伝説の傭兵、提督になる。 (whiteカプチーノ)
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プロローグ
1 伝説の転生


こういうの書きたかったんすわ~


 20XX年 アフガニスタン

 

 

 

 

 一人の男がアフガニスタンに降り立つ

 

 「どうかお気をつけて、ボス」

 

 「お前も気をつけろ、ピークォド」

 

 「はっ!!」

 

 ババババ・・・

 

 『スネーク、聞こえるか?』

 

 男の名前はスネーク、裏の世界の住人しか知らない

 存在そのものが機密の塊、そして世界を救った軍人

 今や秘密組織ダイアモンド・ドッグズのボス

 

 「ああ、聞こえているぞ、カズ」

 

 『今回の目標..モグモグ』

 

 「カズ.....ミッション中は食事をするなとあれほど...」

 

 『モグモグ・・・ゴクン!!ああ、すまない!目標は対象物の回収だ

 OK?』

 

 「OK!(ズドン)」

 

 

  

 

 ブウウウン

 

 「・・ん?」

 

 キキイッ

 

 「なんだ?この穴?」

 スネークの前には自然にできたとは思えないような

 穴が開いていた、人工物ならばソ連の可能性がある

 

 「怪しいな..カズ!」

 

 『どうした?スネーク?』

 

 「人工物らしき穴を見つけた、これより確認する」

 

 『分かった、気をつけてくれスネーク』

 

 「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 「やけに広いな......」

 

 ガラガラガラ

 

 「!」ガチャ

 

 「なんだ、ただの石か...」

 

 「老朽化が酷いな....早く出た方が良さそうか?」

 

 『気をつけてくれよ?』

 

 「分かっている.....ん?何だこの石?光っている?」

 

 「珍しいな...光る石なんて」ヒョイ

 

 「不思議だな..

 

   ピカーーーーーッ!!

 

    ....しまっ!」

 

 

 『スネーク!?スネェェェェーーーク!!』

 

 

 

 

 

=======================================

 

 -スネーク視点-

 

 

 

 ザア....ザア..

 

 スネーク「....うっ」

 

 ザア....ザア..

 

 スネーク「はっ!」

 

 

 スネーク「......ここは?」

 周りを確認する、見渡す限りの浜辺と海、

 拠点になる場所があればいいのだが...

 

 しばらく海岸に沿って歩いていると建物が

 あった、デカさからしてソ連の重要拠点だろう

 そう思っていると無線が入る

 

 DD兵『ボス...ボス!応答してください!』

 

 スネーク「こちら、スネーク」

 

 DD兵『ボス!?ボスですか!?』

 

 無線機から聞こえるのは多分、スタッフだろう、だが

 何故か心配そうな声で聞いてきた

 

 スネーク「そうだが?」

 

 DD兵『副指令!!繋がりました!!』

 

 ダダダダ....ガチャ

 

 すると鼓膜が破れそうなぐらいの大声で

 

 カズヒラ『大丈夫か!?スネーク!!』

 

 スネーク「どうしたカズ?そんなに慌てて...」キーン

 

 カズヒラ『どうしたもこうしたも八時間も応答が無かったんだぞ!?

 スタッフも俺も気が気じゃ無かった!!』

 

 その声からカズがどれだけ心配してたかが分かる

 

 スネーク「すまない、心配かけて...」

 

 カズヒラ『いや、生きてくれればいいんだ、現在地を教えてくれ

 迎えのヘリを送る』

 

 スネーク「いや、iDROIDが反応しない、しかも周りは海だらけだ」

 

 カズヒラ『そうか....(アフガンに海ってあったっけ?)』

 

 スネーク「だが、目の前にソ連の拠点らしき建物を見つけた

 そこで現在地を確認する」

 

 カズヒラ『気をつけてくれよ』

 

 スネーク「分かっている」

 

 そして無線を切り目の前の建物に走って行った

 

 

  




艦娘は次回から登場します


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2 着任

 

 スネーク「思ったより時間が掛かったな」

 

 しかしこれ程デカい拠点にも関わらず、見張りが居ない

 と言うことはどういう事だ?少なくとも五人ぐらいは置くはず

 だが...

 

 ギイ....

 

 スネーク「やはり中も広いな....」

 

 廊下を歩いてると、何処からかいいニオイが漂って来た

 

 スネーク「おお、旨そうなニオイだな...カレーか?」

 

 などと呆けていると突然、後ろから声を掛けられる

 

 「司令官?」

 

 スネーク「!」ガチャ

 

 後ろを振り向くと、銀色の髪を揺らしセーラー服に身を包んでた

 小さな女の子だった、その顔は怯えていた

 銃を向けてしまったためだろう

 

 スネーク「すまない急に銃を向けてしまって、君は?」

 

 叢雲「叢雲よ」

 

 スネーク「そうか、では叢雲ここは何処で何年何月何日地球が何回回った

 日?」

 

 叢雲「地球って...あなた小学生?」

 

 スネーク「違う!」

 

 叢雲「はいはい......何処ってここは日本の横須賀鎮守府で今日は

 2020年4月1日よ?」

 

 スネーク「2020年だと!?」

 

 叢雲の後ろの時計を見る、そこには確かに2020年と表示されていた

 

 叢雲「そして貴方が新しくここに着任するスネーク提督ね?」

 

 スネーク「着任!?よし分かった!」

 

 提督と言うことは海軍なのだろう、一回入ってみたかったのだ

 タイムスリップなどどうでもいい

 

 叢雲「アメリカ人なの?」

 

 スネーク「そうだが?アメリカは嫌いか?」

 

 叢雲「いえ、ただ珍しいだけよ」

 

 スネーク「少し連絡をさせてくれ」

 

 叢雲「ええ、いいわよ」

 

 スネーク「ありがとう」

 

 スネーク「もしもしカズ」

 

 カズ『どうした?何か分かったか?』

 

 スネーク「日本で提督をすることになった、マザーベース

 は頼んだぞ」

 

 カズ『はぁっ!?いやいや』

 

 スネーク「じゃあな」

 

 カズ『いや、ちょっt』

 

 ブチッ

 

 ハッキリ言って今のマザーベースは俺が居なくても十分

 機能する、カズもいることだし心配は無い

 

 叢雲「もういいかしら?」

 

 スネーク「ああ、そういえば叢雲の他にも

 誰か居るのか?」

 

 叢雲「いるわよ?女ばっかりだけど......」

 

 スネーク「どういう事だ?」

 

 別に女を差別してるわけでは無いが、女ばっかりで大丈夫なのだろうか

 

 叢雲「執務室に向かう途中で説明するわ」

 

 スネーク「わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スネーク「そうなのか...」

 

 俺は執務室に向かう途中ここの事を聞いた

 

 艦娘と深海棲艦の事

 

 その深海棲艦の影響で

 陸・海・空の自衛隊が陸軍、海軍、空軍になった事

 

 そしてなぜか俺は海軍少将と言う事

 

 スネーク「...がんばっているな」

 

 叢雲「そう言ってもらえて光栄だわ...っとここよ」コンコン ガチャ

 

 スネーク「いい部屋だな...ここでは何をするんだ?」

 

 叢雲「執務や艦娘の指揮とかよ」

 

 スネーク「指令室と言うことか...」

 

 叢雲「まぁ、そんなものね、はいこれマニュアル」

 

 スネーク「ありがとう、助かる」

 

 叢雲に渡されたマニュアルに目を通す、詳しく

 書かれていてとても読みやすい

 

 スネーク「....ふむ」ペラ

 

 しばらく読んでいると気になる所を見つけた

 

 スネーク「叢雲」

 

 叢雲「なに?」

 

 スネーク「この[艦娘は、食事をしなくても補給さえすれば行動すること

 が可能]というのは本当か?」

 

 叢雲「本当よ、補給さえすればね」

 

 スネーク「生存力が人間より強いのか、便利と言うか安心だな

 遭難時は特に」

 

 叢雲「でもそれを逆手に取って、私達に食事をあたえず自分だけ

 贅沢する人もいるけどね」

 

 スネーク「はははっ!そいつはアホだ!食事は士気に大きく関わる

 そこを分かってないとは絵に描いたような無能だな!」

 

 叢雲「そう」

 

 スネーク「大丈夫、俺が来たからにはたらふく食べさせてやる」

 

 叢雲「ありがとう、あなたのような優しい人が来て

 良かったわ」

 

 スネーク「とりあえず、部下の事を知らないとな、全員を食堂に集めてくれ」

 

 叢雲「分かったわ」

 

 

 

 

 

 




そういえば、新しいイベントの告知がきましたね
欧州とは楽しみです.....まぁ、私は万年丙ですが(血涙)


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3 挨拶

この作品のカズは復讐に囚われていません
スカルフェイス殺してスッキリしたようです

今回からスネークを提督にします


 横須賀鎮守府 食堂

 

 -長門視点-

 

 いつも騒がしい食堂だが今日は一段と騒がしかった

 なぜなら

 

 熊野「新しい提督はどんな方なのでしょう?」

 

 鈴谷「さぁ?でもアメリカ人なんでしょ?気になる~♪」

 

 今日は新しい提督が着任する、それもアメリカ人だ。初めて会う

 外国人にワクワクしていた..が同時に不安でもあった

 

 睦月「どうしよう..失礼な事して殺されたりしないかな..」

 

 長門「大丈夫!きっと優しいお方だ」

 

 私達はあの戦争でアメリカにあまり良い印象を持っていない

 だが、仲良くなれると私は信じている

 

 ガチャ

 

 大淀「皆さん!静かに!」

 

 シーーーン

 

 コツコツコツ

 

 最初は新人が送られると思っていた、だが実際は殺気じみたオーラを

 纏い右目に眼帯をつけている男だった、歩き方も戦いなれてる

 

 提督「..あー」

 

 すると先程までの殺気じみたオーラが消え、提督から放たれた言葉は

 

 提督「ハラ減ったから、メシにしよう」グルル キュー

 

 全員「」ズコーッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 提督「やはりアメリカは嫌いか?」

 

 周りを見ると艦娘たちは席に座ってはいるが皆こっちを向いている

 今私は艦娘代表として提督の隣に座っている

 

 長門「いや、慣れてないだけだ、気にしないでくれ」

 

 提督「そう言ってもらえるとありがたい....君は?」

 

 長門「戦艦長門だ、宜しく頼むぞ」

 

 提督「長門.....クロスロードの?」

 

 長門「そうだが?」

 

 提督「すまなかった、核などバカな事をして」

 

 長門「いいんだ、気にするな」

 

 もう過ぎたことだ別にいい、そのお蔭で私が居るようなものだからな

 しかも一発は耐えたんだ

 

 間宮「おまたせしました、カレー特盛です」

 

 提督「おお!これが海軍カレーか!有りがたく頂くよ」モグモグ

 

 ガツガツ

 

 間宮「いい食べっぷりですね♪」

 

 バクバク

 

 提督「....ケフゥ」

 

 全員「「早っ!?」」

 

 あまりにも早すぎる!あの赤城でさえ3分は掛かる量だぞ!?

