無個性が黒き王とヒーローを目指す話 (バロンレモンアームズ)
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プロローグ
「俺をどれ程否定しようがお前はベリアルの息子」
「生きている限り俺の名前からは逃れられない」
「変えられるものか運命を」
「変えてみせる!!僕の運命は僕が決める」
「力だ、力が欲しい!!超えてやる!!俺を見下したアイツらを!!」
「伝わってくる。怒りが悲しみが」
「疲れたよね・・・・もう終わりにしよう。」
「分かった様な事を言うな!」
レッキングバーストー
「ジードォォォォ!!!」
「さよなら・・・父さん」
ベリアルside
ここは、確か俺様はジードにやられて...死んだらしいなこれでようやく安らかに眠れるか
?「目覚めたかベリアル」
後ろを振り向くとかつて俺様を封印したあのジジィがいた。
「テメェはキング!」
「今更俺様になんの様だ?」
キング「人生をやり直したくはないか?」
「何?はっ、今更あいつらの顔など見たくもない」
キング「頼むお前しか頼めないんだ」
「俺様はベリアルだぞいくつかの星や文明を滅ぼしたそんな俺に何を頼むと言うんだ?」
キング「ゼロに「お前だってウルトラマンだろうが、」と言われただろう?」
「けっ、分かったよ、で頼みと言うのは何だ?」
キング「ある少年の世界に行って力になってやって欲しい。その世界は地球人が「個性」と言う超能力を持っているのだがその少年には個性がないんだ。そして今その世界に新たな脅威が暗躍している。」
「ほう...あの無力な地球人が俺達みたいに超能力を持っているのか面白い。でも大丈夫なのか俺様がその世界を壊す危険もあるかもしれないんだぞ?」
???「ベリアル....私からも頼む」
すると、俺様の戦友だった。あの男の声が聞こえてた。
「ケン。お前までどうした?一度地球を破壊した俺様に頼まなくとも、ゼロかジードに頼めばいいだろう。」
ウルトラの父「すまない、ゼロもジードもお前の細胞の破片のデビルスプリンターを追っているし、宇宙警備隊も忙しいんだ。だから頼む。あとすまなかった。私があの時お前の気持ちが分かっていたら、お前は闇に堕ちずに済んだのに、」
「ふんお前にそこまで言われたんじゃ仕方がない。いいだろう。
俺様がその小僧の力になってやる。ケン俺の方もすまなかった。
俺様はお前に嫉妬してたんだ。」
ウルトラの父「ありがとう....ベリアル。」
キング「ではお前をその世界へ送るぞ」
すると俺様が人形の姿になり、ギガバトルナイザーと共に光に包まれ
ていき、隕石のようにその地球に落ちて行った。
すると、例の無個性の小僧が俺様とギガバトルナイザーを手に持った。
緑谷side
僕は夏休みの自由研究の為に昆虫採取してに行ったのだけど
しばらくして突然僕の目の前に何が隕石の様に落ちて来た。
何だろうと思って落ちた物を見てみると、そこには、異形のヴィランの様な人形と、何かの武器みたいな棒があった。僕がそれらを手に取ると
左手に持った、ヴィランみたいな人形の目が赤く光ったかと思ったら霧状の物になり僕の口の中に入っていった。そして僕はそこで気を失った。
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第一話ベリアル
緑谷side
何だ?これは誰かの記憶なのか?伝わってくる怒りが悲しみがこの人は誰なんだろう。
あぁ僕はこの人を救ってあげたい......。
はっ夢か!何だったんだろう。
やけにリアルだったな。
あっもうこんな時間!?早く帰らないとお母さんが心配する。
その後僕は近くに落ちてた棒状の武器を拾うと急いで家に帰りお母さんに
