いっつも私が振り回されたんだから。

ま、それも含めて楽しかったけどね。」

 

「果南は優しいんだね。

この2人のことを面倒見れるし、将来いいお嫁さんになるね」

 

「!?//いや、まあ2人と長い付き合いだったからね?//」

 

「和也くん...また鈍感発言してるのね...」

「梨子ちゃん、今に始まったことじゃないよ」

「私、最近言われてないなぁ...」

「私もですわ千歌さん。けれど、いつか本心で聞いてみたいものです」

「いつかマリーが言われるのよ♪そ・れ・は!」

 

「どしたのみんな?

もうすぐ着くから早く行こう....

って、1年生の3人は!?」

 

「あれ?ほんとだ、いない。」

 

「千歌、ほんとだ、いない。じゃなくてどこに行ったの!?」

 

「もしかしたら先にライブ会場に行っちゃったのかも?」

 

「そうだな。とりあえずすぐ行っていなかったら探そう。」

 

「ヨーソロー!」

 

 

「こういう時に心配してくれるところがいいのですよね...」

「ダイヤちゃん、とってもわかる。

昔に私が居なくなった時も一生懸命探してくれて。」

「梨子さん、昔のお話、たくさん聞かせてもらっても?」

「はい!」

 

 

「それよりも、ライブ会場に居なかったらどうするの?」

 

「それが問題だよな...とりあえずその事も考えて今は早く行くことが最優先だ。」

 

「和也の言う通りだね。そこで語り合ってる2人も今はやめて、早く行こう。」

 

「「は、はい...」」

 

この2人が何を語っていたかは知らないが今は向かうことが大事だ。

1年生3人ともどこに行ったんだ...




1年生の3人はどこに行っちゃったんでしょうか?
気になりますね...。

次回もお楽しみに〜♪


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いつか

今回は少し真面目!です!

それではどうぞ!


1年生の3人が俺たち7人が気付かないうちにどこかに行ってしまったことにより、俺たちはライブ会場にいるのではないか、と思い走って行った。

 

「は...は...疲れた。3人はいる?」

 

「いませんわね...あぁ...どこに行ったのですルビィ...」

 

「関係者控え室にいるのかも。行ってみようよ」

 

果南がそう言った。

 

 

「ここ、Saint Snowの控え室だよな。失礼します 」

俺は持ち手を握り力強く開けた。

 

 

「それでね理亞ちゃ...ぴぎっ!?って...みんな?!」

 

「ルビィ〜!先に行くなら行くと連絡してください!」

 

「ルビィさっき千歌にメール送ったんじゃなかったのかしら?」

 

「えっ!!そんなわけ...あ...来てた。」

 

「「「「「「「「「「「千歌(さん)(ちゃん)...」」」」」」」」」」」

 

「あはは〜。いやぁ悪気はなかったんですけどー」

 

「ほんとバカ千歌なんだから。」

「お、いいなそのあだ名。」

 

「やめてよ2人ともー!」

 

 

「やはり、Aqoursのみなさんは賑やかですね。

そろそろ時間です、あなた達も準備に行ってください。」

 

「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」

「じゃあ俺もそっちに...」

 

「ダメ。まだみんな着替えてないんだから。

あんたはSaint Snowの控え室で待ってて」

 

「そう言えばそうだった...」

 

「ふふっ。忘れてたんですか?

....おっと、私も呼ばれたみたいです。少し席を外しますので理亞、川原さんのこと、よろしくお願いしますね」

 

聖良さんが席を外したことにより一気に気まずさは増していく一方であった。

ここに来る前の話し合いで聖良さんとは仲良くなれたものの、理亞ちゃんとは全く話さなかった。

 

「.....」

 

「....ねえ」

 

「どした?」

 

 

「あんたはAqoursの9人とどういう関係なの?」

 

「関係か...まあ友達、みたいな感じかな」

 

「そう...あんたから見たらそうかもしれないけど、

ルビィたち9人は確実に違うよ。」

 

「え?どういうことだ?」

 

「はぁ?わかんないの?

もう普通に言う。全員から好意を向けられてるってこと」

 

え...?9人から好意を....?

 

「いやそんなわけないな。」

 

「鈍いわね。じゃあ、今まで9人には何をされた?」

 

「何って...一緒に泊まって寝たり....キスされたりとか?」

 

「それでも気付かないって相当ね....。

いい?それはみんなからのアピールされてる。

普通の女子はやらないでしょ?そんなこと」

 

「確かに...そうだな。」

 

「そ、じゃあこれからもっとすごいことされるかもしれないかど頑張りなさいよ。それと、ちゃんと気持ちに答えてあげて。」

 

「気持ちに答える...」

 

「急がなくていい。

下手に選んで傷つけるよりゆっくり考えた方があんたと9人のため。」

 

「そっか...。ありがとう。

そ、そして聖良さん!?なんで後ろに!」

「姉様?!」

 

「いえ。案外早く済んだので戻ってきたら楽しそうな話をしていたので。

理亞、恋愛に興味あるんですか?ふふふ」

 

「私はただこいつが気付かなそうだから言ってやっただけ!