 それをこんな一瞬で..やはりこのお方只者ではない!

 

 間宮「.......あの、どうでしたか?」

 

 提督「.....」

 

 間宮「あのー?」

 

 

 

 提督「うますぎるっ!!!!」

 

 

 

 全員「「うるさい!!」」

 

 口にあって良かったのだがそこまで喜ばなくてもいいだろう

 耳が痛い....

 

 提督「.....すまない、あー私はスネーク、少将だ見ての通りアメリカ人

 だ、不安な事もあるだろうがどうかよろしく」

 

 「「よろしくお願いします!!」」

 

 提督「さっきは見苦しい所を見せてすまなかった」テレテレ

 

 あはははは!

 

 私たちから笑いが起きる、厳しそうな見た目からは想像できない

 ギャップで思いだし笑いしそうになる

 

 「それで今後の事なんだが....」

 

 シーーーーーン

 

 私達は一瞬で静かになる、今後の事だちゃんと聞いておかないと

 皆や提督の足を引っ張ってしまう

 

 提督「1年間は出撃しない」

 

 「「ええっ!?」」

 

 提督「まぁ、待て理由がある」

 

 明石「理由?」

 

 提督「そう、この鎮守府の警備が少なすぎる」

 

 明石「大丈夫ですよ!海の方は」

 

 提督「海の方は、な?対して陸の警備が無に等しい」

 

 明石「陸から攻められることなんて...」

 

 陸の方なんか気にしなくてもいい、海さえ警戒していれば鎮守府は

 安全なのだから

 

 提督「叢雲から聞いたが軍には、お前達を物のように扱う輩がいるん

 だろう?そいつらが攻めて来ないとは限らない」

 

 数人の体がビクッとする。以前、ブラック鎮守府に居た者だここに来て

 幾らかマシになったがまだ悪夢を見る者もいる

 

 大淀「ですが陸の方に手を回せる者が居ません、そもそも私達は陸

 では力を発揮できませんし....」

 

 提督「そこでだ、付いてきてくれ」

 

 提督が食堂を出る何か案でもあるのだろうか?

 そう不思議に思いながらも私達は提督について行った

 

 

 

 



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4 仲間

パシフィック・リムとバトルシップは
男の映画だと思ってる(唐突)



作者「感想欲しいな~」チラッチラッ

スネーク「かんそう?連装砲か?くれてやる」ドーン

作者「ファッ!?」


 食堂を出てしばらく歩くとグラウンドに出る

 提督はグラウンドに着くなり何かの機械を弄り始めた

 

 長門「提督、何をしているのだ?」

 

 提督「ワームホール転送装置を設置している」

 

 長門「ワームホール転移装置?」

 

 私は機械に疎いので良く分からないが明石や夕張辺りなら

 理解できるのかも知れない

 

 提督「まぁ、見た方が早いだろ」ポチッ

 

 機械の設置が終わったらしく提督は立ち上がり起動ボタン

 らしき物を押した、と同時に何も無かった所にオレンジ

 色の空間が現れる

 

 加賀「提督、何を?」

 

 提督「まぁまぁ、見ていろ」

 

 提督「カズ、頼んだぞ」

 

 カズ『ああもう!分かったよ!やればいいんだろ!?』

 

 ......と、しばらくするとオレンジ色の空間から

 音が響いてきた

 

 ガラガラガラ

 

 バババババ

 

 提督「....来たか」

 

 そう提督が呟いた瞬間、何も無かった空間から

 戦車や装甲車、ジープにヘリコプターが続々と出てきた

 

 艦娘「「....すごい」」

 

 一応、陸の兵器は知識として知っているが、実際に見るのは

 初めてでその軍艦にも負けないような迫力で一歩下がってしまう

 

 提督「すごいだろう?俺直属の部隊ダイアモンド・ドッグズだ」

 ダイアモンド・ドッグズと言うのか....これ程の大部隊を

 個人で持てるとは...やはりこの提督只者ではない

 

   バンッ!!

 

 長門「何!?敵襲か!?」

 

 提督「落ち着け、機械が壊れただけだ」

 

 機械を見ると、今まであったオレンジ色の空間は消え、機械は

 粉々になっていた、大丈夫なのだろうか?と思っていると

 後ろから活気のある声がする

 

 DD兵「オーライ!オーライ!もう少し......ストップ!」

 

 DD兵「ヘリはこっちだ!こっちに着陸しろ!」

 

 DD兵「人数確認だ!急げ!」

 

 DD兵「おい誰だそこの戦車!逆さまになってんぞ!後で戻せ!」

 

 電「はわわわ.....たくさんの軍人さんなのです!」

 

 目の前には沢山の軍人が兵器を停めていた

 

 長門「大丈夫なのか?」

 

 提督「俺の仲間だ安心しろ、お前達も仲良くしろよ?個性的な奴

 ばかりだけどな、あいつ等の事は気軽にスタッフと呼べ」

 

 提督の仲間なら大歓迎だ、すると一人のスタッフさんがこちら

 に走ってきた、車両の設置が終わったのだろう、皆体育座りをしていた

 

 DD兵「ボス!到着しました全300名です!」

 

 提督「ありがとう、一人じゃ心細くてな」

 

 DD兵「いえいえw、では皆に説明を」

 

 提督「分かった」

 

 提督「お前達!良く来てくれた!」

 

 DD兵達「「はっ!!」」

 

 提督「もう2度と帰れないかも知れないが良かったのか?」

 

 DD兵達「「大丈夫です!!」」

 

 提督「うむ...では、お前達と新しく家族になる艦娘の紹介だ!....前に出ろ」

 

 提督がこちらに振り向きながら手招きする、私達はそれに合わせ前に出る

 

 DD兵「おーカワイイ」

 

 DD兵「俺、あの子好みだわ」

 

 DD兵「バッカwwwお前に釣り合うわけねぇwwww」

 

 DD兵「なァんだとォーー!?」

 

 DD兵「またやってるわww」

 

 目の前でケンカが起きる、これでは軍人と言うよりヤンチャな中学生だ

 体は軍人なのでシャレにならないが

 

 長門「ど、どうしたら...」

 

 私達が戸惑っていると提督が呆れたように息を吐き素早く二人の

 所に行き首襟を掴んだ

 

 提督「それ以上やると言うことはボス直伝☆CQC教室を余程受けたい

 ようだな」

 

 DD兵達「「ヒィ..」」

 

 ケンカしていた二人だけでなく全てのスタッフさんが怯える

 全員が怯えるとはボス直伝☆CQC教室というのは何だろうか?

 

 提督「.....ゴホン!、気を取り直して..今日から忙しくなるぞ!

 覚悟はいいか!?」

 

 艦娘&DD兵「「了解!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 だがその日は目立った交流は無く、私達は眠りについた

 

 




ワームホール転送装置・・・・・開発班スタッフの酒の勢いで
生まれたもの、ワームホール回収とは逆でいつでもマザーベースから物資を
取り出すことができる。だが、一回使うと壊れる、コストが高い、物資輸送
はヘリで間に合ってる、などの理由で長らくホコリを被っていた、だが今回
最初で最後の仕事を果たしたのである


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5 新しい地での新しい一日 前編

人の目の前でイチャイチャすんのは許さない。

スタッフ達は自国語と英語と日本語を喋れます 後はチョロっと他の国
の言葉を喋れます



※DD兵からスタッフに変えます

※スタッフ達は男のみです。女は居ません
差別って訳じゃなく艦娘おるしいいかな~?って事で

※2020/11/04
こっちに来たスタッフを250名から300名に訂正

理由:各班50人ずつと思ってたら警備班を忘れてた


 横須賀鎮守府 食堂 朝

 

 ギャーギャー

 

 提督「すまない、間宮」

 

 間宮「いえいえ、美味しそうに食べてもらってうれしい

 です!」

 

 料理担当スタッフ「ボス、できました」

 

 提督「ありがとう」

 

 朝から食堂は賑わっていた、いや賑わいすぎてうるさいくらいだ

 それは何故か?まず、この食堂はバイキング制であり、それを

 全300名のスタッフ達が取り合っているためである。

 傍から見たら育ち盛りの中学生だ

 

 スタッフ「おい!!それは俺のだ!」

 

 スタッフ「アァ!?先に取ったクセに良く言うわ!!」

 

 

 スタッフ「どけ!これは俺のだ!」

 

 スタッフ「割り込みしてんじゃねえよ!」

 

 

 スタッフ「へへっ.....GETだぜ...」

 

 スタッフ「残像だ」

 

 スタッフ「なん...だと...!?」

 

 この300名の中学生共は人種は様々でアメリカ人、日本人、ロシア人

 ドイツ人、イギリス人、中国人、韓国人などである。

 少なくともこの者達に人種差別などは無い

 

 スタッフ「俺のパン取りやがって!やんのか!?」

 

 スタッフ「おお?こいよ!」

 

 スタッフ「野郎オブクラッシャー!!!」

 

 そしてスタッフ達のケンカが始まる、理由は子供だが体は軍人なだけあって

 絵面は殺し合いである、それを見かねた電と叢雲が提督に話しかける

 

 電「あの...司令官さん..」

 

 提督「どうした?」

 

 叢雲「どうしたも何もあれ見てよ」

 

 提督「あれ?」チラッ

 

 スタッフ「返せ!」ドカッ

 

 スタッフ「何の!」ヒョイ

 

 提督「ああ、ほっとけすぐに収まる」

 

 パン「」ポロ.....ボトッ

 

 スタッフ「「あっ」」

 

 叢雲「何やってんだか...」ハア

 

 叢雲が頭をかかえていると食べ物を取り終えた二人のスタッフが

 歩いてくる

 

 スタッフA「ボス!おはようございます!」

 

 スタッフB「おはようございます!」

 

 提督「おはよう!」

 

 電「おはようなのです!」

 

 叢雲「おはよう」

 

 スタッフB「お?君達は?」

 

 叢雲「叢雲よ」

 

 電「電なのです!」

 

 スタッフB「電ちゃんに叢雲ちゃんか~」

 

 スタッフA「かわいいな~」

 

 提督「キモいぞ.....」

 

 スタッフA「いいんですよ!」

 

 電「はわわ...」

 

 スタッフA「おっと!怖がらせちゃったかな?」

 

 スタッフB「ほれ見ろ」

 

 スタッフA「なんだとォーーー!」

 

 提督「お前達もう少し静かにな...」

 

 叢雲「提督達は仲良しなのね」

 

 提督「この機会だ俺達の事を教えてやってくれ、俺は執務がある」

 

 スタッフ「「了解!」」

 

 スタッフB「って事で電ちゃん叢雲ちゃん、まず俺達の部隊の名前は

 ダイアモンド・ドッグズって言う名前なんだ」

 

 電「かっこいい名前なのです!」

 

 スタッフA「ははは!ありがとう!....昔はMSFって名前だったんだ

 けどな...」

 

 叢雲「昔?何かあったの?」

 

 スタッフA「ッ....今度ボスから聞いてくれ」

 

 叢雲「あ..ごめんなさい」

 

 スタッフA「ほらほら!気を取りなおして!」

 

 スタッフB「で、このダイアモンド・ドッグズには様々な人種、様々

 な分野のプロが居る、例えば..」

 

 電「例えば?」

 

 スタッフB「厨房に居る料理担当は日本人でその名の通り料理のプロだ」

 

 スタッフA「アイツの料理はほっぺたが落ちるどころかほっぺたが

 爆発するほど美味い、しかも和・洋・中なんでもござれだ」

 

 叢雲「間宮さんが悔しがってたわね...」

 

 スタッフB「あそこに響ちゃんを口説いてる奴が居るだろ?

