記憶喪失の転生少年は一人では戦えない (業烈)
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プロローグ

遊戯王カードあれば世界の1つや2つ救える


ここはどこなんだろう?

 

目を開くと真っ暗な世界が広がっていた

俺はさっきまでの記憶を探ろうとするが思い出せない

 

ああ、これが俗に言う記憶喪失というヤツなんだろう、にしても言語とかはそのままなのは都合のいい記憶喪失だな本当。

 

などと考えている最中に俺の目の前に人?がいることに気づいた

 

「なぁ、これはなんだ」

 

そういうとその人?は笑顔で

 

「ヨウコソ!我が世界に!ワタシの名は創星神sophia*1

 

・・・・は?

 

俺は真っ先に思い浮かんだことが「は?」だ

 

いや、名前は知ってる

 

記憶がないのに、だ。なぜかわかる

 

sophia・・・遊戯王OCGに出てくるカード、遊戯王、遊戯王の知識だけは覚えている。なぜだ?

 

その解を探ろうとする前にsophiaは答える

 

「君の記憶はない、しかし遊戯王の記憶は残したままにしている。なぜか?それは君が今からそのカードたちを使い戦うからさ」

 

そう言われ指を俺のポケットに指される

 

するとポケットの中から青い光が

 

「これは・・・」

 

ポケットからある物を取り出す、それはスマートフォン。

 

そのスマホが光っている

 

「起動してみな?それは君の知識全てだ」

 

俺はスマホを開きあるアプリを開く

 

『遊戯王ニューロン*2

 

そのアプリにあるデッキを開く

 

そこには大量のデッキが

 

「これは・・・俺の・・」

 

「そう!君のデッキ!君がこちらに来る前に持っていたデッキ全てをインポートさせてもらった!君はそのカードたち!そのデッキで戦わなければならない!」

 

sophiaはそう言い張り俺は目を閉じる

 

「・・・sophia、お前は俺にどうしろと」

 

「おまけに君のカードたちは()()を持っている、君がそのデッキ・・否!カードたちに思いがあるならばモンスターたちは素直に従ってくれる。思い出してくれ君のわくわくを」

 

俺は言われるがまま、聞いていた

 

しかしその目はデッキを見ていた

 

ドラゴンメイド

 

ドラグマ

 

召喚獣

 

シャドール

 

エルドリッチ

 

記憶にはないが、覚えている

 

他のデッキも全部覚えている

 

「さて、そろそろ時間だ。君が行く世界はノイズという化物が人々を襲って炭素に変えている・・君は救えるかい?」

 

sophiaは近づき俺の目を見張る

 

・・・全く、神に祈られるとはな

 

「やってやるよ、俺が救って見せる。俺のカードが、モンスターが・・・きっと!」

 

笑ながらsophiaを見る

 

sophiaは少し離れ

 

「その心意気はよし、では行くがいい!世界が君を待っている!」

 

俺の体が消えていく

 

「sophia、君にまた会えるか」

 

「もちろん、君が望むならば」

 

sophiaはそう言い残し消えていく

 

「・・・さて、俺も行くか・・・」

 

こうして俺

小野賀 遊知(おのが ゆうち)』も消える

 

行く先は当時の俺ではわからない

 

 

ただ、今の俺ならわかる

 

「ある意味、地獄だ」

*1
DT(デュエルターミナル)世界で眠る創星神、こいつが復活したから色々と面倒なことに・・・

*2
KONAMIが出したアプリ、とても有能だぞ!



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1話 俺という存在に対しては使いたくないカード

ガチでカードを使えるようになったとして、絶対にあのカードだけは自分に対して使いたくないよね。


どうも、遊知だ。

 

現在は空から落ちている

 

「どうしてこんなことに・・・」

 

あれこれ考える暇などない、落ちるだけ速度も上がる

 

仕方ない、アイツを使うか

 

アプリからデッキを選択し、実体化させる

 

「俺は手札から≪ドラゴンメイドのお心づくし≫*1を発動!効果により手札から≪ドラゴンメイド・エルデ≫*2を特殊召喚!その後お心づくしの処理でデッキからドラゴンメイド・ナサリー*3を墓地に!」

 

エルデの背中に乗り、周りを見渡す

 

「何もない・・・いや、あれはライブ会場・・?燃えているじゃないか!?エルデ!行けるかあそこまで!」

 

エルデは首を上下に動かし、早く飛ぶ

 

「すまない、エルデ・・・少し重いかもしれないが我慢してくれよ」

 

エルデの頭を撫でながらライブ会場の上にたどり着く

 

(なんだ・・?あの化物・・・っ!あれがノイズとかいうやつか・・!本当に人を炭素に変えてやがるっ・・!)

 

その光景はまさに地獄だ、俺はデッキを触り下りようとするが、歌を歌っていたであろうアイドル二人が変な恰好になりノイズを倒していく

 

(なんだ、アレ・・アレか?!ドラゴンメイドと同じで変身するのか?!)

 

俺はその光景をしばらく見ていた、なぜか?いやなんか大丈夫そうだったし。エルデからはさっきから尻尾で頭たたかれてるけど・・・早く助けに行けって意味だと思う

 

「エルデ、もう少しだけ見させて欲しい」

 

エルデはあきらめたのかたたくことはなくなった、それと同時に爆発が近くで起き。瓦礫が落ちる

 

その瞬間エルデが鳴いた

 

「エルデ!どうしたんだ!」

 

エルデは俺を乗せたままライブ会場に降りる

 

「こいつは・・即死ではないがこのままじゃ死ぬじゃないか!」

 

瓦礫に挟まれ血が止まらない少女

 

その後ろから驚いたように俺を見る二人の少女

 

「お前は何者ッ!?」

 

青い髪の少女が刀を俺に向けてそう問う

 

「答えによってはノイズをぶっ倒した後お前も倒させてもらう」

 

赤?色の少女は槍を俺に向ける

 

「俺は小野賀遊知・・・ただの決闘者(デュエリスト)だ」

 

「は?決闘者・・?」

 

赤色の少女は理解できていない様子だった

 

「っ!奏!後ろ!」

 

「なっ!?」

 

俺との会話に気が取られていたのか、奏という少女はノイズの攻撃を喰らってしまう

 

「奏ぇ!!!!!」

 

「ツバサ、大丈夫だよ・・・にしても数が多すぎる」

 

ノイズという化物は周りに大量にいた、もちろん俺の周りにも

 

「手伝うよ、俺も」

 

俺は奏たちの後ろで立ち上がりデッキを持つ

 

「戦う・・?相手はノイズだぞ!お前じゃ死ぬぞ!」

 

「死ぬ?ありえない、だって俺は決闘者だ!決闘者が死ぬ時はデュエルの時のみ!」

 

「何言ってんだよ!」

 

奏は遊知の言う言葉に理解を示さず声を荒げる

 

「奏!そんな人はもうほっといて早く倒さないと!あの少女が!」

 

「・・・・ああ、そうだな。ツバサ・・・」

 

何かを決心した奏

 

奏はツバサに向かって言う

 

「なぁ、ツバサ。アタシ一回さ歌いたかったんだよね」

 

「何を・・・奏・・?」

 

「ツバサは一人でも大丈夫」

 

奏は歌う、奏者の最終兵器

 

≪絶唱≫を

 

 

「っ・・!これは・・!?」

 

