【エヴァ×シンフォギア】神殺し《ガングニール》の少女と神殺し《エヴァンゲリオン初号機》の少年 (クマ提督)
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プロローグ
Episode0 霧の如く消えた温泉旅行


装者達の温泉旅行

 

翼「マリア、LIVEお疲れ様今日は一段と輝いていたな」

マリア「翼、あなたもとっても輝いていたわね…そういえばこのLIVEが終わったらシェム・ハも倒した事だし弦十郎が「皆で温泉でもどうだ!」って私にチケットくれたのよ!」

翼「おぉ!たまには息抜きも必要だからな!温泉か〜長い事行って無いもんな〜よし、なるはやで行こう」

マリア「変なパパラッチに遭遇しない事を祈らなきゃ…」

翼「たしかに」

 

(翼は既にそういうキャラでテレビに売ってるのでパパラッチはいない)

 

翌日、新横浜駅構内

 

響「いや〜温泉なんて何年ぶりだろ〜翼さん!マリアさん!楽しみですね〜」

マリア「そういえばこれで全員かしら?響、未来とかは来ないの?」

響「ん〜なんか二日目って言ってて行かないって言ってましだぁ(T_T)二日目って何なの〜!?」

クリス「そりゃ、女の子の日って奴だろ」

響「えぇ!今日ってひな祭りの日だっけ〜!?」

クリス「…このバカになんて説明すればいいんだよ!女の子の日で分かるだろーが!」

調「…もしかして来たこと無いとか?」

切歌「この年頃でまだって病院に行かないといけないデース!」

翼「立花!生理だ!」

 

響「あ〜なんだ!そういう事か〜なるほど、なるほど」

切歌「…来たことあるデスか?」

響「こないだ終った所だよ〜」

マリア「…皆して、何の話してるの?」

 

マリア以外の装者「え…」

 

マリア「?」

 

(マリアは人数分の切符を買ってきてたので何の話かは知りません)

 

翼「にしても小田原まで新幹線とは…豪勢だな」

マリア「あったりまえでしょ!世界の歌姫が通勤電車なんて乗ったら…とんでもない事になるでしょ!」

響「あぁ〜未来と入れない温泉なんて…未来のハ、ハダカ」

クリス「そういうの家でやれってか家でしかすんな!」

切歌「家だったらいいんデスか!?」

クリス(そういうのは…相手次第だぞ)チラッ

 

調は頬を赤らめている。

 

クリス(満更でもなさそうだ)

 

響「そういえば、エルフナインちゃんとかOTONA達は…」

調「大人達はシェム・ハ厄災復興の会議…エルフナインちゃんは…」

クリス「エルフナインです〜今日は!新しい研究が大詰めなので〜僕は行けません皆さんのお土産楽しみにしてるってさ!」

響「なるほど〜じゃあ、今日は装者の温泉旅行って事だね〜」

 

無事、箱根湯本へとついた…

 

切歌「そういえばデスよ!調、箱根湯本を舞台にしたアニメが半世紀位前にやってたらしいのデス!エルフナインのお土産ここで買ってくデース!」

調「切ちゃん!あんまりみんなから離れると…」

 

シュワ〜

 

響「何この霧!?」

翼「流石…山だな」

マリア「山だからって周りが見えなくなる程の霧ってヤバいんじゃ」

クリス「これは…手を繋いでいたほうがいいんじゃねーの?」

翼「そうだな早速繋ぐぞ!」

 

しばらくそのままにしていると辺りを包んでいた霧は晴れていた…

 

 



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エヴァ、第一部
Episode1 霧の向こうの第三新東京市


霧の向こうには第三新東京市と呼ばれる大都市がそこにはあった…だが、そこは装者達の知る日本とは違いがかなりある異質な場所であった。そんな時ー突如として鳴り響く警報音…
装者達は未知との遭遇を果たす。


霧が晴れると箱根登山鉄道のはずがモノレールとなっていた。

 

響「あれ〜モノレールなんてここ走ってたっけ?」

クリス「登山鉄道だろ!登らなくてどうするよ!」

 

駅のアナウンス「次は〜第三新東京中央行き特急です。」

 

切歌「第三新東京なんて聞いた事ないデスよ!」

調「まさか…どこかの平行世界とリンクした?」

マリア「…取り敢えず第三新東京とかいう所に向かってみましょう、何か分かるかも知れないし」

 

6人は一路、第三新東京という所を目指した。

 

車内

 

切歌「うぉ!あれが芦ノ湖デスかね?」

調「芦ノ湖の先にあんな大きなビル群があるなんて…」

 

そして、第三新東京中央駅へ電車は到着した…

 

マリア「…にしても暑いわね!まだ6月というのに」

翼「やはり、地球温暖化の影響もあってこの暑さを生むのだろうな」

響「ねぇ!ねぇ!気温計が35℃だって壊れてるねw」

 

みんな「35℃!?」

 

切歌「流石におかしいデスよ!」

調「昨日の最高気温は確か26℃だよ9℃もあがるなんて…」

クリス「つか、あのバカはどこ行ってんだ?」

マリア「あ、あれよ!コンビニに入ろうと…」 

 

コンビニ

 

クリス「おい!勝手にどっか行くと迷子になるぞ!タダでさえ変な世界に迷い込んだかもしれねーのによ!」

響「クリスちゃん!このコンビニ変だよ!」

クリス「変なのはお前の頭だ!」

切歌「!?アイスの棚が4列あるデスよ!」

調「飲み物も水分補給のあれとか冷たいものばかり…」

店員「品出しするから〜どいとくれ〜」

切歌「あ、ごめんなさいデス。でも調、アイスの棚が4段は珍しいデスね!初めて見たデスね」

調「うん」

店員「あら〜おかしな事言うわね〜何処のかしこのコンビニもアイスの棚4段位あるのは基本よ?おばさんが子供の頃…はアイスの棚が隅に置いてあってね」

響「そんなにアイスとか冷たいものとか売れるんですか?」

店員「そりゃ、常夏の国日本ですから」

 

装者達「常夏の国!?」

 

店員「あんたら…仲間さんかい?おばさんが…二十歳になった頃に四季が無くなったのよ…」

 

一同はコンビニを後にした。

 

響「四季が無くなった…どいうこと?」

マリア「やっぱり!ここは平行世界なのよでも、こんな平行世界初めてね」

 

「元の〜あの氷の大地に戻しましょう〜南極」

 

切歌「何ですか!あれは」

翼「南極が…黒くなってる!?」

募金の人「南極は今から15年も前に大質量隕石によって死の世界へと変わってしまったんだよ…さぁ!そんな現況を変えるためにも募金を…」

マリア「イエッ結構デッス」

 

切歌「こないだ南極行ったはずデスよ!何がどうなってるデス?」

調「…本当に一体ここは何の世界なの」

 

ウゥ〜ウゥ〜【当地区に特別非常事態宣言が発令されました。繰り返します当地区に特別非常事態宣言が発令されました。直ちに最寄りの避難場所へと避難をして下さい】

 

響「なに!?なに!?訓練?」

翼「街の人々の慌て用…とても訓練とはおもえんな」

クリス「まさか!?ノイズ?」

マリア「可能性はあるわね…」

 

バラバラ〜

 

切歌「おぉ!軍用っぽいのが来たデスね」

調「…あんな兵器見たことない」

 

ズッン、ズッン

 

響「ひー何この揺れ地震!?」

マリア「いや、これは…」

 

ヒュアーン、ヒュアーン

 

ドゴォーン

 

無線「目標に、全弾命中!うわっ!」

 

ザシュッ

 

響「あれは…一体なに!?」

 

使徒とシンフォギア装者の初めての邂逅である。



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Episode2 彼女達には歌がある、シンフォギアがある。

青葉「目標、第三新東京中央駅付近に出現!現在、国連軍が対処中!」

日向「エヴァ弐号機、発進準備よろし!」

ミサト「発進!」

青葉「目標付近に複数の高エネルギー反応!」

ミサト「なんですって!」

リツコ「まさか使徒が群れをなした!?」

マヤ「高エネルギー反応付近に防犯カメラを確認!モニターに出します!」

 

ミサト「子供!?」

リツコ「逃げ遅れかしら?」

ミサト「アスカ!作戦変更!中央駅広場にいる子供達を避難させて!」

アスカ「了解!ったく早く逃げないとか本当に子供ね…」

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

青葉「子供達に動きあり!何やら発光しています…」

リツコ「なんですって!」

 

限界突破g-beat

 

(シンフォギアには大事な楽曲ですが!残念な事に権利とかいろいろあるので歌詞はかけないのデス…適合者たるもの脳内で音楽を奏でて欲しいのでそこん所ヨロシクです!by切歌)

 

青葉「子供達が歌を歌を、歌っています!」

リツコ「な、なんなの!?」

 

響「高鳴れ!唸れ!ガングニール!」

 

ピキーン

 

響「ふぇ!見えない壁に阻まれた?」

 

???「アンタ達バカ?使徒相手に通常攻撃なんて効くわけないじゃない!とっとと避難しなさい!」

 

切歌「でっかいロボットの登場デスか!ロボアニメの世界デスかね?」

響「私達は大丈夫なので、共闘しましょう!」

アスカ「アンタ達…何を言ってミサト!どうすんの?」

ミサト「彼女達と共闘しましょう!まずは、一旦体制を取り戻して!」

リツコ「ミサト!あなた、何を言ってるか分かってるの!?」

ミサト「責任は全て私が取ります…よろしいですよね?司令」

ゲンドウ「あぁ、我々はどのような手を使おうと使徒を倒さねばならないそれが任務だ」

冬月「しかし、碇…パイロットでもない少女達を使うとは…大丈夫なのか?」

ゲンドウ「何…使えなければ切り捨てるまでだ」

冬月「…お前らしいな」

 

アスカ「…アンタ達と共に戦えと命令が来たわ…一旦引くわ付いてきて」

みんな「了解!」

 

後方陣地

 

アスカ「あの中心の赤い球体が奴のコア…あそこを破壊すれば奴を倒せるわ」

響「分かったよ!アスカちゃん!」

アスカ「ふっん!調子狂うわねぇ〜今まで年上なんていなかったから…」

翼「!君達の組織には私達より下の少年少女ばかりなのか?」

アスカ「この、エヴァンゲリオンに乗れるのは14歳の少年少女だけよ」

切歌「14歳デスか!まだ、中学生でこんな…こんな…おかしいデスよ!」

クリス「…私らもそんな変わらんけどな」

調「でも、よく分からないエヴァに乗せられるなんて…そしてトップが!これまたよく分からないマダオのグラサンなんて!」

ゲンドウ「…マダオ?」

冬月「なんの事だろうな…」

切歌「調!調!何か似てるけど…違う事言ってるような気がするデス!」

 

第三使徒 サキエル「ピキュイン!」

 

アスカ「見つかった!くっ!ATフィールド展開!」

響「アスカちゃん!」

アスカ「ふっ…敵にもATフィールドがあるからあんた達は無理なのよ…」

響「ATフィールド…」

アスカ「絶対不可侵領域…私達のエヴァと使徒にしかない特別な物よだから…」

響「…だとしても!触れる事が出来るのなら!…あっ!あんな所に女の子が!いま助けるよ!」

 

アスカ「はぁ!?あんたバカなの!?今は使徒を倒さなきゃいけないのに…」」

翼「フッ…立花らしいな」

クリス「アスカさんよ…そいつのバカは折り紙付きだぜ!でもな…その諦めない力でこれまで無理難題をあいつは」

響「クリスちゃん!女の子はお願いね!」

クリス「あぁ!行ってこい!」

響「貫けぇぇぇ!ガングニールゥゥ!」

 

クリス「超えて来たんだぜ!」

 

バリィィィィン

 

青葉「…使徒のATフィールド消失いえ、砕けました…」

リツコ「そんな…バカな……くっ」

ミサト「ただの少女が…あのATフィールドを突破するなんて…」

アスカ「フッ…本当のバカね…」

 

響「ウォォォォォ行っけぇぇぇ!」

 

バシャン

 

響達…シンフォギア装者の初勝利の瞬間である。

 

リツコ「動かないで!」

ネルフの対人部隊を引き連れ装者達に銃を向けたのは赤城リツコ博士だった…

 

クリス「っ!てめーら何の真似だ!私らは敵を倒したじゃねーか!」

リツコ「えぇ!その事実を無くさない為にも動かないでその変身を解除して、両手を頭に組みなさい!」

翼「一体なんの真似だ!?」

マリア「みんな…あの人の言った通りにした方が良いわ」

翼「マリアまで!なんなんだ!」

リツコ「現時刻をもってあなた達6人を特務機関法及び、特別非常事態宣言発令時法の法令違反と見做し…拘束します!」

 

特殊車両の中

 

リツコ「もういいわ…隊長、手錠を解除して」

隊長「了解…手錠ロック解除」

響「…あの訳を聞かせてください」

リツコ「勿論、これから話すわ」

 

リツコ「私達は特務機関NERV…国連直属の非公開組織です。全面的にあなた達のような一般人は立ち入り禁止なの例えどんな理由があろとも。けど、さっきみたいな使徒との戦闘地域に居座る事、使徒との戦闘を行う者を見逃す訳にはいけない…なのであくまで名目上は拘束せざるを得ない…そういう事よ。」

 

翼「つまりは…お芝居という事か」

リツコ「けど、あなた達をそのままで返す訳にはいきそうにも無いわねそのペンダント。みんな…貸してくれるかしら?」

響「それは…」

リツコ「その間は私達NERVが全力でバックアップをするわ」

翼「みんな…一旦ペンダントを渡そう」

みんな「翼…」

翼「この…ペンダントはみんなの、永きに渡る戦いを戦い抜いた大切な物だ必ず返すと約束をしてくれ」

リツコ「もちろん!大事にするわ」

 

5時間後…

 

ミサト「彼女達のペンダントの検査結果が分かったって本当?」

リツコ「えぇ、私の予想の通りの結果だったわ」

ミサト「…彼女達は一体何者なの?」

リツコ「シンフォギア…彼女達はそう言ってたわね?」

ミサト「えぇ、そうね」

リツコ「シンフォギアとは、エヴァンゲリオンを開発した人類が使用した聖遺物に近い存在なの」

ミサト「聖遺物!?って事はあのシンフォギアってのは!」

リツコ「人で例えればエヴァとの関係は異父母兄弟って所かしらね」

ミサト「だったらATフィールドを突破したのも頷けるわね…」

リツコ「ミサト…可能ならあの子達をこのまま置いておきたいのだけど」

ミサト「ちょっと待って!まさか私の家で?」

リツコ「えぇ、ここの宿泊施設は元来少ない訳だし…」

ミサト「はぁ、一応テーブルをどかして寝袋でも引けば大丈夫そうだけど…問題はシンジ君よ?」

リツコ「あら、彼なら大丈夫でしょ?アスカとも仲良くやってる訳だし」

ミサト「大丈夫かしら…いきなり6人も増える訳だし」

リツコ「食事とかは流石に誰か手伝える人居るでしょ?6人も居ればシンジ君も喜ぶと思うわ」

ミサト「だといいけど…」

 

かくかくしかじかあって装者達はミサトの部屋でしばらくの間暮す事になった。



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Episode3 神殺しの少女と神殺しの少年 邂逅

シンジ「はぁ〜今日は散々だったな…アスカに出番はとられるわ学校のテストは赤点だったし…まぁ、パイロットやってる訳だし勉強時間が無いのは仕方ないか…」

レイ「私…満点だった。」

シンジ「…勉強しなきゃ…」

レイ「そういえば、今日誰かネルフに来たの?碇くん何か知ってる?」

シンジ「そういえば何か騒がしかったね…何かあったのかな…って家の玄関に何かトラックが止まってる…」

レイ「引っ越し?」

シンジ「ま、まさかアスカが本国に帰るとかかな?」

レイ「そうだったら碇くんは寂しい?」

シンジ「そりゃそうだよ!綾波は寂しくないの!?」

レイ「寂しいというか…戦力が無くなるのが嫌ね」

シンジ「そう…じゃ、また来週!」

レイ「さよなら、碇くん」

 

マンション入口付近

 

シンジ「しかし、この時期に引っ越しなんて…珍しいな」

???「調!置いてくデスよ!」

 

バンッ

 

シンジ「イタッ」

???「デース」

調「切ちゃん!だから走っちゃダメって…あの、ごめんなさい大丈夫ですか?」

シンジ「えぇ…」(あれ?見たことない顔だな…もしかして引っ越して来た人?美人だな…)

切歌「ごめんなさいデス!大丈夫デスか?」

シンジ「大丈夫ですよ…」(こっちの人はおっちょこちょいなのかな…けど、何か可愛いい…それに胸も…)

アスカ「んもぉ!入口に集まらないの!通れないでしょ!ってシンジじゃん」

シンジ「あぁ、アスカただいま、あのこの人達は…」

アスカ「暁切歌に月読調よ」

シンジ「そう…って!アスカ何で名前知ってるの!?」

アスカ「…今日から家の新たな同居人だからよ」

シンジ「はぁ!?」

 

ミサトの家

 

シンジ「僕の家が…」

ミサト「シンちゃん?一応私達の家よ?」

シンジ「でも!いきなり住むのが9人になるなんて聞いてませんよ!」

クリス「まぁ、まぁそんなカッカすんなよ可愛いい顔が台無しだぜ?」

シンジ「可愛いい?」

切歌「すっごくイケメンさんデスよ!」

調「うんうん!」

アスカ「そいつはね、顔が良いだけよ!中身は蛆虫みたいな男なんだから!」

シンジ「アスカ!余計な事言わないでよ!」

アスカ「何よ!本当の事でしょ!」

マリア「ま…完全な男はいないって事よ、アスカ?完全な女もいないでしょ?」

アスカ「フッン!」

シンジ「料理とかはどうすんですか?」

ミサト「流石に新しく増えた人達は料理当番を決めてもらわないとね!」

クリス「ちょっせぇ!こちとらいつも自炊なんだいっちょ腕をふるうぜ!」

切歌「私も頑張るデース」

響「私は…」

装者「作らないでいいから別の事してて」

響「あははっだよね…」

 

シンジ「あ!食費とかはどうなるんですか?流石にそんなに余裕無いですよ?」

ミサト「リツコから軍資金が支給されたわ!」

シンジ「寝る部屋は」

ミサト「夜はテーブルを片付けてそこにネルフの寝袋で寝れると思うわ」

 

そして、食事が終わりシンジは後片付けをしている。

 

ペンペン「グエ〜」

切歌「うわぁ〜ペンギンが何でお風呂にいるんデスか!」

調「あ」

シンジ「温泉ペンギンっていうんだよ、名前はペンペン…って!うわっ」

切歌「どうしたデスか?」

シンジ「あ、あふやっぱりデカイや…ってうわ!床が!濡れてて」

 

ゴンッ

 

切歌「あ!シンジ!大丈夫デスか!」

シンジ「…丸見えだ…あ、鼻血が…」

切歌「調!血が出て来たデス!でも、何で鼻から…」

調「…切ちゃん、わざとじゃ無かったの?」

切歌「?何がデスか?」

調「服着たら?」

切歌「!恥ずかしい…デース!」

 

アスカ「あんた、私の見ても鼻血出してなかったのに…」

シンジ「そりゃ…なんだ…丸見えだったから…」

響「もしかして…?」

切歌「///もう…その話をするのは辞めるデース!」

響「ねぇねぇ!どんなだった?私なかなか見る機会無くてさ…」

クリス「オメェはおっさんか!」

シンジ「やっぱり高校生なんだなぁ〜それでいいですか?」

響「なるほど〜」

翼「立花、帰ったらこの話を未来にしておく。」

響「翼さん〜やめて下さいよ〜そんなこと言ったら未来に殺されちゃいます〜」

翼「フフッ、しかしアクシデントとしてもシンジ君よ、切歌に一言言っといてくれ」

シンジ「あ〜見ちゃってごめんなさい」

切歌「…なーんちゃって!べつに減るもんじゃないからどんどん見ると良いですよ〜けど、次見たらイガリマの鎌の柄で攻撃するデス!」

 

翌日、ミサトマンション前

 

トウジ「せや!妹は昨日、何か変身した女に助けられたみたいや」

ケンスケ「ん〜碇、知ってるのかな〜」

サクラ「昨日の女の人にあいたいわ〜」

トウジ「あんな、サクラ!変身しとる女何かおらんわ!きっと見間違いや!」

ケンスケ「あはは〜さて、シンジとアスカはいるかな〜昨日のプリント配りミスが起きるなんてね」

 

ピンポーン

 

???「はぁーい」

トウジ(おい!誰の声や!部屋違うんやないか?)

ケンスケ(前と一緒だよ!ネルフの誰かなんじゃないの?)

響「ん〜どちら様?」

サクラ「あ!昨日の姉さん!この人だ!」

響「あ!昨日の女の子?大丈夫だった?えっとあなたがお兄さん?」

トウジ「せや、昨日は妹が世話になったな…で、変身ってなんや?」

響「あ、あれね!コスプレだよ!コスプレ!」

サクラ「なんだなぁ…魔法少女じゃ無かった…」

トウジ「ほらな!あんさシンジおらんの?」

シンジ「あ!トウジ何か用?」

ケンスケ「な、碇どういうことだ?」

シンジ「何が?」

ケンスケ「明らかに靴の量が前来た時より倍に増えてるんだけど」

クリス「なんだ!新手の押し売りか!?」

翼「だからあれほど居留守を使えと…」

切歌「んなんデスか?」

調「キリッ!」

 

ケンスケ「碇…いつから君はハーレムアニメの主人公なんだ!」

シンジ「そんなんじゃないって!」

切歌「昨日…私のゼンブを見られたのデス…」

ケンスケ「羨まし過ぎる…君になりたいな」

トウジ「ホンマや」

ミサト「けど、その代わりにエヴァに乗って使徒を倒さなきゃいけなくなるのよ?」

ケンスケ「ま、僕等は無理だから色々応援してるからな碇…」

トウジ「せや!頑張って使徒を倒しちゃってください…」

シンジ「う、うん」(絶対誤解された…)

 



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Episode4 決戦、第三新東京市!ギアを纏う者達による歌で闇を照らして

シャムシエルは難なく倒す事ができ、装者達も第三新東京市の生活にも慣れて来た頃…正八面体の使徒が現れた。
 シンフォギア装者の歌で闇を照らし、勝利を掴め!
そして、ある者が目覚める…


響「いや〜シャムシエルだっけ?あれから使徒来なくなったね」

クリス「そういや、もう一週間近くかまぁ、誰かさんと違って休みたいとかじゃないんだろうけどな」

響「それって私?」

クリス「さぁ〜」

 

シンジ「あ、出動命令だ…使徒だな」

 

青葉「目標、芦ノ湖上空へ侵入!」

日向「エヴァ初号機発進準備よろし!」

ミサト「発進!」

青葉「目標内部より高エネルギー反応!」

リツコ「まさか!」

ミサト「シンジ君!避けて!」

シンジ「えっ?」

 

ヂュドーン

 

シンジ「うわぁぁぁぁ出して!出してよ!」

ミサト「エヴァの防御システムは!?」

マヤ「ATフィールド最大です!ですが、触媒の効果もありません!」

ミサト「爆砕ボルトに点火!」

マヤ「はい!」

ミサト「シンジ君の状態は!?」

シンジ「はぁ、はぁなんとか…あ…」

日向「パルス弱ってます…」

ミサト「エヴァと、パイロット一旦、治すわよ」

日向「了解…」

シンジ「何だか…前が見えなく…あ」

 

病室

 

シンジ「…知らない天井だ」

響「シンジ君!大丈夫!?」

シンジ「あれ?響さん?僕は…」

クリス「おめぇは使徒に負けてここに運び込まれんたんだ。あれから四時間経ってる」

シンジ「エヴァに…乗って使徒を倒さなきゃ…」

クリス「あ!無理すんな!エヴァも修理してるんだ!まだ、寝ておけよ」

シンジ「あ、綾波は?」

レイ「呼んだ?」

シンジ「綾波…作戦とか聞いてない?」

レイ「かくかくしかじか」

シンジ「なるほど…って!綾波が盾なの!?」

レイ「アスカは今弐号機で待機してるけどあの人…盾役なんてやらないでしょ?」

シンジ「だからって…死ぬかもしれないんだよ!?」

レイ「別に…死んでもいいわ代わりがいるもの…」

シンジ「は?」

レイ「じゃ、またケイジでね」

響「じゃ、私達もこれで…避難しないといけないみたいだから…」

シンジ「う、うん、看病ありがとう」

クリス「頑張ってこいよ!応援してるぜ!」

 

バシュッ

 

シンジ「とは…言ったものエヴァに乗るのは気乗りしないな…」

 

四時間後

 

ミサト「シンジ君…大丈夫なの?」

シンジ「はい…響さん達の事を考えていたらなんとなく…頑張ろうかなって」

ミサト(…あの子達やってくれるじゃない!)