「良かった。誘拐されたかと思ったわよ。」と心配された。
ご飯を食べてからお風呂に入って僕は眠りについた。
???「...い、おい、そこの地球人の小僧起きろ!」
???「いいから早く起きろ‼️」
「あっはいなんですか?って何処此処?あと貴方は.....」
僕が目を開けるとそこには赤黒い蠢く空間がありそこにはあの時の人形に似た鋭く吊り上がった目で胸に紫に光る丸いものがついていて稲妻に見える赤い体模様で両手の爪が鋭く尖った黒い巨人がそこにいた。
ベリアル「俺様はベリアル。ウルトラマンベリアルだ!」
「ウルトラマン....ベリアル?貴方は何者なんですか?」
ベリアル「俺様は簡単に言えば宇宙人だな。」
「宇宙人⁉️そんな貴方が僕に何の様ですか?」
ベリアル「あるジジィにお前の力になってくれと頼まれたからだ。」
ベリアル「あとついでだ。俺様の記憶を包み隠さず見せてやるよ。」
ベリアルさんはそう言って左手の人差し指で僕を指した。するとベリアルさんの記憶が頭に流れていき、今まで何をしたのか。その最後と頼まれた事がはっきり僕は理解した。
ベリアル「どうだ?許せないか?ヒーロとは真逆の俺様が」
「確かに貴方のした事は許されることではありません。でもそれ以上に貴方は可哀想ですよ。だってただ認めて欲しかった強くなりたかっただけなのに悪の道に堕ちたんですから。これから償っていきましょう。それから貴方の力が敵の手に渡ったら危険ですから、お願いします。僕と一緒にヒーローになってください。」
僕はそう言うとベリアルさんに頭を下げた。
ベリアル「フハハハハ...俺様に頭を下げるやつなんかほとんどあいつらしかいなかったぞ。いいだろう。改めて俺様がお前の個性になってやる。これからよろしくな。出久!」
ベリアル「それにしてもお前なんかジードに似てるな!」
「え?そんなに似てますか?何処に?」
ベリアル「実はお前の入った時、お前の記憶が見えたんだ。あのオールマイトとか言う筋肉ダルマを憧れの目で見ていたからな。そこが似てんだよ。息子もドンシャインとかいう子供向け番組を大人になっても見ていたヒーローオタクだったし、」
「あ、忘れてましたが此処何処ですか?」
ベリアル「此処はお前の精神世界だ。ここなら邪魔が入らないからな」
こうして僕はベリアルさんと契約した。
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第ニ話ヘドロ事件
出久は帰り道を焦げたノートを持ちながら歩いていた。
ベリアル『おい、出久。いいのかよ。あのガキに言い返すだけで殴りもしなかったじゃないねぇか。俺様だったら完膚なきまでぶちのめしてやるんだが』
出久「ベリアルさん、そんなことしたらあいつに怪しまれるじゃないですか。それにヒーローの道を閉ざさせる訳にはいきません。貴方という例がいるんですから敵になられもしたらいずれ大変な事になってしまいますよ。でもまぁあのままにしておくわけにもいきません。必ず人を見下したような態度を力ずくでも直してやりますよ。」
出久とベリアルがそんな会話をしていると後ろの方からヘドロのような敵が襲いかかって出久の体を乗っ取ろうとするが出久は腕から赤黒い電撃を放ちヘドロ敵を振り解く。
出久「仕方がない。出来るだけ使いたくなかったが・・・・」
出久は再び腕から赤黒い電撃を放ち光線をヘドロ敵に喰らわせようとするとマンホールの中から誰かが出て来た。
???「もう大丈夫だ。少年、なぜって私が来た!!」
男がヘドロ敵に向かって拳を突き出し風圧でヘドロ敵を吹っ飛ばす。
気絶したヘドロ敵を男はペットボトルに詰めていく。