俺のポケットに入っていたスマホが光り、取り出す

 

そしてアプリ≪遊戯王ニューロン≫を開く

 

そこには≪絶唱≫と書かれたカード

 

「絶唱・・・それが今の奏っていうヤツの状態か・・効果は?」

 

 

≪絶唱≫

装備魔法

 

このカードの①の効果はデュエル中1度しか使用できない、奏者モンスターにのみ装備可能

①このカードを墓地に送って発動する、相手の場のカード全てを墓地に送る。

処理後装備元のモンスターを墓地に送る

②1ターンに一度このカードをデッキに戻すことによりデッキから≪イグナイト≫と名のついたカード、または≪XD≫と名のついた装備魔法をモンスターに装備することができる

 

 

「装備魔法・・??ってか①の効果やばくないか!?つまり絶唱を使用したら・・・あの奏っていう人が死ぬ・・!」

 

俺は慌てて盤面を確認する

 

(現在、俺のデッキはドラゴンメイド・・・多分奏にとっての相手モンスターはノイズだろう。さてどうするべきか・・・)

 

「奏!奏ぇ!!!!いや!使わないで!絶唱を!やめてぇぇぇ!」

 

翼が泣き叫ぶ

 

絶唱を使わない・・・まてよ?使わない・・?

 

俺は気づいた、テキストに

 

①の処理後に装備元のモンスターを墓地の送る

 

つまりは絶唱発動時点ではまだ場にいるということになる。

 

「見つかった!奏を助けれる!」

 

翼は俺の言葉に対して唖然とした

 

「助けれる・・?どうやって!無理なのよ!返してよ!奏を!」

 

翼に襟を持たれるが俺は言う

 

「大丈夫、必ず助けるから」

 

「・・・本当に?」

 

「ああ、俺は嘘つかないさ」

 

「・・・・救えなかったら貴方を恨むわ・・」

 

「そうしてくれ」

 

俺は翼を離して、奏の近くに

 

 

「さて、やるか・・・俺はカードを1枚セット!ターンエンド!」

 

これが希望のカード、逆転のカード!

 

「・・・・・・♪」

 

奏が歌う、絶唱を

 

今だっ!

 

「俺は永続罠≪ドラゴンメイドのお片付け≫*4を発動!①の効果により俺の場の≪ドラゴンメイド・エルデ≫と相手・・つまり俺にとっての間は≪奏≫!2体を手札に!」

 

「何っ!?これは・・!?」

 

奏から絶唱が消えていく、と同時に翼の近くに奏は戻ってくる

 

「奏・・!奏ぇ・・!」

 

翼は戻ってきた奏に泣きつき

 

「アタシ一体・・なんで・??」

 

「俺が戻したんだよ」

 

「あんたいったい!?」

 

「さっきも言っただろ?俺はただの決闘者だって」

 

「ありがとう・・ありがとう・・・」

 

翼はただ泣きながらお礼を言う

 

「っ!そういえばあの瓦礫にいた女の子は!」

 

奏がふと気づいて

 

「俺も忘れてた!」

 

瓦礫に挟まれている少女を見る

 

「奏・・・これはもう・・」

 

「まだ!行ける!おい!生きるのを諦めるな!」

 

二人は最後の力で瓦礫をどかして少女を助けるが息がない

 

「・・・あまり使いたくなかったが使うか」

 

俺はカードリストを開いてあるカードを取りだして、その少女の手に持たせる

 

「魔法発動、≪治療の神 ディアン・ケト≫*5

 

治療の神ディアン・ケトが実体化し、少女の傷を治していく

 

「ディアン・ケト、この子息していないんだ」

 

俺が言うとディアン・ケトは少女にマウス・トゥー・マウスを始める

 

「・・・俺は死んでもやられたくないな」

 

「アタシも・・」

 

「・・・私も」

 

数分後、ディアン・ケトは消滅し、少女の息が戻る

 

そして俺は二課という組織に拾われて

 

闘いの渦にその身を落としていく

*1
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の手札・墓地から「ドラゴンメイド」モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。その後、特殊召喚したモンスターと同じ属性でレベルが異なる「ドラゴンメイド」モンスター1体をデッキから墓地へ送る事ができる。

*2
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードを手札から捨てて発動できる。手札からレベル4以下の「ドラゴンメイド」モンスター1体を特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。②:自分フィールドに融合モンスターが存在する限り、このカードは効果では破壊されない。③:自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。このカードを持ち主の手札に戻し、手札からレベル2の「ドラゴンメイド」モンスター1体を特殊召喚する。

*3
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、「ドラゴンメイド・ナサリー」以外の自分の墓地のレベル4以下の「ドラゴンメイド」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。このカードを持ち主の手札に戻し、自分の手札・墓地からレベル7の「ドラゴンメイド」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

*4
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールドのドラゴン族モンスター1体と相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。自分の手札・墓地から「ドラゴンメイド」モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。

*5
自分は1000ライフポイント回復する。




長いし、戦闘とか下手で申し訳ございません。

頑張って直したい!というか直すんでよろしくお願いいたします!


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2話 決闘者の大半は昼食代をケチってパックを買う

真面目に遅れて申し訳ありませんでした。。。
途中で描いて途中でギブしてました
頑張って続けたいと思います。よろしくお願いします。

言語力が日に日に失われていく・・・


「奏、ずいぶんとぐうたらしていたがいつもの特訓はどうした?」

 

俺、遊知は俺の部屋でぐーたらカードを見ている奏を見て朝一番にそう言い放つ

 

「いやー・・・ほら、アレだよ、アレ。今日は休肝日ってヤツ」

 

「いや、それはお酒を飲むのを休んでる時に言う言葉!さてはまたサボったな!?怒られるのは俺なんだからな!お前のマネージャーなんだし!」

 

そう、二課に拾われ約1年、俺は色々と尋問や健康診断などを受け。正式に二課のメンバーとして加えれた

 

 

ーーー回想ーーーー

 

「俺をどうする気だ」

 

手錠をかけられ部屋の真ん中に1つある椅子に括り付けられる

 

「何、ちょっとした質問だよ。俺の名は風鳴弦十郎」

 

「私はここのイケてる研究者☆櫻井了子よ!」

 

・・・なんだ、この二人は

 

「それで、俺をどうするつもりですか?俺を殺すなら、それなりなことしてくれないと死ねないですよ」

 

「死なない・・・か」

 

「あれ、信じるんですか」

 

「もちろん、君のその目は熱く燃えている・・!そんな目の男を信用しないわけないだろ!」

 

「熱い・・・か、確かに俺は燃えているよ、いつも飢えている!」

 

この風鳴とかいう男・・!一瞬で俺のデュエル魂を見抜きやがったっ・・!疼く・・!この男を決闘(デュエル)がしたいとっ!!!!!!

