果実から滴る蜜は兎を染め変える(更新停止) (朝方紳士)
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幕間・後日談・IF etc
番外編 未来の女子トーク ~下な話題は乙女の秘密?


本編とは全く関係……なくはない、少し未来のお話。
ベルハーレムの皆様のちょっとドストレートな会話(夜会)。





 

太陽が沈み、オラリオの活気が沈み逝く時間。

 

店仕舞いをしたはずの酒場——豊穣の女主人——にはいくつもの灯りがともされていた。

 

「はい。それでは第7回。『ご主人様に堕とされた女子の会』を始めたいと思います」

 

いつもは等間隔に広げられたテーブルを寄せ合い、全員が顔を見合わせる形で座ったのを確認したリリはいたって真面目な顔でそう切り出した。

第三者が聞けば耳を疑うであろう言葉に、しかし誰も異を唱えない。

 

「…毎回思うけどさ? 長くない?」

 

いや、一人だけいた。

 

「ティオナ様うるさいですよ。なら他にいい名前を付けてくれるんですか?」

 

対面に座る褐色肌の少女——ティオナ・ヒリュテがこそっと呟くのを耳聡く聞いていたリリは、怨念の籠った眼差しで睨む。

 

睨まれたティオナは、第1回の地獄のような命名式を思い出したのだろう。

彼女はうへぁ、と嫌な顔をしながら首を横に振って口を閉ざした。

 

「……ふぅ。さて、まずはこの会恒例のアレから行きますよ」

 

リリの真剣な表情に席に座る少女たちは緊張した面立ちで姿勢を正し、司会者の次の句を待った。

 

「今月、”来ていない”人は手を上げてください」

 

その抽象的な問いに、しかし2名がおずおずと手を上げた。

彼女たちの赤く染まった頬と、若干内股気味になったのを見て、リリは天を仰いだ。

 

「流石というべきなんでしょうか……それともそれだけの回数ヤったという事なんでしょうか」

 

「そういうリリさんだって! 二番目に孕んだじゃないですかっ」

 

「そ、そうです。それに私はベルが望むのであれば別に後ろでも——……ぁう」

 

リリの嘆きに、手を上げていた二人————シル・フローヴァとリュー・リオン————は更に顔を赤くしながらも反論するように声を上げた。

 

 

 

 

 

既にわかっていると思うが、この会……『ご主人様に堕とされた会』に参加している女の子は全員、ベル・クラネルに堕とされた被害者の会なのだ。

全員が嬉々として襲われに行っているので被害者の会とは呼べないが。

 

 

リリは自身の大きくなったお腹を摩りながら、この会に名を連ねている雌の名を頭に浮かべる。

 

リリの左隣に座っているはずのアイズ・ヴァレンシュタイン。

正妻と呼べるポジションにいる彼女は今この席にはおらず、ベルたちのホームで二人目の子供を作るべく子作りセックスに励んでいる。

 

そしてリリの右隣にいるのがアイシャ・ベルカ。

この中で唯一、ベルと気絶せずに1日中セックスができた人だ。

まぁ、そのままの抜かずの2日目突入で意識を手放したが。

 

その隣がリュー・リオンにシル・フローヴァ。

先に処女を捧げたのがリューというのが驚きだが、今となってはその性癖ゆえに当然と言えた。

シルはリューに先を越されたことに焦った結果、ベルに1日中犯されぬかれた。

それから一週間ほどは店に出られず、ベルが泣きながら食器洗いをしていたのを覚えている。

一歩間違えば人に見られるという場所での性処理も悪くなかった。

 

そして私の対面に座るのがアマゾネスのティオナ・ヒリュテ

ベルと一番ハードなプレイをしたらしいが、その時の事を尋ねても彼女は顔を真っ赤にして逃げてしまうので未だに詳細は知らない。

 

その次がサンジョウノ・春姫。

きっかけはリリの性処理を目撃したことだったが、今ではリリと共に朝のご奉仕をすることが増えた。

因みにまだ処女らしい。早く貫いてもらえばいいのに。

 

後の三席はこの場にいない者たちのものだ。

 

 

まったく改めて見ても美女、美少女揃い。

よくもまぁこれだけ手を出せたものだと自らの主の節操のなさに呆れながら、リリは口を開いた。

 

「リリはご主人様が望めばいつでもどこでも、どの穴でもベル様の性処理をします。まぁベル様はお優しいのでよっぽどのことがない限り、お口で我慢されるんですけどね。でもそこが良いんですっって、違います! 別にリリは妊娠してしまうことが悪いとは言ってません!!」

 

思わず惚気てしまい、内心焦るリリ。

見逃してくれるか、と思ったリリだったが、シルの三日月に笑う瞳に顔をひきつらせた。

 

「ふーん」

 

「な、なんですか…リ、リリはベル様の性欲が持て余されることに対して危惧しているんですッ! これ以上人が増えれば私たちに回ってくる回数も減るかもしれまないんですよ!?」

 

早口でまくし立てるリリ。しかし、そんな虚仮脅しに引っかかる彼女たちではない。

既に何度もベルと身体を交わらせた彼女たちは、ベルの性欲が無尽蔵なのをよく知っている。

此処にいる全員でかかっても返り討ちにあうのに、今更一人二人増えたところでどうという事はないのだ。

 

虐める口実を手に入れたシルはゆらりと立ち上がり、リリの背後に回る。

彼女が何をしようとしているのか察したリリは、顔を青くしながら逃げようとした…………が、双子を身ごもった彼女が碌に動けるわけもなく、あっさりと背後を取られてしまった。

 

「本音を言わないリリさんは、こうです」

 

実にいい笑顔でそう言ったシルは背後から手を回し、一切の躊躇なくリリの乳房を掴む。

 

「んひゃぅ!? だ、やめてくだ、んぁ さいぃっ だめ、です」

 

ベルの開発によって二回りほど大きくなった乳房を、シルはまるで何かを絞り出すように揉みしだく。

根元から先端に向けて、ゆっくりと押し出すように、ねっとりと深く揉んでやれば、リリのローブ越しにもわかるほど乳首が勃起する。

そんな彼女の胸を見たシルはすっと手を彼女のローブの下に滑り込ませ、

 

「だめって、こんな格好してる人が何言ってるんですか!

 

ローブをはだけさせる。

その瞬間、目に飛び込むのは赤く紅潮した白い肌。

なんと、リリはローブの下に何も着ていなかったのだ。

 

羞恥に顔を染め前を隠そうとするリリだったが、華奢な二本の腕で隠れるはずもなく、その卑猥な体は全員の情欲に染まった視線にさらされた。

 

元のアイズと同じぐらいに大きくなった乳房はパンパンに張っており、垂れることなくその形を保っている。

天辺にはベルに散々捻り、引っ張られた結果、卑猥に変形した乳首立っていた。乳首は小ぶりな乳房に張り合うかのように伸びていて、シルの細い指では人差し指と中指を使わないと全体が隠れない程だ。

 

そしてその乳房の下にあるのは大きく膨らんだお腹。

リリの小さな身体からは想像もできないほど大きく膨らんだボテ腹は、見ているものの劣情を煽り、股をすり合わせる。

 

そのアンバランスさに見惚れている彼女たちを置いて、リリとシルは二人の階段を登って行く。

 

「ふふふ イヤらしい乳首 もうベルさん以外誰も使ってくれないんじゃないですか?

 

「いい゛んです リリはあ゛ ご主人様専用ですからあぁ ぁ゛ぅぅ で、出ちゃいます ご主人様のせいでゆるゆるになった乳首から ミルクでちゃいます

 

ぴゅる、ぷしゅう、ぷしゅ

 

ベルの事を想像したリリの身体は一瞬で身体を出来上がらせ、こらえ性のなくなった乳首は潮でも吹くかのように白い母乳を吹き出した。

 

それはテーブルの真ん中あたりまで飛沫すると、辺りに甘い香りを漂わせた。

ぴゅるぴゅると漏れ出る感覚に酔い痴れるリリに、シルは上気した息を吹きかけた。

 

「ホントのこと、話してください? 私たちがベルさんの子供を孕んだと聞いて、ほんとはどう思ったんですか」

 

「ぁ、ぁぁぁあ り、りりはぁ

 

興奮と羞恥で身体を震わせるリリに、シルはどこかの女神の様に妖美に笑いかけた。

 

「嫉妬……しちゃったんですよね? 自分は既に孕んでるのに。ここが、まだ赤ちゃん孕みたいよぉ、って」

 

母乳で濡れたお腹を撫でれば、リリは脚をがくがくと揺らしながら首を縦に振った。

満足のいく答えを聞いたシルは、ご褒美と言わんばかりにお腹強めにをこねながら、彼女の乳房を絞り続ける。

 

そんな、物理的にも精神的にも甘い空間を前にした残りの面々はというと、

 

「あぅ リリ様、あんなに喜ばれて わ、私も乳房もいつかあんなふうになるのでしょうか?

 

「ひゃー、やっぱベルは凄いなぁ 今度はもっと激しくしてもらおっと

 

「ベルに揉んでもらえば、私の胸ももう少しまともになるでしょうか…

 

概ね好評だった。

というか、ベル色に染まりすぎて多少過激なプレイでも彼女たちには興奮の燃料になるだけである。

 

 

5分ほど揉み続けて母乳が出なくなったのを確認したシルは、最期に軽く彼女の乳首を摘まんだ後、彼女の隣で苦笑している女性に声をかける。

 

「アイシャさん。申し訳ないんですけど、リリさんを私の部屋に寝かしてきてくれませんか?」

 

本当に申し訳なさそうな顔をする彼女に、元娼婦のバトラーは舌打ちしながら立ち上がった。

 

「あんたね……はぁもういい。代わりにここのお酒、今度奢ってもらうからな」

 

「はい! その時はたくさん飲んでいってくださいね」

 

いいように使われていなくもないが、この娘には何を言っても無駄だと知っているアイシャは、痙攣を続けるリリを抱き上げ店の奥へと消えていった。

 

「さて、それじゃあ残りの人達で、お話の続きをしましょうか

 

実に、実にいい笑顔でシルはそう言うと母乳まみれの指を舐めた。

 

 




続きは暇な時や気が向いたら書くかも?


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リクエストもの<下着無しバイブデート>~疑似二刀流を添えて~ アイズ編上

筆が乗った(暇すぎて)のでリクエスト消化企画。

思った以上にリクエストがあったので、合わせて叶えられるものは今回のように合同で進めます。(決め方は完全にランダムなルーレット方式です)

今回のリクエストはこちら、

「下着無しでバイブ入れたままデート」

「ベルの二刀流同時攻め」
です。

因みにこういった企画に登場するヒロインは前提条件として”すべての穴を開拓済み”という前提のもと書きますので本編の進行具合とは少し切り離していただければ幸いです。





「何、これ?」

 

今日も今日とて朝からやってきたアイズは、ベルの机の上に置いてあった木箱から見たことのないものを取り出した。

 

「あ、そ、それは…アイズさんと恋仲になった祝いにって……ヘルメスさまが…」

 

気まずそうに言い淀むベルの頬は朱色に染まっており、あまり話したくない様子だった。

しかし、そこは天然のアイズだ。

 

「そうなの? でも、どうしてこれはベルのと同じ形をしているの?」

 

言ってから恥ずかしくなったのか、アイズは若干頬を染めながら箱の中を指さす。

そこには大小さまざまな男性器を模したものが大量に入っており、ベル並みに長くて太いものから手のひらに収まるほど小さなもの。

1メートルは優にありそうなほど長いものや逆に極端に短く卵のように膨らんだもの、団子が連なったものまで入っている。

そういったアブノーマルな魔術具を総じて神は”大人のおもちゃ”と呼ぶ。

歓楽街でも娼婦の慰め様にと重宝されるもので、多種多様な形を持っているそれは、一部の人間がコレクションのようにかき集めているそうだ。

 

その存在を知らなかったのは単にリヴェリアも知らなかったのか、或いは知らせなかったのか。

おそらくは後者だろうと思いつつも、ベルはその中でも自分の知る——バイブ——の使い方を説明していく……ただし、叔父とヘルメスによって捻じ曲げられた使い方を。

 

「えっと、それはね? いろんな使い方あるらしいんだけど、おじいちゃんが言うにはそれを入れた状態でデートしたり、小さいのを胸とかに張り付けたりして使うもの、らしいです」

 

あとヘルメスさまが後ろに入れるのも一興とか言っていたけど、それは言わなくていいよね?

 

英断である。

 

「デート…ベル、私ベルとデートしたい」

 

「え!? いいんですか!!」

 

恋人からのデートの誘いに無邪気に喜ぶベル。しかし、その恋人を前にアイズの視線は箱の中のものへと向いていたのだった。

 

 

 

 

 

「んっ ふぅんっ

 

あくる日のとある広場にて、冒険者の視線を一身に集める存在がいた。

だれであろう、アイズである。

金髪の美少女が水色のワンピースに麦藁帽という格好というだけでも目立つというのに、相手はある噂で有名なアイズ・ヴァレンシュタイン。

冒険者のだれもが足を止め、どこか頬を赤く染めた少女を注視する。

そうこうしているうちに人だかりの隙間から現れたのは、これまた噂で有名な白髪の少年、ベル・クラネルだった。

ベルの登場に一同はいよいよ噂は本当なのではと盛り上がり、二人の行く末を見守る。

 

「お待たせしました! すいません」

 

「んっ んん、大丈夫だよ

 

申し訳なさそうなベルに微笑みかけるアイズ。

そのまま周りの人だかりなど目に入らないとばかりに自分たちの世界を解き放つ二人に、冒険者は噂の確証を得ながらも砂糖の波から逃れるべくその場を去っていった。

 

「あ、アイズさんッ、今日もきれいです! その格好にあってます!」

 

「うんありがと

 

ベルに褒められてはにかむアイズ。しかし彼女の様子がおかしいことに気が付いたベルは心配げに彼女の顔を覗き込む。

 

「大丈夫ですか? なんだかいつもより顔が赤い気が」

 

「うん それの ことなんだけど、これ

 

そう言ってアイズはベルにあるものを手渡す。

その手には小さなダイヤルのついたリモコンなようなものがあった。

小さな目盛りの刻まれたそれは「0」と書かれた位置から少しだけ回っているようだ。

 

これが何なのかわからないベルだったが、次いで漏れたアイズの言葉に目を見開いた。

 

「アスフィさんに頼んで、あのおもちゃをとっおくから動かせるようにしてもらったのそれとこれ 飲んで

 

そう言って紫色の液体の入った小瓶を差し出すアイズ。

ほほ笑む彼女の瞳には既に情欲が宿っており、ベルは無意識に生唾を飲み込んだ。

 

先日、ベルとのひと時を終えたアイズは比較的ベルのサイズに近かった――一番凶悪なモノ――を持ち出してアスフィの元へと訪れていた。

突然の頼みごとに赤面するアスフィに、アイズはできる限りの要望を伝えて改造してもらったのだ。

 

そうして出来上がったのは世界に一つだけしかない魔改造品。

アスフィの精力を注ぎこまれて造られたこれはもはやおもちゃの域を超えた性能を持っていた。

 

一つ目は言わずもがな、遠隔操作による振動機能。数時間ごとに魔石を取り換えなければならないが実質距離無制限で振動数を弄ることができる。

 

2つ目は伸縮機能。1に連動して振動数が高ければ高い程長さを自在に変えながら曲がりくねる仕組みだ。

 

そして三つ目。それは対になった薬品を呑んだ相手の精巣とおもちゃとが一時的にリンクすることだった。

……無駄に高性能である。

 

因みに効果は1時間分と極めて短いが、その間リモコンのダイヤルを押し込んだ分だけおもちゃが射精する。もちろん本物の精液だ。妊娠もする。そして薬には強力な強壮剤も導入されているので精巣がかれることはない。

……高性能すぎやしないだろうか

 

 

ただし、あくまでも試作品段階のものなので過剰な運用は控えるように、と最後に書かれている説明書を見せられたベルは、引きつった笑みのままアイズと薬とを交互に見つめる。

頭の奥で「男なら責任をもって女を愛せ」と言って笑う叔父の姿が見えた気がした。

 

「の、飲みます」

 

「うん

 

ベルは目をつぶってその薬を飲み干すと苦みを我慢しながら彼女に笑いかけた。

 

 

こうしてベルとアイズのドキドキぐちゃぐちゃなデートが幕を開けた。

 

 

 




知能指数の低下はお許しください。


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リクエストもの<下着無しバイブデート>~疑似二刀流を添えて~ アイズ編中

既にデートと言うよりは野外調教ものな気が……まぁいっか



ベルはとりあえずリモコンをポケットへ入れるとアイズの手を掴んで歩き出す。

しなだれかかってきたアイズの胸の柔らかさがダイレクトに伝わってくることに気が付いたがベルはそれをなかったことにして歩き続ける。

 

最初に向かったのはアイズもお気に入りの場所、じゃが丸君の屋台だ。

神ヘスティアがバイトをやめてから少し売り上げが下がったらしいが、味に問題はなく、アイズはいつものように注文を取る。

 

「小豆クリーム味、あんこま、ん ましましで

 

「はいよ! 白髪の坊主は何にするんだい?」

 

「えっと、僕はプレーンで」

 

「はいよ! もう一個はおまけだよ!」

 

そう言ってじゃが丸君を二個渡す店主にベルはお礼を言うと、若干内股気味になり始めたアイズをあまり人通りのない場所にあったベンチまで連れていく。

 

「あ、アイズさん、その大丈夫ですか?」

 

「んぁ ん ダイジョブ

 

若干見悶えそうになるアイズに、ベルは少しでも休んでもらおうと慌てて彼女をベンチに座らせようとする。

しかし、そこの飛び出したバイブが入った状態で座ろうとすれば……

 

ゴリィ

 

「んひぃぁ

 

より深く刺さるのは当然の事。

突然飛び上がって悲鳴を上げるアイズはそのままベルへとしがみつき、足を震わせた。

 

「ど、どうしたんですか?」

 

 だめ 座ったらもっと奥まで入っちゃう

 

そう言って嗤うアイズに、ベルの中の欲望が膨れていくのを感じた。

なぜこの娘はこうも自分を煽るような顔をするのだろうとつくづく思いながら、ベルは辺りに気を配り————人がいないタイミングでもう一度アイズをベンチに座らせた。

今度は上から抑えるように。

 

ゴリゴリィ グニィ

 

「あぁぁぁぁぁ、だめ

 

口をパクパクとさせ目を見開く彼女に、ベルはぞくぞくしながら使うつもりのなかったリモコンを取り出した。

 

「アイズさんが悪いんですよ。こんないやらしい格好するから」

 

そう言ってベルはリモコンのダイヤルを片手で捻り上げながら、アイズの胸に手を押し当てる。

そこには予想通り、本来つけているはずの下着の感触はなく、硬くなった乳首の感触とベルが手ずから育てたたわわな果実の感触が伝わってきた。

 

そのままベルが胸を揉みしだけば、アイズはバイブの振動とにあてられて直ぐに絶頂してしまう。

 

「だめいくいくいくぅぅ

 

ぷしゅ、ぷしゅぅ

 

ベルにもたれかかるようにして絶頂したアイズは、ベンチを濡らしながら震える。

更に苛めようかと思ったところで、ベルの視界に人影が写る。

これ以上は無理だと悟ったベルは直ぐに振動を最弱にまで落とすと何事もなかったかのようにアイズを抱き上げて立たせた。

 

「いきましょう。アイズさん」

 

「ぁ まっへ まらいってゆ

 

そう言って懇談するアイズはベルの顔を見上げる。そこには普段の優しい彼はおらず、ベッドの上で自身を蹂躙する雄が立っていた。

 

「だめです」

 

そう言ったベルは左手でアイズを支えながらするりとアイズの服の下へ手を忍び込ませはみ出しているバイブの筒を押し込んだ。

 

ぐりぐりぐり

 

「ぃぃぃぃぃいいいくいきまひゅ

 

溜まらずに首を縦に振るアイズ。

ベルはそんな彼女に満足すると、愛液にまみれた手を舐め上げながらデートを続行するのだった。

 

 

それからベルはなるべく人通りの多いところを歩き、並ぶ露店などにアイズを連れまわすことにした。

 

「あ、アイズさんあれ! 氷菓子ですよ食べに行きましょう!」

 

まず最初に目に入ったのは氷菓子を売る露店だった。大分熱くなってきたので露店には既に列ができ始めていた。

 

「ぅうん

 

ふらふら歩くアイズを支えながら、ベルは露店まで行く。

 

「おじさん、この棒アイス3本頂戴!」

 

「あいよ! 冷てえからきいつけろ! 食い過ぎると腹壊すぞ」

 

快活に笑いながら三食のアイスを渡してくる店主に代金を払うとベルは一本を自身の口へもう一本をアイズに手渡す。

 

「はい、アイズさん。暑かったでしょ?」

 

「あ、ありがとベル

 

立ち並ぶ建物に背中を預けるようにしてもたれかかったアイズは直ぐにアイスを舐め始める。

根元から先端目掛けて舐め上げ、先端を舌で弄ぶ。まるで肉棒を舐め上げるように下品で魅惑的な舐め方にベルは思わず笑ってしまった。

 

「ははははは、すごいなぁアイズさん。そんなに好きなんだ。もっと欲しい?」

 

そう問いかけながら、僕は彼女の背中を通してお尻を撫であげ、割れ目の菊座に中指を押し当てる。

案の定というか、大した抵抗も見せずに飲み込まれた指は、瞬く間に腸液にまみれぐちぐちといやらしい音をたて始めた。

第二の性器として開発されたアナルを弄られたアイズは、必死に棒アイスをすすり上げ、ベルの瞳に熱い視線を送る。

 

荒い吐息を溢す彼女に、ベルは少し溶けたもう一本の棒アイスをアナルへ押し入れた。

ぬるぬると飲み込まれていくアイスを、棒だけ外に飛び出させた状態で手を放せば、アイズは甘いと息を吐きながら腸を必死に動かしてアイスを捕食していく。

 

「ぅひぃん冷たいの すごぃ

 

酔いしれるように小指を咥えるアイズ。口端から垂れる甘い唾液に、ベルは彼女の口を塞ぐとアイスの残り香ごと舐め上げた。

 

そうこうしていると、アナルを弄られたせいで締まりの弱まった膣からバイブがゆっくりと抜け出し始めてしまった。

 

「ぁべるだめ、ぬけちゃぅ

 

「うん? あぁ、なるほど、アイズさんお尻触られると途端に緩くなっちゃいますもんね」

 

そう言って嗤うベルは、しかし何かするでもなく食べかけのアイスを舐める。

その間にも徐々にバイブは抜けてゆき、そのたびにアイズは膣を必死に閉めようとするがアナルにあるアイスがそれの邪魔をする。

ドロドロに溶けて大分形の崩れたアイスは、しかしぐちゃぐちゃとアナルの中で動き回っていた。

そしてバイブが2/3ほど抜けたところで————

 

「アイズさん

 

突然ベルはアイズの股に自身の太ももを押し込み、覆いかぶさるようにして彼女の口を塞いだ。

そしてアイズの肩を掴んで思い切り下ろす

 

ズリュ! ゴジュッじゅるん

 

「んむッぅ~~~~~~~~~~~

 

子宮を押しつぶす衝撃と共に、子宮口はたやすくバイブの先端を飲み込む。

全身をがくがくと振るわせてベルの太ももを濡らすアイズを、ベルは肩を押さえつけながら壁とで押さえつけて逃げられないようにしたうえで、リモコンのダイヤルを押し込んだ。

 

カチッ、という音と共に睾丸からむずむずとした不思議な感覚が立ち上る。

そして、バイブの振動が弱まったかと思うと先端からベルの精液が噴出した。

 

ぶりゅりゅりゅりゅ ぶびゅうううううううう

 

「ぉ ——— ~~ぉぉぉ————

 

ドロドロとした精液が流れ込む感触に、その味を教え込まれたアイズの身体は歓喜に打ち震えてアクメを垂れ流す。

ベルはそんなアイズのアクメ声が漏れないようみっちりと口を塞ぎ、彼女の口内を蹂躙する。

軽く引っ張り出した舌を甘噛みするだけで身体を震わせるアイズに、ベルはワンピース越しにぎりぎり膨らんだお腹が視認できる大きさになるまでボタンを押し続けた。

 

幸いにも、彼らのそれを目撃した人はほとんどおらず、数人の目撃者もカップルがいちゃついている程度にしか見えていなかったのは奇跡だろうか。

いや、もしかしたらベルの幸運が働いたのかもしれない。

 

射精を止めてからも暫く震えていたアイズは10分ほどしてようやく意識が戻った。

その間にベルは彼女の口内で遊んだり、首筋にキスマークを付けたり、布越しに乳首を苛めたりしていたわけだが。

そのことを知らないアイズはベルの胸に預けていた身体を起こすと、蕩け切った表情で力なく笑いかけた。

 

「ベルありがとぉ

 

「どういたしまして? ————ん? あ、アイズさん、その」

 

苛めていた相手にお礼を言うアイズに首をかしげるベルだったが、ふとアイズの着ている服を見下ろした。

 

そこには、アイズの愛液と汗を吸ってうっすらと肌色を透かせるワンピースがあった。

首筋からたれた唾液と汗によって濡れた胸元は、彼女の豊満な双丘にべったりと張り付き、透けた布は彼女の健康的な肌を透かせている。更にはそのふくらみの頂上には日陰でもわかるほどに突き出した突起が……。

 

「ぁ み、みないで?

 

ベルの視線につられて自身の有様を見たアイズは恥じらうように胸を隠そうとする。

が、ベルの施術によって大きく発育したその胸が、か細い腕二本で隠せるはずがなく…………しかもダメ押しとばかりに、苛められるのが大好きな可愛らしい乳首はベルの視線の先で、ぷくり、と更にその存在を大きくした。

 

その瞬間、ベルは興奮のままに彼女をハメ倒したい衝動に駆られたが、他の雄の視線に自分の雌が晒されることをよしとしなかったため、寸でで堪える。

かわりにとベルは身じろぎをする彼女をそっと抱き上げると、屋根を伝って目的の店へと向かった。

 

 

 

 

大通りからほど近い路地。隠されるようにして店口を開く魔道具屋。

男神の趣味が驚くほど出ているこの店は、ベルに「おもちゃ」を私アイズに魔改造品を与えたファミリアの店であった。

 

「いらっしゃーって、どうしたんだい剣姫!?」

 

店に入ると客は他にいないのか閑散としていて、店番をしていた「ルルネ・ルーイ」という少女がいるだけだった。

ルルネはベルに抱きかかえられたアイズを見ると驚いた様子で立ち上がったが、ベルはそんなこと気にする様子もなく彼女に問いかける。

 

「すいません。認識阻害系のアイテムってありませんか? できればアスフィさんが造ったものがいいです」

 

「はぁ!? あんた、剣姫は」

 

「大丈夫です」

 

「は?」

 

「ダイジョウブデス」

 

「あ、あんた人がかわって」

 

「ダ イ ジ ョ ウ ブ」

 

「ひっ……わかったからそんな目で見るなよぉ」

 

性欲に支配され、普段の温厚な青年とは思えない態度をとるベルに、ルルネは恐怖しながら早く去ってほしいと、彼が所望するの商品を取り出す。

四つ葉のブローチのような魔道具を手に取るベル。

 

「こ、これは団長が造ったやつだから! ちょっと高いけど」

 

「はい。100万ヴァリス」

 

「え、流石に多いよ!? これ時間制限が——」

 

ルルネが言い切るよりも早く、ベルは適当にお金を置くとアイズを連れてそそくさと出て行ってしまった。

後に残ったのは呆然とするルルネと、過剰に渡された金貨の山だけだった

 




これを書いている時に思ったのですが、胸は大きい方がいいのでしょうか?

主個人としてはあまり大きすぎるのは苦手で、できればちっぱいがいい――ティオナとアイズが一番ぐぅ――(ただし、ちっぱいを大きく育てるのはよき)。まぁ大きいのはそれはそれでいいんですけどね。

もし、その辺の要望もあれば活動報告のほうで言ってもらえれば今後リクエストものでは加味したいと思います


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リクエストもの<下着無しバイブデート>~疑似二刀流を添えて~ アイズ編下

これにてリクエストもの第一弾終了です。

想像と違った。こういう話の方がいい。
そう言った意見がございましたら、ぜひともリクエストの方で上げていただければ幸いです。


「んぃ゛ぉほお

 

ブブぶびゅブブブブびゅうう

 

冒険者行き交う大通りで、ベルに支えられているアイズは、両手で秘部を隠すようにしながら、若干ガニ股で俯きがちに歩いていた。

酸素を求めるように突き出された舌から唾液を滴らせ、焦点のあっていない白目を晒しながら喘ぎ声を漏らす。

連続絶頂によって大量の汗をかいたせいで、下着を身に着けていないアイズの裸体は白昼の元に晒されていた。

薄手のワンピースが張り付き、ぷっくりと膨らむ乳首や歩くたびに揺蕩う乳房は丸見えになっている。

元々はほっそりとしてしなやかだったお腹はバイブから少しづつ漏れ続けるベルの特濃精液によって臨月並みに膨脹し、むっちりとした尻肉にバイブの突き刺さった秘部が丸見えであった。

 

こってりとした精液を垂れ流しにしながら、ぐねぐねと動きまわるバイブが抜けないように必死に抑えるアイズだったが、その手は無意識にバイブを自身の気持ちいいところに当てようと角度を変え刺し加減を変えながら自身を苛め抜いている。

そんな千鳥足で歩く彼女の後ろには、決して隠し切れない白濁の線ができていた。

 

 

 

 

 

ヘルメスファミリアの営む店を後にしたベルは、手近な広場でアイズと自分にブローチをつけると、バイブの振動を半分ほどにまで引き上げてボタンを押しっぱなしにしたのだ。

そのせいで妊婦以上にボテ腹になってしまったアイズを前に、ベルは興奮抑えられぬといった表情で隣りを歩くアイズのお尻を揉みしだき、アナルをほじくりかえしていた。

 

尻肉を撫でまわし思い切り揉んでやれば、アイズは足を止めて腰をがくがくと振るわせる。

躾けこまれた身体は、さらに足を広げ身体を前に倒す。

お腹が重すぎて倒れそうになるアイズだったが、涎を垂らしながらも歯を食いしばってバイブを締め付け、両膝に手をついてアナルと秘部を突き出すようにしてベルへが弄りやすいような体制を取った。

 

そんなアイズを満足そうに眺めながら、ベルはアイズのアナルへ指を沈めた。

ベルの肉棒で耕されたアナルは、突きたてられた2本の指を簡単に飲み込み、おしゃぶりに吸い付く赤ん坊のように肉壁を絡め始める。

 

周囲には行き交う人々。

認識阻害によって二人の行為は”気にならない”が、見えていないわけではない。

道のど真ん中で立ち止まった二人に通行人が視線を飛ばす。

 

あぁ 見られてる ベル以外の人に 私のおまんことお尻の穴見られてるぅ

 

普段なら絶対他人に見せない痴態。しかし認識阻害によって”観られる”心配がないという安心感は、より二人の行為をエスカレートさせていく。

 

ベルは試しにバイブに手をかけるとゆっくりと引き抜いていく。

 

「ぉお べる だめでる でちゃうう

 

巨大なバイブが抜ける感覚に頭をがくがくと揺らしながら制止を叫ぶアイズ。

しかし、そんなことでベルが止まるはずもなく、

 

にゅじゅボブンっ

 

鈍く下品な音をたてながら抜けるバイブ。

半日近く入れていたせいか閉じる様子を見せない膣の最奥では、ぷりぷりと少量の精液を漏らす子宮口が丸見えになっていた。

 

「おひ で、でりゅでりゅでゆうう

 

子宮口が震え緩んだ瞬間、ベルは満面の笑みと共に深々とバイブを突き立てた。

 

ゴジュブビュ ゴリゴリグボン

 

「っひいいいいいいいい

 

背後からの衝撃に前のめりに倒れるアイズ。両手が突くよりも早くお腹が押しつぶされ、精液を吹き出しながらも突き刺さるバイブに、アイズは白目を向いて絶叫する

子宮口を貫通したバイブを、ベルはそのままさらに奥へ奥へと押し込み、根元まで膣に埋まったところでようやく手を離した。

膣の入口より数センチほど奥まで入ってしまったバイブは、相当頑張らなければ抜けることはないだろう。

 

愛液にまみれた手を舐め上げながら、ベルはビクビクと痙攣するアイズを見下ろす。

バイブを根元まで完全に飲み込んだアイズのお腹は、乳房の間に僅かなふくらみが見える。

地面に突っ伏すようにアへ顔を晒すアイズのお尻に手を伸ばしながら、ベルは囁いた。

 

「アイズさん お尻にもほしい?」

 

「ぁ゛ ぁぁほひぃ べべりゅのちょうらい?

 

そう言った彼女は、震える両手で尻肉を掴むと、ゆっくりと両側へ押し退けた。

露わになるパクついたアナル。その緩み切ってだらしない穴を前に、ベルはいきりったった肉棒を取り出した。

 

ボロン、という音がふさわしい肉棒の登場に、アイズは歓喜に腸を収縮させながら腰を振る。

肉棒懇願おねだりに、ベルは彼女に押しかかるようにして肉棒を埋没させた。

 

直腸はにゅむにゅむと肉棒を飲み込み、調教されたS字は自らの形を変形させて肉棒を歓迎する。

零れたカウパーと腸液とが混ざり合い、結合部からぶちゅぅ、と溢れ出した。

 

「ぉっォォォォォォォォォォォォォ

 

喉を震わせて息を吐くアイズは想像以上の圧迫感に目を白黒させていた。

また、ベルも肉壁越しに感じるバイブの振動に、我慢が利かなくなり、独りよがりの鬼ピストンを開始した。

 

ドスドスドスドスドス

 

「ォ゛ギ!?オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!

 

突くたびにアイズのお腹は潰れたバランスボールのように歪み、ミチミチと音をたてた。

その苦しさすら快楽に変えたアイズは、首を千切れんばかりに振り乱しビンビンに立った乳首を砂地の地面にこすりつける。

 

鬼のようなピストンに酔っているアイズは、焦点の合わない瞳で何かを捉える。

必死に目を凝らすと、胸元にかけられた四つ葉のブローチの葉から色が抜け落ちていた。

4枚の内既に3枚は灰色になっており、残り一枚も明滅を繰り返している。

 

だめだめだめ 見られる 知らない人に見られちゃうぅ

 

「おおひべゆっだめみられちゃぅうううっ

 

アイズの言葉にピストンは止めずにブローチを見るベル。

しかし、ブローチの限界を知ったベルは肉棒を抜くことなく、彼女の太ももを抱き、バイブを咥えた秘部を見せつけるようにしてゆっくりと歩きだしただけだった。

 

激しいピストンではないものの、歩くごとに精液+自身の体重分の衝撃を受けるアイズは、必死になってベルに訴えかける。

 

「ふがぃぃふぎぃべるうぎぃひもっとぉっほおはやくっふうぅ

 

「はい!」

 

ようやく通じたのか。

そう思ったのをつかの間、ベルはアイズの太ももを腕に引っ掛けたままアイズの首の後ろに手をまわし、がっちりと固めるとアイズの身体を軽々と動かしてピストンを速めた。

 

ドスッドスッドスッドスッ

 

「ひいイイイイイイギュウウウウウウウウウ

 

「ッ僕も、出るッッ!!!」

 

歯を食いしばったベルは、その掛け声とともにバイブのダイヤルを振りきるまで回し、思い切り押し込んだ。

 

ぶびゅっぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ

ぶびゅうううううううううううううう

 

強力な精力剤でも追いつかないほど、精巣からものすごい勢いで減っていく精液に目を白黒させながら、ベルは出し惜しむことなく精液を流し込んでいく。

 

「アヒィィイイあじゅいいいいいいいいげじゅ穴やげるううううううううううううううう

 

芋虫のようにのたうちながら精液を吹き出すバイブと、アナルに大量に注がれる濃厚精液は互いの領土を主張するように彼女のお腹を膨らませていく。

 

「ォォォォ おにゃかはれちゅしゅるぅ

 

顔を真っ赤にしてアクメするアイズは、徐々に抜けていくバイブを止めようと腕を伸ばすが、ベルに抱きかかえられているせいで届かない。そして

 

ぶりゅん ぼぶ ボビュブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ!!!!

 

バイブに引っ張られる形で子宮が露出し、大口を開けながらホースのように精液を吹き出した。

 

「アアアアアアアアアア¥#$#&%#

 

絶叫し、口から泡を吹きながら気絶するアイズに向かって、ベルは射精を続けながら笑いかけた。

 

「よかったですね。ここが路地裏で

 

そう言っていつの間にか移動していた路地裏でベルは効力を失ったブローチを外すと、そのまま2発ほど中に出してから彼女を自室まで持ち帰った。

 

 

 

 

 

 

その後、路地の一部がイカ臭いナニカに覆われていたという噂や、この世のものとは思えない悲鳴が聞こえたとか。

様々な与太話が巷を騒がせていたが、アイズは首をかしげるだけで大して気にした様子もなく……今日もノーパンでダンジョンに潜っていった。

 




ちょっと乱暴かな?

まぁキャラ崩壊は今更だから(遠い目)


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リクエスト<壁尻雌便器>

リクエスト企画第二弾は壁尻(便器)ものです。

本当は一人ごとのパターンを書こうかなとも思ったのですが、たくさんの便器が並んでいるものも好きなので、悩んだ結果全員並べましたw
ただ、そのせいで一人一人にかける時間が短くなってしまい、若干物足りない、或いは駆け足気味になるかもしれません。


*今回と次回に、若干暴力? というか過激描写があります。この作品に来る人は耐性はお持ちかもしれませんが、『余り好みでない』『非人道的だ』と思う方は視聴をご遠慮ください。



「うわぁ……」

 

思わず零れる困惑の声。

ベルは眼前に広がる光景に頬が引きつるのを止められなかった。

 

ベルのファミリアのホームは、メンバーに対してホームが大きく使われていない部屋が数多く残っている。

ベルはそんな使われていない部屋の一つに来ていた。

なぜそんな部屋に足を運んだのかというと、朝枕元にここへ来てほしいという書き置きがあったからだ。

おそらくリリのものと思われる書き置きに、ベルは何の疑いもなくその部屋を訪れた。

 

そして、ベルは部屋の壁に並ぶソレに目が釘付けにされていた。

部屋の壁。それも、もとからある壁ではなく恐らく急遽つくられた板張りの張りぼてには、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

臀部が並んでいた。

左はハリのあるものから右は褐色まで、下着をつけていない女性の臀部が騒然と並んでいたのだ。

その数驚異の10個。全員太ももと胴体から上は壁に飲み込まれていて直接どれが誰かはわからない。が、突き出すように並ぶ尻の上にはご丁寧にそれぞれの似顔絵が張られていた。

多くはギルドのランクアップ時の紙を流用しており、何枚かは見たことがある物だった。

いったいいつから準備していたのか。まったく想像はできないが、目の前に並べられた雌たちは皆この状況を愉しんでいるらしく、秘部からは愛液を、アナルからは腸液を垂れ流しにしている。

更に、この光景をより過激に、よりいやらしくしている存在がある。

それは、彼女たちに書き込まれた落書きの数々だった。

 

『ベル専用』

『便器』

『孕ませ穴』

『ザーメンタンク』

『孕ませ切望』

 

等々、雄の心をくすぐる落書きばかりが書き込まれており、そんな彼女たちを前にベルの肉棒は我慢ならんと全力で沸き立っていた。

今すぐ犯したいという欲求に駆られていたベルだったが、ふと一番端に設置された簡素なテーブルに手紙と謎の小瓶が置いてあることに気がつく。

 

「…………うわぁ」

 

中身を開けば、案の定というか、そこにはリリの字でこう書かれていた。

 

『ご主人様専用肉便器♪

今日一日好きに使ってください。

後、精力剤と落書き用の魔道具を置いておきました♪』

 

紫色の液体の入った小瓶と手紙と同封されていたクリスタル製の筆を手に、ベルは呆れと興奮の混じった溜息を吐いた。

とりあえずベルは適当に小瓶の中身を煽ってから一番手近なお尻へと向かう。

他のどれよりも小柄で、小さな膣口に思わず笑ってしまう。

ベルは彼女のお尻に触れながら、つぶやいた。

 

「ありがと、リリ」

 

その言葉にビクリと震えるお尻。

感涙するように秘部からこぽこぽと愛液を吹き出す彼女を愛おしく思いながら、ベルはさっさとズボンとパンツを脱ぎ捨てた。

 

ベチ

 

「ッ

 

リリのお尻に乗りかかる肉棒。雄の来訪にぴたりと閉じていたはずの秘部はだらしなく口を開け、アナルはぱっくりと口を開く。

 

「どちらにしようか、な!」

 

アナルと秘部の間に亀頭をこすりつけたベルは、おもむろに秘部へと肉棒を突き立てた。

 

「ッ~~~~~~~

 

一瞬で根元まで飲み込む彼女の中は、入れられた衝撃でグボッと音をたてて子宮が亀頭を飲み込むほど柔らかい。

待ちに待った挿入にガタガタと揺れる壁尻。隣の板ごと震わせるリリは突き入れただけで何度も絶頂している。

そんな彼女の反応に雄として満足しながら、ベルは”精液を排泄するために”腰を動かし始めた。

 

パンパンパンパンパンパンパンパンパン

 

「ッ――!!~~~~

 

ブシュップシュップシュ

 

「やっぱりリリの中、気持ちいいや! じゃあ、一回目出すよ!」

 

精力剤を飲んだことで射精を我慢する必要のないベルは、早々に1発目を彼女の子宮へ叩きこむ。

 

ぼびゅぶびゅううううううううう

 

肉壁越しに射精音が聞こえるほどの音を上げて流れ込む精液に、リリのお尻はビグッビグッと痙攣しビシャビシャと潮が垂れ流しになる。

 

「ッッッッ————

 

ミチミチと軋む板の向こうでは、リリのお腹が風船のように膨脹している事だろう。

ベルはそのままもう数度ピストンをして出しきると、早々に彼女から肉棒を引き抜いた。

 

ぶびぃぶりゅぶりゅぶりゅ

 

栓を失った秘部からは擦った山芋のような精液が溢れ、床に水たまりを作っていく。

壁に固定された雌を、ただ精液を吐き捨てるための穴として使った事実に、ベルは気持ちをより一層高ぶらせながらリリの要望通りに彼女のまだ綺麗なキャンバス(お尻)に『正』の字の一を書いた。

 

「ふふ。また後で使ってあげるからね」

 

リリのアナルを人差し指で搔き乱しながらそう言ったベルは、腸液まみれの指を舐めながら次の便器を探しはじめる。肉棒は未だ硬く、精力剤が効き始めたおかげで精巣は唸りを上げて精子を生産している。

先ほどの射精音と床を叩く水音に、残った雌たちはより一層愛液を滴らせ、一部の雌は軽い絶頂を迎えていた。

 

すーっと歩いていたベルは、一つの便器の前で立ち止まる。

その便器は他のどの便器よりも、アナルをひくつかせていた。

綺麗な淡いローズの花はまるで食虫植物のように大口を開け、そこに肉棒が近寄ってくるのを待っている。

ベルはそんな便器の前に立つと――――なんの前触れもなく挿入した。

 

「ィ――――ァ゛ァ゛

 

壁越しに僅かに響く堕声。

彼女は突然の挿入に歓喜し、直腸を必死に動かして肉棒へ奉仕をする。

しかしアクメが決まった彼女の腸は思うように動かない。それに対し、ベルは敢えて大げさにため息を吐き、彼女を攻め立てるように尻肉が波打つほど叩いた。

 

「ほら! レフィーヤさん! もっとお尻絞めて!!」

 

バシンッ!!

 

「————ッッ!!??

 

ビシュブシュじょろろろろろろろろ

 

お尻にくっきりと浮かぶ痛々しい紅葉模様。

だが、ベルに散々躾けられた彼女は、その痛みすら途方もない快楽に変更してしまい、溜まりに溜まった衝撃は小水となって溢れ出た。

誰よりもアナルセックスにドハマリしたレフィーヤは、何時間もお預けを食らっていたせいでうれションしてしまうほど高ぶっていたのだ。

愛液の混じった黄色の水たまりを作る彼女に、ベルはニヒルに笑って腰を動かす。

 

バチュッバチュッバチュッバチュッ!!!!

 

「————ィッ~~~~

 

床が濡れることなどお構いなしにベルがドスドスと腸壁を突き刺せば、レフィーヤは歓喜の悲鳴を上げながらベル専用となった第二の性器をうねらせていた。

 

レフィーヤの体内は度重なるアナルセックスによって、いつの間にか臓器の配置が変わってしまっている。

本来15センチ程度しかない直腸は、より快楽を得るために小腸のように蛇行し、全長も30センチを超えている。そして少しでも多くの精液をため込むために大腸は贅肉をつけ、伸縮性は胃と同じにまで上がっていた。

波打つようなイボ付き腸壁に、コンドーム代わりの大腸。完全にベル仕様にカスタムされたレフィーヤの腸は待ちわびたご主人様の侵入に全力を以て奉仕する。

 

「あぁ……レフィーヤさんのお尻っ 腰が、持っていかれそうでッ」

 

貪欲な彼女らしい貪るような腸の動きに、ベルの限界はすぐに訪れ腰を浅く振りしだく。

ねっとりと絡みつく腸壁は痙攣する肉棒の動きを敏感に察知し、止めを刺すべく肉棒を巻き上げた。

 

「グゥ!? 出る!!」

 

ぼびゅん ぶびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ

 

「ぃッぁ—————~~~ッ~~

 

思いっきり腰を打ち付けてからの射精。

精力剤のせいか寒天のような硬度の精液が尿道を駆け上がり、苛烈な勢いを持ってレフィーヤの腸壁へ直撃する。

子宮裏を叩く精液はそのまま直腸をパンパンにし、大腸まで流れ込んでいく。

ベルの射精が一息つくころには、レフィーヤの大腸はベルの寒天精液で隙間なく埋め尽くされ、溢れた分は小腸にまで溜まっていた。

 

ベルが額を流れる汗をぬぐいながら肉棒を引き抜けば、アナルはボブッと音をたてて肉棒を放し、直腸に残っていた精液を溢れさせた。

 

「ふぅぅ。レフィーヤさん、ありが…………ふーん?」

 

リリと同じようにお礼を言って次へ移ろうと思ったベルだったが、せっかく注いだ精液を垂れ流すガバガバなアナルを前に、考えを変える。

ベルはドロドロになった肉棒を右手で軽く触ると、指先から手首まで念入りに粘液を刷り込ませる。

そうして精液と腸液まみれになった拳を満足げに見つめたベルは、左手で肉棒を支えると彼女の秘部に突き刺した。

 

「!?!?!?!?%#&!$¥*?

 

まさか連続で使われるとは思っていなかったのだろう。

全く準備をしていなかった膣は一切の抵抗なく肉棒に侵入を許し、子宮口を貫通させてしまった。

 

ブシャアブシュッブシャアアアアアブビィイイイぶりゅりゅりゅブビイイイイ

 

亀頭にぴったりとフィットする子宮。数秒のタイムラグを開けて潮と精液を吹くレフィーヤに、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルは”右拳を精液を逆流させるアナルへ押し入れた”。

 

 

 




今回触れるのは、とりあえず今本編で関係のある人(リリやアイズ等)ぐらいに留めて置く予定です(文章量的な問題と未登場キャラの性癖を加味して)。
特に見登場キャラに関してはそれぞれ尖った性癖を追加しようかなと思っているので、許してヒヤシンス

後、主は壁一列にアナルと秘部が並ぶものも好きなんですが、個室にまんぐり返しの状態で固定された(もちろん口は開けっ放しにできるよう固定枷付き)奴も好きなんですよね。
他だと壁に引っかかったやつもあるんですが、それはどちらかと言えばレイプものになってしまうので(あくまで主は和姦、いってもNTRシチュぐらいまでなので)。


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リクエスト<壁尻雌便器>2

非人道的な行為注意です。

あとリヴェリア編に突入したいので、これとその次で今回の雌便器ものはいったん終了します。
後日談や残りのメンバーについては各自個別、または本編で触れていきますのでそちらをご期待ください。

(レフィーヤが思いのほか長くなったなんて言えないw)


ゴリゴリュゴリュゴリュゥ

 

「————ッッ~~~~~~~

 

アナルへ突き入れられた衝撃に、レフィーヤは壁越しに絶叫し、木板はガタガタと震える。

膣壁が痛い程肉棒を締め付けるが、腕並みの肉棒を毎回飲み込んでいるおかげかレフィーヤのアナルはベルの拳を難なく飲み込み、ねっとりと絡みつくような奉仕を始めていた。

ベルは強烈な快感に腰を浮かべながらも、手首辺りまで入った右手を捻ってさらに奥へ奥へと押し込んでいく。

 

ぐりゅごりゅずずずずず

 

「ッッ————ッッ~~

 

途中で逆流してきた寒天精液を押し戻したりしながら、より深くへと押し込んでいくベル、しばらくしてゆっくりと押し込んでいった腕は、腕を半分ほどしたところで直腸の終点へとたどり着いた。

ベルはそこで一度動きを止めると、腸壁に生まれた無数のイボが拳を舐め回す感覚を楽しみながら、なるべくレフィーヤにだけ聞こえる声でそっと囁いた。

 

「そんなに喜んで、レフィーヤさんは本当に変態ですね」

 

「ッ――――

 

首を振っているであろうレフィーヤ。しかし図星をつかれた身体は正直に反応し、雄へ必死に媚びる。

 

もっと躾けてもっと壊して雄様専用の玩具にして

 

子宮は亀頭を丸々飲み込んだまま柔らかく包み込み、膣は扱くように射精を促す。アナルも先ほど以上に念入りにうごめき、ベルの腕をしゃぶり上げた。

彼女の献身的な働きに満足するベルは、ふと自身の右手の裏にあるソレに気が付いた。

 

ソレは今自身の亀頭が飲み込まれている場所であり、本来自身の子孫を残す大事な場所だ。しかし、興奮の渦に飲まれたベルにとっては、

 

ただ気持ちよく射精するためのザーメンタンクでしかなかった。

 

ベルは握っていた拳を開くと腕を180度捻り、亀頭型に変形した子宮を鷲掴みにした。

突然のことにレフィーヤの脳は処理が追い付かず『?』を量産する。そして、現状を身体が認識した途端、異常な量の快楽物質が麻薬のように流れだし彼女をイキ狂わせた。

 

板がミシミシと悲鳴を上げるほど暴れるレフィーヤに対し、ベルはこの非人道的な行為に何処までも酔っていた。

なぜならば、痙攣する子宮と狂ったように締め付ける膣が彼女が本心から悦んでいるのだと教えてくれているからだ。

 

ベルは子宮を掴んだまま腰に力を入れると、神ヘルメスから貰ったオナホと同じ要領で自慰行為を始める。

膣口ギリギリまで腰を抜き、勢いよく突く。突き入れるたびにグボッグボッと音をたてる子宮を軽く握れば、亀頭にこれでもかというほど吸い付くバキュームを生んだ。

 

壁の向こう、失神と子宮姦アクメを繰り返すレフィーヤのお腹には子宮とそれを握りしめるベルの指が浮かび上がっているが、そんなことは些細な問題だった。

たとえそれを知っていても、見ていたとしても今のベルが止まるはずはなく、勿論レフィーヤも止めるはずがなかった。

これは自身が望んだ結果なのだから。

 

ああああああああああアスフィさんに子宮の弛緩薬を貰っておいて正解ですぅベルがベルが私の赤ちゃんを作るところを玩具みたいに使ってますもっとぉもっと潰してください子宮飛び出してもお尻がガバガバになってもいいから私の子宮に出して無責任孕ませ汁流し込んでええええええええ

 

部屋中にたかれた媚薬入りのお香のせいか、普段以上に過激な行為に心酔するレフィーヤ。ただ、悦ぶ彼女の意志とは別に、身体は危険な行為に悲鳴を上げ、生存本能を目覚めさせるのだった。

 

ぷりゅぷりゅりゅりゅりゅん

 

子宮の両端で揺さぶられていた卵巣は、命の危機に瀕していると判断した身体からの信号によって子孫を残そうと周期を無視した排卵を開始する。

 

排卵した今私の卵が一気に何個も出ちゃったああ

 

総数四つ。エルフの排卵周期が半月に約一個なことを考えれば異常ともいえる排卵数に、本能的にそれを察知したレフィーヤは便器としての役目も忘れて、雄への奉仕から受精専用の孕ませ懇願奉仕へシフトした。

 

その変化にベルが気づかないはずもなく、ベルは腰の動きをぴたりと止めると、勢いよく肉棒と腕を引き抜いた。

 

「ッッッッッ————————ッッ

 

なんで!?なんで!?なんでええ

 

がっくんと揺れる板。ジョバッと溢れる小水を前に、ベルはリンゴが幾つも入りそうなほど広がりきったアナルにおもちゃのバイブを何本か詰め込みながら、なるべく冷たく聞こえるよう呟いた。

 

「便器なら子供をつくらなくてもいいですよね? レフィーヤさん」

 

そうは言ってみるベルだったが、内心今すぐ肉棒を突き刺して子宮内にたっぷりと子種を注ぎ込んでやりたい欲求を必死に噛み殺していた。

今の彼女はただの便器。孕ませるのなら、自身の雌という立場の時に。

血涙を飲みながら、自分自身に言い聞かせるベルは、限界まで硬直し白濁交じりのカウパーを滝のように滴らせる肉棒を両手で踏みとどまらせていた。

 

このままここにいてはまずい。そう理解したベルは全力で後ろ髪をひかれながらも彼女から一番遠く、最奥の便器へと向かうのだった。

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

ベルは息も絶え絶えに最奥の便器までたどり着くと、ほぼ条件反射的に目の前の穴へ肉棒を突き立てた。

普段の倍以上に膨らんでしまった睾丸が揺れ、板をベシッと叩く。

 

 

お疲れ様ベル

 

なんのひっかかりもなく、亀頭すら容易く受け入れる子宮にしっかりと根元まで飲み込んでしまうこの穴をベルはよく知っていた。

自身の竿の形に完全にフィットし、もはや安心感さえ生んでしまうこの穴は、自身がこれまで一番使い込んだ、自身の童貞を捨て去った記念すべき雌のものだ。

 

生まれた時からそうであったかのような、極上の安心感に、ベルの尿道は緩みきってしまう。

トイレに行くと自然と尿意が湧くように、自然と緩んだ尿道を、作り過ぎて濃縮されまくった精液が間欠泉のように駆け上がった。

 

「アイズさん出ますっ」

 

いいよキテ

 

プっぼぶっぼぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぼりゅぼりゅぼりゅぼりゅぼりゅうううううううううう

 

もはや固形。レフィーヤの子宮に吐き出せなかった分も含めて、接着剤のような粘性を持ちホイップクリームのようにこってりとした精液が小便のように吐き捨てられていく。

一回の脈動で満タンになった子宮は、残りの精液も受け止めようと直ちに膨張を開始する。

ポッコリと膨らんでいただけのお腹は見る見るうちに膨らんでいき、スイカ、バレーボール、バランスボールとそのサイズをランクアップさせていく。

そうして、10分ほど続いた射精もようやく勢いを弱め、打ち止めになる

 

そう思った次の瞬間、

 

「え? ま、待って、またでるぅぅぅ」

 

ベルの焦ったような声と共にドグンと肉棒が再び脈打ち、造られたばかりの新鮮濃厚精液を射精し始めた。

 

「ッっっ  

 

凄いもう二発目でも私も子宮の弛緩薬は飲んであるから

 

連続射精に驚くアイズ。既にいつもと同じぐらい注がれた子宮に再び注がれる精液に驚きながらも、しかし、もしもの為にと渡された弛緩薬のおかげもあってかまだお腹に余裕はあった。

それに、うまくいけば残りの射精を自身だけで味わえるのでは? という甘い独占欲からも、アイズは献身的に肉棒を愛撫しながら射精を受け止めていった。

 

 




この後のオチはおおよそ想像がつくと思いますが次回をお待ちください。
早ければ数日中にあげますので


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正月記念 特別回 ふたなり乱交パーティ

改めまして、新年あけましておめでとうございます。

昨年の煩悩を払うどころかずるずると引き摺っておりますが、今年もよろしくお願いいたしますm(__)m

アンケートの結果、実用性重視の方が多くいましたので今回の導入はさらりと流して、次回からいろんな視点でズコバコさせていきます。

*登場人物(メインの竿役視点は星マークがついています)
ベル☆ アイズ リリ☆ リュー レフィーヤ☆ シル☆
ティオナ リヴェリア エイナ 春姫 アイシャ ウィーネ☆


歓楽街。

日々男性や女性の欲を発散する桃源郷。

そこからそう遠くない裏路地の突き当り、誰も人が近寄らないような立地にひっそりと建てられた建物は、一見なんの変哲もなく周囲に溶け込んでいた。

 

しかし、そんな建物に近づいていく人影が一つ。

灰色のフードを被り、真夜中の闇に全身を溶かし込んだ少女は、なんのためらいもなくドアの前に立ち、コンコン、と軽くノックをする。

 

すると覗き窓が開き、何者かの視線が少女に突き刺さった。

 

「合言葉は?」

 

「えっと、ベル大好き!」

 

幼げな声でそう告げた少女に、内側の影は苦笑を溢してから、ゆっくりと扉を開けた。

 

「いらっしゃい、ウィーネさん。皆さん始めてますよ?」

 

扉の奥は直ぐに階段となっており大分下の方まで続いている。

階段の奥から漏れる光と、騒々しい音色に生唾を飲みながら、ウィーネと呼ばれた少女は先導する女性に置いて行かれないよう、そっと中へと足を踏み入れた。

 

キィ、と閉まる扉。

ぱたんと扉が閉じれば、辺りには静寂が満ち————昼過ぎまでその扉が開くことはなかった。

 

 

 

 

 

 

「おっほおおおおおおおおおおおでりゅまだでましゅうううううう

 

「ぅわぁ

 

ウィーネを出迎えたのは、そんな獣のような雄叫びだった。

ここはオリハルコンとアダマンタイトによって造られた人造迷宮の一角。

女神が買収して改造されたこの部屋では、今日が三回目となる”宴”が開催されていた。

稀少素材や膨大な資金を惜しむことなく作られたこの部屋は豪華なシャンデリアが吊るされ、キングサイズのベッドが併設して並べられている。

ダンジョン産のマホガニー色の床材に、ハーピィの羽で編まれたシーツにレアドロップの毛皮の絨毯。

下手なファミリアのホームよりもお金のかかった部屋では、見た目麗しい雌たちが互いの肉欲をぶつけ、愛液を撒き散らしていた。

 

馬乗りになって互いの秘部をぶつけ合う者。

偽の逸物が取り付けられた椅子で自慰に浸る者。

ジョッキに並々と注がれた青臭い液体を一気飲みする者など、十人十色の行為に浸っている彼女ら。そんな彼女たちに共通するのは、皆がみな本来ないはずの器官をその股座に抱えている事だった。

 

「いいなぁ

 

部屋中に充満する淫臭。少し嗅いだだけで妊娠しそうなほど濃い臭いに脳が痺れる。

その行為に混じりたくて一歩足を踏み出せば、

 

ぬちゃぁ

 

と、足の裏に何かがこべりついた。

それは誰かが撒き散らした雄臭い精液だ。

ゼリーのようにプルプルと震えるソレは、可哀想なことに子宮に入ることを許されず、無駄撃ちさせられたものだった。

 

「あは もったいない。じゅるるんぐぬちゃ噛み切れないや

 

哀れに思ったウィーネは、足の裏についたゼリーをすくい上げると躊躇なく舐め取る。

ぐちゃぐちゃと噛めばゴムのように押し返してなかなか切れない精液に、ウィーネは頬を淡く染めながら嗤った。

むずむずと沸き立つ下腹部のそれを抑えていると、奥の扉が開き白髪の青年が姿を現しす。

透き通るような白髪に、ウィーネの額に輝く宝石よりも鮮やかなルベライトの瞳をぎらつかせる少年を前に、ウィーネはローブがはだけるのも忘れて少年に飛びついた。

 

ふわりと舞い上がるウィーネ。

人間離れした脚力を見せるウィーネは勿論人間ではなく、空中でローブが脱げて露わになるのは真っ青な肌に煌めく鱗。ローブ以外を羽織ってこなかったウィーネは、その幼くも淫らな四肢を惜しげもなく晒し、愛しい雄へとダイブした。

 

「ベルーーーー!!!