ミサト「では!ヤシマ作戦開始!」

 

アナウンス「まもなく、計画停電開始となります。ご注意ください…」

 

響「もう、そろそろか」

切歌「大丈夫デスよね?」

マリア「…大丈夫よ!そうなるようにお祈りして待っていましょう」

 

バンッ

 

「キャ!」

「はじまったか…」

響「シンジ君…」

 

ヤシマ作戦開始!

 

日向「第三シークエンス作動!」

ミサト「よし!各砲門攻撃開始!」

 

バコン、バコン

 

砲撃を開始するが目標の強力なATフィールドと強力な加粒子砲で次々と撃破されていった…

 

日向「!?電線に異常発生!」

ミサト「どうしたの!?」

日向「第三連装砲群の一基が電線の方に転がった模様!現在至急復旧中!」

ミサト「高圧電流なんだから気をつけ…」

日向「復旧班より連絡…電線が焼き切れ弾薬庫が誘爆したため…周りにも被害発生との事です…」

日向「ポジトロンライフル充電…50%このままでは…目標のATフィールドを突破出来ません…」

ミサト「クソッ!私達の切り札が…」

マヤ「目標から高エネルギー反応!」

ミサト「クッ!総員直撃に備えて!」

シンジ「ミサトさん!?」

ミサト「レイを向かわせたわ!」

 

ラミエルは加粒子砲を発射した…

 

ミサト「エヴァは!?」

マヤ「目標…狙いを外しました」

リツコ「使徒が目標を、外す!?弾着地点には何が」

日向「弾着地点…第九避難所のもようです!」

ミサト「第九避難所ってまさか!」

リツコ「まさか!彼女達が避難してるの!?」

 

マヤ「第九避難所!爆炎晴れます!」

 

モニターには6人の人影が映るのであった。

 

マリア「間に合った…?」

クリス「けど…他の避難してた人は…」

 

ポロ、ポロ…

 

翼「立花…?」

響「許さない…罪の無い人々も殺して…」

切歌「カメラ取ってきたデス!」

調「回すよ…」

 

響「日本の皆さん…見てください…使徒の攻撃の惨状を!こんな…虐殺があって…いいのでしょうか…いえ!あってはダメです!こんな事が無くてもいいように…これは!みんなの想いで変えられる結末です!お願いです…力を私達に下さい!」

ミサト「な、何なの?」

 

装者達「Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el baral zizzl

Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el zizzl」

 

マヤ「…シンフォギアからのエネルギー計測不能!ですが!ほぼギア側に!」

リツコ「あなた達!何をしてるの!?そんな力…死ぬかも知れないわよ!」

響「もちろん!折り込み済みです」

リツコ「勝手が…」

ミサト「!響ちゃん!日本中のエネルギーをあなたに…いえ!シンフォギア装者達に!」

 

日向「まさか…ポジトロンライフルですか!?」

ミサト「シンジ君!目標変更!シンフォギア装者達よ!」

シンジ「当たったら死んじゃいますよ!?」

響「シンジ君…お願い!」

クリス「あんたの一撃に…」

日向「チャンスは…」

ミサト「一度だけよ…」

シンジ「はい…」

日向「エヴァ初号機!手動狙撃開始!目標!シンフォギア装者」

マヤ「目標から再び高エネルギー反応!」

レイ&アスカ「「私達が守るわ!」」

ミサト「よし!シンジ君!撃て!」

 

バシュッン

 

装者達「もう一度!

Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el baral zizzl

Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el zizzl

 

バァァァァン

 

グゥゥゥゥゥゥゥウ!」

 

マヤ「シンフォギア!更にエネルギーが上がります!」

 

「これが!私達の!絶唱だァァァァァ!」

 

黒バックエンディング

 

次回予告

 

装者達はXDModeを作動させた…この土壇場で、最後の希望となるのか!はたまた絶望となるのか…そして…かの地で目覚めるある者とは!?

 

次回、Episode5 絶唱。装者達の魂の歌

お楽しみに〜




予告詐欺で申し訳ないです。


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Episode5 絶唱、それは装者達の魂の歌

前回までのあらすじ

シンフォギアを纏う装者達6人は温泉旅行へとやってきた…しかし!謎の霧のせいで温泉は中止に…霧が晴れるとそこは元いた場所では無く第三新東京市とよばれる見知らぬ街…そこで碇シンジ達、国連非公開組織特務機関NERVと出会う彼らの敵使徒を倒しつつ元の世界へと帰る為の物語が今!始まる!そして二つの神殺し

が滅びゆく世界を救う事はできるのか!?

シンフォギア✕エヴァンゲリオン【神殺し〈ガングニール〉の少女

神殺し〈エヴァンゲリオン初号機〉の少年をどうぞ!

 

「これが!私達の絶唱だぁぁぁぁ」

 

装者達「XDMode出力最大!ウォォォォォ!」

リツコ「彼女達のシンフォギアの形態が変わった!?」

マヤ「出力、倍以上程に上昇!」

ミサト「…まさに決戦仕様という訳ね」

 

響「シンジ君が…日本中のみんなの想い…無駄にはしたくない!」

翼「当たり前だ!これに答えずとして防人は務まらん!」

クリス「使徒なんて怖くねーぜ!」

切調「行くデスよ!」

 

始まりの歌〈バベル〉

 

マリア「これで大丈夫かしら?」

マヤ「目標より強力なエネルギー感知!」

ミサト「響ちゃん…」

リツコ「6人じゃ無理よ…」

バコーン

 

響「6人じゃないです…私が束ねるこの歌は!1億2千万人の」

装者達「絶唱だぁぁぁぁぁ」

 

マヤ「装者…飛翔!」

 

響「響合うみんなの歌声がくれた!」

装者達「シンフォギアでぇぇぇぇぇ!」

 

ピキィッン

 

装者達「心の壁なんて…壊してやる!ウォォォォ!貫けぇぇぇ!」

 

ラミエル「いぎゃゃゃゃあ!」

 

マヤ「目標!形状崩壊します…」

ミサト「やったの!?」

リツコ「回収班!装者達の回収急いで!」

 

響「えへへ…やったね…」

翼「あぁ…だが」

クリス「無茶しすぎたな…」

切歌「帰ったらお風呂入らなきゃ…」

調「ミサトさんに怒られないかな…」

マリア「みんな!何をしけった顔してるの!?勝利よ!?もっと!喜ばなきゃ!」

 

響「そういえばこっちの世界の月は…満月が出るんだね…綺麗だな…」

アスカ「何よ!そんなに満月がいいの!?」

シンジ「アスカ!そういう事は言っちゃダメだよ…」

レイ「もしかして…あなた達がいた世界では、月は無かったの?」

響「いや…月はあるんですけど少し欠けてまして…久しぶりなんですよ何も無い…満月を見るのは」

アスカ「…そうなんだ、それよりあんた達の力見せて貰ったわ!…な、中々やるじゃない!それで私達を楽にさせてくれるなら有り難く使わせて貰うわ」

装者達「ア、アハハ」

 

その頃、月面では

 

???「…分かってますあの子も活動を始めたのでしょ?」

???「そうだ。既に渚カヲルは目覚め、行動している。次は君の番である。小日向未来よそして、我が器よ」

未来「分かってます…シェム・ハさん 会える時が楽しみだね…

響…」

 

次回へ続く…




今回は短編のような内容でしたがまさかのシェム・ハ&未来が登場というとても濃い内容だったかと思います。
(シェム・ハがいるのも理由があります…それは…またの機会で)

それでは…次回をお楽しみに!

コメント評価お待ちしております。


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エヴァ、第二部
Episode6 加持、来日


響「加持…さんですか?」

ミサト「そう…加持リョウジ!…めっちゃヤバい男だから気をつけて…って何であいつ空母なんかで帰って来るのかしら!金がどんだけかかるか考えないタイプなのよあいつ!」

翼「…知り合い、なんですか?」 

ミサト「ここに来る前はね〜一緒に働いていたのよ!さぁ!みんな!あのヘリに乗って行くわよ!」

 

 

ヘリにて

ミサト「見えたは…あれがアメリカ海軍の誇る原子力空母

【オーバー・ザ・レインボー】よ!」

 

空母内

 

艦長「ミス!葛城!久しいな…」

ミサト「あなたも、おかわり無いようで…」

加持「いやはや半年振りかい?」

ミサト「そうね」

加持「はぁ〜相変わらずしけってるな…でこの子達が報告に上がっていたシンフォギア装者達か…こんにちは、加持リョウジです…」

みんな「…こんにちは」

加持「シンジ君も久しぶりだね!」

シンジ「あ、はい」

ミサト「しっかし!あんたねぇ!帰還位で空母つかわないでよね!こっちには予算ってのがあるんだから!」

加持「それはちょっち訳アリでね…」

 

ズシャーン

 

船員「ソナーに感アリ!使徒です!」

艦長「なんだと!?」

加持「…やはりか」

ミサト「!エヴァも無いのにどうすれば!?」

響「私達がいますよ!」

ミサト「けど!相手は海中よ!」

加持「それなら、良いものをこいつが積んでるぜ」

 

ミサト「なにこれ…」

加持「戦自と米軍が開発し今、戦自研に運んでいる極秘兵器…釣り竿だ!」

クリス「釣りでもすんのか!お前らは!」

翼「しかし!この状況に適した兵器じゃないか!使うぞ!」

クリス「…誰がだよ」

響「ここは!6人みんなで!」

クリス「ま、マジか!マジで言ってんのか!?」

切歌「///何か恥ずかしいデスね」

調「///うん」

 

空母甲板

 

ミサト「準備はいいわね!」

響「はい!」

ミサト「使徒、釣り上げ大作戦!開始!」

 

装者達「うぉぉぉぉ!」

クリス「打ち上げた!くらえ!MEGA DETH FUGA!」

 

切歌「よし!調!やるデスよ!」

調「分かったよ!切ちゃん!」

 

イガリマとシュルシャナガは使徒を空母甲板上にぶつ切りにし、使徒の活造りを作ったのだった。

 

加持「よく…やったな!」

ミサト「何よこれ!?」

響「おお!意外といける味ですな!」

翼「トロトロで意外とあっさり…最高だな!」

クリス「お前ら!マジで食ってんのか!?」

切歌「クリスも食べるとイイデスよ!美味しい〜」

調「パク、パク」

クリス「…ホントだ美味ぇや」

 

加持「いやはや、波乱に満ちた船旅でしたよ」

ゲンドウ「で、それが例の物か?」

加持「えぇ、特殊ベークライトで固めてありますが…確実に生きています…どうやら…これ、例の報告書に上がっていた聖遺物の一種らしいですね…第一使徒、アダム彼女達的には完全聖遺物ですかね?」

冬月「ご苦労だった…で、これが例の使徒の活造りか?食えるのか?」

加持「えぇ、味は保証しますよ」

冬月「では、碇、後で頂くとしよう」

ゲンドウ「そうだな」

加持「じゃ、別命あるまで本部にいますんで…」

 

ミサト「はぁ!?本部で働く訳?」

リツコ「あら!学生の時みたいで、楽しそうじゃない…」

ミサト「嫌よ!絶対に嫌!」

加持「釣れねぇ事言うなよ…」

リツコ「リョウちゃん?勝算はあるわよ?」

加持「じゃ、改めてよろしくね装者ちゃん達!」 

装者「…はい!」

 

次回予告

 

ミサト、リツコ宛に差出人が時田というハガキが届いた。それは、NERVのエヴァに対抗するために造られた兵器の始動実験の案内だった。そして、かの兵器…ジェット・アローンは暴走を起こす。果たして!エヴァは装者達はかのロボットを止められるのか!?

次回、【人の造りし物】おっ楽しみに〜




あ…よく考えたらアスカ来日の前にジェット・アローンでしたね…


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Episode7 人の造りし物

ミサト、リツコはNERVに対抗しているロボット開発の重化学工業の起動実験に参加しているが…突如として発生した…暴走!そして!炉心融解をエヴァパイロット、シンフォギアは止められるのか!?


ミサト、リツコはNERVに対抗しているロボット重化学工業 

のロボ起動実験に参加している

 

時田「では、ジェット・アローン!起動」

オペレーター「起動システム作動!動きます!」

時田「ご覧頂いています通り!エヴァ等最早敵では…」

オペレーター「?なんだ?」

時田「どうしたのかね?」

オペレーター「ジェット・アローン!止まりません!」

時田「なんだと!?」

オペレーター「緊急停止信号作動しません」

時田「電源を抜け!」

オペレーター「制御不能です!」

時田「…そんな!」

 

日向「こんな事もあろうかと空中で待機してて正解でしたね」

青葉「シンフォギア、エヴァ!スタンバイ完了!」

ミサト「分かったわ…時田さん?よろしいですね」

時田「…クソッ」

ミサト「何かご不満でも?」

時田「こちらの重化学工業の上層部に話ましたが…彼等は他人に責任を転嫁しようと躍起になってますね…現場を知らない彼等に期待した私がバカでした!」

ミサト「では、我々とは…」

時田「こんな時に壁など…不要ですよ!一緒に止める方法を考えましょう!」

 

響「えぇ!ミサトさんがジェット・アローンに乗り込んで直接活動停止させる!?」

クリス「無茶が過ぎねぇか?」

ミサト「…無茶でもジェット・アローンには原子炉があってもし、爆発でもしたら…」

調「辺り一面焦土…向こうを永遠に穢される…」

切歌「そ、そんな!?あんまりデスよ!」

ミサト「だから、誰かが止めなきゃならない…それは私達、大人が本来しなきゃならないことなの…次の世代にまで、迷惑はかけられないでしょ?」

 

日向「エヴァ、ミサトさん、シンフォギア!発進準備よろし!」

リツコ「発進!」

 

シンジ「うぉぉぉぉ!止まれぇ!ミサトさん!どうぞ!」

ミサト「シンちゃんナイス!」

響「ミサトさん、取り付いたみたい!」

装者達「よし!行くぞ!」

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

装者達もシンフォギアへ変身し、エヴァ初号機同様にジェット・アローンを止めようと抑え込む…

 

クリス「クッソ!めちゃ重くて止まらぇね!」

マリア「止まりなさい!」

切調「止まれぇ!デース」

 

その頃のジェット・アローン内では…

 

ミサト「これね…ここにパスワードっと!パスワードはキボウね…」

 

プップー

 

ミサト「エラー!?どいうこと?パスワードが違うなんて…ん?」

(ここで、ミサトはある疑問を抱くがここでは割愛させて頂く)

「なら!手動で止めるまでよ!んしょ〜んしょ〜とまりなさい!このデカブツ!」

 

シュワーンと何やらシステムの落ちる音が聞こえるとジェット・アローンは活動を停止した。

 

リツコ「終わったわね…ミサトお疲れ様。エヴァと装者達は別途回収してもらうから…」

ミサト「ちょっと話したい事が…このままNERVまで帰りましょう」

リツコ「…いいけど何?みんなが聞いてると言えないの?」

ミサト「えぇ、まぁそんな所ね」

 

装甲車車内

リツコ「話ってなにかしら?」

ミサト「先のジェット・アローンの暴走は仕組まれた物よ…」

リツコ「あら?そうなの?根拠はあるの?」

ミサト「起動したときのOSと実際に積まれているOSに差異が合ったわ」

リツコ「何が言いたいの?」

ミサト「つまり、どっちかのOSにはウイルスか何かが入ってて…恐らくジェット・アローン側にだとは思うけど」

リツコ「ミサト…これは昔からの友達の好で一言だけ…あの6人の装者達が無事に元の世界に帰る為にはこれ以上の深度の深い情報にはアクセスしない方がいいわよ…私、以外にこの話すると

 

恐らく消されるわよ?口には注意しなさいよ




次回予告!
とある分裂した使徒に敗北してしまった…エヴァンゲリオンパイロット達…今度の敵はユニゾンで倒すのが攻略法らしい…果たして歌とエヴァの二重奏は奏でられるのか!?
次回
Episode8瞬間、心と奏でる二重奏、重ねて
おっ楽しみに〜


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Episode8 瞬間、心と歌、二重奏を奏でて

タイトル変更しました〜


青葉「使徒、第三新東京市に上陸!」

アスカ「よし!私が一番乗りよ?」

シンジ「れ、連携しなきゃ駄目だよ?」

アスカ「はぁ!?何言ってんの?ああいうのは先手必勝で倒さなきゃ!どおりゃ〜」

 

 グリューン

 

アスカ「!?なによ!うわっ」

シンジ「言わん凝っちゃない!」

 

数時間後

 

マヤ「目標未だ動き無し」

日向「国連軍のN2地雷によって動きは封じてますが、生きています!元に戻ろうとしてますね」

アスカ「あんたがあんとき足を引っ張るから!」

シンジ「それはこっちのセリフだよ」

冬月「はぁ…君達、仲間割れはいかんよ?」

 

ミサト「という訳でこれから皆で!シンクロ率を上げる為に訓練をします!」

クリス「で、なんでツイスターゲームなんだよ!しかも、どうしてあたしらまで…」

ミサト「あなた達も歌で参加してもらうからよっ!」」

翼「歌…ですか?」

ミサト「あ、流石に使徒との戦ってる最中じゃなくて練習の時をお願いしたいのだけど…」

装者「?」

ミサト「曲はこれよ!次回予告〜」

クリス「ちょっと待て!これ…展開一緒じゃんか!」

響「展開ってなに?クリスちゃん?」

切歌「早速歌うですよ〜」

調「…うん」

マリア「フッ、フッン、フフフッ」

クリス「メロディ歌ってるじゃんか!」

 

次回予告の歌〜

 

装者達「This time is like no other for us in living memory

 

(long may it last)

 

Breathe the air, take in the feeling of peace & harmony

 

freedom can fly close to the sky,

 

Now we can shine, Pease in time , we've never had it

 

so good」

 

ミサトによる練習解説…

 

「シンジとアスカはシンクロ率を上げる為…同じ服を、同じ食べ物をこの一週間食べ、同じ音楽を聞き訓練へと励むそして、作戦前日遂にツイスターゲームで満点を取ったのである」

 

作戦当日

 

ミサト「いいわね!シンジ君!アスカ!」

アスカ「持ちのロンよ!

シンジ「もちろん!62秒でケリをつける!」

 

2機は完全なシンクロを見せつつライフル等で応戦している

 

ピジュツン

 

使徒も2つへと分かれ、各々エヴァに攻撃を食わつつある

 

アスカ&シンジ「後方側転!」

 

防壁まで後退し備え付けのライフルで応戦

 

シンジ「食らえ!」

アスカ「こんな豆鉄砲じゃラチがあかないわね…って使徒がこっちに!」

 

間一髪で避けたが間合いを詰められてしまった。

 

ミサト「援護射撃急いで!」

 

周りにある砲台等が使徒を攻撃し、動きを止めるそこに

 

シンジ&アスカ「ウォォ!食らえ!シンクロ・ボディ・アッパー!」

 

使徒「グエぇ」

 

ミサト「目標のコアが一つになる…瞬間、心、重ねれば、あの子達ならやれる…やってくれる!」

 

シンジ&アスカ「ウォォォォ!シンクロ・ドロップキッーク!」

 

使徒撃破!

 

シンジ「やった!アスカ!」

アスカ「やった!じゃないわよ!殆どカットされてるじゃない!」

ミサト「…小説でシンクロなんてやってもね…動きは見れないんだからこれで精一杯なのよ…」

 

 

 

 




何かちょっとグダグダでしたね…

次回予告!

火山の底で使徒が見つかった。しかしその話は装者達ではどうする事も出来ないので彼女達は見守るしか無かった…話は変わり装者達の本来の目的である温泉に入る事となる。温泉の中ではガールズトークで盛り上がる、そして一人でもりあがるシンジ…

次回… 温泉旅行?いえ、マグマに落ちて…


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Episode9 温泉旅行!?いえ、マグマに落ちた後です…

…火山の地下にいた使徒の話は残念事に省略させて頂きます…え?なんでかって?装者、行けねーじゃん


ミサト「という訳で使徒捕獲した後に来ようと思っていたんだけど…」

アスカ「羽化して飛びかかって来たんですけど!?」

響「そ、そんな大変だったんだ…画面見るだけで暑かったよね〜」

切歌「そうデス!で、帰りに温泉寄るなんてミサトさんも気が効くデース!」

ミサト「まさか…あなた達がここに来たきっかけが温泉だったなんてね〜本当、不思議な事も起こるのね〜」

クリス「ぶっちゃけ入ったら帰れるのかもな!?」

シンジ「そんな!?帰っちゃうなんて…折角友達になれそうなのに…」

 

みんな「ププッ」

 

シンジ「何で…笑うんですか!」

クリス「あのさ〜アタシはさ、本気で言ったんじゃないんだよ…そんなんで帰れたらとっくに帰ってるさ…」

ミサト「んも〜シンちゃんも面白い事言えるようになったのね〜っと!シンちゃんはあっちに行くのよ?」

シンジ「あ、こっちの暖簾の先は…」

アスカ「ジェリコの壁よりも厚いわよ?っと、シンジ…ちょっと来て…」

シンジ「…何?」

 

集団より少し離れた所

 

アスカ「…その、さっきはありがとね…あんたが居なかったら私死んでたかも」

シンジ「…その、そういうのはお互い様だと思うよ?今度アスカが助けてくれたら…それでいいから」 

アスカ「って!何いいこと言ってんの!あ〜ビックリした〜あんたの事だから、「アスカの初めての下さい!」とか言うかと思って身構えたじゃない!」

シンジ「え〜そんな、ひどいな〜」

アスカ「じゃ、後で牛乳奢らせてよどーせ、飲むでしょ?」

シンジ「え、まぁアスカがそう言うならそれでいいよ…」

アスカ(…バカシンジ、今度は私が助ける番なんだからね!)

