小説投稿主が転生してVTuberになる物語 (冬川冬樹)
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小説投稿主でもVになれるってマ?

出来心です。


皆さん、VTuberは好きですか?私は好きです。だから小説にしました(唐突)。

この小説は投稿主が転生してVTuberとして活動する8割おふざけ1割シリアス1割ラブコメでお送りします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世に生まれて後悔したことといえばVTuberになれなかったことくらいだな。

僕は、死んだ。

なに、トラックに撥ねられたさ。

そんな転生物みたいな展開あるか?まぁ転生は出来るならしたかったなぁ。

まだ15歳だぞ?われピッチピチの15歳ぞ?

そんな事を考えてたらなんか神々しい部屋に来ました。

ここからはダイジェストらしきものでお送りします。

 

1、神に会う。

2、転生を提案される。

3、僕、承諾。

4、転生する。

 

まぁこんな感じ〜(ギャグ漫画びーよr)

てなワケで転生した。そして神に絶対VTuberになる事を約束されました。

やったね。

そして時は過ぎて18年が経った。

時の流れは早い。前世ではいなかったVTuberがたーくさんだー。

でも前世でいたVが全くいない件について。

あ〜〜〜〜!前世のVに会いたァい!

(´,,-ㅿ-,,`)フゥ-、まぁ嘆いても仕方ないな。

んでな?私、VTuberになる為にVの会社に応募したんよ。

会社の名前?株式会社『VTune(ブイチューン)』ってとこ。

なんか名前的にVTuberを創りそうな会社やな。ホロライブとかにじさんじはなかった。あれよ。

そしてVTune、通称ブイチューからメールが届いた。内容はこうだ。

『冬川冬樹様

当社のVTuber採用試験にご応募いただき誠にありがとうございます。

審議の結果、合格致しました事を報告させていただきます。

今後の予定については当社でお話させて頂きますが日程はそちらで決めて頂いて構いません。

お待ちしております。

株式会社VTune 採用係 新川』

 

やったぜ。

てな訳で日程調整して、当日。

冬樹「おぉー、デカイな。」

僕は今、株式会社VTuneのビル前にいる。

冬樹「スゥー、よし。入るか。」

自動ドアが開き会社の中に入る。そして速攻で受付へ向かう。

冬樹「あの〜、VTuber採用試験で応募して合格通知を貰った者です。」

受付「はい、お名前をお伺いしてよろしいですか?」

冬樹「冬川です。」

受付「少々お待ちください…ふ、ふ…、はい、ありました。冬川冬樹様でよろしいですか?」

冬樹「はい、間違いないです。」

受付「では担当の者を呼びますので少々お待ち下さい」

冬樹「あっはい。」

そして少し座って待ってると…

?「お待たせ致しました!」

冬樹「あっ、どうも。」

現れたのは身長160前後のスタイルの整った女性だった。僕の身長は178cmてある。ちくせう。あと少しで180やんけ!

?「私VTuber採用試験の担当の橋本です。」

冬樹「冬川です。」

橋本「では私に着いて来てください。」

冬樹「はい。」

橋本さんに着いて行き、会社の中を歩く。ふむ、ざっと見たとこホワイトに見える(どういう観点から!?)!

橋本「こちらの部屋になります。」

案内された部屋は会議室だった。中に数人いると見た!

橋本「先にお入りください」

冬樹「は、はい。」

なんかドアの向こうから既に威圧が…ええい!男でしょうが!

コンコンコン

?「どうぞ。」

中から聞こえてきたのは女性の声。しかし、結構怖そう。やなよかーん。

冬樹「…失礼します。」ガチャ

ドアを開ける。見えたのは長方形の机が4つ、正方形になって並んでいる。そこの1番奥に座っている人が1人、多分声の主だな。

やばいな。震え止まらん。うん、落ち着け(もちつk)黙れ小僧!?

よし、深呼吸しよう。スゥーー、フゥーー。よし。

冬樹「VTuber採用試験で合格通知を頂きました、冬川冬樹です。今日はよろしくお願い致します。」

?「VTuber課、課長の衛宮です。おかけください。」

冬樹「失礼致します。」

こうして、僕のVTuber人生が始まろうとしていた…。




こんな小説でもいいという方は感想、誤字脱字報告、評価の方よろしくお願い致します!


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Vの名前ってどうやってつけてんだろうな。

全てのVTuberの皆様に最大限の敬意を。


橋本「という事で以下の事に気をつけて下さいね。ここまでは理解しましたか?」

冬樹「ふむ、なるほど。」

僕は今、VTuberのイロハを叩き込まれてる。なんなら身バレ防止に防音付きのマンションまで用意してくれるらしい。なんだここ、ホワイトかよ。てかここまでするV会社がいただろうか。

あ、ちなみに僕の担当兼マネージャーは橋本さんに、橋本桂花さんになりました。

橋本「それでは名前の方ですが、どうしましょうかね…」

冬樹「う〜ん…、どしよ…」

名前って結構重要だよね。これでイメージが決まるかもしれんしな。

橋本「自分の名前はゆっくり考えましょうk「決まりましたー。」え?」

あっやべ、被った。大丈夫かな?こういうの結構気にする人とかいるからなー。

橋本「えっと、早いですね…、ちなみにその名前は?」

冬樹「んまぁ、結構直感で考えたんですけどね、『鎌倉 シロ』とかどうですか?」

橋本「おぉっ、いいですね!」

冬樹「あらま、もうOKサインですか?」

橋本「何か不安な点でもあるんですか?」

冬樹「いや、こんな簡単に決まっていいのかなー?って。」

橋本「案外そんなもんですよ。名前は。」

冬樹「そうですか。じゃあ次は設定、ですかね?」

橋本「そうですね。何かいい設定とかあります?」

冬樹「う〜ん、ちょっと時間ください。」

10分後…

冬樹「いよし、出来ました。」

橋本「拝見させていただきます。」

 

『鎌倉 シロ(かまくら しろ)

ある日、災害で起きたゆきなだれに流され、次に目が覚めるとそこは家並に大きいかまくらの中だった。家に帰る方法を探しながらインターネットでSOSを発している。だが誰も助けに来ないのでかまくらに住むことにした18歳の男の子。』

冬樹「まぁ、こんな感じですかね。」

橋本「す、すごいですね…、こんな短時間で。」

冬樹「まぁ大雑把っちゃ大雑把ですね。」

橋本「いえ、これでいきましょう!」

冬樹「えっ」

橋本「多少は変えたりしますが、原型は崩さずそのままに設定を書きますので、明日には出来ます!」

冬樹「すごいですね。」

橋本「いえいえ、君が凄いと思いますが。」

冬樹「ありがとうございます。」

褒められて素直に嬉しいな。

冬樹「ところで僕以外に他に採用試験受けた人とかいるんですか?」

橋本「いますよ、2人。2人とも既に設定も決まっています。あ、ここにその2人の資料置いておきますねー?」

冬樹「あっはい。」

橋本「ふふ、これから忙しくなりそうです!あ、今日はこれで終わりとなります。その資料は持ち帰って構いませんので気をつけて帰って下さいね。」

冬樹「は、はい。お疲れ様です。」

僕は橋本さんが出ていくのを見届けて、資料を1目見る。

そこには、『山田 兎美(やまだ うさみ)』と『帝 帝一(みかど ていいち)』という名前があった。

 




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