シンフォギア フィーネの妹に転生古代転生で技術チート転生 (のうち)
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古代編
1話


  スーパーロボット、それは人類の夢、私はかつてそんなスーパーロボットの存在に胸打たれ、自らスーパーロボットをつくるべく大学で日夜、人型ロボットの研究を行っていたものだ。だが私の研究はそれはそれは異端であり、学会からも爪弾きにされることが多かった挙句の果てには兵器を密造しているなどといわれ、投獄された。

 

 そして私が投獄されるのと同時期に私を告発した奴らが私の技術を盗用し一躍時の人となった。私はその後、極刑を下され、この世を去ったのだった。

 

  私が次に目を覚ましたのは白い空間だった、何もいない場所に欲しいものはと言われて私は答えた知識、私の創りたかったものにたどくつくための知識を私は欲すると答えた。私の意識がまた遠のいていく、私の最後の記憶は謎の空間に

 

 私は新たな世界に転生を果たしたのだ。しかし私が転生したのは未だに神が実在し、神への信仰の心が人々へと還元された世界だった。

 

 創造主アヌンナキと言われる神の一族、私の家はその創造主を祀る巫女の家系だ。

そして当代の巫女は私の姉さん、フィーネがその座につくことになっていた。

 

  そして私は神よりもたらされた繁栄により技術体系が私の知っている現代より遥かに進んでいるファンタジー的な意味でもSF的な意味でも私は生来の技術屋にして科学者、私の中に埋め込まれた知識はスフィアと呼ばれる十二星座を模したで人の持つ特定の感情を媒介に力を発揮するクリスタルの製造方法だけだった。

 

 そしてその発明は私にとんでもないことを起こすことを知らなかった。これをつくることこそが後の私の最大の敵となるものの真の狙いであったことを、12のスフィアは私が完成させたと同時に世界中に飛び散った、1つを残して、私は知りたがる山羊だけが私の手元に残ったが

それもすぐに私の体に吸収されたのだった。

 

  私はこの状態を自分の好奇心に従い、調べ尽くした。どうやら私がつくったスフィアの中の1つ、私の中に入った知りたがる山羊は好奇心をキーに作動する。そして私は知るこれはアカシックレコードを読み解く為の鍵になると考える、だがスフィアには副作用があるらしい

なんでも無差別な知識の収集か、これって偽りの黒羊の嘘も暴いちゃう対の関係になるスフィアな訳だけど、バリアってある意味現実に嘘をついて自分を守ってる訳だからバリア無効化とかに使えないかな。

 

 そんなことを思いながら好奇心の温床である科学者な私はこの力を知識の収集に役立てることにした。

 

  それからしばらくこの能力はある戦いで私を生き残らせるにいたった。アヌンナキの一柱であるシェム・ハの裏切りによってアヌンナキの率いていた部隊は全滅、部隊を率いていたアヌンナキ、姉さんのオモイビト、エンキは左腕を犠牲に重症になりながらもシェム・ハを討ち倒したんだけど、シェム・ハは自らを言語化することでこの世界の統一言語と呼ばれている脳波ネットワークに潜伏、そこからいつでも復活できてしまう。それを阻止するべく人間を監視する月の観測ベースより統一言語を阻害するジャマーを発動させ、こうして人間は相互理解のネットワークを失った。そしてシェム・ハは欲深な金牛のスフィアリアクターであったことなどをスフィアの力を通して知ることが出来た。

 

 エンキと姉さんが出来てたことも

それからは戦乱の時代だった、相互理解の手段を失った人類はあれにあれ、各地で戦争が起こる、それは私達の地域でも変わらなかった。

 

 姉さんは日に日におかしくなっていた。

 私もその頃から、ちょうどスフィアの副作用により精神を病んでいたのだ。

 

  そして私は知りたくもないような情報を知りすぎて自ら首を掻っ切ったんだ。

 

 



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古代中国にて

  どもっす、アヌンナキの滅亡やらスフィアの副作用やらで前世は自分の首を掻っ切った、フィーネの妹ちゃんです。

 

  さてとおふざけはここら辺にしてどうやら私はまた転生したようだまたスフィアと一緒に、と言ってもフィーネ姉さんの技術をパクってつくっただけだから転生のリソースは私達の子孫になる訳だから私と姉さんのどっちかが覚醒するらしい、どうやら今回はまだ姉さんは転生していないようだ。

 

 そしてここは古代中国、ここの人々はバラルという組織が裏で全体を操り、百邪と呼ばれる奇怪な化け物と戦っていた。その中には私も見覚えのあるものがいたそれはアヌンナキがつくった人間を殺す為だけの存在、後にノイズと呼ばれる者たちだ。

 

 私はここでも技術者であり有数の呪術師だった時の始皇帝に私は召還され、百邪に対抗するための兵器を創れと命じられる。

私は人界を守る存在として中国の霊的防衛に存在する伝説の霊獣達をモチーフに機械と生物の融合体半機械生命体を創り出した。まさか前世の人造の魂をつくる方法がここで役に立った訳だ。

 

  だけど私はこの兵器の致命的な欠点を気付いていなかった。所詮は獣である奴ら、こっちが負けそうだからってわたしがつくった超機人の大半が百邪についてしまった。そもそもが超機人自体が特別な素養を持った者にしか扱えない代物であり常人がそれを扱えば自らの魂を炉心の火として使わなければいけない為、そのものはすぐに骨だけになってしまった。やはり特別な素養というのがアウバッヘン波形のことだ自分がアウバッヘン波形を起こすほどの力を持っていなければ超機人の術者たりえないからだ。

 そして私はある日、スフィアが覗いてしまった全ての真実をバラルの真実をバラルはアヌンナキが人の前から消え、人には届かぬ地であるバラルの園にいる人々がバラルの親玉であり、その中の巫女、ガンエデンを復活させる為に再び、こちらとバラルをつなげる為の巫女たる素質を持ったものを見つける為に起こしたマッチポンプであることなどを私は知ってしまった。

 

 やはりスフィアは最悪だ。好奇心に負けてまた知らなくてもいいことまで知ってしまった。

 

 そんな私の雰囲気を感じ取ったのか、王宮の私を見張っていたものが始皇帝へと告げ口をしたらしい、私はそこで再びいわれのない罪で投獄されることになった。結局私に懐いてくれた超機人は四神の4匹だけだ見てろよ妖機人ども、また会うことがあったら必ず全部ぶっ壊してやる。

 

・・・・・・・やりやがったバラルの奴ら私の技術を使って私が造らなかった四霊や四凶の超機人を創り出したが四凶は持て余したようだ。すぐに封印された。だが四霊の超機人はつくられた直後、バラルはこの国を捨てたのだった。

 

 

  バラルがこの国捨ててから私は嫌疑は晴れて牢から出らことが出来たものの超機人は誰にも扱いきれず、私はもっぱら超機人のお守りだった。そして百邪との決戦の際に私は無理やりアウバッヘン波形を発動させて四神の超機人全てが合体した姿となった形態で戦い私は力を使い果たし、そこで命を落とした。

  

  

 




 さて、ここで今回は終わりです。
  主人公は前回はスフィア、今回は超機人と順調に技術チートを行っております。

此処でなのですが、皆様にお聞きします。もしも奏者達がスフィアリアクターになるとしたらどのスフィアになるでしょうか、今回は響のスフィアはどれになるのかを聞いてアンケートで皆さんの意見を聞いてみたいと思います。もし合わないと意見があるのでしたらメッセージの方で提案をお願いします。

 


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フィーネの回想

 私はフィーネ、アヌンナキを祀る巫女の家系の長女だ。私には妹がいる妹はとても好奇心の強い奴だったそして私と同じく何かをつくることが好きなタイプの人間、最初は私の真似をして始めた発明も私を超えたものをいくつもつくった。

 

 1番最初の妹の功績はスフィアと呼ばれる感情を源としたエネルギー源の開発だったスフィアは十二個が存在するらしいが私は妹の元に残った知りたがる山羊と私がしたうあのお方の同族であるシェム・ハ様が手に入れたものしか知らないが

 

 妹はスフィアをつくってからと言うもの、様々な知識を学んでいったそれこそ、隣に住んでいるものの昨日の夕飯だのや、犯罪者の考えなどはスフィアの力を通して妹は全て知ってしまう。

 

 そして妹は日に日に心を病んでいった知らなくていいことを収集し続けた結果だった。

 

 そんな時だった、アヌンナキの一族の内乱が起こったのは、アヌンナキの一柱であるシェム・ハ様が反乱を起こしたのだ

 

  そしてシェム・ハ様を誑かしたのは人間であり、神に近づこうとする人間に神はあのお方は天罰を下されたのだ。それがバラルの呪詛と呼ばれるものバラルは本来この星の守護神の一柱だったそしてアヌンナキの一族もバラルの園と言われる場所へと帰っていったのだ。

 

  けして人には届かぬ場所へと

 

 フィーネ「・・・・・、ずいぶんと昔の夢を見たものだ。今更戻ってくるはずなどないのに」

 

 現代の私はこの星の時代の移り変わりに転生を繰り返し、立ち会ったその際に必ず妹のスフィアもまたその時の権力者に力を与えていた。

 

 そして私は明らかに妹が生み出したものと似通った特徴を持つ聖遺物を中国の三東省の蚩尤塚にて巨大な生物兵器が確認されたそれは私も知っている古代中国において百邪を払う為に造られた半生体兵器、超機人と呼ばれるものが存在していたことをだが大半の超機人は百邪に下り、妖機人と呼ばれる見にくい化け物になってしまった。

 

 超機人が使われていた時代、私はちょうど中国の始皇帝に仕えており

超機人を直に見たことがあり、その戦いを見たことがあった。

 

 こちら側に残ったのは四神の超機人のうちの二体の龍と虎が出土したらしいとLTR機構の調査レポートやそこに同封されていた写真データなどから確認できた。

 

  あの超機人やスフィアどちらも強力な力であることに変わりはないスフィアリアクターなら私は運良く手に入れることが出来た。

 さて超機人の方はどうするか、私も見ただけだどれ、いっそのこと中国に引き渡しを要求してみるのも一興か。

 

 

 

 

 

 

 



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ソ連で

  どうも、古代中国で百邪と戦って死んだフィーネの妹ちゃんです。

私、また転生してしまいました。もちろん私の知りたがる山羊も一緒に

 

 今回は私、今回、私が転生したのは大戦時のソ連、ロシアの月面ロケット開発チームに関わっていたようで、よく宇宙には我々の知らない未知の放射線があることがわかった。私は宇宙のロケット打ち上げに搭乗員としても参加していて宇宙を漂い地球へ降り注ぎ人類の進化をもたらした存在、ゲッター線を発見したのだった。そもそもがゲッター線は先史文明時代のアヌンナキの科学力を持ってしても解明ができなかったり超常の存在である、私はゲッター線を収集する装置をつくり、秘密裏にゲッター線開発を行った。ゲッター線のことがクレムリン達に知られれば奴らはすぐ様、アメリカを焼き払う兵器へと転用するだろう。ゲッター線はいずれ来るべき宇宙開発に向けて、その研究レポートは私が封印しておこう。

 

 

 さてさてしばらく時間が経ち、とうとうロシアは月に向けてロケットを発射されたロケットの中におります。

 

  そうそう、そういえば私、縮退炉を先史文明時代に創り出しており、アヌンナキの一族に没収されて月に封印されたのをそのままにしてたっけ、まあ、作り方とか全部覚えてるけど、それが暴走でもしてシェム・ハが出てきても困るしね。

解体しておくかなとあれぇ?、縮退炉がない?、確かに私は月に運ばれたのを確認したしな。

 

 なんでないんだろうとしばらく月面を探していると遺跡の入り口みたいなのを発見する。

 

 そこには伝言が残っていた。

 エンキのAIが言うには、縮退炉はかつて月に住んでいた民族がシェム・ハの反乱の際に月を脱出する時の脱出艇の動力炉に使われた為にここにはもう縮退炉はないことを伝えられる。

 

  はぁぁぁぁ!、ふざけんなぁぁぁ、絶対いつか追いかけてって取り返してやる。

 

 私はとりあえずはロケットで地球に帰る。

珍しくこの人生は平穏だったけど、私自体は、喫煙しまくったお陰で肺をやられて早々に幕を閉じたけどね。

 

  はぁー、ニコチンはやめとこかな。タバコはダメだね。

 

 さてさて、次はどんな国に生まれるのかな?

 

少し楽しみだな・・・・・、そんなことを思っていた前世の私をぶん殴ってやりたい。

 

 

 どこだよ。聖ラングラン王国って何処だよ、異世界ラ・ギアスって何処だよ!

 

  本当に何処なんだよ。私の知ってる地名がないよ。

 

 やあ、本物の精霊って久々に見たな。君はサイフォスっていうのか、隣にいる剣士はランドール・ゼノサキスっていうんだね。

 

 どうなっちやうのか




 今回は最後まで読んでいただきありがとうございました。


 今回は奏のスフィアを決めます。

 怨嗟の魔蠍

 尽きぬ水瓶

 スフィアはいらない。
 


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ラ・ギアスで

  どうも、フィーネの妹ちゃんです!、前回、私、ラ・ギアスって言う世界に転生しちゃったんですけども、どうもここ、私の地球にある地底世界らしいんだよね。見た感じで文化は中世ヨーロッパと同じくらいかな。現代の文明の象徴も何もありはしなかった。

 

 

 そして私はこの世界で出会う。新たなスフィアリアクターにそれがラ・ギアスで剣聖の名を欲しいままにしたランドール・ゼノサキスと呼ばれる青年と出会う。

 

  彼は夢見る双魚のスフィアリアクターだ。夢見る双魚のスフィアの能力は未来を夢見る力、つまりは未来視の能力を持っているのだ。

 

 彼の力はスフィアだけの力ではなく彼自身の技量が彼の剣聖としての地位を確かなものにしているのは確かだろう。

 

 今現在、私と彼、そして風の上位精霊サイフォスはラ・ギアスに悪意を振りまく存在、邪神ボルクルスを倒すべくラ・ギアスを旅している途中だった。私はラ・ギアスにいる際、ほとんどの特技が封じられることになった私の特技はやはり機械いじり、それがなくてははどうしようもないので私はたびの合間に魔力、この世界ではプラーナで動く乗り物を自作していたりする。

 

 え?、それをどうやって持ち運んでるのかって今は、魔法が主流の世界、収納魔法くらいはいの一番に習得させてもらった。

 

 そして車のエンジンくらいは構造はなんとかなるくらいに覚えているだけどそれを簡単につくってはこの世界の文明を急速に進めてしまうので私は木材だけで、取り敢えずはエンジンの基盤を考えたそして私はこのラ・ギアスでは錬金術師だ。鉄の生成くらいはお手の物だ。木材の同じ形の歯車をつくりだんだんと鉄のパーツを増やしてだんだんと形になっていく。

 

 そして私は完成させたのだバイクをそれからと言うもの私はこの度で私はランドールとサイフォスにも私の作った機械の恩恵を受けさせるそして途中に様々な出会いがあり、別れがあり、私は途中でリタイアする羽目になった。ランドールはボルクルスを自分の命を持って封印したのだった。

 

 私は悲しんだとも男女の関係を求めていたわけではないが、仲間が死ぬのはやはり辛いと感じる。

 

  ランドール亡き後、サイフォスは私の前に現れ私の研究を手伝ってくれた私はこれからこの寿命が尽きるまで私はラ・ギアスの発展に力を尽くしたサイフォスと共に魔装機の製作に取り掛かるのだった。

 

 だがしかし私は魔装機達の頂点に立つ魔装機神を完成させた後に私はぽっくりと言ってしまった。それはまあ見事にそして私はまた新たな時代へと転生していくのだな。ああ出来ればまたランドールやサイフォスと3人で騒ぎたかったな。

 

 




  今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。次回もお楽しみに


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現代編
現代にて フィーネ


  あいつのつくった物を見る為、中国に行ってきた私は手痛いしっぺを食らった気分だった奴め、超機人の適性者はシンフォギア 装者と同じだあいつらを操るにはその素養がいるだが奴らはまるで私に興味がないかのように微動だにしないのだ。

 

 とんだ食わせものだ。奴め、どうやら超機人の前から消えた後でもあいつは奴らの手綱を握り続けているらしい。と言うことはあいつをこちらに呼び出すしかないか。私が既にいると言うことはまだあいつは呼び出されていない可能性の方が高い。

 

 ふむ、あいつと死に別れて随分と時が立つ、その間に1度も顔を合わせることがなかったのは我々の存在故だろうな。だが今回はこの姉自らがお前を迎えてやろうじゃないか。

 

 と私はこうして世界各地に存在する私の因子を受け継いだレセプターチルドレンにアウバッヘン波形に触れさせ、妹の覚醒を促したのだが

 

 何度やっても何人やっても妹は私の前にあらわれなかった。

 

 ここまでいないことを考えるならもう既に現代へと出てきている可能性の方が高いかもしれないな。

 

 こうなってはとりあえずはスフィアを探すしかないのかもしれないが

スフィアは一つは確保出来た。装者の1人を私の手の中にいるがそいつはスフィアリアクターだった。イチイバルのギアに私の組み込んだ覚えのないエネルギー源が組み込まれていたのを感じた。

 

 そして私はスフィアを手に入れることは叶わない、殺して仕舞えば、スフィアは所有者の元を離れ、また新たなリアクターのもとへと行くからだ。

 

 取り敢えずは私がすべき事はあの妹を探す事だ。妹は好奇心の温床のような奴だ。こちらから興味のあるような事を起こせば自ずとその場に現れる筈だ。ちょうど手に入れたい聖遺物の起動実験もある事だしな。

 

 そうと決まればどうなるかな。私の月を破壊するための計画は順調だ。月にはあいつの縮退炉があったな。あれに当てさえすれば月などもはや木っ端微塵となるだろう。

 

 それを取り除くにしても設計図を奪うにしろ今はあいつを一刻も早く見つけねばならんな。

 

 こうしてフィーネは着々と自らの妹をおびき寄せるべく、準備を開始した。

  

次回予告

 自らのスフィアにより高められた好奇心は現代へと転生を果たした主人公を様々な場所へと連れて行く。

 

 そして主人公はヅヴァイウィングのライブにやってきた。それが自分の技術を奪い、自らの姉の罠であったことも知らずに

 

  「ようやく見つけたぞ、・・・・・!」

 

  「フィーネ姉さん⁉︎」

 

 次回 現代にて 再会、お楽しみに

 

 




 今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
 

  今回もアンケートをとります。今回はクリスのスフィアを決めます。

 立ち上がる射手

 揺れる天秤

 悲しみの乙女


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現代にて 再会

  どうも最近まで異世界に生きてたフィーネの妹ちゃんです!