 

「うわっと! おかえりウィーネ!」

 

自身の大切な娘でもあり、自分専用の雌の帰還に、ベルは片脇に抱えていた金髪の少女をベッドに下ろし、危なげなく少女を抱き留める。

密着する二人。先ほどまで使っていたであろう精液まみれの逸物がウィーネの腹部に押し付けられ、じんわりと伝わる熱がウィーネの瞳を蕩けさせる。

健康的な引き締まった腹部の裏では、生殖本能を刺激された子宮がキュゥと収縮し、ぴっちりと閉じた秘部から愛液が滴り落ちていく。

我慢していた欲望が抑えられなくなったウィーネは、笑顔で自身を抱き留めてくれたベルの唇に吸い付いた。

 

「じゅる じゅるる んふ ちゅ……ふぅ。また来ちゃった

 

「ははは。僕はいつでも歓迎するよ。それに、みんなも、ね?」

 

艶やかな水音と腹部から伝う粘着質な音に表情を蕩けさせたウィーネは、ベルの視線を追って辺りを見る。そこには行為にひと段落がついた女性陣が数名、ウィーネに悩まし気な、或いはギラギラとした視線を向けていた。

 

「僕は順番待ちの娘の相手をしてくるから、それまでみんなと遊んでて?」

 

「うん!

 

満面の笑みで頷くウィーネに、ベルも顔をほころばせて頭を撫でた。

 

すくっと立ち上がるベル。目の前を立派な雄の証が通り過ぎ、思わず釘付けになってしまうウィーネだったが、慌てて頭をふって邪念を振り払うと女性陣の波へと突撃した。

 

 




次回は明日か、うまくいけば今日中にあげられると思います。

……今日は、無理かな…


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正月記念 特別回 ふたなり乱交パーティ2

土曜か日曜に投稿できるとは何だったのか……。
はい、思った以上にウィーネが長くなったというか、色々持っていかれたので分割して投稿します。

今回はウィーネメインで描いて、次回以降は数人ずつ消化していきます
描写の関係上一部のキャラの描写が少なくなるかもしれませんが、そこはご容赦いただければ…


ベルと別れたウィーネが真っ先に飛びついたのは、狐人(ルナール)の少女、春姫だった。

 

全速力で飛び込んでくる愛娘に対して、春姫は着崩れた着物を慌てて直そうとするも、間に合わず少女と共に倒れてしまう。

 

「きゃ!」

 

咄嗟にウィーネを抱きしめることには成功したものの、可愛らしい悲鳴を上げて尻餅をつく春姫。

しかし、当のウィーネは自身の母親でもあり同時に”雌”でもある春姫を前に、普段の優しい面は性欲の沼に沈んでしまっていた。

 

「春姫 しよ! ね はやくしよ

 

琥珀色の瞳を欲望でずぶずぶに汚しながら犬のように腰をカクカクと揺するウィーネに、春姫は「もう」と首を振りながらも自身の芯がぶるりと震えるのを感じていた。

 

かつて歓楽街で働いていた春姫。

男性のうなじを見ただけで気絶してしまうほどの生娘だった春姫だが————

 

「私もお待ちしておりました ウィーネ様……いえ、旦那様を前にしただけでいやらしく蜜を垂らしてしまう娼婦を 旦那様のたくましいモノで躾けてください

 

今では進んで股を開き、隙あらば肉棒を喉奥まで飲み込んでしまうようなドスケベ狐へと変貌していた。

ベルですら稀に手を焼くほどの性欲魔となった春姫の最近の趣味は、薬で生やしたファミリアの女性陣から搾り取ることなのだと、笑顔ながらに語っていたのは記憶に新しい。

 

現に今も着物を着崩し、たわわに実った果実を惜しげもなくウィーネの顔に押し付けながら艶かしい脚を少女の腰に絡めている。

目の前で腰を振るウィーネの腰に脚を絡めた春姫は、細い指先を二人の間に滑り込まるとベルの精液に濡れた腹部撫でまわしながら、ゆっくりと少女の秘部へと指を滑らせていった。

 

「あ ぁぁぁ

 

こそばゆくも、ゾクゾクとした感覚にウィーネは細い吐息を漏らして腰を震わせる。

そんなウィーネの反応の一挙一動を愉しみながら、春姫は中指を少女の割れ目に到達させると、クリの位置を爪先で刺激した。

 

「ぉぉお゛

 

「フフ さぁ 旦那様、春姫にその雄々しい肉棒を見せてくださいな

 

「っ―――ぅん! い、いま出す、出すからね!!

春姫の囁きに、ウィーネは頭をガクガクと振りながら排泄するようにお腹に力を籠める。

うぞうぞと騒めく感触が強くなってきたウィーネは、絶叫と共にソレを体外へと引き吊り出した。

 

ズッズリュリュリュリュ!!!

 

「あは

 

生々しい音と共に、ウィーネの秘部から飛び出したそれは、禍々しい見た目の肉棒に違いなかった。

びくびくと痙攣するソレは、粘度の高い愛液に濡れた状態で春姫の乳房へその先端を隠している。

 

それを一言で表すなら”雄”。

それを一目で表すなら”龍”

 

ウィーネの鮮やかな体色とは裏腹に、まるで何百回と使い込まれたようなドス黒い色をした肉棒は、螺旋状に渦巻くカリを春姫の柔らかな乳房にこすりつけていた。

ベルと同等か、それ以上の肉棒は全身をぶつぶつとした鱗のようなものに覆われておりより禍々しさを際立たせている。

まるで犬と馬の性器を足したような肉棒は、龍種としてウィーネが”元々持っているモノ”だ。

生物学上は雌として分類されるウィーネだが、ダンジョンから生まれる弊害なのか、龍種として子孫を残すためなのかは定かではないが、ウィーネは生まれながらにして両性具有である。

 

常人ならば悲鳴を上げ、性交を拒絶代物。

しかし、それを前にしても春姫は驚きもせず、悲鳴を上げることもない。むしろ一層瞳を潤めかせて、とぷとぷと愛液を溢れさせていた。

丁度クリの位置からそそり立つ肉棒に感嘆と興奮の吐息を漏らす春姫は、クリをイジメていた手をそっと肉棒に這わせる。

 

「ん゛っ はるひめぇ

 

細い指がしゅるりと絡みつくと、ウィーネはキュっと根元を引き締める。そうしなければ今すぐにでも射精してしまいそうだったからだ。

それを証明するように先端からはゼリーのような我慢汁が溢れ、鱗は逆立つようにうごめいている。

必至に歯を食いしばって射精を堪える愛娘に、微笑みを浮かべながら、春姫は自身も我慢の限界だと軽く腰を持ち上げて

 

 いいですよ きて

 

雄の耳に熱い吐息を吹きかけた。

 

「ッ!

 

雌からの熱烈なラブコール。

我慢の限界だったウィーネは腰を限界まで引き、“お尻の穴目掛けて“一思いに腰を突き出した。

 

グッ、じゅぶぶぶぶゴリュッ——ボコォ

 

「オヒっ————————ッ

 

ドリル上の先端が引き締まった菊座を押し広げ、熱々の肉布団へダイブする。

何度もウィーネの肉棒を受け入れてきた春姫の穴は適度に締め付けながらも、容易く全てを飲み込み、安産型の臀部を歪ませた。

しかし、余りに大きく、長すぎる肉棒に春姫の腹部は歪に歪み、ボコッと膨らんでいる。

腸が変形し子宮が容赦なく潰される……その刺激の全てを快楽へと変換した春姫は、普段のお淑やかな表情を下品なアクメ顔に変え、ウィーネへ抱き着いていた。

 

腸内の無数のヒダもウィーネの鱗に絡みつき、舐め回すような濃厚なスキンシップを開始する。数週間ぶりの自分専用の味に、ウィーネは耐えることなく、溜め込んだ性を解き放った。

 

ボビュッ

ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ

ぶぷッどぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ

 

まるで砲撃のような衝撃が春姫を襲い、射精の勢いで持ち上がった腹部がさらに膨らむ。

浣腸のように注ぎ込まれるゼリーに春姫は震え、ごっそりと精液を抜き取られるウィーネは悲鳴に近い雄叫びを上げながら彼女の胸に顔を埋めた。

 

「イッ——ヒィィイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!旦那様の精液でお尻焼けますううううううう

 

乳房に顔を埋めながら声も出せずに射精を続けるウィーネを抱きしめながら、歯を食いしばり、白目を向いてアクメを決める春姫。

彼女はこの宴——ウィーネとの交尾——の為にアナルセックスを敢えて抜いていたのだが、三日ぶりの特濃精液にタガが外れてしまった春姫は、射精中にも関わらず腸壁を唸らせ、腰を揺らし始めた。

 

「ォ゛オ゛はる、ひめぇすとっぷしゃせとまんない、よぉ

 

どろどろに蕩けた顔でいやいやと首を振るウィーネだが、本能は正直なようで、腰砕けになりながらも腰をカクカクと揺らしている。

そんなウィーネを押し倒した春姫は、両手の指を絡めながらガニ股でむっちりとした臀部を弾ませた。

 

「もっと注いでくださいな旦那様の孕ませ汁で春姫の全身を満たしてくださいませ

 

「クゥこのぉ!」

 

ばっちゅばっちゅと尻肉を弛ませながら自身の肉棒を弄ぶ雌に、ウィーネはむっちりと腰を掴み、決死の思い出腰を突き上げた。

 

「お“お”

 

鋭い突きが脳天を刺し、カクンと息が抜ける春姫。

ブシャと春姫が潮を吹くが、ウィーネは構わず腰に力を入れて、畳み掛ける。

 

「このっこのっ雌の癖に!雌のくせにぃ

 

歯を食いしばって腰を振り春姫の腰を叩きつけるウィーネ。

途中、結合部から何度か精液がぶびゅと漏れてしまうが、そんな些細なことには構わず、ウィーネは生意気な雌を躾けにかかる。

 

お前は雌だと。

雄に媚びる存在なのだと。

都合のいい精液コキ捨て用の道具でしかないのだと。

 

ウィーネの全力の突きに、春姫は気絶とアクメ覚醒を繰り返す。

ふさふさだった尻尾は愛液と溢れた精液でべたべたになり、結合部は泡立ったメレンゲ上の精液が逆立った鱗に掻き出されている。

 

内側からそぎ落とすようなピストンに、春姫は絶え間ないアクメを重ねながら雄をサポートするように無意識に腰を揺らし続けた。

そして、

 

「出る! 出るよ!! 春姫の我儘なお尻に全部出すからね!!!

 

くだはいぜんびゅはるひえにらしてええええええ

 

「ッ孕めえええ!!!!

 

ゴリュゴリュッッぶびゅ

ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ

ぼびゅッ

ぶぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ

 

その日一番の衝撃が春姫の神経を焼いた。

視界が真っ白に染まり、頭の中でプチプチと弾ける音がする。

鱗の隙間から入り込んだ空気がゴボゴボと音をたて、絶え間なく注がれる精液が腹部を膨らませていく。

もはや自分が起きているのか気絶しているのかもわからない状態のまま、春姫は身体を痙攣させてその衝撃の全てを受け止めていた。

 

一方のウィーネ自身も、痙攣と雄二人に使い込まれたアナルの攻撃に一杯一杯になっていた。

春姫の腸内はまるで無数の舌があるのではと思うようなつくりをしており、腸全体を使った強烈なバキュームが生成した側から精液を巻き上げていくのだ。

このままでは先に自分が気絶してしまう。

そう直感で理解したウィーネは、スパークする視界のなかで必死に手を伸ばし、目の前で揺れる乳房に手を伸ばす。

 

「フゥッフゥッ————あむッ じゅるるるるるるるるるる

 

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛——————————ウッオボォ

 

淡い桜色の突起に吸い付き、もう片方を思い切り捻り上げてやれば、流石の春姫も口から精液を逆流させて気絶した。

 

「はぁ、はぁ、はぁ

 

ずるりと音をたてて抜ける肉棒。

幾分か硬度を失ったそれを携えながら、ウィーネは腹部を膨らませて気絶する春姫に抱き着いた。

自身の精液の匂いと柔らかい臭いに包まれながら、ウィーネは数分の休憩を取るのだった。

 

 

 




次回は百合(ふたなり)を見せながら、色々な性癖に触れていきますよっと

勿論ウィーネと春姫も出るのでw


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正月記念 ふたなり乱交パーティ3

今回はこの二組

アイズ・レフィーヤ

リュー・シル

です!

後、今回は原作のネタバレ? を含みます!
原作を読んでない人は気を付けてください。


春姫とウィーネが狂ったように交尾に明け暮れている最中、この二人もまた、例に漏れず甘ったるい雌の臭いを撒き散らしながらまぐわっていた。

片や幼い身体に山吹色の髪を湿らせる少女。片や早熟ながらもベルに使い込まれた裸体を黄ばんだそれで染める少女。

 

「じゅるるる んぶ

 

「はぁぁぁ すごいですよアイズさんの喉まんこぉあつあつでぇきゅぅって締め付けるのが溜まりません

 

ベルとの情事を終え休む間もなくレフィーヤに捕まったアイズは、アナルに若干の異物を感じながらも目の前の少女の股座に顔を埋めている。

 

じゅるるるっっぐぼぐぶじゅ

 

「おほ アイズさんの喉まんこ最高っほら、もっと奥まで飲み込んでください!

 

サラサラの金髪にゲル状の精液を絡ませ、妊婦のようにお腹を精液で膨らませたアイズは、全身からベルの匂いを撒き散らしながら一心不乱にレフィーヤの長すぎる肉棒を喉奥——を通り越して、ベルによって鍛えられたふわふわの胃袋で出迎えていた。

レフィーヤの肉棒はそれほど太くはない。が、変わりに異様なほど長く、50センチ近いそれはベルのよりも長い。それに加えて、肉棒の根元にぶら下がる玉のサイズは異常だった。

深い皺の刻まれた二つのそれは、レフィーヤの幼い見た目に不釣合いなほど大きく、濃い雄の臭いをばら撒いている。

小玉のメロン並みに大きい睾丸は、胸に行くはずだった栄養がこちらに回ったのでは? と思えるほどに大きく、レフィーヤが腰を振るたびにいやらしく、ぶるんぶるんと揺れ動いていた。

 

一突きごとにレフィーヤの肉棒はアイズの胃を突き降ろし、ゴッゴリュッという鈍い音をたてる。

軽い吐き気とアナルセックスにも似た感覚にアイズは目をしばたかせながら、レフィーヤの腰使いに合わせて頭を前後させた。

 

「じゅるるるるぶじゅんぶぁ おぶっぉ゛じゅるるるるるるる

 

口の中の空気を抜きながら、限界まで口を窄めて顔を引く。

部屋中に響き渡る淫らなバキューム音にレフィーヤが舌を垂らしながら打ち震えているのを確認したアイズが、根元まで一気に飲み込めば、性器と化した喉を肉棒がごりゅごりゅと掻き分け、泡立った精液に埋もれた胃にドチュとキスをする。

そんな並みの”男”では即座に射精してしまいそうな技を前に、しかしレフィーヤは歯を食いしばって耐え、目を血走らせながら激高した。

 

「うぐぅおっほお!?こ、このぉ雌の分際で私の雄汁を搾り取ろうだなんていっつも私に負けてる癖に生意気ですっわ、分からせてあげるんですから!

 

そう言ったレフィーヤはアイズの頭を乱雑に掴むと、オナホールを使うようにこき始めた。

緩かったストロークはメスを服従させるための殺人ピストンに変わり、生意気な胃袋をサンドバックのように突きたてる。

 

「ぉぼおびゅんぼぁおぉっんぐぉ

 

胃の中身をひっくり返すような乱れ突きは、ベルが吐き出した精液はどっぽどっぽと餅つきのように揺すりながら、膨脹した子宮を殴りつける。

それに合わせて子宮から濃厚な精液が溢れ出し、下品な排泄音と共に床に飛び散った。

 

ぼびゅぶびゅぶぶぴぃ

 

「あひっべ、ベルの精液もったいないですよおら謝れせっかく注いでもらったのにベルに謝れ!!

 

「おびゅごヴぇごべん゛えりゅごっ

 

「おっほぉっ喉締め付ける駄目もう出る出ますほらアイズさんの大好きな雄汁ですよいっぱい出ますから飲んでおら、飲め!!

 

どびゅどびゅーーーーーーーーーーーーーーーーー

びゅるるるるるるるるる

ぶりゅぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅ

 

鼻水と涎を垂れ流しながら根元まできっちりと飲み込ませたレフィーヤは、尿道まで駆け上がっていた精液を解き放つ。

責を切ったように溢れ出す精液はアイズの喉を押し広げながら直接胃に流れ込み、アイズの神経を焼き焦がす。

ベルよりはサラサラな、しかしどろっとした精液が瞬く間に胃袋を占領し、過剰分が胃袋を更に押し広げた。

 

「ぉぉぉぉおおおおおお——————まだ まだでますよぉ

 

条件反射のように精液を飲み干していくアイズ。

常人では絶対に耐えられない量の精液を飲まされたアイズは、視界が明滅し脳細胞がぷちゅぷちゅと音をたてて死滅するのを感じながら、失神寸前の連続アクメに呑まれていた。

 

「っぷおぶごぎゅごぎゅ

 

入りきらなかった精液の一部が鼻と口から逆流してどぼどぼと溢れ続けているが、今のアイズにそれを止めるすべはなかった。

 

 

 

「ふぅ 気持ちよかったですよ。アイズさん

 

十数分後、ぐつぐつに煮込まれた精液を幾分か吐き出したことで落ち着いたレフィーヤは、動けないアイズの頭を押さえて肉棒を引き抜いた。

 

ずるるるるるる————ぬぽぉ

 

「はひゅっひゅっげぇぇぶ

 

アイズの口から出てきた肉棒はもうもうと湯気を上げ、ようやく楽になったアイズは必死に呼吸をしながらも精液臭いゲップを繰り返す。

しかし、ベルに飼い慣らされた彼女は、目の前の雄に媚びるように、無意識に腰を揺らしていた。

ベルの精液が詰まっていた子宮はクパクパと口を開き、ぽっかりと口を開けたアナルは白濁にてかった腸壁を見せつけている。

 

「はぁはぁもう、アイズさんっ

 

むっちりと張りのある臀部を左右に揺すり、一回りも二回りも大きくなった乳房を揺らすアイズは、ガニ股の状態で秘部をクパッと押し広げて、肉棒の根元へ熱いキスを注いでいる。

 

そんなアイズには、かつての憧憬として神聖視していた面影はない。

雄に使われ、媚びるしか能のない雌の誘いに、レフィーヤの肉棒が再びヤル気を取り戻し、新しい精子が作られていく。

ぎゅんぎゅんと新しい精液が作られるのを感じながら、レフィーヤは既にベルの精液が何リットルと注ぎ込まれた秘部に狙いを定めた。

先端が軽く触れただけでアイズは「ぉ んん」と声を漏らし、子宮が亀頭に吸い付く。

 

レフィーヤはそのまま彼女を押し倒すように体重をかけながら、肉厚の子宮を押し潰した。

 

「ふぎゅっおっほおおおおおおおおおおおおおお

 

何の抵抗もなく飲み込まれた肉棒は子宮口を押し開き、精液のプールへとダイブする。

子宮口をこじ開けられた衝撃にアイズが野太い叫び声を上げる中、レフィーヤはむっちりとした臀部をバネ代わりに、種付けプレスを決めた。

 

ドチュッドチュゴチュドスッ

 

「ふんっ ふんっこのっ ベルの子種こんなにため込んでるのに まだ欲しがるなんて謝れ! ベルに謝れ

 

レフィーヤが体重をかけるたびに、子宮口からは溜め込んでいた精液に、ぶびゅと溢れ出していく。

 

「おほ あひ ご ごめんなおひぃいいごめんなはいっべりゅ オ゛すごレフィーヤのたねじゅけ ぷれしゅ、すごいイイイイ

 

舌をだらんと溢しながら、涙と精液で顔をぐちゃぐちゃにするアイズ。

ふわっふわな膣で優しく締め付けてくる彼女に、反省の色なしと判断したレフィーヤは物欲しそうに開閉するアナルへと標的を変えた。

 

ずるるるるぅぅと引き抜かれる肉棒が子宮を置き去りに外気へと晒される。

ベルの精液なのか本気汁なのかもわからない白濁液に塗れた肉棒を、レフィーヤはアナルへと突き刺した。

 

「カッハはひゅお゛お゛ぉ゛ふがふか゛い゛ぃ゛ぃ゛

 

幾分か硬度の低いレフィーヤの肉棒はS字部分を容易くすり抜け、腸の形に添うように埋没していく。

隙間からゲル状の精液を溢れさせながら、アイズは性器と化した腸をキュゥと締め付けて、そこを占領する肉棒の形を感じ取っていた。

 

「ㇷ――――ッㇷ―――ッ

 

しかし、レフィーヤは浅い呼吸を繰り返しながら自身の肉棒の根元を指で押さえつけ、爆発寸前の精液を押し留めていた。

 

アイズさんのお尻気持ちよすぎ

精液吸い取られる

皆の精液でぐちゃぐちゃになったアナルに私の子種汁も取られちゃうぅ

 

この宴は夜通し開催されるが、昨日の夜には既にアイズはロキファミリアのホームにはいなかった。

男性陣はまたダンジョンだろうと勘違いしていたが、レフィーヤ達は知っていた。

今のアイズは復讐に走る人形姫なんかではない。ベルと肉棒を愛するザーメン中毒者なのだ。

おそらく昨日の段階から、ベルや暇な“ふたなり”たちにこの穴でご奉仕していたのだろう。

 

滑り取るように蠢くアナルを前にそれを理解したレフィーヤは、自身の浅はかな知略を恨みながらも、歯を食いしばって射精を堪えていた。

指の根元まで既に精液はパンパンに登ってきており、少しでも圧力を緩めればすべて出て行ってしまう。

元は排泄を促すヒダは、今ではブツブツと突起を作りながら肉棒を舐め回し、腸全体を使って強力なバキュームを仕掛けてきている。下手をすれば子宮よりも使い込まれたそこは、既に魔境の領域に達し、入ってきた雄を気持ちよくすることに特化していた。

 

ガクガクと足を震わせながら、なんとか肉棒を避難させようと老婆のような足並みで後退するレフィーヤ。

しかし、逃がすまいとアイズは臀部を押し付け、震えを利用して腰を前後させ始めた。

ほんの数センチにも満たない前後運動。それの効果は絶大で、レフィーヤは顔を振り上げ、歯を食いしばりながら悲鳴を上げる。

 

でりゅ子種アナルにとられりゅ

あぁ、でも出したい

アイズさんの極上アナルに精液全部びゅーって出したい

アナルでアイズさん孕ませたいのおおおお

 

覚悟を決めたレフィーヤは、抑え込んでいた指を放し、両手でがっちりとアイズの臀部を掴む。

それと同時にせき止めるものを失った精液が噴出し、尿道を駆け上る。

射精の瞬間とアナルの扱きに白目を向きながら気力を振り絞って足に力を込めたレフィーヤは、意味のない雄叫びを上げながら腰を振り乱した。

 

ドズッドッズぶびゅぶぶごびゅドッズぼびゅうぼっちゅぶっちゅ

 

「イヒイイイイイイイイイイイイイイイイ!?!?

 

「オオ!?!オオオオオオオオオ⁉ォオ——————ッ

 

アイズの焼ききれるような絶叫が響き渡り、乱交の場が一瞬の静寂を見せる。

全員の視線を一身に受けながら、レフィーヤは魂の底からアクメ声を上げ、絶叫した。

 

ぶりゅりゅぶびゅーーーーーーーーーーーーーーー

ズリュりゅりゅぅううどぶどぶどぶっぼじゅんっ

ぼりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ

 

腰を引けば引いた分だけの精液が補充され、突き出せばその分がところてんのように押し上げられる。まるで早送りでもしているようにアイズのお腹が膨れていき——許容量を超えた精液がアイズの口から逆流した。

 

「————————!?!?!?ぇぶぅっぷ——————————おッオロロロロロロロロロロロロロロ

 

吐き出す快感と注ぎ込まれる快感。

今日だけで、身体の中を精液で一直線に犯される感覚を二度も味わったアイズは、遂に思考を停止させ、延々と精液を吐き出す噴水となった。

 

 

 

 

そんなアイズの下品な噴水を、嫉妬と羨望の眼差しで見ていたのはとある酒場のウエイトレスだった。

 

「いいなぁ、私もベルさんにやってほしいなぁ

 

「       

 

艶やかな裸体を惜しげもなく晒し、着汗する乳房を外気に晒した少女——シルは、内の昂りを表すように自身の股座に生えた肉棒をビクッと震わせ、自身に組み伏せられている少女へと視線を戻した。

 

「ふふふ。ほら、リュー? もう少し頑張って

 

そう言って嗤うシル。

そんな彼女に組み伏せられていたのは、同じ酒場で働き、彼女の親友でもある妖精の少女だった。

元アストレア・ファミリアで現レベル4の冒険者。

現在は豊穣の女主人でウエイトレスとして働きながら、夜はベルに“使われている”疾風『リュー・リオン』は、ほぼ全裸でカーペットにうつぶせの状態で跪き、シルに両手を抑えつけられた状態で彼女の肉棒を咥え込んでいる。

ベルのナニに勝るとも劣らないシルの逸物を本気汁垂れ流しの秘部で易々と飲み込んだリュー。

 

無数のひだを絡めながら子宮でキスの雨を降らせる彼女の乳首には、ぷっくりと膨らんだ突起を覆い隠すように、或いはそこから滴り落ちる甘い雫を溢れさせないために濃い桃色のニプレスが張り付けられている。

そして、彼女の股にも当然、他の雌たちと同じように肉棒が備わっている————が、それは肉棒と言ってしまうにはあまりに粗末なものだった。

長さは頑張っても10㎝にも満たず、小指のように細いそれはまさに子供か赤ん坊のそれ。ともにぶら下がっている玉も、飴玉のように小さく、下手をすれば皺の中に埋もれてしまいそうなほどだった。

 

そんな情けない短小は、シルが軽く腰を振るたびにカーペットにこすりつけられ、ピッと水のような薄い精液を吐き出している。

 

「ッンンンッ

 

身体を震わせながらカーペットに熱い吐息と精液を溢すリューは必死に腰を浮かせようと藻掻く。

が、それに対しシルは駄々っ子を躾けるように一つ、腰を動かすだけだ。

 

ぐちぃごりごりごりぃ

 

「ォぉぁあああ

 

それだけでシルの逸物はリューの子宮を押し潰し、ないはずの前立腺を刺激されたリューは悲鳴に近い喘ぎ声を上げながら白目を向いて絶頂した。

 

自身の精液と愛液だけで下腹部をべたべたにする彼女に、流石のシルも失笑に近い笑いを漏らし、しなだれかかる様にして同僚の耳を舐め上げた。

 

もう。リュー? 14回目のおもらしよ? 私はまだ一回もイケてないんだけどなぁ

 

囁きかけるようにして耳元で甘い声音を発しながら、ゆっくりと体重をかけていく。

 

ぐりぐりと押し付けられる肉棒の切っ先によって、ぐずぐずに溶けた子宮口を容赦なく押し広げられたリューは背筋をバチバチと震わせ、真っ赤な顔で舌を突き出して叫ぶ。

 

「ぉっぉぉっも、もうひわへもうしわけありましぇんんんっっお、お願いですからそれだめえぇぇぇぇ

 

今日何度目かの必死の懇願に対して、シルは

 

「うん、分かった

 

ずりゅん

 

「ォぇ——?」

 

あっさりとそれに応じたのだった。

腹部を圧迫していた逸物がずるりと抜け落ち、広がりきった膣内に冷たい空気が流れ込む。

 

“まさか本当にやめてしまうなんて”

 

呆然と惚けるリューは、悲壮に満ちた表情で背後の少女を見上げる。

 

「な、なんで」

 

「ふふふ だってリューが言ったんじゃない 止めて、って

 

嗜虐心を酷くそそる表情のリューを見下ろしながら、シルは嗤いながら自身の肉棒に手を添えた。

溢れ続ける大量のカウパーと白く濁った愛液に塗れた肉棒は、シルの細い指が絡みつくとにちゅぅといやらしい音をたてる。

鋭敏になった肉棒に手を添えたシルは「おっ」と一瞬だけ低い声を漏らすと、意を決してもう一方の掌を鈴口に押し当てるようにして亀頭を包み込んだ。

 

「し、しる、なにを」

 

「だってリューったら一人だけ楽しんでるんだもの私だってイキたいのにだから」

 

シルはそこで言葉を切って手を大きくグラインドさせた。

 

「ィヒイ すごぉ これ、長くは持たないかもっ

 

それだけでせり上がってくる絶頂の波に太ももを擦り合わせ、前かがみになって悶えるシルは、しかし手を止めずに足を大きく開き、親友に見せつけるようにして人生初のオナニーを始めた。

 

「おっほぉおこれすごいずるいぃきもちよすぎっ

 

ぐちゅぐちゅとカウパーを泡立たせながら目を血走らせるシルは、目の前で何の役に立たない短小をゆらしながらハメ請いアピールをするリューに下卑た笑みを浮かべる。

 

「ほんとは私、リューの精液ほしかったのにそんな子供チンポは要らないのおぉだからぁ

 

そう言って両手を鈴口に持っていったシルは、その細い指で鈴口を撫でまわし、指を挿し込んだ。

 

「お゛っごれ、ぎぐぅ はぁっはぁっ だからリューは、ここにいれてぇ

 

自身の尿道を無理矢理こじ開けたシルはぐずぐずに蕩けた瞳で微笑んだ。

肉棒に比例するように、特濃精液が通る尿道は、小指程度なら飲み込めそうなほどに太く、彼女の意図を察したリューは泣き笑いのような表情で頷くと、小鹿のような足取りで目の前の女神へと近づいていった。

 

これをしてしまえば、自分は本当に墜ちてしまう。

 

そう頭の片隅で理解しながらも、濁流のように溢れ続ける本能に抗えるわけもなく、リューは腰を浮かせて、その穴に挿入した。

 

ぬりゅん

ぎゅぅぅぅぅぅっっっ

ぷぴゅ

 

「ぉほっ!? しゅ、しゅわりぇりゅしるにょおちんぽにわらひのこどもちんぽたべられひゃいまひたあぁ

 

筋肉の収縮と血管の脈動に呑み込まれ、リューの短小は根元まで飲み込まれる。

普通に挿入されただけではその存在すら気づかないような短小に、しかし鋭敏な尿道でその存在をしっかりと認識したシルは、これから起こることへの期待に我慢ができなかった。

 

「出る!!

 

「ぁ————?」

 

咄嗟にリューの腰を掴み、がっちりと固定するシル。

リューがそれに反応するよりも早く、巨大な脈動がリューの身体を貫いた。

 

どびゅん!

ぐびゅん

ぶびゅん

 

脈動一回一回がリューの何百回分の射精量に匹敵する射精が、シルの尿道を駆け上がり、リューのそれへ逆流する。

 

「%$‘*&“!$%!?>!?!?—————————

 

射精に合わせて限界まで収縮したシルの肉棒はリューのそれを決して放さず、逃げ道のなくなった大量の精液がリューの尿道を逆流したのだ。

どくどくと脈動する肉棒に合わせて飴玉サイズだった睾丸は瞬く間に膨張し、水風船のようにパンパンに張っていく。

痛みと快楽がごちゃ混ぜになった衝撃に、リューは必死に耐えようとシルへと抱き着いた。

 

背中に走る鋭い痛みに、シルは射精の快感に悶えながらも喜びに近い幸福感を感じていた。

ベルの次に気に入っていた少女。そんな彼女との交尾に、シルは誰よりも期待していたのだ。

しかし初めての宴。その時に見たリューの粗末なソレに、彼女の願いは無残にも砕かれた。大きな絶望と怒りを感じ、それをリューを攻め立てることで紛らわせる毎日。

しかし、だてに永劫を生きてはいない。

彼女は伝手を辿り、医神を脅し、アイテムメーカーを利用して今日この場に臨んでいた。

シルに飲ませたふたなり薬。それは他の者とは一線を画する。

 

今日ここで、私はリューを“孕ませる“

 

子宮はベルの物。卵巣に残る卵子一つ残らず。

なら、リューの精子は全て、ワタシのモノ

 

狂乱と至福の悦に酔ったシルは、本能のままに叫んでいた。

 

 リュー、孕んで私とリューの子供孕んでぇえ

 

その雄叫びと共に今日一番の精液がリューの睾丸に流れ込んだ。

どくん

睾丸がその機能を破壊され、毛先程度の精子が大量に流れ込んでくる巨大な精子に食い荒らされていく。

どくん

ほとんど痛みでしかないにも関わらず、現状に喜びを感じているリューは、確かにその音を聞いた。

どくん

 

 

ぷちゅっ

 

「あ

 

その音と共に、リューは失禁し気絶する。

後に残ったのは、人の頭サイズにまで膨張した睾丸を自重で潰しながら排水路のように精液を垂れ流す少女だけ。

 




描写や濃度は勘弁してください。
また本編でそれぞれのふたなり話も作ろうかなと思います。

シル&リューはシルの手コキとか玩具攻めなども考えましたが、最近読んだ作品に男の娘同士というのに惹かれてこうなりましたw


まだ登場していない人物たちは、本編のリヴェリア編が終わるのと同時位に出ると思います。
・・・・・・正月記念っていう文字消そうかなw


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アイズ編
始まりの蜜は甘美に


初めてのR18作品。お手柔らかに
最初の導入になりますので濡れ場は殆どありません。


薄暗いダンジョンの中。

普段ならモンスターの叫び声と冒険者の怒声、或いは戦闘音が響き渡るこの空間に、そこにはふさわしくない音が響いていた。

ダンジョンの正規ルートから大分奥まった場所にあるそこから漏れる音は、普通の冒険者なら聞き逃してしまうほど小さく、しかし確かな湿り気を帯びていた。

 

「じゅる…んぅ……じゅるぅ

 

「う、ぁぁ……凄いです。アイズさん」

 

小さな水晶によって照らされる白髪の少年の瞳は虚ろで、上気した頬は赤く染まり、口から零れる吐息は甘い臭いを滴らせていた。

そんな少年、ベル・クラネルの股に顔を沈める金髪の少女もまた、虚ろな瞳を濡らしながら、目の前のモノを一心不乱に舐め回していた。

 

自身のモノに夢中の少女を見つめながら、ベルは定まらない思考の中でこうなった原因(きっかけ)を思い出していた。

 

 

 

 

きっかけは数時間前、ダンジョン入り口で憧れの存在であるアイズ・ヴァレンシュタインと出会った事だった。

ジャガーノートとの一件以降、ようやく回復した身体を動かすため一人でダンジョンに向かっていたベルは憧憬との出会いに心を弾ませながら声をかけた。

 

「あ、アイズさん!!」

 

「・・・ベル、大丈夫だった? ソロで深層まで潜ったって聞いたから」

 

「えっと、はい。なんとか」

 

疾風は死んだことになっているため、ベルがソロで深層まで行ったと聞いたらしいアイズに、本当のことを言えないベルは頭を掻きながら頷いて返した。

話題を変えるため、ベルは多少無理矢理に話を変える。

 

「えっと、アイズさんも一人でダンジョンですか?」

 

「うん・・・・あ、えっと、ベルも一緒に来る?」

 

「え?!」

 

突然の誘い。

アイズからのまさかの誘いにベルの心臓が大きく跳ねる。

 

「い、行きます!! 連れて行ってください」

 

ほぼ即答気味に頷くベルは、こうしてアイズと共に深層一歩手前まで潜ることになった。

 

共にスピード特化型という事もあり、18階層で軽く休む以外特に障害もなく、二人は30層手前まで順調に進んでいった。

 

「は、早く進みましょうか」

 

嫌な思い出のある階層だったせいか、ベルは先行していたアイズの前に立ち、足早に進んでいく。

 

「ベル、急ぎすぎは————」

 

そんなベルを心配したアイズが、全てを言い切る前に———————

 

「ふべっ」

 

ベルがこけた。

 

警戒を怠ったベルは、足元の突起した石に気がつかず、流れるように地面に顔面を強打した。

ゴンッ と生々しい音にアイズは思わず背筋を振る。

 

「だ、大丈夫でふ」

 

幸いにもベルはレベル5。こんなことで怪我をするはずもなく、赤くなった鼻を抑えながら立ち上がろうとして、壁の水晶を掴んだ。

 

ボロッ と掴んだ水晶が崩れ、周りの外壁も合わせて崩れ落ちる。

 

目の前の光景に目を見開く二人だったが、ベルには心当たりがあった。

18階層から帰る最中、タケミカズチファミリアの面々と共にいた時にも似たようなことがあったからだ。

 

「アイズさん、ここに心当たりはありますか?」

 

「ううん。多分、未開拓領域だと思う」

 

目の前に現れた未知の空間に、一瞬躊躇いを見せるアイズだったが、心の片隅に沸いた好奇心と「気になる相手にいいところを見せたい」という思いと結束し、アイズの脚を一歩前へと押し出した。

 

「行こう。ベルは私の後ろに」

 

それが二人の仲を決定的に変えてしまうとも知らず・・・。

 

 

 

薄暗い通路は僅かに下り坂になっているようで、進むにつれ空気が滞り始める。

明らかに罠の可能性が高いにもかかわらず、二人は無言で奥へと進んで、いや。

 

奥へと誘導されていった。

 

鼻腔をくすぐる甘い香り。次第に濃くなるその匂いに、二人は思考を鈍らされ、ただただ匂いの元へと進んでいく

 

辿り着いた先は小さな広場になっており、楕円形になった空間の中心に腰の背丈ほどの小さな木が生えていて、その木には小さなサクランボのような実が一粒なっているだけだった。

部屋中に充満する甘い臭いはどうやらその実のモノらしく、二人の思考をずぶずぶと奪っていく。

 

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ」

 

「べ、べる?」

 

荒い息を上げながら木へと近づいていくベル。

アイズの声すら耳に入らないベルは、まるで操り人形のように身体を引っ張られ、その若木へと手を伸ばす。

 

「べるまって、だめ」

 

僅かに残った理性でベルを呼び止めるアイズだったが、すでに遅い。

 

ベルは膝から崩れ落ちながらも、その実へと手を伸ばし・・・・・・口に含んだ。

小さな咀嚼音が響き、ベルの喉が上下した途端、ベルは咳き込み始めた。

 

明らかな異常に、アイズはふらつく身体でベルを抱きかかえようとする。

 

が、

 

「んぇっ?」

 

ベルの身体に触れた瞬間、全身を甘い痺れが突き抜けた。

身体の芯がびりびりと痺れ、耐えられなくなったアイズはベルと同じく膝から崩れ落ち、ベルの膝へと前のめりに倒れる。

 

味わったことのない感覚に腰ががくがくと震えるなか、真っ白になった頭が認識できたのは、酷く淀んだ瞳をしたベルの嗤い顔だけだった。

 

 

 

甘い甘い甘い甘いあまい・・・・・・・・・

 

まるで脳を浸していくような感覚にベルは思わず口元を押さえる。

 

ぐちゃぐちゃに溶けていく思考の中、僅かばかりの感情が早く治せと叫ぶ。

震える指先でエリクサーを取り出すが、今度は理性がそれは危険だと囁きかける。

 

「あ、あぁぁぁぁあ。—————んく」

 

一瞬の拮抗、勝ったのは感情。エリクサーを飲む瞬間、感情が嗤った気がした。

 

「ぁ————————————」

 

その時、自分の中でナニカが創り替わっていくのを感じたベルだったが、もうどうすることもできなかった。

 

 

 

ずれた焦点が戻っていくと、鈍った思考もゆっくりと帰ってくる。どこか熱の溜まった頭を振り、目の前を見ると、そこにはアイズが顔を赤く染め上げて倒れていた。

 

「アイズさん? 大丈夫ですか」

 

自身の膝に頭をのせ、お尻を高々と上げた状態で突っ伏すアイズの肩を揺すろうと肩に触れた瞬間。

 

「ひゃ だめぇ

 

「!?」

 

彼女はひどく甘い声でベルを拒絶した。しかし、顔は一切嫌がっておらず、蕩けた瞳を潤ませ、口の端からは涎が垂れていた。

 

目の前の少女の甘美な表情に、思わず生唾を飲み込むベル。

内から吹き上がる謎の欲求にベルは己を抑え込もうとするが、その紙板のような歯止めを目の前の少女は粉々に砕いた。

 

「……すん。ふふ、いいにおいがする♥♥

 

自身の股間に顔を近づけ、より一層甘い声で無意識につぶやく少女に、ベルは自身の中に残った弱々しい理性が消し飛ぶのを幻視した。

 

「ふぅッふぅッ…アイズさん、もっと嗅ぎたいですか?」

 

「…えぁ?」

 

目の前の少女を自分色で染めたい。目の前の少女を、女を、雌を——————

 

ベルは荒い呼吸を沈めながら、アイズの頭をぐっと自身の股間によせる。

そんなベルの瞳は劣情に染まっており、漏れる吐息は先ほどの果物と同じ匂いがしていた。

 

ベルの突然の行動に呆けるアイズだったが、自身の鼻っ面に押し付けられた硬いナニかに直ぐに意識を持っていかれた。

革製のズボンをはち切らんばかりに押し上げ、ズボン越しにも伝わる熱量にアイズは思わず感嘆の吐息を吐く。そして何よりも、自身の嗅覚を占領するその雄臭い臭いに脳が焼けただれそうになっていた。

 

「すーーはぁーー♥♥♥

 

肺の機能を目一杯使い雄臭さを堪能するアイズの顔は100人中100人が娼婦だと答えるほどに蕩け切っていた。

アイズは無意識に腰を左右に振りながら、目の前の臭いを吸い続ける。

 

これは雄の臭いだ。強者の臭いだ。お前が屈服するべきオスの臭いだ。オスを覚えろ。番を覚えろ。番を喜ばせろ。

 

むき出しになった本能がそう囁き、微かな思考を排除していく。

彼女の保護者であり親代わりでもあるロキとリヴェリアによって、最低限しか性の知識を教わっていない彼女は、しかし本能でどうすればいいのかを学習していく。

 

鼻で匂いを嗅ぐだけだった彼女は、わずか一分後には口をだらしなく開け、全身から雄の臭いを取り込んでいた。

 

「気にいったみたいですね。今度は直接嗅いでみたくありませんか?」

 

「はぁ、はぁ、はぁ………うん♥♥

 

そんな自らの雄の提案(ゆうわく)に、彼女はだらしなく頬を緩めながら頷いた。

 

 

 



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兎に喰われるは人形であったもの(過去形)

注意。いまだ本番無し
このままではアイズがひどいフェチに目覚めてしまう


ベルは蕩け切ったアイズの両肩を支えながら一度起き上がらせると、立ち上がってから自身のズボンに手をかけた。

 

「べる 私がやる♥♥

 

「・・・じゃあ、お願いします」

 

雌からの提案にベルは腰に掛けていた手を退け、アイズへと一歩近寄る。

 

座り込んでいるアイズの、丁度眼前へときた膨らみに、アイズはまた夢中になって匂いを嗅ごうとしてしまうが、寸でのところで顔を止め、震える両手をベルのズボンへとかけ、

 

一気に下ろした。

 

ズボンを押し上げていたソレは大きくしなり、アイズの顔面へと直撃した。

 

「あっぁぁぁ♥♥♥♥

 

自身の顔をべちんと叩いたソレはベルのかわいい外見からは想像もできない程グロく、立派であった。

 

昔読んだ本にペニスと書かれていたソレは赤黒く、長さは20センチを優に超えていた。

カリはまるで釣り針についた返しの様に鋭く、竿の一番太いところは片手では覆いきれないだろう。

太く浮き上がった血管はまるでイボの様に全体に散りばめられ、これを見た雌は否応なく敗北させられることは必定であった。

 

まるでミノタウロスのモノを彷彿とさせるベルの逸物に、アイズは息をするのを忘れ見入っている。

 

目尻から涙を流し、口を開け、舌を伸ばしたアイズの表情に、ベルの逸物はビクリと反応し先端からカウパーを溢れさせる。

その溢れたカウパーは凸凹した竿を伝い、彼女の柔らかい唇へと伝っていく。

たらたらと流れ出るカウパーはやがて限界を迎え、アイズの唇から長く垂れた舌へと垂れた。

 

「ッッ!?!?!?♥♥♥♥♥♥♥

 

ブシュゥッ!

 

アイズはその味を確かめると同時、絶頂を迎えた。

ベルにふれた時以上の雷がお腹の奥から全身を貫き、秘部から潮を吹く。腰はがくがくと震え限界まで突き出した舌が空気を求めて彷徨う。

レベル6の味覚と嗅覚は、初心な彼女の身体を絶頂させるには十分すぎたのだ。

 

アイズは倒れ込む体を支えるためにベルへとしがみつくが、それによって余計逸物が彼女の鼻へと押し付けられ、継続して絶頂を迎えてしまう。

止むことのない絶頂に脳がパニックを起こしたアイズはベルへと助けを求めようと顔を上げるが、そんな彼女が見たのは言いようのない興奮に顔を歪めたベルの顔だった。

 

あぁ、私、ベルを喜ばせてる

 

アイズの脳を歓喜が埋め尽くし、全身を幸福感が支配する。

雄へと奉仕する喜びを覚えてしまったアイズは、荒い息を吐きながら、目の前の逸物を凝視する。

 

ビクビクと痙攣し、パンパンに張りきった逸物。先端からは未だカウパーが溢れており、雄臭さが秒ごとに増していく。

 

苦しそう。楽にしてあげたい。ベルを喜ばせたい。

 

本能がそう叫び、内から湧き出る衝動に掻き立てられたアイズは、目の前の逸物へと舌を這わせた。

 

「うぐぅ! あ、アイズさんッ」

 

♥♥ベル気持ちよくなって?

 

突然竿を襲った熱に、ベルは腰を引いてしまう。

しかし、アイズは逃がすまいと腰に抱き着き、彼を押し倒す形で逃げ道を塞ぐ。

 

アイズは舌から伝わる火傷せんばかりの熱と、舌を痺れさせるオスの味に夢中になって舌を這わせる。

ベルも自身の逸物を襲う未知の快感に歯を食いしばって耐えた。

 

「じゅる…んぅ……じゅるぅ

 

「う、ぁぁ……凄いです。アイズさん」

 

次第に自身の唾液で濡れそぼっていく逸物に、どこか優越感を見出したアイズはより丹念に舐め上げていく。

本能に侵されるまま、ベルの反応を見ながら続けられる淫行は、次第にベルを喜ばせるものへと特化していく。

時には舌の腹で舐め上げ、時に吸い付き、そうして根元から上へ上へと舐めていくと、一層雄臭さを増した場所へとたどり着いた。

 

「ふぅっ ふぅっ

 

脳をガンガン鳴らす臭いに、気絶しそうになりながらアイズは意を決して舌を這わせる。

その瞬間、

 

「ッだめ、出る!!」

 

「ぁ…ッ―――――――♥♥♥♥

 

亀頭裏に舌を這わせた瞬間。我慢の限界を迎えたベルは咄嗟にアイズの頭を掴み手前にグッと引き寄せる。

 

ゴチュゥゥッ

 

丁度逸物の目の前で口を開けていたアイズは、そのことに全く反応できず、成すがまま、何の前準備もなしにその大きすぎる逸物を口の中へと放り込まれる。

一撃で喉奥まで貫き、なおもはみ出す逸物。

顎を限界まで押し広げる逸物から、ダイレクトに伝わる臭い(あじ)に今日何度目かの絶頂を迎えたアイズだったが、口の中で一回り大きくなった逸物に、目を見開く。

そして、

 

ゴビュルルルルルルルルルルル!!!!!! ゴブゥゴブゥゴブゥッ!!