 ロシア人でナイフのプロだ」

 

 スタッフA「アイツのナイフさばきは目にも止まらねぇぞ?....あ、

 響ちゃんにビンタされた」

 

 電「そう怖い人には見えないのです...」

 

 スタッフB「ふふ、まぁな」

 

 スタッフB「それで、あそこで鈴谷ちゃんに告白して振られてる奴がいる

 だろ?」

 

 叢雲「何やってんの...」

 

 スタッフB「フランス人で医療のプロだ」

 

 スタッフA「今はボス専属のメディックで、コードネームは『ドク』だ」

 

 電「コードネーム?」

 

 スタッフB「俺達ん中で活躍した奴には功労章が送られるんだが

 その中でも特に活躍した奴にコードネームが与えられるんだ」

 

 スタッフB「んで、ソイツを転げながら笑ってんのがアメリカ人で爆発物

 のプロだ」

 

 スタッフA「アイツのヒートチャージには助けられたぜ、ちなみにコー

 ドネームは『テルミット』って言うんだ」

 

 電「爆弾....怖いのです..」

 

 スタッフB「君達にそんな事はしない、安心してくれ」

 

 叢雲「提督は何が得意なの?」

 

 スタッフA「ボスは.....なんでもできる」

 

 スタッフB「伝説の傭兵と言われる所以か..」

 

 電「なんでも...すごいのです!」

 

 叢雲「色んな人が居るのね..」

 

 スタッフB「ああ、他にも銃のプロやハッキングのプロ、洗濯のプロと

 釣りのプロ、ゲームのプロに痴漢のプロだっているぞ?」

 

 スタッフA「プロがゲシュタルト崩壊してきた...」

 

 叢雲「最後のはダメな気がする.....でも皆、仲良いのね幸せそう」

 

 叢雲が食堂を見る、取り合いを終えたスタッフ達は皆笑顔で朝食を

 食べている、その皿は肉ばっかりだったり野菜ばっかりだったり

 様々である

 

 スタッフA「皆、兄弟や家族の様なもんだからな、当然君達も

 兄妹で家族だ、よろしくな?」

 

 スタッフB「仲良くしようぜ!!」

 

 叢雲「ええ、こちらこそ提督の仲間なら大歓迎よ」

 

 電「よろしくなのです!」

 

 今日はこの者達の新天地での一日を見てみよう..

 

 

 

 

 

 

 



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6 新しい地での新しい一日 中編

艦これと海上自衛隊のコラボは平和を実感できるのでもっとやれ


 横須賀鎮守府 グラウンド

 

 このグラウンドには朝食を終えたスタッフ達が銃や戦車、ヘリを

 手入れ・整備している

 

 スタッフ「フンフーン♪」フキフキ

 

 スタッフ「ラララー♪」ガチャガチャ

 

 艦娘「「わぁ....!」」

 

 艦娘たちはスタッフが手入れしている兵器に目を輝かせていた

 海の兵器はたくさん見てきたが陸の兵器は初めてである

 

 妙高「分解して大丈夫なんでしょうか?」

 

 スタッフ「いや、これは分解してるわけじゃなくて中の部品の

 チェックだよ、もし壊れていたらいざと言う時困る。ほら、日本

 じゃ身から出た....なんだっけ?」

 

 那智「身から出た錆だな」

 

 スタッフ「そう、それいざと言う時弾が出なくちゃ困るからな

 君達も整備したりするだろ?」

 

 羽黒「はい...でも、妖精さんに任せっきりです..」

 

 スタッフ「たまには自分で手入れするといいぞ~....って妖精さん

 って誰?」

 

 足柄「見てないの?居るはずだけど...」

 

 スタッフ「えっ」

 

 ある者はスタッフが手入れしている銃を見て、質問したり

 

 赤城「すごい迫力ですね..」

 

 スタッフ「だろう!この戦車はT-72って言うんだぜ!しかも俺はこれを

 一人で操縦するんだぞ!」

 

 赤城「あれ?戦車は複数人で動かすものでは?」

 

 スタッフ「おお!良く知ってるな!」

 

 赤城「はい、この前本で見ました」

 

 スタッフ「でも開発班が『一台に複数人使うより、一台に一人のほうが

 良いだろ!いい加減にしろ!』ってことで多少精度は落ちるが一人で

 操縦できるように改造した、もちろん複数でも操縦できる」

 

 スタッフ「乗ってみるか?」

 

 赤城「いいのですか!?」

 

 スタッフ「いいぞ~戦車の魅力とくとご覧あれ!」

 

 ガチャガチャ....バタン!

 

 赤城「中は思ったより広いですね」

 

 スタッフ「発進するぞー」

 

ブルルルル

 

 ガラガラガラ

 

 赤城「すごい...!」

 

 ある者は戦車に乗せてもらったり

 

 摩耶「だああ!なんで当たらねえんだよ!?」ドンドン!

 

 スタッフ『何度も戦場を潜り抜けて来たヘリの腕見せてやる!』

 

 摩耶「深海棲艦の艦載機よりもデカいのに何で当たらねえんだ!?」

 

 スタッフ『おっと~?対空番長がそれで務まるのか~?』

 

 摩耶「クソッたれー!」

 

 スタッフ『フハハ!当たらん当たらん!』

 

 ある者はヘリコプターと勝負したりと平和である

 

 

 

 

 

 

 

 さて場所を変え鎮守府の浜辺

 

 ここではスタッフ達が四月にも関わらず海で泳いでる

 

 スタッフ「フウー!気持ちいいー!!」

 

 スタッフ「久しぶりに泳ぐぜー!」

 

 スタッフ「あの岩まで競争だー!」

 

 スタッフ「てめー!水掛けやがったな!」ガシッ

 

 スタッフ「おw?どうしたwww?」

 

 スタッフ「カツオノエボシくらえー!」ブンッ

 

 スタッフ「ファッ!?」

 

 スタッフたちは浜辺でブルーシートをひきくつろいだり、寒い中

 競争したり、水を掛け合ったり、毒クラゲを投げつけあったりしていた

 

 霞「なんで私達ですら危険なものを素手で投げたりできるのよ...」

 

 大鯨「すごい人達ですねー、皆さーん!!お昼ご飯ですよー!!」

 

 スタッフ「「何ィッ!?」」ガバッ

 

 霞&大鯨「「うわっ!?」」

 

 スタッフ「急げー!」ダダダ

 

 スタッフ「俺が先だ!!」ダダダ

 

 スタッフ「ヒャッハー!おっ先ー♪」ブゥウウウウン

 

 スタッフ「あっ!テメェ!車はズルいぞ!!」ダダダ

 

 大鯨「もう!!皆さん、ご飯はいっぱいあるんです!争わ

 ないでください!!」

 

 この言葉にスタッフ達は

 

 「「(かわいいなぁ....)」」

 

 と思った......思ったが、足は止めなかった、やはり食欲には

 逆らえないのである




間宮が港に入港したら湧き上がったっていう戦時中のほっこりエピソード好き


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7 新しい地での新しい一日 後編

スカルズをフルトン回収するとめっちゃ強いスタッフが仲間になる
と思ってた時期が私にもありました....(遠い目)




※作者は虹六をやった事がありませんのでキャラクターは見た目で判断してます


 食堂 昼

 

 案の定、食堂は騒がしかった

 

 間宮「皆さん!まだたくさんありますから!」

 

 伊良子「お、落ち着いてください!」

 

 料理担当スタッフ「お前ら!順番に食え!」

 

 スタッフ「ああ!?間宮さんに料理褒められたからって調子乗ってんじゃねえぞ!!」

 

 料理担当スタッフ「言ったな!?お前のメシに王水混ぜるぞ!!」

 

 スタッフ「やってみろよ!!」

 

 提督「まったく...お前らは...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 提督「よし!皆集まったな?」

 

 艦娘達「「はーい!!」」

 

 提督「今から俺たちの事をお前たちに話したいと思う」

 

 艦娘達「「!」」wktk

 

 提督「まず俺達の組織の名前はダイアモンド・ドッグズだ、まぁそれは知っているか」

 

 提督「ダイアモンド・ドッグズには主に6つの班に分かれている」

 

 長門「6つ?」

 

 提督「そうだ、戦闘班、警備班、技術班、支援班、諜報班、医療班だ」

 

 提督「それじゃあ紹介していくぞ、まず戦闘班、班長は『ブリッツ』、色々分野があるんだが大体は戦闘をする班だ、この鎮守府ではお前達の後方支援をすると思う、ブリッツ」

 

 ブリッツ「皆、こんにちは!戦闘班班長ブリッツだ、戦闘に関する事なら俺と班員に何でも聞いてくれ!」

 

 妙高「割と若々しい感じですね...もっと低い声かと思ってました...」

 

 那智「見た目で判断してはいけないという事だな」

 

 提督「次、警備班だ、班長は『ルーク』、基地の防衛をする班だ、ここでは鎮守府の防衛・警備に当たらせる、ルーク」

 

 ルーク「警備班班長ルークだ!よろしく!もしも鎮守府内に不審物を見かけたら慌てず近くの巡回している班員に報告してくれ」

 

 龍田「あら~好青年ね~」

 

 提督「次は技術班だ、班長は『バンディット』、元は研究開発班と拠点開発班の二班だったが働き方改革で合併・改名をした、鎮守府では妖精さん程では無いが艤装の整備、開発を手伝う」

 

 ..........

 

 榛名「あれ?技術班の皆さんは?」

 

 提督「........おそらく工廠だろう...あいつらは新しい物に目が無いからな...」

 

 ..........

