次元大戦 Cross to Baikin Shocker 襲来の龍姫(ドラゴネス) (ポコ太)
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プロローグ ~ 龍姫兵団ドルドラム ~

コラボ特別編のプロローグです。


~ とある世界 ~

 

「ドカンドカンドッカーーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

町民男性①「うわーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

 

町民女性②「きゃーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

 

謎の怪物兵「キーーーーーーーーーッキッキッキッ!!!」

 

この世界の騎士「な...何だこいつらは!?」

 

この世界の魔導士「つ...強すぎる...うぎゃーーーーっ!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!」

 

と、ここはとある次元に存在する剣と魔法が発達し、

 

多くの屈強な騎士や魔導士により、守護されている異世界。

 

だがある日、突如謎の大兵団に襲撃を受ける。

 

この世界中の騎士や魔導士が各地で応戦するも、

 

大兵団の圧倒的な力の前にまったく歯が立たず、

 

次々と蹂躙されていくのであった。

 

そして、とある場所では...。

 

大兵団の幹部①(通信)「姫様...こちらの制圧は完了致しました。」

 

大兵団の幹部②(通信)「ガッハッハッ!!こっちも全部殲滅したぞ。

 

           さすがワシじゃ!!」

 

大兵団の幹部③(通信)「こちらも任務完了...。」

 

大兵団の幹部④(通信)「ルウェス姫様!!こっちも終わったゾ!!楽勝楽勝!!」

 

ルウェス「よ~し、みんなご苦労様!!まあ...僕は今、メチャクチャ退屈だけど。」

 

オニヅーカ「ぐ...ぐう...お...おの...れ...。」

 

この世界の長であり、最強の魔法騎士である『オニヅーカ』が、大兵団の団長

 

『龍将姫ルウェス』に戦いを挑んでいったが、

 

瞬く間に重傷を負わされて、倒れこんでいた。

 

ルウェス「ちょっとおじさん...ホントにこの世界で一番強いの?

 

     超~~~~弱すぎなんだけど!!拍子抜けもいいとこだよ!!」

 

この世界の騎士「オニヅーカ様!!おのれ...こうなれば!!」

 

この世界の魔導士「我らの誇りと意地を見せてくれる...覚悟せよ!!」

 

この世界の兵の大群「うおーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

 

「ドドドドドドドドドドド!!!」

 

ルウェス「へえ...面白いじゃん。ぜひ見せてよ!!」

 

「ドオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

この世界の兵の大群「うわーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

 

と、ルウェスは向かってくる兵の大群に、凄まじい闘圧を放って押し潰し、

 

粉砕した。

 

オニヅーカ「バ...バカな...我らが精鋭部隊が...こうも簡単に...。」

 

ルウェス「はあ...勘弁してよ。これじゃ弱い者いじめじゃん...。

 

     でも、ばいきんまん様の命令だからガマンしちゃうけど 」

 

オニヅーカ「こ...こうなれば、刺し違えてでもお前を葬ってくれる!!」

 

「ブウーーーーーーーーーーーーーーン...。」

 

ルウェス「ん?」

 

と、オニヅーカは最後の力を振り絞り立ち上がると、持っていた大剣に

 

強大な魔力を纏わせ、攻撃態勢に入る。そして...。

 

オニヅーカ「我が奥義...受けてみよ!!天地崩壊断(ハイパー・クラッシュ)!!」

 

「ドオオーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、オニヅーカは天地崩壊断(ハイパー・クラッシュ)を

 

ルウェスに向けて振り下ろすと、

 

そこから大爆発が起き、凄まじい衝撃と爆風が発生すると、大地が崩壊し、

 

上空を覆っていた暗雲を吹き飛ばした。

 

この世界の騎士「やった...やったぞ!!」

 

この世界の魔導士「オニヅーカ様!!バンザーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!!」

 

オニヅーカ「勝った...勝ったぞ!!我らの勝利だーーーーーーーーっ!!」

 

と、オニヅーカや騎士及び魔導士達は、勝利を確信したが....

 

ルウェス「ねえ、おじさん...これがあんたの本気の奥義って奴なの?

 

     かゆいんだけど。」

 

オニヅーカ「!!!!!!!!!!!!!?」

 

と、爆風で起きた砂埃が晴れた中から、天地崩壊断(ハイパー・クラッシュ)の直撃を

 

ノーガードで受けたルウェスが無傷の状態で姿を現しながら、そう語った。

 

そして、目の前の現実を受け止めきれずにいたオニヅーカや騎士達は、

 

驚愕と恐怖の表情を浮かべながら、ただただ呆然と立ち尽くしていた。

 

オニヅーカ「あ...い...う...え...お...」

 

ルウェス「はあ...おじさん、もういいや。ホントは僕、弱いやつを殺すのは

 

     好きじゃないんだけど、ばいきんまん様の為に...死んでちょうだい!!」

 

「ドボオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

オニヅーカ「ひでぶぷぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーーン!!!」

 

と、オニヅーカはルウェスの強力なボディーアッパーを上空へと吹き飛ばされると、

 

断末魔の悲鳴を上げながら、爆散していった...。

 

この世界の騎士「オ...オニヅーカ様がやられてしまわれた...。」

 

この世界の魔導士「この世界はもうお終いだ...うわーーーーーーーーっ!!」

 

ルウェス「『シーサイド』、後はお願い...つまんないから船に戻る!!」

 

シーサイド「かしこまりました姫様。では...。」

 

「パキパキパキパキパキパキーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

この世界の騎士「ひょえひょえひょえーーーーーーーーー!!!!!!?」

 

この世界の魔導士「あ....が....が...ち...ちめたい....。」

 

と、『シーサイド』という名前の眼鏡をかけており、水色のロングヘアーをした

 

竜人の女性がルウェスの命令で、残っていた騎士や魔導士達を一瞬で

 

氷漬けにし、全滅させてしまった。

 

ルウェス「シーサイド、早すぎ!!もう少し楽しみなよ!!」

 

シーサイド「私は姫様と違い、戦闘が趣味ではありません。それに、

 

      ばいきんまん様から『イーヴィルフォート』への

 

      緊急招集命令が先程ありましたので...。」

 

ルウェス「えっ...ホントに?やったーーーーーーー!!それを早く言ってよ!!

 

     この世界の制圧を早速、ばいきんまん様に褒めてもらえる!!

 

     でも、緊急招集って...何かあったわけ?」

 

シーサイド「今、我々がいるこの次元とは『別の次元』から、

 

     『次元の監視者(ダイダロス・アイ)』と名乗る2人組が

 

      イーヴィルフォートに来訪しているそうです。

 

      その件についてだと思われますが。」

 

ルウェス「次元の監視者(ダイダロス・アイ)?聞いたこと無いな...。

 

     まあ、戻ればわかるか。それよりも、その『別の次元』って所に

 

     居ないかなあ...この僕を、そして『龍姫兵団ドルドラム』を

 

     ワクワクさせてくれる奴は...。」

 

と、この世界の制圧が完了したルウェス率いる『龍姫兵団ドルドラム』は、

 

『ばいきんまん』がいる要塞イーヴィルフォートへと向かっていった。そして...

 

~ バイキンショッカー要塞『イーヴィルフォート』 ~

 

アルト「...という事だよ。」

 

バイエルン「いかがでしょうか?『ばいきんまん大首領閣下...。』」

 

ばいきんまん「ふ~ん、『次元の王』の力を持つねぇ...。3000年前に存在していた

 

       幾つもの次元を支配していた最強の王か。」

 

と、何か面白い話が無いか探していた悪の巨大組織『バイキンショッカー』を率いる

 

ばいきんまんの要塞イーヴィルフォートに突如、

 

『次元の監視者(ダイダロス・アイ)』と名乗る2人組、

 

アルトとバイエルンが来訪し、『次元大戦の世界』に存在している

 

『次元の王』及び、『その力を宿した13の武器』そして、その武器の契約者である

 

『次元の王候補(ディオケイター)』について、ばいきんまんと話をしていた。

 

ルウェス「『次元の王の力...次元の王候補(ディオケイター)』...。」

 

ガイ「面白そうじゃの。どうするんじゃ?ばいちゃん」

 

ばいきんまん「気に入った!その力、全部俺様が貰うとしよう!」

 

バイエルン「全部貰うとは...フッ、いきなり大きく出ましたな。」

 

ばいきんまん「俺様は貰う時は一つ残らず全部貰うの!それが強い力なら尚更だ!」

 

クッパ「確かに吾輩達の全平行次元制覇に役立ちそうだな!ガハハハハハ!!」

 

ばいきんまん「そういうこった。そんじゃ早速・・・おい!誰かその

 

       次元の王の力を奪ってこようって奴はいないか?」

 

ルウェス「はいはいはーい!!ばいきんまん様!僕に行かせて!」

 

ばいきんまんが周りにいる部下達に声をかけると元気に手を上げて

 

返事をするルウェスであった。

 

ばいきんまん「え?ルウェスちゃんが行くの?さっき戻ってきたばかりじゃないの。

 

       疲れてないかい?」

 

ルウェス「うん!!大丈夫!!さっきの世界の連中、つまんなかったし...。

 

     それに、何だかその次元の王候補(ディオケイター)って面白そう!

 

     久しぶりに強い奴相手に大暴れ出来るかなって!」

 

ばいきんまん「う~ん...でもルウェスちゃんをあんまり危ない目に

 

       合わせるのはな~...」

 

ルウェス「え~...ばいきんまん様、僕の事信用してくれないのぉ?」

 

ばいきんまんの言葉にルウェスは不服そうに頬を膨らませた。

 

ばいきんまん「いやいやまさか!ルウェスちゃんはとっても強いから信用してるよ!

 

       でもルウェスちゃんは俺様のお気に入りだし・・・」

 

?「ご心配には及びません、ばいきんまん様...。」

 

ばいきんまん「ハヒ?」

 

するとルウェスの後ろから五人の竜人を模した人物達が現れた。

 

ツイストム「姫様には我ら『五龍将』が付いております。」

 

シーサイド「何もご心配には及びません。必ずやその次元の王の武器

 

      とやらを手に入れて参ります」

 

ガンドルフ「ワシらのお任せ頂ければ容易い事でございますじゃ!!」

 

アグニカ「そうだゾばいきんまん様!あたしらはとっても強いし、

 

     姫様はもっともっと強いゾ!」

 

ダーグス「姫様が率いし我ら『龍姫兵団ドルドラム』にお任せを・・・」

 

ばいきんまん「『ツイストム』、『シーサイド』、『ガンドルフ』、

 

       『アグニカ』、『ダーグス』...そうだなルウェスちゃんには

 

        お前ら『五龍将』もいるしな。

 

        それにルウェスちゃんが負ける訳ないか。」

 

ルウェス「そうだよばいきんまん様。僕が負ける訳ないよ」

 

バイエルン「フフッ、余り甘く見ない方がいいと思いますが...

 

      『次元の王』そして『次元の王候補(ディオケイター)』...

 

      後、我々の次元に存在している戦士達は

 

      あなた方が思っている以上に強力ですよ。」

 

ルウェス「ふん!僕の力を知らないからそんな事が言えるんだよ!」

 

アルト「豆粒みたいなお子様の割には言うね。そんな弱そうな見た目の癖に

 

    威勢だけは大したものだな。」

 

ルウェス「...あ?」

 

『ドオオオオーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!』

 

アルト「ぐおおおおおーーーーーーーーーーーーっ!!!!?」

 

と、ルウェスはアルトを睨み付けると強大な闘圧を発生させて、

 

アルトを吹き飛ばした。

 

そして、バイエルンも吹き飛ばされそうになるが何とか耐える。

 

バイエルン「ほう...これはかなりの闘圧だな...。」

 

アルト「く...くそっ...このガキ!!ガッ!?」

 

ルウェスは何時の間にかアルトの上に移動すると『武装色の覇気』で

 

硬化した右足で踏みつけた。

 

ルウェス「僕をバカにするなんて言い度胸してんじゃん。弱い者いじめは

 

     あんまり好きじゃないんだけど...殺されたいのかな?」

 

アルト「ぐ...うぅっ!」

 

ルウェス「おや?君って『ピカピカの実』の能力でも持ってんのかな?

 

     悪いけどそんな能力で僕に勝てるとでも...」

 

『ピシーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!』

 

バイエルン「悪いがその辺にしていただけませんか?

 

      こんな奴でも私の相棒でしてね...」

 

バイエルンはそう言いながらルウェスの時間を止めたが、

 

時を止められている筈のルウェスは目線をバイエルンに合わせる。

 

バイエルン「ん?」

 

ルウェス「君は時間系の能力みたいだね?でも悪いけど

 

     時空操作系は僕も得意なんだよね」

 

バイエルン「ほう...これはとんだ失礼を。だが...。」

 

アルト「..........。」

 

「バリバリバリバリバリバリ!!!!!!!!!!」「ドカーーーーーーーーーーン!!!」

 

ルウェス「!!!!!!!!?」

 

と、ルウェスが踏みつけていたアルトの体が突如、電撃と化し、爆発した。

 

ツイストム「姫様!!」

 

シーサイド「お怪我は!?」

 

ルウェス「大した事ないよ!!けど、何よ今のは...。」

 

と、ルウェスはその爆発をまともに受けたが、大したダメージは無いようであった。

 

そして、バイエルンの隣に、再びアルトが出現した。

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

アルト「へえ、僕の『光分身(ライデイン・ミラージュ)』の

 

    爆発を受けてもその程度か。中々やるね...

 

    さっきの言葉は訂正してやるよ。」

 

バイエルン「ですが、我々を余り見くびらないでいただきたいものですな。」

 

ルウェス「分身だって...いつの間に...?」

 

ダーグス「貴様ら...。」

 

アグニカ「上等だゾ!!」

 

ばいきんまん「はいはい。そこまでなのだ!!」

 

そこにばいきんまんは歩いてきてルウェス達とバイエルン達の両方を止めた。

 

ルウェス「ばいきんまん様...。」

 

ばいきんまん「これ以上暴れて俺様の基地を壊さないの。お前等も...

 

       俺様達に喧嘩を売りに来たわけじゃないんなら...

 

       口の利き方には気をつけるんだな?」

 

バイエルン「これは申し訳ございません大首領閣下。そして、ルウェス姫。

 

      私の相棒がとんだ失礼を...アルト、謝罪しろ。」

 

アルト「...失礼致しました。」

 

ばいきんまん「わかればいいんだよ。さてと...収まった所で、

 

       そんじゃルウェスちゃんは

 

       早速その世界に攻め込む準備をして貰えるかな?」

 

ルウェス「う~ん...何か納得いかないけど...全ては、ばいきんまん様の

 

     言う通りに~!行くよ~皆!準備開始~!」

 

五龍将『はっ!姫様!!』

 

ルウェスが『次元大戦の世界』に攻め込む為の準備を進める為、

 

五龍将のメンバーと歩いて行った。

 

ばいきんまん「...おい、お前等確かバイエルンとアルトって言ったな?」

 

バイエルン「左様でございます。」

 

アルト「まだ何か用か?」

 

ばいきんまん「お前等もルウェスちゃんの部下としてついて行け。

 

       こちとらその世界は情報は全然無いからな。

 

       お前等が詳しくルウェスちゃんに説明しろ。」

 

アルト「部下だと...何故僕らが?」

 

ばいきんまん「何故だと?お前らうちの傘下に入りに来たんだろ?

 

       だったら言う事を聞くのは当然の事だろうが!!」

 

アルト「傘下だと!?貴様...何、寝言を!!」

 

憤ったアルトはばいきんまんに詰め寄ろうとするが、

 

バイエルンがそれを制止して、ばいきんまんの前にひざまづいた。

 

バイエルン「勿論でございます。是非とも我々をあなた方の傘下に

 

      加えて頂ければと...」

 

アルト「バイエルン!?何を...!!」

 

アルトはバイエルンに物申そうとするがバイエルンは

 

アルトにテレパシーで交信した。

 

バイエルン「(バカかお前は...忘れたのか?この連中はレグルス帝国軍や

 

      ギガデウス一派すら比較に成らんほどの巨大組織だ...。

 

      ましてや、バックにいるのが誰だかを...。)」

 

アルト「(ああ...そう言われればそうだったな。)」

 

バイエルンの言葉にアルトは何かを思い出した様子だった。

 

バイエルン「(『奴』だけは何があっても絶対に敵に回す訳には行かんからな...

 

       それに、我々がこの次元に来た『目的』を思い出せ。)」

 

アルト「(........。)」

 

バイエルン「(わかれば、今はこの連中に素直に従うのだ。良いな?アルト...。」

 

アルト「...了解。」

 

バイエルンの言葉にアルトは素直に従い、大人しくなった。

 

ばいきんまん「あ?何か言ったか?」

 

バイエルン「いえ...こちらの話でございます。では、大首領閣下...

 

      我々も準備をして参ります。行くぞ、アルト。」

 

アルト「了解。」

 

「シュン!!」「シュン!!」

 

と、バイエルンとアルトは、ばいきんまんにそう言いながら、

 

その場から姿を消した。

 

ばいきんまん「...けっ!!俺様が言うのも何だが、胡散臭い奴らだな...。」

 

ガイ「ばいちゃん...あの2人、信用できるのかい?」

 

クッパ「ガハハハハハ!!心配はいらん!!もし、奴らが裏切れば、

 

    吾輩達がひねりつぶせば良いだけの話よ!!」

 

ばいきんまん「それもそうだな!!よーし!!それじゃ、

 

       ゲームの続きでもやるとするか!!」

 

ガイ「望むところじゃ!!」

 

クッパ「次こそは、吾輩が勝つぞ!!ガハハハハハ!!!」

 

と、ばいきんまん達は、ガイとクッパを引き連れて、ゲームの続きをしに行った。

 

~ 『A.D次元第3世界』大貝町 ~

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

ワイバーン「キキキキキキキ!!!!」

 

龍魔神「...........。」

 

「ザワザワザワザワザワ.........。」

 

二階堂「お...おい...何だあれは...!?」

 

百田「りゅ...龍のでっかい戦艦...そして、化け物があんなに...。」

 

十条「まるで...世界の終わりの様です...。」

 

と、『龍姫兵団ドルドラム』の戦艦『ドラグキャリア』が、

 

艦隊で大貝町に出現した。

 

そして、その光景を目の当たりにした二階堂をはじめとする大貝町の人々は、

 

恐怖で震えている様子であった。

 

~ ドラグキャリアブリッジ ~

 

バイエルン「ルウェス姫様...ここが『A.D次元第3世界』でございます。」

 

ルウェス「...おい!!」

 

アルト「どうなさいましたか?ひ...姫様...。

 

    (何故、僕がこんな呼び方をしなければならない...。)」

 

ルウェス「話が違うじゃん!!ここには僕達をワクワクさせる

 

    『グラン・ゲインズ』とかいう奴らがいるんじゃなかったのか!?

 

     普通の人間ばかりじゃないかよ!!

 

     また僕に弱い者いじめをさせる気か!?」

 

シーサイド「説明していただきましょうか、バイエルン殿...。」

 

と、シーサイドは眼鏡を整えて、バイエルンを睨みながらそう言った。

 

バイエルン「『グラン・ゲインズ』はあなた方の様に、

 

      趣味で戦闘を行ったりは致しません。ですので、先程お話しした

 

      桑田進之介...『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナ』の

 

      出身地であるこの世界を破壊しつくす事で、奴らは必ず現れます。

 

      そして、破壊されたこの世界の光景を目の当たりにさせて、

 

      連中の闘志を爆発させた方が、ルウェス姫様達にも

 

      ご満足いただけるかと考えまして。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!なるほどのう!!それは名案じゃわい!!」

 

アグニカ「あたしもその意見に賛成だゾ!!やろうよ、姫様!!」

 

ダーグス「俺も、異論はない...。」

 

ツイストム「姫様...ぜひともご命令を!!」

 

アルト「フン...自身が無いなら、このまま尻尾巻いて帰ってもいいんだぞ?」

 

ルウェス「あ?お前...今度こそ死ぬか?」

 

「ブウーーーーーーーーーーーン...。」

 

と、ルウェスは闘圧を沸々と出し、そういいながらアルトを睨みつけた。

 

バイエルン「アルトよ...いい加減にしろ!!」

 

「バアーーーーーーッ!!!」「ドゴーーーーーーーーーーーーン!!!」

 

アルト「ぐああああーーーーーーーーーーっ!!!」

 

と、アルトの言葉に激高したバイエルンはすかさず、

 

紫色のエネルギー体を発生させて、

 

アルトを包み込むと、そのまま爆発させて、大ダメージを負わせた。

 

アルト「あ...が...が...」

 

バイエルン「バカが...姫様に向かって、何という口の利き方だ...。」

 

シーサイド「やれやれ...仲間割れですか?」

 

ツイストム「まあ...当然の報いだな。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!いいぞいいぞ!!」

 

ルウェス「バイエルン...お前...。」

 

バイエルン「姫様...馬鹿な相棒がとんだご無礼を...

 

      私からよく言い聞かせておきます。

 

      ですので、どうかこれで怒りをお沈めください。」

 

「チュッ...。」

 

ルウェス「!!!!!!!!!!!?」

 

と、バイエルンは再び、ルウェスの前にひざまずいて、右手をとると、

 

そのままルウェスの手の甲にキスをしながらそう語った。

 

そして、ルウェスは顔を真っ赤にしながら、怒りを鎮めていった。

 

ルウェス「お...おう...わかった...。」

 

バイエルン「ありがとうございます、姫様...。」

 

シーサイド「ほう....。」

 

ツイストム「あの男...姫様に何という無礼を!!殺す!!」

 

ルウェス「やめろ!ツイストム!良いんだよ!!

 

     まあ...ここはバイエルンの顔を立てて、

 

     その作戦でいってあげるよ!!それじゃ皆、制圧開始~!!」

 

五龍将「はっ!姫様!!」

 

 

 

 

 

と、ついに悪の巨大組織『バイキンショッカー』の傘下である

 

『龍姫兵団ドルドラム』が、『次元大戦』の世界に降臨した。

 

超絶的な力と軍事力を誇るこの兵団は、大貝町...

 

そして、『A.D次元第3世界』を滅ぼしてしまうのか...

 

現在、『A.D次元第5世界』にいる『グラン・ゲインズ』は

 

果たして、第3世界に現れ、この危機を救う事ができるのか...。

 

今後の展開は一体、どうなってしまうのであろうか!?

 

 

プロローグ ~ 龍姫兵団ドルドラム ~ ( 完 )

 




プロローグ終了です。


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第1話 ~ 終わる世界 ~

コラボ特別編第1話です。


~ A.D次元第3世界 大貝町 ~

 

ワイバーン「キキキキキキキ!!!!」

 

「ドカンドカンドカンドカンドッカーーーーーーーーン!!!」

 

町人男性「うわーーーーーーっ!!!!」

 

町人女性「きゃあーーーーーっ!!!!」

 

百田「ア...アニキーーーーーッ!!!!」

 

二階堂「ま...町が...俺達の町が...。」

 

十条「プリキュアの皆さんがいないのに...。」

 

と、第3世界に出現した『龍姫兵団ドルドラム』は、

 

龍将姫ルウェスの号令と共に、戦闘兵及び『五龍将』は

 

第3世界の各地へと散開し、破壊活動を開始した。

 

セバスチャン「町内の皆様!!早く非難を!!」

 

あゆみ「あ...あなた...。」

 

健太郎「ど...どうしてこんな事に...。」

 

「ドシーーーーーーーン!!!!!」

 

龍魔神「..........。」

 

百田「う...うわーーーーーっ!!!アニキーーーーーッ!!!」

 

十条「ひ...ひいーーーーーーっ!!!」

 

二階堂「く...くそっ...化け物め!!」

 

龍魔神「.........。」

 

「ブウーーーーーン...。」「ドオーーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、龍魔神は腹部の巨大竜頭の装飾からエネルギーをチャージし始めると、

 

凄まじい威力のビーム砲を二階堂達に向けて発射した。

 

百田「アニキーーーーーーーーーッ!!!」

 

十条「あ...あ...あ...」

 

二階堂「マ...マナ...進之介...助けてくれーーーーーーーっ!!!」

 

あゆみ「あなたーーーーーーーーーーっ!!!」

 

健太郎「あゆみーーーーーーーーーーっ!!!(マ...マナ....)」

 

東京クローバータワー「............。」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、龍魔神が放った『主砲』により、辺り一帯が大爆発を起こし、

 

大貝町のシンボルである『東京クローバータワー』をも崩壊させて、

 

町全体が一瞬で焦土と化し、壊滅してしまった。そして...。

 

 

~ ゲゲゲの森 ~

 

「ドカンドカンドカンドカンドッカーーーーーン!!!」

 

油すまし「うわーーーーーーーーーーっ!!!」

 

タンコロリン「ぎゃあーーーーーーーっ!!!」

 

ツイストム「ふん...脆いな...。」

 

と、五龍将の一人であるツイストムは、ゲゲゲの森を襲撃し、

 

住人である妖怪達や森を次々と蹂躙していった。

 

提灯お化け「な...何だよこいつは!!」

 

山小僧「き...鬼太郎達がいないのに...。」

 

かわうそ「弱音を吐くな!!こうなったら、妖怪の意地を

 

     見せてやる!!みんな、行くぞ!!」

 

住人の妖怪達「おおおおーーーーーーーーっ!!!」

 

と、生き残ったゲゲゲの森の妖怪達は、最後の意地で

 

ツイストムに特攻を仕掛けていくが...。

 

ツイストム「フン、下等種族共が...無限万雷(インフィニ・ママラガン)!!」

 

「バリバリバリバリバリ....。」「ドオオーーーーーーーーーーン!!!」

 

住人の妖怪達「ぎゃあーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」

 

かわうそ「き...鬼太郎...ごめんなさい...。」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドッドッカーーーーーーン!!!」

 

と、ツイストムは上空に暗雲を発生させると、そこから凄まじい威力の

 

雷の砲撃を無数に降り注がせると、大爆発を起こし、妖怪達を瞬く間に

 

消滅させて、ゲゲゲの森を壊滅させた。

 

ツイストム「フン...意地とやらを見せる間も無かったな。任務完了。」

 

と、ツイストムは壊滅したゲゲゲの森を不敵な笑みを浮かべながら

 

そう言い放ち、任務完了を宣言するのであった。その頃...。

 

 

~ 友枝町 ~

 

「ドゴオーーーーーーーーーーーン!!!」

 

ユエ「あ...ぐ...。」

 

桃矢「ユ...ユエ...」

 

ガンドルフ「ガッハッハッハッ!!!これで終わりにするかのう!!!

 

      『地皇龍の重力閃雨(ニーズヘッグ・グラビレイン)』!!

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!」

 

町人男性「ぎゃあーーーーーーーーーーっ!!!!」

 

町人女性「きゃあーーーーーーーーーーっ!!!!」

 

桃矢「さ...さくら...父さん...母さん...。」

 

ユエ「ケロベロス...後は...お前達に託すぞ...。」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーン!!!!」

 

と、ガンドルフは無数の重力球を発生させると、

 

そこから重力破壊光線を放ち、友枝町や人々を次々と

 

蹂躙していき、壊滅させた。

 

ガンドルフ「ガーーーーーーーッハッハッハッ!!!さすがワシじゃ!!」

 

モモ「とんでもない事になったわね...。」

 

ユナ・D・海渡「こうなれば...。」

 

と、ユナ・D・海渡と呼ばれる青年は、懐にある

 

懐中時計を取り出す。

 

モモ「ちょ...ちょっと!!何をする気なの!?」

 

ユナ・D・海渡「時間を1日前に戻します。そして...この事を

 

       『グラン・ゲインズ』に伝える事ができれば...。」

 

モモ「1日前ですって!?それじゃ、あなたの身が持たないわよ!!

 

   それに成功するかどうかも...。」

 

ユナ・D・海渡「それしか方法がありません!!では...

 

       『盟約の元、時よ...。』」

 

「ピシーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

モモ「...........。」

 

ユナ・D・海渡「..........。」

 

「シュン!!」「シュン!!」

 

アルト「余計な手出しはやめてもらおうか...『ユナ・D・海渡』。」

 

バイエルン「あいにく時間を操るのは、こちらの専売特許なのでね...。」

 

と、ユナ・D・海渡が海中時計で時間を戻そうとした瞬間、

 

モモと海渡も時間が停止し、アルトとバイエルンが現れた。

 

ガンドルフ「おお!!アルトにバイエルンではないか!!

 

      どうしたのじゃ?」

 

アルト「この国の制圧は、あらかた終わったようだな。」

 

バイエルン「姫様からの命で、これから世界制圧に迎えとの事だ。

 

      今からあなたを送り込む。既に他の五龍将も制圧を

 

      開始しているぞ。」

 

ガンドルフ「おお!!さすがは皆の衆じゃ!!では急がねばワシの分が

 

      なくなってしまうぞい!!」

 

バイエルン「ではガンドルフ殿...武運を祈る。」

 

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

と、バイエルンは空間にゆがみを発生させて、

 

ガンドルフに向けて放つと、その場から

 

ガンドルフが姿を消して、次の戦場へと転移させた。

 

アルト「やれやれ、何という単細胞で野蛮な連中だ...」

 

バイエルン「そう言うな...おかげでここまでは計画通りだ。

 

      さて...悪いが、君達にはしばらく

 

      大人しくしていてもらおうか。」

 

アルト「全てが終われば解放してやるよ。」

 

モモ「...........。」

 

ユナ・D・海渡「............。」

 

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

と、バイエルンは再度、空間にゆがみを発生させて、

 

モモと海渡を閉じ込めた。

 

バイエルン「さて...これで計画の第1段階は終了だ。

 

      戻るぞ、アルト。」

 

アルト「了解」

 

「シュン!!」「シュン!!」

 

と、バイエルンはそう言いながら、アルトと共に

 

その場から姿を消して、ドラグキャリアへと戻っていった。

 

こうして、大貝町を始め、ゲゲゲの森、友枝町、

 

そして、日本各地は瞬く間に制圧された。

 

その後、五龍将を始めとする兵団の戦闘員達は、

 

バイエルンの手により、世界各地へ転移し、

 

世界制圧を開始するのであった。その頃、第5世界にいる

 

『グラン・ゲインズ』は....。

 

 

~ A.D次元第5世界 アルテミス内部 ~

 

マナ「第5世界に来て、もう一週間か...。」

 

六花「早いわね。」

 

ありす「こちらに来てからは戦闘の連続でしたから...。」

 

真琴「わかってはいたけど...やっぱり、大変だったわね!!」

 

亜久里「これしきの事で、音を上げるなんて...修業が足りませんわね!!」

 

レジーナ「そう言う亜久里はどうなのよ!!」

 

亜久里「わたくしは、シン様のお役に立つ為に日々、己を磨いていますわ!!

 

    遊んでばかりのあなたと一緒にしないでくださいます?」

 

レジーナ「何ですって!?妹のくせに、生意気ね!!」

 

亜久里「わたくしは、あなたを姉と思った事は一度もありませんわ!!」

 

ねこ娘「あんた達、相変わらずね!!」

 

目玉おやじ「じゃが、仲が良いのう。結構結構!!」

 

鬼太郎「そうですね、父さん。」

 

犬山まな「うらやましいなあ...私は一人っ子だから...。」

 

ケロベロス「さっき、マナも言うとったけど、こっちに来て

 

      一週間か...さくら、そろそろホームシックに

 

      なっとるんやないか?」

 

さくら「もう、ケロちゃん!!そんな事ないよ!!でも、

 

    お兄ちゃんやお父さん、雪兎さんや友枝中のみんなは

 

    元気にしてるかなって、時々思うけど...。」

 

知世「さくらちゃん、大丈夫ですわ!!きっと皆さんは

 

   元気にしていますとも!!」

 

砂かけ婆「ゲゲゲの森のみんなは元気にしとるかのう?」

 

子泣き爺「まあ...あそこはそうそう見つかるところでは

 

     無いからのう...。」

 

アデル「私が言えたことではないが...心配することはないだろう。」

 

アニエス「そうね、お姉さま!!」

 

ねずみ男「けっ!!そんな事言ってると、今にメチャクチャに

 

     されちまうぜ!!森もお前らの町もよ!!」

 

ねこ娘「ねずみ男!!あんた、つまらない事を言ってんじゃないわよ!!」

 

「シャキーーーーーーーーーン!!」

 

ねずみ男「ひいーーーーーーーーっ!!」

 

と、ねこ娘はねずみ男に向けて、鋭い爪を立てた。

 

小狼「でも、ねずみ男が言ってる事も気がかりではあるな...

 

   特に大貝町は、ほら...ジコチューを始め、

 

   次元の監視者(ダイダロス・アイ)やレグルス帝国軍...

 

   そして、ゴクウブラック達と、色んな敵に襲われているから...。」

 

六花「でも、シンは今、こっちにいるわけだから、そうそう

 

   襲われることはないと思うけど...。」

 

ケロベロス「それに、次元の監視者(ダイダロス・アイ)か...

 

      最近、姿見せんけど、どうしたんやろうな?」

 

なぎさ「バイエルンにアルト...だったかな?あの2人の

 

    目的って、そもそも何なの?」

 

マナ「シンを新たな『次元の王』に擁立する事だって

 

   言ってたよ。でも、それ以上の事は

 

   何もわからないんだ。」

 

真琴「おまけに、胡散臭すぎるし...いつ敵に回るか、

 

   わかったものじゃないわ!!」

 

ありす「四葉財閥の情報網を駆使しても、これといった事は

 

    わかりませんでしたから...仮に敵になっても、

 

    すんなり『クシャポイ』というわけには

 

    行きませんしね...。」

 

メリオダス「俺達は、あの2人には随分、世話になったけどな!!」

 

キング「リオネスやオイラ達を、十戒やギガデウス一派から

 

    救ってもらって、団長と合流させてもらったからね!!」

 

マーリン「だが、油断は禁物だな...我々をグラン・ゲインズに

 

     加入させたのも、何か裏があっての事かもしれん...。」

 

さくら「でも、そのおかげで、マーリンさんやみなさんに

 

    出会えたんです!!わたしは、あの2人には感謝しています!!」

 

ディアンヌ「さくらったら...相変わらず良い子だね!!

 

      小狼...幸せ者だよ!!」

 

小狼「そ...そうかな...?」

 

さくら「しゃ...小狼君...。」

 

ゴウセル「さくらと小狼の心拍数、急激に上昇...。」

 

バン「へへっ...。」

 

エスカノール「若さとは素晴らしいですね...。」

 

マナ「さくらちゃんと小狼君を見てたら、あたしも

 

   胸がキュンキュンしてきたよ!!」

 

六花「久しぶりに聞いたわね、マナのその台詞!!」

 

真琴「それだけ、この戦いに対して、心の余裕が

 

   出てきたって事ね!!」

 

「シューーーーーーン...。」

 

ラピス「おーーーーい、姫姉さまが全員、

 

    ブリッジに集合だってよ!!」

 

ねこ娘「ああ、そういえば、新メンバーの紹介するって

 

    言ってたわね!!」

 

鬼太郎「この前の戦闘で、一気にメンバーが増えたからね!!」

 

メリオダス「さてさてさーて!!それじゃ皆さん、行きますか!!」

 

マナ「はい!!」

 

一同「了解!!」

 

と、マナ達はアクアに呼ばれて、ブリッジへと

 

向かっていった。そして...。

 

~ ラスト・ウォーリア基地内 ~

 

進之介「魔法剣(アタック・ヴァイト)!!疾風斬(カマイタチ)!!」

 

「ズババババババババッ!!!」

 

ゼロライザー(マサト)「うわーーーーーーーーっ!!」

 

沖原「そこまで!!」

 

一方、ラスト・ウォーリアでは、昨日から

 

進之介とマサトが摸擬戦を行っていた。だが、マサトは

 

進之介から1勝もできず、通算0勝50敗となった。

 

ぬらりひょん「やはり...力の差は歴然ですね...。」

 

エンマ大王「うーん...しかも、進之介は変身すら

 

      してないからな...。マサトにはもう少し、

 

      頑張ってもらわないとな...。」

 

ゼロライザー(マサト)「す...すみません。進之介君...

 

           もう一本、お願いしてもいいかな?」

 

進之介「うん、良いよ!!」

 

沖原「いや、ここまでだマサト。無理はするな...。」

 

美香の声「その通りよ、マサト君。動きは最初に比べて、

 

     随分、良くなってるわ!!自信をもって

 

     行きましょう!!」

 

進之介「そうだよ、マサト君。」

 

ゼロライザー(マサト)「ありがとう美香、進之介君。

 

           それじゃ...。」

 

「シューーーーーーーン...。」

 

と、ゼロライザー(マサト)は変身を解き、元のすがたに戻った。

 

マサト「ふう...。」

 

美香「マサト君、お疲れ様!!」

 

マサト「美香もお疲れ様。進之介君も付き合ってくれて、

 

    ありがとう!!」

 

ナツメ「何かあの2人、良い感じね!!」

 

トウマ「うん。そうだね!!」

 

アキノリ「ずっと気になってたんだけどよ...。

 

     ゼロライザーは何で、あの2人で

 

     変身してるんだ?」

 

アヤメ「シン君は、一人でラグナに変身してるのに...?」

 

レイス「聞いても答えてはもらえないだろうけどね。」

 

沖原「その通りだ、神官レイス殿...。

 

   ゼロライザーについては、トップシークレットですからね。」

 

エンマ大王「それじゃ逆に聞くが、お前は何で、進之介を

 

      次元の王にしようとしているんだ?」

 

レイス「確かに、きっかけを与えたのは、私や

 

    次元の監視者(ダイダロス・アイ)の2人だが...。

 

    最終的には我が主が自分自身で決めたことだ。

 

    まあ、次元の監視者(ダイダロス・アイ)の2人が

 

    何を考えているかは、私にもさっぱりわからないけどね...。」

 

エンマ大王「まあ...進之介はともかく、俺はまだ

 

      お前やあの2人を信じたわけじゃねえ...

 

      もし、お前らが天滅槍(ゼロライド)を奪おうとするなら、

 

      こっちも黙っちゃいないぜ!!」

 

ぬらりひょん「そういう事だ。」

 

レイス「ほう...何やら訳ありの様だね。それとも、

 

    何か奪われてはマズい理由でもあるのかな?」

 

と、そう言いながら互いに睨みあうレイスとエンマ大王。

 

ナツメ「ちょ...ちょっと2人共、やめてください!!」

 

ケースケ「そ...そうだよ、こんな所で!!」

 

と、咄嗟にレイスとエンマ大王の間に割り込み、

 

制止するナツメとケースケ。

 

エンマ大王「悪い悪い、ついな...。」

 

進之介「そうだよレイス。喧嘩はよくないよ!!

 

    それと、天滅槍(ゼロライド)を奪おうとするのも

   

    ダメだよ!!」

 

レイス「やれやれ...相変わらず人が良すぎるな、我が主...。

 

    とても、あの2人が生み出したとは思えないね。」

 

アヤメ「えっ!?」

 

アキノリ「マ...マジかよ!?」

 

トウマ「次元の監視者(ダイダロス・アイ)の2人が、君を?」

 

ぬらりひょん「大王様、そういえば彼は...。」

 

エンマ大王「ああ...次元の監視者(ダイダロス・アイ)の2人が

 

      生み出した『シン・ザ・バーネット』って奴の

 

      実験体(クローン)だったな...。」

 

マサト「実験体(クローン)...?進之介君が!?」

 

美香「........。」

 

沖原「....。(クローンか...『マサキ』と同じ様な事を...。)」

 

ナツメ「それって...みんな知ってることなの?」

 

進之介「ううん、マナ達やミリカ、そしてメリオダスぐらいしか

 

    知らないと思うよ。」

 

アキノリ「それを考えたら、何かスゲー事聞いちまったな...。」

 

アヤメ「そうよね...ここだけの話にしないとダメよね。」

 

進之介「ああ、別にいいよ!!あんまり気にしてないし。」

 

レイス「....。(あの2人とは、第5世界に来てからまったく連絡が

 

    取れなくなっている。何かを企てているのか、それとも...。)」

 

「ピカーーーーーーーーーーーーン!!」

 

と、レイスが左手に持っていたノートが突如、光りだした。

 

アキノリ「な...何だ!?」

 

トウマ「ノートが光っている...。」

 

レイス「やれやれ...噂をすれば、あの2人からか。どれどれ...?」

 

と、レイスが光っているノートに目をやると...。

 

レイス「!!!!!!!!!!!!?こ...これは!?」

 

エンマ大王「おい、どうした!?」

 

ナツメ「レイスさん、何かあったんですか!?」

 

レイス「我が主...アルテミスに戻ろう。」

 

進之介「えっ!?レイス...急に何なの?」

 

レイス「緊急事態だ...それもかなり深刻なね。

 

    ミリカ君にも急いで連絡せねば

 

    ならないだろう。」

 

進之介「わかった!!行こう、みんな!!」

 

ナツメ「うん!!」

 

トウマ「ああ!!」

 

アキノリ「何がどうなってるんだよ!?」

 

沖原「マサト...美香...お前達も行くんだ。」

 

美香「はい!!行くわよ、マサト君!!」

 

マサト「わかった!!」

 

と、進之介達は、急いでアルテミスへと戻っていった。

 

ぬらりひょん「大王様...。」

 

エンマ大王「ああ...何かとてつもなく嫌な予感がするな...。」

 

~ アルテミスブリッジ ~

 

アクア「みんな集まったわね!!それじゃ、新メンバーを紹介するわ!!」

 

光「私、獅堂光です!!」

 

海「龍咲海と言います!!」

 

風「鳳凰寺風と申します。よろしくお願いします!!」

 

クレフ「セフィーロの魔導士クレフだ。とはいえ、

 

    今は魔力を使い果たして魔法は使えないが、

 

    よろしく頼む。」

 

零「俺は大神零、コードブレイカーだ。」

 

刻「俺は刻、以下同文。」

 

遊騎「ワイは遊騎や。」

 

泪「お前ら...真面目に自己紹介しろよ!!

 

  俺は八王子泪。よろしくな!!」

 

平家「私は平家将臣です。以後、お見知りおきを...。」

 

マイ「私の名はマイです!!」

 

トランクス「俺の名はトランクスと言います。よろしくお願いします!!」

 

マナ「みんな、拍手ーーーーーっ!!」

 

「パチパチパチパチパチ!!!」

 

「シューーーーーン。」

 

レイス「盛り上がっている所、すまないが...。」

 

メリオダス「レイス...?」

 

マナ「シン...どうしたの?」

 

進之介「マナ...みんな...。」

 

ナツメ「.......。」

 

マサト「.......。」

 

と、そこへ深刻な顔をしたレイスと進之介、

 

そして、ナツメやマサト達も入室した。

 

アクア「一体、どうしたのですか?」

 

レイス「まずは、これを見てくれたまえ。」

 

と、レイスはノートを光らせると、ブリッジ内に

 

映像を出現させた。するとそこには、

 

驚くべき光景が映し出されていた。

 

マナ「!!!!!!!!!!!!!!?」

 

六花「こ...これって!?」

 

真琴「う...嘘でしょ!?」

 

犬山まな「あれって...クローバータワー...だよね?」

 

ありす「え...ええ...。どうして、破壊されているのですか...?」

 

亜久里「クローバータワーだけではありません。

 

    大貝町全体が壊滅していますわ...。」

 

レジーナ「ひ...ひどい...。」

 

マナ「誰がこんな事を!!」

 

レイス「大貝町だけではない。」

 

鬼太郎「!!!!!!!!ゲゲゲの森が!?」

 

ねこ娘「な...何よ...これ...。」

 

目玉おやじ「も...森が...黒コゲになっておるぞい...。」

 

砂かけ婆「ワシらの...森が...」

 

子泣き爺「何という事じゃ...。」

 

一反もめん「誰がこげんなこつしたとねーーーっ!!」

 

ぬりかべ「ぬりかべーーーっ!!」

 

ケロベロス「と...友枝町もや....。」

 

小狼「う...嘘だろ...?」

 

知世「そ...そんな...。」

 

さくら「お...お兄ちゃん...お父さん...

 

    雪兎さん...みんな...う....

 

    うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!」

 

と、大貝町に続いて、ゲゲゲの森や友枝町も焦土と化し、

 

壊滅した姿が映し出されていた、それを見た鬼太郎やさくら達は、

 

激しいショックで怒りと悲しみに打ちひしがれていた。

 

メリオダス「第3世界が壊滅しちまったって事か...。」

 

マーリン「まさに、世界の終わりだな...これでは、生存者が

 

     いるかどうかも...。」

 

バン「それによ...あの空中を飛び回っている

 

   龍みたいな奴らは何だよ?」

 

キング「あいつらの仕業なの!?」

 

ディアンヌ「何者なの、あの敵!!」

 

レイス「それは...彼らから聞いたほうがいいだろう。」

 

と、レイスはそう言いながら更に次の映像を写し出した。

 

すると...。

 

アルト「久しぶりだな。」

 

バイエルン「ご機嫌いかがかな?グラン・ゲインズの諸君...。」

 

鬼太郎「なっ!?」

 

さくら「何で...どうして!!」

 

マナ「次元の監視者(ダイダロス・アイ)...?」

 

と、次の映像にはアルトとバイエルンからの通信が入っていた。

 

メリオダス「アルト...バイエルン...。」

 

アクア「あなた達...そこで何をしているのですか!?」

 

アルト「何をだと?見ればわかるだろう。」

 

バイエルン「我々は今後、『龍姫兵団ドルドラム』そして、

 

      その団長である『龍将姫ルウェス』様に

 

      仕える事にしたのだ。」

 

ナツメ「龍姫兵団ドルドラム...?」

 

なぎさ「龍将姫ルウェス...?」

 

ねこ娘「あんた達...何考えてんのよ!!」

 

真琴「ふざけないで!!」

 

進之介「アルト...バイエルン...教えてよ。

 

    どうして、こんな事になってるの?

 

    それに、なんで第3世界を...。」

 

アルト「お前と話すことは何もないよ、失敗作...。」

 

バイエルン「一つだけ教えてやろう。姫様はお前が持つ

 

      『破壊剣(ラグナロク)』がご所望なのだ。

 

      そして、お前との勝負を望んでおられる。

 

      その為に、この世界を標的にした...という訳だ。」

 

進之介「何...だって?」

 

レイス「おかしな事を言うね...。君達の目的は、我が主を

   

    新たな次元の王に擁立する事だったのでは無いのかな?」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

亜久里「あなた達...シン様を裏切るつもりですか!?」

 

アルト「勘違いをするな。裏切るも何も僕達はお前達の、

  

    ましてや、そこの失敗作の味方じゃないよ。」

 

バイエルン「そういう事だ。今や、我々にとって必要なのは、

 

      桑田進之介ではなく、ルウェス姫様となった...。

 

      ただ、それだけの話だ。」

 

マナ「ううう...。何で...どうしてよ!!」

 

と、号泣しながらバイエルンとアルトに訴えるマナ。

 

ルウェス「何かさっきからピーピーうるさいな...。

 

     バイエルン、代わって!!」

 

バイエルン「かしこまりました。姫様...。」

 

ルウェス「ねえ、これって声しか出ないわけ?

 

     向こうは、こっちが見えてるんでしょ?」

 

バイエルン「申し訳ありません。神官レイスという者の

 

      ノートにアクセスしていますので...。

 

      こちら側は、音声のみとなります。」

 

ルウェス「ふうん...まあいいや。おい!聞こえるか?

 

     グラン何とかとかいう奴ら!!」

 

バン「ああ!?何だ、あの豆粒みてーなガキは!!」

 

と、アルトとバイエルンに代わって、ルウェスが

 

グラン・ゲインズのメンバーとやり取りを始めた。

 

アクア「グラン・ゲインズです!!あなたがその

 

    『龍将姫ルウェス』なのですか!?」

 

ルウェス「そうだよ~。僕達はバイキンショッカーの傘下組織である

 

     『龍姫兵団ドルドラム』。そして、

 

     僕が団長の龍将姫ルウェスちゃんで~す!!」

 

ナツメ「だ、団長?あの子がボスって事?」

 

ねこ娘「どう見てもちっちゃい女の子じゃない...。」

 

ルウェス「あ?人を見掛けで判断するなって教わらなかったのかな?

 

     まあ、良いけどさ。ところで、君は誰?」

 

アクア「私は地球連邦軍次元管理局所属

 

    独立外部部隊『グラン・ゲインズ』隊長の

 

    アクア・マーキュリー大佐です!!

 

    あなた達の目的はシン...そして、破壊剣(ラグナロク)

 

    なのですか!?」

 

ルウェス「そうだよ!!ばいきんまん様の命令で、

 

     『次元の王』の力をわざわざ、

 

     もらいに来てあげたの!!ところで一つ聞くけど、

 

     君達強いの?ザコいの?」

 

マーリン「何?」

 

ほのか「ばいきんまん...?」

 

なぎさ「誰よそれ...?」

 

ルウェス「強いのかザコいのかどっちなのって聞いてんの!!

 

     さっさと答えてくんない!?」

 

メリオダス「自分で言うのも何だけどよ...俺達、結構やるぜ?」

 

ラピス「メリオダスの言う通りだぜ!!」

 

光「お前達みたいな悪党に...わたし達は絶対に負けない!!」

 

ルウェス「んっ?メリオダス?おい、そこにメリオダスがいるのか!?」

 

メリオダス「ああ。俺がメリオダスだけどよ...。」

 

ルウェス「よかったーっ!!君はそこそこ強いから少しは楽しめそう!!

 

     でも、僕の足元には及ばないけどね~!!」

 

ディアンヌ「何よ、あの子!!団長を馬鹿にしてるわけ!?」

 

バン「知り合いか?団ちょ♪」

 

メリオダス「いや、見た事も会った事も無いけどな。ていうか、

 

      そこそことか足元にも及ばねえとか...

 

      随分言ってくれるな!!」

 

ルウェス「ねえ...次元の王候補(ディオケイター)・ラグナって

 

     そこにいんの?そろそろ出してくれない?」

 

アクア「シンを...?」

 

進之介「僕はここにいるよ!!」

 

と、進之介が前に出て、ルウェスと対話をし始めた。

 

ルウェス「君がラグナ?」

 

進之介「そうだよ。君、ルウェスって言ったっけ...?

 

    僕が目的なら、僕を狙えばいいだろ!!

 

    何でこの世界を巻き込んだんだ!!」

 

と、激高しながらルウェスを問い詰める進之介。

 

ルウェス「何でって?決まってるじゃん!!

 

     僕達が楽しむためだよ~!!

 

     君達の世界をメチャクチャにした方が

 

     戦いを少しは楽しめると思ったからね~!!

 

     キャハハハハハハハハ!!!!」

 

鬼太郎「戦いを...楽しむだって...?」

 

さくら「そ...そんなことの為に...?」

 

マナ「あなたは...あなた達はだけは...絶対に許さない!!」

 

ルウェス「バッカじゃないの?たかが世界一つで、

 

     そこまでムキになるなんて。けど、

 

     いい感じになってきたじゃん!!これでこの世界と人間達を

 

     弱いものいじめした甲斐が出てきたね~!!

 

     それじゃ、さっさとこっちに来てくれない?

 

     捻りつぶしてあげるから!!少しは僕達を

 

     ワクワクさせてくれる事を期待しとくね!!

 

     グラン何とか...そして、

 

     次元の王候補(ディオケイター)・ラグナ!!

 

     キャハハハハハハハハハハ!!!!!!!」

 

アルト「一つ忠告してやるよ。死ぬ気でかかってこい。

 

    でないと、君達...一瞬で終わっちゃうよ?」

 

バイエルン「では諸君...健闘を祈る。」

 

「プチン!!」

 

と、最後にアルトとバイエルンがそう言いながら、通信を終えた。

 

バイエルン「では姫様...五龍将を呼び戻しましょう。」

 

「パチン!!」「シューーーーーーーーン...。」

 

と、バイエルンは指を鳴らすと、空間のゆがみを発生させて、

 

五龍将を出現させた。

 

シーサイド「姫様...世界各地の制圧を完了しました。」

 

ルウェス「みんな、ご苦労様~!!でも、ホントのお楽しみは

 

     これからだよ~!!」

 

ツイストム「では...グラン・ゲインズとやらが...?」

 

ガンドルフ「ガッハッハッハッ!!血が騒いできたわい!!」

 

アグニカ「あたしもウズウズしてきたゾ!!」

 

ダーグス「少しは歯ごたえがある任務が期待できそうだな...。」

 

ルウェス「あっ!一つ言っとくけど、

 

     次元の王候補(ディオケイター)・ラグナは僕の獲物だからね!!

 

     みんなは他のザコでも相手にしててよ!!良~いかな~?」

 

アグニカ「えーっ!?姫様ズルいゾ!!姫様の相手にふさわしいか

 

     まずはあたしが試してやるゾ!!」

 

シーサイド「アグニカ...姫様の命令は絶対ですよ。」

 

アグニカ「ちぇっ...わかったゾ...。」

 

ルウェス「それじゃあみんな、絶対に次元の王の力を

 

     手に入れて、ばいきんまん様に褒めてもらうんだからね!!

 

     では戦闘準備、か~いし~!!」

 

五龍将一同「はい!!姫様!!」

 

アルト「......。(やれやれ...あきれた奴らだ...。)」

 

バイエルン「.....。(これでサイは投げられた。さて...。)」

 

~ アルテミスブリッジ ~

 

進之介「みんな...僕は第3世界に戻るよ。あのフザけた人達を

 

    あのままにはしておけない。」

 

鬼太郎「それは僕達も同じ気持ちだよ、シン!!」

 

ねこ娘「あいつら...ギャフンと言わせてやるわ!!」

 

さくら「わたしも行きます!!このままじっとしてるなんて

 

    できません!!」

 

ケロベロス「せやな!!」

 

小狼「俺もだ、さくら!!」

 

六花「あたし達の...。」

 

ありす「みんなの大貝町...そして、第3世界を...。」

 

真琴「メチャクチャにしてくれたあの連中だけは...。」

 

亜久里「断じて許しませんわ!!」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

ラピス「行こうぜ、姫姉さま!!」

 

アクア「ではこれよりアルテミスは第3世界へと向かい、

 

    『龍姫兵団ドルドラム』そして、『龍将姫ルウェス』を

 

    討ちます!!第5世界のみんな、いいかしら?

 

    ここに残りたかったら...。」

 

ナツメ「何言ってるんですか!!」

 

なぎさ「第3世界はわたし達もお世話になったのよ!!」

 

ほのか「それをあんな風にしたあの人達だけは許せない!!」

 

光「私達も同じ気持ちです!!」

 

零「あの悪(クズ)共は...一人残らず燃え散らす!!」

 

トランクス「そして...必ず勝って戻る!!」

 

美香「マサト君はどうするの?」

 

マサト「正直、今の僕では進之介君の足手まといにしかならない。

 

    でも、同じ次元の王候補(ディオケイター)として、

 

    仲間として、できる限りの事はやりたいと思う。

 

    だから、僕は行くよ!!」

 

進之介「マサト君...。」

 

マナ「みんな...ありがとう!!」

 

レイス「では、我が主...皆に号令を。」

 

メリオダス「ビシッと決めてくれよ...王様!!」

 

進之介「うん!!それじゃみんな、

 

    『やられたらやり返す...倍返し』だ!!行くよ!!」

 

一同「おーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

 

レイス「....どこかで聞いたような台詞だな、我が主...。」

 

 

 

 

 

と、進之介の号令で一致団結したグラン・ゲインズのメンバー達。

 

そして、アルテミスは第3世界に向けて、発進していくのであった。

 

果たして、進之介の言う通り、『龍姫兵団ドルドラム』に

 

『倍返し』ができるのであろうか...

 

その一方、第3世界を瞬く間に制圧した龍将姫ルウェスと五龍将達は、

 

グラン・ゲインズを迎え撃つ準備を着々と進めていた。

 

ついに相まみえることになる両軍...。

 

次元を揺るがすであろう超決戦の行方は

 

一体、どうなってしまうのであろうか!?

 

 

第1話 ~ 終わる世界 ~ ( 完 )

 




コラボ特別編第1話終了です。


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第2話 ~ 語られる『驚愕の事実』と『次元誕生の秘密』 ~

コラボ特別編第2話です。


~ A.D次元第3世界 大貝町(壊滅後) ~

 

「シューーーーーン...。」

 

進之介「!!!!!!!!!!!!!?」

 

アクア「こ...これは!?」

 

マナ「う...嘘...。」

 

鬼太郎「これがあの大貝町...?」

 

さくら「ひ...ひどすぎるよ!!」

 

メリオダス「こりゃ...もう見る影もねえな...。」

 

と、第3世界に到着したグラン・ゲインズのメンバーは

 

壊滅した大貝町の光景を目の当たりにし、愕然としていた。

 

するとそこへ...。

 

「シューーーーーン...。」

 

ルウェス「キャハハハハハ!!!よく来たね、グラン何とか!!

 

     逃げなかった事だけは褒めてあげるよ~!!

 

     そんじゃ、さっさと全員出てきてくんな~い?」

 

と、アルテミスの前にドラグキャリアが出現し、

 

甲板の上に立っていたルウェスがグラン・ゲインズの

 

メンバーを挑発し、出撃を促した。

 

バン「あのガキ...舐めやがって!!」

 

ラピス「上等じゃねーか!!」

 

マーリン「アクア殿!!」

 

アクア「ええ!!それでは総員、出撃してください!!」

 

メリオダス「おう!!いくぞ、みんな!!」

 

一同「了解!!」

 

と、アクアの号令でグラン・ゲインズのメンバーは

 

次々と出撃していた。[newpage]

 

ルウェス「おっ!出てきた出てきた!!」

 

アルト「フン...相変わらず威勢だけは良い連中だな。」

 

バイエルン「では姫様...こちらも。」

 

ルウェス「おう!!それじゃみんな、しゅ~つげき~~!!」

 

「シュンシュンシュンシュンシュン!!!!!」

 

ワイバーンの大群(約50000匹)「キキキキキキキキキキキキ!!!!!!!」

 

ナツメ「な...何よ、こいつらは!?」

 

光「な...なんて数だ...。」

 

零「ざっと見て、50000匹はいるな...。」

 

マイ「気を引き締めていかなきゃ...。」

 

と、対するルウェスもワイバーンの大群を約50000匹程出現させた。

 

それを見たグラン・ゲインズのメンバー達は、あまりの数の多さに

 

驚愕の表情を見せた。

 

ルウェス「ん?何よ...これぐらいでビビってもらっちゃ困るんだけど。」

 

アルト「仕方ないさ。こいつらはこれだけの大群と戦うのは、

 

    まだ経験が無いからね。」

 

バイエルン「『五龍将』はいかがなさいますか?」

 

ルウェス「これぐらいでビビってるようなら、まだ出さなくていいよ~。

 

     ん?あれって...。」

 

マナ・六花・ありす・真琴「プリキュア!ラブリンク!!」

 

亜久里「プリキュア!ドレスアップ!!」

 

なぎさ・ほのか「デュアル・オーロラ・ウェーブ!!」

 

ひかる「ルミナス・シャイニング・ストリーム!!」

 

と、マナ達も出撃し、それぞれプリキュアに変身し始めた。

 

キュアハート「みなぎる愛!キュアハート!!」

 

キュアダイヤモンド「英知の光!キュアダイヤモンド!!」

 

キュアロゼッタ「陽だまりポカポカ!キュアロゼッタ!!」

 

キュアソード「勇気の刃!キュアソード!!」

 

キュアエース「愛の切り札!キュアエース!!」

 

5人「響け!愛の鼓動!ドキドキ!プリキュア!!」

 

レジーナ「出でよ!ミラクル・ドラゴングレイブ!!」

 

キュアブラック「光の使者!キュアブラック!!」

 

キュアホワイト「光の使者!キュアホワイト!!」

 

ブラック・ホワイト「ふたりはプリキュア!!」

 

ホワイト「闇の力のしもべ達よ!!」

 

ブラック「とっととお家に帰りなさい!!」

 

シャイニー・ルミナス「輝く命!シャイニー・ルミナス!!光の心と

 

           光の意思、総てを一つにする為に!!」

 

と、マナやなぎさ達はプリキュアへの変身を果たした。

 

アルト「やれやれ...またいつものワンパターンか。」

 

バイエルン「フッ...勇ましい事だな。

 

      ん?どうなさいましたか姫様...。」

 

ルウェス「...ちょっと...カンベンしてよ...。」

 

と、ルウェスはプリキュアの出現を見た途端、

 

がっくりした表情になりながら、そう言った。

 

キュアブラック「な...何よあの子...。」

 

キュアホワイト「急に落ち込んじゃったけど....。」

 

キュアエース「さては...わたくし達に恐れをなしたのですか?」

 

ルウェス「あ?おいキュアエース...何、寝言言ってるんだよ。

 

     その逆だっつーの!!何で別の次元に来てまで、

 

     プリキュアの超絶ザコ共の相手をしなくちゃいけないんだよ!!」

 

キュアダイヤモンド「ちょ...。」

 

キュアロゼッタ「超絶...。」

 

キュアソード「ザコ共ですって!?」

 

キュアブラック「ちょっとあんた!!初対面なのに、

 

        いきなりその言い草は何なのよ!?」

 

行き成り雑魚呼ばわりされたのでキュアブラック達は叫ぶ。

 

ルウェス「事実じゃん。プリキュアって超弱いし~...

 

     死にたくなかったら引っ込んでたら?雑魚は及びじゃないの」

 

レジーナ「何よ!チビの癖に私達をバカにして!!」

 

ルウェス「アホなキングジコチューの娘なんかに言われたくないよ。

 

     我儘なだけで何にも出来ない癖に!!」

 

レジーナ「何ですって~!!」

 

ルウェスにバカにされてレジーナは憤慨する。

 

キュアハート「ちょっとあなた!あたしの友達をバカにしないでよ!!」

 

ルウェス「はあ...今度は愛愛うるせーキュアハートちゃんか...

 

     何かもういいや...。」

 

キュアダイヤモンド「さっきから黙って聞いていれば...。」

 

キュアソード「よくもあたし達の町をメチャクチャにしてくれたわね!!」

 

鬼太郎「ゲゲゲの森も!!」

 

さくら「友枝町も!!」

 

ルウェス「ん~...何かよく見たら、どいつもこいつも

 

     ザコそうじゃん...。シーサイド!!」

 

シーサイド「お呼びでしょうか?姫様。」

 

と、ルウェスは鬼太郎やさくら達を見ながらそう言うと、

 

五龍将の一人であるシーサイドを呼び出した。

 

ルウェス「プリキュアの超絶ザコ共や七つの大罪以外の連中、誰だかわかる?」

 

シーサイド「はい。バイキンショッカーの過去データによりますと

 

      あの者達は『ゲゲゲの鬼太郎』、『カードキャプターさくら』、

 

     『妖怪探偵団』、『コード・ブレイカー』、

 

     『魔法騎士(マジック・ナイト)』と書かれております。」

 

ナツメ「え?私達の事まで知ってるの?」

 

光「あいつら、何者なの...?」

 

ルウェス「ふ~ん...強いの?」

 

シーサイド「いえ、プリキュア同様、ただのザコです。気にする価値もないかと。」

 

泪「んなっ...!?」

 

刻「何だとテメェー!!」

 

シーサイドにいきなりザコ呼ばわりされて、

 

第5世界のメンバーは怒りの叫びをあげた。

 

ルウェス「な~んだ。道理で、弱っちそうな匂いしかしないと思った~。

 

     キャハハハハハ!!」

 

零「こ...この悪(クズ)が!!」

 

平家「随分と見下されたものですね...。」

 

ルウェス「君達さ~...悪い事言わないから引っ込んでなよ。

 

     こっちは弱っちいのと遊ぶ趣味ないからさ。

 

     せめて『孫悟空』や『ベジータ』と

 

     おんなじ位強くなってから出直して来たら?」

 

トランクス「お前...父さんや悟空さんを知ってるのか!?」

 

ルウェス「あれ?君ってトランクスじゃん。ベジータの息子の。

 

     まさかサイヤ人までいたなんてね~!!う~ん...でも、

 

     サイヤ人と言っても君じゃな~ね~...。

 

     孫悟空かベジータ、それに『ヒット』とか『ジレン』はいないの~!?」

 

マイ「トランクスじゃ相手にならないって言うの!?」

 

海「『ヒット』に『ジレン』...誰よ?」

 

ルウェス「え~...だってそいつ、『超サイヤ人ブルー』どころか

 

     『超サイヤ人3』にもなれないでしょ?それに『身勝手の極意』どころか

 

     『界王拳』も使えないじゃん。孫悟空は全部使えたよ?」

 

トランクス「何だって...まるで父さんや悟空さんと

 

      戦った事がある様な言い方だな?」

 

ルウェス「うん!戦った事あるよ~!!二人やヒットやジレンと

 

     まとめてぶちのめした事あるし!!

 

     因みに『ビルス』や『シャンパ』みたいな破壊神も

 

     叩きのめした事あるよ~!!」

 

トランクス「なっ!?」

 

マイ「ええっ!?」

 

トランクスとマイはルウェスの言葉に驚愕してしまう。

 

ルウェスが悟空やベジータだけでなくビルスやシャンパまでも

 

叩きのめしたと言うからだ。

 

ルウェス「『全王』は別の奴がやったけどね~。ばいきんまん様ってば

 

     僕がやるって言ってるのに『危ないからダメ!』って

 

     言って任せてくれないんだもん!!ぶ~ぶ~!!」

 

トランクス「全王様を...倒した!?バカな!!そんな話が信じられるか!!」

 

ルウェス「嘘じゃないよ~。僕の同僚には全王を倒せる奴なんてゴロゴロいるし!!」

 

トランクス「ぜ...全王様を倒せる奴がゴロゴロ...!?」

 

マイ「う、嘘よ...そんな...バカげた話...!!」

 

メリオダス「おい、ルウェス!!」

 

ルウェス「ん?な~に?」

 

ディアンヌ「君!団長の事を随分、舐めてたよね!!

 

      そこそことか足元にも及ばないとか!!」

 

ルウェス「言ったけどそれが何?だって事実だし。」

 

バン「おいおい、団ちょの事何にも知らないお前が何言ってんだよ~♪」

 

ルウェス「知ってるよ~!!だって僕、ブリタニア滅ぼした事あるもん♪」

 

メリオダス「はあ!?」

 

と、ブリタニアを滅ぼした事があると言うルウェスの言葉に

 

メリオダス達七つの大罪のメンバーは驚愕する。

 

キング「ブリタニアを滅ぼした!?何言ってるのさ!?ブリタニアは今、

 

    魔神族やギガデウス一派の奴らに占領されてるんだぞ!!」

 

ルウェス「う~ん...あのさ~君達、平行世界(パラレルワールド)って知ってる?」

 

ゴウセル「平行世界(パラレルワールド)?」

 

ルウェス「そうそう!!つまりIF...別の可能性の世界の事だよ。」

 

マーリン「まさか...つまりはこう言う事か?お前は我々の知るブリタニアとは

 

     別の『平行世界のブリタニア』を滅ぼした事があると?」

 

ルウェス「そうそう、そう言う事だよ~♪だって僕達は

 

    『ギガデウス一派』なんて知らないし。

 

     あ~そうだった!因みにメリオダス~、

 

     君のパパの『魔神王』も消し飛ばした事もあるよ~!!」

 

メリオダス「な...何だと...!?」

 

マーリン「あの魔神王を...」

 

アクア「あなたが...?」

 

ルウェスの言葉に魔神王を良く知るメリオダスやマーリン...

 

そして、アクアは驚愕して呆然としてしまう。

 

ルウェス「そうそう!!態度ばっかりデカくてホントいけ好かなくて

 

     ムカつくクソ爺だよね~!!せっかく僕が

 

    『ばいきんまん様の部下にしてやる』って言ってるのに

 

     断る所かばいきんまん様をバカにしやがったから、

 

     僕、思わずプッツンしちゃってついうっかり...テヘッ 」

 

メリオダス「.....。」

 

魔神王を消しさった事を何でもないかの如く語るルウェスに

 

メリオダスはついに言葉が出なくなってしまった。

 

エスカノール「フン!先程から黙って聞いていれば...

 

       この私を前にして何とおこがましい。」

 

ルウェス「ん?」

 

エスカノール「ブリタニアを滅ぼしたですって?アッハッハッ!!

 

       そんな事が出来る筈がないでしょう?

 

       何故なら...ブリタニアには全種族の頂点に

 

       君臨するこの私がいるのですからね。」

 

ルウェス「は?イヤイヤ君、自分が思ってるほど強くないから...。

 

     傲慢も程々にしなよ。元は貧弱髭親父の癖に!!」

 

エスカノール「ん!?」

 

ルウェス「それに君の使ってる魔力って元々他人のでしょ?

 

     自分の力で勝って来たみたいに言わないでくれる?

 

     君は偶然、その力を手に入れちゃっただけ。

 

     本当は夜の何にも出来ない貧弱君の君こそが本来の君なんだよ。

 

     ホンっとおこがましいよね~。

 

     大した事ない癖に自分の事を最強だとか思ってる奴って。

 

あ~ヤダヤダ!!」

 

エスカノール「全種族の頂点に君臨するこの私に対して...おこがMAX!!!」

 

バン「てめえ...俺達をなめるのもいい加減にしやがれ!!」

 

ルウェス「ああ...『強欲の罪(フォックス・シン)』のバンか。

 

     君は引っ込んでなよ...不死身ってだけで

 

     七つの大罪の中でも超絶ザコだし。いや、君は不死身だから

 

     僕のサンドバッグ替わりにでもしてあげようかな?

 

     キャハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」

 

バン「何だとコラーーーーーーーッ!!!!」

 

リータ「戦ってもいない内から相手を見下す何て...最低です!!」

 

ルウェス「ん?何だ残りのオマケか...君達も引っ込んでなよ。

 

     見るからに超弱そうだし!!」

 

アンズ「ホント...随分バカにしてくれるわね!!」

 

ラピス「てめえ...上等じゃねえか!!今すぐあたしとタイマン張りやがれ!!」

 

ルウェス「え~...やだやだ!!ザコはさっさと帰ってよね。

 

     相手するだけ時間の無駄だから~。しっ!!しっ!!」

 

ルウェスはラピス達にそう言いながら、うっとおしそうに手を動かして払いのけた。

 

シーサイド「姫様...あの小娘達は、バイキンショッカーの

 

      過去データにはありません。

 

      おそらく『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナ』と同様、

 

      この次元のみに存在する『オリジナル』と思われます。」

 

ルウェス「ふ~ん...ラグナ以外の『オリジナル』なんてどうでもいいや。」

 

ねこ娘「こ、この...どこまでバカにすれば...。」

 

アニエス「ふざけないで!!」

 

ルウェス「それよりさ~...肝心の

 

     『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナ』ってのは誰~?

 

     ザコ共はどうでもいいからとっとと出て来てよ~!!」

 

進之介「僕はここだよ!!」

 

レイス「我が主に何の用かな?」

 

と、ルウェスの呼びかけに反応して、進之介とレイスが前へと出てきた。

 

ルウェス「ね~!君の持ってる破壊剣(ラグナロク)って言うのをくれないかな~?

 

     ばいきんまん様から取って来てって頼まれてるんだよね~♪」

 

進之介「その『ばいきんまん』て人...何の為に破壊剣(ラグナロク)や

 

    次元の王の武器を集めようとしてるの?」

 

ルウェス「え?そんなの全平行次元制覇の為に決まってるじゃん!!」

 

進之介「全平行次元制覇...?」

 

レイス「話が見えないな。」

 

ルウェス「だ~か~ら!!ばいきんまん様が全平行次元の全てを

 

     思い通りに支配する為に次元の王の武器って言うのが欲しいの!!

 

     君...見たところ神のくせに、そんなこともわからないわけ!?」

 

レイス「それはすまなかったね...話が突拍子すぎて

 

    頭がついていかなかったよ。

 

    我が主...あまりまともに聞かないほうが良さそうだね。」

 

進之介「う...うん。でも...。」

 

ルウェス「はあ!?ちょっと君達!僕の言うこと無視する訳!?

 

     バイエルン、あいつらに何か言ってよ!!」

 

バイエルン「かしこまりました姫様...良いか諸君?『ばいきんまん大首領閣下』は

 

      あの『次元の王』や『ギガデウス』すらも凌駕する

 

      『全並行次元最強』の存在だ。もし逆らえばこの次元など

 

      一瞬で消滅させられてしまうぞ?」

 

アルト「そういうことさ。」

 

レイス「何...?」

 

進之介「次元の王や...。」

 

メリオダス「ギガデウスすらも...だと!?」

 

ルウェス「そうだよ~!!ばいきんまん様は全平行次元最強なの!!

 

     この世の全ては弱肉強食何だから、一番強いばいきんまん様には

 

     すべてを支配する権利があるの!弱い連中はみ~んな、

 

     ばいきんまん様の奴隷になればいいの!!」

 

進之介「何だって...?」

 

アクア「何て勝手な...!!」

 

ルウェス「大体ばいきんまん様は『全平行次元の創世主』たる

 

    『あのお方』から全てを支配していいって許可を貰ってるの!!

 

     だから君達に逆らう権利なんてないんだよ!!」

 

マーリン「『全平行次元の創世主』だと...?」

 

メリオダス「俺は3000年以上生きてるが、そんな奴が存在する話、

    

      聞いたことも無いぜ!!」

 

レイス「それについては私も同意見だ。バイエルン君、

  

    説明してもらえるかな?」

 

バイエルン「フッ...『あの方』の事は知らないほうが幸せだ。

 

      代わりに一つ教えてやろう。君達が『あの方』や

 

     『ばいきんまん大首領閣下』の事をこれまで知らなかったのは...

 

      この次元が『次元の王』の誕生によって生み出された次元だからだ。」

 

進之介「えっ?」

 

キュアハート「えーーーーーーーーーっ!?」

 

ルウェス「へっ?そうなの?シーサイド...知ってた?」

 

シーサイド「いえ、私もそこまでは...説明願えますか?バイエルン殿。」

 

バイエルン「確かに全並行次元を創世したのは『あの方』ですが...

 

      全並行次元が誕生して永い年月が経過し、

 

      『次元を創造する力を持つ者』...

 

      我々は『次元創造主(ディメイション・クリエイター)』と

 

      呼称していますが、そう呼ばれる存在が僅かながら

 

      誕生しています。その者達の一人が『次元の王』であり、

 

      その者達が生み出した次元を

 

     『派生次元(ヴァリアブル・ディメイション)』と我々は

 

      呼称しています。この派生次元(ヴァリアブル・ディメイション)

 

      で誕生した者達の存在や情報等は、『創世の次元』...

 

      つまりあなた方バイキンショッカーの次元から隔離されたのです。」

 

レイス「なるほど...『派生次元(ヴァリアブル・ディメイション)』か...。」

 

アクア「....。(その話...確か3000年前、

 

    私が『グランバニア王国第3王女ミリカ』

 

    だった時に聞いた事があるわね...。)」

 

シーサイド「バイキンショッカーの過去データにこの次元の情報が

 

      一切無かったのはその為なのですね...勉強になりました。」

 

アルト「多分、『あの方』も僕達が来るまでこの次元の事は

 

    知らなかったと思うよ。」

 

ルウェス「そう考えたら『次元の王』って結構スゴいんだね~。

 

     まあ、ばいきんまん様程じゃ無いけどサ 」

 

バイエルン「理解してもらえたかな諸君?無論姫様も我々も

 

      無駄な争いを望んではいない。

 

      桑田進之介、そして阿久津マサト...君達が大人しく

 

      破壊剣(ラグナロク)と天滅槍(ゼロライド)を姫様に

 

      献上すればこのまま見逃してやらんでもないぞ?」

 

進之介「何だって...?」

 

マサト「ゼ...天滅槍(ゼロライド)を...?」

 

美香「マサト君!!騙されてはダメよ!!」

 

レイス「バイエルン君...本気で言ってるのかな?

 

    そんな事をすれば我が主は...。」

 

アルト「本気に決まってるだろう?別にそこの失敗作が死のうが

 

    どうしようが僕等の知ったことじゃないよ。」

 

キュアソード「何ですって!?」

 

キュアエース「シン様の事を...そんな風に言わないでください!!」

 

キュアハート「そんな事...絶対にさせないもん!!」

 

アルト「ハッハッハッ!!相変わらずおめでたい頭だな!!

 

    特にキュアハート...お前、少しはパワーアップしたからと言って

 

    僕等をどうにかできると思うか?」

 

キュアハート「あたし一人じゃ無理だよ...でもみんなと力を合わせれば!!」

 

ルウェス「ん?パワーアップ?キュアハートちゃんが?何の話?」

 

バイエルン「あそこにいるキュアハートは『聖魔天使パトリシア』の力により、

 

     『キュアハート・リバーシア』と呼ばれる存在へと

 

      変身...いや、『転生』する事が可能なのです。

 

      因みにその力は『孫悟空』や『ベジータ』に

 

      肉薄すると思われます。」

 

ルウェス「えっ!?マジ!?そんなの初めて聞いた!!

 

     ちょっとは興味出てきたよ~!!」

 

シーサイド「『キュアハート・リバーシア』、『聖魔天使パトリシア』

 

      ですか...なるほど、我々の次元には確かに存在しないですね。

 

      どれほどのものか...私も興味深くはあります。」

 

キュアブラック「ハート...ちょっとは褒められてるみたいだよ。」

 

キュアハート「そんな事...どうでもいいもん!!」

 

ルウェス「それと...くそアルト!!ちょっと気になったけど...

 

     あんたさっき何か言ってなかった?あの失敗作が

 

     死のうがどうしようがって...どういう事か説明しなよ?」

 

アルト「貴様...誰がくそだ!!」

 

バイエルン「アルト!!説明して差し上げろ...。」「ギロッ!!」

 

アルト「りょ...了解...。」

 

と、アルトはルウェスにくそ呼ばわりされた事に憤慨するが、

 

バイエルンが睨みを利かせて、制止した。

 

レイス「やれやれ...どうやら君はバイエルン君と違い、

 

    そのお姫様から随分と嫌われているようだね。」

 

アルト「だ...黙れ!そんな事はどうでも良い!!つまりはこういう事さ。

 

    破壊剣(ラグナロク)は失敗作の命と繋がっている。

 

    もし、そいつが契約者じゃ無くなる...もしくは

 

    破壊剣(ラグナロク)が壊されたとき、

 

    そこの失敗作は死ぬ事になるなさ。」

 

鬼太郎「なっ!?」

 

さくら「そ...そんな...。」

 

メリオダス「何だ?お前ら、知らなかったのか...。」

 

ねこ娘「ええ...初めて聞いたわそんな事...。」

 

と、破壊剣(ラグナロク)の秘密をこれまで知らなかった

 

グラン・ゲインズのメンバーはアルトの説明を聞いた直後、

 

驚愕の表情を見せた。

 

マサト「じゃあ...そしたら僕も...?」

 

美香「いえ...マサト君の場合は違うわ。契約の条件は

 

   武器によってそれぞれ異なるみたい。

 

   それに...私達はちょっと『特別』だから...。」

 

ルウェス「えーーーーっ!?...それじゃ楽しめないじゃん!!

 

     やっぱりすんなり渡すのはナシだよ~!!

 

     う~ん...どうしようかなあ...。」

 

と、破壊剣(ラグナロク)の契約の秘密を聞いた

 

ルウェスは頭を悩ませる。そして...

 

ルウェス「あっ!良い事思いついた!!じゃあこうしようか!!!

 

     もし君達が勝ったらこの世界を元に戻してあげるよ!

 

     死んだ人達も全部含めてね~!!」

 

ハート「ええっ!?」

 

進之介「そんな事が出来るって言うの?」

 

ルウェス「僕の能力なら簡単だよ~。死んだ連中を蘇らせるなんて!!

 

     どうせなら商品があった方が戦いは盛り上がるよね~!」

 

アクア「あなたという人は...何処までふざけているのですか!?」

 

ルウェス「別にふざけてないんだけど...その代わり僕達が勝ったら、

 

     その子ごと破壊剣(ラグナロク)をもらうわよ!!

 

     後、『天滅槍(ゼロライド)』とかいう武器もネ~!!」

 

レイス「は...?」

 

アクア「シンごと...ですって!?」

 

キュアハート「絶対にヤダ!!あなたみたいな子にシンは渡さない!!」

 

キュアエース「シン様はわたくし達の希望そのものなのです!!」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

アニエス「誰がお前なんかに!!」

 

と、進之介を慕うキュアハートやアクア達は、ルウェスの言葉に

 

そろって憤慨した。

 

メリオダス「それによ...大体、そんな約束をお前が守るって

 

      保証があるのか?」

 

ルウェス「ああ~...ばいきんまん様は悪党以外との約束なんて守る価値ないとか

 

     何時も言ってるけど、僕はそう言うのには拘らない主義なんだよね~♪

 

     大体さ~、僕がこんな約束持ちかけてあげる義理ある?

 

     僕は別にこの世界の人間が全員死んでても良いし。

 

     でもさ~、よく考えたら僕は無駄な殺しはあんまりしない主義

 

     だったのを思い出したんだよね~。でもバイエルンが言うから

 

     戦いの舞台を面白くする為に、つい殺しまくっちゃったけど♪

 

     テヘ 」

 

ケロべロス「テヘ って...ふざけとるのも程があるやろ!!」

 

さくら「お父さんやお兄ちゃん...友枝町のみんなを殺して置いて!!」

 

ルウェス「は?じゃあ聞くけどさ~...君達、殺しをした事って一度もないの?」

 

光「そ、それは...」

 

海「私達を貴方達なんかと・・・!」

 

ルウェス「あ?ひょっとして人間じゃなかったら殺そうがどうでもいいとか、

 

     守る為だったら殺しをしても良いとか思ってる...?

 

     笑わせないでくんない!?」

 

「ブオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

 

進之介「っ!?」

 

メリオダス「な...何だ!?これは!!」

 

トランクス「す...凄まじい殺気とパワーだ...。」

 

ルウェスから発せられた凄まじい殺気に進之介やメリオダス、

 

そしてトランクスはたじろいてしまう。

 

ルウェス「人間以外だろうが、どんな理由だろうが殺せば皆同じだよ!!

 

     そういうの、ただの言い訳だから。殺せば人間じゃなかろうが、

 

     どんな御託を並べようが等しくただの人殺し何だよ。

 

     そう言うの正当化して自分の事『正義のヒーロー』とか

 

     思ってる奴を見ると...死ぬほどそいつを殺したくなるんだよね...

 

     僕って。」

 

進之介「.......。」

 

ルウェス「この世に正義のヒーローなんていないんだよ。

 

     結局『力』でしか物事を解決出来ない癖に自分の事を

 

    『正義のスーパーヒーロー』とか思ってる奴はウジャウジャいるけど...

 

     ホントそう言う奴見ると反吐が出るよ。因みにそう言うヒーロー面した

 

     奴らを一人残らず皆殺しにするのが僕達『バイキンショッカー』の

 

     最終目的であり『ばいきんまん』様の悲願なんだよね~!!」

 

キュアブラック「........。」

 

キュアホワイト「........。」

 

零「フン...確かにお前の言う通りだなお姫様...。」

 

と、ルウェスの言葉に静まり返るグラン・ゲインズのメンバー達

 

だったが、そんな空気を切り裂くかのように大神零が口を開いた。

 

ルウェス「へえ...君、確かコードブレイカーの大神零だっけ?

 

     確かに君達なら僕の言ってること、少しは理解できるかもネ~。」

 

刻「まあ、少なくとも俺達は正義のヒーローだなんて

 

  思ったことは一度もねーわな。」

 

遊騎「むしろ、その逆や。」

 

泪「俺達は『悪』だからな。」

 

平家「ただし、『悪を裁く悪』...ですがね。」

 

零「そうだ...俺達は称賛される必要はない。

 

  やっている事はゴミ掃除だからな。」

 

メリオダス「そりゃ、俺達七つの大罪も同じ事だぜ!!

 

      ここにいる連中はそれぞれに『罪』を重ねながら

 

      ここまで来ているんだからよ!!」

 

マーリン「ああ...団長殿の言う通りだな。」

 

光「そうだ...そうだよね。」

 

海「光...。」

 

風「確かに...セフィーロを救う為だったとはいえ、わたくし達は

 

  多くの生命を絶ってきました。あの『エメロード姫』さえも...。」

 

クレフ「光...海...風...。」

 

光「でも、私達はその事をもう後悔なんてしない!!

 

  散っていった人達の命も背負って、お前達みたいな悪党と

 

  これからも戦い続けてやる!!そして、必ず勝ってみせる!!」

 

ナツメ「うん!!光ちゃんの言う通りよ!!」

 

零「悪(クズ)は俺が...いや、俺達が一匹残らず片付ける!!」

 

キュアハート「あたし達だって...この次元やシンを守る為だったら!!」

 

アクア「大悪党にでも何でもなってあげるわ!!」

 

進之介「みんな...。」

 

レイス「フッ...ルウェス君だったかな?少なくともここにいる者達は、

 

   『悪』になる覚悟はあるみたいだよ?

 

    無論、私や我が主も含めてね...。」

 

ルウェス「ふ~ん...僕達の次元の君達に比べたら、少しは骨が

 

     あるみたいだネ~!!そんじゃおしゃべりはここまでにして、

 

     そろそろ始めよっか!!名付けて、『ルウェスちゃんゲ~ム』!!

 

     イエーーーーーーーーーイ!!」

 

アルト「は?」

 

バイエルン「素晴らしいネーミングでございます。流石は姫様!!」

 

ルウェス「ありがとバイエルン それじゃシーサイド、

 

     ルール説明してあげて!!」

 

シーサイド「かしこまりました。ではまずあなた方グラン・ゲインズには

 

      第1回戦として、そこを飛び回っているワイバーン50000匹と

 

      戦ってもらいます。万が一、撃破できたら第2回戦、

 

      第3回戦へと進んでいき、最後に...まあ、万に一つも

 

      ありえないでしょうが、ルウェス姫様に勝利すれば、

 

      あなた方の勝利となります。」

 

ルウェス「ああ...それとラグナ!!君だけは特別に、後で僕とデート(勝負)

 

     させてあげる だ~か~ら、僕が良いって言うまで、

 

     大人しく待っててね!!良い~かな~?」

 

進之介「えっ!?」

 

キュアハート「ちょ...ちょっと!!」

 

キュアエース「どうしてシン様が敵の言うことなど聞かなければ

 

       ならないのですか!?」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

ルウェス「あ?うるさいな...ザコ共!!」

 

「ブオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

キュアブラック「きゃあーーーーーーーーっ!!!」

 

キュアホワイト「ああああああーーーーーっ!!!」

 

シャイニー・ルミナス「ううううーーーーっ!!!」

 

ワイバーンの大群「キキキキキーーーーーッ!!!」

 

「ドサドサドサドサ....。」

 

と、プリキュア達の反論に憤慨したルウェスは凄まじい闘圧を放ち、

 

グラン・ゲインズのメンバーを押し潰そうとした。

 

その闘圧の凄まじさに、ワイバーンの大群も巻き込まれて、

 

数匹が息絶えた模様であった。

 

シーサイド「姫様...落ち着いてください。これではゲームに

 

      ならなくなってしまいますわ。」

 

ルウェス「あっ!!そうだった...ついやっちゃった。テヘッ 」

 

と、シーサイドに促され我に返ったルウェスは

 

小さく舌を出しながらそう言った。

 

バン「おいおい...敵も何匹か死んじまいやがったぜ!!」

 

キング「何て力なんだ...。」

 

マーリン「どうやら...魔神王を倒し、ブリタニアを滅ぼしたというのは

 

     あながち冗談でも無さそうだな...。」

 

メリオダス「ああ...そうみてえだな...。みんな、大丈夫か!?」

 

キュアダイヤモンド「は...はい!!」

 

キュアソード「これぐらい平気よ!!」

 

キュアロゼッタ「問題ありませんわ!!」

 

進之介「みんな...。」

 

ルウェス「わかったラグナ?もし僕の言う事を聞けないなら、

 

     君の仲間達を瞬殺しちゃうよ。それでも良いのかな~?」

 

と、無邪気な笑顔を浮かべながら進之介にそう語るルウェス。

 

進之介「わかった...君の言う通りにするよ。」

 

ルウェス「オッケー!!それじゃルール成立!!」

 

レイス「待て、我が主...敵の言う事を聞くのか?

 

    こちらを油断させる罠かもしれないぞ。」

 

進之介「いや...あの子の力ならそんな事する必要は無いと思う。

 

    僕は彼女を信じるよ。」

 

レイス「やれやれ...またいつものお人よしが始まったようだね。」

 

ルウェス「でも僕は嫌いじゃないよ。君のその素直な性格 

 

     それじゃあ、その他のザコ共...準備は良いかな~?

 

     ああ...言い忘れてたけど、回復系の魔法や技を使うのは

 

     君達の勝手で良いからネ~!!」

 

バン「くそったれが...。」

 

ゴウセル「完全に敵のペースだな。」

 

マーリン「癪だが、あの娘の力は認めざるを得んな...。」

 

メリオダス「こうなったら...俺達の力をあのお姫様に

 

      見せつけてやろうぜ、みんな!!」

 

ルウェス「それじゃ、『ルウェスちゃんゲーム』第1回戦の...

 

     は~~~~じまり~~~~~~!!!!!!!!」

 

シーサイド「ワイバーン達よ...かかれ!!」

 

ワイバーンの大群「キキーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

アクア「来たわね...。それでは総員...戦闘開始!!」

 

一同「了解!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

と、第3世界に帰還したグラン・ゲインズのメンバーは、

 

バイエルンの口から語られた『次元大戦の世界』に関する

 

思わぬ秘密を聞くのであった。

 

その後、ついに『ルウェスちゃんゲーム』と名称がついた

 

ルウェス達『龍姫兵団ドルドラム』との戦闘を開始した。

 

まずはワイバーン約50000匹の大群を撃破し、

 

『五龍将』そして、『龍将姫ルウェス』にたどり着いて

 

勝利することができるのであろうか?

 

グラン・ゲインズの運命やいかに!?

 

 

第2話 ~ 語られる『驚愕の事実』と『次元誕生の秘密』 ~ ( 完 )

 




コラボ特別編第2話終了です。


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第3話 ~ 開幕!!『ルウェスちゃんゲーム』!! ~

コラボ特別編第3話です。


ワイバーンの大群「キキキキーーーーーーーッ!!!」

 

アクア「総員....戦闘開始!!」

 

鬼太郎「これだけの数だ...一気に行くぞ!!体内電気!!」

 

キュアソード「ソードハリケーン!!」

 

キング「霊槍シャフティフォル第5形態『増殖(インクリース)』!!」

 

零「燃え散れ!!」

 

ワイバーンの大群「キキキキキキキーーーーーーーッ!!!」

 

と、戦闘を開始したグラン・ゲインズは、

 

広範囲攻撃ができるメンバーを中心として陣形を組み、

 

ワイバーンの大群を次々と撃破していった。

 

バイエルン「ほう...。」

 

アルト「中々、やるじゃないか。」

 

シーサイド「動きに無駄がありませんね。戦闘開始直後で、

 

      これほどの陣形を組み、攻撃をしてくるとは...

 

      見事なチームワークではありますね。」

 

ルウェス「そのタネは、あれだよ~。」

 

と、ルウェスはアクアとゴウセルを指さしながらそう言った。

 

アクア「..........。」

 

ゴウセル「光矢伝達(ブロードキャスト)!!」

 

「ピキーーーーーーーーーーーーーン!!!」

 

バイエルン「なるほど...アクアマーキュリーがワイバーンの

 

      状況を見て立てた作戦をゴウセルが魔力を使い、

 

      メンバー全員が瞬時に情報を共有している...

 

      という訳か。」

 

シーサイド「隊長というだけあって、中々優秀な指揮官のようですね。」

 

ルウェス「そんじゃ、ペースを上げてみよっか。シーサイド!!」

 

シーサイド「かしこまりました。ワイバーン達...お行きなさい!!」

 

ワイバーンの大群「キケケケケケケーーーーーーーッ!!!!」

 

「シャシャシャシャシャシャーーーーーーーーーッ!!!!」

 

と、シーサイドが号令を掛けると、ワイバーンの動きが

 

急激に速くなり、一斉に高速で攻撃を仕掛けていった。

 

キュアダイヤモンド「えっ!?」

 

ねこ娘「は...速い!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!」

 

アニエス「あああああーーーーーーーーっ!!!!」

 

アデル「くううーーーーーーーーーーーっ!!!!」

 

泪「く...くそっ!!ちょこまかと!!」

 

そして、ワイバーンの大群は持っていたビームガンで

 

グラン・ゲインズのメンバーを次々と攻撃していき、

 

ダメージを与えていった。

 

さくら「ううう....。」

 

小狼「さくら!!」

 

ケロベルス「大丈夫か!?」

 

さくら「へ...平気だよ!!これくらいで弱音を

 

    上げてなんていられないよ!!」

 

マーリン「フッ...その意気だ、さくら。」

 

ケロベロス「さすがワイの見込んだカードキャプターさくらや!!」

 

ワイバーンの大群「キケケケケケケーーーーーーーッ!!!!」

 

バン「ぐわーーーーっ!!く...くそったれが!!」

 

エスカノール「情けないですよ、強欲の罪(フォックス・シン)バン...。

 

       そんな事では、ますますあのおこがましい小娘に

 

       バカにされてしまいますよ。」

 

バン「何、余裕かましてやがる!!この数だぞ!?」

 

エスカノール「余裕をかますのは、強者の特権です。」

 

メリオダス「はいはい2人共!!口動かす前に、体を動かそうぜ。

 

      神千斬り!!」

 

エスカノール「ハッハッハッ!!!おこがましいですよ、団長。

 

       神斧リッタ!!」

 

バン「わーってるよ団ちょ♪バニシング・キル!!」

 

ディアンヌ「僕も行くよ!!大地の怒号(マザー・カタストロフ)!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!」

 

ワイバーンの大群「キキーーーーーーーーーッ!!!」

 

マーリン「さくら!!あれを使うぞ!!」

 

さくら「はい!!引力(グラビテーション)!!」

 

マーリン「魔力増強(パワー・アンプリファイ)!!」

 

ワイバーンの大群「キョエーーーーーーーーーッ!!!」

 

ケロベロス「あれは!?」

 

小狼「ああ!!青木ヶ原樹海で、レグルス兵を倒した時の作戦か!!」

 

と、さくらが引力(グラビテーション)を発動させ、

 

マーリンがさくらの魔力を増幅させると、

 

ワイバーンの大群が一気に引き寄せられていく。

 

アニエス「さっきのお返しよ!!ダイナバ・ミ・トーチ!!」

 

アデル「喰らえ!!」

 

小狼「火神招来!!」

 

刻「ガウスキャノン!!」

 

ジバニャン「百猫裂弾!!」

 

レジーナ「ミラクルドラゴングレイブ!!」

 

キュアエース「ときめきなさい!エースショット!ばっきゅ~ん!!」

 

ワイバーンの大群「キキャーーーーーーーーーッ!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドド!!!!」

 

と、引力(グラビテーション)で吸い寄せたワイバーンの大群を、

 

グラン・ゲインズのメンバーが一斉攻撃で、一気に撃破した。

 

しかし、それでも尚、ワイバーンの大群は半分以上残っていた。

 

ワイバーンの大群「キキーーーーーーーーーッ!!!」

 

ねこ娘「ちょっと...これじゃ、キリがないわよ!!」

 

光「こうなったら...海ちゃん!風ちゃん!魔神(マシン)で

 

  一気に片付けちゃおう!!レイアース!!」

 

海「わかったわ!セレス!!」

 

風「ウインダム...お願い!!」

 

「ブオワーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、光・海・風の3人は、レイアース・セレス・ウインダムの3体を

 

それぞれ、出現させた。

 

レイアース(光)「............。」

 

セレス(海)「...........。」

 

ウインダム(風)「..........。」

 

さくら「光さん!海さん!風さん!」

 

小狼「魔神(マシン)か!!」

 

ケロベロス「よっしゃーっ!!待っとったで!!」

 

レイアース(光)「炎の...矢ーーーーーーーーっ!!」

 

セレス(海)「氷の...刃ーーーーーーーっ!!」

 

ウインダム(風)「碧の...疾風ーーーーっ!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!」

 

ワイバーンの大群「キキャーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、レイアース・セレス・ウインダムの3体は、

 

それぞれ魔法で攻撃を開始し、ワイバーンの大群を、

 

次々と撃破していった。

 

ワイバーンの大群「キキーーーーーーーーーッ!!!」

 

ラピス「よし!!撃ち漏らした奴らは、任せとけ!!

 

    ラピス!プリティー・ガトリング!!」

 

アンズ「ハットリ流忍術...雷遁(らいとん)!!」

 

リータ「サテライトバスター...ローリングファイヤ!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドド!!!!!」

 

ワイバーンの大群「キキャーーーーーーーーーッ!!!」

 

そして、レイアース・セレス・ウインダムが撃ち漏らした

 

ワイバーンの大群をラピス達が撃破していき、

 

残りがわずかになると....。

 

キュアロゼッタ「あと一息ですわ!!」

 

キュアダイヤモンド「ハート!!」

 

キュアハート「うん!みんな、行くよ!!」

 

キュアハートがマジカルラブリーハープの弦を爪引くと、プリキュア達5人が

 

エンジェルモードとなり、空中で陣形を組み立てる。そして、

 

「プリキュア!ロイヤルラブリーストレートフラッシュ!」

 

と5人が叫ぶと、陣形の中央から強力な虹色のビームが放たれ、星屑のように

 

拡散される。そして...。

 

ワイバーンの大群「キキャーーーーーーーーーッ!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、最後にドキドキ!プリキュアの5人が、

 

ロイヤルラブリーストレートフラッシュを放ち、残りのワイバーンを撃破した。

 

これでワイバーンの大群50000匹は全て倒された。

 

キュアハート「やったーっ!!」

 

鬼太郎「ふう...やっと終わったか。」

 

さくら「でも...まだ気は抜けません!!」

 

メリオダス「さくらの言う通りだぜ。すぐに次が来るぞ!!」

 

ルウェス「ふうん...『覇王色の覇気』を使ってない割には

 

     けっこう早かったね。あのザコ共...少しはヤルじゃん!!」

 

シーサイド「確かに...我々の予想を上回る短時間でしたね。」

 

アルト「フッ...あれぐらいでくたばってもらっちゃ面白くないよ。」

 

バイエルン「では姫様...第2回戦と参りましょう。」

 

ルウェス「オッケー!!それじゃ、シーサイドお願~い!!」

 

シーサイド「かしこまりました。では、『ルウェスちゃんゲーム』

 

      第2回戦を開始しましょう。」

 

「シュン!!シュン!!シュン!!」

 

龍魔神3体「..........。」

 

クレフ「な...何だと!?」

 

ウインダム(風)「あ...あれは...。」

 

セレス(海)「う...嘘でしょ!?」

 

レイアース(光)「マ...魔神(マシン)!?」

 

と、シーサイドの号令と共に、龍魔神3体が姿を現した。

 

そしてそれを見た光達は、驚きの表情を見せた。

 

さくら「マ...魔神(マシン)が出てくるなんて...。」

 

ケロベロス「あいつら...あんなもん何処で手に入れたんや!?」

 

シーサイド「我々バイキンショッカーの科学力をもってすれば、

 

      これぐらいの事、造作もありません。」

 

ルウェス「ついでに教えてあげよっか?この『龍魔神』はね~、

 

     セフィーロの魔神にバイキンショッカーのデータにあった

 

     『ガンダム』や『スーパーロボット』の技術を

 

     ありったけぶち込んで造った最新鋭機なんだよ~!!

 

     君達ザコ共に倒せるかな~?楽しみ楽しみ!!」

 

レイス「ガンダムにスーパーロボットね...。なるほど。

 

    どうりで『GNドライブ』が搭載されている訳か...。

 

    しかも、『光子力エネルギー』まで使っているようだね。

 

    これは厄介ではあるな...。」

 

ラピス「ガンダムだかスーパーロボットだか知らねーけど

 

    上等じゃねーか!!かかってきやがれ!!」

 

アクア「ラピス、その前に...白魔法(ホワイトアタック)!治癒(ホイル)!!」

 

「パアーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

エリザベス「それなら、わたくしも!!」

 

と、アクアとエリザベスはそれぞれ、回復魔法を発動させて、

 

メンバーを回復させた。

 

鬼太郎「よし!これなら行ける!!」

 

さくら「ありがとうございます!!」

 

メリオダス「サンキュな!エリザベス!ミリカ!!」

 

シーサイド「準備はいいようですね...では、第2回戦始め!!」

 

鬼太郎「みんな行こう!先手必勝だ!!指...」

 

キュアブラック「ブラックサンダー!!」

 

キュアホワイト「ホワイトサンダー!!」

 

「バリバリバリバリバリ!!!!」

 

キュアブラック「プリキュアの...美しき魂が!!」

 

キュアホワイト「邪悪な心を...打ち砕く!!」

 

零「目には目を、歯には歯を...悪には悪を!!」「ピン!!」

 

トランクス「ハアアアアアアアーーーーーーーーッ!!!!」

 

「ドシューーーーーーン!!」「シュンシュンシュンシュン....。」

 

トランクス(超サイヤ人2)「フィニッシュ...」

 

エスカノール「無慈悲な(クルーエル)...」

 

と、シーサイドの合図とともに、グラン・ゲインズのメンバーは

 

それぞれの最強技を発動させる。

 

ルウェス「ん?もう決めにかかってんの?せっかちな連中~!!」

 

シーサイド「ですが姫様、問題ありません。」

 

アルト「ほう...大した自信だな。」

 

バイエルン「普通ならば消滅ものですがね。」

 

鬼太郎「鉄砲ーーーーーーーーーーっ!!!」

 

キュアブラック・ホワイト「プリキュア!マーブルスクリュー・マックス!!」

 

零「煉獄の業火(サタン・ブレイズ)!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「バスターーーーーーーッ!!」

 

エスカノール「太陽(サン)!!」

 

「ブオワーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

龍魔神「!!!!!!!!!?」

 

「ドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーン!!」

 

と、指鉄砲・マーブルスクリューマックス・煉獄の業火(サタン・ブレイズ)

 

フィニッシュバスター・無慈悲な太陽(クルーエル・サン)の合体技が

 

龍魔神3体に向かって放たれ直撃し、大爆発を起こした。

 

ナツメ「やったーーーーーーっ!!」

 

マイ「さすがだわ!!」

 

ホーク「こりゃ、龍の丸焼きの出来上がりだぜ!!」

 

と、大爆発を見たグラン・ゲインズのメンバーは、

 

勝利を確信したが....。

 

龍魔神3体「♪♪♪♪♪♪♪♪~。」

 

シャイニー・ルミナス「えっ!?」

 

ねこ娘「嘘でしょ!?」

 

砂かけ婆「あ...あれを受けて無傷じゃと!?」

 

と、煙の中から『GNフィールド』を展開した

 

龍魔神3体がほぼ無傷で姿を現した。

 

トランクス(超サイヤ人2)「く...くそ!!」

 

キュアホワイト「そ...そんな...。」

 

キュアブラック「あ...ありえない...。」

 

ルウェス「キャハハハハハハハ!!何が『やったーーーーっ!!』

 

     『さすがだわ!!』『こりゃ、龍の丸焼きの出来上がりだぜ!!』

 

     だよ...超~ウケルんだけど~!!」

 

シーサイド「当然です。あんな『コロニーレーザー』以下のエネルギーで

 

      龍魔神は墜とせませんわ。」

 

アルト「さすがは『マジンガーZ』の装甲よりも頑強なだけの事はあるな。」

 

バイエルン「おまけに『GNフィールド』まで展開できるとはな...

 

      さあ、どうする?グラン・ゲインズ...

 

      生半可な攻撃では通用しないぞ。」

 

龍魔神3体「.............。」

 

「ブウーーーーーーーーーーーン...。」

 

と、今度は龍魔神3体が腹部にエネルギーをチャージし始めて、

 

『主砲』の発射態勢をとる。

 

さくら「ほえーーーーーーーーっ!!」

 

ケロベロス「あかん!!マズいで!!」

 

マーリン「団長殿!!」

 

メリオダス「ああ!任せろ!!神器ロストヴェイン!!」

 

「シュンシュンシュン!!」

 

メリオダス②「.......。」

 

メリオダス③「.......。」

 

龍魔神3体「!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ドオーーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、メリオダスは神器ロストヴェインを発動させて、

 

自身の分身を2体出現させた。その直後、

 

龍魔神3体は主砲を発射した。そして...

 

メリオダス「全(フル)...。」

 

メリオダス3人「反撃(カウンター)!!」

 

「シュン...。」「ドオーーーーーーーーーン!!!」

 

龍魔神3体「!!!!!!??????」

 

「ドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーン!!」

 

メリオダス3人は『全反撃(フルカウンター)』で

 

龍魔神3体の主砲をそのまま跳ね返し、

 

直撃させて、大爆発を起こした。

 

バン「やったぜ団ちょ!!」

 

キング「これなら!!」

 

メリオダス「...いや、そう甘くはねえみてえだな。」

 

龍魔神3体「♪♪♪♪♪♪♪♪~。」

 

と、先ほどと同じく、またまた龍魔神3体が

 

ほぼ無傷の状態で姿を現した。

 

トウマ「そ...そんな!!」

 

アキノリ「どうなってんだよ、あいつは!?」

 

子泣き爺「ぬりかべよりも遥かに頑丈そうじゃのう...。」

 

ぬりかべ「ぬりかべ~....。」

 

ルウェス「キャハハハハハハハ!!!残念無念また来週~!!」

 

シーサイド「龍魔神よ...あの愚か者たちにパワーの違いを

 

      見せてあげなさい!!」

 

龍魔神3体「ガオーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

「ババババババババババ!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドド!!!!!!!」

 

キュアハート「きゃーーーーーーーっ!!!」

 

鬼太郎「うわーーーーーーーーーっ!!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「ぐわーーーーーーーっ!!」

 

と、シーサイドの号令と共に、龍魔神3体は龍型のファンネルを

 

無数に出現させて、グラン・ゲインズのメンバーを

 

一斉に攻撃し始めた。

 

キュアブラック「ううう...。」

 

キュアソード「あ...あ...あ...。」

 

レジーナ「い...痛いよ...。」

 

ゼロライザー(マサト)「..........。」

 

美香の声「マサト君...マサト君!しっかりして!!」

 

ゼロライザー(マサト?)「...くっくっく!!!」

 

「ブオワーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、気絶していたゼロライザー(マサト)が突如目覚めると、

 

眼光が鋭くなり、パワーを急激に上昇させた。

 

進之介「マ...マサト君、まさか!?」

 

レイス「例の状態になったのか!?」

 

アルト「フン...『あの男』が出てきたか。」

 

バイエルン「あれがゼロライザーの真の力か。

 

      ようやくお目にかかる事ができたな。」

 

ゼロライザー(マサト?)「機械の分際でやってくれるな...

 

            いいだろう。塵一つ残さず、

 

            消滅させてやる。」

 

「パアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

 

と、ゼロライザー(マサト?)は残忍な笑みを浮かべながら、

 

天滅波動撃(ゼロ・スレイブ)の発射態勢に入った。

 

鬼太郎「ま...まずい!!」

 

メリオダス「みんな、離れろ!!」

 

シーサイド「こ...これは!?」

 

ルウェス「スゴいじゃんあの力!!」

 

ゼロライザー(マサト?)「『王』の力の前に...消え去るがいい!!

 

            天滅波動撃(ゼロ・スレイブ)!!」

 

「ブオワーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

シーサイド「えっ!?」

 

ルウェス「ん?」

 

アルト「なっ!?」

 

バイエルン「ほう....。」

 

「ドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!」

 

と、ゼロライザー(マサキ?)が放った天滅波動撃(ゼロ・スレイブ)は

 

何と、ドラグキャリアの甲板に向けて放たれた。

 

そして、直撃を受けたドラグキャリアは大爆発を起こしながら、

 

跡形もなく消滅した。

 

ラピス「マ...マサト...。」

 

バン「へへっ!こりゃ傑作だぜ!!あの野郎...あのガキ共を攻撃しやがった♪」

 

美香の声「マ...マサト君...これってルール違反じゃ...。」

 

ゼロライザー(マサト?)「敵が勝手に作ったルールなど知った事ではない...

 

            お前は黙ってこの俺に従っていれば良い!!

 

            次はあの機械共だ。天滅光(ゼロ・フラッシュ)!!」

 

龍魔神3体「ギャオーーーーーー!!!!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!」

 

と、ゼロライザー(マサト?)は、天滅光(ゼロ・フラッシュ)を

 

発動させると、龍魔神3体をもあっさりと撃破してしまった。

 

ねこ娘「や...やったの...?」

 

キュアソード「しかも...敵を全部...?」

 

さくら「それじゃあわたし達...勝ったんですか?」

 

ルウェス「あ?何、寝言ほざいてるんだよ!!」

 

「ドオーーーーーーーーーーーーーン!!!!!」

 

キュアダイヤモンド「あああーーーーーーーっ!!!」

 

キュアロゼッタ「きゃあーーーーーーーーっ!!!」

 

キュアエース「くうーーーーーーーーっ!!!」

 

「シューーーーーーン...。」

 

シーサイド「やってくれましたね...この私の美しい肌に傷をつけるとは!!」

 

アルト「残念だったな...。」

 

バイエルン「考えとしては悪くなかったがな。」

 

と、ルウェスに続いて、バイエルン達もドラグキャリアが

 

消滅した場所から姿を現した。

 

鬼太郎「そ...そんな...」

 

メリオダス「天滅波動撃(ゼロ・スレイブ)が...効かなかったって

 

      いうのかよ!?」

 

シーサイド「姫様が咄嗟に、闘圧を展開させてくれなければ...

 

      この程度では済まなかったでしょうがね。」

 

バイエルン「ちなみに私とアルトは空間にゆがみを発生させて、

 

      一時退避したがな。」

 

ルウェス「ちょっとバイエルン!!だったら何で僕達も

 

     連れて行かなかったんだよ!!」

 

バイエルン「申し訳ありません。バイキンショッカーの最高幹部である

 

      姫様ならばあの程度の攻撃など、問題ないと思いまして。」

 

ルウェス「そ...そう?も~ヤダなバイエルンったら!!

 

     早くそう言ってよ♪さてと...君達、ルール破っちゃったね。

 

     この落とし前...どうつけてくれるんの!?」

 

「ブオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

 

進之介「っ!?」

 

キュアハート「きゃあーーーーーーーーっ!!」

 

レイス「くっ!?」

 

と、ルウェスから発せられた凄まじい殺気に進之介達は圧倒される。

 

バイエルン「姫様...ここはひとつ...。」

 

ルウェス「ん?」

 

と、ルールを破られて憤慨するルウェスにバイエルンが耳打ちした。

 

ルウェス「そうだね~それでもいいよ!!」

 

バイエルン「ありがとうございます、姫様。では...。」

 

「ピシーーーーーーーーーーーン!!!」

 

ゼロライザー(マサト?)「!!!!!!!?」

 

と、バイエルンはそう言いながら、ゼロライザー(マサト?)の時間を止めた。

 

ナツメ「えっ!?」

 

キュアブラック「あんた...何するのよ!?」

 

バイエルン「こういう事だ。」

 

「バアーーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、バイエルンはゼロライザー(マサト?)に向けて

 

右手をかざすと、変身を強制解除させて、

 

元のマサトの姿と美香へと戻した。そして...。

 

「シューーーーーーーーーン....。」

 

バイエルン「姫様...これが『天滅槍(ゼロライド)』で

 

      ございます。どうぞお納めください。」

 

と、バイエルンは、解放前の『天滅槍(ゼロライド)』をルウェスへと手渡した。

 

零「何!?」

 

泪「あの野郎...天滅槍(ゼロライド)を!?」

 

平家「何という事ですか...。」

 

アルト「フン...バイエルンに感謝するんだな。

 

    本来ならお前達全員、姫様に消されていたぞ。」

 

ルウェス「でも次元の王の武器の一つが手に入ったから、

 

     これで許しちゃう!僕って優しいでしょ~

 

     でも次にルール破ったら...わかってるよね?」

 

と、そう言いながらグラン・ゲインズのメンバーを睨みつけるルウェス。

 

キュアダイヤモンド「うっ.....。」

 

キュアエース「な...何て殺気...。」

 

アクア「マサト君...美香ちゃん...残念だけど、ここまでみたいね。」

 

「パチン!!」「シュン!!」

 

と、アクアは気絶していたマサトと美香を瞬間移動で、

 

アルテミスへと戻した。

 

進之介「マサト君...美香ちゃん...ありがとう!!」

 

レイス「天滅槍(ゼロライド)は我々が必ず取り返そう。」

 

ルウェス「そんじゃ気を取り直して、第3回戦行ってみよっか!!」

 

シーサイド「かしこまりました。では『五龍将』...出てきなさい!!」

 

「シューーーーーーーン...。」

 

ツイストム「やっと出番が来たか...。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!待ちくたびれたぞ!!」

 

アグニカ「やっと暴れられるゾ!!」

 

ダーグス「任務了解...。」

 

「ドオーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 

と、ついに五龍将のツイストム・ガンドルフ・アグニカ・ダーグスが

 

凄まじい闘圧を放ちながら、出現した。

 

鬼太郎「なっ!?」

 

トランクス(超サイヤ人2)「何だ!?この凄まじい気は!?」

 

メリオダス「さてさてさーて...ちょっとヤバいかなこりゃ?」

 

アクア「それでも...私達は立ち止まるわけには行きません!!」

 

キュアハート「そうだよ!!絶対に第3世界をこんな風にした

 

       この人達は許さない!!」

 

レイス「とはいえ...この者達の力は...。」

 

進之介「みんな...。」

 

 

 

 

と、どうにかワイバーンの大群と龍魔神を退けた

 

グラン・ゲインズのメンバーであったが、

 

その代償として、『天滅槍(ゼロライド)』が

 

ルウェスに奪われてしまった。

 

そして、第3回戦の相手としてついに出現した『五龍将』...

 

果たして彼らの実力とは...

 

これからの戦いの行方は一体、どうなってしまうのであろうか!?

 

 

 

第3話 ~ 開幕!!『ルウェスちゃんゲーム』!! ~ ( 完 )

 




コラボ特別編第3話終了です。


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第4話 ~ 戦慄!五龍将の脅威!!そして...~

コラボ特別編第4話です。


ツイストム「ククク...。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッハッ!!!」

 

アグニカ「イヒヒヒヒ!!!!」

 

ダーグス「.........。」

 

シーサイド「光栄に思いなさい、グラン・ゲインズ...

 

      今度は我々『五龍将』があなた方のお相手を

 

      して差し上げましょう。」

 

鬼太郎「な...何だ、こいつらは!?」

 

ケロベロス「す...凄まじい気配や!!」

 

さくら「この人たちが...」

 

マーリン「『五龍将』とやらか...なるほど。

 

     この力...『十戒』以上と言っていいだろうな..。」

 

アグニカ「ああ!?あたし等を『十戒』なんかと比べるんじゃないゾ!!」

 

ツイストム「その通りだ。俺達の力は、十戒はおろか...

 

     『最上位魔神』をも遥かに凌駕する!!」

 

キング「『最上位魔神』...?団長...誰だか知ってるの?」

 

メリオダス「まあな...けどそんな事より、そんなデカい口を叩く奴ほど

 

      案外、大した事無かったりするんだけどな。」

 

ダーグス「何...?」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!いっちょ前に、ワシらを挑発しとるぞい!!

 

      面白いのう。」

 

アルト「そんな軽口を叩けるのも今の内だぞ、メリオダス。」

 

バイエルン「フッ...強がりはよせ。『3000年前のお前』なら

 

      ともかく...今のお前で敵う相手ではないぞ。」

 

メリオダス「言ってくれるな、バイエルン...。」

 

アクア「メリオダス...(でも、そうなってしまったら、

 

    あなたがあなたでなくなってしまう。)」

 

シーサイド「では、戦闘を開始する前に...少しの間、

 

      あなた方に猶予を与えましょう。」

 

ナツメ「はあ!?」

 

ねこ娘「猶予ですって!?」

 

アニエス「何の猶予よ!!」

 

シーサイド「戦闘を開始すれば、あなた方に待っているのは『死』のみです。

 

      ならばせめてもの慈悲で、仲間に別れを告げるのも良し、

 

      好意を寄せている者に思いを伝えるのも良し、

 

      死ぬ前に念仏を唱えるのも良し...

 

      という、猶予の時間を与えようと言っているのですよ?

 

      ああ...我ながら、素晴らしい事を思いつきました。」

 

と、自身の提案に酔いしれながらグラン・ゲインズのメンバーに

 

そう語るシーサイド。

 

キュアソード「ふざけないで!!」

 

キュアエース「どこまでわたくし達をバカにすれば

 

       気が済むのですか!?」

 

キュアハート「好きな人に思いを伝えるなんて...

 

       あなたに言われてやる事じゃないもん!!」

 

ルウェス「えっ?シーサイドの言ってる事...事実じゃん。

 

     君達、これから死んじゃうんだから、

 

     素直に提案受け入れた方が良いと思うけどね~♪」

 

バン「ふざけんじゃねえ!!」

 

レイアース(光)「そういうのをね...『余計なお世話』って言うんだ!!」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

レイス「フッ...シーサイド君だったかな?残念ながら、

 

    ここにいる全員、君の提案を受け入れる気は

 

    無いみたいだよ。」

 

ルウェス「ふーん...そんなに死に急ぐ事ないのに。」

 

アルト「仕方ないさ。おめでたい頭をしている連中ばかりだからね。」

 

シーサイド「私の素晴らしい慈悲を踏みにじるとは...愚かなことですね。

 

      では望み通り、消して差し上げましょう。では...。」

 

ツイストム「待て、シーサイド」

 

シーサイド「どうしました?ツイストム...。」

 

ツイストム「消す前に、俺からも話をさせろ。

 

      こいつらに少し聞きたいことがある。」

 

シーサイド「わかりました。いいでしょう...。」

 

ツイストム「おい、プリキュア共!!」

 

キュアブラック「何よ!?今更怖気づいたの!!」

 

アグニカ「あたしらがお前等なんかに怖気づく訳ないゾ!

 

     何時まで寝言言ってんだゾ!べろべろべー!!」

 

キュアソード「つくづくバカにして....!!」

 

ツイストム「寝ぼけた事を抜かすのもいい加減にするんだな。

 

      俺が聞きたいのはプリキュアがお前等だけなのかと言ってるんだ」

 

アキノリ「へ?」

 

メリオダス「何だ?プリキュアって他にもいんのか?」

 

シーサイド「プリキュアは彼女達以外にもあと数十人いる筈ですが?」

 

バン「ああ!?」

 

シーサイドの言葉にメリオダス達は目が点になった。

 

ねこ娘「ちょっと...プリキュアってそんなにいるの!?」

 

キュアハート「うん、そうだよ!!」

 

キュアエース「私達の他にもあと何チームか存在しておりますわ。」

 

刻「そんなにいんのかよ...」

 

ツイストム「おいおい...そいつらは知らなかったのか?

 

      どうせなら雑魚は雑魚らしく

 

      徒党を組んで挑んでくればいいものを...」

 

キュアブラック「何よその言い方!」

 

キュアホワイト「他のプリキュアのみんなは、

 

        別の世界にいるはずだけど...

 

        仮に同じ世界にいたとしても、

 

        安易に巻き込むわけに行かないし...。」

 

アグニカ「弱っちい癖に細かい気にしてんじゃないゾ。

 

     使える奴は使った方がいいと思うゾ!」

 

ダーグス「全くだな...。」

 

キュアハート「みんなの事を道具みたいに言わないでよ!!」

 

ツイストム「ふん、まあいい。プリキュア如き何十人いようと同じ事だ。

 

      俺達の次元の様に『奴』の助力がある訳でもないだろうしな。」

 

マーリン「『奴』?」

 

マーリンはツイストムが言った『奴』と言う存在が気になった。

 

ツイストム「まあ、この場にいないプリキュアの事などどうでもいい。

 

      そんな事より『暴食の罪(ボア・シン)マーリン』...。」

 

マーリン「何だ?」

 

ツイストム「我々の仲間になる気はないか?」

 

マーリン「...何?」

 

メリオダス「はあ!?」

 

ツイストムがマーリンに仲間にならないかと話を持ち掛け、

 

グラン・ゲインズのメンバー達は驚愕した。

 

ディアンヌ「何ふざけた事言ってるんだよ!!」

 

キング「そうだよ!僕達を侮辱するのもいい加減にしろよ!!」

 

バン「おい...幾ら何でも冗談が過ぎるぜ~?」

 

エスカノール「私のマーリンを引き入れようとするなど...おこがMAX!!!!」

 

メリオダス「おいお前...幾ら何でも言っていい事と悪い事があるぜ!!」

 

さくら「そうだよ!マーリンさんがあなた達なんかの仲間になる訳ないよ!!」

 

ツイストムの言葉にメリオダス達七つの大罪だけでなく

 

グラン・ゲインズのメンバー達は怒りを露わにするが、

 

ツイストムはそんな彼らを見ても何処吹く風だった。

 

マーリン「私がお前達の仲間になると思っているのか?」

 

ツイストム「無論、ただでとは言わん。

 

      もし、こちら側につくと言うのであれば...

 

      お前の求めている『アレ』について全てを知る事が出来る...。

 

      むしろ、お前自身に『アレ』の力をくれてやる事も出来るぞ?」

 

マーリン「!!!!!!!!?」

 

ツイストムの『アレ』と言う言葉にマーリンはかつてない程に驚愕した表情になる。

 

小狼「『アレ』...?」

 

ケロべロス「『アレ』って...何やねん?」

 

マーリン「何...だと?まさか...貴様が言っているのは...!!」

 

ツイストム「ああ。そのまさかだとも」

 

さくら「マ、マーリンさん?」

 

メリオダス「おい、マーリン...お前、どうしたんだ!?」

 

驚愕した表情を崩そうとしないマーリンに

 

さくらやメリオダスは困惑していた。

 

マーリン「何故...貴様が『アレ』について知っている...?」

 

ツイストム「くくく...何故だろうな?」

 

マーリン「答えろ!!!」

 

キュアロゼッタ「ひいっ!?」

 

さくら「マ、マーリンさん!?」

 

ディアンヌ「どうしたの!?マーリン!!」

 

キング「どうしたのさ!君ともあろう者がそんなに取り乱して!!」

 

何時も落ち着いた態度を崩さないマーリンがかつてない程に

 

激昂している事がグランゲインズのメンバーは信じられないでいた。

 

ツイストム「ククク...そう怒るな。今教えてやる。

 

      なぜ俺がお前の求めている『アレ』を知っているのかをな...。

 

      知っているからだよ。『アレ』を生み出された張本人を・・・」

 

マーリン「何だと...?」

 

ツイストム「『アレ』を生み出したのは我らが絶対なる『あのお方』だ」

 

キュアハート「『あのお方』って...ルウェスやバイエルンが言っていた?」

 

レジーナ「さっきからなんなのよ!『あのお方』って誰なのよ!!?」

 

レイス「それは私も非常に気になるね...」

 

ツイストム「バイエルンがさっき言っていただろう?

 

      『あの方』については何も知らん方が幸せだと。

 

       俺も同意見だな。

 

      『あの方』はお前達の理解出来る領域を遥かに

 

       超越しきっているからな」

 

シーサイド「ツイストム…喋り過ぎではありませんか?

 

      別に『あのお方』の存在については

 

      我々の次元のプリキュア達も知っている事ですし...

 

      秘匿されている訳でもありませんが?」

 

ツイストム「別に良いだろう?言及されている事など何も言っていないのだ。

 

      それでどうだ?『暴食の罪(ボア・シン)・マーリン』よ...

 

      『アレ』について全てを知りたくはないか?

 

      『アレ』の力を自分自身の物にしてみたくはないか?」

 

マーリン「.......。」

 

さくら「やめて!!」

 

執拗にマーリンを誘うツイストムにマーリンを慕っているさくらが止めた。

 

ツイストム「ん?」

 

マーリン「さくら...」

 

さくら「マーリンさんが何を求めているか知らないけど...

 

    マーリンさんは私達の仲間だよ!!

 

    あなた達達なんかの仲間になる訳ない!!」

 

ツイストム「仲間だと...?クハハハハハハハハハハハ!!!

 

      笑わせるな小娘!!その女は『アレ』の封印を解く為に

 

      お前達を利用しているだけだ!!

 

      その女にとってお前達などただの道具に過ぎん!!」

 

さくら「え...?」

 

ツイストム「『アレ』の封印を解く為には『魔神王』に

 

      消えてもらう必要があるからな!!

 

      だから『魔神王』と敵対しているお前達の存在は都合がいい!!

 

      だからお前達と一緒にいるだけだ!!その女は『アレ』を

 

      手に入れる為だけにお前達を利用しているだけだ!!

 

      その女にとっては『アレ』の存在と

 

      それを手に入れる事以外の事等全てどうでもいいのだからな!!

 

      貴様らはその女に利用されているだけなのだよ!!」

 

ツイストムは笑いながらさくら達にそう言い放つ。

 

バン「おいおい、マーリンさんよ...。」

 

キング「あいつの言ってる事...本当なの?」

 

エリザベス「マーリン様...。」

 

エスカノール「ハッハッハッ!!そんな事があるはずがないでしょう。

 

       この私がいるのですからね...。」

 

マーリン「ああ、本当だ。私は『アレ』の為に、

 

     お前たちをこれまで利用させてもらっていた。」

 

ゴウセル「えっ!?」

 

さくら「そ...そんな..マーリンさん...。」

 

と、ツイストムの言葉を肯定したマーリンに対して、

 

一同はショックを受ける。

 

ツイストム「クハハハハハハハハハハハ!!!

 

      だから言っただろう?所詮、その女と

 

      お前たちとは、そういう関係なのだ。

 

      ではマーリンよ...こちらへ来るがいい。」

 

マーリン「断る。」

 

ツイストム「何だと!?」

 

メリオダス「そういうと思ったぜ。イッシッシッ!!」

 

さくら「マーリンさん!!」

 

ツイストム「き...貴様!!『アレ』が欲しくないのか!?

 

      俺達と来ればすぐにでも!!」

 

マーリン「確かに魅力的な話だが...すまんな。

 

     『アレ』の事以外にお前達に利用価値は無さそうなのでな。

 

     それに...私は探究者なのだ。

 

     お前達の次元の『私』はどうかは知らないが、

 

     この『私』は少なくとも、手に入れたいものが

 

     あるならば、自分の手で掴む!!いや、違うな。

 

     心の底から利用できる『仲間』と共にな...。」

 

バン「ヘヘッ!!」

 

ディアンヌ「マーリン!!」

 

キング「ああ!!僕達も同じ気持ちだよ!!」

 

エスカノール「当然ですよ。」

 

ゴウセル「俺も異論はない。」

 

メリオダス「残念だったな、ツイストム!!七つの大罪...

 

      いや、俺達グラン・ゲインズの絆は誰かに

 

      利用されているからといって、

 

      簡単に壊れるほどヤワじゃないぜ!!」

 

キュアハート「メリオダスさんの言う通りだよ!!」

 

鬼太郎「利用されているということは...言い換えれば、

 

   『頼りにされている』事だからね。」

 

さくら「マーリンさん...。」

 

マーリン「さくら...。」

 

さくら「わたし...いつか絶対、マーリンさんに利用して

 

    もらえるくらい強くなります!!ですから...

 

    これからも一諸に戦ってください!!」

 

マーリン「...ああ!!」「ギュッ!!」

 

と、マーリンはさくらをそういいながら抱きしめた。

 

さくら「ほえーーーーーーーっ!!マーリンさん!?」

 

マーリン「安心しろ。お前の傍からは絶対に離れない。

 

     これからも頼むぞ。」

 

さくら「...はい!!」「ギュッ!!」

 

そして、さくらもそういいながら、マーリンを抱きしめ返した。

 

ケロベロス「ええ話やな...。」

 

小狼「泣いてるのか?ケロベロス...。」

 

ケロベロス「ア...アホ言うな小僧!!泣いてへんわ!!」

 

アグニカ「イヒヒヒヒヒ!!ツイストム...ダサいゾ!!」

 

ツイストム「お...おのれこの俺の素晴らしい申し出を

 

      コケにしやがって...殺す!!」

 

ルウェス「まあどうでもいいけど、シーサイド!!」

    

アクア「さっさと3回戦を始めてくれないかしら?」

 

シーサイド「かしこまりました。では...。」

 

ルウェス「お前!!僕のセリフとるな~!!」

 

アクア「あ~ら、それは悪かったわね!!」

 

シーサイド「第3回戦...始め!!」

 

アグニカ「まずはあたしからだゾ!!フン!!」

 

「ドオーーーーーーーーーーッ!!!」

 

キュアブラック「きゃあーーーーーーーっ!!!」

 

キュアホワイト「あああーーーーーーーっ!!!」

 

零「く...くそっ!!」

 

と、まずはアグニカが凄まじい竜の闘気を解放して、

 

右手をかざすと、周囲が大爆発を起こして、

 

グラン・ゲインズのメンバーを吹き飛ばした。

 

キュアダイヤモンド「あ....が...。」

 

アデル「お...あ.....。」

 

レジーナ「あ...熱い....よ...。」

 

シーサイド「そうですか...では、涼しくして差し上げましょう。

 

      『氷河大爆発(ツンドラエクスプロード)』!!」

 

「パキパキパキパキーーーーーーーーーン!!」

 

レイアース(光)「させない!!紅い...稲妻ーーーーっ!!!」

 

セレス(海)「水の...龍ーーーーっ!!!」

 

ウインダム(風)「碧の...烈風ーーーっ!!!」

 

と、シーサイドは『氷河大爆発(ツンドラ・エクスプロード)』を

 

グラン・ゲインズに向けて放つが。対するレイアース(光)達が

 

それぞれ魔法を放ち応戦する。だが...。

 

レイアース(光)「うわーーーーーーーーーっ!!!」

 

セレス(海)「きゃーーーーーーーーっ!!!」

 

ウインダム(風)「あああーーーーーっ!!!」

 

「パキパキパキパキーーーーーーーーーン!!!」

 

レイアース(光)「...........。」

 

セレス(海)「.............。」

 

ウインダム(風)「.............。」

 

クレフ「光!海!風!!」

 

と、レイアース(光)達は、応戦むなしく一瞬で氷漬けにされてしまった。

 

さくら「光さん!海さん!風さん!!」

 

小狼「そ...そんな...。」

 

ガンドルフ「つぎはワシじゃ!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「お前の相手は俺だ...ハアアーーーッ!!!」

 

と、トランクスはパワーを最大限に高めると、攻撃態勢をとった。

 

ガンドルフ「ほう...面白いワイ!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「くたばれ...ギャリック砲ーーーーっ!!」

 

「ドオーーーーーーーーーーーーン!!!」

 

と、トランクスが放ったギャリック砲が、ガンドルフを直撃して、

 

大爆発を起こした。だが...。

 

ガンドルフ「ガハハハハ!!!何じゃ今のは?埃をまいただけか?」

 

トランクス(超サイヤ人2)「なっ!?」

 

マイ「そ...そんな!!」

 

と、ガンドルフが砂ぼこりの中から無傷で姿を現し、

 

トランクスやマイは驚愕の表情を見せた。

 

ガンドルフ「どーれ...今度はワシの番じゃな。

 

    『地皇龍の重力波(ニーズヘッグ・グラビトン)』!!

 

「ブウーーーーーーーーーン....。」「ドオーーーーーーーーーーン!!!」

 

マイ「キャーーーーーーーーッ!!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「マイーーーーーー!!」

 

「ドゴゴゴゴーーーーーーーーーン!!!」

 

と、今度はガンドルフが『地皇龍の重力波(ニーズヘッグ・グラビトン)』を

 

放つと、一瞬でトランクスとマイそして、

 

グラン・ゲインズのメンバーを押しつぶした。

 

「シューーーーーーーン...。」

 

トランクス「あ.....が.......。」

 

マイ「ト...トラン...クス...。」

 

刻「く...そ...」

 

遊騎「ア....ホ.....な...。」

 

泪「あ......ぐ.....。」

 

平家「こ...これは...想像以上...でしたね...。」

 

ガンドルフ「ガハハハハハ!!さすがはワシじゃ!!」

 

ツイストム「次は俺の番だな...マーリン!!俺の申し出をコケにしたことを

 

      後悔させてやるぞ。あの下等妖怪共と同じように葬り去ってくれる!!」

 

ねこ娘「何ですって!?」

 

砂かけ婆「それではお主がゲゲゲの森を!?」

 

一反もめん「あんな風にしたとねー!?」

 

ツイストム「その通りだ!!あのザコ妖怪共...おとなしく死んでれば

 

      楽にしてやれたものを...『妖怪の意地を見せてやる!!』

 

      とか寝言ほざきながら向かってきたからな。

 

      黒コゲにしてやったのよ...クハハハハハ!!!」

 

「シュン!!」

 

鬼太郎「...黙れ!!」

 

「ドゴーーーーーーーーーン!!!」

 

ツイストム「ぐわーーーーーーっ!!」

 

と、ツイストムの言葉に激しく激高した鬼太郎は、

 

凄まじい妖気を放ちながら、一瞬でツイストムに

 

迫り、霊毛ちゃんちゃんこを巻き付けた右腕で殴り飛ばした。

 

鬼太郎「うおおおおーーーーーーーーっ!!!」

 

「ドドドドドドドドドドド!!!!」

 

目玉おやじ「鬼太郎!!」

 

ねこ娘「そのまま一気にやっちゃえ!!」

 

そして間髪入れずにツイストムを連続で殴り飛ばしていく

 

鬼太郎。だが....。

 

ツイストム「フン!!」

 

「ブワーーーーーーーーッ!!!」

 

鬼太郎「うわーーーーーーっ!!」

 

ねこ娘「鬼太郎!!」

 

ツイストムは、凄まじい勢いの突風を発生させて、

 

鬼太郎を吹き飛ばした。

 

ツイストム「ザコが...調子に乗ってるんじゃねえよ!!

 

      これで死ね...

 

     『嵐皇龍の大咆哮(ツイスター・テラ・ブレス)』!!」

 

「ブオワーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

鬼太郎「うわーーーーーーーっ!!!」

 

ねこ娘「きゃあーーーーーーっ!!!」

 

と、ツイストムは『嵐皇龍の大咆哮(ツイスター・テラ・ブレス)』で

 

鬼太郎たちを攻撃し、大ダメージを与えた。

 

砂かけ婆「..........。」

 

子泣き爺「..........。」

 

メリオダス「鬼太郎!!みんな!!」

 

キング「つ...強い...。」

 

ツイストム「まだ生きてたか...ならば!!」

 

ダーグス「待て...俺がやる。」

 

と、そういいながらダーグスがツイストムを制止した。

 

ツイストム「いいだろう...お手並み拝見と行こうか。」

 

メリオダス「みんな、行くぞ!!」

 

ラピス「おう!!ラピス・プリティーキャノン!!」

 

アンズ「ハットリ流忍術...波動丸!!」

 

リータ「サテライトバスター...フルチャージファイヤ!!」

 

さくら「焔火(ブレイズ)!!」

 

小狼「火神招来!!」

 

エスカノール「無慈悲な太陽(クルーエル・サン)!!」

 

マーリン「最後は私だ。魔力増強(パワー・アンプリファイ)!!」

 

『ブオワーーーーーーーーッ!!』

 

と、マーリンの『魔力増強(パワー・アンプリファイ)』で

 

威力が増したラピスたちの合体技を...。

 

メリオダス「全反撃(フル・カウンター)!!」

 

「シュン...。」「ドオーーーーーーン!!!」

 

と、メリオダスが『全反撃(フル・カウンター)』で

 

更に威力を増幅させてダーグスに向けて跳ね返した。

 

バン「よっしゃ!!」

 

キング「これで決まりだ!!」

 

ダーグス「消滅皇龍の闇烈火(ルイン・ダーグ・ペントラーズ』...。」

 

「ゴオーーーーーーーーーッ!!」

 

と、ダーグスは『消滅皇龍の闇烈火(ルイン・ダーグ・ペントラーズ』と

 

呼ばれる技でメリオダス達の合体技を瞬時に飲み込むと、

 

そのままメリオダス達へと向かっていった。

 

バン「何だと!?」

 

キング「そ...そんな!!」

 

ディアンヌ「ど...どうすれば...。」

 

ゴウセル「回避不能...。」

 

ケロベロス「ヤバいでこれは!!」

 

「シュンシュン!!」

 

アクア「ここは任せて!!」

 

ラピス・アンズ・リータ「姫姉さま!!」

 

キュアハート「行くわよ!プリキュア・ラブリバース!!」

 

「ピカーーーーーーーーン!!」

 

と、アクアとキュアハートがメリオダス達の前に出現して、

 

キュアハートはリバーシア・ウォッチを発動させると、

 

眩い光に包まれて、キュアハート・リバーシアへと転生を果たした。

 

キュアハート・リバーシア「みなぎる愛と力の女神...ここに転生せん!!

 

             キュアハート・リバーシア!!」

 

メリオダス「マナ!!ミリカ!!」

 

ツイストム「な!?」

 

アグニカ「あのキュアハート...何だゾ!?」

 

シーサイド「あれがキュアハート・リバーシア...」

 

ルウェス「へえ...いいじゃんいいじゃん!!でもね~!!」

 

キュアハート・リバーシア「Aファンネル!」

 

「ババババババババ!!!!!」

 

と、キュアハート・リバーシアはAファンネルを前方に

 

展開し、リバーシア・ジェネシック・ハートの発射態勢をとる。

 

キュアハート・リバーシア「リバーシア・ジェネシック・ハート!!」

 

アクア「黒魔法(ブラック・アタック)!!火炎球(メギド・スフィア)!!」

 

「ドオオオーーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、アクアは『黒魔法(ブラック・アタック)火炎球(メギド・スフィア)』、

 

キュアハート・リバーシアは『リバーシア・ジェネシック・ハート』

 

をそれぞれ放ち、『消滅皇龍の闇烈火(ルイン・ダーグ・ペントラーズ)」と

 

激突させるが..。

 

ダーグス「無駄だ...俺の闇は、プロトジコチューや魔神族の物とは、

 

     比べ物にならんぞ。消えろ!!」

 

「ブオワーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、ダーグスの『消滅皇龍の闇烈火(ルイン・ダーグ・ペントラーズ)』」が

 

『黒魔法(ブラック・アタック)火炎球(メギド・スフィア)』と

 

『リバーシア・ジェネシック・ハート』を飲み込むと、

 

そのままアクアとキュアハート・リバーシア、

 

そしてメリオダス達の所へと向かっていった。

 

キュアハート・リバーシア「ジェネシック・ハートが!?」

 

メリオダス「マ...マジかよ!?」

 

キング「そ...そんな!!」

 

ディアンヌ「い...嫌だよ...」

 

バン「く...くそったれが!!」

 

ゴウセル「直撃を受けた場合の生存確率...0%...。」

 

マーリン「『五龍将』...まさかこれほどの力とはな...。」

 

エスカノール「フ...フン!こんなものなど...。」

 

アクア「くっ!?やっぱり、今の私の魔力では...。」

 

と、アクアとキュアハート・リバーシア、

 

そしてメリオダス達が絶体絶命の危機に陥ったその時...。

 

進之介「魔法剣(アタックヴァイト)!!・疾風斬(カマイタチ)!!」

 

「シュン!!」「ゴオーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

アクア「シン!?」

 

キュアハート・リバーシア「どうして!?」

 

と、そこへ進之介が現れてアクアやマナ達を庇おうとするが...

 

進之介「うわああああーーーーーーーーーーっ!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーン!!!!!」

 

アクア・キュアハート・リバーシア「シーーーーーーーーン!!!!」

 

と、進之介は『消滅皇龍の闇烈火(ルイン・ダーグ・ペントラーズ』

 

を防ぎきれずに直撃を受けて、大爆発を起こし、吹き飛ばされた。

 

レイス「我が主!!」

 

さくら「シンさーーーーん!!」

 

メリオダス「あの...バカ野郎!!」

 

ルウェス「ちょーーーーーーーっと!!!!

 

     何、勝手してんのよあの子は!?」

 

進之介「あ.....が.....。」

 

アクア「シン...シン...しっかりして!!」

 

進之介「マナ...アクア...けがは...ない...?」

 

キュアハート・リバーシア「だ...大丈夫だよ...でも...でも!!」

 

進之介「よ...よかっ...た...。」「ガクッ....。」

 

と、瀕死の重傷を負ってしまった進之介はそのまま倒れてしまった。

 

キュアハート・リバーシア「あ...あ...あ...」

 

アクア「嫌ーーーーーーーーっ!!!」

 

キュアエース「シン様ーーーーーーーーっ!!」

 

キュアソード「う...嘘だよね....。」

 

アニエス「そ...そんな...。」

 

ルウェス「はいは~い!!ルウェスちゃんゲーム、これにて終了~!!」

 

と、進之介が倒れ、アクア達が悲しみに暮れているところに、

 

ルウェスが突如、『ルウェスちゃんゲーム』の終了を宣言した。

 

バン「何だと!?」

 

キング「どういう意味さ!?」

 

ルウェス「君達バカ?僕、さっき言ったよね?次ルール破ったら

 

     どうなるかわかってるよねって...。

 

     舌の根も乾かない内に、その子が破っちゃうし。

 

     だ~か~ら!!ルール一つ守れない奴らと

 

     これ以上、遊ぶつもりはないから!!

 

     という事で、君達全員...死刑だよ!!」

 

「ドオオオオオオオオーーーーーーーーッ!!!」

 

キュアロゼッタ「きゃあーーーーーーーっ!!!」

 

シャイニー・ルミナス「あああーーーーーっ!!!」

 

と、ルウェスは凄まじい闘圧を放ちながら、

 

巨大な龍の頭部の様なエネルギー弾を発生させる。

 

アルト「....。(バイエルン、ちょっとマズい展開になったようだね。)」

 

バイエルン「...。(いや...これでいい。)」

 

アルト「...。(何?)」

 

ツイストム「クハハハハ!!!あいつら死んだな....。」

 

アグニカ「あーあ...結局、つまんなかったゾ...。」

 

ダーグス「これでは、この次元にはもう期待できそうにないな。」

 

シーサイド「やはり、我々バイキンショッカーと戦うには

 

      この次元は役不足だったようですね。」

 

ガンドルフ「ガハハハハハ!!!まったくじゃわい!!!」

 

ルウェス「そんじゃ、バイバ~イ!!

 

    『竜神の大牙(バハムート・ヴァイス)』!!」

 

「ドオオオオオオオーーーーーーーン!!!!」

 

ナツメ「あ...あ...あ...。」

 

メリオダス「くっ!?ちょっとマズイなこりゃあ...。」

 

ラピス「くそ...くそーーーーーーーっ!!!」

 

アクア「シン...シン...。」

 

キュアハート・リバーシア「シーーーーーーーーン!!!」

 

と、グラン・ゲインズのメンバーがルウェスが放った

 

『竜神の大牙(バハムート・ヴァイス)』で消滅の危機を

 

迎えようとしたその時...。

 

進之介「!!!!!!!?」

 

「ドオオオオオオオーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、突如、進之介の体から禍々しい膨大な魔力があふれ出ると、

 

『竜神の大牙(バハムート・ヴァイス)』を一瞬でかき消した。

 

その光景にルウェス及び五龍将は一斉に驚きの表情を見せた。

 

ルウェス「んっ!?」

 

ツイストム「な...何だと!?」

 

アグニカ「今...何が起きたんだゾ!?」

 

ダーグス「姫様の.....攻撃が.....。」

 

進之介(?)「変...身!!」

 

「ブオワーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 

そして、進之介はそのまま立ち上がり、

 

次元の王候補(ディオケイター)・ラグナへと変身を果たした。

 

だが、その風貌はいつもの変身とは明らかに異なっていた。

 

ガンドルフ「おお.........。」

 

シーサイド「こ...この強大な力は!?」

 

ラグナ(?)「フハハハハハハハハハハハ!!!!

 

      愚かな『異物』共よ...。

 

      まだゲームは続いているぞ?」

 

キュアハート・リバーシア「シ...ン?」

 

アクア「ま...まさか...まさか!?」

 

レイス「我が主...フッ...。」

 

アルト「バイエルン...これは...。」

 

バイエルン「ついに現れたか...。」

 

ルウェス「へえ....やっと出てきたじゃん。

 

     この僕をワクワクさせてくれる奴が!!

 

     君、誰かな~?」

 

ラグナ(次元の王)「『異物』ごときに名乗る名などないが

 

      教えてやろう...我の名は『次元の王』!!

