【完結】がっこうぐらし!特殊キャラ使用END実績『みんなここにいる』獲得ルート (赤い彗星@本職はpixiv)
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1キャラクリ~感染

(先駆者兄貴たちに触発されて)初投稿です。
主人公の生態→https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=253859&uid=212986


 自分の居場所を探すがっこうぐらし!はっじまるよ~

 

 今回は2016年発売のゲーム『がっこうぐらし!』をやっていきたいと思います。ハードはPC版です。

 RTA風実況プレイとはいえ、通常プレイだと味気ないですよね?なのでこの実況ではランダムキャラクリエイトで出てくる、とあるレアキャラのエンディング獲得を目指していきます。

 とりあえずスタートしていきましょうか。

 はい、よーいスタート(棒読み)

 

 『はじめから』を選択して、キャラクリエイト画面に行きます。

 偉大なる先駆者様に祈りを捧げながら、キャラクリエイト画面のランダムを押してリセマラしていきましょうか。

 目当てのキャラが出るまでキャラクリは続きます。根気よく行きますよ~行く行く······

 本日一発目ぇ!!······ファッ!?『雪野(ゆきの)しずく』ちゃんが出てきました。わからない兄貴たちに説明すると偉大なる先駆者(アサルトゲーマー)兄貴が使用していたレアキャラです。

 めっちゃ使ってみたいですが、お目当てのキャラではないので仕方ありません······泣く泣くリロードです。

 

 二発目ぇ!!······ファッ!?ファッ!?本命が出てきましたねぇ!!!クォレハ運が向いてきてますよぉ~······(ガバの足音)

 この娘の名前は真壁亮子(まかべりょうこ)ちゃんといいます。勝手にまりこちゃんと呼んでいきます。彼女は黒髪でミディアムで、茶色い瞳が特徴的なかわいいおにゃのこです。

 家族構成などもかなりガッチリしていて、スポーツとかやってそうなんですが、それはいずれ邪淫と一緒にお話致します。(幼馴染システムは使用し)ないです。

 

 次は初期技能ポイントを振っていきます。「体力(HP)」「筋力(戦闘力)」「持久力(スタミナ)」「知力(クラフト能力)」「直感(危険察知)」の五種類の中から、一芸特化にさせたりバランスよくステを伸ばしたりなどなど、人によってこ↑こ↓はかなり差が出るのは面白いですよね~。

 ランダム設定キャラだと既存のキャラからデータを取っているので、キャラごとにステが違います。まりこちゃんは素だと持久力が高いタイプのキャラです。あと、彼女は初期スキルに徒手空拳を持っています。RTAとかだと死にスキルですがこの実況は通常プレイですのでありがたく使わせてもらいましょう。

 徒手空拳は文字通り素手での火力が上がります。またある程度の組付き技も使用可能になって、即死攻撃もあり大体が無音の攻撃なので、普通に強いです。

 先駆者(霞身)兄貴の故意感染ルートでも使われていたスキルですね。

 あと、かれらに襲われたとき直感の値を参照して回避QTEが表示されます。QTEに成功するとかっちょいい感じで避けてくれるので(動画映え的にも)うん、おいしい!!

 直感が低いとあんまり表示されませんので注意が必要です。

 

 ポイントは体力にガンガンに振って余ったポイントは直感に振っていきます。

 お前通常プレイならほかのとこにポイント振れよというホモの兄ちゃん達もいると思います。

 なぜ、今回は体力に振ったかと言われると、パンデミック初日で感染するからです。

 感染するからです(ホモは二度刺す)。これも故意感染ルートのチャートをパク····参考にさせてもらっています。やっぱ、先駆者兄貴たちの走りを······最高やな!!

 では、さっそく始めていきましょうか。

 

 オープニングはキャンセルだ。

 見たい人は自分で買って、やれ(大胆な布教は)

 

 開始地点は自分の教室、二階みたいですね^~

 あとゲーム内時間で一時間くらいしたら事が始まるので、チキンセーブとそれまでに要介護(めぐねぇ)を確保しましょう。

 武器はロッカーに入っているそーふとかモップで構いません。武器はアウトブレイク後調達できるので、まずはめぐねえを探しましょう。

 原作の彼女はゆきちゃんの補習にいますが、このゲームはゆきちゃんの補習がないためランダムで動いています。

 なので遭遇できるか基本運です。

 偉大なる先駆者兄貴もおっしゃられていますが、事前にめぐねえをエスコートしなければなりません。

 画面では校内を探し回っていますね~。

 

 さて、めぐねぇを探している間にこの動画の目的を解説しておきます。

 本プレイ動画ではまりこちゃんのED称号である『みんなここにいる』獲得を目指した動画となっています。

 この『みんなここにいる』の称号獲得条件は、

 

 ・めぐねぇを含む学園生活部+チョーカーネキなどの主要な巡ヶ丘高校の生徒全員生存及び脱出。

 ・まりこちゃんがΩと適合する。

 

 この二つが称号所得条件です。

 一つ目は長男の如くがんばればなんとかなるんですが、二つ目は完全に運です。

 適合者は先駆者(haku)兄貴の学園ヒーロールートの試走でも解説されていましたが、かれらに噛まれて、高校の地下にあるウイルス抑制剤を打った際に低確率で発生するもので、Ωと適合することで日に日に能力値が上がりやがて限界値もぶち破っていきます。

 それと引き換えにまりこちゃんは自我(こころ)を失いますが、このゲームは二週間生き残るのが目的なので誤差だよ誤差(人間の屑)

 画面ではめぐねぇをようやく見つけられたところですね。一階の下駄箱近くとかうっそだろwww

 結構ぎりぎりで焦ってます。ここでしっかりセーブしておきましょう(n敗)

 ちなみにセーブ中でも普通にゲーム内時間は動いているのでタイミング大事です(3敗)

 

 さて、いろんなところから悲鳴が聞こえ始めました。高校生生食ショーの、始まりや!!

 そこにいるめぐねえの手を乱暴乱暴乱暴に掴んで走りましょう。目指すは屋上です。

 すぐそこに中央階段があるのは唯一の救い。

 一気に駆け上がります。途中でめぐねえがこけそうになったりしますが、あくしろよ(ホモはせっかち)

 さて、悲鳴の数だけかれらも増えてるわけで、めぐねえを屋上にシューッ!!超エキサイティン!!したあとは三階の中央階段入り口でしばらく陣取りつつ、近くのロッカーからモップを拝借しましょう。

 割と速かったのでそろそろくるみ(ゴリラ)先輩(そざい)を持ってくるはずです。

 

「おまえ、あたしたちの為に······」

 

 出たわね(知ってた)

 では、かれらをコロコロしながら殿を務めましょう。

 まずうちさぁ····屋上····あんだけど、(淡い桃色の感情)焼いてかない?

 この際、彼らに噛ま(かじら)れるように立ち回りましょう。

 お、今回はかれらの数もそこそこでいい感じに噛まれそうですねぇ!!

 くるみちゃんを襲うように一体のかれらが躍り出たので、まりこちゃんが庇います。

 レバガチャ式の抵抗フェーズが出てきました。これを何もせずに放置して噛まれます。

 うまいぞ噛みつき(空気)

 

 この光景を見たくるみ姉貴はすんげぇ絶望顔してます。正気度もしなしなに下がってらっしゃる。

 まぁ、そりゃ(自分たちを助けた人が噛まれたら)そうなるわな。

 これがコラテラルダメージというものです。みんなも覚えておこうね!!

 やっぱり、がっこうぐらし!の絶望顔を······最高やな!!

 ゲームでも絶望顔めっちゃ気合入ってるみたいで、愉悦部ホイホイな感じになっています。

 くるみ姉貴に屋上に行くことを勧め、自分は離れましょう。

 (自分は)もう助からないゾ♡だから、こっちの事情も考えてよ(無感情)

 

 お、行ってくれましたね。ここからは故意感染ルートと同じく時間との勝負になっています。

 かれらになるまでに職員室のマニュアル読んで、地下室に行かなければなりません。

 モップツーンツーンしつつ、職員室へ向かいま──

 

 今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 


 

 放課後。

 巡ヶ丘高校国語教師、佐倉慈は帰っていく生徒の見送りに、校門前まで行こうと一階の下駄箱まで来ていた。

 教師用の下駄箱は生徒用のものの近くにある。距離的にはもう少しの場所だ。

 すれちがう生徒にさよならめぐねえと声を掛けられ、軽く訂正していく中で日常は突如終わりを告げた。

 最初に認識したのは人の叫び声だった。嫌でも耳から入ってくる不協和音。次は人が人を貪り喰らう姿。

 そこら中で赤い花が咲き乱れる。呆然とふらりとした。現実(いしき)を手放しそうになってしまったその時。

 

「早く、私に付いてきて!!」

「へっ?」

 

 反応も出来ないまま、手を強引に引っ張られた。

 すぐそこに上階へと続く階段がある。それを上る。

 意識が戻っていなかったのと強引に引かれたこともあって階段でこけそうになった。

 だが、すんでのところで手すりをつかむと体勢を整える。

 まだ動いている生徒たちもいたが、それでもじょじょに『かれら』の数が多くなっていってるような気がした。

 気が付けば三階の踊り場。屋上へと押し込まれるように『彼女』に放り投げられる。

 

「あ、あなたはどうするつもりなの?」

「私は······」

 

 彼女のことは知っていた。3年C組真壁亮子。

 丈槍ゆきさんと同じ、クラスでも浮いている不思議な女の子だった。

 丈槍ゆきさんは子供っぽいところがクラスで浮いていたのなら、目の前の真壁さんは彼女の持つ超然的なナニカが自然と人を離れさせたという感じであった。

 そんな彼女が、大人である自身を助けようとしている。

 

「私は、ほかの人の為にここで戦います」

「戦うって······!?」

「だから、佐倉先生は早く屋上へ」

「····でも、」

「いいから、あなたは他の人たちの居場所を作ってあげてください」

「居場所······」

 

 真壁さんはこちらを見る。黒い黒い深淵の目。暗い海の底が見えるような目。

 訴えてきた。自身が出来ることをしろと。

 

「私には····居場所がないんです。だから、先生は生き残った人の宿り木になってください」

「······」

 

 慈は亮子に背を向け、屋上の扉を開いた。

 彼女の言葉が最後の一押しであったが、何より増え続けるかれらへの対処に追われ始めた彼女を邪魔するわけにはいかなかった。

 それと同時に、私は助かったのだと安堵する気持ちが芽生え、自身を呪い殺したくなった。

 自分は前に出られず、守るべき生徒を生贄に捧げたのだ。

 

 屋上にいた二人の少女、丈槍ゆきと若狭悠里に現状を伝えようとしたとき、ドアが叩かれた。

 ドンドンという規則的な音。手がたくさん当たっているような、そんな音ではなかった。

 扉を解放しようとする悠里を止め、慈はノブに手を掛け、ゆっくりと扉を開く。

 そこにいたのは男一人を肩を組んで運んできた少女── 恵飛須沢胡桃だ。

 急いで彼女たちを屋上へと招き入れ、近くにあったロッカーを即席のバリケードにした。

 ロッカーを押している途中若狭悠里と丈槍ゆきも助太刀に入り、一時の安全地帯を手に入れることに成功した。

 ほっと一息ついて後ろを見てみると、くるみに襲い掛かっていたのは彼女が運んできた先輩であった。

 

 地面で後ずさる彼女、その手に当たったスコップを手にして───

 彼女たちの日常(らくえん)はこうして、いとも簡単に壊れてしまった。

 そして、佐倉慈は恵比寿沢くるみから聞かされ知ってしまった。

 ───真壁亮子の感染(自分自身の罪)を。

 




反応があったら続きます。


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2職員室〜るーちゃんとの出会い

(ハメのいろんな機能を試したり、先駆者兄貴達からいろんなノウハウを得たりしたので)初投稿です。
二次創作故にキャラ視点が難しすぎる。
あ、あけおめっす。


 ロリっ子を見つけてぐへへへへするがっこうぐらし!で、出ますよ····

 前回はパンデミック発生からの、真壁亮子(まりこちゃん)KRM姉貴(純情乙女)を庇って、熱烈なかれらにスキンシップ(あまがみ)されたところからです。

 

 今からしばらくは時間との勝負です。

 前回噛まれたことにより、体内に侵入したゾンさんウィルス(Ω)が体内をぐるぐるする前にことを終わらせなければなりません。

 大まかな流れとしては、まずは職員室にあるSAN値直葬マニュアルを読んで、地下シェルターのお太い!!フラグを勃たせます。そいでもって、地下室まで行って抗ウィルス剤をまりこちゃんに注入して『18才、覚醒です』(てきごう)すれば最初の山は越えられるでしょう。

 

 地下室で抗ウィルス剤を打つ前にセーブを忘れちゃいけません(n敗)

 ウィルスと適合せずにそのまま回復してしまうと、直近のセーブデータからやりなおさないとダメだし、セーブしてない人はキャラリセマラ(さいしょから)になるので、確実に適合ルートを見てみたい方は丁寧丁寧丁寧にセーブしましょう······

 抗ウィルス剤を入れたときにオートセーブ入りますが、セーブしておくと二つ前のデータがウィルス剤を打つところからやり直せるので、適合リセマラが出来ます。

 

 ではさっそく職員室に、イクゾー!!デッデッデデデデ(カーン)デデデデ!!

 道中のかれらは基本無視で走ります。職員室は三階の奥なので比較的楽に行けます。

 でもでも、がっこうぐらし!RTA界隈に精通しているホモの兄貴達なら知っていると思うんですけど、扉の閉まってる教室の彼らの数はシュレディンガー方式で扉を開けるまで分からないんですよね。

 お、動画ではお部屋に着いたところですね。

 では扉を開いていきます。オッスお願いしま~す!!

 

 

 

 ············は?(威圧)まさかのモンスターハウス(1%)でした。

 ····ヨシ!!(脳死)どうにかモップツーンツーンで退けましょう。

 モップツーンツーン\\\バキッ!!///

 

 

 

 ························ああああああもうやだああああああ!!!!!!

 ······えぇ~、階段から愛用していたモップが今ここで折れちゃいました····

 耐久度表示しないこのゲームが悪い(責任転嫁)

 計画変更(オリチャー発動)!!職員室の椅子を武器にします!!まりこちゃんの能力ならギリなんとかできるでしょう。

 成せば大抵なんとかなる!!はっきりわかんだね(勇者部)

 椅子の頭部分を持って、急いで殴っていきましょう。ミスは許されません。

 

 さて、まりこちゃんがバーサークしている間長いので倍速します。

 その間、とても暇になる み な さ ま の た め に ぃ ~

 

 

 まりこちゃんについて詳しくお話します。

 まりこちゃんは先駆者兄貴達に使われない理由として、まず一つ目はしずくちゃんと同じくレアキャラということもありますが、彼女はゲームクリア後の二周目以降じゃないとランダムキャラに出現しないことがやはり大きいでしょう。

 所謂クリア特典キャラみたいなものなのでステとかスキルがガッチリしている感じなんですねぇ^~

 

 でもでも、まりこちゃんは実はデバフスキルを持っておりまして、それが専用デバフである『日常への虚無』です。

 これも走者兄貴達には難しい代物でして、学園生活部ルートを通る場合自然と平穏な日常が展開されますよね?その際、通常キャラだとSAN値が回復するところを彼女の場合はボロボロになります。

 一体何故なんでしょうかね?と言ったところでちょうど殲滅し終わったみたいです。

 

LEVEL UP

 

 かれらを約30体ほど倒したのでレベルアップしました。チカレタ····(生死の境目)

 このゲームは1レベルごとに基礎能力、またはスキルを一つだけ任意に成長させることができます。

 もらったポイントはスキル【投擲】を入手しておきます。

 アサルトニキやほかの先駆者兄貴達がこぞって採用するほどのスキルです。

 投擲レベル1は1m範囲のターゲットに必ず投擲攻撃が命中するという、文字だけだとしょぼそうなんですが、意外とこれがバカにならないと先駆者がおっしゃっている通りで、かなりの有能スキルです、

 スキルレベルが上がるごとに範囲が大きくなり、味方のカバーや攻撃方法の選択肢が増えるのでなるべく取りたいスキルの一つですね。

 

 そういってるうちに、まりこちゃん職員室の隠し戸棚を見つけてマニュアルを熟読してますよ~(愉悦)

 でもでもこのマニュアル、実はまりこちゃんが読んでもSAN値はあまり減らないです。

 何故なら、彼女はこの事態になることを知っていたからです。

 はぁ?という兄貴達も目に見えていると思います。しばらくは地下室まで移動するだけなのでくどくどですが解説を。

 

 まりこちゃんの家族設定で、父がランダル社勤務で母親が自衛隊です。あ····(察し)

 つまりはそういうことです。これ以上はまりこちゃんが可哀そう(おま言う)なので······お口にチャックします(矛盾)

 マニュアルは元の位置に戻しておきます。めぐねえに読ませないと······(人間の屑)

 

 さてさて、地下室をさっそく目指していきます。

 かれらの習性として、階段を登るのが苦手なので、上層は自然と数が少なくなって、逆に下層になればなるほど多いです。

 特に、一日目はまだ下校していない生徒でオッパゲドン!!なのでそこらへんでぱちったモップ二本を持って、なるべく敵を避けつつ、出会った場合はまたまたツーンツーンしながら進んでいきましょう。

 地下室までは何もなかったので倍速です(3.64倍速)

 職員室で血族の洗礼を受けて、満身創痍(噛まれたときから)でしたが、やってきましたぁ!!地下室ぅ~!!

 Foo↑気持ちぃ~!!

 初日は地下シェルターは解放されていないので、自分で開ける必要があります。

 パスワードはマニュアル読んでくれてるとキャラが自動で開けてくれるので、うん、おいしい!!

 

 ドンガラガッシャーン!!(シャッターの開く音)

 

 シャッターを開くと、そこには雪景色が広がっていた······(大嘘)

 この時点だと浸水はまだっぽいですね。

 めずらしく地面が見えているので普通に通路は突っ切ります。

 さてさて、地下室はこれ以降かれらが湧きますが今だけはまだ湧いていないのですんなりとワクチンチン(違う)を取りに行きます。

 地下室来ましたね^~備蓄がお太い!!

 ちなみにとある部屋には重火器がたくさんある部屋もあって、教職員かれらを倒すと確率で落とす鍵でガラスケースから銃が取り出せるようになります。

 ガラスケースを割ろうとすると警報機が作動してかれらがハイになるので注意です(1敗)

 

 さてさて、抗ウィルス剤があるのは······こっちのコンテナかにゃ~····あ、こっちはステーキでした()

 何処だぁ~探すぞぉ~(チャートガン見)

 お、こっちのやつですね。ありましたねぇ!!!!では、コンテナを開けて、一刻を争うのですぐさま注射したいと思います。

 おう、打ってこい打ってこい(×1)

 あ····成分注入したあとに思い出したんですけど······まさか······

 

 ───地下室で抗ウィルス剤を打つ前にセーブを忘れちゃいけません(n敗)

 

 ······あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!!!

 クォレハ盛大なガバですね······やってしまいましたよ······彗星はもっとこう····バァーッて動くもんな!!(精神崩壊)

 かれら化一歩前で焦ってたからね、仕方ないね(言い訳していいわけ)

 わんちゃんチキンセーブした場所からリセですね····とりあえずステを開きましょう。

 

 

 

 

 

 

 ん?クォレハ······バフの欄に見覚えがあるやつがありますね······

 このマークは······ファッ!?適合しちゃってますよぉ~これ。もうこれ運がいいのかよくないのかわかんねぇなこれ()

 とても運がよく一発目で適合できたので続行です(完全勝利)

 とにかく地下室を色々調べておきましょう。初日なので行ける部屋は少ないですが、それなりの武器が手に入ればいいです。

 お、ちょうどいいところに鉄パイプがあったので取りましょう。

 鉄パイプは耐久性もそこそこで、キャラクリ状態で所得できるスキル杖術(じょうじゅつ)の対象にもなっています。

 杖術入っていると火力も上がるので、そこらへんの鉄パイプ(そこそこレア武器)は強武器と化した先輩になります。

 しばらくはこれを使っていきましょうかね~

 あとあと軍隊用リュックを拾っておきます。ここにご飯入れていきたいですね。

 

 では、無事適合も出来たということなので、チキンセーブをしてから地下室から出ましょう。

 これからまりこちゃんは何するんだよ?とお思いのホモの兄ちゃんもたくさんいるでしょう。

 今からまりこちゃんは鞣河小学校まで全力疾走してもらいます。

 小学校と言って察しのいい方はいるでしょう。そうです、今からるーちゃん(姉なる者の精神安定剤)を助けに行きます。

 まりこちゃんはしばらく学園生活部と関わるつもりないからね、しょうがないね(レ)

 

 では、行ってまいりましょう。王の凱旋である(王道を往く)

 適合したことによって、身体能力が徐々に伸び始めますが、デメリットとして自我を失っていくのと、飢餓感がずっと襲ってきます。はらぺこりんりんです。

 正直、リュック一つ分だと足りないですが、初日なのでまだ平気です。これには初日のまりこちゃんの食料と、るーちゃんをおびき寄せるようのお菓子を放り込んでいきます。

 道中でコンビニかスーパー辺りに寄って行きましょう。

 

 画面では地下から出てきて、かれらを鉄パイプでしばきつつ正面玄関を突破したところですね。

 時間的には夜ですが、なんとかして鞣河小学校まで行きます。

 小学校まではただただ移動しているだけなので倍速(8.10倍)

 

 

 さて、再び倍速となってしまって暇なみなさまのためにぃ~

 なぜるーちゃんを助けるのかお話します。

 るーちゃんを助ける理由として、やはりりーさん(発狂魔)のSAN値管理が一番の理由です。

 通常プレイで刺されたりお外に放り出されたり、偽りの家族としてENDした兄貴達も多いと思います。

 めぐねえに続いての鬼門の彼女なのですが、るーちゃんがいると一気に有能キャラへと変わります。

 妹好きだからね、しょうがないね(レ)

 あと投稿者自身がるーちゃん(というかがっこうぐらしのキャラ)が好きなので、なるべく助けに行きたいなぁという気持ちもあるが故です。

 モチベ大事。

 

 というわけで到着しました、小学校。

 入って(不法侵入)どうぞ。

 オッス、お願いしま~す!!

 夜だということで教師かれらぐらいしかいない小学校。

 ちなみに朝になると小学生かれらも見ることが出来ますが、あいつらは図体が小さくて攻撃が当たりづらいのでキャンセルだ。

 

 さてさて、さっそくるーちゃんを探していくのですが、鞣河小学校に入った時点でランダムポップとなっている彼女。

 彼らの群れの中にポップして即お陀仏の可能性もあるのでその時は潔くやり直しましょう(適合したところから)

 では、本選行きます。

 (正直今のステだと彼らの一匹二匹屁でも)ないです。

 職員かれらを倒しながら進んでいくと、お、目標発見!!

 明らか頭に!が付いてる顔でめっちゃかわいい(かわいいは正義)

 

 こ↑こ↓で説得に成功すれば、大体付いてきてくれますが基本説得自体が難しいです。

 そりゃ(知らん血まみれの女子高生に説得されたら)そうなるわな。

 案の定ここでも逃げられましたね~

 リアル鬼ごっこの、はじまりや!!──

 

 といったところで今日はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 


 

 いつもどおりのにちじょう。

 だいすきなお姉ちゃん(りーねえ)といっしょにおうちを出て、がっこうにいく。

 がっこうにいけばともだちがいて、たのしくおしゃべりする。

 それがずっとつづくと思っていた。

 

 ────突如壊れてしまった。日常(らくえん)は。

 幼子が気が付けば、辺りは混沌と血の海と、そして同い年ぐらいの友達が友達の肉に歯を立て引きちぎる姿。

 意味が分からなかった。意味が分からなかった。だから少女は考えることを手放そうとした。

 だけど、そんな彼女の手を引っ張る者がいた。

 

「にげるよ、はやくッ!!」

 

 るーの同級生であり、親友の女の子だった。

 彼女に手を強引に握られ、教室から廊下へと躍り出た二人は駆けだす。

 廊下でもその光景は変わらなかった。

 少女には抱えきれないカオスが広がり続けて、あたりまえ(日常)を侵していく。

 いつの間にか女子トイレにたどり着いていた二人。

 そこで、親友は自分をトイレに放り込んだ。扉に彼女が背を向けるような、重さが乗る。

 るーは声を出そうと自分の口を動かしたが、喉がそれを否定するかのように凍り付いて音を発生させなかった。

 

「───!!」

「······るーは、いきて。わたしはあなたを守るから」

「───ッ!!」

 

 扉の重さが無くなる。彼女の存在の重さが消える。

 上履きがぱたぱたと軽快な音を立て、その音は入り口のほうへと遠ざかっている。

 るーは彼女に伝えたかった。だが、声が出なくて彼女を止められなかった。

 彼女を追いかけようとした。けれども──こわくてこわくて、ここから出られなかった。

 申し訳程度に扉の錠だけは閉めていなかった。

 でも、彼女の命の重さよりも目の前にある(きょうふ)は冷たく、ずっしりとしたディティールを持っていた。

 

 何分、何十分、何時間、ここに居座っていたのだろうか。

 ずっと響いていた叫びと唸り声の不協和音は鳴りを潜め、いつのまにか辺りは静寂に包まれていた。

 これは夢だったのだろうか。そう考えてみようとしたものの、座っていたトイレは自身の温度が移って暖かくなっていた。

 その温度が訴えていた。これは現実であるということを。

 そして、親友を見殺しにしてしまった自分自身の情けなさをまた知ってしまった。

 

 幼子にその罪はあまりにも重すぎた。

 彼女はお昼に食べた給食を地面にぶちまける。

 黄土色の流動物から臭う酸っぱい匂いと、体の奥から感じる同じ匂いがより現実を認識させてしまった。

 

 ──わたしはどうすればいいんだろう。

 

 彼女は居場所を求めて、彷徨い始めた。

 夜が深まる。悪夢は、まだ覚める気配はない。




次回も、がんばります。


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3るーちゃん救出~二日目始まり

(RTAと通常プレイの差がよくわかんないので)初投稿です。
通常プレイだとガッチリとしたサブタイとかにしておいたほうがいいのかな?


 ちいさい女の子と鬼ごっこするがっこうぐらし!イクゾ~!!(カーンキャンセル)

 前回からの続きですね。前回はガバ(1%)あり豪運(一発適合)ありと忙しい感じから、高校を一旦脱出。今は鞣河小学校でるーちゃんとの命がけのチェイス(直球)が始まったところです。

 

 ムム!!(楽天カードマン)まりこちゃんが怖いから逃げたのかなぁ?

 ほぉら、こんな美少女(当社比)(好み)なんてそこらへんにいないからさぁ。

 ····ヌッ!!進行方向に一体のかれらがいますねぇ!!当たるか分かりませんが、投擲!!るーちゃんの頭を通り過ぎて見事にヘェェェッドショォォォトキルゥゥゥウ····(ねっとり)

 かれらの頭にヒットして血しぶきぶしゃーっとなりました。殺し慣れてしまったまりこちゃんは何もないですが、これにはるーちゃんのSAN値がバリバリ減っています。

 放心して動かなくなったので今のうちにキャァッチ!!工事、完了です····忘れず鉄パイプも拾っておきましょう。

 

 るーちゃんを確保するとイベントが発生します。

 自己紹介イベントですね~

 といっても放心しちゃってお話にならないんですけどね。でも自分が助けに来たことや安全な場所があるということを伝えましょう。

 なかなか酷そうなので、るーちゃんがりーさんと合流するまで、なるたけまりこちゃんがケアしてあげる必要がありますねぇこれは······

 

 りーさんと合流した状態でるーちゃんが死んじゃうとりーさんは1000%後を追っちゃうからね、しょうがないね。

 というわけで、イベントがクリアされたことによって小学校が安置化されました!!一度出るまでは安置のままなので、みんな踊れ~!!(YTR☆)

 

 実は小学校に来た時にランダムでレアキャラも生成されることがあるらしいです。

 例えばそうですねぇ······王道を往く······月日星夜ちゃんですかね····

 小端妖精兄貴のモースタSランク縛りRTAで生態を確認できるので、ぜひ視聴して、どうぞ。

 

 こっから自由に探索出来ます。通常プレイなのでテキトーにゆっくり物品でも見ていきましょうかね~

 〇学一年生のランドセルを漁れば大体有能アイテムのブザーがいっぱいおっぱい出てくるので、るーちゃんに持たせておきましょう。

 いざというときに使ってという説明もこの時しっかり丁寧丁寧丁寧にしておいてくださいよ~(2敗)

 

 説明していないといきなり鳴らしたりして、かれらを惹きつけてしまいそのままるーちゃんがお陀仏とかありますからね····

 ブザーの説明しているときのこくこく頷くるーちゃんが小動物みたいでとてもかわいいですね^~。そりゃ溺愛するわな。

 るーちゃんとの意思疎通が手話しかないのは厳しいので、ノートとマーカーも突うずるっこんでおきます。

 予備も含めて携帯しておくと、るーちゃんとの行動の時非常に便利です。

 

 さてさて、次は職員室とか校長室とかにも向かってみましょう。

 職員室には緊急回避アイテムのボールペン(おとなのちんこ)があるのでいそいそと取って行きましょう。

 小学校特有の鉛筆しか使ったらダメルールとか懐かしいですねぇ^~

 あと、教師の手記とか雰囲気アイテムも落ちてます。読みたい兄貴達はプレイしてみて、どうぞ(大胆な布教は)

 気分は落ち穂拾いをしているおば様方のようですわね(お嬢様)

 

 校長室にはいいお菓子とかがあったりします。お菓子はSAN値回復に繋がるので是非入手しておきたいところ。

 そしてもう一つ、これですよこれこれ!!あやしい袋を入手しました。これを·····気になるあの子*1のお湯に入れれば······ぐへへ。

 ちなみにお菓子はクッキー☆が手に入りました。ええやん(恍惚)

 

 アイテムはこんなところですかね~

 小学校に食料なんてほぼないし、あったとしても足が速いので調理器具を持っていなければ料理スキルもないまりこちゃんには無用の長物となってしまいます。

 最後に適当なランドセルをるーちゃんに持たせて、アイテムをそこそこ詰め込んでから小学校から出ましょう。

 詰め込みすぎるとるーちゃんの移動速度が遅くなるからね、しょうがないね。

 

 まりこちゃんの頭上には月が昇っていますが、お前らも頑張んだよ!!(激励)

 小学校で寝ても良かったんですけど、朝起きて小学校を脱出するのはるーちゃん連れてる状態だとかなりきついので、かれらが少ない夜に脱出しておきます。

 どこに行くかは決めていません。とにかくドアが開いている建築物があればいいですね~

 ドアが開いてれば中にいるかれらの数が確定するので、らくちんちんに事が進められます。

 SAN値やばめのロリっ子のまえで1%引いたらそれこそリセ案件なんだよなぁ······(3敗)

 

 お、動画ではいい感じの教会を見つけたみたいですね。

 教会教会した建物(意味不明)の屋根に金属製の鋭い♂ケルト十字架が勃っていますね。

 こ↑こ↓はケルト系の教会だったのかな?

 さて、椅子がたくさん並べてある礼拝堂をしっかりクリアリングしてから、入り口は椅子で簡易的なバリケードを作りますよ~作る作る····

 寝てる間に彼らに入られたらガメオベラだからね、しょうがねぇなぁ(生存戦略)

 

 わっせ わっせ(ドンガラガッシャーンッ!!) 

 

 ホールの安全は無事確保できたのでるーちゃんに待機を命じておきましょう。

 まりこちゃんはどうするかって?ほかの部屋もクリアリングします。

 適合者になった今のまりこちゃんならたやすい(三人にも勝てる)からね、じゃあ、働け!!(直球)

 教会のホールがありますが、その脇に開いたドアがあります。その先に多分修道士たちの部屋とかがあるのかもしれません。

 

 一日目は電気まだ来てるから廊下明るいですけど、時間の問題です。

 明日か明後日にはつかなくなって、夜にはマジの暗闇が広がるので舐めてはいけない。*2

 お、ちょっと古そうな木製のドアがありますねぇ!!ケツ(1%)とかは····勘弁してくださいね?(切実)

 空いてんじゃ~ん!!(伝統のネタ)····今回は三体のかれらがいるだけでしたね。三人は、どういう集まりなんだっけ?

 まあ、すぐにコロコロするんですけどね~(無慈悲)

 死は生への救済だから······

 

 お片付けも終わったのでお部屋の物色をしていきましょう。

 お、めぐねえとおそろの『しすたーの服』が入ってるやん!!

 あの服デザイン良くて好き、かわいい(ノンケ)

 ついでなんで着替えておきましょう。清潔感とかはキャラのSAN値に関わるからね、特にしばらく学園生活部と合流しないまりこちゃんにとっては大事な要素です。

 お、ええやん(恍惚)好きな女の子の別衣装ってなんか興奮しない?しない?

 

 ほかにはまぁ、特には(アイテム)なかったんですけど····しすたーの服(コスプレ)はやってましたね。

 るーちゃん用の服が見当たらなかったのですが、まま、エアロ!!

 安全確認も済んだのでホールに戻ってるーちゃんにここは安全だと伝えましょう。

 緊張の糸が切れたのか、へなぁってなりましたね。かわいい。

 地面にぺた~んと座り込んでしまったので、まりこちゃんも隣に腰掛けます。

 もう子供は寝る時間とっくに過ぎてますし、こっくりこっくりしてます。

 

 ほんとうは早く寝かせてあげたいですが、少しお話してから寝かしましょう。

 るーちゃんとはしばらくお別れするので、一日目に信頼度イベを回収してレベルアップしておこうという策略です。

 お腹は減ってそうですけど、食べても戻すだけなのでやめておきましょう。

 目の前でかれらがぶしゃぁあ!!(FNS)したらそうなるわな。

 てきとうにお話しましょうか。

 

「りょうこおねえちゃん····ありがとう」

 

 乱れた筆跡からわかる、もう限界ですねるーちゃん。

 お眠のるーちゃん、りょうこちゃんの太ももにダイブしました!!

 あぁ^~たまらねぇぜ!!!!!!!!!!!!!!!!(百合豚)

 

LEVEL UP

 

 やったぜ。(完全勝利)

 このレベルアップもスキルに振りましょう。スキル【強肩】を取っておきます。

 これで投擲でかれらをヤれます。やったわよ。(死屍累々)

 るーちゃんは夢の世界に行ってらっしゃるので、余った教会の長椅子に横たわらせておきましょう。

 ゆっくり····降ろしていきますよぉ~

 まりこちゃんは警備というなの棒立ちしておきましょう。取ってきた夜食(おやつ)もあるから、しばらくは大丈夫!!自然と寝落ちするの待ちましょうね~。

 お、こちらも疲れてたのは画面がうつらうつらしだしましたので、遠慮なくオネンネ(新種のpkmn)しましょう。

 

 

 

 

 

 

 オッハー!!(激寒)

 二日目の朝、時刻は十時前くらいですね。

 るーちゃんは疲れて寝ていらっしゃるので、静かにお外に出ましょう。

 お外に出てまりこちゃんの武器を確保します。

 ょぅι゛ょが危ないだろ!!いい加減にいしろよ!!という優しいホモの兄ちゃんの声が聞こえてきますが、すぐに済むので大丈夫です。

 だって、武器になりそうなものといったらこの近くだと教会の屋根にありますから。

 

 とりあえず上りましょう。ステ値は感染者よりちょびっと超えたくらいになっているので多分いけます。

 お前も鳥になんだよ!!(ガンボルNT)

 身体能力が高ければ、凹凸が多い教会を壁キックの要領で屋根まで上れます。

 

 まずこのチャペルさぁ、屋上····あんだけど、行ってみない?(身体能力のごり押し)

 さて、特にガバもなく上り詰めたので、目的のブツに手を付けましょう。

 目的のブツは教会の屋根でおっ勃っている十字架です。

 見るからに強武器、はっきりわかんだね(適合者並感)

 私は選ばれしものなのでこれをヌいて武器にします。

 

 うんとこしょ、どっこいしょ(大きなかぶ)

 

 ボキッ!!という音共に取れました、ケルト十字架。

 きらきら光っていてめっちゃ綺麗ですね。

 アイテム欄を開いてどんなアイテムか確認しましょう。

 はぇ^~標識よりも火力が高くて、耐久度もくるみのスコップ(神造兵器)には及びませんけど、くっそ硬い♂武器とか······お前成人の日だぞ(新成人のみなさまおめでとうございます)

 クォレハかれらキラー(KK)としていっぱいいっぱい裕次郎(死の恐怖)プレイもできますね······

 楽しみが増えたわ。

 

 大きい♂ので室内で振り回すには微妙かもしれませんが、かっこいいので、ヨシ!!(現場猫)

 ほいならそのまま飛び降りて、教会に戻りましょう。

 あ、ちょうどるーちゃんが起きたところみたいですね。

 手に持ってる十字架に驚いていますね~。まあ、そうなるわな。

 お腹も減ってるので朝ごはんにしましょう。

 

 まりこちゃんがつがつ食べてます。一方るーちゃんはうんまい棒をもきゅもきゅしています。かわいい(洗脳)

 さて、あらかた食べ終わったのでそろそろおいとましましょうか。

 おててにぎにぎされてもう気が狂うほどうれしいんじゃ。

 

 といったところで今日はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 


 

 彷徨っていた。自分が何処にいるかわからなくなったから。

 わたしはだれなんだろう。わたしはいったい───

 

 口ではそういいながら、自分という存在を消すことはできなかった。

 それは彼女からしたらもっとこわかったから。その選択は幼子にはできない選択だった。

 

 わたしとかれらしかいないとおもっていたせかいで、わたしのまえにそれはあらわれた。

 

 幼子の瞳に映ったのは赤色。しかもカラフルな赤ではない黒く濁った赤。

 かれらとは違う存在。異質だった。だからこそ逃げた。

 自分を追いかけてくる死を感じさせる恐怖から逃げた。

 だからこそ失念していた。

 前を見るとすぐそこに迫っていたのだ。かれらが。

 

 あぁ、最後はこうやって死ぬんだ。

 彼女が死を受け入れるしかない中で、目の前の彼らの頭が爆発した。爆発して、赤が飛び散った。

 目の前の現象を理解する一瞬が悠久の時のように感じられたが、理解した瞬間血の気が引いた。

 かれらを殺したのだ。迫る死の恐怖が。

 もう逃げられない。悟った幼子は思考を停止させる。

 

 

「安全な場所があるよ。巡ヶ丘高校。」

「········」

 

 声は出なかった。だが、彼女はその施設の名前を知っていた。

 自身の姉が行っている場所の名前。もうひとつのがっこう。

 

「おねえちゃんとそこに向かわない?」

 

 自分はこの救済を受け入れていいのだろうか?

 さっきまで恐れていた人物の手を取っていいのだろうか?

 わからない。でも、怖かった。死ぬのは怖かった。そして何よりかばってくれた親友に申し訳ないと思ったから。

 忘れていた。一瞬前のことを。だから彼女は決めたのだ。

 

 もうここにはいないのかもしれない。

 でも、自分が覚えていればキンセンカの花みたいな彼女も、きっとそこにいるのだから。

 死の恐怖と感じた人物は名を真壁亮子と名乗った。

 彼女が先導し、幼子はそれに従い小学校に残った物資をかき集めた。

 ブザーは使えそうという理由で彼女に持たされた。ほんとうにピンチなときにしか使ったらダメという約束も交わした。

 ほかにもいろいろと使えそうなものを回収してから小学校を出た。

 

 かならず生き残る。そう誓って。

 空には三日月が昇っていた。たびだちには少し不穏な気もしたが、それでも進もうと決めたから一歩踏み出した。

 電灯がチカチカとしている夜の闇の中、たどり着いたのは荘厳な雰囲気を持った教会

 亮子にそこから動いたらダメと言われ、幼子は年上の姉さんの帰りを待った。

 しばらくすると、服を着替えて彼女は戻ってきた。

 紫色の綺麗な布地を持った服だったが、正直彼女に似合っているかと言われればそうでもないというのがるーの感想。伝えなかったが。

 彼女が安全と伝えたところで、張っていた糸が全て切れてしまった。

 立っていたのにいきなり力が抜けた。地面に座り込んでしまったその隣に亮子も腰掛ける。

 

 次に襲ってきたのは眠気だった。

 でも亮子が話を振ってきたのでなけなしの力でノートに言葉を紡いだ。

 彼女は私がいっしょにいれば安心だといってくれた。絶対に高校まで送り届けるとも。

 たくさんの言葉を掛けてくれた。自分でわかる。もう自分は睡魔に抗えないことを。

 だから、最後に伝えていなかった気持ちを書きなぐった。

 そこで彼女の意識は途切れた。ぬくもりを感じて彼女の眠りは深くなっていく。

 

 

 ──夜が深まる。悪夢は、まだ覚める気配はない。しかしながら、幼子は小さな希望を宿した。

 

 

*1
性別は不問

*2
そのひぐらし!初見殺し要素




次回の料理も、がんばります。
るーちゃんわかんにゃいなぁ······


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4二日目始まり〜チョーカーネキ救出

(まさかの連日投稿なので)初投稿です。
実は文字数とか5000文字くらいとか勝手に決めてるんですけど、書こうと思えば書けるんですねぇ^~



 ロリっ子と高校まで往く(適合者の風格)がっこうぐらし!続き行くよ〜(棒読み)

 前回は小学校で激アツなルリチャンカートダブルダッシュ(参加者生者二名)をして、るーちゃんを救出。そこから小学校を出て教会でオネンネ(デデンネの親戚)して、朝起きて十字架を折ったところからですね。

 おててにぎにぎして付いてきてくれるるーちゃんあぁ^~たまらねぇぜ!!

 でもまりこちゃん接触恐怖症よりは少ないですが、日常への虚無が入ってるのでSAN値が少しずつ減ってるんですよね~。

 う~ん······クォレハほどくべきなんでしょうかね?理由を付ければなんとかできるとは思うんですけどね。

 あ、そうだ(ひらめき)

 わたし、先行ってブッコロコロ(安全確保)するからおてて離してくれよなぁ~。大丈夫、へーき、へーきだってば!!

