僕の幼馴染は微笑みの鉄仮面と言われてるけど、実は甘えんぼさん。 (Daphne( ᐛ ))
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設定資料集
Overlord メンバー資料集


どもども!
今回はOverlordのメンバー資料集です!


詩島晴人(しじまはると)

5月27日生まれ

17歳

164cm

羽丘学園高校2→3年生。Pastel*Palettesの白鷺千聖とハロー、ハッピーワールド!の瀬田薫とINFERNOの由比ヶ浜凜寧は幼馴染。

Rabbit Dragon(現Overlord)のボーカル。

争いを好まず、常に穏やかな性格だが、ライブの時はアツくなる。

千聖には激甘。自慢の幼馴染が可愛くて仕方がないのだろうか。

Roseliaの今井リサとハロハピの松原花音とは親友。

よく迷子になる花音のお世話係でもある。

女子の友達が多く、身長を除けばハイスペックかつ紳士的なため、たまに女たらしと言われることがある。本人はそのつもりは全く無い。

1番の悩みは身長。本人によると170は欲しかったとの事。

小学校中学年からヘヴィメタルやスクリーモを聴くようになった。

基本的にバンドの曲作りは晴人が担当する。

 

 

武川綾人(たけがわあやと)

7月5日生まれ

17歳

168cm

羽丘学園高校2→3年生。Overlordのリードギター担当。

情熱的で、仲間想い。

英語が得意。(Overlordのメンバーは全員英語得意)

バンドではたまに作曲をする。

真司の情報によるとRoseliaの白金燐子に密かに想いを寄せているらしい。頑張れ!綾人!

 

 

石動真司(いするぎしんじ)

7月14日生まれ

17歳

172cm

羽丘学園高校2→3年生。Overlordのベース担当。

冷静で温厚な性格。

ライブではよくいじられる。

ラーメンが好きで、よく食べる。

特撮作品が好きで、グッズを頻繁に買う。

 

 

平山和樹(ひらやまかずき)

8月1日生まれ

17歳

170cm

羽丘学園高校2→3年生。Overlordのキーボード・サイドボーカル担当。

キーボードは勿論の事、スクリームもかなりのもので、

晴人にも引けを取らない。

寝る事が好き。

 

 

天宮達也(あまみやたつや)

9月15日生まれ

17歳

166cm

羽丘学園高校2→3年生。Overlordのドラム担当。

ドラムの上手さはやばい(語彙力)

パスパレの大ファンで、1番の推しはイヴ。

ラーメンが好きで、真司とよく食べに行く。

 

 

結城渡(ゆうきわたる)

9月23日生まれ

15歳

羽丘学園中3→高校1年生。Overlordのリズムギター担当。

ギターの技術は相当なものであり、天才的な技術を持つOverlordの

メンバー達にも引けを取らない。

リサとは幼馴染。

お菓子やスイーツが好きで、Afterglowの

上原ひまりとよくスイーツを食べに行く。

 

 

新村茉莉花(にいむらまりか)

1月10日生まれ

推定年齢20代後半

晴人達のマネージャー。

まりなとは親友。よくご飯を食べに行く。

サバサバしているが、晴人達の事をかなり気にかけている。

以前バンドをやっていた。

ドイツ語が堪能。




いかがだったでしょうか?
最新話は近いうちに投稿したいと思います!
それでは!


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1st season
第1話 僕の幼馴染って


ども!
初めましての方は初めまして!既に知っている方はこんにちは!
白金一海です!
今回はラブコメです!
前に書いていた作品が一区切りついたのでこれを書きました!
それでは本編スタート!


晴人「今日から高2か…」

僕の名前は詩島晴人。今日から高校2年生。

彩香「晴人ー!朝ご飯だよー!」

今僕を呼んだのは姉の彩香、世間一般でいうブラコンだ。

両親は仕事の都合上あんまり帰って来ないので、姉が甘やかそうと色んな事をしようとしてくる。

姉に恋愛感情を持っている訳が無いので、スルーする。

あ、何か最後ダジャレみたいになった。

???「はい!アルトじゃ〜ないとぉぉぉぉぉ!」

今何か聞こえたような…作者かな。

とりあえず下に降りるか。

彩香「きたきた!」

晴人・彩香「いただきます!」

彩香「晴人も高2なんだね〜。」

晴人「うん。」

彩香「早いようで遅いような…お姉ちゃん感慨深いよ〜。」

晴人「そんな事で泣くなって。彩姉も1年前まで高2だったろ?」

彩香「そうだけどぉ〜」

姉の呼び方が問題あるって?幼い頃からそう吹き込まれてきたからなぁ。

直そうとしたんだけど、直したら何されるか分かんないからなぁ。

そういえば彩姉は高校だとトップで可愛いらしい。

この呼び方だから彩姉と同じ学年の奴に呼び出されて面倒な事になりかけた事もあった。

晴人「ごちそうさま。そろそろ行くね。」

彩香「ん。分かった。」

ご飯を食べ終えた僕は、準備をして、家を出た。

僕の通っている高校は羽丘高校。

5年前くらいに女子校から共学になったんだとか。

そういえばどんな友達が居るか話してなかったな。

女優をやっている幼馴染だったり、極度の方向音痴のふわふわした美少女だったり。???「あ、晴人〜!」もう1人の友達が来た。

晴人「げっ、世話焼き女!」

リサ「何〜?その呼び方をしたら〜、こうだ!」

晴人「や、やめろぉぉぉぉくすぐるなぁぁぁぁ!」

周りからの視線が痛い気がする。

こいつの名前は今井リサ、中1の時から一緒だ。

最初の名前順の席の座り方以外は席が全部隣だった。

特に幼馴染って訳でも無いが、中1の時に最初に話しかけてきたのでそれに応じてたらここまで仲良くなった。

そういえば、女優の幼馴染って何なんだって?

あー、家隣だから後々出てくるよ。

晴人「あ、学校着いた」

学校に着いた僕達は、上履きに履き替え教室に向かった。

???「あ、晴人くーん!リサちー!」

この子の名前は氷川日菜、何でも出来る天才少女だ。

先生「皆さん、席に着いてください。」

SHRの時間だ。

先生「宿題はしっかりとやって来ましたか?」

みんながはいと答える。

先生「そろそろ始業式ですね。それでは体育館に行きましょう。」

始業式は割愛

晴人「ふぅ…終わった〜」

リサ「晴人は寝てただけでしょ…」

晴人「∑(°∀° )何故バレた!」

リサ「いやいっつも寝てるし…」

晴人「だって話長いんだもん…」

と、そんな話をしながら帰っていると

???「あら、晴人じゃない」

晴人「よっ、千聖」

この子の名前は白鷺千聖。女優だ。

何か外では微笑みの鉄仮面とか言われてるらしいが…

千聖「晴人、今日は家に行っても良いかしら?」

晴人「今日は彩姉が8時まで帰って来ないから良いよ」

千聖「そう、分かったわ。」

リサ「アタシも行きたい!」

晴人「リサは日菜と遊びに行くんじゃないのか?」

リサ「あ、そうだった!また今度ね!」

リサ「じゃ、アタシこっちだから!」

リサと別れた。

千聖「危なかったわね。」

晴人「千聖のあの姿を見られちゃね…」

千聖「も、もう////」

晴人「ごめんごめん(笑)」

千聖「反省してないわね?」

晴人「いえ、そんな事は( ˙-˙ )」

千聖「そう。」

晴人「家着いたぞ。」

ドアの鍵を開け、中に入る。

千聖「お邪魔するわね。」

晴人「飲み物どうする?」

千聖「紅茶が良いわね。」

晴人「分かった。」

数分後

晴人「どうぞ。」

千聖「ありがとう。」

晴人「そっちはどんな感じなんだ?」

千聖「猫耳少女が居たり、金髪ツインテールが居たり…ってとこかしら。」

晴人「そうか。」

猫耳少女かー。どんな子なんだろうなぁと考えていると

千聖「他の女の子の事考えたわね?」

晴人「別に良いでしょ。付き合ってないんだし。」

千聖「それもそうね。」

そんな事を話していると、千聖が紅茶を飲み終わり

千聖「そろそろ良いかしら?はるくん?」

と、言ってきた。

晴人「良いよ。」

千聖「膝枕してくれる?」

晴人「うん。」

千聖「ギューってして?」

晴人「分かった。ギュー…」

千聖「えへへ、嬉しいな…」

そう。千聖は外ではあんな感じだが、家で2人きりの時はデレデレになり甘えてくるのだ。付き合ってないけど。

作者ー!

作者「何?」

キャラ崩壊のタグ付けといた方が良いんじゃないのか?

作者「おっけ。付けとく。」

千聖も心を開いてる相手には甘えたいのだろう。

千聖「(๑˘ ³˘๑)チュ~♡」

晴人「ダメだって。」

千聖「えー?ケチ〜。」ポカポカ

晴人「やめろって千聖( ˙-˙ )」

千聖「(⑉・̆н・̆⑉)むぅ…」

晴人「キスは付き合ってからな。」

千聖「え?そう言うって事は付き合ってくれるの?」

晴人「考え中」

千聖「(´・ω・`)」

晴人「そんなに落ち込むなって。ほら、もっとギューってしてあげるから。」

千聖「*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*」

僕と2人きりの時は感情が豊かになる。

ギューとかしてると、辺りは暗くなっていた。

晴人「夜ご飯どうする?」

千聖「はるくん食べる〜。はむっ」

晴人「ちょっ、耳食べるなって」

千聖「ふぅー…」

晴人「うわっ!((((;゚Д゚))))」

千聖「顔赤くしてぶるぶるしてるー!」

晴人「…もう甘やかしてあげないよ?」

千聖「ご、ごめんね?」

晴人「よろしい」

私に対抗出来るのははるくんだけかな。

晴人「で、何食べるん?」

千聖「えっと、ほうれん草のおひたし食べたい!」

晴人「おっけ。作ってくる。」

千聖「はーい」

夜ご飯を食べてたりしたら、時間になった。

千聖「私、そろそろ帰るね!」

晴人「じゃ、また今度遊びに来てな。」

千聖「またね!」

はるくんは玄関の外まで見送ってくれた。隣だけど。

千聖「(あれは誰かに見られたら本当に恥ずかしいわね…)」

そう思いながら、帰宅した。

晴人「(千聖と付き合ってもいいんだけどなぁ)」

何故迷っているのかと言うと、付き合っている時に起こるスクープがめんどくさいからだ。

晴人「どうしよっかな〜。」

そんな事を考えていると、彩姉が帰ってきた。

彩香「ただいまー!」

晴人「おかえり。」

彩香「( ˘•௰•˘ )ムムッ!誰か女の子入れたな!?」

晴人「入れたけど。」

彩香「誰!?」

晴人「千聖。」

彩香「ε-(´∀`;)ホッ 良かった〜」

彩香「私は千聖ちゃんと花音ちゃんとリサちゃん以外認めないからね!」

晴人「はいはい、そうですか。」

彩香「ちょっと反応薄くなーい?」

晴人「別に。」

晴人「もう風呂入って歯磨きしたし寝るわ。」

彩香「工エエェェ(´д`)ェェエエ工 しょうがない、おやすみ!」

晴人「おやすみ。」

1日が終わった。




最後まで読んでいただきありがとうございます!
いかがだったでしょうか?
第1話からイチャイチャしてましたねー!
まだ晴人と千聖は付き合ってませんよ!
あと結構キャラ崩壊してたような…
まぁ良いでしょう!
それでは!


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第2話 私の幼馴染は人気バンドのリーダー

ども!
今回はライブシーンが入ります!
それでは本編スタート!


今日は僕の学校は休みだ

それに彩姉はバイトだ

という事なので、家には仕事の合間を縫って来ている千聖と暇だから来ているリサが居る

千聖「そういえば晴人、あなたバンドやってるのでしょう?」

晴人「え!?やってるけど、いつから知ってたの?」

千聖「それはもう大人気じゃない。Rabbit Dragonは。」

リサ「へぇー。晴人バンドやってるんだー。」

晴人「ま、まぁね。」

リサ「どんな感じなの?」

晴人「メタルコアとか、ラウドロックとか。」

リサ「結構激しめなやつ?」

晴人「うん、デスボイス使うからさ」

リサ「喉の管理大変でしょ?」

晴人「結構大変。」

リサ「はちみつティーは喉の管理に良いから明日持ってくるね!」

晴人「ありがとう。助かるよ。」

晴人「そういえばさ、3日後ライブあるんだ。

circleでやるんだけどさ、来ない?」

千聖「良いの?」

晴人「うん。あ、でも最初のうちは指定席じゃないと怪我するから指定席で良い?」

リサ「良いよ!」

晴人「おっけ、分かった」

千聖「彩ちゃんも呼んでいいかしら?」

晴人「あー、パスパレのボーカルの子?」

千聖「えぇ。晴人はクリーンがすごく上手いって聞いたから彩ちゃんの参考になるんじゃないかって。」

晴人「上手いなんて…そんな…(*^-^*)ゞテヘヘ」

リサ「3日後楽しみにしてるね!」

晴人「うん!」

そして3日後

circleにて

彩「後ちょっとだね!」

千聖「そうね。」

リサ「楽しみ!」

〜千聖side〜

ライブが始まり、晴人のバンドのメンバーが出てきた

そして、晴人が出てきて、バンドのマークが描かれた旗を振り捨て、こう言った

晴人「ぜ"ぇ"ぇ"ぇ"の"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"!」

イントロが始まり、会場は熱気に包まれた

晴人「行くぞお前らァァァァ!」

晴人「い"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"や'ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!」

千聖「カバーかしら?」

リサ「そうだね。友達が好きなバンドの曲だ。」

彩「すごい声量のデスボイスだね…」

リサ「そうだね…」

千聖「(このバンドは電子音を多用しているのね。)」

晴人「行くぞぉぉぉ!」

Buried The Sun

All the Hope, Rain And My Joy Will Be Volatilized

It Reminds Us Of The Birth Place

Broken Faith In The Lost Conscious

Blissfulness In A Fake Love

Wounded Hearts As The Sacrifice

Cast A Light To Another Sun

 

Give Me Pain Lead Me To Truth

Give Me Pain Lead Me To Reason

 

I'm Pulling Out My Soul

To Prove I'm Alive

Lead Me To The Dawn Of The New Born

I'm Putting Up A Fight

And Try To Survive

Lead Me To The Dawn Of The New Born

 

Can You Feel This Pain

Can You Feel It Pulsing

Can You Feel The End

Can You Feel The Start

 

Broken Faith In The Lost Conscious

Blissfulness In A Fake Love

Wounded Hearts As The Sacrifice

Cast A Light To Another Sun

 

I'm Pulling Out My Soul

To Prove I'm Alive

Lead Me To The Dawn Of The New Born

I'm Putting Up A Fight

And Try To Survive

Lead Me To The Dawn Of The New Born

 

I Feel My Soul Start To Fall Apart

I'll Be The Dawn Of The New Born

 

Bring Me Back Inside Of The Mother

She Can Cancel All Of Our Karma

Just I Hear The Sound Of New Color

Breathing In The Womb

 

If The Past Was Made To Reveal What Lies Behind The Door

All My Memories Fade

My Rebirth

Let Me Live Again

 

Let Me Live Again

Let It Come To An End

All The Pain Will Be Gone

Close My Eyes And The Sunshines On Me

Bring The Sin To An End

All The Fear Will Be Gone

Close My Eyes And The Sunshines On Me

 

Let Me Live Again

 

演奏が終わり、晴人が挨拶をする

晴人「こんにちは!今日は来ていただき、ありがとうございます!

Rabbit Dragonです!」

メンバー紹介後

晴人「そろそろ次の曲行きましょうか!」

会場「いぇぇぇぇい!」

晴人「みんな広がってー!」

会場「いぇぇぇぇい!」

晴人「よし!Next song is called!Countdown to mother f○○king

hell!」

イントロが始まり、みんなが構える

晴人がf○○k you!と言うと、一斉に向かい側の人にぶつかる

彩「すごいね…」

千聖「そうね…」

すごすぎてその言葉しか出ない。

その後3曲演奏し、最後の曲となった

晴人「次で最後となりました!」

会場「えぇぇぇぇぇ!」

晴人「最後に重大なお知らせがあるんでね!」

会場「なになにー?」

晴人「それは最後の曲をやってから!」

会場「えぇぇぇぇぇ!」

晴人「( ˶ˆ꒳ˆ˵ )エヘヘ」

晴人「Are you ready!?」

会場「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Last song is called! KiLLiNG ME!」

割愛

晴人「重大なお知らせがあります!」

会場「なにー?」

晴人「僕達Rabbit Dragonは…2ヶ月後、東京ドームでワンマンライブします!」

会場「まじかぁぁぁぁ!」

晴人「楽しみにしていてください!」

そして、ライブが終わった

綾人「ふぃー、楽しかったー!」

こいつは武川綾人、ギター担当だ

真司「楽しみだな東京ドーム!」

こいつは石動真司、ベース担当だ

和樹「そうだな!」

こいつは平山和樹、キーボード・サイドボーカル担当だ

達也「もっと練習するぞぉぉぉ!」

こいつは天宮達也、ドラム担当だ、ひとつ付け足すとするなら、めっちゃ上手い

あ、ちなみに全員羽丘2年な?

彩「スタッフの人には良いって言われたけど、ホントに良いのかな?」

千聖「良いわよ…多分。」

リサ「入っちゃおうよ!」

外から千聖達の声が聞こえる。

達也「どうぞー!」

彩「し、失礼しまーす…」

千聖「失礼するわね。」

リサ「失礼しまーす。」

達也「!?」

晴人「どうした?達也」

達也「何で、パスパレの彩ちゃんと千聖ちゃんが…」

晴人「そっか、お前大ファンか」

そうだった。達也はアイドルバンドのPastel*Palettesの大ファンだった。

達也「リーダーどういう事!?」

晴人「俺が招待した」

達也「そういえばリーダー千聖ちゃんと幼馴染だもんな!」

晴人「まぁな」

達也「彩ちゃん!サイン下さい!」

彩「えっ!?私で良いのなら…」

達也はドラムのスティックにサインを書いてもらった

達也「ありがとうございます!大切にします!」

晴人「んで、何しに来たん?」

千聖「お疲れ様って言いに来たのよ。」

晴人「ん。ありがと。」

彩「すごいなぁ…東京ドームでライブなんて…!」

晴人「そうだろー。大学を卒業したらワールドツアーしたいなぁって。」

彩「わ、ワールドツアー…」

リサ「すごいね…」

晴人「そういえばリサ。友希那はどうなんだ?」

リサ「まだバンドメンバー探してる。アタシがなってあげたいんだけど、技術が…」

晴人「真司、リサにベース教えてやってくれないか?」

真司「リーダーの方が上手いからそれが良いんじゃ?」

晴人「お前ベース専門だからって思ったんだが…」

真司「やります!」

晴人「よろしい」

そして色々あり、1日が終わった




最後まで読んでいただきありがとうございます!
いかがだったでしょうか?
今回は歌詞が入ったせいで結構長くなってしまいました!
次回はパスパレメインだと思います!
それでは!


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第3話 今、進化の時

ども!
なんかサブタイがバトル系の小説みたいになったけど、パスパレ回です!
それでは本編スタート!


次の日、学校で

日菜「えー!リサちー、晴人君のバンドのライブ行ったのー?いいなー!」

リサ「良いでしょー!」

日菜「そういえば晴人君!明日、パスパレの練習に付き合って欲しいな!」

晴人「良いけど」

日菜「やったー!」

翌日

彩「それじゃ、始めるよ!」

演奏後

晴人「…」

彩「ど、どうかな?」

晴人「えっと、全員バラバラ。

千聖は途中で押さえる弦の位置間違ってたし、日菜は走ってるし、若宮さんも走ってた。大和さんは少し遅れてた。

彩は…ピッチが…」

彩「や、やっぱり?」

晴人「自分で分かってるなら改善の余地はある。

彩は特別練習だな。」

彩「えっ∑(°∀° )どのくらい?」

晴人「空いてる時間だな。

でもその権限はマネージャーにあるからなぁ。」

社長「マネージャーは問題なく君になるよ。」

千聖「社長?どういう事です?」

社長「マネージャーが辞めちゃってね。代わりにやってくれる人を探していたのだよ。」

晴人「そう…ですか」

社長「次のライブは2ヶ月後に迫っている。そこで成果を出さなければこのバンドは解散となる。」

社長「事務所の意向で作られたバンドだからね。

成果を出してもらわなければ意味が無いのだよ。」

晴人「(そういう事か…)」

晴人「分かりました。2ヶ月で何とかしてみます。」

社長「頼んだよ。」

晴人「行ったか…」

千聖「晴人?」

晴人はこちらを振り向かない。

晴人「(社長は彩達の事を…いや、やめておこう。モチベが下がるだけだ。)」

晴人「よし!やるぞ!」

5人「うん!(えぇ)」

2時間後

晴人「このくらいで良いかな」

麻弥「すごく厳しいっすね…」

日菜「もうちょっと優しくても…」

晴人「これ未満のペースだと2ヶ月なんかで仕上がるわけが無いからな。」

たかが一回目の練習で音を上げている場合では無いのだ。

晴人「彩、この後時間あるか?」

彩「あるけど…まさか?」

晴人「そのまさか。」

晴人「このバンドを続けたいなら拒否はしないはずだ。」

彩「うん!私、やるよ!」

そして2時間後

彩「もう…ヘトヘト…」

晴人「頑張ったな。彩」

彩「頭ナデナデして欲しいな…」

晴人「(。´・ω・)ノ゙ナデナデ」

彩「( ˶ˆ꒳ˆ˵ )エヘヘ」

晴人「そろそろ帰るか。」

晴人がそう言うと

彩「うん!」

晴人「家まで俺が送ってくよ。」

彩「良いの?」

晴人「うん。」

彩「ありがと!」

帰り道の周りの視線が痛かった気がする。

彩の家にて

彩「お母さんー!ただいまー!」

彩の母「おかえりなさい彩。あら、そちらの人は?彼氏?」

彩「ち、違うよ!マネージャーさんの詩島晴人君!」

晴人「詩島晴人です。よろしくお願いします。」

彩の母「詩島君ね。これからも彩をよろしくね。」

晴人「はい。」

晴人は家に帰宅した。

彩香「おかえりー!遅かったね?」

晴人「パスパレの練習見てたからさ。」

彩香「そうなんだね!」

その後、夜ご飯を食べて風呂などに入ったりして寝た




最後まで読んでいただきありがとうございます!
いかがだったでしょうか?
次回はパスパレのライブ回です!
それでは!


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第4話 来てくれるお客さんの為に

ども!
今回はパスパレのライブ回です!
それでは本編スタート!


