詭弁ですよ!ヤオヨロちゃん!ダークネス (名は体を表す)
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ミルコさんにラブホに連れ込まれたお話(お泊りですか!?ミルコさん!IFルート)

運営にR-18認定されたので怒りの投稿。

あーもーめんどくせーなー(棒読み)


「(『びじねす』って……ラブホじゃねえかァ!!?)」

 

「んぅぃ……みぅこさん……も、限界……」

 

「っ……!チィッ!!寝るだけだ寝るだけ!!」

 

 

 ラブホのシステムはヨグ=ワガンニャイなのでカット。

 

 

「(うわァ……如何にもって部屋……ベッドがハート型とかヤベェ)」

 

「んにぅ……」

 

「っだァおい!コスチュームを着たまま寝るな!せめてシャワー浴びろ!」

 

「すぅ……すぅ……」

 

「マジかコイツ!完全に寝やがった!起きろ!起きてシャワーを浴びろ!」

 

「んぅ……すぅ……」

 

「…………チッ!!!(仕方ねえ、シャワーくらい浴びせてやるか。ったく、こんな介護染みたマネは初めてだぜ……)おら、脱げ」

 

 

「(……このクソ高い服着たままシャワー浴びるのは……やっぱマズいよなぁ……だが裸でやるのも……くっ、決めろミルコ!どっちかすぐに決めろ!!!)」

 

 

 

「(やっぱン十万を汚すのは無理ッ!!)」

 

 

 

 ミルコ・詭弁 全裸でシャワールームIN

 

 

「よいしょ……クソ、微妙に重いなコイツ……(っ、ンだぁ?この匂いは……いっちょ前に香水なんかつけてんのかコイツ。……まあ、悪くない匂いだが……)ほれ、シャワー浴びるぞ」

 

「……ん、みぅこさ……」

 

「(っ、クソ……寝言か……マジでガキみてぇな寝言言いやがってクソ……)身体洗うのは……チッ、汗流すだけにしとくか……」

 

「んぅ……すぅ……すぅ……」

 

「マジかコイツ……お湯ぶっかかっても寝続けるのかよ……。逆に何したら起きるんだ?」

 

 

「(クソ、微妙に重いからしっかり抱えないと倒れそうだ。……あァー、全裸で男に抱きつくのは……コイツ寝てるとはいえ少し……恥ずいな……)」むにゅ

 

「すぅ……んぅ……」むくむく

 

「(っ……コイツ……!寝ながらいっちょ前に勃起しやがった……!)クソがっ!シャワーは終わりだ!上がるぞ!!」

 

 

 バスタオルで身体ゴシゴシ

 

 

「(……ヤベェ。マジで何なんだコイツの体臭は。香水ごと洗い流したってのに……クソ、クラクラしてきた……)っ、ってか、服を着せるのは当然私……か……。ッチ!全裸でベッドに転がすのも良くねえか。……ま、最低限肌着だけ着せておけばいいか)」

 

 

 

 

「(勃起しているせいでパンツが入らないんですがァ!!!?)」

 

 

 

 

「(クソッ!?マジか!?マジかコイツ!?……っつーか、男のアレってこんなデカいモンなのか?明らかに私の両手に収まりきらねえんだが……)」

 

 

「(コレが……股に入るのか?)」

 

 

「っ!?いやいやいや、何を考えてんだ私は!!……と、とりあえずパンツはこのままハミ出たままでいいか……。そのうちおさまるだろ……たぶん」

 

 

 1時間後

 

 

「(まだデカいままなんですがァ!!!?おいおいおい……コイツなんか変な病気なんじゃねえのかァ……?)」

 

 

 スマホぽちぽち

 

 

「(…………勃起し続けると、海面体内の組織が壊死し始めます……クソヤベエ!!?な、何とかしないと……マズいよなこれ……。…………何とかって……何するんだよ……。マジか?マジか!?やっぱ……するしかないのか……!?)」

 

 

 ごそごそ

 

 

「……おい、詭弁。起きろ」

 

「すぅ……すぅ……」

 

「(クソ、やっぱ起きねえか……。まァ……ある意味好都合だ)ばか野郎が、起きんなよ……」

 

 

 スルッ

 

 

「(パンツ脱がしたはいいものの……て、手で擦った方が良いのか?……つか、よく見たらコイツ皮被ってんのか。ンなトコまでガキくせぇとはな。……皮、剥いた方がいいよな……?)」

 

 ミルコが恐る恐る両手で詭弁のニンジンの皮をむく。当然、しっかり洗ってない故に強烈な匂いが部屋に充満した。

 

「っ!!?ぐっ!!?(臭っっっ!!!?ン、だこの臭いはァ!!?しっかり洗え!!!……いや、洗ってねえのは私のせいか。いやいや、私が洗うのはマズいだろ常識的に。そう、常識的に……ぁあクソ……頭がクラクラする。溶けそうだ……)クセえなあ……ああくそ、滅茶苦茶くせえ……」

 

 ミルコがくらくら頭を揺らしながら、詭弁のニンジンに顔を近づける。

 

「くっせぇなぁ……。ンだよこの臭いはよォ……きったねえニンジンしやがって。ふざけやがって……」

 

 ぺろ……ぺろ……。ミルコが詭弁のニンジンの先を舐める。部屋には詭弁の雄の匂いと合わせ、ミルコの雌の匂いが充満し始めた。

 

「ん、しょっぱ……♥ンだよ……クソ不味いじゃねえか……きもちわりぃ……」

 

 ミルコはニンジンをしゃぶりながら、左手は詭弁の胸辺りを這わせ、右手は自身の股辺りで行方不明になっていた。

 

「ん、ん、ん、ん、んぷぁ、は、はぁ……ったく、多少はマシな見栄えになったんじゃねえかァ?ちゅ、ちゅ、じゅるる。(あァ~……クソ。そういえばまともにキスした事ねえのに……ンで私はニンジンに吸い付いてんだァ……?)」

 

 ビクッ、ビクッ、と詭弁の身体が震え、ニンジンから大量の白くべたつく何かが噴射した。ミルコは咄嗟に顔で受け止め、口の中に入り込んできた液体を飲み込んでしまった。

 

「っっっ!!!?♥♥♥はっ、はっ、はっ、はっ、(ンだこれ。ンだよこれ!!?身体が熱いっ!熱いっ!!熱すぎるっ♥)クソが!クッサい汁飛ばしやがって!覚悟、しろよ……!はぁっ、はぁっ、はぁっ♥」

 

「っ、んぅ……ぁ、ぇ……ミルコ……さん……?」

 

 その時、タイミング悪く(良く)目を覚ました詭弁が見たのは、ぬらぬらとテカっている褐色肌の全裸の女性が、自身に跨っている光景だった。

 

「……ぁ、……ハっ!?えっ!!?な、なにしてるんです!!?」

 

「ばか野郎がッ♥起きるの遅すぎんだよボケっ♥もう絶対止まんねえからなっ♥」

 

「ま、待って待って待って!!ミルコさんちょ、マズいって!『止まむぐぅ」

 

「はあっ♥はあっ♥次萎える事言ったらっ、殺すっ♥おらっ、テメェの『卒業式』だっ♥しっかり見てろっ!」

 

「んむぅー!んんぅー!」

 

 そして詭弁のニンジンがミルコの下の口に食べられた。

 

 

以下ダイジェスト!!!

 

 

「オラッ!出せっ!あっついの一番奥に出しやがれっ♥」ぱんぱんぱんぱん

 

「ひぅっ!まってぇ、ミルコしゃ。ひにん、ひにんしてぇ……!」

 

「ばか野郎っ♥ルミっ、ルミって呼べっ♥」ぱんぱんぱんぱん

 

「ぅあっ、る、ルミさん、ルミさん、だめっ、で、でるぅ!」

 

「詭弁!いいぞ!中にっ!一番奥にっ!」ぱんぱんぱんぱん

 

「あ”あ”ぁ”~~~~~♥」

 

 

 

 

「もう無理っ!もう出にゃいっ!ニンジン壊れるぅ!」

 

「んっ、ちゅっ、じゅるる、うるへっ、ニンジンガチガチじゃねえかっ♥まだ絞り出せっ♥」

 

「んひぃっ!!?」

 

 

 

 

「はっ♥はっ♥はっ♥はっ♥」

 

「ふぅっ!ふぅっ!ルミぃ!るみぃ!」

 

「はあっ♥いいぞっ♥絶対っ♥にんっ、しんっ♥させろっ♥んっ」

 

「んむっ、ちゅっ、じゅる、ちゅりゅるっ」

 

「んふぅー♥んふぅー♥いいかァ♥大人相手に♥嘘でしたは通用しねえからなっ♥責任取れっ♥」

 

「ああっ!うあぁっ!出るッ、出るぅッ!」

 

「出せっ♥出せ出せっ♥」

 

 

 

 

 

 

 

「ぐぅー……ぐぅー……」

 

「っぅ……ごめん……モモちゃん……」

 

 

 

 職場体験の一週間が過ぎた後、詭弁は自主退学してミルコの下で仮免を取得。すぐさまミルコの若きサイドキックとして世間に名を馳せていった。

 

 それから約一年。ミルコが妊娠を理由にヒーロー活動を休止した後も、プロヒーローとしての活動を続け、『ヒーローを援けるヒーロー』として活躍し続けたのだった。

 

 

『ミルコ肉欲ルート』

 

 




リクエストじゃないけど皆好きなキャラとか好きなシチュ書くと良いことあるかも。ただ基本的に私が書きたいか書きたくないかで決めます。だからリクエストじゃないね!!単なる性癖暴露だね!

肉欲ルートと病み堕ちルート、ヤンデレルート、ハーレムルート、まあ色々ありますよ。ええ。本編でやりたかったなぁ……。運営がなぁ……。


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気が付いたら地下牢に閉じ込められていた話

こっちは作者怒りのエンディング連打ルートなので感想に返信してあげないです。ふんだ。

あ”~も”~ほ”ら”ぁ”~~投稿先間違え”ち”ゃ”っ”た”じ”ゃ”ん”か”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!


だからめんどくさいんだよ。分けるの……(作者がドジなだけとは言うな。)


 

「ん…………ぅ……」

 

「あ、起きましたか?おはようございます詭弁さん」

 

 ここは……何処だ?さっきまで雄英のトレーニングルームでB組の子達と個性ありの訓練をしてた筈……だと……思うんだけど……。なんだ……?なんか妙に頭がはっきりしない……。

 

「詭弁さん、寝起きで喉渇いてませんか?」

 

「……渇いてる」

 

 寝起きが良い方だとは思ってたんだが、ずっと頭がクラクラしている。まるで脳が半強制的に眠らされているようだ。よく考えられない。

 

「詭弁さん、お口を開けてください。あーん」

 

「……あー」

 

 開けた口の中にトロトロとした液体が流し込まれる。ねっとりと喉に絡みついて、少し飲みにくい。

 

「……うふ、うふふふ。美味しいですか?」

 

「あんまり……」

 

 というか、さっきから聞こえてくる声はヤオヨロちゃんだろうか?頭の中でぐわんぐわん反響しまくってはっきりしない。

 身体が動かせない。

 目が開かない。

 

「あまり美味しくない……ですか。では組成を変えて……これなら如何でしょうか?」

 

「ん……こく……んむ……ん、おいひい……」

 

「うふふ、それは良かったですわ!」

 

 まだ夢の中で微睡んでいるようだ。自分の今の状況を認識できない。目が開かない。何も感じられない。ああ、寒いなぁ……。

 

「……詭弁さん、寒いですか?」

 

「ん……」

 

「そうですか。わかりました、少々お待ちください……ん、しょっと」

 

 ごそごそと布が捲れるような音がする。いや、金属が掻き鳴らされる音か?どっちも同じに思えた。

 のしっと俺の重量が増える。いや、誰かが俺の身体に乗っているのか。今の俺は座っているのか?寝ているのか?立っているのか?何も分からない。ただ、今は少しだけ寒くは無くなったという事しか分からない。

 

「……あっ♥詭弁さん。もしかして期待、してますの?」

 

「……ん」

 

 何も感じはしないが、ただ惰性で頷く。あぁ、この感覚は……そういえば、ミッドナイトの個性によって半覚醒状態で眠らされた時がこんな感じだった気がする。

 急に息が苦しくなった。

 

「詭弁さん?今、他の女性の事を考えましたね?」

 

 他の女性?

 

「うふふふふ、分かるんですわ。いま、貴方の身体の中に、私が入っているのですもの。うふ、うふふふふ。ええ、よぉく分かりますの。今貴方は恐怖してますね?詭弁さんの心、ぜぇんぶ伝わってきます。怖いですか?怖いですよね?私も怖かったんですよ?詭弁さんが、私の詭弁さんが他のモノに取られると、そう考えただけで心臓が止まってしまいそうなほどに。ええ。詭弁さんは、私の物です。ワタクシだけの物です。誰にも渡しはしません。ねえ、詭弁さん。私は、本当は醜い女性なんです。貴方の期待に応えたいがためにヒーローを志している様な、大変醜い女性なんです。でも、気がついてしまったんです。ワタクシには、貴方しか居ないのに、貴方にはワタクシ以外が居る事に。ええ。醜い嫉妬です。ですが、もうどうしようもなく止められないんです。貴方が好きです。大好きです。貴方だけ居れば、世界が如何なろうとも構いません。好き。好きです。好きです詭弁さん。貴方が望めば、何でもします。全てを差し上げます。ですから、ワタクシだけを愛してください」

 

 苦しいよ。

 

「……あは♥詭弁さんのココ、とても硬くなってきました♥私に興奮してくださるんですね♥嬉しい……」

 

 ああ、なんかねむくなってきたなぁ。

 

「詭弁さん♥詭弁さん♥私のここ、とぉってもいやらしくなっちゃってます♥詭弁さんの赤ちゃんください♥」

 

 のどがかわいてきた。

 

「んっ……んんんんんっ♥♥♥はぁっ……きべっ、さ……♥すご……♥初めてですのに、あんな大きいのが入っちゃいましたわ……♥詭弁さん♥詭弁さんっ♥ああっ♥詭弁さぁん♥ごめんなしゃいっ♥はしたなくてごめんにゃしゃいぃ♥初めてですのにぃ♥いやらしくお尻ふっちゃってごめんなしゃいっ♥」

 

 さむい。

 

「ふぅ♥ふぅっ♥きべんしゃんん♥イッちゃう♥イッちゃうぅ♥きべんしゃんもぉぉ♥♥♥」

 

 からだがこごえそうだ。

 

「ん”ぅ”っ♥♥♥ん”ん”ん”ん”ん”っ~~~~♥♥♥♥♥♥」

 

 いしきがやみにとけていく。

 

「あっ♥詭弁さん……♥いっぱい……膣内に……♥うふふ、うふふふふ。これで、詭弁さんは私の物、私だけの詭弁さん♥」

 

 もう    な  に     も               

 

「うふふ♥いっぱいお射精して喉が渇きましたか?良いですよ、幾らでも……どれほどでも……いつまでも……私が貴方のお世話をしてあげます……♥」

 

 

 

 

「ワタクシの世界には、アナタだけが居ればそれで良いのですから……♥」

 

 

【ヤオヨロ病み堕ちルート】

 





ハ ッ ピ ー エ ン ド !!!!


ヤオヨロ病み堕ちルート Rank C
コメント:やたらとヒロインの数を増やし、ヤオモモの好感度が最低値を下回った場合即座にこのルートが確定する。この場合、仮に詭弁の所属がそれこそヴィラン側であったとしても強制的にヤオモモが創造した地下牢に閉じ込められる。最強はOFAでもAFOでも無い、ヤオモモだ。
この時のヤオモモは個性が覚醒して、存在しない物質すら造り出せるのでヤバイ。その上倫理観も強制的に0になっているので、慈悲は期待しないように。まあ、ぶっちゃけ好きですけどね?そういうの。

ヒント:ヤオモモの好感度のみ特殊なパラメーターで、最初っから最大値だ。だがその後下がることはあっても上がることは無い。故にヤオモモを放置=このルートと思っていただいて結構である。


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いっちゃんに睡眠レイプされた話

聖母がメスになった日。


 

 林間合宿二日目の夜、詭弁によるB組女子無差別キュン死事件が起きた後、『これ以上同じ部屋に詭弁と居ると色んな意味で死ぬ』という満場一致の意見により、詭弁を男子部屋に戻すことにしたのだが……

 

「……んー……こういう時に部屋まで運んでくれそうな鉄哲とかに連絡してるんだけど、繋がんないなぁ」

 

「A組の男子の連絡先とか、詭弁のしか知らないし……」

 

「何人かで運ぶにも、もう消灯時間になるし……」

 

「ROOMの外に出てると怒られるネー……」

 

 皆、本音では詭弁の隣で寝たいと思っているものの、詭弁の無意識即キュン寝言により暴走してしまうのは目に見えていた。しかし、一人で詭弁を担ぐには重すぎるし、かといって複数人では先生達に見つかるリスクが高い。

 

 ちなみにこの時、A組B組の男子共は合同で個性アリの残虐枕投げ大会を始めていた。先生に怒鳴られるまであと数分。

 

「……仕方ありません。ここは皆様平等で公平な勝負といきましょう」

 

 ここで塩崎がじゃんけんを提案。勝ち残った者が一人で詭弁を担ぎ、男子部屋まで行ってくる。もし見つかってしまっても自己責任というルールで、全員でじゃんけんした。

 

 

 

 ◆

 

 

 

「……ふぅ、……ふぅ、やはりというか、詭弁さんは重たいですね……ふぅ、……ふぅ」

 

 じゃんけんで一人勝ちをした塩崎は、詭弁を背中に担いでひっそり、消灯した館内を歩いていた。派手な音を立てないように慎重に歩く。

 ヒーロー科である故か、少女でありながら人一人くらい担げるだけの筋肉は持っているが、それでも詭弁はかなり重かった。

 

「(やはり筋肉が詰まっているのですね……)」

 

 詭弁は異形型を除いては、男子の中でも身長が高い方だ。さらに無駄な脂肪はほぼ無く、凝縮されたような細身の筋肉の鎧を纏っている故か見た目以上に重い。

 男子を背負って、館内を徘徊する姿はまるで不審者になった気分だ。

 そして今ふと気がついてしまったが、女子部屋にいる時に先生を呼んで、詭弁を男子部屋まで運んでもらえば良かったのでは?と塩崎は思った。

 

「(……ですが、愛する者と密着する幸せも悪くは無いですね)」

 

 先ほど思ったことは何処かに置いて、気がつかなかった振りをすることにした。

 そうして暗い館内をゆっくり歩いていると、男子部屋が近づいてきたのか騒がしい声が聞こえてきた。

 

「(はて、消灯時間は過ぎているのですが何を……っ!!)」

 

 その気配に気がついたのは奇跡だった。咄嗟に近くにあった、女子トイレの中に隠れる。

 その直後、男子部屋に雷が落ちた。

 

「(……ブラド先生の足音に気がつけたのは僥倖です……が、出るタイミングが……)」

 

 ブラドキングに叱られて、男子部屋に居た全ての男子が廊下に正座させられている。そして、自分が今いる女子トイレは、そんな男子達の目先である。つまりいくらひっそり出ていったとしても、まず間違いなくだれかしらに気がつかれてしまう。

 

「(……困りましたね……ひぁゃっ!!?)」

 

 突如背中からギュゥッと強く抱き締められ、自分の胸をまさぐられる。咄嗟に声が出なかったのはただの偶然だ。

 

「(き、詭弁さん!?んっ!?はぁっ!!?)」

 

 少し痛いくらいに締め付けられ、更に性感帯を弄られる。いつかの放課後を思い出すような……否。今度は明確に性感帯を締め付けられている。詭弁の右手はぐっと回し込まれて左胸に、左手は腰を通って内腿に、それぞれ回されていた。

 

「(はっ、はあっ♥️き、きべんさ……)」

 

「んぅ……いっちゃ……良い匂い……」

 

「(あっ、あっ♥️ああっっ……)」

 

 重い詭弁をここまで運び、汗をかいている塩崎のうなじに鼻を押し付け、すぅ、と呼吸する。自身の匂いを嗅がれているという事実が、異常なまでに塩崎の身体を昂らせる。回されている腕は、愛撫と呼ぶにはあまりにも稚拙すぎる動きだが、その代わりに詭弁の筋力相当の強さで塩崎を抱き締める。

 眠っているはずだというのに、ここまで力強く抱き締めるのか。

 

 否、詭弁は今眠っている振りをしているのだ。塩崎の中で暗い心が囁く。

 

『詭弁は八百万を守りたいと思っているが、そういう目では見ていないのではないか?』

 

『女性としての魅力は、自身の方が上なのではないか?』

 

 強く抱き締められる度に、自身の暗い心が強く主張する。詭弁が、ただ寝ぼけているだけという事実に蓋をし、『今、強く求められている』という事実のみを承諾する。

 

「っっ♥️」

 

 咄嗟に口を抑え、嬌声を飲み込む。今はまだ、近くに他の男子達がいるのだ。もしバレてしまえば、この状況は水泡に消える。

 咄嗟の打算が脳内を廻る。電気を消したままの女子トイレの闇に、自分の暗い心が増幅されていく。

 

「はっ♥️はっ♥️」

 

 熱い息が口から漏れる。

 ざわり……と、自分の身体を締め付ける詭弁を更に個性で拘束して、一番奥の個室に入る。

 本来一人しか入れないスペースに無理やり二人入り込み。眠っている詭弁を便器の上に座らせる。

 個性で拘束したときに締め付けることを止めた詭弁が、すぅすぅと子供のような寝顔で便器の上に脱力して座っていた。あまりにも無防備な寝顔に、塩崎はむしゃぶりついていた。

 

「んっ、ふっ、じゅる、じゅるるっ♥️」

 

 これが初めての口付けだというのに、唇同士を触れ合わせるという行程をすっ飛ばしていきなり舌と舌を絡めるような激しい()()を強行した。

 未だにすぅすぅと無邪気に眠っているのに、口回りは愛欲によってべとべとしている姿を見た塩崎は、自分の皮の一枚内側の全てが作り替えられていくような、生まれ変わっていくような気持ちになった。

 

「(ああ……神よ……感謝します。私に、詭弁さんを汚す機会を下さり、誠にありがとうございます)」

 

 かつて、同級生に『聖母のような笑み』と讃えられた笑顔は、今は娼婦のように淫らに歪んでいた。

 自身の個性を発動し、詭弁の両腕を頭上に組んで固定。詭弁の両足を広げ、便器の裏につるを廻すように縛って固定。それ以外の部位も、動かないように、逃げられないようにガッチガチに固定。

 既に状況は一転。さっきまでは誰が見ても『女子トイレに連れ込まれ、性的暴行を行われていた女子』だったのだが、今は『女子トイレに男子を連れ込み、性的暴行を行っている女子』にしか見えない。今の姿を誰かに見られでもしたら、自分が今まで築き上げてきたもの全てが終わる。

 

「っ~♥️♥️♥️」

 

 それは、なんと甘美な毒の味なのだろうか。狂った快楽の蜜が局部からトロトロとあふれでてくる。今まで行ってきた妄想を全て凌駕するような現実が、今、目の前にある。

 トイレの外に男子達が居ることなど、既に忘却の彼方へと飛んでいった。

 

 ビッ!ビビィ!ビリリリ!!!

 

 詭弁が着ていたズボンを破り捨て、その陰部をさらけ出す。ネットリとしたキスによって、無意識ながらに半勃ちになったチンポを見て、どうしようもなく心引かれた。自分を狂わせた男性の、もっとも素敵な部位は暗い個室の中でピクピク動いていた。

 

 もっと見たい!はっきり見たい!!!

 

 ザワッとつるが動き、女子トイレの中を埋めるように満たして、弾くように電気のスイッチを入れる。女子トイレ内が光で満たされ、詭弁のチンポをはっきりと見せた。

 

「あっ、あっ、あっ♥️♥️♥️」

 

 詭弁のチンポを見ただけで軽く絶頂した塩崎は未だに昂り続ける欲望に従った。

 

「(詭弁さんのおチンポ♥️あっ、熱い♥️凄いです、どくどく脈打って……ああっ♥️まだ大きくなられるのですか♥️♥️♥️あはぁ……おチンポ……臭いっ♥️詭弁さんのおチンポ、とても臭いです♥️♥️♥️んぅ、味は、どうでしょう……♥️ちゅっ♥️んむ、んぷ♥️しょっぱくて、美味しいです♥️あぁ……今、分かってしまいました♥️私にとってのパンは、詭弁さんのおチンポだったのですね♥️)」

 

 女子トイレに響く断続的な水音。

 くぷっ、くぷっ、という音と、くちゅ、くちゅ、という二種類の水音が響き渡る。

 その音によってようやく目を覚ました詭弁は、少しの間ボォっとしていたが、すぐに動かない自身の身体の異常に気がついた。

 

「んぁ、……?身体が動かない……?」

 

「んぷっ、はぁ、詭弁さん、ようやく起きたんですね♥️」

 

「んぃ……いっちゃん……?……っ!!?な、何をしてんだっ!!?」

 

「おや、理解できませんか?前に詭弁さんが私に行ったことと同じことですよ♥️」

 

 ギチギチに縛られている全身を捩らせながら抵抗する詭弁だが、鍛えられているとはいえただの高校生がワイヤー並みに狂化されているつるを千切ることは叶わなかった。

 

「な、おい!止めろっ!いっちゃん!正気になれ!」

 

「ふふ♥️可笑しな事を言いますね。私は正気ですよ?ただ、自分の本当にシたいことに正直になっただけです♥️」

 

 するっ、と履いていたズボンと下着を脱ぎ捨てる塩崎。その股間は淫らな水でびちょびちょに濡れていた。

 

「ほら、見てください♥️詭弁さんのせいで、こんなに淫らに育ってしまいました♥️責任とって、私のおマンコにくっさいザーメンこき出して下さい♥️♥️♥️」

 

「だ、ダメだって!止めろぉ……『脱力しムグッッ!?」

 

「ここまで来て逃げるのはダメです♥️ちゃんと……私の……ハジメテを……奪ってください♥️」

 

 ズブッ!!!

 

「ンン~っ!!!!」

 

「あはあっ!!!♥️♥️♥️凄いです詭弁さん♥️♥️♥️初体験は痛いって聞いてましたが、凄いキモチイイですぅ♥️♥️♥️」

 

 パチュッ、パチュッ、パチュッ、パチュッ

 詭弁の上で淫らに腰を振り、快楽を貪る。

 腰の動きが更に早くなり、女子トイレを満たすつるは更に太く強靭に作り変わっていく。詭弁を締め付けるつるも同じく、既にトゲが深々と突き刺さってドクドク流血していた。

 

「……おい。なんか聞こえたぞ?」

 

「いやそこ女子トイレだぜ?こんな時間に、男部屋の方の女子トイレ使う奴居る訳無いだろ?」

 

「まさか、幽霊!?」

 

「あはっ♥️詭弁さん?聞こえますか♥️ここで私たちが赤ちゃん♥️作ってるところがバレてしまったらっ♥️ぜーんぶオシマイですね♥️♥️♥️」

 

「ッ!??ふっ、グッ、ム~ッ!!!」

 

「はっ、はぁん♥️そういえば、♥️え、♥️A組の方にっ♥️耳の良いお方がいらっしゃいましたね♥️私たちのえっちな音ぉ♥️全部聞かれてるかもしれませんね♥️」

 

「っ!?グッッ!!!!?ギッ!!??!?」

 

 ミシッ、ビギッ、ボギッ!!!

 強靭なつたで、あまりにも強く締め付けられた両足の骨が粉々に砕け散った。

 

「ひぁぁん♥️♥️♥️詭弁さん♥️♥️腰ぃ♥️♥️ビクビクして気持ちいぃですぅ♥️♥️もっとぉ♥️もっとぉぉぉ!!!」

 

「ガぁッ!!!」

 

 バギッ!!!

 

 今度は両腕の骨が砕かれ、痛みで気を失った瞬間にペニスの我慢が解かれ、塩崎の胎内に熱い精液をビュルビュルと漏らした。

 

「あっ!?詭弁さんのザーメン♥️熱いですっ♥️赤ちゃん作りましょう♥️いっぱいいっぱい元気な赤ちゃん作りましょう!!!♥️♥️♥️」

 

 既に気を失って返事をしない詭弁の上で、ぺチュッぺチュッと腰を振って更なる射精を促す塩崎。

 

「開けろッ!!おい!開けろッ!!!」

 

「お、おい障子!?お前どうした突然!?」

 

「中でヤバい事が起きてる!!」

 

「なんの騒ぎだ!?」

 

「ブラドキング!」

 

 

「あっ……」

 

 ドンドンと扉を叩かれる音で正気を取り戻した塩崎は、自分が犯した罪が背中を這い上がっていく感覚をはっきりと感じた。

 目の前には両手両足の骨が粉々に砕け、その末端は紫色に変色し、全身から血を流して気絶している半裸の詭弁。

 その彼の返り血を浴び、全身をドロドロに汚し、トイレ全体を棘のつるで満たしてなおまだ伸び続ける個性の主たる自分。

 軽薄で、でも高潔だった彼を汚し、落とし、壊したのは、偽物の聖母。

 

「あ、あぁ……」

 

 今まで積み上げてきた物の全てが壊れていく音が聞こえる。

 自らの罪業が、自分の首を締め付けてくる。

 

 

 

 

 

 

 

「あ、はぁぁ♥️」

 

 

 

 

 

 

 

 壊すのは、キモチイイ。

 

 

 

 

 

 

 

 トイレの扉を破壊したブラドキングが見たものは、年齢不相応に嗤う聖母(性母)の顔だった。

 

 

 




あ、間違えた。聖母がヴィラン堕ちした日でした。
襲撃前にヴィラン堕ちした残念な生徒が居るらしい!!!!


いっちゃん破滅エンド Rank A
コメント:いっちゃんの好感度を高めつつ、特定の時期までに倫理観を下げられるだけ下げるとルート抽選に入る。抽選に失敗した場合、倫理観が一定値まで戻って別ルートになるのでいわゆる運ゲー。
この時、いっちゃんの個性は凶化され、気絶した詭弁を連れてブラドキング及び複数のプロヒーローから逃走することに成功。詭弁とらぶらぶちゅっちゅ(意訳)しながら裏社会に生きることになるのだ。純愛って素晴らしい!

ヒント:いっちゃんは肉体接触によって倫理観が下がって好感度が上がる。隙あらばハグハグしよう。


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せっちゃんに外で絞られる話

なんかとある小説を読んでたら早く詭弁くんをボロボロにさせたくてさせたくてこっちが書き上がってた。
何を言っているのかは自分でもわからん。これが、矛盾……!

本編とは無関係時空ですが、まあええわ。


「詭弁、ラウンドワン行こうぜ!」

 

「りょ」

 

 

 ◆

 

 

 さて、そんな訳でやってまいりましたラウンドワン。話には聞いた事ありますが広い所ですね。

 そんなこんな紆余曲折あって一年の男子勢盛り上げ役が揃って待っていた。

 

「よぉ詭弁!遅かったな!」

 

「すまんな、バス乗り場間違えた」

 

 A組からは俺、えいちゃん、でんちゃん、はんちゃん、あと珍しくカッちゃんが参戦。

 B組からはてっちゃん、せんちゃん、よーちゃん、こーちゃん、それとネーちゃんが参戦。

 

「だからネーちゃん呼びは止めてくれないか」

 

「物間寧人でネーちゃん。何が悪い!」

 

「性別が合ってないところかな」

 

「詭弁の呼び方に一々口だしたって徒労に終わるだけなんだから気にしなきゃいいだろ」

 

「さすがよーちゃん、懐が深い」

 

 閑話休題。

 で、A組B組男子五人、揃って何をやるかというと対抗ボーリング勝負らしい。

 

「地質調査でもすんの?」

 

「そのボーリングじゃねえよ」

 

「詭弁は時折マジで言ってんのかどうか分かんねえよ。ボウリングってのは玉投げてピンを倒すゲームだ。ま、やってみりゃ早いか」

 

 そんな訳で靴を借りて適当な玉を選ばされた。

 

「……成程、玉を擦って棒を打ち抜くのか」

 

「妙な言い方すんなよ!?あれボウルに付着した油をふき取ってんだよ」

 

「……なんでボールに油がつくん?」

 

「なんでって、そりゃぁレーンに油が塗ってあるからだよ。ボールがツーって滑ってってるだろ?」

 

「んぅ……なんで途中から一気にボールが曲がっていくん?」

 

「……なんでだろうな」

 

「ハハハハ!!A組はそんな事も分かんないのかい!!?レーンには油を塗るけど、全面塗ってある訳じゃない。投げる所からピンまでの半分くらいまでにしか油は塗られてない、つまり油を塗られてる所までは摩擦が少ないけど、塗られていない所で一気に摩擦が掛かって回転方向に曲がるんだ!そんな事も知らないのかい!?」

 

「へぇ~、ネーちゃんはやっぱ物知りだなぁ!」

 

「っ、……そ、それほどでもないさ」

 

「詭弁の目に弱い奴だな」

 

「つーか事前にウィキペディアで調べてそう」

 

「聞こえてるぞ!!」

 

 さて本題。

 今からA組とB組に分かれ、全員の合計スコアを競い合うらしい。

 

「ボウリングってそういうゲームなのか?」

 

「普通は個人競技だがな」

 

「当然個性の使用は禁止だぞ」

 

「個性ありでもそれはそれで面白そう……」

 

「うっし!じゃあまずオレから投げるから見てろよ!」

 

 そう言ってえいちゃんが16と書かれたボウルを持って上がる。経験人数かな?

 そして力強いフォームでボウルを転がし、パカァンと音を立ててピンが跳ねる。

 

「うっし!どうだ!」

 

「ハハハ!7本しか倒してないで良い気になるのかい!!?」

 

「う、うっせェ!次全部たおしゃいいんだよ!」

 

 そして続く二投目で更に2本を倒した。

 

「ま、まあ初っ端でこれは良い方だな!」

 

「凄い凄い」

 

 思わず手を叩く。へへっと照れ笑いするえいちゃん可愛いなぁ。

 

「ザコが。退け」

 

「爆豪お前言い方……」

 

 次にカッちゃんが15と書かれたボウルを持って上がり、案の定『死ねぇ!!!』と叫びながらボウルを投げた。

 するとレーンの上でグンと曲がって、10本あったピン全てを薙ぎ倒していった。

 

「うおー!!カッちゃんスゲぇ~!!」

 

「ハッ!見たかクソモブ共!」

 

「っ、な、中々A組もやるじゃないか……よし、行ってこい円場!」

 

「こ、この流れでか!?いや、順番的にオレなんだけどもさ……」

 

 次はこーちゃんがボウルを持って上がり、真っすぐとしたフォームでボウルを投げた。するとボウルもレーン上を真っすぐ転がっていき、ピンを9本倒していった。

 そして続く二投目で残った一本も真っすぐ倒していった。

 

「おぉ~!」

 

「チッ、スペアか……まあ勝負は始まったばかりだ」

 

「ナイスプレイだぜ円場!次はオレだな!」

 

 こーちゃんと替わるように上がったのはよーちゃん。14と書かれたボウルを『おりゃぁ!』と投げて、ボウルはレーン横の溝に落ちた。

 

「……」

 

「ザコ」

 

 カッちゃんの嘲笑がよーちゃんを貫く。

 

「ど、ドンマイだぜ泡瀬!次決めろ!!」

 

「くっ……」

 

 そして続く二投目でボウルはピンを7本倒した。

 

「よっしゃぁ!次はオレの番だな!モテる為に鍛えた腕、見てろよぉ~」

 

「女の子とボウリングに来れる時点で十分じゃねえのか?」

 

 こーちゃんの純粋な疑問に固まるでんちゃん。お前……。

 

「ぼ、ボウリング場でナンパするかもだろォ!?」

 

「いいからさっさと投げろザコ!」

 

 半泣きのまま投げるでんちゃん。ボールはレーンのギリギリを転がってピン一本だけ倒していった。

 

「あれあれあれぇ!!?自信満々に投げてこれかぁい!!?」

 

「物間が生き生きしだした……」

 

「煽りに命張ってんなぁネーちゃん」

 

「くぅ……お、オレの本気はこんなもんじゃないし!次行く『あれっ、皆揃ってなにしてんの?』ぅわ、女子の声!?」

 

 声に振り返れば、なんとそこにB組女子ーズが揃って手を振ってた。

 

「よーぅお前達。なんか珍しいじゃん仲良く遊んでるなんて」

 

「そー言うせっちゃん達もなんで此処に?」

 

「いやー、ちょっと遊びに来ただけなんだけどね?偶々見つけちゃったから声かけちゃった」

 

「んぅ……結構こういったところに遊びにきたりするん?」

 

「ん~、まあ少し昔は良く来たかな」

 

 でんちゃんがいきなり『見ててくれよなオレの雄姿!』と言ってボウルを投げたが、ボウルはピンを7本倒しただけだった。そういう締まらない所好きだよ。

 

「ん~ねぇ。詭弁ってボウリングやったことあんの?」

 

「んぃ、無い。今日が初めてだねぇ……ところで皆私服めっちゃカワイイな」

 

「アリガトでーす!」

 

「んでしょー!?結構気合い入れてきたノコ!」

 

「べ、別に普通だし……」

 

「ん」

 

「詭弁さんも似合ってますよ、その服」

 

「……ありがと」

 

 女子ーズの私服を一通り褒めた……が、ある意味異色なのがせっちゃんだった。服は普通なのだが、何故か室内なのにサングラスとマスクを着用している。……いや、似合ってるんだけど、ねえ?

 

「ん~?気になる?コレ」

 

「んぅ、気になる」

 

「あはは、まあアタシら自分で言うのもなんだけど美少女揃いじゃん?変な奴に声かけられるとかザラだし、厄介避けでこういうの着けてんのよ」

 

「着けてても溢れる美少女感は隠しきれてないぞ?」

 

「ん”っ!?い、いやそうじゃなくて、こんななのが一人居るだけで面倒な男は避けてくれんのよ……本当に調子狂うわ、んもぅ……」

 

「そういうもんなのかー」

 

 そうこうしてると今度は俺の番が来た。するとせっちゃんがこっそり口を近づけてきて

 

「ねえ、ボウリング初めてだって言ったでしょ?アタシがこっそり教えてあげる」

 

「良いの?……どうやって?」

 

「そこは個性でちょちょいってね。まあまずボウル持って上がりな」

 

「んぃ」

 

 そうしてヒラヒラと手を振って隣のレーンに移動する女子ーズを見送って、俺は10と書かれたボウルを持って上がる。持ち方ははんちゃんに教わったが、投げ方が良く分からん。見よう見まねでセットに入ると、耳元からせっちゃんの声が聞こえた。

 

「ボウルは重いけど変に力入れなくていいよ。ボウルを投げる時に、肩を支点にして振り子みたいに振るの。投げたい方向に真っすぐになるように、それでボウルは床を擦るように投げる。間違っても高く投げないようにね」

 

 ちらっと、せっちゃんの居る方を見れば、口元はマスクで隠れてパッと見では個性を使ってるなんて分からない。ピースサインを送ってきたのでピースで返す。

 せっちゃんの言う通りに投げたら、初のボウリングなのに真っすぐボウルは転がっていった。

 ボウルの勢いが弱かったのかピンを4本倒すだけだったが、初めてでコレは中々なのでは?

 

「おー!詭弁お前、初ボウリングなのにナイスフォームじゃねえか!」

 

「はぁ~!コイツも才能マンで嫌になるぜ!!」

 

「いえーいピースピース」

 

「ザコが!もう一投あるぞボケ!」

 

「素直に褒めろよー!」

 

 そうして戻って来たボウルをもう一度掴んで、再びセットする。

 

「うんうん、中々サマになってたよ。じゃー今度は歩きながらさっきみたいに投げてみな?ファールラインを超えないように、少し手前から投げるようにね」

 

 せっちゃんのアドバイスを聞いてボウルを投げれば、それなりの勢いを持ってボウルが真っすぐ転がっていき、残りのピンを倒していった。

 

「おー!やるじゃねえか!」

 

「チッ、最初っからやれや!」

 

「カッちゃんは素直に『飲み込みが早いな!』って言えばいいのに!」

 

「ア”ア”ッ!!?」

 

 さりげなくせっちゃんの方を向いてピースしたら、ピースを返してくれた。

 

 そうして、時折せっちゃんのアドバイスを受けながらボウリング勝負を続けてたら、A組が勝利した。カッちゃんがパーフェクトゲームを達成したのが大きかった。

 

「くそっ、もう一回勝負だ!」

 

「はっはっは!もう一回とか言わず何回だって勝ってやるよ!爆豪がな!」

 

「清々しい程に他力本願ですねでんちゃんさんよぉ」

 

「う、うっせえ!詭弁だって結局スコア100越えた位じゃねえか!」

 

「俺はコツを覚えたからいいんだよ。次は200目指そう」

 

 そうして次のゲームを始めると……突然耳を舐められた。

 

「ぅひっ!?」

 

「うおっ!?ど、どうした詭弁!?」

 

「……?いや、今なんか耳に……??」

 

 キョロキョロ回りを見ても、すぐそばにはんちゃんが居るだけだ。……気のせいか?

 ……あ、俺の番か。ボウルを持って上がる。さっきの一ゲームでコツは掴んだ。弓なりに曲げてピンの並びに斜めからボウルを叩き込めば一発で全部倒しやすいようだ。後はうまく勢い良く転がすだけ……。

 勢い良く放たれたボウルは理想的なカーブを描き、ピンを全てカコォン!と弾き倒した。

 

「……詭弁の奴もマジで才能マンだよなぁー……なんであんな斜めから入ってストライク取れるんだよ」

 

「アレも同じハウスボウルだろ?爆豪よりも曲がってんじゃん」

 

「黙れや!ストライク取れりゃ変わんねェだろが!!」

 

 いぇーい見てたー!!?

 ドヤァと笑いながら戻る……直前に背中に指が這うようなくすぐったさが走る。何!何なのさっきから!!

 

「気がつかないかなぁ~、鈍感」

 

「せっちゃん!?あっ!さっきのもか!!!」

 

「せいかーい」

 

 口だけがニヤニヤと笑いながら飛んでいた。公共の場で個性の使用は良くないで。

 

「アタシのアドバイス貰っておいてそれはないでしょ?」

 

「ぐぬぬ……だからってくすぐるのは止めェや」

 

「アドバイス代よ、一回につき二分。好きにいたずらさせて貰うわよぉ?」

 

「二分!?あん時のピースってそういうこと!?」

 

「そうそう。あ、アタシがイタズラしてるってバレないようにしてねー」

 

「んな無茶な」

 

 そうして席に戻る。……まあ、俺が一人わちゃわちゃしても人数多いし、バレないようにするのも難しくはないかな?

 

 そうして第2ゲームで男子勢が盛り上がってる中、時折背中をくすぐられたり、耳を舐められたり、脇をくすぐられたりしたが何とかバレはしなかったと思う。

 ……色んなところをいじられて身体が熱くなってきた……。熱い身体とは裏腹に、スコアは非常に好調だった。途中スペアになったり、10本倒せなかったりとあったが、第10レーン次第で目標スコア200は達成できそうだ。

 

「頑張れよ詭弁!お前次第で勝負決まんぞ!」

 

「任しぇーい!」

 

 そうして第10レーン第一投、最高に調子良く転がったボウルは勢い良くピンを弾いてストライクを取った!

 

「うおー!!いいぞ詭弁!!」

 

「よしゃー!次いくぞ!」

 

 そうして第二投。投げ、る瞬間に乳首をつねられた。

 

「っ!?!?」

 

 既にボウルは勢いが付いてた為レーンを速く滑っていくが、唐突に邪魔されたために回転がうまくかけられなかった。端の1ピンだけ倒した。

 思わずせっちゃんを見るが、マスク越しにニヤニヤ笑ってるのが見えただけだった。

 

『ほらほら、バレちゃうよー?』

 

 言葉にしないまでも、何が言いたいかは十全に理解できた。ほんと、いきなりブッコンで来よる。

 そのまま乳首を擦られながらびくびくしつつも第三投、何とか5本倒してゲーム終了。

 

「ははは!最後の最後で集中切れたか~?後一本で200いったのにな!」

 

「やかましゃ!でんちゃんは200まで届きようねえじゃん!」

 

「う、うるせぇ!」

 

 そして後から調子を上げてきたB組に逆転されて第2ゲームはA組の負け。

 

「アハハハハ!!やっぱりB組の方が優秀ってことかなぁ!!?」

 

「勝負はまだ1対1じゃねえか!次だ次!!!」

 

 そして始まる第3ゲームだが、より過激になっていくせっちゃんのイタズラに心と身体が疲弊していく。

 

「だ、大丈夫か詭弁。なんか顔赤いけどよぉ……」

 

「大丈夫大丈夫……ちょ、ちょっと慣れない筋肉使ってキツいだけだし……」

 

 既にせっちゃんによって、服の下で弄られてないところは股間だけだ。今も尻の穴までグリグリ舐められている。未知の感覚に気が狂いそうだ。

 ゲームが始まって暫く、身体はフラフラなのに未だにスコアは絶好調なのが不思議だ。カッちゃんがミスをしてパーフェクトを逃したが、俺は未だにフルストライク。パーフェクトも夢じゃないのだが、今はそれどころではない。

 

「お、おい詭弁!マジで大丈夫かよ!?」

 

「へ、へーきへーき……スコアだって今んとこパーフェクトじゃんじょん?」

 

「お前ふらふらじゃねえか!?」

 

 ふらふらなのは股間に血が集まり過ぎて貧血になってるだけだし……んぉ♥

 ついにせっちゃんの手が俺のタマタマを触り始めた。これはもうヤバイ。

 

「すまん!ちょっとトイレ!」

 

「ぅお、お、おう。トイレはそっち突き進んで左だぞ」

 

「さんきゅーえいちゃん!」

 

 もはや隠し切れない程に怒張した俺のイチモツを静める為にトイレに駆け込んだ。

 

 

「……アタシもちょっとトイレ行ってくるわ」

 

「えっ?もうすぐにでも切奈の番だよ?」

 

「ん、飛ばしといて。ちょっと長くなるしー」

 

「お、おう……あんまそんな事言わないでね……」

 

 

 ◆

 

 

「なぁ、なんでぇ……鍵閉めたハズなのにぃ……」

 

「あはは、馬鹿ねぇー。こんなちゃっちい鍵なんてアタシの個性で簡単に開けられるし。うわぁ……詭弁のチンポ、でっか♥」

 

 男子トイレの一番奥の個室でいきり立ったモノを処理しようとしてたら、せっちゃんが個室に入って来て鍵を閉める。

 

「こっち男子トイレ……」

 

「知ってる知ってる。おっと、あんまり大きな声出しちゃうと誰かが様子見に来るかもよ?この状況見られちゃったら……トイレに連れ込まれた女の子が犯される瞬間って見られてもおかしくないでしょ~?」

 

「っ……」

 

「そーそー……静かにしててね……悪いようには、しないからさぁ……♥」

 

「せっちゃん、ダメだってぇ……」

 

「んふふ、良いの?こんなにガチガチなの、一人でオナって……ここに良いオナホあるのにぃ?」

 

 そう言って口をかぱっと開けるせっちゃん。

 

「ほらほら、アタシの口でジュポジュポ抜いてあげっからさぁ……♥」

 

「っ……!」

 

 そんな淫靡な光景にイチモツは否応にも無く反応してしまう。長い舌に目が離せなくなってしまう。

 

「シタい……でしょ?」

 

「ふーっ、ふーっ……」

 

「沈黙は肯定……よ?」

 

「あっあっあぅ~っ」

 

 くぷ、くぷぷ……とせっちゃんの口の中にイチモツが飲み込まれていく。右手なんかよりも熱く、気持ちの良い快楽が脳を溶かしていく。

 

「んふっ、ん、んぷ、んむ、ちゅぅ、ちゅっちゅ、じゅる」

 

「あっ、せっちゃん、まって、強すぎっ、ふっ、ふぅ、で、出る、でちゃうっ」

 

「じゅるっ、じゅるる、じゅ、じゅぷ、じゅぷ、じゅるっ」

 

 より激しい口淫によって射精感が一気に高められ、思わずせっちゃんの肩を引きはがそうとしたら、せっちゃんの頭と体が離れた。

 

「はっ、ああっ!??」

 

「じゅるる、じゅぶ、じゅ、じゅるるううう!」

 

「あっ、あっ!あ”っッッ!!!」

 

 身体と離れてもなお強く吸い付く口淫によって我慢の限界を突き破られ、その口内に射精してしまった。

 

「ん、んふ、んっ、んくっ、んん~……んはぁ……はぁ、凄♥めっちゃ熱くてどろどろだったわぁ……美味しっ♥」

 

 ちゅ、ちゅ、と残った精液を吸い出そうと何度もイチモツに口づけするせっちゃんの姿を見て、またカタくなっていく。

 

「……あは、まだシたいんだ……。ん~、でもなぁ……口でするの疲れたわねぇ~……」

 

「ぅ、そんなぁ……」

 

「……そんな顔しないでよ♥じゃあ、口の代わりにコッチ、使っちゃおっかぁ?」

 

 そう言って俺の目の前に腰が浮いてきた。

 

「ね、パンツ脱がしてよ……♥」

 

 言われるままに浮いてる腰から下着を脱がすと、むあっとクラクラするような濃い女の匂いがした。

 

「あは。詭弁のチンポしゃぶってたらさぁ、こんな発情しちゃった♥……ね、舐めて?」

 

 選択肢を出しておいて、答えは聞いてないとばかりに顔に股を押し付けられる。

 

「ね、ね、詭弁って耳弱いでしょ、舐めてあげる♥」

 

 ふわふわと浮いてきた顔が俺の耳を飴玉のようにしゃぶる。視界一杯に広がる女の身体と、舌に広がる体液の味、息を吸えば鼻いっぱいに発情した雌の匂い、手はせっちゃんのおっぱいを触らされて、全身をせっちゃんに犯されているような気分にさせられる。

 

「はっ♥はっ♥ね、セックス、しよ♥生えっちしよっ♥」

 

「あっ、ぅあぁ……で、も……」

 

「いいじゃん♥しようよ生えっち♥ねっ♥ねっ♥」

 

「っ……ぁ……でも……俺にはモモちゃんがぁ……」

 

「大丈夫♥ぜったい八百万に内緒にするからっ♥ねっ♥生ハメしよっ♥口よりもずっと気持ちいよ♥」

 

「ふっ、ふっ……せっくすだめぇ……モモちゃんとけっこんできなぃ……」

 

「じゃ♥じゃぁセフレ♥セフレでいいからっ♥好きな時に呼んで生ハメするだけでいいからっ♥セックスしよっ♥セックス♥生ハメ♥」

 

「ぅぁぁ……せっくすぅ……」

 

「ほら♥チンポは生ハメしたいって言ってるしさぁ♥チンポ頂戴♥チンポチンポォ♥」

 

「ぅぅぅ……ふぅぅ……」

 

 

 ガチャッ

 

「っだぁ~くそっ!また負けたぁ!」

 

「おい鉄哲、トイレん中で大声だすな。先入ってる人いるんだから」

 

「おっ、そうか……ん?個室一つしか使われてねえじゃん。って事は詭弁じゃね?おーい詭弁!腹は大丈夫か!?」

 

「ほら、答えないとヤバいよぉ?」

 

「っ……あ、ああ。まだちょっとキツイけどな!」

 

「そうか!詭弁がトイレ行ってからA組のスコアが落ちたんだが、その後滅茶苦茶追い上げられてな!今度はボウリングじゃなくて違うゲームで決着付けることにした!オメェも早く来いよ!」

 

「ぅ、お、おう!もうすぐ行くわ!」

 

「詭弁、お前が来ねえと決着つきそうにねえから早めにな!」

 

 ジャァァァ~

 

 キィー、バタン。

 

「あはっ、バレたらヤバかったねぇ♥ところでさ、気が付いてる?♥」

 

「ぅぁ……何がぁ……」

 

「今、詭弁のチンポ何処に挿入ってるでしょぉーか♥♥♥」

 

「っ……!?あっ、嘘ぉ……なんでっ……」

 

()()()()んでしょぉ?じゃあおマンコでびゅっびゅした方がすぐに終わるじゃん♥♥♥」

 

「ふっ、そんな、ひどいっ……」

 

「いいじゃんいいじゃん♥詭弁も童貞でいるよか良いでしょ?ねっ♥ねっ♥」

 

「ふっ、ぐっ……ぁっ……」

 

「ほら、アタシのおマンコきもちいい?オナホみたいに出したくなったらいっぱい射精していいんだぞ~♥」

 

「ぅぁっ、せっちゃ、待ってぇ……」

 

「んっ♥んふっ♥詭弁のデカすぎ♥ホラ、お腹ぐっ、って動いてるのが、分かる♥すごいエッチねぇ♥♥」

 

「ふっ、ふっ、うぁぁ……」

 

 ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ、

 

「あ~凄、生セックスヤバイ……頭溶けそー♥♥♥」

 

「ぁぁ……せっちゃ……せめてゴム……ゴムしてぇ……」

 

「んぅ~♥無いからダメぇ~♥」

 

「ふぁっ……そんなぁ……」

 

「ほらぁ♥おちんぽびくびくしてるのがまる分かりぃ~♥ほら、出せっ♥射精しろっ♥」

 

「あっ、あっ、あっ、ああぁ~っ♥」

 

 びゅるるるるっ!びゅくびゅくびゅるる~♥

 

「んくっ♥はい、しゅーりょー♥膣内射精、しちゃったねぇ♥」

 

「あぁ……ごめんなさい……ごめんなさい……」

 

「……んふっ♥馬鹿だねぇ詭弁、アタシが無理矢理レイプしたようなもんじゃん♥気に病む必要ないし♥」

 

「でも、俺が……中に……」

 

「アタシ今日は安全日だし、遊びみたいなモンでしょ♥……どうしても気になるんなら、責任とってアタシと結婚する?」

 

「っ……それは……」

 

「……プッ、冗談よ、冗談!言ったでしょ?セフレでいいってさ……ヤリたくなったらいつでも呼んで、セックスするだけよ♥その代わり、アタシもヤリたくなったら詭弁を呼ぶし、ね?」

 

「……セフレ……」

 

「そーそー。それなら八百万にちゃんと義理立てしてるっしょ?だからさぁ……二回戦、しちゃお♥♥♥」

 

「あっ、あぁ……せっちゃ、あぁぁぁ……」

 

「膣内に出したら一回も二回も一緒一緒、アタシをオナホにして沢山射精しろっ♥」

 

「っ……!くっ!ふっ!んっ!」

 

「んひぅ!!♥♥♥そ、そーそー、ヤれば、できんじゃん♥♥♥そうやって、おくっ、ぐちゅぐちゅ掻き回してっ♥♥♥ふぁっ!ソコっいいっ♥♥♥」

 

「っ!はっ!ふっ!せっちゃん、せっちゃんっ!」

 

「んっ♥ふぅっ♥詭弁っ♥すごいっ♥セックス上手ぅ♥♥♥ちゅぅ、ちゅーしよっ♥♥♥」

 

「くっ!んっ、んふっ、んむ」

 

「んぅ♥んっ♥んむぅ♥ちゅっ♥」

 

 ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、

 

「あっ、あぅ、せっちゃ、っ、出っ……」

 

「んひっ♥ひっ♥良いよっ♥一番、おくっ♥アタシの一番大事なとこ♥詭弁のザーメンっ♥マーキングしてっ♥」

 

「っ!出るッ!出すぞ切奈っ!中にっ、一番奥にっ!!」

 

「うんっ♥貴方だけのセフレまんこっ♥ザーメンの味覚えさせてっ♥♥♥」

 

 びゅるるるるるっ!!びゅるるるっ!!びゅくびゅくっ!!

