艦これの世界でエヴァになる (whiteカプチーノ)
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第一話 艦これの世界でエヴァになる

主人公は普通に事故で死にました


 かつし『誰か!...おーい!』

 

 気が付くと俺はどこかの床に寝ていた、今何処に居るか確認しようにも

 周りを見渡しても真っ黒い空間が続くだけ、なんやここ...

 

 かつし『クソッ!新しいアニメが!』

 

 幸いなことに腕時計は無事だったんで確認したらもう午後8;12だった

 ...確か、始まるのは8;00からだったはず...終わった、俺の人生....

 

 神 『おーい、早速じゃが転生してもらうゾ☆』

 

 かつし『ええー!?マジで!?』

 

  神 『マジマジ、大マジじゃ』

 

 かつし『ありがとうございます!!』

 

 ついノリで快諾してしまった....まあいいか!でも何で俺を...?

 

  神 『お前の日頃の行いがいいからじゃぞ』

 

 うおおお!マジか!常日頃筋トレしてて良かったあ!

 

  神 『では、早速どんなとk『艦これの世界でエヴァになりたい!!』

 

  神 『OK!!じゃあ行ってきな!』

 

  ジジイがそう言うと俺の周りは光に包まれていった......

 

  ========

  =====

  ==

 

 

 

  エヴァ「....ってことでエヴァになったぞ!!」

 

  見事にエヴァになったんだが........これすげえな!!

  よくよく調べるとこのエヴァ外装は俺の好きな初号機だし、海泳げるし

  空飛べるし、覚醒の時見たいにビーム出せるし、何より制限時間が無い!!

  しかも普通に喋れる!!さらに右肩のアレの所には俺を補助してくれる

  ネルフの制服をきた妖精さんがいる!!.....まあその代償に右肩のアレは

  完全に妖精さんの居住区になったんだけどな

 

  妖精さん「.....ところであなたの名前はなんですか?」

  

  .......アッ、まだ一言も喋って無かった、ええと.....

 

  エヴァ「かつしだよ」

 

  妖精さん「じゃあ、かっちゃんでいいですね!」

 

  エヴァ「いいよ~じゃあきみは補助妖精でホヨちゃんだね!!」

 

  ホヨちゃん「あ..ありがとう」

 

  .....お?案外ノリがいいなこの子

 

  エヴァ「ところでこのあたりに艦娘はいないか?」

 

  あとは、艦娘と人間と仲良くなることだな!!

 

  ホヨちゃん「ちょっとまってくださいね.........いました!ここから北に400㎞!

        深海棲艦と戦っているようです!!」

 

  エヴァ「何!?今すぐ助けにいくぞ!!」

 

  ホヨちゃん「はい!」

 

  エヴァ「普通に言ったら遅くなるな....ホヨちゃん!!飛んで

      いくから掴まってろよ!!」

   

  ホヨちゃん「はあい!!」

 

  手が届くのに沈めてしまっては目覚めも悪いし何より悲しいからな

  前世ではゲームではあるが艦娘を一人沈めてしまったしな...早くしないと!

 

  ホヨちゃん「あ!あそこです!」

 

  そう言ってホヨちゃんがさし示した方を見ると黒い塊と白い点々が主砲撃って

  いた、待望の艦娘との対面だがまずは深海棲艦と思われる黒い塊を排除しないと..

 

.....そう思って黒い塊と白い点々の間に俺は突っ込み始めた

 

 

  

 

 

 

  ===================

  

 

  =============

 

 

  =======

 

 

  艦娘‐陸奥視点‐

        

 

  

  ...........油断していた!!

  

  戦艦棲姫改をやっとの思いで倒し浮かれていた所にたくさんの

  駆逐級や戦艦それに他の姫級の大群が攻めてきた、迎え撃っては

  いるが押し切られるのも時間の問題、私や長門は弾薬が尽きかけているし

  赤城や加賀の艦載機の数も減ってきているし、北上や大井

  も疲れてきている.....

 

  陸奥「提督...ごめんなさい」

 

..........そう思っていた瞬間だった

  海を割るような衝撃と轟音、そして深海棲艦からの攻撃がやんだのだ

  ものすごい衝撃で倒れそうになる身体を持ち上げた、すると目の前には

  

  長門「なんだ...これは」

 

  赤城「新しい深海棲艦!?」

 

  加賀「....え?」

 

  北上「嘘..」

 

  大井「なにこれ..」

 

 

  皆、動揺するのも当たり前だ、なぜなら...

 

 

 

 

 

  陸奥「.......巨人?」

 

 

 

 

 

  

  そう、私たちの目の前には紫と緑の巨人が立っていた...

 




エヴァの飛行はウ〇トラマンみたいなものと
思ってください


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第二話 艦娘たちを助けるぞ!!

誤字は極力直していきたいと思います

名前が付いてないセリフはその視点の人物のセリフです

今回は大半が長門視点です


 

  艦娘‐長門視点‐

 

  「なんだ...これは...」

 

  つい先ほど深海棲艦からの奇襲を受け諦めかけていた時だった、

  突然空から『何か』が降ってきて激しい衝撃を起こした

  その『何か』を確認するため先程の衝撃でよろめいた体を起こした

 

  「巨人?」

 

  深海棲艦かと思っていたが違った、目の前に居たのは全体的に紫色で

  所々が緑色のロボットのような巨人だった

 

  エヴァ「待っていろ」

 

  そう巨人は言い残して深海棲艦の大群に突っ込んで行き

  艦娘以外の攻撃では沈まないはずの深海棲艦を素手で

  次々と沈めている

 

  赤城「待っていて大丈夫なんでしょうか..」

 

  目の前の光景を飲み込めずにいると横から赤城と加賀が巨人を見ながら

  話しかけてきた

 

  「正直私も逃げ出したいが、どうにかして友好関係を

  築いて協力を頼めないかと思ってな」

 

  加賀「友好関係?」

 

  「そうだ」

 

  気の所為かも知れないが、私達を守ってるようだ

  なんとかして協力を頼めるかもしれない

  なぜなら今、日本はかなり消耗してきている。制海権はこちらがかなり持っているが

  取り返されるのも時間の問題なのだ

 

  大和「ああっ!」

 