パスパレのライブ前日

彩「明日大丈夫かな…ソワ( •ω•` 三 ´•ω•)ソワ」

晴人「大丈夫だ。何とかなる。」

晴人「みんな、今日は帰ったらすぐに寝るんだぞ。」

5人「うん!(えぇ)」

4人を途中まで送り届け、千聖と一緒に帰宅中

千聖「ねぇ晴人」

晴人「何だ?」

千聖「明日本当に大丈夫かしら…」

晴人「大丈夫だ。千聖なら出来る。

2ヶ月の努力を見せてやれ。」

千聖「そうね。頑張るわ。」

千聖「私はこれで。」

晴人「また明日な。」

翌日

舞台裏にて

彩「緊張するよ〜…」

彩「ピッチ外さないように…」

晴人「僕の教えた事をやれば大体は大丈夫だ。

後は表現力の問題になってくる。」

彩「うん!分かった!」

晴人「みんな、円陣組むぞ!」

5人「うん!」

晴人「僕がHere we go!って言うからgoの時にみんなで言ってくれるか?」

5人「うん!」

晴人「行くぞ…Here we…」

6人「go!!!」

晴人「よし!行ってこい!」

パスパレのライブが始まった

彩「皆さんこんにちは!Pastel*Palettesです!」

彩「ボーカル、みゃる…あっ」

会場「丸山とちったー!」

彩「あはは…」

彩「丸山彩です!」

千聖「ベース、白鷺千聖です。」

日菜「ギター、氷川日菜です!」

イヴ「キーボード、若宮イヴです!」

麻弥「ドラム、大和麻弥です!」

彩「それでは聴いてください、しゅわりん☆どり〜みん」

曲終了後

ファン「前より明らかに上手くなってね?」

ファン「んな。音程もあんまり外してないし。」

彩「聴いてくれてありがとうございます!」

彩「次の曲行きます!ゆら・ゆらRing-Dong-Dance」

曲終了後

彩「次で最後の曲となります!」

会場「えぇぇぇぇぇぇ!」

彩「また会えますから!」

彩「それでは聴いてください、はなまる◎アンダンテ」

ライブが終わりパスパレが舞台裏に戻る

晴人「みんなどうだった?」

彩「よく出来たと思うよ!」

千聖「えぇ。私も」

日菜「私も!」

イヴ「私もです!」

麻弥「ジブンもっす!」

晴人「俺も上手くいったと思ってる。」

社長「よくやった君達。」

晴人「(言い方がウザイな…)社長。」

社長「君達Pastel*Palettesは活動を続けれる事になった。」

彩「ホントですか!?」

社長「うむ。そういえば、詩島晴人君。」

晴人「はい。」

社長「君をパスパレの正式なマネージャーにする。」

晴人「ありがとうございます。」

社長「今日は上がっていいぞ。」

6人「はい!」

晴人「よーし!打ち上げだぁぁぁぁぁ!

今日は僕の奢りだぁぁぁぁぁ!」

彩「いぇぇぇぇい!」

晴人「ファミレス行くぞぉぉぉぉ!」

日菜「いぇぇぇぇい!」

イヴ「私もお供します!」

千聖「ふふっ。」

麻弥「楽しそうっすね。」

ファミレスにて

晴人「何食べるか決まったか?」

5人「うん!」

晴人「よし!(チャイムを押す)」

店員「ご注文は決まりましたか?」

晴人「僕はチキンソテーで!」

彩「私はデミグラスハンバーグ!」

日菜「私はドリア!」

千聖「私はおろしハンバーグ。」

イヴ「私はグラタンで!」

麻弥「ジブンはパエリアで!」

店員「かしこまりました。少々お待ちください。」

数分後

店員「デミグラスハンバーグの方ー。」

彩「はい!」

その後、全員食べ終わり、休憩していた。

彩「お腹いっぱい〜…」

晴人「そういえばさ、僕らのドームのライブの話なんだけど…」

彩「なになに?」

晴人「新曲3個くらいやるんだ。」

日菜「そうなんだね!」

晴人「Xenoは勿論やるよ?」

千聖「あれクリーン多いから聴きやすいのよね。」

晴人「楽しみにしててね!」

5人「うん!」

その後、5人を途中まで送り届け、自分も帰宅してすぐに寝た




最後まで読んでいただきありがとうございます!
いかがだったでしょうか?
次回はセトリ会議です!
それでは!


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第5話 セトリ会議

ども!
今回の内容はサブタイ通りとプラスアルファです!
それでは本編スタート!


今は午後3時頃のファミレス。

僕達Rabbit Dragonは5日後に迫った東京ドームのライブのセトリ決めをしている。

晴人「どうする?綾人」

綾人「リーダーがやりたいようにって言いたいけど俺もやりたい曲あるからなぁ」

晴人「何だ?」

綾人「えっと、これ」

晴人「おっけ。他は?」

3人「特になし。」

晴人「分かった。」

晴人「それじゃ今日は解散。」

家に帰っていると、リサに会った。

リサ「あ、晴人じゃん!何してたの?」

晴人「ドームのセトリ決め。そっちは?」

リサ「バイトの帰り。」

リサ「そういえばさ、これ!」

晴人「友希那のライブのチケット?」

リサ「うん。友希那が晴人に渡して欲しいって。」

晴人「僕は入る気ないよ?」

リサ「そう言わずに〜、ね?」

晴人「明日、か。」

リサ「うん!4時に集合ね!」

翌日、午後4時

circleにて

友希那のワンマンライブが始まった

晴人「(歌は上手いなぁ…でもサポートバンドだからかなぁ…)」

ライブ終了後

リサ「あ、友希那!」

友希那「あら、リサと晴人じゃない。」

リサ「すっごく良かったよ!」

友希那「そう、ありがとう。」

友希那「晴人、私がバンドを作ったらマネージャーになってくれるかしら?」

友希那が晴人に問う。

晴人「まぁ、考えとくよ。」

友希那「ありがとう。」

次の日

学校にて

リサ「おはよ!晴人!」

晴人「おはよ。リサ。」

リサ「楽しみだね!ライブ!」

晴人「そうだな。」

先生「ここがこうであって、詩島、分かるか?」

晴人「そこは〜ですね。」

先生「正解だ。」

6時間目が終わり、SHRが始まった

担任「明日は休みなので、ゆっくり休んでくださいね。」

クラス「はーい!」

家に帰ると、彩と千聖が居た。

晴人「え?何で2人が?」

千聖「晴人のお姉さんに途中で会ったから、家に行っていいか聞いたらOKされたのよ。」

彩「お邪魔してるね!」

晴人「あ、彩姉!」

彩香「いぇい!」

晴人「全く…」

晴人「まぁいいや。ゆっくりしてって。」

彩「晴人君!千聖ちゃんの事、家だとすっごく甘やかしてるって聞いたよ!」

千聖「あ、彩ちゃん!?」

晴人「だ、誰から!?」

彩「彩香お姉さんから!」

彩香「え!?」

晴人「彩姉…(暗黒微笑)」

千聖「お説教が必要かしら?(^ω^)ニコニコ」

彩香「お助けぇぇぇぇ!」

30分後

彩香「うぅ…」

晴人「全く…バカ姉さんが」

彩香「ごめんなさいぃぃぃぃ」

話によると、あの時バイトの前で暇だったから覗いてたんだとか。

彩「は、晴人君!」

晴人「ん?」

彩「私の事も、甘やかして欲しいなーなんて…あはは」

晴人「良いけど」

彩「ありがとう!」

彩「膝枕して〜」

晴人「はいよ」

彩「(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」

彩「ギューってして!」

晴人「おっけ、ギュー…」

彩「(*´▽`*)」

千聖「…」

晴人「千聖もやって欲しいのか?」

千聖「別に私は…」

晴人「いいから。口調さえ変えなければ大丈夫だから。(小声)」

千聖「わ、分かったわ。」

千聖「晴人ー!」

千聖が笑顔で飛びついてきた。

彩「千聖ちゃんずるーい!私もー!」

千聖「(๑˘ ³˘๑)チュ~♡」

晴人「千聖、待て。あっ」

千聖「しっかりと首筋に付けたわよ。」

晴人「しっかりとってさぁ…」

彩「私もー!」

千聖「だめよ彩ちゃん。これは幼馴染の特権なのよ。」

晴人「別に特権じゃないと思うけどなぁ…」

彩「(⑉・̆н・̆⑉)むぅ…」

その後、千聖達を沢山甘やかし、家に送り届けた。




最後まで読んでいただきありがとうございます!
いかがだったでしょうか?
次回はRabbit Dragon(略称はラビドラ)のライブです!
それでは!


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第6話 ラビドラが〜ドームに〜来ぅぅぅぅるぅぅぅぅ!

ども!
今回はライブ回です!
あと今回で第1章はラストです!
それでは本編スタート!


ライブ当日

彩「楽しみだね!」

千聖「そうね。」

日菜「楽しみー!

イヴ「楽しみです!」

麻弥「楽しみっす!」

リサ「そうだね!」

友希那「そうね。」

〜友希那side〜

プレリュードの曲が始まり、綾人達がステージに現れた

そして晴人が現れ、曲名を言った

晴人「ぜ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"の"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"!"」

曲のイントロが始まり、会場は熱気に包まれる

晴人「行くぞお前らァァァァ!」

晴人「い"や"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!"」

友希那「物凄いシャウトね…」

友希那「(それにドラムが今までに見てきたのと桁違いに…)」

2番が終わり、叙情的なメロディが流れる

メロディが終わり、晴人がシャウトをする

麻弥「ドラムの足の速さと音圧がすごいっすね〜!」

そして、1曲目が終わる

晴人がマイクを取り、MCが始まる

晴人「皆さんこんにちは〜!

Rabbit Dragonです!」

メンバー紹介後

晴人「いや〜来ましたね〜東京ドーム!」

達也「早かったですね〜3年間でここまで来れるなんて!」

友希那「(3年で東京ドーム!?何て速さなの…)」

綾人「めっちゃお客さん居ますね〜!」

和樹「あれやってみる?」

真司「いいな!」

晴人「会場のみんなー!」

会場「いぇぇぇぇい!」

綾人「男子ー!」

男子「いぇぇぇぇい!」

達也「女子ー!」

女子「いぇぇぇぇい!」

真司「ライビュー!」

晴人「ライビュもしっかり聞こえたということでね!

次の曲行きますか!」

和樹「次の曲は新曲なんだよね!リーダー!」

会場「おぉぉ!」

晴人「そうだよ!」

晴人「Make some noise I guess fucking ready Tokyo Dome?」

会場「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Next song is called! Monolith!」

彩「新曲だ!」

1番が終わり、2番に入る

晴人「circle pit! circle pit!」

リサ「ぐるぐる回ってるね〜」

その後、曲が終わる

その後、10数曲演奏し、最後の曲となった

晴人「次で最後の曲です!」

会場「えぇぇぇぇぇぇ!」

綾人「また会えるからなー!」

会場「いぇぇぇい!」

晴人「OK! Last song is called! ALONE!」

曲が終わり、1度晴人達がはける

会場「アンコール!アンコール!」

しばらくすると

晴人「あれで終わると思ったか東京ドームゥゥゥゥゥ!」

会場「いぇぇぇぇい!」

2曲演奏し、本当に最後となった

綾人「次で本当に最後の曲です!」

会場「えぇぇぇぇぇぇ!」

晴人「行けんだろお"ま"え"ら"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ'ぁ"!"」

会場「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Last song is called! The Perfect Nightmare」

友希那「(10数曲やっても疲れを感じさせないシャウトと楽器隊の演奏…恐ろしいわ)」

曲が終わり、晴人達が挨拶をして、ライブが終わった

彩「楽しかったねー!」

千聖「そうね。」

リサ「いや〜ホントすごかったよ〜。」

友希那「(私も、バンドがしたい。)」

日菜「ALONEの時の肩組んで頭振るやつ私もやりたーい!」

麻弥「ジブンもやりたいっす!」

イヴ「私もです!」

そんな事を話しながら、1日が終わった




いかがだったでしょうか?
第2章はRoseliaの話になります!
それでは!


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第7話 バンドメンバー探し

ども!
今回からRoselia編です!
それでは本編スタート!


今僕は、友希那とリサと一緒にcircleに来ている

晴人「何で僕まで…」

リサ「そういう事言わないの!」

まずは1つ目のバンドのライブを見た。

友希那「これじゃないわね…」

次でバンドのライブも

友希那「これじゃないわ…」

3つ目

友希那「(あのバンドのギター、正確に弾いている。彼女なら…)」

ライブ後

バンドメンバー「ひどいよ!そんなこと言うなんて!」

???「バンドに馴れ合いなど必要ありません。

馴れ合いだけのバンドなら他でやって下さい。」

友希那「(考え方も似ている。)」

???「あなた達は?」

友希那「湊友希那。よろしく。」

リサ「今井リサだよ!よろしく!」

晴人「詩島晴人です。よろしくお願いします。」

???「氷川紗夜です。よろしくお願いします。」

紗夜「そういえば、詩島さんってパスパレのマネージャーでRabbit Dragonのボーカルですよね?」

晴人「そうですけど、氷川さんって日菜の家族だったり…?」

紗夜「はい。日菜とは双子の姉妹で。」

晴人「そうなんですね。」

紗夜「はい。そういえば最近あった東京ドームのライブ行きました。」

晴人「ホントですか!?嬉しいです!」

紗夜「はい。そういえば用件は何ですか?」

友希那「私とバンドを組まないかしら?」

紗夜「私とバンドを組む目的は?」

友希那「FWFに出て優勝して頂点を取ること。」

紗夜「(この真っ直ぐな眼差し…この人となら…)分かりました。組みましょう。」

友希那「ありがとう。」

勧誘も終わり帰ろうとした瞬間、紫髪のツインテールと黒髪ロングの女の子が現れた

???「ゆ、友希那さん!あこと一緒にバンドして欲しいです!」

???「あこちゃん、いきなりは…」

友希那「だ、誰?」

リサ「あこじゃん!どうしたの?」

あこ「リサ姉!あ、友希那さん!宇田川あこって言います!」

???「白金燐子です…」

友希那「そう。あこ、あなたの担当は?」

あこ「ドラムです!」

友希那「その技術がレベルに達しているかテストするわ。

今からでもやりたいのだけど…」

時計は午後6時半を回っていた。

晴人「今日はもう遅いから、明日で良いか?」

あこ「はい!」

翌日

あこ「来ました!」

友希那「来たわね。楽曲を指定するから、それをやってもらうわ。」

あこ「はい!」

テスト開始前

晴人「友希那、テストでCountdown To Hellは…(小声)」

友希那「それくらいの曲じゃないとレベルに達しているかが分からないわ。」

友希那「そろそろテスト開始ね。」

あこ「はい!」

テスト後

晴人「あれを1発で…」

晴人「達也用にアレンジしたからかなり難しくなってるはずだが…」

友希那「中々の技術ね。」

友希那「あこ、あなたの目標は?」

あこ「世界で2番目にカッコイイドラマーになる事です!」

友希那「2番目?」

あこ「1番はおねーちゃんなので、2番目です!」

友希那「あなたは1番にはなりたくないの?」

あこ「なりたいです!」

友希那「なら、まずはお姉さんを超えてみなさい。」

あこ「は、はい!」

1日が終わった




いかがだったでしょうか?
ここからRoseliaがどんどん出来上がっていきます!
それでは!


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第8話 私…やります!

ども!
今回もメンバー探しです!
それでは本編スタート!


学校にて

休み時間

友希那「(後はキーボードとベース…)」

リサ「ゆーきなっ☆考え事してどうしたの?メンバーの事?」

友希那「まぁ、そうね。」

リサ「アタシもやりたいんだけど、技術が…」

友希那「技術ならこれから伸ばせばいいわ。

入るのかしら?」

リサ「うん!入る!」

こうしてベースが埋まった。

友希那「分かったわ。(後はキーボードね…)」

放課後、circleにて

晴人「またかよ…」

友希那「今日も探すわよ。」

リサ・あこ「おー!」

紗夜「えぇ。」

数時間後

友希那「居ないわね…」

リサ「そうだね…」

紗夜「そうですね…」

あこ「(そういえばりんりんに聞いてたなぁ…)」

その頃、白金家では

燐子「(あこちゃんから聞いたメンバーの話…どうしよう…)」

燐子「(多分…あの人達となら…!)」

場所はcircleに戻る

あこの携帯に電話がかかる

あこ「もしもし、どうしたのりんりん?」

燐子「メンバーの話なんだけど…私…ピアノ弾けるの…!」

あこ「ホント!?じゃあcircleね!」

友希那「どうしたのあこ?」

あこ「友達がピアノ弾けるんです!」

友希那「そうなの?」

あこ「はい!」

しばらくすると、燐子がやって来た

燐子「来ました…!」

友希那「来たわね。早速だけど、私の指定した曲テストを受けてもらうわ。

燐子「はい…!」

テスト後

友希那「合格ね。」

燐子「ありがとうございます…!」

あこ「やったね!りんりん!」

燐子「うん!」

こうして、5人集まったが…

晴人「名前どうする?」

友希那「名前は決まっているわ。Roseliaよ。」

晴人「へぇー。何を合わせたん?」

友希那「薔薇のroseと椿のcamelliaよ。」

晴人「良いじゃん。」

友希那「ありがとう。」

こうして結成されたRoseliaは、目標を決めることになった。

友希那「もちろんFWFに出て優勝することよ。」

Future World Fes、人気バンドでも予選を余裕で落選する程の狭き門の音楽イベントだ。

晴人「僕達もそろそろそれに出ようかなって思ってたんだ。

それ終わったら多分全国アリーナツアーかドームツアーやる予定。」

友希那「アリーナツアー…」

リサ「へぇー。(晴人達が出たら余裕で優勝するでしょ…)」

晴人「余裕で優勝するでしょ…って顔してるなリサ。」

リサ「え!?顔に出てた!?」

リサはすぐ顔に出るのだ。

晴人「うん。」

晴人「FWFは出来ればMonolithとかとかCountdown To Hellのオールシャウトの曲で行くつもりだけど、Xenoも入れた方がいいのかなぁって考えてる。」

リサ「そうなんだ。」

友希那「やっぱり晴人達は凄いわね…」

晴人「まあ伊達に3年間バンドしてきた訳じゃないし。」

友希那「3年間でここまでっていうのが恐ろしいのよ。」

紗夜「確実にモンスターバンドになっていってますね…」

あこ「達也さんはどうやったらあの足の速さになるの?」

晴人「あいつ曰く毎日7時間ドラムやってたらああなったって。」

紗夜「7時間も…」

燐子「すごい…」

晴人「んで、目標はFWFで優勝でいいんだな友希那?」

友希那「えぇ。」

晴人「ていうか1つ良いか?」

晴人が友希那に質問する。

友希那「何かしら?」

晴人「まさか僕がRoseliaのマネージャーやる訳じゃないよね?」

友希那「そのつもりだったのだけど…(上目遣い)」

友希那が晴人に上目遣いをする。

晴人「お前…どこでその技を…まさか!おいリサ!」

リサ「♪~(´ε`;)」

晴人「まったく…分かったよ。やるよ。」

あこ「やったー!」

友希那「ありがとう。」

あこ「晴人さんの事、晴兄って呼んでも良い?」

晴人「良いけど。」

あこ「ありがとう!」

こうして1日が終わった




いかがだったでしょうか?
次回は練習回です!
それでは!


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第9話 言われて気づいた事

ども!
今回はどうなるんでしょうか?
それでは本編スタート!


昨日はRoseliaが結成されたので、今日は初めての練習となった。

晴人はパスパレの練習があったので、途中からの参加となった。

友希那「あこ!少し遅れてるわよ!」

あこ「は、はい!」

友希那「もう一度、1.2.3」

パスパレside

晴人「(あいつらちゃんとやってるかな)」

千聖「晴人、ここの押さえ方なんだけど…」

晴人「あぁそこ?それはこうやってね」

千聖「ありがとう。」

晴人「よし、もう一度合わせるぞ。

1.2.3」

Roselia side

友希那「そろそろ休憩にしましょうか。」

あこ「はい!」

休憩中

あこ「それでね!おねーちゃんがね!」

燐子「ふふっ。」

紗夜「…(おねーちゃんおねーちゃんって…それに技術を追い越されないようにしないと。)」

友希那「紗夜?」

紗夜「いえ、なんでもありません。」

友希那「そう。」

友希那「練習を再開するわよ。」

パスパレside

晴人「そろそろ終わりで良いかな。」

千聖「私は残るわ。」

彩「じゃあね。千聖ちゃん!」

イヴ「また明日です!千聖さん!」

日菜「バイバイ千聖ちゃん!」

麻弥「また明日っす千聖さん!」

千聖「バイバイ。」

4人が帰り、晴人と千聖の2人となった

千聖「晴人、時間あるかしら?」

晴人「まぁ1時間は。」

千聖「私の練習に付き合ってくれる?」

晴人「良いよ。」

1時間後

千聖「そろそろね。」

晴人「よし、片付けるか。」

片付け中、晴人は千聖に聞いた。

晴人「個人練に付き合って欲しいなんてどうしたんだ?」

千聖「私がパスパレの中で1番時間が無いから…早く上手くならないとって…」

晴人「そうか。上手くなりたいと思うのは良いと思うぞ。」

そして帰り道の途中

晴人「僕はRoseliaの練習見ないといけないからまた明日。」

千聖「また明日。」

晴人は走ってcircleに行った。

circleにて

晴人「悪い!遅れた!」

あこ「あ、晴兄!」

リサ「遅いぞ〜」

友希那「やっと来たのね。」

晴人「今音合わせれるか?」

あこ「もちろん!」

紗夜「えぇ。」

燐子「はい…」

音合わせ後

晴人「あこ、少し走ってる。」

あこ「は、はい!」

晴人「白金さんは途中で間違えてた。」

燐子「はい…あと名前で良いです…」

晴人「分かった。紗夜、問題ないけどもう少し楽しそうに。

作業感が出てる。」

紗夜「はい。こうですか?」

晴人「うーん…楽しいこと思い出してみて?」

紗夜「こんな感じ…ですかね?」

晴人「まぁ…いいんじゃない?」

紗夜は何かを抱え込んでる気がする。

2人の時に聞いた方が良いのか?

晴人「友希那はもっとリラックス。」

友希那「分かったわ。」

晴人「リサは途中で弦の押さえる場所が違ってた。」

リサ「どこ?」

晴人「えっと、2番のここなんだけど」

リサ「あ、ホントだ」

晴人は的確なアドバイスをしてくれる。

晴人となら…頂点に…

30分後

晴人「そろそろ終了にしよう。」

あこ「はーい!」

晴人「片付けるぞ。」

片付けを終わらせてみんなが帰った後、紗夜を呼んだ。

紗夜「どうしましたか?」

晴人「紗夜、1つ質問がある。」

紗夜「何ですか?」

晴人「君は何を悩んでる?」

紗夜「!」

晴人「…日菜の事か?」

紗夜「何故それを…」

紗夜が図星の様な顔をする。

晴人「とりあえず座って。」

紗夜を椅子に座らせ、晴人も座る。

晴人「僕の勝手な憶測だと…紗夜がやってきた事を日菜が真似をして、全部追い越されてついには唯一のギターまで越されてしまいそうで怯えていると。」

紗夜「…あなたにはお見通しって事ですか…」

晴人「まぁ昔から人の気持ちを読み取るのは得意だったからね。」

晴人は飲み物を飲む。

晴人「ふぅ…んで、紗夜はどうしたいの?日菜との事を。」

晴人は紗夜に質問する。

紗夜「そんなの…分かんないですよ!自分で勝手に怯えて、日菜の事を遠ざけて!それでどうしたいって聞かれても…!」

晴人「…じゃあ2択だ。日菜とは仲良くしたいのか?それとも…このままで良いのか?大切な家族なんだろ?」

晴人は紗夜に質問する。

紗夜「それは…仲良くしたいですよ…!昔みたいに…!」

晴人「それが本当の気持ちか。まずは今までの事を謝るんだ。」

紗夜「日菜が許してくれるかどうか…」

晴人「あの子は君が大好きなはずだ。許してくれるだろう。」

晴人「それでこれからどうするかは自分で考えるんだ。

それくらい答えは出るだろ?」

紗夜「…はい。」

晴人「よし、帰るぞ。」

帰り道の途中で紗夜と別れた。

晴人「紗夜も少しは楽になったかな。」

氷川家にて

日菜「おねーちゃん!おかえり!」

紗夜「日菜、今までごめんなさい!」

日菜「おねーちゃん!?」

紗夜「日菜の事をずっと遠ざけて…でも詩島君に言われて気づいたの!このままじゃだめだって!」

日菜「私もごめんね?」

紗夜「日菜が謝る必要なんて無いのに…」

日菜「(やっぱ晴人君はすごいや。)」

一方、詩島家では

晴人「ただいまー」

彩香「おかえりー!今日も練習?」

晴人「うん」

夜ご飯を食べ、風呂に入り、自分の部屋に行ってくつろいでいると、紗夜から電話がかかってきた。

晴人「もしもし、紗夜?」

紗夜「さっきはありがとうございます。

これでもう一度仲良く出来そうです。」

晴人「それは良かった。」

紗夜「そういえば明日、個人練に付き合ってくれませんか?」

晴人「良いけど、早めに行った方が良いか?」

紗夜「そうですね。出来れば全体練習の1時間前には来て欲しいです。」

晴人「分かった。それじゃおやすみ。」

紗夜「はい。おやすみなさい。」

通話を切った。

晴人「何か明日別の問題が起きそうな気がする…」

その予想は的中してしまうのだ。




いかがだったでしょうか?
次回も練習なのですが…何か怪しい感じでしたね〜
それでは!