 お、信頼されてるのかおててはなしてくれましたね。では、るーちゃんとのある程度の距離を保ちつつ、先に進んでクリアリングします。

 

 ちなみに言い忘れてましたが、感染者及び適合者はΩを体内に宿しているため、目が節穴(ガバガバ)なかれらからは同族認定されるので、ある程度敵対行為をしない限りは自然とスニーキングできます。感染ルートのメリットの一つですね。

 但し、生存者と一緒になっている場合は上記の効果が適用されるのはあくまで自分だけということを忘れないようにしましょう(n敗)

これを応用して生存者に覆いかぶさって、生存者を隠すという高等テクニックもありますが、(そんなことできる事態に遭遇することがそもそもあんまり)ないです。

 また、生存者をおとり(出汁)にしてかれらを暗殺なんてことも出来ますねぇ!!これする場合はかなり気をつけないと、生存者がもきゅもきゅされるので気をつけましょう(5敗)

 

 動画では疎らにいる彼らをまりこちゃんが十字架を一振りして複数のかれら(正しい日本語)を肉塊に変えてますねぇ^〜はぇ^〜すっごい怖い····

 返り血に染まったしすたーの服と紅く染まった十字架なんて····勃ってきちゃったよ····(クソノンケ)

 お姉さんゆるして(死という名の祝福)

 高校に着くまで何もないのでいつもの(倍速)です(3.64倍)

 

 高校に着くまで暇を持て余してる画面の前の兄貴達には、今後の行動方針について、お話します。

 高校に着いてからはその足でチョーカーネキの救出。そこから学園生活部と合流····しません!!

 これは先駆者兄貴の故意感染ルートのもとにあったチャートを、パクらせてもらいました(ホモは正直)

 7日目に確定で起きる『あめのひ』に華麗に登場して、好感度を上げます。

 なのでチョーカーネキにはるーちゃんを任せてもらいます。

 

 あと忘れてはならないのは、まりこちゃんの生存を隠してもらうことです。

 チョーカーネキは優しいのでまりこちゃんを引き留めて、別れた後はほぼ1000%(ZAIA社長)まりこちゃんの生存をみんなに報告します。

 でも、今回は口留めしてもらいます。

 理由は、まりこちゃんが庇っためぐねえとくるみちゃんあたりです。

 彼女の生存を知るとNPCの挙動に何が起こるかよくわかんないからです。

 『まりこちゃんが生存していた→助けなきゃ』というNPCの挙動を敢えて利用して、学園生活部の高校三階確保をkskさせるテクニカルなプレイも出来ますが、なんせこちらから関われないので各キャラのコントロールが出来ないです。

 なにより、要介護(めぐねえ)が無茶をして噛まれかねないのが一番の理由です。

 めぐねえいなくなっちゃうとゆきちゃんがゆきちゃん化してしまうからね、しょうがないね。

 

 さて、校門の前にやってきました。

 えっ?倍速でるーちゃんが乙りかけたの誤魔化すなって····?

 ······お、そうだな(開き直り)

 校門前のかれらはヤったので、近くのドアが開いたおうちで学生服に着替えておきましょう(無敗)

 理由としては、チョーカーネキやその他巡ヶ丘高校の生徒を助けるとき、制服を着ていると説得が楽に進むからです。

 るーちゃんはもうすぐりーねえと会えると思ってそわそわしています。かわいい。

 着替え終わったので、登校(イクゾー)!!デッデッデデデデン!!

 

 校庭にはそこそこのかれらがいますねぇ^~が、この私の相手になるわけないんだなぁこれが。

 ヌッ!(QTE)回避コマンド出たので回避します。くるくる回って回避するのかっこいいっすね~

 そのままカウンター一閃!!『♰邪剣夜♰』──逝きましょうね(強者の風格)

 これに気づいたかれらがるーちゃんにめがけてノロノロと来ますが、そんなんじゃるーちゃんも殺せねぇぞお前ら!

 赤く染まった十字架で一振り♂、二振り♂で、工事完了····です。

 最初に出たソフトのラスボスかな?

 

 さて、グラウンドに真っ赤っかなお花がたくさん咲いていますが無視だ無視。

 ステ画面開いているのはるーちゃんの正気度確認です。

 あのショッキングなところを見たからか、特に問題はなさそうですね^~

 

 高校の屋上も確認しておきます。屋上を視認しとかないとチョーカーネキがテコでも動きません。開幕外に行くルートだと屋上の写真が撮れないので説得が難しくなってしまいますが、その埋め合わせをするのがるーちゃんです。るーちゃんがいると幼女を安全なところにイかせなきゃ······(使命感)となって、屋上に向かってくれるので、お外ルートでチョーカーネキを救出するとなるとほぼ必須キャラみたいなものです。

 

 では、体育倉庫でバット取ってから行きましょう。

 バットはチョーカーネキに渡す用です。これに血痕辺り付けて持っていきましょう。

 血痕付ける血がないって?校内にもかれらはいるんだよなぁ······

 

 ほいなら、校内にいざ鎌倉!!

 一日ぶりにやってきた正面玄関、すっごい荒れてますね······まぁ、そりゃそうなるわな。

 チョーカーネキが湧くトイレはアプデでランダムに変更されたので根気よく探しましょう。

 お、道中にかれらが一体(正しくない日本語)いたので、バットで頭から一発。

 やったぜ。所要時間僅か数分でバットにつける血痕をゲットだ!!(終身名誉ホモガキ)

 

 血痕を付けた理由としては、チョーカーネキがるーちゃんを助けに行ったということの説得力を増させるためです。

 そりゃ戦った跡があったほうが納得しやすいわな。

 一階のトイレにはいなかったので二階に行きましょう。

 二階はかれらの階段を登るのが苦手な習性で、数が少なくなっています。

 ほならね、殲滅してトイレ探せって話なんですよ(適合者並感)

 (ちなみに三階はKRM姉貴たちがいる確率が高いのでイか)ないです。

 

 チョーカーネキは二階ホール側のトイレにいました(半ギレ)

 鍵がかけられてるトイレの扉が目印です。

 ちなみにこ↑こ↓が二階で調べた最後のトイレでした····はぁ、やめたらこの仕事?

 てはては、ノックしましょう。

 あのぉ~(ドンドン!!)真壁ですけどもぉ~(ドンドンドン!!)ま~だ時間かかりそうですかねぇ~(ドンドンドンドン!!)

 お、迫真の鬼ノックで鍵が開きましたね。う~ん、かなり憔悴しきってますねクォレハ・・・・

 よう耐えた!!これでこそゆきちゃんの親友や!!(労い)

 

「····助けに来てくれたの······?」

 

 そうだよ(便乗)まずうちさぁ····安全地帯(おくじょう)あんだけど、行っとかない?

 やっぱり首をふるふるしますね~。じゃあ、ここらへんで切り札を切りましょうかね。

 かもん!!るーちゃん!! 

 

 ────さぁそれでは!!ここでコイツ(るーちゃん)を競りたいと思うんですよ。まず、30万から!!コイツの出来る技は、SAN値回復はもちろん、笑顔、いたずら、それから····農作業も、喋ったりも、調教次第では出来るかもしれませんよ?まず、30万から!!さぁお客さんどうぞ!!

 ····えっ?プライスレスで引き取るって?ええやん(恍惚)

 人身売買なんてしてはいけない(切実)

 では注意しておトイレから出ましょう。

 

 道中ヤってきたのでかれらはいませんね!!──かれらの死体を見てチョーカー姉貴のSAN値が下がっていってますが()

 階段はすぐそこなのでとっとと行ってもらいましょう。ん?お前も来てくれって?ダメです(鋼鉄化)

 なんでって······?────俺にはやるべきことがある。だからお前達は早く行け!!(迫真の演技)

 う~ん、ダメみたいですね······じゃあ、切り札切るかぁ······

 わたし感染してるから、そっちにはいけんのだよ(半ギレ)

 (というか行きたく)ないです。

 

 これ言ったら流石にチョーカーネキも意見を引っ込ませます。SAN値犠牲にしてですが。

 あかんこれじゃぁチョーカーさん(のSAN値)が死ぬぅ!!

 ギリギリるーちゃんがいるから耐えた感じですね。ょぅι゛ょっょぃ(確信)

 ちなみに一緒にいたるー氏のほうのSAN値がかなり減ってます。そりゃ(助けてくれた恩人が感染してたら)そうなるわな。

 うん?るー氏ノートになにか書き殴ってますね?え?『ぜったいにおねえちゃんのことをわすれない』······?

 、、、ええこやでぇ······(感涙)

 大丈夫、Ω(ばいきん)になんて負けないって、へーきへーき!!じゃけん、会えたらまた会いましょうねぇ~

 

「あぁ、わかった······」

 

 あ、そうだ(計画通り)私が生きてること生きてる人たち(学園生活部)には黙ってて、どうぞ。

 チョーカーネキ渋い顔してますが、こちらは恩人なので言うこと聞いてくれます。

 (恩人の望むことを聞くのは)当たり前だよなぁ?こっちの事情も考えてよ(懇願)

 あれ、まりこちゃんとチョーカーネキ指切りしはじめましたよ?これが俗にいうやくそくイベントっていうやつですかね?んにゃぴ······よくわかんなかったですね。

 ······ヨシ!!(現場猫)バットと食料一式(残り少ない)が入ったリュックも渡しましょう。

 じゃあ、終わり!!閉廷!!····以上!!皆解散!!

 

 二人が階段を登っていくところまでは見送りましょう。····ヨシ、姿が見えなくなったな。

 じゃあ、もう一度地下施設に行って軍用リュックを手に入れてからお外に出ましょう。

 高校出るまでカットです!!(あくうせつだん)もう一度同じようなもの見せても面白くないからね、しょうがないね。

 お外出ました。今日も蒼穹(そら)は蒼いなぁ~。蒼穹に戻りますんで······。

 

 巡ヶ丘高校(マサラタウン)にサヨナラバイバイ。私はケルト十字架(こいつ)とショッピングしにいくので······

 ショッピングです。そうです、今から徒歩でモールまで行きます。

 このΩ禍の中で?しばらく(大体一日)はそのひぐらし!となります。

 ほならね、モールまで全力ダッシュしろって、話なんですよ?

 あ、道中のかれらはなるべく狩っていきます。ただでさえ人の交流とかあんまりないのに、かれら狩りしないとやってられないんだよなぁ······

 それじゃあ、全力ダッシュよーいスタ──

 

 といったところで今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。  

 


 

 それは突然起こった。人が人を喰い始め、喰われて動かなくなった者はその列に加わり、それが広がる惨劇。

 下校途中だった柚村貴依は息を切らして走っていた。

 どうして、なぜこんなことになった?混乱していた。しかし、身体は動いていた、生存本能で。

 置いて行かれる思考の中、彼女が選んだ籠城先は女子トイレだった。

 高校のはしっこのほうにあるその小さな一室には、まだ彼らの魔の手は及んでおらず、人気も少なかった。

 すぐさまドアにロックを掛ける。痛みを訴える酸素を求める肺、ドクドクと鳴動を繰り返す心臓(いのち)

 ──自分はまだ、“ここにいる”。

 生の実感が、廊下を駆け抜けているときに見た惨劇を思い出させた。

 トイレに座る余裕もなく、地べたに体を投げ出す。

 わたしはこれからどうすればいいのだろう?空腹を訴え始めた自身の胃袋を誤魔化すため、眠ることにした。

 

 だが、眠れるわけがなかった。

 あの廊下で響いていたおおよそ人間が出すとは思えない叫び声、捕食者(かれら)の喉からあふれ出るうめき声、そして『くちゃくちゃ』という変わった現実を否応なしに思い出させる、あの音。

 それらが彼女の脳をぐるぐる回っていた。廻っていた。マワッテイタ。

 

 ドンドンドン!!

 ドアが叩かれた。その音で目が覚める。眠れないと思っていたが、いつの間にか寝ていたようだった。

 床で寝ていたため、全身が痛む。昨日のアレは夢ではなかったようだった。

 ドンドンドンドン!!

 ノックの音が強くなる。その瞬間ハッとなる。扉の先にかれらがいるのかもしれないと。

 

「あなたはそこにいますか?」

「は?」

「あなたはそこにいますか?」

「まあ、いるけど····」

 

 声がした。誰の声かわからないけど、なんとなく知っている人物のような気がした。

 この扉を開ければかれらが襲いかかってきて、自分もあの列に連なるのかもしれない。

 しかし、人の声というものは憔悴した彼女にとっては、魅力的なものであった。

 ゆっくりと扉のロックを解除する。

 内開きのドアを開けてみると、そこには一人の少女がいた。まず一目見て驚いたのは背中に背負った十字架。

 ただの十字架というわけではなく、十字架の中心あたりに円がある少し特殊な十字架。

 制服は返り血で染まっていた。手にしていたのはこれまた血まみれのバット。

 何処までも続く昏い海のような瞳をもった女。

 思わず彼女は怯えた声を出してしまう。

 

「真壁亮子さん····」

 

 記憶から引きずり出して来たクラスメイトの名前を口にする。

 目の前の彼女は頷き、ただ一言「たすけにきた」と言った。

 

「屋上は安全っぽいよ。柚村貴依さん」

「なんでわかるの?保証なんてないじゃない」

「外から見たからわかる。かれらはいないよ」

「····でも!!」

 

 せっかく得た安住の地。手放したくないと思った。

 故にその気持ちは目の前の得体のしれない存在である彼女に言葉のナイフを突き刺すという形になって現れる。

 だが、彼女はそれでも手を差し伸べてきた。

 

「頼むよ、貴依さん。預けたい子がいるんだ」

「······?」

 

 彼女の足元からひょっこりと現れた女の子。

 小学生ぐらいのパンダを思わせるツインテールの子だった。

 目の前の彼女が助けたのだろうか?

 

「······わかった。屋上へ向かうよ」

「ありがとう」

 

 貴依は立ち上がった。体が痛みを再び訴えてくるが気にしたら負けだ。

 それに今はこの痛みが心地よかった。自分がここにいるという実感を与えてくれるから。

 亮子の先導のもと、トイレから三人は出る。

 貴依が最初に見たのは、廊下に飛び散ったかれらの死体だった。

 からっぽの胃が逆流しかける。だが、パンダの彼女が手を握ってくれたおかげで戻さずに済んだ。

 

「ねえ、貴依さん」

「なんだい?亮子さん?」

「····瑠璃ちゃんを屋上に連れて行ってほしい」

「なんで?亮子も一緒に来いよ!」

「····私はいけないんだ」

「····なんでなんだよ······なんで」

 

 一緒に来てほしかった。同じクラスで関りがあまりなかった。それでも助けてもらったから、一緒に来てほしかった。

 来てくれたらそれはどれほど頼もしいか。

 だが、現実は彼女の淡い妄想を叩き壊した。

 

「私、感染してるから。だからそっちにはいけない」

「───!?」

 

 亮子が口にした感染という言葉。何を言っているかはわからなかったが、どういう意味なのかはわかる。

 彼女はかれらの列に加わる予定の人間ということが。

 再び戻しそうになるが、それは足元にいる少女も同じだった。

 彼女と握った手から伝わってくる。小刻みに震える手の動きが。だが、自分の手も震えていた。

 震えた手は離され、瑠璃はノートとマーカーを取り出す。

 ゆっくりと書かれていく言葉、それを彼女は亮子へと見せる。

 亮子は口をほころばせ、小さな戦友の頭をかき乱した。

 

「わかった。私が責任を持って屋上まで瑠璃を届けるよ」

「ありがとう。それと私がまだ生きているっていうことは、みんなに黙っていてほしいんだ」

「理由によっては、それは守れないよ」

「佐倉先生が私の為に無茶しそうだから。先生はきっと生きてる。先生はみんなの居場所だから。だから、今失ったらダメなんだ」

「······わかった、助けてもらって約束を守らないっていうのもないからね」

「ありがとう、貴依、瑠璃ちゃん。また会えたら」

「····あぁ、また」

 

 彼女と指切りをする。

 か細い小指から伝わってきたのは、冷たさだった。死人のように彼女は冷えていた。

 だから忘れないだろう。自分の命を救ってくれた真壁亮子の存在を。

 使っていた血みどろのバットと、背中に背負っていたリュックを押し付けられた。役にたてそうだからと。

 階段を登っていく自分たちを最後まで彼女は見送ってくれた。

 また会おう。彼女に祝福を送りながら一歩ずつ段差を登っていった。

 

 




次回の料理も、がんばります。
あと合計UA2000回突破ありがとナス!!ウレシイ・・・・ウレシイ・・・・


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5高校脱出(二度目)~であい

(まさかの一日二話連続投稿なので)初投稿です。
睡眠時間が一つ目の投稿の代償だった。
──君は知るだろう。初投稿もホモでありつづけるのも代償はつきまとう。
それが淫夢の変わらぬ問いかけであり、答えは僕らのBB素材そのものなのだという事を。


 終末世界流ショッピングをするがっこうぐらし!もう始まってる!!

 はい、さっそく動画で流れているのはしすたーの服に再び着替えたまりこちゃんが惨殺しているところですね。えっっっぐ!!(張本人)

 クルルァが追突してクルルァが交通出来なくなってる大通りで、現在かれらを狩っています。

 適合者ルートなので市街地では戦闘を避けるところを、無双しています。

 FOO↑~きもちいい~!!まるで別ゲーだな(直喩)

 

LEVEL UP

 

 おっ、ちょうどレベル上がりましたね^~

 能力値は適合でブーストかかるのでスキルをガンガン取って行きましょう。

 あ、ちなみにるーちゃん達と別れてからゲーム内時間で二三時間は経過しています。

 現在時刻はおやつの時間(三時)ぐらいですかね~。腹ごしらえはそこらへんのコンビニからパチってきた弁当を食いました。うまい!!(300億の男)

 今のまりこちゃんはケルト十字架を温存するためにそこらへんで拾った一方通行の標識で殴っています。

 いくら耐久高いとはいえ、流石に大事な時に相棒が壊れてほしくないからね、多少はね?

 

 レベルはさっきの含まないで大体110弱(6レベル)程上がりましたね······

 スキルにゼンツッパして、とりあえず投擲と強肩をレベルMAXにしました。

 このレベルアップは跳躍スキルを取ります。

 跳躍はその名の通りジャンプ力が上がるスキルで、これも最大3レベルまであります。

 ジャンプ力が上がるだけなので正直微妙なスキルですが、これが移動にかなり便利。

 は?というホモの兄貴達もいると思います。

 

 う~ん、ここらへんのかれらはもう狩りつくしたみたいですね。

 時間が経てば自然湧きしますが、そんなの待ってたら二日目なんてあっちゅうま。

 というわけでモール側に進んでいきたいと思います。

 ところでみなさん、

 

 

 ウ ン チ - ジ ャ ン プ っ て 知 っ て る ?

 

 

 ゴリラor感染者or適合者だと、石鹸を使うverじゃない人力 ウ ン チ - ジ ャ ン プ が使用可能です。

 Power is 正義. Go is god.(不退転の精神)

 GC版を走ってらっしゃる先駆者(ランガー)兄貴が実践してましたね~(行方不明)

 それじゃあ、ゆっくり空の旅を楽しんでみましょうか。

 イキますよ~····イクイク。

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 エグイ爆発音とともにまりこちゃんの体が空中に浮かびましたねぇ^~

 まるで蒼穹(そら)を泳いでいるみたいだぁ······(ポエマー)

 着地の姿勢もしっかり、決めてくださいよ~

 アスファルトが壊れました()その音で彼らが寄ってきます。お、ええやん(殺戮者の目)

 移動した距離は500mくらいですかね······まだレベル低いし、力が縦に行ったので、これから練習しないといけないかも( ウ ン チ - ジ ャ ン プ 処女)。

 数は職員室(1%)のときより少し多め。しかし、こちらにはこの力(適合)と標識がある。

 死後の世界への一方通行(片道切符)······見たけりゃ見せてやるよ(ミュラー大先輩)

 

 さて、かっこつけましたが、同じような光景はいつもの(倍速)です。しばらくはレベル上げとかいうクソほど面白くない光景が続くから多少はね?

 そういえば何故リバーシティトロン(モール)を目指すかと言いますとですね、みーくんとけーちゃんを助けるためです。

 はえーよホセと言う兄貴達もいると思いますが、早いです。早すぎてRTAならロスです。

 

 なんでだよ?という方に説明すると、この時点でモールに行くと漫画版がっこうぐらし!で出てきたリーダー君が大体生存しているからです。

 リーダー君に女で絡まれるとあら大変、女子供はひっこんでろと半分軟禁みたいな形になります(2敗)

 その間なんも出来なくなるのでいやぁきついっす(素)

 じゃあなんで行きたがんだよ?という方もいますよねぇ?

 この実況は勘違い兄貴達が多いですが、通常プレイ。なのであんまり見かけないリーダー君のイベントを垂れ流してみようかなぁとか考えたり、考えていなかったり?

 まま、ええわって、な ん で 等 速 に 戻 る 必 要 が あ る ん で す か ?

 

 パンパンパン!!(日曜日のケジメ)

 ん?これは······銃声です、銃声ですよ!!まさか····生存者?(池沼)

 う~んどうしましょうかねぇ~生存者を助けるのはメリットとデメリットがあるんですよね~。

 メリットはやはり人数が増えるので対かれら戦において有利に働きます。また、高校まで連れていけば雨の日の防衛確率が上がりますしフェンスとかも築くのが早くなります。あとモブとコミュが起きてまりこちゃんのレベラップが促進されます。

 デメリットとしては敵対してしまうと頭が回る分かれらより厄介になってしまうところです。特に相手は銃持ちなので適合者とはいえ二日目の甘ちゃんのりょうこちゃんだと無傷で倒すのは少し難しいかもしれません。

 

 う~ん······わかりました。RTAならノータッチでしょうから、通常プレイである本動画では銃声の主を助けてみましょう!!なせば大抵なんとかなる!!(迫真勇者部)

 ほならね、銃声の近くまで移動しろって話なんですよ?

 んで、どうするかって?それはもちろん····

 

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 もう一度エグイ音共に空中を舞うしすたー。わし(全てを掴みたい者)

 とりあえず近くの建造物の屋根に乗り移ります。

 

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 ウ ン チ ー ジ ャ ン プの練習にもなっていいゾ^~これ。

 さて、辺りを見回すと自衛隊っぽい人が一人走ってますね。かなり量のかれらを引き連れて····

 あーもうめちゃくちゃだよ。そんな今から入れる保険がありそうな展開を無理やりぶっ壊せる人物がいるんですよ?真壁亮子って言うんですけどね。

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 かれらと自衛隊のNPCの間を狙って着陸。狙った通りの着陸····ええやん(恍惚)

 たくさんのかれらに囲まれて男汁を一回出したぜ(一般人)

 ······じゃあ、イクゾー!!(覚悟)

 潰れる!!(腐敗した肉体)流れる!!(どす黒い血液)溢れ出る!!(色んなモノ)

 ヴォー····(がっこうぐらし!の呼吸一ノ型ゲームプレイ流行らせコラ!!)

 

 

 ヌゥン!ヘッ!ヘッ!ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!!フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!(大迫真)

 

 あーさっぱりした(くさったしたいがり)

 にしてもあの大群をヤルのはいくら標識使っててもすっげぇキツかったゾ~。

 あのさぁ····もうかれら狩りはいいから、コミュやってもらってさ、終わりでいいんじゃない?(失踪)

 嘘です。(ホモは嘘つき)頑張って走ります。

 

LEVEL UP

 

 そりゃあんだけの量殺してレベラップしーひんのはおかしいやろ()

 レベラップしてなかったら親方に電話するところだったぜ。

 ちなみに一方通行君は学校出てからずっと彼らを送り出していたので限界です。中折れ♂しちゃってんよぉ~。じゃけんそこらへんにぽいしましょうねぇ^~

 

 お、まりこちゃんのバフ欄確認したら聖職者(偽)が付いてました。

 このスキルはしすたーの服を装着した状態である程度のかれらを蹴散らすと確率で発現するバフです。

 バフの効果としては、しすたーの服を着た状態でかれらを倒すとSAN値を回復してくれるというものです。強い(確信)

 

 自衛隊のお兄さんは何やら放心しているみたいですね。

 そりゃ(看板振り回して30体以上のかれらを殲滅したら)そうなるわな。

 おまけに背中にケルト十字架刺さってますしね~。

 

 あっそうだ(唐突)そろそろ十字架君に名前を付けたほうがいいと思うんですよね?

 名前は····そうですねぇ~王道を往く♰邪剣夜♰も捨てがたいんですが、そもそも剣じゃないしなぁ····

 じゃあ、適当に♰スケベィス♰とでも呼んでおきましょうかね。

 え?なに?元ネタがわからないって?

 

 ······。

 

 ······。

 

 .fuck//シリーズ流行らせコラ!!(十五周年おめでとうございます)*1

 

 そんな茶番はキャンセルだ。

 さて、お話しましょうねぇ^~って、腰抜けてんじゃ~ん!!(伝統芸)

 そんなことはどうでもええねん。じゃあ、まず名前を教えてくれるかな?

 

「僕の名前か····僕の名前は、皆城浩平。自衛官だ」

 

 はへぇ^~自衛官なんですね^~

 ······デスポエム唱えそうだなお前。だから痛てぇっつってんじゃねえかよ(痛みは祝福)

 ままええわ、次行くよー。なんでこんなところにおるん?(関西弁)

 ほら、あくしろよ(ホモはせっかち)

 

「一般人を助けに来た。しかし、本部と連絡が繋がらない。そして僕が所属していた部隊も全滅してしまった····」

 

 数だけいっちょまえにいるし、対処法わからないだろうからね、仕方ないね。

 こんなんじゃ自衛隊になんねぇんだよ(崩れる期待)

 はぇ^~(自分だけ生き残ってるの)すっごい······

 

「でも、僕たちはもう····あなたたちを救えないんだ」

 

 お、そうだな。(諦観)

 う~ん····弱ってる彼、適合したJK、なにも起こらないはずはなく······

 これはスカウトできそうですね······

 やっちゃう?やっちゃいましょうよ?(希望に掛けて)

 

「ショッピングモールに····でも、僕はあなたたちを····」

 

 でももう立場変わんないじゃん。

 終末世界で自衛隊こわれるわ^~して、ほいなら自分は何が出来んだよ?

 自衛隊ぶってないでこっち来て、お前も被災者に入ってみろよ(優しい勧誘)

 

「····あぁ、確かに····HQも部隊も潰されたとなったら、今の僕は無力だ····わかった、君に付いていくよ」

 

 やったぜ。

 じゃけんモール目指しましょうねぇ^~

 オッスおねがいしま^~す!!(仲間の契り)

 

「よろしく頼むよ」

 

 そういえば、さっきレベラップ!!してましたね。

 ちょうどいいや、有能スキルを取ります。

 そのスキルとは····『持ち運び』です。これがかなり強くてですね、『もの』の持ち運びにデメリットが生じなくなるというものでして、察しのいい方と先駆者兄貴を見ていた方ならわかるかもですけど、この『もの』はあくまでひらがな表記で指定はないんですよね。

 つまりは、こういう使い方もできます。

 

 じゃあ、今までのちかえしをたっぷりとさせて貰おうじゃないか。

 皆城君を片腕でひょいと持ちます。

 そうです、『もの』は物でも者でも対象にいれることが可能なのです。

 そしてこのルートは適合者ルート、簡単なお話なんです。

 モールには直ぐたどり着けるので。

 ······では、みなさんもご唱和ください、アレの名を(自分を売ルトラマンZ)

 

 

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 

 Foo↑Foo↑Foo↑気持ちぃ~!!!!!!!!!!!!

 彼と出会ってさんざんな目に会ったからね、みなしろくんあやまって。

 着地ィ!!今回は800mくらいですか····

 では、失礼してもう一度。

 

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 これがセ カ ン ド ウ ン チ ー イ ン パ ク ト。

 この世界で風を切るとなると、ウ ン チ ー ジ ャ ン プかバイクで無理やりの二択になるからね、しょうがないね。

 ちなみに自転車しらせ号に乗って帰宅部した兄貴がいるってマジ?強すぎるっピ!!

 さて、そろそろ目的地のリバーシティトロン(約束されしガーターベルト)ですね。

 さて、最後に ウ ン チ ─── 

 

 といったところで今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 


 

 

 鼓膜が破れそうだった。ここは戦場になっていた。

 ──数分前、暴動事件の鎮圧をしていた警察や、ケガした人たちを搬送していた病院の機能も停止し、最後の希望は巡ヶ丘駐屯地にいる自衛隊に託された。

 暴動事件という事前情報だった、そこまで暴動が広がるわけがない。明らかにきな臭い任務だった。しかし、彼らは良くも悪くも日本国家の犬である。命令には従わなければならなかった。

 暴動事件の鎮圧及び人命の救助。それが与えられた任務。

 

 そして現在──皆城浩平が所属する部隊は巡ヶ丘を包囲する簡易バリケードにいた。

 ただの暴動事件とあって、装備は心もとなかった。

 アサルトライフルとサブアームにハンドガン、日本国内だとしたら重武装であるが、今のおかしな状況だとそれだけだと言いたくなる。

 あとは催涙ガスだけか。彼らが待っているとうめき声を上げた人の集団が現れた。

 

 部隊の隊長がスピーカーで止まるように指示しても、かれらは歩みを止めることはなかった。

 三回ほど指示した。しかしかれらは歩みを止めることはなかった。

 まずは催涙ガスを投げる、一瞬ふらついたように見えたが、それでもかれらは歩みを止めることはなかった。

 隊長がシグナルを送ってくる。発砲許可だ。

 全員が同時に構え、狙いを定める。狙う場所は心臓。

 隊長の手が上から下に振るわれた、それと同時に辺りに響き渡る銃声。

 発射された弾丸たちは真っすぐにかれらの心臓を捉え、肉を抉り穿つ。逸れた弾丸も後方で列を作っているかれらに命中し、何かしらのダメージを与えた。

 

 ──しかし、かれらは歩みを止めることはなかった。

 

 おかしかった。致命傷のはずなのに、まるでゾンビのように立ち上がり、歩み続ける。

 じりじりと距離を詰めてきて、こちらが焦る様子をまるで楽しんでいるようにも見えた。

 そこからは覚えていない。初めての実戦。故に彼は、彼らは錯乱していた。

 倒れない、倒れない、倒れない、進み続ける人の形をしたモノ。

 いつの間にか部隊は壊れていた。いつのまにか自分も壊れていた。いつのまにか世界が壊れていた。いつのまにか自分だけニゲテイタ。

 

 気づくとビルの上層階にいた。かれらの姿はない。

 しかし、皆城の中には一つの指示が残っていた。『一般人を守る』という命令が。

 彼は再び動き出した。ビルのエレベーターはまだ使えたので、それで地上へと再び舞い戻った。

 ここに自分がいたということは、自分はあの場から逃げたということだろう。

 それがわからないほど馬鹿ではない。それがとても苦しかった。

 

 誰かを護るために自衛官を目指したのに、それがこのザマである。最後は自分の身を取ってしまった。

 だからこれは他人のためじゃない、自分の為の都合のいい罪滅ぼしだった。

 一日で変わり果ててしまった街に愕然とする。

 昨日まではここに営みがあったはずなのに、それがすべて消えていた。自分だけ遥か太古の時代に置いて行かれたような錯覚を覚える。

 

 そして、昨日戦ったかれらもまた崩壊した街にいた。

 全員の意識がこちらに向く。生者の新鮮な肉を喰らおうと、散漫な動きで迫りくる。

 アサルトライフルは弾切れになったのか、捨てていた。残ったのはサブアームのハンドガンしかも数発のみである、

 彼は走り出した。町の中を駆け抜けた。時には路地裏から突然現れたかれらに一発お見舞いした。だが、その発砲音が彼らをさらに惹きつける。

 いつの間にか彼の走る後ろには死者の列が並んでいた。

 恐ろしくなって、ハンドガンを再び撃つ、撃つ、撃つ、撃とうとした。三発目が最後の弾丸のようだ。

 皆城は思わず笑ってしまった。壊れた世界に向けて笑い続けた。そうだ、自分は逃げ出したのだ。汚く生き残ることなんて考えなくてもいいんだと。

 

 目の前で爆発が起きた。

 衝撃で地面を転がる。一体何が起きたのか。現実に焦点を合わせると一人の少女が立っていた。

 紫色の修道服のような服、一方通行の看板を右手で担ぎ、背中に背負ったリュックと背中の間に十字架を差している明らかに夢じゃないかという光景。

 

「····生きてる?」

「あ、ああ····」

「とりあえず、こいつら片づけるか」

 

 そういって動いた彼女の動きは異常だった。

 看板を片手で振り回すのも異常であったが、何よりその動きは洗練されている。

 数多の死地を潜り抜けた戦士の動き。あっという間に彼らはそこらじゅうで血の海を作っていた。

 その中央に立つのは返り血を浴びた少女。

 

「やあ、私は真壁亮子。あなたは?」

 

 十字架を持つ少女。陸軍入りたての少年。それが二人のファーストコンタクトだった。

 そして、彼は知るだろう。異なる希望が出会うことが、平和への道とは限らないことを。

 自己紹介を終えた彼女は皆城を担ぐと、助走をつけて跳躍(とん)だのだ。

 そこからは本当の意味で地獄であった。縦に振られるGのなかで、無理やり運ばれている皆城は静かに意識を手放した。

 

 

*1
四年遅刻




次回の料理も、がんばります。
深夜テンションゆるして
あと自衛隊とかんにゃぴ····よくわかんなかったので、ガバが多いと思います。
ゆるしてください!!


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6モール到着〜百合カップル合流

(まさかのまさかの一日三回投稿なので)初投稿です。
この情報量で二日目ってこれまじ?
じゃあ、俺失踪するから······
あ、そうだ(池沼)
不死蓬莱兄貴 ソフィア兄貴 誤字報告ありがとナス!!
うれしい······うれしい······


 デスポエマーと出会ったがっこうぐらし!イキますよ····

 前回は街でかれらスレイヤーをしていたら、自衛隊のデスポエマー(皆城浩平)と出会って、モールまで ウ ン チ ー ジ ャ ン プで移動したところからです。

 

 ······ウイイイイイイイッッッッス。どうも、マリコで~す。

 まぁ今日はオフ会、当日ですけども。えーとですね、まぁ集合場所の、えーリバーシティトロンに行ってきたんですけども、ただいまの時刻は4時を回りました。はい、ちょっとかれらを狩ってから来たんですけどもね。道中に参加者(生存者)は一人しかいませんでした。ガチャ。

 というわけで、モールに到着しました。

 え?連続 ウ ン チ ー ジ ャ ン プが見たかったって?垂れ流してもあんまりおもしろくなかったのであくうせつだん(カット)だ。

 う~ん····一日でこの荒れよう····せかいこわれてる^~。

 では、モールの中に突っ込めって言ってんだよ!!

 

 電気はまだ来てるみたいですね。えがったえがった。

 チカっとチカチカ*1してるのでそろそろ危ないですね。

 そして見てくださいよこのかれらの量!!開けたい(経験値欲しい)でしょ~?行きますよ~!!せーのっ!!(大胆な動画カット)あぁ~!!水素(LEVEL UP)の音ォ~!!

 (聖職者(偽)のSAN値回復と経験値が)うん、おいしい!!(ナイナイ岡村)

 

 一階の安全は確保できたのでバンバン上に登っていきましょうね^~

 ちなみにモールではかれらは自動でスポーンするので、殲滅したと思って出歩いてると確実に噛まれます(無敗)

 バリケード作ったらまた変わるのですが、そもそもモールの構造上ワンフロア確保するのがかなり大変。

 それこそリーダー君と多々数が生存しているときでもバリケードになりそうな物資をかき集めるのでも、かなり難しいといっても過言ではありません。

 米国の影響で今日のモールは広くなってるからね、しょうがないね。

 

 二階のかれらもめんどくさい(建前)経験値欲しい(本音)ので殲滅します。

 こ↑こ↓は屋内だけど広いので♰死ノ恐怖スケベィス♰がブンブン振れます。Foooooooo!!

 二階も血の海に返しました。ちなみに以前説明した登るのが苦手なかれらの習性で、一階より数は少ないです。

 でも高校と比べるといっぱいいっぱい裕次郎····ですけどね。

 あと数は一階より少ないのでレベラップはしませんでした。

 こっちもレベル上がってるしね、しかたないね。

 

 三階四階は数が一気に減ります。

 かれらを殲滅するよりもスニーキングしたほうがらくちんちんなので無視だ無視!!

 さてさて、スニーキングも成功したのでリーダー君達の籠城先でも探しましょうかね~

 大体映画館辺りで引きこもってます。さっき一階を殲滅したときに彼らはいなかったので、食料の調達は終わっていると思われます。

 またはリーダ君自体が初日にやられていて、みーくんとけーちゃんの二人きりで籠城ルートに分岐しているかです。

 正直私的にはどちらでも構いません。リーダ君はあくまで大体生きてる程度の存在なので。

 さて、映画館に着きました。太郎丸似のポスターで暗喩するアニメ版で涙汁出したぜ。

 

 やはり、人気が少ない場所で角を曲がるのは楽しい。

 ちなみに角を曲がるときはかれらの奇襲に気を付けましょう(1敗)忘れてると思わずがぶがぶされて最悪乙ります。

 誰もいない。シアターの前には簡易的なシェルターがありますね~。

 扉につっかえ棒のようになってる棒きれを外しましょう。

 お、開いてんじゃ~ん!!*2

 中を覗くと大量のかれらがいました······リーダ君は乙ってるルートかな?

 まま、えやろ(切り替え上手)じゃあ、映画館で人狩り行こうぜ!!*3

 もろちん映画館の中もお()いので♰死ノ恐怖スケベィス♰が有効です。

 部屋が広いっていいな(上流階級)

 ズドン!!ブシャア!!(FNS)

 

 

LEVEL UP

 

 やったわよ。(完全勝利)

 一振りでこの威力って、調整ミスってるんちゃう?どうしてくれんのこれ?(マジキチスマイル)

 このレベラップは先程のと一緒に跳躍にぶち込んでやるぜぇ!!

 これでまりこちゃんのウ ン チ ー ジ ャ ン プは世界レヴェル(ネイティブ)になりました。

 しかし、ウ ン チ ー ジ ャ ン プはしばらく封印です。何故ならしばらくはもーるぐらし!になるからです。

 モールでウ ン チ ー ジ ャ ン プを沢山をすると、脱出の時コンクリートがガタガタで移動が遅くなったキャラがワンちゃん乙る可能性があるからね、しょうがないね。

 じゃあ、従業員控室(いつもの)場所に行ってみましょうかね。

 

 ちょっと目立たない場所にあるあの部屋は、このゲームのちょっとした意地悪なところが見えてます。

 ちなみにほかの従業員控室に行ったりすると、稀にほかの生存者が生きてたりします。

 その生存者グループに入って、モールで暮らしてくENDとかもあったりするので、これまた面白いですね。

 今でもWIKIが更新されつづける名作ゲーム、誇らしくないの?

 お、明かりがついているっぽいですよ~。

 じゃあ、チョーカーネキもひれ伏した我が鬼ノックを食らわしてやりましょうかね。

 

 ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!!!!!!あのぉ~すみませ~ん····お、開きましたね。ええやん(恍惚)

 お顔を見せてくれたのはけーちゃんみたいですね。かわいかった(小学生並みの感想)

 そして後ろで本を持ってジト目で見てきてるのはエチエチガーターベルトのみーくんじゃないっすか!!オッスオッス!!

 生存者と分かってほっとしている感じですが、警戒は緩めていない感じですね。そりゃ(百合の花園に侵入しようとしたら)そうなるわな。

 みーくんとけーちゃんにちょっかいかけまくって二人に恋を“錯覚”させると、百合EDが見れたりします。

 俗にいう『硝子の花園』ENDです。正直好き(好き)

 

 あ、そうだ(池沼)中に入れてくれよなぁ~頼むよ頼むよ~。

 みーくんが渋い顔をしていますが、入れてくれました。

 特に敵対していない人間をほったからかすなんて出来ないんだよなぁ····

 狭いお部屋におじゃまできました。こ↑こ↓でやることは唯一つ。自己紹介を改めてしていきましょうか!!

 このメンバーにはまだちゃんとした挨拶してないからね。

 

 じゃあ、まずは私から。18歳学生です。以上!!

 次は皆城君です。みなしろくんあやまって(根に持つゾンビトレイン)

 ほいならガーターベルト(みーくん)テカテカおでこ(けーちゃん)の自己紹介です。

 普通に自己紹介してくれました。ちなみに信頼度高い状態でみーくんのガーターベルトをじーっと見続けていると、『なんで見る必要があるんですか····』と恥じらってかわいいメス豚ァ!!なお顔を見せてくれます。

 えっちだけどお前が語録を使うのか······(困惑)

 おう、そういやさっきの語録で思い出したけど、さっきみーくん俺達のことじとじと見てたよな?

 

「ま、まぁ······」

 

 あっさり認めるんかい。まあ、信頼関係とかロジカルに考えちゃうからね、多少はね?

 少し気まずい感じですねこの雰囲気は······どうしてくれんの?これ?

 う~ん······クォレハかなり気が滅入っているみたいですね。

 こ↑こ↓は私が一肌脱ぐ必要があるかもしれませんよ?

 じゃあ、脱げ(食料調達)

 

「え····でも······」

 

 みーくんたちを任せたと皆城君に押し付けて(まかせて)再びお外に出ましょう。

 だって彼女たちこの状態だと水に浸したコーンフレークしか食ってないからね、しょうがないね。

 そのせいもあって二人のSAN値はボロボロだったりします。百合パワーでギリギリ踏ん張ってる感じです。

 やっぱ、百合を······最高やな!!