恋愛なんて興味ないから!」

 

「そうですか。いつかできるようにしましょうね?」

「ねーえーさーまー!!!?」

 

理亞ちゃんの言っていたことが本当であれば、

いつかその気持ちに答える日が来るのかもしれない。

俺が好きになる相手......誰かなんだろうな。




さてずっと先の予定ですが誰を選ぶのか気になりますねw
次回もお楽しみに♪


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悩みは1人で?

遅れました〜!!!
ごめんなさい。
そしてこの作品の世界線は、まだ2期のラブライブは発表になってない、廃校もまだ決まってなく少し遅めになっております。
ここ重要です。函館編の後が、この小説だとアニメ2期スタートになります。

それではどうぞ!


「ちゃんと気持ちに答えてあげて。

急がなくていい。

下手に選んで傷つけるよりゆっくり考えた方があんたと9人のため。」

 

とライブ開始前に理亞ちゃんに言われたこと。

俺はずっとライブ中も考えていてみんなをあまり見れていなかっただろう。

どうしたらいいん....

「おーい!かーずーやーくーん!」

 

「千歌!?どうしたんだ?それに他のみんなは...?」

 

「他のみんなは控え室!

ライブが終わったら千歌が1番に和也くんに会うって決めてたの!」

 

「そ、そうなんだ。じゃあ控え室にみんないるから行く?」

「うん!....それよりどうしたの?何か困ってるの?」

 

「.....っ!いや、なんでもないんだ。」

 

「ううん。なんでもなくない、いつもと接し方が違うよ」

千歌にバレてしまった。

ここは正直に話すか....いや、千歌に余計な事を言う訳には行かない。

 

「ううん。本当になんでもない。ほら、早く行こ」

 

「それならよし!何かあったらいつでも千歌を頼ってね!」

「ありがとう...。」

 

このことに関しては俺一人で全て決めるしかない。

とりあえず今は気にせず函館旅行を楽しもう。

みんなを心配させるのはよくない!

 

「みんな!和也くん連れてきた!」

 

「お疲れ様。みんなさすがだね」

ほとんど見れてないけど。

 

「ええ。当然です。Aqoursも私たちSaint Snowも

迫力のあるパフォーマンスにしてますからね。」

 

「聖良の言う通りね!パワフルなstageだったわ!」

 

「それよりまる、お腹すいたずらぁ...」

「確かに、お腹は空いてきたかも。」

 

「そうね....たしかにHungryだけど...」

 

「それじゃあ川原さんも一緒に12人で夜ご飯食べに行くのはどうですか?」

 

「いいですわね。」

 

「「「「「「「「賛成!」」」」」」」」

 

「理亞はどうしますか?」

 

「別に....いいんじゃないの。」

 

 

「ごめん。みんな盛り上がってるところ悪いんだけど俺は体調少し悪いから先にホテルに戻ってるよ。11人で食べてきて欲しい。」

さっきのことが気になりすぎて話にまともに参加出来ない。

ここには俺が行っても無駄だろう。

 

「そうですか...仕方ありません。私達だけで行きましょうか」

 

「申し訳ない。早いけどおやすみ、みんな」

こうしてAqoursとSaint Snowのみんなとは別れることになった。

Saint Aqours Snow side

飲食店で

 

「和也くん、絶対何かあったずら。」

「うん。お昼までそんな感じじゃなかったし...」

「まさかっ...!?リトルデーモンが暗黒の境地に誘われて...「ないずら。」そうよね...」

 

「ライブ終わって会いに行った時も少し様子がおかしいと思った。」

「だからあの時居なかったのね千歌ちゃん....確かに、少し暗かったわね」

「こういう時の千歌ちゃんの勘はだいたい当たるよね。けど、私もそうだと思う」

 

「彼は悩みを1人で抱え込む、ということをしてしまうみたいです。

前回もそうでしたし、今回もそうかもしれません。」

「前回って....いつの間に。もしそうだとしたら、私達に相談できないのかな?」

「あの鈍感が私達に相談するとは思えないでーす。」

 

