マギアレコードRTA ワルプルギス撃破ルート魔女操作チャート (狂花水月)
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番外編
番外編 星空モカの平和な日常 その1


モカちゃんのほのぼのとした一日です

本編にあまり関係ないので(見なくてもいいや、と思う方は見なくても別に問題)ないです。

もしかしたらシリーズ化するかも






















......本当に見るんですね?では、どうぞ


お願いだ。誰か、僕の愛する人を救ってやってくれ。僕にはもう、それが出来ないから...

 

 

 

 

 

 

「ただいまー」

「お帰り、モカ」

「あ、お父さん。今日は早いんだね」

「今日は残業がなかったからね」

 

 

家族への挨拶を終えた少女は自分の部屋に向かう。年頃の女の子らしい部屋だ。少女がきれい好きなのか部屋は清潔に保たれているが、その中で唯一『まるで1年ほど一切触れられて居ないように』ほこりを被った写真立てがある。その中には『恥ずかしそうな顔をしている金髪のボーイッシュな見た目をした少女』と『満面の笑みで金髪の少女と腕を組んでいる銀髪の少女』そしてその様子を少し離れた所で見ている『黒髪の少女』の3人が仲良さそうに映っている写真が飾ってあるようだ

 

 

「そう言えば最近東西がピリピリしてる感じがするんだよね...そうだ、一応鶴乃に聞いてみよっと。私の思い違いな可能性もあるし」

 

 

そう言って少女は机の上に置いておいた鞄の中から携帯を出した。その時写真立てを視界に収めたはずだが、『まるで写真立ての存在を認識していないかのように』部屋の中では異質な存在感を放つ写真立てを少女は気にも留めなかった

 

 

「もしもし鶴乃。今って暇?」

「あ、モカ!どうしたの?」

 

 

電話を掛けてあまり時間をかけずに電話の相手である由比鶴乃が電話に出た。声音から今は実家の手伝いをしていないと判断した少女は電話を続ける

 

 

「ねぇ鶴乃。最近の東西の様子ってどう思う?」

「なんかピリピリしてる気がするよね。皆どうしちゃったんだろう...」

「やっぱり鶴乃もそう思うよね...やっぱり魔女不足が原因なのかな」

「多分ね...ししょーもみふゆも頭を抱えているみたい...」

「七海さんも大変だね...」

「そう言えばモカはみふゆには会ったことないんだっけ?」

「というかみかづき荘の人は七海さんと鶴乃以外名前しか知らないよ?」

「あ、そうだったね。今度みかづき荘に来なよ!私が皆に紹介してあげる!」

「あ、それいいね。じゃあ今度一緒に魔女狩りにいく時についででお願い」

「わかった!そういえばね、メルが...

 

...じゃあ鶴乃、そろそろ夜遅いから切るね」

「ほ?もうそんな時間?じゃあおやすみモカ!」

「おやすみ鶴乃。また明日」

「うん!」

 

 

由比鶴乃との電話を終えた少女はお風呂に入ったりしてから眠りにつく。友達との長電話で母親に怒られたが、それは些細なことだろう

 

☽→☀

 

「さーて授業終わりっと。今日は何しようかなー。あ、中央区のパン屋さんで新商品発売!?行かなきゃ!」

 

 

翌日。授業を終えた少女は中央区に向かう。少女が贔屓にしているパン屋に新商品が出たとスマホに表示されたためだ。このパン屋は神浜市内でも結構人気のため、急がないと売り切れてしまうかもしれない。そう思った少女は急いで中央区へと向かった

 

 

「ふぅ~間に合って良かった~。新商品はメロンクリーム入りメロンパンか~。これは後で食べるとして、先ずはカレーパンを...っと。これは...」

 

 

少女の知覚が何かを捉えた。人の悪意を濃縮したような気配。魔女の気配だ

 

 

「う~ん。本来はここのなわばりの魔法少女に任せるべきだけど...それで人が死んだら嫌だもんね。アカリも『僕たち魔法少女はなるべく一般人を助けるべきだ!』って言ってたし」

 

 

そう言って少女は魔法少女に変身してから魔女の結界内に入った。中は神殿を模したようになっていた。少女は周囲に他の魔法少女がいないことを確認したのち、見るものが見れば衝撃的な行動を行った

 

 

「来て、アカリ」

 

 

そう言って虚空から出てきたのは全身甲冑の騎士だった。しかし、まともな人間はまず虚空から出てこないし人の悪意を濃縮したような気配は発しない。つまり、『アカリ』と呼ばれた存在は魔女だった

 

 

「いつもごめんねアカリ。窮屈なところに押し込めちゃって。けれどその見た目でみんなの前に出るとみんなびっくりしちゃうと思うから...別に私はカッコイイと思うんだけど...」

 

 

しかし少女はまるで『恋人に話しかけるかのように』魔女に話しかけた。声に愛しさをにじませて。ただ一つおかしいのは、いつもは若草色に輝く瞳が一切光を反射していないように見えるところだろう

 

 

「.........」

「も~。一年前くらいから言ってるけど偶には前みたいにお話ししてくれたっていいじゃない!三奈もなんか言ってよ!...って三奈は出てこないんだっけ。なんで三奈もいきなり『人前に出るのが恥ずかしくなった』とか言って引きこもってるかな~。アリナ・グレイに私があった時も出てこなかったし。三奈あの子のファンじゃなかったっけ?」

 

 

『アカリ』が話さなかったことに少女は不満だったらしく、少し頬を膨らませながら話しかけ続ける。瞳の光は戻らないままだが

 

【挿絵表示】

 

 

 

「ま、いっか。いこ?私は援護するからアカリはいつも通り前衛をお願い」

 

 

そう言って少女と魔女は戦闘を開始した。といっても魔女が大半の使い魔を蹂躙し、少女は弓で援護するくらいだったが

 

 

「やっぱりアカリはかっこよくて強いね...大好き♡」

「...なんであの人魔女を操っているの...?怖いから逃げなきゃ...」

 

 

目に見える使い魔を一掃したのち、そう言って少女は光の無い目で魔女に抱き着いた。

実は『透明化』の固有魔法を持つ魔法少女が結界内に先客としていたのだが、少女は一切気付いていなかった

 

 

「じゃ、結界内の最深部へいこっか」

 

 

少女は魔女に抱きついて満足したのか、結界の最深部へと向かった。そこには、水瓶のような姿をした魔女が鎮座していた

 

 

「じゃあ、いつも通りにお願い。怪我はしないでね?」

 

 

そう言って少女は魔女との戦闘を開始した。当然魔女も水流や雷撃で抵抗するが、少女が一年間の時間をかけて育て上げた魔女はそんなことをお構いなしに水瓶のような魔女を蹂躙した

 

 

「お疲れ様、アカリ。じゃあ...食べていいよ

 

 

そう言った直後、騎士のような魔女は水瓶のような魔女を喰らい初めた。普通の魔法少女が見ればあまりのおぞましさに吐くかもしれない。しかし、少女の目には『ファストフード店で一緒にハンバーガーを食べているような様子』にしか映っていなかった

 

 

「う~ん私もお腹空いてきちゃった。三奈~さっきの袋出してくれな~い?」

 

 

そう言った直後、虚空からパンが入った袋が出て来た

 

 

「ありがと~。うん、やっぱり美味しいね!」

 

 

少女が二つのパンを食べ終えたころ、魔女も食事を終えたようだ

 

 

「あ、アカリも食べ終わった?じゃ、帰ろ...っ!」

 

 

悪寒を感じた少女はすぐさま自分の武器である包帯を盾に変化させ、奇襲を防いだ

 

 

「誰!?いきなり攻撃なんてふざけたことするね...」

 

 

下手人は少女と同じ魔法少女だった。少女は顔を見たことがなかったので自分と同じエリアの魔法少女ではないとあたりをつける。そして、それは正解だった

 

 

「私はあなたと対立する区の魔法少女だよ」

「へぇ、じゃあ東の魔法少女か...東ってそんなに治安悪い所だったけっ...て...!」

「________!」

「なっ...!」

 

 

普段は温厚な少女だが、西では『なわばりに無断で入り込んだ魔法少女をボコボコにする』と一部で有名だった。その度に七海やちよに られている少女だが、ストッパーのいなくなった今彼女を抑える人はいない。今回もそうしようか...と少女が思った矢先、その思いは消え失せた。騎士を模した魔女が下手人を襲ったのだ

 

 

「ねぇ待ってアカリ!待ってってば!」

 

 

少女はひどく驚いて魔女の腰を掴んで止める。その時には、下手人は片腕が半分取れかけていた

 

 

「何やってるのアカリ!私が傷ついたと思って怒ってくれるのはうれしいけど、アカリ人殺すの嫌だって言ってたでしょ?ね、落ち着いて。私は大丈夫だから。ね?」

 

 

目に涙を浮かべながら少女は必死に魔女に話しかける。それでも魔女は攻撃をやめなかったため、少女は仕方なく魔女を結界に帰した

 

 

「どうしちゃったのアカリ...前はこんな事しなかったのに...取り敢えず三奈、お願い」

「gz@ewmt!bezof3qdqaq@:s@3qdqad@7ue!m47/w!」

 

 

少女がもう一体の魔女に呼びかけると世界が一変した。神殿をもした風景から、ビルのオフィスのような風景へと

 

 

「じゃ、覚悟してね」

 

 

そう少女がいった瞬間、下手人に包帯が絡みついて身動きを封じた

 

 

「それで、貴方は誰?」

「っ...私はあなたと対立する区の魔法少女だよ」

 

ドゴッ!

 

「知ってる。貴方の名前を聞いているの。貴方は誰?」

「...私はあなたと対立する区の魔法少女だよ」

 

ドゴッ!

 

「質問に答えて。貴方は誰?」

「わtaしはあnataとたi立するkuの魔法少女daよ」

 

ドゴッ!

ドロッ...

 

「え?」

 

 

質問を重ねながら少女が下手人の腹や顔に拳を打ち込むこと少し。いきなり下手人の体が溶けた

 

 

「もしかして...魔女の使い魔?こんな使い魔がいるなんて...もしこの使い魔の被害が広まったら大変!東西で内戦が起こるかも!?...鶴乃に後で伝えよう。三奈、もう帰って大丈夫だよ」

「mt...uyw@3yqf...7zf[l3qdqat@euhuzqbst@:@yeyuk?b@/y<...mt...」

 

 

魔女の結界が消失し、少女は変身を解いて帰路につく。そこでふとある思いがよぎった

 

 

「そう言えば三奈って結界なんて張れたっけ?三奈の固有魔法は「隠蔽」だったはず。昔一緒に戦っていた時は私達の姿を魔女が認識できなくさせるとかはしてたけど、結界なんて張れなかったようn...

 

ザッ!ザザッ!

 

「二人は生きなよ。折角二人とも運命の相手見つけたんでしょ?アタシはもう長くないからさ、二人が使って」

 

「モカの方濁っているじゃないか。だからモカが使ってくれ」

 

愛してるよモカ。だから...が生きてくれ

 

「っ...まただ...薬飲まなきゃ...」

 

 

少女は一年前くらいから悩まされている突発的な頭痛を抑えるために薬を飲んだ。途端に薬が効果を発揮し、頭痛は治まった

 

 

「ふぅ...あれ?何を考えてたんだっけ?......あ!そうだ!魔法少女の真似をする使い魔のことだった!鶴乃経由で七海さんに伝えないと...」

 

 

そういって彼女は帰路についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.........大切なことを思い出せないまま




メロンクリーム入りメロンパンとカレーパン
作者が好きなパン。メロンパンはやっぱりメロンクリームが入っているべきだと思う。

写真立て
3人の少女が映っている。3人とも仲が良さそうだが...



本編にあまり関係ないと言ったな、あれは嘘だ

そういえば皆さん、ラ フ ム 語って知ってるゥ!?


