日本軍の騎兵連隊にいた一人の男とコサック騎兵の男が、自身の愛馬と一緒にウマ娘の世界に行ったら。 (素人小説書き)
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第1話 日本騎兵とコサック騎兵

1945年8月9日

満州国境ウラジオストック方面


大日本帝国

 

騎兵第29連隊

 

満州国境付近

 

深夜

 

 

 

 

パカラッパカラッパカラッ...

 

満州国境付近に、一人ウマに乗っている騎兵が仲間のところに向かっていた。

 

「...急がないと!赤が満州に攻撃すると分隊長に知らせなければ!!ハイヤ!!」バシッ!!

 

ヒヒーン!!

 

パカラッ!!パカラッ!!パカラッ!!

 

若い騎兵は、仲間に情報を伝えるため急いでウマをかけるが...

 

バァン!!

 

目の前に、曳光弾が止まる。

 

「くっ...」グイッ

 

ブルル...

 

若い騎兵は、手綱を引き撃ってきた方向を見る。

 

そこには...

 

「あれは...コサック騎兵!?くそ!!もう侵攻してきたのか!!」スッ

 

ガチャ...カコッ!

 

若い騎兵は、鞍に掛けていた三八式騎兵銃を取り構える。

 

「ふぅ~...」パン!!

 

若い騎兵は、落ち着いて狙うが...

 

「くっ...外した...ん?」

 

若い騎兵は、相手のコサック騎兵が槍を持ってこっちに近づいてきたのに気づく。

 

「相手は、弾切れしたのか?...」ガチャン...

 

若い騎兵は、三八式のボルトを閉め鞍に戻す。

 

そして。

 

スッ...

 

若い騎兵は、刀を出す。

 

「相手は、一人...槍しかない相手を銃をで倒すのは武士道の恥...行くぞ!!桜!!」バシッ!!

 

ヒヒン!!

 

桜は、若い騎兵の言葉を理解しているのか、返事をし相手のコサック騎兵に突撃する。

 

「......」スッ...

 

若い騎兵は、片手で手綱を持ちながらもう片方の腕で刀を握り構える。

 

そして、あと数メートルで敵コサックと交差する。

 

そして。

 

「うおおおおおおお!!!」ブォ!!

 

「Куу ...(くっ...)」スッ...

 

若い騎兵は相手の首を狙うが、相手は気づいていたのかぎりぎりでよける。

 

「Ведь японская кавалерия страшна ...(やっぱり、日本騎兵は怖いもんだなぁ...)」

 

年老いた騎兵は、槍を構えながら日本騎兵と一定の距離を置きながら並走する。

 

「Однако он все еще слаб по сравнению с русско-японской войной. Пойдем! Гилбер! !!(しかし、日露戦争と比べたらまだまだ弱いな、行くぞ!ギルバー!!)」

 

ブルル...

 

コサック騎兵は、愛馬の長い付き合いか何かが通じ合っていた。

 

そして、少し日本騎兵に近づき槍のリーチで攻撃する。

 

「Хм!(ふっ!)」ビュ!!

 

「くっ...」バッ!

 

カキン!!

 

日本騎兵が刀で、槍を弾く

 

「Ой? Разве это не хорошая рука!(おっ?なかなかいい腕じゃないか!)」

 

「くっ...(くそ!!このコサック騎兵今までの中で一番強い!しかも、霧がだんだん濃くなっているのにどうやって攻撃してるんだ?仕方ない...近づいて槍を動かせないようにするしかない!)」

 

日本騎兵は、刀を持ちながらコサック騎兵に近づく。

 

「Ха-ха-ха! Это бритая голова! Но!(ははは!中々骨のある坊主だな!だが!)」バッ!

 

コサック騎兵は、持ち方を変え槍の先を持つ。

 

「くっ...せい!!」ブン!!

 

日本騎兵が、刀を上から振り落とすが...

 

「Сладкий!(あまい!!)」ガッ!!

 

コサック騎兵は、槍を先端に持っていながらもまるで、剣を持っているみたいに扱う。

 

「くううう...(まずい!このままでは、やられる...くそ!まずこの霧の中からでなければ、今どこにいるのか知りたい...仕方ない...)」

 

カチン...

 

日本騎兵は、刀を仕舞い手綱を握る。

 

「Хм?(ん?距離を取るつもりか?なら、後ろにつかせてもらうか...)」スッ...

 

コサック騎兵は、槍を鞍に戻す。

 

「桜!!一旦この霧から出るぞ!!」

 

日本騎兵は、桜に伝える。

 

桜「ヒーン!!」

 

桜は、反応して答える。

 

「いい子だ!ハイヤ!!」

 

バカラッ!バカラッ!バカラッ!

 

桜は、速度を上げコサック騎兵からは距離を離す。

 

コサック騎兵は、少し離れる日本騎兵の馬を見る。

 

「О,быстрая, неплохая лошадь ... но мой Гилбер сильный! Привет! Гилбер! !!(おお速いな、かなりいい馬だ...だが、わしのギルバーが強いがな!なぁ!ギルバー!!)」

 

コサック騎兵が、少し身を出しギルバーの顔を見る。

 

ギルバー「ブルル...ヒヒン。」

 

ギルバーは当たり前と言ってるような顔をする。

 

「Вахаха! !! Тогда ты сможешь догнать эту девушку! Хайя! !!(ワハハ!!なら、あの子に追いつけるよな!ハイヤ!!)」

 

パカラッ!パカラッ!パカラッ!

 

ギルバーは、桜との距離を保ちながら砂が当たらないように、斜め後ろにつく。

 

「くっ...あの馬同じ距離を保ってる...ん?もう朝方か?明るくなったな...む?戦闘が始まっているのか?」      ワー!!ワー!!

 

日本騎兵は、大人数の声が聞こえる。

 

「!!もうすぐ霧から出るな!行くぞ桜!!ハイヤ!!」     ワー!!ワー!!

 

桜「ヒ~ン!」

             ワー!!ワー!!

バカラッ!バカラッ!バカラッ!

 

桜は、速度を上げ霧を抜ける。

 

「よし!霧をぬ...け...え?」

 

日本騎兵が、霧から出た景色は見慣れた満州国の大地ではなく...

 

「どこだ?ここ?」

 

競馬の内部だった。

 

「くっ!何がどうなっている!」

 

日本騎兵は、周りを見ていると。

 

後ろにコサック騎兵が付いて来てるが、彼もこの状況に困惑している。

 

しかし一番目立つのは。

 

「...は?」

 

「え?」

 

桜の隣で、同じ速度で走る白色の少女がいた。

 

「...」

 

「...」

 

「くっ...」クイッ

 

桜「ブルル...」

 

日本騎兵は、手綱を引きウマを止める。

 

「!」クイッ...

 

ギルバー「ブルル...」

 

コサック騎兵もウマを止める。

 

「...」

 

日本騎兵は、周りを見渡す。

 

「...なんだここ、満州国じゃないのか?...しかし、あの子は何だ?なんで桜と同じ速度が出てるんだ?」

 

すると

 

「いったいどこなんだろうな、坊主。」

 

「!?」

 

いつの間にか隣に来たコサック騎兵が、話しかける。

 

が、日本騎兵は刀を手に添える。

 

だが、コサック騎兵は、慌てず言う。

 

「まぁまぁ、一旦戦いはやめようや。」

 

「...なぁ、あんた。」

 

日本騎兵は、コサック騎兵に聞く。

 

「なんで、日本語喋れるんだ?」

 

「...確かに、君の言葉も分かるな...なんでだ?」

 

「...とりあえず。」

 

日本騎兵は周りを見る。

 

いつの間にか、青い制服を着た男に囲まれていた。

 

「どうするんだ?坊主?」

 

太賀「坊主ではなく、タイガです。」

 

「すまんすまん、でタイガくんこれどうする?」

 

警官「え~と、その動物から降りて手を挙げろ!!」

 

警官が警告する。

 

太賀「...ウマから降りて手を挙げるべきかと、爺さん。」

 

ラージン「ははは!爺さんじゃなくイヴァン・ラージンじゃよ、まぁ、降りて手を挙げればいいのじゃな。」スッ...

 

二人は、ウマから降り手を挙げる。

 

「不審者確保!!」

 

警官が、二人の手を後ろに回し手錠をかける。

 

「その動物はどうします?」

 

「...とりあえず、ひもで止めろ!」

 

「わかりました!」

 

桜「ブルル!!」

 

桜が警戒するが...

 

太賀「桜!落ち着きな。」

 

桜「ブルル...」

 

桜は、落ち着くがほんの少しだけ警戒していた。

 

ギルバー「...」スッ...

 

ギルバーは、落ち着いているのか座る。

 

ラージン「はは!少しだけ待ってくれギルバー!後でまた遊んであげるから!」

 

ギルバー「ブモ。」

 

ギルバーは、返事する。

 

ラージン「ははは!じゃーな!」

 

太賀「桜!待っていてくれな!」

 

二人は、警官に連れていかれるのだった...




はい。
はじめましての方は、初めまして。
ほかの作品陸海空の三兄弟が、ばらばらになって新しい世界に行くそうです。を見ている方は、こんばんは(編集時2時半)
素人小説書きです。
まぁ、頭の中で出てきたものを書こうと思って書きました。
この小説は、何日に一回に書くレベルのものです。
基本、別の小説を集中してやっているからね仕方ないね。
とりあえず、お気に入り登録やこめんとおねがいします。
それでは。


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第2話 釈放+入学

留置所

 

「入れ。」

 

俺は、青色の制服を着た官憲の様な男の言う通りに、牢屋に入る。

 

「……」

 

ガチャン!!

 

「……」 俺は辺りを見回す。

 

初めて入った牢獄と思しき部屋の回りを見渡した。営倉と違って中々きれいな場所だった。

回りにも同じ様な部屋があるが、中には誰もいなさそうだ。少しの間だけ横になろう。

 

「フゥ……」 俺はベトンの様な床に寝転んだ。

 

すると、突然牢獄の扉が開く。

 

「ここに入れ」 また、あの青い制服の官憲だ。

 

「ははは、そうビビるな別に逃げたりせんわい」 あのロシア人がここへ連れて来られた様だ。

 

全く、五月蠅いのが来た。

 

牢を閉める音が派手に響く。

 

「ほぉ……日本の牢獄は、祖国よりきれいなんだな」

 

ラージンは、周りを見渡しながら興味深そうに言った。

 

すると。

 

「おお!坊主もここに居たのか!」ロシア人が俺に気づくと話しかけてきた。

 

「……タイガです」

 

相変わらず、俺の事を坊主呼ばわりするロシア人だ。

 

「ワハハ! すまんな! 坊主!」

 

反省する気あるのと思った?

 

「……それよりラージンさん」

 

「うん? なんだ?」

 

「私達は、どうなるんでしょうか?」

 

「……」 ラージは黙ってしまった。

 

俺は、とりあえず現状の話をラージンにする、どう考えたってここで殺しあってる場合じゃない。

 

今は、この後どうなるか考えなければ。

 

「う~ん、祖国なら国防人民号令で銃殺かのぉ?」

 

何言ってんだこのじいちゃん。

 

「ここは、多分日本ですよ」

 

「にしては、時代が進みすぎじゃ。そうは思わんか? 坊主」ラージンは疑問に思っていたことを問いかけてきた。

 

「……」

 

ラージンの言っていることは、間違いではない。

 

俺の知っている日本は、少なくとも、パリのエッフェル塔みたいなものはなかったし、航空機は、あんな巨大なジェット爆撃機なんて日常にはなかった。

 

だが、一つだけ分かるのは、あの足の速い子達がいたあの場所にあった旗少し違うが日本国旗だった。

 

なら、ここは日本で間違いがないはずだ。

 

「間違いないはず……」

 

俺はは頭を下げる。

 

「ふむ……なら、あることをすればいい」ラージンは俺にそう言ってきた。

 

「それは?」ラージンの言うことに見当がつかない。

 

「簡単じゃ」

 

ラージンがスッと立ち上がり柵に近づきそして……。

 

「おーい!! 誰かおらんかー?」

 

誰かを呼ぶラージン。

 

「まぁ、確かに直接聞けばいいが……」

 

すると。

 

声が聞こえたのか、コツコツと鳴らしながら官憲が来る。

 

「何だ?」

 

官憲がラージンに聞くと……

 

「すまんが、少し質問していいかの?」

 

「……いいがなんだ?」

 

ラージンは聞く。

 

「今年は何年じゃ? あとここは日本であってるか?」

 

とりあえず二つの重要な事を聞く。

 

「.……今年は、2021年4月25日だ。後当たり前だがここは日本だ」

 

ラージン「おおそうかそうか、ありがとな。」

 

警官「...一応、もうすぐ12時だが食べ物食うか?」

 

警官が、時計を確認して聞く。

 

ラージン「ほぉ...悪くないの...じゃあ二つ。」

 

警官「分かった、アレルギーは?」スッ...

 

警官が、何か紙を出す。

 

ラージン「全くないぞい。」

 

警官「分かった少し待ってろ。」

 

警官は、部屋から出る。

 

ラージン「だそうだ、坊主。」

 

太賀「...」

 

俺は、うれしい反面不安があった。

 

日本はあの大戦の後どうなったのか。

 

まず、確定してるのは大日本帝国は戦争に負けているはず。

 

これだけは、わかっていた。

 

ただでさえ、本土にB-29が爆撃されているのに、そこから赤の侵攻だなんて...

 

もう日本は、戦争には勝てないことは分かっていた...

 

だが、負けた後赤になっていないか植民地となったのかそれが不安だった。

 

それに。

 

太賀「...桜どうしているのかな。」

 

一番の心配は、桜はあの後どうなったか気になる。

 

あの子は、寂しがり屋だからな...

 

ラージン「なぁ、坊主。」

 

太賀「...はぁ、何ですか?」

 

ラージンが話しかける。

 

ラージン「あの馬いいな、お前が育てたのか?」

 

どうやら、桜の事を話しているらしい。

 

太賀「ええ、私が育てた子です。」

 

ラージン「ほー、中々いい馬だったじゃないか!牡馬*1か?」

 

太賀「いいえ、牝馬*2ですよ。」

 

ラージンは驚く。

 

ラージン「ほぉ~、牝馬は中々性格は荒いというから育てる奴は少ないと思ったのにな...」

 

確かにそうだ、普通の馬はただでさえ性格が厳しいのに、そこに、神経質な性格もあるから育てるにはかなりの腕がいる。

 

太賀「私が、育てた馬で一番出来がいいもので、そして、一番愛情を入れた馬です。」

 

ラージン「そうか!だからあの時、手綱を持っていなくても力強く振り回せたのか...」

 

太賀「でもあなたの馬、かなり頭がいいですね。」

 

あの時もそうだが、一番は俺を追いかけていた時だあの馬は、スタミナを上手く管理してわざと斜め後ろに回っていた...

 

しかも、土などで目を傷つけないように避けた。

 

あの馬は、かなり強いだろう。

 

ラージン「ああ、あいつとはもう10年の付き合いだな。」

 

太賀「貴方も、あの馬を育てていたのですか?」

 

ラージン「ああ、あいつでもう三代目だな。」

 

太賀「かなり熟練ですね。」

 

ラージン「ワハハ!!馬鹿言え!わしは、あいつ以外育てることができないコサックの名折れよ!」

 

太賀「...あの子以外育てることができないのですか?」

 

ラージン「まぁ、そうだな。」

 

太賀「何でですか?」

 

ラージンは、帽子を取り座る。

 

ラージン「う~ん、まぁ、あいつの育て方したらそれが、癖になって周りの馬がそれに耐えられなくなり死ぬのが多くなった?」

 

太賀「いや、何で疑問形なんですか?」

 

ラージン「まぁ、色々あったんじゃよ。」

 

太賀「はぁ...」

 

ラージン「その代わりに、ギルバーの育成はワシ以外できなかったんじゃ。」

 

太賀「それは、どうゆう?」

 

ラージンが、離そうとした瞬間。

 

警官「おい!そこの二人!」

 

ラージン「? なんじゃ?せっかく面白い話をしようとしたのに...」

 

太賀「...」

 

ガチャ!!

 

警官が扉を開ける。

 

警官「とある所に移動されることとなった。」

 

ラージン「?」

 

太賀「なんか嫌な予感がする...」

 

2人は、留置所から出て車に乗る。

 

 

 

 

 

しばらく、車に揺れていた。

 

そして、長い時間たってついたのは...

 

国会議事堂だった。

 

太賀「...」

 

ラージン「ほぉ...きれいじゃな。」

 

俺達は、その国会議事堂に入ってそこの休憩室みたいなところに入った。

 

正直緊張していた。

 

しばらく待っていると...

 

ガチャ...

 

失礼します...

 

誰かが入ってくる。

 

合田「どうも、首相のゴウダです。」

 

太賀「はっ!大日本帝国所属、関東軍第29連隊満州防衛軍の軍曹の太賀です!」バッ!!

 

俺は、慌てて敬礼した。

 

ラージン「わしは、ソ連アジア方面第5軍コサック騎兵隊長のラージンじゃ。」バッ...

 

ラージンも敬礼していた。

 

合田「...とりあえずお座りください。」

 

三人とも座る。

 

合田「早速ですが、貴方たちは、あることにより釈放されます。」

 

ラージン「え?」

 

太賀「え?」

 

急だった。

 

俺は、理由を聞く。

 

太賀「それは、何故ですか?」

 

合田「まず、貴方たちが、不審者である証拠が全くないのと、この国の憲法には、特別な動物を育てている人は、何かに法を犯しても動物の習性上仕方のない場合だったら特別処置として刑がなくなる法律です。」

 

確かに、自分たちは霧の中に進んだら知らないところに来たのだからなそれに。いろんな動物の中には、習性があってやむおえない場合があるが、俺達二人何か珍しいの育てたって?

 

とりあえず聞くか...

 

太賀「失礼ながら、私達は、珍しい動物は育てていませんが?」

 

合田「え?じゃああの動物はなんですか?」

 

太賀「あの動物?」

 

まさか、桜の事か?

 

太賀「馬の事ですか?」

 

合田「あれ、馬と言うのですか?」

 

太賀「ええ、そうですが?いや、馬ぐらい知ってるでしょう?」

 

合田「...いいえ全く。」

 

太賀「...」

 

ゑ?最近の政治家は馬も知らんの?

 

はぁ...政治家もそこまで知らないとは....

 

太賀「いくら政治家でも馬は知らないのは、常識になさすぎますよ...」

 

合田「いや、貴方たちがその馬は、世界でも見たことないものですが?」

 

太賀「え?」

 

合田「あの馬と言う生物は、世界で初めて見ましたよ。」

 

ラージン「世界...なあ、合田とやら。」

 

ラージンが、聞く。

 

合田「何でしょう?」

 

ラージン「ソ連は、どこにある?」

 

合田「ソ連?1991年に亡くなりましたが...」

 

ラージン「そうか!ソ連はなくなったのか!」

 

ラージンがうれしそうな顔をする。

 

合田「? まぁいいです、まぁ、珍しい動物に証拠が不十分であなた達は、今から釈放されるのです。」

 

太賀「そうですか...それで、他に何か?」

 

たいていこうゆうことは何かあるもの。

 

人生で学んだことだ。

 

合田「あなた達には、ある学園でその馬とともに住んでもらいます。」

 

太賀「学園?」

 

合田「ええ、その珍しい動物は、いろんな各園で繁栄させたいのですが、残念ながら、どこもかしこも受け入れられないようで...」

 

ラージン「だが、その学園だけは、許可したのじゃろう?」

 

合田「ええ、それが、日本ウマ娘トレーニングセンターです。」

 

ラージン「で?何でそこが許可したんじゃ?まさか金ではあるまいな。」

 

ラージンが睨む。

 

合田「いいえ、これは、トレセン学園の各園長自らお願いに来てそれで了承したわけです。」

 

太賀「そうですか...」

 

なんか、かなり俺らの事が欲しいみたいだな...いったいどんなことされれて了承したんだ?

 

あっ、そう言えば桜は!?

 

太賀が聞く。

 

太賀「そう言えば、あの二頭今はどうしているんですか?」

 

合田「現在は、あの競馬場で、少しの間だけ拘束しています。」

 

太賀「...そうですか。」

 

...桜大丈夫かな?

 

合田「それでは、二人はトレセン学園に入りますか?」

 

2人は返事する。

 

太賀「...はい。」

 

ラージン「ええぞい。」

 

合田「ありがとうございます...それでは、今拘束している馬のところに別の者があなた達を送りますので...」

 

合田は、そのまま部屋から出る。

 

太賀「はぁ...」

 

まぁ、この時代だともうおれの家も家族もいないしね、何か残せるなら残す以外ないな。

 

ラージン「しかし、ギルバーは大丈夫かの。」

 

太賀「まぁ、慌てても仕方ないですよ。」

 

ラージン「そうじゃな、久しぶりにゆっくりするか。」ポフッ...

 

ラージンは、帽子を顔にかぶりそのまま寝る。

 

太賀「...」

 

いや自由すぎるわ。

 

まぁ、すこしの間暇だし休憩するか...

 

太賀「...少し眠いな...」スゥ...

 

太賀は、しばらくの間車が来るまで寝ていくのであった...

*1
人で言うと男の事

*2
人で言うと女の事




はい、かなり雑いですね。
ちょっと、変えたけど無理でした。
余りにも書きずらかった...
しかも、内容がガバガバ...
やべぇ...何とか直さなきゃ。
というわけで次回は何とか直します。
それでは!
コメントお気に入り待ってます。


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第3話 異次元の逃亡者 黄金の不沈艦 コサックの伝統を継いだ者 大日本帝国の誇りある栄光の女

東京競馬場


東京競馬場

 

そこには、突然現れた世界で初めての動物がいた。

 

その動物を見るために、東京競馬場は満席になっていた。

 

その中には、ウマ娘たちもいた。

 

スペシャルウィーク「うわぁ!!あれが、世界で初めての動物ですか!!」

 

一人のウマ娘が、初めての馬に興奮する。

 

サイレンススズカ「でも、縄で縛られているのはかわいそうですね...」

 

隣にいる子は、心配する。

 

メジロマックイーン「でも、あの動物寝てませんこと?」

 

そう、馬の桜とギルバーは縛られていても何も気にせず寝ていた。

 

ダイワスカーレット「でも可愛いわよね、特にあの茶色のほう。」

 

ウオッカ「え~、俺は、あの黒色のほうが好きだな~」

 

ダイワスカーレット「分かってないわね~、動物は可愛いのが一番なの。ホントウオッカは、鈍感ね。」

 

ウオッカ「あ”?さっき模擬で二番を取ったダイワさん?」

 

ダイワスカーレット「は?その前の模擬では、首(胸)負けた人が何言ってるのかしら?」

 

周りは、またかと言う顔をする。

 

ゴールドシップ「おっ?あの動物起きたぞ。」

 

「「「「「!!」」」」」

 

全員が、動物に注目する。

 

桜「...」ブルブル!!

 

桜は、寝ていた体を起こし体を揺らす。

 

ギルバー「...ブモ。」

 

ギルバーは、桜が起きた後ギルバーも起き桜を見る。

 

桜「...?」

 

桜は、何か違和感を感じ後ろを見る。

 

桜「...ヒヒン。」ガジガジ

 

桜は、縄で縛られていることに気づき、紐を何とか解こうとする。

 

ギルバー「ブルル。」カミ...

 

ギルバーは、桜についている紐を丁寧に解く。

 

パサァ...

 

桜「! ヒヒーン!!」

 

桜は、紐が解けて喜ぶ。

 

ギルバー「...」スッ...

 

紐を解かしたギルバーは、そのまま寝る。

 

桜「...♪」ペロペロ

 

桜は、ギルバーにグルーミングする。

 

ギルバー「...フン。」

 

ギルバーは、あまり気にしていなかった。

 

桜「ブルル...!」カミ...

 

桜は、何か思いついたのかギルバーの紐を解く。

 

ギルバー「...」チラッ

 

ギルバーは桜の行動が気になって見ていた。

 

そして、

 

パサァ...

 

桜「ヒヒン!」ドヤァ

 

桜がギルバーにどや顔?する。

 

ギルバー「...フッ。」

 

ギルバーは鼻で笑う。

 

桜「...ヒヒン!!」

 

桜が、少し切れて暴れる。

 

桜「ブルル...!!」

 

桜は、ギルバーをにらみつける。

 

ギルバー「...グゥ...グゥ」

 

ギルバーは気にせず寝る。

 

桜「...フン!」

 

桜は、そっぽを向く。

 

桜「...」キョロキョロ

 

桜は何か欲しいのか観客のほうを見る。

 

スペシャルウィーク「あれ?あの動物こっちに向いてません?」

 

ウマ娘たちが、桜の目線に気づく。

 

ゴールドシップ「なんか、欲しいのかな?」ボリボリ

 

ゴールドシップがニンジンを食べながら言う。

 

桜「! ヒヒーン!!」

 

パカラッ!!パカラッ!!

 

桜が何かを見つけて観客に向かって走る。

 

サイレンススズカ「すごい...あの体で、ものすごい速度で走ってる...」

 

トウカイテイオー「それに、なんか重そうなもの乗っけてるしね。」

 

観客は、桜の走ってる姿を写真や動画などで撮っていた。

 

そして、桜は観客の目の前で止まる。

 

桜「...ブルルルル。」ブンブン!!

 

ゴールドシップ「...なんで、俺のほうを見てんだ?」

 

桜が尻尾を振りながらゴールドシップの目の前に顔を近づける。

 

トウカイテイオー「多分、ゴルシの持っているニンジンが食べたいんじゃない?」

 

ゴールドシップ「へー...食うか?」

 

桜「ブモ!」

 

桜が返事する。

 

ゴールドシップ「おし!んじゃ俺と勝負しようぜ!」

 

全員「ゑ?」

 

ゴールドシップが、やべー提案をする。

 

スペシャルウィーク「ええ!?ゴルシさん何言いだすんですか!?」

 

メジロマックイーン「ええそうですわ!いくら何でも今回はめちゃくちゃですわ!」

 

すると、ゴールドシップが興奮して言う。

 

ゴールドシップ「何言ってんだ!こんな速い動物と勝負する機会なんて滅多にないんだぞ!?ならやるしかねーだろ!!」

 

ウオッカ「めちゃくちゃだ...」

 

サイレススズカ「...(いいなぁ...私も勝負したいな...)」

 

そうしていると観客が騒ぎ出す。

 

観客「ウマ娘と野生の動物の勝負だって!!」

 

観客「そんな勝負絶対楽しいに決まってるわ!!」

 

観客「いいぞ!!ゴールドシップ!!人類の力を思い知らせようぜ!!」

 

観客「いったい、どっちが勝つのかしら...」

 

観客は前代未聞の勝負に心が躍っていた。

 

ゴールドシップ「そう言えば、お前が勝ったときどうすればいいかな...あっ!ニンジンの量3倍でどうだ!」

 

桜「! ヒヒーン!!」ブンブン

 

桜が喜ぶ。

 

ゴールドシップ「フフフ...なんか滾って来たぜええええええ!!!!」バッ!!

 

ゴールドシップが、観客から出てコースに入る。

 

そして、二人が並ぶ。

 

桜「ブルル...」

 

桜の目が、今までと変わり鋭くなる。

 

メジロマックイーン「あの目...今までとは違う...ゴールドシップ!!気をつけて!」

 

ゴールドシップ「おう!!まかしとけーい!!早く始めようぜ!!」

 

そして、勝負が始まりそうなところに一人乱入者が来る。

 

ギルバー「...」

 

ギルバーが桜の横に来る。

 

観客「あっ!いつの間に!」

 

観客「あの馬も走るのか!?」

 

観客「なら、ウマ娘のもう一人追加じゃないか?」

 

観客「ならやっぱり、ここは大逃げの天才サイレントスズカじゃないか?」

 

観客「おお!それだ!」

 

サイレンススズカ「え?」

 

観客皆がサイレントスズカの勝負を見たいと心が躍っていた。

 

スペシャルウィーク「いやいや...いくらスズカさんでも...」

 

スペシャルウィークがスズカの顔を見ると。

 

サイレンススズカ「あの速い動物と勝負...やってみたい!」キラキラ

 

サイレンススズカの目が光っていた。

 

トウカイテイオー「...これは、止めれないね。」

 

スペシャルウィーク「うん、そうだね...」

 

サイレンススズカ「私も行きます!」バッ!

