バイオハザード ~アマゾンズ&アイアンブラッド~歪で生きた兵器の子達 (ヴェノム)
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『アマゾンズ計画』並び『鉄血計画』交換日記

第一話です


日記型式って結構むずいですね


自身が混ぜてみたかったクロス小説です


其れでは楽しみください


 

チナツ・ミズサワとサラ・クリエイティアの交換日記

 

 

 

【1994年/7/28】

 

 

 

私はチナツ・ミズサワ

 

 

今日は計画の始まりと記念の日として友人と交換日記を始めることにした。こうして振り返るとあっという間の数ヶ月だった

 

 

ちなみに私は世間では羨望のまなざしを受けているけど、実態は汚職の罪が可愛く見えるほどどす黒い闇を抱え人体実験などが日常茶飯事に行われるアンブレラ社の研究員。

 

 

数ヶ月前故郷では人を使った実験を行おうとしたため異端扱いされ、警察にも追われる身となり路頭に迷っていた所を救い出したのが神様の手ではなく悪魔の手だったなんて思ってもいなかったけど、ここで行われている研究は私にとって暁光だった

 

 

私は小さいころから動物が好きで彼等の生きるために強く進化した軌跡とその力と姿に憧れいつしか自分でより強くより賢く人間を超える進化し続ける新しい種を生み出したいと願い始め研究者となった。その願いのためならどんな物を差し出す思いが届いたのか、その研究がここに来て時が経ちついに昨日・・・その第一歩を踏み出すことに成功した!

 

 

アンブレラ社が生み出したT-ウィルスとは全く別の存在にして細胞・・・凄まじい再生能力と害となる者を喰らって免疫を獲得し、成長するに従って様々な進化をする完璧な生物を生み出す可能性を秘めたまさに私が求めていた新たな命の一部!

 

 

私はコレを『アマゾン細胞』と呼ぶことにし、本日からようやく許可が下り『アマゾン計画』が始まった。これからどんな生命が誕生するかと考えるだけで楽しみが尽きなかった

 

 

 

今日はこれぐらいにしてサラに渡してこようかしら?

 

 

 

 

【1994/7/30】

 

 

私はサラ・クリエイティア

 

 

チナツの日記を読めば察する事が出来ると思うが彼女が言う友人にしてアンブレラの研究員だ

 

 

彼女と同様に私も腰を下ろしていた研究所で倫理からあまりにも逸脱しているとされ、追い出された上に警察に売られようとしていたところをかなり前からスカウトを申し込まれたアンブレラがその権力と金に物を言わせて全てを闇に葬って流れるようにここに来た。

 

 

まあ、私にとっては好奇心と探究心を満たすことが出来るなら何所であもうと構わなかった。昔から私は自分が興味を持った物、知って突き止めたいと思った物以外に感情を向けることが出来なかった。私は生まれたときから何かが壊れていたのだろう・・・だがそんなことは今更どうでも良い、これからする計画に不要なことだ

 

 

アンブレラに入社した直後私はTーウィルスと出会い、今までに無いほど好奇心と探究心を刺激させられた。これほどの物をどう使いどのように利用すればどのような結果を知り、どのような物が生み出せるのか?そう考えながらチナツの進める計画に興味がわき手伝う最中、ふと思い浮かんだ・・最強の身体能力を持った兵士に近代装備を組み合わせるとどうなるのだろうと!

 

 

 

そこからの私の行動は早かった、Tーウィルスによって強化された怪物に人の産物である近代兵器を組み合わせ新たな存在を生み出す計画・・・『鉄血計画』を本部にまとめ提出すると思いの外興味を引いたのか許可が下りチナツの計画と共に始動した

 

 

これから生み出されるであろう結果と産物に私は興奮を抑えられそうになかった

 

 

 

今日の分はこれでいいだろう。チナツに渡してくるか

 

 

 

 

 

 

【1996/4/19】

 

 

チナツ・ミズサワ

 

 

 

アマゾン細胞が誕生して1年以上が経過し、予想以上の特徴を発見することが出来た

 

 

 

100個ある試験管の中で培養し成長させたアマゾン細胞は普通の生物に比べて成長スピードは速くたった二ヶ月でミジンコ程度の大きさだった大型犬ほど大きさの生命体へと変貌していた。しかも其れは虫・魚・獣など個別によって異なる特徴を持っている他に腕が欠損するほどのダメージを負っても直ぐさま細胞が増殖・修復し新たに前よりも強靭な腕を構成する再生能力を持っていた・・・この生命体を『アマゾン』と呼ぶことに決めた

 

 

 

 

けれどそこから困難な道のりが続く

 

 

 

その後も観察を続けると個体によっては知性が著しく欠如している物がいれば、自我がないように全く動こうとしない物が現われ、再生能力の速度に差異が存在し、進化する個体もいればしない個体なども現れ始めた。そして麻酔で眠らせた後点滴による栄養投与をしているのにもかかわらずまるで餓えを見たそうと何かを求めて暴れ出し仕方なく殺処分する個体が増え始めた

 

 

 

 

殺処分の際、アマゾン細胞は電撃による攻撃に一番弱く細胞や神経回路をずたずたにすることで再生速度を著しく下げることが可能と言うこと、そして後に分かったことだけど彼等はタンパク質が好物らしく進化する場合や再生能力をすればするほど細胞がタンパク質を求めるので今理性や知性が無い個体しかいないアマゾン達には耐えがたい衝動であるので必ず暴走するという副次的な成果も出せたが最近上手く研究が進展することがなくイライラがたまりだしている

 

 

 

 

私が願うのはより強く賢く人間も超える進化する新たな種・・・今のアマゾンは知性があるどころか自我があるかも怪しく、ただ餌を求めるためしかその牙と爪を使おうとしない理性無き獣・・・私が願う種とはほど遠い。今後生まれる改良種のこともあるからこの理性無きアマゾン細胞から生まれた種を『第一のアマゾン』と故障することにした

 

 

 

課題としては飢餓からの衝動も抑え、高い知性と理性をアマゾン達に持たせるという問題だけど・・今研究されている重火器を装備可能なタイラント『ネメシスT型』のように寄生生物であるパラサイトも使う手も考えたけど、アマゾン細胞が自分を操ろうとする異物と共生しようとするわけがない。あっという間に細胞から少しずつ食い尽くすだろう

 

 

 

 

今度はあの手で行こうかしら?

 

 

そういえばサラの『鉄血計画』はどうなってるのかしら、あの子は結果を求めるなら最上の結果を知ろうとするから酷いときは三日も徹夜するときがあるから心配だわ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【1996/5/29】

 

 

 

サラ・クリエイティア

 

 

 

この1年以上の月日の中で困難が障害も発生しながらも『鉄血計画』は順調に進んでいった

 

 

最大の難関はT=ウィルスによる知性と思考の欠如だ。T-ウィルスによる恩恵は凄まじい身体能力と耐久性を与える事だがデメリットとして知能を奪い食欲だけの化け物にしてしまうのだ

 

 

それでは兵器としての価値は正直無に等しいだろう。いくら戦闘力が高くても命令を聞き、思考し実行するほどの知能が無ければそこらの野良犬にも劣る存在だ、兵器とは命令に忠実だからこそ兵器なのだ

 

 

 

どうすれば良いかを考えながら今までのT-ウィルスによる実験と作品のレポートを見返しているとある文書に目がとまった。それは完全適合者という項目だ、完全適合者は一千万人に一人という確率で生まれるTーウィルスに対して完全に亭号する人間のことを言い、知能の低下や自我を損失すること無く肉体の増強が可能であるうえ、自身の意志で肉体のリミッターを外し、タイラントなどに見られる劇的な形状変化も可能というまさに私が求めた素体だった

 

 

 

その後さっそく本部に掛け合い『セルゲイ・ウラジミール』と『リサ・トレヴァー』という人物達の体細胞を送るように伝達し、数日後待ちに待った細胞が届きすぐさまセルゲイの細胞核とリサの細胞核を用いて未受精卵に移植して生まれながら人間と同等の知能を持つと同時に圧倒的身体能力を持つ素体を生み出すことが出来た

 

 

 

 

しかしそう上手くは研究は進まなかった。試しにセルゲイの細胞核を未受精卵に植え付け生み出した素体は知能は卓越していたが身体能力はどうもオリジナルやタイラントシリーズにおとっており、その戦闘力は一般の人間の兵士に毛が生えた程度の戦力止まりで終わった

 

 

 

 

リサの細胞核の場合はタイラントシリーズを超えるパワーを持ち高い生命力を持つため戦闘力は申し分は無かったが、知能はネズミ以下でまったく命令を聞かないどころか指示すらも受け付けずまさに本能に従って辺り一面を破壊しながら暴れ回るという結果で終わった。どれも優れた部分もあるが劣っている部分もあるというなんとも後味悪い結果で終わってしまった。もしこの優れた部分を掛け合わせることが出来たなら私が求める肉体を持つ兵士が誕生するだろう

 

 

 

 

 

ここに来て行き詰まってしまい私が求める素体には届かない、私はかなりの賭に出ることにしてそこで細胞などには私よりも詳しいチナツの手も借りることにした

 

 

 

 

 

 

 

【1997/1/18】

 

 

チナツ・ミズサワ

 

 

 

私はこれほど興奮し、喜びに震える日は生まれた日から感じることがなかった。その後アンブレラがボランティアや高額時給の職に介護など様々な甘言で集めた人間もとい実験体を使って、『第一のアマゾン』のように一から細胞を培養して生み出す手法ではなく成体になった人間にアマゾン細胞を移植することで知能をそのままにして人間を私が求める種へと変化させる手法に乗り換えた

 

 

 

 

実験は半ば成功し被験体15名のうち10名はアマゾン細胞に脳まで支配されて『第一のアマゾン』達とは身体能力も戦闘能力も一線を越える存在だが理性無き獣止まりになってしまったが残り5名はアマゾン細胞に適応し高い能力を持ち知性を持ち合わせているどころか人間時の姿とアマゾンとしての姿に変われるという結果を出してくれた

 

 

 

 

その後は彼等に首輪型の爆弾を取り付け、彼等にアンブレラの製品であるB.O.Wを差し向けて様々な結果を得ることが出来たが、所詮は元人間で民間人だったためかハンターやタイラントとの戦闘になってからは苦戦処か半殺しになることが多くなり、アマゾン細胞も元は人間の体だったためかあまり劇的な進化もみることが出来なかった。しかしアマゾン態へと変身する前にタンパク質を取る事で長い時間アマゾン態を維持することができる他身体能力を常に維持できることが分かった。でなければ姿を短い時間しか維持できない上に身体能力も時間が経つにつれ落ちていくこと、そして彼等にもタンパク質・・・というより人肉を求めるから食人衝動と呼ぶけどその衝動を理性で抑え込めることが判明した

 

 

 

彼等には多くの結果や反省点など貴重な事をたくさん教えてくれたが、もう興味は持てなくなってしまった以上処分することにした。このまま生きて社会に放てばアンブレラの裏の顔を暴露するだろう、そうすれば私の夢もそこで終わってしまう・・・恨むならアンブレラの闇を見抜けずのこのこ悪の吹きだまりに来た自分を恨んで欲しい。私は純粋に夢を叶えようとしているだけなんだから、夢を必死に叶えようとするのが間違いのはずはないしね

 

 

 

その後彼等を焼却処分した後、人間に細胞を埋め込みアマゾンへとなった彼等を『第二のアマゾン』とカテゴライズした後、彼等のもたらしてくれた成果を元にまさしく原点へといたる手法に乗り出すことにした

 

 

 

 

 

その後数週間後ついに私の求めた存在にして種の創造に成功した!まだ培養前のアマゾン細胞に人間の遺伝子を組み込むことで、生まれながらにして人間と同様の知能と知性を持ち合わせているだけでなく、あらかじめ人間の遺伝子を組み込むことで『第二のアマゾン』のように人間としての姿とアマゾンとしての姿を持ち合わせると同時に肉体の割合はアマゾンとしての部分が大半のため肉体に縛られない進化が可能となった。その証拠に体のアマゾン細胞が生まれたばかりの胎児の姿は危ういと判断したのか普通ならばあまりの成長速度に肉体がついて行けず死ぬはずだが、あの子らはなんら問題も無く3週間で生後一週間の姿から齢10歳の姿にまで成長してみせた。戦闘力時にも相手に合わせて脚力や腕力が変化、今までのアマゾン達とは比べ物にならないほどの耐久力に身体能力、致命傷レベルのダメージを受けても少しでもタンパク質を摂取するだけ数時間で全快する回復能力と腕がちぎれても数秒で再生する再生能力もを持っていた・・・まさに私が求めた最強にして最高の種の誕生にして夢を果たすことが出来た!