 

 提督「き、気を取り直して次に行くぞ、次は諜報班だ、班長は『ミュート』、諜報班は情報収集や天気予報をする、ここではお前達が出撃する際の波の状況を計測する」

 

 ミュート「皆、よろしく頼むぞ、後で皆の部屋にテレビを配ろうと思う、DD製だから安心してくれ」

 

 夕立「!テレビ!夕立楽しみっぽい!」

 

 睦月「良かったね夕立ちゃん!」

 

 提督「よし、次は医療班だ、班長は『ドク』だ、医療は軍隊において最も重要だからな特にこの班には力を入れている、お前達も怪我をした時は寄ってくと良い」

 

 ドク「医療班班長兼ボスの専属メディック、ドクだ、間宮さんの甘味処の近くの空き地に診療所を作ったから怪我をした時は遠慮無く立ち寄ってくれ」

 

 明石「本業の方が来てくれて安心ですよ~これで改修に専念できますぅ」

 

 

 

 

 

 

 提督「よし!皆これからよろしく!頑張ろう!」

 

 艦娘&スタッフ達「「はい!!」」

 

 

 




感想は作者の励みになりますので、どうかよろしくお願いします


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第一章 吹雪とDD
8 初めまして!ボス! 前編


第一章はDDのオーバーテクノロジーで艦これアニメの舞台で大暴れするストーリーです

あ、言うの遅れましたがこの作品は作者の妄想全開です、史実?何のこったよ


 提督「君が吹雪か」

 

 吹雪「は、はい!は、初めましてふ、吹雪です!よろしくお願いします!」

 だだだだ、誰ですかこの人!?こんな人が居るなんて聞いてません!?しかもこの提督

 頭から角が...

 

 ドク「ボス、吹雪ちゃん疲れているようです」

 

 提督「そうだな、吹雪、下がって良いぞ、良く休むように」

 

 吹雪「し、失礼します!!」

 

 

 

 吹雪「ハァ...どうしよぉ..」

 あんなに怖い人が居るなんて...私この鎮守府でやっていけるかな.....?

 

 睦月「あの~?」

 

 吹雪「は、はい!」

 

 睦月「吹雪さん、ですか?」

 

 吹雪「あっはい!吹雪であります!本日付で第三水雷戦隊に配属になりました!」

 ああ...やっと艦娘に会えたぁ...

 

 睦月「同じ第三水雷戦隊に所属する睦月です!よろしくお願いします!」

 

 吹雪「あっ..こちらこそよろしく...」

 

 

 ガチャン!

 

 

 吹雪「ああっ!?うぅ...」

 

 スタスタ

 

 吹雪「?」

 

 チャラン♪

 

 睦月「ふふっ!可愛い!」

 

 吹雪「あはは...」

 

 睦月「ふわぁ、良かった」

 

 吹雪「?」

 

 睦月「特型駆逐艦って聞いたので、もしかしたら怖い人かなって思っていたから」

 

 吹雪「怖い人....あの睦月ちゃん、提督って...」

 

 睦月「大丈夫だよ!提督、顔は怖いけどとっても優しい人だから、安心して」

 

 吹雪「う~~ん?」

 本当かな?だってあれどう見ても鬼じゃ...まぁ、いっか

 

 

========================================

 

 ウィィィン....

 

 吹雪「この鎮守府は広いんだね~」

 

 睦月「大抵の事はこの中で済んじゃうの、任務や出撃に関する事だけじゃなく

 休日を過ごすための施設もあるから、睦月もほとんど外に出る事は無くて」

 

 吹雪「施設?」

 

 睦月「えっ~と、ジェットコースターに流れるプールでしょ?それから...」

 

 吹雪「色々あるんだね~」

 

 睦月「私達じゃなくてスタッフさん達のおかげだけどね、にしし♪」

 

 スタッフさん?って誰だろう?

 

 チ~ン♪

 

 スタスタ

 

 吹雪「ここ?」

 

 睦月「うん!....夕立ちゃん!入るよー」

 

 ガチャ

 

 夕立「ぽい?貴方が特型駆逐艦?なんだか地味っぽ~い」

 

 吹雪「あはは...」

 

 睦月「吹雪ちゃんはこの机を使っていいから....」

 ドタドタドタ!!!!

 

 吹雪「だ、誰ですか!?この人達!?」

 

 スタッフ「君が新しく来た子!?」

 

 川内「この子が特型駆逐艦か~」

 

 スタッフ「名前なんて言うの!?」

 

 吹雪「吹雪...ですけど」

 

 スタッフ達「「うおおおおおおおおお!!!」」

 

 スタッフ「この後、一緒にご飯どう!?」

 

 スタッフ「あっ!イギリスの変態野郎が!抜け駆けするな!」

 

 睦月「もー!スタッフさん達!川内さん!落ち着いて!!」

 

 スタッフ達&川内「「ごめんなさい...」」

 

 神通「あの...那珂ちゃんは...?」

 

 

 那珂「おーい!皆ーーー!!」

 

 

 夕立「あっ、あそこ!」

 

 

 那珂「艦隊のアイドル那珂ちゃんだよーー☆」

 

 スタッフ達「「那珂ちゃぁーーーーーん!!」」

 

 

 夕立「那珂ちゃん、いつも通りっぽい」

 

 神通「スタッフさん達も楽しそうです」

 

 吹雪「あの...話に付いていけないんですけど...スタッフさんって...」

 

 睦月「あっ....説明するの忘れてたにゃしぃ....」

 

 

 

 説明中....

 

 

 

 吹雪「ダイアモンド・ドッグズ...かっこいい!!」キラキラ

 

 スタッフ「だろう!」

 

 スタッフ「他にもな....」

 

 夕立「スタッフさん、これから吹雪ちゃんの案内をしないといけないっぽい」

 

 スタッフ「そうだったな吹雪ちゃんまた後で!」

 

 

 

 

 

 吹雪「良い人達でしたね~」

 

 睦月「そうでしょ!スタッフさん達優しいの!」

 

 夕立「でもちょっと変態さんっぽい」

 

 

 

 

 

 

 

 【指令室】

 

 大淀「敵棲地を発見!繰り返します!敵棲地を発見!」

 

 長門「ここで叩くか?」

 

 提督「そうしたいがまずは偵察だ、スカイアイ!メビウス達を上げろ!」

 

 スカイアイ「了解!聞こえたな?メビウス1!ブレイズ!トリガー!離陸しろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 【教室前】

 

 睦月「おーーい!如月ちゃーん!」ノシ

 

 如月「うふふ」ノシ

 

 夕立「ここが教室だよ」

 

 夕立「ここで今度からスタッフさんと一緒に勉強するっぽい!」

 

 吹雪「一緒に?」

 

 睦月「えっーと、スタッフさんは陸の軍人さんであまり海の事は知らないらしくて

 それで私達との交流も兼ねて一緒に勉強する事になったの」

 

 吹雪「そうなんだ!」

 

 ブゥゥン...

 

 すると吹雪達のいる教室に航空機の音が聞こえる

 

 夕立「一航戦の先輩達の演習っぽ~い」

 

 吹雪「一航戦....聞いたことある!たった一艦隊で数十の深海棲艦に立ち向かい

 完全勝利した伝説の艦娘達だよね?ここに配属されてるんだぁー!!」

 

 睦月「先輩の演習見にいこう!」

 

 吹雪「うん!」

 

 

 

 【弓道場】

 

 吹雪「わぁ...」

 

 睦月「あれが一航戦の赤城先輩だよ」

 

 吹雪「すごい...微動だにせず撃ってる...」

 

 加賀「ん?」

 

 夕立「あっ!逃げるっぽい!」

 

 吹雪「待って!」

 

 ゴン!!

 

 吹雪「いてて...」

 

 睦月「吹雪ちゃん!」

 

 加賀「あなた達、断りもなく入って来ては駄目よ」

 

 睦月「すみません!」

 

 赤城「?...吹雪さん?」

 

 吹雪「え?はい..」

 

 赤城「やはりあなたがそうなのですね、提督から話は聞いています」

 

 吹雪「提督から?」

 

 赤城「いつか一緒の...」

 

 ブウウウン!ブウン!ブン!

 

 吹雪「な、なんですか!?あの飛行機!?」

 

 加賀「メビウスさん達ですね...どこに向かっているのでしょうか」

 

 夕立「ちょっとうるさいっぽ~い...」

 

 赤城「コ、コホン...吹雪さん、いつか一緒の艦隊で戦いましょう」

 

 吹雪「あ、はい!!」

 

 

 ウウーーーン!!!

 

 

 赤城「!これは!」

 

 加賀「あなた達早く行くわよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




飛行隊の三人は俺が特に思い入れがある人物です

なおメビウス達は空母艦娘に大人気の模様


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9 初めまして!ボス! 後編

アニメの泊地棲鬼は狭い所に突っ立ってましたが、この小説では
艦これアーケードみたいな島に居ると考えてください

さらにもう一つ「提督」から「スネーク」に変えます、





 【出撃ドック】

 

 -吹雪視点-

 

 

 大淀『主力の第一機動部隊、第二支援艦隊、第三水雷戦隊、稼働全艦隊出撃準備、完了しました』

 

 スネーク『よーしお前達、空の掃除はメビウス達が既に済ませた、好きなだけ暴れてこい!』

 

 

 

 吹雪「どうしよう...」

 

 睦月「頑張って行きましょう吹雪ちゃん!にしし!」

 

 吹雪「でも...」

 

 睦月「ふぇ?」

 

 吹雪「あ、あのね...私実は...」

 実践経験が無いなんて言えない...本当の事を伝えようか迷っていたら、夕立ちゃんが私の手を掴む

 

 夕立「さぁ素敵なパーティーしましょ?」

 

 吹雪「う、うん」

 結局本当の事言えなかった...

 

 

 吹雪「皆早い...私も遅れないようにしないと!..吹雪、行き~ます!」

 

 艤装装備中...

 

 

 【海】

 

 吹雪「うわっ...うわわ!」

 早く体勢を立て直さないと...

 

 スネーク『どうした吹雪?体調が悪いのか?』

 

 吹雪「うわっーーー!?」ガッシャーン

 

 スネーク『大丈夫か!?』

 

 神通「吹雪ちゃんもしかして貴方...」

 

 吹雪「えっ!?」ギクッ

 

 

 

         『『実戦経験が無い!!!?』』

 

 

 【指令室】

 

 -スネーク(提督)視点-

 

 大淀「第三水雷戦隊及び第二支援艦隊、交戦中、主力の第一艦隊後五分で敵射程に入ります!」

 

 スネーク「うむ」

 陸での経験はかなり積んできたが海の経験は皆無...ここは慎重に...

 

 スカイアイ「メビウス隊帰還しました!」

 

 スネーク「通信繋げ!」

 

 スネーク「敵棲地はどうだった?」

 

 メビウス1『敵機は大した事はありませんでしたが、敵棲地が電磁投射砲のような物を

 撃ってきました、それによりブレイズとトリガーが被弾、現在急ピッチで機体の修理を行っ

 ています』

 

 スネーク「お前達が帰って来てくれて何よりだ、メビウス隊はオメガ隊と一緒にA-10に乗り換えて待機していろ、ちゃんとメシも食えよ?間宮が作ってくれたんだ」

 

 メビウス1『了解しました、ボス』

 

 スネーク「よし」

 電磁投射砲...深海棲艦はそんな物まで使ってくるのか...加えて吹雪は実戦経験が無い....

 このままでは艦娘に被害が出る..艦娘達の安全を確保するためには...