  大和の叫び声が聞こえ大和の視線の先ではあの巨人の

  上半身が爆炎で包まれていた、どうやら巨人が突撃してきた

  ことで混乱していた姫級たちが冷静を取り戻し反撃している

  

  北上「大丈夫かな...」

 

  大井「あの爆発で生きてるのでしょうか」

 

  「分からん」

 

  爆炎が晴れ、『死んでいるかもしれない』と思ったがあの巨人には

  傷一つ付いてなかった

 

  加賀「..無傷?」

 

  深海棲艦の攻撃は避けない限り無傷なんてことはない、よもや防御行為を

  していなければ大破の可能性すらある

 

  大和「危ない!!」

 

  大和が指差した方向を見ると深海棲艦が巨人を無視し私達に砲撃してきていた

  避けようとしても燃料が無いので動けない

 

  「ここで終わりか...」

 

  -ギィィィン!-

 

  「え?」

 

  死を覚悟し目を閉じようとした時だった私達の前に巨人が立っていた

  しかも虹色の八角形のようなもので攻撃を防いでいた

 

  大井「バリア?」

 

  「そんなわけが...」

 

  と言ってはいるが目の前の光景を見せられたら肯定するしかない

  というか私たちの艤装もバリアのような物なのだが...

 

  深海棲艦の攻撃を防ぎ切った巨人は口からビーム(?)を出して

  一人残らず深海棲艦を沈めていった

 

  赤城「終わった....」

 

  「ああ...」

 

  安堵からか緊張が解けた私達の意識は遠のいて行った...

 

  エヴァ「ちょ、おい!聞こえるか!?おい!」

 

  =========

 

  -エヴァ視点-

 

  Fooooooooooooooooooooooooooooooo!!

 

  めっちゃ楽しい!!何だこれ凄く楽しいぞ!!

  バンバン深海棲艦は沈んでくし、さっき姫級に砲撃されたけど

  ATフィールドのおかげで何も効かん!フッハッハ!!

 

  ホヨちゃん「あっちゃん!」

  

  「何だホヨちゃん!?」

 

  ホヨちゃん「あの子たちが!!」 

 

  ホヨちゃんの警告を聞いて後ろを向くと艦娘たちが沈め損ねた

  深海棲艦に砲撃されようとしていた

 

  「やべぇ!助けないと!!」

 

  目の前の深海棲艦を全滅して、艦娘たちを砲撃しようとしている

  深海棲艦を沈めるため走っていく

 

  「間に合え!!」

 

  そして艦娘たちの目の前に立ちATフィールドで受け止める

  さらに口からビームを出して応戦する

 

  「このビーム強すぎるな・・試し撃ちした時も

   島を一個消してしまったしな」

 

  コリャ封印だな、と心の中で思いつつ最後の深海棲艦

  を沈め艦娘の方を見ると次々と艦娘たちが倒れていった

 

  「ちょ、おい!聞こえるか!?おい!」

 

  艦娘達を掬い上げ顔色を見ると気持ちよさそうに

  眠っている

 

  「安心したんだな・・ホヨちゃん!」

 

  ホヨちゃん「はい!」

 

  「ここら辺にこの子達を休ませられる場所はないか?」

 

  ホヨちゃん「ええーと・・あそこです!!」

 

  とホヨちゃんが指示した方を見るとちょうど

  いい大きさの島があった

 

  「お、ちょうどいいですやん」

 

  ホヨちゃん「でしょー!」エヘン

 

  「じゃあ、いくか」

 

  

 

  

  

  

  =========

 

  「...ん、ここは」

 

  私は戦艦棲姫改を倒して疲れ切った所を奇襲されて...

  気がつけば何処かの島の浜辺で寝ていた

 

「皆は!?」

 

  皆「「( ˘ω˘)スヤァ....」」

 

  「全員無事か..」ホッ

 

  ホヨちゃん「「目覚めた?」

 

  「誰だ!!」

 

  突然後ろから何者かから声を掛けられた、私ともあろうものが

  背後の警戒を怠るとは・・・この長門、一生の不覚!

 

  ホヨちゃん「あはは、敵じゃないよ」

 

  「じゃあ何だ!なぜ人間がこんな所に居る!!」

 

  ここら辺は深海棲艦が支配している海域のはず・・

  艦娘ならともかくただの人間が・・

 

  ホヨちゃん「私は君達を助けた巨人の妖精だよ」

 

  「・・・え?」

 

  妖精は普通手のひらサイズのはず・・

  この妖精は私よりちょっと小さいくらいだ

 

  ホヨちゃん「ホヨちゃんって呼んでね!」

 

  「・・分かった、だがあの巨人は無害なのか?」

 

  私達を守っていたが、たまたまかもしれない

 

  ホヨちゃん「大丈夫大丈夫!人間と艦娘には手を

  ださないってあっちゃん言ってたよ!」

 

  「あっちゃん?」

  

  ホヨちゃん「あの巨人の名前だよ」

  

  加賀「なんの話?」

 

  と加賀の方を見ると先程の騒ぎの所為か皆起きていた

 

  ホヨちゃん「皆起きたね・・・おーい!!あっちゃん!!

  皆起きたよー!!」

 

  エヴァ「ほーい!!」

 

  ドスドスドス・・・

 

  エヴァ「皆起きたかー良かったー大丈夫?」

 

  大井「だ・・大丈夫ですけど・・」

 

  エヴァ「まあ皆だけで話したいこともあるだろうし

  俺達はあっちで待ってるから」

 

  そう言い残して巨人、もといあっちゃんは向こう側に

  歩いて行った

 

  赤城「信用できるでしょうか・・」

  

  北上「助けてくれたし大丈夫でしょー」

 

  大井「でも北上さん、油断させておいて・・

  なんてこともあるかもしれません」

  

  大和「でも妖精さんが従っていました」

 

  加賀「確かに、大丈夫そうね」

 

  妖精さんは基本艦娘や心が綺麗な人間にしか従わない

  しかも名前で呼び合う仲だ信用はできる

 

  「名前はあっちゃんらしい・・」

 

  赤城「可愛らしい名前ですね」

 

  北上「見た目は怖いけどねー」

 

  「とりあえず信用はできる、行ってみよう」

 

  大井「大丈夫かなー」

 

  加賀「大丈夫でしょう妖精さんもいましたし」

 

 

 

 

 

  そうして私達はあっちゃんという巨人が待っているところへ歩き出した

 

  

 

  

  

 




小説書くのって難しいんですね・・


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第三話 艦娘たちと友達になる

文字でっかくする奴ってどうやるんですかねぇ?