 

      死ぬ前に覚えておくがいい...フハハハハハハ!!!!」

 

 

 

 

 

と、グラン・ゲインズのメンバーは『五龍将』の力の前に

 

手も足も出なかった挙句に進之介がアクア達を

 

庇ったため、ルールを破ってしまい、

 

ルウェスに一方的に『ルウェスちゃんゲーム』を

 

打ち切られ、敗北を喫してしまった。

 

ルウェスに処刑されそうになったその時、

 

気を失った進之介がラグナ(次元の王)へと

 

変貌してしまった。

 

そして、ついにルウェスとラグナ(次元の王)の対決の

 

火蓋が切って降ろされようとしているのであった。

 

この闘いの行方、そしてグラン・ゲインズの運命は

 

一体、どうなってしまうのであろうか!?

 

 

 

 

第4話 ~ 戦慄!五龍将の脅威!!そして...。 ~ ( 完 )

 




コラボ特別編第4話終了です。


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第5話 ~ 次元を揺るがす超決戦!!『最強王』VS『最恐龍姫』 ~

コラボ特別編第5話です。


ツイストム「次元の...王だと!?」

 

ダーグス「あれが、この次元の最強の存在か...。」

 

アグニカ「あたし...ゾクゾクしてきたゾ!!」

 

ガンドルフ「ワシもじゃ!!血が騒ぎだしてきたぞい!!」

 

シーサイド「まさかこんなに早く現れるとは...ようやく我々も本腰を

 

      入れられそうですね。」

 

アクア「次元の王...。」

 

メリオダス「懐かしいぜ...感じるだけで体がバラバラにされちまいそうな

 

      この気配はよ...!!」

 

キュアハート・リバーシア「シン...。」

 

ラグナ(次元の王)「フハハハハハハ!!!どうした?異物共よ...

 

         もうゲームはお終いか?」

 

ルウェス「へ?僕そんな事言ったっけ?君みたいな奴がいるのに、

 

     終わらせるわけないじゃん!!ねえ、シーサイド?」

 

シーサイド「その通りですわ、姫様。」

 

アルト「は?何を言っている、お前さっき...。」

 

バイエルン「アルト!!姫様はそのような事は

 

      言われていないぞ...。」「ギロッ!!」

 

アルト「そ...そうだったな...。」

 

と、バイエルンはアルトを睨みながらそう言った。

 

ラグナ(次元の王)「グランバニアの小娘よ...。」

 

アクア「な...何よ!?」

 

ラグナ(次元の王)「異物共に随分と好き勝手されたようだな。

 

         愚かなことだ...。」

 

バン「ああ!?」

 

ディアンヌ「そんな言い方ないでしょ!?」

 

キュアエース「シン様はそのような事...絶対に言いませんわ!!」

 

アクア「悪かったわね...。」

 

光「.........。」

 

キュアブラック「う......。」

 

トランクス「ぐ.......。」

 

鬼太郎「.........。」

 

ラグナ(次元の王)「フン...無意味だが、助けてやるとするか。ハアッ!!」

 

「バアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、ラグナ(次元の王)はそう言いながら右手を上空にかざすと、

 

五龍将に倒されたメンバーの時間が巻き戻り、元の状態へと戻っていった。

 

「シューーーーーーーーーーーーーーーン....。」

 

光「えっ!?」

 

キュアブラック「あっ...。」

 

トランクス「うっ...。」

 

鬼太郎「僕は...一体?」

 

キング「やられていたみんなが...。」

 

ナツメ「元に戻った!!」

 

さくら「よかった...。」

 

ダーグス「これは...。」

 

アグニカ「姫様と同じ力だゾ!!」

 

シーサイド「ほう...。」

 

アクア「...どういう風の吹きまわしかしら?」

 

ラグナ(次元の王)「勘違いをするな。これ以上、異物共に無様な姿を晒すのが

 

         見るに堪えなかっただけの話よ...。」

 

メリオダス「あっそ!!」

 

キュアハート・リバーシア「でも...ありがとう!!」

 

ラグナ(次元の王)「フン...さてと、異物共の排除を始めるとするか。」

 

ルウェス「い~よ!!それじゃ早速...ん?」

 

ツイストム「馬鹿め!!排除されるのは貴様の方だ!!」

 

「ドオオオオオーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

 

と、ツイストムはそう言いながら持っていた『嵐龍刀ウルクルド』を

 

構えると、必殺技の発射態勢をとる。

 

鬼太郎「くっ!?うううーーーーっ!!」

 

ねこ娘「な...何なのよこの力は!?さっきよりも遥かに強い!!」

 

ツイストム「砕け散れ...『嵐皇龍の絶空砲(ツイスター・ヴォルガン)』!!」

 

「バリバリバリバリ...。」「ドオオオオーーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、ツイストムはそう言いながら空間を切り裂き、風と雷のエネルギーを

 

凝縮した凄まじい威力の超極大砲弾を発射した。

 

さくら「ほえーーーーーーーーっ!!!」

 

ケロベロス「や...やばいでこれは!?」

 

ラグナ(次元の王)「それがどうした?...フンッ!!!」

 

「ドガガガガガガガガガガガガガガッ!!!」

 

ツイストム「な...何だと...うぎゃああああああーーーーーーっ!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーーーン!!!」

 

ルウェス「!!!!!!!?」

 

アグニカ「なっ!?」

 

ガンドルフ「何じゃと!?」

 

ダーグス「ツイストム!!」

 

シーサイド「い...一撃ですって!?」

 

と、ラグナ(次元の王)は右手を前にかざし、拳を握りしめると、

 

周辺から凄まじい威力の衝撃波が放たれて、一瞬で

 

『嵐皇龍の絶空砲(ツイスター・ヴォルガン)』を相殺した。

 

そして、ツイストムはそのまま衝撃波の直撃を受けて

 

大爆発を起こし、消滅した。

 

バン「おいおい...何だよそりゃ...。」

 

小狼「あの五龍将が...。」

 

泪「ムチャクチャだな、あいつ...。」

 

ルウェス「キャハハハハハハ!!!君、スゴいじゃん!!

 

     ツイストムを一撃で消滅だなんて。

 

     誉めてあげるよ~!!」「パチパチパチパチ!!!」

 

と、無邪気な笑顔で拍手をしながらラグナ(次元の王)にそう語るルウェス。

 

キュアブラック「ちょっとアンタ!!」

 

ナツメ「仲間がやられたのよ!!」

 

光「何が可笑しいんだ!?」

 

ルウェス「ん?やられた?何、寝言言ってんの君達...。」

 

「パアーーーーーーッ!!」「シューーーーーーーーン...。」

 

ツイストム「くっ...申し訳ありません、姫様...。」

 

と、ルウェスは右手をツイストムが消滅した場所にかざすと、

 

時間が巻き戻り、ツイストムが復活した。

 

海「えっ!?」

 

トウマ「あの人...今、倒したはずなのに!?」

 

刻「どうなってんだよ!?」

 

ラグナ(次元の王)「ほう...貴様も時間を戻したか、小娘...。」

 

ルウェス「ま~ね~!!でも別に珍しくもなんともないよ?

 

     僕の同僚にもこれぐらいの事できる奴、ゴロゴロいるし!!」

 

アグニカ「イヒヒヒヒヒヒヒ...ツイストム、またまたダサいゾ!!

 

     何、一撃でやられてるんだゾ?」

 

ツイストム「だ...黙れ!!少し油断しただけだ...。」

 

ダーグス「見苦しいぞツイストム。素直に奴の強さは

 

     認めるべきだ...。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!そうじゃのう!!」

 

シーサイド「少なくとも...バイキンショッカー『最高幹部』クラスの

 

      力はあると思われます。ということは、我々5人が

 

      一斉にかかっても、勝てる可能性は低いでしょう。

 

      姫様...あの者の相手をお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

ルウェス「うん、いいよ~!!始めからそのつもりだし!!」

 

ラグナ(次元の王)「フハハハハハハハハ!!この我を前にして、

 

         随分と余裕だな小娘...。

 

         いいだろう。来るがいい!!」

 

ルウェス「そんじゃ遠慮なく...出てこい『ドラグノフ』!!」

 

「ドオオオオーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、ルウェスは凄まじい闘圧を放ちながら、『ドラグノフ』と

 

呼ばれる龍の翼のような形の3枚の刃を持つ大鎌を出現させ、

 

戦闘態勢をとった。

 

さくら「ほえーーーーーーーーーーっ!!!」

 

キュアダイヤモンド「か...鎌...?」

 

レジーナ「な...何よあれ...怖い...。」

 

メリオダス「あれが...ルウェスの武器か...。」

 

ダーグス「姫様が...ドラグノフを...。」

 

アグニカ「久々に見たゾ...。」

 

ガンドルフ「いつ以来じゃ?」

 

ツイストム「確か...姫様が俺達の次元のブリタニアを

 

      滅ぼしたとき以来だな...。」

 

シーサイド「それだけの相手と認めたようですね。あの者を...。」

 

ルウェス「行っくよ~~~!!」

 

ラグナ(次元の王)「来い...。」

 

「シュン!!」「ガキーーーーン...」「バゴオオオオオオオオーーーーーッ」

 

と、ルウェスとラグナ(次元の王)がついに戦闘を開始し、

 

ドラグノフと破壊剣(ラグナロク)がぶつかり合った瞬間、

 

大爆発が起き、周囲から凄まじい爆風と衝撃が放たれた。

 

キュアロゼッタ「キャアーーーーーーーーーッ!!」

 

零「くっ!?」

 

ホーク「プギーーーーーーーッ!!おっぱじめやがった!!」

 

ルウェス「へえ...僕の一撃を受け止めるなんて、やるじゃん!!」

 

ラグナ(次元の王)「ぬかせ...。」

 

「ドガガガガガガガガガ!!!」「ガキガキガキガキガキガキガキ!!!」

 

「ドドドドドドドドドド!!!」「ババババババババババババババ!!!」

 

と、ルウェスとラグナ(次元の王)はそう言いながら、

 

更に激しい斬撃の応酬を繰り広げ、その余波で空間のいたる所に亀裂が生じ、

 

大地が次々と崩壊していった。

 

ルウェス「キャハハハハハハハハハ!!!!!!!」

 

ラグナ(次元の王)「フハハハハハハハハハハハ!!!!!」

 

キング「次元が...違いすぎる...。」

 

アデル「これが...この世の戦いなのか...?」

 

風「二人共...化け物すぎますわ...。」

 

アルト「フン、失敗作の奴...まさか『次元の王』と繋がっていたとはな。

 

    知っていたのか?バイエルン...。」

 

バイエルン「フッ...さしづめ、『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナ』に

 

      なった時の副産物といったところだろう。

 

      私も実際に見たのは初めてだがね。

 

      しかし...まだ本来の力とは程遠いようだな。

 

      さて、どうなるか...。」

 

アグニカ「言っとくけど、姫様の力もまだまだあんなものじゃないゾ!!」

 

ダーグス「その通りだ。この程度、姫様にとってはまだお遊びに過ぎない。」

 

シーサイド「どこまで姫様に追いすがる事ができるか、見ものですね...。」

 

ルウェス「それじゃ...これはどうかな!?」

 

「ドオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 

「ブオワアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 

ルウェスはそう言いながら、凄まじい『竜皇の闘気』を発生させると、

 

空が急激に暗くなり、凄まじい雷鳴を伴った暴風雨が吹き荒れる。

 

そして、火・水・雷・風・土・光・闇といった全属性で形成された

 

超絶的なパワーを持つ巨大な竜を7匹召還した。

 

巨大な竜7匹「ギャオオオオーーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

エリザベス「キャアーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

ホーク「何だありゃーーーーーーーーーっ!?」

 

ゴウセル「巨大な...龍...。」

 

キング「それも7匹も...。」

 

マーリン「これは驚いたな...自然を操ってあんなものを

 

     召還できるとは...。」

 

エスカノール「フ...フン!!おこがましい...。」

 

バン「まずいぜ、これは...。」

 

ディアンヌ「ど...どうすればいいの...?」

 

メリオダス「ありゃ...全反撃(フル・カウンター)も通じそうにねえな...。

 

      さてさてさーて...頼むぜ、次元の王さんよ。」

 

ラグナ(次元の王)「面白い...。」

 

「バアーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、ラグナ(次元の王)はそう言いながら、足元に魔法陣を

 

出現させると、そこから強大な魔力が溢れ出す。そして、

 

破壊剣(ラグナロク)を巨大な光の剣へと変化させた。

 

アクア「!!!!?いけない...マーリン!!」

 

マーリン「承知した。『完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)』!!」

 

アクア「『時空魔法(ドライブ・アタック)!!

 

     次元壁(ディメイション・ウォール)』!!」

 

「ピキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」

 

そして、アクアとマーリンは協力して

 

『完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)』と

 

『時空魔法(ドライブ・アタック)次元壁(ディメイション・ウォール)』の

 

合体バリアを発生させて、グラン・ゲインズのメンバー全員を包み込んだ。

 

ねこ娘「バリアを張ってくれたのは良いんだけど...。」

 

クレフ「これだけの強大な力のぶつかり合いだ...。」

 

平家「防ぎきれる保証はありませんね...。」

 

バン「まっ...ぶっ飛ばされる覚悟はしておいた方がいいぜ~♪」

 

キュアソード「縁起でもない事、言わないでちょうだい!!」

 

キュアハート・リバーシア「シン...。」

 

ルウェス「行~~っくよ~~~!!『竜神の大自然(バハムート・エレメンツ)』!!」

 

巨大な竜7匹「グオオオオオーーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

ラグナ(次元の王)「死ね...『殲滅魔法剣(ファイナル・アタック・ヴァイト)

 

         裁きの鉄槌(オメガ・クロス)』!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

と、ルウェスが放った『竜神の大自然(バハムート・エレメンツ)』で

 

召還された7匹の竜が口から放った超極大砲撃と

 

ラグナ(次元の王)の『殲滅魔法剣(ファイナル・アタック・ヴァイト)

 

裁きの鉄槌(オメガ・クロス)』が激突する。すると周辺から

 

凄まじい波動が発生して辺り一帯を破壊しつくされるが、

 

『完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)』と

 

『時空魔法(ドライブ・アタック)次元壁(ディメイション・ウォール)』の

 

合体バリアに包まれたグラン・ゲインズのメンバーは何とか耐えていた。

 

マイ「キャア!!」

 

トランクス「くうう...何てパワーなんだ!?」

 

刻「冗談じゃねえぞ!!ったく...。」

 

ガンドルフ「ガハハハハハハハ!!実に心地良い波動じゃのう!!

 

      ビリビリくるわい!!」

 

アグニカ「ホント、良い風よけだゾ...。」

 

ツイストム「まったくだな。」

 

と、五龍将のメンバーもガンドルフの後ろに隠れて、

 

余波を防ぎながら、戦況を見守っていた。

 

ルウェス「それそれそ~~れ!!!」

 

ラグナ(次元の王)「フン...死ね!!」

 

「バシューーーーーーーーン....」「ゴオオオオオーーーーーーーッ!!!」

 

ルウェス「えっ!?嘘ーーーーーーーーっ!!!」

 

巨大な竜7匹「ギャオオオオオーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!!」

 

と『殲滅魔法剣(ファイナル・アタック・ヴァイト)裁きの鉄槌(オメガ・クロス)』が

 

『竜神の大自然(バハムート・エレメンツ)』で召喚された

 

巨大な竜7匹の超極大砲撃を粉砕すると、そのままルウェスに直撃し、

 

巨大な竜7匹もろとも大爆発を起こした。

 

ダーグス「何!?」

 

シーサイド「姫様!!」

 

「バリーーーーーーーーーン!!」

 

そしてその直後、グラン・ゲインズのメンバーを包んでいた

 

合体バリアが砕け散った。

 

鬼太郎「父さん...大丈夫ですか?」

 

目玉おやじ「な...何とかのう。」

 

ねこ娘「わたしも...どうにかね。」

 

砂かけ婆「フウ...死ぬかと思ったわい...。」

 

子泣き爺「くわばらくわばら...。」

 

ラピス「それより...ルウェスを倒したのか!?」

 

メリオダス「いや...まだだ!!」

 

「ドゴーーーーーーーーーーン!!!」

 

ルウェス「ふんぎーーーーーーーっ!!」

 

と、ルウェスが瓦礫と砂埃を闘圧で吹き飛ばし、

 

姿を現した。しかし、多少のダメージは受けている

 

様子であったが、まだまだピンピンとしていた。

 

バン「なっ!?あれを喰らって、あの程度かよ!?」

 

ゴウセル「化け物だな...。」

 

エスカノール「フ...フン!!」

 

マーリン「そこが知れんな、あの姫君は...。」

 

ツイストム「姫様が...ダメージを...。」

 

シーサイド「何年ぶりの出来事でしょうか...?」

 

ラグナ(次元の王)「ほう...少しは歯ごたえがありそうだな小娘...

 

         フハハハハハハハハハハ!!!!」

 

ルウェス「プッ...キャハハハハハハハハハ!!!」

 

アデル「な...何だ?」

 

アニエス「何笑ってるのよ!?」

 

ルウェス「凄い凄い!君メッチャ強いじゃん!!

 

     どう?バイキンショッカーに入らない?

 

     君ならすぐに『最高幹部』の『最強格』になれるよ!!

 

     僕達と一緒に全並行次元の全てを思い通りに支配しようよ!!」

 

ラグナ(次元の王)「何...?」

 

メリオダス「はあっ!?」

 

バン「あの野郎...今、何っつった!?」

 

アクア「..........。」

 

ラグナ(次元の王)「我に貴様達異物ごときの仲間になれだと...?

 

         フハハハハハハ!!!笑わせるな!!誰に言っておるのだ?

 

         身の程をわきまえろ虫けらが!!

 

         そんなものに興味などない...

 

         まあ...貴様等の次元を我に差し出すのであれば、

 

         考えてやらんでもないがな...。」

 

ルウェス「は?いやいや君、何言ってんの?

 

     言っとくけどねこっちには...」

 

ラグナ(次元の王)「フン...それでも『ばいきんまん』だか

 

        『あのお方』だか知らんが

 

         そのような下衆共と手を組むなどありえん話だ。

 

         所詮、そ奴らも身の程を理解出来ぬ、

 

         ただの愚か者共であろう?」

 

ルウェス「おい...何、調子にのった事言ってんの...?

 

     君さ~確かに強いけど

 

     そんな程度の力で『ばいきんまん』様や

 

     『あのお方』に勝てるとでも思ってんの...?」

 

と、次元の王の言葉に機嫌を悪くしたルウェスの声が、

 

徐々にドスが効いて低くなるが、

 

ラグナ(次元の王)は気にする事無く言葉を続ける。

 

そして、ついにルウェスに対して

 

言ってはならない事を言ってしまった。

 

ラグナ(次元の王)「大体『ばいきんまん』だと...?

 

         何だそのザコの代表格の様な名前は?

 

         その様なゴミの手下である貴様等もゴミでしかないわ!!

 

         今すぐにでも我がそのゴミ共も

 

         消し去ってやるとするか...。

 

         フハハハハハハハハハハハハハ!!!」

 

『ブチッ!!!』

 

ルウェス「おい...お前、今何つったぁ!!!!!!!!!!?

 

     うおおおおおおおおおーーーーーーーっ!!!」

 

「ドオワアアアアアーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

光「うわああああああーーーーーーーーっ!!」

 

トランクス「な...何だ!?この凄まじいパワーは!!」

 

アグニカ「あーあ...あいつ、地雷踏んじゃったゾ。」

 

ダーグス「馬鹿な奴だ...これで姫様は...。」

 

と、ルウェスはラグナ(次元の王)に、ばいきんまんを馬鹿にされた事で、

 

ついに怒りが頂点に達し、凄まじい龍皇の闘気を放ちながら

 

姿を変化させて、これまでの子供のような容姿から

 

身長が190cm程まで伸び、B99cmのナイスバディな肉体まで成長して、

 

全身から白銀色に輝くオーラと白銀色に輝くロングヘアーと

 

白銀色に輝く瞳をしており、白銀色の龍の装飾の兜と肩当が龍になっている

 

白銀色の薄い龍の装飾の鎧を着た姿にお尻から世界蛇に似た龍のような

 

尻尾が生えた姿『ルウェス(竜魔神形態)』へと変貌を果たした。

 

ルウェス(竜魔神形態)「.........。」

 

さくら「ほえーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

 

ケロベロス「何や、あの姿は!?」

 

レジーナ「あれが...さっきのチビなの!?」

 

メリオダス「おいおい...マジかよ?」

 

アルト「こ...これは!?」

 

バイエルン「フッ...面白い女だ。」

 

ツイストム「ククク...これで終わったな。」

 

シーサイド「ええ...あの姿になった姫様は、もう誰にも止められません。

 

      相手を完膚なきまでに叩き潰し、葬るまで。」

 

アクア「くっ...何て事なの...。」

 

キュアハート・リバーシア「シン...。」

 

ルウェス(竜魔神形態)「テメエ...僕の『ばいきんまん』様を

 

           散々、馬鹿にしやがって...

 

           覚悟はできてるんだろうなあ!!!?」

 

ラグナ(次元の王)「フハハハハハハ!!ほざけ...もうすぐ貴様は...何!?」

 

ルウェス(竜魔神形態)「死ねよオラーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

「ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!」

 

ラグナ(次元の王)「グオオオオオーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

 

と、ルウェス(竜魔神形態)はラグナ(次元の王)の懐に瞬時に飛び込むと、

 

凄まじい威力のパンチの嵐を次々と叩き込んでいた。

 

キュアハート・リバーシア「シーーーーーーン!!!」

 

キュアソード「急に何なのあいつ!?」

 

キュアエース「シン様ーーーーーーっ!!」

 

「ドゴーーーーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

ラグナ(次元の王)「グ...グウウウウーーーーー....何だと...。」

 

そして、瓦礫に叩きつけられたラグナ(次元の王)は大ダメージを

 

受けて、その場で倒れこんだ。

 

ルウェス(竜魔神形態)「何、寝てんだよ...立てよオラ!!」

 

ラグナ(次元の王)「お...おのれ...白月光(ホワイト・アーク)!!」

 

「パアーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、大ダメージを受けたラグナ(次元の王)は、魔法剣(アタック・ヴァイト)

 

白月光(ホワイト・アーク)を発動させて、受けたダメージを回復させた。

 

ラグナ(次元の王)「調子に乗るなよ...小娘ごときが!!

 

         魔法剣(アタック・ヴァイト)...疾風斬(カマイタチ)!!」

 

「ズバババババババババババ!!!!!!」

 

ルウェス(竜魔神形態)「遅せえよ!!」「シュン!!シュン!!シュン!!シュン!!」

 

と、ラグナ(次元の王)は魔法剣(アタック・ヴァイト)疾風斬(カマイタチ)を

 

発動させて、凄まじい速度でルウェス(竜魔神形態)を攻撃するが、

 

ルウェスは考えられないような身のこなしで、軽々と全ての斬撃を回避した。

 

バン「なっ!?」

 

キング「今の動き...何だ!?」

 

ディアンヌ「あんなの見たことないよ!!」

 

レイス「先程から気になっていたが...あの白銀色のオーラ...

 

    あの身のこなしは...まさか!?」

 

バイエルン「察しの通りだ。」

 

シーサイド「あれは...『身勝手の極意』です。」

 

キュアハート・リバーシア「身勝手の...。」

 

アクア「極意...ですって!?そんな!!」

 

と、ルウェス(龍魔神形態)が常時放っていた白銀色のオーラの正体が

 

『身勝手の極意』と知り、驚くアクア達。

 

マーリン「身勝手の極意だと...?」

 

メリオダス「何だそりゃ?」

 

レイス「『D.B次元』に存在すると言われる、いわば『神の力』だ。

 

    発動すれば、身体能力が爆発的に上昇するうえ、

 

    文字通り、敵の攻撃を勝手に次々と回避できるようになる。

 

    しかし...本来ならば、神々ですら到達ままならない領域であるうえ、

 

    その強大な力と引き換えに、体に大きな負担がかかるはずだが...。」

 

シーサイド「その通りです。ですが、姫様はそんな常識は通じません。

 

      姫様は自身の類まれなる才能と持って生まれたその力で

 

     『身勝手の極意』を常時かつノーリスクで、

 

      発動させる事が可能となったのです。

 

      さしづめ...『身勝手の極意・極』といったところでしょうか?」

 

トランクス「『身勝手の極意』を...常時でだと!?」

 

マイ「う...嘘よ...。」

 

キュアブラック「ありえない...。」

 

ルウェス(竜魔神形態)「はっ!!僕を誰だと思ってんだよ!?ん?」

 

「キーーーーーン。」

 

ラグナ(次元の王)「魔法剣(アタック・ヴァイト)...

 

    炎殺断(メギド・スラッシュ)!!」

 

「ゴオオオオーーーーーーッ!!!」「ドゴーーーーーーーン!!」

 

と、ラグナ(次元の王)はルウェスの一瞬のスキを突き、

 

魔法剣(アタック・ヴァイト)炎殺断(メギド・スラッシュ)で

 

攻撃を仕掛ける。だが...

 

ルウェス(竜魔神形態)「ざ~んね~ん!!君がそう来ることは

 

           『見えていた』よ!!

 

           『時空乱舞撃』!!」

 

「ガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!」

 

ラグナ(次元の王)「ぐわああああああーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

 

「ドゴンドゴンドゴーーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、ルウェスはまるで、攻撃が来るのがわかっていたかのように

 

炎殺断(メギド・スラッシュ)を瞬時で回避し、ラグナ(次元の王)の背後へと

 

回り込むと、空間そのものを砲弾にして四方八方から放ち、

 

更に時間を加速させて放つ速度を上げて次々と攻撃した。

 

キュアハート・リバーシア「シーーーーーーン!!!」

 

キュアソード「そ...そんな!!」

 

キュアダイヤモンド「い...今のって...。」

 

小狼「まるで...攻撃が来るのが予めわかっていたような

 

   感じだった...。」

 

ケロベロス「まさかあいつも...予知夢みたいなんが見えるんか!?」

 

レイス「いや...そんな生易しいものでは無いようだ。」

 

シーサイド「その通りです。今の姫様は『見聞色の覇気』を超えた

 

     『見龍色の覇気』を使うことができます。

 

      能力としては『見聞色の覇気』がどんなに頑張っても

 

      対象となるものの断片的な未来しか見えないのに対し、

 

      姫様の覇気は、この空間そのものの『未来』を

 

      より正確かつ先まで見る事が可能なのです。

 

      まあ...この次元に『ワンピース』の世界があるか

 

      どうかは知りませんが...。」

 

トウマ「み...未来が見えるなんて...。」

 

ナツメ「それじゃ...どう頑張ったってあいつには...。」

 

アキノリ「こっちの攻撃がまったく通じねえって事じゃないか!!」

 

ケースケ「は...反則だよ、そんなのーーーーーーーっ!!

 

     まるで絶対にクリアできないゲームみたいじゃん!!」

 

ラグナ(次元の王)「ならば...フン!!」

 

「ドガガガガガガガガガガガガガガッ!!!」

 

と、ラグナ(次元の王)は右手を前にかざし、拳を握りしめると、

 

周辺から凄まじい威力の衝撃波が放たれた。

 

鬼太郎「あれは!?」

 

ねこ娘「ツイストムを一撃で倒した衝撃波ね!!」

 

目玉おやじ「あれなら未来が見えていようと関係ないのう!!」

 

ルウェス(竜魔神形態)「はっ!!避けるまでもねえよ!!」「ブウウン...。」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!」

 

と、ラグナ(次元の王)が放った衝撃波がルウェスへと直撃し、

 

大爆発を起こした。だが...。

 

ルウェス(竜魔神形態)「これがツイストムを倒した衝撃波か...

 

           まあ...ちょっとは気持ちよかったぜ!!」

 

と、砂埃の中から『武装色の覇気』を超える『武龍色の覇気』を発動させ、

 

体を強化したルウェスが姿を現した。

 

メリオダス「なっ!?」

 

バン「冗談だろおい...。」

 

マーリン「まさか...これほどの芸当ができるとは...。」

 

ラグナ(次元の王)「くっ...やはりこの体ではまだまだか...。」

 

ルウェス(竜魔神形態)「そんじゃお前ら...そろそろ死ねよ!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

アグニカ「あれは...まさかだゾ!?」

 

ダーグス「『姫龍皇帝力』か...?」

 

アルト「何だそれは?」

 

シーサイド「姫様が持つ数あるパワーの中でも最強格の力です。

 

      本気であの者...そしてグラン・ゲインズを

 

      完全に消し去るおつもりのようですね。」

 

バイエルン「.....(少し、面倒な事になったな...。

 

      どうやら、『あの男』の出番のようだな。)」

 

と、ルウェスは『身勝手の極意・極み』や『武龍色の覇気』を

 

纏ったままの状態で最強の闘気である『姫龍皇帝力』を発動させ、

 

自身とドラグノフに纏わせると、体全体が金と白銀色に輝くオーラで覆われて、

 

パワーや身体能力が爆発的に上昇した。

 

そして、ルウェスは上空へと跳躍し、ドラグノフを構える。

 

一反もめん「ひいーーーーーーーーっ!!」

 

子泣き爺「も...もうダメじゃーーーーーーーーーっ!!」

 

鬼太郎「父さん...一か八か、反撃してみましょうか...。」

 

目玉おやじ「だ...だめじゃ...もうワシらがどうにかできる

 

      ことではないぞい...。」

 

ディアンヌ「キング...最期はキミと一緒に居られて良かったよ...。」

 

キング「オイラもさ...ディアンヌ。」

 

バン「エレイン...すまねえ...。」

 

エリザベス「メリオダス様!!」「ガバッ!!」

 

メリオダス「エリザベス...(これでまた...始めからやり直しか...

 

      ちくしょう...グラン・ゲインズだったら、

   

      今度こそ、この『呪われた旅』を終わらせることが

 

      できたかもしれないのによ...。)」

 

と、エリザベスがメリオダスに抱き着くと、対するメリオダスも

 

心の中でそう呟き、涙を流しながらエリザベスに思いきり抱き着いた。

 

アクア「くっ...せめて私が『ミリカ』だったら...。」

 

キュアハート・リバーシア「アクアさん...みんな...

 

   最期まであの人を...シンを信じましょう!!」

 

キュアダイヤモンド「ええ!!」

 

キュアロゼッタ「マナちゃんのいう通りですわ!!」

 

キュアソード「あたし達のシンを...。」

 

キュアエース「そうでなくては...プリキュア失格ですわ!!」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

アニエス「わ...私もよ!!」

 

と、キュアハート・リバーシアの呼びかけで、

 

アクアや他のプリキュアのメンバー...そしてアニエスが

 

手を繋いで輪となり、祈りを捧げ始めた。

 

ラグナ(次元の王)「フン...愚か者共め...。」

 

ルウェス(龍魔神形態)「はっ!!念仏は唱え終わったかよ!?

 

           そんじゃバ~イバ~イ!!

 

         『竜神の...破滅(バハムート...カタストロフィ)』!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーッ!!!!!

 

と、ルウェスはドラグノフを一閃し、

 

『竜神の破滅(バハムート・カタストロフィ)』と呼ばれる技を発動させると、

 

全空間に無数の巨大空間斬撃を張り巡らせて、あらゆる物を攻撃し始めた。

 

光「あ...あ...あ...。」

 

海「こ...これではもう...。」

 

風「逃げるところなんて...ありませんわ...。」

 

クレフ「散っていったセフィーロの同志達よ...すまない...。」

 

と、グラン・ゲインズのメンバーが絶望に包まれて、

 

死を覚悟したその時...。

 

ラグナ(次元の王)「ぬおおおおおおおおおおおおーーーーーっ!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

と、ラグナ(次元の王)は突如、魔力を極限までに高めて、

 

強大な漆黒のオーラを発動させると、

 

『竜神の破滅(バハムート・カタストロフィ)』で発動した

 

無数の巨大空間斬撃を次々と相殺していく。

 

アグニカ「何だゾ!?」

 

ツイストム「しぶといな...まだあんな力が!?」

 

メリオダス「あ...あいつ...。」

 

アクア「やめなさい、次元の王!!それ以上、魔力を高めれば

 

    シンの体が持たないわ!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「そうそう...体が悲鳴上げてんじゃん?

 

           無駄な足掻きをやめたら少しは楽に死ねるのによ...

 

           キャハハハハハハハハハ!!!」

 

ラグナ(次元の王)「黙れ小娘共...我を誰だと思っているのだ...?

 

         この程度の事で...うおおおおおおおおおーーーーーーっ!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「ん?」

 

「ズガーーーーーーーン!!!」「ドドドドドドッカーーーーーーン!!!!!」

 

と、ラグナ(次元の王)は魔力を更に高めて、凄まじい波動を放つと、

 

『竜神の破滅(バハムート・カタストロフィ)』をついに相殺した。

 

しかし...ラグナ(次元の王)の体はついに限界を超え、

 

魔力を使い果たし変身が強制解除されて元の進之介の姿へと戻り、

 

その場で倒れてしまった。

 

「シューーーーーーーーン...。」「ドサッ...。」

 

進之介「う........。」

 

ダーグス「バ...馬鹿な...。」

 

ツイストム「姫様の...最強技の一つが...。」

 

アグニカ「破られたゾ...。」

 

ガンドルフ「おお......。」

 

シーサイド「ふう...たまには奇跡というものも起こるのですね。」

 

アルト「やるじゃないか...。」

 

バイエルン「次元の王として一矢報いたな...。」

 

小狼「助かった...のか?」

 

ケロベロス「そうみたいやけど...。」

 

さくら「でも...シンさんが...シンさんが!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「あ?何、寝言ほざいてんだよ!!」

 

と、大爆発で起きた砂埃の中からルウェスが姿を現しながらそう語った。

 

そして、倒れている進之介の傍へと着地する。

 

メリオダス「ル...ルウェス...。」

 

バン「く...くそったれが...。」

 

ルウェス(龍魔神形態)「ラグナ...お前は確かに強かったけどよ...

 

           よくもこんなポンコツの分際で

 

           ばいきんまん様を侮辱してくれたよなぁ!!」

 

『ズンッ!!』

 

進之介「ぐああっ!!」

 

ばいきんまんを侮辱された事で怒りに震えているルウェスは

 

進之介の頭を勢い良く踏みつけた。

 

ルウェス(龍魔神形態)「僕なんかに負けているお前が...

 

          『ばいきんまん』様や『あのお方』の

 

           相手なんか出来る訳ないだろうが!!

 

           お二人共は僕なんかとは次元が違い過ぎる程

 

           強いんだからなぁ!!」

 

『ドガッ!!ガスッ!!バキッ!!』

 

進之介「うわああーーーーーーっ!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら倒れている進之介を次々と踏みつけていった。

 

零「くそ...あの悪(クズ)が!!」

 

平家「大神君...行けません!!」

 

キュアブラック「あ、あいつ...化け物過ぎるよ...。」

 

キュアホワイト「ひょっとしたら...ラー・カインより強いんじゃ...」

 

ナツメ「あ、あんな化け物に...勝てる訳...ないよ...」

 

アクア「シン...!!(龍姫兵団ドルドラム...龍将姫ルウェス...

 

    まさかここまでだった何て...

 

    今の私達が手を出すべき相手ではなかった...。

 

    もう...どう考えても勝ち目がない...)」

 

未だにルウェスに痛め付けられている進之介を見て

 

グラン・ゲインズのメンバー達は絶望感を隠せていなかった。

 

最早、最後の砦とも言えたラグナ(次元の王)の力を持ってしても、

 

ルウェスには歯が立たず、敗北を喫してしまい、

 

グラン・ゲインズのメンバー達にはどうする事も出来なかった。

 

キュアハート・リバーシア「止めて...。」

 

ルウェス(龍魔神形態)「ん?」

 

キュアハート・リバーシア「もう...止めてよ...

 

このままじゃシンが...シンが!!」

 

キュアソード「お願い!!」

 

キュアエース「シン様はもう動けないのですよ!?」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「何?ザコキュア共...いい加減ウザいんだよ。

 

           もうお前等には興味ないからさぁ!!!」

 

「ドオオオオオオオーーーーーーーーーーーッ!!」

 

一同「キャアーーーーーーーーーーーッ!!」

 

と、懇願するキュアハート・リバーシア達に向けて

 

ルウェスは『覇龍皇色の覇気』を使って吹き飛ばし、

 

ドキドキ!プリキュアのメンバーを気絶に追いこんだ。

 

キュアハート・リバーシア「あ...シン...。」

 

「シューーーーーーーーーーーーーーーン...。」

 

マナ「...........。」

 

六花「...........。」

 

ありす「..........。」

 

真琴「............。」

 

亜久里「..........。」

 

レジーナ「........。」

 

キュアブラック「マナ!みんな!!」

 

キュアホワイト「そ...そんな...。」

 

シャイニールミナス「み...みなさん...。」

 

ルウェス(龍魔神形態)「せめて苦しんで死んでくんない?ばいきんまん様を

 

           侮辱しやがったこいつやその仲間には...

 

           たっぷりと苦しんで死んで貰わなきゃ

 

           気が済まないんだよ!!

 

           さてと...まずはどこから切り刻んでやろうかな?」

 

「ドカッ!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら進之介を足で仰向けにした後、

 

ドラグノフの刃を突きつける。

 

進之介「う...う...う...。」

 

レイス「我が主!!」

 

鬼太郎「シン!!」

 

ねこ娘「止めなさい!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「よ~し...決めた!!

 

           まずは腹を掻っ捌いてやる!!」

 

「ゴオオオオーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

メリオダス「や...やめろ...。」

 

アクア「シーーーーーーーーン!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら、ドラグノフを

 

進之介の腹にめがけて、振り下ろした。

 

まさに絶体絶命な状況となったその時...。

 

「シューーーーーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「!!!!!!!!!?」

 

と、突如、空間から『灰色のカーテン』が出現し、

 

ルウェスを包み込むと、その場から消えていった。

 

ダーグス「姫様!?」

 

鬼太郎「なっ!?」

 

さくら「今の...何...?」

 

アクア「灰色の...カーテン...?」

 

レイス「あれは...まさか?」

 

?「やれやれ...世話を焼かせる。」

 

と、その場からスーツを身に着けて、二眼レフのトイカメラを

 

首からぶら下げた男性が姿を現した。

 

バン「誰だ?あいつは...。」

 

キング「さ...さあ...?」

 

?「そうだな...『通りすがりの仮面ライダー』...

 

  とでも言っておこうか?」

 

ツイストム「バ...馬鹿な...。」

 

アグニカ「あ...あいつは...もう存在しないはずだゾ...。」

 

シーサイド「これは...とんだ珍客ですね。」

 

アルト「バイエルン...あの男は...。」

 

バイエルン「ああ...『門矢...士』だ。」

 

士「俺の推測通りなら...この少年を

 

  お前達にやらせるわけにはいかないな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

と、ラグナ(次元の王)と龍将姫ルウェスの次元を揺るがす超決戦は、

 

ルウェスのほぼ完勝ともいえる内容で決着した。

 

そして、力を使い果たした進之介が絶体絶命の危機に陥ったその時、

 

『通りすがりの仮面ライダー』と名乗る『門矢士』が進之介を救い、

 

姿を現わした。果たして、彼は何者なのか...そして、その目的は...

 

今だに絶望的なこの状況でグラン・ゲインズの運命は

 

一体、どうなってしまうのであろうか!?

 

 

第5話 ~ 次元を揺るがす超決戦!!『最強王』VS『最恐龍姫』 ~ ( 完 )

 

 

 

 

【ルウェス(竜魔神形態)】

 

ルウェスの戦闘形態。

 

身長が190センチまで伸びたB99のナイスバディな肉体まで成長し、

 

全身から白銀色に輝くオーラと白銀色に輝くロングヘアーと

 

白銀色に輝く瞳をしており、白銀色の龍の装飾の兜と肩当が

 

龍になっている白銀色の薄い龍の装飾の鎧を着た姿に

 

お尻から世界蛇に似た龍の姿をした尻尾が生えた姿をしている。

 

ルウェスの戦闘力はこの姿になる事で圧倒的に上昇し、

 

底知れぬ戦闘力を有する。

 

この姿のルウェスの力は今のアクアやメリオダス、

 

トランクスでは力の差があり過ぎて、気や魔力を感じ取る事が出来ない。

 

ルウェスがこの姿になると手加減が難しくなる為、

 

戦いが楽しめないとして余程の強敵相手にしか使わない。

 

しかし、ばいきんまんを馬鹿にされて、怒りが頂点に達したら

 

容赦なくこの形態へと変化して、よりドスが効いた口調となり、

 

相手を完膚なきまでに叩きのめす。

 

 

・能力

 

【身勝手の極意・極】

 

悟空よりも遥かに極めた身勝手の極意。

 

ノーリスクで、常時纏う事が出来る。

 

 

【武龍色の覇気、見龍色の覇気、覇龍皇色の覇気】

 

武装色の覇気、見聞色の覇気、覇王色の覇気の進化した覇気で

 

普通の覇気の数十倍の効果がある。

 

普段は普通の覇気しか使わないルウェスも

 

この姿になる事で個の覇気が使えるようになる。

 

 

【龍闘圧】

 

龍の如き猛々しく普通の闘圧よりも強力な闘圧。

 

普通の闘圧よりも遥かに強力だが超闘圧よりは劣る。

 

 

【姫龍皇帝力】

 

ルウェスの使う圧倒的に強力な力。

 

金と白銀色に輝くオーラ。体全身と武器に纏わせる事によって、

 

身体能力、技の威力などを爆発的アップさせる事が出来る上に

 

相手の能力の殆どを無効化し、攻撃した相手の戦闘力を奪う事が出来る。




コラボ特別編第5話終了です。


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第6話 ~ 帰還 ~

特別編第6話です。今回で前半戦終了となります。


士 「........。」

 

アルト「....。(バイエルン....。)」

 

バイエルン「....。(ああ...良いタイミングで現れてくれたな。)」

 

レイス「これはこれは...飛んだサプライズだね。」

 

バン「ああ?通りすがりの...。」

 

キング「仮面ライダー!?」

 

ディアンヌ「誰だろう...。団長かマーリン、何か知ってる?」

 

マーリン「いや...聞いたことないぞ。」

 

メリオダス「マーリンさんに同じ!!」

 

アクア「私もよ...次元管理局のデータベースにも

 

    仮面ライダーなんて人物...存在しないもの。」

 

ツイストム「門矢...士!!」

 

アグニカ「どう言う事だゾ!?」

 

ダーグス「........。」

 

ガンドルフ「これは愉快じゃわい!ガッハッハッ!!!」

 

シーサイド「まさかとは思いますが...偽物の可能性もありますよ?」

 

士「まっ...口で説明するより見せたほうが早いか...。」

 

「シュッ!!」

 

と、士は1枚のカードを取り出し自身の前方へと向ける。そして...

 

士「変身!!」

 

電子音「KAMENRIDE!DECEDE!!」「シュシュシュシュシュ!!!」

 

取り出したカードを装着していた『ネオディケイドライバー』と

 

呼ばれるベルトに通すと、『仮面ライダーディケイド』に

 

変身を果たした。

 

ディケイド「.......。」

 

鬼太郎「なっ!?」

 

さくら「ほえーーーーーーーーっ!?」

 

ねこ娘「変身した!?」

 

キュアホワイト「あれが...。」

 

キュアブラック「仮面ライダー...?」

 

ディケイド「ほう...『ふたりはプリキュア』のキュアブラックと

 

      キュアホワイトか...この世界にいたのか。」

 

キュアホワイト「えっ!?」

 

キュアブラック「あなた...わたし達を知ってるの!?」

 

ディケイド「まあな...だがそれより今は...。」

 

アグニカ「ほ...本物のディケイドだゾ...。」

 

ツイストム「フン...どういうカラクリかは知らんが...。」

 

ダーグス「今度こそ俺達が消し去るまでだ。」

 

「グゴゴゴゴゴゴゴゴゴ....。」「パリパリパリパリパリ!!!」

 

と、士がディケイドに変身した直後、周辺の空間に

 

次々と亀裂が入っていった。

 

マイ「な...何!?」

 

トランクス「何だ!?この衝撃は...。」

 

光「空間に...亀裂が!?」

 

ラピス「何が起きてるんだよ!?」

 

ディケイド「どうやら...やってきたのは俺だけではないようだな。」

 

海「えっ!?」

 

風「どういうことですか?」

 

クレフ「....来るぞ!!」

 

「パリーーーーーーーン!!!」「ドオオオオオオーーーーーーーン!!!」

 

と、次々と亀裂が入っていた空間がついに割れて、

 

眩い光が発生すると、謎の人物たちが次々と出現した。

 

「シューーーーーーーーン。」

 

ナツ「んっ!?.....。」

 

ルーシィ「ど...どこよここ...。」

 

ハッピー「オ...オイラもわからない...。」

 

グレイ「何か...ムチャクチャな状況みたいだけどな。」

 

ウェンディ「わたし達...さっきギルドを出たばかりなのに...。」

 

エルザ「どうなっているんだ...?」

 

シャルル「ウェンディ...。」

 

「シューーーーーーーーン。」

 

Dボウイ「ど...どこだここは!?」

 

アキ「わ...私達...今までラダムと...。」

 

ノエル「おいおい、どうなってるんだ!?」

 

ペガス「現在地...不明。」

 

Dボウイ「シンヤ...貴様、何をした!?」

 

シンヤ「僕が知るわけがない。しかも何故か『テックセット』が

 

    解除されているようだしね。」

 

「シューーーーーーーーン。」

 

悠二「こ...ここは?」

 

シャナ「わたし達...『無何有鏡(ザナドゥ)』にいたはずなのに...。」

 

アラストール「どうやら...時空の歪みに飲み込まれたようだな。」

 

ナツメ「えっ!?もしかして、シャナちゃん?」

 

トウマ「それに、悠二さんも!!」

 

シャナ「お前...もしかしてナツメか!?」

 

悠二「それにトウマ君...妖怪探偵団のみんな!!」

 

アキノリ「久しぶりだなーっ!!」

 

アヤメ「ご無沙汰してます!!」

 

ケースケ「やっほーーっ!!」

 

シャナ「元の世界に帰ってきたのか?」

 

アラストール「いや...我々がいた世界とは違うようだが。」

 

「シューーーーーーーーン。」

 

ミッチー「ヌワーツメすわーーーーーーーん!!」

 

ナツメ「えっ!?ミッチー!!」

 

ハルヤ「ミツマタノオロチ...貴様!!」

 

「ガキーーーーーーーッ!!」

 

と、突如現れたミッチーがナツメに飛びかかろうとするのを

 

酒呑童子こと酒呑ハルヤが妖力を使い、拘束した。

 

ミッチー「ぐわーっ!?な...何をするか!!

 

     私はナツメさんのボディーガードだぞ!!」

 

ウィスパー「いえいえ...ストーカーの間違いでは?」

 

ジュニア「キンニク...キモい。」

 

ケースケ「みんな...どうして?」

 

トウマ「妖魔界に封印されていたはずじゃ...?」

 

ハルヤ「さあな...気が付いたらここに来ていた。

 

    ですが姫...再びあなたにお仕えできるのは

 

    幸運です。」

 

ナツメ「うん...お帰りなさい、みんな!!」

 

「シューーーーーーーーン。」

 

風「えっ!?」

 

海「う...嘘...。」

 

光「ランティス...ノヴァ!!」

 

ランティス「久しぶりだな...。」

 

ノヴァ「また会えたね、光!!」

 

クレフ「おまえ達...どうして?」

 

ランティス「ゆっくりと話をしたいところだが...

 

      そうも言っていられない状況のようだな。」

 

ノヴァ「そうみたいだね...。」

 

「シューーーーーーーーン。」

 

ひかる「ひょえ?」

 

ララ「およ?」

 

えれな「えーっと...。」

 

まどか「ここは...どこでしょうか?」

 

ユニ「し...知らないニャン!!」

 

フワ「フワ?」

 

プルンス「プルンス~?」

 

「シューーーーーーーーン。」

 

クリリン「ここ...どこだ?」

 

天津飯「さ...さあ?」

 

孫悟飯「ピッコロさん...。」

 

ピッコロ「どうやら...違う世界に飛ばされてきたようだな。」

 

ベジータ「それに...何だこいつらは!?」

 

孫悟空「オラ...何が何だかワケわかんねーぞ。」

 

ビルス「おいウイス!どうなってるんだ!?」

 

ウイス「さあ...私にも何が何だかさーっぱりです。」

 

マイ「えっ...悟空さん!?」

 

トランクス「父さん...それに悟飯さんも!!いったいどうして!?」

 

孫悟空「おめえ達!?」

 

孫悟飯「トランクスさん!!」

 

ベジータ「おまえ達...なぜ、こんな所にいる?

 

     未来に帰ったんじゃなかったのか!?」

 

ケロベロス「何か...いっぱい出てきたで...。」

 

リータ「誰でしょうか?この人達...。」

 

メリオダス「少なくとも...ルウェス達の仲間じゃないみたいだな!!」

 

アグニカ「こいつら...何だゾ?」

 

ツイストム「孫悟空達以外は知らんな。」

 

ダーグス「シーサイド...何かわかるか?」

 

シーサイド「ええ。孫悟空達以外の者たちは...

 

     『FAIRY TAIL』『テッカマン』『フレイムヘイズ』

 

     『妖魔界のザコ妖怪達』『セフィーロの生き残り』

 

      そして...『スタートゥインクルプリキュア』です。」

 

ツイストム「何?『スタートゥインクルプリキュア』だと...。」

 

シーサイド「どうやら...別の平行次元ではいくつか誕生している

 

      プリキュアのようですね。我々の次元には

 

      まだ存在していないようですが...。」

 

アグニカ「で?こいつら、強いのかゾ?」

 

シーサイド「いいえ。グラン・ゲインズ同様、タダのザコです。

 

      気にする価値もありません。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!それは残念じゃのう!!」

 

ナツ「何だとーーーーっ!?ていうかここは何処だーーーーっ!?」

 

Dボウイ「どこのどいつか知らんが言ってくれるな。」

 

シャナ「まったくだな。」

 

ハルヤ「貴様ら...誰がザコ妖怪だ!!」

 

ランティス「.......。」

 

ひかる「いきなりバカにするなんてやめてよ!!」

 

孫悟空「おい、おめーら!!ちょっと失礼だぞ!!」

 

ディケイド「まったく....こんな状況ではどうしようもないな。

 

      おい、そこの女隊長!!ここは一旦引くぞ!!」

 

アクア「え?わ...わかりました!!」

 

ディケイド「それじゃ、行くぞ!!」

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

と、混乱している状況下でディケイドはアクアに

 

一時撤退を提言し、『オーロラカーテン』を

 

出現させたその時...。

 

パリパリパリパリ....パキーーーーーーーン!!!

 

と、突如ルウェスを閉じ込めていた灰色のオーロラの空間が叩き割られ、

 

閉じ込められていたルウェス(竜魔神形態)が

 

怒り狂った表情で飛び出してきた。

 

ディケイド「チッ...。予想しちゃいたがもう出て来たか...。」

 

ルウェス(竜魔神形態)「誰だぁーっ!!ふざけた空間を張って

 

           邪魔をした奴は!!?ぶち殺してやる!!」

 

メリオダス「ルウェス!?」

 

ナツ「何だあいつ...やべえ匂いがプンプンするぞ!!」

 

ツイストム「姫様!あれを!!」

 

ルウェス(竜魔神形態)「ああ!?」

 

ルウェス(竜魔神形態)がツイストムの指差した方向を見つめると

 

そこには仮面ライダーディケイドがいた。

 

ルウェス(竜魔神形態)「お前は...仮面ライダーディケイド!?

 

           何でこんな所にいやがる!!お前はとっくの昔に

 

           『ジェネラス』に消されたはず...。

 

           どっかの平行世界から紛れ込んで来たのか!?」

 

ディケイド「.........。」

 

ルウェス(竜魔神形態)「(いや、待てよ...。僕がラグナを殺そうとした

 

           そんなタイミングでどっかの平行世界の

 

           仮面ライダーディケイドが偶然現れて邪魔をした!?

 

           そんなバカげた偶然が.....!)」

 

ルウェス(竜魔神形態)は余りにも都合よく士が現れて

 

邪魔をしたのが気になり、冷静に頭を働かせた。

 

ルウェス(竜魔神形態)「お前まさか...『アイツ』の差し金か...?」

 

ディケイド「さあな...自分で考えろ」

 

ルウェス(竜魔神形態)「ちっ...答える気はなしかよ。まあいいや...。

 

           それで?お前が現れたのはいいがどうする気だ?

 

           まさか僕と戦おうってんじゃないだろうな?

 

           キャハハハハハハハ!!笑わせんなよ!!

 

           幾ら仮面ライダーだからってたかがディケイド一人で

 

           僕の相手が出来ると思ってんのかよ!!僕と戦いたかったら

 

           せめて『オーマジオウ』でも連れてきたらどうなんだ?」

 

ディケイド「『次元の王』ですら勝てなかったお前と戦うつもりはない。

 

      それにこの世界での俺の役目は...

 

      この少年とグラン・ゲインズを守る事だ。じゃあな!!」

 

「シューーーーーーーーン。」

 

進之介「.......。」

 

マナ「........。」

 

鬼太郎「うわっ!?」

 

さくら「ほえーーーーーーっ!?」

 

ナツメ「キャア!?」

 

バン「うおっ!?」

 

エルザ「何!?」

 

悠二「これは!?」

 

ララ「ルン!?」

 

ビルス「おい!何だこれは!?」

 

と、ディケイドは発生させたオーロラカーテンを動かし、

 

グラン・ゲインズのメンバーや突如現れたナツや悟空達を

 

包み込んでいった。だが...

 

ルウェス(竜魔神形態)「逃がすかよ...死にやがれ!!」

 

「ゴオオオーーーーーーーーーーーーッ!!!」

 

アクア「駄目...間に合わない!!」

 

ディケイド「くっ...!?」

 

バイエルン「.....。(時飛ばし!!)」

 

「ピキーーーーーーーーン!!」

 

と、ルウェス(龍魔神形態)はすかさずドラグノフを一閃し、

 

ディケイド達を攻撃する。そして、その斬撃が直撃しようとした

 

その時、バイエルンが『時飛ばし』を発動させて時間を数秒飛ばし、

 

ディケイド達を間一髪逃がすのであった。

 

「シューーーーーーーーン。」

 

「ドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!」

 

ルウェス(竜魔神形態)「!!!!!!!!?」

 

アグニカ「に...逃げられたゾ...。」

 

ツイストム「おのれ...ディケイド!!」

 

ダーグス「タイミング的には仕留めたように見えたが...。」

 

ガンドルフ「そうじゃのう...?」

 

アルト「....(間一髪だったな...。)」

 

バイエルン「....(だがこれで良い。後は任せたぞ門矢士...。)」

 

シーサイド「.....(バイエルン殿...まさか...。)」

 

と、シーサイドはバイエルンに疑いの目線を向けながら、

 

心の中でそう呟いた。

 

ルウェス(竜魔神形態)「おいお前等!!何、ボーッとしてんだよ!!

 

           さっさとあいつ等を追いかけるぞ!

 

           くっそーーーーーーーーーっ!!!!」

 

「ドオオオーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

 

 

と、逃げられて更に怒りが増したルウェスはそう言いながら

 

凄まじい闘圧を放ち、周辺を吹き飛ばしていった。

 

ツイストム「うおっ!?」

 

アグニカ「姫様!いい加減に機嫌治してほしいゾ!!」

 

ダーグス「無駄だ...。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!こりゃ、しばらくは治まらんのう!!」

 

シーサイド「姫様...お気を確かに!!」

 

アルト「こ...このじゃじゃ馬め!!」

 

バイエルン「フッ...では私が。」

 

と、バイエルンはそう言いながら凄まじい闘圧を放ちながら

 

怒り狂うルウェスの元へと歩み始める。

 

アグニカ「バイエルン...何する気だゾ!?」

 

ツイストム「あの男...性懲りもなく!!」

 

ルウェス(竜魔神形態)「バイエルン...何か文句あんのかテメエーーッ!!!」

 

バイエルン「姫様...そんな事では、せっかくの美しいお顔やお姿が

 

      台無しでございます。どうかこれで怒りをお静めください。」

 

「グイッ!!」「チュッ...!!」

 

ルウェス(竜魔神形態)「!!!!!!!!!!!?」

 

と、バイエルンはそう言いながら、

 

左手でルウェスの顎を引き寄せると、

 

そのまま唇にキスをしたのであった。

 

ダーグス「なっ...!?」

 

アグニカ「ゾ...ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ!!!!!!?」

 

ツイストム「な...ん...だ...とーーーーーーーーっ!!!?」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!これは愉快じゃのう!!」

 

シーサイド「バババ....バイエルン殿!?

 

      な...何をしているのですか!?」

 

アルト「おいおい...正気か?バイエルン...。」

 

バイエルン「.........。」

 

ルウェス(竜魔神形態)「......。(あっ...バイエルン... )」

 

「シューーーーーーーーーン。」

 

ルウェス「......う....うん....。」「ポッ...!!」

 

「ヘタッ...。」

 

バイエルン「ありがとうございます...姫様。」

 

ダーグス「......。」

 

アグニカ「......。」

 

ツイストム「.......。」

 

ガンドルフ「.......。」

 

シーサイド「.......。」

 

アルト「.......。」

 

と、バイエルンとのキスで頂点に達していた怒りが治まったルウェスは

 

元の姿へと戻り、顔を真っ赤にさせながら、その場でヘタレこんだ。

 

そして、その光景を見た五龍将及びアルトはまさかの展開に

 

呆気に取られていた。

 

バイエルン「ん?どうしたのかな諸君。」

 

ツイストム「キ...キサマーーーーーーーッ!!!

 

      じ...自分が何をしたのか

 

      わ...わかっているのかーーーーーーーっ!!?」

 

バイエルン「姫様の怒りが治まったのだ。文句はあるまい?

 

      羨ましいのであれば...ツイストム殿が代わりに

 

      キスをして差し上げれば良かったであろう...

 

      何なら、先程の状況に戻してやってもよいのだぞ?」

 

ツイストム「ぐっ...(じょ...冗談ではない...そんなことをすれば、

 

      俺は間違いなく瞬殺される...)」

 

ダーグス「まあ...それは一理あるな。」

 

アグニカ「姫様がちょっと羨ましいゾ...。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!バイエルン殿!!ワシはお主が気に入ったぞ!!」

 

シーサイド「ひとまずは...お礼を言いましょう、バイエルン殿」

 

バイエルン「では諸君...戻るとしようか。」

 

アルト「了解!!と言いたい所だが...姫様はまだあの調子だぞ。」

 

ルウェス「........。」

 

バイエルン「フッ...これはいけないな。

 

      では私が責任を持ってお連れしよう。」

 

ルウェス「!!!!!!!!!?」

 

と、バイエルンはヘタレ込んだまま動けずにいた

 

ルウェスをお姫様抱っこした。

 

バイエルン「姫様...実にお見事な戦いぶりでした。

 

      戻ってごゆっくりとお休みください。」

 

ルウェス「う....うん...アリガト.....。」「ポッ...!!」

 

アルト「....(おいおい、バイエルン...あのじゃじゃ馬を

 

    堕としてどうする気だ...?)」

 

シーサイド「.........。(バイエルン殿...!!)」

 

と、こうしてルウェスとバイエルン、そして五龍将は

 

別のドラグキャリアへと戻っていき、

 

『ルウェスちゃんゲーム』はグラン・ゲインズの完全敗北で

 

幕を閉じた。そしてその頃...。

 

~ ラスト・ウォーリア基地 ~

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

エンマ大王「うおっ!?何だ!!」

 

士「邪魔をする。」

 

アクア「グラン・ゲインズ、ただいま戻りました....。」

 

ぬらりひょん「君達...。」

 

沖原「戻ってきたのか...それに、見ない顔もいるようだが...。」

 

ナツ「おい...また変な所にきちまったぞ。」

 

Dボウイ「今度はどこだ...?」

 

ひかる「キラやば~☆!!」

 

シャナ「沖原本部長...?まさかここは、

 

    ラスト・ウォーリア基地か!?」

 

孫悟空「オラ...ちょっと頭がついていけねえぞ。」

 

ケロベロス「フウ...どうにか助かったみたいやな。」

 

なぎさ「もう駄目かと思ったよ...。」

 

マサト「沖原さん...。」

 

沖原「マサト...美香...よく無事に帰ってきたな。」

 

美香「ですが...天滅槍(ゼロライド)が...。」

 

ぬらりひょん「どうしたというのだ...?まさか...。」

 

士「やれやれ...バラバラに話してもどうにもならん。

 

  全員一旦、席に着け。状況を整理するぞ!!」

 

バン「ああ!?何、偉そうに命令してんだテメエ!!」

 

ビルス「お前...破壊されたいのか?」

 

マーリン「落ち着けバン。」

 

ウイス「ビルス様もですよ。この方の言われる通りです。

 

    ここは一旦、話を整理する必要がありそうですからね。」

 

ひかる「そうだよ、ウサギさん!!」

 

バン「チッ...。」

 

ビルス「おい、お前!!誰がウサギさんだ!!」

 

士「と、その前に...まずこいつ等をどうにかしないとな。」

 

進之介「......。」

 

マナ「.......。」

 

アクア「シン!!マナちゃん達そうだった...待っててね!!

 

白魔法(ホワイト・アタック)治癒(ホイル)!!」

 

「パアーーーーーーーーーーッ!!」

 

マナ「あ....。」

 

六花「ここは...。」

 

ありす「ラストウォーリア基地ですか?」

 

真琴「戻ってきたの...?」

 

亜久里「そのようですわね...。」

 

レジーナ「あいつらは...どうなったのよ!?」

 

と、アクアは白魔法(ホワイト・アタック)治癒(ホイル)を発動させて、

 

重症だった進之介をはじめ、マナ達ドキドキ!プリキュアの

 

ダメージを回復させた、だが...

 

進之介「.......。」

 

マナ「シン!!」

 

真琴「しっかりして!!」

 

亜久里「シン様!!」

 

アニエス「目を....覚まさないよ....。」

 

アクア「どうして...?」

 

メリオダス「やっぱり...力を酷使しすぎたのか...。」

 

目玉おやじ「もしかしたら...精神が崩壊しとるかもしれないのう...。」

 

さくら「そ...そんな!!マーリンさん、どうにかならないんですか!?」

 

マーリン「無理だな...いくら私でも『次元の王』の力が絡んでいては

 

     対処のしようがない...。」

 

沖原「ひとまず...医務室で治療を続けるとしよう。

 

   担架で運んでくれ。」

 

職員「はい。」

 

と、ダメージは回復したが目を覚まさない進之介を

 

ラスト・ウォーリアの職員が担架に乗せて、医務室へと運んで行った。

 

ビルス「おい、ウイス...まさかあいつが...?」

 

ウイス「ええ...大神官様が言っておられた破壊剣(ラグナロク)の

 

    契約者さんのようですね。まさかこんな所で出会うとは...。」

 

アクア「ううう....。」

 

マナ「シン...シン!!」

 

ナツ「あいつ...。」

 

ルーシィ「大丈夫なのかな...?」

 

ハッピー「あい....。」

 

グレイ「心配ばかりしても仕方ねえだろ。」

 

エルザ「そうだな...ひとまず、わたし達も一旦落ちつくとしよう。」

 

ウェンディ「はい...。」

 

シャルル「そうね...。」

 

士「女隊長、泣いてばかりでは何も始まらんぞ。

 

  お前がしっかりしなくてどうする?」

 

ラピス「姫姉さま、みんな待ってるぜ!!」

 

マナ「行きましょう、アクアさん!!」

 

アクア「マナちゃん...わかりました。総員、集合してください!!」

 

一同「了解!!」

 

孫悟空「オラ達もいくか、みんな!!」

 

孫悟飯「はい、父さん!!」

 

クリリン「ああ!!」

 

ベジータ「俺に命令するな!!」

 

士「さてと...何から話そうか...。」

 

と、士の言葉で立ち直ったアクアの号令で

 

グラン・ゲインズのメンバーとナツや悟空達も集合し、

 

ミーティングを開始するのであった。そして...。

 

~ ドラグキャリア艦内のとある部屋 ~

 

バイエルン「私に話とは何かな?シーサイド殿...。」

 

シーサイド「バイエルン殿...正直に答えてください。

 

      あなたはあの時...グラン・ゲインズを逃がしましたね...?」

 

と、シーサイドはバイエルンを呼び出して、ドラグキャリア艦内の

 

とある部屋で二人きりで会い、問い詰めているのであった。

 

バイエルン「なぜそう思われるのです?」

 

シーサイド「あの時の姫様の斬撃のタイミングを考えたら、

 

      まず間違いなく直撃していたはず...

 

      それが逃げられたと言う事は...

 

      時間を操れるあなたをまず疑うのは当然の事です。」

 

バイエルン「なるほど...その通りです。私は『時飛ばし』を

 

      使い、あの者たちを逃がしました。」

 

シーサイド「!!!!?随分、あっさりと白状しましたね...

 

      どうして...理由は何ですか!?

 

      あなたが余計なことをしなければ、

 

      あのままグラン・ゲインズを倒し、

 

      破壊剣(ラグナロク)も手に入ったはず...

 

      まさか...あの門矢士が現れたのも

 

      あなた達が関係しているのですか!?」

 

と、バイエルンに近づいていき、両手で胸ぐらを掴みながら、

 

悲しみが混じった怒りの表情でそう語るシーサイド。

 

バイエルン「フフッ...私に口づけをされた姫様が

 

      そんなに羨ましかったのですか?シーサイド殿...。」

 

シーサイド「な...何を言っているのですか!?私はただ!!ただ....。」

 

バイエルン「良いではないですか。ご自分の気持ちに正直であるべきですよ。

 

      ところでどうしますか?この事を姫様に報告でもしますか?」

 

シーサイド「いいえ...姫様は最早、あなたに全幅の愛と信頼を寄せています。

 

      下手をすれば、わたしが処罰をされかねません。

 

      その代わりにバイエルン殿...一つ私と誓いを立ててください!!

 

      これから先も我々と共にあり続けると!

 

      決して姫様の愛と信頼を裏切らないと!

 

      もし、誓いを立てられないというのであれば...

 

      この場であなたを殺し、私も死にます!!」

 

バイエルン「シーサイド殿...残念ながら、それはできない相談です。

 

      我々には我々の目的があるのですよ。その為にわざわざこちらから

 

      バイキンショッカーの次元へと出向き、あなた方を

 

      利用させてもらっているのですからね。」

 

シーサイド「目的...ですって!?それは何ですか!!それに利用ですって!?

 

      あなた方は我々を騙していたというのですか!?

 

      仕方ありません...ならばここで私と死になさい!!バイエルン!!」

 

「バッ!!」

 

と、バイエルンにそう言われたショックで涙を流しながら

 

バイエルンに攻撃しようとするシーサイド。だったが...。

 

アルト「笑わせるな...お前ごときが僕達を殺せると思っているのか?」

 

シーサイド「!!!!!!!?」

 

と、シーサイドの背後に突如アルトが出現し、

 

人差し指をシーサイドの心臓がある箇所に背中から突き付けた。

 

バイエルン「シーサイド殿...一つ忠告しておきましょう。

 

      これ以上、我々を詮索なされない方が身の為ですよ。」

 

シーサイド「何...ですって!?」

 

アルト「動くなよ。このまま心臓を打ち抜いてやってもいいんだぞ?」

 

シーサイド「アルト殿...あなたいつの間に...何の気配もなかったのに...?」

 

アルト「あいにく僕はステルス能力も使えてね。姿はもちろん、

 

    生体反応を消すこともできるのさ。ところでどうするバイエルン?

 

    この女、消すか?」

 

「ググッ.....。」

 

と、アルトはそう言いながら、人差し指をシーサイドの背中に

 

より深く押し込んでいく。

 

シーサイド「そんなことをすれば...すぐにでも姫様や他の五龍将達が

 

      あなた方を殺しに来ますよ...命が惜しければ、

 

      バカな真似は止めて今すぐ降伏なさい。

 

      そして、全てを白状するのです。そうすれば命だけは...。」

 

アルト「やれやれ...まだ自分の置かれている状況がわかってないのか?

 

    こいつはグラン・ゲインズの連中以上に

 

    おめでたい頭をしているようだな。」

 

「ズキュン!!」「ズキュン!!」

 

シーサイド「ああああああああああああああーーーーーーっ!!!!」

 

と、アルトはそう言いながらもう片方の人差し指からビームを放ち、

 

シーサイドの両太ももを打ち抜いた。

 

そして、シーサイドは激痛のあまり、その場で

 

大量の血を流しながら倒れこんだ。

 

シーサイド「うぐ....ううう.....。」

 

アルト「アーーーーーッハッハッハッ!馬鹿な女だ!!

 

    バイエルンと二人きりになりたいが為に、

 

    こんな声も届かないような密室に呼び出すとは。

 

    まさに暗殺するには絶好の場所だな!!

 

    さてと...次は何処を打ち抜いてやろうか...?」

 

と、アルトは残忍な笑みを浮かべながら人差し指をシーサイドに向ける。

 

シーサイド「あ...あ...あ...。」

 

バイエルン「アルト、その辺にしておけ。単細胞ぞろいのこの組織の中にあって、

 

      その女はまだ利用価値がある貴重な存在だ。」

 

「パチン!!」「シューーーーーン...。」

 

シーサイド「はあ...はあ...。」

 

と、バイエルンはシーサイドの時間を戻して、アルトから受けた傷を回復させた。

 

バイエルン「アルト!!」

 

アルト「ああ...そういう事か。了解!!」

 

「バアーーーーーーーーーッ!!」

 

シーサイド「キャアアアアアアーーーーーーーーーッ!!!」

 

と、バイエルンの指示でアルトは自身のエネルギーをシーサイドの体に注ぎ込んだ。

 

バイエルン「悪く思わないでもらおう、シーサイド殿。」

 

シーサイド「い...今、何をしたのですか...?」

 

アルト「僕の『分身』をお前の体に仕込んだのさ。僕が指示すれば....

 

    お前の体のいたるところを自在に破壊できる。

 

    もちろん、徐々に苦痛を与えながら死に追いやる事もできるし、

 

    一瞬で消滅させる事もできる。この意味がわかるな?」

 

シーサイド「!!!!!?くっ....。」

 

バイエルン「命が惜しければ...我々の事はこれ以上、詮索しないことだ。

 

      それに...我々がその気になればいつでも君達を消す事が

 

      できると言うのを覚えておきたまえ。」

 

アルト「だが、安心しろ。この戦いの決着がつくまでは

 

    お前達の仲間でいてやるよ。わかったか?」

 

シーサイド「......は....はい...。」

 

バイエルン「よろしい...では話は終わりだ。

 

      これからもよろしく頼むぞシーサイド殿...

 

      行くぞアルト。」

 

アルト「了解!!」

 

「シュン!!」「シュン!!」

 

と、バイエルンはシーサイドにそう言い残し、アルトと共に姿を消した。

 

シーサイド「...う...うわああああああーーーーーーーーーーーっ!!!!」

 

そして、シーサイドはバイエルンとアルトが姿を消した後に、

 

様々な思いが頭をよぎりながら、号泣するのであった。一方、その頃...。

 

~ ラスト・ウォーリア基地 ~

 

士「だいたい...話としてはこんな所か。」

 

エンマ大王「まさか...そこまで強力な連中だったとはな。」

 

ぬらりひょん「しかも...天滅槍(ゼロライド)まで奪われてしまうとは...。」

 

マサト「すみません沖原さん...。」

 

美香「私達がしっかりしていれば...。」

 

沖原「気にする必要はない。『次元の王』ですら敗北した化け物相手に

 

   生きて帰ってきただけでも良しとしなければならない。

 

   生きてさえいれば...奪還できるチャンスは必ず訪れる。」

 

アクア「そして、その次元の王とルウェスの戦いで時空が大きく乱れた

 

    影響で飛ばされてきたのが、あなた達...というわけね。」

 

ナツ「そうみたいだな。」

 

Dボウイ「まさか、こんな事になるとはな。」

 

シャナ「無何有鏡(ザナドゥ)にまで影響が及ぶなんて...。」

 

ひかる「うーん...わかったような...わからないような...。」

 

孫悟空「なあ...元の世界にけえれる方法はあるんか...?」

 

士「残念ながら、こうも時空が乱れていては元の世界に帰るどころか

 

 『次元の狭間』に閉じ込められて2度と出られなくなる可能性もある。

 

  方法があるとすれば...あのルウェス達を倒し、時空の歪みを

 

  正すしかお前達が帰る方法はないだろう。」

 

ルーシィ「そんな...。」

 

グレイ「何てこった...。」

 

ベジータ「フン!!用はそいつらを倒せばいいだけの話だろ?

 

     簡単な話だ。」

 

トランクス「父さん...それが簡単な話ではないんです。

 

      現に俺達は奴らに...。」

 

ベジータ「トランクス!!貴様...サイヤ人の誇りを忘れたのか!?」

 

と、トランクスの弱気なセリフを言うトランクスに対して、

 

ベジータは激高しながら胸ぐらを掴む。

 

士「そいつの言う通りだ。いくらお前達でも、誇りとやらで

 

  どうにかできる相手じゃないぞ。」

 

ベジータ「何だとキサマ!?」

 

孫悟空「おい、トランクス。あのルウェスって奴そんなに強ぇんか?」

 

トランクス「化け物です...。次元が違い過ぎます。

 

      正直、父さんや悟空さんどころか

 

      ビルス様でも太刀打ち出来るとは...とても思えません」

 

ベジータ「何だと!?」

 

ビルス「ああ?この僕が太刀打ち出来ないだと...お前、破壊されたいのか!?」

 

ビルスが自分が太刀打ち出来ないと言われ、プライドを傷つけられたの

 

かトランクスを破壊しようとする。

 

それとウィスがやんわりと止めた。

 

ウイス「ビルス様落ち着いて下さい。あの場から逃げる時に

 

    彼女を見てみましたが『身勝手の極意』を使っておりましたよ?」

 

マイ「はい...。あの女...身勝手の極意をノーリスクで

 

   常時発動出来るらしくて...。」

 

ベジータ「何だと!?」

 

悟空「いいっ!?マジか!!」

 

ウイス「おやまあ...。」

 

ビルス「何だと!?ふざけるな!!あれは何のリスクもなしに

 

    常時発動出来るような代物じゃないぞ!!

 

    そんな事、大神官様だって出来るかどうか...。」

 

マイからルウェスが身勝手の極意を常時発動出来ると聞かされて悟空達は

 

愚かウイスまでも驚愕の表情を見せていた。

 

ハッピー「ナツゥ~、大丈夫~?顔青いよ~?」

 

シャルル「ちょっとウェンディ!大丈夫なの!?

 

     さっきから青褪めてるけど...。」

 

ウェンディ「う...うん...大丈夫よシャルル...」「ガタガタガタ...。」

 

ナツ「確かに、あいつからはとんでもなくヤベェ匂いがした...。

 

   あの『アクノロギア』よりもずっとな...。」

 

グレイ「『アクノロギア』よりもだと!?」

 

ルーシィ「ちょっとナツ!?冗談止めてよ!!大体、あの時、あの子からは

 

     何の魔力も感じられなかったじゃない!!」

 

エルザ「いや、今考えればそれは違うぞルーシィ...。

 

    恐らく『感じなかった』のではない。

 

   『感じる事が出来なかった』のだ...」

 

グレイ「おい、そりゃどう言う事だよエルザ...」

 

エルザ「おそらくあのルウェスと言うのは、今の我々とは

 

    次元が違い過ぎる程の魔力を有しているのだろう...。

 

    恐らく、余りにも力の差があり過ぎて我々では

 

    奴の魔力を感じ取る事すら出来なかったのだ...。」

 

ルーシィ「ちょっ...ちょっと冗談でしょ...それが事実だとしたら

 

     そんな化け物...どうしろって言うのよ...!!」

 

マーリン「ほう...確か、エルザといったな。一目見ただけで

 

     そこまで想像できるとは...やるな。」

 

エルザ「『ブリタニア一の魔導士』と評されるあなたから

 

    そう言っていただけるとは、光栄だ。」

 

シャナ「アラストール...確かにあのルウェスって奴...」

 

アラストール「ああ...奴からは『紅世の王』などまるで比較に成らんほどの

 

       存在の力を感じた・・・」

 

悠二「やっぱりそうか...。あれは確かに

 

   それ位とんでもなかったねからね...。」

 

ランティス「それに...聞くところによると、

 

      その五龍将とやらも強大な力の持ち主のようだな。」

 

ノヴァ「うん...デボネアをも倒した光達があっという間に

 

    やられちゃったなんて...。」

 

光「う...うん...。」

 

クレフ「残念ながらな...。」

 

ナツメ「シャナちゃん...。」

 

トウマ「悠二さん...。」

 

アキノリ「アラストールまで白旗かよ...。」

 

Dボウイ「だが...不可能ではないはずだ。」

 

アキ「そうよ!!ここにいるみんなが力を合わせれば!!」

 

ノエル「ああ!!」

 

シンヤ「フン...兄さん、その連中を倒し、元の世界に帰るまで、

 

    一時、休戦と行こうか?」

 

Dボウイ「いいだろう...だがシンヤ、これだけは覚えておけ。

 

    俺は...いや、俺達は

 

    お前達『ラダム』を決して許しはしない!!」

 

シンヤ「それは僕も同感だよ。僕だって、兄さんを殺す事が

 

    一番の目的だからね!!」

 

鬼太郎「何か、物騒な話をしてるな...。」

 

目玉おやじ「お主ら...兄弟かのう?」

 

アデル「兄弟げんかも悪くないが...程々にしておいた方がいいぞ。」

 

犬山まな「それに、ラダムって何なの?妖怪?」

 

Dボウイ「これは俺達の問題だ。よそ者は口を挟まないでくれ。」

 

シンヤ「そういうことさ。」

 

ねこ娘「何ですって!?」

 

アニエス「そんな言い方ないでしょ!?」

 

Dボウイ「!!!!!君は...ミユキ!!!ミユキなのか!?」

 

アニエス「えっ!?ち...違うわよ!!私はアニエスよ!!」

 

と、アニエスを見たDボウイは妹の『相羽ミユキ』と

 

勘違いをし、声を張り上げた。

 

Dボウイ「そ...そうか...人違いだったな。すまない...。」

 

と、Dボウイはそう言いながら申し訳なさそうな表情で

 

その場から立ち去っていった。

 

ねこ娘「何なの?アイツ...。」

 

犬山まな「それに、ミユキって...。」

 

シンヤ「ミユキは僕と兄さんの妹だよ。

 

    確かに...君はミユキにどこか似ているな。

 

    兄さんが間違えるのも無理はないか。」

 

アニエス「そ...そうなんだ...。」

 

士「はっきり言わせてもらうが問題はそれだけじゃない。」

 

アクア「どう言う事ですか?」

 

士「万が一、ルウェスを倒せたとしてもだ。そうなれば間違いなく

 

 『ばいきんまん』の怒りを買う事になる。

 

  ルウェスは、ばいきんまんのお気に入りらしいからな。」

 

アンズ「それって...どういう事なんですか?」

 

士「『バイキンショッカー』の本体がこの次元に

 

   攻め込んでくるかもしれないって事だ。

 

   はっきり言わせてもらうが、そんな事になれば

 

   この次元が消し飛ぶ所じゃすまない。周りの次元が根こそぎ

 

   その他の平行次元も消滅する事になるだろうな...。」

 

エンマ大王「何だと!?」

 

ぬらりひょん「それ程の規模の組織だと言うのか...?」

 

沖原「想像できんな...。」

 

ねずみ男「なっ...何だよそりゃあ!?ふざけんな!!

 

     そんな事になったら一巻の終わりじゃねぇか!!

 

     お前ら...とんでもねぇ連中に喧嘩売ってくれたなあ!!」

 

     恐怖の余りねずみ男は鬼太郎の首元に掴み掛った。

 

鬼太郎「落ち着け!!ねずみ男...。」

 

ねずみ男「これが落ち着いていられるかあーーーーーーっ!!!?」

 

アクア「あの...士さん。」

 

士「何だ?」

 

アクア「その...一応、念の為に聞きたいんですが

 

   『バイキンショッカー』と言う組織ではルウェスはどれ位

 

    強い幹部になるんでしょうか?」

 

士「ん?...。」

 

ラピス「お、おいおい、姫姉さま...何言ってんだよ。

 

    あのルウェスって奴が一番強い幹部何じゃねぇのか?

 

    だって、『次元の王』が出てきたシンですら勝てねえような

 

    とんでもない化け物なんだぜ!?」

 

リータ「そうですよ...。」

 

士「一番強いだと...?残念ながら、それは違うな。」

 

アンズ「え?」

 

士「確かにルウェスは『バイキンショッカー最高幹部最強格』の一人だ。

 

  バイキンショッカーでも『それなり』の実力者ではあるがな。」

 

キング「『それなり』だって!?あんなとんでもない化け物が『それなり』なの!?」

 

メリオダス「おいおい...。ちょっと言わせてもらうけどよ、

 

      アイツは別の次元で、俺のクソ親父の『魔神王』をも倒し、

 

      ブリタニアを滅ぼしたっていう化け物だぞ?

 

      そんな奴が『それなり』だって言うのか?」

 

士「ルウェスの上には、ばいきんまん直属の『側近クラス』の連中がいるはずだ。

 

  俺もどんな奴等か見た事はないがな・・・」

 

ディアンヌ「『側近クラス』の連中...?」

 

マーリン「ちなみに聞くが...その『側近クラス』の連中と言うのは

 

     どれぐらいいるのだ?」

 

ねこ娘「『側近クラス』何て言う位だから一人か二人でしょ...?」

 

士「いや...少なくともルウェスとは比較に成らない程強い奴らが

 

  『数十人』はいると聞いたが?」

 

バン「ああ!?」

 

士から衝撃の事実を聞かされてグラン・ゲインズのメンバー達は

 

絶望と驚愕の表情を浮かべていった。

 

ナツメ「あ、あんなとんでもない化け物よりも

 

    比較に成らない位強い奴等が...数十人!?」

 

アキノリ「お、おい...いくら冗談にしたって度が過ぎてるぞ!?」

 

ケロべロス「そんなバカげた話...あり得るんか!?」

 

なぎさ「あ、ありえない...絶対絶対ありえない...!!」

 

ほのか「いくらなんでも...。」

 

士「信じる信じないはお前達の自由だ。だが、これは紛れもない事実だ」

 

ピッコロ「つまりこう言う事か?話を纏めると

 

     あのルウェスと言う女は

 

     ビルス様でさえ歯が立たん程の化け物で

 

     この次元はそいつに狙われている。

 

     しかも万が一その化け物を倒す事が出来たとしても、

 

     その化け物を殺された報復にその化け物の親玉が

 

     その化け物よりも遥かに強い奴等を引き連れて

 

     この次元に乗り込んでくると言う事か?」

 

士「そう言う事だな。」

 

クリリン「は...はははは...何だよそれ...。」

 

ルーシィ「嘘...嘘よ...そんな事...。」

 

砂かけ婆「そんな事が...現実にありえるのかぞい...?」

 

一反木綿「じょ...冗談じゃなかばーーーーーーーーい!!!」

 

士から余りにも絶望的過ぎる事実を聞かされ、

 

グラン・ゲインズのメンバー達は

 

頭の理解が追い付かず、混乱していた。

 

レイス「さて...そのバイキンショッカーとやらが

 

    何者なのか大体わかったところで...門矢士君?」

 

士「何だ?」

 

レイス「ルウェス君達が時々言っていた『あのお方』について、

 

    何か知っているかな?」

 

士「『闇黒神キングダーク』の事か?」

 

ラピス「『闇黒神...キングダーク』...?」

 

アンズ「闇黒神って事は神なんですか?」

 

ビルス「おい...そんな神がいるなど、僕は聞いた事ないぞ?」

 

士「こっちのお前は知らないのか...俺の知っているお前は

 

  こいつの名前を聞いただけで失神する程なんだがな。」

 

ビルス「何!?」

 

ウイス「おやまあ...ビルス様が失神ですか。全王様に

 

    お会いする時よりも酷いかも知れませんねぇ」

 

ビルス「ウイス!余計な事言うな!!って言うかおい、お前!

 

    誰が『お前』だ!!僕を呼ぶ時はちゃんと『ビルス様』と言え!!

 

    破壊されたいのか!?」

 

士「悪いな。仕事もせずに食べて寝てばかりいる様な奴に

 

  払う敬意なんて物が思いつかなくてな

 

  それに...世界を『破壊』できるのは、

 

  何も破壊神だけとは限らないぞ...?」

 

ビルス「何だとぉ!?それはどういう意味だ!!」

 

悟空「ははは!言われてんなぁビルス様!」

 

ビルス「黙れ!!」

 

ひかる「ウサギさん!神様の仕事はちゃんとしなきゃダメだと思うよ!!!」

 

ビルス「やかましい!ってかウサギさんって言うな!お前も破壊するぞ!!」

 

と、ウサギさん呼びを続けるひかるに対してビルスは怒鳴り続ける。

 

レイス「すまないが...話を戻してもかまわないかな?」

 

ウイス「ああ...すいませんねぇ...神官レイスさん。

 

    ビルス様は黙らせておきますんで」

 

レイス「助かるよ。天使ウイス君。それで門矢士君。

 

    そのキングダークと言う者について聞かせてもらえるかな?」

 

士「.......。」

 

アクア「士さん?」

 

士はだんまりを決め込んでいたが、しばらくして口を開いた。

 

士「....正直に言わせてもらうが、アイツについては何も知らない方が幸せだ。

 

  俺も今でもアイツの事は嘘であって欲しいと思っているし、

 

  信じたくない気持ちで一杯だ」

 

クリリン「そ...そんなヤバい奴なのか?全王様よりもヤバいとか?」

 

士「全王と比べるのもバカバカしい程のとんでもない奴だ。」

 

ピッコロ「...あそこまで言い切る奴なのか?」

 

ルーシィ「あ、あたし...そんなヤバい奴の事、聞きたくないんだけど...」

 

マナ「あたしは聞きたいです。もうバイキンショッカーって組織は

 

   この次元にやってきていますし、他人事じゃないです」

 

レジーナ「そーよそーよ!!それにシンをあんな目に合わせた奴等だもん!!」

 

亜久里「プリキュアとしても放っておけませんわ!!」

 

士「おそらく後悔する事になるぞ。覚悟はいいか?」

 

アクア「それでも、私達は聞かなければなりません。

 

グラン・ゲインズとして...一人の人間として...

 

    この次元を守る為に!!」

 

士「そこまで言うなら良いだろう...。フウ...。」

 

士は一回深い溜息を吐くと『闇黒神キングダーク』について話し始めた。

 

士「『闇黒神キングダーク』って言うのは簡単に言えば

 

  『全ての始まりにして全ての終わり』だ」

 

さくら「ほえ...?」

 

ラピス「は?」

 

目玉おやじ「何を言い出すんじゃいきなり...」

 

メリオダス「意味が分からねぇんだけどよ...。」

 

士が何を言っているのか意味が分からず、

 

グラン・ゲインズのメンバーは首を傾げる。

 

士「全ては何から生まれて来るか知ってるか?」

 

光「何からって・・・」

 

士「『虚無』だ」

 

マーリン「『虚無』...だと?」

 

アクア「士さん...それってまさか!?」

 

士「そう言う事だ」

 

アクアは士の言っている意味が分かったのか士に尋ねた。

 

士「『闇黒神キングダーク』ってのはな『全並行次元』の全てを生み出した

 

  『完全なる虚無』その物なんだよ」

 

キング「きょ...『虚無』その物!?」

 

レイス「なるほど...つまり士君。その『キングダーク』と言うのは

 

   『虚無』が意思を持った存在と言う事かな?」

 

士「簡単に言えばそう言う事だな。」

 

ケロべロス「『虚無』が意思を持つって...そんな事有り得るんか!?」

 

士「確かに珍しいケースだが有り得ない話じゃない。

 

  俺が知っている中には『ブラックホール』が意思を持った

 

  怪物なんてのもいる位だからな。

 

  だが...あいつはその中でも『別格』だ」

 

海「『別格』って...どういう言う事なんですか?」

 

士「言っただろう。『闇黒神キングダーク』って言うのは

 

  『全ての始まりであり全ての終わり』だと。つまりそいつは

 

   全てを生み出した力その物であり

 

   全てを終わらせる力のその物なんだよ。」

 

ひかり「それって...光の園の『全てを生み出す力』みたいな物ですか?」

 

士「そんなもの、キングダークの前ではタダのみそっかすに過ぎない。」

 

ほのか「み、みそっかすって...そんな言い方...」

 

士「事実だからな。本当に何もかも『全てを生み出す力』なんて物を

 

 『光の園のクイーン』が使えるなら『ドツクゾーン』や

 

 『レグルス帝国軍』に何て物に負ける訳ないだろ。」

 

エンマ大王「それもそうだな...。」

 

マーリン「『全ての始まりにして全ての終わり』か。

 

      なるほど...それならば『アレ』を生み出したと

 

      言うのも納得だな。」

 

さくら「あの...結局、マーリンさんの求めてる『アレ』って何なんですか?」

 

マーリン「それに関してはいずれ話す。バレた以上

 

     隠し通せるとは思っていない。だが安心しろさくら。

 

     私は決して世界を支配したい訳でも

 

     破壊したい訳でもないんだ」

 

さくら「は、はい...それはもちろん信じています!!」

 

マーリン「すまんな...さくら」

 

クレフ「しかし...『完全なる虚無』その物とはな。確かに冗談にしか

 

    聞こえないような存在だな...。一応聞きたいんだが、

 

    キングダークを倒す方法と言う物はあるのか?」

 

士「残念だが俺が聞いた限りじゃ倒す方法は存在しないらしい。

 

  普通の無の存在なら何らかの形で命を与えると言う方法で

 

  倒す事が出来るらしいが、キングダークは虚無が存在する限り

 

  何をしても必ず蘇るらしい。例え全並行次元の全てを

 

  滅ぼしたとしても無理だそうだ。」

 

ラピス「はあ!?じゃあどうしろって言うんだよ!!」

 

士「方法がまったくないわけじゃない。

 

  そいつを封印する力を持っている奴がいる。

 

 『全神皇ジェネシス』と言う奴だ」

 

ぬらりひょん「『全神皇ジェネシス』?」

 

沖原「どの様な存在なのだ?聞いた限りでは神の様だが...。」

 

士「さあな。一応キングダークが生み出した『原初の女神』にして

 

 『原初存在の女王』らしいが...。」

 

アンズ「え?キングダークが生み出した人なのに

 

    キングダークと戦っているんですか?」

 

士「子どもが親に歯向かうなんてのはそんなに珍しい事でもないだろ。」

 

メリオダス「そりゃあ、言えてるな!!」

 

士「ジェネシスはキングダークを封印する事が出来る唯一の存在だそうだ。

 

  それに他にもとんでもない力を手に入れてそいつに

 

  対抗出来る程にまで強くなった奴等もいるらしいが...

 

  いつでも手を貸せるような状況じゃないらしい。

 

  キングダークの配下には他にもとんでもない化け物が

 

  ウジャウジャいるらしいからな」

 

真琴「そ...そんなとんでもない事が

 

   私達の知らない所で起こってたなんて...。」

 

アクア「あの...士さん。結局の所その『闇黒神キングダーク』は

 

    何を企んでいるんでしょうか?」

 

士「ジェネシスの話では奴の目的は自分の理想となる

 

  命達の楽園を築きそれを永遠に見守る事だそうだ」

 

メリオダス「何だそりゃ?どうしてそんな目的の奴が

 

      バイキンショッカーなんてもんを率いてんだよ」

 

士「自分の理想にそぐわない命なんてものは奴にとっては

 

  邪魔以外の何物でもないらしい。だから邪魔な命を根こそぎ

 

  消したいんじゃないのか?」

 

エリザベス「そ、そんな!!」

 

士「それに奴にとっては『正義のヒーロー』と言った物も

 

  全て殲滅対象だそうだ」

 

マナ「どうしてですか?」

 

士「奴らに言わせれば、『正義のヒーロー』なんて者は

 

  殺しを正当化して楽しんでいるだけのクズ共何だそうだ。

 

  どんな正当な理由があろうが人を守る為だろうがやっている事は

 

  所詮は殺し、それなのに自分達を正義と

 

  呼んでいるのが奴にとっては不愉快何だそうだ」

 

零「ルウェスの言っていた事と同じだな・・・」

 

泪「まあ、俺らは分からないでもないけどな。正義の味方だ

 

  何て思った事一度もねぇしよ。」

 

士「奴にとって『正義』なんてのは人間が自分達を

 

  正当化する為だけに作った戯言なんだそうだ。

 

  奴にとっては『悪』こそが全てであり

 

  この世の全ては何もかもが『悪』何だそうだ」

 

零「俺にとっては同感だな」

 

士「最も神も正義を信じて戦っている奴も大勢いるんだがな。」

 

刻「まあ、俺達には理解出来ね事だな。」

 

平家「我々は正義などと思った事は一度もありませんからね。

 

   まあ...『悪を裁く悪』ではありますが」

 

レイス「所で...そのばいきんまん君とやらの

 

    目的は何なのかな?」

 

士「奴の目的は純粋に世界征服だ。全並行次元の全てを何もかもを

 

  自分達の物にするのが目的だ。その為にあらゆる次元で

 

  世界侵略を繰り返している。」

 

バン「典型的な悪党だな...。」

 

士「元々はどっかの世界の単なる小悪党だったらしいが、

 

  どう言う訳かキングダークが奴に力を貸したせいで

 

  とんでもない力を手に入れたらしい。

 

  そのせいで今では全ての世界を簡単に滅ぼせるほどの力を持った

 

 『史上最強最悪の化け物』になったんだそうだ」

 

アクア「何でキングダークは、ばいきんまんに

 

    力を貸したりしたんですか?」

 

士「さあな。俺も知らんしジェネシスも知らん。

 

  だがばいきんまんは典型的なまでの悪党だったらしく、

 

 『正義の味方』を見たり『良い行いをする』と言う行為だけで

 

  全身から拒絶反応や蕁麻疹が

 

  浮き出る様な奴らしいからな。それが原因じゃないか?」

 

ディアンヌ「うわあ...」

 

バン「何だそりゃ...」

 

士「俺からは以上だが...お前達、これからどうする?

 

  今の話を聞いた以上、もう後戻りはできないぞ?」

 

鬼太郎「......。」

 

さくら「......。」

 

マナ「あたし...このまま黙ってるなんて絶対にヤダ!!

 

   今の話が本当だったとしても...あたし達の世界を

 

   あんな風にした人達を絶対に許せない!!

 

   例え、シンがいなくても...あたしは戦う!!」

 

士「見上げた心がけだが...何か打つ手はあるのか?

 

  このままノープランで奴らに挑んでも返り討ちにあうだけだぞ。」

 

六花「そ...それは....。」

 

ありす「悔しいですけど...。」

 

アクア「打つ手は...ないわ...。」

 

レイス「ん?...士君...先程から君の懐から

 

    妙な気配を感じるのだが...?」

 

士「何...?」

 

「キイーーーーーーーーーン...。」

 

と、士はレイスに促されて懐に手を入れると、

 

灰色の懐中時計のようなものが出てきた。

 

士「何だこれは...『ライドウォッチ』に似ているが...?」

 

アクア「(この気配...まさか!?)

 

    士さん!!それを私に貸してください!!」

 

士「あ...ああ。」

 

と、アクアにそう言われた士は、灰色の懐中時計を手渡した。

 

ラピス「姫姉さま...どうしたんだよ!?」

 

アクア「私の考えが正しければ...。」

 

「キイーーーーーーーーーーーン!!」

 

「バアーーーーーーーーーーーッ!!」

 

さくら「ほえーーーーーーーっ!?」

 

ケロベロス「な...何や!?この光は!?」

 

と、アクアは灰色の懐中時計を発動させると、

 

自身が持っていた懐中時計が眩い光を放ち始め、

 

魔力を失っていた『ミリカウォッチ』が輝きを

 

取り戻し、復活を果たした。

 

「キイーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

ミリカウォッチ「.........。」

 

アンズ「そ...それは...。」

 

リータ「本当の姫姉さまの力が宿ったウォッチ...。」

 

アクア「行ける...。」

 

ナツメ「アクアさん...どうしたんですか?」

 

アクア「みんな...まだ打つ手はあるわよ!!」

 

光「本当!?」

 

ねずみ男「おいおい...さっきの話、聞いてなかったのかよ!?

 

     どんな打つ手があるっていうんだよ!?」

 

鬼太郎「そうかねずみ男...お前は知らなかったな。」

 

ねこ娘「あのウォッチの事!!」

 

メリオダス「ああ...おかげで勝機が見えてきたぜ!!」

 

士「そのウォッチがどうかしたのか?それに...

 

  さっき、俺の懐に入っていたのは一体何だ?」

 

アクア「あれはグランバニアの秘宝...

 

   『宝玉ラファエル』の力よ!!

 

    あの光はグランバニアの歴代王族がその宝玉に

 

    封じていた魔力なの!!

 

    それでミリカウォッチが元に戻ったのよ!!

 

    でも...いったい誰がこんなものを...?」

 

レイス「.....。(なるほど...バイエルン君が我々を逃がすときに

 

    士君の懐にそのウォッチを託したのか。

 

    そういえば彼は確か...)」

 

士「そいつがあれば、ルウェス達に勝てるのか?」

 

アクア「ええ!!希望は見えたわ!!」

 

マナ「そうだよ!『ミリカ』さんの力があれば、何とかできるよ!!」

 

ラピス「ああ!!」

 

士「いいだろう...俺も奴らに一泡吹かせてやりたいからな。

 

  では...作戦会議でも始めるか!!」

 

?「その前に...俺達も混ぜてもらおうか!!」

 

「シュンシュンシュンシュンシュン!!!」

 

ゴクウブラック「......。」

 

ザマス「........。」

 

ゼルドリス「.......。」

 

エスタロッサ「.......。」

 

モンスピート「.......。」

 

デリエリ「.......。」

 

グロキシニア「.......。」

 

ドロール「.........。」

 

フラウドリン「........。」

 

グレイロード「.........。」

 

メラスキュラ「.......。」

 

ガラン「........。」

 

バン「何だと!?」

 

ベジータ「貴様ら.....。」

 

トランクス「ブラック!!ザマス!!」

 

メリオダス「ゼル....。それに十戒...。」

 

孫悟空「おめえら...どうしたんだ!?」

 

 

 

 

 

 

と、門矢士の尽力によりルウェス達の猛攻から

 

難を逃れて第5世界へと突如現れた孫悟空やナツ達と共に

 

帰還したグラン・ゲインズのメンバー達。

 

そして、士の口からバイキンショッカーやキングダークの事を

 

聞いて絶望していたその時、『ミリカウォッチ』が復活を果たし、

 

希望を取り戻したアクアがメンバー全員に反撃作戦を宣言するのであった。

 

そして、突如現れたゴクウブラックや十戒達...

 

彼らが現れた目的は一体何であろうか...。

 

果たして、グラン・ゲインズ...そして『次元大戦の世界』の

 

運命は、これからどうなっていくのであろうか!?

 

 

第6話 ~ 帰還 ~ ( 完 )

 

 

 

 




特別編第6話終了です。


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第7話 ~ 誕生!!悪の理想郷 ~

コラボ特別編第7話です。


~ ドラグキャリアブリッジ ~

 

ルウェス「新しい世界?」

 

バイエルン「はい...グラン・ゲインズを敗走させた今、

 

      この世界は最早、姫様の物でございます。

 

      ですので、ちょうど廃墟と化しているこの世界を

 

      姫様の理想の新世界へと築き上げられてはと思い、

 

      ご提案させていただいた次第でございます。」

 

アルト「そういう事さ。悪くはないだろう?」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!それは名案じゃのう!!」

 

アグニカ「面白そうだゾ!!やろう、姫様!!」

 

ツイストム「ほう...見直したぞバイエルン。

 

      少しはまともな事を言うじゃないか...。」

 

シーサイド「........。」

 

ダーグス「ん?どうした、シーサイド...。」

 

シーサイド「い...いいえ...何でもありません...。

 

(バイエルン...一体、何を考えているのですか...!!)]

 

ダーグス「.........。(なるほど...奴らに何か吹き込まれたな。)」

 

ルウェス「ん~...そりゃあ、そんな世界ができるんなら

 

     そうしたいんだけど...僕は世界を元に戻すのはできるけど、

 

     新しく作る事なんかできないよ...キングダーク様なら

 

     ちょちょいのチョイなんだろうけど。」

 

バイエルン「ご心配には及びません。私が姫様の理想のお力となりましょう...。

 

      ぜひ、お任せください。」

 

ルウェス「本当!?やったー!!やろうやろう!!バイエルン、大好き   !!」

 

と、ルウェスは喜びを爆発させながら、バイエルンに思いきり抱き着いた。

 

バイエルン「ありがとうございます、姫様。」

 

アルト「そうこなくてはな。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!これは楽しみになって来たわい!!」

 

アグニカ「そうだゾそうだゾ!!」

 

ツイストム「俺も異論はない...。

 

      (おのれ、バイエルン...またしても姫様と...!!)」

 

シーサイド「........。」

 

ダーグス「...お前は反対なのか?シーサイド。」

 

シーサイド「いいえ...私は姫様のご意向に従うだけですので。」

 

ダーグス「...そうか。(フン...グラン・ゲインズを

 

     我々の追撃から反らす為にエサを巻いたといった所か。

 

     よくも考える...。)」

 

バイエルン「では姫様、さっそく...。」

 

ルウェス「うん それじゃみんな~表にでるよ~!!」

 

一同「了解!!」

 

と、ルウェスはバイエルンの提案をメロメロになって快諾し、

 

五龍将を引き連れてドラグキャリアの外へと出ていくのであった。

 

一方その頃、ラスト・ウォーリア基地では...。

 

~ ラスト・ウォーリア基地 ~

 

メリオダス「ゼル...それに十戒...。」

 

悟空「ブラックにザマスもいるじゃねえか!!」

 

トランクス「貴様ら...どういう事だ...なぜ生きている!?

 

      貴様らは全王様の手で消滅したはずだ!!」

 

ゴクウブラック「おや?誰かと思えばトランクスじゃないか...。

 

        お前までグラン・ゲインズにいたとはな...。」

 

ザマス「フン...その言葉、そっくりそのまま返してやる。

 

    貴様こそ...『ラー・カイン』の手で無様に殺されたはずでは?

 

    クックックッ...。」

 

トランクス「何!?どういう意味だ!!」

 

マイ「トランクスはこうしてちゃんと生きてるわよ!!」

 

ベジータ「落ち着けトランクス!!こいつらは、

 

     こことは別の時間軸から来た奴らだ!!」

 

マイ「えっ...?」

 

トランクス「どういう事ですか?父さん...。」

 

ウイス「ん~...話せば長くなりますので、後で説明いたします。

 

    それに...まさか十戒の皆さんが全員集合とは...

 

    穏やかじゃありませんね~。」

 

ビルス「フン...お前達...僕に破壊されにでも来たのか?」

 

メラスキュラ「馬鹿言わないでよ、誰がわざわざアンタなんかに。」

 

エスタロッサ「まあ...俺としてはここでやりあっても

 

       どっちでもいいんだがな...面白けりゃあよ!!」

 

バン「ああ!?」

 

ラピス「上等じゃねえか!!」

 

マーリン「落ち着け2人共!!...『どっちでも』だと?どういう意味だ?」

 

ゼルドリス「下がっていろ兄者...俺から説明する。」

 

メリオダス「いいぜ...話してみろよゼルドリス。

 

      まあ、大体の予想はつくけどな。」

 

ゼルドリス「いいだろう...ならば。」

 

と、ゼルドリスはグラン・ゲインズの所に出現した理由を

 

メンバーに語りだした。その後...。

 

アクア「私達と...共闘するというの?」

 

マナ「マジッ!?」

 

トランクス「ふざけるな!!誰が貴様らと...。」

 

ザマス「お前の意見など求めていない。」

 

ゴクウブラック「ラー・カインの命令だからな...さあどうする?

 

        それとも...ここで決着でもつけるか?」

 

ベジータ「くっ!?....。」

 

悟空「それも悪くねえな...。」

 

ビルス「どうでもいいけど、早く決めろ。

 

    僕は腹ペコなんだぞ!!」

 

ウイス「オホホホ...仕方ありませんねえ。」

 

ゼルドリス「やはり簡単にはいかんようだな。

 

      魔神王(父上)の命とはいえ、やはり気が進まん。」

 

メリオダス「さてさてさーて!どうするかな?」

 

アクア「一つだけ言えることは...このままルウェス達を放っておけば、

 

    私達はもちろん、あなたたちにとっても

 

    好ましくない...という事ね。」

 

メラスキュラ「あんたに言われるのはものすごく癪だけど、

 

       その通りね。」

 

ガラン「カッカッカッ!!折角こうしてまた暴れられるのじゃ...

 

    じっくりと楽しませてもらうワイ!!」

 

バン「つーかお前...エスカノールに

 

   ぶっ倒されたはずじゃなかったのかよ?」

 

キング「何で生きてるのさ!?」

 

エスカノール(普通)「そ...そうですよね...。ハハハ...」

 

ガラン「フン!!ワシもよくわからん!!だが...これは

 

    そのバイキン何某とかいう輩を倒せと天が与えた

 

    運命という奴かもしれんのう、カッカッカッ!!」

 

士「おい...お前ら、ちょっと良いか?」

 

モンスピート「ん?」

 

ザマス「お前らだと...?人間風情が!!」

 

士「つまりなんだ?お前らはそいつらに俺達と手を組んで

 

  ルウェス達を倒して来いと命令されて来たのか?」

 

ゼルドリス「そう言う事だ。」

 

士「そうか...。だったら今すぐ帰ってもっと上の連中に来るようにいえ。」

 

グレイロード「は?」

 

エスタロッサ「そりゃどう言う意味だ?」

 

士「言わなきゃ分からないのか?お前ら如きが束になって挑んだ所で

 

  ルウェスに瞬殺されるのがオチだって言ってるんだ。

 

  奴を倒したきゃもっと強い奴を呼んで来い」

 

ゴクウブラック「何だと!?」

 

ガラン「貴様!たかが人間の分際でワシらを愚弄する気か!!」

 

フラウドリン「人間風情が!!」

 

ザマス「汚らわしい人間の分際で神たるこの私を愚弄するつもりか!!」

 

士「ふん...。話にならないな。大体お前等は知らないんだろうが、

 

  万が一ルウェス達を倒せたとしてももっととんでもない化け物が

 

  代わりにやってくるかも知れないんだぞ?下手をすれば

 

  次元の王やギガデウスクラスの化け物がやってくる可能性だって十分ある。

 

  こいつらはそれを承知でルウェス達に挑もうとしてるんだ。

 

  それが分かってるのか?」

 

ゼルドリス「次元の王やギガデウスクラスの

 

      化け物がやって来るだと...?何をバカな...」

 

グロキシニア「そうそう...。あんな化け物がホイホイいる訳ないっスよ」

 

ドロール「そうだな。」

 

メラスキュラ「頭の可笑しい人間ね。もう少し気の効いた冗談は言えないの?」

 

士「冗談だと思いたきゃ勝手に思ってろ。大体どうしてお前らが

 

  俺達と組む必要があるんだ?お前らの目的は人間を滅ぼす事じゃないのか?

 

  だったらルウェス達と手を組んだ方がよっぽど効率的に

 

  人間を滅ぼせると思うんだがな。」

 

ゴクウブラック「それは俺達...神の手で成し遂げられるべき事だ。」

 

ゼルドリス「さっきも話したが、そんなどこの馬の骨か

 

      わからんような連中と組んだ所で、

 

      我々には一片のメリットもない。

 

      それが父上...魔神王や『ヴォルクルス』の意思だ。」

 

ザマス「『ラー・カイン』も同じ意見だ。だからこうして

 

    本来、敵同士であるギガデウス一派や汚らわしい人間共と

 

    手を組んでやろうといっているのだ...わかったか人間!!」

 

士「話にならんな。だが、だいたいわかった...もういい。

 

  お前らのボス達はこの戦いの後を見据えて犠牲を

 

  最小限に抑えようという腹積もりみたいだな。呑気な奴らだ...。

 

  奴等と組みたがる組織は山程いると言うのに組んだ所でメリットがないとはな。

 

  どうせお前等もそいつらもバイキンショッカーの事をどこかの新興勢力か

 

  何かだと勘違いしてるんだろう...。つまり、お前らは取り敢えずのつもりで

 

  様子見の為の捨て駒にされたという事だな。哀れなもんだ。」

 

デリエリ「ケツから言って...さっきからコイツむかつく!!」

 

エスタロッサ「言ってくれるじゃねーの...俺達が捨て駒かどうか

 

       今ここで試してみるか?」

 

アクア「...あんた達、いい加減にしなさあああああああああああ

 

    ああああああああああああああああああい!!!!!!!!!!!

 

    今、こんなくだらない口喧嘩してる場合じゃないでしょうが!!!!」

 

「ビクッ!?」

 

士「は...はい...。」

 

エスタロッサ「あ......ス...スマン...。」

 

デリエリ「ケツから言って...ビビった...。」

 

と、士と十戒の言い争いに憤慨したアクアは、怒鳴り上げて、

 

口喧嘩を収めた。あまりの迫力に士や十戒も目を点にさせながら

 

アクアに謝罪した。[newpage]

 

ラピス「さすが姫姉さま...。」

 

アンズ「あの士さんや十戒さえも...。」

 

リータ「怒らせたら右に出る人はいませんね...。」

 

メリオダス「イッシッシッ!!さすがはミリカ様だぜ!!」

 

ゼルドリス「何...?メリオダス...今、ミリカと言ったのか?

 

      まさか...あの女がか!?」

 

メラスキュラ「そうよゼルドリス!!あの女...

 

      『ミリカ・ド・グランバニア』なのよ!!」

 

ガラン「そうじゃそうじゃ!!」

 

アクア「は~い!!そういう事よ、十戒のみなさん 」

 

フラウドリン・グレイロード「な...な...何だと~~~!!!!!!!!!!!!!!?」

 

デリエリ「...へ?」

 

モンスピート「それはそれは...。」

 

グロキシニア「本気っスか!?」

 

ドロール「.......ぐっ!?」

 

と、アクアが『ミリカ・ド・グランバニア』だと知ると、

 

十戒達の顔色が一気に青ざめていった。

 

ゴクウブラック「何だこいつら...どうしたのだ?」

 

ザマス「そのミリカとやらがどうかしたというのか?」

 

メリオダス「まあ...そいつら3000年前に

 

      ミリカに散々、いじめられたからな... 」

 

アクア「そういう事 いい?みんな、お仕置きされたくなかったら

 

    ちゃ~んという事聞いてちょうだい。わかったかな~?」

 

エスタロッサ「う......。」

 

ゼルドリス「し...仕方あるまい...いいだろう...。」

 

ゴクウブラック「....(こいつらは一体...

 

        この女に何をされたと言うのだ?)」

 

ザマス「...(知らない方が賢明の様だな...。もう一人の私よ。)」

 

アクア「士さんもそれで良いかしら?」

 

士「まあ...いいだろう。だが...最後にもう一度だけ確認するぞ。

 

  アクア...その『ミリカウォッチ』と言うのを使えば

 

  ルウェスに勝てるんだな?」

 

アクア「流石に100%確実とは行きませんけど...希望はあるわ!!」

 

士「まあ...それはいい。だが、何度も言うが問題はルウェスを倒した後だ。

 

  ばいきんまんがルウェスがお前達に倒されたのを知れば奴は怒り狂い、

 

  ルウェスを倒したお前等を皆殺しにする為にとんでもない数の大軍勢を

 

  この次元に送り込んで来るはずだ。いや...奴の性格を考えれば

 

  自ら乗り込んでくる可能性も十分にある」

 

メリオダス「バイエルンの話が本当ならそいつは

 

      次元の王以上の化け物だって話だが...」

 

レイス「私はとても信じられないね。本当にそのばいきんまん君とやらが

 

    次元の王をも超える存在なのかい?」

 

アクア「私もあの次元の王を超えるだなんて信じられないけど...

 

    次元の王がどれほど強大な力を持っているのか...

 

    彼なら知らないはずはないと思うのだけど・・・」

 

ベジータ「ふん...バカバカしい!!そんなふざけた名前の奴が

 

     そんな化け物であってたまるか!!」

 

ビルス「全くだよ。僕達破壊神はおろか...全王様や大神官様でさえ

 

    手に負えなかったあの次元の王を超える存在が

 

    そんなふざけた名前の奴であるはずがないよ」

 

ウイス「確かにわたくしも信じられませんね~...。」

 

シンヤ「何かの間違いだろう。大体僕達ラダム以上に

 

    優れた生命体などいるはずがないじゃないか」

 

士「お前等こそ奴の事を何も知らないだろう。

 

  確かに名前も見た目も性格さえもふざけた野郎だが

 

  間違いなく頭が可笑しくなると言っても良い位に

 

  信じられん程の化け物だぞ。前に奴がとある次元で部下が殺された事で

 

  奴が怒り狂い、その報復で奴が部下を殺した奴等を皆殺しにすると

 

  同時に物凄い数の次元が一緒に消し飛んだらしいからな。」

 

まどか「それって...本当の話なのでしょうか?」

 

士「俺が冗談でこんなバカな事言う訳ないだろうが。」

 

ユニ「そんなバカげた話...信じられる訳ないニャン」

 

なぎさ「絶対ありえない...」

 

アンズ「でもそれが本当だとしたら...

 

    この次元もばいきんまんに滅ぼされるって事ですか?」

 

士「そうなるかもな。お気に入りのルウェスを殺されたとなれば

 

  奴の怒りはそれだけデカくなるだろう。俺達を全員消滅させるまで

 

  奴の怒りが収まる事はないだろうな」

 

ルーシィ「いきなりすっごい不安になるような事言わないでくれない!?」

 

士「言っておかないと後悔するからな...降りたい奴がいるなら今すぐ降りろ。

 

  覚悟のない奴は足手纏いになるだけだ!!」

 

グレイ「覚悟がないだと?」

 

エルザ「我々を見くびってもらっては困るな。」

 

ナツ「上等じゃねえか...ルウェスだろうが

 

   ばいきんまんだろうが関係ねえ...燃えてきたぞ!!」

 

ノアル「まあ...どのみちこのままじゃあ、元の世界には帰れないしな。」

 

アキ「例え敵がラダム以上に強大だろうと...

 

   私達が今できる事をするだけだわ!!」

 

Dボウイ「そうだ...こんな所で立ち止まるわけには行かないからな!!」

 

シンヤ「兄さん...初めて意見があったね。」

 

マナ「それに怒ってるのはあたしだって同じだもん!!

 

   あの人達を倒して...世界を元通リにしてみせるんだから!!」

 

真琴「マナの言う通リだわ!!」

 

レジーナ「そーよ!!そーよ!!」

 

ほのか「あたし達も同じ気持ちです!!」

 

なぎさ「どんなピンチでも絶対にあきらめない...

 

    それがプリキュアなんだから!!」

 

アクア「みんな心は決まったみたいね...

 

    ではグラン・ゲインズの次のミッションは...

 

    ドルドラムの打倒と第3世界の奪還とします!!」

 

メリオダス「よっしゃ!!」

 

悟空「へへ...オラ、ワクワクしてきたぞ!!」

 

エンマ大王「おい、門矢士...どうやらそんな心配は

 

      不要だったみたいだな!!」

 

士「そうだな...なら俺からいう事はもう何もない。

 

  女隊長...作戦会議と行くか。」

 

アクア「ええ!!マーリン、エンマ大王、沖原本部長...いいでしょうか?」

 

マーリン「承知した。」

 

エンマ大王「ああ!!」

 

沖原「わかりました。」

 

ゼルドリス「待てミリカ...一つだけ言っておくぞ。

 

      貴様達との共闘は了承したが、指揮下に入るつもりはないぞ。

 

      俺達は俺達でやらせてもらう...

 

      もちろん貴様の『世話』になるつもりは毛頭ない!!いいな?」

 

アクア「あーら...まあ、良いけど。でもそんな事言っちゃて良いのかしら?

 

    どうなっても知らないわよ!!」

 

ザマス「神に向かって偉そうな口を叩くな人間...

 

    さっさと行け!!」

 

アクア「はいはい...それはすみませんでしたね~カ・ミ・サ・マ 」

 

と、アクアは士、マーリン、エンマ大王、沖原と共に、奥の作戦室へと入っていた。

 

ザマス「人間め...なめた口を...。」

 

メリオダス「まあ、そういうなって!!これからよろしく頼むぜ!!」

 

ゴクウブラック「まさか貴様と肩を並べて戦う日が来るとはな

 

        メリオダス...ならばゼルドリスよ。」

 

ゼルドリス「ああ...ここにはもう用はない...第3世界でまた会おう、

 

      グラン・ゲインズ...行くぞ!!」

 

「シュン!!シュン!!シュン!!シュン!!」

 

と、ゼルドリスやゴクウブラック達はそう言いながら、

 

その場から去っていった。

 

トランクス「.........。」

 

マイ「トランクス...。」

 

悟飯「色々、思うところがあるんでしょうけど...今は。」

 

トランクス「わかってますよ、悟飯さん。

 

      今はこの次元が滅びるかどうかがかかっていますからね。

 

      それに比べたら俺の個人的な感情なんて、

 

      ちっぽけな物ですから!!」

 

ベジータ「ほう...しばらく見ない間に一人前な事を

 

     言うようになったじゃないか...成長したな。」

 

トランクス「ありがとうございます...父さん!!」

 

ぬらりひょん「では...作戦が決まり次第、第3世界へと再度、進行する。

 

       皆はそれまで体を休めておくんだ。」

 

一同「了解!!」

 

と、ぬらりひょんの号令でグラン・ゲインズのメンバーは

 

それぞれ解散していくのであった。一方その頃...。

 

~ ドラグキャリア艦板 ~

 

ルウェス「ね~ね~バイエルン!これからどうするの 」

 

バイエルン「姫様...まずはこれをご覧ください。」

 

と、バイエルンはそう言いながらルウェスに緑色に輝く

 

ウォッチを見せた。

 

ルウェス「ん?これなーに 」

 

バイエルン「これは『サイコフレーム』の力を封じたウォッチ...

 

      さしずめ『サイコ・ウォッチ』といった所です。

 

      姫様...まずはウォッチごと私の手をお握りください。」

 

ルウェス「う...うん!!こ~お 」

 

「ギュ~~~~!!」

 

と、ルウェスはそう言いながらバイエルンの左手を両手で

 

強く握りしめた。

 

バイエルン「はい...そして、姫様の理想とする世界を強く想像するのです。」

 

ルウェス「わかりました ん~~~~~僕の世界僕の世界僕の世界...。」

 

と、ルウェスはそう言いながら理想とする世界を想像し、

 

強く念じ始めた。すると...。

 

「ピカアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

アグニカ「な...何だゾ!?」

 

シーサイド「こ...この光は!?」

 

アルト「フン...驚くのはまだ早いぞ。」

 

と、サイコ・ウォッチが激しい緑色の光を放ちだし、

 

その光景を見た五龍将達は驚愕の表情を見せた。

 

バイエルン「その調子でございます姫様...ここから先は私の仕事です。」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

と、バイエルンはこれまで見せたことがない強大な魔力を放ち、

 

右手を上空に掲げると足元に魔法陣を出現させて、発動態勢をとる。

 

ガンドルフ「ぬう!?」

 

ツイストム「な...何だこの魔力はああああああああああ!!!!!!?」

 

バイエルン「時空魔法(ドライブ・アタック)...空間創造(エスパ・ドライバ)!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、バイエルンは『時空魔法(ドライブ・アタック)空間創造(エスパ・ドライバ)』を

 

発動させると、時空が大きく歪みだして廃墟となっていた第3世界が変貌し、

 

暗黒で覆われた空、悪魔の住処の様な怪しい建造物の数々、

 

邪気が漂う紫色の森林で構成された世界へと姿を変えてしまった...。

 

アグニカ「ゾゾゾゾゾゾゾゾ!!!!!!!?」

 

ツイストム「おおお......!!!!!」

 

ガンドルフ「こ...これが姫様の...ワシらの新しい世界か!!

 

      素晴らしいぞい!!ガッハッハッハッ!!!」

 

ルウェス「ん~~~~~!!カンペキ~~~~!!さっすが僕!!

 

     り~~っぱな世界じゃん!!ありがとねバイエルン   !!!」

 

バイエルン「もったいなきお言葉でございます。姫様...。」

 

アルト「...........。

 

   (な...何だ?この悪趣味な世界は...これが奴の理想だと...?)」

 

シーサイド「....。(バイエルン...これほどの力があったなんて...

 

         やはりこの2人、危険すぎる!!)」

 

ダーグス「.....。( ほう...面白い術を使うじゃないか。)」

 

バイエルン「では姫様...この世界は何と呼称致しましょう?」

 

ルウェス「えへへ~~、もう決めてるんだ ここは、ばいきんまん様の為に

 

     悪党の天国にするから~...名付けて『悪邪界』!!ど~おかな~?」

 

アルト「は?」

 

バイエルン「素晴らしい名称でございます!!

 

      このバイエルン...感服いたしました。」

 

ルウェス「これは...あなたと僕で築いた理想の世界...

 

     だからバイエルン...ず~~~~~っと僕の傍にいてね 」

 

と、ルウェスは目を輝かせ、そう言いながらバイエルンの手を握った。

 

バイエルン「もちろんでございます姫様...私などで良ければぜひ。」

 

アグニカ「バイエルンとアルトならあたしも異論はないぞ!!」

 

ツイストム「まあ...お前達の力は認めてやる。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!!そうじゃのう!!」

 

シーサイド「ひ...姫様...そ...それはいけま...。」

 

「スッ....。」

 

ダーグス「それ以上は何も言うな...消されるぞ。」

 

と、シーサイドが反対意見を述べようとした瞬間、

 

ダーグスがそう言いながら制止した。

 

そして、アルトの方に目線を向ける。

 

ダーグス「.........。」

 

アルト「僕の顔に何かついてるか?ダーグス...

 

    (フン...単細胞の割には勘だけはいいな。)」

 

ダーグス「...いや、何でもない。姫様...そろそろ『定例報告』の時間では?」

 

ルウェス「あっ...そうだった!!そろそろ行かなきゃね!!

 

     でもその前に...こいつらをっと!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

「シューーーーーーーーーーーーーーン.....。」

 

バックベアード「ん?」

 

プロトジコチュー「こ...これは?」

 

ブル・ドーザ「わ...吾輩は一体...!?」

 

と、ルウェスは時空を操作すると、空間の歪みから

 

これまで第3世界で倒された敵キャラが姿を現した。

 

ツイストム「何?」

 

アグニカ「姫様...こいつら何だゾ?」

 

ルウェス「この世界でグラン・ゲインズにやられた連中みたい。

 

     良いこと思いついたから蘇らせてみたの!!

 

     バイエルンから教えてもらったんだ~ 

 

     でもまさかバッカベアードとプロトジコチューのアホまでいたとはね。

 

     あのデカブツは知らないけど...。」

 

バイエルン「お見事です姫様。グラン・ゲインズ達の驚く光景が目に浮かびます。」

 

アルト「おいおい...何する気かは知らないが、

 

    こんな二流のカス共をどうするんだ?」

 

ルウェス「そんなの決まってるじゃん!!僕のしもべにするの。」

 

バックベアード「何...バッカベアードだと...?」

 

プロトジコチュー「貴様...誰がアホで二流のカスだと!?」

 

ブル・ドーザ「それにこの豆粒が...強者たる吾輩にとんだ名戯言を!!」

 

「ブチッ!!」

 

ルウェス「...あ?誰が豆粒だコラアアアアアアアアアアア

 

     アアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、ブル・ドーザに豆粒呼ばわりをされてブチ切れたルウェスは

 

凄まじい闘圧を放ちながら、3体を鬼の形相で睨みつけた。

 

ルウェス「てめえら...どうやらしつけが必要みたいだな...。

 

     覚悟しやがれええええええええええええっ!!!!!!!」

 

バックベアード「.........へ?」

 

プロトジコチュー「.......な?」

 

ブル・ドーザ「あ.......お.......。」

 

アグニカ「あーあ...馬鹿だゾあいつら...。」

 

ツイストム「しもべとなる前に死ななきゃいいがな!!」

 

アルト「やれやれ...一度死んでもやはり、カスはカスのままだったか。」

 

そしてこの後、この3体がルウェスの手により

 

無様に瞬殺される事は最早、確定事項であった。

 

バイエルン「(フッ...どこまでも愚かな女だな。

 

       まあいい...我々の為に精々踊るだけ踊って、

 

       グラン・ゲインズの手にかかって果てて貰うとしようか…)」

 

ダーグス「(...等と思っているのだろうなバイエルン。

 

      精々我々を下だと思っておくがいい。

 

     『あの程度の力』で貴様の思い通りになると思わぬ事だ。

 

      そもそもこの次元を発見した時点で貴様等など用済みだと言う事を

 

      グラン・ゲインズを始末した後にでも思い知らせてやるとしよう...。

 

      ククククク...!!!!!!!)」

 

バイエルンが心の中でルウェス達を見下していると同時に

 

ダーグスがバイエルンの力を見た後でありながらも余裕な表情を

 

浮かべていた事にバイエルンもアルトも気付かなかった。そして...

 

~ 青木ヶ原樹海 ~

 

「シューーーーーーーーーーーーーン...。」

 

謎の青年「ここだね...『ジェネシス』が言っていた次元は。」

 

少女⓵「ここにグラン・ゲインズがいるのかな?」

 

少女⓶「間違いないと思うわ。」

 

少女⓷「そしたら...早く会いに行きましょう!!」

 

少女⓸「そうね。」

 

少女⓹「これ以上...バイキンショッカーの好きにはさせない!!」

 

と、青木ヶ原樹海に突如、門矢士と同じ灰色のカーテンが出現すると、

 

白いコートを纏い、銃のようなものを右手に持つ謎の青年と、

 

不思議な雰囲気を漂わせた少女5人組が姿を現した。

 

謎の青年「この次元のお宝は...君だけには渡さないよ。士!!」

 

 

 

と、アクアがミリカウォッチの力を取り戻したことで

 

反撃の糸口を掴んだグラン・ゲインズは、

 

突如出現したゼルドリス達十戒や

 

ゴクウブラック・ザマスとどうにか共闘する事となり、

 

打倒ドルドラムへと向けて動き出すのであった。

 

一方、バイエルンやルウェス達は廃墟となった第3世界を

 

悪党たちの天国と称する『悪邪界』と呼ばれる世界へと

 

変貌させてしまうのであった。

 

そして、青木ヶ原樹海に銃を持った謎の青年と

 

不思議な少女5人組が、グラン・ゲインズに接触する為

 

姿を現すのであった。果たして彼らの正体とは...

 

今後の戦いの行方...そしてグラン・ゲインズの運命は

 

一体、どうなってしまうのであろうか!?

 

 

第7話 ~ 誕生!!悪の理想郷 ~ ( 完 )

 

 

・バイキンショッカーの組織とその大首領の設定

 

【 バイキンショッカー 】

 

全並行次元の最強の存在と言われる

 

『闇黒神キングダーク』と『ばいきんまん』が率いる

 

全並行次元制覇を目論む悪の巨大組織。

 

その戦力は全並行次元最大最強最悪の規模を誇ると言われており、

 

ギガデウス一派やレグルス帝国でさえ比較に成らない程の戦力を誇る。

 

ラー・カインと同格の実力を持つルウェスでさえ、

 

バイキンショッカーでは中級クラスの実力者に過ぎず、

 

『最高幹部最強格』と言う称号は『最高戦力』と言う意味ではない。

 

同じ『最高幹部最強格』と言う地位の中にもルウェス以上の実力者は

 

数多く存在している上、『最高戦力』である『側近クラス』の面子に至っては

 

『次元の王』と同様に数多の次元を余裕で破壊する事が出来る程の実力者が

 

数多く存在しており、正にその力は『異常過ぎる』の一言。

 

更に自分達と気の合う組織との同盟関係や数多くの傘下組織を従えており、

 

気に入った組織を見つけた場合は同盟を組むか、傘下にするかを繰り返している為、

 

今も勢力は拡大し続けている一方であり、それは正に『悪夢』としか言えない。

 

本来なら『次元大戦』の世界とは全く無関係の次元に存在していた組織だが、

 

何らかの目的で接触した『バイエルン』と『アルト』の手により

 

『次元大戦』の世界の存在と『次元の王の13の武器』の存在を知ってしまい、

 

『次元の王』の力を奪い、『次元大戦』の世界を制圧する為の先兵として

 

『ルウェス』率いる『龍姫兵団ドルドラム』が進行を開始してしまった。

 

その余りの恐るべき戦力と力はグラン・ゲインズのメンバーに

 

深い絶望を与える事となってしまう。

 

 

 

【 ばいきんまん 】

 

全並行次元最大級の規模を誇る

 

悪の巨大組織『バイキンショッカー』の『大首領』。

 

元々は『それいけ!アンパンマン』世界お馴染みの悪人で

 

『アニメNo1』と言っても良いやられ役の小悪党。

 

はっきり言って生身では『ノットレイ』にも勝てるかどうか怪しい程弱いのだが、

 

『闇黒神キングダーク』が何故かばいきんまんに接触し、力を与えた事で

 

宿敵『アンパンマン』を倒し、世界を制圧する事に成功する。

 

その後、キングダークと共に様々な世界を巡り、

 

気の合う悪党を引き込んで『バイキンショッカー』を設立した。

 

その後も『龍将姫ルウェス』を始めとした様々な部下を生み出したり、

 

力を蓄え続けた事によって『次元の王』や『ギガデウス』をも圧倒的に

 

上回る程の力を手に入れ、『全並行次元最強最悪の大悪党』となってしまった。

 

その異常過ぎる力を持って『全並行次元の全スーパーヒーロー』の完全抹殺を

 

目論んでおり、全ての世界を悪党による悪党の為の

 

悪党の世界にする事を夢見ている。

 

利用出来る物は誰であろうと利用し、平気で切り捨てる非情な性格であるが、

 

部下や仲間思いの性格でもある為、

 

部下や仲間(特にルウェスの様なお気に入りの部下)が

 

倒されたりすると激高し、倒した相手を何が何でもその絶対的な力で

 

皆殺しにする為、そのせいで数多の次元を消し飛ばしてしまった事がある。

 

趣味は美味しい物を食べたり、ゲームの様な娯楽で遊ぶ事である為、

 

子供っぽい所がある。その為、物凄くキレ易く、怒り出したら見境いがない。

 

キングダークの力により、願いを現実にする能力や部下の能力を

 

全て無条件で使用出来ると言った力も手に入れている為、強力な部下を

 

次から次へと作り出しており、正に誰の手にも負えない程の強さを身に付けている。

 

 

 

【 闇黒神キングダーク 】

 

全並行次元の全ての始まりであり終わりとされている

 

『全並行次元の創世主』であり、どの様な力を持ってしても

 

絶対に倒す事が不可能と言われている『完全なる虚無』その物。

 

ばいきんまんに力を与え、『バイキンショッカー』を設立させた張本人であり、

 

その目的は理想の命達の永遠の幸福と平穏に満ちた楽園を作る事であるが、

 

自分の理想にそぐわない生命体達に対しては非常に冷酷であり、その上自らを含め

 

『この世に正しいと言われる事等ない』、『この世の全ては絶対悪』、

 

『全ての生きとし生ける者は全て原罪を抱えし罪人』であるとしている為、

 

『正義のスーパーヒーロー』と言った存在を特に非常に嫌悪しており、

 

そう言った存在の全ての殲滅も目論んでいる。

 

その力は『全並行次元の全ての生命体が力を合わせても絶対に勝てる訳がない』と

 

言われている程の異常な存在であり、

 

正に完全無敵を絵に描いたような『史上最強最悪の化け物』。

 

自ら生み出したが反逆された実の娘『ジェネシス』の事を

 

唯一自分に対抗出来る存在としている。

 

冷酷非情な存在に思えるがばいきんまん以上に部下思いの性格でもある。

 

余りにも長く存在し続けている為、毎日を非常に退屈に思っている為、

 

あらゆる娯楽に興味を持っており、『余興』と言った楽しみを非常に好んでいる。

 

因みにばいきんまんに力を与えた理由は不明だが、自らを『絶対悪』としている為、

 

生まれた時からの悪人であり、数え切れない程何度やられても絶対に懲りずに

 

悪事を続けているばいきんまんに興味を持ったのが原因ではないかと言われている。

 

 

 

【 悪邪界 】

 

ドルドラムに滅ぼされ廃墟と化した第3世界を、

 

ルウェスとバイエルンの共同作業で誕生させた新世界。

 

第3世界のような華やかな近代建築が立ち並ぶ世界とは大幅に変貌しており、

 

暗黒で覆われた空、悪魔の住処の様な怪しい建造物の数々、

 

邪気が漂う紫色の森林で構成された、

 

ルウェスいわく、ばいきんまんの為に作った

 

『悪党の天国』と化してしまった。

 

今後はこの悪邪界を舞台にグラン・ゲインズとドルドラムの

 

決戦の火蓋が切って落とされる事になる。

 




第7話終了です。


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第8話 ~ 登場!青きライダーと神に仕えし極限のプリキュア!! ~

特別編第8話です。


~ 青木ヶ原樹海 ~

 

マサト「.........。」

 

美香「マサト君....。」

 

リータ「天滅槍(ゼロライド)を奪われてしまった事...

 

    気にしているんですか?」

 

と、天滅槍(ゼロライド)をルウェスに奪われて落ち込んでいる

 

マサトを、休養中のメンバー達は気分転換を兼ねて、

 

外へと連れ出した。だがそれでも、マサトの表情は一向に

 

晴れる事はなかった。

 

グレイ「その次元の王の力を宿した武器の事や

 

   『次元の王候補(ディオケイター)』って奴の事は

 

    さっき大体、聞いたぜ。」

 

ルーシィ「とんでもなく凄い力を持ってるだよね...。

 

     そんなのが敵の手に渡っちゃったら

 

     不安になっちゃうよね...。」

 

エルザ「救いなのがその武器は契約者にしか

 

    発動できないという所だな。」

 

光「そうだよマサト!!だからみんなと力を合わせて

 

  今度こそ取り返そう!!」

 

ノヴァ「光の言う通リだよ。」

 

海「一つ気になってたんだけど...。」

 

光「どうしたの?海ちゃん。」

 

風「ノヴァさんは確かあの時、

 

  光さんと一つになったはずでは...。」

 

光「あっ!?そう言えばそうだった!!何でだろう?」

 

ノヴァ「それは私もわからない...でも。」

 

クレフ「おそらくは...『もう一つのセフィーロ』の出現と

 

    何か関係があるかもしれないな。」

 

ランティス「ええ...セフィーロが襲撃を受けた際に

 

      ノヴァと『魔神レガリア』が現れ、俺は何とか

 

      窮地を脱する事ができました。それから

 

      我々は、『もう一つのセフィーロ』の動向を探るべく、

 

      行動していた矢先にこの世界へ飛ばされてきたのです。」

 

光「そうだったんだ...でもまたこうして2人にあえて嬉しいよ!!」

 

ランティス「ああ...俺もだ光。」

 

ノヴァ「またよろしくね!!」

 

光「うん!!」

 

さくら「光さん...よかったね。」

 

小狼「そうだな。」

 

「ドゴーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!」

 

ルーシィ「何!?今の音...。」

 

ウェンディ「あちらの方からみたいです。」

 

エルザ「おそらく...敵襲だな。」

 

グレイ「あのバイキンショッカーとかいう奴らか!?」

 

ナツ「いや...奴らの匂いとは違う。」

 

光「まさか...レグルス帝国軍!?」

 

クレフ「その可能性が高そうだな。」

 

ケロベロス「んなアホな!!さっきラー・カインっちゅう奴の

 

      部下がワイらと共闘するといったやんか!!」

 

ラピス「あの野郎...約束破りやがったのかよ!?」

 

アンズ「ここで詮索しても何も始まらないわ。行きましょう!!」

 

リータ「マサトさんと美香さんは基地に戻っていてください!!」

 

ナツ「よっしゃ、燃えてきたぞ!!行くぞみんな!!」

 

ハッピー「あい!!」

 

ルーシィ「うん!!」

 

「ダダダダダダダダ......!!!!!!」

 

と、ラピスやナツ達はそう言いながら爆発がした方へと

 

向かって言った。

 

マサト「........。」

 

美香「マサト君...気持ちはわかるけど、天滅槍(ゼロライド)がない以上、

 

   私達にはどうする事もできないわ。基地に戻りましょう...。」

 

マサト「....うん。」

 

と、マサトと美香は天滅槍(ゼロライド)を失った無力さを

 

感じながら、ラスト・ウォーリア基地へと戻っていった。一方その頃...

 

~ 第3世界改め悪邪界 ~

 

第3世界改め『悪邪界』にある

 

別のドラグキャリアに帰還したルウェスは

 

ある人物達を集めて扱き使っていた。

 

ルウェス「『しゅのぼ~ん』。肩揉んで~」

 

しゅのぼん「は、はいはい~」

 

ルウェス「『カーミラ』。君は足ね~」

 

カーミラ「か、かしこまりました姫様~」

 

鬼太郎の敵である日本妖怪の『しゅのぼん』と

 

西洋妖怪の『カーミラ』がルウェスの肩と足を揉まされていた。

 

その近くでは世界制圧の際にルウェスの手で集められた

 

日本妖怪の総大将である『ぬらりひょん』とルウェスの手で

 

復活した後、瞬く間に『しつけ』られてしまった

 

西洋妖怪の親玉である『バックベアード』、

 

ジコチューの親玉である『プロトジコチュー』が近くにいる部下達と

 

共に揃ってルウェスの前で手揉みをしていた。

 

ぬらりひょん(6期)「ル、ルウェス姫様...。

 

       ご気分はいかがでございましょうか...?」

 

ルウェス「良いと思う...?あの忌々しい

 

    『グラン・ゲインズ』の連中にマンマと逃げられたってのにさ~...」

 

バックベアード「そ、そうでございますよね!?

 

        最悪でございますよね!!?」

 

ルウェス「君達...何言ってんの?バイエルンが僕の為にこんな良い世界を

 

     作ってくれたんだから気分良いに決まってるじゃ~ん 

 

     君達に分かるかな?そんな僕の気持ち?」

 

プロトジコチュー「も、勿論でございますです...」

 

ぬらりひょん達はルウェスの前ですっかり縮こまっていた。

 

ヴォルフガング「(あ、あの...『バックベアード』様...。

 

         いくら蘇らせて貰ったからと言って

 

         我々が揃いも揃ってこんな小娘の手下に

 

         なってしまって宜しいのでしょうか...?)」

 

マーモ「(そ、そうですよ『プロトジコチュー』様まで...。

 

     と言うか私達、一万年の眠りについてた筈なのに

 

     何で叩き起こされた途端、こんな小娘に扱き使われなきゃ

 

     行けないんですか!?)」

 

バックベアード「(ふざけるな!!貴様らあの戦いを見てなかったのか!?

 

         こんな化け物と戦える訳がなかろう!!)」

 

プロトジコチュー「(そうだ...幾ら何でも相手が悪過ぎる!!

 

          確かにこんな小娘に扱き使われるなど

 

          屈辱の極みだが逆らった瞬間、一撃で消されるのでは

 

          話にならん!!)」

 

ぬらりひょん(6期)「(そうですね~...100%一撃で殺されるのが

 

     分かり切ってて戦おう何てバカな奴はいないでしょうね~...

 

     まあ、ぬらりくらりと言い負かせなくもないとは思いますけど...)」

 

ルウェス「ん?どうかした?」

 

ぬらりひょん(6期)『い、いえ何も!?』

 

何故にこのプライドの高そうな連中が揃いも揃って

 

ルウェスの手下になっているのかと言うと

 

先程ルウェスにボコボコに躾けられたのと

 

ルウェスとグラン・ゲインズの戦いを映像で見ていたからである。

 

最初は逆らう気満々だったのだが、ルウェスの余りの異常な強さを

 

映像で目の当たりにしてすっかり戦意喪失してしまい、

 

今に至ると言う訳である。

 

ルウェス「まあ、一応成果はゼロじゃなかったからまだ良いけどね~」

 

ルウェスはそう言って天滅槍(ゼロライド)を目の前の机に置く。

 

ベール「姫様。これが次元の王の13の武器の一つ...

 

   『天滅槍(ゼロライド)』と言う物ですか?」

 

ルウェス「うん!そうだよ~♪君が手に入れようとしていた

 

    『ミラクルドラゴングレイブ』何て

 

     これに比べればゴミみたいな物だよ~♪」

 

イーラ「へ~...これってそんなにすげーのか...」

 

ヴィクター「これは研究のし甲斐がありそうな代物だね~♪」

 

ベール「(こいつがあれば...俺は今度こそNo1に...

 

     何とかして隙を見てこいつから奪う事が出来れば...!!)」

 

ルウェス「止めといた方がいいよ~?ベールちゃん。」

 

ベール「へっ!?」

 

隙を見てルウェスから『天滅槍(ゼロライド)』を奪い取ろうと

 

考えていたベールは心の中を見透かされて

 

思わず『ドキッ!!』となってしまった。

 

ルウェス「そいつは力が強すぎて君にはとても使いこなせないよ~?

 

     多分、無理に使ったら体が

 

    『パチン!』って弾けちゃうんじゃないかな~?

 

     て言うか、使えないだろうし。どうせまたNo1の座を狙って

 

     僕から何とか『天滅槍(ゼロライド)』を

 

     奪おうとか考えてたんでしょ?」

 

ベール「ぎくうっ!?」

 

ルウェスにそう言われてベールは思わず

 

『天滅槍(ゼロライド)』から離れてしまい、

 

脂汗を垂らして目を泳がせていた。

 

イーラ「ベールお前...」

 

マーモ「あんた...まだそんな事考えてたの?」

 

プロトジコチュー「貴様と言う奴は...」

 

ベール「あ、いや、その...」

 

ルウェスに心の中を見透かされ、イーラやマーモ、プロトジコチューにまで

 

冷めた目で見られ、ベールは思わずオロオロした態度を取ってしまう。

 

ルウェス「君の考える事なんてお見通しだよ。

 

     僕の次元の君と全く同じなんだもん!!」

 

ベール「あ、あへへへ...」

 

ルウェス「まあ、別にいいんだけどね~!野心家は嫌いじゃないし。

 

     でもあんまり欲を掻き過ぎないようにね?

 

     君達自分達の帝国を気付きたいんでしょ?」

 

バックベアード「そ、それは勿論...」

 

ルウェス「何れ君達全員に世界の一つや二つ上げるからさ。

 

     ちゃんと言う事聞いてよね!!」

 

マーモ「え?あたし達全員に貰えるんですか!?」

 

ルウェス「そうだよ。君達全員に上げる。」

 

ヴィクター「随分太っ腹ですね…」

 

ルウェス「世界何て腐るほどあるからね」

 

ぬらりひょん(6期)「私は妖怪の復権が叶えばそれで...」

 

ルウェス「へ~、欲ないね。ぬらりひょんの癖に...。

 

     僕の組織にいるぬらりひょん何て

 

     バリバリ妖怪界の征服を企んでるのに」

 

ぬらりひょん(6期)「あれま...そうなのですか?」

 

ルウェス「うん。特に鬼太郎抹殺には力入れまくってるんだよ?

 

     まあ、ばいきんまん様がもう消しちゃったけどね。

 

     君は鬼太郎抹殺には興味ないの?」

 

ぬらりひょん(6期)「え?そりゃあ鬼太郎君には

 

       消えて貰いたいですけど・・・」

 

ルウェス「鬼太郎に君付けか~。僕の世界のぬらりひょんが

 

     聞いたら気絶しちゃうかもね~」

 

ぬらりひょん(6期)「は、はあ...」

 

ルウェス「まあ、その話はもういいや。

 

     そんな事より『ブル・ドーザ』君?」

 

ブル・ドーザ「は、はい!!何でございましょうか姫様?」

 

ルウェスがそう言って視線を向けたのは進之介の手によって

 

倒されたレグルス帝国軍の部隊長である『ブル・ドーザ』であった。

 

先程、ルウェスの事をその容姿から舐め切った為に歯向かったが、

 

バックベアードやプロトジコチュー同様、

 

瞬く間に『しつけ』られて今ではすっかりルウェスの言い成りに

 

なってしまっていた。

 

ルウェス「レグルス帝国との話し合いは出来そうかな?」

 

ブル・ドーザ「い...いえ...まだ我が軍とは連絡が付きませんが...