 

 

 

 

その後あの子らを観察すると今までのアマゾン達と違って食人衝動は全く見られなかったけど代わりとでも言うように時折猛烈な闘争本能が顔を出すらしい。けれど今はみられないけどいつかは人肉への衝動がでて暴走することも考えて細胞の覚醒を抑制する薬剤も作ることにした。それにしてもあの子らの中で一際力強く一目置ける子が二人・・・赤いピラニアのアマゾンの『アルファ』に緑色の蜥蜴のアマゾンの『オメガ』。

 

 

 

 

『第三のアマゾン』達もそうだけど特にあの二人にはさらなる可能性を感じられずにはいられなかった。だけどすでに成熟しきれていない彼らに下手に手を加えればどんな副作用が起こるか分からない、ならば外側からアマゾン細胞に働きかける装置が一番だけど、それに薬剤を定期的に投与してくれる装置もあればメンテナンスも楽で良いんだけど・・・サラに頼んでみようかな?

 

 

 

それにしても自分がここまで『第三のアマゾン』達がとても可愛く愛しく思えるとは思わなかった。やっぱりサラが使った完全適合者の遺伝子は『T-ウィルス』が含まれているため、アマゾン細胞は『Tーウィルス』をも喰らってしまうのが前の実験で分かっているのでもし下手に細胞が変異し活性化したらと不安があったため自分の遺伝子を使ったためか無意識にあの子達を本当に私の子供だと思ってるのかな?

 

 

 

そういえばこの前二つの細胞を見せに来てどうすれば均一に混ざり合わせることが出来るかって相談に来たけどどうするんだろう?

 

 

 

 

 

 

【1997/3/20】

 

 

 

サラ・クリエイティア

 

 

チナツの手助けの元、セルゲイとリサの体細胞を掛け合わせることに成功した。今まではリサの細胞核が強すぎるあまりセルゲイの細胞核を跡形もなく食べ尽くしてしまうのが難点であり壁だったが、チナツの「強すぎる細胞ならそれに同等な細胞か弱らすことで同等にするのが良いよ」とアドバイスを受けて、あらかじめ抗ウィルス剤でリサの細胞を弱らしている間にセルゲイの細胞核ををTーウィルスで強化しておくことで、元の状態のリサの細胞とセルゲイの細胞は均衡を為してなんて生かさせると同時に合成することに成功した。

 

 

 

 

私だけでは到達できなかったが、頼もしき友人のおかげでここまでたどり着くことが出来た。持つべき者は頼れる友とはよく言った物だ。しかし今思い出してもこんな私に友人が出来るとは驚きだった。最初は自身と同様な頭脳を持っている優秀な研究員だとしか思わなかったが、合っていく内に彼女は自分と同じくどこか壊れた人間であるとわかり、いつのまにか親近感という感覚が表れていた。その後も自分と同様に自分が知りたいという探究心と願いに向けてただ走る姿と重なってしまったのもありいつの間に彼女との会話の中で研究でしか感情を出せなかった私が彼女との間でも感情を出せるようになっていた

 

 

 

 

 

話がそれてしまったが細胞同士の合成に成功したその後、未受精卵に組み込ませ受精卵にすることに成功したがその後受精卵を適した環境で育てなくてはならない。試験管などもってのほかだ、そこで健康な子供を産むための器官・・・子宮が必要になるわけだが、あいにく時間を掛ければせっかくの受精卵が使えなくなってしまうため手配する時間も惜しい。そこで私は・・・・

 

 

 

 

 

 

数日後私のおなかは大きくふくれていた。あの後受精卵を自身の子宮に移す事で私は妊娠し妊婦と成り、半ば代理母のようなことをすることにした。まさか11つ子も孕むことになるとは思いもしなかったがこうして子を生むという体験はどのような物かと好奇心を抱いていた上にどのような存在が生まれるのかという探究心もあったので悪くはなかった。途中チナツが顔を見に来てふくれた私の腹をみてとても驚くと同時に祝ってくれた。その時彼女の後ろには何台かの連結したベビーカーがありその中には11人の赤ん坊が寝息を立てながら寝ていた。訪ねてみるとあの子らが『アマゾンズ計画』の最高傑作にして自身の子供らしい・・・こうして歪んだ形だが二人して母親になるとは完全に予想外だった

 

 

 

 

 

数週間後・・・凄まじい陣痛が突然と始まり、味わったことのない激痛を一日近く味わうと子の多さから帝王切開することになったが無事素体で有り・・私の子供を産み落とすことが出来た。11つ子が全て女の子で在る事もかなりの驚愕物だったがこうしてこれが母親になると言うことが知れたことに少しばかり探究心が満たされると同時にこの子らをその手に抱いてみると今までチナツにも思わなかった感情・・・愛情をこの子らに感じるようになった

 

 

 

 

 

 

また3週間後、生まれた赤子達はあっという間に齢10歳ほどの大きさに成長した。その後私の言う指示ならどんなことでも聞き入れ、流れるようにアンブレラのいつものテである甘言によってそそのかされた一般人や傭兵達相手に戦闘実験をさせるとまさに私が求めた傑作がそこにはあった!身体能力は個体差によるがタイラントと同等かそれ以上の身体能力と耐久性、そして凄まじい思考速度と知能を持ち合わせていた。しかしパワーとスピードに知能の両立に成功し、活きた人間を殺した罪悪感や嫌悪感なども感じさせず、それどころか戦いその物を楽しんでいるように思えた。後に分かったことだがあの子らには闘争本能が存在するらしく戦闘時に無意識に其れが現われるためいつの間にか楽しんでいるのだろう。兵器としては積極的に敵を倒せるのでプラスな要素だろう。途中でガラス越しに何人かが此方に向かって助けを求めたが知ったことではない、むしろこうして私が文字通り産みだした新人類と言っても過言ではないあの子らの探求、私の好奇心と探究心を満たす要因となったのだから感謝して欲しい

 

 

 

 

 

 

戦闘実験終了後分かったことだがリサの細胞を弱体化させた影響か回復力はほぼ普通の人間と同じ物だった。あの子達がどれだけ素晴らしく優れているとしても体の欠損が出来れば、その力は格段に墜ちてしまう。どうすれば良いかと思考していると風の便りである情報を手に入れた

 

 

 

 

 

ウィリアム・バーキン博士という私とチナツよりも間違いなく優秀であるだろう博士がいる。噂ではかなり嫉妬深く上昇志向の強いらしいが・・・・ともかくその博士が今何よりも優先して作り出そうとしている『Gーウィルス』の開発並びに研究を行っているのだが、先日その製造過程で生まれた『Gーウィルス』の失敗作を近々処分するらしい。なんでも遺伝子に変化を起こして宿主に異常な変異・進化をもたらすという効果をもつらしいが其れはあくまで完成した物で有り、失敗作は遺伝子をある程度変化させ人体に対して高い些細性能力を持つという・・・実験では四肢を切断したマウスに投与したところたちまち四肢が新しい物に生え替わった結果があるらしい。このまま捨てられるならば・・・

 

 

 

 

 

 

その後、博士に接触し難なく失敗作を入手することが出来た。もう少し次回を要すると思ったが、思ったよりも『Gーウィルス』の完成が近い上に博士はそれに愛情にちかい物を注いでいるらしい。彼にとってはもう興味も関心が無い失敗作としても曲がりなりにも『G』なので処理に時間を割くくらいなら他人に丸投げした方が良いと判断したのだろうか?ともかくこうして名付けるなら『劣化版G』を手に入れたので彼女たちの肉体が成熟してから投与することにしよう

 

 

 

 

そういえばチナツがアマゾン達のための装置を作るように頼んできたな、彼女たちの誕生の手助けに報いる良い機会だ

 

 

 

 

 

 

【1998/8/29】

 

 

 

チナツ・ミズサワ

 

 

 

 

長いようで短いような数ヶ月の時間が過ぎ、アマゾン達はあっという間に外見年齢が20歳に見えるほど成長した。まだ実年齢は1歳なのに・・・

 

 

 

 

それはそうと数ヶ月の間にサラに頼んだ装置が完成して届けられた。種類に分けると二つ、一つはアルファとオメガ用に作られたベルト型の装置『アマゾンズドライバー』、もう一つは食人衝動を抑制する薬剤を定期的に投与する『アマゾンズレジスター』だ。サラの知識や技術も凄いがアンブレラの技術力の水準も今出回ってる技術よりも圧倒的に高い。改めてアンブレラが恐ろしく思えた

 

 

 

 

 

 

そして早速装置の効果をみるべく試したがその効力は素晴らしいのひと事に尽きた、ドライバーを装着したアルファとオメガがグリップをひねり装置が体内のアマゾン細胞を刺激するとたちまち二人の体が燃え出すと同時に辺り一面に強烈な熱波をまき散らし、それらが収まるとアマゾン細胞が変質し姿が変わった二人が立っていた

 

 

 

 

アルファは腕や足に黒い魚の背鰭をもしたカッターがあり、体中に緑色の傷跡を思わせる模様が歴戦の獣を思わせた。オメガも腕や足にアルファと同様にカッターがあるが形状が異なり、姿もどちらかというと近代装備な感じだが生物的なデザインがある。その後二人に試しにタイラントと互いにハンターや数々のB.O.Wを差し向けたが、ベルトをする前の彼等がかすんで見えるほど圧倒的強さを見せつけ殲滅してしまった。私はいつの間にか自身の子供がここまで強くなっていたことに感動を覚えられずにいられなかった。

 

 

 

 

 

 

その後他のアマゾン達にも二人同様にレジスターを付けて貰った。これで食人衝動に悩まされることはなくなった。他の子達も試しに二人と同様な戦闘をして貰ったけど、互いに連携し合って個々の力も二人と比べると劣るがその能力は非常に高い物になっていた。産みだした本人としてあの子達の成長に嬉しくならないはずがなかった

 

 

 

 

 

 

 

数日後私は『アマゾン計画』の成功をアンブレラに伝えようとしたが、私の心が其れを真っ向から否定した。私もどうにもそうする気にもなれなかった・・・昔の私なら夢を叶えたことを夢にすっきりとした気持ちで報告したと思う、けれどあの子達が私を「母さん」と呼び母親にしてもらってから私は変わった

 

 

 

 

あの子達を本当の子だと思ってる。私は客観的にみれば外道だろう・・・けれど心だけはあの子達が人間に戻してくれた。愛するという事の大切さを教えてくれた、家族と過ごす暖かい時間をくれた、人としての幸せを感じさせてくれた。アンブレラは悪と強欲が渦巻く巣窟、上層部はその限りじゃない・・・そんな彼等に計画の終了と共にあの子達は成功したサンプルとして連れて行かれる・・・言葉に尽くしがたい痛みと尊厳を踏みにじられて最期は用済みとして廃棄物のように捨てられる

 

 

 

 

そう考えただけで私は鳥肌が立ってしまった。ここまで考えて私は決意した・・奴らに愛する子達を渡すもんか!あの子達は誰が言おうとと私の大切な子供達、アンブレラに好き勝手されてあの子達の幸せを奪われてたまるか!その後報告では順調とだけ伝えレポートもある程度長引かせることであの子達と高飛びする準備を始めた。サラにも提案を持ちかけると彼女も同じ考えを持ってたみたいだった。私も鉄血の子達は大事だと思ってる、何度かアマゾンと鉄血の子達が交流して時には喧嘩をしたり、笑い合ったり、遊び有ったりする仲である彼女たちの幸せもアンブレラに壊されてたまるか!