・ホヨちゃんは主人公が転生したのは知っていますが
主人公の世界の事は知りません
・ホヨちゃんは戦闘時は敬語ですが普段はタメ口です


  -エヴァ視点-

 

  俺がいると艦娘たちだけで話せないだろうから

  ゆっくり話せるようにここで待ってるとだけ言い残して

  来た・・・アレは俺に惚れただろw

 

  ホヨちゃん「は?何自惚れてるんですかねえ・・」

 

  「童貞だから仕方ないだろ!!」

 

  ・・・というか何で心を読めてんだ!!おかしいだろ!

 

  ホヨちゃん「wどwうwてwいw」

 

  「だあああ!うるさい!

  童貞で何が悪い!童貞も守れん奴に何が守れる!」

 

  ホヨちゃん「ごめんごめん(笑)そういえば、前世は何してたの?」

 

  あ、ホヨちゃんは俺が転生して来たこと知ってるんだった

  な

 

  「前世・・・

 

  ====

 

 

  『こっちくんなよ!』

 

  『何アレ~キモい~うわっ!こっち見た、吐きそ~』

    

  『友達?お前と?なるわけねえだろwww』

 

  『お前さーもう学校来るなよー目障りなんだよ』

 

  『お前に弁当なんか必要ねえだろww』

 

  『君の所為で風紀が乱れています、後で職員室に来なさい』

 

  『君は、退学だ』

 

 

  ====

 

  ・・・・・ごめん、言いたくない」

 

  ホヨちゃん「あっ・・ごめん・・・」

 

  「大丈夫!大丈夫!ホヨちゃんは悪くない!」

  ホヨちゃんには申し訳ないが、もうあの記憶は忘れてしまいたい

  もうあんな思いはしたくない・・

 

  長門「あの・・・聞こえているか?」

  と長門が背伸びをしながら話しかけてきた

  ・・長門よお前背伸びするようなキャラじゃないだろう・・

 

  「・・背伸びしなくても大丈夫だぞ?お前達との

   会話は無線みたいなもだから」

 

  長門「・・そ、そうなのか!?」アセアセ

 

  おお、いつも武人気質の

  長門が焦る場面を見られるとはありがたやありがたや~

  

  長門「・・コホン そ、それでだなその・」

 

  「ん?どうした」

  何か恥ずかしそうだな・・まさかトイレか!?

  

  ホヨちゃん「うわぁ・・」ジトォ・・

 

  ホヨちゃんから軽蔑の目を向けられてるが気にしない

  世の中気にしない事も大切だ

 

  加賀「あっちゃんさん・・でしたか」

 

  「さん付けしなくてもいいんだよ?」

 

  何故さん付けをするのか?

 

  加賀「ですが・・」

 

  大和「あっちゃんと言うのは呼びにくくですね」

 

  「確かに、会ったばかりだもんな・・」

  これは俺の所為か?エヴァになにか落ち度でも?

 

  ホヨちゃん「落ち度しか無いんだよなぁ」

 

  「じゃあエヴァと呼んでくだせぇ」キリッ

 

  艦娘「「エヴァ・・?」」

 

  「『エヴァンゲリオン』の略さ」

 

  長門「・・そ、そうか・・それでエヴァ、その」

 

  「何だ?」

  

  長門「私達をだな?ここの横須賀鎮守府まで送って欲しいのだが・・」

  と長門が地図に指差しながら話しかけてきた

 

  「えっ?」

  なんでや!艤装あるやろ!!自分で行けよ!!まあ美女だから

  許すけどな、おっさんだったら握り潰してたわ

 

  長門「いやエヴァお前なら楽に運べるだろ?」

 

  「確かにそうだけど・・でもなんで」

 

  長門「艤装は知っているか?」

 

  「ああ、お前たちの装備みたいな物だろ?」

  知ってるに決まってるだろ、なんせ元提督だからな

 

  長門「燃料が無いんだ・・」

 

  「あっ(察し)ふ~ん・・分かった!送っていくぜ

  丁度俺も行きたかったからな」

 

  長門「ありがとう!恩に着る!」

 

  「って事は俺たち友達だよな?(暴論)」

 

  長門「ああ!」

 

  信じるの早!もっと疑おうよ・・心配になるよ・・

 

  長門「皆もそうだろう?」

 

  皆「「はい!」」

 

  お前らもかよ・・大丈夫なのか?・・

  まあ何はともあれ第一目標の艦娘と友達になれたしいいか

 

  もう知ってるけど名前聞くか、会ったばかりの奴に教えても無い

  のに名前呼ばれたら嫌だしな、俺もそのくらい分かってる

 

  「皆の名前は?」

 

  長門「む、自己紹介がまだだったな・・戦艦『長門』

  だ、よろしく頼むぞ」

 

  大和「戦艦『大和』です!よろしくお願いします!」

 

  赤城「航空母艦『赤城』です、よろしくお願いしますね」

 

  加賀「航空母艦『加賀』よ、よろしく頼むわ」

 

  北上「私は『北上』、よろしく~』

 

  大井「重雷装艦『大井』です、よろしく頼みますね?」

 

  「おう!さぁ自己紹介も済んだし行こうか!」

 

  長門「うむ!」

 

  「それでだ長門、聞きたいことがあるんだが・・」

 

  長門「何だ?」

 

  「何処に行けばいいんだ?」

 

  

 

 

 

  長門・大和・赤城・加賀・北上・大井「」ズコーッ

 

 

 

 

 

  長門「今さっき言っただろう!?何故分からない」

 

 

  ?そんな事言ってたか?だがこの雰囲気俺が悪いな・・こう

  なったら手は一つ!

 

  「すいませんでしたぁーーーーー!!」

 

 




横須賀の大和は長門たちに比べて比較的新人という設定です


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第四話 横須賀へGO!!

