ショタンガ様とプレアデス。あとアルベド。 (ryodesu)
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1話

モモンガ様が人間種族の子供にアバターを再設定。
超越者(オーバーロード)からは弱体化しちゃったけどマジカルチ〇ポを代わりにGET!
エロに積極的になった6名のプレアデスとアルベドがモモンガ様をお護りしながらイチャラブする話。


 

 ユグドラシルサービス終了日モモンガはナザリック第十階層最奥にある玉座に座りで強制ログアウトされるであろう瞬間を待っていた。

 懐かしむように身の回りにいるNPCの概要をコンソールから読んで時間つぶしするつもりでいたが目の前で跪くアルベドと6人のプレアデス達に対し、日々の精神的疲れから大人な女性に甘えたい気持ちがわくと同時に、18禁行為がご法度のユグドラシル内とはいえ目の前の健康的で出るところは出て引っ込むところは引っ込んでいる肢体のNPC達にムラっとしてしまう。

 そこでモモンガは「最後だし、いいよな別に」と彼女らを作成した仲間に罪悪感を抱きつつも、最後の時に現れない彼らに若干開き直った軽い気持ちで文言を追加してしまう。

 それも7人全員の設定概要欄に一括挿入で。

 

「――至高の41人に向けた尊敬とは別にモモンガのことを異性として愛しており、性欲の対象として意識している。モモンガに少々過保護である。なお、7日間肌と肌の接触がないと死亡してしまう」

 

 さらに少し()()()()()()になってきたモモンガは

「はぁ……女の子に包まれたい……とにかく癒されたいんだよ俺は……」

 と少々なさけない妄想を吐露する。

 しかし今の自分の大柄な骸骨姿では目の前の女性達よりもあきらかに等身が上で、それも難しいことに気づく。

 そこでモモンガは過去に課金アイテムを購入した際、キャンペーン特典でもらったアイテムに、ゲームの進行度に関わらず、ゲーム開始時まず初めにプレイヤーが行う”キャラクター作成”を任意のタイミングで1回行えるというものがあったのを思い出した。

 使用期限はなかったが1アカウントにつき1個しか取得ができなかったため、ここぞという機会まで温存していたのだ。

 ゲームのプレイ中貴重なアイテムを入手すると勿体ぶってゲームクリアまで結局使わずじまいということは一般的にあるが、モモンガもそれであった。

 モモンガはアイテムインベントリの隅っこに放置してあったそれを呼び出す。

 そのアイテムは手のひらに少し収まりきらないほどの大きさでデフォルメした星をかたどった灰色の石のような素材の真ん中に幾何学的な記号が彫られたものだった。

 モモンガが全体を眺めるようにすっとそれを乗せた手を伸ばし、全体を俯瞰するとぼうっと赤く光っているようにも見える。「ううむ……」モモンガは小さく唸る。

 ゲーム自体がもう間もなく終了するとわかっていても「1つしかない」「再取得は不可」という制約が悩んでも無駄とはいえ、貧乏性なところもあるモモンガを躊躇させた。

「まぁ、これも別にいいよな……どうせ全部なくなるんだし」

 普段の自分なら絶対使わないだろうなと思いながらも、やはりゲーム最終日という事実と今こんこんと湧き上がる男性のたける気持ち部分がモモンガを後押ししたかたちだ。

 モモンガがコンソールからアイテム使用を選択するとゲームを始めた当初を懐かしく思い出させるキャラクター作成のUIが目の前に広がる。

「ええっと……種族は人間で、身長も小さめで……顔の造形は……面倒だからデフォルトにおすすめフィルターで良いか……」

 キャラクター作成ではゲーム内の世界観に合わせた設定はもちろんの事、顔の造形などで個性を出すこともできた。

 ただ今回はどうせすぐなくなるデータであることもあり、ユグドラシルに接続する際に必要なコンソールに登録してあったゲームとは別用途の鈴木悟の個人情報の一部である現実の顔の3Dデータを元に、ユグドラシルがプレイヤーへキャラクター作成の補助として備えていた所謂美化フィルター(フォトショ)機能をあてるだけで終えておいた。

 モモンガは軽くプレビューで確認したのち、作成決定を押す。

「まぁこんなかんじか」

 

 そこには現実の人間になおすと10歳ぐらいだろう黒髪の少年がいた。

 その顔は大人の鈴木悟の顔データを元にしたからか、10歳にしては少し大人びており、それでいて中性的で子供のあどけなさが合わさったような、健康に育てば将来精悍な顔立ちになるだろうことを予感させる顔があった。

 なお過去のリアル悟自身の顔の記憶より魅力度が何割か増しであり、インベントリから呼び出した鏡でまじまじと新しい顔を見たモモンガは誰だよこいつとも思う。美化フィルター様様である。

「……あっ、と」

 モモンガは自身に装備されていたいくつかのアイテムが自動で外れ、インベントリに再収納されているのに気づく。

 いくつかのアイテムは装備条件を骸骨姿のモモンガではクリアしていたが、種族が人間になったことでその条件を満たせなくなったからと思いいたる。

 見た目のトレードマークの一つだった通称モモンガ玉のワールドアイテムはそのまま体の中にあることを感じることができた。心臓の鼓動と重なる位置にその力を感じる。

 一瞬これ取り外すときどうすりゃいいんだと思い、人間の少年のゴアゴアしい絵面を想像するが気にしてもしょうがないので無視する。

 モモンガはひとしきり自身の身体を見渡すとお気に入りでいつも着ていた漆黒のローブが自身の今の身体に合わせて縮んでいることにまず気づく。

「……なんかかっこつかないな……」

 前のアバターはその身長と骸骨顔も相まって大物感あふれる支配者然とした雰囲気だったが今はなんというか……子供が演劇衣装を着たような見た目になってしまっていた。

「さてと、こっちはどうかな…?」

 モモンガは自身の下半身をローブの内側で表側からわからないようゆっくりとまさぐってみる。

 アルベド達NPCは跪いて視線は床に向いているとはいえ、玉座に座りながら股間を弄っているように見える行動をとるのは恥ずかしいのだ。しかしここはまず確認をまず急ぐ。

「おっ!……成功してるな!」

 ふふっとモモンガは独り言ちて笑う。というのもそのローブの内側にある子供モモンガの下半身、主に股間部分が標準的な同サイズの人間アバターのものよりかなりふっくらしていたのだ。

 言わずもがな、モモンガの男性器である。

 実はユグドラシルの終了日が告知されたあともゲーム自体は数回のアップデートがあり、ゲームクライアントにパッチがあてられた。

 しかしその際所謂バグやグリッチにあたるものが発生しており、新たにプレイヤーキャラクター作成を行う際、特定の手順を踏んだ操作をすると本来ゲーム側で意図されたのと違う結果が生まれることがバグとして報告されていた。

 サービス終了日を既に計画されたゲームを新たにプレイしようとする新参もすくなく、バグは既存のプレイヤーに大きく影響を与えるものでないとして放置されていたのだ。

 これ自体プレイヤーのステータス等にプラスでもマイナスでも影響を及ぼすものではなく、あくまでアバターの見た目だけに影響が及ぶものであったため運営もサービス終了まで経済的理由から放置を決め込んでいたのである。

 モモンガの利用したバグはプレイヤー間で明確に再現性を認識されていたものの1つ。

 それは「キャラクター作成UI上でプレイヤー任意で大きさを設定できる体の部位の一つを各種族に対応する規定サイズを超えて大きく、または小さくできる」というもの。

 例えば翼や角のある種族ならそれを利用して本来の何倍か大きくしてかっこよく(それがカッコいいかは見る人の価値観によるが)したり、ネタ的な運用としては人型種族などで目玉のサイズを顔面から飛び出たような巨大なものにして見るからにばけもの顔を作ったりなど、ネタキャラ作りするのに使用された。

 

 モモンガは種族を人間、性別を男性に選び、体型を子供、身長は150cmに設定。

 その他を適当に整えたあと、視線を()()()男性器の項目にもっていくと、大きさを数値で設定するバーを60%ほどにする。

 本来ここでそのまま作成決定を選択するとエラーメッセージがポップし、指定した値を体型に対して既定の正常値まで自動で修正したもので作成を決定するか促される。(人間の子供体型で設定できる男性器の値は10%くらいだろう。)

 しかしそこでポップされたメッセージで促された決定ボタンを押すのではなく、ポップエラーを無視して再度種族選択を押して最初の手順と同種族を選択すると、自身で行った設定そのままにキャラクター作成をすることができた。

 エラーが表示された時点での各数値がキャラクター作成UIのデフォルト値とされ、システム側が問題なしと認識する抜け道となっているようだ。

 つまり今のモモンガは人間種族の男性で10歳ほどの子供体型でありながら、股間だけはおおよそ人間の大人体型で取れる最大のモノだったのである。

「…………」

 ふと、リアルの鈴木悟のモノと比べるとあまりの大きさの違いにちょっと落ち込んだ気持ちになるがさっと忘れる。

 

 可愛い感じでありながらビッグマグナムを持つ、ショタンガ様の誕生であった。

「さぁて、ぐへへー」

 わざとらしい一言を自身にいいきかせるようにもらす。雰囲気作りは大事なのだ。

「付き従え」

 目の前の7名へ命令したモモンガは全員が問題なく以前の自分を認識し、ぞろぞろとアルベドを先頭に自分の後ろをつづくのを確認するとモモンガの自室へ向かってと歩く。

 骸骨の時は気にならなかったがローブが隠していない胸など身体の一部は人肌に変わったためか、風呂場のような空間とは違いこういった広くて公の場所を歩くにはちょっと恥ずかしかったりする。

 当たり前とわかっていたがNPCには自身の変身に関する変化は認められないようだ。

 と言ってもモモンガ自身は今までの目線と比べだいぶ低い目線、小さくなった歩幅による移動速度の低下に違和感はある。

 何より7名をちらっと振り返ると今まで見慣れていた顔ながら、見え方が下から見上げるというふうに変わっただけでなんとなく頬があつくなってくる。リアルでもこんな女の子達がいたらな…と思わざるを得なかった。

 自室の前まで来ると部屋に全員で入ると全員に対しコマンドをとばす。

「全員ベッドに座れ」

 そういえばこういった場合、どういうふうにNPCは行動するのかなとみていると、ベッドに近かったプレアデスの6人が左右の両脇に座ると、一番離れた位置にいたアルベドはその場に立ったままという姿勢をとった。

「あれ?……ということはベッドは6スロまでなのか」

 こうしたプレイヤーやNPCがおさまるような家具や乗り物などはそれぞれに対応した数までしか使用することができなかったが、ベッドの利用可能人数の制限まで把握してなかった。

 一番離れた位置にいたアルベドがベッドから()()()()()ということはベッドのスロット数は6ということになる。家具の類だとソファや円卓ではスクリーンショットを撮影したことはあったがベッドではなかったためここではじめて知ったのだ。

 ベッドに座った6人のメイドに視線を向け、絵になるなーと思っていると、

 

 今までベッドに腰かけそれぞれ両側の壁を向いていたプレアデス達の顔が()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「はぁ……お前達はほんとに可愛いな……やっぱみんなちょっと……いやかなりエロいし…」

 とモモンガは腕組みしながら唸るようにつぶやく。

「こんなふかふかなベッドでプレアデスみたいな女の子と1日ゆっくりできたらさぞ癒されるんだろうけどな……まぁもちろん他にも色々もしたいけどな」

 最近他のギルドメンバーがログインしなくなってから独り言増えたよな俺と思いながらこの美少女たちが腰かけるベッドに混ざりたい気持ちに駆られる。

 6つのスロットとも満杯だからどうせ端で強制的に止まるだけなんだけどねとわかりつつ悶々としてきたモモンガは真ん中のスペースがあいたベッドに向かって軽く助走をつけると、「どりゃあああ」とベッドに飛び込むようにして突っ込むとどこまでも沈み込むような柔らかさをもつベッドに()()()()()

「ん!?」

 アレ!?……もしかしてジャンプすることでだけ使える寝そべり用の別スロットがあるのか? と思っていると、

 

「「「「「「モモンガ様ぁ……」」」」」」

 

 突然かけられた〈伝言〉(メッセージ)ではない近くから発せられた声に反応して寝返りをうつとそこには自分を熱のこもった視線でみつめる6人のメイドがいた。

 

「……ゑ?」

 

 一瞬「空耳かな?」と思った。

 何名かはちょっと息遣いの荒い、赤らめた表情で自分を見つめる乙女たちがいた。

 座っていた全員がすすっと寄ってくる。モモンガは混乱し何もできないでいると、

「まぁ、モモンガ様は人間のお姿にもなれたのですねっ」

「モモンガ様!私の準備はいつでもできておりますわ!」

「うっおー!モモンガ様がちっちゃくなってるっす!かわいいっすぅ!」

「モモンガ様が柔らかそうなお肉にぃ」

「エントマ、口の周りを拭きなさい」

「…………モモンガ様……私達をお召し上がり……ですか?」

 プレアデスの面々がそれぞれ反応を示す。

 エントマは人間の姿になった自分に対して主人に対する好意とは違った好意が浮かんでいるようでちょっと身の危険を感じるが、すぐ横のナーベラルがモモンガの身体をちらちら横目でみながらハンカチでエントマの顎の部分を拭ってあげている。

 ソリュシャンは艶めかしい表情を浮かべながら人となったモモンガの小さい右手のひらの上から自身の手を重ねたかと思うと、溶かされている感じはしないが、ずぶずぶと取り込み始めている。

 ルプスレギナといえば可愛くふんふん!と興奮した様子でモモンガの左腕をとると豊かな胸元へ押し付けながら自分の顔を手のひらへとこすりつけている。

 ユリは両手を柔らかそうな胸の上へ置くと普段のキリッとした頼れる長女という感じを緩ませて目の前の子供に自身の保護欲をにじませているようだ。

 シズにいたってはほぼ変化の見分けられないポーカーフェイスの頬を極うっすらと染めながらも結構大胆なことをぶっこんでくる。

 ルプスレギナの顔に擦り付けられるその手に「こいつほっぺたすべすべで気持ちいいなぁ……」と流されはじめるも、反対側でショゴスなしっとりボディに手首までも飲み込まれつつあるひんやりとした感覚が急激に意識を引き上げはじめた。

「……ちょ、チョトマッテ」

 片言になりながら自身の周りに待ったをかけると、

「すぐにモモンガ様から離れなさいあなたたち!序列というものを考えればモモンガ様の初めてはこの場において守護者統括であるこのアルベドが賜るのが筋というものよ!ええ、そう!そうに違いないわ!」

「あ、いや、そういう事ではなくてですね……」

 弛緩した場にアルベドが鋭く非難の声を上げつつモモンガの下半身へ、ぴっちりと体へ張り付くようなドレスを纏ったその豊満な胸をずっしりとのしかかるように乗せてくる。

 あっとした顔で一斉に動きが止まるプレアデス達、そして自身の頭に冷静さが戻って来たモモンガは事態の収拾にかかる。

「オホン……みんな、一度少し落ち着こうか…ぅおっふ……」

 少々無理矢理引きはがした右手にくっついてきたソリュシャンが自身のすぐ横に添い寝するようなかたちになりつつ、わざとらしく咳払いして場を静止させる。

 左手はルプスレギナの形の良い大きめな胸の谷間に収まり、その上から彼女の両腕に押さえつけられるようにホールドされており、取り返せなかった。

 下半身に至っては覆いかぶさったアルベドが腰を両手で抱きしめており動くことができない。

「( ……NPCが喋った!?……っていうかこの状況アカーン!! )」

 そもそもスケベな妄想をもって起きたこの状況で、本来ユグドラシルのシステム上ありえないこととわかっていてもモモンガのその幼げな体躯に似合わない逸物は臨戦態勢になりつつあるのを抑えられないのであった……!