 

 

「はぁい、それはいったん置いておいて・・・私としては先ほどのあの例のモンスターについて聞きたいんだけど」

 

櫻井という女がモニターに先ほどの惨状を映す、弦十郎はそれを見て空気を変えるように

 

「奏は現在メディカルルームにて眠ったまま、そして一緒に助けた女の子も病院で現在意識が戻らないが命に別状はないそうだ」

 

「よかった・・・俺のしたことが間違ってなかったんだ」

 

「ただ・・・アレは・・・ちょっとな」

 

「ごめんなさい、二度とあの回復カード使いません」

 

まぁ、さすがにどんな人でもケバいおばさんが人工呼吸してるのは見たくないよな・・・

 

「あのモンスターは何?あなたは何者?」

 

櫻井という女は俺に対してそう問いかける

 

当たり前だろう

 

遊戯王の世界がおかしいだけなのだ。

 

 

俺は重い口を開くように

 

「俺は異世界から来ました・・決闘者(デュエリスト)です」

 

全てを明かした

 

 

「なるほど、な・・・神様に」

 

「遊戯王というカード・・・」

 

「そうだ、それ以外の記憶はない」

 

「その遊戯王のカードはどんなモンスターが?」

 

「・・・見せてあげますから、拘束といてくれません?」

 

「わかった、お前の目には反逆の意思はなさそうだしな」

 

弦十郎さんは俺の拘束を解くと目の前に俺の命の次に大事なデッキの次に大事な決闘盤(デュエルディスク)をもらう

 

「例えばですね」

 

 

俺は簡単に3つあると答えた

 

まず、モンスターカード

そして、魔法カード

最後に、罠カード

の3つだと

 

もっと言えば速攻魔法やら効果モンスターやらいるが・・・言いすぎるとこのゲームは訳が分からなくなるので割愛する。

 

その後、簡単にモンスターを出したり魔法を使ったり罠を使ったりと

大体の方法を試した後

 

「なるほど、君はその力で戦っていたのか」

 

「あぁ、そういうことになるのかなー・・・俺にとってはこのカードたちは相棒だし、家族みたいなもんだよ」

 

デッキをスマホに戻して、決闘盤をたたむ

 

「ふっ、面白いものだな。カードが家族とは」

 

「確かに、面白いわね」

 

二人が笑う

 

「・・・まぁ、俺の世界ではカードの精霊が見えるっていう人もいるからな。世界は一枚のカードで産まれたって力説する人もいるくらいだよ、俺の世界ではただのカードゲームじゃないからな。そういう人が居てもおかしくはないだろう」

 

「そうか、所で君は・・・これからどうするつもりだ?」

 

「さぁね・・・一人どっか歩くのも悪くはないだろう」

 

「しかし、身分を証明するのが無ければ警察に捕まって即アウトだ」

 

「何、身分はこのデッキたちだ!」

 

「いや・・その・・この世界ではデッキは身分の証明にならないのだ」

 

「何!?デッキというのは身分を証明するものではないのか!?」

 

「やれやれ、これは頭が痛くなるわね」

 

了子さんは頭を押さえため息をついた

 

・・・・俺はそんなに間違っている世界に来たのか

 

 

その後、俺は色々とこの世界のことについて聞き弦十郎さんや了子さんと話をし、あることが決定された。それは

 

「遊知君!君は今日から奏のマネージャーだ!」

 

すまん、本当にナニ言ってるのかさっぱりなんだけど。

 

すっごく断りたかったが弦十郎さんにとても熱い目で見られたので断ることを忘れてしまったのであった・・・

 



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3話 この世界には決闘者は俺しかいない、そう思ってた

少しオリジナル要素入れたい
シンフォギア世界だけど、メインはデュエルにしたい。そんな思いです。



「俺は手札の≪黄金卿エルドリッチ≫*1の効果を発動!手札の≪ブレイクスルー・スキル*2≫とこのカードを墓地に送り場のカード1枚を選んで破壊する!俺が破壊するのはお前だ!葡萄野郎!」

 

エルドリッチの力により目の前にいた増殖分裂型、セルノイズをを破壊する

 

『さすがだな、遊知君!』

 

耳元に着けてる通信機から司令の声がする

 

「もちろんですよ、俺のカードはノイズにも有効なんですから。それにカードの力は偉大だよ。どんなに遠くに居ても俺が『相手の場』と認識したならば適応されるし・・・」

 

『うむ!ではそのまま殲滅を頼む!』

 

「了解」

 

通信を切り、俺は手札を見る

 

(さて、どうするか・・・分裂型が居たから破壊もできるエルドリッチを使ったが・・・さすがに数が多すぎる・・・うん、1枚しかないがちょうど引いていてよかった)

 

「俺はカードを1枚伏せて墓地に存在するエルドリッチの効果を発動!コストに俺の場にある魔法・罠カード・・・≪スキルドレイン*3≫を墓地の送りエルドリッチを手札に戻す!その後手札からアンデットモンスターを特殊召喚!俺は今手札に加えたエルドリッチを守備表示で特殊召喚!そしてエルドリッチの効果により攻守が1000ポイント上がりノイズのターンが終わるまで効果で破壊されない!」

 

これでいい、何回か戦ったがノイズの攻撃力はどうやら下級なら高くて2000、要塞型や巨人型は大きさにより違うが高くても4000だと内心理解している。エルドリッチなら効果で出しているので守備が3800、下級ではまず戦闘では破壊されないし、今見ている感じだと要塞や巨人はいないから破壊はされない

 

「その後俺はカードを1枚伏せてターンエンド!その後エンドフェイズ時!墓地にある≪紅き血染めのエルドリクシル*4≫と≪黒き宿命のエルドリクシル*5≫、≪白き宿命のエルドリクシル*6≫の3枚を除外して効果発動!俺の場に≪黄金郷のコンキスタドール*7≫と≪黄金郷のワッケーロ*8≫と≪黄金郷のガーディアン*9≫の3枚を場に伏せてターンエンド!」

 

そのころ、二課では

 

「遊知君、ターンエンドしました!」

 

「場にはモンスター1体!?あの大量のノイズには不利すぎでは!?」

 

「何を考えているのだ・・・遊知君は」

 

司令やオペレーターが遊知があの大量のノイズ相手に場にモンスターを出して魔法・罠ゾーンにカードをセットしたことに違和感を感じていた

 

『安心してくださいよ、司令。俺の勝ちですから』

 

通信機から声が聞こえる、余裕そうな声で遊知は笑った

 

「お、デュエルディスクが相手のターンになったと反応したな・・・スタンバイフェイズ時、俺は伏せていたカード!≪黄金の征服王*10≫を発動!除外されているのはエルドリクシルカード!3種類をデッキに戻して俺は場のカードを全て破壊する!しかし俺の場のエルドリッチは自身の②の効果により破壊されない!」

 

巨大な黄金のドリルを出してノイズを全て破壊する

 

「・・・俺の勝ち、対戦ありがとうございました」

 

≪ノイズ、反応消滅しました≫

 

「さて、エルドリッチ。感謝するよ」

 

エルドリッチを見て誇らしい顔で見る

 

エルドリッチも何か察したのか、はたまた黄金卿としての誇りか

 

無言で黄金の槍を出してそれを天に構えたまま消滅する

 

「卿・・・貴方の存在に敬意を表するよ」

 

俺はデッキをスマホの中に戻して場をあとにする

 

 

 

 

 

 

 

が、それは儚くも叶うことが出来なかった

 

デュエルディスクから音がなる

 

「っ・・!?この音は・・!」

 

≪どうした!遊知君!≫

 

司令が声を荒げる

 

「デュエルディスクから音が出ました!この音は近くにデュエルディスクを持ってるヤツが居ると鳴るんだ!」

 

≪つまり・・・≫

 

「あぁ、俺以外にも存在する・・・決闘者が」

 