 

サイレンススズカもコースに入る。

 

観客「いいぞ!!スズカーー!!」

 

観客「一番はスズカで決まりだ!!」

 

観客の熱がヒートアップする。

 

ウオッカ「まぁ、スタート役は俺がするよ。」

 

ウオッカが、スタート合図器を出す。

 

ウオッカ「位置について!!よーい!!」カチャ...

 

ウォッカが、合図器を上にあげる。

 

桜「...」

 

ギルバー「ブルル...」

 

ゴールドシップ「...」

 

サイレントスズカ「...」

 

二頭と2人が構える...

 

そして...

 

パァン!!

 

ゴールドシップ「フッ!」バッ!!

 

サイレンススズカ「!」バッ!!

 

桜「...」バッ!

 

ギルバー「!」バッ!!!

 

合図が鳴り全員一斉に走りだす。

 

スタートダッシュで一番最初なのはサイレントスズカが逃げに走り今のところ一番になる。

 

サイレンススズカ「ふぅ~...(相手の動物はよくわからないけど少なくとも私達よりはスタミナがあるはず...なら、逃げで戦う以外ない!!)」

 

二番目は桜が落ち着いてサイレンススズカの斜め後ろで追いかける。

 

桜「...」バカラッ!!バカラッ!!

 

三番目はギルバーが少し離れていながらも距離を保つ。

 

ギルバー「...」パカラッパカラッ

 

その横にゴールドシップが並ぶ。

 

ゴールドシップ「お?おめぇも同じ戦法か?ふっふっふっ...いいセンスじゃねーか!!(うおおおおおおおどんどん溜まっていく俺の量!!燃えるぜええええええ!!)」

 

そして、下りの1、2コーナを回る。

 

そして、コーナーを終え向正面の坂を上る。

 

ここで桜とギルバーとゴールドシップが、少し詰めてくる。

 

桜「!」スッ...

 

桜は少し頭を前に出しスピードを上げる。

 

ギルバー「...」バカラッ!!バカラッ!!

 

ギルバーは少し走り方を変えスピードを上げる。

 

ゴールドシップ「ハハ!!坂は俺の大の得意だぜ!!うおりゃああああああああ!!」

 

ゴールドシップは、坂で一気に加速する。

 

しかし、桜とサイレントスズカの間は、まだ3馬身あった。

 

サイレンススズカ「フゥ...フゥ...チラッ(私とあの動物の差は3ぐらい...相手は疲れた様子はない...なら、最後で上げる!!)」ガッ!!

 

サイレンススズカは、カーブ前で少し速度を上げる。

 

そして、サイレントスズカの後ろで三人が団子状態になりながらも3,4コーナを曲がる。

 

そして、桜が仕掛ける。

 

桜「!!」ドガッ!!ドガッ!!ドガッ!!

 

桜が、走り方を変えスピードをドンドン上げじわじわとスズカの後ろに近づく。

 

そして、ギルバーとゴールドシップもドンドンとスピードを上げる。

 

ギルバー「...」ザッ!!

 

ギルバーが力強くけりを入れた瞬間ギルバーの速度が上がる。

 

ゴールドシップ「うぬ...俺も負けね!!フン!!」ザッ!!

 

ゴールドシップも速度を上げギルバーと並ぶ。

 

そして、レース最後の直線

 

ここでサイレンススズカは、貯めていたスタミナをフルに使い速度を上げる。

 

サイレンススズカ「ここ!!(休んでいた足を使うのはここしかない!!いっけえええ!!)」ガッ!!

 

サイレンススズカが、ラストでスピードを上げるしかし...

 

桜「ブルル!!」ガッ!!

 

桜も同じで貯めていた足を一気に出す。

 

そして、サイレンススズカと並ぶ。

 

サイレンススズカ「くっ!!(早い!この図体でこの速度...半端じゃない...けど!)」バッ!!

 

サイレンススズカがさらに速度を上げる。

 

ゴールまであと400

 

観客は、サイレンススズカと桜の勝負になると思われた。

 

しかしここで、二人の横に二人が並ぶ。

 

そう、ギルバーとゴールドシップだった。

 

ゴールドシップ「ハッハァ!!にんじんは俺のもんだあああああ!!」バッ!!

 

ゴールドシップが並ぶ。

 

これは、僅差でウマ娘が一番になるか?観客はそう思っていた。

 

しかし

 

観客は知らないだろう、今日その場にいる目の前の二頭の馬は、幾戦の戦場を駆け抜けたコサックの伝統を継いだ馬と、大日本帝国の戦場を幾多のも場を支え、そしてどんな攻撃でも馬主を守り切った、大日本帝国の誇りある馬がいることを。

 

桜「!!」バッ!!

 

サイレンススズカ「え!?嘘!?」

 

ギルバー「ブルル!!」ドッ!!

 

ゴールドシップ「何!?」

 

二頭の馬が二人を置いての残り200のゴールを狙う。

 

桜「ヒヒーン!!!」バカラッ!!バカラッ!!バカラッ!!

 

桜は、まだ余っていた足を全力で出し、サイレントスズカを追い抜く。

 

ギルバー「ブルル!!」バカラッ!!バカラッ!!バカラッ!!

 

そして、ギルバーは今までのが手抜きだったのか急にやる気を上げゴールドシップを置いていく。

 

ゴールまで150

 

桜「!!」バカラッ!!バカラッ!!バカラッ!!

 

桜は、後ろにギルバーが来ていることに気づき体勢を変えて空気抵抗を無くすかのように、頭を前に出す。

 

キルバー「!!」バカラッ!!バカラッ!!バカラッ!!

 

ギルバーは、桜のスタミナに少し驚くが、それがどうしたかのように、さらに加速する。

 

ゴールまで100

 

桜「ヒヒン!!」バカラッ!!バカラッ!!バカラッ!!

 

桜は、ギルバーが並走していることに気づくが、それでも、速度を上げ引き離そうとする。

 

ギルバー「ブルル!!」バカラッ!!バカラッ!!バカラッ!!

 

ギルバーは、ラストスパートをかけ桜を抜こうとする。

 

ゴールまで、あと50

 

桜「!!!!」バカラッ!!バカラッ!!

 

ギルバー「!!!!」バカラッ!!バカラッ!!バカラッ!!

 

2人は、出たり引いたりを繰り返す。

 

そして...

 

ゴールを超える。

 

...

 

そして、どちらが勝ったのか...

 

それは...

 

栄光あるロシア帝国の馬だった。

 

ギルバー「ブルル...」

 

ギルバーは、試合が終わると少し疲れたのか芝で倒れ寝る。

 

そして、観客は今まで見たこともない白熱した勝負に声が出なかった。

 

観客達「...」

 

パチパチ...

 

一人の観客が席から立ち拍手する。

 

パチパチパチ

 

そして、周りも共感しじわじわと拍手の音が大きなる。

 

パチパチパチパチ!!

 

そして、最後は観客全員が、拍手し桜とギルバーそして、サイレントスズカとゴールドシップに大歓声を渡す。

 

観客「スゲーぞ!!動物たち!!」

 

観客「こんな白熱した競馬は初めてだ!!!」

 

観客「スズカも最高だったぞ!!」

 

観客「ゴルシもいいもんを見せてくれた!!」

 

観客「黒色の動物!!最高のもん見せてくれてありがとう!!」

 

観客「茶色の動物もかっこよかったぞ!!」

 

桜とギルバーは、観客たちに過去最高の白熱した試合を見せたのだった。




はい。
うん、ムズイ!!
結構かっこよくしたかったけど、うんごちゃごちゃして分かりずらいかも。
すまない...
とまぁ、何故騎手がいないのに走れるんだ?
という、質問がある。
それはですね。
ウマ娘は、一人で走れるからこの世界に着た馬なら一人で走れるんじゃね?
と言うわけ分からん理屈で書きました。
す”み”は”せ”ん”て”し”た”!!orz
許して...許して...
こんな感じがあればいいかなという作者の興味だったんです...
ボルガ博士お許しください!!
はい。
次回は、普通回です。(逃走)
コメントお気に入りお願いします...

追記少し変更しました。


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第4話 Twitterに広がる愛馬の姿

国会議事堂 休憩室


太賀「......ん」 俺は、眠りから目を覚ます。

 

どれくらい時間がたったのだろう?自分の腕時計を見る。

 

太賀「あれ?これ止まってる?」

 

腕時計は、2時56分で止まっていた。

仕方ないので、休憩室の壁掛け時計を見る。

 

太賀「今の時間は...1時27分か」

 

寝てから、余りたっていないようだ。

俺は、椅子から立ち上がって休憩室を歩き回る。

 

太賀「ホントに、綺麗な場所だな」

 

部屋の上には、シャンデリアなど豪華な装飾が施されていた。

 

太賀「...大丈夫かな桜」

 

何せ、あのまま縛られて置いていったからね。

 

あの子、ただでさえ気性が荒いからね。

 

ラージン「まぁ、あいつらなら大丈夫じゃろ」ラージンが急に、しゃべる。

 

太賀「...急にしゃべると、ビックリするからやめてくれ、ラージンさん」

 

ラージン「ガッハッハッ!! そりゃすまんな! 坊主!!」

 

ホント、この人心臓に悪いわと思った。

 

ラージンが帽子を被る。

 

ラージン「まぁ、あの二人なら、きっと楽しいことをやってるに違いないさ」

 

ラージンは、服装を整えながら言った。

 

太賀「そう...ですね」

 

ラージンのポジティブな言葉に、俺も答える。

 

すると、休憩室のドアから誰かが慌てて入ってくる。

 

「すいません!!あなた達は、あの動物の世話をしている人ですか!!!」

 

その人は、白いスーツを着て、手には手帳とペンを持っている女性が突然ドアを蹴り破って入ってきた、そして、一番目立つのは、

 

五月蠅い

 

とにかくラージンより、五月蠅い人だ。

 

耳が痛い。

 

そんなことを思っていると。

 

乙名史「私、ジャーナリストの乙名史 悦子(おとしな えつこ)と申します!!」

 

太賀「はぁ...」

 

乙名史さんが、段々近づいてくる。

 

乙名史「先ほど、Twitterで野生の動物とウマ娘の白熱した対決を見て、その勝者の動物の世話をしているあなた方がここに居ると聞いて急いで会いに来て取材しに来ました!!」

 

乙名史さんが、興奮した状態で俺に近づいてくる怖い。

 

とりあえず、現状を把握しよう。

 

まず、静かな部屋に突然嵐のような女性が、大きなドアを蹴り破って入ってきた。

 

そして、彼女は、Twitterというよくわからないもので、多分桜が何かと勝負してその桜の世話をしている俺に取材に来たということ。

 

うん、訳が分からん。

 

とりあえず、一個一個紐を解くように把握しよう。

 

太賀「あの~ 乙名史さん」

 

乙名史「はい!!何でしょう!!」

 

太賀「何で、ここの居場所が分かったのですか?」

 

そう、まずどうやって俺たちがここに居るのか分かったか、それを聞こう。

 

乙名史「それは、ですねある情報筋の方が、この休憩室にあの動物の世話をしている方が居るという情報を聞き急いで政府にアポを取り、そのままけ破って来たわけです!」

 

乙名史さんは、そう言う。

 

いや、何でそんな簡単にばれるの?

 

まあいいかと心に思いながらもう一つ聞く。

 

太賀「その...ついったー?ていうのなんだ?」

 

そう、俺はそのツイッター?というものが知りたい。

 

すると、乙名史さんは驚いた顔をする。

 

乙名史「Twitterを知らないのですか?」

 

余りにも驚いたのか、乙名史さんが冷静になる。

 

太賀「ええ全く。」

 

乙名史「ふむ...つまらないことを聞きますが生まれは?」

 

乙名史さんが、俺の生まれを聞く。

 

太賀「大正11年 2月 5日です」

 

乙名史「...え?」

 

太賀「?」

 

乙名史さんが、困惑する。

 

当たり前だ、多分本当に大正時代の人間なら今頃よぼよぼの爺か死んでいるだろう。

 

乙名史さんは、恐る恐るラージンに聞く。

 

乙名史「...そちらは?」

 

ラージン「わし?わしは、1876年生まれじゃが?」

 

乙名史「???」

 

▼乙名史は、混乱した!

 

太賀「...少し待つか」

 

俺は、乙名史さんが治るまで待つこととした。

 

 

 

▼乙名史は、治った!

 

乙名史「コホン!!少々取り乱しましたが、記事としては最高すぎますね。」

 

確かに、新聞に載ったらインパクト凄いかもしれないそう思った。

 

太賀「確かにそうかもしれませんね、それで、そのTwitterというのは」

 

俺が聞くと乙名史さんは何か出す。

 

太賀「それは?」

 

乙名史「これは、スマホと言います。」

 

太賀「スマホ」

 

未来は、こんな板の用の物を使っているのか?

 

すると、スマホが起動する。

 

太賀「へ~、こんな風なのか...すごいな!」

 

乙名史「今の生活では欠かせませんよ」

 

乙名史さんは、そう言いながらスマホにある白いハトを押す。

 

すると、画面が白くなりそこからいろんな記事が出てきた。

 

そして、横にスライドするとある記事があった。

 

名前は、

 

「暴れん坊将軍ゴルシと大逃げの天才が、新動物二匹と勝負した結果。」

 

と言うのが書かれていた。

 

そして、その下にある画面を押した。

 

そこには、桜とギルバーそしてウマ娘二人が勝負していた映像だった。

 

太賀「桜!?」

 

ラージン「おお!ギルバーじゃないか!」

 

ラージンも横から映像を見る。

 

乙名史「この動画が、全世界に拡散されて有名になりまして」

 

太賀「どれくらいですか?」

 

乙名史さんが、何かを押して俺たちに見せる。

 

乙名史「これくらいですよ」

 

そこには、23億と書いていた。

 

太賀「え!?そこまでひろがったのですか!?」

 

まさか、自分の愛馬がこの動画でそこまで広がると思わなかった。

 

ラージン「ほぉ...わしたちの馬がここまで広がるとは」

 

ラージンも驚いていた。

 

そして、乙名史さんは言う。

 

乙名史「私は、これを見てこの動物を育てた方はいったいどんな人生を送ったのか知りたいのです!」

 

乙名史さんは、まっすぐな目で僕たちを見る。

 

太賀「...その熱に答えましょう...と思ったけどやっぱりやめだ」

 

乙名史「え!?何でですか!?」

 

...よく考えてみれば、俺の人生なんてろくなものじゃない。

 

ほとんどが、血の話ばかりそして、大東亜戦争と言う理想郷の為に戦って敗れた人生。

 

誰が、こんな話を聞きたいというのだ?

 

少なくとも、俺は人生を語る資格はない。

 

そう思い俺は断ることとした。

 

太賀「俺の人生は、ろくなものじゃない聞いても無駄だからやめたほうがいいですよ」

 

乙名史「...そちらも?」

 

ラージン「ああ、ワシも話す気ないぞい」

 

ラージンも断った。

 

多分、俺と同じ考えだったのだろう。

 

乙名史さんは、そう聞くと顔を沈める。

 

乙名史「そうですか...残念です」

 

太賀「...」

 

乙名史「ですが!!」

 

太賀「!?」

 

乙名史さんが、いきなり大声を上げ顔も上げる。

 

乙名史「また、貴方たちの話をまた聞かせてもらいます!!それでは!!」

 

乙名史さんは、立ち上がりそのまま休憩室を出ていく。

 

太賀「...」

 

ラージン「嵐が去っていったな」

 

太賀「そうですね」

 

そんな安心しているところに、また一人来る。

 

太賀「あなたは?」

 

俺が聞くとスーツを着た男は言う。

 

「私は、トレセン学園の案内人です」

 

案内人は、そう言うとラージンが言う。

 

ラージン「なぁ、案内人」

 

「なんです?」

 

ラージン「俺たちの愛馬は、どこにいるんだ?」

 

ラージンが聞く。

 

「現在東京競馬場にいます」

 

ラージン「じゃあ、そこに送ってくれ」

 

こうして俺たちは、東京競馬場に向かうのだった。




はい。
久しぶりに書いたから少し違和感あるかも...
しかし、難しい...
中々うまくいかんな~
上手くなるまで、温かい目で見てくださいね。
コメントお気に入り別の小説も見てくださいね。
それでは。


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第5話 二人の平和な人生の決め方

車の内部


太賀「...」

 

俺は、日本の景色を見ていた。

 

太賀「......大東亜戦争から76年か」

 

俺は、あの大戦からどうやって、今の景色になったのか気になっていた少なくとも、この東京は何もかも焼け野原になっていたはず、それがどうやってこんな生き生きとした街になったのか俺は外の景色を見ながら持った。

 

ラージン「なぁ、坊主」ラージンが俺を呼ぶ。

 

太賀「何ですか?」

 

俺は、外の景色を見ながら返事する。

 

ラージン「坊主は、何故兵士になった?」

 

ラージンが、なぜおれが兵士になったか聞いてきた。

 

俺は、答える。

 

太賀「天皇の為と国と家族を守るためさ」

 

俺は、そう答える。

 

ラージン「そうか、若いもんにしては立派な言葉じゃな」

 

ラージンは、感心していた。

 

太賀「...ラージンさんは、何故兵士に?」

 

俺は、何故兵士になったのか聞いたラージンに聞く。

 

ラージン「......わしは第二次世界大戦開始時はもう64歳で、もうただの老いぼれ爺だったのじゃ」

 

ラージンは、少し過去を思い出しながら言う。

 

ラージン「当時大戦の始まりは、わしの周りは平和そのものだった。しかし、1940年あることがきっかけでわし達のいた平和の村は、消えたのじゃ」

 

太賀「...」

 

ラージンは、悲しい顔をしながら続ける。

 

ラージン「1940年、わしの村にある組織が来たんじゃ」

 

太賀「それは?」

 

ラージン「NKVD内部人民委員部じゃ」

 

俺はそれを聞いて驚いた。詳しくは知らないが、NKVDは反革命分子の粛清・尋問・処刑を行った秘密警察だと聞いたことがあったからだ。

 

ラージン「そいつらがな...わしらの村にいた住民を皆殺しにしたんじゃ」

 

俺は、驚愕すると同時に疑問が出た。

 

太賀「...ならなぜあなたは生きているのです?」

 

おれは、何故ラージンが生き残ったのか聞いた。

 

ラージン「ははは、簡単な理由じゃ。生き残った者は全員元ロシア帝国の残党兵だったのじゃ」

 

太賀「それで、兵士になったのですか?」

 

ラージン「それが理由で後々な。だがわし達はもう戦いたくはなかった。何せ前大戦の地獄を身に味わったものだからな」

 

太賀「...第一次世界大戦ですか」

 

俺は、第一次世界大戦に参戦してないがその地獄がどんなものか少しだけ分かる。何せその大戦で戦場の花形騎兵がたった一つの武器で無力化で来た時代だからだ。

 

ラージン「そうじゃ。だからわし達は最初は拒んでた。だがそのせいでわし達は豚箱に入れられた」

 

ラージンは少しため息をしながら言った。

 

ラージン「それで、わしは前大戦の功績が称えられある部隊に入る」

 

太賀「それは?」

 

ラージン「懲罰部隊に入れられた」

 

ラージンは、少し悲しそうな眼をしながら言う。

 

ラージン「その懲罰部隊はすぐに前線に向かわせられてな。真っ先にファシストと戦う羽目になった」

 

太賀「良く生きてましたね」

 

ラージン「まぁ色々あっての。それで手柄を上げたおかげでアジア方面軍に入隊できたというわけじゃ」

 

ラージンの話が終わる。

 

太賀「貴方も色々あったわけですか」

 

ラージン「そうじゃよ、ハハハ!」

 

何笑ってるんだと俺は思った。

 

すると、車が止まり案内人が言う。

 

案内人「ここが東京競馬場です」

 

案内人は、車のドアを開ける。

 

太賀「...え?」

 

ラージン「これは、中々...クレムリンよりデカいな」

 

2人は、車から出て東京競馬場を見上げて言う。

 

そして、二人はあることに気づく。

 

太賀「...なんか、私達目立ってません?」

 

ラージン「?」

 

ラージンが周りを見ると周りにいる人が、俺達を見ていた。

 

ラージン「何で目立っているんじゃ?」

 

2人は、少し考える。

 

太賀「...あっ」

 

太賀は、気づき自分の服を見る。

 

太賀「そうゆうことか...」

 

ラージン「? どうゆうことじゃ?」

 

俺は、ラージンに説明する。

 

太賀「僕たちの軍服が目立ってるんですよ」

 

ラージン「そうゆうことか」

 

ラージンは、納得する。

 

太賀「まぁ、今更着替えれないし仕方ないからそのまま行きますか」

 

ラージン「そうじゃな、じゃあ案内人はそのまま学園でまってくれ」

 

ラージンがそう言うと、案内人は驚く。

 

「え!?ここからどうやって学園に向かうのですか!?」

 

ラージンが、当たり前のように答える。

 

ラージン「わしの愛馬で行くに決まってるじゃろ?」

 

ラージンがそう言い二人は、東京競馬場に入る。

 

 

 

 

東京競馬場

 

2人は、観客スタンドから出る。

 

太賀「うわぁ...人がいっぱいだな」

 

太賀は、スタンドの周りを見てあることに気づく。

 

太賀「あれ?あそこに、人だかりができてるな」

 

コース前のスタンドに人だかりができていた。

 

ラージン「...ん?あれは、桜とギルバーがいるじゃないか」

 

ラージンが、目を細めて言う。

 

太賀「なんか、ちやほやされてますね」

 

ラージン「まぁ、なにもされてないなら万々歳じゃがな、そんじゃ迎えに行くかの」

 

ラージンが、人だかりに向かおうとするが太賀が止める。

 

太賀「ストップ」

 

ラージン「お?なぜじゃ?」

 

太賀「あの人だかりは簡単に抜け出せないので、こっちから呼びましょう」

 

太賀が指笛で呼ぶ。

 

ピイイイイイ...

 

すると...

 

桜「!!ヒヒーン!!!」バカラッ!!バカラッ!!

 

ギルバー「...ブルル」パカッパカッパカッ

 

桜が、猛スピードで俺のほうに向かう。

 

ギルバーは、慌てずのんびりラージンのもとに向かう。

 

太賀「桜! 大丈夫だったか?」

 

俺は、桜の頭を撫でながら聞く。

 

桜「ブルル♪」

 

桜は嬉しそうに太賀の顔を舐める。

 

太賀「ハハ、元気だな!」

 

ラージン「ギルバー、また派手にやったみたいだな!」

 

ラージンが、ギルバーに言う。

 

ギルバー「フッ...」

 

ギルバーが鼻で笑う。

 

ラージン「ダッハッハッ! さすがコサックの馬だ!」

 

ラージンは、笑いながら撫でる。

 

ギルバー「...ブルル」

 

ギルバーは、撫でられて目を瞑る。

 

2人が馬を撫でてると、そこに馬耳と尻尾がある人が話しかける。

 

ゴルシ「なぁ、そこのあんた」

 

太賀「...なんでしょう」

 

俺は、話しかけてきた少女のほうを向く

 

ゴルシ「その馬お前が育てたのか?」

 

太賀「そうですが...」

 

すると突然俺の手を握る

 

ゴルシ「お前!俺のトレーナーになってくれ!」

 

太賀「.........は?」

 

俺は、混乱していると少女の後ろから、綺麗な髪形をした少女が手を握っていた女性を俺から離す。

 

マックイーン「またわけわからないことを言ってるんじゃないですの、ゴールドシップ!」

 

ゴルシ「うおおおお! マックイーンその手をHA☆NA☆SE☆ あいつと一緒鍛えればに火星に行ける気がするんだ!」

 

マックイーン「訳が分かりませんわ!」

 

どうやら、白い髪の毛で訳の分からないことを言ってるのがゴールドシップで薄紫の髪をしてゴールドシップを止めているのがマックイーンらしい。

 

そんなカオスなところを見ていると後ろから、またいろんな人が来る。

 

スペシャルウィーク「ちょちょ...ゴルシさん落ち着いて...」

 

ウオッカ「スカーレット、ゴールドシップを止めるぞ!」

 

スカーレット「言われなくても!」

 

トウカイテイオー「...なぁにこれぇ?」

 

サイレンススズカ「...さぁ?」

 

マックイーンとウオッカとスカーレットの三人に押さえ込まれてるゴルシをスぺがどうどうと落ち着かせようとしている様子ををトウカイテイオーとサイレンススズカは半ば呆れながら傍観するという、正にカオスな空間が出来ていた。

 

正しくカオスな空間ができていた。

 

太賀「...とりあえず、装備の点検しなければ」バッ!

 

俺は、とりあえずやることをやるために柵を超えて桜の鞍にぶら下がっている装備を点検した。

 

太賀「銃は...弾は外しておくか」

 

俺は、ボルトを5回引き弾倉の中にある弾薬を全部出し、拳銃もマガジンを取り出して弾薬ポーチに入れる。

 

太賀「え~と...確かここに...あった」

 

後ろの入れ物から旗を出す。

 

旗を広げて穴がないか確認する。

 

太賀「...栄光ある時代か」

 

そう思いながら俺は、道具と銃を鞍に戻す。

 

太賀「...」チラッ

 

俺は、ゴルシ達を見る。

 

マックイーン「三人に勝てるわけねーだろ!」

 

ゴルシ「バカ野郎俺は勝つぞお前!」

 

相変わらずカオスが続いていた。

 

そして、俺はラージンのほうを見る。

 

ラージン「Twitterあれ中々見事だったぞいえーと...」

 

サイレンススズカ「サイレンススズカと言いますおじ様」

 

ラージン「ワハハ! おじ様か、久しぶりに聞いたわい」

 

サイレンススズカ「うふふ♪」

 

太賀「...孫とお爺ちゃんか?」

 

ラージンは、Twitterの事を話題にサイレンススズカとほのぼのと話していた。

 

太賀「まぁ、少し休憩がてらあの子たちと話してもいいかもな」

 

そう思って俺は、桜から鞍を外す。

 

太賀「桜、好きに動きな」

 

俺は、桜を自由にさせる。

 

桜「ヒヒン!」

 

桜はウッキウッキでコースを歩く。

 

太賀「はは、相変わらず元気だな」

 

俺は、鞍を置き暴れている少女たちのもとに向かう。

 

太賀「...そこのお嬢さん」

 

トウカイテイオー「ん? どうしたの?」

 

俺は、ポニーの少女に話しかけてあることを聞く。

 

太賀「トレセン学園がどこにあるかわかるかい?」

 

そう。俺達は案内人にトレセン学園がどこにあるか聞くのを忘れていた。

 

その為、そのポニーの子に聞いた。

 

トウカイテイオー「トレセン学園? そこに行くの?」

 

太賀「ああ、俺達はしばらくあそこに入ることとなったんだ」

 

俺がそう説明すると、三人に抑えられていたゴルシが三人を振り切って俺に詰め寄った。

 

ゴルシ「トレセン学園に行くのか!」

 

太賀「ええ、そこで少しの間愛馬の管理を」

 

ゴルシ「なぁなぁ、何であんなに強くできたんだ?」

 

ゴルシが思ったことを聞く。

 

太賀「...まぁ、育てていたらあんな風に強くなっただけさ」

 

俺は、芝で寝転がっている桜を見ながら神妙な顔をする。

 

ゴルシ「...なぁ」

 

太賀「?」

 

ゴルシ「お前の名前なんて言うんだ?」

 

ゴルシが俺の名前を聞く。

 

太賀「...太賀だ」

 

俺が、答えるとゴルシはこう言う。

 

ゴルシ「太賀。お前トレセン学園でトレーナーやらねえか? どうせやることないだろ? それなら楽しいことや未知のことに挑戦するのも人生だと思うぜ」

 

ゴルシが真面目に言う。

 

太賀「...楽しいことと未知の事か...ハハッ」

 

俺は、その言葉に心が動いた。

 

それは、俺が初めて馬を見た時と同じ感覚だった。

 

太賀「また、人生をやり直すのも悪くないかもね」

 

そして、俺は決めた。馬の世話をしながらこの子達のトレーナーになることを。

 

太賀「よし! ゴルシさんの助言の通り俺はトレセン学園でトレーナーをしましょう」

 

俺は、そのことを言うとゴルシが喜び大声を出す。

 

ゴルシ「うっしゃぁぁあああ!! 今ここに新たなトレーナーの誕生だあああああ!!」

 

ゴルシがそう言うと周りにいた観客が大歓声を出す。

 

「うおおおおおお!! すげええええええ!!」

 

「流石ゴルシ!」

 

「すげええええ」

 

観客、騒ぐ中、ゴルシがふと呟いた。

 

ゴルシ「待てよ? こいつがトレーナーになるってことは…専属は誰になるんだ?」

 

ゴルシ以外のウマ娘たち『!!』

 

マックイーン「!!」

 

ウオッカ「!!」

 

ダイワスカーレット「!!」

 

トウカイテイオー「!!」

 

サイレンススズカ「!!」

 

ゴルシの発言でウマ娘たちの間に電流が走る。

 

太賀「...あっ、ラージンさんはどうしますか?」

 

俺は、ラージンに今後どうするのかを聞いた。

 

ラージンは、答えた。

 

ラージン「わしもお前と同じじゃよ。また新しい平和な人生を送るわい」

 

ラージンも同じ考えだったらしい。

 

太賀「そうですか。しかし、専属はどうするのですか?」

 

ラージン「んん...分からん」

 

太賀「また適当なことを...」

 

俺は、頭を抱える。

 

太賀「...でも、新しい平和の人生それを楽しむのも武士道かもな...」

 

俺は、そう思いながら空を見上げるのだった。




はい。
どうも、久々に書きました。
いやー、長いしネタが以外にもわかないから6時間かかった...
ですが、色々なことも書きましたし。
次回も色々書きたいですねー
あっ、そうだ(唐突)
アンケート出しますので投票お願いします。
コメントマイリスト評価お願いします。



後忘れてましたが、お気に入り50人ありがとうございます!
これからもがんばります!


