バトルスピリッツ〜七罪の王〜 (ユークレース)
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七罪のカイン

どーも、始めまして
今回バトスピの小説を書きます
気の向くままに書くので失踪注意です
オリカはチートスペックですが批判は無しで
ルールミスなどのご指摘はどんどんしてください


バトルフィールドには二人の男が立っていた

片方のライフは残り1つ、もう一人の男もまた残りライフ1つ

 

「さーてと……それじゃあ行くぜ。ベルゼブブ、アタックだ!」

 

緑色のバトルコスチュームを着、緑色の髪の男がアタックを宣言する

すると巨大な蠅のスピリットが飛び立ち相手へ向かって行った

 

「ここでアタック⁉︎俺のフィールドにはイグドラシルとBP10000のグランウォーデンが居るんだぞ⁉︎BP5000で何が……」

 

この男のバトルコスチュームはさながらサーカスのピエロ。後丁寧に赤い丸鼻まで付けている

 

「暴食の魔王蟲ベルゼブブLv2.3アタック時効果!相手スピリット2体を疲労させる!」

 

「な、何だと⁉︎」

 

ベルゼブブが羽ばたくと風が巻き起こる。するとその風は圧力となり二体の機械の騎士に膝を着かせた

 

「ほら、これでお前を守るスピリットはいなくなったぜ?」

 

「くそっ、くそぉ‼︎あんな効果さえなけば‼︎」

 

ベルゼブブはその手(前足?)に持つ髑髏の飾りが付いた杖を振りかざし男へ振り下ろす

すると緑色のバリアが発生し、ベルゼブブがそれを砕いた

 

勝利した男のフィールドにはベルゼブブそして、薄い紫色の体毛に覆われ緑色の鎧に身を包んだ羊が立っていた

 

「快勝快勝!腹減ったぁ、腹いっぱい食ってやる‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、それじゃあこのクリスタルは貰うぜ!」

 

さっきの少年と思われる男が言う

しかし、髪の色は黒になっていた

 

「チッ……」

 

「次はもう少し私を使って欲しいのです」

 

と少年の肩に乗っている黒いゴスロリを着た少女が言った

 

「ああ、次からはそうするよベルゼ」

 

「ならいいのです。それよりお腹空いたのです!」

 

「はっはっは!そうだな、飯にしようぜ」

 

そう言って少年は自らの宇宙船へと帰っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜セブンヘイル号〜

 

「「「「「「おかえり、カイン!ベルゼ!」」」」」」

 

「ただいまなのです!」

 

「おう、ただいま」

 

「ねーねー次は私を使ってよ。もう溜まっちゃってるのよ」

 

と胸の上部を出した大胆なドレスを着た17〜8くらいの容姿のひまわりのように鮮やかな黄色い髪の少女がカインの腕に抱きつく

 

「カイン!他の子に優しくし過ぎ!私だけを使ってよ」

 

と綺麗な藤色の長い髪に髪と同じ色のワンピースを着た少女が反対側の腕に抱きつく

 

「リリス、レヴィ……なんか当たってるんだが……」

 

二人の胸はジッサイ豊満であった

 

「う〜めんどくさいけどわたしもつかってね〜」

 

ウサギのぬいぐるみを持ち、アイマスクを付けたパジャマ姿の銀髪の少女がベッドから起き上がり言った

 

「ベル…お前使うと後が大変なんだよ……ってか、それ俺のベッド…」

 

「それよりもさカイン!私は他のアルティメットの力が欲しいね!」

 

ソファーに座っていた瞳も髪も着ているドレスも青い少女は言う

 

「マモン、それは暫く無理だな。どうも俺はあいつ以外のアルティメットに好かれないらしい」

 

「うー…そうなのか……だが私は諦めない!絶対にカインを認めさせてやる!」

 

「何で他のアルティメット達はカインを認めないんだよ!腹立つなぁ‼︎」

 

今度は船の奥からエプロンを付けた赤い髪に灼眼の少女が料理を持ってきた

 

「サタン、憤怒だから仕方ないがそう怒ってるとせっかく可愛い顔が台無しだぞ」

 

「うっ……何でカインはそういうことばっか言うんだ!さっさと飯を食え!」

 

顔を赤くしてその顔を見られないようにカインから顔を背けるサタン。実はカインはサタンを弄るのが好きだったりする

 

「む〜(ガジガジ」

 

「レヴィ、痛い」

 

「だってカインがサタンばっか褒めるから……」

 

「貴女達…もう少しお静かになさい」

 

他の少女とは比べ物にならないオーラを纏っている金髪の美女が階段を降りてきた

 

「もう少し余裕を持ち慢心しなさい」

 

「ルシファー、それは俺にも言ってるのか?」

 

「ふふふ……それはどうでしょうね」

 

「さて、そろそろ食うか」

 

「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」」

 

食事をしようとするとカインの持つデッキが光った

そしてモニターに謎の三人組が映った

 

『あ、見つけたぜカイン。ギャフン!』

 

『今日こそ大罪のスピリットをいただくYO!』

 

『私達が勝たせてもらうわ』

 