やっと横須賀に行くよ・・・


  -加賀視点-

 

   いきなり現れたエヴァさんと言う方に横須賀鎮守府まで

  送ってもらう事になった。正直、素性が分からないため多少怖いけれど

  妖精さんが従っているので心配ないでしょう

 

  今は真夜中なので明日の朝行くと決まった

 

  「ホヨちゃんさん」

 

  ホヨちゃん「さんは付けなくていいよ~」

 

  「ではホヨちゃん、エヴァさんは一体何なんです?」

 

   素直な質問だ、深海棲艦を沈めれたこともあるが、何よりデカいデカすぎる

  私達など簡単に踏みつぶせる程に

 

  ちなみにそのエヴァさんはこの島の周りの海を見回りしている

 

  ホヨちゃん「えー....でも」

 

  赤城「私も気になります」

 

  大和「聞かせてください」

 

  長門「悪い人でないのは分かっているが」

 

  北上「話し方優しかったしね~」

 

  大井「でも...」

 

  ホヨちゃん「OK!!じゃあ話すぜ」

 

  「いいんですか?」

 

  後から怒られたりしないだろうか

 

  ホヨちゃん「別にいいでしょ、あっちゃん優しいし」

 

  ホヨちゃん「あっちゃんはね、信じられないかもしれないけど

  半分人間で半分機械なんだ」

 

  艦娘's「....えっ?」

 

  赤城「それって私達みたいに兵器を使えるようになってる

  ってことですか?」

 

  ホヨちゃん「いや艦娘とはちがう、あっちゃんは体の構造そのもの

  が半分人間で半分機械なんだ」

 

  ホヨちゃん「しかも体が何でできてるかも分からなかった」

 

  北上「あの虹色のバリア?みたいなのは何なの?」

 

  「ちょうど私も気になってたのよ」

  

  ホヨちゃん「あー、あれ?あっちゃんによるとATふぃーるど?っていう

  まあ、要するにバリアだね」

 

  「本当?」

 

  話が飛躍しすぎてついていけない

 

  ホヨちゃん「本当本当、近くでみたもん、因みにただの兵器じゃ

  ホコリ一つもつけられないよ」

 

  長門「じゃあ...か、核は?」

 

  長門さんが声を震わせながら聞いている

  すごく怖いはずなのに

 

  ホヨちゃん「多分効かない、たとえ効いてもすこしケガするだけ」

 

  長門「そ、そうか」

 

  そうして他にいろいろ聞いて私達は眠りについた

 

 =================================

 

  エヴァ「おーい!朝だぞー!!」

 

  エヴァさんの呼び声がする、そうだエヴァさんに送って

  もらう事になってたんだ

  

  エヴァ「皆、起きたな?それじゃメシにすっか!」

 

  赤城「メシって、ご飯の事ですか?」

 

  エヴァ「それ以外になにがある?ホヨちゃん!持ってきてくれ!」

 

  ホヨちゃん「ほいほーい」

 

  ホヨちゃんが私達の前に皿を並べ始める、そして最後に

  フタの付いたでかい皿が置かれる

 

  「これは何です?」

 

  ホヨちゃん「おかずだよ、皆で分け合って食べてね」

  そういってホヨちゃんがフタを開ける、そこには

 

 

 

 

 

 

  艦娘's「お...『お肉』!?」

 

 

 

 

  そこにあったのは『お肉』だった

  今の日本では見ることさえ叶わない幻の食材

  国の偉い人でさえ食べたことのない私達の知らない食材

 

  赤城「た...食べていいんですか?」

 

  エヴァ「?ただの肉だろ?別にいいぞ?」

 

  許可が出たことで

  資料でしか見たことのない『お肉』を口に運ぶ

 

  「...おいしい」

 

  食べた瞬間とろけるような食感、少し甘いような

  とてもお腹にたまる

  

 

 

  .....これが『お肉』!!

 

 

  「・・・」モグモグ

 

  長門「・・・」ガツガツ

 

  大和「・・・」ガツガツ

 

  赤城「・・・」ガツガツ

 

  北上「・・・」モグモグ

 

  大井「・・・」モグモグ

 

  その日私たちは少しの間、国や戦いの事

  を忘れて、目の前の『お肉』を必死に食べ続けた

 

  

 

  -エヴァ視点-

 

  「旨そうに食べていたな」

 

  ホヨちゃん「うんうん!!」

 

  そういうと長門達は恥ずかしそうに俯く

 

  長門「そ、その....////」

 

  「はははっ!いいんだいいんだ」

 

  長門「あ、ああ..」

 

  「おっと!もう時間だ、俺の手に乗れ」

 

  手を差し出す、その手に長門達が乗る・・・

  おっほ^~美女が俺の手を踏んでいるぅ^~気持ちええんじゃ^~

 

  ホヨちゃん「チクるぞ?」

 

  すいませんでした。

 

  大和「あ、あの....どうやって行くんですか?」

 

  「ん?飛んでいくぞ?」

 

  艦娘's「え?」

 

  「せーのっ!」

 

  ドウゥゥゥンンン!!

 

  艦娘's[きゃあああああああああああああああ!!!」

 

  おっほ^~艦娘たちが俺の手の中で悲鳴をあげているぅ^~

  ゾクゾクするんじゃあ^~

 

  ホヨちゃん「憲兵に突き出すぞ?お?」

 

  誠に申し訳ありませんでした。

 

  

  

 

  




※腹が減っている人に急に重いものを食べさせてはいけません
まずはおかゆなどでゆっくり慣らしていってからです


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第五話 兄弟

ども~、恐縮です作者です~



ホヨちゃんは役目を終え普通の妖精に戻りました




  -横須賀提督(大谷勝彦)視点-

 

   昨日、やっとの思いで溜めた資材を投入して姫級に勝った

  その時は勝ったと言う事で俺も艦娘たちも浮かれていた

  宴会をしようか迷っていたとこに長門たちから無線が入った

 

  『敵に包囲されt.....ザーーーーー』

 

  希望に溢れていた俺達の心はどん底に落とされた

 

  「すまない、武蔵、陸奥」

 

  武蔵「何、心配していない、必ず戻ってくるさ」

 

  陸奥「そうよ~そのうちひょっこり.....」

 

  ウウウーーーーーン ウウウーーーーーン

 

  突然、鎮守府のサイレンが鳴った

  

  「なんだ!?」

 

  バァン!!

