魔法少女リリカルなのはViVid初期ステータス最弱RTA (胡椒こしょこしょ)
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キャラクリエイト

寝ながら書いたので初投稿です。


初期ステータスが最弱でも世界一強くなりたい(なるとは言っていない)RTAはっじまぁるよー。

 

 このRTAを始めるにあたってニコニコやつべやハーメルンを検索してみてもなぜか先駆者がいなかったので私がレギュレーションを作成しました。

それに伴い世界一位です。流行らせコラ!

 

 計測開始は「はじめから」を選択してから、DSAAを優勝してエンディングが流れたところでタイマーストップとします。

ViVidエンディングが流れた後にStrike!編が始まるので時間があれば、改めてRTAしようと思います。

ま、今のところ捕らぬ狸の皮算用に過ぎないんですけどね。初見さん。

 

 ではキャラクリエイトです。

名前は入力速度を考慮して堀田元也。

略してホモ君です。

ファッ!?男はDSAA出れなくないっすかぁ!?と思う視聴者もいるでしょうが主人公が男の場合は男女混合の大会と言うことになるので心配ないです。

 

 そして生まれ持った特徴「フィート」を3つ選びます。

ここで筋力を上げたり、生まれから金持ちやベルカ騎士の家系にしたりと色々しますが、一番最後の頁に行くとマイナスフィートの頁があります。

 

 そこで

『貧弱:あなたの腕は女性のように細い』

『病弱:長期間入院した経験があなたの体力のなさの所以だ。』

『微弱:あなたの魔力は少ない。』

 

この3つを取ります。

 

 これで初期ステータスは最弱になります。

 

名前:堀田 元也 

筋力:くそざこなめくじ

耐久:くそざこなめくじ

敏捷:人並

魔力:うんち

知力:かしこい

幸運:高い

メンタル:カッチカッチ

 

 次は初期戦闘スタイルを選びます。

ここで選んでスタイルに応じて初期に持っている技が変わります。

このステータスで自分から殴りに行ったり、魔法全振りにしても優勝は夢のまた夢です。

なのでカウンター主体を選びます。

これなら相手の攻撃に対してダメージを自分は受けずに、相手にダメージを与えることが可能になるからです。

 カウンター主体の場合、手に入る技は「受け流し」「唾を吐く」「足かけ」です。

序盤は唾を吐くで挑発して相手の攻撃を引き出す感じになります。

最初はカッコ悪いですが、育成を続ければ天道顔負けの戦いができるので見とけ見とけよ~

 

 オープニングが始まりましたね。

ホモ君はバンテージなどを鞄に詰めてます。

どうやらすでにジムに所属しているようです。

こんなステで所属してるなんてウッソだろお前www

しかしいいスタートです。

所属していない場合、街を掛けずり回って道場やジムを自分で探さないといけないからです。

家の様子から見ても中流家庭くらいでしょう。

この後、家を出るんですが幼馴染がいる場合は家の外に待っています。

幼馴染はホモ君のステに補正を与えてくれるんですが、それぞれ与えてくれる補正が違うので当たりはずれがあります。

一番の当たりはミウラちゃんです。

筋力に若干補正がかかり、収束魔法を覚えている場合があります。

そしてなによりもザフィーラニキの道場にホモ君が所属している確率が高くなります。

ベルカ式の魔法は近接における個人戦闘の為の魔法が多いのでうま味です。

ミカヤも悪くないですね。

 

>あなたはドアを開けると家の前に少女が待っていた。

>目を奪われるような金髪と人目につくであろうオッドアイの瞳。

>そして少女はあなたを見つめると微笑みを見せる。

 

「遅いよ~、早く行こ!」

>あなたの幼馴染であるヴィヴィオだ。

 

 ヴィヴィオですか・・・・微妙ですね。

ヴィヴィオはそもそも敏捷に補正が掛かるのですが、敏捷は割と育成が簡単であり、またヴィヴィオが幼馴染の場合は支援魔法をホモ君が覚える可能性がたかいです。

なのはさんと知り合いなどのメリットがあるのですが、なんというか彼女の前世関連イベントに巻き込まれてタイムをロスしがちになります。

そしてヴィヴィオと幼馴染だとまず間違いなくナカジマジム所属です。

するとアインハルトに出くわします。

アインハルトは初期状態の筋力でも一撃でホモ君を病院に送ることができます。

あたおかです。

そしてジムに所属するのでトレーニングで戦うことになるかもしれません。

この時点でうまみはなくなります。

トレーニング中にアインハルトの拳で頭が割れて血が笑えるくらい流れ出すホモ君なんか見たくないです。

 

 これは困りましたねぇ~。

ま、まぁでもナカジマジムじゃない可能性もあるから・・・・(震え声)

 

>ヴィヴィオはあなたと腕を組むと、表情を緩ませて歩く。

「ふにゃ~~~~」

 

 なんか距離近くないですか?

初期好感度が高そうです。

好感度は高いにこしたことはありません。

FGORTAとは違っていくら上がろうがガメオベラにはなりませんから。

 

>ナカジマジムに到着した。

 

 あっ・・・・・(察し)

これはまずいですね。

ま、アインハルトと話さなければいいからへーきへーき!

 

>中に入ると赤い髪の女性が話しかけてくる。

 

「お、元也。今日もトレーニングか?お前は頑張り屋さんだなぁ。」

 

 このジムのコーチ、ノーヴェ・ナカジマです。

彼女は戦闘機人だけあってまんべんなくステータスを鍛えることが可能です。

しかし満遍なくということは特化した他のコーチに比べると成長率はやはり劣ってしまいます。

このゲームにおける育成で重要な要素は教えを請う相手です。

教えを請う相手によってステータスの成長率が違います。

ちなみに一番成長率が高いコーチはなのはさんとフェイトさんです。

さすが前作主人公とその嫁。

格が違います。

 

 とりあえずリナやコロナは来ていないみたいなんで普通にトレーニングしましょう。

 

「元也、スパーリングしよう!」

 

 ヴィヴィオにトレーニング誘われます。

コーチ以外のキャラをトレーニングした場合、そのキャラの技を一つ覚えることがあります。

しかしこのステータスではスパーリングしても高が知れるんで、断ってノーヴェとトレーニングしましょう。

 

「えっ、私?・・・お前が良いなら構わないけど・・・・。」

 

「・・・・・・私じゃなくてノーヴェを選ぶんだ。へぇ~。」

>ヴィヴィオのテンションが下がった。

 

 なんでヴィヴィオのテンションが下がってるんですかね・・・・・

とりあえずノーヴェ先生おなしゃす!

 

 ノーヴェの練習メニューを行います。

筋力も耐久もなにもかもがくそざこなめくじなのでトレーニングのノルマには当然達しません。

しかしやることに意義があります。

 

「よし、練習終わりだ。相変わらずノルマには達してないが段々とノルマには近づいてきてるぞ。」

 

>筋力が上昇した。

>耐久が上昇した。

>スタミナが20下がった。

ノルマに達さなくてもステータスが成長するんですね。

なので失敗を恐れずがんがんトレーニングしましょう。

 

「おつかれ、元也。ノーヴェと一緒にやったトレーニングは楽しかった?」

なんか頬を膨らませた状態でこっちに来ますね。

とりあえず機嫌を取ります。

こんど付き合うから許してくれよな~。たのむよ~。

 

「・・・いいよっ!許してあげる。はい、喉かわいたでしょ?」

 

水を渡してくれます。

やっぱヴィヴィオは・・・・最高やな!