「うるせえ、またお前らがギルド最強(笑)銀河三馬鹿」

 

『『『ギルド最強銀河三羽烏だ‼︎』』』

 

「せっかく飯食おうとしてたのにいつもいつも面倒なタイミングで来やがって……」

 

『今日はオレが相手だYO!』

 

「あーもう!行くぞサタン!」

 

「おっしゃあ!」

 

「俺の怒りは有頂天!真っ赤に燃やし尽くしてやる!」

 

するとサタンが赤く光り一枚のカードになりデッキに収まった

 

「サタンばっかり羨ましい……カインに添い寝してもらおう…」

 

「いってらっしゃ〜い」

 

「いってらっしゃいなのです!」

 

『「ゲートオープン、界放!」』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜バトルフィールド〜

 

「お前らぁ……いつもいつも来やがって、いい加減うっとおしいんだよ!」

 

今度は赤いバトルコスチューム

しかもご機嫌斜めだ

 

「ウワオ⁉︎そういや今日は憤怒のカインだったYO!相変わらず素直に怖いYO!」

 

第1ターン

 

「焼き尽くす!憤怒のターン‼︎」

 

本日の解説は私ベルゼブブなのです!

 

第1ターン、カインはヴェロキハルパーとシチノムスをそれぞれLv1で召喚してターンを終了したのです

ここでバトルスピリッツのターンの解説なのです。不要という方は読み飛ばして欲しいのです

 

私のターンなのですスタートステップ!

その名の通りターンの開始を宣言するのです

宣言を忘れがちな方も多いですがきちんと宣言をするのです。この時デッキが0枚だった場合デッキアウトで負けになるのです

ちなみにこの世界では自分の二つ名を言って○○のターンと言ってスタートステップとする人も多いのです

 

コアを増やすのですコアステップ!

ボイドからコアを1個自分のリザーブに置くのです

カードによっては置くコアを増やしたり、逆にコアを増やさずにドローする効果を持つカードもあるのです

 

カードを引いてドローステップなのです

これもまたその名の通りデッキの一番上からカードを1枚引くのです

「血塗られし魔具」のLv2時効果などはここで発揮されるのです

 

ここで回復リフレッシュステップなのです!

疲労しているスピリットやネクサスを回復させトラッシュにあるコアをリザーブに戻すのです

 

準備は万端メインステップなのです!

スピリットやブレイヴ、アルティメットの召喚、ネクサスの配置、マジックのメインもしくはフラッシュの効果を使えるのです

それぞれのカードの説明は次回なのです

 

攻撃するのですアタックステップなのです!

アタックステップは攻撃あるのみなのです

もしアタックしないとしてもアタックステップの宣言はするのです。これはアタックステップの最初に効果を発揮するカードもあるためなのです。ミブロック・バラガンさんなんかがそうなのです

勘違いしがちですがこのスピリットのバトル時はブロックされなくても発揮するのです←昔の俺by作者

 

ターンエンドなのですエンドステップ

基本的にはこれでターンは終了なのです

デルタバリアやブリザードウォールといった「このターン」とあるカードはこの時点で効果は終わりなのです

ここで効果を発揮するカードには有名なセリフ「俺のターンは(ry」が出来るカードもあるのです

あ、バトルに動きがあったようなのです

 

 

 

第4ターン

 

「目覚めのターン!アンキラーザウルスでアタックするYO!」

 

目覚めのツルハシ

フィールド

アンキラーザウルスLv2

アンキラーザウルスLv3(アタック中)

翼竜人プテラディアLv1

手札3枚

リザーブ0

ライフ3

 

憤怒のカイン

フィールド

ヴェロキハルパーLv1

シチノムスLv1

ネクサス

両断された活火山

手札3枚

リザーブ0

ライフ5

 

「ライフで受けるぜ!」

 

赤いバリアが張られる

アンキラーザウルスの尾のドリルが回転を始め尾の位置に赤いシンボルが現れた

 

「ぐっ!」

 

バリアが破られると同時にカインのライフが1つ減る

 

「もう一体のアンキラーザウルスでアタックするYO!」

 

「ライフだ!」

 

ライフ5→3

リザーブ0→2

 

「痛ってえな!何しやがんだ!」

 

「これバトルだからしょうがないYO!やっぱり憤怒相手はやりずらいYO!てか、暴食以外は全部やりずらいYO!」

 

「オラオラ!憤怒のターン!」

リザーブ2→4

手札3→4

 

「マジック、エクストラドロー!2枚ドローしデッキトップを1枚オープン。それが赤のスピリットカードなら手札に加え、それ以外ならデッキトップへ戻す。オープンしたカードは憤怒の竜王サタン・ティラノス。手札に加えるぜ!」

 

『へへへ、やっと私の出番か』

 

『頼りにしてるぜ、サタン』

 

「んん⁉︎それが大罪のカードかYO?いつも瞬殺されてたから初めてみたYO」

 

「とりあえずターンエンドだ!」

 

第5ターン

 

「目覚めのターン、スチームトリケラをLv2で召喚するYOアタックステップだYO、スチームトリケラでアタックするYO!」

 