 

       あの...本気で我らと同盟を結ぶおつもりで?」

 

ルウェス「うん。だってこの次元でも一番って言っても

 

  良い位大きな組織なんでしょ?

 

     だったら話し合い位はしてもいいかなって思って。

 

     勿論、同盟に関しての特典は色々付けるよ?

 

     それとも僕らじゃ不満かな?」

 

ブル・ドーザ「め...滅相もございません!!姫様の実力は

 

       我が帝国の最高幹部である『三将軍(ゼネラーレ)』の

 

       お三方にも引けは取りませんし!!」

 

ルウェス「ふ~ん...僕クラスが三人か。まあまあかな。

 

     まあ、僕クラスの奴なんて身内以外では殆ど見た事ないしね~。

 

     うちの規模に匹敵する組織は僕達の次元にもいるけど」

 

ブル・ドーザ「ち、因みに...参考がてらにお聞きしたいのですが、

 

       姫様の組織には姫様クラスの方は何人位

 

       いらっしゃるんでしょうか...?」

 

ルウェス「ん?うちで僕クラス?そうだね~...

 

     僕も最高幹部の最強格の一人だからそれなりの実力者ではあるけど...

 

     僕クラスなら結構いるよ?因みに側近クラスの中には

 

     僕何か比較に成らない位強い奴が『数十人』はいるよ?」

 

ブル・ドーザ「はい!!!!!!!!?」

 

ルウェス「ん?どうかした?」

 

ブル・ドーザ「い、いえ...(こ、こんな化け物よりも比べ物にもならん位

 

       強い奴等が『数十人』だと!?この小娘...

 

       下手をすれば『ラー・カイン』以上だぞ!?

 

       こんな奴等を敵に回せば本気で我がレグルス帝国が終わりかねん!!

 

       な、何とかせねば...!!)」

 

偶然にもレグルス帝国の危機?を察知してしまったブル・ドーザは

 

何とかレグルス帝国を救おうと無い頭を懸命に働かせた。

 

ルウェス「それで?君の方からレグルス帝国の上の人に

 

     話は付けられそうかな?」

 

ブル・ドーザ「そ、それは勿論!!我が一命に変えましても!!」

 

ルウェス「きゃははは!!其処までかしこまらなくてもいいよ~♪

 

     まあ、でも敵対する事になったらその帝国を

 

     滅ぼしちゃう事になるかもだけど~」

 

ブル・ドーザ「い、いや!!そ、それは!!」

 

ルウェス「まあ、そうならないように僕の方でも力は尽くすよ?

 

     でも向こうが話も聞いてくれなかったらそうなっちゃうよ?

 

     まあ、其処は君の手腕次第かな~?」

 

ブル・ドーザ「は、はい!お任せください!!

 

      (不味い...な...なんとしても上層部を説得しなくては!!!)」

 

ルウェス「まあ、その話はこれまでにして...

 

     ブル・ドーザ君にバックベアード君にプロトジコチュー君。」

 

バックベアード「は、はい!!」

 

プロトジコチュー「な、何でございましょうか!?」

 

ルウェス「君たちグラン・ゲインズの奴らに負けちゃったんだよね~?

 

     特にバックベアード君は十戒のガランの奴に

 

     一撃で殺られちゃったんだよねぇ?」

 

バックベアード「は、はい...」

 

ルウェス「ん~...言っちゃあなんだけど

 

     それじゃあ帝王失格だよ君?」

 

バックベアード「そ、そうですよね~...。

 

       (お...おのれ...人が気にしている事を...!!)」

 

ルウェス「復讐したい?そいつらに!!」

 

ブル・ドーザ「そ、それは勿論!!」

 

ルウェス「でも今のまま挑んでもまた負けちゃうよね?それは分かってる?」

 

プロトジコチュー「は、はい...誠に遺憾ではありますが...」

 

ルウェス「力が欲しい?僕が君達を強くしてあげよっか?」

 

ブル・ドーザ「えっ!?」

 

バックベアード「で、出来るのですか!?」

 

ルウェス「うん!出来るよ~!!ばいきんまん様から

 

     これを持たせて貰ったからね~!!」

 

ルウェスは大きな瓶の中に入っている無数の黒い球を取り出した。

 

カーミラ「何ですかこれ?」

 

ルウェス「これは『アークダーマ』って言ってね、

 

     悪の力をすっごく増幅させてくれる物だよ。

 

     これを飲み込めば闇の力が増幅されて

 

     君達も凄く強くなれるよ!君達でも『十戒』位の

 

     レベルにはなれるんじゃないかな~?」

 

ベール「そ、そうなんですか?」

 

ルウェス「うん!それからブル・ドーザ君とバックベアード君と

 

     プロトジコチュー君には『アークダーマ』に

 

     オマケを混ぜてあげるよ!!」

 

プロトジコチュー「オ、オマケですか?」

 

ルウェス「うん!バックベアード君には平行世界の君が

 

     手に入れようとしていた『地獄の力』を混ぜて上げる!!

 

     それとバイエルンから聞いたんだけどプロトジコチュー君は

 

    『魔神族』の力でパワーアップしたって言うから

 

     平行世界の『魔神王』を殺した時に作った

 

    『魔神王』の魔力の球を混ぜて上げる!!

 

     ブル・ドーザ君にはそうだな~...そうだ!僕の魔力を混ぜて上げるよ!!

 

     そうすれば凄く強くなれるよ!!多分、『五龍将』最強のダーグスと

 

     同じ位かそれ以上に強くなれるよ!!

 

     そうすれば『キュアハート・リバーシア』や

 

    『朱夏』や『十戒』の『ガラン』何て簡単に

 

     ボッコボコに出来るよ!!」

 

バックベアード「ほ、本当でございますか!?」

 

プロトジコチュー「憎き奴らに復讐出来る力が手に入る...今度こそ!!」

 

ルウェス「どう?欲しい?」

 

ブル・ドーザ「はい!是非とも!」

 

ルウェス「じゃあ用意してあげるね!ちょっと待ってて!!」

 

「シュン!!シュン!!」

 

バイエルン「姫様...その前に、『ばいきんまん大首領閣下』と

 

      通信が繋がりました。艦にお戻りください。」

 

アルト「そこのカス共を飼いならすのはそれからでも良いだろう?」

 

と、そこへバイエルンとアルトがルウェスを呼び戻す為に現れた。

 

ルウェス「あっ!!バイエル~ン ばいきんまん様から?

 

     今から行くね~ 」

 

ぬらりひょん(6期)「へ?」

 

マーモ「な...何あれ...?」

 

ベール「わ...我々とは明らかに態度が...。」

 

バイエルン「かしこまりました姫様...。

 

      さて、そこの二流諸君も共にきたまえ。」

 

バックベアード「き...貴様...まだこの帝王を愚弄するか!?」

 

プロトジコチュー「調子に乗るな!!」

 

ルウェス「あ?うっせーんだよ...バッカベアードに

 

     プロトジコチューのアホ..とっとと行くぞ!!

 

     僕のバイエルンを困らせんじゃねええええええ

 

     ええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

バックベアード「ひ...ひいいいいいいいいいい!!!!!!?」

 

プロトジコチュー「お...お許しください姫様~~~!!!!」

 

ヴォルフガング「...(バ...バックベアード様...)」

 

カミーラ「(な...何と哀れな...。)」

 

ヴィクター「(もう駄目かな、この人...。

 

      本格的に姫様に乗り換えた方がいいかもね...。)」

 

イーラ「俺達...これからどうなるんだマーモ?」

 

マーモ「もう...どうにでもなればいいわ...。」

 

ベール「(お...おのれ...俺はまだあきらめんぞ!!)」

 

ぬらりひょん(6期)「しゅのぼん...とりあえず我々も

 

          行くとしましょうか。」

 

しゅのぼん「は...はい...ぬらりひょん様...。」

 

ブル・ドーザ「な、何で強者である吾輩がこんな目に...。」

 

と、ルウェスにすっかり飼いならされてしまった

 

ジコチューや妖怪達...そしてブル・ドーザ達は

 

渋々とドラグキャリアへと向かって行った。そして...

 

~ 青木ヶ原樹海 ~

 

悟空「うおりゃあああああああ!!!!!!」

 

ベジータ「でりゃああああああ!!!!!!」

 

キュアブラック「ダダダダダダダダ!!!!!」

 

キュアホワイト「ハアアアアアアア!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!」

 

レグルス兵の軍勢⓵「うわあああああああああ!!!!」

 

キュアスター「プリキュア!スターパンチ!!」

 

キュアミルキー「プリキュア!ミルキーショック!!」

 

キュアソレイユ「プリキュア!ソレイユシュート!!」

 

キュアセレーネ「プリキュア!セレーネアロー!!」

 

キュアコスモ「プリキュア!コスモシャイニング!!」

 

レグルス帝国の軍勢⓶「ぎゃああああああああ!!!!」

 

と、ラスト・ウォーリア基地付近にレグルス帝国兵の

 

軍勢が突如攻めてきたが、グラン・ゲインズのメンバーと

 

新たに加わった悟空達が次々と蹴散らしていった。

 

シャナ「アラストール...こいつら!?」

 

アラストール「レグルスの者達か....。」

 

悠二「どういう事?レグルスは僕達と手を組んだんじゃ...。」

 

?「ガッハッハッハッ!!!!手を組んだだと?笑わせるな!!

 

  強者である我らが弱者の貴様らと組むはずが無かろう!!」

 

と、レグルス帝国の襲撃に疑問を感じていたメンバー達の前に

 

謎の大男がそう言いながら姿を現した。

 

キュアソード「何ですって!?」

 

キュアエース「あなた...何者ですか!?」

 

ダンプ・ジョー「弱者に先に名乗るなど強者のする事では無いが、

 

        まあ、良かろう!!某はレグルス帝国軍第3戦闘艦隊所属...

 

       『親衛隊(ホワイト・ナイツ)』『ダンプ・ジョー』である!!

 

        地獄に行った時はこの名を告げるがいい...ガッハッハッ!!!」

 

零「何...?」

 

ナツメ「ダンプ...ジョー?」

 

鬼太郎「父さん...何かあの人...『ブル・ドーザ』に似ていませんか?」

 

目玉おやじ「言われてみれば確かにのう。」

 

ねこ娘「あの口調といいね。」

 

ダンプ・ジョー「フン!!あの二流のカスと同じにするでないわ!!

 

        弱者共よ...貴様らには某の手柄の為に消えてもらうぞ。

 

        ガッハッハッ!!!」

 

キュアハート「ちょっと待ちなさい!!

 

       今はあたし達が争ってる場合じゃないのよ!!」

 

キュアダイヤモンド「この次元が滅びるかどうかがかかっているのに...

 

          だから『ラー・カイン』だってあたし達と!!」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

ダンプ・ジョー「この次元が滅びるかだと?ガッハッハッ!!!

 

        何、寝言をほざいておるのだ!!

 

        潔く某の出世の為の肥しとなれ...

 

        ヌウウウウウウウウン!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、ダンプ・ジョーはそう言いながら凄まじい闘圧を放つと、

 

体中の筋肉が膨張して白目になり、強大な電撃を帯びた

 

青色のオーラを放ってフルパワー状態となった。

 

「シュンシュンシュンシュンシュン....。」「バリバリ!!バリバリ!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー)「フッフッフッフッ....。」

 

ピッコロ「なっ!?」

 

クリリン「えええええええええっ!!!!!!!!!?」

 

天津飯「な...何だこの凄まじい気は!?」

 

悟飯「と...父さんやベジータさんと互角...

 

   いや...それ以上だ!!」

 

ビルス「ふーん...中々の物じゃないか...ムシャムシャ...。」

 

レイス「ズズズ...確かに、ブル・ドーザ君よりは強そうだね。」

 

ウイス「悟空さん達がどう戦うか見物ですねえ~!ん~レイスさん、

 

    この『チーズタルト』というお菓子...美味ですね~」

 

平家「私も同意見ですよ。」

 

レイス「気に入ってもらえて良かったよ。」

 

と、ビルス、ウイス、レイス、平家の4人はレイスが用意した

 

『ティータイムセット』でくつろぎながら戦いを

 

様子を見ているのであった。

 

バン「おいおい...。」

 

キング「何、くつろいでつるんだよあの人達は!!」

 

遊騎「2番までおるで....。」

 

零「いつから神様になったんだ?平家の奴...。」

 

ベジータ「ほうっておけ!いつもの事だ。しかしあの野郎...

 

     確かにとてつもないパワーだが、

 

     たった一人で俺達全員の相手をするつもりか?」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー)「ガッハッハッ!!弱者の浅知恵では

 

              その発想が限界か!!見るがいい!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、ダンプ・ジョーはそう言いながら体中から眩い光を発すると、

 

ダンプ・ジョーの分身が4体出現して、

 

本物を含め5体のダンプ・ジョーが出現した。

 

ダンプ・ジョー(フルパワー)5体「フッフッフッフッ...!!!」

 

悟空「いいっ!!!!?」

 

キュアミルキー「ふ...増えちゃったルン!?」

 

キュアブラック「あ...ありえない...。」

 

シンヤ「しかも...どうやら只の分身じゃなさそうだね。

 

    いや...分身というよりも増殖といった方が正しいかな?」

 

Dボウイ「そのようだな。ラダムじゃあるまいし...。」

 

メリオダス「さてさてさーて...そんじゃ行きますか!!」

 

悟空「おう!!ハアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

ベジータ「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

トランクス「でりゃあああああああああ!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

悟空(超サイヤ人ブルー)「.......。」

 

ベジータ(超サイヤ人ブルー)「.......。」

 

トランクス(超サイヤ人2)「.........。」

 

シンヤ「僕らも行こうか兄さん!!テック...。」

 

Dボウイ「セッターーーーーーーーーッ!!!!」

 

「シュイイイイイイイイイイイン!!!!」

 

テッカマンエビル「........。」

 

テッカマンブレード「..........。」

 

と、悟空達とDボウイ達はそれぞれ超サイヤ人や

 

テッカマンへと変身を果たした。

 

キュアハート「プリキュア・ラブリバース!!」

 

「ピカアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

そしてキュアハートもリバーシアウォッチで

 

キュアハート・リバーシアへと転生を果たした。

 

キュアハート・リバーシア「みんな...行こう!!」

 

一同「了解!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「来い...弱者共よ!!」

 

と、グラン・ゲインズのメンバー達は

 

5体に増殖したダンプ・ジョーへと立ち向かっていった。

 

その一方...。

 

ルウェス達が集結したドラグキャリアの一室に

 

巨大モニターが現れ、その画面にばいきんまんが映った。

 

ばいきんまん「は~い❤俺様の可愛いルウェスちゃん❤

 

       定例報告の時間ですよ~❤」

 

ルウェス「あっ、ばいきんまん様~❤」

 

ジコチュー&妖怪達「ええっ!?」

 

画面に映り込んだばいきんまんの姿を見て

 

ルウェスの手下となったジコチューと妖怪達は驚いた。

 

玉藻前「あ、あの~姫様?」

 

ルウェス「ん?な~に?」

 

玉藻前「あ、あの方が姫様の主である

 

    ばいきんまん様なので?」

 

ルウェス「そうだよ~❤カッコいいでしょ?」

 

バックベアード「は、はい!」

 

玉藻前「そうでございますわね!!」

 

ぬらりひょん「ええ!全く!!」

 

鵺「(あ、あれが...?迫力も糞もないぞ...)」

 

黒坊主「(あれじゃねずみ男の方が強そう何だが...)」

 

「ビキッ!!」

 

ルウェス「おい...そこ何か言った?」

 

鵺・黒坊主「「イ、イエ!何もぉ!?」」

 

青筋を浮かべたルウェスに睨み付けられた黒坊主達は怯えて黙った。

 

ばいきんまん「ん?そいつらは?」

 

ルウェス「ああ、この世界にいた悪党連中だよ!

 

     蘇らせたりして手下にしたの!!」

 

ぬらりひょん(6期)「ど、どうも...」

 

プロトジコチュー「初めまして...」

 

ばいきんまん「あれ?お前等って『ぬらりひょん』、

 

       『バックベアード』、『プロトジコチュー』か?」

 

バックベアード「そ、そうございますが...?」

 

ばいきんまん「その世界にもいたんだなぁ...。まぁいいけどよ。

 

       プロトジコチューはこっちと全く変わんないな」

 

プロトジコチュー「そ、そうなんですか?」

 

ばいきんまん「ぬらりひょんとバックベアードは

 

       ちょっと違うけどなぁ。

 

       お~い『ぬらりひょん』、『バックベアード』~」

 

「ん?何だ?」

 

「呼んだかね?ミスターばいきんまん」

 

ぬらりひょん(6期)・バックベアード(6期)「「へ?」」

 

ぬらりひょんとバックベアードが首を傾げると

 

そこには向こうの世界のぬらりひょん(5期)と

 

バックベアード(5期)が現れた。

 

ぬらりひょん(5期)「んん!?お前は...」

 

バックベアード(5期)「おやおや...もしや君は...」

 

ぬらりひょん(6期)「わ、私!?ちょっと顔が違うような...」

 

バックベアード(6期)「お、お前は...もしかして我か!?」

 

向こうの世界同士のバックベアードと

 

ぬらりひょんが会合した瞬間だった。

 

しゅのぼん「む、向こうの世界のぬらりひょん様ですか!?」

 

カーミラ「む、向こうの世界のバックベアード様!?」

 

ヴィクター「バックベアード様が二人いるなんて...」

 

ヴォルフガング「何か変な気分だな...」

 

バッグベアード(5期)「おや?ひょっとして君達はそちらの私の部下かな?」

 

カーミラ「は、はい...そうです...」

 

バックベアード(5期)「ふむ、中々いい面構えをしているね。頼もしそうだ」

 

ヴォルフガング「あ、ありがとうございます...」

 

ぬらりひょん(5期)「お前はしゅのぼんか?こっちと何処となく違うな」

 

しゅのぼん「は、はい...。ぬらりひょん様...

 

      敬語じゃないんですね...」

 

ぬらりひょん(5期)「敬語?何でお前なんぞに

 

          敬語を使う必要がある?」

 

しゅのぼん「え?だ、だってこっちのぬらりひょん様は

 

      誰に対しても敬語で...」

 

ぬらりひょん(5期)「何だと?お前しゅのぼんなんぞに敬語を使ってるのか?」

 

ぬらりひょん(6期)「は、はい...そうですけど...」

 

ぬらりひょん(5期)「フン、変わった奴だな。俺の癖に」

 

ぬらりひょん(6期)「は、はあ...」

 

ルウェス「因みにさ~。こっちのぬらりひょんは

 

     鬼太郎に『君』付けしてるんだよ~」

 

ぬらりひょん(5期)「何ぃ!?貴様!憎っくき鬼太郎に

 

          『君』付けなんぞしてるのか!?」

 

ぬらりひょん(6期)「は、はい...そうですけど...」

 

ぬらりひょん(5期)「今すぐやめろ!気色悪い!

 

           鬼太郎に君付け何ぞ吐き気がするわ!!」

 

ぬらりひょん(6期)「え、ええ~...」

 

ぬらりひょん(5期)の動転振りにぬらりひょんは戸惑うばかりだった。」

 

ばいきんまん「はいはい。もう話が進まねぇから引っ込んでろ!!」

 

ぬらりひょん(5期)「おい、ばいきんまん!まだ話は...」

 

ばいきんまん「はい、さよなら!!」

 

「バキィッ!」

 

ぬらりひょん(5期)「ホゲェ!?」

 

バックベアード(5期)「あらら...相変わらず乱暴だね。」

 

ぬらりひょん(5期)は、ばいきんまんに蹴り飛ばされて画面の外に消えた。

 

その後をバックベアード(5期)も付いて行った。

 

ぬらりひょん(6期)「あらら...」

 

ばいきんまん「んじゃ、話を戻すぞ。」

 

鵺「あ、あの...いいんですか?戻しちゃって?」

 

ばいきんまん「良いのだ!めんどくさいから」

 

ベール「うわ~...ジコチューだな~...」

 

ばいきんまん「そんでルウェスちゃん。途中経過はどうなの?」

 

ルウェス「うん!次元の王の武器の一つである

 

     天滅槍(ゼロライド)って言うのを手に入れたんだよ!!見てみて~♪」

 

ルウェスはそう言ってばいきんまんに天滅槍(ゼロライド)を見せる。

 

ばいきんまん「おお~!流石俺様のルウェスちゃん!

 

       早速手に入れたんだね。良い子良い子~❤」

 

ルウェス「えへへ~❤でもごめんなさ~いばいきんまん様。

 

     破壊剣(ラグナロク)を持っているグラン・ゲインズって

 

     奴等は取り逃がしちゃったんだ~」

 

ばいきんまん「あれま...そんなに手強かったの?」

 

ルウェス「う~うん...大した事なかったんだけどさ~。

 

     実は仮面ライダーディケイドが現れて

 

     良い所で邪魔しやがったんだ...。」

 

ばいきんまん「何ぃ!?何でアイツが!?

 

       とっくに消した筈でしょ!?そっちの次元にもいたの!?」

 

ルウェス「わ、分かんない...。でもひょっとしたら『ジェネシス』の奴が

 

     送り込んだのかも知れなくて...。」

 

ばいきんまん「なっ...何だとぉ!?あ、あんの女ァ...

 

       何処まで俺様達の邪魔をすれば・...!!」

 

『ジェネシス』が絡んでいる事を聞かされて怒りを込めた叫びを上げた。

 

ばいきんまん「大体なんであの女がこの件に絡んで来てんだ!?

 

       何処で感づきやがったんだ!?」

 

ルウェス「わ、分かんない...。」

 

ばいきんまん「ぐ、ぐぬぬ~...!分かった...アイツに相談する...!!」

 

シーサイド「あ、あのばいきんまん様!」

 

ばいきんまん「ん?如何したのシーサイドちゃん」

 

シーサイド「じ、実は...」

 

アルト「(ギロッ!!)」

 

シーサイド「っ!?い、いえ...何でもありません...」

 

ばいきんまん「.....(ジロ...)」

 

アルトの無言の圧力を受けてシーサイドを押し黙ったが

 

ばいきんまんはそのシーサイドの様子を疑問に思ったのか

 

バイエルンとアルトを睨み付ける。

 

バイエルン「...?どうかされましたか?大首領閣下...。」

 

アルト「僕の顔に何かついてるのか?」

 

ばいきんまん「いいや...」

 

ばいきんまんに睨まれたバイエルンは

 

何かあったのかと聞くがばいきんまんは何でもないと言う。

 

ばいきんまん「それと...これからの指示を伝える。

 

       その前に...アルトとバイエルン」

 

バイエルン「はい。」

 

アルト「何だ?」

 

ばいきんまん「お前等は出ていけ。」

 

アルト「は?何で僕らだけ...」

 

ばいきんまん「出て行け。お前らが聞く必要はない。」

 

バイエルン「大首領閣下...ですが...。」

 

ばいきんまん「しつこいな...消されたいのか?」

 

アルト・バイエルン「「ッ!?」」

 

ばいきんまんから異常な殺気を向けられ、

 

アルトとバイエルンは思わず怯んだ。

 

ルウェス「ば、ばいきんまん様...

 

     バイエルンにそんな事言うのは止めてよ!!」

 

ばいきんまん「ルウェスちゃんは黙っていなさい。」

 

ルウェス「で、でも!!」

 

ばいきんまん「黙ってなさい!!」

 

ルウェス「っ...は、はい...。」

 

ばいきんまんに睨み付けられてルウェスは押し黙った。

 

ばいきんまん「分かったか?さっさと出ていけ」

 

バイエルン「分かりました...行くぞアルト。」

 

アルト「了解。」

 

ルウェス「バ、バイエルン...ごめんね...」

 

バイエルン「問題ありません、姫様。お気になさらず...」

 

バイエルンはそう言ってルウェスに一礼すると

 

アルトと共に部屋から出て行った。

 

ルウェス「ばいきんまん様!!どうしてバイエルンにあんな事言うの!?」

 

ばいきんまん「ルウェスちゃん、あいつらは信用しちゃいけません。」

 

ルウェス「どうして!?だってバイエルンは...」

 

ばいきんまん「ルウェスちゃん...

 

       何時からそんなに聞き分けが悪くなったのかな?」

 

ルウェス「...っ...だ、だって...」

 

ばいきんまん「ルウェスちゃん...」

 

ルウェス「ご、ごめんなさい...。」

 

ばいきんまん「分かればいいんだよ。

 

       やっぱり良い子だねルウェスちゃんは。

 

       ああ、それと『援軍』を送る事に決めたから。」

 

ルウェス「『え、援軍』!?」

 

シーサイド「っ!?」

 

ばいきんまんから援軍を送ると言われてルウェス達は驚く。

 

ルウェス「どうして?ばいきんまん様...別に援軍何て...」

 

ばいきんまん「ジェネシスの野郎が絡んでいると分かった以上、

 

       君一人に任せる訳には行きません」

 

ルウェス「だ、大丈夫だよ!あんな連中に僕が負ける訳...。」

 

ばいきんまん「これはルウェスちゃんの安全の為なの。

 

       分かってちょうだい!!」

 

ルウェス「は、はい...」

 

ばいきんまん「んじゃ、すぐに送るから。

 

       ああ、それと...くれぐれもあいつらは

 

       信用しちゃダメだからね!!」

 

ルウェス「は、はい...」

 

ばいきんまん「ごめんね。でもこれも君の為だからね。

 

       じゃあね。帰ってきたら良い子良い子してあげるから!!」

 

ルウェス「はい...」

 

ばいきんまん「んじゃ、バイバイキ~ン!!」

 

ばいきんまんはそう言って通信を切った。

 

ルウェス「ばいきんまん様...」

 

シーサイド「(良かった...。これならばあの二人の

 

      思い通りに等なりませんね...)」

 

ばいきんまんの態度にルウェスは落ち込み、

 

援軍が送られると聞いてシーサイドは安心した表情を浮かべた。

 

~ ドラグキャリア艦板 ~

 

アルト「フン...援軍か。」

 

バイエルン「ここまでは想定の範囲内だ。だが...。」

 

と、ばいきんまんにブリッジから追い出されたバイエルンとアルトだったが、

 

アルトの分身体を憑依させていたシーサイドを介して、

 

会話の内容を全て把握していた。

 

アルト「おい、バイエルン...あのバカ大首領、

 

    僕らの事に勘付き始めてないか?」

 

バイエルン「最初から信用されていない事など折込み積みだ。

 

      大した問題ではない...。予定通りだ」

 

アルト「ならいいんだが。ところでバイエルン...『あいつら』は

 

    そろそろグラン・ゲインズに合流した頃か?」

 

バイエルン「『ディエンド』と『ジェネシスの秘蔵っ子』達か。

 

      流石に奴もこんな次元に自分の側近を派遣したりはしなかったか...。

 

      まあ奴等だけでも十分だろう。

 

      最も...グラン・ゲインズのメンバー達とは

 

      一悶着あるかもしれんが、ミリカと門矢士がうまくやるだろう。」

 

ダーグス「ほう...何をうまくやると言うのだ?」

 

アルト「!!!!!!!!!!?ダーグス...」

 

バイエルン「これはダーグス殿...我々に何か用でも?」

 

と、突如2人の背後からダーグスが現れ、声をかけて来た事で

 

アルトは驚くが、バイエルンはあくまで平静を装った。

 

ダーグス「たまたま通リかかって、お前達のヒソヒソ話が聞こえたのでな。

 

     俺の聴覚は人間とは比較にならない...

 

     言葉を発するときは気を付けるのだな。

 

     ちなみに...お前達がジェネシスとも通じている事は

 

     今の話で理解できた。まあ...予想通リだったがな。」

 

アルト「貴様...ならばここで消えるか?」

 

ダーグス「まあ、落ち着け...安心しろ。

 

     この事は俺の胸の中に留めておいてやる。

 

     せっかくのパーティーを台無しにしたくはないからな。

 

     それに...ばいきんまん様は常にいざという時の事を考えておられる。

 

     お前達が何を企んでいようがどうという事はない。」

 

アルト「ほう?大した自信だな...。

 

    増援に『側近クラス』が来るとでも?」

 

バイエルン「それはないだろう。もしそうなれば、

 

      姫様の楽しみが一瞬で潰れる事になる。

 

      大首領閣下もそこまで野暮な真似はするまい。」

 

ダーグス「そこまで読んでいるとはさすがだな。あのじゃじゃ馬な姫様を

 

     手懐けただけの事はある。グラン・ゲインズや

 

     ジェネシスの援軍共を始末した後は、

 

     正式に我々の仲間に加わる事を

 

     真剣に考えるといい...俺もお前達なら大歓迎だ。

 

     面白おかしい生活を送りたいならそちらをお勧めするぞ?

 

     お前達も本気でキングダーク様を敵に回したいとは

 

     思っていないだろう?」

 

バイエルン「フッ...その言葉、ありがたく受け取っておこう。」

 

アルト「フン...。」

 

ダーグス「ではまた後でな。(確かに...側近クラスが

 

    『増援』で来る事は無いがな...精々自分達の思い通りに

 

     事が運んでいると思っていろ。

 

     どうせ『グラン・ゲインズ』も貴様等ももうすぐ終わるのだ。

 

     まあ、本気で『ルウェス』の部下になるなら見逃してやるがな。

 

     ククク...。)」

 

と、ダーグスはそう言いながらバイエルンとアルトの前から去っていった。

 

アルト「....(おい、バイエルン...あいつの気配、気づいたか?)」

 

バイエルン「....(直前まで何も感じなかったな。先程の戦闘を見た限りでは

 

      我々の背後をとれる程の強さとは思えなかったがな...。

 

      あの男...力を隠しているのかもしれん。)」

 

と、アルトとバイエルンはダーグスに対し、警戒心を強めるのであった。

 

そして...。[newpage]

 

~ 青木ヶ原樹海 ~

 

悟空(超サイヤ人ブルー)「かめはめ波ーーーーーっ!!!!」

 

ベジータ(超サイヤ人ブルー)「ビッグバンアタック!!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「バーニングアタック!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!」

 

鬼太郎「指...鉄砲ーーーーーーーーーっ!!!!」

 

テッカマンエビル「兄さん!!」

 

テッカマンブレード「いいだろう...。」

 

ブレード・エビル「ダブル・ボルテッカアアアアアアアアアア!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

キュアブラック・キュアホワイト・シャイニールミナス

 

「エキストリーム...ルミナリオーーーーーッ!!!!」

 

キュアスター・キュアミルキー・キュアソレイユ・キュアセレーネ

 

「サザンクロス...ショットーーーーーーーッ!!」

 

キュアハートリバーシア・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース

 

「プリキュア!ロイヤルラブリーストレートフラッシュ!!」

 

「ババババババババババババババババ!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、グラン・ゲインズのメンバー達はダンプ・ジョー5体に

 

一斉に攻撃を仕掛けた。だが....

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「フッフッフッ...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓶)「弱者共の攻撃など...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓷)「強者たる某達には...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓸)「届く事など...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓹)「断じてないわ!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)「ガーーーッハッハッハッ!!!!」

 

悟空(超サイヤ人ブルー)「いいっ!!!?」

 

ベジータ(超サイヤ人ブルー)「何だと!?」

 

キュアセレーネ「そ...そんな!!」

 

キュアエース「何て頑丈さですの...?」

 

キュアブラック「ありえない...。」

 

と、5体のダンプ・ジョーは直撃を受けたが、

 

ダメージをほとんど受けておらず、豪快に嘲笑っていた。

 

プルンス「こ...これはマズいでプルンス~~~~!!」

 

アキ「Dボウイ...みんな...。」

 

ホーク「おい!!もう少し気合い入れろよ、ブタ野郎共!!」

 

メリオダス「そんじゃ...今度は俺達が!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「遅いわ!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)「アクセル・アップ!!」

 

「シュン!!」「ドガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!」

 

ディアンヌ「がああああああああああああ!!!!!」

 

キュアミルキー「ルーーーーーーーーーーン!!!!!」

 

アニエス「きゃあああああああああああ!!!!!」

 

泪「ぐううううううううううううううう!!!!」

 

と、ダンプ・ジョー5体は『アクセル・アップ』を使用して

 

グラン・ゲインズのメンバーを超高速で攻撃していき、

 

次々とダメージを与えていった。

 

ねこ娘「ううう...。」

 

悟飯「が...あ...。」

 

バン「く...くそが...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「フッフッフッ...あっけないわ。

 

               所詮、弱者は弱者なのだ。ではとどめだ!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

と、ダンプ・ジョー5体はそう言いながら闘圧を最大限に高め、

 

前方に手をかざすと、凄まじい電撃を帯びた

 

巨大なエネルギー弾が形成されていく。

 

キュアロゼッタ「あ...あ...。」

 

ピッコロ「くっ...!?」

 

刻「や...やばいぜあれ...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「滅びよ...弱者共!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)

 

「五連大地獄砲(ヘル・バスター・キャノン・ファイズ)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

と、ダンプ・ジョー5体はそう言いながら

 

『五連大地獄砲(ヘル・バスター・キャノン・ファイズ)』を

 

グラン・ゲインズのメンバーに向けて放った。

 

悟空「いぎぎぎ...」

 

ベジータ「く...くそったれが...」

 

メリオダス「か...体が動けば全反撃(フルカウンター)で...。」

 

と、『五連大地獄砲(ヘル・バスター・キャノン・ファイズ)』が

 

ダメージを受けて倒れているメンバーに直撃しようとしたその時...

 

?「はあああああああああああああっ!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)「!!!!!!!!!!!!?」

 

と、そこへ突如、謎の少女5人組がメンバーの前方に現れて、

 

『五連大地獄砲(ヘル・バスター・キャノン・ファイズ)』を

 

あっさりと相殺した。

 

少女⓵「みなさん、大丈夫ですか!!」

 

キュアホワイト「...えっ?」

 

キュアソレイユ「な...何?」

 

キュアダイヤモンド「あ...あなた達は...?」

 

キュアコスモ「それに...その恰好...。」

 

キュアエース「ま...まさか!?」

 

キュアデスティニー「運命を切り開く極限の光!キュアデスティニー!!」

 

キュアインフィニティ「無限を超えし極限の力!キュアインフィニティ!!」

 

キュアエレメント「自然を守る極限の大地!キュアエレメント!!」

 

キュアゼウス「全能なる極限の神姫!キュアゼウス!!」

 

キュアフェニックス「永遠なる極限の炎鳥!キュアフェニックス!!」

 

5人『次元を護る極限の戦士!エクストリームプリキュア!!』

 

と、その謎の少女5人組はそれぞれ名乗りを上げて、

 

最後に『エクストリームプリキュア』と叫びながら

 

ポーズを決めて、登場を終えた。

 

キュアハート・リバーシア「エ...エクストリーム...?」

 

キュアブラック「プリキュア!?」

 

キュアスター「キラやば~っ☆!!!!!!」

 

?「彼女達だけじゃないよ。」

 

「ドドドドドドドドドドド!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)「!!!!!!!!!!!?」

 

と、エクストリームプリキュアに続いて、

 

彼女達と共にいた白いコートを着用した青年が

 

別の方向から登場し、持っていた銃で

 

ダンプ・ジョー5体を攻撃した。

 

謎の青年「へえ...ダメージはほとんど無しか。

 

     中々、頑丈みたいだね!!」

 

平家「おや...?」

 

ビルス「おいウイス...何だあいつは?」

 

ウイス「ん~...どちら様でしょうかねえ?」

 

レイス「確か、彼は...。」

 

海東「僕かい?僕の名は『海東大樹』。

 

   又の名を『通リすがりの仮面ライダー』...」

 

「スッ...。」「チャキン!!」

 

電子音「KAMENRIDE!DIEND!!」「ピロロロピロロロ!!」

 

海東「変身!!」

 

「シュシュシュシュシュ!!!」

 

と、『海東大樹』と名乗る青年はそう言いながら

 

懐からカードのような物を取り出し、

 

持っていた『ネオディエンドライバー』と呼ばれる銃に

 

充填すると、『仮面ライダーディエンド』に変身を果たした!!

 

ディエンド「『仮面ライダーディエンド』さ...。

 

      覚えておきたまえ!!」

 

 

 

 

と、ルウェス達が悪邪界で着々と戦力を整えようとしている最中、

 

第5世界では、青木ヶ原樹海に突如、レグルス帝国軍が急襲し、

 

グラン・ゲインズとの戦闘を開始したが、最後に出現した

 

親衛隊(ホワイト・ナイツ)『ダンプ・ジョー』に

 

思わぬ大苦戦を強いられて、大ピンチに陥ったその時、

 

またも突如、『エクストリームプリキュア』と名乗る

 

不思議な少女5人組と、

 

門矢士と同じく『通リすがりの仮面ライダー』と名乗る

 

『仮面ライダーディエンド』が登場し、

 

グラン・ゲインズのピンチを救うのであった。

 

果たして彼女達の正体と目的、そしてその実力とは...。

 

又、ばいきんまんが送り込む増援とは...

 

この後の戦い...そしてグラン・ゲインズの運命は

 

一体、どうなっていくのであろうか!?

 

 

第8話 ~ 登場!青きライダーと神に仕えし極限のプリキュア!! ~ ( 完 )

 

 

 

 

・オリジナル設定

 

【 ダンプ・ジョー 】

 

親衛隊(ホワイト・ナイツ)の一人。ブル・ドーザと

 

ほぼ同じ容姿で大男だが双子というわけではなく、

 

いわば『他人の空似』である。一人称は『某(それがし)』。

 

だが実力は、ブル・ドーザよりも遥かに高く、

 

『シュラウド』を始めとする親衛隊(ホワイト・ナイツ)最強格の

 

『四聖士(パラディーン)』に匹敵するほどである。

 

手柄を上げる為に青木ヶ原樹海を急襲し、

 

グラン・ゲインズのメンバーを大苦戦に陥れるが、

 

突如登場した『エクストリームプリキュア』に、自身の最強技である

 

『五連大地獄砲(ヘル・バスター・キャノン・ファイズ)』を

 

あっさりと破られた。そして次回の戦闘にて、

 

その彼女達の実力を嫌でも思い知る事となる...。

 

・技

 

【 増殖 】

 

自身の類まれなる闘圧を応用して、増殖体を最大4体までなら

 

パワーを一切落とすことなく、生み出すことができる。

 

この能力で、グラン・ゲインズを大苦戦に陥れた。

 

 

【 アクセル・アップ 】

 

レグルス帝国軍特有の高速移動術。

 

ダンプ・ジョーのアクセル・アップは

 

ブル・ドーザよりも3倍速い。

 

 

【 五連大地獄砲(ヘル・バスター・キャノン・ファイズ 】

 

自身と増殖体4体の計5体のパワーを極限までに高めて

 

結集し放つ強大な威力を持ったダンプ・ジョー最強の技。

 

その威力は惑星の一つや二つ、軽く消し飛ばせるほどの威力だが、

 

エクストリームプリキュアの5人にあっさりと破られた。

 

 

 

・エクストリームプリキュア及びジェネシスの詳細(煉獄様提供)

 

【 エクストリームプリキュア 】

 

ジェネシスの元、全神界で修行をつんで

 

プリキュアの資格を授かったプリキュアチーム。

 

実はバイキンショッカーによって滅ぼされた世界の出身者達で、

 

ジェネシスに奇跡的に助けられた後、高いプリキュアの素質がある事が分かり、

 

バイキンショッカーから他の異世界を守る為に戦う事を決意した少女達のチーム。

 

全神界の特殊空間で年を取らずに長い間修行を重ねて来た事によって

 

全員が神をも超えるクラスと言っていいほどの桁外れで凄まじい実力を身に着けた。

 

復讐ではなく他の世界の皆を守る為に戦う心優しい少女達である。

 

メンバー全員が三種類の上級種の覇気や六式、神をも遥かに超える小宇宙、

 

完璧な身勝手の極意などを身に着けている。

 

変身していなくても最強クラスの変身をしたプリキュアよりも強い。

 

 

【 愛守 ゆな/キュアデスティニー 】(イメージCV:雨宮 天)

 

エクストリームプリキュアの一人で

 

一応リーダーと言う事になっている中学2年生の少女。

 

濃いピンク色の短いツインテールに赤い瞳の少女で

 

何となくみゆきに顔が似ている所がある。

 

プリキュアのコスチュームはピンク色のロングツインテールで瞳もピンク色になり

 

背中にピンク色の神々しい翼があり、光輝くハートのティアラを頭に着けていて

 

ところどころにピンク色の装甲を身に着けている。

 

性格は明るくて優しく他人の為にすぐに体が動くタイプ、

 

運動は得意だが数学が苦手でそれ以外の勉強は一応できる。

 

勿論完璧にではないが運命を自由自在に操作する能力を持っており、

 

未来を少しだけいい方向に持っていく事が出来、他にも時空を自在に操る、

 

自然や破壊、重力、地震エネルギーと言った様々なエネルギーを操る、

 

空想を現実にする、相手の心を読む、超絶的に強力な念動力、

 

絶対的に強力なバリヤー、超光速瞬間移動、次元の力を操る自身の能力を

 

数百倍以上に跳ね上げる『運命神の力』等の

 

様々な桁違いに強い能力を所持している。

 

武器はロッド状の武器『デスティニーロッド』で光の力を利用して

 

様々な強力攻撃を放つ事が出来る。

 

 

【 蒼丈 ことり/キュアインフィニティ 】(イメージCV:茜屋日海夏)

 

エクストリームプリキュアのメンバーの一人でゆなの親友であり、

 

元の世界では中学生トップアイドルとして活動していた。

 

蒼黒いセミロングの髪型に水色の瞳をしている可愛らしい顔立ちの美少女で、

 

プリキュアのコスチュームは水色のサイドテールの髪型で

 

瞳は水色のままで背中に蒼色の神々しい翼がある。

 

頭に光輝くハートのティアラを着けていて

 

コスチュームの所々に水色の装甲を身に着けている。

 

性格はおせっかい焼きな所がある優しい性格で

 

常識人な所はあるものの天然な所もある。

 

無限の力を操作する能力を持っており、無限大のエネルギーを持ち、

 

自分の力を無限大に急激に増加させる事が出来たり、

 

相手のパワーは極端に減退させる事ができ、

 

相手の能力を吸収して無効化したりも出来る。

 

無限の力を自在に操れるが別に完全に不死身と言う訳ではない為、

 

自分が耐えられない程絶大過ぎる攻撃を受ければ流石に死んでしまう。

 

しかし再生能力等も途轍もなく、仲間の傷を完璧に癒す事なども出来る。

 

武器は『インフィニティソード』と呼ばれる魔法剣で空間も

 

簡単に切り裂く事が出来、形状を自由に変える事が出来る。

 

 

【 七星 らんか/キュアエレメント 】(イメージCV:阿澄 佳奈)

 

エクストリームプリキュアのメンバーの一人で自然を愛する大人しい性格で

 

元の世界では将来自然を守る為の植物学者になる事を夢見て勉強していた。

 

濃い緑色の髪のロングヘアーで黄色い髪留めを付けており緑色の瞳をした美少女で、

 

プリキュアのコスチュームは黄緑色のファイブテールに瞳は鮮やかな緑色で

 

背中に緑色の神々しい翼がある。頭に光輝くハートのティアラを着けていて

 

コスチュームの所々に緑色の装甲を身に着けている。

 

自然や宇宙、次元の力にありとあらゆる属性やエネルギーを自由自在に操り、

 

超絶的な魔法や様々な超絶必殺技を使用する事が出来る。

 

武器は『エレメントスタッフ』と呼ばれる魔法の錫杖で

 

神の如く自然、時間、空間、次元の力を操作できる。

 

自分称は『私』。

 

 

【 神城 きりん/キュアゼウス 】(イメージCV:綾瀬 有)

 

エクストリームプリキュアのメンバーの一人でメンバーの中では

 

最も積極的でキツイ性格をしており、結構辛辣な言葉遣いをする時があるが

 

根は優しく素直になれないツンデレな所がある。

 

濃い黄色の髪型に茶色の瞳をした下方向に

 

長めのツインテールの髪型をした美少女。

 

プリキュアのコスチュームは黄金色のトリプルテールに黄色い瞳、

 

白く神々しい翼を背中に付けている。頭に特徴的な光輝く

 

ハートのティアラを着けていて

 

コスチュームの所々に白銀色の装甲を身に着けている。

 

神々の王の名を関しているだけあって

 

『全知全能のプリキュア』とも言われており、

 

圧倒的な量の神の光や、星や宇宙の理や概念を自由自在に操る能力、

 

超光速瞬間移動、空想を現実にする能力、

 

様々な種類の魔法、時空、次元の力を操作する能力、

 

相手の能力をコピーする能力等を使用出来る。

 

武器は『ゼウスランス』と言う光輝く黄金の槍。

 

自分称は『あたし』。

 

 

【 紅沢 れいこ/キュアフェニックス 】(イメージCV:竹達 彩奈)

 

エクストリームプリキュアのメンバーの一人で普段は冷静沈着だが

 

いざと言う時は熱くなって行動する事がある。

 

元の世界では柔道や合気道など何種類物武道を習っていた上に

 

武道の全国大会で何度も優勝した経験がある為、

 

身体能力はチームの中では一番高い。黒いリボンで纏めた綺麗な赤い髪に

 

綺麗な赤い眼をした美少女で、プリキュアのコスチュームは

 

紅色のキュアエースと同じ髪型のロングヘアーで赤く綺麗な瞳、

 

鳳凰をイメージした神々しい翼をを背中に付けている。

 

頭に特徴的な光輝くハートのティアラを着けていて

 

コスチュームの所々に赤色の装甲を身に着けている。

 

ありとあらゆる種類の特殊な能力を持った炎を操り、

 

無限大の熱量の炎や宇宙誕生のビックバン級の爆発を

 

自由自在に使用する事が出来る能力、更に超越神の如き圧倒的な回復力と

 

途轍もないパワーと光速や神速、光神速を遥かに超える超絶スピードでの

 

格闘戦を得意としている。

 

武器は『フェニックスアロー』と呼ばれる

 

鳳凰をイメージした形をしている大きな弓。

 

 

【 エンジェ 】(イメージCV:内田 彩)

 

ジェネシスの部下の妖精でエクストリームプリキュアの

 

お目付け役として行動している。

 

性格はしっかり者の心優しい性格だが、

 

恥ずかしがり屋な所もある為

 

時々呂律の廻らない喋り方をする事がある。

 

容姿は小さな天使の様な姿をしている。

 

 

【 全神皇ジェネシス 】

 

全平行次元の創世主である闇黒神キングダークと唯一対をなす

 

全ての原初存在や神々の母と呼ばれし原初の女神で

 

全平行次元の全ての生命の頂点である原初存在でも

 

最強に立つ力を持つ全平行次元の命と光と調和を司る超絶絶対神。

 

容姿は金色のロングヘアーに銀色の瞳の美しい女性で、

 

神々しいプラチナの法衣を身に纏っている。

 

全ての生命を分け隔てなく愛するとても心優しい性格で、

 

自身の生み出した多くの原初存在と神々に平和と愛について説いている。

 

全平行次元に存在する神界の長などを務めている

 

神々の王たる主神の殆ど全てがジェネシスの眷属であり、

 

ジェネシスの教えを正しく広げ、世界とその世界に住む命達を見守っている。

 

元は闇黒神キングダークによって生み出された

 

原初存在の全平行次元最初の女神だったが、愚かと判断した命達の事

 

を殆ど考えようとしない父親のやり方に賛同出来なくなり、

 

全てを一度暗黒に包み込もうとしたキングダークを

 

特殊な力で次元の狭間に封印した。

 

その後、自身の生み出した全ての神界の原初である

 

『全神界』より全ての並行次元や宇宙を見守っていたが、

 

何時の間にか復活し、ばいきんまんに全並行次元を支配させ、

 

闇黒に染めさせようとしているキングダークの野望を阻止する為、

 

プリキュアと言ったスーパーヒーロー達に出来る限りの助力を施している。

 

現在は力を弱らせているがそれでも神界の長たる主神や最高神、

 

次元の王を遥かに上回る力を持つ存在をも余裕で上回る力を持つ。

 

自らは調和神と名乗っているが、実際は神をも超えた全ての存在の始まり

 

『原初存在』の女王とも呼べる存在で、

 

全平行次元全ての神々の祖(主に善神)達を

 

生み出した存在である為『全神皇』とも呼ばれており、

 

あらゆる神の頂点に立つと言われている。

 

バイキンショッカーが次元の王の力を奪う為に次元大戦の世界に侵攻した事を

 

バイエルンとアルトに聞かされ、自分でさえ知らない全ての次元を救う事は

 

出来ない事とは知りつつも、見捨てる訳には行かないとして、

 

自身が修行を付けている『エクストリームプリキュア』や

 

『門矢士』『海東大樹』にグラン・ゲインズの手助けを依頼し、

 

次元大戦の世界に送り込んだ。

 

 

【 海東大樹/仮面ライダーディエンド 】

 

門矢士と同じく、『通リすがりの仮面ライダー』を自称する青年。

 

所持している銃型の変身アイテム『ネオディエンドライバー』を

 

使用し、『仮面ライダーディエンド』に変身する。

 

『ジェネシス』からの依頼で、エクストリームプリキュアと共に

 

『次元大戦の世界』へとやってきた。

 

尚、容姿やスペック等は原作と同様だが、このディエンドは

 

『バイキンショッカー』の世界に存在する仮面ライダーである。

 

(これはディケイドも同様である。)

 




第8話終了です。


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第9話 ~ 恐怖!バイキンショッカー大増援!! ~

特別編第9話です。


キュアデスティニー「大丈夫ですか?グラン・ゲインズのみなさん!!」

 

ディエンド「フッ....。」

 

キュアハート・リバーシア「エクストリームプリキュア...。」

 

メリオダス「それに仮面ライダーディエンドだと...。」

 

鬼太郎「父さん...仮面ライダーってあの士という人間と同じ...。」

 

目玉おやじ「そのようじゃのう...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「フッフッフッ...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)「ガーーーーッハッハッハッ!!!!」

 

アニエス「な...何...?」

 

アデル「何を笑っている...?」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「どこの馬の骨かわからん

 

       弱者のガキ共が...わざわざ死にに来たか。

 

       まあいい、貴様達も某の手柄の為の肥しとしてくれるわ。

 

       ありがたく思うがいい!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)「ガーーーーッハッハッハッ!!!!」

 

「ピキッ...!!」

 

キュアインフィニティ「...はい?」

 

キュアエレメント「だれが弱者ですって...?」

 

キュアゼウス「あの筋肉だるまオヤジ...。」

 

キュアフェニックス「お灸を据える必要がありますね。」

 

キュアデスティニー「待ってみんな!!あなた達...

 

          今は同じ次元の人達で

 

          争ってる場合じゃありません!!

 

          今すぐ戦いを止めてください!!

 

          そして、みんなで力を合わせて

 

          バイキンショッカーに立ち向かうべきです!!」

 

と、ダンプ・ジョーに弱者呼ばわりされた事に憤慨し、

 

一触即発となるが、キュアデスティニーが4人を制止し、

 

ダンプ・ジョーに停戦を呼び掛けた。

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「ガッハッハッ!!小娘が何を寝言をほざいておる?

 

               バイキンショッカーだと?

 

               どこの二流組織か知らんが、

 

               そんな名戯言が通用すると思っておるのか?

 

               大人しく某に葬られるがよい!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)「ガーーーーッハッハッハッ!!!!」

 

キュアデスティニー「...では仕方ないですね...

 

          このわからず屋ーーーーーーっ!!!」

 

「シュン!!」「ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)「ぐおおおおおおおおおおお!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオーーーーーン!!!!!!」

 

トランクス「....え?」

 

ベジータ「何!?」

 

悟空「は...速ええ...!!」

 

と、キュアデスティニーは停戦の呼びかけを嘲笑った

 

ダンプ・ジョーに憤慨すると、目にも止まらぬスピードで

 

懐に飛び込み、5体を吹き飛ばした。

 

「シュン!!」「シュン!!」「シュン!!」「シュン!!」

 

キュアインフィニティ「もう...デスティニーったら!!」

 

キュアエレメント「人を止めといて何よ!!」

 

キュアゼウス「まったくだわ。」

 

キュアフェニックス「それならもう遠慮はいらないですね。リーダー?」

 

キュアデスティニー「あはは...ごめんねみんな...。」

 

と、他のメンバー4人がキュアデスティニーの傍に

 

そう言いながら集合した。

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「ぐぬぬぬぬ...おのれガキ共...

 

               強者たる某達を...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)「舐めくさりおって

 

               えええええええええええええええ

 

               !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!」

 

と、ダンプ・ジョー5体は何とか立ち上がると、

 

憤慨しながら再び闘圧を高めだした。

 

キュアインフィニティ「あの人達...。」

 

キュアエレメント「まだやる気満々みたいだよ?」

 

キュアゼウス「どこからくるのかしら、あの自信。」

 

キュアフェニックス「向こうも5人だからちょうど良いわね。」

 

キュアデスティニー「みんな行こう!!わからず屋さん達にお仕置きよ!!」

 

インフィニティ・エレメント・ゼウス・フェニックス「うん!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

と、キュアデスティニーが号令をかけると、

 

エクストリームプリキュア全員が強大で神々しい白銀色のオーラを

 

一斉に放ち、『身勝手の極意』を発動させた。

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「.........。」

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「........。」

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「........。」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「.........。」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「..........。」

 

悟空「いいっ!?」

 

ベジータ「お...おいカカロット...あれは!?」

 

ビルス「ま...まさか...身勝手の極意だとーーーーーーっ!!!!!!?」

 

ウイス「あれま~...これは驚きですねえ~。」

 

レイス「ほう...?」

 

平家「おおお...素晴らしい...何という神々しさ!!」

 

ディエンド「どうやら...僕が出る幕はなさそうだね。」

 

「シュン!!」「シュン!!」「シュン!!」

 

レグルス兵(GNドライブ)⓵「出る幕がないだとコラァ?」

 

レグルス兵(GNドライブ)⓶「じゃあここで死ねや!!」

 

と、ディエンドの周辺にGNドライブを搭載したレグルス兵が

 

10人程出現した。

 

ねこ娘「まだいたの!?」

 

アキノリ「しかもあれは!?」

 

バン「確か、GNドライブとかいう奴か!!」

 

と、レグルス兵(GNドライブ)の出現にそう言いながら

 

何とか立ち上がり、臨戦態勢をとるグラン・ゲインズのメンバー達。

 

ディエンド「こいつらの相手は僕一人で充分だ。君達は休んでいたまえ!!」

 

「スッ...」「チャキン!!」

 

電子音「KAMENRIDE!ACCEL!!」

 

「チャキン!!」

 

電子音「KAMENRIDE!KNIGHT!!」

 

ディエンド「行ってらっしゃい!!」

 

「シューーーーーーーン...。」

 

アクセル「......。」

 

ナイト「.......。」

 

と、ディエンドはネオディエンドライバーにカードを

 

2枚充填すると、レグルス兵(GNドライブ)に対抗し、機動力に優れた

 

『仮面ライダーアクセル』と『仮面ライダーナイト』を召喚した。

 

刻「おいおい...何だよあれは!?異能か!?」

 

ゴウセル「どうやら...実体がある立体映像のようなものみたいだが。」

 

レグルス兵(GNドライブ)⓷「ぐひゃひゃひゃ...それがどうしたあ!?」

 

レグルス兵(GNドライブ)⓷「ミンチにしてやるぜオラアアアアアア!!!!」

 

レグルス兵(GNドライブ)全員「トランザム!!」

 

「ピカアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、レグルス兵(GNドライブ)全員はトランザムを発動させて、

 

一斉にディエンドへと攻撃を仕掛けていった。

 

ディエンド「まったく...もう少し上品な言葉遣いをしたまえ。ハッ!!」

 

「ドドドドドドドドド!!!!」

 

と、対するディエンドもレグルス兵の口調にあきれながらも

 

アクセルやナイトと共に挑んでいった。その一方...

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「はああああああああ!!!!!」

 

「ドガガガガガガガガ!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓶)「ぐおおおおおおおおおおお!!!」

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「やあああああああああ!!!!!」

 

「バキバキバキバキバキバキ!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓷)「ぎゃああああああああああ!!!」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「喰らいなさい!!!!」

 

「ベキベキベキベキベキベキ!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓷)「ぴゃああああああああああ!!!」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「覚悟はよろしくて?」

 

「ボオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓸)「熱いいいいいいいいいいい!!!」

 

と、エクストリームプリキュアとダンプ・ジョー5体の

 

戦闘が始まったが、あまりの戦闘力の差に最早、勝負になっておらず、

 

増殖体のダンプ・ジョー達はキュアインフィニティ達により、

 

次々と蹂躙されていった。

 

キュアミルキー「す...すごいルン...。」

 

キュアソード「あたし達が束になっても苦戦した相手に...。」

 

キュアホワイト「あんなに圧倒するなんて...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「お...おのれ役立たず共!!

 

               強者たる某達が何というザマだ!!」

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「役立たずって...あの人達は、

 

                 あなた自身なんでしょう!?

 

                 それにあなたは強者でもなんでもないわ!!

 

                 立派な『弱者』よ!!いいかげんに自分の弱さを

 

                 認めて降参しなさい!!」

 

「ブチッ!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「こ...小娘が...

 

               強者たる某に向かって『弱者』だとお!!!!!!!?

 

               ふ...ふ...ふざけるなあああああああああああ

 

               ああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

と、キュアデスティニーに『弱者』呼ばわりされたダンプ・ジョーは

 

ついにブチ切れて、フルパワーで襲い掛かるが...

 

「チョン...!!」「ドオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「無駄です...!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「ぬ...ぬ...ぬわにいいいいいいい!!!!?」

 

と、キュアデスティニーは涼しい顔で、ダンプ・ジョーの

 

渾身の右ストレートを何と、『人差し指一本』で軽々と受け止めた。

 

ただ、そのあまりの衝撃で、彼女の周辺は粉々に吹き飛んだ。

 

クリリン「えええええええええええ!!!!!?」

 

天津飯「あ...あいつの攻撃を...。」

 

悟飯「ゆ...指一本でええええええええ!!!!?」

 

ピッコロ「な...なんて奴だ...。」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「あ...お...(ば...馬鹿な...

 

        この強者たる某の渾身のパンチを指一本で

 

        受け止めただとお!?避けたのならばわかる...

 

        だが...だがあああああああああ!!!!)」

 

と、ダンプ・ジョーは今、起きている目の前の光景があまりに信じられず、

 

激しく動揺しながらも懸命に頭をフル回転させて、冷静を保とうとするが、

 

まったく追い付けていないのであった。

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「どうしました?あたしがあなたのパンチを

 

                 指一本で受け止めているのが

 

                 そんなに信じられませんか?」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「な...何だとおおおおおおおおお!!!!!!?」

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「怖いですか?今、目の前で起こっている

 

                 光景が...自分の力では

 

                 とても太刀打ちできないという事実が...

 

                 悪い夢と思いたいのはわかりますが...

 

                 いい加減に目を覚ましなさーーーい!!!!!!」

 

「ドボボボボボボボボボボボボボボオオオオオオオーーーーーーッ!!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「ゲボゲボゲボゲボゲボオオオオオオオオ!!!!」

 

と、キュアデスティニーはそう言いながら、ダンプ・ジョーの腹に

 

強烈なパンチの嵐を次々とめり込ませていく。

 

あまりの威力にダンプ・ジョーは成すすべなく嘔吐しながら蹂躙されていく。

 

インフィニティ・エレメント・ゼウス・フェニックス(身勝手の極意)

 

「はあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

「バキイイイイイイイイイイイーーーーーーーーッ!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓶~⓹)「ぐおわああああああああああ!!!!」

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「やああああああああああ!!!!!!」

 

「ドボオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「ゲボオウエエエエエエエエエエエエッ!!!!」

 

「ドゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオン....!!!!!」

 

と、キュアインフィニティ達4人が、ダンプ・ジョー⓶~⓹を

 

蹴り飛ばしたのと同時に、キュアデスティニーも怒涛のラッシュの後に

 

強烈な左ボディーアッパーをダンプ・ジョー⓵の腹に深々とめり込ませて

 

吹き飛ばし、ダンプ・ジョー5体は、ほぼ同じ場所に叩きつけられた。

 

そして、あまりのダメージに、悶絶しながら仰向けに倒れるのであった...。

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)「あ...が...お...お...」

 

「ビクン...ビクン...。」

 

ディアンヌ「あ...あの子達...」

 

ねこ娘「な...何者なの...?」

 

泪「つ...強すぎる...。」

 

と、自分達が大苦戦し、追い詰められた相手をあっさりとフルボッコにした

 

エクストリームプリキュアのあまりの強さに絶句する

 

グラン・ゲインズのメンバー達。だが...

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「お...お...おぬおるええええええええええ!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓶~⓹)「ぬおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

と、悶絶していたダンプ・ジョー5体は、最後の力を懸命に振り絞り

 

かろうじて立ち上がると、闘圧を極限までに高めて、

 

最強技の『五連大地獄砲(ヘル・バスターキャノン・ファイズ)』の

 

発射態勢をとる。

 

キュアソレイユ「あの人達...。」

 

キュアセレーネ「まだあんな力が...。」

 

キュアコスモ「しつこいニャン!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「最早、手柄などいらぬ!!

 

               某達の...強者の誇りにかけて、

 

               貴様ら弱者共を葬り去ってくれるわ

 

               ああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「...まだ言ってるの?」

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「し...しぶとい...。」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「もう救いようがないわね。」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「デスティニー...後はお任せしますわ。」

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「うん!!いでよ...『デスティニーロッド』!!」

 

「ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

と、キュアデスティニーはそう言いながら

 

『デスティニーロッド』と呼ばれる武器を出現させ、右手に取ると、

 

ロッドを巧みに回転させながら、必殺技の発射態勢をとる。

 

キュアエース「な...何ですの...このパワーは!?」

 

シャイニー・ルミナス「この力は...今まで出会った

 

           どのプリキュアとも明らかに違います!!」

 

キュアスター「キラやば~☆!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「砕けちれい...弱者共

 

               おおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー5体)

 

『五連大地獄砲(ヘル・バスターキャノン・ファイズ)』!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」

 

と、ダンプ・ジョー5体は、最後の力を振り絞り、

 

『五連大地獄砲(ヘル・バスターキャノン・ファイズ)』を

 

最大出力で放った。そして...

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)

 

「プリキュア!デスティニー・ハート・サンシャイン!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」

 

と、対するキュアデスティニーも

 

『プリキュア・デスティニー・ハート・サンシャイン』と

 

呼ばれる超浄化エネルギーのピンク色のハートエネルギーを放った。

 

そして、『五連大地獄砲(ヘル・バスターキャノン・ファイズ)』を

 

一瞬で相殺すると、そのままダンプ・ジョー5体へと直撃した。

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓶~⓹)「うぎゃああああああああああああああ!!!!!!!」

 

ダンプ・ジョー(フルパワー⓵)「わ...我らがレグルス帝国軍...

 

               バンザーーーーーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!!!!」

 

と、直撃を受けたダンプ・ジョー5体は、派手に大爆発を起こしたのであった。

 

そして増殖体であるダンプ・ジョー⓶~⓹は消滅し、

 

本体のダンプ・ジョー⓵は、元の姿へと戻り、

 

ついに倒れるのであった。

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

ダンプ・ジョー「.............。」

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「あなたが良き運命に導かれますように!!」

 

と、キュアデスティニーが最後に決め台詞を言うと、

 

5人は、身勝手の極意を解除した。

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

キュアデスティニー「.........。」

 

キュアインフィニティ「.........。」

 

キュアエレメント「...........。」

 

キュアゼウス「..........。」

 

キュアフェニックス「.........。」

 

レイス「どうやら向こうは終わったようだね。」

 

平家「さて...あちらは。」

 

ディエンド「行くよ!!」

 

電子音「ATTCKRIDE!BLAST!!」

 

「ドドドドドドドドドド!!!!!」

 

アクセル「ハアッ!!」

 

ナイト「タアッ!!」

 

「ズババババババババッ!!!!!!!!!」

 

レグルス兵(トランザム)「クソがあああああああああああああああ!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!」

 

と、レグルス兵(トランザム)の集団は、ディエンドと

 

召喚されたアクセルとナイトにより全員倒された。

 

ビルス「ふーん...やるじゃないの。」

 

ウイス「良いじゃないですか。仮面ライダーという方も。」

 

と、レグルス兵を苦も無く退けたディエンドに

 

感心するビルスとウイスであった。とそこへ...。

 

ナツ「よっしゃあーーーーーっ!!敵はどこだ!?」

 

ルーシィ「って...あれっ?」

 

光「何かもう...終わっちゃってるみたいね。」

 

ラピス「げっ!?マジかよ...。」

 

とマサト達と共に散歩していた残りのメンバーが

 

合流してきた。だが...。

 

キュアゼウス「何言ってるの?まだ終わりじゃないわ!!」

 

「シュン!!」

 

と、キュアゼウスはそう言いながら、

 

倒れているダンプ・ジョーの傍へと近づいた。すると...

 

キュアゼウス「雷撃球!!」

 

「ババババババババババババババ!!!!!!」

 

と、キュアゼウスは『雷撃球』と呼ばれる雷のエネルギーの塊を

 

発生させて、倒れているダンプ・ジョーへと狙いを定める。

 

「バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!!!!」

 

キュアゼウス「覚悟なさい!!」

 

グレイ「なっ...!!!!?」

 

エルザ「この雷...ラクサスよりも遥かに上だ!!」

 

キュアデスティニー「ちょ...ちょっとゼウス!!何してるのよ!?」

 

キュアゼウス「決まってるでしょう?コイツはまだ生きてるわ。

 

       とどめを刺すのよ!!」

 

キュアインフィニティ「何ですって...?」

 

キュアエレメント「ゼウス止めて!!」

 

キュアフェニックス「もう勝負はつきました!!それにその人は

 

          バイキンショッカーでは無いのですよ!?」

 

キュアゼウス「だから何?こいつのさっきの言動や態度から

 

       どんな奴か分かったでしょう!?

 

       こいつはバイキンショッカーと同じ只の外道よ!

 

       生かして置く価値なんてないわ!!

 

       こんな奴を生かして置いたら

 

       多くの人達がこれからも苦しむ事になる!!

 

       そんな事は絶対にさせない!!

 

      『ゼウス・ボール・ライトニング』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!」

 

キュアデスティニー「ゼウス...やめてええええええええっ!!!!!」

 

と、キュアゼウスがメンバーの制止を振り切り、

 

『ゼウス・ボール・ライトニング』と呼ばれる必殺技で

 

ダンプ・ジョーにとどめを刺そうとしたその時...。

 

?「反射鏡(ミラー・フォース)!!」

 

「ピキイイイイイイイン...」「ドオオオオオオオオオオ!!!!」

 

キュアゼウス「きゃあああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!」

 

キュアインフィニティ「ゼウスーーーーーーッ!!!!!!?」

 

キュアエレメント「い...今、何が起こったの!?」

 

と、倒れているダンプ・ジョーの前方に突如、鏡のような物体が

 

出現し、『ゼウス・ボール・ライトニング』を跳ね返すと、

 

キュアゼウスは、跳ね返された攻撃の直撃をまともに受けて

 

吹き飛ばされた。

 

鬼太郎「あれは...!?」

 

さくら「反射鏡(ミラー・フォース)...だよね?」

 

メリオダス「って事は...まさか...。」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

デューク「これはこれは...ごきげんよう、グラン・ゲインズのみなさん!!」

 

ナツメ「デュ...デューク!?」

 

光「アイツ...何しに来たの!?」

 

と、そこへ親衛隊(ホワイトナイツ)デュークが姿を現した。

 

キュアデスティニー「あなた...何者ですか!?」

 

デューク「ああ...あなた方ですか。バイキン何某とやらが存在する

 

     並行次元からやってきた戦士というのは...。

 

     では自己紹介を。私はレグルス帝国軍第3戦闘艦隊所属

 

     親衛隊(ホワイトナイツ)デュークと申します。

 

     以後、お見知りおきを...。しかし、ダンプ・ジョーを

 

     あっさり倒すとは中々やるじゃないですか。

 

     ただ...こんなバカでも一応仲間ですからね。

 

     あなた方にやらせるわけには行きませんよ。」

 

キュアデスティニー「親衛隊(ホワイトナイツ)デューク...。」

 

キュアインフィニティ「あたし達を知ってるの...?」

 

キュアエレメント「という事は、今この次元が置かれている

 

         状況もわかってるわよね!?」

 

キュアフェニックス「ならば戦いはやめて、私達やグラン・ゲインズと共に

 

          バイキンショッカーに立ち向かうのです!!

 

          そうでなければ...。」

 

デューク「お断りします。こう見えても私達は忙しい身でしてねえ...。

 

     ですからザマスとゴクウブラックをそちらに派遣したんですよ。

 

     後はそちらでうまくやってください。」

 

キュアデスティニー「何勝手な事言ってるのよ!!この次元の危機なのよ!!

 

          大体、バイキンショッカーは貴方達レグルス帝国が

 

          思っているような連中じゃ...。」

 

デューク「知りませんよそんな事。もし、そのバイキン何某が

 

     我々に本格的に牙を向いて来たら叩き潰せばいいだけの話です。

 

     ああそれと...このバカの愚行については

 

     大変申し訳ありませんでした。

 

     ラー・カイン様に何かしらの処罰をしていただきますので、

 

     それでご勘弁ください。ではごきげんよう!!」

 

「シューーーーーーーーーーーーーン...。」

 

と、デュークは最後にそう言いながら、倒れたダンプ・ジョーと共に

 

その場から姿を消していった。

 

キュアデスティニー「ま...待ちなさい!!何なのよあの人!!」

 

キュアインフィニティ「逃げられたわね。」

 

キュアエレメント「そう言えばゼウスは!?」

 

キュアフェニックス「あそこです!!」

 

キュアゼウス「ううう...。あたしとした事が...。」

 

と、吹き飛ばされたキュアゼウスはしばらく倒れていたが、

 

何とか立ち上がろうとする。

 

キュアブラック「大丈夫!?」

 

キュアホワイト「あたし達につかまって!!」

 

キュアゼウス「.....!!!!!?気安く触らないで!!」

 

「バシイイイイ...!!!」

 

と、キュアブラックとキュアホワイトが介抱しようとするが、

 

キュアゼウスはそれを拒み、二人の腕を振り払った。

 

キュアホワイト「...え?」

 

キュアブラック「ちょっとアンタ!?何するのよ!!せっかく...。」

 

キュアゼウス「余計なお世話よ...!!」

 

キュアソード「そんな言い方ないでしょう!?」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

キュアデスティニー「ご...ごめんなさい!!みなさん!!」

 

キュアインフィニティ「ゼウスに悪気はないの...。」

 

キュアハート・リバーシア「わかってるよ!!みんな、ひとまず変身を解こうよ!!」

 

キュアエレメント「そ...そうね!!」

 

キュアフェニックス「ゼウスもいいわね?」

 

キュアゼウス「...フン!!」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

と、キュアハート・リバーシアに促され、エクストリームプリキュアを含む

 

プリキュア全員が変身を解いた。

 

少女5人「.........。」

 

ありす「あなた達が...。」

 

亜久里「エクストリームプリキュアですか?」

 

マナ「よかったら自己紹介してもらえるかな?」

 

ゆな「うん!!あたしは『愛守ゆな/キュアデスティニー』!!」

 

ことり「私は『蒼丈ことり/キュアインフィニティ』よ。」

 

らんか「あたしは『七星らんか/キュアエレメント』!!」

 

きりん「...あたしは『神城きりん/キュアゼウス』...。」

 

れいこ「私は『紅沢れいこ/キュアフェニックス』です。」

 

ゆな「よろしくお願いします。グラン・ゲインズのみなさん!!」

 

ことり「私達と一緒に!!」

 

らんか「ルウェスを倒しましょ~う!!!」

 

メリオダス「おう!!よろしくな!!」

 

ねこ娘「またプリキュアが増えたわね。」

 

鬼太郎「そうだな。」

 

海東「自己紹介は終わったようだね。」

 

と、そう言いながら海東がディエンドの変身を解いて、

 

ゆな達の近くへとやってきた。

 

グレイ「誰だお前?」

 

ナツ「おいグレイ...こいつ、あの門矢士って奴と同じ匂いがするぞ。」

 

Dボウイ「どうやらこの男も仮面ライダーらしい。」

 

海東「士と同じ匂いか...まあいいけど。

 

   ところできりん...随分不機嫌じゃないか。

 

   さっきデュークとかいう奴にやられたからかい?」

 

きりん「うるさいわね!!」

 

れいこ「ちょっときりん!!大樹さんに向かってなんて事を!!」

 

海東「構わないよれいこ。ところで...立ち話もなんだから

 

   君達の基地に案内してもらえるかい?士もいるんだろう?」

 

マナ「はい!!それじゃ、行こうゆなちゃん!!みんな!!」

 

ゆな「うん!!よろしくねマナちゃん!!」

 

レイス「では我々も戻るとしようか。」

 

ウイス「そうですね~ビルス様。」

 

ビルス「ああ...あいつらには聞きたいことがあるからな。」

 

と、グラン・ゲインズのメンバー及び

 

エクストリームプリキュアのメンバーと海東達は

 

ラスト・ウォーリア基地へと戻っていくのであった。

 

一方その頃...。

 

~ ドラグキャリア艦板 ~

 

ルウェス達はドラグキャリアの艦板に立って、

 

ばいきんまんが送ってきた増援の到着を待っていた。

 

ルウェス「全くも~、ばいきんまん様も心配性だな~。」

 

シーサイド「お言葉ですが姫様...ジェネシスの部下が

 

      グラン・ゲインズに接触している可能性がある以上は

 

      援軍は当然の事かと思います。

 

      相手によっては姫様と言えど敗北必死になりかねません。

 

      どうかご理解を...。

 

     (恐らくあの二人は我々だけでなくジェネシスの側にも

 

      接触していたに違いない...。一体何が狙いだと言うのです?

 

      我々に破壊剣(ラグナロク)や次元の王の武器を渡したくないと

 

      言うのであればそもそも最初から我々に接触などしなければ良い筈...

 

      我々バイキンショッカーをこの次元に誘き寄せなければ

 

      行けない理由でもあったと言うのですか...?

 

      そもそもこんな事をして一体の何のメリットが...?

 

      ばいきんまん様やキングダーク様を敵に回しても

 

      平気だと言うのですか...?)」

 

シーサイドは何故アルトとバイエルンが自分達に破壊剣(ラグナロク)を

 

渡したくないにも拘らず自分達バイキンショッカーを

 

この次元に呼び寄せたのかと言う理由が分からなかった。

 

ルウェス「分かってるよ~。まあ、確かにジェネシスが

 

     関わっているとなると僕だけじゃキツいかもだし...

 

     仕方ないのかな...」

 

ダーグス「姫様...。ばいきんまん様がお決めになられた事ですので、

 

     我々に意見する権利はないかと...

 

     ばいきんまん様のご命令は絶対です。」

 

ルウェス「言われなくても分かってるよ。そんな事...。」

 

ツイストム「しかし...誰がお出でになるのだ?

 

      流石に側近クラスの方々がいらっしゃるとは思えんが...。」

 

アグニカ「そんな事になったら次元の王の力を手に入れる前に

 

     この次元が消し飛んじゃうゾ...。」

 

ガンドルフ「ガハハハハ!!そんな事になればワシらの出番は全くなくなるのう!!」

 

そんな様子を見ていたアルトとバイエルンは密かに話し合っていた。

 

アルト「(さてと...鬼が出るか蛇がでるか...)」

 

バイエルン「(とりあえず様子を見るしかあるまい。

 

       ここに来て下手にばいきんまんに意見などすれば

 

       我々と言えど唯ではすまん。)」

 

アルト「(フン...ならばいっその事こいつら全員

 

     今すぐ消した方がいいんじゃないのか?)」

 

バイエルン「(バカが...そんな事をすればバイキンショッカーを

 

       完全に敵に回し、計画が台無しになる。

 

       仮に証拠隠滅を図ったとしてもすぐに探り当てられかねん...。

 

       奴らの情報網はレグルス帝国ですら

 

       まるで比較に成らんレベルだからな。

 

       それに、キングダークだけは何があっても敵に回す訳には

 

       いかんと言った筈だぞ?余計な事は考えるな!!)」」

 

アルト「(チッ!モヤモヤするな...。)」

 

バイエルン「(あくまでグラン・ゲインズに奴らを始末してもらわなければな。

 

       ん?どうやらお出ましのようだな。)

 

「ズオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

イーラ「うおっ!?何だありゃ!?」

 

黒坊主「空に巨大な穴が...!!」

 

カーミラ「あれは...空間に穴が開いてるの?」

 

空を埋め尽くす程の巨大な異空間ゲートが現れ、

 

其処から無数の艦影が見え始めた。

 

「ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...!!!!!!!!!」

 

ダーグス「来たな...」

 

ツイストム「あれは『ギガントサイキン』か!?

 

      我が軍の主力戦艦の一つだぞ...」

 

アグニカ「それに『カビルンフォース』もいっぱいだゾ...。」

 

ガンドルフ「あれは『ギガバグザー』に『メガドラグーン』、

 

     『ペダ二ウムゼットン』かのう?物凄い数じゃな...」

 

ベール「な、何じゃありゃ!?」

 

マーモ「空にとんでもない数の化け物がウジャウジャ...」

 

イーラ「僕達がこの世界に攻め込んだ時の比じゃねぇぞ...」

 

鵺「俺達が言うのも何だが...この世の終わり見てえな光景だな...」

 

玉藻前「全くだね...」

 

ヴィクター「幾ら何でも多過ぎじゃない...?」

 

ヴォルフガング「まったくだ...。」

 

ブル・ドーザ「な、何だあの大軍勢は!?あんな大軍...

 

       我がレグルス帝国でもそう簡単に用意など出来んぞ!?」

 

アルト「おいおい...あんなガキ一人の為にここまでするのか?」

 

バイエルン「確かに大した数だな。(最もこれだけの数でもバイキンショッカーの

 

      全戦力に比べればたかが知れているが、

 

      この数は流石に面倒だな...。)」

 

ルウェス「ほえ~...ばいきんまん様も僕の為とはいえ奮発するね~。

 

     まあ、こんなのバイキンショッカーの全戦力の

 

     ホンの少しに過ぎないけどさ♪」

 

バックベアード「こ、これでホンの少しなのですか!?」

 

ルウェス「当ったり前じゃん♪全並行次元最強の組織なんだよ?僕らは。

 

     大体いきなり本隊を送ったりはしないだろうし...

 

     先遣隊じゃないかな~?」

 

朱の盆「せ、先遣隊でこれって...」

 

プロトジコチュー「どれだけデカい組織だと言うのだ...?」

 

ぬらりひょん「これは...部下になって正解でしたねぇ...

 

       とてもじゃないが逆らえるなんて

 

       レベルじゃありませんよこりゃ...」

 

マーモ「こんなのプリキュアでもどうにもなんないわよ...」

 

ベール「(こいつらの力を何とかして手に入れる方法を

 

     考えないとな...)『(懲りてない)』」

 

イーラ「(今度こそあいつらも終わりか...キュアダイヤモンド...)」

 

ブル・ドーザ「(や、やはりこいつらは敵に回すべきではない...。

 

        な、何とかして同盟を結んでもらわなければ...!!)」

 

「ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ....!!!!!!」

 

大艦隊の中心に合った超巨大戦艦『ギガントサイキン』から

 

『カビルンフォース』並みの大きさの船が出て来ると

 

ドラグキャリアの艦板に着岸し、その船から一人の黒髪のロングヘアーに

 

紫のグラデーションがある美少女が降りて来た。

 

?「ルウェス!!」

 

ルウェス「あっ!『ネビュリア』!!『ネビュリア』が来てくれたんだ!」

 

ネビュリア「当然であろう!大事な親友の為ならば何処へでも行くぞ!」

 

『ネビュリア』と呼ばれた少女がルウェスに近付くと

 

笑顔で思いっ切りハグをして頬擦りをした。

 

ルウェス「アハハハ♪くすぐったいよ~ネビュリア~♪」

 

ネビュリア「ううむ...相変わらずルウェスの肌は柔らかくて気持ちがいいのう♪

 

      ルウェスよ。何も危ない事はなかったかの?

 

      未開の次元に行ったと言うから妾は心配での…」

 

ルウェス「キャハハ!ネビュリアは心配性だなぁ。

 

     この僕がそう簡単にやられたりする訳ないじゃん♪」

 

ネビュリア「しかしのう...万が一と言う事があるのだ。

 

      余り心配させんでおくれ。特に...」

 

「ギロッ!!」

 

ネビュリア「あの様な連中がおるのではの...。」

 

ネビュリアはそう言ってアルトとバイエルンを

 

鋭い目付きで睨み付け、殺気を放った。

 

アルト「(...フン。)」

 

バイエルン「(あの女...かなりのやり手のようだな。)」

 

ルウェス「ネビュリア...?」

 

?「何だ...。思ったよりも元気そうじゃねぇか、ツマラネェな!!」

 

ルウェス「!?こ...この声に、僕をバカにしたような口調...まさか!?」

 

ズシン!ズシン!と巨大な足音を響かせ、三つの眼を持つ

 

ティラノサウルスのような鋭い顔つきをした30Mはあるかと言う

 

巨大な牛の怪物がルウェスに皮肉を言いながら歩いて来た。

 

ルウェス「やっぱお前かよ『ゴウズルー』!!

 

     何でお前何かがこんな所にいるんだよ!?」

 

ゴウズルー「お前が久しぶりに梃子摺ってるって聞いたから

 

      笑いに来てやったんだよ。ありがたく思え!!」

 

ルウェス「梃子摺ってねぇよ!相変わらずムカつく奴だな!!

 

     態々こんな所まで喧嘩売りに来たのかよ!?」

 

ゴウズルー「ハッ!『あの姿』にならなきゃ俺の相手が

 

      お前程度に出来る訳ねぇだろうが!何時までも調子こいてると

 

      本当に食い殺すぞクソガキ!!」

 

ルウェス「何だとテメェ!!お前なんかに僕が負けるかよ!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

ルウェスは凄まじい闘圧を漲らせながら『ゴウズルー』と呼ばれた

 

牛の怪物に激しい殺気を放つが、ゴウズルーは涼しい顔だった。

 

ネビュリア「ゴウズルー!妾の前でルウェスを侮辱する事は許さんぞ!!」

 

ゴウズルー「あん?相変わらずガキ同士で仲良しこよしか?

 

      友情ごっこ何ざくだらねぇ...反吐が出るんだよ!!」

 

ネビュリア「貴様...妾に勝てると思っておるのか...!?」

 

「ズゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

と、ネビュリアがルウェスをも超える膨大な闘圧を放って

 

ゴウズルーを睨み付ける。正に今にも戦闘に入りそうなほど

 

緊迫した状況になっていた。

 

?「止めろ三人共」

 

そこに巨大な黒い骸骨の顔に右脳と左脳、両眼の部分から白いモコモコとして

 

伸びている綿飴の様な管が10本あり、その全てに黒い骸骨の顔が付いており、

 

黒い司祭の様な姿をした異形の怪人と

 

大型の騎士を模した機械人形の怪人二人を連れた

 

黒いロングヘアーに六花の髪飾り、桜色の女性侍風の着物と

 

ブーツを履いている侍風の恰好のB90以上のスタイル抜群の美少女が現れ、

 

一触即発だった三人を止めた。

 

ルウェス「『ランギク』...。それに『アンチノン』と『パンツァード』も。」

 

ゴウズルー「チッ...。せっかく面白くなりそうだったのによ!!」

 

ランギク「ゴウズルー...。揉め事を起こすのは禁止だと言った筈だぞ?

 

     ばいきんまん様のご命令に背くつもりか?」

 

ゴウズルー「テメェ...。ボスのお気に入りだからって調子こいてんじゃねぇぞ!!

 

      俺様がその気になれば…!」

 

ランギク「もう一度言うぞ...私を怒らせる気か?」

 

「ギロッ!!」

 

ゴウズルー「うぐっ!?クソッ...分かったよ!!」

 

ランギクに睨み付けられたゴウズルーは

 

相手が悪いと感じたのか大人しく引き下がった。

 

アンチノン「やれやれ...ゴウズルーさんは相変わらず野蛮ですねぇ...

 

      もう少し落ち着きを持ってはいかがですかな?」

 

パンツァード「ゴウズルー...ケンカヨクナイ。

 

       オレ、ミンナナカヨクガイイ。」

 

ゴウズルー「うるせぇ!!最強格ですらねぇ雑魚共が

 

      俺様に意見しようってのか!?調子こいてんじゃねぇぞ!!」

 

アンチノン「おお...怖い怖い。」

 

ランギク「アンチノン、ゴウズルーを煽るんじゃない。ゴウズルーも押さえろ!!」

 

アンチノン「これは失礼をば。」

 

ゴウズルー「チイッ!!」

 

ルウェス「へへ~んだ。いい気味!!」

 

ゴウズルー「!!このガキ!!」

 

ランギク「お前達、いい加減にしろ!!」

 

ルウェス「うみゅっ!?」

 

ゴウズルー「うぐっ!?」

 

ランギクに怒鳴られてルウェスとゴウズルーは押し黙った。

 

アルト「(おいおい...また野蛮で粗暴な連中が来た物だな。

 

     バイキンショッカーにはこんな連中しかいないのか?)」

 

バイエルン「(...不味いな。)」

 

アルト「(どうした?バイエルン?)」

 

バイエルン「(あの怪物三人組はまだいいが...あの女二人はかなりの実力の様だ。

 

       特に奴らのリーダー格と思われるあのランギクと言う女...

 

       側近クラスではないようだが、恐らくあの『ヴォルクルス』と

 

       互角とみていい。)」

 

アルト「(『ヴォルクルス』と互角だと!?おい...それが本当だとしたら

 

      僕らと言えど勝てるかどうかわからない相手だぞ...

 

      あのミリカとか言う女で勝てる相手なのか?)」

 

バイエルン「(3000年前の全盛期の力なら何とかなるだろうが...

 

       あの宝玉の力で引き出せるのは精々『ガラン』や『メラスキュラ』と

 

       戦った時から毛が生えた程度の力だ。正直、心もとないな...。)」

 

アルト「(チッ...!!少々面倒な事になったな。どうするんだバイエルン?)」

 

バイエルン「(我々にできる事はここまでだ。

 

       後はミリカが自身の魔法と『ジェネシス』の秘蔵っ子達を

 

       どう扱うか...それに期待するしかないな。)」

 

アルトとバイエルンがその様な事を話し合っていると

 

ランギクが二人に近付いて来た。

 

ランギク「貴様達がアルトとバイエルンか?」

 

バイエルン「はい...そうですが?」

 

アルト「何か用か?」

 

ランギク「.....。」

 

と、ランギクがアルトとバイエルンにそう尋ねた後、

 

しばらく二人を見つめていると...。

 

「ズビュン!!!!!!!!!!!」

 

バイエルン「!!!!!!!?」

 

アルト「何!?」

 

ルウェス「ちょっ...!?」

 

ランギクが何時抜いたかも全く分からない程の異常な速度で

 

愛刀である『王狼桜』と呼ばれる刀を何時の間にか

 

バイエルンの首元に当てていた。

 

その時の余りの抜刀の速さに激しい暴風が巻き起こった。

 

バイエルン「...これは何のおつもりですか?」

 

ランギク「貴様達...一体何を企んでいる?」

 

バイエルン「...何の話でしょうか?」

 

ネビュリア「とぼけるな!!貴様らが明らかに

 

      何かを企んでいるのは分かっておるのだぞ!!」

 

バイエルン「おっしゃている意味がよくわからないのですが」

 

ランギク「あくまでとぼけるつもりか?」

 

バイエルン「とぼけるなどと...我々如きに

 

      その様な真似が出来る訳がないでしょう?」

 

ランギク「如き、か...私には貴様らがそんな安い事を

 

     言えるような実力とは思えんがな」

 

バイエルン「買い被り過ぎですよ。それに...あなた方の様な

 

      巨大組織を敵に回して我々に一体、

 

      何の得があると言うのです?」

 

ランギク「ふん...!!」

 

「チャキン...。」

 

と、ランギクは王狼桜をバイエルンの首元から離すと鞘に納める。

 

ランギク「今はそう言う事にしておいてやる。だが忘れるな...。

 

     もし我々を利用するだけ利用しようだ等と言う

 

     ふざけた考えを持っていた場合はばいきんまん様は

 

     貴様らが何処に逃げようとも必ず見つけ出し、

 

     貴様らと貴様らの組織を必ず消滅させると仰っている。」

 

アルト「フン...。」

 

バイエルン「左様ですか。」

 

ランギク「消されたくなければ、くれぐれも妙な行動や

 

     ふざけた真似は慎め!!ばいきんまん様は貴様らを

 

     一切信用されていない。それだけは忘れるな。」

 

バイエルン「肝に銘じておきましょう...。」

 

ネビュリア「よいか!くれぐれも妙な行動やふざけた真似はするでないぞ!!

 

      もしふざけた真似をするようなら...

 

      妾が貴様らを消し去ってくれようぞ!!」

 

アルト「何?貴様こそ...ここで消えるか?」

 

バイエルン「よせアルト。それはもちろん承知しております...

 

      くれぐれも妙な行動やふざけた真似は慎みましょう。」

 

ネビュリア「ふん...どうだかな!!」

 

ルウェス「ちょっ...ちょっと二人共!!

 

     バイエルンにそんな事言うのは止めてよ!!」

 

ネビュリア「ルウェス!こ奴らの事は信用するなと

 

      ばいきんまん様から言われておるであろう!!」

 

ルウェス「で、でも...バイエルンは僕の為に!!」

 

アンチノン「おやおや、聞き捨てなりませんよ今の言葉は...

 

      もしやルウェスさん...ばいきんまん様を裏切って

 

      彼らにつく等と言うのではありませんよね?」

 

ルウェス「なっ!?」

 

アンチノンからルウェスがばいきんまんを裏切って、

 

バイエルンにつくのではないかと疑いの言葉をかけ、ルウェスは動揺する。

 

シーサイド「アンチノン様!今の発言は流石に聞き捨てなりませんよ!!」

 

ルウェス「そうだよ!僕がばいきんまん様を裏切る訳ないだろ!!」

 

アンチノン「ですが、今の発言は明らかに彼を庇い立てているようでしたが?」

 

ゴウズルー「ほう?まさかお前...こいつに寝返るつもりなのか?

 

      こりゃ驚いたな!!あのルウェスが裏切り者になるつもりかよ?

 

      傑作じゃねぇか!!いっその事、寝返えっちまえ!!

 

      そうなったらテメェを堂々と始末出来る理由も出来るしな!!」

 

ルウェス「そ、それは...その....そんなつもりじゃ...」

 

ネビュリア「止めぬか貴様ら!今の発言は聞き捨てならんぞ!!」

 

ランギク「ネビュリアの言う通りだ。アンチノン、軽はずみな発言は慎め。

 

     ゴウズルー...お前もだ」

 

ゴウズルー「ケッ...!!」

 

アンチノン「これは失礼を...。ただ、ばいきんまん様のお嫌いな言葉は

 

      正義、裏切り、格下の分際で自分を利用する...ですからね。

 

      そのような真似をすればばいきんまん様は例え

 

      お気に入りの貴女だろうと間違いなく処刑されますよ?

 

      彼を庇い立てる様な真似はしない方が宜しいかと...

 

      それとも、何か特別な理由がおありでも?」

 

ルウェス「そ、そんなのないよ!!」

 

アンチノン「なら...何も問題はないでしょう?」

 

ルウェス「うぅ...」

 

バイエルン「姫様...私は大丈夫でございますのでご心配なさらずに。」

 

ルウェス「バイエル~ン...。」

 

ランギク「繰り返して言うが、とにかく妙な行動やふざけた真似をするな...

 

     すればお前達は即座に抹消対象に切り替わる。

 

     それだけは覚えて置け!!」

 

アルト「貴様...言わせておけば!!」

 

バイエルン「承知致しました、ランギク殿...。

 

      それでは我々はこれで失礼します。行くぞアルト!!」

 

アルト「...了解!!」

 

「シュンシュン!!」

 

ルウェス「バイエルン...。」

 

そう言ってアルトとバイエルンはその場から姿を消した。

 

それをルウェスは悲しそうな顔で見送った。

 

そして、ネビュリアとランギクはアルトとバイエルンが

 

見えなくなった後、密かに話し合った。

 

ネビュリア「(どうであった?ランギク...)」

 

ランギク「(ああ...。やはりあの二人は只者ではないようだ。

 

      少なくともルウェスの手には恐らく負えんだろう...。

 

      我等でも簡単にはいくまい。流石に『本気』を出せば

 

      勝てぬ相手とは思えなかったがな)」

 

ネビュリア「(そうか...妾等が来たのは正解であったな...。

 

       しかし、奴等め...何が狙いなのだ?

 

       本当にばいきんまん様やキングダーク様を

 

       敵に回しても構わぬと言うのか?

 

       たかだが我らと大して変わらぬのでは奴らが

 

       生き残る確率などないぞ?)」

 

ランギク「(何か特別な策があるのかも知れんな...。

 

      とにかく油断は禁物だ。)」

 

ネビュリア「(ああ。それにしてもルウェスは一体、どうしたと言うのだ...?

 

       あのような男を庇うなど...。)」

 

ランギク「(何かを吹き込まれたのかも知れんな...。

 

      我々が気を付けてやる他ないだろう。)」

 

ネビュリア「(そうじゃのう...。とりあえず当面の問題はジェネシスの

 

       部下共か...)

 

      『グラン・ゲインズ』何ぞはどうでもいいがのう...。

 

       あの中で孫悟空共如きが一番強いのではたかが知れておるし。)」

 

ランギク「(それともう一つ...次元の王候補(ディオケイター)・ラグナ

 

      とやらだ。)」

 

ネビュリア「(何?じゃがその男はルウェスに敗れて倒れたのだろう?

 

      何が問題なのじゃ?仮にまだ戦えたとしても

 

      妾達の敵ではなかろう?)」)」

 

ランギク「(確かにそうだが...奴には底知れぬ何かがあると

 

     私の直感が告げている。もし立ち直られでもしたら

 

     面倒な事になるかもしれん。ここは早々に...。)」

 

ランギクはそう呟くとルウェスの方に向き直った。

 

ランギク「ルウェス...ばいきんまん様からのご指示だ。」

 

ルウェス「え?」

 

ランギク「今後の指揮は私が中心に取る。一先ずの報告は近い内に

 

     この次元の視察に『ばいきんまん』様自らが側近クラスの方々を

 

     何人か連れていらっしゃるそうだ。」

 

ルウェス「え?ばいきんまん様自ら!?」

 

ランギク「それまでに例の『グラン・ゲインズ』とは決着をつけておけとの事だ。」

 

ルウェス「まあ、そりゃそうだろうね...。でもこの次元にはまだ他にも

 

     レグルス帝国とかギガデウス一派とかいう連中がいるみたいだけど...。

 

     そいつらはどうするの?」

 

ランギク「その者達についてはまだ後だ。情報が少ないからな...」

 

ルウェス「まあ、確かにね。でもグラン・ゲインズの連中は

 

     みんなやっちゃうんでしょ?」

 

ランギク「そこは私の判断に任されている。出来れば降伏を促したいが...。」

 

ゴウズルー「降伏だぁ!?何言ってやがる!!

 

      そんな奴等とっとと皆殺しにしちまえばいいだろうが!!」

 

ランギク「判断を付けるのは私だ。お前は黙っていろ...!!」

 

ゴウズルー「ぬうっ...!!」

 

ランギク「私は無駄な殺生は好まんからな...。」

 

ネビュリア「妾も同様だのう。」

 

ルウェス「う~ん...降伏してくれればいいけど、

 

     プリキュアとか孫悟空とかがいるからねぇ...

 

     かなりボコボコにしたとはいえ、多分降伏何かしないと思うよ?

 

     頑固だし頭の中もおめでたいし...

 

     頭数が増えたから力を合わせれば今度こそ勝てる!!

 

     な~んて...勘違いしちゃってるかもだよ?」

 

ランギク「分かっている...どうあっても降伏しない場合は皆殺しも止むを得ん。」

 

ネビュリア「そうなるであろうな。」

 

ゴウズルー「はっ!最初からそうすりゃいいじゃねぇか!!」

 

パンツァード「ブッツブス」

 

ランギク「五龍将!お前達も『アークダーマ』を取り込んで

 

     力を上げて置け。念の為にな...。」

 

ツイストム「我々もですか?」

 

アグニカ「アイツら大した事ないゾ?孫悟空達なら楽しめるかもだけど。」

 

ランギク「もし、孫悟空に身勝手の極意を使われては

 

     今のお前達では勝てんかもしれんからな。

 

     それに破壊神ビルスや天使ウイスもいるのだろう?念の為だ。」

 

ガンドルフ「ガッハッハッハッ!!まあ確かに力を上げた方が楽しめるしのう!!」

 

シーサイド「承知致しました...ランギク様。」

 

ダーグス「了解。」

 

ランギク「戦闘員並びに戦闘獣達よ!お前達も配置に付け!!」

 

クロットレイ軍団「クロットレイ!!」

 

キングゴブリン軍団「ウケケケケケケケ!!」

 

メガドラグーン軍団「グオオオオオオオオ!!」

 

ギガバグザー軍団「ギギギギギギギギギ!!」

 

ぺダ二ウムゼットン軍団「ゼット~ン!!」

 

ランギク「(まあ、どちらにしろ。『次元の管理者(ダイダロス・アイ)』に

 

     『グラン・ゲインズ』...奴らの思い通りに運ぶ事等ない。

 

      もし万が一、我らに何かあったとしても

 

     『あの方』が動く事になっているのだからな...。)」

 

と、ランギクはドルドラム及び増援部隊に

 

戦闘態勢をとるよう指示を出すのであった。するとそこへ...

 

ブル・ドーザ「あ、あの...宜しいでしょうか...?」

 

ランギク「ん?」

 

ネビュリア「何じゃお前は?」

 

ブル・ドーザ「わ、吾輩はレグルス帝国軍第8戦闘艦隊所属部隊長の

 

       ブル・ドーザと申しますのであります!!

 

       この度は姫様に蘇らせて頂きまして...。」

 

ネビュリア「そうなのか?それでその『ブルドッグ』が何の用じゃ?」

 

ブル・ドーザ「ブ...『ブル・ドーザ』であります!!

 

       こ...この度は姫様が、我らが栄光あるレグルス帝国軍と

 

       同盟を結んで下さると仰って下さったのですが...

 

       その件はいかがでありましょうか!?」

 

ランギク「そうなのか?ルウェス」

 

ルウェス「うん。この次元で一番大きな組織だって言うから!!」

 

ゴウズルー「同盟だぁ?『傘下』にしてくれの間違いじゃねぇのか?」

 

ブル・ドーザ「なっ!?『傘下』だと!?わ...我らが栄光ある

 

       レグルス帝国軍がだと!?何だその名戯言は...!?」

 

ゴウズルー「あ?」

 

「ギロオッ!!!!!!!」

 

ブル・ドーザ「ひ...ひいいいいいいいいいいいっ!!!!!!!!!!!!!!!?

 

       な、何でもございませんなのでありまあああああす!!!」

 

ブル・ドーザはゴウズルーから『傘下』にすると言われて憤慨するが、

 

ゴウズルーから異常な殺気を出して睨まれてしまい、

 

ブル・ドーザは怯んでしまった。

 

ランギク「同盟を組むのは別に構わん。ばいきんまん様は来る物を

 

     拒まずの方だからな。だが、そちらは同意しているのか?」

 

ブル・ドーザ「そ、そこは吾輩が何としても上層部を説得致しますので!!」

 

ネビュリア「戦死した様な奴の話を聞いてくれる程部下思いなのかえ?

 

      お主の上司は...。」

 

ブル・ドーザ「そ、それは...そう言われますと、その...。」

 

ランギク「まあいい...。それについては、この件が片付いた後で考える。

 

     だが、そちらがこちらの話も聞かずに我等に

 

     歯向かってくるような奴等ならば...

 

     我等も黙っているつもりはないぞ?」

 

ブル・ドーザ「は、はい!!それはもちろん合点承知の助であります!!」

 

ランギク「分かっていればいい。だが、最悪お前もこちらでの生活に

 

     慣れる事を考えておけ。

 

     その帝国にはもうお前の席はないかも知れんからな」

 

ブル・ドーザ「は、はっ!!ありがたき幸せであります!!

 

       所で姫様...吾輩達を強化してくれると言うお話ですが...。」

 

バックベアード「おおっ!?そうであった!!」

 

プロトジコチュー「わ、私達を強化していただけるのですよね!?」

 

ルウェス「ああ、その話かぁ~。それなら今から僕の部屋においでよ!

 

     早速、強化してあげるから!」

 

ブル・ドーザ「あ、ありがとうございます!!

 

      (よ...よし。とりあえず掴みはOKだ!!

 

       この強者たる吾輩が何としてでも

 

       我らが栄光あるレグルス帝国軍を救わなければ...!!!!!)」

 

と、ブル・ドーザはランギク達にさんざん媚びた後、

 

心の中でそんな事を考えながらルウェス達に着いて行った。そして...

 

~ ドラグキャリアのとあるモニタールーム ~

 

ばいきんまん「それで...お前の眼から見て現在の状況はどうだ?」

 

と、ドラグキャリアのとあるモニタールームが特殊な結界に覆われ、

 

中にとある人物とばいきんまんがモニター越しで話し合っていた

 

?「は...。やはりあの二人は何かを企んでいるのは間違いないようです。

 

  しかも奴等は巧妙に実力を隠していますが...

 

  恐らくルウェス以上の実力なのは間違いないかと...。」

 

ばいきんまん「ちっ...。ルウェスちゃんには『お前』が

 

       ついているからって油断していたな...

 

       まさかお前でも勝てないなんて事はないだろうな?」

 

?「流石に其処までではありません。ですが奴等は

 

 『私』の存在を知りませんので実力で上回っているのを

 

  良い事に調子に載っているようです。

 

  それと...これを報告するとばいきんまん様がお怒りに

 

  なるかと思いましたので報告するかどうか少し迷いましたが...。」

 

ばいきんまん「構わねぇ...言え。」

 

?「は...。どうやら『シーサイド』が奴等の人質に取られ、

 

  命を握られているようです。それと...バイエルンがルウェスを

 

  飼いならそうとしているのか口付けのような真似を数回...。」

 

「ビキビキビキビキ...!!!」

 

ばいきんまん「な・ん・だ・とぉ~!!!!!俺様の可愛い部下共を

 

       弄んでいやがるってのかあいつらはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ばいきんまんは謎の人物の言葉を聞いて相当怒り狂っているのか、

 

全身に浮かんでいる青筋から血が噴き出しており、眼も赤々と血走っていた。

 

?「ば、ばいきんまん様!如何かお怒りをお静めに!!

 

  このままお怒りを募らせれば大変な事になります!!」

 

ばいきんまん「ああ...心配するな。そうなるだろうと

 

       周りに特別製の結界を張ってあるのだ...。

 

       これなら幾つも次元を消し飛ばすような被害は

 

       間違っても出ないし、要塞も安全だ」

 

?「そ、そうですか...それは良かった。」

 

ばいきんまん「強くなりすぎるってのも不便なもんだな。

 

       面倒臭いが一々こう言う結界みたいな物を

 

       張ってないと次元ごと簡単に吹っ飛ばしちまうからな...」

 

?「ばいきんまん様は特に感情の起伏が激しいお方ですから

 

  気を付けて頂かないと...。」

 

ばいきんまん「やかましい!!まあ、普段からキングダークに

 

       必要以上に力を解放し過ぎないようにって

 

       色々されてるからな...。」

 

?「おお...。流石はキングダーク様!!」

 

ばいきんまん「って、そんな事はどうでもいいんだよ!!

 

       そんな事よりもあのバカ共の事だ!!」

 

?「は、はい!奴らはやはり我々に『グラン・ゲインズ』を倒されては

 

  都合が悪いのか色々と手を打っているようです。

 

 『門矢士』の事もそうですし、我々に気づかれないように

 

 『時飛ばし』を使って奴等を逃がした事もその為かと...。」

 

ばいきんまん「最初っから俺様に次元の王の力を渡すつもりは

 

       なかったって事か...だったら何の為に

 

       俺様達にこの次元や次元の王の事を

 

       教えやがったんだアイツらは!!」

 

?「申し訳ございません。まだそこまでは...。」

 

ばいきんまん「あのクソ共がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

 

       この俺様を舐め腐ったらどうなるか...

 

       分かってないらしいなぁ...!!!」

 

?「いかが致しましょう?即刻、奴等を始末致しますか?」

 

ばいきんまん「いや待て...どうせならこんなふざけた真似を

 

       し腐った目的を聞きたい!!それに俺様を舐め腐った

 

       あのバカコンビはこの手で消し去ってやらなければ気が済まん!!」

 

?「では...?」

 

ばいきんまん「ああ...お前はしばらく『そのまま』であいつらを見張っていろ!!

 

       だがこれ以上ふざけた真似をする様ならルウェスちゃんに

 

       正体がバレようと構わん...あの二人を即刻消せ!!」

 

?「御意...それで『グラン・ゲインズ』の方はいかように...?」

 

ばいきんまん「どうするかはランギクちゃんに任せてある。

 

       あの子の事だから最初はそいつらに降伏しろとか言うだろうが、

 

       そのヒーロー気取りのバカガキ共は降伏何かしないだろうしな。

 

       どうせ殺す事になるだろうよ!!」

 

?「そうでしょうな。大悪党になっても構わないとか言っておりましたが

 

  考え方は完全に我々の知る『スーパーヒーロー』共と同じです。

 

  降伏するとはとても思えません」

 

ばいきんまん「全く忌々しい。何処に行ってもそんな奴等がいやがる...

 

       幾ら殺してもキリがないのだ!!」

 

?「全くでございます。」

 

ばいきんまん「まあいい...。ランギクちゃんやネビュリアちゃんがいる以上

 

       負ける事になる何ざとても思えないが...

 

       もしも万が一負ける様な事になった場合は、

 

       最後まで様子を見た後で倒されたルウェスちゃん達の

 

       生命エネルギーをお前が必ず回収しろ。

 

       そしてその後でお前の手で確実に

 

       そいつらを一人残らず...消せ!!!!!!!」

 

?「御意。」

 

謎の人物は、ばいきんまんの命令に肯定の意を示したのであった。

 

 

 

と、グラン・ゲインズに『エクストリームプリキュア』と

 

『仮面ライダーディエンド』が助っ人として

 

新たに加わり、反攻体制を整えつつある矢先、

 

第3世界改め悪邪界では何とバイキンショッカーの大増援部隊が

 

最高幹部クラス数人を筆頭に襲来するのであった。

 

果たして、グラン・ゲインズはドルドラム及びバイキンショッカーの

 

大増援部隊を打倒し、第3世界を取り戻すことができるのだろうか?

 

そして、ばいきんまんから密命を受けた謎の人物の正体とは...?

 

これからの戦い...そして、グラン・ゲインズの運命は

 

一体、どうなってしまうのであろうか!?

 

第9話 ~ 恐怖!バイキンショッカー大増援!! ~ ( 完 )

 

 

 

 

・バイキンショッカー増援部隊の紹介(煉獄様提供)

 

『 最高幹部 』

 

【 超神速姫ランギク 】(イメージCV:早見沙織)

 

バイキンショッカー最高幹部・最強格の一人。

 

黒いロングヘアーに六花の髪飾り、桜色の女性侍風の着物と

 

ブーツを履いている侍美少女。

 

尊大な喋り方をするが物腰は丁寧かつ大和撫子その物である。

 

だが、ばいきんまんに歯向かう者は誰であろうと切り捨てるという忠義者。

 

光の速さとはまるで比較に成らない超絶的な速度で相手が

 

全く反応出来ない内に切り捨てる事から『超神速姫』の異名を持つ。

 

ルウェスとも仲がいい為、ルウェスを助ける目的で

 

ばいきんまんに送り込まれた。

 

五人の増援幹部の中でも最強の実力を持つ。

 

正体は蛇の怪物。

 

武器は万物を切り裂き、全てを塵へと返す魔刀『王狼桜』

 

自分称は『私』。

 

能力:次元速を遥かに上回る『超光次神速』、

 

蛇龍神の力である『蛇龍神力』、

 

自然エネルギーや宇宙エネルギー、次元エネルギーを操る能力、

 

身勝手の極意の数十倍の力がある『身勝手の極意・超極』、

 

三種類の上位の覇気(武刀色の覇気、見刀色の覇気、覇刀皇色の覇気)、

 

ルウェスを遥かに上回るパワーである『超武刀闘圧』、時空を操る能力、

 

超重力を操る能力、霧を操る能力(硬質化、範囲増大、自在変化)等、

 

空間を刀に変える能力、巨大な刀を持った武者の腕の召喚、

 

『NARUTO』の『忍術』と『仙術』と『輪廻眼』、

 

無限の蛇の能力、超猛毒を操る能力、超速無限再生能力。

 

『 卍解 黒幻・歪神 』

 

ランギクの斬魄刀、黒幻の卍解。

 

ランギクが全身に藍色の羽衣を模した様な形の鬼鎧を身に纏い、

 

頭に二本の角を生やし、髪色が白銀のロングヘアー、

 

眼が鮮血よりも赤い瞳に変化し、周りに巨大な刀を持った藍色の炎を纏った

 

鎧武者の腕を無数に六っつ浮かせた姿。

 

能力は因果と法則を歪めたり、断ち切ったりする能力や生み出した刃を

 

炎の花弁のように散らせ、無数に増殖させる力がある。

 

この姿になる事で戦闘力は格段に上がり、ギガデウスなどには劣る物の

 

『次元大戦』の世界でも最強クラスになると言っても良い程の力を発揮する。

 

 

【 星雲女王(コスモクイーン)ネビュリア 】(イメージCV:大野柚布子)

 

バイキンショッカー最高幹部・最強格の一人。

 

黒いロングヘアーに紫色のグラデーションがある宇宙の様な瞳を持つ美少女で

 

紫色を基調としたゴスロリファッションのドレスを着込んでいる。

 

ルウェスの親友であり、彼女を助ける為に増援部隊に参加した。

 

喋り方は女王様の如き尊大だが、乙女っぽい所がある。

 

アルトとバイエルンを全く信用しておらず自分達を

 

本気で利用しようとしていた場合は始末しようと考えている。

 

実力はラグナ(次元の王)を軽く圧倒する程桁違い。

 

武器は巨大な虚無の力『虚無力』を持つ巨大ハルバード『オルネメシス』。

 

自分称は『妾』。

 

能力:最強の力である虚無の力『虚無力』、

 

多くの宇宙の力を取り込みパワーをあげる『大宇宙力』、

 

三種類の上位の覇気(武星色の覇気、見星色の覇気、覇星皇色の覇気)、

 

神をも超える膨大な小宇宙、

 

身勝手の極意の数十倍の効果を持つ『身勝手の極意・超極』、

 

宇宙を吹き飛ばす程の威力を持つ闘圧『宇宙闘圧』、星を操る能力、

 

宇宙を操る能力、次元エネルギーを操る能力、ガンドルフ以上の超重力、

 

引力、斥力。あらゆる攻撃を吸収して反射する能力、

 

無限のブラックホール、超光速瞬間移動。

 

『 ユニバースハート 』

 

『神次元ゲイム業界』世界にある『女神メモリー』を

 

ばいきんまんが改造して生み出した『超女神メモリー』の力によって

 

変身するネビュリアの強化形態。

 

145㎝程度の身長が伸びて190㎝以上の身長で

 

小さな胸が膨らんでB105の豊満な胸へと成長し、

 

腰も括れたナイスバディの絶世の美女の体になり、

 

電源マークの付いた青色の瞳と機械の猫耳リボンが

 

頭に付いた宇宙を思わせる様な長いロングヘアー、

 

イエローハート同じ様な容姿の胸元が肌蹴たレオタード状の服に二ーソックス、

 

十六枚の水色の翼があるプロセッサユニットを身に着けた姿となっている。

 

この姿となる事で戦闘力は格段に上昇し、

 

卍解状態のランギクとほぼ互角の戦闘力になる。

 

蛇腹剣にもなる巨大大剣『ネビュラタキオン』と

 

無数の剣状のファンネル『U(ユニバース)ファンネル』を

 

新たな武装として扱える。

 

ネビュリアはこの姿を美しいと称しており、気に入っている。

 

 

【 闘剛王ゴウズルー 】(イメージCV:江川央生)

 

バイキンショッカー最高幹部・最強格の一人。

 

全長30M以上の大きさを誇る牛の怪物で、口に恐竜の様な牙、

 

三つの眼と六つの腕、両肩には牙だらけの口を持ち、

 

山賊のボスの様な恰好をしている。

 

非常に暴力的かつ残虐非道な性格で死ぬほど

 

怖がらせた人間の子供の肉が大好物。

 

ルウェスとは犬猿の仲であり、ルウェスが今回の任務で

 

梃子摺っていると聞いて笑う為に増援部隊に参加した。

 

パワーが信じられない程あり、地球より遥かに巨大な恒星だろうと

 

パンチの一撃で粉砕できる上に体の固さは

 

ダイヤモンドの百万倍もある程に固い。

 

実力は全力のルウェスと互角かそれ以上であり、

 

鈍重に見えるが動きは途轍もなく早く、

 

光速を余裕で越える動きで動ける。

 

闘圧だけならルウェスよりも遥かに上。

 

武器はどんな物であろうと破壊出来る上に

 

一億tの重さを持つ二本の両刃斧『ギガントミノド』。

 

能力:三種類の上位の覇気(武獣色の覇気、見獣色の覇気、覇獣王色の覇気)、

 

超闘圧に匹敵かそれ以上のパワーを持つ『剛皇闘圧』、

 

体を餅の様にする事が出来る能力、身勝手の極意・極、

 

口から吐き出す即死の猛毒、ビルスを圧倒する破壊エネルギー、

 

相手に強力な幻覚を見せ、相手の能力をコピーする額の『魔牛眼』、

 

超地獄の力である地獄よりも遥かに恐ろしい力である

 

莫大な『超地獄怨念』と漆黒の炎、雷、風、光、闇を操る能力、

 

戦闘力を爆発的に上げる『剛獣皇絶力』。超絶的な衝撃波を操る能力。

 

自分称は『俺様』。

 

『 ゴウズルー(ゴウメイズルー形態)』

 

ゴウズルーの最終形態。

 

頭に三本のドリルのような角と背中に大鷲の様な翼が四枚生え、

 

下半身が馬の様な姿に変化した姿。

 

体も巨大化し、100Mを優に超える大きさになる。

 

この姿になる事で戦闘力が格段に増し、動きも桁違いに早くなり、

 

『次元速』に匹敵する速度で動けるようになる。

 

 

 

【 大魔賢者アンチノン 】(イメージCV:園部啓一)

 

バイキンショッカー最高幹部の一人。

 

ばいきんまんの命令でルウェスの手助けをする為に送り込まれた

 

マーリンとは比較に成らない無尽蔵に等しい莫大な魔力を持つ大魔導士で

 

巨大な黒い骸骨の顔に右脳と左脳、両眼の部分から白いモコモコとして

 

伸びている綿飴の様な管が10本あり、その全てに黒い骸骨の顔が付いており、

 

黒い司祭の様な姿をした異形の怪人。

 

喋り方は非常に丁寧且つ誰に対しても敬語だが凄まじく卑怯な性格、

 

頭の良さはかなりの物でありIQ5000を超える頭脳を持つ。

 

武器は黒い骸骨の装飾があり、相手の魔力を奪い続ける力と

 

相手を洗脳する光を放つ力を持つ『スカルドレアー』。

 

自分称は『私』。

 

能力:『ブラッククローバー』の『言霊魔法』、屍や骨を操る『屍魔法』、

 

全てを飲み込む『闇魔法』、時空を操る『時空魔法』。

 

どんな魔法でも一度見ただけで相手の魔法をコピーする『複写魔法』、

 

超光速瞬間移動、超光速無限再生、未来予知、呪いの瘴気。

 

 

【 兵器公爵パンツァード 】(イメージCV:松本大)

 

バイキンショッカー最高幹部の一人。

 

大型の騎士を模した機械人形を出兵器を自由に操る事が出来る上に

 

破壊力を無尽蔵に引き上げる事が出来る。

 

性格はのんびり屋だが豪快でばいきんまんに言葉に一言一句従う。

 

しかも喋り方は片言。

 

自分称は『オレ』。

 

能力:ビルスを圧倒する超破壊エネルギー、無限の核融合エネルギー、

 

次元破壊エネルギー、無限の超破壊兵器、

 

三種類の上位の覇気(武兵色の覇気、見兵色の覇気、覇兵皇色の覇気)、

 

相手の情報を瞬時に読み取って対抗手段の兵器を用意する能力、

 

戦えば戦う程強くなる能力、巨大魔強化(最大350M)。

 

 

『 その他戦闘員 』

 

 

【 ギガバグザー 】

 

ラダム獣やネウロイ、イロウス、妖魔(オブリ)の様な人類の敵のデータを

 

もとに作り上げた超高性能戦闘獣。昆虫の様な巨大な羽を十枚を生やし、

 

ダイヤモンドを余裕で上回る超強靭な外殻に覆われた無数の眼を持つ

 

ジコチューを大きく上回る体格の巨大な怪物。

 

超音速の速さで動き回り、無数の眼から凄まじい威力の破壊光線や

 

全身から桁違いの威力の雷撃や破壊力抜群の無数の生態ミサイルを放つ。

 

【 クロットレイ 】

 

ノットレイの亜種と言うか黒いノットレイ。

 

しかし戦闘能力はノットレイとは比較に成らない程高く、

 

武装のビームガンとビームソードも高層ビルを簡単に破壊出来る程、

 

破壊力抜群で超高速で空を飛べる。

 

しかも背中にGNドライブを装備しておりトランザムを使える。

 

【 巨大クロットレイ 】

 

クロットレイの巨人。

 

パワーは桁違いに上がっているが

 

その分動きが遅くなっており、空が飛べない。

 

【 キングゴブリン 】

 

トランプのジョーカーの様な姿をした大型ゴブリンの怪物戦闘員で

 

サイアークよりも大きめ。

 

戦闘能力や身体能力は非常に高く、武器はミサイルランチャーや

 

バズーカ砲を装備した杵型の巨大棍棒。

 

しかも炎や雷、風や岩の魔法(ファイガボール、メガライトニング、

 

サイクロンカッター、ドゴロックブラスト)も使える。

 

【 ネオジコチュー 】

 

ルウェスがアークダーマでパワーアップさせたジコチューで

 

戦闘力はジコチューの十倍以上。

 

しかもアルトとバイエルンを使ったのと同じ様に

 

アクアと同じ系統の魔法を使える。

 

【 メガドラグーン 】

 

口から超威力の破壊光線、四本のホーミングミサイルランチャーになっている

 

機械の鍵爪と胸のミサイル版から放つ核ミサイル、レーザーを放つ

 

四枚の巨大な翼を持つ巨大機械竜

 

【 ペダニウムゼットン 】

 

べリアル合体怪獣。原作通り。

 

【 ギガントサイキン 】

 

バイキンショッカーの超巨大戦艦。全長20㎞

 

【 カビルンフォース 】

 

バイキンショッカーの戦艦、100M位

 




第9話終了です。


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第10話 ~ 大勝負!!エクストリームプリキュアVS最強魔導士 ~

特別編第10話です。


~ ラストウォーリア基地内 ~

 

沖原「皆、ご苦労だったな。しかし...

 

   まさか親衛隊(ホワイト・ナイツ)が独断で攻めてきたとは...。」

 

メリオダス「まっ、ちょっとヤバかったけどアイツらの

 

      おかげで何とかなったぜ!!」

 

士「やれやれ...やっと来たか海東...

 

  そして『エクストリームプリキュア』」

 

ゆな「はい!!お久しぶりです、士さん!!」

 

海東「これでも急いで来たほうだよ。感謝の言葉ぐらい口に出したまえ。」

 

ビルス「そんな事よりお前達...なぜ身勝手の極意が

 

    ああも簡単に使える?あれは神々ですら

 

    習得ままならない領域だぞ。」

 

ことり「わたし達はジェネシス様の下で厳しい修行を

 

    積みましたから。」

 

らんか「まあ...バイキンショッカーと戦うんなら

 

    これぐらいは普通にできないとね。」

 

ウイス「ん~ビックリですね~。身勝手の極意が

 

    『これぐらいは普通』ですか。」

 

マーリン「そういえば、ルウェスも身勝手の極意を

 

     使っていたな。」

 

バン「じゃあ何だ?あいつらに対抗しようと思ったら

 

   俺達全員、その何とかの極意ってやつを

 

   使えるようにならなきゃいけねえってのかよ?」

 

ビルス「バカいうな!!あれは神の力だぞ!!

 

    人間がおいそれと使えるようになる

 

    代物じゃない!!悟空ですら

 

    まだ自在に発動できるわけではないんだぞ!!」

 

悟空「へへ...そりゃそうだ。オラもまだまだ修行が足りねえからな!!」

 

ベジータ「フン...いずれ貴様の前にこのオレ様が完全に

 

     身勝手の極意をものにしてやる!!」

 

士「いずれなどと言っているヒマはないぞ。

 

  こうしてる間にも奴らは着々とこの次元を

 

  支配する準備に取り掛かっているはずだ。

 

  本格的に艦隊を送り込まれたら

 

  取り返しがつかないことになる。

 

  その前に何としても奴らを叩くぞ!!」

 

マナ「はい!!」

 

なぎさ「そんな事...絶対にさせないんだから!!」

 

ひかる「あたし達みんなが力を合わせれば...」

 

さくら「絶対、大丈夫だよ!!」

 

零「フッ...。」

 

ナツ「よっしゃーーーーっ!!燃えてきたぞ!!」

 

ラピス「今度こそあいつらをぶっ飛ばしてやる!!」

 

メリオダス「イッシッシッ...そうだな!!」

 

きりん「あんた達...それ本気で言ってるの?」

 

鬼太郎「えっ...?」

 

ねこ娘「どういう意味よ!?」

 

と、士気を上げていたグラン・ゲインズのメンバーに

 

きりんがくぎを刺す。

 

ゆな「どうしたの?きりんちゃん」

 

きりん「士さん...この人達にバイキンショッカーの恐ろしさを

 

    きちんと伝えてくれたんですよね?」

 

士「ああ。そのつもりだが?」

 

きりん「その割には随分冷静に見えるんですけど…

 

    本当に貴方達バイキンショッカーの

 

    恐ろしさを理解して貰えてる?」

 

海東「きりんの言う通りさ。君達、ちょっと彼らを

 

   舐めすぎていないかい?」

 

グレイ「何だと...?」

 

光「そんなのわかってるよ!!あのルウェスって奴...

 

  とんでもない化け物だったし!!」

 

きりん「ルウェス何てバイキンショッカー全体から見れば

 

    たかが知れてるわよ?本当に分かってるの?」

 

ことり「ちょっと…止めようよきりん」

 

らんか「気持ちは分かりますけど…」

 

きりん「黙ってて!こう言う事はキチンとして置かなきゃ行けないの!

 

    バイキンショッカーを相手にするのよ!!」

 

れいこ「そんなの一番分かってるわよ!!」

 

きりん「この人達が理解してなきゃ意味ないでしょ!?」

 

レジーナ「ちょっと!あんたさっきから偉そうじゃない!?」

 

きりん「貴方達がバイキンショッカーの恐ろしさを

 

    キチンと理解してないのが悪いんでしょ!!

 

    特にそっちの人達なんて

 

    まるでわかってないって顔してるじゃない!!」

 

きりんはそう言って悟空達とフェアリーテイルのメンバーと

 

Dボウイ達とひかる達とシャナ達を指差す。

 

エルザ「この士という者からとてつもない連中だという事は

 

    聞いている。少なくとも『アクノロギア』よりも

 

    強大だろうという事は想像がつく。」

 

Dボウイ「ラダムより強大な連中だろうと関係ないな。」

 

シャナ「紅世の王より強いのは聞いて理解してる。」

 

悟空「とんでもなく強ェ奴等なんだってな!オラ、ワクワクすっぞ!!」

 

えれな「例えノットレイダーより強くたって

 

    皆の笑顔を守る為に頑張るよ!!」

 

きりん「.....ハア...。」

 

しかし悟空達の言葉を聞いてきりんが深い溜息を吐いた。

 

きりん「アクノロギア?ラダム?紅世の王?ノットレイダー?

 

    アンタ達ふざけてるの!?ミジンコやゾウリムシを

 

    相手にするんじゃないのよ!?そんな連中と比べるなんて

 

    バカにしてるの!?」

 

シンヤ「何だと!?貴様...僕達ラダムを侮辱するのか!?」

 

シンヤはそう言ってきりんの胸倉を掴むが逆に腕を捻られた。

 

シンヤ「ぐあっ!?」

 

Dボウイ「!!!!!!?」

 

きりん「あたしは本当の事言っただけよ。

 

    この際、正直に言わせて貰うけど

 

    あたしはアンタ達グラン・ゲインズには

 

    ここで大人しくしてて欲しいと思ってるの!!」

 

ゆな「きりんちゃん!?」

 

ラピス「何だと!?どういう意味だよ!?」

 

きりん「ルウェス達、ドルドラムだけなら

 

    あたし達だけで何とかなるし、

 

    ルウェス達を倒してもばいきんまんの怒りが

 

    アンタ達に向けられずに済むわ。

 

    それならここを中心にした

 

    多くの次元を巻き込まずに済むもの。」

 

さくら「そんな!」

 

真琴「ここで黙ってるなんて出来る訳ないでしょ!!」

 

マナ「そうだよ!あたし達の世界をあの人達に滅ぼされたんだよ!」

 

きりん「あんた達覚悟がちゃんと出来てて言ってるの?」

 

エルザ「お前も私達の事を見下す気か?」

 

アキ「覚悟ならちゃんと出来てるわよ!!」

 

きりん「そう言う覚悟じゃないわ。数え切れない程の次元に

 

    生きる人達全員の命を危険に晒す覚悟は

 

    出来てるのかって聞いてるの!!」

 

砂かけ婆「何じゃと?」

 

きりん「ルウェス達を倒してばいきんまんを

 

    怒らせればとんでもない事になる。

 

    それこそ数え切れない程の次元が消し飛ぶ事になるわ!!」

 

トランクス「その話ならさっきも士さんから聞いたよ。」

 

ベジータ「だったらそのばいきんまんとか言う奴も倒せばいいだけだ!!」

 

きりん「は?笑わせないで。アンタ程度にどうにか出来るような

 

    相手なら何の苦労もないわよ!」

 

ベジータ「何だと貴様!?」

 

きりんの言葉にベジータは憤慨する。

 

きりん「はっきり言わせて貰うけどこの場にいる全員が

 

    力を合わせてもあたし一人にも勝てないわ。

 

    そんなんで、ばいきんまんを敵に回せば

 

    必ず後悔する事になるわよ。」

 

ピッコロ「何だと...?」

 

ナツ「んだとコラー!?」

 

グレイ「おい...いくら何でもお前等こそ

 

    俺達を舐めすぎじゃねのか?」

 

きりん「事実を言ったまでよ」

 

ことり「やめなよきりん!」

 

らんか「きりんさん!言い過ぎですよ!!」

 

きりん「だってそうでしょ!この人達はバイキンショッカーの

 

    異常過ぎる恐ろしさが全然分かってない!!

 

    ルウェス達を倒すって事は

 

    数え切れない程の次元の人達の命を

 

    危険に晒す事になるのよ!?

 

    その事をちっとも理解してないじゃない!!

 

    ばいきんまんの強さはアンタ達の理解出来る領域を

 

    遥かに超越しきっているのよ!!」

 

ひかる「そんな事ないよ!皆で力を合わせれば絶対に勝てるよ!!」

 

きりん「アンタ達は『本物の化け物』を見た事がないから

 

    そんな事が言えるのよ...!!」

 

「ブルブルブル....。」

 

きりんはそう叫ぶと脳裏にばいきんまんによって滅ぼされた

 

数え切れない次元の凄惨な光景を見て体を震わせた。

 

ケロベロス「な...何やあいつ。」

 

小狼「震えているのか...?」

 

きりん「とにかく...ばいきんまんは

 

    どうしようもない化け物なのよ!!

 

    確かにふざけた奴だけど、あんた達が

 

    想像しているような奴らじゃないのよ!!」

 

ビルス「名前だけ聞いてたら全然大した事なさそうだけどね...

 

    と言うかさっき聞き捨てならない事聞いたんだけど。

 

    アンタ達全員って言うのにはまさか僕やウイスまで

 

    入ってるんじゃないだろうな?」

 

きりん「当然ビルス様やウイスさん全員含めたって

 

    あたし一人にも勝てないわ。

 

    これを曲げる気はないわよ。事実だもの!!」

 

ウイス「おやまあ。」

 

ビルス「身勝手の極意が使えるからと言って、

 

    随分、生意気な事を言ってくれるな...

 

    お前、破壊されたいのか?」

 

きりん「そうやって破壊するって言ってれば

 

    誰でも怯えて言う事聞くと思ったら大間違いよ。

 

    神様だったら威厳くらい持ってよね」

 

ビルス「ぬぐっ!?何を...!!」

 

悟空「オラは、オメェらが強ぇのは認めっぞ!!

 

   だったらオラと試合しねぇか?」

 

ナツ「だったら俺もやらせろ!このまま舐められっぱなしじゃ

 

   フェアリーテイルの名折れだ!!」

 

きりん「別にいいけど...言ってもわかってくれないみたいだし。」

 

れいこ「ちょっときりん...やめなさいよ!!

 

    こんな時に仲間割れしてどうするの!?」

 

らんか「私達はバイキンショッカーを止める為に

 

    彼らと協力しに来たんですよ!!」

 

きりん「しょうがないでしょ?この人達が

 

    バイキンショッカーを舐め腐ってるんだから!!」

 

アキ「舐め腐ってなんかいないわよ!!だから皆で力を合わせて

 

   立ち向かおうって言ってるんじゃない!!」

 

きりん「その事は別にいいんですよ!!そうするべき何ですから。

 

    ただルウェス達を倒した後の事を真剣に考えて欲しいの!!

 

    本当にとんでもない事になるのよ!!」

 

ララ「だったらその後も皆で力を合わせて立ち向かえばいいルン!」

 

きりん「ここにいる面子だけで...?バカな事言わないで!!

 

    ここにいるメンバーだけでバイキンショッカーの本隊に

 

    なんて勝てる訳ないでしょ!!」

 

亜久里「あなたはそれでもプリキュアなのですか!?

 

    プリキュアはどんな時でも絶対に諦めてはダメなのです!!」

 

きりん「無責任な事言わないで...ばいきんまんの恐ろしさを

 

    何も知らない癖に!!それにルウェスとはまるで

 

    比較に成らない強さの幹部なんてまだまだ一杯いるのよ!!!!」

 

Dボウイ「...大体そこまでの化け物なのか?

 

     ラダムがお話にならないと言われてもな。」

 

ノアル「どうも話が飛躍し過ぎている気がするな...

 

    それに俺達はラダム以外とは戦闘経験がない…。

 

    次元を滅ぼす化け物と言われても

 

    どうしてもピンと来ない...想像出来ないんだ。」

 

ゆな「それは当然だと思いますけど...」

 

きりん「だからって...もう少し緊張感を持って欲しいわ。

 

    本当に...恐ろしい連中なのに...!!」

 

メリオダス「まっ...俺は3000年前に

 

      そんな化け物を見た事はあるぜ。

 

      だからこいつらよりはその恐ろしさを

 

      理解しているつもりだけどよ。」

 

アクア「みんなどうしたの?何を揉めてるのよ?」

 

とそこにアクアがそう言いながらメンバーの前に姿を現した。

 

マサト「アクアさん...。」

 

ラピス「姫姉さま、聞いてくれよ!コイツがあたし等の事を

 

    さんざん馬鹿にしやがるんだよ!!」

 

きりん「あなたがグラン・ゲインズの隊長ですか?

 

    それならちょうどいいわ。

 

    この戦いから身を引いてください。

 

    はっきり言ってこの人達の力では

 

    あたし達の足手まといにしかなりません。」

 

ゆな「ちょ...ちょっときりんちゃん!!」

 

れいこ「失礼ですよ!!」

 

悟空「おいおい...そりゃねえだろ!!」

 

ベジータ「貴様!!まだ言うか!?」

 

きりん「あんなに大した事ない筋肉ダルマに

 

    ボコボコにされといてよく言うわね!!

 

    あれならどう考えてもルウェスの方が遥かに強いわ!!

 

    あんた達じゃルウェスにあっさり殺されるのがオチよ!!」

 

ラピス「お前...どこまで!!!!」

 

アクア「...プッ!!フフフフフフ!!!

 

    それはできない相談ね。」

 

と、きりんの言葉にアクアはあっさりと笑い飛ばし、一蹴した。

 

きりん「何がおかしいのよ!?こっちがせっかく!!」

 

アクア「アハハ...ごめんなさい。でも、ちょ~っと

 

    口が過ぎるんじゃないかな?お嬢ちゃん?

 

    私から言わせれば士気を乱している

 

    あなたの方が足手まといになりそうな気がするけど~?」

 

きりん「何ですって...それなら試してみる...?」

 

ゆな「きりんちゃん!!」

 

れいこ「いい加減にしなさい、きりん!!」

 

ことり「ここで争っても何の意味も...。」

 

アクア「いいのいいの!!ちょうど私も『コレ』の試運転を

 

    してみたかったから!!遠慮なくかかってきなさい!!」

 

と、アクアはそう言いながら『ミリカウォッチ』を

 

懐から取り出した。

 

マナ「ミリカウォッチだ!!」

 

アニエス「今、試すの?」

 

きりん「何か知らないけどそんな物で...

 

    それじゃあ、ここでは被害が出ちゃうから表に出ましょう!!

 

    私が勝ったらグラン・ゲインズには

 

    この戦いから身を引いてもらうわ!!

 

    良いわね?隊長さん!!」

 

アクア「ん~ちょっと違うかな?『あなた達全員』で

 

    かかってきなさいって言ったつもりだったんだけど?」

 

と、アクアはそう言いながらエクストリームプリキュアの

 

メンバー全員に向けて指をさした。

 

ことり「えっ?」

 

らんか「あたし達全員で...?」

 

れいこ「き...聞き間違いではないですよね?」

 

きりん「...上等じゃない!!バイキンショッカーの前に

 

    あたし達が引導を渡してやるわ!!リーダー!!行くわよ!!」

 

ゆな「ふ...ふええ...あの...いいんでしょうか?」

 

アクア「もちろんよ。それじゃあ、行きましょうか!!」

 

「パチン!!」「シュン!!」

 

と、アクアはそう言いながらゆな達と共に、

 

瞬間移動でその場から姿を消した。

 

ラピス「こうしちゃいられねえ!!あたし等も外に行くぜ!!」

 

アンズ「うん!!」

 

リータ「はい!!」

 

ナツ「俺達も行くぞ!!」

 

グレイ「おい待てよ!!」

 

ハッピー「ナツぅ~オイラも!!」

 

ルーシィ「なんか...すごい展開になっちゃったね。」

 

エルザ「ああ...お手並み拝見といこうか。」

 

海東「...良いのかい士?下手をしたら奴らと戦う前に...。」

 

士「まあ...確かにアクアがゆな達を統率できなければ

 

  何の意味もないからな...この判断は正解だろう。

 

  問題はあいつの実力だがな...俺もそこには興味がある。」

 

悟空「オラ、ワクワクしてきたぞ!!」

 

ベジータ「フン...俺達も行くか。」

 

トランクス「はい、父さん!!」

 

レイス「では我々も...ん?」

 

平家「どうしました?レイス殿。」

 

レイス「...すまないね。君達は先に行っていてくれ。」

 

ウイス「わかりました。行きましょうかビルス様。」

 

ビルス「早く来いよ!!」

 

と、グラン・ゲインズのメンバーや士たちも続いて表へと出て行った。

 

レイス「さてと...君か。何の用だい?」

 

バイエルン(通信)「一つ、知らせたい事がある。」

 

と、メンバーが外に出て行った後、

 

レイスがバイエルンと自信が持つノートを介して

 

通信を始めたのであった。そして...。

 

~ ドラグキャリアブリッジ ~

 

ルウェス「どうかな~君たち、アークダーマのお味は?」

 

バックベアード「す...素晴らしい!!」

 

プロトジコチュー「力がみなぎる...この力ならば!!」

 

ブル・ドーザ「あの弱者共を軽~く捻りつぶせますぞ!!」

 

ぬらりひょん(6期)「ありがとうございます姫様。

 

         これで妖怪の復権も夢ではありませんぞ。」

 

朱の盆「これで鬼太郎などあっという間に。」

 

玉藻前「ギタギタにできるわねえ!!」

 

鵺「まったくだぜ!!」

 

ベール「この力があれば...俺がナンバー1に!!」

 

マーモ「いや、いくら何でもそこまではないでしょう?」

 

イーラ「元々俺達は大して強くないんだからいい加減諦めろよ...。」

 

ツイストム「早く来い、グラン・ゲインズ共!!」

 

アグニカ「今度こそギタギタにしてやるゾ!!」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!」

 

シーサイド「......。」

 

ダーグス「どうした?シーサイド...調子でも悪いのか?」

 

シーサイド「いいえ...そうではありません。

 

      アークダーマを取り込んだのは

 

      初めてですので...緊張しているだけです。」

 

ダーグス「そうか...だが奴らとの戦いが始まれば

 

     そう言ってはいられなくなるぞ...覚悟を決めろ。

 

     (まあ...『俺』には必要ないものだがな。

 

     付き合ってやるとしよう...。

 

     これもばいきんまん様のご命令だ...。)」

 

シーサイド「はい...。(ですが、アルトとバイエルンには

 

      この程度の力では到底...ランギク様やネビュリア様がいれば

 

      大丈夫だとは思いますが...。)」」

 

ランギク「全員、アークダーマを取り込んだようだな。」

 

ネビュリア「まあ、妾達には遥かに及ばないとはいえ、

 

      グラン・ゲインズとかいうザコ共を

 

      相手にするには贅沢すぎるのう。」

 

ゴウズルー「テメエらいいか...確実に奴らを全員ぶっ殺すぞ!!

 

      しくじったらどうなってるかわかってるんだろうなあ!?」

 

ウォルフガング「は...はい!!」

 

カミーラ「も...もちろんですわゴウズルー様!!」

 

ヴィクター「承知しております!!」

 

ランギク「ゴウズルー!部下を勝手に粛正する事は

 

     ばいきんまん様から禁じられている事だ。

 

     不安にさせる様な事を言うな!!」

 

ゴウズルー「ああ!?どうせ『グラン・ゲインズ』とか言う

 

      奴等に負けたら死ぬんだ。変わりゃしねぇだろ!!」

 

ランギク「全く...。ああ、それとお前達に伝えておくことがある。」

 

プロトジコチュー「は、はい?」

 

バックベアード「な、何でしょうか?」

 

ランギク「そう怯えるな。この件が片付き次第、

 

     お前達全員を正式にバイキンショッカーに迎え入れる。

 

     そしてこの件で成果を上げた者にはアークダーマよりも

 

     遥かに強大な力を与え、最高幹部の地位と次元一つを

 

     支配する権利を成果をあげた者に与えるつもりだ」

 

朱の盆「うえ!?」

 

鵺「じ、次元を支配する権利!?」

 

黒坊主「ほ、本当でございますか!?」

 

ランギク「当然だ。私達の次元のぬらりひょん、バックベアード、

 

     プロトジコチューも与えられている権利だ。

 

     上手く成果を出せればお前達も

 

     次元を支配する帝王になれると言う事だ。

 

     無論、お前達の支配体制に指図を入れるつもりはない。

 

     好きに与えられた次元を支配するがいい。」

 

プロトジコチュー「わ、私が次元を支配する帝王に...。」

 

バックベアード「今度こそバックベアード帝国...

 

        いや、大帝国を築き上げる事が出来るぞ!!」

 

ヴォルフガング「やりましたね!バックベアード様!!」

 

ぬらりひょん「妖怪の天国を築き上げる事が

 

       出来ると言う事ですか...素晴らしい!!」

 

玉藻前「あたしが次元の帝王に...ウェヘヘヘ」

 

ブル・ドーザ「(な...何と言う待遇の良さ...。

 

        レグルス帝国軍よりこっちの方が断然いいのでは...

 

        嫌々!!いかんいかん!!吾輩は我らが栄光ある

 

        レグルス帝国軍に忠誠を誓った身!!

 

        これもレグルス帝国軍の栄光ある未来の為だ!!)」

 

それぞれが自分が次元を支配する姿を想像し、

 

手下達はニヤけ顔を浮かべていた。

 

イーラ「いや、結局下に使われる事に変わりはねぇんじゃ...」

 

ネビュリア「細かい事を気にするでない。ハゲるぞ。」

 

イーラ「ハゲねぇよ!!」

 

ルウェス「そんじゃみんな~、わかったところで、

 

     戦闘準備か~いし~!!」

 

一同「はっ!!」

 

ゴウズルー「テメエが仕切るんじゃねえよルウェス!!」

 

と、アークダーマを取り込んだ手下一同は

 

ルウェスの号令で戦闘準備を始めていった。一方、その頃...。

 

~ 青木ヶ原樹海 ~

 

アクア「さてさてさーて!!全員そろってるわね?」

 

ゆな「は...はい。」

 

ことり「あの...ほんとに良いんですか?」

 

らんか「あなたを甘く見ている訳ではないんですけど...。」

 

れいこ「いくら何でも無謀なのでは?」

 

アクア「いいからいいから!!それじゃまずルールだけど...

 

    ガチで戦うのはちょっとアレだから、

 

    制限時間内に一発でも私に当てられたらあなた達の勝ち、

 

    当てられなかったら私の勝ち...でどうかしら?」

 

ゆな「ふえ?」

 

きりん「あたし達全員を相手に一発...ですって!?」

 

ことり「あと...制限時間はどうするんですか?」

 

アクア「あなた達で決めていいわよ。」

 

ゆな「ふええ...みんな...どうしよっか?」

 

きりん「3秒あれば充分だわ!!」

 

れいこ「きりん、それは失礼ですよ...せめて1分はないと。」

 

らんか「そうよね~。」

 

アクア「それじゃ、5人いるから5分で良いわね!!」

 

ことり「えっ!?そ...それじゃあ...。」

 

れいこ「5分以内に誰かがあなたに一発でも当てれば

 

    私達の勝ち...という事ですか。」

 

アクア「そ 」

 

きりん「アンタ...舐めてるの!?

 

    さっきあたしが言ったこと、忘れてないでしょうね!?」」

 

アクア「あーら、もう勝った気でいるのかしら?

 

    もちろん忘れてないわよ。その代わり、

 

    私が勝ったら私の言う事をちゃーんと聞いてもらうわよ!!