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番外編 もし星空モカがマギレコに登場したら 10月27日訂正

こっちは完全なネタです

モカちゃんがスマホの方のゲームに登場したらどうなるか書いてみました。本家よりはセリフは少なめです。気が向いたら追加するかも知れません


ステータス

タイプ:バランス

 

プロフィール

魔女を使役している魔法少女。洋食、特にパンが大好き。性格は基本的に明るく温厚だが、縄張り意識が強い。恋人がいるらしく、偶に自慢をするが他の人に一切姿を見させようとはしない。一年前くらいから頻発する突発的な頭痛に悩んでいる。

 

出身地:神浜市新西区

学校:神浜市立大附属学校

年齢/学年:16歳/高校一年生(本編開始1年前)

身長:158cm

願い事:あの子に告白する時に私の想いを理解して欲しい

固有魔法:共感

ソウルジェムの形状/色/位置:ハート/オレンジ/ヘアピン

武器:様々な武器に変化可能な包帯

魔法少女服:何処かウェディングドレスを彷彿とさせる黒色のドレス

魔法少女歴:本編開始一年前では二年

声優:市ノ瀬加那(イメージ)

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

スキル

ディスク:アクセル×2、ブラスト(横方向)×2、チャージ×1

 

コネクト

「私を置いていかないで」

攻撃力UP[Vlll]&必ず拘束&アカリもしくは三奈にコネクトでHPとMP回復[V]

 

マギア

「アカリ、お願い!」

敵単体にダメージ[VIII]&防御力DOWN(敵単/3T)&必ず拘束&攻撃力UP(自/2T)

 

ドッペル

「愛情のドッペル」

敵全体にダメージ[VIII]&防御力DOWN(敵全/3T)&必ず拘束&攻撃力UP(自/2T)

 

 

ボイス集

魔法少女

自己紹介1

「初めまして!私は星空モカ!これからよろしくね!」

 

自己紹介2

「神浜市立大附属学校高等部在学、星空モカだよ。家族関係はお父さんとお母さんと私。これからよろしくね!」

 

育成

強化完了

「調整完了!これでまた強くなったね!」

 

強化(Lv最大時)

「取り敢えずはここで打ち止めか。ねぇアカリ、三奈!これでもっと楽に戦えるね!」

(ねぇアカリ以降は瞳のハイライトが消える)

 

エピソードLvアップ

「っ...まただ...薬飲まなきゃ...」

(カラフルな丸い物体を飲み込む)

 

魔力開放①

「力が...みなぎってくる...」

 

魔力開放②

「また強くなっちゃった!?これなら...あんなことにならずに済んだのかな...あれ?今私何か言ってた?」

(「これなら...あんなことにならずに済んだのかな...」の部分は瞳のハイライトが消えた状態で暗い声で話している)

 

魔力開放③

「今さら強くなっても...遅すぎるよ......ねぇ、なんで私を置いていっちゃったの?」

(全部暗い声で瞳のハイライトは常に消えている)

 

マギアレベルアップ

「やったねアカリ!これでもう...もう......なんだっけ?」

(これでもう...以降は瞳のハイライトが消える)

 

魔法少女覚醒①

「アカリがあの時私を魔女から助けてくれたから、私は今ここにいる。だから、強くなれて嬉しいの」

 

魔法少女覚醒②

「生きなきゃ...生きなきゃ......だって...そうじゃなきゃ二人が......」

(常にハイライトオフ)

 

ログイン(初回ログイン時)

「あ、今日も来たんだね!これから一日、よろしくね!」

 

ログイン(朝)

「授業めんどくさいなー。鶴乃に勉強教えてもらおうかな?」

 

ログイン(昼)

「お昼はやっぱり、パンに限るよねー」

 

ログイン(夜)

「さぁーてそろそろ魔女退治の時間だね!いこ!アカリ!三奈!」

 

ログイン(深夜)

「眠い...そろそろ寝ようかな...」

 

ログイン(その他)

「突然だけど、私彼氏がいるんだ!いつもカッコよくて優しいの!けれど一年前くらいから急に無口になっちゃったんだよねー。どうしちゃったんだろう...」

 

ログイン(AP最大時)

「魔女がこの辺にいるみたいだね...二人とも、いこ!」

 

ログイン(BP最大時)

「鏡の魔女ね...人を傷つけないなら特に退治する必要はないと思うよ。行ってもめんどくさいだけだし」

 

魔法少女タップ①

「偶に鶴乃の実家の中華屋にご飯食べに行くんだけど、あそこ量が多いんだよね。食べきれるけど...お腹が...」

 

魔法少女タップ②

「七海さんって大食いだよね。あの人が食べたカロリーっていったいどこにいってるんだろう...」

 

魔法少女タップ③

「あ、アカリ!そこにいたんだ!紹介するね、この人が私の大好きな人の王花アカリ。ちょっと背は大きいけど...カッコイイでしょ!」

(「騎士の魔女」が画面に出てくる。瞳のハイライトは消えている)

 

魔法少女タップ④

「あれ、三奈出てきてたんだ。最近引きこもってばっかだったのに、珍しいね」

(「会社員の魔女」が画面に出てくる。瞳のハイライトは消えている)

 

魔法少女タップ⑤

「そういえば私の後輩に五十鈴れんって子がいるんだけど、あの子優しいけど口下手だからちょっと心配。一応神浜の魔女でも一人で余裕を持って倒せるくらいには鍛えたから問題はないと思うんだけど...」

 

クエスト開始

「いこ!アカリ!三奈!」

「.........」

「/=xjdw!mt!」

 

クエスト勝利①

「やったー!勝ったー!後でパン屋いこっと」

 

クエスト勝利②

「今日もカッコ良かったよアカリ!大好き!」

「(ごめんモカ...最後まで一緒にいられなくて...)」

 

クエスト勝利③

「ふぅ~。きつかったね三奈、お疲れ!」

「mt!3qdkb5igz@ew!3qdfbyukkc@yw@ue!」

 

ディスク選択時

「うん」

「わかったよ」

「いくよ」

 

攻撃時

「そーれっ!」

「よけないでよ?」

「当たって!」

 

コネクト時

「ちょっと手伝って!」

 

被コネクト時

「ありがとう!」

 

被コネクト時(一部メンバー)

「ふふ。頑張るね!」

 

被ダメージ時

「痛っ」

 

被ダメージ時(瀕死)

「これは...ヤバいかも...」

 

死亡時

「これで...やっと二人に...」

 

ドッペル発動時

「私を置いていかないで...」

 

 

専用メモリア「ほこりが積もった写真立て」

まるで一切手入れがされていないかのようにほこりを被った写真立て。

写真立ての中には三人の少女が仲睦まじい様子で写っている写真が入っている。

いつかの思い出はそこに鎮座し続ける。持ち主が意図的に気に留めないように自らの心を封じていても、友人の幻影が必死に少女に呼びかけている時も。

いつでも「それ」はそこにある。




「騎士の魔女」のセリフの誤字訂正をしてくれた方がいましたが、「騎士の魔女」はまだ話すことが出来ない設定なので、ラフム語変換はしません


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本編
part1 キャラメイク


他の走者に比べてかなり短いです


はい、よーいスタート。

 

何番煎じかはわからないけどワルプルギスの夜をぶっ殺すRTAはーじまーるよー

 

早速ですが【ニューゲーム】を選択、難易度は先駆者兄貴の皆様と同様勿論ハードです。

 

難易度選択の後はキャラクター作成ですね。一応全てランダムで生成することも可能なのですが、(そんなことしたらタイムがお亡くなりになるのでやら)ないです。

 

性別は勿論女の子、名前は伝統にならってホモ...としたいところですが、流石に本名がホモは虐待なので、「星空 モカ」とします。

 

スタート時期は恒例の本編開始から1年前とします。

 

出身地は...無難に新西区としましょう。みかづき荘メンバーとも接触しやすいですし。今まで他のRTAを見ている兄貴たちなら知っての通り、この神浜では東と西で因縁があります。そのせいで不用意に対立している地区へ赴くと、不和イベントが発生するためその分ロスとなります。

 

年齢は16歳とします。高すぎても低すぎても問題が発生するのでこのくらいが丁度いいです。

 

出身地の後は出身校なんですが、ここは「神浜市立大附属学校」で固定させます。こうすることで高確率で50点娘こと「由比鶴乃」同学年となり、みかづき荘メンバーと接触がしやすくなります。ただ、今回走るチャートの都合上、過度な接触は控えます。

 

最後に願いですが、「あの子に私の想いを理解して欲しい」とします。これで大抵はあの固有魔法になるはずですが...

 

...はい。望み通り「共感」になりましたね。では、ゲームスタートです。

 

オープニングは倍速及びスキップができないため、今のうちにチャートの説明をします。

 

今回私が選んだチャートはズバリ「魔女操作チャート」です。これは文字通り魔女を仲間にした状態(数不問)で第一部をクリアするというものです。

その為には、魔女を操れるような固有魔法の選択が必要です。例えば「更紗帆奈」のような「暗示」、「優木沙々」のような「洗脳」など様々な種類がありますが、今回私が選択したのは「共感」です。一見魔女操作に関係ないように見えるこの魔法ですが、内容は『自分または選択した対象の状態を他者に共有させる』というものです。この固有魔法によって魔女に自分の意識を共有というより上書きし、自由に操るという寸法です。これ以外にも「自分の感情を共有させ、興奮している相手を話ができる状態にする」、「自分が傷を負ったときそれを敵にも与える」といったことにも使えるかなり汎用性の高い固有魔法です。正直なところ、先駆者兄貴が滅茶苦茶可愛がっていたみと神様こと「相野みと」の固有魔法である「心を繋げる」の上位互換ですね。ただ、魔力の消費が少し多めなのでソウルジェムの濁りには注意しないといけません(10敗)。

このチャートの都合上、他の魔法少女とは基本的に親密になりにくいため、信頼度イベントも発生しずらいです。まあそりゃ魔法少女が魔女連れてればそうなるよな...としか言えませんね。ただ、情報を得ることはできるため、(RTAの進行に問題は)ないです。

因みにRTAの破壊者1号であるアリナパイセンの友好度はこのチャートだと逆に上昇しやすくなります(白目)。

 

...どうやらキャラ生成が終わったようですね。では、ゲームに戻りましょう。

 

 

 

 

開始場所は...学校の教室ですね。今は休み時間のようです。今のうちにメニュー画面を開いてリセポイントの有無を確認していきましょう。

 

先ずは魔法少女歴です。ふむ、『2年』ですか。可もなく不可もなくといったところでしょうか。ステータスにもそれなりのボーナスが入っている事でしょう。

 

ステータスは魔力が多めで他のステータスは大体平均ですね。魔力が多いのは有難いです。「共感」はさっきも言った通り意外と魔力を喰いますからね。

 

性格は...『冷酷』、『温厚』、『愛情深い』ですか。

『冷酷』は外道行為を働いてもソウルジェムが濁りにくくなる今回のチャートでは優秀な性格ですね。『温厚』は争いごとを自分から発生しづらくなる性格です。まあ、今回のチャートには関係ありませんが。最後の『愛情深い』は親密になったキャラが傷ついたりした時にソウルジェムの濁りが早くなったりする性格ですね。

総合すると「温厚で仲良くなった人には優しいけれど、友達とかを傷つける人には一切容赦しない」といったところでしょうか。まあ、ド外道とかじゃないだけ良かったです。そうするとみかづき荘メンバーが自分に協力してくれない場合があるので(3敗)。

 

では、次に数々の先駆者兄貴達を苦しめてきた難関、交友関係を見ましょうか。

この交友関係、実はちょっと曲者で、プレイヤーとキャラが一度直接会って会話した、つまり顔見知りになっただけでも更新されます。しかし一度見かけただけだったり、本人同士がちゃんと会ったりしないようでは、魔法少女ファイルは更新されないみたいです。

稀に先駆者兄貴がなったように交友関係及び経歴から消されている場合があります。その場合は走者側からはどうしようもないので、その時はオリチャーを発動するという走者のアドリブ力が試されます。

話を戻すと一番引きたくないのは神浜の天才アーティスト、「アリナ・グレイ」です。私個人としては好きなんですけどね。スマホ版でも主戦力ですし(隙自語)。ただ、このゲームだとチャートの破壊者と化すので避けたいです(22敗)。次点でアリナ以外のマギウスの二人、そして「七瀬ゆきか」ですね。マギウス2人とゆきかは方向性は違えどどちらもチャートを崩壊させにかかって来ます(10敗)。ただ、ゆきかの方は頑張ればチャートに組み込むことができるため、マギウス2人よりはほんの少しだけマシでしょうか。

それで、問題の交友関係は...「七海やちよ」、「由比鶴乃」、「春名このみ」、その他モブ少女少々といったところですか。大体予想通りでうれしいです。やちよさんは恐らく鶴乃ちゃん経由でしょうね。

 

最後に一応持ち物の確認をしておきましょう。偶に予備のグリーフシードが無いということがありますので(3敗)。

数個のグリーフシードとそれなりのお金、そしてスマホなど...普通だな!

 

本来の歴史であればまだ調整屋は開業していないはずですが、ゲームの都合上開業が早まっています。ただ、ドッペルシステムはないので調子に乗ると死にます(6敗)。

というわけで、調整屋にイクゾー(デッデデデデ)というところで今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。



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part2 始まり

前回大事なところで終わったRTAはーじまーるよ-

 

前回は調整屋に向かおうとしたところでしたね。けれど、よくよく確認したら今は放課後ではなく昼休憩のようです。そのため、調整屋に向かうのは授業が終わった後ですね。その前に、同学年である「由比鶴乃」、または「春名このみ」が同じクラスかどうか確認しましょう。

 

お、あの髪型は...

 

「あ、モカ。どうしたの?」

 

はい。皆さん大好き自称最強の魔法少女、「由比鶴乃」ちゃんです。アプリのマギレコでは無課金勢の強い味方である彼女ですが、このゲームでもステータスが軒並み平均以上の超優秀な魔法少女です。また、固有魔法は「幸運」というもので概要としては『「物事の起こりうる可能性、確率等」をある程度の規模の範囲内で操作する』という非常に強力なもので、アプリのマギレコでは『「自分たちに目掛けて飛んできたビルが、偶然にも自分たちとは離れた場所に飛んで行った」という現象を意図的に引き起こす』という離れ業を行っています。私たち走者からすれば喉から手が出るほど欲しい魔法ですね。自称最強は伊達ではありません。

性格はとにかく元気で明るく裏表がなく真っ直ぐで、初対面の相手にも物怖じせずに話しかけるくらいにコミュ力が高いです。お喋りで一度話し始めると止まらず、偶に呼吸も忘れてしまうのが欠点ですが、そんなことは些細なことですね。

指輪確認...ヨシ!(現場猫)ちゃんと魔法少女になっているようで安心です。難易度ハードだと偶にネームドキャラが魔法少女になっていない場合がありますので(11敗)。

しかし呼び方は「モカ」ですか...一応友好度確認のために一緒にご飯食べようとでも言いましょう。

 

「うん!いいよ!」

 

ふむ。少なくとも嫌われてはなさそうです。ただ、これから嫌われるかもしれませんが。取り敢えず近況報告でもしてもらいましょうか。ねえ鶴乃ちゃん。最近どう?