 

 スネーク「長門、陸奥」

 

 長門「ん?どうしたんだ?」

 

 陸奥「なにか作戦が?」

 

 スネーク「俺達も出撃する」

 

 

 【敵棲地 周辺海域】

 

 -吹雪視点-

 

 大淀『間もなく敵棲地へ到着します』

 

 吹雪「あれが...敵棲地...」

 棲地の周りには駆逐艦や軽巡がたくさん居る...私も頑張らないと...でも実戦経験の無い

 私にできるかな?

 

 睦月「吹雪ちゃん!」

 

 吹雪「え?」

 突然深海棲艦の体で目の前が真っ暗になる

 

 吹雪「きゃぁあぁあああ!?」

 

 睦月「吹雪ちゃん!避けて!」

 

 吹雪「ううぅ...」

 

 駆逐イ級「ギギギギ...」ガチャ

 

 深海棲艦の主砲がこっちを向いている....もう逃げられない...私、ここで

 

 ドン!

 

 イ級「ギイッ...!?」

 

 突然、深海棲艦が吹き飛ぶ、イ級を撃ったのは...

 

 那珂「吹雪ちゃーん!撃ってー!」

 

 吹雪「は、はい!」

 

 吹雪「お願い!当たってください!」ドン!

 私は精一杯の気持ちで主砲を撃った、でも弾はイ級の下を通り過ぎただけでイ級には

 掠りもしなかった

 

 イ級「ギイ!」

 

 吹雪「ひっ...!」

 

 ブウウウウン ババババ!!

 

 吹雪「うわっ!?」

 目の前が硝煙で包まれる、やがて硝煙が晴れて、空に見えたのは

 

 吹雪「航空隊!?」

 

 

 赤城「第三水雷戦隊、ご苦労様ですた、下がってください!ここから先は第一起動部隊

 が参ります!」

 

 加賀「航空隊発進!」

 

 

 ドカァン!

 

ドゴァン!

 

 バババ!

 

 

 吹雪「すごい...あんなに居た敵艦隊が...」

 

 金剛「全砲門!ファイヤー!」

 

 金剛さんが撃った砲弾が敵棲地に殺到する...けどあのバリアにキズ一つ付かない

 

 金剛「Shit!」

 

 飛龍「どうしよう赤城さん!敵のバリアが強すぎる!」

 

 赤城「大丈夫です!」

 

 加賀「ですが赤城さん航空機がもう...」

 

 

 スネーク『諦めるな!』

 

 艦娘's「「提督!?」」

 提督達が私達の後ろからやって来た、スタッフさん達はボートに乗ってたり、へりこぷ

 たーに乗ってたりしている

 

 神通「提督!危険です!ボートでは...」

 

 スタッフ『大丈夫だぜ!神通ちゃん!このボートは戦艦の砲撃にだって耐えられる!』

 

 神通「えぇ...」

 

 スネーク『メビウス隊!オメガ隊!敵棲地を狙え!』

 

 メビウス1『ウィルコ。メビウス1 エンゲ―ジ』

 

 ブレイズ『メビウス2 エンゲ―ジ』

 

 トリガー『メビウス3 エンゲージ』

 

 オメガ1『オメガ隊 エンゲージ』

 

 

 メビウス1『ライフル!ライフル!』

 

 ドゴォォォオォン!!!!

 

 

 吹雪「すごい...」

 

 睦月「睦月もあんなふうに...」

 

 夕立「かっこ良いっぽい...」

 

 

 タチャンカ「ypaaaaaaaaaaaaaaaaa!!ダイアモンド・ドッグズの意地見せろ!」バババ!!

 

 スタッフ達「「うおおおおお!!!!」」バババ!!

 

 ピークォド『機銃、斉射!』

 

 モルフォ『了解!斉射!』

 

 ドッカァアン!!!

 

 泊地棲鬼「グ...」ピキッ

 

 吹雪「見て下さい!バリアが!」

 

 赤城「あれは対空機銃!?」

 

 加賀「提督!危ない!」

 

 泊地棲鬼「フフフ...」ドドドド!

 

 オメガ9『クソ!被弾した!』

 

 オメガ5『こっちもだ!だがまだ飛べる!』       「オメガ11 イジェークト」

 

 オメガ1『大丈夫か!?』

 

 蒼龍「ああっ!オメガさん達が!」

 

 赤城「航空機隊!頼みます!」

 

 艦載機妖精<リョウカイ! 

 

 艦載機妖精<メビウスサンニマケマセン!

 

 艦載機妖精<バクダントウカ! ガチャ

 

 ヒュルルルル....

 

 泊地棲鬼「っ..!」

 

 ドォオォォン!!

 

 ブレイズ『目標撃破!やったぞ!』

 

 スネーク『お前達!よくやった!さぁ鎮守府に帰るぞ!』

 

 メビウス1『了解!メビウス隊 RTB』

 

 オメガ1『オメガ隊 RTB』

 

 神通「私達も帰りましょう」

 

 川内「うん!楽しかったー!」

 

 吹雪「....」

 

 



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10 吹雪の悩み

あ、そうだスカイアイはエスコンでは空に居ましたがこの小説では陸にいます


 【執務室】

 

 長門「吹雪、頑張ったな」

 

 吹雪「司令官...怒らないんですか?」

 

 スネーク「怒らん、誰だって最初は実戦経験は無い、むしろよくやった」

 

 吹雪「そうですか...」

 

 ドク「吹雪ちゃんが気負う事は無い...ほら手当終わったよ」

 

 吹雪「ありがとうございます、失礼しました」

 

 バタン...

 

 ドク「吹雪ちゃん相当落ち込んでますね...」

 

 スネーク「どうしたものか...」

 

 長門「私にもああいう事があったなぁ」

 

 スネーク「ところでドク」

 

 ドク「どうしました?」

 

 スネーク「執務変わってくれないか?」

 

 ドク「駄目です」

 

==================================

 

 

 -吹雪視点-

 

 吹雪「はぁ...」

 赤城さんも皆も提督たちもあんなに凄い...

 

 吹雪「無理だよね...私なんかじゃ...」

 

 スネーク「吹雪」

 

 吹雪「は、はいっ!?司令官!?」

 

 スネーク「ついて来い」

 

 吹雪「はい...」

 解体...でしょうか、当たり前ですよね...使えないんだし....

 

 

 

 【横須賀鎮守府 飛行場】

 

 吹雪「あの...ここは?」

 

 スネーク「飛行場だ、妖精さんの飛行場を拡張して作った」

 

 吹雪「うわぁ...すごい」

 目の前にはたくさんの墳式機...もちろんスタッフさんだけじゃ無くて妖精さんも居る

 でもどうしてここに...?

 

 オメガ5「こんにちは!ボス!」

 

 オメガ9「吹雪ちゃん!こんにちは!」

 

 吹雪「こ、こんにちは...」

 

 スネーク「被弾していたが大丈夫か?」

 

 オメガ9「大丈夫っすよ!」

 

 オメガ5「機体ももう直ってます!」

 

 スネーク「調子が良いな、メシも食っておけ、食わないと判断力が鈍る」

 

 オメガ5「了解!」

 

 オメガ9「早速食いに行くぞ!」

 

 ダダダダダ!!!

 

 スネーク「慌ただしい奴らめ」

 

 吹雪「あの...提督?」

 

 スネーク「こっちだ」

 

 

 【横須賀鎮守府 飛行場 ブレイズ専用ハンガー】

 

 スネーク「ブレイズ」

 

 ブレイズ「どうしました?ボス?」

 

 スネーク「ゴニョゴニョ...」

 

 ブレイズ「なるほど、了解しました」

 

 ブレイズ「吹雪ちゃん、戦闘機の整備を手伝ってくれないかな?」

 

 吹雪「は、はい!」

 

 ***

 

 ブレイズ「can you take all away~♪」ガチャ...ガチャ

 

 吹雪「...」

 

 ブレイズ「どうしたんだい?」

 

 吹雪「私、解体されるかと思って...」

 

 ブレイズ「はは、ボスはそんな事しないよ」

 

 吹雪「ですよね...司令官は顔は怖いけど優しい人ですし...」

 

 ブレイズ「(やっぱり怖がられてる....)あ、703番の部品を取ってくれ」

 

 吹雪「は、はい!....この墳式機には名前があるのでしょうか?」

 

 ブレイズ「あるぞー、名前はF/A-18F、通称スーパーホーネット、日本語だったらスズメバチ

 だな」

 

 吹雪「スズメバチ...」

 

 ブレイズ「乗ってみるかい?」

 

 吹雪「え...?」

 

 ***

 

 スカイアイ『ブレイズ、離陸を許可する』

 

 ブレイズ「了解」

 

 スカイアイ『吹雪ちゃん、行ってらっしゃい』

 

 吹雪「ええっ!?」

 

 ウイィィン  ゴオオオオオ

 

 ブレイズ「テイクオフ」

 

 ゴオオオオオオ

 

 吹雪「ええっーーーーー!?」

 

 ***

 

 ゴオオオ...

 

 ブレイズ「吹雪ちゃん目、開けてごらん」

 

 吹雪「へ?」パチ

 

 吹雪「わあ...鎮守府があんなに小さい...」

 

 ブレイズ「この空を見たら悩みなんて馬鹿馬鹿しくなるだろ?」

 

 吹雪「(ちょっと無理矢理すぎません?)まぁ...はい」

 

 ブレイズ「よし鎮守府へ帰ろう」

 

==================================

 

 夕立「吹雪ちゃん遅いっぽい~」

 

 ダッダッダッ

 

 ガチャン!

 

 睦月「吹雪ちゃん!?」

 

 吹雪「睦月ちゃん、夕立ちゃん」

 

 睦月&夕立「「?」」

 

 吹雪「おえええええ」ゲー

 

 睦月「大丈夫!?吹雪ちゃん!?」スリスリ

 

 吹雪「よ、酔った...」

 

 夕立「提督達、ちょっと無理矢理っぽい」スリスリ

 

 吹雪「おえぇ...」

 

 

 

 

 

 

 

 




DD式気合入れ


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11 悖らず、恥じず、諦めず! 

お風呂シーンは削除した!異論は認めない!