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第6話 乗馬体験と道案内

東京競馬場


太賀「......さて」

 

俺は、そろそろトレセン学園に向かうため桜を呼ぶ。

 

ピュィィィィィィ...

 

桜「!」パカラッパカラッ

 

桜が、起き上がり俺に近づく。

 

太賀「うん、いい子だ」ナデナデ

 

おれは、ちゃんと来た桜の頭を撫でる。

 

桜「♪」

 

嬉しそうだ。

 

そこに、

 

マックイーン「...太賀さん」

 

マックイーンが俺を呼ぶ。

 

太賀「はい、何でしょう」

 

おれは、マックイーンのほうに振り向く。

 

マックイーンは、聞く。

 

マックイーン「失礼ながら、その馬?の名前は?」

 

どうやら、名前を聞きに来たらしい。

 

太賀「ああ、この子か?名前は桜だ」

 

マックイーン「桜...いい名前ですね」

 

太賀「ええ、嫁につけてもらった名前です」

 

俺は、桜を撫でながら言う。

 

するとマックイーンが聞く。

 

マックイーン「え?もうご結婚されてるのですか?」

 

太賀「ええ、そうですよ」

 

俺は、懐から白黒写真を出しマックイーンに見せる。

 

太賀「これが、結婚した当時の嫁の写真ですよ」

 

マックイーン「失礼します...きれいなお人ですね」

 

マックイーンは、嫁の写真を見て言う。

 

そこに

 

ゴルシ「おーい、何見てんだ?」

 

マックイーン「ゴールドシップ!?」

 

そこに、食堂から戻ってきたゴルシ達が来る。

 

ゴルシ「? その写真誰だ?きれいな人だな」

 

ゴルシが見るとみんなが、写真を見る。

 

スぺ「うわー!すごい綺麗な人!誰なんだろう!」

 

スカーレット「これが、大和撫子...」

 

ウオッカ「...俺も、こんなきれいな服着てーな」

 

トウカイテイオー「僕は、小さいから着れないかも...」

 

サイレンススズカ「でも、着てみたら以外に似合うかもしれませんよ?」

 

トウカイテイオー「そうかなー?」

 

マックイーン「ん?裏に何か書いてますわ」ペラ...

 

マックイーンが、写真をめくると何か書いていた。

 

マックイーン「直筆?...あらあら随分熱く書いてますね」

 

マックイーンが、裏に書いてある事を読む。

 

マックイーン「愛しているあなたへ、貴方が戦場で生き残ることを祈ってます、また帰ってきたらまた夜で愛してください、春より」

 

太賀「///」

 

改めて聞くとすごく恥ずかしいと思った。

 

ゴルシ「うわー、これはウマだっちですね...」

 

マックイーン「ウマだっち言うな」

 

スぺ「? 夜に愛してと言うのは何のことなんですか?」

 

スぺは、よくわかってないのかスズカに聞く。

 

スズカ「うふふ、いずれわかるわ」

 

スぺ「?」

 

そう言ってると、ラージンが来る。

 

ラージン「おーい、もう出発する準備が整ったぞ...ん?どうしたんじゃ坊主そんな赤くなって?」

 

太賀「...何でもないです」

 

俺は、そう言う。

 

ラージン「そうか...お主も急いで準備するんじゃぞ」

 

ラージンは、そう言い自分の馬のところに戻る。

 

マックイーン「...太賀さん、この写真お返ししますわ」

 

マックイーンは、写真を太賀に返す。

 

太賀「うん、ありがとう」

 

太賀は、写真を懐に戻しそのまま柵を越えて桜の鞍を付ける。

 

ゴルシ「そう言えば、あいつの名前なんだっけ?ウィンチェスター?」

 

マックイーン「桜と言う名前らしいですわ」

 

ゴルシ「へー、いい名前じゃん」

 

スぺ「なんか、バクシンオーさんやハルウララと仲良くなれそうですね」

 

ウオッカ「というか、いつの間にか仲良くなってそう」

 

スカーレット「たしかに、ウララちゃんならそうなりそうね」

 

スぺ「そう言えば、黒いほうは名前なんだろう?」

 

スぺの疑問をスズカが答える。

 

スズカ「確か、ギルバーていうらしいわ」

 

スぺ「何で、知ってるんですか?」

 

スズカ「おじ様が、教えてくれたの」

 

トウカイテイオー「おじ様...」

 

ゴルシ「...ふ~む」

 

ゴルシが、手で四角を作りその中にスズカとラージンを入れる。

 

ゴルシ「...ふむふむ、圧倒的お爺ちゃんと孫みたいな感じだな」

 

マックイーン「どんな感じなんですかそれ...」

 

マックイーンが突っ込むと太賀が、桜を連れて戻ってきた。

 

太賀「すまない、誰かトレセン学園まで桜に乗って案内してくれるか?」

 

太賀がそう言うと二人手を上げる。

 

トウカイテイオー「はいはい!僕のりたーい!」

 

スカーレット「私も乗りたいわ!」

 

2人が、そう言うとそこに、ラージンが来る。

 

ラージン「なら、そこのポニーテールの奴は、わしの馬に乗りな」

 

ラージンがそう言うとトウカイテイオーが言う。

 

トウカイテイオー「ありがとう、おじさん!あと、僕の名前は、トウカイテイオーだからね」

 

ラージン「おう!しっかり覚えたぞい!それじゃ、馬に乗りな」

 

ラージンが、馬から降りる。

 

太賀「じゃあ、桜に乗るのは、そこのお嬢さんでいいですね」

 

スカーレット「ふふん♪悪くないわね!」

 

スカーレットが、お嬢さんと呼ばれご機嫌になる。

 

ウオッカ「チョロwwww」

 

ウオッカが煽る。

 

スカーレット「誰が、ちょろいよ!!」

 

太賀「はは...」

 

そんな事を言いながらスカーレットとトウカイテイオーは馬に乗る。

 

ラージン「どうだ、テイオー?」

 

テイオー「なんか...不思議な感じがする...」

 

ラージン「そうか?」

 

テイオー「うん...なんか懐かしい感じがする」

 

ラージン「はは、そうか」

 

テイオーは、何か懐かしい感覚になる。

 

太賀「乗り心地はどうですか?」

 

スカーレット「ええ、問題ないわ」

 

太賀「良かった、それじゃあまず、この競馬場から出ましょう」

 

太賀とラージンは、馬の紐を引きながら外に出る。

 


 

東京競馬場外

 

太賀たちは、外に出る。

 

太賀「よし、ここまで出たらもういいかな」

 

スカーレット「え?どうゆうこと?」

 

スカーレットが、聞くと太賀がスカーレットの後ろに乗る。

 

スカーレット「ウェ!?」

 

太賀「? どうかしました?」

 

スカーレット「い、いえ何でもないです///」

 

太賀「?」

 

俺は、そのまま手綱を引きながらトレセン学園に向かう。

 

俺は、ラージンがちゃんとついてきてるか振り返る。

 

ラージン「ほぉ、テイオーはトレセン学園の会長弟子なのか」

 

テイオー「うん!会長のほかに、エアグルーブ副会長もいるんだ!」

 

ラージン「はは!テイオーは、そんな恵まれたところにいるのじゃな~」

 

どうやら、楽しく会話してるみたいだ。

 

そこに...

 

ウオッカ「お~お~、何で顔を赤らめているんですか~?ダイワさん?www」

 

煽りに来た、ウオッカが来た。

 

スカーレット「うるさいわね!!赤くなってないわよ!!」

 

スカーレットが声を荒げる。

 

太賀「はは、二人は仲がいいですね!」

 

ダイワ・ウオッカ「良くない!!」

 

2人が、ツッコム

 

太賀「あはは」

 

ダイワ「もう...」

 

俺は、笑いながらウマを進ませるその間ダイワは、少し照れながらもトレセン学園に案内する。

 

ちなみに、ゴルシ達は町の紹介などをしている合間、馬に乗っている太賀とラージンと話していた。

 

町のほうは、ダイワとテイオーが、新種の動物に乗っていることがしばらく有名になった。

 

それと、市民からは、ダイワがカッコイイ人と一緒に乗っているや、テイオーが渋いおじさんと乗っていると少し話題になっていた。

 

そして...

 

ダイワ「ここが、トレセン学園よ」

 

太賀「ここが、トレセン学園...」

 

テイオー「ね!僕の言ったとおりでしょお爺ちゃん」

 

ラージン「本当に、大きい学園じゃ...祖国には、こんな学園ないぞ...」

 

ラージンが、驚いている。

 

太賀「ここが、俺の新たな人生の始まりか...」

 

俺は、新たな人生にワクワクしながらトレセン学園のもんに入るのだった...

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

太賀のヒミツ1

 

実は、コサックダンスができる

 

 

次回をお楽しみに。

 

 




はい。
おまけをつけました。
要らないかな?
とりあえず、次回もがんばります。
後、お気に入り70ありがとうございます!
これからもがんばります!
感想、お気に入り、評価お願いします。


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第7話 たった四戦で神話になった馬

トレセン学園

 

そこの学園にあるマッドサイエンティストが、ある動画を見ていて頭を悩ませていた。

 

アグネスタキオン「ん~~...実に面白いのだがな~」

 

その動画は、桜とギルバーの最後の直線勝負だった。

 

アグネスタキオン「私たちウマ娘さえ超える脚力とスタミナ...それに、かなり重い装備を背負っても高速で走れる体幹...一度見てみたいものだな」

 

そういいながら、紅茶を飲む。

 

そこに

 

マンハッタンカフェ「また、変なことを考えているんですか?」

 

マンハッタンカフェが、タキオンの研究所に入る。

 

タキオン「おお、カフェではないか!どうしたんだ急に?実験に付き合ってくれるのか?じゃあさっそくこの知識上昇効果のあるものをだな」

 

タキオンが、どこからか青色に発光している液体が入っているコカ・コーラの瓶に似たものを出す。

 

カフェ「やりません」

 

タキオン「つれないな~それだとお友達出来ないよ?」

 

タキオンが、そうからかうと。

 

カフェ「お友達ならもうできているので、大丈夫ですよ」

 

カフェは、天井を向きながら言う。

 

タキオン「ほんと、君は不思議な子だね~...ん?」

 

タキオンは何かに気づく。

 

タキオン「おや?今日は何かイベントでもあったか?周りがずいぶん騒がしいじゃないか」

 

タキオンは、外からの騒音に気づいた。

 

カフェ「今更気づいたのですか」

 

カフェが、今更?のような顔をする。

 

タキオン「ハッハッハッ!!私はこれでも科学者みたいなものだからね!研究に集中すると周りが見えなくなるのさ!」

 

タキオンが、制服からでもわかる大きな胸を張る。

 

カフェ「何言ってるんですか、あなたは」

 

カフェが冷静に突っ込む。

 

タキオン「ひどいな~、まぁいい私も少し休憩がてら外を回るとしよう」

 

タキオンが、自分の研究室から出ていく

 

タキオン「...やはり、落ち着かないな」

 

タキオンは、各園を歩き回りながら周りを見てると。

 

タキオン「...ん?」

 

タキオンがトレセン学園の門のほうを見るそこには...

 

タキオン「...ククク...アハハハハハハハ!!まさか、モルモットが自分の足で入ってくるとは、私も運がいいな!!しかもそれが、二匹ともだ!!アハハ!!アハハハハハハハハハハハハ!!」

 

タキオンは、太賀とラージンの存在に気づいてしまう。

 

タキオン「こうしてはいられない!早速準備しなければ!!」

 

タキオンは、猛スピードで自分の研究所に向かったのだった。

 

 


 

 

トレセン学園の大通りみたいなところ

 

太賀「!!!」バッ!!

 

俺は、何か寒気がして刀に手を添えながら周りを見る。

 

スカーレット「? どうしたの太賀?」

 

前にいるスカーレットが、俺を心配する。

 

太賀「...いや、なんか寒気がして」

 

俺は、また手綱を握る。

 

スカーレット「かぜ?」

 

太賀「...いや、ただの勘違いだ心配させた」

 

スカーレット「ならよかったわ!そういえば、理事長室に案内したいけどこの子たちはどうするの?」

 

スカーレットが、桜とギルバーを見て言う。

 

太賀「う~ん...どこか、止める場所...ん?」

 

俺は、壺から水が出ている噴水?に気づく

 

太賀「スカーレット、あの像は何だ?」

 

俺は、あの像について聞いた。

 

スカーレット「ああ、あれは三女神と言ってウマ娘の三大始祖と言われているわ」

 

太賀「三大始祖か...」

 

俺は、三女神の像を見る。

 

太賀「.........気味が悪いな」

 

ラージン「ああ、わしもそう感じるわい」

 

テイオー「そうかな?でも、会長や様々な有名ウマ娘は、この女神に祈りを毎朝やってるからご利益はあるかもよ?」

 

テイオーが、そういう。

 

マックイーン「でも、あまりよくない噂も聞きますわね」

 

太賀「よくない噂?」

 

下にいるマックイーンは言う。

 

マックイーン「月に一度夜中にこの像が勝手に動き出してどこかに行くと言う噂があるのです」

 

太賀「...それは、確かに怖いな」

 

俺は、そう言いながら桜を噴水に近づける。

 

太賀「よし、ここらへんでいいか」

 

俺は、桜から降りる。

 

太賀「スカーレットさんもほら」スッ

 

俺は、降りやすいように手を出す。

 

スカーレット「ありがとうございます」

 

スカーレットは、手を握り馬から降りる。

 

太賀「どうでした?初めての馬は」

 

スカーレット「新しい感覚だったから、面白かったわ」

 

太賀「ならよかった」

 

俺は、それを聞いてうれしくなる。

 

ウオッカ「もし次あったら俺も乗せてくれねーか?」

 

太賀「ええ、もちろん」

 

俺は、笑顔で答えた。

 

サイレンススズカ「私は、おじさまの馬がいいかしら」

 

スズカは、ギルバーをなでながら言う。

 

ラージン「お?わしの馬か?こやつ中々暴れん坊だから気を付けたほうがいいぞい」

 

ラージンが下りてテイオーを下ろしながら言う

 

テイオー「おじいちゃんありがとう!」

 

ラージン「ははは、またいずれ乗せてやるぞ!」

 

テイオー「ほんと!?わーい!!」

 

太賀「ラージンさん扱いうまくない?」

 

ラージン「そうか?まあ、わしは子供が大好きだからな...すぐに、甘えてしまうんじゃよ」

 

ラージンが、思い出してると

 

緑色の悪魔「あら?あなた方は、太賀さんとラージンさんですか?」

 

そこに、緑色の服を着た女性と隣にオレンジ色の髪と、頭に猫を乗せている少女?がいた。

 

太賀「あなた方は?」

 

俺が聞くと隣にいた少女が扇子を開けて言う。

 

秋川やよい「紹介ッ!私は、この学園の理事長をしている秋川 やよい(あきがわ      )だ!まず、ようこそトレセン学園へ、我々は君たちを大歓迎するぞ!そして、隣にいるのが私の秘書の...」

 

駿川たづな「駿川 たづな(はやかわ      )といいます、理事長の秘書をやっていますどうぞよろしくお願いします」

 

たづなさんは、きれいに頭を下げる。

 

ラージン「これはこれは、ご丁寧な挨拶じゃの」

 

ラージンが、感心していた。

 

太賀「ご丁寧な挨拶ありがとうございます、私は大日本帝国陸軍所属、関東軍第29騎兵連隊満州防衛軍の軍曹太賀と申します」バッ!!

 

太賀が敬礼する。

 

ラージン「わしは、ソ連陸軍アジア方面軍第5軍のコサック騎兵隊長で階級は少尉じゃよろしく頼むぞい」バッ

 

ラージンも敬礼する。

 

秋川「驚愕ッ!政府の言った通り二人は、本当にこの世の人物ではないとは...面白い!」(にゃ~)

 

太賀「...(あの猫飾り物じゃないのか...)」

 

俺はそう思いながらあることを聞く。

 

太賀「秋川理事長質問よろしいでしょうか」

 

秋川「承認ッ!一体どんな質問かな?」

 

俺は言う。

 

太賀「私とラージンは、このトレセン学園でウマ娘のトレーナーをしたいのですかどうすればいいのですか?」

 

俺がそう聞くと秋川理事長が、笑う

 

秋川「果敢ッ!素晴らしい考えだ!よろしい!トレーナーの手続きは明日準備させよう!」

 

秋川理事長は、太賀の願いを受ける。

 

そして、理事長はたづなに言う。

 

秋川「提案ッ!たづなよ、彼ら二人を学園内を案内してくれ」

 

たづな「わかりました、お任せください」

 

秋川「うむ!それでは、私は部屋に戻るとする!」

 

秋川理事長はそのままどこかに向かうのだった。

 

太賀「...寛大な人ですね」

 

ラージン「きっと、何かのためなら金だろうと何でもする人じゃな」

 

二人が、そういってると

 

たづな「それでは、トレセン学園の案内をしたいのですが」

 

太賀「ああ、少し待ってくれますか?」

 

たづな「ええどうぞ」

 

俺は、桜に少し離れることを言う。

 

太賀「桜」

 

桜「ブルル?」

 

桜は、顔を近づける。

 

太賀「しばらく俺は、離れるけどここでおとなしく待ってくれよ」

 

桜「ブルル!」

 

桜がうなずく

 

太賀「ははは!いい子だ!」

 

俺は、桜をなでる。

 

そこに、スぺが来る

 

スぺ「お守りなら、私たちが見ましょうか?」

 

スぺが提案する。

 

太賀「ええ、ぜひお願いします桜はこう見えて寂しがり屋なので、人がいないと暴れるのでお守りお願いします」

 

ラージン「すまんなギルバーしばらく離れる、それまでおとなしくしといてくれよ?」

 

ギルバー「ヒヒン」

 

ラージン「相変わらず、冷たいね」

 

ギルバー「フン」

 

ラージン「はは、黙って行ってこいか」

 

そこに、スズカが来る。

 

スズカ「おじさま、ギルバーは私が見ていましょうか?」

 

ラージン「おお、ありがたいな...ん?ゴールドシップとマックイーン以外どこ行ったんじゃ?」

 

ラージンは、周りを見渡すとマックイーンがゴルシに、エビ固めされている以外誰もいなかった。

 

スズカ「テイオーさんは、会長に呼ばれたからそのまま会長室に行ったのとウオッカとダイワさんは課題があるからと言ってそのまま寮に帰っていきました」

 

ラージン「はは!献身的だな!祖国だと全くできないことをここではできるんだな!!」

 

ラージンは、軽く祖国を皮肉る。      スターリン「作者君どうする?シベリア行く?」

 

ラージン「それじゃあ、あとは任せるぞい」

 

太賀とラージンは、たづなのところに向かい学園の案内を受けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

ラージンのヒミツ1

 

実は、小さい頃のスターリンと会ったことがある。

 

 

次回をお楽しみに。




はい。
お久しぶりです。
今回は、緑のあkゲフン!!ゲフン!!
美しいたずなさんですね!
結構ウマ娘のほうは、久々だからがばってるかも...
あと、アンケートありがとうございます。
さすが、ゴルシですね圧倒的な数でしたたまたまゴルシウィークだからかな?
とはいえ、アンケートでは全員やれと命令されているのでやります。
視聴者「やれ」
作者「はい」
ガンバルヨ
コメント書いてください(願望)
お気に入りもお願いします。
それでは。



忘れてましたが、総合評価100以上になったやったぜ。


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第8話 少し運の悪いウマ娘と運が極限状態の騎手二人

お気に入り90人突破ありがとう!


トレセン学園

 

たづな「それでは、トレセン学園の案内を始めますね」

 

太賀「お願いします」

 

ラージン「頼むぞい」

 

おれとラージンは、たずなの後ろについていきながら施設の説明する。

 

たづな「まずこちらが、各ウマ娘の教室となります」

 

たづなさんが、隣の教室を紹介する。

 

そこには、放課後なのかウマ娘同士で会話などしていた。

 

「それでね~...」

 

「マジ!?」

 

「てか、最近Twitterやばくない?」

 

「わかる~、なんかかっこよくない?」

 

「それな!」

 

俺は、遠くからウマ娘の会話を聞いていた。

 

太賀「以外に、自由なのですね」

 

俺は、彼女達の自由に感心していた。

 

たづな「ええ、服装以外なら何でも自由ですよ」

 

ラージン「ほぉ...自由な生活か...うらやましいの」

 

ラージンは、うらやましそうな顔をしていた。

 

たづな「それでは、次に向かいましょう」

 

たづなさんは、次のところに向かった。

 

 


 

 

トレーニング室

 

たづな「ここが、トレーニング室です」

 

太賀「かなり設備が、行き届いてますね」

 

たづな「ええ、理事長が自分のお金を大量にウマ娘が使う設備に使っているんですよ」

 

たづなさんが、笑いながら言ってるが目が笑っていなかった。

 

太賀「ははは、本当に人のためなら何でもする人なんですね!」

 

俺は、笑いながら言う。

 

たづな「それでも、金銭の使い過ぎはあまりいいことではありませんけどね」

 

たづなさんはため息をしながら言う。

 

たづな「それでは、次行きましょう」

 

そして、俺たちはトレーニング室を後にする。

 

 


 

 

室内プール

 

たづな「ここは、最近できました室内プールです」

 

ラージン「ほう、室内プールか」

 

ラージンは、とても広い室内プールを見る。

 

ラージン「ここなら、楽しく泳げそうだな」

 

ラージンがワクワクしながら言う。

 

太賀「ラージンさんは、泳ぐのが好きなのですか?」

 

ラージン「ああ、囚人になる前は寒い冬で仲間と一緒に耐久水泳レースをしたものだ...」

 

何だこのキチガイと俺は思った。

 

たづな「では、次に向かいましょう!」

 

太賀「はい」

 

ラージン「ほいほい」

 

そして俺たちはたづなさんについていく。

 

 


 

 

食堂

 

たづな「ここが、ラストの食堂ですよ」

 

最後に、食堂を案内された。

 

そこには、様々なウマ娘が食事をとっていた。

 

太賀「いっぱいいるのですね」

 

ラージン「ホントじゃな、それに、いい匂いもするな~」

 

たづな「ここでは、ウマ娘以外にも一般の方も食べれますよ」

 

俺は、そう聞いて周りを見ていると横から小さい子が来る。

 

ライスシャワー「...(今日は、不幸なことが多かったなぁ...今日は早めに戻ろうかな?)」

 

そして、彼女の周りからいろんなことが起きる。

 

BOM!!

 

「うわ!スマホが爆発した!!」

 

「ゲホゴホ!!カラーい!!」

 

「うわ!!ネットが落ちた!!」

 

ライスシャワー「はぁ...(それに、なんか体が重いなぁ...)」

 

太賀「...(あんな小さい子がウマ娘か...なんかあの子暗い顔をしてないか?)」

 

俺は、小さい子を見ているとその子が、俺に気づく。

 

ライスシャワー「...あの、どうかしましか?」

 

太賀「え?ああ、君の持っている料理がおいしそうだなと思ってね」

 

俺は、急に話しかけられて慌てて彼女の持っているハンバーグにニンジンがぶっ刺さった物料理に振った。

 

ライスシャワー「...そうなんですか(うわぁ...この人兵隊さんかな?とてもかっこいいなぁ...後ろのおじいさんも優しそう...)」

 

すると、

 

ライスシャワー「...ん?(あれ?さっきまで体が重かったのに兵隊さんと話したらなんか体が軽くなった?)」

 

すると周りが変わる。

 

「あっ!茶柱が立った」

 

「うえ!?なんか急にフォロワー数爆上がりなんだけど!?」

 

「あれ?なんか頭痛が治ったな」

 

「む?何故か急に、山盛り定食食いたくなったな」

 

ライスシャワー「あれ?周りが変わった?」

 

太賀「?? どうしましたか?」

 

ライスシャワー「い、いえ!何でもありません!それでは!!」バッ!!

 

たづな「あっ!そんなに慌てると...」

 

小さい子は、慌てて走る。

 

すると

 

ツルッ...

 

ライスシャワー「きゃあ!?」

 

足元が、滑る

 

太賀「!!ラージン!!」

 

ラージン「Хорошо!(はいよ!)」

 

俺は、ラージンを呼ぶ

 

そして...

 

ラージン「ふぅ...危機一髪じゃなそう思わんか坊主?」

 

ラージンが、小さい子を抱えながら言う。

 

太賀「でも、無事だからいいのではないですか?」

 

俺は、とんだ料理を持ちながら言う。

 

たづな「大丈夫ですか!?」

 

たづなさんが来る。

 

太賀「ええ、俺は大丈夫ですよ」

 

ラージン「わしと、この子は大丈夫じゃぞい」

 

たづな「良かったです...ライスシャワーさんも大丈夫ですか?」

 

たづなさんは、ライスシャワーに近づく

 

ライスシャワー「は、はい...大丈夫です」

 

ラージン「ワハハ!次は足元に気おつけるのじゃぞお嬢さん」

 

ラージンは、ライスシャワーを立たせる。

 

ライスシャワー「あっ、ありがとうございますおじい様」

 

ライスシャワーは頭を下げる。

 

ラージン「ハハハ!どういたしまして」

 

ライスシャワー「お兄様もありがとうございます」

 

今度は太賀のほうに向き頭を下げる。

 

太賀「はは、いや何大したことはしてないよライスシャワーさん、はいこれ」

 

俺は、料理をライスシャワーに渡す。

 

ライスシャワー「あっ...」

 

ライスシャワーは、料理を持つ。

 

太賀「じゃあ、僕はこれで行きましょうたづなさん」

 

たづな「ええ、もう案内は終わりましたからね元のところに戻りましょうか」

 

ラージン「おう、そうだなじゃあ少女よまたどこかで」

 

三人は、食堂から出て言った。

 

ライスシャワー「...あの二人かっこよかったなぁ」

 

ライスはそう呟いたのだった。

 

 


 

 

三女神像の噴水

 

スぺ「アハハ!くすぐったいよ!!」

 

桜「ヒヒン♪」ペロペロ

 

桜が、スぺを舐めていた。

 

ゴルシ「お前中々いい髪してんな~少し切ってもいいか?」

 

ギルバー「ブルル...」

 

スズカ「流石にそれはどうかと思うけど...」

 

ゴルシが、ハサミを出してギルバーの鬣を切ろうとするが、ギルバーはそれを上手く避ける。

 

それに、スズカは困惑していた。

 

マックイーン「にしても、綺麗な体ですわね」

 

マックイーンが、桜の体を触りながら言う。

 

桜「ブルル?」

 

桜は、マックイーンのほうを向く。

 

ゴルシ「あっ、そう言えばお前らにニンジン渡すの忘れてたわ」ガサゴソ

 

ゴルシが、懐からニンジン4本出す。

 

ゴルシ「ほい」

 

ゴルシは、桜にニンジンを渡す。

 

桜「ヒヒ~ン!!ボリボリ...ゴクン...ボリボリ」

 

桜は、すぐに二本食べ終える。

 

スぺ「早!?」

 

マックイーン「まぁ、この体格で手のひらサイズの人参なんてペロッと平らげてしまうでしょうね」

 

ゴルシ「よし次は、ギルバーだな!」

 

ゴルシが、ニンジンを差し出すと。

 

ギルバー「...ガミッ!!」

 

ゴルシ「あっ」

 

ギルバーが腕をかむ。

 

ゴルシ「ギャアアアアアア」

 

ギルバー「フン...」

 

ギルバーは、ざまぁみろと言わんばかりの顔をする。

 

ゴルシ「何で腕をかむんだよ!!」

 

スぺ「それは、ギルバーさんの髪を切ろうとしたのでは?」

 

マックイーン「自業自得ですわ」

 

ゴルシ「そんなぁ~~~」

 

スズカ「はい、どうぞギルバー」スッ...

