東方最高神[零ZERO]【神森世界編(多重世界編)(完結編)】(完結) (神森リョウカ)
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第0章 新生神森世界線誕生
第0話 神森世界線の引っ越し!新生神森世界線の誕生!


注意!これは東方最高神シリーズの派生作品です!


タグについて追加事項…【アンチ・ヘイトは念のため・ガバガバの編集と文章・更新不定期及び投稿不定期・時々変わるタグ・クロスオーバー技及び武器・R17.9注意!・原作改変及び崩壊注意!】の以上です。


※注意!この作品ではこのすば編と同様に、後書きコーナーは有りませんのでご了承下さい。

※注意!この作品での編集ルールは特殊で…他投稿している作品の…全て合わせての総合達成率に応じて新たな章が解放されます…総合達成率の上昇条件は…【章完結・作品完結】以上の二つの条件で総合達成率が上昇します…それ以外の編集ルールは他の通常作品と同様で行われますのでご了承下さい…。

※編集ルールに関して書かれていた作品が凍結された為、編集ルール部分の確認不可視の読者の皆様に再度の説明を追記す…

①それにルールを追加で、【その章を完結させない限り、新しく小説を追加不能及び、筆記中の小説の別作品の続きが書けない。】が追加されます。(例えば、今やっている章を完結すれば、【①そのまま新しい章を書く。②新しく小説を書けれる。③筆記中の小説の新しい章が書ける。】のいずれかを選べる。)

③時間軸に関しては、基本的に【現在】筆記中の章以外は停止しています。つまり簡単に言えば、この世界線の事を書いている時は、他の世界線の時が止まっています。と言う事です。尚、その世界線で、手に入れた能力と力とアイテムや仲間は、他の世界線でも共有可能です。(つまり、その世界線で仲間が新しく入れば、他の世界線でもいつの間にかその新しい仲間がいる。と言う感じです。)




やあやあ、相変わらずのお馴染みの天の声だよ…はぁまあ安定と信頼の作者の件だけどよろしく……はぁ……まあ…え?結局僕の正体が分からない?……まあ何は言うと思ってたけれど言うよ…僕はアンクロだよ!ははは!驚いたかい?まあ口調はソハナに似てるけどね…さてとそれじゃあ今回も新シリーズも見てくれよ。

 

 

 

 

 

 

 

【神森世界線】

 

 

 

此処は神森世界線……お馴染みの彼女達の居る世界線で……最強の最高神…いや絶対なる最強の最高神王姫……毎度お馴染みのリョウカ達一行はアーマードコアの世界線から帰還してから何十年も経過していた……そんなある日の事…

 

 

リョウカ(本体)「………困りましたね…。」

 

リュウカ(本体)「どうした?」

 

リョウカ(本体)「最近、私達の世界線に次々と他の世界線が転移して来てね…まあ平和なのかどうかは分かりませんが…問題はそうじゃなくて……容量が逼迫して来てます…このままだと容量が超過して消滅します…。」

 

リュウカ(本体)「確かにそれは問題だな……どうする?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから近々に新しく私達の世界線をもう一個生成します…勿論大幅にリニューアルした上で…尚且つ今までの何千垓倍以上の容量を確保する予定です…そこに今までの私達の世界線を転移させて…尚且つ大規模な配置変更及びリニューアル工事を実施します……勿論大幅に時間が掛かるますから…どんなに頑張っても精々数十年は掛かりますがね…みなさんの力を使ってもね…。」

 

リュウカ(本体)「そうか……だが消滅するよりはマシだな…。」

 

リョウカ(本体)「はい…だからみなさんにも協力要請はしてもらえないでしょうか?」

 

リュウカ(本体)「分かった、頼んでくる。」

 

リョウカ(本体)「はい。」

 

 

 

その後何時ものメンバーが集い…リョウカから事情を聞き…早速行動を開始し始めた……

 

 

リョウカ(本体)「さてと、いつぶりかな?私達が世界線を作りのは……。」

 

リュウカ(本体)「ああ、かなり大昔だな……。」

 

リョウカ(本体)「そうですね………さてとやりましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「ああ、行くぞ。」

 

 

リョウカとリュウカは完全な無の空間で全能力を解放し…更に完全にフルパワー状態に移行し……その力を解き放ち…超規模のビックバンを発生させ…世界線を生成に成功し……そこに能力で今度は大幅に拡大させて……満足の行く広さになり…ようやく今まで住んでいた神森世界線を一斉にそこに転移させた………勿論超規模の工事を実施し始めたのだった……

 

 

 

………そして何十年の月日が経過した……

 

 

 

【東方最高神[零ZERO]【神森世界編(多重異世界編)】】

 

 

 

OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

 

【神森世界線(新)】

 

 

この神森世界線は、旧神森世界線とは違い…自然豊かの母星である神森星を中心に何時もの護衛の要塞星も大量に居る…そして神森星は最初は全面が海で覆われていたが…リョウカ達の活躍でどうにか自然が出来…更には様々な国の設置する事に成功した……拠点である神森国は…島型であるが…何時もの全ての護衛国家が融合して超巨大になってる……しかし案の定周りが海であるのは変わりないが……周囲を見れば様々な世界線の異世界組の対岸が見えるので……超大型の橋を建設し…更には国境を設置して無事に他の所にも地上から行ける様になり……港も設置し……そして空港も設置した……これで陸海空…全ての方法で様々な世界へと行ける様になった……

 

まだ他にも色々有るが……それはまた後に判明するであろう……

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、取り敢えずはどうにかなりましたね…。」

 

リュウカ(本体)「だな…しかし予定よりもかなり大型で大容量だが…大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ…それに私は死ぬ訳じゃないですから問題無いですよ……後言ってしまえば海の砲発射あの特攻事件の際にひっそりとアクエリアスに取られた力と供にアクエリアスの全ての能力をぶん取りましたから正真正銘…全ての水系を操れます…しかも超細かい繊細な作業や芸当も可能ですよ。」

 

アクア「えぇ!?それって…私の出番って……。」

 

リョウカ(本体)「……あ……すみません…これじゃあ完全にアクアさんの役目を完全に奪うみたいな物ですね……ただ私の扱い方はアクアさんのとは根本的に違います…似てはいますが…私の場合は点々型が得意です…逆に広範囲での能力はまだまだですのでそういう時はアクアさんにはまだ敵いませんよ。」

 

アクア「そ…そうなんですか…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、まだまだやる事は多いですよ…まだ査察が終わった訳じゃないですし…完成して新しい世界になったとは言え全住民にも快適な生活を送ってもらわないと意味が無いのでね…まだまだ休んでる場合じゃないですよ。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

リョウカ(本体)「……それじゃあ今日も査察に行きますよ…。」

 

めぐみん「ええ、分かりました。」

 

 

……更に数十年後……

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、とりあえずは安定して来ましたね……。」

 

岬「そうだね〜…。」

 

大石「そうだな…しかしまだまだ懸念してる事も有るだろう?」

 