 

  大淀が慌てた様子で執務室に入ってくる

 

  「何があった!?」

 

  大淀「哨戒していた艦隊からの無線で謎の巨大物体が接近中とのことです!!」

 

  「艦載機での迎撃は!?」

 

  大淀「目標が早すぎて追跡が不能とのことです!!」

 

  「クソ!迎え撃つぞ!!武蔵、陸奥頼む!!」

 

  武蔵・陸奥「「了解!」」

 

  そして執務室がある中央棟から出た直後海を割るほどの衝撃が

  俺達を襲った

 

  「....なっ!?」

 

  水飛沫から出てきたのは巨人だった

 

  エヴァ「あっどうも「撃てぇー!!」

 

  エヴァ「ファッ!?」

 

  艦娘たちの砲撃、雷撃、機銃が謎の巨人に向かっていく

  先程、謎の巨人がいた所は爆炎に包まれていた

 

  「やったか!?」

 

  エヴァ「それはフラグと言うモンだ!!」

 

  「傷一つ付いてないだと!?クソ!もっと撃て!」

 

  エヴァ「え、ちょ」

 

  武蔵「全艦娘!一斉射!撃てぇー!」

 

  キィィィン!

 

  俺達の渾身の一撃は虹色の八角形のバリアによって防がれていた

 

  「もうムチャクチャだァーーー!」

 

  長門「提督!攻撃を止めてくれ!」  

 

  「おお!長門!生きていたのか!でも何故!?」

 

  長門「理由は後で話す!早く!」

 

  「わ、分かった。撃ち方止め!」

 

  武蔵「いいのか!?」

 

  長門「落ち着け、説明するから」

 

===============================

 

  「......そうだったのか」

 

  エヴァ「もう出てきていいっすかねー?」ビクビク

 

  大井「あなたはどうせ無事でしょう・・」呆れ

 

  「すまない、助けてもらって恩に着る。」

 

  エヴァ「大丈夫、間に合って良かったよ」

 

  「おお、優しそうな雰囲気だな.....」

 

  エヴァ「ああ、それとこれ」ドバー

 

  「え?」

 

  エヴァ「資材が枯渇してんだろ?各資材十万ずつ、お土産さ」

 

  ザワ・・ザワ・・

 

  「いや...助けてもらった上にこれまでは」

 

  エヴァ「いいから」

 

  加賀「提督、ここは貰っておいた方がよろしいかと」

 

  「これ程あれば鎮守府全体に補給が行きわたる・・

  かさねがさね申し訳ない....なにか欲しい物とかあるか?」

 

  エヴァ「ああ、そのこと何だが二人で話しがしたい」

 

  「そうか...長門、全員で補給して来い」

 

  長門「了解した」

 

 

 

 

 

 

 

 

  エヴァ「皆行ったか....それじゃ」

 

  

 

  




エヴァと勝彦提督は見た目は圧倒的に違いますが同い年です

今の日本には四大鎮守府(横須賀・呉・佐世保・舞鶴)以外
鎮守府・泊地はありません。それだけ資材が枯渇、深海棲艦に
追いやられていると思ってください

艦娘達はロクな補給を受けてませんがブラック鎮守府では
ありません、ご安心を


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第六話 金が欲しい

タイトルと内容は関係ない

あと今回は短い(モチベ不足)

感想ください(土下座)

※赤城さんを赤城山と誤字ってました、すいませんでした
教えてくれた人大好き。

でもさ?赤城山て普通にありそうやん?


 -加賀視点-

 

 加賀「ふぅ....」

 

 加賀「満足に補給できるなんていつ振りでしょうか....」

 

 少なくともここ数年はできていない、満足に補給は初めて着任した時

 以来だ。それにエヴァさんの事ですが最初は殺されるかと思いましたが

 が案外いい人だったので安心です

 

 人...?まぁ..いいでしょう。

 

 駆逐艦の子達も嬉しそうにしています、今まで私達の所為で

 心配かけてきましたしね

 

 赤城「加賀さん、隣いいですか?」

 

 加賀「いいですよ、赤城さん」

 

 気の所為か赤城さんのやつれた顔も戻っているようだった、その手には大量

 の料理がある

 

 赤城「加賀さん食べないんですか?」

 

 加賀「ええ、いきなり重い物を食べるのはちょっと...

 今まであまり食べて来なかったからですかね..」

 

 赤城「まぁまぁ!段々慣れていけば大丈夫ですよ!」

 

 加賀「ええ、赤城さん、ありがとうございます」

 

 赤城「では、頂きましょうか」

 

 加賀「はい、ではエヴァさんに感謝して...」

 

 赤城&加賀「「いただきます」」

 

 

 

 -30分後-

 

 

 補給兼昼食を食べ終わり私達は食堂で待っていた、だが

 提督達は一向に来ない

 

 赤城「もう、そろそろでしょうか?」

 

 加賀「多分もう終わってるでしょう」

 

 赤城「皆さーーん!提督達の所に戻りますよー!」

 

 艦娘`s「「はーい!」」

 

 それから少し歩くと港に着く、まだ提督とエヴァさんは話し合っていた

 

 加賀「何かあったんでしょうか?」

 

 赤城「聞いてみましょう....提t」

 

 エヴァ「エロ同人誌は純愛に限る!」

 

 提督「いいや!NTRだ!」

 

 エヴァ「あ、NTRはNG。作者も強すぎるNTR見て鬱になりかけたしな。

 エロは純愛!駆逐艦はかわいい!」

 

 駆逐艦「「///」」

 

 小さな子の前でそんな事を言うのはちょっと...

 エヴァさんには感謝しているがこれは見逃せない..

 

 加賀「あの...小さな子の前でそんな事を言うのは止めてください」

 

 エヴァ「小さな子の前でそんな事を言うのは止めてください」(`・ω・´)キリッ

 

 提督「だーはっはっはっは!ww」

 

 提督「小さな子の前でそんな事を言うのは止めてください」(裏声)

 

 エヴァ&提督「「だーーーはっはっはっは!!www」」

 

 加賀「」ギリッ

 

 蒼龍「あーあ、怒らせちゃったー」

 

 飛龍「でもいつも瑞鶴が怒らせてるけどね」

 

 瑞鶴「なッ!あんな事言ってない//」

 

 翔鶴「瑞鶴、多分そういうわけじゃないとおもうけど..」

 

 もう許さない、こうなったら一から教え込みます

 

 提督「あ、やべ、エヴァ!逃げるぞ!」

 

 エヴァ「お、おう!提督!」

 

 




作者が艦これを深海側に堕ちた島風が艦隊
を崩壊させてくエロ同人(名前は知らない)
で知りました


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第七話 普段静かな奴こそ怒らせたら怖い

今更気付いたけどUA3000、お気に入り30件突破!!
こんな小説ですけどこれからもよろしくおねがいします!!







