デート・ア・ZI-O (zekusia)
しおりを挟む

第一話2014アポカリプスの復活

ウォズ「この本、逢魔時王外伝によれば、常盤ソウゴ、彼は究極の時の王者
オーマジオウになり新たな歴史を作り直しライダーがいない世界を
作り出したはずだった。だが彼が目覚めるとそこは
鎧のような格好をした少女や…おっと先に行くまで読みすぎたみたいだ。」

ソウゴ「えっ何今から何が始まるの!?」

ゲイツ「おい、何で俺は死んだはずなのにここに居る?!」


『どんなに消されても仮面ライダーは壊れない!!』

 

『ジオウ…オーマジオウになれ…時の…王者に。』

 

『幸せだったぞ…この時代に来て…ソウゴ…お前の仲間に…友になれて…』

 

『ゲイツ!』

 

変身

 

『ウォズ…祝え…祝えと…言っている。』

 

『お前ごときが俺の力を吸い尽くせると思うか?…俺の力は…全ライダーの力だ!!」

 

『ソウゴ…二つの世界を、あなたに託す』

 

『そうはならないよ。』

 

『我が魔王』

 

なれるよなんかいける気がする!

 

『楽しかったぞ。若き日の私よ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のどかな広場のような所に一人の青年が倒れていた。

しかしながら何処か安らぎを感じられた。

「ンッ …ウーン」

のどかな風が吹く中重い瞼を開けた。

草の匂いがする。

どこかの草原か広場のようだ。

辺りを見回す。

真っ青な空に散らばる雲

青年常盤ソウゴは声を出し言った。

「此処は何処だ?」

 

 

 

ジオウこそ『常盤ソウゴ』は現在悩んでいた。

 

今現在いるのは見知らぬ公園で。自分の住んでいる市にこのような公園がなかったからだ。

そして何よりも悩んでるのは記憶の問題だ。

ソウゴはオーマジオウの力を使い歴史を作り直しライダーがいない世界を造ったはずだ。

だがしかしライダーの歴史が消えたならソウゴの中の仮面ライダーの記憶も消えてるはずだった。

だが現に今こうして記憶に残ってる。

変身した時のこと

様々なライダーと出会い力を受け継いだこと

そして仮面ライダーゲイツこそ明光院ゲイツが自分を庇い死んだこと

思い出したくないこともあるが、今は現状確認することの方が大切だった。

とりあえずソウゴは今の持ち物を確認することにした。

ソウゴが今持っている持ち物は

 

スマホ

 

ジクウドライバー

 

ジオウライドウォッチ

 

 

ゼロワンライドウォッチ

 

 

セイバーライドウォッチ

 

 

ライドウォッチ

 

ブランクライドウォッチ

 

バイクライドウォッチ

 

そして壊れた オーマジオウドライバー

 

のみだった。

 

「なんだこれ?」

 

見たことのないライドウォッチがいつの間にあり

 

ソウゴ自身どうなっているのかわからなくなり

とりあえずソウゴは町に出てみることにした。

あそこにいたところで何か変わるわけでもないし

何よりもしかしたらあそこがあるかもしれないと…

 

 

 

「嘘だろ、クジコク堂が無い。」

ソウゴは自分の家がありそうな所を四方八方調べたが

クジコク堂というものそのものがなかった。

「マジでココどこなんだ?」

そう思いながらも心のどこかではどこか楽しみたいと思う感じがある。

まるでこれから始まる新たな世界楽しみにしてる。

怪人も仮面ライダーもなくなり『皆が笑顔で暮らせる優しい世界』そんな世界かもしれないと

どこか期待を寄せるのだった。

 

そしてもしかしたら歴史を作り直し新たな世界を造ったため

かつてともに戦った仲間達も生き返っているかもしれないと

 

仮面ライダーウォズ こそウォズ

仮面ライダーツクヨミ こそツクヨミ

そして…仮面ライダーゲイツこそ明光院ゲイツ

 

彼らとまた会えることを待ちながら生きていくことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここは俺の住んでいた時空じゃない?」

 

ソウゴは先ほどスマホでこの街のことを調べていると、ここは天宮市という市で

ソウゴはそのような市を聞いたことがない。

そして何よりの証拠は森ケ崎高校がないことだった。

高校に戻る可能性も秘めて調べたがどういう訳か見つからなかった。

そして今の時代は2014年どう考えても過去に遡っている。

しかも空間震などという知らない災害も起きる。

つまりここは異世界だと分かった。

 

しばし沈黙の時が過ぎ

 

 

「どうするんだよ!」

俺は今の状況が非現実すぎて声を出し言ってしまった。

そして周りからの目が痛いのを無視しながら

他に情報がないか調べていた。

そして今最も大切なことそれは

 

「どうやって生活しよう?」

 

一番大切なのはこれからの生活だった。

 

まず持ち物に証明するようなものが無い!