 

 

 

 

 

【1998/9/19】

 

 

サラ・クリエイティア

 

 

 

あと少しで全ての準備が終わるところでアンブレラの研究施設であるラクーンシティ第一研究所・・・通称【NEST】に本部の意向で招集の命令が下された。あまりのタイミングの悪さに私は人生で抱くことはないだろうと思った感情の一つである怒りを初めて感じた

 

 

 

 

 

 

事の発端は数週間にさかのぼる。後で知ったがチナツがアンブレラに成果を報告しようとした数週間前・・・彼女たちの体が外見年齢20くらいにまで成長すると体は成熟しそれ以上の成長はしなかったので『劣化版G』を投与すると失われた回復力と再生能力が大きく向上した。その後探究心に任せアマゾン達と共に彼等の体を調べてみると、アマゾンと鉄血は同様に細胞の特異性や完全適合者とGの影響による耐久性、身体能力、回復力、再生力等互いにあらゆる特性が相まって歳を取らずほぼ不死身に近くどれくらい活きられるかは不明・・・少なくと常人より遙かに長生きだろうと仮定することにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その一週間後、『鉄血計画』は最終段階に入ると同時に彼等に私の思いつく全ての技術とアンブレラの技術で生み出した近未来的装備を取り付けていった。ある子は脳と神経を武器と接続しシンクロさせることで自身に直接装着された装備を自在に操り自身の周りに自由に操作する攻撃端末や腕を丸ごと機械と融合もといサイボーグかすることで計り知れないパワーを実現、足や腕に防弾と共に自身の能力を補助するプロテクター型の強化骨格、、人類ではとうてい扱えきれない超大型の銃やレーザー、光を利用して姿を隠す光学迷彩、あらゆる物を切断する近接装備等を取り付けることに成功した。みな自分が「かっこよくなった」や「楽しみが増えたな」や「また母様のお役に立てます」など言ってくれた。・・・こうして私が探求と好奇心の末に求めた兵器が完成した

 

 

 

 

 

 

 

 

チナツが報告しようとした前日、『鉄血計画』の終了と共に結果を報告しようとパソコンを開いたところで私は制止した。理由は私の心が酷く揺れているからだ・・・初めは追い求めた兵器がどのような力を持ち、私の探究心と好奇心を満たすためだけに生み出す事しか考えていなかったが彼女たちを自身の体の中で育み産み落としその手で抱き上げたあの日から私は根本から変わったのだろう・・・いや人間に戻ったと言えば良いのだろうか?

 

 

 

 

生まれたばかりの頃、あの子達を大事な素体であり傑作としか思わなかった。しかし時が経つにつれチナツとアマゾン達と交流して共に過ごす内に、いつの間にか私は笑顔と共に楽しいという感情を感じていた。そして側にいてくれる人達がいる事で感じる暖かさ、どんな時も家族で支え合う大切さ、自身の子達に捧げて感じる愛、母と呼び母親にしてくれ得た喜び等を私に教えてくれた。私がこうして壊れた器が少しずつ直されていくように人間らしさを取り戻させてくれた愛しい我が子達

 

 

 

 

このまま私が嘘偽ることなく報告すればあの子達は私が拒否してもサンプルとして強制連行されるだろう。アンブレラのことだ、筆舌に尽くしがたい所行をあの子達に施すだろう・・・それに用済みとなれば解剖され保存液に標本とされる可能性もあれば、女性で在る事を良いことに慰み者にされる可能性もある。そんな事を考えれば考えるほど恐怖を感じられずにはいられなかった。私は昔の自分ならとうてい考えられず理解できなかっただろう決断をした。身分や全てを偽装して奴らの手の届かない場所へと逃亡することだ。私を人間にしてくれた恩人で有り我が子を奴らの玩具になどさせる物か!・・・もう私はあの子達を兵器として完成させてしまった、後悔先に立たずとはよく言った物だ。だがまだあの子達を人間として生きさせる事は出来る。早速準備を進めようとした直後チナツと出会い、共に目的が同じ事に喜びを感じると共に報告書をそれとなく偽装した

 

 

 

 

 

 

そしてやっと準備完了まで後一歩という所で上層部がしびれを切らしてしまった。なんとかあの子達の身分証明書などを偽装したが、ここで招集を無視すれば奴らは大胆な行動に出てくる可能性がある。チナツと相談しここはおとなしく二人そろって命令に従うことにした。アマゾンやあの子達には出張とだけ伝えた、下手に伝えれば付いてきてしまうのが目に見えたからだ・・・なんとしてもアンブレラを出し抜いてあの子達の所に戻らなければ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【1998/9/21】

 

 

 

 

チナツ・ミズサワ

 

 

 

 

本当に最悪

 

 

 

道中バーキン博士が『Gーウィルス』を完成させた話を耳にした後、NESTした後誤魔化し用のレポートをサラと整理しているとまさにここでバイオハザードが発生した。バ事故でT-ウィルスが漏れたみたい。ここの管理システムと研究員は一体何をしていたのだろうか、アレがどれほど危険なモノか分かっていたはずなのに・・・

 

 

 

拡散し始めたT-ウィルスの感染力は驚異的、きっと私もサラも感染している。抗ウィルス剤を投与したけど一時凌ぎにしかならない程ここの汚染レベルが高すぎる

 

 

 

 

気のせいか腕や背中が痒くなってきた。さっきからもの凄い食欲が襲ってくる。感染者にみられる急速な新陳代謝の影響が現われてきた

 

 

 

 

 

こんな所で終われないのに・・・まだあの子達が奴らの手の中にいるのに・・・

 

 

 

 

 

【1998/9/23】

 

 

 

サラ・クリエイティア

 

 

 

 

 

意味が無いと分かっていても立てこもらずにいられなくなって早一日、どうやらNESTで生存しているのは私達だけのようだ。他の区画はおそらく感染者達のバーゲンセールになっているだろう。間違いなく上にいってもそこは持ち通り缶詰の状態だ

 

 

 

幸い私達がいるここは換気システムが故障しているほか頑強な扉が有る上に食料もたくさんあった。けれどもう無駄だ。症状が着実に進行している以上退路などもはや潰えている。抗ウィルス剤は進行を遅らせることしか出来ていない。

 

 

 

 

 

私達は死ぬことに関しては怖くはない。アンブレラに組していた上に今思い返せば悪魔の所行と同等の行いをしてきたのだ、これが天罰というなら甘んじて受けよう

 

 

 

 

しかしまだ逝けない・・・あの子達の未来は何としても守らなければ・・・

 

 

 

 

 

 

 

【     】

 

 

 

もうだめ

 

 

 

いしきがとおのいて

 

 

 

なに   わからない

 

 

さら   うごかない

 

 

みんな   ごめんね     

 

 

もう   ぼいす  れこだー  にしか   のこせなかた

 

 

 

 

 

 

みんナ

 

 

 

 

しあわせn(これ以上は血がにじんで読めない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




独自設定アマゾン細胞は病原菌にかかってもその菌事態を喰らって抗体を生み出すため高い免疫能力を持っています。


他にも鉄血に関しては正史の世界で生まれたわけではないので性格が円くなったりしているかも知れません。それでも完全適合者なので少しばかりアレにしたいですが・・・


独自設定でアマゾンと鉄血は外見年齢が20くらいで成長が止まり、アマゾン細胞の回復能力と耐久性に再生能力、鉄血の完全適合者としての耐久性と特性にGの再生能力・・・互いにあらゆる特性が相まって歳を取らずほぼ不死身に近い上に少なくと常人より遙かに長生きです。しかもデストロイヤーがガイアの状態でジャッジもガイアのように大人びた姿になっています(ヤッタネ!)



ちなみにアマゾンもそうですけど鉄血も完全適合者の上に曲がりなりにもGを投与されているので闘争本能を持っており、時折其れによおって戦いを無意識に楽しんでいるところがあります。




次回でアマゾン達の紹介とこの世界での鉄血のみんなの初任務にして始まりです。


良ければ、感想やアドバイス、高評価並びにお気に入り登録お願いします



では次回をお楽しみに



Ciao♪



 


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第一話 ファーストミッション『オペレーション・ラクーンシティ』

彼等は征く・・・初めての戦場であり地獄へと~



本能と知性をもって咆哮と銃声を響かせながら敵を蹴散らす



その果てに受け入れがたい現実と別れがあるとしても・・・・


1998年9月の下旬

 

 

アメリカ中西部にあった森林に囲まれた小さな都市『ラクーンシティ』は今や文字通り地獄とかしていた。町中の至る処から悲鳴と獣の唸り声が響き、鮮血と銃弾があたり一面に飛び散りあたり地面が燃えていた。そして何よりも死したはずの死者が再び動き出し怪物となって生者を食らい始めると同時に生きた者たちもいずれは人を食らう怪物となるのだ

 

 

 

今なら「地獄の扉が開かれ、そこから悪魔たちが飛び出し人々に取り付いて惨劇を起こしている」などという滑稽で馬鹿々々しいオカルトも信じてしまうだろう

 

 

 

しかし事実はこの町の地下深くに存在するアンブレラが所有する研究施設『NEST』において優秀な研究員であるウィリアム・バーキン博士が妻のアネットと共に進めていたアンブレラの最高傑作『T⁻ウィルス』を超える『G-ウィルス』の研究を完成へと漕ぎつけた頃、アンブレラとそりが合わなくなり独自にアメリカ合衆国政府と兵器売買交渉を行おうとした。それを察知したアンブレラは博士の確保と『G⁻ウィルス』の回収をアンブレラ特殊工作部隊U.S.S.アルファチーム・デルタチームに指示し、施設へと襲撃し無事に『G⁻ウィルス』の回収に成功するも襲撃の際瀕死となった博士は自らに隠し持った『G-ウィルス』を注入・・・、その結果おぞましい変異を遂げGの怪物と化し、研究所にて脱出途中だったハンクとデルタチーム・・通称『ウルフパック』を除くU.S.S.隊員達を殺戮していった。その際博士だった怪物は『T-ウィルス』のカプセルを破壊し、その『T⁻ウィルス』はネズミを媒介にしてラクーン市内に流出した。こうしてウィルスは止めどなく蔓延していき、町の人間たちが危機感を覚えた時にはもうすべてを遅かった。これによって町中が怪物もといゾンビで溢れかえり化け物たちが跋扈する地獄絵図となったのだ

 

 

 

 

 

自分たちの存続に危機感を覚えたアンブレラ上層部はすぐさま裏の取引などで作ってきたパイプや伝手を使って街を封鎖、事態の収拾を図ると同時にアンブレラバイオハザード対策部隊『U.B.C.S.』を市民救助という表向きの任務で派遣するが本当の目的はゾンビをはじめとするラクーン市内で発生したイレギュラーとアンブレラが意図的に放ったハンターなどの新型B.O.W.との戦闘データを採取するためのモルモットとして派遣した。自分たちの文字通り首がかかっている状況でも製品のテストは欠かさない仕事っぷり・・・愚かというべき大胆というべきか。

 

 

 

それでも万全を期すために町に残らせたU.S.Sデルタチーム『ウルフパック』に新たに指示を出す。ラクーンシティに残るアンブレラと今回の事件の関係を示すあらゆる証拠を抹殺せよと・・・そして彼らだけでなく新たに生まれた生きた兵器たちも彼らと行動し地獄へと投入され、部隊は二つに分けられこう呼ばれた

 

 

 

 

 

『アマゾンチーム』

 

 

 

 

『アイアンブラッドチーム』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???side

 

 

 

ラクーン市庁にて

 

 

 

 

その日の時間帯は夜・・・余りは静かだが耳をすませば餓えた獣の唸り声が聞こえてくる。そんな空間を切り裂くように小さな影が人間とは思えない身体能力で建物から建物へと飛び移り市庁の屋上へと着地する。そして野性的な雰囲気が特徴的な青年とメイド服を着こんだ美女が隊の長として後ろの部下にして家族たちに語り掛ける

 

 

 

???「いくぞお前ら、これが俺たちの初任務だ。気を引き締めていくぞ!」

 

 

 

???「この任務にはアンブレラの存続、すなわちお母様方の未来がかかっています。失敗は論外だと思いなさい」

 

 

 

 

二人・・・アルファとエージェントの言葉に皆がうなずき、エージェントの姉妹たちは各々の武器を構えなおし、アルファの兄弟たちは体から蒸気を発するものがいればベルトを装着してグリップをひねる

 

 

 

 

 

【ALPHA】

 

 

 

 

【OMEGA】

 

 

 

ひねると同時にベルト・・・『アマゾンズドライバー』の目にあたる部分が光りだし、アルファともう一人・・オメガの体を構成する『アマゾン細胞』を爆発的に活性化させ彼ら兄弟は全員で一言つぶやく

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「「「アマゾン・・・」」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

『EVOLU・E・EVOLUTION!!』

 

 

 

 

『BLOOD・AND・WILD!!W・W・W・WILD!!』

 

 

 

 

 

二つの機械音が響くと同時に熱風と蒸気が彼らの周囲で吹き荒れると同時に細胞が彼らの姿を獣へと変え、蒸気が晴れるとそこには獣の群れが並びその先頭には彼らを率いる変身した状態のアルファとオメガ・・・いや、『アマゾンアルファ』と『アマゾンオメガ』といえばいいだろう。そして彼らは彼女たち鉄血とともに市庁の屋上の屋根を力に任せてぶち抜き、闇の中へと突入していった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アマゾンズ&鉄血sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルフパックside

 

 

 

 

 

 

アルファとエージェントたちが投入して数分後、『Gウィルス』の回収を命じられたアルファチームをサポートするデルタチーム『ウルフパック』は『NEST』における任務を失敗した後、数週間もラクーンシティの地下に待機させられた後、アウトブレイクの責任をかぶせられそうになると同時に汚名返上となる新たな任務・・『オペレーション・ラクーンシティ』を与えられる。現在は感染者(ゾンビ)とアメリカ政府特殊部隊『スペックオプス』を排除しながら市庁舎へと到達し、サーバールームや記録室に残されたアンブレラと今回のアウトブレイクを関係づける証拠を隠滅している。今はセキリュティールームでサーバールームの封鎖を解いてサーバールームへと向かっていた

 

 

 

 

ちなみにウルフパックは6名で構成されている

 

 

突撃兵であり隊長でもある『ルポ』。元フランス特殊部隊所属。夫の家庭内暴力から子供達を守る為素手で夫を殺害したが裁判で無罪となる。しかしその後一般的な就職が叶わずフリーの傭兵としてU.S.S.と高額の報酬(彼女の子供達にいい学校、いい食事、いい医療を提供出来る程の物)で契約し、子供達と同様に規律と従順さを率いるチームにも求めている。またその部隊員への面倒見の良さから「狼の母」とも例えられている

 

 

工作兵である『ベルトウェイ』。元陸軍所属。義足を付けた巨漢で子供心に人を笑わせる事が人付き合いのカギとなると学習するも自身のジョークは具体性を含み相手への侮蔑へと変わっている。爆発物が彼独自のユーモアの表現法になると考え、陸軍に入隊するが除隊処分となり軍法会議一歩手前にまでなる。U.S.S.に移っても詳細は不明だが戦地で度々問題を起こしており会社から監視されている。

 

 

BC兵である『フォーアイズ』。生粋の科学マニアであり「世界で起こっている暴動を勉強し、アンブレラの最新型ウィルスで実験を行うのにはU.S.S.が一番」と考えU.S.S.に入隊した真性のウイルス狂。化学的に大きな実績を何個も持つがそれは捕虜などの人間を使った実験によって生み出されたもので、その実践的知識は会社からも『類を見ない』と評価されている

 

 

通信兵である『スペクター』。元ソビエト諜報機関所属。通信兵であると同時に狙撃手である。下層社会で自分の情報ネットワークからかき集めた情報を使った詐欺や恐喝を行い過ぎてしまい、勤務先の逆鱗に触れて祖国を追われる。その後U.S.S.では定期的な情報提供、デルタチームには定期的な戦況での優勢確保と自身のスキルを活かして働いている。

 

 

衛生兵である『バーサ』。麻酔薬をほとんど使わずドSというレベルを超えた異常性を持ち、プロの拷問者としても契約を請け負っているため人体に関する該博な知識を駆使して拷問で入手した情報は闇ルートかつ定価でアンブレラに定期売買している。昔は看護師らしいがその異常性が仇となって病院をクビになる。しかし意外と仲間を大事にしている

 

 

偵察兵である『ベクター』。ロックフォート島で死神と恐れられるU.S.S隊員『ハンク』に近接戦闘技術等を叩きこまれたためハンクを師事し、彼を師と呼び慕っている。隠密スキルによるステルス能力はずば抜けて高い。近接戦闘力だけでなく銃の扱いにも卓越しているためウルフパックの中では最強と言っても過言ではないほどの実力を持っている。それ以外は本名なども含めて不明である

 

 

 

上記に記す通り人変人外道揃いのビックリ人間一座・・・それがウルフパックだ。もはや人と区別したらおかしいレベルである。するとU.S.S司令部から連絡が入り、いち早くルポが応答する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

司令部『デルタチーム応答せよ・・』

 

 

 

ルポ「こちらデルタチーム」

 

 

 

 

司令部『上層部がこのアウトブレイクに乗じて、戦闘データ収集を目的に特殊部隊を送り込むことになり既にお前たちのすぐ近くまで到着している。特殊部隊の名は『アマゾンズ』、そして『鉄血』だ、そして彼らの任務はお前たちのサポート並びに同時工作だ』

 

 

 

 

ベルトウェイ「サポートだ?一秒でもこんな所(ラクーンシティ)出れるんだったら歓迎するぜ」

 

 

 

スペクター「・・・アマゾンズ・・・鉄血・・・どちらも聞いたことがない。詳しい詳細は求める」

 

 

 

 

司令部『彼らは数年前から始まった「アマゾン計画」、「鉄血計画」によって作られた存在だ。一方は新たに開発された「T」とはちがう「アマゾン細胞」をもとに作られた獣、一方は完全適合者に近未来的装備や体の一部を機械化させた兵士。つまりは隊を構成している隊員すべてがB.O.Wだ。しかも明確な知性を持ち感情を持ち合わせるため円滑なコミュニケーションも可能なうえに戦闘能力はタイラントと並べるほどだ。その価値は上層部も舌を巻くほど高く、「NEST」でも研究レポートをもとに量産していたが今回の件で全ては破棄された・・・そこで上層部は念を入れるためお前たちが任務を確実に成功させるため、同時に彼らの戦闘時のデータを収集する考えだ』

 

 

 

 

ウルフパック一同はそれを聞いて個人により驚愕する者・表身を示す者・面白そうにするもの、それぞれリアクションが違えど大きく反応した

 

 

 

 

フォーアイズ「興味深い・・・!T⁻ウィルスの完全適合者に出会えるだけでなく未知の細胞に由来するB.O.W.をまじかで観察できるとはなんて幸運なの!」

 

 

 

 

ベクター「司令部、奴らは信用に値するのか?」

 

 

 

 

司令部『説得には骨を折った。彼らは自身たちを作り出したチナツ・ミズサワ博士、サラ・クリエイティブ博士の言葉にしかいうことを聞こうとしなかった。だが生みの親である博士たちのアンブレラが死に絶えた場合の話を話題を使ってこの任務の参加を承諾させた、奴らに博士たちという枷がついている限り従順のはずだ』

 

 

 

 

バーサ「ハハッ!要は親を出汁に脅して従えてるってことね、なら人質がいるうちは安全・・でしょ?」

 

 

 

司令部『そういうことだ。すでに奴らは市庁舎に突入している、すぐに合流し任務を遂行せよ以上だ』

 

 

 

 

それを最後に司令部との連絡がいったん終了し、彼らも効果ウを再開し市庁舎の中を進んでいく。すると別の区画への扉を発見するもその扉の向こうから銃撃音と何かを切り裂く音と咀嚼音・・・何より悲鳴がこだましていた

 

 

 

 

 

ババババババババババ!

 

 

バシュッ!バシュッ!バシュッ!

 

 

 

バン! バン!

 

 

ドオオオオオオオオン!

 

 

 

 

 

   「撃て!撃て!?」               「こいつらは何なんだ!?」

 

 

 

           

            「後ろだ!後ろにいるぞ!」           「銃が利かない!?」

 

 

 

「来るな、来るなぁぁ!?」                

                   

                                     「ギャアアアアアアァァ!?」

 

 

 

 

 

 

見るからにただ事ではないのは明らかだ。しかも銃撃音は響けど感染者特有の唸り声は一つも聞こえなかった。つまり可能性としては扉の向こうではスペックオプスが何かと交戦しているのが濃厚だ。ルポはハンドシグナルで指示を出したい全員で扉の前で臨戦態勢を取る。ちょうどその時扉の前から全ての音がやむ・・・それと同時にウルフパックは扉を蹴り飛ばし突入する。するとそこには異常な死体がそこら中に散らばっていた

 

 

 

 

 

 

致命傷を避けていたぶったように切り刻まれた死体

 

 

 

大きな刃物で両断された死体

 

 

 

体の一部を鋭い爪や牙で切り裂かれた死体

 

 

 

銃弾を受けたと思われる場所が焼け焦げた跡とともに大きな穴が開いている死体

 

 

 

 

何を使えばこんな風にできるのかをウルフパック一同は思っていると奥から物音が鳴り、全員が持つ装備を向けるとそこには左腕が切り落とされたように欠損し血まみれのスペックオプスの隊員二名が何かに恐怖しながらウルフパックに助けを乞うてきた

 

 

 

「た、たすけて・・・くれ!」

 

 

「化け物が・・・」

 

 

 

しかし相手はアンブレラ・・・そしてU.S.S隊員だ。敵に情けなど一切かけることはない、ベクターとスペクターが二人を射殺しようとしたその瞬間・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ザシュッ!!

 

 

 

 

隊員たちが巨大な無骨なブレードと鋭い虫の触覚によって両断もしくはバラバラとなる。隊員たちを下した存在にウルフパックは注目するとそれはまさしく異形だった。存在は二つで、一方は可憐な美女だが右腕が凶悪さを思わせる機械でできた巨大な義手で自身と同じ背丈はある巨大なブレードを携え頭にある飾りは鬼を思わせた。もう一方は姿がもはや人間ではなく虫と人間のハイブリットを思わせる怪物で胸は発光器官があるのか鈍く光り触角は鋭く伸びていた

 

 

 

???「こいつらで最後っと・・・ん?お前ら誰だ?見た感じアンブレラだけどよ」

 

 

 

???「ああ、エクスキューショーナー。こいつらは確か任務でサポートしろって言われた部隊だぜ」

 

 

 

 

ウルフパックはやはりまた驚愕した。見たこともない近代兵器を装備するサイボーグ女、人語を話す虫の蛍に酷似した怪人。するとまた奥から二人と同様な存在が現れた

 

 

 

 

様々な動物のイメージを思わせる屈強な怪人たちと、宙に浮く武器ユニットや無人機に大型武器を装備する機械化兵たちだ。するとそこに彼らの隊長たるエージェントとアマゾンアルファが現れ、ルポは即座に彼らが彼らが件の舞台であり隊長と判断した

 

 

 

ルポ「こちらはウルフパックだ。私は隊長を務めるルポだ、貴官らが司令部が言っていた部隊か?」

 

 

 

エージェント「はい、その通りですわ。私たちはあなた方『ウルフパック』のサポート並びに私たちの実践戦闘データ収集を目的にしています。・・・紹介が遅れました、私は部隊名『鉄血』の隊長を務めているエージェントと申します」

 

 

 

アルファ「俺は『アマゾンズ』隊長、アルファだ。短い間だけだろうがよろしくな『ウルフパック』?」

 

 

 

その後互いに部下権兄弟姉妹と自己紹介を共にしてサーバールームへと向かう。その道なりでスペックオプスと遭遇するが・・・彼らは地獄を見ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルポ「突貫する!!」

 

 

 

アルファ「これっぽっちの力で俺たちを止めようなんてな、なめられたモンだな!」

 

 

エージェント「あなた方に死を届けに参りました・・」

 

 

 

『アマゾンズ』、『鉄血』、『ウルフパック』の隊長たちが先陣を切る。まずルポが閃光弾とアサルトライフル【FR FAMAS】を使って敵をかく乱し一気に近づくと専用ナイフと格闘術で敵を組み伏せて圧倒している。アマゾンアルファは素早すぎる速さで壁や天井を駆け回り銃弾をかわしながら自分が最も得意とする距離に達すると相手の急所である首や心臓や脊髄を的確に狙って持ち前のパワーだけでなく腕のカッターや爪や牙にベルトに装備された鞭やナイフにできるグリップ型の変形武装も組み合わせて近距離でも遠距離でも確実かつ一瞬で敵を攻撃させる暇も与えず殲滅していく。エージェントは持ち前の身体能力と自主的な鍛錬で身につけた体術とサブアームに取り付けられた四門の武器を使って近距離の敵に対しては体術と仕込みナイフで即座に片づけ遠距離ではサブアームからの銃撃で卓越した視力を持って全ての弾を当てていく、しかも目にもとまらぬ速さの行動でも3人とも隊員兼家族の状態を見て臨機応変の指示を出していく

 

 

 

 

 

 

ベルトウェイ「ハッハー!嬢ちゃん達良い爆弾使ってるなぁ!後でその爆弾見せてくれよ?」

 

 

 

アーキテクト「ベルッちの爆弾も面白いね!こんな面白い人たちと会えるなんて私たち超ラッキーじゃん♪」

 

 

 

モール「どんどん倒していくぞー!」

 

 

 

デストロイヤー「あっはははは!死んじゃえ死んじゃえー!」

 