「皆さんが言ってるって事は、いつもと違う様子でいらしたんですね。

ルビィさんも仰っていましたが少しお昼の時より暗い感じはしました。」

「......あいつ、あんなに暗くないイメージ。(心当たりはあるんだけど...)」

 

 

「とりあえず...明日呼んでみる!考えるのはやめて今日はもうすぐいい時間だし解散にしよう!」

 

和也side

「みんなに好かれてる..,か。」

理亞ちゃんの発言で、俺はかなり迷ってしまっている。

 

「俺もみんなのことが好き...けど」

必ず1人にしなければいけない...。

 

そんなことも呟きながら部屋のあちこちを歩いている。

 

挙句はベッドの上に腰をかけた。

 

「はぁ...今日は疲れたな...みんなに迷惑かけちゃってるし...。

とりあえず風呂も入ったし寝よう。」

そう思いベッドの毛布に入り、眠ろうとした途端、

部屋のインターホンが鳴った。

 

「ん...誰か来たのか...?」

俺は立ち上がり、玄関まで行きドアを開けた。

 




悩みって以外と人に相談できないことありますよね。
それは置いといて、()
アンケートの結果次第で誰が来たか決まります。
よろしくお願いします。

次回もお楽しみに!


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決めたよ

お久しぶりです〜
最近忙しくてw

最新話!
誰が来たのでしょうか?
それではどうぞー!


「こんな時間に誰だ...?」

ホテルの一室のインターホンが鳴り渡り俺は起き上がり画面を確認するのであった。

 

「はーい...って、梨子。どうしたんだ?」

 

「ご、ごめんね!こんな遅い時間に来て。ちょっと話をしたくて」

 

「話?とりあえず鍵開けるから入っていいよ」

 

「お邪魔します。」

 

 

「それで...話って?」

 

「うん。今日の和也くん、少し元気なかったじゃない?」

げっ...梨子にもお見通しかよ。

けど余計な心配はかけられないな...

 

「ううん、全然大丈夫だけど」

 

「嘘ね。こういう時絶対「ううん」って最初に言うんだから。

昔と変わってないのね。」

 

「いやつい癖でな...確かにあの時は悩んでたよ、けど今はもう大丈夫」

 

「ほんとに?ちなみに、Aqours全員とSaint Snowの2人にも元気ないのバレバレだよ」

 

「うん。なんで全員わかってるんだ...?俺そんなにわかりやすいかな?」

 

「わかりやすすぎるよ!もう、本当に自覚がないんだから...」

 

「あはは。ごめんごめん。」

 

「ふふっ。

あ、そういえば。私たちラブライブの大会が来月からあるの。」

 

「そうだな。もちろん出るんでしょ?」

 

「うん。そうなんだけど、それと同時に、

予選の終わりまでに学校の入学希望者を100人集めないと浦の星は統廃合になるの。」

 

「嘘...だろ?今初めて聞いたよ...」

 

「残念だけど...本当。だから、今鞠莉ちゃんや千歌ちゃんが頑張って学校を無くさないようにしてるの。」

 

「そうなんだな...俺が見てない時に...言ってくれれば手伝うのに」

 

「無駄な心配をかけたくないからよ。だから、今日これを言うのもどうしようかって考えてた。」

 

「決めた!俺も阻止するために全力で手伝う。」

 

「無理はして欲しくないから私たちのサポートくらいでいいの。

お願いします。けど...」

 

「けど?」

 

「和也くんにはもっと重大な事があるの。

理亞ちゃんに聞いたけど、

理亞ちゃんが言ってたことについて私たちの気持ちは本当だよ。

私もあなたの事が好き、いいえ、大好き。多分他のみんなそう。だから、

ラブライブ決勝大会の後の卒業式までにみんなの気持ちを受け止めて欲しい。」

 

「俺のするべきこと...か。

梨子、ありがとう。何か気付けた気がするよ。」

 

「いいえ!また困ってたら許さないんだから!ふふっ。

って、頭撫でないで〜!嬉しいけど!」

 

「嬉しいならいいじゃん〜ほらほら〜」

 

「あぁっ//ん〜!」

 

こんな声が聞こえたので即手を離した。

「もう!和也くんの変態!//」

 

「ごめんなさい」

変態!って言われることってこんなにもキツいんだね...。




梨子ちゃんは正ヒロイン感ある。

あ、結末はわかりませんよ?w
次回もお楽しみに〜


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泣かない!

Aqours 4th 配信お疲れ様でした。
大泣きしてましたw特に2日目のWアンコールですね。
あそこは本当に泣き所。
そしてAqours6thテーマソング試聴動画が出ましたね!楽しみ〜!!
これからもAqoursは突き進んでいく!って感じがあって良かったです。

それではどうぞ〜


「ふぁ〜...よく寝れたな」

昨日の夜、梨子が帰った後にすぐに寝てしまってたみたいだ。

それほど疲れたんだろうな。

けど、梨子と話して寝たお陰で昨日みたいな迷いはもうな...あるけど!