取り敢えず今日はこのままリオもコロナも来なかったので家に帰って寝ます。

明日は多分リオかコロナが来るでしょうから、今回はここまでにします。

もともとFGORTAの編集の合間の息抜きのつもりだし、あまり気負わずにやっていきます。

ご視聴ありがとうございました。

 

~~~~~~~~~~~

 

「これが元也の飲んだ・・・・・」

 

少女は水筒の口に口を近づける。

「・・・はぁはぁ。これって間接キス。間接でこんなに気持ちいいんなら直接したら・・・・ふにゃあああああ!!!!」

 

少女は部屋のベッドで転げまわっていた。

 

 

 




書くかは明言しないと言いながら書きました。
最近リリカルライブとかあってリリカルが熱いからね。
しょうがないね。
ちなみに私用で行けませんでした。
狂いそう・・・・・・

本当にFGORTAの息抜きで書くつもりなんで不定期更新になりますし、FGORTAを最優先に書くつもりです。
それにFGORTAとは違い伏線も糞もないので面白みに欠けるかもしれません。
それでも、かまわん。行け(DIO)な人はお楽しみ頂ければ幸いです。


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ガチャ要素と経歴

喋る黄色いフェレットを見つけたので初投稿です。


初っ端からヴィヴィオの好感度が高いRTAはっじまぁるよー!

 

 前回はOPとしてジムに行って一日終わりましたね。

 

 現在はホモ君は夢の中ですが、この時からメニューが開ける様になります。

そこで第2のガチャ要素、ステータス確認に入ります。

最初のキャラ作成の時点で初期ステータスは決まっていますが、このゲームはOPと並列してこのキャラクターの経歴を読み込むので、OPが終わって初めて変換資質やレアスキルの有無、魔力制御のステやスキルなどが決定されます。

 

 魔力ステはそのキャラクターがどれくらいの魔力を保有してるかといった先天的な才能を表し、このゲームで上げることが一番難しいステータスであるとするのならば、反対に魔力制御とはどのくらい魔力を自由に扱えるか示す数値です。

努力すれば上げることは出来ます。

また魔力が高くても制御が低ければ自由に魔法を使うことが出来ないので宝の持ち腐れになります。

逆に言えば魔力が弱くても制御さえ高ければ格上相手でもワンチャンあります。

 

 そして変換資質は常時自分の魔法攻撃に属性が付いていると考えてもらえばいいです。

持ってるとその属性の魔法を容易に扱うことができるなどメリットしかなくていいぞ~コレ。(MUR)

ちなみに無属性の魔法は使いにくくなりますが、そこまで強力な魔法が無属性であるわけでもないのでまぁ多少はね?

変換資質の種類としては3種類あって、『電気変換資質』『炎熱変換資質』『氷結変換資質』で氷結変換資質だけ極端に習得する確率が低いです。

ちなみに後天的に覚えることも可能ですが、タイムが死ぬので今回は持っていない場合はすっぱり諦めます。

ちなみにリオは電気と炎熱の二つ持ってるんですよね。

チートや、チーターやっ!!(KBOU)

ま、ベルカ前世組は存在がチートなんでええわ。許したる。(カーリー)

 

 そしてレアスキルはユニークスキルのようなものです。

SAOでいうところの二刀流ですね。

持っているだけで下手なモブ相手なら無双できたりしますし、持っているだけで周りの扱いが良かったりします。

しかし反対に廃棄区画に行ったらレアスキル狩りの怖い兄ちゃんにぶっ殺されます。

ゴブスレ並みに容赦はないです。

 

 スキルは料理や暗記とかの戦闘には関係ない物です。

そこまで気にする必要はないですね。

 

 メニューを開きます。

そしてステータスの画面を開きます。

魔力制御は・・・・・B。

割と高い方ですね。

魔力がうんち!(しまじろう)なんでこれで安心です。

これで平均のCより低いD~Eらへんなんか出たら笑えません。

まじでリセット案件です。

ちなみにBは周りの人より上手く扱えるくらいです。

ヴィヴィオは確かAA以上だったと思うんでそれと比べれば月とスッポンです。

(ヴィヴィオの壊れ具合に)震えるぅ^~。

 

 魔力変換資質はありません。

まぁ多少はね?

ある方が稀なんで。

ちなみにフィートで確定で付けることが可能です。

マイナスフィートを取らなくていいなら私もそれを取りたかったですよ。

 

 そしてレアスキルは・・・・・ん?・・・・・・ありますねぇ!(歓喜)

ここでレアスキルを引き当てていく走者の豪運。

これは神様仏様アリシア様のご加護ですかね?

なんにせよこれでこのRTAの鬼畜難易度が少しはマシになるでしょう。

丸腰でスペランカーしなくてもええんやなって・・・・・・・

さぁてスキルはなんでしょうか・・・・・・

覇王流や召喚行使、戦闘機人の持つインヒューレントスキルとかあったらいいですよね。

 

『深層頭脳:あなたは戦闘中に無意識に機械のように行動を最適化する。

     技系統に『論理的戦闘術』ーロジカルアーツーを追加する。』

 

 ロジカルアーツ?聞いたことない技系統ですね。

このゲームにおける技習得はトレーニングで覚える他に、覚えている武術などや行動の『技系統』、所謂スキルツリーをスキルレベルを上げていくことで習得していきます。

最初のスタイル選択で『受け流し』『カウンター』『挑発』の系統樹を持っていますが、レアスキルによってもう一個増えたということですか。

技を見てみます。

唾吐きなどの既に紹介したものに加えて「ディープラーニング」と「分析」を持ってますね。

ディープラーニングは戦闘終わりの経験値を増加させる技のようです。

中々いいものですね。

運が向いてきたんじゃなかろうか?

分析は所謂FFのライブラなんで解説は省きます。

 

 技自体はホモ君自体がレベルアップするかある程度特定のスキルを使っていけば新しく覚えるのでそこまで心配してません。

別にお前(技)のことは心配してないよ。(ガシャットエムギツネ)

心配してるのはどこまで安全にレベル上げをするかです。

ノーヴェの練習メニューは安全ですが如何せん人が増えると段々模擬戦を断れなくなります。

そうなると鍛錬中に命の綱渡りをしないといけなくなります。

今のステータスでは夜に出没する敵性モブの野犬相手にも下手こけば負けます。

そして所属ジムは魔境のナカジマジム、みんな特殊な技能を持っている格上ばかりで案の定覇王様も入会します。

やめたくなりますよーRTA。

 

 とにかく今のステでは逆立ちしてもリオにすら勝てないです。

まぁでも起きた後、第3のガチャ要素があるんでそこで凄い奇跡さえ起こせばリオにはワンチャン勝てるかも・・・・・いやそれでも勝てねぇな。

クゥ~ン(野犬先輩)

 

 あ、スキルは普通に読書、暗記、隠密をもってました。

割と可もなく不可もなくって感じです。

ホモ君の魔力ステで読書や暗記を覚えても魔法をたくさん撃てるわけじゃないのであまり意味はないですけど、隠密はいいですね。

狙っていたのは料理スキルによる好感度上げなんですがそれは・・・・・・・

 

>朝が来た。

>あなたは起きると学校に行く用意をするために1階に降りる。

 

 前のパートが日曜日なのでこの日から小学校に行くようになります。

ヴィヴィオの幼馴染であればほぼ確定でSt.ヒルデ魔法学院に所属してます。

小学校では主に知力や筋力を上げることが出来ます。

また敷地内の鍛錬場で教会騎士関連技や魔法を覚えることが可能です。

あの学園は教会騎士を輩出することも目的の一つとしてるからね。仕方ないね。

 

>一階では老夫婦が食事の支度をしている。

>あなたの家族である堀田夫妻だ。

 

 ・・・・・なんで老夫婦なんでしょう?

ま、まぁ別にそこは重要じゃないし、多少はね?

とりあえず挨拶をします。

オッハー!オッハー!!(クソデカ爆音)

 

>挨拶を交わすと食卓について食事を始めた。

>食事が終わると、あなたに父がネックレスのようなものを渡してきます。

 

「昨日ジムに行くのにデバイスを忘れただろ、ちゃんと今のうちにバックに詰めないとまた忘れるぞ。」

 

>あなたはデバイスを受け取った。

 

 はい、第3のガチャ要素であるデバイスです。

デバイスは手に入れる過程はその時々によって変わってきますが、必ず2日目に手に入るものです。

ストライクアーツをやる上では、というかリリカルなのはの世界では魔導師は必ず持っている必需品です。

ストレージやアームド、ユニゾンやインテリジェンスなど種類が色々ありますが、強いもの程引き当てる可能性が低いです。

今回は既にデバイスを所持していたみたいです。

ではメニューを開いてデバイスの性能を確認しましょう。

 

<エンジェルハイロウ(形見)>・・・・・インテリジェンスデバイス。ヘインリッヒ家で代々改良され受け継がれてきた。

 

 インテリジェンスですね。

インテリジェンスは当たりの部類です。

インテリジェンスは回避しきれなかった時などにデバイス自体が主を守るために防壁張ったり、魔法発動のサポートしてくれたりします。

しかしメンタルや制御のステがそれぞれのデバイスの所定の数値に達していなければ振り回されて、デバイスがポケモンでいう交換したポケモンが言うことを聞かないみたいな状態になります。

見ると制御もメンタルも所定の数値を満たしてます。

メンタルと制御が高くて良かったです。

ま、最も重要な耐久や筋力、魔力の3要素がミソッカスだからね。多少はね?

それにしても使えるインテリジェンスを引き当てられて本当に運が良いです。

私今日ここで死ぬかもしれないですね。

 

 しかし気になることとしては堀田さんところのせがれであるはずのホモ君がヘインリッヒ家というところのデバイスを受け継いでいるといった点です。

デバイスの名前の横の()は品質を表すのですが、形見というのは文字通り誰かの形見ということです。

どういう・・・ことだ・・・・(カイト並感)

なんか嫌な予感がしてきたので家の様子から普通だろうと嵩を括って見ようとしなかった経歴表をとりあえず見てみましょう。  

 

 oh・・・・・経歴に『生き残り』『養子』がありますね。

生き残りはいうならなにか複数の人が死んだ事件や事故で生き残ったキャラクターにつく経歴で養子は見ての通りです。

ははぁ、読めてきました。

多分ホモ君はヘインリッヒ家の生き残りで養子で堀田家に来たのでしょうね。

なにがホモ君に起きたのかは別にRTAには関係ないんでスルーします。

ン僕ぅ・・・・関係ないんでぇ。

 

>あなたはデバイスを鞄に詰めると制服を着て家を出る。

>家の前にはヴィヴィオが待っていた。

 

「おはよう!元也!」 

 

 オッハー!(クソデカ爆音)

ヴィヴィオは幼馴染なんでなにか予定がないかぎり一緒に登校するでしょう。

それにしても相変わらずくっつくのはなんとかならないですかねぇ・・・・・・

 

「え、なんで?」

 

>ヴィヴィオはあなたの言葉を聞いて目を丸くする。

 え、逆になんで?

普通小学生ぐらいの男女はひっついて登校なんかしないんだよな~。

分かってくれよな~たのむよ~。

 

「・・・・でも私達が従う必要ないじゃん。もしかして誰かに何か言われた?誰に言われたか教えて?」

 

 なんかすげぇ詰め寄ってきますね・・・・。

そこまで言うなら多分おかしくないんですよね。

断じてヴィヴィオの目が怖かったわけではないよ。本当ダヨ?

だから見るなぁ・・・・そんな目で俺を見るなぁ!!(ATM)

 

「なに慌ててるの?変な元也。」

 

 すっげぇ怖かったゾ。

あの目は人一人殺した目ですよ、クォレハ・・・・・

ヴィヴィオには、気を付けよう!(ゆうさく)

 

>教室内部は同年代の少年少女達が思い思いに友人と過ごしていた。

>すると紫がかかった少女と灰がかった髪の少女が近寄ってくる。

 

「おはよーヴィヴィオ、元也。」

「おはようヴィヴィオ、元也。」

「おはようリオ、コロナ。」

 

 リオとコロナが話しかけてきましたね。

こちらも挨拶を返しておきましょう。

オッハー!(クソデカ爆音)

 

「なんだー、今日も夫婦で登校ー?うりうりー」

「ちょ、リオ。揶揄っちゃダメだよ。」

 

 なんか夫婦って揶揄われてますね。

それを止めるコロナちゃん。

コロナちゃんは礼儀正しくってお嬢様っぽいので私は好きですよ。

でも戦闘の仕方は大っ嫌いですけどね。

アイツ、ゴーレムを呼び出して強化するんでうざいんですよね。

ゴーレムを糞雑魚ステータスのホモ君が砕けるわけないし、戦法がリオと比べて小賢しいです。

このチャートでやっていると悪意に満ちているように感じます。

悪意に満ちた人間は滅亡させなきゃ・・・・(滅亡迅雷.netに接続)

 

 「ふ、夫婦・・・・えへへ・・・・・・・」

 

 何わろとんねん。

とりあえず弁解しておきましょう。

か、勘違いしないでよね!夫婦なんかじゃないんだからね!

・・・・これツンデレじゃないですよね。

 

>始業のベルが鳴って、あなたは席に着く。

 

 ここで授業タイムが始まります。

 

>あなたの知力は上昇した。

>あなたの耐久は上昇した。

>あなたはテストで高得点を取れた。

>テンションが上昇した。

 

 テンションはパワポケとかであるモチベーションみたいなものでこれが低いとパラメーターが成長しにくくなります。

テンションは出来るだけ高くしておきましょう。

たまに今回のようにランダムイベントが起きてテンションが上昇する場合があります。

ま、その逆も然りなんですけどね。

 

>学校が終わり、あなたは帰路に着く。

>するとリオが話しかけてくる。

「コロナとヴィヴィオはまだ先生から呼び出されて時間がかかるみたいだし、あたし達で先に行こう!」

 

 あっ、いいっすよ(快諾)

別に断る理由はないですしね。

それじゃナカジマジムにイクゾー、イクイク!!

 

>ナカジマジムに着いた。

 

 中を見るとノーヴェがいませんね。

ノーヴェどこ・・・・ここ?

 

「そんじゃさ、せっかく二人きりみたいだしスパーリングしよっ!」

 

 お前とスパーリングしたら死んじゃうだろ!いい加減にしろ!

なんとか断って・・・・・、ノーヴェおらんから断る言い訳ないやん。

まずいですよ!

なんで負けると分かってて戦う必要があるんですか?(KMR)

ま、まぁアインハルトと違って死にはしないでしょうし、マシではあるかな?

・・・・なんでスパーリングで死ぬか死なないかの基準で語ってんの?

・・・大丈夫、気を強くもてば大丈夫!

オラオラ来いよオラァ!!(やけくそ)

 

>あなたは快諾した。

 

「そっか!元也とやるのは久しぶりだし楽しみだな!!」

 

(俺は楽しみじゃ)ないです。

 

 動画の時間も迫ってきてるし、今回はここまで。

次回はリオとスパーリングする所さんからです。

ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 




今回はヴィヴィオの出番が少ないですね。
そして主人公の経歴からどことなく漂う闇。
この小説はヴィヴィオ、コロナ、リオと3つに分かれ、混迷を極めていた・・・・・




金髪美少女が拾った宝石をクレクレしてきたんで失踪します。


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初戦闘

金髪美少女に砲撃魔法をぶちかましてやったんで初投稿です。


リオとスパーリングすることになったRTAはっじまぁるよー!

 

  前回はホモくんの性能を確認した後、ヴィヴィオとタドコロナを置いてジムに行き、リオとスパーリングをすることになった所ですね。

 

 まず確認することとしましては戦闘では回避をきっちり行うことです。

このホモ君のステではデバイスの形によりますが殴っても大したダメージを与えられません。

なので回避、もしくは受け流しで守りに徹します。

ちなみに受け流しは成功するとカウンターで一撃入れられます。

それでちまちまダメージを稼いでいきましょう。

 

>貴方たちはリングの上に上がる。

 

「よーし!ソル、セットアップ!!」

 

>リオがそう言ってバリアジャケットを纏うと同時に、少し自分よりも年齢が上の見た目になる。

 

「ん?これ?ヴィヴィオのおとなモードを真似したんだー!」

 

 ヴィヴィオや覇王先輩が使う変身制御ですね。

この魔法を用いるとステータスが一時的に上昇して、リーチが長くなります。

ただし図体が大きくなる分、攻撃に当たりやすくなります。

糞雑魚ステのホモ君はわざわざ覚える必要のない魔法です。

それに相手が使ってくる場合は結構ありがたかったりします。

身長差から懐に入りやすくなります。

ちなみに覇王様とヴィヴィオ様はステがぶっ壊れなんでそんなのハンデにすらなりません。

逆にリーチが伸びるので懐入る前に顎砕かれてたりします。

やめたくなりますよ・・・・・

それにしても独学だからかリオの大人モードはなんか覇王や聖王と比べて控え目ですね。

私は一向に構わんッ!!

 

 「それじゃ始めようよ!」

>リオは拳を構えてあなたに対峙する。

>あなたは頷く。

>そしてデバイスをセットアップした。

 

 ホモ君もセットアップしましたね。

どうやらヴィヴィオと一緒で一体化するタイプみたいですね。

なんか髪の一部が銀色になってて中二臭いですね。

ねぇ(黒歴史が刺激されて)痛い!!(ひで)

 

>そしてバリアジャケットをリオと同じく纏うと、あなたは拳を構えた。

>>Battle Start !!

 

 始まりましたね。

まずは分析を使います。

戦いはまずは敵を知ることから始まるから多少はね?

 

>あなたは相手を分析した。

 

<リオ・ウェズリー>

電気と炎両方の属性を持つ変換資質である「炎雷」という希少な才能を持つ。

その資質と実家がある次元世界ルーフェン発祥の格闘技「春光拳」を組み合わせた技を新技として編み出している。

身体強化魔法による怪力の持ち主。

 

 はい、RTAにとっては糞ほどどうでもいい情報が出ましたね。

しかし分析はさっき調べたのですが成長すると結構良い技になるので必ず使います。

 

 そしてリオは怪力の持ち主なんで基本防御はせずに回避か受け流しで対応します。

インテリジェンスなんで武器とか使えないかなー。

アームドじゃないからないかな・・・・でもなのはやフェイトのデバイスは変形するし・・・・・。

デバイスを調べてみます。

情報がまだ分からない黒塗りの所が多いですね。

これはデバイスマイスターに調査を頼めば一日使って解析してくれます。

意味深なスロットがあるんで多分変形自体はできそうな機体ですね期待しましょう(激ウマギャグ。)

 

 

>リオの拳は貴方を見据えて迫ってくる。

 

 来ましたね。

ここは受け流しで。

QTEが発生するので落ち着いて対処します。

ちなみに実力差があるとQTEが発生せずに自動失敗したりします。

今のホモ君でいうアインハルトの拳相手に受け流しした場合ですね。

 

>あなたはリオの拳を受け流した。

 

 ここで反撃するか選択肢が出ます。

するを選んで方法はパンチにしましょう。

キックは足を使うのでもし掴まれた場合、抵抗できませんから。

そして拳を当てる部位を指定するか否かを決めます。

もちろんしません。

指定すると命中率が下がってしまいますから。

 

>あなたは反撃にパンチを放つも、リオに防がれてしまう。

 

 まぁ防がれますよね。

ステータスに開きがあるので反撃をしてもダメージがないです。

ここは距離を開いて・・・・・

>リオは足を上げる。

 

「逃がさないよ!」

>足にはバチバチと雷が纏われていく。

これは多分轟雷炮ですね。

轟雷炮は雷を纏わせた蹴りなんですが、蹴りであるということに問題があって、このゲームのAIは賢いので距離を開けようとした時に放ってきます。

蹴りは魔法攻撃を除けばこのゲームに置けるもっともリーチの長い攻撃です。

そしてリオの敏捷ステははやい。

ホモ君は普通なので距離を開けるよりも速く一撃が来ます。

そしてこの一撃をまともに食らうとホモ君は落ちます。

貴様ごときがこの俺(リオ)に勝てると思ったのか?(ターレス)

 

 ここはなんとか回避をしてみます。

しかし距離を開けるを選択した際に攻撃に当たると追撃判定になって回避の成功率が低下します。

お祈りタイムです。

お前お祈りは初めてか?力抜けよ。

 

>リオの足があなたの顎を捉える。

>あなたは膝から崩れ落ちた。

 

 

>KO

 

 はい一気に9割削られましたね。

現実は非情である。

これあと1割削られたら死んでましたね。

これネームドキャラ誰一人ともまともに戦えないんじゃない?

 

>あなたはディープラーニングすることでより多く経験値を得た。

>レベルが3になった。

>足かけが『足払い』に成長した。

>スタミナが35減少した。

 

 ディープラーニングの効果で一気にレベルが3になりましたね。

やっぱ良いスキルです。

それになんの使い道も薄い足かけが足払いに成長しましたね。

足かけは設置型のトラップのような技で自分の真横にトラップを張るんですが、如何せん真横に敵が来ることなんてほとんどないですからね。

その点足払いは前方の敵を転ばせてスタンさせるので倍以上の有能さです。

 

 

「ね、ねぇ!大丈夫!?」

 

 リオが駆け寄ってきますね。

大丈夫大丈夫!へーきへーき!へーきだから!(GO)

 

「そんなこと言って足ががくがく震えてるじゃん!ご、ごめん・・・・・・。」

>リオは頭を下げるとあなたに肩を貸す。

 

 肩で支えられていますね。

女の子に支えられて恥ずかしくないの?

なんだお前根性なしだな。

 

「ねぇ・・・・リオ、なにやってるの・・・?」

 

 ヌッ!

なんか背後から声が聞こえてきますねぇ・・・・・

ノーヴェかな?(すっとぼけ)

 

「あ、あの・・・ヴィヴィオ、これはちが・・・・・・・・。」

 

>リオはリング下にいるヴィヴィオに怯えた様子で返事する。

 

「・・・誤魔化さないで。今日は私が元也とする予定だったのに・・・・・、そんなに元気が有り余ってるなら私がやってあげる。」

>ヴィヴィオはにっこりと笑うとリングに上がる。

 

「い、いやその・・・・そうだ!こ、コロナ!助けて!!」

>リオはコロナに助けを求める。

>しかしコロナは苦笑いしながら首を横に振る。

 

 あ、友達見捨てましたね。

友達を売るタドコロナは人間の屑。はっきり分かんだね。(辛辣)

 

「そ、そんなぁ~~~」

 

「じゃあちょっとごめんね。元也。」

>ヴィヴィオがゆっくりとリングからあなたをやさしく下ろす。

 

 すっげぇ丁寧な扱いたまげたなぁ・・・・・・

(負傷者扱いされてる可能性が)濃いすか?

 

>そしてヴィヴィオとリオのスパーリングが始まった。

 

 リオがめちゃくちゃやられてますね。

ヴィヴィオちゃんこんなに戦い方荒かったかな・・・?

膝から崩れそうなリオちゃんを無理やり持ち上げて殴ってますし、一歩間違えたら悪役ですよこれ。

ちょっと怒ってませんこれ?

でも怒るようなこと・・・・置いて行ったことかな?

ならリオが悪いんでぇ・・・・僕わるくないんでぇ・・・・・

距離を開けるリオにソニックシューターを撃って追撃。

容赦ないっすね。

リオちゃん涙目じゃん。

やめたげてよぉ!!

 

「それじゃ私達はトレーニングしようか。」

>コロナはあなたに歩み寄り、提案する。

 

 いいねぇ~(野獣先輩)

まだノーヴェがいないんでトレーニングできないかと思ってたんですよね。

 

「じゃあどんなトレーニングしようか?」

>どうする?

・ランニングマシーン

・ダンベル

・ミット打ち

・やっぱやめた。

 

 そうですねぇ・・・・ここはやっぱり王道を征く、ランニングマシーンですかね。

敏捷と耐久が結構上がるんですよね。

 

>あなたはコロナと共にランニングマシーンを使った。

>敏捷が上がった

>耐久が上がった

>スタミナが20減少した

 

 同時に2つのステータスが上がるなんていいゾ~これ。

これ結構効きそうですねぇ~(顔面発射のド迫力)

 

「きつかったね~。」

>あなたが座って水を飲んでいるとコロナが隣に座る。

 

 コロナとのコミュが始まりましたね。

 

「身体が弱いのにいつも人一倍頑張ってて・・・元也は本当に凄いね。」

 

 まぁRTAしてるからね、多少はね?

それにしてもそれなりに好感度が高いんですねぇ。

やっぱ貧弱な子が頑張っているのは見てて応援したくなるからねしょうがないね。

 

「・・・私も、頑張らないと。みんなに追いつくために・・・・」

 

 追いつくどころか既にホモ君を置き去りにしてるんですがそれは・・・・・・・

コロナネキはそこまで気負わなくていいんだよなぁ~

 

「そう・・・かな・・・・・。」

 

>あなたは自分はコロナが誰よりも頑張っていることを知っていると言った。

 

「・・・ありがとう、励ましてくれて。」

>コロナはあなたに笑顔を向ける。

>コロナの好感度が上昇した。

 

 なんかコロナの好感度が上昇しましたね。

コロナの好感度ボーナスはステータスではなく召喚魔法にボーナスが入ります。

コロナの主な攻撃手段はゴーレムだからね。

そして召喚魔法なんてレアスキルをホモ君が使えるわけないんで、タドコロナ先輩の好感度を上げる必要は基本的にありません。

 

>あなたはコロナから『捕獲:ケイジングスピアーズ(仮)』を学んだ。

>知力が上昇した。

 

 ファッ!?

思わぬ収穫です。

コロナからバインド系統の魔法を習得できました。

(仮)というのは他人から技や魔法を覚えた際に最初に付くもので、この状態は魔法の威力や耐久性が本家よりも弱体化した状態であると示しています。

そして何回か使っていくうちに外れて本家と同等の魔法に成長します。

バインド系統の魔法をくれるタドコロナは人間の鑑、はっきりわかんだね(手の平返し)

それにコロナとの好感度ボーナスで知力上がるなんて知らなかったですね。

未熟です・・・・・・(肉おじゃ)

 

 時刻的に夕刻なんでそろそろ家に帰りますかね。

 

「あ、元也帰るの?私達も終わったから一緒に帰ろ!」

 

「ばたんきゅー・・・・・・」

 

 リオが伸びてますね。

ヴィヴィオにいじめられて可哀そう・・・ちんぽこ可哀そう・・・・・・・

そしていつのまにかノーヴェがいます。

お前のせいでよぉ・・・・いつものトレーニングできなかったじゃねぇかよ。見ろよこの無残なステータスをよぉ!!(虐待おじさん)

 