リョウカ(本体)「まあね…確かに様々な世界線が入って来たのは分かりますが…それでも全部が全部で平和であると言う確証が無いのです…だからこの世界線は一応平和ですが前よりは事件発生率は少し高くなってます…何せ全ての異世界の住民が来てますからね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……だが何が来ようと俺達は負けん…そうだろ?」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳です……さてと今日も頑張らないとね…。」

 

岬「うん。」

 

 

その後もリョウカ達一行は取り敢えずは変化は無い様子だ……リョウカ達の旅は続く…

 

 

【第0章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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[達成率:5%]第1章 神森一家の猿捕獲編(サルゲッチュ編)【前編】
第1話 神森一家とサルゲッチュ:第2世代編【前章・前編】


どうもです、お馴染みのリョウカです…さてと前回のあらすじを説明すると…この世界線が最近様々な世界線が転移して来た影響で…容量がパンクしそうになり掛けたので…超大規模な引っ越し及びリニューアル工事を実施しました……それで約10年以上も掛けてようやく出来ました…こんな感じですね……さてとですが、かなりメタいですが……追記で、新しく本話…正確には章の終わりとなる話から後書きの方に総合達成率が追加されます……これで総合達成率が判明します……それで現在の達成率は…たったの【20%】です………うん、やっぱりそうだよね……さてと、こんな調子で本当にごめんなさいね……それと本シリーズでの章解放条件が総合達成率による物なので……具体的にどれ位必要なのか…と言う基準を説明します……先ず最序盤から終盤まではは…5%…又は10%で1章ずつ解放されて行き……最終章の解放条件は……本シリーズを除く全てのシリーズを完全に完結させる事……つまりは達成率が100%で解放と言う事になります…ただしこの総合達成率は本シリーズを除いた達成率なので…本シリーズで章が完結しても…勿論本シリーズが完結しても全く連動しないので注意して下さい……さてと長くなりましたが今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

【神森世界線:神森一家】

 

 

……あのエスコンの世界線から戻って来て数十年の時が経過した…っがやはりダメージの一件だが、一応何とか回復したそうだが…それでもあまり無理が出来ない身体になったそうだ…この数十年間の間にリョウカとリュウカの間に2人の娘がまた産まれた……名前は…【神森影華(エイハナ)】と【神森日華(ヒハナ)】と言う名前になった…更にはその数日後にリョウカとヤマトの間にもまた2人産まれ……【神森麻帆炉端(マホロバ)】と【神森阿修羅(アシュラ)】っと言う名前になった様だが、娘達の世話で大変だそうだ…

 

 

そんなある日…

 

 

リュウカ(本体)「おーい、リョウカ?」

 

リョウカ(本体)「ん?どうしましたか?お姉ちゃん?」

 

リュウカ(本体)「ああ、ちょっと見せたい物が有るんだが…今大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「ええ、大丈夫ですよ。」

 

リュウカ(本体)「そっか…んじゃあ来てくれ。」

 

 

リョウカはリュウカに連れられ…とある場所にやって来た…どうやら兵器開発格納庫の様だ…

 

 

リョウカ(本体)「此処に来てどうしたのですか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、少し待ってろ……えーっと…おお、これだ…ポチッとな。」

 

 

ガシャン…ウィィィン……ガコン!

 

 

リョウカ(本体)「……?コレって椅子…?なのですか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、だがただの椅子じゃない……この椅子は確かスペクターだっけ?そいつが乗る椅子…アーモンチェアと言う椅子の設計図をパクらせてもらってな?俺達流に開発し改造した物だ…もう既に全員の分も有るが…リョウカ用に調整するのに手間取ったからな…。」

 

リョウカ(本体)「へ〜…どんな感じにでしょうか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、前にリョウカがやっと作ったあの航空機が有ったろう?それと似てな?全て出来る椅子…通称/全能神の玉座…と言うコードネームだが……まあ見た目もアイツらの使う奴とは全く違うが…軸となってるのは確かにアーモンチェアだ…。」

 

 

さてだが…此処で仮名…全能神の玉座の見た目を確認しよう…先ず軸となるアーモンチェアは…第二世代型のアーモンチェア(サルゲッチュ2時代のアーモンチェア)……をメインに…何と第四世代型(ミリオンモンキーズ及びオンエアー型)…を融合させた感じだ……そこにすかさず神森一家の技術が集結した結果……その第五世代型(オリジナル型:第二世代&第四世代融合体)を大改造及び魔改装された結果…あら不思議……何て言う事でしょう……更に未来っぽくなり……座席部分が大型化し…肘掛の先端部のボタンが削除され…代わりにデルフィコア及びエイダコアが内蔵されて…そこに手を置く形になっている…尚…左がデルフィで…右がエイダだ……更に座席自体も快適にする為に…より材質の良い神森製のクッション及び布を使い…搭乗者を保護している……更に足場となる足掛も追加された……そしてメインとなる目の模様が……何とデルフィコア及びエイダコアが融合し…最強の存在へとなったピット…【エイデル】…エイデルコアがそこに嵌め込まれており…コアの役割を果たしている……頭上の天井部は円形状なのは変わらないが…頭上を守る為か…エネルギー状の膜で構成されたバリアー及び結界が展開されている……背部側には…背もたれよりも大きめなバックユニットが装着されていた…ではアームはどうしたのか?と勘付くだろうが……ご安心を……左右後脚部の上段の真横にデルフィ及びエイダ射出口が複数箇所存在し…そこから撃ち出されアームの代わりとなり…攻撃及び防御など全ての行動が可能で……更にバックユニットはガチのアームを出して来る…数は搭乗者の思えば幾らでも出せる上に自由自在且つ射程距離に制限が無い……更にバックユニットには様々な機能が存在する上に攻撃能力及び防御能力…果ては移動能力関連など…全てのオプションが搭載された………正に最強の椅子…アーモンチェアだ……

 

 

他にも色々と有るがそれは後々判明するであろう……

 

 

リョウカ(本体)「……確かにそれっぽいですね……。」

 

リュウカ(本体)「まあな…んでコイツは直球に言えばあの航空機を椅子にしちまったらこうなるんじゃないのか?って言う発想でやってみたら出来た……まあステータス面では少し劣るが大体変わらん……ただ生身を常に晒すが…起動中は常に全体をバリアー及び結界で覆われるから大丈夫だ…まあコイツの場合はヘリと言う感じで飛行するから姿勢的には問題無い……。」

 

リョウカ(本体)「まあ椅子ですしね……誤って横向きや下向きにされたら堪りませんしね…ヘリ型でしょうね…カテゴリーは…。」

 

リュウカ(本体)「だな…。」

 

リョウカ(本体)「そう言えば、何故コレを作ろうと思いましたか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、最近お前が大変そうだからな…だからせめて少しは楽になってほしいっておもってな?んでコレが思い付いたんだ…これならサイズ的にも問題は一切無い…まあそれでもお前からすれば大きいがな…椅子にしてはだがな…。」

 

リョウカ(本体)「…そうですか…それで一応座っても大丈夫ですか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、大丈夫だ…ただあの機体と同じく認証システムが搭載されてる…それは気をつけてくれ。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

それでリョウカは、その椅子に座ってみた…

 

 

ピ…ピ…ピ……ピー…!