 

「んーとねー。最近みかづき荘にメルって子が来たんだー」

 

なるほど、現在は「安名メル」がみかづき荘に入った辺りですか。だとすればまだ「呼び水となりて綻び」は発生していませんね。

「安名メル」というのは旧みかづき荘メンバーの一人で、固有魔法は「占いの強制成立」というかなり強力なものです。ただ、やちよさん(登場したら説明します)をかばって魔女化してしまい、それによって鶴乃ちゃんを除く旧みかづき荘メンバーは魔法少女の真実を知ることになります。一応彼女を生存させることは可能ではあるんですが、ストーリーへの影響が未知数なので見殺しにします。

それ以外の会話は重要そうな情報を得られなさそうなので...べえそくだ(5倍速)

 

「そうだモカ、今度一緒に魔女退治行かない?」

 

あ、いいっすよ(快諾)。鶴乃ちゃんとの魔女退治ではみかづき荘メンバーと関わりを持つことができる場合があるので、いかない理由がないですね。ただ、魔女は使えなさそうですが。

 

「やったー!じゃあじゃあ、今度の土曜日ね!」

 

了解。予定に入れておきましょう。

 

倍速したお陰で放課後になったので、調整屋にイクゾー(デッデデデデ)

移動中に調整屋についてお話ししましょう。

調整屋はステータスの割り振りができる場所です。そして、セーブポイントでもあります。今回はRTAなのでセーブは最小限に抑えるますが、大切な所です。

っと、到着しましたね。

 

「いらっしゃ~い、調整屋にようこそ~」

 

はい。ぱっと見廃墟なここが調整屋通称レズ風俗です。

初回は調整屋さんこと「八雲みたま」によるチュートリアルが入りますがスキップします。

今回は魔力に5、攻撃力と速度に2、防御力に1の割合で振っていきましょう。これでかなり戦いやすくなったと思います。

ステータスの割り振りが済んだら今日はもう用事はないので帰りましょう。今後もお世話になるので親しくはしておきます。

 

帰宅途中に今後の予定について話しましょう。

先ずはこの画面をみて下さい。これは、現在の仲間の状態が詳しく見れる機能です。今は仲間がいな...あれ?

マジか...最初からモカちゃん魔女仲間にしてますね。しかも2体も。更に「騎士の魔女」と「会社員の魔女」のコンビです。

「騎士の魔女」は近接攻撃が得意な魔女で、身長は2メートルほどと小柄ながら、その分素早い動きが特徴の魔女です。その名の通り見た目は全身甲冑の騎士なので、防御力と攻撃力も相応に高いです。遠距離攻撃が若干のネックですが、使い魔も優秀なので問題ありません。使い魔はゴブリンやドラゴンなどモンスターを模したもので、遠距離攻撃ができる使い魔もいるので総じて万能と言えます。私が欲しい魔女ランキングではトップ3クラスですね。

「会社員の魔女」は身長は「騎士の魔女」と同じ2メートルのマネキンがスーツを着たような姿の魔女です。戦闘能力こそ低いものの、この魔女は物凄く優秀な能力を持っています。それは、自分及び他の魔女の存在の隠蔽です。この能力が発動している間、能力の対象となった魔女は魔法少女たちに認識されないというサポートとしては破格の能力です。ただし、この魔女自身が戦闘しているときはこの能力が無効化されるという弱点もあります。

いや本当に有り難いです。元々最初に出会った魔女を仲間にするつもりでしたが、その手間が省けました。更に「会社員の魔女」のお陰で魔女の操作がバレずに済みそうです。戦闘は「騎士の魔女」だけに任せれば問題ないので。これなら自己ベストを狙えるかもしれません。

豪運が回ってきたので勿論このままこの魔女をエンディングまで育てていこうと思います。

魔女の育成方法ですが、大きく分けて2つあります。それは、

・人間を魔女に喰わせる

・他の魔女を喰わせる

の2つですね。正直なところ、前者の方が効率はいいんですが、バレたときに他のキャラの友好度が下がるため正直なところお勧めはできません。今回は、後者にします。

因みに、仲間の魔女に魔女を倒させてもグリーフシードや経験値は得ることができるので安心です。

 

...と言っていたら来ましたね、魔女。では、魔女の結界へイクゾー(デッデデデデ)

 

先ずは魔法少女に変身します。変身を忘れると死にます(2敗)。

ふむ。モカちゃんの魔法少女衣装はお嬢様みたいな黒色のドレスですね。少しウェディングドレスに似ているでしょうか?

武器は...ロングソードでしょうか?いや、これは包帯を色んな武器に変化させるマミさんみたいなタイプですね。ただ、マスケット銃は作ることが出来ないようです。その代わり、ロングソード以外にも盾や弓などに変化できるので何も問題はないですね。今回は弓にしましょう。

問題となるソウルジェムはヘアピンのようです。因みに柄はハートです。まあ、一安心ですね。稀に手の甲とかとんでもないところについていたりする場合があるので。

使い魔があらわれた!いけ!騎士の魔女!

魔女に戦わせている傍ら私はうち漏らしを弓で対処します。偶に流れ弾がソウルジェムに当たったりするので、うち漏らしは厳禁です(3敗)。

思ったよりも魔女が強いですね...これは結構前から使役していたな?(名推理)

 

ふう。殲滅完了です。難易度ハードといえ序盤だから結構簡単ですね。

 

どんどん進んでいった先に魔女の住処が...む、魔法少女の気配!「騎士の魔女」には隠れていて貰いましょう。

 

さて、誰でしょうか...

 

 

「っ!アンタ誰なワケ?」

 

 

...

 

......

 

\(^o^)/オワタ

 

 

先ずは落ち着いて、深呼吸。

吸ってー、はいてー

 

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!




モカちゃんが使役していた魔女の説明

Jennifer
騎士の魔女、その性質は渇愛。
この魔女は結界に入った人間をまず使い魔に襲わせ、その人を自分が助けることでその人に愛されようとする。
もしその人がこの魔女を愛さなかった場合、魔女は容赦なくその人を殺そうとするだろう。
仮にこの魔女を愛したとしても、その場合この魔女は愛した人が死ぬまで結界内に監禁する為、どちらにせよ殺されることになるだろう。
現在この魔女はとある少女によって使役されているが、魔女自身はこの関係を心地よく思っているようだ。

Evilly
騎士の魔女の手下、その役割はマッチポンプ。
この使い魔たちには様々な種類がおり、その誰もが魔女を快く思っていない。
しかし、魔女が怒るのが怖いので仕事はする。
現在魔女がとある少女に使役されていることに関して、彼らは仕事が減ると思い最初は喜んでいたが、思ったよりも仕事が多いのでうんざりしている。

Bureaucrass
会社員の魔女、その性質は隠蔽。
臆病なこの魔女は外敵に見つからないよう普段はその身を隠しているが、食事の時は一瞬だけ姿を見せる。
もしこの魔女を倒したいのならば、食事の一瞬を見計らって結界に入らなければならず、仮に入れた場合、魔女自身はそこまで強くないので倒すことは比較的容易である。
この魔女は自身の罪が暴かれることを何よりも恐れている。
現在この魔女はとある少女によって使役されているが、魔女自身はそのことを一切気にしていないようだ。


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part3 魔法少女アリナ☆エンカウント

アリナの口調ってこんなもんですかね?


チャート崩壊の危機!なRTAはーじまーるよ-!

 

いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!アリナ!?アリナナンデ!?

 

なんで栄区在住のアリナ・グレイが新西区にいるんだよ!東西不可侵の約束はどうした!あ、栄区は西エリアだった!ちくしょう!

てかあんたが契約するのは少なくともメルが死んだ後だろ!ハードだからか!ハードだからかぁぁぁぁ!

 

取り敢えず魔女は隠蔽の能力を発動済みだから一安心ですが。こいつに魔女を使役している所を見つかったらチャート崩壊の危機ですよ!せっかくいい魔女を引いたのに!

仕方ありません。この子だから使える対アリナ秘密兵器を使います。先ずはモカちゃんのアリナへの感情確認!「驚き」、ヨシ!固有魔法「共感」発動!モカちゃんの感情をアリナに同期!

 

「それで、一体アンタは誰なワケ?」

 

これでアリナ先輩はハッスルせず、モカちゃんのテンションと同じになります。さて、アリナ先輩が質問してきたので、取り敢えず自己紹介しましょう。おっすオラ星空モカ。あんたは?

 

「アリナ・グレイ。それで、何しにここに来たワケ?」

 

そりゃもちろん魔女退治ですよ。お邪魔ならここから出ますが?グリーフシードの蓄えもそれなりにあるから横取りする気もありませんし。

というかさっさとここから離れたいです...

いや、一応手伝いましょう。ここでパイセンに死なれると困りますし、というかチャートが確実にお亡くなりになりますし(4敗)。

 

「そう、ありがとうなワケ」

 

はい。今後一切やりたくないパイセンとの共闘です。

彼女の武器は全面緑のルービックキューブみたいなキューブです。ここからレーザーを発射して戦う本来は遠距離タイプの魔法少女です。

彼女の固有魔法は「結界生成」で、この結界は魔女や人間など様々なものを閉じ込めることができ、広さも調節可能という大変使い勝手がいい魔法です。なんてったって一発キューブを当てれば対象を無力化できるわけですから。そういえばとある先駆者兄貴は家代わりにもしていたような...

この文面だけ見ると仲間にすればええやん、と思う視聴者もいらっしゃるかも知れません。しかし、通常プレイならまだしも、RTAで彼女を仲間にすることは絶対に避けなければいけません。

何故なら、彼女は生と死に取りつかれたアーティストで、彼女に深く関わると超高確率でアートにされる、つまり殺されるからです(18敗)。

数多くのマギレコRTA走者がこの人にチャートを破壊されていると攻略wikiにも書いてあります。

 

それで、今回戦う魔女ですが、「影の魔女」ですね。

この魔女は、手下を用いて全方位から攻撃を行い、相手がどれだけ素早く動こうと木の枝状の触手で確実に捉える結構厄介な魔女ですね。真っ二つに切られても変形して普通に動くため、斬撃は効果が薄いです。

正直なところ「騎士の魔女」とはちょっと相性が悪い相手ですね。まあ、今回の戦闘には参加させないため、関係ありませんが。

取り敢えず、武器をハンマーに変形させましょう。切れないのなら叩き潰すまでです。パイセン!援護頼みますよ!

 

「わかったワケ」

 

では、突撃ー!

触手来た!包帯を盾に変化!防御!ついでに「共感」の魔法を使って魔女を一瞬止めます。魔女の所まで突っ切って...どーん!

 

「影の魔女」、工事完了です。パイセンがある程度削っていてくれたお陰で一発で倒せました。

では、グリーフシードをパイセンに渡して、じゃあな!俺は帰るぜ!

 

...ふう。パイセンに興味を持たれる前に去れて良かったです。華麗な対処はやはり走者の特権ですね。

本音を言いましょう...

 

滅茶苦茶怖かった!

 

なんで試走段階では一回もエンカウントしなかったパイセンが来るんですか!しかも初回戦闘でですよ!もし興味持たれた日にはチャート崩壊ですよ!折角いい魔女が最初からいるのに!

でもパイセンに興味を持たれるほど接触していないので多分大丈夫でしょう。物凄く心配ですが。

あ、パイセンから結構離れたので「共感」はもう切っても大丈夫ですね。

 

今回はパイセンの対処で疲れたのでこの辺で、ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの喋るイタチと契約してから一週間、アリナは興奮の絶頂にいたワケ

 

魔女とかいう名前のアリナの作品の素材、狂った命で溢れた世界、ほんっとサイッコーだヨネ!

