転生した世界でボカロや推しの歌を沢山歌う話 (冬川冬樹)
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1話

あけましておめでとうごめんなさい(?)。
新たな年にまた新しい小説を投稿してしまう罪な自分…。
今年は昨年のような事がないように学校と両立させていきたいですね!

※注意!
これは作者の思いつきの作品なので終始グチャグチャだったりグダグダだったりします。
それでもいいという方はゆっくり読んで下さいね!



〜固まった意識に革新のピースを

何気ない時間砕け散った〜

 

 

突然ですが皆さん、推しはいますか?では推しがいる人に聞きます。その推しが歌う歌は好きですか?それが好きという人はとても幸せです(語彙力)

この物語は歌が大好きな主人公が転生した世界で元いた世界の歌を歌い、世界的に有名になる作者の息抜き思いつき話です。

 

俺の名前は賀川 奏太(かがわ そうた)、15歳。俺は前世、ブラック企業の社畜として最大30連勤くらい出社していた。俺は心身ともに壊れかけていた。

…が、そんなボロボロの俺を支えてくれたのは音楽だった。音楽のおかげで死にかけたりした事も乗り切れた。

音楽はいいぞ(唐突)。人でしか表すことの出来ない声はたくさんある。震え声や嬉しそうな声、呟き声などなど、ボーカロイドでは歌は歌えても感情というものがない。

だがボーカロイドでしか出来ないこともある。例えば高音厨テストとか高音厨テストとか高音厨テストとか。音程がとても高い歌はボカロでしか歌えないと言っても過言ではない(人間にもたまに例外はいる)。

つまり何が言いたいかというとどんな歌でもそこまでたどり着くまでの工程がある。

まず歌を作るひとがいる。音程や歌詞を作ってその作ったメロディーに当てはめる。そしてそれが出来れば歌に命をふきこむ歌手や歌い手がいる。その中にも何テイクも繰り返したりしてこうして歌は出来る。

それを自分の耳で、体で感じる事が出来る。最高ですなぁ。

前世は働く以外の楽しみが歌を聞くかCDショップいってそこで買ったアルバムの歌聞くかアプリインストールして歌を垂れ流しにするかしか楽しみが無かったな。あ、ちなみに俺が1番好きなジャンルはボカロ。あの機械的なボーカルもいいえど人間がカバーしたのもいいよな。

話を戻そう。んまぁそんな感じで歌のおかげで何とか生きていた俺だがある日限界がきた。

ある日、いつものように連勤で残業、というか会社で日をまたいで仕事をしていたら(その間も歌を垂れ流ししている)、突然視界が白黒なり始めていつもの様に聞いていた歌も段々聞こえなくなってきて、パタンと倒れた。

倒れた瞬間俺は察したよ。

「あ、これは死んだな」ってさ?

まぁそんときは人が俺以外おらんかったし気づいたのは速くても朝の7時くらいじゃねぇの(人任せ)?

んでさ?次に目が覚めたら目の前にめっちゃ綺麗なお姉さんがたってんのよ。

それは神様でした。生まれて初めて神様をみた(もう死んでる)。

んで!神様と話してたのさ。死んだ原因とかこれまでの自分のやってきた行いとかについて。そしたら神がその頑張りを評してもう一度人生を歩ませてあげようと言ってきたのさ!

俺は大歓喜。これで好きな音楽に集中できる!そして俺は転生しましたとさ。

〜おしまい〜

 

 

んなわけあるかぁ!

そして転生して赤ちゃんから人生初めてさ?もうめっちゃ恥ずかしかったわ。

第2の人生ってこんなに大変なんだな。前世は幼稚園とかその時って記憶とか恥ずかしさとかないから問題なかったけど、意識あるってやばいな。なんか、もうやばい(語彙力)。語彙力なくなるほどやばかったです。

そんなこんなで月日は過ぎていって…

 

 

〜転生してから15年後〜

続く…




ありがとうございました!
誤字脱字、感想待っております!
なんかメインよりこっちを集中的にやりそうな気がしてきた。


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2話

連続投稿なう!



