東方最高神[零ZERO]【学生艦隊編(はいふり編)】(完結) (神森リョウカ)
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第1章 神森大連盟皇帝神国のRATtウイルスクーデター事件でピンチ!
第1話 神森大連盟皇帝神国のはいふり世界線入りでピンチ!


注意!これは東方最高神シリーズの派生作品です!


タグについて追加事項…【アンチ・ヘイトは念のため・ガバガバの編集と文章・更新不定期及び投稿不定期・時々変わるタグ・クロスオーバー技及び武器・R17.9注意!・敵超強化・原作改変及び崩壊注意!】の以上です。


※注意!この作品ではこのすば編と同様に、後書きコーナーは有りませんのでご了承下さい。



……はぁ……もう色々と疲れた…ん?ああ、すまないね…相変わらず新シリーズの投稿だ…はぁ…新シリーズを新しく投稿するのは構わないが…本気で完結させる気あるんかな?って言うか…ほぼ完全に空気になってないか?NARUTOの世界線…もう一年以上も完璧に放置されてるけどほんまに大丈夫なのだろうか…?……やれやれ…まあ取り敢えず今回も見てくれよ…はぁ〜……

 

 

 

 

【神森世界線:神森大連盟皇帝神国:神森一家:大会議室】

 

 

 

此処は最早御馴染みの彼女達…リョウカ達一行の家だ…その一つの大会議室にて…家族全員と全護衛国家の首相や軍のトップが集結していた…

 

 

大高「あの、今回の集まりは何でしょうか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、実は良い知らせが届きました…特にヤマトさん…貴女にとってはね。」

 

ヤマト「え…?」

 

高野「…ほぅ…。」

 

リョウカ(幻想)「実は後世世界線から戻る前にジョイさんに依頼していたのが見つかりましたよ…ようやくね…。」

 

大高「もしや…ヤマト殿の故郷が…?」

 

リョウカ(幻想)「そのまさかです、既に転移先にも登録は済ませてあります…もう逃がしませんよ…此処で逃せばまた長い時を掛ける必要が有りましたからね…だからいつでもそこに行ける様にしました…。」

 

ヤマト「あの…リョウカちゃん…まさか…?」

 

リョウカ(幻想)「ヤマトさん、これから私達と一緒にその世界線に向かいますよ…勿論転移する際に向こうの時間は貴女が行方不明になった1週間後にしてあります…因みにジョイさんの確認した所…行方不明になる直前に貴女の乗員は何故か病院に居たとの事です…だから大丈夫ですよ。」

 

ヤマト「…は…はぁ…確かにそれは嬉しいです…しかし…、」

 

リョウカ(幻想)「……ヤマトさん…貴女の気持ちは分かります…勿論私は貴女と離れるのは本当に辛い事です…けど一旦そこに行って…しばらくはそこに滞在して…出て行く際にヤマトさん…貴女が決めた欲しいです…その世界に残り…ヤマトさんが大和として生きるか…私達とずっと居て…いつ戻れるか分からなく…いつ死んでしまうか分からない危険な長い旅を続けるか…ヤマトさん自身で決めて欲しいです…私はどんな選択をしても…私はヤマトさんの意思を尊重します…これは私と…ヤマトさん自身の…、」

 

ヤマト「…問題…そして私とリョウカちゃんの絆が試される時ですね…。」

 

リョウカ(幻想)「……はい…。」

 

大石「ふむ…では我々が呼ばれた訳は…勿論護衛なのは変わらないが…もしもの時のヤマトが離脱する際の戦艦大和の護送…と言う訳ですか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…まあ他にも色々と有ります…。」

 

大石「ふむ、…まあお嬢様閣下とヤマトの問題に邪魔を入れさせない事も一つなのだな…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、ある意味でこれが最重要です…その世界線では確かに平和と言えば平和ですが…時系列的にはまだあの例のウイルス事件は発生してません…しかも海上安全委員会と言う存在も厄介になります…まあ今回はそのウイルス事件の終息まで滞在予定です…。」

 

リョクヨウ(幻想)「そうですね…。」

 

大高「ふむ、ならば我々首相の役目はその海上安全委員会をどうやって対応するかと言う事ですな。」

 

ルーズベルト「うむ…前みたく最悪あの海上安全委員会に対して襲撃を仕掛けるしか無いがな…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、正にその海上安全委員会こそが黒幕に等しいからな…早々と潰せばウイルス事件は発生しないだろうな…がその場合歴史が大きく狂うからな…だから精々脅迫やらコントロールだけしか出来んな…。」

 

リョウカ(幻想)「まあそれだけでも充分ですよ…さてと、そろそろ出発の準備をしましょうか…ミケちゃん達も連れて行きましょうか…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…まあだったら全員連れて行けば良いだろう。」

 

ヤマト「そうですね。」

 

 

その後会議は終わり…約1週間後にその世界線に旅立った…

 

 

 

OPBGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(OPver)】

 

 

 

 

【東方最高神[零ZERO]【学生艦隊編(はいふり編)】

 

 

 

ピシュゥン…!!ザッパァァン…!!

 

 

【神森大連盟皇帝神島及び護衛国家:転移完了】

 

 

 

リョウカ(幻想)「……此処がヤマトさんの故郷ですか…相変わらず平和そうで良いですね…あ、でも海賊も居るんでしたね…それにこの世界線では航空機が発展していないので空の戦闘には絶望的に弱い所でしたね…。」

 

ヤマト「はい…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ私達は謂わば完全なイレギュラーそのもの…しかも航空機は大量に存在しますし…それに空だろうと海だろうと海中…陸上だろうと全地形に対応出来ます…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、だから俺達はこの世界線において絶対的な覇者の存在で最強の軍事国家としてのアドバンテージが輝く…あの無能な海上安全委員会供には絶望を知らないといけんからな…。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん、流石にそれは止めてください…幾ら航空機が存在しないからってむやみやたらに飛ばすのは駄目です…今この段階で航空機が知られるのは不味いです…だからこそ例の事件が発生する年までは秘匿を貫いて下さい…勿論空を飛ぶのも駄目…至って普通の軍事国家として振舞いましょう…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、じゃあ早速行きましょうか…この世界線の日本にね…勿論ヤマトさん…貴女の艦に乗った上で戦艦大和形態で行きましょう…。」

 

ヤマト「分かりました。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、準備しようか。」

 

リョウカ(幻想)「はい。」

 

 

約50分後、戦艦大和形態になった神森大和は、岬艦隊の護衛艦隊に囲まれながら日本国に出航した…尚護衛艦隊と大和以外は留守番だ…ある意味で大和単艦だけだ…

 

 

……3時間後…

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

ヤマト「電探に反応!艦数3!識別は…ブルーマーメイドです!真っ直ぐ本艦隊に接近しています!」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…ならば接触しましょうか…一応本当にこの時間軸で合ってるかどうかも知りたいし…それにこの世界線の事情も知りたいからね…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、ヤマトこのまま真っ直ぐその艦を目指せ。」

 

ヤマト「了解です。」

 

 

ザザァァン…!

 

 

更に1時間後…

 

 

ヤマト「目標目視!改インディペンデンス級巡洋艦のさるしま・べんてん・てんじんを確認!」

 

リュウカ(幻想)「いよいよだな…。」

 

ヤマト「…!発光信号確認!『所属不明の艦隊に告ぐ、貴艦隊の所属と目的を答えよ。』…以上です!」

 

リョウカ(幻想)「…返信、『我、神森大連盟皇帝神国所属の神森大連盟皇帝神艦隊…本艦は神森大連盟皇帝神艦隊の(代理)総旗艦:超戦艦:神森大和…元ブルーマーメイド所属艦の戦艦大和である…我々の目的は日本国と交流すべく日本本土に向かいたい。』…以上を伝えて。」

 

兵士元帥2「了解しました!」

 

 

その後大和も直ぐに発光信号で返答すると…

 

 

ヤマト「…!再度発光信号確認!内容は…『了解した…しかしその前に貴艦の乗艦を認めてはもらえないだろうか?』…だそうです。」

 

リョウカ(幻想)「…そう来ましたか、ならば…全艦停止!本艦は乗艦用意をして!」

 

ヤマト「了解です!」

 

 

その発光信号の命を受けたのか、全艦はその場で停止し…大和は乗艦が出来る様にタラップを下げた…すると3隻が大和に横付けをし…ブルーマーメイドの関係者が乗艦した…無論だが、やはり警戒はしてるそうだ…なのでリョウカとリュウカが出張る事にした…

 

 

リョウカ(幻想)「そんなに警戒しなくても何のしませんよ、みなさん…。」

 

?「…貴女達は…?」

 

?「一体何者ですか?」

 

リョウカ(幻想)「私達ですか?そうですね、簡単に言えば私はこの神森大和の艦長…そして…神森大連盟皇帝神艦隊の総司令官です…。」

 

リュウカ(幻想)「同じく、俺はこの神森大和の艦長代理の神森大連盟皇帝神艦隊の総司令官の1人だな…。」

 

?「……!」

 

?「幾らなんでも冗談は…、」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ聞きますが、最近嵐が発生して…その後にブルーマーメイド所属艦の旗艦戦艦大和が行方不明になっている事は知ってますよね?」

 

ブルマー関係者全員『……!!』

 

リュウカ(幻想)「どうやら知ってる様だな…じゃあ更に聞くがその時の乗員の関係者は誰だ?」

 

?「……私ですが?」

 

リョウカ(幻想)「…やっぱり貴女でしたか…確か名前は…【宗谷真雪】さんですよね?」

 

?「……!どうして知っているの…?」

 

リョウカ(幻想)「それは私達だからであり…そしてこの本艦自身が教えてくれましたよ。」

 

真雪「……!!」

 

リョウカ(幻想)「えーっと、そちらの方々は、【古庄さん…そして平賀さん…】で間違いないですね?」

 

真雪「……ええ、そうよ…しかし何故?私達や…行方不明になっている大和の事を…?」

 

リョウカ(幻想)「…場所を変えましょうか、こちらです。」

 

 

リョウカ達は、話す場所を変える為に接客室に案内した…

 

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、じゃあ単刀直入に言うと…本艦は行方不明になっていた戦艦大和そのものですよ。」

 

ブルマー関係者全員『……!!』

 

リョウカ(幻想)「驚いているでしょうけど…事実です…この大和は嵐に巻き込まれた後に世界の壁を超えてしまい全く違う世界線にやって来て…そこで何も知らず乗員がいきなり居なくなっていた挙句自身の姿が変わってしまった大和は来て早々にその世界線の洗礼を受けて呆気なく轟沈し…その時丁度私が来て…撃沈されたこの本艦を救助し…私なりに完全に修復したり改造したりして…私と大和…ううんヤマトさんは仲間でもあり一種の家族にも思えて…相棒とも呼べる存在となり…その後数々の苦楽を共にして…ようやくヤマトさんの故郷であるこの世界線を捉えてやって来たわけです…。」

 

ブルマー関係者全員『………。』

 

リュウカ(幻想)「疑ってる様だが…これも事実だ…お前らに聞くが外から見てお前らの所の戦艦大和と同じなのは間違いないな?」

 

真雪「ええ…確かにそうよ…。」

 

リュウカ(幻想)「…ならばこの本艦がこの世界線の出身で間違いない訳だ…おーい!ヤマト!」

 

 

ガチャ…バタン…

 

 

ヤマト「呼びました……か……。」

 

真雪「あの、彼女は?」

 

ヤマト「……真雪…艦長…!私です!大和です…!」

 

真雪「……?」

 

リョウカ(幻想)「あの、ヤマトさん…分かってなさそうですから…詳しく説明をしてあげて…。」

 

ヤマト「…は…そ…そうですね…私は…神森大和型1番艦の神森大和…神森ヤマトです…そして…元大和型1番艦の戦艦大和でブルーマーメイド旗艦です…真雪元艦長…。」

 

ブルマー関係者全員『……!!』

 

 

ブルマー関係者全員は驚愕の顔をした…

 

 

真雪「じゃ…じゃあ…貴女は…1週間前に姿を消した大和なの?」

 

ヤマト「…はい…あの大嵐の時に私だけ別の世界線に転移して…私はその世界線で訳の分からないまま轟沈して…その後リョウカちゃんに救ってもらい…リョウカちゃんの言う通り、私達はみなさんと共に長い時を苦楽を共に旅を続けました…そしてリョウカちゃん達のお陰でこの時間軸の世界線に戻って来れました…私にとっては本当に永い…永遠の時を得て故郷に戻って参りました…本当に御心配をお掛けしてすみませんでした…艦長。」

 

真雪「…そうだったの…あの1週間の間…私達にとっては1週間しか経ってないけど…貴女達にとっては本当に永い間その子達と一緒に居た訳ね?」

 

ヤマト「…はい…リョウカちゃんが居なければ今此処に私は存在せず…永遠に海底に彷徨っていたと思います…だから命の恩人でもあり…今ではリョウカちゃんとは本当に息の合う相棒でもあり…家族とも言える存在です…。」

 

真雪「…そうなの…じゃあ聞くけど…もし貴女が望むならばだけど、この世界に留まる事って出来るの?」

 

ヤマト「………それは……。」

 

リョウカ(幻想)「真雪さん…実はこの世界線に行く前にも同じ感じで…私達と共に本当の平和を掴むまで…いつこの世界線に戻るか分からない永い旅を続けるか…自身の故郷である…この世界線に残り…大和として生きるか…どちらかをゆっくりでも良いから決めて下さい…と伝えています…私達はしばらくはこの世界線に留まります…せめてヤマトさんの答えを聞くまではね…。」

 

真雪「……そう…あの、そもそも貴女達って何者なの?幾らヤマト自身が教えてくれたとはいえ全てを知るのは出来ないわ…貴女達って本当は何者なの?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…じゃあ言いますが、これから言う事は全て完全な機密事項です…と言うよりも私達の存在やこの本艦や本艦隊の存在そのものが秘匿そのものです…絶対に口外しない事を誓いますか?」

 

真雪「…ええ、誓いましょう…。」

 

リョウカ(幻想)「…分かりました…そうですね、関係が有る質問ですが…もし神様が居るとしたら…それを信じますか?」

 

真雪「え?…さぁ…神様と言われても物的証拠が無いから信用しようがないですね…あまりオカルトじみた事は信用が出来ないので…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…2人は?」

 

平賀「私は信じる方よ。」

 

古庄「私は…どっちもどっちだと思います…。」

 

リョウカ(幻想)「なるほど…じゃあ、もし目の前に居るのが…そのご本人で…しかもその神様以上の存在でしたら…どう思いますか?」

 

真雪「……!まるで自分が神様だって言いたげね…幾らなんでも冗談はやめて欲しいわ…。」

 

ヤマト「いいえ、冗談ではないですよ艦長…そもそも何故私と言う人としての存在が居るのか分かりますか?」

 

真雪「……!!確かに…そうね…。」

 

ヤマト「それにリョウカちゃん達はそんじゃそこらの神様と比べるまでも無い程の絶対的の存在の神様で…全能神とも呼べる存在でさえも平伏すしか無い存在ですよ…。」

 

平賀「え〜と…つまり?」

 

ヤマト「…最高神そのものですよ…しかも最高神の中の最高神です…まあ人間ですけど…がとある理由で最高神になっちゃったって感じですよ。」

 

真雪「……私は夢でも見てるのかな?」

 

ヤマト「艦長!?現実ですから現実逃避はしないでください…!」

 

真雪「そ…そうね…。」

 

リョウカ(幻想)「……あ…うん、大丈夫ですよ…最初はみんなそんな感じだから…気にしてないですよ…。」

 

ヤマト「りょ…リョウカちゃん…?!大丈夫ですって…!」

 

リョウカ(幻想)「…まあ良いですよ…さてと、実は私は確かに最高神でもありますが人間です…それは間違いないです…がもう一つ…私達には神森大連盟皇帝神国と言う最強の軍事国家が存在します…私はその国家の謂わばまあ貴女達の所で言う大統領…や首相ですね…お姉ちゃんも同じです…しかも国家総元帥ですから軍のトップでもあります。」

 

平賀「ひえ〜…もし事実ならとんでもない事になりそうですね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ事実だがな…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと…それじゃあ…、」

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

真雪「何の警報…!?」

 

リュウカ(幻想)「何事だ!!今大事な話中だぞ!何が有った!?」

 

兵士元帥1『申し訳ありません!緊急事態です!レーダーに10隻以上の識別信号に反応しない勢力の艦船が本艦隊に接近してます!到着まで残り1時間!!』

 

リョウカ(幻想)「識別信号無し…どうやら来ましたか!海賊が…!」

 

古庄「…!海賊ですって!?」

 

平賀「どうしましょうか!?」

 

リョウカ(幻想)「…丁度良いです、ならば良い機会です…私達の戦い方をお見せしましょうか!みなさん!着いて来て!」

 

ヤマト「はい!」

 

リュウカ(幻想)「おう!」

 

真雪「ま…待って!」

 

 

…約10分後…真雪達を連れて艦橋にリョウカ達は戻って来た…

 

 

リョウカ(幻想)「全艦!戦闘配置!!目標!海賊艦隊!」

 

全艦『了解!』

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

【神森艦隊:戦闘態勢に移行】

 

 

ヤマト「全艦!戦闘配置に着きました!」

 

リョウカ(幻想)「そうですか、あ…ヤマトさんそろそろ元に戻っても大丈夫です…ただしブルーマーメイドの艦船を巻き込まない様にね。」

 

ヤマト「分かりました…艦長見てて下さい、私のこれから見せる姿をね…。」

 

真雪「ええ…。」

 

ヤマト「……神森大和!通常形態に移行!及びに戦闘形態に移行します!」

 

 

ピキィィィィン…!!ゴゴゴゴゴ…!!

 

ザッパァァン…!!

 

 

大和は通常の姿に戻り…更に戦闘形態になった…

 

 

真雪「……これは…!!」

 

リョウカ(幻想)「はい…これこそが神森大和の姿です…。」

 

平賀「…凄いです!超巨大ですよ!」

 

古庄「凄いわね…凄まじい量の武装…しかもどれもこれも大和型の武装よりも圧倒的に巨大です!」

 

リョウカ(幻想)「ええ、しかも武装だけでなく装甲も凄いですよ…私達特製の鉄や木造を使ってますから地球上の全武装を一点集中で攻撃してもビクともしませんよ…それどころか傷一つ付けれるかどうかも問題ですがね…まあ兎に角です…ヤマトさん、主砲砲撃用意して下さい。」

 

ヤマト「分かりました、弾種は波動カードリッジ弾で良いですか?」

 

リョウカ(幻想)「良いですよ、良い見せしめです…海賊に私達に喧嘩を売るとどうなるか見せてあげなさい…一撃で全滅させて。」

 

ヤマト「了解!主砲砲撃用意!弾種波動カードリッジ弾!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ガコン…!

 

 

平賀「いよいよ撃つ…!」

 

真雪「…どうなるの?」

 

リュウカ(幻想)「見たら分かる。」

 

リョウカ(幻想)「……距離35万!高角0度!方位角20度!!」

 

ヤマト「了解!」

 

 

ウィィィン…ガシャン…!

 

 

リョウカ(幻想)「総員衝撃に備え!主砲…てェェェェェェ!!

 

 

ドドォォォォン…!!!

 

 

ブルマー関係者全員『……!!!』

 

 

ヒュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!

 

チュドォォォォォン…!!!!

 

 

大和から放たれた剛砲は無慈悲にも正確に寸分狂わずに敵海賊艦隊の旗艦に命中し…跡形も無く艦隊諸共消し飛んだ…

 

 

兵士元帥2「レーダーから全てLOST!目標全て撃沈!」

 

真雪「凄いわ…本当に一撃で仕留めたわ…!」

 

平賀「それに寸分狂わずに正確に初弾で命中させてる…。」

 

古庄「初弾で全弾命中ね…幾ら超高性能な機能を付けてもよっぽどの正確な情報を送らない限りはほぼ不可能だわ…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、その通りだ…だからこその俺達とヤマトが出来る芸当だ…真似をしようと思っても何年も…何十年と掛けてようやく出来る事だ…超ベテランの船乗りでも厳しい事だぞ。」

 

真雪「…なるほどね…。」

 

リュウカ(幻想)「さてとだ、勢いあまって勝手に消し飛ばしてしまったからな…恐らく厄介な連中が動き出す頃合いだな…どうする?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね、今回は一旦引きましょう…後日改めて再び日本に向かいましょう…それと、一応お土産として確かこの世界仕様の戦艦大和が有った筈だからそれを手土産に持って行きましょうか。」

 

真雪「…え?今何て言ったの?手土産に…戦艦大和を…?」

 

リョウカ(幻想)「そうですよ?えーっと安心して下さいね、私達の所には山程に色々な種類の戦艦大和が有りますから…もし轟沈しても予備は有ります…。」

 

平賀「いやいや、そうじゃなくて…何故大和型を大量に?」

 

リョウカ(幻想)「え?あ〜…実の所…私は戦闘だけでなく色々と開発や改造が得意だったりもします…中でも艦船を作るとして…それで戦艦を作って欲しいと言われたら間違いなく大和型を作りますね…まあ大昔の幼い頃に玩具を作る感覚で大和型を始めて作って完成させた時に大和型が好きになりましてね…そこから色々な種類の大和型を作ったら手に余る程に大量の戦艦大和が出来上がりました…確かえーっと…もう軽く1万隻以上かな…?いや…もっと多かったかな…?」

 

ブルマー関係者全員『…………。』

 

 

ブルマー関係者全員が完全に絶句していた…作るだけでも大変な大和型を幼い頃から作り始め…しかもそれで大の大和型好きになり…大量の大和型戦艦を作り始め…大量に保管されていると言う事実を知ってしまった…

 

 

リョウカ(幻想)「ん?どうしましたか?」

 

真雪「…あ…うん、何でもないわ…じゃあその一隻を貰っても良いかしら?」

 

リョウカ(幻想)「良いですよ…あ、因みにだけど…この神森大和型は元々は大和型を改造しまくった結果の大和型の超強化型って感じですね…まあ私達流に改造した大和型…っと言う感じです。」

 

平賀「そうなんだ…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、そろそろ帰りましょうか…。」

 

真雪「そうだね…。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…そうだ、因みにだが俺達の件や先の戦闘の件は何とか誤魔化してくれ…悪いとは思っているが…生憎にも俺達の存在はあまり公に曝け出すのは不味いのでな…下手に公になればそれこそ全世界対神森大連盟皇帝神国との一方的な蹂躙が巻き起こる全面戦争に勃発し兼ねない程の事件が起きる可能性がある…無論俺達だって戦争は好きじゃない…そこだけは分かってくれ…。」

 

真雪「…分かったわ、必ず秘匿にするわね…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…あ、お見送りはしますよ…後案内もね。」

 

古庄「助かるわ…。」

 

 

 

その後、リョウカ達はブルマー関係者全員を無事に艦艇に戻して…帰って行くのを確認して…180度反転し…帰投した…

 

 

……そしてその夜…明日の準備(戦艦大和[HSFver]の搬出及び牽引準備)を済ませた後の夕食の直後…

 

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

ザーッ…

 

 

『ねえ、ヤマトさん…これはどうですか?』

 

『そうですね、あ…これはどうですか?』

 

 

ザーッ…

 

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ?」

 

 

ザーッ…

 

 

『ヤマトさん、ヤマトさん。』

 

『どうしましたか?』

 

『何時もありがとうございます!ヤマトさん!』

 

『…うん、私こそ何時もありがとうございます…リョウカちゃん。』

 

 

ザーッ…

 

 

リョウカ(幻想)「………っ…。」

 

リュウカ(幻想)「どうしたリョウカ?さっきから様子が変だぞ?」

 

リョウカ(幻想)「………ごめんなさい……今日だけ…1人にさせて…。」

 

リュウカ(幻想)「は?ちょ…!おい…!」

 

 

バタン…!