???「すまない。少年、一般人の君を敵退治に巻き込んだ挙句一本遅かったら手遅れになっていたかもしれなかった。ちょっと慣れない土地だったのと休日だったからつい腑抜けてしまっていた」
出久「貴方は・・・・・お、オールマイト!?・・本物の?嘘でしょ」
オールマイト「君なんか妙に落ち着いてない?敵に襲われたばかりの割にはまぁいいや。取り敢えずサインはこのノートに書いておいたからそれじゃあ」
オールマイトはそう言うとその場から去っていった。
ベリアル「出久、あの筋肉ダルマに聞きたい事があったんじゃねぇのか?折角憧れに会えたんだぞ?」
出久「いいんですよ。オールマイトは忙しいですしサインまでしてもらったのに質問なんてしちゃ悪いですよ。」
出久は母親に頼まれたお使いをしようと商店街に行くと爆発音がし様子を見てみるとさっきオールマイトが捕まえた筈のヘドロ敵が人質をとって暴れていた。
出久が周りを見回すとヒーロー達は相性が悪いと言う理由で見ているだった。
ベリアル『情けねぇな。この星のヒーロー共はこんなこというのはなんか嫌だがゼロとケンなど光の国の奴らの方が立派なヒーローだな。』
ベリアル『出久、人質を助けにいきたいんだろ?俺様にいい考えがある。あそこのビルの屋上に来い。』
ベリアルは出久に人気のないビルの屋上に行くように指示をし出久は屋上へと向かう。
ベリアル「出久これを使ってみろ。」
出久と分離したベリアルは闇の中から暗黒の鎧アーマードダークネスを取り出す。
出久「これは・・・・確か、エンペラー星人の為に作られた闇の鎧!!なんでこんなもの持ってるんですか!?それしてもなんか動いて襲ってきそうなんですけど」
ベリアル「前に俺様も使った事があるからな。数少ない今の俺様の戦力だ。大丈夫だこいつには自我がないから体を乗っ取られはしない。それに素顔を晒していくのは流石に危険すぎるぞ。」
出久「いや、そっちの方が危険でしょ!!だってこの鎧を巡って宇宙人達が争いあったんでしょ!?こんなのつけたら真っ先に狙われてるじゃないですか。取られもしたら取り返しがつかなくなりますよ。」
ベリアル「そこの所は大丈夫だ。キングと俺の力で俺とお前にしか使えないようにしておいた。それに連中を誘き寄せる餌になる。ほらつべこべ言わずに着てみろ!!」
ベリアルが腕を翳すと鎧が出久の体に纏っていきベリアルは鎧に憑依する。
ベリアル「俺様がお前の体を動かして戦ってやる。それなら文句ないだろ。」
出久(分かりました。お願いします。にしてもこの鎧重いな。)
鎧を纏った出久の主導権を握ったベリアルは屋上からヘドロ敵の元に飛び降りる。
「なんだオマエはそんな鎧みないなもの着込みやがって!!邪魔をするなぁ」
ヘドロ敵は出久(ベリアル)に襲い掛かるがダークネスブロードでヘドロ敵を切り裂き人質を助ける。
そしてダークネストライデントからレゾリューム光線を放ちヘドロ敵に食らわせる。
『お前如きが俺様に勝とうなんざ二万年早い』
出久(ベリアル)はヘドロ敵にそう言いヘドロ敵は恐怖のあまり気絶した。
すると周りのヒーロー達は出久(ベリアル)の事を敵として捕まえようとするが出久(ベリアル)は辛辣な言葉を言いながら闇と共に去っていった。
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第三話雄英入試
出久は雄英の門の前に立ち深呼吸をすると試験会場へと入って行った。
「今日は俺のライブへようこそーエディバディセイヘイ!!」
実技担当でプロヒーローのプレゼントマイクは受験生達に向かってそう叫ぶが誰一人反応せずシーンとしていた。
ベリアル(なんだぁ!?あのウルセェ金髪サングラスは?いい歳して恥ずかしくないのか?)