「フラッシュタイミング、サンダーウォール!このバトルが終わったときに俺のライフが3個以下ならアタックステップを終了させる、不足分はシチノムスから使う。ライフだ!」

 

ライフ3→2

リザーブ0→1

 

「ターンエンドだYO!」

 

第6ターン

 

「憤怒のターン!」

リザーブ1→7

 

「マジック、セブンヘイルズを発動!」

 

・・・・・・・

セブンヘイルズ

5(紫3)

このマジックの軽減シンボルは自分フィールドのシンボル1色と同じにできる

メイン

自分の手札にある系統:罪王を持つスピリットのコストを自分のライフと同じにする。さらに、自分のライフのコア1つをボイドに置くことで系統:罪王を持つスピリットのレベルを1つ上のものとして扱う

・・・・・・・

 

リザーブ7→5

ライフ2→1

 

「怒り爆発怒髪天‼︎暴れて暴れて暴れまくれ‼︎憤怒の竜王サタン・ティラノスLv2で召喚だ‼︎だが、セブンヘイルズの効果でLv3として扱うぜ!」

リザーブ5→0

 

地面を突き破り出てきたのは肌が赤くルビーの角を持つティラノサウルスだった

その口からは赤い炎が吐かれていた

 

「さーて、アタックステップ!サタン・ティラノスでアタック!両断された活火山の効果で激突だ!さらに、サタン・ティラノスのLv3アタック時効果、相手のBPの一番高いスピリット1体を破壊する!よって俺はスチームトリケラを破壊する。さらに、この効果で相手のBP7000以上のスピリットを破壊した時、このターンこのスピリットに赤のシンボルを1つ追加する!」

 

「そんなのあんまりだYO⁉︎Lv2のアンキラーザウルスでブロックだYO」

 

スチームトリケラがサタンに食べられる。するとサタンの体が赤く光った

アンキラーザウルスがサタンに挑む、しかしサタンに踏み潰されてしまった

 

「さらに、ヴェロキハルパーでアタック!こいつも地龍を持つから激突だぜ?」

 

「Lv3のアンキラーザウルスでブロックだYO」

 

「すまん…ヴェロキハルパー……しかし、サタン・ティラノスの効果BPを比べ自分のスピリットだけが破壊された時、このスピリットは回復する!」

 

サタン・ティラノスが怒るように体を起こし大きく吠えた

 

「サタン・ティラノスでアタック、アタック時効果で相手のBPの一番高いスピリットを破壊する」

 

「でもアンキラーザウルスは自身の効果を含めても5000だYO?」

 

「サタン・ティラノスのLv2.3の自分のアタックステップ時効果相手のスピリットのBPを+2000する」

 

「ってことは……合計7000だYO‼︎」

 

「よってサタン・ティラノスのシンボルは3つ‼︎」

 

「ら、ライフで受けるYO‼︎」

 

ツルハシを炎が包みライフ3つを砕いた

ライフ3→0

 

「俺の怒りは収まらねえ、次の相手は何処のどいつだぁ‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜セブンヘイル号〜

 

「ふ〜すっきりした」

 

「サタンお疲れ様」

 

「カイン、早く食べるのです」

 

「そうだな」

 

そうしてカイン達は食事を再開したのだった

 

彼の名はカイン

又の名を七罪のカイン

地獄の七大罪を司るスピリットを扱うカードバトラーである

この物語は彼が七罪のスピリットの少女達と共に究極のバトスピを求める日々を記したものである




カイン「今日の最強カードはこいつだ!」

憤怒の龍王サタン・ティラノス
7(赤3)地竜/罪王
Lv15000(1)
Lv28000(5)
Lv316000(10)

Lv1Lv2Lv3
自分のアタックステップ時
BPを比べ自分のスピリットだけが破壊されたときこのスピリットは回復する

Lv2Lv3自分のアタックステップ時
相手のスピリットのBPを+2000する

Lv3このスピリットのアタック時
相手BPの一番高いスピリット1体を破壊する
この効果で相手のBP7000以上のスピリットを破壊したときこのターンこのスピリットに赤のシンボルを1つ追加する

シンボル赤






カイン「さっそくオリカだな」

作者「うん」

カイン「しかも効果結構エグいぞ……」

作者「他の子もエグいよ?ルシファーとかベルゼとか」

カイン「知ってるが……てか、作者」

作者「何だ?」

カイン「なぜあいつらを美少女化した?」

作者「華が無いから、以上」

カイン「ウィッス……」

作者「まあ、サタンはレベルコストが思いから使い所に困るよな」

カイン「(話変えやがった)まあな。今回は実際セブンヘイルズなかったら負けてたしな」

作者「ま、これからも楽しもうぜ」

カイン「それはお前次第だろ」

作者「努力する。ではそろそろ時間だな」

カイン「それじゃあ次回も」

作・カ「ゲートオープン!界放!」


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怠惰のカイン

なんか後半グダった……


「くぁぁぁぁぁあ〜……またか…」

 