「悪い悪い、書類作業が立て込んじゃってさ~。」

 

 ええわ。許したる。

コロナ先輩からバインドもらったんで私は気分が良いです。

 

「おまたせ~、じゃまたね!みんな。」

>ヴィヴィオはジムのみんなに手を振るとあなたの手を取り、ナカジマジムを出た。

 

 とりあえず夜も遅いんでヴィヴィオを送っていきます。

クラナガンは首都とは思えないほど治安が悪いからね、しょうがないね。

なのはさんの家にまで送ります。

 

「その、元也さ、・・・・・家上がっていかない?」

ヴィヴィオが玄関前に着くとなんかもじもじしてそんなこと言ってきます。

 

 通常プレイなら迷わず快諾しますが、今回はRTA。

適当に理由を付けて断りましょう。

 

「そっかぁ・・・じゃあまた明日学校で。」

>ヴィヴィオは残念そうな顔をすると名残惜し気にあなたに弱弱しく手を振った。

 

 良心が痛みますねクォレハ・・・・・・

しかしこんなステータスでお泊りイベントしても大したアドバンテージにはならないんで、キャンセルだ・・・・

 

 まずは自分の家に帰りましょう。

そして家に帰るまでは隠密を使います。

ここで隠密のレベル上げをします。

そして自販機の下を漁って小銭探し。

 

>なにもないようだ

>なにもないようだ

>なにもないようだ

 

 つっかえ!

デバイスらへんで運を使い切った感ありますね。

こんな金じゃデバイスマスターに調査頼む為のお金が払えないんだよなぁ。

ぶっちゃけここが廃棄エリアでホモ君が貧弱じゃなければ隠密闇討ちでチンピラとかかから金を巻き上げるんですが、このステじゃ余裕で殺されちゃうんでしません。

 

 そして家に帰ったら夜になるまで腕立て伏せをします。

筋力を上げないといけませんから。

トレーニング程じゃないですけど、そこそこ上がります。

 

>あなたは腕立て伏せをした。

>筋力が上昇した。

>スタミナが15減少した。

 

 ぬわあああああん!疲れたぁんもう!!

チカレタ・・・・(小声)

 

 夜になったら自販機に飲み物を買いにいってくると両親に言います。

 

「もう夜だからあまり遠くに行っちゃダメよ?」

 

 母は心配してますね。

二度目になりますがクラナガンは治安が悪いです。

心配するのも無理はありません。

しかし約束はまもりません。

路地裏に今から行くつもりです。

時間経過で回復してきてるとはいえ、体力が残り3割なんで余り派手なことは出来ません。

もし野犬や不良が出たら逃げます。

なぜそこまでの危険を犯して路地裏に行くかというと、たまにデバイスの残骸やぼこぼこにされて昏倒している人や同人的な意味で乱暴されて放置されている女性がいたりします。

 

残骸はデバイスマイスターにそこそこの値段で売れますし、倒れている人の財布を取っても路地裏であれば盗難扱いにはなりません。

そもそもそんなの転がっているような路地裏にカメラなどの監視が行き届いてるわけないってそれ1。

あと同人的な意味で倒れている女性を期待している視聴者もいるでしょうが、ここは廃棄エリアじゃないんでめったにそんなのいないです。

悔しい・・・・ですよね。(櫻井翔)

 

じゃけん路地裏に入りましょーねー。

 

>建物と建物間から奥に薄暗く見通しの悪い道が続いている

>なにか奥の方から気配がする。

・注目

・進む

・声をかける

・戻る

 

 奥の方から気配がする場合はなにかがいる場合ですね。

人が倒れていたりしても表示されるんでまだ敵かわかりません。

隠密しつつ近づいてみます。

 

>あなたは影となる物に隠れながら、息を殺して路地を進む。

>近づくとそこには一人の人影が人の首根っこを掴んでいるのがぼんやりと分かる。

・注目

・声をかける

・襲撃する

・戻る

 

 

 はずれですね。

ここで向こうに気づかれると相手は逃げるか襲ってきます。

襲われると多分この体力ではワンパンで死ぬでしょう。

どんな奴か知りたいので注目します。

目パッチリミナー!(ゴースト)

 

>碧銀の長く、二つに分けられた髪型。そして顔は目元をバイザーで隠しているものの美形であることは分かる。

>背格好的に年上だろう。

 

 あっ・・・・・(察し)

これアインハルトじゃないですかヤダー!

どうやら今までの運の良さはここに至るまでの布石にすぎないようです。

リセはいやだリセは嫌だ!(スリザリン並感)

なんだってよりによってまだ通り魔時代の彼女に遭うんですかね・・・・・。

いままでアインハルトを話に出しすぎてフラグを引き寄せた可能性が微レ存。

やめたらRTA走者。(辛辣)

これバレたら確実に襲われますね。

それにしてもなんで遭うのか・・・・ステが高いとイベントで通り魔してくるっていうのは聞いたんですけど・・・・・。

まさか通り魔してるのを目撃することになるとは・・・・・・

 

 とりあえず色んな意味でキリのいい所なんでここで動画を終了しておきましょう。

次の回で(再走する可能性が)濃いすか?

覇王様をどうっすかな~、俺もなー。

ご視聴ありがとうございました。

 

 

<とある歴史の断片>

 

空に浮かぶ大きな飛行戦艦『聖王のゆりかご』。

ベルカが起動した周辺国を抑え込む為の最終手段。

 

青年、クラウス・G・S・イングヴァルトはゆりかごの動力源として選ばれ、なろうとする彼にとっての大切な友人、オリヴィエ・ゼーゲブレヒトを引き止めんとせんと彼女の元に向かっていた。

 

しかしその歩みは止められる。

 

「・・・・君も・・・・君まで、僕の邪魔をするのか!ルディー!!」

 

クラウスは目の前に立つ男を見据えて悲痛に顔を歪める。

それに反してルディーと呼ばれたどこか覇気がなく不健康そうな女顔の男はめんどくさそうにしはするも、無表情でクラウスの顔を見つめた。

 

「邪魔ってお前、お前がオリヴィエの邪魔をしに来たんだろ。俺はその足止めにわざわざここに来ただけさ。俺はどこぞの放浪癖の女とは違って自由なんでね。」

 

「違う!僕は止めに来たんだ!彼女が犠牲になる必要なんてない!何故だ!?君はなぜこんなことに加担している!僕たちは幼い頃からいつも一緒だった!それなのに・・・・」

 

クラウスの言葉を聞いてルディーは懐かしい日々を思い出すかの如く目を閉じる。

「・・・・ああ。そうだな。シュトゥラに送られる彼女に無理やり連れていかれたのが始まりだった。知り合ってから今までが嘘みたいに楽しかった。」

 

「なら!君だって彼女が大切なはずだ!なぜ・・・」

 

クラウスの言葉を最後まで聞かずにルディーは鼻で笑う。

 

「なぜ?そんなのそれが彼女、陛下のやりたいことだからに決まっている。」

 

「そんな・・・・・ふざけるなぁ!!」

 

激昂するクラウス、そしてそんなクラウスから目を逸らし空を眺めるルディー。

 

「ふざけるなとはこちらのセリフだ。陛下はいつもこの争いの絶えない世界を憂いていた。そして止める為ならばとゆりかごのコアになることを決めた。」

 

「なぜ止めない!側近である君になら・・・・っ!」

 

「無理だ。それに彼女の選択は最善だ。ゆりかごが起動すれば圧倒的戦力によって100%戦争は終結する。」

 

クラウスは目を伏せて、拳を握りしめる。

 

「それでも・・・・それでもそんなこと認めるわけにはいかない。」

 

「だろうな。笑い種だ。周囲からオリヴィエとの仲まで噂されていたお前が彼女の意思を受け入れられないとは。」

 

クラウスは目の前の男を睨み付ける。

 

しかしルディーも表情を曇らせるのだった。

 

「俺だってお前だったならどんなによかったか。俺だって彼女の生存を叫び、抗いたかった。・・・・でも俺は俺だ。俺にはこの国がある。そして側近として彼女の望みを叶える使命がある。・・・・もう誰にも止めることはできない。」

 

クラウスは友の吐露した内心を聞くと、ゆっくりと目を閉じ、そして目を開き構えた。

 

「・・・・続きは後で聞く、オリヴィエを止めた後に。君じゃ僕には勝てない。」

 

対してルディー、ルドルフ・Z・ヘインリッヒはニヤリと娯楽を前にした子供のように笑う。

 

「確かにな、俺とお前の性能差は火を見るよりも明らかだ。だがな、決定的な差があろうと・・・・・知恵でその差を埋めんのが、」

 

「______人間ってもんじゃないか?」

 

ルディーは首元のネックレスを押さえる。

するとネックレスが光り輝き、彼の身体には軽装の鎧のようなものが出現し、髪は全て鋼のような銀色、そして目は深紅に染まっていた。

 

「その姿は・・・・!?」

 

「こいつはまぁデバイスだ。コイツには今までのお前やオリヴィエを含めた戦闘データ、魔法、戦術が膨大な規模でラーニングされていて、その膨大なデータを管制する人格が搭載されている。連日徹夜続きになった原因だ。そして俺は今そのデータにアクセスしている。・・・・これがどういう意味か分かるよな。」

 

ルディーの笑みにクラウスは笑い返す。

それは一緒に遊んでた頃の彼を彷彿させる笑みだった。

 

「・・・ならば相手に不足はない。かかってきなよ。」

 

そうして両雄は踏み込み、戦いの火蓋は切って落とされたのだった。

 

 




大正義正妻ヴィヴィオがリオをしばいている間に親交が深くなるコロナ。
卑しい女だヴィヴィ!
この3人の中じゃ、わたヴィヴィオちゃんが一番良いと思うな♪(自演)

そして通り魔時代のアインハルトに出くわすという最大級のガバをやらかす走者。
お前そういうとこやぞ。
悔い改めて、どうぞ。

最後のアインハルトと戦っていた男の娘は一体どういう人なんやろなぁ・・・・・(すっとぼけ)

本から4人の騎士が出てきたので、失踪します。




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眼前に迫る危機

膝を抱えて、部屋の片隅でいつも不安で震えていたので初投稿です。


通り魔時代の覇王様に出くわすとかいうこのRTAで最大級のガバをやらかしたRTAはっじまぁるよー!

 

 前回はリオとの初戦闘を終えて、路地裏に金策しに赴いたが為にアインハルトに出くわしたところで終わりましたね。

 

なんでよりにもよって覇王に会ってるんですかねぇ・・・?

これもう(続けられるか)わかんねぇなぁ・・・・・

 

覇王は見るからに格闘家を襲ってぬっ殺した後なので、しばらくすればまた移動します。

 

そして幸いにも隠密中なので気づかれていません。

しかしここで慌てて戻るを選べば、人間離れした索敵を持つ覇王に気づかれます。

そうなれば待ってるのは死、もしくは長期入院です。

長期入院になると育成時間がめっちゃ減るので正直詰みます。

なんだこのクソゲー!?

 

なのでここは注目を選びます。

KMR並みにアインハルトをチラチラみるホモ君BB。

お前アイツのこと好きなのか?(的外れ)

 

>掴まれている男はぐったりとしており、掴んでいる人物はどこか思い詰めるような表情をしている。

 

サイクロップス先輩みたいなバイザーごしなのに分かるってどれだけ深刻に思い悩んでるんですかね・・・・

 

まぁとりあえずターンは稼ぎました。

これでどっか行くでしょう。

というか行け。

行ってくれよな~頼むよ~。

 

>バイザーを着けた人物は溜め息を吐くと、男を手放し、路地の奥の方へ歩いていく。

 

イイゾ~これ。

どうやらそのままどこかに行ってくれるようです。

覇王がどこかに行ったあと、倒れている男の所持品を漁りましょう。

ペッ!手間かけさせやがって・・・・・・

 

>あなたの足が少し当り、空き缶が音を立てて転がっていく。

 

・・・・えっ?

 

>バイザーを付けた人物は後ろを振り返る。

 

 「_____何者か知りませんが、隠れてないで出てきたらどうですか?」

  やべぇやべぇよ・・・・・・

やだ怖い、止めてください・・・・(身震い) 

なんでこんな重要な局面で不幸イベント起きてるんですかねぇ。

(ホモ君自体が)壊れるなぁ・・・・・

アインハルトは頭おかしい高さの索敵スキルを持っており、音なんて立てれば確実にこちらの存在に気づきます。

これがミウラだったら気づいてないのに・・・・・

違うデータで隠密して着替えてるミウラの後ろで脱いだパンツを盗んだのはいい思い出です。

しかしアインハルト先輩はそうはいきません。

頭に来ますよ~(憤怒)

取り敢えず隠れていてもいづれ此方に来るでしょうから出てきましょう。

 

>あなたは立ち上がると物陰からゆっくりと出てきた。

 

「あなたは・・・・・まさか、そんなはず・・・・・!」

>その人物はあなたの顔を見ると驚愕した様子を見せる。

 

 なんかホモ君の顔を見て驚いてますね。

なんで驚いてるんでしょう?

とりあえず驚いているということは隙を見せているということです。

であれば逃げることは割と可能です。

一番絶望的なのは冷静に死人に口無しされることってそれ一番言われてるから。

 

 とりあえず地面に落ちているぼろ布を選択して投擲します。

おとなしくしろ!(ぼろ布を)バラ撒くぞこの野郎!

 

>あなたは地面に落ちていたブランケットくらいの大きさのぼろ布を目の前の人物相手に投げた。

 

「ッ!?」

 

>目の前の人物の視界を覆うかの如く空中でふわっと広がる。

 

 これで相手はこちらの様子が見えなくなります。

アインハルト相手に今のホモ君がバインドを使うには、視認できない状態にする必要があります。

1ターンの間、彼女の視界を布で封じることでバインドに対しての対抗措置を即座に取られないようにするわけです。

コロナから教えてもらったバインドが仮習得でありバインド自体が脆いので現状彼女の力で破壊することが可能です。

なので虚を突く必要があります。

 

>あなたはケイジングスピアーズ(仮)を使用した。

>対象の周辺の地面が檻状に盛り上がり、対象を閉じ込める。

 

「これは・・・捕獲魔法!」

 

 今の内に逃げます。

ここまで来るのに2回進んだので2回戻れば大通りに出れるでしょう。

ちなみに大通りは普通に人通りが多いので、正体を隠して闇討ちしているアインハルトは追ってこれません。

 

>あなたはもと来た道を戻った。

>背後でなにかを砕く音が聞こえる。

 

 バインドを砕かれましたね。

ですがこちらにたどり着く前にホモ君が大通りに出る方が速いです。

速さが足りないっ!

 

>あなたはもと来た道を戻った。

>人通りの多い表通りに出た。

 

 助かりましたね。

アーッハッハッハッハッハ!帰ってこれたー!ハッハッハッハッハ!生きてるぅー!帰ってこれたーハッハッ生きてる!ハッハッ!あー生きてるよ。(ONDISK)

驚かせやがって・・・・(静かな怒り)

やーいやーい!お前の前世いくじなしー!

 

>あなたは『辻殴り』の情報を手に入れた。

>あなたのスタミナは20減った。

>テンションが下がった

 

 これは情報ですね。

この情報はアイテムではないですが、手に入れるとそれについて話題に出すことが出来て、イベントやアイテムなどの恩恵を受ける際に必要だったりします。

とにかくジュースを買って家に帰りましょう。

ちなみに隠密はレベル上げのために忘れず発動しておきます。

 

 自販機行って家に帰るだけなので倍速するのですが、ただ倍速したホモ君を眺めてもつまらないでしょうから、み な さ ま の た め に ~・・・・・・

 

 アインハルトちゃんについて、お話します。(邪淫)

アインハルトちゃんがどんな子か一言で言うと、めんどくさい女の子です。

自分の受け継いだクラウスの記憶から出自や現在に複雑な感情を抱いている少女で、覇王流が最強であると証明する為に形振り構わない形で実力のある者達に野試合を挑んでは叩きのめしていたクッソ傍迷惑な奴です。

ちなみにこのチャートの試走において何回かホモ君をミンチよりひどい状態にしたことあるんで僕は好きじゃないし嫌いだよ。

この子ヴィヴィオと仲良くなると、ヴィヴィオと仲のいいホモ君に嫉妬してるのかよく決闘吹っ掛けてきます。

デュエリストかな?

 

 そもそもクラウスが自分はそこまで好きじゃないんですよね。

自分にはクラウスが自分がオリヴィエを止められなかった記憶を自分の子孫の女の子に引き継がせてオリヴィエのクローンと百合百合させているように見える見える・・・・・。

例えるなら自分の妻のクローンを自分の息子に絡ませる碇ゲンドウ、通称マダオを見たときのうすら寒さを感じるんですよ。

まぁ僕だけでしょうし、同意してもらえないかもしれませんけど。

まぁアインハルトちゃん可愛いのは事実だし、ヴィヴィオとの絡みを見てるといいですわぞ~ってなりはするんですけど、それゆえに猶更クラウスが頭をよぎります。

まとめるとアインハルトちゃんはビジュアルやキャラクター性は可愛いんで好きだけど、ゲーム的には害悪なんで好きじゃないです。

 

 アインハルトちゃんには今のところ受け流しでQTEが発生する段階に至るまで育成することしか基本的にやることはないので、その段階に至ればそれ以外の対策も話そうと思います。

 

 そうこう話している間に、家に到着しましたね。

おじゃましま~~。(だいちくん)

 

「遅かったじゃない。どうしたの?」

 

>母が心配している。

・はぐらかす

・嘘をつく(情報「辻殴り」を使用。)

・正直にはなす(情報「辻殴り」を使用。)

 

 情報が入っているので嘘をつくにせよ正直に話すにせよ、アインハルト関係の情報を使うことになります。

 

 正直に話すとわざわざ遠出して路地裏に入っていったことを白状することになります。

すると当然ですがそんな危険なことをする子を外に自由に出入りさせておくわけにはいかないので親のお迎えがジムに来るようになります。

すると自由に鍛錬する時間がなくなってしまうので困ります。

じゃけん嘘つきましょうね。

 

>あなたは自販機でジュースを買っていると辻殴りが出てきて、追いかけられたと嘘をついた。

 

  まぁ、戯言だけどね。(戯言遣い)

流れるような嘘、人間として恥ずかしくないの?

 

「そ、そうなの?怪我はない?」

 

 (怪我は)ないです。

大丈夫だって安心しろよ~。

 

「そう?良かったわ。・・・・多分元ちゃんが出会ったのは最近話題になっている通り魔でしょうし、最近物騒ね・・・。これからはジムから帰ったら外に出ちゃダメよ。」

 

 おかのした。

ジムにまで迎えに来るわけではないので無問題です。

鍛錬は家の中でも出来るから、多少はね?

 

 では取り敢えず風呂に入ります。

風呂はスタミナを回復して、テンションを上昇させます。

テンションが低いままだと育成に影響が出るのでこの作業は欠かせません。

それに風呂に長い間入らないと、見た目に影響が出て、人との好感度が上がりにくく、下がりやすくなります。

入らない理由がないです。

 

>あなたは風呂に入った。

>スタミナが50回復した。

>テンションが上がった。

>あなたは清潔になった。

 

 そしてご飯を食べましょう。

ご飯もステータスに影響を与えます。

具体的には上手ければ上手い程ベネ。

ハーブや香辛料系がメインの料理であればディ・モールトベネ!

具体的には外食でどこに行きたいか聞かれたら毎回インド料理屋と答えるほどです。

ハーブや香辛料は種類に寄りますが食べるとステータスにかなりの経験値を与えます。

それに腐らないし、割と食料品店で安価で手に入るのが大半なんでこの先持ち歩いて暇さえあればモシャることになります。

elonaかな?

ちなみにヒロインの手料理というステータス上昇効果とテンション上昇、それ以外の各ヒロインによる特殊効果が得られる最強料理を作ってもらえるようになったらゲロマズいハーブ、香辛料生活からはおさらばできます。

ちなみに親の食事はメンタルを成長させるので欠かせません。

 

>あなたは両親と食事を共にした。

>スタミナが回復した。

>メンタルが成長した。

 

 そして歯磨きをしたら自室に行きます。

 

>あなたは自室に入る。

・寝る

・夜更かしする。

 

 ここは夜更かしします。

 

>夜は深まる・・・・・

>深夜になった。

・トレーニングをする

・部屋を出る。

・アイテムを使用する。

・寝る

 

 夜更かしすると時間が夜から深夜になります。

深夜になると4回行動することが出来、その間に色々出来ます。

よからぬビデオや本を見ることも可能ですが、今回は鍛錬をします。

一日の限界まで鍛錬するホモくんはRTA走者の鑑。

ちなみに寝なければ翌日疲労状態になって成長はしにくくなってしまうので3回鍛錬したら寝ます。

とりあえずトレーニングの中でも敏捷と筋力を上げる反復横跳びを3回します。

>あなたは反復横跳びをした。

>あなたは反復横跳びをした。

>あなたは反復横跳びをした。

 

>あなたはベッドに横になる。

 

 汗まみれのままベッドに寝転ぶホモ君。

まぁ人間寝てる間にコップ一杯分の汗をかくし、誤差だよ誤差!

 

>あなたの意識は深い闇に沈む。

>あなたの耐久は「くそざこなめくじ」から「なめくじ」に上昇した。

>あなたの敏捷は「人並」から「はやい」に上昇した。

>体力が回復した。

 

 これまでの経験値から敏捷と耐久のステータスが上昇しましたね。

しかしこんなもんではまだネームドキャラに勝つには程遠いです。

このゲームは睡眠時にステータスの更新が行われます。

そして稀に夢イベントや技の獲得、スキルの才能の目覚めなどが起きます。

今回は普通にステが上がるだけですね。

 

 次回は放課後に図書館で魔法の勉強かベルカ騎士の技の勉強をしようと思います。

騎士のスキルは優秀な物が多いですからね。

それに魔法の勉強はホモ君の魔法ステや制御ステ自体の成長に繋がりますしね。

 

とりあえず今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

〈一方その頃・・・・〉

 

 暗い部屋の中、アインハルトはベッドに座ってある人物のことを考えていた。

 

(あの顔・・・それに雰囲気。間違いない。あの人は・・・・・・)

 

 アインハルトの犯行を見た少年?。

きっと顔をバイザーで隠し、武装形態になっていた私のことを彼は誰であるかなど分かってはいないだろう。

しかし思いを巡らしているのは自身の身元がバレたかどうかの心配ゆえではない。

服装を見て、多分少年だと分かるほど女の子のような顔をした少年はアインハルトの記憶のある部分を刺激する。

 

 覇王、クラウス・G・S・イングヴァルトから受け継いだ記憶。

その中でも、覇王にとって親交の深い人物であるある人物に少年が強く結びついた。

 

「ルドルフ・Z・ヘインリッヒ・・・・・・。」

 

 クラウスにとってオリヴィエやリッドと肩を並べるほど大切で、最後には対立するしかなかった男。

死に際の彼に言われた言葉はクラウスの記憶に根深く残っている。

 

『俺は・・・・お前の前に立ったあの時、お前なら、もしかしたら・・・・・陛下を、オリヴィエを止めることが、できるかもしれない・・って。そう思ったんだ・・・。』

 

『俺の最後の心残りは、あの時、俺も・・・お前と一緒に行ってれば・・・・。』

 

『戦争は終わらなかったかもしれない。・・・それでも、俺もお前も笑えたのかな・・・・・?』

 

 結局オリヴィエを助けることが出来ず、戦争が終わったとしても、彼らが失った物はとても大きく、クラウスもルディーも笑うことはなくなった。

そして挙句の果てには友人を失意のまま自らの手で死なせてしまった。

 

 これは一重に、オリヴィエの前に立ったあの時、力が足りなかったから。

だからこそ今の私に出来ることは、覇王と呼ばれた時から依然変わらず、覇王流が最強であると証明し続けること。

これが救えなかった”自分”の記憶を受け継ぐ”私”にできる唯一のことであると思う。

 

 もしあの少年?がルディーの生まれ変わりか子孫なのだとすれば、なおのことこの時代で誰かに負けるわけにはいかない。

彼の居る世界に自らの覇を示し続けなければ・・・・。

それがあの時のルディーに対する償いだ。

 

 そして、もし、そんなことはないだろうが・・・・彼とまた会う時が来るのであれば、話をしてみたい。

彼が”僕”を知らなくても、私が”君”を知っている。

そしてたとえ彼が”君”とは違うとしても、私だって”僕”ではない。

だからこそ分かり合えるかもしれない。

 

「・・・あなたは・・・誰、ですか・・・・・?」

 

 クラウスの記憶ゆえかそれとも自分自身の彼への関心ゆえか、まだまともに話したこともない少年?に思いを馳せて彼の名前を問う。

 

彼女の問いかけは暗い部屋の中、虚空に消えて何者の耳にも届くことはなかった。

 

 

 




ヴィヴィオの霊圧が・・・・消えた・・・?(チャド並感)

ま、今回はメインヒロ・・げふんげふん、アインハルト様の初登場回だからね、しょうがないね。

なお結局クラウスはルディーの遺言からルディーがクラウスにどうあって欲しかったかなど欠片も理解していない模様。
クラウス「友達も死んでもうた・・・・もう覇王として最強であり続けるしかないんやなって・・・・」
ルディー(ただ笑っていて欲しいだけなんだよなぁ・・・・・)


柔らかな愛を僕が届けに行くので、失踪します。


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図書館へ

リンカーコアを抜かれたので初投稿です。


覇王様から逃げ切ったRTAはっじまぁるよー!

 

 前回は覇王様から逃げ切って部屋で寝たら耐久がくそざこなめくじからなめくじに、敏捷が普通からはやいに成長しました。

 

 まだまだこの程度では原作のネームドキャラには勝てません。

DSAAで優勝なんて夢のまた夢です。

なのでもっとステータスを上げていきましょうね~。

 

>あなたは朝起きて、1階に降りる。

>食卓には朝食が用意されており、あなたは食卓について食事を取る。

 

>そして学校の用意を済ますとあなたは家を出る。

>家の前には相変わらずヴィヴィオが待っていた。

 

「おはよ!元也。」

 

 

ヴィヴィオは相変わらず可愛いですね。

昨日と変わらずヴィヴィオに腕を掴まれて、密着したまま登校します。

幼馴染とはいえ男女なのだし引っ付きすぎではないかと思いますが、前回それを本人に言った際に目が怖かったのでもう言いません。

藪蛇はごめんこうむりたいんで。仕方ないね♂

 

>ヴィヴィオはあなたに鼻を寄せる。

 

 ん?どうしたんでしょう。

もしかして昨日汗だくでベッドの中に入ったから臭いが気になるのでしょうか?