 

「ッ————ッ—ッッ——ッ———ッッ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥

 

ブシャァァ!!!! ブシュッブシュゥゥゥ!!!

 

ベルの人間離れした逸物から繰り出される、これまた人間離れした射精にアイズは白目を剥き意識を焼かれる。

ヘドロのような粘液と、先ほどまで味わっていたモノの数十倍の臭いに、アイズは彼に寄り添ったまま身体を大きく弓なりに逸らせ、秘部から大量の潮を吹き出す。

胃袋を瞬く間に制圧し、なおも注がれる液体は彼女の食道を一瞬で埋め尽くす。

 

「ッゴブゥ♥♥ ゴヒュ ブフゥ♥♥♥

 

入りきらなくなった液体が彼女の小さな頬を大きく膨らませ、唇の隙間と鼻から吹き零れた。

零れた液体は彼女の顎を伝り、鋼色の鎧を黄色く染め上げる。

 

気絶した瞬間に叩き起こされる快楽地獄を前に、アイズはただただ気絶しては起こされを繰り返すだけだった。

 

 

 

 

 

およそ一分弱も続いた射精の快感からようやく復帰したベルは、精液を吐き出したことで多少取り戻した理性をもって目の前の惨劇を目撃する。

 

「ふぅ、ふぅ————って、アイズさん!? ご、ごめんなさい!!!! 大丈夫ですか!?!?」

 

「んべぇぁ……カヒュッ……カヒュッ

 

慌ててアイズの口から逸物を抜くと、口の中に残っていた精液が溢れ出し、失神したアイズはそのままどさりと床に倒れた。

その表情は恍惚という言葉では言い表せない程のアクメ顔で、瞳には♥マークが浮かんでいた。

 

 

 



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人形は姫へと昇華し、兎は主へと成り上がる

咄嗟に思い付いたシチュがあったので今回は本番を見送り

代わりにスケベに目覚めたアイズさんをご堪能下さい


ベルはあの後精液に濡れたアイズを介抱し自身の息子の後始末をした。

彼女の汚れた鎧を外し、ダンジョンを流れる川で超特急で洗って乾かしたり、自身の息子を拭き上げたりなどしている間に随分と時間がたってしまったようだ。

遠くから冒険者たちの足音が上へと向かっていることからも、もう夜か、下手をすれば日付をまたいでしまったのかもしれない。

 

部屋の中央にあったはずの木はいつの間にかなくなっており、充満していた甘い香りも消えていた。

只部屋に残るのは、ベルの出した精液の青臭さだけだ。

 

そんな自分の出したものの臭いに眉を顰めながらも、ベルは自身のした事の重大さに頭を抱えていた。

 

「どうしようどうしようどうしようどうしよう嫌われる嫌われる嫌われる切られる切られる切られるごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

壁に頭を打ちつけながら呪詛の様に懺悔を呟いていると件の少女であるアイズの瞼がピクリと動いた。

 

「ん……べる?」

 

「ひぃ!? ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」

 

アイズに呼ばれた瞬間。ベルは華麗なターンからのジャンピング土下座を繰り出していた。

 

そんなベルをアイズは見つめること数秒。普段の無表情のまま首を横に振った。

 

「ううん。謝らないで。注意を怠った私のミスだから……それに」

 

そこで言葉を切ったアイズは体を起こし未だ平伏するベルの元まで四つん這いで向かうと彼の頬に手を添え、

 

「気持ちよかった♥♥ ねぇ、今日はもう帰らないとだめだから、また今度、して?♥♥

 

優しく、妖美に頬を緩め笑った。その瞳には先ほどと同じように♥マークが浮かび、ベルの頬を撫でる指はまるで愛しいものを触るように慈愛に満ちていた。

 

ここで、普段のベルならばそれでもと食い下がったが、彼女のその態度と昔夢描いていた光景とが重なり、ぎごちなくではあるものの首を縦に振るのだった。

・・・・・・まぁ、アイズの両腕の間に見える胸元に注意を削がれたわけではない、はずだ。

 

 

 

ベルはアイズからの熱い視線に終始ドギマギしながらも装備をつけ直す。

 

「あ、アイズさん。行きましょうか」

 

「うん 大丈夫。ベルは私が絶対守るから

 

そう言ってレイピアを抜き放つアイズを前に、ベルは昔祖父が言っていた「愛が重い女」という言葉が頭をよぎる。

今も尚自身の胸に身体を寄せるアイズはまさに、愛が重い女なわけではあるが、未だ童貞なベル。それを知る手段はない。

 

ベルは主にアイズが張り切ったせいもあって、一度もナイフを抜く事も無く地上へとたどり着く。

外は既に夜中であったらしく、人通りの全くない大通りを魔石灯が薄暗く照らしていた。

 

「えっと、それじゃあアイズさん。お疲れさまでした」

 

「…………むぅ」

 

アイズの向かうべきロキファミリアと、ベルのホームは逆方向なのでここで別れるのは当然とばかりにベルが挨拶すると、アイズは誰が見ても分かるほど不服気な顔をしていた。

珍しく頬を膨らまし、私不満ですと訴えている。

 

「? アイズさん?」

 

そんなアイズの様子に、しかし何を訴えているのかわからないベルは首をかしげるばかり。

暫く二人して見つめ合っていると、アイズは突然ベルとの距離を詰め彼の唇へ吸い付いた。

彼女の知っている数少ない性知識の一つだ。

 

突然のことに動けないでいるベルはアイズにされるがまま口づけを受け続ける。

 

マシュマロのような柔らかい唇がふにゅりと形を歪め、ベルの唇を覆いつくした。

風に揺れたアイズの髪がベルの鼻腔を刺激し、太陽のような温かい臭いが彼の鼻を刺す。

 

「んふぅ……んっんん

 

数秒ほど口づけをして話した彼女の頬は既に赤く上気しており、一呼吸おいて吸い込まれるようにしてもう一度ベルの唇へ。

そうこうしているとアイズの本能が刺激され、より彼を味わおうと唇をあまがみしたり吸い付いたりし始める。

 

ふにふにと形を変える唇は、やがてそれだけでは我慢できなくなって飛び出してきた舌によって押し広げられ、ベルの唇を覆うように吸い付き始める。

 

ふにゅふに、つんつん。

 

「ッ~~~~~~! んはむ」

 

アイズのついばむ様な催促に、興奮を抑えきれなくなったベルは舌を突き出された瞬間に口を開き、アイズの舌へかぶりつく。

 

「んひゃぅ♥♥ あぅ ぁぁぁぁ♥♥♥♥♥

 

がくつき始めた彼女の腰を自身の腰に押さえつけ、アイズの舌を吸い尽くす。

唇で挟んだ舌を引っ張り出し吸い込むと、アイズの唇が自身の唇を覆うようにひっついた。

アイズの舌から垂れる唾液は砂糖が混じっているのではと思うほど甘く、ベルは夢中になって吸い続ける。

彼女の舌が千切れるのではというほど吸ってみれば、彼女は腰をがくがくと震わせ、秘部からプシュプシュと愛液を漏らす。

逆に敢えて隙間を作りじゅるる、と音を立てて吸ってみれば彼女は隙間を覆いつくすように覆いかぶさり、余所者はいらないとばかりに自身の吐息をベルへと送り込む。

 

 

二人の唇の隙間から漏れる吐息は可視化できるほど熱く、たまに零れる唾液は月明かりを反射しながらアイズの胸元へと垂れていった。

いつ誰が来るかわからない場所で、ベルはアイズの舌を吸い続け、アイズはされるがままに腰を震わせ続ける。

そんなことを数分ほど続けていると、漸く少し余裕の出てきたアイズは、自身の秘部に硬いものが押し当てられていることに気づく。

 

 ベルのだ♥♥♥♥

 

アイズは震える腰を動かし秘部をベルのいきり立つ逸物の先端部分へ押し当てた。

 

「ッ~~~~~~~♥♥

 

途端突き抜ける快楽にアイズはプシュ、とベルのズボン越しに逸物へと愛液を振りかける。

すると逸物はビクビクと震え、先端からは白く濁ったカウパーがにじみ出てきた。

 

♥♥♥

 

ベルも興奮している。彼に意識されている。

 

その事実がアイズの本能を更に活性化させ、秘部を何度もベルの逸物へ押し付ける。

 

 

「んぶ、ぷはぁ。あふぅ。あ、いず、さんっ」

 

「んふぅ はぁ はぁ ベルぅ。べるぅ♥♥♥

 

互いのおでこをあわせ、至近距離で吐息を交換しながら、二人は腰をこすり合わせる。

乾かしたはずのズボンは愛液とカウパーにまみれ、秘部がこすれるたびにぐちゅぐちゅといやらしい音を立てながら泡立つ。

どんどん大きくなる腰の動きに、二人は直ぐに限界を迎える。

 

「アイズさんっ、でる、でますッ」

 

「うん 私も、くる くるぅ♥♥

 

グチュゥゥ

 

アイズが上から、ベルが下から突き上げるように互いの性器をこすり合わせた瞬間、溜まりに溜まったマグマのような一撃がベルの逸物から放たれた。

 

ぶびゅぅううううう!! びゅぶ! びゅるるるるるぅぅ!!!

 

ブシュッ! ブシュウウウウッ!!

 

「ひぐぅぅぅぅ!!♥♥♥♥♥♥♥

 

二人は歯を食いしばり、腰をがくがくと振り乱しながら、互いに強く抱き着いた。

アイズの愛液がベルのズボンを濡らし、ベルの精液がズボンを突き抜けアイズのおなかへ直撃する。

 

アイズの子宮は愛しい雄の子種を肉壁越しに浴び、歓喜と切なさにキュンキュンと身を震わす。

そのまま五分ほどが経過した後、漸くベルの射精は落ち着き、どちらともなく崩れ落ちた二人は、精液と愛液の水溜まりで本能のままに互いの唇へと吸い付いた。

 

 

 

 

「えっと、ごめんね。私のでべたべたにして」

 

「い、いえ。こちらこそ服を汚してしまって」

 

10分ほどして理性が戻ってきた二人は互いに離れ、謝り合うもアイズは首を振って自らの腹部にこべりついた大量の精液を救いとる。

 

「ううん。幸せだよ でもお腹がすごく疼くの♥♥これのせいかな? んっ……甘くておいしい♥♥

 

「ッ~~~~!!! あ、アイズさん! あの、明日!」

 

 いいよ♥♥

 

雄からの誘いにアイズは精液を舐りながら二つ返事でOKを出す。

自らの雄の誘いより優先すべきことなどないと本能が判断したのだ。

 

ベルとしては今すぐにでも襲い掛かりたかったがアイズの事を考え————というか自身がやり始めたら止まらないだろうと判断し————明日の用事を聞こうとしたベルだったが、アイズの即答に顔を歓喜に染め上げた。

 

「! ほんとですか!? なら、明日いつものあの場所で……」

 

「うん 待ってる♥♥

 

そうして蜜談を交わした二人は、軽く後始末をつけそれぞれのホームへと帰っていった。




次回少し過剰な表現(主の趣味)が含まれます。

ノーマルがお好きな方は注意してください。
アブノーマルな物でもOKという方は楽しんでいってください。


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兎と人形姫の初夜(明け方)

いよいよ本番……といったな、アレはウソダ。
思った以上に長くなりましたので前後半に分けました。
次回とその次で一応アイズ編は終了の予定です。


後、何気に見てみたら日間ランキングに乗ってました。
皆スケベなんだね、ありがとう!


空には真っ青な月と散りばめられた星が輝くのみで、地上は静寂に包まれていた。

酒場も冒険者も寝静まり、文明の光が消えた頃、寝静まったホームを背にベルは焦る心を抑えながら目的の場所へと向かっていた。

 

普段よりも1時間以上早く目覚めたベルは、ズクズクと疼く股間を抑えられず、足早にオラリオの外壁の上へと向かう。

やっとの思いで目的の場所にたどり着くと、そこには既にアイズが座って待っていた。

月明かりに照らされた彼女は、恐らくロキが買い与えたであろう淡い空色のワンピースを着ている。

薄手の生地は彼女の白い肌を透かし、月明かりと相まって妖精のような印象をベルに与えていた。

そんなアイズの頬は赤く上気しており、小さな胸を上気させ荒い呼吸を繰り返している。

 

神聖でありながら、妖美な雰囲気を放つアイズの様子に思わず生唾を飲み込むベル。

静かな空間にゴクリ、と鈍い音が響いた。

 

「あ ベル!♥♥

 

その音にアイズが気づかないわけがなく、得物を見つけた蛇のような、或いは主人を見つけた忠犬のように反応しベルへと跳び付いた。

しなだれかかるようにして抱き着くアイズは肺一杯にベルの匂いを吸い込み、瞳を蕩けさせる。

ベルの全身から漏れ出る甘い香りの虜になっているアイズは、少しでも多く吸い込もうと身体を押しつけ、ベルとの接し面を増やそうとする。

アイズが寄り添えば寄り添うほど、薄い布越しに感じる彼女の双丘がむにゅむにゅと変形し、ベルの理性を奪っていく。

 

「ベル ? ふふベルのここ、もうおっきい♥♥♥

 

アイズは自身のお腹を押し上げる存在に、歓喜の吐息を吐く。

ベルの逸物は既にズボンを押し上げ、先端をカウパーで濡らしていた。

 

アイズの反応に暴発しそうになるのを必死にこらえたベルは、彼女を連れ城壁下の建物へと入っていく。

ここは昔門番の人に教えてもらった場所で、周りに人は住んでおらず、ちょっとやそっと騒いだくらいじゃバレないところらしい。

昔は孤児やお尋ね者が蔓延っていたが、ガネーシャファミリアなどのおかげでそう言った人は皆無だ。

 

「アイズさんっ」

 

「んぅ!♥♥♥

 

ベルは廃墟の一番奥、古びたベッドのある部屋まで辿り着くとアイズの両肩を抑え込み、彼女の唇へ襲い掛かった。

 

「んっ はぇれぅ♥♥んちゅる

 

昨夜と違い、ベルは自らの舌を流し込み、彼女の舌に絡める。そんな彼の行動に、アイズは絶頂に身を震わせ彼の背中に手をまわした。

互いの舌を絡め、何度もこすり合わせる。

互いの境界線をなくし一つになろうとする本能の働きに、二人は身を任せた。

 

アイズは舌を伝って流し込まれる甘い蜜に、腰砕けになりながらも自らの舌を絡ませ貪るように飲み込み続ける。

細い喉を何度も上下させ、彼の体液を飲み干すアイズはどんどんその表情を蕩けさせ、本能剥き出しの雌の顔へと堕ちていく。

 

5分か10分か、あるいはそれ以上の時間舌を交わらせた二人は、息も絶え絶えにようやく舌を離した。

 

「んぷはぅ♥♥ あぁ、べるべる

 

もっとベルに近づきたい。もっとベルと一つになりたい。

 

だらしなく舌を垂らし、顔を真っ赤に染めたアイズはほぼ衝動的に震える手でベルの右手を掴み、自らの胸へと押し当てた。

 

「ッッ! アイズさんのおっぱい。すごく柔らかいです!」

 

ベルは右手から伝わる柔らかさに感動し、全力で味わおうともう一方の手も押し付ける。

アイズの双丘は同年代の少女と比べて少し控えめではあったものの、その大きさはベルの手の平から溢れ、彼が揉めばその手を押し返す弾力を持っていた。

 

「うっぁ すごぃ♥♥

 

ベルによって玩具の様に扱われる乳房から伝わる快楽は、アイズの脳でスパークを生み出し、視界をバチバチと照らす。

しかし、

 

もっと もっと感じたい♥♥ 

 

高ぶった本能はそれだけでは満足できず、より直接的な触れ合いを求める。

 

「べ、べる 直接、さわ、んぅう♥♥ てぇ?

 

「ッ・・・ほんとに、いいんですね」

 

もうこれ以上は止まれない。

言外にそう言った意味を込めたベルの言葉に、アイズは待ちきれないとばかりに何度も頷く。

 

ベルは興奮と緊張から流れた汗を拭い、アイズのワンピースのボタンに手をかける。

一番上から一つづつ。

 

ぷつり

 

ぷつり

 

ぷつり

 

ボタンを一つ外すたび、二人の興奮のレベルが一つ上がっていく。

そして、最後のボタンを外すと、支えを失ったワンピースがするりと肩を滑り、床へと落ちた。

そうして露わになるのは、誰もが一度は想像したことがある、アイズの下着姿だ。

 

彼女の下着は白地に小さなフリルのついたシンプルなものであったが、ショーツは彼女の秘部から溢れた愛液でべたべたに濡れており、薄らとだが内側の肌色が透けて見えていた。

ブラジャーに関しても、ベルに揉みしだかれたせいか少し形が歪み、先端が僅かに突起していた。

そんなアイズの下着姿に、ベルは無言のまま逸物をはち切れんばかりに膨張させ、びくびくと震わせていた。

 

この雌を自分のものにしたい。自分だけのモノにしたい。

 

そんな欲求が吹き荒れているベルを前に、アイズは羞恥心を感じながらも、抑えきれない興奮に酔っていた。

 

見せちゃった 私のほとんど見せちゃった

でも、もっと見て もっと私を見て 私の全てを♥♥

 

ドクドクと高鳴る心臓を抑えながら、アイズは身体を少しだけ前に倒す。

それは昨日、四つん這いの自分に注がれた視線からのポーズだった。

自然と自分の胸元に吸い寄せられる視線を感じながら、アイズは細いガラスのような指先でブラジャーを引っ張り、ベルの耳元で囁いた。

 

♥♥♥♥♥♥ 見て 触って ベルの好きなように 虐めて♥♥

 

耳元で囁かれる、悪魔のような蜜の言葉。ブラジャーの隙間から見える桜色の色素に、ベルは頭の中でナニカがはじけた。

 

ベルは反射的にブラジャーの中央に指を引っかけ、引き抜く。

ボタンで留められたブラジャーは成すすべなく千切れ床に舞い落ちた。

そうしてベルの目の前に露わになったのは、張りのある肌の中心に咲く、ぷっくりと熟れた乳首だった。

美しい桜色をした乳首は、張りのある双丘の頂点でピンと張りつめ、風に当たるたびにピクピクと反応している。

そんな敏感になった乳首に、ベルは容赦なくむしゃぶりついた。

 

「ッはむ! んじゅるる!!」

 

「んひっ イくぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥

 

左の胸に吸い付き、右の胸には自らの指を向かわせる。

試しに吸ってみればアイズは難なく絶頂し、夜空を見上げ白い喉をさらしながら喘ぎ声を空へと響かせた。

ベルはアイズが絶頂したことにも気づかず、舌で乳首を転がし、吸い上げ、甘噛みをする。右手も休むことなく乳房を揉みしだき、乳首を擦り、捻り上げる。

初心の少女にはきつ過ぎるであろう攻めの連続だが、しかしアイズにとって彼から与えられるすべては快楽であり、求められているという証なのだ。

だからアイズは秘部から潮を吹き、喉を振るわせてアクメを繰り返す。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛♥♥♥♥♥♥♥

 

未だ本番を迎えるどころか、彼の肉棒すら舐めていない。

自分だけが気持ちよくなっているという事実が、辛うじて彼女の意識を繋ぎ止めていた。

 

しばらく乳首を舐め回していたベルだったが、彼女が数十回目のアクメを迎えたところでようやく満足し、乳首を解放した。

アイズの左乳首周辺は真っ赤に染まっており、乳首の大きさが左右で違うとわかるほど肥大化していた。

 

完全に腰砕けになっていたアイズはベルという支えを失い、糸の切れた人形のように床に崩れてしまう。

そんなアイズをベルは両手に抱きかかえ、ベッドへ運ぶと仰向きに寝かせる。

 

「あ゛、あ゛ぁ゛……♥♥ べゆ べゆぅ

 

うわ言のように自分の名前を呼ぶアイズに、ベルは汗に濡れた自身の衣類を脱ぎ捨てるとベッドへ上がり、アイズの足元に座った。

途端露わになる鍛え抜かれた傷だらけの身体と、ベルの巨根。限界まで膨れ上がった肉棒は自身のカウパーにまみれ、あまりの熱気に湯気を出している。

部屋に立ち込めるオスの匂いと甘い蜜の香りに、アイズの秘部はぷしゅ、と愛液を吹き出す。

 

「アイズさん。脱がしますね」

 

 ぁう♥♥

 

碌な返事もできないアイズ。だがオスの命令に、身体は脱がしやすいように足をM字に開いていく。

ベルはショーツの紐に手をかけるとゆっくりと下ろす。

 

ショーツはぐちゅぐちゅと音を立てながら皮膚からゆっくりと離れていく。

愛液を過剰に吸い、べっとりしたショーツは糸を引き、アイズとの間に銀色の橋を何本もかける。

そうしてずぶ濡れのショーツを退けると、アイズの秘部が露わになった。

 

アイズの秘部に淫毛は生えておらず、ぷっくりと膨らんだ丘を裂くように線が一本。そしてその直上に、一際大きく自己主張をする栗が一つ。

愛液で光り輝く秘部は、内側からこぷこぷと白い愛液を吐き出していて、明らかに平均より大きい栗は小指の第一関節ほどはあり、真っ赤に充血して己が存在を主張していた。

 

窮屈な場所から解放された栗はビクビクと反応し、ベルの嗜虐心をくすぐる。

ベルは己が欲求のままに、まずは優しく、栗に息を吹きかけた。

 

「ッッッいっぎゅうぅぅぅぅぅぅうぅ!?!?!?!?」

 

ブシャアアアアアア♥♥♥♥

 

性知識も碌に持っていない少女が自慰行為など知るはずもなく、自身の特大の弱点に訪れた快感は津波の様に彼女を襲う。

背中をのけぞらせ歯を食いしばり、涙ながらにアクメを決めた彼女はその意識を無理矢理に覚醒させた存在を認識する。

 

「んひぃっ なに、それぇ♥♥♥

 

顔をぐちゃぐちゃにした状態で、そう問いかける彼女の内心には2割の恐怖と、圧倒的なまでの未知(かいらく)への好奇心があった。

しかし、ベルはその問いには答えず、ゆっくりと顔を近づけていく。

 

「べ、べる?」

 

「アイズさん。可愛いです。もっとぐちゃぐちゃになってください

 

そう言ったベルは、恐怖と歓喜に歪む彼女を見つめながら目の前の栗を食べた。

 

 

 



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兎と人形姫の初夜(昼方)

ようやっと本番だぜ

あと前座はあえて省きました。
後日談でそこを虐めたいので


ベルたちが廃墟に入ってからおよそ数時間。

地平線が漸く白みだした頃、アイズは今日何度目かの絶頂に喉を震わせる。

 

「あ゛あ゛ぁ゛ あ゛ぎゅぅ!? い゛ぎゅぅ♥♥

 

手足はだらしなく投げ出され、ひくひくと痙攣を繰り返すその様はまるでヒキガエルのようだ。

そんな彼女の足元では、ベルが今も尚、執拗に栗を虐め続けていた。

 

舐められ転がされ潰された栗は、もはやショーツ越しでも隠せない程に肥大化してしまい、アイズの特大の弱点となってしまった。

彼女はこれからの生活、常に擦れる快感と戦うことを決定づけられたのだ。

 

ベルは肥大化した栗の大きさを舌で確認し、満足すると最後に息を吹きかけて顔を上げる。

吹きかけられた吐息にアイズはまた絶頂するが、秘部は真っ白な愛液でぶくぶくに濁っており、多少の変化などもうわからない。

 

漸く解放されたアイズは、絶頂の波が引かない身体を動かそうとしたが、

 

ベチン

 

「お゛

 

自身のお腹を叩いた存在に動きを止める。

ゆっくりと下を見てみれば、そこには恐ろしいまでに勃起したベルの肉棒が自身のお腹に横たわっていた。

 

ベルの腰は自身の秘部から少し離れているにも関わらず、肉棒はへそまで届いており、限界まで浮き上がった太い血管がイボとなって、まるで棍棒のような見た目になっている。

その肉棒の先端から垂れ続けるカウパーは、すらりとしたアイズのお腹を水浸しにしていった。

肉壁越しに感じるオスの匂いに、子宮は歓喜の悲鳴を上げ、己を下へ下へと下げていく。

肉棒がビクビクと震えるたび、アイズの弱点は圧し潰され断続的な快感がアイズの脳を焼き焦がす。

 

入れて入れて入れて♥♥

 

 べ るっ

 

「入れます。っ入れるからね」

 

余裕のなくなったベルは血走る目でアイズを見つめながら震える手で肉棒を入り口まで持っていく。

アイズの乱れる姿が可愛いために栗を執拗に虐めていたベルだったが、同時に自身の「メスを犯したい」という欲求を煮詰めることになってしまっていたのだ。

 

限界まで煮詰められた欲望はベルの身体を支配し、彼の脳内にはもはや目の前の雌を喰いつくす事しか残っていなかった。

ベルは衝動に駆られるまま肉棒を押し込もうと秘部に擦り付けるが、溢れた愛液のせいでうまく入らず表面の肉をぞりぞりと削ることしかできない。

 

「いぎぃ ま゛、ま゛っで まっでぇ♥♥

 

表面を削られただけでこれほどの快感。

これ以上されては流石に気絶してしまうと感じたアイズは彼の腕を掴み、挿入を一旦止めさせた。

彼が一瞬だけ止まった隙に、アイズは少ない性知識を用いて、自身の丘を左右に広げてみせる。

 

「ふぅ ふぅ こ、ここ、なはずぅ だから

 

「ッ!」

 

ブチブチッ————ドチュゥッッ!!!!

 

それは挿入の音なのか、子宮がつぶれた音なのか。

 

「はや—————————————ぁぇ?」

 

深々と突き刺さった肉棒。ぼっこりと浮き上がる自身のお腹を認識した—————その瞬間、アイズの身体を衝撃が突き抜けた。

 

ブッッシャアアアアアアアアアアアア!!!!!!

 

「ッ——♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥

 

肉棒によって押し上げられた腰が浮き、お腹の上からでもわかる肉棒の形と押し上げられた子宮。押しつぶされた子宮からくる怒涛の快感にアイズの意識は明滅を繰り返す。

 

一方のベルも肉棒から伝わる快楽に歯を食いしばり、腰を震わせながら耐えていた。

 

アイズの膣はその大きすぎる肉棒を受け入れたうえで、丹念に舐め上げ、締め付ける。

子宮は潰されたまま亀頭に吸い付き、貪欲に子種を吸い上げようとする。膣もまたそれに合わせてうねり、射精を促すように扱きあげていた。

 

1ミリでも動いたら出る。

 

そんな確信がベルの頭をよぎった。

 

まだだ、もっとほぐさないと・・・・・・”全部入りきらない”

 

そう本能が囁きかけ、ベルは少しでも気を紛らわせるためにアイズに覆いかぶさり、だらしなく突き出された彼女の舌に吸い付いた。

 

「んひゅぅぅ ん゛ん゛♥♥♥ んじゅる れる

 

そうして気を紛らわすベルだったが、アイズからしたら溜まったものではなかった。

ベルの体重によって肉棒はより奥へと突き刺さり、好きな雄に覆われながら上の口まで塞がれるのだ。

余りの感動に子宮は震えあがり、卵巣は卵子をポコポコと産みまくる。

 

「んちゅ、ん、じゅる。ぷは。 アイズさんいきますよっ」

 

 ぎてぇ

 

ベルはアイズの顔を見つめながらゆっくりと腰を引いていく。

 

ズルルルルルゥ———————————————

 

子宮が離れたくないと吸い付き続けるが、その抑止を気力で引きはがし、

 

ドヂュン!!!

 

一突き。

 

「お゛ぉ゛♥♥♥ お゛ぐぅ゛♥♥おぐまでぎでるぅ♥♥

 

ズルルルルルゥ—————————

 

「お゛あ゛ぁ゛♥♥

 

ドヂュンッ!!!!

 

「お゛!!! っお゛お゛お゛♥♥

 

ズルルルゥ————

 

ドヂュン!!!!!!

 

刺されるたびに結合部から愛液を吹き出し、堕声を上げる。

彼女は終始白目を剥き、涙と鼻水、唾液を垂らしながら喘ぐという下品極まりアクメ顔をさらし続けたが、そんな彼女の姿に、ベルの興奮はいよいよ限界突破し、情け容赦のないピストンが開始された。

 

どぢゅっどぢゅっどぢゅっどぢゅっどぢゅっどぢゅ!!!!!!!

 

「っお゛お゛お゛っお゛お゛お゛っお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♥♥♥♥♥♥♥♥

 

ベルは持ち前の高い敏捷を活かし、乱打の如き猛攻を繰り出す。

一突きごとに入射角が変わる、相手の事を一切考えない強烈なピストンは、彼女の子宮をサンドバックの如く滅多刺しにし、彼女の膣を自分専用のチンポケースへと改造していく。

止むことのないピストンにアイズの意識は途切れそうになるが、ベルはそれを赦さないとばかりに彼女の乳首を捻り上げた。

 

「イッッギィィィイイイイ♥♥♥♥

 

想いきり引っ張られた乳首は伸び、乳房も円錐のように引っ張られる。

頭を痛みと快楽によって染められたアイズは無様に泣き続ける。

そんなアイズを、ベルは嗜虐心に染まった顔で見下ろしていた。

 

もっと虐めたい。染めたい。彼女を自分だけのものにしたい!

 

ベルはアイズの上にのしかかるような体制となり、全体重をピストンに乗せながら叫ぶ。

 

「イって! イって! イって!」

 

「イグッ♥♥イグッ♥♥イグッッ♥♥

 

ドヂュドヂュドヂュドヂュドヂュドヂュ!!!!!!!

 

アイズは快楽に染まった思考で只ベルを気持ちよくすることだけを考えていた。そんなとき、ベルの肉棒がさらに一回り大きくなった。

この感覚に覚えがあった。そう、射精の寸前のあの動きだ。

 

アイズは本能的に足を回し、ベルの腰へしがみつく。

 

ごりゅ、ごりゅ、ごりゅぅ♥♥

 

最期の調整とばかりにベルは肉棒を小刻みに出し入れし少しでも子種を注ぎ込めるよう子宮口を押し広げる。

アイズもそれを手助けするように彼女の身体に抱き着き、腰を持ち上げて角度を合わせた。

 

「でるッ出るッ!」

 

「ぎて♥♥ 全部なかにぃ♥♥♥

 

そうして最後の一突き、深々と腰を突き出すベルと彼を引き寄せるアイズ。

限界まで押し込まれた肉棒は、耕されドロドロになった子宮口を押し広げ————————

 

ぢゅるんっ

 

「ぁ♥♥

 

遂に子宮内へと侵入した。

 

「うぐっ!!? 孕めぇ!」

 

ぴっちりと亀頭を飲み込んだ子宮の中で、ベルは溜まりに溜まった欲望を解き放った。

 

ブリュ! ごびゅぼびゅぅぅごぶごぶごぶ!♥♥♥♥♥♥♥♥ びゅるるるるゴブゥびゅうう!!!♥♥

 

お゛お゛、お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♥♥♥♥♥♥♥

 

グツグツに煮詰まった精液はまるでゼリーの様な弾力があり、アイズの子宮を一瞬で埋め尽くす。

ベルの射精は尚も続き、許容量を超えた精子が外へと出ようとするが、亀頭に出口を塞がれ逃げ道がない。

更に子宮が逃がすまいと子宮口をすぼめ、膣は全体をうねらせ更なる射精を促していく。

 

 

結果、一滴も逃がすことなくベルの大量射精を受け止め続けた子宮は、腹部をポッコリと押し上げ、卵管までをも精液に明け渡した。

 

「あ゛ぁ あぇぁ♥♥ べりゅのこぉ♥♥♥はりゃむぅ♥♥

 

5分間の射精が漸くひと段落する頃には、アイズのお腹のポッコリと膨らみ、妊娠中期ほどにまで膨れ上がっていた。

 

「ふぅ、ふぅ。うわ、すごい」

 

ベルは自身がヤッた結果なのだが、何処か他人行儀に驚きの声を漏らすと彼女の膨れた腹部を撫でる。

アイズは完全に気絶したのか一切の反応を示さず、ただ子宮だけが未だ彼の肉棒を加えこんでいた。

 

 

 

 

「——イズさん。アイズさん」

 

それからしばらくして、ベルの呼びかけに気がついたアイズは、重い瞼をゆっくりと開けた。

焦点を合わせると目の前にはベルの顔があり、アイズは表情をだらしなく緩めながら彼の首に手を回す。

 

「ベル♥♥ んぁ!?♥♥ な、に?♥♥

 

しかし彼に寄り添おうと身体をすり寄らせても腹部にある何かが使えてそれ以上近づけない。それどころか腹部から走った快感にアイズは喘ぎ、自身の有様をようやく知った。

 

アイズは結合したままの腹部が異様に盛り上がっていることに首をかしげたが、しばらくしてそれがベルの精液だと気がつくと、さっき以上に表情筋を緩めて自分のお腹を撫で始めた。

 

「ふふ♥♥ ベルの赤ちゃん♥♥

 

「あ、アイズさん! ちょっと気が早いですって!! そ、それよりもこれ、抜けないんですけど」

 

妖美に幸せそうに微笑むアイズにベルは顔を赤くしながら、結合部を指さした。

 

「? 私は別に、ベルと一緒にいられるから構わない♥♥

 

「うっ、可愛い。じゃなくて! このままじゃいろいろ困るんです!!」

 

「・・・むぅ、じゃあ抜く?」

 

私不満です、再び。

しかし、今度はベルは心を鬼にして首を縦に振り、彼女の太ももに手を添えた。

 

「僕が押しますから、アイズさんも何とか離れてください」

 

「…………わかった」

 

「いきますよ。せーのっっっうぐぅ!?」

 

「いひぃ♥♥

 

吹き上がる愛液とベルのくぐもった悲鳴。

ベルが押しだそうとした瞬間、アイズは逆に足を絡め、だいしゅきホールドの形でベルを拘束したのだ。

予期しない快感に悶えるベル。そんなベルの頬へ手を添わせながら、アイズは甘く囁く。

 

「ア、イズさんっ…!?」

 

「もっと、ベルを感じたい♥♥ もっといっぱい出して♥♥

 

劣情に瞳を染めるアイズ。

今度は起きたままベルと愛し合いたいという可愛らしい想いからなのだが、アイズが起きるまで疼く膣に攻められ続けたベルには禁断の誘いであり、

 

「ッくっそぉ!! 」

 

「きゃん♥♥♥

 

理性の脆いベルは誘惑に負け、重くなった子宮をえぐりながらピストンを再開する。

 

そんな二人を見下ろすのは、天高々と輝く太陽のみであった。

 




次回、後日談を投降した後しばらくの休憩を入れてから次の攻略対象の話を上げます。


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後日談…

今回性的描写はありません。
あと短めです。

18要素を覗いたら主の執筆力などこんなものよ(´;ω;`)


アイズとの初めてを迎えて数日。

ベルの日常には大きな変化が表れていた。

 

それは……

 

「ベル

 

”ヘスティア・ファミリア”のホームにアイズが出没するようになった。

それも昼夜問わず、ベルのいるところにはほぼ常にと言っていい程、アイズの影があった。

 

ある時はベルのベッドの中。

ある時は食事中のベルの隣。

またある時はお風呂の中まで←一応水着らしきものは着ている。

 

勿論アイズもダンジョンに潜るのだが、それはベルと同じ時間に潜り、高速で深層にまで移動し、ベルが帰るころには先回りして彼の帰りを待つという、なんとも心配になるダンジョン攻略だった。

因みに、後日酒場で偶然出会ったフィンの話では、ステイタスは以前よりも伸びているそうだ……特に耐久が、だが。

 

当然、そんなことを続けてそれぞれの神が気づかないわけはなく・・・というか初日にバレた。

急遽ヘスティアファミリアで緊急会議が開かれ、審判にかけられるベル。

 

女性陣(主にヘスティア)からのギルティ判定に顔を青くするベル。そしてそんなベルに抱き着くアイズ。

火に油、核爆弾にウランをぶち込んだ会議は、ロキファミリアの参戦にまで縺れ込んだ。

 

「家の子供に手出すたぁ。相応の覚悟があるんやろうな?」

 

とマジ切れするロキを交えながら会議は続く。

 

猛反対するヘスティアとロキによって二人を引き離す、或いは一度リセットし考え直す方向に動き出した会議だった。

犬猿の仲である二人がこの時ばかりは結託し、アイズとベルを引きはがそうとしたのだが、

 

「切ルヨ?」

 

一瞬で首筋に真剣を当てられ断念した。

 

アイズによって縛り上げられ気絶させられた神を目の前に、会議はそれぞれの団長、副団長の意見は、という流れに変わる。

ロキファミリアの団長、副団長であり彼女の保護者でもあるフィンとリヴェリアはそれぞれ、

「他派閥ではあるものの、アイズにダンジョン以外に夢中になるものができたのは喜ばしい」として強くは反対しなかった。

 

また、フィンの内には急成長中のヘスティアファミリアと友好を築き、あわよくばベルの成長の秘訣を…という打算がないわけではなかった。

ただリヴェリアは頬をほんのり染めながら「できるだけ健全な交際だと嬉しいのだが」と溢していたが。

 

一方のヘスティアファミリア。

団長のベルの意見は除外され、副団長的ポジションにいるリリからは、

 

「”ファミリア”として考えればロキファミリアと繋がりを持てるのはありがたいです。た だ し! ファミリアとしてだけです!! このスケベル様!」

 

「えぇ⁉」

 

その後、アイズの「ベルさえいれば私はどちらのファミリアでも構わない」発言により事態は急速に鎮圧。

 

ロキファミリア及びヘスティアファミリアはいくつかの条件の元、同盟を締結したのだった。

 

 

「ベル ベル

 

「あ、あははは」

 

「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬ」

 

「キィイイイ!!!」

 

「……はぅ」

 

それ以降、ヘスティアファミリアでは怨嗟の声が途切れる日はなくなったという……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    ヘスティア・ファミリア及びロキ・ファミリア同盟

 

以下の内容の固守を条件に、両ファミリア間の同盟を認め、

各団員の相互恋愛、及び婚約を黙認する。

尚、別団員同士の間で生まれた子供は、両親及び子の意思を尊重したうえで、

どちらかのファミリアの眷属となる。

 

 

1つ

 各ファミリア遠征時の団員の派遣・支援。

 

2つ

 魔剣の定期的納品(半年に一本とし、代価は2000万ヴァリス又は深層の希少鉱石・希少素材)。

 

3つ

 団長同士のステイタス相互確認。

 尚、相手の団長のステイタスを他に漏らすことはイコルによって封ず。

 

4つ

 アイズ暴走時にはベルを貸し出す

 

 

 

                  印 ヘスティア  ロキ

 

 

 




アンケートは5月3日まで、とさせていただき、結果は次回投稿時掲載いたします。


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リリルカ編
兎の垂らす蜜は何よりも甘い


沢山の投票、ありがとうございました!
票数が約1000票になるとは思っていなかったので嬉しい限りです。

アンケートの結果ですが…

1位 (252票)リリルカ・アーデ
2位 (225票)アイズ・ヴァレンシュタイン
3位 (202票)サンジョウノ・春姫 ヤマト・命
4位 (189票)シル・フローヴァ
5位 (130票)神ヘスティア

ということでベル君への供物二人目は、リリに決定(尚リリのみとは言っていない)。
今回1位に成れなかったキャラもアンケートに乗っていないキャラも、次回のアンケートに登場しますので、またその時はよろしくお願いします

上記に関連してヤマト・命はタケミカズチ様に想いを寄せているので基本的に書かない方針になりそうです。命編を期待していた方には申し訳ありません。



「おぐ おごぉ お゛ぉ゛

 

「リリ! リリ! リリ!」

 

ドスドスと潰されるたび、栗色の少女は肺から空気を押し出され、下品な声を漏らす。

 

少年の想像よりも硬く大きな手と、規格外のモノに支えられる彼女は、手足をだらんと垂らし、舌を突き出した状態で唾液を垂れ流し続ける。

何も考えられなくなった頭は、身体中を突き抜ける快楽に焦がされながら、数時間前の事を延々と流していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その声が聞えたのは偶然だった。

 

「ぁ

 

「?」

 

ロキファミリアとのあれこれを片付けていたリリは夜の帳が降りた頃、漸く帰路へとついていた。

大量の書類を片手に、人通りの少なくなった大通りで、リリはその声を聴いた。

 

最初は空耳かと思ったが、断続的に聞こえてくる声に、少女はその声の発生源へと近づいていく。

ほんのりと漂う甘い臭いに首をかしげながら、リリは路地を覗き込む。

次の瞬間、リリは目を見開き慌てて隠れた。

 

そこではなんと自分の想い人と件の少女とが互いを貪りあっていたのだ。

薄暗く、人通りのない裏路地で、乱雑に置かれた酒樽に隠れる形で性器をぶつけ合う。

 

神、特に男神が言うところの「青姦」を目にしたリリは羞恥に顔を染めながら胸元をぎゅっと抑える。

何という残酷な偶然だろうか。

自身の初恋であり、恋焦がれていた相手が、恋敵と交わっているのを見てしまったのだ。

 

彼らがそう言った関係と知ってはいても、実際にその場面を目撃してしまうとは。

彼女は覗き込んだことを後悔しながら、しかし逃げるでもなく路地を覗き込んでしまう。

 

丁度覗き込んだところで、雲の切れ目から月が顔を出し、ソレを照らし上げる。

鮮明に浮き上がる二人に、リリは思わず生唾を飲んだ。

 

ベルはいつものラフな格好だったが、アイズもいつもの服は全くの別物であったのだ。

ロキの主観が入った、脇が見える服をより大胆に、短く、細く設計された服はベルの欲情を過敏に刺激する造りをしていた。

薄らと見えていた横乳は、横から見れば彼女の乳房の形がはっきりわかってしまうほどより切り詰められ、軽く揺れてしまうだけで零れてしまいそうなほど。

ただ、いまだ乳房が零れていないのはベルが気をつかっているわけではなく、体のラインにぴっちりと引っ付く形で設計されたその服が、アイズのぷっくりと膨らんだ乳首を留め具代わりに使っているからだ。

おかげで彼女の圧し潰された乳房は卑猥に歪み、テントの様に浮き上がった服は乳房の下に魅惑の空間を作っている。

更に、それだけ切り詰められたことによって服を支えている首回りは、既に首輪と言った方が正しいような見た目になってしまい、それがベルの征服欲を刺激していた。

 

そんなアイズは壁に手を突き、お尻を突き出す——いわゆる立ちバックと呼ばれる体位でベルと交わっている。

その顔は喜色に染まっており、そんなアイズのお尻をぐにゅぐにゅと揉み込むベルの顔も、同様に喜びの表情をしていた。

二人の情事を見つめているリリの目は、自然と二人の結合部へと縫い付けられる。

 

「あひっ いひぃ♥♥

 

結合部から見え隠れするベルの肉棒は、ダンジョンで見たことがあるミノタウロスのモノのようだった。

いや、それよりもグロく、雄々しく、生々しかった。

アイズの愛液と精液に濡れた肉棒は、ドス黒い己をてらてらと輝かせ、イボの様に浮き上がった血管がアイズの膣に残った精液を掻きだしている。

 

そんな肉棒に貫かれているアイズの腹部は、既に何度か出されたのか妊婦の様にぽっこりと膨らんでいた。

ミチミチと音をが聞こえてきそうなほど膨らんだお腹を揺らしながら、それでもアイズは苦しがる様子もなく、瞳にを浮かべながら夢中で腰を振っていた。

 

彼らの結合部は、ねっとりとした愛液とゼリーのような精液が溢れ出ていて、地面には泡立った精液溜まりができあがっている。

そしてベルが腰を打ちつけるたび、結合部からは逆流した精液が ブピュ、と下品な音を立てて漏れ出ていた。

 

「イグッ イッでるぅ♥♥ イッでるのぉ

 

「イけッ イけッ! イけッ!!」

 

「アゥ♥♥ イクイクイクゥ♥♥

 

あぁ、なんて乱暴な……まるで道具みたいに————

 

そこまで考えたところで、リリはハッとし頭を振る。

目を覚まそうと両頬を揉み込み、何を破廉恥なことを、と一笑しようとしたところで、

 

「でるッ 出します!」

 

ベルがそう叫んだ。

彼の発言にリリは振り返ろうとした頭を止め、”それ”を見てしまった。

 

「きてぇ! 沢山 ぜんぶぅ♥♥♥

 

ゴリュンッ ゴビュルルルルルル!!!!

 

アイズが自らの膣と子宮全体を使い、ベルの肉棒を飲み込んだ瞬間、そんな生々しい音と熟れた果実のような甘い臭いがリリの耳と鼻を打った。

むせ返る様な甘い臭いと雄の香りにリリは腰砕けになりながらへたりこむ。

 

「オ゛オ゛オ゛ォ゛♥♥♥♥♥ お゛も゛い゛ぃ゛ぃいぃいい♥♥

 

膨らんでいたお腹がさらに一回り膨張し、秘部からは大量の潮が地面を撃つ。

獣のような叫び声を上げるアイズを見ながら、リリは自身の身体を駈け廻る感覚に支配されていた。

 

まるで精液処理器のように使われてる  すごいすごいすごい

 

その場にへたりと尻餅をついたリリは、その時確かに”絶頂”していた。

 

己が使命を見つけた歓喜と、目の前の情事——————いや交尾に当てられたリリは、ベルが気絶したアイズから肉棒を引き抜くまで自身の秘部を弄り続けた。

 

 

 

 

 

「ォオ゛  ァア

 

ベルはアイズの子宮(なか)に計6発撃ち込んだ後、何時ものように気絶したアイズから肉棒を引き抜く。

4発目の時点で失神していたアイズは、唯一の支えであるベルの肉棒が抜かれると重力に従い精液の海とかした地面へと倒れ込む。

そんなことをすれば臨月並みに膨らんだお腹に全体重が乗るのは当然の結果で、

 

ブリュリュゥ ブビュ ブピィ

 

「ォ゛ ォ゛ォ゛

 

アイズの秘部からは自らの自重で押された精液がドロドロと漏れ出る。

子宮口は必死に閉じようと動くが、何度もベルの亀頭を飲み込んだことによって緩んだ口では、重たい精液を抑え込んでおけるはずもなく、泣く泣く中身をぶちまけるしかなかった。

 

そんな無様な姿をさらすアイズを見下ろしながら、ベルは達成感と征服感を満たしていると、自分たちを見つめる視線に気がついた。

そちらを見れば、見知った家族が自慰行為に夢中になっていた。

 

「……フフ。 リィリ?」

 

ベルは未だ収まらない肉棒を掲げながら、口を三日月に曲げる。

そんなベルを前に、リリは確かに嗤った。

 

 

 




リリ編と言いながらアイズをがっつり書いていく……

次回からは取り敢えずリリがメインですので(リリの初夜? が終わるまではアイズは気絶したままです……多分)
また、リリ編はアイズ以上に過激、過剰な表現に溢れるので、苦手な方は気分を害されるかもしれません。予めご注意ください。



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小人は玩具へ落ちるか願具となるか

今回の情事は駆け足

理由はまだヤらせたいことがあるから。

*今回ちょっと過剰すぎる表現なので受け付けない人がいるかもしれません。


「リ~リ?」

 

ベルは新たな若い雌の香りを嗅ぎながら、ゆっくりと目の前にへたりこむ少女に近づいていく。

まるで小動物に忍び寄る肉食獣のような動きに、しかしリリは恐怖どころか、内側から湧き上がる興奮を抑えるのに必死だった。

 

ベル様の目、すごい 雄の目 メスを孕ませようとする雄の目だ♥♥

 

リリはぐっしょりと濡れた秘部から両手を離すと、ベルに向けて両手を開き、

 

「ベル様ぁ リリに、覗き見をした悪いリリに、お仕置きしてくださいぃ♥♥

 

彼を求めた。

そんな彼女を、ベルは瞳をギラつかせながら暗い路地裏へと引きずり込んだ。

 

 

 

「あ ベル様書類が♥♥

 

足元に零れていた書類を気にするふりをすると、ベルは一瞬むっとしてからリリの唇を強引に奪った。

 

「んひゅぅ んじゅる れふ べりゅ しゃまぁ♥♥

 

まるで自分だけを見ろとでも言わんばかりに、ベルは息継ぎもさせない猛攻を繰り出す。

そんなベルの口撃を、リリは嬉々として受け止め、本能のままに蹂躙を許した。

 

あぁあ、溶けるぅ リリのお口、ベル様のでとかされちゃううぅ♥♥

 

ぬりゅんぬりぃんと絡み合う舌は互いの境界線を溶かし、快楽を伝達し合う。

5分にも及ぶ淫口の結果は、二人の間に銀の橋を架けた。

 

「はぁ はぁ ベルしゃまぁ お仕置きは、もう終わりですか?

 

壁に押し付け、両肩を抑えつけられた状態で肩で息をするリリは、ドロドロに溶けた表情のまま、ベルを煽る。

 

「ッリリ!」

 

そんなリリに、ベルはもう一度口を塞ぐと両手を下へ回し彼女の小ぶりなお尻をこねくり回す。

彼女の全身がおもしろいようにびくびくと震えるのを無視して、ベルはリリの口内を舐め回した。

 

上下左右、握りつぶすように、押し広げるように。

パンでもこねるように彼女のお尻を蹂躙していくと、彼女の秘部からこらえきれなくなった愛液を吸ったショーツがぐちょぐちょといやらしい音を立て始めた。

 

ぬちぬち、ぐじゅぐちゅ

 

リリは快楽でくらくらする感覚を酸欠のせいにしながら、彼からのお仕置き(ご褒美)を堪能していく。

無意識に自分の腹部へドスドスと押し付けられる肉棒に腰を砕かれながら、彼女は自身の性癖を理解する。

自分は、ベルにキスされている。ベルにお尻を弄られている…………ことよりも、”優しいベルに乱暴に使われている”という事実がなによりも気持ちよく、満たされるのだ、と。

 

しゅきぃ 乱暴なベル様大好きぃ もっと虐めて もっと弄って リリを リリを♥♥

 

「ぷはぁ ベルしゃま、リリを、リリを――――――――ベル様の性奴隷にしてください♥♥

 

それは、彼女が虐げられていた過去が原因で形作られた歪んだ性癖。

他者に虐げられ、利用され続けた彼女は、彼らを利用し返すと同時、心のどこかで、彼らに利用されたいと思うようになってしまった。

それが一種の自己防衛から来るものなのかは定かではないが、ずっと燻っていた想いが、今こうしてベル(想い人)の手によって開花させられたのは幸運であったと言えるだろう。

 

まぁ、今の彼女にはそんなことどうでもよく思えるほどの快楽に溺れているのだが。

 

ベルはリリの言葉の意味を正確に理解し、一瞬の間を開けて

 

「うん。リリは今日から僕だけのものだからね」

 

と答えた。

彼女が幸せになるにはこうするしかない。と本能的に悟ったための返答だった。

 

「ぁあ♥♥♥♥♥♥ リリは リリは ベルしゃまんっ

 

彼のそれが自分を想ってくれたのだと理解しているリリは、歓喜で身を震わせながらベル様、と言いかける。が、そう言おうとしたリリの口をベルは人差し指で塞ぐと、彼女の耳元、吐息がかかるほど近くで囁いた。

 

「ご主人様ってよんで?」

 

あは♥♥♥

 

耳から伝わる甘美な衝撃は全身を震わせ、彼女の本能を満たす。

リリは目尻から涙を流し、だらしなく緩んだ口で呟く。

 

「ご主人様 リリで気持ちよくなってください♥♥

 

 

 

 

ベルはリリの衣類を脱がせると、全裸の彼女を酒樽の上に座らせ、仰向けになるよう身体を壁に預けさせる。

リリの要望を叶えるため、ベルは前座もしていない秘部へ己が肉棒を押し当てた。

秘部からは愛液が滴り落ち、乾いた肉棒を再び愛液で濡らしていくが、僅かに残っていた良心と理性がそこでベルを踏み留まらせる。

 

「リリ、本当に大丈夫?」

 

 はい リリの事は気にせず、ベル様がしたいように したいだけなさってください

 

ベルからの最終忠告に、リリは変わらずの調子で即答する。

躊躇うどころか自分から腰を押し付けてくるリリに、ベルは自身の最後の情が消えるのを感じながら、躊躇いなく腰を突き出した。

 

ブチィッゴリュゥッッ!!!

 

リリは勘違いしていた。いや、誤っていた。

 

ベルの肉棒のサイズを、太さを、長さを。

アイズとの情事から間を開け、リリとの淫行で”本来の大きさに戻った”肉棒はリリが見た時よりも拳一つ分大きく、木と鉄程硬さに差があった。

まるで熱々の金棒を差し込まれた感覚。

 

痛みの刃は、快楽の津波に押し流された。

 

「ォオッッッッ♥♥♥♥♥♥♥

 

内臓を押し上げられ、胃と肺を潰されたリリは声にならない悲鳴を上げた。

喉を全力で伸ばし、限界まで突き出した舌で空気を取り込もうとしても、ベルの肉棒に圧迫された肺はぎりぎり生命活動が続けられる程度の呼吸ができるのみで、リリの思考を削ぎ落していく。

 

小さすぎるリリの腹部は胸のすぐ下あたりまで肉棒の形にぼっこりと盛り上がり、亀頭の先端に浮き彫りにされた子宮と卵巣がピクピクと痙攣していた。

結合部はギチギチと音をたて、少量の血と大量の愛液を吹き出す。

ミチミチと広がった膣は悲鳴を上げながらも、必死に雄に媚びようとヒダを動かし肉棒を愛撫する。

 

まさに肉棒の収納箱(チンポケース)と化したリリの姿に異様な興奮を覚えたベルは、更に肉棒を固くした。

ベルは細いリリのお腹を掴むと、肉棒を引き抜き————思い切り突き刺した。

 

「おごぉ!?