その音はすぐに消え、デュエルディスクのサーチ機能を使うも見つけることが出来なかったまま、俺はモヤモヤを抱えたまま二課に戻ることになった

 

 

【このデュエルディスク?だったか・・音がなるのかよ】

 

遊知が居る場所から少し離れた工場地帯にて、銀髪の巨乳の女が呟く

 

【一通りの事はフィーネから教えて貰ったけどこんな音が鳴るなんて聞いてねぇ!・・・まぁいい、次会ったらこのデッキでギッタンバッコンにしてやる!】

 

そのデッキを1枚めくる

 

【このカードがあれば世界を平和に・・・】

 

そのカードは・・・『機巧蛇-叢雲遠呂智』

*1
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを手札に加える。その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。

*2
①:相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。②:自分ターンに墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

*3
1000LPを払ってこのカードを発動できる。①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。

*4
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分のデッキ・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

*5
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:手札・デッキからアンデット族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

*6
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分の手札・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

*7
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:このカードは発動後、通常モンスター(アンデット族・光・星5・攻500/守1800)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。自分フィールドに「黄金卿エルドリッチ」が存在する場合、さらにフィールドの表側表示のカード1枚を選んで破壊できる。②:自分・相手のエンドフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「エルドリクシル」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

*8
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:このカードは発動後、通常モンスター(アンデット族・光・星5・攻1800/守1500)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。自分フィールドに「黄金卿エルドリッチ」が存在する場合、さらに自分・相手の墓地のカード1枚を選んで除外できる。②:自分・相手のエンドフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「エルドリクシル」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

*9
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:このカードは発動後、通常モンスター(アンデット族・光・星8・攻800/守2500)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。自分フィールドに「黄金卿エルドリッチ」が存在する場合、さらにフィールドの表側表示モンスター1体を選んで攻撃力を0にできる。②:自分・相手のエンドフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「エルドリクシル」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

*10
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在する場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。●除外されている自分の「エルドリクシル」魔法・罠カード3種類を1枚ずつ選んでデッキに戻し、フィールドのカードを全て破壊する。●除外されている自分の「黄金郷」魔法・罠カード3種類を1枚ずつ選んでデッキに戻し、相手のLPを半分にする。その後、相手のLPの数値分だけ自分のLPを回復する。




奏「なーにかな、なーにかな!来週はこれ!」

翼「これは・・・」

奏「デッキを上から8枚裏側で除外することで手札、墓地から特殊召喚できるモンスター!自分のEXデッキから3枚裏側で除外することによってフィールドのモンスターを破壊できる恐ろしい効果!」

翼「それに元ネタとされる天叢雲剣も何か私のギアと似ている名前・・惹かれます」


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主人公の設定

今のウチに書いておきます。
なんかもう色々と疲れましたごめんなさぁぁぁあぁあああい!


小野賀 遊知(おのが ゆうち)

 

年齢:18歳(転生前の年齢は22歳)

 

見た目:銀髪で常にパーカーを着こんでる青年、フードを外す事も多いが日常生活ではフードを被りながら過ごしている。

転生前の見た目はいかにも普通なスーツが似合う男性だった。

 

言動:普段は目上の人には敬語(ただし、司令など頼れる人にはため口である。)、ただしデュエルの事になると口が悪くなる根っからのデュエルジャンキー

転生前の言動は常に目上の人に敬語、デュエルの時も敬語である。

 

趣味:デュエル(転生前:デュエル)

 

使用デッキ:『シャドール』、『ドラグマシャドール』、『斬機』、『インフェルニティ』、『ドラゴンメイド』など、多数のデッキを操る。現在はいわゆる紙束デッキを対ノイズの時に使用している。

理由としては「インフェルニティとか使うとソリティアで俺が殺される、ならば紙束でも単体で強いヤツの方がノイズには有利だろ?」とのこと。

また、現在は1枚だけであるがこの世界に転生してから≪絶唱≫というカードを手に入れているが、デッキに入れる予定はない模様

 

転生前のデッキは全てスマートフォンの中に存在しているが、現在最後の1つだけは謎のロックが掛かっており使うことが出来ない。

 

デュエルセンス:この世界では一流と言えるセンス、トップドローで運命を変えたり、手札を見て世界を知れる。しかし元の世界ではそこまで強くはなかった模様

 

その他:神により転生させられた男だが、あのDT世界の神なのだからそう簡単に一発で優しく転生させてあげることなどはできないのである

また、過去の記憶も実はあいまいであるがそれは本人にも気づけていない。

(プロローグの頃と3話までの言動での矛盾点など)

 

 

 

作者:この作品を作っている男、デュエル歴15年。現在メインはインフェルニティのみだが過去にいろんなデッキを使っていたバカ。

現在は社畜として会社の歯車になりながらもパチンコやカードゲームなど多数している。

彼曰く、遊知の過去の話も掘り下げたいらしいが・・・?最近は時間がもっぱらないので考えたくない模様

 

 

sophia:やばいヤツ、とにかくやばい。絶え間ない争いに絶望し、荒廃した世界を浄化、リセットするために全ての地上生物の消滅に乗り出したDT世界のやばい神。今回はこいつのノリにより転生させられる。

しかしDT世界という遊知とは関係のない世界。所謂異世界の神だが何故居たのか、それは神にしかわからないことでアール

 

 

作者の言葉

 

ちなみにですが「小野賀 遊知→己が勇知」

として考えてます

遊知は果たして「己の勇気と知恵を獲れるのか」

 




これからもゆっくり頑張ります。よろしくお願いします


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4話 敗北

やっと本編の主人公とこの作品の主人公が出会うよ。
シンフォギア本編は裏で進んでるよ!
まぁこの作品の主人公が遊知君だしね!

みんなデュエリストになればいい
今回から注略はなくしました。
テキスト長すぎると心折れるんで・・・わからない効果はノリで感じろ!


「・・・君は」

 

「初めましてっ!私、立花響って言います!」

 

二課の休憩室でいきなり女の子に挨拶をされた

 

司令にスマートフォンでメッセージを送った所

 

【2年前、君が助けた女の子だが。実は心臓部分に奏のガングニールの欠片が刺さってしまった・・・場所が場所だから手術で取り除くのも難しいからな。】

 

『それと、今居るのは違うだろ』

 

【ああ、実は胸のガングニールが響君の歌に反応した。それで連行し、協力をしてもらっている】

 

なるほどね・・・それにしてもこの子、狂ってるねぇ

 

「お前、狂ってるね」

 

「えぇ?!いきなりな、何を言うんですか!?」

 

おっと、ついつい口に出してしまった。

 

デュエルする時も手札にコンボカードが多数ある時ブツブツ言ってしまうのと同じだと俺は思う

 

「・・・何、本音を言ったまでだよ。いきなりただの学生がさ、戦場に出て『私、戦います!』は狂ってるとしか言いようがないぜ」

 

もう言ってしまったのでこのまま言い切る。

 

実際俺は狂ってると思うよ、デュエリストならともかく、ただの人間が何も思わずに戦場に足を突っ込むのは狂っている。死にたがり以外いないだろ

 

「私、なんで戦いたいとかはわかりません。だけど2年前にある人に救ってもらって・・・その時、このカードを貰って、元気づけられて、頑張ったんです!私はあの人になりたい!あの人みたいに強くなりたい!ノイズからみんなを守りたいんです!!!!」