 

脱衣所

 

アスカ(///)

ミサト「あら〜雪音さんって凄くおっきいのね〜」

クリス「///いきなり何言ってんだ〜おっきければ良いって訳じゃないんだぞ!」

翼「そうだな!」

チラッ、チラッ、チラッ

翼「グサッ、グサッ、グサッ〜」

切歌「ど、どうしたデスか〜翼さん!」

翼「不覚…この風鳴翼、刃以外の物に刺されるとは…」

調「…視線?」

翼「しかし…この天羽々斬!これしきの事で切れぬという事は無いぞ!雪音!その胸を!切る!」

クリス「って色々おかしすぎんだろ!」

 

パシッ

 

マリア「翼!あなたこんな所で刀を振り回すって銃刀法違反で捕まるどころか!防人としてどうなのよ!」

ミサト「あの〜今ここ、貸し切りにしてもらってるからお客さんはいないわよ〜」

アスカ(だから良いって訳無いじゃん)

マリア「ならよし!」

 

みんな「ええぇ!いいの!」  

 

マリア「というかそれ、木刀よね?」

翼「あぁ、暇だったから作ったただの板に色を塗った代物だ」

クリス「だからって…いいわけあるか〜!」

 

浴室内

 

切歌「うひょ〜おっきいお風呂に!ずら〜と並んだ身体を洗う所!たっのしみデース」

調「切ちゃん、はしゃぐのはいいけど…走ったり身体洗わずに大浴場行ったらだめだからね?」

響「未来がいればな…未来と一緒に温泉に…」

 

石鹸投げー 

 

響「あ、イタッ」

 

クリス「変な事想像すんな!そういうのは家…いや!夢の中だけにしとけ…」

響「夢の中で合ったような?」

クリス「別のアニメと!変な黒髪魔法少女は召喚しなくていいから!」

 

ミサト(ねぇ!アスカは結局どう思うの?雪音さんの事)

アスカ(!またその話?…た、確かにおっきくて良いとは思うけど本人も言ってたけどおっきければいいってもんじゃないわよ!あれ、プラグスーツ入らないじゃない!)

クリス「そこは!何喋ってんだ〜」

アスカ、ミサト「ひっ、ひえ〜」

 

「ギャア、ギャア」

 

シンジ「女の子達はうるさいね…ね?ペンペン…」

ペンペン「グェー(意訳 そうだね〜)

 

切歌「ひゃ〜お風呂の中も暖かくて気持ちいいね!」

調「そうだね、切ちゃん」

切歌「ん?この、覗き穴みたいなのは何ですか?」

調「!?それって反対側も見れる奴だよ!危ないよ!」

切歌「大丈夫ですよ〜!シンジはそんなの見るなんて度胸の無い男デスから!それに、一応釘は刺してあるじゃないですか」

調「…知らないからね」

切歌「さて、向こうは何が見えるやら〜」

 

その頃の反対側では

 

ペンペン「グェー、グェグェ!」(意訳)何か面白い穴あるぜ!覗くぜ!

シンジ「…それって反対側が見れる奴じゃないか!ダメだよペンペンそういうのは見るんじゃなくて、想像して楽しむもん…」

 

ペンペンはシンジの大事な所めがけ桶を投げた!

 

コチーン

シンジ「ガハッ、僕の大事な所が…」

ペンペン「グェグェ」(意訳)さて、続き、続き

 

切歌「ん?向こう真っ暗デスね…」

調「ほら…向こうは蓋が閉まってるんだよ」

切歌「ちょっと、離れてみて…」

ペンペン「グェ〜」(意訳)(゚∀゚)キタコレ!!コレよコレよ〜

切歌「!あのペンギンさんが覗いてたデース!」

調「嘘!私にも見せて!って?シンジ…何で座って伸びてるの?」

切歌「…心のなしかシンジの手が男のアソコに!」

調「まさか…」

切歌「えぇ!流石にシンジはそんなことここで何てしないと思うデスよ!」

調「でもあれは…手をこーしてあーして出した後の…賢者タイムの最中何じゃないの?」

切歌「遂に…紙とかじゃなくて想像して抜きますか…そういうのは家でやって欲しいデスね!」

調「…切ちゃん、もしかして出るとこ見たかった?」

切歌「何言ってるデスか!調〜」

調「今、家って言ったから…でもペンギンさんが見てるならさ…ゴニョゴニョ」

切歌「えぇ!?恥ずかしいですよ〜」

 

切歌「ペンギンさん〜見てる〜?」

ペンペン「グェ〜」(意訳)見てるよ〜

 

切歌「ほら〜可愛くて、可憐で、お茶目で、常識人な切歌ちゃんのおっぱいですよ〜」

 

ペンペン「グェェェ!グェヘェ!」(意訳)これよ!これを待ってたんだ〜!

 

調「ペンギンさんにサービスだよ…」

切歌「へ?聞いて無いですよ?」

 

サワサワ、モミモミ

 

調「切ちゃんの、ぷっくり膨れた先っぽとマシュマロみたいな柔らかさの胸を揉むよ〜」

切歌「調〜調〜、くすぐったいデスよ〜」

 

その頃の反対側では

 

シンジ「あ…ペンペン!何するだい!痛いじゃないか!ってまだ、何か見てるしほら!覗いちゃ駄目じゃないか!」

ペンペン「グェー」(意訳)もっと見させろ〜

シンジ「全く…蓋締めとかなきな…ハッ」 

切歌「あ…」

調「どうしたの切ちゃん…」

シンジ「グハッ」

切歌「今、シンジがこっち覗いてたデスぅ!」

調「…切ちゃんこれで2回目だね」 

ペンペン「グェ!グェ!」(意訳)おっと!倒れられたら困るから頭は支えておくぜ!しっかしシンジのアソコあれぐらいで膨張してら… 

 

 その後、シンジは有らぬ疑いをかけられボコボコに

(特にアスカ)されたのはまた、別のお話…




次回予告〜

NERVの電源喪失!?前代未聞の騒ぎに本部は大混乱!
そんな中、使徒が第三新東京市へと現れる…
希望の光は偶然にも外にいた装者達に託された…

次回!Episode10 静止した闇を払う者達 

この次も!サービス、サービス!


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Episode10 静止した闇を払う者達

リツコ「全く…クリーニング代も馬鹿には出来ないわね…」

マヤ「家で洗濯する位の余裕は欲しいですよね…」

青葉「家に帰れるだけマシですよ…」

リツコ「そういう青葉君も前みたいにギターで近所の人を困らせないでね?あれ、大変だったんだから」

青葉「はい…」

 

駅にて電車に乗ると副司令がいた。

 

リツコ「あら、冬月副司令おはようございます…」

二人「「おはようございます!!」」

冬月「あぁ、おはよう」

リツコ「珍しいですね…今日はどちらに?」

冬月「今度近い内に月基地の視察が入ってなその為の…打ち合わせと書類の判子押しじゃよ」

リツコ「判子?という事は司令まで?司令はどちらに?」

青葉「…この先の特別車両ですね?」

冬月「おぉ、正解じゃよ碇め自分だけ、特別車両を使いおった」

マヤ「…という事は近い内に司令が二人とも不在になるということでしょうか?」

冬月「あぁ、その時は本部をよろしく頼むよ」

 

それからしばらくして路上

 

日向「全く…あの人も人使い荒いなぁ…クリーニング位自分で行けっての…ん?あれ…信号が消えてる?故障か!?」

 

ガチャッン

 

日向「非常時用電話BOXまで使え無いという事は…停電か!」

 

その頃、装者達は

 

響「あぁ…暑いよ〜」

調「何故…この世界は夏しかないの?」

切歌「んも〜二人ともさっきから暑い、暑いうるさいのデス!ちょっとは涼しくなるような話をしようデス」

クリス「って!エアコン切れてるじゃんか!どうりで暑いわけだ!」

 

カチッ

 

クリス「って、エアコンつかないじゃん!故障か!?」

マリア「あのさ…これ停電何じゃ?」

翼「確かに通りで先程から部屋が暗い訳だな」

クリス「だ〜駄目だ!電話も死んでやがる!スマホはこっちに来てから使えねーし詰んでるじゃん」

響「どうする?」

クリス「取り敢えずNERV本部に行かないか?あそこなら電源生きてるかもだし!大人達が助けてくれるかもよ!」

 

その頃のNERV本部

 

冬月「空調が止まったか…」

ゲンドウ「あぁ」

マヤ「電源は完全に沈黙しています!」

青葉「何としても、連絡手段は確保しないと…こんな時に使徒が現れたら大変ですよ」

 

戦自作戦本部

 

無線「使徒!第三新東京市めがけ侵攻中!」

司令官A「第三新東京市は何をしとる?」

無線「沈黙を守っています」

司令官B「何をしとるんだ?使徒が来ておると言うのに…何かあったかもしれん…偵察機を飛ばそう」

 

第三新東京市上空

 

「こちらは、戦略自衛隊です!ただいま使徒侵攻中!繰り返します使徒侵攻中!」

 

日向「こりゃぁ!大事だ!何かないか…」

 

「皆様の清宮!皆様の清宮!この停電下でも変わらず…」

 

日向「これだ!」

 

マヤ「しかし…暑いですね」

リツコ「空調も全部止まっているものね…見てよ司令達はこの状況でもいつも通りよ…」

冬月「ぬるいな…」

ゲンドウ「あぁ…」

 

その頃…エヴァパイロット達は、本部に向かう為近道裏道等通れそうな所片っ端から辺りついにはダクトまで上り詰めていた。

 

アスカ「変な所見ないでよ!あんた前科があるんだから!」

シンジ「だから!あれは誤解だって!僕が温泉でそんなことする訳無いじゃないか!」

 

キュッ

 

コツン

 

アスカ「!私のお尻にキスするなんて!変態中の変態よ!エイッ

 

シンジ「ゴフッ」

 

アスカ「で?何で急に止まるのかしら?エコヒイキ!」

レイ「ここから、光が漏れてるわ…ちょっと見てみない?」

シンジ「…でも見るってどうやって?」

 

「ここを、この工具で…」

「何であんた!そんなの持ってるのよ!」

「知らない…どこかで拾った」

 

ガサッドサドサ〜

 

リツコ「あら!シンジ君!来れたのね」

シンジ「エヴァは!?」

リツコ「…上にどうやら使徒が来てるらしいわね…けど今のエヴァ内蔵電源ではとてもじゃないけど作戦行動なんて取れないわ」

シンジ「そんな!?ここまで来たのに」

 

???「私達がいます!」

リツコ「まさか!装者?あなた達…必ず使徒を殲滅するわね?」

装者達「はい!」

リツコ「なら、作戦開始!」

 

クリス「Killter Ichaival tron」

 

クリス「うわっ!何だあの使徒…蜘蛛みてぇだな!喰らいやがれ!」

BILLION MAIDEN

 

パパパパッン

 

グェ〜

 

装者達「…へ?」

戦自偵察機「使徒の反応喪失!繰り返す!使徒の反応喪失送れ」

 

クリス「なんだ!?あいつ!本当に使徒なのか!?弱すぎるにも程があるだろ…」

 

その後無事…NERV本部の電源は復旧したのであった…

 

加持「…って今回の停電の狙いは…復旧の仕方にある…なるほど、上手い手を使った訳だな」




次回予告〜

衛星上空より新たな使徒が現れた…現れたというより本部めがけ落下してきている。そんな時司令や副司令は本部にいない、ミサトはとある決断と作戦を実行した。

次回
Episode11 奇跡の価値は。


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Episode11 奇跡の価値は

冬月「月面のタブハベースを目前にしながら、上陸許可を出さんとは……ゼーレもえげつないことをする」

ゲンドウ「Mark6の建造方式は他とは違う。その確認で充分だ」

冬月「しかし、5号機以降の計画などなかったはずだぞ?」

ゲンドウ「おそらく、開示されていない死海文書の外典がある。ゼーレは、それに基づいたシナリオを進めるつもりだ」

冬月「だが、ゼーレとて気づいているのだろう。ネルフ究極の目的に」

ゲンドウ「そうだとしても、我々は我々の道を行くだけだ。例え、神の理と敵対することになろうとも」

 

ゲンドウはエヴァの指の上に座っている少女を確認する。

 

冬月「人か?まさかな…」

 

それはシェム・ハなのであった。

 

しばらくして

 

青葉「目標を衛星軌道上に確認!最大望遠です!」

どよめき

 

日向「ATフィールドの変色を肉眼で視認…こいつは強力ですよ!」

マヤ「ジオフロント命中確率…シックスナインです!」

青葉「N2航空爆雷もまるで効果ありません…」

ミサト「碇司令との通信は」

青葉「使徒の影響により大気上層の電波が不安定です現在、連絡不能」

ミサト「ここで、独自に判断するしか無いわね」

日向「白旗でもあげますか?」

ミサト「そのまえにちょっちやってみたい事があるの」

どこかの作業現場

 

リツコ「無茶よ…9人って6人はエヴァパイロットでも無いのよ!?本気なのかしら?」

ミサト「ええ、そうよ」

リツコ「マギによる再計算でもしくじる確率99%強よ!

それにそんなアバウトな方法で使徒と戦うつもりなら技術部として、到底受け入れられません」

ミサト「可能性はゼロではないわ」

リツコ「奇跡を待つより地道な努力よ!リリスと初号機の保護を最優先とすべきです」

ミサト「待つ気はないわ。奇跡を起こすのよ、人の意思で」

リツコ「葛城一佐!」

ミサト「「現責任者は私です。私が判断するわ。それに、使徒殲滅が私の仕事です」

リツコ「仕事?私怨でしょ?あなたの使徒への復讐は!」

 

ところ変わりケイジ

 

アスカ「えぇっー手で受け止めるっ!?」

ミサト「そうよ。飛来する使徒を、エヴァのA.T.フィールド全開で直接受け止めるの。目標は位置情報を撹乱しているから、保障観測による正確な弾道計算は期待できないわ。状況に応じて多角的に対処するため、本作戦はエヴァ3機と装者6人による現段階最大戦力での作戦とします」

アスカ「無駄ね!私一人でも…」

マリア「あなた一人でこの広大な範囲をカバー出来るわけ?」

アスカ「うぐぅ」

ミサト「そう、マリアさんの言うとおりエヴァ一体じゃ落下予想範囲全域カバーなんて不可能よ更に、装者達も加える事によってより精密に、より緻密なフォローが出来る為…あなた達も巻き込んでしまうのだけど…大丈夫よね?」

響「へいき、へっちゃらです!」

クリス「何年、人助けやってると思ってるんだ!」

翼「援護の要請あれば、共に行かんとするのは…」

切調「「性に合わないデス!」」

シンジ「みんな…ありがとう!…ミサトさん、勝算は?」

ミサト「神のみぞ知るって所ね!」

 

ここで、立花響はとある存在を思い出す…

 

響「神様?…シェム・ハさんの事だよね…」

 

アスカ「でも、装者達と連携戦闘なんて取ったことじゃない!大丈夫なの!?」

ミサト「例えやった事があろうかなかろうがあなた達9人の力が

必要なのよ。奇跡を起こすために」

 

準備中

 

アナウンス「現在、目標の軌道を補足中。重力要素を入力」

ミサト「おいでなすったわね。エヴァ全機、全シンフォギア装者スタート位置。2次的データが当てにならない以上、以降は現場各自の判断を優先します。エヴァとあなた達とシンフォギア装者達に全て賭けるわ」

 

青葉「目標接近!距離およそ2万」

ミサト「では、作戦開始……発進」

 

かくして初のエヴァ全機と全シンフォギアの同時作戦展開が開始されたのであった。

 

エヴァはスタートダッシュで勢いよく走り、装者は素早く飛翔しエヴァが攻めている空きスペースから近づき空きを減らしながら…

 

 上空から飛来した使徒は、身にまとっていた黒い空間を剥がして、真の姿を表に出す。すると、形が変化した。

青葉「目標のA.T.フィールド変質!軌道が変わります!」

 

ミサト「くっ!」

 

青葉「落下予測地点、修正02」

日向「目標、更に増速!」

アスカ「何よ!計算より早いじゃないダメ!私は間に合わない!」

クリス「あたしらもちょっと無理みたいだ…」

シンジ「こっちでなんとかするミサトさん!」

 

と通信したのだがミサトの感じが芳しくない

 

ミサト「クッ!今の使徒のルートは計算外よ…」

シンジ「えっ!そんな…」

リツコ「奇跡は起きなかった…ほらね」

 

「奇跡だと?」

 

その声はNERV本部の発令所はもちろんエヴァパイロットはもちろん装者達にも聞こえている

 

響「そんなこの声は…」

クリス「なんで!?あいつは、全ての思い出を焼却して…」

 

マヤ「新たなアウフヴァッヘン波形を現在の使徒の落下予測直下に確認!分析パターン…そんな!シンフォギアではありません…

ダウルダブラです!」

 

キャロル「たった…この程度の奇跡で…奇跡を語るな!

 俺はキャロル・マールス・ディーンハイム…奇跡の殺戮者だ!」

 

エンディング 【スフォルツァンドの残響】

 

腹立たしい 普遍の世を 踏み躙る

戦姫は 要らぬか 応えよ

 

解剖出来ない 煩わしい この感情

捻じ込む 餌食は 何処だ

 

神も悪も どうでもいい

オレの立つ場所が全だ

愛も 憎しみも

不完な種ごと 赦してやろうと 云うのだ

 

想い出の残骸を 焼却するスフォルツァンド

数式凌駕した交響楽 滅びの楽典

 

「世界を識れ」と云った 彼の日がまだ微笑む

地に平伏せ 高く付くぞ オレの唄は

 

 




次回予告

奇跡の殺戮者、キャロル果たして彼女達、シンフォギアとエヴァの力で宇宙より飛来した使徒を倒す事はできるのか!?

次回
 Episode12 奇跡の殺戮者


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Episode12 奇跡の殺戮者

キャロル「これが、錬金術だ!」

と彼女がいうと錬金術により使徒の落下が著しく遅くなっていった。

響「キャロルちゃん?」

キャロル「久しいな、立花響」

クリス「お前は…エルフナインに自分の思い出を渡し消え去ったはずじゃ?」

キャロル「この身体、見覚えがあるだろ?」

 

!?

 

マリア「その球状の関節…まさか自動人形!?」

キャロル「エルフナインめ…まさか自動人形さえも造り出すとはな…流石、俺の記憶を引き継いだだけの事はあるな」

翼「なら…どのようにしてこちらの世界へ来たのだ?」

 

使徒「グォォォォ!」

 

キャロル「御託は後だ!まずはヤツを倒すぞ!あの時…シェム・ハに対して実行した…俺達7つのシンフォニーを!」

 

Perfect Symphony

 

 

集いし7つの音階は

 

真の姿へ

 

爆ぜる星々の産声

 

宇宙‐そら‐の風

 

 

聞こえるか?この鼓動

 

聴こえるか?この希望

 

燃え煌めけ最後の唄

 

 

この世界は繋がる…君を愛する力がある!

 

何百、何千、何万と

 

負けても生きること諦めない

 

 

この世界は羽撃たく…唄を羽根に変えながら!

 

全力

 

全部を出し切るんだ

 

全開

 

束ねて重ねた手で

 

響正義を信じて花咲け勇気よ

 

虹を明日に…!救うんだ未来を

 

ミサト「凄い…」

リツコ「まさに7つの7人による奏で歌…」

 

みんな「いっけぇぇぇぇ」

 

キャロル「!立花、そこをどけ!」

 

キャロルがそう言ったと思ったら、使徒の中心部分が人型となり槍状の物を構えてた。

 

キャロル「くっ!」

響「キャロルちゃん!」

キャロル「案ずるな、かすっただけだ…」

 

マヤ「だれか負傷したみたいです!」

 

ミサト「シンジ君!そばにある武器ラックから狙撃銃を早く!」

シンジ「コアの、動きが素早くて…」

 

するとキャロルのダウルダブラから弦が放たれ

 

キャロル「紫の機械よ…これでいいか?」

ミサト「シンジ君!」

シンジ「くっ!」

 

シンジの攻撃は使徒のコアに直撃しかくして衛星軌道より現れた使徒は撃破されたのだ

 

響「キャロルちゃん!」

キャロル「…これまでのようだな」

 

キャロルの身体が若干透明のようになりつつある

 

クリス「な!どういう事だ!?透明になってんぞ!」

キャロル「…恐らく元のエルフナインのいる本来の世界に戻るんだろうな…案ずるな…別に死ぬわけではない…」

響「…でも、キャロルちゃんとのお別れなんてもうしたくないよ…」

 

そっとキャロルの手を握る

 

キャロル「フッ…あの時は判らなかったがお前の手は本当に暖かいんだな…その暖かさと、胸の歌を精々歌い続けるんだな…」 

 

そういうとキャロルの身体は透明になり響は最後まで、手を繋いでた。

 

響「…キャロルちゃんの手、冷たかった…けど、途中から暖かくなっていった…それがキャロルの本当の温もりだと思う…それを守る為にー私は!私達は…戻らなきゃいけないんだ!元の世界へ!」

 

決意新たにこの世界を生き抜き、陽だまりの待つあの場所への帰還を志す、装者達であった




次回は使徒侵入ではなく(細菌サイズの使徒なんて彼女達が倒せる訳ないので)オリジナルEpisodeにします


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エヴァ、第三部
Episode13 装者達の日常 


NERV本部にコンピューターウイルスの使徒が侵入、それを排除した後の話ー


「碇、NERV本部に使徒の侵入を許したそうだな」

 

「探知機のミスによる誤報…」

 

「…そんな事は!どうだっていいっ!」

 

「碇、謎の少女達に使徒を倒されエヴァが倒した使徒はたったの二体…碇、彼女達は計画には無い存在だ計画に支障をきたすのなら…分かっているのだろうな?」

 

「全てはゼーレのシナリオの通りに」

 

フッ

 

冬月「碇…彼女達はどうするつもりだ?」

ゲンドウ「自ら降りる選択を取らない限りはこのままだな」

冬月「…以外だなそこまで彼女達を使うとは」

ゲンドウ「大事なエヴァ以外の駒だからな」

冬月「フッお前らしい判断だな」

 

所かわりミサト宅

 

響達はこちらの世界へやってきてから毎日、唯でさえ遅れに遅れている勉強をマリア監修の元やっているのである、シンジ達もミサトよりマリアの方が頼りになるため勉強等で分からない所は聞く時分であった。

 

切歌「マリア〜ここが分からないデスよ〜」

アスカ「あんた、こんなのも分からないの?」

切歌「先輩にその口調は何デスか?」

アスカ「私はね!飛び級で大学生なのよ?」

調「切ちゃん…そういうのは口調じゃなくて言葉遣いじゃない?」

クリス「どっちも同じ意味だよ!!」

マリア「そこ!喧嘩しないの!アスカも!学歴だけじゃ語れない物があるのよ?」

アスカ「はいはい、悪ろぉ〜ござんした」

切歌「ま、アタシは先輩なので寛大な心で許してあげるデース」

アスカ「な、なんかイライラする!」

シンジ「流石、切歌さんですね…アスカの扱い上手いや」

 

響「にしても、エルフナインちゃんがキャロルちゃんを送ってくれたのかな?」

翼「…その話か、恐らくだがエルフナインが自動人形のキャロルをどうにかして造りこの世界へ送る事が出来たのでは無いだろうか?」

クリス「…ヒントはこの世界で何故か使え無いスマホかもな?」

マリア「ミサトさん、衛星って飛んでますよね?」

ミサト「ん?車のマップとかの衛星?飛んでるわよ。使徒で攻撃される事もあるから結構、交換の頻度が高いけどね」

響「って事は、やっぱり何かあるのかな?」

 

アスカ「あんたら使徒の撃破数で勝ってるからって調子にのらないでよ!?」

ミサト「ちょっと!アスカ流石に言いすぎよ!?」

クリス「ま、無理も無いかプライドの高い人は気にするだろうし」

シンジ「あの、加持さんが何か言ってたんですけど何かうえからの指示みたいなのあったんですか?」

ミサト「あ〜上の話?」

響「上?」

ミサト「司令の上に、とある組織があるみたいなのそこから予算とか出してるから…エヴァのお金とか馬鹿にならないのよね〜上的にはやっぱりエヴァを使って使徒を倒してほしいって訳なのよ」

翼「無理も無いでしょう、我々のシンフォギアだってノイズと呼ばれる敵に対抗する為に造られた存在ですから…既存の兵器で事足りるならそれの方が安上がりですから」

ミサト「ま、そうなっても私はあなた達の味方だから!どーんと構えてていいのよ!」

 

自然と笑みが溢れる…しかし、彼女達はこの先の過酷な運命を知る術を持たなかった…先の事など誰にも分からないので当たり前だが。




次回、Episode14 嘘と沈黙 

ゼーレ魂の座とかは…上の台詞でいいと思う為、省略します。


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Episode14 嘘と沈黙

ミサト達は知り合いの結婚式へ参加した。
本来なら彼女達も結婚をする年代である、その為なのか焦りを醸し出すミサトを加持は…果たして愛の華は咲き誇るのか!?