11/13日のアプデでイベント来ると思ってた、恥ずかしい


 -加賀視点-

 

 

 

 提督「やべぇ!逃げるぞ!」

 

 エヴァ「おk!」

 

 加賀「逃がしません」ガシッ

 

 提督「うわっ!?」

 

 エヴァ「提督!?」

 

 提督「俺に構うな!先に行け!」

 

 加賀「なんで私が悪者扱いになってるんですか...」

 

 エヴァ「かっちゃん....お前の事は忘れない!」

 

 加賀「逃がしませんよ」

 

 加賀「二航戦、五航戦やりなさい」

 

 蒼龍「は、はい!」はっかん!

 

 飛龍「エヴァさんごめんなさい!」ハッカン!

 

 翔鶴「申し訳ありません!」発艦!

 

 瑞鶴「なんで私もなのよ...,」Take off!

 

 瑞鶴「ってなんで私だけ英語なのよ!?」

 

 エヴァ「ヴァーーーwww俺にタダの艦載機が効くわけねぇだろww

 うぇうぇwww」

 

 艦載機<ブゥーン バッ!

 

 エヴァ「うわぁ!?なんだこのワイヤー!?」

 

 加賀「深海棲艦鹵獲用のワイヤーです」

 

 赤城「まぁ使われなかったんですけどね...」

 

 グラッ...

 

 エヴァ「あっ...」

 

 提督「あっ...」

 

 艦娘's「あっ...」

 

 バターーーーーン!!

 

 「「エヴァさぁーーん!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 提督「捕まったか..兄弟」

 

 エヴァ「お前もな..兄弟」

 

 加賀「あなたたちなんでそんなに仲良いんですか...今日あったばかり

 でしょう」

 

 提督「友情に時間は関係ない!!」

 

 エヴァ「そうだ!そうだ!」

 

 加賀「ともかく提督もエヴァさんも鎮守府ではああいった言動は控えて

 ください」

 

 提督「えー!」

 

 エヴァ「別にいいだろ!」

 

 加賀「分かりましたか?」ゴゴゴゴ

 

 提督&エヴァ「「イエスマム」」

 

 瑞鶴「そういえば提督さん、大本営にエヴァさんの事言ったの?」

 

 提督「あっ!いっけね!忘れてた!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 艦娘's「(横須賀の司令官がそれでいいんですか....?)」

 

 ===========================================

 

 

 大本営

 

 

 -元帥視点-

 

 元帥「ふぅ...」

 

 大和「お茶です」

 

 元帥「ありがとう大和、そこに置いといてくれ」

 

 大和「お悩みですか?」

 

 元帥「ああ、少し考えてた」

 

 大和「例の『黒い巨人』ですか?」

 

 元帥「うむ、最近深海棲艦があまり攻めてこないだろう?」

 

 大和「はい、確か三か月前ぐらいから」

 

 元帥「その時からなんだ『黒い巨人』の目撃情報が相次いだのは。最初は嘘かと

 思ったが、色んな場所で目撃されている、信じるしかないだろう」

 

 大和「調査は?」

 

 元帥「もちろんしたさ、でも分かったのは『黒い巨人』の胸の辺りに

 赤い球体があるとしか..」

 

 ダッダッダッ.....バタン!!

 

 元帥「どうした!」

 

 兵士「横須賀より電報!謎の巨人を捕獲したとの事です!」

 

 大和「!!」

 

 元帥「(横須賀....息子が指揮を執っている所か...)信頼性は?」

 

 兵士「高い....です」

 

 元帥「至急横須賀まで移動するぞ!!」

 

 兵士「はっ!!」

 

 元帥「大和も来るか?」

 

 大和「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 元帥「(捕まえたという巨人....噂の『黒い巨人』だろうか...)」




天月照詠さん 胡蝶蘭さん ありあはんさん EYFP_HATさん キリア♪さん
yasu0573さん 竜神 レイさん Vilukissさん アクション大好きっ子さん 鷹野 折紙さん カシトさん yukitimaruさん ナカノタカフミさん 毒蜘蛛さん 海の坊主さん 帆夢羅さん 芯金さん 豆柴タンクさん かつsgさん カイト改さん クロ0913さん ヨーさんさん ファントム・セルさん 夕立時雨さん カズさん ちびちゃんさん ゆっくり雪風さん

お気に入りありがとうございます!! 


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第八話 紫の巨人

主人公のエヴァには『手から無限に資源を出せる能力』がありますが今話から廃止します

理由:そんな簡単に行くのはつまんないから


 

 元帥たちが乗った車は急ぎ横須賀へと向かっていて、その車内では大和がやけにニヤニヤしている

 

 元帥「ご機嫌だな?何かあったのか?」

 

 大和「あそこの景色は絶景ですから」

 

 元帥「楽しそうだな」

 

 大・大和「ふふ」

 

 しばらくして元帥たちの乗った車はトンネルを出る、目の前には横須賀の大海原が広がっている

 

 大・大和「わぁー!いつ来てもすごいですね!」

 

 元帥「うむ、海に反射した光が眩いぐらいだ、今この国が資源難だとは思えない程に」

 

 大・大和「でも捕獲した巨人とは何処にいるのでしょうか?」

 

 元帥「分からないが、おそらくドックに隠しているのだろう、巨人が居たとなれば大騒ぎだ」

 

 ====

 

 運転手「着きました」

 

 元帥「うむ、ご苦労」

 

 大和「お疲れ様です!」

 

 バタン...ブウウウン

 

 提督「元帥に敬礼!」(/”`・ω・´)

 

 艦娘's「!」(/”`・ω・´)

 

 元帥「うむ」

 

 大和「こんにちは!」

 

 提督「こんにちは!.....ほんで親父、何の用で来たんだ?」

 

 元帥「勝彦...今は公務中だぞ....」

 

 提督「良いだろ別に、で?」

 

 元帥「例の巨人を見に来た」

 

 提督「巨人?..........ああ、エヴァの事か!」

 

 元帥「エヴァ?」

 

 提督「こっちだ」

 

 大和「母港では無いのですか?」

 

 提督「まさか、入らないよ」

 

 

 ***

 

 

 提督「おーい!エヴァ!もう良いぞ!」

 

 お!合図が出たな.....