 

  やあ、何と、私の体感からしてもう何千年ぶりの現代って感じですかまあ、この転生のいいところはいちいち赤ちゃんからやり直さなくていいことですね。でも思ったのがあんな異世界にも私達の子孫がいるなんて思いもしませんでしたよ。

 

  さて、今宵の世界はどんな風になってるのかな。

ん、ノイズ、どうも現代の比較的ここ最近はノイズの出現率がやけに高いみたいだね。一体どうなったんだろうね。それに基本的にノイズはアヌンナキの宝物庫、バビロニアの守護者たる存在だ。

 

 確かその扉を開ける杖に、ノイズを操る機能があった筈だな。と言うことは誰かがノイズを作為的に操っていると見てまず間違いはないかもね。

 

 まあ、ここ最近は明らかにおかしい、頻繁に私の興味を引くような事件が世界中で起こっている。とりあえずは遠い所からしらみつぶしにどうなってるのか探して行こうかな。

 

  

 しばらく世界中を飛んでたけどやっぱりなんだかおかしいねだんだんと日本に近づいて行ってる明らかに作為的に感じるやっぱりこんなことするのは姉さんかな多分、そう考えると姉さんの狙いは私の技術かな

 

 まあどうなるのかな。取り敢えずは姉さんの誘いに乗ってみますかな。と私は日本行きの飛行機の搭乗手続きを済ませて飛行機が発進するまでの間の時間をターミナルで過ごした。

 

 そして日本に到着、

 

 ふふふ、日本よ、私は帰ってきたぞ!

 

さて、取り敢えずはどうするな、まずは日本のご飯を食べに行きますか

ラーメンでいいかな。

 

 とあー、死ぬかと思ったまさか、今の私は日本人ではないからな麺をすするのは100年以上前だからな。マジで器官につまるかとおもったぜ

 

 はぁはぁ、さてと、お、これは

 

 ヅヴァイウィンクのコンサートライブのポスターだった。

 

 ふむ、そういえば、私が平凡な人間だった頃はもっぱら研究しかしなかったからな。

  アイドルのライブなんて行ったことはなかったな。

それじゃ行ってみるかな。

 ライブチケットの購入を行い、しばらくはホテル暮らしかな。

 

 それから数日後の私はライブ会場にやってきていた。

ライブ会場に入り、今か今かと待っていると誰かが私の肩を叩く。

 

  私は振り返るとそこには眼鏡をかけた白衣の女性がいた。

 

 「ちょっと、お話いいかしら?」

とそこにいたのは姿形が変わっていようと私と言う存在は私の肩に手を置く女性が誰なのか

  「・・・何か?」

 

  「大人しく従ってくれればこちらとしても手荒な真似をしなくて

 棲むんだがな。」

 

 「わかった・・・従おう、だがもう直ぐライブも始まるんだ手短にお願いするよ。」

 

 

  「ああ、すぐに済ませるとも。」

と私はその女性に連れられてVIP席のガラス張りの座席に案内される。

 

  「随分と久しぶりだな。フォルテ、我が妹よ。」

 

「ええ、フィーネ姉さん。それで本日はどのような御用でしょうか?」

 

  「ああ、お前の力を借りたくてな。」

 

 「月を破壊する為に・・・?」

 

 「その通りだ。やはりスフィアの力で私のやりたいことなどお見通しだったと言うわけか、それで返事は?」

 

 「悪いがお断りさせてもらうよ。私は平穏が好きなのさ。今は私達が渡ってきた時代とは違う。無駄に争う必要もない。」

 

 「そうか、その好奇心でお前は今まで様々な兵器をつくってきたのかあの虎や龍のように」

 

  「何・・・?、超機人が目覚めているのか」

 

 「ああ、つい最近、中国で発掘されてな。私も様子を見に行ったが休眠状態に入っている。まあ、協力しないと言うならいい、月のお前の縮退炉はどうなってもいいのか?、私が月を破壊すればお前の縮退炉は確実に爆発して、太陽系にブラックホールが出てくるのだけは面倒だからな。」

 

 「それは大丈夫よ。ロシアのロケット実験の時に私も月面に行ったけど、どうやら月の一族がそれを持ってたみたいだからね。」

 

 「そうか、ではスフィアはどうだ?」

 

 「スフィア?、姉さんが必要なの?、1人は確保してるよね。それに日本にも1人スフィアリアクターがいたと思うんだけど?」

 

 「ほう、やはりお前のスフィアは情報収集に適しているようだな。どうだそのスフィア、私によこさないか?」

 

 「だが無理だね。このスフィアに関しては私が転生するたびについてきてね。スフィアを奪う為の装置でもつくらない限りは同じスフィアリアクターにしか奪えないし、そうでない奴に殺されてもまた別の奴に行くか、私のやつの場合はまた転生した私のところに来るだけだしね。」

 

「ふむ、なるほど厄介だな。まあしかしお前が邪魔をしないと言うことが聞けただけでもよしとしようか。まあ、今日はもう行っていいぞ。」

 

 「ふむ、ではそうさせてもらおう。」

 

 「ひとつ忠告しておく。せっかくここまで来てくれてなんだがさっさと帰った方がお前のためだぞ。」

  

 「ふーん、そう確かにその方が良さようだが、せっかく来たんだ一曲だけでも聞いていく猶予は与えてもくれてもいいんじゃないか」

 

 「まあ、良いだろう。久しぶりに会った妹の頼みだ。それくらいの楽しむ時間はくれてやろう。そうだここは自由に使っていいぞ。それじゃあな。」と姉さんは髪を茶髪に戻して部屋を出るのだった。

 

 まあ、ぶっちゃけ姉さんの作戦を決行されちゃ結構まずいからな。しょうがない。邪魔をするか

 

 




  今回からようやく現代編に入ることが出来ました。

 さてそして今回でようやく主人公の名前を出すことができました。
まあ、飽くまでもフィーネの妹としての名前がフォルテというだけで現代の名前は別にあるんですけどね。


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ツヴァイウィングライブ編
ライブにて 出会い十二宮


  どうも前回、姉さんから協力しろとか邪魔すんなとか言われたけど全力で邪魔しちゃおうかなっておもってるフィーネの妹ちゃんことフォルテちゃんです。

 

と言ってももう何百年近く生きてる私がこんなかわいこぶっても、いや

挨拶くらいは可愛くいこう。

 

 そんなこんなでライブは始まり、曲が始まります。

 

 なんかもうすごいね。ライブって客と歌手が一体になってる感じがすごいな。久しぶりに研究や開発以外にもはまりそうだな。

 

  そして一曲目が終わるとドームにノイズが現れる

 

  会場に現れたノイズは観客を襲う。

 

 ヅヴァイウィングの2人は観客に落ち着いて避難するよう誘導しようとするが観客はそんなのお構いなしとばかりに逃げ出す。

 

 そしてヅヴァイウィングは観客を避難させるべく歌を歌い、その身にノイズを屠る為の鎧を見に纏う。

 

 

 ほおー、あれがシンフォギアか、見たところあのオレンジの方がスフィアリアクターらしいな。

 

 まあ、これ以上面倒ごとに巻き込まれるのは面倒だからな

 

 だけど、どうやら姉さんは私をそう簡単には帰してくれそうにないな私のいるドームのVIP席にまでノイズが現れる。

 

 ふふ、姉さんめ、とことん、今回の件に私を関わらせるきだな。

まあ、良いだろう姉さんがそうするなら私もとことん邪魔をさせてもらうぞ。

 

 スフィアの力を発動させる。そして体にオーラを纏わせてノイズに拳を当てる。するとノイズは灰になる。

 

 私はスフィアの力でノイズをこの世にいてはならない嘘の力だと区別することでノイズをスフィアで倒していく。

 

 しばらくして、VIP席のノイズは一掃することの出来た。さてそろそろ、外に出てみるかするとそこには私とシンフォギア奏者の1人以外に新たなスフィアが現れるのを感じた。

 

 

 「あれは傷だらけの獅子かな。であっちの子が怨嗟の魔蠍か随分とめんどくさそうだな。まあ死なれても夢見が悪いし、助けてあげますかな。」

 

 私は2人のところまで飛ぶのだった。

 

 

  奏side

今日はヅヴァイウィングの大きなライブの日、そして私達ニ課の聖遺物起動実験の日だった。

 

だがここ最近、なんだかおかしい私の中にあるスフィア、怨嗟の魔蠍が何かに反応している。ここ最近その反応がだんだんと近くにやってきていて、今日のライブ会場の開演時間を過ぎてからと言うものそれが一掃強くなったんだ。

 

  それから少ししてライブが始まる観客と共に一体となってスタートの曲を歌い終わった時、会場にノイズが現れる。

 

 私達は観客を守る為、シンフォギアを纏い、私は怨嗟の魔蠍の力を解放するそして私の憎悪を増幅させてそれをシンフォギアの出力に直結ささせて無理やり戦っている。私がシンフォギアを起動できたのはこいつの力がとても大きい、私のノイズに対する振り切った激しい憎悪をきっかけにこいつは私に宿り力を増していった。

 

  だからな本来私はシンフォギアの適正者ってわけじゃなくてスフィアの力で無理やりシンフォギアを起動して使っているそのせいかも知れないが私の体はボロボロになっていく。一応はlinkerを使って適合係数を上げている為、完全に偽物ってことはないが、そのlinker自体が人の身体にとっては檄物だ拒絶反応により体はボロボロだまあそんな状態でスフィアを動かそうってんだからそりゃ体は壊れるはな。

 

 それからしばらく私の身体は限界を迎えつつあるのか膝をついてしまう。

 

  翼「奏!」

 

  奏「時限式はここまでかよ。」

 

と私の仲間の翼が私を心配して駆け寄ってくるがその時、私の後ろのドームの観客席が崩れるのをみるとそこには逃げ遅れたのか傷を負った女の子がいる。

 

 おいおい、嘘だろなんで、こんな小さい子からスフィアの力を感じるんだ。

 

 仕方ない。この子を守る為に私は覚悟を決めることにした。

私はシンフォギアの決戦機能、絶唱の歌詞を歌う。翼の制止の声が聞こえるが構うもんか、憎しみにだけ生きてきた私が最後は人のために何かを為せるなんて、こんな幸せなことはない。

 

 

 「貴女のその覚悟は素晴らしいわ。でもそれはまだそんなところで

死ぬべきではないわ。」

  

 

 




  今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。

 今回はフォルテの見た目について皆さんはどうした方がいいでしょう?

 第一候補は持っているスフィア的に見てツィーネ・エスピオ

 第二に私の好みでトライア・スコート

 第三にセツコ・オハラ 

 第四にサイジョウスズネもしくはアムブリエル


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招待されて地下

  どうも前回、オレンジのシンフォギアの子を助けたフィーネの妹ちゃんこと、フォルテです。あ、そっかごめんごめん、現代の名前はオハラセツコっていうんですよ。

 

  いやあ、まさか自分の現代人としての見た目は私がスフィアをつくった時に触れた記憶の中にあったセツコ・オハラって言う並行世界の人物の見た目と名前の人に転生しちゃったみたいです。

 まあ、私の昔の格好は一応変身することが出来ますがこれも一応は私が触れた黒の叡智の中にあったツィーネ・エスピオという女性と全く同じだったんだよね。

 

 いやはやていうか私が転生したのってほとんどがスフィアに関わりのある人物か、黒の叡智に出てから奴らなんだよな。一体どうなったんだろうね。

 

  まあ、私の身の上話はまた今度にして現在、私はオレンジのシンフォギア奏者の天羽奏ちゃんともう1人のシンフォギア奏者の風鳴翼さんと一緒に車に乗って連行されています。

 

  そして私が連れてこられたのはリディアン音楽院というここ最近新設された音楽科の高校だった。

 

  「高校?」

 

 「まあ、ついて来てくれればわかるよ。」と私は天羽奏ちゃんに連れられて校舎の中に入り、エレベーターにまで連れてこられるその後、奏ちゃんはエレベーターに端末をかざすとエレベータが下に向かって落ちていく。否、これは誤字にあらずただ落ちていく。ひたすらに深く。

 

 そしてエレベーターから降りて、ある部屋に案内された私を待っていたのはパァーンッ!という大量のクラッカーの弾ける音だった。

 

 「ようこそ! 人類最後の砦、特異対策機動部二課へ!」と大柄の赤いシャツを着た男がそう私に声をかける。

 

  だが私にはその男の声と同じ声の男ことを私は黒の叡智に触れた時に知っていた為、ついつい私はあの名前を言ってしまった。

 

  「流竜馬?」

 

 「ん、誰のことを言ってるのかはわからないが、俺の名前は風鳴弦十郎、この二課の司令を務めているものだ。それで俺の隣にいるのが・・・」

 

  「神隼人だ。ここの副司令をやってる。」

 

 「そして、こっちにいるのが上のリディアンで体育教師を兼任している我が二科の戦闘要員、タカヤノリコくんだ。」

 

「タカヤです。見たところ私とそう歳は変わらない見たいね。名前を聞いても良いかしら?」

と言われたので 

 

  「オハラセツコです。よろしくお願いします。」

 

 「オハラさんね。よろしく」

 

  「んん、それじゃ、メンバーの紹介の続きをしていくぞ。」

と弦十郎は二課のメンバーの紹介をしていくオペレーターの2人や友里と藤尭、それに同じく戦闘部門の車弁慶と巴武蔵などの面々が紹介される。やっぱり私の触れた黒の叡智というのは基本的にこの世界とは違う理の並行世界世界群の技術や歴史などを集めたものだ。

 今、紹介してもらった面子の大半はその黒の叡智で顔を知っている者たちだった。

 

 どういうことなんだろうか、私がいることで別の理の並行世界の技術やエネルギーなどが発見されたが為に起きたイレギュラーなんだろうかこれは

 

  「セツコくん、セツコくん」

 

「・・・あ、すいません。ちょっと考えことをしていたみたいで

それで今回は私にどのような御用でしょうか?」

と私は質問する。

 

  「それは「弦十郎、ここは俺が変わろう。」隼人」

 

 「今、あんたには疑いがかけられている。お前がライブ会場で見せた力はスフィア呼ばれるものの力で間違いはないな?」

 

 「・・・・確かにあれは私のスフィアの力を持って、ノイズを一掃しました。」

 

 「そうか、それでお前にかけられているのはお前が何処でスフィアのことを知って何故、ライブ会場にきていたのか、お前は始まる直前に席をたっているそうじゃないか。」

 

「ええ、実は女の人に少し話があると、警備員室に連れて行かれて迷惑をかけたってVIP席の方に案内してもらったんです。」

 

 「まあ良いだろう。概ねこちらの調べた情報と一致する。だがスフィアに関して言えば各国でも機密扱いの情報だ。あまり喋られても困るわけだ。それでだお前がスフィアを持っていて尚且つ、この嫌疑を鬱陶しく思うのなら二課の職員という扱いで保護下に入ってもらいたい訳だ。

まあお前次第なんだがな。」

 

 「そうですね。確かに今回の事件は世間でも結構な波乱を起こすことは確定な訳ですしね。わかりました。あまり私に出来ることは多くはないですがもし、皆さんの仲間の末席に加わることを許されるのでしたらそのお話し受けさせてください。」

 

  「よし、話は決まりだ。これからよろしく頼むぞ。オハラ」

と隼人さんはそういうのであった。

 




今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
前回のアンケートにより、現代人の姿としてセツコ、フィーネのように真の姿になった場合にはツィーネ・エスピオの姿となります。

 


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無印編
あれから2年


  どうも、フィーネの妹ちゃんのフォルテ、現代のなまえはセツコです!

 

  いやぁ、あれから2年近く経ってるんですよ。私、現在リディアンの教師をやってるんですけど、私の同僚にはどうも色々と私の顔だけ知ってる面々が教師をやってるのよね。例えば英語教師にはユング・フロイトって言う人が、国語にはオオタカズミさんとか主にノリコの知り合いというか、別世界のタカヤノリコに近い関係を持っているものたちがリディアンには教師として勤めている。

 

 他にもこの世界には黒の叡智の知っている記憶に出てきた人物が多く存在している。

 

 例えば、とある宇宙では銀河の妖精や超時空シンデレラなどと呼ばれている面々、伝説のロックバンド、fire bomberなどがこの世界にはいる。

 

  なんともまあよくできた世界だ。様々なことがまるで多元世界だな。いやあくまで、その人物達の並行世界の存在というだけでこの世界にはそんな兵器は存在してはいない。

 

  まあ、私はそれらを創り出せるんだけどね。

 

 

 オーケーオーケー、大丈夫だってよっぽどのことがないとあんな超兵器つくらないから・・・・多分

 

 

 さてさて今日の授業も終わって、さっさと教師寮に帰ってビールでも

と荷物をまとめていると携帯電話に着信音が鳴る。

 

 「はあー、はい、もしもし」

 

 『こちら神隼人だ。』

 

 「副司令、どうされたんです?」

 

 『ああ、ノイズが出現した。至急現場に迎え、お前の武器は途中空路で投下する。』

 

 「わかりました。」と私は通信を切る。全く私の仕事終わりのビールを邪魔しやがって、仕方ない行きますかね。

 

 と学校に荷物を置いて駐車場に置いてあるバイクにの飛び乗る。

そしてエンジンをかけて急発進する。

 

 バイクで現場に向かっていると隼人さんから連絡が入る。リディアンの教師陣、主に二課関連の職員達が避難誘導を行っているらしい。

 

 そしてその通信の後、上空よりケースが落ちてくる。落ちてくる段階でケースはパージされてその中身が正体を表す。

 

 ガナリーカーバー、セツコオハラがいたグローリースターの乗るバルゴラの万能武装だったりする。

 

 私はバイクを土台に上空へとジャンプしてガナリーカーバーをキャッチ、それを背中にかけると私は地上をオートパイロットで走るバイクに飛び乗る。

 

  そして、私は現場に到着するのだけど、現場のノイズは、あたり一帯に獅子の咆哮が聞こえた後に、全部灰になっちゃったんだって

 

 なんでもその獅子の咆哮が聞こえる少し前に奏ちゃんの使うガングニールと同じ聖遺物の反応があったんだって

 

 でもやっぱりこの感じは2年前のあの子かな。リディアンに入学して来た時はびっくりしたけどまあこれでまた新たなリアクターが覚醒しちゃったみたい。さてと可愛い教え子の顔でも眺めに行きますか。

  




  響のシンフォギアの姿はガングニールに傷だらけの獅子のスフィアを持っていることからガンレオンを模したアーマーなどが追加されています。戦闘は基本的には素手で殴るですがパンチにギーグガンの概念が手刀にはチェインデカッターの切断能力が付与されています。スパナやジャレンチも使えて
もちろん、ペインシャウターを使うことも出来ますが一時的にマグナモード、エクスドライブモードに近い力を行使する為、スフィアの力で相当の痛みを発症し、気絶する。現在のところは

 さてさてそれでは今日のアンケートです。
未来のスフィアを決めてみたいと思います。

悲しみの乙女

いがみ合う双子

尽きぬ水瓶



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獅子の目覚め

  どうも、オハラセツコです!