 

そう言うと響はポケットからカードを取り出す

 

「っ・・・それは」

 

「その人がくれたカードです。私はこのカードで生きてこれたんです!」

 

2年前、立花響。及び奏を救った魔法カード

 

ディアンケト

 

 

・・・・まさかお前がキーカードだったとは

 

「そっか・・でも、何かあれば言いな?先輩だしな」

 

「は、はい!」

 

 

そして日は流れ

 

俺はノイズを狩るため、地下道に来ていた

 

ちなみに響や翼、奏は来ていない

 

理由は翼、奏は新曲のためのなんやかんやで出撃は無理そうだった。

 

響は親友の小日向未来という女性と流れ星を見に行くとのことだったので連絡を入れないように俺が司令に言ったことだ。

 

だから変わりに俺が出ている、まぁノイズなんぞダメージもクソもないしな。

 

「俺のターン!ドローォ!俺は手札にある≪ライトニング・ストーム≫を発動!俺が選択するのはモンスター破壊!ワハハハハ!!!死ねェ!虫けら共がァ!」

 

稲妻が走り、ノイズを消していく。

しかし所々ノイズが残っており、近づいてくる

 

「ちっ、2.3体は破壊耐性持ちかよ!うっとしいなぁ!俺は手札から≪強欲で貪欲な壺≫を発動!デッキの上からカードを10枚コストで墓地に送り、カードを2枚ドロー!!!!!その後俺は手札からフィールド魔法!≪死皇帝の陵墓≫を発動!そして陵墓の効果により俺は2000ライフを払い2体のリリースを必要とする手札のモンスター1体の通常召喚をリリースなしで行うことができる!俺は≪赤鬼≫を召喚!そしてこのカードが召喚に成功した時に手札を任意の枚数墓地に送りフィールド上のカードを手札に戻す!俺は残りの手札、3枚を墓地に送る!さぁ消えろ虫けら!!!」

 

残りのノイズが消えて、辺り一帯の反応が消える

 

「しっかし・・ノイズが手札に戻るってどういう処理だ?すでにこの世界に居る事がフィールドとして認識されているのはわかった。ただし相手はノイズ・・・普通ならば場には6体*1のモンスターまでの召喚制限があるのにも関わらず大量にいる・・・クソッ、相手も同じデュエルディスク持ってるならなぁー、すぐわかるのに」

 

やることが終わり、ゆっくりをデュエルディスクの電源を切ろうとした

 

その瞬間、音がなる

 

「・・・・来たか」

 

俺は辺りを見渡す、音がなるということだ相当近くに居るのだろう

 

周りを見ているとふと、俺の頭上から月の光が遮られた

 

上を見ると、銀髪の巨乳の女の子が立っていた

 

 

 

「・・・お前が俺を追っていたヤツか、名を名乗れ!」

 

「お前なんかに教えるかよ!お前と融合症例第一号を連れてこいと言う命令なんだ、言うわけねぇだろ!」

 

「そうか・・・ただ、あの子(立花響)は強いぞ?それに俺を連れて行くか」

 

「あぁ!無理やりにでもな!!!!殺さなければいいと命令を受けている!」

 

「なるほどな・・・ならばデュエルだ!負ければ俺は素直に誘拐でもさようじゃないか!さぁ!貴様もその腕にあるデュエルディスクからカードの剣を引けェ!」

 

俺はデュエルディスクを展開させる

 

「・・・いいだろう、やってやるよ!あとアタシの名は貴様じゃねぇ!クリスだ!」

 

「クリス・・・か、いい名前だな」

 

「世迷言たぁいい!」

 

「「デュエル!」」

 

 

 

「遊知君、Unknownとデュエル開始しました!」

 

「Unknownの纏っているものも確認できました・・・っ・・!これは・・・!ネフシュタン!?」

 

「ネフシュタンだとぉ!?」

 

 

「今まではノイズ相手だったが、初めてのデュエリスト。それにデュエル・・楽しいねぇ」

 

俺の心の中にデュエルの欲が沸き上がる

 

「先手はお前にやるよ!」

 

「お前じゃねぇ!クリスだ!」

 

「さっさとしろ」

 

「・・・あたしのターン!あたしは手札からフィールド魔法!≪シュトロームベルクの金の城≫をい発動する!」

 

「なっ…金の城だと!?まさか・・!」

 

俺の脳裏に嫌な思い出が思い浮かぶ、記憶がない脳裏に浮かぶのは

 

金の城とあのカードを出しているデュエリスト

 

「そんなわけねぇ!そんな・・・わけ・・・」

 

「何ごちゃごちゃ言ってんだ!あたしはそのまま金の城の効果によりこのターン通常召喚を破棄する代わりに「シュトロームベルクの金の城」のカード名が記されたモンスター1体をデッキから特殊召喚する!現れろ!≪ヘクサ・トルーデ≫!」

 

デッキが光りカードが場に置かれ召喚される、濃い紫色の少しケバい・・・否、美しい美女

 

かの童話にもいる、トゥルーデおばさんが現れる

 

「あたしはカードを3枚伏せてターンエンドだ!」

 

(手札が・・0枚か、つまりあの場・・何かある)

 

「俺のターン、ドロー!俺は手札より魔法カード!≪ライトニング・ストーム≫を発動!破壊するのはクリスの魔法・罠だ!」

 

「やらせるか!あたしはカウンター罠発動!≪神の宣告≫!ライフの半分を払うことによりその発動を無効にして破壊する!」残りライフ4000

 

「くっ・・・俺は手札に存在する≪ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン≫を墓地に送り≪竜輝巧-バンα≫を特殊召喚!その後処理によりデッキから儀式モンスターを手札に加える!≪竜儀巧-メテオニス=QUA≫を手札に!そして俺は今加えた≪竜儀巧-メテオニス=QUA≫を墓地に送り手札から≪竜輝巧-ラスβ≫を特殊召喚!その後儀式魔法カードを手札に加える!≪流星輝巧群≫を手札に!」

 

「その瞬間、あたしはセットしていたカードを発動する!永続罠≪センサー万別≫だぁ!」

 

「っ・・!センサー万別!?」

 

「さぁ、万別しな!」

 

「・・・俺は・・・バンαを墓地に・・・」

 

(やばいやばいやばいやばいどうする、どうするどうする)

 

「お・・俺は・・手札に加えた≪流星輝巧群≫を発動・・・」

 

「させるか!≪虚無空間≫発動!」

 

「くっ・・・俺は・・・ターンエンド・・」

 

 

『遊知君!どうした!』

 

通信機から声が聞こえる

 

「・・司令、俺は負けました。この勝負勝てない・・」

 

『どういうことだ!オイ!』

 

「あたしのターン・・・いいカードを引いた、が、その前にあたしは発動している≪シュトロームベルクの金の城≫の維持コストによりデッキから10枚を裏側で除外する。そしてあたしは≪強欲で貪欲な壺≫を発動!コストでデッキトップ10枚を裏側除外!して2枚ドロー!」

 

「・・・あたしの勝ちかな、あたしは手札から≪成金ゴブリン≫を発動!相手のライフを1000回復させてカードを1枚ドロー!」

 

「そしてあたしは手札にある≪機巧蛇-叢雲遠呂智≫の効果を発動!コストでデッキからカードを8枚除外して特殊召喚!」

 