〜不器用なフレーズで誤魔化してそっちの

君をずっと見つめてた〜

 

 

 

賀川奏太、15歳。

転生してから15年が経った。色んな経験をしたよ。こっちの音楽を見てちょっとガッカリした。

なんだろ、こう、グッ!ってくる音楽がないんだよな。ヒットとかしてる曲はいいしなんなら前世の曲もちょいちょいあるしな。だけどさ?ボカロがない。前世であったジャンルがなくなっていた。いと悲し(イミフ)。

話を戻そう。

色んな経験をしたと言ったな?赤ちゃんから幼稚園までは普通に過ごしてたよ。小学校からピアノとかドラムとか楽器をやりまくって小4くらいから歌や曲作り(主に前世であった曲を中心に)ほぼほぼ極めた。

中学に上がってからはそれを繰り返しやっていた。そして中3でYouTube(こっちにもあった)で歌を1本だけ投稿してみた。

出した曲は前世でアルバムを買ったりその美声で何度も命を救われたと言ってもいいくらいお世話になった、『バーチャルYouTuber』の曲。

 

ときのそらの『IMAGE source』だ。

この曲は普段のそらちゃんの可愛く癒される歌声とは違い、カッコ良さを求めた曲だ。そして、正直言ってこの曲がそらちゃんの曲の中でも1番好きだし、この曲に1番救われたかもしれない。

歌詞にこんな言葉がある。

《存在なら示すよsource 目の前の眼差しで》

最初聴いたときは歌詞の意味も考えずにただいい歌声、いい歌だとしか思ってなかった。だが、歌詞に注目して聞いてみると違った。

最初聴いたときとは違い、目から熱い何かが流れた。

俺は前世、ブラック企業で社畜の1人として働いていて、自分の存在なんて誰も気にしてないんだろう。そう思っていた。

でも、この曲を聴いて、考えが変わった。

 

『なんなら仕事しまくって自分はできる人間だというのを見せつければいいのではないか』と。

なんかそう考えてみると不思議と力とか元気が湧いてきた(まずその前に訴えるという事はその中に無かったのだろうか)。

そうして仕事で何度も挫けそうになるとこの曲を聴いて活力を取り戻して仕事に向かう、これをループしてたかな。

話を戻そう(何回戻してんだw)。

この曲を出した当初は無名の輩だし100再生いけばいい方だと思っていた。

けど世間は見逃さなかったんだ。

IMAGEsourceは大ヒット。てかバズった。

なんと投稿してから1時間で10万再生いった。

嘘みたいだろ?でもホントなんよ。しかも高評価が5000を超えてた。やべぇ。

半年経った今は拡散もされて色んなとこに広がって500万再生を超えた。

チャンネル登録者数は現在20万まできた。

ネットって凄いなって思いました。

 

 

次回!

『ネットの反応』

 




ありがとうございました!こんな小説でも読んでくれる人もいるんですね!
これからも頑張ります!
誤字脱字報告、感想お待ちしております!


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第3話 ネットの反応

連投しまくるぞい

今回出てくるものはほぼフィクションです。実際の作詞・作曲・歌などは違います。


《初投稿》

オリジナル曲『IMAGEsource』

 

519万再生

高評価5726 低評価115

souta/チャンネル登録者数 22万人

〜〜〜

2018年4月18日に投稿

作詞・作曲・歌

souta

 

 

 

コメント欄

 

『初投稿でこの歌声かよ!』

『しかも全部自分でやってるんだぜ?』

『この声…、男子か?』

『いや嘘だろ!?完全女の子の声だろ!?』

『低いところの声聞いてみ?少し男の声だ。』

『ほんまや!』

『この歌を全て自分でやるって…、しかもこのクオリティってやばくね!?』

『後ろにスポンサーでもついてそう』

『分かる』

『可能性あり』

『でも歌は分かるけど作詞作曲もか…、怪しいのも分からんでもない』

『でもさ?考えてみろよ。これを本当に自分1人でやっていたとすると…、とんでもない逸材だぞ?』

『確かに』

『レベチやん』

『てかsouta何歳だと思う?』

『20を予想する』

『18』

『いや、この声はっ、10さーい!』

『さすがに無いわ』

『ロリコンかよ』

『通報しました』

『通報しました』

『通報しました』

『じゃあ間をとって15歳か…?』

『ありえる』

『その線は濃厚』

 