 ノイズのせいで仕事終わりのひとり酒を逃したのでノイズに当たり散らそうと現場に急行したんだけど既に終わってました。

 

 とりあえずあの広範囲の攻撃の影響で気絶したうちのクラスの立花さんを車の後部座席で膝枕している。

 

 「ん、ここは?」

 

  「あら。起きた、立花さん。」

 

  「え、ええ、オハラ先生⁉︎、なんでここに?」

 

 「まあ、とりあえずそれを説明するには今向かっているところについてからね。」

 

  「あの私、そういえば私の連れてた女の子は⁉︎」

 

  「大丈夫、ちゃんとお母さんのところに帰れたわ。」

 

  「良かったぁぁ。」と立花さんは一息つくのだった。

 

  その時にちょうど車が止まる。

そして車から降りる。

 

 「ここって?、リディアン?」

と自分の言う目的地が自分の在籍する高校で会ったことそして校舎の中に入り、いつも生徒の使用を禁止しているエレベーターに入る。

  「立花さん、ここから先は少し刺激が強いわ。気をつけてね。」

 

と私はエレベーターにデバイスをかざすとエレベーターは何処までも超特急で下に降りていくのだった。

 

 エレベーターがようやく止まる。

 そして目を回している立花さんを連れて、司令室へと入る。

 

 司令室に入ると一斉になるこのクラッカーの音、やっぱり私の時と同じだな。

 

 「ようこそ、人類の防衛の砦、特異災害機動二課へ」

と私の時と同じく司令がその言葉をかける。

 

そして二課の職員達から歓迎を受ける立花さん。

 

 「貴女達は立花さんと話さなくていいの?」

 

  「オハラ先生、私達は」

 

  「あたし達はいいわ。また後でゆっくりと話すとするよ。それにあの子、2年前のスフィアの子だろ。ギア奏者としてもリアクターとしても私がしっかりと扱いてやるさ。」

 

  「頼もしいわね。立花さんをよろしくね。奏ちゃん、翼ちゃんも」

 

 「はい、私も少しながら奏者の先達として立花を鍛えて見せます。」

 

  と奏者の先輩2人もやる気になっている。

そしてその当人はと言うと

 

  「立花さん、貴女言う人は・・・!」と二課の職員であり、リディアンの寮長と教師を務める国語教師オオタカズミ先生に怒られていた。

 

 「まあまあ、お姉さ、オオタ先生、立花さんも今回は悪気があったわけではありませんし、行動を起こしたのだって立花さんの優しい心がそうさせたんですからここは大目に」

 

 「ノリコ、貴女やオハラ先生が甘くするから立花さんの遅刻癖が治らないのよ。」

 

 「でもお姉様、立花さんが遅れてくる時は大概地域の方から感謝のお電話をいただくじゃないですか」

 

 「確かに立花さんのやってることは人としては大変褒めていい部分かもしれませんが、それで遅刻していいと言うわけではないのよ。」

とめんどくさくなる前に私は退散しようと動き出した時、私は肩を掴まれる。

  振り返ると

  「オハラ先生?、何処に行こうとしているのかしら?」

と怒った顔をしてないのにとても怒気が溢れるカズミ先生がいた。

 

  「あはは、少しおトイレですよ。オオタ先生、あはは!」

と私は逃げようとしたことがバレてしばらくカズミ先生にお説教をくらうのでした。

 

 




  今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。


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傷だらけの獅子 スフィアについて知る。

  どうも立花響です。今日は私がオハラ先生に代わってナレーションをしていきますね。

 

「それじゃ、響ちゃんと奏ちゃんにスフィアについて同じくスフィアリアクターであり、スフィアについては大分長い付き合いの私、オハラセツコが改めて説明させてもらうわね。」

 

 二課のブリーフィングルームにてオハラ先生が壇上に立ちそう言う。

 

「まず、スフィアは全部で12個あってそれぞれに対応した感情を源にエネルギーを生成していくの、例えば私のスフィア知りたがる山羊は好奇心を発動キーに人の心を読んだり、知識を収集できるし、これを攻撃に転用すればノイズの位相差障壁を無効化してノイズを倒すことができるってわけなの。」

 

 「はい!、セツコさん質問!」と奏さんが手をあげる。

 

 「セツコさんのスフィアみたいに私と響のスフィアに名前ってあるのか?」

 

 「そうね。皆自ずと知っている筈なんだけど、まあそうね。スフィアの力の源になる感情がなんなのかによって判別は出来るわ。奏ちゃんは今はなりを潜めているけど戦いの時にはノイズへの憎しみが増すたびに強い力が出るって感じたことはないかしら?」

 

 「ああ、あるぜ。ありゃ凄かったまだノイズと戦い始めた時とかシンフォギアを始めて纏った時と同じ感覚だったぜ。」

 

 「それじゃあ、それは怨嗟の魔蠍って言う憎しみをキーに発動するスフィアの可能性がたかいわね。」

 

 「それじゃあオハラ先生、私のなんなんでしょう?」

 

 「立花さんのはある程度、予測はついてるわ。しかも私はその使い手にあったのは2人目ね。」

 

 「私以外にも、私と同じ力を?」

 

 「スフィアっていうのはリアクターが死んだらまた別の人のところへ行くのよ。私は昔、ランド・トラビスって言う暑苦しい修理屋のお兄さんがいたんだけど、その人が使ってるのをみたことがあるわ。」

 

 

  「それで私のスフィアの名前は?」

ごくっ、緊張する。

 

 「響ちゃん、貴女のスフィアは傷だらけの獅子、痛みに耐える忍耐をエネルギー源にするスフィアよ。」

 

ええ。痛み、確かに私があの女の子を守ろうとして放った衝撃波みたいなのをやった時、逃げ回ってた時から感じてた痛みがさらに強くなって気絶したんだ。

 

  「まあそんなところで、私達3人のスフィアが判明したところで今度は私達がスフィアを使う上で一番注意しなければいけない副作用について、説明していくわね。」とオハラ先生はディスプレイを切り替える。

 

 「まず、響ちゃんのは副作用はとってもわかりやすいわ。使用者に対する激痛」とやっぱりあの時の激痛って副作用だったんですね。

 

 「まあ、私は知らなくてもいいことばかり知ってしまうから心がだんだんと病んでくることかしらね。」

 

 「セツコさん、それじゃ、私の副作用は?」

 

 「怨嗟の魔蠍の副作用は実はよくわかっていないの。ここからは推測だけれどおそらくは記憶の喪失の可能性が高いわね。その憎悪の対象の記憶を失ってなお、それに対する憎悪が消えないならさらに上のステージに到達できるんじゃないかしら、私はそんなところに行った覚えはないからわからないけどね。それじゃ私は明日の小テストの問題をつくらないといけないから帰るわね。」とオハラ先生はブリーフィングルームを後にするのでした。

 

 

 

 




今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。

 次回もお楽しみに


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獅子対防人

  どうもオハラセツコです。つい先日響ちゃん達にスフィアについての授業を行いました。

 

  どうも最近、響ちゃんと翼ちゃんの仲がよろしくないらしいのです。

 

  どうも翼ちゃん、響ちゃんの使っているシンフォギアやスフィアを使っていることにジェラシーを感じているらしいのです。

 

  それは確かに自分の相棒である奏ちゃんと同じシンフォギアを纏い同じスフィアリアクター同士である為に悩みを共有している響ちゃんが嫉妬の対象となっている。そういう風に見えてしまうのかもしれないと私は響ちゃんのシンフォギア用の外付け兵装であるライアットジャレンチの調整をしながら考える。そして姉さん、櫻井博士に手伝ってもらいギアを展開している状態ならいつでも呼び出せるように調整してもらうのだった。

  さてとどうしたもんかな。

 

 とここて一旦私の視点は終わる。

 

 セツコ視点エンド

 

 どうも立花響です。最近、私は奏者としての訓練を受けながらだんだんとノイズの出る戦場に出ることが多くなってきました、

 

 奏さんや翼さんのようにアームドギアを使うことのできない私は素手を基本にして主にオハラ先生がつくってくれたヌンチャクになるスパナやライアットジャレンチなんかの武器をフィニッシャーとして使う戦法が私の戦い方になっている。

 

  そしてここで私の最近の悩みごとを皆さんにご相談したいのです。

なんか最近、翼さんからの視線というか、敵意みたいなものを感じるのは何故でしょう?

 

  ヤバイな本当、そして私はどうにか最近翼さんと仲良くなろうと色々しているわけなんですが、どうも冷たくあしらわれているようで

す。

 

 翼さんの怒りがどうも有頂天に達しているらしく

 

 「あなたと私、戦いましょうか。」

 

 「へ?」と私は翼さんに剣を向けられています。

 

 そして翼さんは私に切り掛かってくるのをヌンチャク状態にしたスパナで受け止める。

 

 「何するんですか?、翼さん!そういう意味で言ったんじゃありませんよ。翼さんと力を合わせて」

 

 「そんなことはわかっているわ。」

 

 「だったらどうして!」

 

「貴女と私が戦いたかったから、私は後輩である貴女に妬みのような感情を感じている。そんな状態の私が貴女を許容するなんて当然無理な話だわ。」

 

  「・・・・・・・」

 

 「さあ、貴女も武器をアームドギアを構えなさい。」

 

 「私にアームドギアなんてわかりませんよ。今でさえ、スパナやジャレンチを頼りに戦っている状態なのに覚悟なんてわたしにはわかりません」

 

 「覚悟を持たず、ノコノコと遊び半分で戦場に立っている貴女が、奏と同じシンフォギアをましてやスフィアを持つことなど、私は認めない!」

と翼さんは再び私に斬りかかる。

 

 そんなことを言われて、私はそんな風に言われて黙っていられるほどお人好しじゃないと私は少し、やる気になってジャレンチを召喚する。

 

 「フン!」

 

 「ありゃァあ!」と私はジャレンチを振り回し翼さんに攻撃を仕掛けるが翼さんはそれを避けるが私はジャレンチを棒に見立ててそこから回転して蹴りを決める。そしてスパナヌンチャクで翼さんを引っ叩く。

 

 戦いはだんだんとヒートアップしていき、私はスフィアの力を解放していました。体に激痛が走りますがこの時の私は翼さんの理不尽により精神のタガが外れていたのか対して痛みを気にせずに戦う。

 

 そして翼さんはフィニッシャーである蒼ノ一閃放つけど私はジャレンチで剣が落ちてくるちょうどのタイミングで剣の横っ腹をぶん殴り、巨大化した翼さんの剣が砕けちり、翼さんも横に吹っ飛ぶが即座にアームドギアを再展開、千ノ落涙を放つけど私はそこで躊躇なく、マグナモードを解放するのだった。

 

  「おおおお、ペインシャウター!!!!!!と獅子の咆哮とと共に私の周りにエネルギー衝撃波が広がり、降ってくるエネルギー刃を全て破壊するのだった。

 

 私はライアットジャレンチの封印を解きます。

そして翼さんに封印を解かれてレンチから凶悪な見た目に代わったジャレンチを翼さんに向けるのだった。

 

  「ううぅぅ、ヒートクラッシャー!!!」とジャレンチに隠されたバンカーボルトが翼さんを貫こうとした瞬間、私は意識を失ってしまいました。

 

  響サイドエンド

 

  どうもオハラセツコです。危なかった、まさか響ちゃん切れるとあんなに過激になるなんて案外、ランド・トラビスに似たような部分があるみたいね。翼ちゃんにとどめを刺そうとした時、完全に暴走してたわ怒りが痛みを完全に消していたのか、ペインシャウターまで制御して見せたし、指令が既に止めに向かって行って咄嗟に気絶させていなかったら翼ちゃんは再起不能な状態になっておかしくないような感じでしたね。

 

  それからというか、あんな無茶な戦い方をしたためか、ライアットジャレンチは暫く、使用不能になり、響ちゃんもその使用には当面の間、大分制限をかけられることになるのでした。

 

 




  今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

アンケートを今回もご協力お願いします。
お題は
 この小説にアサキムはいる、いらないです。

  ご協力お願いします。


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響とザ・ヒート出会う。

  どうも立花響です。私、翼さんにガチギレして戦った後、気絶したんですけど、

 

 『おおい、聞こえてるか?、嬢ちゃん、聞こえってか?』と何もない白い空間に赤い髪に髭をはやしており、繋ぎの上半身を腰に巻いた男性が私に呼びかけていたのです。

 

 

 「ええと私は大丈夫なんですけど?、貴方は何者なんですか?」

 

 

 『ああ、俺か?、俺はランド・トラビスさすらいの修理屋ビーター・サービスの2代目だ。よろしくな。』とその男性、ランドさんはちょっと暑苦しいスマイルを見せてくれます。そして私はわかってしまいます。この人は

 

 『おっとまった。嬢ちゃんの言いたいことはわかるぜ。俺は傷だらけの獅子のスフィアリアクターだ。まあ、今となっては元がつくのか・・・・・』

 

 「元?、この世界で私の前にスフィアリアクターだったってことですか?」

 

  『いんや、そいつは違う。なんなら俺の本体はまだ生きてる。』

え、スフィアってリアクターが死ぬくらいしか、代替わりしないんじゃ

 

『お前さんが考えていることは尤もだが、そもそも俺の世界と嬢ちゃんの世界線のスフィアは別々のもんだからな。そっちの世界のセツコに取り付いてるやつが黒の叡智って奴に触れてこの世界にスフィアを誕生させたんだ。』

  オハラ先生にとり憑いている?、オハラ先生が誰かに取り憑かれているんですか?

 

 『まぁ、概ねあってるが、お前さんと俺があってるのはスフィアリアクターのパワーアップに関する警告をする為のシステムとして黒の叡智で触れた俺達のオリジナルの性格を再現して埋め込んだんだ。だから正確にはランド・トラビスって訳じゃないが、お前には言っておかなきゃならんことがある。』

 

 私に言いたいこと?