くさそう。(我那覇くん並感)

 

>ヴィヴィオは恍惚とした表情をする。

「ふにゃああぁぁ~、今日なんかいつもよりもなんか良い匂いする・・・・。」

 

 どうやらそういうことではないらしいです。

おっかしいな~。

汗臭いはあっても良い匂いなんかするはずないと思うんですけど・・・・・・

なんにせよ好感度が下がることではなくて良かったです。

それは君の錯覚だよ。

 

「そうかな・・・・・、まぁいいや。」

>ヴィヴィオは一瞬考え込むが、すぐに切り替えてあなたの腕に腕を絡ませるのだった。

 

 ではクラスに着いたら、ヴィヴィオに話しかけましょう。

 

「ん?どうしたの?」

>ヴィヴィオはあなたに声を掛けられて、首を傾げる。

 

 ここで伝えることは放課後、ジムに行く前に寄りたい所があるということです。

放課後に技や魔法を覚えるためにこの学校の図書館に行きます。

その際に、ヴィヴィオは欠かせません。

理由は後述します。

 

この辺にぃ・・・・学校の図書館にしては大きい図書館があるらしんすよ。

行きましょうよ!

 

「え、いいけど・・・・それって二人きり?」

 

え、できればコロナやリオもいてくれれば助かるんだけどな~。

 

 コロナやリオが居れば二人の好感度が上がってうま味。

コロナは前の話で話した通りですが、リオは好感度が高くなるとホモ君の火属性、雷属性で与えるダメージが増加します。

これは後半ホモ君が属性攻撃を使うようになった場合、めっちゃ助かります。

なのでヴィヴィオには是非とも誘ってもらいましょう。

 

「そ、そっかぁ・・・・でも二人も用事があるかもしれない、私から聞いてみるよ。」

 

 ありがとナス!

やっぱ持つべきは幼馴染だってはっきり分かんだね。

これで放課後のナカジマジム総出図書館探検の約束が出来ましたね。

では後は授業に集中するのみです。

 

 授業は前回のようにボーナスイベントがない場合、知力と耐久があがるだけなので倍速します。

トランザムッ!!(倍速)

 

倍速の間、退屈でしょうから学校で覚えられる騎士スキルや魔法についてお話します。

まず、得られる魔法で望ましいとすればトライシールドでしょう。

これは単に魔法陣を盾のように展開する近代式ベルカ魔法なのですが、現状ホモ君は防御魔法を覚えていないので学校で覚えられるのなら覚えておきたいです。

 

 また魔術を覚える際にはヴィヴィオを連れていけるなら連れていきます。

ヴィヴィオを連れて行くと、本を探している時に検索魔法を教えてもらえます。

検索魔法は無限書庫に行く際には必須と言っていい魔法なんでぜひとも獲得したい能力です。

これが後述したヴィヴィオを連れていきたい理由です。

 

 そして騎士の技能についてですが、今のステータスでは教会騎士を捕まえて鍛錬してもらってもあまり育ちません。

シャッハさんを捕まえて教えてもらってもこちらの技量不足で練習についていけません。

 

 技には3つあって、原作キャラが使っていた技とこのゲームにある戦術書などの本を読んで習得する技、そして一番最初に覚えている技系統を使い続けることで手に入れることができる技です。

 

原作キャラが使う技は強いのがほとんどですが、覚えにくいという点があり、技系統から習得する技も最終的にはかなり強力な技を習得できますが、それまで時間がかかります。

なので必然的に序盤中盤と戦術書等の本を読み漁ることになります。

 

 なのでまず序盤はとにかく戦術書の類をたくさん読んで必要な技を仮習得とはいえ覚えて、ジムで実際に使っていくといったルーティーンを続けていきます。

なおトレーニングはある程度耐久を普通に持って行ってたら、次は筋力は上げていくと言ったように順序良くステータスを上げていった方が効率が良いです。

同時並行でハーブをモシャっていた場合、この方法でトレーニングすると面白いくらい同時にいくつかのステを上昇させることができます。

 

>あなたの知力は上昇した。

>あなたの耐久は上昇した。

 

 今回はテストで高得点を取ったなどのイベントはないみたいですね。

それでは授業が終わったのでヴィヴィオに声を掛けて図書館に行きます。

 

>あなたはヴィヴィオに声を掛けた。

 

「ごめん、二人を誘ってみたんだけど、今日は試したい技があるから無理だって。」

 

 どうやら二人の都合が合わなかったみたいですね。

残念です。

しかしヴィヴィオがいるのであれば検索魔法について得ることができるので無問題です。

 

>あなたは構わないと言った。

 

「そう、そうだよね!じゃあ速くいこ!これが終わってジムに行ったら私とスパーリングしてもらうんだから!」

 

 ファッ!?聞いてないんですがそれは・・・・・

ヴィヴィオもアインハルトほどではありませんが、怪我する可能性があるキャラです。

・・・・でもまぁ彼女の技は今後のホモ君にとっては役に立つ物が多いですし、結果オーライかな?

とにかく図書館に行きますよー、イクイク!

 

>あなたは校舎を出ると、横の図書館に行った。

>図書館の中は静寂な雰囲気が漂う。

 

 図書館に着きましたね。

まずはヴィヴィオの前で適当に本を探しておきましょう。

するとヴィヴィオが声を掛けてきます。

 

「なにか探している本でもあるの?」

 

 なのでここは魔法の教科書を言います。

するとヴィヴィオがどこからかその本を取ってくるのでどうやってこの本を見つけてきたか聞きます。

 

「ほら、私って無限書庫の司書の資格持っているでしょ?だから検索魔法で本を探すことよくあるんだ。」

 

いいね~、その魔法。

VVO姉貴教えてくれよなぁ~頼むよ~。

 

「良いよ!元也も結構本を読むから簡単に覚えられる魔法だと思う。」

>あなたはヴィヴィオに検索魔法を教わった。

>あなたは検索魔法(仮)を習得した。

 

 はい、検索魔法を手に入れました。

この魔法は無限書庫に居る間にしか使わない魔法なんで今回の図書館では使いません。

 

 放課後にヴィヴィオと図書館に来た場合、この後ジムに行く予定が入ってるからか、時間制限があります。

その間にまともに読める本は速くて4冊、遅くて2冊読むことができます。

本棚を適当に探すんで、その間に有能な技がある本が出てくれば最高です。

 

>あなたは本棚の前に立った。

>本を適当に見繕う・・・・・・

>・・・・『解体親書』を引っ張り出した。

 

 なんでしょうこの本。

調べてみます。

・・・・どうやらウィキによると読むと『人体知見』といったスキルを獲得できて常時手足に与えるダメージが増加するようです。

悪くない効果ですね。

身体の一部分にダメージが集中するとその部分を痛めて、試合中、その部位を使って攻撃ができなくなります。

これはアインハルトにも有効なスキルです。

アインハルトは腕を動かせなくすると彼女の必殺技ともいえる断空拳が使えなくなるんで。

なお使えなくするまでに結構ダメージを与えなければいけないのでその前に自分が倒されることがよくあります。

やめてよね。本気で試合したら、僕がアインハルトに敵うわけないだろ。(逆キラ)

 

 とりあえず読みますよ~読む読む!

 

>あなたは『解体親書』を読んだ。

>・・・・難解で完全に理解することはできなかった。

>知力が上昇した。

 

 難しくてスキルを得ることが出来ませんでしたね。

まぁこういうことはよくあります。

ホモ君は読書と暗記をスキルを持っているので本から情報を得やすいんですけど、それでも本を読んで技を得るのは知力もありますが、やはり運という要素もかなり高いです。

技を得られなければ他の本を探しましょう。

 

 時間があれば貸出カードを作って借りてもいいんですが、それだと作るのに時間が掛かるのでぎりぎりまで良い本を探して読むことはできません。

『本を読まなければいけない』し、『時間も気にしないといけない』。

両方やらなくっちゃあならないってのがRTA走者の辛いところだな。(ブチャラティ)

 

 次の本棚に行きます。

どこだぁ・・・・探すぞぉ・・・・(ONDISK)

 

>あなたは本棚の前に立った。

>本を適当に見繕う・・・・・・

>あなたは『教会騎士としての在り方』を引っ張り出した。

 

 『教会騎士としての在り方』ですかぁ・・・・。

この本は読み込み度によって覚えられる技が違います。

まず一番浅い読みで『仁王立ち』で、その次が教会関連の簡単なベルカ魔法を覚えます。

そして一番読み込みが深いと『騎士道精神』というスキルが手に入ります。

 

 これは相手から受けるダメージが減る代わりに挑発スキルを戦闘中に使用できなくなります。

カウンター戦法を取る場合、相手からの攻撃を自分のタイミングで誘発できるようにしなければいけないので、正直いらないスキルです。

やっぱ騎士道精神はクソやな!

あんなもん持ってたらどうなるFate/Zeroでディルムッドが証明しているから多少はね?

 

>あなたは『教会騎士としての在り方』を読んだ。

>あなたは騎士は常に前に立ち、脅威に立ち向かわなければいけないと学んだ。

>『仁王立ち』を覚えた。

>知力が上昇した

>更にあなたはこの本に対しての感心が湧いた。

>更に読みますか?

Yes / No

 

 仁王立ちを無事覚えましたね。

仁王立ちは使用ターンにのけぞったり怯んだりしなくなります。

ただし攻撃されれば普通にダメージは受けるし、正直攻撃を避けさえすれば怯んだり、のけぞったりすることなんてないので使い道があまり分からない技です。

ここはさらなる成果を求めて読み込みましょう。

 

>あなたは更に読み込んだ。

>騎士としての簡単な魔法を学んだ。

>身体強化(仮)<ベルカ式>を覚えた。

>知力が上昇した。

>これ以上この本を読む気にはなれない。

 

 違うだろ!違うだろ!!(豊田議員)

トライシールドを出そうと思ったら身体強化が出ました。

身体強化は確かに筋力を一時的に上昇させる有能どころか最低限持っていないと話にならない魔法の内の一つではありますが、如何せんリオがよく使っているのでリオに教えてもらえばよくない?って感じの魔法です。

わざわざベルカ式の防御魔法を覚えたくて図書館まで来たのにまさかベルカ式の身体強化を覚えることになるとは思いませんでした。

ぶっちゃけ時間を無駄にした感あります。

それにしても本飽きるの速くて助かりました。

これ以上読み込むことになったら騎士道精神を習得しちゃいますからね。

 

 いや、まだまだ他の本を探して読めばいけるはずです。

来い!防御魔法!

 

「・・・・ねぇ元也、そろそろジムに行こうよ。リオもコロナも待っているしさ。」

 

 どうやら時間切れのようです。

もっと探したかったけどなぁ・・・俺もなぁ・・・・・。

それにしてもヴィヴィオなんか持っていますね。

もしかしたら使える本かもしれないし、タイトルを見てみましょう。

 

>あなたはヴィヴィオの持つ本を注視した。

>『初心者でも分かる薬品。』『薬品調合』『(本が重なって見えない)と化した先輩。』

 

 なんでこんなに薬関連が多いんですかね。

薬屋さんでも目指しているんでしょうか?

 

>ヴィヴィオはあなたの目線に気づくと慌てたように口を開いた。

「こ、これはさ、あの、最近薬について学術的な興味があるからその本を借りようと思っただけだよ。」

 

 なんで必死に弁解しているんですかねぇ・・・・

もしやどこかしらから百合の電波を受け取ってアインハルトに睡眠薬を盛ろうとしている可能性が微レ存・・・?

そうなるとヴィヴィオが野獣で、アインハルトが遠野になるんですがそれは・・・・。

汚いなぁ。

そういうのは男キャラのホモ君、もしくはこれから育成が進んだら出会えるであろうザッフィーに任せておけばいいから。(良心)

可愛いキャラを淫夢で汚すのはNG。

じゃけん、貸出行きましょうね~。

 

それにしても幸運ですね。

本来はヴィヴィオは連れてきただけなので本を読むことはあってもぶっちゃけ無限書庫の司書資格を持つヴィヴィオは借りずに時間になるとそそくさと帰ろうとホモ君を急かしてくるのがほとんどです。

 

しかし、今回は珍しく本を借りるので貸し出しカードを作って借りるまで待ってくれます。

自分も借りてるのにツレには借りさせないなんて筋が通ってないし多少はね?

貸し出しカードは書類をパパッと書いて終わり!(GO)

 

 ホモ君が借りるのは解体親書です。

ぶっちゃけもう『教会騎士としての在り方』からはもう学べることは学んだので。

貴様など、フヨウラ!!

 

>あなたは『解体親書』を借りた。

 

 これを家に帰って読みましょう。

 

>あなたはヴィヴィオと共に図書館を出た。

 

 次回はジムに行ってヴィヴィオとスパーリングをすることになります。

ヴィヴィオは現段階では到底勝てないので、重要なのはいかに技や魔法の(仮)を外すためにその技や魔法を使っていくかになります。

すくなくともコロナネキ直伝のケイジングスピアーズの(仮)は外したいですね。

(仮)が外れればそれなりに強くて使える捕獲魔法になりますからね。

運がよければヴィヴィオの使う魔法や技を覚えることができますが・・・・まぁ、あまり期待がしません。

(過度な期待は)してはいけない。(戒め)

 

というわけで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

<邂逅>

 

彼女が彼に初めて会ったとき、彼は病院の患者服を着て、病院の敷地内のベンチで黄昏ていた。

 

幼い少女はその時、ママを探して泣いていた。

 

そしてその少年は泣いている少女を見て、周りをきょろきょろと見渡すと溜め息を吐いて、こちらに歩いてきた。

 

そして少女の肩を叩く。

 

「・・・母さん、探してんの?」

 

少女は少年の顔を見る。

明らかにあったことない少年だが、不思議と既視感がある。

見ていて穏やかな気持ちになる少年だ。

 

「・・・・うん。」

 

ヴィヴィオは小さく頷く。

 

すると少年は少女の手を取る。

 

「僕が一緒に探してやる。・・・だからもう泣くな。」

 

「えっ、・・・う、うん。」

 

控えめに返事するヴィヴィオ。

 

「僕の名前は・・・・堀田元也。今はそれだ。」

 

少年は名前を言う際に少し迷うかのように一拍置いて名前を言う。

 

「今は・・・って、昔はちがうの?」

 

ヴィヴィオは無邪気に首を傾げる。

 

そんな彼女を見て、彼は微笑を浮かべる。

 

「まぁ色々あってさ。それより名前教えてよ。分からないと呼びにくいし。」

 

そう言われヴィヴィオは答えた。

 

「私、ヴィヴィオ!」

 

元気よくそう名前を言うヴィヴィオ。

 

対して少年は(名字言わないのか・・・まぁ呼ぶ分には困らんしいっか!)と一人で納得していた。

 

「じゃあついてこいヴィヴィオ。長いこと病院にいるから病院の全体は大体頭に入ってるぞ。」

 

「・・・あの、ありがと。」

 

「・・・別に気にすんな。暇なだけだし。」

 

少年はそう言うと彼女の手をとったまま、歩き続ける。

 

そんな少年に手を引かれるまま、ヴィヴィオは病院の中に入っていくのだった・・・・・。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「中々見つかんないなぁ。お前のママ、本当にいるの?」

 

「う、い、いるもん・・・・。」

 

彼らは長いこと病院内を歩き回り、疲れた為、休憩していた。

 

探している間、少年はヴィヴィオが再度泣き出すのを恐れてずっと身の上話をしていた。

 

こんなこと聞いても面白くないだろうなと思って見てみるとなにが面白いのか彼女は愉快そうに続きを所望する。

 

彼女に言われるまま、他のことを引っ張り出して話す。

それを繰り返す間に少女と少年の距離は急速に縮まったのだ。

 

しかし、長い間母親が見つからないのは幼い少女にとってはかなりの事件であり、少女はまた泣き出してしまいそうな表情をしていた。

 

少年はどうするか迷った挙げ句、少女の頭を撫でることにした。

もはや他人に話すことのネタが切れてしまったのだ。

 

ヴィヴィオは突如頭を撫でられて目を丸くする。

 

嫌がられるか、そう思った矢先・・・・

 

「ん~~~~~~・・・・・」

 

ヴィヴィオは撫でられた猫のように目を細めて、気持ちよさそうにしている。

 

しばらくそうしていると、

 

「あ!ママァ~~~~!!」

 

ヴィヴィオはどこかに走っていく。

 

そんなヴィヴィオを目で追うと、ヴィヴィオが栗色の髪色をした美女に抱きついていた。

抱きつかれた美女はぎこちないが、彼女に親愛の意思を示す。

 

彼女がヴィヴィオの母親なのだろうか。

 

ヴィヴィオはとても満ち足りて幸せが溢れ出さんばかりの笑顔を見せている。

 

(よかったな・・・・ヴィヴィオ。)

 

そんなヴィヴィオを見て、安堵とちょっぴりの羨望と虚しさを感じていた。

 

自分が失ったものを目の前で見せつけられているような感じ。

そもそも母親を探す手伝いなんかしてしまえばその虚無感味わうのは必然だ。

 

それでも手伝ったのは一重に彼女を放っておけなかったからだ。

そして周りに彼女に声を掛けるであろう人が誰もいなかったから。

 

彼はあの時、ヴィヴィオに対して話のネタが尽きていたが、彼にはまだ一つ話していない身の上話がある。

それは彼にとって決して他人に話したくない内容だ。

 

それは彼の家族が殺されたことだ。

 

彼の家は割と大きかったが、あの日あんなにも大きかった家が崩れて瓦礫になってしまった。

 

全身タイツみたいな服の女の人。

確かお互い、クワッなんちゃらとトなんとかって言ったっけ?

奴等は家に入った後、まず母さんを殺した。

そして兄さんが自分に家宝を渡して、自分を逃がしたこと。

 

そして結局見つかって目の前に父と兄の死体を乱雑に放り捨てられ、そして自分は蹴り飛ばされて・・・・・

 

そこから記憶がない。

あるのは目を覚ますと倒れているところを金髪のちょっと危ない格好をした女の人に助けてもらったことか。

 

少年は引き取り手が見つかるまでここで入院していたのだ。

 

なんかちょいちょい変な検査も受けさせられるし、全体的に病院は退屈だ。

 

それに、自分の本当の家族はもういない。

それは成長期の少年にどれほどの影響を与えるか、想像に難くない。

 

少年は感情表現が薄くなってしまった。

そして何かを感じることが少なくなっていき、感情自体も薄れて、掠れていっている気がする。

 

そしてもうそれでもいいやと少年は心の中で諦めたかのように笑っていたのだった。

 

そしてそれは目の前にある光景に対しても同じだ。

 

よかったと思いつつ、自分の役目はもう終わりだ、自分はあの光景を見ることすら相応しくない。

もはや、本当の家族を失った自分には・・・・・

 

自分が失ったものを見せつけられるのはとても辛い。

なら最初から見なかった振りをすればいい。

そう思い、彼は背を向け、自らの病室に戻ろうとする。

 

そんな彼をふと視界に収めたヴィヴィオ。

去ろうとする彼の表情と背中は、不意に身に覚えのない記憶を呼び起こす。

 

王宮の一室。

金色の髪の女性がゆりかご?というものに乗ると話す。

向かい側の女顔の少年はその言葉に反対する。

そしてそれでも譲らない彼女を見て、結局溜め息を吐いて従う意思を見せる男。

 

そして男は部屋を出る、その去り際に振り返り。

 

『オリヴィエ、君が望むなら俺はそれに応える。・・・・でもわすれないでくれ、俺は・・・国と君、どちらかを取れと言われれば、君だと、答えたかった・・・・・、俺は、たとえ君の言うことがどんなに正しかろうと、君に生きていて欲しかったんだ。』

 

その今にも泣き出しそうな悲しい表情を見て、その女性も同じく悲しさを感じていた。

いつも一番近くで自分を見てくれていた人。

その人を悲しませてしまったと。

 

そしてその男の表情は去ろうとしている彼の表情と被って・・・・・・

 

「 待って!」

 

ヴィヴィオは目の前の少年を止めると、なのはから離れて少年の方に走っていき、その手を強く取った。

 

もう離さないと言わんばかりに手を握りしめ、急に止められたことに驚く少年。

 

「私、元也の話を聞くのが好き!・・・だからここならまた会えるよね・・・・・・?」

 

不安げな表情で元也を見つめるヴィヴィオ。

まるでいなくならないよね?と元也を窺っているようだった。

 

そんなヴィヴィオを見ていると元也はなぜか笑みを浮かべた。

自分でも無意識に。

 

「・・・あぁ。お前が会いたいならいくらでも会いに来てやる。

・・・・またな。」

 

「うんっ!またね!」

 

そう言うとヴィヴィオは手を離し、ぶんぶんと手を振る。

 

それを見て微笑を浮かべると少年は控えめに手を振り返しながら自分の病室に帰っていった。

 

「ヴィヴィオちゃん、もう友達できたの?」

なのはがそんなヴィヴィオの横に歩み寄る。

 

「うん!」

 

ヴィヴィオが元気よくそう返事すると、なのはは慈しむような目でよかったねと言ってヴィヴィオの頭を撫でるのだった。

 

その後、彼の引き取り先がヴィヴィオの家の近くだったことはまた別の話。

 

 




ヴィヴィオと共に図書館デート。
流石に公式の言う文系魔法少女は格が違った(ブロント語)
なお本当にリオやコロナを誘ったかは不明。

ヴィヴィオとホモ君の出会いのところではなんでなのはがヴィヴィオにちゃん付けだよと思った人がいるかもしれませんが、それはまだ時系列的にはStS真っ只中でまだなのはがヴィヴィオの母親になること自体の覚悟ができていなかった時期だからです。

ちなみにホモ君はヴィヴィオとなのはが本当の親子と思ったのでどっかに行こうとしたんですね。
ホモ君とヴィヴィオは引き取られるという意味では同じなので勘違いなのにね。まぁ多少はね?

ホモ君を助けた金髪・・・一体なにテスタロッサなんだ・・・・。
次回はホモ君が家族を亡くした瞬間を書くと思います。

主はやての為にリンカーコアを蒐集しないといけないんで、失踪します。


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ヴィヴィオとの初戦闘

誰がなんと言おうと、なにが起きようともお仕事5番勝負は続けるので、初投稿です。


聖王にボコられるRTA、はっじまぁるよー!

 

 前回はヴィヴィオと図書館デートをして、色々技や魔法を仮習得しましたね。

 

 ヴィヴィオとの戦闘で気を付けることは、仮習得の魔法や技を重点的に使用することです。

この戦闘でケイジングスピアーズの(仮)を取っておきたいですね。

ヴィヴィオはセイクリッド・ディフェンダーとかいう攻撃を弾く魔法や、アクセルスマッシュとかいうポケモンのマッハパンチみたいな序盤で持ってるのがおかしい糞つよスキルを持っています。

そして極め付きには管理局の白い悪魔が使うディバインバスターやフェイトたその使う魔法も使えます。

もうこれ勝つの無理ゾ・・・・。

そしてさらに恐ろしいことに、時間が経つごとにどんどん成長して技ももっと強いものを習得します。

流石主人公補正は格が違った・・・(ブロント語)

そして大人モードはリオよりも完成度が高い分、当たり範囲が大きくなります。

もうやめちくり~。

 

>あなたはナカジマジムに着く。

>あなたはヴィヴィオと共にナカジマジムに入った。

 

 ナカジマジムではコロナとリオがスパーリングしてますね。

そしてそれを見守りつつ、リング下で指導するノーヴェが居ます。

 

>ノーヴェは貴方たちに気づく。

「お、今日はいつもより遅かったな。どうしたんだ?」

 

>あなたはノーヴェにヴィヴィオと図書館に行っていたことを話す。

 

「勉強か!勉学は学生の本分だからな!偉いぞ。」

>ノーヴェは感心した様子で貴方たちの頭を撫でる。

 

 んあ^~お姉ちゃん力が五臓六腑に染みわたるんじゃ^~

ノーヴェはコーチキャラではありますが、一応年齢が小学生ぐらいでも攻略できます。

ショタコンかな?(疑心)

攻略時のノーヴェは超乙女なんで一見の価値ありです。

 

「トレーニングするなら言ってくれ。・・あ、でも今はリオとコロナのトレーニングを見てるからちょっと待ってくれよ?」

 

 うん、おかのした。

ヴィヴィオとのスパーリングをやるか、ノーヴェとトレーニングするかなら怪我する可能性が低いのでノーヴェを僕は選びます。

 

「大丈夫だよ。元也は今日私とスパーリングするし。」

>ヴィヴィオがあなたの手を繋いでノーヴェに言う。

>するとノーヴェはそれを聞くと、得心した表情をする。

「そっか。なら心配ないな。なにかあったら声をかけてくれよ。アドバイスとかやれるだろうしさ。」

 

「わかった!じゃあ行こ!」

 

>ヴィヴィオは頷くとあなたの手を引いてリングに上がる。

 

そんなに試合したいんすか、やっぱ(戦うの)好きなんすねぇ。

聖王のクローンだけありますねぇ!

 

「ふっふ~、元也とやるのって久し振り!なんかドキドキするなぁ~。」

 

おっ、奇遇ですね。私もドキドキしてますよ。(白目)

ホモ君を病院送りにするのだけは許してください!なんでもしますから!

 

「それじゃあ行くよー、セイクリッドハート、セットアッープ!!」

 

>掛け声と共に持っていたウサギのぬいぐるみ型デバイスのセイクリッドハートが宙を縦横無尽に飛び回る。

>すると彼女の服が光の粒子になり、下着姿になる。

>あなたは目を逸らした。

 

健全な小学生男子が同級生の半裸なんて見れるわけないだろ!いい加減にしろ!

なお、セットアップの仕様上、その後全裸になる模様 。

ちなみに目を逸らしているので、逸らしたところからセットアップ描写が表示されなくなります。

よくできたゲームですよねぇ。(QVC福島)

 

ホモ君が目を逸らしてあらぬ方向を見ている間にヴィヴィオは一旦魔法少女の変身バンクにありがちな裸な感じになった後、大人モードというヴィヴィオが成長した感じの、これまた出るとこ出たエッチチチチチ(コンロ)な姿になります。

 

こんな子が幼馴染やぞ。

羨ましいです。

(ホモ君は)氏んでくれよな~頼むよ~。

 

それにしても羽織ってる白いバリアジャケットはなのはを意識しているんでしょうね。

 

>ヴィヴィオは先程まで顔を赤くして、目を逸らしていたあなたを見て、蠱惑的な笑みを見せる。

 

「ふふっ、そんなに恥ずかしがらなくても見たいなら見ていいよ?・・・幼馴染の元也なら気にしないし・・・。」

 

見たけりゃ見せてやるよ。