〜1年後の現在〜

『この最初の投稿からもう1年か…。』

『今ではたまにテレビで特集で出てたわ』

『テレビもよう言うね、15歳の天才だなんて』

『そりゃあ、これ作ったのが14歳だぜ?』

『これはテレビが天才って言っちゃうのも分かる』

『今ではこいつの歌もたくさん増えたしな』

『今でもこの歌を聴いて泣かされる事がある』

『アイツのアルバム買った?』

『買った』

『買った買った』

『アレでしょ?Dreaming!でしょ?』

『そうそれ』

『とても…、良きでした…。』

『まさかこの曲をぶち込んでくるとは』

『まぁ本人もこの曲はお気に入りで思い入れのあるって言ってたからな。』

『こんなに有名になってっ!お母さん嬉しいわ!』

『お前ちゃうやろ』

『この野郎』

『にしても未だに歌以外の声出しは無いな』

『テレビから出演依頼とか来てないのか?』

『前にその事についてTwitterで言ってたけど全部断ってるらしい』

『まじかよ』

『しょうがないだろ、まだ未成年だし』

『顔バレ防止とかもありそうだな』

『それな』

『分かる』

『ライブやってほしいな』

『ライブ、やるか?』

『まだやらないのでは?』

『ライブやるならまず歌もそうだけどトークやるならトーク力が必要だな。』

『コミュ障だったらおもろい』

『歌う時だけ豹変するってか?』

『とにかくなんかねーかな?』

 

 

 

次回

「学校生活にて」




連投していくぜ!
誤字脱字報告、感想お待ちしております!


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第4話 学校生活

( *・ω・)ノやぁ

今回は奏太の学校についてです!というか入学式です!
ではどうぞ!

近いうちになんかキャラ設定とか書こうかな。


〜Why?ここで待ってたら ちょっと狭くて

Break!たかが知れた世界 一緒に精査して分解と創造繰り返そう〜

 

 

 

 

校長「〜であるからにして、新入生の皆さんには輝かしい学校生活を送ってもらいたいのです。」

 

やぁ皆!俺だよ!ん?誰かって?俺だよ俺(オレオレ詐欺予備軍)。賀川奏太だよ!

俺は今高校の入学式に出ている。俺が入った学校は馬鹿でもないし賢いって訳でもない中間、中堅くらいの学校だ。まぁその学校の情報科ってとこなんやがな。PC使えるし将来に役立つやん。

ん?新入生代表挨拶?そんな主人公的展開があると思うなよ(彼は一応この小説の主人公です)。それに俺はあんま人前に出たくないんだ。二重の意味で。

…ほぉ?説明しろと?いいだろう。

まずは1つ、これでもし代表挨拶をするとしよう。多分俺の動画とか見てる人いたら声とかでバレそう。しかしこれで気づくのは俺の動画を見てくれているという事。それは嬉しい。

2つ目、人前で話すのが得意じゃない。これは〜、ほら、ブラック企業に勤めてて上の人に意見言おうとすると、その、察してくれ。

という訳だ(どういう訳だ)。

 

そして無事入学式も終わり、いよいよクラスで自己紹介ターイム。高校でもあるんやな。忘れてたわ。てか先生が若くてめっちゃいい人そうなんだけど。

あれは、20代の前半の上半期!22と予想する。すげぇな。ラッキーだなぁ。

そして順調に自己紹介は進んでいき、いよいよ俺の番!