 

 

エイダ(子機)『システム起動……メインシステム、通常モードに移行…所有者の認証を開始。』

 

 

ピ…ピ…ピ…ピー…!

 

 

エイダ(子機)『認証完了…所有者……神森リョウカを認証……リョウカさんお帰りなさい…システムの最適化を実施…以後所有者の搭乗時の認証は不要になります……更に本AIも最適化されますし進化もします……一時システムを停止します。』

 

 

ピー…シュゥゥゥゥ………

 

 

リョウカ(本体)「………やっぱり大きいけど、快適ですね……。」

 

リュウカ(本体)「まあな……まあ設定を弄る事も出来る…少し幅を狭めて肘を置き安くしようか…しばらく待ってろ。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

その後、システムが再起動し…設定を変更し…肘掛の位置が変えてもらった…更に少しサイズが落ち着いた様だ…

 

 

リョウカ(本体)「…うん、ありがとうございます…。」

 

リュウカ(本体)「気にすんな…。」

 

リョウカ(本体)「………あ…そうだ…この椅子使ったら、多分私ってラスボスらしくなるんじゃないんかな?雰囲気的には…。」

 

リュウカ(本体)「あ〜…どうだろうな?そう言う事は考慮してないからな…まあっぽくはなるんじゃないかな?ただオススメ出来んぞ?俺的にはお前が平和になるんならそれで満足だからな…お前自身がラスボスになる意味はほぼ無いんだがな…。」

 

リョウカ(本体)「……そうですか……兎に角、大切に有り難く使いますね…。」

 

リュウカ(本体)「ああ。」

 

兵士総元帥1「あ!姫様!こちらにいらしていましたか!」

 

リュウカ(本体)「どうした?」

 

兵士総元帥1「は!先程姫様宛に依頼が来ました!」

 

リョウカ(本体)「それで内容は…?」

 

兵士総元帥1「は…何でもピポサルと言う猿が大量発生して悪さし始めたので捕獲して欲しい…っとの事です。」

 

リュウカ(本体)「おいおい、そう言うのは現地の奴等が適任だろう?それに大量発生するって言ってもアイツらならやり遂げるだろう?」

 

兵士総元帥1「は…確かにそうでありますが……実は、その猿共は何故か規模が尋常じゃないのでこちらに依頼が舞い込んで参りました……。」

 

リョウカ(本体)「……別の世界線なのに…私達の影響が出てる訳ですか……それじゃあ手が負えない訳ですか……分かりました…ただ少し時間を下さい。」

 

リュウカ(本体)「依頼を受けるのか?にしても時間が必要なのはどうしてだ?」

 

リョウカ(本体)「分かってるとは思いますが……今の私達は全ての行動が殺傷攻撃と何ら変わらないのです…更に言えば相手はピポサルです……私達のちょっとした攻撃で呆気なく死んでしまいます…更に依頼内容的には全て捕獲です…しかも出来る限り被害無くね……別のベクトルで私達にとっては最難関となる依頼ですのでその為の準備をして来ます……精々数週間待ってて下さい…その間みなさんを任せます。」

 

リュウカ(本体)「分かった…とりあえず無茶はするなよ…定期的に見に行くし手伝いに行く。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます、それじゃあね…。」

 

 

それでリョウカはその準備に取り掛かった…一方でリュウカ早速本体のリョウカを除いた何時ものメンバーを集めた…

 

 

 

リュウカ(本体)「……とりあえず集まったのは他でもない…依頼が舞い込んだ…しかもある意味で俺達にとっては別のベクトルで天敵でもある物だ。」

 

大高「ほう、それはどう言う内容ですかな?」

 

リュウカ(本体)「ああ…内容は、大量発生したピポサルと言う猿を全て捕獲する事だ…しかも全て生存及び出来る限り被害無くな…。」

 

カズマ「おいおい、俺達はカケル達の立場か?現地のアイツらはどうした?」

 

リュウカ(本体)「ああ、それだが余りにも数が多い…幾らアイツらでも対処が不可能レベルだ…。」

 

カズマ「マジかよ…それでお前の所のリョウカはどうした?」

 

岬「そう言えば居ないね…。」

 

めぐみん「リョウカちゃんはどうしましたか?」

 

リュウカ(本体)「リョウカは今からその準備に取り掛かってる…精々頑張っても数週間は掛かる様だ…何せ俺達の行動全てがあのピポサルにとっては即死攻撃と変わらん…だからこそリョウカが今も動いてる訳だ…俺達でもどうにか出来る様にな…。」

 

大石「そうか……それでそのピポサルと言うのは何だ?」

 

リュウカ(本体)「ああ、説明する…まあ見た方が早いか…コレを見てくれ。」

 

 

 

リュウカはモニターでピポサル達の映像及び画像で見せながら説明をした……

 

 

 

リュウカ(本体)「と言う訳だ…主犯格はスペクター…コイツは厄介だ…コイツは超能力を操る…んで洗脳能力も持ち合わせている…現に現地の人間の1人が呆気なく洗脳されたからな…まあ俺達には効かないがな…能力で無効化出来る…ただ超能力を無効化するのは出来ん…アイツは相当の手慣れだ…。」

 

カズマ「やっぱりリーダーだからか?」

 

リュウカ(本体)「それも有るが、これほどの数のピポサルを解き放つ程の実力者だからな……一筋縄では行かない…更には捕獲しないといけないからな…だからある意味で最高難易度を誇る依頼だ…。」

 

宗谷「ではどうしましょうか?幾らリョウカさんが準備をしてるとはいえ我々は何もしない訳には行きませんよ?」

 

リュウカ(本体)「ああ、だから俺達も準備もするし訓練もする…しかも訓練は向こうの世界に対応出来る様に捕獲訓練と戦闘訓練等色々と叩き込む。」

 

カズマ「分かったぜ。」

 

リュウカ(本体)「さてと、会議はこれで終わりとしよう…早速準備に取り掛かってくれ。」

 

岬「うん。」

 

 

リュウカ達の会議は終わり…それぞれ準備に取り掛かった……

 

 

……数週間後……

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、お待たせしました。」

 

リュウカ(本体)「おお、その様子は出来た感じだな?」

 

リョウカ(本体)「はい…まあ向こうの世界での限定となる…ゲットアミ系の製作や一応向こうの世界起源のガチャメカと言う非殺傷能力を持ちながら普通に敵を倒せる新たなモードを搭載したり全兵器及び全武器に非殺傷能力の武装及び形態を搭載してました…更には新しいシステムの搭載もしました…それは現地で説明しますね。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

リョウカ(本体)「それじゃあ先ずみなさんにはこの私特製のゲットアミを支給します…それとデルフィ及びエイダにゲッチュ属性を持ったゲッチュモードを搭載させました…コレで最低限の必要条件が揃いました……後、言い忘れましたが…あちらの世界では私は完全に弱体化します…。」