 

ギルバー「ヒヒン...ボリボリボリ...ゴクン...ボリボリボリ」

 

ギルバーは、スズカから丁寧にニンジンを取って食べる。

 

スズカ「おいしいですか?」ナデナデ

 

ギルバー「ブルル」

 

スズカが撫でてもギルバーは嫌がらない

 

ゴルシ「な、何故私は、嫌がるのにスズカは嫌がらないのだ...ハッ!まさか私は、太陽の力が足りないのか!!」

 

マックイーン「あなた何言ってるのですか?」

 

マックイーンが突っ込む。

 

スズカ「ホント、いい子ですね♪」

 

ギルバー「...」

 

スズカが、ギルバーをほめる。

 

そこに

 

太賀「おーい、桜ー」

 

ラージン「ギルバー戻ったぞー」

 

太賀とラージンが戻ってくる。

 

スぺ「あっ!太賀さんとラージンさん!どうでした学園は?」

 

スぺが、太賀に近づく

 

太賀「ああ、とてもいいところだったよ」

 

ラージン「そうだな、あそこなら自由に楽しめそうだ」

 

2人が話しているとゴルシが来る。

 

ゴルシ「そう言えば、専属決まったか?」

 

マックイーン「ゴールドシップさん!まだ悩んでいるかもしれませんでしょう!!」

 

マックイーンがそう言うと。

 

ゴルシ「でも、候補ぐらいマックイーンも聞きたいだろ?」

 

マックイーン「グッ...そうですけど....」

 

ゴルシ「で?誰なんだ?」

 

太賀「あ~、そのことですが...簡単に言えばだれも決めません」

 

ゴルシ「あ?どうゆうことだよ?」

 

ゴルシは、そう聞く

 

太賀「つまり、専属ではなくチームを作るということです」

 

ゴルシ「ほーん、チームねぇ...ちなみに名前は?」

 

太賀「今のところはまだですね」

 

ゴルシが、がっくりする。

 

ゴルシ「あんだよ、まだ決まってねーのかよ」

 

太賀「あはは、たった今思いついたものでしてね」

 

ゴルシ「ふーん、良かったなマックイーン」

 

マックイーン「何が!?」

 

マックイーンが大声を上げて言う。

 

ゴルシ「ゑ?いやだってえらばれなかっらどうしようt「ゴールドシップさん」え?」

 

マックイーンが、ゴルシに近づく

 

そして

 

マックイーン「しね」

 

ゴルシ「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

スぺ「ゴールドシップさああああん!!!!」

 

スズカ「えぇ...(困惑)」

 

突然マックイーンがゴルシを、エビ固めをしそこにスぺが、叫びそしてスズカが困惑するというカオスの世界の出来上がりだった。

 

太賀「どうゆうことなん...♂」

 

ラージン「茂美怖いでしょう...♂」

 

こうして、太賀とラージンの初めての未来の一日が終わるのだった...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

桜の秘密1

 

実は、ギルバーが大好き

 

 

次回もお楽しみに




はい。
家族でコロナが出たから、自宅待機なり...
そんな、ネイティブな気分になりながらの制作。
学園紹介の割には薄いかな?
まぁ、本割はライスだからね許して。
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感想是非書いてくださいお願いします(願望)
アンケートもよろしくお願いします。




ちなみに、ウマ娘以外も書いてますのでよろしくお願いします。
後、自分はダイワスカーレットが大好きです(隙あらば自慢語り)


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第9話 シンボリルドルフその彼女の二つ名は皇帝である。

注意(今更)
この小説は、少しネタが入っています。
それが嫌な方は、上にある矢印を押して別の小説を見ましょう。
それでも大丈夫な方は、ウマ娘や他のゲームを周回しながら見ようね!


トレセン学園の敷地にある一軒家

 

太賀「ふむ...ここが新しい家か」

 

俺は、あの後ラージンと別れてたづなさんが用意した新しい家の前に着いていた。

 

太賀「たづなさんの言った通りここの家は、かなりデカいのだなそれに小屋と倉庫もある...少々小さいけど、よっ」

 

俺は、桜から降りて一軒家の庭まで、手綱を引きながら歩き回っていた。

 

太賀「へ~、ここの庭かなり広いな...ちゃんと草もあるこれならここで、好きにさせても問題ないな」

 

桜「ブルル...」スッ...

 

桜が、疲れたのかそこで座り込む。

 

太賀「ん?もう疲れたかな? なら、自由にさせるか」ガチャカチャ...

 

俺は、桜に付いていた鞍や手綱を外し、近くにある少し小さい倉庫に入れる。

 

太賀「よし」

 

俺は、倉庫の扉を閉め桜のもとに向かう。

 

太賀「桜ー」

 

桜「...」

 

太賀「あれ?珍しいな寝てるなんて戦場だとたった数分しかねないのに...まぁ、それだけ緊張が和らぐ場所だということか」

 

桜が寝ている間に、俺は家の鍵を出す。

 

太賀「...未来の鍵は、不思議な形だな」

 

そう思いながら扉の鍵を開ける。

 

ガチャ...

 

太賀「おお...中々きれいじゃないか」

 

俺は、玄関の周りを見る。

 

太賀「...本当にきれいな家だな」

 

俺は、靴を脱ぎそのまま居間に向かう。

 

太賀「何故4月なのに、コタツがあるんだ?」

 

居間のど真ん中にコタツがあった。

 

太賀「まだ、少し寒いからか?...ん?台所は一緒か」

 

俺は、台所を見る。

 

太賀「うん、かなり広いし色んな道具がある、桜に菓子を作れそうだな」

 

台所にある道具を見る。

 

太賀「包丁に、鍋とお玉に、まな板か...ん?これは、コンロか?」

 

俺は、ボタンを押す。

 

ポチ

 

ピッ...

 

太賀「? 火が出ない? そうゆうコンロなのか? とりあえず消しておこう」

 

ポチ

 

とりあえず、俺は居間から出て風呂場にを見る。

 

太賀「風呂のほうは...少し小さいけど、まぁおれ一人だから十分か」

 

そう言いながら、風呂場から出て寝室に向かう。

 

ガチャ...

 

太賀「布団...じゃなくて、これベッドなのか」

 

目の前には、ツインベッドがあった。

 

太賀「...今日はもう遅いし、やることないし桜ももう寝てるから俺も、寝よう...うん」

 

ボフゥ...

 

俺は、頭から倒れる。

 

太賀「...(フカフカだ...満州の兵舎とは、雲泥の差だ...)」

 

そのまま、俺は目を瞑り眠る...

 

 


 

翌朝

 

朝8:30

 

ラージン側

 

ラージン「ん...」

 

わしは、朝の日光で起きる。

 

ラージン「あ”あ”...体が硬いのぉ...」ゴギィ...

 

わしは、体を鳴らしながら立つ。

 

ラージン「さて...今日は、確か理事長のところに行くと坊主と約束したはず...よし、まずは牛乳飲むか」

 

のどが渇いているから、さっそくキッチンに向かう。

 

ガコッ!

 

冷蔵庫の扉を開ける。

 

ラージン「これは、中々便利な物じゃな~冷たい状態で飲めるから暑い日もピッタリじゃな...じゃが、ウォッカとスピリタスがないのは残念じゃがな」

 

ラージンは、空いている牛乳パックを飲む。

 

ラージン「う~ん、深みがあっていい味じゃの~祖国の味もいいが他のも中々じゃな~」

 

わしは、牛乳を元に戻してそのまま、外に出る。

 

ガチャ!

 

ラージン「うむ!今日はいい天気じゃ!」

 

ギルバー「ブルル」

 

ラージンの前に、ギルバーが来る。

 

ラージン「おお!おはようギルバー!今日は、少し学園で用事があるから、今日はここで自由にするんじゃぞ!」

 

ギルバー「ヒン」

 

ギルバーは、返事をする。

 

ラージン「ははは!それじゃ言ってくるぞい!」

 

ラージンは、そのままの足取りで学園に向かう。

 

 


 

 

トレセン学園前

 

ラージン「ふ~、かなり時間がかかったの...10分ぐらいか?」

 

ラージンは、時計を見る。

 

ラージン「あっ、これ止まっとるわ」

 

ラージンの時計も止まっていた。

 

ラージン「まあ、いいか」

 

ラージンは、学園に入る。

 

ラージン「Боже, Царя храни!~♪

Сильный, державный,~♪

Царствуй на славу, на славу намъ!~♪」

 

ラージンは、気分がいいのか歌いながら理事長室に向かう。

 

そこに。

 

サクラバクシンオー「すいませーーーーーん!!そこをどいて下さーーーーーい!!」

 

ラージン「!?」

 

後ろから、高速で走ってくる少女が叫ぶ。

 

サクラバクシンオー「ちょわあああああ!!!!!」

 

ラージン「Ты шутишь. .. ..(冗談だろ...)」

 

ラージンは、そう言いながらも避ける。

 

そして

 

ガッシャアアアアアアアン!!!

 

そのまま、突っ込む。

 

ラージン「...」

 

ラージンは、大の字になっているバクシンオーに近づく。

 

ラージン「...だいj「大丈夫ですか!!おじいさん!!」

 

ラージンが、声をかけると突然起き上がりラージンに近づく。

 

ラージン「あ、ああ大丈夫じゃ」

 

そう言うと、バクシンオーは安心する。

 

バクシンオー「そうですか!いやー!!ぶつからなくてよかったです!!あっ!自分は、この学園の学級委員長を務めています!サクラバクシンオーです!!」

 

ラージン「お、おう」

 

ラージンは、元気なバクシンオーに少し驚いて引く。

 

そして、バクシンオーが聞く。

 

バクシンオー「そう言えば、貴方は何しにここに入ってきたのですか?見たところ、トレーナーのバッジもありませんが...まさか!不審者ですか!!」

 

バクシンオーが、構えるとラージンは、落ち着いて答える。

 

ラージン「ははは、わしは今から正式にトレーナーなる為に、理事長のところに向かっているだけじゃわい!」

 

そう聞いたバクシンオーは、構えを解く。

 

バクシンオー「おお!そう理由でしたか!疑って申し訳ありません!!ですが、一つ疑問があるのですが...」

 

ラージン「なんじゃい?」

 

バクシンオーが、言う。

 

バクシンオー「今日理事長は、病気で休んでますよ?」

 

ラージン「なんと!」

 

ラージンが、驚き困った

 

ラージン「う~ん...困ったの」

 

そう悩んでいるとバクシンオーが提案する。

 

バクシンオー「なら、会長に頼んでみたらどうでしょう!シンボリルドルフ会長なら何とかなると思いますよ!!」

 

ラージン「おお、なら会長室に向かったほうがいいな、ありがとうサクラバクシンオーさん」

 

ラージンが、感謝するとバクシンオーは胸を張る。

 

バクシンオー「いえいえ!これでも優等生ですから!それでは!私は、アグネスタキオンさんに厳重注意してきますので!それでは!!」バッ!!

 

バクシンオーが、颯爽と去っていく。

 

ラージン「...まるで嵐じゃな...あれ?これ前も言ったような...まあいいか」

 

ラージンは、理事長室から会長室に変更して歩を進めるのだった。

 

 


 

 

会長室

 

シンボリルドルフ「...む?エアグルーブここの数少しだけおかしいから直してくれるか?」

 

エアグルーブ「はい、わかりました」

 

そこには、二人のウマ娘が、書類に目を通していた。

 

シンボリルドルフ「...んん!!少し休憩しようかな」

 

エアグルーブ「そうですね、もうかれこれ1時間かかってますね...その間に、何か飲みますか?」

 

シンボリルドルフ「そうだね...そう言えばエアグルーブ最近面白いことがあってね」

 

エアグルーブ「それは?」

 

シンボリルドルフが、ソファーに座り言う。

 

シンボリルドルフ「最近生徒が自動販売機で炭酸水を買っていたそーだ

 

エアグルーブ「...」

 

...

 

▼エアグルーブと視聴者のやる気が下がった!!

 

シンボリルドルフ「あはは、どうだ?面白かっただろう?」

 

エアグルーブ「え、ええそうですね...」

 

エアグルーブは、少し顔をひきつる

 

そこに

 

コンコン

 

誰かが、ノックする。

 

エアグルーブ「ん?誰か来ましたね」

 

シンボリルドルフ「お客さんかな?どうぞお入りください」

 

ラージン「失礼します」

 

ガチャ...

 

そこに、ラージンが入ってくる。

 

シンボリルドルフ「ん?君は、噂の新種の動物を飼っている人か?」

 

ルドルフは、ラージンに聞く

 

ラージン「ええ、ラージンと申します」

 

ルドルフ「ラージン...まぁ、立ち話もなんだし座ってくれ」

 

ルドルフが、ソファのほうに手を向ける。

 

ラージン「ええ、失礼します」

 

ラージンは、ソファに座る。

 

ルドルフ「それで、何しにここに来たのですか?」

 

ラージンは答える。

 

ラージン「今日、理事長のところに行き正式トレーナーになる為に、来たのじゃがどうやら理事長は風邪をひいてしまってるとサクラバクシンオーに教えてもらったんじゃ」

 

ルドルフ「それで、ここに来たと」

 

ラージン「ああ、そうじゃ」

 

ルドルフ「分かった、今書類を出すから待ってくれ」

 

ルドルフは、ソファから立ち上がり自分のデスクから一枚の紙を出す。

 

ルドルフ「これに、サインを入れてくれ」

 

ルドルフは、紙とペンをラージンに渡す。

 

ラージン「これはご丁寧に」

 

ラージンは、紙をよく見る。

 

ラージン「...」

 

そして、見終えたのかペンを持ち書く。

 

ルドルフ「...つかぬことを聞いていいか?ラージンさん」

 

ラージン「ん?なんじゃい?」

 

ラージンは書き終えたのかペンを置いてルドルフのほうに顔を向ける。

 

ルドルフ「貴殿に夢はありますか?」

 

ラージン「...夢」

 

ルドルフが聞いたのはラージンの夢だ。

 

ルドルフ「この学園には、夢を追って来るものが多くそれは、トレーナーにとっても同じなのです」

 

ラージン「つまり、その夢とそれを追う覚悟を聞きたいと?」

 

ラージンが、言うとルドルフは頷く

 

ルドルフ「ええ、夢を追い色んなレースを優勝させたいトレーナーはいます、ですが、優勝出来るのはたった一人そして優勝したものは、さらなる高みを目指して進むでしょう」

 

続けてルドルフは言う

 

ルドルフ「ですが、それができなかった者は何もかも折れ自暴自棄になりそして、懸命に育てた一人のウマ娘を傷つけるかもしれない」

 

ラージン「だから、書類を出す前にこうして会長自らその覚悟を聞くと」

 

ルドルフは頷く

 

ラージン「そうか......すまんが、葉巻吸っていいか?」

 

そう言いラージンはジッポライターと葉巻を出す。

 

エアグルーブ「ここは禁煙です」

 

エアグルーブが、葉巻を取ろうとするとルドルフが止める。

 

ルドルフ「別にいいよ、一応換気はするけどね」

 

ルドルフは、ソファーから立ち窓を開ける。

 

ラージン「...(ほぉ...これくらいは許容するか...どうやら、生半可な心ではないようだな...それに、彼女から出ているあの重圧な空気...まるでツァーリ*1だな)」

 

ジュボ...

 

チリチリ

 

ラージン「ふぅ...すまんなこれでも、愛煙家じゃからなすまんね」

 

ラージンがそう言うとルドルフは、笑顔で言う。

 

ルドルフ「ははは、私の前のトレーナーが貴方と同じでしたからもう慣れてますよ」

 

ラージン「そうか...(あの目...全く絶望と影が無い代わりに希望と闘志であふれてる...これは、何もかもを打倒したものの目か)」

 

ラージンは、葉巻を火を手の平で消ししまう。

 

ラージン「それでは、お答えしましょう私の夢それは...」

 

ルドルフ「それは?」

 

ラージン「...ない☆」

 

ラージンが笑いながら言う

 

ルドルフ「...ハハハ!!ないですか!!それならなぜないのですか?」

 

ラージンは、当たり前のように答える。

 

ラージン「理由は簡単まだこの世界に来て二日しかたってないのに夢なんてできるわけないじゃろ?だから今はまだない」

 

ルドルフは、紅茶を飲みながら言う

 

ルドルフ「じゃあ、夢が出来るのはいつなのですか?」

 

ラージン「さぁな、何せわしは見ての通り立派な老兵じゃ、そんな老兵がまた新しい夢を作るにはどれくらいかかるのか分からんのじゃ」

 

ルドルフ「あはは、そうですかならお亡くなりになる前にここの学園で夢を作ってくださいラージンさん」

 

ラージン「ははは!そうするとしよう」

 

2人は、笑いながら紅茶を飲む。

 

ラージン「...にしても、遅いの」

 

ルドルフ「何がですか?」

 

ラージンが、言う。

 

ラージン「もう一人太賀と言う男が来るはずなんじゃが...」

 

かれこれ20分ぐらい話していたのに全く来る気配がない。

 

ルドルフ「少し、迷子になっているのかもしれませんね」

 

ラージン「ああ、多分少し時間がかかるだけじゃろ」

 

ルドルフ「なら、待つ間にあなたの事を少し聞いてもよろしいですか?」

 

ルドルフが、紅茶を置いて言う。

 

ラージン「ああ、別にいいぞいまずわしは、騎兵になった後ある少年と•••

 

 


 

 

一方同時刻

 

保健室

 

太賀「......あ?」

 

俺は、目を覚ます。

 

アグネスタキオン「目が覚めたかい、島津君」

 

太賀「...なぜおれの名前を?」

 

俺は、起きたら目の前にいる知らない女性が俺の名前を出した。

 

アグネスタキオン「ああ、君の手帳を少し拝見したんだよ」

 

太賀「...そうか」

 

俺は、胸ポケットの中を探る。

 

太賀「...ない」

 

手帳がなかった

 

アグネスタキオン「まぁ、勝手に見たのは謝るよすまないね島津君」

 

アグネスタキオンが俺の手帳を見ながら謝る。

 

太賀「...あなたの名前は?」

 

俺は、彼女の名前を聞く

 

アグネスタキオン「ああ、私の名前はアグネスタキオンだどうだい目覚めは?ああ、ちなみに君をここまで連れてきたのは私だまぁ、とりあえずこの椅子に座りたまえ」

 

タキオンが、椅子を出す。

 

太賀「...」

 

俺は、ベッドから立ち上がりそのまま椅子に座る。

 

タキオン「さて、君はなぜここに居るのか思い出せるかな?」

 

俺は、頭を回す。

 

太賀「ああ...確か...」

 

おれは、何故気を失っていたのか思い出すのだった...

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

ギルバーの秘密1

 

実は、余りにも冷静沈着なため一回も怒ったことがない

 

 

 

次回をお楽しみに

*1
昔のロシアで言う皇帝の意味




はい
今回は、わかる通りラージンが主役です。
太賀君は...モルモットになるかな?
それが分かるのは次回です。
あっ、それとアンケートに出てるチーム名の採用は後二話ですのでじっくりお選びください。
あと、結構キャラ崩壊するかもしれないのでご注意ください(今更)
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第10話 マンハッタンカフェその馬は世紀末覇王時代の終焉を呼んだ馬である。

注意
この小説は、少しネタが入っています。
それが嫌な方は、上にある矢印を押して別の小説を見ましょう。
それでも大丈夫な方は、ウマ娘や他のゲームを周回しながら見ようね!

追記 お気に入り100行きました!ありがとうございます!
ついでにUA9000超えましたわーいパチパチ


保健室

 

タキオン「さて、君はなぜここに居るのか思い出せるかな?」

 

タキオンに言われ俺は思い出そうとする。

 

太賀「ああ...確か...」

 

俺は、何故気絶していたのか頭の中を起こす。

 


 

学園内

 

太賀「...」

 

俺は確か、今日理事長のところに向かって正式にトレーナーになるつもりだった。

 

太賀「しかし、ここは広いな」

 

だから、俺はその足で理事長室に向かっていた。

 

そして、俺はあることに巻き込まれた。

 

それは...

 

サクラバクシンオー「そこの兵隊さん!!タキオンさんを止めてくださぁーーーい!!」

 

太賀「ん?俺の事か?」

 

俺は、横から声がしたからそっちに向いた。

 

そうしたら

 

タキオン「ん...?おっと」

 

目の前に、高速で走ってくる女性がいた。

 

太賀「あっ、やばい」

 

俺は、勘でやばいと感じたのか避けようとしたが....

 

ドッ!!

 

太賀「あぐっ!?」

 

避け切れずそのままぶつかって数十M飛ばされたのかな?

 

おれは、その時頭をぶつけて気絶した。

 


 

太賀「...」

 

そして、今に至る。

 

タキオン「その顔だと、何故ここに居るのか思い出したみたいだね」

 

タキオンが、嬉しそうに言う

 

太賀「...何で、タキオンさんは追いかけられたのですか?」

 

俺は、質問するとタキオンが答える。

 

タキオン「いや~、ちょっとある所で実験してたら大爆発してねそれで、学級委員長に追いかけられていてね」

 

太賀「...」

 

何故だろう?なぜか、体が逃げろと叫んでる。

 

タキオン「ただ、{研究の一環}だったのにねぇ...」チラッ...

 

太賀「ッ!?」

 

俺は、彼女の目を見て昨日のあの寒気を思い出した。

 

太賀「チッ...」

 

恐怖のあまり刀を抜こうとしたが...

 

ガタ!!

 

太賀「え!?いつの間に!?」

 

俺は、いつの間にか椅子に縛られてた。

 

タキオン「いや~、君は考え事をしてる最中全く動かなかったから、縛りやすかったよ」

 

太賀「くっ!?疲れてたから、気づかなかった...」

 

俺は、まだ疲れが取れてなかったのか縛られてることに全く気付かなかった。

 

タキオン「一応言っておくが、疲れはしっかりと取るものだ何かあった時疲れが残ってしまうと即座に対応できないからね」

 

太賀「...」

 

タキオン「それに、健康で元気な成人男性という被検体求める研究者がいつどこで知り合うかわからないだろ?」

 

太賀「くっ!」

 

どうやら、その被検体は私の事らしい。

 

タキオン「もっとも私にとっては、あのサクラと言う動物を飼いならしている者にこんなに早く会えるとは、思わなかったけどね」

 

太賀「...」

 

どうやら、タキオンは俺と桜目当てらしい。

 

タキオン「それに、私の良くない噂がだいぶ広がってね周りには、いい体をした被検体がいるがすぐに、逃げてしまうのだよ」

 

太賀「...」

 

俺は、怖くて声が出ない

 

タキオン「でも、ちょうど私が求めた人物がたまたま目の前に来るなんて...アハハハハハ!!これこそ神の賜物というわけだ!!アハハハハハハハハハハハハハ!!!!」

 

太賀「...」

 

いかれてる俺は、そう思った。

 

タキオン「ははは...ハァ...少し笑いすぎたようだ、というわけでモルモット君あっ間違えた島津君」

 

タキオンが、言い間違える。

 

太賀「俺は、モルモットかよ...」

 

タキオン「失敬失敬気にしないでくれ、それよりも...」スッ...

 

タキオンが、懐から試験管に青色の液体が入った物を三本取り出す。

 

太賀「...なんだそれ」

 

タキオンが、うきうきで答える。

 

タキオン「さぁ?飲んでからのお楽しみだよ、大丈夫大丈夫最悪君の両足の皮膚が数時間発光するだけだから」

 

太賀「おい、冗談だろ...」

 

すると、タキオンは説明する。

 

タキオン「まぁ、これの本当の目的は人間の大腿四頭筋の収縮データを取るためだ」

 

太賀「データ」

 

タキオン「そうさ、ウマ娘と人間の構造はほとんど同じだ、そのデータを比較して新たな速度への...」

 

ガラッ...

 

タキオンが説明してるとそこに、長い黒髪のウマ娘が入ってくる。

 

カフェ「タキオンさん...またそんなことをやっているのですか...」

 

すると、タキオンが笑いながら近づく

 

タキオン「あはは!カフェじゃないか!!どうしたんだ?まさか、実験に協力しに来たのかな?」

 

カフェは答える。

 

カフェ「しませんよ、先生が貴方を呼んでいるので伝えに来ただけですよ」

 

カフェが塩対応で答えるとタキオンが聞く。

 

タキオン「...選抜レースの事かい?」

 

タキオンが、言うとカフェは頷きそして言う

 

カフェ「そうですよ...早く行ってください...ほら...すぐに...」

 

カフェが睨む。

 

タキオン「ははは、そう睨むな...わかったよ、実験はまた後だじゃあね、島...太賀君」

 

タキオンは、そのまま保健室から出る。

 

太賀「...はぁ...助かりましたどこかの方」

 

俺は、カフェに感謝する。

 

カフェ「いいですよ...別に...縄解きますね」

 

カフェが、縄を解く

 

パサァ...

 

太賀「ありがとう、君名前は?」

 

俺は、手首を触りながら彼女の名前を聞く。

 

カフェ「私は、マンハッタンカフェと言います」

 

マンハッタンカフェと言う名前らしい。

 

太賀「私は太賀と言います後、助けてくれてありがとうございます」バッ!!

 

俺は、椅子から立ち敬礼する。

 

カフェ「そこまで、立派なことをやってないです」

 

太賀「謙遜なことですね」

 

カフェ「事実を言ったまでです」

 

そう言い彼女は、保健室を出ようとすると俺は止める。

 

太賀「...カフェさん!」

 

カフェ「? 何ですか?」

 

俺は、タキオンの事を聞く。

 

太賀「タキオンさんは、元々あんな風なのですか?」

 

カフェは答える。

 

カフェ「...ええ彼女はこの学校に来た時からずっとあんな風ですよ、とは言え最初は授業はしっかりと受けてましたが、数か月前の選抜レースで変わって今の状態ですよ」

 

太賀「...そうですか...あともう一ついいですか?」

 

あと一つ聞く。

 

カフェ「何ですか?」

 

太賀「理事長室はどこに?」

 

俺が聞くとカフェがため息を出す。

 

カフェ「はぁ...今日理事長は、風邪で休んでますよ」

 

太賀「え!?そんな...じゃあトレーナーになるには、どうすればいいんだ...」

 

俺は、驚愕な事実を知って頭を抱える。

 

カフェ「知りませんよ...それでは...」

 

そう言ってカフェは、保健室を出ようとする。

 

ガラッ...

 

すると、カフェは止まって太賀に助言する。

 

カフェ「...会長室に向かえばいいと思いますよ」

 

太賀「会長室...」

 

カフェ「そこに行けば、何とかなりますよ...それでは」

 

カフェは、そのままどこかに向かうのだった。

 

太賀「...優しい人ですね」

 

俺は、カフェの優しさに感謝しながら会長室に向かうことにしのだった...