 

 




続かない。

普段読む専だけどモモンガ様主人公でもオリ主でもいいからルプスレギナとソリュシャンとクレマンティーヌとアルベドとのどろどろしたイチャラブを読みたくて、自分で書いたろ!と思ったら脱線したりで力尽きました。


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2話

「あっぅん♡ 」

 金糸と滑らかでしっとりと濡れたような純白の生地に苦しそうに包まれているアルベドの胸を両手で持ち上げるように揉みこむと嬌声をあげる。

 自分の体の芯に熱が灯るのを感じると今度はさっきよりも強く両外側から胸の谷間に向かって押し付けるように強く揉む。

「あああぁっ♡ モモンガ様ぁ♡ 」

 押し付けられて互いにすりつぶされた胸、それぞれの先端がドレスの上から見てわかるほどにふくらみだす。より強く胸を両側から押さえつけると両方の乳首が胸の中心へ寄ってくる。

 その先端は薄いドレスの上からではあまりに丸見えなほどしっかりと勃起してしまっていた。我慢ならなくなり、ドレスの上からその両突起をいきおいよくむしゃぶりつくように口に含んで強く吸い上げる。

「んんんーーっ♡ 」

 いきなりの強い刺激に驚いたのか、アルベドは頭をのけぞらせて興奮に嬌声を我慢したうめき声をあげる。

 口の中で滑らかな薄い生地につつまれた二つのしこりを舌で転がして味わう。味など特にないのだが。しかしながら着用者の香りと汗が染みていたのか鼻腔に雌の匂いが広がる。

「……」

 口で両乳首をとらえたままチラリと持ち主の顔を除くと声を我慢しながら腰をくねらせ、自分をうるんだ瞳で見下ろす息の荒い雌がそこにいた。

 舌で乳首のあるところ生地の上からを舐めあげてやるとおもしろいように腰をくねらせ、快楽を我慢しながらその表情の色濃く雌に染める。

 嗜虐心を呼ぶその様相に俺は口の中でその硬さが確かなものとなったアルベドの乳首をより口の奥へと飲み込むように咥えると奥歯の位置まで両乳首が来たところでケガをさせない程度の力をこめる。

「やっ、モモンガ様っ♡ だめでっ……んあああっ♡♡♡♡ 」

 乳首を優しく、しかししっかりと強く噛んでやるとアルベドは拒否しつつも盛大にのけぞって快楽をむさぼる。

「はぁはぁ……モモンガ様ぁ……♡♡♡ 」

 一度気をやったのだろう、隠そうともせずだらしなく舌を出して熱い息を吐く一匹の雌がそこにいた。

「おい…まだ服の上からだぞ?…………ここまでくそざこ乳首だったとは……アルベドよ、しつぼーしたぞっ!」

 胸から離した口で言ってやると、両手では目の前の雌に構わず両乳を揉みしだき続ける。荒い息を整えながら答えようとするアルベド。

「も……申し訳ございません♡♡ あっ♡ 」

「しょーがないなもー」

 

 アルベドはベッドの上に正座させられ、その肉付きの良いもっちりとした太ももの上へモモンガを自身の方へ向かせ、足を後方へ投げ出させて座らせていた。部屋にはほかにだれもいない。

 結局、プレアデスとアルベドに囲まれ「ご主人様絶対逃がしませんホールド」をかけられたモモンガは一度アルベド以外を退室させており、序列というものに習ったのだった。

 実はプレアデス6人へも行ったモモンガのムフフ妄想設定一括挿入の前にアルベドにだけ、元からあった

「――ちなみにビッチである」

 というモモンガ自身も知らなかった項目を

「――ちなみにモモンガに対してのみビッチである」

 と変更していた。

 NPC当人には知られぬところだろうが、モモンガ的にはアルベドが改変を行った初めの一人ということもあって順番的に最初になるのが普通かな?と考えていた。

 

「舌。出せ。伸ばして」

 未だ胸揉みに悶えるアルベドに命令するとぼーっと虚空にむけてだらしなく開けていた口をこちらに向かってさらに少しあけると、同じくだらしなく出ていた舌をこちらの口に向けて背伸びさせるようにいっぱいに伸ばしてくる。

「ちゅっ、ちゅ、ぷちゅっ」

 本来のその美しい顔を快楽にゆがませてあけた口から突き出す舌を最初は啄ばむように、自身の舌で迎えてやるように優しく愛撫してやる。アルベドの長くピンク色の、いやらしく唾液が光る舌先に円を描くようにして自分の舌を這わせてやると切なそうにアルベドが目で訴えてくる。

「じゅるるっ、ぐちっ、じゅずずっ…………」

 舌先をアルベドの伸ばされた舌の上側から口へ向かって沿うようにして進めていくとアルベドの唇に自身の舌先が届く寸前でピタっと一度止める。

「…………」

 アルベドの顔を上目遣いで見てやると、見せつけるようにアルベドの舌上側から、啜るように、焦らすように、何度か舐めあげてやる。

「はぁ……はぁ‥…ほほんは……さはぁ♡♡♡ 」

 あと少しで主人の舌を口の中へ迎えて味わえると思ったところでお預けを食らった切なそうな顔で主人の名をすがるようにつぶやくアルベド。

 熱い吐息がダイレクトに自分の口内に届く距離、湿った、雌の匂いが鼻腔をくすぐるので吸い込んでやるとなんとも言えない、アルベドの唾液の生臭い匂いと発情した雌の甘い匂いがした。興奮する。

 右手を乳から離してアルベドのまるまると肉々しい尻肉を、痕が残るくらい乱暴に、鷲掴みしてやる。

「ぎゅーーーーー」

「ん゙ん゙♡♡♡♡ 」

 アルベドが鼻の下を伸ばし、俺の舌の上で自身の舌を投げ出したように脱力させて悦に浸る。スケベな雌だ。

 自制してがんばったアルベドに、骸骨姿の時より短くなった左手をぐっと伸ばしてアルベドの後頭部へもっていき、サービスで撫でてやる。

 アルベドは目を細めつつも自身へ快楽をくれる目の前の主人へ、より強い快楽への欲望が耐え切れなくなってくる。

「ハッ…ハッ…ハッ……ほ、ほほんはさは」

 眉を寄せて快楽に媚びる情けない雌を晒すアルベドに、確かな主従関係を認めるとそろそろご褒美をあげよう、と思う。

 わざとゆっくりと、抜き取るように自身の舌をアルベドの口と舌から離す。

「しょうがないな。でもアルベドもがんばったもんなー。ん?」

 問いかけるようにしてだらしなく舌をつっぱったままのアルベドの顔を覗き込んでやると小さくも小刻みに勢いよく頷く動作を繰り返す。かわいいやつ。

「ふふ、じゃちょっとだけご褒美をやる。」

 そう言ってアルベドの舌先を左手の指先で摘まみ、引き出したままでおく。

「いいかー?いいぞ、というまでは待つんだぞ?」

「?……は、はひ」

 ご褒美という言葉に喜悦が表情に滲むもそれがなんなのかわからずにいるアルベドをにやっと笑ってやると、ご褒美をアルベドの舌上へくれてやる。

「…………っっっぷッ!」

 困惑しながら自身のその長い蛇舌へ主人の口から賜ったものを見つめ、理解するとゾわぞわっと股間から沸き立つ劣情を顔へ隠すことなく出してしまうアルベド。

「……はぁぁぁああっ♡♡♡♡♡ 」

 アルベドは自身の舌の上へ吐き捨てるように出された主人の唾の感触と香りに軽く達してしまう。

 今すぐにでも舌を引っ込めて口の中でころがし、香りと味をしっかりと確かめてから飲み込んでしまいたい欲に駆られる。

「まだ!まだだぞーっ」

 はやく!はやく!と目で訴えながら、ぷるぷると震える舌先をもらった唾がこぼれないようにする。

 アルベドの舌を掴んでいた左手を再びアルベドの後頭部へもっていき、自分の方へ引き寄せてやる。

 欲望に震えるアルベドのその可愛い耳元へ自分の口を近づけてやると、吐息たっぷりの声で脳へ刻み付けてやるようにささやいてやる。

 

――いいぞ。メス豚

 

 アルベドは絶頂した。

 主人の一言目が出た瞬間に舌を引っ込めると、ゆっくりと味わおうと思っていたことなど忘れて唐突に突き付けられた快楽による興奮で一気に飲み下してしまう。

 だが二言目で罵られたと同時に鼻へ抜ける生臭い唾液臭が激しく体を震わせ、目が明後日の方向を向くほどの強烈な背徳感に心を支配される。

 目の前が真っ白になるほどの快楽に悶えつつも主人に感謝を告げる。

「あ゛りが……とう……ございまぢ゛たぁぁ♡♡♡♡ 」

 

「よしよし」

 派手にイッた雌の顔を晒しながらちゃんとお礼の言えたアルベドを撫でてやる。

 

 実はアルベドを最初に相手にするという条件の一つとして、決して自分から手を出してはいけないというルールを課しておいた。言葉でのおねだりは別に構わないが。

 プレアデスの手前、序列に習ったとはいえアルベドの抜け駆けしようとしたに対してペナルティを課したつもりだったが、単にいい興奮材料となった感が否めない。

 

「じゃあ100から0まで数えてやる。俺も口あけといてやるから、0になったら、口や舌、好きなようにたべていいぞ」

 

 そう言ってやるとアルベドの目元が妖艶に、危なく歪み、薬物に狂ったもののような怪しい表情になる。

 一度その味を覚えた口は荒く熱い吐息で呼吸を繰り返す。再びだらしなく外へ投げだされた蛇舌は、今にも目の前の子供の口へ突っ込もうと、ぬらぬらと唾液で濡れ、いやらしくヒクヒクと蠢いている。

「100、99、98、97、―――」

 目の前の雌がしっかりと自身の味を脳に刷り込まれたことで中毒になった事実に満足する。

 自身の言葉の通りアルベドを下から上目遣いで見つめてやりながら小さい口をできるだけ大きく開けて舌を伸ばし、くるくると動かし、誘いながらその時を待ち構えてやる。

 頭を撫でてやっていた左手をアルベドの胸を隠すドレスの純白の生地へ添える。

 右手も尻肉から離し同じく添えると両手同時にドレスをするすると脱がしてやる。あえて内側の白い生地の部分だけをズリ下げるとそのずっしりと豊満な胸を支えるように生地を後ろから保持していた金糸が乳肉に直接食い込む。

 両の乳首を金糸の網目から出るように両手の指で摘まみだしてやると、もはやアルベドは雌の嬌声を我慢することなく、むしろよく聞こえるようにして漏らす。

「お゙っ♡♡ ひぃぃっ♡♡♡♡ 」

 にちっ―――

 自身の尻の下でアルベドが太ももをよじったと思えば、粘性のありそうな、下品な水音が聞こえる。

「96、95、……アルベド、お前は最高の女だ。ずっと俺の女、いや……雌でいてくれるか?」

 上目遣いで問いをなげかけると同時に、穢れのない無垢な赤ん坊のような肌をしながらも、ふくよかに柔らかく、大きく肉を蓄えた乳のその先端にあるピンク色の一段と盛り上がった乳輪へ、ツツーっと人差し指を這わせていく。

 腫れたようにツンと上を向いて勃起した右乳首を強く、指と指の間でつぶすように、左手親指と人差し指でおし摘まみ上げる。

 右手はもう一度もちもちした感触の尻へもっていくと、今やうっすら赤く、くっきりと痕がついた柔らかな尻肉を再び、力を込めて指を沈み込ませると握りこむように掴む。

「あ゙っ♡♡♡ は、ひぃ♡ わらひは、ほほんははまの、めふえふ♡♡ るーーっろいっひょで「ぜろ」ぶぢゅうううううぅぅ♡♡♡♡♡♡ 」

「じゅぶっ♡♡ じゅびっ♡ じゅぶぶぶううううううううう♡♡♡♡ 」

「ぶぷっ♡ ずろろろろろっ♡♡♡ ぶぴぴっ♡♡ ぶぷっ♡ じゅぶぅぅぅぅうぅぅぅぅぅう♡♡ ぶぴっ♡♡♡ 」

 

 アルベドのヨダレまみれな口が子供の小さい口をレイプしていた。

 口の中に舌をねじ込むとその蛇舌で自分より小ぶりの舌を巻き付けるようにしゃぶりあげる。

 口と口に隙間ができて、そこから空気が漏れ下品な音を立てるが、関係ない。アルベドの目は妖艶さをたずさえながらも、主人を、この雄の口を犯すことだけに集中していた。

 横から見ると二人の身長差もあって、アルベドの口は自身の太ももに跨る子供の口を長い舌で舐め、吸い、甘やかし、蹂躙していた。

 モモンガが呼吸できなくなるのではと思うほど、唇と唇をアルベドの舌が入り込む分だけ開き密着させ、モモンガの口内を舐めまわす。

 アルベドが舌を引っ込めたと思えば、密着した唇はそのままに吸引だけでモモンガの小さい舌を自身の口内へ吸いあげる。

「ずぶっ、ずびゅうううううう、ぶぶっ」

 主人の舌に決して歯を立てないよう、でも少し甘噛みさせて頂きながら喉奥へ飲み込むような勢いで吸いしゃぶりつく。

 まるでモモンガの身体の中からすべてを取り込むように、深く、深く、長い吸引をつづける。

「じゅぶぶぷっ、じゅっ、じゅっ、じゅるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっぷふわぁ♡♡♡♡ 」

 

ぷしっ―――

 

 太ももの間から水の噴き出したような音がした。

「モ゛モ゛ン゛ガ゛さま゛だぁぁ~~~い゛すぎひいぃ゛」

 自分の(メス)に開放された舌を口に収納する。

 目の前には瞳を性欲だけに染め、無様なまでに媚びることを楽しみ、ぬらぬらと光り蠢く蛇舌で貪欲な舌なめずりを主人へ見せつける一匹の雌がいた。

 

 







続かない

べろちゅーすき。キスジョブすき。




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3話

 モモンガはベッドに仰向けに寝転ぶと自身に纏うローブを緩め、前を開ききる。

 小さい体に似合わない、その拡張させた逸物は新しいアルベド (おもちゃ)によってすでにいきり立っていた。

 仰向けになった自身の身体のへそまで届くかというような長さでいて、太さも今の自身の腕より少し細いくらいというような、全身に対して不釣り合いな威圧感を見せる。

 

 アルベドにドレスを脱ぐように命令する。

 ただ上半身の幾何学模様が美しい金糸の装飾は着せたままだ。

 これがあると純白の生地で無理矢理包み込んでいた男受けする豊満な胸が網目にぱっつんぱっつんに押し付けられる。

 ふっくらと美味そうに膨らむピンク色で大きめの乳輪とその先端でツンと上をむいて下品に勃起した乳首が、狭そうな装飾全体を突っ張って網目から外へ飛び出ているのが最高にいやらしい。

「腰に跨れ。まだ挿入はするなよ」

 指示を出してやると女体としての極地ともいえるような完璧な裸体に金糸の装飾を纏い、官能的であると同時に神聖な雰囲気をもったアルベドが肥立ちになると、モモンガの股間より少し下の位置でゆっくりと腰を降ろす。

 

「モモンガ様♡♡♡ もう我慢……できません♡♡♡♡ 」

「まぁもうちょっと待て」

 仰向けのまま宙に向かって両手を伸ばし、たまらないとばかりに自己主張するアルベドの乳首をもてあそんでやる。

 手のひらの指の付け根を両乳首にあて、手首から先だけを左右に振る。すると指と指の谷間にいやらしく勃起した乳首が歯車に噛み合うように、指と指の間を何度も交差する。

「ア゛♡♡♡ も、モモンガ様それっ♡♡ きっ、キくっ♡ 」

こすこすっ―――

こすこすこすっ――

こすーっ――――

 指を擦りつけられ、谷間で開放される、また次の指に擦りつけられて、また開放される。

 小刻みに繰り返される刺激に敏感にはれ上がったピンク色の乳首は一層膨らんだようにみえる。

 アルベドはたまらずくぐもった鼻声で感想をもらす。

 

