異世界に転生したら世界有数の大怪獣でした! (悲劇)
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蛇の目覚め

私は漂っていた

 

金色の粒子がキラキラと漂い、私もまた粒子と一緒に漂っている

 

行き着く先は何処かもわからない

ここがどこかもわからない

 

だが不思議と不安は無い

 

私は漂う粒子から抜け出した

 

理由はわからない。ただ、このまま漂っていたらいけない気がしたのだ

 

どれ位一人で漂っていただろうか

 

周りに粒子は無く、私は一人だ

 

急に何かに吸い寄せられる

 

私は抗うことも出来ずに吸い寄せられて---

 

 

 

どれだけ眠って居たのだろうか。強い光が差し込んで、私は頭をもたげる。

---“ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

 

ああ、綺麗な夕日だ。

でも、ここは何処なのだろうか?

 

***

その日、ダート大陸北部に位置するランヴァルト大渓谷にて一匹のモンスターが永き眠りから目を覚ます。

第四級危険指定『鉄壁要塞(リクヲハイマワルオウ)ヨルムガルダン』

災害とも称される紛う事無き大怪獣である。

 

***

 

私は自分の身体がおかしい事に気がついた。

 

私にこんなに大きな牙は無かった。この何もかも串刺し、噛み砕く。こんな牙は私には無かったはずだ。

 

私にこんな鱗は無かった。この何もかもを拒絶し跳ね返す。こんな漆黒の鱗は私には無かったはずだ。

 

---そしてこの身体の内に感じる強大な力も、以前(・・)の私には無かった物だ。

 

そこで私は理解する

私の魂は新たな肉体を得たのだと

 

そう理解した時、私に記憶が流れ込んでくる。私の記憶では無い、恐らくこの肉体の持ち主の記憶がだろう

 

そうして私は理解した

 

この強大なる力の使い方(・・・)を

 

この場所が何処かを

 

この世界の名前を

 

そして、今(・)の自分が何者であるかを

 

ここはランヴァルト大渓谷

 

ここは調和の世界グランシア

 

そして私はヨルムガルダン

 

---この世界でも有数の大怪獣だ。

 

そこで私は記憶と思考の渦から抜け出し、意識を覚醒させる。どうやら眠って居たようだ。

 

私は周りを見渡す

---岩、岩、岩

どこを見ても岩しか無い

 

つまらない景色だ

 

私は移動する

 

当てもなく、ズリズリと

 

 

 

大渓谷、その名の通りここはとても大きな谷である。私は丁度その谷の部分で眠りについていたようだ。見渡す限りが岩しかないのも頷ける

 

私の身体の大きさは、谷である崖と崖の間にあって少し窮屈に感じさせる程に大きい

目測で直径5メートルは有るのでは無いだろうか。全長はもはや自分でも想像がつかない

 

そんな私の姿を一言で表すなら<蛇>と言うのが一番しっくりくるだろう

世界蛇 ヨルムガルダン それが私が女神から与えられた名である。

 

 

ヨルムガルダンとしての記憶が呼び覚まされた時、朧げながらも私(・)としての記憶も思い出した

 

以前の私は人間だった。

性別は思い出せない、名前もまた、思い出せない。ただ、思い出せるのは毎日を目的も無く漠然と生きていく日々と、力が欲しいという欲求のみだ。

図らずもその欲求は解決したのだが…

私はこの世界では有数の力(・)を持っている。しかし、世界一では無い。けれど世界一に成れるかもしれない可能性は多分にある。

せっかく力を手にしたのだ、どうせなら世界一になりたい。

世界一の高みへと上り詰めたい。私は強くそう思った。

 

 

 

それにしても、動き辛い

地面を這う様に動くのだがどうも慣れない

以前の私が人間だったからだろうか、無性に二足歩行がしたくなる

 

---そうだ以前の私は人間だったのだ

この蛇の身体では上手く動けそうにないならば、人型になればいいのだ

 

どうやって人型になるか?

それはイメージだ。この世界はイメージした事を具現化することができる。勿論簡単では無い、強くはっきりとしたイメージで無いと具現化なんてしない。

 

思い出した私の記憶からでは爆炎龍(プロミネンスドラゴン)と呼ばれるモンスターが存在する。これはその名の通り爆炎を操り纏う事が出来る龍種だ。この龍が生まれた始まりは火山に住み着いた龍が火山から流れ出る溶岩を強くイメージした事により、溶岩とは言わずとも爆炎を操り、纏う事が出来る様に進化(・・)したのだ。

 