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

シンボリルドルフとラージン初めてあった時の感想

 

 

シンボリルドルフ「う~ん...ご先祖様みたいな感覚かな?」

 

ラージン「ルドルフと初めて会った感覚...ツァーリみたいな感じかのぉ...」

 

 

次回をお楽しみに




はい。
今日は、テンションダダ下がりの中書きました。
まさか、ベルセルクの作者が死んでしまうとは...
有名な人ほど消えて行ってしまうにですね....悲しいものです。
とは言え、いつまでもクヨクヨしてはいけません!!
ここから、自分のスタートと思いながらやらないとですね!!
そして、次回ですがもうそろそろアンケートを終わらせますので。
投票し忘れにはご注意ください!!
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追記 その他に押した方は、感想に書いてください。


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第11話 新チーム カリオペ

注意
この小説は、少しネタが入っています。
それが嫌な方は、上にある矢印を押して別の小説を見ましょう。
それでも大丈夫な方は、ウマ娘や他のゲームを周回しながら見ようね!


アンケートありがとうございました!
結果カリオペと決まりました!
投票してくれた方ありがとうございました!

これからもよろしくお願いします!


会長室

 

ラージン「ほぉ...ルドルフさんは、史上初の無敗三冠を達成したウマ娘なのですか」

 

ルドルフ「ええ、あの時は嬉しかった...今までのトレーニングは無駄ではなかったとあの時は、心の中で叫んでいましたね」

 

ラージン「はは、一所懸命努力して目標に達したら誰でもそうなりますよ」

 

ルドルフ「ええ、そうですね」

 

2人は、太賀が来る間自分自身の過去を話して時間を潰していた。

 

すると...

 

コンコンコン...

 

ルドルフ「ん?太賀君かな?開いてますよ」

 

太賀「失礼します!」

 

ガチャ...

 

俺は、会長室に入り会長らしき人に体を向けて敬礼をして所属を言う。

 

太賀「初めまして!自分は、大日本帝国陸軍所属、関東軍第29騎兵連隊満州防衛軍の軍曹太賀と申します」バッ!

 

ルドルフ「ああ、ラージンから聞いてるよよろしく太賀君」

 

ルドルフが、ソファから立ち上がり太賀の目の前に近づいて手を出す。

 

太賀「はっ!恐縮です」

 

俺は、ルドルフの手を握る。

 

そして、ルドルフが握手をしながら自己紹介をする。

 

ルドルフ「ははは、そこまで硬くならなくていいよ私の名前はシンボリルドルフこの学園の会長をしている。そして今向こうで事務作業をしているのが、エアグルーブだ」

 

エアグルーブ「よろしく」

 

太賀「よろしくお願いします!」

 

俺はエアグルーブと握手する。

 

ルドルフ「まあ、とりあえず座って話をしよう」

 

太賀「そうですね」

 

俺は、ラージンの隣に座る。

 

ラージン「ほっほっほっ、随分遅れてきたな寝坊したんか?」

 

ラージンが、俺が遅れてきた理由を聞く。

 

太賀「寝坊なんてしませんよ、ただ少し色々あって遅れただけですよ」

 

ラージン「そうか。あっ、紅茶飲むか?」

 

ラージンが、新しい紅茶を俺の目の前に出す。

 

太賀「...いただきます」

 

俺は、ラージンからもらった紅茶を飲む。

 

ルドルフ「その紅茶どうだい?前の引退したトレーナーからもらったものなんだが」

 

太賀「おいしいです」

 

ルドルフ「良かった!ああ、そうだこれ」スッ...

 

ルドルフは、目の前に一枚の紙とペンを出す。

 

太賀「...これが」

 

俺は、紅茶を横に置いて紙を見る。

 

太賀「...あの、文字が逆なのですが」

 

俺は、ルドルフにそう言う。

 

ルドルフ「ああ、確かあなたは戦時の人でしたね...今の日本は、文字を左から読むんですよ」

 

太賀「そうなのですか...何もかも変わっているのですね」

 

俺は、しばらく沈黙する。

 

そして、俺は紙に名前を書く。

 

太賀「名前も、左からで?」

 

ルドルフ「ああ、そうだ」

 

俺は、サラサラと書く。

 

太賀「...はい、書き終えました」

 

ルドルフ「うん...いいね、これで二人は明日をもってトレーナーになるよ」

 

ルドルフは、笑顔で言う。

 

太賀「ありがとうございます」

 

ラージン「ありがとうじゃ」

 

2人は、頭を下げる。

 

そして、俺達はやることをやったので帰ろうとそう思った瞬間

 

ルドルフから、ある提案をする。

 

ルドルフ「あっそうだ、唐突だが君達二人でチームを作らないか?」

 

太賀「チーム?」

 

ルドルフ「ああ、チームを組めば必要な経費はここで用意できる。それに、チームなら複数のウマ娘をスカウト出来るんだ」

 

太賀「ふむ...確かに、それならチーム組んだほうがよさそうですね」

 

ラージン「そうじゃな、ただ二人だからどっちが頭をやるかだな」

 

ラージンは、俺のほうを向く。

 

太賀「...それは、後で決めますか」

 

そして、ルドルフが聞く。

 

ルドルフ「じゃあ、チームになるのは決まりだけど名前はどうするんだい?」

 

太賀「名前...私の頭には出てきませんね...ラージンさんは?」

 

俺は、ラージンにチームの名前が出ているか聞く。

 

ラージン「まぁ、一応あるぞい」

 

太賀「それは?」

 

ラージン「カリオペ、ギリシャ神話に出てくる文芸の女神じゃ」

 

太賀「カリオペ...一応何故?」

 

俺は、ラージンになぜカリオペが出てきたのか聞く。

 

ラージン「ああ、わしが幼少期ギリシャにいた祖母からギリシャ神話の事をいっぱい教えてくれてな、その中で祖母が一番好きだったのがカリオペだったんじゃ」

 

ルドルフ「へぇ...ラージンさんは神話好きなのですか」

 

ラージン「好きというよりは、遊ぶのが本と訓練しかなかったからの」

 

ラージンは、昔を思い出したのか葉巻を出す。

 

太賀「ラージンさん、ダメですよ葉巻を吸ったら」

 

ルドルフ「あはは、大丈夫ですよ換気もしてますので」

 

太賀「ですか...」

 

ラージン「そうケチケチしてたら、彼女出来んぞい」ジュボ...

 

ラージンが、ジッポライターの火を付けながら言う。

 

太賀「言っときますが、これでも結婚してます」

 

俺そう言う。

 

ラージン「えっ、そうなん?」

 

太賀「そうですよ」

 

ラージン「たまげたなぁ...」

 

太賀「なんでですか?(半ギレ)」

 

俺は、半分キレる。

 

ルドルフ「はは、まぁこれでチームの名前が決まったので明日トレーナーのバッジとチームの部屋とカリオペの入ったプレートを用意しますね」

 

太賀「分かりました」

 

ラージン「うむ、それじゃわしらは退散するかの」

 

そうして俺たちは、ソファから立ちそのまま出ていく。

 

太賀「それでは!」バッ!

 

ラージン「また、明日」バッ

 

俺たちは、ルドルフに向けて敬礼をしてそのまま会長室を出る。

 

エアグルーブ「...あれが、テイオーの気になる人ですか」

 

ルドルフ「聞いてた通り、とても不思議な人だっね」

 

2人は、元の机にところに戻り紅茶を飲むのだった。

 


 

学園内

 

太賀「それで、チームの監督は私ですよね?」

 

俺は、さっきわざと避けた問題を改めて出した

 

ラージン「ほっほっほっ、冗談は舌だけにしとけ小僧」

 

珍しくラージンが喧嘩腰になる、騎兵としてのプライドがあるだろう、かと言う私もプライドはある。

 

太賀「ハハハ!珍しく威勢があるじゃないですか!」

 

ラージン「ほっほっ、これでもコサック騎兵だからな簡単には譲れないわい」スッ...

 

ラージンが、腰の後ろにあるサーベルに手をかける

 

太賀「ハハ!それは、私も同じですよ」スッ...

 

俺も、腰に掛けてある刀に手を添えて親指で刃を鞘から少し開ける。

 

二人の間の空気が重くなる。

 

すると

 

ウオッカ「お?太賀とラージンじゃん!何してんだ?」

 

太賀•ラージン「!!」

 

後ろからウオッカが話しかけてきたのか、二人は慌てて刀から手を離す。

 

太賀「ああ、ウオッカか今ちょうどトレーナーに必要な書類を書いてきたんだ」

 

ウオッカ「ええ!?本当か!?めっちゃスゲーじゃん!!」

 

ウオッカが、驚きながら褒める。

 

太賀「後それと同時にチームも作ったんだ」

 

ウオッカ「それの名前は?」

 

ラージンが前に出て言う

 

ラージン「カリオペじゃ」

 

ウオッカ「うおお何だそれ!!かっけー!!」

 

ウオッカの目がキラキラする。

 

太賀「はは、でも少し問題が出てね」

 

ウオッカ「? それは?」

 

俺は、少し沈黙して言う

 

太賀「俺と、ラージンどっちが監督になろうかなと思って少し喧嘩してねどうしようかなと思っていたんだ」

 

俺がそう言うとウオッカが言う。

 

ウオッカ「なら、桜とギルバーで決めればいいんじゃね?俺たちも、決まらなかったら模擬で白黒はっきりつけるし」

 

太賀「そうか...それなら血はいらないね」

 

ウオッカ「え?血?」

 

ラージン「確かに、刺さなくて済むな」

 

ウオッカ「え?刺す?え?」

 

2人から、普通だとあまり聞かない言葉が出てきてウオッカは困惑する。

 

ラージン「なら、すぐに準備しないとな」

 

太賀「そうですね。あっそうだ、ウオッカさんこれ」

 

ウオッカ「え?」

 

俺は、懐から古い紙で包んだ金平糖を渡す。

 

太賀「感謝のしるしです」

 

ウオッカ「え?あっ、ありがとう」

 

ウオッカは、少し混乱しながらもちゃんと感謝する。

 

ラージン「じゃあ、また会おうウオッカ」

 

太賀「またね」

 

俺たち二人は、馬のもとに向かうためにそのまま学園に出る。

 

ウオッカ「...ハッ!ボーとっしている暇はねぇ!急いでみんなに知らせないと!」

 

ウオッカは、二人の勝負を広め学園内を走るのだった...

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

太賀とシンボリルドルフ初めてあった時の感想。

 

シンボリルドルフ「う~ん...なんか想像以上に身長高いかな?と思ってたら少し私より大きかったから、少しトレーナーを思い出すようふふ」

 

太賀「初めてあった時ですか?そうですね...あった時はまるで、東条英機閣下と同じ圧を感じましたよ。 まるで、数々の戦場を渡り歩いた一騎当千の兵士みたいな感じでしたね」

 

次回もお楽しみに




はい。
少し気分が悪い中書いたので、少しおかしいかも...
あと、前書きにも書いてありますが、アンケートに答えてくれありがとうございます!
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第12話 日ソ騎兵対決

注意
この小説は、少しネタが入っています。
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太賀自宅の庭

 

太賀「おーい桜ー」

 

俺は、ラージンと対決するため自宅に戻り庭で寝ている桜を起こす。

 

桜「!! ブルルル!」

 

寝ていた桜が体を起こし俺に近づく。

 

太賀「桜早速ですまんが、少し一緒に走ってくれるか?」

 

俺は、桜を撫でながら聞く。

 

桜「ヒヒン」コクン

 

桜は、俺の目を見て何か感じたのか強く頷く。

 

太賀「すまんな後で人参あげるからな」

 

桜「ヒン♪」

 

桜は、嬉しそうに太賀にこすりつける。

 

太賀「あはは!相変わらず甘えん坊だな!」

 

俺は、少し桜を撫でてから小さな倉庫から鞍を出して桜に付ける。

 

太賀「よいしょッと」

 

カチャカチャ

 

ギュ...

 

太賀「...走るだけだから鞍と旗だけでいいか」スッ...

 

俺は、桜に出来るだけ負荷を掛けないように鞍にぶら下がっている物を外して倉庫に戻す。

 

旗は、自分の腰についているポーチに入れる。

 

太賀「よし!これでだいぶ軽くなったな」

 

桜「ブモ!」

 

桜は、少し走るのが楽しみなのかステップをしている。

 

太賀「おお、そうか桜も楽しみか...そうだよな前の東京競馬場でギルバーに負けたもんな...なら、今回の対決で負けた屈辱を果たすか!」

 

俺は、桜に乗り手綱を握る。

 

そして

 

太賀「行くぞ桜ハイヤー!!」バシッ!!

 

桜「ヒヒーン!!」

 

俺は、手綱を持ちながら少しお腹を蹴って桜を走らせる。

 

太賀「目的地は、学園内の模擬競馬場だ!」

 

俺は、桜を走らせながら模擬競技場に向かうのだった。

 

 


 

一方同時刻

 

ラージンの自宅

 

ラージン「ふぅ...」

 

ラージンは、家に戻り牛乳を飲んでいた。

 

ラージン「...よし」

 

ラージンは飲んだコップを置き何かを決意して自宅から出てギルバーのもとに向かう。

 

ラージン「...Готовы? Товарищи(準備はいいか?戦友よ)」

 

ラージンは、ギルバーの目の前に止まって聞く。

 

ギルバー「ブルル...」

 

ギルバーは、当たり前だと言わんばかりに返事をする。

 

ラージン「Ладно, покажем ему мощь казачьей кавалерии(よろしい、ならコサック騎兵の力を彼に見せつけるぞ)」

 

ラージンは、近くに置いてあったロシア白軍時代の旗を付けてる槍を持ちギルバーに乗る。

 

ギルバー「ブルル...」

 

ラージン「Пойдем в битву новой эры(さぁ、行くぞ新時代の戦いへ)」バシッ!!

 

ギルバー「ヒヒーン!!」

 

ラージンは、片手で手綱を握りながらギルバーを走らせる。

 

一応ラージンも軽量化するため太賀と同じ鞍以外はすべて外した状態で模擬競馬場に向かった。

 

 


 

模擬競馬場の外

 

パカラッパカラッパカラッ....

 

太賀「よし、ついたなドウドウ...」

 

桜「ヒヒン」

 

俺は、建物の入り口らしき場所に止めるため手綱を引く。

 

太賀「にしても、巨大な建物だな」

 

そう言って周りを見ると誰かが後ろから来る。

 

ラージン「...待たせたな」

 

太賀「...いいえ、ちょうど今来たばかりですよ」

 

後ろから、旗が付いている槍を持ったラージンが体から出ている圧を出しながら太賀に近づく。

 

太賀「...」

 

俺は、ラージンの圧に少し押されたのか体から汗が出る。

 

ラージン「今回の対決は、コサック騎兵の名に懸けて全力で戦わせてもらう」

 

ラージンは、今までとは違う顔で言う。

 

太賀「...私も、大日本帝国の騎兵として全力で当たらせてもらいます」

 

俺は、ラージンの圧に負けずに自分の決意を言う。

 

ラージン「...では、行くぞ」バシッ

 

ギルバー「ブルル...」

 

ラージンは、そのまま競技場に入る。

 

太賀「...」

 

俺は、ラージンの後姿を見て確信する。

 

太賀「...一騎当千の騎兵とはまさにあの姿だね、俺も負けられんな行くぞ桜」パシッ

 

桜「ヒヒン!」

 

俺は、ラージンに付いて行くように馬を進ませる。

 


 

模擬競馬場の中

 

ラージン「...む?」

 

ラージンが、建物を抜けコースに入るとそこには、席が埋まるほどのウマ娘とトレーナーがいた。

 

「あれが馬...すごく大きい!!」

 

「もしかしたら、トレーニングに生かせるかもな」

 

「カッコイイ!!」

 

「おお、無礼なけつだ♂」

 

「おーほっほっ元気だ( ^ω^)♂」

 

「just do it!!」

 

「いい目してんねサボテンね♂」

 

「乗ってる人もカッコイイ!!」

 

ラージン「...客が多いものだな」

 

ラージンが、周りを見ていると太賀が追いつく。

 

太賀「...人が多いですね」

 

ラージン「ああ、だがこの世界の晴れ舞台には十分な人だ、そうは思わんか太賀」

 

太賀「...ええ十分ですね」

 

するとそこに

 

スズカ「おじ様!!」

 

スズカが、ラージンを呼ぶ。

 

ラージン「...スズカか」

 

スズカ「おじ様...頑張ってください!」

 

どうやら、ラージンを応援に来たみたいだ。

 

太賀「あら? 僕は応援なしかい?」

 

スズカ「え!? いや、そうゆうわけでは...」

 

太賀「ははは、いいよ別に自分の好きな人を応援しな」

 

スズカ「うぅ...」

 

スズカは、悪いことをしたと思っているのか、顔を下げる。

 

ラージン「...スズカ少しいいかい?」

 

スズカ「?」

 

ラージン「少しの間私の魂を持ってくれ」

 

ラージンは、槍をスズカに渡す。

 

スズカ「...これを?」

 

ラージン「ああ頼んだ」

 

ラージンはそう言ってそのまま進む。

 

太賀「...羨ましいものだ」

 

俺もそのまま進む...すると

 

ゴルシ「おーい!太賀!!」

 

太賀「ん?ゴルシ?」

 

俺は、声のほうを向くとゴルシがいた。

 

ゴルシ「おう!元気か!」

 

太賀「アハハ、元気ですよ、にしてもすごい数ですね」

 

ゴルシ「ああ、ウオッカが俺たちに知らせたからな急いで放送室を制圧して学園内に知らせたからな」

 

太賀「えっ?制圧?」

 

俺が、少し変な言葉に困惑しているとマックイーンが後ろから来て説明する。

 

マックイーン「...ゴルシが突然{笹食っている場合じゃねえ!!}と訳の分からないことを言って急に教室から飛び出て、そのまま放送室にいたウマ娘達を気絶させてその後、放送であなた達の対決を学園内に広めたのよ...はぁ...」

 

マックイーンがため息をする。

 

ゴルシ「お?何でため息してるんだ?運が逃げちまうぞ?」

 

マックイーン「あなたのせいでしょうが!!」

 

マックイーンが切れる。

 

ゴルシ「いや~すまんすまんつい興奮してな?」

 

マックイーン「な?じゃないですわ!!あの後怒られて尻拭いされたの私なのですよ!!」

 

ゴルシ「すまん後でスイーツおごるからさ?」

 

そう言うとマックイーンの目が変わる。

 

マックイーン「え!?スイーツ!?食べていいのですの!?」

 

ゴルシ「ああ...お代わりもあるぞ」

 

マックイーン「ウフフ...チョコレートドーナッツ...ラスク...ウフフ」

 

マックイーンが、スイーツで夢に入る。

 

ゴルシ「あら?夢の中に入っちまったな」

 

太賀「ははは、いいんじゃないですか?好きな物を食えるなんてそりゃ夢の中に入りますよ...あっそうだゴルシさん」

 

ゴルシ「ん?うおっ!?重!!」

 

ゴルシは、太賀から刀を受け取る。

 

太賀「すまない、癖で刀を腰につけたまま来たのだがどうも動きずらくてな...対決の間の時だけ持ってくれないか?」

 

ゴルシ「おう!全然いいぞ!」

 

太賀「ありがとうございます」ニコッ

 

俺は穏やかな笑顔で感謝する。

 

ゴルシ「おう!頑張っていけよ~」

 

太賀「はい、それではハイヤ!!」バシッ!!

 

桜「ヒヒーン!!」

 

俺は、ラージンを追うため手綱を叩く

 

ラージン「...ふぅ」

 

ラージンは白線が引いてある戦の前に止まっていた。

 

太賀「...この線か」

 

俺は、ラージンの隣に着く。

 

太賀「...」

 

ラージン「...」

 

2人は、合図を待つ。

 

すると、誰かが来る。

 

ウオッカ「よう!また合図役になったウオッカだ二人とも準備はいいか?」

 

ラージン「問題ない」

 

太賀「いつでもどうぞ」

 

2人が返事するとウオッカがルールを説明する。

 

ウオッカ「とりあえず今回のレースは長距離だからここを一周半回ってゴールにするぞ」

 

ラージン「うむ」

 

太賀「分かった」

 

2人はルールを確認するとウオッカが旗を上げる。

 

ウオッカ「そんじゃ、いちについて!よーい...」

 

太賀「...」ギュ...

 

俺は、手綱を強く握る

 

ラージン「...」スッ...

 

ラージンは、軽く握る。

 

そして。

 

ウオッカ「ドン!!」バッ!!

 

ウオッカが、旗を降ろした。

 

ラージン「ハイヤ!!」バシッ!!

 

太賀「ハッ!!」バシッ!!

 

2人は勢いよく手綱を叩く。

 

桜「ヒヒーンッ!!」バカラッバカラッ!!

 

ギルバー「ブルル!!」パカラッパカラッ!

 

そして、二人の馬は勢いよく走り対決が始まる。

 

そして、最初のスタートダッシュで桜が逃げに走る。

 

太賀「ハイヤ!!(ラージンの馬はかなりのスタミナのある方の馬だ...ならそれを使う前に終わらせればこの戦いに勝利が見える...)」

 

俺はそう考えスピードを上げる。

 

そして、斜め後ろで着いてくるのがラージンの馬だった。

 

ラージン「...(どうやら青二才は、完全に逃げに徹してわし達を離すつもりか...)」

 

ラージンは、慎重に追いかけながら体力を温存しチャンスを探る。

 

そして、短い直線を終え最初のコーナーを曲がる。

 

太賀「フッ!」バシッ!!

 

俺は、コーナーで出来るだけ離すため少しだけ手綱を叩く。

 

桜「ヒヒン!」バガラッバガラッ!!

 

桜は、それに反応し少しだけ早くなりラージンから少しだけ離す。

 

ラージン「...ハッ!」バシッ!!

 

ラージンは少し離れすぎだと感じたのか同じように速度を上げる。

 

ギルバー「ブルル...」パカラッパカラッ!

 

ギルバーは桜ほどあげてはいないが段々と速度が上がる。

 

コーナーを終えまた直線に入る。

 

太賀「...チラッ(まずいな...だんだん速度が乗って少しづつ差が縮まってきた...だがこの直線は足を休ませたほうがいいな...)」

 

俺は、あえて何もせずそのままの速度で直線を走る。

 

ラージン「...ふむ(ここはあえて速度を落として休ませるか)」スッ...

 

ギルバー「ヒン」パカラッパカラッ

 

ラージンが少しだけ手綱を引き速度を落としながらでもチャンスを狙う。

 

そして、直線を終え次のコーナーに差し掛かる。

 

太賀「...チラッ(どうやらラージンも同じか...ならまだここで勝負してはいかんな)」

 

俺はそのままコーナーを曲がる。

 

ラージン「...(意表を突くにはここからだな)」

 

ラージンは、コーナーでは何もせずそのまま終わるそして。

 

ラージン「ハイヤッ!!」バシッ!!!

 

ギルバー「ブルル!!」バカラッバカラッ!!

 

ラージンがこの直線で勝負を仕掛けギルバーの速度を上げて差を詰める。

 

太賀「チッ...(ここで仕掛けるか...だがまだまだ差がある...慌てるな勝負はコーナーと直線だ)」

 

俺は、慌てず直線をそのままの速度で進める。

 

太賀「チラッ...」

 

俺はギルバーの位置を確認する。

 

ギルバー「...」

 

もう後ろにいた

 

そして、コーナーに入る。

 

太賀「ここで決める!!いけ桜!!」バシッ!!

 

桜「ヒヒーン!!」バガラッバガラッバガラッ!!

 

俺はラストのコーナーで勝負を決めるため速度を上げる。

 

ラージン「来たか...決めろ!ギルバー!!」バシッ!!

 

ギルバー「ブモ!」バガラッバガラッ!!

 

ラージンも予想していたのか速度を上げ差を詰める。

 

そして、最後の直線に入る。

 

太賀「行ける!このままいけば勝てる!行け!桜!!」バシッ!!

 

桜「ブルル!!」バガラッ!!バガラッ!!

 

桜は速度を上げて突き進む。

 

ラージン「チッ...ギルバー!ラストスパートだ!ハイヤッ!!」

 

ギルバー「ヒヒン!!」バガラッバガラッ!!

 

ギルバーの速度が最高潮になり桜を追いかける。

 

最後の直線では桜が先頭だが後ろから猛スピードでギルバーが追いかける。

 

そして

 

桜とギルバーが並ぶ。

 

太賀「何!?」

 

ラージン「Прощай, уважаемый японец!」

 

ラージンが何かを言ってそのまま桜を追い越す。

 

そして、差が広がりもはや勝ち目は無くなった。

 

だが。

 

太賀「...私は諦めない!諦めてたまるか!!俺は勝つ!!」バシッ!!

 

俺は追い抜かれても諦めず手綱を叩く

 

桜「ヒヒン!!」バガラッバガラッ!!

 

俺の思いに気づいたのか桜が速度を上げギルバーを追いかける。

 

そして、ゴールが近づき後100M

 

そして追い上げてきた桜がギルバーとまた並ぶ。

 

ラージン「ほぉ...やるな」

 

太賀「貴方には、絶対に負けない!!俺は勝つ!!ハイヤッ!!」バシッ!!

 

俺はそう言い残し速度を上げる。

 

ラージン「フフフ、流石だなだが簡単に勝利は渡さない!!ハイヤッ!!」

 

ギルバー「ヒヒン!!」バガラッバガラッ!!

 

ギルバーは桜を追いかける。

 

ゴールまであと50M

 

太賀「いけ桜!!勝利は目前だ!!突貫せよ!!」

 

俺は、叩きながら速度を上げる。

 

そして、後ろにいるラージンも追いかける。

 

ゴールは後25

 

太賀「くっ!」

 

ラージン「負けん!!」

 

桜の斜め後ろにギルバーが来る。

 

ゴールまであと10M

 

太賀「勝つ!!」

 

桜がどんどんギルバーから離す。

 

ラージン「クッ...」

 

ギルバーも負けじと追う。

 

そして、二人はゴールする。

 

太賀「...」

 

ラージン「...」

 

2人は、結果を待つ。

 

どちらが勝ったのか...

 

それは...

 

ラージン「...さすがじゃな」

 

太賀「...勝った」

 

桜がハナ差で勝ったのだった。

 

太賀「やった!!よくやったぞ桜!!」

 

俺は喜んで叫びながら桜の頭を撫でるとそこに...

 

ゴルシ「おーい!!太賀ー!!」

 

刀を持ったゴルシが来る。

 

ゴルシ「おめでとう!やるじゃねえか二人とも!」

 

太賀「ありがとうゴルシ!」ダキッ

 

俺はウマから降りてゴルシを抱く。

 

ゴルシ「お、おう...」

 

ゴルシが少したじろぐ

 

マックイーン「あら?珍しくゴルシが固まったわ」

 

マックイーンが言う。

 

ゴルシ「べ、別に固まってねーし!」

 

太賀「ありがとうゴルシ!」

 

俺は再度感謝する。

 

ゴルシ「え、いやどういたしまして///」

 

ゴルシが少し顔を赤くしながら言う。

 

マックイーン「これは...いやまさか...あのゴルシが...」

 

それを見たマックイーンが少し何かを考える。

 

ラージン「ふぅ...終わったなギルバー」

 

ギルバー「ブルル」

 

ギルバーが申し訳なさそうに言う。

 

ラージン「ははは!何問題ない!また勝てばいい別に負けたからと言って死ぬわけではない!安心しろ!」ナデナデ

 

ラージンはギルバーを慰める。

 

そこに

 

スズカ「おじ様!!」

 

ラージンの槍を持ったスズカが来る。

 

ラージン「おお、スズカかありがとう私の魂を持ってくれて」

 

ラージンはスズカから槍を受け取る。

 

スズカ「あの...おじ様」

 

ラージン「ん? なんじゃ?」

 

スズカが、言う。

 

スズカ「おじ様の走り...とてもすごかったです感動しました」

 

ラージン「そうか...ありがとうスズカ励みになるよ」

 

ラージンはそう言ってそのまま太賀のもとに向かう。

 

スズカ「...おじ様」

 

スズカは、ラージンの後姿を見る。

 

その姿は、とても悔しそうでそれでもうれしいような感じな物だった。

 

こうして、新たな長を決める対決は太賀の勝利で終わるのだった...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

ラージンと太賀の走りを見た感想。

 

ゴルシ「いや~、あの時よりも白熱した戦いだから心臓バクバクだったわいずれまた俺もあんな風に戦いたいぜ!」

 

次回もお楽しみに




はい
少し雑ですね。
主にラスト。
もう少しうまく書けるようになりたい...
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第13話 タイキシャトル、彼女はマイルの王にふさわしい力と速さを持ったウマ娘である。

注意
この小説は、少しネタが入っています。
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対決から翌日

 

模擬競馬場

 

太賀「...いろんな子がいるな」

 

俺は、観客席から選抜レースに参加しているウマ娘を見ていた。

 

太賀「ふむ...誰をスカウトすればいいのだろう...」

 

俺は、カリオペのチームを作る為に何人かのウマ娘をスカウトしようとしていた。

 

太賀「...(カリオペの部屋の準備は、ラージンがやってもらってるし...俺も、しっかりスカウトしないとな)」

 




 

太賀がスカウトしに行く前。

 

会長室

 

シンボリルドルフ「スス...うん、やっぱり紅茶は美味しいな」カチャ...