今日こそ楽し....ブーッブー

ん?千歌から電話?

 

「おはよう!元気ー?」

 

「元気。」

 

「えー?元気ないでしょ!」

 

「元気だよ。千歌が元気すぎるだけ。」

この今話してる声はスピーカーにしなくても聞こえるくらいの声量。

これをスピーカーにすると思うと...

 

「なんか変な想像してるでしょ。」

 

「してないよ。」

してるけど。

 

「それならよし!じゃあ私の部屋、305号室に今すぐ来て!

善子ちゃんと曜ちゃんも来るよ!」

 

「今から?......わかった...」

 

「よーし!できるだけ早めに来てね!それじゃあ!」

ツーツーツー

 

・・・最初から最後まで騒がしい通話だった。

とにかく、準備して行くか...

 

「お邪魔します。」

 

「遅いわよ!」

「おはヨーソロー!」

 

よし、ここは1発ネタで返す!

 

「おはヨーシコー!」

俺は全力笑顔で敬礼をした。

 

「「ちょっと!?」」

「だ、大丈夫?和也くん。キャラ...違くない?」

千歌が心配するのは相当やばいな...

 

「で、どうしてこの3人+俺がいるんだ。」

 

「来月のラブライブについて話したくて。

もともとは善子ちゃんじゃなくて梨子ちゃんが来る予定だったんだけど」

 

「これなくなったからこのヨハネが召喚されたわけ。」

 

「だからこんなに珍しいメンツなんだな。」

 

「確かに、この3人が揃うことはあんまりないかも。」

 

 

「それで、来月のラブライブについて話したいって言ってたけど、何を話すのよ。」

 

「うん。3年生の最後のラブライブ、みんなはどうしたいのかって聞きたくて。」

「そっか...もう、3年生はあと少しで卒業だもんね」

「確かに、あんまり考えたことは無かったわね。」

 

3年生...このままスクールアイドルを続けることは出来なくなるのか。

 

「あと、学校の統廃合の件もあるでしょ?」

 

「お、おい千歌、それあんまり言っちゃ悪いんじゃ」

「え?大丈夫!言ってなかったの、和也くんだけだから!

梨子ちゃんから聞いた!」

 

「ならいいんだが。じゃあ改めて言うね。

俺は全力でサポートするよ。」

 

「うん!みんなで協力して、絶対学校を存続させたい!」

「ヨハネのリトルデーモンたちが協力するなら楽勝ね!」

 

「うん!曜ちゃん、善子ちゃん、和也くん、浦の星を絶対存続させよう!」

 

「「「もちろん!」」」

 

「それで話を戻すよ!3年生の最後のラブライブ、2人はどうしたい?」

 

 

「もちろん、優勝して、みんなで送り出してあげる!」

 

「あの3人のためにも、学校を残して優勝したいわね。」

 

やはり、みんなこの学校が大好きなんだな。

たくさんの思い出が詰まってる場所、そこは皆にとって宝物だよ。

もちろん俺の宝でもある。

 

「だよね...勝って!勝って!優勝して!

大好きな浦の星を残す!それがみんなの目標!」

 

「当たり前だよ。そんなの!

だから千歌。すぐ諦めて泣かないでほしい。

足掻いて足掻いて足掻きまくる。それでもダメだったら俺が受け止める!」

 

「うう...和也ぐうううん....千歌、泣かないよ...ぜったい!!」

 

「いきなり抱きついてくるとは、2人も見てるよ?」

 

「いいのー!!そんなこと言う和也くんが悪い!

うわぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

 

「もう泣いてるし。

よしよし、...あと俺の服に鼻水付けないでくれ。頼む。」

そんなこと言ってる内に着いてた。もうダメだこりゃ...




もうすぐ函館編終わりです。
後ほどにもまた行くことにはなると思います。
出来事はアニメに反っていきます!

次回もお楽しみ♪


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特別編
渡辺曜誕生日特別編


今日は曜の誕生日!!
おめでとう!!
それではどうぞー!