 

 『おう、お前さん、先輩に切れて先輩をボコボコにしちまったんだろ。そん時、スフィアが暴走を起こしたんだ。お前さんはその暴走の時に無理矢理、次のセカンドステージへの扉をぶっ壊して入っちまった。スフィアにはな、段階が上がる度に副作用も強くなるだろうな。スフィアってのはファーストステージはただの動力源にしかならないんだが、

セカンドステージになる、ここでようやくスフィアリアクターと呼ばれるものになるのさ。ここからがそれぞれの属性の副作用で大体はここで死んじまうんだ。お前さんは今まで耐えに耐えた忍耐力が爆発して怒りが頂点になっちまってな、副作用なんか吹っ飛ばして、スフィアの力を使うもんだら、セカンドステージにきちまったわけだが、たしかに辛いことはあるさ。だけどよ。そんな時だからこそ自分はにっこりと笑うんだ。誰かの役に立ちたいお前の考えは間違ってねえ、辛くなった時、どんなピンチの時でも笑ってピンチを跳ね返せるくらいになれ。』

とランドさんはまたあの暑苦しい笑顔を見える。

 

 『聞こえてるんだが!、ああ!』とランドさんに怒られた。

 

 『まぁ、オリジナルのいない世界でしかもこんな夢の中だけで名乗っても仕方ねえ、いいか、嬢ちゃん今日から嬢ちゃんが傷だらけのスフィアリアクター、そして熱き称号、ザ・ヒートはお前のもんだ。今日からお前がザ・ヒート頼むぜ。そっちの世界のセツコに憑いてる奴も悪い奴じゃないんだ。あんまり責めるなよ。』

と最初から最後まで圧倒されっぱなしだったけど、私にはまだ忍耐は足りなかったけど、無理矢理セカンドステージに来ちゃったみたいだ。

 

 オハラ先生にとり憑いている人って、いったいとそんなことを自問自答していると私の意識はこの白い空間の上に昇っていく感覚を覚える。

 

 そして私が目を覚ますと二課の医務室のベッドの上にいました。

横を見ると奏さんと弦十郎さんがいました。

 そこで私はライアットジャレンチの当面の間、修理が必要なことそして使用の禁止を言い渡されるのであった。

 

 

 

 




  今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 次回も最後まで読んでくださいね。もしよろしければモチベーション向上の為に感想を頂けると小説制作の励みになると思います。気が向いたらよろしくお願いします。


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蠍と射手相撃つ

  天羽奏だ。最近、私はわりかし暇である。私の相棒である翼が響に八つ当たりして逆に返り討ちあってから、翼は病院で入院中であり、響は出て来たものの、翼の件でやり過ぎたのか謹慎を命じられて、今は普通の学生生活に一時的に戻っている。

 

 ツヴァイウィングの活動も基本的には2人1組での活動が基本的だから、緒川さんも翼が回復するまでは暫くは活動を自粛するつもりみたいだしな。

 

  私が久しぶりのオフに街を歩いていると1人で街をぶらついている響を見つけた。

 

 「おーい響、何やってんだよ?」

 

 「あ・・・・、奏さん」

 

 「どうした随分元気がないぞ。どうだ先輩に少し話してみないか?」

 

 「・・・・いえ、大丈夫です。すいません、色々と心配してもらって

 私は大丈夫ですから・・・」と響はその場を走り去って行っちまった。

 

  なんだよ。随分としょんぼりしやがって、大丈夫な奴があんな辛そうな顔が出来るかよ。

 

 その時、私の携帯に連絡が入る。

ノイズだ。さてせっかくの休みを潰してくれたんだ鬱憤ははらさせてもらうぜ。

 

 ・・・・・・、私が現場につくと既に現れたノイズの進行をセツコさんが食い止めているらしいとのこと、私はそれに加勢するべくノイズを倒していく。

 

 途中で地下鉄駅内のノイズを撃破しつつ私はセツコさんと合流した。

 

 「奏ちゃん!」

 

 「セツコさんそっちの状況は?」

 

「ええ、なんとか倒せたけど、だんだんと誘導されて言ってる気がするわ。」

 

  「セツコさん、それって誰に?」

 

 「わからないわ。ここ最近のノイズは明らかに動きに人為的な意思を感じるわ。今回も誘導されているのだって明らかにノイズは誰かに操作されているとみていいかもしれないわ。」

  ノイズを操作だと、もしかしたら、私の家族もそいつ等にと私はまだ正体もわからない敵に私は恨みの念を抱く。

 

 思った通りだ。やっぱり力が湧いてくる、やれるとアームドギアを変形させて、ノイズを一掃する。

 

  「あーあ、せっかく出したのにもうやられちまったか。幾らでも出せるからってそんなポンポン倒されちゃ、出してるこっちもめんどくさいんだが」とそこに白い鎧をつけた女がいた。

 

 わかるぜ、ビンビン感じてるこいつ、同類(スフィアリアクター)だ。

 

 「ま、いいか1番の捕獲対象じゃないのはいただけねえが、まぁ、あんた達も感じてるとは思うが、私もスフィアリアクター、立ち上がる射手のリアクターだ。よろしくな。」

 

  「そうか、お前がノイズを操ってる親玉だな。しかもそいつはネフシュタンの鎧だな。」

 

 

  「お、この鎧のこと知ってんのか」

 

  「当たり前だ。そいつは元々、私等二課の所有してたもんだからな

そいつを奪われた日のことは今日まで忘れた日は無かったぜ!、セツコさん、悪いがここはわたしの精算しないといけない戦いださがっててくれ。」とその言葉にセツコ、ネフシュタンが追加で出したノイズに向かっていく。

 

  「へへ、そうかいまあ、あんたじゃわたしには勝てないからよ。」

 

  「上等だ。ぶっ殺してやるから覚悟しろよ。」

 

   とわたしとネフシュタンの女との殺し合いが始まる。2人とも真っ先に狙うのは顔、お互いの拳が顔に刺さる。私は響の戦い方をみて、槍を片腕に出現させてスピアーのような感じにしてネフシュタンに殴りかかるけどネフシュタンは鞭でそれを防ぐ。

  

 私はとっさに蹴りをかまして、アームドギアを通常の槍に切り替えて槍の先端が開いてエネルギー砲を発射する。

 

 ネフシュタンの奴は攻撃を防ぐがこれにはあいつも無傷とは行かずに鎧にひびが入るのを確認したんだが、それがみるみるうちに再生していってやがる。

 

 「さっきからわたしの攻撃を受けてる割にはダメージが軽いと思ってたが随分とみみっちいことしてるじゃないか」

 

  「へ、お前ごときの攻撃じゃ、ネフシュタンは負けねえってこった。いくぜ!」

と今度はネフシュタンのやろう、今度はあっちから仕掛けて来やがったな。鞭の連打、そしてエネルギーを収束してつくった回転刃がわたし目掛けて飛んでくる。

 

  「やるじゃねえか、クフォ」と私は吐血してしまった。

 

 「どうやらそちらさんは時間切れらしいな。」

 

 「なめんじゃねえぞ。私は怨嗟の魔蠍のスフィアリアクター、私の憎しみが消えない限り、私は負けない、答えろ怨嗟の蠍のスフィア!」

と私の憎しみの感情をスフィアがどんどんと吸い上げて行っているのがわかる。

 

 そして私のギアの形状もそれに従い変化する。

 わたしの頭部からエメラルドのような角が生え、ギアの色も黒と赤を中心にした色に変わり、背中に青い球体のようなパーツが宙に浮いている。

 

 この姿、ガングニール・アーレスとでもしておこうか、

 

「さて、待たせたな。ここからだ。」とわたしは復讐の怨みの念が込められた歌を口から紡ぎ、背中のパーツが衝突し、風景を幻想的な楽園へと包む、そして私のギアのパーツが離れ、蠍の形を取りネフシュタンを攻撃、私も槍を出してネフシュタンを切りつける。

そしてネフシュタンは倒れかけるが、持ち直し撤退する。

 

 「へへ、やったぜ。ざまぁないぜ。カハッァ!」と血を吐いてわたしは倒れる。やったぜ、○○?、あれ○○ってだれだっけ、父さんや母さんの顔が思い出せない。くそ、これがスフィアの副作用か、家族の父さん達のことが思い出せな、あれ、私、誰の事を思い出せないでいるんだっけ、思い出せ。何も、何も・・・・

 

 そこで私の目の前は真っ暗になった。

 

 

 

 




  今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
 よろしければアンケートへのご協力や感想などをお願いします。

 前回の投稿に一通の感想が寄せられてそれが嬉しくて今日はもう1本あげてみました。感想をくれた方、お気に入りに登録してくださった方々、これからもこの作品をよろしくお願いします。


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獅子吠える

  どうも皆さん、立花響です。わたしは現在、病院に来ています。

 私が司令達から謹慎を言い渡されていた際、ネフシュタンの鎧という完全聖遺物を纏う少女の出現により、奏さんがスフィアの力をセカンドステージに進め、副作用で倒れたらしいのです。

 

 そこで今回はわたしは奏さんのお見舞いにやってきた訳です。

 そうそう今朝、テレビではそのことを受けてからツヴァイウィングは期限つきの活動休止となったのだった。

 

 さて、病室につきましたな。

とわたしは病室の扉をノックする。

 

 「どうぞ?」

 

 「司令?」

 

 「ああ、響くん、君も奏くんのお見舞いか?」

 

  「はい、知らせを受けて驚いてしまいまして」

 

 「うむ、困ったことにセツコ君以外に戦力が現在はいないことから響くん、少し早いが君の謹慎を解く。それに伴って修理の完了したライアットジャレンチの封印を解除、使用禁止も解く。」

 

 「あ、ありがとうございます。」

 

 「さて、それじゃ俺はこれで、奏くんをよろしく頼む。」

 

  「はい!」とそこで風鳴司令は病室を後にする。そして改めて病室に入る

 

  「奏さん?」

 

  「ん、姉ちゃん誰だ?」

   

  「え、嫌だな奏さん、私ですよ。立花響です。」

 

  「立花響?、ごめん、何も思い出せないんだ。」

 

  そんなこれがスフィアの副作用だっていうの?

わたしの激痛が可愛くなるくらいに記憶の喪失という副作用は重たいものであった。

 

  「奏さん、本当に思い出せないんですか、あんなに一緒に戦ったじゃないですか。」

 

  「戦う?、私が何と?」

 

  「ノイズとですよ。」

 

  「ノイズ?、ノイズ!!、あぁぁぁ!」と突然、奏さんは叫び始める。

  「あああ、ああ、嫌だ。ああああ。」

 

  「奏さん、どうしたんですか。奏さん。」

 

 わたしはすぐさま、ナースコールを鳴らして取りあえずどうにかナースさんが来るまで奏さんを落ち着かせないと

とっさにわたしは奏さんを抱きしめる。

 

  「あ、あ、ああ」

 

  「奏さん、大丈夫です。落ち着いて私がいます。怖くないですよ。落ち着いて」と優しく背中をさすってあげる。

 

 「あ、あー、・・・・」とどうやら疲れて気を失ってしまったらしい

そして私はその後、来てくれたナースさんに事情を話して、かえってもらう、トイレに行って最後奏さんに挨拶をして帰ろうと病室に寄ると

 

  「奏!、本当にわたしのことを覚えてないの!、ねえ、奏!」

という声が聞こえて来た。

 

そしてわたしが病室の扉を開けると

 

 「あ、響!、助けてくれ。」と奏さんがこちらに走ってきて私の後ろに隠れる。

 

「こいつ、いきなり私の部屋に入ってきて知らないって言ってるのに

帰ってくれって言ってるのに出てってくれないんだよ。」

と病室の中を見ると翼さんがいた、そして何故だか翼さんは怖い目つきで私を睨んでいました。

 

 「お前が、・・・お前が奏をこんなにしたのか!お前が!」

と私にどなり近づいてくる。

 

  「落ち着いてくださいよ。翼さんわたしは別に何も」

 

  「お前が、奏を!」

と翼さんは私に掴みかかる。

 

  「翼さん、落ち着いて!」

  

  「お前が奏を惑わせているんだ、お前が!」

 

  「こいつは一体どうなってる。」

 

  「神副司令!、翼さんが錯乱してしまっているみたいで」

 

  「ああ、そりゃ、見ればわかる俺が聞きたいのは何故そうなったのかということだ。」

と翼さんと私の間に入る。

 

  「神副司令、何故、わたしの邪魔をするんです、立花は奏を惑わせているんですよ!」

 

 「翼、取りあえずは落ち着け、お前も落ち着かなければ立花から詳しい話を聞くこともできない。そうできない以上お前の証言を正当化することは出来ない。いいか、この件は本部に持ち帰って協議するいいな。」

 

  「わかりました。・・・・」

と翼さんは病室を出て行った。

 

 「立花、とりあえず本部へ行くぞ。今の状態の翼の証言を信用する訳ではないが、少し詳しい事情を聞きたい。奏もそれでいいか?」

 

 「ああ、あんたは?」

 

 「ああ、俺はさっき来てた赤毛の大男の部下だ。神隼人とという、うちのが煩くしてすまないな。」

 

  「いや、いいんだ。それにあんたとも私は、記憶を失う前のわたしは面識があるみたいだけど。」

 

 「まあ、そんな感じだ。また後で立花に顔を出させる。それではな。」

 

  「・・・・響」

と奏さんが少し不安そうな顔をする。

 

  「大丈夫です。奏さん、また来ますから」

 

 「本当か、嘘、つくなよ。」

  

  「はい、わかりました。それじゃ、また今度」

とわたしは病室を後にした。

 

 そして本部につき、応接室で神副司令に事情の全てを話す。

 

 「ふむ、そういう訳か、確かに翼の側から見ればそういう風に考えられなくもないが、それだけでは断定することもできん」とその時、本部にノイズの出現を知らせる警報音がなる。

 

 「立花、いけるな、すでに現場近くにいたセツコが避難誘導を行ってる。至急、現場に急行してくれ。」

 

  「わかりました。立花響至急現場に出撃します。」

 

 私は現場に急ぎ、現場に到着する、わたしは横から攻撃を受ける

とっさにギアを発動させて、ガードする。

  「貴女は!、ネフシュタン」

 

 「ほう、あいつから聞いてたか、ようやく会えたな最重要捕獲対象」

 

  「わたしはそんな名前じゃない、私の名前は立花響、ガングニール融合症例型奏者にして、傷だらけの獅子のスフィアリアクター、そして2代目ザ・ヒートだぁぁ!」

と私の叫びと共に、辺りに獅子の咆哮がこだまする。

 

 

 




  今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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龍虎、招来

  どうも、久しぶりの私視点、オハラセツコです!。

皆、最近、私以外の視点が多くてわたしが主役だって忘れてたでしょ。

 

  さて、前回は奏ちゃんが記憶喪失になって響ちゃんがそれを慰めたって話でしたね。翼ちゃんの件も一応は耳に入ってるんですけど、やっぱり最近の翼ちゃんは何処か、精神的に不安定でした。この前の響ちゃんにボコボコにされたのがよほど、今回の件に響いているのかもしれないわね。

 

  そしてわたしはその日の当日、ノイズが出たので出撃、先輩奏者の相次いでのリタイアにより、謹慎とライアットジャレンチの使用の許可が降りた響ちゃんが至急、こちらに向かっているとのことわたしはそれまで、避難誘導を行いつつもノイズを撃退していく。

 

 

  たった今、連絡が入り現場に着いた響ちゃんがネフシュタンの鎧の少女と交戦に入ったらしい。避難誘導が完了し、私も戦線に加わろうとした時、私に攻撃が降りかかる。私はそれを避けて体勢を立て直す。

 

  「誰⁉︎」

 

 「ふふ、貴女が今代の知りたがる山羊のリアクターですかな。いや、古代の巫女の妹君」

 

 こいつ、わたしの正体を知っている。いやわかるぞこいつは

 

 「貴女のお考えの通り、私は偽りの黒羊のスフィアリアクターにしてクロノの幹部、アイナ・マクドウェルと申します。」

 

  「クロノ?、それは一体どんな組織」

 

 「いえ、クロノは世界に秘された組織、私めの一存でその全てをお話しするわけには参りません。」

  だけど、スフィアリアクターの他にこれは大分感じたことのある気配

 

  「まさか!」

 

  「ふふ、貴女の造った妖機人は大変役に立っていますよ。こいつを解き放ったらこの街はどうなってしまいますやら」

 

 「そのやり方は、まさか貴女達はバラルの、アヌンナキの遠い末裔の一族の組織ね。」

 

 「ほう、やはり理解が早いですね。そう我らはアヌンナキの末裔、我らの祖先、アヌンナキが消えたバラルの園を守護するもの」

 

 

  「中国で私の技術を盗んで四霊と四凶を造った後にすぐに消えたと思ったら、こんなこと!」

 

 

 「そう、中国を離れた後、我々は世界中に根を張り、世界を裏で操るほどに我々の組織は拡大した。そしてクロノの末裔達は各地に存在しているのですよ。」

 

 「なるほど、この世界は全て、あなた達の思い通りってわけね。」

 

 「そう、そしてあなたの技術と力は我々クロノの管理下にあるべきものだ。今宵は貴女を我らの陣営にお迎えするために参った次第です。」

 

 「そう、だけどお断りよ。覚えて置きなさい。私もフィーネ姉さんも貴女達みたいな奴は一番嫌いなの、だから・・・・」

わたしはカーバーをアイナに向ける。

 

 「わたしの前から消えろ!」とその言葉と共に私はトリガーを弾くが、その途端にアイナの姿は消える。

 

 「馬鹿な私とあいつのスフィアの相性は最悪の筈、それを欺くとすればそれは。私よりもスフィアリアクターとしての力が強いってことかしら、」と思っているとあいつが呼び出した妖機人が動き出す。

 

 「いけない。あいつ妖機人を止めないと」

 

 『セツコさん、ようやく通信が回復しました。大丈夫ですか。』

と友里さんから通信が入る。

 

 

 「はい、でも街に現れたノイズではない巨大生物が出現していまして」

 

 『セツコくん、暫く持ち堪えてくれ。もう暫くすれば自衛隊が到着する。化物の相手は一旦自衛隊にませて、響くんを回収して一旦帰還するんだ。』

 

 「そんな私達じゃどうしようもないっていうの」

 

 『仕方あるまい。一旦体勢を立て直すんだ。いいな。』

 

 『セツコさん、気をつけてください。その地域に向けて、さっきの巨大生物の他にもう2つ、巨大な熱源反応が向かっています。大きさからして、さっきの奴の仲間とも考えられます。』

 

 『そういことだ。響くんを回収してすぐたったするんだ。いいな。」

 

  「了解。」とわたしは通信を切ると私を空を見上げる。

 

 「あれは⁉︎」と空見えたのは大きい青い龍と白い虎の姿だった。

 

 

 「まさか、来てくれたのね。龍王機と虎王機!」

とわたしは龍王機に向かって行くけど、龍王機は私のことを認識はしているものの、どうやら私に力を貸しに来てくれた訳ではないようだ。

と空から降りた、あの場所は響ちゃんがいた場所、まさかあの二体は響ちゃんを、急がないと

 

  私が現場に向かっていると上空にニ体の超機人が飛び上がり、お札が宙を舞い、二体を包み込み、そのお札から出てきたのは二体の超機人が合体した真の姿、龍虎王だった。

  




  今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

  よろしければ今回のアンケートへのご協力や感想などをお願いします。

 前回の投稿に一通の感想が寄せられてそれが嬉しくて今日はもう1本あげてみました。感想をくれた方、お気に入りに登録してくださった方々、これからもこの作品をよろしくお願いします。

今回のアンケートでは今回、龍虎王が出てきましたが響は虎と龍どちらに乗るべきだと皆さんは思いますか?、是非皆さんの意見を聞かせてくたさい。

響は龍虎王の龍と虎どっちに乗る?