 【駆逐艦 教室】

 

 雷「電、ネクタイ曲がってるわよ」

 

 電「はわわ!ありがとうなのです!」

 

 DD兵「お!雷ちゃん優しいね~!」

 

 雷「ふふん!」

 

 DD兵「将来の夢はお嫁さんかな?」

 

 雷「当たり前じゃない!」

 

 DD兵達「「ははははは!!」」

 

 

 

 夕立「うわ~ん!吹雪ちゃぁ~ん!助けて~!」

 

 吹雪「あはは..」

 

 睦月「昨日一緒にやろうって言ったのに、やらなかったの夕立ちゃんだよ?」

 

 夕立「睦月ちゃん細かすぎっぽ~い」

 

 雷「夕立、また宿題やって来なかったの?」

 

 DD兵「夕立ちゃん気にするな!俺は学生の頃は遊んでばっかだったぞ!」

 

 夕立「そう..?」

 

 電「おはようなのです」

 

 吹雪「おはよう!電ちゃん」

 

 

 如月「おはよう」

 

 睦月「あっ!如月ちゃん!聞いて!夕立ちゃんまた宿題やってこなかったんだよ?」

 

 如月「そうなんだぁ」

 

 吹雪「睦月ちゃん、如月ちゃんの事好きだよね」

 

 夕立「仲良いっぽいもんね~」

 

 タッタッタッ

 

 島風「おっはよー!」

 

 暁「ちょっと島風!レディらしく...」

 

 島風「あれ?暁ちゃんまた背縮んだ?」

 

 暁「縮まないわよ!」

 

 DD兵「暁ちゃん、そんなに気にする事は無いよ、俺が暁ちゃんぐらいの時は、暁ちゃん

 より小さかったからね」

 

 暁「そうなの?」

 

 DD兵「そうだよ、だからそんなに焦る事は無い」

 

 響「ハラショー」

 

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 

 足柄「はいじゃあ昨日やった所から続きやるわよぉ~」

 

 足柄「夕立!」ビシッ!

 

 夕立「はい!」

 

 足柄「問題よ、我が水雷戦隊の主兵装、酸素魚雷の優位性は?...できたらさっき

 罰として出した宿題、半分にしてあげるわよ~」

 

 夕立「ほんとぉ?..えーっと、えーっとぉ」

 

 DD兵「夕立ちゃん!頑張って!」

 

 足柄「昨日の授業、餓えた狼のように聞いていればちゃんと出来るはずだけどなぁ」

 

 夕立「そう思うっぽいのですがっぽい~」

 

 足柄「ぽいぽいうるさいと、20㎝砲でポイしちゃうわよぉ?」

 

 夕立「ぽいぃぃ~!」

 

 睦月「足柄さん、機嫌悪いね」

 

 如月「この前の合コンまた失敗しったって....」

 

 DD兵「ん?その話詳しく」

 

 ヒュン!ヒュン!....バシイ!

 

 如月「うわぁ!?」

 

 DD兵「ぎゃあああああああ!!!目がああああ!!!!」

 

 足柄「私語は厳禁よ~」

 

 夕立「ぽいぃぃいいぃい~!!」

 

 吹雪「....圧倒的長射程

 

 夕立「あ、圧倒的長射程で」

 

 吹雪「...炸薬量でも優位

 

 夕立「炸薬量でも優位っぽい?」

 

 足柄「あら、正解よ、じゃあ吹雪」

 

 吹雪「あっ、はい!」

 

 足柄「酸素魚雷にはもう一つ大きな優位性があるわね?なにかしら?」

 

 吹雪「えっと...普通の魚雷と違って圧縮空気じゃ無くて酸素を使ってます、なので発射後

 排出されるのは二酸化炭素になりますね、これは海水で溶けやすいので、敵に雷跡が発見

 され難い、つまり攻撃の隠密が高くて...」

 

 全員「おおおーー!!」

 

 足柄「良く勉強してるわね!」

 

 DD兵「隠密性があるのか....便利な兵器だなぁー」

 

 吹雪「そうですが...一本一億円もする高級品です」

 

 DD兵「そうなのか!?...でも技術班の連中だったら10万ぐらいで20本作れるんじゃないか?」

 

 DD兵「あったりまえよ!技術班のモットーは『量産!高性能!強い!』だからな!」

 

 足柄「提督達の技術力には毎回驚かされるわ...」

 

 DD兵「それにしても吹雪ちゃんは物知りだなぁ~」

 

 足柄「そう、知識はあるのにどうして...」

 

 

 

 

 吹雪「うわあああ!!」ガッシャーーン!!

 

 スネーク&利根「「こうなってしまうんだ(じゃ)...」」

 

 吹雪「ううっ...」

 

 利根「重心を落とせと言っとるじゃろー!」

 

 筑摩「姉さん、あの子はトップヘビーなんだから大目に見てあげないと...」

 

 利根「わかっておる!」

 

 スネーク「吹雪!頑張れ!」

 

 DD兵達「「頑張れーーー!!」」

 

 吹雪「は、はい!もう一度お願いします!」

 

 利根「おーう!...根性はあるんだがなぁ」

 

 スネーク「根性はな...」

 

 如月「大丈夫?このままだと吹雪ちゃん....」

 

 睦月「うん...」

 

 夕立「あっ..」

 

 ゴンッ!....バシャン!

 

 ***

 

 吹雪「うう~また失敗した...」

 

 赤城「吹雪さん」

 

 吹雪「は、はい!」

 

 赤城「一緒にご飯食べましょう」

 

 吹雪「はい!」

 

 

 

 【食堂】

 

 吹雪「それ...食べるんですか?」

 

 赤城「はい!頂きます!」

 

 赤城「はむっ...ん~!」

 

 吹雪「....」

 

 赤城「あら、おいしい!」

 

 吹雪「ふふっ」

 

 赤城「?..どうかしましたか?」

 

 吹雪「いえ、なんでもありません」

 

 

 

 ***

 

 【寮】

 

 夕立「えっー!じゃあ赤城先輩と一緒にご飯食べて来たっぽい?」

 

 吹雪「うん!」

 

 睦月「噂だけど、赤城先輩って見かけによらず、スタッフさんに引けを取らないぐらい

 すごい大食いだとか!」

 

 夕立「あっ!私も聞いたことあるっぽい!どうなの?」

 

 吹雪「ふふっ、教えない!」

 

 夕立「えーっ」

 

 吹雪「明日から頑張ろうっと!赤城先輩も同じ艦娘なんだもん!私にも出来るよ!

 じゃあおやすみ~!」

 

 夕立「どういうこと?」

 

 睦月「さぁ..」

 

 ダダダダ バンッ!

 

 睦月&夕立「「わっ!」」

 

 川内「特型駆逐艦!」

 

 吹雪「ふぇ...?」

 

 川内「特訓だよ!」ニッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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12 W島攻略作戦!開始!

表現が難しいなぁ...


 数日前...

 

 長門「いよいよ、始まるんだな」

 

 スネーク「そうだ、ダイアモンド・ドッグズも勢力を挙げて艦娘を支援する」

 

 長門「提督達が居れば百人力だ、ありがたい」

 

 

 【教室】

 

 ガラッ

 

 吹雪「...」

 

 ワイワイ ガヤガヤ

 

 如月「あっ!睦月ちゃん!」

 

 睦月「如月ちゃん!もしかして如月ちゃんもこの作戦に?」

 

 如月「ええ!」

 

 睦月「ひさしぶりに一緒だね!」

 

 如月「そうね!」

 

 吹雪「ふふっ」

 睦月ちゃん、あんなに楽しそう!

 

 ガララッ

 

 バタバタ

 

 川内「敬礼!」

 

 スネーク「うむ、作戦説明は長門がする、ダイアモンド・ドッグズもお前達を

 支援するので精一杯戦ってくれ、長門、頼む」

 

 長門「了解した、秘書艦の長門だ、お前達に提督からの作戦を伝える」

 

 長門「前の敵棲地の発見・殲滅により近海の深海棲艦の拠点が一掃された事は皆も

 承知の事だろう」

 

 吹雪「前の...うぅ...」

 今度はちゃんとやれるかな....

 

 長門「これにより近々、大規模反攻作戦が発令される事となった」

 

 全員「「ええっ!?」」

 

 長門「本作戦は、その試金石となる作戦だ、目標はここ」

 

 ペシッ!

 

 長門「W島だ、この島を守備している敵水雷戦隊を提督達と共に夜戦による奇襲で殲滅する」

 

 川内「やったー!待ちに待った夜戦だー!」

 

 神通「ちょっと姉さん...」

 

 長門「基本の作戦は第三水雷戦隊が囮となり敵を引き付けて第四水雷戦隊の展開する

 海域へ誘導、二隊で攻撃する....W島を攻略出来れば哨戒線を押し上げさらなる作戦展開が

 可能となる」

 

 長門「覚悟は良いか!」

 

 ======================================

 

 【出撃ドック】

 

 睦月「ねぇ如月ちゃん」

 

 如月「なぁに?」

 

 睦月「あのね...この作戦が終わったら話したい事があるんだ」

 

 如月「あら~!愛の告白かしら~!」

 

 睦月「違うよ!....ってあんまり違くないけど...でも..あの...」

 

 如月「うふふ..分かったわ...約束ね?」

 

 睦月「うん!」

 

 

 スネーク『W島攻略作戦を発動する!第三水雷戦隊にはオメガ隊が、第四水雷戦隊には

 ヘリ部隊とメビウス隊が付く!第三、第四水雷戦隊出撃だ!』

 

 全員「「はいっ!!」」

 

 =====================================

 

 ジジジジジ...

 

 那珂「みーっけ!」

 

 神通「気づかれてませんよね...?」

 

 那珂「うん!今日はお忍びだもんね!」

 

 神通「姉さん、零式水偵を」

 

 川内「はいよ!」

 

 ブウウウウン

 

 

 

 

 

 

 

 川内「偵察機...中々戻らないね...」

 

 オメガ3『神通ちゃん達!10時の方向!敵機だ!』

 

 神通「そんな...!動きは無かったわ...どこから..?」

 

 オメガ6『それよりも早く逃げるんだ!補足されたぞ!』

 

 神通「姉さん!オメガさん達!あれを!」

 

 ヌ級「ウ”ォ”ォ”」

 

 川内「発見されたよ!来る!」

 

 敵機<ブウーン

 

 神通「輪形陣!全艦対空戦闘用意!」

 

 オメガ1『オメガ隊 エンゲージ!』

 

 神通「撃ち方始めー!!」ドカン!

 

 吹雪「くうっ...!」ドカン!

 

 睦月「(絶対死んだりしない..!)」

 

 

 ***

 

 球磨「敵水雷戦隊を発見したクマ!」

 

 夕張「砲雷撃戦!よぉーい!」

 

 メビウス1『メビウス1 エンゲージ』

 

 ピークォド『敵影を補足!攻撃を開始する!』

 

 スネーク『うおお!』ズダダダ!!!

 

 如月「睦月ちゃん...」

 

 夕張「撃てーー!!」ドン!

 

 ***

 

 ブウウン  ブウン

 

 夕立「う~!ブンブンうるさくて墜とすの難しいっぽい~!」ドン!

 

 吹雪「くっ...!」ドカン!

 

 睦月「ねぇ吹雪ちゃん!絶対、絶対に一緒におうちに帰りましょ!」

 

 吹雪「うん!」

 

 オメガ4『睦月ちゃん!魚雷だ!その位置からなら!こっちは対艦装備を積んでいない!

 頼んだぞ!』

 

 睦月「てぇーーーー!!!」バシュ!

 

 オメガ4に言われた通り、睦月はヌ級に向かって魚雷を撃った、だが...

 

 ダダダ ダダダダ!

 

 ドカァン!

 

 睦月「魚雷が!?」

 

 もう一匹のヌ級の艦載機に破壊されてしまった

 

 ダダダダ!