 

二つ家が無い!

 

三つ金が無い!

 

まあ証明に関しては市役所に行き発行すればいい。最悪の場合記憶喪失で済ませばいい。

お金はバイトをすればいい。ただ、家に関してはどうするかわからない。

いざという時は時は野宿する。そんなことを考えていると

 

_____ウウウウウウウウ_____!

 

と聞きなれない不快なサイレンが鳴った。

 

「えっ何、何!?」

 

と混乱していると周りの人たちが一斉に移動する姿が見えた。

 

『_____これは訓練ではありません。これは訓練ではありません。前震が観測されました。

空間震の発生が予想されます。近隣の住民は速やかに最寄りのシェルターに避難してください。

繰り返します。…』

 

「えっこれが空間震!?」

と驚いていると周りの建物が収納されているのを見て

「エエエエエエエ!」

と声を出しながらも最寄りのシェルターを探していると。

 

一人の青年が近くにあったシェルターとは反対方向に走っているのを見つけた。

 

ソウゴは先ほど調べた情報では一つの大陸を一気に削り取ると書かれていた。

そんな中飛び込むのはあまりにも危険行為だ。

ソウゴは危ないと思いその青年に声を掛けた。

 

「おーい、君そっちは危ないから戻りなよ!」

すると青年は

「妹がっ…あっちにいるんだっ…あいつ非難しろって言ったのにバカ正直に……っ」

と息を切らしながらしゃべった。

どうやら妹を探しているようだ。それを聞いてソウゴは王様ならと考えて、そして

「良かったら、手伝うよ」

ソウゴはそう言った。

すると青年は

「えっいいのか見ず知らずの俺の手伝いをして。」

と言ってきた。

そしてソウゴは

「王様なら困っている人々を助けるのは当然だからね。ほら、行くよ!」

と言い走った。

「オ、オウ」

 

青年も返事をし走ってついて来る。

 

 

「あっありがとう俺五河士道って言うんだ。君の名前は?」

常盤ソウゴ、ほら、急ごう!」

 

今時の王者と精霊と交わる人間の出会いこれが歴史にどんな影響を与えるかわからない。

 

 

 

「おーい見つかったか?」

「いや、赤髪にツインテールの女の子なんていないよ!いや逆にすぐ見つからない!?そんな珍しい子」

探し回ること数分。非難警告が出てすでにかなり時間が経っている。未だに五河士道を妹の五河琴里は、

見つからない。

まあ迷子ならどこかに非難してるはずだし第一スマホを置いてきた可能性もあるが黙ってこう。

すると五河の動きが止まった。

 

「どうした?」

「いや…なんだ、あれ」

「≪あれ≫?」

 

五河が指さした方向には四つ五つ人影のようなものがあった。

 

なにあれ?と疑問が浮かぶより先に変化が起きた。

「うっ…うわ!?」

「なっ…なに!?」

と声が重なり進方向の街に向かって光が放たれた。そして爆音と衝撃波で二人とも後ろに倒れた。

 

「いてっ、…おい五河君大丈夫?」

「あ…ああ…何とかな。」

そして目の前の光景を見ると、

「……はっ_____?」

声がまた重なった。そして目の前にあったのは

・・

何もかもがなくなり跡形もない街があった場所だった。

 

「な、なんだよ、なんだっていうんだよ。、これは」

「これが、…空間震……」

と唖然してしまった。

 

そこには隕石が落ちたような跡があった。

その威力は逢魔時王必殺撃とよりは下だが威力はライダーキックレベルだろう。

そしてクレーターの中心部に金属の塊のようなものもあった。

 

「なんだ……?」

 

「玉座……?」

 