前に千歌ちゃんと梨子ちゃんと曜の3人で話していた時に、

 

「あ、そう言えば曜ちゃん誕生日もうすぐだね!」

「そうね。誕生日プレゼント、用意しとくね」

 

「そうなの?いつ?」

 

「4/17だよ?まさか知らなかったの〜?」

「いやもちろん覚えてたけど。」

もちろん知らないに決まっている。

 

「えへへ...みんな感謝であります!」

 

まあ、曜が幸せそうに照れていてすごくかわいかったのでいいとしよう。

 

てな感じで、明日は誕生日当日だが俺は曜のことを水族館に誘ってあげようと思いついた。

電話してみよう。

 

プルルルルル

「もしもし?曜?」

 

「もしもーし?どうしたの?いきなり」

 

「いきなりごめん、明日さ、一緒に水族館行かない?」

 

「え!?//....いいよ?//」

 

「OK!じゃあ明日昼ご飯食べてから13時くらいで。」

 

「了解!2人でデート...とっても嬉しい誕生日プレゼントだな...//」

 

「なんか言った?電話だと聞こえずらくて」

 

「ううん!//なんでもないの!それじゃあ!//」

 

切られてしまった...。

なにか焦っていた感じに聞こえたけど気の所為かな?

とりあえず明日が楽しみ!サプライズも考えてるし...

 

約束の4/17日の13時。

「おはヨーソロー!」

 

「いやおはよの時間ではな....

それより、その洋服を曜が着ると可愛すぎる

可愛すぎて見れない」

 

「へぇっ!?//そんなにかな...//

こっち、向いて欲しいな...?」

 

それは反則だ。その上目遣いは誰もが負けるに決まってる。

 

「早く行こう!うん!」

俺は気持ちを落ち着かせるために即座に曜を連れて水族館の方へと向かっていった。

 

「えへへ...今日のために頑張って選んだ甲斐ががあった...//」

 

ブツブツと後ろから独り言が聞こえるがスルーしておこう。

無闇に曜の方を見ることで自殺行為に繋がる。(可愛すぎて)

 

結局水族館に着くまではお互い一言も喋らなかった。

「さ、着いたよ!

さすがにこのままの状態だと来た意味が無くなっちゃうから楽しく行こう。」

 

「そ、そうだね。

元はと言えば和也が悪いけど...。」

 

俺の方が悪いと聞こえたような気がするが勘違いなはずだ。

 

「とりあえず見て回ろっか」

「ヨーソロー!」

 

水族館なんていつぶりだろうか。

ずっと来ていなかったけど...

「あ!見て和也、ペンギンだよ!かわいい〜!」

 

「曜って動物好きなの?」

 

「うん!好き!」

あんまり生物とは関わりがないとずっと思っていたけど結構あるんだな。

ペンギン達も曜の方へ近付いてってるし。

 

「わわわっ!すごく人懐っこいな〜

和也も来てみてよ!」

 

「俺が寄ったら離れるぞ。曜が動物に好かれてるんだろ」

そう言って近付くとペンギン達は遠くへ行ってしまった。

 

「ほら...なんか自分で言うのも悲しいけど。」

 

「あはは!ホントだっ」

 

「じゃあそろそろ次行こっか」

「うん!...それとさ....

手、繋いでもいいかな...?」

 

「いいよ。ほら」

「ありがと!では喜んで〜」

 

こんな調子で今日1日水族館を回ることが出来た。

 

しかしまだメインイベントは終わってない。

誕生日プレゼントを渡すということがある。

 

帰りのバスの待ち時間

 

「今日は楽しかったー!誘ってくれて嬉しいよ!」

 

「俺も楽しかったよ。せっかく誕生日なんだし、1日楽しんで欲しかったからさ。」

 

「嬉しい...!」

 

「あ、あとこれだ。」

 

「何かあるの?」

曜は誕生日プレゼントが水族館に連れて行くという事と思っているはず...。

 

 

「はい、お誕生日おめでとう!」

俺は曜に袋に入った箱を渡した。

 

「誕生日プレゼント!?水族館に連れてってもらったのに...!いいの?」

 

「いいの。これが本命だから!開けてみて。」

 

「う、うん。

....わぁ!!すごく可愛い〜!」

 

俺がチョイスしたのはネックレス。

曜らしい船のネックレスを誕生日プレゼントとして渡した。

 

「ほんとにいいの...?貰って」

「いいの。誕生日プレゼントだよ」

 

そう言うと曜が抱きついてきた。

 

「ちょっ...人はいないけど恥ずかしいよ」

 

「いいの....グスッ...ありがとう...大好き。」

俺は抱きついてきた曜の頭を優しく撫でてあげた。

 

家に帰ったあとにメールが来ておりそこには

「人生で1番嬉しい誕生日だった」

と書いてあった。喜んでくれてよかった。




曜ちゃんんんんんんんん!!!
改めてお誕生日おめでとう!!

そして☆10評価くださった方本当にありがとうございます!
もう少しでメーターが...!