 

スクイード「くらいやがれ、インクボンバー!」

 

 

 

 

 

ベルトウェイと共に爆発を引き起こすのはロケットランチャーと機関銃が組み合わさったキメラ装備を手にし、サイドテールと長髪をなびかせながらハイテンションに爆発で引き起こす破壊を楽しむ『鉄血』の工作兵アーキテクト。ツインテールと巨大な榴弾砲が特徴的で遮蔽物ごと敵をなぎ払う『鉄血』の工作兵デストロイヤー。モグラの風貌と特徴を持ち、地面を掘り進んでは地中から強靭な爪を使って強襲・アーキテクトと自作の爆弾を使って敵を蹴散らす『アマゾンズ』の工作兵モール。イカの風貌と特徴を持ち、触手で複数の敵を攻撃し、高温で爆発する墨を吐いて敵を圧倒する『アマゾンズ』の特技兵ボマー。5人とも爆弾や兵器に関して知識を持ち、爆発を用いた戦闘を得意としているためすぐに意気投合したため楽しそうな雑談を交しながらベルトウェイは自分用にカスタマイズしてアンダーバレル部にグレネードランチャーを装備した『AA-12』を使って近距離の敵をフルオートで穴だらけにしてはグレネードだけで無く敵や様々な物に粘着する爆弾などを使って敵をバラバラにし、アーキテクトは自身が作り上げた爆弾や最高傑作であるロケットランチャーとリボルバーが合体したキメラ武器を使って敵を問答無用に吹き飛ばしては敵のぶきを解体し部品にしていき、モールは硬質になったクローで敵を切り裂いてはクローで地中を掘り進んで奇襲を仕掛けると同時に自作の爆弾や武器で敵を吹き飛ばし、デストロイヤーは自身の体に接続された巨大榴弾砲を携えて驚異的な身体能力で敵を翻弄してその隙に榴弾に時間差爆破弾を敵に向けて大量に発射し発射し一気に吹き飛ばしていき、スクイードは触手を作って壁や天井を自在に移動しながら自身の体内で生成する気化することで爆発する墨で敵を吹き飛ばしては触手を使った絞殺や打撃で圧倒していった

 

 

 

 

ベクター「雑魚に構っている時間は無い、片づけるぞ」

 

 

 

ゲーガー「無論だ、すぐに終わらせる」

 

 

 

 

スケアクロウ「誘導そして分断は・・任せてください」

 

 

 

オウル「気づかれず・・・気取られず・・・仕留めます」

 

 

 

スコーピオン「スペックオプス、早急に滅びていけ」

 

 

 

 

 

ベクターと行動を共にするのは銀色の長髪をなびかせながら二つのブレードが合わさりボウガンにも見えるキメラ兵器を装備する『鉄血』の突撃兵ゲーガー。ロールの髪型をして口元をマスクで多い周りに浮遊する遠隔兵器を従わせる『鉄血』の特技兵スケアクロウ。ミミズクの風貌と特徴を持ち、無音で敵に近づき暗殺並びに索敵を得意とする『アマゾンズ』の通信兵オウル。サソリの特徴と風貌を持ち、様々な毒で敵を内部から壊し無情に即座に敵を殺す『アマゾンズ』の衛生兵スティンガー。ベクターは光学迷彩で自分の姿を消し、飛び交う銃弾をかいくぐりながら敵の背後へと回り込みサイレンサー装着アサルトライフル『416』とナイフを装備して敵に近づいてはナイフや洗礼された体術で首の骨をへし折っては頸動脈を切り瞬時に死体を作り上げていき、それに続くようにオウルが音も無く飛翔して敵の位置や状態を把握してから部隊から離れた敵から近づき鋭い爪とクナイのように飛ばせる羽で敵を誰にも気取られずに暗殺の如くサイレントキルしていき、スケアクロウは指揮棒型の刺突ナイフを片手に脳波でコントロールする遠隔武器をまるで奏者のように操りながら浮遊して敵の位置見破りながらをオールレンジで攻撃して敵を撃滅・撹乱・分断しては味方の支援や皆をサポートしていき、ゲーガーは敵に対して正確な射撃と軽快な動きで一方的に攻撃しては隙を見つけて一気に接近しブレードと銃口からでるレーザーブレードで敵を一気になぎ払って一掃する等とオールラウンダーに行動して敵を倒していき、スティンガーは気化し視界や感覚を狂わせる毒や直接毒針から注入する事で即死させる毒を使い敵を内部から破壊しては堅牢な甲殻と巨大な鋏で近接戦闘行う傍ら医療の知識で時折携行するる薬品で味方をいやしていった。

 

 

 

 

 

 

 

スペクター「ヒヒヒッ、ここまで一歩的だと同情を感じざる終えない。それでも奴らには死んで貰うが・・・」

 

 

 

イントゥルーダー「いーえ、ここまで壮大な演劇を披露したんだから彼等も楽しんで逝ける筈ですわ」

 

 

 

ドリーマー「アッハハハハ!邪魔する奴らの殺戮は楽しいわね」

 

 

 

ハンター「ターゲット確認、ハンティング開始だ」

 

 

 

オルカ「申し訳ないですが私達のために死んでいただき・・痛ってぇ!お前ら死に晒す!」

 

 

 

ウルフ「獲物を発見、狩りを開始する」

 

 

 

オメガ「グルアアアアアアア!!」

 

 

 

スペクターと行動を共にするのはショットカットの黒髪でドレスに似た戦闘服でガトリングとライフルが融合したキメラ装備を片手に三期の犬のような動きをする無人機を従わせる『鉄血』の通信兵イントゥルーダー。同じく黒髪だが長髪で機械的なヘアピンをして大型レーザーライフルを携え狂気的な雰囲気を放つ『鉄血』の狙撃兵兼副隊長ドリーマー。銀色の短髪で超大型拳銃を両手に一丁ずつ携え場所によって違う待ち伏せ場所を利用して狩猟の如く敵を狩る『鉄血』の偵察兵ハンター。シャチの特徴と風貌を持ち、強靭なパワーと音を用いた攻撃と索敵が出来る上に水中でも行動可能な『アマゾンズ』の特技兵オルカ。オオカミの風貌と特徴を持ち、優れた嗅覚による敵の察知とそれに応じて待ち伏せを得意として鋭い爪と俊敏さで敵を狩り尽くす『アマゾンズ』の偵察兵ウルフ。アルファと同類の強さを持ち蜥蜴の風貌と特徴を持ち合わせるも機械的な特徴が有り野性的な戦い方をする『アマゾンズ』の副隊長アマゾンオメガ。スペクターは通信兵としても狙撃兵としても優秀で音振動を使って得た敵の位置を元にスナイパーライフル『SV-98』を使って正確な狙撃でまるで狩りの如く確実に仕留めていき、ドリーマーも隊の中で指折りの狙撃力とレーザーライフルをもって隠れていようがいまいが関係なく遮蔽物ごと敵の体に風穴を開けては高出力のレーザーで箒を振り回すようになぎ払いその苦しむ姿を見て笑い、イントゥルーダーは敵の通信をジャックしては操る事で偽の指示をだして敵を誘導・混乱・妨害させてまるで敵を人形のように操り隙を見つけては蜂の巣にして、ハンターはイントゥルーダーによって誘導・混乱された敵の行く末で待ち構えその場所にたどり着いた瞬間素早い動きと二丁拳銃で敵を一瞬で仕留めては逃げた敵の行く末でまた待ち構えて狩りを続行し、オルカはシャチなどの海のほ乳類が放つクリック音で敵を察知しては剛力と強靭な尾の叩きつけに大きな顎で敵をかみ砕くだけでなく強力な音波で相手の耳や脳を破壊し、ウルフは混乱・誘導・逃亡しようとする敵を嗅覚で位置を把握し追跡しては待ち伏せを行い敵の死角から急所を狙って鋭い爪と牙と俊敏さで一撃離脱の如く一人一人確実に仕留めると同時に敵から戦利品を集め、オメガはその仕草や戦い方が完全に獣と同じで荒々しく隙の無い動きにアルファに迫るパワーと爪と牙や槍と鎌に変形するグリップ武器を合わせて近距離と遠距離において縦横無尽に切り裂いては食いちぎり暴れまわった。

 

 

 

 

 

 

フォーアイズ「聞いただけでは信じ切れなかったが意思疎通なB.O.W.・・・興味深い!」

 

 

 

バーサ「重傷でもすぐに直るなんてあたしとしては治しがいがないからちょっと物足りないけどね」

 

 

 

 

アルケミスト「ならその分この戦闘を思う存分暴れて奴らを泣かせて楽しむことにすれば良いさ」

 

 

 

 

エクスキューショナー「てめぇら!ぶった切ってやるからそこから動くなよ!」

 

 

 

 

ジャッジ「敵兵達よ、私達は逃げも隠れもしない。全力で来い!」

 

 

 

 

ファルコン「ハッ!ちんたらしてると苦しみが増す一方だぜ敵兵?」

 

 

 

 

ファイヤーフライ「物足りねぇな、もっと攻めてこいよ!

 

 

 

 

クロコダイル「チクチクと鬱陶しい!」

 

 

 

 

 

フォーアイズとバーサ―が行動するのは特殊近接装備と銃が合体したはさみにも見える武装を持ち右目を眼帯で覆い長くのびた銀髪とどこか嗜虐心を感じさせるぎらついた瞳を持った『鉄血』の遊撃兵アルケミスト・ウルフパックと真っ先に出会い凄まじいパワーと大剣に専用ハンドガンで敵に突撃する『鉄血』の突撃兵エクスキューシュナー・黒い長髪で機械的な髪飾り背中に巨大な機関銃を接続し勇ましい雰囲気を放つ真っ向から立ち向かう『鉄血』の特技兵ジャッジ・ハヤブサの特徴と風貌を持ち凄まじい速度と飛行能力を持って敵を瞬時に切り裂くことを得意とする『アマゾンズ』の遊撃兵ファルコン・エクスキューショナーと同様にウルフパックと真っ先に出会った蛍の特徴と風貌を持ち、鋭い触覚と閃光でひるませ接近戦を得意とする『アマゾンズ』の突撃兵ファイヤーフライ・ワニの特徴と風貌を持ち、堅牢と鱗と鍛えられた筋力によるパワーで味方の盾として立ち回ってはパワーに物を言わせた破壊を得意とする『アマゾンズ』の突撃兵クロコダイル。フォーアイズはマシンガン『AEK-999』を携えては連射力と威力で弾幕を張って味方を支援してはBC兵としてゾンビを強化すると共に敵に向けてけしかけて攻撃させて混乱させ、バーサはサブマシンガン『Gr G36c』を携えては走っては撃ってを繰り返しては素早く動いて戦う傍ら味方の治療をするほかに近接では敵の急所を一突きして確実に仕留め(仕留める際になぜかグリーンハーブが現われるw)、アルケミストは姉妹の中で随一の機動力とテレボート能力が合わさって瞬間移動のごとく敵の死角や背後などに現れた瞬間に敵をいたぶりながら切り裂いては撃ちまくり、エクスキューショナーはまさに猪突猛進で飛んでくる弾丸を大剣で防いでは切り落すと同時にハンドガンを遠い敵に撃って牽制して近距離では足の加速装置で瞬時に近づいて敵を大剣でぶった切っていき、ジャッジは敵を真っ向から二つの自身に接続された重機関砲で敵を穴だらけにしてはミンチにしていっては敵の銃弾を自身が発生させるバリアで味方の盾となり、ファルコンは目にもとまらぬ速さで飛翔しながら刃のように鋭利になっている翼に爪で敵を一方的に切り裂いては鎌鼬を起こし攻撃していき、ファイヤーフライは素早い動きで突撃しては生物発光による閃光でてきの死角を潰した隙に触覚を鞭のようにしならせて切り裂くと同時に巧みな格闘センスで敵を圧倒し、クロコダイルはジャッジと同様に自身の堅牢な鱗を味方を守る盾として使い味方を守りながら鍛え抜かれた豪腕や尾に強靭な顎で敵を次々と粉砕していった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてあっという間に接敵したスペックオプスの大隊を殲滅した『鉄血』・『アマゾンズ』・『ウルフパック』の混合中隊。サーバールームの前へとたどり着き警戒しながら扉を蹴破り突入する、すると部屋の中には『U.B.C.S』の隊員達がゾンビによって食いちぎられた死体がそこら中に転がっていた

 

 

 

 

ベクター「ニコライの部隊のなれの果てか、脆すぎるな」

 

 

 