 

「あ”っ♥凄っ♥ザーメン熱っ♥」

 

「っぅ、絞られるぅっ……♥」

 

「はっっ♥奥擦るの♥ダメッ♥♥♥」

 

 びゅるっ!びゅくっ!ぴゅぷっ♥

 

「っ!ふーっ!ふっ!ふぁぁ……!」

 

「はっ♥はっ♥ちゃんと射精しきったわね……♥」

 

「はぁー……はぁ―……」

 

 名残惜しむようにせっちゃんの膣からゆっくりイチモツを抜く。精液の匂いが個室に充満する。

 

「あぅ……凄い出た……」

 

「はぁ……♥それじゃ、これからもよろしくね♥」

 

「……うん……」

 

 

 

 一度快楽の味を知ってしまったら、あとはズルズルと落ちるだけだった。

 

「詭弁さん!今日は私と買い物に付き合ってもらいますわ!!」

 

「おぉ~、モモちゃんからデートの誘いが来るなんて……俺感動した!」

 

「で、デートではなくて今度の文化祭の買い出しですわ!去年を超える大盛り上がりの為に!」

 

「ははは、結局デートじゃん一緒一緒!『~♪~♪』……あー……ごめんモモちゃん、先にちょっと行っててくれない?」

 

「む……ま、まあいいですわ……先に行ってますのでかならず、『かならず!』追いついてくださいね!」

 

「おう。ま、チャチャッと済ませてくるね」

 

「……?まあ先に行ってますわ」

 

「んぃ」

 

 

「はっ♥はっ♥ごめんねぇ♥八百万とのデート邪魔しちゃって♥おまんこ疼いちゃって疼いちゃってさぁ♥チンポ貸してよ♥」

 

「っ……」

 

「あはっ♥詭弁も期待してんじゃん♥ほぉら、ココ♥ココにブッ刺してぇ♥」

 

「っ!」

 

「んぅはぁぁぁぁ!!♥♥♥」

 

 『セフレ』という関係は、毒のように自分の精神を蝕んでしまった。口ではモモちゃん一筋、などと言いながら、性欲を発散するために別の女の子の身体を使う。俺自身が如何したいのかという意思が弱く、流されるように、刺激的なぬるま湯のような関係を続けてしまっている。

 

「んふっ♥イクっ♥イクイクっ♥♥♥」

 

「ッ!!出すぞッ!!」

 

「中っ♥♥♥子宮にっ♥ザーメン射精してぇっ♥♥♥」

 

 びゅぅぅぅ!びゅるるるるっ!

 

「あっ熱っ♥♥」

 

「っ……」

 

 快楽によって繋がれた鎖を破壊する意思も無く、ただ現状は酷いものだと嘆くしか出来ない。否、嘆くしか()()()のだ。薄弱な意思はいつだって悪い結果しか引き起こさない。

 

「あのさぁ……♥気が付いてる?ここんとこずぅっとアタシにナマ中出ししまくってるじゃん♥」

 

「……」

 

「ひひっ、コレ……見てごらん?」

 

 そう言ってせっちゃんが懐から出したのは、棒状の器機。そして器機には二本の線がうっすらと描かれていた。

 それが意味する事に気が付いた時には、もう遅かった。

 

「コレの説明、要る?要らなそうね?先に言っておくけどアタシはおろす気ないからね?」

 

 地面が崩れたかのように、立っていられなくなった。

 

「ねえ知ってた?アタシから誘う時って、大体危険日だったってさぁ……知らなかった?それとも知ってて知らないふりしてた?んひひ、まあどっちでもいいよね♥アタシの言う事真に受けちゃってたもんねぇ♥中出し気持ちよかったもんねぇ♥♥♥あ~あ、どうしよっかぁ♥来年にはアタシも一児の母かぁ♥学校続けられるかなぁ♥♥♥」

 

 視界が真っ暗になった。

 いや、なにを絶望しているのか。これは自分が引き起こした事だ。自分の意思が弱かったから起きた事だ。なら、自分がケジメを付けなければならない事だ。

 

「……せっちゃん」

 

「……んひっ♥アタシはねぇ、本気だよ?詭弁と一緒なら、雄英止めてもいーもん。詭弁と一緒なら、ヒーローになれなくてもさ。……だから、さ。選んでよ。アタシを。ねえ。お願いだからさぁ……。アタシ、あんたじゃないとだめなんだよぉ……」

 

「……せっちゃん。今まで、本当にゴメン。……それと、こんな場所で本当に申し訳ないと思うけど……俺と結婚してくれ」

 

「……にひっ、あんたから告白してくれれば、場所は何処でも良いよ。……アタシで良ければ、是非」

 

 

 

 そうして、それから色々なトラブルが俺達に襲い掛かったが俺達は赤ちゃんを育てながらも無事に雄英を卒業した。

 

 雄英卒業後俺達は結婚して、俺はプロヒーローになり、せっちゃんは『強い専業主婦』として子育ての合間に本を書いたり、俺と同じプロヒーローの面々を鍛えたりとそれなりに充実した生活を送った。

 

 俺とせっちゃんはヒーロー界でも有名なおしどり夫婦と呼ばれ、俺がヒーロー引退するまでに10人近く産み育て、その皆がプロヒーローとなりヒーロー一家としてメディアに取り上げられたりもした。

 

 

 

 

「……ねえアナタ。アタシと結婚して後悔してない……?」

 

「……馬鹿言え、せっちゃんらしくねえ事言いおって。……そりゃぁ、色々な事を後悔してきたけどさぁ……せっちゃんと結婚する事、結婚を決めた事を後悔した事はねえよ。……んぁーもー、クソ恥ずかしい!そういうせっちゃんは俺なんぞを好きになって後悔した事あるか?」

 

「そりゃいっぱいあるよ」

 

「あるんかーい……」

 

「……でもさ、後悔して、過去に戻ったとしてもさぁ……やっぱアナタを好きになったと思うんだよね。どうしようもない位にさぁ……あーあ!全く、悪い男に引っかかっちゃったなーもー」

 

「反応に困る事言わないで?」

 

「ふん!……アタシの初めて捧げたんだから、死ぬまで離さないからね」

 

「ん?なんか言った?」

 

「なんでも無い!」

 

 ニカッと笑った顔は、この世の誰よりも美しい笑顔だった。

 

 

 




ボウリングに字数取られ過ぎた作者の姿。なんでや。
俺も切奈ちゃんとこっそりえっちしたい人生でした。


せっちゃん肉欲ルート RankB
コメント:せっちゃんの好感度を高め、倫理観を一定値以下まで下げるとルート抽選に入る。抽選に失敗した場合倫理観が一定値まで戻って別ルートになるので運ゲー。
選択肢次第でせっちゃんとセフレ関係になったりならなかったりするが、ルート確定後なのでエンドに大きな変更は無い。精々ヒーロー界のビッグダディと呼ばれるか否かくらいの差。

ヒント:せっちゃんの好感度が低いまま倫理観を下げるのは難しい。時間的な猶予は長いので、好感度を上げ切ってから倫理観を下げよう。


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ジロちゃんとそういう関係になった話

もし詭弁くんがヤオモモと幼馴染みじゃなくジロちゃんと幼馴染みで、同じ中学に三人通ってたとしたら。
というめちゃくちゃややこしい話。


 中学二年の時の話。

 

「あら、おはようございますわ詭弁さん、耳郎さん」

 

「やっほーヤオモモ」

 

「おはー。ンねえヤオヨロちゃん、雄英受けるって噂で聞いたけどほんと?」

 

「はい。私は雄英の推薦入学を狙ってますわ!」

 

「マジか!しかも推薦!?」

 

「確かにヤオモモ頭めっちゃ良いし、個性も強いしで推薦も十分狙えるよね。……このバカと違って」

 

「はぁー!?こうみえても学年3位なんですが~!?」

 

「1位ヤオモモ、2位ウチ。で、なんか言いたいことある?」

 

「俺に勉強を教えてください八百万の神よ!!!対価として我が個性を捧げる!!!」

 

「えっ、ええ。構いませんが……」

 

「言質取ったぁ~!」

 

「あ~……ウチとコイツも雄英目指してるの。流石に雄英推薦は狙えないけどさ……まあ、コイツ居ると個性訓練が捗るし、ヤオモモにもメリットあるからさ?」

 

「はぁ……そう言えば、詭弁さんの個性の詳細を知らなかったですわ」

 

「説明しよう!俺の個性はその名も『口八丁』!気合いでどうにかなるレベルならどうにでも出来るぜ!」

 

「……え、ええと……?」

 

「コイツの言葉が相手の『調子』を狂わせるみたいで、個性や身体の調子を絶好調にすることで個性の訓練になるんだよ」

 

「なるほど……」

 

「んにぃ、まあヤオヨロちゃんと同じくらい万能個性やぜ!」

 

「それは頼もしいですわ」

 

 そうして、その日から三人で勉強したり個性の特訓をしたり、時折息抜きに遊びに行ったりした。

 

 そして、中学三年。

 

「詭弁さん!耳郎さん!推薦で合格しましたわ!!!」

 

「マジかヤオモモ!!」

 

「んぃ、流石ヤオヨロちゃん!おっぱい大きいだけあるぅ!」

 

「おっ……胸の大きさは関係ないですわ!!」

 

「……その点、ウチのジロちゃんときたら……」

 

「う、うるさい!これでもちょっとは成長してるし!!」

 

 

 ◆

 

 

 それから、ヤオヨロちゃんが熱心に勉強を見てくれたお陰で筆記テストは十二分の手応え。実技もできる限りの事をして、今ここに雄英からの通知が届いている。

 

「……な、なんか柄にもなくドキドキする……」

 

「わかる」

 

 ジロちゃんも同じ気持ちだったのか、俺の家に通知を持って来た。

 

「……んぅ、同時に開ける?」

 

「いっ、いや……その……ウチからで良い?」

 

「んぃ」

 

 そうして開封した通知から小さな機械が転げ落ち、そこからオールマイトが投影された。

 ジロちゃんの結果は、合格。筆記、実技共に優秀な成績だったとのこと。

 

「……はぁ、マジか……良かった」

 

「んにぃ、次は俺の番だな。……俺、雄英合格したら好きな子に告白するんだ、ヤオヨロちゃんって言うんだけど」

 

「えっ……」

 

 そして俺も通知を開封。機械からオールマイトが投影され、俺の合格を告げた。

 

「おお、俺も合格した。……まじかぁ、まじかぁ……」

 

 感慨に浸って、倒れるように床に寝転がる。また、三人で同じ学校に通えると思うと、先程の不安感とは違うドキドキが胸を占めた。

 

 よし、ヤオヨロちゃんに報告しよう。と寝転がりながら携帯を操作しようとすると、ジロちゃんに腕を捕まれた。

 

「んぅ?ジロちゃん?」

 

「……あはは、何で……ウチは()()なんだろうね……」

 

「……えーっと、ジロちゃん?」

 

 そのまま、寝転がる俺に跨がって乗るジロちゃん。その顔色は少し青かった。

 

「ねえ、詭弁。知らなかったと思うけどさ、ウチね、アンタの事がずっと好きだったんだよ?」

 

「……ジロちゃん?」

 

「だってのにアンタはウチの気持ちに気がつかないし、その上雄英合格したらヤオモモに告白するって?なんで?ウチの方が長い付き合いでしょ?」

 

「ジロむぐッ!?」

 

 ジロちゃんに口を塞がれる。引き剥がそうとしたら、ジロちゃんの耳のプラグが伸びてきて俺の両腕を拘束した。

 

「ウチもさ、雄英合格して、アンタも合格したら……アンタに告白するつもりだったんだよ?なのに、なんで先にそんな事言っちゃうのよ……ウチが、バカみたいじゃん……」

 

 そう言って、ジロちゃんは着ている衣服を脱ぎ始めた。

 

「ジロちゃ、なにを……」

 

「今からアンタをレイプするから」

 

 そして衣服を全て脱ぎ捨て、今度は俺のズボンを脱がしに掛かる。

 

「アンタの部屋が存分に個性が使えるように防音性高いのは知ってるし、そもそも今日親二人とも帰るの遅くなるってことも知ってるし。助けを呼んでも無駄だから」

 

「ジロちゃん……やめて……」

 

「ここまでして止めると思う?」

 

 俺のズボンを剥ぎ捨て、既にテントを張ってる下着を裂き切った。

 

「うわ……でかっ……ふーん、ウチみたいな女にも勃起しちゃうんだ……節操無し」

 

「違ぁっ!?ぅぁ……」

 

 ジロちゃんが俺の逸物を握る。

 

「熱っ……うわぁ、こんなモノが入るんだ……不思議なものね……」

 

「ジロちゃ、待って……」

 

「待つわけ無いじゃん。ほっといたら、アンタはヤオモモに告白するんでしょ?ヤオモモもアンタの事が好きっぽいし……今を逃したら、詭弁とヤオモモが付き合っちゃう……そしたら、ウチはどうしたら良いの?ねえ。じゃあ、今日がもう最後のチャンスじゃん……ウチはねぇ、もう、アンタじゃないと嫌。アンタの事が好きで、好きで……ねえ、なんでヤオモモなの?なんでウチじゃないの?なんで……ねえ、なんでよぉ……」

 

「違う!!」

 

 腕が拘束されてるが、構うものか。身体の筋肉全てを使って、跨がってるジロちゃんを逆に押し倒す。

 

「ジロちゃん!俺はなぁ、本当はジロちゃんが一番好きなんだよ!」

 

「なっ……嘘!!じゃぁなんでさっきヤオモモに告白するって言ったの!!?」

 

「それは冗談だこの野郎!!オレこの戦争終わったら結婚するんだ……的なフラグ立てるみたいなモンだコラァ!!文句あるかぁ!?

 

「は、ハア!?文句しかないでしょうがこのバカ野郎!!」

 

「うるせぇ!勘違いで男押し倒して、全裸になってレイプしようとしたヤツが何言ってんだバーカ!バーカ!」

 

「っ!!このっ……」

 

「……」

 

 

 

「ゴメン……ちょっとしばらくコッチ見ないで……」

 

 ジロちゃんの顔が真っ赤に染まり、自分の両手で顔を隠す。今になって自分のトチ狂った行動を後悔しているようだ。

 

「やだね。ずっと眺めてやる」

 

 俺はその両手を掴んで、強引に公開する。

 

「やめ、やめろ!離しなさいよ!」

 

「やめろって言ってやめなかったのはどなたでしたかねぇ?」

 

「そ、それは……」

 

 嫌がる全裸のジロちゃんを押さえつけ、その上に跨がる下半身全裸の俺。この場面だけ見るとレイプ犯は俺ですね分かります。

 

「と、とにかくどいてよ!」

 

「いやだ」

 

「いいからどいて……っ!」

 

 ジロちゃんを押さえつけたまま、その顔にイチモツを近づける。

 

「な、ナニ近づけてんのよ!」

 

「うるさい!好きな女の子が目の前で全裸になってるんだぞ!責任取れ!」

 

「うっ……こ、こんな筈じゃなかったのに……」

 

「はよ、はよ」

 

 そう言いながらジロちゃんのほっぺにすり付ける。あ、これ気持ちいいかも……。

 

「すりつけないでよ……うぅ……こ、これでいい……?」

 

 そういいながら、たどたどしく俺のイチモツを握って上下に擦るジロちゃん。あのジロちゃんが俺のちんちん扱いてるとかめっちゃ興奮する。

 ……めっちゃ興奮する、けど……気持ちよくはない……むしろ若干痛い……。

 

「ジロちゃん、もちょっと力抜いて……」

 

「……こう?」

 

「もっと力抜いて……ええい、ジロちゃん!今ジロちゃんが触ってんのは子猫並みに敏感な爆発物だと思えぃ!」

 

「言ってる意味が分かんないし!!」

 

「えー……じゃあ舐めて」

 

「なっ、舐めっ!?……む、無理」

 

 ぷいっと顔を背けるジロちゃん。俺はしつこくジロちゃんの頬にチンコを擦り付ける。

 

「舐めて舐めてー」

 

「無理だって!」

 

「えー、なんで?ジロちゃんのせいなんだから責任とって?」

 

「だっ、だって……初キスはチンチンじゃなく口が良い……」

 

「……」

 

 こいつ、俺を押し倒しておいてそんな事を言うだと?

 ジロちゃんの上から退き、力任せに対面座位。

 

「え、あっ……詭弁……?」

 

「世界一可愛い選手権優勝者かよこのやろー」

 

 そのままジロちゃんの唇を奪う。

 

「んっ!?……んん……」

 

 たっぷり30秒ほど優しいキスをした後、やらしいキスをする。

 舌でジロちゃんの唇を突っつくと、ピクッと震えたあと、ゆっくり唇を開けた。

 にゅるっとジロちゃんの口内に舌をねじ込み、舌で舌を舐め溶かすように絡ませる。

 

「んふっ!?んっ!んむっ、んっ、むふっ、ふ、ふっ」

 

 ジロちゃんはディープキスによってされるがまま。全身の力が抜けてふにゃふにゃになってしまった。

 俺が抱き支えなければそのまま床に倒れてしまうほどに脱力しきったジロちゃんの口内を、容赦なく攻め立てる。

 

「ぷはっ!はっ、はぁっ、はぁっ……エッロ……」

 

 顔を真っ赤に染めながら、ジロちゃんは俺の口とジロちゃんの口を繋ぐ液橋を見て微笑む。エロいのはお前じゃい!

 既に限界までいきり立っているイチモツをジロちゃんの股に挟む。コッチは特に弄ったりしてないというのに、ぐっちょぐちょに濡れていた。

 

「うわぁ……びしょびしょじゃん……」

 

「う、うるさいな……ウチちょっと濡れやすい体質みたい……」

 

「エッッッッッッ」

 

 濡れやすい体質、そんなエロ漫画っぽい体質が存在しても良いのですか?ぐちょぐちょの愛液をローション代わりにジロちゃんの太ももで一発抜く事にする。興奮しすぎて身体が熱すぎる。

 

「あっ、んっ……!ちょっと……激し……!ウチみたいな女でもこうなるんだ……」

 

「むしろジロちゃんは女の子の魅力に満ち溢れてると力説させてもらおう」

 

「はっ、はあっ?おっぱい小さいのに、何処に魅力が有るって言うのよ」

 

「なにも分かってないのな。この締まった太ももとかクソエロじゃん……あ、出そう……出すねっ」

 

 キンタマの中身全部吐き出したんじゃないかという程に多量の精液をジロちゃんのお腹に射精した。今まで出したことのない量に自分でも驚く。

 ジロちゃんも、精液で汚れた自分のお腹を見て、

 

「う、わ……こんな……出るんだ……マジでエロ本みたいじゃん……」

 

「えっ、ジロちゃんもエロ本読むん?」

 

「……今の無し」

 

「無理」

 

 というか精液ペタペタ触るのやめぇや。また勃起しちゃったじゃん。ジロちゃんを再び押し倒し、愛液と精液が混ざってにゅるにゅるになった脚を組みながら肩に抱える。

 

「……詭弁ってさぁ、脚フェチ?」

 

「好きな女の子の魅力が下半身に集中してるせいやぞ」

 

「な、なに言って……んっ♥️」

 

「小ぶりながらもぷるんと主張する尻、程よく肉付いていながらキュッと締まった太もも、すらっと伸びた脚。ジロちゃんが気がついてないだけで、ちゃんと女の子してるんだからさ」

 

「わっ、分かったから触るのやめっ♥️」

 

 すりすりと尻や脚を撫でる。すべすべの肌を、今は俺だけが独占している。いや、脚だけじゃない。ジロちゃんの全てを。

 そのままジロちゃんにのしかかる様に顔を近づけ、ジロちゃんの腰のくびれから鎖骨にかけてを緩やかに愛撫する。

 

「あっ♥ふぁぁ……♥へ、んなとこ触らないで……♥」

 

「細く引き締まった腰に、鎖骨のライン。小さい胸と、小さい事をこっそり気にしてる内心とか、凄い可愛いよジロちゃん」

 

「やっ……♥やめて……♥」

 

「止められるわけ無いだろうが……んっ」

 

「ふぅ、ん……♥」

 

 ジロちゃんの脚を割る様に退かし、更にのしかかる様にジロちゃんにキスをする。今度は最初っから舌を絡ませる濃厚なキスをしながら、右手でジロちゃんの耳を触り、左手で胸を触る。

 

「んふぅ!?んむぅ……♥んっ♥ふむっ♥」

 

 愛撫を続けながら、ジロちゃんのクリを攻めるように勃起したイチモツで擦り上げる。

 

「っ!?ぷはぁ、まっ、待ってぇ♥」

 

 瞳にハートマークが浮かんでそうなジロちゃんの顔色に、なんかもう色々耐えきれなくなってしまい二発目の射精をする。

 

「まってっ♥まっッッ!ンッッ!!」

 

 先程と同じように勢いよく精液が飛び出て、今度はジロちゃんの顔まで汚した。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 

「ふっ♥ふぅっ♥ふっ♥」

 

 連続で二回射精したにもかかわらず、俺のチンコは萎えるどころか更に大きな快楽を求め怒張していた。

 というか、今まで見たことない程にデカくなってるし精液も濃いしだけど、我ながらコレ大丈夫なのか?

 

「……ジロちゃん、()()か?」

 

「……ぁ、ちょっと待って……」

 

 そう言ってジロちゃんは脱ぎ捨てた服からサイフを取り出し、中から小さな袋を出した。……それってもしかしなくても?

 

「……コレ、して……」

 

「ジロちゃんお前……最初からこのつもりで……?」

 

「ち、違うし!!今日詭弁に告白する……かも……って伝えたら、お母さんがこれを持たせてきて……」

 

「素直に受け取ってる時点で同じ事では?」

 

「うるさいな!詭弁がエロいから、いつでも()()()()()してきても大丈夫な様に……って……」

 

「ジロちゃん、そういうのさぁ……めっちゃ好き」

 

 つまりジロちゃんと付き合った時点でセックスOKって事でしょ?やばない?

 ……いや、勿論ちゃんとデートとか段階踏んでくつもりよ?でもさぁ……この誘い受け感……ホント好き。ジロちゃんお前そういうとこやぞ!(精神的な魅力)

 

「じゃあジロちゃんゴム着けてー」

 

「自分でつけろし!」

 

「お願いお願い!ジロちゃんに口でゴム着けてもらいたいなー!」

 

「何さり気に追加オプション要求してんの!?」

 

 とか何とか言いつつ結局口で着けてくれるジロちゃん本当に好き。

 

「……ジロちゃん……ゴムってこんなキツいモンなの……?」

 

「し、知らないし……アンタのがデカすぎるだけじゃんか……」

 

 アゴ外れるかと思った……と小声で言うジロちゃん本当好き。もうさっきから好きしか言えてないくらい好き。愛が溢れるとはこの事か。チンコが若干痛いとか全部吹っ飛んだわ。

 

「……じゃあ……入れるよ……」

 

「ん……優しく……して……」

 

 そんなん言われて優しく出来る訳ねえだろ!!さっきから仕草言葉の一つ一つがチンチンにくるんじゃオラァ!!

 という本能を理性で抑え、いや理性も鼻から噴出しそうだけど何とか抑えながらゆっくり、ジロちゃんの膣内に挿入していく。

 

 

 以下ダイジェスト!!!!!!!!!

 

 

「きべっ♥まっ♥はげひィっ♥♥♥」

 

「っ!ジロちゃん膣内(ナカ)までエロ詰まってんのかよっ!ギュウギュウ締め付けて、天然ローション溢れまくりじゃねえかっ!!」

 

「あ”ぁ”ぁ”っ♥まっへぇ♥イくッ!!イッちゃうからァ♥♥♥」

 

「ついさっきまで処女だったのにもう膣内(ナカ)イキするとかほんとマジエロ神……!くっ……ジロちゃん、俺もまた射精()そう……!」

 

「イ”っ♥♥♥一緒にィ!一緒にイこっ♥♥♥中でイこっ♥♥♥ゴムあるしへーきッ、へーきィ♥♥♥」

 

「あああっ!ジロちゃん脚絡ませてくるとか反則ッ……ジロちゃん、膣内(ナカ)でイくからなっ……!」

 

「うんっ♥♥♥イッてっ!ウチのナカでぇぇ♥♥♥あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ♥♥♥♥♥」

 

「っ~~~!!!!……く、はぁ……はぁ……なんか一生分出たみたいな感じ……ヤバ……」

 

 

「……ジロちゃんヤベエ、ゴム破れてる……」

 

 

 

 

「んふ~っ♥じゅるっ♥じゅるる♥んぷぁ♥」

 

「ぷぁ、じ、ジロちゃ、またでそ……」

 

「はぁっ♥はぁん♥い、一回も二回も一緒♥一緒♥なかで……な♥♥♥」

 

「っ!くっ、あっ、あぁぁぁ……」

 

「ふぎぃっ♥♥♥膣内(ナカ)射精(だし)ヤバっ♥♥♥これだけでまたイくっ♥♥♥」

 

 

 

 

「あっ♥♥♥詭弁のキンタマ♥中でせーし作ってる音♥ヤバいっ♥これクセになるっ♥♥♥」

 

「ジロちゃんっ!好きっ!好きぃ……!三白眼とか、スタイル良いところとか、全部好きぃ……!」

 

「ウチもっ♥詭弁のカッコイイとことか♥優しいとことか♥エッチなとことか全部好きっ♥ねっ♥ねっ♥名前で呼んでっ♥ウチの事♥これから名前で呼んでぇ♥」

 

「っ~~!!響香!響香ぁ!好きだ!」

 

「っ!ウチもっ♥好きぃ♥♥♥♥♥」

 

 そうして日が暮れて、両親が帰ってくるまで延々セックスし続けた。

 

 なお両親には一発でバレた。

 

 

 

 

 

 

「いやー……もう来月には高校生か」

 

「それも雄英……まだ実感湧きませんわ」

 

「そりゃあ俺達まだ中学生なんだから実感わかねえだろヤオヨロちゃん……ま、ここからだ。雄英はゴールじゃねえ、高く飛ぶための助走距離みたいなモンだ。全力で駆け抜けていこうぜ?」

 

「……なんかいい事言ってる感じだけど詭弁が言ってもなぁ……」

 

「ぅおーいどういう意味ですかね響香ちゃぁ~ん?」

 

「言葉通りの意味だけど?」

 

「なんか冷たいぜ……おっと、先生に呼ばれてたんだったわ。じゃあなヤオヨロちゃん、響香」

 

「はい、また明日ですわ」

 

「おう、じゃーねー」

 

 

「……ところで耳郎さん」

 

「ん?どうしたのヤオモモ、そんな改まって……」

 

「詭弁さんとお付き合いしだしたんですね」

 

「ブッ!!?」

 

 

「な、なんで……!?」

 

「名前で呼ばれてましたわ。しかも耳郎さんもそれを普通に流してましたし……あとお二人の顔で分かりましたわ」

 

「……あー……そんな分かり易かった?」

 

「ええ、かなり。クラスメイトの皆さんも影で噂してましたわ」

 

「マジか……マジかぁー……分かり易いか……んー……まあ、付き合ってるっちゃー付き合ってる、っていうか……」

 

「どういう経緯でお付き合いを始めたか聞いてもよろしいですか?」

 

「いや、その……あー……ウチの勘違いからちょっと始まったんだけど……あ”あ”あ”!恥ずい!この話止め!じゃあウチこっちだから!また明日ね!」

 

「ああっ!……逃げられてしまいましたわ……」

 

 

「……はぁ、そうですか……私の恋は、始まる前に終わってしまいましたわ……」

 

 

 

 そうして雄英に入学後、ワリと早い段階で詭弁と耳郎の関係はバレた。

 『デコボコ夫婦』と揶揄われながらも、詭弁も耳郎も優秀な成績を残し続けていたので教師陣はその関係を黙認。詭弁の悪癖は治らなかったが、結局雄英卒業まで詭弁と耳郎は付き合いを続けた。

 雄英卒業後はそのまま二人で事務所を立ち上げ、『鳴り物入りの夫婦ヒーロー』としてヒーロー界に名を馳せていった。

 

 それから約二年。耳郎の妊娠が発覚しヒーロー活動を休止した後も詭弁は日本中を飛び回りヒーロー活動を続けていた。雄英在学中に粉をかけた女の子達から()()狙われながらも、出産には立ち会って新たな命を共に祝福した。

 

 そして、更に数年。夫婦そろってヒーロービルボードチャートトップ10にランクインをする。名実共に”最強の夫婦”として世界に名を轟かせていった。

 

 

『幼馴染大正義ルート』

 

 




なんでこんなの書いたかって?俺が書きてえからだよ!!!
俺もこんな幼馴染欲しかったぞ……

パンクな詭弁
本編とは違って服の趣味はパンクでロックだし、9時過ぎてもおねむモードにはならないし、紅茶の違いは分からない。楽器は一通り出来る。あと童貞じゃない。
ただ変わらず色んな女の子に粉をかけてる。

クズ「やっぱ幼馴染は正義なんやなぁって」
本編正妻「へえ?」
クズ「あっ……その……」

毛根ブチギレ緑髪「そう言えばコッチの詭弁くんの個性は『口八丁』なんだね」
クズ「ぶっちゃけ『口八百万丁』はヤオヨロちゃんの苗字からモジっただけなんよね。んまぁ個性の名前なんて言ったモン勝ちみたいなトコあるやん?」


え?セックスまでのやり取りがほぼワンパターン?ちょっと言ってる意味が解りませんね。けして作者が被虐趣味ではないですよ。
そしてこの幼馴染パターンならどのキャラでもイケる事に気が付いたわ。
なんかヤオモモちゃんNTR感激しいだろうけど……ごめんな、これも作者の引き出しが少ないせいなんや……


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つーちゃんにオクスリを盛られる話

つーちゃんと中学生からの仲で、ヤオモモ・つーちゃん・詭弁の三人で遊びに行ったり訓練したりするのが当たり前になってたら。



 

 ハイツアライアンスに引っ越しして数週間。ある休日の朝の話。

 

「おはようヤオヨロちゃん、つぅゅちゃん」

 

「おはようございますわ」

 

「おはよう、詭弁ちゃん」

 

「……ありゃ、他の皆はまだ寝てるのかな?」

 

「まだ寝てたり、インターンに向かってるわ」

 

「んぅ、そっか。……なんか三人になるのは久々だねぇ」

 

「そうね」

 

「んぃ……そうだ、久々に三人でどこか遊びにいこっか」

 

「あら、とても良い考えですわ!」

 

「そうね、最近も勉強や訓練漬けだったし息抜きにちょうど良いわね」

 

「よーし、久々のデートの約束取り付けたぞー」

 

「んもう詭弁さん!すぐそうやって茶化すんですから!」

 

「ケロッ」

 

 

 ◆デート描写はカット!!!!三人で服見たりお茶したりカラオケ行ったりした、という結果だけ残るっ!!!◆

 

 

 そして午後3時。あまり長く遊び回るほどダラけてはいない俺達は寮に戻って、一階の談話室で紅茶を飲んでいた。

 

「良いリフレッシュになりましたわ」

 

「ケロ」

 

「んぅ、久々に羽を伸ばしまくったって感じ」

 

 prrrr♪

 スマホの着信音が鳴る。

 

「おっと、お電話ですわ……はい、八百万ですわ。……はい、……はい、分かりましたわ!ではすぐに準備いたしますわ!」

 

「……どしたん?モモちゃん」

 

「インターン先からの出動要請ですわ!すみませんが一旦部屋に戻らせて頂きますわ!」

 

「わかったわ。頑張ってね」

 

「はい!それでは詭弁さん、蛙吹さん、失礼しますわ!」

 

 そのままモモちゃんはエレベーターで自分の部屋に戻っていった。

 

「今から出動するのも大変だなぁ」

 

「詭弁ちゃんも似たような事してたじゃないの」

 

「俺はまだインターン先が近いから……」

 

「ケロッ、そういえは詭弁ちゃんは最近雰囲気が変わってきたわね」

 

「んぅ?……んー、まあ……ちょっと考え方が変わってきてな。変か?」

 

「ううん、前よりももっとカッコよくなった気がするわ。ケロケロ」

 

「ははは、そっか。そりゃぁま、なによりかな!……くぁ……」

 

「詭弁ちゃん、眠いのかしら?」

 

「んぅ、ちょっとしばらく羽根を伸ばしてなった代償が……」

 

「そう……じゃぁ、()()()()お茶を淹れるわね」

 

「んにぃ、ありがとう。昼寝する時にはちゅゆちゃんの淹れる緑茶を飲むのがすっかり習慣付いたなぁ……本当にいつもありがとうね」

 

「良いのよ」

 

 そうしてつーちゃんがキッチンに向かい、少しばかり時間が経過した後つーちゃんが湯呑みを二つ持って戻ってきた。

 

「はい、お待たせ」

 

「んぅ、ありがとう。……そういえば、昼寝する時に緑茶を飲み始めてから、二年以上経つのか」

 

 つーちゃんから受け取った熱い緑茶を啜りつつ、思い出す。昼寝前に緑茶を飲むと()()()()と起きられるらしいと知り、つーちゃんに淹れて貰ったのが習慣の始まりだった。

 つーちゃんの淹れるお茶は渋めで美味しい。

 

「今日も膝枕するかしら?」

 

「良いの?するする!」

 

 そして何時からか昼寝する時に、つーちゃんが膝を貸してくれるようになった。つーちゃんの膝はひんやりプニすべで普通の枕には無い感触。今の時期にはぴったり。

 とは言え流石に談話室で昼寝をするのは邪魔なので、二階の俺の部屋に移動した。

 俺の部屋は色々なものが置いてあるが、特徴的なのはカウチと呼ばれるタイプのソファだろうか。この上でごろ寝すると自堕落感があって好き。

 

「ケロッ、おいで詭弁ちゃん」

 

「わーい」

 

 つーちゃんがカウチソファに深く座り、膝をぽんぽん叩く。つーちゃんの姉みがヤバいと思った時には既に手遅れだった。気がついたら既につーちゃんの膝の上に頭を置いていた。

 ところで膝枕から見る光景って基本的にどこ見ても大変えっちで良いですよね。つーちゃんのおっぱい越しに顔を見ながら思う。

 すると頭を優しく撫でられながら「おやすみなさい、詭弁ちゃん」と囁かれた。あっあっあ……好きっ。

 

「おやすみ、つぅちゃん……」

 

 そうして目を閉じると、ストンと眠りの世界に落ちた。

 

 

 

 

 

「……眠ったわね。……ごめんね、詭弁ちゃん」

 

 蛙吹梅雨には誰にも言えない秘密がある。それは、中学生の頃からの仲である詭弁を好いている事……

 

「でも、詭弁ちゃんも悪いのよ?……こんな、無防備な寝顔みせる上に、おちんちん大きくしちゃうんだから……♥️」

 

 ではなく、その詭弁が深く眠っているのを良いことに何度も何度も強姦行為をしている事だ。

 

 

 ◆

 

 

 始めは、ただのイタズラ心だった。無防備に寝ている詭弁の顔を優しくつついたり、手を握ったりする程度だった。

 だが性に多感な年齢。その時から好きな異性が、こうして無防備な姿を晒している。イタズラ行為が少しずつ過激になっていくのは、ある意味当然の帰結だった。

 しかし、それでもまだ一戦は越えてはいなかった。詭弁が寝ている前で衣服を脱いだり、目の前の詭弁を()()()にしたり、服越しに詭弁の()()の匂いを嗅いだりした程度で抑えていた。

 だが、ある時。ひょんな事から、詭弁の幼馴染みである八百万百が詭弁に催眠術の類を掛けている疑いを持った。

 良くないことだと糾弾する自分がいる。羨ましいと妬む自分がいる。自分自身でもよくわからない感情に悩まされる。この事に気付かなかったフリをして、いままで通りに三人で共にヒーローを目指すべきだと囁く自分もいる。どうするべきか悩んで、悩んで、悩んで……悩み疲れてしまった。

 そして……いつものように自分の膝の上で横になっている詭弁が寝言で「つーちゃん……好きぃ……」と呟いた事で、自分の中の決定的なナニカが壊れた。

 

 

 気がつけば、寝ている詭弁の上で激しく腰を打ち付けていた。

 あっ、と思った次の瞬間に自身の腟内に熱い精液が放たれ、取り返しのつかないことをしてしまったという僅かな後悔と罪悪感、それらを押し潰すほどの快楽が脳を占めた。

 その後、欲望の赴くままに詭弁の唇を奪いながら、何度も何度も詭弁の上で腰を振り続けた。

 二回目の射精を腟奥で味わった後、ようやく正気が戻ってきた。そして、自分の行いを思い出して血の気が引いた。

 

「あ、あっ……私、なんで……」

 

 部屋に籠る性臭、精液で汚れた身体。とにかく何とかしないと、と部屋の窓を開け、持っていたウエットティッシュで自分の身体と詭弁の身体を拭う。その間、ずっと腟内に詭弁の精液の熱さを感じていた。

 そろそろ詭弁が起きる時間だ。今、自分の脳内には様々な事がぐるぐる回っている。どうしてこんな事を、詭弁ちゃんに嫌われる、気持ち良かった、犯罪、赤ちゃんは出来るのか、離れ離れになるのは嫌だ、様々な言葉が駆け巡る。

 

「……詭弁ちゃんが起きたら、全部……正直に話しましょう……」

 

 言葉に出すことで、無理矢理にでも自分の意思を固める。きっと、詭弁には嫌われるだろう。誰だって強姦魔とは仲良く出来ない。優しい詭弁ちゃんも、きっと私から離れていくだろう。……それは嫌だ、なんて、思うだけでも烏滸がましい。顔から血の気が引いていく。

 

「んぅ……ん~っ!……くぁ……あ、おはようちゅりゅちゃん……」

 

「……ぁ」

 

 いつものように、寝起きの詭弁はふにゃりと笑う。それだけで固めた意思が壊されかける。……正直に、話さなければ。

 

「ふぁぁ……なんか良く眠れたなぁ……良い夢をみた気もするし、身体もなんか軽く感じる!いつも悪いねぇつぅちゃん!」

 

 にぱぁと嬉しそうに笑う詭弁を見て、正直に話す意志が完全に溶けて消えてしまった。

 

「……いいのよ詭弁ちゃん。私も詭弁ちゃんの寝顔を楽しんでたから」

 

「えぇ、俺の寝顔なんて楽しいもんじゃないだろ……?」

 

「あら、寝ているときはコロコロ表情が変わるから、見てて飽きないわ」

 

 私のした行為に一切気が付いていない。それどころかニコニコと笑みを浮かべて……ああ、そうだ、詭弁ちゃんはこういう人だ。他人の『嘘』には敏感なくせに、()()の嘘には凄い鈍感だ。

 

 私が、何も言わなければ。きっとバレる事は無いんだ。

 

 

 

 それから詭弁が昼寝をする時、隙さえあれば詭弁を犯すのが日課となった。

 

「んぅ……くぅ……くぅ……」

 

「……今日は、舌で詭弁ちゃんのおちんちんを犯してあげるわ♥️」

 

 膝の上でぐっすり眠っている詭弁のイチモツを、服の中に伸ばした舌でぐるぐる巻きにして精液を搾り取る。

 

「ん……詭弁ちゃんのおちんちん、しょっぱくて美味しい……♥️」

 

 舌でねっとり締め付けながらにっちゃ、にっちゃと音を立ててイチモツを攻める。何度も何度も詭弁の精液を搾り取ってきた蛙吹は、舌先の感覚だけで後どれぐらいで射精に至るかを感知出来るようになった。

 

「んぅ……くぅ……んっ……っ……」

 

 そして射精に合わせて吸い付くように、激しく舌を動かすことで射精の勢いが増大されることを知った。

 

「いいのよ詭弁ちゃん♥️いっぱい、い~っぱい射精して♥️」

 

 びゅぅぅっ!びゅるるるっ!

 

 蛙吹の言葉に反応するように大量に射精し、それでもなお深い眠りについている詭弁の眼前で音をたてながら精液を啜る。

 

「じゅる、んっ、ちゅるるっ……ケプっ、臭くて美味しいザーメンありがと、詭弁ちゃん♥️」

 

 精液を堪能した蛙吹は、誰かにはとても見せられないほどに淫靡に笑いかけた。

 

 

 それからというもの、蛙吹は詭弁と二人きりの時間を積極的に作っていった。長めに時間が取れそうなら、何処で手にいれたのか、詭弁の飲むお茶に睡眠薬と精力剤を少しずつ混ぜ込んだ。

 

「お、なんか今日のお茶は苦めだねぇ。俺的には此方の方が好きかも」

 

「そう?色々試してみた甲斐があるわ」

 

 詭弁は聡く敏感な癖に抜けている。蛙吹が詭弁をたっぷり犯すために混ぜたクスリの味を、まさか此方の方が好きと言うとは。

 

「(……そういうところも好きよ詭弁ちゃん。ケロケロ)」

 

 そして案の定ぐっすり眠っている詭弁は、蛙吹の経験上2、3時間は起きないということを知られていた。

 

「詭弁ちゃん……♥️」

 

 そうして詭弁は、あっという間に産まれたままの姿を晒された。

 

「ケロッ……詭弁ちゃんの身体、素敵よ……んっ♥️」

 

 蛙吹の視線は、はりきりだした詭弁のイチモツに向けられている。何度も何度も味わった詭弁のオスの部分を見るだけで、蛙吹の股間はトロトロに仕上がるようになっていた。だが、まだ挿入はしない。

 

「詭弁ちゃん、お口開けて……んむ」

 

 蛙吹は詭弁に口づけし、詭弁の口が開いた所に自身の舌を入れる。その長い舌で口内隅々まで舐め回し、舌で舌を縛るように詭弁の口を蹂躙した。

 そしてたっぷり口を味わった後、いよいよメインディッシュを()()()時が来た。長い舌で詭弁の尻穴を弄りながら、大きく反り上がっているイチモツを自分のお腹にあてがう。

 

「んふっ……♥詭弁ちゃんの……おっきくて立派よ……♥」

 

 イチモツの大きさが自分のヘソ辺りまで硬く伸びているのを見て、自分の一番大事な所に届きそうだと思った。

 

「じゃ……コッチで食べるわ……♥」

 

 トロトロに濡れそぼった女陰にイチモツをあてがい、一気に奥まで挿入する。

 熱いイチモツが子宮の入り口まで突き刺さり、口から快楽の息が吐き出される。

 

「あっ♥ふぅっ♥♥♥気持ちい所……ごりごりって……♥」

 

 軽く慣らすように腰を捻ったら、一気に激しく搾り取る様に腰を振る。

 

「んっ♥んんっ♥詭弁ちゃん♥いっぱい♥射精して♥」

 

 肉と肉がぶつかり合う音が部屋に響く。腰で搾精しながら両手で詭弁の乳首を攻める。

 

「んふぅ♥詭弁ちゃんも乳首(ココ)気持ちいいでしょう♥おちんちんピクッピクッてしてるわ♥」

 

「んぃ……くぅ……すぅ……ん……っ……」

 

 びゅるるるっ!びゅぶぶっ!びゅるるぅぅ~っ!