ピンッ――――

 

「い゛ひいっ♡ 」

「キく♡ じゃねえよ……変態♡ 」

 もういいだろうと満足して最後に両乳首を人差し指でデコピンしてやると、突然の鋭い刺激にアルベドは腰を跳ね上げる。

「一度立ってがに股になれ。そしてら挿れてや……なんだ、もうぐしょぐしょじゃないか……まぁ俺もそろそろ限界なんだけどな」

 アルベドが命令半ばで立ち上がり、ゆっくりと降ろすその股の間には丁寧に整えられた陰毛とそれを巻き込んで内股を広く濡らし、雌の匂いをまき散らすいやらしい粘液が滴っていた。

 ぽたぽたとモモンガの股間に垂れるそれは、肌に触れるとやけに熱く感じる。

 アルベドはがに股の姿勢をとると腰を前へ突き出し、少し上半身を反って、手を太ももの上へおいてバランスをとっていた。

 背中を反って突き出された大きな乳肉は重量で先端を左右に振られることなく、装飾の網目により前を向いたまま勃起し続ける。

 モモンガは腹の上でカウパーを垂れ流しつづけていた不釣り合いな逸物の中ほどを掴むと、空中でぬらぬらとヨダレをたらし続けるアルベドの秘所へと先端をむける。

「わたしの処女おまんこぉ♡♡♡ ごゆっくりとご堪能くださいませ♡ モモンガ様♡♡♡ 」

「挿入れたら俺は一切動かないから。俺の童貞でかちんぽ楽しませろアルベドっ♡ お前がオナホになるんだよっ♡ 」

「っ♡ オナホ♡♡♡ なるっ!♡ なります♡ だからもお♡ お慈悲をぉぉ♡♡ 」

「いいぞ♡ ゆっくり腰降ろせっ」

 にっっちゃぁぁあああ―――

 亀頭がアルベドの淫液に塗れた肉厚な入口へゆっくりと入っていく。

 蛇の口が獲物の卵を丸のみするように、淫らにその綺麗な割れ目を広げ、亀頭を包むようにくわえこむ。

 

にるっ――――

 

 亀頭の先で薄い膜を感じるとアルベドの顔に目線をむける。

「…………♡♡♡ 」

 瞳にハートマークを浮かべ舌なめずりをする。

 淫乱という言葉がとても似合う表情で自分を見おろす雌の顔があった。

「……顔見ててやるから」

 そう言って小さく顎で指示を出すと、止められていた腰を再び降ろしはじめる。

 ぐっと圧が掛かるのを感じると、あっけなくそれを貫いた。

―――――ぶちっ

「オ゛♡♡♡ 」

「とめるな、根元まで行け」

 突き抜けた瞬間ゆっくりと一気に根元まで挿入を命令する。

 

―――じゅぷじゅぷぶぷぅううううううううううううう

 

「オ゛ッ♡♡ ほオ゛ォっ♡♡♡ イ゛グぅぅぅ♡♡ 」

 鼻の下を伸ばしきり半開きにされた潤いたっぷりのピンク色の唇で普段のしとやかな姿からは想像もつかないような下品な鼻声を使い、欲望にまみれた深く低いうめきを漏らして主人に絶頂を告白する。

 完全に飲み込まれた亀頭は四方からゾりぞりぞりぃっと淫らな肉に迎えられる。

 侵入しつづける陰茎に吸い付くようにヒダが絡んでくると、やがて亀頭は肉壁の奥に突き当たる。

 ヨダレをたらし続ける欲張りなまん肉は、口の外に残ったチンポを根元までゆっくりと全て飲み込んだ。

 亀頭は淫肉の天井を本来の位置よりも押し上げており隙間がなく、アルベドの愛と性への貪欲さその物のような熱い抱擁を受けていた。

「あ゛あぁーー……めっちゃくちゃ気持ちいーぞっアルベドぉ!……」

「わ、わだしも゛っ、ですっ♡♡ も゛もんがさま゛ぁっ♡♡♡ 」

「……お前のエロ声もすっごくチンポにクるぞ………口、吸わせろ。体勢きついかもしれないけどな、できるか?」

 アルベドはモモンガの命令に頷くとそれぞれの手をモモンガの顔の両脇へつき、がに股の体制のまま身体を前へ屈める。

 下僕のアルベドが主人を貪るような所謂スパイダー騎乗という姿勢となるが、あくまで優たるは主人。

 アルベドは性欲の権化であるサキュバスの自身をもってしても、ぎりぎりまで咥え込んだ股間にあるチンポから何度も小刻みにイかされその蛇舌を突き出して主人へみつぎものとする。

「じるっ、じゅるるるっ、ずぞぞっ、っぶ、ずずずずううううっ」

 ごくっ。

―――美味い。

 顔がにやけるのを一切我慢せずにつぶやいて自分の雌となった女性の顔を見てやるとその美しい顔には似つかわしいような、鼻息の荒いくぐもった声で答えてきた。

「い゛っ♡ オ゛ッ♡♡ も゛っもんがさま゛っ、う゛ごいで♡♡♡ いい゛でずかっ?♡♡♡♡ 」

 ほんとうにかわいいやつだ。

 ……我慢の限界が近づいてきた。

「っんふぅ……そうだな。でもその前に…」

 マットレスの柔らかさに任せていまよりさらに腰をベッドへ沈め、()()()を作る。

「ア゛゛っ♡♡♡ 」

 ほんの少し動かしただけだがエグいほどの高低差をもつカリ首の溝が密着した淫肉をずリずりぃっと抉りながら下がり、アルベドは耐えるように表情を歪ませて悶絶する。

 モモンガはがに股で位置を固定しつづけるアルベドの両の太ももへそれぞれの手を乗せると、力に任せて一気に押し込んだ。

 

ずぶぶううううううぅぅっ――――

 

「オ゛オ゛っ♡♡♡ 」

アルベドが腹の底からうめきをあげる。

 

「も゛、、、も゛ん゛か゛さ、、、」

ぶびっ―――

「あ゛っ」

 

びゅうううううううううっ、ぶびゅびゅううううううううううううううううっ、びゅるる、びゅる、びゅっ、ぶびゅうううううううううぅぅぅぅぅっ…………びゅぶぶっ―――

 

「オ゛オ゛゛ァ♡♡♡ イグッ♡♡ ヤベ♡ こ゛れ゛い゛く゛ウ゛ウうぅぅっっっ♡♡♡♡♡♡♡ 」

 一度ひいて再度奥まで一気に突き刺したチンポでアルベドの子宮口を殴りつけると我慢していた全てを開放する。

 長く、力強くほとばしる、雌の子宮を犯すためにされた射精。

 半固形のような強い粘度をもった精液は、飼い主である雄のために残されていた無垢な子宮を容赦なく蹂躙する。

 壁面全体を覆うと隙間など許さないとばかりに、子宮全体をひと回り膨らませる量で中を満たす。

 主人の精液をたっぷりと飲み込み、それを愛おしそうに味わうアルベドの子宮。

 雄としての至上を頂く主人のチンポは子宮を満たしきってなお、飼い雌 (オナホ)の膣内へ容赦なく精液を吐き捨て続ける。

 粘り気のあるドロドロとした最愛の雄汁に敏感になった雌肉がアルベドを絶頂から解放することを許さず、次から次へと子宮口から漏れ出てくる新たな精液が膣を膨らませる度に強制的にイかされる。

 繰り返される暴虐的な快楽にアルベドは脳の回路が焼き切れるのを感じる、精液に狂った雌へと今まさに変えられているのだった。

「―――あ゛っはぁあ゛あぁぁぁっ♡♡♡ も゛もん゛か゛さま゛のな゛ま゛サ゛ーメンん゛んっ♡♡ キク゛ぅ♡♡ オ゛♡♡♡ ヤべ゛♡ ま゛たイ゛ぐ゛っ♡♡♡ こ゛れ゛ヤべ゛ェ♡ オ゛っへェェェェ♡♡♡♡♡♡ 」

 口からだらしなく舌をたらし主人の顔にぼたぼたとヨダレを滴らせるアルベド。

 時々目を明後日の方向へのけぞらして無様な雌の顔を晒すアルベドは主人から許された雌としての快楽全てを、しばらくの間、己の欲のままにむさぼり続ける。

 それが目の前の主人の所有物 (オナホ)として最も求められた姿であることを知っているから。

 主人が自分ににやにやと笑みを見せてくれると一層膣の中で愛液が分泌されだすのを感じた。

 もっとご主人様に使って頂きたい……、そう思うのだった。

「まだ終わりじゃないからなっ」

 モモンガは雌神楽を晒すアルベドのお腹、ちょうど今蹂躙している子宮の上あたりから手をかざすとユグドラシル内で生産したアイテムや所有するアイテムに焼き印のような、持ち主を示すためのマーキングとして使用されていたスキルを発動する。

 

ジっジジ――――っ

 

 そこには子宮をデフォルメして模したような図柄の中に、骸骨姿だった時のモモンガの髑髏が刻み込まれていた。

 誰がこの所有物 (雌奴隷)の持ち主か目印となる淫紋であった。

 浴場など公の場でこの体の体裁はもう決して認められることのない蔑むべき対象となる。

 その淫らな行いを示す証は濃い紫から桃色に交互に変色し、ほのかに発光している。

 

「このまま1日ハメたまま寝て過ごすから、お前はずっとがに股のまま屈伸繰り返してドスケベまんこ使ってチンポしごいてろっ。俺がイく時はキスするの忘れるなよっ。俺からは一切動かないから。主人を楽しませろっ、お前は全自動オナホなんだからなっ♡ 愛してるぞっアルベドぉっ♡ 」

「っ♡♡♡♡ は、はぁ゛い゛♡♡♡ オ゛っ♡♡ ま゛だ゛チンポじるて゛てっ♡♡♡ あ゛あ゛っ♡ オ゛オ゛ッ♡ またイく゛う゛ぅぅぅ♡♡♡♡ 」

 己の精力が全く衰える気配を感じない今の姿に満足したモモンガは、しばらく自分の所有物になった雌の具合を確かめることにした。

 太く長いご主人様チンポはゆっくりと時間をかけて挿入され、同じ様にゆっくりと引き抜かれる。

 

 何度も、何度も。何度も、何度も―――

 

 膣肉をぞりぞりと容赦なく抉り、快楽で殺してくる凶悪なまでの雄。

 その火花の散るような快楽に乱れ、女の香りと体液をまき散らす極上の雌。

 その日モモンガ自室以外がらんどうとなった部屋の連なる廊下へは濁ったうめきが漏れ出し、暫くごとに淫らな雌の低く湿った嬌声がこだましていた。

 

 



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4話

今回ちょっと癖のある描写があります。
苦手な方は…ごめんだで。


 

〈伝言〉 (メッセージ)、ユリ・アルファ」

「はい、モモンガ様。いかがいたしましたか?」

「……。うん、ソリュシャンとルプスレギナを連れて部屋まできてくれるかな」

「畏まりました、ただちに」

 〈伝言〉 (メッセージ)がNPCに対しプレイヤー間と同じように作用することに驚くが、目の前の惨状をなんとかするのが先だ。

 1日時間をかけて濃厚に交わった結果お互いの汗や体液で寝るには向かなくなったベッドの上に股間や胸、顔を中心に精液でどろどろになったアルベドが目を閉じて休んでいた。

 筋肉質過ぎず痩せすぎてもいない女らしい腹部には、新たに刻まれたこの体の所有者を示す淫紋を所々ゼリーのように塊になった精液が覆うも印を打たれた者の満足した心情を表すかのように怪しい明りを灯す。

 噛み痕や吸い付いた痕が所々赤く残る大きな乳房が上下に動き、肩で息をして仰向けで横になっている。

 指で口の周りに付着した精液を絡めとってやり、何度も味わったその綺麗な唇を割って押し込んでやる。

くちっ―――

「んむっ………ぐちゅ♡ ……あむっ♡ …………あーーー♡ ……んっふふふ♡ 」

 口内に侵入する指とそれに付着する物でこちらに気づいたアルベドはいやらしい笑みを浮かべるとわざとゆっくりと口に突っ込まれた指に舌を這わし丁寧に精液を拭う。

 舌の上で伸ばすようにして味わうと飲み込んで、自身の口をぱっくりと開き長い舌を伸ばして綺麗になった口内を主人に見せる。

 アルベドの様子に満足して頭をなでてやると嬉しそうに目を細め、今度は無垢な少女のように微笑む。

「すこしやりすぎだったかも……すまない」

「謝らないでくださいませ。私は心から幸せです…………あなた様の雌になれて♡ 」

 刻まれた淫紋を撫でながら無垢な笑みを淫らなものに変えるアルベド。

 その姿にまた股間が硬くなりそうになるのを感じて慌てて立ち上がり、声を作ってアルベドを労う。

「…嬉しいぞアルベド。今は少し休むといい、ユリ達を呼んである………メンバー用の部屋に空きがあったと思うからそこに…いや、もう空きだらけか……。とにかく一室を自由にしていいからそこを使え」

 アルベドとの情事中に気づいたのだが彼女の頭にある角が意外なほど手触りがよく、なんとなく触るのが癖になってきていたのでにぎにぎしながらユリ達を待つのだった。

 

 

「……これは生まれ変わった、いや……取り残された?」

 性欲が昂ったところにこの体からもたらされる生のこの…性欲感覚、いいじゃないですいか。少しくらい羽目を外したって。

 淫紋や少し乱暴なプレイはやり過ぎたかもと思うけど、幸い本人は喜んでるみたいだしな。

 ユリ達が部屋に来たあとルプスレギナにアルベドの体力を回復するための〈大治癒〉 (ヒール)をかけてもらい、ユリに部屋の掃除を頼んでいた。

 ルプスレギナがびくんと帽子に隠れた獣耳をはねさせ、部屋の匂いに敏感に反応し自分をにやにやと見つめていたのが気になる。ユリも普段真っ白な顔を真っ赤にして勤めて事務的に接してくれていた。

 モモンガは部屋を出た後、体を洗おうと大浴場へやってくる。

 とりあえず静かに落ち着きたかったため、数ある浴室の中でも比較的地味な方といえるジェットバスを選ぶ。

 ゆず風呂で香りを楽しみながらのほほんとするのもよさそうだから今度はそっちに行こうと楽しみにしつつ……。

 しかし冷静になってみると、この異常事態にどうしたものかと頭を悩ませてしまう。

 子供の身体になってしまったものの頭や考え方は元のままでよかったと息をついてほっとする。

「モモンガ様?」

「あ、いや……なんでもない」

 独り言やため息を心配したのか声がかかる。

「どこか痒いところなどございますか?丁寧に洗わせていただきますわ」

「大丈夫だソリュシャン。そのまま続けてくれ」

 モモンガはジェットバスの浴槽内にいたが、湯には直接浸かっていなかった。

 モモンガが顔を少し斜め後ろ上に振り向くようにして継続の指示を出すと、目と鼻の先に白く穢れのない綺麗な顔を水滴に濡らしたソリュシャンの顔があった。

 

「うふふ、了解ですわ……モモンガ様♡ 」

 ソリュシャンは自分の胸の谷間に後頭部を預け、振り向いて上目遣いでこちらを見る主人に答えると()()()()()()()()()()()主人の身体に集中する。

 バスタブに背を預けて足を揃えてまっすぐ伸ばした体の内側に同じ姿勢のモモンガがいた。

 モモンガを取り込んだ質量分、元より少し膨れてしまうはずだが不思議と体型は変わって見えない。

 この状態に至る前、まずソリュシャンはモモンガの頭部から洗っていた。幼い肉の身体となった主人へ少しの間息を止めるよう申し出ると、彼の顔を胸に押し付けるようにすると頭部丸ごと胸の谷間に飲み込んですばやく髪と顔全体を洗う。