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第10話 収集つかないなコレ

ども!
今回はギズキスすると思います!
それでは本編スタート!


これは紗夜と個人練をする2時間前のこと

今日は彩姉がバイトで千聖の仕事がオフの日だったので家でイチャイチャしていた

千聖「はるくんギュー…」

晴人「ギュー…」

千聖「( ˶ˆ꒳ˆ˵ )エヘヘ」

千聖「ねぇはるくん」

晴人「なに?」

千聖「家で2人きりの時くらい、昔の呼び方で呼んで欲しいな…」

晴人「良いよ、ちーちゃん」

千聖「ありがとう!はるくん!」

晴人「ちーちゃん、前に付き合うとかどうのこうのの話したじゃん?」

千聖「したね!」

晴人「あれさ、ちゃんと答え決めたんだ。」

晴人は千聖をギューしながら言う。

千聖「ホント!?」

晴人「うん、答えはね…」

千聖「(;・ω・)ごくり」

晴人「よろしくお願いします。」

千聖「ほ、ホント?」

晴人「もちろんだよ、ちーちゃん」

千聖「やった!」

千聖「よろしくね!はるくん!」

晴人「よろしく!」

こうして僕達は付き合う事になった

メディアにバレないように…

千聖「はるくん!ちゅーしよ!」

晴人「いいよ!」

千聖「んっ…ちゅっ…」

晴人「んんっ…ちゅっ…」

千聖「れろっ…んっ…」

晴人「んんっ…!」

千聖「ぷはぁ…」

晴人「ぷはぁ…ちーちゃん意外と激しいね…」

千聖「そ、そうかな…////」

1時間半後

晴人「ちーちゃん、そろそろ僕Roseliaの練習を見に行かないといけないんだ。」

千聖「そうなの?(˘•̥ω•̥˘)」

晴人「うん。ごめんね?」

千聖「大丈夫だよ!また今度ね!」

玄関にて

晴人「バイバイ!また明日ね!」

千聖「うん!」

そしてcircleに向かう途中で、花音と会った

花音「ふぇぇ…ここどこぉ…?」

晴人「どうしたの花音?」

花音「あっ…晴人君、私ここ行きたくて…」

晴人「分かった。」

そして、花音を指定の場所まで送り、circleへと向かった」

circleに入ってスタジオに行くと、紗夜が居た

紗夜「遅いですよ詩島君。」

晴人「ごめんごめん。花音が迷子だったからさ。」

紗夜「松原さんですか。彼女は良く迷子になりますね。」

晴人「いつもの事です。」

紗夜「それでは練習を始めましょう。」

一方、あこと燐子は…

燐子「だ、ダメだよあこちゃん…あんまり人をつけるのは…」

あこ「だって知りたいんだもん!友希那さんがどこへ行くのか!」

燐子「どうなっても知らないよ…?」

友希那「…」

回想にて

スカウトマン「すみません、あなたが湊友希那さんですか?」

友希那「はい、そうですが…」

スカウトマン「こちら○○事務所の者です。あなたをうちのバンドにスカウトしに来ました。」

友希那「メンバーは居るので結構です。」

友希那は冷たく言う。

スカウトマン「そこを何とか!うちのバンドに入れば、FWFにだって出れる!Rabbit Dragonを越せるバンドになれる!」

友希那「!」

スカウトマン「どうしますか?」

友希那「少し考えさせて下さい。」

スカウトマン「分かりました。明後日このホテルにてお待ちしております。」

友希那「最後に1つ。」

スカウトマン「何でしょう?」

友希那「ラビドラの実力はよくテレビに出るバンドとは天と地の差です。簡単に越せるなんて言わないで下さい。」

スカウトマン「すみません。では私はこれで。」

スカウトマンは去っていった。

友希那「どうすれば…」

回想終了

友希那はホテルに入っていった

あこ「あ!入ってったよ!」

燐子「流石にここから見とこう…」

ホテルのエントランスに、スカウトマンは居た

スカウトマン「来てくださいましたか。」

友希那「私はまだ気持ちが整っていません。

だから1週間の考える時間を下さい。」

友希那はスカウトマンにそう言った。

スカウトマン「分かりました。1週間待ちましょう。」

友希那はホテルから出ていった。

circleにて

あこ「こんにちは…」

リサ「あこ遅いじゃーん!どうしたの?」

晴人「どうしたんだ?」

あこ「何でもないの…」

友希那「来たわよ。早速練習を始めるわよ。」

リサ「おっけー☆」

音合わせ後

友希那「どうかしたの?あこ?」

あこ「…」

紗夜「宇田川さん!やる気が無いのなら帰…」

あこ「あこ、見ちゃったの…」

紗夜「?何をですか?」

燐子「あこちゃん…今は練習を…」

あこ「ごめんりんりん。あこ、りんりんと待ち合わせしてて…

そしたら…」

あこが状況を説明し、紗夜が口を開いた。

紗夜「宇田川さんの言い分は分かったわ。

湊さん、認識に相違は無いんですね?」

友希那「…」

紗夜「私達とコンテストなんかに出場せずに、

自分1人本番のステージに立てればいい、そういう事ですか!?」

紗夜か声を荒らげる。

友希那「…私は…」

紗夜「否定しないんですね…だったら…」

リサ「ちょ、ちょっと待って!そう言った訳じゃないじゃん!

友希那の言い分も…ね?」

リサが止めに入る。

晴人「そうだぞ。少しくらい…な?」

友希那「…」

紗夜「私達なら、音楽の頂点を目指せる

なんて言って…自分達の音楽をって、メンバーをたきつけて…」

紗夜「フェスに出られれば、何でも、誰でも良かった。

そういう事じゃないですか!!!」

晴人「(こりゃ止まんねぇな。)」

晴人が半ば諦める。

あこ「え…それじゃああこ達、その為だけに、集められたって事…?」

燐子「あこちゃん…何もそうとは…」

あこ「あこ達の技術を認めてくれてたのも…

Roseliaに全部かけるって話も、全部嘘だったの…?…ッ!!」

あこがスタジオを飛び出す。

燐子「あこちゃん!」

燐子もスタジオを飛び出す。

晴人「(多分収集つかないなコレ…)」

紗夜「湊さん。私は本当にあなたの信念を尊敬していました。

だからこそ、私も…」

紗夜「とても失望したわ」

紗夜が冷たく言い放つ。

リサ「紗夜待ってよ。少しは友希那の話を…」

紗夜「答えないことが、最大の答えだわ」

リサ「じゃあこれから先、アタシ達どうするつもり…?」

リサが紗夜に聞く。

紗夜「あなたと湊さんは幼馴染。

何も変わらないでしょうね。」

リサ「そうじゃなくて…!」

紗夜「私はまた時間を無駄にした事で少し苛立っているの。

申し訳ないけれど、失礼するわ。」

紗夜がスタジオから出ていく。

リサ「紗夜、待っ…!」

リサ「ねぇ友希那。

今の話、全部本当なの?」

友希那「本当だったら、何」

リサ「な、何って…

このままじゃRoseliaは…

それでいいの?」

友希那「…知らないっ!」

友希那「(自分でも、どうしたらいいか分からない…)」

友希那「私はお父さんの為にフェスに出るの!

昔からそれだけって、言ってきたでしょ!」

友希那が声を荒らげる。

友希那「…帰るわ。」

リサ「帰って、どうするつもり…?」

リサが友希那に聞く。

友希那「…フェスに向けた準備をするだけよ。」

友希那がスタジオを出る。

晴人とリサの2人きりになる。

晴人「あーあ、大変な事で。」

片付けの最中の晴人はそう言った。

リサ「別にそんな言い方しなくても良くない!?

Roseliaのマネージャーとしての自覚無いの!?」

晴人「そうカッカすんな。別にマネージャーは頼まれたからやっただけ。悪く言えば君らがどうなろうが僕には関係ない。良く言えば君らがRoseliaをどうするか決める権利がある。」

リサ「いつからそんな考え方になっちゃったの…?」

晴人「バンド始めた頃くらいかな。あの時は実力を付ける事に精一杯でお前とあんまり話してなかったなぁ。」

リサ「じゃあ何でパスパレのマネージャーはすぐに引き受けたの…?」

晴人「楽しそうだったから。」

リサ「Roseliaの練習は楽しくないの…?」

晴人「楽しくないことは無い。」

晴人「ていうよりも自分が見込んだ技術を持ってるメンバーの事を見捨てようとするなんてどうかしてるぞ。」

中学の時より性格がかなりドライになっているとリサは感じた。

晴人「終わった…片付けぐらい少しはやってくれよ…でもあの状況じゃあなぁ…」

晴人「リサと燐子とあこは楽しそうにやってる。紗夜は悩みを解決してあげたから少しはマシになった。問題は友希那だ。」

リサ「…」

晴人「頂点の事をいつも考えてるからか、切羽詰まった感じがある。

リラックスしろって言ってるんだけどね。」

晴人「で、リサはどうしたい?Roseliaを」

晴人はリサに聞く。

リサ「取り戻したい…」

晴人「リサならそう言うと思ったよ。」

晴人「友希那にはこう言っとけ。

たかが1回のフェスの為に寄せ集められたメンバーと、

自分が見込んだ技術を持ったメンバー、どっちとバンドをやりたいかってな。」

晴人「分かったか?答えは聞いてないけど!」

どこぞのイマジンみたいな事言ってる。

リサ「そこは相変わらずだね。」

晴人「そうか?」

リサ「うん!」

晴人「まぁいいや。帰るぞ。」

リサ「分かった!」

帰り道の途中

晴人「明日、いつものスタジオに来るようにって僕が言っとくから。」

リサ「おっけー☆(頼もしいな、晴人は。)」

晴人「じゃ、また明日。」

リサ「じゃあね!」

 




いかがだったでしょうか?
意外と長くなってしまいました…
晴人の言い方があんまり良くなかった気がしますが…
まぁいいでしょう!
それでは!


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第11話 Roseliaを取り戻す為に

ども!
特に書くことも無いので本編スタート!


翌日の放課後

circleに6人が集まった。

紗夜「詩島君、何ですか?話って」

晴人「時間を取らせて悪いな。

友希那がRoseliaをどうしたいか決まったそうだ。」

晴人「その前に…言う事があるよな?」

友希那「昨日は…ごめんなさい。

バンドメンバーとして、不適切な態度だった。」

友希那が頭を下げる。

紗夜「どういう意味の謝罪ですか?」

友希那「自分の気持ちを、自分でも理解しきれてなかった。

あなた達との関係性を認識しきれていなかった。

それに対しての謝罪よ。」

あこ「えっと…つまり…?」

友希那「スカウトは断ったわ。」

燐子・リサ「…!!」

晴人「謝罪もした事だし、これからどうするんだ?友希那。」

友希那「私は…Roseliaを…」

友希那「続けたい…!」

友希那「こんな私でも…良いのなら!」

紗夜「私は良いですよ。

バンドの頂点、目指してみたいですし。」

あこ「あこも!」

燐子「私も…!」

リサ「アタシも!」

友希那「みんな…!」

友希那「ありがとう…!」

晴人「そういえばリサ。」

リサ「どうしたの?」

晴人「その…昨日はごめんな?

少し言い方悪くて…」

晴人がリサに頭を下げる。

リサ「全然平気だよー!」

晴人「ありがとうな。」

晴人「FWF行った後は、どこ目指すんだ?武道館か?」

友希那「日産スタジアムよ。」

晴人「あーあそこか。1番キャパ多いもんな。」

晴人「僕らも日産スタジアムでライブしたいなー。」

晴人「まずはFWF頑張れよ。」

友希那「えぇ。」

友希那「そして私達の音楽でラビドラを超えてみせる。」

晴人「頑張れよ!」

晴人と友希那が向かい合い、笑って親指を立てる。

リサ「友希那の笑顔久しぶりに見たー!」

リサが驚く。

友希那「そうかしら?」

リサ「そうだよー!前まで全然笑わなかったし!」

友希那「???」

晴人「そういえば友希那、予選はあとどのくらいだ?」

晴人が友希那に聞く。

友希那「3週間後といった所かしら。」

晴人「3週間だと結構荒削りになるな…まぁ本番で結果出せればいいよな。」

晴人「新曲とかはあるのか?」

友希那「お父さんがバンドやってた時の曲と、新曲。」

晴人「2つか…みんなの技術だったら1週間ちょっとあればいけるな?」

紗夜「やってみせます。」

あこ「わらわの技術を侮るでない!」

燐子「やってみます…!」

リサ「やってみるよ!」

友希那「やってみせるわ。」

晴人「よし!今から練習するぞ!

ちゃんと持ってきたか?」

5人「うん!(はい・えぇ)」

今日は沢山練習して、1日が終わった




いかがだったでしょうか?
次回はFWF予選です!
感想たくさんお待ちしております!
それでは!


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第12話 私達は1つ

ども!
今回は予選です!
それでは本編スタート!


あの日から3週間後、予選の日になった

楽屋にて

友希那「来たわね…」

リサ「すっごく緊張する〜」

晴人「リサ、深呼吸してリラックス。」

あこ「わらわ達の実力を見せる時!」

燐子「頑張ろうね…あこちゃん…」

あこ「うん!」

紗夜「最高の演奏を見せるだけです。」

司会「Roseliaの皆さん、お願いします」

晴人「よし!行ってこい!」

5人「はい!」

晴人「僕達も準備するか…」

ステージにて

友希那「皆さんこんにちは、Roseliaです。」

メンバー紹介後

友希那「それでは聴いてください。BLACK SHOUT」

全曲演奏後

楽屋にて

晴人「お疲れさん。ほい、飲み物」

リサ「ありがと。」

あこ「結果どうかな〜ソワ( •ω•` 三 ´•ω•)ソワ」

晴人「気が早いぞあこ。」

リサ「そういえば、晴人達の出番は次だっけ?」

晴人「あーそうだな。」

晴人「そろそろ始まるから行ってくるよ。」

リサ「行ってらっしゃい!」

舞台袖にて

綾人「リーダーRoseliaのマネージャーしてるんだ。」

晴人「まぁな。最近色々あったけど」

司会「Rabbit Dragonの皆さんお願いします」

晴人「皆さんこんにちは〜!」

晴人「Rabbit Dragonです!」

メンバー紹介後

晴人「それでは聴いてください。Yes I am」

演奏後

晴人「次の曲です。Missing You」

演奏後

晴人「最後の曲です。ALONE」

演奏後、楽屋にて

僕以外のメンバーは自分達の楽屋にいる

リサ「お疲れ様ー!どうだった?」

晴人「まぁいけたかな。」

あこ「やっぱ達也さんドラムすごいなぁ…!」

紗夜「武川君のギター、正確に…でも、個性を持ってる…」

リサ「石動君のベース、かっこよかったなぁ」

燐子「和樹さんのキーボード、本当に上手…」

友希那「やっばり晴人の歌唱力は只者じゃないわ…」

みんなが自分が担当している楽器のメンバーを褒めている

友希那「そういえば全部ほぼクリーンの曲ね」

友希那が気づく

リサ「あ、そういえば!」

リサ「何で?」

晴人「まぁ、シャウト無くても大丈夫かなって」

リサ「そうなんだ!」

司会「結果発表です!」

5人「(;・ω・)ごくり」

司会「優勝は…Rabbit Dragonです!」

晴人「\( •̀ω•́ )/」

あこ「やっぱりすごいなぁ晴兄達のバンドは…!」

着替えが終わり、少し休憩していた

晴人「打ち上げする?」

リサ「良いね!」

あこ「いこいこー!」

紗夜「良いと思います」

燐子「私も…」

友希那「良いと思うわ」

晴人「よし!行くか!」

5人「うん!」




いかがだったでしょうか?
これで第2章は終了です!
感想どしどしお待ちしております!
それでは!


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第13話 ようこそラビドラの練習へ

ども!
ここからラビドラのFWF編に入ります!
それでは本編スタート!


FWF本選1ヶ月前

昼休み

屋上で僕達は今後の予定を話していた

晴人「どうする?circleで本選まで1週間に1回ライブやっとく?」

真司「良いと思う」

綾人「俺も!いつもの曲やりたいしな!」

達也「腕が鈍る前にやりたい!」

和樹「俺も達也と同じ」

晴人「よし!最初は明後日やるか!」

ガチャ

???「おっと〜先客が居たようだ〜」

晴人「モカじゃん。昼ご飯か?」

モカ「そうなのです〜」

???「あっ!詩島先輩!いつも妹のあこがお世話になってます!」

晴人「お姉さんですか?」

巴「はい!宇田川巴って言います!」

晴人「妹さんはすっごく元気で良いと思います」

巴「そうですか!」

巴は嬉しそうにしている

???「あの人どこかで…」

え、何あの赤メッシュ…

???「蘭ちゃん、ラビドラの人達だよ!」

蘭「ホントだ」

晴人「えっと、君たちは…?」

蘭「あたし、美竹蘭です。よろしくお願いします。」

ひまり「上原ひまりです!」

つぐみ「羽沢つぐみです!」

晴人「みんなよろしく」

5人「はい!」

晴人「そういえばみんなってロックとか聴く?」

晴人が5人に聞く

巴「あこの影響でメタルコアとかよく聴きます!」

晴人「えっマジ?」

蘭「あたしはパンクかな」

晴人「この感じはみんな聴く系?」

モカ「そうなのだ〜」

晴人「明後日僕らライブするんだけどさ、来ない?」

巴「え!?良いんですか!?ラビドラのライブに!?」

晴人「良いけど…もしかしてファン?」

巴「はい!初期のデスコアの時からあこと一緒に聴いてます!」

晴人「なるほど…」

晴人「好きな曲は?」

晴人が巴に聞く

巴「えっと、Black & Blueです!」

この時、ラビドラの全員が思った

この子、ガチのヤツだと

巴「あ、そろそろ時間ですね!私達はこれで!」

晴人「僕らも行こう」

綾人「お、おう」

放課後

巴「詩島先輩!私らもAfterglowってバンドやってるんですけど、参考になればと思って練習を見させて欲しいです!」

晴人「良いけど、巴が見たいだけな訳じゃないよな?」

巴「そ、そんな事は!」

当たってるっぽいなこれ。

晴人「スタジオ行ったら先練習してるから。」

巴「はい!」

circleのスタジオにて

晴人「よし、行くぞ 1.2.3」

イントロが始まると巴のテンションが爆上げとなる

巴「Play For Plaguesだー!」

モカ「ともちん落ち着いて〜」

巴「落ち着いてられるかー!」

練習後

晴人「巴すごい盛り上がってたね」

巴「あ、なんかすみません…」

晴人「あんなに盛り上がってくれるとむしろめっちゃ嬉しいよ」

巴「そうですか!」

晴人「今日は僕らはもう上がるから明後日ね」

巴「はい!さよなら!」




いかがだったでしょうか?
巴はラビドラのガチファンって事がわかりましたね〜
あこちゃんはデスコアとかメタルコア聴いてそうですもんね!()
感想どしどしお待ちしております!
それでは!


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第14話 腕が鈍っちゃいけねぇ

ども!
今回はライブ回です!
それでは本編スタート!


今は7月を過ぎた頃。

今年はまだ梅雨明けをしていない。

今日は休みだがライブがある。

今僕達は楽屋に居る。

達也「いや〜楽しみだなー!」

綾人「そうだな!」

和樹「そういえば今回は誰呼んだんだ?」

晴人「Afterglowのメンバーだけ。

他は用事があるって。」

和樹「そうか。」

まりな「Rabbit Dragonのみんなお願いねー。」

5人「はーい。」

いつもの曲で入場し、晴人が曲名を言う。

晴人「Xenoォォォォォォ!」

そしてイントロが始まると会場は熱気に包まれる。

晴人「Everybody f○○kin' jump!」

巴「うおーーーー!」

2番が終わり、叙情的なメロディが流れる

メロディが終わり、晴人がシャウトする

曲が終わり、メンバー紹介に入る

メンバー紹介後

晴人「次の曲行くぞcircle!」

会場「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Next song is called! Play For Plagues!」

曲終了後

MCに入る

晴人「FWFの本選出るんだけどさ、見に来てくれる人!」

会場「はぁぁぁぁぁい!」

綾人「結構居るねぇ」

達也「嬉しいなぁ!」

全員MC終了後

晴人「そろそろ次の曲行こうかな!」

会場「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Next song is called! Freedom!」

曲終了後

その後、6曲演奏した

晴人「そういえば今日はアンコール無いんだよね。」

会場「えぇぇぇぇぇ!」

綾人「ごめんね?」

会場「いいよ!」

晴人「( ˶ˆ꒳ˆ˵ )エヘヘ」

晴人「次の曲いきます!」

会場「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Next song is called…F…T…T…Tィィィィィ!」

曲が終わり、ラストとなった

晴人「最後の曲です!」

会場「えぇぇぇぇぇ!」

晴人「来週もやるから!」

会場「まじでぇぇぇぇ!?」

晴人「うん!」

晴人「Are you ready!?」

会場「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Last song is called!The Revelation!」

曲終了後、僕達は楽屋に戻った

まりな「お疲れ様!どうだった?」

綾人「まぁいつも通りですかねぇ。なぁリーダー?」

晴人「そうだな。」

まりな「そろそろ次のバンド来ちゃうから、上がってもらっても良いかな?」

5人「はーい。」

そういえば僕のスクリームがどこまで出せるのか言ってなかったね。

フライスクリームはもちろんの事フォールスコードも出せる。

高域だろうが低域だろうが出せる。

中域も出せる。

ホイッスルシャウトは…練習すればすぐ出来る。

楽屋から出た僕は、カフェで彩を待っていた

彩「お待たせー!待った?」

晴人「いや、そんなに」

彩「良かった〜。それじゃスタジオ行こっか!」

晴人「あぁ。」

circleのスタジオで、彩の個人練に付き合っていた

彩「少し休憩しよっと…」

彩「そういえばさ、晴人君と千聖ちゃんって付き合ってるんでしょ?」

晴人「!?どこからそれを!?」

彩「千聖ちゃんが言ってたよ?」

晴人「千聖…嬉しいのは分かるが自分からイジられるネタ作りに行ってないか…?」

彩「それは…思った」

数時間後、外は暗くなっていた

彩「そろそろ終わりで良いかな。

晴人君!帰ろ!」

晴人「分かった。」

帰り道の途中、彩が手を繋ごうとしてきた

晴人「(手繋ぎくらい…)」

浮気したら許さないよ?はるくん?