 いつもよりも濃く熱い精液が膣内に出される。その熱さで深い絶頂に至った蛙水の膣がギュッと締め付けられ、更に残った精液を勢いよく吐き出した。

 

「っ~~♥♥♥♥♥はぁっ……はぁっ……詭弁ちゃん……♥もっと、もっとシましょ?」

 

 いつもなら詭弁が一回射精したら、その精を堪能した後証拠隠滅するのだが、今日は睡眠薬と精力剤を使ったのだ。一回で終わるのは()()()()

 

「……ぁ、詭弁ちゃんももっと射精したいのね♥」

 

 精力剤のお陰か、大量に膣内射精をしても尚イチモツは硬いまま……むしろ更に硬く大きくなっている。

 そのまま蛙吹は回すように腰を動かして二度目の射精をうながす。

 

「んっ♥はぁっ♥詭弁ちゃん♥コレっ♥気持ち良いのね♥」

 

 ぐりっ、ぐりっ、と腰を回転させ、時には前後に動かし詭弁の弱点を見抜く。

 そうして二度目の膣内射精。二回目だというのに、大量の精液が吐き出されて蛙吹の膣内を逆流する。はしたない水音を鳴らしつつイチモツを抜けば、こぷっと精液が流れ落ちる。

 

「はぁー♥はぁー♥すごい、いっぱい……♥ケロッ♥」

 

 零れ出た精液を、その長い舌で全て舐めとる。

 全て舐めとったら飲み込まず口の中でぐっちゅぐっちゅと音を立てて、精液で口を漱ぐように味と匂いを堪能する。十分に堪能したら、一気に飲み込んだ。

 

「んっ……けぷっ♥今日の精液は特段に濃かったわ詭弁ちゃん♥」

 

 びくっ、びくっ、とまた硬さを取り戻している詭弁のイチモツが目についた蛙吹は、今度は直接口で奉仕する。

 

「んっ♥んぷっ♥んむぅ♥んっ♥」

 

 詭弁のイチモツを喉奥まで一飲みし、ぐっ、ぐっ、と喉奥でしごく。息苦しいが、その苦しさも快感に変わってしまう。

 ねっとりと伸ばした舌は詭弁のタマを刺激し、精液を更に作りだせと急かす。

 

「(全部飲んであげるわ詭弁ちゃん♥いっぱい射精していいのよ♥)」

 

「んぅ……ふっ……ん……くぅ……んっ……!」

 

 詭弁の腰が軽く浮いたかと思えば、三度目の射精が蛙吹の喉奥に注ぎ込まれる。

 

 

 その日は合計五回精液を絞られた詭弁だが、目が覚めれば今日もぐっすり眠れたよと蛙吹に無邪気な笑みを見せた。

 

 

 ◆

 

 

 そして現在。詭弁は()()()()()()()()()()()()()()悪癖がすっかり身についてしまっていた。

 蛙吹自身は特に何も(強姦行為はしているが)してはいないが、詭弁の身体は眠ると得られる『快感』の味をしっかり覚えていた。

 

 蛙吹には知るよしもないが、詭弁は八百万の()()によって繰り返し行われる行為に対して反射的に反応しやすい身体にされてあり、詭弁自身も自己暗示による身体強化を何度も行った副作用により()()()()()()()()()()()になってしまっていた。

 何度も行われた睡眠姦により、詭弁は『膝枕で眠ると起こされるまで』深い眠りの世界から起きる事はなくなってしまった。

 

「……じゃ、詭弁ちゃん。今日はお尻の穴(ケツマンコ)を使ってセックスしましょ♥」

 

 そうして、詭弁は今日も知らず知らずのうちに()()されていったのだった。

 

 

 

 

 

「そう言えば動物系の個性を持ってる人って性欲強くて発情期とかあるらしいよ」

 

「へーマジか」

 

「詭弁ちゃん、談話室でそういう話は良くないわ」

 

「あ、ちゅぅちゃん。つぅーちゃんはやっぱ性欲強いの?」

 

「ダメよ詭弁ちゃん」

 

「スペッチ!?」

 

 今日も蛙吹の舌によるビンタが詭弁の頬に突き刺さる。

 

 だが、その舌で詭弁の精液を舐めとったばかりだという事を知っているのは蛙吹以外、詭弁を含め誰も居ないのだ。

 

「……ケロ♥」

 

 




アナル地獄賞
 梅雨ちゃんは可愛いなぁ!!!!!!!
これは正ヒロインの貫禄。
つぅーちゃん「ヤバいと思ったが性欲を抑えられなかった」
クズ「なんか最近オナニーの回数減ったな……?」

ヤオモモ、まさかの因果応報。
そして詭弁はクソ鈍感。たぶんいつの間にか前立腺開発とかされてるゾ。

少女優位の強姦行為はですね、純愛なんですよ。
男優位の強姦行為は大抵の場合『性欲解消の為可愛ければ誰でもいい』という心理なのですが、少女の場合は性欲解消の為ではなく『好きな人に愛を伝える行為』の一種なんですよ。
特に多感な時期は性行為をある種の神聖な行為と思っている人が多く、『初めての相手は好きな人と!』と思う事は何らおかしい事ではないのです。
そして自身の恋心を言葉や文章にして相手に伝えるより先に、強引な性行為に及んでしまうのもまた複雑な心理であると言えます。

つまりこのダークネス次元は立派に純愛してるので『純愛』タグをつけてもかまいませんね!えっ、検索妨害……?『レイプ』タグを付けろ……?チョット、ナニイッテルカ、ワカラナイネー。


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詭弁君がとんでもない奇病を患う話 1

試験的に続き物で作ってみる。最初は導入編なのでオリキャラ無双ですがヨロシク。

なんか昔こんなエロサイト有ったな……とか、某エロCG集の、射精するだけで年収600万のヤマダさぁあああああん!とか思いながら読んでください。


 ある日の事。突然俺の意識がブラックアウトし、気が付けば病院のベッドの上で寝ていた。

 

「ウン。簡単に言うとキミは金玉の中に精子が溜まり過ぎて気を失ったんだよ。ウン」

 

「そんな事ある!?」

 

「ウン。実際にキミは気絶してるし。何とも奇妙な症例だね。ウン。血液検査の結果、どうも個性因子が関係してる様だね。ウン。何か思い当たる節はあるかい?」

 

「んにぃ、そんな事言われても……あ」

 

「あるんだね?ウン。説明してほしいね」

 

 気絶する前の日の事、個性ブースト薬を使用したと思われるヴィランに引っ掻かれ、かなりの出血を伴う怪我をしたにも拘らず、そのヴィランを捕縛して警察に引き渡すころには怪我が完全に塞がっていた。

 

「それくらいしか思い当たる事が無いですねぇ」

 

「ウンウン。『トリガー』によってブーストされた個性がキミの傷口から体内に入り込んだ可能性は十分あり得るね。ウン。もう一度血液検査をしようね。ところでそれ以外に身体に変化は無いかね?」

 

「……あ、なんか両手指がうまく動かないですね」

 

「ウン。末端神経のマヒかな?精密検査の必要があるね。今日は病院にお泊りコースだね。ウン」

 

「……あの、先生……金玉が痛くなってきたんですけど……」

 

「ウン?もしかしたら金玉が破裂する前兆かもね?」

 

「破裂!?何とかなりません!?」

 

「ウンウン。とりあえず対症療法だけど、溜まってきたら抜けばいいと思うよ。ウン」

 

「抜くって……」

 

「ああそうか、キミは両手がマヒしているんだったね。ウン。安心したまえ。キミ好みかは分からんがカワイイナースがお手伝いしてあげるね。ウン」

 

「へっ?……えっ!!?」

 

 そうして来たのが本当に可愛い系の猫顔看護師だった。

 

「そんな事ある!?」

 

「ヨロシクにゃーん♪」

 

「ウンウン。キミがドビュッとしてる間に血液検査用に採血するからね?動かないでね?ウン」

 

「はーいじゃぁ詭弁クンはアタシのおててで気持ちよくなろーねー♪……うわぁ、でかっ」

 

「そんな事ある!!!?」

 

 人生初手コキは病院のニャンコお姉さんでした。気持ちよかったです。

 

「ん、にゃぁ……♥すごっ、大量射精だにゃぁ……♥」

 

「ウンウン。子供の精通射精よりも濃いのではないか?」

 

「出たモンじろじろ見んでください……」

 

 出した精液も貴重なサンプルとしてビーカーに集められた。

 

「ウン。サンプルは多ければ多いほどいいし、精密検査の準備も必要だし、血液検査もしなければならないね。猫又クン、もうちょっと抜いてあげたまえ。ウン」

 

「はーい♪」

 

「おっと。一応言っておくが、くれぐれも精液サンプルとキミの体液を混ぜないでくれよ?ウン。ワタシは機材の準備と血液を検査室に持っていくからね。大体30分程度で戻るよ。ウン」

 

「あの、ちょ、先生!?マジで!?マジなんすか!?マジでなんですか!!?」

 

「ウン。マジだよ?ワタシは女だからよく分からないが、『男の夢』ってヤツだろう?」

 

「コレ後で怖い人くるヤツじゃありませんよね!!?」

 

「……雄英の生徒をハメる方が怖い目に合うと思うね。ウン」

 

 そう言って先生は俺の血の入った注射筒を小さな箱に入れて部屋から出ていった。

 

「……にひ♥じゃあ詭弁クン、おねーさんとたっぷりヌキヌキしましょうね~♥」

 

「おぅ……お手柔らかにお願いします……」

 

「んにゃぁ……詭弁クンの……さっき射精したばっかなのにカチカチのままにゃぁ~♥」

 

 そうして肉球のついた手で再度手コキが始まった。

 

「っ……くっ……ふっ……!」

 

「我慢しなくていいんにゃよ~♥い~っぱい射精しちゃえ~♥」

 

「あっ、くっ!」

 

「っ!……出たぁ♥」

 

 そうして短い合間で何回も射精させられた。

 

「くぁっ……フェラ……きもちいい……!」

 

「んぷっ♥んむぅ♥大きくてしゃぶり甲斐有り過ぎにゃぁ♥イケメンで、おちんちんも大きいにゃんて女の子泣かせだにゃぁ♥」

 

「あっ、あぁ……!」

 

「んにゃっ!!熱い精液いっぱいだにゃぁ♥♥♥……ね、おねーさんの()()に射精、したくない?」

 

「っ!」

 

 クチッ、と音を立ててニャンコナースのおまんこが広げられる。その淫靡な光景に視線が反らせられない。

 

「ねぇ詭弁クン♥おねーさんの彼氏にならない?なってくれたら()()でハメハメし放題なんだけどにゃぁ♥♥♥」

 

「うっ、くぅ……」

 

「ねぇねぇ~彼氏になってよぉ~♥おまんこでえっちするの気持ちいいよぉ~♥」

 

 くちゅ、くちゅ、と指で秘部を弄りながら腰を振って誘惑する猫ナース。否応なく自分のムスコが回復していくのが理解る。

 

「猫又クン、ワタシは精液サンプルとキミの体液を混ぜないでくれと言っておいた筈なのだがね。ウン」

 

「ニャッ!!?せ、先生いつの間に戻ってらしたんですかニャ!?」

 

「たった今キミが男子高校生に誘惑していた時だね。ウン。それで?精液サンプルに君の唾液やら愛液やらが混ざっているのだけど、どうしてくれるのかね?ウン」

 

「ニャッ、その……えっと……」

 

「猫又クン。キミ、減給ね」

 

「ン”ニャァ!!?そんな殺生な!!!」

 

「ウン。仕事を忘れて患者とセックスしようとする馬鹿者には丁度いいと思うのだがね?」

 

「うにゃぁ……」

 

「……さて、すまないね詭弁クン。精密検査の準備が出来たから部屋を移動してもらうのだが……ガチガチに勃起したままでは移動も出来ないね。ウン」

 

「す、すみません……」

 

「ウン。謝ることは無いね。勃起力は男性のステータスでもあるのだから。……とはいえこのまま収まるのを待つのも……ウン。ならこうしよう」

 

 そうして先生は懐から小さな袋を取り出した。ゴム製のお守りですね分かります。

 

「医療用のスキンだ。殺精剤が使われてないから精液の保存にも使える」

 

「『医療用』って言葉は何でも有りの万能性がある言葉ではないと思います」

 

 待って!待って!何する気!?ナニする気ですか!?

 

「ニャン、先生。アタシにさっきなんて言ったか覚えてます?」

 

「これはちゃんと医療行為だから問題ないね。ウン。それにワタシも女だ。()()()()()に興味があるのも当然だろう?」

 

「興味あっても患者に手を出すヤツが居ますかにゃ?」

 

「医療行為だからね。ウン。患者の為に身体を張る医者。美談だねぇ。ウン」

 

 いつの間にかゴムが装着させられ、俺の上に跨っている先生が居た。ねえ、俺の意見。

 

「ウン。自分で言うのもなんだけど、ワタシは容姿が整ってる方だと思うね」

 

「今年でアラフォーになる癖に何言ってるんだニャー」

 

「ウン。歳の話は止めてくれないかね?」

 

 先生はどう見ても30代には見えないのですが。女性って不思議だなー。や、そうじゃないじゃん!まって俺の童貞が食べられ、あっ、あぁ~~~

 

「んっ♥くっ、大きい……ね♥」

 

「んにゃ、詭弁クン♥後でアタシにもおちんちん欲しいなぁ……♥」

 

 プツッ、と。俺の中で何かがキレた。

 

 

 

「あ”っ♥♥♥待ってっ♥♥♥待っへぇっっっ♥♥♥」

 

「うるさい!このスケベ医者ッ!!!」

 

「ん”ぉ”っ♥♥♥イクっ♥♥♥イクイクイクっ♥♥♥高校生デカちんぽに負けるっ♥♥♥」

 

「精液が欲しいんだろこのっ!おらっ!イケっ!イキ死ねっ!」

 

「お”っ♥♥♥ん”ぁ”っ♥♥♥イ”ってますっ♥♥♥イってますからぁ♥♥♥」

 

「このっ!射精すぞっ!まんこイキ締めろっ!!」

 

「ふっ”ぎ”♥♥♥あ”あ”あ”あ”あ”あ”~~~~♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 スケベエロ医者の膣内で射精する。射精音が脳に響く程金玉から大量の精液が出ているのが分かる。頭が白くぼやけそうなほどに気持ちがいい。

 長い射精が終わって膣内からイチモツを抜くと、滅茶苦茶大量に射精した証拠のゴムがパンパンに膨れていた。

 

「お”っ……お”ぅ……♥♥♥」

 

「にゃぁ♥凄い……♥精液……いっぱいにゃぁ♥」

 

 ゴムを外し、新しいゴムを付けて猫ナースを組み伏せる。

 

「んにゃぁっ!な、なにするの……?」

 

「スケベな雌猫にはオシオキをしないといけませんよね?」

 

「にゃん♥」

 

 

 

「あ”っ♥♥♥あ”っ♥♥♥詭弁クンっ♥♥♥ふにゃぁ”ん♥♥♥」

 

「この発情メス猫っ!未成年に手を出して!反省しろっ!」

 

「んぉ”♥♥♥ごめんにゃひゃいっ♥♥♥ごめん”にゃひゃいにゃぁ♥♥♥」

 

「高校生の目の前でエロダンスしやがって!男なら誰でもいいのかっ!」

 

「んに”ゃっ♥♥♥詭弁クンっ♥♥♥詭弁クンがイイのっ♥♥♥」

 

「今日初めて会ったばかりだろっ!このエロ猫っ!このっ!」

 

「ひに”ぁ”ぁ”♥♥♥イクっ♥♥♥またイクっ♥♥♥」

 

「っ!射精すっ!射精すぞっ!」

 

「に”ゃあ”あ”あ”あ”あ”~~~っ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 ギュウギュウ締め付けてくる膣穴の一番奥で射精した。さっきと同じくらいの、馬鹿みたいな量が射精しているのが分かる。まるで魂まで抜けたかのような快感に腰が抜けそうになるが気合で耐えた。

 

 おまんこって人によって違うんだな……。

 ゴムを外しながらそう思った。

 

 

 

 

「ウン。つまり端的に言うと、キミの身体には『肉体活性系』の個性が移っている状態だと言えるね。ウン。精液が多いのも、単純に精巣が強化されているってだけの話だね。ウン。本来なら作られた精子及び精液は古くなると勝手に分解されて再吸収されるか小便と共に排泄されるから、金玉が破裂することは通常ないんだけどね。ウン。キミの場合は古くなって分解される速度よりも新たに精子を作る速度が早過ぎる為に、そういう事が起こってしまうんだね。ウン」

 

「えっ……つまり俺に更に個性が生まれたって事ですか?」

 

「そう捉えてもらっても構わないね。ウン。生まれ持った個性じゃないから、自分でコントロール出来ないのはある意味当たり前だね。ウン。それとキミの精液に関してなんだが、通常の精液は興奮作用や抗うつ効果のある物質が含まれており、飲む事でいわゆる()()()()があるとされるが、キミの精液には匂い自体にも強い発情効果があると思われるね。詳しい分析はまだ時間がかかるけど、いわゆる『フェロモン』のような物と思ってくれて構わないよ。ウン」

 

「えー……するってーと、俺の精液の匂いを嗅いだ人は発情する?」

 

「ウン。そうだね。昔だったらともかく、最近は人間に効くフェロモンは存在しないと思われてたんだけどね。詭弁クンの精液には強い性フェロモンが含まれていると思われるね。ウン」

 

「……だから興奮して高校生を襲ったのは悪くないと言いたい訳です?」

 

「ウン。それについては本当にすまないと思うね」

 

 俺のちんちんしゃぶりながら謝罪するメス医者。説得力がまるでない。

 

「ちゅっ♥とりあえず言える事は、最低でも3時間に一回は吐精する必要があるね。ウン。それと経過観察の為に、週に一回以上は通院する事。キミの身体はハッキリ言って異常だらけだね。ウン。後天的な個性の発現、人間に効く性フェロモンの存在。ウン。医学的にも人類史にも残る大発見だね。ウン」

 

「そんな事言われても……3時間に一回吐精って、学校はどうすればいいんですか……?」

 

「ウン。医者としては休学をオススメするが……天下の雄英だからなぁ。仮に短くても、半年休学したら他の学友に追いつけなくなるかもしれんな。ウン。とはいえ授業の合間合間で自慰するのも大変だろうし、キミの両手はマヒしてるだろう。ましてや()()()()()()が他の女子生徒、或いは女教師にバレたら面倒な事になるぞ。ウン」

 

 なんかとんでもない事になったぞ……あ、出るッ。

 

「んっ♥んっ……ごくっ♥きちんと良い食事をしているようだね。ウン。キミの精液は美味しい」

 

「んみぃ、先生ばかりズルいにゃぁ♥詭弁クン、次アタシの口に射精してにゃぁ♥」

 

 医者と看護師二人掛かりで抜かれながら、今後の生活について頭を悩ませるのだった……。

 

「ふむ。若いというのは凄いな。ウン。また硬くなっているぞ」

 

「にゃぁ~♥これはまた()()()を使わないとイケないかにゃぁ~♥」

 

「とはいえ医療用スキンはもう無いのだが……」

 

「にゃは♥じゃあナマでするのはしょうがにゃい事ですにゃ♥」

 

「……成程。ウン。それはしょうがない事だな……♥」

 

 ……もうどーにでもなーれオラァ!!!

 

「んほ”っ♥♥♥」

 

「はに”ぃっ♥♥♥」

 





先生
「医者の不養生とは言うが……ウン。ワタシも女だ、あまり見ないで貰えると助かる」
今年でアラフォーの美女医者。クール系の三白眼。釣り目。Eカップ。ややポチャ体形。
仕事が忙しくて婚期を逃した為、結婚に関しては諦め気味。だが彼女を狙う男は多い。


ニャンコナース
「んにゃぁ~お♥おねーさんのやらしー身体で興奮しちゃったにゃぁ?」
20代の美女猫看護師。猫目。Cカップ。スレンダーモデル体型。
色んな男からアプローチをされているが、いまいちピンと来る出会いが無かったもよう。


一話完結だったダークネス次元でしたが、物は試しと続き物を書いてみますね。
詭弁クンはつよつよチンチンを手に入れた!


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詭弁君がとんでもない奇病を患う話 2

前回に引き続き全開で行きます。


 精密検査(意味深)が終わって翌日。両親には病気?の事を相談したが、相澤先生に相談するのはめっちゃ恥ずかしい……だが、万一の事を考えると相談しない訳にはいかないんだよなぁ。

 ということで、始業前に相澤先生に昨日あった事を相談した。

 

「……という事なんですが」

 

「(なんとなく詭弁の今後を察した顔)……そうか。一応ミッドナイトさんにも伝えておけ」

 

「えっ……それってもしかしなくてもヤバいのでは?」

 

「他の女子生徒に節操無く襲われるよりマシだ」

 

()()()()?襲うの間違いでは?」

 

「(コイツマジか?)いいから早くしろ。授業始まるぞ」

 

 シッシッと手で払われる。ま、まあ相澤先生がそう言うなら……

 

 

「……てな訳でして」

 

「(イレイザーヘッド……私に何を期待しているのかしら……?)」

 

「ミッドナイト先生?」

 

「えっ、あぁそうね!詭弁君……その、大丈夫なの?両手マヒしてるんでしょう?」

 

「ええ、一応……オナホールを持ってきたんで、マヒしてる両手で挟んで上手いことすればなんとかなると思います」

 

「(オナホ学校に持ってくるって……いや、仕方の無いことだろうけど……)それで、アレの処理はどうするの?」

 

「アレ?」

 

「せ、精液よ……何か凄いんでしょ?」

 

「……あ」

 

「……まさか」

 

「考えてなかったです……」

 

「……」

 

 そうか、精液はどうすればいいんだ?っつーかオナった匂いの処理もしなきゃしけないじゃん!女の子は()()()()匂いに敏感って言うし……ヤバい、詰んだ?

 

「……分かったわ。本当は良くないんだけど……詭弁君用にシャワールームの鍵を渡しておくわ」

 

「シャワールーム?そんなん有ったんですか?」

 

「本来なら、より激しい訓練を始める3年生の為の場所なんだけどね。あんまり使われないし、詭弁君なら変に使わないでしょう」

 

「……変なことに使うんですけどね」

 

「それもそうだったわね……と、とにかく。身体を軽く流した程度じゃ匂いは落ちきらないから気を付けなさい!それと他の生徒にシャワールームについてバレないように!面倒なことになるわよ?」

 

「はい、分かりました」

 

「……それじゃあ教室に向かいなさい。もう授業が始まるわ」

 

「おぅ、こんな時間か。すみません先生、ありがとうございます!」

 

 

 

「……と言うことで、怪我の影響で両手がマヒしてるんでノートを後で貸して貰えると非常に助かるのですが……」

 

「そう言うことなら勿論貸しますわ!」

 

 その後教室に入った際、金玉云々の話は伏せて両手がマヒしてることだけを皆に伝えた。なんか騙してるみたいで非常に心苦しいが、正直に全て話す事ではないので黙っておく。

 

 そうして、昼休み。

 

「詭弁さん!両手がマヒしていますと食事も一苦労でしょう?お手伝いしますわ!私と一緒にお食事しましょう!」

 

「あ、ありがとうモモちゃん……でもその前にちょっとトイレに行ってくるね……」

 

「?分かりましたわ。お気をつけて」

 

 少し前から金玉がゾワゾワしている。多分コレが痛みの前兆なのだろう。そういえば病院に運ばれる前もこんな感じでゾワゾワしてた気がする。

 急いでシャワールームに向かい、鍵を開けて……開け……

 

「(開かないっ!!!)」

 

 というか両手がマヒしているんだから鍵なんて小さなモノの操作とかめっちゃ難しいんですけど!?ヤバい、盲点だった。

 どうする?職員室に向かってミッドナイト先生を探すか?でもこの時間は先生も食事してるだろうし、そもそも職員室に居ないかも……じゃぁ近くのトイレで……いや、それじゃ匂いの問題が解決しない!我慢……金玉破裂したくない!!!論外!!!ヤバい、どうする?どうする?

 

「鍵開けられないの?手伝ってあげる!」

 

「あっ、ありがとうとーちゃん……………………えっ?」

 

「ねぇ詭弁。なんでシャワールームの鍵を詭弁が持ってるの?ていうかシャワールームなんてあったんだ」

 

「あ、あの……なんで?」

 

「うん?だってトイレに行くって言って、トイレがある方向とは違う方に向かってったから気になってね。で、なんで詭弁がシャワールームの鍵を持ってるのかな?」

 

 やだ、なんかとーちゃん怖い。事情を話すべきか?いや、3時間に一回シコらなきゃ金玉爆発するとか信じられる!?

 

「説明してくれないとぉ……皆にしゃべっちゃうかも♪」

 

 \(^o^)/オワタ

 

 

 

 ミッドナイト先生……(秘密を)マモレナカッタ……。

 

「……マジで?」

 

「マジです……」

 

「ふ、ふーん。へー。そーなんだー……」

 

 めっちゃ引かれた。絶対これ引かれた……だから話したくなかったのに……ぐすん。

 

「もしかして今結構ヤバい?」

 

「かなりヤバイ……」

 

 既に金玉から鈍痛が走っているくらいヤバイ。金玉爆発は嫌ぁ……。

 

「じゃ、じゃぁさ……手伝ってあげようか……?」

 

「……はい?」

 

 今なんて言った?手伝う?何を?ナニを?

 

「いや、だってさ、詭弁って今両手がマヒしてるじゃん?()()()()()するのって難しくない?」

 

「……」

 

 もう、なんと言うか……。

 

 

 

 昨日童貞捨てた俺は、もう色々と無敵だった。

 

「うわっ……詭弁のちんちん、凄く大きい……」

 

「早くしろー!間に合わなくなっても知らんぞー!」

 

「えっ!?う、うん……コレ、使えば良いんだよね?うわ……凄いエッチ……」

 

 そうしてとーちゃんこと葉隠透に全裸でオナホコキをして貰うのだった。

 

「なんで裸になんなきゃなの?」

 

「そりゃぁ精液の匂いは強烈だから、服を着てると匂いが移っちゃうからね」

 

「そんなに凄い匂いなんだ……うわっ……ちんちんビクビクってしてる……」

 

「とーちゃんのおっぱい……大きいし柔らかっ……」

 

「んっ……♥️あんまり強く揉まないで……」

 

「ごめん……でもすげぇエロいから……あっ、あっ、そろそろ出そう……もっと早くシゴいて!」

 

「っ……うん……これでいい?」

 

「あぁ、めっちゃ良い……あー出そう、出るっ!」

 

 ビュルルルルルッ!!!ビュブブッ!!!ビュクビュクッ!!!

 

「ぅわわっ!精子ってこんないっぱい出るの!?あっ、手に掛かっちゃった……熱っ……♥️」

 

 そして宙に浮いた精液(とーちゃんの手に掛かったモノ)が、そのまま顔らへんまで浮き上がったと思ったら、ヂュルッという音と共に何処かに消えていった。

 

「まさかとは思うけど……今飲んだ?」

 

「んっ……凄いネトネトしてエロいね♥️」

 

「エロいのはお前じゃい!!!」

 

 シャワールーム内でとーちゃんを押し倒し、口と思われる場所に更にいきり立ったチンポを突っ込む。

 とーちゃんの口内はねっとりとして、それでいて暖かかった。

 

「ザーメン飲みたいなら直接飲ませてやるっ!このっ!」

 

「んぶっ!?んむぅ~!」

 

「口にチンポ突っ込んだまましゃべるの禁止っ!くぉ……気持ちいいっ……」

 

 ぷちゅっ、ぷちゅっ、と腰を振ってとーちゃんの口内を犯す。最初は抵抗してたが、だんだんとーちゃんの身体から力が抜けていくのが分かる。そして射精感も込み上げてきて、そのまま喉奥に射精した。

 

「ぐっ……はぁっ……すげぇ出る……!」

 

「ん″ッ……ぐ……」

 

 ぶぷっ!と精液が逆流し、透明な顔に白くべたつくデコレートが施される。

 とーちゃんの顔は精液によって輪郭付けられて、端正な顔立ちであることを主張している。

 

 そして、自分がやってしまったことを思い返し、血の気が引く。

 

「あっ……ご、ごめん……」

 

「ゲホッ、ゲホッ。……もー、女の子に乱暴しちゃ、ダメだよ?」

 

 ニコッと擬音が聞こえるほどに大振りに笑いかけるとーちゃんを見て、更に自分のモノに熱が集まるのが分かった。

 ギンギンに昂ったイチモツを、とーちゃんのぐちょぐちょに濡れてまるわかりの股にあてがう。

 

「あっ♥️ま、まって詭弁……それはぁ……♥️」

 

「……透、俺とセックスするのは嫌か?」

 

「っ♥️今名前呼びするのズルいよ……詭弁は私としたい?」

 

「めちゃくちゃしたい」

 

「ん……ぅ……じゃ、じゃぁキスしてくれたら、良いよ?」

 

「……透、キスするぞ」

 

「うん♥️……ん、ちゅ……♥️」

 

 透の後頭部を手で支え、ゆっくり舌をねじ込む。最初はびっくりしていた透も、俺の首に両腕を絡ませて舌を返してくる。

 溶けるような熱いキスをしながら、イチモツを透の大事なところに挿入した。

 

「んっっ♥️あっ♥️♥️あああっ♥️♥️♥️」

 

 そのまま透のおまんこの中に導かれるように、奥まで一気に入っていった。

 

「はっ♥️はっ♥️凄い♥️おっきいのが一気に入っちゃったぁ……♥️♥️♥️」

 

「うわ、中めちゃくちゃ吸い付いてくるっ……!透、大丈夫か?」

 

「うん……へーき♥️オモチャで処女膜破ってたし……♥️」

 

「は?スケベやん」

 

 詭弁の勃起ポイントが3上がった。

 

「んぁ……♥️だってぇ……林間合宿ん時にみた詭弁のちんちん、凄く大きかったんだもん……♥️」

 

「俺のチンポ思いながらオナニーしてたんだ」

 

「うん♥️だってあんなおちんちん大きいなんてズルじゃん♥️詭弁の勃起ちんちん入るかなぁって思ってたら、つい処女破っちゃったぁ……♥️」

 

「クラスメイト思いながらオナニーするなんてドスケベやん」

 

 詭弁の勃起ポイントが6上がった。

 

「あーダメダメ。透がエロ過ぎて我慢出来ないわ」

 

「えっ」

 

 ズンッ!!!

 

「ふぎゅッ♥️♥️♥️」

 

 透の身体に叩きつけるようにピストン運動をする。チンポが透明な身体に出たり入ったりが良く見える。チンポを抜くときに、透の愛液がびちょびちょ飛び散るのが良く分かる。

 

「あ″っ♥️ダメッ♥️そんな♥️見ないでッ♥️♥️♥️」

 

「見るに決まってるだろ!俺と透がセックスしてる証拠っ!撒き散らせおらッ!」

 

「ひぅッ♥️♥️♥️やぁ♥️そんな言い方ダメぇ♥️♥️♥️」

 

 シャワールームにはいやらしい水音と、肉同士がぶつかり合う音、そして女の子の嬌声が響く。

 透の膣内は熱々で、俺のチンポに吸い付いて精液をぎゅうぎゅう搾り取ろうとしてくる。一番奥にはコリコリと硬く柔らかな感触があり、そこをグリグリ責めると透がより激しい嬌声を上げながら許しを請う。

 

 そうして何度も何度も注挿をすれば、当然射精感が込み上げてくる。暴走した肉体はこのまま膣内に射精するつもりだが、溶け残った理性がストップを掛ける。

 

「くっ……透……透……っ!」

 

「詭弁っ♥️しゃせーするのっ?♥️♥️♥️中にっ♥️出しちゃッぁ♥️ダメだよ?♥️♥️♥️」

 

 可愛い声で俺の耳元で喘ぎながら膣内射精を窘める。そんなこと言われたら興奮するじゃねぇか!

 更に腰の動きが速くなる。

 

「ふぁッ♥️♥️♥️今日っ危険日♥️♥️♥️だからあ♥️♥️♥️ナカぁ♥️♥️♥️膣内ダメだよぉ♥️♥️♥️」

 

 それはつまり膣内に出せと言うことでよろしいか!?

 じゃなくて、落ち着け俺!クラスメイトを孕ませるとかシャレにならんっつーの!!一旦抜け!抜いて落ち着け!

 落ち着くために透のナカで抜くのは何もおかしなことじゃないな!!

 

「う″ぃ♥️♥️♥️待ってぇ♥️♥️♥️イッてる♥️♥️♥️今イッてるからぁ♥️♥️♥️」

 

 透の膣内が更にきゅうきゅう締め付け、亀頭に強く吸い付いて離さない。気を抜けばそのまま吸われるように射精してしまいそうだ。この透明スケベサキュバスにオシオキしなければ!

 じゃなくて!!なに膣内射精決めようとしてんだ俺の馬鹿ッ!一旦抜け!マンコからチンコ抜いてクールダウンしろ!

 ぐっ、と力を入れて透の膣からイチモツを抜こうとした瞬間、俺の腰に透の脚が絡み付いて引き寄せられた。いわゆるだいしゅきホールドです。

 

「詭弁ッ♥️♥️♥️詭弁ん♥️♥️♥️」

 

 そしてまた首を両腕で抱えられ、濃厚なディープキスを奪われた。

 

「んんんん~~~!!!♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️」

 

 がっちりと腰を抑え付けられ、首も完全に固定され、膣内ではここ一番の吸い付きによってイチモツが締め付けられた。

 

Q.どうなった?

 

A.子宮蹂躙パーティーの始まりだ!

 

 ブビュルルルルルル!!!ビュルルルル~!!!

 ゴム無しの膣内射精。異常に思う程に大量に射精し、余す事無く透の膣奥に精液を送り込んだ。

 

 一瞬意識がなくなる程に長い射精を終え、腰が抜けるようにイチモツを透の膣から抜く。

 こぷっ♥

 精液が膣から零れる音がシャワールームに響く。

 

「(今日危険日だって言ったクラスメイトに種付けする鬼畜クズが居るってマジ?)」

 

 賢者モードになって復活した理性が、自分の仕出かしたコトの大きさを告げる。

 俺はなんて事を……

 

「はぁ……はぁ……すっごい気持ちよかったね♥」

 

「あ……透……その……俺はどう責任とったら……」

 

「んぃ?責任?」

 

「だって危険日……中出し……子供……」

 

「あぁ……うん……」

 

 

 

「危険日って言ったらめっちゃそそるでしょ♥」

 

「そこに直れスケベサキュバスぁ!!!」

 

 即座に二回戦突入した。

 

 

 

 

「やべぇ……もう午後の授業始まる……シャワーだけでもしっかり浴びないと……ハラ減った……」

 

「私はお腹いっぱい詭弁の精液飲んだからへーき♥」

 

「お前そうやってまたちんちんイライラさせて……」

 

「……ところでさ、詭弁」

 

「なんだインビシブルサキュバス」

 

「ヤオモモはほっといたままでいいの?」

 

「……」

 

『私と一緒にお食事しましょう!』

 

「やべえモモちゃん放置したままだ!!」

 

 身体を洗うのもそこそこに服を着て飛びだすようにシャワールームから出る。

 

「随分()()()お楽しみだったみたいね?」

 

 なんとそこには青筋を立てたミッドナイト先生が仁王立ちで立っていた!

 

「あ……その……」

 

「葉隠さん?貴女にも大事なお話があります。『中』でじっくり話しましょう……?」

 

 その後シャワールームに押し込まれ、ミッドナイトからキッチリと()()を受けた。

 

「何も入れるだけがセックスじゃないの。こうして……」

 

「おお!ミッドナイト先生凄い!」

 

「待って、待って……枯れる……枯れちゃう……」

 

「大丈夫よ♪男の子には無理矢理元気になっちゃうスイッチがあるんだから……えい♥」

 

「い”っ!!!?」

 

「うわ!復活した……♥」

 

「さあ葉隠さん?さっき教えたようにやってみなさい?」

 

「はい先生!」

 

「たすけてぇ……」

 

 

 

「相澤先生、詭弁さんは何処に行ったかご存知でしょうか?」

 

「ん?ああ……アイツは容体が急変したから早退して病院に行ったぞ」

 

「なっ、そんな……何故無理をしてまで登校するんですか詭弁さんは!」

 

「(射精し過ぎて衰弱、それと低血糖で救急搬送……まあ嘘は言ってないな)」

 




つよつよチンチン(誰にでも勝てるとは言ってない)
昼ごはん食べてればワンチャン……

詭弁(ダークネスの姿)
個性:口八百万丁 肉体活性
本編と比べ、よりチンチンに正直になった姿。肉体活性により多少の怪我はすぐに回復する上、肉体的な強度も格段に向上。両手に原因不明のマヒがあるが、それでも力技で鍛えてる相手を簡単に組み伏せるし、駅弁ファックも余裕。ただし回復する際にエネルギーはしっかり消費するので、三度の食事はしっかり摂取する事。
肉体活性の個性が常に暴走していて、精子の製造速度が日常生活に支障をきたすほどにバグっている。


葉隠 透(ダークネスの姿)
えっちな事に興味深々の女の子。林間合宿の際、詭弁の勃起チンチンを見てから大きなディルドで処女を喪失。オモチャより本物の方がスッゴイ♥との事。本編時空ではどうなのかって?知らんな。

「透、結局マジで危険日だったの?」

「ん~?……秘密♥」


ミッドナイト(ダークネスの姿)
経験豊富(?)な大人の女性。気の強い女性は……
個性を使って、完全に眠らせず意識朦朧としている相手を攻める(意味深)のが好き。そう、つまり逆転セックス要員ですね分かります。

「教師が生徒に手を出していいんですか!?」

「良いのよ。そういう世界線だし」

「メメタァ!!」

ところで思ったんですが、誰かこの話を漫画化してくれません?ねえ。してよ。ねえ。ねえ。


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詭弁君がとんでもない奇病を患う話 3

ダークネス次元はスーパー不思議空間ですので何でもありです。ありありルール。


 バリバリムシャムシャガツガツモグモグバクバクガブガブゴクゴク

 

「ど、どうした詭弁?お前そんな大食いキャラだったか?」

 

「食わねば……食わねば枯れ死ぬ……!」

 

「何があったお前!?」

 

 

 ◆

 

 

 あれから数日。寮に居る時はとーちゃんが、学校に居る時はミッドナイト先生が、放課後はその二人に徹底的に搾精されるようになった。

 

 ちゅっ、じゅるる、ぴちゃ、ちゅぷ、くぷ、ちゅる、ちゅ

 

「ッ……くっ……ぅぁ……?」

 

「んぷっ、起きたね♥️おはよう詭弁」

 

「透……寝込みを襲うのは止めて……」

 

「あれ?朝勃ちチンポぺろぺろされるの、嫌い?」

 

「……めっちゃ好きです……」

 

「じゃいいじゃん♥️詭弁もタマタマ辛いでしょ?いっぱいオクチの中に射精して良いんだよ~♥️」

 

「っ……くっ……出る……!」

 

「んっ♥️んくっ、こく、ゴクン……ぷはぁ♥️朝イチ搾り美味し……♥️ね、今日もお風呂で、シよっか♥️」

 

「……する」

 

 今の時刻は早朝の5時。朝早くに風呂に入る習慣は他の男子達には無いから、朝食の時間までネットリとセックスを続ける。

 その後しっかり身体を洗い、朝食。そして登校。今度はミッドナイト先生にしっぽり抜かれる。

 

「ぢゅぅぅ!ジュルルルル!」

 

「っ!バキュームフェラやば……出るっ!」

 

「ん♥️……ん、んふ……んぁー♥️」

 

 ミッドナイト先生は口内に溜まった精液を俺に見せつけ、そのままゴクリと一気に飲み干した。

 

「スッキリした?じゃぁお昼前まで我慢出来るわね?」

 

「うぅ……はい……」

 

 朝イチから大量に抜かれ、既に腰が抜けそうだが気合いで授業を受ける。既に体力ゲージは赤ライン。

 そしてお昼……前に、3限と4限の間の休憩時間。ミッドナイト先生にまたしっぽり抜かれ、席に戻る。昼休憩の間だとスイッチの入った先生と透に時間一杯まで襲われ、俺がぶっ倒れるので時間をずらしてもらう。

 お昼休憩はモモちゃんと一緒に食べる。というか食べさせて貰う。

 

「新婚夫婦みたいだねモモちゃん!」

 

「もう!すぐそうやって茶化す!」

 

「だって『アーン』だよ?実質結婚してるようなモンじゃない?」

 

「けっ、結婚!?そ、そういうのはまだ早いですわ!」

 

「俺の手が使えればモモちゃんにもアーン出来るんだけどなぁ!」

 

「……もう!」

 

 と、そんなやり取りをしつつしっかり昼飯は食べる。

 ……だが、放課後。

 

「……ってやり取りをヤオモモと詭弁がしてたんだよねぇー」

 

「うふふ、いけない子ね詭弁君。こうしてセックスしている女の子を置いて、夫婦だなんて良く言えるわね。悪い子……」

 

「ぐっ……ぅ……!」

 

「んッ♥️ん、ごくっ♥️ふふっ、パイズリ気持ち良かった?♥️」

 

「今日も空っぽになるまで搾り取ってあげるわ……♥️」

 

 ミッドナイト先生と透の全身を使って精液が搾り取られる。既に彼女達に触れてない場所は無い程に濃密に絡み付かれ、精液で全身を汚す。

 

「じゃーん♥️今日はお尻の穴をキレイにしてきましたー♥️みてみて~♥️」

 

「……って、透明だから分からないわよ」

 

「それもそうだ。でもきっと、おまんことは違う気持ち良さだよ~♥️」

 

 床に倒れている俺の上に透が跨る。透の尻穴がイチモツの鈴口に触れ、ゆっくりと体重をかけられる。

 

「私お尻でも結構遊んでるから、すぐ気持ち良くなるよ♥️あ、でも詭弁並みにデカいのは初めてかな……♥️」

 

「なら速攻ケツアクメ決めさせてやるよオラァ!!!」

 

「ん”お”ッ!!!♥️♥️♥️」

 

 透の透明むちぷりケツを掴んで、一気に奥までブチ込む。

 膣以上にギューギュー締め付けてくるが熱くウネウネ動いて、膣とはまた違った快感が脊髄を走る。

 角度つけて削るようにゴリゴリ動かし、ケツ穴がガバガバになるように滅茶苦茶に犯す。

 

「あ”ぅっ♥♥♥詭弁それダメっ♥♥♥すぐイくっ♥♥♥イッちゃう♥♥♥」

 

「さっさとイけ!このスケベサキュバスっ!!ケツイキ決めろっ!」

 

 騎乗位から後背位に体位を変え、バチンと透の尻肉を叩く。手がマヒして大雑把にしか動かない上感覚が分からないが、叩くたび透の股から透明な液がぷしっ、と噴き出す。

 

「ケツ穴ほじられながらイけ!マゾアクメしろっ!」

 

「お”お”っ♥♥♥きべっ♥♥♥ん”お”っ♥♥♥深すぎっ♥♥♥壊れっ♥♥♥こ”わ”れちゃう”っ♥♥♥詭弁専用ケツマンコになっちゃう♥♥♥イくっ♥♥♥イくっ♥♥♥」

 

「イけっ!高校生でケツ穴ガバガバになれっ!」

 

 クラスメイトの尻穴を犯しているという事実に、まるで酒を飲んだかのような酩酊感を味わう。透の尻を叩くたびにビクビク震える腸内が気持ち良い。

 

「詭弁っ♥♥♥イってるっ♥♥♥イってるからぁ”♥♥♥死んじゃう♥♥♥頭トんじゃう”よぉ”♥♥♥♥♥」

 

「死ねっ!イキ死ね!死ぬほど深イキしろっ!!」

 

 透の身体が痙攣し始めるほどに強くケツ穴を肉棒でほじり返す。

 ぐっ、と透の身体をひっくり返し、正常位の状態で奥を重点的にグリグリ攻める。

 

「ひぐっ♥♥♥詭弁っ♥♥♥きべん♥♥♥ちゅーして♥♥♥ちゅーいっぱいして♥♥♥」

 

「酸欠になるまでしてやるよオラ!!」

 

 ヨダレや涙、汗でテラテラ光っている透の顔を掴んで、舌を捻じ込む。

 舌で口内を蹂躙した瞬間、透の身体が今まで以上に激しく震えて尻穴もギチギチに締め付けられた。

 

「ッッッ~~~~~♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 ぶびゅるるるるるるるッ!ぶびゅぅぅぅぅぅッ!びゅるるるるっ!

 

 全部零さず飲み干せと言わんばかりに、透の身体の一番奥まで押し付けて射精する。通常では考えられない程に長く、そして大量の射精をしている間ずっと透の口を舌で犯し続けた。

 射精が終わっても、腰をグリグリ動かして残った分まで全部出し切る。言葉通り、酸欠になるまで激しいキスをした。

 

「かひゅっ♥♥♥ひゅぅ♥♥♥♥♥しんじゃうかとおもったぁ~♥♥♥♥」

 

 肉棒を透のケツ穴から抜いた瞬間、大量の精液が逆流してブピピッと音を立てて零れ出した。

 

「あっ!?♥いやっ!♥見ないでっ♥やだっ♥止まってよぉっ♥」

 

 ブッ、ブビッ、と音を出しながら精液を噴出するスケベ穴を見て、俺のイチモツは即座に硬さを取り戻した。

 はい、二回戦いきまーす。

 

「まって、まって、詭弁、本当に今ダメだから”っ♥♥♥♥♥あ”っ……♥♥♥♥♥」

 

 そうして透が気絶するまでガン突きしたら、今度はミッドナイトのケツ穴を犯す。

 

「ん”っ♥♥♥凄いわ詭弁君っ♥♥♥エッチの才能っ♥♥♥満点よっ♥♥♥」

 

「エロ狂い教師がっ!責任とって空っぽになるまで射精させろっ!」

 

「お”ぅ”っ♥♥♥深っ”♥♥♥こんなっ♥♥♥知らないっ♥♥♥生徒チンポに壊されちゃうっ♥♥♥♥♥」

 

 透以上のエロ肉に包まれたミッドナイト先生のケツをブッ叩きながら、にゅるにゅるのケツ穴に射精する。

 

「あ”っ♥♥♥熱いっ♥♥♥ダメッ♥♥♥射精しながら腰振るのダメぇ♥♥♥♥♥」

 

「こっそりケツイキしてんじゃねえメス教師っ!俺専用ザーメントイレになれっ!」

 

「ごめんなさいっ♥♥♥生徒チンポでイってごめんなさいっ♥♥♥♥♥ケツアクメキメちゃう悪い先生でごめんなさいっ♥♥♥♥♥あ”っ♥♥♥♥♥イクっ♥♥♥♥♥イキ続けてるのっ♥♥♥♥♥ダメッ♥♥♥♥♥詭弁君専用おトイレになるっ♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 肉と肉同士がぶつかり合う音が響く。射精し続けながらも尚ケツ穴を犯し続ける男子高校生と、絶頂しながら腰を振って更に精液をねだる女教師という異常な関係に、際限なく興奮が高まり続ける。

 みっともなく涙を流しながらよがり続けるミッドナイトの口を舌で犯しながら、ラストスパートを掛ける。

 

「ふっ♥♥♥♥♥ふぐっ♥♥♥♥♥んぷっ♥♥♥♥♥んむぅ♥♥♥♥♥」

 

「おらっ!壊れろ(ねむり)!生徒チンポでしかイケない身体になれっ!!!」

 

「っ!!?♥♥♥♥♥あ”っ♥♥♥♥♥♥♥あ”あ”あ”あ”あ”ぁ”~~~ッ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 白目をむいて絶頂したミッドナイト先生の尻穴に更に精液を吐き出しつつ、快楽に歪み切った顔に精液をブッカケる。まるで征服したかのような快感に、頭が融けそうになる。

 

 さ、流石に疲れた……。

 荒い息を整えながら床に座り込んでいると、突然見えない力によって押し倒された。

 

「……透?」

 

「お疲れ様♥じゃあ次は私がいっぱい動いてあげるね♥♥♥」

 

「ちょ、ちょっと待って……休ませて……」

 

「うん♥休んでていーよぉ♥私がい~~っぱい気持ちよくしてあげるぅ♥んっ……」

 

 ミッドナイト先生を犯している間に復活した透が、俺にキスをしながら再びドロドロの尻穴でセックスを再開する。

 ぶちゅっ、ぶびちゅ、と精液が逆流しながらも、先程とはまた違う快楽に押し流される。

 

「はっ♥♥♥ふぅっ♥♥♥なんでだろーねっ♥♥♥詭弁となら、ず~っとエッチできちゃう……♥♥♥♥♥」

 

 いや本当になんでだよ。完全に満足させたじゃん。気絶するまでイかせたじゃん。復帰速度早過ぎだろ。俺の回復待てや。

 そうして透に何度も射精したら、今度はミッドナイト先生も復活して徹底的に搾り取られる。

 

「んふっ♥♥♥お尻の穴しゃぶられる気分はどう?詭弁君……♥♥♥」

 

「きもちぃーみたいだねぇ♥♥♥詭弁のチンポ、腸内(なか)でヒクヒクしてるの凄いわかる♥♥♥」

 

「っ……!このサキュバス共めぇ……あっ」

 

「っ♥♥♥♥♥またしゃせーしたぁ♥♥♥♥♥凄い熱々だよ♥♥♥♥♥」

 

 そうして今度は俺が気絶するまで搾り取られ、三人でシャワーを浴びるのだがその時にもねっとり絞られ続けた。

 

 

 日も沈んで、夜。寮に戻って晩御飯を食べた後も絞られる。

 

「んっ♥んぷっ♥んふぁ……きもちいい?」

 

「あぁ……滅茶苦茶フェラチオ上達したよな……」

 

()()の成果だねー。……ね、今日も……ナマでしよ?」

 

「っ……いや、避妊は大事だってば……」

 

「えー?ゴムよりナマえっちの方がきもちいいよー♥ねっ♥先生に言われてちゃーんとピル飲んでるんだからさぁ♥」

 

「飲み始めたのつい最近でしょ!?避妊効果出るのに数日掛かるって知ってるんだからな!?」

 

「えへ、バレちゃった♥……でもさー?最初にセックスした時はナマだったじゃん?ね?今日くらいナマえっちしても妊娠しないって♥」

 

「おま……そういうトコやぞ……!ゴムは絶対……!」

 

「え~♥ゴム付きだと詭弁の凶悪チンポ味わいきれないよ~♥」

 

 そう言って透は俺の肉棒に舌を這わす。

 

「裏筋のザラザラ感とかぁ~♥カリ首のゴリゴリ感とかぁ~♥射精するときのびゅくびゅく~って勢いとかぁ~♥凄い好きなんだよね~♥」

 

 あぁ、いつの間にこんなビッチ染みた事を言うようになっちゃったのか……。ハイ、俺が()()()ました。俺ってばサイテーね。

 俺だってゴム無しセックスしてえよ!でもさぁ!万が一妊娠したらヤバイじゃん!透の人生滅茶苦茶になっちゃうじゃん!堕ろせばいいってモノじゃないじゃん!