ヴィヴィオ姉貴はMURだった・・・・?

これって見て良いって言って今度見たらマジでボコってくる奴でしょ?

ハリールートやったことあるから知ってるんだ。

アイツ好感度限界まで高くしても、殴るときは殴ってくるからなぁ・・・。

暴力系ヒロインダメ、ゼッタイ。

 

取り敢えずホモ君もセットアップしましょうかね。

>あなたはセットアップした。

 

 

この表現の簡易さですよ。

ヴィヴィオのセットアップ描写とは雲泥の差ですよ。

製作者の気合いの入れ所さんがはっきりわかんだね。

 

>ヴィヴィオはあなたをじっと見ている。

「・・・うん、やっぱりこれがあるから元也とのスパーリングをやりたかったんだ。」

 

何の話をしているんでしょうか?

もしやホモ君を辱しめて喜んでるっ!?

どこのからかい上手の高木さんだよ。

コイツすっげぇ変態だぜぇ!(KBTIT)

 

「じゃあ始めよっか!」

>ヴィヴィオが拳を構えるのと同時に、あなたも構える。

>>Battle Start !!

 

始まりました。

まずはリオ戦と同じく分析をします。

分析は成長すると有能技になるので多少にはね?

 

>あなたはヴィヴィオを分析した。

 

〈高町ヴィヴィオ〉

使用術式はベルカ主体のミッド混合ハイブリッド。魔法陣は現在のところベルカ式のみ。格闘技流派はストライクアーツ。

防御がもろく攻撃もいまいちで、全般的にパワー不足だが、視野が広く反応と動作の速度に優れる「カウンターヒッター」スタイル。

 

 嘘だ・・・・僕を騙そうとしてる・・・・。(宝生永夢)

確かにヴィヴィオ姉貴は防御がもろく、今のホモ君でも一応ダメージは入れられますが、そもそもホモ君は現状ヴィヴィオよりも筋力が低く、耐久もヴィヴィオよりも低いので、ホモ君をボコるには申し分ない性能してます。

それにリオとは違って視野が広く、動作の速度に優れるということはホモ君が攻撃する前に攻撃したりなど一方的な試合運びにすることが出来るということに他なりません。

分析の文面だけでは大したことないようなキャラに見えますが、そもそも彼女は母親2人の魔法を覚えている時点で負けることは残当です。

 

 そしてヴィヴィオはカウンターを使うのであまり此方から余計な攻撃を仕掛けるのは好ましくありません。

なので初手は唾はきをしましょう。

 

>あなたはヴィヴィオの顔に唾を吐きかけて挑発しようとした。

>あなたにはできなかった。

 

 ファッ!?なんでできないんですかねぇ・・・・?

つっかえ、なにが技やお前、無くても同じやないか!!

 

「来ないならこっちから行くよっ!」

>ヴィヴィオはあなたの傍に接近する。

>横薙ぎに回し蹴りを放つ。

 

 あ、ちょっと待ってくださいよぉ~(歌劇派淫夢)

攻撃を受ける前に受け流しをしておきましょう。

OTEが発生しますが、リオより少しタイミングが速いですね。

その反面リオと比べると力が弱いので入力するコマンドは少ないですね。

コマンドが少ないなら簡単なんですよこんなもん。

 

>あなたは蹴りを腕で受け流した。

 

 そして追加攻撃です。

受け流し後の追加攻撃はパンチ安定ですね。

部位は勿論指定しません。

龍神の拳をくらえ!(ヒーロー)

 

「中々、やるねっ!」

>ヴィヴィオは攻撃を食らうも、腕で防いだ。

 

 今度はこちらから行きますよー、イクイク!

前方にいるんでまず『足払い』をかけます。

 

>あなたは身体を沈みこませ、ヴィヴィオの足を払おうとする。

>しかし速さが足りず、ヴィヴィオはバックステップして回避する。

 

「やろうとしてることが丸わかりだよっ!」

 

 ヴィヴィオの拳に光が尾を引くようなエフェクトが入ります。

これは彼女がアクセルスマッシュを使う際に事前に出る兆候のようなものです。

これが出た場合、早急に対策を取る必要があります。

でなければ顎をアッパーされてKO。

意識が高い高いします。

 

 とりあえず(仮)外しも兼ねてケイジングスピアーズを使います。

これで動きを止めます。

 

>あなたはケイジングスピアーズ(仮)を使った。

>ヴィヴィオの周りを岩が取り囲む。

 

「これって、コロナの!」

>ヴィヴィオが行動を縛られて動揺する。

 

 これでヴィヴィオの動きを本当に少ない時間縛ることが出来ましたね。

コロナ姉貴ありがとナス!

では次は行動を制限した間に、身体強化を使います。

ホモ君が遠距離から出せる魔法があれば攻撃しているんですが、生憎ホモ君は持っていないのでステータスを一時的ではありますが上げておきます。

 

>あなたは身体強化(仮)<ベルカ式>を使った。

>身体能力を魔法で強化した。

>目の前でヴィヴィオが岩の檻を砕く。

 

 バインドを砕かれましたね。

まぁ予想の範囲内です。

身体強化でバフをマルマルモリモリします。

 

 まだ(仮)なんで1段階しか上がりません。

ですが敏捷がはやいから快速に上昇します。

ちなみにヴィヴィオはマッハなんで2段階上だったりします。

しかしヴィヴィオのアクセルスマッシュが此方に届く前にバインドを使える程の速さはあります。

 

 今回の目的は何回も言ってはいますが(仮)外しなんで、とにかくいやがらせと言わんばかりにケイジングスピアーズを掛けます。

 

>ヴィヴィオは一歩踏み込み、あなたに肉迫しようとする。

 

 白菜(バインド)かけますね~、ホラホラホラホラ~。

 

>あなたはヴィヴィオにケイジングスピアーズ(仮)を使った。

>ヴィヴィオの周りを岩が檻のように取り囲んだ。

 

「同じ手は、通じないよっ!はーぁっ!ソニック!」

>ヴィヴィオは左の拳からソニックシューターを放った。

>ヴィヴィオの放ったソニックシューターは岩の檻を砕きながらも、あなたに向かって直進する。

 

 あっ・・・・(察し)。

ンアッー(≧Д≦)!!!!

 

>あなたはリング際まで吹き飛ばされる。

>体力が減少した。

 

これで4割削られましたね。

ソニックシューターはヴィヴィオの覚えてる魔法の中では威力は低い方です。

それなのにお前ソニックシューター一発でバインド越しに吹っ飛ばされるとか恥ずかしくないの?

そんなんじゃ甘いよ。(嘲笑)

 

ホモ君は立ち上がりますね。

しかし心なしか足がふらついて見えます。

リング際まで吹っ飛ばされたからでしょう。

そしてその隙を見逃すヴィヴィオではありません。

お慈悲^~

 

「これで、終わりだよっ!」

>ヴィヴィオは走り際に右手を引く。

 

ヴィヴィオの拳が光りますね。

またアクセルスマッシュでしょうか?

クソツヨパンチやめてください。(委員長)

次は回避を選択します。

多分足がふらついてるんで厳しいでしょうけど。

 

>そして左拳に集まった大量の魔力を右拳で殴る。

 

ん?

なんかおかしいですね。

これ、アクセルスマッシュじゃない!?(今更)

 

「ディバイン・・・バスタァーーーー!!!!」

 

ちょ、ちょ、ちょっと待って下さい!待って!助けて!待って下さい!お願いします!ワアアアアアアアア!!!!!(発狂)

そんなもん幼馴染に撃つ奴があるか!

下手したら死んでしまうわ!!(マジギレ)

 

魔法の分類は直射型砲撃魔法で防御したとしてもバリアを通り抜けてバリアジャケットにまでダメージを与えることが可能であり、仮に逃げようとしてもディバインバスターの有効射程範囲が半端ないので実質的に回避不可能な魔法です。

もう文面だけでも頭おかしい性能をしていますが、それもそのはずこれ本来は前作主人公なのはの得意魔法なんですよね。

そりゃこんな性能の魔法してますわ!

ちなみにヴィヴィオのはスバルのディバインバスターに酷似しているのでまだマシです。

予備動作があるんで。

なのはは杖からぼんぼん撃ってくるんでね。

 

今のよりマシとか前作主人公はどれだけぶっ壊れなんすかねぇ・・・・。

一応魔法とかの知識のない次元世界の生まれのはずだろ!いい加減にしろ!

 

>魔力の奔流があなたに迫る。

 

これもう無理ゾ。

ディバインバスターはその特徴上、速いわ正確だわで回避は実質不可能です。

ここは二度目の強化をしつつ、防御しましょう。

 

>あなたは身体強化(仮)〈ベルカ式〉を使った。

>魔法で身体能力を強化した。

>あなたは防御している。

 

>あなたの視界は光に包まれる。

 

視界がましろ色シンフォニーしてます。

すっげぇ白くなってる、はっきりわかんだね。

そして体力がみるみる減ってますね。

困ります!!困ります!!お客様!!困ります!!あーっ!!困ります!!

 

>そして光が晴れると、あなたは膝をついた。

>もはや動ける力は残ってない。

 

 

 

>KO

 

もう体力が1割しか残ってませんね。

これまじで直前にもう一度身体強化をかけて耐久を二段階強化して、防御しておいて良かったですね。

本当は同じ魔法を連続で自身にかけると体に負担がかかるのでやりたくなかったんですが。

一つでも欠けてたら病院コースです。

キャラを生かす英断、誇らしくないの?(自画自賛)

そもそも幼馴染にそんなもんぶちまける奴がおかしいってそれ1。

 

>あなたはディープラーニングすることでより多く経験値を得た。

>レベル6になった。

>制御が成長した。

>耐久が成長した。

>魔力が成長した。

>『受け流し』が『絡めとり』に成長した。

>『ディープラーニング』が『魔法学習』に派生成長した。

>あなたはケイジングスピアーズの真髄を掴んだ。

>スタミナが40減少した。

 

 魔法を頻繁に使用したため、制御と魔力が上昇しましたね。

まぁ魔力の成長率は微々たるものなんで、あまり期待はしていませんけど。

しかし制御が成長したのは良いゾ~これ。

それとディバインバスターやソニックシューターを受けた為、耐久も上昇してますね。

どれだけ苛烈な攻撃だったんだ・・・・・。(唖然)

 

 そしてケイジングスピアーズの(仮)外しができましたね。

これでまともな拘束手段を手に入れましたね。

人から教わった技は(仮)を外すのに必要な使用回数が少なくなります。

覇王との遭遇も含めて3回使ってるんで外れたのでしょうね。

身体強化はまだ外れてません。

本から学んだ技だし、まだ覚えたばかりだからね。しょうがないね♂

 

 『絡めとり』は相手の攻撃を絡めとって無力化して、掴み状態にします。

掴み状態は投げ技をもっていれば投げ攻撃か追加攻撃どちらをやるか決められます。

これがあればホモ君でもホラホララッシュが出来るわけですね。

掴める時間は筋力に依存するんで、筋力も上げていく必要があります。

でもカウンタースタイルは上げにくいんだよなぁ~。

やめたくなりますよぉ~。

 

 『魔法学習』はディープラーニングの派生で、魔法の(仮)が外すのに必要な使用回数を常時少なくしてくれて、魔法を見て覚える確率を高くしてくれるそうです。

ぐうの音も出ないほど有能。

やっぱりロジカルアーツ以外ありえないwwww

 

「ご、ごめん!大丈夫!?」

>ヴィヴィオが駆け寄ると、あなたに肩を貸す。

 

 ホモ君ヘロヘロで草。

心配するくらいなら撃たないでくれよなぁ~頼むよ~。

 

「おいヴィヴィオ!流石にやりすぎだぞ・・・・・。」

>ノーヴェは急いで此方に駆け寄るとヴィヴィオを叱る。

 

 そうだそうだ!

ヘイト幼馴染ヴィヴィオはホモ君に謝罪しろ!(義士)

 

「ご、ごめんなさい・・・・元也とは久しぶりでつい盛り上がっちゃって・・・・」

>ヴィヴィオは顔を青くしてあなたに頭を下げる。

 

 盛り上がると砲撃魔法撃つ魔法少女の屑。

なのはさん本当にヴィヴィオにデバイスやってよかったんですか・・・・?(小声)

まぁでも気にしても仕方ありません。

許してあげましょう。

許してくださいってかぁ!許してやるよぉ!(ベクター)

 

「ほ、本当!もう二度とこんなことしないから!・・・よ、よかったぁ・・・・怪我がなくて・・・・」

>ヴィヴィオはあなたを抱き締める。

>あなたは顔に当たる柔らかな感触とそれに付随して起こる自身のある箇所の変化に戸惑う。

>この感じは一体・・・・・・?

 

 あー、お客様困ります、お客様!

大人モードのまま抱きついたら小学生男子のホモ君は目覚めちゃうだろ!いい加減にしろ!

これはPC版にしかない演出なんですが、初期年齢が小学生だった場合はまだ性の目覚めをしていないので、欲求ゲージがまだありません。

この目覚めイベントは他にも橋の下でエロ本を見つけて読んだときなどがあり、このイベントを経験してからは所謂そういうコマンドが出て、欲求コマンドが出現します。

欲求ゲージは敵です。

コイツが高いと集中できずに魔法の学習などに影響が出ます。

下げるには特定のコマンドをしなければいけないし、MAXになると・・・いや、この話はやめときます。

とにかくこれ関連はRTAではあまり触れないので動画でもカットすることが多いかもしれません。動画的に多少はね?

 

「あー、ごほん。元也にも言うことがあるからちょっといいか?」

>ノーヴェは咳ごみつつ、そう言う。

>ヴィヴィオは首肯すると、あなたを解放した。

 

 解放されましたね。

何を言われるんでしょうか?

 

「今のお前のバインドを駆使する戦い方、悪くないが如何せん狭いリングで戦うことになった場合、今回のようにバインドを破壊されれば一気に距離を詰められる。防御手段、もしくは迎撃手段を重点的にこれから教えていくからな。」

>ノーヴェは指導の方針を詳細に定めた。

 

 ノーヴェ姉貴、アドバイスありがとナス!

方針が決まったので一定期間、その方針に従ったトレーニングを今後行われるようになります。

なんなら指導の途中に技を教えてもらったりするのでうま味です。

 

 今回はヴィヴィオとの戦闘が終わった辺りで終わります。

次回はジムが終わってから少し金策とデパートにハーブを買って寝ます。

今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 

 

<喪失>

大きな屋敷の中、一人の少年はまるで何かに急き立てられているように廊下を走ってある場所を目指す。

父や兄が危険な物を扱う際に使用していた地下室。

結界が張られていて、頑丈らしい。

走っている間に首に掛かっている家宝のネックレスを握りしめる。

それと同時に焦燥を滲ませた表情で自分を逃がした兄の顔を思い浮かべ、言われた言葉を心の中でなぞる。

 

『お前はこれを持って逃げろ!誰か一人が生きていればヘインリッヒは終わらない。・・・お前はなにがあろうと生き残るんだ。』

 

その言葉のままただ走り続ける。

屋敷中にどこからともなく破砕音と機械の稼働音が聞こえる。

階段を降りた、その瞬間・・・・

 

「______ッ!?」

 

窓ガラスが割れて人影が一人入ってくる。

 

(女の人・・・・・・・?)

 

その女性は身体にぴっちりと張り付いているかのようなラバースーツのようなものと白いマントを身に纏ったメガネの女で、ガラスを外から蹴破って屋敷の中に入ってくる。

 

そしてその女は顔を上げて少年を認識すると、一瞬にやりと笑みを浮かべた後、柔和な笑みを浮かべる。

 

「へぇ・・・・どこにもないって思ってたらこんな子供に持たせていたんですねぇ・・・・今まで怖かったわね。ボウヤ。助けに来たのよ。ほら、おいで。」

 

女が慈母のような笑顔を浮かべて、手を広げて一歩踏み出す。

 

しかし少年は怯えたような表情で一歩後退する。

女はそんな様子を見ても、表情を変えない。

 

「どうしたの?怖くないよぉ・・・私はあなたの味方だ・か・ら。」

そういって一歩踏み出すと、また少年は一歩後退して、首をゆっくりと横に振る。

 

「ち、違う・・・・味方なんかじゃない。・・・・あなたは悪い人だ。僕には分かる・・・・・。」

少年は女を見て直感でこの女の本質を理解したのだ。

 

恐る恐るそう言うと、女は溜息を吐く。

 

「はぁ・・・せっかく楽しもうと思って演技したのに、・・・・興醒めだわ。このクソガキッ!!」

女は溜息を吐いた後、さっきまでの柔和さが嘘のように嗜虐心を露わにする。

 

あなたは急いで駆け出そうとした瞬間、腹を蹴り飛ばされて、地面を転がる。

 

「かはっ・・・・ごほっ、ヴェァ、がぇは!」

腹を蹴られて、嗚咽する。

余りにも強い力で蹴られたからか、咳き込むと同時に地面に血が付く。

少年は顔だけは上げて、女を見る。

 

「はぁー、本当こんなどうでもいい案件に駆り出されて、ガキを嬲って楽しもうとしても変に勘の良いガキだし・・・やってられないわ。どうせ死ぬなら私を楽しませなさいよ。」

 

女は散々なにかをぼやくと、あなたを冷たい、出荷前の家畜を見るような目で見る。

 

あれが、自分たちを襲った・・・・・

 

あなたは女を睨む。

 

女はそんな少年の目線に気づき、愉快そうににやつく。

 

「へぇ、中々威勢がいいじゃない。ちょうどいいわ。そろそろ来るだろうし。」

 

来る・・・・?

 

一体何が来るというのだろう。

こんな女の言うことだ。

どうせ碌なことではないと幼いながらにあなたは分かっていた。

 

するとガタイの良い目の前の女と同じラバースーツのようなものを着た女が壁を足で蹴り壊しながら現れる。

 

「ここは入り組んでいて面倒だ・・・・・で、クアットロ。お目当ては見つかったのか?」

 

女はめんどくさそうな顔をして、クアットロと呼ばれる女の横に歩み寄って立つ。

しかしそんな事はどうでもいい。

少年にとって見過ごせないのは、・・・女が自分の兄と父の首根っこを持って携えていたことだ。

 

(父さん!兄さん!)

 

少年の目つきが更に険しくなる。

二人は顔が青く生気を感じさせない。

もしかして・・・いや、そんなこと・・・・。

 

「ごめんなさいね。トーレ姉さま。見つかったわ、あのガキの首に掛けてあるアレよ。」

 

クアットロがそう言うと、トーレが少年を見て鼻を鳴らす。

 

「ほぉアレが。ならさっさと奪って帰るぞ。」

そういって一歩踏み込もうとしたところでクアットロが止める。

 

「ちょっと待ってもらえるトーレ姉さま。やりたいことがあるから。」

 

そういうクアットロを呆れたような目で見るトーレ。

 

「お前・・・・相変わらずだな。お前がやろうとしていることって明らかにする必要のない無駄なことだ。さっさと終わらせて帰るぞ。」

そう言うトーレを睨むクアットロ。

 

「ならお先にどうぞ。こんな手間掛けさせられたんだからこのくらいの気晴らしはしておきたいわ。」

 

「・・・・くだらない、勝手にしろ。」

 

トーレは死体を適当に放り捨てる

するとトーレは死体二つを両手で持って引き摺りながら歩み寄る。

 

「ボウヤ、お母さんどうなったか。知りたい?」

 

急になんだ・・・・?

少年は怪訝そうな表情をする。

 

するとクアットロは笑みを浮かべて続ける。

 

「あなたのお母さん、面白かったわ。身体を回復させながら足先から捻じっていくの。

そしたらその前まで杖を構えて、威勢の良かった女が、痛い、やめて、ゆるしてーって喚くのよ。面白いったらないわ。だから極め付きに・・・・使ってた杖を突っ込んで砲撃魔法を使ってあげたら、花火みたいに血が散らばったのよ~、お母さんの最後の晴れ舞台、見せてあげたかったわ~。」

 

女の口から出る凶行と母の無残な最期を想像して必死に否定する。

違う!コイツが言ってるだけだ!そんなことあるわけ・・・・・。

 

「あら?信じてないのかしら?まぁいいわ。それなら代わりの物を見せてあげるから。」

 

女は死体を手放すと、首に手を添える。

すると死体の首はぽろりと落ちて、少年の目の前まで転がってくる。

 

(父さん・・・兄さん・・・・・)

父と兄の洞のような生気のない目が少年の目を見つめる。

そしてそれに気を取られた瞬間・・・・。

 

「ほぉら、眼球ひん剥いてよぉく見てなさいよぉ!!」

 

魔法陣が父と兄の首に現れたかと思うと、ぐじゃりとザクロが地面に落ちるかの如く破裂した。

 

(____えっ・・・・?)

目の前の光景に唖然とする。

破裂した時の返り血が貴方の顔を濡らす。

そしてその生暖かい感覚を認識すると同時に、

「う、うう、うおえぇ・・・おえっ、ヴぇぇええ・・・・」

 

腹の中から吐瀉物を地面にぶちまける。

その様子を見てクアットロは獰猛な笑みを深くし、

「あら、悪い子ね~お父さんとお兄さんを見てゲロ吐くなんて・・・・二人ともきっと悲しんでるわよぉ?・・・ほらよぉく見てあげなさいよぉ・・・・」

 

クアットロは念入りに破裂した後の二人の首の残骸を踏み躙る。

そして高笑いを上げる。

「アッハハハハハ!!アンタはもっと酷く殺してやるわ!そうねぇ、家中に臓器も爪も全部バラシて飾ってやるのはどう?それか両親の死体が残ってるから腹にそれ詰めるのも面白そう!最近ドクターから雑用ばっかさせられて鬱憤が溜まってたのよ、精々面白く死んで楽しませなさいな。」

 

(・・・・ふざけるな。)

 

あなたは目の前の外道を見て、心の中を黒い澱のようなものが満たすのを感じる。

人の死を・・・・家族の死を愚弄して楽しんでいる・・・・・

 

(許せない・・・。)

 

「あら?何とか言ったらどうかしら?」

クアットロが少年を今度は靴に付いた血でも拭うかのように足蹴にする。

 

(殺してやる・・・殺してやる・・・絶対に、殺して・・・)

目の前の女達に殺意を覚え、胸の中で呪詛を吐いたその瞬間・・・・。

 

<適合者の特定感情を検出・・・・状況を解析、危機的状況と判断。『外的排除』モード起動。>

 

首元のブレスレットから機械音声がなったかと思うと、意識が暗く沈んでいく。

 

(これは・・・一体・・・・)

 

<適合者の意識を鎮静化。意識処理:完了。>

 

最後に聞こえたのはそんな音声だった・・・・・。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「____ッ!クアットロ!!」

トーレは急にクアットロの名前を呼ぶと、その場で消え、クアットロをお姫様だっこの要領で持って現れる。

 

トーレの持つ先天固有技能であるライドインパルス、頑強な素体構築と全身の加速機能によって成される飛行を含む超高速機動能力を使ってクアットロを少年から引き剥がした。

 

「ちょっ、トーレ姉さま邪魔を・・・・・」

 

「馬鹿がっ、アレを見てみろ!!」

 

トーレに怒鳴られ、少年を見る。

 

すると・・・・

 

「は?・・・なにあれ?」

少年の目の前、クアットロがいた場所に巨大な氷柱のようなものが何本も刺さっていた。

そして少年の髪は黒から銀に染まっており、目は真っ赤。

そしてあれだけ見せていた憎しみを顔から一切消して、ゆらりとこちらを無表情で見つめる。

そして表情を動かすことなく口を開いた。

 

「『敵性体検知・・・・分析。・・・・・排除可能。殲滅開始。』」

そう機械的な言葉を口から紡いで、二人に対して魔法陣を向けるのだった・・・・。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は間に合わなかった。

ナンバーズが現れたという情報が入るも、妨害により現場に着くまでに間に合わなかった。

崩れて瓦礫の山と化した屋敷。

聖王教会でもそれなりの権威を持つ古代ベルカから続く名家、ヘインリッヒ家の屋敷は見るも無残な有様だった。

 

そして虚ろな目で魔術を行使して、ナンバーズの一員であるトーレ、クアットロ相手に一方的に攻撃して、撃退する少年。

 

私が彼らの真上である空域に到着した際に少年は私に一瞬目を向けた。

 

その隙にナンバーズの二人は逃げてしまった。

 

それと同時に、少年の髪は黒く、目は琥珀色に戻り、地面に倒れ伏す。

 

見てる場合じゃない!助けなきゃ!

 

私は彼のもとに降りる。

血が顔などに一杯付いてる・・・・もっと私が速くここに来られたなら・・・・。

彼の横に座り、意識を確認しようとした。

 

すると彼は目を覚まし、ぼんやりとした目で私に問うのだった。

「あなたは・・・・・・」

 

私はその質問に答える。

「私は・・・執務官のフェイト・T・ハラオウン。君を助けに来たんだ。」

見れば、腹辺りには青黒い痣が出来ており、口元からは血が流れている。

たまらず私は彼を抱き締める。

「ごめん・・・ごめんね。私がもっと速ければ・・・・・本当に、ごめんね。」

自分がもっと早く彼のもとに駆けつけていたら、この少年を見るとそう思わずはいられない。

ふと兄の言葉を思い起こす。

世界はいつだってこんなはずじゃないことばかりだ。

 

少年は急に現れた女性に抱き締められてなんだこの人と困惑しつつ、この人はきっと良い人だとなんとなく理解して、また目を閉じて意識を暗い底に沈めるのだった。

 

 

 




どうして更新する度に書いている文字数が多くなっているんですか?(電話猫)
最初に息抜きのつもりなんで1話1話はそんな量多くならんやろwと思っていたらこのザマです。
いつの間にかこんなに書くようになっちゃったよ。こわれるなぁ・・・・。

ホモ君のセットアップを見てご満悦ヴィヴィオ。
ホモ君がVVOのセットアップでヴィヴィオのあられもない姿を見て目を逸らしたということは、ホモ君のセットアップもホモ君があられもない姿になっているのは必然です。
そんなホモ君をホモ君とは違い、まじまじ眺めるヴィヴィオ。
どこで教育を間違えたのか・・・・。
ミッドチルダ少女はエッチなことしか考えないのか・・・(呆れ)

ナンバーズが書いていて一番難しかったです。
これキャラ崩壊してませんか?大丈夫ですかね?(不安)

ホモ君のデバイスがなんか強そうですけど、私は無双や俺tueeeee!!があまり好きじゃないんで別に回想では急に強くなるとかいう怪現象はありませんので大丈夫だって安心しろよ!(GO is GOD)

書きたいところまで一旦書いたのでFGORTAに戻りますね~。

やっぱり人間は悪意に満ちているので、失踪します。


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金策と購入

無茶なことする新兵を撃墜してやったので、初投稿です。


幼馴染から間接的に前作主人公の壊れ具合を体感したRTA、はっじまぁるよー!

 

 前回はヴィヴィオに普通にボコられた後、ノーヴェの指導方針が決まったところで終わりましたね。

 

 今回やることは単純に言えば金策とハーブ購入です。

金策は金策でも前回のように路地裏に行くわけではありません。

ぶっちゃけまだアインハルトがノーヴェに連れられてジムに来てないのでまだ通り魔してる可能性が高いです。