と言っても何か捻る訳でもない。かと言って名前だけではいヨロシクも良くない。という事は、こうなる。

1.名前

2.自分の趣味や特技

3.学校生活に向けて

4.皆によろしくの一言

 

こんな感じか。

俺は立った。皆の視線や意識がこちらへ向く。やべぇ、緊張してきた。

しかし、だがしかぁし!ここで顔に出さないのが真の強者だ。俺は息を一息吐いて、言葉を発した。

奏太「賀川奏太です。趣味は音楽を聞くことです。早く高校生活に慣れたいです。これからよろしくお願いします。」

パチパチパチパチ

拍手が起こる。んまぁせんとなんか言われるから仕方なくやってんだろうな。

とまぁ、目立つこともなく終わった。

…しかし、先生が爆弾を投入してきた。

全員の自己紹介が終わった後、先生は言うた。あ、ちなみに先生の名前は加古川美香ですわよ。

先生「では、これから席を立ってそれぞれもつと自己紹介し合いましょうか!」

皆、ザワつく。俺、便乗する。

そして俺は思うた。

 

この先生、ある意味危険人物じゃね?、と。

 

 

 

次回

『奏太、クラスを知る』

 




ありがとうございました!
誤字脱字報告、感想お待ちしております!
次の話について少しアンケートみたいなのとります。
次は
キャラ設定がいいよ!という人と

そのまま話を続けて!という人
投票?をとります。
どしどしやっちゃってください。


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第5話 クラス、そして出会い

えー、神聖な投票の結果!Twitterでもやった投票から一票!物語を進めろというものがありましたので進めます。
次かその次くらいに設定書こうかな。


それはあまりにも突然のものだった。

「素晴らしい提案をしよう。お前達でもっと個人個人を知り合う為に席を立ってそれぞれ自己紹介し合おうではないか。しないというなら殺す。」

なっ、なんだって!?それはマズイ!既にさっきの自己紹介で嫌な予感がしていたが、まさか、こうなるとは。有り得ない!こんな結論、有り得ない!

 

 

 

というのが私から見た現在の状況です(どういう思考回路してんだ)。

しかし、普通に不味いわけだ。何人話しかけて来るかもわからんし、バレたらこれからの学校生活に支障を出しかねない。

先生「はい!では早速時間を取るので席を立って!」

先生のとても嬉しそうな声が響く。あー、なんか声はいいけど今の俺からしたらあの声は地獄の閻魔様みたいな声をしてるよ。

そして皆はそれぞれ立って2人のとこもあるし数人で集まったり輪になったりしてそれぞれ自己紹介してましたー。

奏太(これは、何もしないのも怪しまれる、かと言って遅れたからこれはどうすれば…)

そんな事をふと考えていると、

?「あのー…」

奏太「?」

なんか後ろから俺を呼ぶ声が(お前はヒーローちゃうで)!

振り返ってみると、そこには女の子が立ってた。

身長は150後半くらいでとってもほっそりしている。顔は少し幼さを残している、まるで人形をそのまま人にしたかのような顔立ちだ。

奏太「えーっと、君は〜…?」

?「私は式守 三森と言います。」

奏太「あ、どうもご丁寧に…、俺は賀川奏太です。よろしく。」

三森「よろしくお願いします、奏太さん。」

奏太「あ、いきなり名前呼びなのね。」

三森「あ、嫌でしたか?」

奏太「いや、少し驚いただけだよ、別に呼び方はなんでもいいよ。」

三森「そうでしたか。そういえば先程奏太さんは音楽を聴くのが趣味と聞きましたが…」

奏太「うん、まぁジャンルとか関係なく色んな歌を聴いてるからね。最新の流行のやつから結構マニアックなのとか、後はボカロやらKーPOPやら。」

三森「実は私も音楽が大好きでして。音楽、と言っても歌を歌う事が好きで。」

奏太「へー!確かに上手そうなイメージがあるなー。」

三森「ふふ、ありがとうございます。ちなみに奏太さんは好きな歌手はいるんですか?」

奏太「そうだなー…。」

俺は考える。この世界には俺の好きだった歌手や歌い手はいない。VTuberもいない。さて、どうしよう。

奏太(少し危ない橋を渡ってみるか…)

奏太「俺はYouTubeで活動やってるsoutaが好きかなー。」

三森「…ちなみに理由を聞いても?」

奏太「んー、まぁ自分と同じ名前だし、それに一応古参なんだよね。最初に投稿したIMAGEsourceとかいい曲だよ。」

三森「そうですか。ではこれからよろしくお願いしますね。」

式守さんがそう言うと先生がちょうど終わりの合図をかけていた。

奏太「うん、よろしくね、式守さん。」

こうして波乱のような自己紹介は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの人、もしかして…」




ありがとうございました!
誤字脱字報告、感想お待ちしております!
ちなみに奏太くんは人と話す時はほぼ敬語になります。
何故って?前世のブラック企業の連勤やら何やらをしていたらそうなるんちゃう?