 

 

オメガ「ニコライ、誰そいつ?」

 

 

 

 

ルポ「我々が貴官らと合流する前に偶然遭遇したU.B.C.S隊員だ。監視カメラの映像では奴は故意に他の隊員達を感染者の餌にしていた。理由は我々の知るところではないが・・・」

 

 

 

 

其れを聞いた『鉄血』と『アマゾンズ』の隊員達は怒り・戸惑い・困惑・蔑みといった感情が駆け巡った。彼等は隊員という関係だけでなく家族でもあり兄弟姉妹だ。だからこそどんな時も支え合い、決して見捨てず、全員で生き残るためにあがき続ける事は当然のことだと認識している・・・だからこそ彼等には理解も出来なければしたくもなかった。この世界は弱肉強食・・・弱かったから死んだということならまだ納得も出来るし理解できる。しかし自分の目的と欲のためだけに平気で故意に仲間を死なせる事は全く違う・・・そんなことが出来るのは人間処か獣でもなくケダモノのするだ

 

 

 

 

 

ジャッジ「守るべき仲間をわざと奴らの餌にして死なせるとはなんて外道な!」

 

 

 

 

アルケミスト「今度其奴をみつけることがあったら捕まえてもいいかい?少し試したい拷問があるんだが」

 

 

 

 

ドリーマー「なら私も混ざらせて貰っていいかしら?暇潰しにはちょうど良いわね」

 

 

 

 

スコーピオン「その時がくればいくつかの毒も渡しておこう。しばらくの間苦痛を数倍に跳ね上がらせるだ」

 

 

 

オルカ「拷問なんて面倒な物よりひと思いに食い殺した方が速いだろ」

 

 

 

クロコダイル「・・・許せねぇな」

 

 

 

血の気が多い者達はニコライと遭遇するときどうするかなどを考え始めていたが、冷静な者はニコライが何故こんなことをしたのかと思考する

 

 

 

イントゥルーダー「しかしニコライという男、一体何が目的でこんな惨劇を開いたのでしょう?」

 

 

 

スペクター「我々が理解することではない、だが故意に人を食べさせるとはおかしくなったとしか思えないが・・」

 

 

 

ハンター「確かにおかしくなった人間ならこんな愚かとしかいえない行為をやってのけそうだな」

 

 

 

 

ベルトウェイ「まっ、こんな地獄で正気出入られるやつなんざそうはいないだろ」

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの考えが交錯する中、作戦を急がせるため司令部から通信が響いた

 

 

 

 

 

司令部『時間を無駄にしている暇はない、システムが停止するまでサーバーを撃て!』

 

 

 

 

エージェント「皆様方、ひとまずニコライの件は置いといて任務を再開しましょう」

 

 

 

アルファ「ああ、遠慮はいらねぇ。思う存分ぶっ壊せ」

 

 

 

アーキテクト「あ!だったらさっきモールとベルっちで作った新作を試しても良いかな?」

 

 

 

スクイード「お前らが作る爆弾ってイヤな予感しかしねー・・・」

 

 

 

スケアクロウ「前の作品は・・・走馬燈が見えましたね」

 

 

 

フォーアイズ「逆にどんな作品だったのか気になるわね」

 

 

 

 

そんな不安な声など聞き耳も持たずサーバールームの中心に設置するとタイマーが起動していた其れは0になった瞬間十何個にも分裂して壁やサーバーに天井に張り付くと数秒で大爆発を起こし物も死体も区別無く吹き飛ばした。この兵器の名前は『スプリットコーヒージョンボム』・・・ベルトウェイの粘着爆弾を元に作り上げた逸品である

 

 

 

 

司令部『サーバーの破壊を確認した。次は記録室に保管された証拠の隠滅にかかれ』

 

 

 

 

その後記録室に行く際スペックオプスの別働隊に遭遇するも先程よりも規模は小さかったため数秒で殲滅しおえると記録室に到着した

 

 

 

 

 

アーキテクト「それじゃあ早速証拠をさがそ~!」

 

 

 

 

 

アーキテクトが無邪気かつ不用心に証拠を探すため動こうとした瞬間・・・

 

 

 

 

デストロイヤー「アーキテクトお姉ちゃん下がって!」

 

 

 

アーキテクト「ぐえっ!!?」

 

 

 

デストロイヤーが即座にアーキテクトに近づき服を引っ張って後ろに下がらせた。その際首がしまって妙な声が出たアーキテクトは咳き込みながらも何故引っ張られたのかを問いただす

 

 

 

 

アーキテクト「けほっ!一体どうしたのさアーキテクト?」

 

 

 

 

アーキテクトの疑問に答えたのはモールだった

 

 

 

モール「アーキテクト、君が通ろうとしたところ良く見てみて」

 

 

 

アーキテクト「え?う~ん、あーそう言うことね」

 

 

 

 

アーキテクトは目を凝らして自身が通ろうとした場所をみるとそこにはレーザー起爆タイプの地雷が仕掛けられていた。もしそのまま通っていたら死にはしないだろうが少なくとも足が吹き飛んでいただろう・・・もっとも時間を掛ければ再生して元通りになるが・・・。

 

 

 

 

オウル「上から見たら・・・至る所に・・・同じ物が・・・仕掛けられてます」

 

 

 

 

ウルフ「オウルとは別に調べてみたが、レーザー起爆タイプだけでなく音響センサータイプにクレイモアの匂いも感知した」

 

 

 

 

オウルの視力とウルフの嗅覚による探知によってこの資料室はあちこちに爆弾が設置されていることが分かった。それもその設置位置は匠で、一つの爆弾を避けてもその先にまた別の爆弾に引っかかるように考えられていた

 

 

 

 

ゲーガー「まるでこれ以上進ませないと言いたげな設置量だな。少なくともスペックオプスの仕業ではなさそうだな」

 

 

 

ルポ「ああ、奴らの目的は十中八九アウトブレイクの証拠の回収の筈。ここに罠を仕掛ける理由はないはずだ」

 

 

 

 

ルポの言う通りスペックオプスはなぜアウトブレイクが起きたのかを調査するために送り込まれたのだ。そして願わくばアウトブレイクの原因とアンブレラとの関係性を裏付ける証拠を手に入れること・・・つまり証拠があるであろう記録室に爆弾を仕掛ける理由がないのだ

 

 

 

 

 

エクスキューショナー「たっく、誰だが知らねぇが面倒な事しやがって!」

 

 

 

ファイヤーフライ「全くだ。こっちは時間が無ぇのによ!」

 

 

 

 

ベルトウェイ「俺なら解体なり解除なり出来るがこの量となるとちと時間がかかるぜ?」

 

 

 

 

ベクター「爆弾を解除しつつ証拠を処分して行くとなるとさらに時間がかかる。時間がかかればまた政府の犬共がかぎ付けてくる可能性が高くなるぞ」

 

 

 

 

ベクターの言うとおり、ここに来るまでに付近の敵兵を倒しているため状況確認してくる者や通信を返してこないことに不審がり合流する者木る事を予想すれば長居をすることは此方にとっても不利益しかない

 

 

 

クロコダイル「なら俺とジャッジが突っ込むか?」

 

 

 

 

ジャッジ「私とクロコダイルならこの程度の爆弾ならどうということはないぞ」

 

 

 

 

 

クロコダイルとジャッジのバリアと堅牢な鱗ならば爆発をものともせずに行動できるが・・・

 

 

 

 

エージェント「待ちなさい、行動が出来ても爆発によって証拠がばらまかれることになれば関係のないものと混じってややこしくなってしまう可能性がありますわ。」

 

 

 

オメガ「流石に紙は匂いも何もないからね・・・」

 

 

 

アルファ「・・・スコーピオン。お前の毒の中に炎に引火する物はあるか?」

 

 

 

スコーピオン「気化毒ならば引火はするが爆発力は弱い物ならある」

 

 

 

バーサ「ハハッ!なんだか楽しそうな事をしそうだね?なんだったらこの消毒用アルコールを貸すわよ。特注品だから医療に対してはよく使えるけど燃えやすいのよ」

 

 

 

ルポ「・・・一体何をするつもりだ?」

 

 

 

アルファ「ちょっとした火遊びさ」

 

 

 

 

 

 

その後ウルフパックの面々を空輸や跳躍で向かい側へと飛び越えることで地雷を躱した後、スコーピオンが空気よりも重い気化毒とバーサーから拝借したアルコールを混合した物を床にまき散らす

 

 

 

デストロイヤー「アッハハハ、派手に行くわよスクイード!」

 

 

 

スクイード「応よデストロイヤー、インクボンバー!」

 

 

 

その瞬間デストロイヤーとスクイードガ次々とグレネードに打ち込んで爆破していく。するとまき散らさせた混合物にあっという間に引火して一瞬で火の海へと化した。その勢いは凄まじく連鎖するように仕掛けられた爆弾も暴発していきあらゆる物が燃えていく・・・これならスペックオプスが部屋に入ることも出来なければ火が消えた後には灰しか残っていない上に自分達を追跡することも出来ない。一石二鳥ならぬ一石三鳥だ

 

 

 

ファイヤーフライ「おー!思ってた以上に燃え盛ってるな!」

 

 

 

ベルトウェイ「司令部、かなり派手なバーベキューの最中だ!ハッハ!!」

 

 

 

スペクター「行こう。ここでの任務は終了した」

 

 

 

ドリーマー「そうね、こんな埃だらけな場所なんかよりも空気が澄んだ外が恋しいわ」

 

 

 

フォーアイズ「ここを出たら是非お前達の血液サンプルを取らせてもらえないか?とても興味深い事を知ることが出来そうだ!」

 

 

 

 

スケアクロウ「分かりましたから・・・離れてください、近すぎます・・・!」

 

 

 

アルケミスト「ウルフパックの中で静かそうな奴だと思ってたが認識あらためないといけないねこれは・・」

 

 

 

オメガ「血を抜くのか、俺注射苦手なんだよな」

 

 

 

モール「だよね、チクッとするから僕も苦手だよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして一同は奥へと進み展示物や荷物の保管場所のような大きく開けた場所に出た。そこからメインホールへと抜けて正面口から脱出するためクリアリングしながら進んでいく

 

 

 

 

アルファ「っ!」

 

 

 

エージェント「・・・気づきましたかアルファ?」

 

 

 

アルファ「ああ、ここまで血がこびり付いた匂いがすればな・・・そこに隠れてる野郎出て来な!」

 

 

 

アルファが倉庫の高所に向けて呼びかけると、そこから『U.B.C.S』の装備を纏い顔に傷を持つ気危険な雰囲気を放つ男が現われた

 

 

 

 

 

ルポ「ニコライ!」

 

 

 

鉄血・アマゾンズ「ッ!?」

 

 

 

目の前に現われた男が件の仲間殺しのニコライとしり、彼等は咄嗟に身構える

 

 

 

ベクター「ニコライ、チームをみすみす見殺しにした理由は何だ!」

 

 

 

ベクターは銃口を向けながらニコライに向けて問いかける、するとニコライは高笑いを上げ初め語り始める

 

 

 

 

 

ニコライ「奴らは素晴らしい結果を出してくれたよ、予想外のデータも得られたのも運が良かった。これでクライアントからより金を引き出せる・・その点に関しては感謝しなければな」

 

 

 

 

ニコライの言動を聞いて鉄血とアマゾンの皆は瞬時に理解し怒りの炎がはとばしる。ようは目の前の男はただ金のため・・・たったそれだけのくだらない理由で守り合い支えあう仲間を見捨て、B.O.W.の餌として使い実験に使い潰した外道だと・・・・・

 

 

 

 

 

 

アルファ「金のためだけに仲間を餌にしたってわけか・・・ふざけんじゃねぇぞてめぇ!!」

 

 

 

エージェント「お前のようなゴミは不愉快極まりません、ここで死んでいただきますわ!」

 

 

 

アルファとエージェントはニコライを八つ裂きにすべく腕部カッターとサブアームを構えるが、其れよりも速くニコライは手元に持っていたスイッチを押す。その瞬間倉庫中で爆発が連鎖的に起き始めると同時に火の手が上がり始める。突然の爆発に二人は思わずひるんでしまい、直ぐさまニコライがいた場所に視線を向けるとそこにはもう奴はおらず、二人は匂いやセンサーで探すが匂いは火事の煙で鼻がきかず、センサーはジャミングが張られていたのか感度が最悪だった

 

 

 

 

 

アルファ「くそッ!上手く逃げようせやがった」

 

 

 

エージェント「何という失態・・・!」

 

 