1、龍

2、虎


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射手と獅子 一時の共闘

  どうも立花響です。わたしは今、ネフシュタンの鎧の少女と戦っていた。わたしはデッカースパナをヌンチャク状態に相手の片足を拘束させると躊躇なくジャレンチを叩きつけます。

 

私はめったうちに叩きまくっているとネフシュタンのバイザーが破れて

銀髪の青い瞳の綺麗な顔が出てきました。

 

  「・・・・・綺麗」

 

  「なっ、あたしは敵だぞ。何を言ってんだ。」

 

  「ごめん、貴女の顔があまりに綺麗だったから」

そして次第にまたネフシュタンの鎧が彼女を覆う。

わたしは再生させる前にジャレンチで殴り、また顔を出させます。

 

  「何、すんだよ。」

 

「ごめん、また顔が見えなくなるのはちょっと。それに顔が見えてたほうが可愛いよ」

 

  「な、だきゃら、わたし敵にゃんだぞ!。」

 

  「プッ!、ふひ、噛んだ・・・・・・」

 

  「笑うな。何処までも馬鹿にしやがって」とその子は私に無知で攻撃を仕掛けてくるけど私はそれを掴み取ると

 

  「うりゃぁぁぁ!」と思いっきり振り回して

 

  「直伝!、大雪山おろし!!!!」とその子を投げ飛ばします。

そして私は高く飛び、空中でひねりを入れて回転

 

  「イナズマキック!」とその子にノリコ先生から習った蹴りがささる。

 

  「大丈夫?」

 

「お前、普通、かわいいとか行ったやつにこんな容赦なく攻撃するか?」

 

「え、そうかな。話を聞かせて貰うには少し手荒なくらいがいいって二課の戦闘部門の人達から私は教わったんだけど、それじゃお話を聞かせてくれる。まずは名前からさっきも言ったと思うけど、私は立花響、貴女は」

 

 「・・・・・・雪音・クリスだ。」

 

 

 「クリスちゃんか、いい名前だね。それじゃ色々と聞かせて貰おうかな。」とそのとき、近くで爆発音がする。

 

 そして私達の視界には巨大な猿の化物が街を破壊している姿があった。

 

  『響ちゃん、今、セツコさんが向かってるからその子を守りつつセツコさんの到着を待って』

 

 

 『これは、響ちゃん、逃げて、さっきの一体の他に巨大な熱源2つが貴女達の方に向かってるわ。』

 

 「え・・・」

とそれを聞いた時にはすでに遅く、私とクリスちゃんの目の前に巨大な龍と虎が降り立つのだった。

 

 「終わりだ。もう・・・・・」とクリスちゃんは諦めの言葉を出したその時

 

 『汝、ひさしく見ぬ、強念者たちよ。汝人界の救済を望むや』

 

 『汝ら破邪強念を有す、此度、我らを生み出した母を守るべくこの地へ飛来した。我らの使命は百邪を退け人界を守ることなり、その母に伝えられた役目を守るべく戦う。我らの真の力を発揮するには2人の強念者を要する。』

 

  「響・・」とクリスちゃんはわたしの方を向く。

  

  「うん、クリスちゃん、一緒に戦おう。」

 

  「勘違いするな。今回だけだったらな!」

 

  「うん、その時はまた倒して話を聞いて貰うよ。」

 

  『話は決まったか?』

 

   「ああ、お前がこの世界を守る存在だって言うなら」

 

   「私たちも貴方達と一緒に戦う!」

 

   『よい、では白き髪のものよ。我に乗れ!』

 

    『獅子の刻印を持つものは私にのれ』と私とクリスちゃんは光に包まれる。

 

  すると私はあの虎の中に入ったのだろうか、コクピットのようなところに座らせている。

 

  『唱えよ!我らがその名を』

 

 「「汝、無敵青龍、龍虎王!」」

 

  「行くぜ。九天応元雷声普化天尊、雷火の顎よ、敵を撃て!、急急如意令!」とクリスちゃんは龍虎王を操り、札を使って猿の化物を攻撃する。

 

 

  「クリスちゃん、変わってあの手合いは格闘戦が有効だよ。」

 

  「へ、わかったよ。順逆転身!」

クリスちゃんのその言葉と共に龍虎王が札になり、再びひとつになると

姿を変えていた。

 

  「最強白虎、虎龍王!」

 

「さあ、行くよ!」とわたしは虎龍王を操り、ヌンチャクを呼び出す。

 

  「ランダムスパイク!」とヌンチャクでめったうちに

 

 「ライアットジャレンチ!」と私はとっさに叫んだのですが、虎龍王サイズのジャレンチが虎龍王の腕に抱かれていました。

 

  「虎龍王、スーパープレス!」とジャレンチの封印をとき、そして

 

 「ザ・ヒート・クラッシャー!!!」と私はジャレンチのバンカーボルトを叩きこみます。

 

  とそしてようやくこの巨大な猿は動かなくなりました。

 

 こうしてクリスちゃんとのほんのひと時ながらもとても濃い経験をすることとなりました共闘は終わりを告げたのです。クリスちゃんは龍王機に乗り、何処かへ行ってしまいました。

 

 私も虎王機から降りて、やってきたセツコさんに回収されて二課に戻ります。虎王機も二課の巨大な搬入エレベーターに乗り込み、二課本部へと運び込まれるのでした。




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フィーネの館にて

  どうもフィーネの妹、フォルテちゃんです。って言ってもわたしもフィーネ姉さんみたいなことが出来るから昔の姿に変身は出来るのよ、

さすがにあの人みたいに裸族じゃないけどね。

 

  今日はセツコの姿じゃなくて、この姿なので本名を名乗ってみました。

 

  フィーネ姉さんに屋敷に呼ばれた為、今日は小テストがあるって言うのにこんな朝早くに呼ばれて結構眠い。

 

  「フィーネ姉さん、入るわよ。」

 

  「なんだ、あんたなにもんだ?」とそこに出てきたのはこの前の戦闘の時に響ちゃんから名前を聞いた。

 

 「雪音・クリスちゃんだったかしら、フィーネ姉さんに呼ばれてきたのよ。聞いてないかしら?、まあいいわ。悪いけどフィーネ姉さんを呼んできて貰えるかしら?」

 

  「ん・・・、わかった確認してくるから動くなよ。」

 

 「ええ、フォルテが来たって言えば通じるから」

 

  「伝えとく」とクリスは走って屋敷の奥に消えていった。

 

 そしてしばらくしてようやくフィーネ姉さんが来た。

 

  「随分と早かったな。」

 

  「今日は小テストがあるから早く用を済ませたいだけよ。それで、私に用立てなにかしら、二課にいる時にでも話せば良いじゃない。」

 

 

 「まあ、あそこは何処に目があるかわからんからな。ここならお互い本来の姿で話せるからな。この前、クリスが超機人を連れ帰ってきたあれはどう言うことだ?」

 

 「まあ、あの子達は私がわかるようだけど、率直に言えば私を親だと認識して入るけど、今代の担い手にはなれなかったそれだけよ。」

 

 「それで、この前、クロノとか言う連中に接触されたが、お前何か知っているか?」

と、まさか姉さんにもクロノは接触をかけていたとは

 

 「クロノはアヌンナキの末裔達だよ。」

 

 「まさか、アヌンナキの一族がまだこの地上に存在していると言うのか?」

 

 「まあ、何代も人間と交配してきたせいで大分血は薄まってきてるけどね。それで姉さん、中国にいたことってある?」

 

 「お前が死んだ後の中国にな。超機人が封印されるまでの期間はそこで活動していた。超機人を見てすぐにお前のつくったものだとわかったよ。」

 

  「そう、それで姉さんはバラルって名前に聞き覚えは?」

 

 「聞いたことはある私が何度目かに転生した時、いた国の裏社会を牛耳っていたのが確かバラルという組織だった。そいつらに関わった奴らはとても変わった死に方をしていた。」

 

 「そ、それがクロノの前身となる組織で私の技術を盗用して私のつくったものじゃない超機人がわたしは見た事がなくて聞きかじった程度だけどね。」

 

  「ほう、世界にはお前のつくったものではない超機人がいるのか」

 

 「そう、私は中国の伝承にある霊獣達をモチーフに超機人達をつくった。その大半が妖機人というこの前の猿のような化物みたいになったけどね。それもあってか、当時、つくろうと思ってた霊獣の最高位の超機人は造らなかった。姉さんは知ってる?」

 

  「四霊だったか」

 

 「そう、四霊、そして四凶の超機人を奴らは奴らの役目はバラルの園を外側から守ること」

 

  「ほう、そういうわけか。」

 

 「だから、そういったバラル、今はクロノが関わった事件は大半が事実を改竄されているってわけよ。」

 

 「ふむ、お前もだいぶ転生し続けていく度も戦い続けていたようだな。」

 

 「まあ、姉さんなら私の子供達に手荒な真似はしないとおもってるから、それじゃ、わたしはこれ以上いると学校に遅れちゃうから、またいずれ」

 

と私はフィーネ姉さんの屋敷を後にした。

 

 

 




今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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響と未来

  どうも立花響です。わたしは現在、あの日クリスちゃんと戦った時に未来にシンフォギアで戦うところを見られてしまい、その事情を説明するべく、こうして未来の前に立っている訳ですが

 

 「未来。聞いてほしいんだ、私・・・。」

 

  「どうせまた嘘つくんでしょう。」

 

  「ごめん・・・。」

 

  と未来はベットに入ってしまった。

以降も何度も未来に話をしようとしますが中々、機会は訪れることはなく、授業中も先生に怒られてしまいました。

 

 そしてわたしは昼食の時間、

 

  「ここ、いいかな?」

食堂で昼食を食べている未来を見つけて言葉をかけますが返事は返ってきません。

 

 しかし、私は座りました。

黙々と食事を続ける未来。

しょんぼりするわたし

 

好物のラーメンにも手を付けられません。

 

「あのね、未来、私・・・。」

と話しかけようとする。

 

「何だかいつもと雰囲気が違うのですが・・・。」

とそんな私を見て、友人3人のうちの1人寺島詩織が声をかける。

 

   「あっ。」

 

  「どういうこと? よくわかんないからアニメで例えてよ。」

 

  「これはきっとビッキーが悪いに違いない。ごめんね未来。この子バカだから許してあげてね。」

 

  「そういえばレポートのことを先生が仰ってましたが・・・。」

 

「提出してないの、あんた一人だってね。

  大した量じゃないのに何やってんだか・・・。」

 

   「あはは・・・。」

 

   「ビッキーってば、内緒でバイトとかしてるんじゃない?」

 

   「っ!」

 

  「えーっ!? 響がバイト!?」

 

「それってナイスな校則違反では?」

 

ガタン!

突然未来が立ち上がり、そして、そのまま走り去る。

 

「未来!」

顔を見合わせる3人。

 

未来の後を追いかける

 

「私が悪いんだ・・・!)

 

「未来。」

 

「・・・。」

 

「ごめんなさい。」

 

「どうして響が謝ったりするの?」

 

「未来は、私に対して隠し事しないって言ってくれたのに、私は未来にずっと隠し事してた。私は・・・。」

 

「言わないで!」

 

「っ・・・。」

 

 下を向いたまま、響に向かって歩いてくる未来。

 

「これ以上・・・。私は響の友達でいられない・・・。ごめん・・・!」そう言って、涙を流しながら、

去っていく未来。

 

バタン!

 

「どうして・・・こんな・・・・。イヤだ・・・・イヤだよぉ・・・・。」

 

 響side end

 

 フィーネside

私は先日、我が妹から聞いたクロノの幹部に再び接触を受ける。

 

 だが私とこの間、接触したクロノの幹部とは少し毛色が違うようだ。

奴らは自分をクロノ改革派と名乗る。

 

 クロノの奴らは私の月を破壊する計画を支援すると言ってきた。

そして私に先日、市街地で現れた猿の化物、妖機人を何機か融通するというこいつら、まあいい利用出来るうちはせいぜい利用させてもらおう。

 

  とわたしは地下に行き、その妖機人どもを制御する装置をつくり、それを調整していると

 

  いつの間にか部屋に入ってきていたクリスが部屋の資料を落としていた。

 

  「こいつは、こいつらは、フィーネ!、どういう事だ。こいつらはこの間の奴の仲間なんじゃないのかよ!、何で、ここにこんなのがあるんだ!」

 

  「ああ、ちょうどこの前の奴らから貰う受けてな。カディンギルの完成も間近だ。それよりもデュランダルの輸送任務襲撃作戦、大丈夫なんだろうな。」

 

 「まかせろやってやるよ。」

 

 (ふ、だがこいつの心は立花響と出会ったことで揺れているのは確かだ。切り捨てるにはちょうど良い頃合いかもな。)

 

  




  今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回もお楽しみに


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セツコの正体

  どうもフィーネの妹の転生体、オハラセツコです。

今、私は二課の職員により取り調べをうけています。

 

  よくよく考えればここまで姉さんのやることの邪魔を着々やっていれば。それはもう怒りも臨界点を超えてしまったかな。

 

 「それで、オハラセツコくん。いや、フォルテ、何故君は2年前、あのライブ会場で我々に接触したのか。聞かせてもらおうじゃないか。」

と隼人副司令がだいぶ怖い顔をして、私に聞いてくる。

 

くそ、これも姉さんがあの時、バラすから!!!

 

  それは二課に眠る完全聖遺物、デュランダルの輸送作戦において、

堂々と公道を封鎖することによってスピーディーに輸送してしまおうという計画であり、敵からの襲撃は勿論予想し、さらにはそれを見越して襲撃される場所の被害をより少なくする為という目的の為、この作戦は決行されることとなったのです。

 

  二課の職員や武装職員達がデュランダルが積まれた櫻井了子の車を護衛するというものだったが、ぶっちゃっけてマッチポンプだなと思う。デュランダルを狙う姉さんの車に目当てのブツを入れちゃうなんてなんてミス

 

 そして、司令や副司令達の読み通り、クリス達の襲撃があったのだった。

 

 クリスちゃんを響ちゃんが抑えている間。

 

わたしは残りのノイズを相手に大太刀周りを演じなければいけないなんて、くそ、よりにもよって姉さんは移動済みか

 

 

  「く、数が多すぎる、くらえ、レイストレイターシュート!」

 

  集中力が切れてきた、やばい、危ない危ない、あと一歩で灰になるところだった。

 

  「オハラ先生!、危ない!」と響ちゃんが上から巨大なノイズが、下からも道路を突き破り巨大なノイズが出てくる。

 

  「下も!」と私はスフィアでとっさにバリアーをはってガードするけど、強すぎるこいつはまずいバリアフィールドを破られる!!

 

 「く、仕方ない、集まれゲッター線!、そしていくわよ転身!」

と私はあろうことか二課の皆の前でフォルテとしての姿に変身し、ゲッター線を己の身にまとう。

 

 「ゲッタァァァ!ビィィーム!!!」とわたしは眼球からゲッタービームを放つが少しは聞いているようだが、形状崩壊には至らない。

 

  「くそ、ハァァァォ!」とわたしはゲッター線を全てエネルギーフィールドに吸収し、臨界点まで吸収して解き放つ

 

  ゲッター式ペインシャウター!

 

  「そして、よくやった我が妹よ。」

とその時、姉さんが私の目の前にやってきた。

 

「お前は二課に忍び込み、私に情報を流すという役目をしっかりと果たしてくれた。流石はこのフィーネの妹と言ったところか。邪魔者である広木防衛大臣の暗殺も手間が省けて良かったよ。」

そう、そういえばこの時の前段階に置いて、広木防衛大臣が何者かに殺されてしまったこと、広木防衛大臣がこの計画を立てていたことなど、

思えば、あの日、姉さんが持ってきたケースには血が付着していた。

 知りたがる山羊のスフィアリアクターである私がその考えを読めないなんて、え、何でいつから姉さんの考えを読んでいない?

 

 「何を言ってるの、わたしはそんなことは一度も」

 

 「いや、お前のおかげでカディンギルも完成した。最後のピースであるデュランダルも手に入り、そして私はスフィアリアクターになることが出来た。」

と姉さんはいう。

 

 何、姉さんがスフィアを目覚めさせた。馬鹿ないつ、それを持っているなら何故、私が気付かない。リアクターの私が

 

 「ふふ、不思議がっているようだがスフィアをつくったお前を1番近くで見てきた私がスフィアにたいして何かしらの対策を講じていないとでも思ったか」と私の耳元でこう告げる。

 

 「ふふ、特別だ。私の力を見せてやろう。」

と姉さんはスフィアの力を発動させる。

  この力、この波動、そうか姉さんはいがみ合う双子の

スフィアリアクター、姉さんのエンキに対する憎しみと愛が反作用をおこす。なるほど、これほどまでに今の姉さんにぴったりの力もあるまい

 そして姉さんは至ったスフィアリアクターとしての到達点にサードステージに片足を突っ込んでいる。

 だけど姉さんは副作用を乗り越えていないそこにまだ付け入る隙がある。

 

  「私がスフィアリアクターに目覚めた以上、もはや全ては不要、クリス、フォルテ、お前達は用済みだ。最後に私にスフィアを寄越してくたばるがいい!」

 

 と姉さんは光粒子ブラストを放つ。

私はスフィアの長年私と共にあったスフィアの力を引き出す。

 

 「甘いわ。姉さん、姉さんは真のサードステージに立っていない。わたしは既に副作用を乗り越えた先にこそ真のサードステージの扉がある

見せてあげるわ。いくらそのスフィアが使えたとしてもそれは12のスフィアの中でも1番の欠陥スフィア、それを少しうまく扱えるからって調子にのらないでよ。」

と私は姉さんの攻撃をはじき飛ばす。

 

 「見せてあげるわ。私も伊達に転生してこの世界の歴史の転換点にいた訳じゃない。」と私はゲッター線をさっきの要領で吸収し、それを両手をアンテナとして使い、収束させる。やがてそれは小さな太陽のように莫大なエネルギーを秘めた球体型のエネルギー弾が出来上がる。

 

 「ストナーァァァ!サァァァンシャイン!!!!」

 

 それを姉さんに叩き込む。姉さんはとっさにそれをノイズを呼び出してガードするが甘いよ。私の現時点での最強の一撃、舐めるなぁ!