今カインのベッドにはカインを含めて四人が寝ている

一人はカイン本人

二人目は怠惰のベルフェゴール

三人目は嫉妬のリヴァイアサン

四人目は暴食のベルゼブブ

ベルフェゴールとリヴァイアサンはカインの腕を抱き枕のようにして眠りベルゼブブはカインの上で気持ち良さそうに寝ている

一応カインも男なので悪い気はしない

若干慣れてきた節もある

しかし……

 

「(そろそろいろいろ限界なんだが……)」

 

するといつも通りエプロン姿で出てくる赤髪灼眼の少女

 

「カイン!さっさと起きろ!朝ごはんの用意がでk……」

 

カインの様子を見てワナワナと震え始める少女

彼女は憤怒のサタン

 

「毎朝毎朝船員……てか、スピリットに手を出すな変態主がぁぁぁぁぁあ‼︎」

 

手に持っているフライパンを構えるサタン

 

「おい!毎朝言ってるがこれは俺が望んでやっているのではなくて!」

 

ふと服の袖を掴まれる

 

「ん〜……かいんはわたしたちとねるのいやなの?」

 

とアイマスクを外してベルフェゴールが尋ねてくる(ベルフェゴールのセリフは全て平仮名です。読みにくいとは思いますがご了承くださいby作者)

その瞳と髪は綺麗な銀色で穢れを知らない様な美しさだ

カインは結構女の子にきつく当たれない性格なのだ

だからこうしてじっと目を見られると……

 

「あー……いや、別にそういう訳じゃないんだが……」

 

こんな返答が出る

所謂ヘタレだ

 

「「「ムッ!」」」

 

三方向から殺気を飛ばされる

強い順に左、正面、下だ

 

「カインは節操無しなのです……」

 

ジト目のベルゼブブ

 

「どうしてカインは私とだけ寝てくれないの?ねえ、どうして?」

 

目のハイライトが消えているリヴァイアサン

 

「覚悟は出来ているよなカイン?」

 

とんでもない殺気を放っているサタン

 

その時パン!と音が響いた

 

「貴女達、いい加減そのやり取りに飽きたらどうなの?」

 

七大罪の中での最年長、一番まともでまとめ役でもある金髪美女、傲慢のルシファーが来た

 

「で、でもルシ姉様!」

 

「ベルゼもわがまま言うんじゃありません、貴女が一番カインとの付き合いが長くカインと接する時間も長いのです。少しくらい我慢しなさい」

 

「はいなのです……」

 

若干涙目のベルゼ

 

「はぁ……サタン、朝飯なんだろ?ほら、行くぞベルゼ。お前らも」

 

「は〜い」

 

「カインが言うならそうする」

 

「はいなのです……」

 

「ほら、泣くなって(ナデナデ」

 

「ん……にへへへ。カインに撫でてもらってベルゼはご機嫌なのです」

 

「むすっ……」

 

「(ああ……リヴァイアサンからの嫉妬の視線が痛い……)」

 

「それに、今日は惑星ブルーに行くんでしょう?急ぎましょう」

 

「そ、そうだな。飯食って向かおうぜ」

 

すると

 

「カーイン、おんぶして欲しいのです♪」

 

と、ベルゼブブがカインの背中に飛びついたのだった

 

「はぁ……分かったよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜惑星ブルー〜

 

「キレーな星なのです!」

 

「ベルゼ、あんまり遠くまで泳ぐんじゃないぞ」

 

惑星ブルー

その名のとおり青い星だ

深い青の海が有名で海水浴に来る人も多いのだ

他にも海鮮食材が美味しくてカイン達もそれを目的に来たのだが……

 

「何でカインは水着用意して無いんだよ!」

 

「うー……およぐのめんどくさい……でもかいんにみずぎはみせつけたい……」

 

などと何故かこんなことになった

ちなみに、ルシファーとグリードが買い出しに行っている

グリードは特に値切りが上手いのだ

 

「ったく……何でこんなことになるのかね……」

 

「かいん〜ひざまくら〜」

 

「寝るんなら着替えるなよベル……」

 

「わたしはべつにきにしない〜」

 

「俺が気にするっての……」

 

すると……

 

「おうおう兄ちゃん、可愛い子一般連れてるじゃねえの。俺達にも分けてよ」

 

「そうそう、独り占めとかズルいじゃん?」

 

と3人組のチャラそうな男がやってきた

そして、それに気づいたベルゼブブ達が戻ってきた

 

「カイン、私この人達嫌いなのです」

 

「私はカイン以外眼中に無い」

 

「誰がお前らなんかについて行くかってんだ!」

 

「私、あんた達みたいなのに興味無いの。消えて」

 

「あっちいけ〜ねむれない〜」

 

上から順にベルゼブブ、リヴァイアサン、サタン、リリス、ベルフェゴールだ

全員が全員男たちを拒否した

それを面白く思わなかったのか男達はデッキを取り出し

 

「ターゲット!」

 

と構えた

 

「はぁ……しゃーないか……」

 

「俺達が勝ったらその子達は俺たちのものだ」

 

「なら、俺が勝ったら有り金全部置いて立ち去れ」

 