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第6話 式守三森と

今回は式守三森とオリ主の絡み?ですね!
式守さんとの関係は縮まったりして
ではどうぞ!


入学式から数日後…

あれから学校生活にも少しづつ慣れていき、俺は今!とても重大な局面にある。それは…

先生「は〜い、それではこの時間を使って係や委員会を決めていきまーす!」

そう、係決めだ!これによってクラスの未来が大きく変わると言っても過言ではない。ん?分からんって?じゃあ馬鹿で後先考えずに今を乗り切るやつと賢くて未来のことまで考える秀才、どっちがいい?そういうことよ。

先生「はい!では学級委員やる人挙手!」

俺は前に出て話すの苦手なんで無理だ。

先生「次に体育委員!」

運動がそんな得意でも不得意でもないしそんなスポーツマンな訳でもないので却下。

先生「保険委員!」

命を預かる仕事はやりたくねぇ。前世ではいろいろあったなぁ(意識がここでは無いどこかにある)…

先生「はい!では音楽かk「「はい!」」りぃ…」

俺は速攻で手を挙げる。…が、もう1人いたようだ。

奏太「お、式守さん。」

三森「え?奏太さん?」

先生「おー!じゃあ音楽係は2人で決まりね!」

奏太「アッハイ」

三森「はい。」

 

 

 

さらに数日後…

今日は音楽のある日。ちなみに音楽の先生は20代後半くらいに見える。女性。

先生「それじゃあ皆よろしくねー!それじゃあ早速だけど音域テストをやります!」

おっ、初回から音域テストかー。大丈夫かな…。

先生「はいじゃあ次ー、賀川君!」

奏太「はーい。」

先生「じゃあ始めるわねー」

先生がピアノで音を出す。その音を俺は自分の喉を信じて出す。これを音域の限界が来るまでやる。ちなみに俺は、強いぞ?

先生「君凄いわね!高校生で8オクターブだせるなんて!」

奏太「あはは、中学はソプラノやってたんで。」

先生「そ、そう。じゃあ次は低い音ねー」

奏太「あ〜♪」

先生「低音もこんなに出せるなんて…」

おー!結構広いな。てか皆なんでそんなに目を見開いてんのさ。

クラスメイト1「賀川お前すげぇな!」

クラスメイト2「どっからそんな声出んだよ。」

クラスメイト3「羨ましい…」

奏太「あはは、どうも」

なんか皆俺がsoutaだって疑問をびた一文も持たない。逆に不安になる。

そして20分後…

先生「うん、全員とれたねー。」

無事終わった。

先生「それじゃあ皆に聞くけどこの中でピアノ弾ける人ー?」

先生は問うた。どうしよう、できるけど、やろうか迷うんよな。

三森「はい。」

先生「お!式守さん?だったわね。じゃあ少し弾いてくれないかしら?」

三森「いいですよ。」

そう言って式守さんはピアノへ向かう。

 

座り、鍵盤に手を置く。

そして弾き始める。こっ、これは…!

奏太(俺がYouTubeで出した曲やないか。)

式守さんが弾いているのは俺がYouTubeで投稿した前世にあった曲。

まさしくときのそらのIMAGEsourceだった。

奏太(おいおい、まじかよ…)

これはもう笑うしかない。これ俺の存在バレてんじゃないか?

 

三森「ふぅ…」

先生「凄いわねぇ、この曲は聴いたことがないけど凄いかっこいい曲ね。」

三森「ありがとうございます。」

そう言って式守さんは自分の席に戻る。

先生「それじゃあ、他に弾ける人はいるかしら?」

…いいぜ、やってやろうじゃん

奏太「やります。」

先生「あら!賀川君!じゃあお願いね!」

式守さん、とても良い演奏だったよ。だけどな?それをこの世界で出した俺のプライド、そして、前世の人達の記憶でもあるんだ。

 

奏太(見せてやるよ、前世で培った音楽スキルを…!そして、これは!宣戦布告だ!ってね?)