 

今日もアリナのアート活動に勤しむ...はずだったんだケド

 

「こいつ...思ったよりもストロングでタフなんですケド!」

 

今戦っているのは真っ黒い女のような魔女。真っ黒なのは残念だケド、素材になりそうだからわざわざ新西区まで追っかけたワケ。結構ダメージは与えたはずだケド、生意気にも未だに元気に抵抗している

 

「ケド、それでこそアリナのアートにふさわしいヨネ。ホラホラ、さっさと弱れよ!」

 

アリナの武器であるキューブからレーザーを出したその時、誰かが入ってきた

 

「っ!アンタ誰なワケ?」

 

入ってきたのはアリナと同じ魔法少女。今戦っている魔女と同じような色のドレスを着てオレンジのハートのヘアピンを付けていた。そしてアリナを見てか驚いた顔をしている

 

...なんか答えろヨ、と思った矢先、アリナも謎の魔法少女が来たことに驚きを感じていた。だが、そのあと直ぐに冷静になった。取り敢えず、質問をし直そう

 

「それで、一体アンタは誰なワケ?」

「私は星空モカ。貴女と同じ魔法少女だよ。貴女の名前は?」

「アリナ・グレイ。それで、何しにここに来たワケ?」

「アリナ・グレイ?もしかして芸術家の?」

「アリナのことを知ってるワケ?」

「友達がちょっと怖い絵を描く人だって言ってたのを聞いてただけだよ」

「ふぅん。ちょっとソイツに会ってアリナの絵の素晴らしさを理解させたいワケ。会える?」

「ちょっと難しいかな?あの子恥ずかしがり屋さんで人前には滅多に姿を表さないし」

「そ、ならいいワケ」

「ありがとう。それでさっきの質問の答えだけど、魔法少女がここに来る理由って魔女退治以外にあるのかな?私は少なくともそれ以外にここに来る用事はないけど...あ、もしかして邪魔?それなら私はここから出るよ。グリーフシードの蓄えもあるから無理して戦う必要ないし。それとも手伝った方がいい?」

「ノープロブレム...と言いたいところだケド、アリナだけだとこの魔女倒すのちょっとキツイカモ」

「じゃあ手伝うよ」

「そう、ありがとうなワケ」

「貴女の武器はそのキューブ?」

「そう。ここからビームを出して攻撃するワケ」

「じゃあ私が魔女を殴るから援護してよ」

「弓で殴れるワケ?」

「あ、そっか。じゃあ...これで良し、と」

 

モカとかいうやつがそういうと弓がほどけて包帯になった後、ハンマーに変化した。結構便利そうで羨ましいんですケド

 

「じゃ、アリナさん援護よろしくね」

「わかったワケ」

「じゃ、突撃ー!」

 

そういってモカは魔女に向かってアタックした。当然魔女は触手を伸ばしてきたが、包帯が虚空から現れて盾になることで難なく防いだ。ホントに便利すぎなんですケド!

 

「さーて、どーん!」

 

魔女の元まで辿り着いたモカはハンマーを振り上げると魔女を叩き潰した。アリナがダメージを与えていたカラか魔女は一撃で倒れた。ハンマーで叩きつける前に一瞬魔女の動きが止まった気がしたが、気のせいだろう。

 

「ふう。はい、アリナさん。グリーフシード」

「ありがとうなワケ」

「じゃあね」

 

そういってモカは帰っていった。モカの姿が見えなくなって少ししたら、大切なことを思い出した

 

「あーっ!アリナのアートの素材にするはずだった魔女が!なんでアリナはこんな大切なコトを!」

 

うっかり忘れた?いいや、アイツのせいだ。初めて会った時にちょっとイラッとしたのにすぐに彼女の存在に驚いていた。さっきまで違和感はなかったが今ならわかる。彼女がアリナに干渉したのだろう。

 

「この借りは今度必ず返して貰うカラ」

 

絶対にヤツにアリナのアート作成を手伝わせてやる。拒否権なんてないカラ。今度あったら覚悟しとけよ、モカ




アリナパイセンの現在のモカちゃんへの気持ち
アート活動を邪魔されたのに怒ってはいるものの、グリーフシードはきちんと貰っているのでそこまで怒ってはいない。ただ、今度あったら絶対に魔女捕獲を手伝わせる。拒否権?あるわけないヨネ


まだ2話しか投稿していないのにかなりの数の感想が来て凄く嬉しいです。
今回は感想欄の質問に答えていこうと思います。一応、感想欄にも同じことは書いています

Q.使役する魔女はこれ以上増やすの?
A.走者:増やさ(ないです)。理由としては、これ以上増やすと戦力のメリットよりもバレたときのデメリットが上回るからです。更に、むやみに増やしても1体1体がそこまで強くなくなるので、現在の魔女を強くする方針にするつもりです。

Q.この魔女ってもしかして昔の仲間?
A.走者:それだったら地雷じゃねぇか!けどこの魔女を手放したくないんで続行します。確定してなきゃないことと同じだよね!
A.作者:違います


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part4 ガバ水となりて綻び

おら連続投稿だ!受け取りな!

明日の分を投稿したので明日は更新できません


華麗にガバを回避したRTAはーじまーるよー

 

いやーまさか始まって直ぐにパイセンとエンカウントするとは思いませんでしたよ。けど、華麗な対処でパイセンに興味を持たれずに済みました。華麗な対処こそ走者の特権、はっきりわかんだね。

 

さて、モカちゃんの家にやっと着きましたね。家に帰るまで4パートもかかるなんて...それもこれもパイセンのせいですね!(清々しい責任転嫁)

 

どうやらモカちゃんは一人っ子の様ですね。家には父親と母親しかいませんので。

 

メルちゃんがまだ死んでいないということは「呼び水になりて綻び」はまだ発生していないと見ていいでしょう。ただどれ位発生が近いかわからないんですよね...

モカちゃんが登録している連絡先でやちよさんとかいればイベント発生までどのくらいか聞けるんですが...

あ、鶴乃ちゃんの連絡先がありましたね。早速電話しましょう。もしもし鶴乃ちゃん?

 

「あ、モカ!どうしたの?」

 

鶴乃ちゃんは3、4コール以内に電話に出てくれます。電話に出なかったら戦闘中ということですね。電話しながら戦えるなぎたんは頭おかしいと思います。

あ、鶴乃ちゃん!最近東西の様子ってどう?

 

「なんかピリピリしてる気がするよね。皆どうしちゃったんだろう...」

 

はい。このセリフが聞けたということはそろそろイベントが発生しますね。と言ってもモカちゃんは西の魔法少女なので、そこまでイベントに関われるわけではないんですが。一応東側の魔法少女に見せかけた「鏡の魔女」の使い魔に襲われる可能性があるのでそこは注意が必要ですね。

 

一応イベントの概要を説明しておきましょうか。

パート1でも説明した通り、神浜市の魔法少女は東と西と中央の3つのエリアがあります。

大東区、工匠区出身の魔法少女が所属する東エリア

新西区、参京区、水名区、栄区出身の魔法少女が所属する西エリア

中央区の魔法少女が所属する中央エリア

の3つですね。因みに先駆者兄貴がいた南凪区や北養区は3つのエリアに所属しない空白地帯となっています。

そして東西は理由は割愛しますが仲が悪く、不可侵条約を結ぶことで辛うじて内戦が起きないようになっています。中央区は東西どちらにも属さない中立地帯としてテリトリーが保証されていますが、後ろ盾のない弱い魔法少女が集まっているため、魔女不足が深刻になってきた現在ではグリーフシードの巻き上げなどが横行しています。

正直文字に起こすと問題しかない神浜市ですが、とりあえずはこれで問題なく回っていました。しかし、ある日事件が起きます。

内容は、グリーフシード不足で中央区にまで遠征していた東西の魔法少女が対立する派閥を名乗る魔法少女に襲撃されるというものです。

実はその魔法少女の正体は魔法少女のコピーを生み出す能力を持つ「鏡の魔女」が生み出したコピーで、彼女らに非はなかったのです。

しかしそのコピーは人間と見分けがつかないため、元々の対立も手伝い、危うく東西内戦の危機となってしまう...というのがイベントの概要ですね。

 

このイベントで起こる可能性のあることは

・東西の魔法少女によって駆逐された中央区の魔法少女がマギウスの翼に入ることで後々のイベント難易度が上昇する

ですね。この現象はこのイベントが長引けば長引くほど発生するため、なるべく早い対処が求められます。そのため、明日以降は中央区に遠征しようと思います。中央区のリーダーであるみゃーこ先輩こと「都 ひなの」に出会って嫌われる可能性がありますが、(今回のチャートには関係ないため問題)ないです。

 

説明している間に倍速していた鶴乃ちゃんとの雑談が終わりました。では、おやすみなさい。

 

 

オッハー!(YMTN並感)

はい。翌日になりました。授業を倍速で終わらせて、中央区へイクゾー(デッデデデデ)

 

はい。中央区です。魔女を探して...おっ(結界の入り口)開いてんじゃ~ん!

では、「騎士の魔女」に出て来てもらいましょう。今回は育てられるといいですね。いや、ホントに。

使い魔を「騎士の魔女」が蹂躙しているのを横目に魔女の住処である結界の深層を探しましょう。

 

...見つけました。今回は魔法少女の気配はありませんね。なら遠慮なく、突撃ー!

 

「...なんであの人魔女を操っているの...?怖いから逃げなきゃ...」

 

今回の魔女は「イキガミの魔女」ですね。この魔女の主な攻撃方法は雷撃と水流です。だけど「騎士の魔女」にはそんなの関係ねぇ!の精神でゴリ押して貰います。この魔女、単純に物理攻撃への耐性が高いため、ゴリ押しでも何とかなります。

 

はい。ある程度時間はかかりましたが「イキガミの魔女」、工事完了です。じゃあ「騎士の魔女」、食べていいよ

 

うーんやはりいつ見てもグロいですねー魔女の捕食シーン。一応視聴者の皆様用にモザイクをかけていますが、リアルで見る身では結構グロいですよ。見たいと思った視聴者は自分で買って下さい。この動画は全年齢対象なのでそのまま流すとBANされちゃうんです...

あ、食べ終わった?じゃ、帰りましょうk...

 

包帯を盾に変化!防御!

誰だ、てめぇ...

 

「私はあなたと対立する区の魔法少女だよ」

 

来たなぁ「鏡の魔女」の使い魔!お前を待ってたんだよ!(大胆な告白は走者の特権)

はい。お目当ての「鏡の魔女」が作った魔法少女のコピーですね。一発で来てくれたんで今回は運がいいですね。この子達は通常黒羽のデザインが流用されています。強さはまちまちで、今回はどうでしょうか

 

「________!」

 

え?なんで「騎士の魔女」が勝手に動いてコピーを襲っているんですかね!?私操作していませんよ!?あ、モカちゃん勝手に動かないで!ちょ何するの!あ、涙目で「騎士の魔女」の腰にしがみつきましたね。え、なんで!?何?「私は大丈夫だから」?どゆこと?

あ、そうこうしてたらモカちゃんが「騎士の魔女」を勝手に結界に返しちゃいました。取り敢えず、コピーを倒すとしましょうか

 

はい。そこまで時間をかけずに「コピー魔法少女」、工事完了です。取り敢えず鶴乃ちゃん経由でやちよさんに報告するために新西区に帰るとしましょうか。

しかし、なんでモカちゃんは勝手に動いたのでしょうか...今回はそこまで時間を取らなかったから良かったものの、後々大きなガバにならないか不安ですね...

しかもあの発言...モカちゃんはどうやらとんでもない爆弾を抱えているようです。再走したい...けど折角のレア魔女なんですよね...

よし。続行します。華麗にガバを回避してこそ走者ですもんね。爆弾なら爆発させなければいいだけですし。

 

ではキリがいいので今回はこの辺で、ご視聴ありがとうございました。




星空モカ
二体の魔女を使役する魔法少女。RTAの宿命により効率を求める。
見た目は「BanG Dream!」の青葉モカにそっくりだが性格も口調も違う。
因みに彼氏持ち。彼女いわく、「優しい人。1年前くらいから無口になっちゃったけど、優しいのは変わらないから問題ない」らしい。
鶴乃ちゃんとは一緒にご飯を食べたり偶に遊んだりする程度の仲。稀に万々歳にも通うが中華料理はそこまで好きではなく、洋食、特にパンが一番好き。
やちよさんとは鶴乃ちゃんに紹介されて知り合った。そこまで親しいわけではないが偶に一緒に魔女狩りをする。
春名このみとは中学校の時の同級生だった。一応学校は同じだがクラスは違う。

パン
見た目と名前のモデルである青葉モカが好きなため彼女の好きな食べ物となった。それ以外に特に理由はない。


そういえば活動報告って比較的読む人少ないですよね。まあ、私は読む派ですが。


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part5 ガバ水となりて綻び その2

プロセカのイベントやってて投稿が遅れました。推しイベなんじゃ...許してくれ...


どんどん加速するRTAはーじまーるよ-

 

前回は「鏡の魔女」お手製のコピー魔法少女を撃退した所ですね。私はコピー魔法少女を体力がなくなるまでボコボコにしたため、「彼女(?)らが魔法少女ではない」ということを知っています。なので、その情報を鶴乃ちゃんに電話で伝えようと思います。もしもし鶴乃ちゃん?

 

「あれ?モカどうしたの?」

 

いや~今日こんなことがあってさ~。ちょっとやちよさんに伝えといてくんない?

 

「えぇ!?そんなことがあったなら直接伝えなよ!」

 

えぇ...

...まあ、いいでしょう。幸い一発でコピー魔法少女戦を引けたので元々使うはずだった時間には余裕があります。みかづき荘メンバーの友好度を高めるためにも受けましょうか。出来れば事情聴取にはそれなりの時間がかかるので本当はやりたくないんですけどね。

 

「じゃあ私からも一応ししょーとみふゆに伝えておくね!」

 

わかりました。

...電話が切れましたね。では、今日は家に帰りましょう。では、イベントが発生するまで

 

甥の木村、加速します~5倍速~

 

...はい。何のイベントもなく家に着きました。では、おやすみなさい。

 

オッハー!(YMTN並感)

はい。翌日になりました。倍速は止めずに学校へ、イクゾー(デッデデデデ)

 

「あ、モカ!おはよう!」

 

おはよう鶴乃ちゃん。それで?みかづき荘にはいつ行けばいいの?