 

 じゃあ、一階の食品売り場に行きましょうか。

 地下にもスーパーがありますが、一階は生鮮食品が多いのに対して地下は保存食が多いです。

 電気はたぶん今日止まるので、なるべく生鮮食品を回収しておきたいところですね。

 かれらも先程♰死ノ恐怖スケベィス♰君が死後の世界に直帰させたのでかなり少ないです。

 ご飯を回収するだけなので、暇になった み な さ ま の た め に ぃ ~······

 

 

 

 

 

 皆城君について解説を挟もうと思います。

 

 皆城君は自衛官ですが、実はキャラクリの際ランダム生成で使用できるキャラの一人だったりします。

 このゲームのNPCは自動生成ですが、容量の都合上自動生成用のキャラとごくまれにランダム生成キャラがごっちゃになってこの世界は作られます。

 なので皆城君はこ↑こ↓にいたんですね^~

 皆城君は男で長髪のイケメンです。年齢はまりこちゃんと大差ないです。19か20だった希ガス。

 急遽自衛隊の部隊に駆り出された訓練中だったキャラで、スキルの銃使いや徒手格闘など戦闘に適したスキルを多々持っています。

 

 あと、みなしろくんスタートだと銃が初期所有武器であることはかなり強いです。

 なにもってるかとか、弾数とかはランダムですが、それでも銃を持ってるというアドバンテージは強い。

 あとランダムでスキル『指揮官』も持っています。

 指揮官は集団戦闘で彼が入っている場合、能力値に+補正と戦闘時に指揮が通りやすくなります。

 あめのひとかにあると、これが少し楽になってとてもうまテイストです。

 また、遠足とかも楽になってうん、おいしい!!

 

 ついでに銃のメリットについてもお話します(調子に乗る)

 銃は発砲音でかれらを惹きつけてしまう、銃弾がそもそも学校地下や自衛隊駐屯地ぐらいにしかないなどのデメリットが先に並べられてしまいますが、メリットももちろん存在します。

 メリットとしてはかれらとの交戦で距離が取れること、銃声を利用して逆に自分を鍛えるための餌場を手軽に作れる、そして弾丸を込めてなくても鈍器として使用可能なところです。

 あんな鉄の塊ぶつけられて無事でいられるわけないんだよなぁ······

 

 さて、ある程度回収し終えて帰還····しません!!

 その前にちょっくら本屋に寄っていきます。

 なぜならば、あの禁断の書を手に入れるためです。

 本屋のかれらをコロコロしながら、目的のブツを探しましょう。

 多分ここら辺に置いてるはずです。スタジオぐらし······じゃなくて、ありましたねぇ!!

 禁断の書とは、そう漫画版がっこうぐらし!です。

 

 がっこうぐらし!はキャラに見せるとSAN値ゴリゴリ削ります。

 「なんで····なんでなのよ!!」「わたしたちは····“ここにいない”の?」「なぁ····嘘って言ってくれよ····なぁ······」etcetc....

 SAN値調整アイテムで使われる一品ですね。

 めぐねえに見せると静かにこの世界からそつぎょうしかねないので、そこらへんは注意しましょう。

 今持ってる巻は4巻ですか。これが読みたいわけじゃないので、目的の巻を探しましょう。

 

 わっせ わっせ (ドンガラガッシャーン!!)

 

 無事に見つかりました。がっこうぐらし!最終巻です。

 これをまりこちゃんに読ませます。

 一ページめくって発狂する······と思いきやしませんね。

 そうです、まりこちゃんはデバフである『日常への虚無』が入っています。

 非日常を経験するとむしろSAN値は回復します。使いようによってはこれかなり強いです。

 

 前後不覚になることもなく、無事禁断の書(がっこうぐらし!)を読み終えました。

 これをちゃんと処理しておきましょう。

 ····ヨシ!!(現場猫)では、籠城部屋へ戻りましょう。

 すいすいすいとお部屋まで戻れるのは感染ルートの特権、はっきりわかんだね。

 ただいま~!!──

 

 といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 


 

 世界が壊れた日。屋上に逃げ込んだ四人の生存者。

 彼女たちは小さいながらも、希望を信じて進み続けていた。

 二日目、恵飛須沢胡桃を筆頭に敢行された三階制圧作戦。

 佐倉慈と二人で行った結果、無事三階のかれらは掃討され現在、屋上で待機していた丈槍ゆきと若狭悠里を呼び出して、机と椅子を積み上げた簡易的なバリケード制作に取り掛かっていた。

 全員疲れ切っていた。くるみと慈は特にだ。

 それは見知った人間が死んだ瞬間を目撃してしまったから。肉体が動かなくなる瞬間をみたわけではないが、噛まれたら終わりと本能が理解し始めた今ならわかる。

 くるみを救ってくれた彼女、あれはその“瞬間”だったということを。

 もしも彼女が助かっていたなら、それこそ奇跡か何かかもしれない。

 

 佐倉慈にのしかかっていたのは、彼女が残した最後の言葉だった。

 ────「あなたは他の人たちの居場所を作ってあげてください」

 その言葉が生徒から飛び出して来たのだ。

 今では彼女に感謝している。もし自分があそこでいなくなっていたら、今いる生徒たちがどうなっていたか。

 少なくとも、先生という立場にいる自分が全員の心の柱になっているのは、理解できる。

 特に丈槍ゆきに関しては顕著に出ていた。彼女は自分を精神の拠り所にしていた。だからこそ思う、彼女の分まで生き残らなければと。

 

 そんなときだった。机を運んでいたはずの悠里の顔が崩れたのは。

 彼女の視線の先を見てみると、人がいた。かれらではない生きた者が。

 右手に血まみれのバットを持った、丈槍ゆきと同じクラスの少女の柚村貴依。そして、彼女の左手に繋がれていたのはとても小さな少女だった。パンダを思わせる髪留めの色。

 その姿を見た若狭悠里は、自分が持っていた机をその場に捨てて駆けだしていた。

 

 そこから作業スピードは速くなっていく。

 やはり人手が二人追加されたことは大きい。

 るーちゃんという名前の彼女もまた、小さくか弱いながらも力を貸してくれた。

 彼女が頑張る姿に先を生きる者達は奮起した。

 予定よりバリケードの積み上げは早く終わった。

 日は傾いていたものの、それでも四人のままだったら、夜までかかっていただろう。

 

 ずっと我慢していたゆきが貴依の胸に飛びつく。

 大粒の涙を流す彼女の頭を、静かに撫でる貴依の姿はまるで姉妹のようだった。

 感動の再会はもう一つ。瑠璃の姉である悠里もまた涙でしわくちゃになっていた。

 

「るーちゃんを····ありがとうございました」

 

 落ち着いた後、悠里は確保されたシャワールームで貴依と二人きりになった。

 そこで改めて感謝される。だが、感謝を受ける貴依の顔は曇っていた。

 

「貴依さん、どこか具合が悪いの?」

「あ、いや····そういうわけじゃないんだけどね······やっぱり····話しておくべきか」

「?」

 

 夜が深まる中、比較的綺麗な放送室に全員が集められた。招集したのは昼間に現れた貴依だった。

 悠里がお姉さんなら彼女は姉御肌を持つ少女、そんな彼女が自分のキャラをかなぐり捨てて重い雰囲気を纏っていた。

 悠里は気づいていたが、彼女の妹もまた何かを知っていそうだった。すこしそわそわしているのだ。

 貴依は深呼吸を一つ。大きく、深く、ゆっくり吸い込んだ。

 言葉が紡がれる。

 

「悠里さんの妹を助けたのは私じゃない。るーちゃん····いや、私達を助けてくれたのは······真壁亮子。彼女だったんだよ」

 

 その名前が出た瞬間、この場所の時間は止まった。

 真壁亮子。ここにいないはずの者の名前が出てきて、誰もが平静を保てるわけがなかった。

 彼女の話と共に、夜は深くなっていく。

 六人となった者達がその真実を知ったとき、一体何処へ向かうのか。

 真実をありのままに物語る彼女も、口を失った彼女も、居場所となろうと動いていた者も、初恋を壊してしまった彼女も──

 誰もが何も見えない中、彼女達は選択を迫られるのだった。

 

*1
三期おめでとうございます

*2
開けたんだよなぁ····

*3
最新作おめでとうございます




次回の料理も、がんばります。(ホモは嘘つき)
原作キャラのキャラブレ激しいと思う(小並感)


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7二日目終わり~三日目晩御飯前

(しばらく投稿できそうにないので)初投稿です。
あの一日三回投稿のおかげかたくさんの方に見てもらえてウレシイ・・・・ウレシイ・・・・
今回最後下手っピかもしれない······ゆるしておにいさん。


 百合ップルに癒されるがっこうぐらし!流行らせコラ!!

 さてさて、前回は引きこもり系百合ップル達(17)と皆城君(19?20?)とわし(18歳)の為にご飯を取ってきました。

 今日の晩御飯はそこらへんにあった総菜です。うん、おいしい!!(小学生並みの感想)

 にしても静かな食卓だなぁ······まじで気まずいやつですよ!!クォレハ······

 話し上手持ちキャラとかいたらなぁ~俺もなぁ······*1

 まま、エアロ!!どうせ今から数日共に過ごすので····

 

 ご馳走様したので、お部屋をのんびり散策しましょう。部屋の収納とか見てみたんですが、コーンフレークと水しか出てきません。ええやん。上等じゃクルルァ!!

 でもこの部屋アニメ版でも思ってたんですが、用意がいいのがまた怖いんですよね~。

 こ↑こ↓を作った人たちはやっぱり知ってたんですかね······?

 あとあと果物ナイフが見つかりました。でもまりこちゃんには(♰スケベィス♰君があるので正直いら)ないです。

 誰かに渡しておこうかな。せや、みーくんに渡しとこ~。

 

「えっ?私に····?」

 

 おう、貰っとけ貰っとけ。

 じゃけん夜の帳の中で友情の契りを交わしましょうね^~(暗夜航路)

 初対面の相手にナイフ押し付けられてこれまた渋い顔してますね~。

 まま、ええやろ。ほっぺたに柄のほうをぐいぐい押し付けます。

 美少女特有の柔らかほっぺがぷにぷにして、気持ちがいい(抗うつ剤)。

 

 ちなみに、今の状況としてまりこちゃんはおいしいごはんを取ってくれた大先輩(誇張表現)なので、何やってもまではいきませんが、大体のことは許してくれます。

 これでみーくんとあんなことやこんなことを····ぐへへへ*2

 一連の流れを見てたけーちゃんの援護が入ります!!

 

「もー先輩、みきも困ってるよ~」

「わ、わかりました····ありがとうございます····先輩」

 

 ······。

 

 ······。

 

 (深呼吸)

 

 あぁ^~たまらねぇぜ!!!!!!!!!!!!!!!!(百合豚)

 

 やっぱり······公式推奨百合カップルを······最高やな!!

 これで二人の好感度が上がったのか、お手てにぎにぎされました。

 所謂握手というやつです。

 

 

LEVEL UP

 

 

LEVEL UP

 

 

 二人分のコミュを達成したので、先にみーくん達が経験値をドバーッと出して来た。もう気が狂うほど気持ちがいい。

 このレベルアップも当たり前のようにスキルです。

 1レベル分は運転スキルを取っておきます。まりこちゃん一人で動く分だとウ ン チ ー ジ ャ ン プのほうが早いですが、集団で動く場合だと必然的に車が必要になってきます。

 なのでこのスキルを所得しました。あとは料理スキルも取っておきます。

 

 ちなみに経験値ですが、くさったしたい狩りでももちろん入りますが、コミュのほうが経験値は多いです。

 え?戦闘経験のほうが大事って?お、そうだな。(憤怒)

 まあ、そもそも生存者と関わるのが学園生活部以外難しいゲームだからね、仕方ないね。

 

 ん?皆城君さっきからこちらをちらちら見てますね。

 お前、さっき百合の花が咲き誇る瞬間をちらちら見てただろ?

 でも、混ざるのはNG。百合の間に男を挟むな(殺意)

 

「い、いや······」

 

 うそだよ。

 みなしろ君も入ってええぞ!!ええぞ!!(建前)コミュの経験値寄越せ(本音)

 部屋の隅っこにいた皆城君百合エリア(花園)に入ってきます。

 ほら、籠城部屋に充満するフローラルなにおいがたまらんじゃろ?*3

 割と重武装ずっとしてるから装備外してほしいんですけど。重いじゃろ?重たいじゃろ?

 

「改めて言いたい。真壁亮子。僕を助けてくれてありがとう」

 

 ポエマー皆城も感謝の後に握手を要求してきました。

 断る理由もないのでおててにぎにぎしておきます。

 ブンブンブンブン(手を振る音)

 小学生みたいな行動を取っているので、あちらさんは困惑気味です。面白いね~。

 

LEVEL UP

 

 やったわよ。

 この1レベル分は後でステを伸ばすかスキルを何か取れるように残しておきましょう。

 何が起きるかわからないからね、多少はね?

 じゃけんもう夜も遅いしそろそろオネンネ(定番化したいネタ)しましょうねぇ~。

 部屋に余分に合ったオフトゥンを敷いて、ダイブします。じゃあ、俺一番に寝るから。

 ちなみにまりこちゃんのお布団はみーくんの右隣です。左はけーちゃんでその隣は皆城君となっています。

 では、みなさんおやすみなさい。*4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おはpepole!?

 はい、三日目の朝です····いや、十時くらいに起きたので朝なのかな?

 みなさんおはようございます。

 ······。まだ三日目なのか(困惑)

 では、隣の部屋にある洗面台でお顔を洗ってからこれからの予定を確認しましょう。

 ここには二泊します。二泊してからはお外に出て一泊。そしてあめのひに高校に殴り込んで華麗に参上という大雑把な計画で大体進めています。

 正直ここにいてもやることは食料調達とか服の調達、そして学園生活部のために娯楽を集めたりあとこ↑こ↓にまだ太郎丸がいないので、太郎丸のテイムをするぐらいで、特に面白みもございません。

 

 ほかのグループの生存者も三日目ならワンちゃん生きている可能性はありますが、しかしながら合流したところで食糧事情を圧迫するだけなのでダメです。

 ただでさえこれから更に食料を圧迫するまりこちゃんと、モールに向かう途中で仲間が一人増えたのでそんな余裕はないんだよなぁ····

 まあ、人数増えると作業の回転率とかも上がるし、SAN値も回復しやすくなったりとメリットはありますけどね。

 でも今回は食料問題があるので取りません。え?そこらへんに落ちてる腐った肉でも食ってろって?絵面がエグイからカットだ。

 

 さて、昨日拾ってきた朝ごはんお総菜を食べてから行動に移りましょうかね。

 お外に行く前に報告しましょう。モールスタートSランク縛りRTAであった、みーくんガードはありません。

 あれは同じ状況で被災するモールスタートで起きる現象で、ほかの場所から来た場合だと関係的には他人だけどご飯持ってきてくれるいい人なので止められません。

 要は身内か身内じゃないかの問題ですね。

 

「待て、僕も付いていく」

 

 おまえがガードするんかい()

 いや、まあ経歴自衛官ですからわかってたんですけどね。

 う~ん、籠城部屋はほぼほぼ安全なので、今回は皆城君にも手伝ってもらいましょうかね。

 弾切れとはいえ、ハンドガン(鈍器)持ってるし、一階のかれらはまりこちゃんと第一相♰スケベィス♰が肉塊に還すので安全ですし、とりあえずごはんの詰め込みとか手伝ってもらいましょうか。

 

「僕が戦闘にほぼ参加する余地がないのは極めて不本意だが、仕方がない。付いていくさ」

 

 みーくんとけーちゃんにもちゃんといってきますの挨拶をしておきます。

 挨拶しないと好感度下がって、さらっと締め出されたりしますからね(生き残れないとは言っていない)

 おまんこ^~(気さくな挨拶)ちょっとご飯取ってきたりいろんなこと(意味深)してくるから、留守は任せたゾ^~これ。

 

「ありがとうございます····なんで私たちのためにそこまでしてくれるんですか?」

 

 ん?なんか怪しまれてる?

 みーくんと友達ではなく、さらに利害関係がない状態で奉仕したりするとスキルのロジカル思考ですぐ疑ってくるからね、しょうがないね。

 さらっと締め出され案件なのでここは素直に答えておきましょう。

 ──お前らに”今”だけじゃなくて”未来”も生きていてほしいからだYO!!*5

 ちょっと困惑していますが、けーちゃんと共に手を振って送り出してくれました。

 やったぜ。

 

 では、いろいろと雑務を進めていきましょう。

 面白くない光景が進むのでマスター、いつもの(カット)を頼む。

 太郎丸とエンカウントする瞬間です。何処にいるかは基本ランダムですが、大体地下一階にいます。

 皆城君は今一階でお総菜を集めています。彼基本言う事聞いてくれるので便利っすね。

 

 地下一階のシャッターの前でとりあえず呼びかければ太郎丸は大体は来てくれます。

 ペットショップで忘れずに犬用のおやつを取ることを忘れないようにしましょう(1敗)

 おやつを忘れた場合はやまと煮の缶詰が犠牲になり、それが続くと太郎丸が安いドックフードなどを口にしなくなります。こういうところ無駄にリアルで笑っちゃうんですよね。

 では、先駆者より伝わる伝統の行事イきますよぉ~······

 

 

 すぅ~······(迫真の呼吸)

 アァン!!オォン!!ンアーッ!!(迫真の演技)

 

 

 ······。

 ······。

 ······。

 

 

 

「わぉー~~······ん」

 

 いましたわね。

 存命していてえがったえがった。

 たたたたた、という軽快な足音共に走ってきます。かわいい。

 では、おやつを差し出して太郎丸がおやつに夢中になっている間、身体検査をしましょう。

 噛み傷は······ヨシ!!なかったですねぇ^~

 これで太郎丸の存命はほぼ確定となりました。やったわね。

 では、おやつをもう一本上げてひたすらなでなでしてから返しましょう。

 ちなみに太郎丸とのコミュはまりこちゃんの『日常への虚無』は対象外です。うん、おいしい!!(SAN値回復)

 

 まあ、今のまりこちゃんは前回のがっこうぐらし!のおかげでSAN値はほぼ全快しているんですけどね。

 がっこうぐらし!あべこべになるとかなり強いっすね。持っておくべきか悩みますねぇ······クォレハ。

 背景ではまりこちゃんが重要な仕事である、二日後の脱出のためキーの挿さった車を調べているのですが、ここで前回言い忘れていてたアイテム、漫画版がっこうぐらし!についてお話します。

 

 前回謎の最終巻指定がありましたが、実は読んだ巻によってキャラが取得するフラグが違うということが海外ニキや国内ニキの調査によって判明しました。

 原作キャラに読ませて、SAN値と引き換えに先の展開を知ったキャラが自分の命やほかのキャラの命を守ったりするといったプレイも可能です。ただしめぐねえはそもそもSAN値が持たず本と共に焼身自殺するので読ませないのが一番です。

 ゲーム内の小刻みなアプデによって、最終巻までアイテムはあります。ええやん(恍惚)

 

 最終巻を読んだ理由としては巡ヶ丘高校にあるフラグを立てたかったからです。

 そのフラグとは『屋上の浄化水槽の水にΩに対する抗体を付与』という効果です。

 感染者or適合者だとこれはかなり重要で、原作やアニメのくるみネキを救っていた水ということもあり、延命が出来ます。

 適合者には適合しているので効果が薄いですが、しかしながらないよりかはましです。

 なので、日常への虚無を持つキャラでおまけにSAN値回復が狙えるまりこちゃんで見る必要があったんですね。(メガトン構文)*6

 

 ヨシ!!鍵の付いた車もみつかったので、そろそろ戻りましょうかね。

 みなしろくんオッスオッス!!ご飯どう?見つかりそう?

 

「あぁ、一日ぐらいならまだなんとかなるだろう」

 

 お、そこそこ回収していますね。

 ついでにそこらの服飾店でパチっ(借り)たリュック二つにも詰め込んでもらいましょう。

 パチっ(借り)たリュックのうちの一つは明日の分の食料、もう一つは明後日以降の保存食を詰め込みます。

 明日の分の食料は皆城君にもってもらって、重い保存食はまりこちゃんが持ちます。

 では、皆城君を守りつつ一旦籠城部屋まで戻りましょう。

 時刻はお昼過ぎぐらいですね~。意外と早かった。

 

 戻ってきました。(キングクリムゾン)

 さて、今日もお総菜なのでもきゅもきゅしましょう。

 前回とは違うご飯だとSAN値も回復できるので旨味です。

 昨日の晩御飯と違って今日は会話があっていいっすねぇ^~雑談でSAN値も回復できてあぁ^~たまらねぇぜ!!

 まぁ、まりこちゃん以外はなんですけどね、初見さん。

 

 ちょっと日常に近いのでSAN値が緩やかに減っていってます。

 まあ、禁断の書(がっこうぐらし!)を読んでSAN値に余裕はあるのでいいんですけどね!!

 さて、ごはんタイムも終わったので、残りの仕事もしていきましょうか。

 挨拶してからもう一度お外に出ます。今回は皆城君ガードもなかったです。

 

 さて、何をするかと言いますとみーくんたちのお着替えを回収しておきます。

 学園生活部のお着替えも回収しておきたいところですが、流石にリュックが持たないので明日に回しましょう。

 てきとうな服屋に入っててきとうな服を回収します。

 あと下着なども回収しておきましょう。みーくんはえちえちなので過激なやつ持っていくと喜びます。けーちゃんは普通のかわいい感じのやつを持っていくと喜びます。

 皆城君はわからないので、適当にボクサーとかブリーフとか持っていきましょう。ネタでTバックも突っ込んでおきましょうかね。

 

 さて、本日最後の用事も終わったので帰りましょう。

 ただいまぁ~······って、お部屋の様子が少しくらいですね?何かあったんでしょうか?

 あっ······まさか······みなしろくん?

 

「ねえっ、先輩······救助は、救助は····来ますよね······?」

 

 あ”っ····まりこちゃんの胸に飛び込んできて縋るような上目遣いしてくるみーくん······

 クォレハ······修羅場じゃな?──

 

 

 といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 


 

 ────あの日、授業が早めに終わって、でも、蒼穹(そら)があんまり蒼くて綺麗だったから、真っ直ぐ帰るのがもったいなくって。ちょっとだけ寄り道をした。

 親友の祠堂圭と共に、直樹美紀は巡ヶ丘にあるショッピングモール、リバーシティ・トロンを訪れていた。

 平日の昼過ぎにも拘らず、モールは人でごった返していた。

 ここにいる人たちは、みんな同じ気持ちだったのかもしれない。

 午後のゆっくりとした親友とのウィンドウショッピングはとても楽しくて──

 

 下のフロアから悲鳴が聞こえてきたのはその時だった。

 その悲鳴が崩壊の始まりを告げる。

 ショッピングモールでの暴力事件。アナウンスで伝えられる情報を最初は信じていた。

 だが、暴力事件にしては様子がかなりおかしかった。

 だんだんと拡がっていくのだ。まるでその狂気が感染していくように。

 

 足が竦んだ美紀は圭に手をひっぱられモールの中を駆け抜けた。

 冷静に物事を考えることは得意だが、想定していない事態に遭遇すると思考が停止してしまう美紀。

 考えることは苦手だが、その天真爛漫な性格と明るさ、適応力が高い祠堂圭の組み合わせは、まさしく運命と言わざるを得なかっただろう。

 視界を通り抜ける風景に数多の赤が咲いていた。

 同時に、人の肉を喰らうかれらの姿もまた彼女たちの瞳は捉えていた。

 

 二人はどうにか狭い安住の地に逃げ込んでいた。

 従業員用控室。それがこの小さな世界(偽りの楽園)の名前。

 その日、扉の前に段ボールをバリケードにしてから、備え付けの布団で寝ることにした。

 何かを食べれるような気持ちは起こらなかったし、布団に入ったは良いが眠れなかった。

 そんな時に、圭は美紀の手をやさしく握ってくれた。

 彼女もまた不安でしょうがなかったが、美紀もそれは同じだった。

 

 朝起きると殺風景な部屋の様子が視界に映し出される。

 と、同時にこれは夢ではないと二人は現実を理解し始めた。

 昨日何も食べていないせいで、お腹が鳴る。この部屋の貯蓄にコーンフレークと水があったため、二人はそれをありがたくいただいた。

 美紀は買っていた本を読み、圭はお気に入りのポータブルCDプレイヤーで曲を流している。

 昼が過ぎ、この状態になってから一日が経とうとしたとき、

 

 ドンドンドンドンドンドン!!!!!!

 

 扉が叩かれる音。初めての扉の音だった。かれらが来たのか?美紀は勘繰りを入れていた。

 だが、美紀の想定以上に圭の動きは早い。

 バリケードをすいすいのけて、扉を開けていたのだ。

 まってという言葉が出る前に、扉の先の人影が見える。

 

 どうやらかれらではない、まだそこにいる者達だった。

 一人は紫の綺麗な布地であったであろう、修道服のような服を着ている同年代の少女。

 十字架を片手で肩に担いでいる姿はいろいろと突っ込みたくなった。

 もう一人は長髪の男。

 身長はそこそこ高く、装備から軍隊に属する人物であることがわかる。

 

「よく生きてたね」

「すまない、僕たちをここにいれてくれないだろうか?」

 

 そう頼まれて、彼らを突き放して二人だけの世界を作るということは出来なかった。

 何より、これまた圭が部屋に招き入れたのだ。行動が早すぎるのもまた問題だと美紀は頭を抱える。

 彼女たちが部屋に入って、荷物を下ろしていく。

 まだ警戒は解けていないとはいえ、この二人は外の世界からやってきた存在。

 情報が欲しい二人からしても重要な存在だった。

 

「私の名前は真壁亮子。18歳巡ヶ丘高校所属。二人とも同じ学校だね」

「はい····となると、先輩ですよね?」

「まあ、そういうことになるね」

「よろしくお願いします!!」

 

 圭が来訪者の真壁亮子と打ち解けていく。

 続けて長髪の青年も自己紹介をしていく。

 

「皆城浩平。自衛官だ」

 

 自衛官という言葉が飛び出して、美紀は舞い上がりそうになったが、まだ自分たちの紹介が終わっていなかった。

 美紀が紹介を預かり、そのバトンを圭が引き継ぎ、一通りの紹介を終える。

 しかし、まだ気まずいままだった。

 

「そういえばさ、直樹さん。さっき私たちのこと見てきてたよね?」

「ま、まぁ······かれらかもしれないと思いましたし······そこは、すみません」

「いや、別にそれは仕方がないと思うんだけどね」

 

 真壁亮子はやさしかった。というより、この異常な状況に適応しているといったほうが正しいだろう。

 彼女には余裕があるのだ。誰かを許せる余裕が。

 しかし、同時に危うさも持っていた。彼女の持つ昏い目がそれを示している。

 

「あ、そうだ。ご飯取ってこようか?私もお腹すいたし」

「え····でも······」

「いいからさ。皆城さんお願いしますね。彼女達を」

「あぁ、君も気を付けてくれ」

「ええ。行ってきます」

 

 彼女は自分の意思、そして元居た者たちの為にこの狭い世界から再び外に出た。

 十字架を背負っていなくなった彼女、堅苦しい男と女子二人。先程より気まずかった。

 特に会話もなく、時間が過ぎていく。圭は皆城浩平を気にしていたが、あの堅苦しい雰囲気があるせいで話しかけにくいのだろう。それに相手は自衛官ということもある。

 残りバッテリーが少ないスマホを確認する。一分が苦だった。

 静かな部屋に再び響いたのは優しいノック音。帰って来たのだ。

 

「ただいま、とりあえず明日の朝の分まで取っておいたよ。じゃあ、食べようか」

 

 十字架の彼女が帰ってくれば何か変わるかもと思っていたが、食事の時も無言だった。

 その後必要なコミュニケーション以外は特になく、布団を敷いて就寝した。

 

 悪夢は覚めなかった。家のベッドで目覚めてほしいと望んだ。

 でも、夢じゃなかった。時刻は八時過ぎ。美紀は静かに布団を抜け出して、本を静かに読む。

 次に起きたのは圭。彼女もCDを聞き、僅差で起きてきた皆城浩平は自身の武器であるハンドガンを磨き始めた。

 一番最後に起きてきたのは真壁亮子。彼女の眠りはそれほど深かった。

 

 全員がそろったところで、朝ごはん。それを食べ終われば再び補給に出ると亮子は言い出した。

 確かに、一度総菜の豊かなうまみを知ってしまえば水でふやかしたコーンフレークには戻れない。

 昨日は外に出なかった、皆城も立候補。

 外からやってきた二人は三度外へと舞い戻った。壁を感じるのと同時に何が彼女たちを外に駆り出すのか、美紀は不思議に考えていた。

 

 そしてまた、時間が過ぎていく。

 被災して二日が経過した。救援が来る気配はない。

 自衛隊と名乗った彼も暗い顔をしていた。何かあったのだろうか?

 昼を少し過ぎた頃、二人が戻ってきた。両手にリュックを持ち荷物はパンパンに入っている。

 今はもう元の輝きを失っている十字架には、新鮮な返り血が付いていた。

 

 二人は昨日の夕べ食べたものとは別の総菜を持ってきた。

 昨日はからあげで、今日は焼き鳥。肉が続いてカロリーがなどと考えてしまったが、この緊急事態にそんなことは言ってられない。

 食べれるときに食べておかないと、生きていけないとわかったから。だから肉を口に押し込んだ。

 

「······ねえ、二人はいつから友達なの?」

「えぇ、まぁ····いつからだったけ?圭?」

 

 真壁亮子からコンタクトしてきた。

 あちらから歩み寄られて断る理由もない。むしろ、出会ってからコミュニケーションが少なかった。

 そう感じていたのはあちらも同じだったのだろう。その日の昼食はぽつぽつとながらしょうもない話に花を咲かせることができた。

 その中で、時折昏い表情をする者もいたのだが。

 

「じゃあ、私もう少し色々拾ってくるよ」

「色々····気を付けてくださいね、先輩」

 

 これで四度目だった。彼女が外に出るのは。

 今回は皆城浩平は部屋に残っている。

 美紀は生唾を一つ飲み込んだ。今こそ、知らなければならないのだろう。

 

「あの····皆城さん」

「なんだい?」

「その····なんで二人はそこまで私たちを助けてくれるんですか?」

 

 ──その問いが、絶望を誘い込むことを知らずに。

*1
チョーカーネキが恋しくなる季節

*2
英語の本の読み聞かせ

*3
風呂に入っていない

*4
魔王城でおやすみ面白かった(小並感)

*5
生き残れましたか····?

*6
やっとつかえた




次回の料理も、がんばります。
あと評価バーが赤くなってて感動しました!!
ありがとうございます······うれしい······うれしい······


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8三日目終わり~オリチャー発動

(なんとか毎日投稿しているので)初投稿です。
おきにいり数150件overありがとうございます!!
これもひとえに皆様の応援で書けています。ありがとうございます。


「自衛隊は······たぶん····いや、警察や消防、病院も····行政は、全て確実に『崩壊した』」

 

 冷徹に放たれた言葉。その言葉はどれほどに二人の少女に傷を入れたのだろうか。

 蝋燭に灯る火のように小さな希望。吹き消すのは簡単だった。

 タイミング悪く、そこに彼女は帰ってきてしまう。

 真壁亮子、出会ってから彼女達の為に外に生き続ける少し先を生きる者。

 話がまだ終わっていないことも忘れて、直樹美紀は彼女に駆け寄り、胸に飛びついた。そんな関係じゃなかったはずなのに、既に彼女は真壁亮子という存在に依存し始めていた──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なにやら不穏な動きになっているがっこうぐらし!行きまーす!!(連邦の白いテンパ)

 前回の続きです。前回はお外に行って、帰ってきたら目に涙を貯めたみーくんに良質タックルされました。

 ······うそだよ。正直良質タックルではありません(白目)

 ····クォレハ、皆城君何かやらかしましたね?

 じとじと見てみるとお目目を逸らします。

 

 ······。

 ······。

 

 おい、デスポエマー?お前何やってんじゃぁああああ!!!!!おまえ自衛隊免許ほんとに持ってんのか???

 

 ん”ん”(咳の音)······失礼、取り乱しました。

 ステ画面を確認しましょう。······みーくんとけーちゃんのSAN値が下がってるやん?どうしてくれんの、これ?

 あのさぁ······はぁ~ほんまつっかえ!!

 最近空気だなぁ~とか思って、前回は荷物持ちさせてやって、『お、こいつ有能だな』とか思ってたのにさぁ······

 

「ねえ、先輩····救援、は······救援はッ······」

 

 わかった!!わかった!!!わかったよ!!!!もう!!

 胸元でずっとこれ繰り返してくるのいやぁ~きついっす(素)

 しかもゲームのキャラなのに声付きで迫真の演技をしてくるものですから、こっちの心臓こわれちゃ^~う。

 愉悦部兄貴達だと逆に心臓高鳴りすぎて死ぬんじゃないんですかね?

 (僕は愉悦部じゃ)ないです。かわいそうなのではぬけない。

 え?このゲームしてる時点でお前も愉悦部だって?そうだよ(便乗大納言)

 

 う~ん······どうしたもんでしょうかね······クォレハ。

 とりあえずみーくんの背中をなでなでしてお話するために座りましょうかね。

 みーくんおすわり!!ついでにけーちゃんとやらかしデスポエマーもおすわり!!

 まりこちゃんの目の前で三人は正座してくれました。三人はどういう関係なんだっけ?

 ほならね、みなしろくんあやまっ(説明し)て、どうぞ。

 

「僕は····ただ、真実を伝えて······」

 

 は?は?は?えぇ~······(困惑)なんで言う必要があるんですか?(正論)

 あっ····(察し)これって、みなしろ君なりのやさしさだった可能性が微レ存······?

 お前こっちでも不器用だったのか······*1

 けーちゃん?もともとなんの話してたん?

 

「美紀が『先輩たちはなんでそこまで私たちを助けてくれるのか』って聞いて······」

 

 あ、そっかぁ······

 事の発端を第三者目線で見ていたっぽいけーちゃんに聞いてみましたが、冷静に答えてくれましたね。

 お前なかなかやるやん。ええやん、気に入ったわ。

 これ多分事実を伝えてからなんでか言うつもりだったんですねクォレハ······

 

 ······。

 ······。

 

 やめたら、この仕事(自衛官)?

 

 でもこれはお話終わってないから、まりこちゃんが今生殺与奪の権を握っているのでは······?

 致し方ありません。私が全てを終わらせましょう。

 だから前回(昨日)いったじゃん?お前らには今を生きていてほしいんだよぉ!!

 

「それはもう、聞きました!!私たちは······私たちは、私たちはどこにいればいいんですかね!?」

 

 ファッ!!う~ん······聞きませんね。

 どうしましょうどうしましょう?これかなりまずいのでは?

 う~ん。でも、これは最後の言葉がヒントかもしれませんね?

 言葉を変えてみましょうか······

 ほならね、私たちは『今』ここにいるんですよ!!ほいで戦える私たちが、非力な君たちを守ろうと思っただけなんだって!!いい加減納得してよ(棒読み)

 

「······わかり、ました。少し落ち着きました。私も取り乱していたみたいです····」

 

 お、わかればええんやで。

 でも珍しいですね。普段は怒涛のマジレスコミュニケーションブレイクダンス*2で人のSAN値を削るみーくんがこ↑こ↓まで取り乱すなんて······

 あっ····(NT)まさか······”太郎丸(SAN値回復天使)”がここにいなかったから?

 これは······蒼穹(そうきゅう)(もど)らせる必要がありますね······

 でも、太郎丸イベは明日まで進めることは出来ません。う~んしょうがにゃいな~。

 今日は晩飯食って、終わり!!でいいんじゃない?ラブ&ピース!!非常事態こそ平和が一番!!

 

 あ、そうだ。(池沼)

 みんなのお洋服と下着拾ってきたからあげるわあなたに。

 まず、みーくんにはドスケベ下着をいっぱいおっぱい。

 

「先輩····こんなに過激なの······」

 

 いや、もう既にガーターベルト(それ)はいてるやん。

 そんなのが一枚二枚増えたところで変わんないって。

 とりあえずお着替え出来ないのは苦しいでしょ?じゃけん綺麗な下着着ときましょうね^~

 

「もう····先輩」

 

 ん?なんか今回のみーくんおかしいっすね。

 ままえあろ。けーちゃんにもあげるわ。

 かわいい下着はいてんね!!どうりでね!!白色のリボンついたやつとかかわいすぎんよ^~

 

「あ、ありがとうございます····真壁先輩」

 

 さらっと先輩から真壁先輩に呼称がワンランクアップしてますね。てれてれしてるでこ広美少女いいゾ^~これ。

 けーちゃんかわいいから許せるぞ!!

 あ、オッスオッス!!そこにいたんですね皆城君(戦犯兄貴)

 じゃあ、お前はこれだけはいとけ(Tバック)

 

「僕はTバックははかないぞ。ブリーフ派だ」

 

 はぇ^~知らなかった······まぁ、地雷兄貴のパンツの好みなんてどうでもいいんですけどね(冷たい目)

 いちよう皆城君も大事な仲間なので持ってきたパンツ全部渡しておきましょうね。

 ままえあろ。じゃけんさっき取ってきたお総菜食べましょうねぇ^~

 電気来てないので多分これがラスト総菜です。

 段ボール箱の上に今晩のディナーを並べて、手を合わせてください。いただきます!!

 

「········」

「········」

「········」

 

 いや、暗すぎるわ!!!(千鳥)

 昼間のちょっと希望が見えてた感じはどこに行ったんですかね······

 あ~もうめちゃくちゃだよ~

 う~ん····これはオリチャー発動しなければならないかもしれませんね。

 

 ······分の悪い掛けですが、わかりました。ここでオリチャー変更!!

 モールからの出発は明後日から明日に変更します。多分明日一日こ↑こ↓に閉じ込めておくと、ワンちゃんみーくん辺りがやばいと思います。

 なのでいっそ、お外に出て現実を見せて(鬼畜)折り合いをつけてもらいつつ、セーフゾーンである巡ヶ丘高校に送り届けようということです。

 なんていう華麗なガバ回収なのだろうか······みなしろくんあやまって(TMM)

 

 さて、そういうことなのでご飯食べたあとにお話しを再びしましょう。

 明日、お外に出発するからぁ~

 みーくんとけーちゃんの顔が見るからに曇ってらっしゃる。

 

「でも、救援はもう······」

 

 高校に人が生きてるっぽいゾ^~これ*3

 じゃけん昼行きましょうねぇ~

 う~ん、やはりロジカル思考に皆城君のいらぬ一言がかなり効いているようで頷いてくれなさ······うん?

 

「····わかりました。ここに居続けていてもいつかは食料も尽きてしまいますし、それに高校が無事ならまた生活ができるかもしれません」

 

 ん?おや、みーくんのようすが····!

 流れ変わりましたねクォレハ。(例のBGM)

 めっちゃ綺麗な青い瞳に、強い意思感じるんでしたよね?

 

「私も戦わせてください。圭を守りたいから」

 

 ん?とりあえずここはコクコク頷いておきましょう。

 明日の用事が増えましたね。みーくん用の武器を調達しなければ。

 そうだ。ちょっとみーくんのステ値を覗いてみましょうかね。

 

 ファッ!?みーくんなんか覚醒していますね!!!!!!

 やったぜ。(完全勝利)

 ······えぇ~、取り乱しちゃいました。

 覚醒イベントをまさか引いてしまいました。覚醒イベントとはゲーム内キャラが苦難に遭遇したとき、一定確率で起こるイベントです。

 

 キャラが苦難を乗り越え覚醒に成功すると、ボーナスとして各ステ値が上がり強くなります。

 ゴリラ(KRM)姉貴はゲームスタート時に大体覚醒してますね。あとはマニュアルを読んだめぐねえが確率で目覚めたり*4、ゆきちゃん化してたゆきちゃんが覚醒したり····と学園生活部以外のキャラももろちん覚醒します。

 見分けるポイントとしては、ステ値のキャラのSAN値上限が上がっていることです。

 大体のキャラのSAN値上限は100までなのですが、覚醒キャラはその上限が引き上げられます。

 りーさんは元から60とかそこらなので、80弱あたりでしょうか?

 

 そしてこれを引き起こしたファクターは······

 やっぱ、皆城君(ブリーフ派)が世界一や!!(ホモ特有の熱い掌返し)

 まあでも戦う戦わない以前に、まりこちゃんが全部♰死ノ恐怖スケベィス♰で葬るんですけどね、初見さん。

 

「ちょっと待って」

 

 あ、おでこちゃんオッスオッス。

 どしたんや?あ、これみーくんにお話しみたいですね。

 

「美紀だけが戦うんじゃないよ。私も美紀を守るから」

 

 共依存百合かな?

 さっき確認しましたが、けーちゃんは覚醒してないみたいでした。

 あともう一押しくらいでしょうか?半覚を吐き出せ(チンパン動物園)

 じゃあ、今日はこの辺で。明日ここ出ますし、オネンネ(いつもの)しましょうかね。

 んじゃ、サラダバー!!(糞みたいな終末世界)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オッハー!!(激寒)オッハー!!(ぜったいれいど)

 

 四日目の朝です。レバガチャしましょう。レバガチャでまりこちゃんを起こします。

 お、起きましたね。時刻は八時くらいです。みんな健康的ですね。既に起きているみたいです。えらいえらい。

 では、ごはんといいたいところですが、(食うご飯が水ふやかしコーンフレークしか)ないです。

 なので、菓子パンを今から取りに行きます。

 それじゃあ、イクゾー!!デッデッデデデン!!

 あ、みーくんガードありましたね。覚醒したのと友好度が上がったのがあります。

 

「先輩、私も戦うって····」

 

 お前お腹減ってんのに戦うとかできんの?

 そんなんは午後からがんばってもらっていいから、今は休めるときに休んで、どうぞ。

 じゃけん夜行きましょうね^~(正しい用法)

 

「亮子先輩は····大丈夫なんですか?」

 

 こっちもさらっと呼称変えてきましたね。かわいい。

 おう、慣れてるからへーきへーき。ほならね、待機しててどうぞ。

 

「わかりました」

 

 さあて、みーくんガードも打ち破ったので、♰死ノ恐怖スケベィス♰と共に菓子パンを取りに行きます。

 けど、その前にいくつか用事を済ませます。

 まずは太郎丸の確保、次に禁断の書(がっこうぐらし!)一冊の確保です。

 この先これがないとまりこちゃんのSAN値は常にピンチになると予測したので、リスクもありますが確保しておくことにしておきました。

 

 倍速しながら進めていきますよ~イクイク····

 菓子パンとがっこうぐらし!も確保しました。ちなみにこの日辺りからまりこちゃんの適合の副作用が現れ始めます。

 エグイほどの飢餓感。なのでリュックいっぱいにご飯を詰め込んでおきます。

 さて、場所は再び地下一階のシャッター前です。

 地下一階のシャッター前でやることはただ一つです。

 

 

 すぅ~······(ハ長調ラ音)

 いいよ····来いよ····胸にかけて胸に······俺は····ここにいる!!スケェェェェェェイス!!!!