 

 睦月「きゃあ!?」

 

 吹雪「睦月ちゃん!あぶない!!」ドン!ドン!

 

 ヒュルルル...ドカン!!

 

 睦月「! 吹雪ちゃん!魚雷!斉射必中だよ!」

 

 吹雪「お願い!当たってください!」バシュ!

 

 シュウ.....ドカァン!

 

 ヌ級「ウ”オ”オ”オオォ”!!」

 

 神通「皆、撃てーー!!!」

 

 バシュシュ! バシュ!

 

 ヌ級「ウ”?」

 

 シュルルルル....ドゴォーーン!

 

 ヌ級「ギャア”ア”ア”あぁあぁぁ...」

 

 睦月「やったあ!!」

 

 バシャーン!

 

 睦月「うわああ!?」

 

 川内「気を抜かないで!」

 

 オメガ2『クソ!敵機が多すぎる!』

 

 オメガ11『オメガ11 イジェ-クト!』

 

 オメガ8『このままじゃ弾薬が尽きちまう!』

 

 川内「敵はまだ...」

 

 ヒュウウウ

 

 バン!

 

 オメガ4『何だ!?敵か!?』

 

 オメガ1『いや違う!これは...』

 

 川内「三式弾!?...水平線の向こうから!?』

 

 オメガ1『間に合ったか!』

 

 神通「遠征に出てた第二艦隊です!」

 

 オメガ4『Я сделал это!』

 

 オメガ5『Hooray!』

 

 ***

 

 夕張「そっかー!この海域の近くまで戻ってきてたんだ!」

 

 球磨「見るクマ!敵の残存艦が撤退していくクマ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 如月「ふぅ...良かった、これでもう大丈夫そう」

 

 ヒュウゥゥウ...

 

 如月「やだぁ、髪の毛が傷んじゃう...」

 

 ブゥゥン...

 

 スネーク『何してる如月!危ない!』

 

 如月「え?」

 

 スネーク『ピークォド!突っ込め!』

 

 ピークォド『了解!』

 

 スネーク『うおおおおおお!!!』ズダダダ!!!

 

 ガガガキン! ドゴン!!

 

 スネーク『無事か?』

 

 如月「司令官...ごめんなs...」

 

 トリガー『ボス!ピークォド!後方に敵機!』

 

 ブレイズ『クソ!間に合わない!』

 

 ドゴォオオーーーーン!!!

 

 如月「司令官!?」

 

 ピークォド『メイデイ!メイデイ!メイデイ!高度を維持出来ない!』

 

 スネーク『機首を上げろ!』

 

 ピークォド『無理です!制御不能です!』

 

 スネーク『クソォ!!』

 

 ピークォド『ピークォド墜落する(ダウン)!ピークォド墜落する(ダウン)!』

 

 ガシャァーーン!!!!

 

 如月「司令官ーーっ!!?」

 

 

 

 

 

 




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13 司令官救出作戦?

 ザワザワ

 

 DD兵「早く救出部隊を編成しろ!」

 

 DD兵「何してる!急げ!」

 

 DD兵「如月ちゃん、大丈夫かい?どこも怪我してない?」

 

 如月「は、はい....」

 

 睦月「どうしたの如月ちゃん...?」

 

 吹雪「なんですかこの騒ぎ....?」

 

 夕立「作戦は成功したんじゃないっぽい?」

 

 如月「皆...わ、私のせいで提督が乗ってたヘリコプターが....」

 

 ブリッツ「大丈夫、如月ちゃんは悪くない」

 

 メビウス1『ボスを発見!現在深海棲艦と交戦中!』

 

 タチャンカ「深海棲艦め...嗅ぎ付けたか」

 

 スカイアイ「よし!ヘリボーン部隊を送れ!」

 

 トリガー『駄目だ!敵の対空兵器が多すぎる!このままじゃ部隊が撃墜される!』

 

 ドク「どうする...」

 

 吹雪「あ、あの!」

 

 DD兵達「「?」」

 

 吹雪「私達に出来る事は無いでしょうか!?」

 

 ドク「よし!じゃあ....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ***

 

 川内「第三水雷戦隊で包囲網を突破、提督を救出か~」

 

 神通「姉さん!そんなに悠長としていては...」

 

 吹雪「そうですよ!もっと急がないと....!」

 

 川内「いやだってあの提督だよ?深海棲艦返り討ちにしそうじゃない?」

 

 神通「それはそうですけど....」

 

 夕立「提督さん、すごく強いっぽい」

 

 那珂「あ、皆!見て!」

 

 

 

 スネーク「うおおおおおお!!」バババ

 

 ピークォド「うおおおおおお!!」バババ

 

 ヲ級「ギャアアア!!」

 

 ル級「ナゼダ!ナゼオサレテイル!ハヤクテイトクヲコロセ!」

 

 タ級「ツヨイ!ニンゲンノクセ二!」

 

 

 

 艦娘's「「えぇ...」」

 

 睦月「もう深海棲艦が半分になってる...」

 

 

 

 ピークォド「グレネード!」ピンッ  ブンッ

 

 コロコロコロ...

 

 イ級「?」

 

 ロ級「?」

 

 ル級「ハナレロ!」

 

 ドガン!

 

 イ級「ガッ...!」

 

 スネーク「Move!move!」

 

 タ級「マタヤラレタ!」

 

 ル級「テキノゾウエンダ!」

 

 タ級「カンムスカ!ムカエウテ!」

 

 

 

 神通「見つかったようですね!全艦、砲雷撃戦用意!包囲網を突破します!」

 

 吹雪「は、はい!」

 

 ル級「カンムスヲトオスナ!」

 

 スネーク「余所見をしていて良いのか?」

 

 ル級「ナ二ッ!?」

 

 バン!バン!

 

 ル級「ガボッ....」

 

 スネーク「獲物から目を離したのが負けだったな」ガチャ

 

 ル級「イ、イヤダ!シニタクナイ!」

 

 スネーク「殺しはしない」ガチャガチャ

 

 ル級「ナ、ナンダソレハ!!」

 

 スネーク「フルトン回収装置と言ってな」ガチャガチャ

 

 ル級「ハ?」

 

 スネーク「鳥になれるぞ?」ピピッ

 

 ブゥウウウウン

 

 ル級「キャアアアアアアアァァァァァァ!!!!」

 

 レ級「ルキュウ!?キサマ!ルキュウヲヨクモ!」ブンッ

 

 ガシッ

 

 レ級「ナニ!?」

 

 ギリギリギリ...

 

 レ級「ナンダコノチカラ!?」

 

 ピークォド「ボス!救助が来ました!」

 

 スネーク「お!?もう来たのか!?てっきりここで二、三泊するものかと...」

 

 神通「大丈夫ですか!?」

 

 スネーク「大丈夫だ、問題ない」

 

 吹雪「ボートに乗って下さい!私達が曳航します!」

 

 スネーク「分かった!ピークォドも早く来い!」

 

 ピークォド「了解しました!」

 

 タ級「ニガスナ!」

 

 スネーク「近づくな!こいつを撃つぞ!」

 

 レ級「タスケテ!ダレカ!」

 

 タ級「クッ...!」

 

 スネーク「ピークォド!」

 

 ピークォド「はい!」ピンッ ブンッ

 

 

         ―――――――――パシュッ!―――――――――

 

 

 タ級「ウワッ!?」

 

 ヲ級「マエガ!?」

 

 

 

 

 

 ======

 ====

 ==

 

 

 

 

 

 

 タ級「ニゲラレタカ.....!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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14 私達の出番ネ! Follow me!! 前編

かつての敵と共闘するのはMGSVの十八番でありエスコンの醍醐味。


 【横須賀鎮守府】

 

 スネーク「お前達!帰って来たぞ!」

 

 DD兵達「「うおおーー!!」」

 

 艦娘達「「良かった.....」」

 

 如月「司令官!!」

 

 スネーク「如月、無事だったか」

 

 如月「ごめんなさい!本当にごめんなさい!私のせいで司令官が...」

 

 スネーク「気にするな如月、ヘリが一機堕ちただけだ」

 

 如月「で、でも....」

 

 DD兵「ボス!攫って来たル級とレ級どうします?」

 

 ル級「ハ、ハナセ!」

 

 レ級「コノヘンタイ!」

 

 スネーク「営倉にブチ込め」

 

 長門「とうするんだ?」

 

 スネーク「なに、ちょっと『説得』をな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ====================================

 

 夕立「あ~、やっと授業終わったっぽい~」

 

 暁「みっともないわね、そんなんじゃ一人前のレディなんて程遠いわよ!」

 

 響「確かにこれは気持ち良いな」

 

 暁「響までマネしてるんじゃないわよ~」

 

 睦月「如月ちゃん、元気出して!間宮さんの所にでも行かない?甘い餡蜜でも食べたら

 きっと元気でるよ!」

 

 如月「ええ...そうね...」

 

 

 

 ***

 

 

 

 足柄「それでね...工廠に立ち寄ったらスタッフさん達が酸素魚雷を本当に20本

 作ってたの...」

 

 那智「何故そんなに...」

 

 妙高「お金はどうしてるんですか...」

 

 足柄「それが廃材を流用してるからほとんど0円らしいの」

 

 那智「もしかしたら妖精さんよりスタッフさんの方が凄いのでは?」

 

 妙高「私達の艤装も改造しようとしてるらしいわよ」

 

 足柄「提督から聞いたけど技術班の皆さんは本当に変態だわ」

 

 羽黒「ね、姉さん達!!助けて!!」

 

 レ級「羽黒ー♪」スリスリ

 

 足柄「あらレ級ちゃんじゃない!」

 

 那智「大丈夫なのか?」

 

 妙高「提督が『説得』したのでもう仲間です、大丈夫ですよ」

 

 那智「『説得』ねぇ...これはもう洗脳の類では無いのか?」

 

 羽黒「助けて!」

 

 ル級「コラ!レ級!離レナサイ!」

 

 レ級「うぅ~」

 

 ル級「ゴメンナサイ皆サン...」

 

 足柄「あら、大丈夫よ」

 

 羽黒「そ、それよりも!最近如月ちゃんの様子が変なんです」

 

 足柄「その件ね...どうやら提督のヘリが墜落したのが自分のせいだと思ってる

 らしくて....」

 

 羽黒「そうだったんですか...」

 

 足柄「早く立ち直ってくれると良いんだけど...」

 

 

 ===================================

 

 

 吹雪「ううぅ....」

 

 島風「おうっ!おうっ!」

 

 陸奥「大丈夫よ、どうせすぐそんなに緊張してるのが馬鹿馬鹿しくなって来るから」

 

 島風「ねぇねぇ!それより任務って?」

 

 スネーク「少し待て、全員揃ってから説明する」

 

 吹雪「全員?」

 

 長門「お前達は金剛を旗艦とする南西方面艦隊に一時的に配備される」

 

 吹雪「良かった...一時的にかぁ....って金剛さん!?」

 

 吹雪「あの人、かっこ良かったなぁ~!」

 

 金剛「てえーーとくーー!!!」バン!