 

じょろろろろろろ

 

2撃。

たったの2撃でリリの尿栓は決壊し、黄金の清水がベルの腹部にかかる。

 

「あぁぁ ごめんなひゃいぃぃ♥♥♥

 

自分の失態に、羞恥心に襲われながら謝るリリ。

ベルとしては、普段からアイズの愛液や潮でべたべたになるので気にするようなことではなかったが、呂律のまわらない彼女の瞳を見て考えを変えた。

彼女の瞳は何かを期待するように輝いていたからだ。

 

「だーめ」

 

ベルは笑顔でそう言うと先ほどよりも強く、無慈悲に肉棒を打ち込んだ。

 

ずりゅううぅぅぅ ドチュンッッ!!!

 

「オ゛オ゛ォ゛♥♥

 

再び悲鳴を上げるリリ。しかし、彼女の瞳はが飛び散り、白目を剥きながら笑っていた。

 

私はベル様のモノ 私はご主人様の肉便器ぃ♥♥

 

ベルのモノだと自覚するたび、彼女の秘部から喜びの愛液が噴き出していた。

突かれるたびに変形する膣はベルの肉棒の形に整形され、彼の肉棒の形を覚えていく。

文字通りの肉棒の収納箱(チンポケース)となりつつある彼女は、自身の中で膨張する肉棒に射精が近いことを察し、キュウキュウと膣を締めあげる。

 

「うぐぅ!? リリ凄い締め付けだよっ」

 

「だひて りりの中に全部吐き出してぇ♥♥

 

リリは持てる限りの気力を振り絞り、足をベルの腰に絡める。

根元まで飲み込まれた肉棒は更に膣を押し広げ————

 

「ッ出る!」

 

ブビュゥウウ!!! ブリュリュリュ!! ドビュルルルルルル!!!!!!

 

「ン゛ン゛ン゛ン゛ィ゛ィ゛イ゛イ゛イ゛!?!?!?♥♥♥♥♥♥♥

 

ジョッキの中身をぶちまけた様な射精は、リリの子宮を水風船のように膨らませ、彼女のお腹を妊婦のように変えていく。

 

「ぉお♥♥ ぉぉ

 

「……」

 

もはや人語を話せなくなったリリは無様な喘ぎ声を漏らす人形となった。

そんな彼女のアクメ顔を見ていたベルは射精を続ける肉棒を敢えて8割ほど引き抜いた。

 

ズリュリュウウ ゴブゴブゥ ドブッドビュッ

 

丁度、亀頭のカリが膣の入り口に引っかかるようになるまで引き抜くと、入りすぎた精液が子宮から溢れ膣を埋めていく。

まるで長芋のような粘り気を持った精液で埋められた膣は歪に膨らみ、彼女のお腹をボコボコと変形させていく。入りきらなくなった精液が肉棒の隙間から漏れ出て来るまで射精したベルはリリの両肩を掴む。

 

「ぁ ごしゅじんさまぁ?

 

「ッフ!」

 

朦朧とするリリに微笑みかけたベルは、腰を力強く押し出した。

 

ドリュゥッ ボゴォ!!

 

膣に溜まったこってりとした精液は、ベルの肉棒に押される形で瞬間的に子宮へと押し戻され、彼女のお腹がボンッ! と膨らむ。

神の恩恵を授かっているからこそ耐えられる暴力に、リリは快楽によって脳が焼き切れる感覚と共に胃液を吐き出した。

 

「おぶぅ!♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥

 

辺りに甘くどい香りと酸っぱい臭いが立ち込める。

ピクピクと痙攣しお腹をミヂミヂと鳴らすリリを前に、ベルは未だ満足できないと告げる本能に従い彼女を抱き起す。

 

「リリが言ったんだからね。僕が満足するまで付き合ってもらうから」

 

そう言ってベルは抱き上げた彼女を重力を利用しながら突き上げた。

 

 

 

 

 

 




リリはあと2話分くらい続くのじゃ


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白濁に沈んだ少女は生まれ変わる

あれからベルはリリの腕を手綱代わりにしながら、バックで一度も抜かず犯し続けていた。

 

「おぐ お゛ぉ お゛ぉ゛

 

「リリ! リリ! 出すよ! 14発目ッ出すよ!」

 

ドビュウウウ!! ブリュッ ドピュウ!!

 

「お゛っ  ぉ゛ぉ゛ぉ゛♥♥

 

既にリリの体積よりも多く注ぎ込まれた精液によって、妊婦をはるかに超えて膨らんだお腹が更なる射精に悲鳴を上げながら膨張する。

あまりに大きくなり過ぎたお腹は、臍のあたりが地面についてしまっているほどだ。

そして、度重なる射精に遂に限界を迎えた子宮口は、精液圧に耐えきれなくなり亀頭を手放した。

引っかかりを失った肉棒は、ベル専用の形に整形された膣を削りながら外へと放出される。

 

「あ」

 

ベルが呆けた声を漏らしたのと、肉棒が抜けきったのは同時だった。

栓を失った子宮が大量の精液を留めておけるはずもなく、リリの秘部からは固形状の精液が下品な音を立てながら盛大に溢れた。

 

ブリュリュリュリュ!!!! ボブッ ドッボボボボボオオォォ!!!!

 

「ッンギィィイイイイイイ!?!?!?!? で、でてるぅ!! り゛り゛、じゃぜいしでるぅぅぅ!!!♥♥♥

 

腹部の圧迫感からの解放と射精の快感に足をピンと伸ばしエビ反りに絶叫するリリ。

白目を剥き、涙や鼻水、涎を垂れ流す彼女は、脳内でブツッ、と音が響くのを感じた瞬間、糸が切れたように脱力した。

 

ベルの手からするりと抜けたリリは地面へ落ち、自らの腹部を押しつぶした状態で倒れ伏す。

彼女の自重によってドブドブと噴き出る精液が、地面を真っ黄色に染めながらスライムの様にその場に積もっていく。

 

彼女のお腹が元通りのスリムな状態に戻るころには、彼女の周りは深さ数センチの精液に沈んでいた。

 

白濁に沈んでいくアクメ顔のリリを見下ろしていたベルは、はたと気づき慌てて彼女を抱き起す。

自分の匂いに染まった彼女の口元から僅かな呼吸音がするのを聞いたベルは安堵のため息をつき、彼女を抱き止めながら呟いた。

 

「お疲れ様、リリ」

 

ベル様、ありがとうございました。

 

気絶する寸前、リリがそう呟いた。

 

 

 

 

 

10分ほどリリを抱いたままでいたベルだったが、未だ気絶したままのアイズとリリを見て冷静になる。

 

どうしよう

 

内心、冷や汗をかくベル。

 

アイズとの情事によって興奮していたとはいえ、リリの願いとはいえ、自らを慕う彼女を乱暴に扱ったことに今更ながらに罪悪感を抱くベル。

そして自分と恋仲であるアイズを裏切ってしまったことに対する懺悔。

 

冷や汗をダラダラと垂らし顔を青ざめさせる彼は、つい先ほどまで垂れ流していた雄の気配はなく、普段の気弱で優しい彼だった。

 

このままではどうしようもないので、ベルはリリの着ていた服を取り払い——ムラムラは根性で抑えつけた——自分の上着を着せる。

 

ダボついた服の裾はリリの秘部まで隠してくれた………逆にそれが妙にそそる格好になってしまったが。

 

次にアイズさんを起こさないと。

 

と振り返った先には、膨らんだお腹を抱えながらこちらを見るアイズさんの姿があった。

 

「ヒッ!?     あ、あいずさん? いえアイズ様! 一体いつごろから?」

 

がくがくと震えるベル。

そんな彼を見ながらアイズは優しく微笑む。

……全く笑っていない目で。

 

「ベルのがリリルカさんに入るところ、ぐらいからかな」

 

おわった。

 

リリをそっときれいなところに座らせたベルは、深々と、頭が地面に突き刺さるほど深々と土下座した。

 

「本当に、本当に申し訳ありません。どうか、どうかその手のものを置いてはいただけませんか」

 

「なんで?」

 

アイズは、護身用に持っていた刃渡り15センチほどのナイフを頬に当てながら首を傾げる。

 

「ㇶェッ   ぼ、僕が悪いんです。リリは悪くないんです。すいませんすいませんすいません!」

 

ひたすら謝り続けるベル。

そんな彼を見下ろすアイズの顔は、いつの間にか優し気に微笑んでいた。

 

実際のところ、アイズはリリに手を出した点に関してはあまり怒ってはいなかった。

自分が好いたのは雄なのだから、雌を何人増やしたところでそれは仕方のないことだと本能からそう思っていたからだ。

ただ、新しい雌に気を取られて自分を蔑ろにされるのではないか。捨てられるのではないかと思った彼女は、自然と刃を握っていた。

 

しかし、彼がどんな人物だったかを再確認した彼女は手に持ったナイフをしまうと頭を下げ続けるベルに近づいていく。

 

「いいよ。ベルが他の女の子に手を出しても」

 

「すいま…え?」

 

間抜けな顔をするベルに、アイズは彼の頬を撫でながら微笑みかけた。

 

「ベルは私の好きな人 私は強いベルが好き でも他にもそんなベルに堕とされる子がいるから…それにベルは私の事嫌い?」

 

冗談半分に聞いてみれば即座に首を振るベル。

千切れんばかりに首を振る彼が愛おしくて、アイズはベルの頭を包み込んだ。

 

「私も好き 愛してる ベルも私を愛してくれるから、ベルが他の女の子に手を出しても我慢する。でも————私を一番愛して? どれだけ他の女の人に出してもいいけど、それ以上を私に注いで? 私はベルがいないと生きていけないから。ベルがしたいことなら何でもするよ? ベルのためならどんなモンスターにも立ち向かえる。ベルのいう事なら何でも聞く だから、私を捨てないで」

 

ひどく貪欲で、傲慢で、純愛で。

そんなアイズの吐露に、ベルはアイズの抱擁から身体を起こすと彼女の瞳を見据えてはっきりと告げる。

 

「僕もアイズさんが好きです。アイズさんが大好きです。ア、アイズさんを愛します。でも、僕アイズさんとお付き合いしてから分かったんです」

 

そう告げたベルは一度視線をリリに向けたあと、こう続けた。

 

「僕の周りには、こんな僕に好意を抱いてくれる人がいるんだって。もしかしたら思いあがりなのかもしれないけど、でも僕は彼女たちの想いを無下にはできません」

 

「うん」

 

「きっと、僕はこれからもアイズさんを悲しませると思います。僕、弱いですから……。でも、だからこそ。僕はアイズさんを一人にはさせません。どんな時も一緒に戦います。アイズさんは誰にも渡しません。だって、アイズさんは僕のですから」

 

照れくさそうに、恥ずかしがりながら、格好をつけながらそう告げるベル。

そんな恋人の宣言にアイズは無邪気に笑って抱き着いた。

 

「ありがとう。好き

 

「ごめんなさい。アイズさん」

 

「ううん。ベルは英雄だから。仕方ないの」

 

抱きしめ、抱き止めながら交わされる愛の囁きは、

 

「だからベル。もう一回しよ♥♥

 

アイズの一言で砕け散った。

 

 




リリ編なのに最期をアイズに持っていかれた。

次回は後日談…かな?
リリの後日談はちょいエロです。


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後日談…

ちょいエロと言ったな、アレはウソダ!


「んむ じゅる れる

 

「…っん」

 

鳥のさえずりが人々の耳に届く頃。

ヘスティアファミリアの団長であるベルは、下半身から伝わってくる快感に瞼を持ち上げた。

 

またアイズさんかな?

 

リリとの一件以降、より大胆に襲い掛かってくるようになった恋人の事を考えながら布団をめくったベルの前には、栗色の髪が現れた。

 

「ッリリ!?」

 

「じゅるぅ はい ご主人様

 

なぜか犬人(シアンスロープ)の姿で自分の肉棒に舌を這わせていたリリは、ハート目のまま嬉しそうに返事をする。

そして何よりも”彼女のお腹が少し膨らんでいた”ことにベルは開いた口が塞がらないでいた。

 

ベルの視線が自分のお腹に向かっていることを自覚しながら、彼女は肉棒に舌を這わせる。

 

「いま ごひゅじんさらの んじゅ 肉棒をきれいにしていたところです 朝一番のご主人様の子種 すっごく重たくてリリのお腹で暴れてまわってるんですよ♥♥

 

お腹を撫でながら艶やかに笑うリリ。そんな彼女にベルの肉棒はビクリと反応し、精液交じりの我慢汁を垂らす。

 

 れぇぇっっん♥♥♥ ご主人様の、まだまだ元気ですね♥♥ んしょっと」

 

カリ裏を伝う我慢汁を舐り上げたリリは、ゴソゴソと布団から這い出ると寝転がるベルの肉棒の上でガニ股で足を開き、自身の秘部を両手で広げて見せた。

 

ぷっくりと膨れていたどてが横へ押し広げられると、そこには指が2本ほど入りそうな穴が開いていた。

そこから黄色いゼリーを垂らしながら、リリは欲情にまみれた顔で嗤う。

 

「ご主人様のが大きすぎて、リリのここ。こんなにゆるゆるになっちゃったんですよ? ご主人様の肉棒の おチンポ様の形に整形されちゃったんですから 責任 取ってください♥♥♥

 

ゴクリとつばを飲み込むベル。その顔は興奮に歪み、鼻息を荒くしながらリリの腰に手を持っていく。

僅かに膨らんだお腹に手を這わせば、リリは身体を震わせ快楽に酔いしれる。

 

ベルに触れられることが快楽だと認識したリリは、横腹に添えられたベルの手で何度も達しかけ、足をがくがくと震わせた。

そうして快楽に震えているリリは徐々に腰の高さを保てなくなり、ゆっくりと肉棒へと降りていく。

 

肉棒から放たれる灼熱の熱気は空気を伝わり彼女の子宮を焦がす。

既に子種を仕込まれているにもかかわらず、彼女の子宮は更に子種を求めドンドン下へ下へと降りてくる。

 

そして、

 

ぶちゅぅ

 

ぃくう

 

涎を垂らしまくる秘部と亀頭とが接着した。

溢れ出す快楽。絶頂の波にリリはぴゅるぴゅると精液を吹き出す。

一人だけ快楽に酔うリリに、ベルは嗜虐心を燃え上がらせながらリリの腰をグッと掴む。

 

「なんでリリだけ気持ちよくなってるの?」

 

ゴチュゥ!!

 

「お おおおおお

 

深々と突き刺さる肉棒。

膨らんだ子宮を押し上げ、7割ほどを沈ませた肉棒を待っていたのはぴったりとフィットした膣による歓迎の踊りだった。

フィットした膣は肉布団のようにふかふかでありながらも、無数のヒダが肉棒を自在に舐めまわし、時折収縮することで極楽とも呼べる快楽を生み出していた。

まさにベルの肉棒のみを喜ばせることに適した膣の構造に、ベルは歯を食いしばりながら耐える。

 

何か気を紛らわせようとしたベルは、アイズよりは慎ましく、しかし確かに存在を主張する乳房へと手を伸ばし————————乳首を捻り上げた。

 

「んぎいいいいいいいい!?

 

ブシュ! ブシュゥ!

 

予想外の快楽に、リリは潮を吹き身体をのけぞらせる。

しかし、乳首は依然掴まれたままだったせいで乳房は限界まで伸ばされ、先端の乳首は薄らと甘い汁を垂らす。

 

頭を殴るような快楽にリリが悲鳴を上げてるなか、ベルもまた自分の行動による報復を受けていた。

乳首を捻り上げられたことによる突然の快楽によって、膣はぎゅうっと肉棒を締めあげてしまい、ベルは更に余裕がなくなってしまったのだ。

 

肉棒がびくびくと震え一周り膨張する。射精の予兆を捉えた膣は更に締め付けをきつくしながら射精を促すように上下にヒダを動かしていく。

腰が浮くような快楽に、ベルは暴発しそうになりながらも肉棒をぐりぐりと子宮口へと押し込む。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あだめぇ ぞれおがじくなる゛ リリダメになる゛ぅ゛

 

ぐちぐちと子宮口を虐められ、いやいやと首を振るリリだが、

 

「っでも、リリも腰押し付けてるよ。ほら、そんなにお尻を振ってぐりぐりって」

 

ベルの言葉に、彼女が視線を下げてみれば、そこには確かに腰を前後させ肉棒をより深くへ飲み込もうとする自身の姿があった。

ポッコリと膨らんだお腹のせいで結合部は見えないが、雄を誘うようにお尻を振りながら、擦り付けるように前後運動を繰り返している自分の姿に、リリはベルの腹筋に震える手を添わせながら喘ぐ。

 

「だって ご主人様のすごいから だめぇ 腰止まりません もっと もっと奥まで来てほしいって身体が動いちゃうんですぅ リリは もうこのおチンポ様がいないと生きていけないんです

 

本音をぶちまけたリリは、本能のままに身体を前後させ、腰をぐりぐりと押し込み、ベル(肉棒)を感じていた。

 

自分の上で淫らに蕩けるリリに、ベルはこらえきれなくなったように跳ね起きると彼女を覆い潰すように抱きしめて固定し、肉棒を押し込んだ。

 

ごりゅっっじゅるん!!

 

「ぉ ぉぉ

 

「ッッ出る!!!」

 

ドブッ!! ブリュリュ‼‼ ドブッドブドブドブドブドブ!!!!!!

 

「オオオオオオオオオオ!!!!

 

リリはベルに抱かれた状態で、ミチミチという音立てながら膨張するお腹を凝視する。

 

目に見える速度で膨張するお腹にはご主人様の精液が詰まっている。

まるで自分が性処理道具。神の言う所のコンドーム、或いはオナホールなったようになったと錯覚したリリは自分のドス黒い性癖が満たされるのを感じながら、喜びの絶叫を上げ続けた。

 

10分してようやく収まった射精。

ボッテリと膨らんだお腹を撫でるリリだったが、自分の膣には未だ硬い肉棒がいて、自分に雄の視線がむけられていることを自覚したリリは、自らのお腹を潰すようにベルへと足を巻き付ける。

 

きっと私のお腹が破裂しそうなぐらい出してくれるんだろうな。などと思いながらリリは自らの主に笑顔で告げた

 

「さぁご主人様 リリをもっともっと使ってください

 

そうして続く淫行…いや性処理は、一番搾りを求めてやってきたアイズの殺気が飛ぶまで続けられるのだった。

 

 




アンケートの締め切りは5/21までとさせていただきます。


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リュー編
迷う妖精は道を踏み外す


アンケートの結果が圧倒的過ぎて…

1位 (401票) 親友のためと言いながら…リュー・リオン
2位 (270票) アマゾネスな妹 ティオナ・ヒリュテ
3位 (177票) むっつりな狐 サンジョウノ・春姫
4位 (125票) アイズ&リリのご奉仕天国
5位  (76票) アイズとの屑恋慕な三日間

と、いう事で今回からはリュー・リオンです。

今回は趣向を変えてネトネトと書いていく予定なので、徐々に追いつめられ、可愛くなっていくリューさんを楽しんで頂ければな、と思います。


「フッ!」

 

太陽がまだ目を覚ましていない時間。

うっすらと明るくなった空の下に響く風切り音。

 

安物の木刀を振り、片をなぞる様に動いていた彼女は、やがて構えを解き深いため息を吐く。

 

「こんなことでは、だめだ」

 

自身の内に燻る邪念を消し去ろうと再開した鍛錬であったが、身の入らない現状に彼女はやるせない様に頭を振り、汗を流すべく脱衣所へと向かうのであった。

 

 

脱衣所の壁に取り付けられた魔石灯を点けた彼女は、衣類をパサパサと脱いでいく。

若葉色のローブを綺麗に折りたたみ、横腹の紐をほどけば白の布地がはらりと落ちる。

ホットパンツを下ろし、産まれた時の姿になった彼女はふと、姿見に映る自身の肉体を見つめた。

 

まるで病人のような白い肌に、筋肉質な細い脚。

がりがりのお腹に、小ぶりの双丘を見つめた彼女は思わず目を瞑る。

 

女らしくない身体。

冒険者らしいガサツな肉体。

前までは気にならなかったことも、彼の事を思うと途端に————。

 

「ッ! ……なにを考えているのか。私は」

 

喉元まで出かかった言葉を”今日も”飲み込んだ彼女は、頭を冷ますべくシャワールームへと入っていく。

 

彼女の胸の燻りが消えることはまだない。

 

 

 

 

 

 

 

 

「リュー!」

 

「え?」

 

騒々しい冒険者の声に紛れて呼ばれた自身の名前に、彼女——リュー・リオン——は数秒遅れて反応した。

彼女の目の前には頬を膨らませ、腰に手を当てる親友のシル・フローヴァの姿が。

 

「もう! 何度も呼んだんだから!」

 

「すいません、シル。少し、考え事をしていて」

 

「最近そればっかり! ……リュー、本当に大丈夫なの?」

 

シルは怒った表情から一転、目尻を垂らし心配そうにリューの頬に手を添える。

暖かいシルの手は、普段なら心地よくリューの心を溶かし安定させてくれる……がしかし、今はなぜか内に燻る何かをより刺激してしまう。

 

リューは瞼を閉じながらシルの手首を掴むと、そっと彼女の手を下ろした。

 

自身を心配する彼女にこれ以上迷惑をかけられない。

そう思ったリューは彼女を安心させようと微笑みかけようとして、

 

「ありがとう、シル。私は大丈夫————」

 

「にゃ! 白髪のシルのお得意様にゃぁ!」

 

ピシリ――――とその動作を停止させた。

 

不自然な体勢で固まるリュー。

シルと握手するような体勢で止まった彼女の瞳は、怪訝な表情を浮かべるシルを通り越して、今まさに店内に入店した白髪の少年に注がれていた。

 

まるで兎を彷彿とさせる、真っ白な穢れを知らない白髪に、ルベライトの澄んだ瞳。

隣りを歩く小人族の少女へ向ける笑みは柔らかで、コロコロと変わる表情とその男らしくない見た目は手元において永遠と可愛がっていたくなる。

 

しかし、一方でリューは彼の勇ましさを知っている。死に体で尚、脅威に抗う彼の強さを。

リューは彼の人の良さを知っている。たった一人の、死にかけのエルフすら助けようと手を伸ばす彼の生粋のお人好しさを。

彼女は彼の覚悟を知っている。届かぬ高みと知りながら、しかしそれに手を伸ばし続け、足搔き続ける彼の生き様を。

彼女は彼の、温もりを知っている。傷だらけで、筋肉質な……暖かく、大きな背中。

彼の、包み込むような抱擁は、彼女の暗い過去を、氷のような心を溶かし、肌から伝わる熱は————

 

「lt%#H*A#G&”*」

 

「え!? ちょっとリューーーー!?!?」

 

そこまで想像したところで、リューはボンッッ、と顔を爆発させる。

耳まで真っ赤に染め、涙目になった彼女は親友の手を掴んだまま、脱兎のごとく逃げ出した。

 

彼女たちが店の奥へと消えていくのを一部始終……というかずっと見ていた酒場の店主は、娘の鈍感さ(ポンコツ)に大きなため息を溢し、白髪の少年を睨むのだった。

 

 

 

 

 

階段を蹴りあがり、扉を蹴り飛ばして自室に戻ったリューは、そこに来て初めて親友の手を掴んだままだったことを思い出す。

廊下を跳ね回るという新感覚を体験したシルはリューの足元で、目を回しながら座り込んでいた。

リューは慌てて彼女を抱きかかえると、自身のベッドに寝かせる。

しばらくして三半規管が回復したシルは、”彼女にしては珍しく”心の底からリューを恨めしく思いながら、未だくらくらする頭を支えて起き上がった。

 

「ぅぅう、りゅぅ? いったいどうしたの?」

 

「え、あ、その、うぅ」

 

シルに問われ、羞恥に顔を染めながらしどろもどろになるリュー。

ウエイトレスのエプロンを掴み、もじもじと身体を揺する彼女は、誰がどう見ても恋に惑う少女であった。

そんな彼女の反応を初めて見たシルは数度瞬きをし――――それはそれはイイ笑みを浮かべる。

 

年頃の娘というものは、誰しもがこういった話に憧れ、何よりも旨い話の肴になるのだ。

 

リューの状況を理解した彼女は、リューの想いを後押しすべく、彼女に這いよる。

 

「ふふふ、そっか。リュー? 相手はどんな人なの?」

 

「あ、相手!? い、いいいったい何の話を」

 

「大丈夫。私、リューの事応援するから」

 

「わ、私は別に」

 

何故か引き下がるリューに、シルは根気よく彼女を追い詰めていく。

 

「最近様子が変だったのも、それが原因?」

 

「ぅ、すいません。何とか落ち着けようとしているのですが。どうにも落ち着かないのです」

 

「ううん。いいの、いいの。それより、どんなことを考えると、心がざわつくの?」

 

「ぅ……。その、彼の事を想うだけで、胸が苦しくなるのです。まるで昔敵に毒を盛られたときの様に…でも彼がそんなことをするはずがありません」

 

さらりととんでもないことを暴露したリュー。しかしその部分は華麗にスルーする乙女のシルは更に解き崩していく。

 

「その人が今何をしているのか知りたい?」

 

「……はい」

 

「その人の好きな物、好きなこと、好きな異性のこと、知りたい?」

 

「………はい」

 

「その人に名前で呼んでほしい?」

 

「っ……はぃ」

 

どんどん羞恥に染まっていくリュー。シルの言動一つ一つが、鈍いエルフの感性を正解へと導いていく。

 

「その人の笑顔が見たい?」

 

「…はい」

 

「その人に自分を見てもらいたい?」

 

「…はい」

 

「その人に、好きって、言ってもらいたい?」

 

「ッ…………」

 

シルの問いに、リューは答えない。

しかし、俯いたその姿勢が。先まで真っ赤に染まった耳が、幸せにふにゃけた表情が全てを物語っていた。

 

彼女のその反応にシルの乙女成分が大いに刺激され、身悶えする様な初心な反応に嗜虐心が疼く。しかし、これは大事な親友の話。

シルは内に沸く悪魔の囁きを根性で抑えつけ、リューの門出を祝う。

 

「それは、リューがその人の事が好きな証拠よ」

 

リューが好きになった人。一体どんな人かな?

 

「す!? い、いけません。それでは、あなたに申し訳がない」

 

ベルを好きになってはいけない。ベルはシルの伴侶なのだから。

 

「? どうして? 私、リューの事応援するよ?」

 

「し、しかし……」

 

未だに渋るリュー。

彼女の過去を知るシルは、それが過去の出来事からくるものだと勘違いした。

 

だからこそ、彼女は言ってはならないことを口にする。

 

「私は今までリューに助けてもらったから。もしリューの中で踏ん切りがつかないなら、私のためだと思って?」

 

「え?」

 

唖然と目を見開くリューに、シルは彼女の両手を包みながら微笑みかける。

 

「私はリューに幸せになってほしいの。でも、もし一人でそれが難しいのなら、私の為にその人の事を愛してあげて? 私の願いを叶えるために、リューが幸せになって?」

 

「……シル」

 

リューの好きになった人とベルさん。どっちの方が可愛いかな?

 

シル、本当に、私がベルの事を好きになってもいいのですか?

 

交差する勘違い。

シルがしっかりとその人の名前を聞いておらず、リューはシルの言う相手がベルなのだという思い込みからくる小さなすれ違いは、彼女たちの運命を歪に、淫らに歪めていく。

 

「……ありがとう、シル。貴女がくれたこのチャンス、物にできるよう頑張ってみます」

 

深々と頭を下げる親友に、シルは両手を振る。

 

「私は何にもしてないよ。リュー、がんばってね」

 

「……はい」

 

親友からのエールに、リューはもう一度頭を下げると壊れた扉から下へと降りていった。

 

彼女を見送ったシルは一息つくとベッドに倒れ込んだ。

 

「そっか。リューにも好きな人で来たんだ。ふふふ」

 

それからしばらく、彼女はリューを無事送り出せたことに達成感を感じ、ベッドで横になるのだった。

 

 

 

 

 

すぐ下で、自身の撒いた種が加速度的に成長しているとも気づかず。

 




導入というか、奥手なリューをその気にさせるのに一話使ってしまった。

次回は暴走ポンコツ妖精がベル相手にいろいろやらかします。
お楽しみに。(次回もほとんどエロ要素ないかも)


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天然兎は妖精の心を揺さぶる

のんびりねとねと


シルに送り出されたリューは、トクトクと脈を打つ心臓の音を聞きながら、階段を降りていく。

従業員エリアと酒場との境にかけられた暖簾の隙間から中を覗けば、件の青年は直ぐに見つかった。

 

四人のテーブル席に座るベルは、家族であるヴェルフ・クロッゾの愚痴を聞いていた……リリに片腕を掴まれながら。

 

鍛冶の女神との惚気とも言える愚痴を聞きながら、苦笑するベルの顔はほんのりと赤くなっており、大分酔いが回っているようだった。

そんな彼に、しなだれかかるようにして腕に絡みついている少女は、うっとりとした表情を浮かべながら自身の肉体へ彼の腕を押し付けていた。

 

「……むぅ」

 

不満の声を漏らしたのは誰だったか。

 

リューは自身の内に沸いた感情に戸惑いながら、衝動に突き動かされるようにベルの元へと向かう。

道中、酔っ払った冒険者からの絡みを、声をかけられる前に視線で射殺しながら進んでいくと、ルベライトの瞳にリューが映った。

 

「あ、リューさん!!」

 

「っ……はい」

 

彼に名を呼ばれた瞬間、内に巣食っていた黒い霧は霧散し、日向のような温かさが湧き上がる。

彼に名前を呼ばれただけなのにと内心呟きながら、しかし先程よりも軽快に、足早にベルの元へ向かったリューは何気ない動作で彼の隣に腰かけた。

 

「あれ? リューさんお仕事はいいんですか?」

 

「……はい。ベルをもてなせ、と」

 

自分で決めました。とはいえず酒場の店主にそう言われたかのように濁すリュー。

ベルはリューの目論見度通り誤解し、「そっか」と呟くとはにかむようにして笑った。

 

「ありがとうございます。リューさん」

 

「ッいえ」

 

リューは咄嗟に近くにあったサラダスティックを一本掴むと口に運ぶ。

口を動かしていなければ、顔がにやけてしまうと、そう直感したからだ。

 

「むぅ」

 

不満たっぷりの唸り声に、リューは細い糸目で声のした方を見れば、ベルの腕にしがみついたままのリリが頬を膨らませてリューを睨んでいた。

 

リリとベル様の時間を邪魔しないでください

 

視線でそう伝えてくる彼女に、リューはしかしそれを無視してもう一本野菜スティックを取り、

 

「ベル、どうぞ」

 

彼の口元へと運んだ。

 

彼女の突然の行動に驚愕に顔を染めるリリとベル。

しかし、ベルは彼女からの好意を素直に受け取り、若干恥ずかしがりながらも目の前の野菜にかじりついた。

 

「あ、ありがとうございます。んぐ……えへへ」

 

「」

 

鼻血が出そう。

 

ベルのその外見と相まってあまりに可愛い反応に、リューとリリは内心悶え苦しむ。

頬を染めながらポリポリと野菜を齧る姿は、いっそ愛玩動物よりも、かわいいと持て囃される女の子よりも魅力的で誘惑的であった。

もしここに美の女神がいればまず間違いなくお持ち帰りしたであろう仕草に、リューは全身全霊でその衝動を抑え込む。

 

「ベル、いけない。そのようなことをされては、私が耐えられない」

 

「?」

 

精一杯の忠告はベルに欠片も届かず、ニンジンのスティックを加えたまま首を傾げるベル。

リューは咄嗟に視線を外し己を落ち着かせようと床の節を凝視する。

 

「くっ…………落ち着くのです、リュー・リオン。私は誇り高きアストレア・ファミリアの団員。そしてこれはシルのため、シルのためです。何も疚しいことなどない。そう疚しくはないのだから別にベルをお持ち帰りしてもいいのでは? これはシルのためですからシルの為にベルの頭の撫で心地や頬の感触も知る必要があるのですシルの為にベルの肌の感触とか傷跡とか温もりとか匂いとか————」

 

……余計悪化した。

 

呪詛の如くブツブツと囁くリューに、若干引きながらもベルは彼女の肩に手を添える。

 

「あの、大丈————」

 

「ッひゃ!!!?」

 

トン、とベルの指先が触れた瞬間情けない悲鳴を上げながら飛び上がるリュー。普段の彼女なら滅多に見せないであろう隙は、想像以上に彼女を脆くし感覚を鈍らせる。

リューは咄嗟の事に立ち上がろうと腰を跳ね上げるが、ここはテーブル席。

固定されたテーブルにリューの膝がぶつかり、衝撃で机の食器がガシャンと大きく揺れる。

その揺れは隅に寄せられた空のジョッキを倒すには十分で――――グラリと傾いたジョッキが固い床へと身を投げた。

 

視界の端でそれを見ていたリューは、いつもより数段遅れて反応し不安定な体勢で腕を伸ばした。

 

「ッリューさん!」

 

ベルがそう叫ぶのと、リューの体勢が崩れたのは同時だった。

 

 

右手でジョッキを掴もうとしたリューの体勢が崩れ、床へと倒れ込むのを見ていたベルは咄嗟に反応し、彼女の細い腕ごと抱え込むようにして抱くと、自身の身体を床と彼女との間に押し入れて彼女を庇った。

 

ゴッ ガシャアアン!!!!

 

騒がしい店内に響き渡る破壊音に、辺りは一瞬で静まり返る。

彼等の視線の先では白髪の青年がウエイトレスを庇うように倒れており、そのすぐ横には無残に砕け散ったガラスの破片。

 

大方の流れを悟った冒険者は、見た目麗しい女を救った青年に温かい野次を飛ばし、同じウエイトレスは少女と知己の青年のもとへ駆けよる。

 

「いてて。リューさん、大丈夫ですか?」

 

ベルは背中と後頭部の鈍痛に眉を顰めながら、自身の腕の中にいる彼女に問いかけた。

しかし、彼女からの返答は返ってこない。

怪訝に思うベルだったが、彼女の髪からふわりと香る匂いと女性特有の柔らかい身体に、もうしばらくこのままでもいいかなと会得を感じていたのだった。

 

 

そんな風にベルがこの状況を楽しんでいるなか、リューもリューとてこの状況を”愉しんでいた”。

 

あぁ、ベル……

 

彼に庇われたとき、リューの内には申し訳なさよりも喜びが勝っていた。

彼が助けてくれた。あの時と同じように。

 

その事実が否応なくリューの女性としての面を刺激し、彼への想いが際限なく膨らんでいく。

 

ベルの胸板は厚く、その抱擁はリューの心をとろとろに溶かす。

数か月前、深層域で彼に背後から抱きしめられたことはあったが、こうして正面から抱きしめられたのはこれが初めてだったリューは、無意識のうちに彼に寄り添い、彼の匂いを覚える。

 

男、引いては多種族を拒絶していたリューは、男性からする汗臭さというのがどうにも苦手だった。あの鼻を刺すような臭いと男油の臭いがどうにも受け付けなかったのだ。

しかし、彼の匂いは何故か大丈夫だった。いや、むしろもっと嗅いでいたくなるような気さえした。

 

ほんのりとする汗の匂いと、鼻を犯すような甘い香り。

初めはちょっと、次第に大胆に。リューは彼の匂いを目一杯吸い込み、熱の籠った吐息を漏らす。

 

あぁ、ベル 

 

どれだけ吐いても一向に減らない熱はリューの身体を蒸気させ、冷静な思考回路を取り除いていく。

リューは蕩けそうになる顔を隠す為にベルの胸元へ顔を押し付けるが、より濃密な匂いに蝕まれ————————

 

「あの、リュー、さん?」

 

「————ぇ?

 

気がつけば顔を赤くしたベルと目が合っていた。

ベルに全身を預けるように脱力し、細い指先がベルの頬に添えられている。

数秒ほどかけて、その指が自分のものだと気づいたリューは脳を爆発させながら飛び起きた。

 

「ッッ!?!?!?」

 

「んにゃ? リュー顔真っ赤にゃんぐぉ!?!?」

 

自分のしでかしたことを理解したリューは、隣で騒ぐ駄猫を殴り飛ばし、だらしなく蕩けた顔を隠すように店の奥へと逃げ込んでいった。

その彼女の様子を、ベルは呆然と見ていることしかできなかった。

 

 




次回からちょっとづつエロ要素が出る…はず


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妖精は小人に囁かれ、蜜談を交わす

ヘスティアファミリアの参謀を招集

そしてエロを出すと言ったな、アレはウソダ


 

 

最近、ご主人様の様子がおかしい。

 

昼過ぎ、自らの主人が買い物に出かけたのを見送った後、リリは自室にてベルのここ数日の様子を思い浮かべた。

 

最近のベルは様子がおかしかった。

どこか上の空で、物思いにふけっていることが多くなり、ため息をついていることもあった。

 

性欲が溜まっているのかとも思ったが、毎朝リリかアイズが数発は出されているし、日中も言わずもがな。

夜など二人が失神しても続いているのだから問題はないはずだ。それに、

 

「ふぅ

 

リリは自らのお腹に手を這わせ、悩まし気な吐息を吐く。

そのお腹はぽってりと膨れ上がっていて、膨張した子宮には朝と昼食前に出された精液が詰まっている。

さっきまでの激しい情事を思い出したリリはベル色に染められた身体を抑えながら、子宮に溜まっている精液の事を考える。

 

ベルの精液は、明らかに常人のモノではない。

その粘度と量、雄としての匂いも。

まるでスライムのような粘度は喉や子宮にこべりつき、頑張って咀嚼しないと一生へばり付いたままなのではと思わせる。

量は両手で受け止めても易々と零れるほど多く、口でのご奉仕をした朝は胃を精液が占領し、朝食が入る隙間はない。

そして何よりもその匂い。一度の射精で部屋中に広がるイカ臭さ。鼻だけでなく、全身を犯すような濃厚な匂いは一瞬で身体を発情させ、子作りの準備を始めさせてしまうほどだ。

 

そんなベルの反則級な精液の濃度が、前よりもさらに濃くなっているのだ。

より濃く、より多く。メスを孕ませることに特化した精液が、自身の子宮を埋め尽くしていると考えただけで、リリは軽い絶頂を迎えてしまうが、今はご主人の事だと自分に言い聞かせ思考を再開する。

 

性欲でなければ何なのか。

そんなことベルの人柄を考えればすぐにわかる。

 

女だ。

 

「あのお人好しの天然垂らし様は次はいったい誰を堕とすんでしょうか? いや、ご主人様が望むのならリリは何も言いませんけど……」

 

このことはアイズも気づいており、若干の嫉妬心を覗かせた彼女はいつも以上にベルの肉棒にしゃぶりつき、搾り取っていた。

…………まぁ、結局ベルに返り討ちにあい無様に犯されていたのだが。

 

おおよそ相手が誰なのか、リリは既に見当がついている。

 

そして、誠に不本意だったが、本当に本当に、ご主人様を独り占めできないのはとても残念だが————ご主人様が望むなら仕方がないと割り切った彼女は、ご主人様の悩みを解決するため、その相手に手紙を出していた。

 

「リリは何でこんなことをしているんでしょうか…………ああ、もう! 帰ったらたくさん注いでもらいますからね!!」

 

そうして淫らな決意を固めていたところで、部屋の扉がノックされる。

リリはいそいそとローブでお腹を隠すと、扉まで駆けていき、扉を開ける。

目の前には予想通り、春姫と原因の女性、リュー・リオンが立っていた。

 

 

 

 

 

 

リリはリューを案内してくれた春姫にお礼を言うと、リューを自身の部屋に通す。

リューはリリに勧められるままシンプルな椅子に座ると、無表情で自身を呼び出した小人に声をかける。

 

「それで、私を呼んだのはどうしてでしょう?」

 

「またまたぁ、そう御隠しにならなくても大丈夫ですよ。リュー様?」

 

しらを切るつもりのリューに対し、リリは妖美な笑みをこぼしながら彼女の側に立ち、彼女に寄り掛かるようにして耳元で囁いた。

 

「ベル様のことです

 

「ッ!?」

 

リューは思わず目を見開く。

それは彼女がベルのことを聞いてきたからではない。彼女から、ベルの匂いがしたからだ。

 

危険だと理性が判断し息を止めようとするが、身体がそれを受け付けず、リリの身体から漂うベルの匂いを吸い込んでいく。

 

「うわぁ、思ったよりも重症ですね」

 

「な、なにがですか」

 

若干頬を染めながら睨みつけるリューだったが、次の瞬間、彼女が差し出してきた鏡を見て愕然とした。

そこには顔を赤く染め、垂れた眉尻と潤んだ瞳でだらしなく口で息をする自身の顔が映っていた。

 

これが、わたし?

 

まるで男にすり寄る娼婦のような表情にリューは呆然とするが、リリは愉しそうに笑うだけだ。

 

「大丈夫ですよ、リュー様。ベル様を前にしたらリリもアイズ様も同じようになりますから」

 

なにが、大丈夫なのか。

 

どう、同じようになるのか。

 

わからない。

わからない。

わから――――――――

 

「リュー様も、ベル様の事が好きなんですよね?」

 

「ッッち、ちが……こ、これはシルのためです」

 

リリの言葉に、リューは赤い顔のまま弱々しく反論する。

 

「へぇ。シル様のためなんですか」

 

「え、ええ。勘違いされては困る。私は、シルのために」

 

リリの視線が痛い。

友を言い訳に使うなんて…

 

これはシルのためだと自分に言い聞かせ、罪悪感を閉じ込めていると、リューを笑顔で見ていたリリの口が三日月に開いた。

 

「なら、仕方がないですね。それではリュー様”シル様の為に”私がリュー様をサポートして差し上げます」

 

「ぇ」

 

”シルの為に”。そう言ったリリは手元から小さなメモ帳を取り出し、リューの前に椅子を持ってくるとそこに腰かけた。

これから何が起こるのかとリューが身構えていると、リリは至って自然な流れで、

 

「ところでリュー様、リュー様はまだ処女ですよね」

 

とんでもないこと聞いてきた

 

「なっ!?!?!?」

 

羞恥と怒りに顔が真っ赤に染まる。

一体何を言っているんだと問いただそうとリューは口を開こうとするが、彼女の反応に満足したリリは構わず続けてしまう。

 

「まだ処女っと。リュー様、3サイズを教えてください」

 

「な、なぜですか!?!?」

 

「必要なことです。ごしゅ……ベル様のためですよ。あとシル様の」

 

シルと、ベルのため。

そう言われたリューはぐっと押し黙って俯くと、蚊の羽音のような小さな声でぽしょりと呟く。

 

「……79…58…68

 

「…チッ。着痩せでもするんですか?」

 

「……私は春姫さんなどのほうが、殿方に好かれる身体だと思うのですが」

 

「うるさいですよ。勝ち組は黙っててください。はぁ、それでベル様はどんな人だと思いますか?」

 

「……尊敬に値する人族だと」

 

「そういうのいいですから。リュー様個人の事を聞かせてください」

 

自身の言葉をバッサリと切り捨てる少女に、リューは若干困惑しながらも改めて件の青年の事を考える。

 

そうして浮かぶのは、数日前と同じ、かれの優しさと勇ましさ。

余りのお人好しさには、かつての親友も驚くほどだろう。

彼の覚悟を決めた顔は誰よりも美しく、尊いものだった。

彼の肉体は想像の何倍も男らしく、私を包み込む熱は心地よい。

数日前に彼から漂う甘い香りは、まるで――――――

 

「あぁ、もういいです。もうその表情で分かりました」

 

「?」

 

辟易といったふうに手を振るリリに首を傾げるリュー。

「あの垂らし魔め」と小声でつぶやいたリリは最期の、もっとも聞きたかった質問をぶつけた。

 

「リュー様はベル様の事がお好きですか?」

 

「わ、私は……」

 

シルの、そう言いかけてリューは口をつぐむ。

リリのまっすぐな視線が、真意を見定めるかのような視線が彼女を押し黙らせた。

 

「………わ、私個人としては、こ…好ましくおもっています」

 

尻すぼみになって小さくなるリューの(真意)を聞き届けたリリは、メモ帳をしまうと笑顔のまま深くお辞儀をした。

 

「……そうですか。わかりました。それではリュー様、明日の早朝、日の出前にこちらへ来てください。その時に、”魅せたい”ものがあります」

 

最期の、言葉の言い回しが少し気になったリューだったが、目の前の少女はニコニコと笑うだけだった。

 

 




次回はちょっとしてみたかったシチュ

アイズもでます


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垣間見る事情は妖精を熟れさせる

キャラ崩壊注意。

そしてリリのプレイがハード過ぎて唯々ベルが鬼畜に見えるw。


「ぉお おぐぅ

 

「ぐっ、アイズさんの締め付けすごい」

 

肉のぶつかる子気味の良い音が熱の籠った空気を震わせ、少年の甘い声が耳を舐める。

自らの知る情事とはレベルの違う、正に獣のような交尾を目の当たりにした少女は、自身の身体が雌として開花していくのを感じる。

 

「はぁはぁ

 

目の前で起きている蹂躙劇を覗きながら、リューはどうしようもなく疼く秘部を必死に弄る。

部屋中に充満する生臭い匂いに脳を犯されながら、リューは今日3回目の絶頂を迎えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どのタイミングだっただろうか、甘い匂いが鼻についたのは…。

 

昨日言われた通りに早朝にやってきたリューは事前にリリに言われたルートで館へ侵入し、彼女の部屋の前まで辿り着く。

 

部屋の中には誰もおらず、ベッドの熱も冷めていることから大分長い間部屋を留守にしているようだった。

 

リューが訝しんでいるとふと、月明かりの当たる机に小ささ紙きれが置いてあるのを見つけた。

中には

 

『部屋を出て左の突き当りまで来てください byリリ』

 

とされたシンプルな書き置きが。

 

リューは溜息を一つ溢すと部屋を出て言われたとおりに左へ進んでいく。

 

等間隔に設置された魔石灯の灯りが薄暗い廊下にぼんやりと光る。

 

長い廊下を暫く進んでいた時だった。

 

「………………

 

ふいに、ナニかが、リューの鼻を撫でた。

 

花の香りか、或いは樹液の甘い香りか。

微かに香った程度の匂いだったが、リューはなぜか飢餓感を覚えた。

お腹の奥が疼きリューに何かを訴える。しかし、今のリューにその疼きがどこからきているのかを理解する力はなく…………彼女は徐々に脳を溶かしながら奥へ奥へと進んでいった。

 

 

 

リューはいつの間にかダークブラウンの重苦しい扉の前にたどり着いていた。

 

ここが指定の部屋なのか。

 

リューが扉を開けようとドアノブに手をかけた瞬間。

 

「ぉぉっぉおっぉぉぉぉ

 

「ッ!?」

 

獣の唸り声のような音が扉から漏れ出た。

 

咄嗟に手を離すリュー。しかし、捻りきっていたドアノブはそのまま扉の気密を解き、リューの前に小さな隙間を生み出す。

 

「おお いぐいぐぅ

 

隙間から聞える声にリューは息を呑む。

その声は自分を呼び出した少女のモノであるはずだった。しかしその声は、あまりにも——。

 

「ふぅ……ふぅ

 

彼女の意識とは関係なしに呼吸は荒くなり、彼女の全身に熱を流していく。

堕声の漏れる隙間、そこにリューは吸い寄せられるように身体を寄せ、中を覗き込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ。リリのお腹、またすごいことになってるよ」

 

「お ぉぉ

 

ベルの問いに、しかしリリは返せない。

膨脹した子宮は胃を押し上げ、肺を圧迫する。

なんとか首を縦に振ろうとしても、度重なる絶頂に全身の筋肉は痙攣しただ砂浜に打ち上げられた小魚のように跳ねるのが精一杯であった。

 

「もう。リリ、聞いてる?」

 

ベルはリリの状態を正しく理解しながら、しかし更なる追い打ちをかけるように臨月並みに膨れ上がったリリのお腹を軽く押す。

 

ぶりゅっぶぴゅりゅぷりゅぷりゅ

 

「ぉお゛⁉ や まっでぇ

 

圧迫された子宮はスライムのような精液をひり出し、彼女の膣を押し広げながら下品な音を立てて溢れる。

リリは必死に懇願するが、彼女の静止の声は溢れんばかりの快楽に押し流され弱々しい否定の言葉になり、身体は刻みつけられた更なる快楽を求めて、自ら腰を浮かせお腹を圧迫させ始めた。

 

そんなリリの姿にベルは三日月の笑みを浮かべると、先ほどまでリリの中で暴れていた肉棒を彼女のお腹に乗せた。

彼の肉棒は未だ硬く、雄々しく天を刺している。自身の体液と精液に濡れた一振りの女殺しの槍を前に、リリはただ雌の顔をさらすだけだ。

 

「でも、これ以上リリの中には入らないよね? 僕、まだ出したりないんだけど」

 

「っ どうぞ リリの中に詰まったご主人様のこってり濃厚ぎとぎとザーメン 押し出して使えるようにしてくだしゃいぃ

 

リリはドロドロに溶けた表情でガニ股になり、秘部を両手で限界まで広げる。

彼女の膣はベルの肉棒を難なく飲み込めるほどまで緩み切っており、広げられた秘部の奥では、真っ赤な子宮口がだま状の精液をぷりぷりと吹き出していた。

 

そうして”彼女の準備が整った”のを確認したベルはリリの頭を軽く撫でたあと、両手を膨らんだお腹に乗せた。

 

「いくよ?」

 

そう言ったベルは、リリが頷くのを確認もせずに、全体重を乗せて彼女のお腹を押しつぶした。

 

「はいぃぃぃぃいいいい゛い゛い゛い゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛!!!!

 

ブビュゥッ!! ブリュブリュブリュブリュブリュブリュ!!!!!!!

 

まるでところてんのように子宮口から噴き出る精液は、リリの潮と一緒に水鉄砲の様な勢いで入り口の扉に激突し、部屋中に飛び散る。

 

リリは歯を食いしばって絶叫を抑え鼻水や涙を垂れ流す。

決して落ちることはなく登り続ける絶頂の快感にリリの脳はショートし明滅を繰り返す。

 

1分ほどして粗方の精液を吹き出したリリの子宮はヒクヒクと痙攣し、あれだけ膨らんでいたお腹は潰れた水風船のように弛んでいる。これが翌日には元通りのスリムなお腹に戻るのだから人体とは何とも不思議なものである。

 

ベルは失神したリリを回転させお尻を突き上げる体制にして固定する。

未だ潮と黄水を垂れ流すリリの秘部に自らの肉棒を突き立て、再びピストンを再開した。

 

 

 

 

 

 

「ぁ ぉ

 

扉の前で腰砕けになったリューは呼吸ができないでいた。

浅い呼吸…いや、呼吸ともいえない喘ぎ声を漏らす彼女の顔は視認できない。

なぜなら、リューの顔にはだまだまの濃厚こってりザーメンによって顔面パックされているからだ。

大きく口を開け、伸ばした舌を精液でコーティングされた彼女は、精液で鼻提灯を作りながら身体中を走り抜ける衝撃に酔い続ける。

 

中で起こったこと、そして今自身の身に起きていることの全てがリューにとって未知のものであった。

初め、リリのお腹を見た時は妊娠しているのかとぎょっとしたリューだったが、彼女が自らの秘部を押し広げ、彼女の子宮口が精液をひり出しているのを見て本能的に理解した。

 

あれは、彼女のあの大きなおなかにはベルの精液が詰まっているのだと。

 

そう理解した時、彼女の子宮は疼き卵巣は歓声を上げる。

自慰をしたことがないリューだったが、無意識のうちに右手は秘部へと向かう。そこにはホットパンツをぐっしょりと濡らすほど愛液を垂れ流す秘部があった。

 

好奇心ゆえか、リューは秘部へと振れる。

その瞬間駆け抜ける甘い電流。

 

初めての絶頂に目を白黒させ、足りない酸素を求めて口を大きく開けたところで——————

リリの噴射した精液が彼女の顔面を捉えた。

流れ落ちることなく顔面にとどまる精液はリューの鼻を覆いつくし、開いた口に精液だまりを作る。

そして、反射的にリューは口に溜まった精液を飲み込んでしまった。

 

ァ—————

 

粘り気を持った精液は、喉の細部まで染み渡らせるようにゆっっくりと落ちていく。

そのせいで喉に精液の匂いがこべりつき、脳みそを塗りつぶす雄の香りがリューの鼻と肺から全身へと充満する。

 

数億匹の雄の精子から胃袋と舌を蹂躙されれば、生娘のリューにはひとたまりもなかった。

 

ブシィィッ!!