シンジは学校が早く終わった為久しぶりにチェロの演奏をしている

 

パチパチ

 

切歌「うぉ〜シンジ!とっても上手デスね!ヴァイオリン!」

調「切ちゃん…あれはチェロだよ」

切歌「そうなのデスか?」

シンジ「うん…チェロだね」

響「凄い上手だね!誰かに教わったの?ねぇねぇ!コンテストとか出たら上位行くんじゃない?」

シンジ「いやいや!僕なんかじゃ上手い人の風上にも置けないですから僕なんて…何で続けてるかすら分からないんですから…」

 

所、変わり

対岸に第三新東京市が見えるバーにて

 

ミサト「…はぁ」

リツコ「あら?こんな所でもため息?よし子ちゃんの晴れ舞台なのだから喜ばなきゃ」

ミサト「違うわよ…」

加持「なるほど、ミサトは早く結婚したいと思っている訳だな?」

ミサト「独身のあんたに言われたく無いわ〜」

加持「おいおい、元カレに言う台詞か?」

 

ミサト「ま…今いいわというか今は無理ね、シンジ君達ならともかく装者達がいてそれどころじゃないもの」

加持「そうか…うん?もう、帰るのか?」

ミサト「電車は大丈夫だけどバスがね…」

加持「付いていこうか?」

ミサト「そこまで酔ってないから大丈夫よ…」

 

しかし、電車を降りガード下で吐いてしまうミサトであった。

 

シンジ「あ…メールだアスカ、マリアさん、

今日遅くなるから先に寝ててとミサトさんからメールが」

アスカ「シンジ…それ意味分かってる?」

シンジ「へ?」

マリア「…そういう事なんじゃないの?」

シンジ「朝帰りとか?二人がそんな〜」

クリス「いや、酒入ったら人が変わるって言うから無くも無いぞ?」

 

加持「いい年して、戻すなよ。」

ミサト「悪かったわね、いい年で…」

加持「年はお互い様か…」

ミサト「そーよー…」

加持「で、その装者達はどうなんだ?」

ミサト「どうって言ってもシンフォギアに変身しなきゃ普通の女の子達よ…シンジ君も増えて最初は戸惑っていたけど今では仲がいいし」

加持「それは良かったな」

ミサト「ねえ…」

加持「なんだ?」

ミサト「気付いたのよ。自分が、男に、父親の姿を求めてたって、それに気付いたとき、恐かった。どうしょもなく、恐かった。」

ミサト「加持君と一緒にいる事も、自分が女だと言う事も、何もかもが恐かったわ

 

ミサト「父を憎んでいた私が、父によく似た人を好きになる。すべてを吹っ切るつもりでNERVを選んだけれど、でも、それも父のいた組織」

ミサト「結局、使徒に復讐する事でみんな誤魔化してきたんだわ。」

加持「葛城が自分で選んだ事だ。俺に謝る事はないよ。」

 

ミサト「違うのよ、選んだわけじゃないの。ただ、逃げてただけ。父親と言う呪縛から逃げ出しただけ!」

 

ミサトシンジ君と同じだわ!臆病者なのよ…ごめんね、ほんと。酒の勢いでいまさらこんな話。」

加持「もういい。」

ミサト「子供なのね。シンジ君に、何も言う資格ない。」

加持「もういい!」

ミサト「その上こうして都合のいいときだけ男にすがろうとする、ずるい女なのよ!」

 

ミサト「あの時だって、加持君を利用してただけかもしれない!嫌になるわ!」

加持「もういい!やめろ!」

ミサト「自分に、絶望するわよ!」

加持「…」

ミサト「…」

 

加持とミサトは大人のキスをかわす…

 

アスカ「ねぇシンジ、キスしようか?」

シンジ「はぁ!?みんな居るし…」

アスカ「パーテションしてあるし黙ってればバレないわよ?もしかして嫌?お母さんの命日に、女の子とキスするの…天国から見てるかもしれないからって。」

シンジ「別に」

アスカ「もしかして、恐い?」

シンジ「恐かないよ!キスくらい!」

アスカ「歯、磨いてるわよね」

シンジ「うん」

アスカ「じゃ、行くわよ」

アスカ「鼻息こそばゆいから、息しないで」

シンジ「ああっ、あっ、グッ」

響「ジュース飲んだらトイレ行きたくなった…///うわ!何してるの!?」

 

シンジ「」

アスカ「」

 

マリア「…あなた達ね、気持ちは分かるけどもやっていい事とやっちゃ駄目な事もあるのよ?」

シンジ「…はい」

アスカ「キス位いいじゃない!エッチしてたんじゃないんだから!」

マリア「…ここは日本よ?響達の手前、あんまりヤらないでほしいのよ色々あるから」

アスカ「はいはい、わかりました〜気をつけますね〜」

マリア「ま、いいわシンジ君もよろしくね」

シンジ「…はい」

 

ガチャ

 

加持「シンジ君〜起きてるか〜」

シンジ「加持さん?どうしました…ってミサトさん!大丈夫ですか?」

ミサト「うへぇ〜い」

加持「ま、ご覧の通り酔ってるから後は頼むよ」

シンジ「はい、おやすみなさい」

 

加持はミサトを送り届けると直ぐに帰った。

 

加持「謎の少女達…にシンフォギアかこれは…面白くなりそうだな」




次回

Episode15 死に至る病 そして


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Episode15 死に至る病 そして

青葉「目標、いまだ変化なし!」

日向「何が狙いなのですかね?」

ミサト「シンジ君?こういう時は確実に、正確によ?」

シンジ「大丈夫ですよ!ミサトさん、僕がやります!」

アスカ「ちょっと!?バカシンジ?」

 

パッンパッンと拳銃を初号機が発射した。

 

シンジ「!?消えた?」

ミサト「下よ!シンジ君!」

リツコ「あれは…下が使徒の本体だわ!上の球体は影でしか無いわ!」

シンジ「ミサトさ〜ん助けて…」

ミサト「アスカ!」

アスカ「それどころじゃ無いわ!おちる〜」

ミサト「打つ手なしか…」

 

数時間後

 

リツコ「ケーブルの先は切断されてたそうよ」

ミサト「そう…」

リツコ「あれは、ディラックの海と呼ばれる内向きのATフィールドが作り出す虚数空間よきっと、別の宇宙にでも繋がってるとと思うわね」

ミサト「けど、作戦なんてあるの?」

リツコ「あるわ」

 

リツコの作戦案はまず、全世界のN2地雷を使徒の付近で爆発させて数秒干渉してその瞬間にシンジ君を救うという物だった。

 

シンジ「エヴァの内蔵電源はもう切れてて、生命維持装置で生き長らえてるのか…僕の寿命もあと数時間か…」

 

数時間後…

 

シンジ「うわっ!なんだこれ!?血だ!もう、これまでなのかな…」

 

心象風景

 

「ふーん、君は一人がいいんだ」

シンジ「うん、一人なら誰も傷つかないし…」

「嫌な事から逃げ出しても?」

シンジ「嫌な事から逃げ出して、何が悪いんだよ!」

「本当は知ってるくせに…逃げてばかりだねあの子達と出会っても」

シンジ「君は…僕だな?」

「うん、君の中にあるもう一つの僕さ」

シンジ「…ここは僕の…」

「君のどんなことでも再現出来るとても有意義な世界だよ、考え方次第で無限に広がる世界、シンフォギアの人達とエッチしたいって思ったらそこで出来る世界だよ」

シンジ「なんでもありなんだ…」

「そうだよ…さぁ、こちらへ」

 

ピッキッーン

 

「ATフィールド!?」

シンジ「悪いけど、そんな僕で完結する世界なんて僕は望まない

!響さんといると!楽しいんだよ!楽しい事やって何が悪いんだよ!」

 

母さん…楽しい事、しててもいいよね? 母さん?これは…この温もり、匂い、なんでエヴァから…」

 

「シンジ…」

シンジ「誰!?」  

 

ふわっとした感触をシンジは感じた。

そこで彼は目覚めるいや、彼女か

 

初号機「ウォォォォ!」

 

アスカ「まだ、何もしてないわよ!」

レイ「シンジ君…」

響「やったー!」

クリス「よろこんでばかりいられねーだろ!」

リツコ「作戦、変更!初号機、使徒を突破!」

ミサト「エヴァ、初号機…あれはまさに悪魔ね」




次回、Episode16 四人目の適格者


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Episode16 四人目の適格者

リツコ「フォースチルドレン、辞令が下ったわ」

ミサト「あら〜誰かしら?…え?本当にこの子!?」

リツコ「えぇ、正規の物よ」

ミサト「でも?エヴァは?」

リツコ「米国から参号機が輸送されるはずよ?例の四号機の風当たりも兼ねての判断だろうけどね」

 

シンジ「四人目、決まったんですか?」

加持「あぁ、そうみたいだなちなみに…パイロットは、鈴」

 

アナウンス「特殊監察部所属、加持リョウジさんお電話が入っております」

 

加持「あ〜行かなくちゃな」

シンジ「はい!また後で!…鈴?女の子なのかな?」

 

ケンスケ「なぁ、碇いいだろ?」

シンジ「いや、流石に極秘だし、僕だってパイロット誰か知らないんだよ…」

ケンスケ「やっぱりか…」

シンジ「そうだよ、それにエヴァのパイロットなんて大変だし、いつ死ぬかわからないし…」

ケンスケ「なあ、トウジはどう思うよ?」

トウジ「エヴァ、なんて…乗らん方がええやろ」

ケンスケ「?前は、乗りたいなぁって言ってた仲じゃないか!」

トウジ「気が変わったんや…じゃな、これでけえるわ」

シンジ「バイーバイ」

ケンスケ「なんか…トウジ隠し事してないか?」

シンジ「そうかもね…あ、そろそろ行かなきゃ」

 

アスカ「本当ですか?」

加持「うん」

アスカ「シンジは知ってるのかしら?」

加持「知らないと思うよ話そうとしたら電話が来てね…」

 

そうして…運命の時はやってくる。

 

 

 

シンジ「え?松代で爆発事故?」

 

青葉「移動物体を補足」

日向「分析に回す」

ゲンドウ「パイロットの状態は?」

 

マヤ「パイロット、正常です。」

 

青葉「目標、接近」

「地上部隊、攻撃開始」

シンジ「…エヴァだ」

日向「分析パターン出ました…青です…」

ゲンドウ「現時刻を持って参号機を破棄識別を第13使徒とする」

 

シンジ「使徒!?あれは…エヴァですよ!誰か乗ってるんだよ!」

ゲンドウ「お前が死ぬぞ!」

シンジ「いいよ!人を殺すよりはいい!」

ゲンドウ「システムをダミーシステムに切り替えろ!」

マヤ「しかし、ダミーシステムには問題も多く赤城博士の指示も無く…」

ゲンドウ「今のパイロットよりは役にたつやれ!」

 

「待って!ください!」

 

ゲンドウ「なんだ?シンフォギア装者」

 

響「パイロットを助けます!」

ゲンドウ「無理だ、もうパイロットは使徒に侵された」

響「だとしても!諦めるにはまだ、早すぎます!まだ、生きているかも!」

ゲンドウ「却下しよう」

響「5分間だけ下さい!変えてみせます!」

 

ゲンドウ「…5分間だけだぞ?」

響「ありがとう…ございます!」

 

響「繋ぐ、この手がある限り!諦めないよ…助けるまでは!」

翼「また、無理難題を…」

クリス「フフッ、こいつは一生、人助けをしてそうだ」

調「けど、それが…」

切歌「立花響、その人なのデスッ」

マリア「行くわよ!パイロットを助けるっ為にっ!」

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

響「ついに、エヴァと戦う事となるなんて…」

 

グォ!っと使徒が唸ると飛翔からの攻撃に移るまるで獣のように…

 

クリス「くそっ!どうするんだ?ATフィールドがあるから間合い攻撃は意味ないし…」

響「動きさえ止められればこっちに勝利の神様は微笑むのに…」

 

切歌「足止めなら私にまかせるデス!イガリマ!」

 

鎖のような物をエヴァの足に巻きつけた。

 

響「よし!これならいける!」

 

響「繋ぐこの手が希望を運ぶ!アームドギアだぁぁ!パイロットを!人に戻すために〜」

 

しかし、攻撃も虚しく参号機は健在だ

 

ゲンドウ「時間だ、ダミーシステム起動!」

「ダミーシステム稼働時間最大208秒です」

 

ゲンドウ「構わん、システム解放攻撃、開始!」

 

いつまでも絶えることなく

友だちでいよう

明日の日を夢見て

希望の道を

 

空を飛ぶ鳥のように

自由に生きる

今日の日はさようなら

またあう日まで

 

信じあうよろこびを

大切にしよう

今日の日はさようなら

またあう日まで

またあう日

シンジ「な、なんだこれ…」

 

カチャッと目を塞がれ目の前で何が起きているかシンジからは分からなくなった…

 

グォォォ!と初号機は雄叫びをあげ…参号機へ襲いかかった。

 

響「そんな…シンジ君駄目だよ!マシンに飲み込まれないで…自分を保って…」

 

しかし…初号機は当然ながら無視して参号機に攻撃を加えている

 

切歌「…これが、ダミーシステムの力デスか…」

調「グロい…」

マリア「…私達に出来る事なんて、最早無いわね」

 

響「諦めない…私は!最後まで!」

 

立花は一人飛び出し、初号機に掴みかかる

 

響「やめてよ!こんな事、誰も望んで無いよ!誰もが傷つかずにいられる世界は無いの?」

 

初号機は響を払いのけ参号機へと向かう、まるで死刑の執行官のようにゆっくり確実に歩きながら…

 

「くらえ!」

 

ドゴーン

 

響「クリスちゃん…」

クリス「てめぇ、諦めてんじゃねーぞ?」

翼「私の力も…私達の力!立花に全て!」

切歌「ぶつけて、こいデスよ!」

調「正義の力、見せつけて」

マリア「後悔など無いように!」

 

響「はい!」

 

ゲンドウ「何だ…これは」

マヤ「まさか…あの時の!日本中のエネルギーを使った…駄目です、パワーがまるで足りていません」

響「あの子を救う…それぐらいの力はまだ、あります!」

 

METANOIA

 

何を信じて 何を選ぶのか

 

響「助ける、何があろうとも!」

 

人はいつだってそう、自由の中

自由を求め 拘束-フリーズ-している

あるがままを捉えられずに

 

クリス「行け!振り返らずに!

翼「敵は正面だ!貫け!」

 

(彷徨う)この掌 (引き寄せ)優しく包んだ

 

切歌「後悔せずに!」

 

(煌めく)愛の欠片探し

(我儘に)過ぎ行く今を (追いかけて)後悔に変えるより

調「明日を信じて!」

(try)未来-あす-へ (try)繋ごう

 

響「これが!私達の!選んだ選択だ!」

 

METANOIA

 

胸の歌はそこにあるのか?

生を受け重ねる この鼓動

誰が為に響かせる…?

己が道を貫け

唸れ覚悟を知る者なら

さあ、無二の旋律を放て

 

響「花咲く勇気で君を、助けるそれが私の仕事だから今は、おやすみ…鈴原トウジ君…」

 

数時間後

 

ミサト「加持?」

加持「よ、大丈夫か?」

ミサト「エヴァは?リツコは?」

加持「リツコは君よりは軽症みたいだ…エヴァは廃棄され使徒として処理された、はぁ…あの子達は何者なんだろうな…まさか使徒に堕ちた少年から使徒を消すとはな…」

ミサト「あの子達がやったのね…お礼しとかなきゃ…」

加持「今はみんな休んでる…君も休むといい。しかし、初号機のパイロットは…」

ミサト「!あの子にパイロットの話するの忘れてた…」

 

つづく




次回予告

13番目の使徒は倒された、しかしその結果、初号機パイロットに心の傷を作る事となる。
そして、最強の火力と防護力を誇る使徒が第三新東京市へ現れる

次回、Episode17 装者の戰い


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Episode17 装者の戰い

シンジ「父さん!何で、何でだよ!トウジを殺す命令を出せるんだ!」

日向「しかし、そうしなきゃいけない状況だった!」

シンジ「そんなの関係ないでしょ!父さんはなんにも分かっていないんだ!僕なんて駒と一緒だ!…もういいよ!初号機に残されたこの時間があれば…本部の半分は壊せるよ」

青葉「今の彼なら…やりかねませんね」

ゲンドウ「LCL圧縮濃度を限界まで上げろ…子供の駄々に付き合ってる暇は無い」

 

シンジ「まだ、直轄回路が残って!…グハッ、ちくしょう、チクショウ」

 

こうして、エヴァ専有による本部占拠未遂事件は幕を閉じた。

 

病院

 

トウジ「隣におるの…シンジか?」

ヒカリ「シンジ君?昨日、退院したよ」

トウジ「わい、エヴァ乗ってどうなったんや?」

ヒカリ「骨折だけで済んで、良かったね…あと少しで死ぬところだったんだから」

トウジ「せや、シンジに感謝しないとな…助けてくれて」

ヒカリ「助けたのは、女の子らしいよ?さっき来てくれてたし」

トウジ「女やったんか…助けたの」

 

ゲンドウ「シンジ、命令違反、エヴァの私的専有、稚拙な恫喝、これらは全て犯罪行為だ」

シンジ「はい、分かっています。もう僕はエヴァには乗りません」

ゲンドウ「そうか、ならば出ていけ」

 

スタスタと司令室を後にしようと扉まで向かう

 

ゲンドウ「また、逃げ出すのか?自分の願望はあらゆる犠牲を払い、自分の力で実現させるものだ。他人から与えられるものではない。シンジ、大人になれ」

 

シンジ「僕は何が大人か分かりません」

 

ゲンドウは指示をどこかにだす

「私だ。第3の少年は抹消。以後初号機の運用はダミーシステムを基幹とする。バックアップは不要だ」

 

そんな頃、ミサト宅

 

響「シンジ君が家を出る!?なんで?」

ミサト「もちろん、引き留めたんだけどね…あの子、一回こうって決めたら曲げないから」

響「今はどこにいるんですか?シンジくんは!」

ミサト「一応、ここに荷物はあるから帰ってくるはずだけど…」

 

ガチャと扉が開く音が聞こえ見るとシンジが帰って来たようだ

 

響「シンジ君…」

ミサト「分かってると思うけど、NERVの登録を抹消されても監視は続くし、行動にはかなりの制限がつくから。忘れ物。鈴原君と相田君から何度も留守電が入ってる。みんな心配してるのよここにいる響ちゃん達もね…」

響「なんで…ねぇ!シンジ君なんで!?この前トウジ君を助けたじゃん!何で居なくなるの?」

シンジ「父さんが、人を殺せって指示を出す…それが許せないから」

 

響「…逃げてる」

翼「立花、やめろ」

響「翼さん、こういう時こそはっきり言わなきゃ…シンジ君あなたは逃げてるよ!お父さんから…逃げちゃ駄目だよ!私にも経験あるけど私は逃げなかったよ…困難に立ち向かったよ!」

 

シンジ「今の僕にはそんな勇気、ありません」

 

「次は〜上強羅、上強羅」

 

シンジは一人モノレールへと乗り、郊外へと向かった

 

ブッーとブザーが突如鳴り響く

「ただいま日本政府より非常事態宣言が発令されました。緊急条例に基づき、当列車は最寄の退避ステーションに停車いたします。降車後はすみやかに指定ホールの退避用インクラインにご乗車ください」

 

シンジ「使徒だ…」

 

月面

 

シェム・ハ「よいか?小日向未来、行くぞ」

未来「はい、分かりました」

 

「総員、第一種戦闘配置』

『地対空迎撃戦、用意!』

「目標は?」

 

 

青葉「現在、侵攻中!旧小田原防衛線を突破されました!」

 

ズドォォォンと攻撃の一つが第4地区へと直撃した

 

『第4地区に直撃。損害不明』

「地表全装甲システム融解!」

 

日向「24層すべての特殊装甲が、一撃で……」

冬月「第14使徒、最強の拒絶タイプか。予想以上の破壊力だな」

ミサト「こごまで、衝撃波がとどくなんてただ事じゃないわ!」

 

アスカ「ふっん!あの程度弐号機で充分よ!」

 

青葉「目標!ジオフロント内に侵入!」

日向「エヴァ弐号機と会敵します」

 

弐号機はロケットランチャーや無反動砲等の高火力兵器を放ったしかし…

 

日向「傷一つありません…」

アスカ「こんちくしょ〜」

 

ズバッザシュッと音をたて、弐号機の腕や頭等は切られた。

 

ミサト「!?零号機!ライフルも持たずに!?」

リツコ「自爆する気!?」

ゲンドウ「レイ!」

レイ「ATフィールド展開!碇君がエヴァに乗らなくてもいいように…後、出番をもっと増やす為にっ私だけでも…」

 

しかし…零号機も一瞬で撃破されてしまった。

 

ミサト「万事休すね…」

日向「目標、こちらに近づきつつあります…」

 

ドゴォーん

 

青葉「メインシャフト融解!」

ミサト「奴はここに来るわね…総員、退避急いで!」

 

「総員、退避繰り返す総員、退避急げ!」

 

…僅かな時間で使徒は第一発令所へと辿り着いた、

ミサト達は動けない…使徒は間髪いれずエネルギーを溜めビームを放とうとしている…そこへエヴァ、初号機が現れる。

 

少し前、ケイジ

 

ゲンドウはダミーシステムで起動しようとしているがダミーでは起動しない…

 

ゲンドウ「何故、俺を拒絶するユイ!」

シンジ「乗せてください!」

ゲンドウ「何故、ここにいる?」

シンジ「父さん!僕はエヴァンゲリオン初号機パイロット!碇シンジです!」

 

発令所

 

ミサト「シンジ君!?」

シンジ「うぉぉぉぉ!」

 

使徒を抱え込みケイジの発射場まで来た

 

シンジ「ミサトさん!」

ミサト「固定ロック全部外して!」

 

初号機と使徒は発射され、NERV本部のジオフロント近くについた。

 

装者達を乗せたヘリ

 

クリス「お!初号機と使徒が戦ってるみたいだな!」

翼「初号機という事は…シンジか!?」

マリア「動きもシンジらしい動き…間違いなく彼ね」

響「シンジ君…」

 

シンジ「ウォォォォ!」

 

と殴りかかるがそこで、電源が切れる

 

シンジ「活動限界!?」

マヤ「初号機、活動限界です…予備も動きません」

ミサト「シンジ君…」

 

響「どうなってるんですか?」

 

そこへシンフォギア装者達も駆けつける

 

ミサト「あなた達も来たのね…もう、何も我々には出来ないわね」

響「諦めちゃ、駄目ですよ!この前だって諦め無かったからトウジ君を助けれたんですから!」

ミサト「でもね…」

響「取り敢えず、やりましょう!」

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

響「諦めちゃ駄目だよシンジ君!」

翼「例え、動けぬとも我々が君を守る!君は、そこにいてくれ!」

クリス「逃げ出さなくて…正解だよ!また、よろしくな!」

切歌「逃げて、逃げてもまた、それはやってくるデスよ?逃げずに立ち向かって一緒に…最も強くなろうデスッ!」

調「逃げない力…今のあなたに必要な力だね、一緒に…頑張ろ?」

マリア「シンフォギア装者、みんなの願い!叶えなさい!初号機!」

 

ドクッン

 

ドクッン

 

ドクッン

 

とエヴァ初号機の底から心音が反響し、大きくなっていってる事をシンジは感じとった

 

初号機「ヴォォォォァ!」

 

と今まで聞いた事の無い雄叫びを初号機は出し、第14使徒を圧倒していく

 

加持「碇司令、ゼーレが黙っちゃいませんぜ」

冬月「これでよいのか?碇…」

ゲンドウ「あぁ、全てはこれでよい…」

 

???「否、良いなのどあるか…これで」

 

ズバァァと槍が音をたて投擲されたその槍は響の方をめかげ飛ばされた

 

マヤ「ジオフロント直上に高エネルギー反応!これは…

エヴァンゲリオンMark6です!」

 

未来「さあ、約束の時だよ響。やっと会えたね…今度こそ、響だけはー

 

幸せにしてやる」

 

次回につづく




次回、完全オリジナルEpisode 落日の陽だまり

お楽しみに!