 

シンボリルドルフは太賀とラージンが来るのを待っていて会長室で一人紅茶を飲んでいた。

 

シンボリルドルフ「...にしても、昨日の対決は中々すごかったな...あの走りを見ていると昔の私を思い出すな、ああ...また走ってみたいな」

 

シンボリルドルフは、そう言いながら紅茶を飲んでいると...

 

コンコンコン...

 

シンボリルドルフ「ん?もう来たのか、開いていますよ」

 

太賀「失礼します!」ガチャ...

 

ラージン「失礼するぞい」

 

太賀が、扉を開けて入る。

 

ラージンも、続いてはいる。

 

太賀「おはようございます!会長!」

 

シンボリルドルフ「おはよう太賀、ラージンもおはよう」

 

ラージン「おはよう」

 

俺とラージンは挨拶をする。

 

シンボリルドルフ「さて、昨日言った通り君たちにトレーナーバッジを渡す、少し待ってくれ」

 

シンボリルドルフは、机の中を探る。

 

ガサゴソ...

 

シンボリルドルフ「ええ~と...確かここに...あった!」バッ!

 

シンボリルドルフは、机の中からバッジを出す。

 

そしてシンボリルドルフは、バッジを持って俺達に近づく。

 

シンボリルドルフ「それじゃあ、今日から太賀とラージンをトレーナーとして歓迎するよ。 これから、この学園で頑張ってくれ」スッ

 

そう言ってシンボリルドルフは、俺とラージンの襟にバッジをつける。

 

シンボリルドルフ「後、これが君たちのチーム承認書とカリオペのプレートだ。 これで、学園でのトレーニングとスカウトができるよ」ペラッ...

 

シンボリルドルフは、一枚の紙とカリオペの文字が入ったプレートを俺に渡す。

 

太賀「ありがとうございます」

 

俺は、紙とプレートを受け取る。

 

シンボリルドルフ「これから、頑張ってくれ私もささやかながら応援してるよ」

 

太賀「ハッ!ありがとうございます!」バッ!

 

ラージン「ん」バッ!

 

俺とラージンは敬礼する。

 

シンボリルドルフ「一応、一階の部屋を開けておいてから、そこを好きに使ってくれ。」

 

太賀「ありがとうございます!それでは、失礼します!」

 

俺は、そう言って会長室から出る。

 

ラージン「ははは、相変わらず元気な坊主じゃ!」

 

ラージンが、笑いながら言う。

 

シンボリルドルフ「ええ、そうですね...ラージンさん」

 

ラージン「? なんじゃ?」

 

ラージンは、シンボリルドルフのほうを向く。

 

シンボリルドルフ「...あなたの走り見事でした、あれを見た時久しぶりに、心臓の高鳴りを抑えきれませんでした...昨日の模擬戦、本当に素晴らしかったです」

 

ラージン「...はっはっはっ!!そうか!ならわしとギルバーが走ったかいがあるわい!!だっはっはっはっ!!」

 

ラージンは、笑いながら会長室を出る。

 

シンボリルドルフ「...本当昨日のを思い出すと、小さい頃の私を思い出すよ」

 

シンボリルドルフはそう言いながら、ソファに座って紅茶を飲むのだった。

 




 

学園の一階

 

開いている部屋

 

太賀「ここが、俺達の新しい部屋...普通に広いな」

 

ラージン「そうか?祖国の部屋に比べたらちょうどいいくらいじゃが...」

 

俺達は、新しい部屋に入って物色していた。

 

太賀「...ん?これは、刀置き?」

 

俺は、真ん中のテーブルに置いてあった段ボールに入っていたものを見たら刀置きがあった。

 

太賀「...置けるかな?」スッ...

 

俺は、腰につけていた刀を刀置きに掛ける」

 

コト...

 

太賀「おっ、置けた」

 

すると、隣にいたラージンが話しかける。

 

ラージン「お?なんじゃ、それを、どこかに飾るんか?」

 

太賀「ハハ、飾るものですか...この軍刀特に有名な物じゃないのですがね...それに、二番目の相棒を簡単には手放しませんよ」カチャ...

 

俺は、そう言いながら刀置きから外して、腰につける。

 

カチャガチャ...カチッ...

 

太賀「よし」

 

俺は、腰に刀を付けたのを確認する。

 

太賀「...それじゃあ、部屋の整理しますか」

 

俺は、部屋の整理をしようとすると。

 

ラージン「待った、坊主」ガシッ

 

太賀「? 何ですか?」

 

俺は、肩を掴んだラージンのほうに向く。

 

ラージン「部屋の整理は、わしがやる坊主は、ウマ娘達をスカウトしに向かってくれないか?」

 

太賀「え? 何でですか?」

 

俺は、ラージンに聞く。

 

ラージン「今日は、どうやら選抜レースと言うものがあってなその選抜レースは、ウマ娘をスカウトしやすいんじゃだから、今カリオペのリーダーであるおぬしが、スカウトに向かってほしいんじゃ」

 

太賀「そうですか...わかりました、なら、この部屋の整理を頼みます」

 

俺は、そうラージンに言ってそのまま部屋を出る。

 

ラージン「おう、任せな」

 

ラージンは、太賀を見送る。

 

ラージン「さて...久しぶりに、本気の片付けするか...」ポキ...ペキ...

 

ラージンは、部屋を見て指を鳴らすのだった...

 




 

そして、最初に戻る。

 

太賀「...しかし、人が多いな」

 

俺は、周りにいるトレーナーを見る。

 

そこには、俺と同じトレーナーや、ベテランの名門トレーナーなどがいた。

 

ベテラントレーナー「フン...弱そうなやつらだな...あれで、短距離行けんのか?」

 

太賀「...」

 

...中には、くそ野郎もいる。

 

太賀「...さて、選抜レースには、どんな子が出てくるんだ?」

 

俺は、コースにいるウマ娘を見る。

 

その中で、一番目立つ子を見つける。

 

タイキシャトル「ワーオ!いっぱいいますネー!こんなに、人数がいたらバーベキューしたいデース!」

 

太賀「凄い元気な子だな...」

 

ゲート前で、はしゃいでいる子を見る。

 

中堅トレーナー「タイキシャトル...集中力の無さでまともなトレーニングもできない出来の悪いウマ娘か...」

 

ベテラントレーナー「スタートをしくじる程の集中力...どうせ今回もろくなことにならんだろ」

 

太賀「...」

 

俺は、回りの声を気にせず一番はしゃいでいるタイキシャトルを見る。

 

タイキシャトル「♪~、ん?」チラッ

 

タイキが、歌いながら周りを見ていると突然俺と目が合う。

 

太賀「...? 何だ?」

 

タイキ「...へっくしゅん!!」

 

すると、タイキがくしゃみをする。

 

太賀「自由な子だな」

 

そう言っていると、ウマ娘達がゲートに入る。

 

太賀「さて、もうそろそろ開始か...ウマ娘達の走りはどんな感じかな? 楽しみだ」

 

初めてのウマ娘達の走りに俺はワクワクしていた。

 

そして

 

ガシャン!!

 

ゲートの扉が勢いよく開きウマ娘達が、走り出す。

 

太賀「始まった...さて、タイキシャトルはどんな走りをするんだ?」

 

俺は、一番目立っていたタイキを見る。

 

タイキ「イヤッホーーーーーーー!!」

 

タイキは、楽しそうに走っていた。

 

太賀「おお、すごいな後ろにいたのにあっという間に、先頭か」

 

俺は、タイキの力強さに驚く。

 

タイキ「♪~...ン?」チラッ

 

タイキが、後ろにいる子をチラ見した瞬間ゆっくりと速度が落ち順位が下りそのままレースが終える。

 

太賀「...ふむ」

 

俺は、タイキが見てるほうを向くと後ろでフラフラと走っているウマ娘を見つける。

 

どうやら、フラフラしているウマ娘をタイキは心配していてそれで集中力が切れて下がってしまったらしい。

 

すると、周りのトレーナーが、ため息をする。

 

ベテラントレーナー「はぁ...やっぱりタイキはダメだなまともに走らんわ」

 

中堅トレーナー「あんな子要りませんね、それより、今の一着の子いい体してますね...」

 

ベテラントレーナー「ええ、そうですね...実にいい体してますねぇ...」

 

新人トレーナー「へへ...後で、私達にも見せてくれませんか?」

 

太賀「...」

 

遠くにいるトレーナーたちは、誰が誰を取るか話していた。

 

だが、話している内容はろくな内容じゃないのが聞こえる。

 

太賀「...(どうやら、体目当てのくそ野郎しかいないらしい...気持ち悪いな...後、フラフラしてたあの子も気になるな...少しここから出るか)」

 

俺は、フラフラした子が気になりそのまま離れる。

 


 

学園

 

太賀「...む?」

 

俺は、学園内を歩いているとフラフラしていた子を見つけた。

 

フラフラしているウマ娘「うぅ...体が痛い...」

 

彼女は、今にも倒れそうなほど体がふらついていた。

 

そして...

 

フラフラしているウマ娘「うっ...頭が...」ガクッ...

 

太賀「...」バッ!

 

俺は、倒れそうなウマ娘にダッシュで近づき受け止める。

 

太賀「君、大丈夫か?」

 

フラフラしているウマ娘「えっ...あ、あなたは?」

 

フラフラしているウマ娘が少し驚く。

 

太賀「俺は、今日トレーナーになった者だ、すまないが、君を保健室に送るぞ」ガバッ!!

 

フラフラしているウマ娘「えっ!?ちょっ」

 

俺は、彼女を抱えてそのまま保健室に向かって走る。

 

タイキ「ワーオ...素敵なトレーナーですね...」

 

木の裏で隠れていたタイキは、太賀とウマ娘の会話を見ていた。

 

タイキ「やはり...フクキタルのオツゲの言った通り、彼が私の運命のトレーナーですネ...」

 

太賀「...」

 

タイキは、そう言って太賀に付いて行く。

 


 

太賀「うむ...やっぱり体が壊れてたね」

 

フラフラしているウマ娘「ありがとうございます...兵隊のトレーナーさん」

 

太賀「ハハ、いいよ別にそれじゃあ、僕はこれで」

 

俺は、ウマ娘を保健室に寝かせ後は保健室にいた胡散臭そうなウマ娘に任せて保健室を出る。

 

ガラッ...

 

俺は、保健室の扉を閉める。

 

太賀「ふぅ...今日もまたいいことしたな...あっ!?そう言えば、スカウトするの忘れてた!!」

 

俺は、本来の事を忘れていた。

 

太賀「...まぁ、いいか人助けしたし」

 

俺は、トボトボと歩く。

 

すると

 

タイキ「放してください!!」

 

成金トレーナー「なぁ...いいだろ?お前みたいな奴を俺が買ってやるんだよ...嬉しいだろ?」

 

どこかで、何かが聞こえた。

 

太賀「...」スッ...

 

俺は、何か嫌な予感がしたので声がしたほうに向かった。

 

太賀「嫌な予感がするな...紐を解くか」するっ...

 

俺は、もしもの時に備え刀を縛っていた紐を解く。

 

太賀「...確か、ここら辺で声がしたはず」

 

そして、俺は声がしたところに着く。

 

タイキ「やめ...触らないで!!」

 

成金トレーナー「うひひ...いい胸してんなぁ...こりゃ、稼げるなぁ...」スリスリ...

 

トレーナーがウマ娘の体を触っていた。

 

触られたタイキは、泣きそうになっていた。

 

太賀「...(なんだぁ?今日は、随分イラつかせてくれるじゃないか...まぁ、いい助けるか)」

 

俺は、泣きそうなタイキを助けることにする。

 

太賀「おい、そこのお前彼女から離れろ」

 

俺は、トレーナーに言う。

 

成金トレーナー「あぁん?なんだぁ?てめぇ...このおれを知らねぇのか?」

 

成金トレーナーが、俺に睨む。

 

太賀「知らない」

 

俺は知らないと言う。

 

成金トレーナー「ああ?てめぇ、ここに入って来たばかりか...ならいいことを教えてやるよ」

 

太賀「...なんですか?」

 

どうやら、何も知らない俺に、成金トレーナーは優しく教えてくれるみたいだ。

 

成金トレーナー「いいかぁ?ここの学園にいるトレーナーは階級で別れてるんだよ、その中で俺様は上級階級なんだよその言葉の意味わかるか?」

 

太賀「知らん」

 

成金トレーナー「チッ...つまりぃ、お前みたいな下級の奴が上級階級の俺様に口出しするなって言ってんのわかるか?下級の雑魚」

 

成金野郎が、一通りこの学園の闇を説明してくれた。

 

太賀「...」チラッ

 

俺は、タイキの顔を見る。

 

タイキ「...助けて」ポロッ...

 

タイキが泣きながら助けを呼んできた。

 

太賀「...おい」

 

成金トレーナー「あん?何だ?ああ俺様に、謝罪料をわたしてくれんの?ありがとうwwww」

 

ゴミが、笑いながら言う。

 

太賀「貴様なんかに、一銭も渡さん...それより、うちの仲間を返してくれないか?」

 

タイキ「グスッ...うぇ?」

 

俺が、ごみ野郎にそう言うとタイキが、驚く。

 

成金トレーナー「...あぁ?そこの女が、お前の仲間?ハハハ!!!残念だけど、そこの女は俺様の物だから、渡さねぇーよwww」

 

ゴミ...チリ以下が、笑いながら言う。

 

太賀「...なら、どちらがいいか彼女に決めたらいい」

 

俺は、チリ以下の野郎に提案する。

 

成金トレーナー「アハハ!!下級のくせに、いい案出すじゃないかwwwまぁ、俺様の勝ちは決まっているけどなwww」

 

太賀「...タイキシャトル」

 

タイキ「はい...」

 

太賀「自分の相棒をしっかり選びなさい」

 

タイキ「!...わかったデース!!」

 

タイキが笑顔で言う。

 

成金トレーナー「お別れの言葉は済んだかいwwwそれじゃあ、どっちのトレーナーになりたいか決めたか女」

 

タイキ「ハーイ!決めましタ!」

 

成金トレーナー「よし、それじゃあ俺様で決まりだな!すまんなww下級の雑魚www」

 

チリ以下の野郎はまるで決まったとばかり、喜んでいるとタイキが答える。

 

タイキ「私のトレーナーは、貴方に決まりデース!!」ギュ!!

 

タイキがトレーナーに選んだのは...俺だった。

 

成金トレーナー「...はぁ?冗談だろ?おい、女選ぶ相手を間違っているぞ?お前は俺様のものだぞ?さっさと俺の方に来い」

 

タイキ「イヤです!!あなたの所に、行きたくないデス!!」

 

タイキが、はっきりと否定するとチリ以下の野郎はキレる。

 

成金トレーナー「ッ!?この糞ビッチが!!」バッ!!

 

タイキ「ヒッ...」

 

チリ以下の野郎が、タイキを叩こうとする。

 

太賀「この...大馬鹿野郎!!」ブン!!

 

ガシッ!!

 

俺は、キレてチリ以下の野郎の腕を掴む。

 

そして...

 

ブン!!

 

成金トレーナー「うおっ!?」

 

太賀「セイッ!!」

 

背負い投げする。

 

ダンッ!!

 

成金トレーナー「ぐぅ...」バタッ...

 

チリ野郎は、気絶する。

 

太賀「...大丈夫か?タイキシャトぐふぁぁぁ!!??」ドッ!!!!

 

タイキ「うわあああああんんんん!!!!!せんきゅううううううう!!」バッ!!!

 

タイキが、俺に日大タックルする。

 

タイキ「うううううう...怖かったデース...もう助からないと思ったですヨ...」ポロポロ...

 

タイキが、安心したのか涙を出す。

 

太賀「...そうか、だがまずは安全なところで話そう、ここだと少し暗いしね」

 

タイキ「そうですネー...でも、どこで話すんですカ?」

 

太賀「俺達の部屋があるあそこに行こう」

 

俺は、タイキをカリオペの部屋に連れて行くことにする。

 

タイキ「...トレーナーさん」

 

太賀「ん?どうした?」

 

俺は、タイキの方に体を向ける。

 

タイキ「...あの時、何で仲間と呼んだんですか?」

 

太賀「才能ある君が、あんなろくでもない野郎に取られるのが嫌だったからだ」

 

タイキ「ですが、ワタシ...みんなから才能が無いと言ってるデス...」

 

太賀「それは、三流の馬鹿共がタイキの隠れている才能に気づいてないだけだ」

 

しょんぼりしているタイキに、俺は異論を立てる。

 

太賀「選抜レースで、何故よそ見していたのか...それは多分あのフラフラしてる子が、倒れないか気にしていたんだろ?」

 

タイキ「ワオ...すごいデース、あなたエスパーデスカ?」

 

太賀「...いや、ただの直感で分かっただけだ」

 

タイキ「ワオ...すごいデース」

 

太賀「...君は、絶対に才能がある今はまだ発揮出来てないが、俺のチームカリオペに入れば必ず大きなレースで一着をとれるだからタイキシャトル」

 

タイキ「...」

 

太賀「俺のチームカリオペに、入ってくれ!君を強くしたい!君を馬鹿にしていた奴らを見返したいんだ!!」

 

俺は、タイキをスカウトする。

 

タイキの答えは...

 

タイキ「...はい!!よろしくお願いしマース!!トレーナー!!」ダキッ!!

 

太賀「ちょ...グッ息ができな...グフ...」

 

タイキが、俺に抱き着くがあまりに力が強すぎて息が出来ない。

 

タイキ「オウ!?ソーリー...でもうれしいデース!!こんなに、褒めてくれるなんて!これは、ファミリーにレターを送らないとですね!」

 

タイキが、嬉しそうになる。

 

そして、俺はあることを聞く。

 

太賀「そう言えば、君の生まれはどこなんだい?聞いてると随分日本語が片言だから...」

 

タイキ「私の生まれ故郷はユナイテッドデース!」

 

太賀「...ユナイテッド、アメリカ合衆国?」

 

タイキ「そうデース!!」

 

太賀「ハハハ、そうか戦後の日本はアメリカと仲良くできたか......うれしいものだな」

 

タイキ「?」

 

タイキが、頭をかしげる。

 

太賀「...それじゃあ、これからよろしくタイキシャトル」スッ...

 

俺は、タイキに手を出す。

 

タイキ「よろしくでーす!!えーと...」

 

太賀「太賀だ」

 

タイキ「タイガサンよろしくデース!」ギュ

 

タイキは、握手する。

 

こうして、カリオペの部員が誕生したのだった...

 

 

 

おまけ

 

初めて太賀にあった時の感想。

 

タイキ「う~ん...そうですネー、最初に感じたのはとっても優しそうなオーラを出してましたネー、とても暖かったデース!それより、後で一緒にバーベキューしませんか!!今度皆で、いっぱいたべ」

 

次回もお楽しみに!!




はい。
久しぶりです、少し新しい小説なのを書いていたので、少し遅れました。
後、一応言いますが、タイキシャトルの能力を一切知らなかったら、こんな風になるのでは?
と思いながら書きました。
100%悪意を思って書いたわけではありません。
どうかご了承ください。

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第14話 その馬大地をかける黄金の不沈艦である。上

注意
この小説は、少しネタが入っています。
それが嫌な方は、上にある矢印を押して別の小説を見ましょう。
それでも大丈夫な方は、ウマ娘や他のゲームを周回しながら見ようね!

お気に入り120人突破しました。
ありがとうございます!
これからも、がんばります!


チームカリオペの部屋

 

ラージン「ふぅ...よっこしょ」ドスン!

 

部屋にいるラージンが片づけをしていた。

 

ラージン「ふむ...あと少しで終わりじゃな...」

 

ラージンはそう言って部屋の片づけを進める。

 

すると...

 

ドンドンドン!!

 

ラージン「ン?」

 

誰かが、ドアを強くたたいた瞬間

 

ゴルシ「FBI OPEN UP!!

 

テイオー「え?」

 

ドォォォォン!!

 

ゴルシが、扉を蹴り破る。

 

飛んだ扉は、ラージンの方に飛んでいく。

 

ラージン「おっ...」スッ

 

ラージンは、避ける。

 

そして、ラージンは何事もなかったかのように入り口にいるゴルシに話しかける。

 

ラージン「おお、ゴルシじゃないか元気だったか?」

 

ゴルシ「おう!今日もやる気マックスのゴルシだぜい!」

 

テイオー「いやいやいや...今挨拶するとこじゃないでしょ!?」

 

ゴルシの後ろにいたテイオーがラージン達の何気ない挨拶に突っ込む。

 

ゴルシ「んな、細かいことを気にすんな!半角テイオー!」

 

ゴルシが、テイオーの肩を叩く。

 

テイオー「ワケワカンナイヨー!!」

 

ラージン「ハハハ...それで?二人は何しにこの部室に来たんじゃ?すまんが構ってる暇はないぞい...よっこいしょ...」ドスン...

 

ラージンは、箱を片付ける。

 

ゴルシ「いや何、ここに入ろうと思ってな?このえ~と...カラムーチョ?」

 

ゴルシが、ボケる。

 

テイオー「一つしかあってないし...カリオペだよカリオペ」

 

テイオーが、ツッコミながらも教える。

 

ゴルシ「ああ、そうだ!カリオペだカリオペに入部しに来たんだよ!」

 

ラージン「何じゃと!?このカリオペに入部したいと言うのか!?」

 

ラージンは、ゴルシとテイオーに近づく。

 

テイオー「え、あ...」

 

テイオーは、ラージンの圧に負けて少し怖気づく。

 

ゴルシ「そうだが?」

 

ラージン「...二人ともついてこい!」ガシッ!!

 

ゴルシ「ぐえっ!?」

 

テイオー「グフッ!?

 

ラージンは、そう言って二人の服を掴んで引っ張る。

 

ラージン「このカリオペの第一入部者だ!記念として、宴を始めないとな!!安心しろ金は、全部ワシが払うぞ!」

 

テイオー「(;゚Д゚)エエエエー!?」

 

ゴルシ「マジか!?頼りになるぜ!おっさん!」

 

ラージン「ハハハ!!ジャンジャン買いに行くぞー!」

 

ラージンは、そう言って二人を商店街に連れて行くのだった...

 


 

一方太賀側

 

俺は、タイキをカリオペの部屋を紹介しようと向かっていた。

 

タイキ「タイガー、今思ったのですが、貴方は、サムライですか?」

 

突然タイキが、太賀に質問する。

 

太賀「え?何でそう思ったのですか?」

 

俺は、何故そう思ったのかタイキに聞く。

 

タイキ「それはですネー...まずあなたの腰についてるのジャパニーズソードカタナが付いてるのとですネー?あと、見たことない服を着ているのでもしかしたらサムライの子孫かと思って...違いますか?」

 

太賀「あぁ...う~ん...まぁ?一応俺の家系は薩摩藩にいた頃があるから一応侍”の”子孫かな?」

 

俺は、そう言うとタイキが嬉しそうな顔をする。

 

タイキ「やっぱりそうですか!!今まで見たこともない格好をしているからそうだと思いまシタ!」

 

太賀「そ、そうか、あはは...(以外に、アメリカ人は純粋なのか?)」

 

タイキ「ウフフ、これは、ファミリーのレターに追加しないとですネ!」

 

太賀「...(まずい...出来るだけ夢を壊さないようにしたけど、これ絶対誤解が広がる...)」

 

俺は、少し困った。

 

すると。

 

タイキ「ん?あっ!スズカーーーー!!!」ダッ!!

 

太賀「え?ちょっ...タイキ!?」

 

タイキは、スズカを見つけたのか猛ダッシュで入っていく。

 

太賀「ちょっとーーー!!」バッ!!

 

俺は急いで、タイキを追いかける。

 

遠くの向こうには、スズカとスぺがいた。

 

スぺ「今日、確か太賀さん達がカリオペを...」

 

スズカ「なら、私達も入部...」

 

どうやら、重戦車の如く走っているタイキに気づいていないようだ。

 

俺は、気づいてないスズカとスぺを大声で呼ぶ。

 

太賀「おーーーい!!スズカーーー!!スぺーーー!!」

 

スぺ「ん?」

 

スズカ「え?」

 

2人は、声が聞こえたほうを向くそこには...

 

タイキ「スズカーーーー!!スぺーーーー!!ハウディーーー!!」

 

そこには、重戦車が突っ込んできていた。

 

スぺ「ちょっ!?」

 

スズカ「うそでしょ...」

 

2人は、避けようとしたが一歩遅かった...

 

ドーーーーーーン!!

 

ドンガラガッシャァァァァァァァン!!

 

太賀「あちゃ~...間に合わなかったか...」

 

タイキは、二人をハグしてそのまま突っ込んで人参入り段ボールに突っ込む。

 

太賀「...大丈夫?」

 

俺は、三人に近づく。

 

タイキ「おぉぅ...ダイジョウブデ~ス...」フラフラ...

 

そのまま日大タックルをしたタイキは、フラフラした無事だった。

 

太賀「無茶しすぎですよ...スぺさんとスズカさんは...」

 

残りの二人は...

 

スぺ「止まるんじゃねぇぞ...」

 

スぺは、どこかの団長の如く左手の人差し指を上にした状態で倒れていた。    キーボーノーハナー

 

太賀「いや、止まった方がいい気がしますが...」

 

俺は、スぺの言葉にツッコム。

 

そして、スズカの方は...

 

スズカ「...」Ω\ζ°)チーン

 

ヤムチャ状態だった。

 

太賀「...生きてます?」

 

スズカ「ぅぅ...グフ...」ポテ...

 

スズカは顔を上げて何か言おうとするが、倒れる。

 

タイキ「スズカーーーー!!!死なないでくだサーイ!!」

 

太賀「いや生きてるから...」

 

俺は、ツッコム。

 

太賀「...まぁ、こんな状態にしたのは不注意だった俺のせいだし...カリオペの部室で休ませるか...」ガバッ!!

 

俺は、責任を感じ二人を持ち上げ部屋に連れて行く。

 

タイキ「ぅぅ...申し訳ないデース」

 

タイキは、俺に謝る。

 

太賀「ハハ...そこまで反省してるならいいけど、一応二人が起きたらちゃんと謝りなさいね?」

 

俺は、そう言ってタイキを反省させる。

 

タイキ「はい...分かりましタ...」

 

タイキは、反省したのか頭を下げる。

 

太賀「...それじゃ、二人を部屋に連れて行ったら少し休んでから入部届を書いていただきますからね」

 

俺は、そう言うとタイキが顔を上げて言う。

 

タイキ「分かりましタ!」

 

タイキが、親指を上げる。

 

太賀「それが終わりましたら...少し、食事しませんか?実は私ここに来てからまだそんな日にちも経ってなくて...色々と教えてもらいたいのですが...よろしいですか?」

 

本当はタイキを慰めるためなのだが別の理由でタイキを食事に誘う。

 

タイキ「本当デスカ!?センキューーーーーー!!!太賀ーーー!!」ダキッ!

 

太賀「ぐぇ!?」

 

タイキは、俺の後ろに抱き着くが力があまりにも強いのか、体が圧縮されるような感じだった...

 



 

商店街

 

ラージンは、(勝手に)太賀の家で宴を始めようとするため商店街に行き食材を買おうとしていた。

 

ラージン「ふむ...この店は中々いい品ぞろえじゃのう祖国だとモスクワ以外中々品揃えがスカスカだったからの~...」

 

ラージンは、八百屋の野菜などを見て何を作るか考えていた。

 

ゴルシ「おばちゃん!木刀あるか?」

 

そんなゴルシは、近くの謎の店で木刀を探していた。

 

テイオー「ハァ...ゴルシ、そんなのあるわけないでしょ?...大体ここ商店街だからそんな物うって」

 

テイオーが、呆れているとおばちゃんが出てきて一言。

 

おばちゃん「あるよ」

 

テイオー「あるの!?」

 

テイオーは、驚愕する。

 

ゴルシ「そんじゃ、それ二本頂戴」

 

おばちゃん「あいよ、2000ね」

 

テイオー「安!?」

 

また、テイオーが驚いている間にゴルシは、2000円払う。

 

ゴルシ「ほい、2千」ピラッ...