晴人「何か寒気する…」

彩「大丈夫?」

晴人「うん、あと何か手繋ぎしたらアウトな気がする」

彩「分かった。」

彩「私こっちだから!じゃあね!」

晴人「じゃ、また。」

家に帰ると、何故か千聖が居た。

千聖「おかえりー!はるくーん!」

千聖が抱きついてきた。

晴人「(千聖からすごく甘くて良い香りがする…あと家で2人きりだとホントに可愛いな。…やべ、理性が)その呼び方…彩姉は?」

千聖「彩香お姉さんはね、友達の家でお泊まりするって言ってたよ!」

晴人「あっ」

そうだった。彩姉そんな事言ってた。

千聖「それでね、はるくんの家にお泊まりしていいか彩香お姉さんに聞いたらね、千聖ちゃんなら良いよって言ってくれたの!」

晴人「そうなんだ。(そろそろまずい…)」

晴人「ちーちゃん、1回離れよ?ここ玄関だし。」

千聖「あ、そうだね!リビング行こっか!」

僕は靴を脱ぎ、風呂場で足を洗い、リビングに入った

晴人「ちーちゃん、着替えは持ってきたの?」

千聖「うん!持ってきたよ!」

晴人「なら良かった。」

その後、僕達は夜ご飯を食べた

晴人・千聖「ごちそうさまでした!」

晴人「シャワー浴びる?」

千聖「はるくんと一緒に入りたい!」

千聖がそんな事を言い出す。

晴人「湯船どうしよ、今日は張るか、涼しいし」

お風呂が沸きました

千聖「入ろ!」

晴人「う、うん」

晴人「(千聖と入るのって何年ぶりだ?しばらくは入ってなかったよな…)」

千聖「脱げなーい!はるくん脱がしてー!」

晴人「はいはい。(やっぱり…千聖の体は気になる…)」

そう、晴人だって年頃の男の子。彼女の体は気になるのだ。

シャワーを浴びて、湯船に浸かっていた

今どんな状態で入ってるかというと、千聖が前で晴人が後ろの状態である

晴人「(理性、理性を…)」

20分後

千聖「そろそろ上がろっか!」

晴人「うん(よし、保てた…)」

リビングにて、僕達はくつろいでいた

晴人「寝る場所どうする?」

千聖「はるくんと寝る!」

晴人「うーん…まぁ良いけど…」

就寝時間

千聖「おやすみ、はるくん」

晴人「おやすみ、ちーちゃん」

千聖「ちゅっ…」

向かい合って抱き合いながら寝た。




いかがだったでしょうか?
次回はパスパレの合宿でどこかに行きます!
それでは!


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第15話 合宿のはじまりはじまり〜

ども!
今回はパスパレが合宿として海に行きます!
それでは本編スタート!


FWF本選まであと2週間を切った頃、四連休になり、Rabbit Dragonとパスパレは海辺のログハウスを借りて2泊3日の合同合宿をしていた

1日目

晴人「そろそろ休憩にしよう」

日菜「疲れた〜海行きたい〜」

彩「日菜ちゃん…何か矛盾してるような…」

日菜「それとこれは別だよ?」

イヴ「私も海に行きたいです!」

綾人「俺も!」

麻弥「ジブンもっす!」

真司「俺も!泳ぎたい!」

和樹「練習ばっかじゃあれだからな。」

達也「海!」

千聖「まぁ私も…」

晴人「じゃあ行くか?今から」

日菜「良いの!?」

日菜が嬉しそうに聞く。

晴人「少しくらい遊ばないと海辺のログハウス借りた意味が無いからね」

日菜「よーし、行こー!」

晴人「準備早いな」

僕達は海に行き、入る前の準備をしていた

千聖「晴人、日焼け止め用のオイル塗ってくれる?」

晴人「良いけど」

千聖「はい、これ」

晴人「よーし…」とろーん

千聖「まずは背中からお願いね?」

晴人「分かった」

うつ伏せになってもらい、オイルを塗った

千聖「んんっ…やっぱり冷たいわね…」

彩と日菜とイヴはビーチバレー、麻弥は貝集めをしていた

次はあお向けになってもらい、塗った

千聖「ここもお願い」

晴人「えっ」

千聖「ダメかな?はるくん?テントだから外からは誰にも見られないよ?(˘•̥ω•̥˘)」

晴人「…分かった(まさかこれやってもらう為にあの呼び方した訳じゃないよな?)」

オイルを塗り終わり、千聖は少し休憩していた

千聖「ふぅ…」

数分後

晴人「そろそろ行く?」

千聖「そうね」

海に行くと、彩達が友希那達と綾人達と遊んでいた

友希那「晴人じゃない。

合宿かしら?」

晴人「まぁね。そっちも?」

友希那「えぇ。」

日菜「おねーちゃん!」

紗夜「日菜も来てたのね。

一緒に遊びましょう。」

日菜「やったー!」

晴人「微笑ましいな。」

紗夜は以前よりも全くと言っていいほど、棘が無くなった気がする。

その方が接しやすくて良いんだけど。

その後、遊び終わってログハウスに戻り、Roseliaと話をしていた。

パスパレのメンバーは疲れて寝ています。

友希那「晴人、本選まであと少しなのよね?」

晴人「そうだよ。」

友希那「何か対策はあるの?」

晴人「出来るだけ完璧な演奏をして、そして個性を出す。」

友希那「そうなのね。」

晴人「本選出れるからには優勝したいしな。」

友希那「そうね。」

晴人「本選終わったら新メンバー募集しようかなって思ってるんだ。」

紗夜「そうなんですか?」

紗夜が聞く。

晴人「うん。ギター募集する。」

あこ「ツインギターだね!」

晴人「そうだな。」

紗夜「詩島君達のレベルだと…相当厳しいオーディションになりそうですね。」

晴人「うん。人並みの技術じゃ合格にはならない。

受けるなら覚悟を持って来て欲しい。」

リサ「年齢は?」

リサが聞く。

晴人「中3から高3の間で僕達が認めた人なら誰でも。」

リサ「そうなんだ。」

綾人「どんな人が来るかな〜」

晴人「あと、このままずっとインディーズでも良いかなって思ってるんだ。」

友希那「作りたい曲が作れるから…かしら?」

晴人「まぁそうだね。メジャー行くよりインディーズの方がやりたい事出来る気がするし。」

晴人「そういえばここライブ出来る所あるじゃん?」

友希那「あるわね。」

晴人「そこでミニライブしようかなって。」

友希那「良いと思うわ。」

あこ「あこたちもライブしたーい!」

紗夜「そうですね。せっかく海の前で出来るならライブしたいです。」

燐子「私も…したいです…」

晴人「どうする?2マンって感じにする?」

友希那「良いわね。」

晴人「よし!やるか!」

9人「おう!(うん!・えぇ)」

晴人「千聖、起きて」

千聖「うにゅ…まだ…」

晴人「僕らライブするから寝てると危ないよ?」

千聖「ふわぁ…」

リサ「(千聖めっちゃ可愛いじゃん…!)」

ライブ会場にて、僕達は準備をしていた

支配人「ラビドラの皆さんとRoseliaの皆さんが来ていたなんて感激です!万全の状態でライブ出来るようにしますね!」

晴人「ありがとうございます!」

ライブ開始数分前

観客「ラビドラってあの?」

観客「らしいよ。まじでアツくなってきたー!」

ライブ開始

晴人達が入場し、曲のイントロが始まる

晴人「Good evening everyone! This song is called!MIRROR!」

観客「いぇぇぇぇい!」

観客「ドラムやべぇ…」

晴人「イヤァァァァァァァ!!!」

曲終了後

晴人「Rabbit Dragonです!」

観客「いぇぇぇぇい!」

メンバー紹介後

晴人「今回はスペシャルゲストも居るのでね!」

観客「まじでぇぇぇ!?」

晴人「うん!」

晴人「そろそろ次行こうかな!」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Next song is called! Missing…You!⤴︎⤴︎」

曲終了後

晴人「そろそろゲストの登場です!

Next turn is Roseliaァァァァァァァ!」

観客「いぇぇぇぇい!」

友希那「どうも。Roseliaです。」

友希那「まずはメンバー紹介から!」

メンバー紹介後

友希那「まずは…BLACK SHOUT!」

全曲演奏後

友希那「最後は…Rabbit Dragon!」

晴人「改めましてこんにちは!Rabbit Dragonです!

Next song is called!ALONE!」

演奏終了後

晴人「次で最後の曲です!」

観客「えぇぇぇぇぇ!」

晴人「また会えるよ!」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Last song is called!Leviathan!」

???「(すごい…僕も死ぬ気で頑張ったら入れてくれるかなぁ…?)」

演奏終了後

晴人「ありがとねー!みんなー!」

楽屋にて

綾人「楽しかったー!」

あこ「そうだねー!」

晴人「良かったぞ友希那。」

友希那「あなた達も良かったわよ。」

支配人「皆さんで写真撮りますよー!」

晴人「写真撮るみたいだぞ。」

友希那「そうね。」

支配人「はい、チーズ!」

パシャ

支配人「撮れました!」

こうして、合同合宿は良い思い出になった




いかがだったでしょうか?
次は本選の予定です!
それでは!


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第16話 兎と龍の快進撃

ども!
今回は本選です!
それでは本編スタート!


今は7月の下旬

本選当日、僕達は楽屋で待機していた

観客席では

観客「ラビドラってデスボ無い曲もあるから入りやすいよね!」

観客「だよね!初心者でも聴きやすいよね!」

観客「私は最近聴き始めたからあんまり分かんないけどさ、ラビドラって初期はデスコアやってたらしいよ!」

観客「そうなんだ!」

司会「これからFuture World Fesの本選を開始致します!」

観客「いぇぇぇぇい!」

バンドなどを紹介し、演奏が始まった

そして最後となり、僕らの番となった

司会「それでは最後のバンド!Rabbit Dragonのみなさんです!」

楽屋では

Roseliaのみんなが応援に駆けつけてくれていた

リサ「あ!呼ばれたよ!行ってらっしゃい!」

5人「おう!」

ステージに入った

晴人「どうもー!Rabbit Dragonです!」

観客「きゃあああ!」

晴人「メンバー紹介です!」

メンバー紹介後

晴人「それでは最初の曲いきます! This song is called! Freedom!」

観客「うおおおおおお!」

演奏終了後

晴人「次の曲いきます! Next song is called!Missing…You!⤴︎⤴︎」

演奏終了後

観客「うおおおおおお!」

晴人「最後の曲です!」

観客「えぇぇぇぇぇ!」

晴人「また会えるよ!」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Last song is called! ALONE!」

2番のサビに入る前に晴人が観客を煽る

晴人「叫べ叫べ叫べぇぇぇぇぇ!」

歌詞に合わせて観客も叫ぶ

2番が終わり、ラストに入る

晴人「Make some noise I guess fucking ready Future World Fes!」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「騒ごうぜ…!」

晴人が最後の歌詞を歌い、観客が肩を組み頭を大きく振る

紗夜「すごいですね…本当に…」

リサ「ね…」

晴人「足んねぇ足んねぇぞ!」

晴人「もっと頭振れぇぇぇぇ!」

そして曲が終わる

晴人「ありがとうございましたー!」

楽屋に戻る

リサ「お疲れ様!どうだった?」

晴人「お客さんがめっちゃ頭振ってくれて楽しかった!

な?綾人?」

綾人「まじでやばかった!」

あこ「おぉ…!」

司会「結果発表です!」

紗夜「来ますよ…」

晴人「また行ってくる!」

リサ「行ってらっしゃい!」

司会「優勝は…」

Rabbit Dragon「(;・ω・)ごくり」

Roselia「(;・ω・)ごくり」

司会「Rabbit Dragonです!」

Rabbit Dragon「いぇぇぇぇい!」

Roselia「やったぁぁぁぁ!」

司会「それでは、優勝したRabbit Dragonのリーダー、Harutoさんの挨拶です!」

バンドの時の名前は全員ローマ字

晴人「皆さんこんにちはー!」

観客「こんにちはー!」

晴人「Rabbit Dragonのボーカル兼リーダー、Harutoです!」

晴人「今回は僕達を優勝に導いて下さりありがとうございます!」

このフェスは観客の投票で優勝が決まる

晴人「これからも精進していきますので、今後とも応援よろしくお願いします!」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「最後に、この場をお借りしまして、お知らせがあります!」

観客「何ー?」

晴人「僕達、Rabbit Dragonは…」

観客「(;・ω・)ごくり」

晴人「全国アリーナツアーをする事が決定しました!」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「時期は秋頃を予定していますので、楽しみにしていてください!」

こうして、Future World Fesは幕を閉じた




いかがだったでしょうか?
これでFWF編は終わりです!
次はアリーナツアー編です!(色々挟みますけど)
それでは!


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第17話 この子、変態だ

ども!
ここから第4章です!
それでは本編スタート!


8月を過ぎた日のcircleにて

???「この貼り紙…」

???「え!?ラビドラ新メンバー募集!?」

???「(ギター…もしやこれはチャンス!?)」

???「(ていうかこの人達うちの学校に居たような…)」

翌日

circleにて

晴人「まりなさーん、来ましたー」

まりな「お、きたきた!」

まりな「えっと、2時間ね!」

綾人「はいー」

真司「よし、行こうぜ!」

真司がそう言ってスタジオに行こうとした瞬間、1人の男の子が話しかけてきた。

???「あ、あの!Rabbit Dragonのみなさんですか?」

晴人「ん?ファンの子?ごめんね、これから練習なんだ」

???「いえ!オーディションを受けに来ました!」

晴人「あー、1人目になるけど良い?」

???「全然平気です!」

スタジオにて

晴人「君、羽丘の子だよね?

廊下で見たような記憶あるんだけど」

???「はい!羽丘です!」

綾人「海ライブの時居なかった?」

???「両親と旅行に行ってて、それでラビドラの皆さんがライブするって聞いたので行きました!」

和樹「その校章って事は中等部?」

???「はい!中3です!」

晴人「あこの事知ってる?」

???「あの子ですね!同じクラスで、よく話します!」

晴人「仲良くしてくれてるんだね」

???「はい!」

晴人「(年齢の条件は突破か)使用楽器はもちろんギターだよね?」

???「はい!もちろんです!」

達也「そういえば名前聞いてなかったね」

???「結城渡です!」

晴人「ふむ、渡で良い?」

渡「はい!」

綾人「ギターの種類は?」

渡「これです!」

渡がケースから取り出したのは、黒のストランドバーグだった

綾人「(ストランドバーグか、メタルコアとかには適しているな)良いギターじゃん」

渡「ですよね!」

晴人「そういえば成績とか大丈夫?僕ら近々アリーナツアーするんだけど、それで忙しくなるからさ」

渡「中3の今まで定期テストは全部1位です!」

達也「君か!毎回全教科95点以上を出してるって子は!」

渡「そうです!」

晴人「(これで技術以外の条件はクリアしたな)じゃあ早速指定した3曲弾いてもらうけど良い?」

渡「はい!」

1曲目演奏終了後

綾人「待って、俺より上手くね?(小声)」

晴人「まだ分かんないぞ(小声)」

2曲目演奏終了後

綾人「おい、F.T.T.Tのギターソロを1発でノーミスだぞ!(小声)」

晴人「この子、変態だ(小声)」

3曲目演奏終了後

渡「どうでしたか?」

晴人「すごいとしか言い様がない」

綾人「あのギターソロをノーミスとはホントにすごいぞ」

渡「( ˶ˆ꒳ˆ˵ )エヘヘ ありがとうございます!」

綾人「リーダーに変態って言わせる程の実力があるという事が分かった」

渡「変態だなんて…そんな…(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」

晴人「合格で良いよな?みんな(小声)」

4人「うん、あと絶対良い子だし(小声)」

満場一致で合格となった

晴人「よし!合格だ!今日から渡はラビドラのメンバーだ!」

渡「ホントですか!?ありがとうございます!」

晴人「(この子、元々才能があって尋常じゃない努力をしたタイプか…?だとしても、あれはすごかった…)」

僕達はスタジオを出た

晴人「まりなさーん!募集の貼り紙外しといて下さーい!」

まりな「もう決まったの?」

晴人「この子になりました!」

渡「結城渡です!」

こうして、ラビドラは6人となった




いかがだったでしょうか?
いやーすごいですね渡君!
晴人に変態と言わせるなんてね!
感想どしどしお待ちしております!
それでは!


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第18話 コラボ曲やりたいな

ども!
まだ夏休みの設定です!
それでは本編スタート!


オーディションの日から1日が経った

僕達は、circleにRoseliaを呼んだ

リサ「やっほー☆って渡じゃん!」

渡「あ、りーちゃん!」

晴人「り、りーちゃん?」

渡「りーちゃんは幼馴染なんです!」

リサがそうなんだよね〜と言う。

友希那「なんで呼んだの?」

晴人「Roselia結構曲が増えてきたじゃん?」

友希那「そうね」

晴人「だからちゃんと2マン出来るかなって」

友希那「良いと思うわ」

あこ「また一緒にライブ出来るー!」

晴人「それでさ、1曲一緒に歌って欲しいんだけど…」

友希那「どういう曲?」

晴人が仮歌を渡す。

晴人「聴いてみて?」

友希那「分かったわ」

数分後

友希那「良いと思うわ」

晴人「マジ?良かった」

友希那「一緒に歌いましょう」

晴人「うん!」

そして、1週間後、2マンライブの日

晴人「調子どうだcircle!」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「今日はRoseliaとの2マンライブだ!

楽しんでってくれよぉぉぉぉ!」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「先週決まった新メンバーを紹介します!

come on! Wataruゥゥゥゥゥゥ!」

渡「こんにちはー!」

晴人「Are you ready!?」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「Are you ready!?」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! This song is called! The Revelation!」

演奏が終了し、MCが終わり、次の曲に入る

晴人「次の曲いきます!」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Next song is called! f○○kin' Monolith!」

演奏終了後

晴人「僕らのターンはこの曲で1回終わりだぁぁぁぁぁ!」

晴人「This song is called! MIRRORァァァァァァ!」

演奏終了後

晴人「Are you ready!?」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「OK! Next is Roselia's turn!」

Roseliaがステージに入る

友希那「Roseliaです」

友希那「まずはメンバー紹介」

メンバー紹介後

友希那「この曲から行くわ。熱色スターマイン」

観客「いぇぇぇぇい!」

全曲演奏終了後

友希那「今回はHarutoと一緒に歌う曲があるの。Haruto!」

晴人「改めましてこんにちはー!Harutoです!」

友希那「それじゃあ行きましょう。」

友希那・晴人「レイメイ」

演奏終了後

Roseliaがはける

イントロが始まり、晴人が喋る

晴人「これが最後の曲だァァァァァァ!

準備出来てるかァァァァァァ!?」

観客「いぇぇぇぇい!」

2番のサビに入る前に晴人が観客を煽る

晴人「叫べ叫べ叫べぇぇぇぇぇ!」

歌詞に合わせて観客も叫ぶ

サビが終わりラストに入る

晴人「Make some noise I guess f○○king ready circle!」

観客「いぇぇぇぇい!」

晴人「騒ごうぜ…!」

晴人がシャウトする

観客が肩を組み頭を大きく振る

晴人「足んねぇ足んねぇ足んねぇ!」

晴人「もっと頭振れぇぇぇぇぇ!」

そして曲が終わる

楽屋にて

渡「楽しかったですね!」

晴人「そうだな!」

リサ「良かったよレイメイ!」

友希那「そう。ありがとう。」

晴人「ありがと。」

こうして1日が終わった




いかがだったでしょうか?
次は宿題関係です!
それでは!


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第19話 宿題が終わらないよ〜(泣)

ども!
今回は晴人の家で大体の話が進みます!
それでは本編スタート!


circleでの2マンライブの翌日

晴人は良く寝たと思い起きたのだが…

晴人「んん…」

晴人「ふわぁ…おはよ…彩…」

晴人「…ん?」

晴人「彩!?」

彩「すぅ…むにゃむにゃ」

晴人は考えた

晴人「(昨日、ライブがあってそれで帰りに彩に会って彩の家に親が仕事で居なくて、それプラス宿題が終わらないから僕の家に泊まっていいかって聞かれて、それで千聖に彩泊めていいか聞いて、両方何もしない約束でって事でOKされて、夜ご飯食べてそしてシャワー浴びてからの記憶が…)」

晴人「(何もしてないはず…)」

彩「んん…」

彩「おはよ…」

晴人「おはよ」

晴人「僕ら、何もしてないよね…?」

彩「うん!」

晴人「良かった…」

晴人「今何時だろう」

晴人はスマホの画面を見る。

晴人「9時か…」

晴人「そういえば宿題はどのくらい終わってるの?」

晴人が彩に聞く。

彩「数IIがあと5ページ…」

晴人「それだけ?」

彩「うん…」

晴人の携帯に電話がかかってくる。

晴人「もしもし、千聖?」

千聖「良く寝れたかしら?」

晴人「まあね」

千聖「何もしてないわよね?(´ω`╬ )ゴゴゴゴゴゴォ」

晴人「何もしてないよ」

千聖「そう、良かったわ。」

晴人「じゃ」

千聖「じゃあね。」

電話を切って1分後、また電話がかかってくる。

晴人「次はリサか…もしもし」

リサ「晴人〜今日暇〜?」

晴人「まぁ…暇だけど」(彩が頭を撫でて欲しいとジェスチャーしてきたので、撫でる)」

彩「わふぅ」

晴人「おまっ、声大きい!(小声)」

彩「???」

リサ「あれ、誰かいるの?」

晴人「いや、そんな事は」

リサ「怪しいな〜」

リサが怪しむ。

晴人「居ないって!」

リサ「ホントかな〜?ま、いっか!」

リサ「でさ、用件なんだけど、あこが宿題終わらなくてさ、手伝って欲しいんだよね!」

晴人「8月20日だぞ?うちは来月の8日まであるから自力で終わるだろ」

羽丘は8月1日から9月8日までが夏休みである。

リサ「それがね…あこ…あんまり成績良くないから課題テストでどうなるか分かったもんじゃ無いからさ…」

晴人「分かった。やるよ。」

リサ「OK☆お昼前に行くね!」

晴人「はーい。」

電話を切った。

彩「誰から?」

晴人「リサから。あこの宿題を手伝って欲しいとか。」

彩「そうなんだ」

昼前、リサとあこと燐子が家に来た

リサ「やっほー☆って、何で彩居るの?」

晴人「これには訳が…千聖もOK出したし…」

燐子「浮気は…良くないです…」

晴人「何故そうなる…」

リサ「言い訳は聞いてあげるよ?(^ω^)ニコニコ」

晴人「言い訳って…」

こうなった訳を説明し、誤解が解けた

リサ「そうなんだね〜」

リサ「彩も友達の彼氏にあんまり手を出したらダメだよ?」

彩「だ、出さないよ!////」

リサ「それじゃお勉強会開始ー!」

こうしてあこの宿題終了作戦が始まった

あこ「(´・ε・`)ムムム…」

あこ「分かんない〜!」

開始1時間半で限界の模様

あこ「助けてー!晴兄ー!」

晴人「…ごめん。今新しいアルバム作ってるからさ。」

あこ「(・ε・` )チェッ リサ姉ー!」

リサ「燐子に教えてるから、ごめんね?」

彩香「お困りの様だね!少女よ!」

晴人「彩姉…」

彩香「私も無駄に高校3年間過ごして国立の上位に行くわけじゃない。

今までの範囲だったら全部教えられるよ?」

彩香がドヤ顔で話す。

あこ「ホントに!?」

あこ「ここなんだけど…」

彩香「ここね…これは意地悪問題だからね〜」

彩香「こうやってやるんだよ〜」

あこ「なるほど…出来た!」

彩香「よく出来てるじゃん!」

彩香があこの頭を撫でる。

あこ「(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」

彩香「ねぇ晴人ぉ〜私とベッドで(自主規制)しよ?(耳に囁く)」

彩香かとんでもない事を言う。

晴人「何言ってんの?」

彩香「えぇ〜いいじゃ〜ん」

晴人「ていうか当たってるんだけど。」

彩香「何が〜?言ってみて〜?」

晴人「胸が」

彩香「意外とハッキリ言うんだね〜」

晴人「そろそろ離れて?暑い」

彩香「や〜だ〜」

晴人「リサ、燐子、彩、助けて」

リサ「ギュー」

燐子「ギュー…」

彩「ギュー…」

晴人「勘弁してくれ…」

晴人が呆れる。

こうして色々あり、1日が終わった。




いかがだったでしょうか?
申し訳ないのですがアリーナツアー編は次の章にします…
すみません…
感想どしどしお待ちしております!
それでは!