 

 元帥「さて...鬼が出るか蛇が出るか...」

 

 ゴゴゴゴゴゴ

 

 元帥「な...」

 

 大和「嘘...」

 

 バシャァ!!

 

 エヴァ「ドーモ、元帥=サン。」

 

 大和「」

 

 元帥「こりゃ、たまげた...まさか本当だったとは...」

 

 提督「な?言った通りだろ?」

 

 大和「思ってもみませんでした...」

 

 元帥「うむ.....君の名前は?」

 

 エヴァ「エヴァンゲリオンと申します。.....あ、エヴァで良いっすよ」

 

 元帥「では、単刀直入に聞くぞエヴァ君」

 

 エヴァ「何すか?」

 

 元帥「君は我々と争うつもりなのかね?」

 

 言うと思ったよ...こんな姿だから当たり前だけど

 

 エヴァ「そんなことする訳ないじゃないですか!」

 

 大和「ふぅ...」

 

 元帥「良かった...」

 

 エヴァ「俺も艦娘の皆と一緒に戦ってもいいですか?」

 

 大和「その申し出はありがたいのですが....」

 

 元帥「我が国には資源が無くてな、君のような巨体を動かす燃料は...」

 

 提督「何言ってんだ親父」

 

 エヴァ「俺には燃料も弾薬も必要ありませんよ?」

 

 大和「ほ、本当ですか!?」

 

 エヴァ「そうだよ」

 

 元帥「すごい!これは大きな戦力になる!制海権奪還も出来るかも知れない!これは戻って会議をせねば....」

 

 キイーーー!!

 

 バタン!!

 

 兵士「元帥殿!元帥殿はいらっしゃいますか!?」

 

 元帥「どうした!?」

 

 兵士「呉鎮守府が謎の巨人に襲撃されていると電報が!!」

 

 

 

 

 元帥「なに!?」

 



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第九話 使徒、襲来。

この世界ではインパクトは起きません

ただ、『インパクトを起こす』という目的が無いため使徒達は本能の赴くまま破壊の限りを尽くします





~エヴァ視点~

 

 

 

元帥「なんだって!?」

 

兵士「ですから横須賀鎮守府の皆さんは呉に急行して下さい!」

 

提督「無理だ!ここから呉まで半日は掛かる!」

 

長門「そうだ!燃料も無いんだぞ!」

 

 

 

これはヤバい、今の日本には横須賀、佐世保、舞鶴、呉の四つの鎮守府しかない、今でさえ深海棲艦から町を守るのがやっとなのに、一つ潰されたらもう日本は終わりだ!どうやったら行く.....空でも飛べれば......ん?空を飛ぶ?

 

俺空飛べるじゃないか!

 

 

 

エヴァ「皆!俺の手のひらに乗ってくれ!」

 

加賀「手...?」

 

エヴァ「早く!」

 

赤城「分かりました!」

 

 

 

よし.....皆を乗せて呉までひとっ飛びだ、どんな敵か知らんがエヴァの俺ならやれる

 

 

 

エヴァ「よし行くぞ!」ビュン!

 

全員「「いぎゃあああああああああああああああ!!!!!!」」

 

 

==========================================

 

~呉提督視点~

 

呉提督「なんなんだよ!!いきなり現れたと思ったら鎮守府を破壊しやがって!!この変な黒い巨人が!」

 

日向「提督!危ない!」

 

ドゴォォォン!!

 

 

 

クソ....工廠がボロボロじゃねぇか早めに屋外に退避していて助かったぜ、艦娘達は寮に居たから良かったがこりゃこの鎮守府もダメだな

 

 

 

呉提督「こうなりゃ、本土に被害が及ばないようここで食い止めるか」

 

日向「最初からそのつもりだ」

 

呉提督「見たところあの赤い球体が弱点だあそこを―――――」

 

バシャアァァアン!!

 

呉提督「今度は何なんだよ!!!」

 

日向「もう一人の巨人!?」

 

呉提督「何だ!?あいつも敵なのか!?」

 

バタン!!

 

提督「大丈夫か!?」

元帥「大丈夫か!?」

 

呉提督「横須賀の奴に元帥!?」

 

提督「助けに来た!」

 

呉提督「でもあの巨人が!」

 

元帥「大丈夫だ!エヴァ君が何とかしてくれる!」

 

呉提督「エヴァ?」

 

=========================================

 

 

~エヴァ視点~

 

エヴァ「....」

 

 

 

薄々気づいてたけど、まさかサキエルが居るなんて....俺に勝てるか?...いや勝つんだ俺以外に使徒は倒せない

 

 

 

サキエル「...」

 

エヴァ「行くぞ!」

 

 

 

よし、まずはサキエルの顔面に右フックをくらわ

 

バキィ!

 

エヴァ「ぐふっ!?」

 

加賀『エヴァさん!?』

 

エヴァ「ゴホッ...俺は大丈夫だ、加賀さん達は呉の子達を護っててくれ」

 

加賀『気を付けて下さいね』

 

エヴァ「分かってますよッ!オラァ!」

 

キィィィィン!

 

エヴァ「ATフィールドか...じゃあこっちm」

 

長門『エヴァさん!足元に逃げ遅れた子が!』

 

陸奥『危ない!』

 

エヴァ「ううぇ!?」

 

フワッ...

 

エヴァ「あっ...」

 

バシャァーン!

 

 

ヤバいヤバいヤバい!早く立て直さないとあの二の舞に....!

 

 

ガシッ

 

ギチギチギチ....

 

エヴァ「ぐぁぁあ!腕が!」

 

ボキッ!!!!