 

「やちよに聞いたけど、今日の放課後で大丈夫だって!」

 

あ、そっすか。じゃ、放課後まで倍速で

 

はい。放課後になりましたね。では、鶴乃ちゃんの案内でみかづき荘へ

イクゾー(デッデデデデ)

 

はい。到着しました。ここが一部の界隈でレズパレスと呼ばれているみかづき荘ですね。ここを訪れる魔法少女は全員がネームドキャラなので、(関わっておいて損は)ないです。しかし、出来る限りお近づきになりたくない子がいます。それは、「安名メル」です。彼女には今チャートでは確実に魔女になってもらうため、彼女と関わりがあると彼女が死亡(正確には魔女化ですが)したと伝えられた時にソウルジェムが多少濁るというデメリットがあります。

さらに、一応回避可能ですが、メルが魔女化する時の戦闘に参加させられた場合、尋常じゃないレベルでソウルジェムが濁り、場合によっては操作キャラも魔女化します(1敗)。

以上の理由から、安名メルとはあまりお近づきになりたくありません。まあ、なったらなったでその時は諦めますが。

さて、今回は誰がいるでしょうか?

 

「久しぶりね星空さん。話は鶴乃から一応聞いているけれど、詳しく話を聞かせて貰えないかしら?」

「直接会うのは初めてですね星空さん。ワタシは『梓みふゆ』と言います。これからよろしくお願いしますね?」

 

お、今回は「七海やちよ」と「梓みふゆ」の二人ですか。ま、運としては普通ですね。取り敢えずさっさと話を済ませて今日は帰りましょう。

...とその前にみふゆさんに挨拶をしておきましょう。挨拶は大事。古事記にも書いてあることですからね。

 

「はい。よろしくお願いします。それで、魔法少女を模した使い魔に襲われた、というのは本当の話ですか?」

 

そうだよ(肯定)。ちょっとボコボコにしたら体ごと溶ける魔法少女なんていないだるぅォォォ?

 

「あなた...またやったの?今回は使い魔だったからよかったけれど、本当に魔法少女だったらどうするつもりだったの?」

 

え~。そうだったら死なない程度にボコして返すんで大丈夫っすよ。仮に中央区の魔法少女だったら謝罪で済ませますし。今回は東の魔法少女って名乗った奴らが悪かったってことで、いいすか?

てかモカちゃんああいう事日常的にやってたんすね。「温厚」どこ行った?あ、「冷酷」だからか。

 

「はぁ...取り敢えずこの事は十七夜に伝えておくわね。そして星空さん」

 

何スカ?

 

「何度もいうけれど、こういう事は二度としないでちょうだい。私も仲裁が大変なのよ...」

 

あ、いいっすよ(快諾)。RTA的にも無駄な戦闘は回避したいんで碌に経験値も入らない魔法少女との戦闘とかやるメリットないですし。まあ、私の魔女退治を邪魔したら保障は出来ませんが。

 

「はぁ...わかったわ。けれど、本当に困った魔法少女が来たら助けてあげるくらいはして頂戴ね」

 

考えときますね

 

「不安しかないわ...取り敢えず、話は終わりよ。折角ここまで来てもらったんだし、お茶でもどうかしら?」

 

あ、頂きます。お茶とか茶菓子とか食べると微々たるものではありますがソウルジェムの濁りが抑制されるので。さらに、彼女らとのコミュニケーションも出来ますしね。

 

では、4人でお茶をしているのをバックに今回はこの辺で、ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ししょーししょー!」

 

「なあに鶴乃。そんなに大きな声を出さなくても聞こえてるわよ...」

 

誰かと電話をしていた鶴乃が私に話しかけてきた。また以前みたいに特訓しようとかじゃないでしょうね...

 

「大変!モカがなんか中央区で魔法少女の姿をした使い魔に襲われたって!」

 

「...それは本当なの鶴乃?モカって星空さんよね?」

 

「そうだよ!後、話を聞くに本当みたい!モカは私からししょーに伝えてもらえば良さそうだったけど、やっぱ直接ししょーとみふゆに説明して欲しいからみかづき荘に来てって頼んでおいた!」

 

「ナイスよ鶴乃」

 

星空さんは実力はあるけれど縄張り意識が強いせいか無断で縄張りに入ってきた子をこっぴどく傷つけるのよね...本当、仲裁に入る私の身にもなって欲しいわ...

そういう子だからイマイチ信用出来ないのよね。まあ、鶴乃とも仲がいいし私が直接あった限り悪い子じゃないっていうのはわかってるんだけどね...

 

「なんか嫌そうだけどオッケーだって!それで、いつなら二人の予定は空いてる?」

 

「明日でも大丈夫よ?」

 

「わかった!じゃあモカにそう伝えるね!」

 

☽→☀

 

翌日。鶴乃がいった通り星空さんがみかづき荘に来た。

 

「お久しぶりです、七海さん」

 

「久しぶりね星空さん。話は鶴乃から一応聞いているけれど、詳しく話を聞かせて貰えないかしら?あ、勿論座ってからでいいわよ」

 

「あ、ありがとうございます。それで、そちらの方は?」

 

「直接会うのは初めてですね星空さん。ワタシは梓みふゆと言います。これからよろしくお願いしますね?」

 

「あ、貴女が梓さんですか。私は星空モカって言います。こちらこそよろしくお願いします」

 

「はい。よろしくお願いします。それで、魔法少女を模した使い魔に襲われた、というのは本当の話ですか?」

 

「はい、本当のことです。私もこんな事例は初めてなので正直ちょっとびっくりしています。まさか、いつも通りちょっとお話ししてたら溶けるなんて...七海さんも梓さんも攻撃したら溶ける魔法少女なんて見たことありませんよね?」

 

...頭が痛い。彼女「また」やったのね。今回は使い魔だったからよかったものの、本当に魔法少女だったらどうしていたのかしら?

 

「見たことないわね。それにしても、あなた...またやったの?今回は使い魔だったからよかったけれど、本当に魔法少女だったらどうするつもりだったの?」

 

「いやその場合普通に軽く痛めつけてから返すので大丈夫ですって。そもそも私は奇襲を受けたから正当防衛をしたのであって、普通は対話から入るんで大丈夫ですよ。まあ、今回は『対立する区』って名乗ったんでちょっとやり過ぎた所はありますけど。普通に中央の魔法少女が来たら謝りますって」

 

「というか中央区は不可侵の決まりがあるじゃない。貴女はそもそもなんで中央区で魔女退治をしたのかしら?」

 

「あ、そうでした。えっとですね、中央区のパン屋さんで新作が出るからって買いに行ったらたまたま魔女の結界が近くにあったからですね。本来は中央区の魔法少女に任せるべきだとは思ったんですが、それで人が傷つくのも嫌だなって思いまして。結界が無ければ普通に帰るつもりでしたよ?疑うならレシート見せましょうか?」

 

「別にいいわ。それなら仕方ないわね」

 

「許してもらえて良かったです。取り敢えず、いきなり襲ってきて『対立する区の魔法少女』を名乗る人...人?がいたらそれは魔女の使い魔だからボコボコにしていいよーって皆に伝えておいて下さい」

 

「はぁ...取り敢えずこの事は十七夜に伝えておくわね。そして星空さん」

 

「?何ですか?」

 

「何度もいうけれど、こういう事は二度としないでちょうだい。私も仲裁が大変なのよ...」

 

「わかりました。そもそも私そこまで魔法少女と戦いたくないんですよ。魔女と違って戦うメリットありませんし。まあ、私の魔女退治を邪魔するっていうなら保障は出来ませんが」

 

何も変わってないじゃない!という言葉は飲み込んで、一応釘を刺しときましょう。効果があるかどうかはわからないけど

 

「はぁ...わかったわ。けれど、本当に困った魔法少女が来たら助けてあげるくらいはして頂戴ね」

 

「じゃあ自分のエリア外で困っている魔法少女がいたら戦闘をサポートするくらいはしますね。勿論グリーフシードはその子に渡す形で」

 

「自分のエリアにいた場合は?」

 

「今まで通り一回は対話で穏便に済ませます。二回目は...考えておきます」

 

確実に守る気ないわね...まあ、そもそも他の子のエリアに立ち入る子が悪いといえば悪いのだし、彼女の対応も間違っていないといえば間違ってないのだけど...明らかに過剰防衛なのよね...

 

「不安しかないわ...取り敢えず、話は終わりよ。折角ここまで来てもらったんだし、お茶でもどうかしら?」

 

「あ、ありがとうございます。七海さん。頂きます」

 

そうして少し一緒にお茶をした後、星空さんは帰っていった。そういえば、あの子のエリアには他にも二人くらい魔法少女がいたような...?あの子たち、元気かしら?




かなりの数の感想が来て嬉しいので感想欄の質問返答その2やります。一応感想欄にも同じことは書いています

Q.やっぱ使役してる魔女昔の仲間なんじゃねぇの?
A.作者:以前も返答した通りこの魔女は昔の「仲間」ではありません

Q.じゃあモカちゃんの双子?
A.作者:違います


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part6 親方!空から魔法少女が!

マギレコハロウィンにアカリちゃんや三奈ちゃんも出て来て欲しいです。
そうしたら楽しいハロウィンになると思います(小並感)


取り敢えずイベントを消化したRTAはーじまーるよ-

 

前回は「呼び水となりて綻び」に干渉したところでしたね。これで、後はやちよさんたちが東のリーダーである「和泉十七夜」通称なぎたんと中央のリーダーで先駆者兄貴の動画でも活躍した「都ひなの」通称みゃーこ先輩にこの情報を伝えてくれれば後は勝手に「鏡の魔女」を鏡屋敷に封じ込めてくれるので、(私がやることはこれ以上)ないです。

そのため、結構時間が余ってるんですよね...

 

というわけで

 

神浜を散策します。そろそろ発生する可能性が高いイベントとして

 

「エミリーのお悩み相談所」設立

 

があります。このイベントはエミリー先生こと「木崎衣美里」が参京区にある「水徳商店街」でお悩み相談所を設立するイベントですね。

ここでは様々な魔法少女と知り合うことが出来、RTA走者御用達のキャラ「常盤 ななか」通称組長とのつながりがある(今はつながりがあるとは言ってない)「志伸あきら」とも知り合うことが出来ます。今回は、ここ繋がりで組長と関わろうと思います。

というわけで、神浜散策へ、イクゾー(デッデデデデ)

 

 

すみませ~ん、木下ですけど、ま~だ(魔法少女に会うまで)時間かかりそうですかね~?

 

 

ん?あれは...

 

「やあ。ここで会うなんて珍しいね。星空モカ」

 

げ、キュゥべえ!おまえ、なんでここにいるんだよ...

 

「なんでって、魔法少女の素養がある子がこの辺にいるからに決まっているじゃないか」

 

因みに誰すかね?

 

「『五十鈴れん』だね。彼女が自殺を決断しそうだから、ボクも急いでいるのさ」

 

ふむ。ならついて行きましょう。「五十鈴れん」は固有魔法は「鎮魂」を持つ魔法少女で、最終決戦時にはワルプルギスの夜が二度と蘇らないよう魂を鎮めるという地味ながら重要な役割を果たし、これを行わないと確率でワルプルギスの夜が復活します(3敗)。

そのため、重要度が高く、リカバリーが効きづらい魔法少女です。ハードだと時たまに死んでしまうことがあるため(3敗)、今回の機会を利用して彼女を強化して差し上げましょう。

彼女は極度の対人緊張症で、ある程度仲良くならないとまともに会話も出来ないのですが、モカちゃんの固有魔法である「共感」は出力を制限すれば読心魔法としても使用できるため、この子とのコミュにうってつけと言えます。

てなわけでキュゥべえ!私もついていくぜ!

 

「まあ、契約の邪魔をしないなら別に構わないけど」

 

というわけで、出来る限りやりたくないキュゥべえとの散歩ですね。いやホント。見た目は可愛いマスコットですが、中身は悪徳セールスの化身ですからねこいつ。しかもクーリングオフ不可とかマジで糞ですよ

 

「そう言えば星空モカ」

 

ん?何スカ?

 

「まだ真実に向き合おうとはしないのかい?」

 

何のことですか?

 

「ま、ボクは別にいいんだけどね。全く、人間という生き物は本当にわけがわからないよ」

 

ふーむ。こいつは何かモカちゃんの過去を知っているようですが、むやみに聞いて藪をつついて核爆弾を出すなんてことはしたくないので(これ以上聞く気は)ないです。

 

...と、セールスマンが止まりましたね。

 

「じゃあ、ボクは彼女と契約してくるから魔法少女についての説明はよろしく頼むよ」

 

まあ、いいでしょう。こいつの言うことを聞くのは癪ですが。

 

...そろそろですかね

 

「キミの願いを叶えてあげるよ」

 

親方!空から女の子が!

はい。5秒で受け止める必要のない子が落ちて来ましたね。この落ちてきた子こそ、今回育成する「五十鈴れん」ちゃんです。

しかし、落下しながら契約しようとするキュゥべえの熱意には脱帽です。何なんでしょうねあの執念は。

 

「私っ...やっぱり死にたくありません...!」

 

おお~。れんちゃんの体が光ったと思ったらゆっくり落下してきましたね。まるでシータみたいだぁ...(暗喩)

 

「じゃあ星空モカ。後の説明は任せたよ」

 

あっ!帰んなてめぇ!