 お互い浴槽の横で立ったままだったため、傍から見ればメイドが彼女より身長の低い子供をぎゅっと抱きしめているように見えた。

 数秒程度で洗浄を全て終えるとやさしく主人の頭部を身体からおしだす。

 ぷるんっと液体の表面ように胸の谷間の肌が波打つとモモンガが解放される。()()()()()()()()()()、髪や肌は湿ってはいるものの色々な体液による汚れはすっかりなくなっていた。

 そうしてソリュシャンは主人より先に浴槽へ浸かり腰かけると主人に自分へ座っていただくようお願いする。

 モモンガは女性に座る趣味はないと思うも今の自分の身体になってみて、ソリュシャンに言われると体格差などから姉弟の関係のようなものかと自然にそうできた。

 ソリュシャンは創造主様に作って頂いたこの便利な体に感謝しつつ、自分の武器を生かすべく動く。

「お湯加減はいかがでしょうかモモンガ様」

 大きく実った白く形のいい両の乳房をモモンガの頬に擦り付けるように外側から両手でやさしく押しあてると主人の頬が少しずつ赤くなっていく。……素敵な私のご主人様♡

「う、うん。ちょうどいいぞ。悪いなこんなことお願いして」

「あらあら、そんなことございませんわ♡むしろご褒美ですわ♡ 」

「え?…そう?」

 ソリュシャンは捕食型粘体 (スライム)であり人間の生肉など取り込めば食欲を満たすように消化してしまうのが普段の行いだろうが、今回はご主人様のお体でありわけがちがった。

 爪先から脇の下までスライミーな体で感触を楽しみながら主人の身体を洗う (舐めまわす)

 特にいくつかの場所は入念に。

 ソリュシャンは主人の身体に奉仕できている嬉しさから体内でじわじわとにじみ沸き立つ粘液を幼い主人の小さな両乳首の周りに集中させ、自身の指先と同じものを体内で作り出す。

 身体の表側からは見えないその指で……主人に気づかれないよう間隔をあけて、ごく小さい力を込めてその白く細い指先にある少し尖った爪で主人の乳首を擦り始める。

 ソリュシャンの体内はモモンガの身体を()()ため常に流動的な水より抵抗のある感じの液体だったため、モモンガは最初おや?と思った程度で気にしない。

 主人のお顔の肌の感触を乳肉で楽しみながら特にまだ反応を示さない主人に内心にやりとしてしまう。

 カルマ値-400の邪悪さはモモンガの設定追加により至高の41人への崇拝をそのままに、少々の嗜虐さをその性欲に追加、反映していた。

 

――――

――――カリっ――――

―――――――カリっ――――カリっ――――

カリカリっ――

 

「……っ!?…………?……」

 ソリュシャンは時々ビクッと跳ねる主人の頭を見おろしながら口が嗜虐的なニヤニヤとした表情を作るのが我慢できなくなる。

 愛しいご主人様が何か自身の身体に起きているのに気づきながらもそれを口にせず状況を受け入れているのが不敬ながら、()()()と感じてしまう。

 つい今しがた我慢できず少し強めに主人の小さくてかわいい乳首を連続でかりかりと擦った際には思わずごぽっと体内が泡立つほど興奮した。

「ソ、ソリュシャン……?」

「…うふふ♡ なんでしょうかモモンガ様♡ 」

 少し熱い息の主人の顔が胸の肉を擦って自分を見上げる。

 吐息たっぷりにわざと耳元の近くで、じぃーっと見つめながら問う。

「ふふ♡ …………どうかぁ……されたんですのぉ?……♡ 」

 再び吐息たっぷりの囁くような問いに合わせて体内の指の動きをより頻繁にして幼い主人の乳首にこすり、やさしくひっかいてあげる。

 

カリカリっ―――

―――――――

――――カリっ――――カリカリっ

――――カリカリっ―――カリっ――――カリっ――カリカリっ――

 

「ふっ……はふっ……」

 ソリュシャンはうつむき加減の主人が短い間隔で熱い吐息を漏らすのを見て益々体内の粘体が沸き立つのを感じてしまう。「もうこっちのペースですわ♡ 」と。

 敏感になって小さい尖りを確かなものにしてきた主人の乳首を欠かさずかりかりと責めながら、ソリュシャンは次の誘惑に移る。

「ふぅーーー♡ ……お み み………よわいんですのぉ?♡ 」

 唇を耳たぶにくっつけるような距離から弱弱しくもしっかりと脳に響かせるように吐息を吹きかけると、あまったるくとろけるような声を主人の弱点を指摘する。

 モモンガは顎をあげのけぞるようにしてソリュシャンの吐息に悶えてしまい、問われる前に答えを身体が吐露してしまっていた。

「あらあら、んっふふ♡ 素敵ですわモモンガ様♡ ……あらぁ♡ 先ほど()()()()があったようですわ♡ 責任をもってしっかりと、入念に洗わせていただきますわ♡ 」

 

はぁぁ♡――――あむっ♡ じゅるっじゅずずぅっ♡ ちゅぷっちゅぱ♡

ふっ♡ ふーーー♡………ふーー♡……れぇーー♡……くちゅ♡ くちっくちっ♡

 

 耳からいったん離したぷるんっとしたピンクの唇を今度は耳穴手前で止めずに、耳たぶに唇で甘噛みするとしゃぶりつくように口内でころがす。

 じゅるじゅると自由自在に体液を操り、口内に愛情たっぷりの唾液プールを作ると唇からダラダラと垂れることを躊躇せず幼い主人の耳を舐めまわして味わう。

 啜っては舐め、耳たぶを唇でふにふにと甘噛みしつづけたと思えば舌を引っ込めてまた甘い吐息で耳穴に媚びる。

 実際に吐息には唾液から気化する水分が多分に含まれており、その唾液は甘い香りを含ませて生成されていた。

 ソリュシャンは主人を性的に興奮させるため媚薬のような効果を持つ体液をアロマや御香のように吐息に混ぜ漂わせていた。

 その性欲を煽る体液を舌でべったりぐちゃぐちゃと塗られ、空気として吸い込んでいるモモンガはたまらない。

「ぐちっ♡ ぐちゅ♡ あむあむぅ……んふ♡……ふーーーーー♡……モモンガさまぁ?♡ おちんちん…いえ……お ち ん ぽ♡………おちんぽ♡…大きくなられてしまっていますわ♡ 」

 ソリュシャンは自分の腹部の体内で幼い体にはそぐわない怒張をみせる主人の股間に、()()()()()()()()()()()()()()()()直接手のひらで触れる。

 絶えず流動する粘液の体内に手の形のまま添えられた滑らかな指と手のひらは、焦らすようにすり…すり…と時々主人の肉棒を撫でていた。

「はぁ……はぁ……そりゅしゃぁぁんんん……」

 快感に耐えながらうめくように自分の名前を呼んでくれるご主人様にごぽごぽと粘液が体内で震える。

 でもまだご主人様にはっきりとおねだり (ご命令)をいただいていない……。

「うふふ♡ なんでしょうモモンガ様♡ しっかりとお口にだしておねだり (ご命令)いただかないと私、わかりませんわ♡ あっでも、〈伝言〉 (メッセージ)はなしですわ♡ 」

 息も絶え絶えに上目遣いで自分を見上げる(かわいい)ご主人様をにやけた口元を隠そうともせずじぃっと見つめながら、ご自身の言葉でどうされたいか説明されるのを待つ。

「ふーーーーっ!ふーーーーーーっ!」

「……………………♡♡♡ 」

 幼い顔ながら目に危ない表情をにじませながら荒く深い息で自分を見上げるご主人様。

 しかしソリュシャンのその綺麗な指は片方で主人の肉棒を手のひらで焦らすように翻弄し、もう片方の手は未だに乳首をかりかりと責めていた体内で形成された指だけでは物足りないと言わんばかりに、自分の胸に突っ込んで直接主人の乳首を激しく愛撫していた。

 もうにやにや顔は口の端が形を保てず崩れだしていて、ソリュシャンの邪悪を性欲に叩きつけたようなニタァっとした表情が張り付いていた。

「さぁ♡……おっしゃってほしいですわ♡ 」

「ふーーっ!……き、きもちよくしてくださいっ」

「どこを、でしょう?……♡ 」

「っ!……ちんぽをっですっ……っ!」

 もう浴槽の水面で()()になりつつある唾液が口内でさらにぶわっと一気にあふれると、ソリュシャンのそのどろどろなピンク色の唇を幼い耳に密着させる。

 

――――よ ぉ く い え ま し た♡♡♡♡……ぶちゅっ♡ じゅるううううう♡♡

 

 ソリュシャンの激しい吸い付きが耳穴を襲う。

 同時にソリュシャンの綺麗だった腹部の肌が水面が波打つようにごぽごぽと音を立てると、主人の幼い体には大きすぎる、体に沿って直立していた肉棒が前方へ持っていかれソリュシャンの身体と共にせり出してくる。

 するとまるでソリュシャンの腹部は妊婦のようにまるまると膨らんでいた。

 熟れた女というより、まだ美少女と呼ぶべきだろうその見た目の身体にはふさわしくない、まるで子を宿したような孕み腹になっていた。

「こっ、これっ」

「あらあら、うっふふ♡……モモンガ様♡ 私の孕み腹の中で…おちんぽ♡……気持ちよくなってしまうのですか?……♡♡♡ 」

 もちろんその体内に赤ん坊などいない。

 だがモモンガの視界には両脇にある白く綺麗な乳房とその先端で上を向くピンク色の乳首、そして大きくせり出した丸いソリュシャンのお腹があった。

 その中で肉棒がもてあそばれているのを感じる。

 ソリュシャンは自分の腹部を膨らませると股間から直立していた主人の肉棒を斜めに傾け、その太く長い竿に焦らすために使っていた手のひらを這わせ優しくしっかりと握るとしこしことしごき始める。

 そして竿の先端、カリの深い亀頭部分へは粘液を集中して常に蠢く円状の入口のあるような球体を形成する。

 その入り口が球体から伸びて亀頭をカリ首までずぶずぶと飲み込んだと思うと、また同じようにずぶずぶと亀頭を吐き出してを繰り返していた。

「これっ!……やばいっ!!」

 主人がついには声に出して悶えるも性欲に邪悪なソリュシャンはその責めを緩めない。

 膨らんだ孕み腹に突っ込んだ柔らかな手で体内の粘液を巻き込みながらぐちゃぐちゃと肉棒を激しくしごき続け、亀頭ではまるで子宮口を性行為のためだけに都合よく模造したような自身の一部で舐り続ける。

 一方で幼い乳首をこすり続ける綺麗な指とその爪も勢いを落とすことなく、かりかりっかりかりっと断続的に主人の乳首を気持ちよく刺激してあげている。

「そりゅしゃんやばいっ!もうでるっでるうぅっ!」

「……しょうがないですわ♡♡♡…………イく時は乳首つよーくつねってあげますわ♡♡ 」

 ソリュシャンの唇が耳にぐちゃりと音を立ててくっつく。

 乳首のかりかりとチンポをしごく手はもう止まらない。

 

――――イっていいんですわ♡♡ おちんぽ♡ もういつでも……お好きな時に♡♡♡ 自分勝手にどぴゅっどぴゅううううううって♡♡♡♡ 私の孕み腹におちんぽ精液吐き出して♡♡ このお腹をザーメン吐き捨てるために使ってイイんですわ♡♡♡ お耳もっとしゃぶりますわ♡――

ぐちっ♡ じゅるるっ♡♡ ずぞぞぞっ♡ んはぁーー♡♡ ずびゅ♡ ずりゅりゅりゅうううう♡♡♡♡

――イってくださいませご主人様♡♡♡ びゅーびゅー精子ぶっこいてください♡♡ メイドのお腹♡ ご主人様みるくでほんとうに孕ませちゃっていいんですわ♡♡♡♡ 無責任にザーメンみるく私の子宮にぶっかけていただいて結構ですわ♡ 私の卵♡♡ ご主人様のおちんぽ汁でレイプしてほしいですわ♡ イってっ♡ 出して♡ イって♡♡♡ イってぇ♡♡♡……イけっ♡♡♡♡♡♡

ぐりっ――

 

どぴっ!ぶびゅううううううううううううううう

ぶぷっ……どぷっ!どっぷぅ……びゅううううううううううううううう――――

 

 子宮を模した粘体に無遠慮に吐き出された精液がどんどん飲み込まれていく。

 膨らんでいくそれは既に膨らんでいたソリュシャンの腹をさらに押し上げていた。

 自分の身体の中で精液を開放する主人の震える体にソリュシャンの口元は形状をぎりぎり保ったまま、ヨダレでぐっちゃぐちゃにしていた。

「はあああぁ♡♡♡♡…………ざーめんたっぷり♡♡ 喜んでいただけたようでなによりですわぁ♡♡ 」

 びくびくと動かなくなった主人の肉棒が収まる自身の一層と膨らんだ腹を乳首をつねっていた手で満足げに撫でる。

「モモンガ様ぁ♡……こちらの私に出された精液ですが……その、処分して (食べて)しまっても?」

「ハァ……ハァ……なんでもいいよもう…………」

 もはや喜悦といった淫らな表情を浮かべてしまうソリュシャンは主人の言葉の直後にそれをはじめる。

 

――――じゅっじゅうううううううううう――――

 

 主人の精液がぱんぱんに詰まった球体の粘液を主人の肉棒から安全となるよう遠ざけると、体内の粘液でも()()の時に使うためのもので味わうようにゆっくりと溶解する (咀嚼する)

「は、はいとくてきぃぃぃ♡♡ ですわぁ♡♡♡♡ 」

 ぐったりと疲れている主人の後頭部を乳首が勃起した乳肉で両側からむにゅむにゅと労り、下僕には通常許されないであろう分を超えた猟奇的な快楽に自身も悶えながら、改めて主人の身体を今度は綺麗にしっかりとすばやく全身を洗う出来るメイドで邪悪なショゴス (ソリュシャン)の愉悦に満ちた声が浴場に響いたのだった。

 

 






続かない。

TNTNDKSG。


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5話

「モンスター娘のいる日常」のララ回が見れる人は大丈夫。


 自室に戻ってくるとアルベドを介抱させたあと自室前で待機していたユリとルプスレギナに守護者全員を召集するよう伝えたのち、玉座の間にて自分が何らかの理由で今の姿になってしまったこと、またプレアデス6名とアルベドが7日間モモンガとの接触がないと死亡してしまうということを共有した。

 シャルティアはそのオイシイ状況に置かれた7名に自分が含まれていない不運にひどく落ち込み、骸骨姿であった時の造形美が失われたことにショックを受けたようすだった。

 この事実を告白するに際して非常にしょうもない、自分の性欲という原因を説明しなくてはならないことに気が重かった。

 

 しかし玉座の間へ向かう際伴っていたソリュシャン、ユリ、ルプスレギナそれぞれの状態を確認すると三名とも7日間タイマーの減りが違っていたため一時非常に頭を悩ませたがすぐに解決した。

 というのも直近で濃厚に接触を交わしたソリュシャンの減りが一番少なく、次にユリ、最も目減りしていたのがルプスレギナであった。

 これをみてソリュシャンとあとの二人に差があるのは分かるがユリとルプスレギナの間にある違いが何なのか思い出したところ、アルベドを介抱するために二人を呼びつけた際室内にはモモンガとアルベド以外無人だったため、モモンガが自分で扉を開けてユリを迎えており、その際扉の所で真っ赤になって思考停止していたユリの手を取って引き入れていた。