 

あぁあぁぁあ

 

ベルの匂い。

息ができない。

雄の匂い

苦しい。

気持ちいい。

ベルの雄の匂い

苦しい。

気持ちいい

気持ちいい

ベルの匂い

雄。

ベルは雄

雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄

 

愛しい番の精液を一滴たりとも無駄にはしまいと、身体は無意識に動く。

 

舌に乗ったぷりぷりの精液はそのまま咀嚼し噛み応えと味を堪能する。

顔中についた精液は届くところは舌で舐め上げ、頬や瞼にかかった分は両手を使って丁寧に取る。

ようやく両目が開けられるようになったので見てみれば、リューの手には両手で水を掬うよりも多くの精液がたっぷりと付着していた。

 

「あぁ ベル

 

顔中に精液を付着させ、雄臭い息を吐き出しながら精液を恍惚とした表情で舐め上げるリューに、かつての勇ましくも凛々しい冒険者の面影はなく、ただただ雄の精液に酔った淫らな妖精だけがそこにはあった。

 

 




隙間から覗いて発情するエロフが書きたかったのに、気がつけばぶっかけで喜ぶ変態に仕上がっていた。

まだまだ本番にはいかせんぞ。
もっとエロフになってもらわねば。

変な切れ方(というか最初の書き出しとの差異)をしていますが、次回はアイズとの情事を見つめるリューが出るのであしからず


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剣姫の舞は妖精を招き入れる

段々と開いていく更新速度…

そしてリューの回なはずなのにガッツリ他キャラとやってるベルクんえぇ

性に無頓着だったアイズが、一番ベルとの性交にドはまりしていると思います


リューがベルの精液を堪能し終わったころ、部屋の中でも変化が訪れていた。

 

リリの中に数発ほど出したベルは、一休憩といった様子で肉棒を抜くとベッドに腰かける。

臨月のようなお腹で器用にうつ伏せで気絶しているリリは、自重によって精液を吹き出しながら満足そうなアへ顔をさらしていた。

 

そんなベルの向こう側――――リューは今の今まで気がついていなかったが————そこのシーツのふくらみがもぞり、と動いた。

出口を探すようにシーツの中を動き回り、しゅるりと音を立てて顔を出したのは金髪の少女、アイズ・ヴァレンシュタインだった。

 

シーツをローブの様に羽織るアイズは、先ほどまで眠っていたのかぽしょぽしょと瞼の開閉を繰り返し、ベルを見つめる。

 

「あれ? アイズさん今起きたんですか?」

 

「……ん」

 

アイズはめくれたシーツをするすると脱皮し、その美しい上半身を外気に晒した。

四つん這いで前進するアイズはベッドに腰かけるベルの膝元へと移動し、その股間からそそり立つ肉棒を見つめたあと、何の躊躇もなく巨大な肉棒を飲み込んだ。

 

「んごぉ ぶじゅぅぅ んぐ じゅるる

 

リリの愛液とベルの精液にコーティングされた肉棒は、手品のようにアイズの口の中へと吸い込まれて行き、根元まで完全に収まる。

リューの視線の先では、外から分かるほどに喉を膨らませたアイズが、快感に身をよじりながら長いストロークを開始した。

 

喉奥をごりごりと削るカリに軽イキを繰り返しながら、アイズはゆっくりと頭を引き上げる。

ボコボコの肉棒にフィットするようバキュームをかけ、下品なひょっとこ顔を晒しながら肉棒のカリ裏が舌先に来るまで引き起こす。

そこまできたら一度動きを止め、舌の腹でカリ裏からカウパーを垂れ流す鈴口を塞いでやる。そうすると金玉が出が悪くなったと勘違いを起こしてギュンギュンと精液を作り、溢れた古い濃厚精液がアイズの舌を押し退けて溢れ出す。

 

邪魔をするなと言わんばかりに、こぷこぷと溢れてくるカウパー交じりの精液は強烈な雄の匂いを解き放ち、アイズの口内に充満する。

 

「んぉ ぉ んじゅる

 

鼻奥から突き抜ける匂いに、未だ精液を注いでもらっていない子宮が涙を流し、媚びるように腰をカクカクと揺する。

その動きが浅いストロークとなり、ベルの性欲を高ぶらせていく。

 

「うぅ。っアイズさん!」

 

紙屑な自制心しか持ち合わせていないベルは、そのもどかしい刺激に我慢できず、アイズの頭を掴むと無理矢理根元まで押し込んだ。

 

ごぢゅるぅぅぅうう

 

唾液とカウパーまみれの肉棒が細い喉を拡張し生々しい音を上げる。

突然のことに目を白黒させるアイズは、しかし次の瞬間白目を剥き秘部から潮を吹いてアクメした。

 

「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛

 

肉棒に塞がれた喉がくぐもった喘ぎ声をあげ、噴き出る潮を吸ったシーツは彼女の臀部にべったりと張り付く。

真っ白な臀部が透けて見えるその光景に、ベルだけでなくリューもまた息を呑む。

予期せぬ光景、男の欲を刺激するソレにベルは肉棒の蛇口を緩めてしまう。

 

「う、出るっ!」

 

ぶりゅぅ ぶりゅどぶぶ、どぶどぶぅ

 

喉の奥深くまで突き刺さった肉棒は、アイズを孕ませんと精子が濃縮されたドロドロの精液を胃袋にぶちまける。

連続絶頂の合間、自分の胃が重くなっていくのを感じながらアイズは無意識に喉を上下させベルの射精を促す。

 

どっぽどっぽと溜まっていく精液はやがて胃を埋め尽くし、それでも足りぬと食道を占領しはじめた。

 

「お ぅぷ ぉぉふい んぐ

 

吐き出したいという生理現象を、アイズは気力だけで押しとどめる。

雄の、ベルの精液を無駄にしてなるものかと最期の時まで―――――

 

「ふぅ」

 

「んぼぉぁ げふぅ ぅぼぉぉおおおおおおお」

 

持たなかった。

気を緩めたベルが肉棒を軽く抜いた瞬間、肉棒に合わせて精液がせりあがり、微かな隙間を縫ってアイズの口と鼻から逆流したのだ。

僅かに鼻を挿す痛みと、圧倒的なまでの雄の匂いが脳を麻痺させ快楽物質を垂れ流す。

 

「はふぅ。…うわ、アイズさん、顔すごいですよ?」

 

自分が原因なのだが、そんなことを気にした様子もないベルは、射精後の心地よい怠惰感に表情を緩めながらアイズに声をかける。

アイズは鼻と口から精液を溢れさせ、えずきながらも、恍惚とした表情でアクメを決めていた。

そんな表情を前に、我慢できるはずもなく、ベルは半ば放心状態にあるアイズを抱き起こすと、彼女の太ももを抱えるようにして自らの膝へ座らせる。

太ももを抱えられたアイズは、両足をぶら下げた状態でベルの腕の中にすっぽりと納まり、そそり立つ肉棒に愛液を振りかける。

びくびくと震える肉棒が軽く触れるたびに、一切毛が生えていないアイズの秘部はだらしなく口を開け、肉棒を迎え入れようと必死になっていた。

 

「アイズさん。いくよ」

 

来て

 

軽く持ち上げ、そのまま下す。

たったそれだけで秘部はベルの肉棒をじゅるりと加えこみ、子宮口が亀頭に吸い付く。

ずぶずぶと入っていく肉棒は、小腸を押し退け胃を押し上げる。

 

「ぉっ うぷ ぅ

 

ベルの精液で満タンになった胃は、水風船のように形を変えながら必死に食道を閉じて中身を溢さないよう耐える。

彼女のお腹が肉棒の形に膨らむころには胃はハンチング帽のように子宮と亀頭に覆いかぶさっていた。

 

「ぉぉぉ

 

お腹の圧迫感と子宮から走る痺れるような快楽に酔っているアイズだったが、ベルは肉棒全体を包み込むふかふかのベッドに我慢ならなかった。

きゅむきゅむと締め付ける膣は根元から先端へ満遍なく快楽を与え、亀頭は半ばほどまで子宮に咥えこまれている。

 

「っ動くよ」

 

ベルは彼女の身体をまるでおもちゃのように軽々と持ち上げると快楽を得るために動かし始めた。

 

 

 

 

「おぐ いぐ いぐ ぉおぶ おぼぁぁ

 

目の前で起きている惨劇に、リューはしかし甘いと息を吐くことしかできなかった。

リューの目の前では第一級冒険者であるアイズが成すすべなく犯されている。

まるでおもちゃのように。女性を人としてすら扱わないその行為は、本来リューの最も忌むべき行為であった。

 

リューは冒険者時代、ファミリアの指針もあってか“そう言った”場面によく出くわしていた。

冒険者の忌みモノにされている女性や、ひどいときにはオークの苗床として犯されている人。

同様に彼女らは精神を手放し物言わぬ人形になり果てているか、精神が壊れ狂ったように快楽を求めていた。

彼女らを見るたび、思い出すたびにリューは人を、モンスターを――――雄を憎悪した。

 

そう言った凄惨な過去を持っているからこそ、リューは信じられなかった。

 

自分が認めた少年がそういった行為に走っていること。

そんな行為をアイズが嬉々として受け止め喜んでいること。

 

――――――――なによりも、自分自身がそれをうらやましく思っていることが。

 

リューの目の前では、アイズがベルに抱え込まれオナホールのように使いつぶされていた。

ベルのあまりに大きい肉棒のせいで縦に膨らんだお腹は、今肉棒がどの位置まで入っているのかを否応なくリューへ見せつけ、どつかれるたびにこってこての精液を口から溢れさせるアイズの瞳はハートが浮かんでいた。

胃液が混じってなお、粘度の高い精液はダマ状のまま彼女の美しい身体を汚していく。

 

「はぁ はぁ ベル

 

リューは気づけば今まで一度もしたことのない自慰行為を行っていた。

しかし、知識に留めてあったその行為は細い指で秘部をなぞるだけという幼稚なものでしかなく、リューの中に積もっていく膨大な熱を発散させるにはあまりに拙過ぎた。

 

クチクチと弱々しい音を立てるリューの目の前で、ドッチュドッチュと性器をぶつけ合う轟音が響く。

だんだんと速くなっていくストロークに合わせ、リューも必死に秘部を撫でる。

 

「アイズさんっ でる、でますッ」

 

「ぉ ぉぶだひだひていぐいぐいぐっいぐうううぅぅぅ

 

「ベルベルベルゥ

 

ごびゅる ゴビュブリュリュリュリュ!! ブリュリュリュリュゥ!!!!!

 

深々と突き刺さった肉棒は既に何十発も出しているにもかかわらず、一向に薄まる気配の見せない精液をアイズの子宮へ詰め込んでいく。

膨脹するお腹に、アイズは歯を食いしばりながら白目を向いて耐える。

瞬く間に膨張していくお腹は、アイズの両足を押し広げその存在を主張していた。

 

「うそ

 

呆然と否定するリューだったが、目の前で膨張し続けるお腹の中身を想像して身震いを起こす。

 

…………私も

 

今頃アイズのお腹の中では、数十億の精子が卵管を通って卵巣を苛めているころだろう。いや、もしかしたら卵管まで精液で一杯になって卵巣が浸っているかもしれない。

想像するだけでリューの子宮はどんどん下へ下へと降りて雄の子種を要求する。

 

「ふぅ。アイズさん。まだいけるよね?」

 

「んぶぅ いけゆよ

 

「なっ まだできるのですか?

 

ベルは挿入したままお腹の大きくなったアイズを回転させると、先ほどのリリと同じように四つん這いの体勢を取らせ、再び腰を前後させ始めた。

 

パチュッパジュンッバチュッバチュ!!

 

「ぉおおぐぅ

 

「ぅ、アイズさんの締め付けすごいっ」

 

肉のぶつかる子気味の良い音が熱の籠った空気を震わせ、少年の甘い声が耳を舐める。

自らの知る情事とはレベルの違う、正に獣のような交尾を目の当たりにした少女は、自身の身体が雌として開花していくのを感じる。

 

「はぁはぁ

 

目の前で起きている蹂躙劇を覗きながら、リューはどうしようもなく疼く秘部を必死に弄る。

部屋中に充満する生臭い匂いに脳を犯されながら、リューは今日3回目の絶頂を迎える。

しかし、そんな軽い絶頂では満足できないほど、すでにリューの身体は出来上がっていた。

 

ベルのが欲しい ベルの あの大きなものが入れば

 

そう願うリューの視線の先では短くなったストロークに悲鳴を上げるアイズの姿が。

 

パンパンパンパンパンパンパンパン!!!

 

「おおおぐぅいぐいぐいぐううぅ

 

ブシッ ブシャア!!!

 

膨らんだお腹を波打たせながら潮を吹くアイズ。しかしベルは一切腰を緩めることなく、それどころか彼女に覆いかぶさるようにして乗りかかると彼女の揺れる双丘を鷲掴んだ。

 

「ッいっぐうだめだめだめぇもどれないべるこれもどれなくなるぅ

 

断続的に潮を吹きながら必死に首を振って懇願するアイズ。

しかしベルはそんなアイズの乳首を容赦なく捻る。

 

「いっちゃえ!」

 

「んギイイイイイイイイ!!?!?!?!?

 

身を焦がす衝撃に大きくのけぞるアイズ。身体を支える力すら失い両手両足を投げ出して、大きく膨らんだお腹のみで自重を支える。

その結果ベルの肉棒が抜けるのに合わせて子宮内部に溜まった精液が逆流し、ベルが突き戻すと子宮に戻るといった拷問のような快楽地獄が始まった。

 

「お゛お゛っお゛お゛お゛っお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っお゛お゛お゛

 

ベルの肉棒から与えられる、極上の快楽に合わせて疑似射精と子宮の膨脹を体感するアイズは、もはや人の言葉を話す余裕もなくなり唯々快楽に染まった叫び声を上げる。

 

「でる、でるよ」

 

「っお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛

 

しかし、雄の要求がこればアイズの身体は即座に動き、痙攣する足をベルの腰へと絡め、肉棒をより奥へと誘導する。

膣は精液漬けになりながらも懸命に肉棒を締め上げ、連続射精でゆるゆるになった子宮口が亀頭を丸々咥えこんだ。

 

「ッッ出る!!!」

 

ドブッ! ドブドブドブドブドブドブドブドブドブ!!!!!!

 

「————————————————ッッ

 

リューの元まで聞こえてくる射精はアイズのお腹をさらに膨張させる。自身とベッドによって行き場をなくしたお腹は横へと膨脹をはじめ、ミチミチと音を上げながら広がっていった。

数分ほどして射精を終えたベルは、気絶したアイズから肉棒を抜く。

 

栓を失った子宮はブバッ、と音を立て精液を吹き出し、その快楽に酔って気絶したままアイズは何度も絶頂を迎えた。

 

「ふぅ。……さて、リューさんおいで」

 

「ッ

 

そう言って笑うベルの瞳は、間違いなくリューを見ており、見つめられたリューは――――

 

「っはい

 

泣き笑いの笑顔で応じるのだった。

 




次回とその次か次の次辺りまで続くんじゃ


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妖精の精神は蜜蝋の如く

本番? まぁリューが沈むのは次回


「っはい

 

自らが吐いた甘い声に戸惑いつつも、リューは震える足でベルの元へと向かう。

 

薄暗い廊下から明かりのついた部屋に入れば、ベルの目に映るのはダンジョンで何度も見たことのある戦闘着姿のリュー。

ベルの脳裏に思い出されるのは凛々しく、冷静な尊敬するエルフの姿。自らが思い描く冒険者の一人だ。

しかし、今自分の前にいる彼女はどうだろうか。

 

自分たちの秘め事を覗き見していた彼女は、淡い色合いの唇を熱の籠った吐息で潤ませ、しっとりと濡れた黄色の前髪を真っ赤に染めた顔に張り付けている。

鋭い理性と悲哀に満ちていたその瞳は、熱に浮かされたように、助けを求めるように寂しげに揺れ、垂れた眦は庇護欲を誘う。

右手は無意識か自らの秘部に添えられ、それを咎めるように左腕が手首を抑えていた。

足は小鹿のように震え、内また気味のその太ももには、テラテラと輝く軌跡が幾本も垂れていた。

 

アイズのお尻に手を添えながら微笑むベルの元までたどり着いたリューは俯きがちに彼を見る。

その視線は、膝立ち状態のベルの腰辺り……未だ雄々しく天を向いている肉棒にくぎ付けになっていた。

リューの腕ほどの長さで、しかしそれ以上に太いベルの肉棒はアイズの愛液と混ざりあった濃厚な精液によってドロドロになっている。

これほどのモノをたやすく飲み込んだアイズに戦慄するとともに、リューは腹部からくるどうしようもない飢餓感に細い喉を上下させた。

 

その物欲しげな態度に、ベルは内に溜まる興奮を隠しながら面白そうに言った。

 

「……リューさんの変態」

 

「ッち、ちが!」

 

「でも、覗いてましたよね?」

 

「っん そ、それは

 

顔を真っ赤にして反論しようとするリューさんの唇にそっと触れ、ベルは囁くようにつぶやく。

 

一方のリューは言い淀みながらも、自らの頬に触れるベルの手に自身のを重ね、顔を摺り寄せる。

しかしベルの手がそのまま彼女の耳へと触れれば、途端に彼女は引きはがそうと弱々しく彼の小指を握りしめた。

 

「だ、だめでう ひゃぃ

 

人差し指で耳の縁をつつ――と撫で、エルフ特有の尖った耳の先をくりくりと弄る。

それだけで彼女は泣きそうな顔をしていやいやと首を振る。それがどれだけ目の前の男を刺激するか知らずに。

 

「でも、リューさんの此処は嬉しそうだよ?」

 

「んひゃぁ

 

ベルはホットパンツ越しにリューの秘部を軽く撫でる。

ぐずぐずに濡れたホットパンツは秘部にべったりとくっついており、僅かに突き出た突起部分が浮き彫りになっていた。それを目ざとく見つけたベルは、隙だらけのそこを軽く刺激したのだ。

ソフトタッチにもほどがあるのだが、彼女には会心の一撃だったようで可愛く悲鳴を上げ、崩れるようにベッドの縁に座り込んでしまう。

 

「ぁぁぁ い、いけません だめです

 

「何がダメなんですか?」

 

ベッドに縋り付くリューは唯々首を横に振り、涙目で懇願する。

要領を得ない彼女の否定にベルが耳を貸すはずもなく、ベルは彼女を難なく抱き上げるとうつぶせの状態で彼女をベッドに下ろす。

 

なぜこの体勢なのか、自分は今からどうされるのか。

恐怖と期待と興奮に染まった彼女は震えながら背後を振り返る。

 

「な、なにを

 

「いえ、ただ少しやってみたいことがあって」

 

そう言ったベルは彼女の羽織っていたローブをあっさりと取り除き……肉棒を彼女のお尻————ホットパンツとの隙間にねじ込みながら覆いかぶさった。

 

「んぃぃ?! ぅぅう

 

全身を包み込む甘い香りとベルの体重に若干の息苦しさを感じながらも、リューの神経は自身の臀部、割れ目に押し当てられた肉棒に集中していた。

肉棒は愛液と精液によってコーティングされていたため難なく下着の下へと入り込み、ネチネチと音をたてながら脈打っている。

混合液を吸って瞬く間に重くなるホットパンツは秘部と同様にベルの肉棒へと張り付き、グロテスクな肉棒を浮き彫りにさせていた。

 

「ぁぁ ぅぅぅぅ

 

「ふぅ、ふぅ、ふぅ」

 

耳元にかかるベルの息遣いが背筋を震わせ、全身を包み込むベルの存在が身体中の筋肉を弛緩させる。

自身の口から漏れる苦悶と快楽の吐息はリューの思考をさらに鈍らせていく。

 

「すぅ……ふふ、リューさん。すごくいい匂いです」

 

「っっ……ぁう

 

ベルの言霊が耳を撫でるたびに、むず痒い痺れがリューを襲う。

せめてもの抵抗にリューは手繰り寄せた枕に顔を埋めて無反応を装おうとした。

 

気難しい彼女らしく、しかし彼女らしくない可愛らしい抵抗にベルは鼻血が出そうになりながらも彼女の首筋に顔を埋めてその柔らかい花のような香りを堪能する。

 

「っ

 

「リューさんの匂い。…すん…すん……れろ」

 

「ッ~~~~

 

じっとりと汗ばむ首筋、そんな彼女の肌を、ベルは何の躊躇もなく舐めた。

首筋を襲う未知の感覚にリューは足をばたつかせ、顔を枕により一層押し当てる。

意地でも反応しようとしないリューに、ベルは根気強く攻め続ける。

 

「れる…んむ…」

 

「ッぁ ~~~ ぅぅ

 

首の付け根から耳の裏へ、時に吸い付き、ついばむように彼女の首裏を愛撫する。

舌先でなぞるように舐めればリューは足をじたばたとさせ、軽く吸い付けば身体が小刻みに震える。

百通りの攻めに百通りの反応を返す彼女に、ベルはだんだんと楽しくなってきていた。

もっと彼女の反応が見てみたくなったベルは首筋への愛撫にとどまらず、全身を使って彼女を攻め立てていく。

 

試しに、ぽっかりと開いた彼女の腕の付け根から鎖骨、首筋へとそっと撫でてみる。

 

「ぃ んぅ

 

かすめるようにちょっとづつ、彼女の弱点を探っていく。

そしてふと、ベルは彼女のある部分が気になった。

一度気になった好奇心には逆らえず、ベルはある種の確信をもってリューの………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脇に吸い付いた。

 

「ぃひゃぁぁぁああ!?!?

 

「んが!?」

 

…大当たりだ。

大当たり過ぎて彼女が咄嗟に引いた肘がベルの顔面に突き刺さった。

 

リューは上に乗っかっていたベルを跳ね飛ばして飛び起きると、両肩を抱くようにして身を屈め涙目のまま相手を射殺すような鋭い視線を飛ばした。

 

「ふぅ ふぅ ぁ、ベル、その、すいません」

 

しかし、ベッドで顔面を抱えて藻掻くベルに自分が何をしたのかを悟ったリューは慌てて彼の元に寄り添う。

 

「だ、大丈夫ですか? し、しかしベルが悪いのです。ベルが、わ、私の脇を、な、なめ――きゃっ!?!?」

 

彼を気遣うリュー、しかしベルは腐ってもレベル4の冒険者だ。あの程度の痛みなど大したことはなく、自身を気遣ってくれたリューの手首を掴むとそのまま彼女をもう一度押し倒した。

彼女の両手を頭の上で固定し、彼女に馬乗りになるようにして体の自由を封じたベルは、若干赤い鼻のまま不敵に笑う。

 

「リューさん。もう許しませんよ」

 

「わ、私を騙したのですかっ

 

「え、いや。あれはリューさんが可愛かったからつい」

 

「え あ、そ、そうですか……

 

若干気まずい二人。

明らかにベルの方がおかしいのだが、全く冷静な思考が残っていないリューは彼に可愛いと言われたことで若干盛り上がっていた。

だからこそ、彼女は彼に許してしまう。

 

「そ、それでは、先ほどの謝罪の意味も込めて……や、優しくしてくださいね た、ただ、顔を見られながらは…恥ずかしいので、先ほどと同じように俯せでも構いませんか?

 

「はい」

 

ベルは満面の笑みで即答すると彼女の拘束を緩める。

両手が自由になったリューはおずおずと体の向きを変えると、先ほどと同じように枕を両手で抱え、顔をそこへ埋めた。

 

「そ、その、できれば先ほどと同じように私に覆いかぶさってください……その、安心できるので

 

「重くないですか?」

 

「き、気にしません」

 

とろけた瞳でリューが懇願すれば、ベルも断る理由はないので先ほどと同じように覆いかぶさり、

 

 

秘部に肉棒を突き立てた。

 

「ぇ?

 

ブチィ、と何かが破ける音を自身の内側から聞きながら、リューは下腹部の違和感に目を白黒させた。

 




ベルさぁぁあん。やってしまいましたねぇぇ

リューは脇が弱そう。そう思って書いていたら何故か勘違いで挿入されてしまった。

次回は徹底的に脇を苛めながらリューをベルの鞘にしていきますよ~


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兎は妖精を躾け、妖精は負けず嫌いを発動する

リューに覆いかぶさりながら流れるようにパンツをずらし、挿入するベル。

しっかりと”優しくしてください”との約束通り、ゆっくりと推し進めていくベルだったが、彼は膣の狭さに思わず呻いた。

 

これまで、アイズとリリの二人を味わったベル。

それぞれ全く違う感触だったが、どちらも名器であることに変わりはなかった。

アイズの膣は冒険者としての生が長いからなのか根元から子宮まで、余すことなく締め付け、まるでポンプのように根元から先端へ順に刺激する。特にしなびやかな筋肉によって子宮は凄まじいバキュームでいつも簡単に絞り出されてしまう。

一方のリリは身体は小さいにもかかわらず、膣と子宮の伸縮性はずば抜けていた。わずか数回の情事でベルの肉棒の形を覚えたのもそれが原因だ。

膣は無抵抗な粘度のようにその形を変えベルの形にフィットする。

初めのころは指先が子宮に届きそうなほど短かったのに、最近では腕すら飲み込みそうな勢いだ。

 

しかし、リューの膣はまるで違っていた。まるで動き方のわかっていない筋肉をかき分けていくような感覚で、ギチギチに締め付けられた肉棒は鬱血しそうなほどだ。

 

「リュー、さんっきつすぎです」

 

「ぇ、は、え?――――――――」

 

突然の挿入。下腹部から伝わる膜の断裂音と自らを拡張しながら押し進んでくる感触に、リューはたっぷりと時間をかけて知覚――――――――脳が危険と判断し意識がぷつんと落ちた。

 

力みながら肉棒を進めていたベルは、急に締め付けが弱くなった膣に反応しきれず、そのままドスン、と子宮を押しつぶした。

ボコッと膨らむお腹。突然の衝撃に脳は否応なくたたき起こされ、快楽の波にさらわれる。

 

「————ぎっひぃ!?!?

 

再び強烈なまでに締め付ける膣に、ベルは慌てて肉棒を引き抜きにかかる。

 

ゴリゴリと削れる膣とベルの性神力。

起きて訳も分からぬまま与えられる快楽に、リューは咄嗟に身を屈めようと、してはいけない行動に出てしまった。

 

委縮する身体に合わせて、足を曲げる。

勢いよく曲げられた足はベルの背中をどついた。

 

「うわ!?」

 

ドチュンッッ!!!

 

「~~~~~ッッ ――――!?!?!?!?

 

再び走る衝撃。無防備な子宮を殴る衝撃にリューは咄嗟に枕の布を噛み、チカチカする視界の中で悶えた。

 

「だめ、出る!!」

 

一方のベルも、強すぎる締め付けによって限界までカリを刺激され、僅か一往復半で早々に射精してしまうのだった。

 

ドビュルゥ!! ビュルルルルルルルルルルルルル!!!!!!

 

ごぶごぶと流れ込む精液は綺麗だった子宮を汚しつくし、瞬く間に拡張していく。

 

「ぉ――――ぉぉぉぉ

 

白目を向きながら射精に耐えるリュー。

唯一の救いは彼女が自身の表情に気づくほど余裕がないことと、俯せのおかげでベルからは見えなかったことだろうか。

もしそうでなければ、白目で歯を食いしばりながらも至福に笑う雌の顔をさらすことになったのだから。

徐々に持ち上がっていく身体は、最終的にパンパンに膨らんだお腹に支えられる形で、お尻を天に突き出すような体制で止まった。

 

ようやく射精を終えたベルは何とか肉棒を彼女から引き抜き、尻餅をつく。

ズレ戻ったホットパンツが秘部を中心に黄ばんでいくのを見つめながら、ベルは未だ身体を痙攣させるリューに声をかける。

 

「ふぅ。ふぅ。 リューさん、大丈夫ですか?」

 

   

 

返答はない。

既に失神しているリューを前に、不完全燃焼であったベルは仕方ないとばかりに彼女の衣類を剥ぎにかかる。

ここには自分と、同じ女性しかいないので問題ないとばかりに手慣れた様子で衣類をはいでいく。

 

瞬く間に生まれた姿となったリューは全身を紅潮させ、両手足をだらしなく投げ出していた。

未だ意識のないのをいいことに、ベルは先ほどはできなかった脇攻めを再開しようと考え付く。

 

彼女を仰向けにすると、だらしなく舌を只らしながらのアクメ顔が露見するが、ベルは可愛いとばかりに軽く舌に吸い付き自身の口内で弄ぶ。

 

「じゅるるる。 んにゅぅ じゅるぅ」

 

吸い上げながら押しつぶし、なぞる様に舐め上げ、舌先をこすり合わせる。

その行為は、弄ばれる舌を伝って流れ込むベルの唾液を、リューが無意識に何度も飲み込んでようやく終わりを告げた。

 

もはや人前に出れぬ顔をさらしたリューだったが、ベルはそのまま彼女の両手首を掴むと万歳の体勢で固定し、彼女の脇へ下を這わせる。

 

「っ

 

すべすべの脇はちょっぴりしょっぱく、ベルはその塩気を取り除くように丹精込めて舐めとっていく。

 

勿論、只舐めとるだけではなく、しっかりと感度も上げていく。

大胆にべっとりと舌を這わせたかと思えば、舌先だけでちろちろと。

あえて脇の周囲だけを舐めまわし、不意打ち気味にぱっくりと吸い付く。

 

そう言ったことを繰り返していけば最初は軽く肩を震わせるだけだったリューは、今では荒い呼吸で脇からの刺激に見悶えていた。

 

そんなことを続けていくと、ふと、先ほどまで開いていたリューの口や目が閉じていることに気が付いた。

 

「れぇぇ……ねぇリューさん、起きてる?」

 

「っ――――

 

「リューさん、起きてないの?」

 

ベルが脇を舐めるたびに睫毛を震わせて懸命に無反応を装う彼女に、デジャビュを感じながらベルは趣向を変えるべく彼女を横倒しの体勢にした。

彼女を横倒しにする際率先して動いた気がするが、彼女は気絶しているのだから気にしない。

 

今から何が起こるのか、不安と好奇心と快楽への渇望によってどんどん呼吸の荒くなるリューを眺めながら、ベルはお腹の膨らんだ彼女に馬乗りになると、片腕を持ち上げて彼女の脇へ自身の亀頭を押し付けた。

 

「ん

 

ベルの唾液にまみれていた脇は押し付けられた肉棒から垂れたカウパーによって瞬く間に白く濁った泡のようなものにまみれ、劣情をそそるつややかな光沢を放ち始める。

 

ネチニュチュニチュ

 

ベルは肉棒を押さえつけながら彼女の脇に刷り込むようにしてこすりつけていく。

匂いが洗っても落ちないよう、擦っても落ちないように――。

 

 

「んっ ふぅ んん

 

「ぅぅ、リューさんの脇、気持ちいいよ。すべすべでぬるぬるだ」

 

段々と擦る速度が上がっていくベル。

そして

 

「うっ出る!」

 

ブリュッ!! ブビュウウウウウウ!!!!

 

「―――ッ―――――ッッ

 

脇に押し付けた状態で始まる射精。僅かな隙間から溢れ出す精液はゆっっくりと背中と気痩せするふくよかな双丘へと流れていく。

決して流れやすい乳房の上や下ではなく、粘度が強すぎる精液は押し流される形で乳首まで流れ着きそのままさらしのように双丘の上を垂れていった。

 

尿道に残ったものまでしっかりと出したベルは肉棒をどけ、腕を下す。

 

ニジュゥ ヌチュウ

 

「んふぅふぅ

 

脇から伝わる精液の感触にリューが酔いしれているのを確認したベルは、彼女に引導を渡すべく、彼女の片足を持ち上げて肉棒を秘部へと押し当てる。

 

「ッ

 

「いいんですか? リューさん。また入っちゃいますよ?」

 

ベルの問いにリューの心の中は荒れ狂う。

 

入れて 入れてください

 

ダメです すでにお腹が膨れるほど出したではありませんか

もうこれ以上なんて

 

……恐怖というよりは興奮によってだが。

 

「いいんですよね? リューさんの此処、すっごく締め付けが強くて苦しいぐらいなんですよ。だから僕サイズにまで広げちゃってもいいですよね?」

 

そう言いながらベルはゆっくりと肉棒を沈めていく。

 

ぬぷぅ ぐぐぐぐぐぐっ

 

未だ膣は注がれた精液をほとんど漏らさぬほどの締め付けで、ベルはうめき声を必死にこらえながら挿入していった。

 

「ふっ ぅぅ うぐぉ

 

リューもベルの肉棒についたカリが膣を掘削する快感に、腕で目を隠し、歯を食いしばりながら耐えた。

 

「ふぅぅぅ。はいり、ましたよ。りゅーさん」

 

「はぁはぁはぁはぁ

 

ごつん、と最奥でぶつかり合う子宮と肉棒。互いに意識し合っているのか子宮口はもごもごと動き、鈴口は精子まじりのカウパーを飛ばす。

 

「う、ごきますよ」

 

ぐちぃ ぬっるるうるっるうるるるっる

 

「っごぉぉぉぉぉ

 

ぐぐぐぐっぐぐぐぐぐぐ どちゅん

 

「ぐひぃぃぃ

 

「くぅぅ、ま、まだですからね! リューさんが参ったて言うまで出しませんから!」

 

ベルの宣言にリューは目を見開く。

 

そんな 私が降参するまで続くなんて

そ、そうです。私はあなたの先輩冒険者 貴方より先に根を上げるなんて

 

リューは演技も忘れて両手で瞳を覆うと、愉悦に歪む顔のまま首を横へ振った。

それを見たベルも嗤いながら覚悟を決める。

 

「行きますよ!」

 

そうして、リューにとってもベルにとっても地獄の時間が始まった。

 

 




今更ですが、ベルはあの実を食べたので甘い媚薬のようなものを垂れ流しており、それが痛覚を麻痺させます。また、身体はどんどん敏感になって感じやすくなるのであしからず。


次回はもっと知能を下げていきますよぉ


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溶け合った二人は限界を超える

書き終わって思う。
昼間から何頭の悪い作品書いてんだ、と。

もはやキャラ崩壊の息を超えているのでお気を付けください


ベルが終わらぬピストン運動を開始してはや1時間、部屋にはこれまでにないほどの熱気と濃厚な雄の香りに包まれていた。

 

ぐっちゅぐっちゅぬっちゅぐっちゅ

 

「ぉぉおおおおっぉぉぉお

 

「うぅ、ぐぅぅっ」

 

深山と呼ばれる体位でリューの子宮を潰し続けるベルの顔は熱に浮かされたように真っ赤に染まっており、うわ言のように苦悶の吐息を漏らしていた。

結合部は境目がわからないほどぐずぐずに泡立っていて、ベルが突くたびに新しい気泡が生まれている。

部屋中に蔓延する甘くどい濃密な香りは気絶しているアイズとリリを無意識に絶頂させるほどだ。

 

あれからベルは宣言通り、一度たりとも射精していなかった。

きつきつの膣を自分専用に耕しながらも、時折登ってくる射精欲を歯を食いしばって抑え、動きを止めて耐えていた。

同時にリューもイケない地獄を味わっていた。

正確にはベルが突くたびに軽イキを繰り返しているのだが、先ほどのベルの射精によってもたらされた甘美なまでの極上の絶頂に比べれば、まるで児戯のような絶頂である。

 

また、時折ベルが動きを止めるのも相まって、リューの脳みそは溜まり続ける快楽のはけ口を必死に探し、乳首は限界まで硬くなり豆もあらん限りに勃起していた。

 

「どう、ですかぁ? こうさん、しますかっ?」

 

焦点のあっていない瞳でリューを見つめながら、ベルは苦し紛れに豆を弄る。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛まだぁまだいけてないぃぃ

 

ほしいほしいほしいぃ ベルのこだねほしいだしてはやくだしてぇ

 

快楽漬けになった脳で狂いながらも、リューはいやいやと首を振る。

しかし、もはや二人は限界をとうに超えている。ベルの睾丸は精液を作り続けているにもかかわらず一向に射精しないせいで一回り程膨脹しているし、リューの卵巣も古い精子漬けにされながら新しい卵子を生成し続けている。

また、あれほど硬かったリューの膣は、今では突きたての餅のような弾力になり肉棒を厚い肉布団で包み込んでいた。

 

このままでは埒が明かないと漸く気が付いたベルはリューのお尻を持ち上げ、彼女にのしかかるような体勢になる。

所謂種漬けプレスの体勢に、リューは本能的に歓喜の声を上げた。

 

「だめぇこれ いけませんんんんィギイイイイイイイイ――――――――ッ!?!?

 

彼女の絶叫よりも早く、ベルは肉棒に全体重を乗せながら深く深く突きたて――――子宮口をこじ開ける。

 

グボァ グボッグボッグボッグボッ

 

「**@;@¥-#!&%

 

歓声を上げるリューは涙を流しながらベルへと抱き着き、唇へ吸い付きながら腰をより高く掲げる。

ばっちゅばっちゅと腰がぶつかるたびに飛沫がリューの胸やお腹に飛ぶ。

 

「れぁ、んちゅ、じゅる。ぷは、はぁはぁ、リューさん、まだまだ行くよ」

 

「はい はいいい

 

同僚が見たら仰天するであろうほどの満面の笑みを浮かべたリューは、顔を真っ赤に染め快楽を享受しながらベルへと縋り付く。

もはや勝ち負けなどどうでもいいと快楽をむさぼる二人はさらに加速していく。

 

肉棒が引き抜かれぽっかりと開いた子宮口は、閉じる間もなく再び肉棒にこじ開けられる。

そのたびに激痛にも似た快楽の爆弾が爆発し、リューは白目を向いて絶叫した。

 

「イイイイアアアアアアアアアアアアアアアアッ

 

そんな彼女を押しつぶしながら、ベルは更に今まで手を出さなかった乳房へと手を伸ばし、乳首をこねくり回す。

 

ビンビンに立った乳首はベルによって柔らかな肉の海に押しつぶされ、時に引っ張り上げられる。

 

「ちくびぃ だめ だえでうううっ

 

休ませることのない攻撃の連続にリューは、ついに根を上げた。

 

「ふぐうううう わかっら おひてまひたああもうむりぃ こうしゃんこうひゃんんんん

 

涙を、鼻水を、唾液を垂れ流しながらぐちゃぐちゃの顔で悲鳴を上げるリューに、ベルはニヒルにほほ笑んで————————ピストンを加速させた。

 

ごちゅぅぅどちゅぶちゅっごじゅっ

 

「ああ まっでむりとめてとめてくだしゃいいぃぃぃイイイ

 

「ふぅふぅふぅ! いくよ!」

 

ごり ぶちゅ どちゅぶちゅどじゅぶじゅぶじゅどちゅ

 

段々とストロークが短くなり、腰ががくがくと揺れ動く。

 

「ななにがぁだめまってむいむいでしゅううう

 

痺れる頭でこれから何が起こるのかを悟ったリューは咄嗟に彼から離れようとするがすでに遅い。

 

「っっ出す!!」

 

その宣言通り、ベルは肉棒を最奥――膨らんで精液だまりと化していた子宮――に亀頭をぴっちりと押し込み、ダメ押しとばかりに肉棒を更に肥大させて射精した。

 

ぶりゅっ ゴビュウウウウウウ どびゅりゅうう ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ

 

「―――――――――――――ッッッッッッ――~~―――ッ

 

部屋中に響く射精音。軽く膨らんでいただけだったリューのお腹はミチミチと音をたてながらものすごい速さで膨張していき、リューとベルの間に割り込む。

声にならない悲鳴を上げるリューだったが、ベルはそんな彼女をさらに追い立てる。

 

ぶびゅうぅぐじゅんぐびゅぼぉおおおぶじゅんん

 

「ひぎいいい だめだひながらちゅくのおおおお

 

終わりの見えない射精の中、ベルはピストンを再開したのだ。

射精しながらのピストンにリューは完全に白目を向き、ベルもベルとて想像を絶する快楽に腰が止まらなくなってしまった。

 

壊れた水道のように精液を吹き出しながら前後運動を続ける肉棒。

もはやいつ割れてもおかしくないほど膨脹してしまったお腹は、ついに限界を――――――

 

ずりゅんっ 

 

迎える寸でで肉棒が誤って抜け落ちた。

 

ブピュウウウウウぶりゅりゅりゅりゅ ぶばあぁぁぁぁぁぁああああ

 

「ぉっほぉぉおおおおおおお!?!?!?!?!?!?

 

当然溢れ出すのは限界まで詰まったベルの精液。

勢いよく噴出された精液はベルの腹部にぶち当たってからリューへと降り注いでいった。

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ………もぉ…でない」

 

そう呟いて気絶するベル。

その近くには精液の海に沈んだリューが。

かろうじて突き出た口で息をしながら精液を垂れ流し続ける彼女の膣は、もはや手遅れなほどに拡張されていた。

 




リューさんすまんかった。

でもまだ後日談がある。


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後日談…

今回はエロ無し


「それで、どうだったの」

 

「いえ、その…シル? どうしてそんなに怒っているのですか?」

 

とある酒場の二階。同僚であり親友であるはずの少女の冷笑に、リューは背筋を垂れる冷や汗が止まらなかった。

 

私は何か間違いをしただろうか?

 

「……はぁ。いいの私の勘違いが原因だから。でもリューってば隠すの下手過ぎよ」

 

「わ、私が何を隠していると」

 

思わず視線を外してからリューはしまったと思った。しかし、シルはそんな彼女に詰め寄ると彼女の匂いを一嗅ぎ……

 

「……ベルさんの匂い」

 

「ッ!?」

 

とっさに飛び上がるリュー。

そんな彼女にシルは畳みかけるように情報を上げていく。

 

「リューが一日帰ってこなかった日から、ベルさんへの態度が変わり過ぎよ」

 

「わ、私は普段通りに」

 

「そう? ベルさんが来店された瞬間あんなにべったりくっついて席まで案内して、片時も離れずに食事も食べさせてたのに?」

 

…………庇いようがない。

 

あの日の事を思い出したシルは、甘ったるさと嫉妬心が内に荒れ狂うがそれを面には出さず、目の前で真っ赤に染まるリューに詰め寄る。

 

「教えてくれるわよね? あの日何があったのか」

 

「……………………はい」

 

断腸の想い、というか羞恥心を抑え込んだリューはあの日の事を事細かに暴露して————————真っ赤な顔をしたシルに叩き出された。

 

 

 

 

 

 

 

「で、僕のところに来たと」

 

「はい」

 

ベルは膝枕をされながらどうしてこうなったと内心頭を抱える。

あの日リリに言われるがままにリューを抱いたが、こうなるとは予想できなかった。

勿論後悔はないしこれからもリューを愛していくつもりではあるものの、しばらくはあの店に行きずらくなってしまった。

 

「ふふ、ベルの髪はふさふさですね」

 

「…アイズさんもそれやりたがるんですけど、そんなにいいんですか?」

 

自らの頭を撫でながら至福の微笑みを溢すリューに、ベルはよくわからないといった具合に尋ねる。

それに対しリューは悠然と頷くのだ。

 

「それでなのですが、しばらくこちらに泊めていただくことはできないでしょうか? ミア母さんにも「シルが落ち着くまでは兎坊主のとこにでも行ってな」と言われてしまい…」

 

「リューさん、物真似上手ですね。ミアさんそっくりでしたよ」

 

「そ、そうですか

 

恥ずかしがって自身の頭を撫でまわすリューについて、ベルは最近気づいたことがある。

 

一つは彼女は相当の甘えたがりだという事だ。

あの日以降毎日のように布団に潜り込んでくる。それもまるで猫のように顔をこすりつけ蕩けた瞳で微笑むのだから股間に悪い。

あと、本当に僕らのホームのセキュリティは大丈夫だろうか。

 

もう一つは相当性欲が強いこと。

これはリューさんは自覚してないなかったけど、第一級冒険者であるアイズさんよりも連戦できる時点で相当だと思う。アイズさんも必ず2桁は搾り取っていくし。

 

最期は————

 

「べ~る

 

「あはは。さっきやりませんでした?」

 

「足りません

 

彼女が気づくまで内緒だ。

 

僕はいつの間にかむき出しにされた肉棒にまたがるリューさんを見上げながら、乾いた笑いを溢すのだった。

 

 

 

因みに、先の一件が原因でベルの肉棒サイズと射精量、性欲がレベルアップしたのは蛇足である。

 




無口無表情な子ほど実はドスケベって相場が決まっているのだよ


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レフィーヤ編
憧れに誘われた妖精は己を偽る


レフィーヤ編始まりました。
皆さんレフィーヤ好きすぎでは? と思うぐらいの票の伸び率でしたw

因みに下記がアンケートの結果になります。

1位 (399票) 返り討ちに会うクソ雑魚妖精 レフィーヤ
2位 (273票) アマゾネスの精液漬け ティオナ
3位 (189票) 小悪魔が従順淫魔に堕ちるまで シル
4位 (115票) お姉さんな受付嬢 エイナ
5位 (115票) むっつりドスケベ狐 春姫

100票差……やっぱ貧乳は神


今回、ロキファミリアの浴室がわからなかったので捏造しました。あとでだしを少し改変しました。



 

きっかけは数日前、久々(数か月ぶり)に自身のホームで湯浴みをするアイズをレフィーヤが発見したのが始まりだった。

 

「あ、アイズさん!!!!」

 

暖簾をくぐって脱衣所へ入っていったアイズを、視線の端でとらえたレフィーヤは友人を置き去りに自室へ向かい、自身の湯浴み道具をひっつかんで脱衣所へと戻った。

 

暖簾の向こうには、今まさに服を脱いでいるアイズの姿があった。

レフィーヤはアイズの頬がいつもより赤いような気がしたが、アイズの素肌を前にそんな考えは消し飛んだ。

 

うわぁ アイズさんの素肌 すっごいきれい

 

思わず内股になるレフィーヤ。

バスタオルで赤くなった顔を隠してもじもじしているレフィーヤは、視線の先で露わになった乳房に、目を見開いた。

 

「お、お、おお……大きく、なってる!?」

 

戦慄するレフィーヤ。

アイズに会って数年。ずっと彼女の胸の大きさは見て記録してきた彼女は、ここ一年ほどは一切数字に変化はないことを知っている。

 

それが、あの事件から数か月で0.6カップも大きくなっているなんてッ!?

 

よく見れば臀部も大きくなっていることに気が付いたレフィーヤは、荒れ狂う怒りを手近にあった支柱にぶつける。

 

メギィッッ

 

拳型に凹む支柱に気づいた様子もなく浴室に向かうアイズを見送りながら、レフィーヤは一瞬でアイズの脱いだ衣類の入ったかごの前まで移動し中を確認する。

 

「ま、まだ私の目が曇った可能性だってありますっ。あ、アイズさんがあんな兎野郎の手で変えられたなんてッッ―———!?」

 

そこまで行ったところで、ふいに自身の手に何かがついた気がした。

布の中からそれを引っ張り出せば、それはアイズのパンツであった。

 

それも、レフィーヤが知るような水色に縞々のパンツや水色のモノではない。

アマゾネスが好むような細く、布面積の少ない紐パンは、肝心の守るべき場所である秘部の部分が縦にぱっくりと割れているものだった。

いや、布面積的に割れ目があっても無くても変わらないのだが。

 

しかも、その割れ目の周囲は”なぜか”濡れていて、白濁色の糸を引いている。

予想のはるか斜め上を行くドスケベな下着に、レフィーヤは顔を真っ赤にしてよろける。

 

「あ、あぁぁぁ。あんなに清楚で綺麗で強くて天然なアイズさんがぁ……」

 

衝撃の連続に、レフィーヤは居ても立ってもいられなくなったのか、衣類をその場に残して浴室へと突撃した。

ロキの趣味によって生まれた、巨大な木製の浴槽には並々とお湯が入れられ、立ち上る湯気が立ち込めている。

 

レフィーヤは食堂と同じぐらい広い浴室の端で湯船につかっているアイズを見つけると、彼女に抱き着いた。

 

「アイズさあああああんん!!!」

 

「きゃっ……レフィーヤ?」

 

軽い水柱が上がって驚くアイズを前に、レフィーヤは詰め寄る様にして彼女の乳房に顔を埋めた。

 

「あ゛あ゛あ゛!? やっぱり大きくなってるぅぅ!! アイズさんどうしてですかぁ!!」

 

「え、えっと、その……」

 

自らに抱き着いて乳房を揉みしだく後輩に、アイズは目を白黒させながらも

 

うん……やっぱりベルに揉んでもらった方が気持ちいかな

 

なんてことを考えていた。

とりあえずレフィーヤを引きはがしたアイズは涙目でぐずるレフィーヤの頭を撫でる。

 

「えっと、大丈夫、だよ?」

 

「ふえええええぇぇ!!! アイズさあぁぁんっ」

 

アイズに撫でられたことで余計に泣き崩れるレフィーヤ。

もうどうしていいかわからなくなったアイズは彼女が泣き止むまで頭を撫で続けることにした。

 

 

 

 

「ひぐっ……その、ごめんなざいっ、アイズさん」

 

暫くして泣き止んだレフィーヤは、アイズから少しだけ距離を取る。

アイズはそんな彼女に首を傾げながら問うた。

 

「えっと、どうしたの?」

 

「そ、その……あ、アイズさん! あの兎野郎とは別れてください!!」

 

「いや」

 

「即答!? ぅぅぅッッあんなののどこがいいんですか!?」

 

つい先日まで認めていた男の事をあいつ呼ばわりするレフィーヤに対し、アイズは怒るでもなくレフィーヤに応えるために真剣に考え始めた。

 

「…………えっとね。ベルは、可愛いよ?」

 

「は?」

 

「それで、ちょっとかっこよくて、あとじゃが丸君が好き

 

お風呂の熱気にあてられたのかほんわりと緩い笑みを浮かべるアイズに絶句するレフィーヤ。

顎が外れんばかりに大口を開けるレフィーヤを置いてアイズは惚気続けた。

 

「白い髪がふさふさで…身体が男らしくて…でもベートさんみたいに臭くなくて」

 

哀れ、ベート。

 

「背中が大きくて……あと」

 

そこで区切ったアイズは、次の瞬間、レフィーヤが生唾をのむほどに魅惑的な笑みを溢した。

 

「おちんちんが大きい」

 

「は?」

 

「すごいよ 私の腕よりも太くて、お腹を持ち上げるぐらい長いの

 

ベルの下半身事情について赤裸々に語りだすアイズ。

そう言った方面に疎いことが仇となり、まるでアマゾネスのように軽い感じで語るアイズは、しかしベルのモノを想像したのかドロドロに溶け切った表情で小指を噛んだ。

 

「ベルのを入れられるとね? お腹がすごく膨らんで、お腹の奥がポカポカするの

 

「ぎゅってするとびくびくって震えて、それが可愛い

 

「な、ななななな」

 

「一生懸命動こうとするんだけど、ベルのが凄すぎて 直ぐにベルを頼っちゃう 気づいたら朝になってて 昨日あれだけ出したのに、もうおっきくなってるおちんちんを見ただけでここが疼くの

 

下腹部を抑えながらそういうアイズを前に、レフィーヤは乱れる呼吸を抑えるのに必死だった。

聞きたくはなかった。

憧れの存在の性事情なんて……

 

レフィーヤは今すぐこの場から離れたかったが、なぜか腰がすくんで動けない。

目の前で甘美に浸る彼女を前に、レフィーヤは自身の奥が疼くのを感じていた。

 

「ベルの、すごいよ 私が無理って言ってもやめてくれなくて お腹が膨らむぐらい赤ちゃんの元を出すの お腹がミチミチって言っても出すのを止めてくれなくて

 

「も、もうういいです!! もう充分ですから!?」

 

これ以上聞きたくないと顔を真っ赤にさせてレフィーヤが叫ぶ。

しかし、アイズは思い出して火照った身体を見せびらかすようにくねらせ、悪魔のささやきを呟く。

 

「あ レフィーヤも、一緒にやろう(堕ちよう) 」

 

ドロドロの情欲に染まったアイズの瞳は、煮詰めた蜂蜜のような輝きを放ち、囁かれた声音は鼓膜を甘く痺れさせた。

 

だれがあんな兎野郎と秘め事なんか

 

ここでそう言いきっていれば未来は変わったであろう………が、

 

「……み、見るだけですから」

 

レフィーヤは断らなかった。

 

そ、そこでいかにベルがダメダメなのかを言ってやれば、アイズさんの目も覚めるはず

 

根拠も確証もない絵空事を思い浮かべながら、レフィーヤは首を縦に振る。

その考えを疑うこともせず、雄の物になりたい子宮が出した偽りの言い訳だと理解しないまま……少女は甘獄への招待状を受け取った。

 

立ち上がった雌二匹は、こうして雄の館へと向かう。

後に粘ついた液体を垂らしながら……。

 

 

 




なんか誘い方が一辺倒になってきた気がする。


あと、レフィーヤ(アイズも)が只の変態にしか見えない。
悪気があったわけじゃないんだ!
主もレフィーヤはダンまちキャラでも上位に入るぐらい好きなんだよ!?