 

 

全員『………。』

 

 

リョウカは…顔を伏せたまま走り去る様に部屋から飛び出て行ってしまった…

 

 

リュウカ(幻想)「一体…どうしたんだ…?」

 

リョクヨウ(幻想)「リョウカちゃん……。」

 

ヤマト「…………。」

 

リュウカ(幻想)「ん?おい、ヤマト何処に行く?」

 

ヤマト「…私はリョウカちゃんの所に行きます……今日だけ私とリョウカちゃんの2人だけにさせてもらえませんか?」

 

リュウカ(幻想)「あ…?あ…ああ…。」

 

 

ヤマトはそう言い、リョウカの後を追う様に部屋から出て行った…

 

 

ヤマト「……リョウカちゃん…何処に居るの?」

 

 

ヤマトは、リョウカの部屋…格納庫…自身の船体を探したが…何処にも居なかった…

 

 

ヤマト「……そう言えば…龍華(リョウカ)の所がまだですね……まさか…!」

 

 

ヤマトはもしやと思い…急いで港に行き…龍華(リョウカ)の船体に乗艦すると…艦首の方で体育座りで俯いた状態のリョウカが居た…

 

 

ヤマト「…………やっぱり此処に居ましたか…リョウカちゃん…。」

 

リョウカ(幻想)「……!……ヤマト…さん…?なんでも此処に…?」

 

ヤマト「それを言うならリョウカちゃんだってそうですよ…何故此処に?」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

ヤマト「………リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(幻想)「……ヤマトさん……私は本当に良かったのかな…あんな事を言って……。」

 

ヤマト「……あんな事?何の事ですか?」

 

リョウカ(幻想)「……私達の所に残るか…この世界線に残るか…そのどちらかをゆっくりで良いから選んで下さいって…言いました……そう……確かに私はヤマトさんがどれを選んでも……私はヤマトさんの意思を尊重したいのは間違いないです……けど……私は……ヤマトさんが居なくなると考えてしまうとね……急に……。」

 

ヤマト「…………。」

 

リョウカ(幻想)「……私と…ヤマトさんの思い出が…過って……どうしても…別れるのが……怖いって…思っちゃって…!…うぅ……ヤマト……さん…!私…私ぃ…!」

 

 

ぎゅぅ…

 

 

リョウカ(幻想)「…やま…と…しゃ…ん…?」

 

ヤマト「大丈夫です……リョウカちゃん……もう私は決めましたから……私は…リョウカちゃんと一緒に居ますよ…確かにこの世界線に連れて行ってくれて…それで元艦長と出逢えただけで私は充分ですよ……それよりも私は…リョウカちゃんと長い長い時を得たこの思い出…そして今この時が…私にとって大事な事ですよ……私にはリョウカちゃんが良いのです……ましてや…この世界線で大和として生きると言う事は…全ての思い出を捨てるのと同じで…リョウカちゃんと完全に縁を切るのと同じです…そんな残酷な選択なんて……私には出来ないですよ…だから…私は絶対にリョウカちゃんと共に行くだけです………だからね……これからも末永く宜しくお願いしますね…リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(幻想)「……ヤマトさん……ヤマトさぁぁぁん…!!!あぁぁ…!!ぁぁぁぁぁ…!!」

 

ヤマト「…良し良し……良い子ですね……1人にはさせませんって…。」

 

 

ヤマトはリョウカを抱き寄せて…ヤマトの本心を打ち明け…リョウカはヤマトの本心が聞いて…リョウカの中での感情が溢れてそのまま泣き付いた………一方で……

 

 

(リュウカ(幻想)「……どうやら大丈夫そうだな…。」)

 

(めぐみん「…ええ…本当に良かったです…これで…。」)

 

(ムサシ「…全く…もしあの場面でこの世界線に残るとか抜かした事言うなら…私はもうヤマトとはお姉様とは思わなかったけど…大丈夫そうね。」)

 

(岬「…それじゃあ帰ろっか…あの様子なら大丈夫そうだと思う…。」)

 

(リュウカ(幻想)「……だな…。」)

 

 

 

……ヤマトの後を追って来たリュウカ達は、一部始終を全て見て…そのまま2人だけの時間を与えて…去って行った…その後泣き疲れたリョウカはそのまま寝て…ヤマトはリョウカを船体の方のリョウカの部屋に連れて行き…一緒に寝る事にした……

 

 

…翌日…

 

 

リョウカ(幻想)「…ん…ん〜…!…此処は…?」

 

ヤマト「あ、起きましたか?リョウカちゃん?」

 

リョウカ(幻想)「…ヤマトさん…は…そうだった…あの後泣き疲れたからそのまま寝ちゃったんだった…すみません…迷惑を掛けちゃいました…。」

 

ヤマト「いえいえ、気にしてませんよ…それよりも早く家に戻らないと大変では?」

 

リョウカ(幻想)「……は!!そうだった…!」

 

 

それでリョウカとヤマトは急いで家に戻り…何時もと変わらない感じで準備を進めた…

 

その後数時間後に戦艦大和を牽引した龍華(リョウカ)を追加で…更に昨日と同じ編成で再度日本に向けて出航し…道中で昨日と同じ…ブルーマーメイドの艦船の3隻が護衛としてやって来て…日本に到着し…此処で戦艦大和を納品し…リョウカ達はあまり人の目に映らぬ様に日本の首相の所に行き…秘密裏の会談を開き…数々の条件を突き付けた上でほぼ一方的な脅迫な感じの同盟を結んだ…

 

 

それではその条件と言う代表例を上げよう…

 

 

①:私達の存在及び私達の国は基本的に秘匿の存在であり…余程な事が無い限りは決して口外はしない事…及びに何が何でも絶対に表に公表はしない事。

 

②:基本的に私達は自由行動をする…尚もし要請が来た場合にはその要請は受けますが…何も理由無し且つ…一方的で身勝手な要請の場合には要請を拒否し…独自の判断で行動する…更にもしこちらに攻撃を仕掛けた場合には自衛権を発動し…そちらに報復攻撃を敢行する。

 

③:私達の存在や国は基本的に神出鬼没と言う存在として保つべく…余程な理由が無い限りは私達やそちらからの接触は認めず…無論捜索も認めない…尚貿易目的や依頼目的の場合には必要最低限の接触は認める。

 

 

 

……等の以上が代表例だ…無論日本側も反論はしようとした物の…とある報告の所為で、下手に反論すれば滅びると言う事が分かっていた為か…渋々了承した……

 

 

その後リョウカ達はやる事を済ませて早々と日本を去って…拠点に戻り…後に起こるであろう事件に備えての準備を始めたのだった…

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第2話 神森大連盟皇帝神国の事件勃発からの作戦会議でピンチ!

えっと…どうも…わ…私はクロアンです…それじゃあ前回のあらすじを…言うね…前回私達は…ヤマトさんの故郷である世界線に来て…日本に行こうとしたけど…その道中でヤマトさんの元艦長と再会して色々とお喋りしたの…その後…海賊の艦隊と戦って…無事に勝って…帰ったんだ…その翌日に、再度日本にお土産として…この世界線版の戦艦大和を持って行って…無事に同盟を結んだよ…こ…こんな感じかな?それじゃあ…今回も…見てね…?


OPBGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(OPver)】

 

 

 

 

…………神森大連盟皇帝神島は、この世界線にて日本(極秘ながら)との交流を深めたり…様々な国とも交流(同じく極秘)しながら…様々な要請を受けたり…敵対する海賊供を駆逐して行ったりもして…更には様々な兵器改造や兵器建造もしたりしながら…

 

 

……9年後……運命の事件が起きる年…

 

 

リョウカ(幻想)「……いよいよですね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…。」

 

リョウカ(幻想)「……さてと細工をしますか…。」

 

リュウカ(幻想)「何をする気だ?」

 

リョウカ(幻想)「…この世界線のミケちゃん達の記憶を前世から全て引き継がせます…勿論…もえかさん達の分…まあざっくり言えば…主要な人達の記憶を全て引き継がせます…そうすれば事件の規模は少なからず抑えられる筈です…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、始めましょう……。」

 

 

その後リョウカの能力でこの世界線の岬達の記憶が引き継がれた…が…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…こんな物…ってあれ?」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「……不味いですね…どうやらまだ晴風が…ドックに入ったままです…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ!?晴風がまだドック入りなのか!?」

 

リョウカ(幻想)「はい…見た所…どうやらまだまだ当分先までドック入りのままです…早くてももう一年は掛かりそうな感じの様です…見た所は…。」

 

リュウカ(幻想)「おいおい、もう事件発生まで時間が無いぞ?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…仕方ないですね…私に良い手が有ります…。」

 

リュウカ(幻想)「どんな手だ?」

 

リョウカ(幻想)「まあ当日までのお楽しみですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「……?」

 

 

そして…その事件発生の2週間前にて…神森大連盟皇帝神島に…依頼が届き…内容は…【海洋実習のゲスト…そしてクラスが1つ分足りないので1隻分用意して欲しい】…との事だ…無論リョウカはまるで待ってましたとばかりに早速行動に移し…リョウカの指示で神森大連盟皇帝神艦隊を総出撃準備をして……とある艦を用意した…それは…

 

 

リュウカ(幻想)「おい、まさかこの艦を使うのか?」

 

リョウカ(幻想)「その通りですよ?」

 

リュウカ(幻想)「…確かにアイツらにとっては魚雷も使えるし…デカイ砲が使えて喜ぶだろうが…これは幾ら何でも不味くないか?最終兵器を例の事件に使う気か?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、それに…何となくこれを使わないと駄目な気がするのでね…いえ使わないと駄目と言う使命感が湧いて来ました…。」

 

リュウカ(幻想)「……まあ良いけどよ…言っておくが俺達も乗るからな?」

 

リョウカ(幻想)「うん、それとミケちゃん達も乗せます…あ、この世界線のミケちゃん達の方ね…。」

 

リュウカ(幻想)「…おいおい…。」

 

リョウカ(幻想)「更に、ヤマトさん…貴女にも乗ってもらいます…この9年間の間に改良を加えたとある機能を使う為にも必要です…。」

 

ヤマト「ええ、分かりました。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、後は名前に関してですけど…一応学生を乗せますし…元晴風クラスの人達が乗るから…艦名自体は変わりませんが…呼び名…コールサインを変えます…名前は…【晴風龍華(ハレカゼリョウカ)】と言う名前になります勿論由来は、晴風と私の名前を合わせた感じですね…まあだからこそ、武装面でも悩みました…晴風は航洋艦…駆逐艦だから…爆雷は魚雷を増やすか…それとも性能を強化するか悩んだ結果…両方を採用し…私が新たに開発した魚雷発射管と爆雷と爆雷投射装置を充分に性能を発揮出来る様な位置に配置して…更に防空艦としても機能するべく…対空砲と対空機銃とVLSを増強…対空のスペシャリスト…挙句雷撃や対潜のスペシャリストになった感じで…そうですね…この形態の名前は…【重雷装超防空駆逐戦艦形態】にしましょう…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…確かにそれらしいな…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、防空重雷装化させている関係上……かなりサイズがかなり巨大になりましたし…挙句…更に攻撃面にも特化したのですが…装甲も半分程度削減して…その分を兵器格納量の増加させる為のスペースを増加して…かなりの兵器や航空機の格納量が有ります…が流石に超兵器艦は超兵器形態じゃないと無理ですがね…。」

 

ヤマト「…確かにそうですね…普通の龍華(リョウカ)のよりかなり大きいですね…あ…よく見ればだけど…武装面や装甲面を除けば形状は普通の大和型に似てますね…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ超駆逐戦艦形態ですからね…それと良く分かりましたね…ある意味で、原点とも言える姿をベースにです…普通の大和型を酷似させました…まあ…あくまで形はね…武装や設備…装甲…それらは流石に無理がありますが…主砲配置は大和型をベースに…艦橋も…電探と煙突も同様ですがね…。」

 

 

そう、この龍華(リョウカ)は…一時的とはいえ超駆逐戦艦形態になった…その姿は遠くから見れば大和と似てるが…近付けば大和に似てるが武装や装甲や設備が大和型と完全に異質な存在だと思わせる様な姿だ…これこそがこの神森型の特権の一つで改良後の…変幻自在の即座にその場でそれぞれの艦種に形態変化が可能にする…【変幻全能艦能力】と言う能力を付属させたのだ…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、まだまだ最終調整が残ってますから…もうちょっと改良させますね。」

 

リュウカ(幻想)「やれやれ、俺も手伝うよ…。」

 

ヤマト「手伝います。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…。」

 

 

そして1週間経過…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、早いけど出発しますよ!全艦!出撃用意!」

 

全艦『了解!』

 

リョウカ(幻想)「…神森大連盟皇帝神艦隊!全艦出撃!」

 

 

ボォォォォォォ…!!!

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカの号令で神森大連盟皇帝神艦隊は横須賀海洋学校に向けて出発した…

 

 

………4日後…入学式前日にて予定通りに到着し…この付近まで神森大連盟皇帝神島を再度転移させて…待機させた…無論だが、一旦そこで神森大連盟皇帝神艦隊は港にて龍華(リョウカ)以外は待機する事になり…問題の龍華(リョウカ)は、入学式まで横須賀側の港の付近にて海底で待機する事になった…

 

 

……そして翌日…入学式…及びに運命の日…

 

 

入学式を終えたこの世界線の岬達一行は古庄教官につれられ…港に来た…

 

 

古庄「さ、連れて来たわよ…。」

 

リョウカ(幻想)「はい、ありがとうございます…古庄さん。」

 

岬(日)「あの〜…この子は?」

 

古庄「その方は…えーっと、話しても大丈夫かしら?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、良いですよ。」

 

古庄「…この方は、とある国家の最高権限者…まあ日本で言うなら首相でもあり…とある艦隊の総司令官でもあるお方よ。」

 

元晴風クラス全員『……えええぇぇぇ…!!?』

 

リョウカ(幻想)「まあ、驚くのも無理はありませんよ…それにこんな見た目ですから信じない方も多いですし大丈夫ですよ…まあ取り敢えず…詳しい事は艦の中で話しましょうか…私は全てを知ってますからね。」

 

岬(日)「う…うん…でも艦の姿なんて何処にも…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ見てて下さい………。」

 

 

リョウカは、その場で祈る構えをして…

 

 

リョウカ(幻想)「………来て…晴風龍華…!」

 

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ザッパァァン…!!!

 

 

横須賀学生及び教員全員『………!!!』

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

 

リョウカの想いと声に応え…海底からその巨艦が姿を現した…

 

 

古庄「……凄い巨大…って!海底に沈めていたの?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、私達の艦隊の特権ですよ…みなさんも驚きましたか?」

 

岬(日)「す…凄いよ!」

 

宗谷(日)「ええ、驚きました…!」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…さてですが、あの艦が本来であれば…晴風に乗る予定だった艦の代わりの艦ですよ…艦名は…神森型1番艦:超超弩要塞巨大全能戦艦:神森龍華(リョウカ)で…コールサインは今回のみ晴風龍華と言う名前に変更しましたし…姿も武装面でも貴女達用に合わせました…そしてあの艦はある意味で私自身でもあり…私そのものです。」

 

岬(日)「え…!?あの艦が…貴女自身なの!?」

 

リョウカ(幻想)「まあね…まあ取り敢えず乗りましょうか…流石にあのサイズは港に入れないから少し待って下さいね…えい。」

 

 

パチン!

 

ボン…!ザッパァァン…!

 

 

リョウカが指を鳴らすと何故かそこに改インディペンデンス級の艦が現れた…

 

 

古庄「……え?これ我々の船じゃないの!?」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…これ?実はとある方法で艦の設計図を入手しましてね…それで量産に成功し…超巨大艦乗艦をメインに…私達の艦隊の戦力の強化の為に配備しました…しかも性能面でもかなり私達の手が加わってます…性能面では確実にオリジナルより上です…あ…まあ取り敢えずこの艦に乗ってあの艦に乗りますよ…もう乗艦用意は出来てる筈です。」

 

岬(日)「わ…分かった…。」

 

 

その後リョウカ達は、改インディペンデンス級に乗り…晴風龍華に乗艦する事に成功した…

 

 

 

岬(日)「うわ〜…大きい!」

 

宗谷(日)「ええ、近くで見て分かりましたが…超巨大で…完全に要塞ですね…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、さてと…本来なら出発…っと言いたいけどそうは行きません…実はこの場所にゲストを呼んでいます…勿論全てが無事に来ないと駄目です…。」

 

西崎(日)「え?ゲスト?」

 

幸子(日)「もしかして…!ドイツ!?」

 

リョウカ(幻想)「それも有ります…しかしそれだけじゃないです…。」

 

岬(日)「え?どう言う事なの?」

 

兵士元帥1「お嬢様!レーダー上に多数の艦影が接近してます!」

 

リョウカ(幻想)「…予定通りですね…攻撃はしないでそのまま待機!」

 

兵士元帥1「了解です!」

 

古庄「…どう言う事でしょうか?」

 

リョウカ(幻想)「実はね、入学式の約5日前に全海洋学校及び全ブルーマーメイドとホワイトドルフィンに連絡を入れて…この横須賀主催の海洋実習…いえ…これから起こる事件に対応する為に…【全学生と教員を全艦に乗せ…ブルーマーメイド及びホワイトドルフィンに護衛を頼んで…この学校を集合場所にし…全艦と全員の無事が確認されたら本艦を旗艦に…私達の拠点に一旦避難する事…】そう言う予定になってます…。」

 

元晴風クラス全員『……!!』

 

リョウカ(幻想)「因みに…海上安全委員会には超大規模な海洋実習を行う事を偽情報を送ってありますし…全世界のトップの人達には全ての事情を話した上で、この事件の早期終息を目的として…全面的に私達と協力してもらう事になってます。」

 

古庄「ねぇ、さっきからどう言う意味なの?幾ら貴女達だからって…。」

 

岬(日)「ねぇ、古庄教官…さっきからどう言う事なの?」

 

リョウカ(幻想)「そう言えば説明し忘れましたね…私達の事を…そしてこの艦についてもね…そして今この現状についてです…。」

 

宗谷(日)「…お願いします…。」

 

リョウカ(幻想)「…私の名前は、神森リョウカ…神森大連盟皇帝神国と言う独立軍事国家の最高権限者ですし…神様の中で最も最高で最高神の中の最高神です…まあ最高神の中で人間ですけどね…それで人間が最高神やってるのは可笑しいのでは?って思うかもしれないけど…今起きてる事には現実です…だからと言って信じられないなら別に信じなくても良いですよ…初めてはそう言う感じです…。」

 

岬(日)「えぇぇぇ…!?」

 

宗谷(日)「そ…そんなお方が居たのですか…。」

 

リョウカ(幻想)「それでこの艦は、神森大連盟皇帝神艦隊の最終兵器でもあり最終終末究極禁忌超兵器クラスに分別される…ありとあらゆる意味で異端で…私達でも恐れ…私達をも殺す事が可能な意味を持つ階級で…この神森型は全てこの階級に属します…因みに私を兵器として捉えた場合も同様の階級です…さてと、この艦は…さっきも言った様に…この艦は私そのものです…そしてこの世界線で貴女達に合わせる為に色々と手を加えました…が、流石にそのお陰で元の姿よりも更に巨大化しました…がその分過激過ぎる程の攻撃性能を発揮出来ますし…防御性能も上げてます…。」

 

宗谷(日)「なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと次は今この現状…まあその前に…貴女達は変に思いませんか?何故か気が付いたら入学式当日に戻っていると言う事に…。」

 

岬(日)「…確かにそうだね…。」

 

宗谷(日)「ええ、確か我々は…あれ?何をしてましたっけ?」

 

リョウカ(幻想)「…そうなってしまいましたか…取り敢えず説明をしますと…貴女達みなさん…と言うよりも私達が知る限りのこの世界線の全学生と全教員と全ブルマー関係者とドルフィンの関係者全員の記憶だけを逆行させました…私達の能力でね…。」

 

元晴風クラス全員『……!!』

 

古庄「じゃ…じゃあ…!」

 

リョウカ(幻想)「まあ逆行すれば…僅かにだけど事件の被害を抑える事が可能じゃないのか?と思ってやりました…それに対応策も練りやすいし…色々と準備が捗ります…しかしです…。」