 このことから「――なお、7日間肌と肌の接触がないと死亡してしまう」の肌の接触にあたるのは入力された文字のままで肌さえ接触すればよいということが判明した。

 とはいえこの異常な性欲を伴って具現した人の身体には相応のケアが必要なため、実際頻繁に肌を重ねる必要はありそうだが。

 なんにせよこの事実の判明により「性欲を持て余した結果やっちゃいました」と情けない理由を晒さずに済んだ。

 彼女らの性欲に関しての変更は第三者的にはすぐ見分けられるものではないのであえて触れていない。そのうち積極さが増したことは気づかれてしまうだろう。

 

 セバスにデミウルゴスとコキュートスの三人は世継ぎ誕生リアルな可能性に喜ぶも、同時に弱体化した身体を案じてくれていた。

 それでもただの人間の子供とはかけ離れた非現実的な肉体をはじめ魔法やスキル、装備などの力を持っているので一般メイド達ほどの慎重さは必要ない。

 アウラとマーレは少年姿のモモンガに明るい表情を見せてくれている。ウキウキとした雰囲気があり、遊びたそうにうずうずしているのがわかった。

 

 そうしてこの変化に伴いナザリック全体の点検と外部の様子を伺うよう指示を出して今に至る。

 モモンガはまず自室に戻ると伴っていたソリュシャンとルプスレギナを仕事に戻してユリのみを残していた。

 そして遠隔視の鏡 (〈ミラー・オブ・リモート・ビューイング〉)を取り出しナザリック周辺の様子を伺う。

 まず広がっているのは沼地ではなく平原だったためデミウルゴスとマーレに墳墓全体を周辺地形に馴染むようカモフラージュの指示を追加で出す。

 それが終わるとまたミラーに視線を移す。あたりを覗いても平原と森が広がっているだけで人為的な建造物や往来はないようだった。

「モモンガ様、もしや外へお出かけになるのですか?」

「いや、まずは(ナザリック)の状況の確認が先かな。興味はすごくあるけど」

 ふいにかけられる言葉に答える。

 ミラーから視線を外してすぐ横にある綺麗に掃除されたベッドにダイブするとゴロゴロ転がって極上の寝床の感触を楽しむ。

 ひとしきり堪能すると扉のよこに立っているユリをちょいちょいと手招きしてやる。

 ユリは柔らかな笑みを浮かべると静かにこちらへ歩み寄り、ベッドの端へ腰かけた。

 ベッドに身を投げ出していたモモンガは転がってユリのいるところまで行くと這いずって頭をユリの膝上に乗せる。

「ふふっ、お疲れですかモモンガ様?」

 ユリが優しくモモンガの頭を膝上で抱え込むとゆっくりと撫で始める。

「まぁ少し……」

 ソリュシャンに激しく搾られたからなとは言わないでおく、真面目なユリはあとで叱るだろうから。それに実際のところソリュシャンとのプレイは結構ハマってしまいそうだ。

「じゃあボ……私が癒して差し上げますね♪」

 ご奉仕のチャンスを得たりとユリは頬を染めて意気込むとモモンガの頭を撫で続ける。

 ……こっそりとその自慢の胸を押し当てながら。

 頭を触れるひんやりとしたユリの手のひらと太ももの感触を楽しんでいると額を斜めからぎゅむぎゅむっと押してくるメイド服に包まれた柔肉がモモンガを刺激する。

 そっとユリの目を覗こうとするもその大きな胸が視線を遮りその表情を見ることはできない。

「……わざとだろ?」

「…………♡ 」

 主人の問いに答えないという普段の真面目なユリではありえない状況。

 しかし言葉の代わりとばかりに押し付ける柔肉の面積がモモンガの額のみならず、いまや顔半分を覆うほどになる。

 

――――ぎゅむっぎゅむっ

 

 押しては引き、押しては引きを繰り返す

 行動で示された回答にモモンガは片手をあげるとユリのメイド服に包まれた豊かな乳を遠慮せずむんずと鷲掴みする。

「あっ♡……」

 ユリが短く反応するがお構いなしにわしわしと清潔な生地に包まれた胸を揉み続けると徐々に股間がきつくなるのを感じる。

 ユリはそれを目ざとく見つけるとモモンガの頭を撫でていたのと逆の手を股間の上へ持っていく。

 ふわっと舞い落ちるようにローブの上から添えられたその手は硬さを持ち始めた肉棒のうらすじに沿うように指先の腹を這わせる。

 するすると往復し続けるひんやりしたきめ細かい指先の感触は、揉み続ける乳肉からの柔い反発と合わさって劣情を煽り肉棒がそそり立つのに大いに貢献する。

「モモンガ様……実はソリュシャンとの、その……営みについては聞いております……♡ 先ほどボクの手を取って頂いた時、とても嬉しかったです♡……ソリュシャンのようにボクとも手の触れ合い以上の……性交(まぐわい)♡……していただけますか?……♡♡ 」

 規律を重んじる普段のユリとは違った砕けた雰囲気での大胆な誘惑にモモンガは完全に肉棒が準備ができたのを感じると、メイド服に包まれた大きすぎる乳肉の先にあるであろう未だ見えないユリの顔がどんな表情になっているか想像して楽しむ。

 が、すぐにこのユリに関してはその必要なくとも実際に目の当たりにできることを思い出す。

「ユリ、()

 そう言って腰のあたりで両手のひらで何かを待つように構えると、主人の意図を理解したユリが頭と股間に向けていた手を止めて上方に持っていく。

 そしてユリの「んっ」という短い声のあとにモモンガの手の中にはユリの首の中ほどから上が置かれていた。

 彼女が首無し騎士 (デュラハン)という種族だからこそできる横着と言えた。

 美しい小顔とはいえ想像より重量感のある可愛いメイド達の長女の頭を大事に抱えると自身の口元まで持ってくる。

 頬を染めてじっとこちらを見つめる瞳には情欲の火花が散っていた。

「……お前がこんなむっつりだとは知らなかったな……あーー」

 モモンガの言葉に恥ずかしさから頬が一層赤く染まるも目の前で口を開けて舌を差し出す主人にユリは嬉しさから笑みがこぼれる。主人の手に預ける自分の顔がゆっくりと近づかれていくと自然と自分も口を開けて舌を伸ばしてしまう。

「んれーーー♡♡♡……はっ♡ んあっ♡♡ れるれるれるっ♡ あっぁー♡♡♡ 」

 モモンガがわざと口と口がくっつかない距離でその手を止めると空中で互いに差し出した舌同士だけがそこで性交 (まぐわい)始める。

 眼鏡の似合うキリッとした普段の顔は舌を伸ばしきって空中でくるくると回し、主人の舌を愛撫する間抜けな表情を見せていた。

 舌での遊びの間にするするとメイド服を緩めていたユリの胴体はルプスレギナを以てしてスイカと言わしめるその爆乳を晒す。

 額に触れるひんやりとした下乳が心地いい。

 だらしなく舌を伸ばしきって主人との卑猥な遊びにふけるユリと額に今もぎゅむぎゅむと繰り返し押し付けられる、沈み込むように柔らかい乳肉を感じながらふと思いつく。

「ユリ、体をもっと前へかがめるんだ」

「れるれるっ♡……?はい。……?」

 額へ押し付けられていた乳肉が顔全体を覆うほどにユリが前かがみになるとモモンガは自分の頭の位置をずらしユリの乳首に舌が届く位置までくる。

「あれっ?お前……」

 そこにモモンガが想定していたものはなかった。いや、正確にはまだ見えるところになかった。

「ユリは陥没乳首だったんだな……」

「あっ!うぅー……はぃ……」

 鞠のようにきれいな球体の曲線を描く大きな乳肉の一点、重力に引っ張られ少々下向きなその先端はぷっくりと分厚く膨れた形の乳輪で所謂パフィーニップルと言うに相応しいものだった。

 白磁のような肌色と比べ多少赤みのある濃い桃色の乳輪の中央には、敏感そうにひくひくとする土手と溝があった。

 前かがみになってより顔に近くなったその先端へ自分の口元とユリの顔を近づける。

「大丈夫だって安心しろよ。それにユリが陥没乳首だなんてすごくえっちで……嬉しいぞ。だから一緒に恥ずかしがりのユリのエロ乳首しゃぶり出してやろうなっ」

「えっあむっ…♡♡ んんっ!♡♡……んぐちゅ♡ ちゅ♡♡ ちゅっ……はぁ~むっ♡♡ あんっあっ……♡♡♡ 」

 モモンガが言い切るとすぐユリの唇へ自身の唇を噛み合うように重ねるとそのままその結合点に、むにゅむにゅと変形する乳肉の先端の分厚く大きめな乳輪を横からぶつけるようにすると、互いの唇の絡め合いに巻き込むようにして迎えてやる。

 

―――むにっ、ぐちゅ、ぐにぃ、むにゅううっ、くちっ、ぐにゅううっ

 

 ユリの真っ赤になった表情の上で羞恥と快楽に火花を散らす瞳を、瞬きすることがもったいないとじぃっと見つめる。

 そうしながら口ではユリのぷるんと肉厚な唇とその中にある同じく肉厚の長い舌を愉しみながら、淫らな共同作業に興じていく。

 ユリの舌を唇で甘噛みして引っ張り出してやると横からむにゅりと形を歪め割り込んでくる乳輪の柔い肉を二人の舌で押しつぶすようにしてほぐしてやる。

 大量に分泌される互いの唾液の中でぐちゃぐちゃと舐り、乳首を奥に隠すこりこりとした土手部分の食感をころがして楽しむ。

「んんーーーっ♡♡♡♡ 」

 土手を優しい力ですり潰すように歯で噛んでやると眼鏡フレームの奥でユリの瞳がきゅっと閉じられる。

 痛がってしまったのかと思うも、ゆっくりと開かれたその瞼の中にはより強い快楽を渇望する濡れた瞳が熱を込めてこちらを見つめ「もっと」と訴えていた。

 肉の宴を広げる合わされた口内でユリの舌がつんつんと、自分を気持ちよくしてくれる雄を急かすように小突く。

 モモンガは自分の舌を喉奥へ引っ込めると自身の口内にできるだけユリの舌と乳輪を引き込む。

 

―――じゅぼっ、ずじゅぶぷぷぷぷぷうううううっっ

 

「ぁ゛へっ♡♡ ぁ゛ーーーーっ♡♡♡ 」

 ユリはだらしなく顎を開ききり主人の口へ引き込まれる舌と乳輪の摩擦で悦に浸りぷしゅっぷしゅと股間を濡らす。

 肺活量に任せて乱暴にモモンガの喉奥に吸い込まれていくユリの舌は同じように引き込まれていく自身の分厚くて恥ずかしいと思っている乳輪にある溝へ、みっともなく舌を這わせあろうことか仕える主人の口内で自身の乳首を舌で舐る自慰にふける。

 眼鏡クールなユリが目を怪しくさせて馬面を晒し快楽を貪るのをみて満足していると甲斐甲斐しいユリの愛撫の結果が言葉通り芽を出す。

 むくむくっと口内で肉が膨れる圧を感じると吸引を弱めてモモンガ自身も舌でユリの舌を手伝う。

「オっ♡♡♡ おっほ♡ んぐ゛ぁーーー♡♡ 」

 1センチほど溝からせり出した乳首の側面をユリの舌と自分の舌とで挟み撃ちにし、ぞりぞりとなぞってやると舌を伸ばしきって言葉を紡ぐことができないユリは情けなく動物のような鼻声で敏感な乳首から昇る快楽に悶える。

 増長した快楽で誘い出された欲張りな乳首はより溝から顔を出しさらに2センチも根元の乳輪から膨れ上がっていた。

 表面積が増えたことで自分と主人の舌による愛撫がより大きな快楽を与えてくれるようになった事実を恥知らずに貪り続けるユリ。

「んはぁっ♡♡♡ ぁーーーっぁ♡ あぇ♡♡ あぇあぇーーーーー♡♡♡♡ 」

 プレアデスをまとめる長女の名の廃る無様な顔でメイドという身分を忘れて主人からいただくお恵みに遠慮もなく耽り続ける。

 

―――ぐりぐりっ、ぐりっぐりぐりぐりぃぃぃっ

 

 馬面でだらしなく淫乱を晒すメイドに少し意地悪してやろうと魔が差す。

 今やモモンガよりも活発に口内をはしゃぎまわって自慰を止めようとしないユリの舌に、乳首を避けて直接舌をあてる。

「はっへっ♡♡……ぁぇ?」

 ユリはお預けを言い渡された犬のように間抜けな顔で疑問をその目に浮かべ主人の瞳に答えを探す。

 動きをとめたユリが注意を向けたことを確認したモモンガは内心でにやりとするとやさしくユリの舌だけを口内からおしだしていく。

「…………?」

 ユリはちょっと残念そうになる表情を隠そうともせず唖然としていると()()()()()()が、主人が口内で自身の乳首を動かしていることに気づく。

 ……そしてその動きが止まった位置にハッとすると、胴体と繋がっておらず自由に動かすことができない首でだらしなく舌を垂らしたまま必死に横に振ろうと足掻く。

「だえっ!だめです!だめだめだオ゛ッへェェェェ♡♡♡♡♡ 」

 ―――ぐぎちぃっ、ぐにっぐにっ、ぐぎゅむっ、ぐぎゅににぃぃぃぃぃぃ

 

 訴えるユリの懇願は無慈悲にも捻りつぶされる。

 陥没乳首だったことなど嘘のように性欲を貪ったユリのむっつり乳首はモモンガの口内奥まで差し込まれ、乳歯から永久歯に変わり角ばって強くなった直後のような奥歯で上下から優しく抑えられたと思うと、徐々に力を加えられ下あごを動かしたことにより臼を挽くようにすり潰されしっかりと強く繰り返し噛まれていた。

 痛みの方が優先されそうな仕打ちだったがもはや快楽を生むことが役割となったユリの乳首は閃光のような刺激でもって切り離された首の脳へ快楽を送信する。

 ぎりぎりと奥歯に潰された乳首による快楽は一瞬正気に戻り否定を口にするユリの思考を一気に吹き飛ばし、言葉を紡ぐため整えられた口元を再び無様な馬面へと塗り替えた。

 アルベドと比べると長さは劣るが分厚さで優るその長い舌をピンと張ったように突き出し、どうしようもないほどの快楽に鼻声で呻き声をあげながら性欲を暴走させるとともに、この暴力的な快楽を突き付ける主人の表情が微笑んでいることに気づく。

 優しくも厳しい超越者である主人は下僕の意思を弄ぶことも時に辞さないことを思い出させる。

 改めて「自分を支配してくださるこのご主人様に……()()()()()♡ 」と、そうユリに狂悦を刻み込んだ。

 

 ユリの間抜け面に満足して奥歯から乳首を開放し口から離すとモモンガは手に持ったユリの頭を()()()()を下にして落とさないように自分の胸に置く。

 あいた手を空間へ突っ込み目当てのアイテムを探す間、もう片方の手で指を使ってヨダレを垂らし未だ伸び切ったユリのだらしない舌を人差し指と親指で摘まみ、にゅるにゅると引き延ばして弄ぶ。

 アイテムを空間内で摘まみ同じようにユリの舌へ添えると舌の上と下から力を込めてそれを押し付ける。

―――ブツっ!