 

    良いかな~?」

 

きりん「良いわよ...上等じゃない!!リーダー!変身よ!!」

 

ゆな「わ...わかったわ。エンジェ、お願い!!」

 

エンジェ「おう!!みんな...変身するジェ!!」

 

と、ゆながそう言うと、彼女達のお目付け役妖精である

 

『エンジェ』が姿を現した。

 

ほのか「エンジェ?」

 

六花「あれが彼女達の妖精...。」

 

ゆな・ことり・らんか・きりん・れいこ

 

『プリキュア!エクストリームパニッシュ!!』

 

「パアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、ゆな達が変身アイテム『エクストリームパクト』を

 

構えて叫ぶと神々しくて眩い光に包まれる。

 

するとゆなの姿がピンク色のロングツインテールで

 

瞳もピンク色になり背中にピンク色の神々しい翼がある

 

光輝くハートのティアラを頭に着けていてところどころに

 

ピンク色の装甲を身に着けた姿に、

 

ことりの姿がプリキュアのコスチュームは水色のサイドテールの髪型で

 

瞳は水色のままで背中に蒼色の神々しい翼がある。

 

頭に光輝くハートのティアラを着けていてコスチュームの所々に

 

水色の装甲を身に着けた姿に、

 

らんかの姿が黄緑色のファイブテールに瞳は鮮やかな緑色で

 

背中に緑色の神々しい翼がある。頭に光輝くハートの

 

ティアラを着けていてコスチュームの所々に

 

緑色の装甲を身に着けた姿に、

 

きりんの姿が黄金色のトリプルテールに黄色い瞳、

 

白く神々しい翼を背中に付けている。頭に特徴的な光輝く

 

ハートのティアラを着けていてコスチュームの所々に

 

白銀色の装甲を身に着けた姿に、

 

れいこの姿が紅色のキュアエースと同じ髪型のロングヘアーで

 

赤く綺麗な瞳、鳳凰をイメージした神々しい翼を背中に付けている。

 

頭に特徴的な光輝くハートのティアラを着けていて

 

コスチュームの所々に赤色の装甲を身に着けた姿に変化した。

 

キュアデスティニー「運命を切り開く極限の光!キュアデスティニー!!」

 

キュアインフィニティ「無限を超えし極限の力!キュアインフィニティ!!」

 

キュアエレメント「自然を守る極限の大地!キュアエレメント!!」

 

キュアゼウス「全能なる極限の神姫!キュアゼウス!!」

 

キュアフェニックス「永遠なる極限の炎鳥!キュアフェニックス!!」

 

キュアディスティニー・キュアインフィニティ・キュアエレメント

 

キュアゼウス・キュアフェニックス

 

『次元を護る極限の戦士!エクストリームプリキュア!!』

 

「ピカーーーーーーーーーーーン!!」

 

と、変身が完了すると、5人はポーズをとりながら

 

決め台詞を言うのであった。

 

ひかる「キラやば~☆!!」

 

光「変身が終わったみたいね。」

 

悟空「アイツら...身勝手の極意じゃなくてもスゲェ気だぞ!?」

 

ベジータ「く...くそったれが...。」

 

ディアンヌ「ア...アクアさん、大丈夫かな...?」

 

キング「わ...わからないよ...。」

 

メリオダス「まっ!!見てればわかるぜ!!」

 

キュアゼウス「さあ!!アンタも早く準備しなさいよ!!」

 

アクア「慌てない慌てない!!それじゃあ...」

 

「スッ...。」「ピカーーーーーーーーーーーン!!!」

 

ウォッチの音声「MIRIKA!!」

 

アクア「変身!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、アクアは、懐中時計を左手で持ち、発動させると、

 

そこから強力な魔力が溢れ出し、アクアを包み込んだ。

 

ナツ「な!?」

 

グレイ「何だよ...このとてつもない魔力は!?」

 

そして、魔力の光に包まれたアクアは、髪の色が金髪に変色し、

 

衣装も、これまでの白いワンピース型の軍服から、

 

青い魔導士のローブへと変化し、最後に、ロザリオの首飾りが

 

装着されて『ミリカ・ド・グランバニア』へと

 

強大な魔力を放ちながら姿を変えた!!

 

ミリカ「..........。」

 

海「あ...あれが!?」

 

泪「アクア...なのか?」

 

ウェンディ「す...凄い!!」

 

エルザ「この魔力...アクノロギアの比じゃないぞ!!」

 

ラピス「あったり前だ!!本当の姫姉さまだぜ!!」

 

と、ミリカの姿を初めてみたグラン・ゲインズの

 

メンバーは、一斉に驚愕の表情を見せた。

 

キュアインフィニティ「あ...あれが...。」

 

キュアエレメント「あの人の本当の力...。」

 

キュアフェニックス「それにこの魔力...これはまるで...。」

 

キュアゼウス「フーン...言うだけのことはあるみたいね。でも!!」

 

ミリカ「それじゃあ...始めましょうか!!」

 

キュアデスティニー「は...はい!!それじゃみんな...行くよ!!」

 

一同「了解!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、キュアデスティニーの号令でエクストリームプリキュア全員が

 

ミリカに向かって攻撃を仕掛けていった。

 

ひかる「ひょえ!?」

 

なぎさ「は...速い!!」

 

マナ「ミリカさん!!」

 

ミリカ「じゃあ、まずは小手調べっと!!

 

    時空魔法(ドライブアタック)!!重速力(アンチ・アクセル)!!」

 

「パアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!」

 

キュアディスティニー・キュアインフィニティ・キュアエレメント・

 

キュアゼウス・キュアフェニックス

 

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

 

「ヒューーーーーーーーー.........。」

 

と、ミリカが、時空魔法(ドライブアタック)重力速(アンチ・アクセル)を

 

放つと、エクストリームプリキュア全員の動きが、急激に遅くなった。

 

ナツ「んな!?」

 

Dボウイ「ど...どうなっているんだあれは。」」

 

バン「アイツらの動きが急に遅くなったぞ!!」

 

悟空「す...すげえ!!」

 

キュアインフィニティ「く...っ...な...な...に...こ...れ...。」

 

キュアエレメント「か...か...ら...だ...が...。」

 

キュアフェニックス「お...も...う...よ...う...に...。」

 

キュアゼウス「こ...こ...ん...な...も...の...。」

 

「ピシイイイイイイイイイイイイイッ!!!!!」

 

キュアデスティニー「あたし達には通じません!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

ミリカ「時空魔法(ドライブアタック)!!次元壁(ディメイションウォール)!!」

 

「バアアアアアアアアアアアア!!!」「ガキイイイイイイイイイイイイ!!!」

 

と、キュアデスティニー達は、そう言いながら

 

重速力(アンチ・アクセル)を自力で破ると

 

再びミリカへと向かっていった。

 

対するミリカもこうなる事を読んでいたのか、咄嗟に

 

時空魔法(ドライブアタック)次元壁(ディメイションウォール)を

 

発動させて、エクストリームプリキュア全員のパンチを弾き返した。

 

キュアゼウス「くっ...!?」

 

キュアインフィニティ「あんなバリアも張れるのね。」

 

ミリカ「ふう...危ない危ない。さすがじゃない、

 

    重力速(アンチ・アクセル)を自力で破るなんて。

 

    でも良かったわね~、3秒にしてなくて。

 

    もう2分経過したわよ?」

 

キュアゼウス「くっ...!?確かに少し甘く見ていたわね。

 

       でも、これならどうかしら!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「..........。」

 

と、キュアゼウスはそう言いながら身勝手の極意となった。

 

クリリン「で...出たーーーーーーーーーっ!!!!」

 

ピッコロ「身勝手の極意か!?」

 

ビルス「くっ...。」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「みんな!!何してるのよ、早く!!

 

              このままじゃ負けちゃうわよ!!」

 

キュアデスティニー「う...うん!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「........。」

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「........。」

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「........。」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「........。」

 

と、キュアゼウスに続いて、

 

キュアデスティニー達も身勝手の極意へと変化した。

 

バン「出やがったな...。」

 

零「くっ....。」

 

刻「おいおい...これはヤベエんじゃねえかさすがに。」

 

マーリン「このままでは...だがな。」

 

さくら「ミリカさん...。」

 

ミリカ「ふうん...。」

 

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

と、ミリカはそう言いながら、次元壁(ディメイションウォール)を解除した。

 

アニエス「えっ!?」

 

レジーナ「ちょ...ちょっと、何してるのよ!!」

 

ねこ娘「バリアを解いちゃったら的になるだけじゃない!!」

 

アンズ「姫姉さま!!」

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「どういうつもりなのかしら...。」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「怖気づいたってわけ?でももう遅いわ!!

 

              一撃浴びせてあげるから覚悟なさい!!」

 

ミリカ「チッチッチッ...ち・が・う・わ・よ!!神の力を自在に使えるのは

 

    あなた達だけじゃない、ここにもいるって事よ!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ミリカはそう言いながら更に魔力を高めると、

 

足元に巨大な魔法陣が出現し、そこから金色のオーラが

 

ミリカを包み込むと、髪や瞳の色が金色へと変色し、

 

神々しくて眩いドラゴン状の魔力を纏った状態へと変化した。

 

ミリカ(?)「........。」

 

エルザ「なっ......!?」

 

ナツ「何だああああああああああ!?」

 

ゴウセル「あの姿は...?」

 

メリオダス「ああ...あれがミリカ様の伝家の宝刀...

 

     『神龍変化(ドラゴニック・トランス)』さ!!」

 

と、メリオダスはメンバーに、ミリカの変化を

 

伝家の宝刀、『神龍変化(ドラゴニック・トランス)』だと解説した。

 

ベジータ「ド...神龍変化(ドラゴニック・トランス)だと!?」

 

悟空「す...すげえ!!」

 

ビルス「お...おいウイス...あの力はまさか!?」

 

ウイス「ええ...失われたはずの『古の神龍』の力ですね。

 

    まさかこんな所で拝めるとは夢にも思いませんでしたよ...。」

 

クリリン「えーっと...とんでもない力というのはわかるんですけど、

 

     身勝手の極意とはどう違うんですか?」

 

レイス「私から説明しよう!!」

 

平家「おや?レイス殿、遅かったですね。」

 

レイス「それはすまなかったね。身勝手の極意は

 

    いわば『限界を超えた神の力』を

 

    発動させる事で神の領域へと踏み込ませるものだが、

 

    今、ミリカ君が発動させている

 

   『神龍変化(ドラゴニック・トランス)』は

 

    自身を『神そのもの』へと変化させる大魔力さ。」

 

ララ「およよ~~~~~!?」

 

シャナ「神...そのものになるの!?」

 

悠二「そんな事が...。」

 

アラストール「確かに...あの娘が放つ力は最早、人間の物ではない。」

 

ウイス「はい。ですので、習得の難易度は身勝手の極意よりも

 

    遥かに困難とされているのですよ。何せ、大神官様ですら

 

    習得できなかった代物ですからねえ。

 

    そう言えば、大昔に『2人』だけあれを極めた者が出現した

 

    という噂を耳にしたことがありましたが...その内の1人が

 

    まさかミリカさんだったとは...。」

 

ビルス「だが一体なぜ...あんな小娘が

 

    神龍変化(ドラゴニック・トランス)を...。

 

    メリオダス、お前何か知っているのか?」

 

メリオダス「さあな。俺もよくは知らねえんだけど、

 

      何せミリカはグランバニア王家の歴史の中でも

 

      何万年に1度の超天才魔導士らしいからな!!

 

      習得できても何らおかしくはないと思うぜ!!」

 

クレフ「な...何万年に1度の超天才魔導士...。」

 

ランティス「想像がつかないな...。」

 

ノヴァ「そ...そうだね。」

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「す...凄い!!」

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「デスティニー...感心してる

 

                  時間はないわよ!!」

 

ミリカ(神龍変化)「さあ...いらっしゃい!!」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「言われるまでもないわ!!」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「あっ、ゼウス待ちなさい!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、キュアゼウスに続いて、エクストリームプリキュア全員が

 

ミリカへと再度、攻撃を仕掛けていくが...。

 

ミリカ(神龍変化)「...神龍領域(ドラゴニック・バースト)!!」

 

「キイイイイイイイイイーーーーーーーーン!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドド......!!!!!!」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「えっ!!!!!!?」

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「な...何よこれ~~~!!!?」

 

と、ミリカは神龍領域(ドラゴニック・バースト)を発動させると、

 

金色の強大な魔力のオーラが辺り一帯に広がり、

 

エクストリームプリキュア全員の攻撃を完全に防ぎ、動きを封じた。

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「こ...こんなもので...ハアアアアアアア!!!!」

 

「バリリリリリリリリリリリリーーーーーーッ!!!!」

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「きゃあああああ!!!?」

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「ち...力が...。」

 

と、キュアゼウスはパワーを高めて神龍領域(ドラゴニック・バースト)を

 

破ろうとするが、パワーが逆流して

 

エクストリームプリキュア全員がダメージを受けた。

 

ミリカ(神龍変化)「はい!ご苦労様!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「きゃあああああああ!!!!」

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「くうううううううう!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオン!!!!」

 

と、ミリカはそう言いながら魔力を放出すると、

 

エクストリームプリキュア全員を吹き飛ばした。

 

そして、身勝手の極意が強制解除された。

 

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

キュアインフィニティ「ううう...。」

 

キュアフェニックス「くうう...。」

 

トランクス「し...信じられない...。」

 

マイ「あんなに強い子達を手玉に取るなんて...。」

 

ラピス「さっすが姫姉さま!!ヤバすぎだぜ!!」

 

キュアデスティニー「み...みんな...あの人、凄いよね...。」

 

キュアインフィニティ「「う...うん。」

 

キュアエレメント「そうだね...。」

 

キュアフェニックス「い...一発を当てるのがこんなに難しいなんて...。」

 

キュアゼウス「こ...こんなの...私は認めないわよ!!

 

       いでよ...ゼウスランス!!」

 

「キイイイイイイイイイーーーーーーーン!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

と、キュアゼウスは負けん気で何とか立ち上がると、

 

『ゼウスランス』と呼ばれる武器を召喚すると、

 

パワーを極限までに高めて、必殺技の発射態勢をとる。

 

なぎさ「ええええええええっ!!!!!?」

 

真琴「な...何!?この力は!!」

 

キュアデスティニー「ちょ...ちょっとゼウス!!」

 

キュアインフィニティ「それって、ガチな奴じゃない!!」

 

キュアフェニックス「このあたりを吹き飛ばすつもりですか!?」

 

と、キュアゼウスが必殺技を放つ為に放出したパワーに

 

驚愕の表情を見せるグラン・ゲインズと

 

エクストリームプリキュアのメンバー達。すると...

 

ミリカ(神龍変化)「いいわよ。受けて立つわ!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

と、対するミリカも魔力を最大限に高めると、

 

強大な電撃を纏った龍のカギ爪のようなオーラが出現した。

 

ホーク「ぷぎいいいいいいいいいいい!!!?何だありゃあ!!」

 

ウェンディ「ド...滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)の魔力とは

 

      比べ物になりません...!!!」

 

ナツ「む...無茶苦茶だぜまったく...。」

 

マーリン「まさか...これほどとはな。」

 

キュアゼウス「プリキュア!デウスハート・ボルテッカーーーーーッ!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、キュアゼウスはそう言いながら、ゼウスランスに浄化の神の光を

 

極大収束した巨大な黄金のハート出現させ、超絶的な速度で

 

黄金ハートのエネルギー弾を無数に放った。すると...

 

ミリカ(神龍変化)「殲滅魔法(ファイナル・アタック)...

 

         神龍爪撃(ドラゴニック・フィンガー)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

「バリイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!!」

 

キュアゼウス「な...何ですって!!!!!!!!?」

 

と、対するミリカも

 

殲滅魔法(ファイナル・アタック)神龍爪撃(ドラゴニック・フィンガー)を

 

放った。すると、プリキュア・デウスハート・ボルテッカーを

 

一瞬で粉砕し、そのままキュアゼウスへと向かって行った。

 

キュアゼウス「あ...あ...そ...そんな...。」

 

キュアインフィニティ「ゼウス...!!」

 

キュアエレメント「逃げてーーーーーーっ!!!」

 

ミリカ(神龍変化)「残念だったわね...これで終わりよ!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

キュアデスティニー「や...やめてーーーーーーっ!!!!」

 

と、キュアゼウスに神龍爪撃(ドラゴニック・フィンガー)が

 

直撃しようとしたその時...。

 

ミリカ(神龍変化)「...なーんてね!!」「パチン!!」

 

「パアアアアアアアアアア...!!!」「シューーーーーーーン...。」

 

キュアゼウス「あ.....。」「ヘタッ...。」

 

と、ミリカはそう言いながら指を鳴らすと、

 

神龍爪撃(ドラゴニック・フィンガー)を寸での所で消滅させた。

 

すると、キュアゼウスは完全に戦意を喪失し、

 

膝から崩れ落ちた。そして...

 

ウイス「は~いみなさ~ん!!5分が経ちましたよ~!!

 

    試合終了で~す!!」

 

ケロベロス「あっ、ホンマや!!」

 

小狼「という事は...。」

 

さくら「ミリカさんの...。」

 

ラピス「姫姉さまの勝ちだ!!」

 

一同「やったーーーーーーっ!!!」

 

と、ミリカが勝利すると、グラン・ゲインズのメンバー達は

 

一斉に歓喜の声をあげた。

 

キュアインフィニティ「....負けちゃったね。」

 

キュアエレメント「でも...何かスッキリした!!」

 

キュアフェニックス「これでゼウスも納得するでしょう。」

 

キュアデスティニー「うん!!」

 

キュアゼウス「......。」

 

ミリカ「大丈夫?」「スッ...。」

 

とそういいながらミリカがキュアゼウスの傍に

 

行くと、スッと手を差し伸べる。

 

キュアゼウス「ど...どうして...?

 

       あたし...あなた達にひどい事をあんなに言ったのに...?」

 

なぎさ「そんなことないよ!!」

 

ほのか「本当に世界の事を真剣に考えての言葉だったんでしょ?」

 

ひかる「あたしたちの事が嫌いで言ったんじゃないって

 

    みんなわかってるよ!!」

 

と、そこへプリキュアのメンバー達もやってきた。

 

キュアゼウス「みんな...あたしを許してくれるの?」

 

えれな「許すも許さないも...。」

 

まどか「わたくし達は最初からあなた達を受け入れていますわ!!」

 

ララ「そうルン!!」

 

六花「だから...一緒に戦いましょう!!」

 

亜久里「そうですわ!!」

 

キュアゼウス「で...でも...ばいきんまんの事は...。」

 

ミリカ「その時はその時よ。仮にあなた達だけで戦ったって

 

    この次元に、ばいきんまんがやってこないという

 

    保証はどこにもないんだし。それに...

 

    戦わなきゃ世界は取り戻せない...でしょ?」

 

キュアインフィニティ「ミリカさんの言う通りよ。」

 

キュアデスティニー「だから、ゼウスがそんなに思い詰めることは

 

          無いんだよ!!」

 

マナ「あたし達と一緒に第3世界を取り戻す

 

   お手伝いをしてもらえないかな?きりんちゃん!!」

 

キュアゼウス「う...うん...ううう...うわあああああああん!!!!!!

 

       みんな...ごめんなさい...ごめんなさい!!」

 

と、キュアゼウスはみんなの言葉に今まで抱えていた思いが

 

一気にあふれ出すと、ミリカに抱き着いて号泣し始めた。

 

ミリカ「これからよろしくね...キュアゼウス。

 

    そしてエクストリームプリキュアのみんな!!」

 

キュアゼウス「は...はい...!!」

 

キュアデスティニー「こちらこそ...よろしくお願いします!!」

 

悟空「へへ...!!」

 

ベジータ「フン...!!」

 

ナツ「まっ、終わりよけりゃあ全てよし...だな!!」

 

ルーシィ「そうだね...!!」「グスッ...。」

 

グレイ「ああ!!」

 

ハッピー「うわーい!!」

 

ウイス「ん~見応えがありましたねえビルス様!!」

 

ビルス「あ...ああ、そうだな。」

 

レイス「おや?冷や汗でもかいているのかい?ビルス君。」

 

ビルス「そ...そんな訳があるか!!」

 

と、ビルスはレイスに冷や汗をかいていることを

 

指摘をされたが、顔を真っ赤にしながら即座に否定した。

 

ミリカ「それじゃみんな...戻りましょうか!!」

 

一同「了解!!」

 

と、ミリカの呼びかけでメンバーは基地へと戻っていった。

 

そしてその様子を士と海東が木陰で見つめていた。

 

海東「...ちょっと意外な結末だったね。」

 

士「やるじゃないか、女隊長。

 

  だが、こうなったら賭けてみるか...あいつらに。」

 

海東「なら士...これを君に渡しておこう。」

 

と、海東は士に1枚のライダーカードを手渡した。

 

士「?何だこのカードは...見たことがないライダーだな。」

 

海東「ジェネシスからのプレゼントさ。何でも...

 

  『新時代のライダー』の力らしいよ。」

 

士「新時代のライダーだと?いいだろう...

 

  ありがたく使わせてもらおうか。

 

  俺達も戻るぞ、海東。」

 

海東「ああ...士!!」

 

と、士と海東もメンバーの後に続いて

 

基地へと戻っていくのであった。そして翌日...。

 

~ ドラグキャリア艦板 ~

 

クロットレイ軍団「クロットレイ!!」

 

キングゴブリン軍団「ウケケケケケケケ!!」

 

メガドラグーン軍団「グオオオオオオオオ!!」

 

ギガバグザー軍団「ギギギギギギギギギ!!」

 

ぺダ二ウムゼットン軍団「ゼット~ン!!」

 

ルウェス「ん~いいじゃんいいじゃん!!この眺め!!

 

     あ~あ...早くアイツら来ないかなあ~♪

 

     絶対驚くだろうね~!!」

 

と、戦闘配置についた増援部隊を眺めたルウェスは

 

ご満悦な表情をしながらグラン・ゲインズが

 

やってくるのを待っていた。

 

ネビュリア「嬉しそうじゃのうルウェス。其方が嬉しいと妾も嬉しいぞ♪」

 

「シュン!!シュン!!」

 

バイエルン「ネビュリア殿...それは私とて同じ気持ちであります。」

 

アルト「僕はどうでもいいんだがな。」

 

と、そこへバイエルンとアルトが姿を現した。

 

ルウェス「あっ、バイエル~ン 」

 

「ギロッ!!」

 

ネビュリア「お主等...何の用じゃ!?」

 

アルト「そう睨むなよ。一つ報告があるだけさ。」

 

ランギク「報告だと?何だ?」

 

バイエルン「もうじきグラン・ゲインズがここへ到着するそうです。

 

      後...『仮面ライダーディエンド』と

 

      『エクストリームプリキュア』なるもの達が

 

      奴らの援軍として加わった様です。」

 

ゴウズルー「何だと!?」

 

アンチノン「ほう...それはそれは。」

 

パンツァード「スコシヤッカイダナ」

 

ルウェス「え~...アイツらが来たの?」

 

ネビュリア「何じゃ...あ奴等が来たのか...問題ないわ。

 

      妾は奴等如き、まとめて相手にして叩きのめした事がある。

 

      所で...そんな情報どこで仕入れてきた?まさか...。」

 

シーサイド「バイエルン殿...それはひょっとして、

 

      神官レイスなる者からの情報ですか?」

 

バイエルン「その通リです。あの者とは良き利害関係にありますがゆえ。」

 

シーサイド「!!!!!!!?」

 

アグニカ「ゾゾゾゾゾ!?」

 

ツイストム「何だと貴様!?まさかまだ奴らと通じているというのか!?」

 

アルト「何か問題があるか?今、お前達にとっても

 

    有力な情報を与えてやっただろう?」

 

ゴウズルー「あん!?テメエ...食い殺されてえのか!?」

 

ランギク「止めろ。ここで言い争っても何の意味もない。」

 

ルウェス「そ...そうだよ!!バイエルンも僕らの事を思って!!」

 

ネビュリア「ルウェスよ...少し静かにしておれ。」

 

ルウェス「ネ...ネビュリア...。」

 

ランギク「アルトにバイエルンよ...よく聞け。

 

     この際だ。例えお前達がグラン・ゲインズや

 

     『奴ら』と繋がっていようが、

 

     今更、とやかく言うつもりはない。」

 

ルウェス「...『奴ら』?」

 

ネビュリア「ルウェスよ...お主が気にする必要はないぞ。」

 

ルウェス「う...うん...。」

 

と、ルウェスはそう言いながらバイエルンを心配そうな目線で見つめる。

 

アルト「ほう?随分と寛大な事だな。そこまでわかっていながら

 

    何故、僕らを放っておく?」

 

ランギク「お前達にはまだ利用価値がある。

 

     このまま消すには惜しいと思っただけだ。

 

     その代わり...お前達に一つ指令を出す。」

 

バイエルン「指令...ですか?」

 

アルト「何だ?グラン・ゲインズの連中と戦えとでも言うつもりか?」

 

ランギク「いや違う、それは我々の仕事だ。お前達には...

 

     次元の王候補(ディオケイター)ラグナを消してもらおう!!」

 

バイエルン「!!!!!!!!!?」

 

アルト「何...?」

 

ルウェス「え...?」

 

と、ランギクはアルトとバイエルンに進之介の抹殺を命じた。

 

ネビュリア「それは良い考えじゃのう!!手塩にかけた我が子同然の者を

 

      自らの手で仕留める...これ以上の命令はあるまいて!!」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!まったくもってその通リじゃワイ!!」

 

ルウェス「ちょ...ちょっとランギク!!ラグナは僕の獲物なんだよ!?

 

     寄りによってバイエルンにそんな事をさせるなんて!!」

 

ランギク「黙っていろルウェス!!」

 

「キッ!!」

 

ルウェス「!!!!!?ラ...ランギクゥ~...。」

 

と、ルウェスが止めようとするが、ランギクは睨みを効かせて制止する。

 

バイエルン「........。」

 

アルト「..........。」

 

ネビュリア「フフフ...どうじゃ?

 

      まあ、お主等でもさすがに躊躇するかのう...じゃが!!」

 

ランギク「まあ、無理もなかろう...だが、お前達が我らに爪の垢ほどでも

 

     忠誠心があるのならば...このぐらいはやってみせよ!!」

 

バイエルン「...フフフ、そんな事でよろしいのですか?

 

      ならばお安い御用ですよ、ランギク殿。」

 

アルト「躊躇だと?いいや、むしろ大歓迎さ。僕はあの失敗作を

 

    消したくて消したくてウズウズしてるんだよ!!」

 

アンチノン「何ですと?」

 

パンツァード「ドウイウコトダ?」

 

ネビュリア「なっ...お主等...本気で言っておるのか!?」

 

ランギク「あの者はお前達にとって必要な存在なのだろう!?

 

     何故、そう簡単にそのような事を!!」

 

バイエルン「必要な存在...ですか。確かにそうですが、

 

      桑田進之介が我々に簡単に消されるような小物ならば...

 

     『不必要』になりますがゆえ。」

 

アルト「僕はアイツに恨みがあるからな..丁度いい機会さ!!

 

    バイエルン...良いよな?」

 

バイエルン「無論だ。ではランギク殿...桑田進之介...

 

      次元の王候補(ディオケイター)ラグナの抹殺...

 

      確かに我々二人が承りました。」

 

ランギク「あ...ああ...そうか...よろしく頼むぞ...。」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

アルト「クックックッ...アーーーーーーーッハッハッハッ!!!

 

    この時をどれ程待ち望んでいたか!!

 

    さあ...早く来い、失敗作!!僕の手で確実に消してやる!!」

 

と、アルトは残忍な表情で凄まじい闘圧と殺気を放ちながらそう言った。

 

ルウェス「ク...クソアルト...?」

 

ゴウズルー「アア...?」

 

アンチノン「これは...?」

 

パンツァード「スゴイサッキダ。」

 

ネビュリア「...(な...何じゃコヤツらは...?

 

      考えてる事がまるでわからん...。)」

 

ランギク「...(得体が知れないにも程があるな。

 

     やはりこの者達は危険だ...。

 

     この件が終わったら、確実に始末しなければ...!!)」

 

ダーグス「...(フン、面白くなってきたな。これはひょっとしたら

 

     『あの方』の出番もあるか?まあ、その方が奴等の絶望を

 

      より深く楽しめると言う物だがな...精々奴等の絶望しながら

 

      死んでいく様を楽しませて貰うとしよう...ククククク...!!)」

 

と、バイエルンやアルトのあまりの変貌ぶりに

 

ランギク達は、呆気にとられながらも、

 

更に警戒心を強めるのであった。そして...

 

~ アルテミスブリッジ ~

 

アクア「みんな...準備はいいかしら?」

 

きりん「はい!!姫姉さま!!」

 

ラピス「はあ!?お前、どうしたんだよいきなり。」

 

ゆな「きりんちゃん...アクアさんに

 

   すっかり懐いちゃったみたい。」

 

ねこ娘「あの子もツンデレだったって訳ね。」

 

マナ「アハハ...まるで初めて会った頃のまこぴーみたい。」

 

真琴「ちょ...ちょっとマナ、あたしの方がまだ素直だったわよ!!」

 

ケロベロス「...ホンマかいな?」

 

さくら「ケロちゃん!!」

 

鬼太郎「いよいよ決戦か...みんな、油断せずに行こう!!」

 

ナツメ「はい!!」

 

Dボウイ「ああ。」

 

悟空「へへ...どんな強え奴がいるんかな。

 

   オラ、ワクワクしてきたぞ!!」

 

ベジータ「フン...貴様に抜け駆けはさせんぞ、カカロット!!」

 

ナツ「ぜってえにアイツらをぶっ飛ばしてギルドに帰るぞみんな!!」

 

グレイ「おう!!」

 

ルーシィ「うん!」

 

エルザ「当然だ!!」

 

ウェンディ「はい、ナツさん!!」

 

バン「燃えてんなアイツら。」

 

キング「オイラ達も負けてられないね!!」

 

ディアンヌ「うん!!」

 

ナツ「それなら...お前らも一緒にやるか?」

 

ゴウセル「ん?まさかアレをか?」

 

エスカノール(普通)「わ...私もでしょうか?」

 

マーリン「よいではないか。たまにはこういうのも悪くない。」

 

メリオダス「イッシッシッ!!そうだな!!」

 

ナツ「そんじゃみんな行くぜ!!」

 

メリオダス・バン・キング・ディアンヌ・ゴウセル・マーリン・エスカノール

 

ナツ・グレイ・ルーシィ・エルザ・ウェンディ「燃えてきたぞ!!!!!!!!!!」

 

と、ナツの決め台詞である「燃えてきたぞ!!!」が

 

フェアリーテイルと七つの大罪のメンバーによりコラボされた瞬間であった。

 

エリザベス「メリオダス様...ナツ様...みなさん!!」

 

ホーク「その意気だぜ、ブタ野郎共!!」

 

ハッピー「あい!!」

 

マサト「........。」

 

美香「マサト君...みんなを信じましょう。必ず天滅槍(ゼロライド)を...

 

   世界を取り戻してくれる事を!!」

 

沖原「我々にできるのは、グラン・ゲインズの勝利を祈る事だ。」

 

マサト「美香...沖原さん...そうですね。僕もみんなを信じます!!」

 

士「女隊長...ちょっといいか?」

 

アクア「士さん...何ですか?」

 

士「お前、昨日の勝負でウォッチの魔力を

 

  だいぶ使っただろ?問題はないのか?」

 

アクア「問題ないといえばウソになりますけど...

 

    まだミリカになる事は可能です。

 

    でも、昨日ほどの魔力はもう引き出せないとは思いますから、

 

    みんなやエクストリームプリキュアの子たちに

 

    カバーしてもらいながら戦い抜いてみせます!!」

 

士「それならいい。だが、お前がミリカになれなくなったら、

 

  本当に勝機はなくなってしまうからな。

 

  それだけは覚えておけ。」

 

アクア「ありがとう士さん。覚えておくわ!!」

 

レイス「...(昨日のバイエルン君の話が気になるところだが...

 

    みんなには話さないほうがよさそうだね。)」

 

ウイス「おや?どうしましたレイスさん?」

 

ビルス「お前こそ冷や汗をかいているんじゃないのか?」

 

レイス「いや...何でもないよ。ではミリカ君、乗り込もうじゃないか!!」

 

アクア「それじゃまなちゃん、お願いね!!」

 

犬山まな「はい!!それでは...次元転移システム、起動!!」

 

「ブウーーーーーーーーーーーーーーン...。」

 

と、まなが号令をかけると、アルテミスの前方に

 

巨大なゲートが出現した。

 

犬山まな「システムオールグリーン...いつでも行けます!!」

 

マナ「今度こそあの人達を倒して、第3世界を取り戻して見せる!!」

 

アクア「ええ!!例えシンがいなくても...アルテミス発進!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオ!!!!!」「シューーーーーーーーン...。」

 

と、アクアの号令でアルテミスはゲートを通過し、

 

第3世界改め悪邪界へと向かっていくのであった。

 

 

 

 

レイス「かくして、グラン・ゲインズとエクストリームプリキュアは

 

    ミリカ君の尽力で、どうにかチームとして一つとなり、

 

    第3世界改め悪邪界へと旅立っていくのであった。

 

    果たして、グラン・ゲインズを待ち受けているものとは...。

 

    一方、バイキンショッカー最高幹部であるランギク君は

 

    我が主、桑田進之介を警戒してか、アルト君とバイエルン君に

 

    彼を抹殺するように指令を出すのであった。

 

    だが、この事がランギク君達にとって、

 

    思いもよらぬ大誤算を引き起こすのだが...

 

    それはしばらく後の話で語られるでしょう。

 

    それではみなさん、また次回も...刮目せよ!!」

 

 

第10話 ~ 大勝負!!エクストリームプリキュアVS最強魔導士 ~ (完)

 

・オリジナル設定

 

【 ミリカ・ド・グランバニア (アクア・マーキュリー変身ver2 )】

 

アクアがグランバニア王国の秘宝『宝玉ラファエル』の力により

 

魔力が戻った『ミリカウォッチ』を発動させて変身した姿。

 

ラファエルの力で戻したウォッチにアクアが更に魔力を挿入した為、

 

全盛期の7~8割程までに魔力が戻り、伝家の宝刀である

 

『神龍変化(ドラゴニック・トランス)』を発動できるまでになった。

 

グラン・ゲインズのメンバーとの一悶着を抑える為に

 

エクストリームプリキュアと勝負することになり、

 

見事、勝利を収めるが、代わりにウォッチの魔力を

 

大半消費してしまった為、ミリカにはまだ変身できるものの、

 

引き出せる魔力が全盛期の半分以下になってしまい、

 

『神龍変化(ドラゴニック・トランス)』も

 

発動できなくなった。しかし、それでも

 

トランプ共和国編でガランとメラスキュラと

 

戦った時よりは上である。

 

 

 

【 神龍変化(ドラゴニック・トランス) 】

 

ミリカが遥か太古に存在したとされる伝説の『古の神龍』の

 

強大な魔力を発動させた姿。発動させれば

 

金色のドラゴン状の魔力を纏って

 

髪や瞳の色も金色へと変色し、人間の魔力を

 

遥かに超えて、いわば『神そのもの』となり、そのオーラは

 

破壊神の力や『身勝手の極意』を始めとする他の神々の力をも

 

寄せ付けないほどである。また、術者の身体能力や魔力も

 

極限までに上昇し、人間や並みの神レベルでは

 

その魔力を一切、感知できなくなる。

 

ちなみに『古の神龍』の力は

 

ドラゴンボール超の『超神龍』をも凌駕する為、

 

この形態の習得には身勝手の極意よりも遥かに

 

困難とされており、あの『大神官』をもってしても

 

習得することは叶わなかった。

 

長い次元の歴史上でも習得できたのはたった2人で、

 

その内の1人がミリカである。(もう1人は現時点で不明。)

 

しかし、3000年前の全盛期のミリカがこの形態をもってしても、

 

『次元の王』の力の前にはまったく歯が立たなかった。

 




第10話終了です。


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第11話 ~ 始まりの光 ~

特別編第11話です。


~ ギガントサイキンブリッジ ~

 

ブリッジの中ではネビュリアとランギクが

 

アルトとバイエルンについて話し合っていた。

 

ネビュリア「全く何なんじゃあやつらは...

 

      何を考えているのか全く分からん!!

 

      グラン・ゲインズを助けようとしたのは

 

      あの次元の王候補(ディオケイター)・ラグナを

 

      消されたら困るからではなかったのか!?」

 

ランギク「破壊剣(ラグナロク)さえあれば幾らでも再起は可能...

 

     と言う事を意味しているのかも知れんな...。」

 

ネビュリア「どうあっても破壊剣(ラグナロク)を渡したくないのならば

 

      最初から妾達に接触などしなければよかろう!

 

      こんなリスクを冒す必要があるのか!?」

 

ランギク「全くだ...。『グラン・ゲインズ』如き等より

 

     奴らの方が遥かに厄介だ。ばいきんまん様が

 

     お越しになる前に始末したいが...。」

 

ネビュリア「そうじゃのう...しかし奴等は得体が知れなすぎる...。

 

      ばいきんまん様がお越しになるまで待った方が

 

      よいのではないか?」

 

ランギク「そうだな...。(しかし…なんだこの妙な胸騒ぎは?

 

     奴らのあの殺気からは本気の

 

     次元の王候補(ディオケイター)・ラグナへの殺意を感じた。

 

     恐らく間違いなく奴を手にかけるはずだ...。

 

     だが...この妙な胸騒ぎは何なのだ?

 

     まるで奴を始末すれば取り返しのつかない様な間違いが

 

     起こるかの様な...いや、まさかな)」

 

ランギクはあのアルトとバイエルンの様子から

 

進之助を手にかければ取り返しのつかない事が起こるのではないかと

 

一瞬危惧するが、そんな事がある筈はないは首を振った。

 

?「どうされました?お二方...気分が優れないご様子ですが?」

 

ネビュリア・ランギク「!!!!!!!!!?」

 

ネビュリアとランギクは急に声をかけられ、

 

驚いて後ろを振り返るとそこにはダーグスがいた。

 

ランギク「ダーグス!?(馬鹿な…奴の気配など何も感じなかったぞ!?)」

 

ネビュリア「お主...何時からそこにおった!?」

 

ダーグス「今来たばかりですが...それが何か?」

 

ランギク「...いつからそこまで気配を消すのが上手くなった?」

 

ダーグス「さあ?アークダーマを取り込んだ影響ではないかと思いますが?」

 

ネビュリア「アークダーマを取り込んだ位で其処までになれる訳なかろう!!

 

      いくらお主が五龍将最強だからと言って!!」

 

ダーグス「まあまあ...別に宜しいではありませんかその様な事は。

 

     そんな事よりランギク様。随分とご気分が優れないようですが...

 

     何か不安な事でも?」

 

ランギク「別に何でもない...!!」

 

ダーグス「別に心配するような事などありますまい...。

 

     我らが『グラン・ゲインズ』如きに敗北するなどあり得ぬ事...。

 

     それに万が一の時は『あの方』が動かれる事になっているのでしょう?」

 

ランギク「!!!貴様...どうしてその事を貴様が知っている!?

 

     その事は私しかばいきんまん様からは聞かされていない筈だ!!」

 

ランギクは何故ばいきんまんから自分しか聞かされていない事を

 

ダーグスが知っているのかと問い詰める。

 

ダーグス「私の立場は少々ドルドラムの中では特殊でございましてな。

 

     色々とばいきんまん様から別件を命じられる事もありますので。」

 

ネビュリア「『あの方』?ランギクよ...一体何の話じゃ?」

 

ランギク「...実はばいきんまん様はすでにこの次元に

 

    『側近クラス』の方を派遣されているらしいのだ。

 

     それもルウェスがこの次元に来たのと同時期にな...。」

 

ネビュリア「何じゃと!?ならばなぜその方は

 

      お姿をお見せにならんのだ!?」

 

ランギク「さあ...何でもばいきんまん様が

 

    『その事をルウェスちゃんに知られたらルウェスちゃんに嫌われる!!』

 

     とか仰っていたが...。」

 

ネビュリア「何じゃその理由は?全くあの方は相変わらず…」

 

ダーグス「まあ、とにかく何も心配する事はございません。

 

     ああ、それと...この事はくれぐれも姫様にはご内密にお願いします。

 

     ばいきんまん様のご命令ですので。」

 

ランギク「あ...ああ...。(こいつは一体...?)」

 

ランギクがダーグスの事を疑問に思っていると

 

一人のクロットレイがブリッジに入ってきた。

 

クロットレイ「クロットレイ!」

 

ランギク「どうした?」

 

クロットレイ「クロットレイ!クロットレイ!!」

 

ネビュリア「何?空間の歪みを遠くで感知したじゃと?」

 

ランギク「どうやら奴らが来たようだな...。」

 

ランギクはグラン・ゲインズがこちらに向かっている事を理解した。

 

ダーグス「どうやら奴等が来たようですな。

 

     では...私もすぐに姫様の元に戻りますので。」

 

ランギク「...ああ、分かった」

 

ダーグス「とにかく...お二方は何も心配する事はありません。

 

     最後に笑うのは我らに間違いないのですから...。」

 

ネビュリア「なんでも良いから早うルウェスの元に戻れ!」

 

ダーグス「ではお二方...後程(そう...お前達は何も心配する必要はない。

 

     いざとなれば『あの方』が全てを終わらせてくれるからな...。

 

     クククク...!!)」

 

ダーグスはそう言うと瞬間移動でその場から消えた。

 

ネビュリア「何なんじゃあ奴は...。」

 

ランギク「まあいい。そんな事よりこちらも準備するぞ。

 

    (奴の事は気になるが...今はそんな事を

 

     言っている場合ではないな。)」

 

ネビュリア「そうじゃのう...。さて、あ奴ら

 

      降伏してくれればよいが...。」

 

ランギク「十中八九ないだろうな...。」

 

ネビュリア「今までスーパーヒーロー気取りが

 

      降伏した事なんぞ殆どないからのう...。」

 

ランギク「とりあえず準備だけはするぞ。」

 

と、ランギクとネビュリアは『グラン・ゲインズ』を

 

迎え撃つ最後の準備を始めた。そして...

 

~ アルテミスブリッジ ~

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

犬山まな「アルテミス、第3世界に転移完了しました!!って...何これ!!!?」

 

アクア「!!!!!!!!!!!?」

 

マナ「そ...そんな...。」

 

鬼太郎「こ...ここが...?」

 

さくら「わたし達の...世界...?」

 

~ アルテミスブリッジモニター ~

 

クロットレイ軍団「クロットレイ!!」

 

キングゴブリン軍団「ウケケケケケケケ!!」

 

メガドラグーン軍団「グオオオオオオオオ!!」

 

ギガバグザー軍団「ギギギギギギギギギ!!」

 

ぺダ二ウムゼットン軍団「ゼット~ン!!」

 

と、第3世界に到着したグラン・ゲインズのメンバーは、

 

ルウェスが作り出した悪邪界へのあまりの変貌ぶりと、

 

バイキンショッカーが送り込んだ増援部隊が

 

群がる光景をモニターで確認し、一様に愕然としていた。

 

砂かけ婆「それに何じゃ、この化け物共は!?」

 

ラピス「何をどうすれば、こんな有様になるんだよ!!」

 

なぎさ「ありえない...。」

 

海東「あの怪物達はおそらく、バイキンショッカーの増援だろうね。

 

   ただ、本隊ではないみたいだけど。」

 

ねこ娘「まな...ここが第3世界で間違いないのよね?」

 

犬山まな「う...うん。座標も一致してるし...間違いないと思う...

 

     あたしも信じたくないけど...。」

 

アニエス「そ...そんな...。」

 

アデル「くっ...!?おのれ...。」

 

零「門矢士...この世界の変貌ぶりもルウェスの仕業なのか?」

 

士「いや...さすがの奴でもここまでの真似はできなかったはずだ。

 

  まあ、訳がわからん連中なのは変わりないがな。」

 

メリオダス「多分、あの二人が絡んでるんじゃねえのか?」

 

マーリン「次元の監視者(ダイダロス・アイ)か...

 

     確かにあの二人ならば、こんな芸当ができても

 

     おかしくはないな。」

 

真琴「何考えてるのよ!あいつらは!!」

 

ありす「あの人達...本気でわたくし達と

 

    敵対するつもりなのでしょうか...?」

 

レイス「どうやら、それも覚悟しておいた方がよさそうだね。

 

    私も先程から妙な胸騒ぎがするんだ。」

 

さくら「レイスさん...。」

 

ディアンヌ「そ...そんな...。」

 

ゴウセル「そうなれば、相当厄介だな。」

 

マナ「でも...相手が誰であろうと、この世界を取り戻す為に...

 

   あたし達は戦う!!」

 

「ピー!ピー!ピー!(呼び出し音)」

 

アクア「...通信?誰かしら...。まなちゃん!!」

 

犬山まな「は...はい!!こ...こちらアルテミス...

 

     !!!!!?こ...これは!?アクアさん!!

 

     敵軍から通信です!!」

 

アクア「...繋いでちょうだい!!」

 

犬山まな「は...はい!!モニターに出します!!」

 

「ピッ!!」

 

ルウェス(通信)「キャハハハハハ!!!ホントに来たんだ!!

 

        懲りないねえ~君達も!!まあ、いいや。

 

        それよりどう?気に入ってくれたかな~、

 

        僕の新しい世界!!」

 

と、アルテミスに通信が入ると、モニターに

 

ルウェスの姿が映し出された。

 

光「ル...ルウェス!!」

 

バン「あの野郎...!!」

 

アクア「...何の用かしら?」

 

ルウェス(通信)「ううん、別に用は無いんだけど、

 

     この世界を見てどんなリアクションするかな~っと

 

     思って。やっぱ予想通リ良い顔してくれたね~。

 

     キャハハハハハハハハハ!!!!!!」

 

ナツ「んだとコラーーーーーーーッ!!!」

 

グレイ「舐めやがって!!」

 

ベジータ「ムカつく野郎だ...!!」

 

悟空「あいつ...相変わらず失礼だぞ!!」

 

アクア「そう...用がないならもう切るわよ。

 

    あなたのくだらない話に付き合ってる暇はないから。」

 

ルウェス(通信)「キャハハハハハ!!!焦らない焦らない!!

 

        せっかく来たんだからとりあえず表に出て

 

        じ~っくりと見ていきなよ!!

 

        君達を消すのはいつでもできるからね~!!

 

        そんじゃ、ばいばいき~~~~ん!!!!」

 

「プチッ!!」

 

と、ルウェスはグラン・ゲインズのメンバーに表に出るように

 

促すと、からかいながら通信を切るのであった。

 

ウイス「おやまあ~自信た~っぷりですねえ。」

 

ビルス「く...くそが...。」

 

小狼「悔しいけど...あいつ等はそれだけの力を持っているからな。」

 

Dボウイ「ああ...。」

 

士「女隊長...とりあえず出てみるか。」

 

アクア「そうね...それじゃみんな、行くわよ!!」

 

一同「了解!!」

 

「パチン!!」「シュン!!」

 

と、アクアはそういいながらグラン・ゲインズのメンバーほぼ全員を

 

瞬間移動させて艦の外へと出ていくのであった。

 

エリザベス「皆様...。」

 

知世「ご武運をお祈りしますわ...。」

 

ねずみ男「死ぬんじゃねーぞ、おめえら...。」

 

マサト「みんな...頼んだよ。」

 

~ アルテミスの外 ~

 

「シュン!!」

 

アクア「......。」

 

マナ「.......。」

 

アグニカ「ヒヒヒ...ホントに来たゾ!!」

 

ガンドルフ「ガッハッハッハッ!!そうでなくては面白くないワイ!!」

 

ツイストム「わざわざまたやられに来たか!!」

 

ダーグス「その度胸だけは褒めてやる。」

 

シーサイド「『悪邪界』へようこそ...グラン・ゲインズの皆様。」

 

鬼太郎「五龍将もいたのか!!」

 

六花「それに...悪邪界...?」

 

ケロベロス「何やその妙な名前は!?」

 

ルウェス「キャハハハハハハハ!!!僕がネーミングしたの。

 

     かっこいいでしょ~!!え~っと、あの時は僕もキレてたから

 

     わかんなかったけど、そっちも随分、新顔が増えたね~♪

 

     え~っと確か、孫悟空達に~、フェアリー何とかって奴らに~、

 

     フレイム何ちゃらに~、スタートゥルルンザコキュアに~...。」

 

悟空「おっ!?オラ、知ってんのかおめえ。」

 

ナツ「何とかだとーーーーー!?」

 

シャナ「適当だな。」

 

ひかる「トゥルルンじゃなくて、トゥインクルだよ!!」

 

ララ「それと、ザコキュアじゃないルン!!プリキュアルン!!」

 

ルウェス「事実じゃん!!ザコ何だし。ん?君は?」

 

Dボウイ「スペースナイツのテッカマンブレードだ。覚えてもらう必要はない。」

 

ルウェス「ん?テッカマンブレード?ああ、テッカマンって

 

     あのちょ~可哀想なテッカマン達の事?」

 

Dボウイ「っ...!?」

 

真琴「え?」

 

ねこ娘「超可哀想って...」

 

アニエス「どう言う事・・・?」

 

ルウェス「ああ、何だ君達知らないんだ?まあ、普通教えたくないよね~。

 

     家族や仲間が寄生虫に洗脳されて地球侵略の兵士にされたなんて!!」

 

鬼太郎「なっ!?」

 

アニエス「何ですって!?」

 

さくら「Dボウイさん...如何言う事なんですか?」

 

Dボウイ「........。」

 

家族が洗脳されて地球侵略の兵士にされたとルウェスに聞かされ、

 

思わずグラン・ゲインズのメンバー達はDボウイを問い詰めるが

 

Dボウイは答えない。

 

ルウェス「話したくないんだ?じゃあ僕が教えてあげるよ!!」

 

Dボウイ「貴様!言うな!!」

 

ルウェス「まあまあ、そう言わずに...。ラダムって言うのは

 

     簡単に言えば地球侵略を企む寄生虫の事だよ。

 

     頭脳だけが無駄に発達した!!」

 

ピッコロ「何だと...?」

 

ユニ「地球侵略を企む...虫?」

 

シンヤ「貴様!僕らラダムを寄生虫と呼ぶのか!!」

 

ルウェス「寄生虫じゃん!他の知的生命体の体内に寄生して

 

     脳味噌を乗っ取って本能を暴走させて支配しちゃうんだから!!」

 

マーリン「他の知的生命体を乗っ取って洗脳だと...?」

 

ディアンヌ「本能を暴走させて...?」

 

ルウェス「まあ、他の生命体を乗っ取るだけじゃなくて

 

     外骨格が発達して巨大化した化け物もいるんだけど、

 

    『ラダム獣』って言うの。因みにそのラダム獣は

 

     標的とする惑星に降り立って、地面に潜って植物化すると

 

    『ラダム樹(じゅ)』って言うのになるんだけどさ。

 

     ラダム樹は、ある一定の期間が経つと一斉に開花して、

 

     花の中にその惑星の知的生命体を全部取り込んじゃうの。

 

     その後でテッカマンへとフォーマットを行うんだって。

 

     このフォーマットされたテッカマンにラダムが寄生することで

 

     新たなラダムの民が誕生し、ラダムによる侵略が完了する...

 

     とまあこう言う訳だよ。」

 

バン「何だそりゃ...」

 

アキノリ「酷ぇ...」

 

メリオダス「完っ全にただの侵略生物じゃねぇか...」

 

エルザ「しかも、他の生命体を乗っ取って洗脳とは相当に達が悪いな。」

 

ハルヤ「空亡の方がまだマシだ。」

 

ベジータ「フン!確かに寄生虫としか言えんな!!」

 

ルウェスからラダムの生態系と侵略方法を聞かされて

 

グラン・ゲインズのメンバー達は何とも言えない表情になってしまった。

 

ルウェス「んで、そこのDボウイ君の本名は『相羽タカヤ』君って言うんだけどさ。

 

     アルゴス号って言う宇宙船の乗組員だったんだけど、

 

     運悪くラダム母艦に遭遇しちゃってさ。

 

     そんで家族も乗組員も全員纏めてラダムに洗脳されちゃった訳よ。

 

     そんで父親にラダムに洗脳される前に助けられたタカヤ君は

 

     死ぬ前の父親の最後の頼みであるラダムの兵士にされちゃった家族と

 

     乗組員達を自分の手で皆殺しにする為に

 

     そこのタカヤ君は必至で戦い続けているって訳だよ。」

 

ウェンディ「そんな...!!」

 

ナツメ「嘘...でしょ!!」

 

アヤメ「残酷すぎます...。」

 

泪「明らかに俺達より酷いじゃねぇか...。」

 

ラピス「お前...何で黙ってたんだよ!!」

 

Dボウイ「...お前達には関係のない事だ。」

 

アニエス「関係ないって...!!」

 

鬼太郎「Dボウイ...君は...。」

 

アンズ「ちょっと待って下さい...

 

    家族が洗脳されたって言うならシンヤさんは!?」

 

ルウェス「そうだよ?そいつラダムに洗脳されてるんだよ?

 

     そんな事まで知らなかったの?」

 

ケロべロス「何やと!?」

 

シンヤがラダムに洗脳されていると聞かされて思わず

 

グラン・ゲインズのメンバー達はシンヤから離れる。

 

シンヤ「......。」

 

ルウェス「本当はその兄弟って仲が良かったんだけどさ~。

 

     ラダムの洗脳のせいですっかり殺しあう仲になっちゃったって訳。

 

     因みに何でそこまで兄貴を殺したがっているのかと言うとね。

 

     元々兄貴とはスポーツや格闘技で競い合う

 

     良きライバルだったらしいんだけど~。

 

     兄貴がいつも本気を出していないのではと疑問を抱いていたようで、

 

     兄貴に対して強い愛情を抱いている一方で

 

     劣等感のような猛烈なコンプレックスを抱いていたんだよ。

 

     そんで何時の間にか『戦って殺す事で兄であるタカヤを超える』という

 

     強烈な本能を持ってしまった最悪の敵になっちゃったの。」

 

マナ「そんな...。」

 

シンヤ「貴様...!余計な事を...!!」

 

ルウェス「更に言うとこんな事まであったんだよね~。

 

     10歳の時にタカヤ君と一緒に自宅の庭にタイムカプセルを埋めて、

 

     20歳になったら一緒に開けようと約束していたが、

 

     その約束を果たせたのは勿論タカヤ君だけでさ、

 

     しかもシンヤ君は忘れちゃってるだろうけどタイムカプセルの中には

 

    『タカヤ兄さんといつまでも仲の良い兄弟でいたい』という

 

     メッセージを込めたマイクロレコーダーも内緒で

 

     入れていたりしてたんだよね~。キャハハハハハハハハハ!!

 

     どう?ここまで聞くと超可哀想だと思わない!?

 

     超可哀想だよね~!!キャハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

 

鬼太郎「くっ!?...。」

 

悟空「オメェ...!!」

 

アニエス「あんた...よくも!!」

 

アデル「外道が...!!」

 

ルウェス「おっとっと...僕を恨むのは筋違いだよ?

 

     悪いのはラダムだから!ラダム!僕は何にもしてないし!!」

 

アキ「大体、どうして貴方がそんな事まで知ってるの!?」

 

ルウェス「キングダーク様の力があればその世界の全ての

 

     知的生命体の記憶を全部読み取る位簡単だからねぇ。

 

     だからそれ位の個人情報すぐ分かっちゃうんだよ。

 

     こんな事も知ってるよ~。例えば~...ナツ君の正体が

 

     実は『END』って言う悪魔で...

 

     実の兄貴のゼレフと殺しあったとか~?」

 

ナツ「なっ!?」

 

ルウェス「ルーシィちゃんの母親は黄道十二門の鍵を使って

 

     ハートフィリア家の使命であるエクリプスの解放を

 

     行ったせいで亡くなったとか~?」

 

ルーシィ「えっ!?」

 

ルウェス「グレイ君は自分の父親のシルバーが成仏するさまを

 

     目の前で見て、滅悪魔導士になったとか~?」

 

グレイ「何っ!?」

 

ルウェス「エルザちゃんの母親のアイリーンがエルザちゃんの目の前で

 

     自殺したのは最後の最後で前から持っていた母性愛が

 

     また目覚めたせいで娘を殺せなかった為だったからだとか~?」

 

エルザ「な...に?」

 

ルウェス「後はね後はね~...!!!」

 

アクア「初期魔法(ファースト・アタック)!!火炎連弾(メギドバルカン)!!」

 

「ドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!」

 

ルウェス「うみゅ~~~~っ!!!!!!!!!!!?」

 

シーサイド「姫様!?」

 

と、ルウェスがメンバーの過去やトラウマを嘲笑いながら

 

暴露しはじめ、更に口を開こうとしたその時、

 

アクアが初期魔法(ファースト・アタック)火炎連弾(メギドバルカン)を

 

放ち、ルウェスを攻撃した。

 

ラピス「姫姉さま!!」

 

メリオダス「ナイスタイミングだな!ミリカ!!」

 

ルウェス「こ...このクソビッチ!!何すんだよ!!

 

     人がせっかく教えてやってんのに!!」

 

ツイストム「貴様...何という無礼な事を!!」

 

アクア「あ~ら、ごめんなさい、手が滑っちゃった!!

 

    でもそんな事より...早く決着つけないの~?」

 

ルウェス「決着う~?何、寝言いってやがんの?破壊剣(ラグナロク)を

 

     大人しく渡すから許して欲しいの間違いじゃないの!?

 

     そりゃ僕だって鬼じゃないんだからさぁ...

 

     大人しく破壊剣(ラグナロク)を渡して

 

ごめんなさいするなら命位は助けてあげても

 

     良いと思ったんだけど?」

 

六花「ふざけないで!!」

 

なぎさ「ごめんなさいなんてする訳ないでしょ!!」

 

マナ「貴方達だけは絶対許さない!!」

 

ルウェス「はい?じゃあ何?君たち如きが

 

     まさかまた僕と戦いに来た訳?」

 

ねこ娘「当たり前でしょ!あんた達を倒しに来たんだから!!」

 

ルウェス「はぁ~あ...あれだけやられといてまだ懲りない訳?

 

     まさかそこにいる天使ウイスにでも頼るつもり?

 

     でも全王の許可が無いと戦えない筈でしょ?」

 

ウイス「まあ、その通りですねぇ」

 

ルウェス「あの全王が君達何かの為に

 

     天使に戦う許可なんてくれる訳ないじゃん。

 

     気分一つで宇宙を消しちゃう様な奴なのに。」

 

光「え!?その全王って人そんな事するの!?」

 

ルーシィ「十分とんでもない奴じゃない!!」

 

全王が気分一つで宇宙を消してしまうような存在だと聞いて

 

全王の事を知らないグラン・ゲインズのメンバー達は憤慨する。

 

ビルス「おいこら!全王様を悪く言うな!!

 

    大体、何でウイスだけ気にするんだ!!僕もいるんだぞ!!」

 

ルウェス「は?君なんか僕の敵じゃないし。」

 

ビルス「何だと!?僕は破壊神何だぞ!!」

 

ルウェス「だから?うるさいから一生寝てろよ。

 

     食っちゃ寝ウサギ!!」

 

「ビキッ!!」

 

ビルス「お前...破壊されたいらしいな。」

 

ルウェス「君如きに僕を破壊するなんてムリムリ。

 

     と言うか天使ウイスも僕の敵じゃないし。

 

     あのラグナの方がよっぽど強いと思うけど?」」

 

ウイス「おやまあ...。」

 

ベジータ「あのガキ...随分と言ってくれるな!!」

 

悟空「おでれえたな~。ビルス様にもウイスさんにも全然ビビってねえぞ!!」

 

マイ「それだけ強いんですよ。あの化け物は...」

 

クリリン「ホ、ホントにそこまでとんでもない奴なのか?

 

     見た感じ全然普通っぽいし、迫力もないけど...。」

 

ルウェス「孫悟空の足元にも及ばないただのハゲが

 

     僕を舐めたような発言するんじゃないよ。」

 

クリリン「んなっ!?」

 

孫悟空「オメェ!クリリンをバカにすんな!!」

 

ルウェス「君の足元にも及ばないのは事実でしょ?

 

     それ所かトランクスにもてんで及ばないじゃん。違うの?」

 

クリリン「うっ...違わねぇけど...」

 

トランクス「クリリンさん。あの女は本当に化け物なんです。

 

      俺達全員が束になっても勝てるかどうか分からない程の...」

 

ルウェス「君等如きが束になっても僕には勝てないと思うけどなぁ~」

 

ベジータ「何だと!?貴様如き俺一人で十分だ!!」

 

ルウェス「孫悟空がいなきゃ超サイヤ人にもなれなかった癖に

 

     偉そうな事言わないでよ。世の中プライドが高けりゃ

 

     いいってもんじゃないと思うよ?」

 

ベジータ「なっ!?キ、キサマ!!」

 

ピッコロ「つくづく見下してくれるな...」

 

孫悟空「オメェ...どんだけ強ぇか知らねぇけどよ

 

    幾ら何でもオラ達の事を見縊り過ぎじゃねぇのか?」

 

ルウェス「僕の恐ろしさを知らないからそんな事が言えるのさ。

 

     まあ、君達は一番マシだよ。他なんててんで

 

     お話にもならないような超絶雑魚ばっかりだしさ!!」

 

ナツ「んだとぉー!!」

 

グレイ「テメェ!何処まで俺達を見下せば気が済むんだよ!!」

 

ルウェス「弱い奴の遠吠え何て空しいだけだよ。」

 

Dボウイ「今までに会った事も見た事もなかった

 

     俺達の事をどうしてそこまで見下せる?」

 

ルウェス「一目見れば雑魚かそうじゃないか何てすぐに分かるよ。

 

     それより~...また何か来ちゃったみたいだし。」

 

悟空「ん?この気は!!」

 

メリオダス「来たか...あいつら!!」

 

「シュン!!シュン!!シュン!!シュン!!シュン!!」

 

ゴクウブラック「......。」

 

ザマス「........。」

 

ゼルドリス「.......。」

 

エスタロッサ「.......。」

 

モンスピート「.......。」

 

デリエリ「.......。」

 

グロキシニア「.......。」

 

ドロール「.........。」

 

フラウドリン「........。」

 

グレイロード「.........。」

 

メラスキュラ「.......。」

 

ガラン「........。」

 

アグニカ「ゾ?」

 

ツイストム「あ奴らは...!?」

 

と、そこへ、ゴクウブラックやゼルドリス達十戒が姿を現した。

 

トランクス「ザマス...ブラック!!」

 

マーリン「十戒も全員来たようだな。」

 

ゼルドリス「当然だ。」

 

ザマス「ありがたく思うがいい...人間!!」

 

士「まあ...そう思ってやってもいいが...

 

  あれを見てみろ。」

 

「チーーーーーーーーン...。」

 

ルウェス「...はあ、勘弁してよ。どうして『阿保のザマスコンビ』と

 

    『ボケの十戒』がわざわざこんなところに来る訳?」

 

と、ゴクウブラック達や十戒の姿を見たルウェスは、

 

テンションを大幅に下げながらそう語った。

 

ゴクウブラック「何?阿保のザマスコンビだと!?」

 

メラスキュラ「ボケの十戒ですって!?」

 

ザマス「貴様...神であるこの私を愚弄する気か!!」

 

ルウェス「出たよ。お得意の神様発言。たかが界王神見習いの癖に

 

     どうしてそこまで偉そうに出来るのかなぁ?」

 

ゴクウブラック「何だと...?」

 

ルウェス「大体さぁ...君達、実際の所神かどうかなんて

 

     どうでもいいんじゃないの?」

 

ザマス「何だと!?」

 

ルウェス「君は結局の所自分以外の存在を見下す事しか出来ないんでしょ?

 

     だから同じ神であろうと平気で殺せるんじゃないの?

 

     君は神を至高だと思ってるんじゃない。

 

     自分だけが特別だと思っているだけ。違う?」

 

ザマス「キ、キサマ...!!」

 

ルウェス「君の器何てたかが知れてるんだよ。不死身になったって

 

     破壊神が怖くて界王神しか狙えなかった腰抜けだしねぇ」

 

ゴクウブラック「くっ...!?」

 

ゼルドリス「ふん、確かに神や何やらと言っておきながら

 

      身勝手すぎる思想だな。」

 

モンスピート「違いないね。」

 

デリエリ「ケツから言って、腰抜けなのも事実だし。」

 

ザマス「何だと貴様ら!!たかが魔神族の分際で!!」

 

ダーグス「フッ...見苦しいな。」

 

ルウェス「あらら~、早くも仲間割れですか~?前途多難だねぇ?」

 

バン「おいおい...やっぱこんな奴等と組むなんて

 

   無茶だったんじゃねぇのか...?」

 

ルウェス「組む相手は考えるべきだよ~?

 

     仮にも人間を守りたいんならさ~」

 

光「いちいち人の痛い所をついて...。」

 

アキ「完全にあの子のペースに飲まれてるわ...。」

 

平家「策士としても一流かも知れませんねあの姫君は...」

 

ルウェス「ボケの十戒が君達といるのはあのクソ爺の命令かな?

 

     成程ね...『アイツ』を通じて僕の事を知った訳だ。」

 

フラウドリン「アイツ?」

 

メラスキュラ「何の事を言ってるのよ?」

 

エスタロッサ「そんな事よりさっきからボケボケうるせぇな...」

 

ルウェス「あのクソ爺は僕にバカにされた事でも知って

 

     君達に僕を倒して来いとでも命令したのかな?

 

     バッカらしいねぇ...君等如きに僕を倒すなんて

 

     無理に決まってるのに!!」

 

グレイロード「何だと!?」

 

ガラン「ワシら十戒は魔神王直属の精鋭じゃぞ!!

 

    貴様如きが...。」

 

ルウェス「『十戒最弱』は黙ってろよボケ爺!!」

 

ガラン「な...何じゃとお!?」

 

ルウェス「大体魔神王自体が大した事ないんだから、

 

     その手下の君ら何てただの雑魚に過ぎないんだよ。

 

     そんな事も分からないの?」

 

ドロール「貴様...。」

 

グロキシニア「随分と見下してくれるっスねぇ...。」

 

デリエリ「ケツから言って、マジムカつく...。」

 

ゼルドリス「貴様...!!俺達だけではなく父上の事まで...

 

      どこまで侮辱すれば気が済む!!」

 

ルウェス「キャハハハハハ!!何心にもない事を言ってるのゼルドリスく~ん?

 

     君が誰よりもあのクソ爺の事を一番憎んでいる筈じゃない!!」

 

ゼルドリス「何だと...?」

 

ルウェス「だってそうでしょ?君の大事な大事な恋人の『ゲルダ』ちゃんが

 

     死んじゃったのはあのクソ爺のせい何じゃないの?」

 

ゼルドリス「っ!!!?」

 

恋人である『ゲルダ』の事をルウェスから告げられ、

 

ゼルドリスは思わず狼狽した。

 

風「え...?」

 

ルーシィ「恋人...?」

 

バン「何だと...?」

 

ディアンヌ「恋人...って?」

 

エスタロッサ「は?おいおいゼルドリス...何だよそりゃ?」

 

グロキシニア「恋人って...初耳なんスけど...?」

 

ゼルドリス「キ、キサマ...何故ゲルダの事を...!?」

 

ルウェス「君等の事は君等以上に知ってるんだよ~ん♪

 

     大体さ~君の目的とあのクソ爺の目的は

 

     正反対だと思うんだけどな~」

 

グレイロード「はい?」

 

フラウドリン「正反対...?」

 

ゼルドリス「奴のでたらめだ!聞き入れるな!!」

 

ルウェス「大体あんなクソ爺に忠義を見せる方がどうかしてるんだよ。

 

     あのクソ爺はただ災厄を振り撒きたいだけ。

 

     それ以外の事なんか至極どうでもいいんだよ。

 

     君等の事だって全員単なる捨て駒としか思っちゃいないしさ。」

 

モンスピート「何だと...?」

 

メラスキュラ「何でたらめ抜かしてんのよ!!」

 

ルウェス「でたらめだと思いたきゃ勝手に思ってれば?

 

     この際だから言っておくけどさメリオダス...

 

     何であのクソ爺が呪いをかけてまで君を生かして

 

     置こうとしてるんだと思う?」

 

メリオダス「何...?」

 

キング「呪い!?」

 

ディアンヌ「団長!呪いって何の話!?」

 

メリオダス「いずれ話す。それよりなんでアイツが俺に呪いかけたか

 

      何て理由まで知ってるみたいだな?

 

      お前は何処まで知ってるんだ?」

 

ルウェス「ほぼ全部かな~?まあ、とにかくあのクソ爺は

 

     君に死なれちゃ困るの。

 

     だから執拗に生かそうとしてるんだよ。

 

     でも全部教えてあげるのも面白くないからヒントだけね。

 

     あのクソ爺ね...誰にも魔神王の座を譲るつもりなんてないよ。」

 

メリオダス「っ!?」

 

エスタロッサ「何?」

 

ゼルドリス「何だと!?貴様...でたらめを言うのも良い加減にしろ!!」

 

ルウェス「信じたくなきゃ信じなくていいよ。

 

     とにかくあのクソ爺は君達が思っている以上にタチが

 

     悪すぎるって事だけは言っておいてあげるよ。

 

     そんじゃ次は...まあ、ボケの十戒が君達と一緒にいるのは

 

     あのクソ爺の命令なのは分かるんだけど...

 

     阿保のザマスコンビがこいつらと手を組んだのは何で?」

 

ザマス「貴様あ...神であるこの私をどれだけ愚弄する気だ!?」

 

ルウェス「あ~...もういいよそう言うのは。

 

     大体、お前弱いんだから神も糞もないでしょ?」

 

ゴクウブラック「何...!?」

 

ルウェス「お前なんかさ~...神は神でも『紙切れ』で十分でしょ?

 

     そう思わな~い?」

 

ザマス「かっ...『紙切れ』だとぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!?」

 

なぎさ「...ぶっ!!(笑)」

 

レジーナ「『紙切れ』だって...ぷぷぷ(笑)」

 

トランクス「....(ぷっ!くくくくく....(笑)」

 

シーサイド「...(ふふふふふふ...(笑)」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!これは傑作じゃワイ!!」

 

ルウェスに神は神でも『紙切れ』だと言われてザマス達は怒り狂う。

 

グラン・ゲインズのメンバーの何人かや

 

五龍将はそれを聞いて笑いを堪えていた。

 

ゴクウブラック「お...おのれえ!!」

 

ザマス「貴様...!!この私をしつこく侮辱しおって...!!

 

    絶対に許さんぞ!!必ず貴様を葬り去ってくれる!!」

 

ルウェス「はいはい...出来もしない事をガタガタとウザいよねぇ...本当に。

 

     もういいからさぁ...どうして人間を滅ぼす事が目的のお前等が

 

     そいつらと一緒にいるのかさっさと理由を言えよアホ。

 

     唇ついてんでしょ?」

 

ザマス「貴様ああああああああああああ!!!!!!」

 

ゴクウブラック「ふん...俺達とてこの汚らわしい連中と一緒にいるなど

 

        願い下げなのだがな。まあいいだろう...教えてやる。

 

        こいつらと一緒にいるのは『ラー・カイン』の命令だからだ。」

 

ルウェス「...は?『ラー・カイン』?そいつってまさか

 

    『レグルス帝国軍』の『三将軍(ゼネラーレ)』の

 

     一人だとか言うあの『ラー・カイン』?」

 

ゴクウブラック「ああそうだ...貴様らを始末して来いと言われてな。

 

        それで仕方なくこいつらと一緒にいるのだ」

 

ルウェス「.......はあ~っ...。」

 

ルウェスはそれを聞いてしばらく黙っていたが、

 

やがて呆れ返ったかのようにと溜息を吐いた。

 

メリオダス「...何、溜息なんか吐いてんだ?」

 

ルウェス「べ~つに~...ただそのラー・カインって奴も

 

    『唯のバァカ』なんだと思って呆れてるだけだよ。」

 

ほのか「えっ!?」

 

ザマス「何...?」

 

アキノリ「あのラー・カインをバカ呼ばわりかよ...。」

 

ルウェス「僕さ~...実はその『レグルス帝国軍』とは

 

     同盟を組もうと考えてたんだよね~。」

 

零「何!?」

 

光「レグルスと...同盟を...!?」

 

ルウェスがレグルス帝国軍と同盟を組もうと考えていた事を

 

聞かされてグラン・ゲインズのメンバーは驚愕する。

 

ルウェス「その為の話し合いをしようと思ってたのにぃ~...

 

     いきなりこんな奴を送り込んで来て

 

     僕らを始末して来いだなんてねぇ~...

 

     取り付く暇もないとはこの事だよ。」

 

ゴクウブラック「それは残念だったな...

 

        ラー・カインは貴様らを始末してこいと命令した。

 

        貴様らはもう終わりだ」

 

ルウェス「は?何寝言言ってんの?終わりなのはお前等の方だよドアホ」

 

ザマス「何だと貴様!?」

 

ラー・カインが自分達を始末しようとしていると聞かされても

 

相変わらず自分をアホ扱いするルウェスに対してザマスは憤慨する。

 

ルウェス「だってそのラー・カインって奴さ~...『彼』から少し聞いたけど、

 

     たかだか僕と同レベル程度なんでしょ?

 

     そんな奴らがたかが三人やそこらしかいないような

 

     ショボい組織が僕らと敵対しようだなんて...

 

     今すぐ皆殺しにしてくれって言ってるのと同じ事だよ?」

 

ゴクウブラック「何だと...?」

 

ルウェス「だってさ~...僕達バイキンショッカーにはさぁ...

 

僕より遥かに強い奴なんてウジャウジャいるんだよ?

 

     そんなショボい戦力しかない組織が

 

     僕等と勝負になんてなる訳ないだろ?」

 

ザマス「ふん!貴様はラー・カインの恐ろしさを

 

    知らんからそんな事が言えるのだ。」

 

ルウェス「お前等こそ僕らの恐ろしさがまるで分かってないよ。

 

     ばいきんまん様はね....その気になれば『全並行次元』の全てを

 

     一瞬で滅ぼせるんだよ?そんな方に勝てると思ってるの?」

 

ゴクウブラック「全並行次元の全てを一瞬で滅ぼせるだと...?」

 

ザマス「何をバカな...そんな全王以上の化け物が

 

    存在する筈がないだろう!!」

 

士「いや...存在するぞ。」

 

ザマス「何?」

 

大樹「と言うかばいきんまんの側近にも

 

  『全並行次元』を滅ぼせる奴はいるよ。

 

   まあ...ジェネシス様の部下にもいるけどね。」

 

クリリン「お、おい...部下にもそんな事が出来る奴がいるのかよ!?」

 

大樹「君達...士から話を聞いたんじゃ無かったのかい?

 

   君達はそいつらを敵に回すのを承知で

 

   ルウェス達を倒そうとしていたんだろう?

 

   それともまさか...信じてなかったのかい?」

 

ケースケ「い...いや...とんでもない化け物というのは

 

     聞いてたんですけど...。」

 

メラスキュラ「ちょっ...ちょっと待ちなさいよ!!

 

       それって全ての次元を単体で滅ぼせるような化け物が

 

       アイツらの仲間にはいるって言うの!?」

 

士「ああ、それも何人もな」

 

グロキシニア「君...昨日、そこまで言ってたっスか?」

 

士「言ってなかったか?」

 

大樹「まあ、信じたくないならそれでも構わないよ。

 

   でも君達が敵に回そうとしているのはそう言う連中なんだよ。」

 

モンスピート「やれやれ...どうやらこちらの想像以上の連中みたいだな。」

 

フラウドリン「こ...こんな馬鹿なことが...。」

 

エスタロッサ「おいおい...どうするんだこれからよ?」

 

ガラン「フン...バカバカしいわい!!その様な話が信じられるか!!」

 

ルウェス「どうする~?悪い事言わないからさぁ...

 

     僕の手下になった方が身の為だと思うよぉ?」

 

ザマス「冗談ではない!!究極の神である私を侮辱した

 

    貴様だけは必ず葬り去ってくれる!!」

 

ゼルドリス「貴様の戯言を信じるなどと思っているのか!!」

 

ルウェス「...はぁ~あ...バァカ共には何を言っても無駄か。」

 

ルウェスは心底呆れたかのようには大きな溜息を吐いた。

 

ルウェス「あ~あ...『彼』には悪いけど『レグルス帝国』っていうのは

 

     叩き潰して身の程を分からせてやることは決定事項かな。」

 

マーリン「『彼』だと...?誰の事を言っているんだ?」

 

ルウェス「僕が新しく部下にした人の事だよ。

 

     レグルス帝国との話し合いの為にね~

 

     でも無駄になっちゃったか...

 

    『彼』には手を組むって言った手前、

 

     どうしたものかな~?歯向かって来たら

 

     潰しちゃうかもとは言ったけど...

 

     やっぱ潰して傘下にするに決定かなぁ~...。」

 

ルウェスはう~んと言う態度で腕を組んだ。

 

風「...もうレグルスに勝った気でいるみたいですね。」

 

なぎさ「別にレグルス帝国軍の事なんてどうでもいいわよ!!」

 

光「むしろ倒してくれて良いし!!」

 

マナ「あたし達がここに来たのは貴方達を倒して

 

   この世界を取り戻す為なんだから!!」

 

ルウェス「まだそんな事言ってるの?あれだけボコボコにされて

 

     どうして勝機を見い出せるの?」

 

亜久里「切り札がいるからですわ!!」

 

ルウェス「切り札?」

 

ゆな「私達の事だよ!ルウェス!!」

 

アグニカ「ゾ!?」

 

ルウェス「ん!?お前ら...ホントに来てやがったのか!!

 

     つーかディケイドにディエンド...

 

     お前らやっぱりジェネシスの犬だったじゃん!!」

 

士「別に犬にまでなったつもりはないがな。」

 

海東「せめて、狼と言ってもらえないかい?」

 

ことり「驚いた!?ルウェス!!」

 

らんか「こんな遠くの次元に来てまで世界侵略をするなんて...!!」

 

きりん「絶対に許さないわよ!この外道!!」

 

れいこ「そうよ!これ以上この次元の人達を貴方達に傷つけさせない!!」

 

ルウェス「はあ~...こんな遠くの次元にまで部下を送り込んで来るなんて。

 

     あの婆も物好きだねえ...僕らの邪魔ばかりしてさ!!」

 

ゆな「邪魔するに決まってるじゃない!貴方達が『全並行次元制覇』なんて

 

   バカげた野望を捨てない限りは!!」

 

ルウェス「はあ!?何で邪魔されなきゃ行けねぇんだよ!!

 

     全並行次元の全ては元々『キングダーク』様の物何だぞ!!

 

     そのキングダーク様が『ばいきんまん』様に

 

     全てを支配していいって

 

     許可を出したんだから全ての世界は

 

     全部ばいきんまん様の物何だよ!!

 

     何でそんな当たり前の事が分からねぇんだ!!」

 

ことり「ふざけないで!いくらキングダークが

 

   『全並行次元の創世主』だからって

 

    全ての世界が全部キングダーク一人の物じゃない!!」

 

らんか「その世界はその世界に生きている人達...皆の物です!!」

 

きりん「大体、この次元はキングダークが

 

    生み出した訳じゃないでしょうが!!」

 

れいこ「それなのにこの次元まで自分達の物だなんて...

 

    そんな滅茶苦茶な理屈が通る訳ない!!」

 

ルウェス「うるさいうるさいうるさ~い!!

 

     全ての次元は一番強い人の物!!

 

     つまりばいきんまん様の物何だ!!

 

     ウジャウジャ湧いてるだけの

 

     弱い虫けらの事なんかどうだっていい!

 

     全ての世界は弱肉強食何だよ!!

 

     強けりゃ何をしたって許されるんだよぉ!!」

 

ララ「言ってる事が無茶苦茶すぎるルン!!」

 

えれな「強ければ何をしても良いだなんて!!」

 

まどか「その様な非道...絶対に許されません!!」

 

ユニ「ノットレイダーよりもタチが悪すぎるニャン!!」

 

ひかる「貴方達の好きに何て絶対させない!!」

 

ルウェス「黙りやがれ雑魚が!!ノットレイダーみたいな

 

     ドカス共に梃子摺ってる虫けらの癖にぃ!!」

 

エクストリームプリキュアのメンバーを見た影響なのか

 

今までの余裕がなくなったかのようにルウェスが狼狽えていた。

 

バン「何だあのガキ...さっきとは随分、様子が変わったじゃねえか。」

 

ディアンヌ「それだけゆな達が強いって証拠何じゃないかな」

 

ルウェス「...はあ~...。」

 

と、ルウェスはしばらくグラン・ゲインズのメンバーを

 

見つめた後、と溜息を吐いた。

 

ルウェス「まあいいや...認めてやるよ。

 

     確かに今のお前等と戦ったらいくら僕達といえど、

 

     勝てるかどうかはわからないね。」

 

ツイストム「確かにな。」

 

アグニカ「それは言えてるゾ。」

 

鬼太郎「随分、あっさりと認めたな。」

 

アンズ「言っておきますが、今更謝ったって許してなんか上げませんよ!!」

 

六花「そうよ!!私達の大切な人達を殺した

 

   貴方達の事は絶対に許さないわ!」

 

レジーナ「あんた達をやっつける事は

 

     もう決定事項何だから!ベロベロベ~!!」

 

ホーク「もうお前は終わりだぜ!ブタ野郎!!」

 

ルウェス「ああ、負ける。負けるよ...『僕達』だけだったらな。」

 

真琴「...え?」

 

ねこ娘「どういう意味よ!?」

 

ルウェスの『自分達だったら負ける』と言う言葉に

 

一部のメンバーは違和感を覚えた。

 

そしてルウェスは『ニタリ』と笑みを浮かべた。すると...

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

アクア「!!!!!!!!!?」

 

ベジータ「な...何だこのとんでもない気は!?」

 

悟空「くううううう.....!!!」

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

ランギク「........。」

 

ネビュリア「........。」

 

ゴウズルー「........。」

 

アンチノン「........。」

 

パンツァード「.........。」

 

と、突如、辺り一帯に、強大な闘圧が発生すると、

 

増援でやってきたランギク達最高幹部5人が姿を現した。

 

さくら「ほええええええええええええ!!!!!」

 

鬼太郎「な...!?」

 

ケロベロス「何やコイツら!?」

 

悟空「と...とんでもねえ気だ!!」

 

ゴウズルー「ルウェス、テメエ!!

 

      いつまで無駄話しやがるつもりだ!食い殺すぞ!!」

 

ルウェス「うっせんだよボケ牛!!黙ってろ!!

 

     実はさ~、ばいきんまん様が僕の身を心配して

 

     援軍を送ってくれたんだ~ 

 

     僕の『同僚』であるこの5人をね~♪」

 

メリオダス「何...?」

 

光「『同僚』ですって!?」

 

士「チッ...悪い予感が当たったか。」

 

ランギク「お前達がグラン・ゲインズか...私の名はランギク。

 

     バイキンショッカー最高幹部だ。」

 

ネビュリア「妾はネビュリアじゃ。久しいのう...小童共?」

 

ゆな「...え?」

 

ことり「う...嘘....。」

 

らんか「何で...あいつがいるわけ...?」

 

きりん「...くっ!?」

 

れいこ「ま..まさか...。」

 

ゴウズルー「俺様はゴウズルー様だ!!」

 

アンチノン「私はアンチノンと申します。」

 

パンツァード「オレ、パンツァード。」

 

ビルス「おいウイス...こいつら...。」

 

ウイス「ええ...少なくともルウェスさんと同等とみて

 

    間違いないでしょうね。」

 

ルウェス「ん~少し違うよウイスちゃん。ランギクとネビュリアの二人は

 

     側近クラスって訳じゃないんだけど全力の僕より

 

     全然強いんだよ~!!」

 

トランクス「なっ!?」

 

メリオダス「全力のお前より...全然強いだと!?」

 

真琴「う、嘘...。」

 

ひかり「そんな...!!」

 

光「あの二人が...ルウェスよりもずっと化け物だって言うの...?」

 

全力のルウェスよりも全然強いとルウェス自身が言う

 

ランギクとネビュリアの事を聞いて青褪める

 

グラン・ゲインズのメンバー達。

 

ゴウズルー「ルウェス、テメェ!!俺様が抜けてるだろうが!!」

 

ルウェス「ああ!?お前なんざ、僕の敵じゃねえんだよ!!

 

     まあ、このボケ牛や他の2人も弱くはないけどね。

 

     一番弱いパンツァードでも、僕と戦った時のラグナと

 

     同じ位は余裕であるよ?」

 

マナ「一番弱くて...あの時のシンと同等!?」

 

ほのか「う...嘘!!」

 

ひかり「そんな...」

 

なぎさ「あ、ありえない...。」

 

ルウェス「プッ!!ククク...さっきまでの威勢は何処に言った訳?

 

     因みにさ~...もう一つビッグニュースがあるんだけど~♪」

 

グレイ「ビッグニュースだと?」

 

ナツ「なんだそりゃあ!?」

 

ルーシィ「あたし...聞きたくないんだけど...。」

 

ルウェス「近い内にこの次元の視察に『ばいきんまん』様が来るんだって。

 

     側近クラスの方々を何人か連れてね~♪」

 

鬼太郎「なっ!?」

 

悠二「ばいきんまんって確か...。」

 

シャナ「敵の親玉か!!」

 

レイス「バイエルン君や士君の話では『次元の王』や『ギガデウス』よりも

 

    遥かに強大な力を持つ存在...だったかな?」

 

亜久里「そんな化け物が...この次元に来るって言うんですの!?」

 

ルウェス「そうだよ!つまり万の万の万が一、僕達を倒したって

 

     もうすぐやって来るばいきんまん様に

 

     み~んな纏めて消されちゃうんだよ?

 

     ばいきんまん様は完全無敵!お前等なんかじゃ

 

     何されたのかも分からずに一瞬で消されちゃうよ!!

 

     そしていずれはレグルス帝国やギガデウス一派とか言う奴等も

 

     ボッコボコにしてこの次元は纏めてばいきんまん様の物になるの!!」

 

ランギク「お前達...悪い事は言わん。

 

     今すぐ降伏して我らのしもべとなるがいい。

 

     それがお前達...いや、この次元が生き残る唯一の方法だ。

 

     私とて無駄な殺生は好まんからな。」

 

さくら「...えっ?」

 

小狼「降伏...だと?」

 

ルウェス「ランギクの言う通リだよ~。もう君達は詰んじゃってるの!!

 

     分かったらとっとと降伏したら?もうそれ以外にお前等が

 

     生き残る可能性なんてないんだよ!!ほら~、わかったら降参して

 

     僕らの手下にさせてくださ~いっていいなよ!!

 

     そして、破壊剣(ラグナロク)とお~...

 

     ついでだから『プリンセススターカラーペン』と

 

    『プリンセスの器』もちょうだい!そうすれば殺さないであげるから♪」

 

えれな「『プリンセスの器』って...」

 

ララ「『フワ』の事ルン!?」

 

ひかる「絶対やだ!フワもペンも貴方達何かに渡さない!!」

 

フワ「フワ...。」

 

ルウェス「ふ~ん...じゃあ全員消されちゃってもいいの?

 

     僕にもやっと勝てるって位の気持ちだったんじゃないの?

 

     でも~...僕より全然強い子がいるんだよ?

 

     それでも勝てると思う?」

 

なぎさ「ね、ねえ...ゆな達なら勝てるかもしれないんだよね?」

 

ゆな「...ご、ごめんねなぎささん...。」

 

ことり「あたし達もまだ修行中の身だし...

 

    正直ルウェスより全然上となると...」

 

らんか「勝てる自信は...ありません」

 

ネビュリア「そりゃそうじゃろうな~。そ奴らは妾が以前、

 

      叩きのめした事があるからのう♪」

 

悟空「いい!?」

 

ベジータ「貴様らが...叩きのめされただと!?」

 

きりん「...ええ、その通リよ...。」

 

れいこ「ジェネシス様の救援が無ければ、今頃、私達は...。」

 

ほのか「そ...そんな...」

 

ルウェス「さあさあ...どうするの~?」

 

マナ「それでも...やだ!!」

 

ルウェス「あ?」

 

ルウェスの『降伏しなよ』宣言を真っ向から拒否するマナ。

 

六花「マナ...」

 

マナ「例え貴方よりも強い人がいるんだとしても...

 

   あたし達の世界を滅茶苦茶にした貴方達なんかに

 

   絶対降伏なんかしない!!」

 

ルウェス「...大人しく降伏すれば君達の家族やら

 

     知り合いやらを生き返らせてあげるって言っても?

 

     別に奴隷にしたりはせずに普通に暮らさせてあげるって言っても?」

 

マナ「それでもやだ!人の命を弄ぶ貴方の言う事なんか聞きたくない!!」

 

ルウェス「あのさ~キュアハートちゃん...意味分かってる?

 

     例え万の万の万が一、僕達を倒せたとしてもさ...

 

     ばいきんまん様を怒らせるだけなんだよ?

 

     そんな事になったらこの次元どころか周りの次元も

 

     根こそぎ消し飛ばされてぜ~んぶ消えちゃうんだよ?

 

     それでも良い訳?」

 

マナ「そんなの、耳にタコが出来るくらい聞いたもん!!

 

   それでも、例え貴方達がどんなに大きくて強くても...

 

   あたし達は絶対あきらめない!!」

 

ルウェス「いやあのさ...諦めるとか諦めないとかそう言う問題じゃなくて...

 

     ばいきんまん様を怒らせたらこの次元が消し飛ぶ所じゃ

 

     すまないって言ってるんだけど?何度言えばわかるんだよ...

 

     このキュンキュン野郎があああああああああああ!!!!!!!」

 

マナ「...望むところよおおおおおおおおおおおお

 

    おおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ルウェス「!!!!!!!!!!!!!!?」

 

と、ルウェスはマナに怒号を上げるが、対するマナは

 

その怒号をかき消す程の大ボリュームで啖呵を切った。

 

マナ「はあ...はあ...はあ...。」

 

ルウェス「....お...おまえぇ....。」

 

アクア「...よく言ったわマナちゃん!!」

 

ルウェス「!!!!!!!!!!?」

 

さくら「わたし達の進む道は...わたし達で決めます!!」

 

鬼太郎「お前達みたいな一方的に他人を

 

    従わせようとする連中...僕は大嫌いだ!!」

 

ナツメ「そうよ!!このウスラトンカチ!!」

 

光「お前達なんかに...この世界を好きにさせるもんか!!」

 

零「お前等、悪(クズ)共は...俺達が燃え散らす!!」

 

悟空「いいから、さっさとオラ達とやろうぜ!!」

 

ナツ「お前等ぶっ飛ばして、ギルドに帰らなくちゃいけねえからな!!」

 

Dボウイ「そうだ...俺には果たさなければならない使命がある!!」

 

なぎさ「ありがとうマナ...おかげで大切なことを

 

    忘れちゃうところだった!!」

 

亜久里「わたくし達プリキュアは...

 

    何があっても決してあきらめてはダメなのです!!」

 

ララ「そうルン!!」

 

ゆな「...あたし達もあきらめたくないです!!」

 

きりん「わたし達...ううん、この次元の運命を

 

    姫姉さまやみんなに預けるわ!!」

 

ことり「うん!!」

 

らんか「オッケー!!」

 

れいこ「問題ありません!!」

 

メリオダス「イッシッシッ!!残念だったなルウェス!!」

 

士「こいつらの意思はもうテコでも動きそうにないぞ。

 

  さあ、どうする?」

 

ルウェス「...お~ま~え~ら~~~~!!!!!!!!!」

 

ネビュリア「予想通りじゃのう。」

 

ゴウズルー「だから言ったろうが!!とんだ時間の無駄だったぜ!!」

 

アンチノン「はあ...何というおバカさん達でしょうかねえ。」

 

パンツァード「ブッツブス。」

 

ランギク「...どうやら交渉はここまでのようだな。

 

     仕方あるまい...戦闘員共!!」

 

「シュン!!シュン!!シュン!!」

 

クロットレイ軍団(20万人)「クロットレイ!!」

 

キングゴブリン軍団(10万匹)「ウケケケケケケケ!!」

 

メガドラグーン軍団(5万匹)「グオオオオオオオオ!!」

 

ギガバグザー軍団(3万匹)「ギギギギギギギギギ!!」

 

ぺダ二ウムゼットン軍団(1万匹)「ゼット~ン!!」

 

と、ランギク達は悪邪界全体に配置していた戦闘兵軍団の一部を

 

戦場へと集結させた。

 

さくら「ほええええええええええ!!!」

 

ケロベロス「何ちゅう数や!?」

 

ねこ娘「最初より遥かに多いじゃない!?」

 

と、戦闘員のあまりの数の多さに驚愕するグラン・ゲインズのメンバー達。

 

ゴウズルー「おいランギク!!俺様たちはどうするんだよお!?」

 

ランギク「我々が手を下すまでもない。

 

     戦闘員達のエサにでもしてやろう。」

 

ネビュリア「そうじゃのう!!あんなザコ共が

 

      妾達の手で死ぬなど...贅沢すぎるわ!!」

 

アンチノン「それはそうですねえ。」

 

パンツァード「ゼイタクゼイタク。」

 

ルウェス「まあいいや。元々、ザコには興味ないし~。

 

     お前らが無様に食われる様をじ~っくりと

 

     見届けてやるよ!!降伏しなかった事を

 

     あの世でたっぷりと後悔しな!!

 

     キャハハハハハハハハ!!!!!!!!」

 

ツイストム「くっくっくっ!!」

 

アグニカ「ヒヒヒ...こいつらやっぱりバカだったゾ!!」

 

ピッコロ「確かに...この数は厄介だな。」

 

悟飯「それに...これが全部とは思えませんし。」

 

ベジータ「フン!!だったら片っ端から片付けてやるまでだ!!」

 

ラピス「おう!上等だぜ!!」

 

と、グラン・ゲインズのメンバーが臨戦態勢をとったその時...

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

デューク「いいところですみませんが...お邪魔させてもらいます。」

 

ルウェス「!!!!!!!!!!?」

 

鬼太郎「何!?」

 

ナツメ「デュ...デューク!?」

 

ゆな「あ...あの人...。」

 

きりん「あの時の!!」

 

と、そこへデュークが突如として姿を現した。

 

ザマス「デュークだと!?」

 

ゴクウブラック「何の用だ?」

 

ゴウズルー「あん!?何だあの野郎は!?」

 

ネビュリア「見たことがない顔じゃのう...。」

 

ランギク「何者だ?名を名乗れ!!」

 

デューク「これは初めまして、バイキン何某のみなさん...。

 

     私はレグルス帝国軍第3戦闘艦隊所属

 

     親衛隊(ホワイト・ナイツ)デュークと申します。」

 

ツイストム「何だと!?」

 

シーサイド「親衛隊(ホワイト・ナイツ)...?」

 

ルウェス「ん?レグルス帝国軍!?そっかあ~君達がねえ~!!

 

     それはいいんだけど...何しに来たわけ?」

 

デューク「大したことではありませんよ。

 

     皆様の来訪を記念して、ささやかではありますが、

 

     我々からこの戦いの『号砲』を上げさせていただこうかと...

 

     きっとご満足いただけると思いますよ。」

 

ゴウズルー「あん?号砲だあ?」

 

ネビュリア「ほう?それはよい余興じゃのう!!」

 

パンツァード「オモシロソウダ。」

 

アンチノン「どうしますか?ランギクさん。」

 

ランギク「...いいだろう。許可しよう。」

 

ルウェス「でもさ~...おかしな真似したら、

 

     わかってるよねえ?」

 

デューク「もちろん承知しております。

 

     ではラー・カイン様...お願いいたします!!」

 

?「よかろう...。」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

超巨大ゲート「.............。」

 

と、デュークがそういうと、突如、凄まじい闘圧が

 

辺り一帯を覆い、上空に超巨大なゲートが出現すると、

 

その穴から不気味な白銀色の光が発生した。

 

「ブウウウウウウウウーーーーーーン......!!!!!!!」

 

アグニカ「ゾゾゾゾゾ!?」

 

ツイストム「何だあれは!?」

 

ガンドルフ「ぬう!?」

 

バン「お...おい!!」

 

メリオダス「ラー・カインの野郎...何する気だ!?」

 

ゴクウブラック「なるほど、『アレ』か...貴様ら、うろたえるな!!」

 

トランクス「何だと!?」

 

ラー・カインの声「虫ケラ共よ...ありがたく受け取るがいい。

 

         これが余からお前達への...来訪祝いだ。

 

         聖なる巨光(ラー・バルス)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

と、ラー・カインは『聖なる巨光(ラー・バルス)』と呼ばれる

 

戦略兵器のようなものから強大な白銀色のエネルギーレーザーを

 

地上に向けて放った。

 

アクア「!!!!!!!?」

 

マナ「え!?」

 

なぎさ「何!?」

 

アンチノン「なぬ!?」

 

ネビュリア「何じゃと!?」

 

ルウェス「う...嘘ーーーーーーーーっ!!!!!!!?」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!!!」

 

                      ~ 続く ~

 

 

 

 

 

 

レイス「という訳で、我々グラン・ゲインズは第3世界改め悪邪界へと

 

    突入した。そこでルウェス君の口から様々な事を聞かされたうえ、

 

    ランギク君を始めとする最高幹部達の出現により、

 

    戦意を喪失しかけたメンバー達であったが、

 

    マナ君の盛大な啖呵により闘志を取り戻した。

 

    その後、突如として現れたデューク、そしてラー・カインが

 

    「聖なる巨光(ラー・バルス)」と呼ばれる謎の戦略兵器を

 

    悪邪界へと向けて放つのであった。この号砲により、

 

    果たして、グラン・ゲインズとバイキンショッカーの

 

    戦いの行方はどうなっていくのだろうか?

 

    それでは次回も...刮目せよ!!」

 

 

 

第11話 ~ 始まりの光 ~  ( 完 )

 

 

・オリジナル設定

 

【 聖なる巨光(ラー・バルス) 】

 

聖なる最終戦争(ラー・アルマゲドン)編で登場予定の

 

ラー・カインが新たに開発した戦略兵器。

 

ラー・カインの闘圧を凝縮させたフレームで

 

構成された超巨大ゲートを上空に出現させて、

 

超強大なエネルギーレーザーを発射し、

 

標的を消滅させるものである。

 

このゲートはいたるところの次元に任意で

 

出現させることができ、その世界中のほぼすべてを

 

射程圏内とすることができる。又、標的をも任意で

 

設定することができ、標的にされなかったものは

 

例え放たれた光を受けても、ほぼ無傷となる。

 

ちなみに、発動にはラー・カインの闘圧が

 

必要になるため、他のものでは使用することができない。

 

威力はコロニーレーザーの数倍以上。

 




第11話終了です。


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第12話 ~ 決戦!グラン・ゲインズVSバイキンショッカー!! ~

特別編第12話です。


ルウェス「う...嘘ーーーーーーーーっ!!!?」

 

ランギク「ちいっ...王狼桜!!」

 

「チィン...。」

 

ダーグス「...(フン、仕方あるまい。)]

 

「バアアアアアアアアアア!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!」

 

クロットレイ軍団(20万人)「クロットレーーーーーイ!!?」

 

キングゴブリン軍団(10万匹)「ギャギャギャギャギャーーーーー!!?」

 

メガドラグーン軍団(5万匹)「ギャオオオオオオオオーーーーー!!?」

 

ギガバグザー軍団(3万匹)「ギギギギギギギギギーーーーーーッ!!?」

 

ぺダ二ウムゼットン軍団(1万匹)「ゼットーーーーーーン!!?」

 

と、聖なる巨光(ラー・バルス)のエネルギーレーザーが地上に直撃すると、

 

ほぼ世界中が光に包まれて、バイキンショッカーの増援部隊が

 

次々と消滅していった。

 

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

アクア「...くっ!?」

 

マナ「みんな、大丈夫!?」

 

なぎさ「う...うん...。」

 

鬼太郎「何が起きたんだ...?」

 

ナツメ「あ...あれ見て!!」

 

クロットレイ軍団(436人)「クロットレ~~イ...。」

 

キングゴブリン軍団(308匹)「ギャギャギャ~~...。」

 

メガドラグーン軍団(187匹)「ギャオオオオオ~~...。」

 

ギガバグザー軍団(64匹)「ギギギギギギギギ~~...。」

 

ぺダ二ウムゼットン軍団(5匹)「ゼット~~ン...。」

 

と、聖なる巨光(ラー・バルス)の砲撃により、

 

戦場にいた増援部隊は大幅に激減し、大被害を被った。

 

バン「おいおい...随分減ったじゃねえか。」

 

キング「な...何て威力なんだ!!」

 

Dボウイ「こんな兵器...見たことがないぞ。」

 

デューク「うーん...こんなに残ってしまいましたか。

 

     全部消滅させるつもりだったのですがねえ...

 

     精度に関してはまだまだ改良の余地が...っ!!!!!!!?」

 

「シュン!!」「ズバババババーーーーーーーーッ!!!!!」

 

ベジータ「何だと!?」

 

トランクス「デ...デュークが!?」

 

メリオダス「何が起きたんだ!?」

 

と、デュークが成果を振り返っていた刹那、何者かの斬撃を

 

受けて、一瞬でバラバラにされた。そして...

 

ランギク「...やってくれたな貴様等...。」

 

ネビュリア「まったくじゃのう。」

 

ゴウズルー「ったく...埃被っちまったじゃねえかよお!!」

 

アンチノン「今のは少し肝を冷やしましたがねえ。」

 

パンツァード「アブナカッタ。」

 

ルウェス「ケホッ!ケホッ!ランギク~ゥありがとう...。

 

     みんな~...だ~いじょ~ぶ~?」

 

ツイストム「な...何とか...。」

 

アグニカ「や...やばかったゾ...。」

 

ガンドルフ「さすがのワシでも死ぬかと思いましたワイ...。」

 

シーサイド「ダーグス...ありがとうございました。」

 

ダーグス「礼にはおよばん。当然の事をしたまでだ。

 

    (フン、手を煩わせ追って...。役に立たん連中だ。

 

    だが、部下を勝手に死なせてはばいきんまん様がお怒りになる。

 

    まあ、最も後で生き返らせれば済むのだがな。)」」

 

悟空「いいっ!?あいつら全員生きてっぞ!!」

 

ゴクウブラック「バカな...どういうことだ?」

 

ゼルドリス「おそらく...あのランギクとかいう女だ。

 

      奴が斬撃であの光を切り裂いたと同時に、

 

      あのデュークなるものも始末したのだろう。

 

      しかし...凄まじい速さだったな。」

 

メリオダス「五龍将の方はダーグスが何とかしたみたいだけどな。」

 

ランギク「...ラー・カインとやら聞こえるか!!

 

     これはどういう事か説明してもらおうか?

 

     我々への宣戦布告か!?」」

 

ラー・カインの声「フフフ...来訪祝いと言ったであろう?

 

         それに相応しい祝砲を用意しただけの事。

 

         余の新たなる剣の誕生に貢献できたことを

 

         光栄に思うがよい。デュークよ...撤退するぞ。」

 

デュークの声「かしこまりました。」

 

「バリイイイイイイイイイイン!!!!!!!」

 

ルウェス「うみゅ!?」

 

ゴウズルー「あん!?」

 

ランギク「死体が...鏡に...?」

 

と、ラー・カインがそういうと、ランギクの斬撃で

 

バラバラになったはずのデュークの死体が鏡へと変化し、

 

粉々に砕け散った。

 

光「デューク...。」

 

零「あれは鏡像だったのか。」

 

デュークの声「それではバイキン何某の皆様...

 

       私共はこれにて失礼いたします。

 

       我々からの来訪祝いは気に入っていただけたようで、

 

       身に余る光栄ですよ。フフフ...。」

 

ラー・カインの声「虫ケラ共よ...この戦いでもし、お前達が勝利したら

 

         今度は余が直々にもてなしてやろう。

 

         ではザマスにブラックよ...後は任せたぞ。」

 

ゴクウブラック「ああ...援護感謝するぞ。」

 

ザマス「この不届き者共の首をお前達への手土産にしてやる。

 

    楽しみにしているがいい!!」

 

デュークの声「それは楽しみですねえ。ああそれと、

 

       もちろんグラン・ゲインズの

 

       皆様のご武運もお祈りしていますよ。

 

       それでは、ばいばいき~ん!!」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

と、デュークが最後にそう言い残すと、

 

上空を覆っていた超巨大ゲートが姿を消した。

 

ルウェス「...あんのクソ共~~~っ...

 

     舐めやがってええええええええええええええ

 

     えええええええええええええええ!!!!!!!!!」

 

ネビュリア「いい度胸じゃのう...妾達を虫ケラ呼ばわりするとは。

 

      ルウェスと互角程度の奴がこうも堂々と妾達に

 

      喧嘩を売るとはのう...恐らく自分より強い者と

 

      戦った事がないのであろうな...

 

      三流の小物か...組む価値などなかったな。」

 

アンチノン「やれやれ...レグルス帝国軍とやらも唯の愚か者でしたか...。

 

      我々バイキンショッカーが全並行次元最強と

 

      呼ばれているのを知らないようで...

 

      これだから田舎次元の三流組織は困るのですよ。」

 

パンツァード「アイツラグランゲインズナミノバカ...

 

       オレタチコロスコト...

 

       コノジゲンキエルコトトオナジ...」

 

ゴウズルー「クソ共がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

 

      この俺様を虫ケラだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!?

 

      あのラー・カインって雑魚...

 

      必ず食い殺してやる!!!!!!!!!!!」

 

ランギク「...始末せねばならぬ輩がまた増えたな。

 

     あの男には悪いが、あの様子では同盟は不可能か...

 

     この件が片付いたら殲滅するしかあるまい。

 

     シーサイド...戦闘員達の被害は?」

 

シーサイド「申し上げにくいのですが...この場にいる者達を

 

      除いては、全て消滅してしまったようです。」

 

ツイストム「何だと!?世界中にいたあれだけの数がか!?」

 

アグニカ「と...とんでもないゾ...。」

 

ゴウズルー「チッ...だらしねえぞテメエら!!」

 

海東「やるね...あのラー・カインとかいう奴。」

 

刻「まさかアイツに助けられるなんてな。」

 

メリオダス「だが...おかげで最大のチャンスが巡ってきたぜ!!」

 

悟空「よし、行くぞベジータ!!トランクス!!」

 

トランクス「はい!!」

 

ベジータ「俺に命令するな!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

悟空(超サイヤ人ブルー)「.........。」

 

ベジータ(超サイヤ人ブルー)「........。」

 

トランクス(超サイヤ人2)「.........。」

 

光「私たちも行こう...レイアース!!」

 

海「出てきて...セレス!!」

 

風「ウインダム...お願い!!」

 

ノヴァ「レガリア!!」

 

ランティス「いでよ...我が半身!!」

 

「ブオオオオオーーーーーーーッ!!!」

 

レイアース(光)「......。」

 

セレス(海)「........。」

 

ウインダム(風)「........。」

 

レガリア(ノヴァ)「........。」

 

魔神ランティス「..........。」

 

シンヤ「テック...。」

 

Dボウイ「セッターーーーーーッ!!!」

 

「シュイーーーーーーーン...。」

 

テッカマンブレード「.......。」

 

テッカマンエビル「.........。」

 

マナ「よーし、あたし達も!!」

 

なぎさ・ほのか・ひかり「うん!!」

 

ひかる・ララ・えれな・まどか・ユニ「うん!!」

 

なぎさ・ほのか「デュアル・オーロラ・ウェーブ!!」

 

ひかり「ルミナス・シャイニング・ストリーム!!」

 

「ピカアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

キュアブラック「光の使者...キュアブラック!!」

 

キュアホワイト「光の使者...キュアホワイト!!」

 

ブラック・ホワイト「ふたりはプリキュア!!」

 

キュアホワイト「闇の力のしもべたちよ!!」

 

キュアブラック「とっととお家に帰りなさい!!」

 

シャイニー・ルミナス「輝く命...シャイニー・ルミナス!

 

           光の心と光の意志、総てをひとつにするために!」

 

ひかる・ララ・えれな・まどか・ユニ

 

「スターカラーペンダント!!カラーチャージ!!」

 

「キラキラキラキラキラ☆彡」

 

ひかる・ララ・えれな・まどか・ユニ

 

「き~ら~め~く~~♪星の力で~♪憧~れの~♪わたし描くよ~♪

 

トゥインクルトゥインクルプリキュア♪トゥインクルトゥインクルプリキュア♪

 

スタートゥインクル~スタートゥインクルプリキュア~~!!アア~~~!!」

 

キュアスター「宇宙(そら)に輝く~キラキラ星!!キュアスター!!」

 

キュアミルキー「天にあまねく~ミルキーウェイ!!キュアミルキー!!」

 

キュアソレイユ「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!!」

 

キュアセレーネ「夜空に輝く!神秘の月あかり!キュアセレーネ!!」

 

キュアコスモ「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!!」

 

5人「スタートゥインクル...プリキュア!!」

 

「ピカーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

マナ・六花・ありす・真琴「プリキュア!ラブリンク!」

 

亜久里「プリキュア!ドレスアップ!」

 

「パアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

キュアハート「みなぎる愛!キュアハート!」

 

キュアダイヤモンド「英知の光!キュアダイヤモンド!」

 

キュアロゼッタ「陽だまりポカポカ!キュアロゼッタ!」

 

キュアソード「勇気の刃!キュアソード!」

 

キュアエース「愛の切り札!キュアエース!」

 

5人「響け!愛の鼓動!『ドキドキ!プリキュア!』」

 

キュアハート「愛を無くした悲しい怪物さん達、

 

       このキュアハートがあなたのドキドキ取り戻してみせる!」

 

士・海東「変身!!」

 

電子音「KAMENRIDE!DECEDE!!」

 

   「KAMENRIDE!DIEND!!」

 

「シュシュシュシュシュ!!!!!!」

 

ディケイド「........。」

 

ディエンド「........。」

 

エンジェ「みんな、変身するジェ!!」

 

ゆな・ことり・らんか・きりん・れいこ

 

『プリキュア!エクストリームパニッシュ!!』

 

「パアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

キュアデスティニー「運命を切り開く極限の光!キュアデスティニー!!」

 

キュアインフィニティ「無限を超えし極限の力!キュアインフィニティ!!」

 

キュアエレメント「自然を守る極限の大地!キュアエレメント!!」

 

キュアゼウス「全能なる極限の神姫!キュアゼウス!!」

 

キュアフェニックス「永遠なる極限の炎鳥!キュアフェニックス!!」

 

キュアディスティニー・キュアインフィニティ・キュアエレメント

 

キュアゼウス・キュアフェニックス

 

『次元を護る極限の戦士!エクストリームプリキュア!!』

 

「ピカーーーーーーーーーーーン!!」

 

と、変身組はそれぞれ変身を終えて、戦闘態勢をとった。

 

キュアデスティニー「ああ、それと...。」

 

「シューーーーーーーーン....。」

 

エンジェリア「.........。」

 

ゼロフェンサー「........。」

 

と、キュアデスティニーがカプセルのようなものをとりだすと

 

中からエンジェリア・ゼロフェンサーとよばれる戦士が出現した。

 

さくら「ほええええええええええええ!!!?」

 

ケロベロス「カプセルから何か出てきたで!!」

 

キュアインフィニティ「これはジェネシス様から

 

           いただいたカプセル戦士なの!!」

 

キュアゼウス「あたし達は姫姉さまの護衛をするから

 

       代わりに戦ってもらうのよ!!」

 

アクア「それじゃみんな、作戦通リね!!」

 

一同「了解!!」

 

ランギク「戦闘員達...グラン・ゲインズを仕留めろ!!」

 

クロットレイ軍団(436人)「クロットレイ!!」

 

キングゴブリン軍団(308匹)「ウケケケケケケケ!!」

 

メガドラグーン軍団(187匹)「ギギギギギギギギギ!!」

 

ギガバグザー軍団(64匹)「ギギギギギギギギ~~...。」

 

ぺダ二ウムゼットン軍団(5匹)「ゼット~ン!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、ついにグラン・ゲインズとバイキンショッカーの

 

決戦の火蓋が切って降ろされるのであった。一方、その頃...。

 

~ 上空 ~

 

上空ではアルトとバイエルンが地上の様子を見物していた。

 

アルト「フン...ラー・カインの奴、随分と派手な事をしたじゃないか。」

 

バイエルン「これでレグルス帝国軍はバイキンショッカーを

 

      完全に敵に回す事になっただろうな。

 

      だが、おかげでこの戦いの流れが変わりそうだがな。」

 

アルト「だが、ラー・カインは知っているのか?自分達が敵に回した相手が

 

    レグルス帝国軍とは比較にならない程の巨大組織という事は...

 

    ブル・ドーザの奴も気の毒だな。今頃どんな顔をしているやら...。」

 

バイエルン「フッ...レグルスにも借りができたという事か。

 

      これでますます我々の『計画』を成功させねばならなくなったな。」

 

アルト「ところでバイエルン...あの失敗作は

 

    いつ始末に行くんだ?もう戦闘は始まってるぞ。」

 

バイエルン「『あの男』とは既に話をつけてある。

 

      後はタイミングを見計らって動けばいい。」

 

アルト「『あの男』?ああ...そういう事か。

 

    だがこれは大きな賭けになりそうだな。」

 

バイエルン「ミリカとジェネシスの秘蔵っ子達がいるが、まだ足りない。

 

      これぐらいの強硬手段にでなければ、グラン・ゲインズは

 

      奴らには勝てないだろう。」

 

アルト「それもそうか。クックックッ...楽しみだな。

 

    早くあの失敗作を消したいなあ!!」

 

バイエルン「さてと...ひとまず我々はこの戦いを

 

      じっくりと見物させてもらうとしよう...。

 

      行くぞアルト!!」

 

アルト「了解!!」

 

「シュン!!シュン!!」

 

と、バイエルンとアルトはそう言いながら瞬間移動で

 

その場から姿を消した。そして...。

 

鬼太郎「髪の毛針!!」

 

ブレード「テックランサー!!」

 

クリリン「気円斬!!」

 

ピッコロ「魔光砲!!」

 

「ドドドドドドド!!!」

 

クロットレイ軍団「クロットレ~~イ!!」

 

シャナ「行くよ、アラストール!!」

 

アラストール「うむ!!」

 

シャナ「贄殿遮那(にえとののしゃな)!!」

 

さくら「火焔(ブレイズ)!!」

 

零「煉獄の業火(サタン・ブレイズ)!!」

 

ナツ「火竜の...鉄拳!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

キングゴブリン軍団「ギャアアアアアアアア!!!」

 

キュアブラック「ダダダダダダダ!!!」

 

キュアホワイト「ハアアアアアア!!!」

 

キュアミルキー「プリキュア・ミルキーショック!!」

 

キュアコスモ「プリキュア・コスモシャイニング!!」

 

キュアダイヤモンド「ダイヤモンド・シャワー!!」

 

キュアソード「ソードハリケーン!!」

 

「ドドドドドドドドドド!!!!」

 

メガドラグーン軍団「ギガガガガガガガガ!!!!」

 

と、ついに戦闘が開始すると、グラン・ゲインズのメンバー達は

 

増援部隊を次々と撃破していった。

 

ネビュリア「ほう...中々、やるでないか。」

 

ゴウズルー「思ったより生きがいいじゃねえか。

 

      早く食い殺してえなあ...。」

 

ランギク「相当な覚悟で臨んでいるのが伝わってくるな。」

 

ルウェス「まあね~。この僕に啖呵切ったんだから

 

     これぐらいは楽しませてくれなきゃ。

 

     そんじゃ、ペース上げてみよっか!!」

 

クロットレイ軍団「クロットレーイ!!」

 

「バアアアアアアアアアアア!!!!」

 

クロットレイ軍団(トランザム)「..........。」

 

キュアミルキー「ルン!?」

 

キュアエース「あれはレグルス兵が使っていた!?」

 

アデル「確か、トランザムだったか。厄介な物を!!」

 

アニエス「お姉さま...来ます!!」

 

クロットレイ軍団(トランザム)「クロットレーイ!!!」

 

メガドラグーン軍団「ギギギギギギギギギ!!!!」

 

ギガバグザー軍団「ギギギギギギギギ!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドド!!!!」

 

砂かけ婆「うおおおおおおおっ!?」

 

ナツメ「きゃあああああああ!!!」

 

泪「くうううううううううっ!?」

 

と、ルウェスの号令でペースを上げた

 

増援部隊は、グラン・ゲインズのメンバーに猛反撃をしていった。

 

アグニカ「ヒヒヒ...もう形成逆転したゾ!!」

 

ツイストム「フフフ...俺達まで出番が回ってくれば良いがな!!」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!そうでなくては面白くないワイ!!」

 

シーサイド「さあ...どうします?グラン・ゲインズ。」

 

キュアソレイユ「この黒いノットレイ達...すごく強い!!」

 

キュアコスモ「ノットレイとは比べ物にならないニャン!!」

 

キュアハート「確か...カッパさんと一緒にいた人達に似てるよね。」

 

キュアセレーネ「何なのですか...この人たちは?」

 

ディケイド「ありゃ『クロットレイ』だな。ノットレイの色違いだ」

 

キュアスター「何でノットレイの色違いがこんな所にいるの?」

 

ディエンド「そりゃあ『ノットレイダー』は『バイキンショッカー』のいる

 

      次元では奴らの『傘下』に入ってるからね。」

 

キュアミルキー「オヨォ!!!?」

 

ノットレイダーがバイキンショッカーのいる次元では

 

バイキンショッカーの傘下に入っていると聞かされて

 

ノットレイダーの事を良く知るスター達は驚いていた。

 

キュアセレーネ「ノットレイダーがあの方たちの傘下に

 

        入っているで事ですか!?」

 

ディエンド「ああ。因みに言っておくがその次元のノットレイダーは

 

      お前等の世界のノットレイダーよりも遥かに強大だろうな。

 

      ばいきんまんは傘下に入っている組織や同盟を結んでいる

 

      組織には大規模な軍事援助をしている。

 

      特にノットレイダーは幾つ物宇宙を支配しているほどの

 

      巨大組織になっている筈だ」

 

キュアソレイユ「ええっ!?」

 

キュアコスモ「(あっちの私...とんでもなく苦労してそうニャン...)」

 

クロットレイ(トランザム)「クロットレーイ!!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

フワ「フワーーーーーーーーッ!!!!?」

 

プルンス「プルンスーーーーーーッ!?」

 

キュアブラック「しまった!!」

 

キュアソード「フワが危ない!!」

 

キュアスター「フワーーーーーーッ!!!」

 

と、クロットレイが隙をついてフワを奪い去ろうとしたその時...

 

ゴクウブラック「かめはめ波!!」

 

モンスピート「獄炎鳥!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアア!!!!」

 

クロットレイ(トランザム)「クロットレーーーーーイ!!!?」

 

「ドッカーーーーーーーーーーン!!!!」

 

ゼルドリス「貴様等...戦闘中に何を無駄口叩いている!?」

 

ザマス「ボヤボヤしてるとお前等ごと消すぞ。」

 

と、そこへゼルドリス達十戒やザマス達も戦闘に加わり、

 

フワを助けた形となった。

 

キュアホワイト「じ...十戒...。」

 

キュアソード「それにザマス...。」

 

キュアセレーネ「す...すみませんでした。」

 

キュアスター「でもありがとう!!フワを助けてくれて!!」

 

ガラン「まったく...こんなザコ共さっさと片付けるぞい!!」

 

メラスキュラ「めんどくさいけど...仕方ないわね。」

 

ディエンド「フッ...少しは手伝う気になったかい?」

 

ゼルドリス「フン...手伝うのは貴様等の方だ。

 

      ではこれより魔神王の名の下に異物達を駆逐する!!」

 

ザマス「ボヤボヤするな...人間共!!」

 

キュアハート「うん!!」

 

ディケイド「俺達は魔神族じゃないが...まあいいだろう!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、ゼルドリス達十戒とザマス達そしてキュアハートやディケイド達は、

 

再度、増援部隊へと向かっていった。その一方...

 

レイアース(光)「紅い...稲妻ーーーーーーっ!!!」

 

セレス(海)「水の...龍ーーーーーーっ!!!」

 

ウインダム(風)「碧の...疾風ーーーーーっ!!!」

 

ブレード「ボルテッカーーーーーーーッ!!!!」

 

エビル「PSYボルテッカ!!」

 

ペダニウムゼットン(5体)「ゼットーーーーーン!!!?」

 

「ドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!」

 

ケロベロス「よっしゃーーーーーっ!!!ブチかましたで!!」

 

小狼「やったか!?」

 

「ピイーーーーーーーーーーン...。」

 

ペダニウムゼットン(5体)「ゼットーーーーーン♪♪♪」

 

ルーシィ「バ...バリア!?」

 

グレイ「あの怪物...あんなこともできんのかよ!?」

 

と、光やブレード達が、ペダニウムゼットンにそれぞれの必殺技で

 

攻撃を仕掛けたが、ペダニウムゼットン5体はバリアを張り、

 

攻撃を完全に防御した。そして、

 

ペダニウムゼットン(5体)「ゼットーーーーーーーン!!!」

 

「シュンシュンシュンシュンシュン!!!」

 

エルザ「消えた!?」

 

ウエンディ「一体どこに...?」

 

悠二「あそこだ!!」

 

ペダニウムゼットン(5体)「ゼットーーーーーーーン!!」

 

「ドドドドドドドドドドド!!!!!」

 

レイアース(光)「うわあああああああああっ!!!」

 

セレス(海)「きゃああああああーーーーーーっ!!!」

 

ウインダム(風)「くうううううううううーーーーーっ!!!」

 

ブレード「うおおおおおおおおおおっ!!!!」

 

エビル「ぐわああああああああああっ!!!!」

 

と、ペダニウムゼットン5体はテレポートで光達の背後に回ると、

 

破壊光線で一斉に攻撃を仕掛け、ダメージを与えた。

 

レガリア(ノヴァ)「光!!」

 

アキ「Dボウイ!!」

 

魔神ランティス「おのれ...!!」

 

レイアース(光)「ううう...。」

 

ブレード「く...くそっ...。」

 

アンチノン「おやおや...随分と大苦戦なさってますねえ。」

 

パンツァード「イイゾゼットン」

 

ルウェス「キャハハハハハ!!!せっかくラー・カインのバァカが

 

     数を減らしてくれたのにね~。

 

     そんじゃゼットンちゃ~ん、やっちゃってちょ~だい!!」

 

ペダニウムゼットン(5体)「ゼットーーーーーーーン!!(ペダニウムメテオ)」

 

「ブウウウウウウウウウーーーーン!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

と、ルウェスの号令でペダニウムゼットン5体が一斉に

 

両腕にエネルギーをチャージし、『ペダニウムメテオ』と

 

呼ばれる火球をフルパワーで放った。

 

さくら「光さん!!」

 

鬼太郎「Dボウイ!!」

 

ケロベロス「早よ逃げるんや!!」

 

セレス(海)「こ...こんな所で...。」

 

ウインダム(風)「わ...わたくし達は...。」

 

エビル「に...兄さんをこの手で殺すまでは...。」

 

ブレード「ラダムを滅ぼし...父さんとの約束を果たすまでは...。」

 

レイアース(光)「絶対に...!!」

 

光・海・風・ブレード・エビル「諦めるかあああああああああ!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!」

 

レガリア(ノヴァ)「光---------っ!!!!!」

 

アキ「Dボウイーーーーーーーーーーッ!!!」

 

ルウェス「キャハハハハハハ!!!残念無念また来週~!!!!」

 

と、光やブレード達にペダニウムメテオが直撃して

 

大爆発を起こし、敗れたと思われた次の瞬間...

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

ルーシィ「な...何、あの光は!?」

 

エルザ「それに...この気配は?」

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

レイアース(?)「........。」

 

ブレード(?)「.........。」

 

エビル(?)「.........。」

 

ルウェス「!!!!!!!!!!!?」

 

レガリア(ノヴァ)「あれって...。」

 

魔神ランティス「ああ...。」

 

クレフ「デボネアを倒した時の!!」

 

アキ「Dボウイ...あの姿は!!」

 

ノアル「エビルの野郎も...。」

 

ルウェス「ふーん...ここでなっちゃうんだ。

 

    『合体レイアース』ちゃんに

 

    『ブラスター化』テッカマン君...。」

 

合体レイアース(光)「よし...いける!!」

 

ブレード(ブラスター化)「この力ならば...!!」

 

エビル(ブラスター化)「これがブラスター化か!!」

 

さくら「ほえええええええええええ!!!」

 

ケロベロス「が...合体したやと!?」

 

小狼「レイアースにあんな能力が...?」

 

鬼太郎「Dボウイ!シンヤ!!」

 

ねこ娘「やっちゃいなさい!!」

 

ランギク「...行け、ペダニウムゼットン!!」

 

ペダニウムゼットン(5体)「ゼットーーーーーーーン!!」

 

「ドドドドドドドドドドド!!!!!!!」

 

ブレード(ブラスター化)「遅い!!」

 

エビル(ブラスター化)「そんなものが!!」

 

「ズバババババババババババ!!!!!!!!!」

 

ペダニウムゼットン(5体)「ゼットーーーーーーーン!!?」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオーーーーーーーン!!!!!」

 

と、ペダニウムゼットン5体は破壊光線でブレード達を攻撃するが、

 

ブレードとエビルは凄まじいスピードで攻撃を回避すると、

 

そのままテックランサーで連続攻撃を仕掛けて、ダメージを与えた。

 

エルザ「速い...!!」

 

ルーシィ「かっこいいーーーーーーっ!!!」

 

グレイ「やるじゃねえかあの兄弟!!」

 

ブレード(ブラスター化)「光!!今だ!!」

 

エビル(ブラスター化)「ぐずぐずするな!!」

 

合体レイアース(光)「はい!海ちゃん、風ちゃん、一気に決めよう!!」

 

海・風「うん(はい)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、合体レイアースはそういいながら魔力を高めると、

 

必殺技の発射態勢をとる。

 

さくら「光さん!!」

 

ケロベロス「ぶちかましたれ!!」

 

小狼「行けーーーーーーーーっ!!」

 

風「何があっても...。」

 

海「何が起きても...。」

 

光「最後までずっと一緒だ!!」

 

合体レイアース(光・海・風)「閃光(ひかり)の...螺旋ーーーーーーっ!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

ペダニウムゼットン(5体)「ゼットーーーーーーーン!!」

 

「ピイーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、合体レイアースは『閃光(ひかり)の螺旋』と呼ばれる合体技を

 

放った。対するペダニウムゼットンはバリアを張り、防御態勢をとった。

 

「バリバリバリバリバリバリ!!!!!!」

 

光・海・風「はああああああああああああああっ!!!!!!!!」

 

ペダニウムゼットン(5体)「ゼットーーーーーーーン!!!!!!」

 

エビル(ブラスター化)「兄さん...僕らも行こうか!!」

 

ブレード(ブラスター化)「いいだろう。」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

と、ブレードとエビルはそう言いながらボルテッカの

 

発射態勢をとるが、これまでのものとは桁違いの

 

エネルギーが発生し、周辺が揺れ始めた。

 

アンチノン「うーん...心地よいエネルギーですねえ...

 

      効きますなあ。」

 

パンツァード「オレ、ダイコウブツ」

 

ブレード・エビル(ブラスター化)「うおおおおおおおおおおおおお

 

                おおおおおおおおおおおおおお

 

                おおおおおおおおおお!!!!!!!!」

 

アキ「Dボウイ!!」

 

ノアル「す...すげえ、これがブラスター化のパワーか!!」

 

鬼太郎「行け!Dボウイ!!」

 

ブレード・エビル(ブラスター化)

 

「ブラスター....ボルテッカーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオーーーーーーーッ!!!!!」

 

と、ブレードとエビルはボルテッカを更にパワーアップさせた

 

『ブラスターボルテッカ』を放った。そして、合体レイアースが

 

放った『閃光の螺旋』と融合し、強大な威力となって

 

ペダニウムゼットンに襲い掛かった。そして...

 

「パリパリパリパリーーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

光・海・風・ブレード・エビル「うおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

               おおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

ペダニウムゼットン(5体)「ゼットオオオオオオオオオオオオオオオオオ

 

             オオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!!!!!!」

 

と、閃光の螺旋とブラスターボルテッカの直撃を受けた

 

ペダニウムゼットン5体は断末魔の叫びをあげながら

 

大爆発し、消滅していくのであった。

 

ケロベロス「よっしゃーーーーーーっ!!!!」

 

さくら「光さん!!」

 

鬼太郎「Dボウイ...シンヤ...やったな。」

 

目玉おやじ「大したものじゃのう!!」

 

ねこ娘「ええ!!」

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

光・海・風「はあ...はあ...はあ...。」

 

Dボウイ「何とかなったようだな...。」

 

シンヤ「ふん...当然だよ。」

 

と、力を使い果たした光とDボウイ達は

 

変身が強制解除されて、元の姿へと戻っていった。

 

クレフ「光!海!風!!」

 

アキ「Dボウイ!!」

 

海「クレフ...。」

 

Dボウイ「アキ...心配かけたな。」

 

クレフ「よくやったぞ3人とも。」

 

ノアル「大した奴だぜお前は!まさかここで

 

    ブラスター化するなんてよ。」

 

Dボウイ「だが...なぜだろうな?」

 

シンヤ「ブラスター化なんて、まだ僕らには早かった代物なのにな。」

 

光「多分、二人にもあったんだよ。わたし達にも

 

  負けないくらいの心の強さが!!」

 

海「それが奇跡を生んだんだと思います!!」

 

風「いわゆる、『思いの力』というものですわ!!」

 

Dボウイ「『思いの力』か....。」

 

シンヤ「フン...今はそういう事にしておこうか。」

 

アキ「まだ戦いは続くわ。今は体をしっかり休めましょうDボウイ...。」

 

Dボウイ「ああ...すまないアキ。」

 

光「さてと...他のみんなは...。」[newpage]

 

電子音「FINAL ATTCK RIDE DEDEDEDEDEKEID!!」

 

ディケイド「ハアッ!!」

 

キュアハート「ハートダイナマイト!!」

 

ゼルドリス「獄炎(ヘルブレイズ)!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!」

 

クロットレイ軍団(トランザム)「クロットレーイ!!!」

 

キングゴブリン軍団「ウガガガガガガガガガ!!!!!!!」

 

メガドラグーン軍団「ギギャアアアアアアアアア!!!」

 

ギガバグザー軍団「ギャギャギャギャギャギャ!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!」

 

と、残った増援部隊も、十戒やザマス達の加勢もあり、

 

全て壊滅させたのであった。

 

キュアスター「よーし!!」

 

キュアロザッタ「何とかなりましたね!!」

 

キュアブラック「癪だけど...ラー・カインには感謝しないとね。」

 

ガラン「カッカッカッ!!まあこんなもんかのう!!」

 

ザマス「ククク...待ちかねたぞ。次はいよいよ奴らの番だ!!」

 

と、ザマスはそういいながら、ルウェス達の方へと目線を向けた。

 

ルウェス「ん?あの『紙切れ』...何コッチ見てんだよ!!」

 

ネビュリア「まあ...良いではないか。

 

      これが奴らの最後の勝利となるのだからのう!!」

 

ランギク「余計な横槍があったが、まあいいだろう。

 

     五龍将!!次はお前達だ。準備はいいか?」

 

シーサイド「はい、ランギク様!!」

 

ツイストム「いつでも行けますぞ!!」

 

アグニカ「ヒヒヒ...ついにあたし等の出番だぞ!!」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!面白くなってきたワイ!!」

 

ダーグス「では行くぞ....。」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、ランギクが指示をだすと、五龍将達は

 

凄まじい闘圧を放ちながら、戦闘態勢をとった。

 

トランクス「くっ!?」

 

ピッコロ「な...何だこの気は!?」

 

悟空「こりゃあ驚てえたぞ...おめえら強そうだな!!」

 

ルウェス「どう?コテンパンにやられたの思い出しちゃった?

 

     それなら早く降参しちゃったらどうかな~♪

 

     キャハハハハハハハハハハ!!!!!」

 

ネビュリア「ところでルウェスよ...『あ奴ら』は

 

      どうするのじゃ?」

 

ルウェス「ん?ああ...五龍将だけでじゅ~ぶんでしょ。

 

     それに...『彼』は今頃、真っ白になってるだろうし~

 

     多分、今は使い物になんないよ。」

 

~ ドラグキャリアブリッジ ~

 

ブル・ドーザ(真っ白)「...........。」

 

「チーーーーーーーーーーン...。」

 

イーラ「....何、アイツ....。」

 

朱の盆「なんで真っ白になってるんだ?」

 

ぬらりひょん(6期)「先ほど、彼の上司とやらが姫様達に

 

         喧嘩を売ってしまいましたからねえ...。」

 

カミーラ「それは白くなって当然ね...( )

 

ウォルフガング「馬鹿な奴らだ。キングダーク様やばいきんまん様の

 

        恐ろしさを知れば敵に回したいなど

 

        考えもしないだろうにな。」

 

ヴィクター「もう終わりだねえ...そのレグルスとかいう連中も。

 

      次元ごと消されちゃうかもね。」

 

ベール「まあ、俺達には関係のない事だ」

 

プロトジコチュー「奴等を始末すれば次はレグルス帝国軍だな。」

 

と、ラー・カインが半ば宣戦布告ともとれる攻撃をしたことで、

 

レグルスとバイキンショッカーの同盟を目論んでいた

 

ブル・ドーザは失敗を悟り、真っ白となってピクリとも動けずにいた。

 

ブル・ドーザは既に完全に分かってしまっていたからだ。

 

バイキンショッカーを敵に回せばレグルス帝国は

 

確実に滅びると言う事を...。そして...

 

~ ドラグキャリアの外 ~

 

ルウェス「さあ、どうすんの?さっさと降参しちゃいなよ!!

 

     まだ死にたくないでしょ~、君達!!

 

     どうあがいてもザコの君達に勝利なんてあるわけ

 

     ないんだからさあ~キャハハハハハハ!!!!!」

 

アクア「...それはどうかしら!!」

 

「スッ...!!」

 

と、アクアはあざ笑っているルウェスをよそに、

 

懐からミリカウォッチをとりだした。

 

ランギク「ん?あれは何だ...。」

 

ネビュリア「時計みたいじゃのう。」

 

ルウェス「はあ?そのボロい懐中時計が何だって言うんだよ!?」

 

アクア「これはただの懐中時計なんかじゃないわ!!

 

    今...その証拠を見せてあげる!!」

 

「ピキーーーーーーーーン!!」

 

電子音「MIRIKA!!」

 

アクア「変身!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!!」

 

ネビュリア「!!!!!!!!!!?」

 

ランギク「何だ、この魔力は!?」

 

と、アクアは、懐中時計を左手で持ち発動させると、

 

そこから強力な魔力が溢れ出してアクアを包み込み、

 

『ミリカ・ド・グランバニア』の姿へと変わった。

 

「パアアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!!!!!」

 

ミリカ「.......。」

 

ラピス「姫姉さま!!」

 

キュアデスティニー「アクアさん!!」

 

ルウェス「お前え...そんな力を隠してやがったのかよ!?」

 

ミリカ「そう言う事 これが私の本当の姿...

 

   『ミリカ・ド・グランバニア』よ!!」

 

ダーグス「ほう...?」

 

ツイストム「ミ...ミリカ・ド・グランバニアだと!?」

 

アグニカ「ま...まだあんな奴がいたのかゾ...?」

 

ルウェス「成程ねぇ...でもそんな力があるんなら

 

     何で最初から見せなかった訳?

 

     その力を使えば僕といい勝負が出来たかも知んないのに。」

 

ミリカ「それは...ちょっと訳ありで。」

 

ルウェス「ふうん、まあいいや。少しは面白くなってきたじゃん。

 

     それならさっさとかかってきなよ!!」

 

ミリカ「それじゃあ...遠慮なく みんな...準備はいいわね?」

 

トランクス(超サイヤ人2)「はい!!」

 

バン「いつでもいいぜ~♪」

 

ミリカ「行くわよ...白魔法(ホワイトアタック)!最大増強(ギガ・ビルド)!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ミリカが白魔法(ホワイトアタック)最大増強(ギガ・ビルド)を

 

発動させると、グラン・ゲインズのメンバーの能力が大幅に増強された。

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

悟空(超サイヤ人ブルー)「おおっ!?こりゃあすげえな!!」

 

メリオダス「イッシッシッ...さっすがミリカ様だぜ!!」

 

ベジータ(超サイヤ人ブルー)「フン!!まあ、悪くはない。」

 

ダーグス「パワーが急激に上昇しただと?あのミリカとかいう女の力か。」

 

ツイストム「面白い...来い!グラン・ゲインズ!!」

 

アグニカ「燃えてきたゾ!!」

 

ガンドルフ「ガッハッハッハッ!!!

 

      これぞまさに決戦!!血が騒ぐわい!!」

 

シーサイド「...参ります!!(姫様は必ずお守りする!!)」

 

ミリカ「さあ...裁きの時間よ!行きましょうみんな!!」

 

一同「了解!!」

 

ルウェス「裁かれんのはお前等だ!!五龍将~!!あの馬鹿共をブッ殺せ~!!」

 

 

 

 

 

レイス「という訳で、ついにグラン・ゲインズとバイキンショッカーの

 

    決戦の火蓋が切って降ろされた。ラー・カインの援護(?)もあり、

 

    まずは敵の第1波を退けたメンバー達。

 

    そして次は先の戦いで惨敗した五龍将達に挑むことになったのだが、

 

    ミリカ君が元の姿へと変身し、メンバー達を強化したことで、

 

    戦況を一変させるのであった。

 

    そして...我が主、桑田進之介を抹殺する機会を虎視眈々と伺う

 

    アルト君とバイエルン君...彼らの動きも気になるところだろう。

 

    果たして、桑田進之介とグラン・ゲインズの運命は...。

 

    それでは次回も...刮目せよ!!」

 

 

第12話 ~ 決戦!グラン・ゲインズVSバイキンショッカー!! ( 完 )

 




第12話終了です。


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第13話 ~ 雪辱(リベンジ) ~

特別編第13話です。


ミリカ「さあ...裁きの時間よ!みんな!!」

 

一同「了解!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

と、ミリカの号令でグラン・ゲインズのメンバー達は

 

一斉に攻撃を仕掛けていった。

 

ツイストム「ククク...返り討ちにしてやる!

 

      嵐皇龍の絶爆崩壊(ツイスター・デストラ・ゲイザー)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

鬼太郎「霊毛ちゃんちゃんこ!!」

 

「バシイイイイイイイイイイイイイ!!!!」

 

ツイストム「な...何だと!?」

 

と、ツイストムは周りに展開した無数の超極大魔法陣から

 

雷竜と風竜の砲撃を嵐の様に放ったが、

 

鬼太郎がすかさず霊毛ちゃんちゃんこで相殺した。

 

鬼太郎「今だ!!」

 

ねこ娘「うにゃーーーーーーーっ!!!!!」

 

アニエス「ダイナバ・ミ・トーチ!!」

 

キュアソード「閃け!ホーリーソード!!」

 

キュアセレーネ「プリキュア!セレーネアロー!!」

 

「ドドドドドドドドドドドド!!!!!!」

 

ツイストム「ぐおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

と、鬼太郎の合図でねこ娘達はツイストムに

 

一斉攻撃を仕掛けて、吹き飛ばした。

 

ルウェス「うみゅ!?」

 

ダーグス「何...?」

 

ツイストム「ぐ...うう...馬...馬鹿な...。」

 

アグニカ「ヒヒヒ...ダサいぞツイストム...今度はあたし等だゾ!

 

     喰らえ!破滅の太陽(デストロイ・サン)!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

キュアダイヤモンド「プリキュア・ダイヤモンドブリザード!!」

 

グレイ「絶対氷結(アイスドシェル)!!」

 

「パキパキパキパキーーーーーーーーイン!!!!!」

 

アグニカ「ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ!!!!!!!?」

 

キュアスター「プリキュア!スターパンチ!!」

 

ディアンヌ「双拳(ダブルハンマー)!!」

 

ルーシィ(タウロスフォーム)「ルーシィーーー...パーーーンチ!!!」

 

ラピス「ラピス...プリティー・ガトリングーーーーーーーーーッ!!!」

 

「ドガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!」

 

アグニカ「ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾオオオオオオ

 

     オオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」

 

「ドゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!」

 

と、アグニカは片手から破滅の太陽(デストロイ・サン)と呼ばれる

 

超極大な大きさの太陽球を放ったが、パワーが上昇した

 

キュアダイヤモンドとグレイが一瞬で氷漬けにすると、

 

キュアスター達、拳自慢の女子メンバーがパンチの嵐を

 

次々に直撃させて、アグニカを吹き飛ばした。

 

アグニカ「ゾ...ゾ...ゾ...。」

 

ルウェス「アグニカ!?ど...どうなってんだよあいつら!?」

 

ガンドルフ「ガッハッハッ!!こうでなくては面白くないワイ!!次はワシじゃ...

 

      地皇龍の鉄塊重力波(ニーズヘッグ・アイアン・グラビドン)!!」

 

「グウオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

ベジータ(超サイヤ人ブルー)「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!?」

 

トランクス(超サイヤ人)「ぐああああああああああああああっ!!!!!?」

 

悟空(超サイヤ人ブルー)「いぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎっ!!!!!?」

 

と、ガンドルフは地皇龍の重力波(ニーズヘッグ・グラビドン)と呼ばれる

 

星を簡単に押し潰す超威力の重力波を放ち、悟空達を押しつぶしていく。

 

クリリン「ご...悟空ーーーーーーーーーーっ!!!!!?」

 

悟飯「ベジータさん!!トランクスさん!!」

 

ピッコロ「ま...まずいぞ!?」

 

ルウェス「キャハハハハハハハハ!!!潰れろ潰れろ!!

 

     ガンドルフ!こいつらミンチにしちゃえ!!」

 

ガンドルフ「そう簡単に潰れては面白くないワイ!!

 

      少しは抵抗してくれんとのう...ガッハッハッ!!!」

 

ベジータ(超サイヤ人ブルー)「フン!!そうか...。」

 

トランクス(超サイヤ人)「ならばお望み通リにしてやる!!」

 

悟空(超サイヤ人ブルー)「ハアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

ガンドルフ「な...何じゃとおおおおおおおおおお!!!!!!!?」

 

「シュンシュンシュンシュン.....。」

 

ベジータ(ブルー進化)「こんなものがこの俺様に効くか!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「覚悟しろ...ガンドルフ!!」

 

悟空(界王拳ブルー)「いくぞおめえら!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

クリリン「行けえ!悟空!!ベジータ!!トランクス!!」

 

天津飯「ぶちかませえ!!」

 

ベジータ(ブルー進化)「ビッグバンアタック!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「バーニングアタック!!」

 

悟空(界王拳ブルー)「か~め~は~め...波ーーーーーーーーっ!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

ガンドルフ「ぐぬぬぬぬぬぬぬ...こ...こんなものでこのワシが...

 

      ぬわあああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

 

「ドッカーーーーーーーーーーーーーン!!!!!」

 

と、悟空達はガンドルフの重力波をはねのけると、そのまま

 

それぞれ必殺技を放ち、直撃させると、ガンドルフは

 

大ダメージを受けて、その場で崩れ落ちた。

 

ガンドルフ「お...お...お...。」

 

「ドシイイイイイーーーーーーーーーン...!!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「さすがに頑丈ですね...」

 

ベジータ(ブルー進化)「チッ...しぶとい野郎だ!!」

 

悟空(界王拳ブルー)「しっかしアクアの奴、すげえな!!

 

          こんなにパワーが上がるなんてよ!!

 

          今ならビルス様にも勝てるんじゃねえかな!!」

 

ウイス「...だそうですよ~ビルス様。」

 

ビルス「あいつら...調子に乗りやがって...。」

 

アンチノン「ですが...確かにこれは大したものですねえ!!」

 

パンツァード「スゴイスゴイ」

 

ダーグス「フッ...面白くなったな。シーサイド...行くぞ!!」

 

シーサイド「ええ!!美しく散りなさい...グラン・ゲインズ!!

 

      氷河皇龍の龍星砲(コキュートス・ドラゴネス)!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、シーサイドは氷河皇龍の龍星砲(コキュートス・ドラゴネス)と

 

呼ばれる絶対零度を容易く凍る程の冷気の超極大竜を連続で放った。だが...

 

シャナ「贄殿遮那(にえとののしゃな)!!」

 

キュアソレイユ「プリキュア!ソレイユシュート!!」

 

零「燃えちれ...煉獄の業火(サタン・ブレイズ)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

シーサイド「な...何ですって!!!!!?こ...この私の氷を!!」

 

と、シャナ達はそれぞれの炎の技を放ち、

 

氷河皇龍の龍星砲(コキュートス・ドラゴネス)を相殺した。

 

シャナ「涼しいな、アラストール。」

 

アラストール「まったくだ。」

 

キュアソレイユ「こんなもので...みんなの笑顔を凍らせはしない!!」

 

零「悪(クズ)が放つ氷など...全て燃え散らしてやる!!」

 

シーサイド「ならば...これはどうですか!!

 

      氷河皇龍の吹雪閃光(コキュートス・ブヒューロト)!!」

 

「バキイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!!」

 

と、次にシーサイドは『氷河皇龍の吹雪閃光(コキュートス・ブヒューロト)』

 

と呼ばれる超のつくほどの絶対零度の猛吹雪を放ち、

 

氷漬けにしようとするが...。

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

ナツ「ぬりいなあ...これなら今のグレイの方がよっぽど冷てえぞ!!