...行ってしまいましたね

 

「あ、あの...あなたは...」

 

では、今回はこの辺で、ご視聴ありがとうございました。次回はれんちゃん育成パートですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女の真似をした魔女の使い魔との戦いを七海さんに報告した翌日、私は神浜市内を散歩していた。

特に理由なんてものはない。前回食べたパンや七海さんの家で食べたお茶菓子のカロリーを消費したいなんて理由じゃ断じてない。

魔女とも出会わず、平和な散歩が続いていたその時、奴がいた

 

「やあ。ここで会うなんて珍しいね。星空モカ」

 

「それはこっちのセリフよキュゥべえ。あなたなんでここにいるの?」

 

キュゥべえ。少女と契約して私のような魔法少女にする謎生物だ。見た目は愛らしいがコイツの本性は感情がないロボット。まともに会話が通じるとは思ってはいけない

 

「なんでって、魔法少女の素養がある子がこの辺にいるからに決まっているじゃないか」

 

「お勤めご苦労なこと。それで?その子の名前は?」

 

「『五十鈴れん』だね。彼女が自殺を決断しそうだから、ボクも急いでいるのさ」

 

「自殺?そんな子魔法少女にして大丈夫なの?心配だから私もついていくよ」

 

「まあ、契約の邪魔をしないなら別に構わないけど」

 

そうして奴との散歩が突然ながら始まった。本当はこんなの二度とやりたくないんだけど...

と思っていると奴が話しかけてきた

 

「そう言えば星空モカ」

 

「何?キュゥべえ」

 

「まだ真実に向き合おうとはしないのかい?」

 

「どういう意味?ソウルジェムが砕けたら即死のこと?」

 

真実?一体どういう意味だろう。私たちは『誰も欠けずに三人仲良く魔女狩りをしているし、魔法少女の真実はもう知ってる』はずだけど

 

「ま、ボクは別にいいんだけどね。全く、人間という生き物は本当にわけがわからないよ」

 

「私はあなたの方がよほど理解できないけれど」

 

それ以上会話も生まれずに歩くこと少し。奴が止まった

 

「じゃあ、ボクは彼女と契約してくるから魔法少女についての説明はよろしく頼むよ」

 

「ま、別にいいけど。あんただけだとろくな説明しないものね」

 

そう言って奴は建物の中に入っていった

待つこと少し。少しびっくりするようなことがあった

 

「キミの願いを叶えてあげるよ」

 

「えぇ...」

 

普通自由落下しながら契約しようとする!?さすがにキュゥべえの熱意には脱帽だわ...

 

「私っ...やっぱり死にたくありません...!」

 

あ、女の子が光って自由落下の速度が落ちた。そして、魔法少女服の女の子は地面にふわりと着地した

 

「じゃあ星空モカ。後の説明は任せたよ」

 

「ちょ私に説明押し付けるの!?確かに了承はしたけどあんたもちゃんと説明しなよ!って行っちゃった...」

 

「あ、あの...あなたは...」

 

銀髪の女の子がおずおずと話しかけてきたけど、そりゃ見知らぬ人がいたら驚くよね...

 

...どうしようかなこれ?




木崎衣美里
ギャル系魔法少女その1。一人称は「あーし」。
素直で明るく物怖じしない性格で初対面の相手でもすぐにあだ名をつけてズケズケと距離を詰めてくる。
固有魔法は「相手を自分に引き寄せる力」。
因みに作者の知人はこのキャラが推しであり、本来はサポート型である彼女を無理やりメインアタッカーに改造していた。

五十鈴れん
コミュ障魔法少女でいじめられっ子。一人称は「私」だが文章の場合は「僕」。
固有魔法は「鎮魂」。
純粋ないい子。後々百合の波動に目覚める。可愛い。
スマホ版ではスキルが殺意の塊。後、どこぞの駆逐艦やどこぞの後輩と雰囲気が似ている。
走者により多少の改造を受ける羽目になった。


因みに、前回のパートのようにモカちゃんが縄張りに対して苛烈になったのは1年ほど前のようです。

後、基本的に日曜日と月曜日は更新できないので、そこはご容赦ください


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part7 いすいく~五十鈴れん育成計画~

最近マギレコを再開してハロウィンイベントをやっているんですが、今回は南米の方の死者の日がベースだったので驚きました。やっぱリメンバーミーの影響ですかね?

前回のパートでれんちゃん育成パートといったな?あれは嘘だ

すみません。投稿ペース重視で戦闘シーンは次回になります...


れんちゃんとエンカウントしたRTAはーじまーるよ-

 

はい。れんちゃんこと「五十鈴れん」とエンカウントして彼女に名前をたずねられた所で前回は終わっていましたね。

では自己紹介をしましょう。オッスオラ星空モカ!あんたは?

 

「五十鈴、れんです...えと...魔法少女...?」

 

マジか...おいキュゥべぇ!そんくらい説明しろや!

 

「ごめんなさい...」

 

いやなぜ?え?自分が迷惑をかけたから?

バカヤロー!迷惑をかけたのはあの害獣であんたじゃないだろ!

いやーやっぱり自己評価が低いですねれんちゃん。こんな可愛い子をこんなにしたいじめっ子マジ許さねえ...

取り敢えず、魔法少女について説明しましょうか。かくかくしかじかで...

 

さて、ここまでOK?

 

「.........」

 

うん。やっぱり答えてくれませんね。これは彼女が礼儀知らずなわけではなく、ただ話下手なだけなのでモカちゃんの固有魔法である「共感」の応用方その1「心を読む」いってみよー!

 

「.........」

(戦いの運命ってどういうことだろう...人と戦わされるのかな...だったら怖いな...けど、ただでさえさっきも迷惑をかけたのにこれ以上お時間をいただくのは...)

 

やっぱそこですよねー。その辺は大丈夫だよれんちゃん。まあ、魔法少女同士の抗争に巻き込まれたらそんな甘っちょろいこといってられませんが

 

「なんで...」

(なんで私の考えていることがわかるの...?)

 

ちょっと心読んじゃったけど許してクレメンス

 

「いえ...ごめんなさい」

(むしろ私が星空さんにご迷惑をおかけしている状態なので...)

 

自己評価低すぎィ!取り敢えず、言葉に出さなくても分かるようになったんで、無理に話そうとしなくてもイイヨー

 

...取り敢えず、普通の服に戻ろっか

おやぁ?れんちゃんもしかして「神浜市立大附属学校」在学かい?奇遇だね。モカちゃんもなんだ

取り敢えず、指輪見えるかい?

 

うん。見えるね。因みにそれはソウルジェムっていいましてね...

 

あ、そうだ(唐突)。ソウルジェムは濁りきると大変なことになるから浄化は定期的にね!

 

みんなも魔女化には気を付けよう!(YUSKのテーマ)

 

しかしこの言い方だともしかしてモカちゃん魔女化知ってるな?ただ、記憶が封印されているようですね...

 

正直に言いましょう。地雷めっちゃ怖い!けれど折角の有能魔女です。このまま続行します。

地雷があっても起爆させなければ問題ないってばっちゃまも言ってました

 

後、グリーフシードの使い回しは魔女を産むので...やめようね!

 

ん?穢れが何かって?穢れはね...

 

あ、そうだれんちゃん。魔女は呪いを振りまくから、もしかしたら君のいじめも魔女が原因かもよ?

 

「もしそうなら...私は...魔法少女を...頑張りたいです...!誰も...人を傷つけない...優しい世界であるように...!」

 

あぁ^~心が浄化されるんじゃぁ^~

 

本当にれんちゃんは優しいですよね。こんな子をあんな風に...!

やっぱいじめって糞だわ

 

取り敢えず...戦い方を、教えてあげようか?(AIZ並感)

 

「ありがとう...ございます...」

 

いえいえ礼なんていりませんよ。これも全てRTAのためですし

そういえばれんちゃん、今日時間ある?

 

あ、ある?じゃ、魔女退治にいこっか

 

では、今回はこの辺で、ご視聴ありがとうございました。次回からはようやく戦闘パートなのでお楽しみに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あの...あなたは...」

 

取り敢えずは質問に答えなくちゃね

 

「あ~うん。初めまして、私は星空モカ。貴女と同じ魔法少女だよ。貴女の名前は?」

 

「五十鈴、れんです...えと...魔法少女...?」

 

マジかー。そっからかー...

 

「よろしくね。てか先ずはそこからなのね...」

 

「ごめんなさい...」

 

「え?なんで貴女が謝るの?」

 

「えと...星空さんに...ご迷惑を...おかけしたので...」

 

「いやまだ話始まってすらいないからね!?というか悪いのは貴女じゃなくて説明を放棄したあの謎生物だからね?」

 

「本当ですか...よかった...」

 

いや自己評価低すぎじゃない!?いや思い詰めて自殺するような子だし、そうなるのも当然...かな...?

 

「取り敢えず魔法少女からか。魔法少女っていうのはキュゥべぇ...さっきの謎生物ね、と契約して一つだけ何でも願いを叶えて貰う代わりに戦いの運命を背負わされた少女のことだよ。取り敢えずここまで大丈夫?」

 

「はい...えと...」

 

「うん?どうしたの?」

 

「.........」

 

「?」

 

「.........」

 

いやなんか言ってよ!話が進まないじゃん!

...もしかしてこの子、度を超えた話下手!?

...仕方ない。「あれ」を使うか

出力を制限してっと

 

「.........」

(戦いの運命ってどういうことだろう...人と戦わされるのかな...だったら怖いな...けど、ただでさえさっきも迷惑をかけたのにこれ以上お時間をいただくのは...)

 

「あ~そこが気になっていたのね。戦う相手は人間じゃなくて『魔女』っていう怪物だからその辺の心配は今のところしなくてもいいよ」

 

「なんで...」

(なんで私の考えていることがわかるの...?)

 

まあそりゃ驚くよね。何てったって自分が考えていることが読まれてるんだもん

 

「私の固有魔法は読心にも応用できるからね。れんちゃん会話が苦手そうだったからちょっと心を読んじゃった。勝手にごめんね?」

 

「いえ...ごめんなさい」

(むしろ私が星空さんにご迷惑をおかけしている状態なので...)

 

「いや別に気にしてないからね!?取り敢えず、質問したいことがあれば言葉に出さなくても頭に思い浮かべるだけでいいから」

 

ホントにこの子大丈夫かな...ちょと不安

 

「はい...わかりました...」

 

「よかった。取り敢えず、魔法少女服だと落ち着かないでしょ?元に戻れ~って念じたら元の服に戻れるから、元の服でお話ししよっか?」

 

「えと...えい!...あ、戻った...」

 

そうしてれんちゃんは魔法少女服から学校の制服に戻った。あれ?この制服って

 

「あれ?れんちゃんも神附なの?」

 

「はい...」

(私は中等部に通っています。ということは、星空さんも?)

 

「そうだよ。私は高等部に通ってるんだ!」

 

「そう...なんですね...」

 

「うん。さてとれんちゃん、貴女の手に指輪が嵌められているの、わかる?」

 

「あ...」

(ほんとだ...)

 

「これはソウルジェムって言って、これを媒体に私たちは魔法少女に変身するの。ちょっと私の手を見ててね...ほい!」

 

「あ...」

(オレンジ色で綺麗...)

 

「そう言われると照れるね///ソウルジェムには指輪形態と今見せた卵形態?があって、この状態に変化させるのにも変われ~って念じればいいから。元に戻すのもそうね」

 

「えい...!できました...」

 

「うん!ばっちりだね!この卵形態に定期的に変化させることを私はお勧めするよ」

 

「え...」

(何でですか...)

 

やっぱりそこも気になるよね

 

「理由は二つ。ソウルジェムの濁り具合を確認するのと、魔女の結界を探すのにこっちの形態の方が楽だから」

 

「えと...」

(えと...どういう意味ですか...)

 

「ソウルジェムは日常生活を送るだけで濁るからね。勿論魔女と戦ったらその分濁るんだけど。そしてソウルジェムが完全に濁りきると...ろくでもないことになる」

 

「えと...」

(ろくでもないことって...)

 

「私もわからない。たぶん私はそれを一度見てるんだろうけど、思い出そうとすると急に頭が痛くなるから考えないようにしている。取り敢えず、ソウルジェムが濁りきらないように濁り具合を確認しつつ結構濁っていたら浄化するってことだけ覚えておいてくれればいいから」

 

本当に何なんだろうね?ただ、本能とでもいうべき部分でソウルジェムを完全に濁らせるとマズイってことだけは言えるから...

 

「はい...」

(でも...浄化ってどうすれば)

 

「それに役立つのがこれ。グリーフシード」

 

「グリーフ...シード...?」

 

「魔女と戦って勝ったら確率で魔女が落とすアイテムのことだね。これをソウルジェムに当てるとソウルジェムの濁り...『穢れ』を吸い出してくれるの。けれど、使い回しはだめだよ」

 

「穢れ...?」

(後、グリーフシードの使い回しがだめってどういう...?)

 

「穢れは魔女との戦闘や日常生活で魔力を使った後にでる老廃物みたいなものかな?後、怒ったり悲しんだり負の感情を持つと溜まる速度が早くなる。後、グリーフシードの使い回しがだめな理由はグリーフシードが穢れを溜め込み過ぎると魔女が孵化するから」

 

私も以前一回ミスして魔女を孵化させちゃって...

いやーあの時は大変だった

 

「.........」

(魔女っていったい...?)