ありがとうございました!
誤字脱字報告、感想お待ちしております!
次も楽しみにして下さい!

最近感想が無くて悲しいので感想下さい!
モチベーションアップにも繋がります。


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第7話 実力 三森の心情

今回は式守三森の心情がほとんどです。
最近感想なくて寂しいです。
途中グッチャリしてるかも。


奏太(さて、何を弾こう…)

俺は考える。式守さんが俺が1番好きな曲をやっちゃったからなー。

奏太(よし、まぁいけるだろ。)

俺は弾く曲を決めた。座って、心を落ち着かせる為に息を一息、そして吐く。

意を決した俺は鍵盤に触る。

奏太(さぁ、IT'S SHOWTIME!!)

〜〜〜

初めて彼の声を聞いたときはどこかで聞いたことのある声だと思った。

三森(賀川奏太くん、か。)

私は私が今とてもハマっているsoutaと彼を当てはめる。

三森(でも、流石に違うよね。)

私は彼がsoutaであるという仮説を捨てる。その後すぐに先生が席を立ってもっとお互いを知り合おうみたいな事を言った。

三森(ちょうどいいわ、彼に話しかけてみよっと)

見たところ彼は出遅れて話す相手がいないみたいだ。

三森「あのー…」

話してく内に彼も音楽が大好きだということが分かった。私はある質問をしてみる。

三森「ちなみに奏太さんは好きな歌手はいるんですか?」

さて、彼はどう答えるかな?

奏太「俺はYouTubeで活動しているsoutaがすきかなー」

なんと彼はsoutaの名前を出した。彼は…

 

…いや、まだそうと決まった訳じゃない。

三森「ちなみに理由を聞いても?」

奏太「んー、まぁ自分と同じ名前だし、それに一応古参なんだよね。最初に投稿したIMAGEsourceとかいい曲だよ。」

私は動揺が顔に出ないようにポーカーフェイスを貫く。

三森「そうですか。ではこれからよろしくお願いしますね。」

奏太「うん。よろしくね、式守さん。」

 

 

 

三森「あの人、もしかして…」

 

本物のsoutaなのではないか?

〜〜〜

こうして時は過ぎていき、彼と同じ音楽係になれたりした。

そして音楽の時間。

先生「はいじゃあ次ー、賀川君!」

奏太「はーい。」

いよいよ彼の番。

三森(見極めさせてもらうよ、君の力。)

先生「じゃあ始めるわねー。」

先生「君凄いわね!高校生で8オクターブだせるなんて!」

彼はなんと8オクターブまで出してみせた。こんなに出せるなんて思わなかった。

奏太「あはは、中学はソプラノやってたんで。」

いや、ソプラノをやってたとしてもこんなに高く、それでいて綺麗な声が出せるか?

先生「そ、そう。じゃあ次は低い音ねー」

奏太「あ〜♪」

先生「低音もこんなに出せるなんて…」

そんな…もう彼はsoutaで確定じゃない。声が似ているなとは思ったけど、ここまででるのは私が知っている中で1人しかいない。

三森(本当に彼はsoutaだった…。なら、私は…彼に挑む。)

20分後

先生「うん、全員とれたねー。」

おそらく私の予想だがこの後ピアノとか弾ける人ー?とか聞いてくるはず。

先生「それじゃあ皆に聞くけどこの中でピアノ弾ける人ー?」

来た。私が彼の曲を弾いて彼を挑発する。そうしたら、彼は乗ってくるはずだ。

三森「はい。」

先生「お!式守さん?だったわね。じゃあ少し弾いてくれないかしら?」

三森「いいですよ。」

私が弾く曲は彼もお気に入りと言っていたIMAGEsource。

三森(さぁ、のってきなさい…!)

私は彼に弾かせる為に、自分とsoutaの力の差を確かめる為に弾く。




ありがとうございました!
誤字脱字報告、感想お待ちしております!
次も楽しみにして下さい!
そして感想下さい!


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