だから私はイメージする。

以前(・・)の私の様な人型を

この巨大な体躯を圧縮する様に

強く強くイメージする。そうして行くと身体が変化して行くのを感じる。自分の胸の中に有る力の源である核(コア)とも呼べるそれに吸い寄せられて行く感覚を

ズルズルと吸い寄せられて、私は大きな球体へと変異した。失敗したかとも思ったが、違う。これは素と言える状態だ、あらゆる物に変化出来る可能性を秘めた卵と言える状態で有ると私は不思議とそう確信した

 

私は思い浮かべる、私の思い描く理想(さいきょう)の姿を

 

牙を全身を覆う鱗を爪を……

 

外見等どうでもいい、兎に角戦闘に特化している様な形へと

 

変異が終了した、姿見(すがたみ)を見ずとも己の姿はある程度分かる

頭は漆黒の鱗が覆いゴツゴツとしている。以前の私の世界で言う所のワニを連想させる頭だ。

身体や脚なども漆黒の鱗が全身鎧(フルプレートアトアーマ)の様にびっしりと敷き詰められている。

特に肩から胸部、金的に当たる所は鱗が変異し鎧の様に盛り上がっている

当然自分の鱗で出来ているので動き辛いなんて事は無い

特徴は尻尾だろうか、大体一メートル程の長さの尻尾をわざわざ人型に生やした

人間の頃には無かった代物だが、理由としては戦闘の選択肢の幅が大きく広がるだろうと思ったからだ。尻尾の先端にはスパイクがついている。膝小僧と肩にもスパイクがついており、攻撃と防御の両方に役立てるだろう。

こうして私 世界蛇グランシアは生まれ変わった

新たなる名前はまだ無い。おいおい考えればいいだろう。

何にせよ随分と動き易くなった

 

この新しい身体は如何程の物だろうか

取り敢えずその場で軽くジャンプしてみる

 

…おお、これは…

 

軽くジャンプしただけなのに左右に立ちはだかる岩壁を悠々超える

岩壁というより崖を。崖の上には緑が生い茂る森が広がっている

この大渓谷は森を横断する形で割れているようだ。

そこで私はドスンと音をたてて地面に着地する

巻き起こる砂埃、地面に軽く減り込む私

あれだけ高く跳んだのだ、減り込むのも当然だろう。意図してでは無いが耐久性もバッチリの様だ。このままだらだらと渓谷を歩いてもつまらない。私はジャンプし森の中へ着地する。腕力や戦闘力のテストはも森で行った方が効率がいいだろうし

 

ガサガサ

 

近くの茂が揺れる、出てきたのは中型犬位の大きさの薄緑をした狼だ

狼は私の喉元目がけて飛びかかってくる

私は横にステップし狼をひらりと躱し、まだ空中にいる狼の腹にショートアッパーをお見舞いする。

“ゴッゥゥ---”

私の放った拳で何故か地面が抉れ

私の放った拳で狼は跡形も無く消滅し

私の放った拳の余波で空の雲は押しのけられポッカリと晴天が出来た

予想外の威力に私は呆然とする

 

そして、笑いが込み上げてきた

 

「クックック、ワーーハッハァァー 素晴らしい『力』だ‼ 何という威力! …ああ、何という全能間だっ‼」

 

ああ、ああ、最高の気分だっっ

 

 

 

 

どれ位笑っていただろうか

また茂が揺れ、モンスターが出てくる迄私は笑い続けていた

出てきたのはまた薄緑の狼、フォレストウルフだ。今度は飛びかかってこず、五匹は私を取り囲む

私は冷静に森狼(フォレストウルフ)を観察する。この程度のモンスターでは万が一攻撃が当たったとしても擦り傷一つ私につけることができないだろう。そんな確信が有るからだ

 

だが、わざわざ当たってやるのも面白くない

一撃も当たらないよう戦う

 

私を取り囲む森狼の内、一匹が前に出て私の喉元目がけて飛びかかる

一歩遅れて他の森狼達が足へ腹へ腕目がけて噛み付こうと飛びかかってくる

一匹に気を取られたら、他の森狼達に食われてしまう

この方法で森狼(こいつら)は狩をしてきたのだろう。だが、ここいるのは獲物では無く大怪獣だ。

私は始めに飛びかかってきた一匹の顎にカウンターで掌底(しょうてい)打ちを叩き込み首の骨を折る。掌底を叩き込んだ森狼は顎より上を残して消滅した。その後、飛びかかってくる森狼達を叩き落として行く

先程も思ったが、遅い。飛びかかってくる森狼が止まって見える。故に叩き落とすのは然程難しくは無い

叩き落とした森狼は地面に赤い花を咲かせ減り込む。全滅させたのはいいが、どうも過剰防衛だ。力をコントロールする練習も兼ねて力加減も覚えていかなければいけないだろう。

 

『海龍暴王(ウミニノサバルオウ)ガルナーヴァ』

 