 

リュウカ(本体)「あ?何故だ?」

 

リョウカ(本体)「みなさんなら力加減は普通に出来る上に自由自在にステータスの操作が出来ますから心配は無いけど私だけはそうは行きません…今の私とは言え未だに超強大な力を抱えています……しかも如何に私とは言え自分自身に対しての細かい調整は前の戦争のダメージの一件でまだ不可能です…しようとすれば………『あ…。(チュドォォォォン…!!!)』………っとなって自爆する可能性も十分にあり得ます…それで考えた末に取ったのが能力で無理矢理自分自身の力を激減させる事にさせました…本来なら敵用に使う物ですが…場合によっては自分自身や味方に対して使う事も想定されてましたが今更どうしようもないけどね………。」

 

めぐみん「…その、大丈夫なのですか?」

 

リョウカ(本体)「多分大丈夫じゃないでしょうね…無理矢理下げた影響ですからね……何かしら影響は出るでしょう…まあ見た目相応以上はどうにか出せますね…精々50%程度しか出せれないでしょうね……だから今もこうしてお姉ちゃんからもらったこの椅子に座ってる訳ですよ。」

 

全員『……あ。』

 

 

実はもう既にリョウカは弱体化能力を掛けていたのだ…だから今もカミモリチェア(※リョウカの命名)に座ってる…心なしかかなり弱々しい…

 

 

めぐみん「へぇ…コレがリョウカちゃんにあげた椅子ですか……って言うよりも大丈夫ですか!?」

 

リョウカ(本体)「まあ一気に力が抜ける感じがしますが…歩けなくは無いし走れなくは無い…けど少々慣れるまで時間が必要です…ふぅ……。」

 

岬「……やっぱり安定と信頼だね……。」

 

リュウカ(本体)「……でも正直に言えばそれは辛いか?」

 

リョウカ(本体)「正直に言えばね……未だに自分自身の力加減を操作するのが完全に回復してないから出来ないのが仇になってます…常に全力か…半分か…力無し…のどれかですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうか……ならば少し俺に考えが有る…なあその弱体化能力は解けるか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、解けますが?」

 

リュウカ(本体)「じゃあ解いてくれ…俺がどうにかする…まあ力の制御が出来易い様にはするし…俺達の力で俺達側からお前の力の制御の補助位はする…俺達に命を預けてくれんか?」

 

リョウカ(本体)「分かりました……それなら任せれます……それじゃあ頼みます。」

 

めぐみん「ええ、任せてください。」

 

 

それでリョウカは弱体化を解き…その瞬間にリュウカ達の能力で一時的にリョウカのステータス操作権限をリュウカ達に移り…更にリョウカ自身のステータス操作能力を辛うじて全て操作出来る様にカミモリチェアに仕込んだ…

 

 

リュウカ(本体)「よし、出来た……状況に応じて俺達が操作するし…場合によってはお前自身が操作出来る様にはした…これで大丈夫だ。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます…色々とすみませんね。」

 

リュウカ(本体)「気にするな……それじゃあそろそろ行こうぜ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね…それじゃあ行きましょうか。」

 

 

その後一行は神森世界線の異空間の一つ…サルゲッチュの世界線へとやって来た…

 

 

サスケ「もう一度確認だ、ピポサルって言う奴は必ず生きて尚且つ出来る限りダメージを与えず捕獲するんだな?」

 

リョウカ(本体)「そうですよ、もちろん言い忘れましたが…一応どう言う原理か不明ですが死ぬ事や怪我する事は無いですが私達の前じゃあどうなるかは分からないので…わざわざ専用の装備を用意した訳ですよ…。」

 

岬「そうなんだ……あ、じゃあ私達でも大丈夫?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ただし艦隊はほぼ移動用でしょう…まあ乗り込む系のピポサルが巨大兵器に乗り込んだ際で尚且つ地形に合えば多分使えます……ただし殺しては駄目ですしダメージも最低限で済ませないといけないので確実に対空砲クラス以下しか使えないでしょう。」

 

岬「そう…。」

 

カズマ「でも良いのか?娘達は一応家に居るとはいえ…安全とは言えないんじゃ?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、私達の分身組の一部を残して行ってます…だから大丈夫ですよ。」

 

ダクネス「そうか…。」

 

リョウカ(本体)「……っと言ってる間にそろそろですね…見えて来ましたよ、研究所が…。」

 

大石「おお、あそこがそうか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、時系列的にはそろそろ事件が起きると思いますから少し離れていましょうか。」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

 

ピキィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

 

全員『……!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

ドォォォォン…!

 

 

研究所全体に電流が走ったかと思えば…研究所内部でギャグ漫画あるあるの爆発事故が起きた…

 

 

リョウカ(本体)「…あれ?妙ですね…?」

 

カズマ「妙?」

 

リョウカ(本体)「ええ、転移の音では無く爆発です……まさかもう最初の事件って解決してしまい……第2の事件が起き始めた感じかな?」

 

リュウカ(本体)「おいおい、マジかよ…ってか最初の事件解決したって事はやっぱアイツ化け物だな…依頼内容はアイツらでも手が負えない筈の数だって聞いたが…?」

 

リョウカ(本体)「…これも影響が受けたのでしょう…急ぎましょう。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

 

それでリョウカ達は急いで研究所に突入した…すると…

 

 

?「コラー…!!ヒカルー!!!重量オーバーじゃない…!!!」

 

?「え〜…?でもちゃんと送れたじゃない?」

 

?「はぁ〜…パンツだけで重量オーバーだなんて…有り得ないわ……。」

 

リョウカ(本体)「…ゴホン!あの〜…どうやらお困りですね…大丈夫?」

 

?「え!?って貴女達…いつの間に入って来たの!?ってか誰なの!?」

 

?「ナツミー、お客さんなの?」

 

リョウカ(本体)「すみませんね…こんな格好で申し訳ないです…実は私達はとある方から依頼を受けましてね?貴方達が困っているピポサルの捕獲依頼を受けに来ました…確か、ヒカルさんにナツミさんでしたね?丁度タイミングが…悪かった様ですね…。」

 

ナツミ「そうなのよ〜…って待って!確かに依頼を受けたから来たのは分かるけど…結局貴方達の事は何も知らないわよ。」

 

リョウカ(本体)「そうですね…じゃあ聞きますが、貴方達は神様の存在って信じる派ですか?」

 

ヒカル「う〜ん…分かんないや。」

 

ナツミ「私も正直分からないわね〜…ってそれを聞いて意味有るの?」

 

リョウカ(本体)「有りますよ?まあ平たく言えば…私達はスペクターさんを超える絶対的の存在って感じですね…あまり堂々とは言えないけどね……。」

 

ナツミ「どう言う事…って何でスペクターの事も知ってるの?」

 

リョウカ(本体)「だって私達だから知ってますよ…勿論スペクターさんが捕獲された事や最初の事件の事も全て知ってます……それにこれから起きる事件も全て知ってます…勿論これから先の事件……全てをね…。」