前回のように出くわしたくないので路地裏は避けます。

路地裏なんて小学生が行くところじゃないってそれ一番言われてるから。

今回は公園に行きましょう。

 

 そしてハーブ購入は言わずもがな、スーパーでステータスを上げるためのハーブを購入することですね。

ハーブは種類が幾つかあって、種類ごとに上がる能力が決まります。

今回はまず耐久、敏捷、筋力、を上昇させるハーブを買います。

なので耐久を上げるバジル、敏捷を上げるタイム、筋力を上げるオレガノを所持金の許す限り買います。

 

 耐久と筋力が平均以上になった後に、魔力を上げるレモングラスや制御を上げるレモンバームを購入するので最初はその二つには手を付けません。

そして上昇率が微々たるものですが、全てのステータスを成長させることができるローズマリーが売っていればそれも購入しましょう。

まぁローズマリーが普通のスーパーで売っているのは稀なんですけどね。

 

 ちなみにホモ君は最初から知力が高いので、知力を上げるハーブであるセージには用がありません、お前クビや。(無慈悲)

 

 時刻的に夕刻ですね。そろそろ帰りましょう。

 

「元也、そろそろ良い時間だし一緒に帰ろ!」

>ヴィヴィオは変身制御を解除する。

 

 ヴィヴィオが一緒に帰ろうと言ってきましたね。

しかし一緒に帰るとこの後の金策を行うことができなくなります。

なので丁重に断りましょう。

こっちの都合も考えてよ・・・・・。(溜息)

 

>あなたはヴィヴィオとは別に帰ると言った。

>ヴィヴィオはあなたの発言を聞いて、茫然自失とした後、涙目であなたを見つめる。

 

「なんで・・・?やっぱり怒ってる?・・・・私のこと、嫌いになった・・・の?」

 

>ヴィヴィオは目に見えて暗くなる。

 

 ファッ!?

なんでこんなに気落ちしてるんですかねぇ?

ヴィヴィオのテンションを低くしすぎると管理局の白い魔王とその嫁がホモ君になんでヴィヴィオが暗いのか尋問してきて、場合によってはO☆HA☆NA☆SIされたりします。

やっぱ(娘のこと)好きなんすねぇ~。

なのでヴィヴィオのテンションは下げるわけには行きません。

とりあえず嘘をついて、なんとかヴィヴィオを撒きましょう。

 

 お前のせいじゃないんだよな~、親に買い物を頼まれてるから多少はね?(ホモは嘘つき。)

 

「そ、そっか、だったらよかった!ならしょうがないねっ!今日はリオとコロナと一緒に帰るから!また明日!」

 

>ヴィヴィオが安心した様子であなたに手を振る。

 

 なんとかヴィヴィオを煙に巻くことが出来ましたね。

ではジムを出て速やかに公園に向かいましょう。

夜になると金策の機会を失ってしまいますからね。

 

>あなたはジムから出た。

 

 ここから北東の公園に向かいます。

では公園に行きますよー、イクイク!

 

>あなたは公園に到着した。

>公園は夕日で赤く染まり、子供はみな家に帰った為、人の気配がなく静寂に包まれている。

 

 公園に着きましたね。

朝や昼であれば子供が何人か居るんですが、この時刻になると誰もいません。

ですが公園の中でも入口から左手の雑木林の影にお目当ての彼はいます。

どこだぁ・・・・探すぞぉ・・・・・。(ONDISK)

 

>木の陰に隠れていた小太りの男に話しかける。

 

「き、君、男の子だよねぇ・・・?君に頼みたいことがあるんだけど・・・いいかなぁ。」

 

 このまんまキモオタみたいなおっさんは写真おじさんです。

この写真おじさんは喋り方こそキモオタ平野みたいに気持ち悪い不審者野郎ですが、このゲームにおけるかなりの良心です。

 

「その、あのっ、このアイスを舐めてくれないかな?その・・・写真を、撮りたいんだぁ・・・・。」

 

>男はあなたに頭を下げる。

>頼みを受けますか?

Yes/No

 

 ここは承諾しましょう。

一回でもNoと答えると彼が萎縮して、次話しかけてもこのイベントが発生しません。

 

>あなたは男の頼みを承諾した。

 

「あ、ありがとうっ!!じゃ、じゃ、じゃあ・・アイスを舐めて・・・そう。」

 

>あなたにアイスを手に持つとアイスの表面に舌を這わせる。

>その様子をファインダー越しに眺めて、ニチャッと笑いながらシャッターを切る。

 

「いいよぉ・・そう。もっとじっくり舐めて・・・いいねぇ・・・・かわいいよぉ・・・。」

 

 これもう事案ですよね、間違いない。(断言)

警察だ!(インパルス板倉)

この様子を見たら親はどう思うでしょう?

ちなみに写真おじさんは紳士なんで手を出すことはありません。

YESショタ!NOタッチ!!

 

>あなたがアイスを舐め終わると男は首に掛けたカメラを下ろす。

 

「あ、ありがとう!と、とても良かったよ!!・・・こ、これ、受け取ってくれ!頼むっ!払わせてくれ!!!」

 

>あなたは6000ミッドを受け取った。

 

 ミッドはミッドチルダの貨幣ですね。

このように写真おじさんは写真を撮ると子供にとっては高額なお金を払ってくれます。

彼は訪れる度に別の条件で写真を撮ってくれます。

また視聴者さん的にはどうでもいいかも知れませんが、主人公が大会で優勝した時は自分のことのように喜んでくれます。

知り合いの優勝を祝う人間の鑑。

 

 ちなみに主人公が女の子の場合は無視してきます。

お前ホモかよぉ!

 

 写真おじさんのイベントは一日に一回しか出来ないので、公園を出ましょう。

じゃけんスーパーに行きましょうね~。

 

>あなたはスーパーの前の自動ドアを見据える。

>スーパーは人の出入りも多く、賑わっている。

 

 スーパーに着きましたね。

ではハーブを購入しましょうかね。

 

 バジル、タイム、オレガノをもらった6000ミッドがなくなるまで買いましょう。

ホラホラホラホラ~(爆買い)

 

>バジル×4を購入した。

>タイム×3を購入した。

>オレガノ×3を購入した。

 

 これで問題なく購入できましたね。

残念ながらローズマリーは売っていませんでした。

まぁ、売ってるのが稀だし、多少はね?

では帰りながらバジルを1個食べましょう。

 

>あなたはバジルを口に運んだ。

>甘みのある爽やかな香りが鼻を抜ける。

>耐久が上昇した。

 

 草を食べるホモ君BB

これからは暇さえあればハーブを食らうので絵面に慣れて、どうぞ。

 

>あなたは帰宅した。

 

 家に帰ったらいつものように風呂に入って、ご飯を食べて寝ます。

 

 その間もオレガノとタイムを食べましょう。

 

>あなたはオレガノを口に運んだ。

>ややほろ苦さのあるさわやかな香りが口の中で広がる。

>あなたはタイムを口に運んだ。

>ちょっと鼻にツーンと来て、味もどちらかというと辛みがある。

正直まずい。

>きもちわるくなってきた・・・・・・

 

 ハーブは食べすぎると嘔吐して、ステータス補正もなくなってしまうので適度に食べるのがベストです。

大体吐く一歩手前ではこのようなメッセージが出るので、そのタイミングで食べるのをやめましょう。

吐くとテンションも下がるし、スタミナも減少します。

 

 スタミナが僅かの時にハーブを爆食いして、嘔吐してしまうことでゲロ吐いて気絶して、鍛錬する時間を丸1日無駄にすることが初心者にありがちなミスとして挙げられるます。

食べすぎには気をつけよう!(ゆうさく)

 

>あなたは自室に入る。

 

・寝る

・夜更かしする。

 

 夜更しして鍛錬しましょうか。

んじゃあ、特別な稽古つけてやるか!

しょうがねぇな・・・・・。

 

>夜は深まる・・・・・

 

>深夜になった。

 

・トレーニングをする

・部屋を出る。

・アイテムを使用する。

・寝る

 

 ちなみに欲求値は起きている間、何もしなくても時間経過で徐々に溜まっていきます。

よって夜更しすると普通に寝るよりも多く溜まりやすかったりします。

現在は30%ですね。

溜まってんねぇ・・・・。

これは解消手段を早々に手に入れないとまずいですね・・・・・

ま、まぁそこら辺も一応考えてるから大丈夫だって、安心しろよ〜。(震え声)

 

 では耐久と筋力が上がる腹筋を行います。

 

>あなたは腹筋をした。

>あなたは腹筋をした。

>あなたは腹筋をした。

 

>あなたはベッドの上に横になった。

 

 また汗まみれでベッドに寝そべるホモ君。

これちゃんとベッド洗ってますよね?

じゃないと男臭いと思うんですけど・・・・。

男臭い・・・・?ヌッ・・・・・!!(ホモ特有の超反応)

 

>あなたの意識は深い闇に沈む。

>耐久が「なめくじ」から「カブトムシ」に上昇した。

>知力が「かしこい」から「明晰」に上昇した。

>筋力が「くそざこなめくじ」から「なめくじ」に成長した。

>体力が回復した。

>あなたは今日の体験からスキル「上目遣い」を覚えた。

 

 うんうん、順調に成長してますね。

今回手に入れたスキル「上目遣い」は自分以上の年齢の異性に対して交渉成功率と好感度の上昇率を底上げするスキルです。

写真おじさんイベントを初めてこなした日の睡眠時に高確率で獲得することができます。

別になくても困りませんが、あれば便利なスキルです。

 

 今回はここまでにします。

次回は学校が休みなので1日中ノーヴェとヴィヴィオ戦で定めた方針どおりにトレーニングして、金策して終わりになるでしょう。

ご視聴ありがとうございました。

 

〈裏側〉

 

少年が保護されて、少し経ったある日。

少年を保護した執務官、フェイト・T・ハラオウンはとある場所へ向かっていた。

 

彼女の所属する機動六課の総部隊長であり、彼女の友人である八神はやての執務室へ。

 

扉を開けるとはやてが机について、フェイトを視認すると笑顔で出迎える。

 

「お、フェイトちゃんよう来たな。フェイトちゃんから私のとこに来てくれるなんて久しぶり・・・・・・」

 

はやての言葉はフェイトの机に一枚の紙を叩きつける音で遮られる。

 

「ねぇはやて、これはどういうことかな?」

 

フェイトは怒った様子ではやてに問う。

対してはやては表情を変えることなく、その質問に答える。

 

「なんや、おっかないな〜。どういうこともなにも文面通りや。私達機動六課は今日この日からモトヤ・Z・ヘインリッヒの身柄を聖王教会に引き渡し、収集した身体データを破棄、以降全隊員に聖王教会の管理下以外での彼との接触を禁じる。それだけ。」

 

「そんなのおかしいよ!それじゃまるで・・・・・」

 

「あの男の子の存在を隠そうとしているみたい・・・・って言いたいんやろ。」

 

はやてに言いたかったことを言い当てられて目を見開くフェイト。

やはり小学生の時から長く付き合ってきただけのことはある。

 

そしてそんなフェイトから目線を外し、窓の外を見るはやて。

 

「そりゃみたいもなにも事実、聖王教会側は隠そうとしとるんやろ。」

 

なんでもないことのようにさらりと言うはやて。

そんなはやてに詰め寄るフェイト。

 

「だったら尚更そんなことさせるわけにはいかないっ!はやてだって分かっているんでしょう!今回の事件が発生したのは・・・・」

「聖王教会側にジェイル・スカリエッティの内通者がおったからやな。なまじヘインリッヒ家は教会内部で権力があったからこそ狙われたんやろ。カリムに聞いたところ教会も一枚岩やないようやしな。」

 

「だったら・・・・!尚更教会に引き渡すわけにはいかないよ。彼は家族を失った・・・・私がもっと早く着いていれば助かったかもしれないのに・・・、そんな誰が敵かも分からないような場所に引き渡すくらいなら私達で保護した方が!」

 

「そんなことが無理だってことくらいっ!・・・・・分かっとるやろ、フェイトちゃんには。」

一瞬語気が強くなるも、はやては自らを抑えてフェイトに語り掛ける。

 

「私達フォワードは本局と聖王教会からの支援を受けている。だからこそ今回の命令は断ることができない。・・・・私達の役目はいずれ起こりうるであろう陸士部隊の全滅と管理局システムの崩壊を防ぐこと。役目を果たすまで私達の部隊は存在しなくてはいけない。わかるやろ。」

 

はやての言葉を聞くもフェイトははやてを睨む。

 

「・・・分かってるよ、そんなこと。でも分かってるからってはやての判断には・・・・賛同できない。」

 

そう口から漏らすとフェイトは早足で部屋を出た。

 

「・・・・・はぁ、私だってそりゃ納得はしてないわ・・・・・。」

 

溜息を吐くはやて。

 

するとフェイトが出たすぐ、また人がはやての部屋に入って来た。

 

それはスターズ分隊隊長で、フェイトと同じくはやての友人である高町なのは教導官だった。

なのはは気まずそうな表情で部屋に入る。

 

「今度はなのはちゃんか・・・・。その様子じゃ今の聞いとったな。盗み聞きなんて良い趣味しとるね。なのはちゃん。」

 

「にゃ、にゃははは・・・・聞こえちゃってね。」

なのはは肩を竦めて力なく笑う。

 

「それで、なのはちゃんは私になにを言いに来たんや。もう私フェイトちゃんでお腹いっぱいなんやけど。」

はやてはうげーと顔を顰めると机に突っ伏す。

 

「フェイトちゃん子供に優しいし、もっと速く駆けつけたらあの子の家族も救えたかもって結構気にしてたからね。そりゃ反発はするよ。・・・・でも私もフェイトちゃんの気持ち、はやてちゃんに反発した理由、ちょっと分かるな。」

 

「なんや、なのはちゃんもそっち派かいな・・・・・。私だって色々頑張って・・・・」

 

「はやてちゃんが頑張ってるのはフェイトちゃんも、みんなもちゃんと知ってるよ。そういうことじゃなくて私がフェイトちゃんが不満に思っているのはあの子のこともあるけど、はやてちゃんのこともあるんじゃないかな?」

 

「私のこと・・・・?」

はやては顔を上げる。

 

「うん。だってはやてちゃん、私たちに隠し事してるでしょ?そうじゃなきゃはやてちゃんはあんな有無を言わさないような伝達の仕方しないし、それにさっきの話だってなんであの子を聖王教会が隠そうとしてるのかだったり、一番大事なはやてちゃんの気持ちだって話してないじゃない?友達としてフェイトちゃんはそれが嫌だったんじゃないかな?

だから今、私が聞くとするならそれを聞きたいかなーって。」

 

なのはの言葉を聞き、はやては笑う。

 

「・・・・まさかそこを突かれるなんてなぁ。やっぱなのはちゃんには敵わんわ。」

「えへへ~、私、友達の事は割とよく見てるつもりだよ。今回のはやてちゃんはどこか辛そうだったし、・・・・友達に言えば、少しは楽になるかもよ?」

 

なのはがはやての顔を覗き込みながら笑顔でそう言うと、はやては観念したように手を上げて、椅子にもたれかかる。

 

「わかった、じゃあ吐き出させてもらうわ。・・・まずあの男の子をなぜ教会が隠そうとしているかといえば、実は私も知らんのや。」

 

「えっ、知らないの・・・・・!?」

驚いた声を上げるなのはを見て、悪い顔でにやけるはやて。

 

「そうやで、出来たばかりの部隊の総部隊長やから私のこととか心良く思わない連中もおるし、あまり詳しく伝えられないこととか割とよくあることなんよ。そういう時は色々して調べ上げたり、聞き出したりするんやけど・・・・・まぁ今回はそういうわけではなさそうやけどね?」

 

「ほ、本当に大変そうだね。・・・・いつもお疲れ様。」

なのはは自分の友人がいる思惑交差する世界を想像して少し引きつつ、彼女を労う。

 

「言葉で言うくらいなら今日飲みに付き合ってや。・・・それで話の続きやけど。あの少年についてはいくら色々しようが聖王教会側の意図は掴めへんかった。まるで先回りされて証拠を全部潰されてるかのようでな。」

 

「それじゃ・・・・はやてちゃんは今回はなにも分からなかったの?」

なのはがそう聞くと、はやては得意げな表情を浮かべる。

 

「チッチッ・・・甘いで、なのはちゃん。確かに明確な理由は掴めへんかったけど推測は出来る。」

 

「推測?」

なのはははやての言葉に首を傾げる。

 

「せや。フェイトちゃんの目撃ではナンバーズの連中を追っ払ったんやろ?やから彼の持っとるネックレスを調べることにしたんや。そうしたらな・・・・」

 

「そうしたら?」

なのはははやてに詰め寄る。

 

「あのデバイスは私の持っていた夜天の書に構造が似とる。というよりあれはヘインリッヒで家宝として伝わっとった物やし、ユニゾンデバイスの原型のようなものなんやなぁ・・・基盤はインテリジェンスやし。そんなオーパーツの存在を外部に余り漏らしたくないんやと私は思っとる。」

 

「そっかぁ・・・・それではやてちゃんはどう思ったの?」

 

はやてはそう聞くなのはにはやては俯きながらも答える。

 

「フェイトちゃんが聞いていたことを踏まえると、あの男の子は、昔の闇の書事件の時の私や。私だってなにが起きようとあの男の子を守りたい。それに・・・・」

 

言い淀むはやて。

そんなはやての様子を不思議に思い、どうしたの?と口に出すなのは。

 

「いや、お医者さんの勘違いかもしれんけど、あの子、段々と自分の家族を殺した相手の名前なんかが薄れていってるそうや。脳の検査をしても外傷はないらしいし、お医者さんは魔法によるものやないかって疑っとる。」

 

「それって・・・もしかしてその彼の持つデバイスが関係しているってこと?」

それを聞くとはやては首をゆっくりと振る。

 

「いや、そんなことはないと思うんよ。あれは現状調べた範囲で見ればただのデバイスやし、辛い体験があった後、防衛本能で辛い記憶を忘れるなんてことはざらにあるみたいやし。それにあの子にとってはあのデバイスは唯一の形見やろ?聖王教会側も彼が所持することは認めるって言ってるし、あまり騒ぎ立てたくないしなぁ。」

 

そう呟くはやてを見てなのはは笑う。

 

「やっぱりはやてちゃんは良い人だね。ちゃんとあの子のこと考えてくれてたんだ。」

なのはがそう言うとはやては照れくさそうにする。

 

「そ、そりゃ・・・私かて鬼ちゃうし・・・。なんかあの男の子は昔の自分に被るしなぁ。・・・・それにしてもなんかあの男の子に対して親し気やな~なのはちゃん。」

 

はやてが話してる途中に感じていた疑問を口に出す。

 

「にゃはは、実はヴィヴィオがあの子と仲良くてね。話す機会とか何回かあったから・・・・。」

 

それを聞くとはやてがニヤリと笑う。

 

「それじゃ娘に先越されるかもしれへんなぁ~なのはちゃん。」

 

「か、揶揄わないでよ~はやてちゃんっ!」

二人はまるで子供時代に戻ったかのようにふざけると、はやては息を吐き、真面目な顔になる。

「まぁフェイトちゃんの気持ちも分かるし、それに私自身このままやられっぱなしってのも癪に障るから交渉は継続するつもりや。話付けるのが総部隊長である私の仕事やしね。」

 

「うんっ!頼りにしてるよ、総部隊長!」

なのはがはやてにそう言うと部屋を出て、二人は各々自分の仕事を始めるのだった・・・・。

 

 




ミッドチルダの貨幣について調べたら現状わからないですが、二次創作ではよくミッドやガルていうのが使われているらしんでミッドにしました。
コイツ独自設定持ち出し始めましたよ。
許してください!なんでもしますからっ!!

写真おじさんを出しました。
こんな不審者放っておいたら、パパに怒られちゃうだろ!いい加減にしろっ!
これからも一応出番があります。
その出番をリオに渡して、どうぞ?

ハーブは現実にあるハーブの名前にしました。
elona民ゆるし亭ゆるして。

過去編ではなのはさんやはやて、フェイトたそなどホモ君が入院している間の大人たちを描きました。

教導官に少し頭冷やそうかって言われて撃墜されたので、失踪します。
それにしてもホモ君の記憶が云々についてはやてがデバイスのせいではないと言ってますが、前回を見たら分かりますが、デバイスが排除モードになる時に意識に処理を施したって言ってるんですよね・・・・。
んにゃぴ、よくわかんないですね。(すっとぼけ)


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出逢い

恩師のグレアムさんが捜査に協力してくれるみたいなんで、初投稿です。


キモオタと交流して、ハーブを貪り食うRTAはっじまぁるよー!

 

 前回は写真おじさんにお金をもらって、そのお金で買ったハーブを食ってステータスを上昇させました。

 

 今回は学校が休みなので、全部ステータス上げに使います。

ヴィヴィオと同じ学校の場合、3日目は創立記念日で必ず休みになります。

なのでこの日をノーヴェの特別指導と金策でまるまる利用するわけですね。

(創立記念日)いいゾ~、これ。

 

 幼馴染は好感度が高い場合、たまに家の前で待っている可能性があるので、家の前でヴィヴィオが待っている場合は一緒にジムに向かいましょう。

好感度はこのゲームの場合、高いに越したことはないので、多少はね?

 

>あなたが家を出ようとすると、母があなたを止める。

 

「今日は一日ジムで練習するんでしょう?これ持って行きなさい。」

 

>あなたは母から握り飯をもらった。

 

 お、握り飯ですね。

体力を回復させますし、親の手料理判定なのでメンタルを上昇させてくれます。

序盤ではありがたいご飯ですね。

お母さんありがとナス!

 

>あなたは家を出た。

 

 おや、ヴィヴィオちゃんが居ませんね。

いつもは居るんですけどね~。

ま、いないなら居ないで別に良いんですけどね。

ではジムに向かって歩いていきましょう。

もろちんハーブを食べるのは忘れません。

敏捷を上げるタイムを食べましょう。

 

>あなたはタイムを口に運んだ。

>ちょっと鼻にツーンと来て、味もどちらかというと辛みがある。

正直まずい。

 

 朝からこんなまずそうなハーブ、自分だったら食べたくないですね。

味覚こわるる^~。

 

>歩いていると目の前でよろよろ歩いている紫の帯が入った黒いフードの人物がよろよろと歩いていて、あなたの目の前で倒れた。

 

 行き倒れですかぁ~。

ぶっちゃけ路地裏であれば所持品奪って終わりなんですが、ここは天下の表路地。

人の所持品を盗むと誰かに見られたり、倒れてる人がセキュリティに言った場合捕まりますので助けます。

天下の表路地で良かったなぁお前なぁ!

 

>あなたは倒れている人に声を掛ける。

 

「おなか・・・・すい・・た・・・・・・。」

 

 食べ物を要求されましたね。

まともな食べ物は持たせてもらった握り飯しかないですね。

ハーブを上げてもいいですが、これは全部ホモ君のステ上げ用なんで上げられません。

ホモ君は元々メンタルが高いのでぶっちゃけ親の握り飯食ってメンタルを上げる必要は現状ありません。

お前(ホモ君)は草だけ食ってりゃ良いんだよ。上等だろ!(AKYS)

 

>あなたは行き倒れに握り飯を上げた。

 

「これ・・・ごは・・・んっ!はふはふ・・・、ごくん。」

>行き倒れは握り飯を一生懸命食べる。

 

 おーおー、よう食べますね。

食べたらさっさと行って、どうぞ?

ノーヴェとトレーニングをはやくしたいんで、あくしろよ。(ホモはせっかち)

 

「ホンマにありがとうな!君はウチの命の恩人や!・・・て、フード被ってたら失礼やな。ちょっと待ってて・・・・」

 

>行き倒れはフードを外す。

>フードを外すと、碧眼に一体どこに仕舞ってるのか不思議に思うほどの長い黒ツインテールの美少女がいた。

 

 あっ・・・(察し)

これって・・・・・・もしかして・・・・・・・。

 

>あなたは彼女の顔に見覚えがある。

>あなたは彼女がDSAAチャンピオンのジークリンデ・エレミアだと分かる。

 

 ジークじゃねぇかぁあああああ!!!!

そういえばたまにジークは行き倒れのようにふらふらと徘徊していることがあります。

よかったぁ~、所持品盗もうとしないで。

彼女はDSAAのチャンピオンであり、今作で間違いなく最強のキャラです。

彼女はあの覇王や聖王様のステータスを超えていて、現状のホモ君のステでは下手したらデコピン一つでワンパンされるかもしれません。

 

 彼女は格闘から光弾射撃、投げ、関節技まで様々な技術で戦う通常モードと先祖より受け継いだ「鉄腕」による強力な打撃の全力モードを使い分けているのですが、HPが半分以下になったらエレミアの神髄モードというのがあり、その場合すさまじい勢いで人体を破壊するほどのイレイザー級魔法を伴ったこの世の終わりのような威力の格闘を無意識状態で仕掛けてきます。

これ無理ゾ・・・・・・。

彼女は黒のエレミア後継者として少なくとも500年分の戦闘記憶・経験を受け継いでおり、それに裏付けされた高い戦闘力の持ち主です。

 

 こんな完璧超人にステータス糞雑魚なめくじひでたるとまひろじゅんぺいなホモ君が勝てるわけないだろ、いい加減にしろ!っと思われる視聴者の方もいらっしゃるでしょうが、ちゃんと育成して、有能な技を覚えていけば勝てるようになるから大丈夫だって、安心しろよ~。(震え声)

「ん?もしかして君、私のこと知ってる?」

 

>あなたは自分もストライクアーツをやっているから当然だと答えた。

 

 どうやらホモ君は知ってたみたいですね。

このゲームでの知識は大体知力によって知ってるか知らないか決まります。

ホモ君は明晰ですし、ジークが結構知名度高いので知っていますね。

 

 ちなみに知力が「脳無し」だった場合はジークの事も知らないことがあります。

ま、その場合、技も新しく覚えることが極端に難しかったりするんである意味ハードモードでしょうね。

だれか知力縛りでRTAやってくれよなぁ~、頼むよ~(他力本願)

 

「へー、そうなんや!大人しそうに見えて結構アグレッシブなんやね。もしかして結構強かったりするん?」

 

 なんだお前、嫌味か。

この世界で一番強い人に結構強いなんて言えるわけないだろっ!いい加減にしろっ!

 

>あなたは自分は弱い。と答えた。

 

「そうなんかな?自分のことを弱いって言える人は自分を強いって過信する人より強いとウチは思うけどな。」

 

 本当に弱いんですがそれは・・・・。

本当であれば行き倒れ相手の場合、話をそうそう切り上げるのですが、相手がジークなので好感度を上げに行きます。

 

 ジークの好感度ボーナスは筋力と魔力に大幅な上昇補正を与えます。

上がりにくい魔力ボーナスに上昇補正をくれるので彼女はRTA的にはマジでうま味です。

最終的な敵との好感度ボーナスを頼りにするとか、恥ずかしくないの?

なので好感度を上げるために一生懸命、媚び売りましょうね~。

 

>あなたは自分にとっては憧れだと言った。

 

「あ、あはは~。私は君に憧れられるほど出来た人間ちゃうよ。むしろ・・・・」

 