 

   火竜の...咆哮(ほうこう)ーーーっ!!!!!!!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

シーサイド「あああああああああああああああっ!!!!!!!!」

 

「ドゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

と、ナツはすかさずミリカの魔法で大幅に威力が増した

 

火竜の咆哮(ほうこう)を放ち、

 

氷河皇龍の吹雪閃光(コキュートス・ブヒューロト)を一瞬で

 

相殺すると、そのままシーサイドに直撃し、吹き飛ばした。

 

シーサイド「あ...あ...あ...」

 

ルウェス「う...うみゅ~...シーサイドまでぇ...。」

 

ハッピー「いいぞ~ナツゥ~!!」

 

キュアブラック「今度はあたし達の番よ!ブラックサンダーーーーッ!!」

 

キュアホワイト「ホワイトサンダーーーーーッ!!」

 

「バリバリバリバリバリバリ!!!!!」

 

キュアホワイト「プリキュアの、美しき魂が!!」

 

キュアブラック「邪悪な心を、打ち砕く!!」

 

ブラック&ホワイト「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!」

 

キュアスター「キラやば~☆!!」

 

キュアハート「行っけえーーーーーーーーっ!!!!」

 

と、キュアブラックとホワイトがダーグスに向けて

 

プリキュア・マーブル・スクリュー・マックスを

 

ダーグスに向けて放った。だが...。

 

ダーグス「消滅皇龍の闇滅火(ルイン・ダーグ・ペンドラーズ)..!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

キュアブラック・ホワイト「きゃああああああああああ!!!!」

 

と、対するダーグスはすかさず、

 

消滅皇龍の闇滅火(ルイン・ダーグ・ペンドラーズ)と呼ばれる

 

闇の超極大龍のエネルギー波を放ち、

 

プリキュア・マーブル・スクリューマックスを

 

一瞬で相殺すると、そのままキュアブラックとホワイトに

 

直撃させて、吹き飛ばした。

 

キュアロゼッタ「ああっ!?」

 

キュアエース「ブラック!ホワイト!!」

 

シャイニー・ルミナス「そ...そんな...。」

 

キュアホワイト「ううう...ど...どうして...。」

 

キュアブラック「あ...あたし達のパワーって...

 

        上がってるはず...だよね...。」

 

ダーグス「フン...こいつらと同じにするな。

 

     少しくらいパワーが上がったところで

 

     五龍将最強であるこの俺を倒せると思っているのか?」

 

キング「そ...そんな...。」

 

マーリン「確かに...五龍将の中でもあの者の魔力は別格の様だな。」

 

ルウェス「キャハハハハハハハ!!!いいぞいいぞ!

 

     さっすがダーグス!!五龍将さ~いきょ~う!!」

 

エスカノール「おこがましい...この私を差し置いて

 

       最強と名乗るなど!!無慈悲な太陽(クルーエル・サン)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

と、エスカノールはダーグスの五龍将最強という台詞に憤慨すると、

 

魔力を極限までに高めて、無慈悲な太陽(クルーエル・サン)を放つ。だが...

 

ダーグス「やれやれ...その程度でよく最強とか言えるものだな...

 

     『アビスゲイザー』!!」

 

「ブバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

エスカノール「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!?」

 

「ドゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!」

 

と、ダーグスはアビスゲイザーと呼ばれる技を放つと、

 

無慈悲な太陽(クルーエル・サン)を闇の引力で引き寄せ

 

一瞬で飲み込むと、そのまま地面から大噴火の様に

 

無数に噴き出す闇のエネルギーを放ち、

 

エスカノールを攻撃し、吹き飛ばした。

 

バン「エスカノール!!」

 

ラピス「おっさん!!」

 

ベジータ(ブルー進化)「ならば...これでどうだ!!ファイナルフラッシュ!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「フィニッシュ...バスターーーーッ!!!!」

 

悟空(界王拳ブルー)「かめはめ波ーーーーーーーーーっ!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」

 

ダーグス「ぬうううううううううううん!!!!」

 

クリリン「よし...これなら!!」

 

ピッコロ「行けえ!!」

 

悟空・ベジータ・トランクス「うおおおおおおおおおおっ!!!!!」

 

ダーグス「...(フン、小癪な...ペースを上げてみるか。)

 

     『闇黒惑星波動(ダーク・ノヴァ・プラネッタ)』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!」

 

と、ダーグスはパワーを上げると、

 

『闇黒惑星波動(ダーク・ノヴァ・プラネッタ)』と呼ばれる

 

膨大な龍気と引力エネルギーを秘めた闇黒惑星をイメージとした

 

超強力なエネルギー砲弾を放つと、3人の攻撃を瞬く間に押し戻した。

 

ベジータ(ブルー進化)「な...何だとおおおおお!!!?」」

 

トランクス(超サイヤ人2)「く...くそおおおおおおおおお!!!!?」

 

悟空(界王拳ブルー)「いぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!!!!!?」

 

ウイス「これは...いけませんね。」

 

ビルス「踏ん張れーーーーーーーっ!!お前等ーーーーーーーーーっ!!」

 

ダーグス「さらばだ...サイヤ人!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

悟空(界王拳ブルー)「や...やべえ!!!!!!?」

 

と、『闇黒惑星波動(ダーク・ノヴァ・プラネッタ)』が

 

悟空達に直撃しそうになったその時...。

 

メリオダス「全反撃(フルカウンター)!!」

 

「ガキイイイイイイイイイイーーーーーーーン!!!!」

 

ダーグス「ん?」

 

トランクス(超サイヤ人2)「メ...メリオダスさん!!」

 

ベジータ(ブルー進化)「貴様...!?」

 

メリオダス「今の内だぜ...早く逃げろ!!」

 

悟空(界王拳ブルー)「す...すまねえ!!ベジータ!トランクス!!掴まれ!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「は...はい!!」

 

ベジータ(ブルー進化)「くそったれが!!」

 

「シュン!!」

 

と、悟空達はメリオダスが食い止めている間に、

 

瞬間移動でその場から姿を消した。

 

メリオダス「これでよし!!さてさてさーて...ここからどうするかねえ...?」

 

ダーグス「フン...貴様一人とは無謀だな。全反撃(フルカウンター)ごときで

 

     どうにかできると思うか?消え失せろ!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

メリオダス「ぐわああああああああああああ!!!!!!」

 

ミリカ「メリオダス!?」

 

キュアハート「メリオダスさーーーーーーーーん!!!」

 

マーリン「団長殿!!」

 

ルウェス「キャハハハハハハ!!!!は~い!まずひ~とり~!!」

 

と、メリオダスは全反撃(フルカウンター)で跳ね返そうとするが、

 

ダーグスは更に魔力を上げて、闇黒惑星波動(ダーク・ノヴァ・プラネッタ)を

 

メリオダスへと直撃させた。すると....

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

ダーグス「!!!!!!!!!!!?」

 

エスタロッサ「お...おいゼル...。」

 

ゼルドリス「こ...この凄まじい闇の魔力は...!?」

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

メリオダス(?)「フン...この程度の闇でこの俺を倒せるとでも思っていたのか?」

 

バン「団長...?」

 

さくら「メリオダスさん...?」

 

マーリン「あ...あの姿は...まさか!!」

 

メラスキュラ「ア...殲滅(アサルト)モードですって!?」

 

メリオダス(殲滅モード)「さあ...第2ラウンドと行こうか、ダーグスさんよ!!」

 

エルザ「あれが...かつて四大天使やドラゴンすらも恐れさせた

 

    十戒の統率者か...。」

 

ガラン「カッカッカッ!!帰ってきたようじゃのう。

 

    かつて最強の魔神とよばれた男が!!」

 

モンスピート「まあね...しかも今の彼...ミリカの魔力で

 

       能力が上昇しているから...。」

 

ゼルドリス「ああ...下手をしたら魔神王(ちちうえ)と同等か、

 

      それ以上かもしれん。

 

      (やはり...父上が言った通リ、メリオダスは...。)」

 

ダーグス「フン...俺の闇を利用してかつての姿に

 

     戻ったという訳か。だが!!」

 

メリオダス(殲滅モード)「神千斬り...!!」

 

「シュン!!」「ズババババババババババーーーーーーーッ!!!」

 

ダーグス「ぐおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!?」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオーーーーーーーン!!!!」

 

と、メリオダスはダーグスの闇の力を利用して

 

殲滅(アサルト)モードと呼ばれる、かつて十戒の統率者だった頃の

 

姿へと戻ると、すかさず神千斬りを放ち、

 

ダーグスにダメージを与えて、吹き飛ばした。

 

ルウェス「うみゅ!!!!?(速い...!!)」

 

ナツ「お...おいグレイ...今の見えたか!?」

 

グレイ「い...いや...何が起きたんだ?」

 

メリオダス(殲滅モード)「ククク...まだくたばるんじゃねえぞダーグス!!」

 

ダーグス「笑わせるな...魔神族ごときがああああああ!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

と、ダーグスはそういいながらメリオダスに襲い掛かるが...

 

メリオダス(殲滅モード)「遅えよ...付加(エンチャント)獄炎(ヘルブレイズ)!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!!!!」

 

ダーグス「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオーーーーーーーン!!!」

 

と、メリオダスは付加(エンチャント)獄炎(ヘルブレイズ)を発動させ、

 

襲い掛かってきたダーグスを返り討ちにした。

 

ダーグス「ぐうう...。」

 

ラピス「す...すげえ...。」

 

クリリン「へ...下手したら悟空よりも強いんじゃないかあいつ...。」

 

ゴウズルー「おいおい...何やってんだテメエら!!」

 

ネビュリア「まさか...ここまで圧倒されるとはのう。」

 

ランギク「あのミリカとかいう女...中々できるようだな。」

 

ルウェス「そうだね~。こうなったら予定より早いけど、

 

     『アレ』を使いなよ、五龍将!!」

 

ダーグス「か...かしこまりました...お前達...いいな?」

 

ツイストム「お...おのれ...。」

 

シーサイド「こうなれば...。」

 

ガンドルフ「ワシらの底力と意地を!!」

 

アグニカ「たっぷりと見せてやるゾ!!」

 

五龍将「アークダーマ...発動!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

と、五龍将がそう言いながら体内に取り込んだアークダーマを

 

発動させると、五龍将が漆黒のオーラを放ちながら、

 

ツイストムは巨大な緑色の神龍の様な姿に

 

アグニカは赤黒い溶岩に覆われた巨大竜人の姿に

 

ガンドルフは黒い鉱石に覆われた300Mを超える巨大竜の姿に

 

シーサイドは水色のダイヤモンドの様な宝石で覆われた巨大な女性龍人の姿に

 

そしてダーグスは全身を闇で覆われた三つ首鎧竜の姿に変化した。

 

ダーグス(アークダーマ)「........。」

 

ツイストム(アークダーマ)「.......。」

 

シーサイド(アークダーマ)「.........。」

 

ガンドルフ(アークダーマ)「.........。」

 

アグニカ(アーク・ダーマ)「.........。」

 

さくら「ほええええええええええええ!!!!!?」

 

鬼太郎「な...!?」

 

ベジータ「何だと!?」

 

悟空「す...すげえ...。」

 

キュアデスティニー「あの人たち...まさかアークダーマを!?」

 

キュアインフィニティ「どうやら、そうみたいね。」

 

ミリカ「アークダーマ?」

 

キュアゼウス「バイキンショッカーが作り出した増強剤みたいなものです。

 

       あんなものまで用意していたなんて。」

 

ダーグス(アークダーマ)「さあ...第3ラウンドといこうか?メリオダス。」

 

メリオダス(殲滅モード)「フン...まだそんな物隠していやがったか。神千斬り!!」

 

「ズババババババババババーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

 

と、メリオダスはすかさずダーグスに神千斬りで攻撃を仕掛けるが...。

 

ダーグス(アークダーマ)「フフフ...痒いな。今度はこちらの番だ...

 

           消滅皇龍の闇滅火(ルイン・ダーグ・ペンドラーズ)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーッ!!!!!」

 

メリオダス(殲滅モード)「ぐわあああああああああっ!!!キ...キサマあ...。」

 

「ドサッ...。」

 

バン「団長ーーーーーーーっ!!!?」

 

ラピス「メリオダス!!」

 

キング「そ...そんな!?」

 

と、メリオダスはアークダーマ形態となったダーグスに

 

神千斬りで攻撃を仕掛けたが、まったく通用せず、

 

逆に消滅皇龍の闇滅火(ルイン・ダーグ・ペンドラーズ)の

 

直撃を受けて大ダメージを負い、倒れてしまった。

 

ディケイド「チイッ...やはりすんなりとはいかんか。

 

      お前達、行くぞ!!」

 

ディエンド「ああ...士!!」

 

電子音「FINAL ATTCK RIDE DEDEDEDEDECEDE!!」

 

電子音「FINAL ATTCK RIDE DEDEDEDEDEEND!!」

 

鬼太郎「指鉄砲!!」

 

さくら「火焔(ブレイズ)!!」

 

キング「真・霊槍シャスティフォル第一形態霊槍(シャスティフォル)!!」

 

ディアンヌ「大地の怒号(マザー・カタストロフ)!!」

 

ゴウセル「大停電の矢(ブラックアウト・アロー)!!」

 

マーリン「殲滅の光(エクスターミネイトレイ)!!」 

 

グレイ「絶対氷結(アイスドシェル)!!」

 

エルザ「炎帝・昇炎斬(えんてい・しょうえんざん)!!」

 

ウェンディ「天竜の咆哮(てんりゅうのほうこう)!!」

 

ベジータ(ブルー進化)「ファイナルフラッシュ!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「フィニッシュバスター!!」

 

悟空(界王拳20倍ブルー)「20倍かめはめ波ーーーーっ!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!」

 

と、グラン・ゲインズのメンバーはパワーアップした

 

五龍将に総攻撃を仕掛けるが...

 

クリリン「やったか!?」

 

ピッコロ「だといいがな...。」

 

悟飯「あ...あれは!?」

 

ダーグス(アークダーマ)「それがどうした?」

 

ツイストム(アークダーマ)「効かんな!!」

 

シーサイド(アークダーマ)「埃を被せないでいただけますか?」

 

ガンドルフ(アークダーマ)「ガッハッハッ!!どこかに蚊がおるみたいじゃのう!!」

 

アグニカ(アークダーマ)「まったくだゾ!!」

 

だが、五龍将達にはまるで効いておらず、

 

それを見たメンバー達は驚愕の表情を見せた。

 

ケロベロス「あかん!まるで効いてへんで!!」

 

鬼太郎「くそっ...。」

 

さくら「ほえええええええ...。」

 

キング「何て頑丈さなんだ!!」

 

ディケイド「まあ...予想しちゃいたがな。」

 

ダーグス(アークダーマ)「今度はこちらから行くぞ。」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

と、ダーグスの号令で五龍将達は凄まじい闘圧を放つと、

 

それぞれ必殺技の発射態勢をとる。そして...

 

ツイストム(アークダーマ)

 

「嵐皇龍の絶爆崩壊(ツイスター・デストラ・ゲイザー)」

 

シーサイド(アークダーマ)

 

「大海皇龍の暴海龍(ポセイドン・ギアクル)」

 

ガンドルフ(アークダーマ)

 

「地皇龍の震撃砲(ニーズヘッグ・ブロンクス)

 

アグニカ(アークダーマ)

 

「煉獄大龍連鎖爆(インフェルノ・チェイン・エクスプロード)」

 

ダーグス(アークダーマ)

 

「消滅皇龍の爪嵐(ルイン・クロー・ストーム)」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

マーリン「!!!!?いかん...完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)!!」

 

キュアロゼッタ「カッチカチのロゼッタウォール!!」

 

鬼太郎「霊毛ちゃんちゃんこ!!」

 

ぬりかべ「ぬりかべ~!!」

 

さくら「螺旋(スパイラル)!!」

 

「ピキイイイイイイイイイイイイン!!!!!!」

 

ダーグス(アークダーマ)「フン...無駄な事を...。」

 

シーサイド(アークダーマ)「美しく散りなさい!!」

 

「ピキピキピキ...」「パリイイイイイイイイイイイン!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!!」

 

一同「うわああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」

 

エンジェリア「あああああああああああああああああ!!!!!」

 

ゼロフェンサー「ぎゃああああああああああああああ!!!!!」

 

と、すかさずマーリン達は防御技を発動させるが、あっさりと破られて、

 

そのままメンバーに直撃し大爆発を起こして大ダメージを負い、

 

エンジェリアとゼロフェンサーは攻撃に耐えきれず、消滅してしまった。

 

キュアデスティニー「みんな!!」

 

キュアゼウス「エンジェリアとゼロフェンサーがやられたわ!!」

 

ミリカ「くっ...!?」

 

ウイス「どうやら...五龍将のみなさんのパワーも

 

    大幅に上がっているようですねえ。」

 

ビルス「まずいぞ...これは!!」

 

バン「く...くそったれが...。」

 

ねこ娘「ミ...ミリカの魔法でパワーアップしてなかったら...。」

 

キュアミルキー「い...今頃、死んでたルン...。」

 

ルーシィ「で...でも...あんな化け物どうしたらいいの...?」

 

ルウェス「キャハハハハハハハ!!!もう君達じゃ役不足って感じじゃん!!

 

     お~い、そこのクソビッチとジェネシスのペットちゃん達~、

 

     そろそろ出番じゃないの~?いつまでじっとしてるわけ~!?」

 

キュアインフィニティ「くっ...!?」

 

キュアゼウス「あいつ...姫姉さまに向かってよくも!!」

 

キュアエレメント「それに誰がペットよ!!!!!?」

 

キュアフェニックス「心外ですわね...!!」

 

キュアデスティニー「どうします?アクアさん...。」

 

ミリカ「...仕方ないわね。こうなったら!!」

 

「パアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

と、ミリカはそういいながら足元に魔法陣を展開すると、

 

凄まじい魔力を放ちながら魔法の発動態勢をとる。

 

アンチノン「おや?何をする気でしょうかねえ?」

 

ネビュリア「あの女のやる事には興味がわくのう!!」

 

ランギク「今度は何を見せてくれるのか...楽しみだな。」

 

ミリカ「うーん...この5人なら大丈夫かな。

 

    時空魔法(ドライブアタック)!!

 

    未来変化(フューチャー・チェンジ)!!」

 

「パアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

 

メリオダス(殲滅モード)「!!!!!!!!?」

 

エスカノール「むうっ!?」

 

悟空「いい!?」

 

ベジータ「何だ!!!!!?」

 

ナツ「これはあああああああああっ!!!?」

 

と、ミリカが時空魔法(ドライブアタック)未来変化(フューチャー・チェンジ)

 

を発動させると、メリオダスや悟空達が光に包まれて、謎の姿へと変化した。

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

メリオダス(?)「........。」

 

エスカノール(?)「..........。」

 

悟空(?)「...........。」

 

ベジータ(?)「..........。」

 

ナツ(?)「...........。」

 

バン「団長...?」

 

ディアンヌ「エスカノール...?」

 

ゴウセル「あの姿は...?」

 

マーリン「エスカノールは『天上天下唯我独尊(ザ・ワン)』か?

 

     だが...この強大な魔力は何だ!?」

 

ゼルドリス「それにメリオダスのあの姿は...

 

      まさか魔神王(父上)と同じ力か!?」

 

メリオダス(魔神王モード)「まさか..この力に目覚めちまうなんてな!!」

 

エスカノール(アルティメット)「どうやら...この私も最強を更に

 

               超えてしまったようですね。ハッハッハッ!!」

 

ルーシィ「ナ...ナツ!?」

 

エルザ「あの姿はまさか...。」

 

グレイ「...ENDか!?」

 

ウェンディ「でも...あの炎はまさか!!」

 

ハッピー「『イグニールの炎』だ!!」

 

ナツ(END)「ああそうだみんな...今の俺は...

 

     E(炎竜王)・N(ナツ)・D(ドラグニル)だ!!」

 

トランクス「と...父さんは...何も変わってない...。」

 

天津飯「そ...そうだな...。」

 

悟飯「い...いや...今までとは比べ物にならない程の

 

   凄い気を感じますよ!!」

 

ベジータ(?)「確かにな...パワーがみなぎってくるぞ!!

 

       しかし...お前のその姿は何だ!?カカロット!!」

 

クリリン「ご...悟空ううううううううううううっ!!!!!!!?」

 

悟空(?)「いいっ!!!!!?何でオラ、小さくなってんだ!?」

 

と、ベジータは姿にこれと言って変化は無いが、

 

何故か悟空は子供の姿になっていた。だが、パワーはこれまでとは

 

比べ物にならない程となっていた。

 

キュアスター「キラやば~☆!!」

 

キュアハート「悟空さん...かわいくなっちゃったね!!」

 

ビルス「お...おいウイス...悟空とベジータに一体、何が起きたんだ?」

 

ウイス「うーん...おそらく『未来の姿』へと変化させる魔法の様ですけど...

 

    何で悟空さんは小さくなってしまったのでしょうねえ?」

 

ルウェス「教えてあげよっか?それは多分...『GT世界』での

 

     孫悟空とベジータだよ。すなわち、パラレルワールドでの2人って訳!!

 

     ちなみに孫悟空はねえ、その世界ではドラゴンボールで

 

     子供の姿にされちゃったみたいだよ。」

 

GTベジータ「何だと!?」

 

GT悟空(チビ)「そうなんか?ハハハハハハハハハハ!!!!!」

 

クリリン「ええっ!?」

 

ピッコロ「パラレルワールドでの悟空とベジータだと!?」

 

悟飯「でもどうして...未来の姿でパラレルワールドの姿何かに...?」

 

ウイス「身勝手の極意となるならまだ理解はできるんですがねえ~?」

 

ルウェス「そこまで知らないっつーの!!(だけど...もしそうだとしたら、

 

     少し面倒だよね~...あのクソビッチめ...やってくれるじゃん!!)」

 

ゴウズルー「ほう...こりゃあ中々のもんじゃねえか。」

 

ネビュリア「見ててあきんのう!!」

 

ランギク「お手並み拝見と行こうか。五龍将!!」

 

ダーグス(アークダーマ)「了解...行くぞ!!」

 

ツイストム(アークダーマ)「姿を変えたところで我らの敵ではないわ!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

砂かけ婆「うひゃああああああああ!!!!!?」

 

遊騎「な...何ちゅう気の嵐や!?」

 

エスカノール(アルティメット)「ふむ...実に心地よい風ですねえ。」

 

メリオダス(魔神王モード)「イッシッシッ!!そうだな!!」

 

ナツ(END)「この程度じゃ、俺の...イグニールの炎は消せないぜ!!」

 

GTベジータ「まったくだな。」

 

GT悟空(チビ)「そんじゃおめえら...行くぞ!!

 

       ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

シーサイド(アークダーマ)「何!?きゃああああああああああああ!!!!?」

 

ガンドルフ(アークダーマ)「ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!?」

 

アグニカ(アークダーマ)「ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾーーーーーーーッ!!!!」

 

「ドゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

と、五龍将は強大な闘圧を放出するが、

 

悟空達はそれをさらに上回る

 

パワーを放ち、五龍将を吹き飛ばした。

 

ラピス「す...すげえ!!」

 

ビルス「あ...あいつら...。」

 

平家「素晴らしい...この...力!!」

 

ツイストム(アークダーマ)「く...くそ...油断した!!」

 

「シュン!!」

 

GTベジータ「フン!貴様の相手は俺様がしてやる!!」

 

ツイストム(アークダーマ)「クハハハ!!貴様如きがこの俺にかなうはずはなかろう!!」

 

GTベジータ「そう思うか?ハアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

 

ツイストム(アークダーマ)「な...何だこのパワーはーーーーーーっ!!!!?」

 

「シュンシュンシュンシュン...。」「バリバリ!!バリバリ!!」

 

GTベジータ(超サイヤ人2)「ククク...どうだ?」

 

と、GTベジータはそう言いながらこれまでとは比べ物にならない程の

 

パワーとなった超サイヤ人2へと変身を遂げた。

 

クリリン「す...すげえ!!」

 

ピッコロ「これがパラレルワールドのベジータのパワーか!!」

 

ツイストム(アークダーマ)「フ...フン!!それがどうしたああああああ!!?

 

             我が最大奥義で砕け散れ...

 

『嵐皇龍の絶獄神龍雷嵐(ツイスター・バオウ・ベルワン・ボルテギガス)』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

キュアソレイユ「ああ!?」

 

キュアミルキー「な...何て電撃ルン!!!!!?」

 

キュアスター「ベジータさん!!」

 

GTベジータ(超サイヤ人2)「砕け散るのはキサマの方だ!!!

 

           ファイナル...フラーーーーーーーーーッシュ!!!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ツイストムは最大奥義である

 

『嵐皇龍の絶獄神龍雷嵐(ツイスター・バオウ・ベルワン・ボルテギガス)』と

 

呼ばれる電撃を纏った超極大竜巻をベジータに向けて放ったが、

 

対するベジータもこれまでとは比較にならないほど

 

強大な威力のファイナルフラッシュを放った。そして、ツイストムの

 

『嵐皇龍の絶獄神龍雷嵐(ツイスター・バオウ・ベルワン・ボルテギガス)』を

 

あっさりと相殺し、ツイストムへと直撃させた。

 

GTベジータ(超サイヤ人2)「砕け散りやがれえええええええええええええ!!!!!!」

 

「ドゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

ツイストム(アークダーマ)「そ...そんな...こ...この俺が...ベジータ如きに...

 

             姫様あああああああああああああああああああああ

 

             ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!!!」

 

と、ファイナルフラッシュの直撃を受けたツイストムは

 

ルウェスに向けて断末魔の叫びをあげながら派手に爆散していった。

 

アグニカ(アークダーマ)「だ...ダサすぎるゾツイストム!!こうなったら、

 

            お前からあたしの最大奥義でかたずけてやるゾ!!

 

      『獄炎皇龍の災禍滅光(インフェルノ・ブラスター・ドレイク)』!!

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

エスカノール(アルティメット)「ん?おやおや...」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!」

 

と、アグニカはそう言いながら最強技である

 

『獄炎皇龍の災禍滅光(インフェルノ・ブラスター・ドレイク)』と

 

呼ばれる超極大の獄炎砲撃をエスカノールに直撃させた。

 

キング「うわあああああああああああ!!!!!」

 

ラピス「おっさん!!」

 

マーリン「エスカノール!」

 

アグニカ(アークダーマ)「ヒヒヒ...あたしの炎は『燃やす』んじゃなく

 

           『溶かす』んだゾ!!ドロドロになっちまえ!!」

 

「シュウウウウウウウウウウウウウウ........。」

 

エスカノール(アルティメット)「これがあなたの奥義...ですか?」

 

と、爆炎の中からエスカノールがほぼ無傷の状態で姿を現した。

 

アグニカ(アークダーマ)「ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ!!!!?」

 

バン「ったく...ヒヤヒヤさせやがって!!」

 

ケロベロス「ええで!!キング・オブ・傲慢!!」

 

エスカノール(アルティメット)「さて...今度は私の番ですね。」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、エスカノールはそう言いながら魔力を極限までに高めると、

 

必殺技の発射態勢をとる。

 

アグニカ(アークダーマ)「な...何だゾ...この魔力はあああああああ!!!」

 

エスカノール(アルティメット)

 

「死ね...無慈悲な極限太陽(クルーエル...アルティメットサン!!)

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

アグニカ(アークダーマ)「ゾオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

 

            エ...エスカノールゥゥゥゥーーーーッ!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!」

 

と、アグニカは無慈悲な太陽(クルーエル・サン)を更にパワーアップさせた

 

『無慈悲な極限太陽(クルーエル...アルティメットサン』の

 

直撃を受けると、最期は恨み節を言い放ちながら一瞬で消滅していった。

 

シーサイド(アークダーマ)「アグニカまで...おのれ!!

 

             こうなれば私の美しい最終奥義...

 

             受けてみなさい!!『天地冥海』!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

ナツ(END)「うわああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

 

ルーシィ「ナツーーーーーーーッ!!!!!」

 

グレイ「と...とてつもなくデケエ海龍だぜ!!」

 

と、シーサイドは最大奥義である『天地冥海』を使用すると、

 

強大な海龍が出現し、ナツを飲み込んだ。だが....

 

ナツ(END)「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

 

「ジュワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

ハッピー「ナツゥ~~!!!」

 

ウェンディ「ナツさん...凄いです!!」

 

シーサイド(アークダーマ)「そ...そんな馬鹿な!!!!?」

 

と、ナツはその海龍を凄まじい炎の魔力で一瞬で蒸発させると、

 

そのまま必殺技の発射態勢をとる。

 

ナツメ「ナツさん!!」

 

零「ぶちかませ!!」

 

ナツ(END)「ああ...燃えてきたぞ!!喰らいやがれ...

 

     炎竜王の...崩拳ーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

シーサイド(アークダーマ)「あああああああああああああああああああ!!!!!

 

             ひ...姫様...申し訳...ありませ...ん...。」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!」

 

と、炎竜王の崩拳の直撃を受けたシーサイドは

 

最期にルウェスへ謝罪しながら燃え尽きていった。

 

GT悟空(チビ)「へへへ...後はおめえらだけだぞ!!!」

 

メリオダス(魔神王モード)「さてさてさーて、どうする?まだやるのか?」

 

ガンドルフ(アークダーマ)「当然じゃワイ!!チビ共め...捻りつぶしてくれる!!」

 

ダーグス(アークダーマ)「あまり調子に乗らないことだな...。」

 

メリオダス(魔神王モード)「だそうですよ...悟空さん!!」

 

GT悟空(チビ)「へへへ...そうこなくっちゃな!!ハアアアアアア!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

「シュンシュンシュンシュン....」「バリバリ!!バリバリ!!」

 

GT悟空(チビ超サイヤ人3)「...........。」

 

ウイス「おやまあ!!これは驚きですねえ!!」

 

ビルス「み...身勝手の極意を超えてないか?あれは...。」

 

ガンドルフ(アークダーマ)「ガッハッハッ!!!これは決戦にふさわしいワイ!!」

 

ダーグス(アークダーマ)「ガンドルフ...これで決めるぞ。」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

と、ダーグスとガンドルフはそう言いながら魔力を極限までに高めて、

 

必殺技の発射態勢をとった。対する悟空とメリオダスも

 

極限までパワーを高めて応戦の構えに入る。

 

ガンドルフ(アークダーマ)

 

「受けてみよ!!『地皇龍の超震領域(ニーズヘッグ・ギガショック・フィールド)』」

 

ダーグス(アークダーマ)「散るがいい...

 

『死魂皇龍の螺旋無限眼(ヘル・デッドリー・ミキサー・インフィアイズ)』」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

 

GT悟空(チビ超サイヤ人3)「こっちも行くぞ!!か~め~は~め波

 

             あああああああああああああっ!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

メリオダス(魔神王モード)「そんじゃいきますか。ロストヴェイン!!」

 

「バババババ!!!」

 

悟空がかめはめ波を放った直後、メリオダスはロストヴェインで

 

自身の分身を5体生み出した。そして...

 

メリオダス(分身⓵)「全反撃(フルカウンター)!!」

 

メリオダス(分身⓶)「全反撃(フルカウンター)!!」

 

メリオダス(分身⓷)「全反撃(フルカウンター)!!」

 

メリオダス(分身⓸)「全反撃(フルカウンター)!!」

 

メリオダス(分身⓹)「全反撃(フルカウンター)!!」

 

メリオダス(魔神王モード)「覚悟しろダーグス、ガンドルフ!!」

 

悟空・メリオダス『全反撃波(かめはめ...フルカウンター)

 

         あああああああああああああっ!!!!!!!!』

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

と、メリオダスの分身はかめはめ波を全反撃(フルカウンター)で

 

威力を何倍にもすると、最後にメリオダス本人が

 

『全反撃波(かめはめフルカウンター)』として放ち、

 

ダーグスとガンドルフの最強技を粉砕すると、2人に直撃した。

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

ガンドルフ(アークダーマ)「おおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!

 

             何という心地よさじゃ!!

 

             これぞまさに至福の時じゃわああああああいい!!!」

 

ダーグス(アークダーマ)「......。(フッ...ひとまずここまでにしておこうか。)」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!」

 

と、そしてガンドルフは至福の時を感じながら、

 

ダーグスは意味深な事を心の中で思いながら

 

大爆発を起こし、それぞれ消滅していった。

 

これで五龍将全員がこうして撃破されたのであった。

 

バン「やったぜ団長!!エスカノール!!」

 

クリリン「悟空!!ベジータ!!」

 

ルーシィ「ナツーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

グレイ「へっ...あの野郎!!」

 

エルザ「見事だったぞナツ。」

 

鬼太郎「これで...この世界の人たちやゲゲゲの森のみんなも

 

    少しはうかばれるといいけど...。」

 

ケロベロス「せやな...。」

 

キュアハート「でも...まだこれからだよ!!」

 

ネビュリア「中々良いものをみせてもらったのう...。」

 

ルウェス「そんじゃ、おかわりと行こうかな~!!...ってあれ?」

 

パンツァード「ドウシタルウェス?」

 

ルウェス「何で...時間が戻らないのーーーーーっ!!!!!!?

 

     これじゃ五龍将達、生き返らせれないじゃん!!!!」

 

ゴウズルー「ケッ!!そんなザコ共、もうどうでもいいだろうが!!

 

      さっさと奴らを俺様に食わせろ!!」

 

ルウェス「んだとボケ牛!!あいつらは僕の大事な仲間なんだよ!!

 

     それをどうでもいいだとおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

ランギク「仕方あるまい...ルウェス、次はあの者たちを出せ。

 

(おそらく...この世界の時空が大きく乱れているせいかもしれんな。

 

これも次元の王候補(ディオケイター)・ラグナの影響か?

 

それともあの2人の仕業なのか...?)」

 

ルウェス「うみゅ~~~...しょうがないな...。

 

     そんじゃ君達、で~てこ~い...」

 

「パチン!!」「シューーーーーーン...。」

 

バックベアード「ハッハッハッ!!!久しぶりだな鬼太郎!!」

 

プロトジコチュー「それにプリキュア共!!」

 

鬼太郎「バッ...バックベアード!!!!?」

 

アニエス「そ...そんな!!」

 

アデル「なぜ、貴様がここに!?」

 

キュアハート「それにプロトジコチューまで!!」

 

レジーナ「どういう事よ!?」

 

と、五龍将を全て倒されてテンションが駄々下がりになった

 

ルウェスはどうにかプロトジコチュー達を召還した。そして...。

 

ねこ娘「それに...あいつは!?」

 

ブル・ドーザ「............。」

 

さくら「ほええええええええええ!!!!!?」

 

小狼「ブ...ブル・ドーザだと!?」

 

ケロベロス「んなアホな!!あいつはあの時、シンが倒したはずやろ!?」

 

キュアロゼッタ「でもあの人...。」

 

キュアソード「何か様子が変よ?」

 

「チーーーーーーーーーン...。」

 

ブル・ドーザ(真っ白)「.................。」

 

ラピス「何で真っ白になってんだよアイツ...。」

 

ルウェス「あんのボケぇ...テメエ!いつまで白くなってんだよ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

レイス「という訳で、どうにか五龍将全員を撃破し、

 

    一つ目の雪辱を果たした我々グラン・ゲインズ。

 

    その後、かつて我が主達がこの第3世界で倒した

 

    バックベアードとプロジコチュー達が立ちはだかるのであった。

 

    果たして今の彼らの力とは...だが、これより少し先の話で

 

    グラン・ゲインズ結成以来、最大の危機が訪れることを

 

    この時はまだ誰も知る由もなかった。

 

    これからの彼らの運命はどうなっていくのだろうか?

 

    それでは次回も...刮目せよ!!」

 

 

第13話 ~ 雪辱(リベンジ) ~ ( 完 )




第13話終了です。


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第14話 ~ 復活のP&B、再び...( 前編 )~

特別編第14話です。


~ 上空 ~

 

アルト「五龍将が全員死んだか。」

 

バイエルン「さすがはミリカと言っておこう。

 

      今のところは予定通リだ。しかし...。」

 

アルト「ダーグスか...。」

 

バイエルン「ああ...随分とあっさりやられたものだな。

 

      我々の考えすぎだったのか?それとも...。」

 

アルト「だが、奴の気配は完全に消えているぞ。

 

    僕らの背後を取ったの何て唯のまぐれだったんじゃないのか?

 

    所詮奴の力何てあの程度だったって事だろう?」」

 

バイエルン「死んだふり...とも考えられるがな。

 

     (奴が本当に私の想像通りだったとしたら...

 

      死んだふり等容易いだろうな...だが、まさか...)」

 

アルト「仮にそうだとしても何でわざわざそんな事をする?

 

    そんな事をする理由等ないだろう?」

 

バイエルン「それはわからん...だが、まだ警戒はしておく必要があるな。」

 

アルト「そうだな。次はあの二流のカス共か...

 

    どこまで奴らを苦しめられるかな?

 

    まあ、どうせ殺られる決まってるだろうがな」

 

バイエルン「まあ、あの二流達の戦いは単なる余興とでも思って

 

      お手並み拝見と行こう。フフフ...。」[newpage]

 

~ 地上 ~

 

プロトジコチュー「ハッハッハッ!!!」

 

バックベアード「フハハハハハ!!!」

 

キュアハート「プロトジコチュー!!」

 

鬼太郎「バックベアード!!」

 

アニエス「そんな...どうして!?」

 

ルウェス「キャハハハハハ!!!驚いた?僕が蘇らせて

 

     手下にしてあげたのよ~ん!!」

 

アデル「何だと!?」

 

キュアスター「誰なの?この人達?」

 

キュアソード「あたし達や鬼太郎さん達がかつて倒した敵よ!!

 

       よりによって...。」

 

ルウェス「ちなみにね~、こいつらだけじゃないよ!!」

 

「パチン!!」「シューーーーーーーーーン...。」

 

ぬらりひょん(6期)「久しぶりですねえ...鬼太郎君。」

 

朱の盆「よう!!」

 

玉藻前「あの時の恨み...。」

 

黒坊主「今こそ晴らしてくれるわ!!」

 

鵺「おう!!」

 

ヴォルフガング「今度こそこの世界を...。」

 

カミーラ「バックベアード様の手に!!」

 

ヴィクター「フフフ...」

 

ねこ娘「えっ!?」

 

目玉おやじ「ぬ...ぬらりひょんじゃと!?」

 

ナツメ「...え?」

 

アキノリ「あのしょぼくれ爺さんがぬらりひょん!?」

 

トウマ「僕らがいつも見ているぬらりひょんさんとは全然違う...。」

 

ぬらりひょん(6期)「君達...人間のくせにこの私を侮辱する

 

          おつもりですか?」

 

アニエス「そんな事より...」

 

アデル「なぜ、お前達まで...?」

 

カミーラ「あら?バックベアード様を裏切った恥知らずの

 

     裏切り者のあなた達と一緒にしないでくれる?」

 

ヴォルフガング「西洋妖怪の汚し面め...。」

 

ヴィクター「僕達の忠義はバックベアード様の為にあるのさ!!

 

     (まあ...正直姫様に乗り換えようかとも思ったけど。)」

 

ケースケ「後、あの妖怪達は何ですか?」

 

目玉おやじ「あやつらは、『大逆の四将』という奴らじゃ!!

 

      確か、地獄に封印されとったはずじゃがのう...。」

 

ルウェス「ピンポーン!!ついでだからこいつらも解放してあげたの!!

 

     後一人は僕に従わなかったから消しちゃったけどね~!!

 

     ホントならもう少し先で君達と戦うはずだったんだけど、

 

     この世界は僕達の物になったからいいかな~って。テヘッ 」

 

ケロベロス「何がテヘッ や!?」

 

目玉おやじ「ならばお主...閻魔大王はどうしたのじゃ!?まさか...。」

 

ルウェス「ああ、僕に逆らいやがったから消しちゃったよ。

 

     従ったら殺さないとは散々言ったんだけどね~!!

 

     閻魔を殺したくはなかったからもう止めろって

 

     何度も言ったのにしつこく挑んできたからさ~...

 

     まあ、しょうがないよね~!!

 

     たかが閻魔の癖に僕に逆らうからこうなるのさ!

 

     キャハハハハハハハハ!!」

 

ねこ娘「閻魔大王まで殺したっていうの...!?」

 

砂かけ婆「な、何という事を...!!」[newpage]

 

「シュンシュンシュン!!」

 

ベール「我々も忘れてもらっては困る。」

 

マーモ「別に忘れてもらっても良いけど...。」

 

イーラ「まあね...。」

 

キュアダイヤモンド「イ...イーラ!?どうしてあなたが!?」

 

レジーナ「何しに来たのよ3バカトリオ!!」

 

マーモ「だ...だれが3バカよ!?」

 

ベール「これはこれはレジーナ様。すっかりプリキュア共の仲間が

 

    板につかれたご様子で...

 

    何とも情けないワガママ小娘でございますな!!」

 

レジーナ「何ですって~!?」

 

キュアエース「あなた達...10000年の眠りについたのではなかったのですか?」

 

イーラ「まあ...そうなんだけどね。」

 

マーモ「このお姫様に叩き起こされちゃったのよ!!

 

    何でこんな小娘にこき使われなきゃいけないのよ!!

 

    冗談じゃな...。」」

 

ルウェス「ん?君達~...何か言った?」「ギロッ!!」

 

ベール・マーモ・イーラ「い...いいえ!とんでもございません!!」

 

と、ルウェスに睨みを効かされて畏縮するジコチュートリオ。

 

ねこ娘「どうでもいいけど、今頃あんた達がノコノコ出てきて

 

    どうしようって訳?」

 

キュアソード「あたし達と戦おうというの!?」

 

キュアダイヤモンド「イーラ、止めて!!あなたを倒したくなんてないわ!!」

 

ルウェス「キャハハハ!!予想通リ、君達随分舐められちゃってるよね~?

 

     そんじゃ、見せてあげたら?君達の新しい力をさ!!」

 

プロトジコチュー「はい!!姫様!!」

 

バックベアード「我らの力...とくとご覧あれ!!」

 

ぬらりひょん(6期)「では...我々も!!」

 

手下一同「アークダーマ発動!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

と、プロトジコチュー達手下一同は、

 

五龍将達と同じく取り込んだアークダーマを発動させると、

 

バックベアードは『地獄の力』が身につき胸に赤い瞳がある地獄の鎧と

 

三本の角が生えた地獄の兜を被って、右手に槍の様に長い柄を持つ

 

地獄の金棒『バックヘルド』をもった姿に...

 

プロトジコチューは『魔神王の力』が身に付き、黒い翼が12枚生えて

 

龍の様な首が3つあり、角が十本生えて12本の腕を持ち、

 

胴体の巨大な口を含めて全身に口があり、全身に魔神王の力が凝縮された

 

鎧を身に纏っており、蛇の様な巨大な尾が九本生えた姿に...

 

更にはぬらりひょんたちもそれぞれ強大な力が一気にあふれ出し、

 

驚異の変貌を遂げた...。[newpage]

 

プロトジコチュー(?)「ハハハハ!!」

 

バックベアード(?)「フハハハ!!」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「これは素晴らしい力ですねえ、朱の盆!!」

 

朱の盆(アークダーマ)「はい、ぬらりひょん様」

 

玉藻前(アークダーマ)「ホホホホ!!」

 

黒坊主(アークダーマ)「フフフフ!!」

 

鵺(アークダーマ)「ハハハ!!」

 

ヴォルフガング(アークダーマ)「この力さえあれば」

 

カミーラ(アークダーマ)「後れを取る事は無いわ!!」

 

ヴィクター(アークダーマ)「その通リ!!」

 

鬼太郎「なっ!?」

 

キュアハート「うそっ!?」

 

目玉おやじ「なんというすさまじい妖気じゃ!?」

 

ナツメ「それにプロトジコチューとバックベアードのあの姿は!?」

 

エスタロッサ「おい、ゼル...あれはまさか!!」

 

ゼルドリス「魔神王の力だと!?何故奴が父上の力を持っているんだ!?」

 

ヘルバックベアード「その通リ...我が名は

 

          地獄の帝王...『ヘルバックベアード』!!」

 

サタンプロトジコチュー「我の名は魔神王を超えし

 

            闇の帝王...『サタンプロトジコチュー』!!」

 

鬼太郎「『ヘルバックベアード』だと!?」

 

キュアハート「『サタンプロトジコチュー』..?」

 

レジーナ「何よ、偉そうに!!」

 

キュアダイヤモンド「イーラ達は...どうなったの?」

 

ディエンド「士...ジコチュートリオのあの姿はまさか?」

 

ディケイド「『アナザーライダー』だと!?」

 

ルウェス「ピンポンピンポンピンポ~~~~ン!!!!

 

     丁度、『アナザーライダー』の力があったから

 

     アークダーマに混ぜてみたの!!

 

     ちなみにベール君が『アナザーディケイド』

 

     マーモちゃんが『アナザードライブ』

 

     イーラ君が『アナザーカブト』だよ!!」

 

ベール(Aディケイド)「おお...素晴らしい!!」

 

イーラ(Aドライブ)「まあ...悪くないんじゃない?」

 

マーモ(Aカブト)「お前等はいいよな...。」

 

と、ベール達は『仮面ライダージオウ』に登場した

 

アナザーライダーへと変貌していた。

 

キュアハート「アナザー...ライダー?」

 

キュアブラック「何それ?」

 

キュアスター「ノットレイダーみたいな人かな?」

 

ディケイド「知らんのか...。まあ...女隊長も仮面ライダーの事を

 

      知らなかったみたいだしな。」

 

ディエンド「でも...下手したらオリジナルよりも手強いかもね!!」

 

サタンプロトジコチュー「プリキュア共よ!!」

 

ヘルバックベアード「そして鬼太郎と朱夏...それに十戒共よ!!」

 

2人「まず貴様らから血祭に挙げてやる!!」

 

ゼルドリス「ほう...?」

 

ナツメ「わ...私も!?」

 

キュアブラック「望む所よ!!」

 

キュアハート「愛を忘れたジコチューと妖怪さん達!!

 

       このキュアハートがあなたのドキドキ取り戻して見せる!!」

 

目玉おやじ「その前に聞かせてはくれんかのう?

 

      お主達...何故ルウェス達の手下になったのだ?」

 

ぬらりひょん(アークダーマ)「そんなの決まっているでしょう?

 

              彼女達の組織が余りにも強大過ぎるからです。」

 

ねこ娘「強大過ぎるからって...?」

 

ヘルバックベアード「バイキンショッカーに逆らった所で消されるだけだ...。

 

          だが従えば数多の世界に我等の帝国を築かせて下さると

 

          約束して下さったのだ!!」

 

サタンプロトジコチュー「そう言う事だ。あの絶望的過ぎる強大な力に

 

            逆らって消されるだけなのと、数多の世界に

 

            我らの帝国を築けるのと...

 

            どっちがいいかなど分かり切っている事だ!!」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「鬼太郎君達には分かりはしませんよ...。

 

               あの絶望を目の当たりにした我々の恐怖などね。」

 

鬼太郎「絶望と恐怖...?」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「痩せても枯れてもこのぬらりひょん!!

 

                いざと言う時は死も恐れはしません!!

 

                ですが...あれにだけは歯向かいたくない...!!

 

                あれは絶望その物...いえ!それよりも

 

                遥かに恐ろしい物!!」

 

          『ガタガタガタガタガタ!!』

 

ヘルバックベアード「あれに歯向かう位なら...死んだ方が遥かにマシだ...!!」

 

          『ガタガタガタガタガタ!!』

 

サタンプロトジコチュー「あれだけは...敵に回したくない...!!

 

            あれは...闇何て生易しい物ではないのだ!!」

 

            『ガタガタガタガタガタ!!』

 

シャナ「こいつら...」

 

アラストール「心の底から怯え切っておるな。一体何を見たと言うのだ...?」

 

ガラン「「カッカッカッ!!何とも情けない連中じゃわい!!」

 

メラスキュラ「やっぱりあなた達、子猫ちゃんねえ~?」

 

ヘルバックベアード「黙れ!『あの方』の...『キングダーク』様の無限をも

 

          超越した恐ろしさを知らんからそんな事が言えるのだ!!」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「キングダーク』様に歯向かって

 

                 一瞬で消されるよりも我らの悲願を

 

                 数多の世界に達成出来るという望みを

 

                 叶えられると言うのならその方が

 

                 ずっといいに決まっているでしょう?」

 

サタンプロトジコチュー「我らは望みを達成する...!!

 

           『キングダーク』様のご加護と共に!!

 

           ベール!いや...アナザーディケイドよ、やれ!!」

 

ベール(Aディケイド)「はいはい...(やれやれ...ジコチューの帝王ともあろう者が

 

        すっかり落ちたぶれたものだな、プロトジコチューよ...)フン!!」

 

          

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

キュアハート「えっ?」

 

鬼太郎「何!?」

 

ナツメ「きゃあ!?」

 

ゼルドリス「くっ!?」

 

ザマス「貴様!?」

 

ディケイド「そう来たか!!」

 

と、アナザーディケイドとなったベールはディケイドと同じ

 

オーロラカーテンを発生させると、自身達と

 

プリキュアや鬼太郎たちを別空間へと転移させた。[newpage]

 

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

ミリカ「マナちゃん!!」

 

さくら「鬼太郎さん!!」

 

バン「十戒達までかよ!?」

 

トランクス「ザマス達まで...。」

 

キュアデスティニー「あの人達をどうする気なの!?」

 

ルウェス「何かね~、今の連中に相当恨みがあるみたいだから、

 

     邪魔されずに痛ぶりたいんじゃないの~?キャハハハハ!!!!

 

     って言うかさ~...十戒やザマスは殺された方が

 

     君達にとっても都合がいいでしょ?仲間の心配だけしてたら?」

 

GT悟空「そんじゃおめえらはどうすんだ?オラ達と決着でもつけるか?」

 

ルウェス「決着ぅ~?君達まさか本気で僕達に勝てると思ってるの?

 

     そん位の力で?笑わせんなよ!!」

 

アンチノン「五龍将に勝った位で随分と調子に乗っているようですね?

 

      あのミリカさんと言う人がいなければ何も出来ない癖に

 

      思い上がらないで頂けますか?」

 

GTベジータ「何だと!?貴様等...今の俺様達に勝てると思っているのか!?」

 

エスカノール(アルティメット)「全くですねぇ...最強を超えた

 

                私に勝てると思っているなど...

 

                何とおこがましい!!」

 

ネビュリア「「やれやれ...その程度の力で最強を超えたとは呆れ果てるのう。

 

       そうじゃのう..貴様ら程度なんぞ暇つぶしにしかならんが

 

       相手をしてやってもよいぞ?いい加減貴様等に

 

       身の程と言う奴を教えてやらなければいかんなぁ...」

 

ゴウズルー「そうだぜランギクよお!!早くあいつらを喰わせやがれ!!

 

      いい加減腹が減って仕方ねぇんだよ!!」

 

ランギク「無駄な殺しはしたくなかったのだがな...いいだろう。

 

     どうあっても降伏しないと言うのであれば...

 

     お望み通リ貴様等を皆殺しにしてやる!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、ランギク達はそういいながら凄まじい闘圧と殺気を放つ。

 

GTベジータ「フン!!ようやくおでましか。

 

      さっさと貴様らを消して終わりにしてやる!!」

 

メリオダス(魔神王モード)「さてさてさーて...ささっとやりますか!!」

 

エスカノール(アルティメット)「まあ...少しは歯応えがあることを祈りますよ。」

 

ナツ(END)「手ごわそうだけどよ...燃えてきたぞ!!」

 

クリリン「頼むぞ悟空!!ベジータ!!」

 

ディアンヌ「団長!!エスカノール!!やっちゃえ!!」

 

キング「今の団長達なら楽勝だよ!!」

 

ルーシィ「ナツーーーーーーーーッ!!」

 

ハッピー「頑張れ~!!」

 

ミリカ「こ...この闘圧は!!!!!!!?」

 

キュアデスティニー「だ...駄目...。」

 

キュアインフィニティ「みんな...逃げて...。」

 

キュアエレメント「か...勝てるわけないよ!!」

 

キュアゼウス「姫姉さま...みんなを止めてください!!」

 

キュアフェニックス「あの人達はまだ...

 

          ランギク達の恐ろしさに気づいていません!!」

 

ビルス「む...無理だ...今のあいつらでは!!」

 

ウイス「いけません!!彼女達の力は…全王様よりも...!!」

 

ゴウズルー「もう遅え!!!!!!」

 

ネビュリア「妾達の手で死ねることを光栄に思うがよいぞ!!」

 

アンチノン「ありがた~く受け取ってください!!」

 

パンツァード「オマエラブッツブス!!」

 

ランギク「愚か者共め...降伏しなかった事を後悔して

 

     朽ち果てろ...グラン・ゲインズ!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

GT悟空「いいっ!?」

 

GTベジータ「何!?」

 

メリオダス(魔神王モード)「なっ!!!!!!!?」

 

エスカノール(アルティメット)「おや!?」

 

ナツ(END)「何だとおーーーーーーーーっ!!!!!!?」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

ミリカ「みんなああああああああああああああああ!!!!!!」

 

と、ランギク達はそう言いながらグラン・ゲインズのメンバー達に

 

一斉に攻撃を仕掛けていった。そしてこの後、いまだかつて

 

経験したことがないような悲惨な光景が

 

広がる事となるのであった...一方その頃...[newpage]

 

~ 別空間 ~

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

鬼太郎「ううう...。」

 

キュアブラック「こ...ここってまさか!?」

 

キュアハート「トランプ共和国!?」」

 

ナツメ「でも...滅茶苦茶になっちゃってるよ!?」

 

キュアソード「そ...そんな...。」

 

ヘルバックベアード「ご名答だ...ただし!!」

 

サタンプロトジコチュー「ここは姫様達が滅ぼした直後のトランプ共和国だ。

 

            どうだ?ここは我らにとって因縁深き場所。

 

            貴様等の墓場にふさわしいだろう...ハハハハ!!」

 

キュアロゼッタ「ひ...ひどい!!」

 

キュアミルキー「許さないルン!!」

 

ガラン「ふざけた事をぬかしおって...ザコが!!」

 

メラスキュラ「あんた達のお墓は私がすぐに用意してあげるわよ!!」

 

ヘルバックベアード「むっ!?ガランにメラスキュラ...!!

 

         お前達、よくもあの時はこの私を弄んでくれたな...

 

         鬼太郎を始末する前にあの時の屈辱今こそ晴らしてくれる!!」

 

メラスキュラ「はあ?何を言ってるのこいつ?」

 

ガラン「カッカッカ!!唯の雑魚の分際で何をほざいておるんじゃ?

 

    あの時一撃で消されたのをもう忘れたようじゃのう!!」

 

「ドヒューーーーーーーン!!」

 

と、ガランはその場から跳躍すると、

 

一瞬でヘルバッグベアードの頭上に現れて、大鎌を構えた。

 

ガラン「さっさと死ねぃ雑魚が!!惨散斬(ざんばらざん)!!」

 

と、あの時と同じようにヘルバックベアードに

 

凄まじい速さで大鎌を突き入れようとする。だが...[newpage]

 

「チョン...!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

ガラン「...は?」

 

メラスキュラ「...え?」

 

ところが、ヘルバックベアードはやられる所か、涼しい顔で

 

ガランの惨散斬(ざんばらざん)を何と『人差し指一本』で軽々と受け止めていた。

 

ただ、その余りの衝撃でヘルバックベアードの周りは粉々に消し飛んだ。

 

ヘルバックベアード「フハハハハ...愚か者めが!!

 

          貴様如きに劣っていた等と...

 

          一体何時の頃の話をしている?」

 

ガラン「な、なんじゃとぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!?」

 

鬼太郎「バ、バックベアードが...」

 

アデル「あのガランの一撃を...」

 

アニエス「ゆ、指一本で...?」

 

ヘルバックベアード「さて...今度は私の番だな。死ねい...超殺人光線!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

ガラン「ぎゃああああああああああああああああああ!!!!!?」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、ヘルバックベアードは胸の赤い目を発光させると、超殺人光線と

 

呼ばれる途轍もない威力の破壊光線を発射し、ガランを一瞬で消滅させた。[newpage]

 

ゼルドリス「ガラン!!」

 

グロキシニア「な...何スか何スか今のは!?」

 

ドロール「あのガランが一撃で...。」

 

ヘルバックベアード「さて...次はお前の番だメラスキュラ!!獄暴連打!!」

 

「ドボボボボボボボボボボガガガガガガガガガガガアアアアア!!!!!!!!!」

 

メラスキュラ「ひ...ひい...や...やめ...て...

 

       ぎゃああああああああああああああああ!!!!!!?

 

       げぼおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

 

ヘルバックベアード「おおおお...この肉を叩き潰す感触、実に心地良い!!

 

          まさに血沸き肉躍るとはこの事だ。

 

          貴様如きが帝王であるこの私を散々コケにしおって...

 

          地獄を味わえ!!フハハハハハハハハハハハハ!!!!」

 

「ドゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!」

 

と、ヘルバックベアードは続いてメラスキュラに

 

バックヘルドと呼ばれる棍棒のようなもので

 

感触を楽しみながら完膚なきまでに叩きのめしていった。

 

そしてメラスキュラは最後に吹き飛ばされて大ダメージを負い、

 

白目を剥き、血反吐を吐いて悶絶しながら仰向けに倒れた。

 

メラスキュラ「あ...あ...げ...げぼお...ごぼお...おおお...。」

 

「ビクン...ビクン...。」

 

フラウドリン「メラスキュラ!!」

 

グレイロード「お...おのれーーーーーっ!!」

 

ヘルバックベアード「ハハハハハハハハハ!!!!思い知ったか女狐よ、

 

          これが今の私の力だ。姫様にはつくづく感謝しなければな...。

 

          さて...とどめといくか!!」

 

「ブウウウウウウウウウウウウウウン!!!!」

 

メラスキュラ「あ...あ...や...やめ...で...ええええええええ...。」

 

と、ヘルバックベアードはそう言いながら再度、胸の赤い目を発光させて、

 

超殺人光線の発射態勢をとる。そして、メラスキュラが命乞いをしたその時...[newpage]

 

鬼太郎「リモコン下駄!!」

 

アニエス「ダイナバ・ミ・トーチ!!」

 

アデル「喰らえ!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!」

 

ヘルバックベアード「むうっ!?」

 

と、鬼太郎とアニエスとアデルはそれぞれヘルバックベアードに

 

攻撃を仕掛けて超殺人光線の発射を食い止めた。

 

鬼太郎「ねこ娘!!メラスキュラを頼む!!」

 

ねこ娘「ええ!!さあ、行くわよ!!」

 

メラスキュラ「あ...あ...あ...。」

 

「シュン!!」

 

と、ねこ娘はメラスキュラを素早い動きでゼルドリス達の所へと避難させた。

 

ゼルドリス「...礼は言わんぞ。」

 

エスタロッサ「お前等と馴れ合うつもりはねえからな。」

 

ねこ娘「フン!!それはコッチの台詞よ!!でも今はアイツらを倒す方が先よ!!」

 

モンスピート「まあ...それはごもっともだね。」

 

デリエリ「ケツから言って...ガランの仇をとってやる!!」

 

ヘルバックベアード「鬼太郎!アニエス!アデル!

 

          貴様等...良いところで邪魔しおって!!」

 

アニエス「魔神族とはいえ、女性をあんなに痛ぶって楽しむなんて!!」

 

アデル「何が帝王バックベアードだ!!今の貴様は帝王どころか

 

    ただのクズ...いや、ゴミクズだ!!」

 

ヘルバックベアード「貴様等...気でも狂ったのか?

 

          奴ら魔神族とて私同様に貴様等の大事な大事な人間共の事など

 

          ゴミクズ程度としか思ってない単なるゲス共ではないか。

 

          そんな奴にまで同情するとは...それが何時も何時も人間共に

 

          媚を諂って来た貴様等のする事か?

 

          貴様らの大事な大事な人間共に申し訳ないとは思わんのか?」

 

鬼太郎「黙れ!!バックベアード...僕はお前を許さないぞ!!」

 

ヘルバックベアード「ハハハハハハ!!!!お前達如き...

 

          地獄の帝王となったこの私が手を下すまでもない!!」

 

サタンプロトジコチュー「手下共よ...奴らを始末しろ!!」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「いいでしょう。行きますよ朱の盆!!

 

                (フン...あなた方に命令されるのは

 

                気に入りませんがねえ...。

 

                まあ、妖怪の復権を叶える為ですし...

 

                今は我慢の時ですね。)」

 

朱の盆(アークダーマ)「はい、ぬらりひょん様!!」

 

玉藻前(アークダーマ)「血祭りにあげてやるわ!!」

 

マーモ(Aドライブ)「それはいいんだけど...『アレ』はどうする訳?」

 

ヘルバックベアード「何...?」

 

「チーーーーーーーーーーーン...。」

 

ブル・ドーザ(真っ白)「............。」

 

と、ヘルバックベアードが目線を向けると、未だにブル・ドーザが

 

真っ白のまま突っ立っていた。

 

ヘルバックベアード「...は?」

 

サタンプロトジコチュー「おい、ベール!!お前なぜ、あのデクの棒まで

 

            ここへ連れてきたのだ!?」

 

ベール(Aディケイド)「い...いや、あのままあそこにいても

 

           姫様にぶっ飛ばされるだけだろうからと

 

           思いまして...つい。」

 

サタンプロトジコチュー「ええい、もうよい!!貴様!!そこにいたら邪魔だ!!

 

            何時までも真っ白なだけの貴様の様な役立たずは

 

            山の向こうまで飛んでいけええええええい!!!!!」

 

「バキイイイイイイイイイ!!!!」

 

ブル・ドーザ「ほげえっ!!!!!!!!!!?」

 

「ピューーーーーーー...。」「キラーーーーーーン☆彡」

 

と、ブル・ドーザはサタンプロトジコチューにより、

 

山の向こうより遥か彼方まで蹴り飛ばされるのであった。[newpage]

 

キュアハート「..........。」

 

キュアブラック「..........。」

 

キュアスター「..........。」

 

キュアコスモ「何ニャン?これ...。」

 

ヘルバックベアード「ふん!姫様に力を与えられて置きながらあのザマとは...

 

          あのラー・カインと言う奴同様、

 

          レグレスにはバカ共しかおらんのか?役立たずが!!」

 

サタンプロトジコチュー「さて...邪魔者が消えたところで、

 

            次は貴様等だプリキュア共...やれ、ベール!!」

 

ベール(Aディケイド)「はいはい、わかりましたよ。(ふん...落ちぶれた奴が

 

     何時まで俺の上司でいる気だ?いずれ貴様など

 

          蹴落として俺がNo1になってやる!!)ハアッ!!!!」

 

「シューーーーーーーーーーーーン...。」

 

ネオジコチュー(50体)「ジコチュー!!」

 

と、ベールはサタンプロトジコチューの指示でオーロラカーテンを

 

発生させると、見たことがないジコチューを50体召還した。

 

キュアロゼッタ「あれは...ジコチューですか!?」

 

キュアエース「見たことがないタイプですわね。」

 

ディケイド「あれは多分、ネオジコチューだ。バイキンショッカーが

 

      作り出した強化版のジコチューと言っていいだろう。

 

      油断するな!!」

 

キュアソレイユ「はい!!」

 

キュアハート「行こう、みんな!!」

 

マーモ(Aドライブ)「そうは行かないわよ...重加速!!」

 

「ヒューーーーーーーーーーン...。」

 

キュアブラック「え......」

 

キュアホワイト「ど...どう...なってる...の...?」

 

ネオジコチュー「ジコチューーーーーーーーーー!!!!!!!

 

       (初期魔法(ファーストアタック)火炎連弾(メギドバルカン)!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!」

 

キュアセレーネ「きゃ...あ...あ...あ...あ...っ...!?」

 

キュアミルキー「ル...ーーー...ーーー...ン...!?」

 

キュアダイヤモンド「う...う...う...ーーー...ーーー...!?」

 

と、プリキュアたちが攻撃を仕掛けようとした瞬間、

 

マーモがアナザードライブの能力「重加速」を発生させて、

 

動きを極端に遅くすると、すかさずネモジコチュー達が

 

「初期魔法(ファーストアタック)火炎連弾(メギドバルカン)で

 

攻撃を仕掛けてダメージを与えていった。[newpage]

 

ナツメ「ブラック!ホワイト!みんな!!」

 

鬼太郎「大丈夫か!?」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「人の心配をしている場合ですか?鬼太郎君...。」

 

朱の盆(アークダーマ)「ぬうん!!」

 

「バキイイイイイイイイイ!!!」

 

鬼太郎「くうっ...!!!?」

 

キュアソード「あ...う...あ...。」

 

キュアエース「また...この魔法ですか!?」

 

マーモ(Aドライブ)「いいじゃないこれ!!それじゃもう一度!!」

 

ディケイド「そうはさせん!!」

 

「スッ...。」「チャキン!!」

 

電子音「KAMEN RIDE DRIVE!!」

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

ディケイドドライブ「........。」

 

マーモ(Aドライブ)「何!?」

 

と、ディケイドは「仮面ライダードライブ」のカードを

 

ベルトにスワイプさせると、ディケイドドライブへとフォームチェンジした。

 

キュアダイヤモンド「姿が変わった!?」

 

キュアスター「キラやば~☆!!」

 

ディエンド「アナザーライダーは僕達に任せて、君達はネオジコチューを!!」

 

キュアソード「は...はい!!」

 

キュアブラック「わかりました。行こうみんな!!」

 

プリキュア一同「うん!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

と、プリキュアたちはネオジコチューの大群へと向かっていった。

 

ディケイドドライブ「行くぞ!!」

 

「シュン!!」「ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!」

 

マーモ(Aドライブ)「ああああああああああああ!!!?」

 

と、ディケイドドライブは高速でマーモに攻撃を仕掛けていき、

 

ダメージを与えていく。

 

ディエンド「さて...フィニッシュといこうかな!!」

 

電子音「FINAL ATTCK RIDE DEDEDEDEDEEND!!」

 

イーラ(Aカブト)「クロックアップ...!!」

 

「シュン!!」「バキイイイイイイイイイイイイ!!!!」

 

ディエンド「ぐあああああああああああっ!?」

 

ディケイドドライブ「海東!!」

 

ベール(Aディケイド)「残念だったなディケイド...ヌウン!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

ディケイドドライブ・ディエンド「うわあああああああああああ!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオーーーーーーーン!!!!」

 

と、イーラがディエンドをクロックアップからの高速攻撃で

 

ダメージを与えた後にすかさずベールが強力なエネルギー弾で二人を吹き飛ばした。[newpage]

 

キュアハート「士さん!!海東さん!!」

 

ディエンド「くっ...!?」

 

ディケイドドライブ「こいつら...やはり相当強化されているようだな。」

 

ディエンド「そしたら士...『アレ』を使ってみるかい?」

 

ディケイドドライブ「そうだな...いいだろう。」

 

と、ディケイドドライブとディエンドはそう言いながら立ち上がる。

 

マーモ(Aドライブ)「作戦会議は終わりかしら?」

 

イーラ(Aカブト)「どうでもいいけど...。」

 

ベール(Aディケイド)「姫様からいただいたこの力があれば、

 

           ライダーやプリキュア等、敵ではない!!」

 

ディエンド「それはどうかな?」

 

ディケイドドライブ「こっちのお前達はライダーの事を

 

          ほとんど知らないはずなんだがな。」

 

「スッ...。」「チャキン!!」

 

電子音「KAMEN RIDE Zero-One!!」

 

電子音「KAMEN RIDE Souther!!」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

ディケイドゼロワン「..........。」

 

仮面ライダーサウザー「..........。」

 

マーモ(Aドライブ)「はあ!?」

 

イーラ(Aカブト)「何だあれ?」

 

ベール(Aディケイド)「ひ...姫様から聞かされていた

 

           どのライダーとも違う...。」

 

と、2人はそう言いながら新しいライダーカードを

 

懐からとりだし、使用すると

 

ディケイドは『仮面ライダーゼロワン』に姿を変えて

 

ディエンドは『仮面ライダーサウザー』を召喚した!![newpage]

 

ディケイドゼロワン「ほう...これが『令和最初の仮面ライダー』か。」

 

ディエンド「こっちは随分と派手なライダーだね。」

 

仮面ライダーサウザー「当然だ。私の強さは『桁違い』だからな!!」

 

ディケイドゼロワン「しゃべるのか...。」

 

ディエンド「それは頼もしいね。そしたら君の『桁違い』の強さを

 

      見せてくれるかい?」

 

仮面ライダーサウザー「いいだろう。この私が来たからには

 

           彼らが敗北する確率は...『1000%』だ!!」

 

マーモ(Aドライブ)「何ですって...?」

 

イーラ(Aカブト)「せ...1000%...。」

 

ベール(Aディケイド)「ハハハ!!ならばマーモにイーラよ...行けえーーーーっ!!」

 

マーモ(Aドライブ)「タイプスピード...!!」

 

イーラ(Aカブト)「クロックアップ...!!」

 

「シュン!!」「バアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

仮面ライダーサウザー「遅い...サウザンドジャッカー!!」

 

「ジャキン!!」「ドドドドドドドドドドドドド!!!!!!」

 

マーモ(Aドライブ)「ああああああああああ!?」

 

イーラ(Aカブト)「うおおおおおおおおおっ!?」

 

「ドゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!!」

 

と、サウザーは『サウザンドジャッカー』と呼ばれる長剣を

 

手に取ると、高速で襲い掛かってきたマーモとイーラの動きを

 

瞬時で見切り、あっさりと返り討ちにした。

 

イーラ(Aカブト)「く...くそ...。」

 

マーモ(Aドライブ)「それなら...これはどうかしら!?重加速!!」

 

「ヒューーーーーーーーーーン...。」

 

仮面ライダーサウザー「フッ...甘いな。ジャックライズ!!」

 

「シューーーーーーーーーーン!!」

 

と、サウザーはサウザンドジャッカーの後方にあるジャックリングを

 

引いて『ジャックライズ』を行い重加速を吸収し、無効化した。

 

マーモ(Aドライブ)「な...何ですってーーーーーーっ!?」

 

イーラ(Aカブト)「何だよそれ...。」

 

仮面ライダーサウザー「これでとどめだ...

 

           サウザンドディストラクション!!」

 

「ドドドドドドドドドド!!!」「©ZAIAエンタープライズ!!」

 

イーラ(Aカブト)マーモ(Aドライブ)「うわあああああああああああ!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!」

 

と、サウザーはすかさず跳躍し、右足にエネルギーを纏うと、

 

『サウザンドディストラクション』と呼ばれるライダーキックを

 

マーモとイーラに直撃させて粉砕した。[newpage]

 

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

マーモ・イーラ「ううう...。」

 

キュアダイヤモンド「イーラ...。」

 

キュアミルキー「す...凄いルン!!」

 

ベール(Aディケイド)「おのれ...この役立たずどもめ!!

 

          ならば貴様から片付けてくれるわ!!」

 

ディケイドゼロワン「やれるものならな。」

 

「スッ...」「チャキン!!」

 

「FORM RIDE Zero-One・shining!」

 

「シューーーーーーーーン」

 

ディケイドゼロワン(Sホッパー)「.........。」

 

と、ゼロワンディケイドは再びカードをスキャンすると

 

『シャイニングホッパー』へとフォームチェンジした。

 

キュアコスモ「また姿が変わったニャン!!」

 

シャイニー・ルミナス「奇麗ですね!!」

 

ベール(Aディケイド)「フン...それがどうしたというのだ!!行けえ、お前達!!」

 

「シューーーーーーーン...。」

 

ン・ダグバ・ゼバ「.............。」

 

ユートピア・ドーパント「...........。」

 

サジタリウス・ゾディアース「...........。」

 

ゲムデウス・バグスター「............。」

 

仮面ライダーエボル(コブラフォーム)「.........。」

 

と、ベールはそう言いながら平成仮面ライダーの歴代ラスボス5体を召喚した。

 

キュアホワイト「な...何ですかあの人達は!?」

 

ディエンド「あれは平成仮面ライダー達が倒したきた歴代のラスボス達だよ。

 

      まさか『あの時』と同じ奴を召喚するとはね。」

 

ベール(Aディケイド)「ハハハ!!どうだディケイド!!『オーマジオウ』でない限り

 

           こいつらには勝てんぞ!!かかれええええええええ!!!!」

 

5体「オオオオオオオオオオオオッ!!!」」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

ディケイドゼロワン(Sホッパー)「それはどうかな!!」

 

電子音「FINAL ATTCK RIDE ZEZEZEZERO-ONE!!」

 

ディケイドゼロワン(Sホッパー)「フン!!」

 

「ドドドドドドドドドドドド!!!!!!]

 

電子音「シャイニングインパクト!!」

 

5体「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!」

 

と、ディケイドゼロワンは必殺技である『シャイニングインパクト』を

 

発動させると、一瞬の間に5体に光速のライダーキックを

 

炸裂させて、粉砕した。[newpage]

 

ゼルドリス「は...速い!?」

 

ザマス「フン...どうやらあの人間、口だけではなさそうだな。」

 

ベール(Aディケイド)「ば...馬鹿な...何故だあああああああああ!!!?」

 

ディケイドゼロワン(Sホッパー)「侮ったな...どうやらこれが

 

               『新時代のライダーの力』という奴らしい。」

 

ベール(Aディケイド)「お...おのれ...こうなれば!!ディメイションキック!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

と、ベールはそう言いながらその場から跳躍すると、ディケイドゼロワンにめがけて

 

必殺技の『ディメイションキック』を放つが...

 

ディケイドゼロワン(Sホッパー)「お前の行動は『ラーニング済み』だ。ヌウン!!」

 

「シュン!!」「ドドドドドドドドドドド!!!!!」

 

ベール(Aディケイド)「ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!?」

 

と、ディケイドゼロワンはベールの行動を『ラーニング』し、

 

ディメイションキックを難なく回避すると、またもや光速で移動しながら

 

連続で攻撃し、吹き飛ばした。

 

ディケイドゼロワン(Sホッパー)「残念だったな!!俺の勝ちだ。」

 

「シュッ...」「チャキン!!」

 

「FORM RIDE Zero-One・ShiningAssault!」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

ディケイドゼロワン(SAホッパー)「..........。」

 

と、ゼロワンディケイドは再び次のカードをスキャンすると

 

『シャイニングアサルトホッパー』へとフォームチェンジした。

 

ナツメ「また姿が変わった!!」

 

アキノリ「ど...どんだけ姿が変われるんだよ...。」

 

ベール(Aディケイド)「う...うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!?」

 

ディケイドゼロワン(SAホッパー)「行くぞ!!」

 

電子音「FINAL ATTCK RIDE ZEZEZEZERO-ONE!!」

 

ディケイドゼロワン(SAホッパー)「フン!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

電子音「シャイニングストームインパクト!!」

 

ベール(Aディケイド)「ぐわああああああああああああああああああ!!!!!

 

           お...俺の夢がああああああああああああ!!!!!!?」」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!」

 

と、ディケイドゼロワンは必殺技である

 

『シャイニングストームインパクト』をベールに炸裂させて、粉砕した。[newpage]

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

ベール「ぐ...ぐべえええええええ....。」

 

キュアエース「ベールも倒しましたわね。」

 

キュアソード「懲りないわね、アイツも...。」

 

レジーナ「これで3バカトリオは片付いたわね!!」

 

ディエンド「さすが士だ。見事に新しい力を使いこなしたようだね。」

 

キュアハート「よーし!!こっちも一気に行くわよ!!

 

       プリキュア・ラブリバース!!」

 

「ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!」

 

キュアハート・リバーシア「リバーシア・ファイナリーハート!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

ネオジコチュー「ジコチューーーーーーーーーーッ!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーン!!!!」

 

と、キュアハートはリバーシアへと転生すると、

 

必殺技のリバーシア・ファイナリーハートで

 

残りのネオジコチュー軍団を一気に粉砕した。

 

キュアスター「やったーーーーーーーっ!!!!」

 

キュアコスモ「これでザコは片付いたニャン!!」

 

ぬりらひょん(6期)(アークダーマ)「おやおや...ジコチューさん達は

 

                 全部やられてしまいましたか。」

 

玉藻前(アークダーマ)「だらしないわねえ...人間相手に。」

 

ヴィクター(アークダーマ)「まあ、こっちは順調だけどねえ。」

 

鬼太郎「くっ...!?」

 

アニエス「ううう....。」

 

アデル「こ...こいつら...以前よりも確実に力が増している...。」

 

砂かけ婆「つ...強いぞい...。」

 

と、ジコチュー軍団を退けたキュアハートやディケイド達であったが、

 

その一方で鬼太郎達は、アークダーマで妖力が桁違いに増した

 

ぬらりひょんたちに大苦戦を強いられていた。

 

ヴォルフガング(アークダーマ)「当然だ。この力があればお前たち如きに

 

               遅れなどとるはずがない!!」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「さて...とどめと行きましょうかね。朱の盆!!」

 

朱の盆(アークダーマ)「はい、ぬらりひょん様。」

 

「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウン....。」

 

と、ぬらりひょんの指示で朱の盆は鬼太郎達に向けて

 

下半身の巨大な口から強大な妖力を溜めはじめた。

 

アキノリ「や...やべえ!!」

 

トウマ「このままじゃ鬼太郎さんが!!」

 

ナツメ「だ...だめええええええええええええええええええ!!!!!?」

 

「バッ!!」

 

鬼太郎「ナ...ナツメ!?」

 

ねこ娘「あんた...何してんのよ!!」

 

と、危機を察知したナツメが鬼太郎達の前に

 

両手を広げて立ちふさがった。

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「困ったお嬢さんですねえ...まあいいでしょう。

 

               ではお望み通リ鬼太郎君達と共にお逝きなさい!!」

 

朱の盆(アークダーマ)「喰らえ...『朱色・煉獄砲』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

と、朱の盆は必殺技の『朱色・煉獄砲』と呼ばれる

 

下半身の巨大な口から凄まじい威力のエネルギー波を放つ。

 

ナツメ「はっ!!!!?」と、鬼太郎達をを庇おうとした

 

ナツメの目が、突然赤く光りだした。そして...[newpage]

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!」

 

ケースケ「姉ちゃああああああああああああああん!!!!!」

 

ミッチー「ナツメさあああああああああああああん!!!!!」

 

ハルヤ「姫えええええええええええええええええっ!!!!!」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「フフフ...実に愚かですねえ!!」

 

と、朱の盆の『朱色・煉獄砲』が庇おうとしたナツメ諸共

 

鬼太郎達に直撃した。だが....

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

ナツメ(?)「愚かなのは貴様達だ...。」

 

黒坊主(アークダーマ)「な...何!?」

 

鵺(アークダーマ)「あれは何だ!?」

 

鬼太郎「き...君はナツメ...いや、朱夏か!!」

 

朱夏「久しぶりだな鬼太郎...随分と手こずっているようだな。」

 

アニエス「わ...悪かったわね!!」

 

アキノリ「ナツメ!!」

 

ケースケ「姉ちゃん!!」

 

トウマ「無事でよかった!!」

 

朱夏「当然だ。妾があのような輩に後れをとると思ったか?」

 

ねこ娘「相変わらず凄い自信ね...。」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「なるほど...あれがバックベアード様が

 

                 おっしゃっていた朱夏という者ですか。」

 

ヘルバックベアード「そうだ!!鬼太郎と並びもっとも憎き敵だ!!

 

          だが待ちわびたぞ朱夏よ...ようやくこの手で貴様を

 

          葬り去ることができる!!」

 

朱夏「相変わらずの下衆め...良いだろう。受けてたつ!!

 

   だがその前に...目障りなザコ共から片付けるぞ!!」

 

ハルヤ「かしこまりました。姫!!」

 

「シューーーーーーーン...。」

 

酒呑童子「お前達も早くしろ!!」

 

トウマ「ああ...憑依!剣武魔神不動明王...我に力を!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

不動明王・界「参る!!」

 

アキノリ「妖怪ウォッチアニマス!出てこい、幻獣朱雀!!」

 

「シューーーーーーーン...。」

 

朱雀「朱雀...参上!!」

 

ケースケ「俺の友達...出てこい、ジバニャン!!」

 

ジバニャン「っしゃあああああああああ!!!!!」

 

と、妖怪探偵団のメンバーはそれぞれ戦闘準備に入った。[newpage]

 

「シュン!!」「シュン!!」

 

ゴクウブラック「ならば俺達もヒマつぶしといこうか。ハアアアアアア!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「フッフッフッ....。」

 

ザマス「良いだろう...もう一人の私よ。ラー・カインからもらった

 

    コレのテストにはちょうどいい。」

 

「スッ...。」「ピカーーーーーン!!!」

 

電子音「ZAMASU!!」

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

ザマス⓶「フフフ...。」

 

ザマス「ポタラ発動!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

合体ザマス・改「ククク...!!!」

 

ヘルバックベアード「むう!?」

 

サタンプロトジコチュー「あ奴ら...」

 

子泣き爺「な...なんじゃあ!?」

 

アデル「合体しただと...!?」

 

鬼太郎「お...お前達...。」

 

朱夏「どういうつもりだ?一応、神であるお前達が

 

   我らと共に戦うというのか?」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「フン...一応は余計だ。」

 

合体ザマス・改「神の気まぐれだ。さっさと奴らを始末して

 

        我らを舐め腐ったあの小娘の首をとるぞ!!」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「おやおや...あなた如きが姫様に

 

                 敵うはずがないでしょう。」

 

合体ザマス改「黙れ!貴様等、下等妖怪共に神である

 

       この私が愚弄される筋合いなどないわ!!」

 

ディケイドゼロワン(SAホッパー)「ん?」

 

ディエンド「どうしたんだい?士。」

 

ディケイドゼロワン(SAホッパー)「...と、ザマスはそう反論した『ザマス』...

 

               はい!アルトじゃ~ないとぉ~~~~~っ!!!」

 

と、ディケイドゼロワンはなぜか突然、ザマスをネタに一発ギャグを

 

かましながら、人差し指と親指を立てて後ろを振り向くのであったが....。[newpage]

 

キュアハート・リバーシア「...........。」

 

キュアブラック「............。」

 

キュアスター「.............。」

 

鬼太郎「.............。」

 

朱夏「.............。」

 

ゼルドリス「..........。」

 

ゴクウブラック「........。」

 

ヘルバックベアード「...........。」

 

サタンプロトジコチュー「............。」

 

「ポク...ポク...ポク...」「チーーーーーーーーーーン...。」

 

ディエンド「つ...士...?」

 

合体ザマス・改「おい人間...何だ今のはああああああああああああ!!!!?」

 

ゼルドリス「こんな時にふざけてるのか貴様あ!!!!!?」

 

ディケイドゼロワン(SAホッパー)「...はっ!?お...俺は...今、何を...?」

 

と、そのギャグを聞いた全員がしらけた後、その気まずい空気で

 

ディケイドゼロワンはふと我に返るのであった。

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「あの...始めてよろしいですかな?」

 

ディケイドゼロワン(SAホッパー)「いいだろう...来い!!」

 

「スッ...」「チャキン!!」

 

「FORM RIDE Zero-One・Metel Cluster!」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

と、ゼロワンディケイドは再び次のカードをスキャンすると

 

『メタルクラスタホッパー』へとフォームチェンジした。

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「フッ...!!」

 

キュアミルキー「また姿が変わったルン!!」

 

キュアロゼッタ「今度は全身銀色ですわね!!」

 

キュアスター「キラやば~☆!!」

 

アキノリ「っておい!!何、サラッと無かったことにしてるんだよ!!」

 

鬼太郎「でも...何か行ける気がするな!!」

 

ねこ娘「フフフ...そうね!!」

 

朱夏「では皆良いか...蹴散らすぞ!!」

 

一同「了解!!」

 

ヴォルフガング(アークダーマ)「小癪な...これでも喰らえ!!

 

               ハウリング・キャノン!!」

 

カミーラ(アークダーマ)「獄炎大蝙蝠(インフェルノ・バット)!!」

 

ヴィクター(アークダーマ)「重雷槌(グラビ・サンダー・プレス)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

アデル「アニエス!!」

 

アニエス「はい、お姉さま!!」

 

「ピイーーーーーーーーーーーーーン!!!」

 

と、ヴォルフガング達はそれぞれ必殺技を放った直後、

 

アニエスとアデルはすかさず結界を展開し、防ごうとするが...

 

「ピキピキピキ...!!」

 

カミーラ(アークダーマ)「ホホホ...そんなもので!!」

 

ヴィクター(アークダーマ)「防げるもんか!!」

 

ヴォルフガング(アークダーマ)「西洋妖怪の汚し面共め、消えろ!!」

 

アデル「く...くそ...。」

 

アニエス「ううう...。」

 

と、ヴォルフガング達の強力な技で結界にヒビが入り、

 

消滅しそうになったその時...。[newpage]

 

仮面ライダーサウザー「ヌウン!!」

 

「ズバアッ.....!!!!!」「ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

ヴォルフガング(アークダーマ)「な...何だと!?」

 

アデル「お...お前は...?」

 

アニエス「あ...ありがとう...。」

 

仮面ライダーサウザー「勘違いしないでいただこう...。

 

           私はただ、『人類の敵』である彼らを速やかに

 

           処分せねばならないと考えただけの事...。

 

           そこで大人しく見ていなさい。」

 

ヴォルフガング(アークダーマ)「ほざけ...処分されるのは貴様だ!!

 

       『地獄大狼大砲(ヘル・ギガウルフ・キャノン)』!!」

 

カミーラ(アークダーマ)「黒き薔薇の獣(ダーク・ローズ・ビースト)!!」

 

ヴィクター(アークダーマ)

 

「電撃大地獄砲(ヘル・サンダー・バスター・キャノン)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

仮面ライダーサウザー「そんなもので...重加速!!」

 

「ヒューーーーーーーーーーン...。」

 

ヴォルフガング(アークダーマ)「な...に...?」

 

カミーラ(アークダーマ)「こ...れ...は...」

 

ヴィクター(アークダーマ)「う...お...お...。」

 

と、ヴォルフガング達はそれぞれの最強技を発動させるが、

 

サウザーはすかさず、先程サウザンドジャッカーに吸収させておいた

 

重加速を発動させて、動きを遅くした。

 

仮面ライダーサウザー「では処分開始と行こうか。」

 

「ピシーン!!」

 

電子音「Progrise key confirmed. Ready to break!!」

 

仮面ライダーサウザー「アメイジングコーカサス!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドド!!!」「©ZAIAエンタープライズ!!」

 

ヴォルフガング・カミーラ・ヴィクター(アークダーマ)

 

「ぐわあああああああああああああ!!!!!も...申し訳ありません、

 

 バックベアード様ああああああああああああああああああ!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!」

 

と、サウザーは『プログライズキー』と呼ばれるものを

 

サウザンドジャッカーに装填すると、『ライダモデル』と呼ばれる

 

8種類の生物種のデータイメージを形成すると、

 

一斉に突撃させて、ヴォルフガング達を一気に粉砕した。[newpage]

 

アニエス「す...凄い...。」

 

アデル「な...何者だ?お前は...。」

 

仮面ライダーサウザー「仮面ライダーサウザー...『永遠の24歳』だ。」

 

キュアホワイト「...え?」

 

シャイニー・ルミナス「永遠の...24歳ですか?」

 

キュアブラック「いやいや、ありえなーーーーーーい!!」

 

ヘルバックベアード「ええい、役立たず共め!!!!!」

 

サタンプロトジコチュー「他はどうなっておる!!!!!?」

 

黒坊主(アークダーマ)「黒針嵐!!」

 

鵺(アークダーマ)「虎雷獣!!

 

玉藻前(アークダーマ)「獄炎九尾乱舞!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「甘いな!!」

 

電子音「ATTCK RIDE Cluster CELL!!」

 

「ババババババババババババババババババ!!!!!!」

 

黒坊主(アークダーマ)「何だと!?」

 

鵺(アークダーマ)「ぐわああああああああ!!!」

 

玉藻前(アークダーマ)「何よこのバッタは...ぎゃあああああ!!!?」

 

と、玉藻前達はそれぞれ必殺技を放つが、ディケイドゼロワンは

 

「クラスターセル」と呼ばれる銀色のバッタのようなものを

 

大量発生させて、玉藻前達の必殺技をかき消すと、そのまま

 

直撃させて、ダメージを与えた。

 

アキノリ「よし、あいつら怯んだぞ!!」

 

酒呑童子「月並トウマ、行け!!」

 

不動明王・界「承知した!!覚悟せよ...雷...轟...電...撃!!」

 

電子音「FINAL ATTCK RIDE ZEZEZEZERO-ONE!!」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「ファイナルストラッシュ!!」

 

不動明王・界「雷鳴...鉄槌斬りーーーーーーっ!!!!!」

 

「ズバババババババババババババアアアアアアアアアアッ!!!!」

 

黒坊主・鵺・玉藻前(アークダーマ)「ぎゃああああああああああ!!!!!?」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、ディケイドゼロワンの『ファイナルストラッシュ』と

 

不動明王・界の『雷鳴鉄槌斬り』の合わせ技が炸裂すると、

 

玉藻前達は断末魔の悲鳴を上げながら消滅していった。[newpage]

 

ケースケ「やったああああああああ!!!!」

 

一反もめん「2人共かっこよかバ~イ!!」

 

ジバニャン「俺っちの出番無かったニャン...。」

 

朱の盆(6期)(アークダーマ)「ぬらりひょん様、西洋妖怪共が

 

              やられたみたいですよ。」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「おやおや...それは残念ですねえ。

 

                (フフフ...事が済めばどうせ消すつもり

 

                でしたからねえ...手間が省けました。)」

 

ミッチー「ハッハッハッ!!次はお前達だ!!ミッチービーム!!」

 

「ビイイイイイイイイーーーー!!!!」

 

朱の盆(6期)(アークダーマ)「うるさい!!」

 

「バキイイイイイイイイイイイイイ!!!!!」

 

ミッチー「はひーーーーーーーーん!!!!!?」

 

と、ミッチーは得意技(?)のミッチービームを朱の盆に放つが、

 

ミッチービームは格上相手には通用しない為、

 

あっさりと返り討ちに会い、吹っ飛ばされるのであった。

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「...何だ?あのゴミは...。」

 

合体ザマス・改「さあな。そんな事よりあの下等妖怪共に

 

        正義の鉄槌を下してやろうではないか、

 

        もう一人の私よ。」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「おやおや...あなたは確か...。」

 

朱の盆(6期)(アークダーマ)「『紙切れ』だったか?ハハハハハ!!!!」

 

キュアブラック「ぷぷっ(笑)い...いけない...思い出しちゃった。」

 

レジーナ「ぷぷぷ...(笑)」

 

と、朱の盆の『紙切れ』発言に思い出し笑いをしそうになる

 

キュアブラックとレジーナ。

 

合体ザマス・改「...........。」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「ふっふっふっ...やはりショックは

 

                 大きいようですねえ。それでは心置きなく

 

                 消して差し上げましょう...

 

            行きますよ朱の盆。『ぬらり地獄球』!!」

 

朱の盆(6期)(アークダーマ)「はい、ぬらりひょん様。『朱色・爆裂嵐』!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!」

 

合体ザマス・改「ククク...ショックだと?自惚れるな下等妖怪!!

 

        『聖なる逆鱗!!』」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「かめはめ波!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「ぬわああああああああああ!!!!?」

 

朱の盆(6期)(アークダーマ)「うわあああああああああああ!?」

 

「ドゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

と、ぬらりひょんと朱の盆はそれぞれ必殺技を合体ザマスに向けて放つが、

 

ゴクウブラック達もすかさず応戦し、あっさりと返り討ちにした。

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「ううう...。」

 

朱の盆(6期)(アークダーマ)「ば...馬鹿な...。」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「どうだザマス...新しい力の調子は?」

 

合体ザマス・改「悪くはない。だがこれ以上、力を見せるのは

 

        あんな下等妖怪共にはもったいない...。

 

        貴様等!!さっさと片付けろ!!」

 

鬼太郎「わかった!!」

 

朱夏「いくぞ鬼太郎!!」

 

「ブウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!」

 

と、朱夏は鬼太郎の背中に手を当てて、妖力を

 

注ぎ込むと、鬼太郎は指鉄砲の構えをとる。

 

朱の盆(6期)(アークダーマ)「ぬ...ぬらりひょん様~...。」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「おのれ...こうなれば

 

                 これでも受けなさい!!

 

                『ぬらり地獄砲火』!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

朱夏「撃て!!鬼太郎!!」

 

ねこ娘「やっちゃええええええええええ!!!!」

 

鬼太郎「指...鉄...砲おおおおおおおおおお!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

「バリバリバリバリバリ!!!!!」

 

と、ぬらりひょんは最大の必殺技である「ぬらり地獄砲火」を

 

放つと、対する鬼太郎も朱夏の妖力で格段に威力が上昇した

 

指鉄砲を発射し、激突させる。[newpage]

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「腐ってもこのぬらりひょん...

 

                 この次元から全ての人間を排除し

 

                 妖怪の復権を達成するまでは

 

                 消えるわけにはいかないのです!!」

 

朱夏「全ての人間を排除だと...貴様!!」

 

鬼太郎「お前もバックベアードやルウェスと同じだ!!

 

    他人を認め、わかりあおうともしないお前達を

 

    僕は決して許さない...許すもんかあああああああああああ!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「な...何いいいいいいいいいい!!!!?」

 

鬼太郎・朱夏「消えろ!!ぬらりひょん!!」

 

朱の盆(6期)(アークダーマ)「ぬ...ぬらりひょん様...」

 

ぬらりひょん(6期)(アークダーマ)「こ...こんなことがあってはなりません...

 

         私は...全ての...妖怪の...為に...のら~りくらり...。」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーン!!!!!」

 

と、鬼太郎と朱夏の指鉄砲がぬらりひょんのぬらり地獄砲火を

 

打ち破るとそのまま直撃し、朱の盆とぬらりひょんは

 

比較的地味に消滅していった。

 

ねこ娘「やった!!」

 

酒呑童子「さすがは姫!!お見事です!!」

 

キュアセレーネ「これで残るは...。」

 

キュアミルキー「あの2体ルン!!」

 

ヘルバックベアード「フン...所詮、あ奴らには何の期待もしておらんわ。

 

          鬼太郎...朱夏...」

 

サタンプロトジコチュー「そしてプリキュア共よ...やはり貴様らは

 

            我らが消滅させる宿命の様だな!!」

 

鬼太郎「それはこちらのセリフだ!!」

 

朱夏「この世界を...お前達の好きになどさせるものか!!」

 

キュアハート・リバーシア「あなた達なんかに...絶対に負けないんだから!!」

 

 

 

 

 

 

レイス「という訳で士君達の活躍もありジコチュートリオや

 

    手下妖怪一同を見事に退けたメンバー達。

 

    そしてついに、ルウェス君のおかげでパワーアップした

 

    プロトジコチューとバックベアードの

 

    最悪親玉コンビとの対決が始まろうとしていた。

 

    果たして勝負の行方は...?

 

    もう一方のミリカ君達の方も気になるところだが、

 

    次回も引き続き彼らの戦いを...刮目せよ!!

 

第14話 ~ 復活のP&B、再び...( 前編 ) ( 完 )

 




第14話終了です。


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第15話 ~ 復活のP&B、再び...(後編)

特別編第15話です。


鬼太郎「それはこちらのセリフだ!!」

 

朱夏「この世界を...お前達の好きになどさせるものか!!」

 

キュアハート・リバーシア「あなた達なんかに...絶対に負けないんだから!!」

 

ヘルバックベアード「フハハハ!我らをあ奴らと同じにするでないぞ!!」

 

サタンプロトジコチュー「この力さえあれば...お前達など者の数ではないわ!!」

 

ヘルバックベアード「その通リよ!!それに貴様ら...

 

          こんなに必死になって我らと戦って

 

          一体何の意味があるというのだ?」

 

サタンプロトジコチュー「そうだ。貴様等もレグルス帝国軍も

 

            最早終わっているというのに!!」

 

キュアソード「何ですって!?」

 

キュアブラック「勝手に終わっているなんて決めつけないでよ!!」

 

ヘルバックベアード「いいや、終わっているさ...。

 

          ばいきんまん様とキングダーク様に歯向かった時点で

 

          全て終わりなのだ!!今頃貴様等の仲間も姫様達に

 

          肉塊にされている頃だろうよ!!」

 

鬼太郎「ふざけるな!皆はあんな連中に絶対に負けたりしない!!」

 

キュアハート・リバーシア「そうだよ!!大体あっちには

 

             ミリカさんだっているんだよ!!」

 

ゼルドリス「貴様等はミリカ・ド・グランバニアの恐ろしさを知らんようだな。

 

      奴ら如きがあのミリカに勝てるものか!!」

 

サタンプロトジコチュー「フハハハハ!愚か者共が!!

 

            貴様等こそ姫様の恐ろしさをまるで分っていない!!

 

            大体あそこには姫様よりも遥かに強いランギク様や

 

            ネビュリア様もいらっしゃるのだぞ?

 

            本気で勝てるとでも思っているのか!?

 

            それこそ本当に『次元の王』や『ギガデウス』でも

 

            出て来ない限りあのお二人が敗北する筈がない!!」

 

モンスピート「随分な自信だね...。そこまで強いっていうのか?あの連中が?」

 

アニエス「確かにあのルウェスはとんでもない化け物だけど...」

 

ヘルバックベアード「ふん!仮にだ...仮に万の万の万が一

 

          我らと姫様達を倒せたとしよう!!

 

          だがその後はどうする気だ?

 

          すぐにばいきんまん様が率いる

 

          バイキンショッカーの本隊がこの次元に

 

          攻め込んで来るのだぞ?

 

          どちらにしろこの次元は滅びる運命だ!!あの方の力を

 

          持ってすればこの次元は一瞬で消えるのだぞ?

 

          それなのにこんなボロ雑巾の様な

 

          世界を救う事に一体何の意味があると言うのだ?」

 

キュアソード「ボロ雑巾ですって!?」

 

合体ザマス・改「ふん!そんなふざけた名前の奴にそんな力がある物か!!

 

        そんなふざけた名前の奴の下に付くとは...

 

        下等な妖怪やジコチュー如きにはお似合いだ!!」

 

サタンプロトジコチュー「貴様にだけは言われたくないわ『紙切れ』が!!

 

            人間を滅ぼす等と言って置きながらラー・カイン等と言う

 

            人間如きに良い様に使われているだけの腰抜けが!!

 

            神だ神だと偉そうに言って置きながら結局貴様も

 

            人間の使いっぱしりにされている分際で...

 

            貴様等など姫様の言う通り『紙切れ』がお似合いだ!!」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「貴様...言わせておけば!!」

 

ヘルバックベアード「大体ばいきんまん様の事は最初は

 

          我らもこんなふざけた奴がと思ったわ!!

 

          名前どころか見た目までふざけていたからな...

 

          だが、あのお方の恐ろしさは我らの理解できる範囲を

 

          遥かに超越していた!!あの方の力なら本当にこんな次元など

 

          一瞬で消え失せるわ!!」

 

ゼルドリス「バカバカしい...そんな力を持っている奴が

 

     『次元の王』以外にいるものか!!

 

      仮にいたとしても『ギガデウス』位だろう」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「いや、ばいきんまんの力ならこの次元は

 

          間違いなく一瞬で消えるな...。」

 

ディエンド「それは確かに間違いないね。ばいきんまんは全並行次元の全てを

 

      一瞬で消せる力を持っているからね。まあジェネシスの結界が

 

      あるからそうはならないですんでるけどね」

 

レジーナ「ちょっと!あんた達どっちの味方なのよ!!!?」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「そう言われてもこれは事実だからな...

 

                変えようがない。」

 

ヘルバックベアード「ならばディケイド...それを知りながら何故我らと戦うのだ?

 

          この次元はもう終わりだと言う事は貴様が

 

          一番良く知っているだろう?

 

          こんな事をして一体何の意味がある?」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「悪いがこれでも人類の自由と平和を守る

 

                仮面ライダーなんでな。

 

                最後まで抗わなければ格好がつかない。

 

                それに...バイキンショッカーには

 

                大きな借りがあるからな。」

 

ヘルバックベアード「ふん!元々仮面ライダーは悪の組織が

 

          根幹だと言うのによく言う。」

 

サタンプロトジコチュー「そもそも貴様も元は悪の組織『大ショッカー』の

 

            大首領だったと言うではないか...。

 

            人類の自由と平和を護る等とよく言えたものだ。」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「そんな事まで聞かされてたか。

 

                お喋りな姫様だな...。」

 

キュアハート・リバーシア「あ、悪の組織の大首領だった!?士さんが!?」

 

キュアホワイト「どう言う事なの!?」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「...昔の話だ。気にするな...」

 

ディエンド「士の事情も知らないのに問い詰めるのは止めて貰えないかな?

 

      君達...僕らを仲間割れさせるのが目的かい?」

 

サタンプロトジコチュー「貴様らの頭の可笑しさを確認したかっただけだ。

 

            本当に頭の可笑しい連中だという事が

 

            今一度よく分かったわ!!」

 

ヘルバックベアード「そもそも貴様等はそんな事を

 

          知ることもなく死ぬだからな!!」

 

ゼルドリス「もういい...バイキンショッカーとやらの

 

      自慢話はもう聞き飽きた。

 

      十戒総員!!これより魔神王の名のもとに

 

      あの愚者共の討伐を開始する!!」

 

エスタロッサ「その言葉待ってたぜ...「邪悪な猟犬(エビルハウンド)!!」

 

モンスピード「獄炎鳥!!」

 

デリエリ「ケツから言ってガランの仇だ...連撃星(コンボスター)!!」

 

グロキシニア「霊槍バスキアス第一形態...霊槍(バスキアス)!!」

 

ドロール「巨神の手甲(ギガント・ガントレット)!!」

 

フラウドリン「天漢破獄刃!!」

 

グレイロード「五識是空(ファイブロスト)!!」

 

ゼルドリス「最後は俺だ...怒りの日(ディエス・イレ)!!」

 

「ドドドドドドドドドドド!!!!!」

 

と、ゼルドリスの指示で十戒全員がサタンプロトジコチューと

 

ヘルバックベアードに対して総攻撃を仕掛けた。だが...[newpage]

 

ヘルバックベアード「はっはっはっ...今、何かしたか?」

 

サタンプロトジコチュー「魔神王如きの犬に過ぎん十戒如きの攻撃が

 

            魔神王を超える力を手に入れた我々に

 

            通用すると思っているのか?」

 

エスタロッサ「おいおい...なんだそりゃ?」

 

モンスピート「参ったねこりゃ。」

 

ヘルバックベアード「今度はこちらの番だ...超獄炎乱舞!!」

 

サタンプロトジコチュー「死ね!ゴミ共!!魔神王獄雷嵐!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

十戒「ぐわああああああああああ!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーン!!!!!」

 

と、ヘルバックベアードとサタンプロトジコチューは

 

それぞれ必殺技を放つと、ゼルドリス達に直撃させて大爆発を起こした。

 

グレイロード「あ...が...が...。」

 

フラウドリン「む...無念...。」

 

エスタロッサ「く...くそったれ...。」

 

ヘルバックベアード「帝王である我等に歯向かうザコどもめ...。

 

          そこで地べたでも舐めておれ。

 

          貴様等は後でゆっくり止めを刺してやる」

 

サタンプロトジコチュー「さあ...次は貴様等の番だ!!」

 

キュアブラック「そうはさせない...ブラックサンダー!!」

 

キュアホワイト「ホワイトサンダー!!」

 

ブラック・ホワイト「プリキュア!マーブルスクリュー・マックス!!」

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ「サザンクロス・ショット!!」

 

キュアコスモ「レインボーパヒューム...行っくニャン 

 

       プリキュア!レインボースプラッシュ!!」

 

キュアダイヤモンド「プリキュア・ダイヤモンドブリザード!!」

 

キュアロゼッタ「ロゼッタバルーン!!」

 

キュアソード「ソードハリケーン!!」

 

キュアエース「ときめきなさい! プリキュア・エースショット! ばきゅ〜ん!!」

 

サタンプロトジコチュー「無駄だ...サタンダーク・スフィア!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

キュアブラック「きゃあああああああああ!!!!」

 

キュアミルキー「ルーーーーーーーーーン!!!!」

 

キュアソード「ああああああああああああ!!!!」

 

と、プリキュア達はそれぞれ一斉に必殺技を放つが、

 

サタンプロトジコチューはすかさずサタンダーク・スフィアと

 

呼ばれる技を放つと、一瞬でかき消し、そのまま直撃させた。[newpage]

 

サタンプロトジコチュー「バカが...ネオプロトジコチューの時の

 

            私にも勝てなかった貴様らが今の私に

 

            太刀打ち出来るとでも思ったか?」

 

キュアハート・リバーシア「みんな!!」

 

「シュン!!」

 

サタンプロトジコチュー「さて...待たせたなキュアハート!!」

 

キュアハート・リバーシア「よくもみんなを...このおーーーーっ!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

サタンプロトジコチュー「遅いわ...魔神王無限拳!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!」

 

キュアハート・リバーシア「がああああああああああああああ!!!!?」

 

「ドゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!!」

 

と、キュアハート・リバーシアは自身の前に出現したサタンプロトジコチューに

 

挑んでいくが、あっさりと返り討ちにあい、大ダメージを負ってしまった。

 

ねこ娘「プ...プリキュアのみんなが...。」

 

アニエス「そ...そんな...。」

 

アデル「くっ...!?」

 

ヘルバックベアード「フン!!あ奴め...ではこちらも始めるとしようか!!」

 

朱夏「おのれ...この下衆めえええええええええええええ!!!!!」

 

鬼太郎「ナツメ!!」

 

目玉おやじ「いかん...不用意に近づくでない!!」

 

朱夏「はああああああああああああ!!!!」

 

「バババババババババババババ!!!!」

 

ヘルバックベアード「ぬるいわ...獄暴連打!!」

 

「ドボボボボボボボボガガガガガガガガガ!!!!!!」

 

朱夏「ぐはああああああああああああああ!!!!」

 

「ドゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!」

 

と、朱夏はヘルバックベアードに妖力で形成された鞭で攻撃を仕掛けるが、

 

逆にメラスキュラがやられた時と同じ技の獄暴連打で返り討ちにあい、

 

吹き飛ばされた。その後ヘルバックベアードは朱夏の所へと歩み寄る。

 

「ドシン...ドシン...。」

 

ヘルバックベアード「フハハハハハ....!!貴様如きが地獄の帝王となった

 

          今の私に勝てるとでも思ったのか...?」

 

酒呑童子「姫!!おのれええええええええええええ!!!!」

 

不動明王・界「参る!!」

 

ジバニャン「百猫烈弾!!」

 

朱雀「はああああああああ!!!!」

 

ヘルバックベアード「邪魔だあ!下等妖怪!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

酒呑童子・不動明王・朱雀・ジバニャン「ぐわあああああああああああ!!!」

 

と、ヘルバックベアードは棍棒バックへルドで酒呑童子たちを

 

吹き飛ばした。その後、不動明王たちの変身が強制解除され、朱雀も消滅した。[newpage]

 

朱雀「..........。」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

トウマ「ぐああ...。」

 

ハルヤ「く...くそ....。」

 

ジバニャン(ライトサイド)「な...情けないニャン...。」

 

ケースケ「み...みんなあああああああああああああ!!!」

 

朱夏「げ...下衆め...よくも...妾の大切な...者達...を...。」

 

ヘルバックベアード「ハハハハ!!こんな時にまでザコ共の心配か?

 

          それよりもまずは己の心配をするのだな!!」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「チイ...行くぞ海東!サウザー!!」

 

ディエンド「ああ!!」

 

仮面ライダーサウザー「いいだろう!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア」

 

と、ディケイドゼロワン達は見かねて朱夏の救出へと向かうが...。

 

ヘルバックベアード「邪魔するなああああああライダー共!!

 

         『超地獄門・極寒凍結』!!」

 

「パキイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!!!」

 

と、ヘルバックベアードはすかさずバックヘルドを振り下ろして

 

地獄の門を開き、絶対零度を遥かに上回る威力の吹雪を放って

 

ディケイドゼロワン達の周辺に氷の壁を形成し、中へと閉じ込めた。

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「何!?」

 

ディエンド「これは不味い事になったね。」

 

仮面ライダーサウザー「このままでは『1000%』

 

           我々は氷と化してしまうようだ。」

 

ヘルバックベアード「さてと朱夏よ...じわじわとお前を

 

          なぶり殺してくれるわ!!」

 

「ドボボボボボボボボボボガガガガガガガガガ!!!!!」

 

朱夏「があああああああああああああああ!!!!!!」

 

と、ヘルバックベアードはディケイド達を閉じ込めた後、

 

朱夏に強烈なパンチの嵐を次々と繰り出していき、蹂躙していく。

 

ヘルバックベアード「フハハハハハハ!!愉快愉快!!最高の気分だ!!

 

          死ね死ね死ねええええええええええええ!!!!」

 

朱夏「ぐがあああああああああああああああ!!!!!!!!!」

 

鬼太郎「バ...バックベアード...もうやめろおおおおおお!!!!」

 

アニエス「ひ...酷すぎる...。」

 

アデル「ゴ...ゴミくずめ!!」

 

サタンプロトジコチュー「あ奴め...楽しんでおるようだな。

 

            ならばこちらは他のプリキュア共が苦しむ様を

 

            キュアハートに見せつけてやるとするか...

 

           『DSファンネル』!!」

 

「バババババババババ!!」「ドドドドドドドド!!!!!!」

 

キュアブラック「きゃああああああああああああ!!!!」

 

キュアホワイト「くううううううううううううう!!!!」

 

キュアスター「あああああああああああああああ!!!!」

 

と、サタンプロトジコチューはキュアハート・リバーシアの

 

『Aファンネル』に似た『DSファンネル』を多数出現させると、

 

キュアブラック達を次々と攻撃していった。

 

そしてその光景を見たキュアハート・リバーシアは絶望的な表情で

 

涙を流しながらやめるよう懇願する。

 

キュアハート・リバーシア「や...やめて....やめて

 

             えええええええええええ!!!!!!」

 

サタンプロトジコチュー「ハハハハ!!そうだ!その絶望に満ちた

 

            お前の顔が見たかったのだ!!

 

            さあ...もっと我を満足させるがいい!!

 

            魔神王無限拳!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!」

 

キュアソード「ああああああああああああ!!!!」

 

キュアセレーネ「くううううううううううう!!!!」

 

キュアコスモ「ニャアアアアアアアアアアン!!!!」

 

と、サタンプロトジコチューは更に先程も使用した

 

『魔神王無限拳』を繰り出してプリキュア達を痛ぶりながら

 

追い詰めていく。しかしその時...[newpage]

 

キュアハート・リバーシア「や...め...て...や...め...ろ

 

             おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

             おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

 

「ピカアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

サタンプロトジコチュー「な...何ーーーーーーーーっ!!!!!?」

 

ヘルバックベアード「何だ...この光はあああああああああ!!!!?」

 

と、ヘルバックベアードとサタンプロトジコチューの非道さに

 

キュアハート・リバーシアの怒りがついに爆発し、

 

リバーシア・ウォッチが禍々しい緑色に輝きだすと、

 

体から凄まじい緑色の粒子状のオーラがトランプ共和国全体に放たれた。

 

そして、キュアハート・リバーシアは驚異の変化を遂げた。

 

キュアハート・リバーシア(ネメシスモード)

 

「キュアハート・リバーシア...『ネメシスモード』!!!!!!!」

 

キュアダイヤモンド「ハ...ハート...?」

 

キュアソード「い...今までとは全然違う...。」

 

モンスピート「ゼ...ゼルドリス...あの力は...まさか!?」

 

ゼルドリス「ああ...覚えている。あれは3000年前の聖戦時に

 

     『聖魔天使パトリシア』と共に魔神王をも追い詰めた

 

     『聖魔天使ネメシス』の力か!!」

 

フラウドリン「あ...あの『憤怒の女神』と恐れられた者か!!」

 

サタンプロトジコチュー「ハハハハ!!!『ネメシスモード』だと?

 

            ならばキュアハートよ...

 

            貴様から始末してくれるわああああああ!!!!!!」

 

「シュン!!!」「ドボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

キュアハート・リバーシア(ネメシスモード)「!!!!!!!!!!!?」

 

キュアブラック「あああっ!!!!!!?」

 

キュアスター「ハート!!!!!!?」

 

サタンプロトジコチュー「ハハハハハハハハ!!!!」

 

と、サタンプロトジコチューはそう言いながらキュアハート・リバーシアに

 

強烈なボディーアッパーを直撃させたあと、高笑いをするが...。[newpage]

 

キュアハート・リバーシア(ネメシスモード)

 

「お前達だけは...絶対に許さない!!」

 

「ドボオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」「バキイイイイイイイイイイ!!!!」

 

サタンプロトジコチュー「ゲロオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!

 

            グハアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオーーーーーーーン!!!!!」

 

と、キュアハート・リバーシアはボディーアッパーの直撃をまともに受けたが

 

ダメージはほとんどなく、逆にサタンプロトジコチューの腹に

 

ボディーアッパーをめり込ませた後、強烈な右フックを顔面に

 

炸裂させて吹き飛ばし、わずか二撃で大ダメージを与えた。

 

サタンプロトジコチュー「お...お...お...。」

 

キュアロゼッタ「す...凄い...。」

 

キュアミルキー「で...でも...とても怖いルン...。」

 

レジーナ「あ...あれがマナなの...?」

 

ヘルバックベアード「ええい!!何をしておるのだあ奴は!?

 

          こうなれば遊びは終わりだ...死ねい朱夏!!獄暴連打!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

朱夏「...ううう」

 

鬼太郎「させるかあああああああああああ!!!」

 

「ドン!!」「ドゴオオオオオオオオオオオーーーーーーー!!!!!」

 

と、ヘルバックベアードは朱夏にとどめを刺すべく

 

『獄暴連打』を発動させるが、鬼太郎が朱夏を庇い、

 

身代わりで次々と直撃を受けた。

 

「ドボボボボボボボボボガガガガガガガ!!!!」

 

鬼太郎「ぐわああああああああああああああ!!!!!」

 

ねこ娘「嫌あああああああああああああああ!!!!!」

 

アニエス「鬼太郎おおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

ヘルバックベアード「ハハハハハハ!!!まあ良い...鬼太郎よ!!

 

          このまま何も救えないことを後悔しながら

 

          死んでゆけい!!」

 

鬼太郎「.....(く...くそ...こ...このままでは...

 

       僕は...死ぬのか...?)」

 

?「あきらめるのかい?」

 

鬼太郎「!!!!!!!?」[newpage]

 

~ 鬼太郎の思考の中 ~

 

?「やあ...。」

 

鬼太郎「き...君は?」

 

鬼太郎(5期)「僕の名前は...鬼太郎(5期)だよ。」

 

と、ヘルバックベアードに追い詰められた鬼太郎の思考の中に

 

突如、鬼太郎(5期)が出現するのであった。

 

鬼太郎「違う世界の僕か...どうしてこんなところに?」

 

鬼太郎(5期)「君にこれを渡したくて。」

 

「キイイイイイイイイイイイン!!!」

 

地獄の鍵「...........。」

 

鬼太郎「これは?」

 

鬼太郎(5期)「これは『地獄の鍵』だよ。これを解放すれば

 

      強大な地獄の力を使うことができる...これを君に託すよ!!」

 

鬼太郎「どうしてそんなものを僕に?まさか...」

 

鬼太郎(5期)「そう...僕は奴らに...『ばいきんまん』に

 

       殺されてしまったんだ。

 

       だけど僕はいざという時の為に僕の力の一部を

 

       地獄の力に託しておいたんだ。

 

       君の様な人に使って欲しくて。」

 

鬼太郎「そうだったのか...だけど僕に地獄の力なんて

 

    使いこなせるだろうか...。」

 

鬼太郎(5期)「言ったでしょ?これは僕の一部でもあるって。

 

       だから大丈夫...僕を信じて!!」

 

鬼太郎「ありがとう...もう一人の僕!!

 

    それじゃ、遠慮なく使わせてもらうよ!!」

 

鬼太郎(5期)「うん!!でも君の言う通リこの力は強大だ...

 

       使いどころを間違えたら取り返しがつかない事にも

 

       なりかねないからね。だから自分や仲間の危機が

 

       迫った時に発動させるんだ!!」

 

鬼太郎「わかった!!僕は必ずこの力をうまく使いこなして見せる!!」

 

鬼太郎(5期)「僕が叶えられなかった妖怪と人間が共に手を取り合える世界...

 

       その願いを君の託す!!頼んだよ、ゲゲゲの鬼太郎...!!」

 

鬼太郎「わかった。その願い、必ず果たして見せる!!

 

    開け...地獄の扉!!」「カチッ!!」

 

と、鬼太郎はそう言いながら地獄の鍵を手に取り

 

胸に押し込んで回した。すると...[newpage]

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

ヘルバックベアード「な...何いいいいいいいいいいい!!!?」

 

目玉おやじ「な...何じゃこの妖気は!!!!?」

 

と、鬼太郎の体が業火に包まれてトランプ共和国

 

全体へと広がると、髪の毛が数10cm伸びて、

 

身長も180cm程となり、凄まじい獄炎の妖気を纏った姿へと変化した!!

 

鬼太郎(地獄形態)「これが...僕の地獄の力だ!!」

 

朱夏「き...鬼太郎...?」

 

ハルヤ「じ...地獄の力だと!?」

 

ヘルバックベアード「な...なぜ貴様が私と同じ地獄の力など...

 

          地獄の力を持っていたのは別の世界の貴様の筈だ!!

 

          おのれええええええええ!超獄炎乱舞!!!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアア!!!!」

 

鬼太郎(地獄形態)「ならばこちらも...開け!!地獄の扉!!」「カチッ!!」

 

「パアアアアアアアアアアーーーーーーーーー!!!!!」

 

と、鬼太郎がそう言いながら胸に手を当てると、

 

針山地獄の鋼の力を引き出して肉体に宿し、髪が鋼鉄の針と化し、

 

両腕に剣のようなものを装着した。

 

鬼太郎(地獄形態)「地獄奥義...『武頼針(ぶらいしん)』!!

 

ケースケ「じ...地獄奥義だって!?」

 

アキノリ「す...すげえ...。」

 

鬼太郎(武頼針)「行くぞ!!」

 

「バアアアアアアアアアーーーーーーーーッ!!!!」

 

「ズバババババババババババ!!!!!!!」

 

ヘルバックベアード「ぐああああああああああああ!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオーーーーーーーン!!!!」

 

と、ヘルバックベアードは必殺技の超獄炎乱舞で攻撃を仕掛けたが、

 

対する鬼太郎は武頼針で召喚した剣や髪の毛で

 

連続攻撃を仕掛けて、大ダメージを与えていった。[newpage]

 

アニエス「す...凄い!!」

 

目玉おやじ「こ...これが地獄の力か...」

 

ねこ娘「.........。」

 

アデル「ん?どうしたねこ娘...。」

 

ねこ娘「鬼太郎...か...かっこいい   !!!!」

 

と、ねこ娘は地獄形態となった鬼太郎を目の形を

 

 にさせながら見とれていた。(第43話と同じ反応...。)

 

ケースケ「あはは...。」

 

トウマ「これなら行ける気がする!!」

 

サタンプロトジコチュー「お...おのれ...ヘルバックベアードよ...

 

            こうなれば遊びは終わりだ!!」

 

ヘルバックベアード「良かろう...貴様達を即刻地獄へと叩き落してくれるわ!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

と、ヘルバックベアードとサタンプロトジコチューはそう言いながら

 

それぞれパワーを高めて、『地獄力』『魔神王力』を発動させた。

 

キュアソード「くうううううううううう!!!!?」

 

キュアエース「な...なんて力なのですか!?」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「くっ!?これは面倒だな。どうするザマス?」

 

合体ザマス・改「ひとまず様子を見るか。奴らで倒せなければ

 

        我々が相手をしてやるとしよう。」

 

鬼太郎(地獄形態)「ならばこっちも!!開け!!地獄の扉!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!!!」

 

キュアハート・リバーシア(ネメシスモード)

 

「...Aファンネル!!」「バババババババババババババ!!」

 

と、鬼太郎は再び地獄の鍵を解放すると、灼熱地獄の業火を

 

引き出して髪に宿し、炎と化した髪となった姿に、

 

キュアハート・リバーシアはこれまでとは比較にならない

 

無数のAファンネルを出現させて鬼太郎を囲い、力を注ぎこむと

 

地獄の獄炎と聖魔天使ネメシスの能力である『憤怒の業火』を

 

纏った超巨大な火球へと変化した。

 

サタンプロトジコチュー「こしゃくなあああああああああああああ

 

           我が最大奥義...受けてみよ!!

 

          『ダークネス・ジコチュニックハート』!!」

 

ヘルバックベアード「これが我が最強の技だ!!『無門地獄・超地獄砲!!』

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

と、サタンプロトジコチューはDSファンネルを放って円を作り、

 

超巨大なジコチューハートの魔法陣を描き、超絶的な威力の

 

闇黒のジコチューハート砲撃を放ち、

 

ヘルバックベアードはバックベアード本来の眼と胸の赤い眼を

 

両方発光させ、超極大螺旋光線を放った。そして...[newpage]

 

鬼太郎(地獄形態)「ハート...行くぞ!!」

 

キュアハート・リバーシア(ネメシスモード)

 

「リバーシア...ネメシス!!」

 

鬼太郎(地獄形態)「烈闘星覇(れっとうせいは)ああああああああ!!!!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

ねこ娘「きゃあああああああああ!!!」

 

キュアブラック「うううううううううう!!!」

 

と、対する鬼太郎達も合体技の『リバーシア・ネメシス烈闘星覇』を

 

放ち、『ダークネス・ジコチュニックハート』『無門地獄・超地獄砲』の

 

合わせ技と激突させる。

 

「バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!!!!!」

 

サタンプロトジコチュー・ヘルバックベアード

 

「ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

鬼太郎(地獄形態)・キュアハート・リバーシア(ネメシスモード)

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

サタンプロトジコチュー・ヘルバックベアード

 

「貴様ら如きに邪魔はさせん!!我らは次元の帝王となるのだ!!

 

我らの悲願の為に...砕け散れええええええええええええい!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

鬼太郎(地獄形態)・キュアハート・リバーシア(ネメシスモード)

 

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

 

と、しばらくの間、拮抗した状態が続いていたが、

 

サタンプロトジコチューとヘルバックベアードは

 

奮起して更にパワーて押し返すと、

 

鬼太郎とキュアハート・リバーシアを包み込んだ。

 

アニエス「ああああああああああっ!!!!!!!?」

 

レジーナ「マナ!!鬼太郎!!」

 

キュアホワイト「あたし達の思いも!!」

 

キュアブラック「全部持ってって!!」

 

鬼太郎(地獄形態)「でやあああああああああああ!!!!!」

 

キュアハート・リバーシア(ネメシスモード)「はああああああああああ!!!!!!」

 

「ビシビシビシビシビシ....!!!!!!!」

 

サタンプロトジコチュー・ヘルバックベアード

 

「な...何いいいいいいいいいいいいい!!!!!?」

 

と、仲間の声援を受けた2人は息を吹き返すと、負けじとパワーを上げて、

 

サタンプロトジコチューとヘルバックベアードの合わせ技に亀裂を生じさせる。[newpage]

 

ねこ娘「鬼太郎!!」

 

キュアダイヤモンド「マナ!!」

 

一同「行っけえええええええええええええええ!!!!!!!」

 

鬼太郎(地獄形態)・キュアハート・リバーシア(ネメシスモード)

 

「はあああああああああああああああああああ!!!!!!!」

 

「バリイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

サタンプロトジコチュー「う...うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!?

 

            お...おのれキュアハートめええええええ!!!!!!」

 

ヘルバックベアード「そ...そんな...わ...我の悲願...我の帝国が...

 

          またしても...うわあああああああああああ!!!!!!!!!」

 

サタンプロトジコチュー・ヘルバックベアード

 

「姫様あああああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!!!!!」

 

そしてついにサタンプロトジコチューとヘルバックベアードの合わせ技を

 

打ち破ると、そのまま火球と化した鬼太郎は特攻を仕掛けて

 

直撃させて上空高く昇ると、2体は断末魔の悲鳴を上げながら

 

派手に爆散し、完全消滅するのであった。

 

ケースケ「やったあああああああああああああ!!!!!」

 

アキノリ「やったぜ鬼太郎さん!!」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

鬼太郎「...........。」

 

ねこ娘「鬼太郎!!」

 

「バッ!!」

 

と、上空から力を使い果たし元に戻った鬼太郎が落下してくると、

 

ねこ娘はすかさずキャッチした。

 

目玉おやじ「どうやら...妖力を使い切ったようじゃのう。」

 

ねこ娘「かっこよかったよ鬼太郎...今はゆっくり休んでね!!」

 

「シューーーーーーーーーン....。」

 

キュアハート「.............。」

 

キュアダイヤモンド「マナ!!」

 

キュアブラック「やったね!!」

 

キュアハート「あ...あたし...どうしちゃったんだろ?

 

       いきなりあんな姿に...。」

 

ゼルドリス「貴様...その力の事を何も知らずに使ったのか?」

 

キュアハート「うん!!実はあたしもリバーシアの力の事を

 

       全部知ってるわけじゃないんだ。えへへ...。」

 

モンスピード「まあ...今回はたまたまうまくいったようだけど。」

 

ゼルドリス「せいぜい気を付けるんだな。今度もしその力が

 

      発動するようなことがあれば敵だけではなく、

 

      仲間やお前自身をも傷つける事になるかもしれんぞ。」

 

キュアハート「え?それってどういう事?」

 

ゼルドリス「さあな。後は自分で考えろ!!」

 

と、ゼルドリスはネメシスモードの危険性をキュアハートに警告したが、

 

後にこの言葉が現実に起きる事となる。(※本編第38話参照)

 

朱夏「やってくれたようだな鬼太郎...マナ...。」

 

ハルヤ「はい、姫...。」

 

ケースケ「でも良かった...姉ちゃんが殺されなくて...ううう...。」

 

朱夏「男の子が簡単に泣くものではないぞ。

 

   だが...心配かけてすまなかったな...ケースケ。」

 

ケースケ「ね...ねえぢゃああああああああああああん!!!!」

 

と、ケースケは感極まり朱夏の手を握りしめながら大泣きし始めるのであった。

 

アキノリ「おい...ケースケ、そんなに大泣きしちまったら俺達まで...。」

 

トウマ「でも良かったね。」

 

仮面ライダーサウザー「麗しき姉弟愛...まさに人類のお宝ではないか。」

 

ディエンド「僕のセリフを勝手に取らないでもらえるかい?サウザー...。」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「これで全員片付いた。

 

                と言いたいところだが...何か来るぞ!!」[newpage]

 

?「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!?」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオーーーーーーーン!!!!!」

 

アニエス「きゃあ!?」

 

砂かけ婆「な...なんじゃあ!!!!!?」

 

ブル・ドーザ「............。」

 

と、勝利の歓喜に沸くメンバーの所に、プロトジコチューに蹴り飛ばされた

 

ブル・ドーザが何と、世界を一周してきた後に落下してきたのであった。

 

ねこ娘「...そう言えばコイツがいたニャン...。」

 

ジバニャン「どこまで飛ばされてたニャン?」

 

キュアコスモ「そもそもこの人誰ニャン?」

 

キュアソード「マナ...どうする?」

 

キュアハート「とりあえず起こしてみようかな...。」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「フン...その必要はないだろう?」

 

合体ザマス・改「こんなゴミクズ...さっさと消すぞ!!

 

       『裁きの刃(さばきのやいば)』!!

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

「ドッカーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、合体ザマス・改は倒れていたブル・ドーザに対して

 

攻撃を仕掛け、大爆発を起こした。だが...。

 

ブル・ドーザ「...はっ!?わ...吾輩は今まで何をしていたのだ?

 

       ん?そこの弱者共よ!!状況を報告せよ!!」

 

レジーナ「何よ偉そうに!!」

 

キュアブラック「今まで真っ白になっててぶっ飛ばされたくせに!!」

 

キュアミルキー「それに誰が弱者ルン!?」

 

キュアソード「いいわ...教えてあげる!!バックベアードも

 

       プロトジコチューも他の人達もみんなあたし達が倒したわよ!!」

 

キュアエース「たとえシン様を苦しめた事があるとはいえ、

 

       今のわたくし達にあなた一人では勝ち目はありませんわ!!」

 

ねこ娘「痛い目にあいたくなかったら降参しなさい!!」

 

ブル・ドーザ「...フッフッフッ...そうか...それは大義であったな弱者共!!

 

       これで貴様達を叩き潰せば...

 

       姫様は再び我らが栄光あるレグルス帝国軍と

 

       交渉の場を設けてくださる!!

 

       ぬおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」!

 

キュアハート「えっ!!!!!?」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「何!?」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「パワーが...どんどん上昇していくぞ!?」

 

と、今まで廃人同然だったブル・ドーザは突如、やる気をみなぎらせて

 

闘圧を極限まで高めると、トランプ共和国全体が激しく揺れ動く。

 

そしてこれまでとは比べ物にならない程のパワーを放ちながら

 

肉体が膨れ上がって、両肩に三本の棘、龍の鱗が全身にあるような姿になり

 

背中には10枚の龍の翼と三本の龍の角と巨大な二本の龍の様な

 

尻尾を生やした姿に驚異の変貌を遂げた。

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

「シュンシュンシュンシュンシュン....。」

 

キュアホワイト「そ...そんな...。」

 

シャイニー・ルミナス「な...何ですかあの化け物は...?」

 

ディエンド「これは...ちょっとまずいかもしれないね...。」

 

ドラゴ・ブルドーザ「おお...素晴らしい!!まるで生まれ変わったようだ...

 

          そうだ!!吾輩はもうブル・ドーザではない...

 

          吾輩は『ドラゴ・ブルドーザ』!!

 

          歴史に名を刻む新たなる強者の誕生であるぞ!!」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「まったく...どうやら一番面倒そうなのが

 

                残ってしまったようだな。」

 

ゼルドリス「この男...人間の範囲など大幅に超えているぞ!!」

 

キュアハート「ドラゴ...ブルドーザ...

 

    今のあたし達で勝てるの?(どうしたらいいの...シン...。)」

 

ドラゴ・ブルドーザ「覚悟せよ弱者共!!貴様等全員の首をとり、

 

          生まれ変わった強者たる吾輩が...

 

          レグルス帝国軍の新たなる救世主となるのだ

 

          あああああああああああああああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

レイス「という訳で、マナ君と鬼太郎君の新たなる進化により

 

    パワーアップしたバックベアードとプロトジコチューを

 

    どうにか退けたメンバー達であったが、突如やる気をみなぎらせた

 

    ブル・ドーザ君の新たなる圧倒的な力に恐怖と戦慄を覚え、

 

    絶体絶命の危機に陥るのであった。

 

    だが、次の話でレグルス帝国軍の新たなる救世主を目指す

 

    ブル・ドーザ君の前にメンバー達の救世主が立ちはだかる事になるとは

 

    まだこの時は誰も知る由も無かった。果たしてその人物とは誰なのか?

 

    それでは次回も...刮目せよ!!」

 

 

 

第15話 ~ 復活のP&B、再び... ( 後編 ) ( 完 )[newpage]

 

 

 

・オリジナル設定

 

【 鬼太郎(地獄形態) 】

 

鬼太郎の強化形態。地獄の鍵を体内に取り込み

 

発動させることで強大な地獄の力を使用することが可能となる。

 

5期の鬼太郎でも使用していたが、この時は【地獄奥義】を

 

使用できるのみであったが、今回は髪の毛が伸びたり

 

身長が180cm程までに高くなる等、容姿が変化し、

 

強大な獄炎の妖気を纏うようになった。

 

ヘルバックベアードに追い詰められた鬼太郎が

 

突如、思考の中に現れた、ばいきんまんに抹殺されて

 

地獄の力に自身の一部を託しておいた鬼太郎(5期)により

 

『地獄の鍵』を託されてこの形態となり、

 

ネメシスモードとなったキュアハート・リバーシアと共に

 

ヘルバックベアードとサタンプロトジコチューを見事に撃破した。

 

尚、この形態は既に本編第43話で登場していたが、

 

時系列では今回の話が初の登場となる。

 

 

【 キュアハート・リバーシア(ネメシスモード) 】

 

キュアハート・リバーシアの強化形態。リバーシア・ウォッチが

 

キュアハートの怒りに呼応して更に進化し、強制変身させたもの。

 

髪の色がこれまでのマゼンタ色からエメラルド色へと変化し、

 

瞳の黄色の虹彩がさらに濃くなり、

 

眩い緑色のオーラを放っているのが特徴。

 

身体能力も通常のリバーシアやパルテノンモードを遥かに凌駕しており、

 

破壊神ビルスや孫悟空(身勝手の極意)とも互角以上に渡り合える程の

 

パワーを持つが、現時点ではその力に意識を飲み込まれて

 

制御できない状態にあり、敵味方の区別がつけられず、

 

見境なく攻撃してしまうのがマイナスである。

 

(ただし今回に限っては、怒りの矛先がヘルバックベアードと

 

サタンプロトジコチューに向けられていた為、こういった事態は起きなかった。)

 

尚、Aファンネルを召喚できる数も通常のリバーシアとは

 

比較にならないほどに増えているため、

 

更に多種多様な攻撃や防御が可能となった。

 

又、このモードは、敵を倒す事に主眼が置かれている為、

 

通常のプリキュアのような浄化技は持ち合わせていない。

 

ヘルバックベアードとサタンプロトジコチューに仲間達が

 

蹂躙されていく様を目の当たりにしたキュアハート・リバーシアが

 

あまりの非道さに怒りを爆発させてこの形態となり、

 

サタンプロトジコチューをわずか二撃で沈めるなど圧倒したのち、

 

地獄形態となった鬼太郎と共にヘルバックベアードと

 

サタンプロトジコチューを見事に撃破した。

 

その後に元のキュアハートへと戻った後、

 

ゼルドリスからネメシスモードの危険性を伝えられるが、

 

その意味を本編第38話で知る事となる。

 

鬼太郎(地獄形態)と同じく既に本編に登場していたが、

 

時系列では今回の話が初の登場となる。

 

又、本編第44話でネメシスの力がさくらに受け継がれた為、

 

この形態の登場は今回と第38話の2回のみとなった。

 

・合体技

 

【 リバーシア・ネメシス烈闘星覇 】

 

鬼太郎(地獄形態)最大の技である『烈闘星覇』と

 

キュアハート・リバーシア(ネメシスモード)の

 

『リバーシア・ネメシスブレイズ』の合体技。

 

鬼太郎をAファンネルで囲い込んだ後、ネメシスの『憤怒の業火』と

 

鬼太郎の『獄炎乱舞』を合体させて、超巨大な火球となった

 

鬼太郎が敵に特攻する技。威力的にはヘルバックベアードと

 

サタンプロトジコチューの最強技の合体攻撃には劣っていたものの、

 

仲間達の思いの力を一斉に受けてパワーが増幅し、

 

その合体攻撃を打ち破った後、見事に2体を撃破した。[newpage]

 

 

 

 

 

【 ヘルバックベアード 】

 

ルウェスから貰ったアークダーマと地獄の力で

 

超絶パワーアップを果たしたバックベアード。

 

胸に赤い瞳がある地獄の鎧と三本の角が生えた地獄の兜を被っており、

 

戦闘力が次元が違う程が上がっており、五龍将最強のダーグスを

 

上回る戦闘力を手に入れた。

 

武器として槍の様に長い柄を持つ地獄の金棒『バックヘルド』を持つ。

 

因みに重さ十万tで大きさや長さを自由自在に変える事が出来る。

 

能力:強化されたバックベアードの能力、地獄の力、三種類の覇気、

 

空間を自由自在に操る能力、不死身の再生能力、戦闘力を爆発的に

 

上昇させる『地獄力』、闘圧よりも強力な『妖闘圧』、無数の分身召喚能力

 

・技

 

【 超殺人光線 】

 

胸の赤い目が発行し、超サイヤ人ブルーベジータのファイナルフラッシュを勝る

 

途轍もない威力の破壊光線を発射する。

 

【 超地獄門・極寒凍結 】

 

バックベルドを振り下ろして超地獄の門を開き、

 

絶対零度を遥かに上回る威力の吹雪を放つ。

 

対象となる相手が生き物を殺した数が多ければ多い程、威力を増し

 

熱量に一切関係なく、殺した罪の重さで相手を凍り付かせる。

 

【 獄暴連打 】

 

バックへルドを使った地獄の力を纏った超威力の連撃。

 

【 超獄炎乱舞 】

 

超絶的な威力の荒れ狂う地獄の超業火を放ち、相手を骨まで一瞬で焼き尽くす。

 

【 超魔王地獄火柱 】

 

バックヘルドを振るい超絶的な威力の地獄の稲妻を降り注がせる。

 

【 超地獄妖術・百魔眼 】

 

分身となる百の魔眼を生み出して衛星兵器の様に自在に操り、

 

超殺人光線を連射する。

 

【 無門地獄・超地獄砲 】

 

バックベアード本来の眼と胸の赤い眼を両方発行させ、全ての魔力を無効にし、

 

あらゆる防御を貫く効果を持つ超極太螺旋光線を放つヘルバックベアード最強の技。

 

 

【 サタン・プロトジコチュー 】

 

ルウェスから貰ったアークダーマと『魔神王』の魔力の球で

 

超絶パワーアップを果たしたプロトジコチュー。

 

戦闘力は『魔神王』と互角かそれ以上にまで上昇している。

 

黒い翼が12枚生えて、龍の様な首が3つあり、角が十本生えており

 

12本の腕を持ち、胴体の巨大な口を含めて全身に口があり、

 

全身に魔神王の力が凝縮された鎧を身に纏っており、蛇の様な巨大な尾が

 

九本生えた姿をしている。

 

能力:魔神王の魔力『支配』、十戒の全戒禁、全ての魔力の無効化、

 

時間を操る能力、三種類の覇気、羽から無限に呼び出す遠隔武器『DSファンネル』、

 

戦闘力を爆発的にアップさせる『魔神王力』、闘圧よりも強力な『魔神闘圧』。

 

・技

 

【 サタンダーク・スフィア 】

 

魔神王の魔力を込めた闇黒の超極大な砲弾。

 

【 ダークネス・ジコチュニックハート 】

 

DSファンネルを放って円を作り、超巨大なジコチューハートの魔法陣を描き、

 

超絶的な威力の闇黒のジコチューハート砲撃を放つ最強技。

 

リバーシア・ジェネシックハートのジコチュー版だが威力は段違いに上で

 

ありとあらゆる魔力と防御能力を無効化して必ずダメージを与える。

 

【 魔神王獄雷嵐 】

 

無数の魔法陣を上空に展開して邪悪な黒い雷の砲撃を降り注がせる。

 

【 魔神王無限拳 】

 

12本の腕を超高速で動かし、黒い拳の砲弾を超連射して放つ。

 

 




第15話終了です。


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第16話 ~ Lの覚醒 ~

特別編第16話です。


ドラゴ・ブルドーザ「フッフッフッ..覚悟せよ弱者共!!」

 

ねこ娘「ちょっと...冗談でしょ!?」

 

キュアソレイユ「もうみんな限界なのに...。」

 

キュアホワイト「最後にあんな化け物が出てくるなんて...。」

 

キュアブラック「ありえない...。」

 

と、先の戦いで既に限界を迎えていたメンバー達は

 

ドラゴ・ブルドーザの出現により絶望的な表情を浮かべていた。すると...

 

「シュンシュン!!」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「フン...こいつは俺達が相手をしてやろう。」

 

合体ザマス・改「神に向かって弱者とはな...思いあがった下等生物め...

 

        正義の鉄槌を下してやる!!」

 

ゼルドリス「貴様等...やれるのか?」

 

デリエリ「ケツから言ってかなり強そうだぞ...。」

 

ドラゴ・ブルドーザ「おい、貴様...『強そう』ではない!!

 

          吾輩は生まれながらの『強者』であるぞ!!

 

          言葉に気を付けるのだな哀れな弱者よ!!」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「そうか...ならば貴様も

 

              すぐに弱者にしてやろう!!」

 

合体ザマス・改「言葉に気を付けるのは貴様だ...人間!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ゴクウブラックと合体ザマス・改はそう言いながら

 

ドラゴ・ブルドーザに攻撃を仕掛けていく。だが...[newpage]

 

「ドドドドドドドドドドド!!!!!!!」

 

「ヒュイーーーーーーーーーーン!!」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)・合体ザマス・改「!!!!!!!!!!!!?」

 

ドラゴ・ブルドーザ「フッフッフッ...どこを狙っておるのだ?」

 

と、ドラゴ・ブルドーザはゴクウブラックと合体ザマス・改が

 

繰り出すパンチの嵐を鋭い身のこなしで難なく回避したのち、

 

2人の背後へと回り込んでいた。

 

アニエス「な...何よ今のは!?」

 

砂かけ婆「あの図体で何じゃあの身のこなしは!!!?」

 

キュアハート「ま...まさか...!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「フフフフフフ....。」

 

キュアソード「み...身勝手の極意ですって!!!!?」

 

キュアダイヤモンド「そ..そんな...。」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「き...貴様...。」

 

合体ザマス・改「人間ごときが...神の力などおおおおおおおお!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

と、身勝手の極意を発動させたドラゴ・ブルドーザに対し、

 

ゴクウブラックとザマスは再度攻撃を仕掛けていくが...。[newpage]

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「遅いわ!!『ゴッド・アクセルアップ』!!」

 

「シュン!!」「ドボボボボボボボボボボゴゴゴゴゴゴオオオオオオ!!!!!」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「ぐわああああああああああああ!!!!!!!!?」

 

合体ザマス・改「ぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!!?」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「ヌウン!!」

 

「ガシッ!!」「ガシッ!!」「ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!!」

 

と、身勝手の極意を発動させたドラゴ・ブルドーザは

 

高速技『アクセルアップ』を遥かに超える速度を誇る

 

『ゴッド・アクセルアップ』を発動させると、

 

目にもとまらぬ速度で2次々と蹂躙していき、最後は両腕で2人の頭を

 

鷲掴みにして地面へと叩きつけた。

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「フフフ...もう終わりか?」

 

ゴクウブラック(界王拳ロゼ)「ゲ...ゲボォォォォーーーーーッ...。」

 

合体ザマス・改「お...おの...れ...に...ん...げん...めえ...ゲボォ...。」

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

ゴクウブラック「.........。」

 

ザマス「..........。」

 

キュアロゼッタ「あ...あ...。」

 

キュアホワイト「ザマス達が...あんなにあっさり....。」

 

ゼルドリス「くっ...!?」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「フフフ...次は貴様等だ。

 

                『弱戒』とやら!!『巨竜の腕』!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!」

 

エスタロッサ「ぐああああああああああああああ!!!!!!」

 

デリエリ「ああああああああああああああああ!!!!!」

 

フラウドリン「ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

と、ドラゴ・ブルドーザは続いて遠隔武器の『巨竜の腕』を数体

 

召喚すると、ゼルドリス達十戒を次々と蹂躙していった。[newpage]

 

ゼルドリス「く...くそ...メリオ...ダス...。」

 

「ドサッ...。」

 

アデル「じ...十戒まで...。」

 

子泣き爺「も...もうお終いじゃ...。」

 

一反もめん「あ...相手が悪すぎるば~い...。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「フフフ...所詮弱者同士が群れたところで、

 

                 真の強者となった吾輩の敵ではないわ!!

 

                 ガハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ねこ娘「フン...聞いてあきれるわね!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「何?」

 

キュアソード「あなた...レグルスの救世主になるとか言いながら

 

       結局、自分の祖国を裏切ってあいつらに媚びへつらってる

 

       だけなんじゃないの!?」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

アニエス「それにその力もあの女から貰ったものなんでしょう!?

 

     よくそれで『真の強者』なんて言えるわね!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「ふざけた事をほざくでないわ

 

                 ああああああああああ!!!!!!!

 

            吾輩はレグルス帝国を裏切って等おらぬ!!

 

            これはレグルス帝国を救う為にやっている事だ!!」

 

シャイニールミナス「え...?」

 

キュアホワイト「レグルス帝国を救うですって...?」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「そうだ!貴様らをこの手で始末すれば...

 

              姫様は再びラー・カイン様と交渉の席を作る為に

 

              奮闘してくださるに違いあるまい!!

 

              レグルス帝国を救う為にも何としても

 

              ラー・カイン様や上層部の方々を説得し、

 

              バイキンショッカーと同盟を

 

              結ばねばならんのだあああああああああああ!!」

 

キュアミルキー「何でそこまでバイキンショッカーと

 

        同盟を結びたがってるルン...?」

 

キュアダイヤモンド「レグルス帝国だって凄く大きい組織なんでしょ!!

 

          だったらバイキンショッカーと戦えばいいんじゃないの!?」

 

キュアブラック「それが本当の強者って言うんじゃないの!?」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「バ...バカな事を言うなああああああああ!!!!」

 

キュアセレーネ「え?」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「わ...吾輩はこの力を姫様から

 

                授かった時に知ったのだ...。

 

                バイキンショッカーの底なしの恐ろしさを...!!

 

                あれは絶対に敵に回してはならん物だ!!

 

                あれと戦えば我がレグルス帝国は

 

                確実に滅亡する...!!」

 

               (ガタガタガタガタガタガタ!!)