 

 ······。

 ······。

 ······。

 

 

「わぉー~~······ん」

 

 そこに(生きて)いましたね。やったぜ。

 え?スケィスってなんだよって?.fack//シリーズ流行らせコラ!!(大胆な布教)

 というか視聴者兄貴達に.fack//シリーズわかる兄貴いるんですかね······

 ほならね、またおやつあげて身体検査しましょうねぇ^~

 

 ······怪我なし!!SAN値回復ヨシ!!一日一回、計二回これをすると太郎丸がテイムされて後ろを付いてくるようになります。はっはっはっは、いいながら尻尾振って付いてくる姿はめちゃくちゃかわいいです(犬派)

 やったわ。癒し効果もうん、おいしい!!

 では、籠城部屋に戻ります。

 戻ってゆっくりするのはこれで最後になりそうです。

 

 たでーまぁ~疲れたもぉおん!!

 太郎丸もこんにちはできてえらいですねぇ^~

 かわいいわんこがついてきていることに気が付いたけーちゃん、目をぱーっと輝かせます!!お前らがかわいかったんだよ!!

 

「わぁ~わんこだぁ~!!」

 

 わんこ呼びめちゃくちゃかわいいですね。

 太郎丸の名前が判明していないときの呼称です。さらっとレアですね。

 変なところで運を使うのはNG。はっきりわかんだね。

 では、今日のもきゅもきゅタイムです。太郎丸にはコーンフレークを食べさしておきましょう。

 こ↑こ↓から出ると決まっているので、決戦前夜的な空気になっています。

 実際の決戦は三日後なんだよなぁ······

 

「そういえば先輩、この犬の名前ってなんでしょうかね?」

 

 みーくん気づきましたね。ここで割り込めば命名できます。

 今回は通常プレイなので太郎丸以外の名前で行きたいと思います。

 こ↑こ↓は中の人ネタで『ちくわ』にしましょう。実況ではわかりやすいように太郎丸と言いますけどね。

 ゆるキャン△はいいぞ。*5

 

 さて、ごはんを食べ終わったので行動に移ります。

 このメンバーの中だと運転できるのはまりこちゃんと皆城君しかいません。

 ので、そこそこ戦闘可能な皆城君はけーちゃんと共に上層階で頼んだアイテムの回収とリュック詰め。

 まりこちゃんとみーくんは車の確保と横づけをしましょう。

 では、イクゾー!!

 

 だが、無慈悲なまでにカットだ。

 今回拾えたクルルァはワゴン車です。

 六人乗れるタイプのやつで、後ろの席を畳めば沢山荷物が置けます。さらっとここでも運が来てますね······

 クォレハ····ガバじゃな?(逃れられぬカルマ)

 

 持ち運びに便利なリュックはモールだと沢山落ちてるので、それで食料などを運び込みましょう。

 あとみーくんには武器であるバットを持たせています。

 ほんとはスコップ辺りが耐久度とかがいいのですが、モールにスコップはないので妥協のバットです。

 

 車の音でかれらが近寄ってくるので、エンジンは止めておきます(114敗)

 移動でついてきたかれらはまりこちゃんの♰死ノ恐怖スケベィス♰の血肉としました。

 さて、ここまで来ればあとは荷物を運ぶだけです。

 こ↑こ↓の様子はプレイ感を出したいので敢えてカットしません!!倍速はしますけどね(3.64倍) 

 

 えっほ えっほ(ドンガラガッシャーン!!)

 わっせ わっせ(ドンガラガッシャーン!!)

 よいしょ よいしょ(ドンガラガッシャーン!!)

 

 ちなみに上層で拾ってもらったものは、籠城部屋で沢山のリュックに小分けしてしまうように指示してあります。

 なので、四人はずっとリュックを背負ってきてたんですね~。

 ちなみにまりこちゃんと皆城君はもちちからなので、いっぱいいっぱい裕次郎(運んで)ます。

 三個一気に運ぶとかちょっとやばすぎんよ~

 

 さて、籠城部屋の荷物は無くなったとの報告をけーちゃんからいただきました。

 ので、皆城君と二人に車を任せて、まりこちゃんは残りの荷物搬入です。

 学園生活部用の私服と、キャンプ用品店からペグを持っていきます。

 なんでペグを回収するんだよ?という兄貴達。ペグがかなり強くてですね、投擲スキルで使える武器としてはたぶん最大火力を誇ると思います。

 おまけに武器の耐久値も高いので、回収してリサイクルも出来ます。

 なにより普通に武器としても使用可能なので、武器をまだ持っていないけーちゃんや皆城君辺りに持たせると活躍間違いなしです。

 

 これらも回収して車まで無事に戻れたので出発していきましょう。

 運転は自分でやりま「真壁さん。ちょっといいか」

 皆城君?なんですかね?みーくん覚醒RTA世界レヴェルのあなた様のためならなんでもしますよ?*6

 

「近くに駐屯基地があるんだ。そこで武器弾薬を補充したいんだが····そうすれば、僕たちやこれから合流するであろう高校の人たちを守ることができる」

 

 お、これは確率で起こる自衛隊駐屯地イベですね。

 こ↑こ↓から少し行った先に自衛隊の駐屯地があります。

 重火器とかが確定の場所でうまあじも多いですが、デメリットももろちんございます。

 重武装で攻撃が通らない自衛隊かれらがうようよしています。

 でも、それは人間ならと言う話で、♰死ノ恐怖スケベィス♰と共にあるまりこちゃんには障害にすらなりません。

 経験値稼ぎも出来て皆城君の武器の確保も出来るとかうまあじしかないので、イきますよ~イクイク······。

 

「ありがとう。君には極めて感謝している。これからもよろしく頼むよ真壁さん」

 

 みなしろくんもさらっと呼称変わってますね。ええや──

 といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 


 

 外からやってきた先輩は言った。『私たちが今ここにいる君たちを守りたい』と。

 直樹美紀は布団に頭から丸ごと被って考えていた。このまま守られるだけでいいのだろうか?と。

 いずれ、彼女達と別れてしまうときが来るかもしれない。圭との別れも来るのかもしれない。──あまり考えたくないことなのだが。

 布団から頭を出して、隣で寝ている先輩を眺める。

 苦しそうだった。悪夢にうなされているのだろうか?彼女はその手を握ろうとした。振り払われたのだ。まるで自分に寄りそうなと言わんばかりに。

 

「先輩は····どうして······」

 

 それ以上の言葉は出なかった。

 彼女は再び布団をかぶり眠りにつく。

 明日この狭い部屋(偽りの楽園)から飛び出していくのだ。

 休めるときには休まなければ。

 

 ······でも、あの時踏み出してよかったと今は思っている。

 今まではただただ圭に引っ張られ、ずるずると生き残ってきただけだった。

 これはこの事態になってから初めて一歩踏み出したことなのかもしれない。

 なにより、圭が自分を守ってくれると言ってくれた。それは素直にうれしかったし、これからも友達として共にいたい、そう思わせた。

 

 

 朝目覚める。時刻はもうすぐ八時くらい。既に圭と皆城浩平は目覚めており、窓の外を眺めたり装備を整えていたりとそれぞれの時間を過ごしていた。

 最後に目覚めてきたのは真壁亮子。だが、直樹美紀と僅差で起きた彼女は眠い目をこすって、さっそく外へ出る準備をし始める。

 準備が整い、朝ごはんを取ってくるといとも簡単に言いのけたのだ。

 

 いままでなら暗い顔をしていたのかもしれない。

 でも、昨日のあの時から彼女は変わろうと決意したのだ。

 答えはわかっていた。でも『ついていきたい』と彼女に訴えた。

 彼女には首を振られる。でもこういってくれたのだ。『ご飯食べてから、一緒にがんばってほしい』と。

 真壁亮子は自分の決意をないがしろにしているわけではない。自分の全力を尽くせる環境を用意してくれると言ってくれた。

 少し先を生きる者との差、改めて彼女は先輩なんだと思わされた。

 

 救援はもう来ないのかもしれない。

 しかし、彼女は思ったのだ。『考えて動くだけじゃどうにもできない。だから立ち止まる必要もある』と。

 

「······よし、がんばるぞ」

 

 直樹美紀、17歳。彼女の時間は動き出した。

 少し前まで、彼女に依存しかかっていた姿はもうどこにもない。

 

*1
蒼穹のファッ!?フナー流行らせコラ!!

*2
感想欄から勝手にコピペ

*3
自分が助けた命

*4
大体失敗する

*5
 い  き  が  い 

*6
なんでもするとは言っていない




次回の動画も、がんばります。


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9四日目自衛隊駐屯地~???

(憧れの先駆者兄貴に認知されたので)初投稿です。
やっぱり、先駆者兄貴の作品を······最高やな!!
本作に様々な影響を及ぼしている木端妖精兄貴のモースタめぐねえRTA流行らせコラ!!https://syosetu.org/novel/210076/
とってもいい作品なのでぜひ見て······見ろ(豹変)


 自衛隊駐屯地に向かうがっこうぐらし!イきますよ~

 前回からの続きです。

 前回はモールに二日宿泊する予定を、一日に縮めました。あと、みーくんが覚醒してやばいです。

 覚悟ガンギマリのみーくんもまたいいですね~。エッチなクスリもキメてください♡

 

 さて、今現在私たちは自衛隊駐屯地(こ↑こ↓)にいます。

 駐屯地なので想像よりはせまいです。

 とりあえず皆城君の指示に従って、門を開けてクルルァで乗り入れたところです。

 かれら門番はみーくんとカバーを皆城君に任せました。サクッと殺るとはいきませんでしたし、みーくんのSAN値も減りました。

 でもでもこれでみーくんもある程度かれらと対抗できるようになったので、うまあじです。

 

 適当な芝生の上に車を止めてエンジンを切ってから探索に入りましょう(n敗)

 自衛隊かれらが怖いので、四人で固まって行動します。

 狭いところとかでは動きにくいですが、逆に言うと動きにくい分守りは強いです。

 先頭を皆城君、中央を百合ップル二人に殿(しんがり)はまりこちゃんとします。

 皆城君には施設の案内をしてもらいます。名付けて『蒼穹作戦』としましょうかね。じゃあ、往け(自分が歩いた道が王道)

 

 建物内は狭いので、まりこちゃんは素手で戦っています。スキル徒手空拳もあるし、四日目以降の適合者バフもあるのでかなり強いですね。

 これは····もうすぐ片手でかれらの頭を握りつぶせます。今はまだダメみたいですね······

 ほならね、四人で電車ごっこしながら建物を進んで行けって話なんですよ。

 現在は昼過ぎぐらいなので、食堂に近づくのはNG。

 三十分で、五回(乙った回数)なので、何処に行くにしろ、昼の食堂は避けましょうねぇ^~

 

 まあ、通常プレイでのお話なんですけどね初見さん。

 この実況は適合者ルート、なので多少の無茶はへーきへーき。

 とりあえず建物内のどこでもいいので、簡易的なセーフエリアを作っておきます。

 

 選んだのは宿舎の一階にある一室です。扉が開いたままだったので、シュレディンガーのかれらもありませんし、部屋のタンスとかで簡易的なバリケードにするとしばらくは安全です。

 なにより、(昼は宿舎にいるかれらは少)ないです。

 みんな訓練しててえらいですねぇ^~

 

 安全圏の確保にも成功したのでこ↑こ↓からは分かれて行動しましょう。

 皆城君みーくんけーちゃんは皆城君を筆頭に銃の確保を。まりこちゃんは建物の中や外にいるかれらの掃討をして、レベラップを図ります。

 皆城君も運転できるので、もしかしたらもう一台クルルァを見つけてくるかもしれません。

 もっと荷物が詰め込めて、いっぱいいっぱい裕次郎ですが、正直もう一台は見つかってほしくないのが本音です。

 

 理由としては、まりこちゃんは絶対に七日目のあめのひに参戦しないと、ガバがさらなるガバを呼びそうな予感がするからです。

 二台目が見つかると、もう一台を皆城君が運転することになり、荷物運びから確実に逃げられなくなるからです。逃げる理由がなくなるからね、しょうがないね。

 かといって、そこから逃げようとすると、コミュがあまり出来てない中でせっせこ築いていた信頼度が折れます。

 少なくとも次会った時は確実に拘束()か排除かの二択になります。

 実質がめおべらはNG、はっきりわかんだね。

 

 それでは、仕事効率化してイクゾー!!カンカンカカカカン!!!!

 じゃあ、皆城君たちの先頭に立ってコロコロしていくから······

 宿舎を駆け抜けて隣の庁舎に駆け込みます。

 バキ!!グシャッ!!(自己規制)

 

 

LEVEL UP

 

 

 自衛隊かれらは通常かれらよりも強く設定されているので、経験値が旨味であぁ^~たまらねぇぜ!!

 こんな変態適合者と糞遊び(コロコロ)しねぇか?

 血溜まり作って待つぜ(死屍累々)

 さて、武器がしまってる部屋に付いたみたいなので扉OPEN(暴力)しましょう。

 え?指紋認証がいるって?そんなの必要ねーんだよ!!(暴力·暴力·暴力)

 お、開いてんじゃ~ん!!······お、まさかの0人を引きました。ウンガイイナ~。

 武器は何がドロップするんでしょうか?結果は後で教えてもらうとして、まりこちゃんは庁舎の二階や三階を探索します。

 

 コロコロしてるだけだったのでい つ も の(倍速)です。

 画面ではさらっともう一レベル上がってます。やったぜ。

 やはり、徒手空拳が入っていると、拳でプレイが捗って気持ちがなんで等速に戻す必要があるんですかね?

 周りは血だまりとかれらの死体だけなのに、突然回避QTEが出たので回避します。

 

 ドゴーン!!

 

 宙返りで回避したまりこちゃん。さっきいたところになんかいますね······?

 何かが屋根をぶち破ってきたようです。さらっと瓦礫が当たってダメージ受けてんよ~。どうしてくれんの?これ?

 砂煙が立ち込めてなんなのか判別できません。まりこちゃんを後退させます。

 ん?あの少し大きい人型フォルム、見たことあるような······

 

 「Gaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!」

 

 あ、ふ~ん(察し)

 ······これは超超超超があと五つほどつく低確率イベントの、『狂戦士との遭遇』ですね。

 噂によると職員室(1%)より確率が低いとか。

 狂戦士君はこのゲームで言うところの最強の敵です。バイオハザードをご存じな兄貴たち向けに言葉を変えると、タイラントとか追跡者(ネメシス)とかあたりのポジ(毒ではない)です。

 ある条件を満たせば、プレイヤー側でも使えるようになりますが、キャラ側のステ値だとカンストしていて自己修復をデフォで持ってます。そして、感染しません。そもそもΩの実験体だからあたりまえだよなぁ?

 それが敵として回るという事はつまり······

 

 

 

 ······。

 

 ········。

 

 ··········。

 

 

 

 これ無理ゾ……

 


 

 突然轟音が響いた。天井から埃が落ちてくる。

 武器庫が置いてある部屋、皆城浩平率いる別動隊は異変に気付く。

 音は上層階から響いてきた。再び爆発音。これも上層階からで、その少し後にまた同じ音が。

 直樹美紀は血相を変えて部屋から飛び出そうとするが、それを皆城は静止する。

 

「先輩が、先輩が!!」

「落ち着くんだ、直樹美紀」

「でも、先輩が!!」

「落ち着くんだ。····行くなら、僕も一緒だ」

 

 皆城の薄茶の瞳が美紀の青い瞳と重なる。

 有無を言わさない態度、あの日自分の不器用さで一般人である彼女たちに不安を与えてしまったが、彼も一人の自衛官であった。

 その目が言う。僕の言う事を聞けと。

 

「····美紀、行くなら私もいっしょだよ」

「圭······」

 

 直樹美紀の親友である、祠堂圭も一歩前へ踏み出す。

 手には銃····というわけにはいかなかったが、部屋にあったバールを手にしていた。

 彼女もまた、決意を持ってここにいる。

 

「3カウントでドアを開ける」

「····わかりました」

「了解です。皆城さん」

 

 指で三つ数える。

 ひとつ、ふたつ、みっつ。

 手に持ったサブマシンガンを構えながら、ドアを蹴破る皆城。

 それに続くは勇ましい少女達。廊下に出て窓から外を見ると、真壁亮子はそこにいた。

 だが、彼女は交戦真っただ中。彼女より一回り大きい人間。

 明らかに人間じゃない『ソレ』と彼女の間でケルト十字架と拳の応酬が成されている。

 

「あれは····私達じゃ······」

 

 真壁亮子が苦戦するという光景を見たのは初めてだった。

 かれらを手に持つ赤がこびりついて離れない十字架で一振り、殲滅する規格外の少女。

 その彼女の顔に、普段はある余裕が感じられなかった。相手の圧倒的なパワーで押されているのだ。

 拳を防げばそのパワーで後ろへと吹っ飛ばされる。

 うまく着地はするものの、再び接近してきた巨男が着地地点に拳を置くといった状況。

 

「····まずいよ、先輩が!!」

「私たちが行かないと······」

「待て、二人とも」

「なんですか?」

 

 慌てる少女二人をまとめ上げるのは皆城。

 彼は何かを思いついたようだ。

 

「とにかく、僕に付いてきてほしい。策があるんだ」

「策って······」

真壁亮子(彼女)が何処まで耐えられるか、それがカギだ。僕たちはなるべく急がないといけない。走りながら話す」

「······先輩が、助かるなら!!」

 

 三人は廊下を駆けだした。

 外の打ち合いで響く音に、もうここにいない者(かれら)は引き寄せられていく。

 一度はすれちがった三人は同じ目的の為に目指し始めた。

 ──真壁亮子(希望)の炎を絶やさないために。

 


 

 引くほど強くて吐きそうなんだが???????????

 頭おかしいよ······(チクチク言葉)

 えー····失礼しました。まりこちゃんはさっきから狂戦士君と場所を変えて戦っています。

 ウ ン チ ー ジ ャ ン プで十字架(スケベィス)君を振り回せる外に出て、狂戦士君を誘導しました。

 

 wikiにもあんまり情報ないから対処の仕方がわかんないんだよなぁ······

 宣言通り♰死ノ恐怖スケベィス♰をブンブン振っていますが、あちらの暴力のほうがパワー()が上です。

 ごり押しで押そうとしていますが、こちらが押されています。かなりまずあじです。

 こちらの勝利条件としては、目の前の(狂戦士)を倒すことだけですが、壁が太すぎるっピ!!

 しかも、こちらが不利なのは敗北条件が何個かあるところです。

 

 まず、仲間を失うのはNG。一人でも欠けるとまりこちゃん以外のSAN値が死にます。特にみきけーは絶対に守り抜かなければいけません。

 なので、建物から離れる必要があったんですね(大胆なメガトン)

 そして、乗ってきたワゴン車を壊されると詰みです。

 あれには汗水垂らして運んできた食料と衣服(希望)が詰まってるので、壊されると確実に詰みです。

 

 じゃけん、殴り合い(一方的な暴力)しましょうねぇ^~

 でも、やられるのは(しゃく)なので、少し隙がほしいですね······

 頼む、十秒だけ時間を稼いでくれ!!(イキリト)

 まあ、稼いでくれる仲間がここにいないんですけどね。オフ零です。

 

 ····そろそろきつくなってきましたね。

 適合者で強化されてるスタミナが切れかかってんよ~どうしてくれんの、これ?

 息切れしかかってますねクォレハ······まりこちゃんが珍しく肩で息をしています。やべぇよやべぇよ。

 う~ん······これは乙ですかね······でも、直前セーブが何処か覚えてないんですよ。

 どこに飛ばされるのか怖いからこ↑こ↓はなるべく勝ち取りたい!!*1ですね。

 ♰スケベィス♰君がぶっ壊れてないの強いですね。硬くなってんぜ?(耐久値)

 あ、真壁ちゃん転びました。スタミナがギリギリの影響ですね······

 

 ······。

 

 ············。

 

 ··················。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──私の名前は真壁亮子。君がこれを聞くとき、もう私はこの世にいないだろう。21世紀は人類にとって戦いの時代となった。近くの川から来た未知のウィルス。人類の理解を越えた感染力を持つかれらがこの星に現れてから数十年、世界の大半が戦場と化した────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キキーーーッ!!!!!!!!ドンッ!!!!!!!!

 

 

 

 えっ······?横合いから装甲車が狂戦士君を吹き飛ばしてくれました····

 庁舎にぶつかって停止します。装甲車は使えなさそうですね。

 この装甲車····まさか······

 

 「大丈夫ですか!!真壁先輩!!」

 

 みーくんが装甲車の上から蓋をぱかっと開いて出てきてくれました。

 ············お前ら、免許持ってんのか······(落涙)──

 といったところで今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

*1
鉄血流行らせコラ!!




次回の料理も、がんばります。
あ、そうだ。明日は色々あるので投稿できません。
ストックなんてないからね、多少はね?
取れたて新鮮の小説を投稿してるのでね、おいしいでしょ?(産地直送)


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10自衛隊駐屯地脱出~五日目終わり

(まさかの学園ヒーロールート兄貴にも認知されたので)初投稿です。
私、うれしいから沢山書くわよ(何をとは指定していない)

追記
銃のドロップ量を書いてなかったのでこっそり小説部分に追加しまいた。



 まさかの狂戦士君の殴り込みエントリーのがっこうぐらし!イクイクイクイクイク!!いくよお!!イク!!

 前回からです。

 前回は皆城君に自衛隊駐屯地(屋上)あんだけど、銃取ら(焼いてか)ない?と誘われホイホイ♂チャーハンしたところ生えてきたのは、なんと生物兵器(B.O.W.)の狂戦士君が突然の乱入!!

 まりこちゃん必死の抵抗の末に皆城君たちが装甲車でクルルァ!!してくれました。やったぜ。

 

 庁舎に突っ込んだ装甲車はちょっと使えなさそうです。

 というよりのかしたらまた狂戦士君が動きそうで怖い····アイアンマン!!なのできちんと止めを刺しておきましょうね~

 でも、四日目の状態だとちょっと火力不足です。なので、あるスキルを取ります。後々取ろうとはしてたので早く取ることになってしまいました。

 

 スキル名は『アンロック』というものです。

 これは適合者及び狂戦士ルート限定のスキルで、自身の身体のリミッターを解除及びロックできるスキルです。

 要は、超人も超人、スーパー野菜人にもなれます。(なれるとはいっていない)*1

 しかし、このスキルを使うと反動がございましてですね。体の何処かに副作用が出ます。無理やり身体のリミッター外してるからね、しょうがないね。

 でも、腕が千切れるとかではないので安心しろよなぁ~。例えばそうですねぇ····ひどいところで右腕がしばらく使えなくなるとか····ですかね?適合者のリジェネでしばらくしたら治るんですけどね、でもでもしばらく右腕使えないってかなりのディスアドバンテージなのでまず味です。

 

 あとこのスキルを所得するにはレベルアップ二つ分のポイントを使用しなければなりません。

 こ↑こ↓にはちょうど3レベル分あるので余裕はあります。やったわね。

 では、さっそく使ってみましょう。狂戦士(ヤツ)が動けない間にメニューを開いてスキル『アンロック』を取得します。

 スキル欄に追加されるので、スキルをクリック。(エフェクトとかは出)ないです。

 

 でも、流石に見た目で判断できないのはまずいと思ったのか、お目目が変色してますね····

 東洋人の黒色から赤色になってます。かっこいい(忘却できない厨二心)

 この状態だとステ値に補正がかかります。そもそも適合者ルートの情報が少ないのでステ値にどれくらい補正入るかwikiにも載ってないんですよおね~。誰か調査して······(懇願)

 説明が多すぎましたね。では尋常に♰死ノ恐怖スケベィス♰でズタズタにしましょう。

 

 頭を吹き飛ばして、心臓をブスリ♂します。心臓というより胸全体をブスリ♂ですかね。

 Foo↑~きもちいい~!!(狂人)久々に切れちまったからね、仕方ないからね。

 さて、頭吹き飛ばしたし胸も差しまくってもう動けないです。

 こんな怖いところからとっとと戸締りしましょう。早く安全地帯に行きたいんだよなぁ······(あるとはいっていない)

 レベラップはしないみたいですね。イベントボス的な立ち位置だからかな?

 あ、ここでしっかりアンロックも解除しておきます。

 使用しっぱなしだと体にずっと負担くるからより(自我の)寿命が短くなります。

 

「亮子先輩····無事で良かった······ほんとに、よかった······」

「真壁先輩······よかったよぉ~」

 

 泣きじゃくるみーくんとけーちゃんの良質タックルあぁ^~いいっすね^~。

 こんなのただの眼福ですね!!まりこちゃんのSAN値は減ってますが。

 皆城君はその様子を眺めています。百合の間に入っていない+1145141919810364364

 とっとと車出して、どうぞ。疲れたもぉおおん!!

 

 助手席にちょこんと乗ったまりこちゃんと、後部座席の二人とお留守番をしっかりしてくれた太郎丸。

 運転席の皆城君で出発です。スタミナが切れかかりなのでまりこちゃんうつらうつらしてます。

 なので、あとは覚醒みーくんやデスポエマーやおでこテカテカちゃんに任せて寝ましょう。行先はワルシャワかな?

 じゃあ、一旦おやしみ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おはようございます(オルガ·イツカ)

 気が付くとおうちのベッドに移されていました。

 意外と綺麗な場所でいいですね^~ここで暮らしちゃいます?暮らしちゃいましょうよ!!(なお生活インフラ)

 さて、とりあえず起きて時間を確認したいところですが、お、みーくんとけーちゃんがベッドに頭のっけって寝てますね。まりこちゃんが心配で見てくれてたのかな?後輩の鑑がこの野郎······

 寝顔もたまらなくかわいいの誇らしくないの?これだからこのゲームはやめられない(百合豚)

 

 とりあえず時計的なものを探しましょう。時刻は····大体五時くらいですかね?

 さっき寝たのが夕方くらいだったので、半日くらい寝てたのかな?

 まりこちゃんがもぞもぞ(意味深)していることに気が付いた後輩ズが目をこすって目覚めました。

 驚いた感じで見てますねぇ~。あ”っ(出血多量)また抱き着かれましたよ~

 SAN値こわるる^~*2ですが絵面が何度見ても尊いのでヨシ!!(現場猫)

 

 これは······狂戦士君との戦い(インスタ映え)で好感度が上がったってことでよろしか?

 めっちゃ心配してくれてます。もうへーき、へーきだってば!!

 背に腹(SAN値)に変えられないので、とりあえず離れてもらいましょう。

 う~ん、美少女(小学生並みの感想)

 まりこちゃんのことを二人はじっと見てきます。

 

「ねーねー、真壁先輩って目赤かったっけ?」

 

 あれ?目が赤いってそれってアンロックの時だけなのでは?

 まさか、スキルOFFにするの忘れてた?····ってわけじゃないみたいですね。

 えがったえがった。じゃあ、これは副作用かな?

 これは······人間じゃないとバレるのも時間の問題なのでそろそろ真実を明かすべきなんでしょうかね?

 あ、そうだ(池沼)正確にどれくらい寝てたか教えてもらいましょう。教えてみーくん。

 

「亮子先輩、丸一日寝てたんですよ。今は皆城さんがここを守ってくれています」

 

 ファッ!?くぉれは····(コミュする時間の)ロスじゃな?

 RTAでは短縮ポイントなんでしょうけど、(通常プレイだとうれしく)ないです。どうしてくれんの?これ?

 要は今は五日目って認識でいいんじゃな。じゃあ、動くか(起きて直ぐに行動する学生の鑑)

 では、イクゾー!!と言いたいところですが、ごはんを食べましょう。

 今日の晩ご飯はこの家に残ってた保存食です。やったぜ。まあ、四人どころか六人分くらい食うんですけどね、初見さん(適合の反動)

 これには後輩ズも皆城君もドン引きです。そりゃそうなるわな。

 

 さて、ごはんも食べ終わったことなので夜寝る前に話しましょうかね。 

 リビングにみんな集めました。ということで(残酷な真実)ぶち込んでやるぜぇ!!

 ちなみに狙いとしては、こ↑こ↓で明かしてしまって、このまま分かれてしまおうという算段です。

 戦力的にはもう申し分ないからね、(まりこちゃんなんて)必要ねぇーんだよ!!

 私、まりこちゃんは実は感染し(噛まれ)てるんだなぁ····じゃけん、ここでお別れしましょうね~

 

「やっぱり····そんな気がしてましたよ。亮子先輩」

 

 やっぱりな♂

 みーくんは看破していたみたいですね。貝も豆もでけぇなお前(ほめて伸ばす)

 じゃあ、俺帰るから(単身夜の闇を駆ける)

 

「待ってください!真壁先輩」

 

 けーちゃんです。いちおう話を聞いておきましょうかね。

 はい、じゃあヨロシクゥ!!

 

「先輩は私たちを守ってくれました。でも、私たちは先輩を守れていない······」

 

 おっそうだな(正論)

 正論過ぎてまじでぐうの音も出ないやつじゃんこれ······

 でも突き放しちゃうと、次会うときに影響しちゃうんですよねぇ~

 ······じゃあ、次に会えた時守ってくれるか?

 

「今、一緒にいてくれないんですか····?」

 

 お前ファフナーの世界から来たんか?めっちゃそれっぽいこと言うやん······

 まままま、今は一旦縁を切ることに集中しましょう。

 これはかなり難しいコミュですね······

 う~ん······私感染してるから、ずっとはいたくないんだよなぁ····それで感染したら私が悲しいし

 これでどうや?

 

「······わかりました。真壁先輩がそういうなら。ただ、次に会うのは約束してくださいね」

 

 あ······これけーちゃん半ギレだ。

 そりゃ(自分の勝手な意見で出ていこうとしたら)そうなるわな。

 じゃあ、私行かなくちゃ······

 今までありがとナス!!(今生の別れとは言っていない)

 

「先輩····ありがとうございました。またどこかで····」

「真壁亮子。君のおかげで僕は救われたんだ。極めて感謝している」

 

 自分のことを話さないでとはいいません。

 どっちみち荷物搬入でそんな暇ないんだよなぁ······

 みんなとの別れということで、少し寂しいですがお手手だけ振り返しておきます。真壁亮子はクールに去るぜ。

 さて、今まで共に過ごして来た軍用リュック君はお部屋に、十字架は運べてなさそうなのでクルルァから回収していきましょう。

 クルルァは鍵掛かっていませんでした。まあ、こんな場所に人なんておらへんからそうなるわな。

 ♰死ノ恐怖スケベィス♰······やっぱ、お前しか信用できひんねんなって······

 

 武器も確保しましたし、明後日の為に高校近くに移動します。

 ウ ン チ ー ジ ャ ン プをすると確実にかれらを惹きつけてしまうので、走りです。

 ······まあ、この時点で人間はやめてる速さなんですけどね。

 移動は速さを実感してほしいのでしばらくは垂れ流します。

 

 にしても多分最速キャラのくるみちゃんの二倍くらいの速度は出てるんじゃないですかね?

 これがまだまだ育つとか······やっぱ······終末世界やねんなって。

 今朝の朝飯はリュックにぶち込んでるので大丈夫ですが、昼が怪しいのでそれは明日考えましょう。

 こんばんの寝床は二階建てのレストランとかがいいですね。一階部分が駐車場になってるタイプの建築物です。

 まりこちゃんがいくら敵に認知されないとはいえ、安全な寝床で寝たいのはプレイヤーとしての真理、はっきりわかんだね。

 あ······いいこと考えた(唐突)

 

 予定変更!!そこそこ大きい家具屋を目指します。

 そこならベッドで無断で寝れますし、探せば布団なんかもあるかもしれまんよぉ~

 では、ニ〇リ着くまで倍速(い つ も の)です(3.64倍)

 ニト〇に着きました。緑色の看板の色が好き(隙自語)

 入店していきましょう。店開いってか~?開いてますよ~(店員かれら)

 

 はぇ^~こ↑こ↓は三階建てなんすねぇ~

 ベッドコーナーは大体二階か三階にあるので、一階は無視だ無視。

 そもそもあめのひかれら以外階段は登ってこれないからね、多少はね?

 二階です。ビンゴ、予想していた通りベッドコーナーがありました。気持ちかれらも少ないどころかいないですね。もう夜も遅いですし。

 では、掛け布団を見つけ······ました!!(大胆なカットは投稿者の特権)

 じゃあ、俺オネンネするから······(流行らせコラ)

 グッドナイト、明後日のために英気を養──

 

 といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 


 

 出ていってしまった。長くて、でも短い間自分たちを守ってくれた存在が。

 真壁亮子、その正体は感染者であり適合者である。

 だが、彼女たちは今を生きている。そのようなことは真壁亮子も含めて知らない。

 彼女は否定した。自分がここにいるということを。

 それが悲しかった。それが悔しかった。自分たちがもっとうまく立ち回れたら、彼女を引き留めれていたのかもしれない。

 悔しさで手が白くなるほど強く握っていた。 

 

「圭····」

 

 直樹美紀は震えている圭の右手を優しく包み込んだ。

 皆城浩平はその様子を静かに見ていた。自衛隊駐屯地で手に入れた武器のサブマシンガンを磨きながら。

 サブマシンガンと数少ない弾薬、そしてハンドガン用の9mm弾を少し手に入れただけだったが、今はそれだけでもありがたかった。

 ちくわ(太郎丸)も犬なのにその場の雰囲気を理解していたのか、吠えるという事をしなかった。

 圭はその手を握り返す。暖かかった。親友のやさしさが身に染みるようだ。

 そこにいると実感させる熱を持った感触。

 自分への怒り、なんでも背負い込もうとする彼女(先輩)への怒り、力がない自分への悔しさ。すべてが溶けていくようだった。

 

「美紀」

「なぁに?圭」

「前も言ったけど、私も戦うから」

「······うん」

 

 夜が更けていく。

 彼女はきっと学校へと向かっているのだろう。

 謎の確信が少女二人の間にあった。

 

「さて、明日のことについて話し合おうか」

「わかりました。皆城さん」

「わん!!」

 

 綺麗にしたダイニングの椅子に座る。

 さっきまで埋まっていた席にはちくわが我が物のようにちょこんと座する。

 絶望の中にあるなら、希望もまたそこにある。

 明日が見えない中、暗闇の中でそれでも彼女たちは目指した。

 ──巡ヶ丘高校(楽園)を。

 

*1
学園ヒーロールートより引用

*2
漫画がっこうぐらし!で余裕ありあり




次回の料理も、がんばります。
小説パートは力尽きてしまったんや······ゆるして······ゆるして······


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11六日目始まり~あめのひ始まり

(UA10000over+お気に入り280件overになったので)初投稿です。
みなさんの熱い応援、ありがとナス!!
感想もいっぱいいっぱい裕次郎でめちゃくちゃうれしいです。
次回も、頑張りたくなります。


 えちえちガーターベルト姉貴とおでこちゃんとデスポエマーと別れたがっこうぐらし!投稿を往く(投稿者の風格)

 前回は上の通りの内容でした。えぇ~(私のあらすじ雑すぎ!?)

 さて、さっきも寝ていましたがまりこちゃんしっかりと熟睡しています。何処でも寝れるって実はかなりすごいことだと思うんですよね。

 というわけで、そろそろ起きて、どうぞ。(怒涛のレバガチャ)

 オッキしました。えらいねぇ~♡

 周りを見てみましたが、かれらは少ないですね。時間は朝十時くらいでしょうか。

 今日の天気は晴れ!!晴れ過ぎてまるで嵐の前の静けさみたいですよ~(暗喩)

 

 では、今日も一日イクゾー!!

 〇トリから出て、まずは朝ごはんの調達をしましょう。

 腹が減っては戦は出来ぬ、はっきりわかんだね。

 ではではご飯を探すゾ~!!

 

 ......少女ご飯探し中~..........

 

 お、いいところにコンビニがありましたね!!

 こ↑こ↓にあるおにぎりをたくさん食べておきましょう。

 え?腐ってないかって?まりこちゃんならへーきへーき!!(自キャラを労わらないプレイヤーの屑)

 おにぎりの在庫がほとんどなくなりましたね。

 お腹いっぱいになったところで、今日の行動方針をお話致します。

 

 今日は電気屋さんで小型の音楽プレイヤーを入手しながら、ウォークマンとかも回収します。

 なるべく多く欲しいので、リュックにぶち込める限りぶち込みます。

 後日また来てコンポとかも集められたらいいですね。

 その後は特にすることもないので、適当に高校の近くを回りつつ、近くの家で就寝といったスケジュールです。

 では、行きますよ~イクイク······。

 

 電気屋さんとかは確率で生成されるので、なかった場合はスーパーとかとりあえず音が鳴らせる機械があればいいです。

 では、さっそく”アレ”行きましょうかねぇ~。

 

 ウ ン チ ー コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 数日前とは違って、適合者特有の能力値上昇とスキルレベルマックスでかなり飛びましたねぇ~

 一キロは飛んでるんじゃないでしょうか?

 音に寄ってきた道端のかれらを♰死ノ恐怖スケベィス♰の錆にしながら電気屋を探します。

 自衛隊かれらと違って経験値は少ないです。けど、レベラップの足しになるならいくらでも狩ります。

 さて、着地音で寄ってきたかれらも掃討したので、もう一度行きます。

 

 ウ ン チ ー コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 お、電気屋さんが見えましたね。色的にはJ〇shinでしょうか?わし(着地音)

 またかれらが寄ってきたので相当します。

 無双プレイがあぁ^~たまらねぇぜ!!無双プレイがっこうぐらし!流行らせコラ!!

 再び掃討し終えたので、往く(適合者の風格)

 

 ウ ン チ ー コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 お、いい感じに駐車場に着地出来ました。やったぜ。

 電気屋さんについたのでお邪魔しましょう。

 おっすおっす、オナシャスセンセンシャル~

 電気屋さんの癖に暗いなおい(生活インフラ)

 店員かれらもいらっしゃいませしてます。こんな日まで働いてて、とてもえらいですね。

 じゃけん、仕事(天国)上がってもらいましょうねぇ^~(社員を還らせる会社の鑑)

 

 こ↑こ↓の電気屋は二階建てのようなのですが、最初は一階を探索します。

 おもちゃとかがある二階も魅力的*1ですが、一階のバックヤードを目指します。

 電気屋は少し特殊で、展示品のアイテムも取れますが、バックヤードに行くと新品の製品が手に入ります。

 初期起動のため、ある程度充電されてますしバッテリーなどが長くもってうまあじでございます。

 さて、バックヤードに着きました。ので、これから探しました(キングクリムゾン)

 かなりいっぱいいっぱい裕次郎できました。

 スピーカーと一体型のウォークマンのアイテム『スピーカー付きウォークマン』がたくさん手に入ったのでマジの旨味です。

 これならスピーカーを別途探さなくて済むのでいいですね~

 

 リュックに詰められたスピーカー付きウォークマンを見てると、転売ヤーになった気分になりますね。

 不正転売は······やめようね!!

 次は乾電池で動作するタイプのモバイルバッテリーを入れておきます。

 これはスマホとかその他もろもろのものが充電できるのでかなり有能アイテムです。

 性能的にはやはり、充電式モバイルバッテリーが上ですが取り回しやすさとしてはこちらが勝っています。

 そのひぐらし!プレイだと必須アイテムと言っていいでしょう。

 

 では、二階に向かいます。二階には先程言った通りおもちゃとかが置いてあります。

 女児の光物はるーちゃんが喜びます。これはまた回収するつもりなのでいいとして、電池を積み込みたいと思います。

 電池は電池を使う製品があると存在が光ります。(激うまギャグ)

 特に懐中電灯なんかでよく使用されるので、あるだけ損はないです。

 もう色々挿入れてパンパン!!ですが、隙間はあるので単三電池をその隙間に突うずる(声に出して読みたい日本語)っこみましょう。

 

 綺麗に整頓出来ましたね。やっぱり····整頓されたリュックの中身を見るのは······最高やな!!

 ではでは、もうこ↑こ↓に用は無いので出ましょうかね。

 MURさ~ん上がりましょうね~

 いつの間にか時間はおやつの時間(三時)*2ですね。

 う~ん、まじでやることないので近くのコンビニ辺りでおやつと夜の食料の確保しましょうかね。

 六日目はまじで見どころさんが無かったのでカットだ。

 

 原作にも出てきたアガストで就寝です。

 階段あるからかれらも来れないし、荒れてるとはいえソファもあるのでうん、おいしい!!

 レジで見つけた袋に水とかもろもろがたくさん詰まっているので、開けて喰います。

 今日の晩飯はパンとカロリーメイトです。沢山は取れませんでしたので、まりこちゃんは腹ペコですが一日くらいへーきへーき。

 ご飯と水分の補給も済んだので、とりあえず寝ましょう。

 今は夜の八時くらいですが、明日のあめのひは外から参戦するときは特に初動が大事になってきます。

 ので、早めに起きれるようにします。

 なんでも早めに行動出来たほうがいいって、それいち。

 

 では、毛布もなんもないですがオネンネしましょう。

 ····にしても、喋る相手がいないとここまで寂しくなるんやなぁ····って(一日の辛抱)

 喋ることがマジでないのでおやすみ(暗転)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おっは~!!おっは~!!(カラ元気)

 七日目です。今までこ↑こ↓の為にいろいろな準備をしてきました(万全とは言っていない)

 え~ただ今の時刻は、六時前くらいですかね?いい感じに早起き出来ました。

 天気は曇天、今にも降りそうですねクォレハ······

 早起きできたので、近くのコンビニでイートイン(無銭飲食)してから高校へ向かいます。

 ほら真壁亮子行くぞ(出発)行きました!!(いつもの)(カット)

 本当にいつも通りの光景だったからね、しょうがないね(おにぎり売り切れ)

 ではでは、高校に突入するんですが、その前にちょっと今回導入してみたModの確認をします。

 

 今回入れたModはゲーム内の音楽系アイテムでPCに入ってる好きな曲がかけられるというちょっとしたものです。

 ラジオとかスマホでも流せるのでとてもいいですわよ^~コレ。

 さて、ちゃんとMod作動するかなぁ······しました、やったぜ。(完全勝利)

 あめのひのイベントまで残り30分くらいしかないので、そろそろ下準備をしたいと思います。

 まずは、高校の中に入ります。安全地帯は一階まで広がっていないみたいですね。えがったえがった。

 では、各教室に転売ヤー(持ってきた)したウォークマンをセット。

 アラームでイベント時刻よりニ~三分後を設定して、最大音量にしておきます。

 

 ここまで来たら察しのいい兄貴達ならわかると思われます。

 では、まりこちゃんは一度校内から退去しましょうか。

 ゲーム内時間だともうすぐですね~。

 玄関近く辺りで待機しておきます。まりこちゃんはかれらから認知されないのでらくちんチンです。

 ♰死ノ恐怖スケベィス♰の素振りでもしておきます。もう血がずるずる出て気持ちがいい(狂人)

 あっ、そうだ(ボケ)駐車場に皆城君たちの車があるか確認するのを忘れていました。たまに合流できてないとかあるからね、多少はね?