 

岬(日)「…しかし?」

 

リョウカ(幻想)「結局は事件は起きてしまう事には変わりないにです…発生そのものを止める手立てが無いのです…そもそも相手が海上安全委員会です…下手に刺激を加えたら恐らく残った艦艇を使い…私達と戦争に勃発する可能性が高いですし…日本に対してクーデターと言う事も有り得ます…そしてクーデターに成功して…最初の目標はイレギュラーである私達を始末しようと考えて…同じく戦争を起こすでしょうね…。」

 

宗谷(日)「そうな…!!我々に止める手立てがないのですか!?」

 

リョウカ(幻想)「有ります…あくまでも黒幕は海上安全委員会の上層部です…だからその人達を無力化すれば海上安全委員会としての機能不全を起こし勝手に自壊して海上安全委員会が消滅する筈です…そこにブルーマーメイドとホワイトドルフィンの方々で新生の海上安全委員会を設立するのです…そうすれば万々歳です。」

 

古庄「なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「が…海上安全委員会を潰す為には決定的な証拠が必要なのです…だからこその全国の方々にも協力をして…私達が証拠を掴んで…それを全国の政府に送り…それを期に…一気に全国の政府が動き出して、海上安全委員会に対して何かしらの制裁を行う事にしてます……勿論その全国は私達も入ってますから…同盟国として国際問題としての制裁処置を取る事にしてます…。」

 

岬(日)「う〜ん…もう何が何だか分からないよ〜…!」

 

リョウカ(幻想)「まあざっくり言うと…【神森大連盟皇帝神国&全国(日本も含む)&ブルーマーメイド及びホワイトドルフィン対海上安全委員会】…と言う感じですね…。」

 

宗谷(日)「確かにざっくりですね…。」

 

リョウカ(幻想)「が、これらを如何にして海上安全委員会にバレない様にこの事件を終息させて…海上安全委員会に作戦がバレない様にするかが鍵になります…バレたら確実に私達を邪魔をしようとしますし…挙句生徒の命をも消すつもりでしょう…勿論ブルーマーメイドやホワイトドルフィン諸共です…。」

 

古庄「…そこまで堕ちたの…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…そこまでな…。」

 

晴風クラス全員『…!!』

 

リョウカ(幻想)「あ、お姉ちゃん…どうですか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、計画は順調だ…一応奴等の動きは彼奴らに監視させている…何かしら動きが有れば報告が上がる筈だ…。」

 

岬(日)「あの〜…そちらの方は?」

 

リュウカ(幻想)「俺か?俺は神森リュウカだ…こいつの姉だ…言っとくがリョウカはやらんぞ?もう俺の嫁だからな…。」

 

晴風クラス全員『えええぇぇぇ…!!!?』

 

古庄「貴女達…仮にも女性でしょう!?女性同士の結婚…それどころかそんなにも幼い妹と…!?」

 

リュウカ(幻想)「何を言う?俺達の所じゃあ常識は通用しない…だから例え女性同士だろうと…挙句男同士だろうが…好き同士であれば結婚も可能だ…と言うよりも俺はやろうと思えば男にもなれるぞ?…まあ俺は元から女性だからな…勘違いはするなよ?」

 

宗谷(日)「は…はぁ…。」

 

兵士元帥2「お嬢様!緊急伝です!」

 

リュウカ(幻想)「何だ!?」

 

兵士元帥2「は!!内容は…『ブルーマーメイド所属:超大和型戦艦1番艦:八嶋を筆頭に…超大型戦艦やまと・超大型戦艦むさし・新型:試作型超巨大大型戦艦:やまとたける…以上の艦船が突如として暴走!』……以上です!!」

 

リュウカ(幻想)「何だと!?もう被害が出たのか!?しかもよりにもよって3隻が大和型…内1隻が超大和型…そして…超戦艦クラスの日本武尊…厄介だな…!!」

 

リョウカ(幻想)「厄介どころと言う規模じゃないですよ…下手をすれば世界中が火の海に変わってしまう規模ですよ…それに何故この世界線に超大和型や超戦艦の日本武尊…挙句巡視戦艦のやまととむさしが存在するのでしょうね?…一体どうなってるのでしょうか…私達はできる限りあまり世界の目に入らない様に行動した筈…なのにどうしてこんな物が…。」

 

リュウカ(幻想)「やはり海上安全委員会の手が回ったのか…俺達と言う未知の存在に対抗するべく建造させたな?」

 

古庄「有り得るわね…彼等なら…。」

 

リュウカ(幻想)「全く…何処までも腐った連中なこった…俺達は戦争をする気は無いってのによ…しかも何処で俺達の情報が漏れたのか…それを知り徹底的に俺達の事を潰そうと考えてるのは見え見えなんだよな〜…これが…。」

 

幸子(日)「あの〜…大丈夫なのでしょうか?」

 

リョウカ(幻想)「まだ分からないです…まさかここまで深刻化するなんてね…さてと合流したら早速行動に移しましょう…みなさん…出航用意をして待機しますよ、いつでも出れる様にね…後横須賀の全艦にも待機命令を。」

 

岬「分かった。」

 

 

 

その後、約4時間後に何とか全学生艦と無事な教員艦と同じく無事なブルーマーメイド及びホワイトドルフィンの艦艇が到着し…その直後に神森大連盟皇帝神艦隊もやって来て…神森大連盟皇帝神艦隊に護衛されながら神森大連盟皇帝神島に移動した…

 

 

…2時間後…リョウカ達の家の正面門にて全学生と全教員と無事なブルマー関係者とドルフィン関係者が揃っていた…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、学生のみなさん…私達の要請を受けて…良く無事に集まってくれました、私達はそれは嬉しいと思います…しかし…全教員のみなさんや一部のブルーマーメイドの方々とホワイトドルフィンの方々は知っていると思いますが…実は本来ならば実習を行うと思いますが…とある理由の所為でそれが出来なくなりました…。」

 

リュウカ(幻想)「………その理由が一部の海上安全委員会の奴等が妙な研究で作り上げた…【害獣[RATtウイルス]】…これが今ももう既に発生した事件の原因だ…こいつは艦に居れば、艦の制御を奪ったり…人間を操る特殊な電波を発生させる害獣だ…だからこそお前ら全員を集結させて避難させる必要が有った…事件の規模や被害を抑える為にな…しかしだ…事態が深刻になってしまった…お前らを護衛する為の一部の艦が暴走…しかもその全てが大和型クラス…しかもそれ以上の存在の超戦艦クラスも暴走…陸を目指して進撃していると思われる…。」

 

全学生全員『……!!!?』

 

リュウカ(幻想)「無論この害獣は生物でもある…もし1隻でも陸に上がってしまえば…そこで一気に増殖を図り…その害獣が全世界に広がる可能性がある…そして最悪…全人類が感染すれば全人類が殺し合いを始めて全人類が滅亡する未来しか無い…そうなれば世界の終わりだ……そこでだ……俺達とお前らを含めた大連盟艦隊を結成し…暴走した艦船全てを制圧する…無論全教員と全ブルーマーメイドと全ホワイトドルフィンの総力を上げて…そして全国供に協力し合い…超大規模の暴走鎮圧作戦を展開する…。」

 

リョウカ(幻想)「勿論、学生のみなさんは…本当なら危険過ぎる事だから参加は出来ないけど…そうは言ってはいられない程の深刻な問題です…そこでです…学生のみなさんには…この神森大連盟皇帝神艦隊本隊に所属し…私達の護衛有りの状況下で本作戦に参加してもらいます…勿論私達の流儀は…【絶対に生きて無事に元気良く帰って来る事…】つまりは帰還率は絶対の100%です…それ以外は認めません…勿論全教員のみなさんやブルーマーメイドのみなさんやホワイトドルフィンのみなさんも同様です…絶対に生きて帰って来る事です……さて編成に関しては…私達…神森大連盟皇帝神艦隊本隊は全学生艦護衛を行う事為……教員のみなさんやホワイトドルフィンのみなさんやブルーマーメイドのみなさんには…それぞれ…闇神森艦隊…神森マザー艦隊…神森ダークマザー艦隊の3艦隊の護衛の護衛を付けます…闇神森艦隊には全教員に…神森マザー艦隊には全ブルーマーメイドに…神森ダークマザー艦隊には全ホワイトドルフィンにそれぞれこの事件終息までの間…そこに編成させます…。」

 

リュウカ(幻想)「それと…超大規模な作戦の為長期化する可能性も有る…だから帰還ラインも設けた…帰還ラインは…この本島…そしてもう既にそれぞれの主要の所に配置させた此処と全く同じ前線基地島をも帰還ラインに指定し…学生艦側限定で…神森大連盟皇帝神艦隊本隊も帰還ラインに指定してある…弾や燃料…そして艦は替えが幾らでも効く…しかし一番大事なのは自分の命だ…怪我する事や…ましてや死ぬ事は俺達が許さん…危ないと思えば絶対に生きて帰って来る事…それが条件だ…そして肝心なのがこの害獣の対象法だが…知ってるのは俺達と元晴風クラスの人が知ってる…まあ他にも知ってる奴も居ると思うが…説明する。」

 

リョウカ(幻想)「はい…先ずRATtウイルスには海水が非常に弱く…感染して…初期状態なら海水を掛ければ治せます…流石にある程度時間が経過して…完全に傀儡化した場合には海水を掛けても完全に無力化は出来ませんが失神状態に陥らせる事が可能です…そしてある感染が進んでいた場合には…このワクチンを投与させれば完全に無力化出来ます…しかも抗体なので、ある程度の感染のリスクが減ります…が完全ではないので…触れない事が対策にもなります…次には…その生物は一応鼠擬きなので猫も有効な方法の一種です…だから作戦開始時に…全艦に猫を最低でも1匹ずつ配備させます…尚…艦種によっては数が変わります…航洋艦クラスは1〜2匹…巡洋艦クラスは2〜3匹…超大型直接教育艦クラスは…4〜6匹…尚私達の場合には、大きさや規模が尋常じゃないので…基本的に最低でも100匹は居ます…だからもし何かあったらこちらに逃げ込んで下さい…ワクチンに関しても同様です…もしもの時に備えて…最低でも1隻に対して100本〜1000本は支給しましょう……最後にですが…一応私達側でようやくそのRATtウイルスの電波の解析が完了し…その対ウイルス専用の兵器を開発しました…その名は【対RATtウイルス電波破壊兵器及び無力化兵器:特殊EMP砲弾・特殊EMP弾・特殊EMPミサイル・特殊EMP爆弾・特殊電波無力化装置・特殊電波破壊装置】…他にも色々と有りますが、それらは私達が考えた中でこの事件に対抗する為の主力となる兵器です…もう既に各艦に搭載中です……が私達は良いとして…弾数や使用回数には限りが有ります…弾が無くなったり…使用不可能になった場合には私達の所に来て下さい…直ぐに補充します…。」

 

リュウカ(幻想)「……さてだが、本作戦での指揮官及び総司令官を発表する…先ず総司令官は俺達…神森一家が努めよう…んでその補佐として、宗谷真雪及び宗谷真霧に委ねる…。」

 

真雪「分かったわ。」

 

リュウカ(幻想)「尚、お前らに関してはこの本島をHQとして扱い…作戦指示を頼む…因みにこの本島には様々な護衛国家の最高権限者も集っている…その人達も協力し合ってくれ…。」

 

真霧「はい!」

 

リュウカ(幻想)「んでだ、司令官及びに副司令官は…元晴風クラスの艦長…そして俺達の所属の神森大連盟皇帝神艦隊の護衛艦隊:岬艦隊旗艦:神森晴風の…2人の岬明乃…その補佐としての2人の宗谷ましろに司令官を…んで副司令官は…武蔵艦長…及びに同じく神森大連盟皇帝神艦隊の護衛艦隊:岬艦隊:代理旗艦:神森武蔵の艦長…2人の知名もえか…んで補佐は…アドミラルシュペー艦長…同じく神森大連盟皇帝神艦隊の護衛艦隊:岬艦隊:副旗艦:アドミラル・グラーフ・ビスマルクの艦長…テア・クロイツェル……以上の人が指揮を執る…尚総司令官である俺達はお前らを守る事も有るし…戦闘も行うからな…普通にお前らと供に前線に出る…んでだ、俺達及びお前らの所の岬達が乗る総旗艦は…神森大連盟皇帝神艦隊…代理総旗艦…神森型1番艦…神森龍華(リョウカ)…そうさっきお前らを導いたあの艦が総旗艦だ…あれに乗り込み実際に戦う…尚作戦時にはコールサインとして…『晴風龍華』と名乗る…そこは留意してくれ…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、作戦内容はこんな感じですが…更に気を付けて欲しいのは…暴走艦だけでなく…海賊艦や海上安全委員会からの2勢力妨害も考えられます…そこにも気を付けて欲しいです…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ海賊なら分かるが…海上安全委員会が何故妨害するのかと言えば…そもそも俺達の存在は奴等にとっては異質且つイレギュラーな存在…んで完全なる秘匿な存在だ…無論この本島の存在や前線基地も同様だ…俺達の軍事力は最早全国で見れば過激過ぎて…世界を敵に回しても先ずこちらが嬲り殺しに完全に蹂躙した上での圧勝は可能だ…しかし俺達は戦争をしたい訳じゃない…俺達の目的は破壊無き平和な世界だ…だから穏便に且つひっそりと全国の最高権限者と会い…俺達の許可無く公表をしない事を代表に様々な条件を突き付けた上で秘匿ながら同盟を結んだ…だからこそ全国からの協力も期待出来るが…海上安全委員会だけはどうにもならない…寧ろ敵側としての感じが大きい………まあ分からないならこう言うと……【神森大連盟皇帝神国&全学生及び全教員&全ブルーマーメイド及び全ホワイトドルフィン&全国VS海上安全委員会VS海賊艦隊VS暴走艦隊】…と言う4つ巴の戦いになるだろう…激しい戦闘が予想されるだろうが安心してくれ……俺達が絶対にお前らを安全に…生きて元気良く…元の陸地に戻してやる…だからこその頼みだ…諸君…俺達と供にこの事件を終わらせようではないか!」

 

リョウカ(幻想)「はい…私達…神森一家と…みなさんと居れば必ず成功します…だから必ず成功させましょう!みなさん!」

 

全員『はい!!!』

 

リュウカ(幻想)「良し…では2日後に作戦を開始する!各自はそれぞれ自由にこの本島で堪能してくれ…後定期的に検査も行うからアナウンスが有ったら必ず指定された場所に来てくれ…場所は各場所に点在する案内地図を見れば確認可能だし…この本島に居る俺達の兵士達に聞けば場所が分かるし案内してくれる…有効活用してくれ…尚2日後の作戦開始の集合地点はさっき来た時と同じ港だ…そこに全員集合してくれ…。」

 

リョウカ(幻想)「作戦内容は以上ですよ…それじゃあ各自解散です!あ…この本島からは出ない様にね?」

 

全員『はい!』

 

リュウカ(幻想)「さてと、好きに行動してくれ…んじゃあ俺達はこれからお前らの艦全てを入念にチェックを行う…各兵士も協力してくれ。」

 

全兵士元帥『了解です!』

 

リョウカ(幻想)「それと現時刻を持って本島を含む全島に…緊急非常事態宣言を発令します…及びに全秘匿兵器の使用制限も解除します…早速で申し訳ないけど、全航空隊はこれより暴走艦隊を捜索し…発見したら常一報告を行って欲しいです…勿論全前線基地にも同じく航空隊を発進し…同じく暴走艦隊の捜索を…勿論交代込みでね…危険だと思ったら兎に角逃げる様にもね。」

 

兵士元帥5「は!」

 

岬(日)「あの〜…こうくうき…って何?」

 

リョウカ(幻想)「あ…そうでしたね…正に今この時までずっと隠してましたが…確かみなさんにとは空を飛ぶ乗り物は飛行船だけですよね?」

 

宗谷(日)「はい…。」

 

真雪「飛行機…ね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ良い機会だ…後数分で見れる。」

 

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

『航空隊!出撃せよ!繰り返す!航空隊!出撃せよ!』

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

ゴォォォォォォォ…!!

 

シュゥゥゥゥ…!!

 

 

全学生及び全教員『…!!』

 

 

突然の警報の後に、航空隊は暴走艦隊の捜索を開始した…その航空機を見た全学生と教員とブルマー関係者とドルフィン関係者も驚愕の顔をしていた…

 

 

リュウカ(幻想)「今飛び立ったのが航空機だ…飛行船よりも遥かに早く…機種によっては武装も強力な物が有り…飛行船よりも耐久性も優れる…無論艦船にとっては飛行船はただの的でしか無いが…航空機の場合はある意味で艦船の天敵の1つだ…並大抵の防空性能の艦船は呆気なく航空機の餌になる…無論この世界にとっては今現状航空機を持ってるのは俺達だけだ…だからこそ今この時が潮時だったから使う…一気にケリを付ける為にな…。」

 

真雪「…流石の戦略家だね…もしかしてやはり海上安全委員会に対策?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、もし来た時に航空機を解放すればそれこそ事件が更に厄介になるだけで無く…俺達と海上安全委員会との全面戦争が始まる…そうなれば世界は終わりだ…この世界において航空機はパンドラの箱だ…開けるタイミングを間違えれば一瞬で終焉を呼ぶ…だからこその今が丁度良いのだ…海上安全委員会に対策される前に一気にケリを付け…一気に海上安全委員会を崩壊…消滅させて、俺達の望む本当の真の平和を目指す海上安全委員会を新たに設立させる…ある意味で航空機は本作戦のキーパーソンの1つでも有り…俺達もキーパーソンの1つだ…必ず成功させるぞ…。」

 

真雪「ええ…。」

 

 

その後各自で自由行動を始めた…

 

 

そして2日後…

 

 

リョウカ(幻想)「これより!天命作戦を開始します!全艦出撃用意!!」

 

兵士元帥1「機関室…問題無し!」

 

兵士元帥2「電算室異常無し!」

 

兵士元帥3「射撃指揮所及び火器管制システム異常見られず!」

 

岬(日)「錨を上げー!!」

 

兵士元帥1「は!!抜錨せよ!!」

 

 

ガラガラガラガラ…!ガシャン!

 

 

兵士元帥1「抜錨確認!」

 

リョウカ(幻想)「全システムに異常無し…全項目確認完了!どれも問題無し!出撃準備完了ですよ!さてと、ミケちゃん!やってみて下さい!」

 

岬(日)「う…うん!…晴風龍華!!出航!!神森大連盟皇帝神艦隊!全艦出撃!!」

 

全艦『了解!!』

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカ(艦娘)『こちらリョウカから晴風龍華…全艦の出航を確認しました!武運を祈ります!!尚支援が欲しい場合にはこちらにCALLして下さいね!』

 

リュウカ(幻想)「おう、助かる!」

 

岬(神)『いよいよだね…!リョウカちゃん!』

 

リョウカ(幻想)「うん、必ず決着を付けましょう!全艦…これより作戦を開始します!それぞれ別働隊は各自に捜索を開始して下さい!航空隊からの情報を常にそちらにも送られます!地図と位置情報を確認し…それぞれ暴走艦を見つけ出し…鎮圧せよ!」

 

全艦『了解!!』

 

 

そして、別働隊の3艦隊は三方向に分かれて暴走艦の捜索を開始した…リョウカ達の戦いが今始まったのだった…

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第3話 神森大連盟皇帝神国の天命作戦でピンチ!【前編】

どうも、私は宗谷だ…あ、リョウカさん達の方の私だ…それじゃあ前回のあらすじを説明します…前回我々は事件発生に備えての準備を進めていよいよ運命の時を迎え…リョウカさん達の大規模な対策で全海洋学校の全艦とブルーマーメイドとホワイトドルフィンの無事な艦船全てが揃い、我々の拠点に一時退避し…我々の事や今起きている現状を全て説明し…みなさんで協力し合い…この本作戦…天命作戦を展開する事が決定し…作戦が開始されました…こんな感じですね…それでは今回もお楽しみに下さい。


OPBGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(OPver)】

 

 

 

 

…作戦が開始し…数時間が経過した…

 

 

ザーッ…ザーッ…!ピーッ!

 

 

リュウカ(エスコン)『こちら、インフィニティ隊の1番機リュウカ!正面に国籍不明の艦を確認!数9!距離は5万!!』

 

リュウカ(幻想)「分かった!だがまだ攻撃はするなよ、敵か又は暴走艦かどうか不明だ…その艦の所属を確認しろ!」

 

リョウカ(エスコン)『分かりました!多分無駄だと思いますけどやってみます!各機!続いて!』

 

 

ブツ…!

 

 

岬(日)「さっきの無線…君達の声だよね?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、あれは別の世界線担当の分身の俺達だ…俺達の能力で自分自信を召喚して…そしてまた俺達とその分身が能力で新たに召喚…これを繰り返して大量の俺達の存在が居る訳だ…言っとくが分身でも本物だからな…ちゃんと生きてるし死んだら本当に死ぬ…分身とは言え絶対に生きて帰って来る事を願うばかりだ…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、こちらの敗北条件のリスクが倍増した訳でもあります…この作戦の失敗条件は…【私達を含む味方が一体及び1人でも死亡する事と…暴走艦の乗員が1人でも死亡させる事と…暴走艦の陸地に上陸…】以上が失敗条件です…因みに成功条件は…【全暴走艦の鎮圧及びに海上安全委員会の排除】…以上が作戦目的であります…尚学生のみなさんにはこの暴走艦の鎮圧のみ私達と共にをやります…後の作戦は私達と教員とブルーマーメイドとホワイトドルフィン…そして全国の最高権限者のみなさんの仕事です…まだ貴女達は学生の身です…そこから先の事は踏み込んではいけない領域なのですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、お前らの手に血の色は似合わん…清潔な純粋な手でいて欲しいのだ…が…まあ有り得ない事だが………【よっぽどな事が起きなければ…】の話しだがな……そう…よっぽどな事が起きなければな…。」

 

 

ザーッ…ザーッ…!ピーッ…!