 

ドラゴブル・ドーザはバイキンショッカーの底なしの恐ろしさを

 

思い出したのか心の底から怯えていた。[newpage]

 

キュアエース「あのブル・ドーザが...」

 

目玉おやじ「完全に震えあがっておるのう...」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「バイキンショッカーの底なしの恐ろしさは

 

                 貴様等如きが想像出来るレベルではない!!

 

                 彼らに逆らった時点で貴様らは終わりだ!!

 

                 貴様等と同じ轍を我がレグルス帝国に

 

                 踏ませる訳にはいかんのだ!!それに姫様は

 

                 貴様等を始末すればさらに強大な力を

 

                 授けてくれると約束して下さった!!

 

                 そうすれば吾輩自身の手でラー・カイン様を

 

                 説得する事が出来る!!その為にも何としても

 

                 貴様等には消えて貰う!!全てはレグルス帝国を

 

                 救う為になあああああああああ!!!!!!!!!!」

 

キュアハート「...それは違うよ!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の合意)「何いいいいいいいいいいいいいい!!!!?」

 

キュアソード「哀れな奴ね...。でも!!」

 

キュアコスモ「今、はっきりとわかったニャン...!!」

 

キュアソレイユ「あんたは強者でもなんでもないよ!!」

 

キュアスター「自分より強い人にはペコペコして...!!」

 

キュアエース「自分より弱い人にしか力を示せないあなたなんか!!」

 

キュアミルキー「強者でも何でもないルン!!ただの腰抜けルン!!」

 

キュアホワイト「そんなあなたなんかに...」

 

キュアブラック「あたし達は絶対に負けない!!」

 

プリキュア一同「...負けてたまるかあああああああああああ!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

ハルヤ「な...何だ!?」

 

ケースケ「プ...プリキュア達が!?」

 

と、ドラゴ・ブルドーザの身勝手な言い分に憤慨したプリキュア達は

 

最後の力を振り絞ると、それぞれのプリキュアが奇跡の

 

フォームチェンジを果たしたのであった!![newpage]

 

キュアブラック(s)「.......。」

 

キュアホワイト(s)「.......。」

 

シャイニールミナス(s)「.......。」

 

キュアスター(12星座ドレス)「.........。」

 

キュアミルキー(12星座ドレス)「.........。」

 

キュアソレイユ(12星座ドレス)「.........。」

 

キュアセレーネ(12星座ドレス)「.........。」

 

キュアコスモ(12星座ドレス)「.........。」

 

キュアハート(パルテノンモード)「...........。」

 

キュアダイヤモンド(パルテノンモード)「...........。」

 

キュアロゼッタ(パルテノンモード)「...........。」

 

キュアソード(パルテノンモード)「...........。」

 

キュアエース(パルテノンモード)「...........。」

 

レジーナ(パルテノンモード)「.............。」

 

プルンス「す...凄いでプルンス~~~~!!!!!!」

 

目玉おやじ「どうやら...ありったけの力を解き放った様じゃのう!!」

 

アデル「これでどうにかできなければ!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の極意)「フフフ...いいだろう。来い!!」

 

キュアブラック(s)「行くよみんな!!」

 

プリキュア一同「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

と、フォームチェンジを終えた各プリキュアはキュアブラックの

 

号令と共にドラゴ・ブルドーザへと攻撃を仕掛けていた。[newpage]

 

キュアスター(12星座ドレス)「プリキュア!うお座!スターパンチ!!」

 

キュアミルキー(12星座ドレス)「プリキュア!かに座!ミルキーショック!!」

 

キュアソレイユ(12星座ドレス)「プリキュア!おとめ座!ソレイユシュート!!」

 

キュアセレーネ(12星座ドレス)「プリキュア!みずがめ座!セレーネアロー!!」

 

キュアコスモ(12星座ドレス)「プリキュア!コスモシャイニング!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!」

 

「シュイーーーーーーーーン!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の極意)「無駄無駄無駄あああああああああ!!!!

 

           弱者の攻撃など真の強者たるこの吾輩には届かぬ!!」

 

キュアセレーネ(12星座ドレス)「それはどうでしょうか!!」

 

キュアミルキー(12星座ドレス)「これは囮ルン!!」

 

と、キュアスター達が繰り出した攻撃をドラゴ・ブルドーザはそう言いながら

 

難なく回避していくが、ミルキーとセレーネがそう言った次の瞬間...。

 

キュアダイヤモンド(パルテノンモード)「プリキュア・ダイヤモンドブリザード!!」

 

キュアロゼッタ(パルテノンモード)「ロゼッタバルーン!!」

 

キュアソード(パルテノンモード)「ソードハリケーン!!」

 

「バキバキバキバキバキバチバチバチバチゴオオオオオオオオオオ!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の極意)「な...何いいいいいいいいっ!!!!!!!!」

 

と、すかさずキュアダイヤモンドたちが必殺技を放ち、

 

ドラゴ・ブルドーザの動きを封じた。[newpage]

 

アデル「うまい!!」

 

ねこ娘「あいつの動きを封じたわ!!」

 

アニエス「今よ!みんな!!」

 

シャイニールミナス(S)「はい!!」

 

キュアホワイト(S)「みんなの思い...」

 

キュアブラック(S)「絶対に無駄にはしない!!」

 

キュアエース(パルテノンモード)「行きますわよレジーナ...

 

                マジカルラブリーパッド!!」

 

レジーナ(パルテノンモード)「わかったわ!!ミラクルドラゴングレイブ!!」

 

キュアエース(パルテノンモード)・レジーナ(パルテノンモード)

 

「エースミラーフラッシュ!!」

 

キュアブラック(S)キュアホワイト(S)「エクストリーム...。」

 

シャイニールミナス(S)「ルミナリオーーーーーーーーーッ!!!!!」

 

キュアハート(パルテノンモード)「あなたに届け...マイ・スイートハート!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、キュアハート達は動きを封じたドラゴ・ブルドーザに向けて

 

それぞれ渾身の必殺技を繰り出し、直撃させた。そして...

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の極意)「ぐぬううううううううううううう...

 

        これが狙いだったのかあああああああああああああ!!!!!」

 

キュアスター(12星座ドレス)「まだだよ...みんな!!」

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ「プリキュア!サザンクロスショット!!」

 

キュアコスモ(12星座ドレス)「プリキュア!レインボースプラッシュ!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、そしてキュアスター達がすかさず必殺技で追撃をかけた。

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の極意)「ぬううううううう...こんなもの...

 

                 こんなもので...やらせはせんぞおお

 

                 おおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

 

と、ドラゴ・ブルドーザは鬼の形相で必死に抵抗を続けていたが...[newpage]

 

プリキュア一同「届けえええええええええええええええええええ!!!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(身勝手の極意)「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!

 

                 おのれええええええええええええええ

 

                 弱者共おおおおおおおおおおおおおお

 

                 おおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!!!!」

 

と、プリキュア達の総攻撃を受けたドラゴ・ブルドーザは

 

大爆発を起こしたのであった。

 

キュアハート(パルテノンモード)「はあ...はあ...はあ...。」

 

ねこ娘「やった!!」

 

アニエス「さすがね!!」

 

アキノリ「これがプリキュアの底力だぜ!!」

 

キュアソード(パルテノンモード)「で...でも....。」

 

キュアミルキー(12星座ドレス)「も...もう限界ルン...。」

 

キュアホワイト(S)「お願い...これで決まって...。」

 

と、もはや限界をとうに超えていたプリキュア達は祈るような気持ちで

 

爆発した方を見つめていた。だが...。[newpage]

 

「ブオワアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「!!!!!!!!!?」

 

ディエンド「これは...まさか!?」

 

仮面ライダーサウザー「『1000%』...奴だ!!」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

ドラゴ・ブルドーザ「フフフフフフ...残念だったな弱者共よ!!」

 

と、プリキュア達の祈りもむなしく、爆発した個所から

 

ドラゴ・ブルドーザが多少はダメージを受けていたものの、

 

まだまだ余力は十分といった感じで姿を現した。

 

キュアソード(パルテノンモード)「ば...化け物...。」

 

キュアコスモ(12星座ドレス)「もうダメニャン...お終いニャン!!」

 

キュアエース(パルテノンモード)「あなた達...それでもプリキュアですか!?

 

           プリキュアは最後まであきらめてはダメなのです!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ「フフフ...そうか。その意気や良し!!

 

          ならばいいものを見せてやるとしよう。

 

          ヌウウウウウウウウン!!!!!!!!!!!!」

 

「ババババババババ!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(分身⓵)「..........。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(分身⓶)「..........。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(分身⓷)「..........。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(分身⓸)「..........。」

 

キュアダイヤモンド(パルテノンモード)「ひ...ひいいいいいいいいっ!!!!?」

 

キュアロゼッタ(パルテノンモード)「あ...あ...あ...。」

 

と、ドラゴ・ブルドーザはそう言いながら自身の分身体を4体出現させて、

 

本体を含めて計5体とした。そしてその光景にメンバー達は恐怖で震えていた。

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)「フフフ...覚悟は良いか?」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)「ゴッド・アクセルアップ!!」

 

「ドボボボボボボボボボボボボボゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!」

 

プリキュア一同「きゃああああああああああああああ!!!!!」」

 

と、5体となったドラゴ・ブルドーザはプリキュア一同に

 

ゴッド・アクセルアップの超高速攻撃を仕掛けて、

 

次々と大ダメージを与えていき、その影響でプリキュア達は

 

フォームチェンジが強制解除された。[newpage]

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

キュアホワイト「あ...あ...あ...」

 

キュアミルキー「い...痛いルン...。」

 

レジーナ「ど...どうして...あたしが...こんな目に...。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)「さてと...そろそろ遊びは終わりとしよう。

 

             とどめだあああああああああああああ!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、ドラゴ・ブルドーザ5体はそう言いながら闘圧を最大限に高め、

 

前方に手をかざすと、凄まじい電撃を帯びた

 

巨大なエネルギー弾が形成されていく。

 

キュアダイヤモンド「あ...あ...。」

 

キュアソレイユ「こ...ここまでなの...?」

 

シャイニールミナス「こ...こんなところで...。」

 

キュアセレーネ「お...お父様...お母さま...」

 

仮面ライダーサウザー「君達は逃げなさい。」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「まったく...世話を焼かせる。」

 

ディエンド「こうなれば...少しでも彼女達が生き延びられるように

 

      できる事をするだけさ。」

 

と、プリキュア達の前にディケイドゼロワン達が

 

立ちふさがるように登場した。

 

キュアエース「つ...士さん!?」

 

キュアコスモ「ダメ...無茶すぎるニャン!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)「無駄だ...滅びよ弱者共!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)

 

「竜神・五連大地獄砲(バハムート・ヘルバスター・キャノン・ファイズ)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

と、ドラゴ・ブルドーザ5体はそう言いながら

 

『竜神・五連大地獄砲(バハムート・ヘルバスター・キャノン・ファイズ)』を

 

メンバーに向けて放った。

 

キュアスター「い...嫌...。」

 

キュアブラック「だ...誰か...助けて...。」

 

キュアハート「シーーーーーーーーーン!!!!!」

 

と、その場にいた全員が絶体絶命の危機が訪れたその時...[newpage]

 

?「複写鏡(レプリカ・リフレクション)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)「な...何いいいいいいいいいっ!!!!?」

 

と、突如メンバー達の前方に魔力で形成された鏡が出現すると、

 

ドラゴ・ブルドーザと同じ

 

『竜神・五連大地獄砲(バハムート・ヘルバスター・キャノン・ファイズ)』を

 

放って相殺した。そして...

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

レイス「どうやら間に合ったようだね。」

 

キュアセレーネ「あ...あなたは...!?」

 

ゼルドリス「し...神官レイス!?」

 

キュアハート「レ...レイスさぁぁぁーーーん!!!!!」

 

と、レイスが現れると、メンバーや十戒達は驚きの表情を見せた。

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「お前...なぜここに?」

 

レイス「大体の話を『彼』から聞いてね...私も一枚噛む事にしたのさ。

 

    だがその為には...ここで君達に消えてもらっては困るんでね。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)「また一人...弱者が消えに来たか!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)「ガーーーーーーッハッハッハッ!!!!!!」

 

レイス「やれやれ...相変わらず自分を過大評価しすぎてるようだね

 

    ブル・ドーザ君?いいだろう。君は私が倒してあげるとしよう!!」

 

目玉おやじ「お...お主がじゃと!!!!?」

 

キュアロゼッタ「で...でもレイスさん...」

 

ねこ娘「今のあいつの強さ...半端じゃないわよ!!」

 

アデル「勝算はあるのか...?」

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)「フフフ...身の程知らずの弱者め!!

 

             よかろう...ならば貴様に更なる絶望を見せてやる!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)「界王拳えええええええええええええん!!!!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)「......と!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)「身勝手の極意いいいいいいいいいいい!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」

 

と、ドラゴ・ブルドーザ5体は何と『界王拳』と『身勝手の極意』を

 

同時に発動させて身勝手の極意の白銀色のオーラの上に

 

界王拳の赤色のオーラを重ねた姿へと変貌を遂げた。[newpage]

 

「シュンシュンシュンシュンシュン.....。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(身勝手界王拳)「ガーーーーーーッハッハッハッ!!!!」

 

アニエス「ひ...ひいいいいいいいいいいっ!!!!!!?」

 

キュアミルキー「ば...化け物が...大化け物になっちゃったルン...。」

 

アキノリ「ど...どこまでなんだよアイツ!!」

 

ディエンド「これは...不味いかもしれないね。」

 

キュアハート「レ...レイスさん...。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(身勝手界王拳)「ガーーーーーーッハッハッハッ!!!!

 

        どうだ弱者よ!!姫様から賜ったこの力さえあれば吾輩は無敵!!

 

        貴様など...すぐに捻りつぶしてくれるわ!!」

 

レイス「...やれやれ。こんな所で『力』を使いたくなど無かったが...

 

    仕方あるまい。」

 

「スッ...」と、レイスはそう言いながら左手に持っていた

 

開いた状態のノートを両手で掴むと...。

 

レイス「我の力を封印し者よ...盟約の元、思い上がりし愚者を裁くため、

 

    主の名の元にあるべき姿へ我を導け!!『神魔解放(ギガレクシオン)』!!

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、レイスは足元に魔法陣を出現させて、詠唱しながらノートを破ると、

 

ノートの破片が眩い光へと変化し、レイスがこれまでの白いベレー帽をかぶり、

 

眼鏡をかけていた姿から白いおかっぱ頭をした白い神官の衣装を纏い、

 

右手に錫杖をもった姿へと強大な魔力を放ちながら変化した!!

 

レイス(解放モード)「...行くぞ!!」

 

キュアハート「えええええええええええええええ!!!!!!?」

 

ねこ娘「な...何よあの姿は!!!!!?」

 

トウマ「あ...あれが...。」

 

キュアソード「レイスの...真の姿...なの?」

 

ゴクウブラック「あ...あいつ...。」

 

ゼルドリス「フン...ようやくやる気をだしたようだな。」

 

モンスピート「3000年ぶりかな?あの姿を見るのは。

 

       お手並み拝見と行こうじゃないの。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)(身勝手界王拳)「フ...フン!!弱者め...

 

                姿を変えたところで吾輩の敵ではないわ!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(身勝手界王拳)「ゴッド・アクセルアップ!!」

 

「シュンシュンシュンシュンシュン!!!!!!!」「バアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、ドラゴ・ブルドーザ5体は一斉にゴッド・アクセルアップを使用し、

 

レイスへと攻撃を仕掛けていくが...[newpage]

 

「ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!」

 

レイス(解放モード)「遅いね...ハアッ!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(身勝手界王拳)「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!」

 

と、レイスはゴッド・アクセルアップによる超高速攻撃を難なく回避ながら

 

持っていた錫杖を横一文字に振ると、凄まじい威力の衝撃波が巻き起こり、

 

ドラゴ・ブルドーザ5体を吹き飛ばした。

 

キュアコスモ「す...凄いニャン!!」

 

キュアソレイユ「あんなに速い攻撃をあっさりとかわすなんて...。」

 

キュアソード「あれって...初めてあいつに会った時と同じ動きよ!!」

 

キュアブラック「身勝手の極意っていうのとは違うみたいだけど...。」

 

ゼルドリス「フン...あれが奴の得意技...『絶対領域(マスター・エリア)』だ。

 

      己の魔力を感応波に変換させて周囲に張り巡らせ、

 

      敵の攻撃から身を守る...。」

 

      簡単に言えば、身勝手の極意を更に守備力に特化させたものだ。」

 

フラウドリン「本来の姿となったことで更に磨きがかかっているようだな。」

 

レイス(解放モード)「今度はこちらから行こう...軍神剣(マルス・カリバー)」!!

 

「ブウウウウウウウウウウウウウン....。」

 

「ズバズバズバズバズバアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(身勝手界王拳)「ぐわああああああああああああ!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!!」

 

と、レイスは今度はそう言いながら持っていた錫杖に魔力を注ぎ込むと、

 

『軍神剣(マルス・カリバー)』と呼ばれる真っ赤に輝く長剣へと変化させると、

 

『魔法剣(アタックヴァイト)疾風斬(カマイタチ)』の如く超高速で

 

攻撃し、ドラゴ・ブルドーザに大ダメージを与えて吹き飛ばした。[newpage]

 

レジーナ「あ...あ...あ...。」

 

キュアダイヤモンド「な...何...レイスさんのあの強さ...。」

 

ザマス「や...奴め...どういう事だ?我らと戦った時は

 

    あそこまでの強さなど...。」

 

グロキシニア「それは運が良かったっスね、君達。」

 

ドロール「もしあの男がその気になれば...あなた方など一瞬ですよ。」

 

デリエリ「お前等...ケツから言って『ヴォルクルス』っていう奴を知ってるか?」

 

ゴクウブラック「ああ...この次元の神であるならば

 

        その名を知らない者はいるまい...。」

 

ザマス「ギガデウスの右腕にしてNo2...そして全王や大神官ですら

 

    その力を恐れて手が出せないという『絶対神』...。

 

    だが、その男と奴と何の関係が?...まさか!!!!!?」

 

ゼルドリス「察しの通リだ。奴はそのヴォルクルスと

 

      かつてNo2の座を争ったほどの実力者だ...!!」

 

モンスピード「だが、彼は途中でギガデウスを裏切って

 

『次元の王』の配下になった為、

 

       結局はヴォルクルスがNO2の座に就き...」

 

フラウドリン「そして神官レイスはギガデウスを裏切った代償で

 

       そのヴォルクルスから力の半分を奪われて

 

       真の姿にはなれなくなったと聞いていたが...。」

 

グレイロード「どうやらあのノートに己の力を

 

       へそくりしていたみたいだな...。」

 

キュアソード「あいつにそんな過去が...。」

 

キュアハート「レイスさん...。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)(身勝手界王拳)「お...おのれええええええええ!!!!

 

                こうなれば吾輩の...真の強者の全力をもって

 

                貴様を抹殺してくれようぞおおおおおおおおお

 

                おおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(身勝手界王拳)「『50倍界王拳』!!『武装色硬化』!!

 

                    『龍闘圧』!!『獄龍力』!!

 

                    ぬおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

と、ドラゴ・ブルドーザ5体はそう言いながら自身が持つ

 

最大限のパワーをありったけ発動させると、

 

全身が『武装色硬化』により黒くなって、

 

界王拳の赤色のオーラが更に膨れ上がり、

 

そのうえルウェスによく似た闘圧やパワーを纏った

 

もはや『力のごった煮の塊』ともいえるフルパワー状態へと

 

変貌を遂げるのであった。[newpage]

 

「ドウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(フルパワー)「ガーーーーーーッハッハッハッ!!!」

 

キュアミルキー「もう...訳が分からないルン...。」

 

キュアコスモ「頭がおかしくなりそうニャン...。」

 

レイス(解放モード)「なるほど...それが君の本気かな?ならば来たまえ!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)(フルパワー)「ほざけえええええええええええ!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(フルパワー)「『巨竜の腕...ゴッドアクセル!!』」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!」

 

レイス(解放モード)「...ハッ!!」

 

「シュンシュンシュンシュンシュン!!!!!!!」

 

と、ドラゴ・ブルドーザ5体は『巨竜の腕』を召喚すると、

 

ゴッド・アクセルアップで自身と巨竜の腕を超高速で

 

次々と繰り出し、攻撃を仕掛けていくが、

 

レイスは『絶対領域(マスター・エリア)』の効果により、

 

又も回避していく。だが...

 

「ビシイイイイ!!!」

 

レイス(解放モード)「チイ...!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!!」

 

キュアエース「ああっ!!!!!!?」

 

キュアハート「レイスさん!!」

 

と、久しぶりの解放の影響なのか、集中力が

 

僅かに途切れたところでドラゴ・ブルドーザの攻撃が

 

右腕をかすめてしまい、その衝撃で吹き飛ばされた。

 

レイス(解放モード)「フウ...かすっただけでこの威力か...

 

          中々の物だね。」

 

アニエス「あの人...大丈夫かな...。」

 

目玉おやじ「どうやら...久しぶりの解放の影響が出ておるみたいじゃのう。」

 

ディエンド「早くケリをつけないと...。」

 

ディケイドゼロワン(MCホッパー)「不味いことになるな。」

 

仮面ライダーサウザー「戦いが長引けば『1000%』、彼は敗北する!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)(フルパワー)「ガハハハハ!!!どうだ弱者よ!!!

 

     これが吾輩の力だ!!次こそは確実に葬り去ってくれようぞ...。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(フルパワー)「とどめだああああああああああああ」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、ドラゴ・ブルドーザ5体はそう言いながらパワーを極限までに高めると、

 

再び「竜神・五連大地獄砲(バハムート・ヘルバスター・キャノン・ファイズ)の

 

発射態勢をとる。[newpage]

 

キュアスター「またあの技だよ!?」

 

キュアハート「レイスさん!!」

 

レイス(解放モード)「ならば...もう少し遊んでもよかったが、

 

          これで決着をつけるとしようか!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

「シューーーーーーン...。」

 

レイス(解放モード)「竜滅神の右腕(ドラグスレイ・ランサー)!!」

 

と、レイスはそう言いながら魔力を極限までに高ると、

 

錫杖を紫色をした強大な魔力へと変換し、右腕に纏って

 

「竜滅神の右腕(ドラグスレイ・ランサー)」を発動させた。そして...

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)(フルパワー)「吾輩の究極奥義にて滅びよ...弱者共!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(フルパワー)

 

「竜神・五連大地獄砲・極(バハムート・ヘルバスター・キャノン・

 

             ファイズ・ハイパー)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

と、ドラゴ・ブルドーザ5体はそう言いながら

 

『竜神・五連大地獄砲・極(バハムート・ヘルバスター・

 

キャノン・ファイズ・ハイパー)』をレイス及びメンバーに向けて放った。

 

レイス(解放モード)「零の一閃(レイス・リュミエール)!!」

 

「シュン...」「ブオワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(フルパワー)「な...何いいいいいいいいいいい!!!!?」

 

と、レイスは「竜滅神の右腕(ドラグスレイ・ランサー)」を

 

発動させて、右腕を横一文字にスライドさせると、

 

「零の一閃(レイス・リュミエール)」と呼ばれる必殺技を放ち、

 

「竜神・五連大地獄砲・極(バハムート・ヘルバスター・キャノン・

 

ファイズ・ハイパー)」を瞬時に相殺してそのままドラゴ・ブルドーザ5体に

 

直撃した。そして...。[newpage]

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

ドラゴ・ブルドーザ(本体)(フルパワー)

 

「し...真の...強者たる...わ...吾輩の手で...レグルスを...救い...

 

 そ...そして...キ...キングダーク...様の...ご加護の...元...

 

 素晴らしい...帝国を...おおおお...。レ...レグルス帝国軍...姫様...

 

 そ...そして...キングダーク様...ああああああああ......。」

 

ドラゴ・ブルドーザ(5体)(フルパワー)

 

「バンザイ!バンザイ!バンザアアアアアアアアアアアアアアアア

 

 アアアアアアアイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーン!!!!!!!」

 

と、肉体が消滅しようとしてもなおレグルス帝国軍...

 

そしてバイキンショッカーに忠義の意を示すドラゴ・ブルドーザであったが、

 

最期は万歳三唱をしながら5体まとめて派手に爆散し、消滅していった。

 

キュアセレーネ「あ...あの人...。」

 

キュアスター「どうして...あそこまで...。」

 

ディエンド「まあ...彼も気の毒な事だね。レグルスとバイキンショッカーの

 

      板挟みのような形になったみたいだし。」

 

レイス(解放モード)「二兎追う者は一兎も得ず...とはよく言ったものだね。

 

          だが...彼の主に対しての忠義だけは一流だった。

 

          私も見習いたいものだね。」

 

キュアソード「...どの口が言ってるのよ...。」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

キュアエース「でもまあ...悔しいですけど、

 

       今回はあなたに助けられましたわ。」

 

キュアハート「レイスさん...ありがとうございます!!」

 

レイス(解放モード)「礼には及ばないさ。私は私のすべきことを成し遂げたまで...

 

          (まあ...本当のヤマ場はこれからだがね...。)」

 

ディケイド「向こうの様子が気がかりだな...とりあえず戻るぞ!!」

 

一同「了解!!」

 

「シューーーーーーーーーーーン....。」

 

と、ディケイドはオーロラカーテンを発生させると、

 

メンバーを包み込み、元の場所へと戻っていった。[newpage]

 

そして...一方では...。

 

ルウェス「う~~ん...。」

 

ネビュリア「どうしたのじゃ?ルウェスよ...何を唸っておる?」

 

ルウェス「あいつら...みーんなやられちゃたみたい。

 

     特にディケイドが見たことないライダーに変身するわ、

 

     鬼太郎やキュアハートちゃんが変な変身するわ、

 

     まあ...ブル・ドーザ君は頑張ったんだけど、

 

     ラグナの家臣とかいう神に負けちゃた...。」

 

ネビュリア「何じゃ…結局負けてしまいおったのかあ奴等…」

 

パンツァード「ツカエナイ…」

 

ゴウズルー「はっ!!結局雑魚は雑魚だったか」

 

アンチノン「それは残念ですねえ...ですが...。」

 

ランギク「それはお互い様だろう...気を落とすこともあるまい。」

 

ルウェス「だよね~。身の程が分かってる分こいつらよりはマシだし~。

 

     でも僕の可愛い五龍将がやられちゃったのショックだよ~...。

 

     それにブル・ドーザ君には僕の魔力まで上げて強化してあげたのに...

 

     やっぱり悲しいな~」

 

ネビュリア「そう悲しむでない。ばいきんまん様にお着き次第頼めば

 

      蘇生も出来ようて...それまでの我慢じゃよ。」

 

ルウェス「うん...そうする~...」

 

ケロベロス「ん...んな...アホな....。」

 

ハッピー「ナ...ナツゥ...グレイ...エルザァ...」

 

ホーク「う...嘘だろ...」

 

さくら「み...みんなが...」

 

悟空「............。」

 

ベジータ「..............。」

 

メリオダス「.............。」

 

ナツ「..........。」

 

エスカノール「..........。」

 

と、鬼太郎やプリキュア達が勝利した一方で

 

残りのメンバー達は最高幹部達の力の前に全くと言っていいほど

 

歯が立たず、ほとんど一瞬で半殺しにされてしまっていた。[newpage]

 

ミリカ「くっ...何てことなの...。」

 

キュアデスティニー「や...やっぱり...あたし達が

 

          敵う相手じゃないよ...。」

 

キュアゼウス「もう駄目...どうあがいても...。」

 

ゴウズルー「おい、ランギクよお!!もういいだろ!?

 

      さっさとコイツら喰わせろよお!!」

 

ランギク「そう焦るな。始末するのはプリキュアやディケイド達に

 

     この絶望的な状況を見せつけてからでも遅くはない。」

 

     さて...そこのミリカとやらに尋ねるが。」

 

ミリカ「!!!!!!?」

 

ランギク「貴様本当にこの状況を予想出来なかったのか?

 

     かなりの観察眼である事は認めるが...こ奴ら如きの実力で

 

     我らを倒せると本気で思っていたのだとしたら...

 

     自惚れが過ぎたようだな。」

 

ミリカ「う...ぐ...」

 

ランギク「それと...恐らくだが貴様は本気で戦う事が出来んようだな。

 

     それだけの魔力がありながらこ奴等がやられているのを

 

     黙って見ていたのが何よりの証拠だ。恐らく貴様が本気を出せれば

 

     私やネビュリアとでもいい勝負が出来ただろう。

 

     だが...それが出せないのではな。」

 

ミリカ「う...ぅぅぅ...」

 

ランギク「だから降伏しろと言ったのだ...こうなる事など

 

     分かり切っていた事だからな。

 

     よくもこんな程度であんな啖呵を切れた物だ...。

 

     言っておくが戦闘員だけならともかくルウェスの部下達を

 

     手にかけた以上今更降伏など認めん。ディケイド達が戻ってき次第

 

     とどめを刺させてもらう。無駄な殺しをしたくはないが...

 

     身の程を理解出来なかったのか自分達の愚かさを呪え。」

 

「シュン!!」「シュン!!」

 

バイエルン「お見事でございます...最高幹部の方々。」

 

アルト「まあ...あいつら如きではこんなものだろう。」

 

と、そこへバイエルンとアルトが姿を現した。

 

ルウェス「あっ、バイエル~ン 」

 

ネビュリア「お主等...そんな心にもない世辞を言うために

 

      わざわざ来たのかいのう?」

 

ランギク「世辞を言って今更ご機嫌を取るつもりか?そんな玉ではなかろう。

 

     それとも...こ奴らが余りにもあっさりやられたのが

 

     ショックで見ていられず思わず加勢にでも来たか?」

 

バイエルン「世辞など...とんでもございません。

 

      ましてやこの愚か者共に加勢等と...。

 

      私共はあの者達に更なる絶望を与えようと

 

      思いまして参上した次第です。

 

      アルトよ...グラン・ゲインズに宣言して差し上げろ。」

 

アルト「了解!!よく聞けカス共...僕等は今からあの失敗作...

 

   『桑田進之介』の抹殺を決行する!!」

 

ケロベロス「!!!!!!!!なっ!!!?」

 

キュアデスティニー「何ですって!!!!!?」

 

ミリカ「それは...どういう事なの!!!!!!!!!?」

 

 

 

 

 

レイス「というわけで、強化されたブル・ドーザ君の圧倒的な力の前に

 

    絶体絶命の危機に陥ったマナ君達であったが、真の姿となった

 

    この私が見事に彼を撃退し、窮地を救ったのだった。

 

    だがその一方で残りのメンバーは、最高幹部達の手により

 

    瞬く間に窮地に追いやられてまたもや絶体絶命の危機に

 

    陥ってしまうのであった。そこへバイエルン君とアルト君が

 

    登場し、我が主『桑田進之介』の抹殺を宣言すると、

 

    グラン・ゲインズのメンバー達に驚きと衝撃が走るのであった。

 

    果たして彼らは桑田進之介の抹殺を阻止し、

 

    この絶望的な状況を乗り切ることができるのであろうか...?

 

    それでは次回も...刮目せよ!!

 

 

第16話 ~ Lの覚醒 ~ ( 完 )[newpage]

 

・オリジナル設定

 

【 レイス(解放モード) 】

 

神官レイスが所持している自身の力が封じられていたノートを破り

 

本来の姿へとなったもの。3000年前の次元大戦時は常時この姿であったが、

 

ギガデウスを裏切り『次元の王』の配下となった際、ヴォルクルスに

 

自身の力の半分を奪われる前に力の一部をノートへと封印した。

 

現時点ではヴォルクルスに力の半分を奪われたため本来の魔力とは

 

程遠い状態だが、それでも破壊神ビルスをも凌駕する実力を持ち、

 

ルウェスの手によりこれでもかと言うぐらいに大幅な強化を受けて

 

ゴクウブラックと合体ザマス・改を圧倒したドラゴ・ブルドーザをも

 

ほぼ完勝ともいえる内容で撃退した。

 

尚、この姿の時はこれまでかけていた眼鏡や

 

かぶっていた白いベレー棒がなくなり、

 

白いおかっぱ頭と錫杖を持った姿となる。

 

容姿のイメージは『スレイヤーズ』に登場する

 

『神官ゼロス』を白くしたものである。

 

・技

 

【 絶対領域 (マスター・エリア) 】

 

自身の魔力を感応波に変換し、周囲へと張り巡らせて

 

敵からの攻撃をほぼ自動的に回避するレイスの代名詞ともいえる技。

 

レイスが解放モードとなった時には常時発動している。

 

イメージは身勝手の極意を更に守備力を特化させたもの。

 

 

【 軍神剣(マルス・カリバー) 】

 

錫杖に魔力を纏ませた『神の剣』の一つ。

 

魔法剣(アタック・ヴァイト)疾風斬(カマイタチ)に

 

勝るとも劣らない超高速で斬撃を繰り出すことが可能である。

 

魔力の色は赤色。

 

 

【 竜滅神の右腕(ドラグスレイ・ランサー) 】

 

ドラゴンそのもの、あるいは龍の魔力及び力を所持する者を

 

抹殺する事に特化させたレイスの『右腕(ランサー)シリーズ』の一つ。

 

錫杖に『滅竜の魔力』に変換し右腕に纏わせた後、

 

必殺技を放てば更に効果が上乗せされる。

 

今回は必殺技の一つである『零の一閃(レイス・リュミエール)』を

 

滅竜属性として放ち、ドラゴ・ブルドーザの最強技である

 

「竜神・五連大地獄砲・極」

 

(バハムート・ヘルバスター・キャノン・ファイズ・ハイパー) を

 

あっさりとフルパワー状態のドラゴ・ブルドーザ5体ごと消滅させた。

 

尚、魔力の色は禍々しい紫色。

 

ちなみに解放前でのレイスも使用した【神の右腕(ディオス・ランサー)】は

 

『右腕(ランサー)シリーズ』の基本形態である。

 

 

【 零の一閃(レイス・リュミエール) 】

 

レイスの『右腕(ランサー)シリーズ』で放つ必殺技の一つ。

 

右腕をスライドさせて強大な魔力を秘めた閃光で

 

敵を攻撃する技。攻撃範囲は幅広く、

 

一度に多数の敵を撃破する事も可能。右腕に纏う魔力により色も変化し、

 

竜滅神の右腕(ドラグスレイ・ランサー)を纏った時には

 

紫色の閃光となる。

 

 

 

【 ドラゴ・ブルドーザ 】

 

ルウェスから貰ったアークダーマと『ルウェス』の魔力の球で

 

超絶パワーアップを果たしたブル・ドーザ。

 

肉体が膨れ上がって、両肩に三本の棘、龍の鱗が全身にあるような姿になり

 

背中には10枚の龍の翼と三本の龍の角と巨大な二本の龍の様な

 

尻尾を生やした姿に変化した。

 

戦闘力が桁違いに上昇しており、五龍将最強のダーグスを

 

余裕で上回っておりヘルバックベアードとサタンプロトジコチューをも凌駕する。

 

能力:自然を操る能力、時空を操る能力、三種類の覇気、身勝手の極意(不完全)、

 

遠隔武器『巨竜の腕』の召喚、龍闘圧、戦闘力を爆発的に上昇させる『獄竜力』、

 

光の速度以上の速さの『超龍加速』の能力

 

・技

 

【 ゴッド・アクセルアップ 】

 

アクセル・アップの数千倍のスピードとパワーで攻撃出来る強化技。

 

 

【 竜神・超地獄大砲(バハムート・ヘルバスターキャノン) 】

 

ドラゴブル・ドーザ最強技の一つ。

 

龍闘圧と覇気のエネルギーを両腕に込めて超巨大な龍のエネルギー波を放つ。

 

あらゆる魔力を無効化する

 

 

【 50倍界王拳 】

 

その名の通り50倍の界王拳

 

肉体強化されているドラゴ・ブルドーザは50倍の界王拳を使っても

 

身勝手の極意と違って殆ど消耗しない。

 

 

【 竜神・五連大地獄砲(バハムート・ヘルバスター・キャノン・ファイズ) 】

 

五人に増殖したドラゴ・ブルドーザが龍の頭部を模した

 

超強力なエネルギー砲弾を五連発で放つ最強技。

 

ダンプ・ジョーの五連大地獄砲より遥かに強力。

 

又、フルパワー状態で放つ「竜神・五連大地獄砲・極」

 

(バハムート・ヘルバスター・キャノン・ファイズ・ハイパー) も

 

存在する。

 

 

【 フルパワー形態 】

 

50倍界王拳・身勝手の極意・武装色硬化・龍闘圧・獄竜力を

 

一度に発動させたドラゴ・ブルドーザの究極形態。

 

ルウェスには及ばないものの破壊神ビルスをも軽く凌ぐパワーとなる。




特別編第16話です。


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第17話 ~ 全滅!?グラン・ゲインズ絶体絶命!! ~

特別編第17話です。


アルト「よく聞けカス共...僕等は今からあの失敗作...

 

   『桑田進之介』の抹殺を決行する!!」

 

ケロベロス「!!!!!!!!なっ!!!?」

 

キュアデスティニー「何ですって!!!!!?」

 

ミリカ「それは...どういう事なの!!!!!!!!!?」

 

と、アルトの進之介抹殺宣言をした直後...

 

「シューーーーーーーーーーーーン...。」

 

キュアハート「こ...これって!!!?」

 

ねこ娘「ど...どうなってるのよこの状況!!?」

 

ディケイド「チイ...やはりこうなっていたか。」

 

と、戻ったキュアハート達は最高幹部達にやられていた

 

メンバーの状況を見て愕然とした表情を見せた。そして...

 

バイエルン「戻ってきたかプリキュア...ディケイド...そしてレイスよ。」

 

アルト「やはりあの二流のカス共はやられたのか...

 

    まあ、お前がその姿になったという事は

 

    奴らも少しは健闘したようだな。」

 

レイス(解放モード)「君達か...珍しいじゃないか。

 

          こんなに堂々と戦場に姿を見せるとはね。

 

          まさか...見物しに来たというわけではないだろう?

 

          ミリカ君...状況を説明してもらえないかな?」

 

ミリカ「...あの人達、これからシンを...殺しに行くって...だから...。」

 

キュアハート「!!!!!!!!!?」

 

目玉おやじ「な...何じゃと!!!!?」

 

アニエス「ど...どういう事なの!!!!?

 

キュアエース「どうしてあなた達がシン様を!!!?」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

アルト「あのランギクとかいう女の命令さ。」

 

バイエルン「フッ...そろそろバイキンショッカーに対して

 

      忠義を見せておかねばならないからな。」

 

キュアロゼッタ「あ...あなた方は本気で...。」

 

キュアソード「アイツらの手下になったって言うの!!?」

 

アルト「カス共の戯言を聞くつもりはない。

 

    少しでも長生きしたければ引っ込んでろ!!」

 

ビルス「何だと...?貴様!!」

 

ウイス「あの2人...どうやら本気の様ですねえ。」

 

キュアハート「やだ!!そんな事絶対にさせないんだから!!」

 

レイス(解放モード)「マナ君の言う通りさ...私達が黙って

 

          見過ごすと思っているのかな?」

 

バイエルン「無論、そうは思ってはいない。ならば...

 

      我々のとるべき道は一つだ。行け、アルト!!」

 

アルト「了解!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、バイエルンの指示でアルトはアルテミスに向かって行く。

 

ミリカ「させない!!黒魔法(ブラック・アタック)...」

 

「ピシーーーーーーーーーーーーン!!!!!!」

 

キュアブラック「...........。」

 

キュアスター「............。」

 

キュアハート「............。」

 

キュアデスティニー「.............。」

 

ミリカ「.......。(くっ...!!!そんな...。)」

 

バイエルン「フッ...私の力を忘れたのかね?」

 

と、アルトを阻止しようとしたミリカ達であったが、

 

バイエルンはすかさず周囲の時間を止めて、動きを封じた。[newpage]

 

レイス(解放モード)「...。(もちろん覚えているさ。

 

        だが...『魔消滅(マジックキャンセル)!!』

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

レイス(解放モード)「この私には通用しない...ハアッ!!」

 

「バアアアアアアアアアア!!!!!」

 

アルト「何!?」

 

「ドドドドドドドドドドド!!!!」

 

レイス(解放モード)「!!!!!!!!!?」

 

バイエルン「君の相手は私だ。行けアルト!!」

 

アルト「了解!!」

 

「シュン!!」

 

レイス(解放モード)「チイ...。」

 

と、レイスは魔消滅(マジックキャンセル)を発動させて、

 

時間停止を無効化しアルトへと向かって行くが、

 

バイエルンがすかさずエネルギー弾でレイスをけん制すると

 

アルトはその場から姿を消した。

 

バイエルン「さて...『親同士』の勝負と行こうではないか神官レイス!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、バイエルンはそう言いながら強大な魔力を放出して

 

戦闘態勢をとった。

 

レイス(解放モード)「やはり君との戦いは避けられなかったか...行くぞ!!!」」

 

バイエルン「いいだろう...来るがいい!!」

 

「シュン!!」「ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!」

 

「ドゴンドゴンドゴンドゴオオオオオオン!!!」

 

と、レイスとバイエルンはそう言いながら目にも

 

止まらぬほどの超高速で戦闘を開始したのであった。[newpage]

 

ルウェス「うみゅ~~~~~!!!!!?」

 

アンチノン「ムウ!!!!?」

 

ゴウズルー「何だ!?」

 

パンツァード「コレハ...。」

 

ネビュリア「フン...あ奴め。やはりあれほどの力を隠し持っていたか。」

 

ランギク「面白い...奴の力を見極めるいい機会だ。」

 

「ガキイイイーーーーーーーーーーーン!!!!!」

 

レイス(解放モード)「さすがにやるね...。」

 

バイエルン「お互いにな...ならばこれはどうかね?

 

      黒魔法(ブラック・アタック)...剣飛翔(ツルギノマイ)!!」

 

「シュンシュンシュンシュンシュン!!!」「ドドドドドドドドドド!!!!!!!!」

 

と、バイエルンはレイスとの応酬の後に

 

黒魔法(ブラック・アタック)剣飛翔(ツルギノマイ)を

 

発動させると、魔力で形成された刃が約30000本程出現し、

 

凄まじいスピードで攻撃を仕掛けた。それに対しレイスは常時発動させている

 

『絶対領域(マスターエリア)』で次々と回避しながらバイエルンへと向かって行く。

 

「シュンシュンシュンシュンシュンシュン!!!!」

 

レイス(解放モード)「これほどの数とスピード...厄介だな。

 

          だが、何とかなりそうだね。」

 

バイエルン「ならばこれはどうかね?『時飛ばし』!!」

 

「シューーーーーーーーン!!!」「ドドドドドドドドドドド!!!!」

 

レイス(解放モード)「何!!!!?」

 

と、バイエルンは『時飛ばし』を使用し、レイスの時間を数秒飛ばした後、

 

魔力で形成された刃30000本が一斉にレイスへと向かって行き、

 

直撃するかと思われたが...[newpage]

 

レイス(解放モード)「軍神剣(マルス・カリバー)!!」

 

「ドドドドドドドドドドドド!!!!」

 

バイエルン「何っ!!!!!!!!?」

 

と、レイスは軍神剣(マルス・カリバー)を発動させると

 

向かってきた30000本の刃を超高速で全てを叩き落しながらバイエルンを攻撃した。

 

ルウェス「バイエルン!?大丈夫!!!!!!?」

 

バイエルン「御心配には及びません姫様...かすり傷です。」

 

レイス(解放モード)「やるね...バラバラにしてあげようと思ったんだけどね。

 

          だが...あまり私を舐めないでもらいたい。」

 

バイエルン「そうか...それは済まなかったな。ならば!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

と、バイエルンはそう言いながら足元に巨大な魔法陣を発動させると

 

強大な魔力を放ちながら電撃を帯びた白銀色の光の大剣を形成した。

 

バイエルン「殲滅魔法(ファイナル・アタック)・殺神剣(ストームブリンガー)!!」

 

レイス(解放モード)「ば...馬鹿な...それは!?」

 

ルウェス「うみゅ~~~~~!!!!!?」

 

アンチノン「なっ!!!!?何ですかこの魔力はああああ!!!!?」

 

ゴウズルー「おいおい...」

 

パンツァード「スゴイパワーダ」

 

バイエルン「フフフ...懐かしいだろう?神官レイスよ。

 

      そう...これは3000年前にミリカが君と戦った時に

 

      使用した魔法だ。果たして今の君に耐えられるかな?」

 

レイス(解放モード)「あの魔法はグランバニア王家の中でも

 

          ミリカ君にしか使えなかったはず...

 

          それを何故彼が...!!!!!?(ま...まさか...)」

 

バイエルン「さらばだ...神官レイス!!」

 

「シュン!!」「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

レイス(解放モード)「させん...神の右腕(ディオス・ランサー)...

 

          零の一閃(レイス・リュミエール)!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、バイエルンは殲滅魔法(ファイナルアタック)殺神剣(ストーム・ブリンガー)を

 

発動させて振り下ろすと、対するレイスも神の右腕(ディオス・ランサー)を

 

発動させた上で零の一閃(レイス・リュミエール)を放って抵抗するが...

 

「バリバリバリバリバリ!!!」「ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!」

 

レイス(解放モード)「ぐああああああああああああああ!!!!!!?」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!!」

 

と、レイスは零の一閃(レイス・リュミエール)を殺神剣(ストームブリンガー)に

 

あっさりと破られるとそのまま直撃を受けて大爆発を起こし、消滅してしまった...。[newpage]

 

バイエルン「フッ...少しやりすぎたか?だが安心するがいい...

 

      桑田進之介もすぐに後を追わせてやろう。」

 

「ピシーーーーーーーーーン!!!」

 

と、レイスが消滅した直後、バイエルンが発動させていた時間停止が

 

解除されて、メンバーが元の状態へと戻った。

 

キュアハート「レ...レイスさんが...。」

 

キュアブラック「や...やられちゃったの!!!!!?」

 

キュアミルキー「う...嘘ルン...。」

 

ミリカ「で...でもあの人が...何であの魔法を...?」

 

と、ミリカはそう言いながら自身しか使えないはずの

 

殲滅魔法(ファイナルアタック)・殺神剣(ストームブリンガー)を

 

使用したバイエルンに向けて驚きの眼差しを向ける。

 

ルウェス「バ...バイエルン...しゅごい...」

 

アンチノン「いや...これほどとは驚きですな。」

 

ゴウズルー「や...やるじゃねえかよぉ...。」

 

パンツァード「アイツツヨイ...。」

 

ネビュリア「フン...当然と言えば当然の結果か。あのレイスと言う奴も

 

      まあまあであったが...あれ位ではあ奴には勝てぬだろうな。」

 

ランギク「だが...あれでもまだ本気ではあるまい。ん?」

 

メリオダス「ふ...ふざけんじゃねえぞバイエルン...。」

 

悟空「お...おめえ...許さねえぞ...。」

 

ナツ「テメエは...やっちゃならねえ事をしちまったようだな...!!」

 

と、ランギク達に叩きのめされて倒れていたメンバー達が

 

レイスが倒されたのを目の当たりにして再び奮起し、

 

何とか立ち上がるのであった。[newpage]

 

ルウェス「へえ~...まだ立てるんだあいつら...。」

 

アンチノン「ですがもう立つのがやっとといった感じですね。」

 

ゴウズルー「はっ!!そうじゃないと喰い甲斐がないぜえ!!」

 

パンツァード「ヨワイクセニ...ムダナアガキ」

 

ネビュリア「その意気に免じて...少し本気を

 

      出してやるとするかいのうランギクよ?」

 

ランギク「そうだな...ならば!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

と、ランギク達は再び闘圧を高めて戦闘態勢をとる。

 

悟空「アクア...オラ達はまだ戦えっぞ...力をくれえ!!!」

 

キュアハート「そうだよミリカさん...

 

       このまま黙ってやられるなんて...絶対にやだ!!」

 

ミリカ「み...みんな...わかったわ...

 

    最後までグラン・ゲインズらしく戦い抜きましょう!!

 

    白魔法(ホワイトアタック)・最高治癒(メガ・ホイル)!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ミリカは白魔法(ホワイトアタック)・最高治癒(メガ・ホイル)を

 

発動させると、グラン・ゲインズのメンバーの

 

ダメージ・状態変化・消費した魔力を完全回復させた。

 

ナツ「よっしゃああああああああああ!!!!」

 

キュアブラック「元気100倍だよ!!」

 

悟空「凄え...まるで仙豆食ったみてえだ!!」

 

ベジータ「おいカカロット...あれをやるぞ!!」

 

悟空「よし...行くぞベジータ!!」

 

悟空・ベジータ「フュー...ジョン!!ハッ!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

ゴジータブルー「これが...ゴジータブルーだああああああああああ!!!!!」

 

ビルス「おいウイス...僕も行くぞ。」

 

ウイス「おやまあビルス様...そうですか。お気をつけて~!!」

 

メリオダス「さてさてさーて...それじゃみんな!!」

 

キュアハート「行こう!!」

 

一同「了解!!」

 

と、ミリカの魔法で完全回復したグラン・ゲインズのメンバーは

 

再度、ランギク達に立ち向かっていった。一方その頃....[newpage]

 

~ アルテミス医務室 ~

 

進之介「.......。」

 

アルト「フン!ここにいたか失敗作...行くぞ!!」

 

マサト「お...お前...進之介君をどうする気だ!?うおおおおお!!」

 

アルト「おいおい...天滅槍(ゼロライド)がないお前に何ができる?」

 

「バリバリバリバリ!!!!!!!」

 

マサト「うわあああああああああああ!!!!」

 

美香「マサト君!!あなた...よくも!!」

 

アルト「邪魔だ女!!」

 

「ドボオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

美香「げふうううううううううっ!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオーーーーーーーン!!!」

 

と、進之介を医務室から連れ去ろうとするアルトに対し、

 

マサトと美香は阻止しようとするが、あっさりと返り討ちにあう。

 

犬山まな「あなた...シンをどうする気なの!?」

 

エリザベス「どうしてあなた方がこんな事を!!?」

 

アルト「お前達には関係ないことだ。死にたくなければそこをどけ。」

 

犬山まな「絶対に嫌!!」

 

エリザベス「わたくし達も...グラン・ゲインズの一員です!!

 

      そんな脅しなんかに!!」

 

アルト「何の戦闘力もない雑魚以下が何を言っている?ならば死ね!!」

 

「ブウウウウウウウウウン......!!!」

 

と、アルトはそう言いながら右手を前方にかざし、

 

まなとエリザベスを攻撃しようとするが...

 

「ぶうううううううううう!!!!!!」

 

犬山まな「あううううううううう!!!」

 

エリザベス「あああ.......メ...メリオダス...様...。」

 

「ドサドサッ!!」

 

ねずみ男「すまねえな2人共...悪く思わねえでくれよ。」

 

と、ねずみ男が医務室に現れてアルトに殺されそうになっていた

 

まなとエリザベスにおならを噴射して、あまりの臭さに2人は即気絶した。

 

アルト「貴様...確かねずみ男だったか。」

 

ねずみ男「お...覚えてくださって光栄ですぜアルトの旦那!!

 

     ささ!!お通リくださいませ!!」

 

アルト「フン...ならばそうさせてもらおうか!!」

 

「バアアアアアアアアアアア!!!!」

 

ねずみ男「うぎいいいいいいいいいいい!!!!」

 

「ドサッ....。」

 

と、アルトはそう言いながらねずみ男に電撃を喰らわせて丸コゲにした。

 

ねずみ男「ど...ど...ぼ...し...て...。」「プスプス...。」

 

アルト「僕が嫌いなものを3つ教えてやろう。

 

    まず一つ目はこの失敗作。

 

    二つ目は身の程をわきまえない愚かな二流...。

 

    そして三つめは...お前のような下品な奴だ!!

 

    よく覚えておくんだな。命を助けてやっただけ有り難いと思え!!」

 

「シュン!!」

 

と、アルトはそう言い残した後、その場から姿を消した。

 

美香「うううう....。」

 

マサト「し...進之介君...くそおおおおおおおおお!!!!!」[newpage]

 

光・ノヴァ「紅い...稲妻ーーーーーーーーっ!!!」

 

海「海の...龍ーーーーーーーーーっ!!!」

 

風「碧の...疾風ーーーーーーーーっ!!!」

 

ナツ「火竜の咆哮!!」

 

グレイ「絶対氷結(アイスドシェル)!!」

 

ゴウセル「大停電の矢(ブラックアウト・アロー)」

 

マーリン「殲滅の光(エクスターミネイト・レイ)!!」

 

さくら「火焔(ブレイズ)!!」

 

「ドドドドドドドドドドド!!!!」

 

アンチノン「言霊魔法・技消し...『消えなさい』!!」

 

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

さくら「ほえええええええええええええ!!!!!?」

 

ナツ「んなっ!!!!!?」

 

グレイ「な...何だ今の魔法は!!!!?」

 

マーリン「あんな魔法...見たことがないぞ。」

 

と、アンチノンは言霊魔法・技消しを発動させると、

 

ナツたちが放った魔法が一瞬にして消滅してしまった。

 

アンチノン「私の言霊魔法にその程度の魔法は役に立ちませんよ。

 

      さてと...今度はこちらから行きますよ。」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、アンチノンはそういいながら強大な魔力を放出すると、

 

エスカノールの『無慈悲な太陽(クルーエル・サン)』の発射態勢をとった。

 

さくら「ほえええええええええええ!!!!?」

 

光「嘘っ!?」

 

マーリン「なぜ奴が...エスカノールの技を!?」

 

アンチノン「これまでの戦闘であなた方をじっくりと

 

      観察させてもらいましたからねえ...

 

      私の『複写魔法』ならばこれぐらい朝飯前です。

 

      さあ...お逝きなさい。『無慈悲な太陽(クルーエル・サン)』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

マーリン「くっ...完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)!!」

 

「ピシイイイイイイイイイイイイイン!!!」

 

と、アンチノンが『無慈悲な太陽(クルーエル・サン)』を放つと

 

対するマーリンも「完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)」を

 

発動させたが...

 

「ビキビキビキビキビキ.....!!!!」

 

マーリン「な...何!!!!?」

 

アンチノン「無駄ですよ...あなたの魔力では到底私の足元にも及びません。

 

      終わりです!!」

 

「バリイイイイイイイイイイイイン!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーン!!!」

 

一同「うわあああああああああああああ!!!!」

 

と、完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)をあっさりと破られて

 

『無慈悲な太陽(クルーエル・サン)』の直撃を受けたマーリン達は

 

大爆発を起こした。そして...

 

ナツ「が...あ...あ..。」

 

光「く...う...う...。」

 

さくら「マ...マーリン...さん?マーリンさん!!!!!?」

 

マーリン「さ...さくら...大丈夫...か?」

 

と、マーリンは『無慈悲な太陽(クルーエル・サン)』が直撃する

 

寸前にさくらを抱きしめて庇い、瀕死の重傷を負ってしまっていた。

 

ナツ「お...おい、お前...!!」

 

グレイ「ひ...ひでえ...」

 

さくら「マ...マーリンさん!!どうして...

 

    どうして私なんかを庇ったの!!!!?」

 

マーリン「さ...さくら...お前を失うわけには...いか...ない...。」

 

「ガクッ...」

 

と、マーリンはさくらにそう言い残して力尽きてしまった。[newpage]

 

ゴウセル「マ...マーリン...?」

 

ケロベロス「じょ...冗談やろ!!!!?」

 

さくら「マ...マーリン...さん...嫌ああああああああああ!!!!!!?」

 

と、さくらはマーリンに抱き着きながら号泣し始めてしまった。

 

アンチノン「おやおや...貴方の悲願にその少女の安全など

 

      含まれていなかったでしょうに...まあいいですけどね。

 

      さてと...他の方々もすぐに後を追わせてあげますよ。」

 

さくら「もう止めて...これ以上皆を傷付けないで!!」

 

アンチノン「はあ?我々に歯向かっておきながら何を言っているのですか?

 

      ランギクさんは降伏すれば貴方達には何もしなかったのですよ?

 

      それなのに盾突いたのは君達でしょう?弱者でしかない

 

      下等生物の分際で我々に歯向かうからそうなるのです。

 

      自業自得ですよ自業自得!!」

 

さくら「ふざけないで!!お父さんやお兄ちゃん...友枝町の皆を殺しておいて!!」

 

アンチノン「知りませんねそんな事。この世は所詮弱肉強食...

 

      弱者は強者に淘汰されるだけでしかないんですよ。君達人間だって

 

      自分達より弱い生き物を踏みつけて進化してきたのですよ?

 

      善人ぶるのもいい加減して欲しいですね。」

 

さくら「違う!私達はそんな事!!」

 

アンチノン「していないとでも?己惚れるのも好い加減にして頂きたい。

 

      偉大なる全並行次元の創世主であるキングダーク様も含め

 

      全ての生きとし生ける者は等しく罪人...罪の塊なのですよ。

 

      貴方達人間は何時も何時も自分達には何の罪もないと言って

 

      被害者面をする。不愉快なんですよ!!

 

      自分達の事しか考えていないゴミ虫共の分際で!!」

 

さくら「そ...そんな...事...ない...よ...うわあああああああああ!!!!!!!」

 

と、マーリンの死とアンチノンの言葉で精神的に追い詰められた

 

さくらは頭の中の整理が追い付かず、錯乱し始めてしまった。そして...。[newpage]

 

パンツァード「ヒトリシンダヨウダナ」

 

エスカノール「う...うおおおおおおおおおおおおお!!!!!

 

       許さん...許さんぞ貴様らああああああああああ

 

       『無慈悲な太陽(クルーエル・サン)!!』

 

キング「よ...よくもマーリンを!!

 

    霊槍シャスティフォル第五形態「増殖(インクリース)!!」

 

ディアンヌ「「千の礫(ラッシュ・ロック)!!」

 

ラピス「ラピス!!シャイニング・パーーーーーンチ!!」

 

アンズ「ハットリ流奥義...龍剣断!!」

 

リータ「サテライトバスター...フルファイヤ!!」

 

電子音「FINAL ATTCK RIDE DEDEDEDEDECEDE!!」

 

電子音「FINAL ATTCK RIDE DEDEDEDEDEEND!!」

 

ディケイド・ディエンド「ハアッ!!!!!!!!!!!!」

 

電子音「Progrise key confirmed. Ready to break!!」

 

仮面ライダーサウザー「アメイジングコーカサス!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドド!!!」「©ZAIAエンタープライズ!!」

 

パンツァード「ザンネンダッタナムシケラドモ...『カウンシル・ギガ・レーザー』

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

キング「嘘だろ!!!?」

 

ラピス「く...くそおおおおおおおおおおおお!!!」

 

エスカノール「おのれええええええええええ!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!!」

 

と、マーリンが倒れて憤慨したエスカノール達は一斉に攻撃を開始するが

 

パンツァードは空間に大口径レーザー砲を召喚して放ち、

 

相殺した後、エスカノール達に直撃し、大爆発を起こした。だが...[newpage]

 

「シュイイイイイイイイン!!」「バリイイイイイイイイイイン!!!」

 

ブレード「ぐうううううう...。」

 

エビル「うううう..........。」

 

「ドサッ...。」

 

キング「Dボウイ!?」

 

リータ「シンヤさん!?」

 

と、ブレードとエビルはクリスタルを発動させてフィールドを展開して、

 

キング達を庇い、大ダメージは受けて倒れたものの、何とか踏ん張った。

 

パンツァード「オオ...ソレダ。ソレガオレガホシイモノダヨコセ」

 

と、パンツァードはそう言いながら倒れている

 

ブレードとエビルに向けて歩を進める。

 

ラピス「させるかよ!!」

 

キング「Dボウイ達から離れろ!!」

 

パンツアード「ウルサイゾザコドモ。ヴォーデッド・ガトリング」

 

「ドドドドドドドドドドドドド!!!!!!」

 

一同「うわあああああああああああああ!!!!」

 

と、パンツァードは向かってくるラピス達に対して

 

両腕を巨大ガトリング砲に変えると、超威力のエネルギー弾を

 

連射して吹き飛ばした。

 

パンツァード「サテ...マズハオマエカラダテッカマンエビル」

 

エビル「くっ!!!!!?」

 

ブレード「やめろ!!エビルに手を出すな!!」

 

エビル「に...兄さん...。」

 

パンツァード「オマエナンデコイツマモル?オマエノモクテキコイツコロスコト...。

 

       ナラオレガコロシタホウガオマエテヲヨゴサズニスム」

 

ブレード「ふざ...けるな...!!シンヤを止めるのは...俺の役目だ!!

 

お前などに...その役目を渡すつもり等...ない!!」

 

パンツァード「クダラナイ...コイツ『ラダム』ニセンノウサレタゴミ。

 

       オマエノアニキモイモウトモトウゼンタダノゴミ!!

 

      『ラダム』ニセンノウサレタモノナドミンナ『ラダム』ノドウグ...

 

       タダノゴミダ!!」

 

ブレード「貴様!!」

 

パンツァード「ダイタイコンナコトシテナンノイミアル...?

 

       モウスグ『バイキンマン』サマイラッシャル...

 

       ソウナレバコノジゲンドウセオワリ...

 

      『ラダム』モオマエタチモミンナシンデゴミニナル。

 

       モシオレタチコロセテモナニモカワラナイ...

 

       オマエラドウセタダノゴミニナル!!」

 

ブレード「黙れ...ゴミになるのは...貴様等だけだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

パンツァード「ザコガ...シネ!!」

 

「ガシャン!!ガシャン!!ガシャン!!」

 

パンツァードは全身を変形させて巨大レーザー砲を数門作り出し、ブレードに向けた。[newpage]

 

ゴウズルー「おうおう...盛り上がって来たじゃねえか。

 

      さてと...どいつから喰らってやろうかあ!?」

 

ねこ娘「ううう...こ...こいつ...」

 

アニエス「つ...強すぎる...。」

 

アデル「さっきのバックベアードとは比べ物にならない...。」

 

刻「バケモンだぜこいつは...。」」

 

零「この悪(クズ)が...焼肉にしてやる!!煉獄の業火(サタン・ブレイズ)!!」

 

シャナ「贄殿遮那!!」

 

不動明王・界「雷鳴...鉄槌斬り!!」

 

キュアスター「プリキュア!スターパンチ!!」

 

キュアミルキー「プリキュア!ミルキーショック!!」

 

キュアソレイユ「プリキュア!ソレイユシュート!!」

 

キュアセレーネ「プリキュア!セレーネアロー!!」

 

キュアコスモ「プリキュア!レインボースプラッシュ!!」

 

鬼太郎「指...鉄砲!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、鬼太郎達は一斉にゴウズルーに向けて攻撃を仕掛けていくが...

 

ゴウズルー「ブンブンうるせぇなハエ共!!

 

     『餅々・闘牛王銃(モチモチ・キング・ギガ・ブルキャノン)』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!!」

 

悠二「うわあああああああああああああ!!!!」

 

キュアミルキー「ルーーーーーーーーーン!!!」

 

ぬりかべ「ぬりかべーーーーーーーーーーっ!!!」

 

と、ゴウズルーはすかさず右腕を餅の能力で百倍に肥大化させ、

 

バネ付きの腕に変えた後、『武獣色の覇気』と呼ばれるゴウズルー特有の

 

覇気で強化して殴り付けると、鬼太郎達の技を一瞬でかき消した後、

 

そのまま直撃させて吹き飛ばし、大ダメージを与えた。[newpage]

 

キュアスター「あ...あぎゃ...あああ....。」

 

ねこ娘「か...からだ...が...」

 

泪「う...うご...かない...。」

 

朱夏「う...ぐぐ...。」

 

不動明王・界「む...無念....。」

 

「シューーーーーーーン...。」

 

ナツメ「...........。」

 

トウマ「...........。」

 

と、ナツメとトウマは元の姿へと戻ってしまった。

 

ゴウズルー「けっ!!何でえ...もう終わりかよ?こんな雑魚共が

 

      俺様達を倒そうなんざ...舐めてくれやがるぜこの次元の連中はよぉ!!

 

      さてと...まずはテメエから喰らってやるぜ鬼太郎よお!!」

 

「ガシッ!!」

 

ゴウズルーはそう言いながら鬼太郎を鷲掴みにした。

 

目玉おやじ「き...鬼太郎ーーーーーーーっ!!!!」

 

鬼太郎「く...くそっ!!!!?髪の毛針!!!」

 

「バババババババババ!!!!!」

 

と、鬼太郎はすかさず髪の毛針を放つが、ゴウズルーにはまったく効かない。

 

ゴウズルー「おいおい...痛くも痒くもねぇぞ?テメェもしつけえなぁ...

 

      生命力が高いだけのゴミクズの癖に俺様に歯向かってんじゃねぇよ!!」

 

「ドガァァァァァァァァァァ!!」

 

鬼太郎「うわああああああああああ!!!!!?」

 

ねこ娘「鬼太郎~~~~~~~~~!!!!!」

 

と、ゴウズルーはそういいながら鬼太郎を地面に叩きつけた。

 

ゴウズルー「お~お~...まだ生きてんのかよ。

 

      雑魚の癖に本当にうぜぇたらねぇぜ」

 

「ズシン!!!」

 

ゴウズルーは鬼太郎に近づくとその巨体で思いっきり踏み付けた。

 

鬼太郎「ぐぁ...ああ...!!」

 

ゴウズルー「ガハハハハハ!!ゴミ雑魚の癖に歯向かうからこうなるんだよ!!

 

      ランギクの言う通り大人しく降伏すりゃ良かったのによぉ!!

 

      下らねぇ正義感振りかざして俺様達強者に歯向かいやがって...

 

      本当に目障りなゴミクズだな!!」

 

鬼太郎「黙...れ...!!」

 

ゴウズルー「あ?」

 

鬼太郎「ゴミ...クズは...お前達の方だ...!!

 

    他人の...何の関係もない人達の

 

命を...踏みにじって...弄ぶような連中...

 

    何かに...絶対に従ってたまるか!!

 

    僕はお前達みたいな連中は...大嫌いだ!!!絶対に許さない!!!」

 

ゴウズルー「気色悪ぃ...何処までも良い子ちゃん面しやがって。

 

      本当に反吐が出るぜ!!」

 

「グリグリグリグリィ~~~~~~!!!」

 

鬼太郎「ぐわあああああああああああ~~~~~~!!」

 

ねこ娘「鬼太郎~~~~~~~!!!!止めて...

 

もう止めてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」

 

鬼太郎の余りの無残な姿に耐えられなくなりねこ娘はゴウズルーに

 

泣きながら止める様に懇願するがゴウズルーは踏み付ける力を緩めない。

 

ゴウズルー「止める訳ねぇだろうが!!ハッ...好き嫌いだけで

 

      世の中上手く行くなら 何の苦労もねぇんだよ!!

 

      まぁ...俺の嫌いなものを言って置くなら

 

      俺はテメェみたいな弱い癖にいい子ちゃん面して

 

      しつこく歯向かってくる正義の味方気取りの

 

      ゴミカス野郎が...一番嫌いなんだよ!!」

 

鬼太郎「あが...あぁぁぁぁぁぁ...」

 

ゴウズルー「テメェら雑魚に選択肢なんざ必要ねぇ...

 

      俺様達の奴隷となって生きるかそれが嫌なら死ぬかだ!!

 

      あぁそうだ。良い事思いついたぜ!!」

 

「ガシッ!!」

 

ねこ娘「あう!!!?な...何するのよ!!!!!?」

 

ゴウズルーは倒れているねこ娘をその巨大な腕で捕まえて

 

自分の口の近くまで持ってくる。

 

鬼太郎「ねこ...娘...」

 

ゴウズルー「お前みたいな奴は自分が殺されるより仲間が殺される方が

 

      よっぽど辛ぇよなぁ?だったらお望み通り...

 

      俺様に歯向かった罰としてお前の一番大事なこの女を

 

      お前の目の前で無残に食い殺してやる!!

 

      魂事飲み込んで俺様の腹の中でドロドロに溶かして

 

      完全に消し去ってやるよぉ!!」

 

ねこ娘「い...嫌...鬼太郎...助けてええええええええええええ!!!!」

 

ゴウズルー「今更何言ってやがる?力の差も分からねぇ雑魚の癖に

 

      俺様達に歯向かうからこうなるんだよ!!

 

      そんじゃいっただきま~す♪あ~ん!!」

 

鬼太郎「ねこ娘えええええええええええええ!!!!!」

 

ゴウズルーは、ねこ娘を口の真上まで持っていき、

 

その大きな口で噛み砕こうとした。[newpage]

 

ネビュリア「さてと...妾の相手はお主等と言う事かのう?」

 

ゴジータブルー「そうだ!!さっきの借りを返してやるぜ!!」

 

ザマス「この神を散々コケにした報いを受けろ!!」

 

キュアブラック「あたし達は最後まであきらめない!!」

 

ネビュリア「はあ...もうそんな戯言はもうよいわ。

 

      素直に降伏せんかった報いを受けさせてやるわ!!

 

      今更命乞いをしても無駄だぞ?だがせっかくじゃ...

 

      ここまで戦ってきた褒美に良いものを見せてやろう。

 

     『超女神メモリー』発動!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、ネビュリアはそう言いながら『超女神メモリー』と呼ばれるアイテムを

 

発動させると、眩い光が発生し、145㎝程度の身長が伸びて190㎝以上の身長となり、

 

小さな胸が膨らんでB105の豊満な胸へと成長し、腰もくびれたナイスバディの

 

絶世の美女の体になり、電源マークの付いた青色の瞳と機械の猫耳リボンが

 

頭に付いた宇宙を思わせる様な長いロングヘアー、イエローハートと同じ様な

 

容姿の胸元が肌けたレオタード状の服に二ーソックス、16枚の水色の翼がある

 

プロセッサユニットを身に着けた姿へと驚異の変貌を果たした。[newpage]

 

ネビュリア(ユニバースハート)「フフフ...。」

 

ゴジータブルー「いいっ!!!!!!?」

 

ゴクウブラック「な...なんだと!!!!?」

 

ピッコロ「くっ!?」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「どうだ?美しいであろう?宇宙...

 

               いや、次元創世の女神へと変化した妾の姿は...

 

               本来ならお前達如きに見せる必要など

 

               全くないのだぞ?感謝するが良い」

 

クリリン「た...確かに...か...かわ...いい~~~ 」

 

キュアホワイト「ちょ...ちょっとクリリンさん!!」

 

キュアブラック「見とれてる場合じゃないでしょう!?」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「フフフ...それは良い冥土の土産となったであろう。

 

               さあ...妾の力に酔え!!」

 

「パチン!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ネビュリアはそう言って指を鳴らすと、周りに『宇宙の種』が

 

無数現れて周囲を回り始めた。

 

天津飯「な...何だあれは!!」

 

ゴクウブラック「馬鹿な...『宇宙の種』だと!!!?」

 

キュアホワイト「う...宇宙の種...?」

 

キュアブラック「何それ...?」

 

ザマス「宇宙を生み出す程のエネルギーがあるとされている『コアエリアの核』だ。

 

    だがなぜ奴がそんなものを!?」

 

ピッコロ「これもバイキンショッカーの力なのか!?」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「何を驚いておる?妾は次元創世の女神...。

 

               『宇宙の種』を生み出す事等造作もないわ!!」

 

ビルス「何が次元創世の女神だ!!舐めやがって...『破壊』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、ビルスはそう言いながらネビュリアに向けて『破壊』を発動させるが...[newpage]

 

ネビュリア(ユニバースハート)「くだらんのう...全王如きに

 

               媚び諂っている程度の軟弱破壊神が...。

 

               重力崩壊砲(ブラックホール・カノン)!!」

 

「シューーーーーーーン...。」「ドオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

ビルス「んなっ!!!!!!!!?ぐわあああああああああああああああ!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!」

 

と、ネビュリアはすかさずブラックホールを発生させて

 

ビルスの破壊エネルギーを吸収すると、

 

今度はそのブラックホールから超重力の一撃を放ち

 

ビルスに直撃させて粉砕したのだった...。

 

ビルス「あ...が...こ...この僕が...こんな...小娘...に...」

 

ウイス「ビルス様あああああああああああああーーーーーっ!!!?」

 

クリリン「そ...そんな...!!」

 

悟飯「ビ...ビルス様の破壊が...。」

 

ピッコロ「こ...こんなあっさりと...。」

 

ゴジータブルー「今度は俺が相手だ!!」

 

トランクス「超サイヤ人2)「うおおおおおおおおお!!!!]

 

キュアブラック「行こうホワイト!!」

 

キュアホワイト「うん!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

と、今度はゴジータブルーたちがネビュリアへと攻撃を仕掛けるが...

 

ネビュリア(ユニバースハート)「遅いわ!!」

 

「ドドドドドドドドドドド!!!!!!」

 

ゴジータブルー「うわああああああああああああ!!!!!」

 

トランクス(超サイヤ人2)「ぐうううううううううう!!!!!」

 

ブラック・ホワイト「きゃああああああああああああ!!!!」

 

「ドゴンドゴンドゴンドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!」

 

と、ネビュリアは向かってくるゴジータブルー達を瞬く間に

 

叩きのめして吹き飛ばした。[newpage]

 

ゴジータブルー「あがが....。」

 

トランクス(超サイヤ人2)「く...くそ...。」

 

ブラック・ホワイト「あ...あ...あ...。」

 

クリリン「悟空!!」

 

悟飯「ベジータさん!!」

 

マイ「トランクス!!」

 

シャイニー・ルミナス「そ...そんな...。」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「ホホホホ...弱い弱い。

 

             何と歯応えのない連中じゃ...さて、次はこれじゃ!!

 

          『惑星瀑布の大嵐(ギガ・プラネット・テンペスタ)』!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

ゴジータブルー「うわああああああああああああ!!!」

 

ゴクウブラック「ぐああああああああああ!!」

 

悟飯「があああああああああああ!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!」

 

と、ネビュリアはそう言いながら惑星の形をしたエネルギー弾を

 

多数出現させて発射すると、悟空達に大爆発を起こした。

 

そしてゴジータブルーが強制解除されて悟空とベジータに分離した。

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

悟空「あ...が...。」

 

ベジータ「く...くそったれが...。」

 

ザマス「か...神であるこの私が...こんな小娘に...。」

 

キュアブラック「あ...あ...あ...。」

 

キュアホワイト「う...う...う...。」

 

マイ「ト...トランクス...。」

 

トランクス(超サイヤ人2)「マ...マイ...大丈夫...か....。」

 

「ドサッ...。」「シューーーーーーン...。」

 

トランクス「...........。」

 

マイ「トランクス...しっかりしてえええええええええええ!!!!!」

 

と、マイを庇ったトランクスは超サイヤ人の変身が強制解除されて

 

そのまま気を失った。[newpage]

 

ネビュリア(ユニバースハート)「ホホホホ...下等生物めが。その程度の力で

 

                妾達を倒そうなどと笑わせおる!!」

 

マイ「良くも...トランクスをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

「バキュン!!バキュン!!」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「ふん!!」

 

「パシッ!!パシッ!!」

 

と、マイは憤慨しながら銃を発砲するが、ネビュリアは簡単に受け止めた。

 

ネビュリア(ユニバースハート)「やれやれ...こんな豆鉄砲が何の役に立つ?」

 

「ピンッ!!ピンッ!!」「ドシュッ!!ドシュッ!!」

 

マイ「あああああああああああああああああーーーーーーーーーっ!!!!」

 

ネビュリア(ユニバースハート)は受け止めた鉄砲の球を

 

指で弾くとマイの足を貫いた。マイは痛みの余りその場に転げ回る。

 

ネビュリア(ユニバースハート)「戦闘力も無い者が戦場に出るべきではないぞ小娘。

 

               いや、貴様確かトランクスの母親よりも

 

               年上であったなぁ...ではおババか。

 

               恋人ぶるにしては年上過ぎんかのう?ホホホホ!!!」

 

ザマス「調子に乗るな...小娘がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

 

ザマスはあくまで余裕の態度で自分達を見下すネビュリアに

 

神としてのプライドを爆発させて向かって行き、拳を放つが

 

ネビュリアは余裕で受け止め拳を握り潰す。

 

「グシャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

ザマス「うぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!?」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「一応不死身なだけはあって生命力だけは

 

               いっちょ前じゃのう『紙切れ』よ。

 

               だが貴様自身が弱すぎるのでは

 

               サンドバックにしかならんなぁ...

 

               ホホホホホホホホホホ♪」

 

ザマス「お、己ェ...究極の神である...この私をぉぉぉぉぉぉ...」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「まだその様な寝言をほざくか?

 

               自分も過大評価するのも好い加減にせよ。

 

               貴様など...『紙屑』で十分よ!!

 

    『宇宙神の星雲拳(ユニバース・ディオス・ネビュラ・フィスト)』!!」

 

「ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!」

 

ザマス「グギャアアアアアアアアアアア~~~~~~~~~~~ッ!!!!!!!!?」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!」

 

ネビュリアは無数の宇宙の種を右腕の周りを回転させてエネルギーの渦を作り、

 

それを利用した超絶的な威力の拳を放ってザマスを攻撃し、

 

肉体に大穴を開けて吹き飛ばした。[newpage]

 

ネビュリア(ユニバースハート)「ふん…『紙屑』めが。この程度の奴を

 

          送り込んで妾達を始末出来ると思っているとは...

 

          あのラー・カインと言う奴はつくづく妾達を

 

          舐めてくれおるわ!!妾達の事をろくに知りもせん

 

          田舎次元の下等生物の分際で...大人しく妾達と

 

          同盟を結んでおけばその『レグルス帝国』と言う

 

          組織は全並行次元にその名を轟かす

 

          稀代の大帝国となれた物を!!妾達『バイキンショッカー』に

 

          歯向かった事必ずその身をバラバラにしてから跡形もなく

 

          消し去る事で後悔させてくれようぞ!!

 

          ホホホホホホホホ!!!!!!!!」

 

ラー・カインを必ずバラバラにしてから消し去ると宣言すると

 

ネビュリアは悟空達の倒れている光景を見て笑い声をあげ、

 

倒れている悟空に近づいて頭に足を載せる。

 

ネビュリア(ユニバースハート)「愉快...愉快じゃ!!!あれだけ偉そうに言っておいて

 

               結局この程度なのか?こんなにも手加減して

 

               やってるおるのに...ほれほれ♪」

 

「グリグリグリグリグリィィィィィィィィ~~~~~~~~~~...!!!」

 

悟空「うわああああああああああ~~~~~~~~!!!!!!」

 

ネビュリア(ユニバースハート)に全く歯が立たず、ズタボロ状態にされた挙句、

 

ハイヒールの踵で思い切り頭を踏みつけられ、激痛に苦しむ悟空。

 

クリリン「や、止め、ろぉ~...」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「...何?」

 

クリリン「もう止めて、くれぇ...もう勝負は...ついただろ...!!」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「止めてくれだと...?何を今更。

 

               ふざけておるのか貴様らは?」

 

クリリン「...え?」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「妾はあれだけ言うてやった筈だぞ?

 

               『大人しく降伏しろ。そうすれば何もせん』と。

 

                それなのにしつこく挑んで来たのは

 

                何処のどいつじゃ?」

 

クリリン「う...うぅ...。」

 

悟飯「あ...あああ...。」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「愚か者共が...今更命乞いが通用すると

 

                思うておるのか?全くふざけておるのう?

 

                戦いを挑んで来ておきながらいざ自分が

 

                不利になると命乞いとは...ドラゴンボール次元の

 

                奴らが聞いて呆れるわ!!あれだけ歯向かって来た

 

                奴等を今更助ける訳なかろう?

 

                降伏しなかった貴様等が悪いのだ。

 

                全員大人しく『永遠の虚無』に還るが良かろう!!

 

                さてと...続きといこうかのう♪」

 

「グリグリグリグリグリィィィィィィィィ~~~~~~~~~~...!!!」

 

悟空「うわああああああああああ~~~~~~~~!!!!!!」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「あああ...そうじゃ...その悲鳴じゃ...

 

                何と心地良い事か...最高の気分じゃ!!」

 

と、ネビュリアは再度、ハイヒールの踵で思い切り頭を踏みつけはじめると、

 

悟空が発する悲鳴に快感を覚え、酔いしれていた。[newpage]

 

ランギク「ネビュリアめ...悪い癖だな。しかもあんな輩に

 

     ユニバースハートを使う事などなかろうに。

 

     まあ...あやつのお気に入りだから

 

     見せびらかしたいのもあったのだろうが。

 

     さてお前達...まだやる気か?」

 

メリオダス「当然だ...神千斬り!!」

 

バン「バニシング・キル!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、メリオダスとバンはランギクに向けて攻撃を仕掛けていくが...

 

ランギク「くだらん...王狼桜!!」

 

「チイン...。」「ズバアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

メリオダス「が...あ...。」

 

バン「げ...お...。」

 

「ドサドサッ...!!」

 

と、2人は瞬く間にバッサリと切り伏せられて血だらけになり

 

倒れてしまった。

 

ゼルドリス「貴様...。」「サッ!!」

 

エルザ「くっ...!!!!!!!!」「ジャキッ!!」

 

ランギク「遅い!!」

 

「シュン!!」

 

ゼルドリス「な...!!!!!?」

 

エルザ「消え...」

 

「ズババババババババババアアアアアア!!!!!!!!!!」

 

モンスピート「が.......。」

 

デリエリ「ケ...ケ...ツ...か...。」

 

エスタロッサ「や...べ....え....。」

 

エルザ「あ......か.......。」

 

ゼルドリス「く......そ........。」

 

「ドサドサドサドサドサドサドサ!!!!!!!!!!!!!」

 

と、ゼルドリスとエルザが身構えた瞬間、

 

又もランギクが超高速の斬撃を繰り出し、

 

一瞬の間にエルザや十戒全員を斬って伏せた。

 

そしてそのままキュアハート達に歩を進める。

 

キュアダイヤモンド「そ...そんな...。」

 

ウエンディ「エ...エルザさんが...。」

 

キュアエース「じ....十戒達までも...。」

 

ランギク「ふん...この程度か。全く本気の速度など出していないのに

 

     まるで着いて来れんとはな。さて...お前達はどこから斬ってやろうか?

 

     腕か?足か?それとも胴体か?希望を言え。」

 

ルーシィ「どれも嫌あああああああああああああああ!!!!!」

 

ハッピー「あいいいいいいいいいいいいいい~~~~~!!!!」

 

ランギク「そうか。ならば一思いに八つ裂きにしてくれよう!!」

 

「チイン...!!」

 

と、ランギクはそう言いながら王狼桜を構える。

 

キュアソード「ううう...。」

 

キュアロゼッタ「あ....あ.....。」

 

レジーナ「い....嫌....。」

 

ランギク「何を今更怯えている?死ぬのが嫌だったのなら

 

     降伏すればよかっただろう?

 

     私は降伏すれば何もせんと言った筈...

 

     こうなる事を選んだのは貴様等だ。

 

     この程度の実力しかない分際でよくもあんな啖呵を切れた物だな!!」

 

キュアハート「う...ぅぅぅ...。」

 

ランギク「死を希望したのは貴様等だ!!望み通り死ね!!」「チャキ!!」

 

と、ランギクがキュアハート達に向けて斬撃を繰り出そうとしたその時...[newpage]

 

メリオダス「ま...待ち...やが...れ...。」

 

ランギク「ん?」

 

メリオダス「そいつらに...手を...出すんじゃねえ...。」

 

と、メリオダスは重傷を負いながらもキュアハート達を庇おうと

 

必死に立ち上がろうとする。

 

ランギク「ほう...まだ動けるのかさすがは魔神族と言っておこうか。だが!!」

 

「シュン!!」「ドカッ!!」

 

メリオダス「うぐう!!!?」

 

と、ランギクは瞬時にメリオダスに接近すると

 

起き上がろうとするメリオダスを再び足で踏みつけた。

 

ランギク「何故こんな無謀な真似をした?メリオダス...。

 

     まさかこうなる事が本当に想像出来なかったのか?」

 

メリオダス「うぅ..うぐ...」

 

ランギク「哀れだな...。お前達のくだらない意地がこの事態を招いた。

 

     本当に我々を相手に一人の犠牲も出さずに勝てると 

 

     思っていたのだとしたら考えが甘すぎる...。

 

     お前は3000年前の戦争を経験した時に大勢の仲間を失ったはずだ。

 

     特にこの次元には『次元の王』とやらがいたのだとしたら

 

     その犠牲は計り知れないだろう...。

 

     その時の経験が全く生かされていないのか?」

 

メリオダス「うるせぇ...余計なお世話だ...。」

 

ランギク「それともこう言う事か?やはりあの女...

 

    『エリザベス』以外の誰が死のうがどうでもいいと言う事か?

 

     お前達はやり直しが利くからな。」

 

メリオダス「ふざ...けんな...!!あいつらだって...俺の大事な仲間だ...!!」

 

ランギク「成らば何故歯向かう?もし我等を倒せたとしても

 

     すぐにばいきんまん様がこの次元にいらっしゃる。

 

     その時に我らが貴様等に倒されている等とあの方が知れば...

 

     この次元は一瞬で消える事になる...。

 

     必死になってこの世界を取り返しても何の意味もない」

 

メリオダス「勝手に...決め付けんな...俺達が...そのばいきんまんって奴に

 

    勝てる可能性だって...あるだろ...!!」

 

ランギク「何も知らんと言うのは悲しい物だな。そもそも我々を相手にこのザマでは

 

     ばいきんまん様の相手など一秒たりともできる物か。

 

     消された等と感じる暇もなくお前達は消える事になる。」

 

メリオダス「『次元の王』以上の化け物だって...関係ねぇんだよ..!!」

 

ランギク「何を言っても無駄か...だが!!」

 

「シュン!!」

 

ゼルドリス「うぅぅ...!!」

 

メリオダス「ゼル...!!」

 

ランギクは一瞬消えると血塗れのゼルドリスの首元を掴んで戻って来た。

 

ランギク「この馬鹿者を殺されれば少しは理解出来るか?

 

     それとも兄に逆らうバカな弟など必要ないか?」

 

メリオダス「テメェ..!!」

 

ランギク「貴様も哀れな男だなゼルドリス。魔神王に幾ら従った所で

 

     お前の望みなど何一つ叶いはしないというのに。」

 

ゼルドリス「何...だと...!!?」

 

ランギク「あの男が魔神王の座をお前達に譲る事などない。

 

     あの男にとって自分以外の存在等全て唯の道具...

 

お前達十戒が死んだ所で奴にとっては痛くも痒くもないだろう。

 

     いや...『戒禁』に何かあっては元も子もないかも知れんが、

 

     保険はかけているだろうな。お前達をあっさり送り込んできたのが

 

     何よりの証拠だ。」

 

ゼルドリス「き...貴様に...父上の...何が分かる..!!」

 

ランギク「貴様こそ奴の何を見てきた?お前の命よりも大事な恋人を奪った男が

 

     本当にお前の事等考えていると思っているのか?」

 

ゼルドリス「う...うぅ...!!」

 

ランギク「そもそも貴様の望みは魔界を平和な世界にする事だろう?

 

     恋人...ゲルダの為にな。そんな目的の男に奴が

 

     魔神王の座を譲る事は絶対にありえん。」

 

メリオダス「ゼル...お前…!!!?」

 

ゼルドリス「ぐうっ...!!!!?」

 

ランギク「まあ、そんな事はどうでもいいことだな...。

 

     さて、メリオダス...そろそろ覚悟して貰おう。

 

     ああ、念の為に言って置くが私に魔神王の呪いなど通じん...。

 

     つまり私ならお前達の『呪われた旅』を終わらせる事が出来る。」

 

メリオダス「なっ....!!!!?」

 

ランギク「嬉しいだろう?お前はずっとこの『呪われた旅』を

 

     終わらせたがっていたからな。」

 

メリオダス「ざ、ざけんな...!!!俺は...そんな形で...

 

      この旅を終わらせたかったんじゃねぇ..!!」

 

ランギク「知らんな。降伏すればお前とエリザベスの呪いも

 

     普通に解いてやるつもりだったが...どうあっても従いたくないのだろう?

 

     ならば消えて貰うしかない。お前の大事なエリザベスにもな...。」

 

メリオダス「エリ...ザベス...!!!!!」

 

ランギク「私は惨酷な事は嫌いでな...。お前の目の前で

 

     エリザベスを殺す等と言う事はしないから安心しろ。

 

     もちろんエリザベスの前でお前を殺す事もせん。

 

     ではさらばだ...メリオダス!!」

 

「チャキ...!!」

 

メリオダス「くっ...!!!!!?」

 

と、ランギクがそう言いながらメリオダスに刃を向けたその時...。[newpage]

 

「シュン!!」

 

バイエルン「その前にランギク殿...そして最高幹部の方々...

 

      あれをご覧ください。公開処刑の開演です!!」

 

ランギク「何...。」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「むう!!!?」

 

ゴウズルー「ああん!!?」

 

アンチノン「ほお...?」

 

パンツァード「ナンダ?」

 

アルト「クククク....。」

 

進之介「..........。」

 

と、バイエルンに促されてランギク達やグラン・ゲインズのメンバーが

 

上空を見上げると、意識を失ったままの進之介が

 

アルトに捕まった状態で現れていた。

 

ルウェス「うみゅ!?」

 

ミリカ「シン!!!!!?」

 

キュアハート「そ...そんな...。」

 

バイエルン「さてと...ギャラリーが集まったところで...

 

      アルトよ、始めろ!!」

 

アルト「了解!!よく見ておけグラン・ゲインズのカス共...

 

    お前らの爪の垢ほどの希望とやらが

 

    消滅する瞬間をなあああああああああああ!!!!!!」

 

ミリカ「や...やめてえええええええええええええ!!!!!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

進之介「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!」

 

と、進之介はアルトの攻撃を受けると眩い光を放ちながら

 

爆発し、消滅していった...。

 

キュアソード「そ....そんな....。」

 

キュアエース「シ...シン様.....。」

 

キュアハート「あ...あ...あ...」

 

ミリカ「い...嫌...。」

 

ミリカ・キュアハート「嫌あああああああああああああああ!!!!!!!!!」

 

と、進之介が消滅した瞬間、ミリカとキュアハートをはじめ

 

他のメンバー達も悲しみながら意気消沈していった。

 

アルト「アーーーーーーーッハッハッハッ!!!!ついにやったぞ!!

 

    失敗作をこの手で消してやった!!!!!

 

    ついでに破壊剣(ラグナロク)も手に入れてやったよ!!」

 

と、アルトはそう言いながら破壊剣(ラグナロク)をバイエルンに見せた。

 

バイエルン「ご苦労だったアルトよ...ではランギク殿。

 

      これで我々はお役御免ですね。」

 

ランギク「あ...ああ...ご苦労だった。お前達はルウェスに

 

     破壊剣(ラグナロク)を渡して下がっていろ。」

 

バイエルン「かしこまりました。アルトよ、姫様に破壊剣(ラグナロク)を。」

 

アルト「了解!!ほら...約束の品だ。受け取れ!!」

 

ルウェス「う...うん。」

 

と、アルトがルウェスに破壊剣(ラグナロク)を手渡そうとしたその時...。[newpage]

 

「ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

ランギク「!!!!!!!!!!!?」

 

ネビュリア「な...何だこの光は!!!!?」

 

破壊剣(ラグナロク)「............。」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

「グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.........。」

 

アルト「破壊剣(ラグナロク)が...消えた?」

 

ルウェス「うみゅ~!!!?どうしてええええええ!!!!」

 

バイエルン「それにまたも時空が歪み始めましたな。ん?」

 

と、突如破壊剣(ラグナロク)が漆黒の光を辺り一面に噴出しながら

 

消滅すると時空がまたも大きく歪み始めた。すると...

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

メリオダス「!!!!!!!!!!!!?」

 

悟空「!!!!!!!!!!!!!!!?」

 

さくら「!!!!!!!!!!!!!?」

 

ブレード「!!!!!!!!!!!?」

 

鬼太郎「!!!!!!!!!!!!!!?」

 

アンチノン「こ...これは!!!!!!!?」

 

パンツァード「マ...マブシイ?」

 

ゴウズルー「うおおおおおっ!!!!!!!な...何が起きてやがる!!!?」

 

と、メリオダス・悟空・さくら・ブレード・鬼太郎の5人は

 

時空が大きく歪み始めた瞬間、眩い光に包まれると

 

謎の突然変異を起こし、驚異の変貌を遂げた...!![newpage]

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

メリオダス(?)「ククククク.....」

 

悟空(?)「うおりゃあああああああああああ!!!!」

 

さくら(?)「私は....。」

 

ブレード(?)「ウオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

鬼太郎(?)「ゲゲゲゲゲゲゲゲゲ!!!!!」

 

ゼルドリス「メ...メリオ...ダス...?」

 

ねこ娘「き...鬼太郎...?」

 

エビル「に...兄さん...?」

 

ケロベロス「さ...さくら...?」

 

ベジータ「カ...カカロット...?」

 

ルウェス「う...う...うみゅーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!?」

 

ランギク「な...何だあれは!?バイエルン!!これは何だ...何が起きている!?」

 

バイエルン「さあ...?私にも何が起きているのかまったく存じません。」

 

ランギク「何を言っている!?奴を作り出したのは貴様等だろう!!

 

     貴様等でなくて誰がこの状況を説明出来る!?」

 

アルト「そんな事知るか。僕達はただ、あの失敗作を始末しただけだぞ。」

 

バイエルン「『あなたのご命令通リ』...にですね。

 

      (フッ...どうやら賭けは成功のようだな。)」

 

ランギク「くっ...。(こ...これはまさか...私の中で消えなかった

 

     嫌な予感の正体はこれだったというのか!?

 

     まさかこの2人...謀ったのか!!!!?)」

 

と、進之介が消滅した事でメリオダス達5人が驚異の変貌を遂げた事に

 

自分の中で消えなかった嫌な予感の正体はこれだったのかと

 

ランギクは推測したのだった。

 

 

 

 

レイスの魂「というわけでついに最高幹部達との激突が始まったが、

 

      あまりの実力差に歯が立たず、一方的に蹂躙されゆくメンバー達。

 

      そしてこの私と...我が主、桑田進之介も命を落とし、

 

      絶体絶命の危機に追い詰められたグラン・ゲインズであったが、

 

      桑田進之介が消滅した瞬間、メリオダス君達5人が

 

      謎の突然変異を果たし、状況を一変させるのであった。

 

      果たしてこの突然変異の正体は何なのか...?

 

      そして今後の戦いの行く末は...?

 

      今回は私が死亡した為、魂バージョンでお送りいたしました。

 

      それでは次回も...刮目せよ!!

 

 

 

第17話 ~ 全滅!?グラン・ゲインズ絶体絶命!! ~ ( 完 )

 




特別編第17話終了です。


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第18話 ~ 『失われた可能性の力』王の候補者達の大反撃!! ~

特別編第18話です。


キュアデスティニー「な...何?メリオダスさん達のあの姿...。」

 

キュアゼウス「姫姉さま...彼らに何かしたのですか?」

 

ミリカ「い...いえ...何もしてないわ。私にも何が何だか...。」

 

バン「だ...団ちょ...?」

 

ゼルドリス「メ...メリオダス...何だその姿は...。」

 

メリオダス(ダークリベリオン)「クククク...そう怯えるな...可愛い弟よ。

 

              俺はメリオダス...『ダークリベリオン』!!

 

              魔界...そして次元を統べるべき王だ...。」

 

と、メリオダスはアサルトモードの時よりも更にドス黒い闇を纏い、

 

背中の翼も6枚に増えて、瞳の色も禍々しい赤褐色となった姿へと変貌し、

 

自らを魔界と次元を統べるべき王『ダークリベリオン』と名乗った。

 

ランギク「ダ...ダーク...リベリオンだと...?馬鹿な!?」

 

クリリン「ご...悟空...?」

 

ビルス「お...おい...ウイス...ご...悟空の奴...どうなったんだ?」

 

ウイス「これは...ひょっとしたら悟空さんの身に我々の想像を

 

    遥かに超えたとんでもない事が起きたかもしれませんね...

 

    それもこの次元...そして神々の存在そのものを揺るがす程の。」

 

ベジータ「カ...カカロ...ット...き...貴様...どう...なってやがる...?」

 

悟空(超サイヤ人・王)「俺は宇宙...そして次元の破壊者

 

          『超サイヤ人・王(キング)』

 

           孫悟空だああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

と、悟空は超サイヤ人4と伝説の超サイヤ人を足した感じで

 

髪は超サイヤ人3の長さで色は漆黒となり尻尾が生えて

 

金色と漆黒が混在したオーラを纏った姿へと変貌し、

 

自らを宇宙と次元の破壊者『超サイヤ人・王(キング)』と名乗った。

 

ネビュリア(ユニバースハート)「は...破壊者じゃと...サル如きが!!」

 

エビル「に...兄さん...?」

 

アキ「D...D...ボウイ...?」

 

ノアル「お...お前...どうなったんだ...?」

 

グランドテッカマンブレード「俺はテッカマンを超え...全てのマシンの力を得た

 

              究極にして至高の機械生命体...

 

             『グランドテッカマンブレード』!!」

 

と、ブレードは容姿がいつものブレードを黄金にした感じの他、

 

両肩と背中にGNドライブを更に小型化して進化させた【GNオメガドライブ】を

 

3基装備した【トリプルドライブ】とした姿へと変貌を遂げて、

 

自らを究極の機械生命体『グランドテッカマンブレード』と名乗った。

 

パンツアード「コ...コノオレヲサシオイテキュウキョクダト?」

 

ケロベロス「さ...さくら...何や...その姿は...。」

 

小狼「お前...本当にさくら...なのか...?」

 

さくら(ツバサ)「私の名は...『ツバサ』終わりと始まりを司る者...。

 

        でも心配しないで小狼...ケロベロス...

 

        私は私だから。」

 

と、さくらは外見や口調及び服装も『ツバサクロニクル』のさくらと

 

ほぼ同じ容姿となり、大人びた雰囲気となって、背中には魔力で

 

形成された白き翼が生えた姿へと変貌し、

 

自らを終わると始まりを司る者『ツバサ』と名乗った。

 

アンチノン「終わりと始まりを司る者...だと?

 

      生意気言ってくれますねえお嬢さん?」

 

ゴウズルー「な...何だ...どいつもこいつも!!ザコの分際で

 

      生意気ぬかしやがって!!こいつが喰われる様を見ながら

 

      絶望しやがれ!!」

 

ねこ娘「い...嫌あああああああああ!!!!助けて鬼太郎おおおおおおおお!!!!!」

 

アニエス「ねこ娘!!」

 

アデル「いかん!!」

 

と、ゴウズルーがねこ娘を喰らおうとしたその瞬間...。[newpage]

 

鬼太郎(?)「髪の毛針...。」

 

「バリバリバリバリバリ...。」「ドドドドドドドドドドドドド!!!!!!」

 

「ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!」

 

ゴウズルー「うぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!?」

 

と、鬼太郎(?)は髪の毛針をゴウズルーに向けて発射すると、

 

これまでの髪の毛針とは桁違いの速度と威力を発揮し、

 

ねこ娘を掴んでいた右腕を粉々に粉砕した。

 

鬼太郎(?)「霊毛ちゃんちゃんこ...。」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!」「シューーーーーーーン...。」

 

と、落下してくるねこ娘を霊毛ちゃんちゃんこで包み込むと

 

そのまま砂かけ婆の近くへと転移させた。

 

鬼太郎(?)「みんな...ねこ娘を頼む...。」

 

一反木綿「ま...まかせんしゃ~い!!」

 

砂かけ婆「ねこ娘...大丈夫かい!?」

 

子泣き爺「怪我はないかのう?」

 

ねこ娘「う...うん...でも...鬼太郎が...。」

 

ケースケ「き...鬼太郎さん...何か変じゃない!?」

 

アキノリ「いつもと雰囲気が違いすぎるぜ...。」

 

ハルヤ「あれはまるで亡霊...墓場の王だ!!」

 

鬼太郎(?)「墓場の王か...いいなそれ...もらっておこうか。だけど...。」

 

ゴウズルー「テ...テメエ!!!何モンだああああああああああああああっ!!!?」

 

鬼太郎(墓場王子)「そうだな...俺はまだ王ではない...『墓場王子』とでも

 

         言っておこうか...ゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ!!!!!!!!」

 

と、鬼太郎は目つきが鋭くなり、これまでの背丈から180cm程の長身となって

 

髪が逆立ち、色が漆黒へと変色した。霊毛ちゃんちゃんこの寸法が長くなって

 

マントのように纏った姿へと変貌し、自らを『墓場王子』と名乗った。

 

マーリン「..........。」

 

ツバサ「マーリン...今助けるわ。『ツバサカード』!!」

 

「シューーーーーーン...。」

 

ケロベロス「なっ!!!!!!?何やあのカードは!!!!!?」

 

小狼「ツバサ...カード?

 

と、ツバサは『ツバサカード』と呼ばれる白い翼の模様がデザインされた

 

マジックカードを出現させて...

 

ツバサ「『アレイズ』!!」

 

「パアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、『ファイナルファンタジー』の白魔法『アレイズ』を

 

発動させると天使が数人舞い降りてマーリンを蘇生させた。

 

マーリン「ううう...わ...私は...。」

 

ケロベロス「ほええええええええええええええ!!!!!!?」

 

光「な...何!?今の魔法は!!!!?」

 

小狼「さ...さくら...。」

 

マーリン「さ...さくら...お前なのか...?

 

     そ...その姿は...一体、どうしたというのだ...?」

 

ツバサ「そんなに驚かないでマーリン...私は私だから。」

 

「スッ...。」

 

と、ツバサはマーリンの頬にそっと手を当てて微笑みながらそう語りかけた。

 

アンチノン「生意気ですねえ...ならばもう一度絶望を味わわせてあげましょう!!」

 

     『言霊魔法・煉獄の大津波』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

海「う...嘘...。」

 

ノヴァ「あ...あんなもの...どうやって...。」

 

と、アンチノンはそう言いながら『言霊魔法・煉獄の大津波』を

 

発動させて、青い地獄の炎の大津波を放った。だが...

 

ツバサ「完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)」!!

 

「ガキイイイーーーーーーーーーーーン!!!!!!」

 

マーリン「!!!!!!!!!!?」

 

アンチノン「な...何ですとおおおおおおおおおお!!!!!?」

 

と、ツバサは『ツバサカード』からマーリンの魔法である

 

「完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)」を発動させて

 

『言霊魔法・煉獄の大津波』を完全に防御した。

 

マーリン「さ...さくら...なぜお前が

 

     完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)を!!!!?」

 

ツバサ「...マーリン、ここは危ないわ。みんなの所へ....。」

 

「パチン!!」

 

マーリン「ま...待て!!さく...」

 

「シュンシュンシュンシュンシュン!!!」

 

と、ツバサはそう言いながら自身を含むメリオダス達以外の5人を

 

瞬間移動させて最高幹部達から遠ざけて避難させた。[newpage]

 

ミリカ「み...みんな大丈夫...?」

 

キュアダイヤモンド「は...はい...。」

 

ナツ「だがよ...。」

 

キング「だ...団長達に一体...何が起きてるんだ!?」

 

ビルス「あいつら...どうしていきなり...しかも破壊剣(ラグナロク)の

 

    契約者が消えた途端...。」

 

ウイス「さて...あの2人なら何か知ってるかもしれませんけどねえ。」

 

と、ウイスはバイエルンとアルトを見つめる。

 

ランギク「貴様等...やけにすんなり桑田進之介を抹殺したかと思たら...

 

     こうなる事をわかっていたからなのか!!?答えろ!!」

 

アルト「おいおい...いくらなんでも妄想が過ぎるぞランギク。」

 

バイエルン「おやおや...最高幹部様とあろうお方がご自分が下した命令に

 

     誤算が生じたからといって狼狽えながら人のせいにされますとは...

 

     大首領閣下のお耳に入りましたら何とお嘆きになります事やら。」

 

ランギク「黙れ!!貴様等風情がばいきんまん様の何がわかる!?

 

     許さんぞ...あくまでシラを切るのならば、

 

     この場で八つ裂きにしてやる!!『黒幻・無限刃』!!」

 

「チャキッ!!」「バババババババババババババババ!!!!!!!!!」

 

と、ランギクはもう一つの愛刀『黒幻』を抜刀するとその能力で

 

無数の黒い刃を生み出した。

 

ルウェス「ランギク!?何するの!!!!!!!?」

 

ランギク「どけルウェス!!!!!こいつらはお前や我々に仇をなす疫病神だ!!

 

     始末しなければならない!!!!!!!」

 

アルト「やれやれ...コイツの器もこの程度だったか。」

 

バイエルン「力は一流なのだがな。実に惜しい...。」

 

ランギク「貴様等をこれまで生かしておいたのが間違いだった!!

 

     死ねええええええええええええええええええ!!!!!!!」

 

ルウェス「ランギク...やめてええええええええええええええ!!!!」

 

と、ランギクが『黒幻・無限刃』と呼ばれる無数の黒い刃で

 

アルトとバイエルンを抹殺しようとしたその時...。[newpage]

 

「ドボオオオオオオオオオオオッ!!!!!」「メキメキメキメキメキメキ!!!!!」

 

ランギク「ぐはああああああああああああああああああっ!!!!!!?」

 

メリオダス(ダークリベリオン)

 

「おいおい...相手を間違えてんじゃねえぞ女ぁ。」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!」

 

と、メリオダスが凄まじい速度でランギクの腹に

 

強烈なボディーアッパーを深々とめり込ませてそのまま吹き飛ばした。

 

ルウェス「ランギクウウウウウウウウウウーーーーーーッ!!!!!?

 

     テメエ...メリオダス!!!!よくもおおおおおおおおおお!!!!!」

 

バイエルン「姫様...ここは危険です。さあ...我々と一緒に下がりましょう。

 

      (フッ...これは予想以上の展開だな。後は任せたぞ...

 

      『失われた王の候補者』達よ。)行くぞアルト!!」

 

アルト「了解!!」

 

ルウェス「バイエルン...待っ!!!!!?」

 

「シュンシュンシュン!!!!」

 

と、アルトとバイエルンは憤慨するルウェスと共にその場から撤退していった。

 

ランギク「あ...が...げぼぉぉぉぉ.....!!!!!?」「ガクガクガク...。」

 

     (ば...馬鹿な...不意を突かれたとは言え

 

     この私がメリオダス如きの攻撃をまともに喰らうなんて...。

 

     しかも...この力は....。)

 

メリオダス(ダークリベリオン)「ククク...どうだ?これまで散々見下してた

 

               ザコに味わわされる屈辱はよお...

 

               まだお寝んねするには早えぞ女ぁ?」

 

と、嘔吐し悶絶しているランギクを逆に見下しながらそう語るメリオダス。

 

アンチノン「ランギクさん!!!!!!!?おのれ...こうなれば

 

      まずはあの虫けら共から始末してあげますよ!!

 

     『言霊魔法・終焉の大棺』!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

キュアスター「ひょええええええっ!!!!!!?」

 

キュアミルキー「閉じ込められたルン!!!!?」

 

キュアコスモ「ま...まずいニャン!!!!!!?」

 

と、アンチノンは『言霊魔法・終焉の大棺』を発動させると

 

グラン・ゲインズのメンバーを超巨大な黒い立方体の空間に閉じ込めたが...[newpage]

 

「シュン!!」

 

ツバサ「...絶対強制解除(アブソリュート・キャンセル)!!」

 

「パアアアアアアアアアアア!!!!!!!」「シューーーーーーーーン...。」

 

アンチノン「な...何いいいいいいいいいいいっ!?」

 

と、ツバサはすかさず瞬間移動で超巨大な黒い立方体に接近すると、

 

「絶対強制解除(アブソリュート・キャンセル)」を発動させて消滅させた。

 

ディアンヌ「嘘っ!!!!!!?」

 

キング「ア...絶対強制解除(アブソリュート・キャンセル)まで...。」

 

マーリン「さ...さくら...一体どうしたというのだ...?」

 

ツバサ「これ以上...あなた如きに私の大切な人を奪わせたりしない!!

 

   『メラゾーマ』『ベギラゴン』『バギクロス』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

と、ツバサは強大な魔力を放ちながら『ドラゴンクエスト』の

 

上位魔法である『メラゾーマ』『ベギラゴン』『バギクロス』を

 

一度に発生させて融合させた。そして...

 

ツバサ「コンボ...『メバ・ギラ・クロス』!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

アンチノン「くっ...言霊魔法・技消し...『消えなさい』!!」

 

と、アンチノンはすかさず言霊魔法・技消しを発動させて

 

消滅させようとするが...

 

ツバサ「無駄よ...!!!!!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

アンチノン「な...何だこの魔力は!!?この私の魔法が...

 

      うわああああああああああああああああああ!!!!!?」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!」

 

と、魔力で上を行くツバサが放ったコンボ魔法『メバ・ギラ・クロス』を

 

消すことができずに直撃を受けたアンチノンは大爆発を起こした。

 

パンツァード「アンチノン!?オノレエエエエエエエエエエ!!!!!」

 

       『スーパーノヴァミサイル』!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!」

 

と、パンツァードは『スーパーノヴァミサイル』と呼ばれる

 

超新星爆発を引き起こす程の威力を持った

 

ホーミングミサイルを連射して放ったが...。

 

グランドテッカマンブレード「トランザムバーストーーーッ!!!!!!!!!」

 

「ドウワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

アキ「Dボウイ!!!!!!!?」

 

エビル「な...何だこの光は!!!!!?」

 

ノアル「み...見ろ!!ミサイルが!!」

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

パンツァード「ナ...ナンダトオオオオオオオオオオ!!!!!!?」

 

と、グランドテッカマンブレードは『GNオメガドライブ』を使用して

 

『トランザムバースト』を発動させると、漆黒の粒子が爆発的に放出されて、

 

『スーパーノヴァミサイル』を無力化した。そして...

 

グランドテッカマンブレード「武器転移(ウェポン・チェンジ)!!

 

         『マジンガーブレード』!!『断空剣』!!」

 

「シューーーーーーン。」

 

マジンガーブレード「.........。」

 

断空剣「.........。」

 

パンツァード「ナ!!ナゼオマエガスーパーロボットノブキナンテ!!!?」

 

と、グランドテッカマンブレードは特殊能力の

 

『武器転移(ウェポン・チェンジ)』を発動させて

 

グレートマジンガーの『マジンガーブレード』と

 

ダンクーガの『断空剣』を装備した。

 

グランドテッカマンブレード「『トランザム・ハイパー』アアアアアアッ!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

「ズバババババババババババババババ!!!!!!!!」

 

パンツァード「グギャアアアアアアアアアアアアア!!!!?」

 

「ドゴンドゴンドゴンドゴオオオオオオン!!!!!!!」

 

と、更にグランドテッカマンブレードは『トランザム』を遥かにしのぐ

 

『トランザム・ハイパー』を発動させると、亜空間へと突入し、

 

パンツァードを凄まじい速度で次々と斬撃を直撃させて吹き飛ばした。[newpage]

 

ネビュリア(ユニバースハート)「ど...どうなっとるんじゃこれは!?」

 

悟空(超サイヤ人・王)「さあ...俺達も始めようぜ!!!!!!」

 

「シュン!!」「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「っ!!!!!!!!!!?」

 

「ビシッ!!!!!」「ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!!」

 

と、悟空はそう言いながら目にも止まらぬスピードでネビュリアの

 

背後に移動すると、その際の風圧がネビュリアの頬をかすめて血を流れた。

 

ベジータ「な!!!!!!!!!?」

 

ピッコロ「悟空の奴...なんて動きだ!!!!!!?」

 

ビルス「お...おいウイス!!!!!?今の見えたか!!!!!?」

 

ウイス「いいえ~、ま~ったくです。(これが『王』の力というものですか...。

 

    最早、大神官様ですら歯が立たないレベルですねこれは...。)」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「くっ...パワーアップしたからと言って

 

               調子に乗るな...サルがああああああ!!!!!!」

 

「シュン!!」

 

悟空(超サイヤ人・王)「フン!!」

 

「シュン!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!」

 

と、その後ネビュリアと悟空は超高速で打撃の応酬を繰り広げていくが

 

徐々にネビュリアが押され始める。

 

ネビュリア(ユニバースハート)「な...何じゃ?奴のこの拳の重さは...

 

               こ...このままでは...」

 

悟空(超サイヤ人・王)「どうしたお前?動きが鈍くなってきたぞ!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「がああああああああああああああ!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

と、ネビュリアの動きが鈍くなってきたところを

 

悟空が猛ラッシュを仕掛けて吹き飛ばした。

 

ネビュリア(ユニバースハート)「あ...が...あ...。」

 

悟飯「さすが父さん!!」

 

クリリン「あれほど苦戦してたネビュリアを圧倒してるぞ!!!」

 

キュアデスティニー「み...みんな...凄い...凄すぎる!!!!」

 

キュアインフィニティ「ゆ...夢じゃないわよね...これ?」

 

キュアエレメント「この調子でいってくれれば!!!!!」

 

キュアゼウス「勝てる...勝てるわ!!!!!」

 

キュアフェニックス「ですがまだ...油断は禁物ですわよ。」

 

ランギク「くっ...皆...遊びはもう終わりだ!!

 

     バイキンショッカーの名に懸けて...こ奴等を

 

     我々の全てを賭けて抹殺する!!『卍解』!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ランギクはそう言いながら『卍解』を発動させると、

 

全身に藍色の羽衣を模した様な形の鬼鎧を身に纏い、

 

頭に二本の角を生やして髪色が白銀のロングヘアーとなり、

 

眼が鮮血よりも赤い瞳に変化して

 

周りに巨大な刀を持った藍色の炎を纏った鎧武者の腕を

 

六本浮かせた姿へと変貌した。

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

ランギク(卍解)「『黒幻・歪神』!!」

 

バン「な!?」

 

キュアソード「あ...あいつ...まだあんな力が...。」

 

ゼルドリス「メ...メリオダス...。」

 

ランギク(卍解)「まだだ!!!『身勝手の極意・超極』!!『超武刀闘圧』!!」

 

       『蛇龍神力』!!『覇刀皇色の覇気』!!

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ランギクは引き続き、

 

身勝手の極意の数十倍の力がある『身勝手の極意・超極』、

 

ルウェスを遥かに上回るパワーである『超武刀闘圧』、

 

蛇龍神の力である『蛇龍神力』、

 

そしてランギク特有の覇気である『覇刀皇色の覇気』

 

といった超絶パワーを纏めて発動させてフルパワー状態となった。[newpage]

 

「シュンシュンシュンシュンシュン....。」

 

ランギク(フルパワー)「.............。」

 

ゴウズルー「こうなりゃ見せてやるぜ...

 

      俺様のフルパワーをなあああああ!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、ゴウズルーはそう言いながらパワーを最大限までに高めると、

 

頭に三本のドリルのような角と背中に大鷲の様な翼が四枚生え、

 

下半身が馬の様な姿に変化し、体も巨大化し、100mを優に超える

 

大きさになった姿へと変貌して、粉砕された右腕も再生した。

 

「シューーーーーーーーーーーン....。」

 

ゴウメイズルー「これが俺様の最終形態...『ゴウメイズルー』だああああ

 

        ああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

        そして!!『身勝手の極意・極』!!『剛皇闘圧』!!

 

       『剛獣皇絶力』!!『覇獣王色の覇気』!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ゴウズルーも最終形態である『ゴウメイズルー』になった上、

 

『身勝手の極意・極』、闘圧を更に超えた『剛皇闘圧』、

 

戦闘力を爆発的に上げる『剛獣皇絶力』、

 

ゴウメイズルー特有の覇気である『覇獣王色の覇気』を

 

纏めて発動させてフルパワー状態となった。

 

「シュンシュンシュンシュンシュン....。」

 

ゴウメイズルー(フルパワー).......。」

 

ネビュリア(ユニバースハート)「妾も...もう容赦はせんぞ!!!!

 

          『身勝手の極意・超極』!!『宇宙闘圧』!!『大宇宙力』!!

 

          『覇星皇色の覇気』!!『小宇宙(コスモ)』!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、ネビュリアも身勝手の極意の数十倍の力がある『身勝手の極意・超極』、

 

多くの宇宙の力を取り込みパワーをあげる『大宇宙力』、

 

宇宙を吹き飛ばす程の威力を持つ闘圧『宇宙闘圧』、

 

ネビュリア特有の覇気である『覇星皇色の覇気』、

 

そして唯一、『聖闘士聖矢』に登場する『小宇宙(コスモ)』を

 

発動させて、フルパワー状態となった。[newpage]

 

「シュンシュンシュンシュンシュン....。」

 

ネビュリア(フルパワー)「........。」

 

ケロベロス「じょ...冗談やろ!!!!!?」

 

ランティス「まだあんな力を隠し持っていたのか。」

 

キュアインフィニティ「さ...最高幹部『最強格』の3人が...。」

 

キュアエレメント「ほ...本気になった...。」

 

キュアゼウス「あ...あんな化け物に...勝てるの?」

 

キュアフェニックス「こ...これほどだなんて...。」

 

キュアハート「大丈夫!!」

 

キュアデスティニー「マナちゃん...。」

 

キュアエース「プリキュアの誓いその7!!

 

      『いかなる時も仲間の勝利を信じる事』...ですわ!!」

 

レジーナ「あんた...いつ作ったのよ、そんなの...。」

 

アンチノン「そしたら私も...奥の手を見せてあげましょう...。

 

     『言霊魔法・貪りの闇魔獣』!!」

 

「バババババババババババババババ!!!!!!!」

 

闇魔獣の群れ「グルルルルルルルルルル......」

 

ディアンヌ「ひ...ひいいいいいいいいいいいいい!!!!!!?」

 

キング「な...何だあの獣は!!!!?」

 

と、アンチノンは奥の手である『言霊魔法・貪りの闇魔獣』を

 

発動させると、あらゆる命と魔力を貪る無数の闇魔獣を空間の穴から

 

召喚しそこら中に溢れさせた。

 

アンチノン「この闇魔獣はあらゆる命と魔力を無限に喰らい続けます。

 

      すなわち小娘...お前の魔法などこの闇魔獣には無力です!!

 

      さあ...喰らうがいい!!」

 

闇魔獣の群れ「グギャアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドド!!!!!」

 

ツバサ「!!!!!!!!!!!?」

 

と、闇魔獣の群れはアンチノンの指示で一斉に

 

ツバサに襲い掛かり、あっという間に制圧した。[newpage]

 

ケロベロス「ああっ!!!!!!?」

 

マーリン「い...いかん!!!!!!?」

 

小狼「さ...さくらあああああああああああああ!!!!!!」

 

アンチノン「ヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!終わりです...小娘えええええ!!!!!」

 

と、ツバサが闇魔獣に制圧された光景を見て

 

勝利を確信するアンチノン。しかし...

 

ツバサ「絶対拒絶(アブソリュート・レジェクト)!!」

 

「パアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

闇魔獣の群れ「グギャアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

アンチノン「な...何ですとおおおおおおおおおおおお!!!!!?」

 

だが、ツバサが常時発動しているありとあらゆる打撃・斬撃・魔法や

 

特殊能力による攻撃や効果を拒絶する事ができる

 

『絶対拒絶(アブソルート・レジェクト)』の

 

効果により、闇魔獣の攻撃は通用せず、吹き飛ばされた。そして...

 

ツバサ「これで終わりです...『エクゾディア』!!」

 

「ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!」

 

「シューーーーーーーーーーン...。」

 

エクゾディア「...........。」(攻撃力∞)

 

と、ツバサは『遊戯王』に登場する

 

究極モンスター『エクゾディア』を召喚した。

 

アンチノン「あ...い...う...」

 

ケロベロス「はは...もう何でもありやな...。」

 

マーリン「フフフ...そうだな。」

 

小狼「さくら...行けええええええええええ!!!!」

 

ツバサ「エクゾディア!!『怒りの業火エクゾード・フレイム』!!!!!」

 

エクゾディア「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

闇魔獣の群れ「グギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!?」

 

アンチノン「ぎゃあああああああああああああ!!!!!!

 

      こ...この大魔導士である私が...こんな小娘に

 

      いいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!!!!」

 

「ピピピピピピピピーーーーーーーーーッ....。」(LP 0)

 

と、アンチノンはエクゾディアが放った

 

『怒りの業火エクゾード・フレイム』の直撃を受けると、

 

無数の闇魔獣もろとも大爆発し、派手に消滅していった。[newpage]

 

パンツァード「アンチノン!?オノレエエエエエエエエエ!!!!

 

       コウナレバゼンインマトメテブッツブス!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、パンツァードはそういいながら超巨大衛星砲を無数に召喚した。

 

アキ「Dボウイ!!!!!!」

 

ディケイド「くっ!!!!?」

 

ディエンド「不味いかもねあれは...。」

 

仮面ライダーサウザー「このままいけば『1000%』我々は消滅するだろう。」

 

ノアル「って呑気に分析してる場合か!!!!!」

 

エビル「兄さん!!!!!!!」

 

グランドテッカマンブレード「それがどうした...今の俺は全てのマシンの

 

              力を得た究極にして至高の機械生命体...

 

              そんなものでやらせはせんぞ!!!!!!

 

             『月光蝶』である!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

「シューーーーーーーーーーン....。」

 

パンツァード「ナ...ナンダトオオオオオオオオ!!!!!!!!?」

 

と、グランドテッカマンブレードはそう熱く語りながら、

 

『∀ガンダム』の『月光蝶システム』を発動させると、

 

大量のナノマシンが散布されてパンツァードが召喚した

 

無数の超巨大衛星砲が全て消滅していった。

 

キュアセレーネ「月光...蝶!?」

 

キュアミルキー「きれいルン...。」

 

キュアスター「キラやばキラやばキラやば~~~~☆!!!!!!」

 

グランドテッカマンブレード「これでとどめだ!!!うおおおおおおおおおおお

 

              おおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

と、グランドテッカマンブレードはそう叫びながら『GNオメガ粒子』を

 

爆発的に放出すると、強大なエネルギー体を

 

自身の前方へと形成した。

 

パンツァード「ナメルナヨザコガ!!ソレナラオレモ!!」

 

「ブウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!」

 

と、パンツァードも負けじとそう言いながら円形状の超高電圧エネルギーを

 

全身にチャージし始める。

 

グランドテッカマンブレード「まだこれだけではないぞ!!

 

              武器全転移(ウェポン・グランドチェンジ)!!」

 

「バババババババババババババババ!!!!!!!」

 

ツインサテライトキャノン「.........。」

 

ツインバスターライフル「...........。」

 

ヴェスバー「..........。」

 

フィン・ファンネル「............。」

 

スーパードラグーン 機動兵装ウイング「............。」

 

パンツァード「ナ...ナンダトオオオオオオオオ!!!!!?」

 

と、グランドテッカマンブレードはそう言いながら

 

ガンダムダブルエックスの『ツインサテライトキャノン』

 

ウイングガンダムゼロの『ツインバスターライフル』

 

ガンダムF91の『ヴェスバー』

 

νガンダム(ニューガンダム)の『フィン・ファンネル』

 

ストライクフリーダムガンダムの『スーパードラグーン機動兵装ウイング』を

 

一斉に出現させて展開した。

 

ノアル「なあアキ...あいつ『テッカマン』だよな...?

 

    何で『ガンダム』の兵器ばかり出てくるんだよ...?( )

 

アキ「あら?素敵じゃない もう2度と見られないかもしれないわよ!!」

 

エビル「そう願いたいね...今の兄さんを敵に回したくないからな( )」

 

パンツァード「キエウセロ!!『パルス・デッド・パニッシャー』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!」

 

グランドテッカマンブレード「戦闘レベル...ターゲット確認。

 

              排除...開始!!!!!!!!!!!!!!!

 

              全転移(グランドチェンジ)...

 

              ボオオオオオオオオオオオオオオオオオル

 

              テッカアアアアアアアアアアアアアアアア

 

              アアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

 

と、パンツァードはそう言いながら『パルス・デッド・パニッシャー』と

 

呼ばれる全身から円形状の超高電圧エネルギー波を全方向、

 

全空間に全てに衝撃波をまき散らす様に放ったが、

 

すかさずグランドテッカマンブレードは必殺技の

 

『全転移(グランドチェンジ)ボルテッカ』を某ガンダムパイロットの

 

名台詞を言いながら発動させた。そして...。

 

「バリバリバリバリバリ!!!!!!」「ドオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

グランドテッカマンブレード「落ちろおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

 

パンツァード「ヒョオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!?」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!!!!」

 

と、『全転移(グランドチェンジ)ボルテッカ』に

 

『パルス・デッド・パニッシャー』をあっさりと打ち破られると、

 

そのまま直撃して大爆発を起こして派手に爆散し、排除されるのであった。[newpage]

 

ゴウメイズルー(フルパワー)「おいおい!!何やってんだよおあいつらは!?」

 

鬼太郎(墓場王子)「ゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ!!!!!!!

 

         次はお前の番だ...牛男...。」

 

ゴウメイズルー(フルパワー)「な...何だとおおおおおおおお!!!?

 

              腕一本もいだぐらいで調子こいてんじゃねええ

      

              ええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!

 

             『炎獄猛牛大砲(ブル・キャノン・ヘルフレア)』!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、ゴウメイズルーは『炎獄猛牛大砲(ブル・キャノン・ヘルフレア)』と

 

呼ばれる超強力な地獄の炎と超強力な地獄の風に剛皇闘圧、

 

超破壊エネルギーを右手に収束させた後で超弩級エネルギー火炎砲撃を

 

鬼太郎に向けて放つが...。

 

鬼太郎(墓場王子)「指鉄砲...。」

 

「キイーーーーーーーン...。」「ドオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

ゴウメイズルー(フルパワー)「ヌワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

「ドゴンドゴンドゴンドゴオオオオオオン!!!!!!!!」

 

と、鬼太郎はすかさず、これまでとは桁違いの威力の『指鉄砲』を

 

発射すると『炎獄猛牛大砲(ブル・キャノン・ヘルフレア)』を

 

一瞬で相殺すると、そのままゴウメイズルーに直撃させて

 

100mを超える巨体を軽く吹き飛ばした。

 

砂かけ婆「な...何じゃ今のはあああああああああああ!!!!!!?」

 

目玉おやじ「ま...まさか...あれが指鉄砲じゃとお!?」

 

アデル「な...何という力だ...。」

 

ねこ娘「鬼太郎...。」

 

ゴウメイズルー(フルパワー)「お...おのれええええええええええ!!!!!」

 

鬼太郎(墓場王子)「へえ...まだ生きてたのか...

 

         まだ遊び足りなかったから丁度良かったよ...。」

 

ゴウメイズルー(フルパワー)「な...遊び足りねえだとおおおおおおお

 

              おおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!?

 

              下等妖怪の分際でコケにしやがって!!!!

 

              ミンチにしてやるぜえええええええ!!!!」

 

「シュン!!」「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!」

 

と、ゴウメイズルーはその巨体に似合わない超高速で

 

鬼太郎に攻撃を仕掛けていくが...

 

鬼太郎(墓場王子)「リモコン下駄....。」

 

「バババババババババババババババ!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!」

 

ゴウメイズルー(フルパワー)「グギャアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

と、鬼太郎はこれまでとはまるで違うリモコン下駄を発射すると、

 

何とドリルのように回転しながらどんどん増殖していき、

 

ゴウメイズルーへと次々と直撃させていった。

 

鬼太郎(墓場王子)「ゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ!!!!!!!

 

         良い鳴き声で泣くなよなあ...。

 

         さあ...もっと俺と遊ぼうよ...。」

 

ねこ娘「う...嘘...嘘だよ...あれが本当に...鬼太郎なの...?」

 

「ガタガタガタ.....。」

 

アニエス「ねこ娘...。」

 

と、鬼太郎のあまりの強大さと不気味さで恐怖に震えるねこ娘。

 

ゴウメイズルー(フルパワー)「グガアアアアアアアアアアアアア!!!!!

 

              こうなったら...この世界ごとテメエを

 

              木っ端微塵にしてやるぜえええええ!!!

 

              『ギガントミノド』オオオオオオオ!!!」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

「ドスン!!」「ドスン!!!」

 

と、ゴウメイズルーはそう言いながら『ギガントミノド』と呼ばれる

 

一億tの重さを持つ二本の両刃斧を召喚すると、両手に持った。

 

バン「おいおい...何だよあのバカでかい斧はよ!!!!?」

 

ゴウセル「エスカノールの神斧リッタとは比較にならないな。」

 

泪「それよりも...あの牛、あれだけ攻撃を喰らっといて

 

  まだピンピンしてやがる!!」

 

刻「なんつう防御力だよ!?」

 

平家「鬼太郎君が優勢なのは間違いないのですが、

 

   決め手がありませんね。さて、どうしますか...。」

 

鬼太郎(墓場王子)「この世界ごと壊す?それは困るなあ...

 

         じゃあ...お前はもう死ね....。」

 

「シューーーーーーン...。」

 

血塗られたノート「............。」

 

と、鬼太郎はそう言いながら左手から血塗られた

 

ノートのようなものを出現させた。そして...[newpage]

 

鬼太郎「ククク...。」

 

「ガリッ!!」「ダラーーーーーーーッ...。」

 

と、右手の人差し指を噛んで血を出すと、

 

ノートに何か文字を書き始めた。

 

ケースケ「き...鬼太郎さん...?」

 

アキノリ「な...何してんだよ!?」

 

ハルヤ「呑気に字など書いてる場合か!!!」

 

キュアホワイト「ちょ...ちょっと待って!!」

 

キュアブラック「あの牛さん...何か様子が変だよ?」

 

ゴウメイズルー「ま...待て...な...何で...

 

        テメェが...『それ』を持ってる...?」

 

ゴウズルーは鬼太郎が持っている『ノート』の様な物を見て顔を蒼褪めさせる。

 

砂かけ婆「な...あの者、どうしたんじゃ?」

 

子泣き爺「真っ青になっとるのう?」

 

一反木綿「一体、どげんしたとねえ~?」

 

鬼太郎(墓場王子)「何だお前...このノートの事知ってたのか。

 

         それは良かった...楽しみがまた増えた...。」

 

ゴウメイズルー「待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!何で...何でテメェが...

 

      『あの世界』の『死神』共の使う『殺戮兵器』を

 

       持っていやがるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」

 

ねこ娘「え...?」

 

目玉おやじ「『死神』の...『殺戮兵器』じゃと...?」

 

ゴウメイズルーは自身の名前を血文字で書こうとする鬼太郎を見て

 

必死になって止めようとする。

 

ゴウメイズルー「止めろ...止めろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

 

       ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

 

鬼太郎(墓場王子)「これで良し...ほら...見てみろよ!!!!」

 

と、鬼太郎は自身の血でノートに書いた『ゴウズルー』の文字を見せた。

 

ゴウメイズルー「あああああああああああああああああああ!!!!!?」

 

キュアダイヤモンド「え?」

 

レジーナ「何よあれ...名前を書いただけじゃない。」

 

キュアミルキー「なんであんなにおびえてるルン?」

 

鬼太郎(墓場王子)「『ハカバ・ノート』...発動...!!」

 

「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.....!!!!!!」

 

と、鬼太郎が残忍な笑みを浮かべながらそう言うと

 

背後に不気味な墓場のエフェクトが多数、出現した。すると...。[newpage]

 

「ズズズズズズズズズ....。」

 

ゴウメイズルー「お...おい...ちょっと待て...待ってくれよ

 

        おおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」

 

キュアダイヤモンド「ひいいいいいいいいいいいっ!!!!?」

 

キュアエース「ほ...骨に...なっていってますわ....。」

 

キュアソレイユ「ど...どうなってるの...あれ...。」

 

と、ゴウメイズルーが徐々に白骨化していく様を

 

目撃すると、一斉に恐怖するグラン・ゲインズのメンバー達。そして...。

 

鬼太郎(墓場王子)「永遠の虚無を味わえ...ゴウズルー!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

「ガシッ!!」「ガシッ!!」「ガシッ!!」「ガシッ」!!「ガシッ!!」

 

と、鬼太郎が恐怖を滲ませた口調でそう言うと墓場のエフェクトから

 

無数の亡霊の腕が出現してゴウメイズルーを次々と掴みだすと白骨化が

 

急激に進みだした。そして...

 

ゴウメイズルー「嫌だあああああああああああああああああああ

 

        あああああああああああああああああああああ

 

        ああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ズズズズズズズズズズズズ!!!!!!」「ブチュブチュブチュ!!!!!」

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

と、ゴウメイズルーは最期は断末魔の悲鳴をあげながら完全に白骨化した後、

 

その骨が全て崩れて魂となり、無数の亡霊の腕がその魂を握りつぶして

 

墓場のエフェクトへと戻っていき、そのまま消滅した。

 

そして鬼太郎は不気味な笑い声を高らかに上げるのであった...。

 

鬼太郎(墓場王子)「ゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ!!!!!」

 

目玉おやじ「き...鬼太郎...お...お前は一体、

 

      どうなってしまったというのじゃ...。」

 

ねこ娘「も...元に戻ってよ...鬼太郎...」[newpage]

 

ネビュリア(フルパワー)「あ...あ...冗談ではない...

 

            なぜ鬼太郎如きが...あんな物を...。」

 

ランギク(フルパワー)「お...おのれええええええええええええ!!!!!」

 

悟空(超サイヤ人・王)「後は貴様等だけだな...」

 

メリオダス(ダークリベリオン)「ククク...楽に死ねると思うなよ...?」

 

ネビュリア(フルパワー)「ふ...ふざけるなああああああああああ

 

            この下等生物共めがあああああああああ!!!!

 

            来い!!ネビュラタキオン!!」

 

ランギク(フルパワー)「我々の全てを賭けて貴様らを消す!!!!出ろ...黒幻!!」

 

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

ネビュラタキオン「...........。」

 

黒幻「.............。」

 

と、ネビュリアとランギクはそう言いながら、それぞれ

 

巨大大剣『ネビュラタキオン』と斬魄刀『黒幻』を召喚し、装備した後...

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

と、ネビュリアとランギクはそう言いながらパワーを極限までに高めると

 

必殺技の発動態勢をとる。そしてその影響で空間が大きく揺れ動く。

 

「グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!」

 

小狼「く...空間が揺れ動いてる...。」

 

マーリン「な...何て力だ!...あんなのが放たれたらこの世界は!?」

 

ケロベロス「滅んでまうでえええええええええええ!!!!!?」

 

ツバサ「心配ないわ。小狼、ケロベロス、マーリン...。

 

    あの人達なら大丈夫...静かに見守りましょう。」

 

ケロベロス「さくら...。」

 

小狼「お前...。」

 

マーリン「フッ...そうだな。今の団長殿達なら...。」

 

ネビュリア(フルパワー)

 

「宇宙神の超時空破滅(ユニバース・ディオス・タキオニック・デストロイヤー)!!」

 

ランギク(フルパワー)

 

「蛇神刃(へびがみじん)・蛇突無限砲閃(じゃとつむげんほうせん)!!」

 

「蛇神刃(へびがみじん)・蛇皇帝光滅剣(だこうていこうめつけん)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」

 

メリオダス(ダークリベリオン)「ほう...?」

 

悟空(超サイヤ人・王)「フン....。」

 

と、ネビュリアはネビュラタキオンに大宇宙力のエネルギーを込めて

 

全時空を破壊する程の威力を誇る超広範囲斬撃と無数の稲妻を無数に放って、

 

周囲の全空間全てに攻撃を仕掛け、

 

ランギクは黒幻に膨大な魔力を纏わせて無数の突きを放ち、無限の刃を生み出した後、

 

そこから空間事全てを切り刻む、斬撃の砲撃を放ち、

 

もう片方の王狼桜に膨大な魔力を纏わせて超巨大な光の剣に変えた後、

 

周りの空間にも超巨大な光の剣を生み出し、王狼桜を振るって

 

全ての光の剣から空間の全てを切り刻む程の途轍もない斬撃の嵐を放った。

 

そしてそのままメリオダスと悟空を攻撃していく。

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

光「うわあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!?」

 

バン「だ...団長おおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!?」

 

クリリン「ご...悟空ううううううううううううううっ!!!!!!?」

 

ネビュリア(フルパワー)「ホホホホホ!!!!どうじゃサル共め!!!!

 

            少しは楽しめたがのう...

 

            所詮、妾達の敵ではなかったわ!!!!!

 

            ホホホホホホホホホホ!!!!!!!!!!!!!」

 

ランギク(フルパワー)「避けることも止めることも敵わぬ絶対的な力の前に...

 

           滅びよ!!グラン・ゲインズ!!!!!!!」

 

ルウェス「キャハハハハハハハ!!!!!さっすがランギクとネビュリア♪

 

     確かに僕もちょ~~~~っとはビビッたけどぉ...

 

     これであいつらも終わりだね~~~~!!!!!!」

 

アルト「.....。(おいおい...バイエルン...まさかあいつら...)」

 

バイエルン「.....。(黙ってみていろ...答えはすぐに出る。」

 

と、ランギクとネビュリアの必殺技が悟空に直撃した後、

 

グラン・ゲインズのメンバー達の脳裏に

 

最悪の展開がよぎろうとしたその時...。[newpage]

 

メリオダス(ダークリベリオン)「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

悟空(超サイヤ人・王)「界王拳ーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

「シューーーーーーーーーーーーン...。」

 

ランギク・ネビュリア(フルパワー)「!!!!!!!!!!!!!!?」

 

と、メリオダスはこれまでとは比較にならない

 

強大かつドス黒い『闇』を展開させて、

 

悟空はこれまでとは全く異なる界王拳を発動させると、

 

ランギクとネビュリアの必殺技を一瞬で消滅させて

 

そのままフルパワー形態となった。

 

「シュンシュンシュンシュンシュン.....。」

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)「ククク...褒めてやるぜ。

 

                   俺をこの姿にしたことになあ...。」

 

悟空(超サイヤ人・王フルパワー)「お前らはもう...俺達には勝てねえ!!!!!」

 

キング「んなああああああああああああああ!!!!!?」

 

ピッコロ「な...何だ...あれは!!!!!!?」

 

ビルス「ウ...ウイス...。」

 

ウイス「はい。」

 

ビルス「あいつ等のあの力...まさか...。」

 

ミリカ「...『次元力』よ...。」

 

キュアハート「...えっ?」

 

ウイス「その通リです。この次元における最強の力『次元力』...。

 

    まさかあの2人が『次元の王』と同じ力を発動させるとは...。」

 

ランギク(フルパワー)「ば...馬鹿な...あれはまるで

 

          『側近クラス』の方々と同じ力...」

 

ネビュリア(フルパワー)「あ...ありえん...そんな事があって...

 

      たまるかあああああああああああああ!!!!!!!

 

     『宇宙神の星雲拳(ユニバース・ディオス・ネビュラ・フィスト)』!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!」

 

と、ネビュリアはそう叫びながら悟空に対してザマスを撃退した

 

『宇宙神の星雲拳(ユニバース・ディオス・ネビュラ・フィスト)』を

 

繰り出すが...

 

悟空(超サイヤ人・王フルパワー)「...フン!!」

 

「シュッ...」「「ドボボボボボボボボボガガガガガガガアアアアアアア!!!!!」

 

ネビュリア(フルパワー)「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!」

 

「ドゴンドゴンドゴンドゴンドゴオオオオオオオオオン!!!!!!!」

 

と、悟空はすかさず別次元の速度で連続攻撃を繰り出して

 

『宇宙神の星雲拳(ユニバース・ディオス・ネビュラ・フィスト)』を

 

粉砕すると、そのままネビュリアの全身に

 

次々と攻撃をめり込ませていき、吹き飛ばした。[newpage]

 

キュアセレーネ「ご...悟空さん...今、何をしたのでしょうか?」

 

キュアミルキー「わ...わからないルン...。」

 

キュアブラック「ただ立ってるようにしか見えなかったけど...。」

 

ビルス「く...うううう...。」

 

キュアスター「ウサギさん...どうしたの?」

 

ウイス「おそらくですが...今、悟空さんは超~別次元ともいえる

 

    速度でネビュリアさんに攻撃したのでしょう。

 

    あれはもう『界王拳』と呼べる代物ではないですね。

 

    さしずめ...『次元之王・拳(キング・フィスト)』...

 

    と呼ぶべきでしょうか?」

 

ベジータ「キ...『次元之王・拳(キング・フィスト)』...だと...?」

 

天津飯「ああ...その名の通リまさに別次元だな。」

 

ウイス「それに...よほどの物でない限り、悟空さんは

 

    ただ立っているようにしか見えなかったはずです。

 

    無論、この私やミリカさんも含めてですね。」

 

ミリカ「え...ええ...そうね...。」

 

次元の王(回想)「フハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!」

 

ミリカ「............。」「ガタガタガタ......!!!!!」

 

キュアゼウス「姫姉さま...。」

 

キュアエレメント「大丈夫ですか...?」

 

と、ミリカは次元力を発動させた悟空のあまりの強大さに、

 

3000年前の戦いで全く歯が立たず、完膚なきまでに叩きのめされた

 

『次元の王』と重ねながら震えるのであった。

 

ネビュリア(フルパワー)「あ...が...お...おええええ...

 

            (ば...馬鹿な...何故... 孫悟空如きが

 

            これ程の力を...例え『超サイヤ人5』に

 

            なれたとしても...この姿の妾の敵では...

 

            ない筈...なのに...)」

「シュン!!」「ガシッ!!」

 

悟空(超サイヤ人・王フルパワー)「フン...もう終わりか?それなら...」

 

「ブウン!!」「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

悟空(超サイヤ人・王フルパワー)「ククク...かめはめ波だとこの宇宙を

 

                吹き飛ばしちまうからな...

 

                これで済ませてやる!!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

「ドシューーーーーーーーーーン!!!!!!!」

 

と、ネビュリアは最早瀕死の重傷ともいえる状態となり、

 

嗚咽と悶絶を繰り返しながら自身の身に起きていることが

 

信じられないといった様子で心の中でそう呟いた後、

 

悟空は倒れているネビュリアに瞬時に近づき、そう言い放ちながら

 

胸ぐらを掴んで上空へと放り投げてから強大なパワーを纏って

 

そのまま超高速で飛翔した。そして...

 

悟空(超サイヤ人・王フルパワー)「『龍拳』!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ドボゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

ネビュリア(フルパワー)「ご...ごおおおおおおおおおおおおおおお

  

            あああああああああああああああ!!!!!!?

 

            (馬鹿な...そんな馬鹿な...この妾が...

 

         サイヤ人如きに...孫悟空如きに敗れる等...

 

            ル...ルウェスや...)

 

            逃げて送れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

 

            ぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーーン!!!!!!!!」

 

と、悟空は全身に纏った気により自ら黄金の龍となって

 

敵を貫く必殺技『龍拳』を発動させて、ネビュリアの腹を突き破ると、

 

ネビュリアは最期にルウェスの身を案じ、

 

逃げる様に叫びながら爆散していった。[newpage]

 

ランギク(フルパワー)「ネビュリアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

「ザッ...」「ザッ...」「ザッ...」

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)「ククク...ついに一人だけに

 

                     なったなあ...」

 

と、メリオダスは残忍な笑みを浮かべながらランギクへと近づいていく。

 

ランギク(フルパワー)「くっ...よくも...よくもおおおおおおおお!!!!!」

 

           『黒幻』!!『王狼桜』!!」

 

「チイン...。」「ズバババババババババババババアアアアア!!!!!!」

 

と、ランギクは憤慨しながらメリオダスへと超神速の斬撃を繰り出すが...

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)

 

「全反逆撃(リベリオン・フルカウンター)...!!!」

 

「シュン...」「ズババババババババババババババアアアアア!!!!!!!!」

 

ランギク(フルパワー)「がああああああああああああああ!!!!!!?

 

           (ば...馬鹿な....奴の全反撃(フルカウンター)は

 

           斬撃に対しては発動しないはず...どうして...)」

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)「残念だったな女ぁ...

 

           全反撃(フルカウンター)とは違うんだよ...

 

           全反撃(フルカウンター)とはなあ!!!

 

           神千斬りいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」

 

「ズババババババババババドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!」

 

ランギク(フルパワー)「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!」

 

「ドゴンドゴンドゴンドゴオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

と、メリオダスは『全反撃(フルカウンター)』をも超える

 

『全反逆撃(リベリオン・フルカウンター)』を発動させると、

 

繰り出された斬撃がそのままランギクに数倍の威力となって跳ね返した後、

 

メリオダスは更にこれまでとは比較にならない程の威力の

 

神千斬りを追撃で繰り出し、吹き飛ばした。[newpage]

 

ランギク(フルパワー)「あ....が....あ...あああ..........。

 

          (何故だ...何故こんな事に...

 

          私のせいだと言うのか...!?