 

「魔女は私たち魔法少女が倒すべき敵であって私たちの生命線。普段は結界に隠れているからソウルジェムを使って探し出すしかない。魔女は存在するだけで呪いを振りまくから自殺や殺人、いじめとかの原因になる場合もある」

 

「もしかして...!」

(もしかして...私のも...!)

 

「もしかして...いじめられてたりしたの?」

 

「はい...」

 

「そっか...それで自殺にまで追い詰められちゃうなんて...つらかったね」

 

そういえばアカリも昔いじめられてたっていってたっけ。それが嫌で「皆に必要とされたい」って願いで契約したっていってたな...

 

「ありがとう...ございます...」

 

「.........」

 

「あの...?」

 

「あ、ごめん。ちょっと昔を思い出してて」

 

「そう...ですか...」

 

「話の途中にごめんね?」

 

「いえ...大丈夫です...」

 

「ありがとう。それでれんちゃん、もしそうだとしたられんちゃんはどうしたい?」

 

「もしそうなら...私は...魔法少女を...頑張りたいです...!誰も...人を傷つけない...優しい世界であるように...!」

 

「...そっか。れんちゃんは優しいんだね」

 

私がこの子の立場だったら到底そんなことは思えそうにないや...

 

「...星空さん?」

 

「ああ、ごめんごめん。またボーっとしてた。それなら私がれんちゃんに戦い方を教えてあげる」

 

「えと...」

(いいんですか?)

 

「私の目の前で契約した子が死にましたって言われても寝覚めが悪いし、いいっていいって」

 

アカリと三奈も昔私に戦い方を教えてくれたし、魔法少女の後輩に戦い方を教えてあげるのは当然だよね!

まあ、最終的に三奈よりも私の方が強くなっちゃったんだけど...

 

「ありがとう...ございます...」

 

「どういたしまして。取り敢えず、今日ってまだ時間ある?」

 

「あ...」

(大丈夫です...)

 

「そっか。なら、私の狩場に案内するから、ついてきて!」

 

「は、はい...」

 

「じゃ、いこっか」

 

この子を見て思った。もしかして、アカリが無口になったのは私が何かいけないことをしたんじゃないかって。

もしそうだったら、この子みたいに優しくなれば、アカリはまた口を聞いてくれるかな...?




前話で誤字訂正をしてくれた方、どうもありがとうございます


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part8 いすいく~五十鈴れん育成計画~ その2

お気に入り登録の人が昨日だけで2人も減って心が折れそうです...

前回の話で地の文が少ないと言われて訂正をいれたつもりが対して変わってないのに後で気付きました...本当に申し訳ございません

その点に気を付けて今回は書いてみたので、どうか見てください

追記
1/27:後書きの魔女説明を一部改訂
今はスランプ気味ですがいつかは投稿するので気長に待っていてください!


魔法少女を育成するRTAはーじまーるよ-

 

皆さん、ご無沙汰しております。魔法少女専属調教師の星空モカと申します。

今回調教する魔法少女は「五十鈴れん」。美しい銀髪と、触れれば折れてしまいそうなほどの華奢な体

まだ14歳(本編開始一年前のため)のこの少女は、私の調教に耐えることができるでしょうか?

それでは、ご覧ください。

 

はい。というわけであれから倍速でモカちゃんの狩場に向かいました。特にイベントも発生せずロスもありませんでしたね

 

じゃ、魔女の反応を探りましょうか。れんちゃんも一緒に

 

魔法少女探索中...(5倍速)

 

ヌッ!魔女の気配!

 

「これは...」

 

どうやられんちゃんも感じたようですね。

そうです。これが魔女の気配です(変なおじさん並感)

 

では、魔法少女に変身して魔女の結界へ、イクゾー(デッデデデデ)

 

取り敢えず、戦闘は倍速で処理します

 

さて、倍速の魔女退治を見ていても面白くないと思うので

 

皆様のために~

 

取り敢えずれんちゃんのスペックについてお話しましょうか。

彼女の武器は鎌に変形する杖で、鎌で近接してもよし、杖で遠距離攻撃してもよしという万能型の魔法少女です。

固有魔法は前にいった通り「鎮魂」または「成仏」で、「魔女若しくは使い魔を確率で消滅させられる」という強力なものです。

ただ、魔女は基本的に消滅せず、弱体化にとどまりますし、成仏一回にそこそこの量の魔力を使用するため、乱用すると彼女が魔女化してしまいます(一敗)。

そのため、ある程度育てるまでは固有魔法を使わせないのが無難です。

今回はワルプルギスの夜の使い魔を一掃できるほど強化するのを目標に育てていこうと思います。

ここまで強化するには結構な時間と労力を使いますが、ワルプルギス戦のタイム短縮のためにも頑張って行きましょう。

現在はモカちゃんの後方支援に従事させています。理由?

魔法少女になりたての子にいきなり近接やれとかあなた鬼ですか?あ、キュゥべぇは普通にやらせてますね。

やはりあの害獣は滅ぼすべき、はっきりわかんだね

 

...と、結界の深層につきましたね。

 

記念すべきれんちゃんの初戦の魔女は...「石中魚の魔女」ですね。

 

この魔女はアニレコが初出の魔女で、この魔女の攻撃方法は基本的に突進のみです。はっきり言って雑魚ですね。ただ、動きが素早いうえに体力が残り4割を切ると羽が生えて空中戦を挑んでくるのでそこが厄介な所ではあります。まあ、武器を弓矢に変えれば楽勝なんですが

 

はい。そこまで時間もかからずに「石中魚の魔女」、工事完了です。

 

あ、グリーフシードはれんちゃんにあげるよ。え?要らない?いいっていいって。お祝いみたいなもんだからさ。

 

それに、これから始まる地獄(マギウスの翼など)を思えば取り敢えず今は楽しんで欲しいですし。

 

取り敢えず、れんちゃんと連絡先を交換してから別れましょう。じゃあな!また会おうぜ!

 

では、モカちゃんも家に帰りつつ今回はこの辺で、ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「五十鈴れん」という名前の新米魔法少女と一緒に魔女狩りをするため、星空モカは彼女と一緒に歩いていた。

 

「取り敢えず、魔女を探すためにはソウルジェムを卵形態にして探知魔法を使うんだけど、方法はさっき説明したので大丈夫?」

 

「......」

(大丈夫です...)

 

「なら良かった。取り敢えず、ソウルジェムになんか変な感じがしたらすぐに言って」

 

「はい...」

 

その後も魔法少女についての説明五十鈴れんにすること少し。二人のソウルジェムに反応があった

 

「...!これって...」

 

「そう。この人の悪意を濃縮したような気配が魔女の気配だよ。これだと結構近いね...急ごうか」

 

「はい...!」

 

そうして歩くこと少し。とある路地裏に不可解な記号があった

 

「これは...」

 

「これが魔女の結界の入り口だよ。この記号は魔女によって個体差があるけど、大体こんな感じで虚空に浮かんでるんだよ」

 

「じゃあ...」

(じゃあ...早く行きましょう...!)

 

「その前に魔法少女に変身しないとね。やり方はさっき教えたよね?」

 

「はい...!」

 

そう言って二人は魔法少女に変身した。

五十鈴れんの方は白を基調とした服へ、そして星空モカは黒を基調とした何処かウェディングドレスを彷彿とさせる衣装へと

 

「うん。よく似合ってるね」

 

「えと...」

(ありがとう...ございます...星空さんも...似合ってますよ...?)

 

「ふふ、ありがとう。そうだ、戦う前に一つ、言い忘れてことがあったのを思い出したわ」

 

「.........」

(何でしょうか...?)

 

「ソウルジェムについて。魔法少女に変身するとソウルジェムが魔法少女服の何処かについてるんだけど、れんちゃんは何処だかわかる?」

 

「えと...」

(多分...胸元だと思います...)

 

「そう。絶対にそこを破壊されないように気を付けて」

 

「え...?」

(何でですか...?)

 

五十鈴れんの質問に星空モカは残酷ともいえる答えを返した

 

「ソウルジェムが破壊されると魔法少女は死ぬから。それ以外にも、ソウルジェムが肉体から100メートル以上離れると体が動かせなくなる。だから気を付けて」

 

「え...?」

(それって...)

 

「まあ、要約すると私たちは契約の際に魂を抜き取られてソウルジェムの形に変えられたってこと」

 

「.........」

 

「...正直なところこれを言うか言わないかは迷ったんだけど、もし知らなくてれんちゃんが死んだら後味悪いし、この辺のことは早めに伝えた方がダメージ少なくて済むんじゃないかって思って。...ごめんね?辛いこと聞かせちゃって」

 

「いえ...」

(正直なところショックですが...私はキュゥべぇさんと契約しなければ死んでいたので...仕方のないことかな...と)

 

「...本当にれんちゃんは強いね。けど...」

 

そう言った後星空モカは五十鈴れんのソウルジェムにグリーフシードを当てて穢れを浄化した

 

「...そりゃ濁るわな。取り敢えず、これで一安心」

 

「......」

(ありがとうございます...けど、良かったんですか?貴重なものなのでは...?)

 

「いいのいいの。これも辛いこと言っちゃった私のせいなんだし。いこ?」

 

「はい...」

 

魔女の結界の中に入ると、そこかしこに黒い魚の胎児のような気味の悪い生物が泳いでいた

 

「これは...」

 

「こいつらは魔女の使い魔だよ。こいつらを倒してもグリーフシードを落とさないから戦うのも時間の無駄...なんだけど」

 

「?」

 

「取り敢えずいきなり魔女と戦うんじゃなくて先ずは使い魔で肩慣らししようか。れんちゃんの武器はその杖でいいんだよね?」

 

「はい...」

(それ以外にもなんかありそうです...)

 

「取り敢えずはその杖から光の玉とかビームとか出せない?」

 

「えと...わ...!」

 

すると、彼女の杖から光の玉が出てきた

 

「じゃあそれを使い魔にぶつけてみよっか」

 

「え...?」

(そうしたら...襲ってくるんじゃ?)

 

「そりゃそうだよ。でもそんなんで怖がってちゃ始まらないよ。私がちゃんと援護するから、心配しないで」

 

「えい...!」

 

彼女が放った光の玉は狙い通り使い魔にぶつかり、当然のごとく使い魔は彼女に襲い掛かった。

しかし、包帯をロングソードに変化させた星空モカの手によって、あっけなく駆逐された

 

「出来た...!」

 

「そう!そんな感じ!それにしても...」

 

「なんですか...?」

 

「思ったよりも威力が高い。れんちゃんは魔法少女の素質があるタイプなんだね」

 

「.........」

(素質とか...関係あるんですか?)

 

「あるよ。実際私の知り合いはれんちゃんほど火力はなかったし。これなら一か月くらい訓練すれば一人でも問題なく魔女退治ができるね」

 

「そう...ですか...」

 

「まあ、取り敢えずは私と一緒に戦い方を学んでいけばいいから。今日はその光弾で援護お願いね」

 

「はい...!」

 

そうして二人は危なげなく使い魔を倒していった。途中五十鈴れんの放った玉が星空モカをかすりかけたことがあったが...そこはご愛嬌

そうして使い魔を倒すこと少し、二人は扉のようなものの前にいた

 

「これって...」

 

「そう。この先は魔女のテリトリーだよ...心の準備は大丈夫?」

 

「.........」

(いつでも...いけます...!)

 

「そう。ならいこっか」

 

そう星空モカが告げた後、二人は魔女の結界の深層へと入った。

すると、山椒魚の化け物のような存在がいた

 

「これが...魔女...!」

 

「そうだよ。けど、この気配...今回は魔女の中でも弱い方みたいだから初めての魔女退治にはうってつけだね。じゃあれんちゃん。さっきの通りお願いね」

 

「はい...!」

 

20分後...

魔女は地響きと共に倒れ、後にはグリーフシードが残った。

 

「やった...!」

 

「おめでとうれんちゃん!はいこれ!」

 

「いいんですか...?」

(殆ど星空さんが倒したようなものなのに...)

 

「いいのいいの。私はまだグリーフシードに余裕があるし、初めての魔女退治のお祝いだと思って受け取ってよ」

 

「ありがとう...ございます...」

 

「どういたしまして。取り敢えず、これからも一緒に魔女退治するには連絡できた方が便利だから、連絡先交換しよっか。...もしかして文章を送るのも苦手?」

 

「いえ...」

(それならまだ大丈夫です...)

 

「なら良かったよ。じゃあはい、私の連絡先」

 

「あ、ありがとう...ございます...」

 

「一応聞くけどここから家までの道のりわかる?」

 

「あ、大丈夫です...はい」

(私の家はこの辺なので...)

 

「なら良かった。じゃあね!また今度!」

 

「はい...では...」

 

そう言って二人は別れた

 

(後輩か...そういえば理央は元気かな?一応連絡は取ってるけど)

(星空さん...ちょっとドライだけど、優しい人だったな...)