 

 スネーク「お、おい急に抱き着くな」

 

 金剛「提督のヒゲ気持ち良いデ~ス!」

 

 吹雪「....」

 

 金剛「ん?youが噂のNew faceネ?」

 

 吹雪「と、特型駆逐艦の吹雪です!」

 

 金剛「元気の良いGirlネ!でも元気の良さなら私だって負けないネ!」

 

 吹雪「?」

 

 金剛「金剛型一番艦!英国で生まれた帰国子女!金剛デース!」

 

 比叡「同じく二番艦!恋も戦いも負けません!比叡です!」

 

 榛名「同じく三番艦!榛名、全力で参ります!」

 

 霧島「同じく四番艦!艦隊の頭脳、霧島!」

 

 金剛型「「我ら金剛型四姉妹」」

 

 金剛「デース!!」

 

 スネーク&長門「「全く...」」

 

 陸奥「ぷっ...くくっ...」

 

 スネーク「では、任務を説明する」

 

 スネーク「南西海域に眠る豊富な資源、今後激化する戦いに備えなんとしても

 抑えておきたい....が」

 

 大淀「深海棲艦も狙いは同じのようです、戦艦二隻を中核とした艦隊の接近を

 確認しました」

 

 陸奥「これを邀撃するため編成されたのがあなた達よ、その理由は」

 

 霧島「現在、南西海域に発生しているスコール、ですね?」

 

 榛名「つまり、一航戦やメビウスさん達の航空戦力が出せないという事ですか?」

 

 スネーク「赤城達は分からんがメビウス達は悪天候でも普通に飛べるぞ?...ただ機材の

 定期整備中だから出撃出来ない....そこでル級とレ級を出撃させる」

 

 ル級&レ級「「エエッ!?」」

 

 長門「大丈夫か?」

 

 スネーク「ちょうど、戦力を測りたかったからな、それに昨日の敵は今日の友だろう?」

 

 長門「フフッ...そうだな」

 

 スネーク「よし!お前達!出撃だ!」

 

 全員「「ハイッ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 



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15 私達の出番ネ! Follow me!! 後編

 

 【南西海域】

 

 島風「皆おっそーい!」

 

 ル級「島風チャン、ソンナニ前出タラ...」

 

 ビーーッ!ビーッ!

 

 霧島「水上電探に感あり...来ます!!」

 

 金剛「比叡、レ級!切り込み役は任せたネ!」

 

 レ級「リョウカイ!」ドン!ドン!

 

 比叡「任せてください!...てぇー!」ドン!ドン!

 

 金剛「敵艦の相手は私達ネ!ブッキ―とぜかましル級とレ級は駆逐艦の足止めよろ

 しくネー!」

 

 吹雪「あっはい!」

 

 レ級「ハイ!」

 

 ル級「分カリマシタ!」

 

 島風「はーい...ぜかましじゃ無いし...」

 

 ザアアア...

 

 金剛「撃ちます!ファイヤー!」ドン!

 

 榛名「初弾夾叉!次は行けます!」

 

 金剛「OK!ファイヤー!」ドン!

 

 ドゴン!

 

 敵ル級「グゥ”ッ!?」

 

 比叡「流石はお姉さま!私も行きます!」

 

 ドン! 

 

 

 

 吹雪「すごい...」

 

 島風「連装砲ちゃん!おねがい!」

 

 連装砲<キュー!    ドン!ドン!

 

 

 

 金剛「比叡!『アレ』を使うネー!」

 

 比叡「はい!」

 

 榛名「お姉さま、『アレ』とは?」

 

 金剛「提督から貰った強化弾ネ!」

 

 霧島「確か....気化弾でしたっけ?」

 

 金剛「Yes!さぁ比叡!撃つデース!」

 

 比叡「はい!主砲一斉射!てぇーー!!!」ドン!

 

 ヒュルルルル....

 

 

 ゴゴォオオオオォォォオオォオオォ!!!!

 

 

 

 

 金剛姉妹「「」」

 

 吹雪&島風「「」」

 

 ル級レ級「「」」

 

 

 ・・・・・・・・

 

 

 榛名「えーーーっと...お姉さま」

 

 金剛「Yes.....これ使っちゃいけない奴デース...」

 

 比叡「」

 

 霧島「と、とりあえず帰りましょう」

 

 

 =====================================

 

 【横須賀鎮守府 正門】

 

 DD兵「身分証の提示を」

 

 元帥「これで良いかね?」

 

 DD兵「少しお待ちください.....照合完了しました」

 

 元帥「うむ」

 

 DD兵「ボスがお待ちです」

 

 元帥「向かうとするか」

 

 

 【執務室】

 

 コンコン...ガチャ

 

 元帥「入るよ、スネーク君」

 

 スネーク「元帥殿!ドク、お茶を煎れろ」

 

 元帥「大丈夫だ、すぐに帰る」

 

 元帥「本当にスネーク君達には助けられたよ、新兵の教育、兵器の共同開発、お礼しても

 しきれないよ....吹雪君の調子はどうだい?」

 

 スネーク「何故、吹雪をこの鎮守府へ?」

 

 元帥「実はあの子辺境の鎮守府で解体されそうになってたんだ」

 

 スネーク「それを保護してこの鎮守府に....と、言う訳ですか」

 

 元帥「君の所なら安心して預けられるからね...私はもう行くよ」

 

 スネーク「そういう事ならお任せください」

 

 ========================================

 

 【駆逐艦寮】

 

 睦月「如月ちゃん....」

 

 ガバッ!

 

 睦月「うわっ!?」

 

 如月「睦月ちゃん...私、司令官の秘書艦になるわ」ダッ

 

 睦月「ちょ、ちょっと待って!如月ちゃん!」

 

 ダッダッダッダッダ!!    バタン!!!

 

 スネーク「どうした?如月」

 

 如月「はぁ...はぁ...」

 

 スネーク「...」

 

 如月「私...貴方の秘書艦になるわ、今まで司令官達に支えてもらってた...でも次は私が貴方

 をささえるの」

 

 スネーク「.....そこの資料を取ってくれないか?」

 

 如月「ええ!もちろん!」

 

 

 

 

 

 

 




比叡の気化弾発射は元ネタがあります、分かるかな?


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16 五航戦なんかと一緒にしないで

 

 神通「再編成....?」

 

 スネーク「ああ、第三水雷戦隊は現時点を以って解散、他の艦娘と共に新しい艦隊を

 編成する」

 

 川内「艦隊を全て!?」

 

 吹雪「ええーーーーーっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 吹雪「うう...どうしよぉ...」

 私どこに配属されるんだろう....大丈夫かな...

 

 大淀「駆逐艦、吹雪」

 

 吹雪「はい!」

 

 ***

 

 吹雪「くくく駆逐艦吹雪!ままま参りました!」

 

 吹雪の体が強張る...角が生えている強面のおじさんは吹雪にとってちょっと怖かった、

 もっともスネークは吹雪を怖がらせる気は無い、内心避けられてしょんぼりしている

 

 如月「吹雪ちゃん、そんなに緊張しなくても良いのよ」

 

 吹雪「如月ちゃん!?秘書艦になったの!?」

 

 吹雪の体の強張りが解ける、やはり知人が居ると安心するものだ

 それに吹雪が驚くのも無理は無い、秘書艦とは艦娘の憧れである

 

 如月「ええ、あの人サボり癖があって大変なのよ~」

 

 吹雪「え?そうなの!?」

 

 普段のスネークからは考えられないギャップで思わず吹雪の頬が綻ぶ

 

 スネーク「....もう良いか?」

 

 忘れられていたスネークが口を開く、会話を邪魔してはいけないと思い様子を伺っていたのだ

 

 吹雪「す、すいません!」

 

 スネーク「吹雪の所属先は第五遊撃部隊だ、頑張るように」

 

 スネーク「そうだ如月、建造ドックで艦を建造する」

 

 如月「新しい戦力ね♪いいわよ!」

 

 吹雪「?」

 

 

 

 

 

 睦月「吹雪ちゃん!どうだった?」

 

 吹雪「第五遊撃部隊...こんな艦隊あったけ?」

 

 吹雪は首を傾げた、吹雪の記憶にはこんな艦隊は無かった

 

 睦月「すごい!!新しく結成された特別艦隊だよ!」

 

 そうなれば吹雪が知らないのも無理は無い、この艦隊はつい最近作られたのだ

 

 吹雪「そうなの!?睦月ちゃんは?」

 

 睦月「私は第四艦隊....」

 

 吹雪「そっか...」

 

 睦月「大丈夫だよ!演習の時は一緒なんだし!じゃあ私こっちだから」

 

 吹雪「またね睦月ちゃん!」

 

 睦月「うん!」

 

 

 

 

 ***

 

 

 吹雪「えっと、第五第五....あった!」

 

 看板に「第五遊撃部隊」と書いてある、吹雪は恐る恐る扉を開ける

 

 瑞鶴「...つまり、提督の編成が気に入らないって事?」

 

 加賀「いいえ、五航戦の子なんかと一緒になりたくないだけよ」

 

 瑞鶴「へぇ、随分ハッキリと言ってくれるじゃない!」

 

 加賀「嘘は付きたくないから」

 

 瑞鶴「嘘!?つまり一航戦の方が上だから五航戦の私とは一緒になりたくないって事!?」

 

 加賀「メビウスさん達に頼って訓練を怠ってるのは誰ですか」

 

 瑞鶴「うっ...!」

 

 実際瑞鶴は訓練を怠っていたため、言葉が胸に刺さる

 

 吹雪「あのっ!」

 

 加賀「あなたは?」

 

 吹雪「えっと、あの...部屋を間違えました!!」

 

 

 

 

 

 

 間宮「はいおまたせ!いつもの二人は?」

 

 吹雪「新しい艦隊の親睦会があるとか言って」

 

 間宮「そっかー、まあ元気出しなさいよ」

 

 DD兵「間宮さん!心技体ぞうに5人前!!」

 

 DD兵「俺には根性焼き3人前!!」

 

 間宮「はーい!!」

 

 吹雪「なんでスタッフさん達あんなに元気なんだろう...」

 

 それはこの鎮守府全艦娘が思っている事である、青葉が密着取材を行ったが付いていけず

 リタイア....という噂もある

 

 ガラララ

 

 間宮「いらっしゃい!」

 

 吹雪「あっ!赤城先輩!」

 

 赤城「いつもの」

 

 間宮「はい!」

 

 赤城「吹雪さん!聞きましたよ?加賀さんと同じ艦隊になったんですって?」

 

 吹雪「はい!そうなんです!正規空母の先輩と同じ艦隊なんて私光栄です!」

 

 赤城「大丈夫ですか?加賀さん、五航戦の子と一緒になって心外だとか言ってましたけど..」

 

 吹雪「あはは...」

 

 赤城「頑張ってくださいね!」

 

 吹雪「はいっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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