そこにはオーマジオウが座っているような玉座がありそれでも異常なのだが。

目を引いたのは。

そこにいる一人の鎧を着た少女がいたからだ。




この本によれば鎧のような格好をした少女


それと同時に現れる。アナザーライダー


そして我が魔王の変身

次回第二話四月十日と時王降臨


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第二話四月十日の時王降臨

「この本によると我が魔王常盤ソウゴは
新たな世界を造り平和の世界を造った……はずだったが
突如新たな世界で飛ばされそこで様々な事が起きるのであった。」

ソウゴ「今回は俺が変身するよ!」

ゲイツ「俺の出番はいつなんだろうな。」

士道「って二人とも誰?!」




「何であの子があんな所にいるんだ!?」

「あんな爆発があったのに何で人がいるんだ!!」

 

玉座のに足をかけている奇妙な少女は随分と変わった格好をしていた。

 

長い黒髪に不思議な輝きを放つドレスどう考えてもコスプレの文字しか思いつかない。

「ん…?」

 

すると少女は気怠そうに首を回し五河とソウゴの方を見た。

いや二人に気づいたというべきか。

二人がそう判断する前に少女は玉座の背もたれにある剣の柄のようなものを

握ったと思うとゆっくり引き抜いた。

 

「剣…いや大剣?!」

 

少女は剣を持つとソウゴ達に向かって振り降ろした。

 

「ッ!?危ない!!」

 

ソウゴは士道押すように横へ飛んだ。

 

すると次の瞬間五河とソウゴのいた場所にはまっすぐと剣の軌道があり

その後方にあったものは全て真っ二つになっていた。

 

「マジかよ!」

 

かつてソウゴはアナザーディケイドとの戦いでこのような物を見たが。

それとはまるで比べものにならなかった。

 

「じょ、冗談だろ……っ!」

 

五河そう言いながら腰を抜かしていた。

 

そう言いながら呆然としていると

少女はこちらに話しかけてきた。

「お前らも……か」

 

「うわっ!」

ひどく疲れた様な声を聞くと先の少女は五河とソウゴの前に居た。

 

「あ………っ」

 

と五河もハッとしたように一瞬声に出す。

 

その姿はとても美しく暴力的だった。

その姿にソウゴは見惚れていた。

 

「君の、名前は…………」

 

と五河の問いかけに少女は

 

「……名、か。……そんなものは、無い。」

 

どこか悲しげに少女が言い そしてどこか泣きそうだった。

そしてカチャリという音を立てて剣を構えなおした。

 

「ちょ……、待った待った!」

と五河が必死に声を上げたその時

ソウゴは空を飛ぶ複数の影を見ていた。

「なに、あれ?」

 

近づいてきたのは奇妙な装備をきた人だからだ。

 

「はああああああ!?」

 

ソウゴは奇妙な後景過ぎて思わず声を上げてしまった。

 

そして装備を付けた者たちはあまつさえ手に持った武器でこちらに攻撃してきた。

ソウゴはそれを見て言葉が出なかった。

 

「おい、( ゚ ρ ゚ )ボーとしてないで伏せろ!」

 

と言われ

五河に抑えられる形でソウゴは身を屈めた。

だがいつまで経ってもミサイルや弾丸が飛んでくる気配も無い。

 

「え…?」

 

五河が唖然と声を漏らす。

そこには空から放たれたミサイルが眼前の少女の上空数m前で止まっているからだ。

 

「こんなものが無駄だと何故学習しない。」

 

気怠けに声を漏らしつつ、剣を左手で振るった。

するとミサイルが一気に爆発した。

しかし規模が小さい爆発をコントロールしているようだ。

 

「_____ふん………消えろ………消えろ……一切合切、…消えてしまえ………っ!!」

と少女は泣きそうな顔で剣を無造作に振るった。

 

「ぐっ………ッ」

瞬間凄まじい衝撃波がソウゴと五河に襲う。上空を飛んでいた者も慌ててそれを回避する。

次の瞬間

「ッ!」

先とは全く違う方向から光る弓が飛んできた。

少女はそれを止めるが吹き飛ばされかけた。

 

「なんなんだよ!、次から次へと………ッ!」

 

と五河はうんざりしたように声を上げる。

 

ソウゴはその弓矢を見て一つの光景を思い出す。

「そんな、まさか!」

そう言った矢先煙が晴れて出てきたのは赤と青を歪んだ異形だった。

それは本来生まれてくるものではなく。

そしてソウゴが仮面ライダーとなった最初の敵だからだ。

 

「………アナザーライダーだと………っ!?」

 

アナザーライダー。

 

それはかつて未来人集団タイムジャッカーが【アナザーウォッチ】をつかい

新たなる王候補として作り出された存在

 