(オリジナルな話という意味でのオリジナルです)


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THE END OF KohinataMiku 
落日の陽だまり


オリジナルエピソードです興味無いという方はEpisode18へお進み下さい

小日向未来、彼女の物語は終わりを迎えるシンフォギアの名のもとに。日は落ちて、また昇るが命の灯火は落ちたら昇らぬ


未来「さあ、約束の時だよ?響今度こそ、響だけはー

 

 

幸せにしてやる」

 

リツコ「何よあれ!?」

マヤ「パターン青!使徒です!ですが…」

ミサト「何?」

マヤ「使徒という以外の一切のデータがありません!」

ミサト「じゃあ…何者なの!?」

 

響はカシウスの槍を寸での所で受け止めているGlorious Breakの腕を呼び出して…

 

未来「受け止めた!?何で…響は、私を否定するの!?」

響「違う…私の知ってる未来は!こんな事しない!あなたは一体誰なの?」

未来「…」

 

重い口を彼女は開ける

 

シェム・ハ「久しいな、立花響よ」

響「シェム・ハさん?何でこんな事を!?」

シェム・ハ「どうだ?このエヴァMark6は…これは、我の力を使い強制的にだがシンクロしているそしてその、カシウスの槍…本来ならエヴァ初号機にあてるつもりだったがお前がいる…なら、お前を倒す…」

響「間違ってます!そんなの誰も望んでいない…」

 

シェム・ハ「しかし、それもいつまで耐えれるか?アハハ、カシウスの槍は聖遺物をも封印出来るからな…神殺しも早く封印されるがいい!」

響「へいき、へっちゃらです!」

シェム・ハ「なんだと…何故、そんな力を受け止められる!?」

響「シェム・ハさんとは一回、分かりあったじゃ無いですか!なら、もう一度分かり合うだけなんで!」

 

シェム・ハ「我と分かり合う等、無理に決まっておろう!愚か者め槍に刺されて死ぬがよい!」

 

「諦めないよな?立花…」

「へっ!前は勝てたもんな…次も勝てるよな?」

「あいつに、一泡吹かせてやるデスよ!」

「ヒトの力…シンフォギアの力で、打ち勝って」

「私達の明日を…あなたに!」

 

「立花響!!」

 

今、天に問い掛ける願い

もうひとふりの力を下さい…

 

響「そうだった…私は一人じゃ無かった、みんながいる!みんながいるんだ!

ウォォォォ!ガングニール!私に力を!」

 

背負う覚悟は胸に在るか

力とは何か

Reason why I can fight...!

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el baral zizzl

Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el zizzl」

 

シェム・ハ「たった、一人の絶唱で何が変わろう…」

 

ぬくもりより孤独が相応しい

そう言い聞かせ

 

響「一人じゃありません!私達、シンフォギアの数だけ、絶唱はあるんです!」 

 

心を殺しては

偽りの「強さ」に縋つていたん

 

シェム・ハ「っく!その力…何を束ねた!」

涙を 重ねる度

証明される現実は

どこまでも残酷な結末―termination―

(Desperate)

抗えずに捻れてゆく祈りは

答えを求め 狂い咽ぶように

闇の果てへ…

叫ぶ!

「私の力を天羽々斬!」

「イチイバル!」

「イガリマ!」

「シルシャガナ!」

「アガートラーム!」

 

今、天に問い掛ける願い

もうひとふりの力を下さい… 

 

響「みんなの希望を乗せた!シンフォギアでぇぇぇぇ!」

 

求めてはいけない、と

拒みながら伸ばすこの手は

何度も傷ついても

(Glorious Break)

 

シェム・ハ「エヴァMark6…フフッやってくれるな!立花響!」

 

響「手を取るんだ!」

 

未来「なんで?手を取らなきゃいけないのその呪われた手を」

響「未来?」

 

未来「Rei shen shou jing rei zizz」

響「やめて!その歌は…君を殺してしまう!」

 

未来「…安心して、響…このギアは最早、シェンショウジンですらないから…魔槍、シェンショウジンMark6」

響「魔槍…その姿!?まさかエヴァを…」

未来「そう、エヴァとシンフォギア…2つを取り込んだ!神殺しを超える為の!姿なんだから!」

 

立花はシェンショウジンMark6の一撃で地面へ落とされた。

 

未来「次で、トドメだよ!」

 

未来はカシウスの槍を構え響に投擲体制を取った。

 

響「繋ぐ…この手がある限り!未来を守る」

未来「私を…なんで!?私は響を殺そうとしてるんだよ!?それなのになんで…」

響「だって、未来のその手が震えているから…本心じゃないと信じているから…」

シェム・ハ「小賢しい真似を!残念だな!この場に未来はいない!全て私の…声音を模しただけの…」

 

ズギッ

 

シェム・ハ「なんだ…これは!これは…小日向未来の思い出!?何故私に!」

 

未来「私は、響を守りたい!私の陽だまりをいや!私達の陽だまりをなめるな!」

 

シェム・ハ「小賢しい!この槍で薙払ってやろう!」

 

ズバッーン

 

響&未来「「ガングニール!私達に力を!!」」

 

ピキッーン

 

シェム・ハ「ATフィールド!?何故、立花響に」

 

今、天に問い掛ける願い

もうひとふりの力を下さい…

 

その時、ガングニールは答えた。本来の武器、槍を持たせるという選択を

 

翼「槍…あれが立花の武器…」

クリス「まるで…神をも殺す槍だぜ」

切歌「武器を持とうとしない響さんの、武器デスか!強そうデスッ」

調「カッコいい…」

マリア「行きなさい!響!神を倒す為にっ」

 

響「っはい!」

シェム・ハ「フフッ、面白くなってきた!人間よ、我に勝てるとでも?」

響&未来「神様なんて、関係無いっ生きとし生ける、者の全ての力をこの一撃に!」

 

ズバッッッ

 

シェム・ハ「そんなの…避けるまで!」

翼「月は…出ているなっ!影縫い!」

切歌「イガリマっ!」

シェム・ハ「なんだと…」

 

響&未来「これが…私達、シンフォギアの違うっ!エヴァとの合わせ技!

インドラサジタリウスの槍だぁぁぁ!」

 

シェム・ハ「グワアッッッ…」

 

マヤ「…使徒、形象崩壊…勝利しました。」

 

響「やったね!えっと…未来?」

未来「…まだ、終わってない」

響「えっと…何を言ってるの?シェム・ハさんは倒したんだよ?」

未来「私が本当のシェム・ハだから…」

響「え」

未来「さっきのは…側だけのシェム・ハ、私の中身、身体はシェム・ハの身体だから…」

響「えっと…私にどうしろと?」

未来「私を…殺して、響になら殺されてもいいから…」

響「…何言ってるの〜んも〜冗談はよしこちゃん!」

未来「ふざけないでっ!」

 

パチン

 

響「…本気なの?」

未来「さっき叩いたでしょ?」

響「そんな事…出来ないよ君を殺すなんて…」

未来「ダメっ!殺してじゃないと私の中のシェム・ハが響を殺しちゃうから!」

 

響は涙を流しながら先程の、槍を…構えた

 

未来「それを心臓に刺してくれれば終わるから全部…」

響「本当にいいの…私なんかで」

未来「響以外に頼める人なんていないよ?殺してもらうなんてお願い出来るのは」

 

ジャッキッ 

 

未来「今まで、迷惑ばっかりかけてごめんね…響と一緒に生活出来て楽しかったよ!響…大好きだよ♡そして、今までありがとうございました、さようなら…また、会う日まで」

 

グサッ

 

ズシャーと勢いよく赤黒い血が未来の胸より吹き出し未来は…最期は笑顔で事切れたのだった。

 

響「ウワッァァァァァァ!」

 

立花響は、未来の返り血を浴び…空を、天を、穿ちながら叫ぶ事しか今の彼女には出来なかった。




次回予告

小日向未来は誰でもない立花響の手によってその淡い命の華を散らせた、そして、彼女の心の拠り所も同時に失われた、それは彼女の心に大きな傷を作る事となった。
そして、エヴァ初号機もシンクロ率400%に到達し今、ここにサルベージ計画が立ち上がる…二人をヒトの姿に戻す為の

次回、Episode18 心のかたち 人のかたち シンフォギアのかたち 立花響のかたち?


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崩壊へのカウントダウン
Episode18 心のかたち 人のかたち シンフォギアのかたち 立花響のかたち?


 立花響の過去よりこのEpisodeは進む…彼女と未来の馴れ初め話


響「ここは…何処だろう?」

 

響が目を覚ますと辺り一面白い靄のかかった、どこか懐かしい場所へと立っていた。

 

目をパチクリさせると視界が晴れてきた…

 

先生「立花さんっ!」

響「ふゎい?」

先生「ふゎい?じゃありません!あなたも中学生になったんですから…女の子らしく謙虚に過ごすべきです!」

響「はい…中学生、中学生…ん?中学生!?」

先生「そうですよ!昨日からあなた達は中学生なんですよ!小学生ではありませんよ!?立花さん!」

 

響「中学の頃の先生だ…しかも身体も当時の頃だ、という事は!」

 

響は後ろの席へ顔を向ける…そこには小日向未来の姿があった。

 

未来「あの!立花さん?」

響「はい?なんですか?」

未来「なんですか?じゃなくって次は体育なので着替え!忘れたら困るんですけど!」

響(そっか…中学の頃、未来は学級代表だっけか)

 

帰り道

 

響「ねぇ…小日向さん」

未来「なんですか?」

響「未来って呼んでもいいかな?」

未来「別にいいけど…なら、交換条件!立花さんの事、響って呼ぶからね!いいよね?」

響「うん!これからもよろしね未来!」

未来「///うん…響!」

 

響(そうだった…これで未来と仲良くなったんだっけ…)

 

そして…響達はリディアンに入学した。

 

響(未来…私の陽だまり…もう二度と味わえないあの暖かいあの香り)

 

「響…前を見て」

響「何?誰?」

「その手は何の為にあるの?」

響「人を助ける為にあると…信じたい、そうだ…ガングニール私のギア…」

「その手で人々に希望を…そして、響に祝福を!」

 

響は目を見開き言った…

 

「未来?」

 

響「はっ………知らない天井だ」

 

数日後…帰りのバスにて

 

クリス「よ、隣いいか?」

響「うん…いいよ」

クリス「しっかしもう大丈夫なんだな?」

響「うん…」

クリス「しょげた顔してどうしたんだ?」

響「夢を見てたんだあの後…」

クリス「夢ね…」

響「陽だまりと初めて出会った日の夢だった……う、う未来…」

クリス「はぁ、」

 

クリスはすっとため息を吐くと響の顔を自分の胸へと抱きつかせた。

 

響「///ク、クリスちゃん!?」

クリス「…何、赤くなってんだよ、こっちが恥ずかしいじゃんか…このままで居ていいから今は泣きな…お姉さんが相手してやる」

 

響はそっと泣き始めた、最初は声に出てなかったが途中から箍が外れたのか嗚咽混じりのガチ泣きになっていった。

 

クリス「涙は…拭いたか?」

響「うん…」

クリス(ハンカチ、洗わなきゃな)

響「クリス…ちゃん」

クリス「なんだ?」

響「…慰めて」

クリス「///どういう意味で慰めてほしいんだ!?」

響「えっと…口と口を…」

クリス「アタシは!そんな趣味無い!」

 

バチン

 

響「…だよね、ごめんねクリスちゃん」

クリス(しまった!今の悪手だ…)

響「未来とキスしたかったな〜あ〜あ」

クリス(いや、バカなだけだな)

 

その頃、エヴァからシンジも元の人間へと戻ったが彼女達の生活には暗い影が忍びよってきているそう、確実に…




次回、
Episode19 せめて、人間らしく


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Episode19 せめて、人間らしく

アスカは焦りを感じていた。

シンジに負け越してるそして、先の戦闘により自身の力の無さを改めて知った、彼女の精神はズタボロにされて…


アスカ「ママ!ママ!私!選ばれたの!世界1位なのよ!宇宙1位なのよ!本当はね教えちゃ駄目なんだけどママになら大丈夫!ねぇ…ママ!」

 

ドアを開けるとそこには首を吊ったアスカの母がいた。

 

シンジ「だから!もう、加持さんはいないんだってば」

アスカ「嘘よ!」

ミサト「本当よ…あいつ、何を知ったんだか」

アスカ「消された…って事?」

ミサト「でしょうね…」

翼「知りすぎたという事か…」

切歌「知ったからってあんまりデスよ!」

調「でも、それが人間のする事…一理ある」

 

アスカ「どいつもこいつも!まるで他人事ね!」

レイ「…」

アスカ「あんたはいいわよね〜そーやってボサッとして突っ立ってれば誰かにフォローされるから!」

レイ「別に…突っ立ってる訳じゃない…」

アスカ「うるさい!あんたは碇司令のおすまし人形じゃない!

顔色ばっか見る!」

レイ「私は、人形じゃない…」

アスカ「人形よ!少しは自分をしりなさいよ!」

 

レイは右手でアスカのパンチを受け止めた。

 

レイ「人形の手こんなに温かい?」

アスカ「ふっん!もういいわ!来ないで!」

 

アスカは歩き出した前へ、前へ一歩、確実に

 

青葉「使徒を衛星軌道上に確認!」

ゲンドウ「エヴァ、弐号機に迎撃させろ、初号機の封印を解くわけには行かぬ」

アスカ「あんなの、お茶の子さいさいよ!」

 

謎の可視光線がエヴァ弐号機に襲いかかる!

 

アスカ「!?なに」

ミサト「どうしたの?」

日向「可視波長のエネルギー波です!ATフィールドの一種ですが、詳細は不明です」

マヤ「アスカの心理グラフが乱れています!」

リツコ「使徒が…人の心を知ろうとしている?」

ミサト「くっ!零号機は?」

 

日向「エヴァ零号機、狙撃準備完了!」

ミサト「撃て!」

 

ビューンと陽電子が発射された。

 

日向「駄目です、射程圏外です!」

青葉「しかし、エネルギーは最大です、これ以上は…」

 

マヤ「アスカの心理グラフ限界!精神汚染が始まります…」

 

 

アスカは思いだす、血塗られた過去をー

 

アスカ母「ほら、アスカちゃん?へんな事をしてるとあそこにいるお姉ちゃんに笑われますよ〜」

「あの人、自分の娘をあの人形だと思っているんですって…辛いわね、何よりあの子が」

 

「アスカは優しいから、何処で、でもやっていけるね?」

 

それが、パパとの最後の会話だった。

 

ママとパパ、と私でご飯を食べたかの日の記憶…それはアスカの目指すべき家族像…しかし、現実は甘くない…辛い現実が彼女へとのしかかる

 

「惣流・アスカ・ラングレーだよ〜よろしねっ!」

「チャーンス!?」

「だから、私を見て!」

 

アスカ「違う!こんなの私じゃ無い!」

 

「惣流・アスカ・ラングレーだ!よろしく!」

「勝機!」

「だから、私を刮目せよ!」

 

アスカ「これは違うって断言できる」

 

「惣流・アスカ・ラングレーだ、よろしくな!」

「やっさいもっさい!」

「だから、あたしを見ろって!」

 

アスカ「やっさいもっさいって何よ!?」

 

「惣流・アスカ・ラングレーデスッ!よろしくデス!」

「チャーンスデッス!」

「だから、私を見ろっデッス!」

 

アスカ「デース…」

 

「惣流・アスカ・ラングレー…よろしく…」

「チャーンスキリッ!」

「胸、無いけど見て…」

 

アスカ「うん、違う」

 

「惣流ッ・アスカッ・ラングレー!よろしくっ」

「チャーンスッ!」

「だからッ私をッ見てッ」

 

アスカ「もう!絶対違うヤツじゃんか!」

 

アハハ…アハハ…アハハ…

 

アスカ「ママ!?待ってよ!」

 

人形「…寂しいの?」

アスカ「側に来ないで!」

 

人形「う、そ、ば、っ、か、り!」

 

アスカ「いやぁぁぁぁ〜」

 

マヤ「パイロットの反応、限りなくゼロに近づいています!このままではアスカは!」

ゲンドウ「レイ、ドグマに降りて槍を使え」

冬月「碇、委員会の判断を待たずして槍を使うとは…何かと面倒だぞ」

ゲンドウ「今、弐号機パイロットを失うのは得策では無い…」

 

レイ「了解」

 

レイはドグマに降りロンギヌウス槍を装備し地上へと戻る

 

青葉「零号機、投擲体勢!」

冬月「よいのか?碇」

ゲンドウ「時計の針は元には戻らないが、自らの手で進める事はできる」

 

レイ「くっ!」

 

ズバーとロンギヌスの槍は発射され、第15使徒は撃破された。




次回、Episode20 涙


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Episode20 涙

部屋に篭もりっきりのミサトは、加持が留守番電話に残した最後のメッセージを繰り返し聞いていた。部屋から出てくる気配のないミサト。それに今日も家に戻る気配のないアスカ。その状況に取り残されたシンジ。

 

装者達も不安の色は隠せない

 

アスカは、ヒカリの家に泊まり込んでゲームばかりしていた。

 

アスカ「ごめんね、私邪魔かな?」

 夜、ベッドに横になったアスカは、隣で寝ているヒカリに謝る。

ヒカリ「そんな事無いわ、アスカは頑張ってるわよ…」

アスカは、使徒に自分が勝てなかったこと、そんな自分に自信が持てなくなったことを吐露する。アスカはよくやったと言って慰めるヒカリの言葉を受けて、アスカは小さくうずくまって悔しさを流した。

 

ジオフロント内のデスクで、リツコは電話口の祖母から飼っていた猫の行方が分からないと告げられる。ネコにだって寿命はあるわよ、と言ってリツコは祖母を落ち着かせようとした。時間ができたら顔を見せると言って、3年もの間、尋ねていない母の墓の事を付け加える。用件だけ伝えたリツコは、電話を切ってからネコの置物に感慨深い表情で視線を落とす。

 

ゼーレは、ロンギヌスの槍の件でゲンドウを尋問していた。使徒殲滅を優先させるためには、やむを得なかったとゲンドウが答える。その時、電話の呼び出し音が鳴り、ゲンドウが受話器に耳を預ける。  

 

ゲンドウ「冬月、会議中だぞ…何?分かった、使徒が接近中です

、続きはまた、後ほど」

「戻った時に君の席があればな」

 

フッ

 

使徒出現を受けて慌しさを増す発令所。到着に遅れたミサトは車中から指示を飛ばす。初号機の凍結はまだ解除されていなかった。

ミサトの指示を受けて零号機を狙撃へ、弐号機をバックアップのため待機へ回すオペレータ。しかし、ゲンドウが囮くらいにはなると言って、敵前に弐号機を出すように指示する。発進準備の指示を受け、すっかり自信を喪失しているアスカは愚痴をこぼす。

 

アスカ「動かない、動かないのよ!」

マヤ「シンクロ率…一桁です」

リツコ「無理か…零号機、発進!」

 

レイは狙撃銃で撃つが目標は硬かった…

 

そして、使徒は綾波レイへ侵食を開始したのだった。

 

レイ「うっ…あれは、私?」

 

レイにはもう一つの自分の姿が見えている

 

「溶け合いましょう…さぁ、」

 

レイ「違う!そんなの誰も望んで無い…あ、涙?泣いているのは私?」

ミサト「レイ!機体を捨てて逃げて!」

レイ「私が逃げたら…碇君に使徒が行ってしまう!だから…」

シンジ「綾波!」

レイ「来ないで…碇君」

 

ミサト「まさか…自爆する気!?」

ゲンドウ「レイ!?」

 

そして、第三新東京市は零号機の爆発に巻き込まれ大部分が崩壊した…

 

ミサト「生存者の確認…急いで」

リツコ「もし、いるのならの話だけどね」

 

爆心地付近

 

リツコ「これは、極秘とします」

隊員「…了解」

 

「零号機、破片回収作業は1800を持って終了」

「回収班は第4ケイジヘ集合してください」

 

後日、病院

 

シンジ「綾波が生きていた!?」

リツコ「えぇ、でもその前に見せたい物があるの、ついてきて」

 

リツコとシンジはNERV本部最下層へと連れてかれた。

 

響「シンジ君?」

シンジ「みんな…」

リツコ「シンフォギア装者にも、見せた方がいいと思い集めました。ミサト…貴方もね」

ミサト「で…見せたいものってはなによ」

リツコ「真実を見せてあげるわ…人は神様を拾ったので喜んで手に入れようとした。だから罰が当たった。それが15年前――でも今度は、神様を自分たちで復活させようとした、その材料として聖遺物のデータを使った恐らく使徒にシンフォギアの攻撃が効くのはその昔…地球を守っていた古代人のおかげかもね」

周りの水槽には大量の綾波レイが漂っていた。

 

ミサト「何これ…綾波レイ彼女は一体」

リツコ「彼女はただの魂の入れ物にしか過ぎないわだから、壊す憎いから…」

目の前でバラバラになっていく入れ物のカラダ。レイの笑い声のようなものが辺りに木霊する。

 

ミサト「あんた、何やってるか、分かってんの!?