 

 

リュウカ(艦娘)『おい、馬鹿止めろ!フラグを建てるんじゃない!!』

 

リュウカ(幻想)「おっと…悪い…。」

 

リュウカ(艦娘)「全く…!…ん?何だ?……!!」

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?」

 

リュウカ(艦娘)『……悪い!しばらく俺達の所には通信が出来なくなる!緊急で話し合いをしないといけない事が起きた!!じゃあな!』

 

宗谷(日)「え!?それはどう言う…!」

 

 

ブツ…!

 

 

リュウカ(幻想)「……切れたな…一体何が?」

 

リョウカ(幻想)「それよりも…そろそろ来ますよ…!全艦!戦闘用意!神森大連盟皇帝神艦隊本隊は学生艦隊の正面に出て盾になりますよ!!」

 

全艦『了解!!』

 

リョウカ(幻想)「全学生艦は我が艦隊の後方に退避せよ!」

 

学生艦隊全艦『了解です!』

 

 

 

ザザァァン…!!

 

 

【全学生艦:後方支援準備完了】

 

 

【神森大連盟皇帝神艦隊:戦闘準備完了】

 

 

 

ザーッ…ザーッ…!ピーッ…!

 

 

リョウカ(エスコン)『こちらリョウカ!あの艦隊の所属が判明しました!あれは海賊側の艦隊です!』

 

リュウカ(幻想)「やはりそうか…がしかし…まだ攻撃はするな!相手側に目的や敵では無いのかどうか聞き出す!」

 

リョウカ(エスコン)『分かりました!もし全て駄目でしたら…。』

 

リュウカ(幻想)「そうだ、俺達と共に攻撃開始だ…それまで本艦隊の上空に待機しろ!」

 

リュウカ(エスコン)『了解だ。』

 

 

ブツ…!

 

 

リュウカ(幻想)「良し…広域スピーカーをオンにしろ。」

 

兵士元帥1「は!」

 

リュウカ(幻想)「……ゴホン…!……我が艦隊の進路を塞ぐ海賊艦隊に告ぐ!貴艦隊の目的を答えよ!敵対しないのなら我々からは攻撃しない!」

 

 

リュウカは、広域スピーカーで海賊艦隊に呼び掛けると…

 

 

ザーッ…!ザーッ…!

 

 

?『こちら、反海賊艦隊総旗艦![エリクリス]我々は貴女方達の行動の一部始終を確認した!我々も協力する!』

 

全艦及び全学生艦『…!!!』

 

反海賊艦1『我々もだ!』

 

反海賊艦2『俺達もだ!』

 

 

 

ザザァァン…!!

 

 

その海賊艦隊はそう言うとあっという間に神森大連盟皇帝神艦隊や学生艦隊と並ぶ様に随伴する形になった…

 

 

リュウカ(幻想)「…お前ら…何故俺達に協力を?」

 

エリクリス艦長『ええ、それは貴女方の活躍を耳にし…今起きている事も察知してね…それで我々も貴女方達の元へ行こうとしたら、もう既に幾つかが暴走したんだ…だから今残ってる艦はこれだけさ…我々反海賊艦隊は本来なら後5隻居たんだけどね…その5隻が突然暴走したんだ…。』

 

リュウカ(幻想)「……そうか、お前らも災難だったな…ならばそこまで言うなら我々もお前らの艦の暴走の鎮圧に協力しよう…。」

 

エリクリス艦長『…!ありがとうございます…!』

 

リュウカ(幻想)「では別働隊にもこの事を伝える、穏便で穏和の平和派の海賊艦が暴走しているからそれらは撃沈せずに制圧し…無事に保護…又はこちらの艦隊と合流する様に伝えてくれ。」

 

兵士元帥2「了解です!」

 

 

そして晴風龍華からそれぞれ別れた別働隊や全航空隊にも今の事が伝えられた…

 

 

リュウカ(幻想)「良し…こんなもんか…。」

 

エリクリス艦長『ありがとうございます…では我々も貴女達と共に協力するよ!野郎ども!彼女達を助けるよ!」

 

全反海賊艦『おおおおおおぉぉぉ…!!!』

 

 

そして…反海賊艦隊も仲間に加わったのだった…

 

 

【反海賊艦隊が仲間に加わった!】

 

 

しかし…その直後…

 

 

ザーッ…ザーッ…!ピーッ!

 

 

リュウカ(艦娘)『おーい!聞こえるか!』

 

リョウカ(幻想)「ええ、聞こえますよ?それよりもどうしましたか?」

 

リュウカ(艦娘)『ああ、どうやら日本に潜伏させていた奴等からだ…全く潜伏させて正解だった…どうやら海上安全委員会はとんでもない事をしやがった…!良いか?よく聞け…奴等…どうやら【クーデター】を起こす気だ…!!しかも戦術核兵器も開発してるとの事だ!』

 

全員『…!?』

 

リュウカ(艦娘)『だけど安心しろ…これより日本国の首相の救出を行う為の作戦を展開する…お前らはそのまま作戦を続行してくれ!』

 

リョウカ(幻想)「…………分かりました…。」

 

リュウカ(艦娘)『尚、もう既に全国にもこの事や全教員と全ブルーマーメイドと全ホワイトドルフィンにもこの事態を伝えた…が作戦はこのまま続行する様にも伝えた……それと…この世界線のお前ら…本当にすまなかった…俺達の不注意でクーデター事件も発生する事態にも発展してしまった…しかし安心してくれ…必ずお前らの日本は解放してやる…!』

 

岬(日)「……うん…でも…。」

 

リュウカ(艦娘)『お前の気持ちは分かる…最早事態が急変した…恐らくもう時期にクーデターと化した海上安全委員会との戦争が始まる…全くやはり奴等は最悪な決断をしてくれたな…まあ兎に角、お前らは一刻も早く暴走艦を鎮圧してくれ!頼むぞ!』

 

 

ブツ…!

 

 

 

全学生艦『…………。』

 

 

今の無線の事は無論全艦にも伝わった…つまりは学生艦にも伝わり…一気にどんよりとしたムードになった…が…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん!此処で落ち込んだら駄目です!此処で落ち込んで…それで諦めたら…貴女達の故郷が!終焉の道を辿るだけですよ!私達だって居るのです!だから落ち込まず…前を向いて!頑張りましょう!!みなさん!!」

 

エリクリス艦長『その通りだ!今諦めたら、我々に勝機は無い!今此処で一気に決着を付ける事こそが最大の勝機だ!!』

 

リュウカ(幻想)「ああ!お前らも…自分の故郷は自分達の手でとりもどせ…とまでは言わん!俺達と共に日本と言う自分達の家を取り戻すぞ!無論全暴走艦も救い出すぞ!」

 

全学生艦『了解!!』

 

 

リョウカ達の激励で何時もの調子まで回復した様だ…

 

 

……3時間後…

 

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……ん?」

 

岬(日)「どうしたの?」

 

リョウカ(幻想)「……!!レーダーに反応有り!!数1!!巨大艦です!距離3万!」

 

岬(日)「分かった!全艦戦闘用意!」

 

全艦『了解!!』

 

兵士元帥2「航空隊より入電!!『艦種は、巡視戦艦むさし!』との事です!』

 

リュウカ(幻想)「早速お出ましか!…やれやれ、つくづく俺達には武蔵とは縁があるなぁ…悪い意味でも良い意味でもな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…。」

 

岬(日)「それでどうしようかな…?」

 

リョウカ(幻想)「とりあえず接敵が最優先です…目標は左舷50度方面!全艦!とーりかーじ!!最大戦速!!」

 

麻侖『最大戦速じゃぁぁい…!!』

 

 

ジリリン…!

 

ゴォォォォ…!!

 

ザザァァン…!!!

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

【神森大連盟皇帝神艦隊及び全学生艦及び全反海賊艦隊:戦闘用意完了】

 

 

リョウカ達の号令で一斉にむさしの居る方面へと急ぎ…その1時間後に…

 

 

マチコ(日)『……!!前方にむさし視認…!!』

 

 

ドドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

マチコ(日)『むさし!発砲!!』

 

岬(日「鳥海いっぱ〜い!!急いで!!」

 

鈴(日)「は…はい〜…!!!ひぃぃぃ…!!!」

 

 

ザザァァン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ザッパァァン…!!

 

 

マチコ(日)『回避成功!!』

 

リュウカ(幻想)「良し…反撃だ!!牽制砲撃敢行!!主砲演習弾!!砲撃始め…!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ガコン…!

 

 

西崎(日)「おぉ…!!?撃つぞ…!?撃っちゃうのか…!!?」

 

立石(日)「照準良し…てぇぇ…!!」

 

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

ピキィィィィン…!!ズッドォォォォォォォン…!!

 

ザッパァァン…!!!

 

 

晴風龍華から放たれた超剛砲は…むさしの至近に着弾し…むさしは大きく跳ね上がり物凄い勢いで着水した…

 

 

岬(日)「…何て凄い威力なの…!?」

 

マチコ(日)『むさし!速力激減!!』

 

リュウカ(幻想)「良し!!本艦を囮とし…突入隊は直ちにむさしに乗り込み、むさしを制圧しろ!!」

 

全艦『了解!!』

 

リョウカ(幻想)「全対空砲及び対空機銃!照準良し!!むさし至近弾を狙い…攻撃始め!!」

 

リュウカ(幻想)「全艦戦闘開始!!」

 

全艦『了解!!』

 

 

【神森大連盟皇帝神艦隊及び全学生艦艦隊及び全反海賊艦隊:戦闘開始】

 

 

ドドォォォォン…!!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ドドドドドドドド…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

航空突入隊隊長『こちら突入部隊隊長!これよりむさしに対して上空から突入する!全員突入せよ!!』

 

突入部隊全員『了解…!!』

 

 

上空の輸送ヘリから突入部隊がむさしに強制乗艦に成功した…そんな時…

 

 

ドドォォォォン…!!

 

 

マチコ(日)『むさし!!こちらに砲撃!!本艦に直撃コース…!!避けれません!!』

 

リョウカ(幻想)「避ける必要は有りません!総員艦内に退避!衝撃に備え!!」

 

岬(日)「え!?あ…!うん…!!」

 

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

マチコ(日)『来ます…!!!』

 

 

ガキィィィィン…!!ザッパァァン…!!!

 

 

全学生艦及び全反海賊艦隊『…!!!』

 

宗谷(日)「な…!?」

 

幸子(日)「…46cmの砲撃を…弾きました!?」

 

リョウカ(幻想)「…どうやらこの世界線の攻撃は弾く様で安心しましたよ…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…どうやら幸を成したな…流石神森装甲…しかも最上級の物をブチ込んだ甲斐が有ったな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…。」

 

岬(日)「あの〜…さっき弾いたのは…その神森装甲って言ったけど…それって?」

 

リョウカ(幻想)「簡単に言えば、私達の特有の装甲板で…私達の所の特有の神森鉄を装甲版として加工して…それを船体に隅々まで張り巡らせました…尚神森鉄及び神森装甲にはグレードが存在して…1番最上級の物なら私達の…そうですね最大級の攻撃を何発も当てないと絶対に破壊不能の絶対の防御力を誇ります…効果に関しては…私達の所の所属する者や兵器以外の攻撃を全て無効化又は弾く効果…まあ私達の知らない攻撃には場合によっては貫通する可能性が有るけど…基本的に例外を除いて私達の攻撃以外で破壊は不可能の装甲を有してます…尚このガラスも…甲板の木の板も同様に私達の所の特有の木材や防弾ガラスを使ってます…効果は同様です…しかももしもの時に備えて…最低でも…【約1500mm】で…最大は…【約1万mm以上】の装甲を貼る様にしてます…無論駆逐艦クラスだろうとね…因みに流石にガラスは例外だけど…流石に薄いから最上級の物を何枚も重ねて貼る事にしましたけどね…。」

 

元晴風クラス全員『………。』

 

全学生艦及び全反海賊艦隊『………。』

 

 

リョウカの説明した圧倒的な防御力のスペックの説明は全学生艦や全反海賊艦隊も絶句してしまった…攻撃だけでなく防御力までもトチ狂っていた事に驚愕したのだった…

 

 

……1時間後…

 

 

ザーッ…ザーッ…!ピーッ…!

 

 

突入部隊隊長『こちら突入部隊!むさしを制圧した!勿論あの害獣供も駆逐した!』

 

リュウカ(幻想)「おお!良くやった!見事な手際だな…。』

 

リョウカ(幻想)「お見事ですね…さてと、これからそちらに向かいますから警戒はしてて下さいね。」

 

突入部隊隊長『了解であります!』

 

 

ブツ…!

 

 

その後、むさし及びそのむさし乗員は無事に回復し…何とお礼に供に行く事にしたのだ…

 

 

【巡視戦艦:むさしが仲間に加わった!】

 

 

兵士元帥2「お嬢様!報告が有ります!」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

兵士元帥2「は!同時刻…教員艦隊で暴走した反海賊艦隊と交戦!これを全て鎮圧したとの事と…及びにブルーマーメイド側にて巡視戦艦のやまとと交戦!鎮圧に成功との事!最後にホワイトドルフィン側にて超大和型の八嶋と交戦!鎮圧完了との事です!」

 

リュウカ(幻想)「おお!!やったじゃないか!!」

 

岬(日)「やった…やったよ〜…!!!」

 

リョウカ(幻想)「それは良かったです!…さてと残るはあの試作の超戦艦…やまとたけるのみです…あの艦は非常に強力です…恐らく一筋縄には行かないでしょう…だから一旦拠点に帰投しますよ!他の別働隊にも連絡を!拠点に一時帰還する様にとね!」

 

兵士元帥2「了解です!」

 

幸子(日)「分かりましたわ!」

 

 

そして、初日にて大戦果でやまとたけるを除く全暴走艦を鎮圧に成功した…神森大連盟皇帝神艦隊と別働隊は予定通りに神森大連盟皇帝神島に帰還し…例の艦の対策を行う事にした…尚帰った直後に日本の首相及びに日本の無事な一般市民を乗せた装甲列車艦隊も到着した…

 

 

……2日後…リョウカ達の家の大会議室にて、神森一家全員と全護衛国家の最高権限者及びに各国の軍の代表者とこの世界線の岬達含む全学生艦のそれぞれの艦長及び副長…及びに全教員とブルーマーメイドとホワイトドルフィン及び反海賊艦隊総司令官のエリクリス艦長が揃っていた…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、みなさん揃いましたか?これより天命作戦に関してのブリーフィングを行います。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、先ずは…残る暴走艦は1隻のみ…そうあの日本武尊のそっくりのやまとたけるだ…あいつは主砲に関しては超大和型と同じ51cmを装備…しかも3連装砲を3基…んでそれだけでなく…速射砲や対空砲…対空機銃も強大だ…例えるなら動くイージス攻撃要塞だ…しかも対潜攻撃のスペシャリストでもあり…かと言って航空機なら大丈夫だろ?と思うだろうが答えは否だ…こいつは対潜だけでなく対空のスペシャリストだ…何せイージスシステムを利用した…圧倒的な対空弾幕を展開するだけでなく…御自慢の主砲で…何もかも消し飛ばす対空炉号弾も存在する…だから航空攻撃が可能と言うアドバンテージは有利とは言えん…かと言って艦隊決戦を仕掛けようとすれば…奴の御自慢の主砲や速射砲で呆気なく轟沈する…無論大和型でも1時間…いや30分持つかどうか怪しい…。」

 

リョウカ(幻想)「しかもこの艦は半潜航行が可能で雷撃にも強いです…まあ何度も何度も攻撃を加えたら話は別ですが………さてですが、こんな超万能な超戦艦に弱点は無いのか?と言うと有ります…さっきも言いましたがあの艦の特徴はイージスシステムに頼り切りです…それと連動して主砲の精度や対空攻撃の精度に密接に関係します……だからそのイージスシステムを無力化し…一気に決着を付けます…やり方は簡単です…まあ簡単ではないけど……先ずあの艦に対してイージスシステムを無力化する電波妨害を発生させます…勿論ですが相手は強大ですからそれなりに広範囲に影響が出ます…だから人力で狙いを付けて艦を攻撃を行い…一気に近付いて…隙を突いて突入して制圧及びに駆除を行い…やまとたけるを鎮圧させます…これが暴走艦鎮圧作戦の最終段階の内容です…。」

 

大石「…質問良いか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です。」

 

大石「…もし日本武尊と同じなら噴進弾も有る…それにイージスシステムを無力化して接近するにしてもいずれはまぐれ当たりして轟沈する可能性が有るが?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、だからこそ…この暴走艦の突入及び制圧は私達と本艦…晴風龍華…が行います防御力や攻撃能力的にも充分です…問題なのは突入だけです…本艦はやまとたけるよりも巨大です…だから突入の際には場合によっては対空弾幕の中を突っ込む事になり兼ねません…幾らイージスシステムを無力化しても攻撃そのものを黙らせる事は不可能です…そこで…あの使わなかったあの特殊EMP兵器を使い…一気に鎮圧します…が……当たらなければ意味は無いですし…そもそも相手は巨大ですから何度も当てないといけないのです…しかもイージスシステムの無力化出来るのもそう長くはないです…だからこそのさっきのと今の2つの方法が本作戦の鍵を握ります……。」

 

大石「なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「…それにやまとたけるの最大速力の事を考えると、無力化範囲外に逃げられる可能性も有りますし…そもそも場合によっては陸地に近付く可能性も高いです…だから明日は時間との勝負となります…明日は一気にやまとたけるに直行して…一気に作戦を遂行しようと思います。」

 

真雪「分かったわ。」

 

リョウカ(幻想)「……さてとです…暴走事件に関してはこれで良しとして…まあある意味でこっちが本題です…暴走事件はある意味で前哨戦に過ぎません…。」

 

全員『……!!』

 

 

リョウカの発言に全員が驚いた…無論神森一家全員もだ…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ、それはどう言う意味だ?」

 

リョウカ(幻想)「ブリーフィング前に潜入していたスネークさん達が帰投してとんでもない情報を得ました…どうやら海上安全委員会が作っていた……戦術核兵器の正体がね…それとクーデターを起こして…その狙いが分かったのですよ…。」

 

日本首相「話してはくれんか?」

 

リョウカ(幻想)「はい…先ずは目的です…案の定目的は私達の排除し…日本国を我が物にして…手に入れた戦術核兵器を使い全世界に戦争を仕掛ける気です…そして全てを根絶やしにして…日本こそが最強国家として君臨する気ですよ…。」

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(幻想)「そしてです…この暴走事件と密接に関係していたのです…これはある意味で時間稼ぎだって事が判明しました…戦術核兵器と…それに組み合わせた超兵器の開発をね…。」

 

リュウカ(幻想)「何だと…!!?」

 

日本首相「何て事だ…!!!」

 

リョウカ(幻想)「さてと、ここで問題です……この世界線において…戦術核兵器を使うとしたらどんな姿を想像しますか?ヒントは…そもそもこの世界線には航空機は存在しないのです…まあひっそりと私達の所に潜入して情報を引き出しているのでしたら話は変わりますが……まあそれでも戦術核兵器を…【遠距離に飛ばす方法が例外を除いて存在しないのです。】」

 

リュウカ(幻想)「…何?………!!!まさか…!!!!」

 

岬(日)「え?どう言う意味なの!?」

 

リュウカ(幻想)「良いか良く聞け…リョウカの言う遠距離に飛ばす方法…先ず航空機が無いから…戦術核兵器が戦術核爆弾になる事や…ましてや戦術核ミサイルを開発する事は不可能!……ならば答えは1つ…最も原始的な方法……【大砲で飛ばせば良い…】……そう言う事か?」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん、正解ですよ…正にその通りです……その戦術核兵器の正体は…【戦術核砲弾】です…しかも手に入れた情報では…600mm対応型の砲弾です…そしてそれに関連する超兵器と言えば……。」

 

リュウカ(幻想)「………ああ…忘れる筈が無い…!」

 

リョウカ&リュウカ(幻想)『……【潜水航空巡洋艦:アリコーン】…!』

 

 

ビシャァァン…!!