 

「今更過ぎない?」

 

「本当にゴメン!!ちゃんと責任とるから!!」

 

「……ふふっ♥詭弁のそういう所大好き♥でも良いよそんな思いつめなくて。ヤりたくなったらヤっちゃうセフレな関係で良いじゃん♥」

 

「そんなあっさり……!」

 

「詭弁って色んな女の子に手を出すクセに、変な所真面目だよね。女の子がいいって言ってるんだからドーンと受け止めなさいよ」

 

「っ……そういうモンなの……?」

 

「そうそう。……だからナマでしよ♥」

 

「それとこれとは別っ!」

 

 結局ナマえっちした。そ、外に出したからセーフ……。

 

 

 ◆

 

 

『ウン。つまりキミの精液を摂取したら一時的に『肉体活性』の個性が宿ると考えていいね。気絶するほどヤっても、少し休めばすぐに体力が回復するだろう。本当にキミは興味深い事ばかりだ。ウン。……まあ、そういう事を聞いてくるって事は、つまり他の女性とも()()()って訳だね?』

 

「さて何のことやら……」

 

『ウン。まあ君の生活の事だから、とやかく言わないが……私にも嫉妬心というものがある。今度病院に来た時はたっぷり絞ってあげよう、覚悟するようにね。ウン』

 

「あ、あはは……お手柔らかに」

 

『病院に来る前日に連絡したまえ。とっておきのスケベな下着を着ておこう。ウン。それでは』

 

「えっ!?ちょ、ええ!!?……切れた……マジか……」

 

 担当医の個人番号(『本来は必要ないのだが……内緒だぞ?ウン』と教えてくれた)に電話を掛けて例の事について聞いてみた。うーんやっぱり俺の精液ヤバい代物では?

 

 今日は戦闘服(コスチューム)りゅにゅーらう(リニューアル)の為に校内の工房を訪れた。両手のマヒも何時治るか分からないし、今の戦闘服(コスチューム)は着辛くて困る。それに他のヤツみたいに新機能とか模索してみるか。と工房に入る。

 

「ああ、イケメンの人!」

 

「また居る」

 

 工房内に居たのはめ―ちゃんこと発目 明。小学生の頃、家族でキャンプしに行った時に一度会っており、その時から好奇心旺盛でキャラの強いヤベー奴だった。今もそれは変わらず……というより更にレベルアップしている。

 何度か戦闘服(コスチューム)改良の為に工房を訪れたが、毎回工房に入り浸って爆発してるヤベー奴である。カワイイ(超重要)

 その時は結局戦闘服(コスチューム)は変えなかったが……。

 

「……ありゃ?パワーローダー先生は?」

 

「今日は出張なので居ませんよ!」

 

「そうか……と言うか今日は何も作ってないんだ」

 

「ええ、ひっじょ~に残念ですが!先生が居ない間に勝手に色々作っては危険との事なので、仕方なく図面作製だけにしてます」

 

「……め―ちゃんならこっそり作ってそうだが?」

 

「パワーローダー先生に『オレが居ない間に工房爆破したら出禁』と言われましたので!」

 

「爆破しない安全なものを作るという選択肢は無いのね」

 

「一度始めたらトコトン作ってしまうのが見えてますのでフフフ!」

 

 自己理解度の高い事。

 

「ところで今日は一体なんのご用で!?」

 

「コスチュームの改良にね」

 

「おお!今まで何度も来ては冷やかしだけして帰っていった貴方がついに!!!」

 

「なんか気になる言い方だな……改良っつーか、場合によっては完全に新しい物に変える必要があってな」

 

 そうしてめーちゃんに事情(当然金玉云々は省く)を話し、この両手でも簡単に着脱できる良いデザインは無いか聞いてみる。

 

「フフフお任せください!どんな無茶でも応えるのができるデザイナー!」

 

 と非常に乗り気。うんうん、頼りになるなぁ……

 

「んぃ、なんで俺パン一姿にさせられたん?」

 

「勿論採寸の為です!全部一から作るには、まず全身のデータが必要ですからね!両手が不自由でも不自由無い生活を保障しましょう!」

 

「目的変わってねー?」

 

 そりゃそれで有り難いが……。今はトイレに行くにも一苦労だ。……よく透が手伝ってくれるが、その場合トイレ()()じゃ済まないし……。

 そうしてべたべたと密着されながら採寸される。服の上からでも良かったのでは?

 

「そう言えばめーちゃん、今日はオイル臭くないね」

 

「ええ!ちゃんとお風呂に入ってますので!」

 

 身体壊したら立派なドッ可愛いベイビーが作れませんからねフフフ!と何処に気を使ってるんだとつっこみたくなる。

 しかしめーちゃんも、性格はアレだが立派な女の子である。胸も大きいし顔がいい。そんなんで密着され女の子の汗の匂いを嗅ぐと……ふふ、勃起してしまいましてね……。

 

「……」

 

「……ほう」

 

 めーちゃんがパン一の俺のアレに興味あります!という目で見ている。

 

「男性は股間が大きくなるのでしたね!膨張率を計算して股間部を設計しないといけません!」

 

「股間部を設計って何考えてるん?」

 

「勿論排尿用の穴ですフフフ!ワンタッチで出し入れ可能なアタッチメントを股間に装着し、より快適でスムーズな排尿を可能にする良いアイデアが浮かびました!」

 

「マジで!?」

 

 普通に欲しい……。トイレで透に搾られる事が無くなるのは割と有り難い。……いや、トイレでの行為が嫌って訳じゃないんだけどね?頻度の問題。

 

「と言う訳で下着を脱いでください脱がしますね!」

 

「すげえ話を聞かねえ」

 

 ズルッとパンツを下ろされ、勃起したイチモツがめーちゃんの頬をビンタする。

 

「おお……男性の股間はこんなにも大きくなるんですか……!」

 

 いやーどうだろう。自分でもコレは大きい方だと思うんだが……。

 

「採寸終わりました!では小さい状態を見せてください!」

 

「そんなすぐしぼむワケないだろ!」

 

 今、俺は学校の工房の中で全裸で勃起している。何だこの状況。

 

「うーん……平常時のデータが無ければアタッチメントの取り付けが……逆にコレを常に大きい状態にし続けるというのは?」

 

「チンチン壊死しちゃうので止めてください……」

 

 通常、6時間以上勃起が続くとチンチン壊死が始まって割ととんでもない事になってしまう。まあ今の俺は『肉体活性』があるから実際どうなるかは分からないが、仮に治るとしてもチンチン傷つくのは嫌だ。

 

「ふむ、では仕方ありませんね」

 

「えっ」

 

 勃起したチンチンがめーちゃんの手によってシゴかれる。

 

「ちょっ!」

 

「暴れないでください!平常時のデータを取る為に仕方なくやってるんですから!」

 

 ええ?だからって手コキするとか、そんな事ある?

 

「男性は一度射精したら小さくなるそうですね。早く射精してください」

 

「滅茶苦茶言いよる」

 

 と言うか俺の場合一回射精したくらいじゃ小さくならんのだけど……

 凄い事務的な表情で俺の肉棒をシゴくめーちゃん。あ、でもこういうシチュもイイかも……

 

 と思ったのもつかの間。

 

「(全然気持ちよくない……むしろ若干痛い……)」

 

 ここ数日、ドチャクソエロいサキュバス二人の肉穴で射精しまくったイチモツはグルメ気取りなのか、めーちゃんの拙い手コキでは不満です!と主張する。

 

「早く射精してくださいよ!今日は何も作れないとはいえ、溢れるアイデアを図面に残しておきたいんですから!」

 

 その上怒り顔でこの言い草である。仏の詭弁さんと呼ばれる俺でもね、そりゃあちょっとカチンと来るわけですよ。

 だからね。ちょっとね。オシオキをね。するのはある意味当然なんですよ。ええ。

 めーちゃんを押し倒し、腹の上に跨ってイチモツを服の中に入れて強制パイズリの姿勢を取る。

 

「ちょ、いきなり何を!」

 

「うるせえこの野郎!人がおとなしくしてたら調子乗りやがって!お前の手コキヘタクソすぎるんじゃい!」

 

「なっ!?仕方ないでしょうこういう事は初めてなので!!というかこれは立派な強姦行為ですよ!!」

 

「お前が裸に剥いてきたんだろうが!!勃たせた責任ぐらい取れ!」

 

 デカい胸でも収まりきらない大きさのイチモツの亀頭が、顔を背けるめーちゃんの頬を突っつく。

 

「ちょ、止めてください……!」

 

「早く射精させたいんだろ?コレを舌で舐めればもっと速く射精するんだけどなぁー?」

 

「舐めっ……い、嫌です!」

 

「なんでだよ。手でするより遥かに早く射精できるんだが?」

 

「口は……絶対……駄目です……」

 

「は?」

 

「……私、昔から好奇心が旺盛で……色々あってイジメられてたんです。当時は親ともうまくいってなくて……そんな自分も嫌いで……家出して、とある森の中で泥だらけになりながら一日過ごしてたんです。……ですがその時に出会った男の子に色々言われ、励まされて、元気づけられて……気が付けば、その子の胸で大泣きしていて……その子と、その子の家族と一緒に一日過ごした時には色々吹っ切れて……私の親の元に行って、一緒に話してくれたりして……親との関係も良くなって……本当に色々ありましたが、彼のお陰で自分の事が好きになったんです。イジメ自体は続きましたが……そんな事なんて関係なく自分が本当にやりたい事を出来るようになったのは彼のお陰で……私のヒーローなんです。顔も、名前も全然覚えてないですけど……今でも自分以上に彼の事が好きなので……」

 

「……」

 

「何言ってるんでしょうかね、私は……こんな、こんな犯されてる時に言う事じゃないんですが……フフフ」

 

「……発目 明、お前が泥だらけで過ごしてた森って、京都府にある森か?」

 

「えっ……何故……」

 

「それで『色んな事に興味を持つのはスゲーな!色んな事が好きだって証拠だな!』とか言われたか?」

 

「な……なんで……」

 

「『俺は女の子が好きだから女の子に興味持ってるぞ!』」

 

「ブッ!凄いソックリですね…………えっ…………も、もしかして……」

 

「もしかしても何も……」

 

「過去を見る個性を持っているんですか!!?」

 

「ちがーう」

 

 えぇ……コイツマジか。マジかコイツ。なんか色々衝撃的過ぎてチンチンしぼんだわオイ。

 えっ、って言うかお前イジメられてたんか……そんな素振り全然なかったじゃん……。いや、確かにめーちゃんの親と色々話したけどさぁ……。

 

「……あの、イケメンの人。お願いがあるのですが……背中を見せてもらっても良いですか?」

 

「急にしおらしくなんな。調子狂う……」

 

 しぼんだチンチンを抜いてめーちゃんに背中を見せる。何やってるんだ俺は本当に……。

 

「……背中にある双子座そっくりのホクロ。間違いなくあの時の!」

 

「嘘っ!?俺そんなホクロ背中にあるの!?なんか恥ずかしっ!?」

 

 ていうかなんで双子座!?どんな判別方法だよすげえな!

 

「そうですか……貴方が……」

 

「ンだよ……あの時のヒーローが強姦未遂犯で幻滅したか?」

 

「……どう、なんですかね。よく、わかりませんが……」

 

 くっ、と俺の胸に顔を埋め、抱き付いてくる。

 

「今は、こうしていたい気分です」

 

「……俺全裸よ?」

 

「そうですね。私が脱がせました」

 

「……また勃起するかもよ?」

 

「……では、今度は口でシてあげます」

 

「なんて奴だ」

 

 ぎゅぅ、と抱き付いてくる腕に力が入る。柔らかく良い匂いがして、また俺のチンチンが硬くなってきた。

 

「っ……あの、イケメンの人。もう一度、名前を教えてもらっても良いですか?」

 

「……詭弁 答弁だ。今度は忘れんなよ?」

 

「はい……詭弁……さん……」

 

 明はつぶらな目を閉じて、俺の口に自身の唇を押し当てた。

 

 

 

 

「す、すみません……こういうのは、全然慣れてないので……」

 

「確かに全然オナニーしなさそうだもんなぁ、明は月に何回オナニーするの?」

 

「全然……年に数回も無いですね……」

 

「マジか。じゃあオナニーする時の切っ掛けは?」

 

「っ、その……夢に、小さい時の詭弁さんが出てきた時に……っ!」

 

「顔も名前も覚えてないのに?」

 

「それは……っ、に、匂いが鮮烈だったので……んっ!」

 

「……そんな臭かった?そん時の俺」

 

「そう言う訳では……ぁっ!ひぁっ!」

 

 今は明を後ろから抱きしめながら座り、明にオナニーを教えていた。俺の指を使って、パンツの上からゆっくり丁寧に外側と内側を解していく。

 

「オナニーする時はどうやって自分でしてるの?」

 

「ふぁ……ぁ、それは……服の上から……ぎゅって……押すようにぃ……ぅぁ!」

 

「じゃあ直接触ったりしないんだ」

 

「はぁっ……い……」

 

「でもパンツの上からナデナデしてるだけなのにビクビクしてるね。敏感なんだ」

 

「はっ、はっ……よく、わからなぃ……」

 

「ふーん?じゃあ直接触ってみよっか?」

 

「ぅぇえ……?」

 

 スルッと明のパンツを下ろし、濡れ濡れの女陰に手を這わす。

 

「ふぁぁっ……!」

 

 ピクピクと全身が跳ねる。全然生えてないパイパンマンコは真っ赤に充血していた。

 

「指、中に入れてみようか」

 

「あぁ、待ってください……そんなぁ……」

 

「大丈夫大丈夫。ここで赤ちゃん産むんだから、指なんかより遥かに大きい物が通る様に出来てるんだよ?」

 

「でもっ、でもぉ……っ!」

 

 明の膣内にゆっくり人差し指を差し込む。言葉通り全然使われてないからか、既に指一本でキツキツだ。

 そのままぐりぐりと弄り回す。

 

「ひゃぁっ!ふぁっ!あふっ!」

 

 まだ少ししか入ってないのにきゅぅきゅぅ指を締め付けてくる。

 

「詭弁さんっ!待って下さ……ぁっ!」

 

「イきそう?イけ、イけ」

 

「あっ♥あっ♥あぁぁぁぁぁぁ♥♥♥♥♥」

 

 明がイクと同時に、明の膣内を指でごりっと擦り上げながら抜く。すると明の腰がガクガクと浮いて激しく絶頂した。

 

「あっ……♥はぁ……♥はぁ……♥」

 

「これからはちゃんと自分でおまんこほぐすんだよ明ちゃん」

 

「はっ……はぁい……♥」

 

 ちゅっ、と優しくキスをしたらそのまま眠るように気絶した。

 頭を軽く撫でながら後処理をして、明に服を着せていく。

 

 

 

「あれ、俺今両手普通に使えてね?」

 

 なんか気が付けば両手が治ってた。

 コスチュームの改良はまた今度でいいか。

 

 

 

「と言う事で両手治ったんでオナニーの手伝いは大丈夫”っ”!痛いっ!噛まないで!噛まないで透!!」

 

「あれだけヤっといて言う事がそれ?」

 

「本当にすみませんでした」

 

 結局セフレ関係は続いていくのだった。

 結局なんで両手はマヒしてたんだ……?




まだまだ続きます。
どんどんエッチキャラが増える。いいぞ!


発目 明(ダークネスの姿)
発明バカ。色々な感性を何処かに放り捨てた。手やおっぱいはOK(意味深)。だけど昔に詭弁に落とされた為に口だけは乙女的理由でNG。
実は性格や過去は本編と同じ設定なのだが、本編で出すタイミングを失ってしまったので裏設定である。本編閑話の『最初から悪の道ルート』ではカメラマン及び小道具担当だった。そんな伏線分かるか。
普段はまったくオナニーしてないのでキツキツ。慣らさないと詭弁の化け物チンチンは入らないからドンドン慣らしていこうね!

「明ちゃんは匂いフェチなの?」

「そ、その……よく分かりません……」

「ふーん……じゃあ俺の肌着あげるからこれオカズにオナニーしてね」

「へっ!?」

一方二人のスケベはサキュバス化が進行していくのだった。


「と言う訳でモモちゃん!俺の両手完全復活ッ!したからもう大丈夫だよ。授業のノート貸してくれてありがとう」

「い、いえ。どういたしましてですわ」

「……どうしたの?もしかしてもう『アーン』出来ないから不満なの?」

「違いますわ!」


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詭弁君がとんでもない奇病を患う話 4

書いてて楽しい。睡眠と食事を忘れるくらい楽しい。
オナニーはする。

注:最後の方にかなり痛々しい表現が有ります。ちょっとキツいと思った方は後書きまで読み飛ばしてください。


「……あ、もしもし明ちゃん?どう?ちゃんとオナニーしてる?」

 

『ふっ……ふぅ……はぃ……詭弁さん……今詭弁さんの肌着を嗅ぎながらシてますッ……ふぅん……♥️』

 

「ちゃんとしてるみたいだね、えらいえらい」

 

『あっ、はぅ……♥️詭弁さん……詭弁さん……♥️』

 

「もうイきそう?ダメだよすぐイく癖つけちゃ」

 

『あぁ……そんなぁ……詭弁さん……んっ……♥️詭弁さぁん……♥️』

 

「おまんこだけじゃなくて、おっぱいもいじるんだよ?おっぱいいじればいじる程、柔らかくてえっちなおっぱいになるからね?」

 

『はっ、はぁっ、はいっ……♥️おっぱいもいじりますぅ……♥️』

 

「俺にやられたみたいに、全体を優しく揉みながらゆっくり、ゆぅーっくり乳首をこねるんだよ」

 

『はいっ……はいぃ……♥️詭弁さん……♥️詭弁さん……っ♥️』

 

「どう?頭ぼーっとしてきた?」

 

『はぃっ……あたま……溶けそうです……♥️』

 

「じゃぁそろそろイく準備しよっか。おまんこの中に指を入れて……」

 

『はぁ~っ♥️はぅ~っ♥️い……入れましたぁ……♥️』

 

「そのままぐっとお腹側に指を曲げてごらん?」

 

『はっ、はっ……あっ!!♥これっ♥♥♥はぁっ♥♥♥あたまっこわれそうですっ♥♥♥』

 

「うんうん。そこ、きもちいいでしょ?そこもちゃんとほぐしておくんだよ明ちゃん」

 

『あっ♥♥♥詭弁さんっ♥♥♥詭弁さんっ♥♥♥好きっ♥♥♥詭弁さんスキっ♥♥♥♥♥』

 

「俺も明ちゃんの事好きだよ」

 

『あっ♥♥♥♥♥きべんさぁん♥♥♥♥♥イくっ♥♥♥♥♥きべんさんのにおい嗅ぎながらイきますっ♥♥♥♥♥』

 

「イっちゃえ、イけ、イけ、明!」

 

『きべんしゃん♥♥♥♥♥きべんしゃん♥♥♥♥♥んんんんん~~~~~~っ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥』

 

「……ちゃんとイけたね明ちゃん。えらいえらい」

 

『あっ……♥はぁ……♥詭弁さん……すっごいイきましたぁ……♥』

 

「気持ちよかった?」

 

『はい……すっごく気持ちよかったです……♥』

 

「そっか。……じゃあイった明ちゃんの写真――」

 

『はっ!!今凄いアイデアが浮かびました!!!オナニー凄いですね!!!すみません詭弁さん、ちょっとこのアイデアを書き留めますので!!それではおやすみなさい!!!』

 

「えっ、あ、オヤスミ……。切れちゃった。……まあ、明ちゃんらしいと言えばらしいな……」

 

ばぁ!!

 

「はああああああ!!!!えっ!!!?誰っ!!!?何っ!!!?」

 

「あははは~。私だよ私」

 

「な……何してるねん透……心臓が口から出るかと思った……」

 

「ごめんごめん。ちょっとしたサプライズだよ~」

 

「サプライズの限度超えてかないで?……えっ、何時から部屋に居たの?」

 

「ん~?詭弁が電話しながら部屋に入ってきた時には既に居たかな」

 

「最初からじゃん!!!透明人間が全裸待機すんの止めろマジで!!!」

 

「ごめんごめーん。……ところで話変わるんだけどさ~」

 

「何?今ちょっと心臓落ち着けてるから待って……」

 

「今電話していた『明ちゃん』って……ダレ?」

 

「 」

 

「今夜は寝かさないよぉ~?♥」

 

 たすけて

 

 

 ◆

 

 

 今日は病院に行く日。

 

「ウン。キミの両手が無事に治ったのは喜ばしい事……かな?原因は結局分からず仕舞いだったが恐らく心因性のモノか、もしくはキミの『肉体活性』が治したのかもしれないね。ウン。人間の身体とは兎角不思議なモノだね」

 

「俺の身体の不思議は……まあ、ともかく、何故今日はナースさん増えてるんです?」

 

「……なんでだろうね。ウン」

 

「ふにゃぁ♥詭弁クンのオスチンポガチガチにゃぁ♥」

 

「クゥン……匂いすごい……チンポ欲しいぃ……♥」

 

 検査室の中に俺と女医、それに看護師が二人の計四人いる。

 初めて見る看護師は、犬のような顔つきで耳と尻尾が付いているワンコ系の巨乳看護師だ。E……いやFくらいあるな……。

 

「ウン。彼女は見ての通り個性が『犬』でな、その嗅覚で病気を嗅ぎ分けられる程に優れた看護師なのだが……キミの精液の匂いを嗅いだようでな」

 

「それで発情期になったと言う訳ですか……」

 

「役得だろう?ウン。今日も採血と……ウン。言わずとも分かっているようだね?」

 

「ムレムレのメス臭嗅がされたらこうなりますって」

 

 タイプの違う美女三人が検査室に寝転がっている俺の股間を凝視し続けているのだ。勃起しない方がおかしい。

 

「ああそうそう。キミの精液に関してなのだが……前の精密検査の結果、性フェロモンに関してはどうもキミの『個性』はあまり関係していないようだ。要するにキミの生まれついての素質だね。ウン」

 

「……へ?つまり俺がこうなる前から俺の精液にフェロモン的なモノが有ったという事ですか?」

 

「まあ恐らくそういう事だね。ウン。まあキミの新たな個性によって精巣が変質した可能性も無いことではないが……もしくは、元々あった性フェロモンが『肉体活性』によって増幅されたとかかな?『肉体活性』と仮称してはいるが、本質はまた別にありそうだね。ウン。まあ今は重要な事じゃないよ」

 

「めっちゃ重要だと思うんですが……」

 

「ガチガチに勃起したチンポの前に女が三人居るんだ。ウン。()()()()なんて些細な事だろう?」

 

「にゃはぁ……♥もう我慢できないにゃぁ♥」

 

「わぅ……クラクラしてきたわん……」

 

 ナース二人が着ている衣服を脱ぎ始める。シミ一つ無い、美しい肉体があらわになった。

 

「ウン。二人とも、今はあくまでも『検査』だという事を忘れてはいけないよ。……医療用スキンは大量に用意した。くれぐれも()()が混ざらないようにしてくれたまえ。ウン」

 

「わかってるにゃ♥詭弁クン、一週間ぶりのメス猫まんこにゃよ♥」

 

「セックスの事しか頭にないのかスケベナース!!!」

 

 ゴムを付けて一気に奥まで挿入する。既に金玉がムズムズしてたんだ空っぽになるまでヤってやらぁ!!

 

「ん”に”ゃぁ”ぁ”♥♥♥コレっ!!♥♥♥デカチンポ好きィ!!!♥♥♥」

 

「クゥン……♥凄い……猫魅先輩があんなに乱れてるわん……♥」

 

「狗野クン、詭弁クンのイチモツは膣内で更に大きくなる。()()()()膣内を解しておいた方がいいぞ?ウン」

 

「わふん!?さっきのより、もっと大きく……!?クゥン……クゥン……♥」

 

 そうして大量に置いてあった医療用スキン全てを使って三人に吐精しまくった。

 

「お”っ……♥ふっ……♥前より……更に凄くなってないか……ウン……♥」

 

「にゃぁ……♥こんなの知ったら……もう他の男じゃ満足できないにゃぁん……♥」

 

「キュゥンっ♥♥♥ダメッ♥♥♥詭弁クンダメぇ♥♥♥イってるのにチンポじゅぽじゅぽダメぇ♥♥♥」

 

「うるせえ!尻尾ブンブン振り回しやがって!悦んでるの丸わかりだぞドスケベメス犬っ!」

 

「クゥン♥♥♥ごめんなさいっ♥♥♥高校生チンポで悦んじゃってごめんなさいっ♥♥♥」

 

「メス穴全体で精液ねだりやがって!反省しろっ!反省アクメ決めろっ!」

 

「あぁぁ♥♥♥年下チンポにおまんこ壊されるぅ♥♥♥ザコまんこでごめんなさいぃ♥♥♥」

 

「出すぞっ!締め付けて精液吸い出せっ!」

 

「くださいっ♥♥♥せーしいっぱい私にくだしゃいっ♥♥♥ゴム突き破る程に熱々せーしくだしゃぃぃ♥♥♥♥♥」

 

 ぶびゅるっ!!びゅぅ~っ!!どぴゅっ!!びゅく!!

 

「くぅん~♥♥♥♥♥ゴム越し射精で上下関係教え込まれちゃいましたわん……♥♥♥」

 

「くっ、はぁ……はぁ……マジか、まだイケそう……」

 

「「「ッ……!」」」

 

 精液でパンパンに膨れ上がったゴムを外して縛る。何十回と射精したにも関わらず尚勃起を維持していた。

 むわっ、と検査室の中に精液の匂いが広がる。

 

「はぁっ……はぁっ……♥コレは……とんでもない性豪だな……ウン」

 

「ふにゃっ♥ふにゃぁっ♥先生っ♥検査用のせーえきは十分ですよねっ♥」

 

「うむ……。あれだけ精液があれば……」

 

「くぅん♥じゃぁ……しても構わないという事ですね♥ナマセックス……♥ナマセックス……っ♥♥♥」

 

「ああ……そうだな……ゴム無しの性行為……しても問題は無いな……ウン……♥」

 

「だから俺の意見は!?」

 

 当然のようにゴム無しセックスした。今日も病院で寝泊まり決定です。

 

「お”ぅっ♥♥♥も、もう入らない……♥♥♥ウン……♥♥♥♥♥」

 

「にゃ……♥♥♥にゃぁ……♥♥♥ケッコン……♥♥♥詭弁クンとケッコンするにゃぁ……♥♥♥」

 

「クゥン♥♥♥くぅぅん……♥♥♥ごしゅじんさまぁ……♥♥♥」

 

 なんかもう堕ちる所まで堕ちた気がするけど、良しっ!!!(遺言)

 

 そのまま倒れるようにベッドで寝た。

 

 

 ◆

 

 

 もはや普通に誰とでも寝る男になっている今日この頃に危機感を覚えている今日この頃なんですが放課後。『肉体活性』の個性訓練の為に雄英のジャージを着て、訓練室でチャコちゃん(麗日お茶子)と組み手をしている。チャコちゃんは可愛い系の見た目してバリバリの武闘派な上、組み技にも強いので大変勉強になる。

 

「コォォォォ……!」

 

「ふぅぅ……」

 

 拳と腕がぶつかり合い、脚と手の甲が激突し、肘と膝がカチ合う。

 

「也ッ!!」

 

「覇ッ!!」

 

 互いの拳が顔と鳩尾に寸止めされる。

 

「……」

 

「……ぷはぁっ!やっぱチャコちゃん強くねっ!!?」

 

「いやいや、ウチなんてまだ全然……てゆーか詭弁君もかなり強くなってへん?腕なんか木みたいに硬くなってるし……」

 

 チャコちゃんの拳を腕で受け止めた際、ゴチッと木刀で壁を殴ったかのような音が腕からした。たぶん『肉体活性』の影響で腕が硬くなってるんだと思うんだが……いや、それにしても『ゴチッ』て音はおかしいだろ。チャコちゃんの拳どんだけ硬いんだ……。

 

「それになんか滅茶苦茶機敏になってるし、動きについていくだけで精いっぱいやったわ」

 

「んー、確かに……。なんか身体が軽くなった……って言うより、身体の中の回転速度が二、三段階一気に上がったような感じするなぁ……?」

 

 前まではそれこそチャコちゃんの素早い動きを追うのにも必死だったのだが、今は肉体スペックで明らかにチャコちゃんを上回っている感じがする。まあ技術面で普通に負けてるんですけど。

 

「うー……ウチも頑張ってきたのに、一気に追いつかれると自信なくすわぁ……」

 

「いやいや、チャコちゃんの分かり易い指導のお陰で身体の使い方が身についたんだよ。ありがとうね」

 

「そ、そう?どういたしまして……なんか詭弁君に褒められるのはむず痒いなぁ……よし、もう一回組手しよ!」

 

「押忍っ」

 

 そうして互いに青痣が出来るほどに殴り合った……嘘、青痣出来たのは俺だけだった。

 

「……詭弁君、さっきあった痣消えてへん?」

 

「ん?……気の所為じゃない?」

 

 一応医者には後天的に個性が出来た事はなるべく隠しておけと言われているので、すっとぼける。変な所から『肉体活性』がバレるかも知れないからな。勘の鋭い人多いし……。

 

「あれー?おかしいな……さっき当たった所青痣出てたと思ったんやけど……?」

 

 そう言って俺の右腕を両手で掴んでジロジロ見るチャコちゃん。めっちゃ距離近いなおい。汗めっちゃかいてるから匂い恥ずかしいんですが……。

 あ、でもチャコちゃんの汗の匂い感じられるから差し引きゼロ、むしろプラスかも……

 と、下らない事を思ってたらチャコちゃんが急に床に座り込んだ。

 

「えっ、ちょ……どうしたんチャコちゃん!」

 

「あ、あれ……?なんか急に足に力入らんくなった……」

 

「え!?大丈夫かそれ!?と、とりあえず保健室行くぞ!」

 

 そうしてチャコちゃんをお姫様だっこで抱える。

 

「あっ……!?ちょ、待って詭弁君!」

 

「汗臭くてなんかゴメン!でももしかしたら(俺みたいな)やべぇ病気かもしれんしすぐにリカバーちゃんの所に――」

 

「待っ!!あっ!!?んっっっ!!!!」

 

 びくんっ!とチャコちゃんの身体が大きく跳ねた。

 

「……? ? ?」

 

「あっ!!えっ!?なんでっ……!?んっ!?やっ!!あぅっ……!!んっっ!!!♥」

 

 チャコちゃんの身体が何度もビクビク跳ね、俺の腕の中でガクガクと暴れる。叫び声が、まるで前戯されているかのような喘ぎ方に変わっていく。

 余りにも突発的な状況に固まってしまい指一本動けなくなったが、そんな事なんてお構いなしにチャコちゃんの身体が更に痙攣しだす。

 

「あっ!!?♥何でぇ!?♥またっ♥いやっ!?♥♥ふぁぁぁぁっ!!♥♥♥」

 

 どんどん声が艶っぽくなり、チャコちゃんを抱えている腕に当たっているジャージのズボンがどんどん湿っていく。

 チャコちゃんの顔もどんどん赤く染まって、目からは涙がポロポロ流れ出る。

 

「あぅっ♥き、詭弁君っ♥ウチなんか変っ♥変になったぁっ♥♥♥あっ♥♥♥あぁぁぁぁ♥♥♥」

 

 名前を呼ばれて正気に戻ったが、チャコちゃんの身体の異変は続いたままだ。どうしてこんな事になったかは分からないが、とにかくチャコちゃんの興奮を抑える為に個性を使う。

 

「チャコちゃん落ち着いて!大丈夫!ゆっくり呼吸して、息を吸って、吐いて、ゆっくり吸って、吐いて……」

 

「んっ……♥す、すって……はいて……はぁっ……♥はっ……♥あっ……♥おっ……♥ぅあっ……♥あぐぅっ♥♥♥」

 

 チャコちゃんが急に口から泡を吹きながら更に深イキし、アンモニア臭が部屋に充満しだした。いやなんでよ!?

 とにかくこのまま放っておくことは出来ない。急いでリカバーちゃんの所に運ぶ……が、尊厳を放り出したかのような姿のチャコちゃんをそのまま担いで行くなんて事は出来ない。俺が着ていたジャージの上、制服のジャケットとズボンを使ってチャコちゃんを包み、一見誰だか分からないようにして運ぶ。匂いはもうどうしようもないが、これなら最悪小便を漏らしたのは俺だと思われて、チャコちゃんの社会的尊厳は守られる……と思いたい。

 

「リカバーちゃん!居る!!?」

 

「なんだい騒々しいね……どうしたんだい一体!?」

 

「俺にもわからん!とにかくなんかがヤバイ!」

 

「状況を一から説明しな!!」

 

 チャコちゃんを保健室のベッドに寝かせつつ、さっきまでの出来事を細かに説明する。めっちゃ汗かいた……。

 

「……とりあえず詭弁!アンタはシャワー浴びてきな!」

 

「んぇ!?この状況で!?」

 

「アンタが原因かもしれないんだ!さっさと汗流してきな!」

 

「嘘!?マジか!!」

 

 リカバーちゃんの言う通りにシャワールームで汗を流す。こんな時でもムズムズする金玉に若干嫌気が差す。俺の個性なら今くらい黙っておけこの野郎。

 しっかり汗を流した後、再び保健室に向かう。するとそこには酸素マスクを着けたチャコちゃんが寝ていた。

 

「えっ……どういう状況?」

 

「ああ、来たね詭弁。……手短に説明するけど、アンタしばらくの間は運動を含めて汗をかく行動は禁止だよ」

 

「なんで!?」

 

 俺がシャワーを浴びに行った時、チャコちゃんが痙攣しながらもリカバーちゃんに()()()()()切っ掛けを話したらしい。なんでも、『俺の汗の匂いを嗅いだら、急に絶頂が止まらなくなった』との事。……マジで?嘘……。

 えっ、だとしたらもしかして……深呼吸させた事と、ジャージと制服でチャコちゃん包んだ事って追い打ち掛けてた?うわ……死のう。

 

「すみませんリカバリーガール。不肖詭弁、腹を切ってチャコちゃんにお詫びします……!」

 

「いや……まあアンタの行動は悪くなかったよ。必要以上に女の子を辱めないようにしたって努力はこの子も分かってくれるさ。……それよりだ、アンタ……他に私に言ってない事があるんじゃないのかい?」

 

「……その――」

 

 そうしてリカバーちゃんに俺の奇病?の事を全て話した。

 

「……」

 

「……」

 

 沈黙が怖い。

 

「……それで、その事を知っている相手は他に誰が居るんだい?」

 

「相澤先生と、ミッドナイト先生と、あと透……葉隠さんです」

 

「まさかとは思うけど、手をだしちゃいないだろうね?」

 

 思わず全力で顔を背けてしまった。ココに一人マヌケが居ますね。

 

「……アンタにゃ恋人がいるんじゃなかったのかい?」

 

「いやーモモちゃんを恋人にしたいんだけどねー!……したいんだけど……モモちゃんの恋人になる資格ないよなぁ、こんなクズ野郎に……」

 

 自分で言っててもの凄い心が沈んだ。セフレとは言われても、女の子複数人に手を出すクズが何を言ってるんだって話。

 

「……まあ、それはアンタの問題だ、自分で何とかしな。それよりこの子の話に戻るよ。アンタの話から、恐らく『性フェロモン』ってのが大きく関係してるのは間違いなさそうだね」

 

「フェロモン……でもそれは精液から出るって話だったんですが……」

 

「ありえない話じゃないだろうね。おならを我慢したら巡って口が臭くなる様なモンさ。アンタの精液に含まれてるフェロモンが精巣から再吸収されて、汗と共に体外に出る可能性は十分あり得るだろう」

 

「……それもはや女の子にとって歩く公害レベルでは?」

 

「人によっちゃあ大した効果は無いだろうね。大抵の人は嗅覚は優れてないんだから。……この子は偶々フェロモンの受容体が多かっただけだろうね」

 

「じゃあこれからどうすれば……」

 

「とりあえずはしばらくの間授業は座学のみ!戦闘訓練やレスキュー訓練は見学に留めておきな」

 

「……はい」

 

 うぅ……仕方の無いこととはいえ、また皆から実力が離れていくのは堪える……。

 

「ま、安心しな……って言っていいか分かんないけど、現代医学は大抵の問題を解消してくれる。アンタのその体質を何とかする薬も作れるだろう」

 

「……だと良いんですけど」

 

「……今日はもう寮に帰りな。この子の面倒は私が見ておくからねぇ」

 

「はい、よろしくお願いします。……チャコちゃん、本当にゴメン……」

 

 寝ているチャコちゃんに一言掛け、保健室を出る。……身体、鈍らないと良いんだけど……。

 そうして帰る道中に女の子達の集団を見かけた。さっきの事が頭によぎり、距離を取るように違う道を通る……。

 

角砲(ホーンほう)!!」

 

「ん!?ぐぇっ!!!」

 

 突如聞き覚えのある掛け声が聞こえたかと思ったらジャージの首が締まり、その勢いのまま壁に張り付けにされた。

 バタバタもがいていると、あっという間に取り囲まれた。

 

「詭弁……」

 

「ゴホッゴホッ……あー、えー……こんにちはB組の皆さん……?」

 

 顔を上げれば、さっき見かけた女の子達の集団……一年B組の女子ーズが揃って俺を囲んでいた。

 彼女たちの瞳は熱に濡れていた……。

 

「なんかさー……さっき詭弁が横を駆け抜けていったと思ったら、急に身体が熱くなってねー……うずいて、疼いてしょーがないのよ」

 

「ん……♥」

 

「ちょっとウチに来るノコ♥」

 

「ウラメシ……」

 

 彼女たちの瞳は、まるでセックスする時に俺のイチモツを見る時のミッドナイト先生のような情欲の熱に濡れていた。

 あっ……そういえばチャコちゃん抱えて、保健室に駆け込んだ時に彼女達とすれ違ったような……。

 

 えっ、そんな一瞬で発情するん?

 いや、逆か。そんな一瞬で発情するような匂いを至近距離で嗅ぎ続けたチャコちゃんがおかしくなるのは、ある意味当然だったのか。

 なんでリカバーちゃんは無反応だったん?あ、流石に性欲枯れてるからか。

 

「すみません詭弁さん。やはり鞭で打たなくては……」

 

「俺を!?」

 

 ザワリザワリといっちゃん(塩崎茨)のツルが俺の四肢を拘束していく。

 

「詭弁サン!FUCK ME!♥」

 

「そういう事言っちゃいけませんポニーちゃん!?」

 

 拘束していくツルの上から更にポニーちゃん(角取ポニー)の角が刺さり、更に頑強に拘束する。

 そしてB組の姉御こといつかちゃん(拳藤一佳)が俺の正面に立ち……。

 

「ね、ねえいつかちゃん?ちょっと悪ふざけが過ぎないかなぁー……なんて」

 

「んっ♥」

 

「!!??!?」

 

 いつかちゃんがそのまま俺の口を塞ぎ、舌を絡めてくる。そのまま口内を吸い尽くされるように蹂躙され、ようやく解放された。

 いつかちゃんの顔は、普段からでは想像も出来ない位淫靡に笑っていた。

 

「みんなガマンの限界だからさ……覚悟しろよ♥」

 

「……はい」

 

 そのまま俺は全身をつるに包まれ、謎の繭となってB組寮に運ばれた。

 

 

 

「あーお帰りみん……な……えーと……皆どうしたんだい……?なんか、怖いよ?っていうか、塩崎が引き摺ってるそれは……」

 

「物間……邪魔

 

「ひっ!?ご、ゴメン!……?????」

 

「~♪」

 

 凍えるような声が聞こえたかと思えば、そのすぐ後に鼻歌が聞こえる。

 ピーン!とエレベーターが到着する音が聞こえ、中に運ばれた。

 ガコン、とエレベーターの扉が閉まる音がして動いている中、皆静かだった。ただ一人鼻歌を歌い続けている音しか聞こえない。

 そうした異様な空間が僅かの間続き、エレベーターが目的の階に到着した。鼻歌はまだ続いている。ガチャッと鍵を開ける音がしたかと思えば、俺は繭ごと部屋に放り投げられた。

 いっちゃんのつるが解れ、ポニーの角が転がり落ちる。部屋の中は、ほとんど物が置いてなく、ただ布団が何枚も敷かれているだけだった。

 

「レイ子の部屋が広く使えて助かるわぁ~」

 

「元々物置いてないし……ま、やっぱ詭弁ウラメシいよね」

 

「ん」

 

 そんな会話をしながら、服を脱ぎ捨てていく女子達。

 ガッと首を掴まれたかと思えば、ふよふよとせっちゃん(取蔭 切奈)の首が浮いてきた。

 

「あのさー詭弁。もしかして、何で突然~とか思ってるかもしんないけどさぁ……葉隠とミッドナイト先生、それとサポート科の子とヤってたでしょ?」

 

 ヒュッ。思わず息を飲んだ。

 俺の反応を見てか、更にニヤニヤと深く笑うせっちゃん。

 

「あんだけ学校内でヤってりゃ、そりゃ何時かはバレるでしょ。んでさ、アタシ達も思ったんだよね。『あ、ヤっちゃって良いんだ~』って。アタシ達、そーいう事にもう妥協しないって決めちゃったんだよね♥」

 

「詭弁サン、覚悟するデース……♥Wow……So big……♥」

 

 するすると俺の服が脱がされる。あっという間に俺も全裸にされた、

 つまり……チャコちゃんを抱えて走ってる時にすれ違ったのはあくまでも『切っ掛け』に過ぎず、いつかはこういう事をするつもりだったって言う事……?

 

「そーいう事♥詭弁はA組だし……ま、物間じゃないけど、B組はチームプレーで出し抜くってね♥」

 

「ノコノコ……♥だから詭弁のキノコも、沢山()()()()ノコ♥」

 

「詭弁さん、これは天罰……神の教えなのです……♥色欲の罪には、愛によって罰しなければなりませんから♥」

 

 全裸で俺の顔の上に跨るいっちゃん。いっちゃんのトロトロのメス臭に頭がクラクラする。

 誰かが俺のイチモツに吸い付き、身体中あちこちを舐め回される。

 

「気絶しても絶対許さないからなぁ♥全身カラッカラになるまで搾りつくしてやる……♥」

 

「皆お前の事が好きなんだぞ~♥頭ブッ壊れるまでえっちしような~♥」

 

 両耳を舐められながら囁かれ、脳が融けていく錯覚に陥った。

 全身がヨダレや愛液でネトネトになっていく。金玉から鈍痛がし始める。

 

 ゾワゾワッ……

 出したい、出したい出したい出したい出したい。

 肉棒に吸い付いてる誰かの頭を掴んで、強引に喉奥までぶち込んだ。

 

「ごぼっ!!????」

 

 両腕と腰をガンガン動かし、誰かの喉奥を犯す。

 

「ブッ!?ぐぶっ!!ごぶっ!!ごェッ!!?」

 

「うわ、エグ……♥」

 

「はぁ……♥はぁ……♥」

 

 そうして金玉に溜まっていた精液をそのまま喉奥で解放した。

 

 ぼびゅるるるッ!ぶびゅるるッ!びゅぐぐッ!

 

「グッ…………ッッッ!!!」

 

 誰の頭かは分からないが、ゴリゴリと腰を押し付け吐精しきる。呼吸できないとか知った事か。

 ショロロロロロ……

 失禁する音が聞こえる。掴んでいる頭の抵抗が無くなったのを確認したら引き剥がす。

 もう知った事か。そっちがヤりたい様にヤるなら、俺もシたいようにするだけだ。

 俺に跨るいっちゃんの急所(クリ)を噛む。

 

「はギッ!!?」

 

「茨!?」

 

 跨ってたいっちゃんを無理矢理退かし、押さえ付け、まだ碌に準備の整っていない女陰に肉棒をぶち込んだ。

 

「あ”あ”あ”あ”あ”ッッッッ!!!!」

 

 快楽より破瓜の痛みの方が圧倒的に勝っている様な叫び声を上げるいっちゃん。

 

「ちょ……詭弁……?」

 

 女性には常に真摯であれ?優しくしろ?もう知った事じゃないね。これは戦いだ。()(VS.)(お前ら)の戦闘だ。敵には、容赦しない。

 この世は、コワスかコワサレルかだ。

 

「イ”タいっ!!!!詭弁さんっ”……ま”ってくださっ!!!あ”ぁ”っ!!!」

 

「詭弁……!?おい……!」

 

「や、ヤバくない?」

 

「GURURURU……」

 

 コワシテミロ。オレヲコワセルナラナァ……!!

 

 




------ キリトレマセン ------






読み飛ばした方用の後半の流れ。
→詭弁、暴走して女の子を痛めつける程乱暴なセックスをする。

ネタバレ:詭弁君には後でオシオキを受けてもらいます。お前塩崎さんイジメてタダで済むと思うなよ……。
 ちゃんとハッピーエンドを用意してます。座して待て!


ワンコナース
「クゥン……チンポカッコよすぎるわん……♥」
20代の美女犬看護師。両手足が犬っぽい感じにケモ度高め。Fカップ。
普段は忠犬という感じで、看護師たちからも頼りにされているが、甘える時はトコトン甘えるタイプ。



次回:詭弁。ボコボコにされ、徹底的に逆レイプされる。おめぇ泣いても許さねえからなぁ!


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詭弁君がとんでもない奇病を患う話 5

書いててちょーたのしー!!!今日も徹夜しちゃったー!!!

クソ長いじゃねえか……


Q.何故女の子に乱暴したんですか?
A.作者が気持ち良く詭弁君を乱暴にするためです。



「ぅ……ぁ……」

 

「茨ッ……!」

 

 痛みで意識を手放している塩崎を放って、次のエモノに手を伸ばす。

 

「あっ、痛いっ!!」

 

 小森を引き倒し、強引に股を割って肉棒を突き刺す……直前に、拳藤に殴られた。

 

「詭弁ッ……お前、様子がおかしいぞ!」

 

 うるさい。コワス。コワス!徹底的にコワス!!

 

「っ、この!」

 

 拳藤が手を大きくして俺を押さえ込む。

 

「希乃子!コイツにスエヒロタケを!」

 

「ノコっ!?でも……ん~っ!肺攻めスエヒロダケちゃん!」

 

「GU!?ガッ……ゴホッ……!!」

 

 肺の中に異物が入り、呼吸が困難になる。……だが、無意味だ。肉体を活性し……異物を壊して吐き出す。

 

「嘘っ!?効かない!?」

 

「なんでか知らないけど、ウラメシいわ」

 

 拳藤の個性と合わせて柳の個性にも拘束される。コワス……コワス!

 身体からミシミシ音が鳴るが、そんなことお構いなしに暴れる。なんせ身体がコワレてもすぐに治る。ならブッコワシても問題ない。

 

「……ん」

 

 小大が俺の顔を覗き込み、眼を見る。コワス……コワス……!

 

「……ん。正気じゃない」

 

 そう言って、暴れる俺の顔をビンタする。

 ふざけるな。コワス……!

 

「……まだ」

 

 更にビンタする。

 もう一回ビンタする。

 追加で一回ビンタする。

 

「ちょ、唯……?」

 

「ん。治るまで、叩く」

 

 ビンタする。

 ビンタする。

 ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。ビンタする。

 

「痛いわァ!!!止めろダイちゃん!!!」

 

 既に両頬が腫れまくって痛みがどうのとか言うレベルじゃないんですけどぉ!!!

 

「ん。治った」

 

「叩いて直すとか俺は昔の機械か!!!」

 

「痛かった?」

 

「痛いに決まってるだろ!もう俺頬の感覚無いぞ!?」

 

「そう。でもポニーも茨も、もっと苦しかったし痛かった」

 

「……は」

 

 そして思い出す。ついさっき何をやっていたかを。

 女の子の頭を掴んで、無理矢理喉奥を抉った事。

 痛みに悶える女の子を掴んで、強引に股を裂いた事。

 

 血の気が引いた。

 

「あ……ぅ……俺は、酷いことを……」

 

 暴走した、俺の意思じゃなかった、なんて言い訳にもならない。クズにも劣る、下劣な男だ。糞野郎だ俺は。

 

「ごめん……ごめんね……ごめんねぇ……」

 

 ぼろぼろ涙が溢れる。取り返しのつかないことをしてしまった。女の子を傷つけてしまった。

 また、女の子を傷つけた。俺の頬の痛みなんかより、もっと、ずっと痛かったはずだ。苦しかったはずだ。

 

 押さえつけられている俺の前でポニーちゃんがレーちゃん(柳レイ子)に支えられ、いっちゃんがせっちゃんに支えられて俺を見下ろす。

 二人とも顔は青みがかっていた。

 

「ポニーちゃん……いっちゃん……ごめんなさい……ごめんなさい……」

 

 泣きながら、二人に謝罪する。絶対に許されない事をしてしまったんだ。二人が『死ね』と言えば死ぬ。俺の命をもって償いをしなければならない。

 

「ごめんなさい……ごめんなさい……」

 

「詭弁サン……すっごくpainfulだったネ……だから、いっぱいいっぱいヤサシクしてくれなきゃダメだヨ?」

 

 

「詭弁さん、泣き叫ぶ婦女子に暴行を続けた罪は重いですよ。……与えた痛み以上の愛を与えていただけたら、赦しましょう」

 

「……ぇ?」

 

 赦す?赦すって言ったのか?そんなことは駄目だ。だって、女の子を傷つけたんだから……何があろうとも許されてはいけない。許されてはッ……!

 

「ん……」

 

「あー!!イバラサン!Kissするのはズルデス!!ワタシもー!」

 

「ぷぁ!?んむぅ!??」

 

 なんで?なんで?なんでこんなクズに口付けが出来る?