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善子の一日彼氏

こちらは特別編になります!!
ちょっとえっちです。

どうぞ!


Aqoursの全員は2日間泊まるつもりで来ていたみたいだが俺がすぐに戻ってしまったので今日帰るみたいだ。

いや、疲れたのでゆっくり寝たい。

 

なんて思っていると肩に触られる感覚があった。

「ちょっと、昨日の王様ゲームの指令、覚えてるでしょうね?」

振り返ると善子ちゃ...あ、行けない。昨日から呼び捨てだったんだ。

善子がいた。

 

「なんだっけ?覚えてないな。」

もちろん覚えている。

 

「はぁ!?私の一日彼氏になることよ...//言うの少し恥ずかしいんだから.../」

 

「そう言えばそうだったな。照れてる善子も俺は好きだぞ」

 

「にゃっ...?!//

この鈍感!朴念仁!鈍感リトルデーモン!(呼び捨てでそれはずるいわよ...//)」

 

「なんで?朴念仁は少し傷付くけど...」

 

「盛り上がってるところ悪いんだけど、和也くん?私のお願いも覚えてるよね?」

今度は梨子がやってきた。

いや、これは何とかして避けなければならない。

 

「いや、そんなのあったっけ?善子、じゃあ行こっか」

俺は善子の手を掴み行こうとする...が。

肩を強く掴まれてしまった。

 

「2人とも?王様ゲームの命令は絶対って言ってたよね?」

 

「はい....」

「じゃ、来て?」

梨子が受けの体勢を取っている...いやまさか

 

「え?俺がするの?」

「もちろんでしょ♪ほらっ♪」

 

やらなければ逃がしてくれないと諦め俺は梨子にキスをした。

 

「ふふふ、ありがと♪」

たまに怖い笑顔を見せる梨子だがこういう時の笑顔はすごくかわいらしいのだ...

 

「めめめめめ目の前でやられる気持ちになりなさいよね!!//

リトルデーモン達!///」

 

「ごめんなさいね?善子ちゃん、一日彼氏さんからのキス、奪っちゃった♪」

 

「う....羨ましいのよ...じゃなくて!ほら、早く行くわよ!和也」

俺は善子に引っ張られ連れ出された。

 

「はぁ...はぁ...リリーも私がいるって分かって狙ってやってるのね...」

 

「はぁ...はぁ...はぁ....善子、ごめんな。今日は一日彼氏なのに目の前でキスなんて...」

 

「いいのよ...どうせあんたは色んな人にされるんだし...。」

 

「ありがとう...それで、今日は具体的にしたい事とかあるの?」

 

「え?えーっと...か、カップルだと安くなるカフェに行きたいの...//」

 

「全然いいよ。それじゃあ行こう」

 

「え?」

俺がいきなり手を差し出したから

善子は困惑した表情を見せている。

 

「いや...その...彼氏なら当然...だろ?」

 

「う、うん...//」

 

俺たちは一日カップルなんだ。多分。

だから俺は善子に彼氏として色々なことをしてあげたい。

 

 

「着いたけど...すごく人気なんだな。

カップルが多いし...まあ当然か。」

 

「そうね...今日はいつもより混んでるみたい。

いつも見に来る時は結構空いてるのよ。」

 

「そうなのか。結構善子も来てるんだな」

「違うのよ!たまに通り掛かるから見てるだけで...

いや、和也と来たかったから見てたって言うのもあるけど...」

 

「それより、俺なんかでよかったのか?

善子にはもっと似合う人がいるはずだよ」

 

「そんな人あんたしかいないわよ...」

 

善子の声が小さく聞き取れなかった。

「聞こえなかった、もう一度お願い」

 

「言わない!ほら、早く並ぶわよ!」

そうして俺たちは長い列の後ろに着くことになった。

これはかなり時間がかかりそうだ。

 

「この行列だとで進み具合を見ると...16時くらいに入れるかな...。

今は15:30か。30分くらいかかるな。」

 

「よく考えられるわね...。」

 

「まあ簡単だよ、そんなに難しい事じゃない」

 

「あーそうね。こんな事出来るわけは成績がいいからみたいだし。」

 

 

 

なーんて他愛もない会話を続けながら時間が経ち遂に次が俺たちになった。

 

「それで...カップルだと安くなるって言ってたけど具体的にどれくらいなんだ?」

 

「そうね...いつものパンケーキとコーヒーのセットが1000円なんだけれど、カップルだと300円にもなるの。」

 

「それ普通に買うと明らかにぼったくりだよな。カップルしか来ないんじゃない?」

 

「見ればわかるでしょ。カップル以外なんて全くいないのよ」

 

後ろに並んでいる人も店の中にいる人もカップル以外は見当たらなかった。

それにしてもコーヒーとセットで1000円なんてぼったくりだ...