 

エヴァ「かッ....!」

 

加賀『エヴァさん!?』

 

========================================

 

 

 

提督「彩雲からの映像は!?」

 

加賀「エヴァさんの腕が!」

 

元帥「このままでは...」

 

赤城「エヴァさん!避けて!」

 

ドン!

 

 

ドン!

バキッ

 

ドン!

バキバキバキッ!!

 

加賀「エヴァさんの頭が....!」

 

ドン!

 

呉提督「! 皆伏せろ!」

 

ドゴォオオオオオオォォォオオオオオォン!!

 

ガシャン!

 

パラ...パラパラ

 

提督「み、皆大丈夫か...?」

 

ポタポタ...

 

陸奥「皆無事だわ....ってなにこれ血?」

 

エヴァ「...」

 

長門「エヴァさん!?大丈夫か!?」

 

加賀「応答してください!!」

 

エヴァ「...」

 

赤城「そんな...」

 

提督「皆耳を塞げ早く!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンン!!!」




あ、シンエヴァどうだった?


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第十話 知らない世界、知らない空

~エヴァ視点~

 

 

『エヴァさん!避けて!』

 

 

 

 

 

「うわぁ!」

目を開けるとそこは舞鶴鎮守府、どうやら気を失ってたらしい

 

「俺は勝てたのか?」

周りを見る、舞鶴は消滅していない、俺は皆を護れたのと自分が生きてる事で安堵する、しかし、ここにも使徒が居るとは思わなかった、これは考えを改めなくてはいけないかもしれない

 

「良かった、皆を護れた....」

と、右目に違和感を覚える

 

「なんだこれ....チューブ?」

右目周りになんらかの小さなチューブがあった、チューブの中には緑色の液体が流れており俺に液体を送っていたのだろう

 

「エヴァさん!?目を覚ましたの!?」

ボーッとしていると加賀さんが走り寄って来た、可愛い。

 

「どうしたんですか?」

 

「エヴァさん全く目を覚まさなかったから!みんなも心配していたのよ!」

涙目で加賀さんが訴えてくる

 

「ご、ごめん。あの...ここは」

 

「舞鶴よ、ここに来た横須賀の艦娘の大半は横須賀に帰ったけど一部の艦娘はここに残って舞鶴の復興をしているわ」

 

「加賀さん....俺は勝てたんですか?」

念のためもう一度聞いてみる事にし、加賀さんに言う

 

「ええ、貴方はあの巨人を倒して、私達を護ってくれた...」

 

「やっぱり....本当に良かった」

俺はさらに安堵し、心の中で胸を撫で下ろす

 

「でもあの時のエヴァさんは普通じゃなかった」

 

 

 

 

============================================

 

~加賀視点~

 

私は楽勝だと思っていた、エヴァさんさえいればあの巨人にだって勝てると、支援なんか必要ないと、エヴァさんに任せっきりだった

 

加賀「エヴァさん!!」

 

私の目の前には、私達を庇い巨人に目を、頭を、貫かれたエヴァさんが血を吹き出しながら倒れている

 

加賀「エヴァさん!死なないで!」

 

私はエヴァさんに駆け寄り声を掛ける、でもエヴァさんは血を吹き出したまま応えない

 

加賀「血が・・・このままじゃ!」

 

私が微力ながらも航空機で支援したら良かった、爆撃機で攻撃し、スキを作ればあんな事には

私のせいだ

 

自分の無力さに泣いていると突然エヴァさんの目が開いた

 

加賀「良かった!エヴァs...」

 

舞鶴提督「皆!伏せろ!」

 

 

私達は瞬時に伏せる、訓練の成果がここで開いた、次に瓦礫が崩れる音、上を見る

 

エヴァさんが立っていた、目を見開きあの巨人を睨みつけて

 

いや、あんなに血液を吹き出して立てる訳がない

血を失った生き物は古今東西、動けないと決まってる

 

次に聞こえたのはあのエヴァさんの優しい声ではなく

 

 

 

「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンン!!!」

 

 

獣のような恐ろしい叫び声だった

その後の事はあまり考えたくない程の事で

ものすごい早さで跳躍し、巨人に掴みかかった

一度振りほどかれるけど走り寄っていく

その時、エヴァさんのとおなじのあの結界で防がれる、が、エヴァさんは結界を物ともせず引き裂いた

 

すると巨人に折られたエヴァさんの右腕が『再生』して、やり返すかのように巨人の骨を折った

 

 

「ウオオオオオオオ・・・!!!」

 

 

正気を失ったエヴァさんは巨人からもぎ取った骨を巨人の身体に付いている赤い球体に何度も何度も狂ったように突き刺している

 

命の危険を察知したのか巨人がエヴァさんに巻き付く

 

 

元帥「自爆するつもりだ!エヴァ君!避けるんだ!」

 

提督「元帥危険です!」

 

舞鶴提督「伏せてください!」

 

 

この光景は見たことがある、まるで・・・特攻・・・

 

 

 

ドゴオォォオオオオオオォォオオンンン!!

 

「エヴァさん!!」

 

瞬間、辺りが光に包まれ何も見えなくなる

 

次に目に見えたのは十字架型の爆炎と目から血を流して倒れているエヴァさんだった

 

 

===================================

 

 

~エヴァ視点~

 

エヴァ「そんなことが・・・」

とか言ってるけどまんま原作やないかーい!!

 

加賀「その後、私達が一斉に介抱したのよ」

 

エヴァ「このチューブも?」

俺の手には緑色の液体が流れてるチューブがある

 

加賀「そ、艦娘用の高速修復剤よ」

加賀さんが微笑みながら教えてくれる、やなり可愛い(*≧з≦)

 

エヴァ「あはは、そういえばどのくらい寝てたんです?」

どうせ3日が2日ぐらいだろ、そのくらいあればシャムシエルまでの準備はーーーーーー

 

加賀「二週間よ?」

 

エヴァ「はぁッ!?」

サキエルのあとにシャムシエルが来るのが確か三週間だったはず!じゃあもう一週間しかない!?

 

加賀「どうしたの?」

 

エヴァ「加賀さん!!早く元帥の所へ連れていってくれ!!」

このままじゃ沢山の人が死んでしまう、いくら俺がエヴァだからって確実に護れるかわからない

 

加賀「! わかったわ!」




すみません遅くなりました


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