 

「詭弁さん。赦す、赦さないを決めるのは貴方ではありません。私が……私達が貴方を()()と言っているのです。貴方が勝手に自身を『赦されない』と決めるのは、烏滸がましいとは思いませんか?」

 

「だって……だって……俺は……二人に、皆にも酷いことをしようと……」

 

「右頬を打たれたら左頬を差し出しましょう。貴方の行いは、酷いものだったのかもしれません。ですが、貴方にそんな酷い行いを()()()のは、私達でもあるのです」

 

「あー……まー確かにこうして拉致みたいな事しなかったら詭弁も暴走しなかったかもね……」

 

「ですから詭弁さん、涙をふいて下さい」

 

「……ん。ハンカチ」

 

 ……なんで……なんでそんなに優しいんだよぉ……。ダイちゃんからハンカチを受け取って流した涙をふく。……あれ、なんかこのハンカチ良い匂い……

 

「あ、間違えた。それは茨のパンツ」

 

「へぅ!?ちょ、唯さん!?」

 

 ……へー、これはいっちゃんの脱ぎたてパンツかー。

 

「か、返してください詭弁さん!!窃盗は犯罪ですよ!!」

 

「いっちゃん、見た目に依らずすっごいのはいてるんだね!黒でスケスケとか凄いえっちな奴じゃん!!!」

 

「いっ、言わないで下さい!!!」

 

「右の頬を打たれたら左の頬を差し出すんでしょ?じゃあパンツの次はブラじゃね?」

 

 そう言ってせっちゃんから黒のスケスケブラジャーを投げ渡される。はいエッチ。

 

「ありがとうせっちゃん」

 

「それとこれとは全く違う話です!!返してください!!」

 

「じゃあ返すから着けてるところ見せて!」

 

 なおこの場に居る全員全裸である。でも着てるからこそのエロってあるよね……。

 いっちゃんは顔を真っ赤にしながら、それでも目の前でスケスケ下着を着けてくれた。はーエロ。白い肌に黒のスケスケ下着。うっすら見える乳首のピンクと下の毛がエロ。さっきとは違う暴走しそう。

 俺のイチモツが再度天を貫き、部屋に漂ってたギャグの空気がエロの空気に切り替わっていく。

 

「……詭弁さん。先程みたいな激しい行為ではなく、優しくシてください……」

 

 頬を染め、身体を腕で隠しながら恥ずかしそうに言ういっちゃん……茨を優しく抱きしめる。

 

「さっきは本当にゴメンね。お詫びにうんと優しくえっちするから」

 

 そうして茨と、突っつく様な軽いキスをした。

 

 

 

 茨の下着の上から愛撫する。胸と股、両方を同時に攻めながら舌同士を絡めるキスを続けていた。

 

「んっ……ふっ……んぅ……♥」

 

 茨の胸はふにふにと柔らかく、普段から自分で弄っているのだろう。前にセクハラした時よりも柔らかくなっている。

 そして茨の蜜壺はさっきのアレで傷ついているので、外側から優しく刺激していく。

 

「んふぅ……ふぁ……ちゅ……ぷぁ……♥」

 

 茨の目がトロッと蕩けたように俺を見る。

 

「茨、気持ちいい?」

 

「はい……ですが……」

 

「?」

 

「詭弁さんが凄く手馴れてて非常に複雑な気持ちです……!」

 

「……ハハハ」

 

 眉間に皺をよせながら睨む茨。なんかゴメン。

 優しく布団に押し倒し、茨の横に添い寝するように俺も寝転がる。いやらしいギャラリー達が良く見える。

 

「前からされたい?後ろからされたい?」

 

「ぁ……では……後ろから……ギュっと……お願いします……」

 

「体育祭の後みたいな感じね」

 

 茨の後ろから腕をまわし、グッと強く抱きしめる。前のセクハラとは違って、セックスする為の愛撫だからか茨の身体がふにゃふにゃと俺にされるがままだ。

 

「茨の髪、良い匂いする」

 

「うぅ……あまり嗅がないでください……」

 

 ぎゅぅ、と抱き締めたまま、茨の下着を脱がしていく。時折茨の耳を舐め、お腹やお尻を触って()()()

 

「んっ……き、詭弁さん……♥」

 

 快感に悶えながら、俺の肉棒に手を伸ばす茨。その手を包むように握って、俺のイチモツをゆっくりシゴかせる。

 

「あぁ……コレが詭弁さんの……とても……熱いです……」

 

「茨の手、きもちいいよ……」

 

 茨が、俺のイチモツに集中してきた頃合いを見て蜜壺の中に指を入れる。

 

「ひっ♥あっ……詭弁さん……っ♥」

 

「俺のチンチンに集中して、茨。先っぽ、カリが茨のナカに入っていくよ……」

 

 耳元で囁きながら、茨に俺の先っぽを触らせる。

 ゆっくりシゴかせながら、茨の秘部に入れる指もゆっくりと奥に入れていく。

 

「ここら辺までがカリ首。茨のナカは丁度ここら辺が弱い所でしょ?」

 

「あっ♥ひっ♥詭弁さんっ♥♥♥それはぁ……♥♥♥」

 

 くりくりと指を膣内で動かす。膣内の入口らへんは割と神経が集中しているって聞いた。

 茨の頭がぼぉっとしてきたところで、周りにも目を向けさせる。

 

「ほら茨……みんな、茨のエロい顔見てるよ?」

 

「っあ♥はぅっ……♥いやぁ……♥見ないでください……♥」

 

 俺と茨の性行為を皆食い入るように見ている。希乃子は既に自分で慰め始めてしまった。

 茨の膣内に、更に指を入れていく。奥に、奥に。指が限界まで届く所まで入れたら、動きを止める。

 

「茨、ココきもちいい?」

 

「ふぁっ……♥よくわからないです……っ♥」

 

「チンチンで言うと、大体ここら辺まで今入ってるんだよ?」

 

 また緩やかに茨の手を動かして、イチモツをシゴかせる。

 

「うぅ……♥まだ……こんなに……♥」

 

「チンチンは指より太いから、ちゃんとおまんこ解しておこうね」

 

「あっ♥♥♥はぁん♥♥♥中グリグリしないでくださっ♥♥♥ひぃっ♥♥♥」

 

 くちゅ、ぬちゅ、といやらしい音が大きくなってきた茨の蜜壺を、内側のヒダ一つ一つを指の腹で伸ばすように愛撫する。その度に茨が身をよじって快楽から逃れようとする。

 

「はぁっ♥♥♥待ってくださいっ♥♥♥詭弁さっ♥♥♥こんなぁ♥♥♥変になってしまいますっ♥♥♥」

 

「んぅ~?茨はオナニーする時は外イキが癖になってるのかな~?外イキ癖は矯正しようね」

 

「ほぅっ♥♥♥ふぐぅ♥♥♥こんなの♥♥♥知りませんっ♥♥♥しりませっ♥♥♥んぁぁぁぁ♥♥♥」

 

「中イキすっごい気持ちいいよ~?指が届かない所グリグリされると、もっと気持ちよくなるよ~?」

 

「ひぐゅっ♥♥♥きべんしゃん♥♥♥イきますっ♥♥♥イきますっっっ♥♥♥」

 

「いいよ、イって。ぎゅって抱きしめてるからね」

 

「あっ♥♥♥はっ♥♥♥は、ぁ、ぁぁぁぁぁ~~~っ♥♥♥♥♥」

 

 茨の腰がガクガク震えて絶頂する。強く抱きしめて深く密着しながら更に深イキさせる。

 

「ひっ”♥♥♥♥♥イってますっ♥♥♥♥♥イってますから♥♥♥♥♥あ”っ♥♥♥♥あ”ぁ”♥♥♥♥♥」

 

「可愛いよ茨。もっともっと気持ちよくなって、皆にイキ顔見せようね」

 

「ほぉ”っ♥♥♥♥♥きべっ♥♥♥♥♥さっ♥♥♥♥♥ゆるひてっ♥♥♥♥♥ゆるひへぇ♥♥♥♥♥」

 

「好きだよ茨。可愛い……」

 

 茨の唇を奪いながら最後に仕上げに掛かる。両手の指を茨の蜜壺に入れ、キツキツの膣内を拡張させた。

 

「んふっ♥♥♥♥♥ふっ♥♥♥♥♥ふむぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 舌を吸いながら、涙を流して更に深く絶頂した。

 

「……ぷぁ、茨の泣き顔も凄い可愛いよ。よく頑張ったね、偉い偉い」

 

 涙をぬぐいながら茨の頭を撫でる。

 

「はっ……♥はぁっ……♥酷いです……詭弁さん……♥」

 

 指で俺の胸をグリグリ刺してくる茨がイジらしくて、更に俺の肉棒が硬くなった。

 

「これからもっと凄い事するんだよ。今のに慣れないと身体壊れちゃうかもよ?」

 

「……へっ?」

 

 俺は添い寝体勢から起き上がり、茨の脚を開いてガチガチに勃起したイチモツを蜜壺からヘソにかけて乗せた。

 

「ほら、指なんかより遥かに深い所まで届いちゃう。茨の一番大事な所に、直接精液を注げるほどにデカいだろ」

 

 その体勢のまま、茨の子宮と卵巣がある所をグリグリとマッサージする。

 

「ふッッッ♥♥♥はっ!?♥♥♥詭弁さんッ♥♥♥」

 

()()から弄られただけでそんなに気持ちよくなっちゃって……コレで直接ゴリゴリ、ズプズプ突かれたらどうなっちゃうんだろうねぇ……?」

 

 ギャラリー達が茨の上半身側に集まって、俺の剛直と茨の蜜壺の接合部を見る。部屋の中はムンムンと愛液の濃い匂いが充満していた。

 

「ああ♥♥♥そんな……♥♥♥詭弁さん……詭弁さんっ♥♥♥」

 

 白い肌を赤に染め、両手で顔を覆ってしまう茨。その両手首を掴んで引き剥がし、上体を少し引き起こす。

 

「女の子に生まれてよかった、って思えるほどに幸せイキさせてあげるからね……挿入()れるよ、茨……ちゃんと繋がる所見て……!」

 

「あぁ……神よ……♥♥♥」

 

 そうして茨のキツキツで、アツアツで、トロトロに仕上がっているおまんこにゆっくり挿入した。

 

「はぅっ♥♥♥ああっ♥♥♥ひぃっ♥♥♥」

 

「指より太くて、熱いでしょ?でもまだ先っぽしか入ってないからねぇ……っ!」

 

 まだカリ首までしか挿入してないのに、膣内がウネウネと動き回って精液をねだる。気を抜けばそのまま射精してしまいそうだ。

 外見は清楚で、性格は聖職者なのに、膣内は男を気持ちよくさせる事に特化しているとか……

 

「男を堕落させる悪魔かよっ!!!」

 

「ほぎっ”♥♥♥♥♥」

 

 我慢できず、一気に奥まで挿入した。奥はザラザラとしていて、ウネウネと絡みつき、全体でキュウキュウ締め付ける。俺が童貞だったら既に腹上死待ったなしだぜ……

 

「こんなの我慢できるわけないだろっ!」

 

「あ”っ♥♥♥詭弁さんっ♥♥♥激しっ♥♥♥はぁンっ♥♥♥」

 

 外と中があんまりにもかけ離れ過ぎてる。強くて優しい、あの塩崎茨のおまんこが名器とか、誰が想像できます?はースケベ。

 既に俺と茨の両手は指と指を絡める恋人繋ぎになり、激しいディープキスを交わす。肉と肉がぶつかり合う音が部屋に響き、茨の愛液が撒き散らされる。

 一突きする度に絶頂しているのか、更にキツく締め付け、グネグネと蠢き、射精をより強く促す。もう最初言った優しくとか……無理。

 

「エロすぎるだろ茨っ!くっ……!そろそろ射精()そう……!」

 

「ふあっ♥♥♥射精っ♥♥♥射精()るのですねっ♥♥♥では中にっ♥♥♥私のっ♥♥♥詭弁さん専用♥♥♥精液壺にっ♥♥♥熱々ざーめんっ♥♥♥いっぱい注いでください♥♥♥♥♥♥♥」

 

 おい誰だ可愛い茨ちゃんにこんなドスケベ淫語教えたヤツっ!!

 ありがとう神様。俺がちゃんと責任もって聖職者塩崎茨を俺専用性職者にしてあげます。

 

「出すぞっ……!好きだっ……茨……っ!!」

 

「あ”ぁっ♥♥♥詭弁さんっ♥♥♥私も貴方の事が大好きですっ♥♥♥♥♥あああああああっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 ぶびゅるるるっ!!びゅるるるるるるっ!!

 茨の脚が俺の腰をガッチリ固定し、俺は茨の腰を掴んで一番奥にイチモツを押し当てての射精。

 倫理観やモラルなんて何処かに消えた大量膣内射精。膣内に出す事に抵抗を覚えなくなってきた事に違和感があるが、お互い好き合っているのだから問題ナイね……。

 

 精液を出し切ってイチモツを抜けば、茨のおまんこから大量に精液が逆流した。

 茨は完全に弛緩して気を失っていた。

 

「うっわ……♥精液って、マジであんな出るんだ……♥」

 

「ふぅ♥ふぅ♥」

 

 呼吸の荒い女子達がギラギラとした目で未だに硬さを保つチンポを見ている。

 でも、次のお相手は既に決めているんだ。その女の子に向かって手招きをする。

 

「おいで、ポニーちゃん」

 

「あぅ……♥My darling……♥」

 

「さっきは酷い事してゴメンね……」

 

「No problem……でもワタシにもイッパイLoveのあるKissしなきゃダメですヨー?」

 

「任せろ」

 

 ポニーを抱きしめ、その唇を合わせる。

 

「ん……♥I Love you……♥」

 

 小柄なポニーちゃんを胡坐の上に乗せ、対面座位の体勢を取る。

 

「詭弁サン……もうジュンビOKダヨ?」

 

「駄目だよ、ポニーちゃんは小柄なんだから……しっかり解さないと」

 

 ポニーの背中から腕をまわし、尻側から膣内に指を入れる。既に中はぐちょぐちょに濡れて指の通りは良いが、それでも中はかなりキツイ。しっかり解そうね!

 

「おゥ……♥ふぅン……♥♥No……♥♥詭弁サンっ……♥♥Please penis……♥♥はっンッ♥♥」

 

 ポニーに唇を奪われながら押し倒され、上に圧し掛かられる。我慢が出来なくなったポニーがそのまま手を使って自身の膣にチンポを挿入()れた。

 

「Aaaaaa……♥♥♥I love you……I love you……♥♥♥」

 

 ポニーの膣内は入口がキツキツで奥の方がフワフワに蕩けてる巾着型の名器だった。

 ディープキスをしながらぱちゅっ、ぱちゅっ、と緩やかに腰を動かす。

 

「んんっ♥はっ……♥ワタシにも詭弁サンのSemen……欲しいデス……♥♥♥」

 

 そう言いながら手で俺の金玉を愛撫し、腰をクネクネ動かすポニーに優しくとか出来る?俺は出来ない。

 ポニーのスケベな尻を両手で掴んでガチセックスを教え込んでやる。

 

「Oh!!♥♥♥」

 

 舌をやらしく突き出しながら絶頂したポニーの下からガンガン腰を突きあげる。

 

「このドスケベポニー!コレが欲しかったんだろっ!」

 

「んほぉ♥♥♥Japanise utamaro♥♥♥」

 

「エロい身体つきしてスケベな子だよ全く!ハメ倒してやるからな!」

 

「んはぁっ♥♥♥Yes!!♥♥♥Good!!♥♥♥」

 

 瞳に熱を込めて俺を見るポニーちゃんの脚を掴み、グリっとイチモツで膣を抉りながら体勢を騎乗位から寝バックに変える。

 

「ん”あ”ぁっ♥♥♥♥♥What!?♥♥♥」

 

 ぷりぷりのポニ尻を揺らしながら、ゆっくりと大きいストロークで膣内を攻める。手をポニーの口に入れ、舌を指で犯しながら轡のように使う。

 

「ふゃぁ♥♥♥はひゅぅ♥♥♥♥♥」

 

「オナニーより気持ち良いだろ。たっぷり精液出してやるから、イキまくって良いぞ?」

 

「ひゅぁぅ♥♥♥ひへんヒャぁン♥♥♥」

 

 上の口も下の口もヨダレまみれにしながら、左右に腰を振ってオネダリするポニーの尻を軽く叩いてから更に激しいストロークで攻める。

 

「ほぉぉ♥♥♥はぁぅ♥♥♥ひぁ、I'm cuming!!♥♥♥」

 

 ビクッとポニーがエビ反りになって全身でイった。だがそんな事お構いなしにポニーのポルチオを中心にゴリゴリとイチモツで抉り続ける。

 

「ん”へぁ♥♥♥No!!♥♥♥Ple――Please WAIT!!♥♥♥♥♥ふむぐぅ♥♥♥♥♥」

 

 ポニーの口の中に更に指を入れ、歯茎や内頬全てを愛撫する。ポニーの脚がピンと伸びきって、更に深い快感を与える。

 

「もうちょっとで俺もイくから、頑張れポニー。お腹に力入れて頑張れ」

 

「むふぁぁ♥♥♥♥♥ふぉぉ♥♥♥♥♥ひぇんふゃぁん♥♥♥♥♥」

 

 ぎゅちっ、と膣口がさらに締まり、ポニーも更に腰を振って俺をイかそうと頑張る。じゃあ俺も答えないとな!

 金槌で釘を打つ様に強く、激しく腰を撃ち付ける。尻肉が腰に当たってパチンといい音が鳴る。

 

「お”ぉっ♥♥♥ふぎぅっ♥♥♥♥♥はぐぅ♥♥♥♥♥」

 

 寝ているポニーの腰だけ引き上げ、獣の様な後背位に体勢を少し変える。

 

「ポニー、膣内に射精するからな!膣内射精(なかだし)するからなっ!」

 

「ふぎっ♥♥♥♥♥はぎぅっ♥♥♥♥♥ぷ、Please Inside!!♥♥♥♥♥」

 

 ポニーが倒れながらも俺の手に指を絡め、にぎにぎしてくる。可愛いかよコラ。

 更に体勢を変え、ポニーの両手を俺の両手で組んで恋人繋ぎにして上半身を引き上げる。ポニーの淫らなイキ顔をギャラリーの皆に見せつける。

 

「出すぞポニー……っ!!好きだっ!!」

 

「ああああ♥♥♥♥♥I LOVE YOU♥♥♥♥♥I LOVE YOU♥♥♥♥♥くぅっ♥♥♥♥♥Cuming!!!♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 ぶびゅるるるっ!!びゅるるるるるるっ!!

 一番深い所で膣内射精(なかだし)。ポニーの膣内が精液を残さず吸い取ろうとちゅーちゅー吸い上げてきて、更に射精した。

 舌を突き出して、白目を剥いてドスケベなイキ顔を晒すポニーを見てまたイチモツがガチガチに勃起した。

 ポニーがくてっ、と糸が切れたように布団に倒れる勢いで、膣と剛直の結合が離れた。部屋中に濃厚な精液フェロモンが更に撒き散らされる。

 

「次は私っ!!」

 

 ばっ、と飛びついて来たのはまさかの姉御、いつかちゃんだ。なんというか目がマジで若干怖――

 

「んちゅ♥」

 

 そのまま俺の後頭部を固定して唇を奪う。

 

「一佳ずるーい。アタシも詭弁とすぐシたいんだけどー♥」

 

「はっ♥はっ♥詭弁のキノコ……♥」

 

「ん♥」

 

「ビクビクしてるし、ウラメシい……♥」

 

 次々と飛び付かれ、勢いを殺し切れずにそのまま押し倒された。

 

「んふっ♥じゅる♥れろぉ♥」

 

「あは♥一佳のキスやっば♥……アタシもキスしちゃお……んれぇー♥」

 

「ふわぁ……♥凄いノコ♥精液の匂い……臭くておまたキュンキュンするノコ♥」

 

「ん……♥」

 

「知ってる?男子も乳首弱いのよ……ちぅ♥」

 

 全員が熱病に犯されているようにぼやんとした顔で俺に群がる。希乃子と唯は俺のイチモツを舐め回して、レイ子は俺の乳首に吸い付く。

 

「男子っておっぱい好きでしょ?こーやって唯と二人で挟んじゃいノコ♥」

 

「ん♥気持ち良い?♥」

 

「れろっ♥ほら、ハーレムプレイだよ♥女の子にハメ放題♥きもちー射精しちゃおーね♥」

 

「ちゅっ♥ちゅぅっ♥」

 

「じゅる♥ちゅちゅる♥」

 

 希乃子と唯のダブルパイフェラによってすぐに射精に導かれ、二人の身体を汚す。

 二人が顔についた精液を舐めとっている隙を突いて、更に目つきを変えた一佳が射精最中のチンポに跨って一息に挿入した。

 

「くあはぁっ♥♥♥詭弁のチンポデカすぎっ♥♥♥マンコ裂けるかと思ったじゃん♥♥♥」

 

 全くそんな事思って無さそうな表情を浮かべたままずぷっずぷっとピストンし続ける。一佳の膣内(なか)は非常に滑りが良いのに、一番奥まで入れて抜く時にぎゅぅぅっと亀頭に吸い付いてくるタコつぼ型の名器だ。更に腹筋もインナーマッスルも鍛えられていて、膣全体を締めたり緩めたりしてとにかく精液を絞り出そうとするスケベマンコだ。

 

「あ”はっ♥♥♥詭弁のチンポ気持ちいいトコ全部抉ってくるし♥♥♥」

 

「んっ♥精液……美味し……♥」

 

「あっ♥精液飲んでイくっ♥♥♥」

 

「こぉら♥暴れるな詭弁♥」

 

「詭弁の体臭……ウラメシい……♥」

 

 がっちりと切奈に押さえつけられ、口内に舌が飛んでくる。

 右手がレイ子の胸に押し付けられながら、レイ子は俺の首元の匂いをスンスン嗅いでいる。

 

「詭弁っ♥♥♥詭弁っ♥♥♥イク時はちゃんと私にも膣内射精(なかだし)だからなっ♥♥♥」

 

 ぐりんぐりんと腰を回転させながら精液をねだる一佳の中に勢いよく射精する。

 

「あ”ぁ”っ♥♥♥♥♥熱々ザーメン出てるッ♥♥♥♥♥イくっ♥♥♥♥♥詭弁に種付けされながらイくっ♥♥♥♥♥」

 

 一佳がヨダレを垂らしながら潮を吹く。そして一佳が脱力したら、レイ子が個性を使って一佳を持ち上げ、代わりに自分の膣内に入れた。

 

「おふっ♥♥♥おちんぽ……凄い……♥♥♥」

 

 今度は前後に腰を動かして精液を絞り出す。レイ子の膣は上付き型で、さっきまでとはまた違う場所が重点的に刺激される。

 

「は~っ♥はぁ~♥詭弁さん……女の子にされるがままなんていけませんね……♥怠惰は罪ですよ……♥」

 

「そうだヨ♥ワタシタチみたいにしっかりキモチヨクしてあげなきゃダメだよ♥」

 

 激しくイカしてダウンさせた二人が復活して、俺を引き起こす。……これは、もしかして詰みというヤツでは?

 

「レイ子さんの弱い所をごりっ、ごりっ、って攻めてください♥」

 

「しっかりWaist使ってセックスするんだヨ♥

 

 茨とポニーが俺の背中側から密着し、俺の腰を無理矢理に動かす。

 

「お”ぅ”っ♥♥♥♥♥待って♥♥♥♥♥そこウラメシい”っ♥♥♥♥♥ひぐぅ♥♥♥♥♥」

 

「たん♥たん♥たん♥たん♥テンポ良く腰を振るんですよ♥」

 

「いーっぱいSemenをレイコサンにダしてくだサーイ♥♥♥」

 

「っ!ぐぅ……出るっ!」

 

「イ”くっ♥♥♥♥♥膣内射精(なかだし)されちゃう”♥♥♥♥♥う”う”う”う”う”~♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 レイ子の膣内に射精。レイ子もガクガクと潮を吹きながら失神した。

 

「次ワタシの番ノコ♥詭弁、ワタシのおっぱい好き?♥」

 

「ほらほら~気合い入れろ詭弁♥全員気絶するまで頑張れよ~♥」

 

 全員から発せられるエロい熱気に、俺は正気を失った。

 

 

 

「中に出すよ希乃子っ!!!精液でガチイキしろっ!!!」

 

「ん”あ”あ”♥♥♥詭弁キノコ強すぎぃ”♥♥♥♥♥♥コレじゃなきゃダメになるぅ♥♥♥♥♥」

 

 

 

「ん”っ♥♥♥♥♥ん”ん”ッッッ♥♥♥♥♥」

 

「唯のキツキツマンコは俺専用っ!!無表情アクメ顔晒せっ!!!」

 

「ん”ん”~~~ッ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 

 

「はっ”♥♥♥♥♥待”って♥♥♥♥♥ソレやばいっ♥♥♥♥♥やばい”ぃ”ぃ”♥♥♥♥♥

 

「自分の腰オナホに種付けられる瞬間を至近距離で見てろッ!イクぞっ!零れたザーメン全部顔で受けろっ!!」

 

「あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”~~~ッ♥♥♥♥♥♥♥♥せーし膣内射精(なかだし)されてるっ♥♥♥♥♥くっさいザーメン膣内射精(なかだし)されたぁ♥♥♥♥♥」

 

「射精途中のチンポ喉オナホで受け止めろっ!」

 

「んブッ!!?♥♥♥♥♥ん”っ♥♥♥♥♥ブぷっ!?♥♥♥♥♥」

 

 

 

「種付けされるところ全員に見てもらえ茨っ!種付けアクメ顔晒せっ!」

 

「はいっ♥♥♥♥♥詭弁さん専用しゃせーマンコに種付けされますっ♥♥♥♥♥ん”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”♥♥♥♥♥」

 

 

 

「んあ”あ”あ”っ♥♥♥♥♥Let go of me!!(はなして)♥♥♥♥♥Please stop it!!(やめて)♥♥♥♥♥」

 

「おらっ!俺とポニーのスケベハーフ孕めっ!」

 

「No!No!♥♥♥♥♥Please stop it!!(やめて)♥♥♥♥♥ん”ひぃ♥♥♥♥♥P――Please……don't stop(やめてないで)♥♥♥♥♥」

 

 

「詭弁っ♥♥♥♥♥きべんっ♥♥♥♥♥好きぃ♥♥♥♥♥すきぃ♥♥♥♥♥」

 

「一佳っ!残さず全部受け止めろっ!」

 

「い”ぃ”っ♥♥♥♥♥あ”ぁ”ぁ”~~~ッ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 

 

 

 死っ……。

 

「こら詭弁~?ちゃんとチンポ立たせなさいよ~♥」

 

「今までジラしてくれた分はキッチリ返してもらうわ♥」

 

「待って……死ぬぅ……」

 

 カサッ、と全身からあらゆる物が干からびた感じがする。マジで動かないんですけど……。

 

「ふふ……嘘ばっかり♥見てて……」

 

 レイ子が個性を使って俺を強制的に立たし、俺の尻に顔を埋めたと思ったら……

 

「私、意外と舌長いの……んっ♥」

 

 俺の尻の穴に舌を入れてきた。

 

「あ”っ……ちょっ……!」

 

 中がグリグリとほじくり回される。気が狂いそうだ。

 

「あっ♥前立腺って奴?……ねーレイ子、ちょっとだけイイ?」

 

 ニヤァ……と笑った切奈の舌だけが浮いた。ねえ、ちょっと……まさか過ぎない?

 そして舌がそのまま俺の肛門お”ふっ♥

 

「やばっ♥ヘンな性癖目覚めそう……♥」

 

「お”っ……ぐっ……♥」

 

 ケツが裂けそうな痛みを感じるのだが、『肉体活性』のせいかすぐに痛みが引いて中を舐め尽されるという快感だけが残る。変な開発しないでお願い。

 

「……詭弁」

 

「う”ぐっ……待ってっ……!?」

 

 声を掛けられ、悶えながらそっちを見たら唯がポニーの角を持ってた。

 

小大唯が角取ポニーのえっぐい角を持ってた ! ! !

 

「入る?」

 

「さらっと何聞いてんねん!!!?待ってお願ん”ぐぅ♥」

 

 俺の目の前でニヤニヤ笑いながらダブルピースしてる切奈に怒りが湧くん”♥待って、ゴメン嘘切奈ちゃん大好き”っ♥

 

「俺のケツで遊ぶなっ!!!」

 

「入れちゃえ入れちゃえ♥そんで詭弁はチンポガチガチにしろ♥」

 

「詭弁はマゾっ気もあるノコ♥ココで菌糸作られてるのが分かるノコ……♥」

 

 希乃子が跪いて金玉を飴玉のように舐め転がす。おっふ待って勝手に精子工場稼働させないで?身体中の栄養素全部持ってかれる。

 

「……勃っちゃったねぇ♥」

 

 許して……。

 

「だ~め♥」

 

「じゃあ順番的に私ね……♥今度は私が上になるから……んっ♥」

 

 そうして7人のサキュバスに延々と精液を搾り取られ続けたのだった……。

 

 

 ◆

 

 

「し……死ぬ……」

 

 フッラフラになりながらB組寮からA組寮に帰る。道中ねーちゃん(物間寧人)てっちゃん(鉄哲徹鐵)に会ったが、一様に引かれた。……そんなに顔色悪いかな。

 あー……晩御飯の時間とっくに過ぎてるし……。冷蔵庫の中に何か残ってると良いなぁ……。眠いししんどい……。

 

 そうしてA組寮に戻ったら、なんか違和感を感じた。……はて?

 キッチンの共用冷蔵庫を開けて中身チェック。……使えそうですぐ食べられそうなのが卵しかねえや。仕方なくゆで卵をサッと作る。

 

 ゆで卵を作って冷水で冷やしながら殻を剥いている最中に、さっき感じた違和感の正体に気が付いた。この時間に共用スペースに誰も居ないっていうのがおかしいんだ。

 時刻は20時40分。俺はもうすぐ寝る時間だけど、皆はまだ普通に起きてる時間だ。共用スペースでテレビを見てたり、談話してたりするのが普通の時間だ。……学校に行ってる?無くは無いが、可能性は低い。B組の皆は寮に居たし……。なんでだ?

 ゆで卵(半熟)を食べてると、ロードワークにでも行ってたのかジャージ姿のモモちゃんとカッちゃん(女の子の姿)が扉を開けて入って来た。

 

「っ!テメっ、詭弁……っ!」

 

「き、詭弁さん……!?」

 

「んぃ、詭弁さんですよー。……どうしたん?そんな幽霊でも見た様な顔して……」

 

「チッ!!ンでもねえよカス!!」

 

「す、すみません詭弁さん!失礼しますわ!!」

 

 そうして汗ダラダラのまま階段を上がっていった二人。な、なんだろう。もの凄く傷ついた……。明らかに俺を避けてる感じだった。

 ……まあ、よく考えたら俺色んな女の子に手を出してるクズだしな。今まで嫌われなかったのが不思議なくらい……………ん?またなんか違和感が……。

 

 ……そういえば、今日B組の女の子達とセックスした時、避妊とか一切考えなかったな。それが()()()()みたいに。

 透と初めてセックスした日の事を思い出す。あの時は確かに()()()()()とはした。あれから何人かと関係を持ったが、それでもまだ数日しか経ってないのに……俺はそんなに影響を受けやすい性質なのか?

 嫌な感じがする。そうだ……今日のことだって、なんでいきなりポニーや茨、皆を痛めつけようとした?皆に襲われたから?それとも……。

 

 ピンっ、と、頭の中で何かが繋がった気がする。個性だ。

 個性というのは、言葉通りその人の”個性”だ。”個性”によっては、人格形成に大きな影響を与えると聞いた事がある。声に関係する個性持ちの俺がお喋りなように、血に関係する個性を持ったトガヒミコが人の血に興味を持ったように。……じゃあ”個性”が無かったら俺は無口で、トガちゃんは血に興味を示さなかったかと言われれば首を傾げるが。

 とにかく後天的に、追加で”個性”を得た為に俺の性格面に影響が出たのではないか?先生も言っていた。『肉体活性』は仮称で、本質は別にありそうって。

 そうだ。B組の皆に捕まる前、チャコちゃんがあんな事になったもの……『それ』が起因するんじゃないか?だとしたら……どうする……?決まってる。『肉体活性(仮)』の個性を完全に理解しなきゃいけない。この個性は、何が出来るのか、出来ないのか。怪我が治るのなら、どの程度までなら治せるのか。俺が一番にやらなきゃいけない事は、この()()()()()()()()だった!理解してないから個性が暴走して、精液が大量に製造されるとか意味分からん事になるんだ!

 あー、俺は馬鹿だ。大馬鹿だ。こんな事に気が付かないで色んな女の子に手を出した?ふざけるな。

 俺が今すぐすべきことは『肉体活性(仮)』の理解。クソっ……学校に通ってる場合じゃなかっただろうが……俺のバカ!

 とりあえず相澤先生に連絡して暫く休学する事と、女医さんに連絡とってまた色んな検査の準備をしてもらう事―――

 ~♪ ~♪

 で、電話か。相手は……女医さん!

 

「もしもし、詭弁です!」

 

『やあ詭弁クン。調子はどうだい?ウン』

 

「身体はまあ一応大丈夫ですが……先生、ちょっと相談したい事があります!新たに発現した個性の事なんですけど!」

 

『ウンウン。ワタシもその事についてキミに伝えなきゃいけない事が出来たんだ。……まずはワタシの話から聞いてくれるかい?』

 

「……分かりました」

 

『ウン。結構衝撃的な話だからね。ちょっと覚悟しておいてくれ。……先日キミが病院に来た時に『検査』したのは覚えているだろう?その結果が()()()()出たんだけどね?……ハッキリ言おう。キミが最初に病院で『検査』した時、それと先日『検査』した時。そのデータが()()()()()()()()()()()()()()()()()()大きな差が出たんだよ』

 

「ほとんど別の物……!?ど、どういう意味ですか!?」

 

『……例え話なんだが、昔の話。まだ人に”個性”が発現していない時代、人とチンパンジーが交配可能かどうかを実験した学者がいたんだね。ウン。結果から言ってその実験は失敗した。チンパンジーと人の遺伝子は98%同じと言われている。それでも実験は失敗したんだ。ウン』

 

「は、はぁ……」

 

『その事を踏まえておいてくれ。……そして現代。人は『人間』という枠組みを超えて様々な”個性”をその身に宿している。キミが検査に来た時に居た犬看護師は覚えているかい?』

 

「ええ、そりゃあ……」

 

『ウン。また仮の話になるのだが、例えばその子とキミが結婚したとする。キミ自身の精子に何の問題も無く、彼女の身体及び卵子にも何の問題も無かった場合。大抵の場合何度もセックスを行えば妊娠し、出産するだろう?』

 

「それは……まあそうですね」

 

『そしてキミが浮気をして、ワタシと猫看護師の子と何度も繰り返しセックスを行って、ワタシと猫看護師の子の身体及び卵子に何の問題も無ければ妊娠して出産するだろう』

 

「あの……俺が浮気する仮定で進めるのと、自分含め知り合いでそういう話、しないでくれません?」

 

『何度も膣内射精をした癖になにを言っているのかな?ウン』

 

「う……」

 

『話を戻そう。犬看護師の子と猫看護師の子……狗野クンと猫又クンと言うのだが、とにかくキミの精子が通常であれば狗野クンも猫又クンもワタシも妊娠してキミの子を産む。そしてその子達は親の特徴を持った子になるだろう?ここまで良いかい?ウン』

 

「ええ……ちょっと考える事が増えましたけど、まあ大丈夫です……」

 

『おっと。現実にワタシ達が妊娠したとしてもキミに認知を迫る程道徳観は捨ててないから安心するといい。……だが時々子供の様子を見に来てくれればそれで良いよ。ウン』

 

「本題に戻りましょう先生ッ!」

 

『おっとすまない。では少し話を戻そう。ウン。”個性”が発現していない時代、98%遺伝子が同じと言われていたチンパンジーと人との交配実験は失敗したのに、現代では犬の特徴を持った人と猫の特徴を持った人とそれぞれ交配しても子供を産める。ウン。何か違和感を感じないかい?』

 

「そりゃあ……その話を並べてみると違和感を感じますけど。現実的には、それこそ犬だろうが猫だろうが岩だろうが、『人』なら『人』と交配できるのは当たり前でしょう」

 

『それは何故だい?』

 

「それは……異形型の人でも、『個性因子』と呼ばれる物によってその姿になっているんですから。殆どの場合、いわゆる『人型』から大きく離れないのは『人』が大本になって個性因子で変化、或いは変容していくそうですから……」

 

『ウンウン。大人でも知っている者は少ない事をキチンと自分の言葉で説明出来ているね。素晴らしい。……まあ、あくまでもそういう『説』ってだけなのだけどね。ウン。それこそ一人一人『個性差』があるから、未だに決定的な証拠は無いのだけど。……ウン、『無かった』と言い直そう』

 

「『無かった』?……まさかとは思いますが、俺の新たな個性に関係してます?」

 

『ウン。話の流れ的にそう思うだろうね?それはまた別の話なんだけどね。ウン』

 

「違うんすか……じゃあこの話は一体何なんですかね」

 

『要するにキミが所謂『次世代の人類』の可能性が大いにあるって事だね。ウン』

 

「…………? ? ?」

 

『チンパンジーの話に戻ろう。当時は遺伝子構造が98%一緒でも子供は生まれなかった。……だが、もし()チンパンジーと人が交配したら……どうなると思うかな?人は”個性”の発現により、『人』という形を大きく超えて多様化していった。現代ではそういう動物実験は禁止されているが、もしその実験を行ったら結果はどうなるか予想がつくかな?ウン』

 

「……チンパンジーと人の合いの子が産まれる可能性がある……?」

 

『ウン。それこそ『個性:チンパンジー』のような人が居れば実験は成功する可能性は高いね。……長い前置きになったが、最初にキミの精子のデータと、この前の検査時のデータ。それぞれのデータの適合率が98%を下回った。この超人社会と呼ばれる現代においても、これはまず()()()()()事だというのが分かるね?』

 

「……それで『次世代の人類』って話ですか」

 

『前に、人間に性フェロモンは無いのに、キミにはあるって話をしたね?単純な話、キミが『進化』したから性フェロモンが出る様になったと思うね。ウン。あの時検査したのは『個性由来』かどうかの検査だったからね。()()()()()()()()()なんて想定の範囲外だね。ウン』

 

「そ、それで……()()って具体的に俺はどうなったんですか?」

 

『それが全く分からないね。ウン。何故ならキミは今も()()()()()()()()()()()()()からだね。ただ一つ言える事は、キミの精液から発する性フェロモンは進化の過程で得た能力って事だね』

 

「……そ、そうですか……」

 

『今までの話は理解出来たかい?まあ確かに、急にキミは進化したって言われても飲み込むには時間がかかるね。ウン』

 

「そうですよね……うん……先生の話は以上ですか?」

 

『ウン?ああ、大事な話の()()()は終わりだね』

 

「えっ!?まだあるんすか!?」

 

『おっと、言ってなかったかな?……ウン、まあいい。二つ目の話に行こう。二つ目の話なんだが……今日のお昼過ぎの事だ。この病院で働いている一部の若い女性看護師及び医者と女性患者が原因不明の体調不良を訴えている』

 

「……へ?」

 

『あんまりにもあんまりな症例だから皆、口には出さないのだが……どうやら『発情期』に近い状態らしい。無論動物系の個性とか関係なく、だ。ウン』

 

「……えー……と?」

 

『詳しく調べるうちに一つ分かった事がある。ウン。体調不良を訴えてる者達は、全て()()()に出勤していた、或いはその日に入院していた者達だ。私と、猫又クンと、狗野クンを除いてな』

 

「……ツマリドウイウコトデショウ」

 

『……ハッキリ言おう。皆、知られざるフェロモンに当てられて発情期に入ったと思われる。そして()()()というのは……キミがこの前『検査』に来た日だ。ウン』

 

「……えー……あー……えー……????」

 

『恐らくキミから昆虫の命令フェロモンのような物質が垂れ流しになっており、それを無意識に嗅いだ人間が今日の昼過ぎに次々と発症していったと思われるね。ウン。そしてその症状を改善するには……まあ、キミとの性行為なのだろう』

 

「……えー……えーと……つまり?」

 

『キミとセックスするまで延々とムラムラし続けている者達が居るから、早いところ病院に来たまえ。ウン』

 

「Oh……」

 

 そんな事ある!!!!!!!!?

 

『……む?いや待てよ……キミ、雄英に通っているんだったな。ウン。……ウン。これは……もしかしなくてもとんでもなく危険な状態だね?』

 

「ですよね!!俺も今そう思ってました!!!」

 

 病院に検査に行ったのは、一昨日。恐らくすれ違っただけでも発症するような発情期の潜伏期間?は二日。さて、仮に一昨日そんな進化をしたとして、今日までに何人の女性とすれ違ったでしょうか?答えは……分かりません。本当に問題です。

 病院に居た人だけが発情期になっている、なんてのは超超希望的観測です。わーやべーい。

 

「し……死んで皆さんにお詫び申し上げるしか……」

 

『早まるんじゃないね。ウン。少なくともこの症状を治療する手立てがキミにしか無いのだから、死なれたらそれこそどうしようも無くなるね』

 

「こんな事になるんだったら、休学して家に引きこもってればよかった……」

 

『……それは違う。キミに学校に通いながら経過観察するという選択肢を出したのはワタシだ。私に責任があるね。ウン。……だが落ち込んでる暇は無い。さっきは患者とキミが性行為をすると言ったが、実際の所どうすればいいのかは分からないね。それこそ……キミの精液を飲めば解消する、という可能性も有る。もしそうなら、キミの精液をサプリメントか何かにして皆に飲ませれば解決だね。ウン』

 

「俺の精液サプリとか嫌すぎません?」

 

『キミの顔は良いのだから、効果があればむしろ進んで飲むんじゃないかね。ウン』

 

「そういうモンかな……」

 

『まあ、なんにせよキミとまた会う必要がありそうだ。また病院に来てしまったら今日の二の舞だ。ウン。こちらの事はワタシが準備を進めるから、また連絡しよう。……さて、そういえばキミも私に用があったようだが?』

 

「あぁ~……その、俺が新たに個性を得たことで、性格面に何か影響があるって事は有り得ますかね?」

 

『ふむ?……もう少し詳しく説明してくれ』

 

「その、なんというか……俺が()()なってから色々あって、もしかしたら精神的に不安定になってるだけなのかもしれないんですけど……急に自分が凶暴になったような感じでして……」

 

『ふ~む……私は精神科医ではないが……そうだな。それは自分の中にもう一人の自分が居るような感覚か?それとも自分が自分では無いような感覚か?』

 

「えっと、どっちかと言えば自分の中にもう一人の自分が居る感じですかね。急にスイッチが切り替わったように暴れ出して……でも、なんというか切り替わってなくても凶暴さに自分が侵食されていくような……」

 

『……ウン。成程。恐らくだが解離性障害の一種だろう、断言は出来ないが……。そして、新たな個性を得て性格が変わる事……そもそも新たな個性が発現する前例が無いから何とも言えないが、可能性としては十分にある。個性とは”個性”なのだからな。”個性”とは自分らしさ。その自分らしさが急に増えるんだ。性格に影響を与えない筈が無い。ワタシに言える事はこれくらいかな。ウン』

 

「自分らしさ……ですか……」

 

『ウン。恐らく、キミの新たな個性がキミ自身に『進化』を施したのだろう。今のキミは思春期であると同時に、生まれたばかりの赤ん坊に等しい。……周りの人を傷つけるかも知れないが、キミは良い子だ。短い付き合いでも分かるんだから、もっと長く付き合っている者達もキミの新たな自分らしさを理解してくれるだろう。ウン。……もしダメで、どうしようもなくなったら、またワタシを頼るといい。一人養う程度の収入はあるつもりだ。ウン』

 

「はっはっは。俺は囲われるより囲いたい側なんで遠慮しておきまーす」

 

『そうか、フられてしまったか。ウン。残念だ』

 

「……ちゃんと相談に乗ってくれてありがとうございます先生。好きですよ」

 

『んぐっ!!?ゴホッ!ゴホッ!ちょ、詭弁クン、今なんて――』

 

「それではおやすみなさい先生」

 

『ちょ、待――』

 

 電話を切る。あー、随分長く話し込んでしまった。

 ……そして現状の確認の為、新たに電話をかける。

 

「……もしもし?いずくちゃん?」

 

『わ、どうしたの詭弁くん。晩御飯の時に居なかったけど……』

 

「ちょっと所用でな。今共用スペースに居るんだが……なんで誰も居ないんだ?」

 

『えっ、あっ……そっか。詭弁くん晩御飯の時居なかったから……えっとね、相澤先生から連絡が来て、ヒーロー科の生徒は暫くの間なるべく自室から出ないようにって』

 

「……ふーん。なあいずくちゃん。チャコちゃんって晩御飯の時居た?」

 

『えっ?……そういえば見てないや』

 

「なるほどね……ちなみに他の子達ってなんか様子変じゃなかった?」

 

『他の子……うーん特には……あ、そういえば女子達みんな妙に落ち着きが無かったというかソワソワしてたというか。かっちゃんも女の子になって行儀よく食べてたんだけど今日はすぐに食べ終わって外に走りに行っちゃったんだ』

 

「そうか……ずっと走ってたのか。それであんな汗だくで……」

 

『詭弁くん、もしかしてこの状況に心当たりあるの……?』

 

「おう。むしろ俺が原因っぽい」

 

『えっ!?どういう事!?』

 

「んぃ……俺にも実はよく分かってないんだよなぁ……ま、とにかく何時になるか分からんが皆にちゃんと説明するわ。悪いな急に電話して」

 

『べ、別に大丈夫だけど……詭弁くん、本当に大丈夫なの?』

 

「おう……コレは、俺が解決しなきゃなんねえっぽいしな。応援してくれると助かる」

 

『そうなんだ……詭弁くん、頑張って!僕に協力できる事があれば遠慮なくいってね!』

 

「んぉーう。そん時は頼りにするぜ。じゃ、おやすみ」

 

 そして電話を切った。時計を見れば既に9時を大きく回っている。なのに頭がクラクラするような眠気に襲われる事は無い。

 

「(ま、眠いものは眠いけど)」

 

 とにかく、相澤先生に連絡。それとミッドナイト先生と透にも連絡を取って、あとはモモちゃんとカッちゃんにも連絡をとってみるか。それからそれから……

 

 

 そうして夜は更けていった。

 

 




最後の方の要約:詭弁、人間辞めてた。そのせいで大きな異変が……!
ぶっちゃけ風呂敷広げ過ぎた感あるけど、まあダークネス次元だし!(脳死)

物間「女子達のあの様子、それとカッサカサの詭弁……あっ(察し)」
鉄哲「アイツなんでB組寮に居たんだ?」


慈愛の女神。塩崎茨。
戦いの女神。拳藤一佳。
シリアスとギャグの境界線を自由に行き来する女神。小大唯。
自由の女神(アメリカ的な意味で)。角取ポニー。
エロいプレイ妄想が捗る女神。取蔭切奈。
キノコ(意味深)の女神。小森希乃子。
拘束プレイの女神。柳レイ子。

B組の子は女神ばかりやなぁ……。えっ?偏見?