 

 

リョウカとリュウカのその超兵器の正体を言うと同時に一際巨大な雷が鳴った…そう丁度今日に限って天候が崩れたのだ…

 

 

真雪「あの…そのアリコーンとは?」

 

リョウカ(幻想)「はい…正式名は…【アリコーン級1番艦・原子力潜水航空巡洋艦・アリコーン】…元々はとある世界線に存在する超兵器で…プロイェクト・アリコーン計画で建造された…シンファクシ級潜水母艦の派生型です…それで私達の知るスペックはこれです…。」

 

 

リョウカはモニターにアリコーンの全容とスペックを表示させた…

 

 

【潜水航空巡洋艦:アリコーン】

 

 

【スペック】

 

 

全長:495m

 

幅:114m

 

高さ:54m

 

主機:溶解金属冷却型原子炉×2基

 

出力:30万馬力(ポンプジェット1基あたり)

 

推進器:電磁誘導型電磁推進器×2基及びギヤード・タービン&ターボ・エレクトリック併用型ポンプジェットスクリュープロペラ2基

 

速力(潜行速力):37ノット(42ノット)

 

潜行深度:約600m

 

乗員数:270〜350名(艦運用人数:150名及び航空用人数:120〜200名)

 

排水量(水中排水量):650000t(810000t)

 

 

【兵装】

 

 

・主砲:SRC-03a[600mmレールキャノン]×1基(専用の戦術核砲弾装填可能)・射程距離:3000〜5000km

 

・副砲:200mmレールガン×2基・射程距離:300km

 

・対空兵装:VLS×合計48セル・艦対空ミサイル発射機[SAM]×4基・30mmCIWS×8基

 

 

【艦載機】

 

 

・有人戦闘機×20〜30機以上(推定の為それ以上)

 

・無人戦闘機[UAV]推定100〜200機以上?(計測不能)

 

 

【特殊装備】

 

 

・電波妨害装置

 

・UAVラウンチベイ×8基

 

 

 

全学生及び全教員及び全ブルマー及び全ドルフィン及びエリクリス艦長『………。』

 

リョウカ(幻想)「以上があの艦のスペックです…因みにさっきも言いましたがこの世界には航空機が無いので事実上艦載機や対空ミサイルやVLSに気にしなくても良いかも…と思うかもしれないけどそうは問屋はおろさないのです…。」

 

リュウカ(幻想)「どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「はい…どうやらですけど…情報によれば何と…海上安全委員会の独学かは知らないけど…航空機らしき物を搭載すると言う事なのです…まあ試作機だと思うけど…がです…そもそもアリコーンは存在しない筈…それ以前に設計図すら無い筈なのに作ったのか…又は異世界から来訪したのか不明ですが…私から言わせてみれば……『絶対に存在してはならない完全なイレギュラーな敵』……と言う認識です…あのスペックを見て分かっていると思いますが…明らかにこの世界線においてアリコーンと言う存在はオーバースペック且つ近未来的な存在です…勿論私達もそうですが…もしこのアリコーンが戦争の新たな火種になれば…先ず間違い無くアリコーンを手に入れようとするか…又は破壊しようとするか必死になり衝突し合うでしょう…だからこそ…このアリコーンだけは必ず撃沈…完全破壊しなければいけません…無論鹵獲は禁止です…鹵獲が禁止なのはそもそも私達のところにもアリコーンが存在します…が私達の居るアリコーンは平和の為のアリコーンです…そんな大量虐殺を目的としたアリコーンには残念だけど消えてもらうしか無いです…。」

 

岬(日)「……そんな…。」

 

大石「それでどうする?」

 

リョウカ(幻想)「まあ恐らく十中八九…私達が原因で結界が緩んでその世界線からアリコーンのみが流れついて…いつの間にか海上安全委員会の手に入り…分析解析して使えると思い…この時を待ってクーデターを仕掛けたのだと思いますね…そして恐らくこのアリコーンを撃沈する事が本作戦を終了する意味合いを持ちます。」

 

リュウカ(幻想)「何?何故そう言える?」

 

リョウカ(幻想)「この作戦の最終目標は…海上安全委員会の壊滅です…そして情報によればそのアリコーンに海上安全委員会の者達が乗艦して実際に戦場を指揮を執るとの事らしいです…。」

 

高野「うむ…つまりはアリコーンを撃沈すれば同時に海上安全委員会も滅ぶ…そう言う事か?」

 

リョウカ(幻想)「その通りです…そしてです…そのアリコーンの狙いはこの本島だと思います…しかしこの本島は移動要塞で…敵には見えない様に細工はしてます…勿論こちらからはアリコーンの位置は丸見えです…最新鋭の物が有りますからね…だから探知自体は容易に可能ですが…戦闘に関してはやまとたける以上に危険な相手です…先ず厄介なのがレールガンです…200mmと表記されますが…その威力はレールガンで撃ち出される関係上その倍の威力ですから…40〜46cmクラスの威力を喰らうのと同じです…勿論そんな威力を艦隊が耐えれる筈が無いです…かと言って航空機で攻めてもレールガンは在ろう事か対空攻撃にも使い…大量のミサイルや対空ミサイルと機銃が襲い掛かりますから隙が無いのです…無論…電波妨害は不可能…ならば艦船ならどうだと思いますが艦船は航空機と違い鈍足です…だからどう足掻いてもレールガンからは避けれないです…勿論駆逐艦や下手な巡洋艦や戦艦は当たり前の様に轟沈します…それにそんな威力の攻撃が連続で飛んで来ます…再装填の時間も短いです…。」

 

宗谷(日)「ではどうしろと!?そんなの勝てる訳が有りませんじゃないですか!!l」

 

リョウカ(幻想)「勝てる方法は有ります…しかし…これを遂行出来るのは神森大連盟皇帝神艦隊と航空機しか不可能です…。」

 

真雪「…詳しく教えて…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…先ず主力は間違いなく航空機と戦艦と超戦艦クラスの攻撃です…それ無しで撃沈は不可能です…が…アリコーン自体には最大級の欠点として…潜水艦の癖に魚雷を持ってないのです…そう…潜水艦の大事な魚雷を持ってないのです。」

 

真霧「じゃ…じゃあ潜水艦で攻撃すれば…!!」

 

リョウカ(幻想)「ええ、確かにその通りです…しかし…それは水中に潜っていたらの話です…浮上すれば水中の潜水艦に対してミサイル…まあ水中用のアスロックが飛んで来る可能性が極めて大です…だから潜水艦は特定の場面以外では得策では無いです…。」

 

真霧「そんな…。」

 

リョウカ(幻想)「でもだからこその神森大連盟皇帝神艦隊ですよ…圧倒的な攻撃力と圧倒的な防御力でアリコーンを追い詰め…航空機による急所を狙い…撃沈を狙います…が航空戦力は相手がアリコーンですから超精鋭の超熟練者のみの編成が必須です…だから航空機の運用の得意な別の世界線担当の私達の分身組…神森一家全員を筆頭に…航空隊隊長クラス以上の者達にもアリコーンに対しての直接攻撃を担当し…それ以外の航空戦力は艦隊の防御及びに上空の制空権の確保を任せようと思います…そして神森大連盟皇帝神艦隊の任務は…航空隊と共にアリコーンを攻撃し…撃沈する事です…尚それ以外の艦は近辺海上の制海権の確保をお願いしたいです…。」

 

全学生艦艦長及び副長『了解です!』

 

リョウカ(幻想)「さてと…こんな感じですね…ブリーフィングはこんな感じです…先ずは最後の暴走艦を止めに行きますよ!みなさん!」

 

全員『了解!!』

 

 

そしてブリーフィングが終わり…翌日…やまとたけるを止めるべく艦隊は総出撃した…勿論鎮圧した元暴走艦も含めてだ…果たしてリョウカ達はこの作戦を成功させて…無事に平和な世界を取り戻す事が出来るのか?…次回へ続く…

 

 

【続く】

 

 

EDBGM :作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第4話 神森大連盟皇帝神国の天命作戦でピンチ!【後半】

ふははは!我はマザーリョウカなり!はぁ…この何だ?紅魔族風?と言う名乗りもそろそろ飽きたな…ふむ…まあ良い…では前回のあらすじをざっくりと言えば、我々は天命作戦を実行し…暴走艦は残り1隻まで削る事に成功し…しかも反海賊艦隊を仲間に加わった…しかしだ、どうやらこの世界の海上安全委員会と言うど阿呆のド畜生が悪魔の兵器…戦術核砲弾とアリコーンを用意したと知ったのだ…それで我々は作戦会議を行った訳だ…まあこんな物か…今回も見ると良い。


OPBGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(OPver)】

 

 

 

拠点を再度出撃した神森大連盟皇帝神艦隊及びに有志大連盟艦隊(学生艦隊及び教員艦隊及び反海賊艦隊及びブルマー艦隊及びドルフィン艦隊及び元暴走艦艦隊)は…急ぎ最後の暴走艦…やまとたけるを目指して進行していた…尚天候は昨日と反対で晴れていた…

 

 

……6時間30分後…

 

 

ザーッ…ザーッ…!ピーッ…!

 

 

リュウカ(エスコン)『こちらリュウカ!聞こえるか?レーダーに極めて巨大な反応だ!…そう奴だ!!距離20万!!方位正面!!』

 

リュウカ(幻想)「おう!」

 

岬(日)「最大せんそ〜く!!総員及び全艦!対水上戦用意!!」

 

全艦『了解!!』

 

 

ザザァァン…!!

 

 

【神森大連盟皇帝神艦隊及び有志大連盟艦隊:戦闘用意完了】

 

 

…更に30分後…

 

 

マチコ(日)『目標視認!!やまとたけるです!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ガコン…!

 

 

マチコ(日)『目標!主砲旋回!!』

 

リュウカ(幻想)「やらせん!作戦通りに行く!!イージスシステム無力化開始!!」

 

リョウカ(幻想)「了解です!!イージスシステム無力化電波妨害開始!!」

 

 

ピ…ピ…ピ…ピーッ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「目標のイージスシステム無力化を確認!!全戦艦種及び全超戦艦種は特殊EMP砲弾装填後…手動照準にて目標を砲撃せよ!!」

 

全艦『了解です!!』

 

 

ドドォォォォン…!!

 

 

マチコ(日)『目標発砲!!砲撃来ます!!』

 

リョウカ(幻想)「当たりませんよ!!ブースター点火!!!!浮上します!!総員衝撃に備えて!!」

 

元晴風クラス全員『……え?』

 

 

 

キュィィィィィン…!!ゴォォォォォォォ…!!

 

ザッパァァン…!!!

 

 

有志大連盟艦隊全艦『……!?』

 

 

ヒュゥゥゥ…!!ザッパァァン…!!

 

 

有志大連盟艦隊は驚愕した…あの巨体が凄まじい速度で何と空を飛んだのだ…

 

 

岬(日)「凄い…!飛んでるよ…!!」

 

リョウカ(幻想)「あまり使いたくなかったけどね…まさか艦が空を飛ぶなんて知ったら絶対に真似をしようとすると思いますからね…さてと初めからこうすれば良かったですね…これより上空から一気に直上に行き…急降下からの主砲爆撃を行います!!良いですね…総員は身近な所に捕まって!!…重力システム作動!!」

 

 

ピーッ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「これで、本艦がどんな体勢でも問題無く行動が可能ですが絶対に身近に捕まってて!…行きますよ…!!ブースター出力最大!!目標の遥か上空へ!!」

 

 

キュィィィィィン…!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「特殊EMP砲弾装填!!全主砲!!正面に向けー…!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ガコン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「…目標直上…!!総員!衝撃に備えて!!…急降下爆撃実行!!いっけぇぇぇ…!!!!!」

 

 

キィィィィィン…!!!

 

 

有志大連盟艦隊全艦『……!!!』

 

 

晴風龍華は奇想天外な驚愕な方法…そう本艦がやまとたけるの直上に飛行し…急降下爆撃の要領で確実に主砲が当たる距離まで最接近し…ブチ当てると言う方法だ…

 

 

そして…

 

 

マチコ(日)『目標まで!後10秒!!』

 

リョウカ(幻想)「主砲発射と同時に超短距離テレポート…!!主砲…!!てぇぇぇ…!!!」

 

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ピキィィィィン…!!ピシュゥン…!!

 

 

ヒュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!

 

ビシャァァン…!!!!!

 

 

ピシュゥン…!ザッパァァン…!!

 

 

晴風龍華から放たれた主砲は直撃し…超大規模な放電を発して…やまとたけるはその場で完全に沈黙した…尚晴風龍華は、さっきの回避開始の位置にテレポートした…そして、その5分後にやまとたけるに突入部隊が突入し…艦内を制圧及び駆除に成功し…やまとたけるは解放され…神森大連盟皇帝神艦隊や有志大連盟艦隊はやまとたけるを牽引しながら拠点に帰投した…尚当日に、日本に対して制圧部隊も突入し…日本は解放されたが…一部の艦隊と例のアリコーンは逃げられたそうだ…

 

 

……翌日…

 

 

リョウカ(幻想)「……さてと、みなさん…これが本作戦の最後の出撃です…最後の目標は、潜水航空巡洋艦:アリコーンです…尚最後の目標は必ず撃沈しなければいけません…あの中には大量破壊兵器として…戦術核砲弾が積まれています…そしてそのアリコーンの最初の目標はこの本島です…だから必ずアリコーンを撃沈し…本当の平和を取り戻しましょう!みなさん!」

 

全軍『おおおおおぉぉぉ…!!!』

 

リョウカ(幻想)「私達の神森魂と絆を彼等に見せ付けてやりましょう!!…神森大連盟皇帝神艦隊及び有志大連盟艦隊!!全艦出撃せよ!!」

 

全軍『了解!!!』

 

 

リョウカの演説と号令で士気が高まり…神森大連盟皇帝神艦隊と有志大連盟艦隊は最後の出撃を行った…一方で…出撃と同時刻に…日本に

て…首相官邸にて各国のジャーナリストが集まり…そこには3人の姿が有り…そこで全国及びラジオでオープンチャンネルにて演説が行われていた…

 

 

推奨BGM:作品名【エースコンバットシリーズ】曲名【The Journey home (ラジオver)】

 

 

日本首相『…日本国及びに海賊軍の両軍将兵の皆様…一旦銃を置いて壁豪を後にしましょう…私は日本首相の【晴凛宮(晴凛宮と書いてハーリングと言う)】です…。』

 

凛宮『私の不在を利用して剪断していた者達から…この日本は解放されました…自由と正しい事を使う権限を奪われていた私はこの黄金色の太陽の下へ復帰し…この…神森大連盟皇帝神国の神森リョウカ王女皇帝閣下…そして反海賊艦隊の総司令官のエリクリス閣下と共にあります…両国間の不快な誤解は解け…戦争勃発は回避されました…。』

 

リョウカ(艦娘)『……私は神森大連盟皇帝神国の王女皇帝の国家総元帥のリョウカです…。』

 

エリクリス『私は、反海賊艦隊の総司令官のエリクリスです。』

 

リョウカ(艦娘)『日本及びに海賊軍の両軍将兵の皆様…私と凛宮首相とエリクリス総司令官と肩を並べて…手を取り合う姿をご覧下さい。』

 

 

 

リョウカがそう言うと…凛宮首相とエリクリスがリョウカを挟む形で手を取り合う形になった…

 

 

 

リョウカ(艦娘)『……確かに戦争は回避しましたが我々にはまだ成さなければならない戦いが有ります…。』

 

エリクリス『その通りです、我々の間に有る憎しみに駆り立てた者達は我々のどちらかの国を破壊し得る兵器を用意しつつあります…。』

 

凛宮『しかし我々の友人達がその企みを阻止しようと行動を始めています…。』

 

リョウカ(艦娘)『破壊されようとしているのはどちらかなのかはそれは分かりません…しかしそれは重要な事では有りません。』

 

エリクリス『その通りです、どちらにせよ…どちらにも共通の大きな痛手です。』

 

凛宮『両国将兵の皆様…どうか心あらば…貴方方達の持てる『道具』を持って彼女達を手伝って欲しい…彼女達は今…【東へ航海している…。】』

 

エリクリス『尚も禍々しい兵器を使う者達よ…平和と講和の光に平伏したまえ…。』

 

 

……この3人の演説により…全国の士気が最高潮に達して…

 

 

…そのアリコーンに向けて進行中の神森大連盟皇帝神艦隊や有志大連盟艦隊の元に…

 

 

(推奨BGM:作品名【エースコンバットシリーズ】曲名【The Journey home(合唱ver)】)

 

 

リョウカ(幻想)「…この…歌は…?」

 

マチコ(日)『前方…!!海賊艦隊…!!数100隻!!

 

リュウカ(幻想)「…!!」

 

 

ピーッ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「…これは…!!」

 

 

ザーッ…!

 

 

海賊艦隊旗艦艦長『こちら海賊艦隊旗艦!演説を聞いて目が覚めた!!君達の救援に来た!!』

 

全艦『……!!』

 

 

ザザァァン…!!

 

 

何と、今まで敵対していた海賊艦隊が演説を聞いて…神森大連盟皇帝神艦隊及び有志大連盟艦隊の元にやって来て援軍になった…

 

 

?『我々にもその歌を歌わせてくれ…その歌は我々も好きだ。』

 

?『俺達もだ!』

 

マチコ(日)『更に前方から海上安全委員会の艦隊!数50隻!!』

 

 

ピーッ…!

 

 

リョウカ(幻想)「……凄い…こんな事って…!」

 

 

そして演説から数時間後に…全国から超大規模な艦隊が集結し…有志大連盟艦隊も凄まじい規模になった…この歌に集った者達は反戦を求めて…今此処に完全に国境が無くなったのだ…

 

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「……うん…!…全艦!!これが最後の戦いです!!必ず全員…生きて帰りましょう!!」

 

全艦『おおおおぉぉぉぉ…!!!!』

 

リョウカ(幻想)「…目標探知しました!!!最終目標のアリコーンです…!!…海中に居ますね…!」

 

イージス艦艦長1『我々に任せろ!!データリンクを送ってくれ!!』

 

リョウカ(幻想)「は…はい!!データを送ります!!」

 

イージス艦艦長1『良し受け取った!!全イージス艦!アスロック用意!!』

 

イージス艦艦長2『全弾発射しろ!!』

 

 

バシュゥ…!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

ザッパァァン…!!シュゥゥゥゥ…!!

 

チュドォォォォォン…!!!

 

 

イージス艦艦長3『…どうだ!?』

 

 

 

ザザァァン…!!ザッパァァン…!!

 

 

全艦『……!!!』

 

 

イージス艦艦隊から放たれたアスロックは全弾命中するも…撃沈には至らず、浮上した…

 

 

リュウカ(幻想)「…相変わらずの化け物め…!有志大連盟艦隊全艦!後方から支援に回れ!!奴のレールガンに注意しろ!一発でも喰らえば轟沈は免れない威力だ!しかも奴には核が搭載されている!時間が無い!一刻も早く撃沈するぞ!」

 

全艦『了解!!』

 

 

そして…海上安全委員会の最終兵器である超兵器…アリコーンとの決戦が始まった…

 

 

【第1章:最終ボス】

 

 

【海上安全委員会所属:アリコーン級1番艦:原子力潜水航空巡洋艦:アリコーン[海上安全委員会仕様]】

 

 

勝利条件【アリコーンの撃沈】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【エースコンバットシリーズ】使用場面【アリコーン戦[第1形態]】

 

 

【制空権確保】

 

 

【ROUND 1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

キュィィィィィィン…!!

 

 

ザーッ…ザーッ…!

 

 

リュウカ(艦娘)『晴風龍華!!アリコーンのレールガンが本艦を狙ってるぞ!!速度を上げて回避しろ!!』

 

リョウカ(幻想)「はい!!ブースター点火!!最大出力!!浮上します!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ゴォォォォォォォ…!!

 

ザッパァァン…!!キィィィィィン…!!

 

 

リュウカ(艦娘)『アリコーンチャージ完了!!…発砲!!!』

 

 

ドギャァン…!ドギャァン…!ドギャァン…!

 

 

リュウカ(艦娘)『回避成功!!奴のレールガンが厄介だ!!全艦!奴のレールガンを最優先で破壊し…バラストタンクを全て破壊しろ!!』

 

全艦『了解!』

 

リョウカ(幻想)「このままレールガンを攻撃します!!」

 

岬(日)「うん!主砲砲撃用意!!」

 

志摩(日)「…主砲旋回完了…目標…ロックオン…!てぇぇ…!!」

 

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォォン…!!!

 

 

晴風龍華から放たれた青白い光線は真っ直ぐにレールガンに向かい…見事に2基供直撃して、レールガンを破壊した…が、その直後…

 

 

バシュゥ…!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

リュウカ(艦娘)『気を付けろ!!どうやら奴等は最優先でお前らを狙ってるぞ!!レールガンを破壊した事で怒り狂いやがったぞあの化け物!』

 

リョウカ(幻想)「兎に角回避を続けます!総員!何かに捕まった上で衝撃に備えて!!…高機動飛行形態に移行!!」

 

 

ウィィィン…!ガシャン…!ガコン…!

 

キュィィィィィィン…!ゴォォォォォォォ…!!

 

 

晴風龍華は、高機動飛行形態に移行し…凄まじい速度且つ有り得ない機動でアリコーンの攻撃を回避を続けた…

 

 

大石『お嬢様を守るぞ!!全戦艦種は一斉斉射でアリコーンのバラストタンクを一撃で破壊する!!…主砲!てぇぇ…!!』

 

 

ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!チュドォォォォォン…!!!!

 

 

アリコーンが晴風龍華に攻撃を集中していた事が仇となり…一斉斉射でアリコーンのバラストタンクは全て破壊された…

 

 

キィィィィィィン…!!ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…さてと、どうなりましたか?」

 

マチコ(日)『目標!攻撃沈黙!』

 

リュウカ(幻想)「……広域スピーカーを起動しろ。」

 

兵士元帥2「は?は…はい!!」

 

リュウカ(幻想)「……潜水航空巡洋艦:アリコーンの全乗員に告ぐ!!これ以上の戦闘は死を招くのみである!戦いは終わりだ!!今すぐ機関を停止し…武装を解除せよ!!そうすればこれ以上攻撃はしない!!さもなくば貴艦を撃沈する!繰り返す!これ以上の戦闘は死を招くのみである!今すぐ機関を停止し…武装を解除せよ!そうすればこれ以上攻撃はしない!さもなくば貴艦を撃沈する!」

 

 

リュウカはアリコーンに対して最後の降伏勧告を促した…すると…

 

 

ウィィィン…!ガシャン…!

 

 

ザーッ…ザーッ…!

 

 

?『ふふふ…!はーはっはっはっは…!!聞こえるか!!貴様等の所為で我々の長年の計画は水の泡だ…!!ならばこの異国の大量破壊兵器で…!!貴様等の拠点を破壊尽くしてやる…!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(エスコン)『やらせますかぁぁぁ…!!!!!』

 

 

バシュゥ…!!バシュゥ…!!

 

チュドォォォォォン…!!

 

ドギャァン…!!

 

 

?『……!?何が起きた…!!?』

 

リュウカ(幻想)「……全艦!奴を撃沈するぞ!!」

 

全艦『了解!!』

 

?『……っ…!!次弾装填!!バラストタンク注水…!!!ククク…!!!』

 

リョウカ(幻想)「…彼ももう必死ですね…オープンチャンネルで喋ってます…。」

 

リュウカ(幻想)「全くだ…。」

 

リョウカ(幻想)「ならばせめて…本艦の本気を見せましょう…ヤマトさん!私の側に来て!」

 

ヤマト「は…はい!」

 

リョウカ(幻想)「…ヤマトさん、私とヤマトさん又はお姉ちゃん…2人又は3人の力を合わせてこそ今の本艦は最大の強さを発揮する…最強の形態になれます…行きますよ!!」

 

ヤマト「……!!はい!!」

 

リョウカ(幻想)「…リミッター解除!!全制限解除!!及び全エネルギー回路解放!!」

 

 

キュィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「……最終決戦究極超兵器:最終決戦超究極全能戦艦:最終龍華!!起動!!Fリョウカ!出航!!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ザッパァァン…!!!