 

「…ん゛っひぃぃい♡♡ 」

 ユリは呆けていた意識から刺激によって無理矢理戻されると主人の指が摘まんだ自分の舌に今まで存在しなかったものを見つける。

「こっこれへぇ♡ 」

 ユリの舌上には反射して怪しく銀色に光る玉が乗っていた。

 それは固定されて動かず、下裏にも上とはひと回り小さいものの同じ形の玉があった。

 ユリは主人より舌ピアスを下賜されていたのだ。

「これでもっと簡単にユリのドスケベ乳首、ほじれるようにしてやったぞっ」

 まるでケーキ入刀という愛の共同作業をとんでもなく下品で淫らなものに置き換えたような、そんな先ほど行ったばかりの光景を再度妄想するユリ。

 次に行われるときは主人ともっと気持ちよくスケベなキスをこの贈り物で演出し、「陥没乳首発掘作業はぐりぐりと溝にこのピアスの玉をハメて……愉しむことができそう♡ 」と。

 

 モモンガが視線を動かすと口内にある方ほどではないが、自由なもう片方の乳の乳輪からもむくむくと乳首が顔を出しつつあった。

 股間でだらだらと我慢汁を垂れ流す肉棒をどう発散させるか悩むも、新たに与えたアクセサリーを付けたおもちゃがちょうどよく手の中にあることに気づく。

 ユリは淫らな妄想に耽りれろれろと贈り物をくださった主人の指を愛撫しているとふと主人の手が離れ頭を両脇から抱えて動かされた後、目の前にそびえるものに主人の意図をくむ。

 わざとらしくその分厚く長い舌で上唇をゆっくりとなぞりながらも、挑発的な誘惑をするユリの瞳は上目遣いでフレームの奥にいる主人を見つめる。

 そのドスケベな舌なめずりの最中は頂いたばかりのピアスの玉を見せつけるようにしっかりと舌を上に向け、艶めかしくわざと、とてもゆっくりと動かされていた。

「……やっぱりお姉さんのユリは優秀だなぁ……馬面晒してそのエロ舌ピン伸ばししてろ。吸ったりしないでそのまま無様なオナホフェイスしてれば()()()使()()()()。体の方はデカパイ使って俺の頭マッサージしてろ」

 

「……ろぉぞーぉ♡♡♡ 」

 目元は目じりを落とし笑いかけるような表情を作るがユリの顔は主人の言いつけをしっかりと守って雄を挑発しており笑顔と呼ぶにはあまりにもな顔を晒していた。

 夜会巻きの似合う知的な淑女を麗しく飾っていた小さい口を目いっぱいに広げ、舌を煽るように投げ出して肉棒を挿入するためだけのおもちゃへと変える。

 きらりと光る舌の上の銀玉には主人を優しく迎えるため唾液をたっぷりと付着させており、この雌穴に抜き差ししても痛くありませんよと主張しているようだ。

 主人がまずその凶悪なカリ首を持つ亀頭を舌先からわざと摩擦を起こすよう舌肉を擦りながらゆっくりと舌の中ほどまで進ませる。

 亀頭が上唇に触れるかというところまで進んでくると頂いた舌上のピアスが主人のカリと竿の境目に止まる。

 ユリは止められた亀頭が口内に侵入してこないことに焦れて主人の目を覗くがそれを見抜いていたように待っていた主人と目線が重なる。

 にやりと主人が笑いお互いの目線を交差させたままでいると、

――――ぬっるうううぅぅぅぅぅぅぅ

 ユリは舌上で主人の肉棒が再び動き出すのを感じ取るが目線は主人と熱く交し合ったまま動かさない。

 やがて主人の大きな亀頭が中心ラインで窪みを作っている舌上とピンク色の柔らかい上唇のアーチで作られた、主人が自慰をするための輪っかを潜り抜けてくると先ほどから舌上で焼けるように熱く流れ出ていたカウパーが口内でどぷっとひと際あふれる。

「ん゛ん゛ンン……はェぁぁぁアぁ♡♡♡♡ 」

 浅ましくも口内に広がる主人の淫液の香りに唾液が一気に分泌されるのを感じると同時に、息を深く吸って鼻に抜ける香りを声をあげて楽しむ。

 喜悦から思わず目を細めてさらにいやらしい表情になってしまうほどだ。

 そのあまりに淫らな有様にモモンガの中にあるユリの普段のクールなイメージとのギャップが昂った性欲に一気に油を注ぐ。

「…ん゛っぶっ!?…ん゛っ♡ お゛え゛ェっ♡ ん゛ぶっ♡♡ ん゛ぼぉっ♡♡ ぉ゛え♡♡……ん゛ぶん゛ぶん゛ぶ♡♡♡ んぶェ♡♡ 」

 突然どすどすと繰り返し喉奥を突き刺しだした主人の大きな肉棒にユリは少々えずいてしまうも決して反射的に主人を拒んでしまうような()()()()()()()()()()()()()をすることなく、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を発揮する。

 それでいて自身からは求めたりせず道具に徹する。()()()()()なのだ。

 ……しかし主人に先ほど驚かされた、今や腫物のように硬く勃起した自分の乳首のことを思い出すとちょっとしたいたずら心が芽生える。

 そこでユリは前後運動を繰り返す主人の肉棒が通る淫らな門を肉棒が差しぬかれたタイミングで少しずつ狭めていく。

 より強い摩擦を起こし主人が悶えて絶頂する顔を見届けたいという魂胆だ。

 ……しかしその策略はすぐに露見することとなる。

 

―――ぶっぽっ!♡ ぶぽっ!♡♡ ぶりりぃ!♡♡♡ ぶぽっっ!♡ ぶぽっ!♡♡

 

「…………このむっつりドスケベオナホメイドっ♡ 」

「…ん゛んふーーーー♡♡♡ 」

 口径を狭められたユリの淫らな口は主人のエラの張った亀頭に接してしまい口内で圧縮された空気が下品な音を奏でてしまった。

 ずっと目線を交えていた主人はそんなユリを侮蔑するもその言葉は逆にユリ自身の裏に秘められた本性をずばり表したような言葉であり、もはや喜んで頬の肉をすぼめて突っ込まれる肉棒に摩擦を起こす。

 伸ばしていただけの舌も上を通過する肉棒にたくさん気持ちよくなっていただけるよううねうねと身をよじって裏筋を愛撫する。

 体の方に至っては片手ではちゃんと主人の命令を守り胸を使い頭に奉仕していたが、もう片方の手は主人の頭の下へ滑り込んでおり、ぐちゃぐちゃと水音を立てていた。

「このクソむっつり女っ♡ あーっもうだすっ」

「ん゛ぶっ♡♡ ぶぽっ♡ どうっ♡ ん゛♡ ん゛ぼっ♡ ぞぉ♡♡♡ 」

 

―――ぶぽ!♡ ぶぽっ!♡♡ ぶり!♡ ぶぽぶぽっ!♡♡

―――ぶりりぃ♡♡ ぶっぶぽっ!!♡♡♡ ぶぽっっ!♡ ぶぽっ!♡♡

 

 ……ぬちゅ

 

 唾液と涙、鼻水でぐちゃぐちゃになったユリの顔面に口から抜き出し、今にも暴発しそうになっている亀頭を突き付ける。

主人とメイドの目線は空中で再び強く絡み合う。

 

「…………」

「………?」

「…………」

「……!…………♡♡……ベぇっろっぉぉぉぉん♡♡♡♡♡ 」

 

どぶっ!どっびゅうううううううううっ

びゅぶっぶびゅっびゅうううううどぴゅっびゅっびゅぶっ!びゅっううう―――

 

 限界まで引き延ばして亀頭を下側から舐るように擦りつけられたユリの舌は見事に主人の意図を汲み取っていた。

 放出される色の濃い粘着質な精液が()()()()()()ユリの暴かれた裏の顔に遠慮なくどばどばと降りかかる。

 舌、唇、頬、鼻、額、髪、眼鏡に降り積もっていく主人の濃厚な雄汁にユリはひそかに弄っていた自身の股間でも達する。

「ん゛っひ♡♡♡♡ ボクの上品なお顔……モモンガ様のザーメンでクッソおっっもい♡♡♡ 」

「……そっちのお前の顔も好きだぞっ」

 めちゃくちゃになったままの顔で素の時の喋りが思わず出てしまうもさらに普段ではしないような品のない言葉をつぶやいたユリはモモンガに投げられた言葉でにっこりと淑女の微笑みを見せると、

「……ん゛っべぇあ゛ぁ゛ぁ゛ーーー♡♡♡♡ 」

――――じゅるっじゅるるるじゅるじゅるじゅるううっ

 大きく唇を舐めまわす淫らな舌なめずりを演じた後、絡めとったザーメンと唾液とで舌上のピアスのためのザーメンプールを作る。

「…………」

「…………♡ 」

―――ごっくっ……

 主人と目を合わせたままザーメンプールを見せつけて静止したのち、引っ込められ鈍い音を立てたあと出てきたユリの舌の上には銀玉だけが光を放っていた。

 

 モモンガがピアスの光を認めると同時にふと視界の端で何かが動いていたのに気づく。

 そこには遠隔視の鏡 (〈ミラー・オブ・リモート・ビューイング〉)の中で地上から空へ一筋の煙が立ちのぼっていた。

 

 

「じゃあみんなっ、モモンガ様の作戦通り村の制圧に向かいますっ。どうやらあまり脅威となる存在はないようだけど決して油断しないようにっ!」

 鋭くよく通る声が飛ぶ。

 ()()()()()()()()()はあのあとすぐに身支度を整えたあと、モモンガがミラーで発見した襲われている村の急襲救援をプレアデスの姉妹達と共に仰せつかった。

 ユリはモモンガがプレアデス全員を自室に集めるとその指揮を担当するのだった。

「モモンガ様、それでは行って参ります」

「うん。第一に自分達の安全、というのを忘れるなよ。困難な問題発生時は即撤退だ。みんなもユリの指示をよく聞いて出来るだけ平和な存在だというアピールを忘れないでくれ」

「「「「「「はっ」」」」」」

「よし。じゃあ頼んだぞ。転移門 (ゲート)

 

 プレアデスの面々が次々と転移門 (ゲート)を通っていくと同時に遠隔視の鏡 (〈ミラー・オブ・リモート・ビューイング〉)越しの村へと姿を現していく。

 ナザリックの今後を考えるとここは大事な場面だと緊張感を持ってミラーを見つめるが姉妹達が姿を現すも指揮官 (ユリ)がまだ出てこない。

 おや?と思って自分が作り出した転移門 (ゲート)の方をモモンガは振り返ると、そこにはこちらを向いて腰の前で手を綺麗に重ねるユリがいた。

 

 

「……それでは()()も行って参ります、モモンガ様……んべぇあ゛ぁーーーー♡♡♡ 」

 ぐぱぁっと開かれた口からはだらんと垂らした舌の上で銀色の珠が唾液に混ざった光を反射させていた。

 

 そしてさっと振り返り転移門 (ゲート)へ消えていくのだった。

 ユリは優秀なのだ。

 

 

















ユリでこんな長くするつもりはなかったんだけど色々妄想してたら調子がでました。
まだおまんこしてないからそのうちまた出したい。

感想や評価、誤字報告ありがとー!自分で書いてみて初めて知ったけど誤字報告ってもらってからの修正反映も簡単だしすっげぇ助かる…シェイシェイ!


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6話

 月の光が差す草原をざわっと音をたてて風が駆け、若い草の青い匂いがあたりに広がる。

 幌馬車を止めた街道の脇道、その奥の茂みから一定の間隔で聞こえてくる虫の音が静かすぎず心地よい夜を作りだしている。

 半分ほど幌の閉められた馬車の荷台に敷かれた質の良い干し草の上で、モモンガはごろりと寝返りをうつ。

 

 あのあとカルネ村はヤる気満々だったプレアデス姉妹によってあっさりと制圧され、その脅威を取り除かれていた。

 色々と昂っていたユリなどは目の前で繰り広げられる惨状に対し、体にわだかまった興奮を発散するように善の心を持つ者として大いに活躍を見せた。少々やり過ぎな程。

 テキパキとした指揮のもと村人の救助と襲撃者の拘束が済んだ後、モモンガはソリュシャンから<伝言> (メッセージ)を受け安全を確保したと判断して村へと転移した。

 村人たちから見えないところに拘束されていた襲撃者の数名へソリュシャンとエントマによる()()()()()()()によると、その者達の正体はスレイン法国という国家の工作員であり、潜在的敵国であるバハルス帝国の人間を装ってリ・エスティーゼ王国領の辺境に位置するこの小村を襲ったというのだ。

 非常に面倒な案件に首を突っ込んでしまったことに気づいたモモンガはさっさと社交辞令だけ済ませて撤退するが吉と考えていた最中、まだ報告が全てではなかったようでソリュシャンから加えて伝えられる。

 それは斥候と思われる騎馬兵の存在とこの工作の目的に王国軍事部の重要人物暗殺が含まれているということ。小村の襲撃は暗殺のための撒き餌でありモモンガ一行は短時間のうちに暗殺の対象と仕掛け人がかち合う現場に居合わせてしまうと判明する。

 村人も襲撃者も全て殺して証拠隠滅したのち村を後にするという手もあったがプレアデス姉妹の成果を壊すような策は好ましくないと思えた。

 さらにモモンガ自身何の意味もなく殺人を楽しむ趣味はないし、()()()()()()無用な人死には避けたかった。正当な理由があれば別だが。

 

 プレアデス姉妹との交戦によるケガと出血で取り調べの最中に()()()()()()()()()()()()2名の工作員の死体はナザリック全体にとって重要な情報をもたらしたソリュシャンとエントマに自由にしてよいと渡してやり、モモンガはどの世界でも権力の板挟みは変わらず嫌なもんだなと憂鬱な気分で事態に臨むのだった。

 

 

「…ガゼフさんほどの強さで一国の兵士達をまとめる長か……」

 寝転がってみると不思議と柔らかな反発があり、保温効果のある干し草に心地よさを感じながら一日の騒動を振り返る。

 暗殺を遂行するべく動いていた工作員の本隊を一網打尽にしたことでデミウルゴス主導のもと情報を吸い上げることになりそこから判断が変わることはあり得るが、ユグドラシル基準でおよそ30レベル帯の人間種が1つの国家最強の個を冠されていることから、油断大敵とはいえ一つ大きな基準値を知る事が出来た。

 依然として警戒は怠れないがひとまずガゼフの存在が知れた王国領内であれば彼以上の脅威と頻繁に対することは少ないと思える。一行からすれば概ね無害と言って差し支えないだろう。

 王国領の村、そして王国戦士長とその小隊を救った一行はガゼフが本件を持ち帰ったのち、王都リ・エスティーゼで褒賞の授与が予想されることを告げられた。

 はじめ絶世の美しさを持つメイド服姿のプレアデス姉妹が異常な戦闘力と鮮やかな手腕を見せたことや理由あって国々を転々と旅をしている身であるとぼかして告げたことで不審がられるも村から近くにエ・ランテルという大きな都市があるので、そこでの滞在先を都市の役所へガゼフ宛で伝えてくれれば後から手紙で連絡を取るということだった。

 また金銭での謝礼が難しいというカルネ村からは村共有の財産として綺麗に整備されていた近隣都市への運搬用幌馬車の予備を村長から提示されたので了承し、合わせて周辺の地理や経済状況の知識を得る。

 今は昼の喧騒が過ぎエ・ランテルまでの間こちらの世界で初となる遠征旅の夜であった。

 

「あの人間ですかぁ?食べごたえがあってぇ、美味しそうではありましたぁ」

 干し草の上で仰向けになって寝転がり和服なメイド服の袖を両方とも万歳する形で投げ出しながら、モモンガの横でエントマはいつものゆるく甘ったるい声を響かせ答える。

「モモンガさまぁ、あの人間はあのまま帰してよかったんですかぁ?」

 足を空中でぱたつかせながらモモンガを向いて問いかける。

「ガゼフさんにはちゃんと帰ってもらわないと、行方不明になって軽視されるような人物じゃないだろうからな。それに位のある人間ならこちらの事を好意的に世間へ広めるための証人になってくれるだろ」

「ああぁ。そういうことなんですねぇ」

 わかっているのかわかってないのか、エントマはいつもふわふわした雰囲気なので掴みにくいがしきりに頷いてくれているあたりわかってくれたのだろう。

「それでぇ、モモンガさまぁ。今ここにはぁ、ナーベラルしかいないんですよねぇ」

 