「いいぜ、まずは俺からだ!」

 

金髪Aが前に出た

 

〜5分後〜

 

「つ、強え……」

 

「当たり前だ!私が力を貸したんだからな!」

 

「なら次は俺だ」

 

次は金髪B

 

ここでベルゼのバトスピ解説なのです

バトスピのカードにはスピリット、ブレイヴ、ネクサス、マジック、アルティメットの5種類があるのです

今回はそれぞれの説明をするのです

 

まずはスピリット

これはベルゼやルシ姉様達がそうなのです

コアを命としてバトルフィールドで活動するのです。なのでコアが無くなってしまったら消えてしまうのです……

 

次はブレイヴ、この子達はベルゼ達スピリットに合体していろんなサポートをしてくれるのです

基本的にはスピリット1体につきブレイヴは1つまでしか合体できないのです

ブレイヴするとそのブレイヴのコスト、色、シンボルがスピリットに加わり、合体スピリットとして扱うのです

ちなみに、合体せずにそのままフィールドにいるブレイヴは「スピリット状態のブレイヴ」として扱うのです。それと、このブレイヴの召喚時のような効果は装甲では防げないのです

気をつけなければならないのは白のシンボルを持つスピリットに緑色のブレイヴを合体させてもシンボルは白のまま、つまりシンボルの色は変わらないということなのです

 

次はネクサス、これはフィールドにあるだけでずっと効果を発揮し続けるのです

スピリットやブレイヴのように維持するためのコアが基本的に不要なのでシンボルを稼ぐ目的で配置するのも有りなのです

 

そしてマジック、これはその名のとおり魔法なのです

マジックにはメインとフラッシュの二つの効果を持つものがあるのですが、このフラッシュの効果は「フラッシュタイミングにも使える」効果という意味なのです

なのでメインの時に使ってもいいのですが大抵メインの効果の方が使い勝手がいいのです

 

最後にアルティメット、究極のカードなのです。バトルスピリッツ01以前のカードの効果を受け付けないのです。アルデウス・ヴァイパーのコア除去効果も通用しないしキャンサードもアルティメット1体でブロックできるのです……

 

そうこうしているうちにモブがやられたようなのです

 

「何だよこいつ……デッキも性格もまるで違うじゃねえか」

 

「ふふん、当然なのです!」

 

「ちっ……何やってんだお前ら!俺が圧勝してやるよ!」

 

「くそったれ……まだ居たのかよ……」

 

「う〜、ひざまくらのじゃまするな〜!」

 

普段寝てばかりのベルフェゴールが立ち上がり

 

「めんどくさいけどわたしがやる!」

 

「お前がやる気になったんならやるか!来い、ベルフェゴール!」

 

「は〜い!」

 

サタンやベルゼブブと同じように光り、カードになる

 

「何もかもがめんどくさい……ちゃっちゃと終わらせて寝る」

 

「「ゲートオープン、界放!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜バトルフィールド〜

 

カインは髪と瞳、バトルコスチュームが白い姿になっていた

しかしその目は半開きで今にも眠りそうだった

 

「眠い……めんどくさい……」

 

「はぁ⁉︎さっきまでのテンションはどうした!」

 

「俺は怠惰のカイン……世の中のこと全てがめんどくせえ……」

 

第一ターン

 

「ちっ、先攻は俺だ。波乗りのターン!ネクサス、颶風高原を配置!ターンエンド」

 

第二ターン

 

「怠惰のターン……飛鋼獣ゲイル・フォッカー召喚……ターンエンド……」

 

第三ターン

 

「津波のターン、パンダルを召喚!颶風高原の効果でパンダルにコアを1個置く!よってLv2だ!アタックステップ、パンダルでアタックだ!」

 

「眠……ライフ……」

 

カイン

ライフ5→4

リザーブ0→1

 

「ターンエンド」

 

第四ターン

 

「怠惰のターン……イグアバギー2体召喚……そしてこいつを出す……」

 

するとカインの持つ1枚のカードが光り輝いた

 

「めんどくせえ……この世の全てがめんどくせえ……とっととバトルを終わらせる……怠惰の機神ベルフェゴール・ランパード……召喚。不足分はイグアバギー1体から確保」

 

その姿はさながら城壁

一切汚れる事なく地面を突き破り出てきた機械で出来た巨兵

その両腕には身の丈の倍はあろうかという大盾が付いていた

 

「ベルフェゴール・ランパードの召喚時効果……このスピリットを疲労させる……」

 

「はぁ⁉︎自分から疲労したぁ⁉︎」

 

「ターンエンド……」

 

第五ターン

 

「波乗りのターン、ゲラン准将召喚!颶風高原の効果で2個乗せるぜ。アタックステップ、行けパンダル!」

 

「イグアバギーでブロック……」

 

「暴風の効果発動!」

 

「……ゲイル・フォッカーが疲労……」

 

「ゲラン准将でアタック!」

 

「ライフ……」

ライフ4→3

リザーブ0→1

 

「ターンエンドだ」

 

第六ターン

 