とやがて私の攻撃は周囲の地形も飲み込む。

 

 姉さんには逃げられたみたいだ。クリスは私の後ろでバリアーを張ってたみたいだ。

 

 その後、私はすぐさま無事である二課の職員達により、拘束、1番最初のような場面につながる訳です。

 

 私は今までの生い立ちを少しずつ話していく。

 

そして私は全てを話し終わると

 

 「なるほど、お前の生い立ちや我々と接触した経緯はわかった。だがしかしだ。あのフィーネと名乗る女、あいつは何者だ。そしてあの女の

妹である君とあの女の目的はなんだ。」

 

 「まず第一に、姉さんと私の目的は別々のところにあるということを知っておいてもらいたい。」

 

 「わかった。とりあえずはフィーネの目的から聞いていいかな。」

と副司令の言葉にわたしは人差し指を上に向けると

 

 「月の破壊ですよ。」

 

 「月の破壊だと?」

 

  「ええ、月は遥か昔、先史文明時代に創造主たる神が人間に罰を与える為に人間の相互理解の統一言語と呼ばれる脳波ネットワークを遮断する為の装置なのですから」

 

  「フィーネの目的は統一言語の復活と言うわけか。」

 

 「姉さんの行いは確かに正しいように思えるけれど、そんなことをしては人間は滅んでしまうのよ。」

 

  「・・・・・・」

 

  「相互理解が出来ていたとして、人間はいずれ争いを始めていたでしようね。」

 

  「まあ、どうして滅ぶのかは分からないんですけど」

 

 「そうか、それで君の目的は?」

 

「私は知識の収集、それが目的ですよ。此処には偶々ライブの時にノイズ災害に巻き込まれて、成り行きで参加することになっただけですから

偶々、私は日本におびき寄せられたのかもしれないけどね。」

 

「わかった。もういい君の話を聞いた結果だが、あのフィーネという女の証言と君の証言だけでは判断は下せない。という訳でだこちらの話し合いと入念な調査の末に決定をくだす。すまないが君にはしばらく独房に入っててもらう。」と私は二課の牢屋に入れられることになるのでした。

 

 

 




 今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。


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フォルテと面会

  どうも皆さん、フォルテです。現在、私二課の反省室というか、ぶっちゃけ牢屋の中に居るんですが今日は色々と二課の皆が面会にやってきてくれました。

 

 響と奏の場合

 

 「オハラ先生・・・・、まさかランドさんの言っていたことが本当だったなんて」

 

 「へえ、貴女、ランド・トラビスにあったの?、それで貴女は私の正体を少しとはいえ知っていたわけね。」

 

 「セツコさん、あんたはずっと私達に本当のことを黙ってたのか」

 

 「そんなことないわよ。本当の姿を見せてなくてもわたしは貴女達のケアや戦いのサポートをやってきたわ。それに私は世界をどうこうしようという願望はないからね。」

 

 「まあ、そうならいいんだけどよ。私の記憶のことどうにかならないかな?」

 

 「スフィアの副作用ね。それは申し訳ないけどスフィアで燃やされた記憶が戻ることはないわ。だからね。奏ちゃん、困ったときは翼ちゃんや響ちゃんをしっかり頼ること、それと日記を付けておくことをおすすめするわ。気休めにしかならないけどそれで少しでも記憶の補間は出来るはずよ。」

 

 「翼、あいつか・・・・」

 

 「まあ、無理にとは言わないから。自分のペースでね。」

 

 「あのオハラ先生、この前の課題」

 

 「ああ、そう言えば出してたわね。後で見ておくから皆の集めたら持ってきて頂戴。」

 

 「はい、わかりました。それじゃ失礼します。」

 

 と2人は出て行った。

 

 ノリコの場合

 

 「セツコ、大丈夫?、此処に入って3日近く経ってるけど」

 

 「ええ、ごめんねノリコ。ねえ少しききたいんだけど」

 

 「何?」

 

 「貴女は怒ってないの?、私のことは指令達から聞いてるでしょ」

 

 「そんなこと関係ないわ。貴女は私の友達だし、一緒に働いてきた貴女が司令たちから聞いたようなことをする人だとは思わないわ。だけど

今度からは隠し事はなしよ。何かするなら私にも声をかけること。」

 

 「・・・・・・、はぁ、わかったわよ。」

 

 「それとこれ、嗜好品がないと辛いでしょよかったら食べて」

とノリコはコンビニの袋を置いていった。

 

 「敵わないわね。親友って奴には」

 

 

 翼、弦十郎の場合

 

 

 「奏を、奏を戻せ!、私の奏を返せ!」

 

 「やめろ翼!、此処では騒がないという約束だっただろう!」

 

 「おじ様、でもこいつが現れなければ!」

 

  「いいから、座って黙っていろ!」と

と普段、温厚な弦十郎が翼ちゃんに珍しく荒げた声を浴びせる。

 

 「すまない。どうしてもついてきたい聞かなくてな。」

 

  「すいません。私のせいで」

 

 「君のせいなもんか、確かに原因となる因子は君にもあるかもしれないが、それが全て君のせいな訳はない。翼も治療を受けて大分落ち着いて来たんだが、響くんにやられた心の傷の方は中々消えなくてな。」

 

 「恐怖の対象に憎悪をぶつけるですか・・・・」

 

 「それで、スフィアの副作用を打ち消す方法はないのか?」

 

  「それ無理よ。リアクターとして、覚醒した時点で既に残されているのは死ぬか、それを乗り越えるしかない。その間に副作用で失われた記憶がどうなるのかは私にはわからないわ。」

 

 

 「そうか、すまない。セツコ君、完全に自由とまでは行かないがもう数日ほどだったら君を此処から出してやれそうだ。」

 

 「本当、それは良かったわ。」

と翼を連れて弦十郎は部屋を後にした。

 

 

 

  




 今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。

 みなさんに相談です。現在の時点で原作からほとんど乖離した別の話になっているのですが、無印終了後、G編までの間の出来事をオリジナル編で描きたいのですが、皆さんはどれが見たいですか?

1、風鳴事変 

2、聖王覚成、セレナ・ジ・インサー

3、やらない。

 


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動き出した状況にて

  土曜、日曜と投稿をおサボりしてしまってすいません。
今日はその分、ふくめてなるべく大目に投稿していきたいと思います。


  どうも、フィーネの妹のフォルテちゃんです。本来の姿に戻ってからというもの、わたしはフォルテとして、新たに学校に赴任オハラセツコは一身上の都合により、辞職その穴を埋める形での採用となったという形である。

 

  そして私は、最近もっぱら小日向さんなんかと二課のこと、響ちゃんのことについて話していたりする。

 

  「先生、それで響が・・・・」

 

  「はは、大変ね。小日向さんも」

となんと、私が拘留中の間に自分達で仲直り、最近何かとクリスちゃんのことしか話さない響ちゃんにご不満な模様だ。なんだかんだクリスちゃんも響ちゃんに依存してる節があるしね。

 

  そして私ことフォルテは授業と今日に片付ける書類を整理し終えると二課の本部に顔を出す。

 

 なんだか慌ただしいな。

  なんでも姉さんが消息をたったらしい。

 

  朝から連絡が取れず、クリスと私の証言により発覚したフィーネの館には所属のわからない身元不明の部隊の死体があちこちにあった。

 おそらくは姉さんとつるんでたのはアメリカだし、アメリカあたりに襲われたがそれを返り討ちにしたってところかな。

 

 さて、わたしはどうするべきかな。

 

 お、此処で私の端末に連絡が入る。

 

 「はい、フォルテよ。」

 

 『フォルテくん、少し頼みたいことがあるのだが・・・・・』

弦十郎からフィーネの探索とカディンギルと呼ばれるものの調査の任を受けることになった。

 

 「姉さんの行方にカディンギルね。ぶっちゃっけて言えば、そのカディンギルに私は心当たりがあるけどおそらく・・・・・」

 

 『わかった。君の考えはある意味で正しいのかもな。わかった一応は手配しておこう。』

 

 「ありがとうございます。」

 

 それから私はしばらくの間、姉さんを探して今の街の方々を歩き回った。

 

 だけど何処もいた形跡はあるけど既にもぬけのから、スフィアリアクターになった姉さんはなんとなくだが私の存在に気がついているんだろうな。

 

 そんな時に、私の電話にまだ着信がなる。

 スカイタワー周辺地域にノイズの大群と妖機人が現れたらしい。今、現在、響ちゃんとクリスが龍虎王で出撃し、対処にあたっているとのことだが、依然としてノイズの多さに手を焼いている為、こちらに援護要請が来たらしい。

 

 私の提案により、退院して万全とは行かないまでも一応の備えとして奏ちゃんと翼ちゃんがリディアンに待機している。

 

 さて、私も行きますかね。

 

 「ふふ、そんなに上手くは行きますかね。」

 

 「アイナ・マクドウェルね。私になんのようかしら?」

 

  「いえ、今貴女に救援に向かわれては少々面倒なことになりますからね。しかしやはり貴女はどんな状況に置いても聡明なことで」

 

  「やっぱり、姉さんに妖機人なんておもちゃを渡したのは貴女達クロノね。」

 

 「ええ、あの方には是非、月を破壊して頂かなければ」

 

 「貴女、それがどんなことを意味するか、あの方々の末裔のあなた達が知らないわけではないわよね。」

 

「ええ、もちろんですとも、バラルの園の扉を守護せよと我々をこの人界に置き去りにしたアヌンナキ共に復讐する為に是非かの女神には目覚めて頂かなくてはね。」

 

 「わかったわよ。今、確信したわ。私がスフィアをつくったのはやはり間違いだったってわかったわよ。少なくともクロノが抑えているスフィアは全て奪い返す。絶対に!、まずは貴女をぶっ倒す!」

 わたしはカーバーを呼び出してアイナへと向かっていくのだった。

  

 




 今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。


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山羊と羊にて

  どうも、フォルテちゃんです!、まあ、今回は今までみたいに悠長に前回のこととか話してら場合じゃ無いからスタート

 

 私とアイナの戦いは一方的だった。勿論私の圧倒的な有利だ。

 

 アイナは分身を出して一斉攻撃するけど、嘘によって成立した現象は

知りたがる山羊には効かない。

 

 「はぁぁ!」とわたしはエネルギー弾を全てのアイナにぶつける。

 

 「ぐぁぁ!」とアイナは倒れる。

私はアイナの胸部を踏みつけ、アイナの眉間にカーバーの銃口を向ける。

 

  「やっぱり貴女と私の相性は最悪よ。さ、貴女が取れる行動はそう多く無いわ。私に殺されるか、私にクロノについての情報を話せるだけ話して殺されるか。」

 

 「ふふ、わかりましたよ。あんまり話したくは「バァーンッ!」なんで・・・・」と私は引き金を引いたアイナを殺していました。

 

 

 「貴女、話す気なくて嘘つくつもりだったでしょう。そういうの私、鋭いんだから、だから能力使ってとんずらこかれるまえに倒したってわけ、これで、私が倒した訳だし、そのスフィアは私の物、貴女はもうバイバイね。」とわたしはもう1発、トドメにカーバーでアイナを撃つとアイナは動かなくなり、そして私の中に偽りの黒羊のスフィアが入ってきた間隔がする。

 

  「んん、やっぱり二個持ちってパワーも上がるわね。やれることも少し増えたかしら」

 

  「さて、私も行こうかしら。」とわたしは早速身体に嘘をつく。

 

  私の身体は普段の私では考えられないスピードで走っていた。

 

 そこに私の端末に連絡が入る。

 

 「はい、こちらフォルテ」

 

 『あ、フォルテさん、大変なんだ。リディアンにノイズが『ブツッ!』・・・・・』

 

  「切れちゃった。今の目的地変更、リディアン音楽院ね!」

とわたしはリディアン音楽院へと向かう。

 

  フォルテサイドエンド

 

 一方その頃、ノイズと妖機人を相手に倒したクリスと響はリディアンに戻って来ていた。

 

 響side

 「一体、どうなってやがんだ。」

 

 「リディアンが、更地に⁉︎」

 

  一体どうなってるんでしょう、私とクリスちゃんが龍虎王達とノイズや妖機人を倒したんですけど、未来からリディアンにノイズが現れたって連絡をもらってこちらに向かってるフォルテさんに連絡を入れて

 虎龍虎へと転身して、リディアンに向かった。そこにつくとノイズによって校舎は倒壊し、更地の状態の土地があるだけだった。

 そしてそこにフィーネが現れる。

 「はっはは、よくぞきたなりリアクター共、フォルテが来ていないようだが、まあいい、せっかくだからお前達のスフィアももらっておこう。」とフィーネは両脇に抱えていた奏者2人、奏と翼をこちらに投げる。クリスちゃんと私で受け止めるものの、2人は意識を失い、奏さんはスフィアを抜き取られていた。

 

 「奏さん、翼さん」

奏さんは目を開ける。

  「悪い、響、私、負けちまった。ごめんよ・・・・」と言ってまた気絶してしまった。

 

  「奏さん、・・・・・クリスちゃん!」

 

  「おう!」と私達は詠唱を歌う。そしてギアを纏う。スフィアの力と龍虎龍達の力を受けた私達のギアは変質し、ギアの限定解除を何段階か外してしていく。

 

 そして私達はギアを装着して、フィーネへと立ち向かうのだった。

 

 

 

  

 




  今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
 次回もまたお楽しみに


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決戦にて1

  どうも立花響です。

 今、私とクリスちゃんはフィーネさんと闘っています。

 

  「はぁぁぁぁ!」とクリスちゃんは銃弾やミサイルの雨を降らせますが

 

  「ふ、ちょこざいな。」

と手をかざすと、バリアを貼り、余裕でその攻撃を受け止める。

 

「クリスちゃん、交代、援護よろしく、おお、ライアットジャレンチ!」

 

 とクリスちゃんは私の後ろに下がり、フィーネさんを牽制、私はジャレンチを叩きつける。

 

 「おぉぉりゃぁぁぁ!」と

 

  「甘いわ!」、バリアフィールドを私の顔面に展開して私を吹っ飛ばす。

 

 「がぁぁぁぁぁ!」とわたしは膨張し続けるバリアフィールドにそれを押し切れず、私はリディアン敷地内の森林地帯の木にぶつかり、何本も木を折る。

 

  そしてバリアが爆発、わたしはさらに吹っ飛ぶ。

 

 響side end

 

 クリスside

 響がフィーネの攻撃で遠くへと吹っ飛ばされていった私は龍虎王の武器である龍王破山剣を呼び出してフィーネに斬りかかるが、普段から剣は使わないため、私も吹っ飛ばされ、倒れ伏す。

 

 「無様だな。クリスそれでも立ち上がる射手のスフィアリアクターなのか?、今のお前にはそのスフィアの動力源である反抗心が欠けているようにみえるぞ。」と倒れている私の頭をふむフィーネ

 

  「・・・せぇ・・」

 

 「何?、聞こえんな」

 

  「うるせぇ、黙れってんだよ。クソババア!」

と私はスフィアの力を解放する。

 

 「ババア、さっきから聞いてりゃ、ベラベラと勝手なことを言いやがって、こっちだってな相棒を吹っ飛ばされて頭にきてんだよ!その薄ら笑い、今にでも苦痛に染めてやるぜ!」とアームドギアを呼び出して、弾丸を乱れ撃ち、フィーネの奴はバリアを貼るけど、私の立ち上がる射手の反抗するという概念が付与された弾丸はバリアという現実世界に起きた現象に反抗し、突き破る。

 

 そして、フィーネの懐まで潜り込んだわたしはアームドギアを拳銃型に変えて、フィーネの土手っ腹にそれを向ける。

 

 「くらってくたばれぇぇ!」と私は弾丸をフィーネに撃ち込み続ける。

 

  「くっ・・・・、ドカドカと煩いぞ、このムシがぁぁ!」

とフィーネがエネルギーを解放して私を剥がす。

 

  「ふ、頼むぜ、相棒!」と私は背後から迫ってきていた気配に身体を預けるように向かう、そして私の背後を通り抜けて大きいジャレンチが飛んできてフィーネの身体に直撃する。

 

 「全く、随分と戻ってくるのが遅いんじゃ無いか相棒()

 

 「ごめんね。随分とお待たせしました。クリスちゃん!」

と響の後ろには響を連れてきたんだろう、虎王機、そして途中で合流したのか、フォルテの野郎もいやがるな。

 

 

 「待たせたかしら、クリス、フィーネ姉さん」

 

  「来たか、フォルテ、ほお、お前も二個持ちのようだな。」

 

 「姉さん、奏ちゃんのスフィアを」

 

  「ふふ、余りにもスフィアの因子が低くてな比較的簡単にうばえたぞ。」

 

 「大丈夫です。フォルテさん、奏さんはちゃんと生きてます。」

 

 「そう、それを聞いて安心したわ。」とフォルテはスフィアの力を発動させて、その力がこの場にいる、私や響、天羽奏、風鳴翼にいるシンフォギア奏者を包み込む。するとどういうことだ。私達の傷や体力なんかが回復して、さっきまでぶっ倒れてた2人も同様の効果があったのか立ち上がる。

 

 「さ、第二ラウンドと行きましょうか、姉さん」

 

 「ふふ、いいだろう。だが、フォルテお前にも私のカディンギルを見せてやろう!」とフィーネが指を鳴らすと地面が揺れて地面から巨大な塔が現れるのだった。

 

 「ふふ、さあ第二ラウンドと行こうか?、妹よ!」

 

 

 

 




  今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

さて、だんだんと一期の終わりが見えてきたところです。

 さて、皆さん今回もアンケートを実施します。
前のアンケートにおいて、オリジナルストーリーとしてセレナを主役とした一期と二期の合間のストーリーとして聖王覚醒セレナ・ジ・インサーに決定いたしました。その際に今回する話はこの話の過去編に当たる為、2番目に多かった風鳴事変は現在の時系列に沿った話として計画されました。

 当初の予定では風鳴事変はルナアタックから1ヶ月、日本に対してクーデターを起こした風鳴一族と二課との戦いを描いた物語であり、その際に精神的に不安定であった翼とそれをよきせずに返り討ちにしてしまった響や記憶をなくして翼を拒絶してしまった奏との関係を掘り下げていくつもりで書いておりました。

 なので今回は前回アンケートにお応えくださった皆様には大変申し訳なく思うのですが、どちらも書いていこうと思います。
その際なのですが、話の投稿頻度として

1、風鳴事変→聖王覚醒

2、聖王覚醒→風鳴事変
のどちらかの順に1日ごとに投稿していくか

3、聖王覚醒終了後に風鳴事変

4、風鳴事変終了後に聖王覚醒
のどれかでいこうと思います。


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決戦にて2

  どうもフォルテちゃんです。

 

