俺は間違っていたのか? (あいあいあいあい)
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番外編それぞれの思考1.2

pixivで投稿してますがハーメルンでも投稿していきますよろしくお願いします


椎名ひよりside

 

 

 

 

最初はただの読書友達でした

 

 

 

彼とあったのはそうですね

 

 

 

図書室で自分が読みたい本を取ろうとした時に少し高いところに本があったのですが

 

 

 

それを取ってくれたのが彼でした

 

 

 

そこからです彼と関わるようになったのは

 

 

 

彼とは違うクラスですがよく放課後の図書室で一緒に本を読んだり

 

 

 

感想を言い合ったりするのが日課になっていきました

 

 

 

彼のことがもっと知りたいと思うようになったのはそうはかかりませんでした

 

 

 

この気持ちはなんでしょう

 

 

 

他の人と話していても感じないこの胸の温かさ

 

 

 

そして彼が他の女の人と話しているのを見た時に感じる胸の痛み

 

 

 

彼は誰にでも優しい

 

 

 

それが私1人に向けられないことは充分わかっています

 

 

 

でも彼の優しさを自分だけのものにしたい

 

 

 

彼の笑顔も照れた顔も私だけに向けて欲しいそういう気持ちが日々強まっていきました

 

 

 

彼が他の女と話すだけで自然と本を持つ手に力が入ってしまいます

 

 

 

あぁどうしましょ本が破けてしまいました

 

 

 

ポイントで買った自分の本なのでまだ良かったです

 

 

 

もし彼が他の人のものになった時には

 

 

 

私はどうなるのでしょう…うふふ

 

 

 

あぁまた来てくださいました私の…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡君

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神室真澄side

 

 

 

あいつとあったのは

 

 

 

そうね私が万引きしようとした時に

 

 

 

お前そんなことはやめとけと声をかけられた時が初めてあいつとの出会い

 

 

 

あいつは坂柳のお気に入りみたいでも…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気に入らない

 

 

 

そう思うようになったのはいつだっただろうか

 

 

 

あいつと会っている時

 

 

 

話している時

 

 

 

あいつに‥その頭を撫でられた時…とか//

 

 

 

いつの間にか目で追うようになっていた

 

 

 

それでわかったことがある

 

 

 

あいつは大体女といることが多いことだ

 

 

 

Bクラスの一之瀬やCクラスの椎名

 

 

 

あいつと同じクラスの堀北や櫛田

 

 

 

まだ沢山いるけど

 

 

 

とにかく大体は女といることが多いのだ

 

 

 

そのたんびに胸が締め付けられる感じがする

 

 

 

そこで理解した私は好きなんだ‥と

 

 

 

あいつは誰にもとられたくない

 

 

 

もちろん坂柳にも、ね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好き…八幡

 

 

 

 

 

 

 

堀北鈴音side

 

 

 

 

私が彼に会ったのは

 

 

 

勉強会で綾小路くん達と一緒に協力してくれたのが彼だった

 

 

 

その時の私は人をつきはなしていたわ

 

 

 

勉強ができないのを幼稚や愚かなども言った

 

 

 

今思えばその時の私が愚かだった

 

 

 

そのことを気づかせてくれたのが彼だったわ

 

 

 

でもこの気持ちが何なのかを知ることはできなかった

 

 

 

その後兄さんと話して投げ飛ばされようとした時に

 

 

 

彼に助けてもらったわあの兄さんの攻撃をかわしながら受け止めていた

 

 

 

私はいつもの彼の雰囲気の違いに驚きながらも見惚れていた

 

 

 

その‥かっこよかったわ//

 

 

 

私はその時いえその前から彼のことが気になっていてここで確信した

 

 

 

今まで感じることのなかったこの気持ち

 

 

 

今ならわかる‥

 

 

 

彼が‥好き

 

 

 

彼に撫でられた時とても心地よかったわ

 

 

 

気づけば彼を見ていた

 

 

 

何をしているのか気になってしまう

 

 

 

あっ彼がほかの女子と話してるわ‥ふふ‥バキッ

 

 

 

[おっおい堀北]

 

 

 

[何かしら?]

 

 

 

[ペンが折れてるぞ]

 

 

 

[あっいけないわね]

 

 

 

[何かあったのか?]