 

ナツミ「じゃあ…本当に貴女達って神様な訳?」

 

リョウカ(本体)「そうなりますね……さてとです、まあ私達の正体は出来ればバレたくは無いですしね……それこそ国家が関わります……最悪…いえ貴方達はまだまだ子供だから知るにはまだ早いですね……兎に角私達は依頼を受けてやって来ました…とりあえず宜しくお願いしますね…。」

 

ナツミ「え…あ…どうも……。」

 

ヒカル「うん、宜しくね!」

 

リョウカ(本体)「さてと……あらら……もう始まっちゃいましたか……事件が。」

 

ナツミ「え!?……!またスペクター…!!」

 

リュウカ(本体)「やれやれ、とりあえず捕獲と洒落込もうか……。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……あ…。」

 

リュウカ(本体)「どうした?」

 

リョウカ(本体)「…行くのは良いけど…更に問題で、これほどの大人数を送るのは無理っぽいです。」

 

カズマ「はぁ?どうして?」

 

リョウカ(本体)「…幾ら私達の影響を受けたとは言え、此処は地球で到底私達の能力の負担には耐えられないでしょう……遅れても神森一家全員分と…カケルさん達のみです…私達全員分は一応負担を与えずに行けるのですが…念には念を…特殊部隊込みで…私とお姉ちゃん…そしてヒカルさん及びピポッチちゃんを除いて…最大30人までとさせて頂きます…それ以外の留守番組は私達の能力でサポート支援が出来る様にします……。」

 

ナツミ「えーっと、なんか話が大事な気がして来たわね…。」

 

リョウカ(本体)「まあね…私達の能力は下手すれば一気に地球が呆気なく破壊されてしまう規模ですからね…だから負担を減らす為にね……。」

 

大石「了解した。」

 

リュウカ(本体)「んじゃあ、最初の方はどうする?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、まあ序盤程度ですから初期メンバーだけで行けますね…。」

 

カズマ「と言うと、リョウカとリュウカとヒカルとピポッチの4人か?」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳です…まあ小手調べの分も兼ねてます…後みなさんには常に私達の状況及び状態が分かる様にモニター能力を付与させます…謂わば観戦能力です……もしもの時はこれらが役に立ちます…更にサポート能力としての能力も全て付与させます…これでいつでも支援が可能です……後連れて行けるメンバーについてもあくまでも最大が24人までで…場合によってはそれ以下に留まります…更にはステージ毎にもメンバーも変化しますから……それも理解してもらえないでしょうか?」

 

めぐみん「分かりました、ただ怪我したら承知しませんよ?まだ幼い娘達も居ますから泣かせる真似はしないでね。」

 

リョウカ(本体)「うぐ…善処します。」

 

ヒカル「ねぇ、それで何で僕も要るの?」

 

ナツミ「当たり前じゃない!アンタがやったのでしょう!ちゃんとやってよね!」

 

ヒカル「わ…分かったよ〜…。」

 

めぐみん「はぁ…やれやれですね…貴女も苦労してるのね。」

 

ナツミ「ええ…まあね…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、行って来ますね…。」

 

リュウカ(本体)「んじゃあ行ってくる。」

 

アヤカ(本体)「気を付けて行って来てよね…後リュウカちゃん?分かってるとは思うけど…リョウカちゃんを泣かせる真似はしない様にね?勿論……。」

 

リュウカ(本体)「いや、分かってるぞ!?ってか今事件起きたばっかりだぞ!」

 

アヤカ(本体)「分かってるなら良い…勿論リョウカちゃんも…貴女も絶対に生きて帰って来るんだよ…もう絶対に死なないでね。」

 

リョウカ(本体)「はい…。」

 

 

そして一行はワープ装置で…厳密にはヒカルがワープ装置でワープし…リョウカ達はそれに連動して自動転移能力で一緒にワープした……

 

 

【第1ステージ:うみべパーク】

 

 

ピカァァン…ピシュン…!

 

 

ヒカル「よいしょっと!」

 

リョウカ(本体)「着きましたね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

 

ザーッ…ザーッ…ピー…!

 

 

めぐみん『あー…あー…聞こえますか?』

 

リョウカ(本体)「はい聞こえますよめぐみん…どうしましたか?」

 

めぐみん『ええ、どうせですからね…私が同行しない時は常に私がサポートの為の通信を実施する事にしました…後時折私以外のメンバーがサポート通信をしてくれる様です…。』

 

リュウカ(本体)「おお、それは有難いな。」

 

めぐみん『まあね…さてと、貴女達なら余裕だろうけど…念には念をですがまだリョウカちゃんの調子はどうなのかも不明です…更にあの椅子…えーっとカミモリチェアでしたっけ?それの試験運用もまだ済んでないでしょう?』

 

リョウカ(本体)「まあね……今も座ってます…今丁度試そうと思った所です…それにこの椅子は…私の弱体化の影響は一切受けず…私の素のステータスが反映されてる様です…弱体化は無効化されますが覚醒形態やバフとかでの強化は反映される様です…しかも全自動で私の想像の超える速さでその場の状況に対応したステータスになる様です。」

 

大石『おお、それは凄いな…。』

 

リョウカ(本体)「さてと…では始めましょうか。」

 

 

ピ…ピ…ピ…ピー…!

 

 

エイダ(子機)『メインシステム、戦闘モードを起動します。』

 

 

ピコーン…ピ…ピ……ピー…!

 

フワァァ……ピカァァン……

 

 

リョウカの心情を察したのか戦闘モードを起動し…カミモリチェアにバリアー及び結界が自動で覆われた…っが察知されない様に直ぐにステルス化された…

 

 

リョウカ(本体)「すごいですね……。」

 

リュウカ(本体)「ああ、しかも普段は見えない様になってる…まあ視界確保の為だな……。」

 

リョウカ(本体)「へ〜…。」

 

?『……❗️ウキ…!!』

 

 

ガパ…グィィィン…!!

 

ブォォン…ガバ…ピキィィン…!