「姉さん、何を考えてるの!、姉さんがしようとしていることがどうなるのかそれをわかってやってる?、わかってないわよね。!」

 

 「ふふ、さあどうかな。だが安心しろ。わたしは統一言語を取り戻し

、この世から争いをなくす。カストーディアン共が残した忌まわしき月を破壊することによってな!」

 

  「そんな、思ってもいないことを!」

 

  「煩いぞ!、お前は私の妹なんだ!、妹は素直に姉に従って居ればいいのだ!」

 

 「貴女、私のお姉ちゃんでしょ、妹のお願いくらい聞きなさいよ。」

 

  「お姉ちゃんなどという歳でも無いくせに!」

 

 「そっちこそ!、私のこと騙して巻き込んだくせに!」

と私とフィーネ姉さんは罵詈雑言を飛ばしながら、響ちゃん達を他所に激しい殴り合いを行っていた。

 

 その間に4人にはカディンギルの破壊を行ってもらう。

 

 「ふふ、無駄だ。あんな小娘共の攻撃でどうにかなる程デュランダルはやわに設計されておらんわ!、ほらみろ、もうじきチャージが終わるぞ!」

 

  「やばい!」と私はカディンギルに向かいそれを破壊しようとするけど

 

 「やらせると思うか!」の姉さんがワープしてきてアームハンマーで私を上空から叩き落とす。

  

 「がぁぁぁぁぁ!!!!」

私は車田落ちもよろしく顔面から地面に激突する。

 

 そして等々、カディンギルが発射されてしまった。

だがそれを止めようとクリスはカディンギルの発射の軌道上に上がり絶唱を歌い、命がけでカディンギルの射線を晒した、そして月は完全に破壊されて訳ではなくかけたと言った方が良いかもしれない。

 

 その光景を見た姉さんはクリスちゃんを無様だと笑うが

 

 それを響は怒り、ギアを暴走させる。

 

それはまるで人の形をした破壊衝動だった。

 

 ジャレンチを呼び出して殴りつけ、スパナでめったうち、それはいっときは姉さんを圧倒するものの、獣となったものに今の姉さんを倒すことは難しい。やがて、暴走は姉さんの手により、止められる。

そして翼ちゃんは奏ちゃんは私達にこれからをたくし、カディンギルに特攻をかける。そして翼ちゃんはその身を犠牲にカディンギルを破壊するのだった。

 

 わたしは倒れている奏ちゃんに話しかける。

 

  (奏ちゃん、よく聞いて、スフィア抜き取られた貴女はスフィアリアクターでは無いけど、姉さんから一時的にスフィアを剥がすからそのうちにスフィアを取り返しなさい。)

 

 私は偽りの黒羊の力で奏ちゃんの負傷を嘘にする。

 

  「いくわよ。」

 

  「ふふ、さて、もうお前1人だどうする!」

 

  「ふふ、どうかしらね。」と私は偽りの黒羊の力を使い、分身する。

 

  「ランドール、貴方の技、借りるわよ!」

と100人以上に分身したわたし達はゲッター線を収束させて巨大な剣をつくる。

 

  「いくわよ!、魔装剣!、百花乱舞の大刀!」

とフィーネ姉さんを滅多斬りにしていく。そして最後、本物の私が姉さんの身体を貫く。

 

  「くふぉぁ!!」

 

  そして私はスフィアの1つを引っ剥がし、奏に投げる。

 

 「取り替えさせたもらったぜってあり?、フォルテさん、コレ、あたしのスフィアじゃないぞ。」

 

  「え、まあ、ある意味あたりだから、いいかしらそのスフィアは相反する2つの感情をキーに発動するスフィアよ。」

 

  「相反する感情?、こんな感じか!」と奏ちゃんはスフィアを発動させる。

 

  「さすがに元々、スフィアリアクターなだけあるわね。あっという間にいがみ合う双子のスフィアリアクターになっちゃったわ。」

その時、どこからから歌が聞こえてくる。

 

 この歌はスピーカーから歌が聞こえて来る。

コレはリディアンの校歌ね。

 

 そしてその歌はフォニックゲインへと昇華され、奏者達に力を与える。奏ちゃんを含め、その周囲に4本の光の柱が立つ。

 

 リディアンの生徒達がくれた応援歌は、シンフォギアを最終決戦形態、エクスドライブへと導いたのだった。

 

 「私にも力が、さあ姉さん、今度こそ終わりにしましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 




 今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

前回のアンケートを今回のこの後書きでも答えられるように設定しますので是非ご協力お願いします。


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決戦にて3

  どうも、フォルテちゃんです。

 

  等々、最終決戦も大詰めですよ。

 エクスドライブ形態に変化した奏者達はフィーネを見下ろす。

 

  「舐めるなよ。小娘共!」と姉さんは空中に大量のノイズを地上にはどうやって増やしたのか大量の妖機人を召喚する。

 

  「あらら、随分と増えちゃってまあ、仕方ない。響ちゃん、地上のデカいのは私に任せて、貴女達はノイズをお願い!」

 

 

 「はい!、わかりました!」

 

 「さて、どうしたものかな。」

とその時、私の後ろに感じたことの4つの気を感じる。

二課の面々も地上へと上がってきていたのだ。

 

  「フォルテくん!」

 

  「フォルテ!」

 

  「司令、副司令に弁慶さん、それにノリコどうして?」

 

 「水臭いことを聞くな、ノイズ相手ではどうにもならないが、あんな化け物なら俺達でも充分な戦力になるさ。」

 

  「ふふ、わかりました。それじゃ、司令達にはとっておきのを貸してあげます。」

 

 私は宇宙の地球の衛星軌道上にある私の個人所有のステルス衛星にアクセスし、とある機体を召喚する。

 

  そしてこの地に紅い、悪魔のような翼を持つ鬼が降り立つ、それはその名は真ゲッターロボ、私の黒の叡智に触れた時にそのロボットのことを知り、冷戦時代のロシアにいた際につくった真ゲッター、だけど私の技術力を持ってしても本来の真ゲッターの半分ほどの性能しか再現できていないのですがこの状況においてはこれでも充分なほどの戦力です。

 

 「司令、副司令、弁慶さんはこれに乗ってください!」と3人に並行世界の黒の叡智のゲッターロボに乗っていたこの3人の経験と記憶を渡す。

 

  「・・・・こいつは」

 

  「これは、どういうとだ。」

 

  「俺達はこのロボットをゲッターを知っている⁉︎」

  

  3人はゲッターに乗り込む。

 

  「いくぞ、隼人!、弁慶!、ゲッターロボ!」

 

  「「発進!」」とそういうとゲッターは舞い上がり、ゲッタービームを放ち、そのゲッタービームだけで、妖機人の大群の大半は壊滅した。

 

  「この気は!」とすると私の周りに龍と虎、鳳凰と亀、四神の超機人達が揃っていた。

 

  「あなた達、また力貸してくれるの?、もう私は貴方の乗り手ではないのよ。龍王機」

 

 だが龍王機はそんなことは関係ないとばかり咆哮し、私を自分のコクピットに転移させる。

 

 『何がどうなってるのよ?、これ?』

と虎王機のコクピットにノリコが転移させられいたようだ。

 

 「ふふ、あなた達、随分とやる気見たいね。わかったわ久しぶりに行きましょう!、ノリコ、あなたはとりあえずレバーを持ってるだけでいいわ!、今はしっかりとね。四神剛一!、真龍虎王!」

 

  「マウンテンプレッシャー!」

と私は山をカディンギルと妖機人の群れに叩き落とす。

 

  そしてようやく全てを消し去り、ちょうどその頃、奏者達もノイズを片付けた。そしてフィーネ姉さんはというとカディンギルと融合しようとしていたところを私がマウンテンプレッシャーを放ったことにより、完全に崩壊する、気絶していたところを私は完全聖遺物を引っ剥がして拘束する。動力炉に使われていたデュランダルは私の攻撃の威力がデカすぎたのか、砕けていた。

 

 こうして戦いは終わり、姉さんと私は日本政府により勾留にされそうだった所を司令達の起点により、それぞれが櫻井了子、オハラセツコとして、また生きていく事に

 

  しかし問題もある。

決戦時に使用した超機人やゲッターロボ、更にはデュランダルやカディンギルなどを日本政府が接収しようという動きが見られるのだ。

 

 現在においても日本はシンフォギアという技術をひた隠しにしてきた訳だが、どうもそれを感じさせないような強引なやり方を感じる。

 

 これが新しい火種にならなければいいんだけど

 

 フォルテside end

 

  その頃、風鳴本邸

 

 「超機人や完全聖遺物、此度の反乱にて出来たあのカディンギルとかいう砲台、そしてあの鬼のような機体、これを抑えることが出来れば我々風鳴が、この国の防人から支配者へと登り詰めることも容易になろう。接収準備を進めておけ!」

  

  「かしこまりました。訃堂様」と

  

  「頼むぞ。」 

 と訃堂と呼ばれた老人はこうして自らの計画の為の準備を着々と進めていくのだった。

 




 今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。
 
 次回からオリジナルストーリーに入っていきますがそれについてのアンケートを前回もやったものをまた載せておきます。

 ご協力お願いします。


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風鳴事変
風鳴事変


  どうもオハラセツコです。ルナアタックから一カ月、私は先の事件の後処理に日夜奔走しております。

 

 最近、二課にどうも怪しい動きが出ているのです。

 日本政府上層部から、真ゲッターロボや龍虎王などの超機人の引き渡し要求が後を経たないのです。

 

 それを司令達が突っぱねている為、いまのところは私の発明品は守られており、今も宇宙の衛星軌道上にステルスで隠れている。

 龍虎王達も念のため、そこに置いている。

  そんなとき、私の携帯がなる。

 

  「もしもし?、はい、オハラです。はあ私に政府から召還命令?、またあのことですか。わかりました。司令、すぐに戻りますので」

 

  私はいつも通り、政府の迎えの車がやってきたので、私は車に乗り、ある場所へと呼び出され、政府の会議室へと通された。

 

  「ようこそ、フォルテくん。」

と私を迎えたのは風鳴訃堂、司令の父親だった。

 

  「それで私に何か?」

 

 「いや、かねてより君に通達してきた君の技術及び、君の所有物の引き渡しの件についてだ。」

 

  「その件については何度も説明した通り、私の技術や発明をあなた達に渡すつもりはありません。」

 

 「まあ、君ならそういうだろう。まあそこはいいだろう。私から言うべきことは君は今しばらくのあいだ、ここにいてもらおうと言うだけだ。」

 

 と訃堂が杖を鳴らすと政府のエージェントが現れて私を拘束しようとする。それを私は振り払う。

 

 「何をするの。」

 

 「ふふ、抵抗すると思われたから拘束しようとしたまで、抗ったのなら仕方がない。ここにおるフォルテを捕まえろ。」 

 

 私はすぐさま、スフィアの力を解放して、その場から離脱するのだった。私が姿を隠して、潜んでいるとノイズ警報がなる。

 

  私はそれを放っておくことが出来ずノイズのいる地域へときゅうこうすると、その場にいたノイズは1体だけだが、そのノイズは人型であった今までも人型のようなノイズはいたが、それは今までのそれとは違い、たしかにしっかりとした意思のある二つの目でこちらを見ていた。

 

  「ふふ、現れたか、古代の巫女の妹よ。私はノイズにして人を超えた存在、ヒューマノイズ、今まで、我らが同胞は何も考えず、ただ目の前の人間を灰にしていった。だがある時、我らノイズに突如、人を取り込む形質のノイズか生まれた、それが我らヒューマノイズだ。」

 

  「つまり、あなた達は人を取り込むことによって実体と明確な自我に芽生えたとそう言いたいのね。」

 

 「そうだ。でもね。あなたがノイズであり、人に害を及ぼす存在である以上、私はあなたを殺すわ!」

 

 「ふふ、殺せるものならな。だがお前達は我々が実体を得たことによって我らの能力が消えたと思うかもしれないが・・・」とヒューマノイズはその場の人間に触れるとその人はたちまち灰になった。

 

 「この通り、ノイズの固有の能力はこうなった今でも健在だ。」

 

 「なら、あなたを倒すわ。私からの言い分はそれだけ」

と私はそのノイズに向けてカーバーを呼び出し、発泡する。

 

 「そして、さようなら」と私はノイズを消しとばした。するとノイズが消えた後には動かなくなった人の死体が倒れていた。

 

 そして、私はその場からすぐに離脱した。

 

 その日の夕方、日本では緊急事態宣言の会見放送がなされた。

 

 新種のノイズが現れた。それらは明確な意思を持っており、何処に出現するのかもわからない為、外出は控えるようにとの宣言があった。

 

 しかし、会見はそれでは終わらなかった。

 

 会見に風鳴訃堂が乱入してきたのだ。

 

  「元、政府関係者の風鳴訃堂と申します。我々は此度の政府の働きに物申すために参った次第だ。」

 とそこで記者が訃堂に質問する。

 

  「風鳴さんがおっしゃいました。政府の働きというと」

 

 「奴らは、ヒューマノイズのつくったのか、誰かの検討がついていながら野放しとしているからだ。」

 

 「ヒューマノイズをつくった人物というと?」

 

 「うむ、それがこいつじゃ」と訃堂は会場のスライドをハックしてある1人の写真を出した。

 

 「こやつの名はフォルテ、かのルナアタックの黒幕であったとされるフィーネの妹と呼ばれている人間じゃ、フォルテの一族は自らの遺伝子を持つものに乗り移り、転生を繰り返すという方法で長き時を生きてきた化け物よ。こやつは今、オハラセツコという名前で世間に潜み、今尚、暗躍している。」

 

 「それではそのフォルテという人物は今までどのような非道を行なってきたのでしょうか?」

 

 「そうじゃな。一月ほど前、都内のとある地域が更地なるという事件、政府の正式な発表では隕石が落ちたという見解であった実際にはこやつがやったことなのだ。」

 

 「そして、政府はノイズに抵抗するための手段としてノイズを人のみで取り込もうとし、非合法な実験を繰り返し、奴らは遂にヒューマノイズを生み出したのだ。奴らもあのようなものを生み出したフォルテが恐ろしくなったのだろう。すぐさま奴を追い出し、自らは知らんフリを決め込んでいる。ワシら風鳴の一族は代々、日本の闇を司る一族であった。やることは全て、政府の尻拭い、されどこれも政府のため、国の為と心を殺して仕事をしてきたが、もはやこの国に対する愛想も尽きたというもの、ここに我ら風鳴が国の長として立つ時がきたということだ。

我らは政府を打倒し、より良き、強き国へと諸君らを導くことをここに誓おう。さてここで我々の風鳴の新たな当主となった人物を紹介しよう。」

 

 とそこで壇上に現れたのは

 

 「彼女こそ、我が風鳴の新たな当主にしてこの国を守る剣たるもの

風鳴翼だ。」

 

 正装を纏った風鳴翼だった。




 今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。


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二課にて響

  どうも皆さん、立花響です。私、現在は二課に所属するシンフォギア奏者をやってます。

 

 フィーネ、了子さんの起こしたルナアタックから1ヶ月、フォルテさんこちらも無事にオハラ先生に戻り、無事に学校に復帰し、忙しい日々を送っています。

 

  まあ、そんな日々を送っている中で私はと言うと

 

 「だからな、クリス。さっきから何度も言ってるだろ今から響と出かけてくるんだ。」

 

 「何を言ってんですか。奏さん、響はあたしのパートナーだぜ。今から、あたしと訓練をだな・・・・」

 

  「まあ、2人とも落ち着いて、ねぇ」

 

 

 と私は2人に声をかけるけど、結局どうするのかなんて薮蛇が飛んでくる。

 

  

  その時、ノイズの出現を知らせる警報が二課の仮設本部である潜水艦の中に響き渡る。

 

  「今は、この問題は後回しだ。響、いくぞ!」

 

  「ふざけんな、あたしといくぞ響!」と私達は司令室にいき、ノイズの情報を聞くとなんと今回出現したノイズは今までのノイズとは違い、自我があるらしい。

 

  「今回は複数の箇所に新たなノイズの反応が出現した。既に1つのポイントにはセツコくんが向かっている。お前達も今回は三つに分かれて行ってもらうぞ。」

 

 と司令がいい、私達は出撃する。

 

 

  

  そして私が、ノイズのいる現場に着くと既に対処に当たっていた一課の方々がボロボロになって倒れていた。

 

 まさか、そんなノイズ一体にしかもノイズがこれだけの人をわざと殺さなかったってこと⁉︎

 

  「そんなに何を驚いている。人間だって長い時をへて進化を遂げたのだ。ノイズにもそれが当てはまるとは思わないか。」

 

  「もしかして、この人達を殺さなかったのは私を呼び寄せる為?」

 

  「半分正解で半分ハズレかしらね。」

 

 「・・・・」

 

  「まあ、わたし、一人一人ちまちま殺していくのが面倒なの、人間が大量に長い時間をかけて死んでいくところがたまらなく大好きなのよ」とその人型のノイズは一課の人を立ちを全てじっくりと灰に変えていく。

  私はそれを止めようとするけど、ノイズはそれを気にもとめず、その場に倒れていた人間をあらかた灰にし終える。

 

  「ふふ、どう人間が苦しみに悶えながら連鎖的に死んでいく様はとても綺麗だと思わないかしら。」

 

 

 「私はそんな風には思わない。私は自我を持った貴女達ともっと友好的に話せるんじゃないかと思ってた。でもこと貴女に関しては私とは絶対に相入れない、そんな貴女を、ノイズをぶっ壊す!」

と私はジャレンチを召喚する。

 

 「オラァァァ!」とジャレンチを叩きつける。

 

 「ふふ、随分と荒っぽい獅子さんなのね。私は貴女のそういう荒っぽい所、嫌いじゃないけど」

 

 「嫌ってくれて結構!」と私はジャレンチを支柱にして蹴りを繰り出す。

 

 「くっ!、下手に出てれば、調子に乗ってるんじゃないわよ!」

とノイズも怒って、攻撃を仕掛けてくるけど、私はそれを全て避けて今度はブンマースパナを2つ召喚して、ノイズの遠距離攻撃のグミ撃ちを全て叩き落とす。

 