本当に全く関係ないんですけど、()()()()()()()色って良いですよね。褐色肌も真っ白肌も青肌も良き……。
ところであつ森ちょっとプレイしたんですけどナイルさん可愛いです。深い意味は無いです。
それとロボトミの続編も出ましたし色々大変だぁ。アンジェラ可愛い。深い意味は無いですよ本当に。ええ。マルクトちゃんが戦うシーン好き。


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詭弁君がとんでもない奇病を患う話 6

女の子が猿のようなセックスをするのは大変素晴らしい。

前回は♥️多すぎて自分でも読み辛かったので今回は控えめ(使わないとは言ってない)
徹夜テンションで書くから……

賛否両論あると思うけど俺は好きだよ。


 夜、相澤先生に連絡を取り、自分の今の状況と女医さんから言われた事全てを話した。

 

『……『進化』、か。厄介な事になってるなお前』

 

「んぃ……とりあえず今は病院からの連絡待ちなんですが、俺は暫く休んだ方が良いですよね?」

 

『そうだな。既に女子生徒の多くに症状が出ている。これ以上被害を大きくしないようにお前は寮から出るな。必要なものがあれば連絡するように。授業については無事な男子達から教えてもらえ』

 

「分かりました」

 

『……それと、本当はこんな事言うべきじゃないと思うんだが……お前の方で『治療』出来るようならキチンと説得してから『治療』するように』

 

「っ!?それって、つまり……そういう事ですか?」

 

『いつまでも授業に集中出来ないよりかマシだ。無論説得するのは自分だけの力でやれ』

 

「お、おっす……」

 

 電話が切れた。説得って……それは俺の現状全てを話す必要があるって事か?三時間に一回抜かないと金玉爆発するとか、話すのが恥ずかしすぎてかなり勇気居るんだが……。

 

 ……いや、俺のそんな下らない事情より、皆の方が遥かに辛い筈だ。バカな事だと罵られるのを覚悟して話すべきだ。俺が原因なのだから、嫌われる事も覚悟しなきゃ。

 でも、嫌われるのは嫌だなぁ。なんて、何人もの女の子と()()()()()しておいて何言ってるんだか。……今日は、もう夜も遅いから明日にするべきだろう。

 

 

 次の日。話に聞いてた通り女子達の様子がおかしかった。顔が上気して呼吸が荒い。一見すると風邪の様な状態だが、間違いなく皆発情していた。

 朝食を皆で食べている最中、でんちゃん(上鳴電気)がこそっと耳元で『なんか皆エロくね?』と囁く。実際エロいんじゃい。

 皆が学校に行く準備をしている中で、俺は暫く学校を休む事を伝える。

 

「なっ!?どうしたんだ急に!」

 

 いいちゃん(飯田天哉)がカクカクと妙な動きで事情を聞いてくる。そこで俺は手短にざっくりとした事情を皆に伝えた。無論、女子達に要らない迷惑を掛けないように所々省いて説明する。

 

「……つまり詭弁君が『進化』しているせいで皆に何らかの影響が出る可能性が高いから、暫くの間は寮に籠っている、と言う事か」

 

「んぅ、そういう事。昨日まで普通に出歩いてたから、色々手遅れの可能性があるけど……とにかく、その影響が自然に抜けるのか、或いは薬とかで抑えられるのかもまだ分かってないんだ。これ以上変な事にならないように籠ってる事にする。……本当なら、『新しい個性が発現した』とか皆に言うべきだったんだろうけど……ごめん」

 

「謝ることは無い!担当医から公言するのは避けるべきと言われてたんだろう?君はその指示に従ったまでだ!」

 

「にしてもスゲーな、個性二つ持ちとか!緑谷は入試前に突然発現したらしいし、もしかしてオレにも急に新しい個性が増えるんじゃね!?」

 

「上鳴に新しい個性が増えるとしたら、もっとアホになりそう」

 

「おま、ざけんな!!」

 

 ギャーギャーと騒ぎだす寮内。予想と違って受け入れムードな事に少し戸惑う。

 するといいちゃんが俺の肩を軽く叩いた。

 

「詭弁君、君が意図せず起こしてしまった事は悪い事なのかもしれない……だが、決してまだ取り返しのつかない事ではないんだろう?君の主治医も、何とかしようとしているんだ。君が一人だけで抱え込む必要は無い!困っている事があれば幾らでも力を貸そう!」

 

「いいちゃん……」

 

 やばい、泣きそう。クラス委員長マジ委員長。

 

「暫くの間学校を休むのなら、授業に追いつくのは大変だろう!オレが詭弁君の分までノートを取って、放課後にその日の授業を改めて一緒にやろう!」

 

「滅茶苦茶助かるぜいいちゃん!!俺いいちゃんになら抱かれても良いぞ!」

 

「なっ!!?君の性的嗜好をとやかく言うつもりは無いが!ボクは同性愛者ではない!!」

 

「分かってるって!例えだよ例え!……ん?『ボク』?」

 

「ご、ゴホン!それではオレも学校に向かわなくては!」

 

「あ、逃げた」

 

 そんなこんなでざわざわしつつも、皆学校に向かって移動していった。

 ピロン♪とスマホが鳴る。透からのLINEだ。

 

『一人でアレ、大丈夫?笑』

 

 透は俺を何だと思っているのか……。返答はピースマークだけを送った。

 

 

 ◆

 

 

 一人での処理は滅茶苦茶久しぶりな気がする……虚しい……。

 と、女の子の味を知ってしまった俺は誰も居ない寮の中、シャワーを浴びながら中々にゲスい事を考えてた。

 無論、何もやる事が無いわけではない。俺の中の新たな個性、『肉体活性(仮)』と対話をしなければならない。

 対話というのは比喩表現だが、とにかくこの個性の事を理解しなければならない。俺の身体が進化していってるのは、まず間違いなくこの個性が影響している。なら、もしこの個性を自在に扱う事が出来れば……今、苦しんでる子達を落ち着かせるフェロモン的な何かを放つ様に進化出来るかも知れない。

 

 

 そうして、俺は風呂場で瞑想する事にした。

 

 

 ちゃうねん。これはアレやねん。個性というのは自分らしさでしょ?ならつまり個性との対話というのは、自分との対話ってな訳よ。自分との対話って事はつまり自分の内側に意識を向ける事。そして自分の内側に意識を向けるって事は、いわゆる精神修行に繋がる訳よ。精神修行と言えば座禅を組んでの瞑想でしょ?更に言えば滝行とかも精神修行でしょ?流石に近くに滝は無いから、代わりの水場として風呂場で座禅組んで瞑想してる訳なんですよ。Q.E.D.

 

 俺は誰に言い訳をしてるんだ?

 

 と雑念だらけでまるで瞑想になっていないまま風呂場で座禅を組み続けていると、外で物音が聞こえた。外というか、脱衣所。

 脱衣所には洗濯機もあり、皆はそこで衣服の洗濯をしている。言うまでも無いが、当然脱衣所ごと男女に分かれている。

 そして基本的には洗濯は朝一か、あるいは夕方から夜にかけて一日に二回洗濯するし、場合によっては一日三回洗濯する。男子は14人も居るのだから、そりゃあもう洗濯する量も多い。

 まあ、何が言いたいかというと……既に朝一の洗濯して、洗い物は干しているのだから、脱衣所を漁っても朝一に洗濯物を出してないズボラな奴の衣服とかしか残ってないという事だ。

 ……あっ、今風呂入ってる俺の服もあるわ。というか既に授業が始まっている時間に男風呂の脱衣所に来てゴソゴソする奴は誰だ?泥棒?

 

 ソロリソロリと風呂場の扉に向かい、扉向こうで未だにゴソゴソしている者の正体を見る。

 扉をバンッ!と開け、脱衣所に飛び出る。

 

「貴様は誰だァー!!!」

 

「キャァァッ!!?」

 

 あら随分可愛らしい声……っていうか聞き覚えのある声。

 バタバタと逃げようとする相手を咄嗟に組み伏せ、その顔を拝見すると……

 

「……チャコちゃん?」

 

「あっ……詭弁君……ちゃうんやコレは……その……ちゃうねん」

 

 そこには昨日俺がK.O.(図らずも多大なるご迷惑をおかけ)した麗日お茶子その人が、俺の肌着を持っていた。

 

「えっ、保健室に居る筈では?」

 

「私、あんなんなってからずっとおかしくて……授業出れんし、リカバリーガールが部屋に戻れって……でも、詭弁君の匂いが忘れんくて……アカン思ってんけど……私……あぅ……私……変態になってしもぅたぁ……」

 

 事情を話すうちに、ポロポロと泣き出してしまったチャコちゃんから飛び退いて土下座をする。

 

「ふぇ……詭弁君……?」

 

「本当に申し訳ありませんでした」

 

 そうして土下座をしながら、俺の事を全て打ち明ける。

 

「……じゃあ、私がああなったのって……」

 

「全て俺が悪かったです。煮るなり焼くなり好きにしてください」

 

 あの時は知らなかったこととはいえ、女の子に大恥をかかせてしまった。それならその責任を取らなければならない。額を床に付けながら謝罪を続ける。

 

「……じゃあ、私は悪くないんやな?」

 

「はい」

 

「詭弁君が、悪いんやな?」

 

「仰る通りです」

 

「……じゃあ私の疼き、詭弁君が責任もって処理してくれるんやなぁ♥」

 

 チャコちゃんの声に粘着質な響きが混ざり、背中がゾクっとした時には遅かった。

 顔を上げた瞬間チャコちゃんの蹴りが俺の顎を撃ち、脱衣所の床に転がる。頭がぐわんぐわんと揺れ、立ち上がる事も出来ない。チャコちゃんが着ていた衣服を脱ぎ捨て、俺を仰向けにして跨る。俺はそもそもさっきまでシャワーを浴びていて全裸だったから、裸の男女が一組出来上がった。

 

「じゃあ、今から私らは恋人同士や♥恋人同士ならえっちしても問題ないなぁ♥」

 

「まって……チャコちゃん待って……」

 

「あだ名やなくて名前で呼んで♥お茶子って呼んで♥」

 

 どんどん呼吸が荒くなっていくチャコちゃん。こんな時でも勃起してしまう愚息が憎い……。

 

「ほーら、詭弁君のココも私とえっちしたいって言ってる♥……ね、私とスルの……嫌?」

 

「嫌じゃないです!!」

 

 ニヤァ……と口角が上がるチャコちゃん。待ってもうなんか性格変わってない?

 

「私な、昨日詭弁君の、汗の濃~い匂い嗅いでからず~っと軽イキ止まってないねんで♥セキニン取って?」

 

 チャコちゃんが腰を浮かして、ぐちょぐちょの大洪水を起こしている秘部を両手で広げる。それを見て、更にガチガチに勃起してしまった。

 

「……凄っ♥絶対私の指じゃ届かんトコごりごりするエッグい形しとる……♥入れたら絶対気持ちいぃヤツや♥」

 

「ぐぅ……待って……」

 

 顎を蹴られたせいで脳がまだ揺れている。足腰に力が入らない。

 

「私な、あんまお金持ってないやろ?だから休みの日はずっと部屋で寝てるか、オナニーばっかしてんよ♥️私のオメコ、私の指しか知らんのに……こんなゴツいチンポ味わったら、このチンポでしかイけんくなっちゃうやん♥️セキニン取って毎日オメコしに来るんやで♥️」

 

 チャコちゃんが俺のイチモツを掴んで、自身の蜜壷に宛がう。

 

「チンポ熱っつ♥️こんなん入れたらヤケドしそう……♥️」

 

「ちょっと待って……」

 

「待たへん♥️」

 

 そうして一気に奥まで腰を落とした。チャコちゃんの蜜壷は熱く絡み付き、奥はざらざらと吸い付き、それでいて根元はしっかりギチッと締まっている。チャコちゃんのおまんこは、男を悦ばせると言わず、もはや泣き叫ばせる為だけの搾精用おまんこだった。

 ぐらぐらする頭では足腰に力が入らず、我慢できずにチャコちゃんの中に精液を漏らした。

 

 ぶびゅっ!ビュルルっ!

 

「おひゅっ♥️はっ♥️はっ♥️入れた瞬間しゃせーするなんて♥️そーろーチンポはあかんなぁ♥️でも私も挿入した瞬間ガチイキしちゃうそーろーオメコやから……一緒に特訓しよな♥️」

 

 ぱんっ♥️ぱんっ♥️と腰を振って、更に精液を搾り取ろうとするチャコちゃん。その豊満な胸を押し付けながら、唇を奪われる。

 

「んっ♥️ふむっ♥️ぢゅるる♥️ちゅっ♥️詭弁君の味♥️ほんまエロいわぁ♥️もっとベロチューしよ♥️」

 

 がっちりと首に腕を回され、上からも下からも全部吸いとろうと言わんばかりに貪られる。

 貪られながらも、なんとか頭が回復してようやく足腰に力が入った。

 チャコちゃんの尻を掴み、勢い良く腰を叩きつける。

 

「ほお"っ!?♥️」

 

 背筋を使ってチャコちゃんを押し返し、騎乗位の体勢から正常位に持ってった。チャコちゃんの脚を掴み、結合部を開け広げる。

 

「ん"ひっ♥️詭弁君♥️この姿勢っ♥️めっちゃハズいんやけど!?♥️ほっ♥️ん"お"ッ♥️」

 

「このエロサキュバスっ!待てと言ってるのに勝手にチンポ使いやがって!」

 

「お"っ♥️イくッ♥️イってるッ♥️いやぁ♥️」

 

 チンポを抜き差しして、Gスポットを重点的に刺激する度にお茶子が潮を吹く。そしてイく度に腟内が蠢き、チンポに射精しろと迫る。

 

「ッ……ぐっ……出るッ」

 

「なかっ♥️腟内射精しろっ♥️腟内射精以外認めんよッ♥️」

 

 お茶子が脚を掴む手を振り払い、俺の腰をがしりとホールドする。そのままお茶子が上体を起こして首に絡み付き、耳元で舐めるように囁く。

 

「詭弁君の精液で私を孕ませて♥️」

 

 そんなこと耳元で囁かれて、脳が融けない奴とかおる?

 

 お茶子の腰を両手で掴んで、力の限り奥に腰を押し付ける。先程の漏らしたような射精じゃなく、間欠泉のように勢いのある射精がお茶子の子宮壁に当たる。

 

「お"ぉ"ッ♥️ひぐぁ♥️イきゅ♥️いっぱい熱いの奥に出てるッ♥️射精されながらいっぱいイくッッッ♥️」

 

 精液が噴出するのに合わせて子宮内が拡縮し、鈴口に吸い付いて更に射精を促す。腟内に射精しているのに、まるでバキュームフェラされているかのような底知れない射精感に骨抜きにされそうだ。

 中に大量射精されながらも、貪欲に精液を搾り取ろうと腰を振り続けるお茶子によって更に射精時間が伸ばされる。

 射精しているからと言って待ちの体勢でいると、本当に吸われ殺されかねない。トびかけている頭を総動員し、お茶子の胸や尻を攻める。

 

「ん"ん"ッ♥️イキながらおっぱいクリクリするの反則やぁ!♥️んふゥッ♥️こんなんアカンて♥️アカンてぇ♥️」

 

 更に激しく潮を吹きながら腰が大暴れするお茶子。ホンの僅かに、俺の腰をホールドしてる脚の締め付けが緩んだ隙を突いて、お茶子のクリトリスに指の腹を押し付ける。

 

「ひぎぃッ♥️今クリちゃん苛めんのアカンッ♥️あ"あ"あ"ッ♥️」

 

 ブシュッ!と一段強く潮を吹き、お茶子の身体がエビ反りしながら白目をむいて気を失った。その勢いで、漸く腟の吸い付きから解放されたイチモツがお茶子の中から抜け出し、ドロドロの精液がお茶子の顔まで飛んだ。

 

 たった一回の射精(正確には二回だか)で魂まで抜けるかと思った……。今まで色んな子をサキュバスって言ったけど、間違いなくダントツのサキュバスはお茶子だ。サキュバスクイーンだ。

 ガクガク震える腰に力を入れて、ぐちょぐちょに汚れてるお茶子をシャワーで洗おうとして立ち上がろうとした瞬間、お茶子の五指が俺の足に触れた。

 

 float...

 俺の身体が宙に浮いた。

 

「アカン♥️こんな気持ちいいの初めてや♥️もっと……もっと気持ち良ぉなろ♥️こんなトコよりもっと良いトコ行こっ♥️」

 

「ちょ、復活早すぎィ!!?」

 

 宙に浮かんでワタワタしている俺の脚を掴んで、風船のように引き連れながら脱衣所を出て共用スペースまで行くチャコちゃん。

 

「皆がいつも寛いでる所でオメコすんの……興奮せん?♥️」

 

「嘘って言ってよチャコちゃん!!?」

 

 精液をたらしながらリビングのソファに座るチャコちゃん。精液がカーペットに染むとかお構い無しだ。

 

「私な、チンポってどんな味するかずっと気になってたんや♥️私のクチで詭弁君のチンポ洗お?♥️」

 

「待って……ちょ、浮いたままか俺!?」

 

 そのままチャコちゃんの口の中に導かれるようにイチモツがしゃぶられた。俺は全身が浮いて一切の踏ん張りが効かない中、チャコちゃんの天然サキュバス口まんこに、水飲み器を咥えるハムスターの如くチューチュー吸われる。

 

「んぷっ♥️ちゅぷっ♥️ぐぷっ♥️ぶぷぷっ♥️ぷぁ……詭弁君のチンポ美味ぁ♥️こんな美味いモン一人占めはアカンよぉ♥️オヤツに毎日チンポチョーダイ詭弁君♥️」

 

「マジで言ってんのかサキュらかちゃん!」

 

 その小さな口の中にどうやって入るのか、イチモツが根元まで飲み込まれて喉奥でシゴかれる。

 

「ちゅぅぅ♥️じゅるるる♥️ぐぷぷっ♥️」

 

「くっ……ぁ……ぐぅ……!」

 

 身体が浮いたまま、腰をお茶子に抱えられてえげつない喉フェラされて射精感が込み上げてくる。

 

「チャコちゃん……ちょ、下ろして……っ!」

 

「んふぅー♥️嫌や♥️ザーメン私のお口の中に射精せな許さへん♥️」

 

 ぶぼっ、ぶぼっ、と下品な音を立ててチンポを啜る。

 踏ん張りも効かず、射精を我慢できるわけもなかった。

 

 びゅるるっ!ぶびゅっ!ぶびゅるるるっ!

 

「んぼッ♥️ん"ッ♥️ンッく♥️ジュルッ♥️ゴクッ♥️……ぷぁ!詭弁君のザーメンも美味しいなぁ♥️ザーメンでご飯イケそうや♥️」

 

 淫靡に笑いながらちゅこちゅことヨダレまみれのイチモツをシゴくお茶子。抵抗しようにも身体が浮いたままなのでお茶子にしがみつくくらいしか出来ない。進化できるんならこの状況に対応出来るように進化してくれよぉ!

 

 そうしてリビングのソファの上で激しいセックスを行い、再び俺を宙に浮かせながらお茶子の私室に連れ込まれる。

 

「あはっ♥️セックスする為だけに私の部屋に詭弁君いれてもーた♥️」

 

 一体どこからこんな体力が湧くのか、何度も激しく絶頂しているにも関わらずしっかりと二足歩行で歩くお茶子。対照的に俺はお茶子に精を吸われ、腰が動かず引っ張られるままに宙を浮いていた。

 そうしてお茶子の手によってベッドの上に軟着陸。

 

「ここでいーっぱいエッチしよーな♥️お布団や枕に詭弁君とのえっち汁かけまくって♥️毎日寝る時に詭弁君とのえっち思い出しながらオナって寝るわ♥️」

 

「トンでもないこと言いよる!」

 

 チャコちゃんそんなキャラじゃなかったじゃん……まさか、俺の匂いを嗅いだせいで性格まで変わった……?あり得ない話じゃない……現に俺だって狂暴的になったんだ。今のチャコちゃんみたいな性格に変化する可能性が……

 そこで最悪な事に気がつく。他の皆も、今のチャコちゃんみたいな性格に変化していたら……!

 

「今、他の子の事考えてたやろ?」

 

 お茶子が俺の上にのしかかり、首に手を掛ける。

 

「女の子はなぁ、そーいうのに敏感なんよ?今は私だけ見て♥️私で気持ち良くなろ?♥️」

 

 そうしてゆっくりと肉棒を挿入した。

 

 

 ◆

 

 

「すぅ……すぅ……んっ♥️もっと……えっちしよぉ……♥️」

 

「勘弁してください……」

 

 昼も過ぎ、午後2時。非常に激しいセックスをし続けていたが、お茶子が突如電池が切れたオモチャのように、俺の上でパタッと眠ってしまった。俺も今すぐに眠りたい。

 

「寝る前に水分補給……いや、栄養補給しないと……死ぬ……」

 

 もしここで寝てみろ。起きたときにはお茶子に再レイプされっぞ。確実に死ぬ。

 

「身体洗わなきゃいけないし……つーかセックスした後処理も……後処理!!?」

 

 そーいえば下のリビングでセックスしたし。トーゼン匂いもエグいだろうなー(現実逃避)

 

「現実逃避してる場合じゃねぇ!放課後皆戻ってきたとき超やべぇじゃん!!!」

 

 忘れかけてたが、俺の精液には性フェロモンが含まれている。先生お墨付きのヤツだ。そんなもの皆が嗅いだ日には……マジで腹を切って詫びないと。

 全裸のまま女子棟の階段を駆け下り、一旦身体に染み付いた精液やら愛液やら唾液やらを洗い落とす。

 リビングの窓全てを解放し、床にべとべとこびりついている精液を掃除。ソファに垂れた体液類も掃除。そしてチャコちゃんの部屋までの道中も全部掃除!!

 時間がなーい!!汗だくになりながら窓を解放していき、洗剤を撒いてモップ掛け。部屋の掃除くらいならしてるが、施設一つ分の清掃とか慣れてる訳無いだろ!

 文句を言っても始まらないので、自己暗示を掛けながら兎に角清掃していった。

 

「ファブ○ィィィィィーズ!!!」

 

 効くかどうかは知らんが藁にもすがる思いでファブる。そうこうしているうちに夕方。やべえよやべえよ、もう皆が帰ってくるよ……

 女子棟、共用スペース、脱衣所、お茶子とヤった場所を確認、(多分)ヨシ!逆にファブの匂いが違和感を覚えるけど、フェロモンが残るよりかマシ!そしてこの時になって気付く!俺、掃除に全力で飯食べてない!

 俺のバカモンと思いながら昼に寮に届いてたランチラッシュの弁当をリビングで食べる。もぐもぐ。

 

 そして一番最初に寮に戻ってきたカッちゃんと目が合った時、掃除に全力で取り組んだ為に汗だくになっていた事を思い出した。

 あっ、あっ、あっ、カッちゃんの目付きがみるみる変わって……

 

「ぐっ……っ!くぁ……っ!」

 

 カッちゃんがガクガク震える身体を両手で押さえていた。あーあ……鬱だ死のう。

 

「詭弁っ……テメッ……ンだこれはッ!」

 

「ごめんカッちゃんっ!後でぶち殺して良いよ!!」

 

 俺は半泣きになりながら風呂場に行く。幸いと言うべきか、窓は開け放っていたままだから俺の汗臭は換気されると信じたい。

 

「待てやボケッ!!!」

 

「なんで追い掛けてくるですかね!?」

 

 両手を爆発させながら追いかけてくるカッちゃん。キミ女の子になっても変わんないな!

 男子風呂の脱衣所にまで追いかけてきたカッちゃん。元男だから全く抵抗無いな!

 

「てめぇ、今オレに何したァ!!」

 

「ごめんなさいッ!!!」

 

 そしてカッちゃんに向けて土下座しながら、朝意図的に話さなかった部分を説明する。あれ、なんかデジャヴ。

 

「……ということで、俺の汗の臭いを嗅いだら……そういうことになってしまうんです……はい」

 

「……」

 

 カッちゃんが鋭い目をしながら、右手で俺の首を掴む。

 

「正直に答えろ詭弁……じゃぁ何でテメェは汗だくになってたんだァ?」

 

 左手に火花を散らしながら問いかける。そうだよね、ちょっと頭が回ればそういうことになるよね。何でそうなるって知ってて汗だくで待機してんだテメェってなるよね。少しもそういうことに頭を回さない俺は馬鹿野郎だね!

 

「答えろや!!!」

 

「ごめんなさい!!!」

 

 ……手短にとある女の子と()()()()()()になって、色々撒き散らしたアレやコレやを掃除してたら夕方になってて、お掃除終了♪してたら汗だくなのをすっかり忘れてた。

 という話を首を締められながら話す。ぶん殴られても文句は言えないですねハイ。

 ……カッちゃんの目の角度がどんどんつり上がっていく。その光景は、まるで断頭台のギロチンが引き上げられていく様を幻視した。

 

 少しの間カッちゃんに締め上げられていたが、突然パッと手を放されて脱衣所の床に尻餅を付く。

 

「……ケッ。バカらしい……とっとと風呂に入れやボケ」

 

 話は終わりだクソ口、とカッちゃんが外に出ていく。……あれぇ、何ともないの?

 

「ゴホッ……カッちゃん……」

 

「話しかけんなザコ」

 

 振り向きもしないまま、カッちゃんは脱衣所から出ていった。……嫌われてしまっただろうか。そりゃ、そうだよな。今の俺は、病原菌を撒き散らしているような物だ。嫌われて当然、避けられて当然。沢山女の子に迷惑かけておいて、嫌われないようにやり過ごそうなんて土台都合のいい話だ。皆の優しさにつけ込んで、なんて図々しいヤツなのか。自分で自分が嫌になる。

 

 ぐちゃぐちゃと鬱屈したまま、シャワーを浴びた。

 

「チャコちゃんココに服置きっぱなしやん……」

 

 

 

 

「はっ!はぁっ!く……ソ……ッ!」

 

 燃えるように熱く火照る身体を誤魔化すために我武者羅に走る。息もかなり上がっているが、立ち止まっていられない。立ち止まってしまえば、燃え盛る情欲に飲まれてしまう。

 

「オレは男だッ!オレは男だッ!オレは男だッ!!」

 

 血反吐を吐き捨てるように叫ぶ。大量の汗を流すが、それ以上に多くの熱い粘液が股から流れ出る。

 例え身体が女であろうと心は男だと思っていた。それなのに少し前から突如身体が溶け出すように、快楽を求めるカラダに変容していった。触れてもいないのに下腹部がじくじくと熱を持ち、気を抜けば男の身体に目を向けてしまう自分を自覚した途端死にたくなる程に自尊心が傷つけられる。

 そして、極めつけは――

 

「ンの……クソ口がァ!!!」

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()詭弁の全てが、自身の情欲を刺激する。詭弁の腕に抱きしめられたいと思う。詭弁の声で愛を囁かれたいと思う。詭弁の匂いを間近で嗅ぎたいと思う。色にぼやける自分を脳内で何度も爆殺する。

 情欲を振り払うために走り続けるが、身体に溜まった熱が更に下腹部に集まっていく気がする。幾ら思考を振り千切ろうとしても、雑草のようにしぶとく根付いた下らない考えが常に思考の隅に居る。

 『後処理で汗だくになるほどに激しい性行為を行った詭弁』

 今日は詭弁と、たった一人を除いて全員授業を受けていた。共同スペースには明らかに芳香剤を撒いた匂いが漂っていた。詭弁を追いこんだ脱衣所には女物の制服が落ちていた。三時間に一回()()しなければならない詭弁。誰が、何時、何処で行為を始めたのかを理解するのにさほど時間は掛からなかった。自身の身体がまだ男だった時、授業の為に更衣室で着替えていた際に詭弁の身体つきは何の気なしに覚えている。だが、今はその記憶が鮮烈に思い起こされ、()()()()に抱かれたという想像が自身の熱を更に加速させてしまう。

 

 喉が裂ける程に強く男だと叫び続ける。そうでもしなければ心が塗り潰されてしまう気がしたから。

 荒れ狂う欲望を解消する方法は一つだけだ。と蕩ける程に聞き覚えのある声が耳元で囁く……気がした。

 

「あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッッッ!!!」

 

 声を振り払うように両手を爆破し、更に走る速度を上げる。言う事を聞かないこの身体を一度ブッ壊しでもしないと、本当に間違いを犯してしまいそうだから。

 

「死ねクソ口ィィィッッッ!!!!」

 

 




賛否両論あると思うけど俺は好きだよ(原作ヒロインに別の男をブッ込むの)

チャコちゃんの一人称難しすぎ問題。私?ウチ?どっち?
気を抜くと『ウチ』と『私』が混ざってしまう……はっ!?まさか個性攻撃を受けているのか!?


クズ「チャコちゃん、オナニーしてんの?」

麗かお茶子「は、ハァ!??し、してへんし!!何言ってん!?」

正直お茶子「毎日寝る前に……あと休みの日とかは、わりとしょっちゅうしてん……」

サキュらかお茶子「詭弁君に処女あげてから、もう指じゃ物足りないんよ♥️な、今日もオメコしよっ♥️いっぱいしよっ♥️中イキさせまくってバカになろっ♥️」

クズ「ひぃ」


クズ「カッちゃん、オナニーしてんの?」

雄カッちゃん「あァ!?下らねェ事聞くな爆殺すっぞクソ口!!!」

TSカッちゃん「はッアァ!!?クソ下らねェ事聞いてんじゃねェよボケコラ殺すぞクソ口!!!」

クズ「カッちゃんってオナニー下手そうだよな(笑)」

TSカッちゃん「黙れや!!テメェより上手だわボケカス!!」

男子ズ ザワッ…

正妻系「詭弁さん、ちょっとお話が……」


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詭弁君がとんでもない奇病を患う話 7

ずっと温泉卵を食べ続けたいと思う今日この頃。ビックリするほど手が進まないぜ……。

小説情報から色々な事が見られるのは面白いですね。本編の方が捜索されててなまらウケる()
塩崎さんがメインヒロインじゃないけど皆見てって。


前回までのあらすじ!(適当)

色々あって三時間おきに一度射精しないと金玉が破裂する病気?に犯された詭弁。しかも精液には女性を発情させる性フェロモンが含まれていた。
両手がマヒしている詭弁の性処理を手伝った葉隠透、ミッドナイト先生と肉体関係を持ち、サポート科の発目明に性の喜びを教え込む。
両手が治った後も肉体関係は続いていたが、自身の内側の変化にはまだ気がついてなかった。麗日お茶子を保健室送りにした後、B組の女の子全員に攫われてとても激しいセックスをした。自分の内面の変化に激しく戸惑う詭弁だが、担当医から来た一本の電話によって自身による異変を知った。
頭がおかしくなる程に性に茹だった麗日お茶子に寮内で襲われ、その後処理に奔走する詭弁だが一歩及ばず爆豪勝己に見つかってしまった。カッちゃんに嫌われたと消沈する詭弁。だが一方で爆豪は詭弁の姿に性的興奮を覚え、それを誤魔化すために詭弁から距離を取るのだった。


 汗を洗い落とし終えた頃には、皆が寮に戻ってきていた。

 

「よぉ詭弁。ん?なんだ風呂に入ってたのか?」

 

「おう、ちょっと掃除してたら汗かいてな……」

 

 でんちゃん(上鳴電気)が俺の肩を組みながら髪の匂いを嗅ぐ……ん???お前そんな距離近づいてきてたっけ?

 

「ちょ、でんちゃん?」

 

「ン?おおワリぃな」

 

「詭弁君!今日の分のノートをしっかりまとめてきたぞ!」

 

「お、おう助かるいいちゃん!」

 

 そうしていいちゃん(飯田天哉)と共にリビングのテーブルで今日の授業でやった内容を教えてもらう。俺の隣で。

 

「……何で横に座るん?」

 

「ムっ、嫌だったか?」

 

「……イエベツニ」

 

 別に、普通こういう時は正面に座らないかなって思ってるだけだから気にしないで?

 

「詭弁、分からない所があれば聞いてくれ」

 

 椅子に座っている俺の後ろから抱き付いてくる様に顔を近づけるしょーちゃん(轟焦凍)。待って。待って。なんでお前らそんなガンガン距離つめてくるん!!!?

 乙女ゲームの主人公にでもなったかのように男子達からの肉体接触が激増した。軽くホラーだよこれ。

 そんな状態なのに、まるでそれが当たり前かのように振る舞う他の男子達。ふみちゃん(常闇踏陰)黒影(ダークシャドウ)が俺の膝の上でゴロゴロしている。いつの間に別の世界線跨いでたんでしょう。鳥肌がおさまんねえ……。

 いいちゃんによる勉強会が終わったと同時に自室に逃げ込む。()()()()()と言う事がここまで怖いと知らなかった。何故俺は男子にモテてるん?あれをモテるというべきか……?

 女の子成分が欠乏して禁断症状が出始めた頃に、自室の扉をノックする音が響く。

 

「ど、どなた……」

 

「詭弁、ちょっといい?」

 

 扉の覗き穴から外を窺えば、ジロちゃん(耳郎響香)が小さいポーチを持って立っていた。な、何の用だろうか……。

 

「どうしたんジロちゃん」

 

「……今朝話してた事についてなんだけど」

 

 心臓が跳ね上がる。

 

「詭弁の身体が色々あって、周りに()()があるんでしょ?その()()について……部屋の中で詳しく聞かせて」

 

「で、でも……」

 

「いいから。ドア開けて」

 

 ジロちゃんも自身の身体に起こっている事は理解している筈だ。それなのに態々男の自室に入るなんて……いや、逆にそんな状態で自分の部屋に男を招きたくないだろうし、共用スペースで話すような内容でも無い。なら俺の自室に直接向かう方が良いと踏んだんだろう。現に逃げ場は無い。

 ……外開きの扉の鍵を開け、ジロちゃんを迎え入れ――

 

「ばぁ♥」

 

 天井から、ほぼ全裸のお茶子が逆さにぶら下がってきた。

 余りにも予想外の出来事に腰が抜けて座り込んでしまい、その隙に扉が開け放たれた。

 

「へ、ぇ……?み、皆?」

 

 扉の外には、死角に隠れていたのかA組の女子全員が揃っていた。

 尻もちをついている俺の腕を引っ張り、部屋に入るジロちゃんとつーちゃん(蛙水梅雨)。続いて入ってくるみっちゃん(芦戸三奈)とモモちゃん。モモちゃんの腕から延びる縄に括られた透とお茶子が全員部屋に入って、扉が閉められる。さっきから色々あり過ぎてちょっとツッコミ追いつかないよ?

 

「さて、ではここに裁判の開始を宣言します。被告人、前へ」

 

 モモちゃんがカウチソファに腰かけ、なんか宣言した後にジロちゃんとつーちゃんによって部屋の中心に投げられる俺。

 

「なにが始まるん……?」

 

「それでは検察官、訴状を」

 

「はい、被告人は将来を約束した幼馴染がいるにも関わらず数多の女性にちょっかいを掛けた上、その一部の女性と既に肉体関係に至っています」

 

「んぃ……なにこれ……」

 

 検察官と呼ばれ、訴状?を述べるみっちゃん。

 

「彼が幼馴染及びアタシたちに与えた精神的苦痛は計り知れないものであり、被告人に自身の状況の開示と謝罪、そして賠償を要求します」

 

「はい、では次に証人喚問に移ります」

 

「裁判の流れめちゃくちゃじゃねぇか……」

 

「被告人はお静かに願います」

 

 刑事裁判でも民事裁判でもない独自の方式で裁判?は続いていく。罪状認否がねえぞ。

 

「それでは証人の葉隠さん、前へ」

 

 宙に浮く制服に縄が繋がれたようにしか見えない。なにやってんの透……。

 

「えっと……詭弁の手がマヒして使えない時の話なんだけど……その時から詭弁は奇病?に犯されてて、定期的にせ、精液を出さないと爆発して死ぬって聞いて。ちょっとオナニーの手伝いだけするつもりだったんだけどー……詭弁に押し倒されちゃって、後は流れでヤっちゃった♥️」

 

「なんて事を言ってるの透ちゃん!?」

 

「その時に『透、俺とセックスするのは嫌か?』って耳元で囁かれて、すっごい興奮したよ♥️」

 

「被告人、それは本当ですか?」

 

「ひぃ……ほ、本当です……」

 

 モモちゃんの目が凄い怖い。普段通り微笑みを携えた柔らかい目付きだというのに、不思議だなぁ。なんでやろなぁ(白目)

 

「……分かりました。それでは次の証人の麗日さん、前へ」

 

 全裸に布切れを掛けただけみたいな、ファッションと呼ぶにはあまりにも原始的な姿のお茶子が前に出る。キミなんで服をまともに着てないん……?

 

「あんなぁ~、昨日詭弁君と二人で組み手してた時になぁ~、甘くてツンとくる汗の臭いが詭弁君からしてなぁ~、その臭いを嗅いでから私のお腹がきゅんきゅんしまくってなぁ~、気がつけば保健室で寝ててんけど、ず~っときゅんきゅんし続けてめっちゃ辛かったわぁ~」

 

 まるで酔っぱらっているかのように語尾を伸ばして話すお茶子。……本当に酔ってないだろうな?

 

「ほんで今朝寮に戻ると、詭弁君の臭いが男子風呂の方からしててなぁ。身体が勝手にそっちに向かってって、思わず詭弁君の肌着掴んでもうてなぁ。……そしたら急に風呂から全裸の詭弁君が飛びかかってきて……あとは流れでえっちしてもーた♥️」

 

「ちょ、風呂入ってるときに脱衣所から物音が聞こえたから捕まえようとしただけ……」

 

「でも詭弁君、えっちしてる時『孕めぇ、孕めぇ』って精液中に出したやろ♥️」

 

「被告人?」

 

「それは…………事実です……」

 

 お茶子の部屋で盛り上がって、テンションが最高潮に達した時の話なのだが。まあ言ったことには違いない……つくづくクズやん俺は。

 周りの女子達から刺さる視線が怖くて顔が上げられない。全身に拘束具を着けられたかのように重くのしかかる。

 

「では判決を言い渡します。被告人は有罪。自身に起きた出来事を全て包み隠さず話す事。何か異論はありますか?」

 

「……何も無いです」

 

 まるで本当に死刑を受ける直前になったかの様な恐怖が身を走る。しかしそれも一瞬。もはや諦念の境地に至った俺は、頭を伏せたまま自身に起きた事全てを話した。担当女医と看護師と致した事、透とミッドナイト先生と致した事、その後も肉体関係が続いている事、B組の女子達とも致した事、そしてお茶子と致した事、全てを。

 クズ野郎と罵られても、殴られても、全てを甘んじて受け入れるしかない。それほどまでに酷い事をしているのだ。

 

 

 …………?なんか反応が無いな……?ちらっと顔をあげて周りを見ると、全員の顔が真っ赤に染まってあちこち忙しなく視線が動き回っていた。あるぇ~?なんか思ってた反応と違う。

 

「え、えーっと……ど、どうするの?なんか思ってた数より遥かに多かったんだけど……」

 

「う、ウチらも……スる?」

 

「ケロっ……でもそういう関係はもっと()()()()した方が……」

 

「し、しかし詭弁さんが原因と言うのなら詭弁さんに責任を取ってもらう方が……それに今更詭弁さん以外に抱かれたくはありませんし……

 

 みっちゃん、ジロちゃん、つーちゃん、モモちゃんがこそっと顔を突き合わせて会議をしている。

 

「なぁ詭弁君、私以外にも色んな子とオメコしてたんやなぁ?」

 

「ゴメンナサイ……」

 

「責めてる訳や無いよ?でも……私、詭弁君のチンポ無しじゃ生きられへんで?♥そこは責任とってな?」

 

「どうしろと……」

 

 するとお茶子がニコニコと笑いながら左手で○を作り右手人差し指をズコズコ入れるハンドサインをした。

 

「毎日頼むわ♥」

 

「んな無茶な」

 

「あっ、私も入れて!」

 

 縄で縛られていた筈の透が俺に抱き着いてくる。

 

「縄抜けの術、練習してたんだよー!」

 

「忍者か貴様」

 

「んー……房中術って興味ある?♥

 

「っ!?」

 

 房中術とはエロい事で相手を堕とし、情報やらなんやらを割らせる性技である(エロ本調べ)。いや、実際はそういうモノじゃなくて『男女の交わりは節度を持ってやりましょう』という教えに近いモノって知ってるんだけど!そういうモノって知ってるんだけど!期待しちゃうじゃん男子高校生はさぁ!!!

 とか思ってたら引き摺り倒されて、あっという間に上下の衣服が脱がされた。

 

「房中術の一、『福葉木(ふくはぎ)』。服を剥ぐから福葉木(ふくはぎ)なんて安直だよねー」

 

「待って今どうやって俺の服脱がしたん!?」

 

 そりゃもう気が付けば全身丸裸だったよ。何でよ。忍者なの?透ちゃん本当に忍者なの?

 

「あ、半勃ちしてる……♥」

 

「チャコちゃんにあんな事言われた上に透の透明柔らかおっぱい押し付けられたらこうもなるわ!」

 

「名前呼び……」

 

(いヒャ)い!(いヒャ)イっ!!ゴメンてお茶子ぉ!」

 

 チャコちゃん……お茶子に頬を抓られる。うう……ここ最近で俺のあいぜんちちー(アイデンティティ)がズタボロだよぉ……。

 

「いーや許さへん♥またオメコしよぉな♥」

 

「体力無限かよぉ!」

 

 お茶子ちゃん朝からお昼過ぎまでおせっせしてましたよね?今夕方とは言え、そんな時間経ってないですよね?ねえ?またサキュらかマンコに搾られたら精液一滴残らず吐き出しちゃう……。

 

「ちょ、ちょい待ち……普通そういうのって()()でしょ?う、ウチらから……」

 

「ケロっ……!?でも、いきなり()()大きさは色々ヤバいわ響香ちゃん……!」

 

「で、でもアタシもうかなり限界……かも……」

 

「わ、ぁ……詭弁さんの……アレが……!」

 

 ジロちゃん、つーちゃん、みっちゃん、モモちゃんが手で顔を覆いながら(指の隙間から思いっきり見てるけど)俺のアレをどうこうしてる。

 

「んー順番かぁ……そうだね、順番だって言うんならそうかも。でもさ皆、()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「「「「 ッ!? 」」」」

 

 着たままでもセックス出来るだろJK……というツッコミは、本当にいつの間にか全裸になっていた透の透明な手によって遮られた。いや、本当にいつの間に脱いでたん……?

 

「じゃあ透ちゃんの次は私やー!♥」

 

 スポーン!と擬音が立つ程に豪快に着ていた布を自ら剥いだお茶子。プルンとぷにぷにおっぱいとお尻が曝け出される。う、ウラビューティー……。

 あぅあぅ言っている四人を後目に、俺の上に跨る透。俺の頭を脚に乗せ、その豊かな胸を揉ませるお茶子。上下から感じる柔らかな女の子の感触に俺のイチモツは否応なく更に勃起する。

 

「詭弁の金玉もイライラしてきたんじゃないのー?♥私の準備万端トロトロおまんこで好きなだけびゅーっ♥びゅーっ♥って精液吐き出していってね♥」

 

 透明な尻肉によって愛撫され、完全に俺も準備万端になってしまった。透の言う通り金玉は更に精子の製造速度を上げて、むずむずイライラしている。率直に言って、ヤバい。

 

「えぇなー、詭弁君の濃いザーメン受け止めるとか絶対きもちぃーヤツやん♥私のオメコにも残しといて♥」

 

「えー?どーしよっかなー♥」

 

 透明尻肉に挟まれ、そのまますべすべもちもちの尻肉が左右に振られる。うぅ……透の焦らし方もドンドン進化してる……。

 

「せや!詭弁君が射精したら交代せん?詭弁君も、色んなオメコの味比べ出来て嬉しいやろ?な?」

 

 名案思いつきました!と手を叩いて提案するお茶子。死ぬまで搾精される未来しか見えない。

 

「う、麗日さ……それは……」

 

「えー?じゃあ詭弁君がイってもチンポ渡さへんよ?いいの?皆もオメコ辛いんやろ?」

 

「っ……」

 

 部屋には透とお茶子以外のメス臭も漂い始めている。……女の子の匂いを嗅ぎ分けられる俺って一体……。

 

「詭弁君のチンポはえぐいんやで?♥ほら見てみ?指じゃぁ絶対届かへんトコまでゴリゴリしてくれるカッコいいチンポやろ?♥それに詭弁君も手馴れてるから、弱点見つけてグリグリ攻めるのめっちゃ上手いんや♥手でクリちゃん弄るのとは訳が違う、本気のメスイキさせてくれるえっちなチンポなんやで♥」

 

「何でお茶子が俺のチンチンPRしてるん……」

 

「詭弁のセックスは凄いよー♥ギュッて抱きしめられながら一番奥をグリグリされると『女の子に生まれてよかったー♥』ってなっちゃうんだからね♥それに一番気持ちいいのは膣内射精される時かなー?♥凄い熱っつい精液が子宮にびゅぅーっ♥びゅるるーっ♥って出されてるのが分かっちゃうくらい勢いよく出るの♥もーオモチャじゃ満足できないよー?♥」

 

「何で透まで俺のセックスPRしてるん……」

 

「「気持ち良い事は皆でシェアしようかと」」

 

「天然サキュバス感ヤメロぉ!」

 

 お茶子と透の要らんPRによって皆の目つきが更に変わっていく。

 

「……あと一歩ってとこやね♥」

 

「じゃあ実際にセックスするとこ見れば一発っ……んぎっ!♥」

 

 透が勢いよくイチモツを挿入して、中がキュゥキュゥ締め付けられる。透の膣内も抱くたびに具合が良く……というかお茶子と同じように、まるで精液を搾り取る為だけについているかのような肉付きだ。まさかと思うけど俺のせいで膣が()()した……?

 

「ふっ、ふぅーっ♥ほら……女の子なら、ちゃんと詭弁のデカチンポ全部飲み込めるように出来てるのっ♥皆もホラ、エロくなろ♥」

 

「なあ詭弁君♥これだけちゃんと頑張ってる葉隠さんに()()せんでええの?詭弁君の為に説得手伝ってるんやで?()()せなアカンやろ?♥」

 

「くぅっ……感謝……お礼……っ」

 

 頭がピンクの靄に染まっていき、セックスする事と射精する事しか考えられなくなってくる。そうだ、こうして俺の為に骨を折ってくれる透に感謝しないと……感謝……お礼……。

 

 透明腰肉をガッと掴み、思いっきり下から透を突きあげる。

 

「ん”お”っ♥♥♥」

 

 ぱんっ!ぱんっ!と肉同士がぶつかり合い、膣内で大暴れする。ガチガチに勃起した肉棒が透の一番大事な所を容赦なく突きあげ、その反動で腰が浮き上がったら入り口付近のザラザラした所を擦り上げながら引き戻す。

 

「お”っ♥ぐっ♥ふぎっ♥ほお”ん♥」

 

「あはっ♥コレな、騎乗位って言って……自分の体重全部がおまんこの一番奥の大事ぃーなトコに突き刺さってくるエッグい体位や♥こんなんされたら皆詭弁君の肉奴隷待ったなしやぁ♥」

 

「あ”ぅ♥すごぃ気持ちい”い”っ♥オカシくなるっ♥くらいっ♥きもち”い”い”からっ!♥」

 

 透との透明な接合部からいやらしい粘液がビチャビチャ跳ねる。

 そして突き上げるたびに膣内がぐにゅぐにゅ動き、射精しろと言葉なくねだる。

 

「お”ぐっ♥ふぉ”♥ん”ぁ”ぁ”っ♥イ”っ♥ひぎぃ”♥」

 

 更に激しく腰を動かし、一番奥に射精しようと限界以上に肉棒が怒張する。

 

「お”っ♥お”っきぃ♥詭弁っ♥前よりもっと大きくないっ?♥」

 

「っ……知……らん……っ!透の中も前よりっ……エロくなってるじゃねえかっ!」

 

「ん”ゅ♥分かんないっ♥けどっ♥気持ちいいならっ♥いいやぁっ♥」

 

 ぶちゅっ!ずちゅっ!と激しいセックスの音が部屋に響く。やば……もう出そう……っ。

 

「中っ♥今日も膣内射精っ♥私も赤ちゃん欲しいっ♥♥♥」

 

「っ!!!このスケベJKっ!!そんなに欲しいなら一番奥に大量射精してやるっ!!」

 

 透の両腕を掴み、全身を使って更に深く精を送り込もうとする。

 

「詭弁っ♥きべんんっ♥好きぃ♥えっちも♥全部好きぃ♥」

 

「中に射精すぞ透っ!!俺の子供産めっっッ!!!」

 

 ぶびゅるるるるるるるっ!!!ぶぶびゅぅぅぅぅっ!!

 

 金玉の中でパンパンに製造された精液が、ガンガン突かれて入口が緩んだ子宮の中に直接送り出される。膣内がにゅるにゅる動き、竿に精液を残さないと言わんばかりに吸い付いてくる。

 

「ほ……♥ふぃ……♥」

 

 気を失ったように床に倒れた透は、ちゅぽん♥といやらしい音を鳴らして膣からイチモツが抜け、大量の精液がこぷっ、と音を立てて股から零れ出ていく。

 

「はっ……はっ……♥ま、マジであんな精液出るもんなの……?♥」

 

「う……わ……エッロ……♥」

 

「ケロォ……ん……くぅっ♥」

 

「あ……あぁ……♥」

 

 激しいセックスを見て腰が抜けたのか、床に座り込むジロちゃんとみっちゃん。そしてつーちゃんとモモちゃんは誰が見ても分かるほどに発情しきって、腰からドロドロとした粘液が垂れ流れている。

 

「ほら皆、詭弁君のザーメンの匂い嗅いでみ?クッサイ匂いやけど病みつき間違いなしやで♥この匂い嗅いだら、どんな子もすぐに子作り準備万端になるんやって♥」

 

 透の股から零れる精液を指にとって舐めるお茶子。

 

「それに味も……んっ♥美味っ♥全身が悦ぶのが理解るわぁ♥」

 

 そして倒れている俺の横で四つん這いになり、自身の蜜壺の奥が見える様に両手で広げて見せるお茶子。

 

「ほら、詭弁君♥詭弁君の交尾見て私も精液ココに欲しいなぁ♥種付けオメコして?」

 

「オネダリ上手スケベお茶子!!!そんなエロい事誰から教わったっ!?そんなに種付けされたいなら望み通りしてやるよォ!!!」

 

「ん”ほぉ”♥」

 

 お茶子の背中を抑えつけてのケダモノ後背位。深い所までしっかり包み込まれ、奥の子宮口を亀頭が軽く突き抜けているのが分かる。

 

「お”っ……お”ぉ”……♥詭弁君に大事な所抉じ開けられてもーた……♥赤ちゃんのお部屋チンチンで直接犯されてるぅ……♥」

 

 亀頭がヌルヌルの柔らかいスポンジに吸い付かれているようだ。お茶子は前からするのと後ろからするのじゃ中の感触が全然違う。抜く時に膣内でくぽっ、と音を立てて離れ、突き入れる時にぷぢゅっ、と吸い付く子宮がまた非常に気持ちよい。

 

「ふぁ……あんな……嘘でしょ……?♥」

 

 ジロちゃんが無意識にか、制服の上から自身の秘部を擦り始める。

 お茶子が振り返って俺の目を見、口元をにやぁと歪めている。目だけで何を求めているのかが分かってしまうのが憎い……。

 

「んあ”ぁ……っ♥」

 

 お茶子の右脚を持ち上げ、ジロちゃんに結合部が良く見える様に大きく股を広げる。お茶子の身体が柔らかく、ほぼ180度開脚も無理なく行うことが出来る。

 

「っ……!」

 

「あひぃっ♥コレっ……ヤバぁッ♥」

 

 更に違う所が刺激され、()()()()()()事を意識してお互いが深い快楽を貪る。

 ゴリゴリと弱いところを攻めながら射精感を高めていく。

 

「くぅ……お茶子……そろそろ……」

 

「んあっ♥あひっ♥え、ええよっ♥いっぱいっ♥中にびゅぅっ♥してぇっ♥」

 

 お茶子の足を抱えている姿勢から、一気に身体を密着させてお茶子の肩から脇を抱きしめて深く入れ、一番奥で射精する。

 

 ぶびゅるるるるるるるっ!!!ぶぶびゅぅぅぅぅっ!!