私がかつて敗北を喫した化物

取り敢えずこいつに勝利する事が当面の目標だ

 



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蛇の修練と苛立ち

良かったら感想下さい


私はあれから薄緑の狼---森狼(フォレストウルフ)を虐殺していた

 

森に着地した時の轟音か、それとも同胞の血の匂いを嗅ぎつけてか森狼によく遭遇する

 

薄緑の狼---森狼(フォレストウルフ)は私のヨルムガルダンとしての知識にあるモンスターの一つだ

一匹一匹の戦闘能力は低いが、集団になると稚拙ながらも連携を取るため

並の戦士程度では太刀打ちが出来ない厄介なモンスターだ

 

まあ、私にとっては力加減をする良い練習台にしかすぎないが

 

---それにしても、少々鬱陶しいな

 

モンスターを事前に感知するために使っているピット器官にちらほらと人間の反応を感じるのだ

 

ピット器官とは蛇が持っている器官で、赤外線つまりは熱を感知するレーダーの様な働きをこなす器官だ。サーモグラフィーなどはこのピット器官を参考につくられている

ヨルムガルダンのピット器官で感知できる最高範囲は一キロにも及びそうだ

まあ、私がそれだけの情報量を処理出来る訳も無く、今は半径五十メートルまで抑えているのだが

そのピット器官にこちらをつけて回る人間を感知するのだ

付かず離れずのスタイルでこちらが近づこうとすると逃げられる。全くもって鬱陶しい

 

私は感知している中で一番近い人間目掛けて一足飛びに近づく

 

目の前には驚愕し硬直している黒装束の人間。私は素早く背後へと回り込み腕に関節技を極めて無力化する

その後私は周りに聞こえるよう思念(・・)を飛ばした

 

思念とは高位のモンスターでも一部が使える先天性魔法《生まれつきの魔法》である

使っている言語が幾ら違おうとも意思を一方的にぶつける魔法なので言語の違いは関係ない

一方的なので相手がわからない言語を使っている場合には意思の疎通は不可能だが、今回は話し合いが目的ではないから問題無い

 

"出て来い!お前等の仲間を殺されたくなかったらな‼"

 

む、人間の反応が私から遠ざかって行く

…まさか見捨てるとは、目論見が失敗してしまった

私は用なしとなった人間を解放する

解放した人間はこちらを化物でも見るかのように怯え、情けない悲鳴を上げながら覚束ない足取りで必死に逃げて行く

 

私はその後ろ姿を見て思わず嘆息する

---殺す価値も無いな

 

一応逃がした理由も有るのだ

 

彼ら人間には見届け人になってもらう予定なのだ

幾ら他の怪物達を打ち倒して私が最強になったとしても、人間や他種族まで皆殺しにしてしまっては我が名を歴史に刻むことは出来ない

何時だって歴史を刻むのは当事者では無く傍観者だ

彼らにはそれを担って貰わねば為らない

 

そんな事をつらつらと考えながらも草木を掻き分け森を進んで行く

 

"---ヴォッ"

 

---此方に凄いスピードで岩が投げられる

 

私はそれを避けず、打ち砕く

木の上から投石を行ったのは〈岩愛猿(ロックラブモンキー) 〉一メートル五十センチ位の体長をした

その名の通り猿である

異常に発達した両腕が特徴で、攻撃手段が投石オンリーというモンスターである

 

投石と言っても、投げてくるのは最早岩と言った方がいいだろう

そんな代物を異常に発達した豪腕で投げつけてくるコイツはこの森でも上位に位置する

どうやら知らず知らず森の奥深く迄突き進んでいたらしい

 

中々骨の有るモンスターだ

 

このモンスターの厄介な所は本当に投石しかしてこず、集団戦でも一定の距離を取り投石でフルボッコする

 

以前の私は踏み潰し轢き殺していた

でもそれは巨体であった頃話し

 

目には目を歯には歯を、投石には投石で

 

私は近くの岩を拳で砕き岩愛猿(ロックラブモンキー)が投石をし終わった瞬間に投げた

 

私が放った岩は見事命中

岩愛猿の胸に大きな穴を空けた

 

"一撃で終わってしまってはつまらない、な"

これからはもっと加減して行こう

 

それから色んなモンスターに遭遇した

 

猛毒を吐く巨大な蝸牛〈蝸牛毒針(エスカルゴポイズンノッカー)〉

 

周りの茂に擬態していた大蜥蜴〈緑下位竜(グリーンレッサードラゴン)〉

 

身体は小さいが風の中級魔法ウィンドカッターを尻尾に纏い、音もなく切りかかって来た

〈無音之暗殺鼠(ジャックザリッパー)〉

 