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魅せられた妖精は呆気なくも…

今回はアイズのターン



 

あれからアイズに連れられるままベルたちの住むファミリアのホームまで来てしまったレフィーヤ。

任意同行する形でついてきたはいいものの、夜風にあてられたおかげか火照りも冷め、冷静な思考回路が戻ってきた彼女は自身の腕をがっちりと掴んだまま邁進するアイズを止めようと慌て始めた。

 

「あ、アイズさん、やっぱりいけませんこんなこと」

 

「? どうして?」

 

理解できないといったふうに首をかしげるアイズに、レフィーヤは首を振り続ける。

 

「だってあ、アイズさんとベルクラネルの行為を覗くだなんて、そんなの…は、破廉恥です。卑猥ですっ」

 

少し前にそうやって堕ちた同族を知ってか知らずか、レフィーヤは耳まで真っ赤にして首を振る。

彼女の頭の中では”優しい性行為”がほんのりと浮かんでいるが、一方のアイズもベルとの”交尾”を観られること想像して身体を軽く振るわる。

 

「うん。ダイジョウブ

 

「何がですか!?」

 

既に思考の大半をベルとの気持ちいいことに持っていかれたアイズは、レフィーヤの制止を右から左へ受け流す。

 

「ん、レフィーヤ、捕まって?」

 

「なんか意味合いがおかしい気がっひゃああ!!?? あ、あいじゅひゃん!? にゃにを」

 

早くシたいアイズはレフィーヤをお姫様抱っこの形で抱きかかえると、一足飛びにベルの部屋へと飛んでいった。

レフィーヤの悲鳴を軌跡に残しながら。

 

 

 

 

「で、なんでレフィーヤさんを連れてきたんですか!?」

 

「? 見せたかったから?」

 

「えぇ」

 

飛んでベルの部屋。

憧れのお姫様抱っこによってキャパオーバーしたレフィーヤ(石像)を介抱しながら問いただすベルに、アイズは至極まっとうに応えた。

 

いつもより遅いアイズをヤキモキして待っていたら、突然テラスからレフィーヤを連れての登場である。驚くな、という方が難しいだろう。

ベルはブツブツと「お姫様抱っこお姫様抱っこお姫様抱っこ」と呟き続けるレフィーヤをひとまずベッドで休ませると、アイズから事情を聴くために彼女に向き直った。

 

「アイズさ―――ブフッ!! な、なななんでいきなり脱いでるんですか!!??」

 

そこには既に全裸待機するアイズ。

両手でぐっと気合を入れているアイズに、ベルは赤面しながら顔を逸らす。

普段なら間違いなく襲っていたタイミングであったが、流石に他者が寝ている空間でそう言った行為にはまだ走ることのできないベルは、久々に初心な反応を見せる………パンツは既にテントを張り始めていたが。

 

「しよ

 

「いやちょ!? れ、レフィーヤさんがいますから!」

 

もし、彼女に見られればそのままロキに伝わって殺される未来を幻視したベルは、パンツ越しに肉棒を弄り始めるアイズを止めようと必死になる。

しかし、ベルの言い分が気に入らなかったのか、ただ肉棒をお預けにされるのが嫌なのかは定かではないが、アイズは弄る手を止めずにベルをジト目で見上げる。

 

「……この前はリューさんに見られて喜んでたくせに」

 

「うぐっ」

 

ちゃっかりとリューの存在に気づいていたアイズ。

しっかりと自分も愛してもらっているので、あまり文句は言わないアイズでも、嫉妬という感情はある。

それが自身との行為中に他人で興奮されれば尚更であった。

 

「その前だって私に出す分をリリルカさんに出してた」

 

「そ、それは…」

 

アイズはここぞとばかりに黒いものを吐き出しながらベルの肉棒を苛め始める。

 

「私はベル専用なのに、ベルは他の人とたくさんするもんね」

 

「あぅ」

 

「今だって、レフィーヤが後ろにいるのにおちんちん大きくして 浮気ちんぽ

 

ベッドに腰かけたまま悶えるベルにずいっと寄り添うアイズは耳元で甘い声でささやく。

 

「ほんとはレフィーヤも”使いたいんでしょ”

 

「ぅぅ」

 

「ふふ べるのここ、やっぱりすごく大きい

 

パンツにくっきりと浮かび出る肉棒を撫でまわすアイズは、びくびくと痙攣し始めた亀頭をつつく。

そのまま鼻を近づけて匂いを嗅げば、アイズはまるで脳みそが果実酒に漬かったような感覚に陥った。

唾液腺が暴走し、過剰分泌された唾液が口の中に溢れかえる。熱い舌をそれにたっぷりと漬け込んでから口を開けば、溢れた唾液が甘い吐息と共にパンツに降り注いだ。

 

「んえぁぁぁ……はむ

 

とぷとぷと垂れる唾液は亀頭の裏筋あたりに落ちた。

にっとりと染み込んでいく唾液を眺めながら、アイズは布越しに震える亀頭をぱっくりと加えこんだ。

 

「うぐうぅぅ。それ、すごいぃ」

 

一瞬にして灼熱の肉壺に包まれた亀頭は、カウパーを吹き出しながら快楽信号をベルへと送る。

しかし隔たる布のせいでいつもより弱い刺激に、ベルはもどかしさと切なさからシーツを握りしめた。

 

「んふぅ んにゅ じゅぅぅ

 

苦し気に顔を歪めるベルに、アイズは極上を笑みを溢しながら亀頭を刺激し続ける。それも、射精できないぎりぎりのラインで。

そんな刺激を前、にベルは何度も彼女を組み倒して犯し潰したい衝動に駆られたが、彼女を寂しくさせたバツだと歯をくいしばって耐えていた。

 

……実際はアイズは夜戦においてベルに優位に立てることがなかったので、ただ調子に乗っているだけなのだが。

 

 

 

 

 

 

 

アイズが亀頭から溢れる匂いを堪能して顔を離した頃には、ベルの顔は涙と唾液で泣き崩れたようになっており、唾液とカウパーまみれになったパンツからは熱い湯気が立っていた。

彼の瞳に既に理性の色はなく、ただ射精したいという欲望に染まりきっていた。

 

「あ、あいじゅひゃん…は、はやくだひたいです」

 

普段とは全く違うベルの様子にアイズは優越感を感じながら、自身も我慢の限界だったので、すくりと立ち上がり床に水たまりを作っていた秘部を広げて見せた。

 

「いいよ 頂戴

 

目の前で広げられる極上の穴。

自分専用の雌穴に、ベルはパンツを適当に放り投げていきり立った肉棒を沈めようとする。

 

 

 

 

 

 

待ちに待った瞬間は、しかし忘れ去られていた第三者によって妨害された。

 

「だ、ダメですぅ!!!」

 

「うぐぃ!?」

 

ようやく正気に戻った―——―アイズがベルを苛めてるのを見て再び思考停止に陥っていた――——レフィーヤはこれ以上アイズを汚されてなるものかとベルに体当たりするように床へ押し倒した。

 

「ぅぅ、いったぁぁ――――――――――へ?」

 

ベルと一緒に倒れ込んだレフィーヤは節々の痛みを感じながら顔を上げて、自身の眼前にそそり立つソレにくぎ付けになった。

自身の顔に影を落とすそれは、大男の二の腕並みに太く、自身の小指と同じぐらい太い血管が浮き上がっている。

赤黒く、先端から濁った半透明の液体

 

 

そして何よりも、嗅いだことのない強烈な匂いが嗅覚を支配し、神経を乗っ取って体の動きを妨げていた。

 

「ぁ   ぁぁ   

 

「ベル、レフィーヤ大丈夫?」

 

身体が動かなかったレフィーヤをアイズは抱き起し、床に倒れたベルを心配するアイズ。

反応のないベルの顔を覗き込もうとしたアイズだったが、次の瞬間にはベルに押し倒され床に伏していた。

 

「ぁは いいよ ベル きて

 

俯せにさせられたアイズだったが、自身の臀部に擦り付けられる灼熱の棒の存在にすぐさまお尻を振って誘惑し始める。

 

「フゥッフゥッフゥッ」

 

「ぁぁ、だ、だめです。止まりなさいベルクラネル」

 

血走った目でアイズに馬乗りになるベルに、レフィーヤは何かに突き動かされるように待ったをかけた。

そんな彼女の声に動きを止めるベルには、まだ多少の理性があるからだろうか。

 

レフィーヤはそんな彼を前に、自身を突き動かす衝動に導かれるままに言葉を紡いだ。

 

「わ、私がやります。だ、だからアイズさんには手を出さないでください」

 

アイズさんを守るため。アイズさんのためアイズさんのためッ

 

「むぅ」

 

不満げな…不機嫌な声音を漏らすアイズを置いて、レフィーヤは決死の覚悟で自身の着ている衣類に手をかけた。

震える手で胸元のリボンをほどき、ボタンを外していく。

そうして下着を露わにしたレフィーヤに、ベルは肉棒を突き付けた。

 

「ひゃぅ!?」

 

「どうしたんですか? アイズさんの代わりになるんですよね? 早く舐めてください」

 

可愛い悲鳴を上げるレフィーヤ対して、目が完全に座ったベルは冷笑を浮かべながら彼女を見下ろす。

そんな彼にレフィーヤは咄嗟に睨み返すが、普段とはまったくちがう彼の様子にすぐに視線をそらしてしまう。

 

「どうしたんですか? アイズさんにしてもらってもいいんですよ?」

 

「私もベルのが」

 

「わ、分かりましたっやりますッ」

 

あぁ、また自分は当て馬にされているな。

そう感じたアイズは、頬を大きく膨らませベルの匂いのするシーツを被るといじけるように隅で丸くなってしまった。

 

そんな彼女に気づかないまま、レフィーヤはそっと肉棒を掴んだ。

 




そして次回は即落ち編です。

レフィーヤのクソ雑魚っぷり……うまく書けるかなぁ


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妖精は肉欲に滑り落ちる

今回ひらがなが多いので読みにくいかもです。
ですのでその場のノリとかで読み流していただければ…



「ぅ、熱すぎです

 

レフィーヤは頬を上気させながらベルの肉棒に指を絡めていく。

両手でようやく包み込めるほどの太さに内心震えながら、レフィーヤはゆっくりと上下に擦り始めた。

しかし、そんな児戯では煮えたぎった性欲が満足するはずもなく、ベルはづいっと腰を押し出しながら彼女の鼻先に亀頭を押し付ける。

 

「レフィーヤさん。咥えてください」

 

「んぃ… む、むりです。だってそんな…

 

そう言って拒絶するレフィーヤだったが、彼女の目は亀頭にくぎ付けになっており、喉を何度も上下させている。

震える唇からは唾液が漏れ出ており、ポタポタと彼女の胸元に垂れている始末だ。

 

誰が見てもバレバレな態度に、ベルはぐつぐつと煮え切った性欲をぶつけていく。

 

「ほら。舐めて、咥えてください」

 

ぐっと鼻に押し付けられる鈴口。

濃密な雄の香りを注ぎ込まれたレフィーヤは、両手を肉棒の根元に添えたまま、本人としてはおずおずと、周りから見れば嬉々として亀頭に吸い付いた。

 

「んちゅぅ くひゃい くひゃしゅぎです こんなのをアイズさんに入れようとしてたなんてぇ

 

小さくすぼめた唇で、鈴口からカウパーを吸い出した彼女は、続いてダラダラと唾液を垂らしながらぷっくりとした舌で亀頭周りを舐めまわす。

 

「んれ レロ んむぅ れあ んむじゅるるる

 

先ほどまでの嫌がりようは一体何だったのかと思わせる、娼婦顔負けの下品さで亀頭を舐めまわしたレフィーヤは、そのまま亀頭を加えこみ肉棒全体の1/4ほどを飲み込んだ。

 

「んぐじゅる れりゅぷはぅ ベルはひどいです こんな凶悪なモノでアイズさんを襲うなんて 女のてき あくま じゅるぅ

 

ドロドロで、唾液と涙を流しながら、薄ら笑いを浮かべ艶めかしい吐息を溢すレフィーヤ。

 

「ッッ!もっと、奥まで飲み込んで!!」

 

彼女のあまりに卑猥な顔に我慢の利かなくなったベルは咄嗟に彼女の頭を掴むと思い切り手元に引き寄せ、腰を突き出した。

 

ゴリゴリゴリィ グジュゥゥゥゥ

 

「おごぉごひゅ おぶっ

 

喉を押し広げ、気管の弁を押し退けて胃の入り口近くまで突き刺さった肉棒に、レフィーヤは瞳をハートにしながら絶頂した。

 

ブシィ ブシュッ ブシャァァ

 

喉を震わせ絶頂するレフィーヤは、今までに味わったことのない深く激しい絶頂に意識を持っていかれていた。

肉棒に添えられていた腕はだらりと垂れさがり、潮の水たまりにべちゃりと落ちる。

しかし、そんなことなど知らぬとばかりにベルは彼女の頭を掴んだまま強引にストロークを続けた。

 

まるでオナホのように、頭を引っ張って肉棒を抜き、腰で突きつけるように深々と突き刺す。

レフィーヤの息のことなどすっかり忘れたベルはただ気持ちよくなるために彼女を使う。

 

「うぅ、いいよ! レフィーヤさん!」

 

「ぅげ おご ぼじゅ ぼお

 

ごじゅん

 

ずろぉぉぉ

 

ぶちゅん

 

ぞりゅぅぅ

 

どちゅん

 

「ぅぅ、出る。出すよ! レフィーヤさん!」

 

「んぶおぶああだべじぶじぬぅ

 

ゴリュゥゥゥ ぶりゅ ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ ぶびゅぶぶぶぶぶ

 

「お———————————————ッ――――――――っ―――――――――――――

 

こってりというか、もはや固形にまで煮詰まった精液がレフィーヤの胃へと直接流れ込む。

尿道から伝わる振動がレフィーヤの脳を揺さぶり、酸欠気味の脳が快楽物質を垂れ流す。

もはや潮を吹くことすら忘れた秘部からは黄金の小水が垂れ流され、床に広がっていった。

 

そんな状況に追いやられても終わることのない射精は、彼女の小さな胃全てをぷるっぷるの精液で満たすまで続いた。

 

 

 

ぞろろろろぉぉ ぶるん

 

「げふ げぇっぷはひゅはひゅぅ

 

肉棒が抜けると彼女は濃縮された雄のゲップを放ち、必死に酸素を求めて身体を震わせる。

しかし、そんな彼女の前には未だ雄々しくそそり立つ肉棒の姿が。

 

「ふぅ。それじゃあレフィーヤさん。次はここね」

 

そう言ったベルは無造作に彼女の股座に手を突っ込む。

そこにはぐしょぐしょになって張り付いたパンツと、くぱくぱと膣を開け閉めする秘部があった。

ベルが軽く表面を撫でれば、秘部はまるで生き物のように彼の指に吸い付き内部へと招き入れる。

 

ぐちぐじゅぐじ

 

そこにはドロドロに溶けた魔境が広がっていた。

 

「ぉ゛お゛!? ぉお゛お゛お゛ぉ゛

 

掻き出せば掻き出すほど溢れてくる蜜に、ベルは頬を吊り上げながら彼女を押し倒す。

そのまま彼女の臀部を天井へ向け、その上にまたがる様にして肉棒を秘部に添えた。

 

「ぁだめれしゅ そこぉ こいびとどうしじゃなきゃダメぇ

 

そう、泣き笑いで首を振るレフィーヤ。

ぐずぐずに溶けた瞳は恋しそうに肉棒を見つめ、細い小指を咥えながらそんなことを宣うレフィーヤに、ベルは笑顔で告げる。

 

「好きですよ」

 

ぶちゅ ぶちぶち どちゅぅぅ

 

「へぁ?

 

肉棒の形に歪んだ腹部に、ポッコリと浮き出る子宮。ベルの肉棒を根元まで飲み込み、密着した結合部をぼんやりと見つめるレフィーヤに、ベルは再度告げる。

 

「レフィーヤさん。好きです」

 

「おっオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

 

ベルのその言葉をきっかけに、壊れたスピーカーのように絶叫しながらアクメするレフィーヤ。

舌を限界まで突き出して絶叫する彼女を押さえつけながら、ベルは種漬けプレスを始めた。

 

ぼちゅっぼちゅっぼじゅっどちゅどじゅぶちゅぼちゅ

 

「お゛お゛ぉ゛お゛お゛ぐお゛ぐぅ゛ふがいのおおおおおおおいぐいぐいぐいぐ

 

まるでバスケットボールのようにベルの下で弾むレフィーヤの綺麗なお尻。

床とに挟まれたボールは奥深くまで突かれるたびに潰れ、ムチムチの質感へと変えられていく。

 

「す、ごいっ レフィーヤさんっ、のなか、凄すぎて、もうっっ」

 

これまでの雌の穴は、違いこそあれどみなベルの肉棒を締め付けて刺激を与えてきた。しかし、レフィーヤの穴はそのどれとも違っていた。

まるで生クリームのように形を自在に変え、ふんわりと肉棒を包み込み、ミミズでも飼っているかのような大量の触手のような膣壁が舐る様に肉棒を刺激するのだ。

 

その、只入れておくだけでも極上の心地よさを提供する膣の奥には、打って変わって貪欲な子宮が存在していた。

肉棒が突き入れられた瞬間から、レフィーヤの子宮は目敏く亀頭の鈴口に吸い付き、決して放さぬよう…カウパーすらも吸い出す勢いで吸い付いているのだ。

ベルが肉棒を膣の入口ぎりぎりまで抜いても、執拗に吸い付き亀頭にむしゃぶりつくいている。

 

ぐちゅんどちゅんどちゅんぼちゅん

 

「あああらめぇそとにだひたらぁしゅきならなかにだひてえええええええええ

 

ベルはレフィーヤに覆いかぶさりながら大きく腰をグラインドさせ、彼女のお尻を思い切り押しつぶすようにして最奥で射精した。

 

どびゅるぅぅ ぶびゅぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅぅぅぅぅぅ

 

「ぉァ―――――

 

先ほどと、さして変わらない粘度の精液は出た端から吸い付いていた子宮に吸引されていく。

子宮は、そんなこってこての精液を内壁に張り付けながらキスでもするようにちゅぅちゅぅと吸い付き続けた。

 

徐々に膨らんでいく子宮。

尿道に残った精液まで吸いつくしたころには、レフィーヤのお腹はメロンサイズにまで膨らんでいた。

 

「はぁ、はぁ」

 

二度の射精で少しだけ理性の戻ったベルは、肉棒を引き抜こうと腰を上げる。

しかし、カリの辺りまで出てきたところで何かに引っかかったように抜けなくなってしまった。

 

「? なに?」

 

「あひぃ!?だめぇわらひのひひゅうでひゃいまひゅぅ

 

呂律の回らないレフィーヤの言い分はベルには届かず、ベルはレフィーヤのお尻に手を添えると、腰に力を入れて無理矢理引っ張った。

 

 

ぶりゅん

 

次の瞬間、露わになったのは真っ赤に充血した子宮口だった。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

 

両手で顔を覆い歯を食いしばりながらも絶叫するレフィーヤ。

その顔は得体のしれない感覚に酔う快楽者の顔だった。

 

予想外のことに慌てて腰を落とすベル。

そんな彼の腰に、レフィーヤは足を絡めながら腰を浮かせて肉棒を再び飲み込んでしまった。

 

「いぎいひぃぃぃいいだめぇまら、わらひはまんじょくしてないのぉ

 

ぐちゃぐちゃになった顔で堕ちたレフィーヤは足だけを使ってベルを誘う。

 

ぬちぬちゅぐち

 

「あなたたがわたひをしゅきなんてまだ認められまひぇんもっとわらひを愛ひてもっとだひてええええええええ

 

彼女が言い切るよりも早く、ベルは彼女の腰を掴むと再度種漬けピストンを再開した。

 

どちゅどちゅどちゅどちゅどちゅどちゅどちゅどちゅどちゅ

 

「レフィーヤさん! レフィーヤさん! レフィーヤさん!!」

 

「べゆべゆべゆぅぅぅ

 

「出します! もう、でるっ! 3ぱつめぇ!!」

 

どびゅぅぅう びゅううううううう

 

「いひぃぃぃはやしゅぎもっとがまんんんん

 

ぐじゅっどちゅどちゅどちゅどちゅ

 

「ぉぉぉぉおおおはやしゅひぴしゅとんはやいぃ

 

それから二人は互いの境界線がなくなるまで、互いの性欲が続く限り交わり続けた

 

 

 

5発目~

 

「ンイイイッ も、もうお腹ぱんぱんなのぉ

 

「だいじょうぶですっこうやってぇ」

 

「オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!????子宮から射精じでるううううう

 

 

 

12発目~

 

「おぉぉおな、かもうゆるゆるになっちゃ

 

 

23発目~

 

「ぉ     ぁぁ      」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから数時間が経ち、既に太陽も大分高くなったころ……

 

ぶじゅ

 

ぶびゅ

 

ぷちゅ

 

ぼちゅ

 

「はぁ…はぁ…ぅ、よん、じゅうにはつめ  」

 

ぷぴゅ

 ぷりゅぅぅ

 

睾丸にのこった最後の精子が今、レフィーヤの子宮へと出された。

 

「                     

 

ベルは縮んだ息子を引く抜くと、そのまま崩れるように気絶する。

 

その横には、もはや誰かもわからぬほどに精液にまみれ、山吹色の髪を真っ黄色の海に沈めたままアクメ顔で気絶しているレフィーヤの姿があった。

彼女の全身にはカピカピに乾いた精液からいまだどろりとしたものまで、しばらくは雄臭さが取れないであろう程、精液漬けになっていた。

 

彼女のお腹は、度重なる膨脹と収縮で出産時のように弛んだお腹になっており、その秘部からはいまだ精液が溢れ続けていた。

 

 

 

 

そんな彼女は、いじけていたアイズに誠心誠意謝ってとある約束をしたベルの功績によって、無事綺麗にされたうえでファミリアの自室へと返された。

 

 

それからしばらくの間、狼人の青年は白兎の匂いを振りまく彼女に悩まされたとか……。

 

 




速いですが、次回後日談です。
即落ちすぎて書きたかった描写が入らなかった(´・ω・`)


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絞りつくさんと宣う妖精は胃袋を掴まれる

後日談だといったな、あれは嘘だ。
前回できなかった部分をやらせます



レフィーヤをハメ潰した日から数日後、ベルがいつものように眠っていると、彼の部屋の扉がゆっくりと開き人影が入ってきた。

壁にかけられた魔石灯の灯りに照らされるその影は、キシ…キシ…と音をたてながらゆっくりとベッドへと近づいていく。

 

そのまましゅるりとシーツに潜り込む彼女は、ベルの股間に手を添え、パンツ越しにその雄臭い匂いを嗅ぐ。

 

「すん はぁぁ ふふアイズさんの為に 今のうちに搾り取ってあげますから

 

そう言ってベルのズボンに手をかけるレフィーヤは、艶やかな笑みを浮かべながら……垂れる涎をぬぐった。

 

 

 

 

 

 

「んっ……?」

 

ベルは謎の怠惰感と股間からくる快感に目を覚ます。

下を覗けばもっこりと膨らむシーツがごそごそと動いているのが見えた。

 

アイズさん? それともリリ?

 

寝ぼけ眼をこすりながらシーツをめくったベル。

その瞬間、シーツの中に籠っていた濃い精液と発情した雌の匂いが部屋中にばらまかれ、ベルは目を見開きながらもあまりの雄臭さに顔をしかめた。

 

「れ、レフィーヤさん?」

 

「んぶじゅぅ ぁぁ?べるやっろ起きたんれすねぇ?

 

シーツをどけてみれば、そこには肉棒を舐めまわすレフィーヤの姿が。

 

山吹色の髪を縛ることなくストレートに下ろしている彼女は、汗で額に髪の毛を張り付けながら極上の美酒でも飲むように肉棒に吸い付いていた。

彼女の瞳に既に理性の色はなく、あるのは肉欲に堕ちた雌の瞳(ハート)だけだった。

 

そんな彼女がむさぼる自身の肉棒は、彼女の唾液と自身の精液によってコーティングされ、さらには股下のシーツには精液の池ができている。

明らかに2発や3発では済まない量に、ベルが頬を引く突かせているとレフィーヤはご機嫌といった具合に話し出した。

 

「ベルが悪いんれすぅ こんなきょうあくな、ちをぶらしゃげてアイズさんに近づくんですからぁ だからこんな悪いちんぽは私が搾り取って倒してやるんでしゅぅ んじゅるぶじゅる じゅるる

 

てらてらとした肉棒に頬擦りをしたレフィーヤは、再び亀頭を丸のみにカリ周りを舐めまわす。

まるでおもちゃで遊ぶようなレフィーヤを前に、ベルは自身の内に沸く未知のドス黒い感情に戸惑っていた。

 

彼女の心を折りたい。

自分に依存させたい。

自分の性奴隷(ペット)にしたい。

彼女を――

彼女は——

 

しかしそれも一瞬のことで、あふれ出る感情に流されるまま、ベルは彼女の頭を掴んだ。

 

レフィーヤは僕のモノだよ(雌風情が、粋がるな)

 

ガシッ! ゴチュンッッ!!!

 

「ングッ!? ごぼぉお!? ぉげえ ッォ ォオ

 

数日前同様、いやそれ以上に乱暴に喉奥まで肉棒を押し込まれたレフィーヤは、しかし白目を向きながらも歓喜のアクメを決めていた。

 

ダメ 喜んじゃダメ こ、こんなの気持ちよくなんてぇ

 

レフィーヤは、ベルが彼女の喉奥に亀頭をこすりつけるたびに絶頂しブシュブシュと愛液を吹き出す。

もうすぐ特大のアクメが来る。そう直感したレフィーヤはその時を待ち焦がれた……が、突如として口の中から肉棒が抜けてしまった。

 

 

「ぁぇ?なんれ?

 

何故抜いてしまったのか。

 

困惑するレフィーヤに、ベルは笑顔で言った。

 

「仰向けになって」

 

「ぇ?」

 

「早く、仰向けになって」

 

二言目の声のトーンを落とし命令口調で言うベルに、レフィーヤは甘い痺れにも似た感覚に襲われながら笑顔で応じる。

 

丁度頭だけがベッドからはみ出るように寝転がらされたレフィーヤ。

そんな彼女の頭をベルは掴むと、笑顔で見下ろした。

 

「口開けて」

 

「————ァハ ぁあああ

 

口元に突き付けられる肉棒に、これから何が起こるのか察したレフィーヤは喜びと興奮に身体を震わせながら、ベルの腰に腕を回し口を限界まで広げる。

 

ベルは前かがみとなって彼女の秘部に顔を埋める体制になると、突き出された舌に亀頭をあて――――――肉棒を擦り上げるようにしてねじ込んだ。

レフィーヤの細い喉が拡張され、ボコリと膨らむ。

何度もえづくレフィーヤを無視して、ベルは肉棒を根元まで埋めようとずぶずぶと推し進める。

 

途中で逆流し始めた胃液交じりの精液すら押し戻しながら埋没した肉棒が遂に根元まで彼女の中へと納まった。

 

「ォ――――― おおぎぃ

 

濃いぃ 濃すぎますぅ ダメ、頭ばがになるうう

 

仰向けに挿入されたせいで、レフィーヤの鼻にはベルの大きな睾丸がのっかっている。

息苦しいせいで荒くなった呼吸は、否応なく雄の匂いを吸い込みレフィーヤの身体をぐずぐずに溶かしていった。

 

「ふぅ…うぅ、熱いぃ」

 

一方のベルも、亀頭を包み込む未知の感覚にめまいを起こしそうになりながら必死に射精を耐えていた。

亀頭は胃の半ばまで到達しており、その胃の中にはベルから搾り取った大量の精液が詰まっている。

文字通り精液袋となった胃には、ぐつぐつに煮込まれた精液たっぷりと溜まっており、亀頭はそれに丸々浸かっていた。

 

このままでは射精してしまう。そう感じたベルはレフィーヤの濡れ雑巾のような下着をひん剥いて大口を開ける膣へと舌を突き入れた。

 

「ッッ――――!! ~~~~~———ッ――

 

全く予期しない秘部への攻撃にレフィーヤは白目どころかくぐもった雄叫びを上げて絶頂する。

 

「うぐぅ!? だめ出るぅ!!」

 

絶叫によって震え、収縮する喉に、自身の行為が裏目に出たと理解しながらも我慢できなくなって秘部に顔を埋めたまま射精する。

 

ぶりゅん ブビュウウウウウウウウウ

 

ブシュ ブシャアアアアアア

 

こぶぉぉぉぉお

 

比重の重い射精は、小さな少女の胃を限界まで膨らませ入りきらなかった分がかなり狭い隙間を縫って逆流した。

唯一の気道を塞がれたレフィーヤは酸欠アクメを決めながら顔面を精液でコーティングしていく。

 

そして止むことのないアクメによってレフィーヤは潮か愛液か、はたまた小水かも分からない液体を吹き出し続け、ベルはそれを飲み込んでいく。

 

そんな、射精の音とベルの嚥下音とがレフィーヤの耳を打ち、途方もない幸福感と得も言われぬ優越感とが彼女の心情を荒れ狂わせていた。

 

あぁあぁベルが飲んでる びしゃびしゃって特濃精液出しながら私の飲んでますぅ

 

 

 

 

 

ズルゥゥゥ ゴブ ゴボゴボゴボォ

 

ベルが肉棒を引き抜くと、失神して放心状態のレフィーヤの口からは精液が流れ出ていく。

もはや痙攣しか反応しなくなった彼女をひっくり返したベルは、休ませることなく肉棒を

 

 

 

 

 

 

 

引くついている後ろの穴へ挿し込んだ。

 

 

 




前回、全身精液漬けになった彼女を今度は内側から精液漬けにしたい。

あと敗北宣言からの雌豚宣言させたい(願望)


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妖精は兎のペットとなる

想像以上にレフィーヤがドスケベでマゾな雌豚になってしまった。


前座もなにも行っていない穴は、ベルの規格外の肉棒の侵入にミチミチと悲鳴を上げる。

アナルからの突然の痛みにレフィーヤは叩き起こされ、その痛みに顔を歪める。

 

「ぃぎひ!? ち、ちが! そこぉチンポ入れるばしょじゃぁ――」

 

「ダイジョウブです。いまから出しますから」

 

亀頭の半分ほどまで飲み込こまれた状態でベルはそう言うと、蛇口を緩めるように力を抜く。

 

ブビュゥ ぷりゅぷりゅぷりゅぅ

 

「はひぃっ

 

悲痛に歪んでいたレフィーヤだったが、いきなり流し込まれた熱々の精液に快楽と悲痛にまじりあったような表情になった。

 

昨日中に出された時とは比べ物にならない熱さ……そして”腸から来る快楽”を、レフィーヤは必死に誤魔化そうと両手を顔に当てて表情をもみほぐす。

 

なんで なんでこんなに気持ちいんですか これじゃあ私が

 

「ぅっ、レフィーヤ、お尻で感じてるよね? 亀頭だけなのに締め付けが凄いよ?」

 

「ぅ うひょ 勘違いですぅ い、痛いんですから早く抜いぃぃひひイイ!?

 

精液を流し込んだ途端、腸の動きがいやらしく変化したことを感じたベルは、とぷとぷと精液を漏らしながら肉棒を推し進めた。

 

グッ ズズ……ズズ

 

「ぁぉぉは、はいっでぐる だ、だめあづいぃ

 

先ほどまでの締まりはどうしたのか。

レフィーヤのアナルは精液を注がれただけで弛緩し、未だ頑なな入り口を除いて既に歓迎ムードになっていた。

 

頑なな入り口も皺がなくなるまで限界まで口を開き、少しづつではあるが肉棒を飲み込んでいく。

しかし、亀頭が完全に侵入してカリの部分で径が若干小さくなったのをいいことに、入り口はきゅっ、とすぼめこれ以上は入れないと意思表示をした。

 

「は、入った?じぇんぶはいりまひた?

 

脂汗を額に浮かべ、若干の安堵の息を吐くレフィーヤにベルは首を横に振った。

 

「まだ先っぽだけ。ほら、早く緩めてよ」

 

そう言ったベルは腰を軽く前後させる。

カリに引っかかっている入り口はその動きに合わせ盛り上がったり内にめり込んだり……まるで排泄に似た感覚にレフィーヤは背筋を震わせ、今も出続ける精液を腸に刷り込まれ言葉にならない堕声を響かせる。

 

「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛

 

暫くすると疑似排泄に感化されたのか入り口のしまりが緩くなっていく。

十分緩くなったのを確認したベルは————勢いよく肉棒を抜いた。

 

ポンっ

 

「おほぉ!?

 

小気味のいい音と共にレフィーヤの口から間抜けな媚声が漏れる。

そしてひくつく入り口目掛けて、今度は体重をかけながら肉棒を沈めていく。

 

グヌっ ずぶぶぶぶっぶぶぶぶ

 

「ォッオオオオ

 

そして抜く。

 

ポンッ

 

「おひぃ!?

 

入れる。

 

ズブ…ずぶぶぶぶぶぶぶぶぶ

 

「ぉぉぉぉあぁおぉぉ

 

抜く。

 

ぽびゅ

 

「あひぃぃぃ

 

入れる。

 

ぬぷ ずぶぶぬぷぷぷぷ

 

抜き刺しするたびにドンドン表情を蕩けさせ入り口が緩くなっていくレフィーヤ。

 

そして何十回目にして、ようやく肉棒をすべて飲み込んでみせた。

 

俯せになったレフィーヤに覆いかぶさるようにして挿入された肉棒は、直腸を限界まで引き延ばし、S字部分すらも押し曲げて子宮を裏から押しつぶしていた。

 

普通なら激痛に悶える状態であっても、今のレフィーヤにとっては極上の快楽であり、すでに雄に屈服している身体は直腸の形を変え始めていた。

 

「ぉごぉお あっづいぃ し、しひゅぅちゅぶしゃれてましゅ

 

「れふぃーや…なか、すごいよ」

 

ベル自身も初めての快楽に限界が近い。

そんな彼からの誉め言葉に、身体は無邪気に反応しびくびくと痙攣する。

 

「れふぃーやも、気持ちい?」

 

「ぜ 全然れふぅ あ、あなたのチンポなんかじゃ 全然気持ちよくなんてぇ

 

快楽に酔った顔をして言われても全く説得力がないのだが、欠片ほど残った自尊心を守ろうと躍起になるレフィーヤに、ベルは彼女の頭と腕はそのままにしてお尻だけを浮かせた体制に変えると、ゆっくりと大きくグラインドし始めた。

 

ずぬぬぬぬぬぅ ぐぷぷぷぷぷぷ

 

「あああひぃはああ う、ごいちゃだめぇ

 

「どう、してですかっ きもちよくないんでしょっ?」

 

「き、きもちよくなんてないい ないけどだめえ このままじゃ うんちするたびにこれ思い出しちゃうぅぅぅ

 

にやける顔を歯を食いしばって耐えるレフィーヤ。

そんな彼女に最期を迎えさせるべく、ベルは手を持ち上げると、大きく振りかぶって彼女の綺麗なお尻をひっぱたいた。

 

パッシィィィィン

 

「ひぎゅっ

 

パッシィィィィン

 

「はひ い、いだいです

 

パッシィィィンパシィィン

 

「い、いだいはずなの

 

パシィィンパシィィン

 

「いだいはずなのにぃぃ

 

掲げた丸尻に、紅葉痕をつけながら泣き喚くレフィーヤ。

涙を流し鼻水を垂らし、顔を振りたくるその少女は、秘部から潮を吹きながらアクメを繰り返していた。

 

腸はミミズのように這いまわり、秘部はグパグパと子宮口まで見えそうな開閉を繰り返す。

 

「気持ちいんですよね!」

 

ベルは決壊寸前の肉棒を小刻みに動かしながら彼女を問い詰める。

 

「ちがぅ

 

「気持ちいでしょ!? こんなお尻真っ赤にして、潮吹いて喜んでるよ!」

 

バシンッ

 

「うひぃ き、きもちよくなんて……

 

「気持ちいって、言えよ! 言え!」

 

それが止めだった。

 

バシイイイイイイン!!!

 

ブシャアアアアアア

 

部屋中に響き渡る音と大量の潮。

雄からの命令に、既に堕ちている雌があらがえるはずもなく

 

「アヒィィイイイイ 気持ちいいですうううう

 

遂にレフィーヤという少女は完全に堕ちた。

 

「やっぱり!! 嘘つき! レフィーヤの嘘つき!!」

 

ぐずぐずに溶けた笑みを浮かべながら敗北を認めるレフィーヤを、ベルは更に堕としにかかる。

自分以外に目が向かぬように。決して裏切らぬように。

自分に都合のいい雌に。自分に従順な雌に。

 

バシッバシッバシッ

 

「あひ ごげめんなしゃいぃっひぃい れふぃーやはうしょちゅきれしゅう

 

「もう僕に嘘つくなよ! レフィーヤは僕のモノなんだからな!!」

 

ベルは彼女の腕を手綱がわりに持ち、激しく腰を打ち付けてラストスパートをかける。

 

そんな、普段の青年らしくない荒々しい物言いに、レフィーヤはがくがくと頭を縦に振って歓喜の笑みを溢れさせる。

 

「はいいい れふぃーやはベルのモノでしゅ べる専用の 精液吐き捨て用奴隷ですうう

 

「他の男に何か近づくなよ!! レフィーヤは全部僕のモノだ!!」

 

「ア゛ア゛ア゛ア゛うれひいですぅ もう誰にも近づきましぇんん レフィーヤのしゅべてはベルのものだからあああ

 

「出る!」

 

ボビュッ ぼびゅびゅびゅびゅ ぶびゅううううううう

 

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛やげるううう あづあづの精液ででるううう

 

リューの一軒で鍛えられた、すべてを振り絞るかのような特濃の射精は出た端から山芋のような粘性をもって入り口付近にとどまり、あとから溢れてくる精液によって大腸をところてんの型のようにしてゆっくりと押しあがっていく。

 

大腸から順に膨脹していくせいでお腹は歪に膨張していくが、そんなことお構いなしにベルは出しながら再び腰を動かし始めた。

 

ぐびゅりゅぶぴゅじゅびゅ

 

「やげるうううううううううう動ひながらあちゅあちゅ精液だひちゃダメええええええ

 

より奥へ精液を押し出し、練り込むようにピストンするベル。

それにレフィーヤは泣いているのか喜んでいるのか、アクメしているのかも分からないぐちゅぐちゅの表情で喉を震わせて叫んだ。

 

「まだ、でるぅ。孕め! レフィーヤ孕めえ!!」

 

ぷりゅん

 

 

ベルの、雄の命令に、身体は従順に従う。

本来ならあと数週間は先だった排卵が、今起きたのだ。

本能レベルでそれを感知したレフィーヤ。しかし、今注がれているのはアナル。対して卵子があるのは肉棒にサンドバックにされながら疼きまくっている子宮。

当然妊娠などするはずはないのだが、そんなのは関係ないとばかりにレフィーヤは吠えた。

 

「あひいいいい はりゃむべるの娘孕みましゅううううううう

 

ブシャア!! ブシュ!! シャアアアアアアア

 

身体をエビのようにのけぞらせ、ボコボコに膨らんだお腹を見せつけながら、レフィーヤの意識は細い糸のように切れた。

 

「ぁ――ぁぁぁ

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ……私はなんてことをぉ」

 

昼頃、目が覚めたレフィーヤは臨月の妊婦のように膨らんだお腹を見て絶叫を上げ、記憶にある自身の痴態を目の当たりにして裸体のまま落ち込んでいた。

 

「その、レフィーヤさん?」

 

「……なんですかこのヤリチン変態兎野郎」

 

「ひっ。ごめんなさい!」

 

さしものベルも、普段は温厚な心優しい少年。視線だけで階層主すら倒せそうな目を向けられては土下座するのも無理はない。

そんな少年を見つめていたレフィーヤだったが、はぁと溜息を吐いて自身のお腹を見下ろした。

そこには未だ臨月のように膨らんだお腹。お尻の穴はベルのせいでピンポン玉サイズの穴が開いているにもかかわらず、中に入っているはずの精液が一向に出てこないのだ。

 

まさか自分の身体が精液を漏らすまいと必死にうごめいていることなど知らないレフィーヤは、どうしたものかとお腹を撫でながら再び溜息を吐く。

そんなことを裸体でやられたベルは、本能に赴くまま肉棒を再び固め始めてしまう。

 

「…ごくっ」

 

「? ッ……なんであれだけ出したのにもうチンポおっきくしてるんですか

 

無意識に語尾の声が甘くなり、下品に男性器の呼称をよんで雄に媚び始めるレフィーヤ。

 

次は前の穴か、それともまた後ろに注がれるのか

 

そんなことを考えている自分、にどこか愕然としながらも、目の前の(ご主人)を待たせるのはあまりよくないと、まんぐり返しの体勢に自ら進んでなり、不承不承……と言いつつスケベに汚れた表情で自身の穴を見せつけるのだった。



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後日談…

レフィーヤが今まで書いた中で一番スケベだった気がする。

因みにレフィーヤはアナル専というわけではないので、普通に前でもします。
ただ、ちょっぴりアナルが気に入ってしまった残念な娘なのです。


天井に煌めく巨大な水晶。

まるで太陽のように輝くそれは、緑に覆われたこの階層を明るく照らしあげている。

 

冒険者とモンスターの憩いの場。

そんな、18階層の森の中に流れる小川の側では、二匹の雄雌が情熱的な交尾が繰り広げていた。

近くの木々には投げ捨てたように脱ぎ散らかされた女性ものの衣類が引っかかっており、木々の根元や小川の岩には何度も交わったことがうかがえるほど、ギトギトの精液とマーキングのような愛液が付着していた。

 

「んひぃ なにゃはちゅめぇ

 

そんな惨劇に目もくれず、ドブドブと注がれる濃厚な精液をアナルで受け止めながら、レフィーヤは騎乗位の体勢で感謝の舞を踊る。

山吹色の髪を振り乱し、ぼってりと膨らんだたお腹を、たぷったぷっと揺らしながら結合部から精液を溢れさせながら射精ピストンを味わうレフィーヤ。

そんな彼女にベルは内心冷や汗をかきながら周囲を見渡している。

 

「あちゅいべるのあゆしゅぎますうぅ

 

「れ、レフィーヤさんっ、もう少し声を抑えて…」

 

怒る様にきゅむきゅむと直腸を締め付け、涎をダラダラと垂らしながら恍惚とした表情を浮かべるレフィーヤは、周囲のことなど既に頭から抜け落ちていた。

既に気持ちよくなることにしか考えていないレフィーヤは、ガニ股で震えながらゆっくりと腰を上げ、肉棒を抜く。

栓を失ったアナルは、捲れあがってローズ色にひくつく入り口からぶりゅぶりゅと射精する。

度重なるアナルセックスで排泄だけでもアクメを決められるようになったレフィーヤは舌をだらしなく垂らし、涙や鼻水を垂れ流しながら排泄の心地よさに震えるのだった。

 

 

 

 

 

2週間ほど前にベルに犯し潰された彼女は、それから度々ホームに現れては「今日こそは覚悟してもらいます」と粋がって一突きでベルに完敗し、ベルの専用奴隷としてご奉仕に明け暮れていた。

 

ダンジョン探索すら放り出しそうな勢いに、流石にまずいと思ったベルは今日こうして彼女をダンジョンに連れ出したわけなのだが…………

 

アイズやリリと潜っている時もそうなのだが、ベルは堕とした雌が側にいる状態でダンジョンに潜ると、途端に表情が剣呑としたものに変え、雄の匂いを撒き散らすのだ。

それだけでも雌には大変くるものがあるのだが、彼女らに手を出そうとするモンスターを一瞬で皆殺しにし、俺のモノだと自らに引き寄せるように抱かれては発情するのも無理はないだろう。

 

案の定、ベルの雄姿に当てられたレフィーヤは本能のままにベルに襲い掛かり、口で2発。前に4発。後ろに7発出してもらうという、女神も脱帽する熱烈な交尾をしたのだった。

 

 

後日このことがアイズたちに知れ渡り、私たちもと迫られるのだが、それはまた別の話。

 




今回は短め。


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ティオナ編
褐色少女は兎と戯れる


始まりました。ティオナ編
主はティオナが2番目に好きです。
好きです。大事なことなので二回言いました。


今回、アンケートも凄くて

1位(338票)アマゾネスの精液漬け ティオナ
2位(308票)ママは陥没乳首持ち リヴェリア
3位(214票)小悪魔が従順淫魔に堕ちるまで シル
4位(201票)雌殺しの槍に貫かれる女神 アルテミス
5位(54票)獣交尾はお好き? アイシャ

と言ったふうに1,2位が僅差でした。
次回はママになるのかな?

それはさておき、ティオナの精液漬けの始まりです。
今回のシチュはもともと考えていたんですが、リクエストにも出たのでティオナを生贄にしたいと思いますw



ダンジョン21階層。

大樹の迷宮と呼ばれる密林のようなダンジョンにおいて、褐色肌に露出の極めて高い服装のアマゾネスの少女――ティオナ・ヒリュテは、正規ルートから少し外れた場所でモンスターの群れと高速戦闘を繰り広げていたベルを発見した。

 

彼の成長ぶりに感心しながら、にこにこと笑っていたティオナはベルが戦闘を終えたタイミングで彼の元へと跳んでいった。

 

「アルゴノウトく~ん!!」

 

「? あ、ティオナさん!」

 

ティオナの呼びかけに、笑顔で手を振るベル。

純粋無垢な笑みと僅かに雄の匂いを放つベルにティオナは内心ドキリとしながら、彼に笑いかけた。

 

「すごいね! こんなに強くなってるなんて知らなかったよ~」

 

「あ、ありがとうございます! ところで、ティオナさんはどうしてダンジョンに?」

 

「ああ、そうだ! 聞いてよアルゴノウト君!! また私のウルガが壊れちゃったんだよ!? もっと丈夫に作ってくれてもいいのにね!!」

 

「あ、あはは……」

 

彼女と戦ったことのあるベルは、ウルガ(大双刃)の強度を身を持って体験しているので、それを折ってしまう彼女には乾いた笑みしか出なかった。

そんなベルの心情を知らないティオナは、少し前に作ってもらった大剣を片手で振り回しながら、文句を垂れ流す。

 

「一本目は溶けちゃうし、二本目はこの前どっか行っちゃったんだよ!? もう!」

 

そう言ってむくれるティオナだったが、次の瞬間何かを思いついたように表情を明るくすると、ベルの両手を握り、グイっと顔を近づけた。

彼女を体現しているかのようなひまわりのような香りがベルの鼻腔を擽り、ぐっと近くなった少女の顔にベルは赤面する。

 

「アルゴノウト君! 一緒に潜ろうよ!! 二人ならもっと稼げるし! ね?」

 

問いかける語尾とは裏腹に、ティオナの中ではすでに決定したのか、アイドルに会ったファンのように嬉しそうにはしゃぎ始める。

 

はしゃいで振り回す大剣から

 

ブォンッッブォンッッ!

 

と突風が巻き起こるが、ベルはそれを頑張ってスルーして頷いた。

叔父の教育もあって、ベルは基本的に女性に従順なのだ……ベッド以外は。

 

「わかりました。行きましょう」

 

「やったー! よろしくね! アルゴノウト君!!」

 

こうしてベルは、上機嫌のティオナに導かれるまま、ダンジョンを降りていく。

 

 

 

 

道中、大瀑布と呼ばれる巨蒼の滝を壁蹴りやハーピィなどを足場代わりに降りる荒業を体験したりもしたが、概ね問題なく階層を重ねていった二人は三〇層で狩りをすることになった。

 

基本的にティオナがモンスターを蹴散らし、その隙や穴を埋めるようにベルが高速で連撃を叩きこむという連携をもって次々と敵を屠っていく二人。

 

普段ならもう少し真面目に動くティオナも、なぜかこの時ばかりは内に沸く高揚に流されるがままに大剣を振り回していた。

 

すごい! アルゴノウト君すごいよ! ほんとに強くなってる! 

 

「これで最後だ! ……ふぅ。すごいよアルゴノウト君! すっごい戦いやすかった!! ありがとう!!」

 

「は、はい! ッ…!?」

 

ご機嫌な様子で笑うティオナに、ベルも笑みを返すが、次の瞬間ベルは顔をリンゴのようにしてそっぽを向いてしまう。

 

そんな様子に首をかしげるティオナだが、彼女の有様を見れば致し方のないことだった。

度重なる戦闘で上気した身体からは汗が滴っており、ティオナのスレンダーな体を伝って垂れている。

髪がしっとりとするほど流された汗は、彼女のさらしのような胸当てに吸われ、彼女の乳輪と小さな乳首が透けてしまっていたのだ。

 

普通の女性ならここで恥ずかしがるところだが、ティオナはアマゾネス。

羞恥心など皆無に等しい彼女らにとっては何ら気にすることなどなかった。

また、彼女の残念な体系のせいで、ロキファミリアでもそういった対象にならなかったのも原因かもしれないが。

 

「? どうしたのアルゴノウト君?」

 

「い、いや! その、み、見えてます! みえちゃってます!」

 

「ん? ああ、ほんとだ。いっぱい汗かいたもんね」

 

顔を手で覆うようにして隠すベル。しかし指の隙間からちらっと覗いているのを一級冒険者であるティオナが気づかないはずもない。

そして、これまでそう言った目で見られたことのなかったティオナ。自分の好みとも合致し、さらには強い雄。

 

ティオナはペロリと舌なめずりをしながら、戦闘とは別の理由で上気しはじめた身体を彼に押し付けながら、誘った。

 

「…ねぇ、アルゴノウト君。汗いっぱいかいたから一緒に水浴びしよ?

 

「へぁ!?」

 

先ほどまでの少女とはどこか違う笑みに、ベルは自分の雌たちと同じ雰囲気を感じながら生唾を飲み込んだ。

 

 

 

 

 

 

強制連行されるベルは、ティオナに引きずられる形で一八階層までトンボ返りした。

道中のモンスターを文字通り踏みつけて駆けあがるティオナ。あっという間に一八階層に到着した二人は、いつぞやの水浴び場へと直行する。

 

幸いにも水場には誰もおらず、ティオナはさっさと衣類を脱ぎ捨ててしまう。

 

「ほら! アルゴノウト君も一緒に入ろうよ!」

 

「む、無理です!!」

 

裸体で手を振るティオナに背を向けながら、ベルは必死に首を横に振る。

そんなベルに業を煮やしたティオナは、妖艶な笑みを浮かべるとそっと彼に近づき、後ろから抱き着いた。

 

「はひゃ!?」

 

「ふっふーん 一緒に入らないと、このままずっと抱き着いたままだよ

 

そう言いながら、ティオナは正座状態のベルの肩に顎を乗せ、耳裏あたりに顔を埋める。

 

「すんすん… はぁ アルゴノウト君から雄の匂いがする

 

とろりと蕩け始める瞳。

ティオナは何度も彼の匂いを嗅ぎ、そのたびに熱の籠った吐息を吐く。

 

耳を撫でる吐息。少女が雌に変わりつつある甘い吐息に、ベルの肉棒は節操なしに膨らみ始めた。

ベルは必死に悟られまいとパンツの上から肉棒を押さえつけ、身を縮こまらせる。

 

が、

 

「すん あは もっと濃い匂いがする アルゴノウト君 隠しちゃだぁめぇ

 

そう言ったティオナは左手をベルの頬に添えながら、反対の耳に舌を入れた。

 

「ふぃ!?」

 

「レロ れあレル

 

ぬちぐちぐちゅ

 

真っ赤に染まった耳を、ティオナはたっぷりと唾液のまぶした舌で舐める。

耳の穴の外周を撫でるように舐め、徐々に内側へ。

卑猥な音と感覚にベルは呆けたような表情で身体を震わせる。

 

ティオナが耳から舌を抜いたのは、ベルの手が完全に脱力し、パンツを思い切り盛り上げる肉棒が無防備になった時だった。

 

肉棒で押し上げられたエベレストの先端には、ぷくぷくと泡を吹くカウパーの染み。

 

それを見たティオナは、何のためらいもなくそれに吸い付いてしまった。

 

「アルゴノウト君可愛い んちゅ  ちゅぅぅッッ!?!?

 

笑いながら吸い付いたティオナだったが、軽く吸っただけで口内、いや鼻奥まで粘りつくように広がる濃い雄の匂いに己の本能が目覚めたのを自覚した。

 

 ”私だけの雄”

 

先ほどまでのからかい半分な表情はどこへやら。

肉棒に吸い付いた状態で静止するティオナの目は、ギラギラと獲物を狙う肉食獣のように鋭くなり、鼻息を荒くしていく。

 

「フーーッフーーッ

 

『雄から子種を搾り取って強い子孫を残す』

 

その本能に突き動かされるティオナは、ベルを押し倒すと無理矢理パンツを下ろして肉棒を外気に晒し、涎を垂らしまくる秘部を両手でおっぴろげにすると、肉棒を飲み込んだ。

 

 




アマゾネスのゆるぎない本能としては、基本は強い雄との子供をつくる。というものに集約されると思うのです。

そう言ったことに特化した種族であることに変わりはないと思ったので、ティオナは(アマゾネス全般)強い雄との交尾に関しては前座とかはなくても勝手に体が準備するのでは、という考えからこうなりました。

因みに短くなはりません。
なんなら他の誰よりも長くなるかもしれませんね。
天真爛漫なティオナがぐずぐずになって舌を思いっきり突き出したアクメ顔を晒したり下品なひょっとこをさせるまでは止まりません。


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褐色少女は兎を弄ぶ

前半はティオナのターン

Sっ娘アマゾネスをお楽しみください。




「お゛ぉ゛ぅ゛すごぉ…ふぅアルゴノウト君、こっちも英雄並みだよ

 

ベルの肉棒を飲み込んだティオナは、ほぅ、と熱の籠った空気を吐き出す。

冒険者として長いせいか、はたまた出身地のせいか処女膜のない彼女の膣はベルの肉棒を深々と飲み込んでみせた。

ベルに跨る状態の彼女のお腹は、臍の辺りまでベルの肉棒の形に一筋の膨らみができていて、先端部には子宮と卵巣を浮き彫りになっている。

 

ティオナの中は、まるで全体がバキュームをしているかのような錯覚を起こすほどで、子宮はポンプのようにきゅうきゅうと鈴口に吸い付き、精液を吸い上げようとしていた。

 

「ぅぅぅ。だ、だめです、てぃおなさん、でちゃいますっ」

 

「いいよアルゴノウト君の子供孕みたいアルゴノウト君との子供ならきっとすっごく強いよ

 

そう言って満面の笑みを浮かべてベルを見下ろすティオナ。彼女の笑みに快活さは無く、あるのは淫らに染まったアマゾネスの顔だけだった。

 

そして、必死に耐えるベルをあざ笑うかのように、ティオナはゆっくりと腰を持ち上げ、カリまで飛び出したところで一気に腰を落とした。

 

ボコォ

 

「ぉっほお

 

「ッッだめ、出る!!」

 

肉棒が射精に備えて一回り大きくなった瞬間、子宮はこれまで以上に強いバキュームをかける。余りの強さに亀頭を半分ほどまで飲み込み、ベルの濃厚な子種を吸い出した。

 

ぼりゅぅ ぶびびゅぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ

 

「ぁ ぁ

 

精液を吸い出されるという未知の感覚に、ベルは腰をがくがくと震わせて涙を流す。

真っ赤に上気した顔は涙と鼻水と涎で悲惨なことになっていたが、そんなベルの顔をティオナは蜜でも舐めるかのように舐め始めた。

 

「レロ ちゅっ ふふあまぁい

 

涙を舐め上げ、半開きの口にバードキスを落とすティオナ。ベルのぷるぷるの唇を啄むようなキスをしながら、ティオナは尿道に残った精液まで吸い出した。

 

びゅっぷっぷひゅ……と残った精液を吸い出した子宮は、バスケットボールサイズにまで膨らんだが子宮口はまだ足りないと亀頭に吸い付いたままである。

 

「うひゃぁ アルゴノウト君の子種汁重すぎだよ ほら見てよ 私のお腹こんなに膨れちゃったよ

 

そう言ってお腹を撫でたティオナは、両手でパンでもこねるように自らのお腹をぐちゅぐちゅと潰し、中の精液をかき混ぜ始めた。

ティオナは子宮の中に溜まっているこってりとした濃厚精液にご満悦な様子で、むっちりとしたお尻を左右に振って雄を誘いながら、肉棒をより深くまで飲み込もうとした。

 

ぐりぐりと押し付けられるお尻。パレオの上から見るよりもよほど柔らかく、もちもちとした感触にベルの両手は吸い寄せられるように伸びる。

両手で揺れる尻肉を掴めば、しっとりとした肌が吸い付き、突きたての餅のようにベルの指が沈んでいく。

 

「あん アルゴノウト君もまだまだヤル気だねいいよ搾り取ってあげる

 

そう言ったティオナは限界まで足を広げると膝に両手を付き、9割ほど入った肉棒をしゃぶり上げるように動き始めた。

 

肉棒が抜けるときには隙間から精液が漏れぬようこそぎ落とすように膣を締め付け、ハンバーグの空気を抜くようにお尻をベルにたたきつける。

 

バチュンッバチュンッバチュンッ

 

乾いた肉のぶつかる音は、次第にぷぴゅぷぴゅと結合部から噴き出た愛液によって滑り気を帯びたいやらしい音へと変わった。

 

「ぉ

 

ティオナは細い喉をベルへ見せつけ、天を仰ぎながらだらしなく舌を溢し、顔を快楽に沈めながら下品な半笑いで腰を振り続ける。

そんな彼女の成すがまま、ベルは泣きながら2発目の精を解き放った。

 

「でちゃいまふぅぅ!!」

 

「だしちゃえ だせ出せ出せ!!