 

 ············ヨシ!!(確認)ちゃんとたどり着けていたみたいですね、えがったえがった。

 

 ····お、始まりましたね~。

 あめのひのイベント発生の時、学校の近くでお外に出ていると、かれらの大群が校門からたくさん入ってくるというムービーが見られます。

 これが開始の合図です。天下分け目の大合戦が今、始まる────

 グラウンドにいっぱいいっぱい裕次郎(ポップ)したかれら。

 窓とか玄関扉をぶちやぶって中に入っちゃう!!見える見える、多いぜ。

 

 挿入(はい)られちゃったねぇ~。

 さて、普段ならおいしいぴちぴちの女子たちの生肉を求めて、迫真の階段昇りをするかれら(正しい用法)ですが、今回はそうはいきません。

 そろそろかにゃ~。お、来ましたね。

 

 この壮大な音楽は、そう『ナイトヘーレ開門』です。

 やっぱり、蒼穹のファッ!?フナーのBGMを······最高やな!!

 同時刻のアラームで設定したので、各教室でウォークマンが一つずつ爆音でなっています。

 これによって、一階は音まみれとなり、あめのひ特有のJKやロリや女性国語教諭を襲おうとするかれらも流石に無視が出来なくなります。

 後ろから突入してくるかれらは、教室のほうに吸い込まれていきます。

 

 これでかなり時間稼ぎができるので、その間にまりこちゃんは学園生活部の防衛ラインに割って入りましょうかね。

 原作キャラと皆城君が合流しているのですが、たぶん合流は昨日時点のはずなのでバリケードは三階までだと思われます。たぶん。

 では、二階まで一気に行きたいと思いますが、登場は派手なほうがかっこいいよなぁ?

 というわけでですね、まりこちゃんのスマホで曲を爆音再生してから、イッちゃうわよ♡

 みなさん、ご唱和してください”アレ”の名を。

 

 

 

 

 

 

ウ ン チ ー コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 

 

 

 

 ──といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 


 

 学園生活部として活動し始めた巡ヶ丘高校にいる者達。

 『あの日』から何日経過したのだろうか。四人から六人に増えたとはいえ、時間経過が長く感じた。

 それは突然だった。その日はくるみと慈は購買部まで”きもだめし”をしていた。

 きもだめしなんて、かわいいものではなくて生死の境目を潜るリアルがそこにはある。

 教室で手に入れた誰かのリュックにまだ食べれそうなものを詰め込み終わり、帰ろうとした。

 廊下に出た時、校門をぶち破ってくるワゴン車を見た。

 

「────!?」

 

 それを見た途端、女二人は駆けだしていた。

 救援かもしれない、もしかしたら敵なのかもしれない。

 だが、そこに現れた”希望”に縋るしかなかった。

 くるみが彼女たちを認知したかれらを肉塊に変えていく。

 慈はその後ろでモップのリーチを活かしフォローに回った。

 

 割れている窓を更に割り、くるみが先に出る。

 慈をひっぱって、外に出すとその車に駆け寄ろうとした。

 だが、ここで問題が発生する。

 車のエンジン音によって、かれらはワゴン車に吸い寄せられ始めていた。

 扉を開けて飛び出した二つの影。佐倉慈にはその二人が巡ヶ丘の生徒であることが一瞬でわかった。

 

 バットとバールで応戦する少女達。

 その動きは”慣れている”動き。

 

「お前ら!!大丈夫か!!」

 

 くるみが呼びかける。

 彼女は獲物のシャベルを振りかざしながら、彼女たちの元へと駆ける。

 高校側からやってきた人影に安堵の表情を浮かべたのは、ハーフアップの少女。

 

「正直大丈夫じゃないです!!少し手伝ってくれませんか!?」

「わかった!!」

 

 共同戦線はすぐに構築された。

 圧倒的な運動神経で多数のかれらと立ち回るくるみと、その取り逃がしを確実に倒していく少女二人。

 遅れて合流してきた慈はモップを突き、かれらの行動を制限することで彼女たちがより戦いやすい環境を作り出していた。

 エンジン音が止まった車。中から男が現れる。自衛隊の装備を持った男。

 銃を腰に掛けているが今回は使わない、代わりに取り出したのはサバイバルナイフ。

 

 ”音”がかれらを惹きつけるのなら、音を消してやればおのずとこちらに興味を持つ対象は減らせる。

 このディストピアになってから彼女たちが学んだ共通認識だ。

 

 

 ずっと戦っていた気がする。

 しかしながら、その小競り合いはほんの一瞬だった。

 グラウンドにいたかれらをある程度掃討すると、ワゴン車を運転していたであろう男が名乗った。

 

「僕の名前は皆城浩平。元自衛隊隊員だ」

「元ってことは······」

「あぁ、すまない。察してくれ······」

 

 救援ではなかった。私たちはいつまでここにいればいいのだろうか。

 わからない、わからない。暗い思考が巡る。

 それがわかっていたのだろうか。

 

「あの~、先生?と生徒の人ですよね?私は二年の直樹美紀です」

「私も美紀と同じ、二年の祠堂圭です。いきなり立ち入ってすみません」

 

 てへへと笑う少女。

 そこでもう一つの現実を思い出させた。

 学校の外にも生存者はいた。つまり、この世界はまだ全てが崩壊したわけではないということ。

 

「······私は佐倉慈、巡ヶ丘高校の国語教師です」

「恵飛須沢胡桃、三年だ」

「佐倉慈さん。話がある」

「何でしょうか?皆城さん」

 

 彼からの話を要約すると、この車には物資が詰め込まれているのでこの高校で一緒に籠城させてほしいといった旨であった。

 途中で何度か謝罪があったが、しかしこのイレギュラーな事態で生きている人がいた。それだけでも彼女たちにとってはありがたいことであった。

 

「わかりました。これからよろしくお願いしますね。皆城さん、美紀さん、圭さん」

「こちらこそ、よろしく頼む」

 

 二人の間で交わされた握手。 

 それは、この場にいる者達に希望を感じさせた。

 いつかはここ(高校)からでなければならないだろう。だが、物資の余裕が出来、さらに新たな仲間まで増えるとなれば明るい気分になるのは人間として当然のことだろう。

 

 そこからはワゴン車に詰め込まれている荷物を全員で運んだ。

 食料、衣服、武器になりそうなもの、そして娯楽。

 遠くのモールからかき集めてきたであろう物資がたくさん手に入った。

 それは学園生活部全員にほのかな希望を感じさせた。

 

「今日の夜ご飯は、歓迎会として豪華にしませんか?」

 

 佐倉慈の提案は全員賛成だった。

 世界が壊れてしまったが、こんな日もあってもいいだろう。今日ぐらいは。

 その日はいつもより遅い時間まで、電気の明かりは消えなかった。

 

 

 次の日。窓から広がっていたのは曇天だった。

 今にも降りだしそうな曇天(そら)の灰色。

 その空を見て、起きてきたばかりの丈槍ゆきはぽろっと言う。みんな雨宿りしてると。

 くるみが朝の見回りから切羽詰まった表情で帰ってきたのはそれと同時だった。

 

「あいつらが押し寄せてきてる!!」

 

 最悪だった。一週間で三階まで安全圏を確保できたのに、かれらはそれを簡単に取り上げようとしていた。

 もう限界だった。だが、それは全員同じ気持ちだ。

 

「みなさん、僕がいうべきではないのかもしれない。でも、戦って守るんだ。この場所(学園生活部)を」

「皆城さんの言う通りです。····私もここを守りたい。まだ一日しかいないですけど、ここは私たちに”生きる”ことを思い出させてくれたから」

 

 最初に立ち上がったのは皆城浩平と直樹美紀、祠堂圭。

 彼らは各々の得物を手に取る。やはり、外の世界で生きてきた三人は違っていた。

 その身を持って知っている。平和の尊さを。だからこそこの火種を消したくない。

 

「それに、真壁先輩ならきっと、こうするでしょうしね」

 

 祠堂圭は笑う。その名前に一同が振り返った。こんな状況なのにだ。

 それほどまでに、真壁亮子は大きな存在となっていた。

 柚村貴依は思わず肩をつかんで聞く。

 

「······あんた、それって真壁亮子のこと?」

「はっ、はい····そうですけど~」

「あっ····ごめん、ちょっと冷静じゃなかったみたい」

 

 貴依は肩から手を離すと、謝罪する。

 彼女も得物であるバットを取り出していた。数日前に付いていた血はそのままだった。

 それは彼女の存在を忘れないように。

 一番最後に立ち上がったのは佐倉慈。

 

「ごめんなさい、本当は最初に私がいかなくちゃならないのに····」

「気にしなくていい。その感覚が普通だ」

「めぐねえ······」

 

 ゆきは彼女の胸に飛び込んだ。その目は少し潤んでいる。

 小さくか弱い彼女、その体躯を優しく包み込んだ。

 まるで姉妹のような絵だった。

 

「帰ってくるわよ。絶対にここに」

「····うん」

 

 ゆき、若狭悠里、若狭瑠璃の三人は生徒会室で待機。

 くるみを筆頭とする残り六人は二人組でバリケードの防衛に当たるという作戦だった。

 中央階段はめぐみと貴依、生徒会室側は最大戦力のくるみと皆城浩平、そして一番遠い資料室側は美紀と圭が。

 六人がそれぞれ散り散りになろうとしたその時だった。

 

 響いたのだ、下から音楽が。

 一つ一つの音は小さかった。雨の音で三階までは仄かにしか届かなかったが、それでも聞こえたのだ。

 窓の外を見ると、はみ出した死者の列は散り散りになっているようだった。

 次に聞こえたのは、爆発音と窓が割れる音。そして、一階で流れている音楽とは違う音楽が流れていた。

 そして、数多の肉が砕ける音が近づいてくる。

 

 バリケードの向こう側。すぐそこ。

 全員窓の外を見ていたが故に、振り向いたのは同時だった。

 彼女はそこにいた。真壁亮子、彼女たちが追いかけ続けた幻影。

 何も特徴がない、しかしながら綺麗な顔。その手に握られた赤黒に染まった十字架、そして着替えたのであろう佐倉慈と似たような服。唯一変わったのは瞳の色。黒から赤に変色したその目はまるでアレキサンドライトのよう。

 知っている、彼女を。それはあの日に慈とくるみを助け、噛まれた人間だった。

 

 何より、柚村貴依や外からやってきた三人の顔がほころんだ。

 確信に至ったのはそこだった。

 佐倉慈は今でも消えそうなその少女に問いかける。

 

「····あなたはそこにいるの?」

 

 彼女は静かに笑って、階下へと駆けだした。

 限りない戦い、どこまで続くかわからない暗闇。

 その中で現れた、そこにいなかった者が学園生活部(らくえん)にいる者達が見ている闇の狭間を照らした。

 不器用で、静かで、でも真っ直ぐな笑み。

 服装や持っているものが違っていても、それでも彼女がそこにいるのなら、力が出せる。

 雨はまだ止む気配はなかった。

 

 

*1
個人差があります

*2
流行らせコラ!!




次回の料理も、がんばります。


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12あめのひ〜査問ナイト5

(千葉サドル氏の画集を買って開始五ページのエモさで死んだので)初投稿です。
色付きでかわいいイラストが沢山みられるのめっちゃいいですねクォレハ······
あとこっそり初予約投稿だったりします。
にへへ


 ──降りしきる雨の中、高校が赤に染まるがっこうぐらし!はじまるよ~(シリアス台無し)

 前回は七日目確定イベントである『あめのひ』に備えて、色々準備したあとに、高校に殴り込みエントリーしたところからです。

 今は二階廊下でかれらをばったばったヤってます。

 Foooooooooooooo↑!!!!!!!!!(狂人)

 

 ──行け 行け 行け 行け 飛べ 飛べ 飛べ 声高に進め

     行け 行け 行け 行け 飛べ 飛べ 飛べ 蒼穹(そら)へ深く────

 

 今流してる曲は同化されている兄貴達ならわかると思いますが、『その時、蒼穹(そら)へ』でございます。

 う~ん、このシンプルな歌詞の中で力強い歌唱力、感じるんでしたよね?

 さすが、勝ち確BGMや!!やっぱ、『マークザイン(処刑用BGM(敵味方は指定しない))』とは差があるんやなって······

 あ、そうだ(池沼)忘れてましたね~。では、ここらで一言。

 ──「これ(かれら狩り)が私の、祝福だ」

 

 その時(迫真)

 

 サビ入ってうp主のテンションは絶好調、往復してバンバンかれらを撃滅しています。

 これは······アンロック(覚醒)するしかないな?

 18歳、覚醒です(スキル使用)

 まりこちゃんは赤目になってしまっているため、グラは変わりませんが身体のリミッター解除しました。

 これでもっと早く動けるのでバンバンかれらを屠りましょう。

 

 さて、視聴者兄貴達には『あめのひ』の仕様についてまだ説明していなかったので、二階をエグイ速さで往復するまりこちゃんを背景に説明していきます。

 このあめのひの勝利条件は、一定時間の経過or一定数のかれらの撃滅です。

 本実況はRTAではないのですが、如何せんまりこちゃん無双が出来るので後者を狙います。

 

 学校の二階廊下で壁とかを蹴って縦横無尽に往復しながら、上手いこと十字架をブンブンして返り血を浴びる赤目修道女······これもうわかんねぇな(諦観)

 お、くるくるとコロコロしているとくるみちゃんが上層階からやってきました。

 ツインテを結んで動きやすくするくるみちゃん好きかわいい(早口)

 オッスオッス、くるみ姉貴ひさしぶりっすねっていきなりシャベルで振りかぶられました。

 まあ、ただのゴリラである彼女の攻撃を避けるなんて今の私にはたやすいんですけどね。

 

「お前、後で覚えておけよな!!」

 

 これは無事を伝えていなかったから怒っているんでしょうか?

 まま、エアロ。彼女がこ↑こ↓にいるのはとても頼もしいです。

 じゃあ、生徒会室側と中央階段やるから、その向こう任せてもいい?

 

「あぁ、少し癪だけどお前ひとりのほうが動きやすそうだもんな」

 

 言う事聞いてくれましたね。

 これは····好感度結構高いのでは······?

 まま、そんなことはこれ終わってからでも確認できるので、踊ろうぜ······死神のワルツをよぉ!!

 死ぬぜぇ······!!俺の姿を見た奴はみんな死んじまうぞぉ····

 キンッキンッキンッキンッ(効果音)

 Foo↑気持ちぃ~。KRMさん上がりましょうね~(かれら狩りノルマ達成)

 ほとんど自分一人でやっちゃいましたね~

 これは····バケモノじゃな。

 

 ノルマ達成したことによって、かれらが帰っていきます。

 素直に帰るかれらもえらいですねぇ^~

 イベントシーンで雨がやんで雲間から光が射し込むという粋スギィ!!なシーンも流れます。

 蒼穹(そら)が綺麗だと思ったことある?僕は君たちが理解できる!!(KRS兄貴)

 

LEVEL UP

 

 通常かれらを狩りまくった結果、レベラップもちゃっかりしましたね。やったわ。

 このレベラップはスキルの奮起と引き換えておきましょうかね。

 奮起はHP0になったとき、一度だけ死から逃れられるスキルです。

 狂戦士君のこともあったので、ガバらないように取りました。まあ、実はあと1レベル分は置いてるんですけどね。

 さて、終わったので逃げも隠れもせずに素直にみんなと合流しましょうか。

 ここで逃げると好感度下がって関係性は修復不可能になります(二敗)

 KRMちゃんが向こうからやってきましたね。返り血に染まった制服がセクシー、エロイ!

 KRM姉貴~そっちはどうでしたか?

 

「なんとかなったよ。あっちには後輩二人がいたしな」

 

 お、ドスケベガーター(みーくん)おでこ(けー)ちゃんも参戦していたみたいですね。

 さすが、ワシが鍛えただけはある(迫真の師匠面)

 さてさて、くるみ姉貴にスコップの切っ先を向けられてます。

 ······やべぇよやべぇよ。ということでここは素直におててを上げて連行されましょうか。

 なんか忘れてる気がするけど、ままエアロ。

 

 さてさて、向かいましょうかね~生徒会室。

 こ↑こ↓生活感あって好き。アニメ版のOPのホワイトボードのめぐねえのイラストが消えてるとか(心が)痛いですね······これは痛い······

 ま、今回は意地でもめぐねえや学園生活部を生かすんですけどね、初見さん。

 くるみちゃんに連行されている間にメニューを開いて時刻とか確認しておきましょうかね~······って、ファッ!?アンロック切り忘れてんよ~。体への負荷がヤヴァイのでとっとと切りましょう。

 アッ····スキル解除した途端、まりこちゃんの視界がグラグラして倒れてしまいました。

 画面が暗転していきます。

 

 突然倒れてKRM姉貴がめっちゃ心配してくれています。

 音も遠くなってきましたね······

 ん?

 これって······まさかまりこちゃん強制オネンネ*1なのでは······?

 

 ······。

 

 ············。

 

 ··················。

 

 

 

 ちょ、ちょ、ちょっと待って下さい!!待って!!助けて!!待って下さい!!お願いします!アアアアアアアア!

 

 

 

 

 ············えぇ、かなり取り乱しました。

 適合者の副作用はランダムに出ます。

 どうやって選ばれているのかはよくわからないんですが、適合させるキャラによって副作用は様々です。

 まりこちゃんの場合はどうやら力を解放すると眠るっぽいです。

 

 眠るはキャラのどこかが動かなくなるとかはないので、当たりではありますが、各キャラとのコミュの時間が削れます。

 おまけに、眠るに関してはどれくらい寝るかは指定されていません。

 前回は一日だけでしたが、今回は調子乗ってずっとスキル使ってたので、下手をすればこのままEDとかいうパターンもあります······

 RTAだと時間カットでいいのかもしれませんが、この実況は通常プレイ。撮れ高がないと困ります(素直)

 

 とりあえずメニューを開いてみましょう。

 メニューは開くのでまだ乙ったわけじゃないみたいです。えがったえがった。

 とにかくお祈りでレバガチャしましょう。

 

 

 

 ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

 

 

 

 ························。

 

 

 

 

 全 然 起 き な い の だ が

 これかなりまずテイストなのでは?????????

 (コミュ出来ない時間が減るのは)いやぁ~きついっす。

 離れていたので、やはり(当然の帰結)学園生活部の好感度が足りないんですよね~

 ある程度仲良くなりたいんだなぁ~これが。

 

 お、ようやっと目覚めましたね。やったぜ。

 あーさっぱりした(寝起き)

 場所は学園生活部の寝室っぽいですね。優しくお布団で寝かされてますね。

 ····起きて体を起こそうとしているのですが、まりこちゃんどうやら紐で結ばれてますねクォレハ······

 なんで縛る必要があるんですか?(憤怒)

 

 誰もいないみたいです。

 みんなどっか行ってるのか······

 紐ぐらいなら正直まりこちゃんの()力でぶちやぶることは出来ますが、そうなると手錠にランクアップするのでやめておきます。

 好感度も下がりますしまずあじです。ただでさえ返り血浴びながら廊下を縦横無尽(直喩)で往復するやべえやつだからね、警戒されても仕方ないんだよなぁ······

 

 ガラガラガラ

 お、誰か来てくれましたね~。やったぜ。

 どうやらゆきちゃんが戻ってきたみたいです。ええやん、気に入ったわ。

 忘れ物でも取りに来たんでしょうかね?

 ゆきちゃんめっちゃ驚いた顔してます。驚いた顔もかわいいって、勲章ですよ······?

 

「まーちゃんが起きた~!!」

 

 さらっとニックネーム呼びって好感度ガバが広がってないか?

 ゆきちゃんは正直一日粘着していれば(表現)大体愛らしいニックネームを付けてくれます。

 (でも、今回は一度もあったこと)ないです。(ガバが)こわいなーとづまりすとこ。

 放置されてゲーム内時間一分後ぐらい経ちました。

 呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンしたのは、後輩ズとるーちゃんです。

 おっすおっす、二日ぶりと超久しぶりですねぇ~って泣きながら良質タックルされましたわよ^~

 めっちゃいい匂いしそう(ノンケ)

 

 というか一日また寝たぐらいでなかないで。

 でも、泣き顔もかわいいからもっと泣いて(矛盾)

 ······というか、異常すぎませんかね?こんなに泣かれるってまりこちゃんそこまで人望ありました?

 ············まさか、万が一があるかもしれません。聞いてみましょうか?

 私どんくらい寝てたんですかね?

 

「亮子先輩が倒れてから、今日で四日目です······なんでそんなに寝坊助なんですか?もう」

「ほんとうに、心配したんですからね!!真壁先輩!!」

(ばたばた)

 

 あっ、ふ~ん······

 ふ~ん············。

 ························。

 

 ダメみたいですね(諦観)

 

 あ、皆城君とチョーカーさんおっすおっす。

 遠目で尊いこの空間を見守っている+1145141919810

 チョーカーネキが参戦していない-364364

 続けてきたのはめぐねえとくるみ姉貴ですね~。おっすおっす。

 

 涙でぐっちゃぐちゃになってる四人に近づいためぐねえ、みんなを優しく抱き寄せてくれます。

 ……あぁ^~たまらねぇぜ!!!!!!!!!!!!!

 お前が国語教師世界一や!!!!*2

 めぐねえの大人の包容力によって、みんな落ち着いたみたいですね~えがったえがった。

 みんな離れていって、これからお話のようですね。

 

 これが噂の新作、査問ナイト5ですか······

 え?先駆者兄貴と地続きにするなら2にするべきだろって?

 ······。俺の初プレイが5だから許してください!!なんでもはしませんから!!*3

 まま、エアライド。色々言いたそうな顔をしてめぐねえとくるみ姉貴がこちらを見てきます。

 じー、何で見てくるのかな?こっちみんな。

 

「真壁さん、なんでアナタは私たちに無事を知らせてくれなかったんですか?」

 

 クォレハまりこちゃんの真実ドバーッとぴゅっぴゅっ(SDP)が発動しちゃうんですけどいいですかね?

 このコミュはかなり大事になりそうなので、じゃあみんな呼んできて、どうぞ。

 対話が大事って、はっきりわかんだね──

 

 と言ったところで、今日はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 


 

 あの日、あめのひ。

 階段の下に消えていった少女、真壁亮子を追いかけてくるみは下に降りた。

 かれらが昇ってくる気配のない中央階段から急いで様子を見に行くと、彼女はおかしい挙動をしているではないか。

 廊下を蹴り、十字架を振るい、壁を蹴って飛びあがり空中からかれらを肉片へと変えて、華麗に着地し、また一蹴りでかれらとの距離を詰める。

 それを二階の長い廊下を往復しながらいとも簡単にしていた。世界が変わった日、噛まれた彼女は人間じゃなくなったのだろうか。

 

「······」

 

 彼女がこちらに気づいて止まる。その隙をついてくるみはシャベルを振りかぶった。

 振りかぶるのを見た瞬間だと間に合わないはず、人間ならば。

 だが、彼女はいとも簡単に後退して避けたのだ。

 

「······」

 

 彼女は人間ではない。かれらに一歩踏み出した存在となっていた。

 ······怖かった。それが。彼女はここにいる、だがあの日自分を助けた人間だった彼女はもうここにいない。

 そして、そんな彼女をバケモノに変えたのは先輩を庇わせてしまった自分の責任だろう。

 正直、再会は怖かった。何を言われるかわからなかったから。

 

「····守るよ、みんなを」

 

 真壁亮子ははっきりそう言った。全てを達観したような柔らかな笑みを添えて。

 あの日彼女を見捨てた自分自身ですら、守ると言ってくれるのだ。その圧倒的な力で。

 赦したのだ、赦されたのだ。だから、彼女は努めて明るく振る舞うことにした。

 それに、いくら恩人でも無事を言わなかったことは癪に障る。

 

「お前、後で覚えておけよな!!」

「····うん、覚えておくよ。あっちのほう任せてもいい?私は中央階段と生徒会室側をやる」

「あぁ、少し癪だけどお前ひとりのほうが動きやすそうだもんな」

 

 その後、彼女と再び分かれた。

 まるで死神の如く破竹の勢いでかれらを葬る姿。死の恐怖そのものであった。

 そんな彼女と敵対はしたくない、そう心から思ってしまった。

 かれらを倒していくうちに、曇天から光が射しはじめた。雨が止んだのだ。

 肉塊と血だまりの中、かれらは静かに階段を下りていく。まるで一雨止んだから家に帰るようだった。

 

「真壁亮子!!」

 

 赤に染まった廊下の中央で、彼女は十字架を持って佇んでいた。

 廊下と同じ赤に染まった巨大な十字架、彼女がここにいないものを沢山葬ってきたことを暗に示している。

 まるで、その十字架は──

 くるみはシャベルの切っ先を彼女に向けた。

 

「付いてきてもらうからな。色々話してもらいたいこともあるし」

「····うん、わかったよ」

 

 彼女は十字架を片手で持ちながらも両手を上げて降参の意を示している。

 真壁亮子の持つ運動神経ならくるみを無視しても逃げれるはず。それをしないということは今彼女はこちらのいう事を聞きたいということなのだろう。

 彼女の背にシャベルを突き付けながら、歩くように指示をする。

 でこぼこした赤い廊下をゆっくりと歩き始めた。

 その時、

 

「うっ、、、あれ······」

 

 あれだけ強かった真壁亮子が突如地面に倒れる。

 まるで突然気絶したみたいだった。いや、もしかすると······

 

「おい、大丈夫か!!おい!!返事しろよ!!」

 

 赤に染まった彼女の瞳。重くなっていく瞼がその目を隠していく。

 虚無を写していた彼女の瞳、今は更に深い場所を見ていた。

 くるみが何度も呼びかける、が、起きる気配はない。眠り姫のようだった。

 彼女は気絶した真壁に肩を貸すと、生徒会室を目指した。

 あそこならゆきや悠里がいて力を貸してくれるだろう。

 

 戻ってきた希望、その光を絶やすわけにはいかなかった。

 ゆらりと蝋燭の火のような彼女に守られていた。罪の意識も持っていた。

 もしかしたら、希望に手を伸ばそうとして足元の絶望に足をすくわれるのかもしれない。

 だが、それ以上に彼女に助けられた、だから助けたい。その思いが一番だった。

 


 

 

 

 

 

 ふわふわ  ゆらゆら   じぶんがとけていくよう

 

   わたしは  だれ?  どこにいるの?

  くらいうみのなか

       

        ゆらゆらしている

 

                 なにかだいじなことがあったはずなのに

   ······わからない

 

 

『······きて』

 

 だれ?

 

『お····ろ!!』

 

   おとこ? おんな?

 

 

『······めぐねえ達····のむよ』

 

 ······そっか わたしはたすけなきゃいけないんだ

         ぜんぶ ぜんぶ しっていたのに なにもできなかったから

                     

                 かってにくすりをつかってしまったから、

 

 これはわたしのつみ

 

      めざめないと

 

             まだ、わたしはあそこにいないと

*1
意地でも流行らせマン

*2
(この世界に教師が一人しかい)ないです

*3
アルカちゃんとスピネルちゃんの姉妹百合を流行らせコラ!!




次回の料理も、がんばります。
感想もおまちしております。(言えたじゃねえか····)


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13贖~りょうこ~罪

(溜めていた課題をドバーッと消化中なので)初投稿です。
じゃけん投稿ペース下がりますよ~
ゆるしておにいさん!!


 目覚めると、知らないけど知っている天井が見えた。

 私──真壁亮子は高校の一室に寝かされていた。

 服が洗濯されており、血濡れだった身も新たな学生服に変えられており、綺麗にされている。

 硬い床の上に敷かれた布団、布の紐に拘束された身体。今の力なら簡単に千切れそうな紐。

 でも、千切ろうとしなかった。

 

 あの雨の日、たくさんのかれらが蠢く音に惹きつけられ高校に戻っていた。

 あそこで私は再び戦った。まるで雨宿りをしにきたかのように高校に群がっているかれらの大群。

 おかしくなった私の身体能力はそれを軽々と葬っていった。

 修道服を着て、十字架を背負って、自らの罪悪感を打ち消すためにかれらを殺していく······

 そんな自分が嫌いだ。

 

 ──あの日、父親の書斎で知った真実。巡ヶ丘のむかしばなしと事件の関連性がまとめられたファイル、そしてウィルスの研究資料。

 αとβ、そして『Ω』。三つのウィルスの名前、何か嫌な予感がした。よくわからないことがほかにも書いてあった、いや、今ならわかる。理解を拒んだのだあの書類の内容を。

 薄れた記憶の中でも、わかったのは少なくともいいことが書かれていないということ。

 高校に進学してからは周りに馴染もうとしなかった。何も知らない彼らと、知っていてでも誰にも手を差し伸べることが出来ない自分自身。していたとしても鼻で笑われることを知っていたから、何も言えなかった。

 だから、私は否定した。周りと境界を作り出した。

 

 それから三年、悪い予感は的中した。日常は壊れて、人が人を喰らう光景。赤の海の中で見つけたのは一筋の光。私のクラス担任、佐倉慈先生。

 佐倉先生の手を引っ張って私は走った。その後は男の人を担ぐ少女を守った。もともとは痴漢から自分の身を護るために、母親から教えてもらった格闘術、こんなところで人だったものを殺すために使うことになるとは思っても見なかった。

 彼女を守って、守ろうとしてかれらに組み付かれた。咄嗟に振り払おうとした、だけど考え付いてしまった。

 

 

 ────ここで彼女たちを守って私が消えるなら、それでいいんじゃないか?

 

 

 私は死を受けいれた。抵抗は一切しなかった。噛みつかれて感じたのは痛み、だが、直ぐに死は訪れなかった。

 噛まれても自分は消えなかった。男を担いでいた彼女は私が噛まれた瞬間を見て、様々な感情を込めた目で見てくれた。

 でも、でも────

 消えたいと思っていたのに、自分が消える間際怖いと感じた。

 何も出来ないのに、誰にも手を伸ばすことすらしなかったのに。

 

 必死に考えて、職員室に向かった。

 そこにあった緊急避難マニュアル、そこにあの日見たことの詳細が載っていた。

 父親が何をしていたのか、母親が間接的に何に関わっていたのか──

 このパンデミック(事態)は、あの日家族(いばしょ)が壊れることを恐れて何も言えなかった私の罪であると感じた。

 

 いきるためのりゆうがほしかった。

 わたしを、いかすためのりゆうがほしかった。

 だからわたしはウィルス剤を打った──

 

 

 そんなわたしがきらいだ

 

 

 

 

 

 気づけば私が助けてきた瑠璃ちゃんや、後輩達が布団に乗っかって泣いていた。

 扉のほうに視線を向ければ、皆城さんと貴依さんがいる。

 私のことを『まーちゃん』と呼んだ同じクラスの丈槍ゆきさんがここにいるみんなを呼びに行ったのだ。

 抗ウィルス剤を使ってしまった。一個だけあったものを。

 だから、私は償おうとして外を見て回っていた。

 

 その時に助けた人たち。私の罪の重さ。

 佐倉先生とあの子も顔を出した。

 佐倉先生はみんなを優しく抱き寄せてくれた。けれど、私にはそれを受け入れる権利はない。

 それから、私は佐倉先生に頼んだ『全員ここに呼んでほしい』と。

 こうなってしまったら、私は真実を伝えるしかない。

 

「みんな、集まってくれてありがとう」

「じゃあ、話してもらおうかしら?」

「わかった。──私の名前は真壁亮子、私は感染しているんだ」

「えぇ、それはもう知ってますよ。柚村さんから聞きました」

 

 あの時約束したのに、何故言ったのか。色々問い詰めたいがそれは後だ。

 私は話を続ける。

 

「私はあなたたちにこの病気を感染(うつ)すわけにはいけなかった。だから接触を避けていた」

「──やっぱり、そうだったのか」

「やっぱりって······?」

「おう、私たちはもう知ってるんだ、これが想定された事態でこの学校もおかしいということも」

 

 あのマニュアルを彼女達も読んでいる。全てを知っている。

 ──そんな彼女たちに私を打ち明ければ、消してもらえるのだろうか。

 

「····私はそれよりずっと前から、知っていたんだ」

「知っていたって?」

「私の父親がランダルコーポレーション勤務だった」

「ランダルってあの有名企業のですか?」

「ええ、あの日みた資料に確かに書いてあったんだ──Ωの名前が」

 

 彼女たちの顔が陰る。当たり前だ。

 このままでもいいから早くいなくなりたい。

 だから、私は続ける。

 

「それを知っていて、私は何もしなかったんだ。何も出来ないって諦めてたんだ。だから──」

「みんなを助けていたのはその罪滅ぼしってか?」

 

 世界が壊れたあの日に助けた少女がこちらを見てくる。

 強い意志を宿した瞳。私は頷いた。

 次の瞬間、私の頬に衝撃と痛みが走る、横に視界が動く。

 殴られたと分かったのはそのあとだった。

 

「お前、何を言ったのかわかってるのかよ?」

「何をって······」

「なんで····なんで、そこまで自分のことを否定するんだよ!!」

「なんでって、私は──」

 

 事が起こってからでしか何もできなかった。

 平穏がまだあったとき、私は逃げていた。怖くて逃げていた。

 誰も私のいう事を聞かない、そうわかっていたから逃げていた。

 そして、それを償うために助けた人間からも──

 

「ねえ、真壁さん」

「めぐねえ······」

 

 頭に血が上るっていた彼女を落ち着かせたのは佐倉先生だった。

 彼女は私とツインテールの少女の間に割って入る。

 私の目を見つめる黄金の瞳。その瞳はやさしさという言葉が詰まっていた。

 

「真壁さんは何も悪くない」

「何も悪くないって····先生、私は──」

「あなたが私に言ってくれました。『みんなの居場所になってほしい』と」

 

 あの日、先生の手を引っ張って屋上まで走った日。

 彼女は何がいいたいのだろうか?

 

「みんなにはあなたも含まれているんです、真壁さん」

「わたし、が······」

 

 周りを見てみれば、全員が頷いている様子だった。

 真壁亮子、数多の生存者をその身で救い出した少女、その名前はこの場にいる者の中で希望の道しるべとなっていた。

 佐倉先生は私を見て、柔らかく笑う。

 

「あなたは、ここにいてもいいんです」

「でも、私なんかが····」

「私は真壁、アンタに救われたよ。あの時トイレから出なかったら、きっと····私はいなくなっていた。──約束破って、悪かったね」

 

 柚村貴依。平和だったころは関りが無かったクラスメイト。

 その隣で彼女の左手を握っているのは丈槍ゆき。

 

「まーちゃんがたかえちゃんを助けてくれてなかったら、私はたかえちゃんとまた会えなかった。──だからね、ありがとう······ずっと、ずっと言いたかったんだ」

 

 太陽のような笑顔。それが学園生活部の心のよりどころの一つ。

 貴依の右で立って、ノートに書き殴っているのは若狭瑠璃。小学校の前を通りかかって助けた少女。

 『おねえちゃんとまたあえてうれしい』小学生の覚えたての歪んだひらがなで書き殴られた言葉。

 

「僕も君に助けられた。任務から逃げて彷徨っていた僕を、僕に生きる理由をくれた」

「私も、あの部屋から連れ出してくれた真壁先輩には感謝してもしきれません!!」

「先輩は寝坊助で、いつも無茶をして、私たちを助けてくれましたね。今度は私たちも亮子先輩を助けたい」

 

 荒廃した街の中で出会った皆城さん、モールで小さな部屋で二人頑張っていた美紀ちゃんと圭ちゃん。

 霧散した夢の中、わたしはだれかに言われた。

 

 ──『······めぐねえ達····のむよ』

 

 これは、失ってはいけないものだ。

 たとえ、私がいなくなっても守らなければならない。

 ここを私の居場所と赦してくれるこの場所を、やさしい居場所(らくえん)を。

 わたしはわたしが嫌いだ。でも、ここにいるみんなは好きだ。

 ──これが私の贖罪、今から生きる理由。彼女たちに返さないといけない。

 

「──守るよ、みんなを」

「守るって、私たちも守るんだよ、お前のことをさ」

「亮子先輩、先輩もたまには私たちを頼ってください」

「真壁さん、あなたはここにいてください。」

「······わかった。これからはここで私も暮らすよ」

「真壁先輩······」

 

 次の瞬間、直樹美紀と祠堂圭に再びぎゅっと抱き寄せられた。

 抱き寄せられながら、彼女達を見る。各々の反応を示していた。

 喜びに浸る者目をきらきらと光らせるものを、遠くから笑顔で見守る者、そして私を見つめてくる複雑そうな顔をしたあの子。

 これからいろいろ起こりそうだと、私は天井を仰いだ。

 ──わたしという存在が、削られていっていることに目を逸らしながら。

 


 

 噂の査問ナイト5がプレイ出来るがっこうぐらし!始まるよ~。

 前回までは一度目の雨の日で調子乗ってリミッター解除したら浦島太郎(四日爆睡)しました。

 四日爆睡して気づくと縛られ、色々問い詰められました。

 いやあ、くるみちゃんに殴られるとは思ってなかったっす。

 HPバーの一部削れるって、お前ゴリラじゃな?

 

 ままえあろ。

 話し合いが終わったことで紐が解除されました。

 これで校内の散策が出来ます。やったぜ。まあ、誰かの監視付きなんですけどね初見さん?

 でも紐にしては待遇いいですね······まりこちゃんの前世は何をしてたんだろうか?

 さてさて、お話が終わったことで自由行動(監視付き)です。が、その前にご飯を食べましょう。

 空腹ゲージが空なのでいつ彼女たちに襲い掛かるかわかりません。それに自我の損耗が怖いです。

 めぐねえ~!!ごはん!!ごはん!!

 

「そうね~真壁さんごはん一切食べてなかったもんね~」

「というか、みんなでしょう?」

 

 RI-SANじゃん、おっすおっす。妹いるからかSAN値は安定しているっぽいですね~えがったえがった。

 どうやらみんな朝ごはんの途中だったみたいですね。

 そこまでまりこちゃんのことが好きなのか······(困惑)嬉しいダルルォ!?(本音)

 じゃあ、蒼穹に還りますんで~。

 

 というかさらっと思ったんですけど······えちえちガーターベルト(みーくん)おでこちゃん(けーちゃん)スキンシップ激しスギィ!!いや、けーちゃんはまだわかるんですよ。みーくんアンタはそういう性格じゃないでしょ?ほんとエッチな女だなぁ……やらせてください♡

 やはり、ツンデレ女子がデレまくると気持ちがいい。二人でエッチな看護してください!!*1

 んん······取り乱しました。みーくんが魔窟なのが悪い。*2

 

 さて、もきゅもきゅとご飯を食べている間にこれからどうするかチャートちゃーんと変更していかないといけません(激うまギャグ)

 七日目から四日経過したことで、残り日数は三日。

 ゆきちゃん辺りが風船を飛ばして救援を呼んでいれば十四日目には必ず最後の鬼門ラッシュ(あめのひ)が訪れます。

 それまでになるべく色々準備していきたいところ。

 バリケードの補強は当然ですが、最終ラッシュで三階しか確保していないのはきついのでせめて二階までは確保しておきたいところ。

 さて、ごはんも食べ終わりました。まりこちゃんの迫真の詰め込みのおかげで食糧は問題なさそうです。

 でも、五人前ほど平らげるまりこちゃんを見て後輩ズとみなしろくん以外は全員引いています。

 

「まーちゃん····そんなに食べると、太るよ?」

 

 ゆきちゃん痛いところを突きますね······

 まあ、(そもそもキャラグラ的に太ることは)ないです。

 とりあえず便乗大納言しておきましょう、お、そうだな(便乗)

 でも大丈夫、たくさん運動してるからへーきへーき!!

 たくさん食べたほうが元気もいっぱいおっぱい、はっきりわかんだね。

 

「まーちゃんの言う通りだね!!ご飯が一番!!」

 

 あぁ^~いやされるんじゃ^~

 やっぱ、ゆきちゃんのエンジェルスマイルを····最高やな!!

 こんな子が鬱になるってマジ?世界最低だな。

 このルートでは(たぶん)ゆきちゃん化は起きていないはずです。

 みんないるしチョーカーネキもめぐねえもいるからね、ゆきちゃんの世界って怖いですよ~(SAN値)

 

 じゃあ、俺二階のお片付けするから······

 二階のお片付けと言うとくるみちゃんと後輩ズと皆城君が付いてくると言ってくれました。

 あれ、これワンちゃんけーちゃん······ステ確認、SAN値の限界値が伸びてます。

 ······これって、けーちゃんも覚醒パティーンですか????????

 

 ······。

 

 ············。

 

 ··················。

 

 

 

 

 やっぱりユリップルじゃねえか……(発作)

 

 

 

 

 覚醒キャラをKRM姉貴以外に二人も保有する我が巡ヶ丘戦闘部隊、最強なのでは······?