 

 

 

[なんでもないわ]

 

 

 

[いや何もないわないだろう]

 

 

 

[なんでもない]

 

 

 

[でもペンが]

 

 

 

[なんでもない]

 

 

 

[ペン[なんでもない]はい]

 

 

 

あっ彼が行ってしまったわ

 

 

 

この思いをいつか…

 

 

 

でも彼のまわりに女子が多い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんと邪魔だわ

 

 

 

私らしくない

 

 

 

でもこう考えるようになったのも彼のせいよ

 

 

 

責任はとってもらうわ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覚悟してちょうだい…比企谷くん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一之瀬帆波side

 

 

 

 

彼と会ったのは

 

 

 

う〜んとたしかー

 

 

 

DクラスとCクラスが揉め事になった時にー

 

 

 

手伝おうと思ったんだけど

 

 

 

その時に出会ったのが彼だったかなー

 

 

 

彼はねー凄いんだよ!

 

 

 

監視カメラを使って

 

 

 

私達が考えつかないようなこと思いつくんだよ!

 

 

 

その後佐倉さんを助けた彼はかっこよかったなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと近すぎるよ

 

 

 

妬いちゃうな〜

 

 

 

いつかは必ず

 

 

 

私がその場所に…ね

 

 

 

覚悟しといてね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

比企谷君!



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変わる日常

 

比企谷八幡side

 

 

 

 

 

 

ふあぁ寝みぃ

 

 

 

いつも通りの朝そう思っていた…

 

 

 

すぅ すぅ

 

 

 

ん?誰かいるのか

 

 

 

チラ

 

 

 

椎名「すぅ すぅ」

 

 

 

(えっなんで椎名がいるんだ?何も思い出せねぇあ〜とりあえず起こすか)

 

 

 

比企谷「おーい椎名起きてくれぇ」

 

 

 

椎名「う、う〜ん」

 

 

 

椎名「あっ八幡くんおはようございます」

 

 

 

椎名「今日は休みなので一緒に読書でもどうでしょうか?」

 

 

 

比企谷「あっいやまだ状況が掴めないんだか、どうしてここに椎名がいるんだ?」

 

 

 

椎名「えっ?」ハイライトオフ

 

 

 

(ヒッ えっなんでどうしてハイライトきえちゃってるの?仕事して!)

 

 

 

椎名「八幡くんヒドイデスそれに私のことはひよりと呼んでくだい昨日はあんなに呼んでくださったのにまさか他に好きな人がいるのでしょうか?私はいらない子でしょうか?たしかに八幡くんのまわりには素敵な子がたくさんいますそれでも八幡くんを一番愛してる自信がありますそれでも私を選んでもらうことは無理でしょうか?こうなれば私がずっとカンシシテイナケレバイケナイカモシレマセンネでも八幡くんに迷惑は掛けたくないです ブツブツ……」

 

 

 

(早口で途中何を言ってるのかわからなかったが今の椎名はやばいかもしれない…)

 

 

 

 

椎名「ねぇ、八幡くん?」ハイライトオフ

 

 

 

比企谷「ビクッ はっはい!」

 

 

 

椎名「今日一緒に本読んでくれますね?」

 

 

 

比企谷「わっわかったよ、その前に飲み物買ってきていいか?」

 

 

 

椎名「はい、かまいませんよ」

 

 

 

比企谷「いってくる」

 

 

 

椎名「いってらっしゃい八幡君」

 

 

 

比企谷「あぁまた後で」

 

 

 

ふぅひとまず安心だな今日の椎名はおかしかったどうしてしまったんだ…

 

 

 

そんなことを思いながら自販機にたどり着いた

 

 

 

そう、なんといってもマッ缶があるのだ!まじ最高

 

 

 

マッ缶がないと生きていけない自信がある

 

 

 

なん…だと マッ缶が売り切れているだと

 

 

 

終わった…しばらく放心していると

 

 

 

あれっ比企谷くん?