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……?何が起きましたか?」

 

ヒカル「うわ〜…椅子から手が出て来てピポサルを捕まえちゃった…。」

 

リュウカ(本体)「…マジックゴットアームか…それに反応速度が早いな…順調だな……。」

 

リョウカ(本体)「…凄いのは分かったけどそろそろ先へと行きましょう。」

 

ヒカル「そうだな。」

 

 

その後リョウカ達の無双でこのステージのピポサルは全て捕まった……

 

 

【第1ステージ:パーフェクト】

 

 

後ついでに…第2ステージである、そよかぜビレッジも完全クリアしたのだった…(第2ステージ:そよかぜビレッジ『解せぬ。』)

 

 

【第2ステージ:パーフェクト】

 

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第2話 神森一家とサルゲッチュ:第2世代編【前章・中編】

ようお馴染みのリュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…俺達はこの世界から依頼が来てな…んでやる事にして…現地の奴らと合流しようとしたら既に何故か第1世代…いや初代が終わっていたな…んで第2世代の事件が始まった訳で、俺達の無双が始まった…って言う感じだな…んじゃあ今回も見ろよな。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

第2ステージを攻略したリョウカ達は次のステージへと行こうとした…

 

 

ザーッ……ピチュン…

 

 

 

?『やぁ、人間諸君…ご機嫌よう。』

 

ナツミ&ヒカル『スペクター!』

 

リョウカ(本体)「おやおや、スペクターさん…どうやら今回も派手にやっている様ですね?」

 

スペクター『ん〜?誰だ君達は?……ふん、どうやらただの人間じゃない様だな…。』

 

リョウカ(本体)「さぁ?それはどうかな?それで?まさかただ御自慢しに来た訳じゃないでしょう?」

 

スペクター『あぁ、そうだった…ふふふ、聞いて驚け…僕には心強い仲間を作った…もうあの時の失態はしないよ。」

 

リョウカ(本体)「へぇ、それは賢明な判断ですね…それは良い事です。」

 

ナツミ「ちょっと、アンタはどっちの味方なのよ!?」

 

リョウカ(本体)「安心して下さいよ、私達は勿論みなさんの味方ですよ?……さてと、話が逸れましたね…まあスペクターさん…そのお仲間さん達にそのバナナミンZとやらを服用させるのは良いけど食べ過ぎさせない方が良いよ…まあ人間の警告は聞きもしない貴方には意味はないかもしれないけどね……っま……精々足掻いて見せなさい……猿無勢の分際で私達に挑んだ事を後悔させてあげますよ……ふふふふ…ふっふっふ…!アーッハッハッハッハッハ…!!!!」

 

スペクター『面白い…では見せてもらおうじゃないか!人間供の可能性とやらをな…じゃあね。』

 

 

ザーッ…ブツ…

 

 

スペクターからの通信が切れた…

 

 

リュウカ(本体)「おいコラリョウカ、完全に魔王っぽい対応じゃねぇか?」

 

リョウカ(本体)「……は、失礼しました……ついつい興奮してうっかりとね…。」

 

ヒカル「…これってどっちが悪いのか分からないや。」

 

ナツミ「そうね……。」

 

カズマ「しかもご丁寧にあの椅子に座っていたからなぁ…側から見れば超大物同士の会話か…いや会話と言うよりも挑発し合う場面だな……。」

 

リュウカ(本体)「わーお……やれやれ…まあ兎に角さっさと次のステージへと行こうか。」

 

リョウカ(本体)「そうですね。」

 

サスケ「それで次のステージの編成は?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、次のステージは…【どんぶらボート】と言うステージです、全面的に水場が多いステージです…なので泳ぎが得意な人を2人着いて来てもらいましょうか…それと水場と言えば私は今でも泳げれない体質なのですよね…何も対策無しではね…因みにオヨゲッチャーと言うガチャメカはヒカルさん達しか使えず私達には使えないから……別のベクトルで私単体では攻略難易度は尋常じゃない程高いですね…ただ泳げれないだけでね。」

 

リュウカ(本体)「そうだったな…まあ安心しろ、その椅子なら問題無く潜行可能だ…勿論座ったままでもな。」

 

リョウカ(本体)「えーっと、つまりは溺れないって事かな?」

 

リュウカ(本体)「まあそう言う事だ…まあ念には念だ…もしもの時に備えて2人は追加で着いて来てくれ。」

 

岬「じゃあ、私が一緒に行くね。」

 

宗谷「では私も行きましょう。」

 

リュウカ(本体)「一応聞くが泳げるのか?」

 

岬「うん、問題無いよ。」

 

宗谷「ええ、こう見えて泳ぎは得意ですから。」

 

リュウカ(本体)「そっか……んじゃあ行こうか。」

 

リョウカ(本体)「ええ。」

 

 

それで一行は次のステージへとワープした…

 

 

【第3ステージ:どんぶらボート】

 

 

 

ピシュン…!!

 

 

リュウカ(本体)「さて、着いた…って!ブフゥ…!!?」

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?お姉ちゃん?」

 

リュウカ(本体)「おま…その格好は何だ?」

 

リョウカ(本体)「これ?……って…いつの間に…。」

 

カズマ『おいおい、何故にワンピース姿なんだ?しかもその下はスク水……どうなってる?』

 

エイダ(子機)『はい、この現象は簡単に言えば状況に応じた服装に自動的に変更する機能が作動してる様です。』

 

めぐみん『そうなんですか……。』

 

エイダ(子機)『はい、それともう一つ…カミモリチェアの潜行能力がアップグレードしました…オヨゲッチャーのデータを拝借させてもらい…水中の移動能力の強化及び戦闘能力を強化され…更に水中でもゲッチュ可能になりました…。』

 

リョウカ(本体)「へぇ…それは良いですね…。」

 

リュウカ(本体)「しかし拝借させてもらったって…まさかハッキングしたのか?」

 

エイダ(子機)『はい、それとヒカルの所有してるオヨゲッチャーも解析しました…。』

 

ヒカル「良いのかな……。」

 

リョウカ(本体)「…まあうん…大丈夫だと思います。」

 

リュウカ(本体)「曖昧だな……まあ兎に角行くぞ。」

 

ヒカル「うん!よーし…!行っくぞー!」

 

 

それでステージの攻略を始めた……

 

……っが…約数分後……

 

 

めぐみん『リョウカちゃん…。』

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?今こっちは手が離せない状態ですけど?」

 

めぐみん『ええ、大変なのは分かります……けどこっちも大変な事が起こりました。』

 

リョウカ(本体)「何か有ったのですか?出来れば手短にです。」

 

めぐみん「はい、では直球に言えば…リョウカちゃん達の娘さん達が全員こっちに来てしまいました…理由は最近産まれたばっかりの子が本当の本体のリョウカちゃんとリュウカさんが居ないのが寂しいから…それでずっと泣きっぱなしです…それでこっちに来た訳です。』

 

リョウカ(本体)「え!?…分かりました…でもせめて後5分待って下さい…直ぐに戻ります。」

 

めぐみん『ええ、すみませんね…出来れば早めに……あ〜…!?そこは弄ったら駄目です…!?』

 

 

ザーッ…ブツ…!

 

 

リョウカ(本体)「…急がないと!」

 

 

それでリョウカの連絡を受けたのか更に捕獲のペースを上げて…本当に5分以内に全て捕獲した……

 

 

【第3ステージ:パーフェクト】

 

 

ピシュン…!