 

「次の方、どうぞ〜」

お、やっと俺らの番が来たみたいだな。

 

店のパンケーキはとても美味しかった。

善子と食べさせ合いなんかもしたがやっぱり俺には似合わない。

それよりそろそろ別れの時間だな...

 

「善子、そろそろ帰r「私の家、来て」いいの?迷惑じゃないの?」

 

「いいの。もうすぐそこだし」

 

「それじゃあ甘えさせてもらうよ。」

急遽善子の家に行くことになった。

小さくなったぶりだから...3日ぐらい前か?

 

 

「入って、ヨハネの神聖なる場所へ!」

家に着いた途端いきなりヨハネが出てきたー。

 

「お邪魔します。よ、し、こ。」

 

「ヨハネよ!それより手洗ったら私の部屋に行っててちょうだい。」

 

「いきなりいつもの調子に戻ったな。了解」

手を洗って善子のお母さんに挨拶をし彼女の部屋で待機している。

 

「相変わらず堕天使グッズがいっぱい...でもないな。少し片付けたのか?」

 

ガチャ

あ、善子が入ってきた。

 

「何また見てんのよ!って...もう知られてるけどね。少しずつ整理してるのよ。」

 

「善子にしては珍しいな。」

 

「珍しいって失礼ね!

それよりも...ちょっとお願いがあるんだけどいいかしら?」

 

「なんだ?」

「ちょっとこっち来て?」

 

こっち来てと言われ善子の方へ歩いていく、そして彼女のところに着くと横にあったベッドに押し倒されてしまった。

 

「へ?え?どうしたの?」

 

「あなたを堕天させてあげる。私と一緒にね?」

そう言うと唇を塞がれ、キスをされた。

 

「ん...んん、ぷはぁ。じゃ、次、舌もね?」

 

「え...んんん!!」

舌を絡められ連続でしているので息が苦しい。

そう思っているとやめてくれた。

 

「はぁっ...!それじゃ、儀式にしましょ?」

彼女はそう言うと服を脱ぎ出そうとした。

しかしドアがガチャリ、と開いた音がした。

 

「善子〜?和也くん?って...2人とも何やってるの!?」

 

善子のお母さんがお菓子を持ってきてくれたようだ。

助かった。もう少しで卒業してしまうところだった。

「もう!ヨハネだってば!

...って、私こんなことしようとしてたの!!////

ごめんなさい!!」

 

「まさか無意識...?まあキスだけで終わったから大丈夫だよ。」

 

「あ...舌も入れてキスしたのよね...//

リリーに言ってやるわよ!」

 

この日は善子に襲われそうになったけど善子のお母さんのおかげで...

危なかった。

 

後日、善子が梨子にこのことを伝えた結果、

梨子がまたキスを迫ってきたのは別の話。




善子って攻めっぽい気がするんですよね。
なんとなく。

次回もお楽しみに!


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マリーのバースデー!

少しヤンデレ入ります。
鞠莉ちゃんお誕生日おめでとう!

それではどうぞ!


「ハーイ!和也!今日は6/13!何の日かわかるかしら?」

 

日付が変わってピッタリにマリーから電話がかかってきてこうである。

 

「何の日って...いいみょうがの日?」

少し黙って調べて出てきたので答えてみた。

 

「ノンノン!今日はマリーの誕生日なの!

もう!覚えてないなんて許さないんだから!」

 

「俺、聞いた覚えがないんだけど....。」

 

「え?言わなくても伝わるのが恋人ってものでしょ?」

 

「いつから俺たちは恋人になったんだ。しかも言わなくても伝わることはほぼないと思うんだけど...」

 

「そうなの?まあそれは私たちが特別ってことにしておいて!

家の鍵、開けてくれる?今、家の前にいるから!」

 

「だから恋人でもないって...

って!外にいるのか!?」

俺はベランダの窓を開け確認をする。

そこには、本当にマリーがいたのであった...

 

「チャオ〜!やっぱり声もいいけど、実際に顔を見れると幸せね〜!」

 

「なんでいるんだ。」

 

「なんでって...誕生日だから?

とにかく家開けて欲しいの!今日は寒くて!」

「わかった、開けるよ」

家のドアの鍵を開け、マリーが入ってくる。

 

「たっだいま〜」

 

「ただいまってなんだ。ここマリーの家じゃないんですけど」

 

「こ・れ・か・らそうなるのよっ♡」

言ってることがよく分からないけどまたいつもの冗談だろう...