「とどめだ!あたしは手札から≪紅蓮魔獣 ダ・イーザ≫を召喚!今除外されているカードは金の城の維持カードで10枚、強欲で貪欲な壺により10枚、そして叢雲により8枚・・・合計28枚!よって攻撃力は【11200】!」

 

 

負けだ、これは負けだ

 

「場に居る≪ヘクサ・トルーデ≫の効果!場に金の城が存在するからな、お前の場にある≪竜輝巧-ラスβ≫を破壊!」

 

「さぁ、これで一生お寝んねしな!」

 

 

勝てない、どう考えても勝てない

 

センサー万別がある限り俺は儀式召喚を実質封じられた・・・(実際は墓地にカオス・MAXがあるが出した所で殺されてはいたが・・・)

 

竜輝巧-ラスβだけだからリンクリボーからの経由も考えたが手札が足りない・・・

 

俺の負けだ・・もう何も手がない・・・

 

「・・・・やるならやれよ、デュエリストだ。次はかならz「次なんてねぇぜ」・・・何?」

 

「次なんてない、このデュエルは闇のゲーム!負けた者は死あるのみだ!」

 

「・・・ハハハ・・再戦さえもさせてくれねェのかよ・・・」

 

「ああ、そういうことだ。とっとと寝んねしろ!ゆっくりとなぶり殺してやる、まずはヘクサ・トルーデの攻撃!」

 

「ぐっ・・!」残り5400

 

「次に叢雲だ!」

 

「ぐあああああああ!」残り2950

 

「これでとどめ!ダイーザでこうg「遊知さん!」誰だっ!」

 

「遊知さん、大丈夫ですか!」

 

「・・響、どうしてここに?」

 

「司令が大変だから助けに行って欲しいって!」

 

「そうか・・・」

 

「お前も来たか!融合症例第一号!」

 

「ねぇ!名前は何ていうの!」

 

「教えるかよ!」

 

「クリスっていうらしい」

 

「クリスちゃん!」

 

「・・・・(ブチ)さっさとお前らはあたしに捕まればいいんだよ!ダイーザ!攻撃しろ!」

 

「響!!!あぶねぇ!!!!」

 

「えっ!?きゃっ!」

 

があああああああああああああああああああああああ!!!!!」残り0

 

「遊知さん!?遊知さん!!!!!!!」

 

「俺は・・負けた・・・・・・」

 

俺は負けたことを実感しながら意識を閉じる

 

そして、響の声が俺の頭にこだました。

 

 

*1
メインモンスターゾーンが5枠、エクストラモンスターゾーンが1枠




基本100%ノリと適当で運営しております

最近は召喚シャドールを組みました、昨日ですが。

なかなか楽しいですね

シャドール初めて触るのもあって新鮮な気持ちでやってます。

あと、遊戯王の日も出たんですが

メルカバー出されておろかな埋葬をうららで止められて諦めのガン打ったらそりゃまぁ無効にされますよね。クソが

ただ、トークンパックでドッペルのウルトラとパックで極光波竜のシク引いたんでアドです。


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5話 デュエリストの目覚め

ここから、遊知君の反逆が!?

奏「始まらないから」

(´・ω・`)


「おい、おっさん!遊知はどうなんだ!」

 

病院から戻った俺・・・風鳴弦十郎は本部に戻ると同時に怒り心頭な奏君の()()()()()()()()()()()()()()()()()()()をされる

 

「奏君・・・遊知君だが、とりあえず、翼も来てから話そう」

 

「っ・・わかったよ・・・」

 

数分後、翼や了子君、響君が会議室に入ってくる

 

「・・・よし、全員集まったな」

 

「おっさん、早くしてくれ!」

 

「奏・・落ちついて」

 

「落ち着くかよ!遊知が!遊知が!」

 

「落ち着け、奏君・・・現在遊知君なのだが意識が戻っていない。しかし生体機能は低下せずに常人と同じ稼働をしている」

 

俺はモニターに映像を出す、リアルタイムで遊知君の病室を映す

 

「これについてだが・・・了子君」

 

「はぁ~い、遊知君は前に私と弦十郎君に対して「デュエリストが死ぬ時はデュエルの中だ」と言ってたわ、つまりこの現状は彼と同じデュエリストにやられたと思って間違いないわ」

 

「つまり、遊知君の言うことが間違いないのなら彼は同じデュエリストと戦い敗れたということで間違いないだろう・・響君、間違いないんだな?」

 

「はっ、はい!遊知さんは確かに誰かとデュエル?してました!だけど相手の顔まではダイーザ?とかいう攻撃で発生した砂ぼこりでよく見えませんでしたけど・・・」

 

「ふむ・・・しかし、完全とまではいかないがその相手が纏っているギアは正体がつかめた」

 

それを言うと同時に翼は目を見開き

 

「何!?ギアを纏ってると言うの!?」

 

「おっさん!なんだそのギアは!まさかアレじゃねぇよな!2年前の!」

 

奏も何かに気づき弦十郎に叫びを入れる

 

「・・・・ネフシュタンの鎧、2年前紛失したギアだ」

 

「っ・・まさか・・2年前のあのギアがまだ・・?」

 

翼は顔が青ざめていき、部屋から出ていく

 

「翼さん!」

 

響が追いかけようとするが、奏が響の肩を掴む

 

「響・・・今はそっとしておいてくれ・・・このトラウマはアタシと翼が乗り越えなきゃいけないものなんだ」

 

「奏さん・・・」

 

奏の意思の強い目を見せられ、響は座り直す

 

「・・・遊知君についてはこちらでも全力を出す、だから奏君も響君も、そして翼もネフシュタンの鎧の行方とノイズを倒すためにこれからも頼まれてくれ」

 

弦十郎はそう言うと頭を下げる

 

「・・・わかりました!私、戦います!」

 

「ああ、もちろんだぜ。おっさん」

 

「ありがとう」

 

顔を上げた弦十郎と笑顔で手を握る二人

 

 

それと同時に、病室にいる遊知の手が動くが

それを今気づくものは誰もいなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここはどこだ。」

 

俺は目を開くとよく知ってる場所、記憶はないがよく知っている場所に居た

 

【やぁ、負けたんだね】

 

「誰だお前」

 

目の前に現れるのはスーツ姿の男、顔も知らないが

何故か知っている

 

誰なんだ

 

【俺の名?言わなくていいでしょ】

 

「・・・まぁいいか、それで俺は確か負けたんだよな・・・そして死んだ」

 

【死んではないよ、まだ】

 

「まだ?」

 

【あぁ、君の中にある魂が動いてるじゃないか『戦いたい』、『負けたくない』、『復讐したい』と】

 

「・・・・・」

 

目を閉じると、頭に広がる俺の声

 

『復讐を!あんなヤツに負けた!次は必ず殺す!』

 

『俺はまだ戦いたい・・負けたくない・・負けたくなぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!』

 

その大量の雑音の中にある声

 

『俺は、デュエルでみんなを笑顔に』

 

「・・・・俺は戻るよ」

 

【ああ、だけど今のままじゃ負ける】

 

「そうだな、それで俺はどうすれば」

 

【俺とデュエルをしろ】

 

男は腕からデュエルディスク生やす

 

【俺と君はここで本気のデュエルをする、もちろんお互いの本気のデッキでね】

 

「わかった、やろう」

 

俺もデュエルディスクを出してデッキを取り出す

 

(これが俺の真の相棒・・頼んだぜ)

 

デッキをディスクにセット、自動的にカット&シャッフルが行われる

 

【始めようか】

 

「【デュエル!!!】」

 

【まず俺のターン!俺は手札から≪召喚師アレイスター≫を召喚!効果発動!デッキから≪召喚魔術≫を手札に!】

 

「させるか!俺は手札から≪灰流うらら≫を捨てて無効に!」

 

(アレイスター・・・ガチデッキ・・まさかアレか!なら早めに止めねぇとな!)