ソウゴはアナザーライダーを倒すため数々のライダーの力を継承してきた。

 

そしてその怪物はタイムジャッカーがいないと生まれない

つまりこの世界には本来誕生するはずの無い怪物である。

 

「な、何だよ、あの、化け物………ツ!?」

 

五河も後ずさりしようとしたが。恐怖で後ずさり出来なかった。

恐らく力が抜けた影響だよ。

 

ソウゴが懐にあるドライバーに手を出そうとしたとき、

 

上空から空を飛んでいた人の中から一人の人間が降下してきた。

背には大きなスラスターが付いておりゴルフバッグのような武器を構えてる。

 

「何で、あんな女の子が…」

 

ソウゴは未知のテクノロジーにも驚愕したが、何より……あんな女の子が武器を持って戦っている。

その事実がソウゴの目指していた世界ではないためソウゴの心に刺さった。

 

「鳶一__________折紙………?」

 

と、後ろにいる五河が声を漏らした。

次い目の前にいる銀髪少女が反応した。

 

「五河士道………?」

と返答しました。

名前を読んでいたことからその関係は親しいと思った。

 

「知り合い?」

 

「あ、ああ。今日見知ったばっかけど、クラスメートだ。一応、て、言うか何だあの格好______。」

 

と五河が言った。瞬間少女、鳶一折紙はアナザービルドに方を向き武器を構えた。

 

「やめろよ!、君が向かった。ところで敵わない。」

「_______ツ」

 

ソウゴの忠告も無視して、鳶一折紙は前方に飛び出した。

そして比較的の粒子を出す剣を出した。

 

「ギリギリスラッシュじゃないのにどうやって光りだしてるの!」

「こんな状況なのに何言ってんだよ!」

 

五河が突っ込んだ直後少女はアナザービルドに切り掛かったが

アナザービルドは光の剣のような物を出し攻撃を防御した。

 

「なら…っ!」

 

とミサイルを発射しようとした鳶一折紙

よりも早くアナザービルドが動き。

間合いを詰め一気に剣のような物で吹き飛ばした。

そしてビルに衝突し地面へ落下する。

 

「と、鳶一!」

 

飛ばされた折紙の方へ行こうとするが力が入らない。

 

「っ………まだ………」

 

鳶一は起きあがろうとするがダメージが大きいため上手く立てない

それでも立とうとしたとき、

 

「休んでて、後は僕がやる。」

 

と言いアナザービルドに立ち向かうように五河と折紙の前に立った。

 

「お、おいソウゴ!逃げろよ!何してんだ!」

 

「こいつは僕にしか倒せないだから僕がやる!」

 

そう言うとソウゴは懐から【ジクウドライバー】を出した。

それはタイマーのような見た目をしたものだった。

 

それを腰に巻き付けた。

 

そしてポケットからジオウライドウォッチ】を出した。

 

「何、を……」

 

そう息絶えながら鳶一が言うとソウゴは返答した。

 

「仮面ライダーの王として戦うんだ。」

 

ジオウ

 

そう音が鳴ったと同時にライドウォッチをドライバーにセットした。

 

そしてドライバーのロックを解除すると。

 

 

後ろに巨大な時計のような物が現れた。

 

「え、時計がいきなり!?」

 

と五河が驚いたような声を漏らす。

 

周りの者たちは唖然とした

 

そしてソウゴは変身ポーズを決め

 

覚悟を決めて言った。

 

【変身】

 

そう言った直後

 

ベルトが360度周り

 

【ゴーン】

 

と鐘の音が鳴ったと同時に

 

時計から時計の革のようなものが相互の周りを包んだ。

 

【ライダータイム!】

 

【仮面ライダージオウ!】

 

そう音が鳴ったと同時に包むものが解け

 

顔にライダーという文字が付けられた。

 

そして

 

【なんか…いける気がする】

 

と決め台詞を言った。

 

今時の王者にして仮面ライダーの王仮面ライダージオウが復活した瞬間である。




この本によれば!