出久(ボイスヒーローのプレゼントマイクですよ。確か今は見てないから分かりませんけど毎週金曜日にラジオDJをやってるはずですよ。)
プレゼントマイク「おっと、コイツァシビーィ!!じゃあ試験の概要をサクッと説明するかぞぉ!!アーユーレディ!?」
プレゼントマイク「プリントの記載通り、リスナー達には約十分間の模擬演習試験を行ってもらうぜ。持ち込みは自由だ。この後は各自指定された会場に向かってくれ。そこには三種類の仮想敵が多数配置されてるからリスナーはそれらを破壊してポイントを稼ぐのが目的だ。ちなみに他のリスナーの妨害は禁止だ。それを破れば即ここから退場してもらう」
「質問よろしいでしょうか?記載書には四種類の敵が書かれていますが
これはどう言うことでしょうか?誤載であるならこの雄英のあってはならないミス!!僕達は受験生は基本となるヒーローの指導を求めてこの場に座しているのです。」
プレゼントマイクの説明を聞いていた眼鏡の少年がそう質問をする。
ベリアル(なんだあの眼鏡はケンの何倍もやかましいな。というか周りの迷惑だろうが。)
プレゼントマイク「いい質問をありがとな。眼鏡BOY!!四体目の仮想敵のポイントはZEROだ。だから攻撃しても無意味な邪魔虫だ。」
プレゼントマイク「では最後に我が雄英の教訓を教えよう。あのナポレオンはこう言った『真の英雄は人生の不幸を乗り越えるもの』とでは良き受難をseeyou」
プレゼントマイクの説明が終わり出久は指定されたA会場へと向かった。
出久「ここが実技会場?なんのへんてつのない町にみえるが」
ベリアル(ん?あそこにうっさい眼鏡小僧がいるぞ。離れろ。あいつのそばにいるとお前が口煩い馬鹿真面目になるから)
出久(どんだけあの人の事苦手なんですか!!とりあえず行きますよ!!)
出久はプレゼントマイクの号令と共に走り出すと右手からダークグリーンのビームブレードを出現させ電撃を纏いながら高速移動で仮想敵を切り裂いていった。
すると大量の仮想敵が出久の前に現れ襲いかかってきた。
出久は口から赤い破壊音波を繰り出し仮想敵を次々に破壊した。
出久「がはっ・・・・やっぱりこの技は喉に負担がかかりすぎるか。」
出久は急にしゃがみ込むと咳と同時に吐血すると突然の音と共に巨大な0ポイント仮想敵が現れた。
周りの受験生達は怯えながら逃げていった。
ベリアル(情けねぇな。こいつら本当にヒーローになるつもりあるのか?これじゃあヒーローになれたとしても仲間を平気で見捨てる奴になるな)
出久(まぁそうですね。逃げたい気持ちは分かるけどヒーローになったらあんなのより脅威の敵はたくさん現れる。覚悟が少し足りませんね。あいつらは)
出久が0ポイント敵の所に行こうとするとプレゼントマイクに質問をしていた眼鏡の少年が出久を引き止めようとするが
出久「あれを倒さないと他の人が怪我をする可能性があるからね。それにジーとしててもどーにならないから」
出久は両手をクロスさせ広げると両目を光らせながら緑と黒のレッキングバーストを0ポイント敵に食らわせ0ポイント敵は爆散する。
瓦礫に挟まれてる女の子を見つけた出久は瓦礫を退けると保健室まで連れていった。
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第四話個性把握テスト
雄英入試から数日後出久は雄英の制服を身に着けていた。
引子「出久!!ポケットティシュ持った?ハンカチは?」