 そして私はノイズに向かいブンマースパナを投げつけ、そのノイズを地面に貼り付けにする。

 

  「嘘、私がこんな簡単に、やめて、やめて!」

 

 「あんたはそれと同じことを言われた時、一度でも辞めたことがあった?」と私はジャレンチを引き抜き、封印を解き、それをノイズに当ててジャレンチの引き金を何度も引く

 

 「ガングニール、スーパープレス!」

ジャレンチの中に隠されていたバンカーボルトがなんども、そのノイズに打ちつけられる。

 

  そのノイズは何度目かの攻撃の後、消滅した。

 

 そんな中、私の中にはノイズとすら分かり合えるかもしれないと思った私の中にあった気持ちはなく、今回のような性格のものしかいないのかもしれないという半ば諦めにも似た感情がわたしにはあった。

 

 

 仮説本部に戻ると奏さんやクリスちゃんも戻ってきていて、どうやら

私と同じような戦いをしてきたらしい。

 

  そういえば、最近、翼さんを見ていない。芸能界の仕事は現在、休業中の為、メディアへの露出もないけど、その代わりに翼さんの実家に呼び戻されるということがあり、それ以降、翼さんが自分を鍛え直す為、自分の祖父のいる鎌倉へと向かったこと以外、私達は知り得ていないのです。

 

 仮説本部の休憩室に設置されているテレビにて、今日のノイズのことについての説明と国の緊急事態の宣言を発表した。

 

 それも終わりという頃、会見にある人物が乗り込んできた。

 

 その人物の名前は風鳴訃堂、司令の父親であり、翼さんの祖父である人だった。訃堂の行ったことは衝撃的だった。

 

 今回現れたノイズ、通称をヒューマノイズを名乗っていたのだけど、

それをつくったのはフォルテさん、オハラ先生であるという疑いがかけられている。

 

 そしてフォルテさんを出汁につかい、風鳴訃堂はクーデターを宣言した。

 

 ここで風鳴訃堂は唐突に新たな当主を紹介するといい、壇上に現れたのは翼さん、今日まで音信不通だったその人でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  




  今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。

 今回もアンケートにご協力お願いします。
私は今回の作品で翼を闇堕ちさせる気で作っており、その中でスーパーロボット大戦Zの全体を通してのライバルであるアサキム・ドゥーインになって頂こうと考えた訳です。既にアサキムの持っている知りたがる山羊や偽りの黒羊はフォルテが持っている為、ゲームのアサキムほどではありませんが、それでも主人公達の前に強敵として登場させる予定をしておりました。

  翼+アサキム=バサキムが出来上がる構図を想定していました。

 そこで今回のアンケート、
バサキムは成立させた方がいいのか?

1、バサキムいいね!

2、バサキム?、却下だ。

3、アサキムはアヌンナキ、



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技術チートにて

久しぶりの投稿申し訳ありません。


 響side

 

 どうなってるの、どうして翼さんが!?、テレビにいや、それは確かに芸能人であれば、当然のことなんだけど

 

 

 『ご紹介に預かりました。風鳴翼です。私のことをご存知という方は多いと思います。』

 

  『それでは風鳴翼さん。新たに実家の御当主になられたそうですが

今回の事件について、どう思われますか?』

 

 『今回の件に関しては、本当に信じられないという気持ちが最初は有りました。先のフィーネとの戦いを共に戦って来た。そして学校においてはわたしの恩師でもある。だがらこそ、私は彼女がオハラ先生が自分の正体を偽っていたことを許せない。彼女が作り出した発明は我々に数々の恩恵をもたらした。しかし彼女がもたらしたのはそれだけではなかった。』

 

  『と、言いますと?』

 

 『私と一緒にユニットを組んでいた天羽奏、彼女はあの戦いにおいて記憶障害を起こしてしまったのだ。そんなリスクを持っているものを使わせ続けたフォルテ、そしてそれを容認していた特異災害起動二課を私は許すことはできない。既に政府は我々が掌握した。二課、そしてフォルテを容認し続けてきた政府を打倒し、我々は新たなる強き国家を建国する。』

 

  とそこでテレビの電源は落ちた。

 

 「クリスちゃん⁉︎」

 

 「やばいぞ。おっさんからの連絡だ。基地を囲まれてるらしい。フォルテとも連絡が取れた。今はおっさん達が時間稼ぎをしてる。フォルテと合流を目指せとさ、奏先輩も今は準備をしてる。」

 

  私は頷くと荷物を持って、クリスちゃんと共に仮説本部内を移動する。もう、潜水艦に引越し予定だったのに、こんなことになるなんて

 

  そして私とクリスちゃんは裏口に車を止めていた奏さんとが合流して仮説本部の包囲網を突破した。

 

  響side end

 

 フォルテside

 

  フォルテちゃんです。今現在、私は以前よりつくっていた地下のステルス拠点を走らせて響ちゃん達との合流地点の真下へと走らせていた

 

  「全く、よくもやってくれやがったな風鳴訃堂」

と操縦をフィーネ姉さんに任せて、私は風鳴訃堂を打ち倒すための武器の開発、そしてヒューマノイズ対策の為の武器の製作を行っていた。

   

  そしてどうやら合流地点に到着したようだ。響ちゃん達の乗ってきた車ごと回収し、響ちゃん達をこの地下拠点内に招き入れる。

 

 そしてとりあえずこの基地の中身に驚いている奏者3人にこの基地の説明をしていく。

  

 この移動要塞は、私とフィーネ姉さんの技術をフルに活用してつくった二課にさえ、秘密の中身が巨大な拠点、外見は基本的にはステルス迷彩を施した装甲車だけど、その中はほぼ異世界と化している。

 

  わたしがラ・ギアスにいた頃に使っていた収納魔法の応用、空間拡大魔法を私と姉さんの技術の全てを集めて、最大限この車内を拡大、規模はリディアン音楽院の敷地が丸々1つは入るくらいには拡張することに成功し、その中に、私と姉さんは様々な施設を建設、私と姉さんの研究室、生産プラント、宿泊施設やトレーニング施設、ホームシアターや

入浴施設、さらには医療施設、私の発明を収めたステルス衛星へとリンクすることによって衛星内の格納庫や各施設に行ける。基本的に姉さんを匿うにあたり、私のステルス衛星に日頃からいてもらうんだけど、ずっと宇宙ってのもかわいそうだし、わたしのワープ技術を転用し、この拠点とを行き来できるようにした。

 

  やあ、ぶっちゃけてやり過ぎた。もはや存在がド●えもんクラスにやばいものになりつつある気がする。というか基本的には潜伏するのであれば、ここで一生過ごせるだけの施設がある当然、こんなものは流通させる気は絶対ないし、ある程度自体が治れば、これは衛星行きだと思う。

  

  そして視点を一旦、私達に合流した響ちゃん達に戻そうかな。

  

フォルテside end

  

  響side

 どうも立花響です。私と奏さんとクリスちゃんは現在、無事にフォルテさんと合流し、フォルテさんの用意した地下を走る移動用拠点に来ているのですが・・・・

 

   「先史文明の技術ってのはなんでもありか⁉︎」

とツッコミをかましているクリスちゃんと奏さん、私もとりあえずはびっくりしちゃった。狭い車内かと思えば、中はとても広かった。フォルテさんに聞けば、リディアンの敷地と同じ広さがあるとか、そこには宿泊施設に入浴施設、医療施設、トレーニング施設、ホームシアターまた別の空間に移動する為のワープ装置でそこを潜るとフォルテさんの持っているステルス衛星らしく、そこにはショッピングモールがあったり、いろんな工場に牧場、農場、さらにはプールなどもあった。そして格納庫エリアには、龍王機と虎王機がいた。2人ともあの戦い以降、ここにいたんだね。

 

   そして私達は拠点に戻り、フォルテさんとフィーネさんはしばらく情報収集に努めるとラボにこもってしまい、私とクリスちゃんと奏さんでとりあえずこの施設を満喫した。

  食事の材料はあらかじめ、生産プラントで発注し、宿泊施設の私達の部屋の冷蔵庫に転送される。

 調理器具なども一通り、揃っている。部屋の内装はほんとうにホテルのスイートルームって感じ、

とりあえず、私達は部屋でホットプレートを出してあらかじめ注文しておいた。焼き肉セットを出して、焼き肉を堪能しながら現在の状況について話し合うことにした。

 

  「とりあえずは、一旦は難を逃れることが出来たな。」

 

  「ええ、でも・・・」

 

  「ああ、わかってる皆まで言うな。風鳴のやつのことだろ。響は優しいもんな。」と奏さんはあの事件以降、翼さんのことを名字で呼ぶようになってしまった。

 

   「響、とりあえずは今のところはヒューマノイズが出たなんて話は出てないし、一旦、体を休めようぜ。ほら食えよ。」

 と奏さんはちょうどいい具合に焼けたカルビを取り、私の口に運ぶ。

いわゆるあーんをされていた。

 

  「て、てめぇぇ、私の響になにしやがんだ!」

 

  「思いあがるなよ。後輩、響はわたしのだ。こうやって愛でるのは当然じゃないか?」

と口論が始まってしまった。

 

  あーあ、この2人、これが始まると長いんだ。

 

 

 

 

  




 できれば感想お願いします。


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外伝 聖王覚醒セレナ・ジ・インサー
聖王覚醒 セレナ・ジ・インサー


  フォルテが日本に来る3年ほど前

 

  アメリカ合衆国、そこは先史文明時代に各国を統一した

絶対君主制国家、聖インサラウム王国の亡んだ後に忘れ去られ、一度人類がリセットされた後に有色人種によって開拓され、アメリカ合衆国となったのである。

 

そしてここはアメリカ合衆国のとある地域、そこにはアメリカの聖遺物研究機関、FISの研究施設において完全聖遺物、ネフィリムの起動実験が行われたが、ネフィリムは暴走を起こした。

 

 研究所内

 

  「離して!、あの子がセレナが死んじゃう!」

 

  「いけません。マリア、あなたまで死んでしまいます。」

 

 「でも、セレナがいない世界なんて」

 

  「お主ら、無事か!」

 

 「アンブロシアおばあちゃん」

  とそこに現れたのはこのfisの特別顧問、アンブロシアである。

 

  「アンブロシア特別顧問、それでは」

 

 「ワシが、セレナを連れてくるをお前らは外に脱出用のヘリを用意しておる。さあ、行くのじゃ、ナスターシャ、この子たちを頼むぞ。」

 

  「はい、わかりました。マリア、行きますよ。」

 

  「イャァァァ、私はおばあちゃんとセレナを助けに行くのぉ!」

 

 「いい加減にせんか、マリア!今は、そのようなことを考えておる場合ではない。ワシが1人で行くといっとるのはワシ1人とセレナを守ることで精一杯だからじゃ、もしお前がセレナの目の前で死ぬようなことがあればどうなる。良いか、今は生きることを考えろ!」

 

 「でもおばあちゃんは、お姉さんは下の子を守る為に1番最初に生まれてくるんだって」

 

 「馬鹿者、そんな1番上の子を守るのは大人の役目じゃ」

とアンブロシアは杖でマリアの鳩尾をつくとマリアは気絶する。

 

 「さ、ナスターシャ、連れて行け。」

 

  「はい、すいません。」

とナスターシャはマリアを連れて行くのだった。

 

  「さて、急がねば、セレナが絶唱を歌ってしまう。」

 

 アンブロシアは実験室のドアを開けて、中に入る。

 

  「セレナ!、無事か!」

 

  「アンブロシアおばあちゃん!」

 

 「セレナ、何をしておる。マリア達は避難した。お主もワシと一緒に避難するのじゃ!」

  

 「おばあちゃん、おばあちゃんも逃げてここはネフィリムは私が封印します。」

 

 「馬鹿者、自己犠牲など、お前には早いわ!」

 

  「でも!」

 

 「よいか、この場をどうにかする必要がある。お前の中に眠る力を目覚めさせるのじゃ、お前の中に眠るスフィアの力を完全に覚醒させるのじゃ、そのお前のアガートラムにスフィアはついておってな、お前がアガートラムの奏者となった時、お前には吸い込まれた。

 腰に下げた剣はお前がギアを纏って以降引き抜かれたことはなかったが、それを引き抜け、発動の鍵はお前の」とアンブロシアはセレナの胸を指す。

 

 「愛じゃ、愛の心にてその剣を引き抜け!」

 

 「・・・・それでネフィリムをどうにかできるんですね。」

 

 「うむ、その剣を引き抜いたお前はまさに無敵じゃ、時間はワシが何としてでも稼いで見せる!」

 

  「わかりました。私、やってみます!」

 

 「うむ、頼むぞ。」とアンブロシアは懐から宝石を取り出して投げつける。それは即席の爆弾であった。

 

  「結界!」とアンブロシアの杖が地面を鳴らすとネフィリムを縛る鎖の結界を張る。

 

 「セレナ、ほれ!、お膳立ては出来たぞ!」

とアンブロシアがセレナの方を見るとセレナから迸る力を感じる。

 

 「今じゃ、セレナ!」

 

「はい!、愛の心にて!、悪しき空間を断つ!、その名は断空光牙剣、イケェェェェェ!!!!」とセレナの光を放つ剣がネフィリムに向かって放たれ、ネフィリムを両断する。

 

  そしてネフィリムは再び、休眠状態に入るのだった。

 

とセレナは力を使い切ったのか、緊張の糸がほぐれ、その場に足をつく。

 

  「セレナ、大丈夫か」

 

  「はい、おばあちゃんのいう通り、あの剣を出した時。本当にすごい力を感じました。」

 

「そうか、いや、セレナ、お主がそのスフィアの力を目覚めさせることが出来たのには理由がある。お主とマリアがインサラウムの王族の血を引いておるからじゃ」

 

 「インサラウム?、それっておばあちゃんがよく絵本で読んでくれた慈愛の王様の話で出てくる国のお話ですよね。」

 

「うむ、確かにお前とセレナには幼き頃より、インサラウムのことを話して聞かせていたな。お前の腰の剣はな、まさにあの話に出てくる慈愛の王様の剣なのじゃよ。そして、その剣は慈愛の王様の子供達には引き抜くことが出来なかったのじゃ」

 

「はい、それもおばあちゃんが話してくれたことがありましたよね。」

 

 「ワシはそのインサラウムがあった頃より生きておる。インサラウムの秘宝を守るものスフィアを起動していない状態で保存できておるのも今はワシ1人しか、使えるものはおらん、インサラウムの科学力のなせる技というわけじゃな。」

 

 とアンブロシアはしばらくセレナには今はなき、インサラウムの話を幼い時にマリアとセレナに話していたものより深く詳しく話していくのであった。

 

 

 

 

  




  今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
 そしてセレナ・ジ・インサーは本当に過去編なので、話自体も3話くらいの構成で考えています。それが現代のフォルテ達と交わるのがG編からでその後、昨日、投稿した風鳴事変が少し長めに考えているのでお許しください。

 


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アンブロシアの説明、フォルテ、フォルテ姉妹のふれあい

先日の戦いから数日、アンブロシアよりマリアとセレナの血縁関係や聖インサラウム王国についての説明がおこなわれていた。

 

 「・・・・そのようにじゃ、セレナ、マリアお主らはそのインサラウムの王族の血を色濃く受け継いだものなのじゃ」

 

  「今でも信じられないわ。セレナがインサラウムの王を継承したなんて」

 

 「私もあまりぴんとは来ないかな。」

 

 「私もです。アンブロシア顧問、娘同然に育ててきた子が、先史文明時代の王朝の王族の末裔だなどと」

 

  「まあ、いいじゃろ。それにじゃナスターシャ、わしらはどのみちアメリカには帰属することは出来んじゃろう。今は息を潜め、力を蓄える時じゃ、インサラウムの化学でワシはお主らのシンフォギアとやらも改良していこうと思うとるしの」

   

  「そんなことが出来るのですか?、シンフォギアは我々と接触したフィーネという人物が製作したもの、我々も大分解析をしたものの、ブラックボックスが多くてとても改良を加えられるようなものでは」

 

 「何、あの娘の発明のイロハを叩き込んだのはワシじゃからな。弟子の発明くらいは、解析くらいはなんてことないわい。」

 

 とアンブロシアは自信満々の笑みを浮かべるのだった。

 

 F.I.S サイドend

 

  どうもフォルテちゃんです。今日は久しぶりに姉さんと2人で話す機会があったので姉さんと食事をしています。

 

 

  「・・・・・え、アン婆生きてるの⁉︎」

 

「ああ、別に不思議がることではないだろう。アンブロシアは我々の科学者としての師だ。私達と同じようなことが出来ないと何故断言できるのだ?」

 

  「・・・・・それはそうだけど」

 

 「まあ、私もそれを知ったのは5、6年ほど前の話だからな。」

 

  「姉さんがアメリカと接触してた時期じゃなかった?」

 

 「ああ、その時に私が接触していたF.I.Sという聖遺物の研究を目的として組織された組織の特別顧問をやっていたのだ。」

 

 

 「というか、まだ先史文明時代の頃の話を聞くことになるなんて思わなかったわ。」

 

 「まあ、と言ってもインサラウムの科学を扱えるのは私やお前以外ではあのババアしか知らない。」

 

 「まさか、インサラウムの復興なんて考えてないよね。」

 

 「それは無理だろう。いくらお前のスフィアを起動していない状態で保存する術を持っていようともスフィアリアクターがいなくては」

 

 「え、インサラウム一世ってスフィアリアクターだったんだね。我が発明ながら恐ろしいな。」

 

「まあ、それにインサラウムの王族も途絶えて久しい、そもそもの血筋やインサラウム一世ほどの素質を持った王は生まれてこないだろうさ。」

 

  「まあ、その通りなんだろうけどさ。」

と2人で昔の話に花を咲かせ、久しぶりに姉妹のふれあいを楽しんだ。

途中、私達2人をナンパしてお持ち帰りしようなんて不届きな輩がいたから2人でボコボコにして、財布の中身を抜いてやった。

 

 

 

  



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