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第20話 海外への挑戦

ども!
今回はライブ回です!
それでは本編スタート!


8月25日、僕達Rabbit Dragonは事務所に呼ばれた

晴人「社長、話って何です?」

社長「前に言ってた海外の話なんだけど…

D○○nload Festivalっていうイギリスで有名なフェスに出させてもらうことになってさ…君らは東京ドームでライブしたりFWFで優勝したじゃん?」

晴人「そうですね。」

社長「実はそのフェスはメインステージは日本のバンドは初めてなんだよね。

だから日本だってこういうバンドがあるんだぞって知らしめて欲しいんだよね」

晴人「分かりました。いつに出発ですか?」

社長「急で申し訳ないが…今日の夜中で良いかい?」

晴人「はい。お前ら、パスポートはあるか?」

5人「もちろん!」

晴人「だそうです。」

社長「よし。決まりだね。」

こうして、急遽イギリス遠征をする事になったのだ。

ずっと寝ていたら、イギリスに着いていた。

晴人「着いた〜」

渡「ここがイギリス…キョロ(・ω・`三´・ω・)キョロ」

綾人「渡、あんまりはしゃぎ過ぎるなよ?」

渡「分かってますよ〜」

達也「マクラーレン乗りてぇ〜」

和樹「いや、乗れるか…?」

真司「乗れないだろ…」

晴人「(案内人の人が日本人の方って社長が言ってたなぁ)」

そんな事を考えていると

???「あなた達がRabbit Dragonの皆さんですか?」

晴人「あ、そうです!」

???「案内人の柏田絵里香です!」

6人「よろしくお願いします!」

会場に向かう最中、柏田さんから質問を受けた

絵里香「皆さんは高校生さんなんですよね?」

晴人がそうですと答える。

絵里香「すごいですよ〜高校生バンドでダ○○ロード出れるなんて〜

よほど演奏とかが上手いんですね!」

晴人「そうですかね…(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」

絵里香「そうですよ〜、あ、そろそろ着きますよ!」

会場に到着し、楽屋に入った

晴人「あと30分か…」

30分後

絵里香「時間ですよ〜」

6人「はい!」

ステージに入ると、歓声が上がる

晴人「What's up D○○nload!?」

観客「yeahhhhhh!」

晴人「We are Rabbit Dragon! A rock band from Japan!」

晴人「Are you got ready!?」

観客「yeahhhhhh!」

晴人「This song is called! Photosphere!」

曲終了後、メンバー紹介に入る

晴人「Let's introduce the members!」

観客「yeahhhhhh!」

メンバー紹介後

晴人「I want to split this place down the middle!」

観客が真っ二つに分かれる

晴人「Next song is called! Countdown To mother f○○kin' Hell!」

イントロが終わると、観客が一斉にぶつかる

曲が終わり、MCをして、次の曲になる

晴人「Next song is called! f○○kin' MIRROR!」

曲が終わり、次の曲に入る

晴人「Next song is called…F…T…T…Tィィィィィ!」

曲が終わり、最後の曲になる

晴人「Next is the last song!」

観客「noooooooo!」

晴人「hope I can see you again!」

観客「yeahhhhhh!」

晴人「Last song is called! Leviathan!」

曲が終わり、ステージからはけて、楽屋に戻る

絵里香「すごかったです!みんな盛り上がってました!」

綾人がそれは良かったですと言った

絵里香「この後観光するなら案内しますよ?」

晴人「みんなどうする?」

5人「する!」

晴人「じゃあお願いします(笑)」

絵里香「分かりました!」

その後、観光をして、日本に帰国した




いかがだったでしょうか?
次回は新学期が始まります!
感想どしどしお待ちしております!
それでは!


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第21話 アルバム作らんと

ども!
今回は他のバンドのライブに行かせます!
それでは本編スタート!


夏休みも終わりかけたある日、僕は綾人にcircleでやるPoppin'Party?のライブに連行された

ライブが開始された

???「それでは聴いてください!ときめきエクスペリエンス!」

曲が終わり、メンバー紹介をして、次の曲になった

???「次の曲です!Time Lapse!」

綾人「どうだ?」

晴人「良いと思うよ、僕は」

晴人「僕らとは180度くらいジャンル違うけどね」

綾人「そうだな」

ライブ終了後、楽屋から出たポピパの子達に話しかけられた

???「あ、あのっ!Rabbit DragonのHarutoさんとAyatoさんですか?」

晴人「そうだけど、君の名前は?」

???「戸山香澄です!」

???「市ヶ谷有咲です」

???「花園たえです、おたえって呼んでください」

???「牛込りみです!」

???「山吹沙綾です」

晴人「詩島晴人。よろしく」

綾人「武川綾人。よろしく」

ポピパの5人「よろしくお願いします!」

晴人「よろしく」

晴人「そろそろ僕らは失礼するよ。」

ポピパの5人「はい!」

そして家に帰り、アルバムの制作をしていた

晴人「うーん…今回は全曲オールシャウトで良いかなぁ…」

晴人「うーん…」

晴人「1回寝るか!」

仮眠を取り、気づいたら午後7時を回っていた

晴人「ラーメン食べよっと」

食事後

晴人「全部オールシャウトにするか!」

晴人「よし、1曲目出来た!」

今日の晴人の頭はとても冴えていた

このままの勢いで作った結果、12曲中6曲が出来上がったのだ

夏休み最終日

晴人「いけるいけるぞ!」

2週間前からの制作が全部完成した

そして夏休みが明け、2学期が始まった

担任「みなさん!課題はちゃんとやって来ましたか?」

全員がはいと答える

放課後

晴人「そういえば今日はパスパレの練習か…」

パスパレの事務所にて

晴人「よっ!」

イヴ「来ましたね!ハルトさん!」

千聖「来たわね。」

彩「きたきた!」

麻弥「来たっすね!」

日菜「来たね!」

晴人「よし、始めるか!」

5人「うん!(えぇ)」

練習後、僕達は片付けをしていた

晴人「(みんなの顔に余裕が出てきたな)」

晴人「ふぅ…終わった」

晴人「帰るか!」

5人「うん!(えぇ)」

途中で4人と別れ、千聖と2人になった

晴人「そういえばさ、ポピパ?のライブに行ったんだけどさ」

千聖「そうなのね。」

晴人「良かったと思うよ。」

千聖「晴人がああいう音楽褒めるなんて珍しいわね。」

晴人「そうか?」

千聖「えぇ。」

千聖「晴人。」

晴人「何?ちさ…!?」

千聖「んーっ…」

晴人「流石にまずいって!

もうちょっとアイドルとしての自覚を…」

千聖「えー?何でー?」

晴人「まったく…」

千聖「そろそろ着くから、じゃあね!」

晴人「じゃ(切り替えが出来なくなってる…?)」

こうして1日が終わった。




いかがだったでしょうか?
これでこの章は終わりにしようかなと思います!
感想どしどしお待ちしております!
それでは!


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第22話 会場どこにする?

ども!
今回はライブ関連です!
それでは本編スタート!


今日は日曜日。ラビドラは事務所で会場決めをしていた。

晴人「やっぱたまアリと横アリはやりたいよな〜」

渡「ですね〜」

綾人「あと名古屋辺りでもやりたいよな」

達也「そうだな」

その後、全部は決まらず明後日に持ち越しとなった

翌日

友希那「おはよう、晴人」

リサ「おはよ!晴人!」

日菜「おはよ!晴人君!」

晴人「みんなおはよ」

晴人「そういえば夏休みの1週間前にさ、イギリス行ったんだよね」

リサ「何しに行ったの?」

晴人「D○○nload Festivalってやつに…」

友希那「!?」

晴人「知ってるのか?友希那」

友希那「もちろんよ、あなた達がそれに出るとは…」

晴人「あ、メインステージね」

友希那「本当にすごいわね…」

そして放課後、たまたま帰る時間が一緒だった千聖と帰っていた

千聖「今日ね、彩ちゃんが先生に当てられて喋ったらすごく噛んでたの。相変わらずね、あの子は。(笑)

晴人「…」

千聖「晴人?」

晴人「あ、ごめん。」

千聖「どうしたの?」

晴人「何でもない。」

千聖「そう。」

家に到着した。

千聖「またね。」

晴人「また。」

1日が終わった。

翌日、放課後となり、僕は事務所へと向かった。

30分後、事務所に到着した。

晴人「どうも〜」

マネージャー「あ、来ましたね!」

マネージャー「こちらです!」

晴人「は〜い」

会議室にて

晴人「おっす〜」

綾人「お、来たか」

達也「よっ」

会場決め中

晴人「上から関東圏は1つにしてくれって言われたんだよね」

綾人「へぇー。」

達也「じゃあ横アリにする?」

晴人「良いよ」

そのあと、会場は全て決まった。

次はいつからなどやゲストを決める事になった。

晴人「マリさん、費用はぜんぶ事務所が持ってくれるんだっけ?」

マリさんとは新村茉莉花というラビドラのマネージャーの事である。

茉莉花「そうだね。事務所込み。」

晴人「今が9月13日だから…早くて10月過ぎになりそうだな」

渡「ゲストはどういう人を呼びますか?」

晴人「うーん…出来れば似たジャンルのバンドが良いからなぁ」

和樹「Roseliaとかはどうだ?」

渡「良いと思います!」

晴人「おっけ、オファーかけとくわ」

晴人「後は…パスパレとアフグロだな」

綾人「ポピパは?(´ω`╬ )ゴゴゴゴゴゴォ」

綾人から圧が見えた。

晴人「…ポピパもオファーかけるか」

晴人「マリさん、セトリはまだ良いよね?」

茉莉花「一応のセトリは決めといて欲しいんだけど…」

晴人「分かった」

晴人「お前ら後で時間あるか?」

5人があると答えた。

晴人「焼肉行くぞ」

綾人「え!晴人の奢りだって!」

綾人が舞い上がる。

晴人「んなわけあるかバカ」

綾人「(・ε・`)チェッ」

渡「僕は…どうすれば…」

晴人「あー…流石に中学生だもんな…」

渡「はい…」

晴人「しょうがねぇ、僕の奢りで良いよ」

綾人「いぇぇぇぇぇい!」

晴人「綾人は抜きな」

綾人「(; ・`д・´)ナン…ダト!?」

晴人「冗談だ。行くぞ」

5人がうん!と言った。




いかがだったでしょうか?
次は焼肉回です(?)
それでは!


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第23話 もう1人の幼馴染

ども!
今回はセトリ決めとサブタイ関連です!
それでは本編スタート!


事務所を出た僕達は、焼肉屋へと向かった

店員「いらっしゃいませ!6名様でよろしいでしょうか?」

晴人「はい」

店員「ではこちらへどうぞ!」

店員に案内された席に向かった

晴人「ふぅー…」

綾人はウキウキしている

綾人「何頼む?タン頼もうぜタン!」

晴人「僕はカルビでいいかな」

真司「俺もカルビ」

達也「俺上カルビ」

和樹「俺ハラミ」

渡「僕もタン!」

晴人が店員を呼び、注文した

数分後、品が全て届いた

綾人が最初に焼き、食べていた

晴人「一応セトリ決めだからな?」

綾人「分かってるって!うめー!」

晴人「で、どうする?最初の横アリのセトリ」

渡「最初にF.T.T.Tはどうですか?」

晴人「いきなり飛ばすな〜渡は」

渡「そうですか?あとすごくおいしいです!」

晴人「そうか、じゃあ全部アップテンポの曲にする?」

綾人「ちょwww俺らとお客さんの体力持たんwww」

晴人「お前らだったら何とかなるだろ?な?」

綾人以外がうんと答える

晴人「あれ?綾人???????」

綾人「わーったよ!やればいいんだろやれば!」

晴人「よろしい」

その後、初回の公演のセトリは全てアップテンポの曲になった

店を出て、5人と別れた

少し歩いた所で立ち止まり、スマホを開いてネットニュースを見た

晴人「「ロックバンド界期待の新星!INFERNOがライブツアー決定!ツアーファイナルは日本武道館!」か…」

晴人「メンバーは…ん?」

晴人「Gt.由比ヶ浜凜寧?まさかな…」

スマホを閉じてコンビニに立ち寄り、音楽雑誌を買った

店を出る時、かなりピンク寄りの薄茶色のサイドテールにお団子の少女とすれ違った

そしてその少女はこう言った

???「はーくん…?」

晴人「え…?」

???「はーくん?はーくんだよね!?」

晴人「りんちゃん…?」

???「そう!由比ヶ浜凜寧!覚えてる?」

晴人「覚えてるけど…愛知行ったんじゃ…?」

凜寧「帰ってきたの!」

晴人「連絡欲しかったなぁ」

凜寧「サプライズだよ〜!サプライズ!」

晴人「あとさ、バンドやってるんだね」

凜寧「知ってるの!?」

晴人「ライブツアーするってネットニュースになってたよ」

凜寧が嬉しそうにする。

晴人「どこに引っ越したの?」

凜寧「えっとね、ここなんだけど…」

晴人「僕の家の隣じゃん!」

凜寧「えっ!そうなんだ!」

凜寧「一緒に帰ろ!」

晴人「うん!」

僕とりんちゃんは一緒に帰ることになった

凜寧「そういえば、凜寧って呼び捨てが良いな…」

晴人「分かった、凜寧」

凜寧「(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」

晴人「そういえば、高校は?」

凜寧「羽丘に転入するの!」

晴人「同じじゃん!」

凜寧「ホント!?」

凜寧「やったー!」

凜寧が喜ぶ。

凜寧「あ、着いたからじゃあね!」

晴人「じゃ!」

晴人「(凜寧は僕の初恋の相手だ。前よりすごく可愛くなってる…

でも、僕には千聖が…どうすれば…)」

その後、晴人が出した決断とは…




いかがだったでしょうか?
感想どしどしお待ちしております!
それでは!


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第24話 アタシが居るからね

ども!
今回は重くなりそうです!
それでは本編スタート!


数日後、凜寧が転入してきた。

リサ「よろしく☆凜寧で良い?」

凜寧「いいよ!」

晴人「凜寧、バンドメンバーはこっちに居るのか?」

晴人が凜寧に聞く。

凜寧「なんかね、あたしが引っ越すと同時に引っ越してきたの!」

晴人がそんな事もあるんだな〜と思っていると

凜寧「はーくん、昼休みに屋上来てくれる?」

晴人「分かった」

昼休みになり、晴人は屋上に向かった

凜寧「来たね」

晴人「で、用件は?」

凜寧「えっとね」

凜寧「ずっと前からはーくんの事が好きだったの!」

凜寧「だから付き合ってください!」

晴人「…」

晴人「えっと…1週間考える時間が欲しい。」

凜寧「…分かった。」

放課後

晴人「(僕はどうすれば…)」

リサ「あれ?晴人じゃん、まだ帰ってなかったの?」

晴人「うん、ちょっとね」

晴人「リサは?」

リサ「アタシは日誌。一緒に帰る?」

晴人「うん」

そして一緒に帰ることになった

リサ「そういえばさ、前から思ってたけど晴人ってそれほど背は高くないよね〜(笑)」

リサが158cmに対して晴人は163〜4cm。

晴人「…気にしてるんだぞ?」

リサ「アハハ、ごめんごめん。」

リサ「でもアタシは低身長男子も好きだよ?」

リサ「なんか可愛らしいっていうかなんていうか(笑)」

リサが笑顔で話す。

リサ「そういえば教室で悩ましい顔してたけどどうしたの〜?」

リサが僕の顔に覗き込んでくる。

晴人「…近い////」

リサ「も〜照れちゃって〜」

晴人「…////」

リサ「本題に入ろっか。」

リサが真面目な顔をする。

晴人「えっと…凜寧に告白されて…」

リサ「…そうなんだ。」

晴人「僕には千聖が居るけど…何か嫌な予感がするんだ。」

リサ「どんな予感?」

リサが晴人に聞く。

晴人「千聖が遠くに行ってしまいそうな…そんな気がする。」

晴人「それで、別れようって言われるんじゃないかって。」

リサ「そう…なんだ。」

晴人「千聖からLI〇Eだ。「話があるの。家に行っていい?」か…」

リサ「まさか…?」

晴人「多分な。」

リサ「アタシも良いかな?」

晴人「聞いてみる。」

数分後

晴人「「どのみち皆には伝えなきゃいけないから良いわよ。」だってさ。」

リサ「…うん。」

家に帰ると、千聖が玄関前で待っていた。

千聖「…来たのね。」

晴人「うん…。」

リビングに入りカーペットに座る。

千聖「えっと…父親の都合で…フランスに…」

晴人「…そんな気はしてた。」

千聖がえ?と言う。

晴人「3時間前くらいにそんな予感がした。まさか当たるなんてね。」

千聖「そう…なのね。」

千聖「彩ちゃんたちには言ってあるの。」

晴人「そうか…」

僕だってその事を受け入れたく無いのに。

晴人「いつに出発?」

千聖「…今日の夜。」

晴人「そう…」

千聖「それで…遠距離なんて続かないって言われて…だから…」

僕は千聖の言葉を遮り、言った。

晴人「受け入れる訳にはいかないけど、受け入れるしか無いんだよね?」

千聖「…本当にごめんなさい。」

晴人「良いんだ。僕は千聖の幸せを願ってる。」

僕は泣きそうになりながら言う。

千聖「私だって…!はるくんと別れたくない…!」

晴人「ちーちゃん…」

千聖は大粒の涙を流していた。

僕だって泣きたかった。でも今泣いたら、ダメな気がした。

僕は千聖をそっと抱きしめた。

10数分後

千聖「私、出発の準備しなきゃいけないから…じゃあね。」

晴人「うん…」

千聖は家に帰った。

晴人「うっ…うぅぅぅぅ…」

晴人「うわぁぁぁぁぁぁぁん!」

僕は大号泣した。

気づいたらリサが僕の事を抱きしめていた。

リサ「辛いよね…ホントに…」

晴人「ひうっ…えぐっ…」

アタシも泣きたかった。でも今泣いたら、どうしたらいいのか分からなくなってしまう。

リサ「大丈夫だよ…」

アタシは晴人の背中をさすってあげる。

晴人「うぅっ…ひぐっ…」

僕は闇の中に意識を失った。

リサ「(早く手を打たないと、凜寧に晴人を…)」

リサ「(でも晴人は、アタシの事をどう思ってるのかな…)」

リサ「(どんな風に思われてたってアタシが…晴人を支えてあげなくちゃ。)」

アタシは晴人にそっと唇に口づけをした。

リサ「(付き合っても無い女子にキスされたら晴人だって怒るよね…ごめんね…)」

僕は気がついたら泣き疲れて寝ていたらしい。

起きた時に、リサが膝枕をしてくれていた。

リサ「おはよ、良く寝れた?」

晴人「うん…」

晴人「千聖は?」

僕はリサに聞いた。

リサ「行っちゃったみたい。」

晴人「そう…」

リサ「(言った方が良いのかな…)」

晴人「どうしたの?」

リサ「アタシ、晴人が寝てる時に…キスしちゃった…」

リサ「付き合っても無いのにキスされたら迷惑だよね…」

晴人「…良いよ、別に。」

リサ「ごめんね…」

リサ「あとね、実はさっきの…ファーストキスなんだ。」

晴人「…え?」

晴人がキョトンとする。

リサ「晴人だったら良いかなって。」

晴人「そう…」

リサ「今日泊まっていい?」

アタシは晴人に聞いた。

晴人「良いけど…」

リサ「お姉さんの服借りていい?」

晴人「うん」

アタシはクローゼットからお姉さんの服を取り出し、着替えようとした。

晴人「あ、あっち向いてるね!」

と、晴人が顔を赤くして反対の方を向いた。

リサ「アタシは晴人だったら見られてもいいよ?」

晴人「そういう問題じゃなくて!」

リサ「じゃじゃーん☆どう?似合う?」

リサが一回転する。

晴人「似合うけど…(キャミソールの大きさが合ってないからか、屈んだら見えてしまう…!)」

リサ「(´>∀<`)ゝ))エヘヘ 嬉しいな!」

晴人「ちょ!屈まないで!見える!」

リサのあれが見えそうになる。

リサ「晴人だったら良いって言ったけど…?」

晴人「…////」

リサ「も〜、晴人はやっぱり可愛いね〜」

リサが抱きついてくる。

あれを付けてないので感触がほぼ直に伝わる。

リサ「アタシは準備万端だよ?」

リサが耳元で囁いてくる。

晴人「(ここで一線を超えたらまずい気がする…)」

晴人「…また今度にしとくよ。」

リサが分かったと言った。

リサ「夜ご飯作るね!お粥で良い?」

晴人「うん」

リサ「出来たよ!」

晴人「立てる気がしない。」

リサ「うーん…じゃあ、あーんしてあげるね?」

晴人「うん…////」

リサ「はい、あーん」

晴人「あーん…おいしい。」

リサ「良かった!」

全部食べた後、リサが先にお風呂に入り、その後僕が入った。

リサ「よし!一緒に寝よう!」

晴人「うん…」

リサ「素直でよろしい!」

僕達は2階に上がり、寝室に入った。

ベッドに入り、向かい合って寝た。

僕は疲れていたのですぐに寝てしまった。

リサ「(寝ちゃったか。まぁそうだよね。)」

リサ「好きだよ。晴人」

アタシは晴人のおでこに口づけをした。




いかがだったでしょうか?
次回からリサと凜寧の戦いが始まるかも?
それでは!


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第25話 たとえ君が光を見失ったとしても

ども!
特に書くこと無いので本編スタート!