出久「大丈夫だよ。母さん。僕はもう小学生じゃないんだからそれに遠足に行くわけじゃないし時間ないからもう行くね。」
引子「出久!!超カッコいいよ。」
出久「行ってきまーす」
出久は母親とそんな会話をしながら家を出た。
ベリアル『おいお前ネクタイがおかしな形になってるぞ。お前の母親は持ち物ではなくネクタイを指摘すればいいのに』
出久「うっ・・・・何故かネクタイだけ上手く結べないんですよ。」
雄英につき自分のクラスを確認すると教室に向かう。
ベリアル(デケェな、ウルトラ族がちょっと小さくなれば入れるほどだぞ。)
出久がやけに大きい教室のドアを開けると
「机に足をかけるな!!此処の先輩達や机の製作者達に申し訳ないとは思わないのか?」
爆豪「思わねぇな!!テメェどこ中だ!?」
飯田「俺は私立聡明中学出身飯田天哉だ。」
爆豪「聡明〜!?クソエリートじゃねぇか、ブッk」
出久は爆豪に向かって威力の抑えたベリアルデスサイズを喰らせ爆豪は気絶する。
出久「ごめんね。この馬鹿が迷惑をかけて、飯田君、僕は緑谷出久よろしくね。」
飯田「君は確かあの時の、君は実技試験の本当の目的が分かっていたのだな。すまない君を少し見くびっていたよ」
「お友達ごっこがしたいなら普通科へ行け、此処はヒーロー科だぞ」
後ろの方を見ると無袋に入った無精髭が生えた男性がいた。
「はい、静かになるまで8秒かかりました。」
「時間は有限、君達は合理性に欠くね。」
相澤「担任の相澤消太だ。よろしくね」
相澤「早速だがこれに着替えてグランドに出ろ。」
相澤先生は体操服を全員に渡し出久達は体操服に着替えてグラウンドに出る。
「「「個性把握テスト!?」」」
「入学式は!?ガイダンスは!?」
相澤「ヒーローになるならそんな暇はないよ。時間が勿体無い、さっさとやるぞ。主席の緑谷、お前中学の時のハンドボール投げの記録は」
爆豪「何ぃ!?」
出久「70メートルぐらいだと思います。」
相澤「個性を使って思い切り投げてみろ。」
相澤先生がそう出久に問い出久がそう返すと相澤先生は出久にボールを手渡す。
出久は右手から赤黒い稲妻を出しながらボールを投げる。
相澤先生の計算機には∞と表示されていた。
爆豪「どう言う事だ。デクテメェ!!」
爆豪が出久に襲い掛かろうとするが相澤先生には捕縛布で拘束される。
相澤「爆豪次問題を起こしたらどうなるか分かるな?そもそもお前は本来入学を拒否される予定だった。ヒーロー科に入れただけでもありがたく思え」
相澤先生は爆豪にそう言うと拘束を解く。
「何これ面白そう」
「個性思いっきり使えるなんて流石雄英」
相澤「面白そうか・・・・お前達は雄英で三年間そんなお気楽な気持ちで過ごすつもりか?ではこうしよう把握テストで最下位になった奴は除籍処分としよう。」
桃色の肌の女の子とひょろりとした男子が口にすると相澤先生はそう宣言した。
そして個性把握テストが終わり結果を見ると出久は一位に名前があった。
相澤「ちなみに除籍は嘘な。焦らせて個性を全力で出させる為の合理的嘘」
「「「はぁぁぁ?!」」」
「あんなの嘘に決まってるじゃない。少し考えれば分かりますのに」
出久・ベリアル((いいや、あれは本当に除籍する目をしていた。それに昨年は全員除籍処分になっている))
相澤(どう言う事だ。あいつは実技試験も把握テストもどちらも一番をとっているにも関わらず全く本気を出していなかった。俺が除籍するつもりなのを間にいていたのか?)