>ジークはどこか後ろ暗そうな表情をする。

 

 ジークは先祖から受け継いだ力を使いこなせず、周りを傷つけてしまうことを悩んでいるので褒めてもこの反応ですね。

 

 ジークの好感度を最高まで上げるにはホモくんがもしジークが暴走しても止められるほど強いと思ってもらわないといけません。

 

 なので実はジークは友人にはすぐなれるんですが、恋人まで行くには難易度がこのゲームで最難関なキャラだと言えます。

 

 まぁジークと幼馴染であれば話が別ですが。

 

>あなたとふと目が合うと、彼女は頬を少し赤くして、さっと目を逸らす。

 

 このメッセージはスキル「上目遣い」の効果が発動した場合、表示されるものです。

目と目が逢う~(72)した後にホモ君のつぶらな瞳に引き込まれたから目を逸らしたとかいうことでしょうか?

コッチヲミロー!(シアーハートアタック)

 

「そ、それにしても君ってどこかで会ったことあったりするんかなぁ。なんか君とは初めて会った気がせぇへんけど。」

 

 初めて会った気がしない・・・・。

デジャブって奴かな?

それは君の錯覚だよぉ。(能天気)

 

>あなたはそれは気のせいだと答えた。

 

「・・・せやなぁ。それじゃそろそろウチは行くわ。ご飯ありがとー!今持ち合わせがないから、また会ったらその時こそはお礼するからっ!」

 

>ジークはこちらに手を振りながら、歩いて行った。

>あなたも手を振り返す。

>ジークリンデの好感度が上がった。

 

 ジークの好感度が上がりましたね。

とりあえず予期せぬイベントで遅れましたが、ノーヴェの元へ行きましょう。

 

>あなたはジムに到着した。

>ジムの扉を開けると、ノーヴェがあなたを出迎える。

 

「お、よく来たな元也。休みなのに来るなんてお前は偉いなぁ。」

 

>ノーヴェは休みでありながらジムに来た元也を感心した様子で見る。

 

 あれ、リオやコロナどころかヴィヴィオちゃんも居ませんね。

どうしたんでしょうか?

 

>あなたはノーヴェに他の人は居ないのかと聞いた。

 

「おう。リオとコロナは遊びに行くみたいだし、ヴィヴィオは家族の用事だってよ。だから私とお前だけだな。」

 

 へー、みんな予定入ってたんですね。

原作キャラはこのように偶に予定が入っていたりします。

家族の用事ってことはなのはさんやフェイトたそとどこかに行くのかな?

まぁ、創立記念日はストーリーに関係ないんでこういうことはよくあります。

ノーヴェ姉貴と二人きりなんで自分的には満足ですね。

ノーヴェ姉貴の腋いいゾ~(ノンケの屑)

 

「それじゃ、トレーニングウェアに着替えてきてくれ。今日はいつもよりもトレーニングをする時間があるし、まず最初に基礎トレーニングで、それが終わったら昨日言ってた特別トレーニングを始めるぞ。」

 

>あなたはノーヴェのいう通り、更衣室でトレーニングウェアに着替えることにした。

 

 着替えるホモ君BB。

ほら、ショタの生着替えだぞ、見とけ見とけよ~。

 

>更衣室から出るとノーヴェが待っている。

>あなたはまず基礎訓練をした。

>耐久が上昇した。

>筋力が上昇した。

>敏捷が上昇した。

 

 ノーヴェ姉貴の基礎訓練は成長率は凡庸ですが、中々広くステータスを上げることが出来ます。

やりますねぇ!

結構いい指導してるけど・・・・・なにかやってたの?

特にはやってないですけど・・・・ナンバーズゥ・・・・・ですかね、やってましたね。(前科)

 

「よし、じゃあ基礎はそこまでにして、リングで特別トレーニングを行うぞ。前言ってたように距離を詰められても迎撃、防御が出来る様に重点的に指導していくからな。・・・・ついて来いよ?」

>ノーヴェは挑戦的に笑みを見せる。

>あなたは大きく頷いた。

 

 今回はここまでですね。

次回はノーヴェとの特別な稽古(意味深)ですね。

特別トレーニングは基礎トレーニングと違い、試合形式だったり、ミニゲームだったりします。

なので基礎トレーニングと違って操作する必要があって面倒ではあるのですが、その分、技を覚えられたり、ステータスが大きく上昇したりするのでRTA的にはうま味です。

なのでこれから毎日特別トレーニングしようぜ?(ジュラル星人)

 

ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

<歴史の断片>

 

とある男が食事を持って、ある一室を訪れる。

 

厳重に閉められた扉を開けると、そこには設備の整ったベルカ貴族にありがちな内装の部屋で大きなベッドに腰掛けて此方を睨み付けるボーイッシュな見た目の女性の姿。

 

その女性の目は黒く濁り切っているように見える。

 

「・・・そう睨むな。リッド、夕食だ。」

男がリッドと呼ばれる女性の目の前に夕餉を置くと、リッドはその夕餉を壁に力一杯ぶちまける。

 

「・・・・いらない。」

 

「おいおい、俺が無理言って宮殿の一室をお前用で借りてるのにそりゃねぇだろ。」

男は呆れた顔をしてそうぼやくと、リッドは男を睨み付ける。

 

「なら、君が、僕をここから出してくれれば済む話だろ。ルディー。」

 

リッドがそう言うとルディー、ルドルフ・Z・ヘインリッヒは表情を消す。

 

「ダメだ。」

 

するとリッドのルディーを睨む眼光が鋭くなる。

 

「元々、僕が閉じ込められたのは僕の存在によってゆりかごへ入るというオリヴィエの決意が揺らぐのを恐れた聖王家によるものだ。

そして君はオリヴィエの側近、・・・聖王家の家臣。

・・・教えてくれ。もうオリヴィエはいない。

いつまで僕はここに閉じ込められていればいい?」

 

その問いにルディーは答えない。

 

「僕はなにも・・・出来なかった・・。オリヴィエやクラウスに会うことさえ・・・・君のせいだ。」

 

そう呟くとルディーを睨むリッド。

しかしルディーは顔色を変えることは決してない。

 

「そうだな。・・・・俺のせいだ。俺が全て悪い。今更許してほしいなんて言うつもりはない。だが、・・・・俺はお前を出すわけにはいかないんだ。オリヴィエの遺した手紙を見た、見てしまった友人を放っておくわけにはいかない。」

 

オリヴィエの遺した手紙。

内心は別離が辛かった、しかしいくつものハンデを背負った自分の命の使い道は戦いを終わらせる事くらいにしか選べなかったと考えていた事が綴られていた手紙。

 

それを読んだ自分の友が何を考えるかルディーには手に取るように分かっていた。

リッドは手紙を読んで、オリヴィエが心の内を打ち明けられるほどの強さが自分たちにはなかったと後悔している。

そんな彼女を外に放れば、なにをするか分からないし、生来の放浪癖も相まって二度と発見することが難しくなる。

 

だからこそ、ルディーはオリヴィエがいなくなった今も、リッドを軟禁していた。

仕えていた主君を失い、親友とは敵対してしまったルディーは唯一手元に残った友を失うまいと思ったのだ。

 

「よく言うよ・・・・。一人逃げた癖に・・・。」

ぼそりと呟くリッド。

 

それに眉根をピクリと動かし、反応するルディー。

「・・・どういう意味だ。」

 

「君、婚約したんだってね。どこかの貴族の娘だっけ?・・・・オリヴィエと同じ金髪の女らしいじゃないか。」

 

「・・・・なんで知っている。」

 

表情を強ばらせながらルディーはリッドに聞く。

そんなルディーを鼻で笑うリッド。

 

「君が来るまで、扉の前で見張っている看守が大声で言ってたよ。もうこの中の女は卿にとって用済みだろうなって。まったく・・・変な勘違いされていて不愉快だったよ。」

 

「それは・・・・俺の部下がすまない。しかし、俺が婚約することが何故お前の言う逃げとやらに関係ある。」

 

「関係あるさ。その女、オリヴィエの代わりなんでしょ。」

 

そう口にした瞬間、ルディーはリッドの襟首を掴む。

 

「訂正しろ。彼女は・・・そうじゃない。俺はオリヴィエの事を引き摺ってなんか・・・」

 

「それをオリヴィエの前でも言えるのかい?」

 

そう言われ、ルディーは答えることが出来ず、力なく襟首から手を放す。

そしてそんなルディーを嘲笑するリッド。

 

「君は結局、オリヴィエを喪失したことから逃げて、クラウスと向き合うことからも逃げた。」

 

「違う・・・・。」

 

「みんなの為、民の為、そして僕たち友の為だとかなんとか言ってるけど本当は自分の為でしかないだ。」

 

「やめてくれ・・・・。俺は・・・」

 

リッドがベッドから立ち上がり、ルディーにじりじりとにじり寄る。

そして対照的に、ルディーは必死にリッドが言うことを否定しながら一歩ずつ後退する。

 

「そして僕がなによりも許せないのは、・・・・君は僕からオリヴィエやクラウスを奪っただけじゃない。・・・君自身を君が僕から奪ったんだ!」

 

そしてリッドはそう叫ぶと同時に涙を流す。

 

それを呆然とした様子で見るルディー。

 

「僕が好きだったのは愚痴を言いながらでも、なんにでも真摯に向き合う君だ。断じて今の逃げ回っている情けない君なんかじゃないっ!」

 

悲痛に叫ぶリッド。

そんな彼女に答える術をルディーは持たない。

 

「なぜあの時、僕は甘んじて軟禁されていたんだと思う。僕は君を信じていたんだ。信じてたのに・・・・例えなにが変わったとしても・・・君は、変わらないと思っていたのに・・・それなのに、君は逃げ続けて、挙句の果てにはオリヴィエの代替品を用意して婚約した。君は・・・僕の信頼を裏切ったんだ。」

 

既にルディーはリッドに壁に追い詰められた。

 

「オリヴィエならまだしも・・・・どこの馬の骨か知らない女と結ばれて、逃げようだなんて許せるわけないだろ・・・・。」

そして目の前、すぐ近くまでリッドはにじり寄ってくる。

 

「ねぇ、胸が痛いんだ・・・まるで穴がぽっかり空いたかのように・・・痛いんだ・・・。」

 

リッドはルディーの手を胸に持っていく。

女性的な柔らかな感触を手の中に感じる。

 

「お前、何をっ・・・・むぐっ!!」

 

そしてそのままルディーの顔を無理やり手繰り寄せて、口づけする。

それはまるで嬲り、蹂躙するかのようなキスだった。

 

「ん、んんむっ、む~~~~~~~ッ!!!!」

 

ルディーは抵抗するも、リッドの力には敵わず、押し倒されて、服を破かれていく。

 

「ぷはっ・・・・、僕の心を傷つけたんだ・・・・僕も君を傷つけてやる・・・。まずは、君の信頼を裏切るから。」

 

「お前っ!自分が何をやっているのか分かっているのか!?俺がここで助けを呼べばっ・・・・!」

 

必死の形相をするルディーを見て、リッドは涙を流しながら笑う。

 

「分かっているよ。僕は君やオリヴィエの友人だからこんな好待遇で軟禁されている。聖王家に代々仕える君に乱暴を働いたとなれば、僕はただじゃすまない。」

 

「なら・・・・!?」

 

「でも・・・・君は、そんなことしないよ。できない。君は僕を見捨てられない。オリヴィエもクラウスも君の傍にいない今、君には僕しかいない。・・・だから僕の事、見捨てないよね?」

 

「・・・ッ。」

 

そうだ。

彼女の言う通り、自分は彼女を見捨てられない。

俺にはもう彼女しかいない・・・・。

 

それに・・・・

彼女の洞のような目と歪んだ三日月のような笑顔を再度見つめる。

俺が・・・、俺が壊してしまった。

彼女の、友の一番好きだった陽だまりのような笑みを、追い詰め、裏切ることで壊してしまった。

だからこそこれは罰なのだろう。

逃げ続け、大切な人を傷つけてしまった俺の罰。

 

「・・・ふふ、でも安心して。僕にも、もう君しかいないんだ。君しか・・・・・。」

 

その言葉と共に、彼と彼女の退廃的な饗宴は始まるのだった・・・・。

 

<この小説はR15なので全カット>

 

二人は一糸纏わぬ姿で床に横になる。

 

ルディーはまるで生気を吸われたかのように茫然自失で、死んだ目で涙を流していた。

 

それに反して、リッドは恍惚とした表情で下腹部を撫でる。

 

「なんだ・・・嫌だとか泣き喚いておきながら、一杯出したじゃないか。・・・・こんなに出されたら子供が出来ちゃうかもね。」

 

「そんな・・・っ!もしそうなってしまえば・・・・」

 

慌てて飛び起きるルディーに微笑む。

「君と僕は終わりだ。そうなったら・・・この灰色の世界で、二人で堕ちていこう。」

 

そう言うと、ルディーに歩み寄る。

 

するとルディーは友と思っていたリッドに襲われたことで心の中で何かが決壊したのか、部屋に入った時とは打って変わって情けなくも鼻水と涙を流す。

 

「頼む・・・・・・ゆるして・・・許してくれ・・・。」

 

そんなルディーを慈母のように微笑み、胸に抱きとめるリッド。

 

「謝らないで。もうなにもかも遅いんだから・・・・。今日からは毎日僕の部屋に来て、僕を抱いて、自分の罪と向き合え。僕の心を傷つけるだけじゃなく、身体も傷つけさせてやる・・・・。」

 

リッドはまるで子供をあやす母のように泣いているルディーの頭を撫でながら呪詛を吐く。

 

そしてルディーの耳元に口を寄せると、囁いた。

 

「僕は君のことが大嫌い(大好き)だ。・・・・だから絶対に逃がさないから。」

 

その言葉を聞いて、ルディーは自分はどこで間違えてしまったのか。

なぜこうなってしまったのかと幼い頃の友たちとの日々を想起しながら思っていた。

 

 

 

 




最強と出会う最弱ホモ君。
なお初対面の時点で印象派悪くない模様。
それにしてもバインド魔法でホモ君に貢献したコロナはまだしもリオは本当に最近影が薄いです。
リオの霊圧が・・・・消えた・・・?

そしてジークのご先祖がやばい感じになりました。
ジークのご先祖=聖王がいなくなってもしばらく聖王家に軟禁されてた。
+
ホモ君の先祖=オリヴィエの側近=聖王家側の人間。
=スーパーバストマッチ!!(ハザード)
と頭の中で方程式が組まれましたのでね。

またコメントで聖王がやばいんだからエレミアもヤバそうに引っ張られもしたかもしれません。
ボーイッシュな女の子に襲われてぇなぁ・・・俺もなぁ・・・。
これジークが先祖の記憶まで引き継いでなくてよかったですね(汗)
こんなの僕の私のリッドじゃない!って方がいらしたら本当に申し訳ない・・・・(メタルマン)

ちなみにルディーは馬の骨とは政略結婚で、リッドの言うとおり、結婚した理由が髪の色がオリヴィエの金髪に似ていたからとかいう割と最低な理由です。
やっぱ(オリヴィエのこと)好きなんすね〜。

昨日から、大学進学で上京したのでまだ忙しくないですが、これから忙しくなって更新が遅れるかもしれないです。
それでも付き合っていただけるのであれば幸いです。

グレアムさんが闇の書事件の裏に関わっていたので、失踪します。


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特別トレーニング

闇の書に呑み込まれたので、初投稿です。


ノーヴェとマンツーマンで特別なトレーニング(意味深)するRTA、はっじまぁるよー!

 

 前回はジムに向かう途中で今RTAにおけるラスボスであるジークに意図せず出会いましたね。

 

 今回は待ちに待ったノーヴェとのトレーニングです。

ノーヴェとのトレーニングはミニゲームか、試合形式かは今のところ不明なんですが、

どちらにせよホモ君が防御か迎撃手段となる技を獲得できるので存在自体が旨味の神イベントと言えます。

GOかな?

 

>あなたはノーヴェに促されるままに、リングに上がる。

 

>ノーヴェは構えて一言。

 

「いいか?防御っていうのはただ闇雲に攻撃を受けることじゃない。相手の攻撃を見極めて、いかに完全に威力を殺すか。それに尽きる。試しに私に攻撃してみろ。」

 

 

>>Battle start!!

 

 どうやら試合形式のようです。

ここは普通に殴ります。

 

>あなたはノーヴェに拳を振りかぶり、突き出した。

>ノーヴェはあなたの拳を完全に止めた。

 

 これを何回か繰り返します。 

 

>ノーヴェはあなたの攻撃を全て防いでみせた。

 

>>finish!!

 

 とりあえず試合形式は終わったみたいです。

しかし、トレーニングはまだ続きます。

 

「こんな風に攻撃を防御するんだ。・・・次は元也、お前がやってみろ。」

 

>ノーヴェは拳を臨戦態勢に入る。

 

>そしてゆっくりとした動作で攻撃を始める。

 

 これはミニゲーム形式ですね。

今回はノーヴェの攻撃に合わせて防御する音ゲーみたいな奴です。

音ゲー形式の場合は最初はゆっくりとした速さなんですが、フェーズが一つ上がるごとにノーヴェ姉貴の攻撃速度が速くなります。

フェーズは4段階あります。

まぁこの形式は割と頻繁に出てくるんで慣れているんですけどね、初見さん。

ミスが少なければ少ない程、成長率が高くなるのでノーミス目指して行きますよー、イクイク!

 

 ホラホラホラ~(走者音ゲー中・・・・・)

 

「中々やるな。ならもっと速さを・・・上げるッ!ちゃんとついて来いよ?」

 

>ノーヴェの攻撃速度が上昇した。

 

 この辺りは温いですね。

動き見てから防御余裕でした。

パパパっとやって終わり!(GO is GOD)

 

 

「へぇ・・・まぁこのぐらいはついてこれて当然だ。ここから更に速くしていくぞ?」

>ノーヴェの攻撃速度が更に上昇した。

>ノーヴェの攻撃を目で追うのがやっとだ。

 

ここらへんから難易度が上がってきます。

しかし一応攻撃を見て防御できるんで、まだマシです。

この後がヤバくなるんでね。

ここからがマグマなんです!(きんに君)

 

「まさかここまで全て防ぐなんて・・・・、少し元也を侮っていたか?なんであれ、ここまで出来るなら上出来だ。更に速くしていくが、・・・・まぁ失敗しても気にするなよ?」

 

>ノーヴェの攻撃速度が大幅に上昇した。

>もはやノーヴェを目で捉えることが難しい。

 

 はい、問題の局面ですね。

ここまで行くと相手の攻撃を見て防御することがかなり難しくなります・・・っていうか見て防御しようとすれば確実にノーミスは無理です。

ノーミスでクリアしようとするならば攻撃パターンを暗記する必要があります。

幸い、ノーヴェは練習においては単純な攻撃しかしないので、足を上げる瞬間や、腕の曲がりくらいで大方判断することができます。

しかしそれにしては鬼難易度すぎませんか?

 

 これだからミニゲーム形式は嫌いなんです。

試合形式であればさておき、なぜこのゲームで音ゲーもどきをやらなければいけないのでしょう?

あ ほ く さ 。

やめたくなりますよー。

 

>ノーヴェは攻撃を止めるとあなたを見て、神妙な顔をする。

 

「・・・まさか全ての攻撃を受けきれるなんてな・・・・・、この短時間でモノにするとは・・・・、防御面がもう心配いらないな。すげぇよ・・・元也。これは誇っていいことだぞ。」

 

>ノーヴェはあなたを褒める。

>あなたのテンションが上がった。

>耐久が上昇した。

>敏捷が上昇した。

>技「防御名人」を覚えた。

>スタミナが10減少した。

 

 ぬわあああああん!疲れたんもぉう!!!!

チカレタ・・・・(MUR)

ミスしそうになった場面もありましたが、なんとかクリアしましたね。

そのおかげでホモ君が褒められましたね。

ノーヴェが出したのが分かりやすい攻撃が多くて助かりました。

 

 今覚えた防御名人は戦闘中常時発動型の技なんですが、効果がかなり有能で、『戦闘中、相手の攻撃に対しての反応速度を上昇させることで、防御成功率を30%上昇。防御した場合ダメージをたまに0にする』とかいう序盤で手に入れられ、最後までお世話になるぐう聖です。

運要素が絡むにせよ受けるダメージを0に出来るなんてかなりRTA的には大きいってはっきり分かんだね。

また防御の成功率も上げてくれるんで、持っているだけで防御も成功しやすい、ダメージも0にも出来るでビキビキビキニ1・2・3。

いいゾ~これ。

 

「それじゃ次は迎撃だな。相手が距離を詰めてきた時に、いち早く迎え撃つ。相手が攻撃する前に攻撃すれば相手の攻めの芽を摘める。・・・まぁ攻撃は最大の防御って奴だな。お前には迎撃に使えるであろう技を教える。見ていろ。」

 

>ノーヴェはそう言うと身体を沈め、そして飛び上がると身体をくねらせ回し蹴りを空に放った。

>そして地に足が着くと、瞬時に電撃を纏わせた拳を数発放つ。

 

「蹴りがリボルバー・スパイク。そしてその後に放ったのがスタンショットだ。やってみろ。」

 

>ノーヴェにやってみろと言われた。

・無理ですよ。

・やってやる!

 

 選択肢が出ました。

ここはもちろん下を選びます。

やりますねぇ!やりますやります!

 

「お、やる気は十分だな!ならどうやって放つか教えるぞ!」

 

>あなたはノーヴェに指導を受けた。

>あなたは指導を理解することができた。

>リボルバー・スパイク(仮)を習得した。

>スタンショット(仮)を習得した。

 

 ホモ君の知力が高いので教わるだけで覚えることが出来ましたね。

今回はかなり順調じゃないでしょうか?

いつもこんな感じで頼むよー。

 

 リボルバー・スパイクはヴィヴィオも覚えている飛び回し蹴りですね。

この技の優秀な所は空中で放つ技ということと、蹴りであるということですね。

空中で放った拳や蹴りは間合いが地上で放つより少しだけ間合いが伸びます。

そして蹴りは元々当たり判定、間合いが魔法を除けば一番大きいんですよね。

よってそんな蹴りを空中で放てばどうなるか・・・お分かりですね?

迎撃にうってつけの良技です。

 

 そしてスタンショットは打撃技ですが、雷属性で当たると低確率でありますがスタンします。

序盤ではスタンを付与できる技は貴重なので低確率とはいえありがたいです。

足払いの方がスタン付与の可能性が高いですが、足払いは前の敵にしか出せませんからね。

ノーヴェ姉貴ありがとナス!

 

「飲み込みが早くてこちらも教え甲斐があるな。じゃあまずは私に使ってみろ。使ってみなくては完全にモノにできないからな!」

 

>ノーヴェはまた構える。

 

>>Battle start !!

 

 どうやら試合を行うようです。

覚えたばかりの技を試すいい機会です。

この試合の終了条件は今回覚えたスタンショットとリボルバー・スパイクをノーヴェに当てることです。

しかし逆に言えば当てなければ終わらないので他の(仮)の技を外すいい機会であるといえます。

 

>ノーヴェはあなたに肉迫する。

>あなたは身体強化(仮)を使用した。

>あなたの身体能力が強化された。

 

 まずは初手でステータスを一時的に上昇させる身体強化を使います。

(仮)を外せば二段階ステータスが上がるので多少はね?

 

>ノーヴェは拳を突き出す。

 

 パンチですね。

ここは普通に回避します。

ノーヴェは筋力のステが高く、絡めとりした場合掴み切れず、逆に投げられたりする場合があります。

なのでノーヴェの攻撃は基本的に回避で避けます。

 

>あなたはノーヴェの拳を回避した。

>続けざまにノーヴェは足を突き出して、あなたに前蹴りを繰り出した。

 

 前蹴りですね。

前蹴りは前方のキャラを対象にした場合、命中率がかなり上がります。

回避は連続で使うと成功率が下がるので、ここは防御します。

 

>あなたは的確に攻撃を防いだ。

 

 2割削れましたね。

防御名人は様々ですね。

ノーヴェのステでは通常攻撃ではホモ君は強化していても4割は削れるので、とても大きいです。

 

 そして前方にいるノーヴェに対して、スタンショットを使いましょう。

あー!痺れるゥ!!(ひで)

 

>あなたは拳に電撃を纏わせて、突き出す。

 

「んっぐ・・・・・やるな。その調子だ。」

>あなたの拳がノーヴェの腹に命中する。

 

 ノーヴェの腹に腹パンしましたね。

彼女は瑠璃ではない・・・(遊戯王)

腹に攻撃が当たった場合、相手の動きや反応が一時的に鈍くなります。

しかしスタンを付与できていませんね。

まぁ覚えたばかりですし、多少はね?

なのでここでまたスタンショットを放ちましょう。

ノーヴェにスタンが付与できるまでやります。

ホラホラホラ~

 

>あなたは拳に電撃を纏わせて、突き出す。

>ノーヴェは腕で何とか防ぐ。

 

 防がれました。

ならば目の前に相手はいるので足払いしましょう。

足払いには自分よりも身長が高い相手に使った場合は成功率が高くなるんで、大人相手に戦う場合は足払いでスタンを付与しながら戦うのが良いですね。

逆に自分の方が身長が高ければ成功率は低くなります。

一度防がれた技は次放つとカウンターを食らう確率が高くなるのでしょうがないね♂

 

>あなたは身体を深く沈めると、右足でノーヴェの足を払った

 

「なっ・・・!」

 

>ノーヴェ転倒する。

 

 ノーヴェにスタン状態が付きましたね。

ここでリボルバー・スパイクを使用します。

 

>あなたは沈めていた身体を起き上がらせて、飛び上がり回し蹴りを放つ。

>あなたの蹴りをノーヴェは首をなんとか動かして避ける。

>蹴りが頬をかすめた。

 

 

>>finish !!

 掠っても当たった判定になるので試合は終了です。

スタンショットでスタンの付与が成功していれば、スタンショットを連発して(仮)をいち早く外したかったのですが、まぁしかたありません。

 

「戦っててあぶないと思う場面もあった。まさかお前がここまで強くなるなんてな・・・・よく頑張った。これならもう防御も迎撃も心配いらないな。これからは私もお前相手に加減しなくてもよくなるかも・・・・・おいおい、そんなに嫌そうな顔することないだろ?」

 

>ノーヴェはあなたの頭を撫でて褒める。

>あなたのテンションが上がった。

>筋力が上昇した。

>敏捷が上昇した。

>あなたは身体強化の真髄を掴んだ。

>スタミナが減少した。

 

 特別なトレーニングが終わりましたね。

ステータスがかなり上がり、有能な技も覚えられたりとかなりの収入ですね。

これは寝たときのステータス更新が楽しみですね。

ではそろそろ昼になってきたのでジムから出ましょうか。

で、出ますよ(ブッチッパ!)

 

>あなたはジムから出る。

>ノーヴェはあなたを見送っている。

 

「確かにもう昼だしな。じゃ、また明日。今日は疲れただろうし、しっかり休めよ。」

>ノーヴェはそう言って微笑んだ。

 

 今回はここまでにします。

次回は金策した後、家に帰って、寝た後に技の(仮)外しをする為に誰かと模擬戦をすると思います。