翌日、アタシは晴人の心のケアをする為、お姉さんに頼んで晴人を休ませ、アタシも休んだ。

〜リサside〜

リサ「おはよ、晴人」

晴人「…おはよ。今何時?」

リサ「朝の10時。あ、今日は体調不良で欠席にしておいたから。」

晴人「そう…」

リサ「眠い?」

晴人「いや、あんまり」

リサ「そう。」

リサ「ご飯作ったから食べる?」

晴人「うん」

晴人「あと…ギューってして欲しい。」

晴人が恥ずかしそうに言ってきた。

リサ「良いよ。ギュー…」

晴人「(´•̥ _ •̥`)」

この温もりに包まれると、自分がダメになってリサに依存してしまう気がする。

でも今の自分では、どうする事も出来なかった。

リサ「アタシの前だったら泣いていいからね。」

晴人「うっ…うぅ…」

リサ「(このまま依存させて…ってダメダメ!そんな悪い事考えちゃ!)」

リサ「(…アタシは何でこんな事を考えるようになったんだろう…

晴人の事を好きになってから…?)」

そんな事をしたら晴人がダメになってしまう。

でもアタシだけの晴人にするにはそれしか…

10分後

リサ「どう?落ち着いた?」

晴人「うん…」

リサ「下行こっか。」

晴人「うん…」

1階に降りた。

晴人「いただきます…」

晴人「おいしい。」

リサ「そうでしょー。」

アタシ達は全部食べ終わったあとに歯を磨いたりして、また寝室に行き、ベッドに入った。

リサ「(晴人は病んだらどうなっちゃうのかな…

自分の事を傷つけたりしないよね…?)」

晴人「すぅ…すぅ…」

僕が起きた時には、4時になっていて、彩姉は帰ってきていた。

リサ「おはよ。」

晴人「おはよ…」

リサ「そういえばね、晴人のお母さんに晴人の心のケアが終わるまでここに住んでいいかお姉さんに聞いてもらったら良いよって言われたの。」

晴人「そうなんだ。」

リサ「1回着替え持ってくるから後でね。」

晴人「うん…」

アタシが着替えを持って戻ってきた時、凜寧と会った。

凜寧「あ、リサ!はーくんのお見舞い?」

リサ「そうと言えばそうだけど…」

リサ「アタシ、晴人の家に少しの間住むことになったから。」

凜寧が驚いた顔をしている。

凜寧「お先!」

リサ「あ、待って!」

凜寧が晴人の家に先に入る。

凜寧「はーくん、お見舞いに来たよー。」

晴人「凜寧…」

リサ「ちょっと、何で先に行ったの…?」

凜寧「晴人!リサはね、心の底で腹黒い事考えてるんだよ?」

晴人「どういう事…?」

リサ「ちょっと!」

凜寧「晴人を依存させて自分だけのものにしようとしてるの!」

リサ「何でそういう事言うの!?」

凜寧「あたしは前から人の心が読めるんだよね。

だからリサの考えなんてお見通し。」

リサ「そんな事…」

晴人がそうなのか…?リサ…?と聞いてきた。

リサ「ううん、違うよ!凜寧が嘘ついてるの!」

凜寧「嘘ついてるのはそっちでしょ!この腹黒女!」

リサ「何ですって…!」

気付いた時には晴人は泣きそうになっていた。

アタシはハッとした。

心が疲れきっている晴人の前でなんて事をしたのだろうと。

晴人「…下で反省してろ」

凜寧「分かった…」

リサ「うん…」

リビングにて

彩香「どうしたの〜?そんな暗い顔して〜」

凜寧「こんな事が…」

説明後

彩香「それは凜寧達が悪いよ。」

凜寧「そう…ですよね…」

彩香「晴人が反省してろって言う事はかーなーり怒ってる。」

彩香「結構まずい状況よ?」

リサ「そうなんですね…」

彩香「ちゃんと謝らないと晴人の事だから取り返しつかなくなるよ」

リサ「…」

取り返しがつかなくなるなんて絶対に嫌だ。

彩香「謝ってきな?」

リサ「でも…反省してろって…」

彩香「私もついてってあげるから。」

凜寧「はい…」

寝室にて

彩香「晴人ー!起きてるー?」

ガチャガチャ

彩香「あいつ鍵かけたな…」

彩香「…マジヤバだ。」

お姉さんが言うのだから相当怒っているのだろう。

彩香「1回あっち行ってて。」

リサ・凜寧「はい…」

彩香「お姉ちゃんだけ入るよー!」

晴人「(彩姉だけだったら…)」

ガチャ

彩香「お、開いた」

彩香「ちょっと待っててね(小声)」

アタシ達は頷いた。

凜寧「さっきはごめんね。あんな事言って。」

リサ「ううん、いいの。ホントはそういう事少し考えてたし。」

アタシ達は仲直りした。

彩香「(仲直りしたみたいだね)晴人、起きてる?」

晴人「何だよ…」

彩香「あの子達、仲直りしたみたいだから、許してあげな?」

晴人「…やだ。」

彩香「そんな事言ってないで許してあげなよ〜」

晴人「んーっ!んーっ!」

晴人「はぁ…いきなりメロン押し付けるなよ…」

彩香「ごめんごめん(笑)」

晴人「仕方ない…彩姉がそこまでするなら…」

彩香「じゃあ連れてくるね!」

リサ「さっきはごめんね!」

凜寧「あたしもごめんなさい!」

晴人「次は無いよ?」

リサ・凜寧「はい…」

晴人「もう遅いから、凜寧は帰ったら?」

凜寧「そうだね、じゃあね!」

晴人「リサはちょっと話が。」

リサ「うん…」

凜寧が帰ったあと、アタシは晴人に少しお説教された。

晴人「そんな事考えてたの?」

リサ「少し…ね?ダメって言い聞かせたんだけど…」

晴人「そうなんだ…」

晴人「僕は依存しても良いけど…」

リサ「えっ」

アタシは晴人の言葉に驚いた。

晴人「リサにだったら良いかなって…」

こんな事はいつもの晴人だったら絶対言わない。

心が疲れきってしまっているから言っているのだろう。

晴人は自分を助けてくれる人が欲しいのだとアタシは感じた。

リサ「良いよ…アタシにたくさん依存してね…」

罪悪感は少なからずあった。

だけど晴人が元気になるんだったら…という気持ちもあった。

リサ「アタシが支えてあげるからね…」




いかがだったでしょうか?
次も日常編です!
ライブはもうちょいあとです!
感想お待ちしております!
それでは!


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第26話 その温もりに包まれてしまったら

ども!
やっぱリサは良いですよね〜
それでは本編スタート!


今日は土曜で休み。彩姉はバイトだからたくさんリサに甘えられる。

リサ「起きて〜晴人〜)

リサ「今日はラビドラのみんなと遊びに行くんじゃないの〜?」

晴人「んー…まだ時間あるし…」

そうだった。あいつらと遊びに行くんだった。

リサ「そうだけど…起きないと甘えさせてあげないよ〜?」

晴人「起きます」

リサ「よろしい」

朝食後

リサ「晴人〜こっち来て〜膝枕してあげる」

晴人「うん」

リサ「どう?落ち着く?」

晴人「とっても」

晴人「リサ、ギューってしてぇ…」

リサ「良いよ」

リサ「ギュー…」

晴人「温かい…」

この温もりに包まれると、本当に抜け出せなくなってしまう気がする。

リサ無しじゃ生きられない、そんな体になってしまう。

自分でもそんなんじゃダメだと言い聞かせた。だけど…

リサ「アタシにたくさん甘えて、学校とバンド頑張ろうね…」

その優しくて甘い声に、僕の心は蕩けそうになっていた。

そのあと、メンバー達と原宿に行った。

バレかけたけど結構楽しかった。

家に帰った後、僕はリサに膝枕してもらっていた。

横ではなく縦の膝枕だ。

見上げるとリサの笑顔が見える。

天使の様な…全て受け入れてくれるような優しい笑顔。

晴人「頭撫でて…」

リサ「よしよし。」

晴人「えへへ…」

晴人「リサ…」

リサ「どうしたの〜?」

晴人「こんな僕でも、付き合ってくれる…?」

リサ「もちろんだよ」

晴人「ありがとう…」

アタシは晴人に口づけした。

晴人「んっ…」

リサ「ぷはぁ…」

リサ「(こんな可愛い顔してあんな声出すんだからすごいよねホントに…)」

そして次の日、circleの1番大きいスタジオを使ってRabbit Dragon・INFERNO・Roseliaの3バンドの合同練習が行われた。

凜寧「ボーカルは伊藤亮介。リードギターは小林綾乃。リズムギターがあたし。ベースが早田大輔。ドラムが能登或斗。キーボードが新島海斗。」

5人「どうも。」

ラビドラ・ロゼ「どうも。」

凜寧「リーダーはあたし。」

晴人「へぇー。」

凜寧「早速聴いてもらおうかな。Aeon。」

曲が始まり、スタジオにシャウトが響いた。

晴人「(声量がバケモンだ…僕よりもある…)」

晴人「(このバンドは僕達の脅威に必ずなる…)」

曲終了後

凜寧「どうかな?」

晴人「ボーカルの声量がバケモン。どうやったらああなんの?」

亮介「元々声量はあったんで、それでずっと練習してたら。

あと亮介で良いですよ。」

晴人「僕らの事すぐに追い越しそうだなぁ。あと晴人でいいよ。」

亮介「東京ドーム5分でソールドアウトなんて俺たちにはまだ出来ないですよ。俺高一なんでさん付けでいいですか?」

晴人「あっ、高一なんだ。」

亮介「はい。」

とても話が弾む。

晴人「そろそろ僕らも。」

晴人「綾人、こっち来て。」

綾人をこっちに来させる。

綾人「なに?」

晴人「あれを使う(小声)」

綾人「分かった。(小声)」

僕は綾人に耳打ちした。

凜寧「何話してるんだろ。」

亮介「分からん。」

僕はマイクの前に立った。

晴人「じゃあ聴いてもらおうかな。The Perfect Nightmare」

曲が始まり、シャウトが響いた。

ラビドラのメンバーは澄ました顔だが、他のメンバーは驚いた顔だった。

亮介「(ホイッスルシャウト…!?)」

亮介「(ていうかいつものシャウトの仕方も変えてる…

全力で感情のままにシャウトするような…)」

曲終了後

亮介「シャウトの仕方結構変えてましたね。」

晴人「そうなんだ。これからはこっちにしようかなって。」

亮介「そうなんですね。」

話が終わり、友希那が口を開いた。

友希那「最後は私達ね。」

友希那「ONENESS。」

曲終了後

晴人「やっぱ技術はすごいよなぁ。」

亮介「ですねぇ。」

友希那「ありがとう。」

リサ「そ、そうかなぁ?」

あこ「リサ姉照れてる!」

リサ「も、もう!あこ!////」

燐子「ありがとう…ございます…」

紗夜「ありがとうございます。」

その後、1時間練習し、みんなで帰った。




ども!
今回は日常と合同練習でしたね!
次回からはツアーだと思います!
それでは!


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第27話 ツアーの始まりだぁぁぁぁぁ!!!

ども!
ここからはツアーです!
それでは本編スタート!


10月12日、ついにツアーが始まった。

前にも言った通り、最初は横アリだ。

開演時間となり、ステージに入る。

観客「きゃああああ!」

晴人「やっちゃいますかァァァァァァ!!!」

観客「イェェェェェイ!!!」

晴人「This song is called…F…T…T…Tィィィィィィ!」

イントロが始まり、サークルモッシュが起こる

1番が終わって2番に入る

晴人「One more f○○kin' time!」

2番が終わって間奏に入り、綾人のギターソロになる

観客「イェェェェェイ!」

そして3番に入って曲が終わる

晴人「こんにちはァァァァァ!」

観客「こんにちはーーー!」

晴人「Rabbit Dragonです!」

観客「イェェェェェイ!」

晴人が観客とコールアンドレスポンスをする。

晴人「メンバー紹介します!」

メンバー紹介後

晴人「今日がラビドラのライブ初めてだよって人!」

観客「はーーーい!」

綾人「意外と居るなぁ」

渡「そうですねぇ」

晴人「そういえばさ、パスパレの千聖居るじゃん?」

観客「あーーー」

晴人「活動休止ってなった時さ、僕大ファンだから家でめっちゃ泣いてた」

観客「そうなんだーーーー!大丈夫ーーーーー?」

晴人「今は大丈夫だよ!」

綾人「(大丈夫な訳無いだろ…無理してライブしやがって…)」

もう少しMCをした後、次の曲に入る

晴人「次の曲行こうかな!」

観客「イェェェェェイ!」

晴人「この曲はやってなかった前のアルバムの曲です!」

観客「おぉぉぉぉぉ!」

晴人「いけるか?渡」

渡「はい!」

晴人「Next song is called! The Crow!」

キーボードからイントロが始まる

サビになると、渡のハイトーンボイスが会場に響く

そして曲が終わる

晴人「皆さんどうでしたか?」

観客「良かったよーーーー!)

晴人「(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」

渡「( ˶ˆ꒳ˆ˵ )エヘヘ」

晴人「次もツインボーカルです!」

観客「おぉぉぉぉぉ!」

晴人「Next song is called! M1917!」

イントロが始まり晴人がGo!とシャウトする

Aメロに入り渡のハイトーンに合わせて、晴人がシャウトする

そして2番が終わって間奏に入り、晴人がシャウトする

晴人「ヴェア!!!!!」

そして3番に入って曲が終わった

その後、十六曲演奏し、アンコールになり、最後となった

晴人「次で本当に最後の曲です!」

観客「えぇぇぇぇぇ!!!」

晴人「最後はたまアリだから大丈夫だよ!!!」

観客「イェェェェェイ!」

晴人にLast song is called! ALONE!」

重いギターリフから始まり、会場は熱気に包まれる

1番に入り、観客が歌詞を歌う

そしてサビに入った

サビが終わり、2番に入る

サビ前に晴人が観客煽る

晴人「叫べ叫べ叫べぇぇぇぇぇ!!!」

そして観客が歌詞を歌う

サビが終わり、間奏が入る

間奏が終わり、晴人がシャウトする

晴人「Make some noise I guess fucking ready Yokohama Arena!」

晴人「騒ごうぜ…!」

晴人がシャウトをして、観客が肩を組んで頭を大きく振る

晴人「足んねぇよぉぉぉぉぉ!」

晴人が観客を煽る

そして曲が終了する

晴人「みんなありがとぉぉぉぉぉ!」

観客「イェェェェェイ!」

そしてライブが終わった

その後、1ヶ月間かけて全国を回り、ツアーファイナルのたまアリの日の前日となった




いかがだったでしょうか?
次回は早いですがツアーファイナルです!
それでは!


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第28話 兎と龍の1つの節目

ども!
今回はツアーファイナルです!
それでは本編スタート!


ツアーファイナルの日の前日

僕は事務所にメンバーを呼んだ。

和樹「話ってなんだ?」

綾人「(まさか…)」

晴人「ツアーファイナルが終わったら充電期間に入ろうと思うんだ。」

渡「そうなんですね。」

綾人「…」

晴人「綾人?」

綾人「晴人、それは建前だな?」

晴人「建前じゃないよ。」

綾人「嘘つくなよ!!!」

綾人が声を荒らげる。

綾人「お前、あいつの事でかなり不安定だから活動休止するんだろ。」

晴人「そんな事…」

綾人「誤魔化すな!!!」

綾人「お前さ、俺らに無理すんなよって言ってるけど、1番無理してんのお前じゃん!」

晴人「…ごめん。」

綾人「…ったく、リーダーがメンバーに心配かけてどうすんだよ。」

晴人「うん…」

綾人「…ちゃんと休めよ。その代わり、最高の曲を作るぞ!」

晴人「…あぁ!」

そしてツアーファイナルの日

観客「3.2.1.わぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ステージの下からメンバーがジャンブして出てきた

晴人「Xenoォォォォォォ!」

晴人「行くぞお前らァァァァ!」

晴人「 Everybody f○○kin' Jump!」

観客「イェェェェェイ!」

Buried The Sun

All the Hope, Rain And My Joy Will Be Volatilized

It Reminds Us Of The Birth Place

Broken Faith In The Lost Conscious

Blissfulness In A Fake Love

Wounded Hearts As The Sacrifice

Cast A Light To Another Sun

 

Give Me Pain Lead Me To Truth

Give Me Pain Lead Me To Reason

 

I'm Pulling Out My Soul

To Prove I'm Alive

Lead Me To The Dawn Of The New Born

I'm Putting Up A Fight

And Try To Survive

Lead Me To The Dawn Of The New Born

 

Can You Feel This Pain

Can You Feel It Pulsing

Can You Feel The End

Can You Feel The Start

 

Broken Faith In The Lost Conscious

Blissfulness In A Fake Love

Wounded Hearts As The Sacrifice

Cast A Light To Another Sun

 

I'm Pulling Out My Soul

To Prove I'm Alive

Lead Me To The Dawn Of The New Born

I'm Putting Up A Fight

And Try To Survive

Lead Me To The Dawn Of The New Born

 

I Feel My Soul Start To Fall Apart

I'll Be The Dawn Of The New Born

 

Bring Me Back Inside Of The Mother

She Can Cancel All Of Our Karma

Just I Hear The Sound Of New Color

Breathing In The Womb

 

If The Past Was Made To Reveal What Lies Behind The Door

All My Memories Fade

My Rebirth

Let Me Live Again

 

Let Me Live Again

Let It Come To An End

All The Pain Will Be Gone

Close My Eyes And The Sunshines On Me

Bring The Sin To An End

All The Fear Will Be Gone

Close My Eyes And The Sunshines On Me

 

Let Me Live Again

晴人「改めましてRabbit Dragonです!」

観客「イェェェェェイ!」

晴人「まずはメンバー紹介!」

メンバー紹介後

晴人「次の曲いきます!」

観客「イェェェェェイ!」

晴人「Next song is called! The Revelation!」

ギターリフからイントロが始まる

晴人「行くぞォォォォォォ!」

綾人のシャウトから1番が始まる

サビになり、クリーンパートとなる

そして2番となり、サビに入る

3番に入る前に、観客が歌詞を歌う

そして曲が終わる

その後、十数曲演奏し、残り5曲となった

晴人「ここまで来れたのもファンの皆さんのおかげです!」

観客「イェェェェェイ!」

晴人「まだまだ行けますか?」

観客「イェェェェェイ!」

晴人「まだまだ行けますか!?」

観客「イェェェェェイ!」

晴人「OK! Next song is called! Final destination!」

イントロが終わると晴人がGo!と言う

観客「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」

その後、残り4曲を演奏し、最後の曲となった

晴人「次で最後の曲です!」

観客「えぇぇぇぇぇ!!!」

晴人「最後にはお知らせがあるので!」

観客「うぉぉぉぉぉ!」

晴人「Last song is called! To Be Alive!」

曲が終わり、挨拶をして、お知らせに入る

晴人「お知らせなんですけど…」

観客「(;・ω・)ごくり」

晴人「僕達は充電期間に入らせていただきます!」

観客「!?!?!?!?!?」

晴人「詳しい事はここではあまり言えません。

公式サイトで自分の言葉で書かせてください。」

大号泣の観客も居た。

晴人「最高の曲を作るので首を長くして待っててください!

今日は本当にありがとうございました!」

楽屋にて

綾人「どうするんだ?建前の理由か?」

晴人「それしか無いでしょ。」

綾人「まぁそうだな。」

翌日、公式サイトで理由を晴人の言葉で綴った。

学業に専念したり、楽曲制作にも専念したいと。

それも晴人の本音である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

充電期間突入発表の翌日

???「速報です!ラビドラが充電期間に入る模様です!」

???「これはチャンスよ!」

???「何でですか?」

???「Rabbit Dragonが充電期間に入った以上、現状で潰すべきバンドはRoseliaだけよ。」

???「潰すって…嫌いなんですか?」

???「と、とにかく!このバンドを最強のバンドにするわよ!」

新たなバンドが、動き始めようとしていた。




いかがだったでしょうか?
次からは新しい章に入ります!
それでは!


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第29話 コタツでゆったり新年を

ども!
今回は日常編です!
それでは本編スタート!


ツアーファイナルから1ヶ月以上経った大晦日の昼を過ぎた頃。

心の傷が少しだけ癒えてきた僕はコタツで楽曲制作をし、リサはコタツにある毛布をかけて寝ていたのだが…

リサ、前から思ってたけど、小玉スイカがメロンになってね?

アルファベット順だと7〜8番目くらいまで大きくなってる…

何したんだ…?

ていうか暑いって言ってボタン外して寝たから結構見えてるんだよなぁ…あれは見えてないけど。良かった。

晴人「(気になって集中出来ない…)」

僕はリサのパジャマのボタンを付け直す事にした。

彩姉は2階で寝てるから問題なしと。

晴人「(じっとしてろよ…)」

リサ「んん…」

リサが寝返りをしようとする。

晴人「(動くなって!)」

寝返りをしようとしたせいでボタンが外れて、見える部分が広くなってしまった。

晴人「(リサが起きたら僕は死ぬかも…)」

リサ「んん…」

リサが目を覚ましてしまった。終わった。

晴人「あっ」

リサ「どうしたの…?そんな青ざめて…」

起き上がったせいであれも見えてしまっていた。

リサ「…アタシの事襲おうとしたの?」

晴人「そそそ、そんなつもりじゃ!

格好が気になって集中出来なかったから…」

リサ「ホントかなぁ…」

晴人「嘘じゃない!」

リサ「…ふふっ。晴人はからかいがいがあるよね(笑)」

晴人「からかわないでよ!////」

リサ「だって反応が面白いんだも〜ん」

晴人「(⑉・̆н・̆⑉)むぅ…」

リサ「晴人の背中で寝るー。」

リサが僕の背中に抱きついて来て、首に手を回してきた。

下着を付けてないのでとても柔らかい感触がほぼ直に伝わってくる。

まったく…ホントに襲ってやろうか…?

リサ「すぅ…すぅ…」

晴人「(しょうがない奴だ。)」

3時間後、歌詞が完成した。

リサ「んん…」

晴人「良く寝れた?」

リサ「うん…」

ピンポーン

リサ「彩達かな?」

晴人「行ってくる。」

晴人「はーい。」

彩「来たよー」

日菜「こんばんは!」

イヴ「こんばんは!ハルトさん!」

麻弥「こんばんは!」

紗夜「こんばんは、詩島君」

晴人「紗夜?」

紗夜「実はですね…」

日菜に連れてこられたらしい。

ドアの鍵を開け、彩達を入れる。

5人「お邪魔します!」

晴人「ごゆっくり〜」

彩「そういえば、晴人君は最近どう?」

晴人「まぁ…まだまだかなぁ…」

彩「だよね…」

しばらく話をしていると、辺りは暗くなっていた。

リサ「そろそろ夜ご飯の準備しないと」

晴人「今日はすき焼きだっけ?」

5人「おぉ」

そして夜ご飯が出来かけた頃に彩姉が降りてきた。

晴人「まさかずっと寝てた?」

彩香「起きた後に勉強してた」

晴人「そっか、そろそろだもんな」

彩姉「うん」

彩姉にはそろそろセンター試験が近づいてきている。

リサ「出来たよ〜」

7人「は〜い」

食べたあと、彩達は寝てしまった。

紗夜「寝ちゃいましたね。」

彩香「そうだねぇ」

晴人「んね」

リサ「ね〜」

時刻は23時59分を回っていた。

アナウンサー「3.2.1…」

アナウンサー「0!皆さん、あけましておめでとうございます!」

4人「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」

晴人「今年はどんな1年になるかなぁ。」

紗夜「今年こそはFWFに出たいですね。」

リサ「そうだね〜」

彩香「まぁ入試は余裕かなぁ。」

晴人「余裕かましてると…」

彩香「お姉ちゃんがテストでやらかした事あった?」

晴人「無い」

彩香「でしょ?」

いやそこでドヤるな。

晴人「今日は母さん達が帰ってくるんだっけ?」

彩香「うん」

晴人「初詣は個々でやるか」

紗夜「そうですね。」

リサ「アタシは晴人と行く〜」

リサが前から抱きついてきた。

そのしっかりと実のなったメロンのせいで理性が保てなくなるからホントに。

晴人「家族と行かないのか?」

リサ「晴人と行きたいんだもん(上目遣い)」

晴人「…分かった」

紗夜「私と日菜は8時くらいになったら帰りますね。」

晴人「おっけ」

彩香「私も晴人と行く〜」

彩姉が後ろから抱きついてきた。メロンが4つも…

そういえば彩姉の身長は170cm。女子にしては高い。

ウエストも細く、頼りがいがあって後輩の女子からとても人気なんだとか。

顔があまり似てないので外を歩いてるとよくカップルに間違われる。

彩香「私もうちょっと勉強してくるから。」

晴人「ほーい。」

そう言って彩姉は自分の部屋に戻っていった。

センターが近いからなのかイタズラしてこない。ありがたい。

晴人「リサ、そろそろ離れよ?」

リサ「えー、まだ〜」

紗夜「そうですよ。今井さん。」

リサ「こうやって出来るのも彼女の特権だも〜ん」

晴人「しょうがないなぁリサは」

紗夜「良いですね。好きになれる人が居るっていうのは。」

リサ「でしょ〜?紗夜も彼氏作りなよ〜。」

紗夜「私はまだ好きな人が居ないので。」

リサ「そっか〜」

紗夜「私はそろそろ寝ます。おやすみなさい。」

晴人・リサ「おやすみ〜」

リサ「アタシ達も寝よっか」

晴人「そうだね」

僕達も寝た。

 

 

 

 

そして僕達は8時過ぎに起き、彩達を見送った。

その後、お雑煮などを食べた。おいしかった。

14時過ぎに初詣に行った。何を願ったのかは言わないでおこう。

 

 

 

 

 

 

そして何事も無く冬休みが明けた。

僕は進級に必要な成績は取れていたので、修了式だけ出る事になった。




いかがだったでしょうか?
次回も日常編です!
それでは!