 

 

 

ん?声がした方を見てみるとそこには一之瀬がいた

 

 

 

一之瀬「こんな所でなにしてるの?」

 

 

 

比企谷「マッ缶を買いにきたらなくてどうしようか考えてたところだ

一之瀬はなにしとるんだ?」

 

 

 

一之瀬「わっ私はね朝の散歩、かな?」

 

 

 

比企谷「なんで疑問形なんだ?」

 

 

 

一之瀬「なっなんでもないよ!(本当は比企谷くんに会えるかもしれないと思って外に出ていたなんて言えない(ボソッ)」

 

 

 

比企谷「ん?何か言ったか?」

 

 

 

一之瀬「なっなんでもないよ!あっそうだ!ケヤキモールならマッ缶あるんじゃないかな?」

 

 

 

比企谷「そっそうかその手があったサンキュー一之瀬!」

 

 

 

一之瀬「役に立てたなら嬉しい‥よ?」

 

 

 

ん?どうしたんだいきなり一之瀬の雰囲気が変わった

 

 

 

一之瀬「ねぇどうして比企谷くんから女の子の匂いがするの?」ハイライトオフ

 

 

 

ヒッまただ椎名の時と同じ目をしている

 

 

 

一之瀬「どうしてなのかな?」

 

 

 

椎名のことを言ったらやばい気がする

 

 

 

比企谷「さぁなんでかわからないな昨日買い物した時にすれ違ったからじゃないのか?」

 

 

 

一之瀬「比企谷くん嘘はよくないよ?すれ違っただけじゃここまで匂いは強くないと思うんだけど?何か隠しているのかな?もしかして同じクラスの堀北さんかなそれとも櫛田さん?それかCクラスの椎名さんとかそれとも私と同じクラスの千尋ちゃん?それかAクラスの坂柳さんや神室さんとかかな?まだまだいると思うけどどうかな?」

 

 

 

また早口で聞こえなかったが今の一之瀬は関わらない方がいい

 

 

 

一之瀬「比企谷くんは色んな人に好意を持たれていて私よりも魅力的な人達ばっかり私なんて勝ち目なんてないよ…」

 

 

 

比企谷「そんなことねぇよ一之瀬は誰が見ても魅力的だ」

 

 

 

一之瀬「そっそうかな?比企谷くんも私のこと魅力的な女性だと思っているの?」

 

 

 

比企谷「あぁ当たり前だろ?」

 

 

 

一之瀬「あっありがとう(嬉しいやっぱり諦めきれないよ私比企谷くんのこと…好き)」

 

 

 

比企谷「じゃマッ缶教えてくれてありがとな」

 

 

 

一之瀬「うん!またね〜(比企谷くんが悪いんだよ?私に優しくするから私我慢できなくなっちゃうよ…)」

 

 

 

ケヤキモール内

 

 

 

あったマッ缶があったよしこれで大丈夫だな

 

 

 

おっ比企谷か

 

 

 

比企谷「お前は………綾小路か」



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変わる日常2

 

 

比企谷「お前は綾小路かこんな所で何してるんだ?」

 

 

 

綾小路「俺は夕飯の買い出しだお前こそ何してるんだ?」

 

 

 

比企谷「俺はマッ缶を買いにきたんだよ自販機で買おうとしたら売り切れでここまできたんだよ」

 

 

 

綾小路「よくあんな甘いの飲めるよな」

 

 

 

比企谷「ばっかお前あの甘さがちょうどいいんだよマッ缶まじ最高なかったらやってけないからな!」

 

 

 

綾小路「おっおう」

 

 

 

比企谷「マッ缶も買えたことだしもう行くな」

 

 

 

綾小路「あぁまたな、気をつけろよ((ボソッ」

 

 

 

比企谷「なんか言ったか?」

 

 

 

綾小路「なんでもない」

 

 

 

比企谷が立ち去ったあと綾小路はケータイを見つめた

 

 

 

綾小路「お前は俺より大変なんだからな」

 

 

 

そう呟いた綾小路のケータイには大量の通知がきていた

 

 

 

比企谷「ふぅマッ缶も買ったことだし帰るか」

 

 

 

あれっ比企谷くん?

 

 

 

比企谷「ん?この声は櫛田か」

 

 

 

櫛田「こんな所で何してるの?」ニコッ

 

 

 

比企谷「マッ缶を買いにきただけだ」

 

 

 

櫛田「そうなんだ!比企谷君マッ缶好きだもんね」

 

 

 

比企谷「あぁそういうことだ、じゃあまたな」

 

 

 

櫛田「ねぇ待って途中まで一緒に行こうよ」

 

 

 

比企谷「今日はちょっと」

 

 

 

櫛田「ねぇなんで一緒に行ってくれないの八幡?」

 

 

 

ヒェまたあの時の目だ酷く暗く濁っているその目は俺しか写していないようなくらいの深い色をしている

 

 

 

 

そうあの時も…

 

 

 

 

櫛田「マジでウザいムカつく死ねばいいのに」

 

 

 

櫛田が何かをぶつぶつ呟いている

 

 

 

櫛田「自分が可愛いと思って調子にのりやがって!お前みたいなやつが一人で勉強教えられるわけないだろ!八幡に手伝って貰った癖して偉そーに!