 

 

全艦『…!!!』

 

 

…晴風龍華はリョウカとヤマトの力が合わさり究極の最終決戦形態に移行した…その姿は晴風龍華をそのまま霧の艦隊風にして…艦尾の部分には翼尾のパーツがせり上がり…そこから超巨大なエネルギー状の翼が形成されていたそれにその周りには、多数の超巨大のミラーリング装置やゴットピットコアが宙を浮いて…砲らしきパーツも浮いていた…尚カラーリングは霧の超戦艦ヤマトと同じカラーリングだ…

 

 

リョウカ(幻想)「…行こう、ヤマトさん!」

 

ヤマト「はい…!!リョウカちゃん!!」

 

岬(日)「うん!…全艦!私達を援護して!!」

 

全艦『了解!!』

 

 

そして、発狂状態となり…暴走状態になった乗員によりアリコーンはレールキャノンをFCSエラーを起こしていても艦尾を注水し…何が何でも撃ち出す覚悟で天高くそびえ立とうとするレールキャノン…リョウカ達は最後の戦いが始まった…

 

 

戦闘BGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(対武蔵ver)】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

【戦闘開始】

 

 

バシュゥ…!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

 

マチコ(日)『目標!ミサイル発射!!我々を狙ってます!!』

 

リョウカ(幻想)「遅い!!はぁぁ…!!!」

 

 

ピシュゥン…!!キィィィィィン…!!!

 

 

全艦『…!!!』

 

 

何とFリョウカは最早目視不可能な速度と機動力で飛行や航行し…ミサイルをあっさり躱した…

 

 

ヤマト「喰らいなさい!」

 

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォォン…!!!

 

 

Fリョウカの放ったショックキャノンはそれぞれ推進器に直撃し…航行不能になった…

 

 

もえか(日)『私達だって負けられないわ!!全艦!!ありったけを撃ち込みますよ!!…てぇぇ…!!』

 

 

ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

バシュゥ…!!バシュゥ…!!バシュゥ…!!

 

ドドドドドドドド…!!

 

ガキン…!!ヒュゥゥゥ…!!!

 

 

チュドォォォォォン…!!

 

 

有志大連盟艦隊による一斉攻撃がアリコーンの全方位から命中し…レールキャノン以外の武装を破壊した…

 

 

リョウカ(幻想)「トドメです!!全艦退避して!!」

 

全艦『了解!!』

 

 

リョウカの指示で、全艦は何かを悟ったのか…アリコーンからかなり距離を離した…

 

 

リョウカ(幻想)「これで終わりです!超重力波動神砲!発射用意!!」

 

 

ウィィィン…!ガコン…!!

 

キュィィィィィン…!!

 

 

ヤマト「エネルギー充填率…20…40…80…100…臨界突破!!」

 

リュウカ(幻想)「奴のコアはレールキャノンの根元だ!」

 

岬(日)「分かった!艦首をアリコーンの正面レールキャノンに向けー!!」

 

鈴(日)「りょ…了解ぃぃぃ…!!!」

 

 

ゴォォォォォォォ…!!シュゥゥゥゥ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「船体ロック…!安全装置解除…!!」

 

ヤマト「目標捕捉!!対閃光用意!!」

 

リュウカ(幻想)「良し!大丈夫だ!」

 

リョウカ(幻想)「発射準備完了!!」

 

ヤマト「いつでも撃てます!!」

 

岬(日)「うん!…超重力波動神砲!てぇぇぇ…!!!」

 

 

ピギャァァァァァァァ…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

 

?『何故だ…!!!何故…!!我々の計画が完璧だった筈なのに…何故だぁぁぁぁ…!!!!』

 

 

ピキィィィィン…!!ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

Fリョウカから放たれたトドメの一撃は見事にレールキャノンのコア諸共アリコーンに直撃し…凄まじい閃光爆発を発生させ…消滅させた…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピキィィィィン…!!シュゥゥゥ…

 

キィィィィィィン…!!ザッパァァン…!!

 

 

Fリョウカは戦闘が終わったのか元の晴風龍華の姿に戻り着水した…

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!…やり…ましたよ…みなさん…。」

 

ヤマト「…そう…ですね…はぁ…はぁ……。」

 

岬(日)「…大丈夫?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…でも流石にこれ以上は無理ですね…もう私やヤマトさんのエネルギーは空っぽです…。」

 

リュウカ(幻想)「やれやれ……全艦!!アリコーンは撃沈した!!よってこの戦いは…我々の勝利だ…!!!」

 

全艦『おおおぉぉぉ…!!!』

 

 

リュウカは、作戦終了の宣言をした…全艦は凄まじい感激の嵐が巻き起こった…無論この戦いは全国で生中継されていたそうで…全国は多いに盛り上がり…感性ムードになった…

 

 

リュウカ(幻想)「よーし、お前ら…無事に帰ったら作戦終了を宣言し…勝利のパーティーを開くぞ!!」

 

全艦『了解!』

 

リュウカ(幻想)「あ〜…がだ、すまんが本艦の牽引を頼む…艦を動かす為のエネルギーはあの攻撃で使い果たした…頼む。」

 

 

その後、晴風龍華は神森大和と神森武蔵とやまとたけるとやまととむさしに牽引され…神森大連盟皇帝神艦隊と有志大連盟艦隊は1人も…しかも一隻も犠牲を出さずに作戦を終えた……翌日に無事に帰投し…丁度良いタイミングよく…勝利を祝福するかの様に朝日が昇ったそうだ…

 

 

……事件から3ヵ月後…

 

 

この3ヵ月の間に…先ず予定通りに海上安全委員会が滅びて…代わりにこの世界線対応の分身組のリョウカ達を筆頭にブルマーとドルフィンの良い奴ら供が新生海上安全委員会…【神森ホワイトマーメイド委員会】と言う組織が誕生し……それと日本と全国の関係が徐々に良好になり、しかも神森大連盟皇帝神国も正式に同盟を結んだ事を公表した事により…観光国としても有名になり…航空技術も発展し…流石に攻撃能力を持った航空機は独自の方法で作るしかないが…滑走路及びに旅客機の設計図を作り…それぞれ各国で旅客機を作り、空からの交通手段をも開通させた…尚有志大連盟艦隊として参加した反海賊艦隊と最後に仲間になった海賊艦隊に関しては反海賊艦隊と合併し…それとリョウカ達の計らいで…神森ホワイトマーメイド委員会の所属艦隊…エリクリス艦隊として正式配備して任務に就く事にしたのだった…

 

 

リョウカ(幻想)「……ふぅ、今日もこんな感じですね。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「此処も大分平和になりましたね。」

 

ヤマト「そうですね…。」

 

リョウカ(幻想)「……さてと、ヤマトさん…あの時も答えを聞きましたが…最後にもう一度だけ聞きます…貴女は…この世界に残りたいでづか?それとも私達と旅を続けますか?」

 

ヤマト「…ふふふ…勿論決まってますよ!私はリョウカちゃんと側に居たいのですよ!私はリョウカちゃんと一緒なら何処にでもいけます!それに放っておいたら、また大変な事になりますしね。」

 

リョウカ(幻想)「うぐ…や…ヤマトさん…。」

 

リュウカ(幻想)「ヤマトにまで言われてるな…ははは!…さてと、まあここまで平和ならばしばらくは来なくても大丈夫だな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…それじゃあ帰りましょうか、私達の世界に!」

 

ヤマト「はい!!」

 

 

その後、リョウカ達の能力で時を止め…神森大連盟皇帝神島と全護衛国家は元の神森世界線に帰って行った…が、リョウカ達の旅は終わった訳じゃない…リョウカ達の旅はまだまだ続く…

 

 

 

【第1章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第2章[最終章]淵森母神大連合艦隊とハイスクール・フリートでピンチ!
第5話 淵森母神大連合国の再大演習でピンチ!


どうも、お馴染みか分からないけど零月よ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと…私達は、天命作戦の佳境に入り…最後の暴走艦艇を鎮圧したの…そして最後は海上安全委員会の全幹部が搭乗したイレギュラー…アリコーンと戦う事になったけど、その道中にて、別のリョウカちゃん達が大演説したお陰で沢山の味方が集結してアリコーンを撃沈出来たよ…こんな感じかな?それじゃあ今回も見てね。


OPBGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(OPver)】

 

 

 

 

【淵森母神世界線:淵森母神大連合国:龍華夫婦家(別荘地)】

 

 

あれから更に数十年後…更にこのリョウカ達の住む世界線は拡張工事を終え…凄まじい規模までの世界線を収納が出来る様になった上に…もし新たな時間軸のリョウカ達一行が大量召喚された際のスペースも確保されている……そして世界線名及び国家名も変更された理由は…リョウカ自身がリュウカとリョクヨウとアヤカとアンクロとクロアンと母核リョウカと淵森組のリョウカ及びリュウカ等それぞれの家の代表者全員が加えた……ある意味でこの神森世界線及び神森大連合国は数千年の歴史に幕を下ろした訳で……新しく第一歩を踏み出した………因みにそれに伴う儀式も最大級の規模の大賑わいになったそうだった……リュウカとリョクヨウとアヤカとアンクロとクロアンと母核リョウカ及び淵森組のリョウカ及びリュウカ等の代表者全員は……最初は苦戦したものの、案の定リョウカと母核リョウカの率先によってフォローが回り…見事な連携が取れる様になった…

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと、いよいよ確か今日だった筈ですね。」

 

リュウカ(本体)「何か有るのですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、全神森龍華(タツハナ)型の大改装及び大改造工事が終わる頃です…居ない間はヤマトお母さん達の所に乗船してましたからね。」

 

リュウカ(本体)「そう言えばそうでしたね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、後ついでにそれに伴うサポート艦も建造してましたからね…今回のはかなり…いえ凄まじい感じですよ。」

 

母リョウカ(本体)「それは楽しみですね。」

 

父リュウカ(本体)「ですね、何てたって…私達の誇る技術の総力を挙げて作った物ですからね…。」

 

リョウカ(本体)「確かにね……さてと、準備して実家に行きましょうか。」

 

リュウカ(本体)「そうですね。」

 

 

 

その後、リョウカ達は準備して…娘達全員と供に実家へと帰って来た……

 

 

リョウカ(本体)「久々に帰って来れました。」

 

リョクヨウ(本体)「ん?あ、お帰りなさい!」

 

リョウカ(本体)「うん、ただいま…みなさんは?」

 

リョクヨウ(本体)「ええ、勿論ですよ。」

 

 

その後全員一同が揃った…

 

 

岬「お久しぶりだね、リョウカちゃん。」

 

リョウカ(本体)「うん、それでだけど…いよいよ完成すると言う報告を受けたのでね…。」

 

母核リョウカ(本体)「アレですね?勿論…ええ、今日には全艦進水式が出来ますよ。」

 

リョウカ(本体)「それは良かったです…あ、でしたらその進水式の後に…ヤマトお母さんの世界線にて試験航海を実施しようと思ってます。」

 

ヤマト「良いですよ…それに彼方のみなさんにも良い感じにはなると思います。」

 

リョウカ(本体)「そっか……さてとそれまではしばらくこちらでのんびりとしましょうか。」

 

リュウカ(本体)「だね。」

 

 

 

そして昼……とうとう改造及び改装工事を終え……進水式を実施したのだった……尚性能面及び姿形等の変化点は後に解説しよう……

 

 

 

【はいふりの世界線】

 

 

一行は進水式を終えてから数日後にはいふりの世界線へとやって来て……公試運転を実施……結果は改装及び改造後の予定よりかなり高評価だった……っが……数週間後に……新たな海賊が現れ……硫黄島……ミッドウェー……レイテ沖……そして元沖縄諸島付近に拠点を設立……しかも今の時代では航空機も発達してるのでかなりの戦力となっていた……無論その付近を通ろうとした客船及びタンカー及び航空機も被害が生じた……

 

 

数週間後……神森ホワイトマーメイド委員会本部にて事態を重く見て…掃討作戦を実施する事を発表……全国もこれに参加……大規模な大連盟艦隊及び大連盟軍が動き出した……

 

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの大和:メインテーマ(レイテ沖海戦)】

 

 

ドォォォン…ドォォォン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

……時系列は時が進み数ヶ月……一行は被害を出さずに硫黄島……ミッドウェーを攻略……レイテ沖海戦へと勃発していた……

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!

 

 

『全軍攻撃せよ…ただ攻撃せよ……武運を祈る。』

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!、

 

 

兵士1『艦内退艦…!!』

 

兵士2『急げー…!!』

 

 

ガッコン…!!!

 

ピキィィン…ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

淵森母神即席大連盟艦隊と海賊軍の最大の戦力が衝突し合い……想像な戦いを繰り広げた………結果はこちらの圧勝……しかし、米艦隊:計4隻・英国艦隊:7隻・ドイツ艦隊:2隻・ブルーマーメイド及びホワイトドルフィン混合艦隊:10隻…以上が海の藻屑と消えてしまった…幸いにも犠牲者は間一髪出ず…重傷者も居なかった……

 

 

……更に数週間後……

 

 

 

リョウカ(本体)「これより我々は元沖縄諸島付近に対して総特攻を敢行する!全艦!及び全軍!出撃!我々の海を取り戻しましょう!」

 

全軍『おおおぉぉぉぉ…!!!』

 

 

………艦隊は最後の出撃を行った……目指すは……元沖縄諸島付近の最後の海賊基地……そこには残った海賊軍の残存する全勢力が居るとの事で…敵戦力は……戦艦:20・空母:10・巡洋艦:50・駆逐艦:100・潜水艦:45・航空機:1000機……以上の戦力を誇る大艦隊だった……しかし結果を言えば圧勝…今度は犠牲艦を出さずに圧勝したのだった……これにて海賊軍殲滅作戦は終了したのだった……

 

……そして気が付けばもう一年が経過して…この世界での岬達も2年生になって後輩も入学していた……

 

 

リョウカ(本体)「日が経つのは早いですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね。」

 

リョウカ(本体)「……そうだ!少し面白い事しましょうか。」

 

リュウカ(本体)「……?」

 

 

リョウカの言う面白い事と言うのは何かと言うと……

 

 

【淵森母神大連合島】

 

 

真霧「え!?あのRATt事件の演習を!?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、今回は本来の前世史実通りの展開に似せるのです…ただし今回の演習では一種の実験も兼ねてます…今じゃあこの大戦力ですからどれだけの変化を及ぼすのか試したいしね……それに後輩にもこんな大事件が有ったと言う事を生で体験させるのも悪くは無いですし…良い勉強にはなります……。」

 

真雪「でも…、」

 

リョウカ(本体)「無論、生徒の命は最優先…もしもに備えて暴走艦にする予定の艦艇の全ての弾薬は模擬弾頭にして…更には私の特殊な改造で全自動化…そしてこの装置…この装置はあのウィルスと同じ電波を発信させる機械ですがこちらも改良し…人体には一切影響を与えない物にはなってます……以前にもこの装置を使った演習もしましたがこの装置の暴走で失敗しましたが……今度はみなさんの協力の元…完全に問題無く作動する事が確認出来ましたのでね……これを用いてこの大演習を実施します……。」

 

真雪「なるほどね……。」

 

リョウカ(本体)「ただし完全とは言い切れないかもしれないのでもしもの時に備えて…神森ホワイトマーメイド委員会全艦を総出撃…もしもの時に備えての学生艦の護衛と退避と私達と供に鎮圧作戦を展開します……。」

 

真霧「…どうしよう?」

 

真雪「…分かりました、では許可しましょう…ただし勿論学生の命が最優先ですよ?」

 

リョウカ(本体)「無論です、でなければそもそもこんな話はしませんよ…私達だけでやるつもりだったけど……学生のみなさんにも是非参加してもらいたいと思ってた所でしたから急遽ね……それに…もし同じ大事件が起きた時の対策にもなるから一石二鳥と言うこんな機会を逃したくは無いです。」

 

真雪「そ…そうなの…。」

 

リョウカ(本体)「後、あの作戦での被害…その一件でこちらも今回実戦投入した艦艇を実は既にまた改装及び改造していたのです…そして丁度明日の早朝辺りにて完了するのでその日にやろうと思ってます……。」

 

真霧「なるほどね……でも貴女達の方では一切被害が出なかったのに何で?それにあの艦艇なら改装やら改造なんていらないと思うけど?」

 

リョウカ(本体)「そう思うけど、実はアレでもまだまだ改良が出来るのでその予定を急ピッチで早めたのです…今回犠牲になった艦艇の為にもね…それに私達のモットーである犠牲無し……確かに犠牲者は出なかったけど艦艇が1隻でも轟沈した時点で敗北なのですよ…私達は守る為に戦うのです…一隻も守れないのは私達にとっては最大級の屈辱ですよ…だから急ピッチで作業する事にしたのです……。」

 

真霧「そうなの……。」

 

リョウカ(本体)「まあ幸いにも轟沈した艦艇は能力で既に元通りにはなって…元の国に返してるけど…これじゃあまだまだ修行が足りませんでしたし……ある意味で私達の慢心が招いた惨状です…改めて申し訳ないです……。」

 

真雪「良いのよ……もう済んだ事だからね。」

 

リョウカ(本体)「……そう…ですか…。」

 

真雪「しかし驚いたわ…まさか貴女達の所の艦艇が見ない内にあそこまで強大になってるなんてね…しかもその規模も凄いわ…。」

 

真霧「確かにね、しかも様々な戦力も居たわね。」

 

リョウカ(本体)「あはは……それはどうもです……所で、こちらの世界でのミケ…いえ岬さん達はどんな感じですか?来てからは忙しかったので会ってないのでね。」

 

真雪「ええ、勿論元気にしてるわ…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか、取り敢えず明日位に会えると思いますが…一応確認をね……もう一つ、そちらの方での晴風はまだドック入りですか?」

 

真霧「う〜ん、正直言えば微妙なラインなのよ…下手するとそのまま解体される可能性も有るからね…。」

 

リョウカ(本体)「そこまで悪化してるのですか……流石に解体は可哀想だけど……かと言ってこのまま投入は出来ないのですよね?」

 

真霧「うん…残念だけど。」

 

リョウカ(本体)「……ならば、責めて記念艦として飾りましょうか…活躍こそはしませんでしたが…横須賀海洋学校の象徴として…『幸運の女神:晴風』として飾っても良いでしょう。」

 

真霧「なるほどね〜…でも幸運の女神と言うのは些か大袈裟過ぎない?」

 

リョウカ(本体)「ううん?だって史実では…戦艦比叡及び武蔵…そしてドイツ艦の巡洋艦:アドミラル・シュペー…イージス艦:改インディペンデンス級のさるしまと潜水艦:伊201潜の全てに勝利したのです…ただ最終的に母港にて沈没しちゃうけど……この大戦果で大袈裟じゃないのは言い切れる程ですよ……それに……晴風はミケちゃんが乗る事で真価を発揮するのです……同じ超の付く程の幸運同士だからね…っが今じゃあドックに出る事無く解体されちゃう危機に直面しちゃってる訳だからせめて……記念艦として飾っても良いでしょう…って訳。」

 

真霧「う〜ん、そこまで言うなら良いとは思うけど……。」

 

真雪「良いんじゃない?あの子達も前世であんなに頑張ったのだから…せめて今回…生きてくれたら良いとは思ってるしね。」

 

真霧「お母さんまで…分かったわ…。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……ならば私達もそれなりに頑張らせて頂きますね……。」

 

真霧「ええ、任せたわ。」

 

真雪「それでは宜しくお願いしますね。」

 

リョウカ(本体)「勿論です…さてとそれじゃあまたね…。」

 

真雪「ええ。」

 

 

その後2人と別れた……

 

次の日の早朝…霧が深く、日がまだ出て無い時間帯……

 

 

 

【横須賀海洋学校】

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、早朝早くからすみません……私は淵森母神大連合国の…皇帝王妃の神森リョウカです…先ず最初に…みなさん、ご入学おめでとうございます…今回私達が来た目的はみなさんに是非私達主催の大演習に参加してもらいたくやって来ました…勿論特別ゲストとして…他の全学園艦…正確には去年のあの大事件にて活躍した全校の学園艦及びドイツ国からのあの人達も今日呼びました……それでは、締めに本校の校長の真雪さん…宜しくお願いします。」

 

真雪「みなさんおはよう御座います、校長の宗谷真雪です…それではみなさん安全には気を付けてこの大演習を頑張って下さいね。」

 

全校生徒『はい!』

 

 

その後全校生徒はそれぞれの艦艇に乗り込んだが、案の定元晴風クラスは港にて待機だった……

 

 

岬(日)「これも久々だね…。」

 

宗谷(日)「そうですね、確か去年の最初もそんな感じでした……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、何もかも懐かしい感じですね……っと言っても前世のお母さんじゃないからね……。」

 

岬(日)「うわ!?ビックリした〜…。」

 

宗谷(日)「もう、驚かさないで下さいね?」

 

リョウカ(本体)「ははは、って言ってももう一回驚く事になるけどね……さてとそろそろ来ると…って来ましたね。」

 

元晴風クラス全員『……え!?』

 

 

 

推奨BGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

ゴゴゴゴゴ…ザザァァァン…!!!!