 まままま、とにかく二階のお片付けいきましょう。

 もちちからのまりこちゃんとみなしろくんは死体捨て、残りの三人には防衛を任せましょう。

 ついでに二階も制圧出来たら旨味です。

 ほかの人たちは畑仕事とかやらせましょう。りーさんはるーちゃんがいるので仕事を押し付けて現実から目を逸らさせるということをしなくていいのがとてもらくちんちんです。

 ほんま······有能キャラやで······*3

 

 では、みんなで仕事効率化しなきゃよぉ(意識高い系学園生活部)

 さて、二階廊下まで来ましたがクォレハ······グロイですね······。画面が真っ赤なモザイク(編集の力)ばっかりになっていますが、気にすると負けです。

 てはては、お掃除(死体投げ)をしていきました!!(キングクリムゾン(カット))

 まあ、でもまだ廊下が赤色でびっちゃびちゃです。

 なので、パワフル雑巾がけ機(真壁亮子)で雑巾がけしましょう。

 

「亮子先輩ってほんと凄いですね······」

 

 えぐい力をぞうきんに伝えながらえぐい速度で廊下を往復して血痕を無理やり消していく学生服まりこちゃん······

 プレイしている側としても頭に?マークがずっと浮かんでいましたね。

 ちなみに、日常への虚無なんですが、先程のイベントでデバフ名が『日常への深淵』に変わっています。

 少し効果が弱まっていますのである程度の日常生活ならSAN値は減らずにすむでしょう。やったぜ。

 まあ、でも(このデバフに変化する確率はかなり低いという情報を聞いたからチャートになんていれて)ないです。

 廊下もある程度綺麗になりました。やったわ。

 

 あめのひの後なのかかれら全然いないですね~。

 じゃあ、このまま二階に簡易的なバリケードを張ろうかな~

 ん、みー君に呼ばれましたね?どうしたんですか?えちえちガーターベルト姉貴。

 

「バリケードってこの防火戸を使えたらどうにかできませんかね?」

 

 ファッ!?これって噂の噂の防火戸イベですか······?たまげたなぁ······

 謎の豪運が味方をしている。これは······(ガバの)根じゃな?

 でも、防火戸にはメリットとデメリットがあるんですよね······

 メリットとしては、バリケードを築く必要がなくなるのでバリケードの高い塀を越えずに済み、扉なので簡単に出入りすることです。

 また、もとから備え付けの戸なのでがっちりしてるので、ラッシュでも突破されることはまずないです。

 

 デメリットは、一部の場所にしか効果がないことです。

 巡ヶ丘階段エリアを隔離することはできますが、逆に階段エリアから先に突破されると防衛能力が皆無になります。

 また、十四日のあめのひの状況によっては、防火扉が歪んで開かずになり、時間経過と発火した場所によっては最悪煙に巻かれて詰みます。

 残りの山場は十四日しかないため、安定のバリケード作りを取るか賭けで防火戸を利用するか悩ましいところですね······

 じゃあ、こ↑こ↓は使っておきましょうか。バリケード築くのめんどくさいからね。

 ほかの防火扉も閉めておきましょうかね──

 

 といったところで今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

*1
トリプルユリシステム

*2
ツンデレガーターベルト後輩女子にはロマンが詰まっているのだ(学術論文)

*3
るーちゃんが生存していれば




次回の料理もがんばります。
あ、そうだ(唐突)おきにいり310件overありがとなす!!
やっぱ、応援の声は大事なんやなって······
次回の料理もたくさんがんばります(ガンバリマスロボ)


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14十一日目お昼~十一日目おわり

(色々していたので)初投稿です。
マックのタルタルタツタバーガーがとてもおいしいのでみんな食べてくれよなぁ~(宣伝)


 防火扉を利用し始めたがっこうぐらし!イクイクイク・・・・

 前回は寝起き査問ナイト5からの、散らかした二階の掃除(意味深)とえちえちガーターベルト(♡みーくん♡)から『防火扉閉めとけ閉めとけ~』と提案されたところです。

 え?私のあらすじ雑すぎだって?お、そうだな()

 

 さて、お掃除をしていたらいつの間にかお昼過ぎになっていましたね。

 まりこちゃん(超速)雑巾がけのおかげで思った以上に手早く終わりました。

 二階の防火扉は閉めたのでとりあえず三階に帰りましょう。

 階段に敵がいないというわけではないので注意が必要です(初見)

 

 二階のお片付け中に気絶したときに取り落としたであろう♰死ノ恐怖スケベィス♰君も回収できました。消えてなくてえがったえがった。

 昼なのですが、かれらは少なかったです。やったわ。(お嬢様)

 キつかったすね~今日も~(逃れられない現実)すっげぇキつかったゾ^~(死体投げによるSAN値低下)

 りーさん、ヒール!!ヒール!!(ごはん)

 

「お疲れ様、みんな」

 

 机に向かって家計簿をつけてるいつものスタイルです。お前乳も乳もでけぇなおい(褒めて伸ばす)

 お、りーさんにべたべたしているるーちゃんがとてとてとやってきました。からの、真壁ちゃんの足にぎゅっとしてくれます。もう気が狂うほどかわいい。

 まりこちゃんのSAN値は前と比べて微量になっていますが減ってますね。

 

 まま、コラテラルダメージコラテラルダメージ。頭を少し乱暴にわしゃわしゃしましょう。

 気持ちよさそうなお顔(直喩)でなでなでされるるーちゃん、それを見てりーさんが嫉妬の目でこっちをちらちら見てきてますね~。その目は野獣の眼光······りーさん野獣先輩説······?(新説)

 二人はどういう関係なんだっけ?姉妹?あ、ふ~ん····(特になし)

 

 みーくんとけーちゃんにはまだあまり馴染んでないようで避けられてます。ショックを受けてるみーくんを慰めるけーちゃん、百合ップルは隙あらばイチャイチャする、はっきりわかんだね。*1

 皆城君にもなついていないみたいです。これはまぁ······仕方ないかな?

 くるみネキとはある程度って感じですね~。やはり、お姉ちゃんがくるみ姉貴と仲が良いのが大きいのでしょうね。

 

 ちょうどめぐねえ達畑班も畑から帰ってきたみたいです。

 全員揃ったのでごはんにしましょう!!今日のご飯はモールで沢山詰め込んだ缶詰と米みたいですね。

 いろんな種類から選べるドン!!私は無難にシーチキンとかにします。

 この缶詰選び各キャラの趣向が見られるのがとても面白いですね。どんな趣向をしているのかって?ぜひプレイして確かめてくれ(自然な販促)

 ちなみに太郎丸は多めに取ってきた大和煮をもらってご満悦でした。その姿を見たみんなのSAN値が上がります。

 全員缶詰も選び終わったのでいただきます~。

 

 真壁ちゃんがこ↑こ↓に住むとなったのでかなりにぎわってます。ええやん(ええやん)

 SAN値が高いとみんなで会話をする機会が多くなるため、SAN値維持&SAN値上昇するので旨味です。

 人数もいるとより効果が高いので、最強になります。

 みんなで会話をしている中で、りーさんは少し離れたところから様子を見てますね······

 

 りーさんはあんまりっぽいですね~。これは、好感度が足りてないな?(名推理)

 まぁ、るーちゃんを助けた人くらいですしね~、おまけに感染しているとなると疑心暗鬼になるのは当然なんだよなぁ······

 りーさんは好感度が少ないとこちらを露骨に警戒してきたりします。場合によってはブスリ♂*2されますので気を付けましょう(n敗)

 周りが適応しスギィ!!じゃけんシャワー室コミュ辺りでみっちりお話しましょうね^~

 

 さて、お腹いっぱい······とはなりません。

 まあ、缶詰二個にご飯五杯くらいじゃ半腹くらい····ですかね。

 ままままま、食えただけましです。

 さて、バリケードを作る必要もなくなったので、かなり暇になりましたねクォレハ······

 無茶をして一階まで突撃して誰か噛まれると薬ないので乙確定となります。

 

 一階制圧しても二度目のあめのひがすぐにくるため、制圧は見送りですかね~。

 技術室と保健室が安全に使えるようになるのはかなりのメリットですが、残り日数が少ない中で(わざわざ取りに行く必要)ないです。

 通常プレイだと技術室の工具を利用して、武器のアップグレードなどを図れますが、今回は耐久力が高く火力もある♰死ノ恐怖スケベィス♰をブンブンしているので使わないんですよね~。

 

 でも、皆城君とか♡覚醒ユリップル♡とかチョーカーネキとかの武器を強化できるのは魅力的かもしれませんね~。

 クォレハ······明日でも構わんな?

 

 ······。

 

 ············。

 

 ··················。

 

 ひま……ですね……

 感染しているので土とかは触らないほうがいいですし、おすし。

 料理はスキル取れますがワンちゃん包丁使った時に血が入ってクラスターとか嫌なんだよなぁ······

 でも、料理コミュが出来るでうまあじはかなりあります。

 

 う~ん、とりあえず一階の防火扉を閉めて安全確保しましょうかね~。

 見張り交代した皆城君にお花摘んでくると言ってぱぱぱっと終わらせます。終わらせました。まりこちゃんのステルスと機動力が組み合わさったらこんなこと夜飯前なんだよなぁ······

 さて、お仕事も終わって戻りました。皆城君に気づかれてないみたいですね、えがったえがった。

 

「ちょっと遅かったな?大丈夫か?」

 

 お、そうだな()大きいお花(意味深)を咲かせていたんですよ。

 ままままま、監視ご苦労様ね、みなしろ兄貴。

 じゃあ、せっかくだから校内案内を······

 

「来た時に佐倉さんにしてもらった。その気持ちだけいただくよ」

 

 

 はぇ^~··················

 

 

 

 

 空気嫁よブリーフ……*3

 

 

 

 

 まぁ、まかべちゃんいなかったからね、しょうがないね。

 りーさんとのコミュは多分二人きりにならないと起きないと思うので、畑でも行ってみましょうかね······

 生徒会室から徒歩五分(大嘘)綺麗な夜景が広がる住宅(がっこう)、いかがですか?*4

 屋上に来たらやはりいましたわね^~

 

「あ、まーちゃんとこーさんだ!!」

 

 畑仕事を非力ながら協力してるゆきちゃんあぁ^~いいっすねぇ^~

 どろんこになりながらこっちを熱烈に迎え入れてくれます。ええやん(恍惚)

 チョーカーさんとめぐねえも一旦作業を中断してくれるみたいですね。

 

「まーちゃん達手伝ってくれるの?」

 

 きらきらしたお目目で見てくるのええやん(ループ)

 でもまーちゃんはマジで参加できないのでみなしろくんを生贄にしましょう。

 私は感染してるからあんまり触らんほうがいいかもやで、じゃあ、皆城君が手伝うから······

 そそくさと立ち去ろうとするとめぐねえにガッチリと手首掴まれます。

 ちょっと~泥ついてんよ~。どうしてくれんの、これ?でもめぐねえだから許す(ホモは寛容)

 

「真壁さんは私と一緒です」

 

 ん?これは······誤解してもいいんじゃな?

 じゃあ、俺めぐねえと校内デートしてから帰るから······

 真壁ちゃんもこくこくと頷いています。

 

「皆城さん、みんなの監督をお願いしますね」

「わかりました。佐倉さん」

 

 大人としての信頼関係を築けているみたいですねこの二人は······

 この状態はかなりいいですよ~。依存と信頼はかなり違います。依存してると指示全投げとかヤンデレ化とかしますが、信頼の場合は違います。

 信頼の場合は役割分担ができるので、健全な関係と言えるでしょう。

 にしても、この状態のめぐねえを見られるのはかなりレアですね······

 

 大体のめぐねえは依存ルートに入ることが多いです。

 まあ、てきぱきプレイヤーが指示出したりしたら自分の居場所無くなって依存するしかないわな······

 しかし、今回はまりこちゃんの介入がなかった上、途中でいっぱいっぱい守るべき対象が増えたので年長者としての経験値を積んだのでしょうか、皆城君も遠慮するタイプの性格のためそこでうまく合致したのでしょう。

 これは良い発見ですね······wikiにでも書き込んでおこうかしら?

 

 さて、おててを洗っためぐねえと一緒に校内の見回りでも行きましょうかね。

 では、特に何もない見回りイクゾー!!(デッデッデデデデン!!カーン!!デデデデン!!)

 屋上からの階段を降りましょうかね、っていきなりめぐねえどうしたんですか?

 

「真壁さん、あなたがここで私にくれた言葉覚えてますか?」

 

 お、これは······コミュじゃな?(人との関わりに飢えた者特有のアンテナ)

 そういえばめぐねえとの親密度イベはまだ起きていませんでしたね~。

 おっきしたときのあれは全員のイベみたいなところですし、おすし。

 

「『みんなの居場所になってほしい』って、私あの言葉がなかったら途中で折れていたかもしれません······」

 

 これまじ?それは普通にうれしいっす(小並感)

 じゃあ、早くおててにぎにぎして、どうぞ(ホモはせっかち)

 

「それに、私はあなたが生きているっていう希望に縋って生きてきた。だから····」

 

 ん、まりこちゃんの顔にやわらかいモノ♀が当たっていますね······

 これは······もしかするかもしれませんよ?

 

「改めてありがとう、真壁さん。これからもよろしくお願いしますね」

 

 

 

LEVEL UP

 

LEVEL UP

 

 

 

 やったぜ。(ノンケ)

 年上おっとり巨乳持ちお姉さん世界唯一の国語教師のハグ、こんなんご褒美なんだよなぁ······

 おててすっ飛ばしてハグしたので、たまっていた分がレベラップしたんでしょうねぇ^~

 でも、まりこちゃんは日常への深淵が入ってるので、SAN値ぽりぽり削れてるんですけどね、初見さん。

 まままま、これもコラテラルコラテラル。がっこうぐらし!読んだら回復するしへーきへーき!!

 しすたーの服を着てくさったしたいがりでもSAN値回復できるし······

 

 さて、めぐねえにぎゅっとされているまりこちゃんを背景にここで初見兄貴達のため、いきなりめぐねえの性能についてお話しましょうかね。

 めぐねえはかれらを殺せませんし、死体とか見るだけで正気度がしなしなになりますが、学園生活部の精神的支柱となっているため、失うとみんな病みます(直喩)

 かれらを倒せないくせに、自分が大人ということでめちゃぐいぐい前に出てよく乙るし、かといってめぐねえの仕事を奪って、挙句の果てには後方支援ばかりやらせると依存されるしでバランスが難しいキャラといえるでしょう。

 だからみんなから要介護なんてあだ名が付くんだよなぁ······

 

 これでもりーさんよりはマシだったりします。りーさんと違い、彼女は表に出していくタイプですし、ある程度大人としてのメンツをつぶさないでいるとかなり有用です。

 また、あのクソマニュアルで覚醒チャレンジ*5をほぼ毎プレイしているのは強いです。

 覚醒すると筋力値ゲーム内二位の彼女は戦闘要員として前に出せます。ころころすることにも容赦がなくなっているので、ゴリラ(KRM)姉貴に続くお太い!!戦力となるでしょう。

 原作ルートを完走して、目標がない初心者兄貴達はまずめぐねえを生き残らせるという目標でプレイしていけばいいんじゃないでしょうか?

 キャラ毎に解説がなかったため、初心者兄貴のために終盤ですが解説挟んでいきたいですね~。(文字数稼ぎ)(投稿者の技量不足)(コーナーで差を付けろ)

 

 閑話休題。

 はぐから解除されましたね。まま~もっと~もっと~!!(幼児退行)

 あら、照れたのかハグしてくれません。悲しいなぁ······

 てなわけでこのイベ以外特に何もなかったのでカットです。

 

 見回りし終わって、夜ご飯を食べたところですね~。

 ちなみに晩御飯はスパゲッティでした。こちらもモールで沢山のフレーバーを用意したのでみんな各々好きなものを食べてました。

 ゆきちゃんがミートソースで、まりこちゃんと一緒でした。ええやん。

 

 さて、みなさんお待たせしました。

 まりこちゃんのシャワータイムとしゃれこみましょうかね。

 お、狙い通りです。SAN値狂乱おっぱいのRI-SANにシャワーに誘われたので、乗りましょう。ノせられちゃった?

 ついでにりーさんとシャワー入る時、好感度高い場合着替えの際ちらちらみてると、おっきいおっぺぇを照れながら隠すえっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!なモーションが見れるので是非プレイしてみてくれ(販促の呼吸)

 

 サーッ!!(シャワー)

 お隣のシャワーと湯気で二人のえちえちばでぃ~(ネイティブ)は見えません。仕方ないね。

 あったかい水を浴びてまりこちゃんのSAN値がミリ削りしていますが無視だ無視。

 シャワー室に女二人、何もないわけがなく······

 

「····真壁さん」

 

 りーさんおっすおっす。

 自己紹介まだでしたっけ?オラの名前は真壁、おめえつぇな!!(バストサイズ)

 仲良くしていきたいけどなぁ~俺もなぁ······

 

「感染していると聞いて、今はあなたのことが受け入れられません。でも、るーちゃんを助けてくれたあなたを信じたい。····これから、よろしくお願いします」

 

 ええぞ!!ええぞ!!(褒めて伸ばす)

 最後がかわいかった(小学生並みの感想)

 るーちゃんを助けた恩人+大多数のまりこちゃん押し+るーちゃんで維持されたSAN値によって、刺されることはありませんでしたね。えがったえがった。

 シャワーから出て脱衣所で握手を求められたので、ニギニギしときます。

 

 

 

LEVEL UP

 

 

 

 経験値がドバーッと入ってきてもう気が狂うほど気持ちがいい。

 レベラップの振りは今度にしましょうかね。不要不急のステ振りはいけない(n敗)

 脱衣所から出て今日はおねんねしましょう。

 (あめのひを乗り越えているので、みんなかれらの生態を知り尽くしています。なので見張りと言う概念がそもそも)ないです。

 じゃあ、素直に寝ましょうか、でもみんなと一緒に寝るとワンちゃん感染(うつ)してしまうので別室で寝ましょうね^~といったところで今日の動画はここまで。

 おまんけ(あとがき)で入りきらなかったりーさんの性能総評をお話します。

 ご視聴ありがとうございました。

 


 

 真壁亮子。

 一度も会ったことがない少女の名前。

 彼女はめぐねえやくるみ曰く噛まれてしまって、みんなを守るために奮戦していたという。

 もういるかいないかわからない存在、二人はそれに縋って生きているようだった。

 生きていたとしても、彼女と出会った時自分はどうすればいいのだろうか?

 

 そう思っていた時、現れたのが柚村貴依と妹の若狭瑠璃だった。

 貴依が彼女を連れてきたのだと思った、手に持った血まみれのバットとある程度モノが入ってるらしいリュック。

 だが、彼女が打ち明けた話で”亡霊”の名前が出てきたのだ。

 その数日後、外の世界からやってきた三人組もまた同じことを言ったのだ。『真壁亮子に助けられた』と。

 

 全員を集められ、夜に読まれた『緊急避難マニュアル』

 かれらの正体はゾンビウィルスによって動く屍となった者達。

 ──彼女はもう助かっていない、そう思っていた。

 

 かれらが大量に押し寄せたあめのひ、これから死地に向かう者たちの前に、彼女はふらりと現れたという。

 彼女は教室でゆきやちくわを見ていたため、その瞬間を見たわけではなかった。

 真壁亮子との初対面は戦闘組が気絶している彼女を運び込んだとき。一度も目覚めず四日経った今日、彼女は再び目覚めて真実を知った。

 

 彼女はゾンビウィルスに犯されながらも意思を持って行動している。

 みんなは泣いて喜んでいた、けれど瑠璃を助けてもらったとはいえ初対面、さらに感染していると聞いて全幅の信頼を置けるかといえばそれは否であるが、そうはできない。

 だから、様々な感情に整理を付けたその日の夜シャワーに誘って二人きりになった。

 

「····真壁さん」

「なに、若狭さん」

 

 壁で向こうの表情は見えない。

 それはこちらの表情も見られないという事。

 今、彼女と話している間の歪んだ自分の顔を見せれるわけがなかった。

 

「感染していると聞いて、今はあなたのことが受け入れられません。でも、るーちゃんを助けてくれたあなたを信じたい。····これから、よろしくお願いします」

 

 これは本心であり真実。

 疑っている、しかしながら彼女は妹の命の恩人である。

 故に無下には出来ないし、学園生活部全体でそのような流れになっている。

 個人の力ではどうにもできない、だからこそ受け入れた。

 

「よろしく、若狭さん。私も、いろいろ気を付けるから······」

 

 気まずい雰囲気の中、シャワーの音が密室で反響した。

 これから関係は築けばいいのだ、そのうちいつか疑心暗鬼にならなくても済むだろう。

 そんな明日を願って、少女はシャワーから出た後眠りにつくのだった。

 

*1
ええぞ!!ええぞ!!

*2
淫夢の一太刀

*3
n回目

*4
(見れる夜景が)ないです

*5
大体失敗する




次回の動画も、がんばります。



お ま ん け

りーさん総評というなの先駆者の受け売り

りーさんはSAN値の最高値が他キャラと比べて低く設定されており、発狂しやすい設定。
初心者が躓く鬼門の一つ(だと思う)
原作ルートだと三人で依存しあっているため、わりと安定しているがオリジナルルートにいくとガバガバになる。
発狂すると、大体刺してくるかお外に放り出されるか家族になろうよ(名曲レイプ)の三択。
覚醒りーさん(通称リーサルウェッポン)はかなり強力で、かれらの首を包丁で狩るキラーと化する。強い(強い)


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15十二日目の日常~十二日目終わり

(サモンナイト6をクリアしたので)初投稿です。
いきなりお祭り作品を完走した感想ですが、初心者にもやさしくてとてもよかったです。
アティ先生とアルカちゃんがかわいすぎんよぉ~
並べたら姉妹に見えるってそれ一番言われてるから。


 残り日数(たぶん)二日のがっこうぐらし!ソロソロイクゾー!!カンカンデデデデン!!(変則カンカン)

 前回までのあらすじは、まりこちゃん学校住むの?ええやん(恍惚)→めぐねえ特有のハグの破壊力*1→りーさん特有のピリピリシャワールーム*2の三本でした。

 今日は十二日目です。むくりと目覚めてステ値を確認しましょう。SAN値は····ちょっとまずいかも知れません。

 あとで禁断の書(がっこうぐらし!)でもキメときましょうかね。

 

「亮子先輩、起きてください····って、起きてましたか。おはようございます」

 

 ステを見てたらみーくんが私を起こしに来てくれました。今日もドスケベなガーターを涼しい顔で履いてるのえっちだね~(誉め言葉)SAN値を犠牲になんとなく甘えてみましょうか。まだ上半身を起こしただけなので、お手手でひっぱってとお願いダーリンそばにいて*3しましょう。

 

「先輩······そこまでできるなら一人で立てるでしょ?」

 

 えー小生やだ!!立つのやだ!!(5歳)みーくんママにひっぱってほしい!!ほ~し~い!!!!(心の中で大暴れ)

 ぶんぶん両手を振るまりこちゃんに少し困惑気味のみーくん、あぁ^~いいっすね^~。

 困ってる顔もかわいいって誇らしくないの?

 

「美紀~先輩起きた~?」

 

 ここでおでこ(けー)ちゃんもエントリーだぁあ!!!!(激熱実況)

 みーくんがけーちゃんに相談してます。

 けーちゃんはがばっと右手をつかんでくれました。アクティブなあなたが好き(大胆な告白は)

 みーくんはしぶしぶといった顔で左手掴んでくれます。

 これが多分夫婦の初めての共同作業になるのでしょうかね?立会人になれて光栄です(満々満足一本満足)

 

 うんとこしょ どっこいしょ(小さな真壁ちゃん)

 

 さてさて、美少女二人に起こしてもらいました。これがたくさんの女を侍らしてる富豪の気持ちなんやなって······*4

 ちりりとまりこちゃんのSAN値は削られてしまいましたが、気にせずに朝飯行きましょう。

 りーさん!!あーさあーさ!!出来てっか~?(流行らせコラ!!)

 

「おはよう、真壁さん」

 

 ぐぬぬ、まだ真壁さん呼びですか······悲しいなぁ······()

 まあ、あっちもまだ疑ってる段階だからね、しょうがないね。

 ほかのみんなはごはん運ぶの手伝ってます。

 今日の朝ごはんはスパゲッティのようです。ミートソース美味いよね(個並感)

 じゃあ、いただきカットだ。

 

 今日も腹五分ですね。りーさんもまりこちゃんの大食いを予期してたくさん作ってくれていましたが、それでもお腹は膨れません。

 こいつ······そのひぐらし!していたほうが幸せなまではあるゾ······

 ままま、そんなことはいいんですよね。

 さて、今日を含めると(たぶん)二日くらいなんですよね~時限が。

 先程食事ついでのゆきちゃんに聞いてみたところ、『風船?なら飛ばしたよ~』と意気揚々と言われました。

 

 14日は団結力(と戦闘力)がガチガチの我が巡ヶ丘戦闘部隊でもかなり難しいです。

 人数も増えているので、とにかく地下シェルターに押し込むのがかなり難しくなっています。

 メンバー増えると進軍速度は自然と遅くなるからね、しょうがないね。

 今現在は、後輩ズとゆきちゃんの監視付きで校内をぐるぐるしています。

 四人の女、静まり返った校内、なにもないわけがなく······*5

 

「ねねね、まーちゃん、みーくん、けーちゃん」

 

 お、ゆきちゃんどったん?

 ゆきちゃんが唐突にしゃべったぁああああああ!!!!!!!*6のでみーくんはじとじととけーちゃんはニコニコとお話を聞いてます。

 あぁ^~生き返るわ^~

 

「ちくわも一緒に連れておさんぽしよ!!」

 

 これは······おさんぽイベですかね?

 割と高確率であるイベントで太郎丸が生存している場合太郎丸にリード付けてうろちょろしながら会話するっていうイベントが発生します。

 これのお誘いはゆきちゃんが多いです。りーさんとかくるみちゃんはこっちから誘わないと行かないタイプですし、おすし。

 

 もろちん旨味なので校内を再びぐるぐるします。

 もう気が狂うほど気持ちがいい(美少女回転ずし)

 太郎丸もとたたた、とお散歩しています。狭いパーソナルスペースの中でもきちんと楽しむ犬の鑑、はっきりわかんだね。

 

 けーちゃんはゆきちゃんと同じタイプのキャラなので太郎丸ととてとてしてます。

 一方みーくんはまりこちゃんと一緒に後ろから見守るタイプです。おさんぽイベでも個性が作りこまれてるのはほんと凄いと思います。

 みーくんこちらを見て苦笑い。こっちも苦笑いで返しておきましょう。

 ええやん(目と目が合う瞬間好きだと気付いた)

 

 校内を再びぐるぐるしている間、暇な兄貴達に一気に今いる三人のキャラ性能について軽く紹介していきます。

 

 一人目は丈槍ゆきちゃん。

 ゆきちゃんは直感が高く、隠されたアイテムを探し出すのが上手かったり、かれらの探知が出来るレーダーになったりします。力は弱いですがその分ほかのことが強い支援型キャラです。

 また、彼女のAIはSAN値が低いキャラにコミュをするというすんばらしいものが搭載されており、太郎丸と合わせるとSAN値極大回復空間が完成します。

 ほかのみんなが持っていない力はこの地獄を生き残るうえで必ず役に立つでしょう。

 

 次はみーくんです。

 みーくんは今回のプレイではかなりデレデレですが、普段はスキル『ロジカル思考』で場をかなり引っ掻き回します。理知的な判断は時に人間関係に亀裂を入れる、はっきりわかんだね。しかしながらそれを差し引いてもロジカル思考はおつりが来ます。

 制作などにもプラス補正が入りますし、裏を返せばいつでも冷静な対応ができるので、周囲がパニックになったときは辺りを見回せる彼女を頼るといいでしょう。

 

 最後はけーちゃんです。

 けーちゃん自身は意図的に助けないと基本乙るキャラなので性能は一般女性くらいの性能です。

 しかしながら、みーくんとハッピーセットにすると彼女はみーくんのロジカル思考を抑えてくれ、ロジカル思考はデメリット無しの最強の武器となります。

 みーくん運用で必須というわけではありませんが、学園生活部に花を添えたい方はぜひ助けてみるのもいいでしょう。

 

 注意しないといけないのは、ラジオを聞いてから彼女を助けると足を確実に怪我しているので、その場合移動力に難点があるところでしょうか。

 今回はモールでお迎えルートだったのでそんなことはありませんでしたけどね、初見さん。

 

 

「まーちゃん、みーくん、けーちゃん、みんなありがとう!!たのしかったよ!!」

「そういえばみーくんって、なんですか?」

「美紀~かわいいからいいんじゃない?」

 

 こ↑こ↓にいると気が狂っちまう······*7

 さて、いい感じに朝のおさんぽもできたのでそろそろお昼ですね~。

 RI-SAN!!ひーるひーる!!*8

 今日のお昼ご飯は······缶詰でした。手ごろな感じでうん、おいしい!!

 昨日と同じ献立でSAN値回復は期待できませんが、まままえやろ(ホモは寛容)

 

 今日はがっこうぐらし!特有のやまとにをいただきます。

 正直食べたことないんですけどやまとにってどう、うまい?

 もきゅもきゅと缶詰五つ開けるまりこちゃん、もはや誰も何も言うまい。

 ごちそうさまでした!!(ぼくのなつやすみ)

 

 お昼ごはんももきゅれた(過去形)ので警護付きで周辺警護(ゲシュタルト崩壊)行きましょうか。

 今回は前日に続きみなしろくんと追加でくるみ姉貴ですね。

 それじゃあ、イクゾー!!

 

 見回りと言ってもバリケード近くまでいってかれらがいないか確認するだけの簡単なお仕事です。

 今回は防火扉があるのでより簡単になっています。つまり、実質暇なわけです。

 あぁ~コミュ起きてほしいけどなぁ~俺もなぁ······

 うん、くるみちゃんがこちらをちらちら見てますね?どしたんや?

 

「その····まだ言ってなかったな。あ、ありがとうな!!」

 

 KRM姉貴はツンデレだった?(学会震撼)

 お顔を赤く染めながらちらちらしながらいうのは反則なんだよなぁ······

 お前のことが好きだったんだよ!!(ゲーム特有のn股)

 あ、n股はしてもいいと思いますが、女の子の依存度が高いとそのまま殺し合いとかになるので気を付けよう!!*9

 KRM姉貴は初日に目の前でまりこちゃんがガブリとされたので、罪悪感があるのでしょうか?あんまり自分から話しては来ないみたいです。

 さて、こ↑こ↓もSAN値と引き換えにKRM姉貴と握手をしましょう。

 

LEVEL UP

 

 お、ええやん。(繰り返される恍惚顔)

 コミュクリアで再びレベラップしました。これで四レベル分の貯蓄がありますね、っと言いたいところですがこの貯蓄消えちゃいそうです。

 またもや校舎内をぐるぐるするという構図を見せてしまうため、今のうちに解説しておきます。

 

 適合ルートは自我を失うと最初のころに言っていましたが、実はどれくらい損耗しているのかある程度分かるようになっています。

 後々のバージョンでは意思というステ値が削られていくところを、このバージョンではその意思がないため隠しステータスとなっております。

 意思が減少すると、このバージョンでは直感と連動しており直感の数値が下がります。

 

 ······お分かりいただけたでしょうか?つまり、朝起きたステ値確認の時直感が下がってました。

 大ダメージ、とまではいきませんが無視はできないので4レベル分を直感につっぱして補填します。

 流石に最終日まで放置するといつまりこちゃんが暴走するかわかりません。

 なので、今日の晩に直感に振ります。

 これからのコミュの経験値は多分直感ゼンツッパになると思うので許してお兄さん。

 俺もりーさんとかとお料理したかったんだけどなぁ····俺もなぁ······

 

「なあ、真壁亮子」

 

 お、ブリーフ兄貴おっすおっす。

 どしたんすかね?

 

「体の調子は····どうだ?」

 

 ぜんぜんへーきへーき、体だけは強いってはっきりわかんだね(体以外も無事とは言っていない)

 皆城君も元気でしたか?

 

「あぁ、僕も元気だ」

 

 精一杯の笑顔でまりこちゃんを励まそうとしてくれる皆城君かわいい(小並感)

 これがな、女の子やったらな、よかったんやけどな(隠れノンケ)

 ままえあろ(ノンケも寛容)不器用さがかわいい皆城君あぁ^~いいっすねぇ^~、これからもよろしく頼むよ~(おててにぎにぎ)

 

LEVEL UP

 

 よし!!(現場適合者)

 これも直感につっぱしていきましょうか。

 最終日迎える前に自我消えられたら困るからね、しょうがないね。

 そうこうしているうちにいつの間にか生徒会室にたどり着いてたみたいです。

 

 ガラガラガラ(扉を開ける音)

 キツかったすね今日は~(暇との戦い)

 今日もるーちゃんと一緒のりーさん、るーちゃんはお絵描きをしているみたいです。かわええやん(かわいい)

 るーちゃんと一緒にお絵描きしてるのは····チョーカーさんみたいですね、意外な組み合わせです。

 チョーカー姉貴おっすおっす!!

 

「おう、真壁達か。警備おつかれさん」

 

 ニコニコしながら出迎えてくれます。派手な見た目からの純情なお姉さんキャラ、誇らしくねえのかよ?

 チョーカーネキまじで良い人だから!!(ピネ)

 るーちゃんはまりこちゃんに気付いて椅子降りとてとてダッシュからの足持ち巻き付きRTAです。

 記録は6秒19でした。走者が誰もいないので実質世界一位です。

 

 ············かあいいTIME····かあいいTIME(死亡)

 昨日のように頭をちょっと乱暴にがしがし撫でます。犬みてえな顔してんな(誉め言葉)

 ゆで天使のできあがりです、かわいいね、イチャイチャして♡(提案)*10

 

 あ、そうだ(池沼)

 りーさん今日の晩飯はなんですか?

 

「今日はカレーよ」

 

 カレーっていいよね(ログ·ホライズン)

 今や日本の国民が好きな三大ご飯の一角を担ってるのサイコガン!!

 カレーはSAN値回復にもかなりつよつよです。

 でも、お肉とかってどうするんでしょうかね?

 

「そこは、秘密よ」

 

 サーッ!!かな?(レズコロリ)

 まりこちゃんは立ち会えないのでお部屋で名作漫画(がっこうぐらし!)でも読んでおきましょうかね?

 では、サラダバー!!

 

 ......少女移動中~..........

 

 着きました~

 軍用リュックは前日さらっと自室に移動させたので、こ↑こ↓でひっそりと読みます。

 のろいのしょはひとりで読むので十分なのら!!

 さっそく軍用リュックを調べてみましょう。

 がっこうぐらしは······よし、あったな(ガバなし)

 読まれた跡もないみたいです。やったぜ。

 

 では、ゆきちゃんのように漫画を黙々読みましょう。

 ちなみに持ってきた巻はそこらへんにあった七巻です。*11

 やっぱ、清楚系ショート気弱美文字属性持ちのヒカちゃんを······最高やな!!(推し)

 ヒカちゃんは初期設定だと男だったらしいですよ~(画集参照)

 やっぱりホモじゃないか······(冤罪)

 

 ······読みました。虚無の深淵になったことで回復量は減りましたが、SAN値は持ち直したのでうまあじです。

 では、きちんとお片付けして生徒会室に戻りましょう。

 この時漁られて読まれるとキャラによっては学園生活部が崩壊しかねないのでNG。

 ごはん、ごはん、りーさんのごはん、ごっはん~。おっさき~(カレーを注がれる順番)ガーン!!(オードリー若林)

 

 戻ってくるとみんなカレーを運んでました。

 お、お肉が乗ってますね?たまげたなぁ······

 お肉は私が拾ってきた大和煮を使用したモノかな?

 

「真壁さんよくわかったわね」

 

 これは······うまそうやで(唐突な飯テロ)

 手抜きとかどーのこーの言われそうですが、生肉という存在が貴重なこの世界だとむしろ上出来なんだよなぁ······

 これにはゆきちゃん大はしゃぎ、ほかのみんなもおのおのはしゃいでいます。

 これが、幸せの形の一つやねんなって······(しみじみ)

 では、いただきカットからの就寝(大胆なカット)です。おやしみなさ~い。

 寝るまで特に何もなかったからね、しょうがないね。

 

 今回の動画はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 


 

 今日も真壁亮子は校内をうろちょろしていた。

 昨日も何かとふらふらとしている彼女。

 若狭悠里から見て、まるで居場所を求める野良犬のようであった。

 監視の人間が付いていなかったら、彼女はずっとあてもなくふらふらしていたのだろう。

 

 感染している故に畑なども弄れず、バリケードを防火扉に切り替えたことからバリケードの強化をする必要もなくなった。

 彼女の居場所はどこにもないということに等しいだろう。

 じゃあ、自分はどうだろうか?

 学園生活部のために家計簿をつけて、料理を作り妹の瑠璃とたまに戯れる日々。

 自分の居場所も、あやふやで不安定だった。

 

 同じ不安定で、でも感染しながらもみんなに慕われている、そんな彼女が不思議でたまらなかった。

 それ故に怖かった。自分が抱いているであろう気持ちに蓋をした。

 

「ただいま」

 

 あたりまえになりつつある風景。

 冷たさを感じるような声、ちょうど隣で貴依と共におえかきをしていた瑠璃が駆けだし昨日のように彼女の足に抱き着いた。

 妹ですら彼女を慕っているという。真壁亮子は妹の頭をがしがしと撫でる。

 優しく撫でられるのとは違う、粗削りながらも相手を労わる撫で方。

 彼女の根底にあるやさしさが成す技なのだろうか。

 

「悠里さん」

 

 いきなり下の名前で呼ばれてドキッと心臓がヒト跳ね。

 昨日までは苗字だったのに、ほんとうにいきなりだった。

 

「今日の晩御飯って何かな?」

「今日はカレーよ」

 

 カレーと聞いて、瑠璃はこちらを振り向き貴依や皆城、くるみも顔を輝かせていた。

 真壁もまた静かながらに喜んでいる様子であった。

 たまに超然的な雰囲気が消えるときがある。そこもまた不気味なのだ。

 だけど、まだこの世界が平和だったころ見かけた彼女と比べると人間らしいと言えば人間らしいと言える。

 あの日々で彼女の瞳は死んでいた。だが、今はどうだろうか?

 

 静かに立ち上がって、生徒会室の調理場に立つ。

 今はまだ信じてみよう、瑠璃を大切にしてくれている彼女の顔を思い浮かべて野菜に手を付ける。

 広かった教室も今では騒がしくなっていた。

 

*1
あぁ^~

*2
たまらねぇぜ!!

*3
ネタがお古い!!

*4
多分違う

*5
健全なコミュが生えるんだよなぁ······

*6
あのCM子供のころみてあんまり違和感抱かなった

*7
(百合コミュ)あるんだろ····(供給)くれよ····

*8
流行らせコラ!!

*9
BV 141兄貴の学校籠城ルートを確認して、どうぞ

*10
サモンナイト5流行らせコラ!!

*11
ななじすき




次回の料理も、がんばります。
久々でチカレタ。←


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16十三日目準備~夜会話

(バイオハザードアウトブレイクをプレイ♂していたので)初投稿です。
扉蹴破れるバイオたのしい······たのしい······(なお難易度)


 最近食って寝るばかりのがっこうぐらし!出、出ますよ······

 前回は圧倒的なまでの平和な日常を過ごしています。

 僕は今平和ながっこうにいます(The beyond)

 まま、そんなことはええねん(切り替え上手)

 平和を享受できるのも今日が最後の日です。明日は最終決戦なので、(防火扉君もありますが準備は怠りたく)ないです。

 なので今日はちょっとだけ準備でもしましょう。

 

 二回目のあめのひは前回とは違い、あめのひ特有のヤバさをみんな理解しているので、入念な準備が可能です。念入りな準備がないとあんな数捌ききれないからね、多少はね?

 まあ、その準備もイベントでほぼほぼ無意味になるんですけどね、初見さん?

 風船を飛ばして数日後に確定で起きるあめのひは落雷で電気が止まり、ヘリコプターが墜落して上下から火による攻めが来ますので、もうがっこう壊れちゃう^~なので。

 

 設備よりも装備を整えたいところです。

 ちなみに直感の値は昨日上げた分がほとんどなくなってました。悲しいなぁ······これ持つのかな?

 動画では今レバガチャでまりこちゃんを起こそうとしているところですね。

 ん?声が聞こえる?