 

 

 

あーほんとうざい最悪最悪!私の八幡とったら絶対許さない

 

 

 

八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡」

 

 

 

それを見てしまったがばれずに去ることはできたあの時ばれたらと思うとゾッとする

 

 

 

比企谷「くっ櫛田落ち着け」

 

 

 

櫛田「大丈夫だよ八幡?私は落ち着いてるトテモネ」

 

 

 

櫛田「私頑張ったんだよ?八幡に好かれたくてたくさん努力してどうでもいいやつとも笑顔で接して勉強も全部頑張ったし見合った彼女になりたくて料理も頑張ったんだよ?最初は上手く出来なくて失敗もたくさんして怪我もしてそれでも美味しい物を食べて欲しいから毎日練習もしたよ恥ずかしいけどその胸だって自分で揉んでここまで大きくしたしすべては全部八幡のため、でも八幡に拒絶されたら…私おかしくなっちゃう」

 

 

 

あぁ俺はここまで櫛田を追い詰めていたのかなら俺にできることは…

 

 

 

比企谷「櫛田俺はお前のことを拒絶したりはしない」

 

 

 

櫛田「本当?」

 

 

 

比企谷「あぁ本当だ気づいてやれなくてすまなかった」

 

 

 

櫛田「八幡…うんわかった信じるごめんねもう大丈夫だから」

 

 

 

比企谷「ならよかったまた学校でな」

 

 

 

櫛田「うん!またね八幡」ニコッ

 

 

 

櫛田に別れを言い歩き出した何かを忘れてるんだよなぁ思い出せないままケヤキモールを後にした

 

 

 

おまけ

 

 

 

綾小路清隆side

 

 

 

俺は初めて女になりたいと思った何言ってんだこいつと思われるかもしれないがまぁ実際そうだが

 

 

 

ここにくるまであの白い部屋で過ごしてきたが俺は感情というものを知らないだから興味を持った軽井沢と付き合えば何かを得られると思った

 

 

 

しかし一緒に過ごしても手を繋いでもデートをしてもキスをしともやはり何も感じなかった

 

 

 

でもあいつといれば何かを学べるかもしれないあいつを壊してでも俺のものに周りには女子がたくさんいるが今はそれでもいい…

 

 

 

ん朝かいつものように起き上がる何かいつもと違う感覚鏡を見てみると俺は女になっていた

 

 

 

普通はこんなことありえないだが今見ているのが現実だチャンスは今しかない

 

 

 

最後にあいつの傍に俺がいればいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だろ?八幡



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誕生日祭

少し遅れましたがひよりちゃんの誕生日と櫛田ちゃんの誕生日です本編どうぞ!


「お…さ…」

 

 

 

何か聞こえる

 

 

 

「おき…さ…い」

 

 

 

体が揺さぶられる感覚がある

 

 

 

 

「おきて…い」

 

 

 

だんだん意識がはっきりしてきた声のする方向を見てみるとそこに

 

 

 

ひより「八幡君おきてください」

 

 

 

そこには椎名がいたあれっなんでいるのこれってデジャブ?

 

 

 

そんなことよりまだ寝起きで状況がわかっていないまずは確認からだ

 

 

 

「なんで椎名がいるんだ?」

 

 

 

椎名「え?ナンデソンナコトイウンデスカ?」ハイライトオフ

 

 

 

ヒィなんでそんなに怖いのん?やっぱりデジャブ?

 

 

 

椎名「今日は私の誕生日で一緒に過ごすと約束しましたのに…」シュン

 

 

 

「あぁ覚えてるぞ椎名すまない寝ぼけていたみたいだ」

 

 

 

椎名「私のことはひよりと呼んでください」

 

 

 

「えっそれは…」

 

 

 

椎名「ひよりと呼んでください」ニコッ

 

 

 

「しっ椎名」

 

 

 

椎名「ひよりです」ニコッ

 

 

 

「椎な」椎名「ひよりです」ニコッ

 

 

 

「し」椎名ひよりです」ニコッ

 

 

 

「ひより‥」

 

 

 

こっ怖ひよりさん怖っ

 

 