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第五話戦闘訓練
入学早々入学式なしの個性把握テストの上見込みがなければ除籍されそうになった翌日午前中はプレゼントマイクの英語の授業であったが言ったって普通であった。
そして午前の授業が終わり午後の授業はヒーロー基礎学であり担当で掛け持ちするのはNo. 1ヒーローであり平和の象徴のオールマイトだ。
オールマイト「わーたーしが普通にドアから来た!!」
「すげ〜本当に雄英で先生やってんだ!!」
「確かあれシルバーメイジのコスチュームよね。」
ベリアル(何やってんだ。いい年したアメリカ被りの筋肉ダルマがもっと普通に入れないのか)
出久(まぁ言いたい事は分かりますけどあぁしないと盛り上がらないからじゃないですかね?って貴方も十分筋肉がありますけど・・・)
オールマイト「私が担当するのはヒーロー科の中でも最も単位が高いヒーロー基礎学だ。早速だが本日の内容は戦闘訓練だ。」
オールマイトはそう言うとbattleと書かれたプレートを掲げた。
オールマイト「そしてそいつに伴ってこちら!!入学前に提出してもらった。個性届けと要望に合わせて作られた君達のコスチュームだ。それぞれ着替えたらグラウンドβに集合してくれ」
それぞれコスチュームに着替えた出久達はグラウンドβに集合した。
「あれ?緑谷君。そのヒーローというより狩人みたいだね。」
出久「あぁ僕は無駄に他のヒーローみたいに着飾るよりかはこう言うシンプルなものがいいと思ってね。それより麗日さんその格好は一体!?」
麗日「いやね。要望間違えてパツパツスーツになってもうたんや。一応宇宙服をイメージしてるのに・・・・」
オールマイト「いいじゃないか!!少年少女かっこいいぜ!!」
「先生!!ここは演習試験と同じ場所ですがまたそれを行うのでしょうか?」
オールマイト「いいやもう2歩へと進もう。」
オールマイトは生徒達に質問攻めにされ困惑しながらカンペを取り出し説明した。
オールマイト「ヒーローチームと敵チームで二組にコンビを組み敵チームが隠した核爆弾を回収し敵を拘束したらヒーローの勝ち!!逆に核爆弾を守り切りヒーローを撃退して拘束したら敵の勝ちだ。」
くじ引きをして最初はAの出久・麗日がヒーローチーム、Dの爆豪・飯田が敵チームと決まった。
そして作戦会議が終わり出久と麗日が室内に入り探索をしていると爆豪が奇襲を仕掛けてきた。
出久「麗日さん。ここは″俺″が引き受ける。だからさっきに行って核を回収して。こいつの相手ぐらい″俺″1人で十分だ。」
麗日「え?今俺って・・・まぁ分かった!!気をつけてね!!」
爆豪「ふざけやがって!!クソデクが!!何が俺1人で十分だだと?
なぁ俺を騙してたのか?楽しかったか個性隠して!!」
出久「それをお前が言うのか!?お前は無個性と知った瞬間に俺を馬鹿にした癖に!!お前に俺の何が分かる。言っておくが今のお前如きじゃ俺には絶対に勝てない!!」
爆豪「ほぉ言うようになったなぁクソナードが、じゃあそこまで言うならこれぐらい避けてみろよ!!」
爆豪は手甲のピンを外そうとしオールマイトの警告も無視してピンを外すと大爆破を放つが出久はギガバトルナイザーを振り回しそれを防いだ。
出久「お前・・・今何したか分かってるのか?下手したら飯田も麗日も死んでたんだぞ!?そこまで言うなら本気でお前を完膚なきまでぶっ潰してやるよ。」
出久はダークネスブロードを引き抜くと
まずは爆豪の両手の手甲を切断し壊すと爪上のエネルギーを爆豪に喰らわせ次に赤黒い電撃を喰らわせると弱った所で爆豪の首筋に手刀をおみまいし爆豪は気絶した。
出久「最後に言っておくが俺はデクじゃない。俺の名前は緑谷出久だ。母さんが付けてくれた名前をバカにするんじゃねぇよ。」
するとオールマイトの号令がかかり戦闘訓練はその場で終了した。
出久のコスチュームは今のところはウルトラ銀河伝説でヒビノミライが着ていた服。
そして背中にはギガバトルナイザーを背負い左腰のホルダーにはダークネスブロードをぶら下げている。
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