 

「お”……ふぁ……♥熱い……ぃ♥」

 

「ッ……はっ……」

 

 透に射精した一発目とほぼ変わらない量と濃さの精液がお茶子の大事な部屋の中に押し込まれる。お茶子からイチモツを引き抜けば、射精しきれてなかった精液が飛び散り、お茶子の身体を白く汚した。

 

 お茶子の身体が脱力して床に横たわる。荒れた呼吸を整えていると、イチモツから精液が垂れて床にこぼれそうになる。

 あっ、と思ったのも束の間、長い舌がベロッと精液をなめ取っていった。

 

「つ……ゆ……ちゃん……」

 

「んっ……こくっ……ゲコッ♥️詭弁ちゃん……ごめんなさい♥️」

 

 つーちゃんがぴょんと飛び掛かってくるので、俺はつーちゃんを優しく受け止めた。

 

「ケコッ……ほんとはイケないって思ってるのに……身体が熱くて……切ないの……。詭弁ちゃん……♥️」

 

「っ……!ちゅゆちゃん、挿れるよっ……」

 

「うん……♥️優しくお願い♥️」

 

 飛んできたつーちゃんを抱え、駅弁スタイルで挿入する。膣の入り口はキュゥッと締まって、中はヒダがぬらぬらと舐めるように蠢く。ミミズ千匹ってヤツだ。

 

「苦しくないか?」

 

「ケロッ……♥️凄く……気持ちいいわ……♥️力……入らない……♥️」

 

「……じゃあ、尻はしっかり支えてやるからな?頑張って抱きついてくれよ……っ!」

 

「ケロォっ!?♥️♥️♥️」

 

 むにゅむにゅの尻肉を掴み、奥までしっかり挿入しきる。抱き付いてくる太もものむっちり感と胸のぽよぽよ感がとても気持ち良い。

 

「全部入ったよ……痛くない?」

 

「ケロ……痛くはないわ……むしろ……♥️」

 

「もっと激しく突かれたい?……えっち」

 

「っ……♥️」

 

 お望み通り、音が鳴るほどに強く突き上げる。そして突き上げる度につーちゃんがいやらしい喘ぎ声を上げ、情欲の火が更に燃え盛る。

 

「あっ♥️んっ♥️ひゅっ♥️あっ♥️まっ♥️待って♥️激しいっ♥️」

 

「ここ突かれるの好き?」

 

「はっ♥️あっ♥️そこっ♥️好きっ♥️好きぃ♥️ケロッ♥️んっ♥️」

 

 感情が高ぶったのか、その長い舌を俺の上半身に巻き付ける梅雨ちゃん。普段はクールで感情をあまり表情に出さないあの梅雨ちゃんが、今は俺のイチモツによって快楽に歪んでいる様は有り体に言って、かなり()()物がある。

 梅雨ちゃんの唇を奪いながら、射精の準備に入った。

 

「んっ♥️ふぅん♥️んっ♥️ちゅ♥️ふぅ♥️あんっ♥️」

 

「そろそろ……出すよっ……!中に出して良い?」

 

「ふぁ♥️あっ♥️いいわ……よ♥️中に……射精してっ♥️」

 

「っ!出すぞっ!中っ……しっかり締めろっ!」

 

「あっ♥️あっ♥️あああぁぁぁぁ~っ♥️♥️♥️」

 

 梅雨ちゃんの膣奥に大量射精。膣全体でジュルジュル吸い付いてくるから非常に勢い良く精液が出る。

 

「っっっ~~♥️♥️♥️ぁ……♥️」

 

 大量の精液を膣内で受け止めた梅雨ちゃんは、そのまま眠るように脱力して床に転がった。

 

「つ……次はアタシっ!」

 

 飛び付いてくるみっちゃんに押され、カウチソファに座る。みっちゃんの金色の瞳が非常に近く、その瞳に写る自分が見えるほどに近い。

 

「……危ないから飛び付いてくるの無しにしてくれ」

 

「え、えへへ……ごめんね?でも……アタシのココ……堪えられなくなっちゃった……♥️」

 

 そう言って両手で俺の右手を掴み、自身の股に押し当てる。下着の上からだというのに、びちょびちょのぬちゃぬちゃに濡れていた。

 

「ん~?()()じゃぁよく分からないなぁ~。ちゃんとドコか言ってごらん?」

 

「むぅ~、イジワル。……あ、アタシのお、おまん、こ……詭弁のチンポで、イジメて……?」

 

 下着を下ろし、スカートをたくしあげながら涙目でオネダリするみっちゃん。スーパースケベ大賞。

 

「よくできました……っ!」

 

「あっ、ひううぅぅっ♥️」

 

 カウチソファの上で抱き寄せ、そのまま三奈を上に乗せたまま奥に挿入する。三奈の中は兎に角キュゥキュゥ締め付けてくるのだが、ぬるぬるの愛液が大量に分泌されていて、そのキツさとは裏腹にあっさりと奥まで届いてしまった。

 

「あっ……くっ……苦しい……♥️」

 

「苦しい?じゃぁ慣れるまでちょっとゆっくりしてようね」

 

 そう言いながらゆっくり小刻みに腰を動かして、三奈の膣内を慣らすようにかき混ぜる。

 

「ふぎゅぅぅぅ♥️ぐりぐりダメぇ……♥️」

 

「気持ち良くない?」

 

「気持ちっ……♥️よすぎるから……♥️ダメぇ……♥️」

 

 三奈の膣内が更に熱くなり、愛液の分泌も更に増える。結合部は既に溢れ出た蜜でいっぱいだ。

 

「三奈の中、凄いぬるぬるしてる」

 

「いっ……言わないでぇ……♥️」

 

 小刻みに動かしているだけなのにぶちゅぐちゅと音が鳴る。そして音が鳴る度に三奈のピンク肌が更に赤く染まる。

 

「はっ♥️あっ♥️音ぉ……恥ずかしいよぉ……♥️」

 

「凄い興奮してるって皆にバレちゃうね。ぐちゅ、ぐちゅ、ヤらしい音止まんないね」

 

「あっ♥️ダメっ♥️言わないでよぉ♥️」

 

 座位のまま、三奈の胸や尻を触る。ダンスをしているからなのか、程よく筋肉のついた揉み応えのある肉付きをしていた。

 

「はぁっ♥️まってぇ♥️おかしくなるっ♥️頭溶けるぅ♥️」

 

「三奈の可愛いところ……もっと見せて……」

 

「あぁ♥️あ~っ♥️それずるぃっ♥️詭弁ずるいぃ♥️」

 

 三奈の背中や太ももを愛撫しながら、肉棒で子宮口をこねるように突く。気持ち良すぎて全身の力が入らないのか、俺に一切されるがままだ。蕩けた表情の三奈の唇を奪う。

 

「んっ♥️んふ~♥️んむっ♥️んみぅ♥️んむぅ~♥️」

 

 全身の力が抜けている三奈だが、キスだけでも優位を取りたいのか積極的に舌を絡めてくる。さっきから何度も膣が締め付けられて、三奈がイキ続けているのがよく分かる。

 

「まだ準備運動だぞー?そんなイってていいのか?」

 

「んへぇっ!?♥い、イってないし……!♥」

 

 トロトロに溶けた表情で舌を垂らしながらよく言えるな。

 

「じゃあそろそろ本気セックスやって良いな?」

 

「本……気……っ♥ぁ、ま、待っ――」

 

「待たない……っ!!」

 

 三奈と俺の身体の位置を入れ替えてカウチの上に寝かし、イチモツを大きく引き抜いて激しく突き刺す!

 

「お”ぉ”っ~~~♥」

 

 突き刺した勢いで、どっろどろの愛液が白い泡と共に結合部から噴き出す。

 激しいピストン運動で三奈の膣内を擦り上げる。ギュウギュウなのにヌルヌル滑るから一気に射精感が高まる。

 

「中、凄い熱く締め付けてくるなぁ」

 

「ひっ♥いっ♥あっ♥あっ♥あっ♥まっ♥イっ♥イぃっ♥」

 

 三奈の腕や脚が首と腰に絡まるが、お構いなしにパンパンと腰を撃ち付ける。

 

「んっ♥んっ♥ひぃ♥んっ♥んあぁ♥あぁ♥あっ♥あっ♥」

 

「出すぞっ……!」

 

「あっ♥あ”ぁ”ぁ”ぁ”~~~~~っ♥♥♥」

 

 最後の最後で一番の締め付けで精液を子宮で搾り取る三奈。ガッチリとホールドされた脚から漏れ出た愛液と精液の混合物がカウチソファに零れ出る。

 

「あぁ……♥はぁっ……♥気持ちよすぎて死んじゃうかと思ったぁ……♥」

 

 精液を全部出し切る頃になってようやく手脚での拘束が外れる。

 大量射精を短時間で4回もしてるのに、未だに萎える気配が無い。それどころかまだ出したいと思っている……これ、さては金玉も進化したな?

 バキバキに勃起している肉棒をぶら下げながらカウチソファから降りれば、細長いイヤホンコードが金玉に伸びて来た。

 

「あっ……♥う、ぁ……♥精子作ってる音……すごっ……♥」

 

 コードの先に視線を向ければ、自分の胸と股を弄ってオナニーしているジロちゃんが淫欲に濡れた目で俺の肉棒を見ていた。

 

「……ほら、ジロちゃん。夢にまで見た勃起チンチンだよー」

 

「はっ、は……ハァ?そんな……見てないし……♥」

 

「嘘つけ、合宿ん時一番ガッツリ見てたのジロちゃんじゃん」

 

「は!?見てないしっ!」

 

 口では気丈に振る舞ってるけど、イヤホンは俺の玉を擦ってるしジロちゃんの手は自分の股弄りながら俺のイチモツ突っついてて大変素直じゃないんだからなーもー。

 

「あの時の勃起率が大体60%だったら、今は120%ってところかなー」

 

「う、うるさいっ!だから何なの!?」

 

「俺さ、ジロちゃんとセックスしたいなー。ジロちゃんのオナり続けてトロトロになったおまんこにガチ勃起チンチン入れて気持ちよくなりたいなー」

 

「あっ、バカ……っ♥顔に……擦りつけるなっ……♥」」

 

 ゆっくり床に押し倒しながら頬にイチモツを突っつくように擦り付ける。

 

「バカ……っ♥️止め……♥️」

 

「顔じゃなくてコッチの方が良い?」

 

「あひぅっ♥️」

 

 ジロちゃんの下着をずらして膣内に指を入れる。中のヒダが指に絡み付いてきて、指だけでも気持ち良い。

 

「うわ、中にチンチン入れたら凄い気持ちいいだろうな……入れて良い?」

 

「っ♥️す、好きにすれば……♥️」

 

 ほんとにもー、素直じゃないなー。

 

「でもそういうところ、好きだよ」

 

「はっ!?なっ……あっ♥️うっ♥️んんッッッ♥️」

 

 一息に奥まで入れる。ジロちゃんの中が一気に俺の形に変わっていってるのが分かる。

 

「中……凄い気持ちいいよ」

 

「ふっ♥️ふっ♥️ふぅっ♥️いっ……一気に入れるなし……♥️」

 

 響香の唇を奪う。形だけの抵抗をしつつも、自分から舌を絡めてくる響香に、興奮度が爆発した。

 

「んぶッッッ♥️」

 

 舌を絡め吸いながら、腰を動かす。響香は手を握ってきて、イヤホンが俺の心臓辺りにぴとっと付いた。

 

「んっ♥️ふっ♥️ふぁっ♥️あっ♥️詭弁の心臓っ♥️バクバクいってる♥️」

 

「心臓の音、好き?」

 

「好き……かも……♥️」

 

「俺の事は?」

 

「っ♥️い、言わせるなっ♥️……好き♥️」

 

「俺も響香の事好きだよ……」

 

 再び唇を奪う。そして腰を動かす速度を上げた。

 

「んっ♥️ふっ♥️ん♥️んん♥️んふぅ♥️」

 

「っ……響香……そろそろ……出そう……っ」

 

「あっ♥️んっ♥️中♥️ナカに……♥️ナカにぃ……♥️」

 

「くっ……出すよ響香っ……っ!!」

 

「あっ♥️あ"っ♥️あ"あぁ~~~っ♥️♥️♥️」

 

 響香の一番深い所に押し付けて射精。入口が締まって、吸い出されるように精液がイチモツから放たれる。

 射精が終わり膣から抜くと響香の膣がひくひく動き、中からドロドロの白い精液が垂れてくる。うっ、エロっ。

 そしてすぐにガチガチに固くなる肉棒。もしかしなくてもヤバい兆候では……。

 

 モモちゃんと目が合う。モモちゃんは自身の手のひらから、俺のモノと同じくらいの大きさのディルドを創造していた。

 

「モモちゃん、それ……」

 

「えっ……あっ……!?こ、コレは……その……詭弁さんの……お、おちん、ちん……を見ていたら……勝手に……」

 

「俺の勃起チンチン見てたら無意識で創造しちゃったって事?はー……モモちゃんさぁ……」

 

 それって俺の勃起チンチンを細部まで見て、()()して()()したってことでしょ?このむっつりスケベ!!

 

「そういうの好きだよ!!!」

 

 全くもうだよ全くもう!モモちゃんにはマトリョーシカ並みに無意識レベルで精密な俺チンチンディルドが出きるようになるまで覚え込ますからね!オーラで具現化できるまでチンチン漬けの生活送ろうね!!

 

「ということでえいっ」

 

 モモちゃんの手に持っているディルドを取り上げながら後ろ抱きにし、着ている制服を脱がす。

 

「こうやって俺のを想像しながらオナニーしてたの?」

 

「あっ……いえ、そんな……♥️」

 

「ちゃんと答えないとイジメちゃうよー」

 

 持っているディルドでモモちゃんのやおよろっぱいをつつく。

 

「あ……♥️詭弁……さん……♥️」

 

「ほら、答えて?俺のチンチン想像してオナニーした?」

 

 モモちゃんの服を脱がしながら尋問し、手に持ったディルドで乳首回りをぐりぐり擦る。ちょっと忙しい。

 

「はぁっ……♥️あぅ……♥️し、してました……♥️詭弁さんのおちんちん……想像してオナニー……してましたっ……♥️」

 

「どういう風にオナニーしてたの?」

 

「あっ……それは……」

 

「答えて?」

 

 ディルドでモモちゃんのおっぱいを押し込む。張りのある柔らかなおっぱいの中に簡単に沈んでいったので、軽く回転させる。ぐーりぐーり。

 

「あんっ……♥️き、詭弁さんの……モノを想像しながら……オモチャを舐めたり……しゃぶったりしてましたわぁ……♥️」

 

「オモチャをペロペロしてたんだ。じゃぁちょっとやってみて?」

 

「うぅ……そんな……イジワルしないで下さい……」

 

「可愛くてエッチな女の子は好きだよ……ね、ほら……俺の目の前でやってごらん?」

 

 モモちゃんのヘソから脇の下辺りを指先で優しく撫でる。あえておっぱいをよけるように愛撫しつつ、モモちゃんの首もとに軽くキスをする。

 

「んっ……♥️はぁっ……♥️き、詭弁さん……っ♥️も、もどかしいですわ……♥️」

 

「ちゃんといやらしく出来たらご褒美あげるからさ……ほら、ね?」

 

 ぐっ、とギンギンに滾ったイチモツをモモちゃんの背中に押し付ける。ヘソから少し下、子宮と膣がある所らへんをちょっとだけ強めにマッサージする。

 

「ふぅっ……♥️ぅ……ぁ……♥️や、やります……からぁ……♥️……ん……ちゅ……れろ……♥️」

 

 そうしてモモちゃんがディルドに口付けし、先っぽを軽く舐めたと思ったら、その小さな口で咥え始めた。

 

「んっ……んん~っ……♥️んっ……んっ……♥️」

 

 本当に先っぽだけに吸い付いて、頭を軽く前後に動かすモモちゃん。チロチロと舌が口をはみ出てディルドを舐める。更に興奮してきたのか、ちゅーちゅーペロペロしながら自分で自分を慰め始めた。

 あー、これはもうあれですね。アウト。

 

「んっ……んむ……んぷぁ?……ふむっ!!?」

 

 もう一度ディルドを取り上げ、つき出している舌に吸い付く。

 じゅるじゅると、わざと音を立てて舌を吸う。

 

「ひ、ひえんひゃんっ!?♥️ふぁっ♥️んふぁ♥️」

 

 取り上げたディルドをモモちゃんのヘソに押し当て、円を描くようにぐりぐり押し回す。

 

「んむぅ♥️ん……ふぁ♥️あ……♥️」

 

 背中に押し当てていたイチモツをモモちゃんの蜜壺にあてがう。

 

「モモちゃん。色んな女の子に手を出して、しかも子作りまでしてるけど……俺はモモちゃんの事が一番好きなんだ。俺と結婚を前提としたお付き合いをしてください」

 

「うぅ……♥このタイミングで言うのはズルいですわっ……♥」

 

「……今度もっと雰囲気のある所でちゃんと告白します……」

 

「いえ……答えはいつでも一緒ですわ……私で良ければ、貴方の傍にいつまでも居させてください……っ♥」

 

「モモちゃんっ!好きだよ!!」

 

 モモちゃんの蜜壺の中に一気に入れる。モモちゃんの膣内は、全体を包み込むようにねっとり締め付けてくる。

 

「モモちゃんっ!モモちゃんっ!子供は何人欲しいっ!?幾らでも俺頑張るよ!」

 

「あっ!!♥はぁっ!♥き、詭弁さんの子供なら何人でもっ♥何人でも育てられますわっ♥♥」

 

「うぅ……名前っ、いっぱい考えないとねっ!良い名前考えておくねっ!」

 

「きっ♥♥気が早過ぎますわ詭弁さんっ♥♥」

 

「女の子ならモモちゃんに似て可愛いくて奥ゆかしい子になるといいねっ!男の子なら俺みたいに女の子ばっかり追わないように育てないとねっ!」

 

「んぁっ♥♥わ、私はっ♥元気に育ってくれればっ♥それでっ……♥♥」

 

 モモちゃんと睦言を交わしながら腰を振って快楽を分かち合う。より深く繋がれるように、体位は自然と移り変わっていく。

 

「あぁっ♥♥はっ♥あぁーっ♥きべんさ、んっ♥♥ソコは、ぁ♥♥」

 

「モモちゃんッ……!凄い……きもちいいよ……っ!」

 

「あーっ♥♥深っ……ぁ♥♥気持ちよすぎて……♥♥私ぃ……♥♥おっ、おかしくなりますわ……ぁ♥♥」

 

「大丈夫っ……俺も……一緒に……おかしくなるから……っ!」

 

「ふぁぁぁっ♥きべ、さぁん♥♥手……♥手、を……♥♥」

 

 ビクビク全身が震えるモモちゃんの手を握りしめ、快楽に悶え続けるモモちゃんの唇をもう一度奪う。

 

「んふっ♥んむっ♥んぅ♥♥んーっ♥♥」

 

「ん……っ……ちゅ……はっ、モモちゃん……射精すよ……!」

 

「はぁっ♥あぁぁっ♥はいっ♥♥全部……奥でっ♥しっかり受け止めますわっ♥」

 

「モモちゃん……モモちゃんっ……元気な子供産んでねっ……!射精すよっ!!!」

 

「はっ♥♥あっ♥♥あああああああああぁぁぁぁっ♥♥♥」

 

 モモちゃんの子宮(大事な所)にしっかり押し当て、絶対に孕ませるという気で射精する。いつもより遥かに元気な精子が放たれている気がした。

 

「モモちゃん……、モモちゃん……っ!」

 

 射精しても、それでも萎える気配が無くそのまま抜かずに二回戦に突入してしまった。

 

「ああっっ!?♥♥♥待ってくださ、イっっ!!♥♥

 

「ごめんモモちゃんっ……腰……止められそうにないっ!」

 

 一番好きな女の子とセックスする。これ以上の快感があるか。いや、無い。

 最近自分でも流されやすいと思っている意思の脆弱さで、この快感を堪える事が出来るか。否、出来る訳が無い!

 モモちゃんの唇を何度も何度も奪いながら、猿のように腰を叩きつけるセックスを続ける。

 

「モモちゃんっ!モモちゃんっ!好きだよっ!好きっ!」

 

「きべんさんっ♥♥♥私もっ♥♥♥好きですわっ♥♥♥大好きっ♥♥♥だいすき、ィっ♥♥♥あっ♥♥♥ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♥♥♥♥♥」

 

 そして更に激しい種付け射精。頭が空っぽになるくらいに気持ち良い射精に意識が半分持ってかれそうになった。

 そのまま腰が抜けるようにモモちゃんからイチモツを抜くと、モモちゃんは膣内射精(なかだし)で気をやってしまったのか眠るように気を失っていた。

 うわぁ……俺、モモちゃんとマジでセックスしちゃったんだなぁ……。

 

 

 

「ヤオモモとばっかりイチャラブセックスはズルいと思うんだけどなー?」

 

「私らにも愛のある生ハメセックスしよぉや♥」

 

 長いセックスは淫獣二人が復活する時間を十二分に与えてしまっていた。

 気が付けば透とお茶子に再び押し倒され、モモちゃんの愛液と俺の精液でドロドロの肉棒を二人からしゃぶられていた。

 

「ん……はぁっ♥詭弁のコレ、女の子の愛液染みつきすぎ♥ヤリチンだヤリチン♥」

 

「ヒーロー目指してるのに、笑顔にさせなアカン女の子泣かしとる(わっる)ーいチンポは退治せなアカンわぁ♥」

 

「あ、ちょ……待っ」

 

 じゅぽぽぽっ!

 いやらしい音が響き、イチモツから脳天まで激しい快感の雷が走る。

 ふっ、と影が差したかと思えば、俺の顔の上にむっちりねっとりの柔らかく気持ち良い肉が圧し掛かる。

 

「ケロっ……♥ゴメンね詭弁ちゃん♥まだココが疼くのよ……♥」

 

「めっちゃ気持ち良くしてあげるから、アタシ達ももう一回気持ち良くしてね♥」

 

「うわ、詭弁の金玉また精液作ってる音するし……どんだけ絶倫なのよ……♥」

 

 左右の乳首がそれぞれ別の子に舐められる。あっ、あっ……この舌は三奈と響香……。

 幾度どなく剛性を取り戻した肉棒から若干の痛みが感じられる。

 

「……はい、ガチガチのフル勃起♥これはもう一周ヤるしかないねー♥」

 

「ひぃ」

 

 際限なく復活するちんちんと女の子達の無限ループによって、精子を作る栄養素が枯渇するまで爛れたセックスパーティは続いた。

 

「うふふ♥しっかり食べてくださいね詭弁さん♥」

 

「うわー♥ヤオモモが創造した牛乳美味しい?♥」

 

「今の詭弁実質赤ちゃんじゃん♥」

 

「ケロッ……♥詭弁ちゃん、おしっこしたいの?……ゲコッ♥良いわよ……♥」

 

 そして俺の尊厳は割と容赦なく破壊された。

 

 

 

 

 

「はっ……はっ……♥ぐっ……クソ……がっ……ンっ♥くっ……はァっ♥」

 




次回、皆さま御待ちかね。カッちゃんとおせっせ。

思ったんだけど……B組もそうだったんだけど、皆纏めて一話ってコレすげー勿体ないんじゃないか?
ま、書いたモンは仕方ねえ。次気を付けるベ。

コッショリ小話
・詭弁君はヤオヨロちゃんとおせっせしてる時だけ子供の話するんです。これってトリビアになりませんか?
クズ「あ。いや……他の子は別に好きじゃないから子供の話をしないって訳ではないんですが……。ただね、モモちゃん相手だと……なんか、自然にそんな風になるって言うか……フシギダナー……」


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詭弁君がとんでもない奇病を患う話 8

順調に投稿間隔開いてるな。いいぞ(白目)
TSかっちゃんのおっぱいは雄英一。母乳とかきっと出るぞ。


最近露骨に感想欄で○○ちゃん書いて!というリクエストが多いのですが、露骨なリクエストは露骨な利用規約内の露骨な感想ガイドラインに露骨に違反するので、露骨なUNEIによって露骨な感想が露骨に削除されます。ですのでもし露骨に書いてほしいキャラが居るとしたら、露骨にそのままリクエストするのではなく露骨にそのキャラの好きな場所を露骨に書くと露骨な作者は露骨に反応するかもしれないししないかもしれないしそもそもリクエストは受け付けておらず露骨に自分の書きたいように書くだけですので書きたくなったら露骨に書きます!
私は何書いてるんですかね?


「朝起きたらオムツ穿かされてた事の話する?」

 

「既にオチてるじゃないか。何言ってるんだ詭弁……」

 

「うん。俺もちょっと何言ってるのか分かんない」

 

 赤ちゃんプレイは……その……俺の守備範囲外なんだ……。

 という話を朝支度をしているまっちゃん(尾白猿夫)としていた。こんな事話すべきではないんだろうが……まあ、まっちゃんだし。

 

 A組女子ーずから真夜中まで徹底的に搾りつくされた次の日の朝。A組の皆は一人を除いて、俺含め全員快調そうだった。覚えてる限りでは女子達も俺も3時間程度しか寝てない気がするんだが……やっぱり皆の身体が()()しているのだろうか……。

 そして男子達から感じた違和感の正体も大体判明した。俺の好感度高すぎ問題。皆から不自然なまでに好かれている……好かれていると言っても、恋人や夫婦みたいな好かれ方ではなく、かといって親友や幼馴染といった気安い関係と言うにも何か違う気もする。

 今だってまっちゃんと普通に話しているのに、俺の脚にまっちゃんの尻尾が触れて来てるし……。誰かとすれ違うたび、何処かしらを触られて会話するとかが普通になってるし……。と言っても触られるのは肩とか背中とかなんだけど。俺は夜中ベットの上で電話するときに抱えられるクッションか何かか?それくらい無意識に触れられてる。

 

 ……さて、そしてこの寮で唯一体調が悪そうな子、カッちゃん。ふらふらと覚束ない足取りで共用スペースに降りて来た。

 

「だ、大丈夫かっちゃん?凄い顔色悪いよ?」

 

「……チッ、退けデク」

 

「爆豪ちゃん、体調悪いの?」

 

「……黙れや蛙」

 

「どした?いつものキレ芸のキレが(わり)ィな?」

 

「死ねアホ面」

 

 膝をついて落ち込むでんちゃん(上鳴電気)。……まあ、それは放っておいて。カッちゃんの体調不良が凄い気になる。カッちゃんとは……昨日のトラブルが原因で近寄りづらいけど、でも原因が俺に有るのかもしれない。ましてやカッちゃんは性転換したって問題を抱えている。身体は女の子だが、心は男だ。男子達は()()()()()いるし、女子達の性欲は大爆発した。じゃあカッちゃんは……?

 

「生理なんじゃねーの?」

 

「峰田お前ブレねえな……」

 

 か、カッちゃんも身体は女の子だからありえなくはない……かな?女子達がカッちゃんを連れてコソコソ内緒話している……が、BOM!!と爆音がしたので大方『爆豪生理用品ちゃんと持ってる?貸してあげようか?』『余計なお世話だボケェ!!!』というやり取りでもしてたんだろうか……。

 

「ムッ!もうこんな時間か!皆!そろそろ出発しないと遅刻するぞ!爆豪君、体調が悪いようなら休むか、もしくは保健室に連れていこうか?」

 

「余計なお世話だクソ眼鏡……!オレ一人で余裕……ッ!?」

 

 カッちゃんが床に片膝を付いて俯いてしまった。これはマズいとモモちゃんが担架を創造し、女子達が有無を言わさずカッちゃんを強引に乗せて運んで行った。残された男子達はカッちゃんの体調を心配しながらも準備を整えて学校に向かう。

 

「では詭弁君!行ってくる!」

 

「おう、いってらっしゃい」

 

「……」

 

 突然しょーちゃん(轟焦凍)が俺に抱き着いてきて

 

「一人にさせて悪いな。授業終わったらすぐに戻る」

 

 と言って学校に向かっていった。余りにも予想外すぎて魂抜けたかと思ったわ。い、イケメン……(吐血)

 というか、マジで男子達からの好感度の高さがヤバい。何がヤバいって、もう何もかもがヤバい。恐怖しか感じない。分かる?しょーちゃんの愛情表現(意訳)だけじゃなく、他の男子からも似たような感じで接触されるんだぜ?……ワセリン用意したほうがいいかなぁ……ヤダなぁ……。

 

 ……あ、男子達の変化も一応相澤先生と女医さんに報告した方がいいよな。……なんか女の子が発情しますっ、て報告よりし辛いのは何故だろうか……。

 

 

 

 デイリーミッションを終え、『肉体活性(仮)』との対話の為に瞑想をしていたら寮に誰か入ってきたみたいだ。こ、今度こそ不審者パターン……?

 玄関まで出ると、搬送ロボに担がれたカッちゃんとミッドナイト先生が其処に居た。

 

「どうしたんです?」

 

「詭弁君、すぐに爆豪君を抱きなさい」

 

「ひょっ?」

 

 聞けば、保健室に寝かされたカッちゃんは皆が教室に向かった後に暴れ出したらしい。丁度手の空いていたミッドナイト先生とリカバリーガールがカッちゃんを鎮圧し眠らせたとの事。

 

「な、なんでそんな事に……」

 

「……想像だけど、爆豪君は女の子の発散方法を知らないんじゃないのかしら。男の子の頃から色々と()()()()()な子だったし」

 

「う、うーん……」

 

 そういえばカッちゃんは昨日一昨日とロードワークに行ってたみたいに汗だくだった。性欲の発散方法に身体を動かすってのがあるけど、カッちゃんの場合はそれだけでは治まらなかったのだろうか……。男の頃からも何となくそういう感じだったし。

 ……性欲に犯されイライラして、その解消方法も理解してなかったなら……それは、いつ爆発してもおかしくない爆弾のようなモノだろう。今まではそれこそ自然に解消できる程度に溜まらなかったが、俺のせいで異常に性欲が溜まってしまったという事か……。

 

「ですがそれなら俺よりミッドナイト先生の方が適任では?その……カッちゃんの精神的に……」

 

 もし今、自分の身体が女になって男に抱かれろってなったら俺はちょっと立ち直れる自信ないかも……。カッちゃんも身体は女の子だけど、中身はカッちゃんな訳だし……。

 

「昨日今日女の子になってるのならともかく、爆豪君が女の子に変化してからもう暫く経っているでしょう?女の子の素振りも自然になってきてるし……それに詭弁君みたいな中性的なイケメンに抱かれるなら大丈夫よ」

 

「ほ、本当に大丈夫なんでしょうかね……後で爆殺されたりしませんか……?」

 

「そこは詭弁君次第よ。詭弁君は今の爆豪君は抱けない?」

 

「いえ、そんな事は無いですけど……」

 

 なんならこのカッちゃんでデイリーミッションした事何度も有るまであるけど。

 

「じゃあ大丈夫よ。最近は爆豪君も詭弁君の事を意識しているみたいだし」

 

 ほんまか~?

 まあ、そんな事疑ってもしょうがない事なんだが。寝ているカッちゃんを見る。……寝顔は凄い可愛いよなぁ……。

 

「とにかく、爆豪君が目を覚ましたらまた暴れ出す可能性があるわ。詭弁君が爆豪君を説得して、しっかり解消させなさい」

 

「解消……分かりました。スるにせよシないにせよ、一度しっかり話した方が良いですよね……」

 

 完全にヤリ部屋と化している、女子寮側の俺の私室にカッちゃんを運ぶ俺とミッドナイト先生。

 

「……詭弁君、()()()()()()()なの……?」

 

「それは皆が置いてった奴で、俺の趣味ではないです!!決して!!!」

 

 部屋の隅に纏めて置いている様々な性具(ほぼモモちゃん製)が先生の目に留まった。そこには様々なプレイに対応できるように色々な道具がある。ミッドナイト先生は置いてあった鞭を手に取ってピシピシ音を立てる。

 

「コレ、詭弁君が使()()()()()かしら?」

 

「凄いニコニコ笑顔で怖い事言わないでください!!」

 

 手広く対応できるとは言え俺自身は至ってノーマルです!!

 ミッドナイト先生に言葉攻めされつつ、カッちゃんが起きるのを待つ。

 

「ん……ぐっ……あァ……?ココは……」

 

「あ、起きたかカッちゃん」

 

「……っ!て、めぇ……詭弁ッ!」

 

 カッちゃんの目つきが普段の二倍程鋭くなって俺を射抜く。言葉を選びながらカッちゃんを宥めつつ、なんで暴れていたのかを聞く。何度か爆破されかけながら聞いてみれば、どうにも性欲が溜まっているだけではなさそうだ。

 

「つまり自分でもよく分からない……と」

 

「チッ。あァ……」

 

「なるほどね……。そうね、詭弁君。ちょっと席を外してもらえるかしら?説得は私に任せて?」

 

「えぇ……?まあ、分かりました……」

 

 ここ、俺の私室なんすけど……。あ、はい。部屋から出ます。

 うーん……とりあえず共用スペースでゆっくりしてようか……。

 

 

 ◆

 

 

 詭弁のヤツが部屋から出ていく。それだけで心の中に余裕が生まれ、同時に言いようのない虚無感にも襲われた。クソ、何なんだ一体……。

 

「つまり爆豪君は、詭弁君に惚れているって事ね」

 

「……は?」

 

 何を言っているのか理解出来なかった。誰が誰に惚れているって?

 

「爆豪君はきっと、『男である』という意識が邪魔をして自分の現状を正しく理解出来てないのよ。でも傍から見れば、今の貴方はちょっと面倒くさい恋する乙女よ?」

 

「……何……言ってんだ……テメェ……」

 

「詭弁君が他の誰かと身体を合わせている。そう思っただけで夜眠れなくなる程に心がざわつくんでしょう?」

 

「ン……な、ワケねえだろ……ッ!!ンでオレがアイツの事気にしなきゃなンねェんだよ!!」

 

「ちなみに私も何度も詭弁君とセックスしたわよ?」

 

「はあッ!!?」

 

 詭弁が誰と寝ようがどうでもいい事だ。だというのに、目の前の女が詭弁と()()()()()()である事を考えると、どうしようもなく胸が締め付けられるような思いだ。

 

「嫉妬、してるんでしょう?」

 

「嫉妬だと?オレが?」

 

「私以外にも、詭弁君とセックスしてる子は多いわよ?」

 

「っ……!」

 

 ふと、部屋の端に落ちている物が視界に入った。明らかに性器を模した物や、特殊な行為の為の道具などが転がっている。誰が使ったかなんて考えると……。

 ああ、クソ……イライラする。頭が痛いし、胸も苦しい。オレは一体どうしたって言うんだ……!

 

「それが嫉妬よ。そして、何で嫉妬するのか……それは、貴方も詭弁君を求めているから。貴方のイライラもムカムカも、詭弁君とセックスすれば解消するわ」

 

「ふざけんなっ!!!誰がっ!!!」

 

「うーん……本当に強情だわ……そうだ、良い事思いついちゃった♥」

 

「っ!何をする気だ……!」

 

 ミッドナイトがいきなり着ている服を脱ぎだした。何のつもり……っ!?

 急に視界がぐらぐらと揺れ、床に倒れ込んでしまった。まるで睡眠薬を飲まされながらも無理矢理起こされ続けている様な……まさか!?

 

「うふふ……私の個性、『眠り香』は女の子にも効くの。意識朦朧として辛いでしょう?もう少し我慢しなさい……」

 

 そう言ってミッドナイトは部屋の隅に置いていた拘束具をオレに取り付けた。

 

「あはっ。中々そそる姿じゃない♥」

 

「や……め、ろ……」

 

 両腕を頭の上で縛り上げられ、脚もみっともなく開かれて局部を丸出しにされた。こんな死にかけの蛙みたいな恰好させやがって……!

 

「ああっ……♥その反抗的な目……凄くゾクゾクするわぁ♥女の子の身体をよく知らないままイライラしていた貴方に、()()()()教え込んであ・げ・る♥」

 

 そしてオレの服の上から胸を緩やかに揉まれる。

 

「詭弁君に直々に教え込まれた手法で、まずはおっぱいだけでイっちゃうように仕込んであげるわ♥」

 

「ふざ、け……んっ!?♥」

 

 全体を弱く揉まれていたが、急に乳首周りを爪先で擦る様に撫でだした瞬間、未知の感覚が脳に走る。

 

「詭弁君の指先は凄いわよぉ?的確に気持ち良いトコロを見つけたり、気持ち良くなるように開発するのも得意なの♥私も一回スイッチが入ると、おっぱいだけで何回もイかされちゃうんだから……こんな感じで♥」

 

「あ”あ”ッッ♥ぐゥゥ……っ♥」

 

 自分の意思とは関係なく、『白い波』が頭の奥まで打ち付けるように走った。

 

「爆豪君、ちゃんと普段からオナニーしてるかしら?女性のプロヒーローは特に男性から情欲の目で見られるし、中にはプロヒーローを狙った性犯罪だって少なくないのよ?知っての通り、世の中には色々な個性犯罪が横行しているわ。それなのに快楽に簡単に負けるようなプロヒーローは長生きしないわよ?」

 

「う……ル、せぇ……っ!!」

 

「うふふ……♥️その()が折れる瞬間が見物だわぁ♥️」

 

 そして何度も何度も胸を揉まれ、撫でられ、吸われ続けた。

 

「ふふっ♥おっぱいジンジンして辛いでしょう?爆豪君のは大きいから、とても弄り甲斐があるわぁ♥」

 

「フーッ♥フーッ♥クソがァ……!!♥」

 

「あぁ……まだ抵抗するのね……♥イイ……イイわぁ爆豪君♥本当に虐め甲斐があるわねぇ♥」

 

 ミッドナイトが床に転がっていた棒状の何かを突きつけた。

 

「うふふっ♥コレ……なんだか分かるかしら?」

 

 オレの眼前に突きつけた棒状の何かは太く大きく、変に反り返っていた。

 

「ま、さ……か……」

 

「ふふっ。そう、答えは女の子用のオトナのオモチャよ♥すごい太くて大きいでしょう?コレはね、詭弁君のおちんちんを模した物よ♥」

 

「っ……!」

 

 詭弁の()()はあんなにデカいのか……っ!?オレのより、遥かに……!!

 

「怖がることないわ♥女の子ならコレより大きな赤ちゃん産めるんだから、この大きいのが入らないワケがないのよ♥(最初は慣らさないとかなりキツいでしょうけど)」

 

 視線が()()に釘づけになる。思考の奥で、中学の時にやった保健の授業が思い起こされる。その時は全然気にもしなかったが……今は男のモノが、女の身体の中に入る事に疑問と大きな不安を覚えた。

 

「ふ、ふざけんなっ!!!ンなモン入る訳ねえだろっ!!!」

 

「だから入るって言ってるでしょ?オチンチン入らないで赤ちゃんが産めるワケないでしょ?」

 

「誰が産むかっ!!オレは男だッ!!!」

 

「……ふーん?爆豪君の()()はそう言っていないけど?」

 

「くひッッッ!!?♥」

 

 ミッドナイトがいきなりオレの股に手を当てた。ただそれだけで身体が勝手に跳ね上がる。

 

「なっ……テメッ……何を……ッ」

 

「ほら、よ~く見なさい♥爆豪君のおまんこ、オチンチン入れる準備を整えようとしてるわよ♥」

 

 ミッドナイトが股に当てた手が湿っており、それが何を意味しているのかが少しの間理解出来なかった。

 

「うふふ♥さっきまであんまり意識してなかったけど、爆豪君の下着かなり派手な物ねぇ♥もしかして詭弁君の趣味なのかしら?」

 

 自身の股が濡れている事と、それが意味している事を理解出来た瞬間……自分の中のナニカが壊れる音がした。

 

「あ、あああああああああ!!!!」

 

「爆豪君も、今は女の子なんだから()()()()準備出来なきゃダメよ~♥」

 

 ミッドナイトの両手がオレの()()()に伸び、周りの緊張を解すように揉まれ、伸ばされ、突かれる。そしてその度に頭が燃える様な『白い波』に襲われる。

 

「う”あ”っ!!♥や”め”ろっ!!♥ク、ソがァ”!!♥」

 

「女の子ならそんな乱暴な言葉使っちゃダメよ。これはオシオキが必要ね……♥」

 

 そう言ってミッドナイトが持っていた棒状のオモチャをオレの()()()に擦りつける。

 

「ほーら、コレが詭弁君のオチンチンよ?おっきいでしょう……♥でも、凄いキモチイイの♥女の子のよわーいトコ、ぜーんぶエグる形してるのよ♥爆豪君もきっと気に入るわ♥」

 

「ふざケ、ん……な!!♥クソッ!!♥ひっ……♥あ”っ……♥」

 

「ああぁ……♥()()っ、()()()堪らないわぁっ♥今にも泣きそうな顔……最高っ♥生意気な子供が泣き崩れる瞬間……良いっ!♥」

 

 クソっ!クソッ!!クソッ!!!オレは男だっ!!オレは男だァっ!!!

 なのに……なんで……アソコが濡れるんだよォっ……!!

 

「良いわぁ♥すごく良いっ♥爆豪君……今の貴方本当に最高よっ♥うふふ……爆豪君の処女、()()で貫いたらどんな顔をするのかしら♥」

 

 ミッドナイトが鼻息荒くオモチャを舐める。今、なんて言った……?処女を……なんだって?

 

「や……やめ……」

 

「止めてほしいの?♥止めてほしいのなら、相応の態度があるでしょう?♥」

 

 グリグリと下着の上からオモチャを擦りつけるミッドナイト。その度に脳が灼けるように痺れ、心がグチャグチャと潰れるような音が聞こえる。

 処女、処女……か……。そうか……オレは、女なんだ……。女の身体で……それで……。

 

「う……ぐ……ぁ……ぁぁ……」

 

「あぁ♥良いっ♥素晴らしい才能よ爆豪君♥今までいたぶってきたどんなヴィランよりも惨めな泣き顔っ♥もっと、もっと泣き叫びなさいっ♥そうだわっ!処女を破ればもっともっと泣き叫ぶわよねっ♥♥♥」

 

 ミッドナイトがオモチャを持つ手の力を強める。下着と、ガチガチに緊張した()()()周りの筋肉ごとブチ破るような力で……。

 いやだ……そんなの嫌だ……

 

「き……べ……ん……」

 

「ああああ!!!♥好きな男の子の名前を呼びながら処女をオモチャに奪われるなんて、最高に惨めよ爆豪君っ!!!♥♥♥」

 

 

 ドガァン!!!

 

 

「随分楽しそうな事してますね()()()()()()()()?」

 

 部屋の入り口が吹き飛んだかと思えば、そこには全身に怒りのオーラを滾らせた詭弁が指を鳴らしながら立っていた。

 

「な、えっ?き、詭弁君?急に、なんで……」

 

「友達が泣いている気がしたから」

 

 一歩、また一歩。ゆっくりと歩いてくる詭弁。顔は微笑みを浮かべているのに、ゾワゾワと寒気のする程の()がそこにあった。

 

「それで、ミッドナイト先生。カッちゃん泣かせて、何をしているんですか?」

 

「あ……その……ちょ、ちょっと爆豪君を()()してたら、気分が盛り上がっちゃって……」

 

()()()()()()()()()?それがカッちゃんを泣かす理由足りえると?」

 

「そ、その~……昨日詭弁君とセックス出来なかったじゃない?それでちょっとムラムラしたというか……」

 

「へえ、面白い話ですね。ミッドナイトは大人なのに、一日セックス出来なかっただけで子供を襲うようになってしまったんですか」

 

「……」

 

「どうぞ?まだ言い訳があるのなら聞きましょう」

 

「……えっと……すみませんでした」

 

 ミッドナイトが謝罪の言葉を言ったとほぼ同時に詭弁の両腕がブレて、ミッドナイトの上半身を瞬間的に4~5か所指先で突いた。

 

「今突いた場所は、いわゆる『秘孔』と言われる場所でしてね。どこぞの世紀末な奴みたいに爆散して死ぬようなモンではないですが、ほんの一分両手足が動かなくなる程度の効果はあるんですよ。現に今動けないですよねミッドナイト先生?」

 

「ええぇ……な、なんで本当に動かないのよ……」

 

「……カッちゃん、大丈夫か?」

 

 詭弁がオレの傍までしゃがみ込み、両手足の拘束具を外した。

 その際、詭弁の顔が凄く近くにあって……凄く、気恥ずかしかった。

 拘束具を外した詭弁は俺を抱きかかえ、部屋に置いてあったデカい椅子みたいなのに優しく寝かせた。……クソ、何でもない事で一々ドキドキしやがる。

 

「……さて、ミッドナイト先生。ハンムラビ法典はご存知でしょうか?」

 

「はっ……?それは勿論知ってるわよ……。目には目をってヤツでしょ……?」

 

「はい」

 

 そして詭弁は、動けないミッドナイトにゆっくり近づいていく。……手に、拘束具を持って。

 

「……き、詭弁君?わ、私は縛られるより縛りたいなーって……」

 

「おや、奇遇ですね。俺もそうなんですよ」

 

「……あの、詭弁君?私、午後に授業が……」

 

「そうですか。俺が学校まで行く訳には行かないので、相澤先生かオールマイト先生にでも来てもらいましょうか」

 

「ごめんなさい。本当に私が悪かったです」

 

「うーん。じゃあ脚は解放してあげますから、代わりに目隠しはどうでしょうか?」

 

「私の学校でのイメージが!!!」

 

「知りません。女の子を泣かせた罪は重いと改めて教えましょう」

 

「いやぁーーー!!!」

 

 

 ◆

 

 

 ミッドナイト先生の両手足を縛り、部屋の外に転がしておく。……扉は、勢いで蹴り飛ばしちまったけど……まあ、いいか。

 カッちゃんの赤く腫らした目元を拭い、頭を撫でる。

 

「大丈夫か、カッちゃん……」

 

「……るせぇ」

 

 いつも以上に元気の無いカッちゃんの罵倒に、更に心配になる。いつもなら『頭撫でんなボケが!』とか『テメェに心配される筋合いねえわクソ口!!』とか言われるのに……やっぱり、ミッドナイト先生に犯されたのがかなり心にキたのだろうか……。

 すると突然、カッちゃんに俺の股間を掴まれた。突然すぎてビックリするし痛いよカッちゃん!

 

「……何カタくしてんだ、ボケ」

 

「い、いやぁ……そのー……」

 

 だって今のカッちゃん、服が乱れまくっておっぱいがほとんど零れ出てるし、びちょびちょのパンツ丸出しなんだもん……。というか、俺が何時ぞやカッちゃんと共に買いに行ったキワドい下着を着けてくれている事にビックリだよ。

 

「つまり生理現象というか、ね?」

 

「……そうかよ」

 

 ご納得いただけたのならズボン越しにチンチン掴む手を離して頂けると……。

 と思っていたら急にズボンごとパンツを引きずり降ろされた。ちょ!?

 

「……ちょっとちいせェじゃねえか」

 

「おいそれもしかしてソコのディルドと比べて言ってます!!?アレは俺のフルパワーモードサイズだから!!今は省エネモードだから!!!」

 

「……チッ!」

 

「なんでキレんの!?」

 

 そう言ったら、カッちゃんが着ているブラをブヂッと引き千切り、乱暴にパンツを脱ぎ捨て、全裸になって俺の目の前で仁王立ちする。

 

「……ど、どうだ……ッ!」

 

「……」

 

 どうだも何も……カッちゃんの雄英一デカいおっぱいがフカフカ柔からそうに揺れ、カッちゃんの下の口はほんのうっすらと産毛並の金色の陰毛が生えている程度。うん……省エネモードから一段階レベルアップしました。

 

「な、何か言えボケが!!」

 

「あ、えーっと……すごい、綺麗だよ、カッちゃん」

 

「……おう」

 

 いや、おうじゃないが。えっ……照れてる……?何でか知らんが口元隠して、照れ顔尊かよ……。……あー、更に一段階レベルアップしたわ。

 

「カッちゃん」

 

「……ンだよ」

 

 なんだろう。ミッドナイト先生に何されたのかはよく分かんないけど、今のカッちゃん凄い女の子女の子してる……。カッちゃんの手を握ってみる。

 

「っ……♥」

 

 あー、はいはい。成程ね。うーん。あー……そっかー。

 つまり今のカッちゃんは9割方女の子では?(雑理解)

 

「カッちゃん……」

 

「っ、ぁ……♥」

 

 カッちゃんの腰に手を回して、小動物を抱っこするように優しく抱きしめる。カッちゃんの抵抗も無く、むしろカッちゃんも俺の背中に手を回してきた。

 

「……カッちゃん。すごく大事な事なんだけど、カッちゃんの体調不良は俺とセックスする事でしか今の所改善する事が無いみたいなんだ」

 

「……そぉかよ。……じゃ、仕方ねえ……な……」

 

「うん、仕方ない。それに、カッちゃんの身体で勃起しちゃったんだから、カッちゃんも責任とってくれ」

 

「……あぁ、仕方ねえ……ぁ♥」

 

 カッちゃんが抱き付きながら、俺のイチモツに手を回す。カッちゃんの体温がどんどん上がっていっている。

 俺は、カッちゃんの唇を奪った。

 

 

 

 

「あ”っ……ぐっ……!か、はっ……!」

 

「だ、大丈夫かカッちゃん……?もうちょっと前戯しておいた方が……」

 

「る、せェ……!!こんなモン、痛くも何ともねえよっ……!くっ……」

 

「無理に動くともっと痛いぞっ」

 

「ンだから痛くねえって言ってんだろっ!お前も腰振れや!!」

 

「……分かった……よっ」

 

「っぎぃ…………?」

 

 カッちゃんの腰を強く抱きしめ、無理に動かないように腕で固定する。

 

「あ”ぁ……?なンで……」

 

「カッちゃん。セックスは、何も腰振るだけじゃねえんだよ……ん」

 

「っ!……ん……ふ……ぁ♥」

 

 カッちゃんの唇を奪い、舌を絡めながら頭を撫でる。カッちゃんの全身の力が抜けて来た所で、今度はお尻を優しく撫でる。

 

「んぁ……♥や、めろ……♥」

 

「勝手に腰振らない?」

 

「……♥」

 

「じゃ止めなーい」

 

「あ、ん……♥はぁ……♥」

 

 カッちゃんの首もとや頬に舌を這わせたり、敢えて音を立てて吸い付いたりしてカッちゃんの羞恥心を煽りながら徐々に緊張をほぐしていく。

 今のカッちゃんは、言うなれば何も知らない子供に等しい。ゆっくりと緊張をほぐし、身体に快楽を教えていく。

 

「ハ……ぁ……っ♥️バ、カ……っ♥️ンな所舐めるなっ……♥️」

 

「カッちゃんは全体的に毛が薄めだねぇ。自分で処理してるの?」

 

「んっ……♥️するかボケっ……♥️」

 

 うーん、カッちゃんって化粧水とか使わなさそうだし、しかも毛の処理も全然してないのにこのすべすべ感……女の子みんな羨むねぇ。メイクも毛の処理もしないでこの美少女。『性転換』の個性すげぇ。

 

「おっぱいも大きくてエッチだなぁ……ぺろっ」

 

「んふっ♥️い、いきなり舐めんなっ♥️あ、はぁ♥️」

 

 フカフカおっぱいに舌を這わせると、身体を捩らせながら喘ぎ声を上げる。

 

「く……ぁ……♥待て……♥また……ク、ぁ♥」

 

「うん、挿入(はい)ったままでもイけるように慣れておこうね」

 

「待てっ、まっ……あ♥あぁぁぁ……♥」

 

 おっぱいをくりくり弄られて絶頂したカッちゃん。中がキュウキュウ吸い付いてきて大変良い。

 

「はっ……♥はっ……♥はぁ……♥」

 

「んー?どうしたカッちゃん、そんな物欲しげな眼で。言いたい事はしっかり言葉にしなきゃ伝わらないぞ?」

 

「っ……ンでもねぇよ!」

 

 嘘ばっかり。カッちゃんの腰がピクピク動いてるの丸わかりだぞー。

 

「ふーん。そろそろ本気セックスしたいんじゃないかなって思ったんだけど、違ったかー」

 

「っ……!」

 

 むにゅむにゅとカッちゃんのおっぱいを弄りながら、極々僅かに腰を動かす。それだけでカッちゃんが悶えるのがよくわかる。

 

「ふっ……ふっ……♥️クソっ……♥️ンな、意地悪すんの楽しいかっ……♥️」

 

 快楽に溶けかけた顔で悪態をつくカッちゃんに、非常に()たが耐える。ここまで可愛いとか卑怯やない?