 

 

「で、何を目的に来たの?」

 

「えーっとね、私、誕生日にあなたが欲しいの。」

 

「冗談はやめましょう。」

 

「私は本気よ?あなたの周りにいる沢山の女たちから奪いに来たの。

千歌や梨子、ダイヤや果南も他のみんなもそう。

みんな和也の周りに纒わり付く。だから、そのこと全部忘れさせて、私のことしか見えないようにするの!」

 

「ほ、ほんとに言ってるの?」

どんどん自分に彼女が近付いてくる。

そして後ろに下がり続けていると、壁についてしまった。

 

「もう逃げられないわね♪

ほんと、マリーもGuiltyだけど、あなたが1番Guiltyなんだから....♡」

 

 

 

 

その後は何が起こったかは覚えていない。

ただ、その後はずっと鞠莉に依存するように一緒にいる。

 

「一生、マリーのモノ。ふふふ♡」

 

 

「っていうシチュエーションを考えてみたんだけど、どうかしら?」

 

「最悪だよ。」

 

「えー!!!」

 

「それはさすがに無いよ、鞠莉...」

「ヤンデレ、と言うやつですね。少し怖いですわ」

 

「どう?梨子ちゃん。千歌はなりたくなかったかな」

「私もなりたくはないわね...。」

 

「みんな独り占めしたいでしょー?!」

 

結局、誕生日プレゼントには一日ハグ出来るという謎なシステムをあげました。

多分、人生で1番ハグした日になってしまいました。




ヤンデレ、鞠莉は怖そう。
なんてイメージを持ってます。
なんか、ダイヤさんと梨子と鞠莉はヤンデレになると怖いイメージ。


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津島善子、誕生(堕天)祭。

久々です。
メインの方はもう少しお待ちを...!!!
それではどうぞ!


普段通りの日、日付が変わり7/13、今日は善子の誕生日だ。

しかし、善子は今日用事があるらしく誰とも会えないそうだ。

こりゃ外も雨だし...プラスで今日は学校休みになったから一日家でゲームしよっかな...

.....つくづく、善子は運が悪いんだなって思う...。

 

あ、確か家にケーキがあったよな...夜に食べるか。

ついでにロウソクも立てて動画送ってあげよう。

 

 

そう思っていた。

けど、13日が終わりかける頃、善子から電話があったのだ。

 

「もしもし?リトルデーモン?」

 

「善子?どうしたのいきなり」

「ヨハネよ!

えっと....その...。今日、誕生日で1日誰とも会えなかったでしょ?だから、和也の声だけでも聞きたくて...///」

 

「明日でも良かったのに...」

「今日がいいのよ!!」

 

「わかった、じゃあ今から逢いに行く」

 

「えっ?は?どういうこと?」

 

「まだ日付は変わってないだろ?今から家に行ってお祝いするよ」

 

「そ、そんな。嬉しいけど今日は...「よし!待ってて!」あっ!」

 

何かを言おうとしていたが切ってしまったので後で聞こう。

時間が無い、早く行こう!

 

...!!おっとまだケーキを食べてなかったか。

持っていこう。

 

夜23:00から善子の家に迎ったのであった。

 

「はぁ...着いた着いた...疲れた...はぁ...」

 

「ほ、ほんとに来たのねリトルデーモン...」

 

善子はアパートの下まで来てくれていた。

「言ったじゃん。来るって」

 

「ほんと...あなたも変な人ね。

...ありがと...。」

 

「善子?なんで泣いてるんだ?」

「泣いてなんか...無いんだからっ...グスッ」

 

「ほらほら、ケーキ持ってきたから一緒に誕生日の終わりまで食べようよ。

ロウソクも立ててあげるから」

 

「あんたのバカバカバカぁ....!」

 

「痛い痛い。ちゃんと優しくやってるけど。」

背中を叩かれているのはいいのだがすごく優しくされている。

これは怒っているのか....?

 

「こんな状況で言うのも変だけど、

善子、お誕生日おめでとう。これからも宜しく!」

 

「なんで今なのよ!!!

ありがとね...。ほんとに。」

 

背中のポコポコが止まり、また涙目になっている。

少しからかってやろう。

「あ!また泣いてる!」

 

「うるさいわね!!もう知らないんだから!!」

 

 

...結局この後お許しを頂きケーキを二人で食べました。

善子は

「最高の誕生日」って記録を残したみたい。

 

俺が誕生日を祝ったことが善子にとって最高になるのが嬉しいよ。

いつもありがとう。




久しぶりすぎて。
更新遅くて申し訳ございません。

善子ちゃんかわゆす。


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