 

まるで子供のように幼げな反応に、ティオナは両手でにやける頬を抑え、ぞくぞくと背筋を震わせながらベルの唇を貪りつくすように襲い掛かった。

 

無理矢理口をこじ開けベルの舌を引っ張り上げると、ティオナは射精と同時に彼の舌についた唾液を吸い上げた

 

じゅぞぞぞ

 

ぶびゅん びゅぶぶぶぶ びゅるるるるるるるるる

 

「へぇぇぁぁ…っ」

 

「じゅるっぅふ じゅるるる

 

ムチムチと膨らんでいく子宮。

壊れた蛇口のように精液を出す肉棒に、箍が外れたティオナは本能のまま、射精途中にもかかわらず肉棒を殴打するようにピストンを再開した。

 

「んひ すご すごすぎ アルゴノウト君アルゴノウト君アルゴノウト君

 

上下左右、縦横無尽に腰を振り様々な角度で肉棒を味わいつくすティオナは、白目を向きながらもベルの顔を両手で固定し、自身の溢れる唾液を流し込む。

 

ぶびん びだんっぶちゅぅばちゅんぶびゅ

 

この雄は私の物 わたしだけの私専用の子種袋

 

血走った目で長い舌から唾液を垂らし続けるティオナに、しかしベルも興奮に浮かされたまま精液を垂れ流し、ゴクゴクと蜜のように甘い唾液を飲み干していく。

 

唾液の滝が枯れたころには、ティオナのお腹は臨月並みに膨れ上がっていた。

想像以上に良い雄の子種に、ティオナの本能は満足したのか鳴りを潜めていく。

 

「はぁはぁはぁ私のお腹凄いことになっちゃったな アルゴノウト君、ありがと

 

ようやく落ち着いたティオナは、かなり重くなったお腹を支えるようにして腰を上げ、肉棒を引き抜く。

するとガバガバに広がった膣からは濃厚な精液が溢れ出た。

 

ぶびっ ぶびゅぶびゅぶびゅ

 

「いひぃすごすぎこれだけでイッちゃいそうだよ

 

そう言って笑うティオナは、ベルの横に腰かけると大の字になって寝転がった。

 

「はぁぁ ちょっと重すぎかな? アルゴノウト君の子種汁、濃すぎて匂いが落ちなさそうだね

 

そう言って笑いかけるティオナだったが、ベルからの反応はない。

 

首をかしげるティオナだったが、そんな彼女の横でベルはのそりと体を起こすと、ティオナの上に馬乗りになると両手をパンパンに膨らんだお腹に添えた。

 

疑問の声を漏らすよりも早く、ティオナはベルの瞳を覗いてしまった。

汗と唾液で引っ付いた白色の髪から覗くその瞳には、限界まで煮込まれた性欲と怒り、雄のプライドがごちゃ混ぜになっていた。

 

ティオナはこの目に既視感を覚える。それは、自身の姉であるティオネがロキファミリアの団長に襲い掛かるときの獣の目。

アマゾネスという種が、雄をクイモノにする時の、そんな目にそっくりだったのだ。

 

「ひっ……あ、あるごのうとくん?」

 

アマゾネスという種でなく、生き物としての本能が警笛を鳴らし、純粋な未知の恐怖が彼女の身体をこわばらせる。

ティオナは震える声でベルを呼ぶが、彼は反応しない。

 

代わりに、ベルは徐々に両手に力を加え始めた。

潰れ始めるバランスボール。下品な音量を上げて精液を吹き出す子宮口。

 

「ぉぉだ、だめだよアルゴノウト君 く、苦しいからぁアルゴノウト君の子種汁全部でちゃぅからあ

 

雄に襲われる恐怖と、射精の快感、悲鳴を上げる子宮に、悦ぶ心。

 

ぐちゃぐちゃになった感情で、ティオナはベルから逃れようと身体を動かそうとするが、なぜかピクリとも動かない。

そうしている間にもお腹は潰れていき、どんどん噴き出る精液は多くなる。

 

「はぎぃ ぐ、ぐるしぃ やめてよアルゴノウトぐんく、くるし――」

 

そう言うティオナに、ここにきてベルは表情を一転、凄みのある笑みを浮かべて言った。

 

「ほんとですか? そんなに、嬉しそうなのに」

 

「え?

 

ティオナが吊り上がった両頬に手を当てるのと、ベルが思い切りお腹を押しつぶしたのは同時だった。

 

グッッボビュウウウウウウウウウウ

 

「ィッッぎひいいいいいいあああああああああああああああああああああああああああ

 

脳が焼ききれそうな絶頂に、ティオナは涙を流しながら絶叫する。

 

一気に大量の精液を吹き出した子宮口は、ピンポン玉サイズの大口を開け、余った精液を垂れ流す。鉄砲水のように噴き出た精液は数メートルほど離れた水場にまで飛んでおり、ぷるぷるの精液が水に浮かんでいた。

 

大口を開けたまま、痙攣するティオナ。

失神した彼女を見下ろすベルは、ガニ股の彼女の足元に腰を下ろすと、先ほどまでティオナが絞っていた”半立ちの肉棒”ではなく、それより一回り半大きい肉棒を彼女の秘部にあてがうと、

 

「ごめんなさい、ティオナさん。僕、されるよりする方が好きみたいです

 

そう言って彼女の腰を掴んで肉棒を突き立てた。

 

「ほひっ!?

 

たやすく最奥まで届いた亀頭は、ゆるゆるになった子宮口を貫通させ子宮をマスクのように被った。

亀頭の形に歪んだ子宮が臍より拳二つ分上に浮き上がる。

挿入時の絶頂で叩き起こされたティオナは、自分の小さな乳房の間にできた拳サイズのふくらみを呆然と見つめながらつぶやいた。

 

「あえ?おおきひゅぎ?

 

これは本当に先ほど自分が搾り取った肉棒なのか。

アマゾネスの本能が疑問符を浮かべ、雌の本能が答える。

 

これが雄のチンポ様

 

「ぁ――

 

ちょろ、ちょろちょろちょろ…

 

知覚と同時に、ティオナの目玉はぐりんと転がり、秘部からは小水が溢れた。

 




次回はベルのターン。

アマゾネスの誇りVS雄の本気

です!


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雌雄はぶつかり、雌は紛らわす

ベルの肉棒に必死に抵抗する一匹の雌をご覧ください。



ティオナがベルを襲ってからおよそ1時間後。。

周囲には濃厚な雄のイカ臭さが充満し、近くにいたモンスターも回れ右をして逃げだすレベルだった。

そんな空気の中心で、ベルとティオナは熱に浮かされたように、無我夢中で互いに肉欲をぶつけ合っていた。

 

ばちゅッばちゅッばちゅッばちゅッばちゅッばちゅッ 

 

結合部から溢れた精液と愛液とがまじりあった液体は、二人がぶつかり合う中で濁った泡となって音を湿らせ、二人の腰回りに幾本もの粘性の橋をかけていた。

正常位の体勢で絡み合う二人。ティオナは妊婦のように膨れ上がったお腹をベルのお腹で押しつぶされながらも、ベルに足を絡め、鋭いグラインドに合わせて自身の腰を突き出している。

 

傍から見れば雄雌の交尾の図である。彼の雌が見れば上下ともに涎を垂らして羨ましがる光景であり、別の男が見れば血涙必死、敗北必定の光景。

しかし、渦中の二人に甘い雰囲気はなく、むしろどこか焦りと苦悶の混じった視線をぶつけ合っていた。

今二人は雌雄を決するため、互いのプライドをかけた堕とし合いの最中なのだ。

 

弱肉強食を体現するアマゾネス。

女の身でありながら男を下してきた種としてのプライドが、自分より弱い男に屈することを拒絶する。

 

相手は白髪の青年。ベル・クラネル。

彼の戦いぶりはアマゾネスの琴線に触れるものはあるものの、しかし未だ自身より弱いはずの男。

当然、彼に屈することを拒んだ彼女の本能が、彼を下そうと必死に攻め立てていた。

 

一方のベル。

雄としての本能に忠実な今の彼は、反抗的な彼女の態度に感化され、嗜虐心を疼かせながら彼女を自分好みの雌に堕とそうと躍起になっている。

 

互いのプライドのため。互いの本能に突き動かされた二匹は相手の弱点を探り、相手の隙を、呼吸を読んで先手を打ち合う。

 

ベルが膣の中間あたり、丁度膀胱の裏に当たるGスポット呼ばれる部分をカリで攻め立てれば、ティオナは唇を噛んで喘ぎ声を抑え、お返しとばかりに膣を触手壺のように蠢かせカリ裏の敏感な部分を攻め立てる。

それにベルが呻き動きを鈍らせれば、ティオナは自ら腰を突き動かして射精を促した。

 

「ふっぐぅ…」

 

びゅううう びゅるぶびゅううううううう

 

「んひぃぃぃ ぉ、おぉおお

 

再びの射精に、ティオナは身体に溜まった熱を逃がすように大きく息を吐く。

 

だめ気持ちよすぎる はやく出しきってよぉ 

 

かれこれ10数発は中に出されたが、一向にベルの肉棒は収まる気配を見せず、むしろどんどん雄らしさが増してきたように感じられた。

限界に近い膣は、最初の攻め立てるような動きではなく、まるで頑張った肉棒を労わるような優しい動きになり始め、精液漬けにされた子宮はもはや搾り取るような動きではなく大好きな雄の子種汁を逃がさないよう保持に必死になっていた。

 

まずい。このままでは負けてしまう。

 

残り少ないアマゾネスとしての本能が警笛を上げ、ベルに屈しかけの身体に鞭を打つ。

ここで決めねばまずいと思ったティオナは射精中のベルを抱きとめると、ぐるりと身体を捻り彼を押し倒した。

 

「ふぅふぅ……んぃ、よいしょ

 

馬乗りになったティオナは、最初と同じようにガニ股になると必死に腰を振り始めた。

 

ぬじゅぬこぬぷじゅぶ

 

しかし、度重なる射精によって臨月並みに大きくなったお腹と、鋭敏になった身体で満足なピストンができるはずもなく、少し動いただけでも達してしまう彼女は、弱々しい老婆のような動きで浅いピストンしかできなかった。

 

真っ赤に染まった顔で、唇を突き出すティオナ。

そんな彼女は空気中に充満した雄の香りに脳をくらくらさせながら、本人としては強気な、他人から見れば快楽に溺れた雌の表情を浮かべた。

 

「ぉぉほ あ、あるごのうとくんっどう、うひっもうおしゅじりゅでないいじゃないぃ?」

 

煽るようなティオナに、ベルは勝気な笑みを浮かべると彼女の腰を掴んでそれ以上肉棒を飲み込めないように固定すると、蛇口が緩んで我慢の利かなくなった肉棒を浅く動かす。

Gスポット手前を行き来する亀頭。鈴口からドブドブと漏れる精液が膣に溜まり始めると、途端にティオナはお預けを食らった犬のように、涎を垂れ流して固定された腰をカックカックと必死に動かし始めた。

 

「ぉそ、それだめひたひただめえ

 

「何がダメなんですかっ そんなにやらしく腰なんか振って」

 

ベルの下卑た視線にティオナは背筋を続々と震わせながら、自分の肉体がどうしようもなく彼に傾いていることを自覚して思わず涙が零れ始めてしまった。

 

「だめそれ、まけぢゃうわらし、アマゾネスなのに男にまけひゃうう

 

髪を振り乱して泣き始めるティオナ。

そんな彼女に、ベルは腰の動きを止めるとゆっくりと肉棒を抜いた。

 

「ぐすっ…んぉ はぇ?」

 

肉棒が抜けた瞬間、ぽっかりと拡張された膣からはボトッ、ボタッと精液が零れ落ちる。

ティオナは肉棒が突然抜かれたことに目を白黒させていると、ベルはそんな彼女をそっとまだきれいな草地へ寝かせ、彼女の両足を肩に担ぎながら、秘部の後ろに隠れた穴に手を添えた。

 

「ひっ!? あ、アルゴノウト君?そこちが

 

「ダイジョウブデスヨ。レフィーヤさんのお気に入りなんですけど、こっちに出されると腰砕けになっちゃうぐらい気持ちいいらしいですよ」

 

そう言ったベルは精液を溢れさせる膣に何本か指をこすりつけると、それを彼女のアナルへ押し当てた。

 

ぬちっ

 

添えられたベルの指。それにビクリとするティオナだったが、押し当てられた指先についたプルプルの精液の感触と、自身の中に出された精液の感覚を思い出した彼女はそれを腸に流し込まれるのを想像してぶるりと震えあがった。

 

だめ絶対ダメそんなことされたら

 

「ダイジョウブです。ここなら交尾じゃないから……勝ち負けはありません」

 

「ま、まけない

 

負けない マケナイ・・・・・・・・・・・・だったらいいかも

 

未知の快楽。それに惹かれたティオナは、恐怖と不安と好奇心の混じった笑みを浮かべ、尻肉をそっと左右にどけた。

 

「は、初めてだから や、やさしくねアルゴノウト君

 

「はい!」

 

満面の笑みで即答するベル。

レフィーヤがアナルセックスの虜になったと言ったベルだったが……虜になったのは、なにもレフィーヤだけではなかったという事だった。

 

自分のため、そして勘違いした雌を自分専用にするために、ベルはティオナの肌よりもう少し黒いアナルに人差し指を添え、皺を塗り伸ばすようにして愛撫を始めた。

 

 

 




次回アナル編。

因みにまだまだ続くんじゃ


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果肉裏返るローズの花

遅くなったぜ




レフィーヤの時にいきなり突き入れたせいでひどく叱られたベルは、同じ轍は踏まぬようにまずは入り口から慣らすことにした。

 

未だ子宮に溜まった精液を溢そうとしないティオナにベルは驚嘆しながらも、膣に出しておいた精液と本気汁を人差し指で掬い取り、アナルへ塗り込んでいく。

最初は凝り固まっていたアナルも、3度4度と繰り返すうちに緊張がほぐれ、皺にも余裕が生まれ始めた。

ベルはその皺一つ一つを伸ばすように両手で押し広げていく。

 

アナル全体がてらてらと輝くころには、アナルは次を期待するようにひくひくと動き始めていた。

 

「それじゃ、いきますね」

 

「んぅぅん

 

いくらアマゾネスでも流石に排泄穴を見られるのは恥ずかしいのか、まんぐり返しの体勢で秘部とアナルを天高々と掲げながら、頬を羞恥に染めたティオナは小さく頷いた。

そしてベルは、ヒクつくアナルに――――――自身の顔を近づけて舌を這わせた。

 

「うひッ!? あ、アルゴノウト君!? き、汚いよ!」

 

アナルにぬるりとした感触が当たった瞬間、身体を起こしたティオナは太ももでベルの頭を固定すると必死に押し返そうとぐいぐいと彼を押す。

しかし、ベルは引く気がないのか、そのまま皺ひとつひとつを舐め上げ始めた。

 

チロレロぬりゅぬち

 

「ん。ちょっと汗っぽい味もしますけど、綺麗ですよ」

 

「ぅっぅぅぅ汚いよぉ

 

羞恥に顔を真っ赤に染めるティオナだったが、次第にむずむずとした感覚にそわそわし始めた。

皺を引き延ばし、入り口をたまに舌で小突くベル。徐々に口を開け初めたアナルに、ベルはタイミングを見計らって舌を突き入れた。

弾力のある舌の侵入にアナルは口を閉じようとするが、すぐにその動きも弱くなり、無抵抗にベルに舐められるようになってしまった。

 

じゅちゅぬちゅぬぢぬじゅ

 

「ぉ゛ぉ゛オォ゛

 

5分ほど入り口すぐを舐めまわしたベルが舌を抜けば、アナルはぐぱぐぱと口を開けっぱなしにして、唾液交じりの腸液を溢していた。

 

「大分ほぐれましたね」

 

「はぁはぁはぁ もぅ、おわり?

 

そう言ったティオナの眉尻は下がっており、明らかに続きを期待していた。

そんな彼女にベルは笑みを浮かべると自身の肉棒を掲げた。

太すぎる肉棒を両手で支えながらアナルに近づけるベルに、ティオナは腰を引いた。

 

「む、無理だよ。まだ入らないからっ

 

「まだ入れませんから大丈夫です」

 

レフィーヤに殺されかけたベルは、アナルに関してはかなり丁寧なのだ。最初だけは……

 

未だ怯えるティオナの前で、ベルは亀頭をそっとアナルに当て、肉棒を扱き始める。

まだティオナの愛液がついていたこともあってぬるぬるの肉棒を扱けば、直ぐに射精の感覚が上がってきた。

ベルは鈴口を半開きのアナルに押し当て――――射精した。

 

ぶびゅびゅるるるるるるるるるるるるるる

 

「ぉお゛!?ぉっほおお

 

瞬間、焼けるような熱さと共に直腸が精液で一杯になる。

出された精液の1/3ほどはS字部分を超えて奥まで流れ込んだが、それ以外は隙間から吹きこぼれてしまった。

思ったより入らなかったなとベルは他人事のように思いながら、プシュッと潮を吹いて白目を向くティオナを放置して彼女のアナルに人差し指と中指を挿入した。

 

何の抵抗もなく入っていく二本の指。たやすく根元まで入ったことに喜びながら、ベルは精液でヒタヒタになった直腸を掻きまわし始めた。

 

ぐちゅぐちゅぐちゅぶちゅぬぢゅぬぢゅぶちゅ

 

「あひぃ!?おひょひゅごおほおおお

 

隙間から精液を溢れさせながら泡立っていくアナルに、ティオナは即座に覚醒し腰を浮かせる。

目を見開いて下品な喘ぎ声を漏らすティオナに、ベルは優しく語りかけた。

 

「最初から二本も指が入るなんてすごいですよティオナさん。流石アマゾネスですね」

 

決して手を緩めずにアナルを弄りながら、敢えて自尊心を煽る様なセリフに、ティオナは喜色を滲ませながら嗤う。

 

「おひょでひょ?あまじょねしゅはひゅごいんだよおお

 

上機嫌なティオナはアナルでベルの指を舐め上げ、ぬちぬちと卑猥な音をたてる。

 

「ならもっと指を増やしても大丈夫ですね」

 

アナルの緩み具合からそう判断したベルはティオナが制止の声を上げるよりも早く、指をさらに二本増やし、まとめて挿入した。

 

「へ? っまっへえええええええええええ!?ほぎひいいい、いれしゅひっお尻のあにゃとじにゃくにゃるぅうう

 

「大丈夫ですよ。レフィーヤさんは、すんなり僕のを飲み込みましたから!」

 

そう言いながらベルは丸くまとめた指をさらに押し込みぐちぐちと掻き回した。

 

「おひひっいひっほひいい!!

 

腸のひだを掻きむしり、不規則に変形する指にティオナは下品な半目の薄ら笑いを浮かべる。

指を横一列に並べたり、フックのようにして腸液を掻き出したりしてティオナのアナルを解すベル。

……気づけば、ティオナのアナルはベルの手を親指の付け根まで飲み込めるほど広がっていた。

 

ぬぽぉ、と音をたてて指を抜くベル。

ぽっかりと口を開いたまま、閉じなくなったアナルを前に満足げに頷いたベルは、精液と腸液、そして僅かに異臭のする指をティオナの前に掲げる。

 

「ほら、ティオナさんのせいでぐちゃぐちゃになっちゃいました」

 

そういって指を開けば、ねっとりとした液体が橋を架ける。

ティオナは浅い呼吸を繰り返しながらこくりと喉を鳴らすと、その指をしゃぶり始めた。

 

「ハァハァハァ ……んちゅ じゅるるじゅる

 

「ふふ。それじゃあティオナさん。入れてもいいですか?」

 

涎を垂らしながら必死に指を舐るティオナに、ベルは自身の肉棒を掲げて見せる。

ドンっ、とティオナの秘部の上に置かれる肉棒。

自然と視線を吸い寄せるソレは、すでに限界が近いのか普段よりさらに大きく、肉食獣のようにカウパーをダラダラと垂らしていた。

自身の膨らんだお腹に降り注ぐ”肉食獣の涎”に、ティオナは自身の内で何かに罅が入る音が聞えた。

ティオナは、まんぐり返しの体勢で自身の両足に手を添えながらそっと頷く。

 

期待と興奮に染まりきった、まるで赤ん坊のようなあどけない表情に、ベルはニタリと笑うといきり立つ肉棒をアナルへと突き入れた。

 

ドッ ぐぶちゅうぅぅ

 

直腸が限界まで広がり、S字が捻じ曲げられる。結合部から白く濁る泡立った腸液を溢れさせながら、ティオナは痺れるような快楽と押し上げられる臓器の感覚に感嘆の吐息を漏らした。

 

「ぅぅ、あっついです。ティオナさんのお尻の穴もすごいですっ」

 

ベルはティオナの腸の具合に感嘆の息を溢し表情を緩める。

腸壁全体が異物を吐き出そうと忙しなく動き、収縮し引き延ばされる。まるで無数の舌に舐めまわされるような感覚にベルが及び腰になっている中、一方のティオナもベルの肉棒に喜色の悲鳴を上げていた。

 

「ぉおおべるの、ぶっどすぎぃしっ、子宮潰れちゃう、精液漏れるぅ

 

内側から押し上げるように挿入されたティオナの子宮は、への字に歪みゼリー状の精液を吹き出す。

 

ぷぴゅ ぷりゅぅ

 

「あ゛ぁ゛もれうぅぷりゅぷりゅ言ってりゅぅ

 

恍惚と堕落した表情を浮かべそうになったティオナは、咄嗟に両手で顔を隠し髪を掻きむしるようにして表情筋を揉み解そうとする……が、

 

ずるるるるるるるるるるるるる

 

「ぉっお゛~~~~~~~~~

 

ベルがわざとらしい程ゆっくりと肉棒を抜いていけば、極太の肉棒が抜ける感覚に排泄以上の快楽を感じ始めてしまい、口を突き出すようにして間抜けなトロ顔を晒してしまった。

腸壁は排泄時と同じように肉棒を押し出そうと収縮する一方で、S字部分は亀頭に引っかかってしまい引っ張られるように降りて行ってしまう。

その臓器が引っ張られる感覚に得体のしれない快楽を感じてしまったティオナは、内に沸く恐怖から肉棒から逃げるように腰を浮かせた。

しかし、1センチ近いカリにS字の腸壁が引っかかったままそんなことをすれば……

 

ぐいっ むりめりめりぃ――――――ジュポンッ

 

勢いよく抜けていく肉棒に引っ張られた腸壁は、悲鳴を上げながら痛みを紛らわせようとティオナの脳に快楽物質を過剰分泌させる。

 

「ぉっほ!?ッ――――イッグウウウウウウウウウ!!!

 

腰を浮かせた状態でティオナは盛大に絶頂し、ベルの腹部目掛けて潮と精液を吹き出した。

つま先立ちのまま足をガクつかせるティオナだったが、その表情はベルから精液を搾り取った時よりも淫らで、ドロドロで、快楽に狂った雌の顔だった。

 

暫くしてようやく絶頂の波が引いたのか糸が切れたように腰を落とすティオナ。

未だ断続的に身体を震わせる彼女だったが、ベルは未だ満足に射精できていないせいで我慢の限界にきており、彼女を抱き起すと近くの木にもたれかかるようして立たせた。

 

「べ、べる ちょ、ちょっとやすませて

 

木にしなだれかかる様にして涙目で訴えるティオナ。

しかしそんな彼女の言動とは裏腹に、無意識に彼女は雄に媚びるようハリのあるお尻を淫らに振ってベルを誘惑していた。

そんな彼女のアナルは、入り口間際まで引っ張りだされた腸壁のせいでめくり上がっており、淡いローズの薔薇を咲かせていた。

指二本は入りそうな大口を開け、腸液をボタボタと垂らす薔薇を前にベルが我慢などできるはずもなく、表面上は嫌がる彼女のお尻をむっちりと掴むと躊躇い無しに肉棒を根元まで突きさした。

 

 

 

 

 

 

 

 




散々焦らしたので次回は射精パーティ


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褐色娘は子種袋

「ぃっひぐうううぉっほふっかあ

 

ミチミチと腸壁が引き延ばされる感覚に、木の幹に爪を立てて震えるティオナ。その顔は快楽一点に染まりきっており、もはや今入っているのが後ろの穴というのを忘れてしまうほどだった。

長すぎる肉棒は大分縮んだ子宮を押し潰し、精液の残りかすを押し出させる。

 

ベルはそのまま古くなった精液を吐き出させるように、子宮目掛けて執拗にピストンする。

 

ドッチュぼっちゅどっちゅどっちゅ

 

「いぐっ子宮潰されてまだイグ

 

「イって! イッて!! イケ!!!!」

 

突かれるたびにお腹をボコボコと変形させるティオナ。全身を貫く衝撃と雄からの命令にティオナは歯を食いしばって絶頂する。

 

「いっぎゅううううううううううう

 

痙攣する肉体。収縮する腸内はまるで何千匹というミミズが一斉に動き回るようで、その突発的な快感にベルは耐えきれずに射精してしまった。

 

ぶりぶりゅぶびゅるるるるるるるるるるるるる

 

「おっひいいいいいいいいいい!!!!????

 

ドボドボと流れ込む精液は腸内を埋め尽くしひだの隅々まで生き渡る。解き放たれた数十億匹の精子はまるで弄ぶかのようにひだの隙間を這い回り、一つ一つを刺激した。

焼けつくような精液の熱さとひだから伝わる無数の快感はティオナを絶頂させ続け、決して降りることのない地獄へと送り込んだ。

 

「いぐいぐいぐどおじで!?いぐのとまんないよおおおおおお

 

「いけっいけ。もっといけ!」

 

お腹を膨張させながらアクメ地獄に陥ったティオナだったが、一方のベルもティオナの名器っぷりに歯止めが利かなくなり、熱に浮かされるように射精しながら腰を動かしていた。

 

ぶぴぶじゅぶびゅぶひぼひゅ

 

しまりの悪い結合部からはゼリー状の精液が溢れ、足元のゼリーの山を作っていく。しかし、そうやって出るよりもはるかに多い量の精液がティオナの腸内を満たし続け、より上へ上へと溜まっていく。

 

「お゛お゛お゛ぉ゛おふぅで、ですぎおっもぃ

 

膨脹する腸に従って押しやられる胃や肺。ただでさえ引くことのないアクメの連続に過呼吸気味になっていたティオナは、涙や汗で顔をぐしゃぐしゃにしながら口をパクパクとさせる。

しかし、そんなことはベルには関係ない。ベルは今名器を堪能し心行くまで連続射精の波に乗っているのだ。

 

バチュバチュンドチュバチュブジュ

 

「くぅ、また出る!!」

 

「ま゛、もぅむりぃぃいいいいいいいいい

 

絶叫を上げるティオナだったが、ベルは止まらない。精液のゼリーを更に奥へ押し込むように、深く肉棒を埋没させて射精した。

 

ぶびゅびゅぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぼびゅるるるる

 

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛

 

濃度の全く変わらない射精。

次々と注ぎ込まれる精液によってティオナのお腹は既に臨月を超え、肥大した腹部は木の幹に当たって凹型に歪むほどであった。

ギチギチと皮膚が嫌な音をたて、限界まで伸びていたはずの腸壁は更なる拡張に悲鳴を上げる。

常人なら間違いなく気絶し、下手をすればショック死するような状態にあっても、第一級冒険者としてのステイタスが彼女を救い、同時に常識では測りきれない快楽の高みへと彼女を押し上げていた。

 

「カフハヒュッ

 

もはや膨れ上がった腹部で身体を支えている状況。

ティオナは失神寸前まで追いやられており、腸内にも隙間はない。胃の中身も逆流寸前で口からは浅い吐息しか漏れない。

そこで、ようやくベルも落ち着きを取り戻したのか、全身を包み込む疲労感を前に肺の中の空気を押し出して脱力した。

エビぞりの体勢でお腹で自重の大半を支えていたティオナに覆いかぶさるベル。当然お腹は圧迫されティオナは悲鳴を上げることになる。

 

「イ゛イ゛イ゛ア゛ア゛ア゛お腹潰れるでる、出ちゃうう

 

ブヒュッぶびびぷぴゅりゅりゅりゅ

 

必死に木にしがみつこうとするティオナも、アクメ地獄で震えあがった身体ではどうすることもできず、未だ挿入されたままの結合部から精液を吹き出すほかなかった。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しゅ、しゅごぉ

 

 

 

数時間後、ベルが気が付いたとき、彼は浅瀬の側に寝かされていた。

辺りはベルとティオナとの情事の爪痕が色濃く残されてはいたが、肝心のティオナの姿はなかった。

自身の息子もきれいに掃除されていて怪訝に思うベルだったが、はたと自身にかけられた布に気が付いた。それはティオナが平時よく来ていた黄土色のパレオだった

 

「先に帰っちゃったのかな?」

 

パレオについた皺を伸ばしながらそう呟くベル。

暫くしてから腰を上げたベルは、今度返しに行こうと思いながら帰路に就くことにしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ねぇ、なんでティオナさんからベルの匂いがスルンデスカ? ソレニソノオナカハ?」

 

「へ!? な、なんのことかなぁ?」

 

「……今度、私も外でしてもらおうかな」

 

後日、ベルの元にアマゾネスを引き摺るエルフがやってくるが、それはまた別のお話。




次回かその次、後日談にします。

本当はもっとぐずぐずにしたかったんですが、やりたい場面ができたのでそれはその時に回しますw


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後日談…

大分遅くなりまして申し訳ありません。
今回エロ要素はほぼなしですね。


あれから数日、ベルはとあるプレゼントと一緒にロキファミリアのホームを訪れていた。

門番にティオナへ届け物があると伝言してもらったベルだったが、現れたのはティオナではなく、神ロキとその幹部だった。

アイズにフィン、ティオネ、リヴェリアにレフィーヤなど、そうそうたるメンバーを連れて出てきたロキは、表情筋が心配になるほど引きつった顔をしている。

ズンズンと大股で歩いてきたロキはそのままベルの胸ぐらを掴むようににじり寄り、

 

「あ゛あ゛ん゛!? 自分よう面出したなぁ!? 今すぐ地獄に送っ————」

 

「「ロキ?」」

 

直ぐに離れた。

アイズの剣が首筋を、レフィーヤの魔法が自身を狙っているとなっては、もはやロキには絶望しか残されていなかった。

泣き崩れるロキに苦笑するフィンは引きつった笑みのまま、ベルへと向き直った。

 

「えっと、話は聞いているよ。ティオナに用があるんだってね」

 

「はい。あの、忘れ物を渡したくて…」

 

「……うん、とりあえずそう言うことにしておくから……もう少し、落ち着いた行動をしてほしいよ。これ以上は、うん、流石に君を僕らのファミリアに入れるしかなくなってしまうからね」

 

乾いた、というよりもやつれた笑みを浮かべるフィンに、ベルはただ謝るしかなかった。

たとえ、これからもその行為が大人しくなることはないとしても。

 

その後フィンからは遠回しに「することするならティオナは連れて行ってもいい」的なことを言われ、アイズやレフィーヤからは羨望の眼差しを向けられた。

リヴェリアからはアイズの人間らしい成長に喜ばれながらも、弟子まで毒牙にかけたことに対して軽い小言を言われ、ティオネからは夜戦について根掘り葉掘り聞かれそうになったりしながら、ベルはなんとかティオナの私室にたどり着いた。

 

「ティオナさん?」

 

「ッア、アアアアアルゴノウト君!? 待って、今、今開けるから

 

扉越しに声を掛ければ、中からは焦ったようなティオナの声が。バタバタと忙しなく動く音がしばらくした後、頬を上気させたティオナが顔をのぞかせた。

 

「お、お待たせ

 

顔だけを扉から覗かせるティオナは、額から汗を垂らしながら笑みを浮かべる————濃厚な雌の香りを漂わせながら。

敏感にその匂いを感じ取ったベルは内心嗤いながら扉に手をかけた。

 

「ア、アルゴノウト君? その、手を放してくれないかな~、なんて」

 

扉を開けようと引っ張れば、ティオナは開けさせまいと扉を抑える。しかし、彼女は今の体勢から動けないのか、徐々に扉は開いていく。

そして、遂に扉は開きベルは彼女の格好を見た瞬間、部屋の中へと押し入った。

 

「ティオナさん、いったいナニをしていたんですか?」

 

「えっと その

 

指先をくっつけながら、視線を逸らして赤面するティオナ。そんな可愛らしい反応とは裏腹に部屋には雌の匂いが充満し、何も履いていない(・・・・・・・・)彼女は秘部から愛液を滝のように滴らせていた。

よく見れば部屋のベッドのシーツは乱れ、一部には隠し切れないシミができている。そして何よりも……

 

「やっぱり、ティオナさんが持っていったんですね」

 

「ぁ

 

ベルの視線の先にあるものに気が付いたのだろう。ティオナは一瞬硬直すると直ぐにバツの悪そうな、一方で何かを期待するような表情を浮かべた。

ベッドまで歩み寄ったベルはソレをつまみ上げる。それはベルの良く知る、というかベルの私物であった。

 

「この前帰ってからびっくりしたんですよ。パンツがなくなってて」

 

「ご、ごめんね ま、間違って持って帰っちゃってさ?

 

ここまで来ても苦しい言い訳をするティオナだったが、ベルは別段怒った様子もなしに振り返ると彼女の顔を覗き込むようにして笑った。

 

「ティオナさん」

 

「な、なに?」

 

「プレゼントがあるんです」

 

語尾に音符がつきそうなほど明るい声音なベルは、何処からか取り出したのかティオナにそれ————彼女のパレオを手渡した。

なぜか包んだ状態で手渡されたパレオだったが、ティオナは手渡された瞬間、ソレがどういう状態なのかを理解する。

 

グチィ

 

「あ ぁっぁぁ

 

手に乗る重みと粘り気のある音、そして鼻を刺す生臭さにティオナの口内は一瞬で唾液で溢れかえり、入りきらなかった物が口端から零れる。

瞳から理性の火は消え、熱に浮かされたようにパレオを引き寄せると、そっと包みを解く。

そうして露わになるのは、白濁色のゼリーの山だ。震えるティオナの手の中で、ふるふると揺れる濁りきったゼリーからは脳を直接揺るがすような濃密な雄の香りが立ち上り、まだ出してから時間がたっていないのか掌には生温かな感覚が伝わってきていた。

浅い呼吸を繰り返し、ボタボタとよだれを垂らすティオナに、ベルは嗤いながら囁いた。

 

「ティオナさんのために用意したんだ 受け取ってくれる?」

 

悪魔の囁きに、彼女は白濁まみれのパレオを口に含むことで応えた。

 

ずずず ずじゅじゅぞぞぞぞぞぞ

 

まるで水に飢えた動物のように、口と鼻、両方から精液を啜るティオナの顔は既にぐちゃぐちゃに溶け、誰にも見せられないひどいものとなっていた。

 

「っ

 

「ふふっ、ティオナさん、凄い顔だよ?」

 

白目を剥き、精液を噛み締めながら秘部を弄る彼女を見つめながら、ベルはいやらしい笑みを浮かべるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、ティオナの部屋からはベッドのきしむ音と獣の叫び声がしばらく聞こえた……とか。

神ロキが1か月ほど床に伏せたとか…………金髪の少女やエルフが血涙を流したなどの噂が飛び交ったが、真偽は定かではなかった。

 




次はリクエストものを何本か上げてから次の人に移ろうかなと思います


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リヴェリア編
妖精の王族は娘らの心配をする


始まりました!
ママことリヴェリア編です!

アンケートの結果は

1位 (451票) リヴェリア
2位 (347票) シル
3位 (185票) ヘスティア
4位 (143票) 椿
5位 (80票) カサンドラ

です!
これはママが好きなのか。それとも陥没乳首が好きなのか…


ある日、深い緑の髪を束ねた女性エルフ————リヴェリア・リヨス・アールヴは、愛娘と愛弟子の付き添いで同盟ファミリアの館へ赴いていた。

きっかけは単純で、アイズ・ヴァレンシュタインに関することが原因だった。最近はそこにファミリアの中核を担う弟子のレフィーヤやティオナまでも加わっているが……。

 

彼女たちはここ数か月ヘスティアファミリアのホームへ、ほぼ毎日、足繁く通っている。

それがただの同盟ファミリア間の利益ある交流であれば、特段口を挟むつもりもなかったリヴェリアだが、ことの事態はそうは言っていられないものだった。

 

アイズは長年面倒を見てきたリヴェリアにとって、愛娘であり手のかかる子供のはずだった。

ダンジョンへ潜り、強さだけを渇望する少女。

食生活も、衣類も、すべてを捨て置いてダンジョンへ潜り続ける彼女をリヴェリアはどれだけ叱り、押し留めただろうか。

それがここ数か月————いや、正確にはヘスティアファミリアと同盟を組むに至ったあの事件から、彼女は劇的に変わった。

確かに強さを求める節はまだ見受けられる。事実、事件以降は多少ダンジョンへ行く頻度が減ったとはいえ、同業者と比べればまだまだ多い方だ。

しかし、今のアイズは毎日着る下着に気を使い、何着も趣向の違った衣類を買い漁る姿は、少々行き過ぎな気もするが実に女らしかった。

食事にも気を使っているのか、細身で痩せていた身体は若々しいハリを取り戻し、一層女らしく、しなやかで柔らかい、男の目を惹くむっちりとした身体へと変化していた。

そのせいか同ファミリアの異性からの視線に眉を顰め、嫌悪感を漏らす姿も見受けられるようになったのは、保護者として実に安堵することだ。

 

このアイズの変化にリヴェリアも最初の内は手放しで喜んでいた。余りの嬉しさに秘蔵のワインを一本開けてしまったぐらいだ。

が、少しして彼女は別の悩みで頭を痛めることになる。

 

それは

 

「ア、アイズ……もう少し、頼むから、もう少しまともな下着はないのかッ?」

 

好物のじゃが丸君を齧りながら鼻歌交じりに歩くアイズ。その、彼女の臀部を隠す布地が風で捲れあがった瞬間、リヴェリアは頬を若干染めながらアイズに声をかけた。

 

リヴェリアの苦言に、アイズは首をかしげる。

じゃが丸君の欠片を飲み込みながら、今朝履いた下着を思い出すアイズ。

 

縦に割かれたクロッチに、秘部を刺激するように取り付けられたビーズ状のナニカ。

臀部を覆うはずの布は存在せず、ムチムチの尻肉に食い込むように一筋の紐が、腰を一周する紐へと繋がれている。

色白の肌に似つかわしくない、真っ黒な色合いのソレ――――紐パンを頭に思い浮かべながら、アイズは一人頷く。

 

うん。いつも通り”ベルの喜びそうな下着”だ

 

早くも秘部から愛液が溢れ出したのを感じながら、ふにゃりと笑うアイズ。その瞳に宿る情欲の炎にリヴェリアは頬を赤く染めたまま深いため息をついた。

 

これこそが、今リヴェリアを悩ませる最大の要因だった。

いや、アイズだけではない。

肌の露出を嫌い、ロングスカートやコート付きのスカートを履くことの多かったはずのレフィーヤも、最近では太ももを惜しげもなく晒すような、下手をすれば下着が見えてしまいそうなほど短いスカートを履いたり、ホットパンツを履いているのを見た日には、リヴェリアは卒倒しかけたほどだ。

健康的で元気っ娘のティオナも、ここ最近急に色気がまし、肉付きもアイズのようになり始めた。心なしか胸のサイズも大きくなっている気もする。

 

ティオナは元からとはいえ、愛弟子と愛娘二人の露出、下着の際どさはもはや異常と言ってもいい。

団員から相談すら上がっている始末だ。

だからこそ、リヴェリアはその原因であろう青年に、事情を確かめるためにここへと訪れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自身も同じ道を辿ってしまうことも知らずに……。

 

 

 

 

 

 

「えっと、僕にお話というのは?」

 

ファミリアのホームへ到着したリヴェリア達三人は、人のよさそうな笑みを浮かべた少年――ベル・クラネルに出迎えられた。

 

どうも、他の団員や主神は私情で出ているらしく、この広大なホームにいるのはベルを含めた4人だけらしい。

そのことに目を光らせるアイズとレフィーヤに気づかないまま、リヴェリアは案内された来客用のソファへ腰を下ろした。

 

対面に座るは白髪の青年。

どこか頼りなさげに眦を下げながら訪ねてくる彼に、リヴェリアは母性を擽られながら咳払いを一つして、話の確信を、

 

「その、だな。……アイズとはうまくいっているか」

 

聞けなかった。

恋愛に関して素人。何よりセンシティブな問題を当事者たちの前で聞けるはずもなく、日和ったリヴェリアは当り障りのない問を投げる。

 

「はい! 僕なんかじゃもったいないぐらいアイズさんは素晴らしい人で————」

 

リヴェリアの問いに、ベルは満面の笑みで惚気話を垂れ流し始めた。

ノーマルデートに関してや、ダンジョン探索でのこと。

思わず呆れかえってしまうほど溢れ出る幸せオーラに、くねくねと悶えるアイズを背にリヴェリアは静かにその話を聞き入っていた。

気分はさながら娘の恋愛事情に近いのだろうか。

 

そんなふうに話を聞いていくにつれ、リヴェリアは目の前で話す青年が、どうしてもアイズたちを変えた犯人には思えなくなってしまっていた。

何処までも優しく、真摯なベルの姿にリヴェリアの警戒心はいつの間にか解き解されてしまった。

 

そうして話に盛り上がっていると突然、すとん、と背後の二人が座り込んだ。

 

「む。すまない。ついベル・クラネルとの話で盛り上がってしまった」

 

「いえ、だいじょうぶですか? アイズさん、レフィーヤさん?」

 

ついたときには昼前だったのにもかかわらず、窓の外を見れば空は夕刻に染まっている。

随分話し込んでしまったものだと反省するリヴェリアを前に、ベルは座り込んだまま俯いて動かない二人に肩を貸しながら、

 

「リヴェリアさん。もしよかったら今日は泊まっていきませんか?」

 

先ほどまでと変わらず、朗らかな————実に、朗らかな笑みでそう言った。

その笑みに、リヴェリアはどこか薄ら暗いナニカを感じ取り、気圧されたように身体を若干のけ反らせる。

 

「いや、だが……」

 

「アイズさんたちも」

 

咄嗟に断ろうとしても、人の善意を無碍にできないリヴェリアは歯切れ悪く、追い詰めるかのようなベルの言葉に沈黙せざるを追えない。そして何よりも、

 

「“限界みたいですから”」

 

そう言ったベルの、得物を見つめる瞳に、リヴェリアは本能的に恐怖した。

まるで捕食者に狙われた小動物のように……。

有無を言わせない、絶対の圧がそこにはあった。

 

 

 

だから、己が胸が早鐘のように打ち鳴らされているのはそのせいだと、下腹部が締め付けられるように苦しいのはそのためだと、彼女は思い込むことにした。

 

「わか、った。一日、世話になる」

 

「はい! 困った時はお互い様ですから遠慮しないでくださいね! それじゃあ僕は二人を部屋に寝かせてきますから、少し待っていてください!」

 

リヴェリアが首を縦に振った瞬間、ベルは満面の笑みを浮かべると女性二人を軽々と担ぎ上げ、足早に部屋を出ていった。

 

あとに残されたエルフの王族は頬から滴り、胸元へ消えていく一筋の汗を感じ取りながら、どさりとソファに座り込み、身体の熱を逃がすように、深く息を吐いた。

 

 

 

 

未だ、胸の高鳴りは、下腹部の疼きは止まない。

 




雄の圧……あると思います


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兎は竿姉妹を躾け、保護者は情事を垣間見る

リヴェリア回なのにガッツリと登場する竿姉妹二人……w

今回ハードというか……うん、いつものことかな
非人道プレイ注意です


「まったくもう、アイズさんたちはそんなに期待してたんですか?」

 

ベルはアイズたちを来客用の寝室……ではなく、いつものヤリ部屋へと連れ込むと、彼女たちをベッドへ投げ捨てるように寝かせた。

仰向けに投げ出された彼女たちはベッドの腕で軽くバウンドし”身体を弓なりに逸らせて絶頂した”。

 

「イヒイイイイ!? べ、ベル、もう限界なの

 

「あひゅうぅぅぅベル、はやくはやくぅ

 

先ほどまでの無表情は何処へやら。アイズはドロドロに蕩け切った顔で雄へ媚びるように身体を震わせ、腰をヘコへコと振りたくり、レフィーヤは自らⅯ字開脚の体勢を取ると自らの手をアナルへと押し込んだ。

 

ぐじゅぐじゅといやらしい音をたてながら、アナルを必死に搔き乱すレフィーヤは、まるで何かを取り出そうとしているかのようだ。

 

そんな彼女たちを前に、ベルはポケットにしまっていたある物を取り出すと彼女たちに見せる。

それは手のひらサイズの小さなリモコンと、イボのついたビー玉サイズのボールだった。

ダイヤルのような捻りのついたリモコンを前に、二人を目の色を変える。

 

「そ、それぇ

 

「は、はやく止めてくださいィぃ

 

「ふふ。二人ともそんなに慌てなくても大丈夫ですよ?」

 

そう言ったベルはダイヤルのつまみを『大』と書かれた方へ捻った。

 

途端、二人はお腹を押さえ慌てだす。

 

「あぐぅぅだめ、これ以上大きくしないでぇ

 

「すごいイイイイお尻の奥でゴリュゴリュっていってますうううう

 

アイズは若干苦しむように、レフィーヤはむしろ喜色の声を上げて。二人はお腹を押さえ、悶え始める。すると次第に彼女たちのお腹が歪に膨れ始めた。

それはまるで、お腹の中に幾つものボールでも入れているような……そんな膨らみ方だった。

膨らみ始めたお腹に彼女たちは悲鳴を上げながらも秘部から潮を吹き、腰をガクつかせて絶頂する。

ベルはそんな彼女たちを前に肉棒を限界まで硬直させながら、ダイヤルを『小』へと捻った。

すると、二人のお腹の膨張は止まり、次第に引いていく。

 

「二人が悪いんですよ? こんなものを僕のお尻に入れようとしたんですから」

 

「だ、だってぇ ベルが最近構ってくれないから

 

「あひぃきもひいぃぃですぅぅ

 

そう、二人がこうなった原因は数日前、早朝のことだった。

ベルがいつものように――昨日はリリを遅くまで犯していたので精液ボテ状態のリリを抱きながら――寝ていると、ふいに悪寒がし、起きて見れば自身のズボンが下げられており、自らの愛液をまぶしたボールを手に固まる二人の姿があったのだ。

 

当然、跳ね起きたベルは二人が身体中に隠したボールを取り上げ、一通り犯してから事情を聴くと

 

『ここ数日中に出される量が減っているから』と答えたのだ。

 

確かにここ数日はティオナやリューをよく使っていたため二人へ出す回数が2~3回ほど減ってはいた、がその分彼女たちが望む行為をしてきたはずだった。

その時、ベルは二人の瞳に自虐の色が灯っていることに気が付く。

そこでベルは二人へのお仕置きとして、アスフィ特注のイボ付きボール――――腸液と排泄物を吸収し膨脹するアナル専用グッズ――――を使うことにしたのだ。

 

因みにこのボールは、元々ダンジョンでの遠征時に排泄事情を気にしなくて済むよう、女性冒険者から依頼されたのがきっかけなのだが、そんなことは些細な問題である。

 

ベルは彼女たちが大金を叩いて買ったボールを”全て彼女たちのアナルへ流し込む”と挿入することなく彼女たちのアナルを弄り倒した。

調教された二人のアナルは即座に大量の腸液を溢れさせ、ビー玉サイズだったボールをピンポン玉サイズまで膨張させた。

そしてベルは二人に『これから一週間、ボールを一個も堕とさずにいられたら、絶対に孕ませてあげる』と約束して送り返したのだ……『もし耐えられなかったら僕のところにきて』と付け足して。

 

アイズたちはその言葉に絶対一週間耐えて見せると意気込んでいたが、人間腸液も排泄行為も止めることなどできるはずもなく、徐々に大きくなる無数のボールの圧迫感と擦れるイボの刺激。毎日のように注がれていた精液がないことに子宮は悲鳴を上げ、遂に二人は限界に達して今日ここへ来たのだった。

 

二人は半狂乱状態で必死にアナルをほじくり、ボールを出そうとするも無数のイボがそれを邪魔する。そして何よりも『ベルからのお仕置き』という点が二人から本気でボールを取り除くという選択肢を奪っていた。

 

もしかしたらこの状態でアナルセックスができるかもしれない

もしかしたら子宮をイボイボにこすりつけるような、乱暴なセックスができるかもしれない

 

そんな考えが二人の脳内を占拠しているのなか、ベルは満面の笑みで二人に命令を出した。

 

「それじゃあ二人とも、そこに座ってお尻をこっちに向けながら”自分で全部ひり出してね”?」

 

ベッドの縁を指さしながらそういうベルに、二人の願望は無残にも砕け散り、これから起きることを想像して何度目かの絶頂に達した。

二人は小鹿のように足を震わせながら、命令通りにベッドの縁に和式便所のような体勢で座ると、若干前かがみになりよりこれから起こることを目の前の雄に見せつけるような体勢をとった。

 

二人が後ろ目でベルを見れば、そこにはギラギラと瞳を輝かせ、ズボンを限界まで押し上げた肉棒の姿が。

 

「フーッフーッ

 

「ベルの変態 し、しっかりとみているんですよっ

 

お腹に意識を集中させるアイズも、強がるドⅯのエルフも、自身のお腹の中で再び大きくなっていくボールを自覚しながら……いつも排泄するときのように力んだ。

 

「ふっぅぅぅぅぅ

 

「んんんんんんんんんんんん

 

二人の短い吐息に合わせ、真っ赤なローズはその花弁を広げていく。

徐々に、徐々に押し広がっていく花肉の奥から、遂に薄紫色のボールがその姿を現し始めた。

それは明らかにピンポン玉より大きく、むりむりっと花弁押し広げ――――

 

ぬぽぉぉ ぼどっ

 

床に落ちた。

 

「おひっ

 

「お゛、お゛お゛お゛

 

するとその一つがきっかけだったのか、緩んだアナルから大量のボールが零れ始めた。

 

ぬぽっぼぶぬぽぽんのっぽぉぉ

 

ボールを一つひり出すたび、彼女たちのアナルはいやらしく広がり、むりゅむりゅと腸液まみれのボールを出産していく。

次々に床に転がるボールは、小さい物でもピンポン玉以上、大きい者はテニスボールサイズまで様々だ。

 

「ん゛ん゛ん゛まらまらでりゅとまりゃないいいい

 

「すごすぎいいいいきぼじいいいいいいいいいい

 

排卵行為に、二人は腰砕けになりながらも震える両手をベッドへ立て、アクメ顔で絶叫し続ける。

そんな彼女たちを前に、ベルも荒い息を溢しながら自身の肉棒を取り出し、一心不乱に扱き始めた。

 

 

それから数十分後、ベッドの足元がべたべたのボールで一杯になるころ、遂に二人は最後の一個を出産しようとしていた。

 

「あぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁとぉひとづうぅ

 

「あはははまらもっろらひたいいいいい

 

ずっと腸内をボールで満たされていたせいか、彼女たちの腸は大腸の奥、小腸の辺りまでがっぽりと開きっぱなしになり、ボール手前までは新鮮な空気が入り込んでいた。

この一個でようやく解放されると、二人は達成感と安堵、そして僅かばかりの寂しさを感じながら、最後の力を振り絞って力む。

 

が、ベルがこのまま無事に終わらせてくれるはずもなく、ベルは射精欲を限界まで押し殺しながら手元のダイヤルを『大』へと振りきらせた。

 

ぼこぼこ、むちみちみちぃいいっ

 

腸液、そして中に埋め込まれた魔石を利用して強引に肥大化するボールは、直腸手前のS字部分に引っかかったままその体積をどんどんと増していく。

 

「オ゛オ゛ォ゛!!??だべべるおなかごわれじゃううおひりのあなもどらなくなっじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛」

 

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛やゲルううおひりのおぐがやげまずうううううう

 

「ほら! 力んで! 出して‼ 出せ!!」

 

『ンギイイイイイイ

 

歯を食いしばり、鼻水と涙を垂らしながら絶叫する二人。奥で膨らんでしまったボールは本来の用途通りに腸を限界まで広げ拡張された腸に沿ってチューブ状に膨脹していく。

ここにきてお腹の奥まで膨張を始めるソレに、二人はシーツを掻きむしりながらお腹に力を入れる。

 

 

そして

 

 

ミチミチィ ムリュッムリュムリュムリュウウウぶりゅん

 

遂にイボだけでは支えきれなくなったソレが拡張された腸壁全体をこそげおとしながら排泄された。

 

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

 

「グッ、僕も出る!!」

 

ぶびゅびゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる

 

シーツに顔を埋めて絶叫する二人は、お尻から降り注ぐようにして全身にかかるベルの精液を浴びながら、秘部から潮か小水かもわからないものを吹き出した。

部屋中に汚叫びを響かせ、1メートル以上にもなったそれを吐き出しきった瞬間、二人はプツンと糸が切れたように静かになり、失神した。

 

後に残ったのは、肩で息をしながら二人の肌の色がわからなくなるまで精液を無駄打ちするベルと、直腸どころか大腸の先まで拡張され、10㎝近い穴をあけたままのアイズとレフィーヤ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして彼らの行為をずっと覗き見て失禁したリヴェリアだけだった。

 



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兎は王族を追い詰め、妖精は駆られる

最近、色々なエロスを学んでいく過程で各話読み切りの短編でいろんなキャラとするのもいいかな……と思い始めました(勿論NTRやオリ主は無しでね?)。
もしかしたら、いつか書く……かも?