響「…間違ってますよリツコさん!こんなの…例え魂が無くとも殺すのは!壊すのは!せめて…お墓でも作って弔わなきゃ…人殺しと一緒ですっ!」

 

リツコ「分かっているわ…」

人の形をした物の破壊だった。その“人形”にすら自分は負けたのだ、とリツコは続ける。ゲンドウがどんな男なのか分かっていたはずなのに、無力な自分に打ちひしがれるリツコ。

リツコ「親子揃って大バカ者だわ!響ちゃん…あなたにお願いするわ…この銃で私を撃ちなさい!こんな、大量殺人犯よ?その場で射殺が一番よ」

 

響は銃は受け取るが即刻、弾倉と薬室内の玉を抜き取りこう言い放った。

 

響「そんな、大量殺人犯なら尚更、殺さずにまずは何で殺したか聞くのが私の流儀ですから」

 

と言われリツコはその場に泣き崩れる他に選択肢を持たなかった。




次回

Episode21 最後のシ者


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Episode21 最後のシ者

零号機の爆発により第三新東京市は立ち入り禁止エリアに指定され、市民は市内外へ避難もしくは疎開しているただ、シンフォギア装者達は除いて


響「ここに…いたんだシンジ君…」

シンジ「響さん?もしかして、僕を探して?」

響「あはは…そんな所かな〜道なき道だったけどね」

シンジ「ここ…落ち着くんでよく来るんですよ、ミサトさんが僕に教えてくれて」

響「うん、本当だ!なんだか元気が湧いて来るよ!」

シンジ「響さん…毎日元気じゃないですか」

響「…そうでもないよ?私だって、悩む時は悩むし…あの時だって…未来をたすけられたんじゃないかって今でも思うし…」

シンジ「…」

響「あの、天使みたいなのなに?」

シンジ「さあ…僕が来たときからあの状態です」

 

響「…ねぇ、変な事聞いてもいいかな?」

シンジ「…何ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響「シンジ君って好きな人…いる?」

 

シンジ「えっと…それってつまりは、恋愛感情としてですか?」

響「うん」

シンジ「…もっと状況、考えて喋って下さい」

響「あちゃ〜駄目かぁー人生初めての告白だったのにぃ!」

 

シンジはあ然として響の方を見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュッ

 

 

響「///シンジ君が鈍いから…強引にしちゃった…ッテヘ!

ごめんね!怒ったかな?」

シンジ「お、お、お、おこぅたりはしてないけど…その…もし、付き合うなら呼び方変えません?例えば呼び捨てとか」

響「ん〜?シンジ?」

シンジ「響…」

響「どうかな?」

シンジ「しっくりこないですね…」

響「あ!さっきのキスは二人だけのヒ・ミ・ツだからね!みんなに言いふらしたら駄目だからねっ!」

シンジ「…はいって言う人なんて、もう誰もいないけどね」

 

「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフーンフフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフーンフフン」と第9交響曲をハミングする声が聞こえてきた

 

響は身構えて「誰!?」と叫ぶ

 

カヲル「歌はいいね…歌は心を潤してくれる…そうかと思わないかい?碇シンジ君、と立花響さん…」

シンジ「どうして…僕らの名を?」

カヲル「知らない事は無いさ…失礼だが君達はもう少し自分たちの立場を知るべきだ」

響「あなたの名前は?」

カヲル「僕の名前かい?渚カヲル…カヲルと呼ぶといい」

シンジ「あの…カヲル君?何しにここへ?ここはNERVの管理下にあるから一般人は」

カヲル「おや?君達は一般人じゃないのかい?」

シンジ「あ、じゃあ、あっちに郊外に抜ける道があるので」

カヲル「はぁ…僕はNERVに用があって来てるんだよ」

シンジ「え?」

カヲル「フィフスチルドレン…シンジ君同様、運命を仕組まれた存在さ」

シンジ「あ、じゃあよろしくね…えっと、カヲル君?」

カヲル「カヲル…でいいよこれからはよろしくねシンジ君」

 

ミサト「委員会が直で送ってきた少年よ…絶対、何かあるわね」

日向「おまけに、彼のデータは生年月日以外全部破棄されてますからその生年月日にヒントがありそうですね…」

ミサト「いつ?」

日向「セカンドインパクト発生日です…」

 

その報告にミサトはある事実を察したのである

 彼は使徒なのでは?と

 

マヤ「シンクロ率…高いですありえません!」

ミサト「何者かしらね〜彼高いのは高くていいけど〜」

 

カヲル「?待っていてくれたのかい?」

シンジ「いや…待っていた訳じゃ」

カヲル「そう…じゃあ来るかい?今から」

シンジ「えっ?どこに…」

 

カポーン

 

シンジ「風呂か…」

カヲル「風呂は命の洗濯らしいね」

シンジ「あ、うんそうらしいね」

カヲル「魂が浄化される…リリンの文化の極みだよ」

シンジ「日本の文化だと思うよ?」

 

バチッ

 

カヲル「停電かい?」

シンジ「いや、今日はこれで営業終わりみたいだ帰らなきゃ」

カヲル「帰る家、ホームがあるという事実は、幸せにつながる。良いことだよ。」

カヲル「ガラスのように繊細だね。特に君の心は。」

シンジ「何言ってるの?」

カヲル「コウイに値するよ」

シンジ「…コウイ?」

カヲル「好きって事さ!」

シンジ「は?」

 

シンジはカヲルと別れ、食堂へ行ったというのも響達は今空き食堂でご飯など食べて過ごしている為だ

 

響「あ、おかえりなさい!ん?お風呂入ってきたの?」

シンジ「うん、カヲル君とね…」

響「私も一緒に…入ってみたいな」

シンジ「響さん!皆が聞いてるかもですよ!その話やめましょう」

 

クリス「おい!飯作ってる最中に火から目を離すなよ!」

シンジ「何作ってるんですか?」

響「ビーフストロガノフだよ〜」

シンジ「ロシア料理ですか…うん!美味しそう」

クリス「…響が学校の調理実習で作ったんだとよ、シンジ?分かってると思うけど残すなよ?」

シンジ「クリスさん?」

クリス「…そういう事だろ!言わせんじゃねぇよ、まぁ、あいつはこういう事は初めてなんだ…男と付き合うのはよ。大事にしてやるんだぞ?じゃないとあいつの嫁に怒られるからな」

シンジ「…はい」

 

響「シンジ君…美味しいかな?」

シンジ「美味しいです…お肉もホロホロで」

響「やった!」

クリス「良かったな」

シンジ「他の人達は?」

クリス「食べた後は各々の部屋に帰っていったよ…会いたかったのか?」

シンジ「いや、聞いただけです」

クリス「…アタシも帰るとするか」

響「おやすみ…クリスちゃん」

クリス「あぁ、シンジちょっと…」

シンジ「はい?」

クリス(…間違いは犯すなよ?)

シンジ(分かってますよ)

クリス「…ごゆっくり〜」フフッ

 

シンジ「どっちなんだろ…」

響「…シンジ君ってキスより上ってしたことあるの?」

シンジ「ありませんよ!響さんは?」

響「うぇ…キスすら初めてだよ」

シンジ「えっと…男の人と?」

響「未来の事?未来とはそういう事はしたこと無いよ…私達、付き合ってる訳じゃないし、女の子同士だし」

シンジ「僕にもそんな人いますかね…」

響「いるよ…ワ、タ、シ!」

シンジ「///僕なんかで良ければ」

 

部屋の外

 

クリス「惚気話…たまらねぇなフフッかわいいもんだな」

 

フッ

 

クリス「誰だ!?…んだ?誰もいないのか?」

カヲル「シンジ君…君が嬉しいと感じるなら僕は嬉しいよ。

しかし、彼女は神をも殺す神殺し…彼女だけはっ!赦して…なるものかっ!そうだろ…シェム・ハ…」

 

 

 

 

カヲル「分かっているよ…彼女達は、特に立花響は…」

 

キール「そうか、君が何故立花響に固執するか分からぬが…許可しよう彼女達は我々の計画に関係ないのでな」

 

カヲル「ありがとう…」

 

ヒュッン

 

ミサト「ここからじゃ何を喋っているかは…確認不可能か…」

 

チラッ

 

ミサト「気づかれた!?いや…違うか」

 

カヲル「フッ…さあ、碇シンジ君…君はどちらを選ぶ?僕か…神殺しか!」

 

 

 

ケイジ

 

 

 

 

カヲル「さあ…行くよおいでアダムの分身、リリンの下僕そして、神殺し!」

 

発令所は警報音に包まれる

 

日向「エヴァ弐号機、起動!」

ミサト「…弐号機?アスカは?」

青葉「303号病室です、確認済みです」

日向「セントラルドグマにATフィールドの発生を確認!」

ミサト「弐号機?」

日向「いえ!パターン青、間違いありません使徒です!」

ミサト(やはり、あの少年が…)

マヤ「無人です…弐号機にエントリープラグは挿入されてませんなのに…」

ミサト「希望的観測じゃなくて!事実を教えて頂戴!」

ゲンドウ「エヴァ初号機に追撃させる…」

響「私も!連れて行って下さい!」

ゲンドウ「…既に乗っているのだろう、シンジそのまま行け」

シンジ「はい…」

冬月「良いのか?」

ゲンドウ「神殺しの力…見させてもらおう」

冬月「本物の神をも撃破した彼女の力か…」

ゲンドウ「偽りの力などでは無く…本物の力を」

SEELE 02「最後の使徒がセントラルドグマに侵入した。現在降下中だ。」

 

SEELE「予定通りだな。」

 

キール「碇。君はよき友人であり、志を共にする仲間であり、理解ある協力者だった。これが最後の仕事だ。初号機による遂行を願うぞ。」

 

 

 

シンジ「カヲル君がまさか…使徒なんて」

響「うん…でも、彼とは手を取り合えるかもしれない

信じる限り

…」

シンジ「重ね合おう、この手のように」

響「うん…」

 

カヲル「待っていたよ…」

シンジ「カヲル君!」

響「やめよう!話し合おうよ!」

カヲル「神殺し…君も一緒か」

響「何故、それを」

カヲル「シェム・ハを倒した事は万死に値する!話し合い等…不要だ!」

シンジ「くっ!アスカ…ごめんよ!」

カヲル「EVAシリーズ。アダムより生まれし人間にとって忌むべき存在。そして…シンフォギア!聖遺物を利用してまで生き延びようとするリリン。僕にはわからないよ。」

シンジ「カヲル君!やめよう!こんな事で争っても何も変わらない!」

カヲル「…変わらない?変えるんだよ僕が、全シンフォギアを破壊して…シェム・ハの理想郷を!再現させる!」

響「殺し合って、殺し合ってもそれは…不幸の連鎖を生むだけだよ!」

シンジ「くっ…カヲル君ごめんよ!」

 

ピッキーン 

 

シンジ「ATフィールド!?」

カヲル「そう、君たちリリンはそう呼んでるね。何人にも侵されざる聖なる領域、心の光。リリンもわかっているんだろ?A.T.フィールドは誰もが持っている心の壁だということを。」

シンジ「そんなの…分からないよカヲル君!」

 

エヴァ初号機もナイフで攻撃され傷つく

 

シンジ「うわぁぁぁ」

響「くっ…」

 

オペレーター「エヴァ、両機、最下層に到達」

オペレーター「目標、ターミナルドグマまで後、20」

 

ミサト「初号機の信号が消えて、もう一度変化があったときは…」

日向「分かってます。その時はここを自爆させるんですね。サードインパクトが起こされるよりはマシですから。」

ミサト「すまないわね」

日向「いいですよ、あなたと一緒なら」

ミサト「ありがとう」

 

カヲル「人の宿命(さだめ)か…神殺しの宿命か…希望とは悲しみに綴られているね…」

 

ミサト「どういうこと!?」

日向「これまでにない強力なA.T.フィールドです!」

青葉「光波、電磁波、粒子も遮断しています!何もモニターできません!」

ミサト「まさに、結界か…」

マヤ「目標およびEVA弐号機、初号機、ガングニール装者共にロスト、パイロットとの連絡も取れません」

シンジ「待って!カヲル君…」

響「逃げるの!?」

カヲル「…」

 

青葉「最終安全装置、解除!」

日向「ヘヴンズドアが、開いて行きます…」

 

ミサト「遂にたどり着いたのね、使徒が…日向君…」

日向「…」

 

シンジ&響「うぉぉぉ!…なんだ!?」

ミサト「…状況は!?」

日向「ATフィールドです!」

青葉「ターミナルドグマの結界周辺に先と同等のA.T.フィールドが発生。」

マヤ「結界の中に侵入して行きます!」

ミサト「まさか…新たな使徒!?」

青葉「だめです、確認できません!あ、いえ、消失しました!」

ミサト「消えた!?使徒が?」

 

カヲル「アダム…われらの母たる存在…これで、人を滅ぼした所でそこはシェム・ハ、それが君の望んだ世界なのか?」

 

カヲル「違う!これはリリス!?そうか…そういう事かシェム・ハ…」

 

カヲル「ありがとう、シンジ君。弐号機は君に止めておいてもらいたかったんだ。そして、神殺し…どうやら僕の負けのようだ」

 

響「…何を、言ってるの?」

カヲル「このまま死ぬこともできる。生と死は等価値なんだ、僕にとってはね。」

カヲル「自らの死、それが唯一の絶対的自由なんだよ。」

シンジ「僕達には…君が何を言ってるか分からない!君は何がしたいんだ?死にたいの?生きたいのどっちだよ!」

 

カヲルは少し考えてから発言した

 

カヲル「…僕を消してくれ、僕を殺せ…神殺し!」

 

シンジと響は少し躊躇したが、操縦桿へと手を伸ばす

 

カヲル「フッ…エヴァとシンフォギア、神は君達に味方したようだ…ありがとう、シンジ君、そして…神殺し」

 

グシャッ

 

ポタ…ポタ…

 

シンジ「彼は…何がしたかったんですかね」

響「神殺し…未来を殺した神様を殺した称号これが、人を殺す感触…ウッ、ウ…未来…」

シンジ「人を殺す…この感触は忘れたら駄目だな」

 

こうして、シンジと響は付き合う事になりシンジは少し自信をつける

代償として、響は心に傷をつけるはめになった。

 

次回につづく




次回予告

最後のシ者は倒した、心の傷を負った響に現実は重くのしかかる
そんな彼女を見てしまった碇シンジは逃げ出す…
そんな時、NERV本部に殺戮部隊が現れるなす術も無く殺戮され行くNERV職員、そして、シンフォギア装者たちは歌を歌う…命をかけた最後の歌を…彼女達は人類補完計画を止める事は出来るのか…そして、空よりエヴァシリーズが舞い降りる暴かれる欺瞞を嘲笑うかのように…
次回、Episode22 ARIA


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最終章
Episode22 ARIA


響「…未来」

 

クリス「だからって泣くのやめろよ!子供かお前は!」

切歌「クリス先輩…泣くのも無理ないデスよ…未来さんからは大分復活してましたが、最後の使徒のあれからたった2週間ぐらいしかたってないし」

クリス「これ以上…ベソかかれたらうるさくて眠れねぇんだよ!」

翼「しかし、立花…一回回復してまた、この状態になるとは一体何があったのだ?」

マリア「やはり…あの少年よ!あの少年になにかされたんだわ!」

調「…精神攻撃」

響「なんだろ…あの人を殺したときになにか自分の中で何か弾けた…未来の時とは違う、あの感触」

 

タイトル

 

 ARIA

 

シンジ「…響さん泣いてたんだアスカ、あの元気印の響さんが」

 

アスカは沢山の管に繋がれスヤスヤと寝ている

 

シンジ「ねぇ、僕を一人にしないでよ…ねぇ、起きてよ!ねぇ、ねぇって!」

 

その時、病院着が開けた…いつもなら、怒って見られないアスカの乳房が顕になる、その状態になればシンジも男という生き物なのであった

 

シンジ「最低だ、俺って…」

 

数時間後

 

切歌「アスカ〜来たデスよ〜って何デスと!」

調「病院着が開けてる…しかも胸丸出しで」

切歌「寝相悪すぎデスね!と…この白いっぽい液体は何デスかね…なんかネバネバしてて気持ち悪いデスね!」

調「…この状況、誰かがアスカの裸体で抜いた…」

切歌「じ、じゃあ!この白いのは精液デスか〜ウェ〜気持ち悪いデスよ〜」

調「誰がこんな事を…」

切歌「きっと、お医者さんの中に不届き者が居るデスよ!溜まってる物を出したかったんじゃ無いデスか?」」

調「そんな事する人、医者にいる?しかもここはエヴァパイロット御用達の特別な病院…きっと違う人だと思うよ例えばシンジ君とか」

切歌「…正直、否定出来ないデスね」

 

食堂

 

マリア「でも、最後の使徒なんでしょ?あの少年が」

翼「そのようだな…しかし、我々は元の世界へ戻れずじまい…何か条件があるのか?」

ミサト「人類補完計画…」

マリア「…ミサトさん?何ですか?人類補完計画って」

ミサト「加持が残したデータに残されていたNERV上層組織の計画よ」

翼「それは、どのような計画なのですか?」

ミサト「単一個体に全人類を集約し進化を計る」

マリア「一人の為に70億強の人類を殺すって言うの!?冗談じゃないわ!」

翼「そんな馬鹿げた計画…私達が止めて見せますよ」

ミサト「…止められるのなら、お願いするわ…私達を守って」

 

ミサトは加持の所持していたUSBメモリを使用し本部電算室のパソコンへアクセスしている

 

ミサト「やはり、15年前のセカンドインパクトは…」

 

ウゥ〜ウゥ〜

 

ミサト「気づかれた!?いや…違うか、始まるわね…」

 

「対空陣地、爆破されました」

「敵部隊、強羅防衛線に侵入」

「三島方面からも2個大隊が侵攻中」

 

戦略自衛隊によるNERV本部直接接収が始まったのであった…

 

ミサト「どうしたの!?」

日向「おはようございます、先程第ニ東京からA801が発令されました」

ミサト「A801?」

日向「NERVの特例保護の破棄及び、指揮権の日本政府への移譲です、最後通告ですよ既に三沢からB-52が発進していますそれに、マギにも侵入しているようですし」

マヤ「伊吹です、赤城博士がプロテクトの準備を…」

ミサト「リツコが…」

 

リツコ「後で…よろしくね母さん…」

 

冬月「フッ、ゼーレも通告前に攻撃を開始するとはな」

ゲンドウ「かの、大戦の帝国軍のようだな」

冬月「我々が…合衆国軍かね?」

 

ゼーレ内部

 

「碇はマギに第666プロテクトを実行した…この突破は容易では無い仕方なかろうかの部隊を送る事を進言する…」

 

キール「分かった…NERV本部に直接、我が殺戮部隊を送ろう、面での攻撃で根を上げるかと思っていたのだがな」

 

NERV職員「なぁ…敵さん、特殊作戦部隊だろ?俺らの装備で勝てるか?」

NERV職員「仕方ないだろ?覚悟を決めて望むしか無いだろ!」

 

ドパパァァン

 

壁越しに装弾筒付翼安定徹甲弾が炸裂する。

 

「装甲戦闘車の進路を開けよ!」

 

隊長らしき人物が指示を出し、装甲車は前進しNERV本部のハブステーションの扉を破壊した。後部からは次々、戦自隊員が戦闘車の後から侵入を開始した。

 

NERV隊員「なに!?南のハブステーションにMCVとMGS!?」

NERV部隊隊長「どうした!?」

NERV隊員「南のハブステーションに所属不明のMCVとMGSが侵攻していると情報です」

NERV部隊隊長「なに!?急ぎ碇司令に知らせ…」

 

バコンッ、バコッン

 

ドゴーン

 

戦闘車より発射された砲弾によりNERVの車両は次々撃破されてゆく、黒一色の戦闘車と、隊員まさに死神である

 

リツコ「…さすが正規軍なだけはあるわね、見なさいあの暗視装置をあれは最新式の普通の暗視装置とサーマルも内蔵していてそれに加えて閃光等の激しい光は軽減される優れものよ」

マヤ「敵部隊、第一層を掌握…」

ミサト「西館の部隊は陽動ね!本命がエヴァならそっちを狙うはずよパイロットは?」

 

青葉「レイの所在掴めません!」

ミサト「補足…急いで!」

 

その頃、食堂では

 

マリア「はい、ではこのまま発令所へはい、あ、シンジ君はケイジにはいでは、また後ほど…みんな、行くわよ」

響「私…嫌です」

クリス「はぁ!?何を言ってるんだよ!テメェは!」

響「もう…私の手で殺したく何か無いんだよ…グスッ…私の手はやっぱり黒く汚れて神様も殺す神殺しの手なんだよ…」

シンジ「甘えた事!言わないで下さい!僕だって辛いんですよ…貴方は…未来さんの死を無駄にする訳ですか?未来さんだって貴方にだから殺されてもいいって言ったんですよ!?いつかだったか僕に言った言葉を返させて頂きます。貴方は逃げてます自分の運命から!現実から!そんな人…僕は、好きにはなれません!」

 

と言いシンジは外へと駆け出して言ってしまった。

 

切歌「追わないと!シンジ君が敵に殺されるデスよ!」

翼「それは…立花、お前の仕事だ」

響「無理です…今の私には、そんな勇気無いですよ…」

 

パチン

 

翼「立花響ッ!未来の事を忘れろとは言わん…しかし!お前が未来〈みらい〉から逃げていい理由には成らんぞ!いいか…どんなに逃げようとも明日はやってくるみらいはやってくるその時、お前は笑いたいだろ?泣きたいのか?未来の時のように!今のままだと同じ事になるだけだぞ!」

 

暫しの静寂

 

響………パチンッ「そうでした…私が泣いてちゃ始まりませんよね!翼さん!おかげで目が覚めました!」

翼「立花…なら情報収集も兼ねて発令所へ向かおう闇雲に探しては埒が開かないだろう」

響「はい!」

マリア「なら、こっちが最短距離ッ!」

 

「動くな!」

 

外には戦自隊員が銃を構えて潜んでいた。

 

戦自隊長「貴様ら、シンフォギア装者だな?」

クリス「なんだ?おっさん」

 

ズパン

 

玉はクリスの左髪の束ねている所に着弾しクリスの髪が辺りに散らばった

 

戦自隊長「次、喋ったら眉間に穴を開ける」

 

クリス「一足…遅かったな皆!やるぞKillter Ichaival tron」

響「Balwisyall Nescell gungnir tron」

翼「Imyuteus amenohabakiri tron」

切歌「Zeios igalima raizen tron」

調「Various shul shagana tron」

マリア「Seilien coffin airget-lamh tron」

 

戦自隊長「一斉射撃!怯むな!相手は…神をも殺す少女達だ!人だと思うな」

 