ご視聴ありがとうございました。

 

<自業>

ナカジマ家の計らいによって用意された面会室。

そこにフェイトと元也は居た。

 

JS事件が終わって、数週間経った後。

元也は変わらずヴィヴィオとは友人であり、本人たっての希望から、里親に引き取られてからもフェイトとは親交があった。

 

しかし、JS事件から元也も変わった事もある。

それは元也自身の思い、”誰かを今度こそ守れるようになりたい。”と強く思うようになったことだ。

そしてそれをフェイトさんに話すとちょうどヴィヴィオも格闘技を始めたことを聞いて、ヴィヴィオが指導を受けている相手に引き合わせてもらうことになった。

どうやらコーチである人も自分に会いたいと言ったそうだ。

 

それにしてもフェイトさんはここに来てから心配そうに自分を見てくる。

一体なんだというのだろう?

 

元也がフェイトの様子に疑問を覚えていると、ドアがノックされて開く。

そこにいたのは・・・・

 

「・・・・ッ!あなたはっ!!」

 

それは家族を奪ったナンバーズの一人であり、ヴィヴィオが拉致されたあの時にも居た女だ。

ノーヴェは元也を見ると、申し訳なさそうな表情で俯き、そして顔を上げる。

 

「・・・・・自己紹介は、する必要はないか。私はノーヴェ。ノーヴェ・ナカジマだ。」

 

フェイトは大きく目を見開き、ノーヴェを見つめる元也を心配そうに見ている。

すると元也はゆっくりとフェイトに問う。

 

「・・・・フェイトさん。彼女があなたの言うヴィヴィオのコーチ・・・ってやつなんですか。」

 

「そ、そうだよ。ノーヴェはもう更生して、前みたいな人じゃないから・・・・。」

 

フェイトが恐る恐るそう言うと、ノーヴェは元也に頭を下げる。

 

「・・・私の姉がお前の家族を奪った事、本当にすまなかった。いくら謝っても許されないと思う。だけど・・・・私に、やり直すチャンスをくれないか・・・」

 

ノーヴェが家族のことを口にした瞬間、元也は息を詰まらせると机に置いてある水をノーヴェに向かって投げる。

 

ノーヴェは頭から水を被り、びしゃびしゃに濡れる。

 

「元也ッ!!」

フェイトがそのような行動をした元也を宥めようとするも、元也は席を立ってノーヴェの近くまで歩いていく。

 

「やり直すチャンスだって?・・・・そんなもの、お前みたいな奴にやるわけないでしょ。」

 

「・・・・・・」

ノーヴェはただ目を伏せている。

 

「お前、普通の人間じゃないんだろ。たしか戦闘機人って言ったっけ。だから人も殺せるし、簡単に許してくれって言えるんだ。大方ヴィヴィオの指導をしてるのだってなにか良からぬ事を考えてるに違いない。」

 

「____ッ。」

 

ノーヴェは目を大きく見開き、俯いたまま震えている。

 

「元也!いくらなんでもそんな言い方しちゃダメだよっ!あの事件はジェイル・スカリエッティやクワットロを始めとした主犯が発端で、ノーヴェのように選択肢のなかった人もいる。ノーヴェのように反省して、変わろうとしている。だから・・・・」

フェイトが元也の肩に手を置く。

しかし、元也にゆっくりと確実に払われた。

 

「だから・・・なんですか。許せって言うんですか。僕に・・・許せと。」

元也はフェイトをまるで裏切られたかのような目で見る。

その瞬間、元也の暴言を叱ることが出来なくなってしまう。

家族を奪われた彼のナンバーズに対しての憎悪は並み一通り出ない程強い。

やはり彼女に会わせたのは間違いだったのだろうか。

フェイトは元也をノーヴェに会わせた事を後悔する。

 

「本当にッ・・・すまない・・・・。」

 

ノーヴェは顔を上げることなく、元也に声を絞り出しながら謝り続ける。

 

すると元也は視線を泳がせる。

元也だってノーヴェが自分の家族を殺してはいない、責めること自体、筋違いだと理解している。

しかし殺した本人に会えず、また段々とその人物の名前が薄れていっている以上、その事実は少年に八つ当たりめいた感情を発露させても不思議ではない。

 

「確かにアンタは・・・僕の家族を殺してない。・・・でも殺した奴の仲間だ。・・・・それにもう、母さんや父さん、兄さんを殺した人間の名前が・・・思い出せないんだ。だから責めることすら忘れてしまったら・・・一体誰が僕の家族を覚えているって言うんだ。

僕は嫌だ・・・・そんなの、嫌だっ!!」

 

元也はそう叫ぶと部屋を飛び出していく。

 

後に残されたフェイトはノーヴェにハンカチを差し出す。

 

「・・・・いい。これは私の罪の現れだ。拭かないで、いい・・・・・・・」

「ノーヴェ・・・・・」

 

ノーヴェは自らの罪と向かい合った。

あの頃自分たち戦闘機人は戦う為の存在だと力を振るい続けた。

その結果が、あんな小さな子供を苦しめていたのだ。

 

彼の言うことは甘んじて受けなければならない。

きっとそれが自分への罰なのだから。

 

フェイトからあの少年が強くなりたいと言ったと聞いた時、私は彼に教えることで償えたらと思ったのだ。

しかしそれは彼にしてみれば虫の良い話だったのかもしれない。

 

彼にしてみれば私は彼にコーチングすることで罪悪感を軽くしようとしていると見られたのかもしれない。

そしてそれは間違いではないだろう。

今でも償いとしてやっていることは誰かに自分の犯した罪を許されたいという思いがまったくないとは限らないのだから。

 

そしてあの少年と初めて会った時を思い出す。

 

目の前でヴィヴィオを攫われそうになり、彼自身がなにかに飲まれたあの時。

そして暴走して私に襲い掛かって、ヴィヴィオを守れなかったこと。

彼はとても後悔しているらしい。

 

自分たちの被害者である彼が後悔の念に苛まれている。

その事実は今になって私の心をつよく引き絞る。

彼はそんな思いをしてはいけない。

後悔とは自分のように取り返しのつかない所業に加担していた悪人が抱くべき感情だ。

あの子はなにも悪くない。

 

だからこそ彼を私が強くしたい。

もう彼の顔が曇らないためにも。

たとえ永劫許されないとしても。

 

「・・・・大丈夫だよ。あの子は優しい子だから。だから・・・・きっとノーヴェのことも分かってくれる。」

 

フェイトはそんな悲壮な決意を抱くノーヴェに微笑みかけた。

 

 

 

 

家に一人で走って帰ってきた。

帰るなり部屋に閉じこもっている。

するとドアがノックされる。

 

誰なのだろうか?里親である二人の内のどっちかか。

どちらにしても放っておいてほしい。

 

するとかちゃりと音がなってドアが開く。

慌てて見るとドアノブに魔法陣が現れていた。

そしてそこにいたのは・・・・

「ヴィヴィ・・・オ・・・・?」

 

「にゃはは・・・・大丈夫?元也。酷い顔してるよ?」

 

気まずそうに少し笑うと、心配した顔で元也を見つめる。

元也は顔をベッドに沈めると、ぶっきらぼうに言い放つ。

 

「何でもない・・・・どっかいけ。」

 

「嘘。何でもないならそんな顔しないよ。何かあったの?」

 

「なんでもないって言ってるだろっ!!!」

 

そうしつこく聞いてくるヴィヴィオにイラつき、顔を上げて声を荒げる。

それと同時にいつの間にか近くまで来ていたヴィヴィオに抱き締められる。

 

「なっ・・・放せっ・・・」

「言いたくないなら言わなくていいよ。・・・でも泣きたいなら我慢しちゃダメだよ。いつも、元也は我慢してるけど、そんな元也を見るの、私嫌だ。だから私の前だけでも良いから楽になろ?」

 

冗談じゃない、僕は楽になっちゃいけない。

僕に遺した家宝と共に、死んでしまった家族のことを自分は背負わないといけない。

そう言うつもりだったのに・・・・彼女の暖かな抱擁に絆される。

それは幼い頃、まだ生きていた母に抱かれて眠っていたことを思い出させて・・・・

 

「う・・ぐ・・・あぁああああああああああ!!!!」

 

ヴィヴィオの胸にしがみつき、泣きじゃくる。

 

思えば家族が亡くなった後も、泣いたことはなかったか。

 

腕の中で泣きじゃくる元也の頭を撫でるヴィヴィオ。

そしてしばらく経って、元也が離れる。

 

「・・・ありがと。もう大丈夫だから・・・・。」

 

ヴィヴィオは元也を見て笑う。

 

「なんか元也に頼りにされるのって初めてかも。それになんかちっちゃい子みたいで可愛かったし!」

 

「・・・それは忘れてくれ。」

 

「やーっ!めったに見れない元也の顔を見れたんだもん。絶対に忘れないよっ!」

ヴィヴィオがそう言うと、元也は肩を竦める。

「困ったなぁ・・・・。」

元也はそう苦笑いしつつ、あることを再確認した。

 

「そうだ。ヴィヴィオ、実は僕もノーヴェに指導を受けることにしたんだ。」

 

「えっ、そうなの?・・・でも良いの?元也、ノーヴェは・・・・」

心配そうに見るヴィヴィオ。

しかしそんなヴィヴィオに笑顔を向ける。

 

「大丈夫だ。僕もいい加減、前に進まないと。」

「そっかぁ・・・・なら一緒だね!これからよろしく!」

「ああ、よろしくな。」

 

・・・・ノーヴェはヴィヴィオも教えていると聞いた。

なら、大丈夫だ。

ヴィヴィオが居るなら、僕はきっと大丈夫。

そう確信できた。

 

だからこそ、部屋を出て、フェイトさんにもう一度連絡する。

 

「さっきはすみません。よろしければまた会わせてもらえませんか?・・・・・あの人に。」

 

 




上京した後、いろいろあったので投稿が遅れました。
許してください!なんでもしますから!
さらに学校が始まるのも伸びたし、なんか首都封鎖とかも上がってますし、コロナは恐ろしいですね。
私は実家に一度家に帰ることになりましたしね。

強くなるホモ君。
しかし今回の過去編を見るに今、ホモ君がノーヴェとも問題なく接せてるのはヴィヴィオによるものが大きいです。
ヴィヴィオ姉貴マンセー!!

R-18の小説はアンケート結果から書こうと思います。
自分自身書いたことがあんまりないんですけどね。
またFGORTAも書き始めてるから見とけ見とけよ~。

闇の書の意志と話せたので、失踪します。


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成長と夢

ナンバーズの一員になったので、初投稿です。


半日をノーヴェと汗だく(意味深)トレーニングで過ごしたRTAはっじまぁるよー。

 

 前回はノーヴェとの特別トレーニングで有能な技を覚えるだけに飽き足らず、ステータスも成長するといううま味な結果で終わりましたね。

やっぱ、覚醒・・・ですかね?(橘さん)

 

 ではノーヴェにさよならバイバイしたので、ここはまた公園に向かいます。

キモイおっちゃんにお金をもらいにイクゾー!

デッデデデデデ・・・カーン!

 

>あなたは夕暮れの公園に足を踏み入れた。

>人が居ない為か、辺りは静寂に包まれている。

 

 (人は)居ますねぇ!

はえーもう居ましたわ、どっかに隠れとったみたいに!(岩間)

 

>木の陰に隠れていた小太りの男に話しかける。

 

「あ、ああ、また来てくれたんだね。ふひひっ・・・・、今日はこれを食べてくれないかい?あ!でもすぐに食べずに咥えながら舐めるみたいに食べてほしいんだ・・・・」

 

 写真おじさんイベントですね。

それにしても変態の癖に注文が多いですね。

身の程を弁えて、どうぞ?

>男はあなたに頭を下げる。

>頼みを受けますか?

Yes/No

 

 ま、とりあえず写真を撮りましょう。

承諾します。

 

>あなたは男の頼みを承諾した。

 

「あ、ああ、ありがとう!!じゃ、じゃ、じゃあこのフランクフルトを咥えて・・・そう、いいよぉ・・・・本当に可愛いなぁ・・・・・。カメラ目線いいねぇ~。」

 

 相変わらず気持ち悪いですねぇ~。

✞悔い改めて✞

>あなたがフランクフルトを食べ終わると男は首に掛けたカメラを下ろす。

 

「あ、ありがとう!と、とても良かったよ!!・・・・前より多くないかって?そ、その・・・前より踏み込んだお願いを聞いてくれたからその分、そりゃ色は付けるよ・・・・。」

 

>あなたは7000ミッドを受け取った。

 

 写真おじさんイベントはすればするほどもらえるお金の額が上がっていきます。

最大2万はポンッと出してくれます。(コマンドー)

30分で5万よりかは少ないですが、その手のバイトと比べても写真を撮るだけで楽ですしね。

ちなみに写真おじさんイベントを1回でもこなしていると、ホモ君がDSAAに出た場合に、会場近くで非公式でホモ君のブロマイドが売られ始めます。

はて・・・・誰が撮ったんでしょう?(すっとぼけ)

 

 とりあえず家に帰る間にハーブを食べましょう。

 

>あなたはバジルを口に運んだ。

>甘みのある爽やかな香りが鼻を抜ける。

>耐久が上昇した。

>あなたはオレガノを口に運んだ。

>ややほろ苦さのあるさわやかな香りが口の中で広がる。

>筋力が上昇した。

>あなたはタイムを口に運んだ。

>ちょっと鼻にツーンと来て、味もどちらかというと辛みがある。

正直まずい。

>敏捷が上昇した。

>気持ち悪くなってきた・・・・。

 

 限界までハーブを食べている間に家に到着しました。

 

>家の前にヴィヴィオがいる。

 

 ファッ!?

なんでヴィヴィオ姉貴が居るんですかねぇ・・・・・

どうしてここにっ!まさか自力で脱出を・・・・・・(黒崎)

取り敢えずこのままじゃ家に入れないので、話掛けましょう。

 

>あなたはヴィヴィオに話しかける。

>ヴィヴィオはあなたを視認すると笑顔で駆け寄ってくる。

 

「今日もジムに行ったんだ!やっぱり元也は頑張り屋さんだね!」

 

>あなたはどうしてここにいるのか聞いた。

 

 そんなことよりなんでお前がここにいるか知りたいんだよなぁ・・・・。

言えよな言えよなぁ~。

 

「あ、実は今日、なのはママの実家に行ってきたんだ。だからお土産渡そうと思って。はい、すっごくおいしいよ!」

 

>あなたは翠屋のシュークリームを手に入れた。

 

 なんだこれはたまげたなぁ・・・・・。

翠屋のシュークリームは魔力と制御のパラメーターを同時に上げることが可能であり、なおかつテンションを上昇させることが出来るぐうの音も出ないほどの有能アイテムです。

 

 本来はなのはさんと仲良くなって彼女の出身の次元世界に連れて行ってもらうか、前作魔法少女リリカルなのはで高町なのは&フェイトエンドの一つ、『2人のママと1人のパパ』をクリアした後に表示されるパスワードをこのゲームのパスワード入力の欄に入力してパパルートを解放するしか手に入れる手段がありません。

ちなみにパパルートは指導者としてヴィヴィオをDSAAに優勝させるのが目的でゲームクリア条件が変わってしまうのでしません。

 

 そんなレアアイテムがまさかなのはさんの娘であるヴィヴィオ経由でもらえるとは・・・・・。

やりますねぇ!!

これは後続の走者もチャートに組み込むべき激うまイベントですね、間違いない。

 

>渡した後に照れたようにヴィヴィオが笑う。

「えへへ・・・・喜んでくれたら嬉しいなぁ。じゃ、また明日ね!」

>ヴィヴィオはあなたに手を振って走っていった。

 

 さてヴィヴィオ姉貴から思わぬ収穫を得た所で家の中に入りましょう。

家に入ればとりあえずお風呂。

そしてご飯を食べてメンタル上げです。

 

 ・・・・しかしそれにしても欲求値が60です。

これでは翌日の行動中に変なイベントでも起きた場合、とてもめんどくさいことになります。

欲求値がMaxだと目に見えてホモ君がもじもじしだすので、勘の鋭い子や大人の女性にはバレてしまいかねません。

とにかく早急に欲求値を下げないといけません。

 

 夜更かししてリビングのPCを使うことも出来ますが、それを選ぶのはあまり賢い選択とはいえません。

PCの場合、一定確率で親バレイベント、もしくはウイルス感染イベントが起きてテンションが下がってしまいます。

 

 欲求値はなにもしなくても上がると言いましたが、朝、昼、夜と時間帯が移動するごとに10ずつ上がっていきます。

いちおう欲求値を下げるスキルがありますが、それを学ぶ為のスキル本はミカヤの家の書斎や本屋に低確率で並ぶのを待たないといけないので、現実的ではありません。

それに明日、学校で解体親書を返却しないといけないので、今日夜更かしして読むつもりです。

なので深夜に入るのでこれまた10上がり、70になるわけです。

 

 ヤバいですね☆(ぺコリーヌ)

ミッドチルダ少年はスケベなことしか考えないのか・・・・・(呆れ)

なので明日、欲求値が90の段階でスニークミッションを行う必要があります。

 

 スニークミッションはノーヴェに話しかけて、“ジムの清掃を行う”を選ぶと行うことが出来ます。

条件としてはジムにいるキャラ全員がみんな試合、トレーニング、もしくは指導中であることが挙げられます。

その間に女性更衣室の清掃と偽って、女性キャラのロッカーからパンツを盗みます。

そしてトイレで急いで行って(意味深)、元の場所にパンツを戻します。

盗む際には隠密スキル、もしくは窃盗スキルを持っている必要があり、見つかった場合はジム内の女性キャラの好感度が超低下します。

 

 バレたらそれはもう目も当てられない感じになります。

なのでバレた場合は即リセです。

だぁ~かぁ~ら~、欲求値は本当に邪魔なんですよね。

RTA中はひで並みに不快になります。

なのでもし条件が整わず、欲求値がマックス大変身しそうになったら二つ手段を取るつもりです。

 

 一つはその場でマックス状態を放置して、その日のトレーニングによる大幅な成長を諦める。

これはリセと比べればマシというだけで、極力取りたくない手段です。

 

 そしてもう一つは好感度の高い自分の年齢以上の異性のキャラに話しかけることで起きるイベントです。

これは私自身好感度の高いキャラを把握しているので、そういう状況になれば選ぶことになると思います。

今のところ話しかけるとすればヴィヴィオかノーヴェです。

 

 ヴィヴィオはもう目に見えて好感度が高いですし、ノーヴェには性格:姉御肌があるので好感度が高ければおねショタイベントが起こるかもしれません。

これは期待の(おねショタ)新人だぁ・・・・(歓喜)

 

 しかしこの手段にも弱点があって、イベントを起こしてしまうと、その対象になったヒロインにはあるゲージが追加されてしまいます。

それは発情ゲージなどのR-18要素のパラメーターです。

どういうものか詳細は出てきた時に説明しますが、これらのゲージが上昇すればするほどヒロインはたまってんねぇ・・・おい。(野獣先輩)となってしまい、彼女たちから技を学ぶことが出来る確率が低くなってしまい、RTA的にはまず味です。

それにこれらのパラメーターが猛威を振るうと規約的に皆さまに見せることができなくなってしまうので動画的にも最悪です。

こっちの都合も考えてよ・・・・(溜息)

 

 なのでなんとしてでもスニークミッションを成功させたいですね。

まぁとりあえず、もう部屋なので解体親書を読みましょう。

 

>あなたは解体親書を読んだ。

>あなたには難しい内容だった。

>知力が上昇した。

 

 まだぁまだぁ!!(遊戯)

 

>あなたは解体親書を読んだ。

>あなたは解体親書の内容を理解した。

> あなたは『人体知見』を習得した。

>知力が上昇した

 

 二度目で習得できましたね。

知力が高いと助かりますね。

 

では残りは腹筋します。

たとえ難しい本を読んだ後でも鍛錬を欠かせないスポーツマンの鑑。

 

>あなたは腹筋をした。

 

 では寝てしまいましょう。

仰向けで寝ているので、これで枕がでかすぎたら野獣先輩ですね。

 

>あなたはベッドの上に横になった。

 

>あなたの意識は深い闇に沈む。

>耐久が「カブトムシ」から「人並み」に成長した。

>筋力が「なめくじ」から「びりょく」に成長した。

>敏捷が「はやい」から「快速」に成長した。

>体力が回復した。

 

 かなりステータスが成長しましたね。

身体強化の(仮)も外れているので、一時的ですが2段階ステータスを上昇させられるし、一応筋力を除けば見られるレベルにはなったんじゃないでしょうか。

まだトレーニングする必要があるとはいえ、育成が順調に言って助かりますね。

これからも育成しつづけますよ~、するする!

 

>あなたは夢を見る・・・・・・。

 

 ヌッ!

夢イベントですか。

夢イベントは色々ありますが、悪夢でない限り構いません。

 

>『ヴィヴィオを飼ってくれてありがとう!

私ってちょっと抜けてる所があるし、一つに集中して周りが見えなくなる時があるから

ずっとあなたに躾けてもらわないといけないかな~。

あっ、いきなり首輪引っ張るなんて♡

ご、ごめんね?犬畜生が人間様の言葉を喋って。

もっと媚び媚びするから許してほしいワン♡

ワンワン、キャウウゥ~ン♡』

>・・・・・とても意味不明な夢を見た。

>テンションが下がった。

>カァラバインド(仮)を習得した。

>引き摺りまわしを習得した。

 

 ・・・・・どうやら奇妙な夢を見たようですね。

テンションが下がりましたが、まぁ悪夢ではないので大丈夫です。

それに魔法と技を覚えましたしね。

 

 カァラバインドはバインドと名前に付いていますが、状態異常系魔法の一種です。

犬の首輪のような物を相手の首に巻きつける魔法でケイジングスピアーズのように行動を阻害するわけではありませんが、1ターン経つごとに締め付けが強くなり、窒息状態にすることで行動の成功率を下げ、気絶させやすくします。

カウンター主軸のホモ君にとっては相手の攻撃の成功率を下げてしまうので、正直あまり必要ではありません。

 

 しかし引き摺りまわしは掴み状態の時に使え、相手に中ダメージを与え、同時に相手のスタミナを削ることが可能なのでお役立ちな技です。

割と良い引きだってはっきり分かんだね。

 

今回はここまでにします。

次回は朝、シュークリームを食べて、学校で本を返して、ジムでヴィヴィオかリオと戦います。

耐久が人並みになり、一撃であぼーんすることはなくなったので、積極的に原作キャラと戦うことで強力な技を覚えていきましょう。

 

ご視聴ありがとうございました。

 

 

<一方、ノーヴェは・・・・>

 

「子供の成長ってのは早いもんだな・・・・。」

 

ノーヴェはしみじみと呟く。

確かに元也自身の身体能力はヴィヴィオやリオと比べれば高くはない。

それに魔法も然りだ。

 

しかし技や戦法、そして戦闘への対応力などセンスにおいては光る物がある。

きっと彼はこれからも強くなる。

そう考えると嬉しくなるのだ。

自分が望んだ彼の指導。

最初はぎくしゃくしてどうなることか不安だったが、ヴィヴィオの協力や彼自身の努力でここまで仲良くなることが出来たのだ。

 

元也の成長を内心で喜びながら上機嫌で帰っていると、

 

(-----------------ッ!)

 

こちらに対しての敵意。

息を飲むような圧迫感を感じる。

 

(なんだ・・・・・・。)

 

ゆっくりとノーヴェは臨戦態勢を取る。

すると目の前の路地の曲がり角から碧銀の髪を持つ女性。

そしてその人物はこちらに対して口をゆっくり開く。

 

「あなたにいくつか伺いたい事と、確かめたいことがあります。」

 

「質問すんならバイザーを外して、名前を名乗ったらどうだ?」

ノーヴェは睨み付けつつ、そう言うと女は答える。

 

「失礼しました。カイザーアーツ正統、ハイディ・E・S・イングヴァルト。”覇王”を名乗らせて頂いています。」

 

その名前は・・・・っ!!

 

「噂の通り魔か。」

 

「否定はしません。」

 

(たくっ、良いことがありゃ悪いことも起こるもんだな。)

教え子の成長を喜んでいたのに水を差されて不愉快になる。

 

「伺いたいのはあなたの知己についてです。聖王オリヴィエ複製体と冥府の炎王イクスヴェリア、そして・・・・賢臣ルドルフ。」

 

その名を聞いた瞬間、ノーヴェの拳に力が入る。

その名前には心当たりがあった。

だがそれ故に教えるわけにはいかない。

私が守らなくては・・・・。

 

「あなたは彼らの所在を知っていると・・・・・」

 

「・・・・知らねぇな。聖王のクローンやら、冥王やら、忠臣やら御大層な連中となんか知り合いになった覚えはねぇよ。私が知ってんのは今を生きてる普通の子供だけだ。」

 

「――――理解しました。ではその件については他を当たることに致します。ではもう一件確かめたいことがあります。私の拳とあなたの拳、どちらが強いのか。」

 

そう言うと自称覇王は構える。

 

「防護服と武装をお願いします。」

 

ノーヴェは鼻で笑う。

 

「はっ、いらねぇよ。」

 

「そうですか。」

 

「よく見りゃまだガキじゃねぇか。なんでこんなことしてる?」

 

そう問うと、覇王の顔に僅かではあるが、悲しみが見える。

 

「―――強さを知りたいんです。」

 

強さ、そう聞いてヴィヴィオや元也の顔がチラつく。

 

「強さを知る・・・ねぇ。バカバカしい。いくらお前の腕っぷしが強かろうとてめーは強くねぇ。てめぇみたいに自分と向き合えてねぇ奴が強さを語るんじゃねぇ。」

 

その言葉を聞いて、覇王の眉がぴくつく。

 

「それは・・・・どういうことですか。」

 

「真に強いやつってのはな、自分の弱さと向き合った人間だ。自分の生まれや過去と向き合い、前に進めた人間だ。お前からはそれを感じねぇ。」

 

覇王はゆっくりと雑念を頭から掻き消すように目を閉じると、見開く。

「・・・御託はもう結構です。参ります。」

 

そう言って覇王は一歩踏み込む。

 

そしてノーヴェも呼応して、一歩踏み出す。。

 

今、二人の間で戦いの火蓋が切られた。

 

 




順調に成長するホモ君。
しかし裏ではRTAにおいて最悪の存在、アインハルトがアップを始める。
くわえて自らの欲求値にも悩まされ・・・・。

ノーヴェがアインハルトの迷いを見抜いたのは、過去に元也のことで自らも悩み、前に進んでいった経験からです。

RTAパートのホモ君の夢に出てきたヴィヴィオの発言は私自身、ヴィヴィオに犬耳付けたいと考えていて、偶然NaNじぇいで武部沙織の怪文書の数々を見て、参考にしたのでこんな感じになりました。

対魔忍の掲示板SSも書き始め、更新も間が空いたのでコイツ失踪したな・・・と思った方もいたかもしれませんが、私は失踪自体はしないと決めているので安心してください。


姉がナンバーズに入ったので失踪します。


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