 

「亮子先輩、起きてください朝ですよ」

 

 今日もみーくんが起こしに来てくれました。ガーターベルト付ける系後輩女子に起こされる朝とかもう気が狂う。

 流石に昨日と同じことをすると怒られるので素直におっきします。

 オッハー!!オッハー!!(激寒)

 普通に起きてみーくんの顔をじーっと見ます。みーくんもジト目で見てきてます。

 

「先輩、いつも寝坊していて恥ずかしくないんですか?」

 

 グサッ!!!おねえさんゆるして……

 

「ダメです。さあ、行きますよ」

 

 いきなりおててにぎにぎされて無理やり引っ張られました。

 ······。ふーん、面白れぇ女(瀕死)

 これにはまりこちゃんのSAN値が削れていく!!サイドバイサイド!!あー!!イキスギィ!!イキスギた!!(生徒会室)お互いにイキスギました!!(ホモは嘘つき)

 というわけで生徒会室に到着です。りーさん、あーさ!!あーさ!!出来てっか~?(ゴリ押し)······と思ったらみんな配膳始めてます。ええやん、気に入ったわ(遅刻者並感)

 

「あ、まーちゃんだ!!おはよー!!」

「もう、丈槍さんお皿をちゃんと見て~!!」

「そうだぞ、ゆき。危ないだろ」

「そうよ、亮子(・・)さんも手伝ってくれる?」

 

 ファッ!?あの最終決戦兵器(敵限定とは言っていない)のりーさまから名前下呼びされただと······

 一体何があったんですかね······ワンちゃんコミュがあるかもしれないですクォレハ······

 太郎丸(ちくわ)のご飯も用意して終わりです。

 ちなみに朝ごはんはベーコンとご飯でした。ベーコンをこ↑こ↓で使うのいいゾ^~これ。

 おいしいものを食べるとSAN値が上がる。SAN値が上がるとより生き残りやすくなる。

 このゲームはそういうゲームってそれいち(省略)

 

 では、再びいただきカットだ(恒例)

 お皿の片付けしてから、今日の活動を開始していきましょう。 

 今日は二日前に言っていた武器の強化をしていこうかと思います。

 強化できるかはわかりませんが、イッてみる価値はあります。

 

 理由としては、前も言いましたがまず覚醒キャラが二人いるうえにステがそこそこ高い皆城君もいます。

 武器強化が可能な技術室まで行くのは造作でもありません。武器強化をすれば♰死ノ恐怖スケベィス♰と重火器を使う皆城君以外の覚醒ユリップルは今まで以上に戦力として期待できるでしょう。

 明日は火災と高校の崩落で分断される可能性もあるので、その保険も事前に入れておきたいという思惑ですねクォレハ······

 じゃけん、技術室行きましょうね^~

 

「真壁先輩、わかりました!!」

「亮子先輩、用意してきますね」

「わかった。真壁」

 

 めぐねえ許可オナシャス!!センセンシャル!!(子獣の眼光)

 このかわいい真壁ちゃんのオナシャスポーズが見えないのか!!(誰様目線)

 

「わかりました。······気を付けてくださいね」

 

 やったぜ。

 では、こちらも準備に取り掛かりましょうかと言いたいところなのですが、技術室まで特になかったのでカットしよう(大胆すぎるカット)

 今日は、カットが多用された日なんですよ(あせあせ微笑)

 技術室は工作で使えるものが置いています。また、日用品のガムテープとかも置いているので回収できる余力があれば回収するのはありだと思います。

 では、さっそく作っていきましょうかね。

 

 まずはモールで持ってきたペグとそこらへんにあったモップの柄を組み合わせて簡易的な槍の完成です。

 殺傷武器でかれらを殺せるし、リーチもあるのでかなりの強武器です。

 ペグと柄はガムテで補強しているので、いざとなれば頑張ればペグ部分と柄の部分が離れて離脱可能······かもしれません(自信なし)

 次はこれを······といいたいところですが、素材が少ないし大量に作ると逆に武器が扱えない人が困るので一二個で済ましておきましょう。さては意味なかったなこれ?

 まままままま、エアロ(楽観)とりあえず二人分作ったので、みきけい辺りにでも渡しておきましょうか。

 

「ありがとうございます、っていってもこれ私が作ったんですけどね······」

「美紀、ありがとう」

 

 お前らの喜ぶ姿が好きだったんだよ!!

 おっと失礼しました。では、技術室から退却しましょうか。

 いつも通り安全圏に戻れました。一番最初はめぐねえに報告にいきましょう。

 めぐねえにはりーさんと一緒に家計簿をつけてもらっています。人数増えて管理がより難しくなってるからね、しょうがないね。

 

 ガラガラガラ(生徒会室)めぐねえりーさんおっすおっす!!

 

「真壁さんたち、よかったみんな無事で······」

「亮子さん、おつかれさま」

 

 報告クエストも終わったので武器をおろしてからお昼ごはんです。

 ところで皆さん、前回はごはん一緒に作れないと言いましたよね。

 あれは嘘だ(唐突な手のひら返し)

 なーにが嘘じゃいって?じゃあこれ見て、どうぞ。

 

 ────1レベル分は運転スキルを取っておきます。まりこちゃん一人で動く分だとウ ン チ ー ジ ャ ン プのほうが早いですが、集団で動く場合だと必然的に車が必要になってきます。

 なのでこのスキルを所得しました。あとは料理スキルも取っておきます。*1

 

 ······あぁ~わすれてたぁあ!!!!(かつてないガバ)

 言い訳していいわけ(激うまギャグ)ですが、狂戦士君とかあめのひとかでずっこんばっこん大騒ぎで頭から抜けてました······大変申し訳ない。

 ので、こ↑こ↓でりーさんめぐねえ真壁ちゃん合同で料理イベをこなそうと思います。

 が、料理スキルレベル1なのでまりこちゃんの料理はかなり危ういです。

 なので、りーさんかめぐねえ辺りにティーチしてほしいけどなぁ~(チラチラ)

 

 まあ、ええか。

 昼ごはんは冷凍チャーハンです。

 よりおいしくするためにおねぎを切りましょうか。

 拙いまりこちゃんの包丁さばき、りーさんがちらちらと見てきてます。

 

「····亮子さんは私と一緒にしましょうか」

 

 アッハイ(建前)やったぜ。(本音)

 巨乳お姉さん家事が得意系JKにお料理の基礎を教えてもらえる······

 これって、いくらのプランですか?(お料理教室)

 柔肌のりーさんのお手手を感じますねぇ!!!*2

 これって、すべすべでいい気持ちですよ······(恍惚)

 

 うそだよ(正気)

 さて、お昼ごはんも出来たのでいただきましょうか。

 ネギ切る以外はレンチンだからね、多少はね?

 では、いつもの頂カットだ(意地でも流行らす)

 

 さてさて、準備も終わり本格的にやることがなくなりました。

 ので、適当にぼけーっとしておきましょう。

 廊下の割れてる窓を開いて、黄昏ます。風が気持ちよかった(小並感)

 ちなみに生徒会室前の窓で黄昏てるので監視はないです。

 抜け出そうと思えば抜け出しますが、最終決戦前に信頼を失うのはまずあじなのでNG。

 

 お、黄昏てると生徒会室にいたるーちゃんがやってきました。

 毎度お馴染みの足元だきだきいただきました。

 窓の縁に置いてる手でいつものように撫でます。

 かわいい女児の(まりこちゃんのやさしさを)感じてる顔······勃ってきちゃったよ······(ノンケアピール)

 続けて教室から出てきたのはチョーカーネキです。オッスオッス。

 

「お前こんなところで何やってんだ······」

 

 ナニって決まってるじゃないですか?遠き岡山の県北に思いを馳せていたんですよ。

 ホモにとって聖地メッカ同様だからね、しょうがないね。

 で、チョーカーネキはなんなんですかね?

 

「瑠璃が教室の外に出ていったから何かと思って付いてきたんだよ。そしたら真壁がそこにいてなんとなく納得したなぁってなったところよ」

 

 それはいいことですわ(変態糞お嬢様)

 やさしい貴依姉貴嫌いじゃないし好きだよ(大胆なプロポーズは)

 貴依姉貴も迫真の黄昏をかまします。ええやん、青春って感じで。

 二人と足元の一人でぼーっとしてると見回りから帰ってきたいつものユリップル(17)もやってきました。

 みーくんけーちゃん見回りオッツオッツ。

 

「あ、真壁先輩に貴依先輩!!おつかれさまです!!」

「先輩たち、お疲れ様です」 

 

 あぁ^~けーちゃんの元気なスマイルがたまらねぇぜ!!

 ゆきちゃんが純粋な笑顔なら、けーちゃんは人の優しさが凝縮した感じの笑顔ですね(意味不明)

 みーくんはいつもみたいな感じです。ただ、ちょっとまりこちゃんと距離がちかいかなぁ~

 なんで隣で詰める必要があるんですか?

 

「えっ?先輩ダメですか······」

 

 あぁ~ダメダメダメ(みーくんのしょんぼり顔)

 もう、しょうがないにゃ~、窓枠ぽんぽんしておきます。

 ちょっと顔がぱーっとしたのに草生えるんですよね。

 みんなで沈んでいく太陽を見ているこの時間······粋スギィ!!!

 

 イベントとかではないんですけど、こういうことをしているとたまにキャラが合わせた行動を取ったりするのがこのゲームほんとすごい······サイコガン!!なので画面の前の兄貴達もみんな、走ろうね。

 俺もやったんだからさ(同調圧力)

 ぴゅーっと吹いてくる風がリアルでエロイ····セクシー!!

 まあ、そもそも窓開ける開けない以前に窓が割れてますどね。*3

 

「あら、みんなこんなところで何をしているんですか?」

 

 ナニってなんもしてないんだよなぁ······。そんなことよりめぐねえのナニ♀を触らせて、どうぞ(ナチュラルセクハラ)

 後ろの生徒会室からめぐねえが出てきたってことはそろそろ晩御飯の可能性が微レ存······?

 にしても彼女もふわふわしたお姉さんって感じがとてもいいですねぇ~

 (グラづくり)ちょっと頑張りすぎちゃうか?

 

「そろそろごはんですよ~」

 

 やったぜ。(空腹)

 まりこちゃんは常に空腹のお腹ペコペコぺコリーヌちゃんだからね、しょうがないね。

 じゃけん、今日の晩御飯の準備しましょうね~。

 最後の晩餐はレンチンしたハンバーグとか色々です。カオスな食卓は幸せな気持ちになるからもっとやれ。

 卵とかあったら完璧だったんですけどねぇ~いかんせんもうこの世に卵なんて存在しないんだよなぁ······

 

 うん、おいしかった!!(岡村並感)

 今日はイベントすらなかったので、ちょっと薄味すぎんよ~。

 まぁ······えっか!!(ホモはガバガバ)

 じゃけんいつも通りシャワー浴びて寝ましょうね~······といいたいところですが、今日は夜更かしします。

 流石にここにきて直感に補填できなくて暴走はつらいので、何かしらのイベントが起こる可能性を信じて夜更かしします。所謂夜会話イベントですね。

 

 みんなが寝静まった夜、抜け出して一人黄昏ていましょうか。

 屋上とかで黄昏るとロマンチックでいいですが、MKBちゃんがいないと大騒ぎになるのでNG。

 寝室前の廊下で夜空を眺めていれば、誰かしら起きてきたとき、寝れない(夜会話ガン待ち)とか言い訳出来ます。

 

 ちなみになんですが、夜の見回りをしていないとき、夜寝てるときにこっそり抜け出して探し出しに来たキャラは好感度一二を争うくらいには高めです。

 好感度が確認できない一週目などで誰と一番距離が近いか確認するのに便利ですよ~クォレハ······

 攻略wikiに書いてそうだけど書いてなさそうな小技なのでじゃけん追加しておきましょうね^~(プレイヤーの鑑)

 

 ちなみにこの技ですがゆきちゃんとりーさんとるーちゃんには適用できません。この三人は夜ぐっすり眠るタイプだからね、しょうがないね。

 (あとかれらに噛まれたあとのキャラも)ないです。悪夢にうなされてる状態でそんなこと出来ないんだよなぁ······

 それ以外はわりと来てくれます。

 

 さて、みんなも寝静まったので個室寝室から出ます。

 まあ、すぐそこで黄昏るんですけどね(暇)

 誰か来るまで待ちましょう。みなさんは誰が来るか予測でもして待っていてください、オナシャスセンセンシャル。

 ん?誰か来ましたね。あの背丈は────

 


 

 夜の闇が広がる廊下、私は一人そこで佇んでいた。

 いつもは星や月の光が届いて少しは明るいが、今日だけはその光源たちを厚い雲が覆い隠していた。

 だから眠れなかったのだろうか。

 今、私を受け入れてくれている彼女達と改めて出会った(・・・・)日、あの『あめのひ』のみたいな厚い雲が不穏さを物語っていた。

 

 

 いままでなら、どうでもいいと考えていた。でも、今は学園生活部(みんな)を守り切れないのが一番怖い。

 

 

 三階の廊下をふらふらして、私は夕方黄昏ていた窓辺で落ち着いていた。

 割れているガラスの破片に紫の修道服をライトにしたような服(佐倉先生と近い物)を纏った赤の瞳の自分が映る。

 

 フラッシュバックしたのは一緒に沈む太陽を見たみんなの顔と足元でずっとぎゅっとしてくれていた瑠璃ちゃんの顔。

 全員が私のことを大事にしてくれている、そう感じた。

 

 ──『みんなにはあなたも含まれているんです、真壁さん』

 

 あの日、佐倉先生に言われたあの言葉がよみがえる。

 こんな私を受け入れてくれるみんなだから、だからこの場所を守らなければならない。

 自分をかけても。

 

 感染している私とは別の寝室から出てくる一つの人影が見えた。

 あの背丈、よく知っている人物だ。

 私が当てもなく彷徨っていた時、モールの中で出会った少女。

 彼女は眠気眼でこっちに気づくと目をこすりながらやって来てくれた。

 

「亮子先輩、眠れないんですか?」

 

 直樹美紀。祠堂圭と一緒にモールで暮らしていた少女。私の後輩で、最初に居場所を教えてくれた大事なひと。

 彼女の綺麗なタンザナイトの瞳に、私の赤く染まった瞳が映る。

 いや、映っているかはわからないけど、私たちは見つめ合っていた。

 

「うん、なんか眠れなくてね」

「私もです」

「そっか」

 

 静かな時間が過ぎる。

 夕方みんなで過ごしたあの時と違う静けさ。

 まるで、ここが聖域に変わったように感じるような、そんな感じ。

 

「····亮子先輩」

「なに?美紀ちゃん」

「····先輩は、どこにも行きませんよね?ずっと私たちと一緒に····いてくれますよね?」

 

 潤んだ瞳。月の光があればそれはもっときれいだったのだろうか?

 どこにも行かない······それは約束できないことだった。

 私は美紀ちゃんの手を握った。いつも冷静な彼女に反してとっても暖かい手。白い柔肌がとても心地よくて。

 

「美紀ちゃん······ごめん。それは約束できないんだ」

「····!?なんで、なんで!?」

 

 しずかにしないといけないのに、みんな寝ているのに。

 でも、彼女は私をおもって泣いてくれる。

 それがとても──── 

 

「····感染したあの日から、私という存在が削られてるんだ。今はもうお母さんとかお父さんとのおもいでが無くなってるんだ」

「そん、な······」

「でもね、みんなを守るまでは私はここにいたい。今はそう思ってる」

「········」

 

 私は目の前の少女に笑いかけた。彼女の涙は止まってくれない。

 止まってほしいと思った。だから、私は彼女をやさしくだきしめた。

 暖かかった。とてもあたたかかった。私がつめたいからそう思うのだろうか?わからない。

 でも、目の前の”ともだち”に泣いてほしくないと思った。

 


 

 正解はみーくんでした。お前けーちゃんから浮気してもええんか?*4

 まあ、尊いからヨシ!!(現場まりこちゃん)

 

LEVEL UP

 

LEVEL UP

 

 ファッ!?まさかの2レベル分上昇でこれもうわかんねぇな······。

 とりあえず直感に振って、ラストがんばれるようにしましょうといったところで今回はここまで。

 ······最後までりーさんとのイベントなかったけど、まあえっか。

 ご視聴ありがとうございました。

 

*1
7二日目終わり~三日目晩御飯前より

*2
画面越しに繋がっているのだ

*3
お、割れてんじゃ~ん!!

*4
そもそもカップルになってないだろ!!いい加減にしろ!!




次回の料理も、がんばります。
まあ、次回の料理は突破をクリアしてからなんですけどね、初見さん?(鬼畜)


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17十四日目のラッシュ

(日間ランキング19位に入っているみたいなので)初投稿です。
この知らせを木端妖精兄貴から聞いてめっちゃ舞い上がって、ジオニックフロントし(笹食っ)てる暇なんてねぇ!!と書いた次第です。
みなさん、昔から応援してくださってる方も新しく作品を見てくださってる方も、みなさんありがとうございます。
本作品を最後まで応援してくださるとうれしいです。
感想もお待ちしております······


 ついに最終決戦が始まるがっこうぐらし!イクゾー!!

 前回は最後の九月が過ぎ去ろうとしていました。この事実に気付いているのは私しかいませんって感じです(私のあらすじ雑すぎ!?)

 あ、そうだ(知将)みーくんとなんかいい感じになりました。*1

 さて、おっきします。ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ······よし、起き────なんでみーくんが同じ布団で寝ているんですか?

 めっちゃ可愛い静かな寝息を立てています。クォレハ····添い寝ASMRじゃな?

 この時の私頭の中混乱してどうしたらいいのかよくわからず、とりあえずステータス画面を見ています。

 

 みーくんが感染した様子は······ないです(安堵)えがったえがった(脱力)

 でもなんでみーくんがまりこちゃんの個人部屋であるこ↑こ↓にいたんですかね····?

 布団の中でもぞもぞ(意味深)しているとみーくんが起きたみたいです。オッハー!!オッハー!!(ウィスパーボイス)

 

「····ん······おはようございます先輩······あれ?なんで私この部屋に······?」

 

 そうだよ(便乗)なんでこんなへやにいる必要があるんですか?

 寝ぼけてるみーくん、まりこちゃんの顔を見るなり?マークを浮かべています。かわいい。

 これってまさか······えっちなことしたんですよね?えっちなことしたんですよね???(期待の眼差し)

 あく思い出せよ(レズはせっかち)

 

「······あ、私、泣き疲れて······先輩がこの部屋に運んでくれたんですよね?」

 

 ······お、そうだな(マックス大便乗) 

 ············。まあ、一緒に寝れただけヨシ!!としましょう(ノンケはガバガバ)

 いざ起きるド~!!ちなみにみーくんとまりこちゃんの服はまんま昨日とそのままだったので、えっちなことは本当になかったみたいです。

 あとまりこちゃんが泣いてる子を介抱するなんてかなり珍しいですね······日常への深淵でとかでよく避けるはずなんですけどね~。

 がっこうぐらし!ゲーム七不思議のひとつが出来てしまった······*2

 

 とりあえずそのまま起きてご飯を食べましょう。りーさんとめぐねえは早起きで既にご飯を作ってくれています。

 女子(とブリーフとペット)たちの食糧事情をなんとかしようと頑張る顧問と部長の鑑、はっきりわかんだね。

 今窓から見えるのは曇天です。雨がざーざーになってらっしゃる。(かれらを仲間に)加えて差し上げろ。

 雨降ってるし前のこともあるしさらに雷鳴もピシャーンとなっているので雰囲気はちょっと暗いかも。

 

「····大丈夫かしら······」

「まぁ、考えても仕方ねぇからさ、とりあえず飯食べようぜ!!」

「そーだよ!!くるみちゃんの言う通りだよ!!」

 

 りーさんの心配に対してフォローに入る学園生活部初期メン、お前らが世界一や!!

 今日の朝ごはんは食っても食っても崩れない缶詰(いつもの)ですが、何回かの食事は缶詰以外だったのでSAN値回復は見込めます。献立を考えてるりーさんほんま······有能やな!!*3

 では、いつも通り頂ごちそう(以下略)

 今日はたくさん動く(予定)なので満腹まで食べました。

 缶を15個も開けて食べるまりこちゃん。それを見て戦慄するみんながとてもかわいかった(小並感)

 

 ヨシ!!(現場適合者)武器はお部屋にありますが、正直防火扉のおかげで防衛能力はかなり高いです。

 ので、見回りにいってかれらが集まってきているというフラグを立てながら、優雅に♰死ノ恐怖スケベィス♰を取りに行きましょう。

 ちなみに、突破されたかどうかは強化されているまりこちゃんの聴覚でわかります。

 スピーカーだとわかりづらいので、イヤフォン必須です。ご注意ください。*4

 盲目キャラよりかは弱いですが、普通の人間よりは聴力すごいです。

 

 う~ん、下でバンバン(迫真)しているだけなので多分大丈夫そうです。

 廊下自体は蹴破られないといってもいいのですが、一番の問題は地下への退避になります。

 校内に火の手が回って、時間制限がないようでありますし、突破されないという事はその分下界にかれらはいっぱいいっぱい裕次郎しているということです。

 とりあえず今いっても無駄なので報告に戻ります。

 

 久しぶりに得物を背負ったまりこちゃんを見てみんな覚悟を決めたようです。

 ふ~ん、やるじゃん(何様)

 まあ、我が巡ヶ丘戦闘部隊は覚醒キャラを三人もいますからね、くるみ(K)みーくん(M)けーちゃん(K)システムは伊達じゃない!!

 

「え?かれらが押し寄せてるって?めぐねえどうすればいい?」

「貴依さん、そうね····みんな、ここに籠城しておきましょうか」

 

 勝手にお話が進んでいますが、そんなことをしている余裕はないです。

 通常プレイだとかれらがたくさん押し寄せてきてお目目がぐるぐるしている(大迫真)ですが、今プレイの場合だと地下に押し込むのにかれらが凝縮されているので、いやぁ~きついっす。

 どっちも辛いやつですよ~クォレハ······

 

 なので、少しでも数を減らすためにまりこちゃんが雨の中戦います。

 でも、それが出来るのはもう少し先なのでお待ちしてください。

 待っている間暇な兄貴達に部室で太郎丸と駆けまわっているゆきちゃんを流しますね······

 あぁ^~げんきにぴょんぴょんしてくれるだけでうれしいんじゃぁ^~

 たのしそうだねぇ~私も混ざりたいけどなぁ~(深淵の虚無)

 

 二度目のあめのひは時間経過でのイベントです。

 そろそろお時間なので覚悟の準備をしておいてください!!いいですね?

 さて、時間経過でアレが来ます。

 廊下に出て窓を見ると、カプコンヘリ(鉄の鳥)がブロブロして落っこちちゃいました。

 響き渡る爆音、立ち上る火柱······ついでにアンテナに落ちた雷、ラジエーターとかがPON☠!!

 ······崩壊の、始まりや!!

 

 ヘリはランダムな場所に落ちます。

 今回は学校の中央玄関前に堕ちました。

 こ↑こ↓は中央から入ってこようとしてたかれらに対してちょっとしたバリケードになるのでうまあじです。

 さっきから運が良すぎないか?(不穏)

 火の手が回ってきて、火災報知器が鳴り響いてかれらがしばらくスタンするので、地下に逃げ込むように提案しましょう。

 煙に巻かれて死ぬのなんて小生やだ!!

 

「たしかに、真壁さんの言うとおりね。じゃあ、あのマニュアルにあったあの地下へ行きましょうか」

 

 めぐねえの一声で全員動き出します。

 最低限の荷物だけ選別するみんなを横目に自分はリュックを背負って、窓から飛び出しましょう。

 パリィン!!(音だけ迫真)三階から飛び降りるまりこちゃん、何も言わずにいったので流石にみんな冷えてっか~してます。なんでじろじろ見る必要があるんですか?用意あくしろよ。

 

 着地のタイミングはしっかり合わせていきましょう。アンドゥトロワ!!(ヘビーアームズ)

 着地····完了です(無傷)では(くさったしたいを)切っていきます、はい。

 ひさしぶりぶりに♰死ノ恐怖スケベィス♰君が血に飢えていらっしゃるので、たくさんのトマトジュースを加えて差し上げます。

 

 ブォン!!ぱおん!!ぴえん!!

 さすが、教会の上に雄っ勃っていた十字架、範囲も広いし火力も相変わらず高いのでかれらがどんどん死んでいきます。

 着地のエグイ爆発音で校内でエキサイトしていたかれらの気も少しこっちに向いているようです。

 ちなみに、この最終決戦限定でもえているかれらという敵が登場しますが、燃えているくせに燃えていないかれらより何故か強いです。

 非感染ルートの時は気を付けて対処してくださいね?

 まあ、いつもどおり(一撃)なんですけどね。

 

 さて、中央入り口で暴れていてもいいですが、問題の地下入り口付近の機械室に向かいましょう。

 いくら覚醒キャラ三人態勢とはいえなかなかに厳しいと思いますので。

 ヘリが墜落して生徒口玄関は使えないので、その隣の電算室の窓が割れているので、そこから中に入ります。

 教室のかれらをぶちころころして、廊下に出ましょう。

 ではイキますよ~、いつものを(倒置法)

 

 ウ ン チ - ダ ッ シ ュ っ て 知 っ て る ?

 

 ダッシュとは名ばかりのウ ン チ - ジ ャ ン プです。

 ジャンプで上に行く力を横に活かしています。これに♰スケベィス♰君を前に突き立てれば、条約違反の兵器ダインスレイブの完成です。

 まりこちゃんは爪楊枝だった······(新説)

 ダインスレイブに巻き込まれたかれらは吹っ飛ぶか貫通して肉塊になります。

 はぇ^~もはやなにがなんだかわからねぇ~()

 

 この調子で機械室まで向かいま······と思ったら、KRM姉貴先頭にみんながいました。

 うまいこと陣形を組んでるみたいです。

 ゆきちゃんとるーちゃんを隊の真ん中に置いて、覚醒ユリップルが殿を務めて、その間はりーさんやチョーカーネキが間でカバーに入るという完璧編成です。

 ちなみにめぐねえは先頭でモップツーンツーンしてKRM姉貴の補助をしています。

 いちおう誰もいなくなっていないようです。えがったえがった。

 

「······って、お前何やってんだよ?」

 

 KRM姉貴に訝しげに見られます。

 だいんすれいぶごっこ!!(即答)

 ここは無難にお片付けと答えておきます。

 

「道理でこっちにあいつらが少なかったわけだ」

 

 お、そうだな(狙い通り)

 まりこちゃんは彼らに対してハイド機能があるので、群れの中心で暴れられると注目せざるを得ません。

 だから、窓から飛び出してにくあそびする必要があったんですね(メガトン)

 みーくんはいつもの如くこちらをちらちら見てきています。でも、何も言ってきませんね······

 怖い······アイアンマン!!なのでとっとと行きましょう。

 煙もやばいからね、多少はね?

 

 こっちこっち~(先導)

 まりこちゃんが先にいるかれらをバンバンころころするのでKRM姉貴たちはお役目ごめんです。

 ほぉら、やっちゃったァ!!(ゾルタン)

 シャッターが閉まっていますが、こ↑こ↓は()力、()力、()力、で開けます。

 ガラガラガラガラ(上向くんだ90°)Foo↑きもちいぃ~!!(安全確保)

 学園生活部を地下室にぶち込んでやるぜ~♂!!したあとはシャッター閉めて残りのかれらを撃破しましょう。

 

 みんなこっちにいるとわかっているかれらは大群で押し寄せてきます。

 が、まりこちゃんは十字架をシャッター前でブンブンするだけで勝つる!!ので倍速です(3.64倍)

 残りのお片付けも終わりました。

 くさったしたいが積み上がりバリケードと化しててオッパゲドン!!

 じゃけん、自分もシェルターの中に入って今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 


 

 鉄の鳥が堕ちた、雷鳴が轟き光も落ちてきた。

 押し寄せてくる紅蓮の炎、その中で私たちは出発した。

 目指すは忌むべき地下施設。

 私──直樹美紀は窓の外に飛び降りた先輩が気になって仕方がありませんでした。

 

 あの一度さよならした日、私は先輩を守るってやくそくしたのに。

 昨日も眠れない私と一緒に寝てくれて、私は先輩に守られてばっかりです。

 そして、先輩だけではなくて学園生活部のみなさんや、皆城さん、それにちくわや圭にも守られ、支えられている。

 

 上階からの煙は事前に閉めていた防火扉の前で時間稼ぎができました。

 下から上に昇ってくる煙も少なくて、気が付けば私たちは一階にたどり着いていました。

 圭と一緒に後ろを守って、あいつらが沢山いる廊下を大所帯で駆け抜けようとした、その時。

 十字架を突き出しながらすごい勢いで突入してきた真壁先輩が現れたんです。

 赤く染まっためぐねえと同じ服、よく見たことがある先輩の姿。

 

「····何してるの?行って!!」

 

 くるみ先輩と何か茶化し合ってたみたいだけど、このあと私たちは亮子先輩が先頭を切り開いていく中をついていきました。

 でも、後ろの敵が減るわけじゃないので、私と圭、途中からあのペグで作った槍で貴依先輩も一緒に戦ってくれました。

 

「私を助けてくれたあの子の為に戦わないとね」

 

 絶望的な状況、なのに屈託なく笑う貴依先輩。

 先を先輩が切り開くなら、私たちは後ろを守る。

 初めて、私たちが先輩を守っていると感じられた瞬間。

 でも······

 

「はやく、シェルターの中に!!私はここで足止めする」

「でも、先輩!!」

「美紀ちゃん」

 

 その一言で私もシェルターの中に入らざるを得ませんでした。

 あの威圧感、私を大事にしてくれているのでしょうけど······

 でも······先輩がどこかに行くのは、もう────

 それから、地下を探索して数分後、先輩はさっきよりひどい返り血を浴びて帰ってきました。

 

 みんなが笑顔で受け入れて、先輩が疲れたからと適当に対応して。

 もう住めるところが無くなったのに、でもそうは感じさせない雰囲気で。

 あの狭い部屋から出なかったら考えられなかった未来。

 

「亮子先輩、いつもありがとうございます」

 

 非常電源に切り替わって赤く染まった地下室、暗い部屋の中を再び歩き始めた。

 この人たちと一緒なら、きっとこれからもどうにかなってしまうんじゃないか?

 胸に秘めた気持ちは表には出さない······いや、恥ずかしくて出せないけど。

 私は話しているみんなの輪の中に入っていった。

 

*1
昨日の夜はお楽しみでしたね

*2
(そんなものはなから)ないです

*3
なお、妹がいないと

*4
SZKちゃんなど盲目で聴覚が鋭いキャラでは必須とか以前に常備




次回の料理も、がんばります。
エンディングはすぐそこ!!みーくんが少し苦手だったか······
じゃあ、俺オデサッサ作戦がんばるから······(闇夜のフェンリル隊)


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18エンディング

(華麗にinできたので)初投稿です。
やっと······夏が終わるんやなって······(一息)
あとがきもちゃんと書いたから見とけよ見とけよ~


 ついに終焉を迎えるがっこうぐらし!終わりのはじまりです。

 前回は14日目のラッシュをさくさく乗り越えて、みんなで地下室に綺麗にinしたところからです。

 こ↑こ↓まで来たらあとは地下や校内を探索してEDを見るのみです。勝ったな(確信)

 その前にみんな疲れてるのでおねんねしましょう。シャッターぶち破ってかれらは入ってこれないので。

 みなさん!!今日はもう疲れたのでおねんねしましょうか。この状態だと動けないし、まだかれらはいるからね、静かにしておきましょうね^~

 

「それも······そうだな。じゃあ、今日はもう寝ようか!」

 

 KRM姉貴迫真の大便乗が光る。

 めぐねえとかりーさんは地下を探索するべきだーみたいな顔をしていますが、無視だ無視。

 今出ていったらもう戻ってこれなくなるからね、探索は明日でいいんじゃない?

 さささ、てきとーに寝袋かなんか探してみんなで川の字になって、寝よう!!

 

「寝袋!!なんかキャンプみたいだね~!!」

「キャンプか~ゆき、いいなそれ」

 

 ほら、ゆきちゃん特有の援護射撃とチョーカーネキの賛同が太い····太いぜ。

 じゃけん、ものさがしはわいたちがやるからそこにいてて、どうぞ。

 ちなみに地下室には誰かが犠牲になって、その誰かがマニュアルを読んでいない限り(かれらのポップは)ないです。

 でも、たまに入り込んでいたりするので、まりこちゃんがよく見えるお目目(暗視)で一応確認しておきましょう。

 

 かれらは······いないです、ヨシ!!(現場壁)寝袋探索にイクゾー!!イキスギました!!(大胆なカット)

 ちゃんと人数分ありますねぇ!!というよりこ↑こ↓は十五人で避難想定だから、その分の物資は必ず置いております。

 今プレイでは十人(と一匹)なので余裕のよっちゃんですが、明日手に入るワンボックスカーに全員押し込むのは流石にきついっす。

 そこらへんは前乗ってきた車とかをフルに活用していきましょうか。

 

 まりこちゃんも寝袋の準備が出来たので、中に入ります。

 ふぅ~(賢者タイム)

 ちなみに寝袋は各々の場所に引いています。

 まりこちゃんはSAN値が減らないように遠ざけています。かしこい(自分をほめる)

 では、おやすみ~って、なんでみーくんが隣に寝袋敷いてるんですか?

 

「先輩····ダメ······ですか?」

 

 なんだよ······結構当たんじゃねぇか······(死)

 仕方がない(いいわけ)のでテキトーに隣ぽんぽんします。

 だいたい、ガーターベルトえちえちショート後輩に上目遣いでうるると見られたら断れるわけないんだよなぁ(既視感)お前まじでロジカル思考持ちなのか?(困惑)

 じゃけん、一緒に寝ましょうね~。

 では、明るい明日を迎えるために今日はおやすみなさい~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おっはー!!おっはー!!(激寒)

 

 みんな起きてますか~?起きてますねぇ!!えがったえがった。

 では、ごはんを食べて探索しましょう。

 ちなみに、最後の朝ごはんはパンでした。久々の総菜パンで笑っちゃうんですよね。

 SAN値も回復出来てうん、おいしい!!

 

 お腹いっぱいになったので探索しましょう。

 地下には食料や前に言っていた銃部屋などがあります。

 また、最終日限定で首つり死体からワンボックスカーの鍵がドロップします。

 これに乗って脱出できるのでうまあじです。

 

「みなさん、あっちの部屋から鍵を見つけましたよ~」

 

 お、めぐねえが見つけてくれたみたいですね。やりましたわ。

 めぐねえが見つけたってことは首つり死体隠されてますねクォレハ······

 まあ、鍵くらいにしか用はなかったのでいいんですけどね。

 では、車はみんなに任せて校内の探索をしましょうか。

 校内の残りの食料をかき集めたり、物資をかき集めたりするとなんかイベントが起きたり起きなかったりらしいです。

 

「私も亮子先輩についていきます」

 

 みーくん!!ナンデ?ナンデ?

 なんでこっちをちらちら見てるんですか?

 見る必要ないよなぁ?

 

「なら、僕も付いていく」

 

 えぇ······(困惑)

 なんで皆城君も付いてくるんですか?

 ······まぁ、ええわ(ホモは寛容)

 

 人をぞろぞろと従えて校内を探索するまりこちゃんに草を禁じえない。

 三人はどういう関係何だっけ?セイゾンシャ・・・・

 がさごそ がさごそ がさごそ

 あ、ちなみにかれらに関しては前日の火事でみんな綺麗さっぱり燃えています。

 ので、敵に関しては心配おっぱいしなくて大丈夫です。

 

 ん?玄関近くでキラキラしてるものがありますね······

 クォレハ······ファッ!?地下室の武器倉庫の鍵ですよ!!泥してるところなんて初めて見たんだよな······

 でも今泥されても処理に困るんだよなぁ······

 う~ん······みなしろくんにでも押しつけとけばええやろ!!(人間の屑)

 これワンちゃん地下室の閉まってる部屋に使えるんじゃね?じゃけん任せてもいいですか~?

 

「あぁ、わかった。地下室で試してみるよ」

 

 みなしろくんは地下室に行きました。

 ······でさ、なんでさっきからそわそわしてるんですかね?もうそわそわはいいから、伝えたいことバシっと言ってもらってさ、終わりでいいんじゃない?(棒読み)

 

「その····先輩······」

 

 お顔赤いね~(小並感)

 クォレハ······百合じゃな?(中毒者)

 いいよ!!来いよ!!胸にかけて胸に!!(後輩のカミングアウトを受け入れる先輩の鑑)

 

「私······先輩とこれからも一緒にいたいです」

 

 うん、OC!!*1

 しすたーの服の裾をぎゅっとしてくるみーくん······お前……やっぱり淫乱じゃないか!!(歓喜)

 冗談はともかく、好感度かなり来てますねクォレハ······

 けーちゃんからみーくんをNTRした気持ちはどうや?きもちよかった(勝利者などいない戦いの度に疲れ果て)

 

「先輩はもしかしたら、消えてしまうのかもしれません。でも、先輩が消えてしまっても、私はあなたのそばにいたい······こんな気持ち、圭以外には初めてで······だから────」

 

 昨日のイベントでなんかバグったんですかね?んにゃぴ······よくわかんねぇな(池沼)

 で?答えはどうするんやって?

 そんなもん決まってるんだよなぁ······答えは『はい』か『YES』しかないってはっきりわかんだね。

 それじゃあ、ぶち込んでやるぜ(アタック17歳)

 

「ほんとう······ですか?」

 

 そうだよ。嘘つく意味なんてないからね、しょうがないね。

 いいだろお前バレンタインの日だぞ(ユリップル)

 みーくんがやさしくまりこちゃんを抱き寄せます。ところでさ、こ↑こ↓学校の玄関なんですけど······

 

「ありがとうございます、先輩──しばらく、こうしていてもいいですか?」

 

 え~それはダメです(迫真)

 まずはみんなの為に物資を集めてさ、終わり!!でいいんじゃない?

 ん?なんか放してくれませんね······

 

「先輩の匂い······とっても落ち着く······」

 

 ······。

 

 ············。

 

 ··················。

 

 いや、マジこれ貝汁出、出ちゃいそうな勢いなんですけど、それは大丈夫なんですかね……

 みーくんは匂いフェチだった······?(知らん)

 まあ、ええやん。そろそろ離れてもろて。まりこちゃんのSAN値もガリガリ削れてますし······ってあれ?削れていませんね?バフ欄に日常への深淵があるけど、何故か削れていません。オカルトかな?

 みーくん離れてくれました。ふぅ······(賢者タイム)

 

「先輩······いや、亮子······ちゃん────やっぱり先輩で。先輩がみんなを守りたいように、私もあなたを守りたいから······これからも、よろしくお願いしますね(ウインク)」

 

 ロジカル思考君こわれる*2

 ちょっと······デレすぎとちゃう?

 まあ、お砂糖はたくさんあったほうがええやろ!!(暴論)

 さて、これ以外は見どころさんはなかったのでカットです。

 食料なども軽く回収できたので帰ります。

 ただいま~(地下室)冷えてっか~?

 

「亮子さん、美紀ちゃん、ただいま。どう?何か見つかったかしら?」

 

 りーさんおっすおっす。

 とりあえず食料見つけたからぶち込んで、どうぞ。

 みんな荷物持ちましたか?(手動確認)ヨシ!!(現場猫)皆城君は重火器を回収出来てご満悦先輩みたいです。

 では、行きましょうか。

 

 校内を通って外に出ます。

 天気は曇天、でも雨は降らなさそうな曇り空です。

 天気は基本ランダムなのですが、大体14日終えたら晴れてるはずだけど今回は曇りみたいです。

 かなりレアなデータなのでは?

 

 鍵はスマートキーなので、ボタンを一度押すだけで簡単に開錠できます。

 車は駐車場から少し離れた来客用入り口に置いているので、無事です。

 あとはドアを開けるだけドカァアアアアアアアアン!!!!!!!!

 なんだなんだなんだ???????

 音的にはグラウンドのほうですか?

 

 これは······見に行くしかないです。

 

 ウ ン チ - ダ ッ シ ュ っ て 知 っ て る ?

 

 今回はジャンプを利用したものではなく、普通に素の走破です。

 グラウンド行くと砂煙が経ち籠ってます。

 ナニか落ちてきたのでしょうか?

 

「Gaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!」

 

 君は······まさか······狂戦士君?

 あのとき死んだはずじゃ······

 まさか······(流れるようなPAUSE)(ネットサーフィン中)

 狂戦士君は倒すと大量の経験値を手に入れられる······?(広大なアーカイブアクセスして)

 ん?

 

 ────さて、頭吹き飛ばしたし胸も差しまくってもう動けないです。こんな怖いところからとっとと戸締りしましょう。早く安全地帯に行きたいんだよなぁ······(あるとはいっていない)レベラップはしないみたいですね。イベントボス的な立ち位置だからかな?

 

 レベラップはしないみたいですね。イベントボス的な立ち位置だからかな?

 

 レベラップはしないみたいですね。イベントボス的な立ち位置だからかな?

 

 ······。

 

 ············。

 

 ··················。

 

 

 

 

 

ああああああああああああああもうやだあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 


 

 曇天の空、響いたのは爆発音、舞い散ったのは砂煙。

 先輩は先にその様子を見に行った。

 次に響いてきたのは叫び声、先輩のじゃないもの。

 ······私たちはこの咆哮の正体を知っていた。

 ──自衛隊基地で空から降ってきたバケモノ。それが今ここにいるのだ。

 圭や皆城さんは咆哮の主を知っている。そこから生まれた答えは一つだけ。

 

「まさか····あの時倒しきれなかった······?」

 

 あの狭い部屋から出たあの日。皆城さんの提案でやって来た自衛隊基地で、あのバケモノと出会った。

 亮子先輩ですら押されるバケモノ。先輩を助けるために装甲車で撥ねて事なきを得たはずだった。

 建物と装甲車で挟まれ、更に亮子先輩が止めを刺したにも関わらず、ヤツは生きていた。

 尋常じゃない生命力。まるで小説の世界の生物兵器を思わせる。

 ······いや、先輩のウィルスの話がある。あれは生物兵器なのだろう。

 

「先輩が······助けないと」

「あぁ······その通りだ」

「美紀、私もまた一緒に戦うよ」

「あのぉ~何がどうなってんだ?」

 

 くるみ先輩が聞いてきた。

 皆城さんが車に詰め込んだ銃火器を取り出していく。

 ただ事ではないことはみんな、わかっているようだった。

 私は話した、学園生活部のみんなと合流する前に出会った、バケモノの話を。

 

「それは真壁やばいじゃないか!!今すぐ行かないと!!」

「でも、強さがかれらとは違うんですよ!!」

「だけどよ、私たちはアイツに支えられていたんだよ。今行かないでいつ行くっていうんだよ!!」

「ちょっと、やめてください!!」

 

 めぐねえが私とくるみ先輩を止める。

 争うのが目的ではない。今は真壁先輩を助けなければ。

 でも、私たちの力じゃ······

 武装を整えていた皆城さんの準備が終わる。

 手にはショットガン、腰にはマグナムとサブマシンガンがぶら下がっている。

 

「僕は行かせてもらう。皆さんは一般人だ。無理に戦わなくてもいい」

 

 覚悟を決めた目。元自衛隊としての強い意志を感じる。

 でも、それは違う。

 

「私は決めたんです。先輩を守るって、先輩と一緒にいるって。だから──」

 

 私は手に自分の得物を持つ。あの人は私が──いや、私たちが隣にいないと何処か遠いところに行きそうだったから。だから、繋ぎとめるんだこの手で。

 圭と視線を交わして互いに頷いた。

 

「かわいい後輩が覚悟を決めたなら、私も行かないとなぁ?」

 

 シャベルを肩に担いでくるみ先輩は不敵に笑う。

 共に戦うにはこれ以上ない戦力だった。

 皆城さんはめぐねえにみんなを見てもらうように頼んでいる。

 いくら何でも、全員で行って全滅なんてことはダメだ。

 

「わかりました。皆城さんたち、気を付けてくださいね。私は私の守るべきこの居所を······守ります」

「佐倉先生、私達、でしょ?」

 

 悠里先輩が妹を撫でながら、ゆき先輩がいつもの笑顔で、貴依先輩が得物を見せて、めぐねえが柔らかく笑って、ちくわがわんと鳴いて、私たちを送り出してくれる。

 ──いってらっしゃい。私たちはここにいるから、だから帰ってきて、と。

 必ず先輩を連れて帰ってきます、完全武装の四人は駆けだした。

 私たちは心している、夜明け前がもっとも昏いのだということを。

 迫りくる厄災の波に立ち向かう希望の火を、愛しいあの人を、こんなところで失うわけにはいかなかった。

 

*1
魔改造ジェノアス君好き

*2
こわれてる




次回の料理も、がんばります(ホモは嘘つき)
あとがき?そんなもの(まだ続く作品に)フヨウラ!!