等と交戦した。交戦と言ってもワンサイドゲームに近かったが…

近かった、と言うのは無音之暗殺鼠にはヒヤリとさせられたからだ。幾ら最強とも言える肉体を手にしても音もなく刃が首目掛けて迫って来るのには肝が冷えた

 

中級魔法程度ではこの肉体に傷一つ付けられない。そう解っていても怖いものは怖い

 

切り裂きジャック---ジャックザリッパーとはよく言ったものである

 

だが所詮は鼠、身体は脆い

手加減した私の拳でも地面に赤い花を咲かせる結果となった

 

 

唐突だが、この世界はゲームでは無い。

モンスターを幾ら倒そうが殺そうがレベルアップなんてしないし、ドロップアイテムなんかも無い

死体が残るのみである

死体が残るということは素材を剥ぎとれるということでもあるが、

モンスターの素材は布とは比べ物にならない。だからある程度の強さの基準は身につけている装備のグレードで判断するのだ。

世知辛い世の中である

 

---だから私の目の前に居る冒険者達もそう強くは無いのだろうな

 

***

 

俺たち冒険者ギルドのBランクパーティー[導きの杖と盾]は岩愛猿(ロックラブモンキー)の討伐にこの蛇神の森に来ていた

 

岩愛猿(ロックラブモンキー)は子供位の大きさしか無いモンスターだが豪腕による遠距離からの投石の威力は途轍もない

しかも、木の上に陣取って決して降りてこないから剣では戦い様がない厄介なモンスターとして有名だが、このモンスターの特徴としてもう一つ有名なものがある。

それは宝石を身体に埋め込むという物だ

岩愛猿(ロックラブモンキー)というだけ有り彼奴らは総じて岩をこよなく愛している。其れこそ身体の一部としてしまう程に、だ。

岩愛猿は生まれて間もない頃親か、それとも自分で美しい宝石を見つけ、身体に埋め込むのだ。埋め込まれた宝石はモンスターの持っている魔力に当てられ続ける事により魔石へと変異する

魔石は冒険者ギルドで高く売れる

たった一つの魔石でもこのパーティー五人で山分けしたとしても三日は酒場で豪遊出来る位にだ

 

「なぁザック、何か森の様子が可笑しくはねぇか?」

 

「あん?どういうこった ジョン」

 

「なんかよぉヤケに騒がしいと思うんだけどよぉ?」

 

うん?確かに何時もよりモンスター共が騒がしいな

 

ああ、俺の名前はザック この臨時パーティーのリーダー兼、盾騎士(ガーディアン)だ

話しかけてきたのはジョン。口が軽い奴だが腕は確かなうちの弓師(アーチャー)だ

他にも俺と同じ盾騎士(ガーディアン)のゼファー、寡黙な魔法使いグット、ジョンと同じ弓師(アーチャー)で紅一点のメルンがいる

剣士(セイバー)は居ない、というより連れてきてない。さっきも言ったが岩愛猿(ロックラブモンキー)を相手取るには不利だからだ。

 

このパーティー[導きの杖と盾]は岩愛猿(ロックラブモンキー)を狩るために結成した臨時のパーティーだ。

このパーティーの中で俺の組んでる正式パーティーメンバーはジョンしか居ないから必然俺とジョンとしか話さないのも仕方が無いかもしれない

 

「何かこの先に居るのかもな」

 

「何かってぇやべえんじゃねえの?」

 

……ヤバイ、か

突然変異種のモンスターでも生まれたのかもしれない

 

「突然変異種か何かが生まれているかもな」

 

「おいおい、引き返した方がいいんじゃねぇか?」

 

「何が原因か突き止めてからな」

 

…ジョンのいう事も尤もだが森の様子がおかしいから手ぶらで帰りました、ではギルドが納得しないし、依頼達成不可扱いになってしまう。せめて原因が何か突き止め、ギルドに報告しないとな

 

「ったくよぉ、了解リーダー」

 

「お前等もそれでいいか?引き返すなら今しかないが」

 

俺はさっきからだんまりな三人に問いかける。俺の中ではもう岩愛猿(ロックラブモンキー)を狩るという選択肢は無い、だから別に抜けても構わないんだが…

 

「いや、一緒に行こう、このまま一人で引き返しても危なそうだしな」

 

「……」(コクッ)

 

「ついて行くわよ、もしかしたら何も無いかもしれないじゃない」

 

上からゼファー、グット、メルンだ

グット‥‥せめて返事する時ぐらいは喋れよ‥

 

俺はそんなグットに苦笑いしながら森を突き進んで行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

---------------------

 

……俺はこの時、ジョンの言う通り素直に引き返すべきだった

そうすればあの化物(・・)に遭わずにすんだのに…

俺がそう後悔する時は、そう遠くは無い

 



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