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2nd season
第30話 兎と龍は覇王となる


ども!
今回も日常編です!
それでは本編スタート!


三学期が始まって1月下旬を少し過ぎた頃。

僕の心もかなり癒えてきた。

なので休みだが事務所で今後についての話し合いが行われた。

話を進めて行くうちに綾人がこんな事を言い出した。

綾人「一区切り付いたことだし、バンド名変えね?」

5人「えっ」

綾人「まだ4年目だから良いかなって」

晴人「まぁ…良いんじゃない?」

晴人「名前は考えてるの?」

綾人「Overlordが良いかなって」

晴人「だそうです、マリさん」

茉莉花「良いと思うよ、私は」

4人「良いと思う!」

こうして、次のライブで名前を変更する事を発表する事にしたのだ

 

 

 

 

 

 

ここからは、リサから聞いた修了式までの話である。

作者「ここからはセリフ少しありの晴人君のナレーションでお送り致します!」

だそうだ。

 

 

2月に入り、かなり寒くなってきた頃。

Roseliaはcircleでライブをしたのだが…

ライブの帰りに、中学生くらいの赤ピンクの髪の猫耳ヘッドホンを付けた時々英語を使う少女が友希那にスカウトしてきたそうだ。

名前はチュチュだそうな。

自分のバンドを最強のバンドにしたいとか言ってきたらしい。

友希那はもちろん断った。

なんか後々めんどくさい事になりそうだなぁ…

そしてその数週間後、おたえが幼馴染に会ったらしい。

なぜ知っているかって?

その事が嬉しかったのか何故か紗夜とかに言ったらしい。

それがリサの耳に入って僕の所に入ってきた。

あとパスパレはサポートメンバーを入れてやっているそうな。

すぐに打ち解けれたらしい。

マネージャーの仕事は少し休ませてもらっている。

それとチュチュがおたえの事をサポートメンバーにして、そのまま正規メンバーにしようとしたらしい。人のバンドからメンバー引き抜こうなんて悪い奴だ。

 

 

 

時が経ち、3月となった。

彩姉も無事に大学に受かった。

僕もパスパレのマネージャーを再開した。

無事に何事も無く修了式を迎え、春休みとなった。

暇だったので、僕とRoseliaは花見に行った。

6人「綺麗…」

晴人「あ、そうそう!みんなの分のお弁当作ってきたんだ!」

あこ「ホント!?」

紗夜「嬉しいですね。」

晴人「じゃじゃーん!」

4人「おぉ〜」

リサ「アタシが教えたんだ!」

リサがドヤ顔と言わんばかりの顔をしている

燐子「そうなんですね…」

晴人「それじゃ…」

6人「頂きます!」

友希那「卵焼きおいしい…」

晴人「(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」

あこ「唐揚げもおいしい!」

燐子「そうだね…」

紗夜「盛り付けがとても素敵です。」

僕は嬉しくなった。

昼食後

リサ「眠くなってきちゃった…晴人、膝枕して…」

晴人「はいはい」

数時間後

リサ「んん…」

晴人「良く寝れた?」

リサ「うん…」

晴人「帰ろっか。」

5人「うん!(えぇ)」

そして僕達は家に帰った。




いかがだったでしょうか?
後で話の区切り方を変えようと思います!
それでは!


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第31話 クラゲ少女は一途に

お久しぶりです!
ネタ切れしててメンタルもブレブレでした( ・∇・)
それでは本編スタート!


花見から数週間後、僕達は高3となった

僕の調子も戻ってきたので、リサは自分の家に戻った

今日は始業式である

教室にて

リサ「晴人おっは〜☆」

晴人「おはよ」

そして僕達は体育館に行き、校長の話を聞き、始業式を終えた

相変わらず校長の話は長い

放課後になり、スマホを見ると、花音からメッセージが来ていた

晴人「「今日お出かけ出来る?」か……」

晴人「出来るよって返しとこ」

リサ「晴人〜帰ろー」

晴人「うん」

リサとの帰り道

リサ「晴人〜今日どっか行こ〜?」

晴人「ごめん。今日は花音と遊ぶ約束してるから。」

リサ「ふーん…彼女を差し置いて他の子と遊ぶんだ〜……( ̄・ω・ ̄)

……最近花音と遊ぶの多くない?」

リサが疑いの目を向けてくる。

晴人「千聖がフランスに行ってからずっと元気が無いから落ち着くまで面倒見てあげてって薫に言われたんだ。」

リサ「そうなんだ。」

晴人「うん。」

晴人「また今度ね。」

リサ「分かった。アタシこっちだから、じゃあね。」

晴人「じゃ。」

家に帰り、支度をして、花音を迎えに行った

花音の家に着き、インターホンを押すと、母親が出てきた

花音母「あら!晴人君じゃない。どうしたの?」

晴人「花音と遊ぶ約束してて、迎えに来ました。」

花音母「そうなのね!花音ー!晴人君が来たわよー!」

2階からはーいと花音の返事が聞こえた

花音母「あの子、千聖ちゃんが引越してから元気が無くなっちゃってたけど、すっかり元気になったわね。晴人君のおかげよ。」

晴人「いえいえ。」

花音母「ホント、嫁に貰って欲しいわ〜。」

晴人「彼女居るんで…」

花音母「え!彼女さん居るのに遊んでて大丈夫なの?」

晴人「ま、まぁ。」

花音母「そう。程々にしとくのよ?」

晴人「はい。」

そんな話をしていると、花音がクラゲのゆるキャラの「くらげちゃん」のリュックを背負って降りてきた。

花音「お待たせ!晴人君!」

晴人「おう。」

花音母「行ってらっしゃい花音。」

花音「行ってきます!」

駅に向かう道中

晴人「今日はどこに行くんだ?」

花音「今日はね、2駅先に新しい水族館が出来たから、そこに行きたいな!」

晴人「分かった。」

電車に乗り、最近あった事などを話していると、水族館に到着した。

スタッフ「2名様ですね。○○円になります。」

花音「お財布っと…」ガサゴソ

晴人「僕が払うよ。」

花音「いいの?」

晴人「うん。」

花音「ありがとう!」

チケットを持って館内に入る。

花音「綺麗…」

晴人「そうだね…」

幻想的な世界が広がっていた。

花音「あ!クラゲ!」

花音「可愛い…」

色々見終わった後、グッズコーナーに行くと、くらげちゃんと写真を撮れるイベントがやっていた

順番待ちが終わり、晴人達の番となった

スタッフ「くらげちゃんは〜?」

晴人・花音「可愛いー!」パシャ

スタッフ「撮れました!」

花音「ありがとうございます!」

水族館限定のグッズを見ていると、花音がじっとくらげちゃんの大きなぬいぐるみを見つめ、財布とにらめっこしていた。

花音「むむむ……」

晴人「……欲しいのか?」

花音「ふぇ!?べべ、別に可愛いなぁって見てただけだよ!?」

花音があたふたする。

晴人「ホントは?(あたふたしてるの可愛い…)」

花音「欲しい……です」

晴人「どれどれ……まあまあ高い……」

花音「……我慢するね。」

晴人「え?いいのか?」

花音「うん。」

花音「そろそろ帰ろ?」

晴人「う、うん」

水族館を出た。

晴人「あ!」

晴人が大きな声を出す。

花音「ふぇ!?ど、どうしたの?」

晴人「水族館のトイレに忘れ物した!」

晴人「取りに行くからここで待ってて!」

花音「う、うん!」

晴人は水族館に戻ってしまった。

数分後

晴人「ふい〜……あったぜ……」

花音「おかえり」

晴人「チケットが今日中は使えるやつで良かった……」

花音「その袋は?」

晴人「中見てみて。」

花音「……?」

花音が中身を覗く。

花音「え!?さっきのくらげちゃんのぬいぐるみ!?」

花音「ホントにいいの!?」

晴人「うん。」

花音「ありがとう……!」

晴人「帰ろっか」

花音「うん!」

晴人「あ、何か飲まない?喉が渇いてさ」

花音「近くにタピオカのお店があったからそこにしない?」

晴人「おけ」

タピオカ屋にて

店員「○○円です」

晴人が財布を出そうとすると、花音が先に財布を出していた

晴人「花音?」

花音「さっきのお返しって言ったらダメかな……?」

晴人「分かった。」

店員「ありがとうございましたー」

近くのベンチに座り、タピオカを飲む

花音「これから晴人君の家に行っていい?」

晴人「良いよ」

タピオカを飲み終わり、晴人の家へと向かった。

晴人の家にて

晴人「ただいま〜」

彩香「おかえり〜!あれ?花音ちゃんじゃん!」

花音「こ、こんにちは」

彩香「こんにちは!2人でどこに行ってたの?」

晴人「水族館だけど」

彩香「え?デート?」

晴人「普通に遊びに行っただけだよ」

花音「(で、デート////)」

彩香「そうだもんね〜リサちゃんが居るもんね〜」

晴人「そうだよ」

花音「(そうだった…リサちゃんが居るんだった…

なのに…私…)」

彩香「変なことだけはしないようにね〜」

晴人「はいはい」

リビングでご飯を食べ、晴人の部屋でくつろいでいた

花音「晴人君、膝枕して……?////」

晴人「良いよ」

花音「落ち着く……」

花音「ギューってして欲しいな…」

晴人「ギュー……」

晴人「(なんかめっちゃ前に体重かけてくる…)」

晴人「ちょ、倒れる!」バタッ

花音が晴人を押し倒した。

晴人「か、花音?」

花音「ごめんね…体が言う事聞かなくて…」

晴人「(息が荒い…何か変なの入れたっけ…?)」

花音「私ね…晴人君の事が好きだったの…

でも自分の性格のせいで…告白出来なくて…先越されちゃって…」

花音がポロポロと涙を流し始めた。

花音「それで晴人君を押し倒して…自分勝手だよね…」

花音「でも…気持ちが抑えれなくて…今すぐにでもキスしたいの…」

花音が唇を近づけてきた。

晴人「ま、待って!落ち着いて!」

花音「そう…だよね…」

晴人「とりあえず起き上がろ?」

花音「うん…」

晴人「えっと…僕の事が好きなのは分かったけど…

ここまでしなくても…」

花音「ごめんね…」

花音「気持ちを伝えて吹っ切れようと思ったけど…自分でもここまでするとは思わなくて…」

花音は俯いている。

晴人「そう…なんだ…」

花音「こんな事しちゃったら…友達じゃないよね…」

花音「じゃあね…」

花音が部屋を出ていこうとする。

晴人「待って!」

花音「…!?」

花音「は…晴人君…?」

晴人は花音を抱きしめていた。

晴人「こんな事で関係が終わる程花音との仲はやわじゃない!!!」

花音「で…でも…」

晴人「花音が大切な人だから引き止めてるんだ!大切じゃなかったらこんな事はしてない!」

花音「晴人君…」

花音「うっ…うぅ…!」

花音は晴人の胸で泣いた。

数十分後

晴人「落ち着いた?」

花音「うん…」

晴人「帰ろっか」

花音「分かった…」

花音の家にて

花音母「おかえりなさ〜い」

花音「ただいま!」

花音母「送って貰っちゃって悪いわね〜」

晴人「いえいえ、大丈夫です(泣いた跡はそんなに残ってないからバレてないか)」

花音母「これからも花音をよろしくね?」

晴人「はい。」

夜になり、花音は晴人に買ってもらったくらげちゃんのぬいぐるみを抱いて寝た。




いかがだったでしょうか?
感想お待ちしております!
それでは!


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第32話 Resolution

ども!
涼しくなってきましたね〜
それでは本編スタート!


いつからだろう。

花音の事を意識していたのは。

リサと付き合う前からだった気がする。

じゃあ何故リサと付き合ったのかって?

リサには世話になってたからなぁ。

……覚悟決めないとなぁ。

そういえば今日は、花咲川と合同の林間学校の班決めがあるらしい

 

 

 

 

 

 

 

教室にて

リサ「おはよ!」

晴人「おはよ」

リサ「(後でちゃんと伝えないと……)」

担任「皆さん座ってください。

今日は花咲川との合同林間学校の班決めです。

体育館に花咲川の生徒さん達が来ているので早速行きましょう。」

 

 

 

体育館にて

日菜「これから羽丘と花咲川の合同林間学校の話し合いをするよー!」

燐子「よろしく…お願いします…」

日菜「それじゃ班決め開始ー!」

体育館はガヤガヤしている

晴人「(やっぱ綾人達は人気だなぁ)」

班は5人編成だとか

リサ「晴人ー!一緒になろー!」

晴人「良いよ」

日菜「晴人くーん!一緒になろー!」

晴人「うん」

という事は?

紗夜「詩島君、私も良いですか?」

晴人「やはりか……」

紗夜「やはりとは?」

晴人「日菜は何をしでかすか分からないからね。」

紗夜「ふふ。5割はそうですね。」

日菜「何もしないよー!」

晴人「残りは……」

日菜「あたしと一緒に居たい!かな?」

紗夜「も、もう!日菜ったら////」

紗夜が顔を赤らめる。

晴人「(微笑ましいな。)」

晴人「後は1人か。」

女子生徒が話しかけてきた。

女子生徒「良かったら一緒になりたいです!」

晴人「あーごめん。入れたい人決まってるんだ。」

女子生徒「はーい…」

晴人が小走りで向かった先に居たのは……

晴人「花音ー!」

花音「あ!晴人君!」

花音「ギュー!」

晴人「わわっ!いきなり抱きつくなって!」

後ろを向くと……

リサ「はーるーとー?」ハイライトoff

日菜「それはるんって来ないよ晴人君」ハイライトoff

紗夜「今井さんが居ながら……」ハイライトoff

あ、死んだわこれ。

晴人「ぎゃああああ」

その後、色々な話し合いをして、昼休みになった。

リサ「晴人ー屋上行こー」

晴人「うん」

リサに言われ、屋上に向かった。

リサ「晴人、話があるんだ。」

晴人「何?」

リサ「……友達の関係に戻らない?」

晴人「何で?」

リサ「実はさ、好きな人が出来ちゃってさ。」

晴人「そう、なんだ」

リサ「ホントにごめんね…」

晴人「いいよ、別に。リサが幸せならそれでいい。」

リサ「晴人……」

晴人「ま、頑張れよ。(多分渡だろう。)」

晴人はそう言って屋上を後にした。

 

 

5時間目(合同林間学校の話し合いの続き)の休み時間

女子生徒a「詩島君彼女と別れて今フリーらしいよ〜」

女子生徒b「え?マジ?私告ろうかな〜」

女子生徒c「抜け駆けはダメだよ〜」

晴人「(え?広まるの早くね?あの時誰か居たのか?)」

女子の情報網恐るべし。

花音「(リサちゃんと別れたって事?つまり、チャンスが来たって事……?)」

花音「(本当だったら、これを逃したら次はもう……)」

花音は小さく呟いた。

 

 

 

今回は、ちゃんと振り向いてくれますように。




いかがだったでしょうか?
感想お待ちしております!
それでは!


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第33話 合同林間学校1日目

ども!
今回は林間学校です!
それでは本編スタート!


班決めから2週間後、4月下旬となり、林間学校の日となった。

 

 

バス車内にて

校長「これからバスは出発します!」

日菜「楽しみー!」

紗夜「日菜、あまりはしゃぎ過ぎないようにするのよ?」

日菜「はーい!」

リサ「楽しみだね晴人!」

リサが前の席から身を乗り出して言った

晴人「そうだな」

晴人「楽しみだな花音」

花音「うん!」

学年主任「これから、カラオケ大会を始めたいと思います!」

バス車内が盛り上がる

晴人「(……マジ?)」

学年主任「じゃあ誰からやるか?」

リサ「晴人が良いと思いまーす!」

日菜「あたしもー!」

女子生徒「賛成ー!」

こいつら悪ノリしやがって……

学年主任「じゃあ詩島君!どうぞ!」

晴人「……はーい」

曲を選んでいると

晴人「(これあるんだ)」

ピッ

曲のイントロが流れる。

友希那「(この曲は……以前解散したバンドの…)」

晴人「それでは聴いてください」

晴人「a fact of life」

 

 

曲終了後、大歓声があがった

男子生徒「すげぇーーー!」

綾人「よっ!我らがリーダー!」

その後、彩がしゅわどりを歌って綾人がバジリスクタイムしてた

 

 

 

 

数時間後、ホテルに到着した

日菜「着いたー!」

担任「予定通り山を登るので自分の班の部屋に行ったら山登り用の服装に着替えてきて下さい!」

全員「はい!」

 

 

 

山登りのスタート地点

花音「登りきれるかな……」

花音が不安そうにする。

晴人「大丈夫だって。最悪僕がおぶって行くから」

日菜「えー!あたしもおんぶされたーい!」

紗夜「あなたは比較的体力があるでしょう……」

日菜「( ˘・з・)」

校長「それではスタート!」

こうして、山登りがスタートした

歩いていると、彩たちの班に会った

晴人「お、彩じゃん」

彩「晴人君達だ!やっほー!」

日菜「彩ちゃーん!」

晴人「彩、体力はどうだ?」

彩「まだまだ行けるよ!」

晴人「そうか。」

ちなみに彩の班のメンバー構成

燐子

麻弥

達也

友希那

あ、薫は自分のファンの子とだとか

燐子「登りきれるか…心配です…」

リサ「大丈夫だよー燐子!」

リサが燐子を励ます。

あと、綾人と真司と和樹は凜寧達と登山RTAするとか言って走っていった。

……あいつら体力バケモンだからなぁ。

晴人「達也ーパスパレの2人が居るからって暴走するなよ?」

達也「しないよ!」

達也が顔を赤くする。

 

 

 

1時間後、頂上のゴール地点に到着した。

リサ「空気が澄んでて気持ちいい〜」

リサが深呼吸する。

日菜「そうだねぇ〜」

担任「到着した班からお昼ご飯ですよー」

お昼ご飯を食べていると花音が

花音「はい、あーん」

晴人「あーん」

晴人「美味しい」

花音「ありがとう!」

彩「いいな〜」

お昼ご飯を食べ終わり、下山した

 

 

 

ホテルに戻り、自由時間の後、夕食となり、肝試しになった

花音「ふぇぇ…怖いよ…」

晴人「大丈夫だよ、僕が居るから」

校長「それでは肝試しスタート!」

結構悲鳴が聞こえる

そして、僕達の番になった

歩いている時に花音がすっとくっついてくるので歩きにくかった。

帰ってきた頃には怖さで泣いていた。

リサは……めっちゃ泣いてた。

僕達はホテルに戻り、一日を終えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し時間は戻り、お昼過ぎ

???「やっとね……」

???「(妹はそんなにだったけれど……お母さんとお父さんが説得するのに本当に時間がかかったわね…)」

???「帰ってきたよ、はるくん」

 




いかがだったでしょうか?
感想お待ちしております!
それでは!


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第34話 合同林間学校2日目

どもども!
今回は2日目です!
それでは本編スタート!


今日は2日目である!!!!!!

今日は川遊びだ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

僕達は、川へと向かい、水着に着替えて川遊びをしていた。

渡「楽しいねりーちゃん!」

リサ「そうだね!」

晴人「(リサと渡の距離が近い気がする……)」

そんな事を考えていると、後ろから水がかかってきた。

振り返ると、花音が居た。

花音「晴人君!遊ぼ!」

晴人「うん!」

僕達が遊んでいる場所の奥には、凜寧と凜寧のバンドメンバーや綾人達がドッヂボールをしていた。

ドッヂボールは川でするものなのか……?(困惑)

意外と白熱していて楽しそうだった。

あ、そういえば燐子は?

河原の方を見ると、燐子は本を読んでいた。

川で本か……と思っていると、彩が燐子に話しかけていた。

彩「燐子ちゃんも川遊びしよーよ!」

燐子「私は……大丈夫です……」

紗夜「折角川に来たのですから、楽しみましょう」

リサ「そうだよー!」

リサが燐子を引っ張る。

燐子「わわっ……!」

リサが川に連れてこうとしていると、リサが手を離した。

あの感じは……滑った……?

リサ「あっ!」

ちょま!こっちに向かって来てるし!

燐子「詩島君避けてぇぇぇぇぇぇ!!!」

晴人「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」

ばしゃんと大きな音と水しぶきが上がった。

 

 

息苦しい。水の中だからだろうか。

しかし視界が暗い。

むにゅん

何これ……?柔らかい……

なんか「きゃっ!」って聞こえたような……

むにむに

やはり柔らかくて心地いい……

あ、視界が明るくなった。

起き上がろう。

待てい、燐子はめっちゃ顔赤くしてるし、リサと紗夜と花音と日菜と彩はめっちゃ顔が怖いし、いつの間にか薫が居て呆れた顔してるし!

紗夜「詩島君……あなたって人は……」

日菜「それはるんって来ないよ……?」

彩「何やってるんだか……」

麻弥「それはダメっすよ……」

リサ「晴人……(暗黒微笑)」

花音「晴人君……」

友希那「晴人……」

薫「全く君は……儚くないね……」

燐子「は、反省してください……!」

さっきの手の感触を思い出す。

あ……

さっきは燐子の尻を揉んでしまったようだ。

晴人「た、大変申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!!」

速攻で土下座する。

その後、めっちゃ説教された。

弁解の結果、不可抗力である事が認められ、許された。

しかし……

 

 

 

 

 

 

 

飯盒炊爨が始まるまでの自由時間

晴人「なぁ、燐子」

燐子「……(ぷいっ)」

晴人「悪かったって。謝るから。」

燐子「別に……良いです……」

その様子を近くで見ていたリサ達

リサ「あちゃー……拗ねらせちゃったか晴人……」

彩「しばらくは拗ねてそうな感じだね……」

晴人「ホントにごめんって。」

燐子「じゃあ……ギューってしてくれたら……許してあげます……」

晴人「分かった。」

晴人「ギュー……」

燐子「ギュー……」

とても柔らかい感触が……

燐子「あ……そろそろ時間ですね……」

燐子がそう言った瞬間、イノシシだー!という声が聞こえた。

晴人「イノシシ!?」

晴人「逃げよう!燐子!」

燐子「はい……!」

しかし時すでに遅し。

イノシシがこちらへと向かってきた。

晴人「嘘だろ!?」

晴人「(包丁は……1本か……)」

僕は包丁をイノシシの頭蓋骨に刺すことを考えていた。

1発勝負か。

晴人「1……」

晴人「2……」

晴人「3!!!」

イノシシの突進をジャンプで避け、すぐに頭蓋骨に刺す。

奥まで刺さったのか、イノシシはすぐに動きが止まった。

晴人「ふぅ……」

わぁぁぁぁぁと周りが歓声をあげる。

日菜「すごいね晴人君!」

しばらくすると全員が僕の周りに居た。

その後、特に問題も無く飯盒炊爨が出来た。

自分達で作ったカレーはおいしかった。




いかがだったでしょうか?
次回は林間学校最終日です!
ついにあの人が復活します!
それでは!