 幌馬車内にはモモンガとエントマしかおらず、周囲にはカルネ村の襲撃者が使っていた馬が1頭馬車につながれたまま休んでいるのを除くと上空にてナーベラルが周辺監視の当直についているのみだった。

 エ・ランテルへ向かう際途中で人目がなくなったのをソリュシャンに確認させるとナザリックにいるセバスへ事前に<伝言> (メッセージ)で伝えて見繕ってもらっていた2頭の八足馬 (スレイプニール)が引くコーチと呼ばれる大型で窓枠や手すりに金とプラチナで品のあるシンプルな装飾を備えた黒塗りの高級馬車と、プレアデス姉妹の変装のための裕福そうな商人や貴族の娘風といったドレスをモモンガの<転移門> (ゲート)経由で街道へ送り出してもらう。

 干し草の敷かれた狭い荷台の上で押し合うように自分達より小柄な主人へそれぞれの肩や胸を押し当てて馬車の揺れで擦れる感触を楽しんでいた姉妹達はエントマとナーベラルを残し残念そうな顔で用意された豪華な馬車へ乗り移っていく。

 美女だけを詰め込んだ高級馬車はモモンガ達より先行してエ・ランテルへ乗り込んでの偵察や情報収集等を目的としていた。ユリは一人別に用意された質の良い毛皮の襟巻のついた深い緑色のローブをメイド服の上から羽織り、モモンガの方へちらりと視線を向けると一層残念そうにすると馬車の客室より一段高い御者台へ腰かけて手綱を握り馬車を走らせていった。

 

「うん?…そうだな」

 やはりちょっと不用心だったかと思うも、リアルにはなかった自然あふれたこの世界は男の冒険心をくすぐったため一人旅的なことをしてみたかったのが本音だ。

 馬車の荷台で干し草に寝そべって虫の音を聴きながら夜を過ごすなんて風情があるしゲームやお話に出てくるキザな男のシーンで見ていて憧れていなくもなかった。

 現実は空の上で周辺に睨みをきかせる不可視化したまん丸卵の戦闘メイドが旋回していたり、隣にはいつの間にかモモンガの手を自分の頭へ乗せてわしわしと自分から撫でられようとしている虫っ娘もいてクールな雰囲気とは違うような気がする。

「エントマはかわいいなぁっ」

 しょうがないなーとばかりにこちらから両手でわしわししてやると髪に擬態した部分をきしきしとしならせて反応する。

「えへへぇ。あぁ♪ 今日は新鮮なお肉をいただきありがとうございましたぁ、モモンガさまぁ。ソリュシャンも喜んでいましたよぉ」

 エントマは自分と姉妹にご褒美をくれた主人にしっかりとお礼を言うとしきりに触覚を動かして喜びを表している。

「ああ、みんなにとって重要な情報を引き出してくれたんだからな、あれくらいは当然だ」

 エントマの顎の少し下あたりに手を伸ばしてやると、遠慮がちにゆっくりとわさわさ動く彼女の本当の口へ指を沿わせて犬の首を撫でるようにすりすりしてやる。

「んうぅ♪ 」

 気持ちよさそうに体を揺らすエントマを見ていると彼女の声のように弛緩して、()()()()()()()()()()()()()()()()()()と雰囲気に眠気がでてくる。自室にあるあの最高の寝心地ベッドもいいがこういう自然のベッドもオツだよなと思っていると、

「あらぁ、お休みになられますかぁ、モモンガさまぁ」

「……あぁ。ふあぁ……やっぱり人の身体は疲れがたまるからな……」

 モモンガが本格的に休もうとエントマから手を放しひとしきり伸びをして改めてよこになる。

「それでしたらぁ、おねむの前にぃ、こちらもお休みできるようにお手伝いいたしますぅ♡ 」

 見ると横になってはだけたローブの下半身で膨れた股間に袖を向けこちらを(たぶん)微笑んでいるエントマ。

 エントマとは今夜そういう雰囲気でもなかったのになぜか臨戦態勢の自分の身体を見て「あれぇ!?」と思う。

 まだなって間もない慣れない肉体を多少なりとも動かした影響なのだろうか、鈴木悟がリアルで経験したことのある疲れマラのような感覚で勃起しつつあった。

 いやでもしかし…とモモンガは思う。

 確かにエントマは眺めていると「はぁ…かわゆ…」と無意識につぶやいてしまうほどには大好きだし異性として魅力を感じているが、種族的な違いから具体的にどうやって行為に及ぶのか全く想像できなかったのだ。

「オウフ……でもどうやって…」

「大丈夫ですぅ、エントマにおまかせおまかせぇ♪ 」

 そう言うとエントマは仰向けに寝るモモンガの半身に身体をうつ伏せで被さるように重ねると両手をモモンガの首筋へ添える。

「本当は保存食を作るときにぃ、使うんですけどぉ。すっごく弱くすればぁ、おねむのためのお薬と同じなんですぅ♪ 」

 ―――チクっ

「ん……?」

 モモンガは首筋に干し草の先端がこすれて痒くなったような感触を覚えるもすぐにエントマの次の行動に目が向き忘れてしまう。

「ではぁ、モモンガさまのおちんちんにもぉ、しつれいしまぁすぅ♡ 」

 ―――にゅるるぅぅ

 エントマの袖がふわりとモモンガの直立した肉棒の上から袖の中へ通すようにかぶせられたかと思うと、その中は見た目から想像した布の当たる感触ではなく何か細くぬるぬるとした粘液にまみれたたくさんの管のようなものが肉棒に絡むのを感じた。

 その感触に肉棒が包まれた瞬間ピリリとした感覚が走るもすぐに無散する。

「えへへぇ♡ 準備かんりょうかんりょうぅ♡ 」

 そうエントマはつぶやくとゆっくりとモモンガの肉棒を包んだ袖を上下しだす。

 ―――ヌちゃぁ…ヌちゃぁ…

 エントマの性格を映したようにゆったりとしたペースで繰り返される往復運動は袖の中に纏わせた滑りのある無数の管を巧みに操り、肉棒を甘くやわらかな刺激で愛撫する。

「ふふふぅ♡ いーっぱい気持ちよくなってくださいねぇ、モモンガさまぁ♡ 」

 袖のペースを保ったまま仰向けになるモモンガの上半身へぴったりと顔を寄せるとローブをはだけさせ、露出した幼い主人の乳首へエントマの小さく可愛い顎を乗せる。

 そうして始まったのはソリュシャンにされたのとはまた違った、非常に高頻度で繰り返される断続的で焦らすようにもどかしい乳首への刺激だった。

「ふふぅ♡ カサカサかさぁ♡ これぇ気持ちいいぃですかぁ?♡♡ カサカサかさぁ♡♡ 」

 おそらく人やそれに似た器官からもたらされるのとは異質で冒涜的なまでの快楽。

 端的に言えば爪で乳首をはじくようにして愛撫されているだけなのだがそのレベルが違った。

「うあぁエントマっ、それやばっ…しゅごいっ……」

 優しくもそれでいて激しい異次元の乳首責めを受ける一方ではこれまた経験したことのない、人の女性器とは違ったエントマの袖の中。

 まるで肉棒に絡みつく管一本一本が意思を持っているように独立して纏わりついてくるようで、エントマの袖の上下運動に合わせてきつい収縮などは行わず、常に一定の柔らかなタッチで肉棒に指を這わすように包み込んでくる。

「カサカサぁ♡ ヌっちゃヌっちゃ♡♡ カサカサカサぁ♡♡ ヌっちゃヌっちゃヌっちゃぁ♡ 」

 常に自分からは求めない女体的な包容力による快楽がモモンガを蕩けさせ続けるも、同時に光が瞬くように繰り返される小さくそれでいて無視できない焦らすような愛撫の連続。

 全く予想だにしなかったエントマの雄をたぶらかす蠱惑的な性奉仕に意識が遠のく。

 心なしか感覚がふわふわして意識が薄れてくるような気までしてくる始末。

 

「んんぅ♡ 気持ちいいですかぁ?♡ 気持ちいぃんですよねぇ♡♡♡ いつでもお好きな時にびゅるびゅるぅってぇ、してくださぁいぃ♡♡ 」

 

―――ヌっちゃ♡…ヌっちゃ♡…ヌっちゃ♡…ヌっちゃ♡

―――かりかりかりぃ♡♡ かりかりぃ♡ かりぃ♡ かりかりぃ♡♡

 

 乳首を愛撫し続けるエントマの頭部は()で乳首をとらえたまま、その決して表情の変わらない底を見透かすような瞳で主人の喘ぐ顔をとらえ続ける。

 繰り返される動と静の対極する2つの快楽と、歯止めの効かないふわふわした非現実感が脳の思考を飽和点へ導いていく。

 

「モモンガさまぁ?…もうとろとろですねぇ♡ …最後はぁ、お布団にしっかりくるまってぇ、おやすみぃってしながらぁ♡ びゅうぅー♡♡ びゅうううぅー♡ ってぇ♡ しましょぉねぇ♡♡ 」

 

 ふらふらで朦朧とした意識はトランス状態へと導かれ、エントマから享受される止まらない快楽地獄を味わう。

 エントマはそんな主人の身体へメイド服のスカート裾から複数本の()を伸ばすと、ぷふぁーと空中にきらきらと光って線を描く糸を放出する。

 太く力強そうな足はその見た目に似合わず器用に主人を糸でくるんでいくとついには愛撫が続けられている部分以外は顔がかろうじて出ているほどの、()()のような状態へされてしまう。

 

「ふふぅ♡ お疲れ様でしたぁ♡ 最後はぁ、さっきよりすこぉしだけ強いお薬あげますぅ♡ これするとぉ、筋肉の力が全部抜けてぇ、びゅるびゅるぅ♡ ってぇするの我慢できなくなりますからねぇ♡ 」

 

 エントマは乳首から口を放すと主人の首元まで彼女の口を付ける。

 

「んぅ♡ はぁい♡♡ おやすみなさぁいぃ♡ ごしゅじんさまぁ♡♡♡ 」

 ――――さくっ

 

びゅっびゅるるっびゅるううううううううううぅぅぅうっ

びゅううううううびゅっ、びゅぶるぅぅうううううううううう――――

 

 モモンガの意識が混濁へ消えていく。

 閉じていく瞳に影のようにぬらりと映り込んだのは普段の小さく可愛い手足と違う太く大きい支えが背後から伸びた姿で主人に跨り、愛くるしいその顔はなぜか主人の()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 翌朝日がまだ登りきる前、上空のナーベラルを含むモモンガ一行はエ・ランテルでの検問所で幌馬車の荷物検査を受けていた。

「一度旅人としてこういった一般的な手続きの流れを知っておく必要もありそうだな。この後はソリュシャン達と合流する。<伝言> (メッセージ)で聞いたが都市入口からそう遠くない宿へ泊っているそうだ。馬車の点検も終わったようだし戻ろう」

「はいぃ、モモンガさまぁ♪ 」

「……( <伝言> (メッセージ)、ナーベラル。道中よりもここからより警戒が必要となるかもしれない。ソリュシャン達から特に危険を予感させる報告はないが、油断するな )」

()()()

「………」

 

 モモンガは思わず空中でふよふよ漂っている不可視化中のドヤ顔なまん丸顔を見やる。

 …まぁそういうとこも可愛いんだけどね、と。

 ……ふと、馬車のもとへ近づいていたエントマが通ったあとにくたっとした布のようなものが落ちているのに気づく。

「おい、エントマ。何か落としたぞ」

「あぁ、申し訳ございませんん。ナーベラルに借りていたハンカチですぅ」

 すたたっと、乙女としてはしたなくない器用な走りでエントマが寄って来る。

「また洗濯して返さなきゃぁ」

「そうか、ナーベラルの物か。なくしたりしたら可哀想だ。気を付けるんだぞ」

「はぁい♪ 」

 

 昨日は朝から晩まで特に雨が降ったりはしなかったんだけどなと思いながら、かなり湿って重さの増したハンカチを返してやる。

「モモンガさまぁ」

「ん?」

「もっとこうやって旅なんかで運動してぇ、元気で健康なお体を育まれてくださいねぇ♡ 」

「んん?そうだな……」

 そう言われてモモンガは二の腕や腹筋を掴んで揉んでみる。

 確かに人間の身体なら少し健康面にも気を使った方が良いなと思って。

 身体を触って確かめているとふと頬や額がペタペタとしていることに気づく。

 なんだこれ?と思うがすぐにソリュシャン達の宿で水場を借りて顔を洗えばいいな、とこれからの行き先に意識を向けるのだった。

 

 一行はエ・ランテル都市内へ。

 

 














非エロパートむずい(素)
続かない(達観)

男性優位のどちゃしこシチュ大好きだけど、えっろいお姉さんに翻弄されるMシチュも大好きなの。男性優位タグで見てくれてるお兄さん達ゆるして。

これまでの投稿を手直ししました。少しは読みやすくなったと思う(たぶん)
♥を♡へ置き換えました。PCはあまり気にならないけどスマホのビュワーアプリだと環境依存で絵文字に置き換えられて目がちかちかして見づらいかな?と思ったので。

アルベドパート読んでて思ったけど彼女普段は淑やかキャラなのに裏ではヤベェとか言ってるの、エロの標的ですよね。
控えめに言ってTNTN亭させたい。させた。
原由実さんの声でTNTN亭さんの本の本気朗読聴きたい…聴きたくない……?

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―閑話― ご休憩 アルベド

今回は時間軸とかは無視の閑話です。

あ、そうだ。
クッソエロい小説を書く僕の好きな作家の早見彼方さんがオーバーロードで書いてらっしゃるので是非こちらもチェックして!
めっちゃエロくて最高…!