 

そして少女たちは日常へと戻った

 

...もう完全に「日常」に戻ることはないだろうが




本編に登場しないオリジナル魔女の説明

Protelight
花嫁の魔女、その性質は愛情。
生前、大切な人に先立たれた少女の成れの果て。
この魔女はある人を探し求めており、結界に迷い込んだまたは取り込んだ者を見つけたらすぐさま自分の下に連れてくるように使い魔に厳命している。
しかし、使い魔が連れてくる人は絶対に「その人」ではない為、魔女は癇癪を起こし連れてきた人を使い魔ごと殺害してしまう。
なお、この魔女の鎖には精神を汚染する作用があり、捕まった相手は魔女の思うままに動くようになる。
もし本当に「その人たち」がこの魔女の目の前に現れたら、魔女は喜んでその人と自分を鎖で繋ぎ、結界内のチャペルで結婚式を挙げた後、魔女が死ぬまで愛し続けるだろう。二度と「その人たち」と離れ離れにならないように。

花嫁の魔女のイメージ
身長2メートルほどのビスクドールが黒いウェディングドレスを着たような外見。一応銀髪が生えてるから禿じゃない。
攻撃方法は基本的に大量の鎖で絞め殺そうとしたり鎖を鞭みたいに使ったり。取り敢えず鎖の量が半端じゃない。

魔女名の由来
「植物のプロテア」+「明かりを示す英単語であるlight」
余談ですが、プロテアの別名は「花の王様」らしいです。

後、「番外編 もし星空モカがマギレコに登場したら」を改訂したので、良かったらまた見てください。




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part9 崩壊の序曲

昨日投稿出来るとか抜かしたアホは誰だ!

...はい。私です。申し訳ございません

今回は大分短めです


取り敢えずれんちゃんを確保したRTAはーじまーるよ-

 

前回はれんちゃんと一緒に魔女退治を行ったところでしたね。

 

ちょっとモカちゃんが勝手にソウルジェムの破壊=死をれんちゃんに伝えた時はヒヤッとしましたが、れんちゃんは耐えきってくれたので安心しました。あの子意外とメンタル強いんですね。

 

さて、取り敢えず今日はれんちゃんが予定があるそうなので、一人で魔女退治をしようと思います。

 

正直なところ、一人の方が気は楽です。魔女も育成出来ますし。

まあ、他の魔法少女にバレないように気を張る必要はありますが

 

取り敢えず、魔女を倍速で処理している間に

 

皆様のために~

 

モカちゃんの固有魔法「共感」で出来ることについて説明します。

一応part1でざっくりとは説明していますが、今回はそれをもっと詳しく説明する感じですね。

取り敢えず、「共感」で出来ることは

 

・自分の状態を他者に共有する

・ある一人の人物の状態を自分または他者またはその両方と共有する

 

この二つです。ただ、この共有できるものの範囲が物凄く広く、前回のパートで行った「他人の考えていることや記憶を自分も共有することによる『読心』の固有魔法の代用」だったり、「自分が敵に与えたダメージを他の敵にも共有させることで実質単体攻撃が範囲攻撃になる=『伝播』の固有魔法と同等のことができる」といったことが可能です。

 

因みに、この魔法には有効射程があり、最大で半径2kmにも及ぶのですが、現在は半径500mくらいしかありませんね。取り敢えず、この範囲はレベルが上がるごとに拡張しますが、今回はRTAなので(そこまで成長させる気は)ないです。

 

本来この魔法は対象を2つまで同時に指定出来るのですが、現在は魔女の操作にその枠を割いているため、実質1つしか使えない状態にあります。

 

しかし、それでも強力なことには変わりないので、ドッペルシステム実装後はバンバン使っていきます。

 

さて、話してるうちに魔女を倒し終えたのでこちらの魔女は結界に戻しましょう。

 

「あ、お久しぶりですモカ先輩」

 

ん?ああ、モブ魔法少女ですか。モブとの会話なんて得る情報もないしじゃけん倍速で処理しましょうね~

 

どうやら会話が終わったようですね。では、帰りましょうか

 

 

オッハー!(YMTN並感)

はい。翌日になりました。今日は鶴乃ちゃんと一緒に魔女退治をする約束の日なので準備を済ませたらとっととみかづき荘に、イクゾー(デッデデデデ)

 

はい。到着しました。イベントが無いというのは本当に素晴らしいですね。タイムが短縮されます。

しかし、鶴乃ちゃんは何故みかづき荘を集合場所としたのでしょうか?

 

「あ、モカ!紹介するね!この人が前話してたメルだよ!」

 

「ご紹介に預かった通り、ボクが安名メルです!よろしくです!」

 

うわぁ...このためかぁ...

 

はい。ストーリーの都合上確実に死んでもらう予定の「安名メル」が来ました。

彼女の固有魔法は「未来誘導」といって効果は「その日占った結果が確実に現実に反映される」というものです。一応成長されると自分の思い通りの未来にすることが出来るのですが、彼女には魔女になってもらうため、(そん

な成長の余地は)ないです。

 

戦闘スタイルとしてはタロットからビームのようなものを出す遠距離型ですね。

それで?メルも一緒に行くの?

 

「うん!もしかして迷惑だった?」

 

別に...メルがお亡くなりになるまで今後一切みかづき荘に近づかなければいいだけの話ですし。無駄な会話は切り上げてさっさと行きましょう。

 

はい。魔女の結界ですね。じゃ、行きましょうか。

 

フォーメーションはモカちゃん前衛、鶴乃ちゃん中衛、メル後衛で行きましょう。多分これが一番バランスいいと思います。

 

使い魔が結構多いですね...鶴乃ちゃん、適当な使い魔燃やしてくれない?

 

「わかった!ちゃーっ!」

 

ここで「共感」を使用すると...

 

「うわ...使い魔が全員燃えてるです...」

 

はい。使い魔が全員火達磨になりました。ホント便利ですねーこの固有魔法

 

「ほんとすごいよねーモカの固有魔法!」

 

いや~それほどでも~(某5歳児並感)

 

...と深層への入り口を見つけましたね。じゃ、行きましょうか

 

はい。今回の魔女は使い魔から予測してはいましたが「獄門の魔女」ですね。

この魔女の主な攻撃パターンは爆発する光弾を痰のように発射するかレーザーのように発射するかの2パターンです。

この魔女は前みかづき荘のメンバーである「雪野かなえ」を殺した魔女として有名ですが、この魔女はあくまで別固体です。

魔女の中では比較的強力な部類に入りますが、「共感」で魔女の動きを止めている間に3人でボコボコにすれば...

 

はい。「獄門の魔女」、工事完了です。

 

では、今回はこの辺りで、ご視聴ありがとうございました。




固有魔法「共感」
「読心」+「伝播」+「カウンター」+「心を繋げる(劣化版)」+その他。
結構色々な事ができるが魔力消費はちょっと多め。呪いの人形的な使用も可能。
RTAではまず本来の使い方はされない。

安名メル
確実に死んでもらう魔法少女。てか生きてもらうと色々とヤバイ。
今回のRTAでの出番は恐らくここだけ。
今年のハロウィンイベントでは影法師として登場していた。

島田理央
以前モカちゃんたちにお世話になったモブ魔法少女。人の心を読むのが得意。
固有魔法は「操作」。
勿論魔女も操れるけど自分が願ったことを後悔しているうえに感性がまともだから自分からは操らない。


余談ですが、モカちゃんのモデルの一人には#コンパスに登場する「魔法少女ルルカ」がいます


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part10 いざ相談所へ

モチベが死んだせいでかなり投稿が遅れたため初投稿です

キャラ同士の呼称があっているか不安なので、間違っていたら遠慮なく教えて下さい

後、設定集は公開を取り消しました。あれは流石に無いと思ったので

そういえば皆さんは選べる星4魔法少女誰にしましたか?私は勿論れんちゃんです。理由?持っていなかったし可愛いからですが?

今回はリハビリのため大分短めです


もうみかづき荘と関われないRTAはーじまーるよ-

 

前回は鶴乃ちゃんとメルとモカちゃんの三人で魔女狩りをしたところでしたね。これでメルが魔女になるまではみかづき荘に関わることが出来なくなりました。メルの魔女化後は余程のことが無い限りやちよさんがチームを解散するため、ももこさんこと「十咎ももこ」とは本編開始までまず関われないということになりますね。

 

それもこれも全部メルって奴のせいなんだ...(清々しいまでの責任転嫁)

 

話は変わりますが、今日は水徳商店街を散策しようと思います。

 

理由としてはもちろん「エミリーのお悩み相談所」確認です。

 

今回のチャートでは組長との関わりに「志伸あきら」ちゃんを利用するつもりなので、相談所メンバーと関わりを持つことは必須なんですよね。それ以外にも、れんちゃんが梨花ちゃんこと「綾野梨花」と関わる際にモカちゃんが相談所に通っていればイベントの短縮も狙えます。更に更にエミリー先生とお話しするとソウルジェムの濁りが抑制されるというメリットもあるため、彼女がいる相談所に行かない理由がありません。

 

というわけで、水徳商店街へ、イクゾー(デッデデデデ)

 

はい、到着しました。相談所が開設される場所の候補は3つあり、一つは鶴乃ちゃんの実家である「万々歳」の近くです。取り敢えず、順番に捜索しましょうか

 

一つ目...ないですね

 

二つ目...ここでもないか

 

最後に万々歳の近く...ありました。あの看板は間違いないですね。しかも気配から察するに3人以上は魔法少女がいるようです。

では、相談所に突撃ー!(某日本兵並感)

 

「あ、相談されに来た方ですか?」

 

この見た目は...参京院のトラブルシューターこと「志伸あきら」ちゃんですね。この子が以前話したソウルジェムが籠手に付いているのに格闘戦が主体の魔法少女ですね。そのため、稀に勝手にソウルジェムを砕きます(1敗)。しかもこの子はワルプルギス戦で物凄く重要な役割を果たすため、この子がいないと詰みます(1敗)。

 

一応指輪確認...ヨシ!(現場猫)

 

あ、そういうんじゃなくて見たことない看板があったから何やってるか気になりまして...

 

「あー、そうなんですか。すみません。商店街の寄り合い所を借りて悩み相談所をやっているんですよ」

 

なるほど...

 

「でも、今日は終わりなんですよね」

 

あ、そう...ん?その指輪...もしかして君魔法少女?

 

「ということは...貴女もですか?」

 

そうだよ。(肯定)ほらこの指輪見ろよ見ろよ

あ、そうだ(唐突)。自分星空モカっていうんでよろしくな!

 

「そうなんですね。あ、ボクは志伸あきらって言います」

 

志伸ちゃんね...よろしく!もしかしてここって君以外の魔法少女もいる?

 

「あ、はい。今はボク以外に3人いますね」

 

なるほど...挨拶したいから呼んでくれないかな?それ終わったら帰るんで

 

「いいですよ。おーい衣美里ー!ささらー!明日香ー!」

 

「どしたのあきらん?」

 

「どうしたのあきら?お客さん?」

 

「どうしたんですか?あきらさん?」

 

全員一発で来てくれましたね。有り難い。

 

ささらと呼ばれた子は「美凪ささら」で明日香と呼ばれた子は「竜城明日香」、通称自害ちゃんですね。どちらも真面目なタイプの魔法少女なので、魔女操作がバレないよう細心の注意を払う必要があります。ささらの方はワルプルギス戦でそこまで活躍しませんが、自害ちゃんの方はかなり活躍するのでどちらも生かす必要があります(1敗)。

エミリー先生は以前説明したので説明は...キャンセルだ。

 

取り敢えず指輪確認...ヨシ!(現場猫)

 

オッスオラ星空モカ!こ↑こ↓から魔法少女の気配がビンビンしたから挨拶に来たゾ。これからよろしくな!

 

「へーそうなんだ!これからよろしく!星モカ!あ、あーしは木崎衣美里ね!」

 

流石エミリー先生。初対面からあだ名とか...リアルでは絶対関わりたくない...(コミュ障糞陰キャ並感)

 

「そうなんですね。美凪ささらです。よろしくお願いします」

 

「竜城明日香です。よろしくお願いします!」

 

よろしく。あ、そうだ(唐突)。呼び止めちゃった代わりに片付け手伝うよ。人手があった方がいいでしょ?

 

「え、でも...」

 

いいっていいって、今日は暇だから

 

「じゃあ、よろしくお願いします」

 

というわけで片付けしてるシーンは...べえ速だ

 

はい、片付け終了ですね。エミリー先生と連絡先を交換する事が出来たので今回の目標は達成です。

 

こ↑こ↓には今後も遊びに来るんでよろしくな!勿論手伝いはするぜ!

 

「よろしくね星モカ!」

 

というわけで今回はこの辺で、ご視聴ありがとうございました。




志伸あきら
ボーイッシュ系魔法少女。一人称は「ボク」。
見た目も言動もボーイッシュだが、実は可愛いものが大好き。後、勉強が苦手。
固有魔法は「魔女の弱点を探す力」で、ソウルジェムが籠手についてるのに戦闘スタイルは徒手空拳と危なっかしい。
因みに同性に告白された過去がある。

美凪ささら
騎士系魔法少女。一人称は「私」。
正義感の強い子で、魔女退治よりも人命救助を優先する。
固有魔法は「挑発」。
因みにモカちゃんはこの子の魔法少女服に何処か懐かしさを覚えた様子。

竜城明日香
自害系魔法少女。モキュ達からのあだ名は自害ちゃん。
性格は真面目だが融通が利かないことも。
固有魔法は「規律順守(命令の方が効果的には正しいか?)」。
因みにどことは言わないが結構大きい。

最近無口な彼氏に不満気なモカちゃんのイメージ(魔法少女服)をかわいい女の子メーカーで作ってみました。実際はもうちょい豪華です。

【挿絵表示】


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