 

 

全校生徒『え…えぇぇぇぇぇ…!!?』

 

 

……濃霧が晴れ……旭日の朝日が昇り…その背景から超超越超弩級巨大要塞がこの学校に迫って来た……

 

 

宗谷(日)「ななな…!!?何ですか!?あの巨大要塞は!?」

 

リョウカ(本体)「ふふふ、実は今日改装及び改造が終わった…まあまだ改装及び改造が出来るけどひと段落が着いた感じですが…っと話が逸れたけど……アレは以前みなさんも乗った事が有る…あの神森龍華(リョウカ)……いえ……もう既に…龍華(タツハナ)でしたね……まあ同一艦ですよ。」

 

岬(日)「え!?でもあそこまで超巨大じゃないよ?」

 

リョウカ(本体)「まあビックリしたと思いますよね?しかしアレにみなさんが乗るのですよ…艦名は無論…神森龍華(タツハナ)…艦種は……【超究極最終禁忌兵器級:超超越超弩級航空全能要塞戦艦】……ありとあらゆる惑星に入り込める最大級のサイズを更新した艦で…尚且つ圧倒的な攻撃能力及び防御能力…更には対空…対潜…お馴染みの全能の能力を持つ究極の航空要塞戦艦………しかもあんな巨体で凄まじい速力を持ちますし機動力も中々です……あの海賊殲滅作戦にてまあまあの結果は残せれたけど………私にとっちゃあ勝利とは言い難いですがね……。」

 

宗谷(日)「そ…そうなんですか…。」

 

岬(日)「ん?周りにも沢山の巨大艦が有るけど周りのアレは?」

 

リョウカ(本体)「アレ?ああ、実はアレはあの艦の付属艦艇として…自身を守る為の防御艦……そう文字通り自らを盾にする特務艦……艦種名は…【準超究極最終禁忌級:超巨大特殊装甲要塞防御艦】……勿論あの特務艦は完全無人で自動で動きます……この艦の防御能力は兎に角最強格でしてね?ありとあらゆる全ての攻撃を全て吸収及び反射する…無論それに状態異常付きならそれも反射する……トドメに全ての攻撃は全てこの艦に吸い寄せられるっと言った方が良い程謎仕様で飛んでくる訳です……尚最大は1000隻…尚且つ母艦となる龍華(タツハナ)によってその最大値まで無限に出せれます……だから何度もやられてもへっちゃらと言う訳です……攻撃能力は低めで…主砲は800cm3連装砲5基と副砲が15cm&20cm単装速射砲数十基対空砲及び対空機銃と防御用の魚雷と爆雷ただし今回の演習では10隻だけです……

 

宗谷(日)「凄まじい艦ですね……。」

 

リョウカ(本体)「でしょうが…実を言えばまだまだ居る訳ですよ…何せ家族分ですから優に数百隻…いや数千〜無限…位はポンっと存在する訳ですよ…まあ流石にそんな大量に居ると此処が持たないので精々数百隻までで良いでしょう……ただしそれ以外は別ですがね……周り見れば分かると思いますが……。」

 

古庄「……案の定艦隊総出撃って訳ね……。」

 

リョウカ(本体)「その通りです……何せ今回はもう一つ…私達が乗るあの艦の再度の試験航海も兼ねて行うのです…だからこそもしもの時に備えて全軍総出撃してる訳です……。」

 

岬(日)「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「さてと乗りますよ…ほらお迎えです。」

 

 

ザザァァァン…!

 

 

 

古庄「これもまた懐かしいわね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、改インディペンデンス級を乗艦及び上陸用にするのは私達位ですよ…さてと乗って下さい…ああ、古庄さんは予定通りに。」

 

古庄「ええ、それじゃあ気を付けて行ってらっしゃい。」

 

岬(日)「はい!」

 

 

そして一行は乗艦用の艦に乗って龍華(タツハナ)に乗り込んだ…

 

 

リュウカ(本体)「あ、いらっしゃい…みなさん。」

 

岬(日)「あ!リュウカさん!お久しぶり!」

 

リュウカ(本体)「ええ、お久しぶりですね…岬さん。」

 

宗谷(日)「おや?かなり変わった感じですね?」

 

リョウカ(本体)「ええ、こっちが正真正銘の本来の性格のお母さんですから。」

 

岬(日)「ふ〜ん……え?お母さん?どう言う事なの?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、最近って言ってもかなり前ですが…とある世界線にて…最後の宇宙大戦の開戦前にて前世のお母さん…そう、前世の私が寿命と溜まりに溜まったエネルギーの所為で蘇生不可能になり…最後の手段用いてお母さんから産まれました…ただし前世のお母さんとは一緒じゃなく別々の時間軸で産まれました……っが結局は転生するとの変わらないので……事実上……、」

 

宗谷(日)「……そう…なんですか。」

 

岬(日)「……そんな……。」

 

母核リョウカ(本体)「とは言え、こうして無事に会えたから良いじゃないですか?」

 

リョウカ(本体)「あれ?お母さんもこっちですか?そちらは……あ…そう言えば全本体組は本艦に乗艦してるんでしたね。」

 

岬(日)「えっと?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、お久しぶりですね?ミケちゃん?私がリョウカちゃんの言う前世の私ですよ……無論転生しちゃっても中身は変わらないらしいですがね……。」

 

岬(日)「え!?貴女が前世の方のリョウカちゃんなの!?」

 

母核リョウカ(本体)「そうなりますね…正確には名前はタツハナですがね…しかしみなさんからは普通に『リョウカ又はお母さん』で通じますよ…まあ好きな方で呼んで下さい……っとそろそろ出航準備しないと不味いんじゃないですか?」

 

リョウカ(本体)「そうだね、全艦!出航用意!」

 

全艦『了解!』

 

 

リョウカの号令で全艦が出航用意を始め……

 

 

 

兵士総元帥1「姫様!淵森母神大連合艦隊全艦及び学生連合艦隊全艦の出航準備完了!何時でもどうぞ!」

 

リョウカ(本体)「うん、淵森母神大連合艦隊及び学生連合艦隊!全艦出撃!」

 

 

ボォォォォォォ…!!!

 

ザザァァァン…!!!

 

 

リョウカの号令で全艦が出航した……

 

 

【淵森母神大連合艦隊及び学生連合艦隊:出撃】

 

 

さて…かなり遅くなったが予定通りこの龍華(タツハナ)型の変化点を説明しよう……先ず、全体的に超巨大化…以前の約10倍以上のサイズ……そして後部艦橋(第2艦橋)の設置…これは主に後述する……次がメインで……主砲及び副砲…魚雷を大幅に増設した…更には前方及び艦尾側には更に巨大な主砲が増設…主砲及び副砲や魚雷等を大量に乗っけている故に全方位の攻撃に対応出来る様になった……ただ艦尾側が微妙に弱い…無論これは後述する……無論だが…対空砲及び対空機銃…VLS…VLA等も敷き詰めるだけ敷き詰めている上にもしもの時に…死角となる側面に攻められた時には格納式の魚雷とミサイル発射装置と速射方と機銃が御出迎えすると言う攻守共に死角無しとなった鉄壁の要塞艦だ……っがこれこそが艦尾側にも後部艦橋が増設された理由の一つらしい……勿論だが艦底部にも武装が施されているし…第3艦橋も有るがそこまで気にしなくても良い……そして本艦が航空戦艦として機能するのは……後部甲板に正式に増設されたダブルアングルドデッキ式の超巨大な航空甲板を持っている……以前にも航空甲板らしき所は持っていたがそこまで大規模な航空戦力を保有出来ないので超巨大な航空甲板を設置しようと考えた結果このダブルアングルドデッキ式の超巨大航空甲板を後部甲板に載せる事になった……そしてその艦尾側に主砲及び副砲を載せる事で航空甲板に対しての事故及び被害を抑える……無論だがこの航空甲板にも対空武装として……対空砲及び対空機銃とVLS等も搭載している……しかも航空甲板の癖に凄まじい防御力を誇るのでそう簡単に破壊は出来ない……尚だが勿論艦底部からでも航空戦力の発艦及び着艦も出来る……っとまあ変化点は以上だ……

 

次にこの特務艦の方は……こっちは改装及び改造前の龍華(タツハナ)型に酷似してるが、武装が防御重視してる故に主砲及び副砲数を減らした感じが目立ち……逆にそれ以外の兵装を増やした印象が目立つ……っがだ……この艦はあの旭日艦隊の八咫烏と同じく…内装は非常に簡素化してる…それ故に母艦よりも滅茶苦茶な速度と機動力を発揮するが攻撃能力はほぼ壊滅的…とは言い難いがそこまで攻撃能力は持たないのがこの特務艦だ……まあこの防御方法が受けるのみに特化してるのがダクネスが聞いたら飛び付く様な物らしい……しかも何故攻撃がこの特務艦に飛んで来るかも一切不明なのがある意味でホラーである……

 

 

さて久方ぶりの本艦隊の大まかの陣容を簡単に説明しよう……陣形は巨大な輪形陣を複数個形成……先ず淵森母神大連合艦隊の護衛艦隊が淵森母神大連合艦隊及び学生連合艦隊の防衛を実施……無論その総司令旗艦は最高神…岬明乃が乗艦する全能駆逐戦艦…神森晴風………次に前衛遊撃艦隊は龍華(タツハナ)型の航空戦力特化型にした龍紀(タツキ)及び砲戦特化型の龍子(タツコ)を旗艦及び総旗艦に…戦艦及び空母を中心とした大艦隊で構成し…本艦隊の航空戦力の要となる…次に後衛防衛艦隊の方は前衛遊撃艦隊の防衛及び司令直衛艦隊・総司令直衛艦隊の防衛も実施する……主に防空用の空母と対空兵装特化型の戦艦…重巡…軽巡…駆逐艦等を実施する……旗艦及び総旗艦は龍華(タツハナ)と同じ航空戦艦の龍馬(タツマ)……そして……我ら淵森母神大連合艦隊の象徴…司令直衛艦隊又は総司令直衛艦隊………此処に何と全ての龍華型を集結…無論全て航空戦艦…それ以外は戦艦及び空母を多数で囲み…それを更に大量に重巡及び軽巡と駆逐艦で囲んでいる……そして学生連合艦隊はその司令直衛艦隊又は総司令直衛艦隊の我らの総司令旗艦…龍華(タツハナ)を中心で囲んでいる……この学生連合艦隊の総旗艦は武蔵…旗艦として大和…信濃…紀伊とそれぞれ役割分担している……おまけだが……この本艦隊の直下には淵森母神大連合潜水艦隊が……そして周囲には無論淵森母神大連合列車艦隊と淵森母神大連合航空大師団部隊が展開している……

 

 

 

以上が纏めた物だ……果てさてこの先の演習はどうなる事やら…次回へ続く…

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第6話[最終回]淵森母神大連合国とハイスクール・フリートでピンチ!

どうも、私はヤマトですよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…私達は新たに改装及び改造工事を終えた龍華型と新型奇想天外の艦と供に再び私の元居た世界へと舞い戻りました…目的は大演習ですが、その前に新たに大規模な海賊軍が出現した為殲滅作戦を展開…少数の犠牲を出しながらも何とか殲滅作戦は成功しました……そして気が付けばもう既に1年が経過していたので…そのタイミングで大演習を実施する事になったのでした……っと言う感じですね、それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(OPver)】

 

 

 

 

 

淵森母神大連合艦隊及び学生連合艦隊が出航してから数時間……

 

 

リョウカ(本体)「さてと、そろそろ良いでしょう……みなさん聴こえますか?これより演習を開始します…ルールは全ての目標の鎮圧…その後私達の母港…淵森母神大連合島に無事に帰還したら演習終了です……尚目標は去年に発生したあのRATtウィルスと似た動きをする様に設定してます……っがしかしご安心を…全ての目標艦は無人且つ全て模擬弾頭なのでこちらがよっぽどな事をしなければ先ず沈没や大怪我はしないです…ただし、道中にて不測な事態が発生した場合には私達の指示に従って行動して下さいね?」

 

全校生徒『はい!』

 

リョウカ(本体)「…それではRATtウィルス電波発信機!起動!」

 

 

 

カチ…ピッ…ピッ…ピッ…ピーッ…!!!

 

 

兵士総元帥3「目標起動確認!全て正常に稼働中!」

 

リョウカ(本体)「それでは改めてこの目標艦の鎮圧方法を説明します……方法は……目標艦の座礁……目標艦に搭載された機械の停止……そして…目標艦の撃沈……以上の何れかを達成させると鎮圧完了と見做します……そして目標艦になる物を説明します…………第一目標……改インディペンデンス:さるしま………第二目標……ドイツ艦:アドミラル・グラーフ・シュペー………第三目標……潜水艦:伊201……第四目標……戦艦:比叡……第五目標……戦艦:武蔵………そして最終目標は………それは最後のお楽しみです…ただし最終目標は非常に超高難易度且つおまけみたいな物なので危険だと感じた場合には即座にその目標との戦闘を停止し…母港に帰還する様にはしますのでご安心ください……以上が内容ですが質問はある方は何時でも聞いて下さいね。」

 

全校生徒『はーい!』

 

リョウカ(本体)「勿論この大演習は長期間に及ぶので一応それ以外の事も実施するかもしれないですが敢えて言いますが…まだ学生のみなさんには早いと思うのですが…対空戦闘の練習こそはしますが航空機を用いた練習はしませんのでそこは留意して下さい…もし付近に近づく航空機を確認した場合には直ちに私達に報告をして下さい…無論こちらに近付く不審船もこちらに連絡をしてね?」

 

全校生徒『はい!』

 

 

そして一行はあらかた説明を終えて更に航行速度を上げた…

 

 

……3時間45分後……

 

 

ザザァァァン…!!

 

 

岬(日)「今の所平和だね〜…。」

 

宗谷(日)「そうですね……。」

 

兵士総元帥4「……!姫様!護衛艦隊の神森晴風より入電!『我、所属不明機らしき機体を探知!機数1!本艦隊に向けて進行中!』との事です!」

 

リョウカ(本体)「全くどうやら海賊も懲りない様ですね……壊滅的被害を受けても尚まだ私達に挑む気でしょうか?」

 

兵士総元帥1「姫様、如何致しましょうか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、少し可哀想ですが…やっちゃいましょうか……VLS解放!弾種!対空用三式融合炉号N2ミサイル…!!発射用意!

 

 

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

 

 

タツハナ「了解!VLS解放準備完了!何時でも行けます!」

 

リョウカ(本体)「撃て!」

 

 

バフゥゥン…バシュゥゥ…!!!

 

 

 

龍華(タツハナ)から放たれた1発の準核ミサイルがたった1機の偵察機らしき海賊機に向けて飛来……

 

 

 

 

リョウカ(本体)「全校生徒は直ちに対ショック及び対閃光用意!」

 

タツハナ「ミサイルインターセプトまで!3……2……1……今!!」

 

 

 

ピキィィィィィン……ズッドォォォォォォン…!!!!!!

 

 

 

全校生徒『……!!?』

 

兵士総元帥3「目標消滅!撃破しました!」

 

岬「リョウカ…ちゃん?今のって?」

 

リョウカ(本体)「うん、勿論準核ミサイルをぶっ放しただけですよ…安心して…こっちには被害は出さないですよ。」

 

宗谷「準核って…!それって大丈夫なのですか!?」

 

リョウカ(本体)「問題無し、ガチの核じゃなければ無問題ですよ…っが海賊にとっちゃあ悪夢でしか無いですよ…それに今撃ったのは一種の見せしめです……もし今度攻めて来たら今度こそ核を撃たれると言う恐怖を思い知らせる事が出来た筈です……何せあの規模です……そう簡単に本艦隊を攻めようとは思うまい。」

 

宗谷「な…なるほど…しかし世界が黙っているでしょうか?」

 

リョウカ(本体)「勿論対策済みですよ、何せこの演習は元よりイレギュラーが発生する事が大前提な上にもしもの時には準核級兵器…最悪の場合にはこちらの判断で核級兵器〜最終禁忌級兵器の使用も許可されてる……っま…攻めて来なければの話ですがね。」

 

宗谷「そ…そうなのですか……。」

 

リョウカ(本体)「さてと、学生艦隊以外の全艦に告ぐ!対空及び対潜警戒を厳に!直掩機は発艦準備して待機!戦闘配置用意!!」

 

全艦(学生艦隊除く)『了解!』

 

 

 

ウォォォォ……ウォォォォ…!!!

 

 

『総員戦闘配置!繰り返す!総員戦闘配置!』

 

 

ジリリリリリリリリ…!!!!

 

 

【淵森母神大連合艦隊:警戒態勢及び戦闘配置用意完了】

 

 

 

リョウカ(本体)「防御陣形に移行!学生艦隊を守れ!」

 

 

ザザァァァン…!!!

 

 

リョウカの号令で、警戒態勢になり…学生艦隊を守る為に防御陣形に移行した……

 

 

……翌日……

 

 

 

ザザァァァン…!!!

 

 

タツハナ「……!!リョウカさん!前方より感あり!数は1!例の電波を確認!目標艦です!反応からして改インディペンデンスのさるしまと思います!」

 

母核リョウカ(本体)「やれやれ、ようやくお出ましですか…。」

 

リュウカ(本体)「やります?」

 

リョウカ(本体)「やっちゃいましょうか……さてと、全学生艦隊に告ぐ!いよいよ目標艦との対決です!艦種は改インディペンデンスのさるしま!もう分かってるとは思いますが…鎮圧方法は分かっていますね?」

 

全校生徒『はい!』

 

リョウカ(本体)「宜しい、ではやってみましょう…ただ今回の場合は相手は速力が速いので乗り込みは不可能…なら座礁は?周りを見れば分かると思いますがそんな地形は無いので不可能……と言う訳で、撃沈による鎮圧を実行しましょう……無論相手は無人艦ですので手加減は無用です…思いっきり相手にしましょう。」

 

全校生徒『了解!』

 

リョウカ(本体)「全艦!戦闘用意!航空機発艦可能な艦は直ちに攻撃隊発艦!及びに直掩機発艦!さるしまを脅して私達の活路を作れ!」

 

全艦『了解!』

 

 

リョウカの指示で直ちに攻撃隊及び直掩機が発艦、それぞれの任務を実施し始めた……

 

 

リョウカ(本体)「あ、そうだ……こちら龍華(タツハナ)…オーディン聴こえますか?」

 

オーディン1『こちら超偵察衛星のオーディン艦長です、どうされました?』

 

リョウカ(本体)「ええ、昨日の偵察機の出所を聞きたいです…捉えました?」

 

オーディン1『は!先日の海賊軍機の偵察機はこの基地から現れた模様であります…どうやらそこを海賊が占拠してる様ですが?』

 

リョウカ(本体)「そうですか、ならば……本国に直ちに連絡して粛清軍にその海賊軍の殲滅を実施する様に直ちに伝えて。」

 

オーディン1『は!』

 

 

ブツ…!!

 

 

岬「さっきの通信は?」

 

リョウカ(本体)「ん?ええ、昨日の海賊の件ですよ…貴女達がそこまで気にする事じゃないですよ…さてとこのまま続行しましょう。」

 

岬「う、うん。」

 

兵士総元帥3「攻撃隊!さるしまと接触!交戦を開始しました!」

 

リョウカ(本体)「うん、間違ってもまだ撃沈はしない様に伝えて…トドメは私達が頂くよ。」

 

兵士総元帥4「は!」

 

兵士総元帥2「目標、間も無く主砲射程に入ります!」

 

リョウカ(本体)「分かりました…そうだアレを試そう…主砲砲撃モード切り替え!【超電磁砲形態[レールキャノンモード]】!」

 

タツハナ「了解!全主砲!超電磁砲形態に切り替え!弾種!専用超電磁通常砲弾!」

 

 

 

戦闘BGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ(シャルンホルスト戦ver)】

 

 

ウィィィン…ガコン…ガシャン…!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

西崎(日)「おおぉ…!!?凄いね〜!アレを撃ってみたいね!」

 

リョウカ(本体)「まあまあ、獲物は逃げたりはしないよ……さてやるか……今回は試射も兼ねてます…一撃で仕留めて…メイさん!タイミングは任せる!」

 

西崎(日)「おお!?撃っちゃうよ!」

 

タツハナ「了解!主砲!チャージ開始!」

 

 

 

キュィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

 

タツハナ「主砲チャージ…100%!全主砲、目標をロックオン完了!最終安全装置解除!何時でも撃てます!」

 

リョウカ(本体)「全艦及び全航空隊!これより砲撃する!後方に退避せよ!」

 

全艦『了解!』

 

 

リョウカの指示で直ちに後方に退避…及びに攻撃隊も直ちに後方へ退避した……

 

 

西崎(日)「てぇぇぇ…!!!」

 

 

ジリジリジリジリ…ピギャァァァァァァァ…!!!!

 

ドッギャァァァァァン…!!!!!

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体)「っ…!凄まじい衝撃…!」

 

西崎(日)「おお…!!?いよっしゃぁ…!命中…!!」

 

兵士総元帥3「も…目標完全消滅……尚先程の砲撃で他の島にも被害が出ました……。」

 

リョウカ(本体)「……被害は?」

 

兵士総元帥3「は、少なくとも無人島ですので人為的な被害は無しですが……なのですが……消滅しました…更に過貫通と爆発で付近の無人島も同様に消滅です…少なくとも……数十の無人島は軽く消滅しました……。」

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

リュウカ(本体)「……フルチャージで撃ったのが間違いだったね……。」

 

リョウカ(本体)「ですね……さっさと元に戻しましょうか……。」

 

 

それでリョウカは直ちに被害が出た無人島を能力で復活させたのだった……

 

 

リョウカ(本体)「はぁ〜……何ででしょうね……そこまで動いて無いとは思うけど此処まで疲れる物かな……やれやれ……。」

 

岬(日)「ははは……色々と大変だね……。」

 

リョウカ(本体)「まあそりゃあ……うん…私の立場を考えればね………それにあの砲撃で下手すれば本当にもしかしたら……人為的な被害が出てしまうのではっと思うのでね……試射とは言え、本演習では絶対に模擬弾頭且つ出力は最低でも1%……最大は10%までにして下さい。」

 

タツハナ「了解です、直ちにリミッターを掛けます。」

 

西崎(日)「あ〜…最高だったね〜……。」

 

リョウカ(本体)「まあ私からすれば笑い話じゃない事になり掛けたけどね……はぁ〜……しかもまだまだ試さないといけない兵装やら色々と有るからこれまた困るのですよね……はぁ……。」

 

宗谷(日)「……心中同情しますよリョウカさん。」

 

リョウカ(本体)「ええ、すみませんね……。」

 

 

プルプルプルプル……

 

 

リョウカ(本体)「ちょっと失礼…(ッピ…)はいこちらリョウカですが?……え?私は今は演習中で忙しいですが?……何?何だって!?……はぁ……分かりました……直ぐに終わらせます。」

 

 

ッピ……

 

 

岬(日)「あの〜…誰から?」

 

リョウカ(本体)「真霧さんからの緊急依頼ですよ……全く……つくづく苛々しますね……お母さん。」

 

母核リョウカ(本体)「はい…?」

 

リョウカ(本体)「少し艦隊の総指揮をやって、直ぐに戻る。」

 

母核リョウカ(本体)「え、ええ……。」

 

 

リョウカは母核リョウカに総指揮を託してかなり苛ついた様子で艦橋を出て行き…外へと出て行った…

 

 

すると……

 

 

ッダ…キィィィィィィン…!!!!!