選ばれた主   作:早見 彼方
https://syosetu.org/novel/224687/1.html






「おかえりなさいませ。モモンガ様♡ 」

 モモンガが自室前までの廊下を歩いていると部屋の前で待っていたのか、主人の存在を認めたアルベドが小走りで寄ってくる。

「それではこれから……ご休憩、でしょうか?♡ 」

 今日はこのあとナザリック内で自由な時間となっていたため、以前よりアルベドへ与えた彼女の部屋での()()()をねだられていたこともあり、それにこたえてやることにしていた。

「うん、ちょうどこれから行こうと思っていたところだ……じゃあ、行こうか」

 モモンガは肩を組むように右腕をアルベドに挙げるが身長差のせいでそれは肩には届かず、彼女の腰上あたりに後ろから回されていた。

 ドレスの両腰脇から足に沿って伸びるスリットからアルベドのむっちりとした太ももが覗く。腰に回した手を彼女の周囲にいる雄のみなが目を奪われるだろう露出した柔肌に這わせると、手のひらで覆いゆっくりと感触を楽しむ。

 すりすりと撫でるとアルベドは肩を寄せ、主人が感触を楽しみやすいように身体をぴったりと寄せる。

「くふふ♡ …では参りましょう♪ 」

 歩を進めだしたアルベドは歩行で身体が上下する際に自身のその大きな乳肉が揺れる胸を主人へあてることも忘れない。

 

「んぶっ♡♡ んぷんぷんぷ♡ れぁーーー♡♡ れるれるれる♡ んん゛♡ んっぶんっぶんっぶ♡♡♡ 」

 二人が部屋へ入り扉を閉じた途端肩を寄せていたアルベドが主人へ振り返り、顔へ手を添えたと思うと勢いよく口による奉仕をはじめる。長い舌を突き刺すようにして主人の唇へ割って入ると唇へ舌を抜き差しして唇の開きを大きくしていただく。

 開かれた口の中で自身の舌先を使ってモモンガの小さい舌の上で何度か円を描くように動くと、舌と舌を互いに絡ませて慈母の微笑みを見せる。

 優しく舌を絡ませたと思えば今度はモモンガの舌へ吸い付き、肉棒へ施すのと同じように下品に頬をすぼめて舌フェラ奉仕を行う。

「んん゛っ♡ ん゛ぶっ♡ ん゛っ♡ ―――っん゛はぁ♡ 」

 モモンガの舌を開放したアルベドの唇は往復運動によって粘度を高められ少し白くなったお互いの唾液の糸を引いて離れる。

 興奮で上下する胸によって唾液の糸が断たれるとアルベドは主人がみて楽しめるようゆっくりとドレスを脱ぐ。

 既に腫れるように硬くなっていた桃色の乳首でドレスが一度引っかかったあと床に落ちる。アルベドは腹部に妖しく灯る刻まれた淫紋を一度撫でると両手で主人の手をとり、高くなった体温でうっすらと汗を掻いた豊満な胸へ両側から支える形になるよう自分の手ごと添える。

「くふ♡ では本日はモモンガ様のためだけのこのいやらしい雌の身体♡ たっぷりとご堪能下さい♡♡ 」

 

「まずはこのエロ尻を使ったダンスをご覧くださいませ♡♡ 」

 モモンガが裸になり革張りのソファに腰かけると目の前で見せつけるように尻を突き出し股を開いたアルベドが上半身で振り返りながら言う。

 腰の付け根程から伸びた一対の翼の下にある無垢で形がよいアルベドの尻は太ももに近づくにつれてでっぷりと尻肉を蓄えており、モモンガを振り返ったままゆっくりと尻で円を描くように動き出す。両手を太ももに乗せ突き出した尻を左右に振りながら時々前後にグラインドさせるような動きも織り交ぜる。その動きは手入れされた美しい翼の見た目も相まって雄を交尾に誘う華麗な野鳥のように思えた。

 膣に肉棒を咥えていたのならぐりぐりと刺激したであろうその動きは踊り子自身の興奮によってあふれ出た愛液を陰毛に伝わせ床にまき散らし、空間に肉棒を想定しそれに深く座り込むように繰り出される咥え込みの動作は尻を眺めるモモンガにちらちらとアルベドの陰部を見せつける。

「んっ♡ よっ♡ ふんっふんっ♡ えい♡ えいっ♡ 」

 幻影の肉棒を咥え込む尻の動作に主人が自身の物をぐらりと直立させるのを認めたアルベドはその動きをより頻繁に繰り返す。

「ふんっ♡ ふんっ♡ お゛っ♡ ふっ♡ ふっ♡ 」

 ストロークを大きくするため深く広げられがに股に開かれた下半身で屈伸を行い、尻のグラインドに上下運動を加える。愛液の滴る尻肉は雄の興奮をより強いものへと導く。あたりに一層雌の匂いが充満する。ひくひくと痙攣して物欲しそうな尻穴はもはや余すところなくすべてをさらけ出していた。

「ふっ♡ よっ♡ ふんっふんっ♡ …いかがでしょうか?モモンガ様♡♡ 」

「……あぁ、もうこのエロケツからチラ見せしてくるお前のドスケベまんこハメたいなと思ってたところ」

 アルベドは思惑が成功したことに舌なめずりすると姿勢をそのままにゆっくりと後ずさりして主人へ近づいていく。

「それでは後ろ向きのままモモンガ様のおちんぽを私のマンじるでドロっドロっ♡ に濡れたエロ穴でハメハメいたします♡♡ モモンガ様はお座りのまま、私がでかケツ生ハメ杭打ちダンス致しますのでおちんぽハメ穴どちゅどちゅミュージックと合わせてご堪能下さい♡♡♡ 」

「……この淫乱クソビッチ♡ 100点満点のエロ口上だっ♡ 」

「くふふ♡♡ あなた様の雌として当然です♡ 」

 アルベドはそう答えると肉が分厚い尻の谷間で挟むようにして直立して我慢汁を漏らす主人の肉棒を包み迎える。

「お゛っ♡ モモンガ様の生チンポあっつ♡ ケツ肉やけるぅっ♡ 」

 口ではそういいながらもアルベドは自分から尻を上下させると肉棒からあふれる我慢汁を尻肉へぐちゃぐちゃと広げ塗りこんでいく。

「はあ゛あ゛ーっ♡ はあ゛ぁっ♡…それではこの熱くてぶっとい♡ モモンガ様の雌ごろしクソでかチンポ♡ アルベドの生ハメ専用性処理まんこでお迎えいたします♡♡ 膣肉はしっかりとほぐれていますのでごゆっくりとガチハメ生交尾お楽しみください♡ 」

 アルベドは手を使わずに腰を動かしてモモンガの亀頭を尻の谷間でとらえたままひくひくと蠢く尻穴の上を通過させ目的地まで誘導する。腰全体で尻を大きく上へ突き上げた姿勢まで持っていくと主人の亀頭を前方の穴の窪みでとらえる。

 

「それでは腰を…降ろし……てっ♡ ―――んお゛っ♡ お゛お゛っ ♡♡♡ お゛ぁ゛♡♡ ふ゛っとぉぉっ♡♡ んぁ♡ ご覧に…なられていますか? ぉっ♡ んん゛♡ このアルベドの淫乱っ……ハメ穴ぁ゛っ♡ モモンガ様のチンポを生でぇ゛♡ んお゛ぉ゛♡♡…ぱっくりと咥え込んでいるところぉ♡♡」

「はぁ゛…♡ 今度はぁ……引きぬい…てぇ……ん゛ぉ゛ぁ゛ぁ♡ ぉ゛♡♡ これ゛ヤッ……ベ♡♡ ん゛お゛お゛お゛…♡♡♡♡ っぐ♡ ああ゛♡」

「ま……った♡♡ 奥まっ…ぁ゛ぁ゛♡♡ でぇ―――んお゛お゛♡ あ゛ぁ♡♡ あ゛んんぉ♡♡ 」

「また……ゆっくり…ん゛ぉ♡ ぬ゛い……て゛ぇ゛……お゛っ♡♡ お゛お゛お゛ぉ ぬくと゛き゛ヤっっっっベェェ♡♡♡♡ んお゛お♡♡ 」

「はぁ゛っ♡ …おくまでぇ…まん肉つぶしなが……ら゛ぁ…ずぶずぶずぶぅぅぅ♡♡ ぉ゛ぁ゛♡ あ゛ぁ゛♡ 」

「でぇ♡ ぁ゛ぁ゛♡♡ こっちすきぃ♡♡♡……ぬい…て……ん♡ お゛あ゛あ゛!?♡♡ ィグイグぅ…これ゛マ…ジ…んお゛♡ あ゛♡♡ っはあ゛ぁ……っはあ゛ぁ゛♡♡♡ 」

「また奥…にぃ……んお゛っ♡♡ ぉ゛あ゜ーーーーーーー………♡♡♡♡ 」

「こっ…ち…すっごく………てぇ……ぞりぞりぞりぞりぃぃぃぃぃ♡♡♡ んあ゛お゛お゛お゛お゛ヤ゛ッッベェェェ♡♡♡♡♡♡ 」

 

 アルベドの尻振り奉仕が繰り広げられる。

 一つ一つのストロークはゆっくりであったが背面座位の姿勢をとったことで凶悪な雌ごろしであるカリ首が正面からの挿入では耕す面積の少ない、快楽への耐性が弱い部分を無遠慮にぞりぞりと抉り、アルベドは引き抜く度に絶頂を強制させられるようなほどの暴力的快楽によってがくがくと身体を震わせる。

 愛液が絶え間なく分泌され続ける膣への挿入と引き抜きを繰り返されたモモンガの肉棒は膣内から取り出されるたびにそのえぐ過ぎるカリ首を中心に膣内から抉りだされた濃いアルベドの愛液でぐちゃぐちゃにされていた。ピストンが繰り返されるたびに引き延ばされた愛液と我慢汁で出来た淫液が尻肉と腰の間で糸を引く。

「っあ゛あーーーこのエロ穴すっげえ絡みつきしやがって……!おらっ売女!しっかり動け!」

 そう言うとモモンガはソファの肘掛けに置いていた右手を振り上げると肉棒を亀頭まで引き抜いた姿勢のまま固定されていた目の前の肉厚な尻の右頬を平手で打つ。

―――バチんっ

 

「ん゛お゛お゛っっ!?♡♡♡ あ゛ぁ゛イっくうううう゛う゛ぅ♡♡―――― 」

「―――っつ゛ぁあああ゛あ゛ぁ♡♡♡ ケツ叩き…おありがとうございま゛っ♡ す゛ぅ゛♡ お好きな゛とき゛っ…に゛い……ぶったたいてくださいい゛ぃ……♡♡ 」

 

「だから動けって言ってんだろうが♡ ケツひっぱたかれて勝手にイってんじゃねーよドスケベマゾ女♡ 」

―――バッッチんっ!

 

「あ゛っっひいいい゛い゛い゛い♡♡♡♡ も゛っ♡ も゛うし゛わけございませ゛ん゛っ♡♡ お゛あ゛!?♡ きっ…とお゛ぉぉ……またぶっとくなっ♡♡ って゛♡♡♡ ぅうお゛お゛お゛っ♡♡ 」

「―――ち゛ょ…ま゛っ……てぇぇ♡♡♡ お゛っ♡ あ゛あ゛あ゛っ♡♡♡♡ ごっ♡ これ゛いれたら゛っ♡ ぜぇぇぇぇたい゛っっヤベェェェェ♡♡♡ 」

 

「じゃあ一気にいれるわ♡♡ 」

 

―――どちゅんっ!

 

「――っっん゛お゛ほぉぉぉお゛お゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!?♡♡♡ 」

「めっっっちゃ♡ デっけぇアクメェェェ♡♡ キ゛てる゛うぅぅぅ♡♡♡♡ でかチンポきぼぢい゛い゛い゛い゛い♡ お゛あ!♡ まだっイっく゛♡ お゛!?♡ お゛♡ お゛♡ お゛っ♡ お゛お゛お゛お゛お゛♡♡」

 

 突き入れられたら確実にオーガズムをもたらすだろうと予感させる一層の膨張をみせる主人の亀頭にアルベドは挿入を躊躇したがその不意を突いてモモンガはアルベドの尻肉をがっしりと両手で掴み、自身のまたぐらへ強制的に座りこませるようアルベドの腰を強引に引き寄せると子宮まで貫通させるつもりで最奥に向け一気に肉棒をねじりこんだ。

 突然もたらされる閃光の如き鋭さとじわじわとした鈍い響きを合わせた快楽の一突きはアルベドの脳へ確実にオーガズムを刻み込む。

 姿勢を保てなくなり主人の股に腰かけて背を反るアルベドに対してモモンガは彼女がゆっくりと安心してオーガズムを楽しむことができるよう、後ろからアルベド腰回りへ手を巻き付け抱きしめると子をあやす様に腹部で絶頂に反応し一層活発に点滅する淫紋を撫でてあげるのだった。

 しかし自分に誠意を見せる者へは慈悲を持ちそれを欠く者へは容赦のない至高の御方はそのどちらをも同時に満たしたアルベドへさらに一手を加える。

 

―――ぶびっ

 

「ん゛お゛っ!?」

 

ぶびゅるるるるるっるうううううぅうぅうぅぅうぅ

どぽっどっぷっどぼっどびゅびゅぶるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅうぅっ―――

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?♡♡♡♡」

「お゛♡♡―――っへェェェェェェ♡♡♡ ざーじる♡♡♡ お゛っ♡ ヤっベェェェェ♡♡♡ どっばどばでて♡……お゛あ゛♡♡ だっ…イ…ス……キい゛い゛♡♡♡ 子宮っ♡ やけ…る゛っ♡♡♡ あ゛♡ まじヤっベッ♡♡ 」

 

「アルベドがチンポイライラさせるからいけないんだぞっ♡ しっかり子宮で主人の精液味わおうな♡ 」

 

「お゛♡ ん゛ん゛っ♡ は、はぁ…い゛♡ モモンガ様のぐちょねば孕ませじゅーす、とぉーってもどっろどろでぇ♡ 濃厚で美味しいでぇぇぇすぅ♡♡♡ 子宮の中でビチビチ跳ねてま―――んお゛っ!?♡ ま゛っで♡♡ 子宮口っ♡ ぐりぐりだっめ゛♡ お゛♡ お゛お゛♡ あ゛ぁーっ♡♡♡ それ゛キっくぅぅ♡♡♡ 」

 

 アルベドが子宮に注がれた精液の感想を述べる最中モモンガは両手で撫でていた淫紋から右手だけ動かすと、背を反って強調されたアルベドの爆乳の右片方をひと揉みひと揉みぎゅっぎゅっと力を入れてこねるように揉みしだく。

 それに合わせてソファに座った尻をぐりぐりと動かすと必然的に前でアルベドの膣内に根元まで埋まったあまりにも大きな肉棒の先端が既に密着していた子宮を同じようにぐりぐりと押しつぶしアルベドを再び悶絶させた。

 

「お前の言葉遣いがエロいからさー、いちいちチンポにクるんだよね♡ 」

 

「ぁ゛ぁ……くふふぅ♡ もちろん♡ モモンガ様のおちんぽ気持ちよく精子ぶっこいていただくためにわざとえっろおぉい言葉を使っています♡ モモンガ様のでっかい色黒きんたまでくっさいトラウマザーメンどんどん生産していただくためですの♡♡ 生娘が味わったら脳足りんのおちんぽ狂いになっちゃう性行為専用のクソでか雌ごろしチンポ♡ 私をはじめナザリックに属する全ての雌をご遠慮なくハメ殺していただいていただくのが宜しいかと♡ 密着生ハメガチ交尾の末にモモンガ様のマグマみたいにクッソ熱くてゲロヤッベェェ♡ねばりの御ザー汁を無防備子宮へどぴゅどぴゅと吐き捨ててどんどん孕ませ子作りおまんこなされてくださいませ♡♡ 」

 

「…何がナザリック全ての、だよ。てめえがハメ穴気持ちよくなりてぇだけだろ♡ 主語でかくすんなデカ尻爆乳淫乱売女♡♡ 」

―――バチン!

 

 モモンガ様の右手がアルベドの尻肉へ勢いよく叩きつけられる。

 

「――ん゛お゛っ♡ ん゛っ♡…… くふぅ♡♡♡ ごめんなさぁぁい♡♡ ほんとはモモンガ様と二人っきりで毎日部屋にこもってぇ♡ 私のおまんこにずっぷしぎゅっぎゅってハマってるこのクソでかカリえぐセックスチンポ♡ 私の雌穴にばこばこどちゅどちゅハメまくって意識ぶっ飛ぶくらいレイプしていただいたあとにぃ♡ どぶ!どぴゅ!どっびゅうう!!びゅるびゅるびゅるぅぅぅ!…ってぇ♡ 女を子宮の中からどっろどろに溶かしちゃう硫酸ゲロやば生ザーメン発射しまくってぇ♡♡ 生ハメセックス専用おまんこオナホを犯しまくってぶっ殺してほしいでぇーーーす♡♡♡♡ 」

 

「……お前もう……ふざけんなよ…?…………覚悟しろクソビッチ……もうこれは()()()じゃなくて……()宿()()だぞっ♡」

 

 ハメ乞い口上を述べるアルベドの膣の中で大きさを増しだした肉棒の亀頭からどぶどぶと新たに我慢汁が漏れ出すのを先端が突き付けられたままの子宮口で感じると、口上の途中から爆乳を揺らす上半身ごと主人の顔へ振り向きながら主人を煽るようにゆっくりと肉棒を咥えたままの大きな尻を前後にグラインドし始めた。

 口上に返答する主人の顔は不気味なほど無表情だったが、アルベドが膣内で感じる肉棒ははち切れんばかりに怒張して膣肉を擦っている。

 主人がご宿泊を口にされた瞬間、アルベドは知る。

 

「ああ、私これ……死んだわ♡ 」と

 

 

 

 
















前書きにも書いたけど早見さんのこれをすこれ

選ばれた主   作:早見 彼方
https://syosetu.org/novel/224687/1.html


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