 

怨敵を逃がしたことに悔やんでいると・・・

 

 

 

 

オメガ「ドリーマ!」

 

 

 

オメガは気配でドリーマに迫る何かを感じ取り、自分に抱き寄せる。其れと同時に凶悪な鋭い爪を持ち、皮が全て剥がれ筋肉や脳髄が露出した感染者の当然変異個体『リッカー』が二体でオメガの背中を切りつける。しかしオメガの生体装甲は強力なため小さな切り傷ですんだがドリーマーの逆鱗に触れるには十分だった

 

 

 

ドリーマー「オメガ!?・・・このクソ腐肉袋共が私のオメガを傷つけやがってぶっ殺してやる!」

 

 

 

ドリーマーは羅刹の如く現われたリッカーの頭部をレーザーライフルで二体同時に焼き払う。其れを皮切りに爆発によって空いた天井の穴から大量のリッカーが現れ始めた。ドリーマーはその様子を確認すると次々とレーザーを我武者羅に内幕りながらをリッカーを仕留めていく

 

 

 

ベルトウェイ「キレるとずいぶんと様変わりするなあの嬢ちゃん?」

 

 

 

アルケミスト「オメガのことになると必ずああなってな、前にもオメガに傷を負わせた奴を死体になってもハンバーグになるほどいたぶっていたね」

 

 

 

 

スコーピオン「しかも彼女は精神的に不安定な部分が存在するため何が怒りになるか不明な分タチが悪い」

 

 

 

ドリーマーの変わりように驚きながらも、その間に思った以上に火の手の回りが早くこのままでは火災による崩落によって退路も塞がりや焼死して今ゥ可能性も表れ始めたため、ルポとエージェントにアルファが隊に指示を出す

 

 

 

 

ルポ「進め!退路が尽きないうちにリッカーの群れを突破し、市庁舎を脱出する。全方位に気を配り互いにカバーしろ!」

 

 

 

アルファ「急ぐぞお前ら!流石の俺たちも火に囲まれて焼き続けたら無事じゃすまねぇ、障害物をぶっ潰しながら突破するぞ」

 

 

 

エージェント「リッカーは壁や天井に張り付き視界の外から襲撃してきますわ。警戒を最大に引き上げ油断せず確実に処理を実行し速やかに撤収します!」

 

 

 

 

それぞれの指示の元、各隊は己が武器を使い行動を開始する。ウルフパックは長年戦場で培った意識や経験を元に、リッカーの攻撃を最小限の動きで回避して剥き出しになった脳髄に向けて弾丸をたたき込んだり、襲い掛かった瞬間を狙ってナイフで頭をはね飛ばしたり、音に反応することを逆手に取り手榴弾で吹き飛ばして生きながら着実に歩を進めていく

 

 

 

 

アマゾンズは人間よりも遙かに優れた感覚とパワーに反射神経を駆使して、リッカーの攻撃をいなしては躱してを繰り返しては舌をつかみ取ってスイングすることでまとめて叩き潰し、真っ正面から迎え撃っては正拳を喰らわして頭部を木っ端微塵にしたり、己が武器となる毒や羽に牙で切り裂いてはそののど元を食いちぎり立ちはだかる物を障害物ごと破壊して一直線に突き進んでいく

 

 

 

 

鉄血はSFじみた近未来装備と身体能力と知能を持って、リッカー達を奴らの攻撃の射程外から爆弾・レーザー・大口径の銃弾でなぎ払い、近づいてきたリッカーは人外めいた身体能力から生まれる殺人的な体術と大型ブレードによって文字通り肉塊にしては個人によって違う固有兵装でまるで害虫のようにを淡々と始末していくように鏖殺しその地を突破していく

 

 

 

 

 

そして三部隊はリッカーがはびこる保管場所を突破すると今度は市庁舎の出口付近に感染者がまるで行かせまいと、新たな獲物を食い散らそうと彼等の周りにはびこり立ちはだかる

 

 

 

だが・・・あまりにも相手が悪すぎた

 

 

 

 

アルファ「今は機嫌が悪いんだ・・・八つ当たりさせて貰うぜ!」

 

 

 

 

オメガ「ガアアアア!!」

 

 

 

 

オメガは咆哮しアルファはそう言うとドライバーの左グリップを力一杯ひねる

 

 

 

 

 

 

 

 

                 『『VIOLENT SLASH!』』

 

 

 

 

 

 

 

 

                   ザシュッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

ベルトから流れる音声と共にオメガとアルファの腕部のカッターが何倍にも巨大化し、一時的に強化された身体能力で感染者の距離を詰めると腕を振り回す。ただそれだけで何十人二も重なった肉の壁を瓦解させ、ただ真っ二つとなった肉塊へと変えた

 

 

 

 

そうして彼等は市庁舎を脱出することに成功した。こうして『アマゾンズ』と『鉄血』の初任務は成功しさらなる地獄へと進んでいく。・・・彼等の行く道に何が待つかは・・・・

 

 

 

 

 

 

                  まだ誰も知らない

 

 

 

 

 




独自設定ですが、彼等アマゾンは思いっきり人に噛みついたりゾンビを食いちぎったりしていますが・・・死んだ人間からは新鮮で完全なタンパク質を得られない。人間の肉に関しては元々彼等は体の7割がアマゾンで3割が人間という存在・・詰まるところ少し人間が混じったアマゾンなので抵抗がない上にあまり気にしてません。しかし本家アマゾンズとは少し違いますが膨大なストレスや空腹状態が約48時間から72時間続けばアマゾン細胞は抑制剤の効果を跳ねのき覚醒します(腐った肉は論外なので食べませんw腕輪はあくまで暴走並びに覚醒を防ぐための物です)

鉄血にもあまりに戦闘が続けば自分達では気づけずに無意識に戦いを求め、アドレナリンが大量に分泌され少しずつ興奮状態並びに体のリミッターが外れていくため、弱に自分達への負荷がとんでもない物になってしまうので彼女たちの機械部分や装備に其れを防ぐために一定の力の解放やアドレナリンを検知して強制的に停止させるリミッターが設けられています。もしリミッターがなければ彼女たちの体にあるT-ウィルスが暴走し変異を起こして醜い怪物になるでしょう(醜い怪物になるのは彼女たちは絶対イヤなので遠隔操作されないためにどん引きクラスのセキュウティが施されています)





・仮面ライダーアマゾンアルファ(アルファ)
『アマゾンズ』のリーダーであり、部隊二強の一人。真面目で家族思いな性格だが、強い敵を打ち倒すことに快感を覚えている戦闘狂。どんな状況や敵にも臆さない強さと敵の攻撃をいなして急所を重点的に容赦なく責め立てる戦法を持ち合わせている。家族と常に共にし、笑い合える時間が三度の飯よりも好きらしい。エージェントとは長男長女同士で親交が深く、お互い遠慮無く話し合えると共に組み手を行うほど仲が良いいが互いに恋心を抱いているが互いに気づいていない。
【固有能力:今のところ無し(ベルトによって飛躍的かつ圧倒的な身体能力)】

・仮面ライダーアマゾンオメガ(オメガ)
『アマゾンズ』の副リーダーであり部隊二強の一人。物静かでおとなしい性格だが、敵と判断した相手には冷酷に無慈悲に殺せる強さと野性的で不規則な動きで相手を翻弄し相手が攻撃する暇を与えないまま蹂躙する戦法を得意とする。ドリーマーとは恋仲と思えるほどの中でときおり仲間へのからかいをやんわりと止めるほかに暇が有れば彼女に抱きついている。彼が言うにはとても落ち着く匂いがするらしい。最近は植物を花や作物問わず育てては観察するのが趣味らしい。
【固有能力:今のところ無し(ベルトによって飛躍的かつ圧倒的な身体能力)】

・ホタルアマゾン(ファイヤーフライ)
『アマゾンズ』の突撃兵。単純で豪快な性格。真っ向からの戦いを好み、ホタル特有の閃光で相手の視界を潰すと同時に一気に接近し触手と格闘を使う近距離戦闘による強襲を得意としどんな状況も諦めない気概を持っている。エクスキューショナーとは性格が似ているためよくつるむと同時にハンターやウルフも巻き込んでどんちゃん騒ぎを起こしたりしては。互いに頼れる相棒として背中を預け合って良る。最近は肉塊を触手で串刺しにして焼くのが一番うまいと発見したらしい
【固有能力:閃光による視界妨害・触覚による中距離の斬撃】

・モグラアマゾン(モール)
『アマゾンズ』の工作兵。陽気で明るい性格。強力な腕力による近接戦闘だけでなく、地中を移動できる能力を利用して敵の後ろに回り込んでは瞬時にバクダンや奇襲を仕掛ける戦法を得意とする。アーキテクトとはとても仲が良く、彼自身も工作が得意で乗り込みも早いため二人で新しい武装やアイテムを考案したりしている。たまに二人して失敗してみんなを騒がせてしまうこともある。アーキテクトに好意を抱いている。最近は料理にも興味が出たのか自作でハンバーガーを作っている
【固有能力:地中での自由行動可能・口部ドリルによるあらゆる物質の切削】

・イカアマゾン(スクイード)
『アマゾンズ』の特技兵。自由で気ままな性格。水陸両用で触手による大勢を瞬時に鞭のようにしならせた触手で攻撃、触手を巻き付けて振り回すなど攻撃手段が多い。最大の特徴は高温の体液で爆発するイカスミを相手に飛ばして爆破する技を持っている。自分の特技や技に名前をよく付ける癖がある。デストロイヤーとは兄妹のように仲が良くいつも一緒にいる。彼女は彼に恋心を抱いているため出れまくるツンデレをぶつけているが妹として見ているため道は遠い。最近はほかにも技を作ろうとデストロイヤーにアイディアの考察を頼み込んでいる
【固有能力:体内生成する気化爆発イカ墨・職種による多段攻撃】

・オオカミアマゾン(ウルフ)
『アマゾンズ』の偵察兵。冷静沈着な性格。気配を消すことを得意で嗅覚も鋭いため、常に相手の位置を把握しながら敵を待ち伏せしながら追い込み最高似て帰した場所に追い詰め一気に仕留める戦法をとる。仕留めた敵から遺留品を戦利品にするいかにも狩り人らしい趣味がある。ハンターとは性格や戦法が似ているほか狩りの楽しさを共有できるため、時折どちらが仕留められるか勝負をするほど仲が良い。最近は待ち伏せだけでなく戦術フォーメーションの可能性を考案すると同時に敵の戦利品を加工して何かを作るのが趣味らしい
【固有能力:すさまじい嗅覚による索敵・しなやかな体躯による体術】

・ハヤブサアマゾン(ファルコン)
『アマゾンズ』の遊撃兵。苛烈で短気な性格。飛行能力を持つだけでなくチーム一の機動力とスピードを併せ持つ事で空中からの強襲や奇襲をする戦法と相手の死角から必要以上に切り裂いて楽しむSの気質を持ち合わせている。アルケミストとは互いに性格に難があっても面倒見が良いため二人して慕われたり、互いにSッ気があるためどんな風に敵をいたぶったり拷問したかを話し合ってして盛り上がったりする。最近は養鶏に興味を持ち始めたらしい
【固有能力:すさまじい高速飛行・刃のような翼から生成する鎌鼬】

・ミミズクアマゾン(オウル)
『アマゾンズ』の通信兵。無口で穏やかな性格。ほぼ無音で飛行できるため、敵に気づかれることなく接近し敵を一人ずつ暗殺していく戦法を得意とする。非常に優秀な観察眼も持っているため敵の癖や装備を一種運で見抜ける。スケアクロウとは無口同士であまり喋らなくても気持ちが分かる同士らしく、阿吽の呼吸の如くずば抜けたコンビネーションを可能としている。ちなみに二人だけの秘密だが付き合っているらしい。最近は手先が器用なため趣味として裁縫にチャレンジし始め、ハンカチなどの日用品から止血用訪台や防弾スーツを作っている
【固有能力:無音のまま行動が可能・翼からクナイのような羽を飛ばす】

・サソリアマゾン(スコーピオン)
『アマゾンズ』の衛生兵。冷静で冷酷な性格。硬い装甲と矛となる大鋏に毒針を使って、味方の盾となっては装甲に物を言わせて一気に接近し遠距離で毒をまき散らしては直接側支給の毒を注射するほかに近距離で鋏で敵を両断するオールラウンダーな戦法をとる。ゲーガーとは互いに冷酷だが其れは仲間を思いやってのことだが隊長がいない間癖が強い仲間やまとめ上げなければならないためかなりの苦労人であり、よく二人で愚痴を溢すほど仲が良い。最近はお酒に興味が出たので毒の調合のように二種類のものを混ぜて新しいものを作り出そうとしているらしい
【固有能力:あらゆる毒を生成し武器とする・堅牢な甲殻によるプロテクター】