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第35話 最終日と幼馴染と居候と

どもども!
今回は最終日です!
それでは本編スタート!


今日は最終日である!!!!!!

 

 

 

 

 

バス出発までの自由時間

僕はボーッとしていると、友希那に話しかけられた。

友希那「晴人、少し良いかしら?」

晴人「うぇ!?」

友希那「ど、どうしたのかしら?」

晴人「ごめん、ボーッとしてた。」

友希那「そ、そう。そういえば、話なのだけれど……

ラビドラは、いつOverlordとして復活するのかしら?」

晴人「あー、それね。そろそろかなぁとは思ってる。」

友希那「そう。」

晴人「復活したらデスコアとメタルコアに戻ろうかなぁって考えてる。」

友希那「つまり、クリーンは封印するって事かしら?」

晴人「そうだな。」

そんな話をしていると、出発の時間となった。

晴人「そろそろ行こうか。」

友希那「えぇ。」

車内ではレクリエーションをやっていたらしいが、僕は眠過ぎて花音の肩に頭を乗せて寝ていた。

 

 

 

 

 

 

しばらくして、学校に到着し、花音に起こされた。

花音「晴人くーん、起きて〜」

晴人「ん……んん……」

晴人「ふわぁ……良く寝た……」

花音「寝顔とっても可愛かったよ!」

晴人「う、うん……」

その後、校長の挨拶を終え、花音とリサと一緒に帰っていた。

リサ「ちゃんと休むんだよ?晴人」

晴人「うん……」

リサ「あ、近くなったからじゃあね」

花音「私もじゃあね」

晴人「じゃ」

花音達と別れ、1人で帰っていた。

 

 

 

 

しばらくして、家に到着した。

家のドアを開け、靴を脱いで荷物を起き、リビングに入るとそこには……

千聖「あ!おかえり!はるくん!」

千聖が居た。

晴人「ち、ちーちゃん?」

え?フランス行ったハズでは……

帰ってきたのか……?

後で聞くか……

僕は千聖を抱きしめる。

晴人「ただいま、ちーちゃん。」

千聖「会いたかった……会いたかったよぉ……!」

晴人「僕もだよ……!」

その後、彩姉に事情を説明してもらい、千聖は居候する事になった。

……ん?

居候!?

彩姉から聞いた話だと近いうちにパスパレに復帰するみたいだし、つまりアイドルと同居するのか!?

や、やばい……

家が隣なのと同居は訳が違う!!!

千聖「改めてよろしくね!はるくん!」

晴人「う、うん」

とりあえず今日は寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日は休日だった。

えっと、今日は達也と和樹で今人気が出てるバンドのライブに行くんだったっけな

そのバンドには前に友希那をスカウトしようとしたチュチュってのが居るらしい

 

 

 

 

 

 

 

待ち合わせ場所に集合し、ライブ会場へと向かった

達也「あのバンドはドラムが上手いんだよなぁ」

晴人「お前程じゃないだろ」

達也「まぁな!」

和樹「認めるのかよ……」

しばらくして、会場に到着した

店員「3名様ですね!」

店員「こちらです!」

中へと入り、ライブ開始を待った

しばらくして、ライブが開始した

 

 

 

 

 

 

 

達也「いやー楽しかったな!」

和樹「そうだな」

晴人「んな」

なんだっけ、R・I・O・Tってのは印象に残ってる。

そういえばギターが居なかったなぁ。

僕達が帰ろうとすると、チュチュが話しかけて来た。

チュチュ「あなた達!ラビドラのボーカルのHarutoとキーボードのKazukiとドラムのTatsuyaじゃない!」

???「え!?マジか!?」

達也「マスキングさんですか?」

???「はい!自分、佐藤ますきって言います!」

達也「よろしく」

ますき「よろしくっす!」

チュチュ「私はプロデューサーのチュチュよ。

よろしく。」

パレオ「パレオです!」

晴人「あれ、よくパスパレのライブに来てくれる……」

パレオ「え!?覚えてくれてるんですか!?」

晴人「うん。ライブに合わせて髪の色変えてるし。」

パレオ「パレオはとても嬉しいです!」

レイヤ「レイヤです。よろしく。」

晴人「よろしく。」

一通りの挨拶が終わり、帰ることになった。

晴人「あ、パレオ」

パレオ「はい!何でしょう?」

晴人「実はち……

……いや、これは後のお楽しみにしておこう。」

パレオ「気になりますー!」

晴人「じゃ、また。」

解散し、家に帰った。

 

 

 

 

 

 

帰宅すると、千聖がくつろいでいた。

千聖「おかえり!はるくん!」

千聖が抱きついてきた。

晴人「ただいま」

その後、夕食を食べて、寝た。




いかがだったでしょうか?
そういえば何故か感想が送れないみたいです…
自分でもよく分かりません…
どなたか分かる方居ましたら教えてください!
それでは!


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第36話 Towards a resurrection

どもども!
今回はバンドと少し日常編です!
それでは本編スタート!


林間学校から1週間程経ったある日の事。

僕達Rabbit Dragon改めOverlordは、復活に向けての準備をしていた。

茉莉花「楽曲の方向性とか変えたりするの?」

晴人「これからはクリーンがある曲は出さない。

あと、またデスコアもやっていくつもり。」

渡「喉大丈夫なんですか?」

渡が心配そうに聞く。

晴人「4、5年もやってれば管理の仕方くらい分かるさ。」

渡「そうですか。」

茉莉花「復活ライブはいつにするの?」

晴人「3日後にcircleでやるRoseliaとRASのライブにらんn……

サプライズで参戦する。」

チュチュのバンドはギターが入り、

バンド名はRAISE A SUILENに決まったらしい。

ギターの子はあこの友達だとか。

茉莉花「あなた乱入するって言おうとしたでしょ。」

綾人「はぁ……」

綾人が少し呆れた顔をする。

茉莉花「じゃあ、復活ライブはそこにするってまりなさんに言っておくね。」

晴人「はい。ありがとうございます。」

晴人「じゃ、僕はパスパレのミーティングがあるので。」

茉莉花「分かった。」

Overlordのミーティングを途中退席し、パスパレの事務所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パスパレの事務所に到着し、会議室のドアを開けると、千聖以外の4人が居た。

晴人「おっす、千聖は別件だっけ?」

イヴ「はい!そうです!」

彩「あっ、晴人君!」

晴人「おっす、彩」

しばらくすると、千聖が遅れて到着した。

千聖「すみません!別件が押してしまいまして……」

彩「ち………千聖ちゃぁぁぁぁぁん。゜(´∩ω∩`)゜。」

彩が泣きながら千聖に抱きついた。

千聖「もう、彩ちゃんったら。ふふっ。」

イヴ「お久しぶりです!チサトさん!」

日菜「久しぶり!千聖ちゃん!」

麻弥「久しぶりです!千聖さん!」

千聖「みんな久しぶり。」

やっぱパスパレはこの5人だ!

そう思っていると、スタッフが到着してミーティングが始まった

スタッフ「復活ライブはいつにしますか?」

千聖「うーん……少しブランクがあるから、2、3週間後でよろしいでしょうか?」

スタッフ「良いですよ。」

千聖「ありがとうございます。」

その後、少し話をしてミーティングが終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

今日は4時間授業だった。

下校の準備をしていると、日菜が話しかけて来た。

日菜「晴人君!一緒に帰ろー!」

晴人「分かった。」

下校中

日菜「楽しみだねライブ!」

晴人「そうだな。」

そんな話をしていると、彩と千聖と花音が帰っていた。

花音「あ、晴人君!」

晴人「花音じゃん。よっ」

花音「晴人君、今日ショッピングモール行かない?」

晴人「良いけど」

千聖「( ̄・ω・ ̄)ジー」

晴人「なんだよ千聖」

千聖が羨ましそうにこちらを見ている!

ショッピングモールに連れていきますか?

→連れていく

連れていかない

 

晴人「千聖も連れてって良いか?」

花音「良いよ!」

日菜「あたしもー!」

彩「私も!」

晴人「ん。えーと、今が12時半だから……

13時半くらいにショッピングモールの近くに集合で良い?」

4人「うん!(えぇ)」

帰宅し、準備をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はショッピングモールの近くで花音と千聖と一緒に彩と日菜を待っていた。

数分後、彩と日菜が到着した。

彩・日菜「お待たせー!」

晴人「よし、じゃあ行くか!」

 

 

 

 

ショッピングモールの中へと入っていった。

服屋にて

日菜「晴人君!これどうかな?」

日菜がニット帽を見せてきた。

晴人「こっちの色の方が良くね?」

日菜「あ、ホントだ!ありがと晴人君!」

彩「晴人君、ホントに女の子のファッション分かってるよね〜」

千聖「そうね。」

その後、雑貨屋などに行って楽しんだ。




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第37話 もはや言葉など不要である!!!

どもども!
今回はライブ回です!
それでは本編スタート!


ミーティングから3日後、サプライズ参戦のライブの日となった。

僕達が出る事は、まりなさんとスタッフ以外知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

circleにて

まりな「あ、キタキタ!」

晴人「こんにちは、まりなさん。

楽屋どこすか?」

まりな「こっちだよ!」

晴人「分かりました。

行くぞお前ら!」

5人「おう!」

 

 

 

 

 

楽屋で待機していると、ライブが始まった。

晴人「先攻はRoseliaか…」」

友希那「こんにちは。Roseliaです。

早速1曲目。ONENESS」

 

 

 

 

 

 

 

 

1曲目が終わり、メンバー紹介をして、その後4曲演奏した。

 

 

 

 

 

 

 

友希那「後攻はRAISE A SUILENの番。」

 

チュチュ「Hello everyone!

RAISE A SUILENのプロデューサーのチュチュと申します。」

チュチュ「ワタシ達はこのライブでRoseliaをぶっ潰す!!!」

ロック「あわわ……」

チュチュ「行くわよ!UNSTOPPABLE!」

 

 

 

 

この後、同じく4曲演奏して、投票待ちとなった。

 

 

チュチュ「それでは結果を発表したいと思います!」

結果、RASの勝利

チュチュ「Yes! Yes! Yes!

ワタシ達は勝ったのよ!」

友希那「……」

リサ「友希那……」

チュチュによるRASコールが終わった後、突如照明が全て消える。

リサ「え!?何!?」

そして少し低い加工の声のアナウンスが流れた。

???「Roseliaに勝利おめでとう、RAISE A SUILEN。

君達の活躍には期待している。」

チュチュ「だ、誰なの!?」

???「まぁ慌てなさんな。

僕から1つ話をしよう。」

???「僕達はさあ……色んなバンドと2マンして歩んできた。

……でも、本音言うとさ……申し訳無いけど、勝てないよ。どのバンドも。」

???「どんな物語にも、主人公ってのが居て、そいつは物語の途中で負けそうになる。 でも……絶対に負けないってのが主人公ってもんだろ。」

???「そんな主人公と一緒で……

僕達を倒せるバンドなんて誰1人居ないんだよ。」

???「なんでかって?だって……そりゃあこの物語の主人公は僕達……」

???「Rabbit Dragonしか居ねぇからよ!!!!!!」

観客が一斉に盛り上がる。

晴人「どんなバンドでも束になってかかってこいよ!!!

格の違い見せつけてやるよ!!!」

晴人「全員ぶっ倒して、バンドの頂点には僕達しか居なくしてやるからよ、最高の景色楽しんでくれよcircle!!!」」

観客「いぇぇぇぇぇぇぇい!!!」

曲が終わり、2バンドがスタッフに案内され退場する。

そして、僕達がステージに入る。

晴人「行くぞぉぉぉぉぉぉ!!!」

一斉に歓声があがる。

晴人「虚言NEUROSE!!!」

最初の歌詞を歌い、イントロが始まる。

 

 

 

 

 

 

 

2番が終わり、間奏に入る。

晴人「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

晴人がシャウトをする。

 

 

 

 

曲が終わり、MCに入る。

晴人「僕達……」

6人「Rabbit Dragonです!」

メンバー紹介後

晴人「Rabbit Dragonは……」

観客「(;・ω・)ごくり」

晴人「バンド名を変えます!」

観客「いぇぇぇい?」

晴人「えっと、新しいバンド名は、Overlordです!」

観客「おぉーーーーー」

晴人「お知らせも終わった事だし、次の曲行きますか!」

観客「いぇぇぇぇい!!!」

晴人「Next song is called! Black & Blue!」

イントロが始まり、僕が観客を煽る。

晴人「circle pitしろぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

 

 

 

 

曲が終わり、最後の曲となった。

晴人「次で最後の曲です!」

観客「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」

晴人「復活ライブだからねぇ」

晴人「Last song is called! Chelsea Smile!」

 

 

 

 

 

 

 

僕達は楽屋に戻り、帰宅する準備をしていると、Roseliaが入って来た。

友希那「晴人達が出るなんて聞いてないわよ?」

晴人「だってまりなさんぐらいにしか言ってないし。」

紗夜「そういえば、どのバンドも僕達には勝てないという聞き捨てならない事を言ってましたね。」

晴人「え、えぇ……」

綾人「(あ、地雷踏んだわこいつ)」

紗夜「確かに全てにおいて完璧です。しかし、いずれ

あなた達を超える存在が出てくるのでは?」

晴人「どうかな?」

紗夜「ふふっ。その自信、羨ましいです。」

晴人「じゃ、僕達帰るわ。」

紗夜「えぇ。それでは。」




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第38話 チャンスは唐突に

ライブから1週間が経ち、僕はRoseliaの練習を見ていた。

 

晴人「今日はここら辺にしよっか」

 

あこ「はーい!」

 

リサ「おっけー!」

 

 

 

 

練習を終え、カフェで一息ついていると

 

???「すみません、Roseliaの皆さんですか?」

 

友希那「はい、そうですが……」

 

???「私、SWEET MUSIC SHOWERの運営の者です。

今回こちらのイベントに出演していただきたく、こちらを伺いました。」

 

SMSスタッフ「OverlordのHarutoさんも

いらっしゃるのですね。よろしければ

Overlordも出演していただけると……」

 

 

 

 

 

 

帰宅中、SMSについて話していた。

 

友希那「晴人達も出るのね。」

 

晴人「まぁね。あ、そろそろcircleでライブだったような……」

 

紗夜「覚えてないのですか……?」

 

晴人「今月の予定を詰め込みすぎちゃってさ……」

 

リサ「も〜、あんまり頑張り過ぎると疲れちゃうよ〜?」

 

燐子「心配です……」

 

晴人「大丈夫だよ。」

 

リサ「心配だな〜」

 

 

 

 

 

1週間後、SMSの日となった

 

リサ「緊張する〜……」

 

晴人「リサ、深呼吸」

 

リサ「うん……」

 

司会者「それではRoseliaの皆さん、お願いします!」

 

友希那「行くわよ。」

 

 

 

 

 

友希那「こんにちは。Roseliaです。」

 

友希那「LOUDER。」

 

 

 

 

友希那「メンバー紹介行くわよ!」

 

 

 

友希那「次はONENESS。」

 

観客が一生懸命ペンライトを振っている。

 

 

 

 

しかし、歌っている途中で観客が少しずつ退席していく。

 

リサ「(え!?)」

 

燐子「(どんどん人が……)」

 

 

 

 

Roseliaのライブが終わり、自分達の番まで時間があったため、

僕は友希那達に手応えを聞くことにした。

 

晴人「どうだった?」

 

友希那「見てないのかしら?」

 

晴人「準備してたからさ。」

 

紗夜「人がどんどん離れて行きました……」

 

晴人「そうか……」

 

晴人「友希那、反省会は?」

 

友希那「今日はやらない。」

 

晴人「ん。」

 

 

 

 

司会者「それではOverlordの皆さん、お願いします!」

 

舞台に入り、挨拶をする。

 

晴人「どうも!Overlordです!」

 

晴人「まずはサークルピット出来ますか!?」

 

観客「おーーーーー!!!!」

 

晴人「もっとでかく!!!!」

 

真ん中で観客が反時計回りに走って大きな円が出来る。

 

晴人「This song is called!Pray For Plagues!」

 

 

 

 

 

 

 

SMSのライブが終わってからというもの、

友希那は厳しさを増すばかりであった。

 

友希那「ストップ。あこ、テンポが崩れているわよ。

……あこ、前回の練習で克服するように言ったはずよ。」

 

あこ「はい……」

 

 

 

 

翌日の練習でも、あこは同じ所を失敗した。

 

友希那「あこ、またテンポが乱れているわよ。」

 

あこ「ごめんなさい……」

 

友希那「前回も間違えた箇所を克服するように

言ったはずよ。何度も同じ事を言わせないで。」

 

あこ「はい……」

 

晴人「友希那、あこに少し当たり強くないか?

もうちょっと暖かい目で見てあげても……」

 

友希那「……ではもう一度。」

 

あこ「何度やったって、出来ないと思います。」

 

友希那「あこ?」

 

あこ「だってどうやったら上手くなるのか分からないし……!」

 

友希那「何度も練習するしか無いじゃない。」

 

あこ「それにSMSで失敗したのに反省会もやらないで……!

これじゃFWFに近づいてるのか遠のいてるのかも分かんないし……!」

 

友希那「遠のいてるわよ。今のあなたは。」

 

あこ「……何でですか!あこが上手じゃ無いからですか!」

 

友希那「そうよ。こんな事で音を上げるようじゃ、先が知れているわ。」

 

友希那「そんな甘えた様子で、このバンドに居る資格は無い!」

 

あこ「……っ!」

 

あこ「こんなの……こんなのRoseliaじゃないっ!!!」

 

あこがスタジオを飛び出して行った。

 

リサ「あこ!」

 

燐子「友希那さん……」

 

友希那「4人だけでも練習を続けましょう。」

 

友希那がそう言った時、燐子が泣きながら友希那に向かって話す。

 

燐子「どうしてそんな事……あこちゃんに言うんですか……?」

 

友希那「燐子……?」

 

燐子「私達……どれだけやっても……音なんか合いません……!」

 

燐子「こんな演奏……誰も振り向いてくれません……!」

 

燐子「だって……!誰もみんなの音……聴いてないから……!」

 

燐子もスタジオを飛び出してしまった。

 

リサ「燐子!」

 

晴人「(デジャブ……?)」

 

リサ「友希那、どうしちゃったの?そんな事言って……」

 

友希那「私はRoseliaを取り戻したいだけよ。」

 

晴人「え、僕が言わなければめっちゃ重たかった雰囲気の時の?」

 

友希那「そうよ。Roseliaに馴れ合いはいらない。

……クッキーはもういらない。」

 

晴人「あの時を取り戻しても意味無いと思うけどなぁ。」

 

友希那「……晴人?」

 

晴人「空気重い中でやってもつまんないし、

そんなに張り詰めたってねぇ。」

 

張り詰めていたって意味は無い。楽しくやるのが1番だ。

 

友希那「私達はFWFまで時間が無いのよ?

……今回もあなた達は出るのでしょう?」

 

晴人「……どうだろうね。」

 

晴人「ま、あの時を取り戻したいなら

あいつらが抜ける事を覚悟した方が良いかもよ?」

 

友希那「それは……」

 

晴人「じゃ、また。」

 

僕はスタジオを後にした。

解決策を考えるとするか……

 

リサ「晴人も行っちゃった……」

 

 

 

 

 

僕が帰宅している時、いきなり小学生?が現れた。

 

???「小学生じゃないわよ!!!」

 

晴人「心を読むなぁ!」

 

晴人「ていうかお母さんはどこ?お家分かる?」

 

???「バカにして……!」

 

聞いただけなのにキレられるんだが……

 

晴人「お名前は何て言うのかな?」

 

???「CHU²よ!チュチュ!」

 

晴人「あー……RAISE A SUILENだっけ?」

 

チュチュ「そうよ!RAISE A SUILENのプロデューサーのチュチュよ!」

 

中々ご立腹な様子で……

 

晴人「で、用件は?」

 

チュチュ「RAISE A SUILENはOverlordに対バンを申し込むわ!」

 

晴人「やだよ、めんどくさい。」

 

チュチュ「Why!?どうして!?」

 

晴人「FWFに出てさえもいない君らが勝てるわけ無くない?」

 

チュチュ「それは……」

 

晴人「あと海外にある野外のでかい箱でライブしたし、

君らよりよっぽど経験積んでるわけ。」

 

チュチュ「……」

 

晴人「……しゃーない、受けてあげるよ。」

 

チュチュ「ホント!?」

 

晴人「うん。」

 

あんな顔されたらちょっとね……

 

チュチュ「これがワタシの連絡先よ!」

 

チュチュがスマホのQRコードを出してきた。

 

晴人「ん。」

 

連絡先を交換して家に帰りました。




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第39話 This is a war

対バンの申し込みから3日後、ライブ本番となった。

 

場所は……dubだったかな。

 

一応友希那達は招待したけど……来たのはリサと紗夜だけだった。

 

ちーちゃんは仕事でした。

 

綾人「RASが先攻なんだっけ?」

 

晴人「そ。」

 

渡「そろそろ始まるみたいです」

 

 

 

RASのターンが始まった。

 

チュチュ「Hello, everyone!RAISE A SUILENの

プロデューサーのチュチュと申します。」

 

チュチュ「今回はご来場いただきありがとうございます。

このライブでの目標はただ1つ……」

 

チュチュ「Overlordをぶっ潰す!!!」

 

観客から黄色い声援があがる。

 

その頃楽屋では……

 

綾人「ぶっ潰すだってよw」

 

達也「舐められてんな〜w」

 

渡「六花ちゃんだ!」

 

真司「腕がなるねぇ……」

 

和樹「本気出しますか……」

 

晴人「だな。」

 

 

 

チュチュ「1曲目行くわよ!」

 

チュチュ「R・I・O・T」

 

電子音からイントロが始まり、観客がペンライトを振る。

 

 

 

 

晴人「盛り上がってんね〜」

 

綾人「な〜」

 

 

 

 

チュチュ「次の曲!」

 

チュチュ「UNSTOPPABLE」

 

 

 

 

チュチュ「最後!」

 

チュチュ 「EXPOSE 'Brun out!!!'」

 

ギターからイントロが始まる。

 

 

 

RASが3曲やった後、僕達のターンとなった。

 

晴人「どうも!Overlordです!」

 

観客からは大歓声があがる。

 

晴人「まずはメンバー紹介!」

 

 

〜メンバー紹介後〜

 

晴人「じゃあサークルピットしてー!」

 

観客が円状に走り回る。

 

晴人「それでは1曲目!あ、言い忘れてたけど新曲だよ!」

 

観客「おーーーーー!!!!」

 

晴人「This song is called! Unanswered」

 

素早いドラムとギターから曲が始まる。

 

観客A「Harutoのフライとガテラルえっぐw高校生のレベルじゃねぇw」

 

観客B「だよなw」

 

紗夜「ものすごいデスボイスになってますね……

……それに、とても楽しそうです。」

 

リサ「だね……」

 

 

 

 

 

晴人「Next song is called! Disengage」

 

ギターの重い音から曲が始まる。

 

会場は大きいサークルピットが起きてものすごく盛り上がっている。

 

 

 

 

 

2曲目が終わり、最後の曲となった。

 

晴人「Last song is called! Genocide」

 

ギターの重い音からすぐに素早いドラムで曲が始まる。

 

会場はカオスと化していた。

 

 

 

 

票の集計が終わった為、結果発表となった。

 

チュチュ「結果は……!」

 

Overlord 350票

RAISE A SUILEN 25票

 

チュチュ「Why!?」

 

晴人「言ったろ?経験の違いだよ。」

 

パレオ「チュチュ様……」

 

チュチュ「帰るわ……」

 

こうして対バンは僕達の勝利で幕を閉じた。




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