 

「ちゃんとオネダリして?」

 

「っ……♥️クソがっ……。オレの……マンコ……ガンガン突いて……ちゃんと……イかせろ……っ♥️」

 

「生意気可愛いかよ」

 

「なっ、んっ♥️んんっ♥️」

 

 カッちゃんの唇をまた奪い、腰の注挿運動を始める。程よくほぐれた中をぐちゅぐちゅにかき混ぜ、カッちゃんに女の子の快感をしっかり教え込む。

 

「んふぅ♥️んっ♥️んく♥️んんっ♥️」

 

 カッちゃんから積極的に舌を絡めてきた上に両腕が俺の首に抱きついてくる。互いに酸欠になるんじゃないかと思うほど長いキスによって頭が混乱し、普段なら絶対言わないことをお互いに言い出した。

 

「カッちゃんっ!カッちゃんが女の子になって良かったっ!!好きだよっ!!」

 

「あっ♥️オレもっ……テメェの事がっ♥️くっ……♥️ス……っ♥️っ♥️あ♥️くぅぅぁぁぁっ♥️♥️♥️」

 

 溢れ出る情熱のままに膣内射精。脳が融けるような快楽に呑まれる。

 

「はあっ……はあっ……ゴメンカッちゃん、一回じゃ収まらねえわ」

 

「はぁーっ♥️はぁーっ♥️じょ、上等だ……♥️何発も受け止めてやるよ……♥️」

 

「か、カッちゃんっ!」

 

「く、ん"ん"っ♥️」

 

 そうして抜かずにセックスを続けた……。

 

 

 

 

「はぁっ♥️はぁっ♥️クソが……♥️出しすぎなんだよっ♥️もう()()()入らねぇじゃねぇか……♥️」

 

「はっ……はっ……やっぱカッちゃんもカッちゃんでスタミナお化けだなぁ……」

 

「爆豪君!前に入らないなら後ろって手もあるわよ!」

 

「げぇ、ミッドナイト先生!?貴女なんて事を言って……ってか外に転がしておいたのに態々這ってここまで来たんか!?」

 

「後ろ……か……♥」

 

「あ、やだカッちゃん。そんなニヤって笑ってどうしたの……まってカッちゃんっ!お尻の穴はほぐさないとめっちゃキツいって!」

 

「キツいのが好きなんだろ?()()()ならもっとブチ込めるよなぁ♥」

 

「マズいってカッちゃんいきなりアナルはまず……あっ」

 

「ぐ……お”っ♥」

 

 

 

 

「はぁ”ーっ♥はぁ”ーっ♥アンだけヨがりやがって♥ケツマンコ好きすぎんだろバァカ♥」

 

「カッちゃんのケツ穴名器過ぎ……っ!」

 

「ほ”ぉっ♥ぐっ……♥まだ腰振る体力あるのかよっ……♥オ……ラぁっ!!♥」

 

「あ”ぐぅっ♥精液絞られるっ……カッちゃんのケツ穴にひり出す……っ!」

 

「ん”ぎぃ”っ♥……ぁ♥……ンの……ヤロ……まだ出るのか……っ♥」

 

「カッちゃん……カッちゃん……」

 

「あ”っ……♥くはァ……♥おらっ、舌貸せ……♥ん……ちゅふ……ふむっ……んふぅ……♥」

 

「若いっていいわぁ……♥あっ、ヤダ……あんな激しいセックス見せられたら私も欲しくなっちゃう♥」

 

 

 

「あ”ぁ”ぁ”♥う”ぁ”ぁ”っ♥」

 

「く……ぉあ……っ!ぐ……くっ……ふっ……!」

 

「ふーっ♥ふーっ♥ふぎィッ♥♥♥くはっ……♥♥♥」

 

「う、嘘でしょ……♥もう10回は射精して……♥あ、あぁ……♥ズルい、ズルいわ……♥私にも……♥」

 

「お”っ♥お”お”ぉ”ぉ”ぉ”♥♥♥」

 

「がぁ……ッッッ!!!はっ、はっ……!カッちゃんの()も、()()も……性格に似て貪欲すぎる……」

 

「ふーっ♥ふーっ♥はっ……オラ、面ぁ……貸せっ♥ん……くちゅ♥ちゅぷ♥」

 

 

 

「お、お願いっ……!♥♥♥(コレ)ッ、外してぇっ♥♥♥見てるだけなんて辛いのっ♥♥♥」

 

「じゅぞぞぞっ♥ん……ぷぁ……♥ハッ、ずっとソコで空セックス(腰振りオナニー)してろバァーカ♥コレ(チンポ)はオレんだ♥」

 

「俺のなんですけど!?そんな事言う悪い子は性格矯正(オシオキ)イラマチオの刑だっ!」

 

「んぶっ!!?ん”ぐっ!?ごッ……お”っ……♥」

 

「っ……!喉マンコまで貪欲っ……全身セックスするためだけに改造されてんのかコノっ!」

 

「ぶっ!!?オぇ……♥♥♥」

 

 

 

 

「ぐ、ぁ~……♥♥♥」

 

「カッちゃんはおっぱい凄い大きいから、しっかり揉み解して乳腺鍛えれば妊娠してなくても母乳出るようになるよねっ!」

 

「バカ、ヤロ……♥出る訳……ねえだろ……♥」

 

「じゃあ出るまでおっぱいマッサージしてやるから」

 

「っ……♥」

 

「う”ぁ”ぁ”ん!!♥♥♥ズルいわ爆豪君ばかりっ♥♥♥私にもっ♥♥♥わたしにもぉっ♥♥♥」

 

「駄目です。先生はお昼になるまでそのまま這いつくばって飛び散った精液舐めててくださいね」

 

「ん”ん”ん”っ♥♥♥き、詭弁君酷いわっ♥♥♥こんな生殺しなんて今まで一回もっ……♥♥♥」

 

「ええ、先生のお陰で新しい性癖が目覚めそうですよ」

 

「……オイ、今はオレだけ見てろ……♥」

 

「嫉妬するカッちゃん可愛い。舌出して……ちゅ……」

 

「ん♥……ちゅぅ♥」

 

 

 

 

 

 カッちゃんと二人でぐちゅぐちゅに絡みあい、蛇のような交尾を堪能しきった。身体が『進化』してとんでもない回復力を備え、沢山の女の子と情を交わして経験豊富な俺と、元々人並み外れたスタミナを持っていて、性行為においても天性の才能を発揮したカッちゃんは色々な意味で相性が良かった。何十回と情交を結んだ先の互いの弱い所を攻め続けるセックスは、須臾が永遠に感じる程に()()時間だった。

 

あ”っ……♥はぁっ……♥」

 

「はぁー……はぁー……」

 

 互いの体液全てを出し切ったかのように息も絶え絶えとなっても、瞳に浮かぶ情の炎は消え失せず。カッちゃんの右手と俺の左手が絡み繋がり続けていた。

 カッちゃんを抱き寄せ、ベトベトの身体同士を密着させる。

 

「……一旦昼休憩と、風呂に入ろうか」

 

「……あぁ」

 

 放置されきって白目を向いて発狂しかけているミッドナイト先生の拘束を外し、俺はカッちゃんを抱きかかえて風呂場に向かう。

 その道中に何度かカッちゃんの手が俺の半勃起しているイチモツに向かったが、その度にカッちゃんの頬にキスを落として止める。

 カッちゃんと一緒に風呂に入り、互いの身体を洗い流す。あぁ、勉強もしないでセックス三昧だなんて……。なんて爛れた生活なのだろうか。少なくともヒーロー志望の生活ではないよなぁ……。

 

「……ンだよ、もう復活したのかよ♥」

 

「お風呂汚れちゃうから……一回だけね」

 

「チッ……オラ、()使えや……♥」

 

 結局風呂の中でカッちゃんのおまんこで3回イった。僅か半日足らずでセックスモンスターがまた生まれてしまった……。

 

 

 風呂から上がり、昼食に寮に届けられた弁当を食べ、狂ったように()()()()で自慰していたミッドナイトをチンポで黙らせ、午後の授業に送り出した。

 

「……完全に二人っきりだなァ?」

 

「そうだね……次はこの()()()()使って二穴犯してあげようか?」

 

「っっ♥……上等だ、かかって来いやッ♥」

 

 ……そうしてカッちゃんとのセックスバトルは長い長い延長戦の末に俺の勝利で幕を閉じた……。

 

 

 

 

「うふふ、爆豪さんとも致してしまったんですね♥」

 

「ホント節操無しだねー……じゅるるる♥」

 

「どんなエグいプレイしたん?実践してみよか?♥」

 

「タイム!!タイムをください!!!」

 

「却下でーす♥」

 

 長い長い延長戦を勝利で飾ったが、本当に長い時間カッちゃんと致していた為にカッちゃんをK.O.したほぼ直後に女子達が飛びこんできた。ああ、無情。今日も金玉空っぽになるまで激しいプレイが始まるのだ……。

 

「じゃーん、見て見て詭弁♥アタシのセックス用チアコス♥詭弁のチンポ応援してあげる♥頑張れ頑張れー♥」

 

「ケロッ♥私は看護服よ詭弁ちゃん♥看病は任せて。勿論えっちな事も……ね♥」

 

「……ウチのコレは魔法少女コスだよ……♥意外とこーいうの好きなんでしょ?」

 

「詭弁君。ホラ、私が来てるコレ見てみ?これ逆バニーって言うんやって♥こんなスケベ専用衣装考えた人ホンマアホやなぁ♥」

 

「あ”ーも”ー!!そ”ん”な”恰”好”し”ち”ゃ”い”け”ま”せ”ん”!!!」

 

 全員ザーメンまみれに汚したらぁよオラァ!!!

 

 

 多人数には勝てなかったよ……

 

 

 




前書きの要約
・感想欄でリクエストされてもどうせ運営に消されるし困る……
・だから皆好きなキャラの何処が好きか語ろうぜ!ねじれちゃんは不思議キャラでおっぱいおっきいのが良いと思います!茨ちゃんはあんなキャラしてるからエッチな事を教え込みたいよなぁ?

TSして、身体が疼いて疼いて仕方なくなったけど『でも俺男だから、同じ男に抱かれたくないし』っていう子にはセックスしなきゃいけない()()を1~2個用意してあげると良いんですよねー。『じゃー仕方ねえなー』って感じで。
そしてチンチン突っ込んで完全にメスに堕とすのが大変良き。
偶に『TSしても中身男ならホモでは?』って言うヤツいるけどさ、そう言うヤツは全員一度美少女になって種付けオジサンのエグい快楽セックスされてから元の身体に戻ればいいのにって思うんですけどどう思います?TSは一般性癖ですよね?
こいつTSの話になると早口になるな。とか言わないの。

TSすればご都合エネルギーによって毛の処理やスキンケア、髪の手入れなんてしなくてもすべすべ卵肌だし一生変な所に毛が生えないし髪は常につやつや!化粧?そんなモンなくても超絶美人ですがなにか!?ニキビ?TS少女には無縁ですけど!?元がピザデブ?TSしたら脂肪は全部おっぱいに行きますが!?しかも美女である事は確約されてますが!?TSサイキョー!!!!
ご都合エネルギーによっていきなりアナルセックスしてもお尻は裂けないし妊娠しなくても母乳だって出る。みんなもTS、しよう。
だからコイツTSの話する時のテンションキモイとか言わないの。


一夫多妻、一妻多夫、多夫多妻についてどう思いますか先生?

オールマイト「えっ!?えーっと……う、浮気は良くないよね!」(恋愛弱者感)
ミッドナイト「一夫一妻が理想的だけど、ちょっとした火遊び程度なら良いわね」
相澤先生「別に本人たちが納得してればそれでいいだろ」
マイク「でもハーレムってのは男の夢だよな!」

では詭弁君についてなんですが

オ「彼は……うん。ちょっと私ではなんとも……」
ミ「詭弁君次第だけど、『二番目でも良い』って子は多いわねー。ま、私もなんだけど」
相「全員養う程度の財力があるんだ。外野がどうこう言う事じゃない」
ミ「あの個性的なリスナー全員の手綱引けるのはアイツくらいなもんだろ!」



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ちゃこちゃんを買った話 前編

一年ぶりでした。本当にありがとうございます。
あるエロ本にインスパイアされました。
非エロ。


「うん……うん……大丈夫や、私もバイトして何とかするから……も、勿論ヒーローになるよ!でも―――……うん。絶対、何とかしてみせるから……うん、じゃぁ……」

 

 PI

 

「……とは言っても、そんな大金稼ぐ()()なんてなぁ……でもやらなあかん……せめて借金返せる見込みの()()を見つけないとお父ちゃんとお母ちゃんが―――」

 

「こんな所で何を悩んでいるんだい迷える子羊ちゃん!」

 

「おゎひッ!?お、脅かさんといてよ詭弁くん!!!」

 

 ハイツアライアンスの中。女子寮側階段の窓際でひっそりと一人電話していたチャコちゃん(麗日お茶子)に声を掛ける。電話の内容までは聞こえなかったが、相当深刻な内容だったのか滅茶苦茶暗い表情を浮かべていたので思わずふざけてしまった。

 だがここからはこの詭弁、頼れる男である事をアピール!

 

「困った事なら何でも解決!お喋りヒーロー『トーキー』が可愛い貴方のお悩み相談を受け付けております!」

 

「な、なんや急に……可愛いって……別に私はそんな―――」

 

「嘘は受け付けてねえよチャコちゃん。んな暗い表情浮かべながら、()()()()()()()()()はねえだろ」

 

 チャコちゃんを壁に押しやる、いわゆる壁ドン状態。これが※ただしイケメンに限るって奴だぞ見てるか葡萄。いや、ここ女子寮側だしみっちー(峰田実)居る訳無いんですけども。

 

「ち、近いわぁ!」

 

「ぺぶっ」

 

 チャコちゃんの手が俺の顔を押しのけ、個性が発動。フワーッ!と浮遊感与えられちゃったかな。

 天井付近を漂う俺に、真っ赤に染まった顔を向けるチャコちゃんKAWAII!

 

「マジメにせぇやぁ!」

 

「俺はいつだってマジメだぞチャコちゃん。例えモモちゃんのパンツを覗こうと奮闘してる時でも、俺にとってはガチガチの真剣勝負なんだからな」

 

「いや止めぇ!?」

 

「……本当にどうしたチャコちゃん。突っ込み芸にキレが無いぞ?」

 

「突っ込み芸って何ッ!?何で私突っ込みキャラにされてるん!?」

 

「何となく」

 

「何となくかいィ!!」

 

 さっきより元気になったな、良い事だ。大きい声を出す事はストレス軽減に良い。そして塞ぎ込んだ心に風を送り込んでくれる。

 ……で。

 

「本題がまだだぞチャコちゃん。何処に行く気だ?」

 

「わ、私は大丈夫だし……部屋に戻るだけ!詭弁くんは三階以降は立ち入り禁止やからね!」

 

「おう、『立ち』入り禁止な。分かってる分かってる」

 

 逃げるように階段を上っていくチャコちゃんを追いかける。

 

「絶対分かってへんやん!?」

 

「立ってないもん。『浮き』入りだからセーフだもん」

 

「『解除』ッ!」

 

「ちょ待っ」

 

 浮いていた状態が解除され、床に叩きつけられる。正確に言えば、階段の角に顔から叩きつけられる。おぉぉ……顔が……。

 

「あ……ご、ゴメン詭弁くん!」

 

 痛みに蹲ってる俺に駆け寄るチャコちゃん。天使や……。

 

「それはそれとして捕まえた」

 

「ぅえっ?」

 

 チャコちゃんの左腕を掴む。もう(悩みを打ち明けるまで)離さないぞ★

 

「は、離して!」

 

「それは聞けない相談だ」

 

「ち……痴漢って叫ぶよ!」

 

「それでチャコちゃんの悩みが解決するなら、どうぞ」

 

「っ……な、なんで……」

 

「当ててみようか?チャコちゃんの()()

 

「ッ!?」

 

 掴んでいる左手の甲に俺の右手を重ね、軽く握る。

 

「……ん~……チャコちゃんの悩みは―――一人で解決できる、が……膨大な時間が掛かる、真っ当な方法だとな。だが―――急がなければならない。違うか?」

 

「な、なんで……」

 

「実は俺、触れる事で読心術が使えるんだよね」

 

「う……嘘や……!」

 

「うん、嘘。でも嘘じゃない……読心術の()()()()があるんだよね」

 

 身体は正直……とよく言うがその通りなもんで。言葉では幾らでも繕う事が出来るが、身体の()()を完全に制御する事は非常に難しい。チャコちゃんの手を握ることで心拍を見ながら、『瞳』を()て情報を探る。

 

「自分の……大事なもの、違うな……大事な人か。それが今危険な状況に陥っている。そう―――命が関わる程に。病気……じゃないな、怪我でもない。ふむ……金?」

 

「ッッッ!!」

 

「あー……見えてきたな。お金が必要……それもかなりの大金が……そうだろ?」

 

「な、なん……なんで……」

 

「可愛い女の子の事だ。俺が分からない訳が無いだろ?」

 

 チャコちゃんの反応が素直過ぎるとも言う。……ま、口には出さないが。それらしい単語を述べていって反応があった部分を掘り下げる。いわゆる心理―――いやなんでも。

 

「ふむ……総合的に考えて、何らかの理由で実家が借金を抱えたってところか」

 

「……詭弁くんはホンマにお見通しなんやな……私の実家、建築業なんやけど()()()()があって……」

 

「それで多額の借金を抱えた、と。その上早急に返せる()()()が立たないとって事か」

 

「うん……三年。三年で借金を返す見込みを立たせんと……」

 

「三年……仮にチャコちゃんが卒業後すぐにプロヒーローになったとしても間に合うモンでも無いよなぁ」

 

「そう……だからバイトを始めんと……」

 

「だけどそんな『時間』取れるか?朝早く起きて授業、夕方或いは夜まで訓練。土曜日曜も場合によっちゃぁインターン。何処にバイトする時間がある?インターンは給料が出るとは言え学生相当だし、仮にバイトを始めても学業がおろそかになれば(ヒーロー)は遠のくぞ?」

 

「そんな事は分かってる!!でも……でも一番大事なんは……」

 

「……泣くなってチャコちゃん。良い解決策がある。ヒーローになる、家族を守る、両方を勝ち取るとっておきの策がな」

 

「ほ、ほんまに……そんな都合のいいモンあるん……?」

 

「ああ」

 

 

 

 

 

「チャコちゃん、俺にチャコちゃんを()()()()くr「ケロキュッ」

 

 

 

 

 喉がっ!?喉が絞まるッ!!!

 

「つ、梅雨ちゃん!?」

 

「ウチらも居るよ」

 

「廊下で大きい声だしてるから何事かと思って」

 

「コッソリ様子見てたら麗日が詭弁に手ぇ掴まれて泣いてるし」

 

「挙句の果てには……詭弁さん?今、なんと仰ろうとしましたか?ええ?」

 

 あ、やばい。二重の意味で見えてはいけないもの(三途の川と般若の顔)が視界の別レイヤーに見えてきた……。

 

 

 

 -お説教タイム-

 

 

 

「―――と、言う訳でほんと、チャコちゃんを『雇う』つもりで言ったのであって決して……決して買春目的という訳では……」

 

「その言葉を信じるには普段の行いが悪すぎたわね」

 

「大丈夫麗日?詭弁に変なことされてない?」

 

「う、うん……大丈夫だけど……」

 

「それで、借金ってどれぐらいあるの?」

 

「まあ、ほんの少しでも足しになれば……」

 

「みんな……!ありがとう……!それで、借金なんだけど……」

 

 そう言ってチャコちゃんは目元に浮かんだ雫を拭い、申し訳なさそうに八本の指を立てた。

 

「……はち?はち、十万―――じゃ、ないよね……」

 

「は、はっぴゃくまん?とか?」

 

「……ゼロの数やで……」

 

「ぜろのかず?」

 

「えーっと、一、十、百、千、万、十万、百万、千万……!??」

 

「いや、ゼロの数ということは……億!!?」

 

「何やらかしたの麗日の実家は!!?」

 

「と、とにかくそんな大金どうやって集めるの!?」

 

「そこで俺の出番。チャコちゃんを卒業までの間『メイド』として雇う事で、全額返済は無理でも返済の()()が立つようにする。普通にバイトするより遥かに稼げるし、働く場所は此処だ。訓練、勉強、インターンにメイド業とクソ忙しくなるが時間の都合はつく筈だ」

 

「メイドっ!!?私が!!?」

 

「き、詭弁!あんた麗日に『奉仕』って言ってヤらしい事するつもりでしょ!?」

 

「えっ」

 

「えっ」

 

 ヤらしい事をさせる?俺が?『メイド』に?なにそれこわい。

 

「あー……芦戸さん?詭弁さんは『メイド』に手を出す事はありませんわ」

 

「わ、分かんないでしょ!?あの詭弁だよ!?」

 

「んもー想像力豊かな子ねぇーミーナちゃーん!!俺が『メイド』に手を出すなんてそんなホントマジで違うんです許してください」

 

 八百万家、メイド長、ウッアタマガ。

 

「……ケロッ。どうしたのよ詭弁ちゃんは、急に頭を抱えて……」

 

「昔、ウチで雇っているメイドのお尻を触ったことがありまして……その時に受けた()()が詭弁さんのトラウマになっているようですわ」

 

「そ、そうなんだ……」

 

 と、とにかく……チャコちゃんを『メイド』として雇う。給金は……親に事情を話して前借り&値上げ交渉するか……。

 

「あっ、そう言うわけでチャコちゃんはどうする?()()()()()?」

 

「わ、私は……(三年で大金稼ぐには宝くじで一発当てるか……ほ、本当に売春するしか……。でも詭弁くんのメイド……安心……できへんけど!けどぉ……やらないと、お父ちゃんとお母ちゃんが……!)詭弁くん!私、詭弁くんのメイドになる!ならせてくださいっ!」

 

「お茶子ちゃん……凄いわ。きっと誰でも出来るような決断じゃないと思う。でも私はお茶子ちゃんを応援するわ」

 

「麗日さん!詭弁さんにセクハラされたら相談してください!」

 

「私、先生に少しでも多くのお金を稼げる方法がないか聞いてくる!」

 

「ウチも、お金はあんま無いけど……出来ることなら何でも協力するから!」

 

「じゃあ私は詭弁が麗日にセクハラしないかコッソリ見張っておくね!」

 

「俺に対する信頼度よ」

 

 どうしてセクハラしないか監視する必要があるんですか?(電話猫)

 

 と、まあそういうことで俺は可愛いメイドを雇う事となった。

 

 

 

 ◆

 

 

 

「折角ですので実家から本物のメイドを呼びましたわ!」

 

「どういうことなの」

 

「皆様初めまして。八百万家のメイド長を勤めるマリア・スカーレットと申します」

 

「「「ガチガチの外国人メイドさん来た!!?」」」

 

「貴方が件の新人メイドである麗日さん……ですね?」

 

「ひゃっ、はい!」

 

「これから一日で掃除の仕方から性欲溢れる主人の窘め方まであらゆるメイド技術を叩き込みます。覚悟はよろしいですね?」

 

「一日で!?あ、あの、もうちょっと手加減をと言うか……」

 

「『メイド』を名乗る以上中途半端などありません。安心してください麗日さん。今、八百万家にいる従者は全員私が1から育てた者達です。教育はお手のものですので」

 

「えっ、全員……?」

 

「前にヤオモモの家に行った時、結構な年齢の執事も居たよね……?」

 

「あ、あのぉ~……スカーレットさんっておいくつなんでしょうか……?」

 

「それは秘密です」

 

 モモちゃんが産まれた時からメイド長だったから最低でもさんじゅ―――殺気ッ!!!

 咄嗟に床へ倒れ込めば、ついさっきまで頭があった場所に大きなナイフが突き刺さっていた。

 

「……と、まあ『メイド』を極めればこのように何もないところからナイフを取り出すなんて造作もないことです」

 

「今の動き……全く見えなかった……!」

 

「メイドって凄い」

 

 

 

 ◆

 

 

 

 スカーレットさんによる超々圧縮メイド講座によって本当に一日で立派なメイドと化したチャコちゃん。

 

「『G.M.A(ガンヘッド・マーシャル・アーツ)』と『メイド流近接戦闘術』……これほど相性が良いモノでしたとは。メイドを務めて長いですが、この世はまだ知らぬ事が多い……」

 

「あ、尾白が気絶した」

 

「す、凄い……人ってあんな飛ぶんだ……」

 

「お、おい……急に中庭に呼び出されたと思ったら、なんで麗日と戦う事になってんだよ!?」

 

「すみません切島様。麗日さんの成長を確認するために丁度良い組手相手―――コホン、サンドバッグが見当たらなかったもので丁度暇そうな尾白様と切島様をお呼びしました」

 

「いや組手相手で良かっただろ!!?なんでわざわざ言い直した!!?」

 

「大丈夫や切島くん―――無駄な痛みを感じる暇もなく仕留めるのが『メイド』の流儀……」

 

「そんでなんで麗日もそんな物騒な事言ってんの!!?」

 

 そして硬化したえいちゃん(切島鋭児郎)をたった二撃で気絶させるチャコちゃん。強い。

 ……メイドって、なんだっけ?

 

 

 

 ◆

 

 

 

 それから数日後。チャコちゃんはすっかりクラシカルメイド服を着こなす事に慣れていた。何だったら普通に授業中もメイド服のままだった。

 

「雄英は自由な校風とは言え……コレは有りなのか?」

 

「詭弁くん?あんまり……その……倒錯した趣味は見せびらかすものじゃないのよ?」

 

「俺が悪いみたいな風潮!!!!!」

 

 ミッドナイト先生に窘められたが話を聞いてほしい。それは俺の趣味ではない。

 

「大体着せるとすれば黒網タイツのフレンチメイド一択だからっっっ!!!」

 

「詭弁っ!」

 

「みっちー!」

 

 ガシッと腕を組む。

 

「エロさなら水着メイド服だろーがよぉぉぉぉ!!!」

 

「やっぱテメェとは分かり合えねえみてぇだなぁぁぁぁ!!!」

 

「あっ、ちょっ!詭弁てめぇリーチ差考えっ、止めろッ!!!」

 

 峰田実(性欲魔神)を一方的にボコす。水着メイドは確かにエロい……が、それはもはや『メイド』ではないのだ……!

 

ご主人様(詭弁くん)

 

「ヒュッ」

 

 まるで瞬間移動でもしたのかと思う程突然チャコちゃんに肩を掴まれる。は、覇気が……覇気(プレッシャー)がすごひ……。

 

勉強の小休憩に紅茶をどうぞ(そんなモン絶対着ないからね?)

 

「あっはい」

 

 明らかに副音声が聞こえたのだが、メイドってのはテレパシー的な何かの技術が必修科目なの?

 こうちゃおいしかったです。

 

 と、まあ紆余曲折ありなんやかんやでチャコちゃんの現状はクラスに受け入れられてると言って良いだろう。

 皆、自身のお小遣いを『少しでも足しにしてくれ』とチャコちゃんに渡した上に、金銭の相談をした先生から紹介してもらった『内職』を空いた時間に手伝ったり。と、凄い協力的だった。チャコちゃんも『皆ありがとう……ホンマありがとうなぁ……』と号泣していた。号泣しながらも内職の手を止めなかったのは流石だったが。

 

「詭弁。お前皆がほぼ無償で麗日を支援してるってのに、お前は麗日にメイドさせる事になんか思わないの?」

 

 という声(意訳)を頂けるが、俺がチャコちゃんに渡す金額は年間で八桁円になる事を伝えると沈黙する。

 俺だってやりたくてチャコちゃんにメイドやらせてる訳じゃない……が、無償で八桁円渡される身にもなってみろ。心労で死ぬぞ。今でさえ無償で借金返済に協力的な皆に少しでもお返ししようと寮の清掃や給仕を滅茶苦茶頑張ってるのに、その上で俺が八桁円PON★と渡したら……チャコちゃん倒れるんじゃねえか?

 そもそもこの八桁円だって結構無理して捻出している。『働けるようになったら死ぬ気で働いて返す事』を条件に父さんから借りてるモンだ。通常の年間小遣い総額が八桁円な訳が無い……が、だからと言って『無理して捻出してる』事をチャコちゃんに悟られてしまえば『援助』を拒否するだろう。チャコちゃんの神経は太くないから、そんなお金は絶対受け取らないのは簡単に予想が付く。

 例え皆から嫌われようとも、俺は札束ビンタでチャコちゃんを雇いふてぶてしくふんぞり返る姿勢は崩さない。チャコちゃんに感謝されたい訳じゃない。皆から尊敬されたい訳じゃない。俺は俺の良心に殉じているだけ、ただの自己満足だ。

 だから今日も俺はチャコちゃんがしっかりアイロンがけしてくれた制服を当然のように着、授業の合間にチャコちゃんが用意してくれた紅茶や菓子を当然のように口にし、放課後の個性訓練にも当然のようにチャコちゃんをこき使い、休日もチャコちゃんがインターン等で居ない日を除いて当然のように連れ回す。チャコちゃんが大金を受け取る際、少しでも心が軽くなる様に。

 

 

「(詭弁くん……)」

 

「ん?なんか言ったかチャコちゃん」

 

「いいえ、何でもありませんご主人様」

 

 

つづく。




次回こそエロ。


マリア・スカーレット 年齢不詳

八百万家のメイド長を務める女傑。見た目()20代。
現在八百万家に仕える従者全員を1から鍛え上げ、時間でも操作してるんじゃないのかと思う程の手際の良さや教育面に関するスキルは正に『長』と呼ぶにふさわしい。
また、過去に仕えるお嬢様とその友人が敵に攫われた経験から『強くなくては真の従者足りえない』という思考を持ち、『メイド流近接戦闘術』を編み出した。
特技はタネ無し手品。

お察しの通り、設定が濃い一発キャラである。


後編は早いうちに書きます!
でもその前に変な石を拾ったので家に置く場所作らなきゃ。あー……まあその辺においておけばいいか。それと掃除もしなきゃ……まあ後にしよう。ご飯買いに行かないと……まあ、後でいいか。ゲーム……ま、後にしよ。後書きの感想ネタ……まあ今度書くか。次話……後でいいか。


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ちゃこちゃんを買った話 後編

メイドちゃこちゃんが笑顔で銀のトレーを腰の前で両手を揃えて持って立っている夢を見たので更新。


 ちゃこちゃんが俺のメイドとなってからしばらく。ヒーロー基礎学の戦闘訓練において、ちゃこちゃんはほぼ負け無しとなった。

 

「音もなく真後ろに現れて一撃……麗日って暗殺者か何かか?」

 

「メイドの嗜みや」

 

「メイドって……凄いんだね……」

 

 あのオールマイトさえ引くレベルと言えば相当だろう。相澤先生は真面目に『メイド流近接戦闘術』の導入を検討していて、ミッドナイト先生に止められるくらいだ。ちゃこちゃんの進化がマッハ。

 そしてちゃこちゃんの進化は日常生活にも及ぶ。ハイツアライアンスの共用スペースは風呂、トイレ含めて『いつの間にか』としか言い様のない程にピカピカに綺麗になっている。時間操作能力でもお持ちで?

 そしてそして。授業の合間にある休憩時間に、ちゃこちゃんの借金返済を手伝ってくれる皆に手作りクッキーと紅茶を振る舞う。

 

「なにこれ美味っ!?」

 

「勉強で疲れた脳には糖分が一番や」

 

「紅茶もウメェ……」

 

「って、言うか大丈夫なのかよ麗日?オレ達にクッキーくれるのはありがてぇけど、材料費だってバカにはならねぇだろ?」

 

「心配してくれてありがとな砂藤くん。でもこのクッキーは実質タダみたいなもんなんやで」

 

「ちゃこちゃんのやってる内職の一つに『美少女メイドの手作りクッキー』の納品があってな。材料はソコ持ちだ」

 

「それで余った分を皆にもお裾分けしてるんや」

 

「な、なるほど……?」

 

 そんなこんなで、ちゃこちゃんの借金返済は順調に進んでいった。

 

 しかし、そんな順調な生活は突如終わりを告げる。

 

 ある日の事、俺は久々の()()を無事に終えてシャワーを浴びていた。眠る時は機械による監視、朝イチ及び夕方~夜は大抵ちゃこちゃんが一緒、もしくは訓練等で()()()()()()が無いかのどちらかだった。俺も色々盛りの男子高校生、溜まるモンは溜まるのだ。

 そうして、偶々ちゃこちゃんがいない日かつ体力が十分残ってた俺は、そりゃもうここぞとばかりに自室で()()を行った。スゲー出た。そうして久々のスッキリ気分を匂いと共にシャワーでしっかり洗い流し、鼻歌交じりに自室に戻れば

 

「あ」

 

「……んぃ?」

 

 そこには広げっぱなしだった素敵本をしっとり読んでいるちゃこちゃんの姿が!!!

 

「……」

 

「……」

 

 ちゃこちゃん今日は遅くまで帰ってこない筈では?という言葉すら喉から出てこない。

 すげー。時間って本当に止まるんだー。

 そして良く見たら本を支えているちゃこちゃんの手とは反対側の手には、劣情をぶちまけた後始末をしたティッシュが!!!

 

「死ぬしか無いじゃない!!!!!」

 

「詭弁くん!?」

 

 あたしってほんとバカ。どうして俺は本を広げたままシャワーを浴びに行ったの?バカなの?死ぬの?IQ3なの?ちゃんと栗の花臭のするネトネトティッシュはビニール袋に入れて処分しろってあれほど……

 俺は血反吐を吐きながら男子寮側の自室(ベッド)に飛び込んで不貞寝した。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 気まずい。この一言に尽きる。

 次の日、朝起きたら『昨日のあれは夢に違いない』と思い込み、朝食を食べる前に念のため女子寮側の自室に入ったら隠してあった素敵本とネトネト→ガビガビティッシュが無かった。

 ねえ、何が悲しくて同い年の女子に素敵本とティッシュを処理されなければいけないの。まあティッシュだけでなくゴミ箱が空っぽになってたから単純にゴミ捨てしただけなんだろうけどさ。素敵本は返せよぉ……。

 違う、そうじゃない。

 そりゃ日頃からセクハラしまくってるとはいってもよ、ダイレクトなオナバレは違うよなぁ?男子寮側と女子寮側でゴミのティッシュ含有量が違うのはもはや公然の秘密ではあるけども。ごみ捨て当番が男子に片寄ってるのもそう言ったやむにやまれぬ事情があるけども。女子達もなんとなく察してるけども!!

 だからってねえ……いくら『メイド』でも女子にイカスメル加工ティッシュを処理させるのはダメじゃん!!

 

 

 これがホントの性処理ってかぁ!!?

 

 

 ヤバい、頭が混乱してる。んもー何がヤバいって()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()事がヤバい。顔にも態度にも出さん。なんだったら俺の方が挙動不審なレベル。『ど……どうした詭弁?』と異口同音に聞かれる事山のごとし。

 そうこうしてる内に放課後。ヒーロー基礎学の時にも挙動不審だった俺は相澤先生からのお叱り(柔化表現)を受けた後、放課後に特別授業を承りとても言葉にするには難しい程にシゴかれた。死ぬぅ……。

 そうして日が暮れ、空が橙から紫、藍色に変わっていく位の時間。HP1のフラフラ状態になったまま寮に戻れば、ちゃこちゃんがもの凄く良い笑顔*1で出迎えてきた。怖い。

 

「ご主人様、お疲れの様ですのでお食事の前に少しマッサージ致しましょう。さあ此方へどうぞ」

 

「ふへぇッ!?お、おう!ヨキニハカラエ!」

 

 返事をした直後、ちゃこちゃんの個性によって無重力となった俺は手を引かれるままに女子寮側の自室に引っ張りこまれていった。

 

 

 ◆

 

 

 

「……ねえヤオモモ、今日の詭弁の様子どう思う?」

 

「さあ……あそこまで慌ててるのは正直初めて見ましたものですから……」

 

「メイドに()()()()()だと……!?詭弁の野郎、ぜってーエロい事する気だぜぇ……!!」

 

おまえ(峰田)じゃねえんだから……それに最近の麗日滅茶苦茶つえーじゃねえか。仮に詭弁が麗日に手を出しても、普通に返り討ちだろ?」

 

「でもよお!!何だかんだアイツが一番麗日の借金返済に貢献してる訳だろ!?金で無理矢理エロい事を迫ったら―――ヒッ!?」

 

「峰田さん?それ以上詭弁さんの悪口を言うのでしたら流石の私も怒りますわよ?」

 

「もう怒ってる!!」

 

「その何だかんだで一番身を切ってるのが詭弁だって分かってんだろ峰田お前……」

 

「そもそも詭弁はセクハラはしても()()()()()()()()()はしないだろ」

 

「わわわ悪かったよぉ!!でも仕方ねーじゃん!メイドにご奉仕されるって言葉でエロい妄想しねー男が居るかよチクショウ!!!」

 

「「「……」」」

 

「なんか言えよこのむっつりスケベ共!!」

 

「アンタが言うなオープンスケベ」

 

 

 

 ◆

 

 

 

 ……ちゃこちゃんによって自室に連れてこられ、部屋に置いてあるカウチソファの上にうつ伏せに寝かされ、そのままちゃこちゃんの全身マッサージを受ける。

 その間ずっと無言だったのがキツイ。何がキツイって、もう全部キツイ。居た堪れなさがカオスMAXドラゴン。ねえねえ、俺って今オナバレしちゃった女子にマッサージを受けてるんだって。いっそ殺せぇ……。

 

「……」

 

「……」

 

 いやー全身が凝ってますねー(緊張で)これはもう石ですねー動く石像ですねー、とか何でもいいから話してぇ!

 

「……あ、あんなぁ、詭弁くん」

 

「ん、お、おう?」

 

 メイドちゃこちゃんが俺の事『ご主人様』じゃなくて『詭弁くん』と呼ぶときはOFFモードというか、素に近い精神状態の時だ。

 逆に言葉に方便が無くなった時はメイドモードだ。なんかよく分からないがメイド仕事する時は脳がフル回転し続けるからとか何とか。メイド=脳パワーすげぇ。

 

「き、昨日の事なんやけど……」

 

お、おう

 

 一日でも早く忘却の彼方へ消したい。

 

「詭弁くんも男の子やし、()()()()()するのは……分かるから……わ、私に気を使ってムリせんでええからね?」

 

「……おう?」

 

「き、詭弁くんが()()()かなり気を使ってるんは皆知っとるから!」

 

「 」

 

 え?

 

 え?

 ()()()

 

「百ちゃんが少し前に『詭弁さんの自室で時折栗の花の香りがしますが、誰かそういう香水を御持ちなのですか?』って言ってて皆、あっ……てなってたから!」

 

「待って待って待って」

 

 ねえなんで今追撃してきたん?泣きっ面に蜂どころか剛速球来たよね今。

 あーそっかー……ちゃこちゃんだけじゃなくて皆にもバレてたかー。

 

「二階から飛び降りて死ねると思う?」

 

「何でそんな考えに至ったん!?」

 

 だってコレお前……教室で『週に何回オナニーしてんの?』って聞くのと、『あっ、コイツさっきまでシコってたんだな……』って思われるのとじゃ色々違うじゃんッッッ!

 

「笑えよ……男の癖に女子寮に自室を持ってるシコザルド変態野郎って笑えよ……」

 

「何でそこまで卑屈になっとるん!?いや、百ちゃんがそう言わなかったらみんな気付かんかったって!」

 

「でも今はバレてんじゃん……『アイツいっつも部屋の窓開けてんな』って思ってるんじゃん……」

 

「誰も思ってへんよ!?」

 

 俺だって性欲旺盛なオトコノコよ?寮生活になる前はウィークリー任務10回以上はこなしてた性欲の塊よ?寮生活始まってからは自分でも良く我慢できてんなぁって褒めてたくらいよ?

 うぅ……もし今ヴィラン連合に誘われたら即オチする自信がある……。

 

「殺せ……いっそころせぇ……」

 

「ぅー……あーもーっ!ごっ、ご主人様ッ!」

 

「ッ!?」

 

 そう言ってちゃこちゃんはうつ伏せになってる俺を仰向けにひっくり返し、俺の太腿に座る。クラシカルメイド服越しのお尻の柔らかさが腿に感じられる。おおおおちおちおちつちつおちつけおしりやわらかじゃなくて。

 

「わっ……わた、しが……ごしゅ、じん様のせ、せ、性欲処理も行い……ま……す……から……

 

 Q.顔を真っ赤に染めた美少女メイドがご主人様(自分)の性欲処理を行いますと言いました。どうなりますか?

 A.勃起する。

 

「やだ……身体は凄い正直……」

 

「う、わ、わ……詭弁くんの……ズボン越しでも大きくなってるのが分かる……」

 

 メイドに勃たないって言ったな。あれは嘘だ。ちゃこちゃん可愛すぎかよっべーなーマジっべーわー。

 このまま理性が蒸発しかける。……だけど、だ。

 

「……ちゃこちゃん」

 

「うぇっ!?あっ、な、何、詭弁くん?」

 

 ズボン越しのチンチンをじっと見ていたちゃこちゃんがビックリしたように俺を向く。

 

「無理しなくていいんだぞ」

 

「っ―――」

 

「俺がちゃこちゃんを『買った』のは、()()()()()をして欲しいからじゃない。友達が……ちゃこちゃんが困ってたから。『お金』で解決出来る事だから……本当なら、ちゃこちゃんに俺が出せるだけお金を渡す()()で良かった。だけどそんな事は絶対気にするだろ?だからせめて、俺が知る中で一番融通の利く『仕事』って形で買った。それだけだ。それだけなんだよ……」

 

「……あんな、詭弁くん。私が、お金を積んだらエッチな事するような女の子に見える?」

 

「見える」

 

「流石に怒るで」

 

「ゴメンつい嘘吐いた。全然見えません」

 

「……まあええよ。それで、ええっと……まあ、あれや。私やってお金積まれたからこんな事してる訳やない。き、詭弁くん……だから……」

 

「な……なんで?」

 

「な、なんでって……別に何でもいいやん!」

 

 何でもいいのか?

 そう言ってちゃこちゃんは俺の胸部を押すように体重を掛けながら、俺のパンツごと制服のズボンを下ろしてイチモツを外に出した。

 

「う、わぁ……本物や……あの時よりも大きい……?

 

 臨戦態勢時のイチモツは家族にだって見せた事は無い。林間合宿?あれは……まあ、ノーカン。

 

「さ、触るね……うわ、凄い熱いんやな……」

 

「ちゃ、ちゃこちゃん……っ」

 

「マッサージ!これもマッサージやから!ご主人様はジッとしてぇ!」

 

 あ、はい。

 ちゃこちゃんの手が俺のイチモツを擦る。自分で擦るより気持ちいい。

 

「が、我慢するのは身体に良くないから……イキたくなったら、いつでも言ってな?」

 

「ちゃこちゃん……っ」

 

 真っ赤になった顔を向けながらシコシコにゅちにゅち。指で全体を優しく握るようにシゴいたり、手のひらで先っぽをクニクニ擦ったり、中指と薬指の間に挿入するようにクチクチ弄ったりする。ちゃこちゃん何処でこんなテクニックを……。

 

「スカーレットさんが『覚えてて損はないから』って……」

 

 あのムッツリメイド……。

 ちゃこちゃんの手コキによってあっという間にイかされそうになる。

 

「うぅ……出そうっ……」

 

「……えっ?あっ!ティッシュっ……ちょ、遠い!?……パクッ!」

 

「ふっっっ!?あっ!ちゃこちゃんっ!?」

 

 ティッシュで精液を受け止めるのを諦めたちゃこちゃんは、あろうことかイチモツの先っぽを咥えて自身の口で精液を受け止める気のようだ。

 とっさの事だが、ちゃこちゃんの口の中に出すわけにはいかないと尻に力を入れて、気合で射精を堪えてティッシュを取ろうとする……が、ちゃこちゃんは口をすぼめて鈴口に吸い付きながら金玉を優しく揉むように愛撫した事で我慢虚しくちゃこちゃんの口内に精を解き放ってしまった。

 

「あぁ……うっ……くぁ……」

 

「っ……ぢゅっ……」

 

 金玉から精液を絞り出される初めての感覚と、尿道から精液を吸い出される初めての感覚が脊髄を通って脳に走る快感となり、いつも以上の量を射精した気がする。

 そうしてちゃこちゃんによって吸い出された精液が、溢れる事無くちゃこちゃんの口内に納まった。

 腰が抜けるかと思うくらいに気持ちの良い射精を終えた直後、口元を押さえて震えるちゃこちゃんに気が付いてすぐにティッシュを取って、精液を吐き出すように言う。だがちゃこちゃんは口元を押さえたまま首を振って、そのままゴクッ、ゴクッ、と精液を飲み干してしまった。

 

「んくっ……ふっ、うえぇ……精液って凄い苦いんやな……」

 

「ならなんで無理に飲んだのさ!?」

 

「……だって詭弁くんのやし。き、詭弁くんの精液めっちゃ臭いから、ティッシュに出したら臭い残ってまうやん!」

 

「普通にショックなんだけど」

 

 でもちゃこちゃんがゴックンした後に『全部ちゃんと飲んだよ』と口の中を見せてくるの凄いエッチで再硬直しました。

 

「ぁ……」

 

「あ……これは、その、ちゃうねん……」

 

「……ええよ。今まで我慢してた分、今日は全部抜ききろ?」

 

「あっ、ちゃこちゃん……あっ、あっ、」

 

 そのままちゃこちゃんはイチモツを再度口に含み、舌で先っぽをクリクリ舐めながら手で竿をシゴきだした。

 

「んっ、ふっ、くぷっ、じゅるるっ」

 

 ちゃこちゃんのヘッドドレスがふりふり揺れる。その度にイッたばかりの敏感チンチンに更なる刺激が与えられ、金玉の中に残った精子が残らず吸い取られるように射精してしまった。

 

「んんっ……んっ……んくっ……ちゅ……ぷぁっ、はっ……はぁ……詭弁くん……気持ち良かった?」

 

「はぁ……はぁ……うん……自分でするより……何倍も良かった……」

 

「そ、そか……あ、せや!詭弁くんご飯食べなきゃ!ほらっおちんちんしまって!」

 

「えっ、ええ……?」

 

 ちゃこちゃんは突然パッと立ち上がり、引き摺り下ろしたズボンを上げながら俺の手を取って立ち上がらせる。

 

「あ、あんま長い事やってると皆不審に思うし!それに今日の詭弁くんめっちゃ変だったから皆様子見に来るかもしれんし!は、はよ行こか!」

 

 急にどしたん。

 頭にハテナマークを浮かべる俺を押しながら自室から出る。……その際に、凄く小さな声で『い、いつでもまたシたるから……』と言っていたのは、バッチリと俺の耳に届いていた。

 

*1
詭弁目線であり麗日お茶子及び周りの人にとっては普通の笑顔




メイドちゃこちゃんなぁ、にこやかな笑顔だったんよ。でもよ~く見てみるとな、ちゃこちゃん、薄目だったんよ。謎の恐怖心に駆られながら今日はここまで。

ちなみに、ティッシュfeat.詭弁くんの遺伝子配合体液は密閉容器に入れられてちゃこちゃんの自室に保管されています。なんでやろなぁ(アリさんマーク感)


次回!前編・後編で話が終わると誰が言った?
『ちゃこちゃんを買った話 蛇足』
乞うご期待!

更新は……そのうちだ!果報は寝て待て!


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