 

おばちゃん「毎度あり」スッ...

 

おばちゃんは、木刀を二本ゴルシに渡す。

 

ゴルシ「オウ!ありがとな!!」

 

ゴルシは、おばちゃんにそう言う

 

ゴルシ「おーい、おっさん!これやるよ」ブゥン!!!

 

テイオー「ちょ!?投げるの!?」

 

ゴルシは、ラージンめがけて木刀を投げる。

 

ラージン「ん?」パシッ!

 

ラージンは、飛んできた木刀をキャッチする。

 

テイオー「エエエエー!?」

 

ラージン「何じゃこれ?」

 

ラージンは、キャッチした木刀を見る。

 

ゴルシ「木刀て言うんだぜそれ、護身用に取っておきな!」

 

ゴルシが、説明する。

 

ラージン「護身用木刀...護身用ならもうあるぞい」チャキン...

 

ラージンは、腰についているサーベルを取り刃を見せる。

 

テイオー「ちょっ!?ここで、刃物出しちゃ駄目だよ!!」

 

ラージン「む?そうか...すまんなテイオー」カチン...

 

ラージンは、サーベルをしまう。

 

テイオー「もぉ...人の前で刃物は出しちゃ駄目だよ!」

 

テイオーはラージンを叱る。

 

ラージン「いや~すまんな、祖国だとよく犯罪者を町で槍とサーベルで切り殺したり串刺しにしてたから、つい癖で出してしもうたわい...」

 

ラージンが謝る。

 

テイオー「えっ、何それは...(ドン引き)」

 

テイオーは、ドン引きする。

 

そして、ラージンがあることに相談する。

 

ラージン「そう言えば、テイオー実は少し問題があるんじゃが...」

 

テイオー「ん?どうしたの?」

 

ラージンは、ポッケから札を出す。

 

テイオー「ん?...あれ?これ、日本円じゃなくない?」

 

ラージンが、出したのは旧ソ連のルーブル札だった。

 

ラージン「どうやら、これ使えないらしいんじゃ」

 

テイオー「...よくこれで、払えると思ったね...」

 

テイオーは、呆れる。

 

そこに、ゴルシが割り込む。

 

ゴルシ「お?何だこれ?」

 

ゴルシが、札を見る。

 

ゴルシ「おお、これ知り合いが欲しがっていた金じゃん!」

 

テイオー「え?いつそんな人と知り合ったの?」

 

テイオーが、驚く。

 

ゴルシ「んぉ?たしか、二日前に一人で川の中で素潜りしてたら、溺れている奴がいてな?そいつ助けたら、なんか色々仲良くなってさ」

 

ゴルシが、説明するとテイオーが突っ込む。

 

テイオー「え?川ってそんな素潜りするほど深かったけ?大体その人なんで溺れてたの?」

 

テイオーがまたツッコム。

 

ゴルシ「まぁいいじゃねえか、それよりおっさんその金変えてこようか?」

 

ゴルシが、換金を提案する。

 

ラージン「ふむ...いいぞい、ほれ」ドサッ...

 

ラージンは、ゴルシに換金させるために、全財産ゴルシに渡す。

 

テイオー「え?どこからその札束出したの?」

 

テイオーは突っ込む。

 

ゴルシ「よし!そんじゃ、ひとっ走りしてくるぜー!!」バッ!!

 

ゴルシは、ラージンの全財産を換金するために、走っていった。

 

ラージン「...早いの~」

 

ラージンは、走っていくゴルシを見る。

 

テイオー「そう?私達だとこれぐらい普通だけど...」

 

ラージン「...そうか...世界の違いを感じるわい...」

 

ラージンは、改めて世界の違いを感じたのだった...




はい。
少し忙しかったので遅めの投稿です。
いやー、久々だから少し遅く書きましたね...
精進します。
あと、お気に入り120ありがとうございます。
これからもがんばります。
次回は、別の小説を書きますのでお待ちください。

お気に入りコメントお願いします。


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第15話 その馬大地をかける黄金の不沈艦である。下

注意
この小説は、少しネタが入っています。
それが嫌な方は、上にある矢印を押して別の小説を見ましょう。
それでも大丈夫な方は、ウマ娘や他のゲームを周回しながら見ようね!

お気に入り130ありがとうございます!!

これからもがんばります!!


太賀「...え?」

 

タイキ「oh...酷い状態デスネ...」

 

俺は、スズカとスぺを休ませるためにカリオペの部室に来たのだが...

 

太賀「何で、扉がぶっ壊れてるんだ?...しかも、箱が散らかったままだし...」

 

部屋の中は、壊れた扉が倒れており更には、段ボールの中身が床に散らばっていた。

 

太賀「...とりあえずスぺとスズカさんをソファに寝かせますか...」

 

俺は、とりあえず部室に入り二人をソファに寝かせる。

 

太賀「よいしょ...ふぅ...これで後は...あった」パサァ...

 

俺は、寝ている二人にお腹を冷やさないように毛布を掛ける。

 

太賀「ぐっすりですね...にしても、ラージンは一体どこに行ったんだ? 仕方ない...タイキ入ってきて早々悪いけど少し片付けを手伝ってくれないか?」

 

俺は、タイキを入部手続きする前に散らかりまくっている部室の片付けをする。

 

タイキ「分かりました!私も手伝いマース!」

 

タイキは太賀が片付けてるのを見て手伝う。

 

太賀「ああ、ありがとうタイキ...じゃあ、そこの机にある紙を片付けてくれないか?」

 

タイキ「ガッテンデス!アニキ!」

 

太賀「誰がアニキじゃ」

 

俺はタイキにツッコミをしながらもカリオペの部室を掃除する。

 


 

一方そのころ太賀の家の庭

 

桜「...♪」パクパク

 

そこには、桜が庭の芝で食事していた。

 

すると...

 

マヤノトップガン「ねぇねぇ!それおいしいの?」

 

柵の向こうからオレンジ色の髪をした小柄な子が桜に話しかける。

 

桜「...ブモ!」

 

マヤノトップガン「へー!美味しいんだー!ねぇねぇ!名前なんて言うの?」

 

マヤは、桜の言葉が理解できているのか会話が成立する。

 

桜「ヒヒン!」

 

マヤ「桜っていうの?大人な女性みたいな名前だね!」

 

桜「ヒン!」ドヤァ...

 

桜は、どや顔をする。

 

桜「...ブル?」

 

マヤ「え?なんでここにいるかって?」

 

桜は、マヤがなぜここにいるか聞いた。

 

マヤ「えーと...実はトレーニングをサボってここら辺歩いていたらね、遠くから桜が何か食べたのを見えたから話しかけたの!」

 

桜「...ブモン?」

 

マヤ「なんでサボるか?だって、トレーニングしても全部何をやるのかわかっているからつまんないもん」

 

マヤは、つまんなそうな顔をしながら言う。

 

桜「...」ジー...

 

桜は、つまんなそうな顔をしている、マヤを見る。

 

桜「...ヒン、ヒヒーン!!」バッ!!

 

マヤ「え?うわ!?柵を飛び越えた!?」

 

桜は、そのまま勢いをついて少し高い柵を飛び越える。

 

そして...

 

ドシン...

 

着地して大きな揺れを出す。

 

桜「...ヒヒン!ブルル...」

 

マヤ「え?私と勝負すれば、みんながトレーニングしている意味が分かる?」

 

桜「ブン」

 

マヤ「う~ん」

 

マヤは少し悩む。

 

マヤ「いいよ!その代わり私が勝ったら桜の背中乗せてね!」

 

桜「ヒン!」

 

マヤ「よぉ~し!それじゃあテイクオーフ!!」バッ!!

 

桜「ヒ~ン!!」パカラッパカラッ!!

 

そして、二人はトレセン学園の住宅地内で二人だけのレースをするのだった...

 


商店街

 

その頃ラージンとテイオーは、ゴルシが換金するまでの間いろんなものを見て回っていた。

 

ラージン「なぁ、テイオーこの小さい四角いものはなんじゃ?」

 

ラージンは、スマホに指を指す。

 

テイオー「え?スマホ知らないの?」

 

テイオーは、当たり前のことを知らないラージンに言う。

 

ラージン「スマホ?...なんじゃそれ?」

 

当然ラージンは、第二次世界大戦までの物しか知らないのでスマホなど全く知らない。

 

テイオー「本当に知らないんだ...今どきのおじいさんでも知ってるのに遅れてるー」

 

テイオーは、ラージンを煽る。

 

ラージン「すまんな、何せわしの頭は1945年までしか知らないからの」

 

ラージンがそう言うとテイオーはラージンが何年生まれか聞く。

 

テイオー「え...ねぇ、おじいちゃん何年生まれなの?さっきから聞いてるとものすごいおじいさんのような感じがするけど...」

 

ラージンは普通に答える。

 

ラージン「1876年じゃが?」

 

テイオー「...ん?1876年それだとえーと...」

 

テイオーは、指で1876年から今まで数える。

 

ラージン「今だと2021年じゃから...ざっと145年ぐらいじゃな」

 

テイオー「...は?」

 

テイオーが固まる。

 

ラージン「お?どうした?まるで、死者でも見ている顔をしてるじゃないか」

 

テイオー「...えええええええ!!!!!?????」

 

テイオーは、驚いて大声を出す。

 

テイオー「え?じゃあおじいちゃん今145歳なの!?」

 

ラージン「あー...うんまぁ、そうじゃな?」

 

テイオー「うわぁ...そんなに年取ってる風に見えない...」

 

テイオーは、ラージンの顔を見て言う。

 

ラージン「ははは!当り前じゃ!もう御年69じゃからな!」

 

ラージンは大笑いしながら言う。

 

テイオー「え?69?145歳じゃなくて???」

 

テイオーはラージンの言ったことに困惑してるとそこにゴルシが来る。

 

ゴルシ「おーーーい!!二人とも!!換金してきたぜーーーー!!」

 

テイオー「あ!ゴルシ!おそかっ...えぇぇぇぇぇ!!??何その札束の量!?」

 

ラージン「...ルーブルって意外にここだと高いのかの?」

 

二人が見たゴルシの光景は、両脇に大きな紙袋がありさらに両手にはジェラルミンケースを持っていた。

 

ちなみに、ジュラルミンケースの中身も札束。

 

ゴルシ「いやぁ~、例のおっちゃんのとこ行ったらさぁ、全部高く換金もらってな?そしたら、めちゃくちゃ金がもらえてよぉ!ウハウハだぜ!」

 

ゴルシは、笑いながら言う。

 

ラージン「...確かにかなりあるな...これなら、ここの商店街にある食べ物は全部買えそうじゃの...おっ!?あれは!?」バッ!!

 

ラージンは何かを見つけて走っていく。

 

テイオー「えっ!?ちょっ!?どこいくの!?」

 

テイオーは、ラージンを追いかけると...

 

ラージン「なぁ!そこのあんた!そのウォッカ一本くれないか!!」

 

酒屋の人「おう!いいぞ!一万よこしな!」

 

ラージン「はいよ!一万だ!」ピラッ...

 

ラージンは、一万円を一枚出す。

 

酒屋の人「はいどうも!そんじゃ持っていきな!」ポイ!

 

酒屋の人は、ウォッカを渡す。

 

ラージン「どうも、久しぶりのウォッカじゃ...」ペキペキぺキ...

 

ラージンは、ウォッカの蓋を開ける。

 

ラージン「ん~、いい酒の匂いじゃ...ングッ...」ゴクゴク...

 

ラージンは、自分の大好きな酒の一つウォッカをゴクゴクとジュースのを飲むかのように飲み込む。

 

ラージン「ブハァ!!いや~...やっぱり、酒はウォッカに限るな!...おっと、そう言えばスキットルの中身も切れてたから補充しないとな!」スッ...

 

ラージンがスキットルを出すと、テイオーが走ってくる。

 

テイオー「おじいちゃんいったい何して...え!?何お酒買ってるの!?」

 

テイオーは、ウォッカを飲んでいるラージンに驚く。

 

ラージン「おお、テイオーか!どうしたんだ?」

 

ラージンは、スキットルにウォッカを入れながら話しかける。

 

テイオー「...本来のこと忘れてない?」

 

ラージン「本来?...あっ...忘れてた...すまんすまん...久しぶりにいい酒を見つけたもんだからつい...」

 

テイオー「は~...おじいちゃんしっかりしてよ...」

 

ラージン「ハハ、すまんかった...ゴルシはどこに?」

 

テイオー「さっきのところでリアカーを持って待ってるよ」

 

テイオーは、指を指す。

 

ラージン「待たせてしまったか...すまんのう」

 

テイオー「ほんと、おじいちゃんはおっちょこちょいだよね...はぁ~...」

 

テイオーはため息を吐く。

 

ラージン「すまんなゴルシ、剝こうにいい酒があったから買ってしまったわい」

 

ゴルシ「酒?蛇の酒より美味しいのか?」

 

ラージン「ああ、多分うまいぞ!...とまぁそんな事は、置いとくとしておこう...よっこいしょ...」ガタッ...

 

ラージンは、ゴルシが持ってきたリアカーに乗る。

 

ラージン「よ~し!じゃあまずは、宴の食材を買うか!行けゴルシ!」バッ!

 

ラージンは、ゴルシに指示を出す。

 

そして、ゴルシはこういう。

 

ゴルシ「分かったぜ!!よっしゃああああああ!!派手にイクぜえええええええええええ!!!」バッシュ!!!!!!

 

ゴルシは、この状況で楽しんでるのか全力でリアカーを走らせる。

 

テイオー「え!?ち、ちょっ...」

 

テイオーは、急なことで置いて行かれる。

 

ラージン「Хахахаха !! Торопитесь и поторопитесь! Я не буду ждать риса !!(はっはっはっ!!急げや急げ!飯は待ってくれないぞ!!)

 

ゴルシ「ワハハハハハハ!!」

 

2人は、そのまま大笑いしながら商店街の物を買いあさるのだった...




 

そして、しばらく経った後...

 

カリオペの部室

 

タイキ「ふぅ...やっと終わりましたネ!タイガ!」

 

タイキは、疲れて椅子に座る。

 

太賀「お手伝いありがとうタイキシャトルはい、お茶」コトッ...

 

俺は、手伝ってくれたタイキにお茶を出す。

 

タイキ「センキュー!ゴクッ...ゴクッ...プハァ!おいしいですねこのオー茶!」

 

タイキは、太賀の持ってきたお茶を一気に飲む。

 

太賀「オー茶じゃなくてお茶ね」

 

俺は、正しい言い方を教えながらもスズカとスぺの顔を見る。

 

スズカ「クゥ...クゥ...お母さん...」

 

スズカは、家族を思い出しているのか寝言を言う。

 

スぺ「グゥ...おかぁちゃん...絶対に......あ”げ”ま”せ”ん”!!」

 

太賀「え?何を?」

 

スぺは...まぁ、うん、きっといい夢見てるよ。

 

太賀「...まぁ、しばらくはラージンが来るまで起こさないでおくか...ズズッ...」

 

私は、お茶を飲みながらほっとしているとタイキが、何かに気づく。

 

タイキ「ん?タイガ何か聞こえませんか?」うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!

 

タイキは、獣耳を動かしながら言う。

 

太賀「ん?何がだい?」

 

タイキ「さっきから、誰かの声が聞こえるような...」うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!

 

太賀「...むっ?確かに少しずつだがだれかのk{ガッシャァァァァァん!!!!!}ゴルシ・ラージン「おらあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!

 

...せっかく片づけた部屋に、リヤカーを引いているゴルシとその後ろに大量に積んである食材の上に乗っていたラージンが大声をあげて薄い壁をぶち破って来やがったこの野郎。

 

太賀「...」

 

タイキ「...I'm crazy about this guy...(いっ...いかれてる...)」

 

ゴルシ「どうだ?最高だったろ!おっちゃん!」

 

ラージン「Да ха-ха !! Хорошо! !! Это самое лучшее! Золотой Корабль! Хахахаха !!(ダッハッハッ!!いいぞぉ!!最高だぜ!ゴルシ!はっはっはっ!!)」

 

しかも、ラージンの片手には蓋の開いたウォッカがあった。

 

つまり、ラージンは今酔っぱらっている状態だ。

 

太賀「...」ガタッ...

 

タイキ「タ、タイガ?怒ってるんですか?」

 

タイキが恐る恐る聞く。

 

太賀「怒ってないよ?ただ少しあの二人には反省しとかないとね?」ニコォ...

 

俺は笑顔で答える。

 

タイキ「(あっ、これが世に言う激おこぷんぷん丸と言うやつですね...)」

 

太賀「...ラージン」

 

ラージン「おお!!同志よごきげんよう!!今日は素晴らしい日だぞ!何せカリオペに二人の仲間...つまり同志が増えるぞ!!ダッハッハッ!!今日は最高な日だぁ!!」

 

もはや、酔っぱらいすぎて対処できない。

 

太賀「ゴルシ」

 

ゴルシ「何だ太賀?ああ、この荷物か?へっへん!どうだ凄いだろ?八百屋からいろんな食材買ってきたんだぜ!ついでに、ラージンから聞いた話だと二人とも服が無いんだって?だから、食材と一緒に服も買ってやったぜ!」グッ!

 

ゴルシは、俺に向かって親指を出す。

 

太賀「...この...大馬鹿野郎!!!!!!」ブゥン!!

 

ラージン「だッ!?」ガッ!!

 

ゴルシ「いってぇええええええええええええ!!!???」ゴチン!!

 

俺は、二人の頭にげんこつを入れる。

 

ゴルシ「いてててて...急になにすんだよ」

 

ラージン「そうだそうだ何で急に...痛たた...」

 

太賀「...お前らは、もう少し興奮を抑えられんのか?」

 

ラージン「ムリダナ(・×・)」

 

ゴルシ「(興奮の)ゲートブリッジ封鎖できません!!」

 

太賀「お前は何を言ってるんだ?...はぁ」

 

俺は、二人に呆れているとスズカとスぺが起きる。

 

スぺ「ウゥ~ン...え?何この状況?」

 

スズカ「...え?うそでしょ?」

 

2人が見た光景は、太賀の目の前にゴルシとラージン2人が、正座させられて怒られていた。

 

太賀「いいですか?あなた達は少し落ち着きをもってくださいね?わかりましたか?」

 

ラージン「はい...」

 

ゴルシ「反省はするけど後悔はしない」

 

太賀「...また、げんこつ食らいたいですか?」

 

ゴルシ「すいませんでしたあああああああああああ!!!!」ドゲザー

 

ゴルシは、日本式ドゲザをする。

 

タイキ「タイガ...怖いです」

 

タイキは、太賀の怒っている姿に怖がっていた。

 

すると、そこに誰かが二人来る。

 

ガラッ...

 

ウオッカ「ちぃーす、カリオペできたって聞いたから来た...え?」

 

ダイワ「...どうなってんのこれ?」

 

2人は、太賀に怒られて正座されてるゴルシとラージンに気づく。

 

ゴルシ「ウェ~...二人とも助けてくれ~太賀がスゲー怒ってるんだよ~」

 

ゴルシが、二人に助けを求める。

 

ウオッカ「えぇ...(困惑)」

 

ダイワ「ハァ...また何かやらかしたんじゃない?ゴルシ?」

 

ゴルシ「うぇ~...もう、暴れないから許してええええええええ!!!!!」

 

こうして、カリオペは創設してから僅か半日で部屋が半壊する事態となったのだった....

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ(前回書き忘れたので、2つ書くよ!)

 

マヤノトップガンさんは、何故桜の言葉が分かるんですか?

 

マヤ「う~ん...なんとなく勘でわかったからかな?う~ん...でも、はっきり聞こえるような感じもしたし...う~ん...よくわかんないや!」

 

 

 

その2

 

怒った太賀を見た感想は?

 

ゴルシ「スッゲー怖かった...マジで、ちびりそうだった...」ガクブルガクブル...

 

次回をお楽しみに!!




はい。
終わるまでに約6日かかりました。

大変遅れて申し訳ありませんでした。
それと、今回はかなり久々にウマ娘書いたので少しおかしい部分があるかと思います...温かい目で見てください...


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コメントもモチベを上げるためにお願いします...


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第16話 パイロットとヒールの師匠は、栗毛の馬と黒毛の馬だった。

注意
この小説は、少しネタが入っています。
それが嫌な方は、上にある矢印を押して別の小説を見ましょう。
それでも大丈夫な方は、ウマ娘や他のゲームを周回しながら見ようね!




Q (視聴者)なんでこの二人を選んだんですか?

A (投稿者変態ロリコン素人小説書き)どけ!!俺はお嫁さんとお兄様だぞ!!

(訳 二人が可愛いから)


トレセン学園の住宅地

 

桜「ヒヒ~ン」パカラッパカラッ!!!

 

マヤ「うわ~!!桜ってすごい早いんだね!!ならマヤもまっけないぞ~」ザッザッザッ!!

 

2人は、今の時間は誰もいない住宅地で勝負していた。

 

先頭は桜が少しリードしておりマヤとの差は、ハナ差でマヤは、桜を抜かすタイミングを伺っていた。

 

マヤ「ふっ...ふっ...(桜さんあんなに、速く走ってるのに全然疲れてる様子が無い...しかも、余裕に私に話しかけてるし...大人な感じでかっこいいなぁ...)」ザッザッザッ!!

 

マヤは、余裕...いや、1/5しか力を使っていない桜に惚れながらも後ろに続く。

 

桜「ヒーン!」バガラッ!!バガラッ!!

 

桜は、少しだけ本気を出して走り方を変える。

 

マヤ「えええ!?何その走り方!?早いよ~~」

 

マヤは、桜の走り方の変化に驚く。

 

しかし、マヤも負けていられない。

 

マヤ「ううう...でも、マヤも真似て走り方だって変えれるもん!えい!!」ガッ...ダダダダダダダダ!!!

 

マヤは、桜の見よう見まねで走り方を変える。

 

桜「ヒン?ヒーン!」

 

桜は、走り方を変えたマヤを見て面白がる。

 

マヤ「え?中々やるって...はぁ...はぁ...え、えへへ...う、うれしいなぁ...はぁ...」

 

マヤは、喜ぶが慣れない走り方をしたのかスタミナが切れかける。

 

桜「...ヒンヒン」

 

マヤ「ま、まだいけるもん!はぁ...はぁ...ううう...」ヨロヨロ...

 

桜が心配して止めようとするが、マヤは桜の心配を気にせずガッツで元の場所に戻ろうと頑張る。

 

桜「...ヒン、ブルル...」

 

マヤ「はぁ...はぁ...こ、呼吸を変えれば疲れにくくなるの?わ、わかった、やってみるよはぁ~...はぁ~...」

 

マヤは、桜の助言で呼吸を変えてまずは、肺の中にある空気を出す。

 

すると、胸の苦しみがなくなる。

 

マヤ「あ、あれ?全然苦しくなくなった...」

 

桜「ヒヒン!」ドヤァ...

 

桜は走りながらも、ドヤァ...する。

 

マヤ「す、すごい...呼吸を変えるだけでこんなに変わるんだ...」ダッダッダッ!!

 

マヤは、胸の苦しみが消えて段々と速度が戻るどころか、段々速度に乗っていく。

 

桜「ヒン!ブルルブモ!」

 

マヤ「うん!これなら何とか元の場所に戻れるよ!」

 

ここからもはや、勝負ではなく併走になっていた。

 

そして、そのまま二人?は、太賀の家まで走り終える。

 

マヤ「はぁ...はぁ...ついたー!!」

 

桜「ヒヒヒン!」

 

マヤ「うん!お疲れ桜さん!勝負楽しか...あれ?なんか途中から併走になってたような...」

 

桜「ヒン...」

 

マヤは、途中から勝負から併走になっていたことに気づき、桜は、少しあっ、やべと少し顔を逸らす。

 

桜「ブル...ヒン」スッ...

 

マヤ「え!?今回は私が悪かったから乗せてくれるの!やったー!!」

 

マヤは、桜の背中に乗せてもらえて喜ぶ。

 

桜「ヒン!」スッ...

 

桜は、姿勢をかがめてマヤを乗せやすいようにする。

 

マヤ「そのまま乗ればいいのか?よっと...」バッ...

 

マヤは、桜の背中に乗った。

 

そして、桜はマヤのがちゃんと背中に乗ったのを確認して立ち上がる。

 

スッ...

 

マヤ「わ、わ、すごい高い!」

 

桜が立ち上がるとマヤは興奮する。

 

桜「ヒーン!」

 

マヤ「え?しっかりつかまれ?本気を出して走る?」

 

桜「ヒヒーンッ!!」バッ!!

 

マヤ「うわわわわ!?」

 

桜が、マヤを楽しませるため桜が本気を出して走る。

 

桜「ブルルッ!!」ドガラッ!!!ドガラッ!!!

 

桜が、本気で走っているためかさっきまでの走り方とは違いまるで地面を割るような勢いで走る。

 

マヤ「うっわああああああああ!!はやーーーーい!!」

 

余りの速度に、風圧を感じるほどだった。

 

マヤ「あははは!!すごいすごい!!まるで、ジェット機みたい!」

 

マヤは、桜の本気の速度に喜んでいる。

 

桜「ブルル...フン!!フン!!」ドガラッ!!ドガラッ!!

 

桜は、呼吸をしっかりとして走る。

 

マヤ「うわ~~すごーい!!...ん?あれ?目の前柵があるけどどうするの?」

 

マヤは、走っている先に少し高い柵が見えた。

 

そして、桜は行動で答える。

 

桜「ヒン!」ダン!!

 

桜は、柵の前で踏み込みそして...

 

マヤ「うわあ!?飛び越えた!!!」

 

桜は、そのままマヤを乗せながら飛び越える。

 

マヤ「凄い飛んだ!!やっぱり桜さんすごいよ!」

 

桜「ブル!!」

 

そして、しばらくマヤは桜の走りで風を楽しむのだった。

 




 

ラージンの家の庭

 

ギルバー「...パクパク...ボリボリ」

 

ギルバーは、ラージンが置いたバケツにたっぷり入ったニンジンを食べていた。

 

ギルバー「...ボリボリ」

 

暇しているギルバーが、食べてると...

 

ライス「あっ!」バタッ!

 

ピュ~~....ポト

 

ギルバー「...」

 

ギルバーの横に、青のバラが付いた帽子が飛んで来る。

 

ライス「あっ、私の帽子...あんなところに」

 

柵の向こうに、気の弱そうな小さい子がギルバーを見ていた。

 

ギルバー「...ブル」

 

ギルバーは、ライスを見る。

 

ライス「ヒッ...」

 

ライスは、ギルバーに睨まれる。

 

ギルバー「...フン」スッ...

 

ライス「え?あっ、私の帽子」

 

ギルバーは、帽子を口で掴んでバケツに入れる。

 

ギルバー「...」カミッ...パカパカ...

 

そして、ギルバーはバケツの取っ手を口で掴んでバケツごと持って柵に近づける。

 

ギルバー「...ヒン」トスッ...

 

そして、ライスの前で、バケツを置く。

 

ライス「え、あ...あ、ありがとう」スッ...

 

ライスは、ギルバーに感謝しながら柵の向こうにあるバケツに手を伸ばす。

 

しかし...

 

ガッ!

 

ライス「あっ」

 

ギルバー「...はぁ~」

 

ライスの腕が、ちょうど柵の間に挟まってしまった。

 

ライス「...」グッ...グッ...

 

しかも、抜けない。

 

ライス「ぬ、抜けない...うぅ...」

 

ギルバー「...ヒン」クル...

 

ライス「え、何で後ろ向くの?」

 

ギルバーが、後ろも向いたその瞬間

 

ビュッ!!

 

ガッシャァァン!!

 

ライス「わっ!!」

 

ギルバーが、キックして柵をぶっ壊してライスの腕を柵から外す。

 

{ちなみに、通常の馬のキックの強さは本気出せば人を10mぐらい吹っ飛ばされてコロス事ができるほどの威力。}

 

そんなギルバーは、慣れたように蹴る。

 

ライス「あ、ありがとう...確か、えっと...」

 

ライスは、ニュースで見た動物の名前を思い出す。

 

ライス「あっ!馬!黒いお馬さん!!ありがとう!!」

 

ギルバー「...ヒン」スッ...