 

 

エイハナ「うわぁぁん…!!!おかぁさぁぁん…!!!」

 

ヒハナ「おかぁぁさぁぁん…!!あぁぁ〜!!!びぇぇぇぇん…!!!」

 

めぐみん「あ〜…!えーっと…!」

 

リョウカ(本体)「…大丈夫?」

 

めぐみん「あ!やっと帰って来ましたか…大変でしたよ…。」

 

リュウカ(本体)「済まんな…お〜…よしよし…。」

 

リョウカ(本体)「ごめんね〜…ほら、私ですよ〜…。」

 

エイハナ「えぐ……ぐす……!」

 

ヒハナ「あう……おかぁさぁん……!寂しかったよぉ…!!」

 

リョウカ(本体)「…ごめんね……寂しかったよね……。」

 

ナツミ「ねぇ…その子達って…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、私とお姉ちゃんとヤマトの娘ですよ?何か?」

 

ナツミ&ヒカル『え?えぇぇぇ…!!?』

 

リョウカ(本体)「声が大きいですよ…折角落ち着いて来たのですから…。」

 

ヒカル「あ…ご…ごめんね。」

 

ナツミ「え…うん…でもびっくりするわよ…どうやって子供を産んだのよ?」

 

リョウカ(本体)「秘密です…貴方達にはまだ早いですよ…まあ私も人の事は言えないけどね。」

 

アヤカ(本体)「まあ、どっかの大馬鹿さんのお陰だけどね。」

 

リュウカ(本体)「………。」

 

ナツミ「……まあ良いわ…それでどうするの?」

 

リョウカ(本体)「どうするって?」

 

ナツミ「このままじゃあ碌に行動出来ないでしょう?娘達の為には離れる訳にはいかないよね?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……かと言って…依頼だからね…今更断る訳にはいかないし…しかも私やお姉ちゃんが抜けると大分不味いですし……確かに困りましたね………。」

 

リュウカ(本体)「どうする?」

 

リョウカ(本体)「………こうなれば仕方ないですね……地球自体にかなり負担が掛かりますが仕方ないでしょう……まあ相手はそこまで強くは無いから私達が守ってやれば大丈夫です……。」

 

リュウカ(本体)「おい…まさか連れて行くのか?」

 

リョウカ(本体)「本当は嫌ですがね……それに私達の分身組も行かせようかとも思いましたが…だったらいっそのこともう全員で一緒に居た方がまだ安全かな?此処に残るよりはマシですし…少なくとも私達が居る所は大丈夫です。」

 

カズマ「マジかよ……。」

 

リョウカ(本体)「だけどその分私達も含めてみなさんの負担が増えますが……娘達の為です…それに少し私達の頑張ってる姿を見せるのも悪くないかな?……結構リスクが高いですがね。」

 

オウカ(本体)「でも…お母さんは大丈夫なの?」

 

リョウカ(本体)「多分大丈夫ですよ………けどやっぱり安全の為には此処で待ってた方が良いのだけれどね……。」

 

ハナカ(本体)「……そうだよね……やっぱり迷惑だよね…。」

 

リョウカ(本体)「ううん、迷惑じゃないですよ……私はみんなが平和に育ってくれるならそれで良いのですよ……そうですね……じゃあこうしましょう…どっちにしても私達は行かないといけないです…けど離れるのは嫌ですよね?」

 

エイハナ「……うん。」

 

リョウカ(本体)「………では、みなさんが一緒に居るなら大丈夫?」

 

ヒハナ「……うん……大丈夫…。」

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

リュウカ(本体)「……どうする?」

 

ヒハナ「………お母さん……。」

 

リョウカ(本体)「……分かりましたよ……私の負けですよ……今回はね…。」

 

エイハナ「……え?じゃあ……。」

 

リョウカ(本体)「ただし……今回だけですよ…?後…絶対に私達の側を離れたら駄目です…更に私達の言う事は絶対に聞いてね?私達が駄目って言ったら絶対に駄目ですからね?」

 

娘達全員『はーい。』

 

リュウカ(本体)「やれやれ……とことん娘達に甘いな……。」

 

リョウカ(本体)「まあね……と言うよりもこうでもしないといっつも娘達を泣かせてるのは私ですから…私が何時も傷付いて帰って来るからいっつも暗い顔をするのです…だから甘えさせれる時はとことん甘えさせますよ……勿論時には厳しくもね……さてと、編成も考えないと……娘達全員を連れて行きますから……家族全員連れて行く気で行かないと娘達を全員怪我無く尚且つ無事には帰っては来れないでしょうね……。」

 

めぐみん「やれやれ、仕方ないですね……。」

 

カズマ「はぁ……まあ連れて行くのは良いけど…流石にボス戦の時はヤバイよな?」

 

リョウカ(本体)「まあね…そこは流石には連れては行けないから…まあ直ぐに倒せるなら良いけど……心配は掛けれないから待てる1日が限界でしょうね………そう言う時はまっててもらうけど…大丈夫?」

 

エイハナ「………うん、良いよ……。」

 

リョウカ(本体)「うん、私達も出来る限り早く帰れる様には努力はします……まあ兎に角……行ってみましょうか…まあ此処から地球の負担が大幅に掛かるけど仕方ないでしょうが……。」

 

リュウカ(本体)「だな……さてと、しっかりと着いてこいよ?」

 

娘達全員『はーい!』

 

 

そしてようやくリョウカ達一行は今度は娘達全員も参加…更には神森一家全員(闇神森一家&マザー一家&ダークマザー一家も含む)も参加と言う…地球が悲鳴を上げそうな感じがするが気にしてられない様だが……次のステージへと向かった……

 

 

 

【第4ステージ:じょうねつストリート】

 

 

特殊失敗条件【龍華姉妹及びヤマトの娘達の内1人以上に被害が出る・仲間の内1人の体力が危険域に到達する(体力20%以下)】

 

 

さて、この失敗条件は……簡単に言えば…娘達に攻撃を受けた時点でゲームオーバー…無論例えダメージが無くとも何らかの症状が発生した場合でも同様……更には当たり前だが、味方の内1人でも重傷レベルの被害を受けた時点でも娘達が泣き崩れて撤退…無論ゲームオーバーだ…………つまりは絶対に被弾せずにステージクリアしなければならないのだ……更に娘達の能力はリョウカ達と違い戦闘能力は無い上移動能力は低め……ただリョウカ達と同様の能力は使えるがまだまだ幼い子供と変わらず戦いもまだ未熟……とても戦闘は出来ない……なので護衛しながら戦わないといけない上に移動能力もリョウカ達の手が必要となる………ただし例外として…ボス戦及びボスが存在するステージ等には連れて行けないので失敗条件は緩和される……

 

 

以上が注意点だ……

 

 

ピキィィン…ピシュン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「さてと、到着ですよ。」

 

チカ(本体)「ねぇ、お母さん…何をするの?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん、ほらあそこに居るのがピポサルって言ってね?猿を全部捕まえるの…ピポサルには色んな種類が有るのよ?」

 

アマカ(本体)「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、捕まえましょうか…確かこのステージから青パンツのタイプのピポサルが出て来るのでしたね…普通ならね。」

 

リュウカ(本体)「そうだな、そう言う奴は足が早い…ヒカル…ナツミからダッシュフープは受け取ったか?」

 

ヒカル「うん、受け取ったよ。」

 

エイダ(子機)『リョウカさん、カミモリチェアにブースト系の性能が強化及びにバリア系及び結界系の性能の強化…更に新たに、シールドタックル…ホーミングシールドタックル…を入手しました。』