 

「その処理後、俺は手札から≪増殖するG≫を捨てて効果発動!」

 

【させるか!手札から速攻魔法≪墓穴の指名者≫を発動!お前の増殖するGを除外する!そしてチェーン上で組まれたことにより、その増殖するGの効果は無効だ!】

 

「やばっ・・!」

 

【俺はアレイスター1体でリンク召喚!召喚条件は通常召喚された攻撃力1000以下のモンスター1体!現れろ!≪転生炎獣アルミラージ≫!】

 

「やはり出してくるか!アレを!」

 

【もちのロンさ!俺はアルミラージ1体で新たにリンク召喚!召喚条件はサイバース族リンクモンスター1体!更に現れろ!≪セキュア・ガードナー≫!】

 

【これで一陣とどめ!俺は手札から≪召喚魔術≫を発動!場のセキュア・ガードナーと墓地に居るアレイスター2枚を除外して融合召喚!現れろ!≪召喚獣メルカバー≫!】

 

銀色の戦車に乗った鎧を着た騎士が場に降臨する

 

「・・・めんどくさいな、アレ」

 

流石に厄介、どうすればいいかわからん

 

(しかし、普通の召喚ならこれでエンドっていうんだろうけど・・アレは違う、絶対に!)

 

この予感は当たっていた

 

【俺は手札から魔法カード!≪天底の使徒≫を発動!EXデッキから墓地に送るのは決まってるだろう?≪エルシャドール・アプカローネ≫を墓地に送り、その攻撃力以下の攻撃力を持つドラグマモンスターを手札に加える!俺は≪教導の聖女エクレシア≫を手札に!そして墓地に落ちたアプカローネの効果発動!このカードが墓地に送られた場合、デッキ・墓地から≪シャドール≫魔法・罠カードを手札に!俺は≪影依の偽典≫を手札に加えさて貰うぜ】

 

「やっぱり召喚ドラグマシャドールかよ!ガチガチじゃねぇか!」

 

【言ったじゃないか、ガチデッキだってよ。・・・場にEXデッキから特殊召喚されたモンスターが存在するからな、エクレシアを特殊召喚!そしてこのカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる!デッキからこのカード以外のドラグマカードを手札に!俺は≪教導の大神祇官≫を手札に!そして教導の大神祇官は墓地の融合・S・X・リンクモンスター1体を除外して特殊召喚できる、俺は墓地に存在するアルミラージを除外して特殊召喚!そしてまたまた教導の大神祇官の効果発動!俺のEXデッキから名前が異なるカードを2枚墓地に送る・・・俺が送るのは≪灰燼竜バスタード≫と≪サイバー・エタニティ・ドラゴン≫!お前も落とせ!】

 

「・・・俺は≪旧神ヌトス≫と≪スカルナイト≫を墓地に」

 

「俺は墓地に落ちたヌトスの効果によって破壊するのはメルカバー!」

 

【メルカバーの効果発動!俺は手札にある≪エフェクト・ヴェーラー≫を除外してその効果を無効に!】

 

「・・・メルカバーの効果にチェーンするぜ、俺は≪幽鬼うさぎ≫を捨ててメルカバーを破壊する」

 

【クソッ・・エタニティはチェーンで撃てねぇんだよ・・・】

 

(これでなんとか盤面は抑えれたか・・)

 

【俺はカードを1枚伏せてターンエンド、そしてエンドフェイズ時にバスタードの効果によって手札に加えるのは≪教導の騎士フルルドリス≫】

 

(出たな、ドラグマ専用ヴェーラーみたいなヤツ!・・・現在相手の場にはエクレシア、大神祇官・・・あのセットカードは多分は影依の偽典とみて間違いない、となると俺のターンに打たれて出てくるのはミドラーシュか・・相手の手札は1枚、フルルドリスで間違いない・・どう突破するかこのデッキで)

 

【さぁ、お前のターンだ・・・】

 

「俺のターン、ドロー!」

 

(さて、この手札・・俺は今ドローしたので4枚・・・あの盤面は勝てるわけねぇよ・・・)

 

(いや、待ちな?相手の手札は1枚・・フルルドリスなんだから俺は魔法、罠は打てる・・・モンスターも使えるな、相手は出すと思うからな。行ける!!!!!)

 

 

次回に続く




一回色々と展開整理するので今回はここまで

遊知君のターン回る前に1話が終わった・・・


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6話 これが俺のデュエルだ

遊知君が寝てる間に

「クリスVS響」、翼の絶唱発動、フィーネに裏切られたまでは進んでいます。

多分このデュエル終わるころには、翼復活までは行っていると
そう思いたい。

早くデュエルメインにしたいから、どうやってみんなデュエルするか考えよう


「俺は手札から魔法カード、≪無の煉獄≫を発動!手札がこのカードを含め3枚以上ある場合カードを1枚ドロー!そしてエンドフェイズに手札を全部捨てる効果を持つ」

 

「そして俺は今引いた≪無の煉獄≫をもう一枚!ドロー!また引いた≪無の煉獄≫でドロー!」

 

「俺は手札から魔法カード≪煉獄の契約≫を発動!このカード以外で手札が3枚ある場合に発動できる!手札を全部墓地に捨てる!その後墓地からインフェルニティモンスター、またはドラゴン族・レベル8・闇属性のシンクロモンスターを特殊召喚!」

 

【俺はその時に、セットしていた≪影依の偽典≫を発動!墓地にある≪灰燼竜バスタード≫と≪エルシャドール・アプカローネ≫を除外して融合だ!現れろ!≪エルシャドール・ミドラーシュ≫!】

 

空が闇に覆われそこから糸に吊るされたドラゴン?とその上に乗ったかわいらしい少女がゆっくりと降臨する

 

「ミドラーシュ・・・・」

 

【こいつの永続効果によりお互い1回しか特殊召喚できん、そして効果で破壊されないからな!お前の墓地にあるスカルナイトの効果でも破壊は不可能!】

 

(かなり厄介だな、俺のデッキで倒せる方法が・・ない!)