 

          私が『次元の候補者(ディオケイター)・ラグナ』の

 

          抹殺を...奴らに指示したから...

 

          こんな事に...だが!!)」

 

「シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ..........。」

 

ランギク(フルパワー)「このまま終わって...たまるかああああああああ!!!」

 

キュアスター「ひょえええええええええええええええ!!!!!?」

 

キュアコスモ「さ...再生しちゃったニャン!!!!!!!?」

 

キュアブラック「ありえなああああああああああああい!!!!?」

 

キュアデスティニー「そ...そんな!!!!!!!?」

 

と、ランギクはそう語りながら自身のスキルである『超速無限再生能力』を

 

発動させて、ダメージを完全回復した。

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)

 

「ククク...そうこなくちゃあつまらねえなあ...。」

 

ランギク(フルパワー)「ぬかせえええええええええ!!!!!!魔神族如きが!!!!!

 

           私の最大奥義で終わりにしてやるううううう!!!!!!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、ランギクはそう言いながら強大な魔力をそれぞれ『黒幻』と『王狼桜』に

 

纏わせると、最大奥義の態勢をとる。

 

ルーシィ「ひ...ひいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!?」

 

ハッピー「あいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!?」

 

ホーク「プギイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!?」

 

ビルス「お前達...ビビリすぎだ。」

 

ウイス「もう勝負は決しましたよ。」

 

ウェンディ「....えっ?」

 

ディアンヌ「それって...どういう...。」

 

マーリン「...見てればわかる。」

 

ランギク(フルパワー)「もう逃げられんぞおおおおおおおおおおお!!!

 

           『無限刃・無手観音』!!

 

           『蛇神刃奥義・破災超重斬蛇』!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

 

と、ランギクはそう言いながら黒幻の能力で無数の刃を作り出し、

 

自身を中心に全ての刃から光速の数万倍の速さで伸縮自在に伸びる

 

連続突きの斬撃を放つのと同時に、

 

もう片方の王狼桜に心技体のエネルギーと武刀闘圧を全力で込めて、

 

膨大なエネルギーの光の剣を作り出して振り下ろし、

 

自分の目の前の地平線全てに数千兆tのエネルギーを叩き付けて

 

メリオダスを攻撃した。だが...[newpage]

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)「............。」

 

「カッ!!!!!!!」「バアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

無限刃・無手観音「!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

 

蛇神刃奥義・破災超重斬蛇「!!!!!!!!!!!!!!!?」

 

と、メリオダスはその瞬間、両目を真っ赤に光らせると、

 

放たれたランギクの技が動きを止めた。

 

ランギク(フルパワー)「な...何だこれはあああああああああああ!!!!!?」

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)

 

「ククク...お前の力を利用してやるぜ...!!!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

「バリバリバリバリバリバリバリ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

と、メリオダスはそう言いながらランギクの技を操り始めると

 

2つの技が一つとなって更に強大となり、少なくとも数百倍の威力となった。

 

キュアゼウス「す...凄い...。」

 

キュアフェニックス「これが『次元力』....『王の力』なのですか...?」

 

ミリカ「...メリオダス....。」

 

ランギク(フルパワー)「ど...どうなっている...『黒幻』!!『王狼桜』!!

 

           私がわからないのか!!!!!?」

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)

 

「あばよ...女ぁ!!『絶対制圧反撃(ダークギアス・カウンター)』!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

と、メリオダスは自身の『最凶技』である

 

『絶対制圧反撃(ダークギアス・カウンター)』を発動させると、

 

操って威力が数百倍となったランギクの技を

 

そのまま本人へと跳ね返して放った。

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

ランギク(フルパワー)「い...いかん...回避せねば....

 

           !!!!!!!!!!!!!!!?か...体が...

 

           なぜ体が動かない!!!?」

 

と、ランギクはその場から回避しようとするが、体が動かせないでいた。

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)

 

「ククク...良い事を教えてやるぜ。

 

『絶対制圧反撃(ダークギアス・カウンター)』を発動したら...

 

元々の技を放った本人の動きも封じるんだよ!!!!!

 

逃げられねえのはお前の方だったな...砕け散れ....

 

女ああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

ランギク(フルパワー)「ひ...ひどい!!!!ぎゃああああああああああ

 

         あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!!!!」

 

と、『絶対制圧反撃(ダークギアス・カウンター)』の直撃を受けた

 

ランギクは大爆発を起こした。そして...[newpage]

 

「シューーーーーーーーーーーーン...。」

 

ランギク「が.....は......。」

 

「ドサッ.....。」

 

と、瀕死の重傷を負ったランギクはフルパワー状態が強制解除されて、

 

元に戻った後、その場で仰向けになって倒れた。

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)

 

「へえ...まだ生きてやがったか。だが、もうそんなズタボロじゃあ

 

再生もできねえだろうな...ククククク...。」

 

ランギク「お...の...れ...これで...勝った...等と...思うな...。

 

     その程度の力で...ばいきんまん様に...キングダーク様に...

 

     勝つ事等...絶対に...不可能だ...我らを...手に...かけた...

 

     以上...ばいきん...まん...様は...貴様等を...絶対に...

 

     お許しに...ならん..この...次元は...もう...終わりだ...。」

 

ランギクは瀕死状態になりながらもメリオダスをそう言いながら睨み付ける。

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)

 

「ククク...みっともねえなあ。最期は負け犬の遠吠えかよ?

 

 悪なら悪らしく...潔く死ねよ!!

 

『付加・獄炎(エンチャント・ヘルブレイズ)』!!!!!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!」

 

ランギク「あ...あ...あ...や...やめ...」

 

と、メリオダスは残忍な表情を浮かべながら、

 

『付加・獄炎(エンチャント・ヘルブレイズ)』を発動させて

 

ランギクにとどめを刺そうとしたその時...。

 

ルウェス「やめろおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

「ガキイイイイイイイイイイイン!!!!!!!!!」

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)「!!!!!!!!!?」

 

と、そこへルウェスが現れるとメリオダスに攻撃を仕掛けて

 

その場から引き離した。[newpage]

 

ランギク「あ...ル...ウェ...ス...」

 

ルウェス「ランギク!!しっかりして...死んじゃやだああああ!!!!!」

 

ランギク「だ...め...だ...もう...すぐ...私は...死ぬ...

 

     す...すま...ない...ぞ...うえんで...きて...

 

     この...ザマ...だ...お...お前...だ...けでも...

 

     生き...て...くれ...」

 

「ガクッ...。」「シュウウウウウウウウウウウウ.......。」

 

ルウェス「ランギク!?ランギクウウウウウウウウウウウウウ!!!!!」

 

と、ランギクはルウェスにそう言い残しながら

 

最期は塵となって消滅したのであった。

 

メリオダス(ダークリベリオン・フルパワー)

 

「ククク...やっとくたばったか。さてと...

 

 次はテメエの番だなあ!!お姫様よ...ウッ!!!!!!?」

 

悟空(超サイヤ人・王)・鬼太郎(墓場王子)

 

グランドテッカマンブレード・ツバサ「!!!!!!!!!!!!!?」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

メリオダス「...........。」

 

悟空「..........。」

 

鬼太郎「.........。」

 

Dボウイ「............。」

 

さくら「.............。」

 

ケロベロス「さくら!!」

 

クリリン「悟空!!」

 

アキ「Dボウイ!!」

 

ねこ娘「鬼太郎!!」

 

ミリカ「元に...戻った?」

 

と、突然変異の形態となっていたメリオダス達は

 

突如、元に戻ってしまった。そして...

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

キュアハート「きゃあああああああああ!!!!!!?」

 

キュアブラック「ああああああああああ!!!!!!!?」

 

キュアミルキー「ルーーーーーーーーーン!!!!!!!?」

 

仮面ライダーサウザー「うわあああああああああ!!!!!?」

 

ミリカ「いけない...最大増強(ギガボルト)の効果が!!」

 

と、他のグラン・ゲインズのメンバー達も最大増強(ギガボルト)の

 

効果の消失により、その反動で体中に激痛が走ると力が抜けていき、

 

次々と倒れていった。[newpage]

 

「シューーーーーーーーン。」...

 

ナツ「ぐ...うううう...。」

 

光「あ...あが.....。」

 

ベジータ「く...くそったれ...。」

 

士「くっ...思ったより...早かったな...。」

 

海東「サウザーも...消えてしまったようだね...。」

 

ビルス「お前等!!?」

 

ウイス「最後まで持ってはくれませんでしたか。」

 

ルウェス「許さねえ...許さねえぞテメエらあああああああああああ!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

「シューーーーーーーーーン....。」

 

ルウェス(龍魔神形態)「テメエら全員...ぶっ殺してやる!!

 

           覚悟しやがれええええええええええええ!!!!!」

 

と、ランギクやネビュリアが倒されたことでブチ切れたルウェスは

 

凄まじい闘圧を放ちながら『龍魔神形態』へと変貌した。だが...

 

「シュン!!」

 

キュアデスティニー「そうはさせない!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「何!!!!!?」

 

「シュンシュンシュンシュン!!!!」

 

キュアインフィニティ「まさかここまで来れるとは思わなかったけど。」

 

キュアエレメント「今度はあたし達が相手よ!!」

 

キュアゼウス「ここで終止符を打つ!!」

 

キュアフェニックス「お覚悟はよろしくて?」

 

と、ルウェスの前にエクストリームプリキュアの5人が

 

そう言いながら立ちはだかった。

 

ルウェス(龍魔神形態)「ランギクやネビュリアにびびってやがったザコ共が!!

 

           上等だぜ...まとめてかかって来やがれえええ!!!!!!」

 

と、エクストリームプリキュアとルウェスの戦いの火蓋が

 

今まさに、切って降ろされようとしていた。一方、その頃...[newpage]

 

~ 上空 ~

 

?「これは驚いたな...。

 

  まさかあの『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナ』が

 

  死んだ程度で奴ら如きがあれ程の力を手に入れるとは...。」

 

グラン・ゲインズとバイキンショッカーの戦場から少し離れた所の上空で

 

黒い闇の靄の様な存在が戦況を窺っていた。

 

?「成程な...。バイエルンのあの態度からあの小僧を始末したとしても

 

  何か奥の手があるとは思っていたが...まさかこんな事だったとは。

 

  流石に予想していていなかったな...あれが『次元の王』の力か。」

 

謎の黒い靄の様な存在はメリオダス達の凄まじい力を見て、

 

自分の予想外の力だと驚いていた。だが...。

 

?「クククク...だがまあ、『あの程度』か。思っていた程の物ではないな。

 

あの程度ならばどうにでもなる...。しかしゴウズルーはどうしたものか...。

 

完全に消滅させられたのでは俺でも復活させようがないな...。

 

まあ、奴ならばまだ代わりが利くか。仕方あるまい。」

 

謎の黒い靄の様な存在は鬼太郎の『ハカバ・ノート』で

 

完全に消滅させられたゴウズルーをどうしたものかと考えていたが、

 

まだ代わりの利く存在だと、ひとまず諦めた。

 

?「とは言えあの鬼太郎の能力は少し面倒だな。メリオダス共を叩き潰して

 

奴を始末するのは簡単だが...まだ何かあっても困る。

 

もうしばらくは様子を見るとしよう。しかし...。」

 

メリオダス達の圧倒的な力を目の当たりにしながらも謎の黒い靄の様な存在は

 

叩き潰して始末する事は簡単だと平然と言い放っていた。

 

しかし、謎の黒い靄の様な存在は一つだけ分からない事があった。

 

?「何故バイエルンはルウェスだけは逃がしたのだ?あの場に置いておけば

 

  ルウェスもあっさり始末出来て奴らにも都合が良かっただろうに...

 

  まさかこの期に及んで奴に何かさせるつもりか?おのれゴミ虫共...

 

  何処までも我等バイキンショッカーを舐め腐りおって...!!」

 

謎の黒い靄の様な存在はバイエルンが未だにルウェスを

 

利用しようとしている事を非常に不愉快に思い、

 

バイエルンに対して凄まじい怒りを滲ませていた。

 

?「ふん...まあいい。グラン・ゲインズのゴミ虫共め、

 

  精々逆転した気になっていろ。

 

  直ぐに本当の絶望を味合わせてやる。バイエルン...アルト...貴様等も

 

  グラン・ゲインズ諸共『俺』の手で完全に消滅させてやるとしよう...。

 

  自分達の思い通りに事が進んでいるとみて精々勝ち誇っているがいい...

 

  この『俺』の...バイキンショッカーの真の恐ろしさを思い知りながら

 

  消え去るのだな...ククク...クハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

 

  ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

謎の黒い靄の様な存在はグラン・ゲインズ...そしてバイエルンとアルト達が

 

絶望しながら消えて行く様を想像し、高らかに笑い声をあげるのだった。

 

そして...更にもう一方...。[newpage]

 

~ ???~

 

?「覇王様...先程、怪しい波動を感知しました。」

 

?「あん?『ソイツ』のもんか?」

 

と、とある平行世界にある場所で謎の2人組...

 

『覇王様』と呼ばれる男とその家臣らしき人物がそう話をしていた。

 

家臣「おそらくは...いかがいたしましょう?」

 

覇王様「まあ、どうせ『ソイツ』はこの俺様の足元にも及ばねえだろうが...

 

    ただ一人だけ『俺様の力』で消えなかった野郎だからな...

 

    どんなツラしてんのか見てやるのも悪くはねえ...。」

 

家臣「では...?」

 

覇王様「ああ...行ってやるとするか!!『ソイツ』がいる世界によ。

 

    とっとと準備しやがれ!!!」

 

 

 

 

 

レイス(魂)「というわけで、我が主である桑田進之介が消滅したのと

 

      同時に謎の突然変異を遂げたメリオダス君達の活躍で

 

      難攻不落と思われていたランギク君達を見事に撃破した

 

      グラン・ゲインズのメンバー達。

 

   そして、最後の一人となったルウェス君と

 

      エクストリームプリキュアの対決が始まろうとしていた。

 

      だが、その一方でその様子を謎の不気味な黒い影が上空から

    

      戦況を見つめていた。この黒い影の正体とは...。

 

      更にその一方、とある平行世界では『覇王様』と呼ばれる

 

謎の男とその家臣と思われる私のような謎の人物が

 

      この世界に来訪すべく準備を進めるのであった。

 

      果たして彼らの正体とは...

 

      そして消滅した桑田進之介とこの私の運命は

 

      これからどうなっていくのだろうか?

 

      今回も、前回に引き続き私が死亡している為、

 

      魂バージョンにてお送りいたしました。

 

      それでは次回も...刮目せよ!!

 

 

 

第18話 ~ 『失われた可能性の力』王の候補者達の大反撃!! ~ ( 完 )[newpage]

 

 

・今回限定のスペシャルフォーム

 

【 メリオダス・ダークリベリオンモード 】

 

進之介が消滅した時に発生した『進之介がいない次元大戦の歴史』で

 

新たな次元の王になっていたかもしれない『失われた可能性の力』により

 

変貌したメリオダス。次元力と魔神王の力がハイブリッドされた

 

今までにない究極の闇の力を纏っており、身体能力も『魔神王モード』とは

 

比較にならない程に上昇している。

 

性格も理性は通常のメリオダスのまま保っているが、

 

口調や行動はアサルトモードよりも過激になっており、

 

自身に敵対する者は容赦なく倒す。

 

外見はアサルトモードの時よりも更にドス黒い闇を纏い、背中の翼も6枚に増えて、

 

瞳の色も禍々しい赤褐色となっている。

 

 

【 メリオダス・ダークリベリオンモード・フルパワー 】

 

次元力を完全解放させてフルパワー状態となった姿。

 

通常状態よりも更に漆黒のオーラを放出させて、

 

パワーについても、より次元の王に近いものとなっている。

 

又、最凶技である【 絶対制圧反撃(ダークギアス・カウンター) 】も

 

発動可能となる。

 

 

・技

 

【 神千斬り・獄 】

 

このモードで放った場合の神千斬り。通常の神千斬りとは威力・速度ともに

 

比較にならない程になっており、並みの敵ならば、斬られたという感覚を

 

感じる前に一瞬で斬殺されて、消滅する。なお、呼称するときは、

 

通常と変わらず『神千斬り』である。

 

 

【 全反逆撃(リベリオン・フルカウンター) 】

 

このモードで常時発動しているいわば【全身フルカウンター】状態。

 

打撃・斬撃・魔法等、ありとあらゆる攻撃を受けた場合、その攻撃を数倍にして

 

相手に跳ね返し、撃退する。なので、ダークリベリオンモード時のメリオダスは

 

事実上、無敵の権化と化す。

 

 

【 絶対制圧反撃(ダークギアス・カウンター) 】

 

このモードでの最高にして最凶の技。

 

『次元力』を使用して相手の技・魔法等のありとあらゆる攻撃を

 

両目を真っ赤に輝かせて制圧し、自身のコントロール下の置く。

 

そして、その攻撃を少なくとも数百倍~にして相手を攻撃する。

 

相手の攻撃が強ければ強いほど、威力はさらに膨れ上がる。

 

ちなみに、制圧した技や魔法等で攻撃するときは、

 

相手は一切身動きができず、防御も回避もまず不可能となる。

 

ちなみにこの技はフルパワー状態でのみ発動可能である。

 

 

 

【 超サイヤ人・王(キング)孫悟空 】

 

メリオダスと同じく、進之介が消滅した時に発生した

 

『進之介がいない次元大戦の歴史』で新たな次元の王になっていたかもしれない

 

『失われた可能性の力』により、サイヤパワーと次元力をハイブリッドさせた

 

驚異の変身を遂げた孫悟空。外見は超サイヤ人4と伝説の超サイヤ人を

 

足した感じで髪は超サイヤ人3の長さで色は漆黒となり、尻尾が生えて、

 

金色と漆黒が混在したオーラを放っているが特徴。

 

パワーやスピードは最早、ビルスや大神官はおろか、GTの超一星龍すらも

 

遥かに凌駕するレベルにまで上昇しており、まさに『サイヤ人の王』と呼ぶに

 

ふさわしい形態である。更に【次元之王拳(キング・フィスト)】を

 

発動させることで、パワーはさらに爆発的に上昇する。

 

 

【 超サイヤ人・王(キング)孫悟空 ・フルパワー 】

 

『次元之王・拳(キング・フィスト)』を発動させて

 

フルパワー状態となった姿。

 

・技

 

【 次元之王・拳(キング・フィスト) 】

 

次元力を使用して発動させた界王拳の強化版。発動させた時のオーラの色は

 

これまでの赤色から、漆黒と赤紫が混じった禍々しい色となり、

 

『次元の王』に近い雰囲気となる。

 

名称は変わっているが、呼称するときはこれまでと同じ『界王拳』である。

 

威力としては通常の界王拳の500倍に匹敵し、並みの敵ならばデコピンで

 

粉々に粉砕できる程のパワーとなる。次元力の影響により、肉体が大幅に

 

頑強となっている為、使用した後の反動の影響もほとんど受けない。

 

しかし、仮に通常の悟空が使っていたならば、

 

使用した後の反動により、確実な『死』が待っていたであろう...。

 

 

 

【 王(キング)・龍拳 】

 

『次元之王・拳(キング・フィスト)』を発動させた状態で放つ『龍拳』。

 

内容は通常のものとほぼ同じだが、威力は桁違いである。

 

 

【 王(キング)・かめはめ波 】(劇中未使用)

 

『次元之王・拳(キング・フィスト)』を発動させた状態で放つ『かめはめ波』。

 

通常のかめはめ波とは異なり、色は金色+漆黒で形状は魔貫光殺法を

 

大きくしたような感じになっている。威力はゴジータブルーが全力で放つ、

 

かめはめ波よりも遥かに強大である。

 

威力は宇宙の二つや三つ、軽々と消し飛ばせるの程だが、

 

劇中で使用することはなかった。

 

 

 

 

【 墓場王子・鬼太郎 】

 

進之介が消滅した時に発生した『進之介がいない次元大戦の歴史』で

 

新たな次元の王になっていたかもしれない『失われた可能性の力』により

 

突然変異した鬼太郎。容姿は目つきが鋭くなり、これまでの背丈から

 

180cm程の長身となって髪が逆立ち、色が漆黒へと変色している。

 

霊毛ちゃんちゃんこの寸法が長くなってマントのようになり、口調も冷酷で、

 

外見もより不気味さが増した風貌へとなる。妖力がこれまでとはケタ違いに上昇し、

 

能力としては髪の毛針やリモコン下駄等の基本技の威力が上昇している他、

 

全並行次元の妖怪を召喚する事ができる。性格は、これまでの鬼太郎とは

 

別人と思うほどに残虐となり、一人称は『俺』になる。

 

・技

 

【 髪の毛針・滅 】

 

髪の毛針の強化版。髪の毛をダインスレイヴをも遥かに凌ぐ速度・貫通力で放ち、

 

どんな装甲をもつ敵でも一瞬で串刺しにする。呼称するときは

 

これまでと同じく『髪の毛針』

 

 

【 リモコン下駄・殺 】

 

リモコン下駄の強化版。リモコン下駄をドリルのように回転させ、

 

数を増殖させながら超高速で相手を貫く。呼称するときは

 

これまでと同じく『リモコン下駄』

 

 

【 指鉄砲・撃 】

 

指鉄砲の強化版。これまでの指鉄砲とはもちろん、ビルスの『破壊』とも

 

比較対象にならないほどの威力となり、惑星の一つや二つを軽く破壊できる程。

 

 

【 妖怪召還 】(劇中未使用)

 

空間を歪ませて、全並行次元の妖怪を任意で召喚する事が可能だが、

 

劇中で使用することはなかった。

 

 

【 ハカバ・ノート 】

 

この形態の鬼太郎の最凶にして最恐の殺戮技(兵器)。

 

このノートに名前を記されたものは例え自身より

 

格上の相手だろうと徐々に白骨化させて魂を消滅させた後、

 

墓場送りにして『永遠の無』へと帰する。

 

(ある意味、デスノートよりもエグい...。)

 

ちなみにこのノートの発動には所有者(この形態の鬼太郎)の血で

 

名前を記す必要がある為、ほかの誰にも使用することができず、

 

ノート自体の複製も他者がどんな技術や能力を

 

駆使しても不可能である。(このノート自体が鬼太郎の一部である為。)

 

 

 

【 グランドテッカマン・ブレード 】

 

進之介が消滅した時に発生した『進之介がいない次元大戦の歴史』で

 

新たな次元の王になっていたかもしれない『失われた可能性の力』により、

 

進化したテッカマンブレード。出力・機動力ともに桁違いに上昇している他、

 

ガンダムやスーパーロボットの兵器や機能をも備わっており、

 

容姿もブレードを黄金にした感じの他、両肩と背中にGNドライブを

 

更に小型化して進化させた【GNオメガドライブ】を3基装備して

 

【トリプルドライブ】としている為、トランザムシステムを遥かに凌ぐ

 

【トランザム・ハイパー】を発動可能にしたり、ビルスの破壊でも

 

傷一つつかない強度を誇る【GNオメガフィールド】を展開することができる。

 

性格はDボウイをより好戦的にした感じで、本来のテッカマンに

 

近いものになっている。一人称は『俺』

 

 

・技

 

【 武器転移(ウェポン・チェンジ) 】

 

全並行次元の機動兵器の武器の出現させることができる。

 

本来のブレードの武器の他、例としてガンダムのビームライフルや

 

ビームサーベル、マジンガーブレードやゲッタートマホーク等数えきれない種類。

 

 

【 GNオメガドライブ 】

 

開発者は不明だが、何人たりとも再現不可能な特殊な方法で製造されており、

 

次元力で精製された【GNオメガ粒子】を放出し、本体も超合金ニューゼットよりも

 

100倍頑強で軽い【超合金オメガゼット】でできている。

 

そのため、GNドライブとは比較対象にならない程の出力をしており、

 

トリプルドライブともなれば、その出力は更に数倍にもなる。

 

又、トランザムシステムをも遥かに凌ぐ【トランザム・ハイパー】をも

 

使用可能とした。ちなみに粒子の色は漆黒。

 

 

【 トランザム・ハイパー 】

 

GNオメガドライブの出力を最大限にまで解放した状態。

 

粒子を極限までに凝縮させている為、粒子は放出されなくなるが、

 

体が眩い黄金のオーラを纏うようになり、身勝手の極意のような状態となる。

 

この状態になれば、次元速をも遥かに凌ぐ速度となり、亜空間へ突入する為、

 

時間を止められた中でも自在に動くことが可能。

 

 

【 全転移(グランドチェンジ)・ボルテッカ 】

 

全並行次元の機動兵器の武器を多数出現させて、

 

ボルテッカと共に一斉に放つ技。

 

劇中では各ガンダムの最強武器を出現させて使用した。

 

 

【 グランドハイパー・ボルテッカ 】(劇中未使用)

 

この形態でのテッカマンの最強技。『トランザム・ハイパー』を発動させた後、

 

全並行次元のありとあらゆるエネルギーを極限までに結集させて放つ

 

究極のボルテッカ。言うまでもないが、この技も惑星の一つや二つ、

 

軽く破壊可能であるが、大抵の敵は

 

『全転移(グランドチェンジ)・ボルテッカ』で

 

充分事足りる為、使用することはほとんどない。

 

 

 

【 ツバサ 】

 

進之介が消滅した時に発生した『進之介がいない次元大戦の歴史』で

 

新たな次元の王(女王?)になっていたかもしれない

 

『失われた可能性の力』により変化したさくら。

 

『ツバサクロニクル』のさくらの姿を模した

 

『全並行次元の魔法の集合体』が同化した為、

 

魔力がマーリンとは比較対象にならない程までに強大となり、

 

膨大かつ無尽蔵となっている。

 

外見や口調及び服装もツバサクロニクルのさくらとほぼ同じで

 

大人びた雰囲気になっており、

 

背中には魔力で形成された白き翼が生えている。

 

尚、名称はツバサクロニクルのさくらの真の名前と同じ。

 

又、さくらの時とは違い小狼を呼び捨てで呼ぶ。

 

・技

 

【 ツバサカード 】

 

全並行次元のありとあらゆる魔法や特殊能力が封印された究極のマジックカード。

 

クリアカードと違い、枚数は1枚だけだが、一度に多数の魔法を

 

使用することができる。また、ツバサ自身の膨大かつ強大な魔力により、

 

オリジナルの魔法よりも遥かに凌ぐ超絶的な威力を発揮する。

 

 

【絶対拒絶(アブソリュート・レジェクト)】

 

ツバサが常時発動している特殊スキル。ありとあらゆる打撃・斬撃・魔法や

 

特殊能力による攻撃や効果を拒絶する事ができる。発動かつ持続には

 

膨大で無尽蔵な魔力が必要であり、

 

マーリンはおろかミリカでも発動させることはままならず、

 

次元の王クラス以上の攻撃でない限り、まず破られることがない

 

究極の防御スキルである。




特別編第18話終了です。


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第19話 ~ 王の帰還...爆誕の『ラグナエクス』!! ~

特別編第19話です。


アルト「バイエルン...あのじゃじゃ馬、飛び出していったぞ。いいのか?」

 

バイエルン「構わん。ランギク達が死んだ今、もうあの女を庇う者は

 

      誰もいないからな。」

 

アルト「しかし...予想以上の結果だったな。

 

    あの厄介なランギクとネビュリアを

 

    ああも簡単に始末してくれるとは...いくらあの失敗作が

 

   『次元の王』と繋がって『次元特異点』になったとはいえ、

 

    ここまでの現象が起こるとは...。結局あれは何だったんだ?」

 

バイエルン「あくまで推測だが...桑田進之介が消滅したことで

 

     『桑田進之介が存在しない次元大戦の歴史』が新たに発生し、

 

      その歴史の中で『新たな次元の王』となりえたかもしれない

 

     『王の候補者』達の存在が、時空が大きく歪んだことにより

 

      湧き出たのだろう。確かに...ランギク達をあそこまで

 

      圧倒する程の強力な力だとは私も予想外だったがな。

 

      だが、あの面倒な奴らをあっさり始末してくれたのだ。

 

      我々にとっては嬉しい誤算と言う他あるまい。」

 

アルト「もし僕らがシン・ザ・バーネットを抹殺していなければ、

 

    あの5人の内の誰かが『新たなる次元の王』になっていたかも

 

    しれないということか。フフ...やはり歴史というものは

 

    どこでどう転ぶかわからないものだな。」

 

バイエルン「それは太古から証明されている事だ...何も驚く事ではない。

 

      さてと...いよいよフィナーレも近い。

 

      ここでジェネシスの秘蔵っ子達がこの戦いに終止符を打つのか、

 

      それとも...。お手並み拝見と行こう。

 

     (どちらにしろ我らの思い通りに進む事に間違いはない。フフフ...)」

 

と、2人は自分達の計画通りに事が進んでいると思い、

 

余裕の表情で戦況を見守った。しかし...

 

?「クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!」

 

と、ここに来て計画が思い通りに進み始めた為、自分達が謎の黒い影に

 

監視されている事に2人は気づいてはいなかった。そして...[newpage]

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「はあああああああああ!!!!!」

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「やああああああああああ!!!!!」

 

「ドガガガガガガガガガガガガ!!!!!!」

 

「バキイイイイイイイインーーーーーッ!!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「チッ...テメエら如きに...このオレが負けるかあ!!!!」

 

と、ルウェスとエクストリームプリキュアの戦いがついに始まり、

 

全員が身勝手の極意を発動させると、

 

まずはキュアインフィニティとキュアエレメントが

 

打撃の応酬を繰り広げたのち、蹴り飛ばした。

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「そうかしら!?ゼウス・デウライト・ブレイカー!!!」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「フェニックス・ソル・ブラスター!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

「ボオウワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「それがどうしたぁーーーーっ!!!!?

 

          『竜神の魔極閃光(バハムート・デウス・ゲルニカス)!!』

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

「バリバリバリバリバリバリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

と、続いてキュアゼウスとキュアフェニックスがそれぞれ必殺技を放つと、

 

対するルウェスも『竜神の魔極閃光(バハムート・デウス・ゲルニカス)』と

 

呼ばれる竜神の魔法陣から超絶的な破壊力の超巨大閃光を発射し、激突させる。

 

クリリン「す...すげえ...。」

 

グレイ「ど...どっちもバケモンだぜ...。」

 

ウイス「成程。確かにみなさん...ビルス様よりもぜ~んぜんお強いですねえ~。」

 

ビルス「よ...余計なことをいうな!ウイス!!」

 

「シュンシュン!!」

 

キュアインフィニティ「まだよ!!インフィニティ・セレ二ティ・ブレイク!!」

 

キュアエレメント「こっちもいくわよ!!エレメント・ガイアバスター・キャノン!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「ぐ...ぐうううううううううううう!!!!!?」

 

と、更にはキュアインフィニティとキュアエレメントが素早く背後に回り込み、

 

追撃で必殺技を放ち、ルウェスを追い詰めていくと...

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)

 

「最後はあたしよ!!デスティニー・ワールド・シェイキング!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、最後にキュアデスティニーが『デスティニー・ワールド・シェイキング』と

 

呼ばれる途轍もない地震エネルギーを秘めたドーム状の超エネルギーを発射した。

 

5人「エクストリーム・ダイナミック・スペシャル!!!!!!!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「くそがああああああああああああああああああああ!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!!」

 

と、5人の必殺技が一つとなって、『エクストリーム・ダイナミック・スペシャル』と

 

呼ばれる合体技となり、ルウェスの必殺技をあっさりと相殺すると、

 

そのまま直撃し、大爆発を起こした。[newpage]

 

「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.......。」

 

キング「や...やった!!!!!!」

 

ディアンヌ「凄い凄い凄ーーーい!!!!!!!!!」

 

悟空「へへ...やっぱすげえな、あいつら...。」

 

メリオダス「あの時のシンでも敵わなかったのにな...。」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「...これぐらいで倒れる奴じゃないわ。」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「そうですわね。」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「はあ...はあ...はあ...。」

 

と、爆発の煙の中からルウェスは何とか立ち上がったものの、

 

明らかに深いダメージを追っていた。

 

Dボウイ「しぶとい奴だ...。」

 

光「でも、明らかにゆなちゃん達が押してるよ!!」

 

アニエス「そのままぶっ倒しちゃえ!!」

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「...まだ戦うつもり?」

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「あなた一人ではもうわたし達に勝てないわよ!!」

 

キュアデスティニー「もう観念して...この次元から出ていきなさい!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「ちょ...調子こいてんじゃねえぞ...クソガキ共...!!」

 

(ちくしょう...悔しいがこいつ等の言う通リだ。今のオレでは勝てねえ...

 

かと言って...『あの姿』になるのだけは死んでもゴメンだ...。

 

せめて、さっきのメリオダス達くらいの力があればこんなクソガキ共なんて...。

 

ん?待てよ...そういやあ...『アレ』があったな。試してみるか!!)」

 

「スッ...。」

 

と、ルウェスは心の中でそう呟いた後、懐から『アレ』をとりだした。

 

天滅槍(ゼロライド)「..........。」

 

零「何!?」

 

アキノリ「あれは...天滅槍(ゼロライド)!!!?」

 

ウイス「天滅槍(ゼロライド)...破壊剣(ラグナロク)と同じ『次元の王』の

 

    力を持った武器の一つですか....。」

 

バン「あの野郎...アレをどうする気だ!?」

 

マーリン「まさか...!!!!?」

 

ルウェス(龍魔神形態)「天滅槍(ゼロライド)...オレに力を...貸しやがれ

 

           ええええええええええええええええええええ!!!!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」

 

天滅槍(ゼロライド)「!!!!!!!!!!!!?」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

キュアエレメント「な...何なの!!!?」

 

キュアフェニックス「一体...何が起きているのですか!!!?」

 

と、ルウェスは天滅槍(ゼロライド)に自らの魔力を叩きこむと、

 

漆黒の光が爆発的に広がり、瞳がこれまでの白銀色から赤色に変色すると、

 

髪の色もこれまでの白銀色から黒色に変わり、着用している龍の鎧にも

 

漆黒の模様が浮かび上がって最後にオーラの色が電撃を帯びた

 

超サイヤ人ロゼよりも更に来いピンク色へと変わり、変身を終えた。

 

「シューーーーーーーーン....。」

 

「シュンシュンシュンシュンシュン...。」「バリバリ!!バリバリ!!」

 

ルウェス(ゼロライド形態)「............。」

 

ほのか「う...嘘でしょ!?」

 

光「じ...次元の王の武器って...契約者以外の人は

 

  解放できないんじゃなかったの!?」

 

なぎさ「あ...ありえない!!」

 

と、契約者ではないルウェスが天滅槍(ゼロライド)を解放したことに

 

驚きを隠せないでいるメンバー達。

 

~ 上空 ~

 

アルト「どういう事だ?なぜあのじゃじゃ馬が天滅槍(ゼロライド)を...。」

 

バイエルン「フッ...なるほどな。天滅槍(ゼロライド)に自身の魔力を

 

      注ぎ込み、強引に解放させてその力を取り込んだのか。

 

      アーク・ダーマに魔力を注ぎ込んだ時の応用という訳だ。」

 

アルト「これでわからなくなったな。ランギク達ほどではないとはいえ、

 

    かなりの力だぞあれは...。」

 

バイエルン「お手並み拝見と行こう。フフフ...。」[newpage]

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「まさかこんなパワーアップをするなんてね。」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「でもまだ、こちらが有利です。行きます!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、キュアエレメントとキュアゼウスはルウェスへと攻撃を仕掛けるが...

 

ルウェス(ゼロライド形態)「有利だあ...?何、寝言言ってやがんだ

 

             テメエらああああああああああ!!!!!!」

 

「シュン!!」「ドガアアアアアアア!!!!!!」「ドボオオオオオオオオオ!!!!」

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「があああああああああ!!!!?」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「げぼおおおおおおおおおお!!!!?」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!」

 

と、ルウェスはすかさず2人の懐に一瞬で近づくと、

 

キュアエレメントには右フック、キュアフェニックスには左ボディーアッパーを

 

それぞれめり込ませて吹き飛ばした。

 

キュアエレメント(身勝手の極意)「が...あ...。」

 

キュアフェニックス(身勝手の極意)「あ...がはっ....。」

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「エレメント!!フェニックス!!」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「くっ...行くわよインフィニティ!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、次はキュアインフィニティとキュアゼウスが攻撃を仕掛けていき

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「インフィニティ・インパクト!!!!!」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「ゼウス・ゴッド・タキオン!!!!」

 

「ドボボボボボボボボボボボボボボボガガガガガガガガガガガガガ!!!!」

 

と、キュアインフィニティは「インフィニティ・インパクト」と呼ばれる

 

衝撃波数百発を一瞬の間にルウェスの鳩尾に超連続で一撃を叩きこんだ後、

 

キュアゼウスが「ゼウス・ゴッド・タキオン」と呼ばれる

 

神の光を蓄えた両手両足から超威力のパンチとキックの嵐を

 

超神速で繰り出し、次々とルウェスにめり込ませていくが...

 

ルウェス(ゼロライド形態)「効かねえな...そんなもんはよおおおおおおお!!!

 

         『竜神の無限魔閃(バハムート・インフィニティア)』!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!」

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)・キュアゼウス(身勝手の極意)

 

「きゃあああああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!」

 

と、ルウェスにはほとんど効いておらず、

 

逆に「竜神の無限魔閃(バハムート・インフィニティア)」と呼ばれる

 

上空に展開した無数の魔法陣から豪雨の様に破壊光線を無数に放ち、

 

2人を吹き飛ばした。

 

キュアインフィニティ(身勝手の極意)「あ...が...。」

 

キュアゼウス(身勝手の極意)「ぐ...はっ...。」

 

ルウェス(ゼロライド形態)「残るはテメエだけだなキュアデスティニー...

 

             かかって来いよオラァ!!」

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「みんな!!こうなったら...

 

                 あたしも本気で行くわよ!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

と、キュアデスティニーはそう言いながらパワーを高めていき...

 

キュアデスティニー(身勝手の極意)「『武装色の覇気』!!『小宇宙(コスモ)』!!

 

                 『運命神力』!!はああああああああああ!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

と、自身の持つ全ての力を次々と発動させていき、フルパワー状態となった。[newpage]

 

「シュンシュンシュンシュン...。」

 

キュアデスティニー(フルパワー)「.......行くわよ!!!!」

 

ピッコロ「な...何だと!!!!?」

 

クリリン「ええええええええええええ!!!?」

 

ララ「...もう、プリキュア超えてるルン...。」

 

ウイス「おほほほほほほ!!!!!!これはもうビルス様でも敵いませんねえ。」

 

ビルス「一々、余計なことを言うなウイス!!」

 

マナ「ゆなちゃん...頑張って!!!!」

 

ルウェス(ゼロライド形態)「さあて...ブッ殺してやるぜ!!!!!!」

 

「シュン!!」

 

キュアデスティニー(フルパワー)「そうはさせない!!!!!」

 

「シュン!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!」

 

「ガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!」

 

「ドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴオオオオオオオオ!!!!」

 

と、キュアデスティニーとルウェスはそう言いながら

 

最早。常人では目視不可能な程の光速を超える超光速で

 

凄まじい打撃の応酬を繰り広げていく。

 

アニエス「きゃああああああああああああ!!!!!!」

 

アデル「な...何という力だ2人共...。」

 

シャナ「アラストール...見える?」

 

アラストール「いや...まったくだな。」

 

悠二「もう僕達では...どうしようもできない。」

 

キュアデスティニー(フルパワー)「はああああああああああ!!!!!!」

 

「バキイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!」

 

と、キュアデスティニーの渾身の右ストレートがルウェスの顔面に直撃したが...

 

ルウェス(ゼロライド形態)「ククク...その程度かよお?」

 

「ググググ...。」

 

と、ルウェスはそう言いながら顔をキュアデスティニーの拳ごと

 

押し戻していく。そして...

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

キュアデスティニー「く...うううう...。」

 

と、キュアデスティニーはフルパワー状態が維持できなくなり、

 

通常状態へと戻ってしまった。

 

六花「そ...そんな!!」

 

まどか「元に戻ってしまいましたわ!!」

 

キュアエレメント「や...やっぱり...。」

 

キュアフェニックス「フ...フルパワー...となるには...まだ...。」

 

キュアゼウス「は...早すぎた...のね...。」

 

キュアインフィニティ「デ...デスティニー...。」

 

エンジェ「ま...まずいジェ!!」

 

ルウェス(ゼロライド形態)「さあて...サンドバックショーと行くかあ!!!」

 

「バキイイイイイイイイイイイイ!!!!!」

 

キュアデスティニー「があああああああああああ!!!!!!!?」

 

と、ルウェスはそう言いながらまず右ストレートを

 

キュアデスティニーの顔面に直撃させた後、

 

「ドボオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

キュアデスティニー「お...おえええええええええええっ!!!!!!?」

 

続いて腹に強烈な左ボディーアッパーをめり込ませると、

 

キュアデスティニーは目に涙を浮かべながらたまらず嘔吐した。そして...

 

ルウェス(ゼロライド形態)「オラオラオラオラオラオラあああああああああ!!!!」

 

「ドボボボボボボボボガガガガガガガガガガガガガアアアアア!!!!!!」

 

キュアデスティニー「ああああああああああああああああ!!!!!!!!?」

 

ルウェス(ゼロライド形態)「これでも喰らいやがれえええええええ!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

と、その後ルウェスは強烈なパンチやキックの嵐を

 

次々と繰り出してめり込ませていき、最後はエネルギー波を

 

直撃させて、吹き飛ばした。

 

マナ「ゆ...ゆなちゃあああああああああああああん!!!!!!!」

 

キュアデスティニー「あ...お...が...がふっ...おえええええ...。」

 

「ビクン...ビクン...。」

 

と、キュアデスティニーは地面に叩きつけられた後、

 

あまりのダメージで痙攣と嗚咽を繰り返しながら仰向けに倒れた。[newpage]

 

ルウェス(ゼロライド形態)「まだまだあ!!出てこいドラグノフ!!」

 

「シューーーーーーン...。」

 

ドラグノフ「.............。」

 

ルウェス(ゼロライド形態)「消え失せろクソガキ共!!

 

            『竜神の斬魔暴風(バハムート・テンペスト)』!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

5人「きゃああああああああああああああああ!!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

ことり「あ...あ...あ...。」

 

きりん「う...う....う...。」

 

れいこ「が...は...あ...。」

 

と、ルウェスは『竜神の斬魔暴風(バハムート・テンペスト)』と

 

呼ばれる必殺技を放ち、吹き飛ばした後、5人は強制解除されて、

 

元の姿へと戻ってしまった...。

 

ルウェス(ゼロライド形態)「まだ生きてやがったが...だったらこれで

 

             ケリをつけてやる。出てこい、天滅槍(ゼロライド)!!」

 

「シューーーーーーーーーン...。」

 

天滅槍(ゼロライド)「............。」

 

「ブオワアアアアアアアアア!!!!」

 

「ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!」

 

と、エクストリームプリキュアのメンバーが元の姿に戻てしまった後、

 

ルウェスは何と、天滅槍(ゼロライド)を出現させて左手に持ち、

 

ドラグノフと天滅槍(ゼロライド)に魔力を極限までに注ぎ込むと、

 

空間が激しく揺れ動いた。

 

ルウェス(ゼロライド形態)「死にやがれ...ザコ共おおおおおおおおお!!!

 

『双竜神の破滅(ツイン・バハムート・カタストロフィ)!!』

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

シンヤ「く...ううう...」

 

シャナ「ここまで...なのか?」

 

ナツ「ち...畜生おおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

と、ルウェスは魔力を最大限に込めたドラグノフと天滅槍(ゼロライド)を

 

振り下ろすと、ラグナ(次元の王)との戦いでも使用した

 

「竜神の破滅(バハムート・カタストロフィ)」

 

をも凌ぐ全空間に無数の巨大空間斬撃を張り巡らせて、

 

エクストリームプリキュアもろとも、グラン・ゲインズのメンバーに

 

攻撃し始めたその時...[newpage]

 

ミリカ「時空魔法(ドライブ・アタック)次元壁(ディメイションウォール)!!」

 

「ピキイイイイイイイイイイイイイイン!!!!!」

 

と、ミリカは自身、そしてウォッチの全魔力を注ぎ込み、

 

更に強力な次元壁(ディメイションウォール)を発動させて、辺り一帯を覆った。

 

「バキバキバキバキバキバキ.......!!!!!」

 

ミリカ「...くっ...!!!」

 

マナ「ミ...ミリカさん!!!!?」

 

ラピス「ひ...姫姉さま...。」

 

きりん「や...やめてください...こ...このままじゃ...。」

 

ミリカ「...そういえば、あの時のシンもこうやってたわね...。

 

    だったら...私もこれぐらいどうにかしないと、

 

    あの人と一緒に戦い抜く事なんてできないわ!!」

 

と、ミリカはそう言いながら何とかしのいでいたが...

 

「ビキビキビキビキビキ...」

 

と、次元壁(ディメイションウォール)にヒビが次々と入っていき、破られそうになる。

 

悟空「や...やべえ...くうう..。」

 

ベジータ「く...くそったれが...。」

 

ピッコロ「こ...このままではこの世界が...。」

 

ルウェス(ゼロライド形態)「ほらほらほらどうしたあ!!!!?もう後がないぜえ!!!!」

 

ミリカ「そうはさせない...たとえこの身が砕けてもみんなだけは

 

    必ず守って見せる!!だからお願いシン...私に力を...貸して

 

    えええええええええええええええええええええええ!!!!!!」

 

「ピカアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ミリカの体が激しく輝きだし、凄まじい魔力の粒子が爆発的に放出させると、

 

『双竜神の破滅(ツイン・バハムート・カタストロフィ)』を相殺し始める。

 

ミリカ「はああああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

ルウェス(ゼロライド形態)「な...何!?うわああああああああああああ!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!!」

 

と、ミリカはついに『双竜神の破滅(ツイン・バハムート・カタストロフィ)』を

 

相殺すると、放出されていた魔力の粒子がルウェスを巻き込んで

 

大爆発を起こした。そして...

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

アクア「あ...あああ...。」

 

「ドサッ...!!」「ピキピキピキ...バリイイイイイイイン!!!!」

 

真琴「ア...アクアさん...。」

 

マナ「ミリカウォッチが...。」

 

と、ミリカは全ての魔力を使い果たしてしまい、

 

元のアクアの姿へと戻るとそのまま仰向けに倒れて、

 

ミリカウォッチが砕け散ってしまった...。だが...[newpage]

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

ルウェス「く...ううう...。やってくれたなクソビッチ!!」

 

ルーシィ「ル...ルウェス!!!!!?」

 

アキ「そ...そんな!!」

 

と、爆発で起きた煙の中からゼロライド形態から

 

通常状態に戻ったルウェスが姿を現すと、

 

そのまま地上へと着地し、アクアの所へと向かっていく。

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

「スタッ...!!」「ザッ...ザッ...ザッ...。」

 

アクア「あ...く...う...。」

 

ルウェス「手こずらせやがって...だが、まだテメエら

 

     全員をぶっ殺すだけの力は残ってるぜ。

 

     まずはテメエからだクソビッチ!!!!」

 

「ズウウウウウウウウウウウウン!!!!!!!!!!」

 

アクア「ぐはあああああああああああああっ!!!!!!!?」

 

と、ルウェスはそう言いながらアクアの腹を思いきり踏みつけた。

 

そして、踏みつけた足に体重をかけて更に深く沈めていく。

 

「メリメリメリメリメリメリメリ......!!!!!!!」

 

アクア「お...おえええええええええええええっ!!!!!!!」

 

ルウェス「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!

 

     こんぐらいでゲロ吐くなんざみっともねえなあ!!!!!!

 

     だがよお...テメエさえいなければ僕だって

 

     こんな苦しみを味わわずに済んだんだよ!!

 

     だからテメエにはもっと地獄の苦しみを味わわせてやるぜ

 

     えええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」

 

「グリグリグリグリグリグリグリグリグリイイイイイイイイイイ!!!!」

 

アクア「げ...げぼおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!?

 

    お...おええええええええええええええええ!!!!!!!!?

 

    え...えああああああああああああああああ!!!!!!!!?」

 

「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ....!!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら腹にめり込ませた足を

 

更に激しくグリグリし始めると、アクアは大きく目を見開いて涙を流し、

 

地獄の苦しみを味わいながら血交じりの胃液を吐き散らしていった。

 

ねこ娘「ア...アクア!!」

 

ララ「こ...このままじゃ死んじゃうルン!!」

 

アニエス「あ...あいつ!!ダイナバ・ミ...。」

 

ルウェス「良いところを邪魔すんじゃねえ...ザコが

 

     ああああああああああああああああ!!!!!!」

 

「シュン!!」「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

ねこ娘「きゃああああああああ!!!!」

 

アニエス「ああああああああああ!!!!!」

 

ララ「ルーーーーーーーーン!!!!」

 

と、ルウェスはドラグノフを一閃して凄まじい爆発と風圧を引き起こし、

 

メンバー達を吹き飛ばした。

 

アクア「あ...お...おえええええええええ...(み...みんな...)」

 

ルウェス「さあてと...テメエのゲロまみれのツラも

 

     見飽きたところで...そろそろとどめといくかあ!!!!!」

 

「ジャキイイイイイイイ!!!!!!!」

 

と、ルウェスはそう言いながらアクアにとどめを刺すべく、

 

ドラグノフを大きく振りかぶった。

 

アクア「あ...あ...あ...」

 

ルウェス「じゃあなクソビッチ...ば~いば~いき~ん!!」

 

マーリン「ま...まずい...くうう...」

 

きりん「ひ...姫...姉さま...ううう!!!!」

 

マナ「ア...アクアさああああああああああん!!!!!!」

 

と、これからルウェスの凶刃がアクアに向けて

 

まさに振り下ろされようとしていたその頃...。[newpage]

 

~ ??? ~

 

進之介「ううう...こ...ここは...?」

 

?「目覚めたか...。」

 

進之介「!!!!!!!!!!?」

 

「シューーーーーーーーン...。」

 

次元の王「.........。」

 

と、進之介がどこか不思議な場所で目覚めると、

 

そこに何と『次元の王』が姿を現した。

 

進之介「あ...あなたはまさか...次元の王?」

 

次元の王「...お前はなぜ、王を目指す...?」

 

進之介「...え?」

 

と、次元の王から突如、なぜ王を目指すのかと聞かれて

 

疑問の表情を浮かべる進之介。

 

次元の王「正義の為か...?己の存在を知らしめる為か?

 

     それとも...あの異物共のような全平行次元を

 

     我が物にしようとせん巨悪となる為か?」

 

進之介「...違う!!僕が王を目指すのは、この次元を『守る』為だ!!

 

    正義も悪も関係ない!!大好きな人や仲間達...

 

    そして大好きなこの次元を守る為に、

 

    僕は正義も悪も超える存在になりたいんだ!!」

 

次元の王「フフフフ...フハハハハハハハ!!!!!!!

 

     正義も悪も超える存在か...面白い!!

 

     ならばこれを使え!!!!!」

 

「キイイイイーーーーーーーン!!!!」「シューーーーーーン...!!」

 

金色のウォッチ「............。」

 

と、進之介の決意に感化されたのか、

 

次元の王は金色に輝くウォッチを進之介に授けた。

 

進之介「こ...これは...?」

 

次元の王「我が昔使っていた『古い力』だ。もしお前がそれを使えたら...

 

     我の後継者としての資質を少しは認めてやる。」

 

進之介「...ありがとう!!これで何とか出来るかもしれない。

 

    でもね次元の王...僕はあなたの後継者にはならないよ。

 

    僕は『次元を支配する』んじゃなく、

 

   『次元を守る王』になるんだからね!!」

 

次元の王「...フン!!まあ良い。そんな夢想を抱くのは

 

     あの異物共を排除してからにするのだな...ヌウン!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

進之介「わかった。それじゃ行ってくるよ!!」

 

「シューーーーーーーン...」

 

と、次元の王はそう言いながら空間の歪みを発生させると、

 

進之介をその場から消した。

 

次元の王「...『次元を守る王』...か。フフフフ....

 

     フハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!」[newpage]

 

ルウェス「じゃあなクソビッチ...ば~いば~いき~ん!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

メリオダス「ミ...ミリカ....。」

 

ラピス「ひ...姫姉さま....。」

 

マナ「ア...アクアさああああああああああああん!!!

 

   (こ...このままじゃアクアさんが...お...お願い...シン...)」

 

アクア「あ...う...え...(シ...シン...)」

 

アクア・マナ「(助けて...!!)助けてええええええええええええええ!!!!」

 

「シュン!!」

 

レイス「神の右腕(ディオス・ランサー)!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

ルウェス「何!!!!!!?」

 

と、アクアがとどめを刺されようとしたその時、

 

死んだはずのレイスが突如、姿を現しルウェスを弾き飛ばした。

 

レイス「やれやれ...ピンチを救うヒーローなんてガラではないのだがね。」

 

真琴「あ...あいつ...!!!?」

 

なぎさ「え?え?どうなってんの!?」

 

マナ「レ...レイスさああああああああああん!!!!」

 

ルウェス「テ...テメエ...何で生きてんだよ!?

 

     バイエルンに倒されたんじゃなかったのか!!!?」

 

レイス「死んでいたさ。きっちりとね...だが...

 

    まだ私もこの世に未練があったらしくてね。

 

    この通リ、化けて出てきた...という訳さ。」

 

ルウェス「そうかよ...だったら今度はオレがテメエを

 

     きっちりと成仏させてやるよ!!未練なんざ

 

     塵ほども残さねえようになあ!!!」

 

レイス「それは無理な相談だね...君の相手はもう決まっている。

 

    刮目せよ...『王の帰還』である!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

進之介「.............。」

 

と、レイスが右手の人差し指を立てて上空へと腕を掲げると、

 

眩い光が発生し、中から進之介が姿を現した。[newpage]

 

ルウェス「ラ...ラグナ...何でお前までえ!!!?」

 

メリオダス「あ...ああああ!!!!!!」

 

鬼太郎「か...帰ってきた...。」

 

亜久里「お...お待ちしてましたわ....!!!!!」

 

マナ「あ...ああ...シーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!」

 

進之介「みんな...心配かけてごめんね。でももう大丈夫。

 

    !!!!!!?ミリカ!!!?」

 

「シュン!!!」

 

と、進之介はルウェスにボロボロにされたアクアが視界に入ると、

 

そのまま素早く傍へと向かった。

 

アクア「あ...シ...ン...げぼぉ...。」

 

進之介「...ルウェス、君がミリカをこんな目に合わせたの?」

 

ルウェス「キャハハハハハハハ!!!!そうだよ!!これから

 

     その無様なクソビッチをぶっ殺してお前の仲間も

 

     皆殺しにしてやるところだったんだよ!!」

 

進之介「...そうなんだ。

 

   『魔法剣(アタック・ヴァイト)・白月光(ホワイトアーク)』!!」

 

「パアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

ルウェス「!!!!!!!!!!!!!?」

 

と、進之介は魔法剣(アタック・ヴァイト)・白月光(ホワイトアーク)を発動させて、

 

グラン・ゲインズのメンバーと、何とルウェスまでも回復させた。

 

悟空「おお!!生きけえったぞ!!」

 

ナツ「よっしゃあああああああああああああああああ!!!」

 

シャナ「す...凄い...。」

 

アラストール「ああ...大したものだな。」

 

進之介「これで良しっと!!ミリカ...大丈夫?」

 

アクア「あ...あ...う...うん!!」

 

「ガバッ!!」

 

と、アクアは感激のあまり、涙を流しながら

 

進之介に思いきり抱き着いた。

 

アクア「シン...おかえりなさい!!」

 

進之介「うん!!ただいま...ミリカ!!」

 

「ギュッ...。」

 

と、進之介もそう言いながらアクアをギュッと抱きしめた。

 

ことり「あ...あのう...良いところですみませんけど...。」

 

きりん「ちょっとあなた!!!どうしてルウェスまで回復させたのよ!?」

 

らんか「せっかくあたし達が追い詰めてたのに!!」

 

レイス「いや...これでいいのさ。」

 

さくら「ほえ?」

 

ケロベロス「何やて?」

 

進之介「...ミリカ、行ってくるね。」

 

アクア「うん...気を付けてね!!」

 

と、進之介はそう言いながらハグを解き、ルウェスの所へと歩を進める。

 

「ザッ...ザッ...ザッ...。」

 

進之介「ルウェス...待たせてごめん。気分はどう?」

 

ルウェス「お前って奴は...本物の馬鹿野郎かあ!!!!!!!!!!?

 

     オレまで回復させるなんてどういうつもりなんだよ!!!?

 

     今すぐテメエら全員をぶっ殺してくれって

 

     言ってるようなモンだぜ!!」

 

進之介「そう...良かった。」

 

ルウェス「ああん!!!!!!!!!!!?」

 

進之介「これで遠慮なく...君を倒す事ができる!!」

 

「スッ...!!!」「ピカアアアアアアアアアアン!!!!!」

 

「EXSS(エクス)!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」!

 

進之介「変身!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

と、進之介はそう言いながら次元の王から授かった『エクスウォッチ』を

 

発動させると、足元に魔法陣が発生してまばゆい光に包まれると、

 

これまでの漆黒の衣装から漆黒と金色が混じった衣装となり、

 

魔力で形成された金色のマント、そしてラグナの時に装着していた

 

マスクはなくなり、これまでの破壊剣(ラグナロク)も

 

強化された『ラグナロクⅡ』へと変化すると、最後は金髪になって

 

髪が逆立ち、更に輝きを増した金色のオーラを放ちながら変身を終えた!![newpage]

 

「シューーーーーーーーーン.....」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

ラグナ(?)「................。」

 

さくら「ほええええええええええええええええ!!!?」

 

鬼太郎「あ...あれは...。」

 

悟空「す...凄え!!!!!!!」

 

マナ「シ...シーーーーーーーン!!!!!」

 

アクア「あ...あの姿は...。」

 

ルウェス「な...何だよ...この途轍もねえ魔力は...

 

     テメエ!!何モンだああああああああああ!!!!!!?」

 

レイス「刮目せよ!!これが『王』の力を受け継ぎ....

 

    我らを新たなステージへと導く次元の統率者!!その名も...

 

   『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナエクス』である!!」

 

ラグナエクス「.................。」

 

ルウェス「ラグナ...エクスだと...!!!!!?

 

     だったらオレも...どおりゃあああああああああああああ!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

と、ルウェスはラグナエクスに変身した進之介を見て

 

触発されたのか、そう言いながらパワーを高めて、龍魔神形態へと再び進化した。

 

「シュンシュンシュンシュン...。」

 

ルウェス(龍魔神形態)「..............。」

 

アルト「フン...失敗作め...やはり戻ってきたか。」

 

バイエルン「これで役者は揃ったな。

 

      その力、じっくりと見させてもらうぞ桑田進之介...

 

      いや、『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナエクス』よ!!」

 

ラグナエクス「最後の勝負だ...ルウェス!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「おもしれえ...来いよラグナ!!」

 

と、これから帰還した進之介...

 

『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナエクス』と

 

ルウェスの最後の戦いの幕が上がろうとしていた。一方その頃...[newpage]

 

~ 上空 ~

 

ルウェスとエクストリームプリキュアの戦いを見ていた

 

謎の黒い靄の様な存在はレイスと進之介が戻って来たのを確認していた。

 

?「チッ...奴らめ。やはり最初から神官レイスと桑田進之介が

 

戻ってくる事が分かっていたのか。やはりこの状況を作り出す為に

 

神官レイスと結託していたな...何処までも忌々しい奴らだ!!

 

とは言え...あの小僧もあっさり生き返って戻ってくるとはな。

 

あの小僧には何か秘密があるのか...?」

 

謎の黒い靄の様な存在はバイエルンとアルトが

 

最初からレイスと結託していた事を忌々しく思っていたのと同時に

 

進之介には、やはり特別な何かがあるのかと予測を立てていた。

 

?「『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナエクス』か...

 

   確かにパワーアップしたようだが、さっきのメリオダス共程ではないな。

 

   まあ...この俺にとっては気にする必要もないレベルだ。

 

   しかし、ルウェスの奴...やはり『あの姿』にはならんか。

 

   くだらん意地を張りおって...だが、このままでは嫌でも

 

   ならずにはいられんだろうがな...。」

 

謎の黒い靄の様な存在はルウェスが『あの姿』と

 

呼ばれる物になろうとしない事に少しイラついたような態度を取るが

 

状況上、嫌でも『あの姿』にはならなければいけない事は分かっていた。

 

?「助けるのは簡単だが...ばいきんまん様は最後までルウェス達に任せ、

 

  失敗した時に俺に動けとおっしゃったからな。

 

  これもあの愚かな二人組を油断させ...最後に纏めて絶望の底に

 

  叩き落して消滅させる為だ。とは言えルウェスよ...

 

  少しは最高幹部としての意地を見せてそいつらを始末して見せろ。

 

  そうでなければばいきんまん様のお叱りを受けるかもしれんぞ?

 

  まあ倒された所で問題はない...安心して戦え。負けたとしても

 

  次に目覚めるのはランギク達と共にばいきんまん様のお側だ。

 

  そしてお前の失態の責任は俺が責任をもって全て消し去ってやる...

 

  クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!」

 

謎の黒い靄の様な存在はあくまでルウェスに任せるつもりなのか傍観していた。

 

そして、最後に全てを絶望の底に叩き落す事に愉悦を感じていたのだった。

 

 

 

レイス「という訳でこの私と我が主、桑田新之助が

 

    華麗なる帰還を果たし、そして桑田進之介は

 

   『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナエクス』へと

 

    導かれてルウェス君との最終決戦へと挑もうとしていた。

 

    そして又も一連の戦いを空から傍観する謎の黒い影...

 

    だが...この後の話でこの黒い影が言い放った事が

 

    現実になろうとしているとはこの時はまだ誰も知る由も無かった。

 

    ラグナエクスVSルウェスの最終決戦の行方...

 

    そしてグラン・ゲインズの運命は一体、どうなっていくのであろうか?

 

    今回からは私が帰還した為、再び通常バージョンにてお送りいたしました。

 

    それでは次回も...刮目せよ!!

 

 

第19話 ~ 王の帰還...爆誕の『ラグナエクス』!! ~ ( 完 )[newpage]

 

・オリジナル設定

 

【 次元の王候補(ディオケイター)・ラグナエクス 】

 

進之介が次元の王に授かった『次元の王の正体』である人物の力を

 

注ぎ込んだ金色のウォッチを使用して更なる進化を果たした

 

『次元の王候補(ディオケイター)・ラグナ』の強化フォーム。

 

これまでの漆黒の衣装から漆黒と金色が混じった衣装となり、

 

魔力で形成された金色のマント、そしてラグナの時に装着していた

 

マスクはなくなり、これまでの破壊剣(ラグナロク)も

 

強化された『ラグナロクⅡ』へと変化して、

 

髪の色もこれまでの黒髪から金髪になって髪も逆立ち、

 

更に輝きを増した強大な金色のオーラを放っているのが特徴。

 

容姿も進之介のオリジナルである『シン・ザ・バーネット』に

 

近いものになっており、パワーや魔力も格段に上昇して、

 

ビルスや身勝手の極意悟空はおろか、

 

度々出現していたラグナ(次元の王)をも凌ぐ程となっている。

 

 

 

 

 

【 ルウェス(ゼロライド形態) 】

 

ルウェスが(天滅槍(ゼロライド)に自身の魔力を叩きこんで

 

強引に解放させて、その力を取り込んだ形態。

 

瞳がこれまでの白銀色から赤色に変色し、

 

髪の色もこれまでの白銀色から黒色に変わって、

 

着用している龍の鎧にも漆黒の模様が浮かび上がり、

 

オーラの色も電撃を帯びた超サイヤ人ロゼよりも

 

更に来いピンク色へと変化しているのが特徴。

 

パワーについてはルウェスの最終形態である『あの姿』には

 

及ばないものの、龍魔神形態より上昇しており、

 

苦戦していたエクストリームプリキュアを全く寄せ付けず、

 

フルパワー状態のキュアデスティニーの渾身の一撃を受けても

 

ビクともしない屈強さとなっている。

 

しかし、本来の契約者ではない為、この状態は長続きはせず、

 

ミリカに必殺技を相殺された後は強制解除されて元の姿となり、

 

天滅槍(ゼロライド)も解放前の状態へと戻っていった。

 

 

・技

 

【 双竜神の破滅(ツイン・バハムート・カタストロフィ)】

 

ドラグノフと天滅槍(ゼロライド)に魔力を注ぎ込んで放つ

 

ラグナ(次元の王)との戦いでルウェスが使用した

 

竜神の破滅(バハムート・カタストロフィ)の強化版。

 

だが、最後は自身とミリカウォッチの全ての魔力を使用した

 

ミリカに相殺された。

 

 

 

【 次元特異点 】

 

行動一つで次元の歴史に多大な影響を及ぼすと存在とされているが、

 

詳細は現時点で不明である。

 

進之介が『次元の王』とリンクしたことでこの存在となり、

 

自身がアルトに抹殺された際に発生した『失われた可能性の力』を

 

メリオダスや悟空達に引き起こした用因となった。

 




特別編第19話終了です。


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第20話 ~ 決着の時!!ラグナエクスVSルウェス ~

特別編第20話です。


ラグナエクス「最後の勝負だ...ルウェス!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「おもしれえ...来いよラグナ!!」

 

マナ「シン...。」

 

ゆな「ね...ねえ...あたし達...加勢しなくていいのかな...?」

 

ことり「そ...そうよね...。せっかく回復したんだし...。」

 

士「やめておけ。」

 

らんか「士さん...。」

 

海東「これは彼が望んだ戦いだ。僕らが手を出すべきじゃない。」

 

きりん「そうよね。自分であいつを回復させたんだから!!」

 

レイス「その通リ。これは我が主が『王』たる資質を知らしめる為の戦い...

 

    邪魔しないでもらえると助かるよ。」

 

れいこ「わかりましたわ...元々、わたくし達はあくまで助っ人です。

 

    彼の戦いぶりを拝見させていただくとしましょう。」

 

ゴクウブラック「フン...ラグナエクスか。確かに俺と戦った時より

 

        遥かにパワーは上のようだな。」

 

ザマス「癪だが...あの不届き者の始末は奴に譲ってやる他はないか。」

 

悟空「へへっ...オラが戦う訳じゃねえけど、ワクワクすっぞ!!」

 

ウイス「ざっと見る限りでは実力は五分五分...といった所ですかねえ。」

 

ナツ「五分五分じゃねえよ!!」

 

メリオダス「ああ...シンは必ず勝つさ!!」

 

真琴「彼にはあたし達がついてるんだから!!」

 

光「だから...あんな奴には絶対に負けない!!」

 

鬼太郎「彼は『次元の王』になる男だからね!!」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「おーおー...まったく...うるせえ外野共だな!!

 

           一度オレにボコられたくせに

 

           随分と信頼されてんだなあ...まあいいぜ。

 

           テメエを今度は瞬殺してすぐに黙らせてやるからよ!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら闘圧を高め始めた。

 

マイ「きゃああああああああああ!!?」

 

トランクス「くっ!?とんでもないパワーだ!!!」

 

グレイ「バケモンが...。」

 

ラピス「シンの奴!!何て事をしてくれたんだよ!!」

 

ビルス「あいつめ...もし負けたら僕が破壊してやるぞ!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「いくぜオラアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

「シュン!!」「バアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ルウェスはそう叫びながら超高速でラグナエクスに

 

攻撃を仕掛けた。だが...[newpage]

 

ラグナエクス「魔法剣(アタック・ヴァイト)...疾風斬(カマイタチ)!!」

 

「シュン...」「ズバババババババババババババババババ!!!!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「ぐああああああああああああああ!!!!!」

 

「ドゴンドゴンドゴンドゴオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!」

 

と、ラグナエクスは『魔法剣(アタック・ヴァイト)疾風斬(カマイタチ)』を

 

発動させると、ルウェスをこれまでとは比較にならない程の超高速で

 

次々と斬りつけて吹き飛ばし、ダメージを与えた。

 

ベジータ「なっ!!!!!!!?」

 

きりん「えっ!!!!!!?」

 

ビルス「お...おいウイス...今の見えたか!?」

 

ウイス「う~ん...半分くらいは、ですかねえ~。」

 

エルザ「私はほとんど見えなかったぞ。」

 

悟空「ああ...オラもだ。」

 

ルウェス(龍魔神形態)「い...今のはマグレだ。マグレに決まってる!!

 

           今度こそ...ぶった切ってやるぜええええええ!!!!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

と、ルウェスは何とか立ち上がると、再び超高速で攻撃を仕掛けるが...

 

ラグナエクス「融合魔法剣(ダブルアタック・ヴァイト)...

 

       王蛇牙突(コブラ・ツイスター)!!!!!!!」

 

「ボシュオオオオオオオオオオオオオオッ!!」「ドドドドドドドドドドド!!!!」 

 

ルウェス(龍魔神形態)「がああああああああああああ!!!!!!!」

 

「ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオン!!!!!」      

 

と、ラグナエクスは「ラグナロクⅡ」に蛇の様な形の魔力を形成すると、

 

超高速かつ強力な螺旋状のエネルギー体を放つと、ルウェスは全く反応できずに

 

まともに直撃を受けてしまい、吹き飛ばされた。[newpage]

 

士「...やるじゃないか。」

 

海東「まっ、あのくらいはやってもらわないとね。」

 

ゆな「進之介君...凄い!!!!!!」

 

れいこ「あの場から一歩も動いてませんわ...。」

 

ルウェス(龍魔神形態)「ガ...ハッ...そ...そんな馬鹿な...

 

           このオレが反応できないなんて...

 

           この速さ...まるでランギク...

 

           いや...そんなことがあって...たまるかよ!!」

 

ラグナエクス「どうしたの?僕を瞬殺するんじゃなかったの?

 

       まさかもう終わりじゃないよね?」

 

「ピキッ!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「テメエ...ちょっとは強くなったからって...

 

           調子こいてんじゃねえよおおおおおおおお!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア」

 

と、ルウェスはそう言いながら再び立ち上がると、

 

肩当の龍の装飾の口から次元エネルギーを吸い込みはじめる。

 

ラグナエクス「..........?」

 

ねこ娘「あいつ...何する気なのよ!?」

 

きりん「まだあんな力を隠し持ってたの!?」

 

ルウェス(龍魔神形態)「こいつは最近、編み出したばかりの新技『超時空加速』だ!!

 

           覚悟しなラグナ!!お前はもう...オレにはついてこれねえぞ!!

 

           いっくぜええええええええええええええ!!!!!!!」

 

ラグナエクス「!!!!!!!!!!!!?」

 

「シュン!!」「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

鬼太郎「うわああああああああああああああ!!!!!!」

 

ナツメ「きゃああああああああああああああ!!!!!!」

 

バン「くそがああああああああああああああああ!!!!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら新技である『超時空加速』を発動させ、

 

超驚異的な速度でラグナエクスに向けてドラグノフを一閃すると、

 

凄まじい衝撃と爆風が辺り一帯を襲った。

 

そして爆風が収まると、そこにラグナエクスの姿はなかった。[newpage]

 

亜久里「シ...シン様のお姿が...?」

 

ほのか「ま...まさか...」

 

ユニ「やられちゃった...ニャン?」

 

なぎさ「あ...ありえない...ありえないよ!!」

 

マナ「あ...あ...」

 

アクア「シ...シン...。」

 

ルウェス(龍魔神形態)「キャハハハハハハハハ!!!!!!

 

           な~にが『遠慮なく君を倒す事ができる』だっつーの!!

 

           オレがちょ~っと本気だせばザッとこんなもんよ!!

 

           さーてと...次はテメエらの...。」

 

「バキイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「ぐわあああああああああああああ!!!!!?」

 

「ドゴオオオオオオオオオン!!!!」

 

ベジータ「何!?」

 

グレイ「な...何だあいつ...勝手に吹っ飛んでいったぜ?」

 

刻「今...何が起きたんだ?」

 

と、ルウェスが突然吹っ飛ばされたことに驚きの表情を見せる

 

グラン・ゲインズのメンバー達。すると...

 

「シュン!!」

 

ラグナエクス(?)「............。」

 

六花「あ...あああ!!!」

 

真琴「シン!!」

 

バン「ったく...ヒヤヒヤさせやがって!!」

 

ディアンヌ「良かった...無事だったんだ!!」

 

キング「け...けど...。」

 

ルウェス(龍魔神形態)「テ...テメエ...何だよその姿は!!!!?」

 

と、ラグナエクスは背中に漆黒の魔力で形成された

 

悪魔のような翼を左右に展開した姿で出現した。[newpage]

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「ラグナエクス...『バルバトスモード』!!」

 

マナ「シン!!」

 

アクア「バルバトス...モード...。」

 

エルザ「あの姿...まるで『ミラ・ジェーン』だな。」

 

ナツ「いや...ミラよりもずっとヤベエ匂いがするぜ。良い意味でだけどよ!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「それがどうしたってんだよ!!『見龍色の覇気!!』」

 

「キイイイイイイイイイイン!!!!!]

 

と、ルウェスは『見龍色の覇気』のを発動させて、

 

ラグナエクスの『未来』を予知した。

 

アニエス「『見龍色の覇気』ってまさか...。」

 

アデル「あの未来予知の能力か!!」

 

ケースケ「えええええええ!!?また!!!?」

 

ルウェス(龍魔神形態)「見えたぜ...テメエの『未来』がよ!!

 

(ヘッ!!正面から来るのかよ...上等だぜ、返り討ちにしてやるよ!!)」

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「そうなんだ。それじゃ...行くよ!!」

 

「シュン!!」「ドドドドドドドドドガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「な...何!!!?がああああああああああああああ!!!!!」

 

クリリン「お...おい...あいつ...。」

 

ピッコロ「また勝手に吹っ飛び始めやがった!!」

 

天津飯「ど...どうなってるんだ!?」

 

と、未来予知したにもかかわらず、先程と同じラグナエクスの姿が消えた瞬間に

 

次々と吹き飛ばされるルウェスに驚きの表情を見せるメンバー達。

 

ルウェス(龍魔神形態)「あああああああああああ!!!!!」

 

(ど...どうして...?今でもあいつの『未来』は見えているのに...

 

何でこんなにフルボッコされてんだよオレは...!!!!!?」

 

「シュン!!」

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「言ったでしょ?

 

                遠慮なく君を倒す事ができるって。」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ラグナエクスはそう言いながら剣に強大な魔力の炎を纏わせて

 

構えをとると...

 

ラグナエクス(バルバトスモード)

 

「『融合魔法剣(ダブルアタック・ヴァイト)・爆炎突破(エクス・ライザー)』!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

ルウェス(龍魔神形態)「うわあああああああああああ!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!!!!」

 

と、「炎殺断(メギド・スラッシュ)」と「一点突破(スクライド)を組み合わせた

 

『融合魔法剣(ダブルアタック・ヴァイト)・爆炎突破(エクス・ライザー)』を

 

ルウェスに直撃させて大爆発を起こした。[newpage]

 

「ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ....。」

 

マイ「あの化け物だったルウェスを圧倒してる!!!!」

 

平家「素晴らしい...!!!!」

 

亜久里「さすがシン様ですわ!!!!!!」

 

悟空「けんどよお、ルウェスの奴...『未来』が見えてるとか

 

   言ってたけど一方的にやられてたぞ?」

 

ベジータ「フン!!どうせ苦し紛れのハッタリに決まってる!!」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

ウイス「いいえ。確かにルウェスさんには進之介さんの『未来』が

 

    見えていたようですが...彼が『あの黒い翼の能力』で

 

    彼女の見た『未来』のその先を行った...といったところでしょうね~。」

 

ビルス「ああ...まったく、本当に何て奴だ!!」

 

ナツ「?????」

 

シャナ「ごめん...わかるように説明してくれる?」

 

レイス「いいだろう。例えばルウェス君が『10秒先の未来』を見たとしよう。

 

    だが我が主はあの翼が発する力で別次元ともいえる高速移動で

 

    ルウェス君が見た未来のその先...少なくとも『20秒先の未来』へと

 

   『跳躍』し、攻撃を仕掛けていた...という訳さ!!」

 

マーリン「成程...すなわちシンはその別次元な速度で『跳躍した先』の

 

     ルウェスを攻撃していた...という事か。」

 

さくら「ほええええええええええええええええ!!!!!?」

 

ケロベロス「んなアホな!!そんなの人間業やないで!!!!?」

 

小狼「でもそれなら、ルウェスが勝手に吹っ飛んでた理由も説明がつくな。」

 

ひかる「........。」

 

ララ「ひかる...『キラやば~☆』って言わないルン?」

 

ひかる「何か...凄すぎて『キラやば~☆』じゃ、物足りないかなって 」

 

レイス「理解してもらえたかな?ちなみにあの能力に名をつけるなら

 

    さしずめ...『次元速』といったところかな?」

 

鬼太郎「『次元速』...。」

 

ねこ娘「何かそのまんまって感じがするけど...。」

 

マナ「今度、何か良い名前考えてあげよっと 」

 

アクア「みんな...まだ戦いは終わってないわよ 」

 

ルウェス(龍魔神形態)「あ...あ...おええ...ち...ちき...しょう...。」

 

「ガクガクガク...。」

 

とルウェスは大ダメージを受けて血だらけになりながらも

 

どうにか立ち上がった。[newpage]

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「...まだ立てるんだ。」

 

ゴクウブラック「おいラグナ!!何をボサッとしている!!?」

 

ザマス「さっさと奴の首をとれ!!」

 

と、ゴクウブラックとザマスはラグナエクスに

 

早くルウェスにとどめ刺すよう促す。

 

ルウェス(龍魔神形態)「黙れよ...『紙切れ』共!!オレの首を...

 

           テメエら...なんざに...やるくらい...なら...

 

           やるくらいならああああああああああああああ

 

           あああああああ!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「!!!!!!!!!!!!!!!?」

 

と、ルウェスがそう叫ぶと闘圧が爆発的に増幅されて

 

禍々しい黒紫色のオーラに包まれる。

 

ことり「えっ!!!!!?」

 

きりん「何が起きてるの!?」

 

ゆな「ルウェスのパワーが...どんどん膨らんでいく!!!」

 

メリオダス「どうなってやがる...。」

 

士「ルウェスめ...まさか...。」

 

アクア「士さん...何か知ってるんですか?」

 

士「...『邪竜神妃形態』になるようだな。」

 

ビルス「『邪竜神妃形態』だと!!!!?」

 

ルウェス(龍魔神形態)「うおわああああああああああああああああ!!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「うわっ!?」

 

と、禍々しい黒紫色のオーラが放出されると、

 

ルウェスは禍々しい黒紫色の鎧を全身に纏った途轍もなく

 

超巨大な女神の様な姿をしており、下半身からは九匹の禍々しい魔獣とでも言うべき

 

九匹の超巨大な蛇龍が伸びた姿へと驚異の変貌を遂げた。[newpage]

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「ぐるああああああああああっ!!!!!!」

 

悟空「いいっ!!!!!!?」

 

ナツ「な...何だあのバケモンはあああああああああ!!!?」

 

マナ「あ...あああ...。」

 

アクア「あ...あれがルウェス...なの?」

 

まどか「何て大きさ...」

 

真琴「キングジコチューでさえ小さく見えてしまうわ...」

 

邪竜神妃形態となったルウェスの余りの大きさに

 

グラン・ゲインズのメンバーは呆気に取られた。

 

ことり「ちょっと...ルウェスにあんな奥の手があったなんて

 

    聞いてないわよ!!」

 

ゆな「士さん...この事、知ってたんですか?」

 

士「俺もジェネシスから少し聞いた程度だ。

 

  奴はあの姿を忌み嫌っているらしく、死んでもなりたくない姿らしいがな。」

 

海東「死んでもなりたくない姿になったという事は...

 

   彼に負けるくらいなら全力を出した方が

 

   遥かにマシ...と思ったのかもしれないね。」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「ああ...ああ!!ああ!!最悪だああああああああああ!!!!!

 

            まさか僕がこの姿を取る羽目になるだなんて!!

 

            よくも...よくもやってくれやがったなああああああああ

 

            ラグナあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ズドオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーー!!!!!!」

 

そう言うとルウェス(邪竜神妃形態)の下半身にいる巨大すぎる

 

九匹の蛇龍の一匹がラグナエクスに向かって次元の違う威力の超極大砲撃を放った。

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「うわああああああああああーーーーーー!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!」

 

蛇龍から放たれた砲撃の余りの桁違いの威力にラグナエクスは

 

吹き飛ばされてしまった。[newpage]

 

マナ「シーーーーーーーーーーン!!!!」

 

悟空「な、何つうとんでもねぇパワーだ....!!!!」

 

ビルス「ば...馬鹿な...あんな物、真面に喰らったら僕でも

 

    唯じゃすまないぞ......!!!!!!」

 

ウィス「あれは確実に破壊神をも遥かに上に行く程の力ですね...」

 

邪竜神妃形態となったルウェスの信じ難い力に

 

ビルスやウィスですらも戦慄していた。

 

ルウェスの今の力がそれ程までに強大だと言う事が見て分かる程だった。

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「う....く....」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「ああ?何だまだ生きてんのかよ...

 

             僕がこの姿になったってのに...

 

             流石に何時もの僕を圧倒しただけの事はあるなあ!!」

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「君の...その姿は...」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「僕の奥の手だよ...。この姿にだけは

 

             なりたくなかったのによぉぉぉぉぉぉぉ...」」

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「何で...?」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「何で?醜いからに決まってるだろうが!!!!!

 

         こんな醜い姿・・・なりたくなかったんだよ!!!!

 

         だけど・・・栄光あるバイキンショッカー最高幹部の

 

         最強格の一人であるこの僕が負けるにはいかない...!!!

 

         ばいきんまん様に恥を掻かせる位なら

 

         死んだ方がマシだからな!!でも可愛い僕がこんな醜い姿を

 

         取り続けている事に我慢できない!!

 

         だから...さっさと元に戻りたいんだよ!!とっとと消えろ!!」

 

「ブウウウウウウウウウウウウウン!!!!!!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら再び下半身にいる九匹の蛇龍に

 

エネルギーをチャージし始める。

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「くっ...『次元速』!!」

 

「シュン!!」

 

と、ラグナエクスは再び『次元速』を発動させると、その場から姿を消したが...[newpage]

 

ルウェス(邪竜神妃形態)

 

「甘えよ!!『竜神妃の重死速(クイン・バハムート・エンドアクセル)!!』

 

「ヒュイイイイイイイイイイイイイーーーーーーーーーン!!!!!」

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「!!!!!!!!!!!!?」

 

と、ルウェスは『竜神妃の重死速(クイン・バハムート・エンドアクセル)』と

 

呼ばれる超強力な時空操作でラグナエクスの速度を殺して

 

『次元速』を封じた。そして...

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「これで終わりだラグナ...

 

『竜神妃の破壊波動(クイン・バハムート・デストロイヤー)』!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

と、ルウェスは『竜神妃の破壊波動(クイン・バハムート・デストロイヤー)』

 

と呼ばれる九匹の世界蛇から超弩級の威力の砲撃を放った。

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「くっ...融合魔法剣(ダブルアタック・ヴァイト)・

 

                雷疾風斬(サンダーストーム)!!」

 

「バリバリバリバリ...」「ズバアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、対するラグナエクスも

 

『融合魔法剣(ダブルアタック・ヴァイト)・雷疾風斬(サンダーストーム)』を

 

発動させて応戦しようとするが...

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「そんなもん効くかよ...

 

             終わりだああああああああああ!!!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

ラグナエクス(バルバトスモード)「うわあああああああああああああああああ!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーン!!!!!」

 

と、ルウェスの『竜神妃の破壊波動(クイン・バハムート・デストロイヤー)』が

 

『融合魔法剣(ダブルアタック・ヴァイト)・雷疾風斬(サンダーストーム)』を

 

一瞬で相殺し、そのままラグナエクスに直撃させて、大爆発を起こした。[newpage]

 

レイス「我が主!!!!!!!?」

 

ビルス「い...いかん!!!!!!!」

 

ウイス「これはマズイですね....。」

 

「ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ....。」

 

ラグナエクス「.............。」

 

と、砂ぼこりの中から倒れたラグナエクスが姿を現した。

 

真琴「う..嘘.....。」

 

アニエス「そ....そんな......。」

 

マナ「あ...あ...ああああああ...。」

 

アクア「シーーーーーーーーーン!!!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「キャハハハハハハハハ!!!!!!いい気味だぜ!!!!

 

             けど、まだ生きてるみたいだな...次こそとどめだ

 

             あああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ブウウウウウウウウウウウウウン!!!!!!」

 

ラグナエクス「く...う...。」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「じゃあなラグナ...ば~いば~いき~ん!!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら倒れているラグナエクスに向けて

 

九匹の蛇龍にエネルギーをチャージして放とうとしたその時...[newpage]

 

「ドドドドドドドドドド!!!!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「!!!!!!!!!!?」

 

「シュンシュン!!」

 

ゴクウブラック「ラグナを倒すのは俺だ...お前などにはやらせん!!」

 

ザマス「この人間には貴様の首をとるまでは生きてもらわねば困るからな。」

 

ゼルドリス「それにコイツには借りもある。」

 

と、そこへゴクウブラック達やゼルドリス達十戒が

 

ラグナエクスの前に現れた。

 

トランクス「ブラック...ザマス...。」

 

バン「十戒の奴らまで...。」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「うざったいなぁ...たかが出来損なないの

 

             ゴミクズ界王神見習いと無能なゴミクズ魔神王の

 

             部下如きが邪魔しやがってぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

ザマス「貴様...この期におよんで神であるこの私を侮辱するか!!」

 

メラスキュラ「そうよそうよ!!魔神王様まで侮辱して!!この化け物が!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「ああ!?テメェが出来損ないなのも魔神王が

 

             無能なゴミなのも事実だろうが!!大した力もない

 

             身の程知らずの雑魚共の癖に!!

 

             テメェらもさっさと死にやがれ!!」

 

「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!!!」

 

「シュンシュンシュン!!!」

 

悟空「かめはめ波!!!!!!」

 

ベジータ「ビッグバンアタック!!」

 

ナツ「火竜の咆哮!!」

 

グレイ「アイスドシェル!!」

 

「ドドドドドドドドドド!!!!!!」

 

キュアブラック・ホワイト

 

「プリキュア・マーブルスクリュー・マックス!!」

 

キュアスター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ

 

「プリキュア・サザンクロスショット!!」

 

キュアハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース

 

「プリキュア・ロイヤルラブリーストレートフラッシュ!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

光・ノヴァ「紅い...稲妻ーーーーーーーっ!!!!!」

 

海「海の...龍ーーーーーーーーっ!!!!」

 

風「碧の...疾風ーーーーーーーーーーっ!!」

 

ランティス「稲妻招来(サンダス)!!」

 

ブレード・エビル「ダブル・ボルテッカ!!」

 

鬼太郎「指鉄砲!!」

 

アニエス「ダイナバ・ミ・トーチ!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

ビルス「僕も行くぞ...破壊!!」

 

レイス「ならば私も付き合おう...灼熱光(ヒカリ・アレ)!!」

 

「ボワアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

キュアデスティニー「最後はあたし達だよ!!」

 

デスティニー・インフィニティ・エレメント・ゼウス・フェニックス

 

「エクストリーム・ダイナミック・アタック!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、グラン・ゲインズのメンバーは最後の力を振り絞り、

 

ルウェスに総攻撃を仕掛けた。[newpage]

 

「ドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!」

 

零「やったか!?」

 

平家「だと...いいのですがね。」

 

「シューーーーーーーーーーーン!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「ああ?何かしたかテメエら!!!!!!!?」

 

ナツメ「バ....バリアですって!!!!!?」

 

アキノリ「マジかよ!!!!!?」

 

さくら「そ...そんな....。」

 

ケロベロス「何てヤツや....。」

 

と、ルウェスは咄嗟に次元エネルギーを利用して生み出す超絶的に

 

強固なバリアーである『次元龍壁』を展開し、総攻撃を完全に防御した。

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「いいかげんに...テメエら全員死ねよ!!

 

「バリバリバリバリバリ......!!!!!!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら全身に雷のようなものが発生し始める。

 

悟空「や...やべえ!!」

 

鬼太郎「くっ...!?」

 

キュアゼウス「あ...あんなの...聞いてないわよ!?」

 

ラグナエクス「............!!」「ピクッ...!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)

 

「喰らいやがれ...『竜神妃の万獄雷(クイン・バハムート・ボルテスター)』!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

キュアブラック「あ...ああああ....。」

 

キュアスター「ひょえええええええええ!!!!?」

 

キュアデスティニー「う....ううう。」

 

アクア・キュアハート「シーーーーーーーーーーン!!!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら全身から

 

『竜神妃の万獄雷(クイン・バハムート・ボルテスター)』と呼ばれる

 

超絶的な威力の雷を放って周囲一帯を攻撃したその時...[newpage]

 

「シュン...」「ズバババババババババババアアアアアアアアア!!!!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「うわあああああああああああああ!!!!!!?」

 

と、超高速の斬撃が『竜神妃の万獄雷(クイン・バハムート・ボルテスター)』を

 

消滅させてそのままルウェスを攻撃した。

 

ゴクウブラック「い...今...何が起きた?」

 

ザマス「!!!!!?も...もう一人の私...あれを見ろ!!!!!」

 

ラグナエクス(?)「..............。」

 

バン「お...おい団長!!」

 

メリオダス「ああ...あいつがこんなところで終わるはずがねえ!!!!」

 

キュアハート「シン!!」

 

アクア「あの姿は......。」

 

と、ラグナエクスは青白いオーラを放ちながら立ち上がっていた。

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「テ...テメエ...今度は何だよ!!!!!!?」

 

ビルス「み...身勝手の極意とは違うようだな...。」

 

ウイス「レイスさん...あれは何でしょうかねえ?」

 

レイス「フッ...あれは『超闘圧』...『次元の王』の正体である人物が

 

    大昔に使っていた力さ。まさかここで見ることができるとはね。」

 

ケロベロス「次元の王の正体やて!!!!?」

 

ねこ娘「一体、誰なのよ!!!!!?」

 

マーリン「私も興味あるな。」

 

レイス「まあ...いずれわかるよ。

 

    (今の我が主とミリカ君が知るにはまだ酷な話だからね...)」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

ラグナエクス(超闘圧)「行くよ!!」

 

「シュン...」「ズババババババババババババババ!!!!!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「あああああああああああああああ!!!!!!?」

 

と、『超闘圧』を発動させたラグナエクスは剣を一閃すると、

 

下半身にいる巨大すぎる九匹の蛇龍を一瞬で切断した。

 

キュアソード「す...凄い!!!!!!」

 

エルザ「は...速すぎる!!!!!!」

 

メリオダス「もう手が付けらんねえな...今のシンはよ!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「よ...よくもやってくれやがったなあああああ!!!

 

        『竜神妃の万獄炎(クイン・バハムート・インフェルシア)』

 

         うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

グレイ「おわっ!!!!!!!!?」

 

キュアコスモ「ま...まずいニャン!!!!!!」

 

と、ルウェスはそう言いながら無数の巨大魔法陣を出現させて

 

万物を焼き尽くす超弩級の巨大獄炎球を連続で放ったが...[newpage]

 

ラグナエクス(超闘圧)

 

「『融合魔法剣(ダブル・アタックヴァイト)・大疾風撃(ネオ・サイクロン)』!!」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!?」

 

と、ラグナエクスは

 

『融合魔法剣(ダブル・アタックヴァイト)・大疾風撃(ネオ・サイクロン)』を

 

発動させて、強大な魔力で構成された突風を発生させたのと同時に

 

超神速の斬撃を繰り出して巨大魔法陣を一瞬で粉砕し、

 

ルウェスに大ダメージを与えた。

 

キュアエース「シン様!!!!」

 

キュアミルキー「凄いルン!!!!!」

 

風「わたくしとは比べ物になりませんわね!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「何で...何でだよ!!!?何でこの僕が低次元の

 

             ゴミザコ共にこんな目にあわされなきゃ

 

             いけねえんだよおおお!!!!!!」

 

ラグナエクス(超闘圧)「ふざけるな!!!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「!!!!!!!!!!!!?」

 

ラグナエクス(超闘圧)「そうやって人を見下し...世界を見下し...

 

           罪のない人達の命をどれだけ奪ってきたんだ!!?

 

           たくさんの命を弄んできた君達が...

 

           そんな勝手なことを言うな!!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「!!!!!!!!!!?あ...あ...う...

 

             ぼ...僕は...ち...違う...。」

 

と、ラグナエクスの言葉が効いたのか、ルウェスはこれまでの行為が

 

頭の中を駆け巡り、混乱し始めた。[newpage]

 

鬼太郎「シン....。」

 

メリオダス「イッシッシッ!!!!!効いたな、今のは!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「う...うるさいうるさいうるさあ

 

             あああああああああああい!!!!!」

 

             どれだけの命を奪ってきたあ?そんなの知った事か!!

 

             ゴミクズの分際で偉そうにすんなああああああああ

 

             あああああああああああああああああああ!!!!!」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ルウェスは混乱しながらもラグナエクスの言葉を振り払うかのように

 

パワーを極限までに高め始めた。

 

バン「く...くそがあああああああああああ!!!!」

 

グレイ「あ...あの野郎!!」

 

キュアゼウス「何てパワーなの!!!!!?」

 

ルーシィ「な...何か...とても危なそうなんですけど!?」

 

ウイス「どうやら...この世界ごと我々を吹き飛ばすおつもりの様ですねえ。」

 

ビルス「厄介だなコイツは...!!!!!」

 

キュアハート「シン...」

 

ラグナエクス(超闘圧)「うん...わかってる。これで終わらせるよ!!

 

           終焉魔法剣(オメガ・アタック・ヴァイト)...」

 

「バアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオ!!」

 

と、ラグナエクスは足元に巨大な魔法陣を発生させて、

 

『ラグナロクⅡ』を強大な魔力に変換して身に纏うと、

 

右手を上空にかざして青白くて電撃を帯びた巨大な光の剣を

 

出現させた。

 

アニエス「あれは!?」

 

キュアソード「裁きの鉄槌(オメガ・クロス)!!!!?」

 

レイス「いや...どうやら違うようだね。」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「みんな死ね死ね死ね死ね死んじまえええええええ!!!

 

        『竜神妃の焉怒零(クイン・バハムート・エンドレイ)』!!!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、ルウェスは最終奥義である

 

『竜神妃の焉怒零(クイン・バハムート・エンドレイ)』を

 

ラグナエクスに向けて放った。だが...[newpage]

 

ラグナエクス(超闘圧)「『破壊剣(ラグナロク)・天誅斬(スカイドライヴ)!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

と、ラグナエクスはそのまま『破壊剣(ラグナロク)・天誅斬(スカイドライヴ)』

 

と呼ばれる巨大な光の剣を振り下ろすと

 

『竜神妃の焉怒零(クイン・バハムート・エンドレイ)』を一瞬で粉砕し、

 

そのままルウェスへと直撃させた。

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」

 

ルウェス(邪竜神妃形態)「ああああああああああああああああああああ!!!!!!!

 

     (こ...これが...ラグナの...『次元の王』の力...ご...ごめんなさい

 

     ばいきんまん様...僕...負けちゃった...。)

 

「ドドドドドドドドドドドドドドッカーーーーン!!!!!!!!!」

 

と、ルウェスは心の中でそう呟きながら大爆発を起こしていった。

 

そして、全ての力を使い切ったルウェスは元の姿へと戻り、その場で倒れた。[newpage]

 

「シューーーーーーーーーーン....。」「ドサッ.....。」

 

ルウェス「あ...あ...あ...も...う...だ...め...

 

     からだの...ちから...が...ぬけて...いく...ううう...。

 

     で...でも...さいごに...これ...だけは...あああ...」

 

と、ルウェスはほとんど虫の息になりながらも懸命に右手をかざそうとする。

 

「シューーーーーーーーーン....。」

 

進之介「ルウェス......。」

 

「ザッ...ザッ...ザッ...。」「ギュッ!!!!」

 

と、進之介も元の姿へと戻り、ルウェスへと近づいていくと、

 

『エクスウォッチ』をルウェスの手ごと握った。

 

ゴクウブラック「奴め...何をしている!!!!!?」

 

ザマス「早くその不届き者を始末しろ!!!!さもなくば...」

 

「ブウウウウウウウン!!!!!!!」

 

とザマスはそう言いながら手刀を形成させる。

 

メリオダス「おいおい...王様の邪魔すんじゃねえよ!!!!」

 

「ジャキッ!!!!!!!!!」

 

と、メリオダスはそう言いながらザマスに向けて

 

ロストヴェインを突き付けた。

 

ザマス「メリオダス....貴様あ!!!!!」

 

ルウェス「あ...ラ...グ...ナ...」

 

進之介「始めよっか...ルウェス!!」

 

と、進之介はルウェスにそう言いながら微笑んだ。

 

ルウェス「ほ...本当に...馬鹿だよ...君は...

 

     じゃ..行くよ...うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

「キイイイイイイン!!!!!!!」「ドオオオオオオオオオン!!!!!!!!」

 

悪邪界「!!!!!!!!!!!!!!!?」

 

と、ルウェスがエクスウォッチの魔力を使用して

 

時間を戻し始めると、悪邪界の風景が作り替えられていき、

 

元の第3世界へと戻っていき、変身していたメンバーも元の姿へと戻った。[newpage]

 

「シューーーーーーーーーーーン」

 

第3世界「...........。」

 

六花「こ...これって...。」

 

ありす「あれは...クローバータワーですわ!!!!!」

 

ケロベロス「元に...戻ったんか!!!!!?」

 

さくら「良かった....。」

 

エクスウォッチ「........。」

 

「ピキピキピキ...。」「バリイイイイイイイイン!!!!!」

 

進之介「ありがとう『次元の王』...力を貸してくれて。」

 

ルウェス「こ...これで...うっ!!....がはあっ!!!!!!!」

 

と、ルウェスは第3世界を元に戻した後、苦しみだした。

 

そして、エクスウォッチもすべての魔力を使い切り、砕け散った。

 

進之介「ルウェス!!!!!!!?」

 

アクア「あなた...どうして...?」

 

ルウェスが進之介に手を貸して第三世界を元に戻した事に

 

グラン・ゲインズのメンバーは疑問を抱く。

 

ルウェス「...負けたら...みんな元に戻してあげるって...約束だったからね...

 

     こう見えても...約束は...護る性格何だよ...」

 

マナ「あなた...。」

 

ルウェス「それと...どうせ死ぬからさ...最後に言いたい事があるんだけど...」

 

鬼太郎「言いたい事...?」[newpage]

 

ルウェス「ごめんなさい...」

 

キュアブラック「えっ!?」

 

ルウェス「...謝っても...許される何て...思ってないけどさ...

 

     最後に...これだけは言っておきたかったんだよ...。

 

     君達の世界を滅茶苦茶にして...本当に...ごめんなさい...。」

 

さくら「ルウェス...ちゃん?」

 

レジーナ「謝るくらいならどうしてこんな事したのよ!!?」

 

ルウェス「...君にそんな事...言われるとは思わなかったな...。

 

     そこの大神零が言うみたいに...生まれながらの...クズだからだよ...。

 

     だから...こんな生き方しか出来ないんだよ...。」

 

零「言い訳か...見苦しいな」

 

ルウェス「そうそう...言い訳だよ。でも生き物の生き方何てさ...

 

     生まれで殆ど決まるもんだよ…?それが全並行次元最強の

 

     悪の組織の戦闘員として生まれて来たんじゃ...

 

     未来なんて全部決まってるようなもんだよ...。

 

     大体、性格からして...悪に走る様に作られてるしね...。」

 

アクア「だったら如何言う心境の変化かしら?今更謝罪するだなんて...」

 

ルウェス「...知らないよ...。最後の最後で良心に目覚めたのかもね..。

 

     自分で言っててバカらしくなるけどね...。でも悪かったって

 

     思っているのは本当だよ...。信じられないだろうけどさ....

 

まあ...クズの最後の戯言とでも思って...」

 

進之介「信じるよ!!!!」

 

ルウェス「...え?」

 

アクア「シン!?」

 

ルウェスの言葉を信じるといった進之介の言葉に

 

ルウェスはキョトンとした顔を浮かべた。

 

ルウェス「ラグナ...。君本気で言ってんの...?僕の事...

 

     まさか許すなんて言わないよね…?」

 

進之介「確かにこの世界や人達を滅茶苦茶にした事は許せない...。

 

    でも君は...最後で僕達との約束を守ってくれたし、

 

    謝ってもくれたからね。僕は例え敵であろうと

 

    許せる時には許してあげたいし、救える時には救ってあげたいんだ...。

 

    みんなもそれでいいかな...?」[newpage]

 

マナ「シン...もちろんだよ!!!!!」

 

さくら「シンさん...。」

 

亜久里「それでこそシン様ですわ!!!!」

 

目玉おやじ「お主は本当にいい少年じゃのう...のう鬼太郎?」

 

鬼太郎「そうですね。父さん...。」

 

ベジータ「おい、貴様!!本気で言ってるのか!?」

 

零「お前...甘すぎるぞ...。」

 

悟空「まあまあ、良いじゃねぇかよベジータ!!

 

   オメェだって昔は散々悪さしてたじゃねぇか!!そう言うなって!!」

 

平家「大神君もですよ。」

 

ベジータ「ちいっ!!」

 

零「ふん...。」

 

きりん「確かにあの子...人が良すぎるわよ。」

 

ゆな「でもあの人...素敵だな...。」

 

ことり「ゆな...?」

 

ゆな「...........。」

 

と、顔を赤くしながら進之介を見つめるゆな。[newpage]

 

ルウェス「君...名前何て言ったっけ?」

 

進之介「進之介だよ...。桑田進之介。」

 

ルウェス「シンちゃんね...。君...王様に向くとは思えないな...。

 

     ましてや『次元の王』だなんて...君が思ってる程世の中甘くないよ。

 

     僕みたいなクズ野郎なんて世の中には幾らでもいるし、

 

     幾らでも無限に湧いてくる。それは君が次元の王になったって

 

     何も変わらないよ。君は永遠に戦い続けなきゃいけない...。」

 

進之介「そうかも知れない...。それでも僕は考えを変えるつもりはないよ。

 

    どんなに辛い事があっても...僕は一人じゃないから。」

 

アクア「シン....。」

 

ルウェス「そう...本当に素直な性格だね君...。でもさ...今更何を言っても

 

     君達の考えは変わらないんだろうけど...本当にこれで良かったの?」

 

進之介「え...?」

 

ルウェス「ばいきんまん様は...君達を絶対に許さないよ...。

 

     間違いなくこの次元や君達に少しでも関係のある次元を根こそぎ

 

     滅ぼすに決まってるからね...。ばいきんまん様の力なら君達の次元

 

     何て本当に一瞬で消えちゃうんだよ...。

 

     シャボン玉みたいに...『パチンッ』ってね...。

 

     はっきり言って...ランギク達を倒した力を使っても...

 

     一秒も持たずに消されるよ。絶対にね...。」

 

クリリン「お、おい...あんなとんでもない力を見せた悟空達でも

 

     絶対に勝てないっていうのかよ!?」

 

ルウェス「絶対に勝てないよ...。あんな程度じゃばいきんまん様の

 

     足元にも遠く及びやしない...。絶対に勝てないよ...絶対にね...。」

 

ミリカ「..........。」

 

何があろうと絶対にばいきんまんには勝てないと断言するルウェスの言葉に

 

グラン・ゲインズのメンバーは不安を隠す事が出来なかった。

 

進之介「それでも僕達は諦めずには立ち向かう。例えそのばいきんまんって人が

 

   『次元の王』よりも遥かに強いんだとしてもね。」

 

ルウェス「諦めるとか...諦めないとか...そういう次元の話じゃないんだけどな...。

 

     まあ...せいぜい頑張れば...絶対に君達...一秒も持たずに...

 

     完全消滅させられちゃうだろうけどね...。でもね...シンちゃん...

 

最期に...君に会えて...良かった....。」

 

そう言うとルウェスの体が少しずつ崩壊を始めた。

 

ルウェス「あ~あ...もう何にも見えなくなっちゃった...

 

     僕みたいなクズはこれから

 

     ずっと闇の中かな...。ばいきんまん様...役..立たずで...

 

     ごめ...ん...な...さい...。」

 

「シューーーーーーーーーーーーーン....。」

 

と、ルウェスは最後にばいきんまんに謝罪の言葉をつぶやきながら消滅していった。[newpage]

 

進之介「ルウェス...。」

 

アクア「よかったじゃないシン...最期に彼女の心が救えて。」

 

小狼「それに...第3世界も元に戻ったしな。」

 

なぎさ「これで一件落着ね!!」

 

ひかる「うん!!」

 

海東「そう思うのはまだ早くないかい?」

 

ことり「そ...そうだよね...。」

 

きりん「このままじゃ...ばいきんまんが...。」

 

士「さて...一泡吹かせたのはいいが...ここからどうするか...。」

 

レイス「さて...そろそろ種明かししても良いんじゃないかな?君達。」

 

「シュン!!」「シュン!!」

 

バイエルン「そのようだな。」

 

アルト「奴らを殲滅させたのはとりあえず褒めてやるよ。」

 

と、そこへバイエルンとアルトが姿を現した。

 

真琴「あんた達!!!!!!!!」

 

ねこ娘「何しに来たのよ、この裏切り者!!!!!」

 

と、2人を警戒して身構えるグラン・ゲインズのメンバー達。

 

レイス「君達...そう身構えなくてもいい。彼らにはこれから

 

    種明かしをしてもらうからね。」

 

アクア「種明かし...ですって!!!!?」

 

マーリン「ほう...それはぜひ聞きたいものだな。」

 

アルト「良いだろう。」

 

バイエルン「では話してやるとしよう。これまでの一連の行動...

 

      そして我々の『計画』の全てをな!!!!!」

 

 

 

 

 

レイス「という訳でラグナエクスがルウェス君を激闘の末、打倒し、

 

    龍姫兵団ドルドラム及びバイキンショッカーの増援部隊を

 

    退けたことでこの戦いはグラン・ゲインズの奇跡の大逆転勝利で

 

    一応の幕を閉じた。だが、ルウェス君が散り際に語った

 

    ばいきんまんの報復という問題に悩むメンバー達。

 

    そこへアルト君とバイエルン君が現れてこれまでの一連の行動と

 

    彼らの『計画』について語り始めようとしていた。

 

    勝利を収めてもまだ予断を許さない状況にグラン・ゲインズ...

 

    そしてこの次元の運命はどうなっていくのだろうか?

 

    それでは次回も...刮目せよ!!

 

 

第20話 ~ 決着の時!!ラグナエクスVSルウェス ~ ( 完 )[newpage]

 

・オリジナル設定

 

【 ラグナエクス・バルバトスモード 】

 

ラグナエクスが背中から悪魔のような漆黒の翼を展開し、

 

『次元速』の発動を可能とした姿。

 

名前の由来は悪魔の種類である『バルバトス』から。

 

・能力

 

【 次元速 】

 

展開した漆黒の翼の能力により別次元の速度で敵の未来へと

 

『跳躍』してその先の敵を攻撃する事ができる技。

 

速度的には地球から銀河の果てまで一瞬で跳躍できる程であり、

 

『跳躍した先での敵』を攻撃する為、現在にいる敵は

 

あたかも勝手に吹っ飛んでいるような感じとなり、

 

『身勝手の極意』や『未来予測』といった能力でも

 

回避する事は困難な状況となる。

 

 

【 ラグナエクス・マキシマムモード 】

 

劇中では呼称されなかったが、ラグナエクスが『超闘圧』を

 

発動させた姿。青白いオーラを纏っているのが特徴で、

 

ルウェスとの戦いにこの形態でピリオドを打った。

 

 

・能力

 

【 超闘圧 】

 

闘圧を体内で凝縮し、爆発的に増幅させる事で

 

各ステータスや技の威力を劇的に上昇させることができる能力。

 

発動した際は青白いオーラを纏う。

 

ただし、現時点では『次元速』との併用はできない。

 

イメージは『テニスの王子様』に登場する『天衣無縫の極み』である。

 

    

 

【 ルウェス(邪竜神妃形態)】

 

ルウェスの究極形態。

 

禍々しい黒紫色の鎧を全身に纏った途轍もなく超巨大な女神の様な姿をしており、

 

下半身からは九匹の禍々しい魔獣とでも言うべき九匹の超巨大な蛇龍が伸びている。

 

戦闘能力が桁違いにアップするルウェスの奥の手だがルウェス自身はこの姿を

 

非常に醜く思っており、この姿になる事をとても嫌っている。

 

姿のイメージはシンフォギアXDのマザー・ヨルムンガンドと世界蛇。

 

能力は元々の能力に元の闘圧を圧倒する途轍もなく膨大な悪意のエネルギーを

 

放つ『邪龍闘圧』、ビルスを圧倒する次元を破壊する程のエネルギーを放つ『次元崩壊』、

 

蛇龍が破壊されてもすぐに再生する程の『自己再生能力』、次元エネルギーを利用して

 

生み出す超絶的に強固なバリアーである『次元龍壁』、自信の戦闘力を爆発的に

 

アップさせる『究極竜神力』と言う能力を使用出来る。

 

 

・技

 

【 竜神妃の破壊波動(クイン・バハムート・デストロイヤー) 】

 

九匹の世界蛇から超弩級の威力の砲撃を放つ。

 

【 竜神妃の万獄雷(クイン・バハムート・ボルテスター)】

 

全身から超絶的な威力の雷を放って周囲一帯を攻撃する。

 

【 竜神妃の万獄炎(クイン・バハムート・インフェルシア)】

 

無数の巨大魔法陣から超弩級の巨大獄炎球を連続で放ち、万物を焼き尽くす。

 

【 竜神妃の呪焉瘴気(クイン・バハムート・カースエンド)】

 

九匹の世界蛇の口から超猛毒の瘴気を放って、相手を殺戮する。

 

【 竜神妃の重死速(クイン・バハムート・エンドアクセル)】

 

超強力な時空操作で全ての相手の速度を殺して動きを止める。

 

【 竜神妃の焉怒零(クイン・バハムート・エンドレイ)】

 

ルウェスの最終奥義。次元を歪める程の威力の超絶弩級の漆黒の砲撃を放つ。

 




第20話終了です。


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第21話 ~ 語られる『計画』そして迫りくる『脅威』 ~

特別編第21話です。


アクア「計画...ですって!?」

 

アルト「そうだ。」

 

バイエルン「この次元を奴らに消されないようにする為のな。」

 

真琴「えっ!!!!?」

 

ねこ娘「どういう事よ!!!?」

 

ケロベロス「言うとる事とやっとる事が矛盾しとるやんか!!!!」

 

レジーナ「そーよそーよ!!!!!」

 

目玉おやじ「そもそも...あの者をこの世界に手引きしたのはお主等であろう?」

 

鬼太郎「そしてあいつらに協力してゲゲゲの森も...。」

 

さくら「友枝町も...。」

 

マナ「大貝町やこの世界を滅ぼしたくせに!!!!」

 

レイス「その通リさ。だが、それも彼らの計画の一部だったのさ。」

 

進之介「2人共...詳しく聞かせてもらえないかな?」

 

アルト「いいだろう。」

 

バイエルン「まず我々は『ある者達』からバイキンショッカーに

 

      この次元の存在を探知されたという情報を得た。」

 

ビルス「何...?」

 

ウイス「ほう...?」

 

士「『ある者達』とはまさか...。」

 

バイエルン「ああ...『全神皇ジェネシス』だ。」

 

ゆな「えっ!!!!?ジェネシス様から!!!?」

 

アルト「そこで僕達はジェネシスの所に向かい、

 

    バイキンショッカーについての情報を色々得たが...。」

 

バイエルン「我々の想像以上に奴らの規模が強大だったのでな...

 

      このまま突然、この次元に攻めてこられたら

 

      壊滅させられるのは確実だった...。そこで我々は

 

      ジェネシス達と協議した結果、ある一つの結論に達した。」

 

光「結論...?」

 

平家「それが今回の一連の行動...ですか。」

 

アルト「その通リさ。」

 

バイエルン「まず我々は手始めに『次元の王』とその力を宿した13の武器を話を

   

      手土産にバイキンショッカー大首領である『ばいきんまん』に

 

      接触し、この次元に興味を持たせた。」

 

アルト「奴らから攻め込まれる前にあえてこちらからこの次元に興味を持たせて

 

    大規模艦隊を派遣されるのを防ぐ為にな。」

 

海東「成程ね...ばいきんまんの性格をうまく利用したという訳か。」

 

バイエルン「そして我々の目論見通リ、ばいきんまんは『龍姫兵団ドルドラム』の

 

      小規模組織を派遣するだけにとどめたが...2つの問題が起きた。」

 

マーリン「問題とは?」

 

アルト「1つ目はあのバカ大首領が僕達に奴らの部下になれと言ってきたのさ。」

 

なぎさ「えっ!!!!?」

 

士「成程...だいたいわかった。確かに下手に逆らえばお前達の計画が頓挫し、

 

  この次元が根こそぎ滅ぼされる事になっただろうからな。」

 

亜久里「それであなた方は彼らについたのですか!?」

 

アニエス「やっぱり裏切ったんじゃない!!!!」

 

海東「それは仕方がない事だね。僕も...というかばいきんまんと

 

   対等に戦える奴じゃない限りは誰もが彼らと同じ選択をしたと思うよ。」

 

アルト「癪な話だがその通リさ。その事でお前達如きに

 

    とやかく責められる筋合いはないな。」

 

レジーナ「何ですってーーーーーー!!!!?」

 

バイエルン「本当はこの次元に奴らをおびき寄せた後、我々が密かに始末する

 

      予定だったんだが...ここで2つ目の問題が起きた。」[newpage]

 

メリオダス「2つ目の問題?」

 

バイエルン「ルウェス達の艦隊が侵入しただけでは奴らの次元と

 

      この次元をつないでいる『次元回廊』が特定できなかったのだ。」

 

鬼太郎「次元回廊...?」

 

目玉おやじ「つまり...異なる世界や空間を移動する時に

 

      必ず通過する道の事じゃな。」

 

アルト「その通リさ。目玉しかないのに頭は冴えてるじゃないか目玉おやじ。」

 

目玉おやじ「余計なお世話じゃ!!!!」

 

亜久里「でも、どうしてそんなことをする必要があったのですか!?」

 

アクア「....そういう事ね。」

 

レイス「フッ...気づいたようだねミリカ君。」

 

ラピス「姫姉さま...何かわかったのかよ!!?」

 

アクア「それは最後に話した方がよさそうね。続きをお願いできるかしら?」

 

バイエルン「ああ。以上の理由から我々はルウェス達の部下になり

 

      この第3世界をエサにして君達をおびき寄せ、

 

      奴らと戦うように仕向けた。」

 

アルト「だが、お前たち如きの力ではあのじゃじゃ馬達には

 

    勝てないのは明白だった。」

 

バイエルン「だからあえて我々は君達の敵としてこの戦いを

 

      裏からコントロールしていたという訳だ。

 

      その計画の一つとして私はそこの門矢士と海東大樹を

 

      奴らに殺される前の状態でこの時間軸へと召還し、

 

      ジェネシスを通じてグラン・ゲインズへのサポートを依頼した...。」

 

ことり「えっ!!!!!?」

 

れいこ「お2人共...バイキンショッカーに殺されてたんですか!!!?」

 

士「ジェネシスの話によればそうらしい...

 

  正確には殺される寸前だったらしいが。」

 

海東「けど僕らを助けたのが君だったのは今、聞いたけどね。」

 

バイエルン「そういう事にした方が我々も動きやすかったからな。」

 

アルト「話を戻すぞ。次元回廊が特定できなかった僕達は

 

    次なる計画を実行に移した。」

 

Dボウイ「次なる計画だと?」

 

レイス「バイキンショッカーの増援をこの次元におびき寄せる事さ。」

 

零「何...?」

 

ほのか「あれもあなた達が仕組んだことだったの!!!?」

 

バイエルン「半分はな。その為にあえて私はルウェスを手なづけて

 

      ばいきんまんに我々を不審に思わせた。」

 

アルト「かなりの役者ぶりだったぞ。あの時、お前達はもういなかったが

 

    あのじゃじゃ馬とも...。」

 

バイエルン「アルト!!余計なことを...」「ギロッ!!」

 

アルト「う...すまん...。」

 

と、アルトが前半戦でグラン・ゲインズを逃がした後の

 

バイエルンとルウェスのキスシーンを語りだそうとしたところで

 

バイエルンがアルトに睨みを利かせて制止した。

 

ララ「.....?どうしたルン?」

 

ユニ「何をしたニャン?」

 

真琴「多分、知らないほうが良いわよ。」

 

ねこ娘「全然、興味ないし!!」

 

バイエルン「そう思ってもらった方が助かる。では続きと行こう。

 

      こうして我々の目論見通リ、先遣隊とはいえかなりの規模の

 

      艦隊を送り込んできたおかげで奴らの次元とこの次元を繋ぐ

 

     『次元回廊』を特定することができた。

 

      だがここでまた一つ問題が起きた。」

 

ベジータ「今度は何だ!?」

 

ゆな「...ランギクとネビュリアが来た事ですね。」

 

メリオダス「おお...あいつらか。」

 

悟空「確かにとんでもねえ強さだったもんな~。」

 

アルト「まあな。確かにあいつらは僕らでも勝てるか

 

    どうかわからない程の奴らだったからな。

 

    無論、お前たち如きの力ではどうにもならないのはわかっていた。」

 

レイス「そこで私はバイエルン君から『ある提案』を受けた。」[newpage]

 

~ 昨日 ~

 

レイス「君か...何の用かな?」

 

バイエルン「一つ知らせておきたい事がある。」

 

レイス「知らせたい事?」

 

バイエルン「少々、面倒な事になってな。つい先ほど、奴らが増援を

 

    送り込んできたのだが、その中にランギクとネビュリアという女がいてな。

 

    その2人が私の見立てではあの『ヴォルクルス』レベルはあると思われる。」

 

レイス「ほう...そんな連中が来るとはね。そのばいきんまん君とかいう者も

 

    随分と我々を過大評価してくれるじゃないか。だがこのままでは...」

 

バイエルン「ああ...グラン・ゲインズは確実に全滅し、

 

      我々の計画も失敗に終わるだろう。そこでだ...一つ提案がある。」

 

レイス「提案?何かな?」

 

バイエルン「...桑田進之介を殺す。」

 

レイス「何!!!!!!!!?我が主をだと!?それはどういう...まさか?」

 

バイエルン「ああ。桑田進之介を消滅させて...強引に『新たな歴史』を

 

      一時的に創造させる。」

 

レイス「なるほど。その現象で起きた時空の乱れを利用して

 

    この次元に何かしらの『変異』を発生させるという訳か。

 

    だが...それで勝算は生まれるのかね?」

 

バイエルン「そこは賭けだな。だが、どのみちこのままでは

 

      グラン・ゲインズは100%全滅する。かといって今更

 

      我々が奴らと事を構えるわけにはいかん。さてどうするかね?

 

      私の提案を受け入れて僅かな勝算に賭けるか、

 

      このまま勝算なき戦いを挑み、我々と共倒れとなるか...

 

      どのみちグラン・ゲインズには『降伏する』という

 

      選択肢は頭の中にはあるまい?」

 

レイス「それはそうだろうね。いいだろう...君の提案に乗ろうじゃないか。」

 

バイエルン「賢明な判断感謝する。さてと...早速作戦を立てたいところだが、

 

      あまりのんびり方法を考えている時間もない。

 

      すまないがこちらは少々、本気で行かせてもらうぞ。」

 

レイス「少々...では足りないな。君達は容赦なく...私と我が主を殺せ。」

 

バイエルン「何?それで構わないのか...?」

 

レイス「芝居だとばれたら終わる。ただ、一つ気がかりだが...

 

    君達が我が主を手にかけたら逆に怪しまれるのではないかね?

 

    我が主と君達の関係は彼らも知っているのだろう?」

 

バイエルン「それについては考えがある。今頃、ランギクがこれまでの戦いの映像を

 

      見ているころだ。無論、勧めたのは私だがね。

 

      後は少しでも桑田進之介を脅威と感じてくれれば...

 

      おそらく我々に彼の抹殺を命じてくるはずだ。」

 

レイス「成程...君達が散々怪しまれている事を逆手に取るということか。

 

    わかった。そうなることを期待しよう。そして本当の勝負は...。」

 

バイエルン「その後だな...。では互いの武運を祈る。

 

      ではまた会おう、神官レイス。」

 

レイス「ああ。アルト君にもよろしく伝えてくれ。」[newpage]

 

~ 現在 ~

 

レイス「という訳さ。」

 

ビルス「れ...歴史を強引に変えただと!!!?」

 

マーリン「成程...それが団長殿やさくら達のあの変化か。」

 

アクア「その為にシンを...。」

 

進之介「..........。」

 

バイエルン「ああ。こうして賭けは成功し、君達は我々の予想を大きく上回る

 

      成果を上げてくれた。後は君達も知っての通リだが...

 

      ここまで何か質問や反論はあるかね?」

 

アニエス「......。」

 

ねこ娘「.........。」

 

光「........。」

 

と、バイエルンの問いかけに理解しながらもやりきれないといった

 

表情を浮かべるメンバー達。すると...

 

マナ「.....でも、ここまでする必要はあったんですか?」

 

アルト「あ?」

 

さくら「そうです...お兄ちゃんやお父さん、友枝町のみんなや...。」

 

鬼太郎「ゲゲゲの森のみんなまで犠牲にする必要が!!!!!」

 

亜久里「そうですわ!!どんな言い訳をしても、あなた方が

 

    この世界の崩壊の片棒を担いだことに違いありませんわ!!」

 

レジーナ「そーよそーよ!!!!!」

 

真琴「ルウェスだけじゃなくあなた達もこの世界のすべての人々に謝って頂戴!!」

 

と、マナの呟きを皮切りにアルトとバイエルンに

 

次々と非難を浴びせるメンバー達。すると...

 

アルト「クックックッ...アーーーーーーーーーッハッハッハッ!!!!!!」

 

なぎさ「ちょっとあんた!!!!」

 

ほのか「何がおかしいのよ!!!!?」

 

アルト「ククク...これだから世間知らずのお子ちゃまは困る。」

 

バイエルン「むしろ、奴らを相手にして滅んだのがこの世界一つで済んだのが

 

      奇跡的なのだがな?そして、そうなるように我らが裏で

 

      どれだけ手を回したと思っている?」

 

アルト「じゃあ、お前等にはできたというのか?

 

    お前等如きの力で!!

 

    奴らの手からこの世界を無傷で!!!

 

    何一つ犠牲を出さずに守り切る事がなあ!!!!!!!!!!!」

 

と、メンバー達の非難に対して2人は声を荒げて反論した。

 

六花「う...ううううう.......」

 

砂かけ婆「そ...そう言われるとのう....。」

 

アデル「不可能...だな...。」

 

メリオダス「確かに...良いやり方とは言えねえが、こいつらもこいつらなりに

 

      この次元を救おうと思ってやったことだ。そう責めんなって!!」

 

小狼「あ...ああ...。」

 

ケロベロス「けど...何かスッキリせんな...。」

 

士「さてと...だいたいわかったところで...そろそろ話してもらおうか?

 

  何か策があるみたいに言ってるが...どうする気だ?ばいきんまんは

 

  お前らの話なんか聞くような奴じゃない。奴はワガママで自分勝手で

 

  基本的に自分の言う事を聞かない奴はみんな死ねと思っているような奴だぞ?」

 

海東「まあ、その割にはどう言う訳か部下思いらしいけどね。相当に人使いは

 

   荒いらしいけど...例え役立たずでも部下は見捨てない主義だそうだし...

 

と言ってもルウェスみたいな幹部にはかなり甘々らしいけどね。

 

   その代わりに裏切りは絶対に許さないそうだが」

 

士「だがお前等はばいきんまんに対して忠誠心なんかこれっぽっちも

 

  抱いちゃいないんだろう?そんな奴らが何を言った所で奴は

 

  聞き入れないだろうしな。」

 

海東「大体こんな事して君達も危ないんじゃないのか?恐らくこの事は遅かれ

 

   早かればいきんまんの耳に入るだろう。奴は基本的に

 

   部下を殺した奴を許さない。ましてや可愛がっていたお気に入りの部下を

 

   三人も殺されたなんて知ったら...

 

   間違いなく自分自らこの次元に乗り込んでルウェス達を倒した

 

   僕らを皆殺しにする為にここら一体の次元を纏めて

 

   消し飛ばすに決まっているよ?」

 

アルト「まあ、間違いなくそうなるだろうな」

 

きりん「でも貴方達本当にどうする気なのよ!?」

 

ゆな「ばいきんまんは貴方達が何を言ったって

 

   報復を止める様な奴じゃないですよ...?」

 

らんか「それこそキングダークか『ドキンちゃん』が

 

    報復をやめろとでも言わない限りは...」

 

アンズ「『ドキンちゃん』?」

 

ねこ娘「って誰なのよ?」

 

れいこ「ドキンちゃんはばいきんまんと同じ世界の出身でばいきんまんの

 

    昔からの仲間でばいきんまんが唯一全く頭が上がらない女の子なんです。」

 

ことり「でもドキンちゃんも元々世界征服を企む様な悪人ですし、

 

    人使いは相当荒いそうですけど仲間思いだって言いますから...

 

    ルウェス達が殺されたなんて知ったらばいきんまんと同じで

 

    怒り狂いはしないまでも相当怒ると思います。ばいきんまんを

 

    止める事なんて恐らくあり得ないです」

 

きりん「それにキングダークは、ばいきんまん以上に部下思い何です。

 

    ジェネシス様の話では、ばいきんまんの様に怒り狂う事も取り乱す事も

 

    絶対にないそうですけど...ばいきんまんの報復を

 

    止めた事は一度もないそうですし。」[newpage]

 

アクア「だからあなた達はこれから『次元回廊』を破壊するのよね?」

 

士「何...?」

 

海東「次元回廊を破壊?」

 

バイエルン「そうだ。それこそがバイキンショッカーを

 

      この次元に引き入れた最大の理由だ。」

 

アルト「回廊を特定する為にはこの次元に奴らを引き入れる必要があったからな。」

 

バイエルン「ランギク達が増援でやってきたおかげで次元回廊も特定でき、

 

      君達も無事に奴らを葬り去ってくれた。」

 

アルト「後は、その次元回廊を破壊すれば、もう奴らは2度と

 

    この次元への介入はできなくなる。」

 

バイエルン「それを果たせば我々の計画はこれで完全となる。」

 

バン「マジかよ!!!?」

 

キング「君達...凄いじゃないか!!!!」

 

クリリン「じゃ...じゃあ...この俺達の世界もこれで救われるんだな!!」

 

ラピス「やったぜ!!!!」

 

と、アルトとバイエルンの計画の全貌を聞き、歓喜に沸くメンバー達。

 

ビルス「こいつら...さっきとは全然態度が違うな。」

 

ウイス「まあまあ...良いじゃありませんかビルス様!!」

 

レイス「さて...士君達、そう言う訳だが...君達はこれからどうする?

 

    この次元に残るというなら歓迎するが?」

 

士「...確かに、回廊が破壊されたら元の次元には帰れなくなるか...。」

 

海東「まあ...ここに残って『次元の王の武器』とやらを探す

 

   旅に出るのも悪くはないね。君達はどうするのかな?」

 

ことり「どうする?ゆな.....。」

 

ゆな「...あたしは...。」

 

と、士やゆな達が元の世界に戻るか悩んでいたその時...。[newpage]

 

?「クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!成程なぁ...。

 

それが貴様らの本音か。安心したよバイエルンにアルトよ...。

 

貴様等がつくづく存在を消したくて消したくて仕方がなくなる様な

 

不愉快極まりないゴミ虫共だったと言う事が分かってなぁ!!!!!!!」

 

バイエルン・アルト「!!!!!!!!?」

 

進之介「えっ!?」

 

アクア「誰なの?」

 

突如上空から笑い声が聞こえたかと思うとそこにはずっと

 

バイエルンとアルトを遠くから監視していた黒い靄の様な存在がいた。

 

なぎさ「え!?」

 

ねこ娘「な、なにあいつ!?」

 

鬼太郎「黒い..靄...?」

 

アルト「あんな奴...バイキンショッカーの増援にはいなかった筈だぞ!?」

 

アクア「いや...ちょっと待って...この声って...」

 

バイエルン「こ、この声...貴様...まさか!?」

 

?「そうさバイエルン...俺だよ。」

 

「シュウウウウウウウウウウウン!!!!!」

 

ダーグス「..........。」

 

黒い靄の様な存在はその靄を晴らすとそこに

 

五龍将の一人である『ダーグス』が現れた。

 

マナ「あれは!!?」

 

鬼太郎「五龍将の...」

 

メリオダス「ダーグス...!!」

 

ベジータ「あの野郎...生きていやがったのか!!」

 

エスタロッサ「おいおい...マジかよ。」

 

倒したと思っていたダーグスが生きていた事に

 

驚くグラン・ゲインズのメンバー達。

 

ダーグス「愚かな...。あんな程度で俺を倒せたと思っていたのか...?」

 

ピッコロ「意外としぶとい奴だな。」

 

バン「全くだぜ。」

 

Dボウイ「だが、あいつ一人なら。」

 

光「うん、どうにでもなる!!」

 

ダーグス「やれやれ...そんな限界状態で良くそんな大口が叩ける物だな...

 

     これだから身の程知らずの虫けらは困る。ルウェスにネビュリア、

 

     ランギクまでと言うのに...まさかこんな雑魚共にやられるとはな。」

 

ケロべロス「何やとおーーーーっ!!!!!?」

 

ザマス「ふん、狂ったか?この状況でまだ勝ち目があると思っているのか?

 

    下らん...さっさと殺してやる」

 

シャナ「お前、よくこんな状況でそんな大口を叩けるわね。」

 

レイス「全くだ。それにダーグス君...彼女達は君の上司ではないのかい?

 

    何時の間にか『様』付けが抜けているよ」

 

砂かけ婆「そう言えばそうじゃのう。」

 

シンヤ「何だ。僕らに倒されたからって見限ったのか?大した忠誠心だな。」

 

ゼルドリス「まあ、あんな奴らでは見限りたくもなるか」

 

ダーグス「上司だと...?勘違いをするな。俺はあんな小娘共を

 

     上司だなどと思った事は一度もない。俺の主は

 

     ばいきんまん様とキングダーク様のみだ」

 

マーリン「何だと...?それではお前は最初からルウェスの為に

 

     戦う気はなかったと言う事か?」

 

ダーグス「いいや。ちゃんと合ったさ...いざと言う時の為の

 

     ルウェスの護衛が俺の任務だからな」

 

アクア「そう...だったら残念ね。ルウェスは死んだわ...

 

    この世界を元に戻してね。」

 

ダーグス「別に構わん。俺はすでに別命で動いているんでな。」

 

クリリン「別命?」

 

ダーグス「そうだ...。万が一ルウェス達が敗れた時は...

 

     俺自らが貴様らを抹殺しろと言う命をな」

 

ナツ「んだとぉ!?」

 

グレイ「お前が俺達を倒すってのか!?」

 

ベジータ「はっ、笑わせるな!!今更、貴様一人に何が出来る!!」

 

ザマス「下らん!!負け惜しみもいい加減にしろ!!」

 

グレイロード「全くだな...。」

 

アクア「ベジータさんの言う通りよ。ダーグス!貴方一人に勝ち目はないわ。

 

    大人しく降伏しなさい!!さもなくば...」

 

ダーグス「勝ち目がないだと...?クククク....そうか。『この姿』では

 

     貴様らゴミ虫共にも要らぬ希望を持たせてしまうな...。

 

     ああ、確かにそうだな...いかに貴様らが弱っていようと

 

    『ダーグスのままでは勝ち目がないな』」

 

ラピス「は?」

 

鬼太郎「何を言っているんだ...?」

 

ゼルドリス「フン...見苦しいぞ。負け惜しみもいい加減に...」

 

ダーグス「貴様らに見せてやろう...『俺の真の姿』を...

 

     はあああああああああああああああああ!!!!!!」

 

「ズドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!」

 

ダーグスが力を入れると途轍もなく強大な漆黒のオーラが発生し、

 

ダーグスの魔力が信じられない勢いで上昇し始めた。[newpage]

 

六花「えっ!?」

 

メリオダス「なっ!?」

 

ゼルドリス「な、何だこれは!?」

 

グロキシニア「信じられない魔力量っすよ!?」

 

ドロール「信じられん勢いで奴の魔力が上昇していく...!!」

 

バン「お、おい...何だよ...この頭がイカれきっちまいそうな魔力は!?」

 

マーリン「ば...馬鹿な...有り得ん!!こんな魔力量が...!!」

 

ベジータ「な...に...!?」

 

悟空「マ、マジか...!?バカでけえ何てレベルの気じゃねぇぞこりゃあ!!」

 

悟飯「まるで底なしであるかのように無限に膨れ上がっているみたいだ...。」

 

クリリン「ちょっ...ちょっと待てよ。幾らなんでも

 

     バカでかすぎないか?まだ上がっているぞ!!」

 

ゴクウブラック「ば...馬鹿な..何なんだこの異常過ぎるパワーは!?」

 

ザマス「あ...ありえん!!この様な事...ラー・カインが

 

    ちっぽけに思える程のパワーだと!?」

 

ビルス「お...おいウイス...これは!?」

 

ウイス「こ...これはまさか!?」

 

アクア「う...嘘...こんな事が...。」

 

レイス「これではまるで...」

 

ダーグス「はああああああああああああ...があっ!!!!!!!!!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

余り異常過ぎる勢いで魔力量がドンドン上がって行くダーグスに

 

グラン・ゲインズのメンバー達は次第に体の震えを隠せなくなっていく。

 

そしてダーグスは最後に世界全土を包み込む程の漆黒の光を放った。

 

真琴「きゃああああああああああああああああ!!!!!?」

 

亜久里「何て黒い光ですの!?」

 

なぎさ「まるで...この世の全てを飲み込むみたいな...。」

 

ひかり「まるで...完全な闇そのものです...。」

 

そして、漆黒の光が晴れていくとそこには余りにも・・・

 

余りにも信じられないほどに絶大で強大過ぎる禍々しい漆黒のオーラを放つ、

 

全身に黄金と漆黒のカラーリングがあるアーマーを身に纏い、

 

胸部にアーマードラゴンの様な龍の頭部の装飾、背中に18枚の巨大な龍の

 

機械ウイング状の翼、お尻からは巨大な鎧竜の尾、そして腕や肩、

 

頭からは巨大な角が何本も生え、額に赤いルビーの装飾がある

 

漆黒の龍騎士の様な姿に変化したダーグスと思われる者がいた。

 

ダーグス?「ふううう....。」

 

Dボウイ「あれが...ダーグスなのか...?」

 

シャナ「これが...あいつの真の姿...。」

 

アキノリ「な...何なんだよこれ...まるで今にも心臓が

 

     握り潰されそうな感じは!?」

 

アヤメ「か...かはっ...」

 

アキ「い...息が...上手く出来ない...」

 

光「気...気持ち悪い...」

 

ノヴァ「く...苦しい...」

 

エスタロッサ「おい...マジで息も出来ねえ苦しさだぞ...。」

 

メラスキュラ「ちょっ...ちょっと待ちなさいよ。

 

    こんなバカげた魔力...『次元の王』だって...」

 

余りにも絶大過ぎる『ダーグス?』の漆黒のオーラに

 

グラン・ゲインズのメンバー達は気分が悪くなり、

 

立っていられなくなるものが相次いだ。

 

そして『ダーグス?』と思われる者はゆっくりと口を開いた。[newpage]

 

ダーグス→デアボリス「改めて自己紹介をしておこう。

 

          俺の名は『闇龍神覇皇帝デアボリス』...

 

          ばいきんまん様の側近の一人だ。」

 

ダーグス...いや、ばいきんまんの側近である『闇龍神覇皇帝デアボリス』は

 

ゆっくりと口を開き、本当の名前を名乗った。

 

アンズ「『デア...ボリス』...!?」

 

鬼太郎「それが...お前の正体か...。」

 

目玉おやじ「な...何と言う事じゃ...」

 

アクア「あ...あ...あ...」

 

「ガクッ...」

 

ラピス・リータ「「姫姉様!!」」

 

ミリカは膝から崩れ落ち、倒れそうになったのを

 

ラピスとリータが急いで支えた。

 

レイス「我が主...どうやら我々はここまでの様だ。」

 

進之介「レ...レイス?」

 

レイス「最早...我々は誰も助からない。全員...ここで奴に殺されるだろう。」

 

マナ「レ...レイスさん!?」

 

真琴「ちょっとあなた...何言ってるのよ!!」

 

アクア「彼の...言う通リよ...。」

 

アンズ「姫姉さま...?」

 

膝から崩れ落ちラピスとリータに支えられているアクアは虚ろな眼で

 

口を何とか動かして、絶望的過ぎる事実を口にした。

 

アクア「あの『デアボリス』の力は...『次元の王』や『ギガデウス』をも

 

    明らかに上回っている...。私たち全員が万全の状態だったとしても

 

    絶対に...太刀打ち出来る相手じゃない...。」

 

鬼太郎「なっ!?」

 

ねこ娘「何ですって!?」

 

ディアンヌ「だ...団長...本当なの...?」

 

バン「冗談、だよな...?」

 

メリオダス「俺だって冗談だと思いてえよ...。

 

      だが...この余りにもヤバすぎる気配は...マジだ」

 

キング「そ..そんな...」

 

エスカノール(普通)「あ...はは...。」

 

「ガクッ...」「チーーーーーーーン...。」

 

と、普通のおっさんに戻っていたエスカノールは

 

真っ先に気絶してしまった。

 

マーリン「エスカノール...やはり真っ先に落ちたか。

 

     と言っても...私も今すぐ崩れ落ちたい気分だがな...。」

 

ゴウセル「アハ...アハハハハハハハハハハ...!!」

 

平家「ま...まさか...これ程の力を体験出来る日が来ましょうとは。」

 

泪「おい平家!!そんな事言ってる場合じゃないだろ!!」

 

刻「これは...流石にヤベエんじゃねぇか...?」

 

零「........。」

 

ウェンディ「い...いや...いやあああああああああああ!!!!!」

 

「ガチガチガチガチ!!!」

 

シャルル「ウ...ウェンディ!?しっかりして!!!」

 

ナツ「う...う...うあああああああああああああああああ!!!!!」

 

「ガチガチガチガチ!!!」

 

ハッピー「ナツゥ~!!」

 

エルザ「ナツ...ウェンディ...しっかりしろ!!」

 

グレイ「嘘だろ...こいつが...こんなに怯えた事なんてあったか?」

 

さくら「ケロちゃん...小狼君...」

 

ケロべロス「嘘やろ...嘘って言ってくれや...。」

 

小狼「残念だけど...これは現実みたいだな...。」

 

トランクス「ビルス様...ウイスさん...本当なんですか...?」

 

マイ「あいつが...次元の王以上だなんて...」

 

ウイス「わたくしも嘘だと思いたいんですけどねぇ~...

 

    余りにもあの力は強大過ぎますので...それは真実かと。」

 

天津飯「そ...そんな...」

 

ビルス「ク...クソッ!!何で僕がこんな目に合わなきゃいけないんだ!?

 

    もう美味しい物が食べられなくなるなんて冗談じゃないぞ!!」

 

ゼルドリス「そ...そんな...馬鹿な...」

 

モンスピート「本当に...次元の王を超える存在がいたと言うのか...?」

 

フラウドリン「嘘だ...そんな馬鹿な!?」

 

デリエリ「ケツから言って...あり得ねえ...!!」

 

デアボリスの持つ力が次元の王やギガデウスすらも上回っていると

 

アクアから聞かされ、受け入れたくない現実にグラン・ゲインズのメンバーや

 

ザマスや十戒達は頭の理解が追い付かなかった。

 

そしてアルトとバイエルンの二人もデアボリスの出現には驚愕していた。[newpage]

 

アルト「何だと...!?あの単細胞な雑魚共の中にあんな奴が...!!」

 

バイエルン「怪しいとは思っていたが...まさか...

 

      奴の正体が『側近クラス』がだったとは...。」

 

アルト「どうするんだバイエルン!?このままではあいつらは...」

 

バイエルン「奴の力は次元の王やギガデウス以上だ...。

 

      例え我々が『あの力』を使ったとしても...勝てる相手ではない。」

 

アルト「じゃあ手がないって言うのか!?」

 

バイエルン「残念ながらな。(クッ...奴らの方が一枚上手だったと言うのか!?

 

      このままでは我々の計画が...どうすれば....。)」

 

バイエルンはこの状況を打開出来る策を考えていたが、

 

それらの策もデアボリスの圧倒的な力に全て潰されるだけでしかなく、

 

何も有効な打開策を思いつく事が出来なかった。

 

アルトとバイエルンがこの状況を如何にか出来ないかと考えていた頃、

 

デアボリスはアルトとバイエルンがいる方向に目を向けていた。

 

デアボリス「(やはり仕掛けてこないか...。随分と小賢しい事を

 

       考えていたようだが俺が出て来た時点で

 

       手出しが出来なくなったか。

 

       愚かな奴等め...俺が本当に何も気付いてないと

 

       思っていたのだとしたら詰めが甘すぎるな。ならば...)

 

       おい...アルトにバイエルン!!!!」

 

アルト・バイエルン「!!!!!!!!!!!!?」

 

と、ここでデアボリスはアルトとバイエルンに声をかける。

 

デアボリス「クハハハハハハ!!本当に愚かだな貴様等は…

 

      まさか本気でばいきんまん様が何の備えもなく貴様等の様な

 

      全く信用の置けん得体の知れん連中に

 

      お気に入りの配下であるルウェスの案内役など

 

      させると思っていたのか?」

 

アルト「まさか...ばいきんまんが僕達をあのじゃじゃ馬にくっ付けたのは...。」

 

デアボリス「そうさ!!ばいきんまん様が絶対の信頼を置いている

 

      側近たるこの俺がついているからだ!!

 

      俺は常にルウェスの護衛としてルウェスの側にいたんだよ。

 

      最もあいつは最強格とは言えレベルが低い癖にプライドだけは

 

      高かった物でな。まさか側近クラスが常に護衛についているなんて

 

      奴が知ったらばいきんまん様に物申すに決まっている。

 

      ばいきんまん様はそれがお嫌でルウェスに嫌われたくない余りに

 

      態々俺と言う奴が顔も知らん護衛をお作りになり、

 

      ルウェスの右腕として側に置いたのさ」

 

ラピス「そ...そんな理由でかよ...。」

 

メリオダス「随分部下思いなこったな...。」

 

バイエルン「貴様...なら何故ワザとやられた振り等したのだ?

 

      そんな事をする必要など...」

 

デアボリス「はあ?そんなの調子に載っている貴様等を油断させて

 

      絶望の底に叩き落すために決まっているだろう?」

 

バイエルン「何...?」

 

デアボリス「貴様等が何か企んでいる事等あの態度で分かり切っている事だ。

 

      貴様のあの『悪邪界』を作り出した力を見た時…俺の足元にも

 

      全く及ばないと言う事が分かったんでね。とは言えまだお前が

 

      力を隠している可能性があったんでな。一応ばいきんまん様に

 

      ご報告した時にご指示を窺い、貴様等を監視してルウェス達に

 

      全てを任せ、もし万が一、貴様等が生き残った時は

 

      俺の手で貴様ら二人諸共全員消せと言う命を受けていたのだ。

 

      だからワザとやられた振りをしていたんだよ」

 

バイエルン「くっ...!!!!!?」

 

アルト「あのばか大首領め...手の込んだ真似を!!!!」

 

デアボリス「とは言えバイエルン...貴様はルウェスが随分気に入っていたんでな。

 

      それで最後のチャンスとして貴様等と俺の力の差が少しは分かって

 

      考えを改めさせようと思いあんな行動をとったんだが...

 

      まるで考え直さんとはつくづく愚かな事だ。しかし...

 

      そこのいかにも自分の身の程がまるで分っていない

 

      バカ丸出しのアルトと違い、貴様が頭が良さそうだったんで

 

      少しは俺を警戒して、行動を自粛するかと思っていたんだがな。

 

      残念だよバイエルン...貴様とは仲良くしたかったんだが

 

      結局消さなければならんとはなぁ...

 

      クハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!」

 

アルト「き...貴様...誰がバカ丸出しだと!?」

 

バイエルン「貴様の事は..警戒していたつもりだったんだがな。」

 

デアボリス「警戒が足らなかったなぁ...バイエルンよ。とは言え貴様の言う通り、

 

      最初から側近クラスをばいきんまん様が増援で送ってくる事等ない。

 

      それはそうだ...なぜなら俺と言う側近が常にルウェスの護衛として

 

      ついていたのだからな。そんな必要など最初からないんだよ!!