「怠惰のターン……コスト7以上のスピリットが居るのでゲイル・フォッカーにコアを1個乗せる……リフレッシュステップ……ベルフェゴール・ランパードは回復出来ない……」

 

「ぎゃははは!何でそんなやつ召喚したんだよ、邪魔じゃねえか!」

 

「……ベルフェゴール・ランパードをLv2にアップ……さらに、バーストセット、セイバー・シャークをベルフェゴールにブレイヴしてターンエンド……」

 

第七ターン

 

「波乗りのターン、吹き荒れろ嵐、巻き起これ旋風!青き翼で天を裂け!鳥獣烈神ガルード召喚!颶風高原の効果で5コア乗せる!アタックステップだ、行けガルード‼︎」

 

「ベルフェゴール・ランパードは疲労状態でブロック出来る……ベルフェゴールでブロック……」

 

「暴風だ!二体疲労したことにより相手のデッキを6枚破棄!」

 

破棄されたカード

機人エムブラ

月照らす氷結湖

不滅龍エターナル・ドラゴニス

北斗七星龍ジークアポロドラゴン

イグアバギー

サイレント・ウォール

 

「破棄された不滅龍エターナル・ドラゴニスの効果、このスピリットをコストを支払わずに召喚する。ゲイル・フォッカーのコア1個を使う」

 

フィールドには白い機械の龍が出てきた

 

「さらに、ベルフェゴール・ランパードのブロック時効果。BPを比べ相手スピリットだけを破壊したときこのスピリットのシンボルと同じ数だけ相手のライフをリザーブに置く。さらにセイバーシャークの効果でもう一個ライフを削る」

 

「何だと⁉︎」

 

ガルードがベルフェゴール・ランパードにぶつかる

するとベルフェゴールが大盾で弾き返し吹き飛ばした

 

「……ターンエンドだ…」

ライフ5→3

リザーブ1→3

 

第八ターン

 

「それじゃあ、怠惰のターン。ゲイル・フォッカーにコアが乗る…ゲイル・フォッカーを召喚してターンエンド」

 

第九ターン、波乗りのジョンは何もせずにターンを終えた

 

第十ターン、カインはダブルドローを使用、ターンを終了した

 

第十一ターン、ジョンは天帝ホウオウガを召喚、ターンを終えた

 

第十二ターン、カインは再び何もせずにターンを終えジリ貧が続く

 

そして第十三ターン

 

「いい加減に終わらせる‼︎ガルード二体召喚だ‼︎アタックステップ!行け、ガルード!」

 

「………ベルフェゴール・ランパードでブロック」

 

「ガルードの効果で6枚破棄!」

 

「フラッシュタイミング、マジックダブルハート、コアはゲイル・フォッカーから使用する。これにより白のシンボルを追加、自身とセイバーシャークの効果で合計3個のライフを削る」

 

「はぁ⁉︎このためにコアを!くっそぉぉぉぉぉお‼︎」

 

 

「やっと終わった……早く寝よ……」




カイン「今日の最強カードはこいつだ」

怠惰の機神ベルフェゴール・ランパード
7(白3)武装/罪王

Lv1 5000(1)
Lv2 10000(5)

このスピリットは回復出来ない

Lv1Lv2
このスピリットの召喚時
このスピリットを疲労させる

Lv1Lv2
重装甲∞

Lv1.Lv2相手のアタックステップ時
このスピリットは疲労状態で相手スピリットをブロックできる

Lv2このスピリットのブロック時
BPを比べ相手スピリットだけを破壊したとき相手のライフをこのスピリットのシンボルと同じ数だけリザーブに置く



カイン「やりにくいのは分かるが最後は酷くないか?」

作者「すみません……」

カイン「次からはちゃんとやれ」

作者「はい……」


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暴食のカイン

「だるい……やる気が起きない……」

 

「だいじょ〜ぶ〜?」

 

「怠惰になるとこうなるからあまり使いたくないんだよね……」

 

「む〜、なんでそんなこというのさ〜……」

 

「だってほら……」

 

カインが指差した先には

 

ゴコゴゴゴゴゴゴゴ………

 

「カ〜イ〜ン〜……だらけるんじゃない‼︎」

 

「我らのオカン……もといサタンが怒るから……」

 

サタンはエプロンを掛け、両腕を胸の位置で組み、後ろに炎が揺らいでいた

 

「さたんはふんぬだからしかたないよ〜」

 

「でも、やる気出さなきゃダメだよな……」

 

「当たり前だ!これで3日目だぞ!」

 

「だよな〜……」

 

するとカインの元へちょこちょこと歩いていく影が

 

「カイン、一緒にご飯食べるのです。ここ最近ずっとカロリーメ○トばっかで身体に悪いのです」

 

「ああ、分かった……」

 

ビー!ビー!