バパパン

 

クリス「BILLION MAIDEN」

 

この一撃で戦自衛隊隊員は殆ど倒されてしまった。

 

チャキッ

 

クリス「HORNET PISTOLS」

 

ドッン、ドッン

 

翼「もう…やめるんだ隊長は動いていないお前まで殺戮者になる必要は無い」

クリス「あぁ、つい昔を思い出してしまった。」

 

ミサト「みんな無事?」

 

ミサトはマリアの無線機に連絡してきた。

マリア「はい、無事ですが…シンジ君が!」

ミサト「把握…してるわまずは皆…敵の装備を集めつつ後無線機も取りつつ発令所へ向かって頂戴NERVには本格的な対人要撃装備は配備されて無いのよそこで特殊作戦部隊の装備を集めつつ来てほしいの」

 

みんな「了解!」

響「私…シンジ君が心配です!早く迎えに行かなきゃ」

ミサト「今、近いのはあなた達よ…誰か行ってくれないかしら?」

響「なら、私が行きます!」

ミサト「武器を持って行かなきゃダメよ!」

翼「この、敵の拳銃でいいだろう」

ミサト「えぇ、響ちゃん…シンジ君はこの先のはしごを降りて下に…」

響「じゃあ、みんな元気でまた、発令所で会おうね」

 

といいシンジを探しに響は一行と別行動をとる

 

マリア「私達は発令所へ!」

 

 

 

シンジ「どこだここは…」

不甲斐ない響を見て彼は彼女の前から逃げ出した…すると誰か近づいてくる足音が聞こえだした

 

それは、殺戮者達であった

 

パッン

 

「サード、発見これより排除する…悪く思うなよ、坊主」

 

パッン

 

「グオぉ!」

 

隊員二人も響に気づき射撃を開始したのだが

 

彼女の拳にまさる銃弾は無かったそして、拳を振り上げ伸ばした

 

「なめるな!」

 

一人の隊員はサバイバルナイフを取り出し牽制を取ろうとしたがそんなのはとっくに対策出来る響であった

 

「くらえ!」

 

しまった…もう一人は伸びておらずただ、好機を伺っていただけであった

 

「いまだ!」

 

シンジは床に落ちている特殊部隊のライフルを拾い射撃を開始した

 

バパッン

 

シンジ「…慢心は身を滅ぼしますよ?」

響「うん…」

シンジ「もう、覚悟は出来ていますか?」

響「大切な人達を失わない為に!私は!この手に武器を取るよ!」

シンジ「分かりました…みんなの所に戻りましょう」

 

響は敵の装備の無線機やライフル等を入手した

 

響「シンジ君はこっちね…あの先にある扉で…あ!敵だ」

 

響は飛びながら移動し敵をガングニールの力で倒している

 

響「私は大丈夫だから!シンジ君はケイジに!」

シンジ「うん…」

 

その頃、エヴァ弐号機は

 

「エヴァ弐号機、水深70にて発見!爆雷にて爆破を試みます」

 

ドコーン

 

ドコーン

 

 

「死ぬのは嫌…死ぬのは嫌…死ぬのは嫌…死ぬのは嫌…死ぬのは嫌…死ぬのはっ嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

「アスカ…死んではダメよ、生きなさい」

アスカ「ママ…ここに居たのね!ママ!」

 

 

ドゴーン

 

戦自衛隊隊員「やったか!?」

 

アスカ「うぉぉ!りゃあ〜」

エヴァ弐号機「グォォォ!」

 

エヴァ弐号機は輸送船を投げ戦自、主力戦車部隊を壊滅させた。

 

アスカ「あんたらの兵器でこの、1万6千枚の特殊装甲と!ATフィールドがあるんだから!負けていられないのよ!」

 

キール「忌むべき存在エヴァ…やはり毒は同じ毒を持って制すべきだな」

 

アスカ「エヴァシリーズ…完成していたの?」

 

NERV本部上空にエヴァシリーズが舞い降りる、欺瞞を嘲笑うかのように

 

魂のルフラン

 

私に還りなさい 記憶をたどり

優しさと夢の水源(みなもと)へ

もいちど星にひかれ 生まれるために

魂のルフラン

 

蒼い影につつまれた素肌が

時のなかで 静かにふるえてる

命の行方を問いかけるように

指先は私をもとめる

 

抱きしめてた運命のあなたは

季節に咲く まるではかない花

希望のにおいを胸に残して

散り急ぐ あざやかな姿で

 

私に還りなさい 生まれる前に

あなたが過ごした大地へと

この腕(て)に還りなさい めぐり逢うため

奇跡は起こるよ 何度でも

魂のルフラン




次回予告

そして、補完計画は発動されたしかし、シンフォギア装者、エヴァパイロットは諦めずに最後の賭けにでる

そして、二人の恋の行方は

次回、Episode23 まごころを貴方に


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Episode23 まごころを貴方に

NERV本部にエヴァシリーズが舞い降りた

 

冬月「S2機関搭載型8機全機投入とは…まさか!ここで起こすつもりか」

 

ミサト「エヴァシリーズは、早く殲滅するのよ!アスカ!?いい?」

アスカ「ミサトも病み上がりで難しい事言うわね、残り8つとか一匹につき三十秒位しか無いじゃない!どぉりゃ〜」

 

量産機は顔を破壊された

 

アスカ「エーステ!」

 

その頃シンジは

 

シンジ「そんな…エヴァがベークライトで固められて乗れない…」

マヤ「シンジ君!?アスカが!アスカが!」

 

逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ!

 

シンジ「母さん!助けてよ!」

(母さん?お母さんの匂い)

 

その頃アスカは量産機と戦っていたが…数が多く苦戦していたそんな時…

 

アスカ「くっ!ATフィールド展開!…ってロンギヌスの槍!?」

アスカはやられると思ったがそんな時、紫のエヴァが横を通り過ぎる

 

シンジ「このぉ!」

アスカ「シンジ!」

シンジ「アスカ!遅れてごめん、大丈夫かい?」

アスカ「んもぉ…遅すぎるのよバカシンジ!」

 

マヤ「はっ!二人とも気をつけて!エヴァシリーズが!」

シンジ「そんな!倒したはずなのに!」

アスカ「なんで再起動するのよ!」

 

エヴァシリーズは全機再起動し、エヴァ両機に攻撃を開始した。

 

マヤ「なんで…再起動するの!?」

ミサト「S2機関…やはり無限なのかしらね」

 

響「はぁ…はぁ…なんとかたどり着いた」

翼「無事だったのか!?」

響「シンジ君は!?」

クリス「エヴァに乗ってる…お前のおかげだな」

響「私はそんな…ちょっと、気持ちを押してあげただけですよ…」

 

青葉「エヴァシリーズに動きあり!」

日向「初号機を…寄り代にしている?」

マヤ「ターミナルドグマに綾波レイの反応あり!」

ミサト「レイ!?…気になるわね、響ちゃんにお願いがあるんだけど」

響「はい?」

 

願いとは発令所からターミナルドグマへ直通のエレベーターで降りレイを探してとの事だった。

 

NERV本部地下レベルL-EEE

 

ゲンドウ「レイ…補完計画にはお前が必要不可欠だ」

レイ「…はい」

 

「そこまでよ」

 

ゲンドウ「ふっ…赤木君、君かい…」

リツコ「お待ちしておりました、碇司令」

ゲンドウ「ここは…君の来るべき所ではない」

リツコ「えぇ、私は壊すために来ました…貴方に黙ってマギのシステムを変えさせて頂きました…母さん…今逝くわ」

 

カチッ

 

リツコ「作動しない…なぜ!?…はあっ!カスパーが裏切った!?まさか…自分の男を選ぶって言うの母さん…」

 

ゲンドウ「赤木リツコ君…本当に君を愛していた」

 

リツコ「嘘つき…」

 

パッン

 

リツコは目を瞑るが…発射され一定時間経っても当たった感じがしない

 

ゲンドウ「誰だ!?」

クリス「おっさん!一体何処に手を突っ込んでんだ!セクハラだろ!」

ゲンドウ「これは、儀式だ…我々、ヒトを進化させる為の!」

響「させない!たった一人だけが進化して他の皆を殺す進化なんて!進化と呼ばない!呼ばせない!私達の力でねじ伏せるまで!」

 

レイ「進化…あなたは単一個体にはなれないわ対象じゃないもの」

ゲンドウ「レイ!?」

 

するとレイはゲンドウの右腕を引裂き自分の落ちた腕とゲンドウの腕を入れ替えた。

 

レイ「さようなら…碇君が呼んでる」

ゲンドウ「シンジが?」

 

響「リツコさん!行きましょう、発令所へ」

リツコ「フフッ、ここを爆破しようとした人間等…ここで死ぬべきよ、死で罪を償うわ」

翼「死で罪を償う事などより、発令所へ戻り生きて罪を償う方がミサトは嬉しいだろう!死んだらすべてそこで終わりだからな」

クリス「ほら、行くぞ!」

響はゲンドウの方を少し見る

 

クリス「あいつは…流石に連れてけないだろ」

響「うん…」

 

その頃のエヴァは…

 

青葉「初号機、エヴァシリーズに拘束!」

日向「エヴァシリーズ、弐号機を落としました…弐号機活動限界です…」

ミサト「アスカ!機体を捨てて逃げて!」

 

アスカ「ママと一緒に…死ねるなら本望よ!さーて…エヴァシリーズ…殺してあげるわ!」

 

ジャキッ

 

ドドドと音を立てエヴァシリーズの装備の槍が突き刺さる

 

シンジ「アスカ!うわァァァァ!」

 

青葉「ターミナルドグマより、正体不明の高エネルギー体が急速接近中」

日向「A.T.フィールドを確認。分析パターン青!」

ミサト「まさか…新たな使徒?」

日向「いや、違う!ヒト、人間です!」

 

ぬううううと鈍い音をたて巨大綾波は地の底より現れた

 

マヤ「ひっぃ!いやぁぁぁぁ!」

切歌「お、お、オバケが出たデスよ!見たですか?調!」

調「うん…何だろうね」

 

シンジ「…なんだこれ」

 

「遂に我等の願いが始まる」

「初号機パイロットに聖痕が刻まれた…」

「いささか数が足りぬが、やむを得まい」

「エヴァシリーズを本来の姿に。我等人類に福音をもたらす真の姿に。等しき死と祈りをもって、人々を真の姿に」

「それは魂の安らぎでもある。では儀式を始めよう」

 

シンジ「エヴァシリーズが…はぅぁ!綾波!?うわぁぁぁぁ!」

 

冬月「レイと同化をはじめたか」

 事の成り行きを見守る冬月。

 

 空中のエヴァ量産機の顔が変化し、レイの顔が生えてくる。

「うっ」

 その光景を見て、シンジは顔を引きつらせる。量産機は、次から次へとレイの顔に変化していく。弐号機との戦闘で頭部を破損した量産機から生えたレイの顔は半壊していた。そのむき出しになった眼球でシンジの方を見るレイの顔。

「うわぁぁぁーーーっ!!!」

 発狂して何度も操縦桿を引くシンジ。初号機は覚醒し、コアが外部へ露出する。しかし、シンジの操作には反応せず、一向に動く気配を見せない。

 

青葉「心理グラフ、シグナルダウン!」

 モニターの変化にシゲルが気づく。

日向「デストルドーが形而下されていきます」

 マコトが報告を入れる。

冬月「これ以上はパイロットの自我が持たんか」

 

シンジ「もういやだ……もうやだ……もういやだ……もういやだ……いやだ……いやだ……もうやだ……もうやだ……もうやだ……いやだ……いやだ」

「へいき、へっちゃらだよ!シンジ君!」

 

巨大綾波の顔が段々と変換しており響の顔へとなっていた

 

シンジ「…何が狙いなんだ、綾波…僕をからかっているのかい?こんなの…無いよ…無いよ」

 

シンジは疲れたのか意識が段々と遠のいていった。

 

レイ「碇君…貴方は、何を願うの?」

 

回想

 

太陽が山のふもとへと帰る頃。ブランコが揺れる風景。懐かしい歌が聞こえる。

「そうだ……。チェロを始めたときと同じだ。ここに来たら、何かあると思ってた」

 

周りには切歌と調を幼くした彼女達に似ている少女がいる

 

「シンジも一緒にやろーデース!」

「お城、作ろ…」

「…うん!」

シンジは砂の城を手で固める。

 ブランコが揺れる景色。公園という舞台。シンジの隣で、

切調の二人はただ動かず見ているだけだった。

 

調「あ、マリアだ」

切歌「バイバイデース!」

 

二人がそういうと向こうのパイプ椅子に座るこれまたマリアに似ている女性が現れ、二人と合流すると一瞬、シンジの方を注視したかと思うと公園の出口へと向かって二人を連れ歩きだした。

 

 

砂場に戻って城を固めるシンジ。泣き出しそうになるのを必死でこらえる。

 城が完成する。シンジは無言で城の前に立って、それを見下ろす。その城は、四つの面で出来た平坦な作りで、まるでピラミッドのような形をしている。シンジは、その城を踏み付けて壊していく。

「えい!えい!えぃ!」

 幼いシンジは、砂の城を何度も何度も蹴って壊していく。城が崩れてただの砂の山に戻ると、シンジは蹴ることを止めて立ち尽くす。しかし、シンジはまた砂をかき集めて城を作り始める。

 

クリス「あんた見てると…イライラすんだよ!」 

シンジ「自分みたいで?」

 

幼いクリス「ママ…パパ!」

幼いクリスが泣きじゃくる。

「マ……マ……パ…………パ」

 眠っているクリスが寝言を漏らす。

「ママとパパ…」

 膝を抱えたシンジがつぶやく。

 

「ねぇ……しよーデース」

シンジ「嫌だよ!僕はそんな事!」

「…初めて、貰ってくれる?」

シンジ「嫌だって!そんな事する為にエヴァに乗ってる訳無いだろ!」

「…おめぇの勝ちだ、いいよ…あたしの身体自由に使って…優しくしろよな?」

シンジ「…嫌です、何なら貴女を壊す勢いでしましょうか?」

「…優しくしてくれるなら考えてあげるわ」

シンジ「嫌なんですって!諦めてよ」

「…この身体ソナタに預けよう…いざ、恋の桶狭間!」

シンジ「戦いは終戦しました…始まる前に」

 

「…彼氏いない歴年齢と一緒の私が…上手く出来るかわからないけど、よろしくお願いします」

 

シンジ「…」

 

「バーカ!知ってんのよ、アンタは私をオカズにしてること。いつもみたくやってみなさいよ。ここで観ててあげるから。あんたが、全部私のものにならないなら。私……何もいらない」

 

切歌「あれ…シンジのだったデスか…」

 電車の中で、アスカはシンジの座った椅子に足を乗せて問い詰める。

「だったら僕にやさしくしてよ!」

 

装者、エヴァパイロット「やさしくしてるわよ?」

「ウソだ!!笑った顔でごまかしてるだけだ。曖昧なままにしておきたいだけなんだ!」

 シンジが自分の考えに篭ろうとする。

「本当のことは皆を傷つけるから。それは、とてもとてもツライから」

 レイの声が聞こえる。

「曖昧なものは……僕を追いつめるだけなのに」

「その場しのぎね」

 レイが感情の入っていない口調で答える。

「このままじゃ怖いんだ。いつまた僕がいらなくなるのかも知れないんだ。ザワザワするんだ……落ち着かないんだ……声を聞かせてよ!僕の相手をしてよ!僕にかまってよ!!」

 

「この手を取るんだ!」

と聞こえたが直ぐに目の前は暗転しよく分からなかった

 

ミサトの家のキッチンで、アスカがテーブルの上に突っ伏して落ち込んでいる。

「何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒にいたいんだ」

 シンジは後ろから回り込んでアスカに近づく。

「じゃあ、何もしないで。もうそばに来ないで。あんた私を傷つけるだけだもの」

「あ、アスカ助けてよ……。ねぇ、アスカじゃなきゃダメなんだ」

 そう言ってシンジはアスカに言い寄る。

「ウソね」

 アスカがシンジを睨みつける。

「あんた、誰でもいいんでしょ!ミサトもファーストも怖いから、シンフォギア装者達も怖いから、お父さんもお母さんも怖いから!私に逃げてるだけじゃないの!」

 アスカは、椅子から立ち上がるとシンジに詰め寄って追い掛け回す。

「助けてよ……」

 アスカの気迫に負けて、シンジは後ずさりする。

「それが一番楽でキズつかないもの!」

 アスカは鋭い目つきで見据えながらシンジの後を追う。

「ねぇ、僕を助けてよ」

 シンジは困惑した表情で助けを求める。

「ホントに他人を好きになったことないのよ!」

 アスカは、大声を上げてシンジの胸を突き飛ばす。その反動で、シンジはコーヒーメーカーを巻き込んで倒れる。コーヒーが床に飛び散り湯気が吹き上がる。ペンペンは物陰からその様子を見守っている。

「自分しかここにいないのよ。その自分も好きだって感じたことないのよ」

 床に転がったシンジが身を縮める。

「哀れね」

 アスカは呆れた表情でシンジを見下ろす。

「たすけてよ……。ねぇ……。誰か僕を……お願いだから僕を助けて」

 シンジは力なくうなだれたまま、ゆっくりと立ち上がる。

「助けてよ……。助けてよ……。僕を、助けてよォ!」」

 シンジはテーブルに手を掛けるとひっくり返して暴れ始める。家じゅうに大きな音が響いてペンペンが驚く。

「一人にしないで!」

 シンジは椅子を投げ飛ばして叫ぶ。

「僕を見捨てないで!僕を殺さないで!」

 両手で椅子持ち上げて床に叩き付ける。

「……はぁ……はぁ」

 シンジは肩で息を切らせて膝をつく。

「イ・ヤ」

 アスカは冷たい目でシンジを見下ろす。

 突然、シンジは逆上すると、アスカの首に手を掛け…良うと手を伸ばした時、その時だった聞き慣れた陽だまりの声が聞こえてきた。

 

響「シンジ君…それをしたら駄目だよ、アスカを殺す位なら私を殺して」

シンジは、はっとした顔になり手をそっと下ろしこう言った

 

シンジ「…僕の好きな人を殺すなんて、僕には出来ません」

 

次回、最終章へつづく




次回は少しタイムテーブルを戻します…補完計画発動シーンもあるので閲覧注意… 

最終章予告

遂に、シンフォギアとエヴァの物語は終わりを迎えた発動される補完計画…ヒトの形、エヴァの形、シンフォギアの形この物語の終局とは…

次回、シンフォギア×エヴァ最終章
【宇宙を駆け抜ける、奏であう、シンフォギアを纏いながら】
ご期待下さい!


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EpisodeFinal 宇宙を駆け抜ける 奏であう シンフォギアを纏いながら

シンジが自分の世界へ浸っている頃、響達は…

 

「パイロットの反応が限りなくゼロに近づいていきます!」

 マコトがモニターを見つめながら報告する。

「エヴァシリーズおよびジオフロント、E層を通過。なおも上昇中」

 シゲルが現状を伝える。

「現在、高度22万キロ……F層に突入」

 MAGIシステムの音声が鳴り響く。

「エヴァ全機、健在!」

 マコトが報告を続ける。

「リリスよりのアンチA.T.フィールド、さらに拡大!物質化されます」

 シゲルは主モニターを見つめている冬月の方を向く。

 

 黒き月は地上を離れ、遥か上空に浮かんでいる。突然、地球の表面が光に包まれ、巨大なリリスが体を起こして大気圏外に上半身を表す。そして、両手で黒き月をそっと覆うと、それを愛おしそうに見つめる。

 

「アンチA.T.フィールド、臨界点を突破」

「ダメです。このままでは固形生命の形が維持できません」

 オペレーターの二人が報告を続ける。マヤはコンソールの下でクッションを抱えて震えていた。

 

 その時、地球と月の間に位置するリリスが巨大な12枚の羽根を広げる。

 

「ガフの部屋が開く……世界の、始まりと終局の扉が……遂に開いてしまうか」

 黒き月の周りに赤い光が浮かび上がり、回転し始める。

「世界が悲しみに充ち満ちていく。空しさが人々を包み込んでいく。孤独な人の心を埋めていくのね」

 死んだ人々の前に現れるレイ。そして、遺体をL.C.L.へと還元していく。

 

切歌と調は別々の部屋みたいな所へいる

そして、何も居なかったはずの目の前に切歌には調、調には切歌が現れる

 

切歌「調デスか!ここは…何処デスか?」

調は切歌に倒れ掛かる

調「これからはずっと一緒に…居てくれるの?」

切歌「当たり前じゃないデスか!変な事言うデスね…」

調「そう…ありがとう切ちゃん…」

ダキッ

 

その時、切歌は何故か調が遠くに行ってしまう感じがして叫ぶ

 

切歌「調ぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

パシャッ

 

調も同じく叫んだ後、パシャッてしまった。

 

傍から見ていたクリスには二人が同時にパシャッてしまう風にしか見え無かった。

 

クリス「切歌…調…?てめぇ!二人に何をしやがった!