変身する我が魔王

そして登場する私ウォズ

そして組織との会合

次回デート・ア・ZIーO

従者と組織


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第三話従者と組織

「この本によれば!異世界に飛ばされた我が魔王常盤ソウゴ
彼は周りで様々なことが起きるがその状況の中突如として現れるアナザーライダー
そして変身するわが魔王」

「今回は五河の妹とウォズが登場するよ!」

「俺の出番は先そうだな。」


俺は目の前の光景に圧倒されてばかりだった。

 

いきなり空間震が来たと思いきや、妹は非難せずどこにもいない。

 

震源には剣を持った女の子、そして空から来た。集団の中にいた。クラスメート

 

既に俺の日常を完膚なきまで壊すほどの衝撃は立て続けに起こった。

 

そして今目の前で起こっている光景が信じられなかった。

 

「ソウゴ………な、なんだよ、それ」

 

先ほど妹を探す最中に出会った、同年代の青年、『常盤ソウゴ』が突然

ライダーと書かれた仮面のようなものを被った。変なものに変身したからだ。

 

ソウゴがこちらを振り向き何か言おうとしたその瞬間

 

「祝え!」

 

そう声が響き振り向くと本を持った。一人の青年が立っていた。

 

「誰!?」

 

「ウォズ!?」

 

いきなり喋るその男を見てソウゴと五河以外の全員一時唖然とした。

 

そして男はそれを無視し、祝い続ける。

 

「全ライダーの力を受け継ぎ。時空を超え、過去と未来を知り示す時の王者

その名も仮面ライダージオウ。今新たな世界に復活した瞬間である。」

 

「仮面ライダー……」

 

それが俺のヒ―ローとの出会い

そして新たな伝説の始まり。

 

変身したソウゴは何故ウォズがいるのか気になったが。今は目の前の敵を倒すことに集中するのだった。

 

「ウォオオオオオオオ」

 

と敵のアナザービルドが光の剣で襲い掛かるが、

ジオウはそれを難なく受け止めると

一気にパンチをアナザービルドの腹に撃ち込んだ。

バランスが崩れたのを逃さずけりを入れるも盾のようなもので塞がれた。

 

「そういう時は!」

 

そう言うとジオウの手には光が収束しジカンギレードが握られていた。

ジオウはジカンギレ―ド剣で盾を一撃で切り裂いた。

そしてアナザービルドが困惑を見せた瞬間に

ジカンギレードをジュウにして撃ち抜き

そして、

 

「これで決める!」

 

そう言いライドウォッチを押し

 

ジオウ!

 

そう音を出してベルトを回した。

 

するとキックという文字がアナザービルドを囲み拘束すると

ジオウは飛び蹴りの体制に入った。

すると囲っていたキックという文字がジオウの足に収束されていき。

ジオウの足にキックという文字がついた。

ジオウは必殺技を放った。

 

「はああああああ!」

 

タイムブレーク!

 

そこから放たれる膨大なエネルギーにアナザービルドは

 

「ぐあああああ!」

 

耐え切れず断殺魔を上げ爆散した。

 

 

「………す、すげぇ………本当に勝っちまた………」

 

そう五河は声を漏らした。いや、五河だけじゃない。ここにいる。ウォズを除いた。全員が

そう思っただろう。

 

黒髪の少女も消えていた。さっきの怪人が現れた時、ごたごたしていたから、消えただろう。

 

ジオウは先ほどアナザービルドがいたところに行った。

 

そこには一人の男性と割れたアナザーウォッチがあった。

男性は息をしている。

 

ジオウがウォズの所へ行こうとすると。

 

「動かないで」

 

そう声が聞こえたと思うとジオウの周りに先程空を飛んでいた集団がジオウに銃口を向け、囲んでいた。

 

「ええええええええ!?」

 

「もう一度言う動かないで」

 

「お、おい、お前ら何してるんだよ!?」

 

「五河士道、安心して。危害を加えるつもりはない。」

 

五河が口を紡ぐ。ウォズが今にも攻撃しようとするが、ジオウはそれを止めた。

 

「まずは、礼を言う。助けてくれたことには感謝する。ありがとう」

 

「えっ、え、仮面ライダーとして当然のことをやっただけだよ。」

 

そうジオウが言うと

 

「……ふざけてるの?」

と冷たい疑問が降りかかって来た。

ジオウは冷静に言った。

 

「いやふざけてない。至って真面目だよ。」

 

そう返した。

 

「_____そうとにかく助けてもらった事に礼を言う。でも、一先ずはこちらの指示に従ってもらう。

さもなくば貴方を拘束しなければならない。」

 

礼を言われたと思ったらさらに銃口を突きつける。すると

 

「それ以上のわが魔王への不敬な態度は許さんぞ。」

 

そう言いウォズは銃口を掴んでいた。

 