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19黄~れいめい~昏

(一番しっくり来るのは)初投稿です



 手に持った赤い十字架が煌めく。

 奴が振りかぶる拳が寸前のところを通り過ぎる。

 あれが少しでも掠れば、きっと私の命は削り取られるだろう。

 もう一度やってくる殴打を、十字架の交わる部分を支えている円で受けた。

 ヤツのほうが図体が一回り大きく、伝わるパワーはかなり強い。

 

 ずっと履きっぱなしでボロボロの靴が、Ωによって強化された自身の身体が、悲鳴を上げる。

 これでも数日前より強くなっている自身の体、前回戦った時よりはましだった。

 砂の煙上げ、私は吹っ飛ばされる。足はまだこの地に立っていた。

 まだだ、私はあのばしょを守らなければならないのだ。何より、こんな私を慕ってくれている後輩を死なせるわけにはいかない。

 これがわたしの贖罪、わたしが今ここにいる理由なのだから。

 

 ────ここで彼女たちを守って私が消えるなら、それでいいんじゃないか?

 

 それが怖くて、ワクチンを使ってしまった。

 誰か一人が助かるものを、自分が死にたくないというエゴで使ってしまった。

 この世に未練なんてない思っていたのに、あれを使ってしまった。

 ヤツの咆哮が私のセミロングの髪を揺らす。

 

 みんなを守る。たとえこの命が消えても、私が消えても。

 自分の身体を巡る、熱い本流。これを解放すればあるいは──

 迷っている暇なんてないんだ。私は力の本流を早める。その瞬間、私の力が何倍にも膨れ上がる。

 イメージは蛇口を捻って水を出すような感じ。心臓が大きく跳ねた。

 それと同じくして始まったのは、記憶の欠落。それによって私が私であるためのアイデンティティが失われ始める。

 

 親がいたことは覚えている、だけど顔や親に関する記憶が、思い出せなくなっていた。

 このままいけば、『みんな』のことも忘れてしまうのだろう。

 でも、それでも私は戦う。私はいい、みんなには生きていて欲しいから。

 だから、私はこの十字架を振るう。赤色と拳が交じり合って、火花を散らす。

 私の最後の時間が、始まった。

 


 

 まさかのまさかの、狂戦士君二回目の殴り込みで困惑するがっこうぐらし!はっじまるよ~(原点回帰)

 前回までのあらすじです。前回は学校脱出できる!!と思っていたら、あいさつの通りになりました。はぁ~つっかえ!!

 今、まりこちゃんのブンブンで対抗していますが、流石B.O.W.(生物兵器)前回の戦闘から学習しているのか攻撃があんまり刺さりません。おまけに相手は確実に勝っているであろうパワー(暴力)で押してきます。

 ゲームバランスこわれるわ。

 

 だけど、こっちにも切り札はありますねぇ!!ではいっちょ行ってみましょうか。

 最後なのでぱーっとやっちゃいます?やっちゃいましょうよ!!(F覚)

 イキますよぉいいですかぁ?(ボタンポチ)

 

アンロック

 

 Foo↑~きもちいぃ~(身体能力の一時的な向上)

 狂戦士君とガンガン打ち合っていきます。

 おう、打ってこい打ってこい。まずは正拳突きからだ(死)

 ファッ!?地面が抉れてまずいですよ!!

 こわいなぁ~戸締りしとこ~*1

 

「真壁亮子!!無事か?」

「先輩!!」

「亮子先輩!!」

「亮子!!」

 

 あぁ~(みんな来たら)ダメダメダメ。

 みんな(この戦闘に巻き込まれたら)こわれちゃ^~う!!

 皆城君がサブマシを乱射して、みきけいくるみちゃんが得物を掲げてやぁ~っと来ています。

 やめてくれよ······(迫真)

 今はまりこちゃんにタゲが行っているのでいいのですが、あっちにタゲがいくと一瞬で壊滅してしまうんだよなぁ······

 ただの人間じゃ手に負えない相手ってはっきりわかんだね。

 

「バケモノ!!こっちに来やがれ!!」

 

 (いかなくて)いいです。というかいかないで、行くな(迫真)

 とりあえずこちらにタゲを取らせておけば、銃火器(豆鉄砲)でちょびちょびダメージ入るので、がんばります。

 でもなんか怪しいんですよね~主にまりこちゃんの動きが。

 う~ん、なんというか動きにキレがないというか······

 

 あ゛っ!?まりこちゃんまさかのすってんころりんと行きました。

 QTEが出たので急いで入力······ギリ立て直しまし──グハァッ!?

 QTEのあとの隙を突かれただとぉ!?(語録無視)まりこちゃんグラウンドをぐるぐる(縦回転)して転がります。

 あっ······気絶した(画面真っ暗)

 

 ······。

 

 ············。

 

 ··················。

 

 ························。

 

 

 

 

 

 


 

 ──君は知るだろう。一度始まってしまったガバは時空を越えて続くという事を。何故始まり、いつ終わるか知らぬまま、今を生きる戦いが、終わってしまった────

 


 

 て、笹食(ポエム)ってる場合じゃねぇ!!

 今絶賛レバガチャ中ですが、(まりこちゃん目覚める気配が一切)ないです。

 起きろー、起床だぞ~起きろ~(師範代)

 

 ······。ダメみたいですね(諦観)

 気絶状態になると、周囲の状態の把握が難しくなるので、とてもまず味ですし今この状況でこれだと、戦いに来てくれたメンバーが危ないです。

 メニュー画面がまだ開けるので止めは刺されておりません。コロコロされるとGameOvreという表記が出てきます。

 ついでに確認していた直感の値がそろそろ無に等しいんですが、えっそれは······

 先程のアンロックが効いてきてますね······

 隠しステの意思がすっからかんのまりこちゃんは、起きたら即暴走確定、補填するためのレベラップポイントもなし。

 

 

 

 

 

 クォレハ······詰み()じゃな?(名推理)

 


 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おちていく

 

                      おちていく

 

    どこまでも、おちていく

 

                           まっくらやみ、さかさまに

 

 

 

               ここはどこ?わたしはだれ?

 

 

 

 

     にごっていくいしき、わたしはどこにいくの────

 

 

 

 

                             『······お····て』

 

 

         『····きろ!!』

 

  また······いったいだれ?こんなわたしに、なにがいいたいの?

 

 

 『····おきて······』

 『····起きろ!!』

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 声に導かれて、私は目覚める。

 目覚めて直ぐに、思い出した。バケモノに襲われてみんなが戦ってくれていることを。

 まだ、この体が動くなら私がやらないと。自分自身の存在を掛けて私がみんなを守らないと───

 でも、駆けつけようにもここはさっきまでいたグラウンドとは違う場所だった。

 それに、みんなって誰だっけ?

 

 私は横になっていた体を起き上がらせる。

 茶色のベンチに寝かされていたようであった。

 辺りを見回してみる。ここは荘厳な教会、ガラスから差し込む光はオレンジ色。

 

 昔一度ここで寝泊まりしたことがある気がする。誰とかはわからないけど、でも暖かい気持ちになったことは覚えている。

 何も持っていない私は一体なんなのだろうか。

 なんで、私はこの教会にいるのだろう?

 私は十字架のステンドグラスから背を向けて出口に向かう。

 早くここから出ないと、ここから出て────

 

「おいちょっと待て」

 

 静寂と停滞が支配していたこの場所に声が響く。

 誰?私は声の方に目線を向ける。

 そこにいたのは一人の少年。私と同じ巡ヶ丘高校の制服を着た。

 その雰囲気は誰かに似ている。

 彼は私に向かってすたすたと歩いてきた。

 

「今戻って君は何ができる?」

「何って······」

 

 何ってなんだろうか。

 私はみんなを守ろうと······

 

「ねえ、あなたはだぁれ?」

 

 もう一人、今度は出ていこうとしていたほうから。

 小柄でおどおどしている少女、頑なに自分と目線を逸らしているのがよく目立つ。

 そして、その姿は限りなく誰かに似ていた。既視感を感じた。

 身長以外、まるでたいせつなもの(そのひと)の双子の妹のように瓜二つ。

 紫の修道女のような服は私と同じ。

 私の大事なところ(きおく)を触られているような感覚。

 

 ────『あなたが私に言ってくれました。『みんなの居場所になってほしい』と』

 

 風のように通り過ぎていく。

 そうだ、その人に私はそんなこと言ったんだっけか。

 確か、私がその時に庇って、噛まれて────

 もう一度小柄な少女を見る。じっと見られてどうすればいいのか困っている姿。

 長い黒髪と髪に隠れてあまり見えない金色の瞳。

 

「······佐倉先生!!」

 

 そうだ、佐倉慈先生だ。高校の国語教師、みんなを優しく支えてくれる人。

 少年のほうが私を見て頷いて、小柄な少女は小さく揺れた。

 正解と受け取っていいのだろうか。

 

「君もめぐねえと知り合いなんだな」

「めぐねえと······」

 

 目の前にいる二人はめぐねえこと佐倉先生の親族なのだろうか?

 なら、私について知っていることがあるかもしれない。

 

「ねえ、私のこと知ってる?」

 

 二人は首を横に振る。

 それから、恐る恐ると言わんばかりに小さなめぐねえが言った。

 

「それは、あなた自身で思い出すことだから。だから、私たちはしらない」

 

 私にそんな記憶残っているんだろうか?

 感染して、身体がそれに馴染んで、でも力を振るう度に自分を作っているものが消えていって。

 でも、糸はある。佐倉先生を辿っていけばもしかしたら。

 そういえば、一度みんなに怒られたような気がする。確か────

 

 ────『おねえちゃんとまたあえてうれしい』

 ────『私は真壁、アンタに救われたよ。あの時トイレから出なかったら──』

 ────『僕も君に助けられた。任務から逃げて彷徨っていた僕を、僕に生きる理由をくれた』

 

 ······そっか、私はどうやらたくさんのことを忘れていたみたい。

 るーちゃんに、貴依ちゃんに皆城さん。

 どんどん、きおくがあふれてくる。

 

 ────『だからね、ありがとう······ずっと、ずっと言いたかったんだ』 

 ────『守るって、私たちも守るんだよ、お前のことをさ』

 『今はあなたのことが受け入れられません。でも、るーちゃんを助けてくれたあなたを信じたい』

 

 ゆきちゃんに、くるみちゃんに、悠里さん。

 そして──

 

 ────『私も、あの部屋から連れ出してくれた真壁先輩には感謝してもしきれません!!』

 

 モールで出会った圭ちゃんと、私を一番心配してくれた人。

 

 ────『私······先輩とこれからも一緒にいたいです』

 

 私のたいせつな後輩、直樹美紀。

 全て思い出した。思い出せた。

 まるで記憶の棚が頑なに封印されてるようであった。

 でも──

 

「私、私は······」

 

 私は本当にあそこにいてもいいのだろうか?

 もともとこの世界に”いなかった”であろうこの私が。

 モールで見かけた漫画、一冊だけ持ち帰ってきたけど何度読んでも私の姿は何処にもなかった。

 それに貴依さんや皆城さんや、ほかの人たちもみんな。

 最初めぐねえ達がいればそれでいい、そう思っていた。

 でも、今は────

 

「俺さ、最後にドジっちゃって、先にいなくなっちゃったんだ」

 

 めぐねえ達を残して──

 少年は遠い昔を思い出す様に、静かに言った。

 彼は続ける。

 

「俺もワクチン打ってどうにかしようと思ったんだけどさ、全然間に合わなくて······だからさ、今はあっちに残していっためぐねえ達だけが心残りなんだ」

「········」

「だからさ、俺は聞きたいんだ。『お前は誰で、何処にいたいのか』って」

 

 小さなめぐねえはこくこくと頷くのみ。

 もともとの性格が弱気なのもあるのだろうか?

 でも、彼女も私の答えを待っているようであった。

 私はあの場所に本当にいてもいいんだろうか?

 

「····わたしは、おかあさん(みんな)がわたしを作ってくれた。あなたは······どう?」

 

 小さなめぐねえはそういうと、晴れやかに笑った。

 遠くに置いてきた大切なものを思い出しているような笑い方。

 だからこそ、わかってしまった。彼らは、彼女たちは、私と”同じ存在”なんだと──

 そうか······名前すら忘れかけていた私も望んでいいんだ。私の居場所を。

 消えかけていた自分のかけらたちも、今はここにある。

 

「············私は、私の名前は『真壁亮子』」

 

 ぽろぽろと目から流れ落ちる。

 私が悪い、私のせいだ。そう言って押し殺して、でもほんとは欲しくて。

 胸に押し込めていたものが、一番欲しいものがあふれ出してくる。

 私が本当に欲しかったものは──

 

「私はみんなと····めぐねえ達と、美紀ちゃんと!!これからも一緒にいたいから!!」

 

 教会の扉が開く。光があふれ出す。

 オレンジに染まった教会、少年と少女は笑っていた。

 そして、二人は初めて名乗る。

 今まで目を逸らしていた小さなめぐねえは、私のことをしっかりと見てくれた。

 

「初めまして、俺の名前は『本城(ほんじょう)幹久(もとひさ)』めぐねえ達をよろしくな、真壁さん」

「私のなまえは『千翼(ちひろ)優衣(ゆい)』あの······これ」

 

 優衣ちゃんが自分のポケットを物色し、袋に包まれた飴玉一つをくれた。

 人と触れ合うのが苦手だからなのか、私が両手を差し出して上からポトっと落とす感じだったけど。

 一方幹久(もとひさ)君はいつ持ち出したのだろうか、リュックサックからうんまい棒を一本取り出して私の手に握らせた。

 これから旅立つ私への餞別の品なのだろうか?

 

「そういえば、みーくんが言ってた。とわいらいと?って『たそがれ』と『はくめい』って意味があるんだって。だからね、りょうこちゃん──」

 

 彼女が首に下げた指輪を通した小さな十字架を握らせてくる、初めて会った私に。

 これはきっと、とても大事な品だとみてわかるものなのに。

 彼女なりに勇気を出してくれたのかもしれない。

 

「だからね、あなたが後悔しないようにさけんで。『わたしたちはここにいるよ』って」

 

 終わりと始まりは表裏一体。

 今まで、私は自分自身終わりに向かっていた。

 でも、今からは違う。私は新たに始めるのだ。

 

「ありがとう······幹久(もとひさ)優衣(ゆい)ちゃん」

「おう、お前も頑張れよ!!」

「めぐねえたちを、よろしくね」

 

 私は薄明の光に歩を進めた。

 きっと、この夢は目覚めても消えない。もちろん、みんなとの記憶もだ。

 いや、消えないじゃない。このつながりは私が”消えさせない”

 こっちでみんなが呼んでいる。

 今度は心に課した鎖じゃない、私自身のこころで守りたいと思ったから。

 手に持った赤い十字架がキラリと輝く。

 ──これが、私が初めて始める最初で最後の戦いだ。

 

 

*1
(戸締りできる戸が)ないです。




次回の料理も頑張ります。
色々言うべきことがありますが、最後まで取っておきます。


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20居~みんな~所

(王道を往く)初投稿です。


 う~ご~け!!動けコラァ!!(迫真レバガチャ部)

 んにゃぴ······ダメみたいですね。

 まりこちゃんが動かな····ん?周囲の音が聞こえ始めましたね····

 これは····ワンちゃん····(更なるレバガチャ)

 

 おファッ!?(丁寧)起きましたねぇ!!起きます起きます!!

 でも、起きたら起きたで暴走するんだよな····

 ······。なんで目覚めさせる必要があるんですか?(正論)

 はぁ····あほくさ。じゃけん、バットエンドのその先を見ましょうねぇ^~(コントローラー放置)

 

 

 

 

 

 (動かないまりこちゃん)

 

 

 

 

 

 ん?あれ?まりこちゃん操作····できますねぇ!!できますできます!!(興奮)

 何が起きてるかんにゃぴ······よくわかんねぇな······

 ステ値を確認すると、リジェネ入って回復していましたが地味に不屈が発動しちゃってます。

 まりこちゃん一回死んだのか······(困惑)

 そんなことはまあええねん(切り替え上手)

 とりあえず銃声がまだ響いているので、みなしろくんは確実に生きています。

 じゃけん、みんなを助けましょうねぇ^~

 

 よっこらしょういち(古文)

 ······みんな、そこにいるな?(ファフナー)

 狂戦士君とやり合ってギリギリ無事なうちの部活ちょっとおかしいんとちゃう?

 ちゃんと♰死ノ恐怖スケベィス♰を握りしめて、助けにイクゾー!!デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ!デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ!ぺーぺぺぺーぺーぺーぺーペペペペッペー ペッペッペペペーペペペッペッペーペペー(デッデッデデデデ!〈カーン〉デデデデ!)*1

 

 ちょうど狂戦士君がみなしろくんをタゲしてるので、背後ががら空きです。

 しっかりと地面を蹴ってブスリ♂しましょうファッ!?(ウ ン チ ー ダ ッ シ ュを越える超加速)

 なんだなんだなんだ!?なんかまりこちゃんのスペック上がってませんかね?

 ····こほん、失礼、取り乱しました。

 だって、こんなことwikiにも書いていないから当然だよなぁ?

 

 それに、なんかグラがちょっと変わった気がするんだよな······

 お目目が赤色から金色になってるような······?(ホラー部門)

 まあ、ええか!!(ホモは呑気)パワーも上がってますねぇ!!上がってます上がってます!!(三倍のゲイン)

 十字架受け止められちゃいました。起き上がっていきなりバビュン(激寒)したまりこちゃんに驚く巡ヶ丘戦闘部隊、あたりまえだよなぁ?

 

「先輩······よかった······」

 

 みーくんのほっとした顔が太いぜ。

 他のみんなもちょっと、明るい顔しすぎちゃう?

 ままままま、エアロ。

 じゃけんこいつ倒しましょうねぇ^~

 

 ブンッ!!ブンッ!!ブンッ!!

 攻撃が通ってるかこれもうよくわかんねぇな(変化なし)

 でも、まりこちゃん謎のスペック強化によって狂戦士君と筋力抵抗フェーズでタメ張れるようになったのはかなり大きいです。

 あと、攻撃がクリティカルすると相手が仰け反るようになってます。

 はぇ^~つっよい····

 

 今はちょうど筋力抵抗フェーズでボタン連打、その間にみー君たちが攻撃をするって感じの戦法になっています。

 ちまちまとはしていますが、多分これが一番安全です。

 まりこちゃんが一人だけ明らかに強いので、何もしなくても(何もしてないとは言っていない)狂戦士君のヘイトが集められているのはやはり大きい。

 タゲ変更とかは····勘弁して下さいね(棒読み)

 

 ん?そういえばまりこちゃんが来てから銃声が響かなくなりましたね····

 ······目視で確認すると、今のところ一番の火力であるみなしろくんが車の方に走っていってます。

 これって······弾切れとかだったりしませんかね······?

 はぁ~つっかえ(クソデカため息)

 じゃけん百合組で頑張りましょうねぇ~ってKRM姉貴もいないですね······

 なんで?シャベルゴリラの近接火力が欲しかったの!!(正論)

 まぁ、ええわ(ユリップル)

 

 みきけいは一緒に戦ってくれています。

 えらいねぇ~(ネットリ)

 この辺にぃ、上手い支援攻撃してくるゆりっぷる、いるらしいですよ?

 それに比べてシャベルゴリラとみなしろくんは何をしてるんだ······あやまって。

 

「お待たせ!!亮子、美紀、圭!!」

「すまない、武器を取りにいっていた」

 

 帰ってきましたね····やったわよ。

 おせぇじゃねえか······って、なんでロケランなんて持ってるんですか?(疑問)

 KRM姉貴がうっきうきで構えてるの草生えるし、それを後ろから丁寧に教えてるみなしろくんでもっと草生えるんだよなぁ······

 

「亮子!!狂戦士(アイツ)の足止めできるか?」

 

 ここは力強く頷きましょう。

 (こいつを倒すにはこれしか)ないです。

 シュバッシュバッシュバッシュバルゴ!!(筋力抵抗フェーズによる拘束)

 今じゃ、やっちゃうよ?やっちゃうよ?

 すぅ······撃っちゃうんだなぁこれが!!*2

 


 

 目覚めた私が見たのは、ボロボロになりながらも戦っている仲間たちの雄姿だった。

 皆城さんが必死に銃を乱射して、バケモノの注目を集めている。

 くるみちゃんが、圭ちゃんが、美紀ちゃんが、それぞれの得物で攻撃している。

 三人でバラバラで攻撃することで、地道にダメージを与えて攻撃を分散させようという算段。

 

 私が気絶していた間、みんな戦っていた。

 それは、全てが壊れてから出来た居場所を守ろうとしている。

 そっか····みんな、みんな同じ気持ちなんだ。

 敵わないと分かっていても、わたしたちは戦う。居場所を守るために。

 だから、私は立ち上がった。私は駆けだした。

 コイツを倒さなければ、前には進めないから。

 これは、今の私の······私たちの意志。これからも一緒に行きたいから。

 

 縦振りした十字架はバケモノの手に受け止められる。

 でも、これでいい。今の私なら奴を抑えられる、そう確信できたから。

 ······でも、倒すにはまだ力が足りない。

 突然現れた私に、戦っているみんながそれぞれに反応してくれている。

 見ればわかる。みんな、私を大切に思ってくれていたんだって。

 ──だから、そんなみんなを私も守りたい。これからも一緒にいたい。 

 

「先輩······よかった······」

 

 美紀ちゃんが目に涙を貯めている。

 近くにいって、なみだを拭いたい。でも今は別にやることがあった。

 

「てつだって、みんな、手伝って!!」

「····あぁ、真壁亮子。少し時間を稼いでくれないか」

「······わかった、皆城さん、早く戻ってきて!!」

 

 私は十字架を横に振りバケモノを振りほどいた。

 どれだけ時間を稼げばいいかわからない。でも、やるしかない。

 この場で目の前のバケモノとやり合えるのは私だけなのだから。

 ······でも、犠牲になるわけじゃない。

 

 ────ここで彼女たちを守って私が消えるなら、それでいいんじゃないか?

 

 そう思っていた。でも、今は違う。

 あの夢で、黎明の教会の中で私は教えられた、託された。

 だから、私はここにいる。

 もう一度十字架を縦に振り、バケモノにキャッチさせる。

 こうすることで、相手は力勝負に乗ってきてくれる。

 勝つことは出来ない、でも拮抗させて時間を稼ぐことは出来る。

 

 これが今の私の精一杯。

 さっきまでだったら、これで終わっていた。

 でも、今は────

 

「お待たせ!!亮子、美紀、圭!!」

「すまない、武器を取りにいっていた」

 

 武器、くるみちゃんが持っているものには見覚えがあった。

 ロケットランチャーと呼ばれている高火力武器。

 それがあれば、こいつの息の根を止められるだろう。

 皆城さんが叫ぶ。

 

「亮子!!狂戦士(アイツ)の足止めできるか?」

 

 私は強く頷いた。

 そうだ、それは私にしか出来ない。

 そして、手が空いてない私を支えてくれるのがみんな。この一撃に賭ける。

 美紀ちゃんと圭ちゃんが離れる。

 私は掴み合いながらも、バケモノをロケットランチャーの盾にできる位置取り。

 

「亮子!!いくぞぉお!!」

 

 乾いた銃爪(ひきがね)の音。

 それと反比例した轟音、私の目の前で光が広がった。

 次に衝撃、私の体が浮き吹き飛ばされる。

 でも、これくらいの受け身を取るのは出来る。

 耳鳴りが消えない。何も聞こえない。でも、頭の中でみんなのこえが聞こえた。

 

 閃光と煙が消えた時、視力が回復した私が見たのは地に膝をついたバケモノの姿だった。

 全て吹っ飛んだかと思っていたが、見える損傷は腕を吹っ飛ばすのみ。

 吹き飛ばされた部分の肉塊が蠢き、修復を試みているようであったが、前の戦闘の傷もあるのだろう。修復が上手くいっていないようだった。

 

 

 

 私は再び駆けだした。

 吹き飛ばされて、やけどを負ったこの身体を無理やり動かして。

 先の爆発でボロボロになった赤色の十字架を再び握りしめる。

 これが、ヤツを倒せる最初で最後のチャンス。

 世界が減速していく。世界が減速していく。減速しているから気づく。

 爆発音を聞きつけて、車の近くにいたはずのみんなも玄関前にゾロゾロと来ていた。

 

 ゆきちゃんが、貴依ちゃんが、悠里さんが、るーちゃんが、ちくわが、めぐねえが。

 近くにいる皆城さんが、くるみちゃんが。少し遠くにいる圭ちゃんが、美紀ちゃんが。

 みんなみんな、私のことを見ている。この瞬間を目に焼き付けようとしている。

 今振りかぶったこの一撃には、みんなの想いが乗っている。初めてだった、こんなに重たいものを持ったのは。

 ······でも、だからこそ、わかる。

 

「わたしは────私たちは、”ここ”にいる!!!」

 

 振るわれたケルト十字架。バケモノの顔を裂き、胴体を分かち、ただの肉塊へと還していく。

 圧倒的なパワーで振るわれた十字架、勢いは止まらず十字架は地面に刺さった。それと同時に十字架が砕けた。赤くてきれいな破片、飛び散って、バラバラになる。

 不思議と寂しくはなかった。今まで一緒にいたのにも関わらず。

 一瞬立ち眩みがして倒れかけた。でも、すぐにやってきた美紀ちゃんが支えてくれた。

 みんな集まって、大声で笑い合う。肩を叩き合う。

 みんなの声は、静かなこの世界でたくさん、たくさん響き渡っていた。

 

 雲が裂けて、ヒカリが射してくる。

 これで終わりで、また始まりであることを祝福するかのように。

 


 

 Foooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!(強敵を打ち破った達成感)

 やりましたねぇ!!やりましたやりました!!

 今日は、まりこちゃんが狂戦士君をぶち倒した日なんですよ(ドヤ顔)

 

LEVEL UP

 

LEVEL UP

 

LEVEL UP

 

LEVEL UP

 

LEVEL UP

 

LEVEL UP

 

 レベラップがいっぱいはいっちゃうよぉ~(感涙)

 これが祝祭なの······?

 狂戦士君討伐記念のお太い!報酬やねんなって······

 みんな踊れ~!!といっても今のノリが大体そんな感じっぽいのであってますね。

 さて、ぐだぐだしていても旨味はないのでとっとと車に乗り込んじゃいましょう。

 なんか、まりこちゃんがふらふらになっていますが、みーくんが支えてくれています。

 ん?けーちゃんも負けじと来ましたね······さらにるーちゃんも自己主張してきます。

 

 ······。最後まで百合たっぷり♡

 にしても、レベラップの使い道がもうないんですよね······

 う~ん、とりあえず直感にゼンツッパといきたいんですけどバフ欄に見たことないやつがあったんですよね~。なんか、『存在という(しるし)』っていうバフなんですけど、ちょっと効果を読んでみますね。

 ······。ファッ!?適合者の自我消滅がなくなる······?さらに能力値30パーセントアップ······?これもうわかんねえな(諦観)

 え~、学会を震撼させるバフをうちの子が発現してしまいました。クォレハ······wikiじゃな?(攻略情報を共有するプレイヤーの鑑)

 

 直感につっぱしなくてよくなっちゃいました。(レベラップの使い道がなくて)やべぇよやべぇよ······

 バフ発現の条件とかは今考えてもよくわかんないので、後日要検証として今はゴールしましょうねぇ^~。

 みきけいるーちゃんと四人八脚*3でゆっくり行きますよ?

 いち に いち に いち に いち に······

 まりこちゃんがワンボックスカーの扉に手を付けたところでEDです。

 といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

*1
ホモ特有のロングバージョン

*2
KRM姉貴が

*3
(足は縛られて)ないです




もうちょっとだけ、続くんじゃ。


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21三度目のならぬ二度目の正直

(こちらが最後の)初投稿となっております。


「先輩、無茶しすぎですからね?もっと自分を大切にしてください!!」

「ごめん、美紀ちゃん」

「ダメですよ!!美紀の言う通りですよ!!先輩!!」

(ぐいぐい)

 

 みんなに押され揉まれどうにかして車の扉に手を付けた。

 これからの生活のため、かき集められるだけの物資を詰め込んだワンボックスカー。

 もう高校(ここ)は使えなくなっちゃったけど。でも、このみんなと一緒ならどんな場所でもやっていける。そんな気がした。

 後部座席の真ん中に座らされて、美紀ちゃんと圭ちゃんが隣に、るーちゃんが私の膝にちょこんと座る。

 助手席には悠里さんが、運転は佐倉先生みたい。

 一番後ろの座席は荷物でパンパン、ほかのみんなは乗れないから皆城さん達が乗ってきた車を使うみたいだった。

 

 久しぶりに体が疲労を訴える。私があの薬を打ってから初めてのことだった。

 でも、私は起きていたかった。──次寝たら、長い長いとても長い、眠りにつきそうだったから。

 佐倉先生が乗ってきて、エンジンを始動させる。

 これから、長い長い旅が始まるんだ。

 

「真壁さん」

「なんですか?先生?」

 

 先生がバックミラーで私を見てくる。

 その目は金色。夢の中で出会った千翼(ちひろ)優衣(ゆい)ちゃんも同じ瞳を持っていた。そして、今の私の瞳も······黄金だった。これが彼女と出会った証なのだろうか。

 鏡越しに見つめ合う私と先生。

 

「真壁さん、雰囲気変わりましたね。あと、目の色も······大丈夫ですか?」

「えぇ、大丈夫ですよ。体にも何もありませんし······心配してくれて、ありがとうございます。先生」

「ええ!!」

 

 私は笑った。

 実際とても眠たいこと以外大した異常はないし、それにそんなに心配を掛けたくなかった。

 今は生き残ってみんなでいられることを、大事にしたかった。

 ふと思い出して、服のポケットを漁ってみる。

 ポケットには飴玉とうんまい棒がそれぞれ一つずつ入ってあった。

 

 あの二人がくれた餞別の品だ。

 モールにいたとき、美紀ちゃんたちの為に漁ったおかしがそのまま入っていたのかもしれないけど、私は信じたかった。あの二人とのつながりを。

 私は佐倉先生にうんまい棒を渡した。これは感謝の気持ち、私が気づけるまでみんなを守ってくれていたそのお礼。

 

 少し困っていたけど、でも喜んでいた。

 それから、私達の車二台は母校から旅立った。

 次の行先は『聖イシドロス大学』だそう。墜落したヘリコプターに残されていた地図が示した目的地の一つ。

 みんなで話し合った行先だ。

 

 さっき先生にお菓子を上げたからか、ひざ元のるーちゃんにせがまれる。

 それを見た悠里さんが手持ちのお菓子を上げると静かになった。

 今はごきげんでチョコ棒を食べている。

 私はるーちゃんの頭を優しく撫でて、みんなで他愛もない話をした。

 何を話したかは覚えてないけど、でもみんな笑っていてとても楽しかった。

 

「ねえ、先生、悠里ちゃん······」

「何ですか?真壁さん」

「私ね······」

 

 二人は優しく頷いてくれた。

 ずっと言えなかった。でも、みんなと生きていくと決めたから。

 私は口を開いた。

 

「······私を、学園生活部に入部させてください!!」

「······そういえば、入っていませんでしたね」

「えっ!?先輩もう入ってるもんだと思ってた!!」

 

 圭ちゃんの驚愕と咲いた笑い声の花。

 これでいいんだよね?

 そのうち日が暮れて、夜が訪れた。

 

 どの時間でも世界は静か、だけど今は夜が少し怖く感じる。

 何も見えない、真っ暗闇。昔の私は何も思わなかったのに。

 手に持っているこのしあわせをこの暗闇に包ませたくないと感じたから。

 今なら言えるだろう。ここがそう、私たちの楽園(いどころ)だと。

 

 今日泊まるところを探していると、ボロボロになった教会を見つけた。

 既に膝で眠っているるーちゃんを見る。ここは『あの日』初めて訪れた場所。

 証拠に、屋根にあったはずの棒が中から折れていた。

 これはあの日、私が負った十字架があった位置だ。

 ここにいた証で、私のルーツの一つ。

 

 車を横づけして、即席バリケードの椅子を乗り越えて中に入っていく。

 夜はかれらの動きは少ない。流石に騒ぎすぎるのはまずい。

 静かにバリケードを築いて、くるみちゃんと皆城さんが部屋のクリアリングをする。

 私は武器がなくなったし、『今日はもう働かせません』という佐倉先生の一言で辺りを見回していた。

 

 るりちゃんは既に寝ていて、悠里さんが膝枕している。

 ゆきちゃんと圭ちゃんは一緒にわちゃわちゃとしていて、めぐねえはそれを軽く注意しながらも笑顔だった。

 みんな、笑っていた。

 

 これが私の見たかった光景なんだなと改めて思った。

 

 月明りがステンドグラスから漏れ出して、幻想的な雰囲気を作り出している。

 祭壇近くの長椅子、私は座る。隣には美紀ちゃん。

 忘れていた。私はポケットから飴玉を出して美紀ちゃんに渡す。

 

「先輩?いいんですか?」

「うん、美紀ちゃんに貰ってほしいから」

「····ありがとうございます」

 

 飴玉は直ぐに剥かれて美紀ちゃんの口の中に消えていく。

 味はストロベリー味だった。あまり見かけない味。

 美紀ちゃんが口の中で飴玉を転がす。

 おいしそうに食べていた。

 

「しぇんはい」

 

 突然彼女は私の頬を掴んで、顔を近づけさせる。

 口元に柔らかい感触と、口の中に何かが侵入してくる感覚。

 流れ込んできたのはストロベリーの甘味と別の甘さ。それが口の中で混じり合い、新たな甘みに変わっていく。

 美紀ちゃんの青い綺麗な瞳は黄金の瞳の私を映す。

 プはぁ····という声と共にその感触から離れ離れになる。とろりとした熱い粘液が糸を引いた。

 初めてだ、こんなつながりは。

 

「先輩····これが、今の私の気持ちです」

 

 美紀ちゃんは似合わない妖艶な笑みを浮かべていた。

 そっか、あなたはわたしをあいしてくれているんだ。

 あなたはみんなもとくべつ。だけど、あなたはもっととくべつ。

 私を支えてくれる大事な人。

 

 私は彼女を抱きしめた。強く抱きしめた。

 でも、今の私の力だと彼女を壊してしまうから、やさしくつよく。

 耳元で美紀ちゃんがふふっと笑った。あたたかい。前に感じたあたたかさと変わらない。

 しばらくこの温もりは感じられなくなるだろうから。

 

 瞼の重さがいよいよげんかいだった。

 わたしはその身をみきちゃんにたくした。

 ねむる前。さいごにみたのは、あんしんしたような、やさしいほほえみのかのじょだった。

 


 

 工事、完了です············。

 最後はみんな笑ってフィニッシュ!!からの濃厚なチッス······ええやん(恍惚)

 さて、通常プレイですが一度やってみたかったのであぁいいっすかぁ?

 完走した感想(伝統ギャグ)ですが──

 

 最初から最後まで色々な意味で運がすごかったですね。

 良い意味でも悪い意味でも、職員室かれら1%から始まり、一発で適合したり、ランダムキャラ生成でプレイアブルのみなしろくんと合流したり、はたまた狂戦士君(ガバの元)と出会ったりと、波乱万丈最後までチョコたっぷりでとても面白かったですね。

 

 信頼度はるーちゃんみーくんけーちゃんが最大だったみたいです。それ以外はそこそこですね~。

 あとあと、謎の『存在という(しるし)』。クリア後何回か検証のために走ってみましたが、発動条件がんにゃぴ······よくわかんなかったですね。

 多分日常への虚無の派生スキルのうちの一つなんでしょうけど、クォレハ······永遠の謎じゃな?

 

 この『がっこうぐらし!』というタイトルにはまだまだ他の隠し要素もあるということですね!!

 やりこみ要素が沼程あるこのゲームは神ゲー、はっきりわかんだね。

 キャラメイクの自由度も半端ないってそれ一番言われてるから。

 PC版だとMODを入れればさらに自由度が広がるので、もはや沼を通り越して海です。

 

 ここから私が言いたいことは唯一つ······

 

 

 がっこうぐらし!プレイ小説流行らせコラ!!

 

 

 みんなもこのゲームやって、RTAでも通常プレイでもなんでもいいから、記録に残して、載せろ(豹変)

 俺もやったんだからさ。(伝統芸)

 さて、実績欄を垂れ流してお別れです。

 ガバガバなプレイでしたが最後までご視聴、ありがとうございました。

 やっと······初投稿も終わるんやなって······

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 獲得実績!

 

 実績:ウォーリアー

 単独行動中に「かれら」を10体以上殺した

 

 実績:ウォーモンガー

 単独行動中に100体以上「かれら」を殺した

 

 実績:普通の運び屋

 荷物を25回以上運んだ

 

 実績:ワンパンチ

 かれらに発見された状態でかれらを1体一撃で殺した

 

 実績:ハンパンチ

 かれらに発見された状態でかれらを100体以上一撃で殺した

 

 実績:小さなおともだち

 ゆきと仲良くなった

 

 実績;シャベルの戦友

 胡桃と仲良くなった

 

 実績:みんなのおねえさん

 悠里と仲良くなった

 

 実績:悪くはないです

 美紀となかよくなった

 

 実績:素敵な先生

 慈と仲良くなった

 

 実績:私たちの愛犬

 太郎丸(ちくわ)を助ける

 

 実績:いかしたファッション

 貴依と仲良くなった

 

 実績:生きているだけじゃない

 圭と仲良くなった

 

 実績:おねえちゃん?

 瑠璃と仲良くなった

 

 実績:わたしと同じ?

 ランダム生成キャラを助けた

 

 実績:あなたはわたしを喜ばせる

 美紀の特殊ENDを見る

 

 実績:Δ隠されし 禁断の 聖域

 建築物『ケルト系キリスト教会』を見つける

 

 実績:Ω

 感染した

 

 実績:適合者

 Ωと適合した

 

 実績:とちゅうにゅうぶ

 エンディング直前に学園生活部に入部した

 

 実績:学園生活部

 学園生活部が結成された

 

 実績:わたしたちは元気です

 5人以上生存している状態でエンディングを迎えた

 

 実績:ぎゅうぎゅうのパンパン

 巡ヶ丘高校の生徒を集めて車で脱出した

 

 実績:もうはいりきらない

 十人以上の生存者を集めて車で脱出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 実績:みんなここにいる

 真壁亮子でΩに適合且つ巡ヶ丘高校の生存者を集めてトゥルーエンドを迎えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 荒廃した世界、私たちは歩いていく。

 春のおだやかな陽気が私たちを包み込む。

 あれから数年、私──直樹美紀は荒廃した世界を旅していた。

 学園生活部のみんなは今は散り散り、あのときは一緒にいたいって必死に願ったのに。

 でも、距離が離れていてもつながりはある。

 

「美紀~!!早く早く!!」

 

 先に行っている友達、祠堂圭が手招きする。

 私は彼女に付いていく。思い出していた。

 『真壁亮子』。人類初、この世界を崩壊させた病原菌『Ω』に完全適合した存在。

 あの日、教会で休んだあの日から、眠りについた私の先輩の名前。

 

 彼女の血がワクチン開発の大きな一歩となった。

 結果、人類は牛歩ながらに復興が進んでいる。

 人類は意外としぶといのだ。

 かれらがうろつく世界、そんな世界でも桜は咲いている。

 ピンクの花びらが舞い散って。

 

 スカートのポケットから一つの写真を取り出す。

 それは四つ折りになった写真だった。

 久々に広げる。その写真には、崩壊した私たちの母校、青空教室を開いている”めぐねえ”とゆき先輩、そして傍らに立つ金色の瞳の、めぐねえと同じ服を着た女性。

 

 彼女の名前は『真壁亮子』。再び目覚めたこの世界の英雄。

 そして、私の先輩。自然とこぼれた笑み、圭と笑い合って私達は手をつないだ。

 歩いていく、少しずつ治っていくこの世界を。

 頭上を見上げる。私の眼の中には雲一つない蒼穹(そら)が広がっていた。

 

 

 

がっこうぐらし!
SCHOOL-LIVE!

 

 

 

─END─

 




 というわけで······というわけで······本作無事、完結出来ました。
 ほんま······応援ありがとうやで······
 というわけでここでいろいろなあれを。

 haku senさんの【試走】がっこうぐらし! RTA 学園ヒーロールート【完結】(https://syosetu.org/novel/229233/)より本城(ほんじょう)幹久(もとひさ)君。
 木端妖精さんの【完結】がっこうぐらし!モールスタートめぐねえエンドSランク縛り【MGNEND】(https://syosetu.org/novel/210076/)より千翼(ちひろ)優衣(ゆい)ちゃんをお借りしました。

 お二方に了承をしていただきました。優しいお二方とてもありがとうございました。
 みなさんの評価や応援、感想がここまで来る力となりました。
 また、誤字習性をしてくださったみなさんやTwitterで交流を持って下さった方などなど、たくさんありました。
 同じことを何回もいっちゃいますが、長くて短い間でしたが、たくさんの応援ありがとうございました!!

追記
まりこちゃんやみなしろくんについて。勝手に使ってもええんやで〜というやつです。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=256308&uid=212986


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