イチイバルの一撃をくらえ!」

 

雪音雅律「クリス…なのか?」

ソネット・M・ユキネ「!あの目はあの子ですよ!」

クリス「ちくしょう!!!!撃てる…撃てる訳がねぇだろうが!」

 

ポト

 

ガシャン

 

クリス「アーマーパージ!…パパ!ママ!」

 

パシャッ

 

翼「どのような術か知らぬが…この天羽々斬!そなたを叩き切ってくれよう!」

「あたしが相手でも切れるって言うのかい?翼…」

翼「奏…」

奏「で…?切れるのかい?」

 

ガシャン

 

翼「切れる訳…無かろう!奏ぇぇぇぇぇ!」

 

パシャッ

 

マリア「…あなただと察しはついてたわセレナ…」

セレナ「お姉ちゃ…」

マリア「切歌と調!二人と!クリスと翼!四人の仇を私は討つわ!」

 

グサッ

 

セレナ「ありがとお姉ちゃん…」

マリア「…これが、答えなの?私達が探し求めていた…」

マム「マリア…」

マリア「神様は何て…試練を出すのよ、こんなの殺せる訳が無いじゃない!」

 

パシャッ

 

未来「さあ…響、最後はあなたの番だよ…響は特別だから最後にしたんだよ?さあ、この手を…」

 

チャキッ

 

未来「響?」

 

響「未来はこんな酷い事をする人じゃないよ!レイちゃん!」

 

レイ「…バレていたの?」

響「どうしたら…レイちゃんの願い叶えらるかな?私は特別なんでしょ?」

レイ「まさか…この人ならサードインパクトも止められると言うの?」

響「サードインパクト?何か知らないけど止めて欲しいの?」

レイ「止める事は無理よ」

響「やってみなくちゃ分からないよ!」

 

「なら、試してみれば」

 

響「ここは…電車?あ、シンジ君…と!なんで!?私達が周りにいるよ!?シンジくーん」

 

パキィーン

 

響「!ATフィールド!?」

 

レイ「碇君の心の壁は今、固く閉ざされている…最早、これはエヴァを使っても突破するのは不可能よ…あなたなんかに…」

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

レイ「何を…」

響「何って…変身だけど?」

レイ「無理よ!例えあなたが神殺しだろうとしても!」

響「…ATフィールドは触れる事の出来る防壁だよね?触れる事の出来る、壁なら!私は…私のガングニールなら!壊す事が出来る!うりゃぁぁぁ!」

 

ピキーン

ピシッ

 

レイ「まさか…絶対的な物理障壁を物理で壊すなんて…ありえない」

響「シンジ君!この手を取るんだ!」

と、言ったが直ぐに場面が切り替わってしまった。

ミサトの家のキッチンで、アスカがテーブルの上に突っ伏して落ち込んでいる。

「何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒にいたいんだ」

 シンジは後ろから回り込んでアスカに近づく。

「じゃあ、何もしないで。もうそばに来ないで。あんた私を傷つけるだけだもの」

「あ、アスカ助けてよ……。ねぇ、アスカじゃなきゃダメなんだ」

 そう言ってシンジはアスカに言い寄る。

「ウソね」

 アスカがシンジを睨みつける。

「あんた、誰でもいいんでしょ!ミサトもファーストも怖いから、シンフォギア装者達も怖いから、お父さんもお母さんも怖いから!私に逃げてるだけじゃないの!」

 アスカは、椅子から立ち上がるとシンジに詰め寄って追い掛け回す。

「助けてよ……」

 アスカの気迫に負けて、シンジは後ずさりする。

「それが一番楽でキズつかないもの!」

 アスカは鋭い目つきで見据えながらシンジの後を追う。

「ねぇ、僕を助けてよ」

 シンジは困惑した表情で助けを求める。

「ホントに他人を好きになったことないのよ!」

 アスカは、大声を上げてシンジの胸を突き飛ばす。その反動で、シンジはコーヒーメーカーを巻き込んで倒れる。コーヒーが床に飛び散り湯気が吹き上がる。ペンペンは物陰からその様子を見守っている。

「自分しかここにいないのよ。その自分も好きだって感じたことないのよ」

 床に転がったシンジが身を縮める。

「哀れね」

 アスカは呆れた表情でシンジを見下ろす。

「たすけてよ……。ねぇ……。誰か僕を……お願いだから僕を助けて」

 シンジは力なくうなだれたまま、ゆっくりと立ち上がる。

「助けてよ……。助けてよ……。僕を、助けてよォ!」」

 シンジはテーブルに手を掛けるとひっくり返して暴れ始める。家じゅうに大きな音が響いてペンペンが驚く。

「一人にしないで!」

 シンジは椅子を投げ飛ばして叫ぶ。

「僕を見捨てないで!僕を殺さないで!」

 両手で椅子持ち上げて床に叩き付ける。

「……はぁ……はぁ」

 シンジは肩で息を切らせて膝をつく。

「イ・ヤ」

 アスカは冷たい目でシンジを見下ろす。

 突然、シンジは逆上すると、アスカの首に手を掛け…良うと手を伸ばした時、その時だった聞き慣れた陽だまりの声が聞こえてきた。

 

響「シンジ君…それをしたら駄目だよ、アスカを殺す位なら私を殺して」

シンジは、はっとした顔になり手をそっと下ろしこう言った

 

シンジ「…僕の好きな人を殺すなんて、僕には出来ません」

レイ「なら…あなた達は何をするの?」

 

シンジ「綾波…やめよう、こんな堂々巡り…僕の記憶を辿っても良いことなんか何も無いかも知れない!だけど…この先、良いことが起きないとは限らないじゃないか!こんな、自己完結するより…響さんと!未来へ生きる方がずっと良い!僕達には、明日の未来が待っているんだ!」

 

レイ「それがあなたの答えなのね…分かったわ、さよなら」

 

眩い光がレイから放たれ目を開けるとそこは初号機の中だった。

 

シンジ「響さん!?どうしてエヴァに?」

響「どうしてだろ?分かんないや…」

 

「我々…幾千幾万の計画を!貴様ら如きに邪魔建てはさせん!」

 

エヴァの目の前にゼーレの老人が現れた。

 

響「あなたは…誰?」

 

キール「久しぶりだな神殺し」

響「私は…あなたに会ったこと無いんだけど?」

 

キール「そうだったな…この姿で会ったのだったな…」

 

パチンッ

 

エンキ「覚えているだろう?」

響「エンキさん!?アヌンナキの?」

シンジ「アヌンナキ?」

響「よーするに神様だよ!でも…エンキさんはシェム・ハに敗れて月で倒された筈じゃ…」

エンキ「貴様ら…人類は罪深き存在だな…まさか神である使徒を使いエヴァを作るとはな…」

響「何をするんですか…」

エンキ「人類は…進化しなくちゃならない!その為に我々は!

5千年もの間!その時を…待っていた!それなのに!君は!君達は!」

 

シンジ「進化なんて…たった一人でするもんじゃ無いですよ!一人で生きて行ける程人は、上手く出来ていないんだ!誰かが居なければイケないんだ!」

響「そんな事の為に人類を殺すのなら!私は、私達は!否定する!そんなのは駄目だって胸を張って言うんだ!」

 

エンキ「ハハハ…もう遅い…ここまで補完計画は進んでいるんだもう後戻り等!」

「醜くなったものだなエンキよ」

エンキ「!その声は…シェム・ハ!?」

シェム・ハ「我の力さえあればその程度、朝飯前だな」

エンキ「シェム・ハ!いつも君は!そうやって僕を否定する!なら、くらえ!シンフォギア装者達と一緒に、死すると良い!」

 

シェム・ハ「シンジ!エヴァから脱出するぞ!」

シンジ「はい!」

 

シェム・ハはエントリープラグを抜き去りシンジ達をエヴァから脱出させた。

 

シェム・ハ「上手く行ったか…」

エンキ「貴様ら!絶対に許すもんか!」

シェム・ハ「立花響…お前の奇跡の力で彼女達を目覚めさせろ…」

響「奇跡の力?」

シェム・ハ「絶唱だ」

 

響「Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el baral zizzl

Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el zizzl」

 

エンキ「ハハッたった一人で歌う絶唱など!敵では…」

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el baral zizzl

Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el zizzl」

 

エンキ「何故…反対から絶唱が…はっ!あれはまさか…」

 

響「これまで、幾多の世界、幾多の人々を救い、歌を歌い紡いで来た!奏であうシンフォギアを纏った!仲間が私にはいる!」

翼「そして、歌を束ねるは神をも殺す力を持った武闘派少女」

クリス「ちょっとばかし頭のオツムが足りないバカだが、人助けだけは真似できねぇ!そんな少女!」

切歌「敵であろうとも、手を差し伸べるそんな」

調「変わった人かも知れないけど、正直…嬉しかったそんな人」

マリア「敵をも心変わりさせる屈強な精神の持ち主で…そして!

陽だまりの元へ帰りたいと願う!そんな少女」

シンジ「僕みたいなダメ人間も救ってくれて…好きになってくれるそんな人!」

アスカ「バカみたいな陽気持ってるけど…落ち込んだ時は一緒に…落ち込んでくれる良い人!」

 

みんな「立花響を!舐めるなぁ!」

 

響の内側から力が漲ってきて、そしてそれは光とかした。

 

エンキ「なんだ!この光はぁ!」

 

響「愛する者を守る為…私は、全力を貴方に…ぶつけます!その為にシンジ君!行くよ!」「はい!」

 

二人「魔槍、ガングニール!」

 

立花響のガングニールと碇シンジのエヴァ初号機は奇跡の融合を果たした。それはかの日の神獣鑑とMark6が合体したように…

 

エンキ「しかし…そのような変身を遂げた所で!私…アヌンナキのエンキと拳で殺りあおうと言うのか!」

 

響「槍はあるっ!すーはー「ロンギヌスの槍ぃぃぃ!」

 

エンキ「まさか!神殺しが神を殺した槍でまた殺すのか?…しかしかの槍は月に突き刺さっているのだろう?そう簡単には!」

 

シュパッ

 

エンキ「なんだと…あり得るのか!こんな事がっ!」

 

響「シンフォギアは奇跡だって!不可能を可能に変えられる存在なんだよ!」

エンキ「しかし!そんな槍の攻撃!避けるまで!」

 

エンキは気づいた…自分の身体が動けなくなっている事に

 

エンキ「何故だ…何故動けんのだ!」

響「響き合う歌を知った、奏で合うシンフォギアを纏いながら幾億、幾千万の生命は今ここに…未来へ!翼、はためかせて!音を響かせて!月の光で!敵の動きを止めて!そして…最後は!我が生まれ星!地球…まるで聖母マリアのように見守ってくれてありがとう…私が束ねるこの力は!幾億幾千万の…シンフォギアだぁぁぁぁ!」

 

グシャッ

 

エンキ「ぐわぁぁぁぁ!」

 

シェム・ハ「エンキよ!この星より居なくなれぇぇぇ!」

 

ザシュッ

 

シェム・ハはエンキの首を切り落とした…やがてエンキだったものは消えてなくなった。

 

響「終わったの!?」

シンジ「凄いよ!響さん」

響「シンジの着ている拘束具まるでシンフォギアみたい…」

シンジ「本当だ…まるでエヴァを着ているみたい」

シェム・ハ「まだ…終わってはいないな」 

 

そうだ、現状元の身体へと戻ったのはエヴァパイロットとシンフォギア装者だけだ。

 

響「そうだ…これはどうしたら止められるの?そして元にどうやって戻すの?」

シェム・ハ「立花響…先程の未来を止める選択、良くやったな褒美をやろう」

響「?」

シェム・ハ「世界を…救ってやると言っているのだ、このシェム・ハが」

響「何故…元に戻してくれるのですか?」

シェム・ハ「こんな…世界に8人しかいない惑星等…要らぬだろ?…何、またいつの日かお前たち、シンフォギアと戦いたいと言っているのだ…その為には人が多い方が良いであろう…」

 

響「でも…どうやって?」

シェム・ハ「ロンギヌスの槍を貸してくれ」

響「はい…」

シェム・ハ「それと…我の持つカシウスの槍…2つを組み合わせる事により…世界を救う事が出来る!」

 

バシュッン

 

シェム・ハ「リバース・オブ・ワールド」

 

「これで…世界はインパクト発生前に戻ったであろう記憶では何があったか覚えてはいるがな」

 

響「シェム・ハさん!?」

 

「少し、寝る…お前らを呼ぶ声が聞こえて来たぞ行ってやると良い」

 

その声は、恐らくミサト達の声であろう

 

切歌「でも、どうやってあそこまで行くデスか?」

響「皆で歌でも歌いながら行こうよ!その方が絶対楽しいよ!」

シンジ「賛成!」

 

口々に賛成を唱える9人…ん?9人?

 

シンジ「綾波!?」

レイ「気づいたら、ここにいた」

響「あ、そっかインパクト発生前に戻ったから…じゃあ行くよ!

 

 

響 胸に手を当てて

 

シンジ 思い出すことは

 

アスカ 苦しみのことや

 

レイ 涙じゃなくて

 

調 手を繋いだこと

 

切歌 一人じゃないってこと

 

九人 分かり合えた日々のことだよね

 

 

響 始まりの日から

 

翼 終わりの今日まで

 

クリス この物語に

 

マリア 意味があったこと

 

調 やり切ったと

 

切歌 胸を張れるよ

 

シンジ みんなと会えてよかった

 

 

響・翼・クリス・シンジ 何も…怖くない

 

いつでも太陽は昇って

 

 

マリア・調・切歌・アスカ・レイ 生きることの辛さ楽しさ

 

すべて奇跡になる

 

 

九人 ありがとう…さようなら

 

この儚い世界に

 

生まれて…よかった

 

みんなと出会い繋がって

ミサト「見て!流れ星よ…あんなに沢山…綺麗」

リツコ「流れ星、堕ちて、そして…歌?」

マヤ「解析不能…ですが!皆が歌を…歌っている事ぐらしか分かりません」

リツコ「星が音楽となった今日…星は巨大な演奏会場と化す」

ミサト「まさに…音楽となったかの日のようにね」

九人 ありがとう…さようなら

 

振り返れば星が降っている

 

響・翼・クリス・シンジ 飛んできた勇気の空に

 

マリア・調・切歌・アスカ・レイ 涙を代わりに流すかのよう

 

九人 そう…綺麗な別れの花火みたいに

 

 

九人 Gatrandis babel zigguat edenal

 

終焉のメロディが

 

 

Emustolronzen fine el baral zizzl

 

残響に変わるその時

 

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

戦姫の歌は幕を閉じ

 

 

Emustolronzen fine el zizzl

 

旅立ちへと消える

 

そして、物語はかの地へと帰ることで終わりを迎える

 

響「ただいま!戻りました」

ミサト「おかえりなさい!みんな」

 

リツコは口を開く…そこから発せられた言葉に装者達は、エヴァパイロットも驚愕した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リツコ「マヤ…本当なの!?使徒のデータおろかエヴァのデータも見つからないなんて!?」

マヤ「というか…そもそもマギシステム、NERV本部のネットワークシステムにすら入ることが出来ません」

 

シェム・ハ「当たり前だ、エヴァと使徒はこの世界に最早存在しないのだからな」

リツコ「なんですって!?…でもどうやって?」

シェム・ハ「先程、ロンギヌスの槍とカシウスの槍を使いインパクト発生前に戻した。インパクトと言っても過去に遡り、セカンドだがなそして、アダムは我が預かろうこれでこの地球上には使徒もエヴァもいないセカンドインパクトも無かった事になった」

ミサト「でも…私達は使徒やエヴァの事やセカンドインパクトの事を覚えているわよ?」

シェム・ハ「人の記憶に関しては我の力も効かぬ場合があるからなそのままにしてある…覚えておいてもらいたかったのだ、過ちを繰り返させない為に、大多数の人間は操作したが…そこは他に合わせれば良いであろう」

リツコ「シェム・ハと言ったわね?あなたは何者なの?」

シェム・ハ「我の本名はシェム・ハ・メフォラシュ…先史文明期より以前の人類を進化させた簡単に言えば神であろうな」

 

リツコ「神様…分かりましたあなたに従います」

ゲンドウ「シンジか?」

シンジ「父さん!?今までどこに?」

ゲンドウ「目が覚めたらここに…」

ユイ「あなた?シンジ?」

 

シンジ「え…母さん?」

ゲンドウ「ユイ!?お前…ここで何をしてるんだ!?」

ユイ「何って…何してたんだっけ?」

リツコ「…綾波ユイ女史でいらっしゃいますね?」

ユイ「えぇ…そういうあなたは…どちら様?」

リツコ「申し遅れました。私は赤木リツコ、母がお世話になりました」

ユイ「ナオコちゃんの娘さん!?大きくなったわね〜」

ミサト「え…あんた知り合いだったの?シンジ君の母親と!?」

リツコ「科学者同士、後進会か何かで出会ったみたいなのよそれきっかけで私の母親はゲヒルン…後のNERVに入る事になったの」

 

ユイ「こんなに大勢いるもの…シンジ?あなた料理上手でしょ?」

シンジ「うん…」

ユイ「皆で作ったご飯食べるってのはどうかしら?」

シンジ「でも、材料が無いよ!」

 

ザザーン

 

ユイ「あなた?」

ゲンドウ「分かっている、シンジ…少し手伝え」

シンジ「うん…」

 

シンジ「で…結局釣りって訳か…でも、父さんって釣りした事あるの?」

ゲンドウ「丁度お前の歳の頃にお前のお祖父さんとしたのが最後だな」

シンジ「お祖父さんってどんな人?」

ゲンドウ「大日本帝国海軍 神風特攻隊に採用されあと一日あれば出撃していたらしい…とても厳しかったが優しさも兼ね備えていた」

シンジ「そうなんだ…」

 

ピクッピクッとシンジの竿が上下に揺れる

 

シンジ「当たりだ!しかも大きい!」

どりゃーと引き上げると針にはペンペンが引っかっていた。

シンジ「ペンペン!?」

ペンペン「グェェ!」意訳「痛えよ!針に取ってよ!」

 

シンジ「ミサトさーんペンペンが釣れました!」

ミサト「なんで…」 

 

楽しい一時はあっと言う間に過ぎ去って行った。

 

シェム・ハ「もう…よいな?ここの世界に心残りは無いな?」

響「最後に…シンジ君に一言、いいですか?」

シェム・ハ「いいだろう…」

 

響「シンジ君…私が未来の事で悩んでいた時に助けてくれて…ありがとう!離れ離れになっても…素敵だったシンジ君を私は忘れ無いよ!というか…さっき撮った写真でたまには思い出してね?

じゃあ…さようなら!私が居なくなっても…シンジ君の隣には、アスカちゃんが…」

アスカ「///何言ってんのよ!」

 

シンジ「じゃあ…僕からも、ありがとう!響さんに会えなかったら僕の父さんと母さんとは再会出来なかったと思う…家族を大切な仲間を僕に教えてくれてありがとう…きっと優しい響さんにも良い人が見つかりますように…」

 

クリス「ま、元の世界に嫁はいるけどな」

シンジ「嫁…あの、このタイミング聞くのは場違いかと知れませんが…響さんって、同性愛者なんですか?」

響「違うもん!未来とは…し・ん・ゆ・う!何だから…それにミクトハキスシタコトナインダモン」

 

クリス「は!?そうなのか!?てっきりあたしは家ではここでは書けないことまでヤりまくりなんだと思ってたぜ」

切歌「…てことは…私と調は同性…」

調「外国だとキスくらい挨拶なんだから!それ位で大丈夫だよ!きっと…」

 

シェム・ハ(怒)「惚気話しは終わったか!?」

装者達「はい…」

 

シェム・ハが合図をだすと霧が濃くなり装者達は何処かへ飛んで行きそうな感覚へと陥るそして…異世界で未知なる敵、使徒…そしてエヴァパイロットとの淡い恋物語はここで幕を閉じるのであった。

 

AnotherStory

 

奏で合った歌は、装者の記憶の中で

 

弦十郎「お前達!どうやら…無事、元の世界へ戻る事が出来たようだな!」

 

あの後私達は、箱根湯本駅で捜索していた緒川さんに発見された、そして今は司令に報告を兼ねてS,O,N,G,本部へと来ている

 

響「師匠!私達が居なくなってから何日経ってるんですか?」

弦十郎「…一週間ってとこだな」

クリス「私らの体感だと半年は経ってるな」

エルフナイン「やはり…平行世界という物は研究のし甲斐がありますね!」

マリア「そういえばあれは…あの、霧の現象は分かったの?」

エルフナイン「はい、恐らくは平行世界へ行ける聖遺物、ギャラルホルン…あれと波形パターンが似た反応が箱根湯本駅付近から検出されました…」

クリス「つー事は…キャロルの自動人形を作って本部のギャラルホルンから転送したって訳か…原理を知ると拍子抜けするな」

エルフナイン「でも…分からないことが一つ、あの霧を発生させたのは誰だって話です」

響「?シェム・ハさんじゃないの?」

エルフナイン「響さん?それは帰りの話ですこの世界にいたシェム・ハは以前、響さんが消滅させたはずです!という事は…」

翼「確かに!あのシェム・ハ妙に優しいと思っていたが確信に変わったぞ!あれは平行世界のシェム・ハ何じゃないか?…そう考えれば奴がこの世界で霧を起こし、私達をあの世界へ送るのも出来る!」

 

エルフナイン「!翼さん!ありがとうございました、これでまた謎が解けました!となったら頑張りますよキャロル!」

キャロル「フンッ!お前の手伝いなど誰がするか!」

エルフナイン「ならっ!ご飯抜きにしますよ?」

キャロル「なっ…お前!…はぁっ!手伝えば良いんだろ!手伝えば!」

 

響「まるで…エルフナインちゃんに双子のお姉さんが出来たみたいだね!」

キャロル「余計な事を言うな!立花響!」

 

ピシッ

 

エルフナイン「駄目ですよ!キャロル!いくら精神年齢が上でも肉体年齢的にはあなたは…赤ちゃんなんですから!」

キャロル「う………分かった響……さ、さん」

響「うん!これからもよろしくねキャロルちゃん!」

キャロル「あぁ…」

 

響「あ…赤ちゃんならキャロルちゃま〜って呼んだ方がいい?」キャロル「呼んでみろ!ぶちのめしてやる!」

響「ひ、ひえ〜」

 

弦十郎「それと、響君…未来君が君の帰りを待っているみたいだぞ?」

響「未来が!?何処にいるんですか?」

弦十郎「この時間なら授業も終わっているだろう…恐らく、リディアンの寮じゃないか?」

 

響は駆ける、大好きな陽だまりの待つ二人の家へと

 

未来「フッフッフッン、フフフフフフフンン…板場さんの貸してくれた半世紀前のアニメ面白かったな〜OPは知ってたけどまさかあんな最終回なんて…」

 

バタン

 

響「未来〜!」

未来「一週間も…何処に行ってたの?探したんだからね!」

響「ちょっと別の世界へ行ってたよ…」

未来「また、ギャラルホルン事案?」

響「うん…未来!」ダキッ

未来「いいよ…ってあれ?スンスン…」

響「どうしたの?」

未来「響から…男の匂いがする…」

響(あ…これ正直に言わないと怒られる奴だ…)「かくかくしかじか!なの」

未来「へぇーキスまでしたんだー(棒読み)」

響「ごめんよ!今度は未来ともしてあげるから!」

未来「冗談、冗談だよ〜それに私達がキスしたら同性愛者だって思われちゃうよ!?…ま、響が幸せなら私は恋をむしろ応援する立場だよ!」

響「そうなんだ…以外だなー」

未来「///私!恋愛対象は男性だからねっ!そんなんじゃけしてありません!」

響「私は…どっちなんだろ…恋愛対象…そうだ!私は生きとし生きる全ての生物が大好きです!」

 

未来「それって…私はバイセクシャルって告白してるような…」

 

この今日へと

続いていた昨日を

ずっと

誇りたい

この今日へと

紡いできたメロディ

ずっと

忘れない

人と

人が

触れる

ことで傷ついたって

手と手

繋ぐ

気持ち

ずっと忘れないと誓って歩むんだ

だから

夢は

開くよ

見た事ない世界の果てへ…

Yes, just believe

神様も知らないヒカリで歴史を作ろう

未来目指し

生きる事を

絶対に逃げない!

Yes, just believe

1000年後の今日に

人の大切な何がをFly

それが「歌」だと知った

この物語

終わることを怖がらずに生きよう

 

おわり

 

次回作をご期待下さい




次回作予告〜

エルフナイン「はい!という訳でエヴァ×シンフォギアは、無事最終回を迎える事が出来ました!皆さんの応援あっての最終回でした!」
未来「最終回でした〜」
エルフナイン「という訳で次回作予告〜」
未来「予告〜」

エルフナイン「次回、シンフォギア 2046「暴動勃発」をお楽しみに!」
未来「お楽しみに!」
 

あとがき

皆さん!投稿主、クマ提督です。エヴァ×シンフォギア!
ハーメルン初投稿作品はお楽しみ頂けたでしょうか!
まさかの他のサイトでは無かった返信!そしてPVも9000回以上という人気振り!
誠にありがとうございました!次回作は本来なら名古屋編をお届けするつもりでしたが、小説の世界でも外出自粛という事で!
(ぶっちゃけると次回作ネタも…結構ヤバ目な代物ですが…2046年の事なので…まあ、大丈夫かとー)
では、では!また次回作でお会い致しましょう!
ここまでのご視聴、ご評価ありがとうございました!いつでも、感想等、評価は受付けております!


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