それで更に警戒されたその時

 

突如謎の浮遊感に襲われた。

 

「へ?」

その瞬間ジオウの常盤ソウゴの姿は、そして五河士道やウォズの姿は、完全に消えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………はっ!!」

 

とソウゴは目を覚まし、

 

「御目覚めですか。我が魔王」

 

と言われ、ウォズの存在を確認した。

 

「お、気づいたか!」

と、横にいる五河士道を確認すると。

 

「ん、ワズが言っていた子も目覚めたみたいだね。」

 

士道やウォズとは違う声が聞こえそこには軍服姿で眠そうにしている女性がいた。

 

「え、ハイ、えーと誰ですか?」

 

「……ここで解析官をしている村雨令音だ。」

 

突如解析官などという聞きなれない職業を聞いてソウゴは戸惑っていた。

病院にでもいるのかと思ったが。鉄骨やパイプなどがあるため病院では

ないだろう。

 

「五河\(゜ロ\)ココハドコ? 」

 

「イヤ、俺も起きたばかりだし。」

 

五河もこの状況を把握しきれていないらしい。すると村雨令音という人が

思い出したように言った。

 

「ここは《フラクシナス》の医務室だ。転送したときに気絶していたから勝手に

運ばせて貰った。」

 

「《フラクナシス》?それに気絶って………あっ!」

 

ソウゴは先程謎の浮遊感に襲われ気がつくとここにいたのだからだ。

 

「これは君たちの仕業なの?」

ソウゴがそう質問すると

「厳密には私たちが所属している組織の仕業さどうも私は説明が下手だからね

 詳しい話は彼女に聞くと言い」

と話しフラフラしながらフラフラしながらカーテンを開きドアまで歩み寄る

寝不足なのかなと思いウォズに聞いてみるともう30年も寝ていないらしい

さすがにそれは無理じゃないと思ったソウゴだった。

「....ここだ。さ、入りたまえ」

そこは円状の部屋で中心には館長席と思われる椅子があった。

その下には未来ノートのような電子機器を構う

数人の人がいた。

「....連れてきたよ。」

「ご苦労です。」

艦長席の横に立っていた男は敬礼した金髪で外国人に近い風貌な美青年だ

「初めましてここの副指令をしています神無月恭平と言います。以後お見知りおきを」

 

 

「は、はあ....」

 

「よ、よろしく。」

すると神無月という人は艦長席の方を向き話しかけた。

 

「指令、村雨解析が今戻りました。」

 

 

「______歓迎するわ。ようこそ、《ラタトスク》へ」

 

 

 

 

 

『司令』なんて仰々しい呼び名からは程遠い幼い声を響かせながら、紅色の軍服を肩掛けた少女の姿が露わになった。

 

それは、どこからどう見ても…………

 

 

 

「(………なんで中学生がこんな所に?)」

 

 

 

と、思わずにいられないほど、どこからどう見ても普通の女子中学生だったのだ。

 

だが、その彼女の容姿に、ソウゴはどこか引っかかるものを覚えた。

 

 

 

彼女は赤い髪で、黒いリボンで髪を留め、ツインテールにしていたのだ。

 

「赤い髪に、ツインテール………もしかして」

一つの結論に至り、思わず隣の五河に振り向く。すると、案の定彼は心底驚いた様子で、

 

 

 

「琴里………!?」

 

 

 

そう呟いた。

 

 

 

赤髪にツインテール______それは五河が先刻まで探していた妹___【五河琴里】と全く同じ特徴だったからだ。

 

 




ウォズ「さてわが魔王はついに組織と対面できたようだね次にわが魔王は
    この世界の真実を伝えられる。」
  
ウォズ「次回精霊と幻「ちょっと待った!」?!」

セイバー「只今全国の映画館で仮面ライダー50周年記念!」
ゼンカイジャー「超戦隊45周年記念作品!」

セイバーゼンカイジャー「「スーパーヒーロー戦記が絶賛公開中!」」

「「みんなぜひ劇場に見に来てくれ」」

ウォズ「君たちはいったい何なのだ?」

セイバー「ちなみにスーパーヒーロー戦記には奥野壮さんが出演してるぞ」

ウォズ「何、何が何でも観に行かなければ!」

リバイス「俺も先行で登場するぜ」



「おっと、取り乱したみたいだね。次回精霊と幻想のライダーお楽しみに」


ゲイツ「俺の出番はいつ来るんだー?!」





目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。