 

椎名「はい!」ニコッ

 

 

 

「それで何をするんだ?」

 

 

 

椎名「いえ何もしなくても結構です」

 

 

 

「本読んだりか?」

 

 

 

椎名「いえ八幡君は何もしなくてもいいです」

 

 

 

「えっ」

 

 

 

椎名「私がすべてお世話するので大丈夫ですよ?」

 

 

 

「いやそれは」

 

 

 

椎名「ご飯も私が作って食べさせてあげます本も私が八幡君の隣で読んであげますお風呂なども私がお世話しますしすべて私にまかせてください八幡君大好きです愛しています絶対に離しません」ギュ

 

 

 

そう言ってひよりは黒く濁った瞳をしながら抱きついてきた

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに自分を好きになってくれる人がいるんだそれでいいじゃないか…

 

 

 

そう思いつつ抱き返した自分の瞳も濁らせながら…

 

 

   

 

 

 

 

 

 

「よしこれくらいでいいだろ」

 

 

 

俺は晩飯を作っていた

 

 

 

だいぶましになったなこの学校にきてから結構な時間がたったが料理はある程度はできるようになった少しでも節約していかないとなポイントも残さないといけないし

 

 

 

食べよう(ピンポーン)誰だ?

 

 

 

こんな時間に会う約束はしてないそう思い重い腰を上げ玄関へ向かった

 

 

 

 

「はい」ガチャ

 

 

 

櫛田「はちま」バタン

 

 

 

なんで櫛田がいやきっと気のせいだよしもう一度ガチャ

 

 

 

櫛田「もぉ閉めるな」バタン

 

 

 

気のせいじゃなかった…さてどうするか(ガチャ)ん?

 

 

 

櫛田「ねぇ八幡なんで閉めるの?そこに雌豚でもいるの?」

 

 

 

ヒィ怖チェーンしてあるがそこから櫛田が濁った瞳を向けながらひょっこり覗いている

 

 

 

 

櫛田「ねぇ開けてよ八幡ねぇねぇってば!開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて」ドンドンドン

 

 

 

こんなとこ見られたらやばい

 

 

 

「わっわかったから櫛田今開ける」ガチャ

 

 

 

櫛田「八幡!」ギュ

 

 

 

開けたのと同時に抱きつかれる

 

 

 

櫛田「もぉ酷いよ閉めるなんて今日は私の誕生日だから一緒に過ごそうって言ったじゃん忘れたの?」ウワメ

 

 

 

「わっ忘れてなんかねぇよ」

 

 

 

櫛田「ならいいんだけど何してたの?」

 

 

 

「飯作って食べようとしてたとこだ」

 

 

 

櫛田「そうなんだ!なら待ってるよ!」

 

 

 

「あぁすぐ食い終わる」

 

 

 

櫛田「それに八幡と過ごせるなんて私うれ…しぃ」

 

 

 

櫛田は何かを言う途中に下を向いて俯いてしまった

 

 

 

「どうかしたのか?」

 

 

 

櫛田「ううんなんでもないの!」ニコッ

 

 

 

どうやら俺の気のせいだったみたいだ

 

 

 

櫛田「それより八幡喉乾いたでしょ?入れてくるよ?」

 

 

 

「あぁすまない頼む」

 

 

 

櫛田「うん!まかせて」

 

 

 

そういい櫛田は台所の方へ向かった

 

 

 

櫛田「八幡の部屋から女の臭いが私の八幡を八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡」ブツブツ

 

 

 

櫛田「はい!お茶だよ!」

 

 

 

「すまないありがとな」

 

 

 

櫛田「ううん全然いいんだよ!さぁ飲んで」

 

 

 

「あぁ」櫛田から入れてもらったお茶飲む

 

 

 

櫛田「どう?」

 

 

 

「美味しいよあり…がと」

 

 

 

なっなんだ急に眠気が

 

 

 

「くっ櫛田何を…」

 

 

 

櫛田「八幡が悪いんだよ?」

 

 

 

途切れゆく意識の中最後に見たのは完全な真っ黒な瞳をして俺を見下ろす櫛田だった

 

 

 

櫛田「これで八幡は私の物絶対誰にも邪魔させない」

 

 

 

少女の声は誰にも届かない




またpixivの方で再開していこうと思います、どんなこと書こうか頭ではできてるんですけどどう文章しすればいいか難しくて1年近くたっちゃいました


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