それともう一点。まだ決定ではないですが現在書いている二作品以外にもう一つ上げようかな。などと世迷言を考えています。
詳細はあとがきに書きますが、こちらはエロ主体ではなく物語性重視です。



「な、なんだっ……これはッ」

 

ベルの寝室でアイズとレフィーヤが大量のボールを産み落としている最中、その行為を扉に寄りかかりながら注視しているリヴェリアの姿があった。

なぜ彼女がここにいるのか。それは当然と言えば当然の結果である。なぜなら、ベルたちが部屋を後にしてから既に1時間が経過しているからだ。

 

初めの5分ほどは座って待っていたリヴェリアも、20分を過ぎるころには『何かあったのでは?』と考え始め、ベルたちを探し始めたのだ。

そして、アイズとレフィーヤの絶叫を第一級冒険者の彼女が聞きとれないはずもなく、リヴェリアは部屋を出てから割と直ぐにベルの部屋を発見していた。

 

扉を開けて中に足を踏み入れようとした彼女だったが、それは扉を開けるところまでしかできなかった。

部屋の中では扉が開けられたことにすら気づいていない男女――――雌雄の姿があったからだ。

 

ぶりゅぶりゅと音をたてながら卵のようなものを産み続けるのは、先ほど消えた二人。どちらも手塩をかけて育ててきた娘たちだ。

そして、そんな娘たちを前に、荒い息を吐きながら嗤って肉棒を扱き続けるベル。

 

この時、リヴェリアがすぐさま逃げていれば、また違った未来もあったかもしれない……が、彼女はその場にとどまり、目の前の光景に”魅入ってしまった”。

 

リヴェリアのうちに眠っていたソレ。

何十年、何百年という年月の間に積もり、圧縮され続けた欲が目の前の光景を引き金に溢れ出す。

 

「はぁっ……はぁっ」

 

次第に荒くなる自身の吐息。体の底から湧き上がる熱に、リヴェリアは必死に理性を働かせてそれを抑えようとする。

 

エルフとして、王族としての匙が欲の蓋を締めようと神経をすり減らし、

限界だと言わんばかりに精神が悲鳴を上げる。

 

身体を抑え込むようにしてその場に蹲るリヴェリアだったが、

 

次の瞬間、思考が白銀に染まった。

 

娘の絶叫。二人の肛門からひり出される巨大なボール——―—それすら目に入らなかった。

リヴェリアの視線はただ一つ。

 

二人の娘に欲望に染まった白濁を降り注ぐベルに、その肉棒に、リヴェリアは釘付けになってしまった。

雄々しくそそり立つソレは自身の腕よりも太く、ドス黒いその色は瞳に焼き付いてしまう。

浮き上がっている血管はミミズのように太く、ドクドクと脈動する音が耳にこべりつく。

 

そして何よりもその肉棒から迸る濃密な生命の香りが、彼女の芯を焼いた。

 

「んんッんうううううううっっ

 

ブシュップシュッ

 

咄嗟に股を抑えるも、噴き出た潮は彼女の股間を濡らし辺りに”若い雌の香り”をばら撒いた。

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ……ん?」

 

ベルがその匂いに気が付いたのは、ベッドの上で気絶する二人の全身が黄ばんだ精液で染まったころだった。

 

良く知る二人の体液と自身の濃い雄の匂いは別に、嗅いだことのない匂いに、ベルは首を傾げた。

そこでふと、この屋敷にはもう一人”雌”がいることを思い出したベルは唇を吊り上げながら匂いのする方へと近づいていった。

 

ギィ、と音をたてて開く扉。その向こうにへたりこむリヴェリアは、今までの自慰とは比べ物にならないほど深い絶頂に意識を混濁させ光の反射しない瞳でベルを見上げていた。

艶やかな頬、熱の籠った吐息に、ベルは何処までも”純粋な”笑みを浮かべた。

 

「あのリヴェリアさんが覗きだなんて」

 

「ぁ……そ、それは」

 

「誇り高いはずのエルフがそんなことをするなんて思いませんでした」

 

責められるのはむしろベルのはずだが、ぼぅっとした頭でうまく思考のまとまらないリヴェリアは自分が恥ずべき行為をしたと思い込み、羞恥に顔を染め上げる。

普段とは違い、無垢な乙女のような反応を晒す賢者を前に、ベルは嬉々として攻め立てる。

 

「僕の知り合いにそんな人はいないと思ってたのに」

 

ベルの脳裏には普段からアナル中毒者なレフィーヤと、肉棒を頬張りながら淫らな笑みを浮かべるリューの存在が見え隠れするがリヴェリアにそれは見えない。

 

「す、すまない」

 

「憧れの存在だったのに」

 

「うぅっ」

 

「すごくきれいで落ち着いていて」

 

「や、やめ

 

「いつか、リヴェリアさんみたいに落ち着いた人になりたいって思ってたのに」

 

若干の膨張を交えながら、自身の行動を後悔し恥じらうリヴェリアの反応を楽しんだベルは、俯くリヴェリアのあごに手を添えてずいッと顔を寄せた。

 

「まさか覗きで興奮する変態だったなんて、がっかりです」

 

ベルの言葉に、リヴェリアは頬を染めたまま息を呑み――――――瞳の奥にレフィーヤと似た焔を滾らせた。

なんとか言い訳を捻りだそうと、唇をもにゅもにゅと歪ませるリヴェリア。

 

その間もじっと見つめ続けるベルの視線に耐えられなくなったのか、リヴェリアはすっと視線をずらし、

 

自身の双丘が歪んだことで思考が停止した。

ベルがリヴェリアを見つめたまま双丘へ両手を伸ばしたのだ。

ベルはローブ越しにリヴェリアの胸の感触を探る。確かな柔らかさを主張するソレは、しかし陰りがあった。まるで何かに遮られているように、抑えつけられているかのような感触に、ベルはいそいそとローブの紐をほどき、ゆっくりと隔たりをなくしていく。

 

ぱさりとクリーム色のローブが落ち、深緑の服のボタンを外していく。

 

そして最後のボタンが外されそうになったところで、ようやく再起動したリヴェリアは慌ててベルの手を払いのけようと彼の手首を掴む。

 

「な、なな、なにを!?」

 

「ナニをって、期待してましたよね?」

 

「期待などッ」

 

ベルの下卑た目に、否定しようとしたリヴェリアは咄嗟にベルの下腹部を見てしまった。

そこには変わらずそそり立つ肉棒。それを見た瞬間、リヴェリアは二の句を口から発することができなくなった。

視線は脈動する肉棒に縫い付けられ、人知れずリヴェリアの喉が鳴る。

 

賢者のごとき精神ががらがらと音をたてて崩壊していくのをリヴェリアは聞きながら、しかし一向に視線を逸らそうとはしなかった。

彼女の様子に確信を抱いたベルは更に彼女を追い詰めていく。

 

「ほら、やっぱり」

 

「ッくぅ……お、お前はアイズと付き合っているんだろう!? なぜ私まで――」

 

「それはリヴェリアさんが誘ったからですよ」

 

「な!? わ、私は誘ってなど」

 

顔を真っ赤にしながら、精一杯の睨みを利かせるリヴェリアは自身の格好に気付かない。

胸元を隠していた衣類はほとんど脱がされ、はだけた胸元にはきつく縛られたさらしのようなものが露見し、彼女の荒い呼吸に合わせてさらしに悲鳴を上げさせている。

内股で座り込んでいる彼女のショーツは丸見えで、潮でぐしょぐしょになったソレはぴっちりと秘部に張り付いてその輪郭を浮き彫りにしている始末だ。

 

なによりも、無意識に太ももをこすり合わせるリヴェリアの顔は、どうしようもなく蕩けていた。

彼女は睨んでいるつもりなのだろうが、その目尻は垂れさがり、頬は僅かに上がっている。口の端から涎を垂らすその泣き笑いのような表情は、同族の変態妖精(エロフ)たちがよくする発情の印だった。

リヴェリアは今内から沸く渇きと疼きを必死に押し殺していた。そしてそれをよく知るベルは、彼女に蜜を提供する。

 

 

 

 

 

一度飲めば、決して抜け出せなくなる劇薬を。

 

「ならこうしませんか? 今日一日だけ……それも本番は無しでいいですから、リヴェリアさんの疼きを僕に”少しだけ”沈めさせてください」

 

今日一日だけ……

 

本番は無し……

 

この疼きが治まる……

 

その言葉に、リヴェリアは——————

 




前書きの続きをば、

今回は「戦姫絶唱シンフォギア」です
半年ほど前に一応の完結? した作品ですが……なんでキャロル死んだんや悪くないやろ!!
一番の押しキャラが原作で殺されたので、その腹いせにw

というわけではなく。響闇落ちさせてキャロルとずるずるな関係になってほしいなぁ。という純粋な思いからです。
一応濡れ場(ふたなり)を入れる予定なので時々18要素を入れつつ、闇落ちした響とキャロルが地獄に堕ちていく……というシリアス話を書こうかなと

最期は二人を救いたいけどなぁ…
393はでませんw じゃないと闇落ちできないw

これに関しましては、
「今ある作品書きあげてからにしろばぁか」
「そんなにエタりたいの?」
「馬鹿野郎新しく書くならこっちの作品のエロを書け」
など色々あると思いますので専用の活動報告を作ります。
URLを貼っておきますのでそちらへ意見などを貰えれば今後の参考になります

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=248571&uid=312221


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兎は妖精を弄び、妖精は忍び悶える

まだまだ本番はしないよw


リヴェリアはベルの誘いに乗った。

今日だけ。貞操は守られるからと倫理観に言い聞かせ、疼く肉欲を優先させた。

 

ベルはそんな彼女の肩を優しく抱き上げると、自身の身体を押し付けるように肉薄しながら浴室の方へと向かう。

気絶している二人がいつ目覚めるのかわからず、濡れたショーツの気持ち悪さから解放されたかったリヴェリアとしては浴室で事を運ぶのは渡りに船だったのだが、歩き始めて直ぐにそんなことはどうでもよくなっていた。

 

着崩れた衣服越しに感じるベルの厚い胸板に、両肩から伝わるがっしりとした手の感触。

彼の首筋を垂れる汗の雫や、鼻腔を擽るベルの蜜のような香りにリヴェリアは夢中になっていた。

それは無意識のうちに彼に身を寄せ、自身の乳房をこすりつけるほどだ。

 

リヴェリアが彼の首筋に吸い付きたくなる衝動を何度も押し殺していると、いつの間にか脱衣所に到着しており、ベルがすっと彼女から離れる。

思わず離れていく彼に向ってか細い声が漏れそうになったところで、リヴェリアははたと我に返り、咳払いをひとつして平静を装った。

 

勿論、瞳は切なげに揺れ声音も落ち込んでいるのでバレバレであるが…。

 

「んんっ それで、わ、私は何をすればいいんだ」

 

「はい。脱いでください」

 

「っ……わ、わかった」

 

ベルの直球な命令にたじろぐリヴェリア。

普段とは全く違う彼に困惑しながらも、意を決して衣類に手をかけた。

 

しゅるしゅると音をたてて離れていく衣類。彼女の肌を隠すものが一枚減るごとに、ベルからの視線はより熱く、より鋭いものへと変化していく。

 

 

そうしてベルの高ぶりが最高潮に達した時、彼の眼前には膝上まである長い靴下とショーツ、そして胸を覆い隠すさらしのみの姿になった妖精の姿があった。

しかも、その体はベルの想像以上に淫らで、雄のの本能を逆なでするほど扇情的だった。

 

黒い靴下――ニーソックスに覆われた足は、すらりと細く、しかしどこかなまめかしい……。対照的に太ももはむっちりとした肉がニーソの隙間から溢れていて、その凹凸が欲情を掻き立てる。

安産型の臀部は今すぐに揉みしだきたくなるほど柔らかで、すらりとくびれる腹部は無駄な贅肉が一切なく、彼女が身じろぎするたびにベルの紙のような理性はびりびりと音をたてて破れていった。

 

ギラギラとした視線を敏感に感じ取った秘部は、こぷこぷと愛液を溢れさせ太ももに幾つもの線を描く。

同姓以外には今まで見せたことがない素肌を晒したリヴェリアは必死に身体を隠そうと腕をくねらせた。

 

「こ、これでいいのかっ?」

 

これ以上の辱めを避けたかったリヴェリアは早口にベルへ問う。が、当然ベルがここで満足するはずもなく。

いつの間にか全裸となり、傷だらけで引き締まった身体を晒した兎は笑顔で答えた。

 

「ふふふ。分かってますよね? リヴェリアさん。それとも僕にとってほしいんですか? それを」

 

ベルが彼女の胸を指させば、リヴェリアはぐっと何かを堪えるように俯くと、細い声でつぶやいた。

 

「わ、笑わないと誓うか」

 

「?」

 

この問いはベルにとっても予想外だったのか笑みを顰めてきょとんとした顔をしてしまう。

しかしリヴェリアは依然として俯いたまま、そっと上目使いでベルを見た。

そこに恐怖と羞恥の色を見たベルは、普段の彼にしては珍しく理性の面で首を縦に振る。

 

「はい。僕はなにがあってもリヴェリアさんが好きですよ。笑う事なんてありません」

 

ベルの根源が溢れた言葉に、リヴェリアは一瞬動きを止めたあと、自称気味に笑いさらしの結びを解いた。

 

するすると解けていくさらし。

何重にも巻いてあったそれがほどけきると、ベルは思わず生唾を呑んでじっと見つめてしまった。

 

そこには今まで見たことがない双丘があった。

その大きさは明らかに巻いてあった時よりも大きく、汗ばんでいるせいもあってひどく艶やかな輝きを放っていた。

メロンと同じか、それより大きな巨乳は張りがあり先端に向かって若干尖っている。

 

そして何よりも、ベルの視線はある一点にくぎ付けにされた。

それは双丘の先端。そこにあるはずのものが彼女にはなかったのだ。

その肌は女神を見間違うほどきめ細かく、純白のヴェールよりも白い。その先端に咲く淡いピンクの花弁は縦に割かれ、突起を己が胸の奥へと隠している。

 

神界で『陥没乳首』と呼ばれるソレに初めて遭遇したベルは、余りの衝撃に1分ほどその場から動けないでいた。

 

目を見開いたまま自身の乳頭を凝視するベルに、リヴェリアは恥じらうように身をよじり、そっと指先で先端を隠した。

そこでようやく我に返ったベルだったが、既に思考は性欲で汚染され、本能に忠実な獣に成り下がっていた。

 

ベルは恥じらうリヴェリアの肩を掴むと半ば強引にその唇を奪う。

 

「んむ!? んっ んちゅる んぁ

 

突然のことに身体を硬直させ目を剥くリヴェリア。その隙を逃すベルではなく、彼女の肩を抱いたまま左手を彼女のむっちりとした尻へと伸ばした。

ぐっ、と力を籠めれば、尻肉はまるで突きたての餅のように形を変え、指を飲み込んでいく。

全く抵抗を見せないそれは指を柔らかく包み込み、自身の形状を粘土のように変えた。

引っ張れば伸び、握れば歪む尻にベルは彼女の唇を貪りながら両手でこねくり回した。

 

ベルの押しにタジタジなリヴェリアはすぐに脱衣所の壁に追いやられてしまう。

壁とベルの胸板のサンドイッチにあったリヴェリアに逃げ場はなく、ロケット型の巨乳はベルの胸板でむにゅぅぅ、と潰されながらベルの猛攻を耐え忍ぶしかなかった。

尻を好き勝手に遊ばれ、息次ぐ暇もなくキスの嵐に襲われるリヴェリアは、ふいに自身の腹部を押し上げるものの存在に気が付いた。それは先ほど娘たちに白濁を浴びせていた雄々しき雄の象徴だ。

 

酸欠状態で意識の朦朧とするリヴェリアは、何を思ったのか細い指を滑らせ、それに触れてしまった。

 

「んっ んちゅ んふぅ んむちゅっ

 

自身の臍周りへカウパーを塗りたくる肉棒は、両手を使ってようやく持てるほど太く、まるで熱せられた鉄の棒のように熱い。

ベルが小刻み腰を揺するせいで肉壁越しに子宮をぐにぐにと弄ばれるリヴェリアは、その熱を紛らわすように、“両の手は亀頭に添えたまま”自ら積極的に唇を重ね始めた。

 

5分ほどして唇が離れた時には、リヴェリアは息も絶え絶えにベルへともたれかかってしまった。

散々揉まれた尻はほんのりと赤く染まり、強く握り込まれた部分はベルの手形がくっきりと映っていた。

 

自身の首に手をかけ、唾液を口端から溢しながらとろとろに溶けた瞳でナニかを切望するリヴェリアを前に、満を持してベルは彼女の乳房へと手を伸ばした。

 




次回はひたすら胸を弄びます


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妖精に実る果実は兎の玩具

エロ成分補給してました。

すこし間を開けての執筆なので、違和感があるかもしれませんが許してくださいm(__)m

あとそんなに胸を弄れなかった;;

巨乳系のキャラをそんなに扱ってこなかった弊害がここで出ている。


*リヴェリアの胸をかなり盛っていますがお許しください。


「んぁっ

 

ベルの指先が乳房に触れた瞬間、リヴェリアの全身を甘い痺れが走った。

 

身をよじるリヴェリアに、ベルは頬を上げながら指先だけを触れさせたまま、円を描く様に乳房の周りをなぞる。

汗の滴る谷間を抜け、背中から陸続きになっている横乳を掠める。そのまま影を落とす下へ回り込めば、じっとりと汗ばんだ肌が指に吸い付いてきた。

 

「んっ やめっ、ぁ

 

乳房を軽く持ち上げれば、ずっしりとした重みが人差し指や中指にかかり、マシュマロのような感触に包まれていく。

力を抜くと、持ち上げられていた乳房はたぷんと揺れ、その先端に咲く桜色の割れ目が愛らしく震えた。

目の前で踊る柔らかなソレを満喫したベルは、再び指を添え、宝石でも愛でるかのような手つきで、すぼめては広げてを繰り返し始めた。

 

指を広げる時は存分にその柔らかさを堪能し、指先をたわわな果実に埋没させながら手の平の倍はある乳房の感触を掌全体で味わう。

逆にすぼめる時は細心の注意を払い、乳輪ぎりぎりまで、しかし乳輪には決して触れないように、きめ細かい肌の上に爪を滑らせた。

 

「べ、ベル その、も、もう少しだな?

 

むず痒い刺激に、リヴェリアは我慢ならんと太ももをこすり合わせながら身をよじる。

そんな彼女の太ももには、我慢汁と愛液とがニチュニチュといやらしい音をたてながら混ぜ合わされていた。

 

熱い吐息を吐きながら自身の竿に腰を押しつけてくる雌に、ふいにベルは彼女の肩を抱き、長い耳に舌を絡め、

 

「ん、れろ」

 

「んひゃ な、なにをぉお!? 

 

舌を挿し入れる。

突然のことにリヴェリアは対処できず、腰をガクガクと震わせて喉を震わせた。

 

舌がうねるたび、リヴェリアの脳はぐちゅぐちゅという水音に犯され、耳たぶを噛まれるたびに理性が剥離していった。

なんとか抵抗しようと必死にベルを押し返すリヴェリアだったが、がっちりと掴まれた身体はびくともせず、どうしようもなくなった彼女は厚い胸板に乳房を押し潰してもらうことで気を紛らわせた。

 

時間にして数分。あるいは数十分だっただろうか。

ベルが耳から舌を放した時には、リヴェリアは目尻を下げ、だらしなく垂れた舌から谷間へと自身の唾液を流し込んでいた。

 

それは少しでも快楽を得ようと彼女があがいた結果であり、おかげでベルの胸板とリヴェリアの巨乳はてらてらと輝いた状態で泡立っている。

 

「ぁぁ も、もうおわりか?」

 

安堵と、それ以上の名残惜しさを滲ませながらそう呟くリヴェリアに、ベルは優しく微笑みかけた。

 

「これからですよ? ただ、少し体が冷えちゃったので一緒にお風呂に入りましょうか。そこで、ここも触ってあげます」

 

そう言って乳房の先端を軽く撫でるベルに、リヴェリアは淫らな顔でコクリと頷いた。

 

 

 

 

浴室に入ると既に木製の湯船には並々とお湯が張られ、湯気が立ち込めていた。

 

「えっと、確かこの辺に……あ、ありましたよ」

 

ロキファミリアの浴室にも負けていないサイズにリヴェリアが軽く目を見張っていると、ベルは何処にしまってあったのか、マットのようなものと小さな乳白色の液体の入った小瓶を持ち出してきた。

 

マットを床に敷いたベルはそこへお湯をかけてからリヴェリアに寝転がるよう指示する。

リヴェリアが恥じらいながらも仰向けに寝転がれば、温かく柔らかいマットの寝心地に、こわばっていた体の力が抜けた。

 

「ほんとはアイズさんに使おうかなと思ったんですけど、せっかくだからリヴェリアさんに使いますね」

 

そう言うが早いか、ベルはリヴェリアが止めるよりも早く、小瓶の中身をリヴェリアの胸へと降り掛けてしまった。

 

「な!? ちょっと、ひゃんっ!」

 

冷たい液体に思わず悲鳴を上げるリヴェリア。

恨みがましくベルを睨んでも、少年は気にした様子もなく、むしろウキウキとした様子で液体を満遍なく刷り込み始めた。

 

若干とろみがあるその液体を、ベルはむにゅむにゅと形を変える乳房を楽しみながら満遍なく塗り伸ばしていく。

 

「ん い、いったい何をっ かけたんだ?

 

「ふふふ。すぐにわかります。あ、でも最初はちょっと苦しいかもってアスフィさんが言ってました」

 

アスフィ。希代のアイテムメーカーの名を前に、リヴェリアは不安と期待が入り交じる。

そして、変化は直ぐに訪れた。

 

「ん な、なんだ? 胸が、あつぃいいいい!?!?

 

ドクンと心臓が脈打つと同時に、胸が熱くなったように感じるリヴェリア。

それと同時に内側から何かが張るような感覚がどんどん強くなり、耐えきれなくなったリヴェリアは自身の乳房を揉みしだき始めた。

 

「ぃい!? く、くるひぃ!? べ、ベルゥ

 

どんどん張りの強くなる乳房から、ドクンドクンと鳴り響く幻聴を聞きながらリヴェリアは必死に乳房を揉んだ。

押し潰し、揉み潰し、掴み上げる。

しかし、どれだけ扱いても、熱は収まらずむしろ余計増している気がしたリヴェリアは涙で顔をぐしゃぐしゃにしながらベルへ助けを求めた。

 

「これを使ってみてください」

 

そんなリヴェリアを前に、ベルははち切れんばかりに膨脹した自身の肉棒を扱きながらナニカを手渡す。

それはラッパのような口をしたボトルのようなものだった。

 

「んふぅ こ、これをどうすれば いいんだぁ?」

 

「これをリヴェリアさんのおっぱいに当てればいいんです」

 

我慢の限界だったリヴェリアは、何の疑いもなく、ベルの言う通りボトルの口を一回り大きくなった自身の乳房の先端へと押し当てた————。

 

 

 




リヴェリアに課せられた業が陥没乳首だけだと誰が言った。

もうすでにネタバレですが、次回は搾〇しつつ、陥没乳首を弄り倒します。

リヴェリアの末路は決まってるので想像してみてください(想像するまでもないかw)


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乳白の雫 妖精の突起

あけましておめでとうございますm(__)m

そして大変遅くなり、申し訳ありません。
いろいろとバタついていたらこんな時期になってしまいました。

執筆自体も久しぶりで文体がおかしいかもしれませんが大目に見てください。



ひたりと張り付くボトルのラッパ口。

乳房とそれとが密着した瞬間————その機械は強力なバキュームを発生させた。

僅かに振動しながらラッパ内部の空気を吸い出すソレは、空気を抜ききっても尚吸い続けリヴェリアの乳房を歪に歪ませる。

内に溜まった熱が吸い出されるように先端部へと集中し、ビリビリと痺れた様な感覚がリヴェリアの精神をゴリゴリと削っていく。

 

「ぐひゅううううううううううううう⁉⁉⁉⁉⁉ にゃ、にゃんらこれはあああああああ!?!?!?!?

 

狂おしい程のハリと熱から解放される……その淡い期待を裏切られたリヴェリアは絶叫し、機械を取り外そうとボトルに手をかけた。

 

「だめですよリヴェリアさん。もう少しですから我慢してください」

 

しかし、そんな彼女の手首をベルは抑え込むと、身動きができないよう彼女を抑え込んだ。

必至に振りほどこうと力を込めても振りほどけない怪力に、打つ手のなくなったリヴェリアは腰をガクガクと跳ね上げながら、ベルの言う“その時“を必死に待つしかなかった。

そしてその時は存外に早く訪れた。

 

「ぐひいぃぃぃぃっ!? な、なんら! なにかあぎゃってくりゅう!」

 

ドクンドクンと脈打つ乳房。胸が熱いのか体が熱いのか分からなくなってきたリヴェリアの視線は充血した乳輪へと注がれる。

そしてついに、

 

「で、でるうぅぅぅぅ

 

ぷっぷしゅっ

ぷしゃあああああ

 

煮詰まり続けた熱はリヴェリアの胸から解き放たれ、乳白色の雫となって吐き出された。

本来妊娠した女性からしか出ないはずの母乳。それがいま自身の胸から溢れ出している事実に、呆然と目を見開くリヴェリア。

母乳を吹き出すたびに背筋から這い上がるゾクゾクとした快感に半ば恐怖しながら、リヴェリアは蕩け切った声音で叫んだ。

 

「な、なんれわたしの胸からぁ!?」

 

ベルの吐き出していた精液よりも白く、どことなくとろみのついた母乳を吹き出す乳房は、バキュームの力を借りて内に溜まった白い液体を吐き出し続ける。

水漏れ程度だったその勢いは、リヴェリアが気づいたときには湧き水のような勢いでボトルへと注ぎ込まれていた。

 

「すごい。ほんとに出た。どうですかリヴェリアさん。気持ちいいですか?」

 

母乳が溜まるボトルを揺らしながらベルがそう問えば、ハッとしてリヴェリアはベルを睨む。

しかしその目尻は垂れさがっており、きつく結んだ唇もふるふると愛らしく震えていて、睨んでいるとは言い難い。

なによりも、ぶしゅぶしゅと母乳を吹き出し続ける乳房と、無自覚にも腰を浮かせ、へこへこと振るあさましさが、その内心を物語っていた。

そんな彼女を前に、ベルは吸い付いているボトルの掴み、無理矢理引きはがした。

 

じゅじゅじゅっっ——ポン

 

「んひゅううう!?!?!?

 

間の抜けた音と共に、両側へ限界まで引き延ばされた乳房が解放される。

餅のように伸びた乳房は解放と共に元の形へと戻ろうとするが、散々吸われた先端は完全に戻ることはなく、より卑猥なロケット型になってしまった。

無理に引っ張られた衝撃とバキュームからの解放によって、母乳と潮を吹き出しているリヴェリアを尻目に、ベルは並々と採取したボトルを揺する。

 

「うわ、すっごい匂い。リヴェリアさんのミルク、甘くておいしそうですよ」

 

軽く嗅いだだけで酔いそうなほど甘い香りに満足げな様子を見せるベルは、あえてリヴェリアに見えるよう、ゆっくりと、喉を鳴らしながらそれを飲んだ。

 

ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ

 

「はぁ……ハァ…… そ、そんなもの飲むなぁ

 

止めさせようと脱力した状態で藻掻くリヴェリアだが、その視線はベルの喉元にくぎづけになっている。

なによりも、自身の胸からとれた母乳を美味しそうに飲むベルを前に、リヴェリアの内にはこそばゆい様な幸福感と愛しさが芽生えていた。

 

そんな彼女の前で母乳を一瓶飲み切ったベルは、ふと気づく。

 

あれ? アスフィさんの方が甘い? ……ううん、薄い?

 

アスフィによれば、胸が大きい程より濃くて甘い母乳が作れるのだと聞いていたベルはリヴェリアの母乳の濃さに不満を感じていた。

今思えば出てくる母乳の量も少なかった気がする。アスフィの時はそれこそ彼女が絶叫するほど吹き出していた。

 

あの時は部屋中に母乳の甘ったるい香りが充満していたな……と、そこまで考えてベルの視線はリヴェリアの乳房へと注がれた。正確にはその先端にあるはずの、乳首に。

ベルは裸のリヴェリアに馬乗りになると、腹部に肉棒をこすり付けるように覆いかぶさりながら乳房を掴み上げた。

 

「んひっ お、おい。まだするのか?」

 

腹部に感じる焼けた鉄の重みに軽イキしながらベルを見上げれば、ベルは若干眉を顰めながら呟く。

 

「リヴェリアさんって、この胸が嫌いなんですよね?」

 

突然何を言い出すのか。リヴェリアは返答に本気で困った。

確かに自分はこの大きすぎる胸が嫌いでいつもさらしで押しつぶしている。

もっと言えばこの稀有な先端も苦手だった。

 

「そ それがどうしたっ」

 

羞恥心に頬を染めながらぶっきらぼうに呟いたリヴェリアに対して、ベルは「ならよかった」と一人溢し、何の前触れもなく乳輪の亀裂に指を突き刺した。

 

「ほひゅっ⁉⁉」

 

突然の刺激に呆けた悲鳴を上げるリヴェリア。

一方のベルは自身の指を飲み込む乳輪に瞳を輝かせていた。

 

「うわぁ! 見てくださいよリヴェリアさん! ほら、こんな簡単に指が入って、それもすっごく温かくて気持ちいいです!!」

 

そう言って無邪気に喜ぶベルの指は第二関節まで埋没し、指を動かすたびにぶちゅぐちゅといやらしい音をたてている。

そのままベルが乳内をまさぐっていると指先に何か硬い突起が触れた。

コリコリとした手触りに、ベルは爪をひっかけるようにして正体を探る。すると、先ほどまで必死に声を抑えていたリヴェリアが目を向いて全身を震わせた。

 

「ふぎぃぃぃぃぃ!?!?!? や、やめそれ゛え゛え゛え゛え゛‼‼ ざわるなあああ

 

リヴェリアは既にその敏感な突起の正体に気が付いていた。

それは何十年も隠されていたせいで刺激にめっぽう弱く、空気に触れるだけでも絶頂しそうな雑魚乳首だった。

現に今もベルの爪に引っかかれるたびに雑魚イキを繰り返し、秘部からブシャッブシャッと潮を吹かされている。

 

もし、このまま掘り起こされては、自分は一生イキ狂ってしまう。そう確信したリヴェリアは何とかベルに止まってもらおうと彼の手首を掴む。

 

「べ、べる もういいっ、私は今の状態が気に入っているうううううううっ!?!?

 

が、そんなことお構いなしに、ベルは縦に割れている乳輪の両端をつまみ、外へと広げた。

乳腺の刺激と搾乳によって柔らかくなった乳輪は容易く口を開け、ぐぱぁと甘い熱気を漏らす。

すると今まで抑え込まれていた乳腺が開き次から次へと濃厚な母乳が溢れ出した。

 

ぶしゅぅぼとぼたぼたぼた

 

到底母乳とは思えない音をたててマットに零れていくソレを前に、ベルは慌てて乳房の先端を咥え込み、下品な音をたてて中身を吸った。

 

「うわ、もったいない。んじゅ、じゅるるるるるるるるるるるるるっっ!!!!!!!」

 

「イギイイイイイイイイイイイイ!?!?!?!?やめろおおおおイグのどまらなくなるうううううううううぞごはびんがんだがラアアアアアアアアアアアア

 

また乳輪が閉じないよう舌を突っ込んだまましゃぶるベルに対し、リヴェリアは乳腺の中身ごと吸われるような快感に白目を向きながら連続絶頂を繰り返している。

 

飲むたびに濃さを増していく母乳は、ベルが一息を吐くころには蜂蜜のようにドロドロで、乳輪内部の隙間は白濁のクリームで埋め尽くされていた。

 

「ァァァ

 

ずっといかされ続けたリヴェリアに既に意識はなく、白目を向きながら舌を投げ出している。その王族とは思えないようなアクメ顔を晒すリヴェリアを尻目に、ベルはいよいよ乳首の採掘に乗り出す。

 

先ほどと同様乳房にしゃぶりついたベルは、そのまま乳房を押し潰しながら舌を伸ばし、乳首を探す。

顔の半分が乳房に埋まったところでようやくそれに触れたベルは周囲のクリームを舐め取ると、母乳まみれになりながらもそれを吸い寄せて————————逃げないよう歯で挟むと一思いにそれを引き摺りだした。

 

「——イ゛ッッ!?!??!!??!?!?!~~~~~~~~~~~~~~~

 

まるで意識ごと殴られたような衝撃に叩き起こされたリヴェリアは顔を振り上げ喉を震わせる。

ベルごと腰を何度も浮かせるリヴェリアは、もう大分前に出なくなった潮を空撃ちさせながら乳イキをキメた。

母乳まみれの口を放せば、そこにはロケット型に尖る乳房にふさわしい、長くビンビンに立った乳首が外気に晒されて震えていた。

 

「ふぅ。リヴェリアさん綺麗な乳首が出てきましたよって、あれ、気絶してる?」

 

今の今まで彼女の胸に夢中だったベルは、ようやくリヴェリアの惨劇に気づき、軽い脱水症状に陥りかけていた彼女を介抱するために風呂場を後にすることになる。

 

……勿論、もう一方の乳首も露出させてからだが——。

 




もうちょっと陥没状態で弄りたかったけど、どうせ挿入するからいいかな……

リヴェリアを上げ切った後ですが、ふたなり系の特殊話をいくつか挙げる予定です。
無論ベルも参加ですがw(TSベルにしてもいいかも)


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妖精の顔は白濁染まり、肉体は熟れ落ちる

どうも、お久しぶりです。

合宿先の寮にネットがなく、なかなか更新できませんでした。
ようやく卒業し、自宅でごろごろできるようになったので更新を再開したいと思います。

久方ぶりの執筆なので文章が乱れているかもしれませんが大目に見てください。


 

リヴェリアの乳首を掘り起こすという大役を務めたベルは、彼女を抱き抱えながら自室へと帰る。

 

結局お湯に浸かれなかったな。

 

身体の汗や愛液を落とすためにお風呂へ向かったのに、結局は全身リヴェリアの母乳まみれになってしまったベルは内心そう呟きながら、自身の腕の中で気絶する彼女を見つめた。

額に髪の毛を張り付ける彼女は、先ほど口移しで水を飲ませたおかげか落ち着いた呼吸を繰り返している。

ただ、身体はまだほてりから覚めていないようで、履いたままのショーツはぐしゃぐしゃを通り越してびったりと張り付いていて、まる見えの秘部は口を開けたまま愛液を垂れ流していた。

全身から甘い香りを撒き散らすリヴェリアの乳房は、ピンと立った乳首から今も母乳が溢れており、ベルの我慢汁と共に廊下に淫らな斑点を作っている。

 

そんな彼女のいやらしすぎる身体を今すぐ貪りつくしたい衝動に駆られているベルだが、彼女とは約束している……今日一日“は“本番はしないと。

 

腐っても“根は”やさしいベル。

精神の九割九分九厘を性欲に独占されても、律義にその約束を守ろうとしていた。

 

しかし、本番以外は別である。

 

ここまでされたリヴェリアが自身から逃げることはしないと確信しているベルだが、念には念を入れて……。

 

唇を舐め上げながら、ギラギラとした瞳でリヴェリアを見下ろせば、腕の中の雌はぴくりと反応し、秘部と乳首から新しい体液を溢れさせた。

 

ご機嫌な様子で自室へと帰ったベルだったが、そんなベルの覚悟を揺るがせる光景が待ち構えていた。

それは、

 

バチュぼちゅごちゅん

 

「おひ おほすごいですアイズさんのディルドが私の子宮に入ってますぅお尻の方も引っかかってぶつけりゅたびにごりゅごりゅってぇえ

 

「んっんぉレフィーヤのもすごいよぉベルのみたいに太いのがぁ私のおしりひろげてりゅ いっぱい入れたボールどんどん奥まではいっちゃって抜けなくなっちゃう

 

互いの臀部を打ちつけるようにして遊ぶ雌たちだった。

いつの間にか回復したレフィーヤとアイズは、何を思ったのか互いがひり出した極太ディルドを秘部とアナルに挿入し百合百合しい? 自慰にふけっていた。

 

秘部にアイズの物を、アナルにレフィーヤの物を入れた状態で一心不乱に腰を振っている彼女らは、ベルとリヴェリアに気が付いていないようで、辺りに愛液を飛散させながらアへ顔で尻肉を打ち付け合っている。

ベルの腕並みに太いディルドをやすやすと飲み込んでいる二人は、どうやらボールも入れたようで、床に山のように転がっていたボールの半分がなくなっていて、代わりにアイズのお腹がボコボコと歪に膨らんでいた。

 

「ならもっといれてあげますねっほら゛うんち出す時みたいに力を入れればああああ

 

「おごおぉおお!?れふぃ、やまっでこれすごっボール同士くっついてっあがってきてりゅ お腹の中全部かんじてりゅこのままじゃうんち出すたびに感じるようになるううう゛う゛う゛う゛

 

片や歯を食いしばって目を血走らせながらお腹を押さえる雌と、片や喉を限界まで開いて野太い雄叫びを上げる雌。

ボタボタと体液を垂らしながら涙する二人を前に、ベルは怒りにも似た激情が爆発しそうになった。

 

限界まで勃起した息子は苛立ちを示すように震え、精巣は次から次へと子種を生成してはぐつぐつと煮込んでいく。

せっかく抑え込んでいる衝動を搔き乱されたベルは、無造作にリヴェリアをベッドへ預けてから、雌へと近寄った。

 

「あひっぁ、べるぅ見てくださいぃおにゃか、ボコボコに膨れちゃってましゅ

 

「お゛お゛お゛お゛ぉ゛おなが、ぐるじぃ

 

自身を見下ろすベルに、だらしなく舌を垂らしたまま笑いかけるレフィーヤと、苦し気にお腹を押さえながらも、顔をベッドに預けるようにして絶え間ない絶頂を繰り返すアイズ。

 

そんな二人を繋ぐディルドに手をかければ、アイズは期待の炎を宿しながらいやいやと首を振り、被虐心に支配されたレフィーヤは抜きやすいよう臀部を高々と掲げ脱力した。

 

「ベルキテ

 

そんな雌の期待に応えるように、ベルは力一杯ディルドを引っ張った。

 

グッ    ずりゅりゅりゅりゅ!!

ぐぼ、ぐぼぐぼぐぼぼぼぼ

 

僅かな抵抗を見せてずるずると抜けるディルド。

無理矢理引っ張り出される快感に、レフィーヤは絶叫しアイズは数珠状に繋がったボールに耐えられなかったのか、全身からいろんな汁を吹き出しながら泡を吹いて魚のように飛び跳ねた。

 

「おっっっひいイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

 

「ぉ゛――――――――――                                        」

 

ついでに秘部に刺さっているディルドも抜けば、子宮内部に一/四近くをため込んでいたレフィーヤも気絶し、真っピンクの子宮がぶりゅんと音をたてて飛び出してしまった。

一升瓶ですら飲み込みそうなほど下品なローズを咲かせるアナルに、大口を開けたままだらしなくぶら下がる子宮。

清楚で純情な妖精の面影すらない姿に眉唾を下げたベルは、ボールと結合して一メートルを超えてしまったディルド大事そうに棚へ隠した後、気絶する二人にシーツをかけてからリヴェリアへと向き直った。

 

これで邪魔者はいなくなったと、ベルは満を持して最後の仕込みにかかる。

 

 

 

 

ズチッ ズリュッズチュッ

 

「んぅ……ん、なにが――――!?

 

朦朧とする意識の中、リヴェリアは耳を叩く生々しい音と胸から伝わる熱いナニカ。そして全身を包み込むような濃厚な雄の香りに意識を浮上させる。

いつの間にかベッドに寝かされていたリヴェリアは、寝ぼけ眼で自身の胸を見下ろして、驚愕に目を見開いた。

 

そこには、馬乗りになったベルが自身の谷間へ肉棒を突き立てていたのだ。

まるでパンでもこねるように乳房を押し潰しながら腰を振るベルは、いったいどれだけの時間そうしていたのか、胸は母乳と精液にまみれ、自分の顔にもねっとりとしたものがへばりついていた。

いや、それだけではない。

思わず身じろぎした足にも、指先にもねっとりとした感触と共にゼリーのようなナニカが全身を包んでいるのだ。

その存在に気づいた瞬間、リヴェリアの下腹部が激しく収縮し、だまになった本気汁が噴出する

脳の芯から犯されるような匂いの暴力に腰を震わせていると、ベルは揉みしだいていた乳房の先端をつまみ上げ、ギュっと絞った。

 

「ぎひぃ!?!?

 

突然の刺激に喘ぐリヴェリア。噴き出る母乳と熱い肉棒の感触に脳裏をバチバチと火花が焦がし、彼女は寝起き早々絶頂をきめた。

痛い程引っ張られる乳房が濃い母乳を噴き、自身の顔に飛沫する。

雄と雌の匂いにぐちゃぐちゃにされた思考のまま、リヴェリアは回らない口で必死に叫ぶ。

 

「や、やめりょ もう、げんかいぃぃイイイイイイ!?!?

 

しかし、それを遮るようにベルが乳首をもう一度捻れば、リヴェリアは絶叫して腰を浮かせるしかない。

 

「おはようございます。リヴェリアさん。ちょっと待ってくださいね。もうすぐ出ますから!」

 

腰の動きを速めながらそう宣告するベルに、リヴェリアは遅まきながらその発言の意味を理解する。

 

「ま、まてやめ」

 

「出る! 出ます!! これで最後!!」

 

ビュルッ ビュルルルルルルルルル

 

「ひゃ んぶゴクごく

 

乳房が波打つほどの強さで腰を打ちつけ、自身の精を解き放つベル。

豊満な乳房をもっても隠しきれない肉棒は、ドクドクと激しく脈打ちながらリヴェリアの顔目掛けて雄臭い精液をぶちまけた。

自身の顔へ降り注ぐ濃厚精液に、リヴェリアは反射的に亀頭を咥え喉奥を打つそれを飲み干す。

喉を上下するたび、ねっとりとした精液が粘膜をこそげ落とし、胃に溜まる精液に反応して子宮がキュゥキュゥと音をたてる。

無意識に腰を持ち上げてハメ請いダンスを披露しているなど露知らず、リヴェリアは喉アクメを満喫した。

 

カポとリヴェリアの口から亀頭を抜いたベルは、四肢を投げ出した状態で脱力するリヴェリアを満足げに見下ろしたあと、絶え間なく母乳を溢れさせる突起に目を付ける。

どぼどぼとヨーグルトのような母乳を垂れ流す乳首はベルの親指並みに太い。

 

あれなら入るんじゃないかな?

 

そう思ったが吉日。

念のため馬乗りの態勢のままベルは乳房に手を添え、人差し指を突きたてた。

 

ずりにゅぶっ

 

「ヒッ!?

 

そしてベルの目論見通り、リヴェリアの緩んだ乳首はベルの人差し指を容易く受け入れた。

 

 



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熟れ落ちた妖精は兎を選び、深い海へと沈む

難産!!!!

ほんとはもっといろいろやりたかった!
ドロッドロに鳴かせて喚かせてぐちゃぐちゃにしたかった!
が、やりたいことが多すぎてちっともまとまらなかったので無理矢理切らせていただきます。

余りに不完全燃焼なので、リヴェリア様にやりたかったことは整理がついてから改めて上げさせていただきたいと思います。

次回、次々回でリヴェリア様は一旦終わり、また新たなキャラ、或いは続編を書いていきます。


ぬぴゅ

 

母乳を潤滑剤に指をくわえ込む乳首に、リヴェリアは惚けたように固まる。

まるで普段からそうであったかのように、易々と指をくわえ込む自身の胸を前に、リヴェリアは叫ぼうとして——しかし口から零れたのはどろりと溶けた熱い息のみだった。

 

「わぁ! リヴェリアさんの中、ぬるぬるですっごくあったかいですよ。むしろ熱いくらいです!」

 

無邪気な子供のように指をぐりぐりと押し込んで遊ぶベルの様子に、一瞬そうなのかと頷きそうになるリヴェリア。

しかしはたと現実に返った彼女は、首をぶんぶんと振り、ジンジンと痺れ始めた乳首に手を添えた。

 

「や、やめろ そこは指を入れる場所じゃ

 

「え、でも」

 

「んひぃ!?

 

指を引き抜こうとするリヴェリアよりも早く、ベルは指をぐっと押し込み、かぎ爪のように内側を抉った。

華奢ながらも男らしい太い指がパンパンに膨れ上がった乳腺を押し潰し、出口を失った母乳が乳房の中で暴れ回る。

再び熱をもって張り詰める乳房に、リヴェリアは両手で顔を隠すように覆い、震える口で小指を噛んだ。

もはや自分が痛みで悶えているのか、快楽に喘いでいるのかもわからないほど頭の中がぐちゃぐちゃになったリヴェリアは、そうやって襲い来る刺激から耐えるほかなかった。

 

ぬ゛ぢぷしゅっぐちゅずりゅりゅっぶちゅん

 

より奥へ指を挿入しようと柔らかい乳内を蹂躙するベルの指。

掻き分けるように周りの乳腺を圧迫し、かぎづめのように曲げた指先で煮詰まった母乳をほじくり出す。

勿論それだけでベルが満足するはずはなく、もう一方の乳首を咥えこんだベルはそれを甚振るようにしゃぶり始めた。

 

吸い付き、

噛み締め、

摺り回す。

 

舌の腹でコロコロと弄んだかと思えば、いきなりきゅっと噛みつき、上下の歯ですり合わせ、舌先で小鳥のように乳首の先端を小突いたかと思えば、次の瞬間にはねじ込むように緩んだ乳首へ舌を挿入し内側を舐め回す。

そうやって乳首がくたくたになれば、左右を交代させ、反対も同じように……。

 

「ぉぁおひっ

 

例え、彼女の喉が枯れようと、

 

「————ぉいっア゛ア゛ア゛ギヒィ

 

彼女が失禁しようと気絶しようと、ベルは彼女の胸を攻め続けた。

 

 

 

 

それから数時間が経過し、暗かった夜も開け、大通りに昼の喧騒が満ち始めるころ、ベルは真っ赤に茹で上がった顔を上げて甘い吐息を吐き出した。

 

「ぷはぁ はぁ はぁ

 

疲労と熱に浮かされているかのような様子のベルは、決して風邪を引いたわけではなく、母乳の飲み過ぎと射精の堪え過ぎから来る知恵熱に近い状態であった。

毎晩多量の精液を吐き出し続けていたベルにとって、一晩射精しないことは拷問に等しく、熱した鋼のようになった肉棒からは絶えず精液が溢れ続け、下敷きになっていたリヴェリアの下半身を何重にもコーティングしていた。

そしてリヴェリアもまた、度重なる気絶と覚醒によって白昼夢を見ているかのような感覚で、自身の変わり果てた乳房を見下ろしていた。

昨日よりも一回りは大きくなった乳房に、伸びきった乳首はゴルフボールが入りそうなほど弛緩し、ねっとりとした空気が乳房の内部を撫でている。

 

クスリの効果が切れたのか既に母乳は出てはおらず、約束通りこれで解放される……が、一向に満ち足りていない熱に、リヴェリアの視線は自然とベルの下腹部へと吸い寄せられた。

 

私を玩具のように弄んだくせに、その約束は守るのか……まったく律義なだけか、それとも策士なのか

 

王族としての誇りと、女性としての尊厳を完膚なきまでに踏み躙られどっぷりと兎の欲に沈められたエルフは、己が敗北を認め、細い指でそっとベルの逸物に触れた。

 

「うっ!?」

 

軽く触っただけでぴゅっと精液を吹く肉棒に慎重に指を絡めるリヴェリア。

ドクドクとベルの瞳に濁った血が集まるのを感じながら、リヴェリアは自称気味に笑い、頷いた。

 

 

 




本当に中途半端で申し訳ない。
乳姦やその他を期待してくださった方々には、期待を裏切ってしまい本当に申し訳ありません。

必ず、リヴェリア様の胸はベルにぐちゃぐちゃにさせますので、何卒ご容赦ください。


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後日談…

二月、つまりは新年。
明けましておめでとうございますm(__)m

新型コロナが再度世間をにぎわせるなか、主は仕事で新しくできた新人が二日でやめたり、寒さとストレスで数年ぶりの肺気胸になったりしましたが至って平穏な毎日を過ごしていました。

皆さんも寒さ対策とコロナ対策は万全に(まぁ、かかるときはかかるのでその辺は仕方ない)
あと受験生や就活の追い込みで忙しい方は、お身体に気を付けますよう、よろしくお願いいたします。

はい、どれも遅いですね。
言い訳はあとがきにでもつらつらと書きますので、とりあえずは短いですが新年一筆目(幕話)をどうぞ。


ばっちゅばっちゅと下品な水音があたりに響き、それに合わせてだぱんたぱんと尻肉が波打つ。

痛いくらいに打ち付けられるそれに、彼女は喉を震わせて鳴いた。

 

お゛お゛ おぐ 奥ぎでるっベル ベルっ

 

リヴェリアさんっ。リヴェリアさんっ。

 

自身に覆いかぶさる少年は、その細見からは想像もできないほど重いピストンを繰り出し、彼女の子宮を餅つきの餅のように滅多打ちにする。

その猛攻にただの雌が耐えきれるわけもなく、自身を蹂躙する雄に媚び諂うように、子宮は服従と忠愛のキスを亀頭へと捧げていた。

 

リヴェリアさんっ、出ます! 出します!

 

きて来てくれぇぇえ!!

 

早まるピストン。一向にやまない絶頂に、リヴェリアは半狂乱になりながら明滅する視界の中でそう叫んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

「——————っ。……はぁ」

 

はたと、目が覚めたリヴェリア。

荒くなった息のまま焦点が定まれば、そこにはいつも見つめている自室の天井があった。

窓から覗く朝日の抱擁が先ほどまでの光景が夢であったのだと気づいたリヴェリアは、深いため息とともに脱力し瞼を閉じる。

 

ドクドクと煩い心臓の音、じゅくじゅくと火照る体に下腹部に広がるぐっしょりとした感触。

シーツの下の惨劇を自覚した彼女は、習慣になりつつある深いため息を一つ溢し、淫臭と愛液の染み着いたシーツを洗濯するために身体を起こした。

 

 

 

あの夜の出来事から一月。

リヴェリアの貞操はいまだに守られていた。

結局、ベルは最後まで約束を守り、リヴェリアは純潔を“散らせなかった”。

彼は押し寄せる本能を飲み下し、リヴェリアの全身を黄ばんだ精液で装飾するに止めたのだ。

 

まぁ、乳房をおもちゃのように弄られた挙句、噴乳アクメとなかイキ(乳姦アクメ)を覚えこまされたのを無事、というのかは疑問だが。

 

枕元に置いておいた水差しの水を数度飲んだリヴェリアは、着替えるために重たげな足取りで姿見の前に立つと、改めて自身の変わり果てた全身を眺める。

 

あんな夢を見ていたせいか頬は朱色に染まり、目じりはとろりと垂れ下がっている。

汗ばんだ肌はじっとりと熱をため込み、さらに肉付きの良くなった臀部は胸の膨らみに負けないシルエットを鏡に落とし込んでいる。

なかでもクスリの後遺症か、さらに一回り程大きくなってしまった乳房は彼女の荒い呼吸に合わせてだぷたぷんと揺れ動き、散々弄り倒された乳輪はその縦筋から肥大した乳首を覗かせていた。

 

一晩中彼のごつごつとした指に開発された乳首は、昨夜の夢のせいもあってひくひくと痙攣しており、我慢汁のように母乳を漏らし欲求不満を訴えている。

 

ぽたぽたた

 

冷たい床に零れたのは母乳か愛液か。それとも彼女の口元から溢れた涎だったか。

 

手を震わせ自らの乳房を注視していた彼女は、自分がどんな体勢になっているのか気づいていなかった。

 

「んふぅっんんっ

 

小刻みに震えながらゆっくりと広げられていく足は無様な蟹股で、先ほどまできつく閉じていた口は熱い吐息とともに涎をたっぷりに含んだ舌を外気へと投げ出している。

それは鏡の向こう、今この場にいない雄へ忠義を立てるように、自身の堕ちた姿をこれでもかと鏡に魅せていた。

 

あぁ―――ダメだ。私はまた……。

 

思考の片隅で今日も罪悪感と後悔にかられながら、リヴェリアは耐えられないとばかりに自身の乳房へその手を伸ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




改めまして、新年あけましておめでとうございます。

皆様からの感想などは逐次見させて戴いていましたが、更新が遅くなったこと、本当に申し訳ありません。

この冬は大好きだったアニメの最終回を何度も見返したり、積んでいたゲームを消化したり、何を思ったのか小型クレーンや溶接・小型特殊関係の資格を取りまくっていたら気が付けば二月も半ばに差し掛かっていました。

ぶっちゃけモチベが上がらなかったのが半分、仕事への慣れからくる気怠さ半分でここ数か月は埃のように空中を漂っていました。

仕事への気怠さはおそらく一生なくなることはないと思いますが、最近推しの子が増え、想像を掻き立ててくれる良作にもいくつか出会えたこともあって再び筆を執ることができました。

また新作を書いては停滞し、前のを更新する、といった不定期極まりない更新になるかと思いますが、どうか生温い目で見守っていただけると幸いです。

次のターゲットはフレイヤ(シル)ということで、どっちを主体にするか、どんなプレイで行くかなど……
とりあえずは未開封の小説15,16巻を読んでから決めようと思います。
次の更新までまた間が開くかもしれませんが、読者の好きなタイミングで覗きに来てもらえれば幸いです。

それでは、良い一年を


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