 

「はぁ……今度は誰だよ……」

 

ディスプレイには金髪の女性が映っていた

 

「誰かと思えば明けの明星(ほし)のエリスじゃないか」

 

「カインに何か用なのです?」

 

「かえれ〜」

 

「スタイルいい……羨ましい……」

 

「カインを誘惑しに来たのかしら?」

 

「明けの明星!とっとと帰れ!」

 

「カインは私たちのだから譲らないぞ!」

 

……と酷い言われようである

理由としては一度エリスがカインをコンビを組まないかと誘った事で一斉に敵視しているのだ

なお、当の本人達は理由に気づいていない

 

「い、いや。今回は仕事を手伝って欲しいんだ」

 

「ほう、聞かせろ」

 

「あ、怠惰の後遺症が治ったのです」

 

「そりゃ、そろそろ生活費も厳しいしな。ここいらで金稼いどかないと、食材もなさそうだしな。そうだろ?サタン」

 

「ああ。丁度言おうと思ってたんだ野菜が特にな……」

 

「うし、なら決まりだ。で、何が目的なんだ?」

 

「とある男の持つカードだ」

 

そう言うとディスプレイにカードが映る

 

「ふーん、『アルティメット・ケツァルカトル』か……なるほどね……だが、アルティメットは持ち主を選ぶんだろう?何故お前が取り返さにゃならんのさ」

 

「そのカードはバトルで負けて奪われたそうだ」

 

「ならそれは銀河バトスピ法で正式にそいつのものだろう?何でまた……」

 

「銀河バトスピ法で使用が禁止されているカードを使ったバトルだったからだ」

 

「なーるほど、つまりカードの回収は名目でそいつの逮捕が本命ってことか」

 

「そういうことだ」

 

「面白い、やってやろうじゃねえか」

 

「そうか、ありがとう」

 

「では、出発!」

 

〜そして時間は経ちとある惑星〜

 

「ここだな」

 

「誰だお前は!」

 

「おーおー、居た居た。あんただな、無敵のガルドとか名乗ってるのは」

 

「そうだ!俺様に何か用か!」

 

「ターゲット‼︎」

 

お互いのデッキが光る

 

「俺が勝ったらお前の身柄の確保とお前が奪ったアルティメット・ケツァルカトルを返してもらおう」

 

「お前は七罪のカインだな……なら俺が勝ったらお前のデッキを貰う!」

 

「いいだろう……お前を喰らうのは暴食だ!ベルゼ!」

 

「はいなのです!」

 

「「ゲートオープン、界放!」」

 

 

 

〜バトルフィールド〜

 

「無敵のターン、ネクサス栄光の表彰台を配置!ターンエンド」

 

リザーブ

4→0

 

「腹減ったな……(ムグムグ)暴食のターン!早速禁止カードか……面倒だな、ネクサス大樹茂る天守閣Lv2で配置。ターンエンド」

 

リザーブ

5→0

 

「無敵のターン!栄光の表彰台をLv2にアップ、そして効果を使いデッキから3枚破棄して栄光の表彰台を配置。ボイドからコアを1つ追加、栄光の表彰台のレベルを2に上げてデッキを3枚破棄してもう三枚目の栄光の表彰台を配置!ボイドからコアを2つ追加!」

 

手札

5→3

デッキ

35→32→30

 

「さらに、オリンスピア闘技場をデッキからカードを破棄する事で配置!」

 

手札

3→2

デッキ

30→28

 

「これにより増えたコアを使い栄光の表彰台とオリンスピア闘技場をレベル2にアップ!ふふふ……さらに!千本槍の古戦場をデッキを破棄して配置!」

 

手札

2→1

デッキ

28→23

 

「ボイドからコアを3つ追加!」

 

現状

栄光の表彰台Lv2(3)×3

オリンスピア闘技場Lv2(1)

千本槍の古戦場Lv1(0)

リザーブ3

 

「そしてターンエンド」

 

「暴食のターン!はあ……とんでもねえ回し方するな……」

 

手札

4→5

リザーブ

0→4

 

「どうしたもんかねえ……ダンデラビット召喚。召喚時効果でボイドからコアを1つリザーブに」

 

リザーブ

4→2

 

「ダンデラビットをレベル2にアップしてターンエンド」

 

現状

ダンデラビットLv2(3)

大樹茂る天守閣Lv2(2)

 

「勝った!無敵のターン!デッキからカードを破棄して崩壊する戦線を配置!そして俺は武器コレクターのゴドフリーを召喚!召喚時効果によりトラッシュのネクサス全てをコストを支払わずに配置できる!トラッシュにあるネクサスは10枚!よって栄光の表彰台の効果によりボイドからコアを30個追加ぁ‼︎」

 

「マジかよ……」

 

「どーだビビったか!ターンエンド!」

 

「ビビった……ねえ……暴食のターン、ダンデラビットをもう一体召喚。効果でボイドからコアを1つリザーブに、そしてボイドからコアを1つをもう一体のダンデラビットに乗せる。召喚したダンデラビットをLv2にアップし、バーストをセットしてターンエンド」

 

「これはもう俺様の勝ちだな。無敵のターン!霊峰魔龍ヤマタノヒドラをLv3で召喚!そしてアタックステップ!いけ、ヤマタノヒドラ‼︎強襲!」

 

「大樹茂る天守閣の効果発揮、俺のデッキトップをオープンし、それが系統、殻人、殻虫、怪虫を持つスピリットならコストを支払わずに召喚する」

 