 

 

宗谷(日)「……飛んで行きましたよ?」

 

リュウカ(本体)「一体何処へ?」

 

母核リョウカ(本体)「さぁ?」

 

 

リョウカが何処かへ凄まじいスピードで飛行して行ってしまった……

 

 

……更に数分後……

 

 

 

リョウカ(本体)『跡形も無く…消えて無くなってしまえぇぇぇぇぇ…!!!!!!最終爆裂魔法…!!!【ファイナルノヴァエクスプロージョン】!!!!!!』

 

 

ピキィィィィィン……ズッドォォォォォォン…!!!!!!!!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「不味い…!!パーフェクトゴットバリゲード…!!!」

 

 

ピキィィン…!!

 

ゴォォォォォォ…ガキィィン…!!!

 

ザザァァァン…ザッパァァン…!!!!

 

 

 

 

リョウカの放った攻撃で何と艦隊の所まで優に届いていたので間一髪母核リョウカの能力でバリアー及び結界を展開して防いでいる……

 

 

リュウカ(本体)「っつぅ…!!みなさん!何かに掴まってなさい…!振り落とされるよ…!」

 

岬(日)「つぅ…!!一体何が起きてるの…!?」

 

母リョウカ(本体)「十中八九…リョウカちゃんの攻撃ですよ…!さっき出て行く時に凄まじく苛々してましたからね…怒りの攻撃をぶっ放したのでしょうね…!」

 

カズマ「おいおい…!それ、俺達ヤバくねぇか…!?」

 

母核リョウカ(本体)「何とかなったよ、全く…一体どんな依頼したんですか…真霧さん…?」

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「ふ〜…スッキリしたよ。」

 

 

ガシ…!

 

ギシギシ…!!

 

 

リュウカは徐にリョウカに近付いて思いっきり頭にアイアンクローを喰らわせた……結構強めで……

 

 

リョウカ(本体)「痛い痛い…!痛いですぅ…!」

 

リュウカ(本体)「『スッキリした。』じゃないですよ!全く苛々してるのは分かるけど…!こっちはみんなも居るのですよ!?少しは加減はしなさい!」

 

 

ッバ…!

 

 

リュウカはリョウカを解放した…

 

 

リョウカ(本体)「……ごめんなさい……。」

 

リュウカ(本体)「分かれば宜しい…それで?何に対してやったの?」

 

リョウカ(本体)「……海賊の移動要塞に爆裂しました…依頼対象でしたので……怒りを込めてやってしまいました……。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……分かりました……少し待ちなさい。」

 

 

リュウカは徐に携帯を取り出し

 

 

プルプルプルプル…ガチャ…!

 

 

リュウカ(本体)「私です、リュウカです…ええ、真霧さん?さっきリョウカちゃんの依頼の件ですが?…ええ、勿論依頼は達成しました……っが……真霧さん…いきなりリョウカちゃんにそう言う緊急依頼をするのは辞めて欲しいです…確かに切迫詰まってるのは理解してます…っがそう言う事は私達所属の粛清軍に連絡して下さい…さっきリョウカちゃんが言った様に私達は忙しいのです、それに貴女達の所にも居るあの艦隊を使えば良いでしょうに……え?今演習で出払ってる?……はぁ、まあ兎に角私達の演習が終わるまでこちらに依頼するのは辞めて下さいね?もし依頼したいなら先ず私達の拠点に連絡して…それから許可を貰ってこちらに連絡して下さい……良いですね?」

 

 

ブツ…!!

 

 

リュウカ(本体)「さて、これで邪魔は入らないですよ。」

 

リョウカ(本体)「……すみません……。」

 

リュウカ(本体)「もう済んだ事です……それで?被害は?」

 

兵士総元帥3「は…はぁ…先程の攻撃はこちらには被害は出てはいないですが、爆心地付近では超高濃度のエネルギー残留が有り…とてもじゃないですが近付く事は出来ず…海水汚染も有り得ます。」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

リュウカ(本体)「分かった、私が治す。」

 

リョウカ(本体)「……ごめんなさい…。」

 

リュウカ(本体)「だから良いって……しばらく休んでいなさい…リョウカちゃん、今の状態じゃあとてもじゃないけど指揮出来る状態じゃないですよ。」

 

リョウカ(本体)「……はい……すみません……。」

 

 

リョウカはかなり落ち込んだ様子で部屋に行った……

 

 

リュウカ(本体)「………ふぅ……少し強く言い過ぎたかな…。」

 

岬(日)「リョウカちゃんは大丈夫なの?」

 

リュウカ(本体)「あの様子じゃあね……かなり参ってると思いますよ……まあ事の発端はあの依頼ですがね…やれやれ……あ……指揮どうしましょうか……仕方ないけどこのまま頼みますよ?」

 

母核リョウカ(本体)「勿論ですよ、まあああなってしまった以上はね……しばらくはそっとしてあげましょう…。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

そしてしばらくして、第二目標のシュペーと遭遇したが…呆気なく制圧されてやられたのは言うまでもなかった……

 

 

 

……時が進み、現在深夜……

 

 

ザザァァァン……!!

 

 

リュウカ(本体)「……ふわ〜……。」

 

母核リョウカ(本体)「お姉ちゃん、そろそろ休んだらどうですか?」

 

リュウカ(本体)「そうですね、リョウカちゃんも心配ですし……。」

 

めぐみん「ええ、何時もなら戦闘になれば直ぐにやって来るのに来なかったですし……やっぱり相当落ち込んでるのでしょう……。」

 

リュウカ(本体)「……もし起きてたら謝っておきますね……それじゃあ失礼しますね……。」

 

岬(日)「うん。」

 

 

そして、リュウカも部屋に向かった……っが……

 

 

……1時間後……

 

 

ピシュン…!!

 

 

めぐみん「どうしたのですか?リュウカちゃん?休んでた筈じゃあ?」

 

リュウカ(本体)「それが……部屋に戻ったら……こうなってました。」

 

全員『………え?』

 

リョウカ(本体:?)「す〜…くぅ〜…。」

 

岬「うわ〜…小っちゃいですね〜…。」

 

めぐみん「……なるほど、そりゃあ来ない訳ですよ…また幼児退化しちゃってますね……。」

 

リュウカ(本体)「うん………ジェフティ、元には戻せれそう?」

 

ジェフティ(コア)「流石に無理です、しばらく待つしかないですが……気をつけて下さい…もし泣かせた場合には前の時みたいに大量召還が巻き起こる可能性が有ります…。」

 

カズマ「………ナンテコッタイ……。」

 

宗谷(日)「何故に片言?それに大量召還って?どう言う意味です?」

 

母核リョウカ(本体)「そのままの意味です、私もこの幼児退化したリョウカちゃんの能力によって強制召還されたのですよ…しかもどうやら今回の場合には更にタチが悪いですよ……今度は更に強烈で…確かに私達の大量召還は免れないですが…まあ流石に私達以上の強い存在は来ないでしょうが更に広範囲且つ数を増やした上に……何とプラス効果のみのパルプンテ…トドメに自動完全迎撃及び防御能力と絶対無敵と絶対全耐性で如何なる攻撃も全て無効化ですよ……。」

 

一夏「何それチートやん…!?」

 

母核リョウカ(本体)「うん、完全にチートですね…しかも素でこれですから…もし泣かせたらどうなるかなんて…考えたくも無いですね……何せ泣かせた瞬間に大量の超強い保護者達が大量召還された挙句最強の絶対防御チートで無敵状態……勝てる訳が無い……まあ私達の場合には意味が無いがね……。」

 

めぐみん「しっかし、何でまたこうなったのかさっぱりですね……。」

 

ジェフティ(コア)「推測になりますが、恐らく極度のストレスに陥り…部屋にて泣いてた故に…泣き疲れてこうなった可能性も有り得ます……。」

 

リュウカ(本体)「……そっか……やっぱり強く言い過ぎたのが悪かったのかな……。」

 

母核リョウカ(本体)「まあまあ、落ち込まない……しかし疲れて眠ってるなら分かるけど……この状態だと周りがヤバいんですよね……見た目で判断するのは大間違いだと言う典型的な物ですよ……ただし、身体能力は見た目相応なのでね……些細な事で簡単に死んじゃうのでね……まあそれ以前に、能力の守りを突破しない限りは問題無いとは思うけど……って…ん?」

 

 

母核リョウカは、不意に幼児化したリョウカから落ちたメモを拾うと……

 

 

母核リョウカ(本体)「………え…?『リョウカちゃん泣かしたら殺す。by淵森母神一家一同(全時間軸)…尚この手紙を読み終えてから数十後に能力が自動作動し、召還が開始される。』………マジですか…?って言うよりもマジで自動作動じゃないですか…!?」

 

全員『えぇぇぇぇ…!!?』

 

母核リョウカ(本体)「不味いですよ……かなりヤバいよ……どうなるのですか?」

 

リュウカ(本体)「自動作動なんて……まさか泣いてなくとも全て自動作動なの?」

 

母核リョウカ(本体)「手紙通りならそうなるね……。」

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

兵士総元帥3「…!!イレギュラー発生…!超強大反応多数…いえ…数え切れません…!!」

 

母核リョウカ(本体)「…!!全艦及び全軍!直ちにレーダー及び電探を切れ!早く!」

 

全軍『りょ…了解!』

 

 

カチ…!

 

ピーッ…シュゥゥゥン……

 

 

母核リョウカの指示で直ちにレーダー及び電探の電源が落とされた……

 

 

リュウカ(本体)「何故切ったのです?」

 

母核リョウカ(本体)「考えてみなさい、今の状況は以前以上に更に大量召還されてます…いえされ続けているのです…だからもしそのままつけ続けてみなさい、そうなればレーダー及び電探が圧倒的な量によって…演算処理が間に合わず御釈迦して爆発事故が起きますよ……。」

 

カズマ「怖……確かにそりゃあ怖えな。」

 

母核リョウカ(本体)「しかしこれじゃあ目が使えないのと同じですからね……って…!え…!?」

 

 

(推奨BGM:作品名【ルパン三世シリーズ】曲名【ルパン三世主題歌:その3(替歌:リョウカver)】

 

 

 

ピキィィン…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ピシュン…ピシュン…!!

 

 

リュウカ(本体)「え…!?あ…!?」

 

タツハナ「これは…!?囲まれてます…!!」

 

母核リョウカ(本体)「分かってますよ…!あ〜!そっちは…!」

 

 

ズガァァァァン…!!

 

 

タツハナ「味方同士の衝突事故です!彼方此方にて確認!」

 

母核リョウカ(本体)「被害を纏めろ!急げ…!」

 

 

カオスそうなBGMが流れ始め…その途端に周りに大量の別の時間軸の淵森母神大連合艦隊が召還…しかも味方同士の衝突事故が多発して大混乱状態に陥っていた……

 

更に一方で……

 

 

【淵森母神大連合島】

 

 

ピロピロピロピロ…!!

 

ガチャ…!

 

 

リョウカ(艦娘)「はい、こちらリョウカ…え!?消滅…!?」

 

リュウカ(艦娘)「はい、もしもしリュウカだが?何?解決した?」

 

 

ピロピロピロピロ…!!

 

 

リョクヨウ(艦娘)「はい…!もしもし…!あ…すみません…!」

 

アヤカ(艦娘)「えーっと…少々お取り込み中でして………!」

 

 

……こっちもこっちで何と別の世界線に現れた別の時間軸の大量の淵森母神一家のやらかした事での電話ラッシュ及び後始末で非常にカオスな状況下に陥っていた……

 

 

そしてこれらが明日の昼まで続いた……

 

 

ピキィィン……ボン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……ん……あれ…?」

 

リュウカ(本体)「あ……あぁ……もう嫌…。」

 

母核リョウカ(本体)「……シンドい…もうヤダ……。」

 

岬(日)「アハハ……はぁ……。」

 

リョウカ(本体)「………?何か有ったのですか?みなさいが相当疲れてるけど?」

 

母核リョウカ(本体)「………周り見て……。」

 

リョウカ(本体)「え…?……えぇ…!?何これ…!?何時の間にこうなってるの!?」

 

母核リョウカ(本体)「まあリョウカちゃんの能力で呼ばれた結果この有様だよ、やれやれ……まあ幸運にも怪我人は出て無いし…事故はあったけど轟沈した報告は無いよ…勿論学生艦隊には影響は無いよ…ただし……伊201及び比叡はやられたけどね……しかも拠点からの連絡で様々な世界線にも進出してる様でね?良くても事件解決したり…最悪容量オーバーで消滅したりしてたよ…だから今も拠点の方でもかなりカオスな状況下になってるよ。」

 

リョウカ(本体)「………そう…ですか……また私がやっちゃいましたか……。」

 

リュウカ(本体)「……は…!?あ…リョウカちゃん…?」

 

リョウカ(本体)「お母さん……。」

 

リュウカ(本体)「……昨日についてだけど、強く言い過ぎてごめんね?大丈夫?」

 

リョウカ(本体)「……大丈夫ですよ……。」

 

リュウカ(本体)「……そっか……良かったです……。」

 

母核リョウカ(本体)「あ〜…良いかな?非常に申し訳ないけど、今は色々とヤバいんだよねこれが……と言うよりも最早演習所じゃあなくなって来てるんだよね……。」

 

リョウカ(本体)「そうでしたね……どうやら私達が演習をすると不幸又は事件が起きるジンクスが健在なのは良く分かりましたよ。」

 

宗谷(日)「……ついてないですね…。」

 

リョウカ(本体)「でしょうね……仕方ないです……残った艦は武蔵だけでしたね?」

 

リュウカ(本体)「そうですね…。」

 

リョウカ(本体)「では直ちに機能停止させましょう、演習は中止です。」

 

リュウカ(本体)「……良いの?折角楽しみにしてたのでしょう…?」

 

リョウカ(本体)「まあね、でも今はもうそんな悠長な事が出来る状態じゃないのは理解してます……だから中止です。」

 

リュウカ(本体)「……分かった……武蔵に付いてる電波発信装置を停止させて。」

 

兵士総元帥3「は!」

 

 

カチ…!

 

ピ…ピ…ピ……ピーッ…!

 

 

 

リュウカ(本体)「多分これで停止出来たとは思うけど……生憎この数じゃあまともにレーダー及び電探が使えないから分からないですね……どうやって確認しよう。」

 

メリー「任せなさい…リョウカちゃんのエネルギーレーダー能力を合わせればどうにかなるわよ…どれどれ…………うん、問題なく停止してるわ。」

 

カズマ「安定と信頼のレーダー要因が居て本当に助かるな…。」

 

メリー「まあね、っま…良い能力に開花出来て良かったとは思うよ…。」

 

リョウカ(本体)「……さてと…あ〜…全校生徒のみなさん?聞こえますか?今この状況ではもう演習所ではないようですので…残念ながら現時刻をもって演習は中止となります……っが、せめてです…お詫びに…みなさんにとって最高の出来事を用意しましょう……ただ今は母港に戻りましょう。」

 

全校生徒『はーい!』

 

 

その後艦隊は一斉に回頭……拠点に向かった…尚動けれない艦は他の艦に牽引されながら航行し……停止した武蔵は別働隊によって牽引されながら拠点に向かった……

 

 

……翌日……

 

 

 

拠点に戻った全校生徒含む一行…そのサプライズとは…?

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、宇宙に行ってみたいですか?」

 

全校生徒『……?』

 

リョウカ(本体)「あ〜…分からないとは思いますよね?まあ今の時代じゃあ航空機で空を飛ぶのが精々ですが……私達の所は元々宇宙活動が前提でのあの軍を率いていますので……やろうと思えば何時でも宇宙へと行けます……だからこそ、せめてみなさんに一度でも良いので宇宙からの景色を堪能させてもらおうと考えておりますが…どうかな?早いとは思うけど早めの修学旅行と思えばかなり楽しめるとは思いますよ。」

 

リュウカ(本体)「今度は大丈夫だと思うよ、宇宙空間なら誰にも邪魔は入らないですので…だから安心して行ってみましょうか。」

 

全校生徒『はい!』

 

 

っと言う訳で、全校生徒を連れて宇宙旅行へと行く事になった……

 

 

リュウカ(本体)「ん?あれ?リョウカちゃん?この2隻って?」

 

リョウカ(本体)「ええ、今龍華(タツハナ)は帰港後整備及びメンテナンスしてるので…ならばと思い実は龍華(タツハナ)が2度…いえ3度のあの改装及び改造の時に同時進行で……全神森型のこの龍華(リョウカ)型及び龍華(リュウカ)型の姉妹艦を大改装及び大改造工事を実施……サイズはあの龍華(タツハナ)の半分以上位ですが姿形及び性能と装備は改装及び改造前の龍華(タツハナ)型にしてます……だから旧型と舐めると痛い目見るよ……っとは言え、今回はそんなに気にする事は無いです…さてとみなさんにはそれぞれ分かれて乗ってもらいます……龍華(リョウカ)には、横須賀及び呉の生徒…そして龍華(リュウカ)には佐世保及び舞鶴の生徒…それぞれ分かれて乗って下さいね……それじゃあお母さん、みなさんを頼みました…私はこっちをやります。」

 

リュウカ(本体)「分かりました。」

 

 

 

そしてそれぞれの艦に生徒を乗せた……

 

 

リョウカ&リュウカ(本体)『龍華(リョウカ&リュウカ)…!出航!』

 

 

 

ボォォォォォォ……ザザァァァン…!!!

 

 

リョウカ&リュウカ(本体)『メインブースター及びサブブースター点火!最大出力!』

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ&リュウカ(本体)『……高速機動形態に移行!浮上せよ!!』

 

 

 

ウィィィン…ガコン…ガシャン…!!

 

ザッパァァン…!!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

全校生徒『おおぉ…!!』

 

リョウカ(本体)「さぁ!みなさん!一気に宇宙に行きますよ!お母さん!オーバードブーストを使いますよ!」

 

リュウカ(本体)『了解です!』

 

リョウカ&リュウカ(本体)『オーバードブースト起動!ダッシュ!』

 

 

キュィィィィン……バフゥゥン…!!!

 

キィィィィィィン…!!!!!

 

 

2隻は一気にオーバードブーストで更に高度を上げて行き……宇宙まで到達した……

 

 

 

シュゥゥゥン……

 

 

リョウカ(本体)「宇宙航行モードに移行……さてと、もう大丈夫ですよみなさん…ほら見て下さい。」

 

全校生徒『うわぁぁ…!』

 

リョウカ(本体)「どうですか?みなさん?宇宙からの眺めは良い物です、本来なら宇宙には滅多な事じゃあ来れない所です…生きてる内に一度有るか無いかの位ですので……でも私達の所に来れば何時でも行けれますよ……。」

 

岬(日)「え?良いの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、良いですよ…ただ時と場合にもよるし…状況が良ければ頼めば行かせてあげますよ…それに何は宇宙旅行ツアーと言うのも計画してましたしね……生徒のみなさんは実に運が良いですよ…何せ将来の計画の先陣者です……。」

 

宗谷(日)「成る程……それは良いですね……。」

 

リョウカ(本体)「それではみなさん、もうしばらく滞在後に地球へと帰還して…戻った後に拠点にてパーティーを開きます……是非とも最後まで参加して下さいね。」

 

全校生徒『はーい!』

 

 

そして2時間と30分後に地球へと帰還……拠点に戻ってリョウカ達主催のパーティーが開催され全校生徒は大賑わいだった……

 

 

EDBGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(フルver)】

 

 

 

あれから1ヶ月後……

 

 

真雪「え?この世界線を貴女達の世界へ?」

 

リョウカ(本体)「そうです、もうこの世界線はもう平和と見て間違いないでしょうし…それにヤマトお母さんが喜ぶと思いますのでね……何時でも会いに来れるならそうしようと考えました。」

 

真雪「う〜ん……。」

 

リョウカ(本体)「それにもう実行し始めてます……もう明日には転移準備が終わると思いますので……。」

 

真雪「はぁ…相変わらず私達の答えを聞く前に行動するのね、まあ良いけど…分かったわ……。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます…!」

 

 

そして更に翌日には準備を終えて一行も含めてはいふりの世界線は転移して行った……尚後にだが…あの大量召還にて被害に遭った所を纏めると……

 

 

・ポケモンの世界線[解決]

 

・ワールドトリガーの世界線[解決]

 

・異世界(日本国召還編)[解決]

 

・アーマードコアの世界線[解決]

 

・カービィの世界線[完結]

 

 

奇跡的に以上の依頼を受けた世界線は消滅したと言う事は無かったが、召還された一行達の手で勝手にやられたのだった……(当然だが…超メタいが……解決しようが…消滅しようが……無論…完全凍結扱いだ……)

 

 

……数十年後……

 

 

リョウカ(本体)「此処にも馴染めてきました?」

 

真霧「ええ、何とかね。」

 

真雪「まさか色々な所が有るのは最初は驚いたけどね。」

 

リュウカ(本体)「そう言う所ですよ、まあ慣れたら楽しい所ですし…基本的に私達が居る限りは至って安全ですよ。」

 

真雪「そうなのね……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、さてと…今日も頑張って下さいね…私達も色々と忙しい身なのでね。」

 

真雪「ええ…貴女達も頑張ってね。」

 

リュウカ(本体)「ええ。」

 

 

そうして今日も変わりない1日が始まる……一行達の旅はまだまだ続くのだ……

 

 

【最終章:完】

 

 

【はいふり編:完】

 

 

【完結編へ…続く】




現在の達成率:[60%]


次章解放必要達成率:残り[10%]


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