・シャチアマゾン(オルカ)
『アマゾンチーム』の特技兵。礼儀正しいがキレやすい性格。シャチの器官から発せられるクリック音を音波として放ち敵の動きを止めるとチーム一のパワーで蹂躙する。音を利用して室内での索敵も得意としている。イントゥルーダーとは恋人の関係で演劇のような戦いぶりに彼女に惚れ込んだらしい。今でも関係は良好だが飄々とした彼女の性格に時折読めずからかわれてかわいがられている場面が名物となっている。最近は時折水中で物を回収しては水槽アートを作っているらしい
【固有能力:クリック音による体内の直接破壊・水中での長時間行動可能】


・ワニアマゾン(クロコダイル)
『アマゾンズ』の突撃兵。厳格で勇ましい性格。何事も油断せず常に全力で挑む気概を持ち、鱗の高さによる耐久力を盾に一気に接近し自慢の顎と尾で敵を圧殺する。水中からの奇襲も得意らしい、ジャッジとは共に時にたるみすぎた隊を立て直したり味方の盾となる物同士気が合いためよく戦闘後は二人して静かな場所で黄昏れながら安らいでいる事がある。彼女の曲がったことをただそうとする正義感を尊敬している。最近は水中で筋トレすることで肺活量やさらに筋肉を鍛えることにはまっている
【固有能力:単純かつすさまじいパワーによる破壊・堅牢なうろこによる鎧】




・エージェント
『鉄血』の隊長にして長女。性格は冷静沈着で家族思いの性格。常に礼儀正しく油断もしない主義で指揮能力だけでなく戦闘能力もアルファと渡り合えるほどレベルが高い。遠距離では姉妹一の技量とサブアームに備えられた四門の銃口で応戦し、近接では洗礼された体術で即座に仕留めていく。時折妹達に悟飯を作ったりご褒美として何かしらのプレゼントをするなどメイドのよう献身的に支えている。最近は紅茶の美味しいブレンドを模索しては上品に入れられる入れ方を研究するのが趣味らしい。アルファには有った当初から一目惚れしており、関わるにつれ彼への恋心が育っていき最近では少女漫画を黙読してそこからどう告白するか便巨すると同時に迷っている
【専用武器:ホログラム投影機・・一定の距離を追従し浮遊する小型のドローンで立体映像で自分の姿を作り出しあたかも何人もいるかのように錯覚させる】


・スケアクロウ
『鉄血』の特技兵にして末っ子。性格は無口だが礼儀正しい。無口な故あまり喋ることはないが、彼女自身は頼まれれば行動してくれるほど協力的で家族を支えることが出来ることに喜びを感じている。ビットを使った撹乱や支援を得意としている。オウルとは家族の中で秘密だが恋人の関係で同じような性格だったためか行動している内に彼の何がない優しさに惹かれてたらしい。趣味はバイオリンの演奏で時折オウルに披露している・・最近は常にオウルに編んでもらったハンカチを携帯している
【固有武装:遠隔多目的ビット・・自身の周りを常に追従し、指示によってあらゆる距離からの攻撃やかく乱に援護など多目的に使用が可能】


・エクスキューショナー
『鉄血』の突撃兵にして九女。性格は誇り高く豪快な性格。豪快な性格のため細かいことは気にしないらしい。正々堂々とした戦いを好み、一方的な虐殺はあまり好まないらしい。戦闘では身体能力とパワーに任せた近接戦闘を得意としており、家族一の脳筋なので敵を全力で蹴散らす事が一番すっきりするらしい。ファイヤーフライとは性格が非常に似ているため非常に仲が良く二人で相棒として背中を合わせている。最近は剣術は興味を持ち始め練習に励んでいる。そしてファイヤーフライが作るヤキニクが大の鉱物らしい
【固有武装:高周波電撃ブレード・・高周波が流れた巨大な大剣で切れ味は並みのB.O.W.を簡単に両断し、高周波電流をチャージすることで飛ぶ斬撃を出せる】


・ハンター
『鉄血』の偵察兵にして八女。性格は冷静で常に落ち着いている。待ち伏せ戦法を得意とし自分の有利な場に相手を誘い込み一気に仕留めにかかる事を主な戦法としている。その際に必ず『狩り』を楽しむ素振りを見せておりその姿はまさに狩人と言える。ウルフとは同じ手段をとる狩人として認め合うと同時に競い合うライバルでもある。最近はウルフのことが必要以上に気になり始めているらしい。趣味としては音楽鑑賞を楽しみながら武器の手入れやウルフに倣って敵の戦利品から武器なのを作ることらしい。今は最高傑作のナイフを常に持ち合わせている
【固有武装:ツインブラスターガン・・大口径の超大型拳銃で貫通弾・散弾・通常弾と切り分けることが可能で、連結することで威力を二倍にできる】


・イントゥルーダー
『鉄血』の通信兵にして六女。性格は上品だが飄々としている。敵の暗号解析や妨害工作を用いて敵を攪乱する電子戦を得意とする。自身が戦うときは四機の小型無人機『ダイナゲート』を使って敵を攪乱させその隙に仕留める戦法をとる。オルカとは恋人の関係で元々自身の趣味の演劇と演劇をもした戦いぶりを誰よりも愛してくれた彼に好意を持っていたので告白されたときは即OKしたらしい。趣味としては本格的な演劇を行う為ダイナゲートたちに楽器の演奏の仕方を教えてオルカを初めとした家族に披露する事らしい。そして演奏終わりにオルカに撫でてもらうのが至福らしい
【固有武装:ダイナゲート・・追従する四基の小型無人機で自身の支援やルーターのように電波を中継し長距離の通信や妨害電波の拡散など電子戦のサポートを行う】


・デストロイヤー
『鉄血』の工作兵にして十女。性格は余裕綽々としているが小心者でツンデレ。敵を障害物ごとまとめて吹き飛ばす爆破任務を得意としており爆弾処理にも精通している。精神はまだが意見に似合わずまだ幼いためドリーマーにからかわれたり焦るとべそをかくことがしばしば。スクイードとは一時期兄のように自分を面倒見てくれた上に爆破の快感を理解する物同士のため恋心を抱いている。趣味としては甘いものが好きなためデザート系の料理に挑戦する事らしい。そしてスクイードに対してはよく作りすぎたという名目で作ったデザートをプレゼントしている・・おいしいといわれると顔を隠してやったと喜んでいるらしい
【固有武装:マルチデストロイランチャー・・通常の榴弾だけでなく、地面に打ち込む地雷弾、時間差で爆発する特殊弾・さらに徹甲弾に榴弾などを銃内部で生成し打ち出す】


・アルケミスト
『鉄血』の遊撃兵にして四女。性格はSっ気があるが面倒見がいい。戦闘時は残忍な物言いはするが、大切な家族には気のいい姉御肌な人物として気に掛け、どんな状況も絶対死ぬなと励ましている。ファルコンとは互いに面倒見が良い物同士にしてお互いSっ気ある物同士でよく敵をどういたぶったのかとか過激なことで盛り上がっては新しい尋問を考察したりしている。最近はどちらが速いか競い合っている。趣味はやはりというか拷問らしく、時折敵を捕まえては情報を吸い出すと同時に楽しんでいるらしい。最近はファルコンと同じように養鶏に興味を持ち始めている・・そしてファルコンに対して意識し始めている
【固有武装:ステルス&スピーダー・・光学迷彩による自身の姿の隠ぺいをすると同時に自身の脚力を強化してあたかも瞬間移動したかのように高速移動を可能とする】


・ドリーマー
『鉄血』の狙撃兵にして次女。性格は敵に対して残忍でとらえどころが無い。戦闘時はレーザーライフルによる超長距離射撃を戦法として、敵の思惑や望みを破壊するのが好きらしい。彼女はオメガと恋人と思えるほど仲が良い。何事も考えず寄り添ってくれる彼が彼女にとってとても可愛らしく不安定な自分の隣にいてくれる彼をこよなく愛しており、彼に近づこうとする、もしくは傷つける女や敵は惨殺すると決めているらしい。趣味はその時の気分で料理や裁縫や観察などころころ変わるらしい、しかしその際は必ず中途半端ではなくしっかりと極めようとする。最近はオメガからもらった花の世話をするのが今の趣味らしい
【固有武装:大出力レーザーライフル・・高い出力によるレーザーを打ち出し、障害物事敵を貫くだけでなくリミッターを外し大出力によるレーザー砲で敵を薙ぎ払う】

・アーキテクト
『鉄血』の工作兵にして五女。性格は陽気でお調子者。遠距離破壊と火力支援に長け、戦闘能力も高い。チームでいるよりモールと共に行動することを好んでいる。開発者として鬼才の才能を持っっているが爆発と楽しいことに熱中するため大半は使えるかどうか分からないガラクタをモールと共に作っている。モールとは互いに創作者同士で気が合うためほぼ毎日一緒におり、彼に好意を抱かれている。趣味は皆の武器やベルトなどの装備品の整備をすることや新しい装備を作ることだ。最近はゲームに興味を持ち始めモールと一緒に協力プレイして楽しんでいる
【固有武装:クリエイトボックス・・ランドセルほどの武骨なボックスで様々な廃材や材料を投入することであらゆる部品や武器を設計図通りに想像することができる】

・ゲーガー
『鉄血』の衛生兵にして七女。性格は真面目で冷静だが時に冷酷。戦闘時は遠距離では精密な射撃と近距離では素早い近接戦闘に切り替えて戦うオールラウンダーの戦法を得意としている。冷酷と言っても家族のことを思ってのことでたるんだ彼等に活を入れる目的だが、良くて意識改善をしても癖がありすぎる彼等の相手は非常に疲れるので同じ苦労人のスコーピオンと良く愚痴を言い合ったりして真摯に話を聞いてくれる彼を気になり始めている。趣味としては酒を楽しみながらチェスに興じることらしい。最近はスコーピオンとチェスを交えながら新作の酒の考案に対して意見を出しては楽しんで日頃のストレスを発散している
【固有武装:ショート&スラッシュガン・・正確な射撃が可能であると同時にバレルについた銃剣による接近戦も可能で遠距離近距離とあらゆる局面に対応できる万能武器】


・ジャッジ
『鉄血』の特技兵。性格は正義を重んじり堅物な性格。戦闘時はエネルギーバリアを張って敵から家族を守る盾として、時に凄まじい弾幕で敵を蹴散らす矛となる戦法をとる。自分が決めた正義を大切にして実行する気概を持ち、クロコダイルとは同じ戦法で皆を守る戦友としても相棒としても共に行動することが多いほど仲がとても良い。しかし家族と比べて胸が小さいことを気にしているため追究すると地獄を見る。趣味としては鍛錬することで、鍛錬した後の食事が大好き。最近はクロコダイルとともに水中内トレーニングに励んでは終わりに食事に花を咲かせ楽しんでいる。時折クロコダイルの鍛えられた筋肉と裸を見て興奮してしまう自分に戸惑っているらしい
【固有武装:プロテクトバリア・・エネルギーでできたバリアを張り、自身や味方を敵の攻撃から守ると同時に攻撃の運動エネルギーを自身のエネルギーに変換して攻撃を強化する】




大雑把ながらこの世界での鉄血とアマゾン達の事を書いておきました。原作世界では知ってる人ならばかなりとがって残酷な性格の面々ですが、この世界で生まれた存在なので多少なりと性格の変化やオリジナルが含まれているのはご了承ください


ウルフパック装備
ルポ:FR FAMAS・銃剣装備
ベクター:416・サプレッサー装備
ベルトウェイ:AA-12・グレネードランチャー装備
スペクター:SV-98・倍率変更スコープ装備
フォーアイズ:AEK-999・大容量マガジン装備
バーサ:Gr G36c・ショートバレル装備


ちなみにウルフパック達が持ってる銃はかなり現実だと最新のものを持っていますが、それはアンブレラの技術力はヤバいということで目をつむってくれるとありがたいです




どうぞゆっくりと読んでこれからの物語で彼女らのキャラを掴んでいってもらえれば幸いです


最期急ぎ足になってしまいましたがこうして彼等の初任務は終了し、次は発電所破壊ですが・・・思った以上に速く終わるかも?



次回もお楽しみに!


Ciao♪


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