 

ギルバーは、ライスに感謝されて少しうれしいのかライスの目の前に、ニンジン入りのバケツをライスに渡す。

 

ライス「えっ!?人参くれるの!?うれしい!」

 

ライスは、新鮮なニンジンをもらえて喜ぶ。

 

ライス「えへへ...あ~ん...」パクッ...

 

ライスは近くにあった椅子に座って、ニンジン一本頬張る。

 

ライス「甘くておいしい!」パクパク

 

ライスは、ニンジンを食べてると突然独り言を言う。

 

ライス「...私も、ブルボンさんみたいにつよくなりたいなぁ」

 

ギルバー「...ブル」

 

ライスの独り言に、ギルバーはライスの体を見る。

 

ギルバー「...」ジー...

 

ライス「? どうしたのお馬さん」

 

人参を食べ終えたライスは、ジーとみているギルバーに気づく。

 

ギルバー「...ブルル」

 

ライス「?...あっ!いけない...今日、友達と約束があったんだ...急がないと...」

 

ライスは、ハルウララとの約束を思い出した。

 

ライス「急がなきゃ」

 

ギルバー「...ブルル」スッ...

 

ギルバーは、ライスの目の前に立つ。

 

ライス「え、どうしたの黒いお馬さん」

 

ギルバー「...ヒヒン」サッ...

 

ギルバーが、姿勢を低くしてライスを背中に乗せようとする。

 

ライス「お友達の所まで送ってくれるの?」

 

ギルバー「ヒン」

 

ギルバーは、はよ乗れト言わんばかりに背中に目を向ける。

 

ライス「ええ~と...じゃあ失礼して...よいしょ」

 

ライスは、ギルバーの背中に乗る。

 

ギルバー「ヒヒン!!」スッ...

 

ギルバーは立ち上がる。

 

ライス「うわわ!?す、すごい高い」

 

ライスは、意外高かったので少しビビる。

 

ギルバー「ヒヒン」

 

ギルバーは、場所はどこか聞く。

 

ライス「えーと、確か学園の入り口だよ」

 

ギルバーは、場所を聞き走り始める...本気で。

 

ギルバー「ヒヒンッ!!!」ガッ!!

 

ライス「うわっ!!」

 

ギルバーは、出来るだけ早く走る。

 

ギルバー「ブルルッ!!!」バカラッ!!バガラッ!!

 

ギルバーの走り方は、桜とは違い出来るだけ頭を下げながら前を出し脚は、出来るだけ大股で開くほどの走り方だった。

 

ライス「す、凄い今まで見た動物より早い...しかも、私より早い...」

 

ライスは、ギルバーの走りに驚愕する。

 

ライス「...(私も、こんな風に早く走れたらな...もしかしたら、お馬さんの生活を観察したら私ももっと強くなれるのかな...)」

 

こうして、ライスは、自分を強くするために、しばらくはギルバーの生活をついてく...ついてく...するのだった...

 

ちなみに、約束の時間には間に合った。

 

 

 

おまけ

 

その1

 

馬に乗った感想は?

 

マヤ「とっても速くて気持ちよかった!また乗りたいな~」

 

 

その2

 

馬に乗った感想は?

 

ライス「え~と、とっても速くて...そのぉ...かっこよかったです...はい」

 

 

次回をお楽しみに!




はい。
今回は深夜テンションで書いたのもです。
眠たい...
次、しばらく別の小説書きますので、暇をつぶしたい方は、ぜひ他の作品を見てください!

お気に入りもお願いします。
コメントなども、書いてくれるとモチベがあがりますのでお願いします。


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第17話 夢とは何か? それは、希望でもあり絶望でもある。

注意
この小説は、少しネタが入っています。
それが嫌な方は、上にある矢印を押して別の小説を見ましょう。
それでも大丈夫な方は、ウマ娘や他のゲームを周回しながら見ようね!

お気に入り160ありがとうございます!

こんな、不定期投稿にお気に入りを入れた方ありがとうございます!


ダイワスカーレットとウオッカ2人が、カリオペに来る少し前。

 

2人は、教室の掃除当番だったので掃除していた。

 

ウオッカ「はぁ...掃除だりぃ~、何で掃除しなきゃいけね~んだよ...」ブ~...

 

ウオッカは、ほっぺを膨らませて掃除をサボる。

 

ダイワスカーレット「仕方ないでしょ、今日は私達の所が掃除する日だったんだから...ほら!サボらないで!」サッ...サッ...

 

それと対極的にダイワスカーレットは、しっかりと隅から隅まで掃除していた。

 

ウオッカ「流石、優等生は言う事が違うね~...あっ、そう言えば俺少し大事な用があったんだった~(棒)今すぐ行かないと~(棒)」ダッ!!

 

ウオッカが、適当な理由を付けてダッシュで逃げようとする。

 

しかし...

 

ガッ!!

 

ウオッカ「ぐえっ!?」

 

ダイワスカーレット「前と同じ手は通用しないわよ、ほら、終わりたいならさっさとやる」グイッ!

 

ダイワスカーレットは、ウオッカの襟を掴んで元の場所に戻す。

 

ウオッカ「ちえっ...しゃ~ないな~...」

 

ウオッカは、観念して掃除する。

 

ウオッカ「...そう言えば気になったんだけどさ」

 

すると、ウオッカがダイワスカーレットにあることを聞く。

 

ダイワスカーレット「なによ」

 

ダイワスカーレットは、少しめんどくさそうに聞く。

 

ウオッカ「カリオペってなんだ?聞いた感じだとめちゃくちゃカッコイイんだけどさ、どんな意味か分からないんだけど...スカーレットは分かるか?」

 

ウオッカは、カリオペの意味をダイワスカーレットに聞く。

 

ダイワスカーレット「カリオペ....ん~...確か、ギリシャ神話にいた女神の名前だっけ?...少し待って調べるわ」スッ...

 

ダイワスカーレットは、スマホを出して調べる。

 

ダイワスカーレット「え~と...ギリシャ神話に出てくる文芸の女神ムーサたちの1柱であり、彼女は、弁舌の女神ともされ、ムーサたちの中で最も賢いとされていた...以上」

 

ウオッカ「...え?それだけ?」

 

ウオッカは、ダイワスカーレットの顔を見る。

 

ダイワスカーレット「それだけ」

 

ウオッカ「...てっきりものスゲーカッコイイ意味かと思ったけど、そんなんじゃないんだな...言葉はかっこいいのにな...」ガクッ...

 

ウオッカは、名前の割にしょぼいことにがっかりする。

 

ダイワスカーレット「あら?私は、以外に好きよ?頭が良い女神様なんて素敵じゃない」

 

ダイワスカーレットが、そう言うとウオッカは、鼻で笑って言う。

 

ウオッカ「フッww、スカーレットは分かってないな~、こう言うのはかっこよさが重要なんだよな~、分かってないな~スカーレットはwww」

 

ダイワスカーレット「ほんと、あんたはそればっかりね...モテないわよ?」

 

ダイワスカーレットは、ウオッカに呆れる。

 

ウオッカ「へっ!別にモテなくてもいいし...それより昨日思ったんだけどさ、ラージンと太賀っていったい何者なんだろうな」

 

ダイワスカーレット「? どうゆうこと?」ガタッ!!カタン...

 

掃除が終わったダイワスカーレットは、ほうきを片付けしながらウオッカの話を聞く。

 

ウオッカ「いや、スマホのTwitterでさ、あの二人が霧の中から出てくる動画があったんだよ...これ」スッ...

 

ウオッカは、Twitterにある動画を見る。

 

ダイワスカーレット「......本当に、霧の中から出てきたわね...」

 

そこには、ウマ娘が霧の中に突っ込んで少し経った後、ウマ娘が霧から出た瞬間隣に桜に乗った太賀が現れ、その後ろには、ギルバーに乗っているラージンが霧から出てくる動画だった。

 

ウオッカ「俺さ、思うんだけど2人ってさ、実は、別の世界から来た人じゃね?てっ、思うんだけど?」

 

ウオッカが、ありもしない予想を立てる。

 

ダイワスカーレット「あら?ウオッカの割には冗談が上手いわね?誰に鍛えてもらったの?」

 

ウオッカ「うっせ、それより掃除終わったからカリオペのとこ行こうぜ!」バッ!

 

ウオッカは、間違ってダイワスカーレットのバッグを取り走って教室を出る。

 

ダイワスカーレット「あっ!?待ちなさい!!それ私のバッグよ!!」ダッ!!

 

ダイワスカーレットは、ウオッカのバッグを持って追いかけるのだった...

 




 

そして、現在...

 

カリオペの部室

 

太賀「で? 何でこんなに食材と衣服を買ったのですか? 説明してくださいラージン」

 

ラージン「いや~、カリオペの誕生記念に太賀の家で宴を始めようと思ってな? それで、食材をゴルシ達と買って服は、いつの間にか買ってた」

 

太賀「...いや、何しれっと私の家でやることになっているんですか? というより、そんな突発的宴を始めるって言ってもまだ、カリオペの人数そんな集まっていませんし、後、荷車に大量に乗る程の量の金がどこにあったのですか?」

 

そもそも、ラージンはウォッカを飲んで酔っ払っているのでろくなことではないなと感じていた。

 

ラージン「あ~...わしの持っていたルーブル札を換金したんじゃよ...そしたら、これくらいの金がもらえたから必要な物を大量に勝ったわけじゃい」ドスン!!

 

そう言って、大きなジュラルミンケースを目の前に出す。

 

太賀「...まぁ、食材や衣服はいいでしょういいずれ買うつもりでしたから...ですが、何で壁をぶち壊したんですか? 答えによっては一発入れますよ?」スッ...

 

俺は、ゴルシとタイキにスズカとスぺが木材を使って直している壁を指さす。

 

ゴルシ「いてて...太賀のげんこつ痛すぎだろ...いて~」トントン...

 

タイキ「オウ...後でばんそうこう持ってきましょうカ?」トントン...

 

ゴルシ「大丈夫大丈夫!後で、ゴルシちゃん特製惑星塗り薬を塗れば元通りになるから心配ないぜ☆」グッ!

 

ゴルシは、親指を立てる。

 

スぺ「ゴルシさんは、相変わらず良く分からない物を持ってますよね? どこで買ってるんですか?」

 

ゴルシ「火星」

 

スズカ「えぇ...(困惑)」

 

そんな雑談をしながらも修理は大体半分を終える。

 

ラージン「いや~、リアカーのいれるところが無かったから仕方なかったから改新工事をしようと思ってな? 祖国にいた時はよくやっていたからの~懐かしいわい...」

 

太賀「...ヤローオブクラッシャーーーーーー!!!!!」

 

ラージン「ギャアアアアアアアア!!!!」

 

俺は今まで、本気で切れたことは無かったが流石にこれは切れる、てか切れないわけないだろこんなの。

 

太賀「てめぇ!!たった半日で壁をぶっ壊す人なんているわけないでしょう!!!大体、何も計画もなしに突っ込むんじゃねえよ!!バカかこの野郎!!!」ボコバキベキ!!

 

ラージン「ウルセェ!!わしの自由だろうが!!」ガッ!!ドガッ!!

 

太賀「限度があるだろうが!!この老害爺!!」ガシッ!!ドガッ!!

 

ラージン「何じゃと!?青二才のくせに言うじゃないか!!このチンピラ!!」ガッ!!ガッ!!

 

俺とラージンは殴りあってしまう。

 

ウオッカ「...うわ~、キャットファイトだろこれ...」

 

ダイワスカーレット「ちょっと!?そんなこと言ってる暇ないでしょ!?と、止めないと...」

 

ウオッカ「やめとけやめとけ、多分これ止めても別のところでやる羽目になるからこうゆう時は、そのままの方がいいぜ」

 

ダイワスカーレット「そ、そうなの?」

 

ウオッカ「ああ、オレも近所のガキと喧嘩した時もあんな感じだったからわかるんだよ」

 

ダイワスカーレット「昔の貴方、そんなことをしてたのね...」

 

ウオッカ「いや~...よくケンカしてな~あの頃...」

 

食材を冷蔵庫に入れているダイワスカーレットとウオッカは、二人の殴り合いを見るだけにとどまったのだった...

 

 

 

10分後...

 

ガラッ!!

 

テイオー「つ...つかれた...」

 

疲れて来たテイオーが、カリオペの扉を開けて入る。

 

ゴルシ「お、角角テイオーじゃねぇか、遅かったな」

 

テイオー「だ、誰のせいだと思ってるんだよ...僕もう疲れたんだけ......なんで、二人とも倒れてるの?」

 

太賀「」

 

ラージン「」

 

2人は、ぶっ倒れていた。

 

ゴルシ「ちえっ...どちらかが、倒れたら月に連れて行こうと思ってたのに...」

 

スぺ「どうやって連れて行くんですかね?」

 

タイキ「ワット? NASAでも買収して行くのですカ?」

 

スズカ「二人とも...突っ込むところそこじゃないわよ...」

 

少しずれているスぺとタイキにスズカが突っ込む

 

ダイワスカーレット「だ、大丈夫? 死んでない?」

 

ダイワスカーレットは、太賀に近づいて生きてるか確認しようとする。

 

すると...

 

太賀「これくらいでは、死にませんよ...」ムクッ...

 

ウオッカ「あっ、生きてた」

 

太賀「当り前ですよ、これくらいで死んでたら軍人として情けないですよ」

 

ラージン「そうじゃな、情けないどころか家族に罵声を浴びせられるかもな」ムクッ...

 

ラージンも起き上がる。

 

テイオー「お爺ちゃん顔ボコボコだけど大丈夫なの?」

 

ラージン「大丈夫大丈夫、どうせ明日治るわい...それより太賀、今日はどうするんじゃ?」

 

そう言いながら、体を起こす。

 

太賀「...そうですね」チラッ...

 

俺は、カリオペに来ている彼女たちを見る。

 

太賀「...とりあえず、今日は彼女たちがどれほどの能力があるのか確認することですかね」

 

ラージン「そうか、なら準備しないとな...そう言えば、思ったのじゃが...」

 

ラージンは、立ち上がって彼女たちに一つあることを質問する。

 

ラージン「...わし達は、ここに来たばかりでほとんど何も知らないのだが...会長が言うにはこの学園には、夢を持って入ってくる子がいる...君達は、何の夢を持っているんだ? 良ければこの老いぼれ爺と沸点の低いガキに教えてくれんかのう?」

 

太賀「一言余計だ...だが、ラージンの言ってることも正しい...君達の夢を聞いてそれから導かないといけないからね」

 

突然の問いかけに彼女たちは少し驚くも自分たちの夢は何なのか考える。

 

一番最初に声を出したのはゴルシだった。

 

ゴールドシップ「あたしは、あれだなG13連覇が夢だな! 記録を塗りつぶしてやりてえな!」     「なお、120億事件」

 

ゴールドシップらしい強気な発言をする。

 

そんなゴールドシップの次に、タイキシャトルの夢を言う。

 

タイキシャトル「ワタシは...世界最強のマイラーと言う者になりたいデス!!後、練習を上手くできるようになりたいデース!」

 

タイキシャトルは、世界最強と自身の弱点を克服したいと言う。

 

そして、タイキの次にウオッカが夢を言う。

 

ウオッカ「う~ん...俺は、ダービー制覇かなー」

 

他の二人とは違ってウオッカは、少し迷いがありながらも答える。

 

そんなウオッカと違ってダイワスカーレットは、迷いのなく言う。

 

ダイワスカーレット「私は、もちろん有馬記念で一着を取ることよ!一番はあたしの物だし!」

 

ダイワスカーレットは、自分の誇りとプライドを言う。

 

ダイワスカーレットの次にスペシャルウィークが、言う。

 

スペシャルウィーク「わ、私は、日本一のウマ娘になりたいです!!」

 

スペシャルウィークは、自身の2人の母に誓った約束を思い出した日本一のウマ娘になりたいと夢を言う。

 

そんなスぺにトウカイテイオーは、指を三本出す。

 

トウカイテイオー「僕は、カイチョーと同じ無敗の三冠制覇を目指す!」

 

トウカイテイオーは、憧れの会長...シンボリルドルフと同じになることをはっきり言う。

 

そして、最後にサイレンススズカが夢を語る。

 

サイレンススズカ「私は...走りたいです...その走った向こう側の世界を見たいです」

 

サイレントスズカは、自分の速さの向こう側...その道の世界を見たいそう語る。

 

太賀「...(こう言っちゃあなんだか...皆さんとても良い夢を持っていて俺みたいなど素人が上手く導けるか少し不安になってしまいました...)」

 

俺は、彼女たちのとても大きくて壮大な夢に自分が導けるのか不安になってしまう...だが、ラージンは違った。

 

ラージン「...よーーし分かった!!君達の夢、わし達が導いて叶えてしんぜよう!安心せい!どんなことがあっても必ず叶えてやるわい!ガハハハハッゲホッ!!ゴホッ!!」

 

ラージンは、何も怖気づかない態度で導く...そんなラージンに自分の不安がどこかに消えていく。

 

ラージン「ん?どうした坊主?わしの顔に何かついてるんか?」

 

太賀「...いえ、何もただ自分の不安が消えただけですよ」

 

ラージン「お?そうか...まぁいい、それじゃあ全員動きやすい服で練習場に来てくれ、わし達はそこで色々準備してから練習を始めるからな!」

 

ラージンはそう言って部室を出る。

 

太賀「...タイキは、もう着替えてあるから一緒に来てくれ」

 

タイキは、選抜レースで体操服に着替えてあるので、俺は先にタイキの走りがどれくらいか確かめる。

 

タイキ「オーケ!分かりました!」

 

タイキは、嬉しそうに俺の後ろに付いて行くのだった...

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

初めてタイキにあった時の感想。

 

太賀「あ~...最初にあった時ですか?まぁ...とっても元気な子だなと感じましたね。 実際はもっとパワフルな子だったけど...正直アメリカ人はあんなに元気な子が多いのかと思いましたね...ベツニサベツスルツモリハアリマセンヨ アハハハハ...」

 

次回をお楽しみに!

 

タイトルは、天皇賞秋のサイレンススズをイメージしました。




はい。

どうもお久しぶりです。
前回から...えーと...20...日?
...WTF?
と、そんな感じの心境で書いてました。
やばいですね、いくら他の作品で書いていたとはいえここまで文才が無いことに驚いています。(今更)
次回はタイキやダイワスカーレットが走ります。

お気に入り、評価、指摘お願いします。

コメントもモチベーションアップのためお願いします...


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第零話 赤紙と志願

これは、主人公の日本人とロシア人の設定となっております。
そこまで重要ではないので、軽くサラサラとみてください。



1942年5月4日

 

大日本帝国

 

帝都東京

 

陸軍省

 

人事部

 

そこは、入隊する兵士の資料をチェックし入隊できるかハンコを押していた。

 

「よし、次持ってきてくれ」

 

一人の男が、束になっている資料を終え次に移った。

 

「ええ~と?これは...騎兵第29連隊の招集か」

 

その男は、ある男の資料を読んでいた。

 

 


 

(氏名 島津 太賀(しまず たいが)

 

階級 陸軍二等兵

 

徴兵検査 甲種 (検査は問題なしとし、現役に適するものとする。)

 

年齢 18才

 

訓練評価

 

格闘 良

 

射撃 良

 

体力 並

 

馬術 良

 

学力 並

 

評価 甲種 (評価や規律は問題なしとする。)

 

配備先

 

中華民国(現汪兆銘政権) 首都南京

 

 


 

「ふむ...健康体で、訓練評価もいい...よし」

 

ポン

 

男は、ハンコを押して次の資料を見るのだった。

 

 


 

 

1940年10月18日

 

ソビエト社会主義共和国連邦

 

首都モスクワ

 

クレムリン

 

国防人民委員部

 

人事局

 

そこに、年老いたソ連人がとある部隊の資料を見ていた。

 

「Хм ... Это материал для только что созданной Пенитенциарной армии?(ふむ...これが、今できた懲罰大隊の資料か。)」

 

年老いたソ連人は、資料をじっくりと見て最後の1枚を見ていた。

 

それを見て驚愕した。

 

「!! !! Разин !? Почему герои прошлой войны в карательной армии! ??(!!ラージン!?なぜ前大戦の英雄が懲罰大隊にいるんじゃ!?)」

 

年老いたソ連人は、その資料を見る。

 


 

Разин Чайков  (氏名 ラージン チェルコフ)

 

Возраст 64 года (年齢 64歳)

 

Уголовное обвинение: признан виновным в нарушении статьи 58 УК РФ.(罪状 ロシア共和国刑法第58条の違反により現行犯逮捕)

 

В настоящее время он должен вступить в 242-ю карательную армию, созданную его товарищем Сталиным по его собственному желанию.(現在は、本人の志願により同志スターリンに、よって作られた、第242懲罰大隊に入隊することになった。)

 

Срок выполнения задания: 9 месяца.(配属期間 9か月)

 

Это конец материала Товарищ Сталин Вайв !!(資料は以上である 同志スターリン万歳!!)

 


 

年老いたソ連人は、眼鏡をはずした。

 

Разин ... Разве такой парень, как ты, не может добровольно увидеть этот ад? ... почему ты не сбежал?(ラージン...お前みたいなやつが、あの地獄を見て志願するわけがないだろ?...何故逃げなかった?)

 

... обязательно вернись живым ... иначе тот, кто умер после тебя, не будет вознагражден ... так что возвращайся живым ...(...必ず生きて帰ってきてくれ...そうじゃないとお前を追って死んだ奴が報われない...だから生きて帰ってくれ...)

 

バン!!

 

年老いたソ連人は、何かを心に込めて大きなハンコを押したのだった...




はい。
運営から、お前オリ主の設定してないぞと言われ。
急いで書きました。
少し、ガバってるかもしれません。
その時は、報告などお願いします。
コメント評価お気に入り登録お願いします。

アンケートもよろしくお願いします!


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その他
第没話 主人公の選択その他


私が、始める前の頭の中で出てきた主人公
そして、頭の中で没にした子達
(もしかしたら、視聴者の願いで没がなくなるかも?)
軽く見てね!


没案1

 

武豊(たけ ゆたか)  {日本}

 

知ってる人なら知ってるだろう、超有名騎手

ウマ娘のアニメに出てきてるしゲームのほうだと、PVとCMに出てきた人

 

没の理由

1.そもそも生きてる。

2.なんかこの人が出たら、何でも勝ちそう。

3.大体馬と一緒に出るのに、本人だけだと100%話が嚙み合わない。

4.彼の歴史に合わせるとぜったい過労死して失踪する。

5.武ぇ!!!

 

 

没案2

 

アメリカ騎兵      {アメリカ}

 

第1騎兵師団第7騎兵連隊

 

ジョン•マーベリック

 

史実だと、アジア方面で戦っていた騎兵隊ちなみに、名前は想像。

あと、もう一つ騎兵師団でヨーロッパ行きの師団がいたが、戦車の前でウマが偵察するとミンチ不可避なのか、国内で暇ぶっこいでいた。

 

没の理由

1.後で調べたが、情報があまりにも少ない。

2.こいつと日本騎兵の絡みが出てこない。

3.そもそも、こいつをどうやってウマ娘の世界に連れて行くか決まらなかった。

4.活躍と歴史がパッとしない

5.くたばれアメ公(BF1の恨み)

 

 

没案3

 

ポーランド騎兵      {ポーランド}

 

カリム•ウイ

 

史実だと、ドイツ機甲師団を一時的に止めた知る人ぞ知る騎兵

ちなみに、年齢は60歳転生?した日が誕生日と言う設定

 

没の理由

1.アメリカと同じ資料が無いホントに全くないあったのは、中世時代に活躍したユーサルというもの...いや、誰だよ

2.日本との絡みが無い

3.本当なら、榴弾砲で愛馬とともに爆死してその後神の力でナンタラカンタラする予定だった。

4.歴史的には、問題ないが活躍が少し怪しいから没

 

 

没案4

 

第8SS騎兵師団      {ドイツ}

 

ハンス•グデーリアン

 

史実では、武装親衛隊で作った騎兵師団

内容が、ほとんどパルチザン狩りと鎮圧軍の歴史

 

没の理由

1.内容が少しえぐい何ならSS自体がエグイ(例.ホロコーストで、ユダヤ人とその場にいた現地民皆殺しor実験台のモルモット)

2.大体のSS隊員はろくでもな性格をしている(例外あり)

3.歴史が浅すぎる(内容は、こってりスープ100倍)

4.日本との絡みなし。

5.ナチを入れると絶対運営に怒られる。

 

 

没案5

 

イタリア騎兵連隊        {イタリア}

 

アルマンド•グラツィアーニ

 

史実だと、独ソ戦時にソ連に騎兵突撃を成功させている。   もうヘタリアとは呼ばせない!!

ただし、資料の信頼性と少なさでほんとか不明な点があり。

 

没の理由

1.もはや存在が怪しい(至っちゃいたが本当にその部隊が、独ソで参戦したかが怪しい)

2.情報を...ください...

3.元々友達の提案なのだが、情報と歴史が分からない。

4.日本の絡みが無さすぎる。

5.ヘタリア

 

 

没案6

 

近衛騎兵連隊           {イギリス}

 

ロック•バリィー

 

史実では、ロイヤル王室の近衛兵の騎兵バージョン

 

没の理由

1.存在はしているけど交戦記録が見当たらない。

2.日本の絡みなし

3.そもそも、戦ってねーのに、どうやってウマ娘の世界に向かわせるんだよ。

4.名前がくそダサイ

5.頭紅茶の野郎がウマ娘の世界に来たら100%やべぇことになる。

6.ロイヤルの内容が分からん!!

 

 

 

 

以上が、この小説の没案です。

いや、マジで資料が無さすぎるのと内容が浅い濃い奴が多すぎて頭爆発する。

あと、日本と絡みがあるのアメリカぐらいしかない。

そんな感じで、俺がこの小説を作る時頭を悩ませたものです。

ホント選ぶのに苦労した....

頭痛い

今回は、豪華二本立てでお送りいたしました。

それでは。



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今後の事についてお知らせ

※ 1週間ぐらい休んだ理由は、テストで休んだためであり決して 決して!!
 失踪したわけではありません!
 信じて...



はい視聴者の皆様どうもこんにちは、素人小説書きです。

 

 

まず一言。

 

 

すいませんでした!!

 

 

はい、一言謝ったところで、本題に入ります。

 

それは...

 

この作品を一回新しく書きたいのです。

 

はい。

 

視聴者「何言ってんだこのくそ雑魚投稿者」 

 

視聴者「あ ほ く さ」

 

視聴者「死ね雑魚」

 

と思っている方、今から理由を言いますのでブラウザバックするには少し待ってくださいお願いします...

 

では、理由を言います....

 

1、しょっぱなつまり、第一話からこの小説の目標ウマ娘の世界で馬を繁殖させるが早速不可になってしまったこと。

 

2、会話のつながりがおかしすぎて違和感が出てしまったこと。

 

3、実は、登場人物もっと出したいけど文才がくそ雑魚だから、うまく書けないのとどんな登場の仕方か頭の中に出てこない。

 

4、真面目なのかシリアスなのか分からない。

 

5、ネタが、分かりずらい。

 

6、新しく書くに連れて情報がガバガバになる。

 

7、馬の頭良すぎ問題。

 

以上です。

 

はい、この中でそんなの全く感じなかったよと言う聖人視聴者もいるかと思います。

 

ですか、自分にはそう感じてしまってこの小説が上手く書けない+ネタが出ないのです。

 

よって、こんな状態を直すために新しく書きたいと思っているのです。

 

そんなの自分勝手じゃないか!!と、思われるかもしれません。

 

世間では許してはくれないぞ、そんな精神なんかと言われるかもしれません。

 

ごめんなさい。

 

でも、せっかくいい設定の作品を不作で終わらせたくないのです...

 

その一心で、この報告をさせていただきました。

 

これでお知らせを終わらせます。

 

 

これを見た方はアンケートお願いします。

 

次の小説の為にも。

 

 

 

 

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投票お願いします。

ちなみに、もし次回の小説の内容を知りたい方はコメントでお書きください。
出来るだけ答えます。

https://syosetu.org/user/306905/


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