オープンしたカード

アメンボーグ

 

「来い、アメンボーグ!ブロックだ」

 

ヤマタノヒドラの首の一つにアメンボーグが食われた

 

「もう一度アタック!そして強襲!」

 

「天守閣の効果発揮!」

 

オープンしたカード

バインディング・ソーン

 

「はっはっは!残念だったなぁ‼︎」

 

「ライフだ!」

 

カイン:ライフ

5→4

 

「もう一度アタック!強襲!」

 

「(ヤマタノヒドラの効果でマジックは使えない……天守閣が鍵か……)天守閣の効果発揮!」

 

オープンしたカード

蜂王フォンニード

 

「フォンニード召喚!召喚時効果で3個ボイドから追加!」

 

リザーブ

1→4

 

「そのアタックはライフだ!」

 

ライフ

4→3

リザーブ

4→5

 

「ライフ減少によりバースト発動!ネオ・バインディングソーン!ヤマタノヒドラを疲労!」

 

「ちっ……生きながらえたか……ターンエンド」

 

「暴食のターン!」

 

リザーブ

5→8

 

「……!イケるな……ダンデラビット2体のレベルを1にダウン!そして冥司教バルクスを召喚!召喚時効果によりお互いのスピリットのコアを1つになるようにリザーブに!」

 

リザーブ

8→1

 

「ちっ……まどろっこしい事を……!」

 

「そして……マジック、セブンヘイルズを使用!効果により手札の罪王のコストをライフと同じにする!コストはバルクスとネクサスから1つずつ使用!」

 

そしてカインは一枚のカードを手に取る

 

「地獄の罪を司る、大いなる悪魔が一つ、さあ命すらも喰らえ。暴食の魔王蟲ベルゼブブLv1で召喚、ライフからコアを1つリザーブに置くことでベルゼブブのレベルを1つ上のものとして扱う!」

 

「たかだかBP5000程度で勝てると思うな‼︎」

 

「言ったろ?命すらも喰らうってよ……」

 

ベルゼブブの杖が怪しく光る

 

「ああ?」

 

それと同じ光がお互いのリザーブのコアから出た

 

「さあ、喰っていいぞベルゼ」

 

リザーブのコアが浮く

そしてそれはベルゼブブの口へと運ばれた

 

「ベルゼブブの召喚時効果、お互いのリザーブのコア全てをボイドへ置く」

 

「何だと⁉︎」

 

そしてあれほどあったガルドのコアが消えた

 

「アタックステップ!ベルゼブブでアタック!アタック時効果によりお前のゴドフリーを疲労!そしてベルゼブブのLv2、3時効果発揮!お互いのアタックステップ時に相手のスピリット、アルティメットが疲労したときそのシンボルの数の合計分ボイドからコアを1つリザーブに置く」

 

リザーブ

0→1

 

「ちっ……ライフだ!」

 

「ターンエンド」

 

「ちっ……ならまたコアを増やせばいいだけだ!しかもお前のライフは残り2個、マジックは使えない!俺の勝ちは変わらねえんだよ‼︎」

 

「やってみな?」

 

「ヤマタノヒドラでアタック!強襲‼︎」

 

「ダンデラビットでブロック」

 

「もう一度アタック!強襲!」

 

「フォンニードでブロック」

 

「これで終わりだ!ヤマタノヒドラでアタック!強襲!」

 

「ライフだ」

 

ライフ

2→1

リザーブ

2→3

 

「神速召喚!ソーン・トンボ!召喚時効果によりゴドフリーを疲労!そしてブロック!破壊時効果によりヤマタノヒドラを疲労!」

 

「何だと⁉︎」

 

「暴食のターン!もういっちょ来い!フォンニード!ボイドからコアを3つ追加!」

 

「(残りの手札は1枚……だが、こいつらとなら……やれる‼︎)」

 

「ベルゼブブとフォンニードのレベルを3にアップ‼︎フォンニードには残りのコアを全て置く!(1→6)アタックステップ!行け、ベルゼブブ!」

 

「ちっ……ライフだ!」

 

ガルド:ライフ

4→3

 

「フォンニード、やれ!」

 

「くっ……ライフだ!」

 

「フォンニードの効果発揮!ライフを減らした時こいつのコアを3つトラッシュに置くことで回復する!」

 

「ちっ……」

 

「もういっちょ行け、フォンニード‼︎フラッシュタイミング、マジックネイチャーフォースを使用!トラッシュのコア全てをフォンニードに!」

 

「な、なんだと⁉︎ライフだ!」

 

「さあ、もう一度回復だ。そして行け!フォンニード‼︎」

 

「ら、ライフで受ける!うわああああ‼︎」

 

ライフ

1→0

 

「快勝快勝!後から食べる飯が美味い!」

 

〜その後〜

 

「明けの明星、ほらよ」

 

そう言ってカインはエリスにガルドとカードを渡した

 

「報酬は確かにいただいた。じゃあな明けの明星の」

 

「すまないな、七罪。手間を掛けた」

 

そうしてまたカインの旅は続く



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