 

その後、手札にあった、≪インフェルニティ・デーモン≫・≪インフェルニティ・セイジ≫・≪手札抹殺≫を墓地に落とし

 

「俺は墓地に落ちている≪インフェルニティ・デーモン≫を特殊召喚!」

 

墓地からカードが飛び出しディスクに置かれると闇に覆われた空から降臨すべきは悪魔、が甦る

 

「俺はデーモンの効果を発動!このカードが特殊召喚した時に手札が0枚ならデッキからインフェルニティと名のついたカードを手札に加える!」

 

「それにチェーン発動させてセイジの効果によりインフェルニティカードを墓地に!俺は≪インフェルニティ・ミラージュ≫を墓地に!」

 

【させるか!俺は手札のフルルドリスの効果を発動!EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合、自分・相手のメインフェイズ時に発動できる!このカードを特殊召喚!さらに俺の場に他の「ドラグマ」モンスターが存在する場合フィールドの表側表示モンスター1体を選んでその効果をターン終了時まで無効にできる!俺はインフェルニティ・デーモンを選び無効にする!】

 

「・・・バトル!インフェルニティ・デーモンでエクレシアを攻撃!ヘル・プレッシャー!」

 

空から巨大な手が出現し、エクレシアを押しつぶす

 

【やはりデーモン・・!お前は危険な存在だな!】残りライフ7700

 

「しかし俺はこれ以上何もできない・・ターンエンド」

 

【俺のターン!・・・ふん、今ここでこいつを引いても使わぬが・・まぁいい、バトルだ!まずはミドラーシュでデーモンを攻撃!】

 

「ぐっ・・デーモンっ・・!」残りライフ7600

 

【次!フルルドリスで攻撃!この時、フルルドリスの効果で攻撃力を500ポイント上げる!よって攻撃力は3000だ!】

 

「ぐわあああああああああ!!!!!」残りライフ4600

 

フルルドリスの強烈な攻撃により俺は吹き飛んだ

 

【お前の手札は0、インフェルニティは確かにハンドレスに対応できるとはいえ、俺の場は0、墓地も展開札がなく、俺の場にはミドラーシュが存在するため特殊召喚は1回のみ・・どうやって俺に勝つかな?】

 

「俺は諦めねぇ・・!必ず勝つ!勝って俺はクリスとデュエルをするんだ!・・いや、違う!俺のデュエルでみんなを笑顔に!俺は戦う!」

 

【ならば、その意思、受け継いでみよ。ターンエンドだ】

 

俺はデッキの上に指を乗せる・・・今この状況で『アレ』を引けなければ必ず負ける・・・信じろ、運命を。

俺はデュエリストだ、最強デュエリストは全て必然!デッキのカードさえも俺が操る!

 

ドロォォォォォォ!

 

虹を描くようにカードをドローする

 

「・・・引いた!俺は手札から魔法カード!≪煉獄の忘却≫を発動!」

 

【なんだそのカードは!!!!】

 

「俺の絆が生み出したカードさ!効果は単純!俺のデッキからレベル1~3のインフェルニティチューナーモンスターを通常召喚!現れろ≪インフェルニティ・ワイルドキャット≫!」

 

【通常召喚だと!?特殊召喚ではないのか!!!!】

 

「こいつの効果でデッキから通常召喚権を使って出す効果!そしてその後、俺の墓地のモンスターと自分の場のチューナーモンスター、そして相手の場のモンスターでシンクロ召喚を行う!」

 

【何ィ!?】

 

「俺は墓地にミラージュと俺の場のワイルドキャット、お前の場のミドラーシュでシンクロ召喚!合計のレベルは8!現れろ!≪ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン≫!」

 

 

俺の目の前が暗闇のモヤに包まれ、その中から大量の目があふれ、自身を照らす

 

「これが俺の足掻き!これが俺のデュエル!ワンハンドレッド・アイ・ドラゴンの効果!手札が0枚の時に墓地のレベル6以下の闇属性モンスターを除外して同じ効果を獲る!俺はミラージュを除外して効果を獲る!」

 

「そして効果を獲たワンハンドレッドの効果!墓地に送り墓地に存在するインフェルニティモンスターを2体特殊召喚!現れろ!デーモン!そしてワイルドキャット!」

 

「そしてデーモンの効果でデッキから持ってくるカードは≪インフェルニティガン≫!」

 

「さぁ初めて行こうぜ・・・俺の満足をな!」

 

遊知の髪が逆さに高ぶり、目の色も黒くなる

 

まるで≪地縛神のカードを操っていたかの満足のように≫

 

「俺はインフェルニティ・ガンを発動!満足させてもらうぜ!」

 

(さて、あいつの場にはフルルドリス1体・・・なんとかなる!)

 

「俺は墓地に存在するスカルナイトの効果発動!これによりお前の場のフルルドリスを破壊!」

 

【っ・・・】

 

「次だ!俺は場にいるデーモンとワイルドキャットでシンクロ召喚!レベルは7!現れろ!≪サイバース・クアンタム・ドラゴン≫!」

 

上空の裂けめが今度は粒子をまき散らしそこから飛び出る巨大なドラゴン、サイバース・クアンタム・ドラゴン

 

「俺はガンの効果発動!このカードを墓地に送り現れろ!デーモン!キャット!そしてデーモン効果でビショップを手札に!」

 

「俺は手札がこのカードのみのため、ビショップを特殊召喚!」

 

「満足させろやぁ!!!!!」

 

 

 

~~~長すぎるため、カット~~~

 

 

「さぁこれが俺の満足盤面だ!ヒャーハハハハハハ!!!!!」

 

ただいま、小野賀遊知の盤面には

 

アポロウーサ―(素材4)

オーガドラグーン

ヴァレルロード・S・ドラゴン(スカルデット装備)

インフェルニティ・デーモン

インフェルニティ・コンジュラー(ハンドレスのため相手の場全体800ポイントダウン)

 

バックには

サプレッション2枚

ブレイク1枚

バリア1枚

スカルデット1枚

 

 

【勝てるわけねぇだろ!俺の負けだ!サレンダー!】

 

「サレンダーは認めん!バトル!死ねぇ!虫けら共がァァァァ!!!」

 

総攻撃により圧倒的なダメージを与える

 

【ぐわあああああああああああああ!】ライフ0

 

「満足させてもらったよ」

 

【・・・なるほど、強い、だけど運任せだな】

 

「あぁ、運が強いんでな」

 

【・・・そのノリなら勝てるよ、クリスに】

 

「だけどこのデッキは使わない」

 

【なぜ?君は勝てるんじゃないのかそれで】

 

「勝てるが、これはまだ俺の満足の域に達していない・・・このデッキの最高は1つ!俺も相手も満足させてこそ満足の一流!」

 

【ふっ・・・まぁいい!行け!今現実ではフィーネという存在がクリスを見限っている!】

 

「わかった・・・じゃあな、知らん人!」

 

そういうと俺は粒子のように粒になり消える

 

 

【・・・・ま、アレだけ言えば十分だろ】

 

スーツが消え、ローブ姿になる

 

【君がこの世界で活躍してくれないと俺達が出れないんだ、やってくれよ?小野賀君】

 

周りに同じローブを纏った影が何体も何体も何体も出てくるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・ここは・・・・病院か?」

 

現実、俺の言う現実は死んだあとの世界、つまりこの世界での目覚めだった。

 

「・・・行かないとな、ちゃっゃと」

 

近くにあるスマホとディスクと手に持ち外に出ようとするが

 

「・・・司令のことだ、俺の安全のためにガードマンくらいは置いているから正面突破はまずいか・・・かと言って窓から落ちるのもな、いつもならいけるが少しダメージが残ってる・・そうだ!」

 

俺はデバイスからカードを取り出してディスクにセットする

 

「俺は異次元グランドを発動!」

 

目の前に歪んだ空間が現れる

 

「じゃあね、司令」

 

俺はその空間に入り、消息を絶った。

 

俺の直感は気づいていた

 

『フィーネは何かやらかす』と




急いで書いて、適当になっちゃったかも 
怒らないで怒らないで!


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