 

      それに気付かんとは...貴様も所詮、お頭が空の単なる愚か者

 

      だったようだなぁバイエルン!!

 

      クハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!」

 

と、デアボリスはバイエルンの事を見下しつつ嘲笑った。

 

だがふと思い出したような表情をした。[newpage]

 

デアボリス「おっと...お前達を消す前にまずはルウェス達の生命エネルギーを

 

      回収しなければな。ばいきんまん様がお怒りになる」

 

デアボリスはそう言って、右手を掲げると死んだルウェス達の

 

生命エネルギーを特殊な力で回収して小さな玉へと変えた。

 

デアボリス「これで良し...。この場で蘇らせても構わんが、

 

      いきなりウダウダと質問をされても面倒なんでな。

 

     (だが、ゴウズルーの生命エネルギーだけが全くない。

 

      あの鬼太郎の能力で存在事完全に消されたか...

 

      これでは俺の力でも復活させようがないな。

 

      まあ良いだろう。ルウェスやネビュリア、ランギクなら

 

      大問題だがゴウズルーならまだ代えを作る位で済むか...。

 

      いざとなればキングダーク様にお頼みすればいい。)」

 

デアボリスはそう言って今度こそ、グランゲインズの方に視線を戻した。

 

デアボリス「さて、流石に諦める気になったか?おめでたい頭の貴様等でも。

 

      どんな気分だ?勝ったと思っていた瞬間に絶望に

 

      叩き落される気分は?」

 

マナ「ううう...」

 

なぎさ「く...うっ...。」

 

デアボリス「まさか本気で貴様らは自分達に勝ち目があると

 

      思っていたんじゃあるまいな?考えが甘すぎる。と言っても

 

      貴様等如きがルウェス達に勝てた時点でとんでもない奇跡だからな。

 

      俺の存在など予測出来る筈もないか...

 

      おい、そこのアクアとか言う女隊長に尋ねるが...。」

 

アクア「っ!?」

 

デアボリス「それで?俺をどうにかできる算段は思い付いたかな?」

 

デアボリスはアクアにそう尋ねるがアクアは悲しそうに顔を伏せ震えるだけだった。

 

デアボリス「やはりないらしいな。当然だ。貴様らの様な存在など

 

      俺の前では虫けら以下なのだからな。何ならネビュリア達を

 

      倒した力でも使ってみるか?俺は一向に構わんぞ?

 

     (とは言え...流石にあの鬼太郎の能力の対処だけは俺でも難しい。

 

      だが奴等如きが何の代償もなしにあんな力を使える筈がない。)」

 

悟空「くっ...!?」

 

メリオダス「あれは...。」

 

さくら「ほえええ...。」

 

鬼太郎「あの力が使えたのは...」

 

Dボウイ「奇跡のようなものだからな...。」

 

デアボリス「ふん。やはりどうやって使う力かもわからんらしいな。

 

      まあ...大した力ではあったが、あんな物を発動させた所で

 

      俺には勝てん。良い加減に諦めるんだな」

 

ベジータ「クソったれがあああああああああーーーーーーーーっ!!!!!」

 

デアボリス「ん?」

 

悟飯「ベジータさん!!」

 

トランクス「父さん!!」

 

悟空「止めろ!!ベジーターーーーーーーーーーっ!!!」

 

デアボリスの自分達をバカに仕切った言葉に高いプライドが爆発したのか

 

ベジータが弱った体を奮い立たせ、超サイヤ人ブルーとなり

 

デアボリスに向かって行った。

 

デアボリス「やれやれ...。唯の虫けらの分際で本当にプライドだけは

 

      超一流だなベジータ...ほれ!!」

 

「ツン...!!」

 

デアボリスは鼻で笑った後、避ける価値もないと言った感じでベジータの攻撃を

 

余裕で体で受け止め、ベジータの腹を人差し指で軽く突っついた。すると...

 

ベジータ(超サイヤ人ブルー)「なっ!?うぎゃあああああああああああああ

 

              あああああああああーーーーーーっ!!!!!!?」

 

「チュドゴオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーンッ!!!!」

 

デアボリスに突っつかれたベジータは信じられない程

 

途轍もない勢いで遥か彼方に吹き飛ばされた。[newpage]

 

トランクス「父さああああああああああああんっ!!!!!!」

 

Dボウイ「な...何だ今のは?」

 

光「嘘...でしょ...?何なの...今の...」

 

クリリン「嘘だろ...。幾ら弱ってるからって...

 

     あのベジータが...あんな簡単に...」

 

ピッコロ「奴め...一体...何をしやがったんだ?」

 

デアボリス「何をしただと?軽く突いただけだぞ?」

 

目玉おやじ「つ...突いただけじゃと!?」

 

バン「嘘...だろ...!?」

 

泪「つ...突いただけでああなっちまうってのかよ...」

 

アキ「デ...デタラメ過ぎる...」

 

モンスピート「次元が違い過ぎて頭がおかしくなりそうだよ...」

 

ルーシィ「な...何なのよ...これ...悪い夢でも...見てるの?」

 

グレイ「夢なら...覚めて欲しいけどな...」

 

メリオダス「認めたかねぇけど...現実だ...」

 

さくら「アクアさん!何とかならないんですか!?」

 

マーリン「止めろさくら!!」

 

さくら「マーリンさん!!でも...。」

 

マーリン「無駄だ...見ろ。」

 

さくら「ア...アクアさん...?」

 

アクア「.......。」「ガタガタガタガタ・・・」

 

さくらはアクアに何か手がないか聞こうとするが、アクアは顔を青褪めさせ、

 

体を抱きしめてガタガタと振るえているだけだった。

 

アンズ「姫...姉さま...」

 

リータ「そんな...」

 

ラピス「姫姉さまぁ...頼むからしっかりしてくれよ...。」

 

アクア「.......」「ガタガタガタガタ...」

 

メラスキュラ「ふん...何時もならザマぁ見ろって言ってやりたい気分だけど。」

 

フラウドリン「我々自身がもう終わりだからな...」

 

ラピス達が声をかけてもアクアは震えているだけで返事をしなかった。

 

レイス「ミリカ君がああなるのも理解できるさ...

 

    我々はもう終わりなんだ。潔く諦めたまえ...。」

 

レジーナ「何言ってんのよ!!」

 

真琴「貴方...シンを王にするんじゃなかったの!?」

 

レイス「もう...そんな事を言える状況ではないさ...。」

 

進之介「レイス...。」

 

完全に戦意を喪失しており、諦めた表情を浮かべているレイスを見て

 

進之介は悲しそうな表情を浮かべるが、やがて意を決したかの様に立ち上がった。[newpage]

 

レイス「我が主...?」

 

進之介「レイス...僕はまだ諦めない!!」

 

レイス「我が主...何を言ってるんだ!?無駄だ!!奴の力は

 

    次元の王やギガデウスをも上回っている!!

 

    我々がどうやっても太刀打ち出来るような相手ではない!!

 

    最早我々に勝ち目など微塵もないんだ!!」

 

デアボリス「そいつの言う通りだ。良い加減、諦めて破壊剣(ラグナロク)と

 

      天滅槍(ゼロライド)を渡せ。そうすれば

 

      少しは楽に死なせてやるぞ?」

 

進之介「破壊剣(ラグナロク)はあなたのような奴には渡さない...

 

    これは僕が王になる為にも必要な物なんだ!!

 

    奪う事しか出来ない様な人達には絶対に渡すものか!!」

 

デアボリス「バカか貴様は...。この世は所詮奪うか奪われるかだけだ。

 

      そんな事は人間が最も好んでやって来た事ではないか」

 

進之介「例えそうでも...僕は奪うだけの人にはなりたくないんだ!!

 

    うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

進之介は魔力を発動させると次元の王候補(ディオケイター)・ラグナに

 

変身し、デアボリスへと向かって行った。

 

アクア「シン!!」

 

レイス「止めろ!!我が主!!!」

 

デアボリス「やれやれ...本当に度胸だけは一人前だな。

 

      ではせめてもの情けに...。」

 

ラグナ「魔法剣(アタックヴァイト)!!疾風斬(カマイタチ)!!」

 

デアボリス「お前と『同じ力』を見せてやろう。

 

     『黒次元波(ブラック・ディメンショナリー)』」

 

「ブオワアアアアアアアアアアアアーーーーーーーー!!!!」

 

ラグナ「うわあああああああああああーーーーーーーっ!!!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオーーーーーーーーンッ!!!!」

 

デアボリスは自分に向かって来たラグナに向かって黒い波動を放って

 

凄まじい勢いで吹き飛ばした。そして、大ダメージを受けたラグナは

 

変身を強制解除されて、元の姿へと戻った。[newpage]

 

「シューーーーーーン...。」

 

進之介「ううう...く...くそ...。」

 

マナ「シーーーーーーーン!!!!!」

 

真琴「そ...そんな...」

 

亜久里「シン様ーーーーーーーーーー!!!!」

 

アクア「う...嘘...今のは...。」

 

レイス「ば...馬鹿な...『次元力』だと!?どうしてお前が『次元力』を使える!?

 

    あれは次元の王だけの力の筈だ!!」

 

デアボリス「バカは貴様だ。たかが次元を破壊する程度の力を

 

      キングダーク様が生み出せないとでも思っているのか?」

 

レイス「何...?」

 

デアボリス「良い加減理解して欲しい物だな虫けら共。

 

      お前達は敵に回す相手を間違えたんだよ。

 

      全並行次元全ての創世主たるキングダーク様が率いる組織を

 

      敵に回して生きていられるとでも思っていたのか?」

 

レイス「くっ...。」

 

デアボリス「どうせおめでたい頭のお前達の事だ。力を合わせれば勝てるだの、

 

      諦めなければ何とかなるだの...この期に及んでそんな甘い考えで

 

      我々に挑んでいたんだろうが...幾ら何でも相手が悪すぎたな。

 

      言っておくがばいきんまん様は俺等比較に成らん程遥かに上なのだぞ?

 

      キングダーク様とでは比べるべくもないがな。

 

      俺如きにそこまで驚くようでは次元の王とやらもたかが知れているな。

 

      何も知らん分際でキングダーク様とばいきんまん様を侮辱するとは...

 

      余程この次元にはそいつに対抗出来る存在がいなかったらしい。

 

      無知とは恐ろしい物だな。」

 

風「あ...あれより遥かに上...?」

 

ランティス「そんなバカな事が...ある筈が...」

 

メラスキュラ「そんな化け物が...本当にいるっていうの?」

 

フラウドリン「こいつらは...敵に回すべきでは...なかった...。」

 

アクア「あ...あああ...。」

 

デアボリス「恨むならさっさと破壊剣(ラグナロク)と天滅槍(ゼロライド)を

 

      渡さなかった自分達の愚かさと我々をこの次元に呼び寄せた

 

      アルトとバイエルンを恨め。さっきの話では我々の侵攻を阻止する為の

 

      策だったらしいが...やり方を間違えたんだよ。」

 

「シュン!!」

 

進之介「........。」

 

デアボリスをそう言うと遠くに吹き飛ばした進之介を破壊剣(ラグナロク)ごと

 

自分の元に転移させて隣に浮かせた。

 

マナ「シン!!」

 

真琴「シンをどうするつもりなの!?」

 

デアボリス「この期に及んでこいつの心配か?こいつには次元の王の力とやら

 

      以外にも何やら秘密がありそうなんでな。それを確かめる為にも

 

      こいつは貰っていく。」

 

亜久里「シン様を返しなさい!!」

 

レジーナ「そーよそーよ!!」

 

デアボリス「これから消えるお前達が何を言っている?良い加減うるさいぞ...

 

      そろそろ消えろ!!」

 

デアボリスはそう言うと途轍もない魔力と闘圧を解放する。そして...[newpage]

 

デアボリス「出ろ...デアボリックノヴァ!!」

 

「シューーーーーーーーーーン!!!」

 

デアボリス「闇龍神皇帝力...!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

 

と、デアボリスは凄まじい魔力と闘圧を放ちながら『デアボリックノヴァ』と

 

呼ばれる漆黒の剣を召喚した。そして、そのまま剣を上空に掲げ、

 

『闇龍神皇帝力』と呼ばれるルウェスの『姫龍皇帝力』をも

 

遥かにしのぐ超強大な漆黒のオーラを剣に注ぎ込むと、

 

地球よりも遥かに巨大な闇の波動を纏ったエネルギー弾を発生させた。

 

すると、その余波で元に戻っていた建物や大地が再び崩壊していき、

 

町の人々も甚大な被害を再度受けていき、次々と死亡していった。

 

「ドガガガガガガガガガガ!!!!!」「ゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオーー!!!!!!」

 

町民男性「クソがあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

 

町民女性「ぎゃうえああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

 

そして、グラン・ゲインズのメンバーも余りの凄まじさに悲鳴や

 

絶望の声を上げながら恐怖で震え上がった。

 

ほのか「な...何...あれ...?」

 

なぎさ「あ...あ...あ...あり...え...ない...。」

 

ひかる「あ...あ...ああ...」

 

えれな「嘘...だって...言ってよ....」

 

まどか「こ...んな...事...が...」

 

ララ「も...もう...ダメ...ルン...。」

 

ユニ「た...助けて...ニャン...。」

 

デアボリス「さて…これから貴様等を消す訳だが...

 

貴様ら全員地獄行き程度で済ませるつもりはない。

 

鬼太郎...貴様がゴウズルーにしたように全員纏めて

 

『永遠の虚無』へと還してやろう。」

 

ビルス「な...なああっ!!!?」

 

ウイス「どうやら彼は我々を完全に消し去るつもりのようですね...」

 

ルーシュ「そんな...嘘でしょ!?」

 

刻「マジ...かよ...」

 

ザマス「クッ...冗談ではない!!付き合っていられるか!!」

 

ゴクウブラック「ザマス、掴まれ!!」

 

ザマス達はそう言って瞬間移動で消えようとするが瞬間移動が発動しなかった。

 

ゴクウブラック「なっ...どう言う事だ!?」

 

デアボリス「無駄だ...この世界の空間は封鎖した。俺以上の力でもない限り

 

      この世界から脱出する事は出来ん。十戒にザマス...

 

      我らに歯向かった以上貴様等も生かして等帰さん。

 

      当然だがバイエルンにアルト...貴様らも生かして帰すつもり等ないぞ。

 

      ここでこいつら諸共消えて無くなれ。」

 

アルト「チイッ!!!!!?」

 

バイエルン「くっ...!?」

 

デアボリスの自分達も消滅させると言う言葉に

 

バイエルンにアルトの二人は驚愕していた。[newpage]

 

マナ「バイエルンにアルトも...?どう言う事!?」

 

アクア「あの二人は一応、貴方達の仲間だったんじゃない...?」

 

デアボリス「仲間だと...?ふざけるな!!ゴミ虫共の分際で

 

      我等バイキンショッカーを舐め腐っていたあの二人も当然

 

      貴様ら同様消えて貰う。そもそもこの次元を発見した時点で

 

      奴等など用済みだ。どうせ貴様らグラン・ゲインズを始末した後で

 

      消すつもりだったのだ。それが貴様等と消すのが同時になったと

 

      言うだけの事だ!!」

 

アルト「奴め...やはり初めから僕等を...。」

 

バイエルン「やってくれたな...踊らされていたのは

 

      我々の方だったと言う訳か...。」

 

バイエルンとアルトは初めからグラン・ゲインズを始末した後で自分達も

 

消すつもりだったと言うデアボリスの言葉を聞いて利用していたつもりが

 

踊らされていた事を知らされて愕然とした。

 

ホーク「メ...メリオダス...フ...フルカウンターで...。」

 

メリオダス「すまねえホーク...あれを跳ね返すのはゼルと協力しても無理だ...。」

 

ビルス「じょ...冗談じゃない...あれは僕はおろか...

 

    全王様でも消滅させることは不可能だ...。」

 

ゼルドリス「信じ...られん。あれは父上はおろか...

 

      ヴォルクルスやギガデウスですらも対処不可能だ。」

 

ウイス「まさか...これ程とは...。」

 

クリリン「そ..そんな...。」

 

ノアル「冗談だろ...何なんだよコレ...」

 

ピッコロ「ここまで...デタラメな...力だと...言うのか...。」

 

悟飯「信じ...られ...ない...」

 

光「夢...だよね...悪い夢だって...言ってよ...」

 

ルーシィ「に...逃げなきゃ...」

 

エルザ「無駄だルーシィ...逃げる場所など...無い...。」

 

グレイ「終わりだ...あんなの...どうしようもねぇ...」

 

進之介「や...やめろ...やめて...。」

 

デアボリス「クハハハハハハハ!!!お前には特等席で見せてやろう。

 

      お前の大事なお仲間やこの世界が再び砕け散る様をな...。

 

      消滅せよ…愚かなゴミ虫共!!

 

『闇龍神皇帝剣抹殺撃(デアボリック・ジェノサイダー)!!』

 

「ブゴオワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」

 

と、デアボリスがそう叫びながら剣を振り下ろすと、巨大な闇のエネルギー弾が

 

上空から凄まじい波動を放ちながら迫ってきた。[newpage]

 

悟空「や...やべえ...。」

 

零「ここまでか...」

 

平家「これ程の光景を見られただけでも...グラン・ゲインズに参加した

 

   甲斐が...合ったかもしれませんね...最後に...素晴らしい物を...

 

   見れましたよ。」

 

メラスキュラ「もう終わりね...何もかも...」

 

エスタロッサ「全部...お終いってか...ザマぁネェな。」

 

ザマス「究極の神である私が...悲願を果たせずにここで終わるというのか...?

 

    そんな...馬鹿な...。」

 

ゴクウブラック「諦めろザマス...もうどうにもならん...。」

 

ねこ娘「鬼太郎!!」「ガバッ!!」

 

鬼太郎「ねこ娘...。」

 

ねこ娘「ごめん...だけど最期くらい...鬼太郎と一緒に...」

 

鬼太郎「ねこ娘...僕も同じ気持ちだ...。」

 

子泣き爺「砂かけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

砂かけ婆「子泣きぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

 

ケースケ「姉ちゃああああああああん!!」

 

ナツメ「ケースケ!!」

 

アキノリ「アヤメさん!!」

 

アヤメ「アキノリ君!!」

 

アニエス「お姉様!!」

 

アデル「アニエス!!」

 

さくら「小狼君!!」

 

小狼「さくら!!」

 

メリオダス「エリザベス!!」

 

エリザベス「メリオダス!!」

 

ルーシィ「ナツーーーーーーッ!!」

 

ナツ「ルーシィ...。」

 

シャルル「ウェンディ!!」

 

ウェンディ「シャルル!!」

 

ハッピー「シャルル~!!」

 

アキ「Dボウイ!!」

 

Dボウイ「アキ!!(父さん...すまない...)」

 

マイ「トランクス!!」

 

トランクス「マイ...!!」

 

シャナ「悠二...最後まで...一緒にいてくれる?」

 

悠二「勿論だよ...シャナ。」

 

ひかる「フワ...ごめんね...護って...上げられなかった...。」

 

フワ「ひかる~~~~~~~~~~!!」

 

プルンス「スタープリンセスの皆様...御免でプルンス~~~~~~~~!!!!」

 

光「海ちゃん...風ちゃん...私達...例え消えても...ずっと友達だよね!!」

 

海「うん!!」

 

風「勿論です!!」

 

グロキシニア「ドロール君...あたしらもお終いっスね...」

 

ドロール「ああ...せめて最後は共にいよう。」

 

と、グラン・ゲインズのメンバーは最早どうしようもないこの状況に

 

ついに観念したのか、互いに思いを寄せ合っている人に、次々と抱き合っていった。

 

ラピス「姫姉さま...。」

 

アンズ「私達...今まで姫姉さまと一緒に居られて...。」

 

リータ「幸せ...でした!!」

 

きりん「あたしも短かったけど...会ったばっかりだけど...姫姉さまと

 

    出会えて凄くよかったです…」

 

ラピス・アンズ・リータ・きりん「ありがとうございました!!」

 

アクア「あなた達...ううう...(神様...私はどうなってもかまいません...

 

    もし、許されるのであれば...この子達や私の大事な仲間...

 

    そしてシンを...。)」

 

マナ「みんな...今まで...ありがとう...!!」

 

ドキプリメンバー「マナーーーーーーーーッ!!!」

 

なぎさ「ほのか...ひかり...もし生まれ変わることができたのなら...

 

    また一緒にプリキュアやろうね!!」

 

ほのか「なぎさ...もちろんよ!!」

 

ひかり「はい!!」

 

アルト「おいバイエルン...僕らもヤバいぞ!!」

 

バイエルン「クッ...こうなれば仕方あるまい。桑田進之介...

 

      そして我らの悲願の事は諦めるしかない...。」

 

アクア「お助けくださあああああああああああああああああああああい!!!!!!!!!!」

 

進之介「みんなあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

 

デアボリス「クハハハハハハハ!!何とも無様な光景だな!!見苦しいにも程がある!!

 

      ゴミ虫共め!!とっとと消え....。」

 

「シュン...。」「ドゴブオワアアアアアアアアアアアアアーーーーーーー!!!!!!!!」

 

デアボリス「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?!!!!!!!!!!!!」

 

と、グラン・ゲインズのメンバー全員が死を覚悟したその時、

 

突如、謎の斬撃が『闇龍神皇帝剣抹殺撃(デアボリック・ジェノサイダー)』を

 

一閃し、一瞬で消滅させた。同時に上空を覆っていた深い闇も薙ぎ払われて、

 

元の状況へと戻っていった。

 

「シュウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーーーン.......。」

 

デアボリス「.......は?」

 

マナ「...えっ!?」

 

鬼太郎「い...今...。」

 

さくら「な...何が...起きたの...?」

 

ナツメ「た...助かった...の?」

 

ビルス「こ...これは...おいウイス...どうなってるんだ!?」

 

ウイス「さ...さあ...私にも何が何だかさーっぱりです。」

 

ザマス「どう...なっている…?」

 

ゴクウブラック「あんな物...防ぎ様がなかった筈だ...。」

 

アルト「お...おいバイエルン...。何かしたのか?」

 

バイエルン「いや...私ではない。何が起こったのだ...?」

 

と、成す術が無く、絶望的だったあの状況が一瞬で変化した事に、

 

グラン・ゲインズのメンバーは頭の整理が追い付かず、

 

気が動転していた。その時...[newpage]

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!」

 

悟空「うわああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

 

メリオダス「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!!!?」

 

ケロベロス「な...何やこの気配はーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 

マーリン「くううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!」

 

まどか「そ...空から何かが来ます!!」

 

なぎさ「何...あれ...玉座あああああああ!?」

 

レイス「何だこの力は...『次元の王』を遥かに超えているぞ!!」

 

デアボリス「な...何だこの桁違いの闘圧は!?こんなもの...

 

      我々『側近クラス』の中でも最上位の者でなければ...

 

     (いや...それどころかこの力はまるで、ばいきんまん様...

 

      あ...ありえん...そんな馬鹿な事があってたまるか!!)」

 

と、デアボリスが驚愕の表情を浮かべている間に、凄まじい闘圧を放ちながら

 

空から神官の格好をしたおかっぱで黒髪の男性と

 

巨大な玉座に座った金髪でツンツン頭の赤い瞳をした目つきの悪い男性が

 

空から降臨してきた。

 

「シューーーーーーーーーーーーーーーーーーッ.....。」

 

謎の神官「『覇王』様...この『歴史の次元』にどうやら

 

      例の者が存在しているようですね...。」

 

?「ああん?どうやらアイツみてえだな...。」

 

アニエス「だ...誰よあの二人...。」

 

士「バイキンショッカーの増援...ではなさそうだが...。」

 

アルト「バイエルン...何だあいつらは!?」

 

バイエルン「私にもわからん...だがあの力...ただ者ではない...。」

 

レイス「君達は何者かな?」

 

神官ゼロス「初めまして...『もうひとりの私』!!私の名は『神官ゼロス』。

 

      そしてこのお方は...全ての平行次元の頂点に君臨すべし王!!

 

     『次元覇王』...『キョウガ・クスル・グランバニア』様である!!」

 

キョウガ「つー訳だ。テメエら全員...俺様に膝まづきやがれ!!!!!!!!!!」

 

マナ「キョウガ・クスル...。」

 

アクア「グラン...バニアですって!!!!!!!!!!!!!!!!?」

 

デアボリス「貴様...。」

 

デアボリスは突如現れたキョウガとゼロスの二人を睨み付けた。

 

キョウガ「あん?何だテメェは...何、俺様に向かってメンチ切ってやがるんだ?」

 

ゼロス「覇王様...。どうやらあの者が先程の攻撃を放った者の様でございます。」

 

キョウガ「ん?ああ...さっきの黒い奴か。この『歴史』にもちったぁマシな事が

 

     出来る奴がいるみてえだな?まあ、この俺様の足元にも及ばねえがよ。

 

     今んとこ、この『歴史の次元』で一番強えのはあの野郎ってところか?」

 

ゼロス「いえ覇王様。どうやらあの者は遥か向こう...

 

    我々でさえ知らない遠くの次元から来た者の様でございます。」

 

キョウガ「ほ~う?まあ...んな事あどうでもいいぜ。

 

     そんな事より...おい、そこのカラス野郎!!」

 

デアボリス「今のは貴様等の仕業か...?一体何者だ!?

 

      よくも俺の邪魔をしてくれたな...まさかこんな次元に

 

      貴様程の奴がいたとは...それに誰がカラス野郎だ!!」

 

キョウガ「ああん!?質問してるのは俺様だろうがよ!!遮ってんじゃねぇ!!

 

     まあいいぜ...そんな事より俺様はそいつに用があるんだよ!!!

 

     とっととこっちに寄越しやがれ!!!!!」

 

キョウガはそう言ってデアボリスの近くに浮いている進之介を指差した。

 

デアボリス「フン!!断れば?」

 

キョウガ「決まってんだろうが...ぶっ殺す!!!!!!!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」「シューーーーーーーーン...。」

 

破壊剣(ラグナロク)「.....................。」

 

と、キョウガはそう言いながらなんと進之介と同じ

 

『破壊剣(ラグナロク)』を出現させた。

 

メリオダス「何!!!!!!!!?」

 

マナ「あれって!!!!!?」

 

レイス「破壊剣(ラグナロク)...だと!!!!?」

 

アクア「一体...どういう事よ!!!!!!?」

 

 

 

 

 

 

レイス「という訳で、ついに語られたアルト君とバイエルン君の計画の全貌だったが、

 

    その後に倒したはずの『五龍将ダーグス』が姿を現して正体を現し、

 

    これまでとは別次元の力を持つ『側近クラス』である

 

   『闇龍神覇皇帝デアボリス』の手により、グラン・ゲインズのメンバー...

 

    そしてバイエルン君達をも葬られようとしたその時、

 

    突如、『もう一人の私』こと『神官ゼロス』と

 

   『次元覇王』と名乗る『キョウガ・クスル・グランバニア』が出現し、

 

    窮地を救われるのであった。果たして彼らの正体とは...

 

    そしてキョウガ・クスル・グランバニアが持つ

 

   『もう一つの破壊剣(ラグナロク)』の謎とは...

 

    いよいよ佳境を迎えるこの物語はどのような結末を迎えるのか...。

  

    それでは次回も...刮目せよ!!」

 

第21話 ~ 語られる『計画』そして迫りくる『脅威』 ~ ( 完 )[newpage]

 

 

・オリジナル設定

 

 

【 闇龍神覇皇帝デアボリス 】

 

ダーグスの正体であるばいきんまんの側近。

 

戦闘力はダーグスの頃とはまるで次元が違い、次元の王やギガデウスをも

 

凌駕する戦闘力を持ち、想像を絶する闇黒の力を持つ。

 

元々の任務はルウェスの事を心配しているばいきんまんの命令で

 

ルウェスには内緒で護衛として五龍将のダーグスとして潜り込んでいた。

 

ばいきんまんの命令でもしルウェス達が万が一にも敗北した時に

 

グラン・ゲインズ達とアルトとバイエルンを確実に抹殺するために

 

敗北した振りをし、様子を窺っていた。

 

そしてルウェス達が敗北してバイエルンとアルトの計画を聞いた時、

 

彼らを完全抹殺する為についに正体を現す。

 

武器は幾つ物次元を余裕で破壊出来る程の力を持つ闇の龍神剣である

 

『闇龍神皇帝剣・デアボリックノヴァ』。

 

 

・技

 

【 闇龍神皇帝剣抹殺撃(デアボリック・ジェノサイダー) 】

 

『闇龍神皇帝剣・デアボリックノヴァ』に【 闇龍神皇帝力 】を

 

注ぎ込み、地球よりも遥かに巨大な闇の波動を纏ったエネルギー弾を

 

発生させて全てを消滅させるデアボリスの得意技。

 

威力は、発動させる際に発生する余波だけで世界を崩壊させる程。

 

突如、出現した『キョウガ・クスル・グランバニア』の斬撃により

 

あっさりと消滅したが、仮に命中していれば『第3世界』どころか

 

『次元大戦の世界』が塵となって消滅していたであろう...。

 

 

・能力

 

【 身勝手の極意・真絶極 】

 

ばいきんまんが作り出した絶対無敵に極めた身勝手の極意の一つ。

 

発動させた時のオーラの色はこれまでの白銀色から、

 

白金色よりも更に遥かに濃くなり、

 

禍々しくも神々しい雰囲気となる。

 

戦闘力は通常の身勝手の極意の数千兆倍にもなる程の正に絶対無敵に

 

強化させた身勝手の極意であり、もし悟空が使用した場合、

 

使った瞬間に間違いなく即死する。

 

 

【 闇龍神皇帝力 】

 

デアボリスが使う史上最強クラスの戦闘力を引き上げる能力。

 

黄金と闇よりも遥かに深い漆黒過ぎるオーラで途方もない力を持つ。

 

全ての戦闘力を信じられない程超爆発的にアップさせる上に、

 

全並行次元に存在する全ての能力の無効化、

 

相手の戦闘力の殆どを奪い取る力を持つ。

 

 

【 超究極反逆制圧陣 】

 

自分に向けられたありとあらゆる全ての攻撃を数千倍にして、

 

相手に跳ね返す上に、相手の動きに反応して、相手に当たるまで

 

永遠に追い続ける追尾効果を持つ上に自分に当てようとして、

 

攻撃を当てようとしても更に数千倍になって相手に確実に跳ね返る効果を持つ。

 

 

【 闇龍神闘圧 】

 

超闘圧とは比較に成らない幾つ物次元を破壊する程の威力を持つ闘圧

 

武龍神色の覇気、見龍神色の覇気、覇龍神皇色の覇気

 

最高に極めつくした覇気でルウェスの使う上位覇気の更に数百倍の上昇効果を持つ。

 

 

【 全殺力 】

 

自身の戦闘力を一秒事に数兆倍に引き上げ、相手の全戦闘力を封殺し、

 

相手の全ての特殊能力を完全に無効化する。

 

 

【 敵意完全逆転 】

 

敵意を持つ物の攻撃を完全にシャットアウトし、攻撃して来た相手に

 

全ての攻撃の数十倍のダメージを相手の肉体に直接送り込む。

 

少しでも相手を倒そうと言う考えを心の奥底で抱いている限り、

 

この能力は必ず発動する。

 

 

【 無力化魔法 】

 

相手の全てを無力化したり、自身の肉体の全ての摩擦力や自身にかかる

 

抵抗力やベクトル、全ての特殊能力をも無効化して攻撃出来る

 

 

・他の能力

 

時空支配、次元の王と同じ次元力、虚無力、

 

ブラックホールとホワイトホールの発生、超重力と超引力、超斥力、

 

武具創造、因果を操る能力。




第21話終了です。


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第22話 ~ 邂逅!!『闇黒神』と『次元覇王』 ~

特別編第22話です。


キョウガ「おいカラス野郎...死にたくなきゃとっとと

 

     そいつを俺様によこしやがれ!!」

 

メリオダス「破壊剣(ラグナロク)...だと!?」

 

レイス「ば...馬鹿な...。」

 

アクア「そ...そんな...彼は一体...それに『グランバニア』って...。

 

と、キョウガが破壊剣(ラグナロク)を出現させたことに驚きを隠せない

 

グラン・ゲインズのメンバー達。

 

デアボリス「死にたくなければ...だと!?貴様...我々を

 

      平行次元最強の組織『バイキンショッカー』と知っての発言か!!」

 

キョウガ「ああ?『バイキンシャッター』だあ?おいゼロス、何だそりゃ?」

 

ゼロス「ふむふむ...どうやらこの歴史における『全平行次元の創造主』たる者が

 

    支配する『全平行次元最大にして最強の組織』...だそうですよ。

 

    私も名前くらいは聞いたことがありますが...。」

 

キョウガ「んだと?...あーあー、そいつらがそうかよ!!」

 

デアボリス「フン!!理解したか。どこの馬の骨かわからん貴様らが我々と...」

 

キョウガ「ハッ!!知らねえな...テメエらなんざよ!!」

 

と、デアボリスに向けて半ば挑発気味にそう言い放つキョウガ。

 

ゼロス「ぷぷぷ...さすがは覇王様(笑)」

 

デアボリス「き...貴様...貴様ああああああああああああああああ!!!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、キョウガやゼロスの態度に憤慨したデアボリスは

 

強大な闘圧と魔力を放ちながら臨戦態勢をとる。

 

悟空「うわああああああああああああああ!!!!!」

 

メリオダス「くっそおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

ナツ「な...何だよこの魔力はあああああああああああ!!!!!」

 

きりん「アイツ...誰だか知らないけど、何、『側近クラス』を

 

    怒らせてるのよ!!!!!?」

 

アルト「おいまずいぞバイエルン...これでは...。」

 

バイエルン「...いや...あのキョウガという男...もしかしたら...。」

 

「グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!」

 

デアボリス「田舎次元の不届き者が!!消滅するがい...。」

 

「シュン...!!」「ズドバアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

キョウガ「ゴチャゴチャうるせんだよ...カラス野郎が!!!!」

 

と、キョウガは戦闘態勢に入ったデアボリスに向けて破壊剣(ラグナロク)を

 

一閃すると、一瞬で太陽まで吹き飛ばした。

 

そしてその余波で周辺の建物や地形が一瞬で蒸発した。

 

~ 宇宙空間 太陽内 ~

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

デアボリス「ぬああああああああああああああああああああ!!!!!

 

      お...おのれええええええええええええええ!!!!!!」

 

と、太陽に飲み込まれたデアボリスは必死にもがいていた。[newpage]

 

~ 地上 ~

 

ことり「う....嘘.....。」

 

らんか「そ...側近クラスを....。」

 

きりん「あんな...簡単に....。」

 

れいこ「な...何者ですか?あの方は...」

 

ゆな「あ...あああ...。」

 

士「あんな奴...ジェネシスの部下にもいるかどうか...。」

 

海東「ああ...もしかしたら彼...本物の『覇王』なのかもしれないね。」

 

と、側近クラスであるデアボリスを一瞬で吹き飛ばしたキョウガの力に

 

驚愕と戦慄の表情になる士やゆな達。

 

キョウガ「さあてと...やっと静かになったぜ。おい、ゼロス!!」

 

ゼロス「かしこまりました覇王様。ほい!!」

 

「シュン!!」「ドサッ!!」

 

と、ゼロスは進之介をキョウガの近くへ瞬間移動させた。

 

マナ「シン!!」

 

進之介「う...うう...」

 

キョウガ「...おい、ゼロス...本当にこの野郎が『俺様と同じ』奴なのかよ?」

 

ゼロス「ええ...間違いないかと。」

 

キョウガ「マジか...何でこんな腑抜け面が『次元特異点』なんぞに

 

     なってやがんだ!?意味わかんねえぜ...。」

 

ゼロス「さあ...それは私にも分かりかねますがねえ。」

 

キョウガ「チッ!!まあいいぜ。おい、テメエ!!とっとと起きろコラ!!」

 

「ガッ!!」

 

と、キョウガはそう言いながら進之介の胸ぐらを掴み強引に引き起こした。

 

アクア「シン!!?」

 

レイス「我が主!!」

 

悟空「おめえら!!」

 

メリオダス「何しやがる!!!?」

 

ゼロス「邪魔ですよ。」

 

「ピシイイイイイイイイイイーーーーーーーーン!!!!」

 

ベジータ「なっ!!!!!!!?」

 

ナツ「う...うご...けねえ...。」

 

マーリン「こ...これは...。」

 

と、ゼロスはそう言いながらグラン・ゲインズのメンバー全員の動きを封じた。

 

アルト「お...おいバイエルン...。」

 

バイエルン「な...なんという力だ...。」

 

ゼロス「では覇王様、続きをどうぞ!!」

 

キョウガ「いや、もういいぜ...。こいつぁ

 

     とんだ期待外れだったからよ。ここで斬る!!」

 

「チャキッ!!」

 

進之介「う...ううう....」

 

と、キョウガはそう言いながら進之介に刃を当てる。

 

ゼロス「かしこまりました。」

 

アクア「なっ!!!?」

 

真琴「お願い、止めて!!!!」

 

鬼太郎「シンを殺すなら代わりに僕をやれ!!!」

 

キョウガ「ああ?テメエらなんざぶっ殺して何になんだ?

 

     俺様に命令してんじゃねえ!!じゃあな...クソガキ!!」

 

マナ「や...止めてええええええええええええええええええ!!!!!!!!」

 

と、キョウガが進之介を斬ろうとしたその時...[newpage]

 

「シューーーーーーーーーーーーン...。」

 

デアボリス「き...貴様...よくもおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

 

と、そこに太陽の中に吹き飛ばされたデアボリスが

 

ボロボロになりながらも姿を現した。

 

バン「何!!!!!!!?」

 

刻「おいおい...太陽の中にぶち込まれても生きてんのかよ!!!!?」

 

ピッコロ「ば...化け物め!!!!!!」

 

ゼロス「おや...まあ、あれくらいではさすがに死にませんか。」

 

キョウガ「チッ...面倒くせえ野郎だな!!!!!」

 

「ブン!!!!!!」

 

進之介「うわあああああああああああ!!!!!!!」

 

アクア「シン!!!」

 

「パチン!!」「シュン!!」

 

と、キョウガはそう言いながら進之介を放り投げると、

 

アクアはすかさず指を鳴らして自身の傍へと瞬間移動させた。

 

進之介「ミ...ミリカ...ごめんね。心配かけちゃって...。」

 

アクア「ううん...あなたさえいてくれたら私は...ううう...。」

 

と、そう言いながら進之介を抱きしめて涙するのであった。

 

デアボリス「許さん...許さんぞ...こうなれば...

 

      俺の全力をもってこの次元ごと貴様等を消し去ってくれるわ

 

      ああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

 

「ドオウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

と、デアボリスはそう言いながら再びパワーを高めると、

 

この世界の空間に次々と亀裂が生じていき、崩壊し始めると、

 

あまりの強大な力にグラン・ゲインズのメンバーは

 

押しつぶされていった。

 

「ビキビキビキビキビキビキビキビキビキ!!!!!!!!」

 

悟空「うわあああああああああああああああ!!!!!!」

 

メリオダス「くっそおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

ビルス「ぬあああああああああああああああああ!!!!!!」

 

ララ「ルーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!?」

 

ゆな「きゃあああああああああああああああ!!!!!!?」

 

アルト「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!?」

 

バイエルン「ぐううううううううううううううう!!!!!!?」

 

キョウガ「ったく...だらしねえ奴らだな!!こんくらいでよ。」

 

ゼロス「まあ...仕方ありませんね。彼らにとっては

 

    経験したことがないレベルでしょうから。ホイ!!」

 

「パチン!!」「シュワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

と、ゼロスは指を鳴らすと『第3世界』すべてに

 

特殊な結界を瞬時で展開すると空間の崩壊が止まり、

 

デアボリスが放っているパワーの影響も最小限に抑えられた。

 

クリリン「あ...あれ?」

 

グレイ「ま...まだ凄え威圧感は感じるけどよ...。」

 

光「さっきより、だいぶ楽になった...。」

 

レイス「...彼の仕業か...。」

 

ウイス「まさか...これ程とは。」

 

キョウガ「おいゼロス!あんな脆弱野郎共...ほっときゃあいいだろうが!!」

 

ゼロス「まあまあそう言わずに。どうせ覇王様も『アレ』を

 

    お使いになるのでしょう?」

 

デアボリス「『身勝手の極意・真絶極』!!『闇龍神皇帝力』!!

 

      『闇龍神闘圧』!!『武龍神色の覇気』!!

 

       ぬおあああああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

「ブオワゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

と、デアボリスは自身が持つ全てのパワーを全て発動させると、

 

強大な漆黒と白銀色のオーラが混じったフルパワー形態へと

 

驚異の変貌を遂げた。[newpage]

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

デアボリス(フルパワー)「クハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」

 

ことり「あ...あああ....。」

 

らんか「そ...そん...なああああ....。」

 

きりん「ば...ばけ...も....の...。」

 

れいこ「あ...れが...そ...側近...クラス...の....」

 

ゆな「ほ...本気...なのおぉぉぉ...。」

 

「ガタガタガタガタガタ.......!!!!!!!」

 

と、ゼロスの結界で影響が最小限に抑えられているとはいえ、

 

初めてみる側近クラスのフルパワーのあまりの強大さと威圧感に

 

目に涙を浮かべながらガタガタと震えるゆな達。

 

ひかる「ゆ...ゆなちゃん....。」

 

キング「あの子達が...。」

 

エルザ「あんなに...怯えるとはな...。」

 

ゼロス「どうやら、あれがあの方の本気らしいですよ覇王様。」

 

キョウガ「あん?対して変わってねーだろうがよ。」

 

デアボリス(フルパワー)「ほざけええええええええええええ!!!!!!!

 

            貴様の目は節穴かあああああああああああ!!!!!!

 

            キングダーク様...そしてばいきんまん様に

 

            いただいたこの力の素晴らしさがわからぬとは、

 

            どこまでも愚かな田舎者だなあ!!!!!!いいだろう!!

 

            この素晴らしき力...その身をもって味わえ...

 

            クハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!」

 

キョウガ「あん?『いただいた力』だあ?笑わせんじゃねえぞ!!」

 

デアボリス(フルパワー)「何いいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!?」

 

キョウガ「『力』ってのはなあ...誰かから『いただく』もんじゃねえ...

 

     『もぎ取る』もんだろうがよお!!!!!もらいもんなんざで

 

      この俺様に喧嘩売るとは随分と舐めた真似してくれんじゃねえか。

 

      いいぜ...テメエに『本物の力』って奴を見せてやんよ!!」

 

デアボリス(フルパワー)「貴様あああああああああああああああ!!!!!!!?」

 

キョウガ「ゼロス!!『ジエンド』を解放すっぞ!!もっと結界を強くしやがれ!!」

 

ゼロス「かしこまりました覇王様。では、ほいほいほ~い!!!!!!!」

 

「バアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

と、ゼロスはそう言いながら今度は手に持っていた杖を発動させると、

 

眩い光が発生し、『次元大戦の世界』全てに先程よりも

 

強力な結界を瞬く間に展開した。

 

ねこ娘「こ...これって....。」

 

アデル「お前...一体何をしたのだ?」

 

ゼロス「何って...覇王様が『ジエンド』を解放しますので、

 

    この次元全てに結界を展開したのですよ。

 

    でないと、この次元どころか...いくつかの次元が

 

    消し飛んじゃいますので(笑)」

 

さくら「ほええええええええええええええ!!!!!!!!?」

 

トランクス「か...解放するだけで...。」

 

マーリン「...どれだけなのだ....?まるで想像すらできん。」

 

キョウガ「『ラグナロク・ジエンド』...解放!!!!!!!」

 

「ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

「ブゴオオウワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

悟空「うわあああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

バン「くそがああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

ビルス「ま...またかああああああああああ!!!!!!!!!」

 

と、キョウガがそう言うと、凄まじい闘圧と魔力を放ちながら、

 

第3世界が闇へと覆われて破壊剣(ラグナロク)が全長が3mを超える

 

金色のオーラを纏った漆黒の大剣へと変貌を遂げた!![newpage]

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!」

 

キョウガ「『ラグナロク・ジエンド』!!!」

 

ラグナロク・ジエンド「..............。」

 

進之介「ラ...ラグナロク....。」

 

アクア「ジエンド....。」

 

マナ「あ...あああ....。」

 

ケロベロス「そ...それに何や?周りが闇一色になってもうたで....。」

 

シャナ「ど...どうなってるのアラストール...。」

 

アラストール「わからん...だが、ただ一つ言えることは...

 

       あれはこの世に存在する全ての物を

 

       破滅させる程の力...という事だ。」

 

ザマス「な...何だと!!!?人間如きにそのような力が!!!?」

 

ゼリドリス「あ...あり得ん!!!!!」

 

ゼロス「いや~、それがあり得ちゃうんですよねえ...

 

    さて...せっかくですからジエンドの力をとくとご覧あれ!!

 

    というか、すぐに終わっちゃいますけどね。」

 

デアボリス(フルパワー)「フ...フン!!!!そんななまくら如きで...!!!!!!!?

 

            な...何だこれはああああああああああああ!!!!!!?」

 

「ブゴオワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

と、突如、デアボリスの体からオーラが激しく噴出し始めると、

 

そのまま消滅していく。そして全ての力が消滅すると、

 

デアボリスは元の状態へと戻ってしまった。

 

「シューーーーーーーーーーーーン...。」

 

デアボリス「な...何だ...と...」

 

ナツ「んなっ!!!!?」

 

刻「あ...あいつ...元に戻っちまったぜ?」

 

ビルス「お..おい...お前...あいつに一体、何が起きたんだ?」

 

ゼロス「ラグナロク・ジエンドの力であの者の能力が封殺されたのですよ。

 

    しかし...あのデアボリスという者も大したものですねえ。

 

    私の結界で守られていなければ大抵の者であれば即刻死滅するんですが、

 

    あの者はまだ能力を消されただけで済んでるのですから。とはいえ...

 

    もうまともに動く事すらできないでしょうね。」

 

ナツメ「じゃ...じゃあ...あなたの結界がなかったら...。」

 

光「私達...とっくに死んでるって事?」

 

なぎさ「あ...ありえない...。」

 

ウイス「私も悪夢を見ているようですねえ...デアボリスさんの力も異常でしたが、

 

    あのキョウガさんの力はそれを遥かに凌駕しています。

 

    これほどの力、見たことがありませんよ。」

 

デアボリス「くっ...どうなっている...なぜ体が動かん!!!?

 

     (こ...この俺が...誇り高き『側近クラス』であるこんな所で

 

     成す術なく消されるというのか...じょ...冗談ではない...

 

     この様な田舎次元の...こんないきなり現れた訳の分からん小僧などに...

 

     こ...この様な恥ずべき失態を...ばいきんまん様のお耳に

 

     入れる訳にはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...!!!!)」)」

 

キョウガ「言ったろうが...『本物の力』って奴を見せてやるとな!!

 

     あばよ...カラス野郎!!!!!!」

 

「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

デアボリス「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!?

 

     (ば...ばいきんまん様あああああああああああああ!!!!!!)」

 

と、キョウガが力を全て消されてまともに動けなくなった

 

デアボリスにラグナロク・ジエンドを振り下ろそうとしたその時...。[newpage]

 

?『待て・・・』

 

キョウガ「あん?」

 

ゼロス「おや?」

 

デアボリス「!!!!!!!?こ、このお声は...まさか!!!!!!?!!!!!」

 

「ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ......!!!!!!!!」

 

突如、上空から全身が凍り付くかの様な声が聞こえ、第3世界...

 

いやA.D次元にいた全ての存在が震え上がった。

 

そして、次元全体を震わせるかのような地震がA.D次元全体に起こり、

 

A.D次元全ての世界を覆い尽くすかのような深い闇黒が空に発生し、

 

全てを飲み込んだ。

 

鬼太郎「な、何だ!!!!!?」

 

シャルル「こ、今度は何よ~~~~~~~~~~!!!!!!?」

 

ララ「オヨォォォォォォォォォォォォ~~~~~~~~!!!!!!?」

 

クリリン「何なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~~~!!!!!!?」

 

ルーシィ「もう嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~!!!!!!?」

 

アンズ「ひ、姫姉様...」

 

リータ「これって...一体...!?」

 

ラピス「何なんだこれ...震えが...止まらねぇ...!!!?」

 

「ガタガタガタガタガタガタ…」

 

アクア「な...何なの...これは...何も...何も感じないのに...

 

    こんなに...こんなに恐ろしいと思った事なんて...

 

    今まで...一度も...」

 

「ガタガタガタガタガタガタ・・・」

 

フワ「ひかる...怖い...怖いフワ~~~~~~~~~~~~~!!!!」

 

「ガタガタガタガタガタガタ!!!!」

 

ひかる「フワ!!」

 

まどか「フワが...ここまで怯えるなんて...。」

 

メリオダス「おい...何なんだよコレは...さっきまでの出来事が

 

      何てことないと思えちまう位...怖ぇと思っちまうなんてよ...」

 

ゴウセル「理解不能...理解不能...」

 

シャナ「アラストール...何なのこれ...?」

 

「ガタガタガタガタガタガタ」

 

アラストール「分からぬ...だがシャナよ。我は今まで長い間存在し続けて来たが

 

       これ程までに恐ろしいと思った事は…今までに一度もない...!!!」

 

悟空「な...何も感じねぇ...なのに...何でこんなに...怖ぇんだ...?」

 

「ガタガタガタガタガタガタ...」

 

ビルス「お...おいウイス...どうなってるんだ!!!!?!!!

 

    さっきから震えが止まらないぞ!!!?!!!!」

 

「ガタガタガタガタガタガタガタ!!!!!!」

 

ウイス「さ...さあ...私にも何が何だかさーっぱり...と言うかビルス様...

 

    私も震えが止まらないんですけどぉ~」

 

「ガタガタガタガタガタガタ...」

 

レイス「何が起こっていると言うのだ...これは...?」

 

士「こいつは...まさか!?」

 

アルト「バ...バイエルン...何なんだこれは...?」

 

バイエルン「まさか...『奴』本人が自ら出て来たと言うのか?」

 

デアボリス「こ...これは...間違いない。まさか...

 

     『御身』自らお越しになられるとは...!!」

 

「ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ...!!!」

 

そして、次元が覆い尽くした闇黒が渦を巻くと巨大な鮮血よりも

 

真っ赤な赤い二つの眼が姿を現した。

 

一反木綿「ひえええええええええ~~~~~~~~!!!!!?」

 

ピッコロ「な、何なんだあれは!!!?」

 

光「クレフ...何なのアレ...!?」

 

「ガタガタガタガタガタガタ...」

 

クレフ「私にも...理解不能だ...」

 

さくら「ケロちゃん...マーリンさん...何なの...アレ...?」

 

「ガタガタガタガタガタガタ…」

 

ケロちゃん「ワ...ワイに...聞かん取ってくれ...」

 

「ガタガタガタガタガタガタ...」

 

マーリン「な...何なのだあれは...?」

 

そして、赤い眼の何かゆっくり声を開いた。[newpage]

 

?『ご機嫌よう...グラン・ゲインズの諸君...?

 

  そしてこの次元に住まう全ての者達よ...』

 

風「しゃっ...喋った!!!!?」

 

バイエルン「やはり奴か!!」

 

士「まさか...本人自らお出ましとはな。」

 

アクア「つ...士さん...あれが何なのか...知ってるんですか...?」

 

マナ「あれは一体...何なんですか...?」

 

士「...『闇黒神キングダーク』だ!!」

 

ねこ娘「ええええええええええええ!!!!!?」

 

目玉おやじ「な...何じゃとぉ!!!!!?」

 

六花「あれが...バイキンショッカーのボスだって言う...。」

 

亜久里「闇黒神キングダークなのですか!!!!!?」

 

キョウガ「ほう...どうやらアイツよりはちったあマシなのが来たみてえだな。」

 

ゼロス「そのようですね、覇王様。」

 

キングダーク『我が名はキングダーク...全並行次元の創世主にして...

 

       ありとあらゆる全ての存在の頂点に君臨する者なり...。』

 

ひかる「あれが...闇黒神キングダーク...」

 

悠二「まさに...闇黒そのものだね..。」

 

ビルス「あ...あれが神だって言うのか...?ぼ...僕でさえ神の力

 

  何て何も感じないぞ...?と言うか何をやっても

 

    何一つ全く通じないって言う絶望感以外全く感じないんだが...。」

 

ウイス「私もそれしか感じませんねぇ。何をしても何一つ

 

    通用すると言う感じが何一つしません...。」

 

クリリン「ウ...ウイスさんでもそれしか感じないんですか?」

 

ウイス「ええ...。正直、士さんの仰った通り全王様でも

 

    比べ様何て考えるのもバカバカしくなってきますよ...」

 

ビルス「認めたくないが僕も同意見だ。全王様の前でそんな事言ったら

 

    間違いなく消されるだろうから絶対言わないけどな...。

 

    と言ってもまあ、今この瞬間生きている気が全くしないから

 

    そんな事どうでもいいんだけどな...。」

 

ピッコロ「と言うかあれは一体何なんだ...?気所か何の気配も全く感じないぞ。」

 

士「そんなもん感じる訳ないだろ。あれから感じられるのは何をしようと

 

  何一つ通用する訳がないと言うどうしようもない絶望感だけだ。

 

  あれは全並行次元の全ての生命体が力を合わせても

 

  絶対に勝てる訳がないとさえ言われている程の

 

  異常過ぎる存在なんだぞ...。」

 

ラピス「じゃ...じゃああたしらどうなっちまうんだ...?」

 

なぎさ「あ...あのキョウガって人なら勝てるんじゃないの?

 

    自分の事を『次元覇王』とか言ってたし...」

 

レイス「あのデアボリス君が手も足も出なかった程の力を持っている事だしね。」

 

きりん「多分...無駄だと思う。」

 

れいこ「いくらあの人でも...。」

 

士「あれはどんな方法を持ってしても倒す事は出来ない。

 

  例えあのキョウガって奴が幾つ物次元を平気で滅ぼせるような奴だとしてもだ。

 

  最も、奴自身がそれを分かっているのかどうかって事だが...」

 

子泣き爺「じゃあ...結局ワシら助からんのか...?」

 

士「どっちにしろ助かるような状況じゃなかっただろ。成る様にしかならん。

 

  正直に言うが...あのキョウガって奴に妙な希望を持たない方がいい。」

 

メリオダス「そもそもシンを殺そうとした様な奴が俺達を

 

      助けてくれるとはとても思えねぇしな...。」

 

アクア「そう...ですか...」

 

ルーシィ「結局...あたし達...お終いなのね。」

 

キョウガ「あん?カラス野郎の次は『モクモク野郎』かあ?

 

     しかも『全並行次元のありとあらゆる存在の頂点に立つ存在』だと?

 

     この俺様に向かって随分とデカい事言ってくれんじゃねぇかあの野郎!!」

 

ゼロス「全くですね覇王様。しかもあのモクモク野郎さんは

 

    私の結界と同化して侵入してきたようですよ?」

 

デアボリス「なっ!?この無礼者共がぁ!!このお方をどなたと心得ている!!

 

      貴様等如きが...」

 

キングダーク『よい、デアボリス。』

 

キョウガ「テメエはすっこんでろカラス野郎!!!!」

 

デアボリス「キングダーク様!?それに貴様ああああああああああ!!!!!!

 

      またしてもおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」

 

キングダークを前にしても全く尊大な態度を崩さないキョウガとゼロスに対して

 

デアボリスは怒り狂うが、キングダークは気にしていないのか

 

デアボリスをやんわりと止めた。[newpage]

 

キングダーク『この様な自分の身の程も理解する事も出来ぬ

 

       煩い小虫共の相手など一々していてはキリがない...。』

 

「ピクッ...」

 

キョウガ「...あ?おいモクモク野郎...今なんつった?この俺様を『小虫』だと?

 

     この俺様を誰だと思っていやがるんだコラぁ...?」

 

キングダーク『おや...?何だ?偉大なる次元覇王様とでも言って欲しいのか?

 

       哀れな小虫風情が...それともこう言って欲しいかね?

 

       次元の王が裏で操っていた組織に滅ぼされた

 

       『旧グランバニア王国の情けない元最強の騎士様』とでも...』

 

キョウガ・ゼロス「「!!!!!?」」

 

進之介「え...?次元の王が操っていた組織に滅ぼされた?」

 

ミリカ「旧グランバニア王国の騎士...?」

 

キョウガ「テメエ...何で俺様の過去を知っていやがる...!?」

 

キングダーク『その程度の事、貴様の記憶を見れば分かる事だ...。

 

       その組織に敗れた貴様に破壊剣(ラグナロク)を渡したのが

 

       そこにいる神官ゼロスだと言う事も、貴様が多くの犠牲を払った末に

 

       その次元の王とやらを何とか倒してその力を吸収し、

 

       それだけの力を手に入れた事で調子にのって故郷の王族だった

 

       グランバニアの名を奪い、『次元覇王』等と偉そうに

 

       名乗りだしたと言う事もな...。』

 

ゼロス「ほう?覇王様の記憶を覗き見たと言う訳ですか。」

 

キングダーク『つまり貴様は単なる成り上がりの戯け...。

 

       我が力を与えたばいきんまんと然程変わりもせぬ

 

       哀れなお調子者だと言う事だな...。

 

       先程デアボリスに本物の力を見せてやると言っていたが...

 

       貴様の力も元々は貰い物ではないのかね...?クククク...』』

 

キョウガ「テメエ...!!!!!!!」

 

キングダーク『とは言え...この我を前にしても物怖じせぬその態度...

 

       中々見所がある。気に入ったぞ...どうだ?

 

       我に仕える気はないか?』

 

ゼロス「せっかくの申し出ですがそれは...ん?」

 

「ブチィッ!!!!!!!!」

 

キョウガ「このクソモクモク野郎がああああああああああああ!!!!!

 

     俺様の過去をのぞきやがった挙句に部下になれだあ!?

 

     舐めてんじゃねぇぞコラあああああああああ!!!!!!!!」

 

「ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

 

 オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」

 

グラン・ゲインズのメンバー一同「うわああああああああああああああ!!!!!」

 

デアボリス「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

キングダークに過去をのぞかれた挙句部下になれと言われた事で

 

怒りが頂点に達したキョウガは強大な闘圧や魔力を放出しながら

 

ラグナロク・ジエンドを構える。

 

その影響でグラン・ゲインズのメンバーとデアボリスは押しつぶされていた。

 

「グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!」

 

キングダーク「ん...?」

 

ゼロス「は...覇王様...まさか...。」

 

キョウガ「上等だぜ...今すぐテメエをこの世から消してやる!!!!!!!」

 

ゼロス「お...お止め下さい覇王様!!こんな所でジエンドを『極大解放』されたら

 

    この世どころか何もかもが消し飛んじゃいます~!!!!」

 

キョウガ「止めんじゃねぇゼロス!!!!!覚悟しやがれ...このクソモクモク...」

 

ゼロス「まったくもう...仕方ありませんね...。」「スッ...!!」

 

キングダーク『良い加減うるさいぞ...小虫共。『黙れ』!!』

 

「ピシイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!!」

 

キョウガ・ゼロス「「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

 

キングダークがそう一言『黙れ』と言った瞬間、キョウガとゼロスは

 

まるで時間が止まったかのようにピタリと動かなくなった。[newpage]

 

マナ「え!?」

 

なぎさ「あの二人が...」

 

真琴「動かなく...なった?」

 

士「おそらくあの二人の時間を止めたんだろうな...」

 

アクア「あ...あんなとんでもない闘圧を放っていた

 

    二人の時間を簡単に止めるなんて...。」

 

レイス「信じられん力だ。『次元の王』ですらそんな事は不可能だぞ...。」

 

キングダーク『さて...これでゆっくりと話が出来るな?

 

       グラン・ゲインズの諸君に『桑田進之介』よ...』

 

光「は...話?」

 

鬼太郎「僕達と話をするつもりなのか...?」

 

マーリン「どういううつもりだ...?」

 

進之介「...僕達と話をするつもりなんですか?」

 

キングダーク『聞こえなかったかね?そう言ったのだが...』

 

進之介「僕はどうなっても良い...だけど皆の事だけは助けて下さい!!」

 

マナ「シン!?」

 

アクア「何を言うのシン!!」

 

キングダーク『心配せずとも何もせぬよ...。』

 

六花「え...?」

 

メリオダス「何も...しないだと?」

 

キングダークの『何もしない』発言に驚愕するグラン・ゲインズのメンバー達。

 

デアボリス「キ...キングダーク様!?こ奴等を消さなくて宜しいのですか!?」

 

キングダーク『構わぬ...。今回の『余興』中々楽しめた...。

 

       今回はこ奴等の勝ちで良い…』

 

キング「よ...余興って....。」

 

ディアンヌ「こっちは何度も何度も死にかけたって言うのに!!」

 

士「怒るな!!今あれに喧嘩を売ろうなんて考えるな!!

 

  見逃して貰えそう何だから大人しくしてろ!!」

 

ねこ娘「うぐ...。」

 

キングダーク『デアボリスよ...。ルウェス達の生命エネルギーは

 

       回収してあるな?』

 

デアボリス「はっ...。ただ申し訳ございません...ゴウズルーだけが

 

      あの鬼太郎の発した『デスノート』に似た強大な能力によって

 

      完全に消滅させられたらしく、生命エネルギーを回収する事が...」

 

キングダーク『ほう...?鬼太郎如きがそんな能力をな…。この小僧の影響か?』

 

進之介「え...?」

 

ねこ娘「き...鬼太郎如きですって!?」

 

目玉おやじ「確かにあの能力は余りにも異常かつ強力過ぎる能力ではあったがのう。

 

      だが、あれが無ければ間違いなく殺されておったしな...。」

 

キングダーク『ふむ...』

 

「ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ....!!!!」

 

キングダークが何かをすると虚無が渦を巻き、

 

黒い物がドロリと溶けると中からゴウズルーが出てきた。[newpage]

 

ゴウズルー「.......。」

 

鬼太郎「なっ!?」

 

アニエス「ゴウズルーが...出てきた!?」

 

アラストール「バカな...奴の存在の力は完全に消滅していた筈だ!!

 

       復活など出来る訳が...!!」

 

キングダーク『何を言っておる...?我は『完全なる虚無』...

 

       あらゆる『無』を『有』に...

 

       あらゆる『有』を『無』にする事など容易い事よ...

 

       完全に消滅させようと復活させる事など造作もない...。』

 

目玉おやじ「し...信じられん...。完全に消滅させた存在さえも

 

      復活させられると言うのか...?」

 

アキノリ「それって...あいつがいる限り幾らでも復活させられるって事かよ!?」

 

砂かけ婆「しかも奴は完全なる虚無故に何をしても倒す事は出来ない...

 

     倒せたとしても虚無がある限り必ず復活する...

 

     と言う訳らしいしのう。」

 

トウマ「め...滅茶苦茶すぎる...。」

 

ゴウズルー「う...ううん...俺様は一体...?」

 

キングダーク『気が付いたか?ゴウズルーよ...。』

 

ゴウズルー「へ?ってキングダーク様ぁ!?何でこんな所に!?

 

      そ...そうだ...俺様は確か可笑しな変化を起こした鬼太郎に...

 

      こ...この俺様が鬼太郎何て雑魚にやられた...だと?

 

      ク、クソがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

ゴウズルーは鬼太郎の『ハカバ・ノート』と言う恐ろしい能力によって

 

消されたのを思い出すと怒り狂いだす。

 

そして、鬼太郎を激しく睨み付けた。

 

ゴウズルー「このクソ雑魚がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!よくも俺様をあんな目に!!

 

      ブチ殺してやるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

ゴウズルーはそう叫んで鬼太郎を殺す為に飛び込んで行こうとするが

 

キングダーク『止めろ』

 

「ピタッ!!」

 

ゴウズルー「キ...キングダーク様!?何で止めるんですか!?

 

      俺様はあのクソガキを殺す...」

 

キングダーク『止めろと言ったのが聞こえなかったのか...?』

 

ゴウズルー「ひいっ⁉も...申し訳ございません...」

 

『ガタガタガタガタガタ!!!!』

 

キングダークにそう言われてゴウズルーは怯えて震え上がった。

 

ねこ娘「あ...あの化け物が。」

 

目玉おやじ「完全に戦意喪失しておるのう...。」

 

鬼太郎「まあ...おかげで助かりましたけど。」

 

クリリン「助かってるって言えるのか...?この状況...」 

 

キングダーク『さて...部下が失礼をしたな。話を続けようか?』

 

アクア「は...話って...一体何を話すって言うの...?」

 

キングダーク『うぬらは空しいと思った事はないかな...?』

 

さくら「む...空しいって...何が...?」

 

キングダーク『こんな事を続けていてだよ....。下らん正義の為に戦い続けた所で

 

       お前達の望む世界などやって来るはないと言うのに...。』

 

バン「何言ってやがるんだ...?」

 

キングダークの言っている事が分からずグラン・ゲインズの

 

メンバー達はよく分からなくなる。[newpage]

 

キングダーク『真に生きるべき生命体達の平穏と幸福に満ちた永遠の楽園を築く事が

 

       出来るのは真にして唯一無二の永遠である我だけだ...。

 

       お前達の護っている世界など何れ滅びゆくだけ...

 

       そんな事の為に戦い続けて空しいとは思わないかね...?』

 

零「何だと...?」

 

マーリン「つまりこう言いたいのかキングダークとやら...

 

     我々のやっている事は全て無駄だから唯一無二の永遠である

 

     自分に大人しく従えと...?」

 

キングダーク『少しは察しがいい物もいるようだな...。』

 

六花「そんな!?」

 

真琴「ふざけないで!!」

 

キングダーク『ふざけているのは貴様等の方だ...。貴様らがどんなに

 

       愚かな生き物を信じた所で愚かな生き物がいなくなることはない...。

 

       どれだけ信じようと好き勝手にさせている以上同じ悲しみも苦しみも

 

       永劫に繰り返される...。そして復讐に奔る者や世界を

 

       滅ぼそうとする者が現れ...世間知らずのお前達は愚かな生き物達の

 

       醜さを認められず、憎しみを奔る者達を止める為にそれを殺す...。

 

       つまり貴様らは永遠に自分の意志にそぐわぬ者達を

 

       殺し続ける事になる...。その様な人生等空しいだけであろう...?』

 

ひかる「私達は殺す為に戦っている訳じゃないよ!!皆を護る為に...。」

 

キングダーク『同じ事だ...。お前達がどんなに守ってもお前達の守る物は

 

       何れ全て滅び、無へと還るのだ...。一瞬を永遠に出来る我のみ...。

 

       無意味な事など全て止めて真の永遠である我に服従すればよい...。

 

       そうすれば永遠の幸福と平穏を約束しよう...。』

 

メリオダス「確かに俺は魔神族だが永遠に生きられる訳じゃねぇ...。

 

      だけどお前が与える永遠の平穏と幸福って言うのは簡単に言えば

 

      お前に永遠に支配されろって事だよな?そんなのお断りだぜ!!」

 

キングダーク『完全なる自由が無ければ嫌だと言うのか...?愚かな...

 

       そんな物ばかり求めているから何時までも無秩序な

 

       世界ばかりが続き、愚かな生き物が引き起こす

 

       悲しみや苦しみが無くならぬのではないか...』

 

マナ「だったら貴方達がしている事は何なの!?色んな次元を襲って

 

   たくさんの人達を苦しめてるんでしょ!?」

 

キングダーク『あれは裁きと浄化だ...。』

 

シャナ「裁きと浄化...?」

 

キングダーク『お前達は余りにも多くの罪を犯し過ぎた...。

 

       我は全並行次元の創世主として全ての世界を

 

       正さねばならぬ責任があるのだ...。』

 

さくら「そんなの無茶苦茶だよ!!」

 

Dボウイ「幾ら全ての創世主だからと言って横暴すぎるな。ラダムと何も変わらない」

 

キングダーク『あくまで己が犯してきた罪を認めぬと言うのか...?

 

       何処までも愚かな...。お前達も愚かなスーパーヒーロー共同様に

 

       罪のない人を苦しめているのが許せない等と言って全ての者が抱えし

 

       原罪と言う罪を認めぬ気か...?そもそもお前達が自分達の...

 

       人間や多くの生命が犯して来た罪を償おうとせずに罪がない、

 

       罪がないと言って原罪を認めず、原罪から逃れようとしているのが

 

       そもそもの始まりであろう...『人間には無限の可能性がある』...

 

       だから何だと言うのだ...?そんな物は原罪から

 

       逃れる言い訳に等ならぬ...!!』』

 

進之介「...みんな、下がってて。僕がキングダークと話す。」

 

マナ「シン!?」

 

レイス「なぜ君が?」

 

進之介「良いから下がって。」

 

アクア「わかったわ...みんな、ここはシンに任せましょう。」

 

メリオダス「ああ...。」

 

亜久里「シン様...お気をつけて!!」

 

進之介「うん。」

 

「ザッザッザッ...。」

 

と、そう言いながら進之介はキングダークの近くへと歩み寄る。[newpage]

 

キングダーク「よく来た、桑田進之介よ。ようやく...ん?」

 

「ピシイイイイイイイイイイイン!!!!!!」

 

ゼロス「...『魔消滅(マジックキャンセル)!!』」

 

と、ゼロスは『魔消滅(マジックキャンセル)』を発動させて、

 

キングダークに止められていた時間停止を解除した。

 

レイス「何!?」

 

海東「やるね...あの神官...。」

 

士「キングダークの力を自力で破るとはな...。」

 

キングダーク「貴様...どうやって我の力を....。」

 

ゼロス「今、あなたは私の結界に触れている状態ですからね。

 

    ですので、あなたの力を少しばかり拝借して

 

    相殺させてもらいました。まあもっとも、

 

    本来ならばこううまくは行かないのでしょうけど。」

 

進之介「あ...あなたは...」

 

ゼロス「ご安心を...今は私があなたをお守りしましょう。

 

    見ての通リ覇王様は固まっておられますし、

 

    私自身はあなたに少しばかりの興味もありますので。

 

    それに...この場はもう一人の私では荷が重そうですからねえ。」

 

と、そう言いながらレイスの方をチラ見するゼロス。

 

レイス「くっ...!?」

 

バイエルン「神官レイスよ...残念ながらあの男の言う通リだ。

 

      どう考えても我々の手に負える状況ではない。」

 

アルト「ここは奴とあの失敗作に任せるしかなさそうだな。」

 

ビルス「あいつら...もし下手しやがったら...。」

 

ウイス「下手したらビルス様が破壊する前に

 

    この次元が吹っ飛んじゃいますねえ...オホホホ!!!!」

 

キングダーク「...まあよい。では桑田進之介よ...お前の意見はどうだ?

 

       貴様も愚かなスーパーヒーロー共の様に正義の心だの人間には

 

       罪がないだのと言って人間を擁護しない我を唯の邪神と罵り、

 

       侮蔑するだけかね...?」

 

進之介「...あなたは人の記憶が覗けるんだよね?だったら...僕の記憶を

 

    覗いてみてよ。多分、それで僕の考えがわかると思うから。」

 

ゼロス「おや?」

 

キングダーク「ほう?よかろう。ならば...。」

 

「ズズズズズズズズズ......。」

 

と、キングダークはそう言いながら自らの闇を展開させていき、

 

進之介を飲み込み、記憶をのぞき始めた。[newpage]

 

進之介「........。」

 

マナ「シン!!!!!!」

 

レイス「我が主!!!!!!」

 

ゼロス「そんなに狼狽えなくても大丈夫ですよ。」

 

キングダーク「これは...フフフ、なるほど。『正義も悪も超越する』か。

 

       面白い...ルウェスが敗れたのもうなづける。」

 

きりん「キングダークが...。」

 

ゆな「笑ってる...?」

 

士「どうなっている?」

 

「ズズズズズズズ......。」

 

進之介「わかってもらえたかな?確かに全ての次元を生み出したのは

 

    あなただとしても、その次元はそこに住む一人一人のもの...

 

    そしてその一人一人が作り出すのが『世界』なんだ。

 

    確かにあなたが言うように良い人もいれば悪い人、

 

    愚かな人に、自分の事しか考えない人もたくさんいる。

 

    だから僕はそんな正義と悪をも超えてみんなを...

 

    この次元を守る『王』になる。

 

    だから...その日が来るまでこの次元を見守っててくれないかな?

 

    そしてもしその日が来たら...あなたの言う『責任』っていうのを

 

    僕にも背負わせてほしい。」

 

ゼロス「ほう...?これはこれは。」

 

アクア「シン...。」

 

士「あいつ...。」

 

メリオダス「イッシッシッ!!それでこそだな!!」

 

マナ「うん!!(そんなあなただから...あたしはずっと...)」

 

キングダーク『ククククク...ハハハハハハ!!!!!!面白い!!

 

       愚かなスーパーヒーロー共等より余程見込みがある!!

 

       気にいったぞ桑田進之介よ。良かろう...

 

       この次元への侵攻...見送ってやろうではないか...』

 

鬼太郎「え...?」

 

ねこ娘「侵攻を...見送る...?」

 

キングダークがこの次元への侵攻を見送ると聞かされて、

 

グラン・ゲインズのメンバーは驚愕する。[newpage]

 

キングダーク『そうだな...。』

 

「チラリ...」

 

キングダークは未だにキングダークに時間を止められて

 

動く事が出来ずにいるキョウガに目線を合わせる。

 

キングダーク『桑田進之介よ。お前がこのキョウガと言う

 

       身の程知らずの小虫を超え...

 

      『最強の王』と呼ばれる存在になった時...

 

       改めてこの次元を貰い受けにくる事としよう...。』

 

零「何だと...?」

 

なぎさ「シンがあのキョウガって人をを超えるまで手出ししないだなんて...」

 

アクア「...随分余裕な発言ね...。そんな事をしてシンが貴方の手にも

 

    負えない存在になったらどうするつもりなの?」

 

キングダーク『我の手におえなくなるだと...?フハハハハハハ...愚かしいな。

 

       貴様等は我と言う存在をまだ勘違いしているようだな...。

 

       この桑田進之介がそこのキョウガと言う小虫よりも

 

       遥かに強くなろうが...。貴様等全員がそこのキョウガと言う

 

       小虫を超える力を手に入れようが...

 

       我にとっては何の脅威にもならぬわ...。』

 

アクア「えっ!?」」

 

キングダークの余りの余裕な発言にミリカは最早言葉も出なかった。

 

メリオダス「マジで言ってんのかよアイツ...。」

 

バン「余りにも余裕過ぎるだろ...。」

 

士「まあ...冗談でも何でもないだろうな。あいつは本当にそれだけの存在何だ。

 

  全並行次元のありとあらゆる超越しつくした存在...

 

  それがキングダーク何だよ。」

 

ルーシィ「嘘...でしょ...」

 

エルザ「本当に...何もかもを...超越しつくしている...」

 

キングダークの余りにも異常過ぎる絶望をも超えた恐ろしさに

 

最早グラン・ゲインズは一切言葉を発する事が出来なかった。[newpage]

 

ゼロス「うーん...それはどうでしょうかねえ?」

 

キングダーク「何?」

 

ゼロス「確かにあなたの力は認めましょう。ならば一つお聞きしたいのですが、

 

    そこまで言われるのでしたら、なぜあなたはさっさと覇王様を

 

    消さずに咄嗟に時間を止めたのでしょう?」

 

デアボリス「貴様あ!!!!!そんなもの決まっているだろう!!!?

 

      キングダーク様は寛大なお方だ!!貴様等など消そうと思えば

 

      いつでも消せるからあえて己の非力さを思い知らせる為に

 

      そうされたのだ!!そんなこともわからんのかこの田舎者めが!!」

 

ゼロス「いいえ、違いますよ。あえてそうされたのではなく...

 

   『できなかった』のですよ。覇王様のお力である

 

   『覇滅力』を感知したせいでね。」

 

キングダーク「!!!!!!!!!!!!!?」

 

レイス「『覇滅力』...だと?」

 

バイエルン「あのラグナロク・ジエンドから放たれていた力か。」

 

アルト「おい...貴様、何だその『覇滅力』というのは!?

 

    あいつの力は『次元力』じゃないのか!?」

 

ゼロス「うーん...それはこの場で言うのはやめておきましょう。

 

    せっかく見逃してもらえるというのに、下手に刺激して

 

    怒らせてもいけませんしねえ。ただ...『次元力』とは

 

    比較対象にもならない程の強大な力...とだけ言っておきましょう。

 

    これでよろしいでしょうか?キングダーク様?」

 

キングダーク「き...貴様...」

 

ゼロス「そう睨まないでくださいよ。あなたには感謝しているんですよ?

 

    さすがに私一人の力ではジエンドの『極大解放』は

 

    止められませんでしたので。ですから私もあえて大人しくあなたに

 

    時間を止められていた...という事です。悪しからず!!

 

キングダーク『...良かろう。お前の力もその小僧が『次元覇王』と呼ばれるに

 

       相応しい存在だと言う事も、『覇滅力』と言う力が全並行次元を

 

       容易く滅ぼせる程の力で我が多少たじろいたのだと言うのも

 

       認めてやる...だが...だから何だ?』

 

ゼロス「はい?」

 

キングダーク『全並行次元を滅ぼせる程の力だからなんだと言うのだ?

 

       全てが滅びた先に待っているもの...それは『虚無』だ。

 

      『完全なる虚無』である我を滅ぼす方法など存在せぬ...

 

       何故なら最初から我に存在などないからだ。

 

       虚無とは唯一無二の永遠...全ての始まりであり終わり...

 

       全てを凌駕する究極にして絶対の物なのだ...!!』

 

ゼロス「ふむ...。『完全なる虚無』だと仰る割には貴方は中々感情豊かの

 

    ご様子ですけどね。まあ、あくまで貴方が覇王様の『覇滅力』が

 

    恐るるに足りないとお考えであればそれはそれで別に構いませんよ。

 

    ではみなさん...後はご自由にどうぞ。」

 

デアボリス「ぐぬぬぬ....キングダーク様!!!グラン・ゲインズは見逃すにしても

 

      こやつ等2人だけは始末をつけねばなりますまい!?

 

      この者共はキングダーク様のお力が分かっておりませんぞ!!」

 

キングダーク「良い...放っておけ。所詮は小虫の戯言とは言え、

 

       こやつ等の相手はもうくたびれたわ。

 

       それよりも、バイエルンにアルトとやら...。」

 

バイエルン・アルト「!!!!!!!!!!!!?」[newpage]

 

キングダーク『そもそもお前達の計画には最初から無理があるぞ?』

 

バイエルン「何...?」

 

アルト「どういう事だ?」

 

キングダーク『お前達も我がどう言う存在かまだ分かっていないようだな...?

 

       我は全並行次元の創世主であるぞ?まさか...この我に

 

       次元回廊の修復と言う程度の作業が出来ぬとでも?』

 

バイエルン・アルト「!!!!!!!!!!!!?」

 

キングダーク『お前達は次元回廊を破壊する事で我らの侵攻を

 

       止めるつもりでいたようだが...次元回廊を破壊した所で

 

       我が修復すればいいだけの話...確かに少しは時間がかかるが...

 

    まあ、時間をかけたとしても修復に精々数週間と言った所か...』

 

アクア「た...たったの数週間!?」

 

アンズ「そ...そんな...それじゃどちらにしろ...」

 

ディアンヌ「バイキンショッカーの侵攻を食い止める方法何て...」

 

アキノリ「無かったって...言うのかよ...」

 

例え次元回廊を破壊したとしてもキングダークならばたったの数週間で修復出来ると

 

聞いてグラン・ゲインズのメンバーは愕然とした。

 

最初からバイキンショッカーの侵攻を食い止める方法などなかったからだ。

 

キングダーク『クククク...だからランギクが言っていたではないか...

 

     お前達が降伏する以外にこの次元が生き残る方法などないとな...』

 

メリオダス「くっ...!?」

 

バン「クソッたれ...!!」

 

ビルス「ば...化け物が!!」

 

キングダーク『まあだが良かったではないか...。我はお前達の今後に...

 

       桑田進之介が次元の王になると言う未来に興味を持ち、

 

       気に入った...。よって...この次元に手を出すのは止めてやる。

 

       何なら...お前が次元の王になった後で我らの次元に来て

 

       スーパーヒーロー共に協力してみると言うのはどうかね?

 

       お前の大好きな『相田マナ』も何人もいると言えば...

 

       やる気にもなろう?』

 

進之介「えっ!?」

 

マナ「あ...あたしが...何人も!?」

 

キングダーク『クククク...そう驚くな。まあ、興味が出ればの話だよ。とは言え...

 

       お前が次元の王になってしばらくした後は

 

       お前の力を確かめる為に色々とちょっかいを出す事になる...。

 

       どちらにしろ他人事でもいられぬよ?

 

       まあ、考えておいてくれたまえ...。

 

       ああそうだ。バイエルンにアルトよ...。』[newpage]

 

アルト「な...何だ!?」

 

キングダーク『お前達にはまだ用がある...。後で我らの要塞に来い』

 

バイエルン「それはあなた方を舐め切った我々だけは

 

      どうあっても消し去ると言う意味かな...?」

 

キングダーク『安心せよ...。そんな事をするつもりはない。

 

       お前達に渡す物があるだけだ。お前には相手の力をウォッチに

 

       封じ込めて使う事が出来る能力もあるのだろう?』

 

バイエルン「何もかもお見通しという事か...。」

 

キングダーク『我の与える物は今後の桑田進之介を助ける為の役に立つ...。

 

       その者達だけではどうにもならん状況と

 

       言うのもあるだろうからな...』

 

アクア「シンの役に立つ物...ですって...?」

 

キングダーク『まあ、ばいきんまんは間違いなく怒り狂って

 

       お前達を消し去ろうとする筈だが...我が止めてやる。

 

       安心して来るが良い』

 

バイエルン「断る...と言ったら?」

 

キングダーク『今すぐこの次元を消す』

 

アルト「何...!?」

 

キングダーク『それと次元回廊を破壊して逃れようとした場合も修復が完了し次第

 

       この次元に攻め込んでこの次元を滅ぼす。お前達に選択肢はない』

 

ルーシィ「嘘でしょ...!?」

 

グレイ「無茶苦茶だ...。」

 

ゼロス「うーん...脅しとは思えませんねえ。お二人とも、

 

    ここは素直に従った方がよろしいかと。」

 

アルト「くっ...!!!?」

 

バイエルン「...我々の命や桑田進之介が次元の王になるまでこの次元に攻め込むのは

 

      止めると言う約束は本当に守っていただけるのだろうな?」

 

キングダーク『無論だ...。このキングダークの誇りにかけて誓おう』

 

メリオダス「クソッ...!!」

 

アクア「何が...誇りよ...!!」

 

バイエルン「了解した。ではグラン・ゲインズやこの世界に

 

      転移されてきた者達を送り届け次第、そちらに伺おう。」

 

キングダーク『結構』

 

アルト「おいバイエルン...本気か!?」

 

バイエルン「他に選択肢はない。奴は本気だ...。」

 

キングダーク『さて...そろそろ我々はお暇するとしようか...。

 

       引き上げるぞ。デアボリス、ゴウズルーよ』

 

ゴウズルー「は、はい...。」

 

デアボリス「畏まりました。しかしキングダーク様...一つご報告が」

 

キングダーク『何だ...?』[newpage]

 

デアボリス「実はグラン・ゲインズの他にも我々に歯向かったラー・カインと言う

 

      身の程知らずの虫けらがいるのですが...

 

      そ奴の始末はいかがいたしましょうか?」

 

ザマス「な...!?」

 

キングダーク『ラー・カイン...?ああ、この塵屑か...捨て置け。

 

       寧ろこ奴らもギガデウス一派とやらも桑田進之介を次元の王に

 

       成長させる為の良き生贄となろう...。

 

       生贄がいなくては成長させるのが手間だからな...』

 

デアボリス「御意。...だそうだ。精々そいつの良い生贄となるんだな。

 

      ラー・カインやヴォルクルスとか言う雑魚共にもそう伝えて置け」

 

ザマス「き...貴様...!!」

 

ゼルドリス「お...おのれ!!」

 

自分達を見下すデアボリスにザマス達と十戒は怒りを募らせる。

 

キングダーク『おっと...その前にこ奴等を忘れてはならぬな...。』

 

「ズオオオオオオオオオオオオ......!!!!」

 

キングダークは力を使うと鬼太郎やプリキュア達に倒された

 

バックベアードとプロトジコチュー達が姿を現した。

 

プロトジコチュー「.......。」

 

バックベアード「.........。」

 

ぬらりひょん(六期)「......。」

 

朱の盆「.......。」

 

ヴォルフガング「.......。」

 

カミーラ「.......。」

 

ヴィクター「.......。」

 

玉藻前「........。」

 

黒坊主「......。」

 

鵺「.......。」

 

ブル・ドーザ「.......。」

 

鬼太郎「なっ!?」

 

ねこ娘「あいつら...倒した筈なのに!?」

 

士「また復活させたみたいだな。」

 

デアボリス「キングダーク様...こいつらもですか?」

 

キングダーク『我は可愛い配下を見捨てぬ主義だと言う事を忘れたか?

 

       デアボリスよ』

 

ゴウズルー「だ...だからってこんな役に立たねえ連中...」

 

キングダーク『自分も鬼太郎如きに敗れた身の上でありながら

 

       随分と偉そうな事言うなゴウズルー。

 

       お前は消えていたままの方が良かったか....?』

 

ゴウズルー「ひいっ⁉も...申し訳ございません!!!!!!」

 

キングダークに鬼太郎に敗れた事の事を言われて怯えるゴウズルー。

 

キングダーク『さて...起きろ。お前達....』

 

プロトジコチュー「う~ん...あ...あれ?」

 

バックベアード「わ...我は確か....また鬼太郎共にやられて...」

 

キングダーク『気が付いたか?』

 

ぬらりひょん(六期)「へ?」

 

朱の盆「あ...貴方様はまさか....!?」

 

ブル・ドーザ「キ、キングダーク様ぁ!!!!!!?」

 

キングダークが目の前に現れたプロトジコチュー達一同は怯えて震え上がった。[newpage]

 

デアボリス「ふん。キングダーク様のご寛大さに感謝するのだな。役立たず共」

 

ヴォルフガング「何ぃ!?」

 

玉藻前「誰よアンタ!?いきなり偉そうに...」

 

デアボリス「何だと...?」

 

ヴィクター「ひぎっ!?」

 

黒坊主「ご...ごめんなさいぃぃ~~!!!!?」

 

デアボリスに睨み付けられて手下一同はすぐに謝った。

 

キングダーク『お前達も我と共に来い...。まだ己の望みを

 

       捨てたくはないのであればな...』

 

バックベアード「は...はい!!それは喜んで....」

 

ぬらりひょん(六期)「しかし...鬼太郎君達がまだ生きているようですが。」

 

キングダーク『放っておけ...。引き上げるぞ』

 

プロトジコチュー「で...ですが!!」

 

キングダーク『...二度も同じ事を言わせる気か?』

 

プロトジコチュー「ひいいいいっ!!!?も、申し訳ございません~~~~!!!!!!」

 

キングダークの前では怯える事しか出来ない手下一同であった。

 

キングダーク『それと...これも土産としてもらっていくとしようか...』

 

「ズオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

メリオダス(ダークリベリオンモード)「............。」

 

超サイヤ人王・孫悟空「............。」

 

墓場王子・鬼太郎「.............。」

 

ツバサ「............。」

 

グランドテッカマンブレード「............。」

 

キングダークはそう言って力を使うとそこに

 

『メリオダス(ダークリベリオンモード)』、『超サイヤ人王・孫悟空』、

 

『ツバサ』、『墓場王子・鬼太郎』、『グランドテッカマンブレード』の

 

幻影が現れた。[newpage]

 

さくら「ほええええええええ!!!!!!?」

 

メリオダス「なっ!!!!!!?」

 

鬼太郎「あれは....!?」

 

悟空「オラ達か....!?」

 

Dボウイ「何故あれが...!?」

 

バイエルン「恐らく歴史を改変させて消滅した筈の君達の次元の王の力を

 

      復活させたようだな...何処までもでたらめな力だ...」

 

キングダーク『次元の王の武器の代わりにこれを貰っていく。

 

       どうせお前達はもう二度とこの力を使う事は出来んだろうからな...』

 

メリオダス「うぐ...。」

 

キングダーク『さて...グラン・ゲインズの諸君...それに桑田進之介よ。

 

       これからの戦い期待しておるぞ?精々我を楽しませるがよい...

 

       フハハハハハハハハハハハ...』

 

デアボリス「ふん。キングダーク様のご慈悲に感謝するのだな。ゴミ虫共」

 

ゴウズルー「覚えてやがれテメェら!!今度会ったら必ず食い殺してやるから

 

      なぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

 

バックベアード「鬼太郎、朱夏!!それに憎きグラン・ゲインズの者共め!!」

 

プロトジコチュー「何時か必ず貴様等に復讐してやる!!」

 

ブル・ドーザ「覚えていろ弱者共ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

「ズオオオオオオオオオオオオン!!!」

 

キングダーク達はそれだけ言うと巨大な闇に包み込まれて消えて行き、

 

AD次元全てを覆っていた闇黒の闇も消えて行った。

 

ゼロス「お達者で~~~!!!!!さてと、もうよろしいですよ覇王様。」

 

「ピシイイイイイイイイイイイイイン!!!!!!!」「シューーーーーーーーン」

 

キョウガ「チイ...あのクソモクモク野郎が!!!!!!

 

     最後はシカトこきやがって...覚えてやがれ!!!!」

 

と、ゼロスがそう言うとキョウガも自力で時間停止を解除し、元の状態へと戻った。[newpage]

 

進之介「キョウガ...。」

 

アクア「後の問題はこの人だけど...。」

 

ゼロス「どうやら頭は冷えたようですね覇王様。

 

    危うくぜーんぶ吹っ飛んじゃう所でしたよ。」

 

キョウガ「ハッ!!!そのつもりだったんだけどな...

 

     まあいいぜ。おい、クソガキ!!」

 

進之介「な...何?」

 

マナ「ちょっとあなた!!!!!」

 

亜久里「またシン様に手を出されるのですか!?」

 

メリオダス「それなら俺達が相手になるぜ!!!!」

 

なぎさ「そうだよ!!」

 

キョウガ「ハッ!!!俺様の相手だあ?テメエらのその雑魚さでかよ。

 

     言うだけなら誰にでもできんだよ!!!」

 

ナツ「んだとコラああああああああああ!!!!!?」

 

進之介「待ってみんな!!キョウガ...みんなには手を出さないで。」

 

キョウガ「ほう...?腑抜けの分際で俺様に意見すっとはなあ。

 

     まあいいぜ、見逃してやるよ。テメエの面白え戯言に免じてな。」

 

アニエス「えっ...?」

 

レジーナ「戯言ですってーっ!!!!?」

 

キョウガ「...ハッ!!」

 

「ビュッ!!!!!!?」

 

進之介「!!!!!!!!?」

 

と、キョウガは進之介の喉元に破壊剣(ラグナロク)を突きつける。

 

アクア「シン!!!!!!」

 

悟空「おめえ!!!!!何すんだ!?」

 

ゼロス「まあまあ...みなさん落ち着いてください。」

 

キョウガ「おいクソガキ...さっきあのクソモクモク野郎にほざいた事...

 

     俺様の前でも言えっか?」

 

進之介「えっ...?」

 

キョウガ「『えっ?』じゃねえんだよ!!さっきテメエがほざいた事を

 

     俺様に誓えっかって聞いてんだよ!!同じこと言わせんじゃねえ!!」

 

進之介「...もちろん!!僕は王様になってみんなを...

 

    この次元をどんな人達からも守れるようになって見せる!!

 

    そしてキョウガ...いつの日か君をも超えて見せる!!」

 

と、キョウガの問いに対して、進之介は真剣な眼差しで答える。[newpage]

 

キョウガ「.....クククク...アーーーーーーーッハッハッハッ!!!!!!

 

     このクソガキ...面白え野郎だぜ!!おいゼロス聞いたかよ?

 

     いずれはこの俺様をも超えるだとよ!!」

 

ゼロス「ええ、確かに...フフフフフ....!!!!!」

 

ねこ娘「ちょっとアンタ!!!!!」

 

亜久里「何がおかしいのですか!?」

 

キョウガ「いいだろう。今の言葉忘れんじゃねえぞ?その誓いを破りやがったら、

 

     あのクソモクモク野郎の前にテメエを...斬る!!」

 

「スッ...。」

 

と、キョウガはそう言いながら進之介の喉元に突き付けていた

 

破壊剣(ラグナロク)を引いた。

 

進之介「キョウガ...ありがとう!!」

 

キョウガ「ハッ!!テメエに礼を言われる筋合いなんざねえぜ。

 

     さてと...用は済んだな。おい、行くぞゼロス。」

 

ゼロス「はい、覇王様。」

 

と、キョウガとゼロスはそう言いながら玉座のもとへと戻っていき、

 

キョウガは玉座に着席した。すると...[newpage]

 

アクア「待って!!!!!!」

 

キョウガ「あん?」

 

リータ「姫姉さま?」

 

アクア「『グランバニア』ってどういう事!?

 

     あのキングダークが言ってたことは本当なの!?お願い...教えて頂戴!!」

 

マナ「アクアさん...。」

 

キョウガ「テメエが知る必要はねえ。」

 

アクア「!!!!!!!!!?」

 

ラピス「何だとお前!!姫姉さまに向かって!!」

 

さくら「ラピスちゃん、落ち着いて!!!」

 

ゼロス「ミリカ・ド・グランバニアさん...少なくとも今は

 

    それを知らない方が良いかと。でなければ覇王様は...

 

    あなたを殺しますよ?」

 

進之介「!!!!!!!!!?」

 

アクア「えっ!!!!!!!?...ど...どうして...。」

 

マナ「どういう事なの...?」

 

キョウガ「そいつを知りたきゃあ、次に俺様と会うまでせいぜい生き残るんだな。

 

     じゃあな...『ご先祖様』よ!!」

 

アクア「!!!!!!!!!?」

 

進之介「ご先祖様...?」

 

「ドオワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

ひかる「きゃあああああああああああああ!!!!」

 

零「くっ.....!?」

 

ホーク「プギイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!」

 

と、キョウガはそう言いながら眩い光を放ち、玉座を上空へと上昇させる。

 

キョウガ「おいクソガキ!!ひとつ言い忘れてたけどなあ!!」

 

進之介「!!!!!!!!?」

 

キョウガ「次にまた俺様と会うかどうかはテメエの『選択次第』だからなあ!!

 

     もし、この俺様と戦いてえんならさっさと

 

     俺様の域まで上り詰めて来やがれ!!」

 

ゼロス「という訳ですので...もう一人の私、頑張ってください。

 

    そして...次に会うときはあなた自身も私と戦えるまでの

 

    レベルになっておいてくださいね。それではごきげんよう...

 

    グラン・ゲインズの皆さん!!」

 

「シューーーーーーーーーーーーーーーーン...。」

 

と、最後にキョウガとゼロスがそう言い残すと、

 

玉座は虚空の彼方へと消えていった。[newpage]

 

ほのか「....ああ..。」

 

ララ「ル....ン...。」

 

「ドサドサドサドサドサ.....。」

 

と、キングダークやキョウガが去っていったことで一気に緊張の糸が切れた

 

グラン・ゲインズのメンバーは次々と地面にダウンしていった。

 

クリリン「も...もう...駄目かと思った~...。」

 

グレイ「ああ...生きてんのが不思議なくらいだぜ。」

 

Dボウイ「あれが...この世の存在なのか...?」

 

鬼太郎「妖怪の中にもあんな奴らは存在しない...。」

 

ザマス「くそ...人間の分際で...。」

 

ゼルドリス「いや...最早奴らは人間ではない...

 

      何もかもが超越した『別次元の存在』だ。」

 

ウイス「『闇黒神キングダーク』そして

 

    『次元覇王キョウガ・クスル・グランバニア』...」

 

レイス「今の我々では到底、彼らの爪の垢にも及ばない。

 

    我が主がいなければどうなっていたことやら...

 

    (そして、もう一人の私も...彼は一体?)」

 

刻「なあ...あのキングダークって奴、

 

  俺達の勝ちで良いとか言ってたけどよ...。」

 

泪「これで勝ったって言えるのかよ...。」

 

海東「まあ、勝ったというより、生き残ったといった方が正しいかもね。」

 

ケロベロス「せやな...それに世界もせっかく戻ったのにあいつらのせいで

 

      また滅茶苦茶になってもうたしな...。」

 

アルト「おい、バイエルン...何とかなりそうか?さすがに今回の件に対する

 

    ケジメはつけないといけないだろう?」

 

士「キングダークやあのキョウガとかいう奴が来た影響だろうが、

 

  時空が前より更に歪んでいるな...お前の力でも元に戻すのは

 

  難しいかもしれんぞ?」

 

バイエルン「何とかやってみるしかあるまい...では...。」

 

「スッ...」

 

と、バイエルンが第3世界の時間を戻そうとしたその時....[newpage]

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

メリオダス「何!?」

 

悟空「いいっ!?」

 

進之介「こ...これは!?」

 

と、突如、時空が大きく歪みだすと、第3世界が謎の力によって

 

創り替えられ、まるで何事もなかったかのように元通リとなった。

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

第3世界「...................。」

 

さくら「ほえええええええええええ!!!!?」

 

六花「元に...戻ったの?」

 

目玉おやじ「どうやらそのようじゃの!!」

 

鬼太郎「でも...いったい誰が...。」

 

ゆな「まさか...キングダークが?」

 

海東「いや...奴のやり方とは違うようだね...。」

 

士「キングダーク以外でこんな芸当ができるのは...。」

 

アルト「バイエルン...。」

 

バイエルン「ああ...。」

 

メリオダス「まさか...。」

 

アクア「そのまさかみたいね...。」

 

マナ「シン!!」

 

進之介「うん!!ありがとう...『次元の王』!!」[newpage]

 

~ ??? ~

 

次元の王「フン...異物共を排除した褒美くらいはせねばな。

 

     しかし...あの忌々しい『闇黒神』だけでなく、

 

     まさか『もう一人の次元特異点』まで来るとはな...

 

     これもあの小僧が引き寄せた『歴史の一部』か...面白い。」

 

「シューーーーーーーーーーーーン...。」

 

と、次元の王はそう言いながら金髪で見た目が初老くらいの男へと姿を変えた。

 

初老の男「次に奴らと相まみえるその時まで

 

     桑田進之介を我の後継者とせねばならぬな。

 

     それまではたっぷりと地獄を味わい続けるがいい。

 

    『次元を守る王』などという戯言を口にできなくなる程にな。

 

     次にお前にあった時はその事を嫌というほど教えてやる...

 

     楽しみにしているぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初老の男「『もう一人の我』よ...。」

 

 

 

レイス「という訳で、思いがけぬ邂逅を果たした

 

   『闇黒神キングダーク』と

 

   『次元覇王キョウガ・クスル・グランバニア』...

 

   『次元大戦の世界』が滅びかねなかったこの状況を

 

    我が主、桑田進之介の対話によりどうにか

 

    生き残ることができたグラン・ゲインズ。

 

    そして、『次元の王』の力により第3世界は

 

    何事も無かったかのように元通リとなり、

 

    彼らに束の間の平穏が訪れたのであった。

 

    このコラボ特別編も次回でいよいよ最終回。

 

    どのような結末を迎えるのか...刮目せよ!!」

 

 

第22話 ~ 邂逅!!『闇黒神』と『次元覇王』 ~ ( 完 )[newpage]

 

・オリジナル設定

 

【 キョウガ・クスル・グランバニア 】(イメージCV:諏訪部 順一)

 

『次元大戦本編とは別の歴史』で新たなる『次元の王』となった

 

20歳ぐらいの金髪でツンツン頭の赤い瞳をした男性であり、

 

進之介と同じく『次元特異点』でもある。

 

シン・ザ・バーネットの子孫が再興させて誕生した3000年後の

 

『新生グランバニア王国』で王国最強の戦士として活躍していたが、

 

ある日、謎の組織の襲来により王国を滅ぼされ、

 

自身もその組織の一員に手も足も出ず、殺されかけるが、

 

突如現れた『もう一人の神官レイス』である『神官ゼロス』に

 

窮地を救われて次元の王の力を宿した13の武器の一つ、

 

『破壊剣(ラグナロク)』を与えられる。

 

そして、王国を滅ぼした組織への復讐とグランバニア王国を

 

自身の手で再興させる為、神官ゼロスと共に次元の旅へと赴く。

 

そして、仲間を集めながら、数々の強敵をなぎ倒していき、

 

13の武器をすべて集めると、ついに王国を滅ぼした謎の組織を壊滅させた。

 

その後、その謎の組織を影から操っていた3000年前の『次元の王』と

 

その配下との戦いとなり、数々の犠牲を払いながらも激闘の末、

 

3000年前の次元の王を打倒し、その力をも手に入れた。

 

そして、名実ともに新たなる次元の王となった後は

 

新たな『グランバニア王国』を建国して国王になると、

 

それまでの本名(?)から『キョウガ・クスル・グランバニア』に名を変えて、

 

数多の次元を次々と支配下に置いた後、自らを『次元覇王』と名乗るようになった。

 

その後、自らが創造した『次元力』をも遥かに超える能力である『覇滅力』で

 

平行世界にいる数々の『次元の王の候補者』を抹殺したが、

 

何故か、本編の世界だけは何の影響も出なかった。

 

彼は、その原因が進之介にあると考え始め、興味を抱くようになる。

 

尚、王になる前の彼の名前は明かされていない。

 

性格は進之介とはほぼ真逆であり、好戦的で口調や目つきがかなり悪く、

 

典型的なオレ様キャラ。戦闘力は言うまでもなく次元最強であり、

 

現在のグラン・ゲインズを瞬殺できる程の実力を誇る。一人称は『俺様』。

 

ちなみに、次元大戦本編の『ラスボス候補』だが、

 

本編でグラン・ゲインズと戦う事になるかどうかは

 

進之介の『最後の選択』次第である。

 

 

 

・所有武器

 

 【 ラグナロク・ジエンド 】

 

次元の王の13の武器をキョウガが創造した『覇滅力』で

 

破壊剣(ラグナロク)に纏めた究極にして最強のラグナロク。

 

通常の解放は金色のオーラを纏った漆黒の大剣へと姿を変えて、

 

次元の二つや三つを軽々と消し飛ばせる力を持つようになる。

 

更にこの上には『極大解放』と呼ばれる形態があるが、

 

これは解放するだけで『何もかも全て』が滅んでしまう為、

 

通常の次元では解放できず、使用するときは『ある特別な場所』での解放となる。

 

 

・能力

 

【 覇滅力 】

 

キョウガが『次元覇王』となった際に創造した次元力とは

 

比較対象にならない程の力を持つ『全てを滅ぼす力』。

 

普段はラグナロク・ジエンドに封印されており、

 

通常解放でも、ゼロスの結界が無ければ

 

次元の二つや三つが軽く消し飛ぶほど。

 

その上の『極大解放』ともなれば、この世どころか

 

ありとあらゆる全てが吹き飛ぶため、『ある特別な場所』でしか

 

その真の力を見ることはできない。

 

 

【 神官ゼロス 】(イメージCV:石田 彰)

 

キョウガに破壊剣(ラグナロク)を与えた張本人で黒い髪をしたおかっぱ頭で

 

その多くが謎に包まれたいわば『もう一人の神官レイス』。

 

キョウガが『次元覇王』となった後は

 

彼を『覇王様』と呼び、正式に家臣兼お目付け役となった。

 

戦闘力はキョウガほどではないが、3000年前の『次元の王』を

 

軽く圧倒するほどで、次元全てにラグナロク・ジエンドの通常解放の

 

影響を最小限に抑えるほどの強力な結界を瞬時に展開することができる。

 

名称や容姿もスレイヤーズのゼロスとほぼ同じだが、

 

一応、オリキャラ扱いである。一人称は『私』

 




特別編第22話終了です。


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最終話 ~ それぞれの明日へ!! ~

特別編最終話です。


アクア「それじゃみんな...準備はいいかしら?乾杯!!」

 

一同「乾杯!!」

 

と、バイキンショッカーとの死闘を終えた翌日、

 

グラン・ゲインズのメンバーは一応の勝利と激闘の疲れを

 

癒す意味でささやかなパーティーを開催することとなった。

 

キング「はあ~...。オイラ、今度ばかりはホントにダメかと思ったよ。」

 

グレイ「そりゃ俺も同感だ。まさかあんな超絶化け物が

 

    この世に居やがったとはな。」

 

ディアンヌ「でも良かったよ。最後はみんなでこうして楽しくやれてるし!!」

 

ルーシィ「ホントね...みんなと会ったのは昨日が初めてだったけど、

 

     まるで何年も一緒にいるみたい。」

 

ウェンディ「そうですよね。ギルドの皆さんも良い人達ばかりですが、

 

      グラン・ゲインズの皆さんも負けないくらい良い人達ばかりです!!

 

      ね~シャルル!!」

 

シャルル「そ...そうよね。(相当な変わり者も多いけど...)」

 

エスカノール(普通)「あの...フェアリーテイルの皆さんは

 

          これからどうされるんですか?」

 

マーリン「何なら我々と共に行くか?」

 

メリオダス「お前等なら歓迎するぜ!!」

 

エルザ「うれしい申し出だが...」

 

ナツ「悪い...俺達はギルドに戻るぜ。」

 

ハッピー「そうだよね...みんな心配してるもんね。」

 

ゴウセル「そうか。」

 

グレイ「なあ...グラン・ゲインズはいずれ俺達の世界...

 

   『アースランド』にも来るのか?」

 

キング「アースランド?」

 

エリザベス「それがあなた方の世界の名前ですか?」

 

ルーシィ「うん!!私たちのギルドはそのアースランドの

 

    『フィオーレ王国』っていう国にあるの!!」

 

マーリン「フィオーレ王国か...どこかで聞いたことがあるな。

 

     そういえばエルザ...お前は我々の住むブリタニアの事を

 

     知っていたような感じだったが、どういう事だ?

 

     ブリタニアとアースランドはおそらく別世界と思われるが...。」

 

エルザ「言われてみればそうだな...なぜ私はブリタニアや

 

    マーリン殿の事を知っていたのだ?もちろん初対面だし、

 

    噂に聞いたことも無かったのだが...。」

 

メリオダス「いや...まるっきり別世界って訳でもないかも知れねえ。」

 

バン「どういうこった?団ちょ♪」

 

メリオダス「俺も3000年前に似たような経験をしているからな...

 

      それまでまるっきり知らなかった世界の奴らを

 

      まるで会ったことがあるかのように知ってたんだ。

 

      そして聖戦や『神々の集団(カタストロフィー)』との

 

      戦いが本格的になった時に...。」

 

ナツ「どうなったんだよ?」

 

メリオダス「ブリタニアとその世界が融合したんだ。」

 

グレイ「何!!!!!!?」

 

ルーシィ「嘘!!!!?」

 

ウェンディ「別世界同士が融合だなんて...」

 

キング「そんなことあるわけ!!!!?」

 

マーリン「いや...次元の王という存在がいればそういう事が

 

     起きてもおかしくはないか...。」

 

エスカノール(普通)「マーリンさん...。」

 

バン「じゃあよ...ギガデウス一派や魔神族との戦いが本格化したら...。」

 

エルザ「アースランドとブリタニアが融合する可能性があるという事か。」

 

マーリン「出会ったことがないはずの世界の人同士の事を

 

     知っていたというのはその前兆かもしれんな。」

 

ナツ「んじゃあよ...もしその時が来たら...。」

 

メリオダス「ああ...俺達と行こうぜ!!」

 

ナツ・メリオダス「燃えてきたぞ!!!!!!!」

 

エリザベス「メリオダス...。」

 

ルーシィ「ナツ...。」

 

ホーク「その意気だぜブタ野郎共!!」

 

と、ナツとメリオダスはそう言いながら互いの拳を

 

突き合わせたのであった。その一方...。[newpage]

 

Dボウイ「...........。」

 

鬼太郎「Dボウイ。」

 

ねこ娘「ここにいたのね!!」

 

ノアル「何だよお前...そんなシケた面してねえで今のうちにもっと楽しめよ!!

 

    元の世界に帰ったらまたラダム達との戦いになるんだからよ!!」

 

アキ「そうよDボウイ。」

 

Dボウイ「ああ...そうだな。」

 

「ザッザッザッザッ....。」

 

シンヤ「フフフ...まさか兄さん、怖気づいたんじゃないだろうね?」

 

と、そこへテッカマンエビルことシンヤが姿を現した。

 

Dボウイ「シンヤ!!!!!?」

 

ノアル「!!!!!!!エビル!!!?」

 

アキ「あなた!!!!?」

 

シンヤ「そう焦るなよ。この場で兄さんやお前達と戦うつもりはない。」

 

目玉おやじ「お主達の関係はルウェスの話でだいたいわかったがのう...。」

 

鬼太郎「君達...その運命を変えることはできないのかい?」

 

Dボウイ「無理だ。ルウェスの話を聞いたら余計に俺の手で

 

    ラダムを倒さなければならなくなった。」

 

シンヤ「僕も同感さ。今更お手て繋いで仲良く...

 

    なんてできるわけがないだろう?

 

    僕らが殺しあうのは天...いや、宇宙が定めた運命なのさ。」

 

犬山まな「そう...ですか。」

 

アデル「ならば私達から言う事はもう何もない。」

 

アニエス「けど、あなた達がそうならないように祈ってるわね。」

 

Dボウイ「...ああ。」

 

シンヤ「その言葉だけは受け取っておこう。」

 

と、鬼太郎達の語り掛けにDボウイとシンヤはほんのわずかだが、

 

互いに微笑んだ。そしてこのことが後の2人に『ある奇跡』を

 

起こすこととなる。そして...[newpage]

 

ビルス「こらーーーーっ!!!!悟空!!僕の分をとるな!!」

 

悟空「何言ってんだよビルス様!!これはオラの分だぞ!!」

 

と、悟空とビルスは張り合うように用意された

 

ご馳走を食べまくっているのであった。

 

ユニ「...はあ...。」

 

ララ「...まるで子供ルン...。」

 

ウイス「まったくですね~。」

 

ひかる「もう、ウサギさんたら...」

 

ベジータ「おい、トランクス...マイ...お前達はこれからも

 

     こいつらと戦っていくつもりか?」

 

マイ「はい。」

 

トランクス「もちろんです父さん。俺にもようやく仲間と呼べる

 

      人達ができた...気がするんです。」

 

悟飯「よかったですねトランクスさん!!」

 

クリリン「俺達の世界に戻ったらブルマさんに教えてやろうぜ。

 

     きっと喜ぶぞ!!」

 

ピッコロ「フッ...。」

 

天津飯「そうだな。」

 

ベジータ「おいトランクス...俺が前に言ったことを覚えてるか?」

 

トランクス「もちろんですよ。」

 

ベジータ・トランクス「サイヤ人の誇りを忘れるな!!」

 

「バシッ!!」

 

と、ベジータとトランクスはそう言いながら互いの拳を突き合わせた。

 

ウイス「ですがベジータさん...一旦我々は帰りますが、

 

    またすぐに彼らと合流する事になるかもしれませんよ?」

 

ベジータ「何?」

 

悟空「ウイスさん、そりゃあどういうこった?」

 

ビルス「大神官様が『ラー・カイン』の不穏な動きを警戒しているからな。」

 

えれな「ラー・カインって確か...。」

 

ピッコロ「ルウェス達との戦闘で出てきたアイツか!!」

 

トランクス「はい。そしてザマスとブラックも奴の部下になっている....。」

 

クリリン「あいつ等...あの十戒って奴らと一緒に

 

     さっさと居なくなったからな。」

 

ビルス「そういやあ、妖魔界の妖怪達もいつの間にかおらんな。」

 

ウイス「ええ...ですから第5世界に戻ったら即座に

 

    また彼らとの戦闘になるでしょうね。」

 

ベジータ「フン!!面白い。」

 

悟空「オラワクワクしてきたぞ!!」

 

ひかる「うーん...」

 

フワ「ひかる...どうしたフワ?」

 

ひかる「悟空さんの顔...どっかで見た覚えがあるんだけどなあ...。」

 

プルンス「そうでプルンスか?」

 

ひかる「まあいいか!!家に帰ったら調べよう!!」

 

と、この後は知っての通リ、悟空達とひかる達はまたすぐに第5世界で再会し、

 

グラン・ゲインズに合流する事となる。そして...[newpage]

 

クレフ「そうか...お前達は『もう一つのセフィーロ』の調査を続けるのか。」

 

ランティス「ええ。」

 

ノヴァ「あいつらが動き出すのはまだ先だろうけど、

 

    できる事はしておきたいから。」

 

ケロベロス「何や寂しゅうなるな...。」

 

小狼「ああ...あの、ランティスさん。」

 

ランティス「どうした?小狼」

 

小狼「もしまた俺達と共に戦う日が来たら...

 

   俺をあなたの弟子にしてください!!」

 

海「小狼君?」

 

ランティス「君を弟子にかい?」

 

小狼「はい!!俺...今回の戦いで自分がどれだけ無力な存在かを

 

   嫌と言うほど思い知りました。

 

   もちろん最強の戦士になりたいわけじゃないけど、

 

   せめて..さくらを守れるくらいの力は欲しいんだ...お願いします!!」

 

と、そう言いながらランティスに頭を下げる小狼。

 

ランティス「...わかった。だが修行は厳しいぞ。ついてこれるか?」

 

小狼「...はい!!よろしくお願いします!!」

 

さくら「小狼君...。」

 

光「ランティス!!」

 

と、そこへ...[newpage]

 

「ポン!!」

 

?「ぷぅ?」

 

小狼「ん?」

 

と、小狼の頭の上に「ぷぅ」と鳴く謎の白い生き物が現れた。

 

海「モ...」

 

風「モ...」

 

光「モコナ!!!!!」

 

モコナ「ぷぅーーーーーーーーーっ!!!!!」

 

さくら「ほええええええええええええ!!!!!?」

 

ケロベロス「な...何やコイツ!?」

 

クレフ「あれはモコナ...セフィーロに生息する生き物だ。

 

    だが、どうやってここに...?」

 

モコナ「「ぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぅ~~~~~!!!!!」

 

光「そうなんだ...モコナも大変だったんだね!!」

 

ケロベロス「は?」

 

さくら「ほえ?」

 

小狼「今のが...理解できたのか?」

 

海「うん。」

 

風「なぜか光さんにはわかるみたいです( )」

 

クレフ「私もいまだに理解できないんだが...。」

 

と、モコナと呼ばれる謎の生き物の登場で

 

和やかなムードとなったさくら達であった。[newpage]

 

零「それで、お前達はこれからどうするんだ?」

 

シャナ「とりあえず『無何有鏡(ザナドゥ)』へ戻ろうとは思うけど...」

 

悠二「シャナ?」

 

刻「何だ?どうしたんだよ?」

 

シャナ「アラストール...私、まだまだ強くなれるかな?」

 

アラストール「...正直言って、もう我がお前に教えられる事は何もない。

 

       これ以上の力を欲するならば...『別の力』を

 

       会得しなければならぬだろう。」

 

悠二「別の力?」

 

泪「そういえばルウェス達も色んな力をもっていたからな。」

 

ナツメ「あ...あれはやりすぎだと思うけど...。( )」

 

トウマ「僕達は僕達にあったやり方で強くなるべきだと思うよ。」

 

アキノリ「それが何なのかはわかんねえけどよ。」

 

シャナ「私達にあったやり方...そんなの見つかるかな、アラストール?」

 

アラストール「お前の長所を伸ばすやり方か...ん?一つ心当たりがある。」

 

悠二「本当!?」

 

シャナ「何なのそれは!!」

 

アラストール「『無何有鏡(ザナドゥ)』に戻ったら

 

       『あの男』に相談してみるか。」

 

ナツメ「あの男?」

 

アラストール「『尸魂界(ソウルソサエティ)』の死神だ。」

 

と、この後にシャナは『卍解』を会得し、

 

悠二も『藍染 惣右介』の人格と能力をその身に宿すこととなる。そして...[newpage]

 

マナ「えーーーーーーーっ!!!?あたし達ってゆなちゃん達の世界にもいるの!?」

 

なぎさ「ありえない...。」

 

士「それがありえるのさ。」

 

海東「ちなみに僕達仮面ライダーも数々の平行次元に

 

   数えきれないくらい存在しているんだ。ただこの次元は面白いね...

 

   プリキュアはいるのに仮面ライダーはいないなんて。」

 

士「プリキュアと仮面ライダーはだいたいセットで

 

  存在しているのが当たり前なんだがな。」

 

ゆな「『キュアライダー』って言葉もあるくらいだし。」

 

六花「そうなんだ...( )」

 

ほのか「でも、あなた達の次元はバイキンショッカーがいるから...。」

 

真琴「そっちのあたし達...とんでもなく苦労してそうよね...。」

 

ことり「でも...ジェネシス様のお力で何とか戦えてるわよ!!」

 

らんか「私達も...もっと強くならなきゃね!!」

 

きりん「あのキョウガって人みたいには到底無理でも、

 

    せめてランギクやネビュリアを倒せるくらいには。」

 

れいこ「ですから、また一から鍛えなおしですわね!!」

 

ひかり「頑張ってくださいね!!」

 

亜久里「「向こうのわたくし達にもよろしくお伝えください!!」

 

ゆな「うん!!ありがとう!!」

 

ことり「ところでゆな...彼には挨拶したの?」

 

ゆな「彼?」

 

らんか「とぼけても駄目よ。惚れたんでしょ?進之介君に 」

 

マナ・六花・ありす・真琴・亜久里・レジーナ「えっ!?Σ(・□・;)」

 

ゆな「そ....そそそそそそそそそんなことないよおおおおおおお( )」

 

と、ゆなは顔を真っ赤にしながら否定するが、本心ではないことは

 

誰の目から見ても明らかだった。

 

きりん「うーん...でも彼、姫姉さまの恋人なんでしょ?」

 

れいこ「だったら遠慮した方がよろしくてよ?リーダー。」

 

ゆな「だ~か~ら~...もう...知らない!!」

 

「ダダダダダダダダ!!!!!」

 

と、ゆなは顔を手で覆い隠しながらその場から逃げるように去っていった。

 

六花「...ライバル増えちゃったみたいね。」

 

ありす「そうですわね。」

 

真琴「まあ、でも彼女は元の世界に帰るから。」

 

亜久里「あちらの世界にシン様のような方が

 

    いらっしゃればいいのですけど。」

 

レジーナ「いないんじゃない?多分。」

 

マナ「あっちのあたし..どうしてるんだろう?」

 

士「この次元にはお前達の他にもプリキュアは存在するんだろう?」

 

海東「その彼女達に君達のお宝を取られないように気を付けるんだね。」

 

亜久里「おほほほ!!そんなご心配はありませんわ!!」

 

真琴「彼とあたし達は深~い絆で結ばれてるんだから!!」

 

ありす「その通リです!!」

 

六花「ねえマナ...ところでシンはどこにいるの?」

 

マナ「あっ!!そう言えばどこだろう!?」

 

と、こうしてそれぞれが思い思いに今回の戦いを

 

振り返りながら交流を楽しんでいた。その頃、進之介は...。[newpage]

 

進之介「.......。」

 

アクア「シン...そこにいたんだ。」

 

進之介「ミリカ!!」

 

アクア「何してたの?」

 

進之介「ちょっと考え事をね。」

 

アクア「もしかしてキョウガの事?それともキングダークの事?」

 

進之介「両方...かな。僕達を助けてくれた2人の期待に

 

    応えなきゃいけないと考えてね。」

 

アクア「助けた...わけじゃないと思うんだけど、結果的にそうなったのかな。

 

    シンはもし...『次元の王』になったらまず何をしたいの?

 

    みんなを守る王っていうのはわかるんだけど。」

 

進之介「うーん...それはまだわからないけど、

 

    まずは『グランバニア王国』を再建したいなとも考えているんだ。

 

    君の為にね。」

 

アクア「えっ?私の...為に...。」

 

進之介「うん。だって君の夢だったんでしょ?」

 

アクア「う...うん...そうだけど...でも、それは彼の...

 

    シン・ザ・バーネットの記憶なんでしょ?気持ちは嬉しいけど、

 

    私はあなたが彼の記憶に縛られてほしくない...。

 

    私は...あなたの望むままに生きていってほしいの。

 

    例え神官レイスやバイエルンとアルトが何を企んでいようとも...

 

    だから...私の為じゃなくてシン自身の願いで『グランバニア王国』を

 

    再建したいと思った時は、私をあなたの...王妃にしてください!!」

 

と、アクアは顔を赤くしながら進之介に逆プロポーズをしたのであった。

 

進之介「え...ミリカ...どうしたの急に...?」

 

ラピス「ええええええええええええええ!!!!?」

 

マサト「ラ...ラピスちゃん!?」

 

アンズ「大声出しちゃダメ!!」

 

進之介「え?」

 

アクア「あ...あなた達!!!!?どうしてここに!!!!?」

 

リータ「す...すみません姫姉さま...。」

 

美香「盗み聞きするつもりはなかったんですけど...。」

 

と、そこへたまたま通リかかったラピスやマサト達が

 

アクアの逆プロポーズの現場を目撃し、仰天していた。

 

ラピス「よかったじゃねえか姫姉さま!!シンに告れてよ!!

 

    おーいシン!!もちろん受けるよな?

 

    何たって才色兼備の姫姉さまだからよ!!」

 

進之介「あはは...。」

 

アクア「...ラ・ピ・ス~?..ちょ~っとこっちにいらっしゃ~い 」

 

「ガッ!!!!!!」

 

と、アクアはそう言いながらラピスの胸ぐらを掴んだ。

 

ラピス「え...?ひ...姫姉さま...冗談だよ冗談...

 

    お、おいアンズ!リータ!!見てねえで助けろって!!」

 

美香「自業自得よ。」

 

アンズ「面白そうだからガン見していこうぜっていったのはあなたよ?」

 

リータ「た~っぷりと絞られてきてください!!」

 

ラピス「お...お前等~!!この薄情者ーーーーーーーーーーっ!!!!!!」

 

アクア「...ごめんねシン。やっぱりさっきのは聞かなかったことにしてね!!

 

    これからもっと大変になるし、先の事なんて全然考えられないから。」

 

進之介「う...うん。でも嬉しかったよミリカ...ありがとう!!」

 

と、進之介はそう言いながらアクアに向けて微笑んだ。

 

アクア「!!!!?う...うん((〃▽〃)ポッ)さてと...行きましょうか、ラ~ピス 

 

   (でもねシン...本当にそんな日が来たら、私の全てをあなたに捧げます!!

 

    だから...必ずあなたを王様にしてみせるからね。)」

 

ラピス「ひいいいいいいいいいいいい!!!!!?シン、助けてえええええええ!!!」

 

と、アクアは顔を赤くして心の中でそう呟きながら、

 

ラピスを連れてその場から去っていった。

 

そしてラピスはこの後、アクアにたっぷりこってりと絞りまくられるのであった。

 

そして、その物陰から...。

 

バイエルン「...フッ...『グランバニア王国の再興』か...ミリカに桑田進之介よ。

 

      残念ながらそれはお前達が成すべきことではない。

 

      この『俺』の手で果たさなければならない事なのだ。

 

      その日が来るまでお前達グラン・ゲインズを

 

      せいぜい利用させてもらおうか。フフフ...。」

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

と、同じく進之介とアクアの会話を物陰から聞いていたバイエルンは

 

意味深なセリフを残しながらその場から消えていった。そして...[newpage]

 

~ 翌日 ~

 

アクア「さてと...他のみんなをよろしく頼むわね、二人共?」

 

アルト「フン!!お前に言われるまでもないさ。」

 

バイエルン「彼らは我々が責任をもって元の世界へと送り届けよう。」

 

レイス「今回は私も次元回廊を繋ぐ手伝いをしたからね。

 

    このゲートを潜れば君達それぞれの世界へと戻れるはずだよ。」

 

悟空「へえ~...そりゃすげえな!!」

 

ウイス「いい仕事ですね~みなさん!!ありがとうございます。」

 

ナツ「じゃあなお前等!!」

 

ルーシィ「元気でね!!」

 

ハッピー「あい~!!!!!!」

 

メリオダス「おう!!」

 

バン「またなグレイ♪」

 

グレイ「ああ...楽しかったぜバン!!」

 

マーリン「そちらもマスターにもよろしく伝えてくれ。」

 

ウェンディ「ありがとうございます、マーリンさん!!」

 

エルザ「あなたに会えてよかった。」

 

シャナ「ナツメ...また会いましょう!!」

 

ナツメ「うん。またねシャナちゃん!!」

 

トウマ「悠二さんも!!」

 

悠二「うん!!トウマ君もね!!」

 

アキノリ「アラストールもな!!」

 

アラストール「ああ...また会おう!!妖怪探偵団よ。」

 

トランクス「父さん...母さんによろしく伝えてください。

 

      それと、過去の俺やマイにも。」

 

マイ「よろしくお願いします!!」

 

ベジータ「フッ...わかった。ちなみに『ブラ』という妹も最近生まれたぞ。

 

     機会が訪れればお前にも会わせてやる。楽しみにしていろ!!」

 

マイ「えっ!!!!!?トランクスに妹ができたんですか!?」

 

トランクス「『ブラ』ですか...良い名前ですね!!楽しみにしてます!!」

 

ひかる「さくらちゃん、またね!!」

 

ララ「元気でルン!!」

 

さくら「うん!!ひかるちゃん達も元気でね!!」

 

ケロベロス「フワとモコナも達者でな~!!」

 

フワ「フワフワフ~~~~ワ!!!!!」

 

モコナ「ぷぅーーーーーーーーーっ!!!!!」

 

光「そう...良かったねモコナとフワ!!お友達になれて!!」

 

海「風...わかる?」

 

風「いいえ...私にもさっぱりです( )」

 

小狼「ランティスさん...気を付けて!!」

 

ランティス「ああ...死ぬなよ小狼。」

 

ノヴァ「さくらを泣かせちゃ駄目だからね!!」

 

小狼「ああ...ノヴァも気をつけてな!!」

 

クレフ「また会おうランティス、ノヴァ!!」

 

Dボウイ「世話になったな。」

 

ノアル「まあ...また会えるかどうかわからねえけどよ、達者でな!!」

 

鬼太郎「ああ...君達も。」

 

目玉おやじ「色々あると思うが...頑張るんじゃぞ!!」

 

犬山まな「お元気で!!」

 

アキ「ありがとうまなちゃん!!後...ねこ娘!!」

 

ねこ娘「ん?どうしたの?」

 

アキ「(...鬼太郎さんと仲良くね )」

 

ねこ娘「!!!!!!?ば...馬鹿言ってないで早く行きなさいよ!!

 

    (そっちこそ...Dボウイとうまくやんなさいよ!!)」

 

アキ「うふふ...わかったわ!!」

 

Dボウイ「何だあの2人?」

 

鬼太郎「さあ?」

 

ノアル「カーーーーーッ!!」

 

ねずみ男「あの鈍感共...しょうがねえな...。」

 

一反木綿「そうば~い。」

 

ぬりかべ「ぬりかべ~。」

 

子泣き爺「うい~...何の話じゃあ?」

 

砂かけ婆「ええい、この酔っ払いめが!!お主はもうよいわ!!」

 

シンヤ「さて行こうか兄さん。僕らの戦場にね!!」

 

Dボウイ「望むところだシンヤ!!アキ、ノアル、ペガス...行くぞ!!」

 

アキ・ノアル・ペガス「ラーサ!!」

 

士「さて...俺達も帰るか。」

 

ことり「はい!!」

 

海東「やっぱり僕達は、一つの次元に留まっているより

 

   通リすがりの方が性に合ってるよ。

 

   当分、奴らがこの次元に手を出してくることはなさそうだしね。」

 

らんか「そうですね!!」

 

れいこ「バイキンショッカーに苦しめられている次元はたくさんありますから。

 

    その人達を救うためにも私達はもっと強くならなければなりません!!」

 

亜久里「それでこそプリキュアですわ!!」

 

レジーナ「まあ...頑張んなさいよ!!」

 

きりん「ところで...ラピスはどうしたの?」

 

アンズ「昨日、姫姉さまにたっぷりと絞られていたから。」

 

リータ「まだダウンしているんだと思います。」

 

きりん「そ...そう...姫姉さま、お世話になりました!!」

 

アクア「ええ。元気でねきりん!!」

 

ゆな「あ...あの...進之介君!!」

 

進之介「ん?どうしたのゆなちゃん!!」

 

ゆな「あ...ありがとう、元気でね!!」

 

進之介「うん!!ゆなちゃん達も負けないでね!!」

 

ことり「もちろんよ!!」

 

らんか「あたし達、も~っと強くなるんだから!!」

 

海東「...これでよかったのかい?」

 

ゆな「はい!!彼はあたしの心の中にいてくれればそれで充分です。

 

   これからとってもつらいことが起きても...

 

   彼の事を思い出して頑張ります!!」

 

士「そうか...じゃあ行くか!!お前達にも厄介になったな。

 

  奴らの本拠地へ行くときは気を引き締めて行けよ。」

 

アルト「フン...余計な心配はいいから早く行け!!」

 

バイエルン「キングダークやばいきんまんを待たせるわけにはいかないのでな。」

 

海東「なら...そうさせてもらおうしようか。

 

   ああそうだ、一応、忠告しておくけど...今後は

 

   ジェネシスに睨まれるような行動はくれぐれも慎む事だね。

 

   彼女は君達をほとんど信用していないみたいだから。

 

   特にバイエルン...君はね。」

 

アルト「だろうな。」

 

バイエルン「フッ...その言葉、覚えておこう。」

 

ゆな「またね、みんなーーーーー!!ありがとう!!」

 

士「じゃあな。」

 

マナ「みんなーーーーーーーっ!!!!!元気でねえーーーーーーーっ!!!!」

 

「シューーーーーーーーーーン....。」

 

と、第3世界に転移させられてきたメンバー達はゲートを潜り、

 

それぞれの世界へと戻っていった。[newpage]

 

キング「行っちゃったね。」

 

ディアンヌ「うん。」

 

なぎさ「でも...またきっと会えるよ!!」

 

ほのか「そうね!!」

 

六花「それまであたし達も...もっと成長してなきゃね!!」

 

マサト「天滅槍(ゼロライド)も無事に戻ってきたしね。」

 

美香「そうよマサト君!!君は特にもっと頑張らなきゃね!!」

 

バイエルン「ではアルトよ...我々も行くとしようか。」

 

アルト「了解!!おい、失敗作!!」

 

進之介「ん?どうしたのアルト。」

 

アルト「お前に一度やられた右腕の件はこれでチャラにしてやる。

 

    せいぜい生き残るんだな!!」

 

レイス「やれやれ...その事をいまだに根に持っていたとは驚きだね。

 

    でもまあ...今回はその妬みのおかげでうまくいったようなものだが。」

 

バイエルン「フッ...ではまた会おう、グラン・ゲインズの諸君!!

 

      そして桑田進之介よ。」

 

「シュンシュン!!!!」

 

と、バイエルンとアルトはそう言い残してその場から消えていった。

 

アクア「...相変わらずねあの3人組は。」

 

進之介「ミリカ...まだあの3人の事を疑っているの?」

 

アクア「当然よ!!計画とはいえ、何のためらいもなくあなたを殺した連中よ!?

 

    やっぱりあなたはお人よしすぎるわよ...

 

    だから私がちゃんとついてないといけないんだから...ね?」

 

レイス「やれやれ...そう思うのは構わないが、

 

    我が主の足を引っ張らないでくれたまえよミリカ君?」

 

アクア「いーだ!!もしあたしが本格的にミリカに戻れたら

 

    あなたなんかギッタギタにしてやるんだから!!

 

    覚悟してなさいよね!!」

 

マナ「ストーーーーーーーップ!!!!!」

 

進之介「2人共、ケンカはダメだよ!!」

 

と、レイスとアクアの間に進之介とマナが割って入った。

 

アクア「シン...マナちゃん...もう、しょうがないわね。

 

    神官レイス...2人に免じてこれで勘弁してあげるわよ!!」

 

レイス「それはこちらのセリフさ。この続きはお互いに『本来の力』を

 

    取り戻した時にしようじゃないか。」

 

アクア「望むところよ!!」

 

マーリン「...団長殿。以前から気になっていたのだが...。

 

     あの二人はどういう関係なのだ?」

 

キング「やけに殺伐としてるけど。」

 

メリオダス「まあ、ミリカとレイスは3000年前に

 

      ガチで戦ってるからな!!」      

 

バン「マジか!!!!!?」

 

ディアンヌ「それで、どっちが勝ったの!!!?」

 

メリオダス「まっ...機会があったら本人たちに聞いてみな!!

 

      俺から言える空気じゃねえし。」

 

進之介「それじゃみんな...僕達も行こう!!」

 

一同「了解!!」

 

と、こうしてグラン・ゲインズのメンバーは

 

大貝町、友枝町、ゲゲゲの森の妖怪達に見送られながら、

 

第5世界のラスト・ウォーリア基地へと帰還していった。

 

そして後は知っての通リ、進之介の次元の狭間への封印や妖魔界での激闘を経て、

 

物語はいよいよファーストシーズン最終章

 

『聖なる最終戦争(ラー・アルマゲドン)』編へと舞台を移す事となった。

 

その裏で...[newpage]

 

~ 数日後 バイキンショッカー要塞『イーヴィルフォート』 ~

 

「キイイイイイイイイイイイイイン!!!!」

 

キングダークウォッチ「............。」

 

バイエルン「こ...これが『キングダークウォッチ』か...。

 

      大丈夫か?アルトよ。」

 

アルト「あ...ああ。何とかな。」

 

と、バイエルンとアルトは数日後に

 

バイキンショッカー要塞『イーヴィルフォート』を訪れて、

 

2人は協力してキングダークから自身の力を封じ込めた

 

『キングダークウォッチ』を精製した。

 

ただし、そのあまりに強大な力だったため、

 

力をとりだす際に、アルトは重傷を負い、バイエルンもダメージを負った。

 

クッパ「し...信じられねえ...。」

 

ガイ「ば...ばいちゃん、あの者達...。」

 

ばいきんまん「ああ...大したもんじゃねえか。ほんの一滴程度だけどよ、

 

       アイツから力をとりだすなんてな。」

 

キングダーク「よくやったぞ、バイエルンにアルトよ...褒めてやる。」

 

バイエルン「ありがとうございます、キングダーク様。」

 

アルト「フッ...さすがにダメかと思ったけどな...グウッ!!!!」

 

ばいきんまん「しかしお前等...随分無謀な真似をしたな。

 

       素直にアイツから力を与えられてりゃあ

 

       そんな無様にならずに済んだってのによ!!」

 

アルト「フッ...それじゃあ、『本当の意味』でお前等の傘下に

 

    入ることを意味するからな...。」

 

バイエルン「ですから...我々もグラン・ゲインズ同様、

 

      少しばかり抵抗させていただいたのですよ。

 

      まあ、これもあなた方を利用した事に対するケジメと、

 

      キングダーク様がおっしゃる『余興』とお考えいただきたい。」

 

キングダーク「フフフ...最後の最後まで我を楽しませてくれるな

 

       この次元の者達は...ますます気に入ったぞ!!

 

       ばいきんまんよ...わかっておろうな?」

 

ばいきんまん「わかってるよ!!こいつらの次元には手を出すなってんだろ!!

 

       本来ならルウェスちゃん達を手にかけた奴らなんて、

 

       本隊を引き連れて今すぐにでもぶっ潰したい所だが...

 

       まあ、ルウェスちゃんやランギクちゃん達も

 

       お前が蘇らせるだろうし、

 

       お前等の次元からも面白いお土産も貰えたしな。

 

       それで勘弁してやるよ!!

 

       お前らの命もちゃんと助けてやる!!」

 

バイエルン「ありがとうございます。キングダーク様に大首領閣下...。

 

      では、アルトの治療をしなければなりませんので、

 

      我々はこれで失礼いたします。」

 

ばいきんまん「ふん!!ワザとらしく『様』付けなんぞしやがって...

 

       演技してるのが見え見えなんだよ!!」

 

キングダーク「桑田進之介は今、次元の狭間に封印されているそうだな。

 

       早速それが役に立つではないか...。」

 

ばいきんまん「それによ...ちょっと小耳にはさんだんだけどよ、

 

       何か『ラー・カイン』って野郎が

 

       面白い事を考えてるみたいだな?」

 

バイエルン「...『聖なる最終戦争(ラー・アルマゲドン)』の事ですかな?」

 

ばいきんまん「そうそう!!それだ!!あの野郎...

 

       また舐めた真似をしてやがるな。

 

       俺様が側近を何人か連れてぶっ潰してや...。」

 

キングダーク「ばいきんまん!!」「ギロッ!!」

 

と、徐々にボルテージが上がり始めたばいきんまんを

 

キングダークが睨みを利かせて制止した。

 

ばいきんまん「じょ...冗談だよ!!お前のお気に入りの

 

       進之介ってガキんちょに任せりゃいいんだろ!?

 

       おい、お前等!!さっさとそのガキんちょを助け出して

 

       あの野郎をぶっ潰せ!!わかったか!?」

 

バイエルン「フッ...かしこまりました。では失礼致します。」

 

キングダーク「バイエルンよ...。」

 

ばいきんまん「はひ?」

 

バイエルン「何でしょうか?」

 

キングダーク「一つ忠告しておくぞ...野心を持つのは結構。

 

       だが、己の背丈に合わぬ野望はいずれ身を亡ぼす...

 

       肝に銘じておくことだな?」

 

アルト「...(野心...だと?バイエルンが?)」

 

バイエルン「...申し訳ありません。おっしゃっている意味が

 

      分かりかねますが?」

 

キングダーク「...そうか。まあ良い...では行くがいい。」

 

バイエルン「では改めて失礼いたします。

 

     (フン...『俺』の記憶を読んだか。何処までも忌々しい奴め...

 

     とは言え...今の『俺』がこいつに挑んだ所で消されるだけだ。

 

     だが、見ているがいい...

 

    『俺』とてこのまま終わるつもりはない...!!)」

 

「シューーーーーーーーーーーン....。」

 

と、バイエルンは重傷を負ったアルトと共にその場から姿を消していった。[newpage]

 

キングダーク「...........。」

 

ばいきんまん「おい、キングダーク...バイエルンの奴がどうかしたのか?」

 

クッパ「野望を持つのは別の悪い事ではないでしょう?」

 

ガイ「むしろそうでなくては悪は務まりませんしのう!!」

 

キングダーク「まったく...あのキョウガという小虫といい

 

       バイエルンといい...あ奴らだけは我が

 

       目を光らせておかねばならんな。」

 

ばいきんまん「はひ?ああ、キョウガって確か

 

       デアボリスが言ってた野郎か!!」

 

クッパ「側近クラスのデアボリスが手も足も出なかったような

 

    化け物って本当なのか?」

 

ガイ「にわかに信じられんがのう...。」

 

ばいきんまん「ああ、全くだな。幾らデアボリスが側近の中では

 

       だいたい『真ん中』位の強さで俺様とは

 

       比較対象にならないほど弱いと言ってもな...

 

      『全並行次元の外側の宇宙』の奴ら以外で

 

       そんな事が出来る奴がいたとはな...

 

       そのキョウガって奴、少しはやる...」

 

キングダーク「その名を我の前で口にするな!!今考えただけでも

 

       忌々しいわ!!あの小虫がああああああ!!!!!!!!!!」

 

クッパ「ひ...ひいいいいいいいいい!!!!!?」

 

ガイ「キ...キングダーク...様?」

 

ばいきんまん「ア...アイツがあんな取り乱すのは初めて見たぜ...

 

(バ...バイエルンはともかく、何モンなんだ?そのキョウガって野郎は...。)」

 

と、初めて見るキングダークの様子に戦々恐々となるばいきんまん達であった。

 

キングダーク『我は真の永遠だ...!!『完全なる虚無』であり

 

       全ての『虚無の支配者』であり『絶対なる無の帝王』だ!!

 

       全ての無を超えし存在...我を滅ぼす事等誰にも出来ぬ!!

 

       我は絶対にして大いなる『無』の意思その物なのだからな...!!』

 

ばいきんまん「お、おいキングダーク...大丈夫か...?」

 

キングダーク『無論だ...!!そんな事よりばいきんまん...

 

       今回の件でまだまだ我らの戦力は

 

       たかが知れていることも確認出来た。

 

       もっと戦力を増強させる...。ルウェス達を復活させた後で

 

       奴らと共にお前も鍛えなおせ!!最低でも1垓年以上はな!!』

 

ばいきんまん「ハヒ!?そ...そんなにか!?」

 

キングダーク『我も力を蓄えなおし、もっと強力な配下を

 

       作り出す...忘れるな...!!

 

       我らの今の最大の目標は『全並行次元の外側の宇宙』だ!!

 

       それを手にする為にはまだまだ力が足りぬ!!

 

       お前ももっと力を付けろ!!

 

       全ての悪の頂点に君臨したいのであればな!!』

 

ばいきんまん「ハヒ...わ、わかったのだ。だが幾ら何でも1垓年は長過ぎ...」

 

キングダーク『安心しろ...。我の力で『1分間』程度で済む様にしてやる』

 

ばいきんまん「いや、そう言う問題じゃ...」

 

キングダーク『文句があるのか?』

 

「ギロッ!!!!!!!!」

 

ばいきんまん「ひいっ!?あ、ありません!!」

 

キングダーク『分かったら準備に入れ!!すぐにルウェス達も行かせる!!』

 

ばいきんまん「ハ...ハヒ~~~~~~~~~~!!!!!!」

 

ばいきんまんはキングダークに睨み付けられ、

 

半場脅されて修行の準備に入っていった。

 

キングダーク『(そうだ...我にとって目障りなのは愚かな我が娘ジェネシスと

 

      『全並行次元の外側の宇宙』に入る者共だけだ!!

 

       断じてあの様なキョウガ等と言う

 

       身の程知らずの小虫は入っておらぬ!!

 

       確かにあの『覇滅力』と言う力は強大だったがな...)』

 

キングダークはそう言ってキョウガの持つ『覇滅力』の

 

力の本質について思い出していた。

 

キングダーク『ふん...まあ良い。今回は良い拾い物をした...次元の王の力も

 

       取り敢えずは手に入れたからな。あれ以上の力を

 

       我がすぐに生み出せばいいだけの事だ...。

 

       そして、桑田進之介よ...。お前が我同様に

 

       全てを超越した存在となれる事を期待しておくぞ...?

 

       我を楽しませてくれたまえ...フハハハハハハハハ...!!!』

 

キングダークはこれからの進之介の成長に

 

期待しているのか高らかに笑うのであった。

 

そして、その頃...。[newpage]

 

~ 次元の狭間 ~

 

ラグナ「ううう....。」

 

初老の男「どうした?もう終わりか?『もう一人の我』よ!!

 

     よくその程度で『次元を守る王』などと戯言を言えたものよ...

 

     さあ立て!!まだこれからだぞ?本当の地獄は!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

初老の男(超闘圧)「............。」

 

と、次元の王の正体である初老の男はラグナエクスと同じ...

 

いや、それ以上の『超闘圧』を発動させた。

 

ラグナ「じ...次元の王...あなたは一体...それに『もう一人の我』って何...?」

 

初老の男(超闘圧)「.....フン!!よかろう。教えてやる!!我は『次元の王』!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初老の男(超闘圧)「かつて『シン・ザ・バーネット』と呼ばれていた者だ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

レイス「という訳で、無事に大円団(?)を迎えたこのコラボ特別編。

 

    読者のみなさん、いかがだっただろうか?

 

    しかし、バイキンショッカーとの戦いは一区切りを終えたとはいえ、

 

    まだまだ予断を許さない状況...そして試練の数々が

 

    グラン・ゲインズに襲い掛かってくるだろう。

 

    しかし、悪い事ばかりではないのがこの世の定めなのか、

 

    この先に何と、数々の平行次元から実に頼もしい者達が

 

    我が主、桑田進之介の元に次々と集うという素晴らしい情報を

 

    先程入手した。果たしてその者達とグラン・ゲインズが交わるとき、

 

    どのような歴史が刻まれることになるのか...

 

    その奇跡の瞬間を...では、最終回という事で皆も一緒に...

 

グラン・ゲインズのメンバー一同「刮目せよ!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

最終話 ~ それぞれの明日へ!! ~ ( 完 )




特別編最終話です。


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