 

リョウカ(本体)「へ〜…それでシールドタックル系の技はどう言う感じですか?」

 

エイダ(子機)『はい、簡単に言えば…自身の周囲にバリア及び結界を展開し…そのまま敵に体当たりする攻撃を実施します…尚チャージするとブーストを吹かせて勢いが増してより高威力になりますが制御がしづらくなります…ホーミングシールドタックルはそのままの意味で…攻撃方法は変わりませんが超高追尾します…チャージすればする程長時間追尾しますが速度は遅めです…尚どれも共通で、バリア及び結界を覆っている為全ての攻撃を弾きながら突っ込めますので移動能力としても使えます。』

 

リュウカ(本体)「分かった、理解した…。」

 

リョウカ(本体)「ん〜…そうだ…ほら。」

 

エイハナ「ん?どうしたの…?」

 

リョウカ(本体)「ごめんね、少し揺れると思いますけど我慢してね…お姉ちゃんはヒハナちゃんをお願いね。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

リョウカ(本体)「さてと…来て…カミモリチェア。」

 

 

 

ピシュゥン…!

 

ドサ…

 

 

リョウカとリュウカはそれぞれエイハナ及びヒハナを抱き抱えて…更にカミモリチェアを呼んで座った…

 

 

エイハナ「ねぇ、どうするの…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、これからやってみますから…しっかりと掴まってね。」

 

エイハナ「うん…。」

 

リュウカ(本体)「お前もだ…良いな?掴まってろよ?」

 

ヒハナ「はーい……。」

 

リョウカ(本体)「…エイダ、確認ですがシールドタックル系でピポサルをゲッチュは可能ですか?」

 

エイダ(子機)『可能です…ただしウッキーファイブクラスとなれば倒さないとゲッチュは不可能ですし…メカに乗られると破壊しない限りはゲッチュは不可能です…ただ、攻撃には使えます…威力は速度に比例しますが…。』

 

リョウカ(本体)「充分です…それじゃあゲッチュモードに移行と同時にバリア及び結界を展開。」

 

エイダ(子機)『了解です。』

 

 

ピキィィン…!

 

 

リュウカ(本体)「さてと、やってやろうか!青パンだろうがこの俺達から逃げれると思うなよ?行くぜ!ホーミングシールドタックルだ!」

 

 

ギュィィィ…バフゥゥン…!!

 

 

ピポサル(青1)『…ウキ❗️』

 

 

ギュィィィィン…!

 

 

リョウカ(本体)「貰いです…!ゲッチュ…!(ピギュン…!)」

 

エイハナ「すっごーい!」

 

リュウカ(本体)「こっちも…ゲッチュ!(ピギュン…!)」

 

ヒハナ「すごいよ…!」

 

アヤカ(本体)「この調子でどんどん行こうか!」

 

アマカ(本体)「うん!」

 

 

その後も順調にゲッチュして行き…残りは闘牛場の所のみを残していた…

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと、後は此処だけですが…。」

 

リュウカ(本体)「ああ、間違いなくあのウシロボと戦わないといけないよな?」

 

リョウカ(本体)「ええ…流石に巻き込む事は出来ないですね……何と言っても足が早いですし超高追尾なので先ず逃げれないです…どうしましょうか……。」

 

レバナ(本体)「…大丈夫だよ…?」

 

ムバナ(本体)「私達が…此処で待ってるから…。」

 

リョウカ(本体)「…そう…じゃあ此処で絶対に待っててね?この子達をお願いしましすね……ヒカルさん、行きますよ。」

 

ヒカル「分かった。」

 

それでリョウカ及びリュウカの龍華姉妹及びヒカルの3人でウシロボの待つ決戦場へと乗り込み…一気に迅速に終わらせて決戦場に居る全てのピポサルを捕獲し…娘達と合流した…

 

 

リョウカ(本体)「ごめんね、待ちましたか?」

 

ヒハナ「大丈夫だよ…それよりも…お母さんとお父さんは大丈夫?」

 

リュウカ(本体)「おう、大丈夫だ。」

 

エイハナ「良かった……ん…?」

 

リョウカ(本体)「どうしたの?」

 

ヒハナ「ん〜…なんか…あそこから変な感じがする。」

 

エイハナ「あそこからだよ。」

 

リョウカ(本体)「………(…居ますね…本当に凄いですね…もうこの歳で探知能力が発達するなんて…。)凄いですね…ありがと…。」

 

エイハナ「えへへ…。」

 

カズマ「良し、んじゃあ俺が行ってくる。」

 

めぐみん「ええ、頼みましたよ。」

 

 

それで最後のピポサルを捕獲して帰還した…

 

 

【第4ステージ:パーフェクト】

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと、恐らく次は第1エリアの守護するウッキーファイブの1人が待ち構えています。」

 

リュウカ(本体)「と言うとボス戦だな…。」

 

ヒカル「それで、相手は?」

 

リョウカ(本体)「はい、もし間違っていなければウッキーブルーが待っているでしょう……この時代のブルーさんは兎に角体当たりをメインとしたスピードアタッカータイプです…そうですね…ある意味で青パンタイプのピポサルの最上位互換っと言った感じですね…勿論ウッキーファイブなので倒さない限りはゲットアミ等全てのゲッチュ属性は無効化されます…ゲッチュするには倒すって言いましたが…基本的にウッキーファイブは攻撃しまくって体力を削り切れば勝利です。」

 

ヒカル「へぇ〜…成る程。」

 

リョウカ(本体)「まあ今回はお手本として…私が戦ってみますが、次からはヒカルさんも参加してもらいますよ…。」

 

リュウカ(本体)「1人でやるのか?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、ヘマはしないですしウッキーファイブ如きに負ける訳にはいきませんよ。」

 

ヒハナ「お母さん、頑張って〜。」

 

リョウカ(本体)「ええ、さてと…後ついでにスペクターさんにも私達が如何に恐ろしい存在か見せ付けて来ますか……どうせ見られてると思いますしね。」

 

ナツミ「え?見られてるの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、勿論…スペクターさんは一応超能力を持ってますから…まあ一時的ですがね…さてと行って来ます。」

 

岬「気をつけてね……。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

それでリョウカは単独でウッキーファイブの1人の待つ…ウッキーブルーの居るエリアへと向かった…

 

 

【エリア1ボス:対決!ウッキーブルー!】

 

 

ピカァァン…ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「さてと、着きましたか…さてと、貴方がウッキーファイブの1人のウッキーブルーさんで合ってますかね?」

 

ブルー「ほぅ?どうやら知っているようだな?お嬢ちゃん?」

 

リョウカ(本体)「ええ、知らない訳じゃないですよ?ウッキーファイブの中では特に足の速さが有名…更には一応紳士ではある様ですしね……さてとブルーさん…どうせ分かってるとは思いますがスペクターさんのご命令で此処は通すなって言われてるでしょう?」

 

ブルー「そうだな。」

 

リョウカ(本体)「…ふふふ……ではもう言わずとも分かるでしょう?勝負といきましょうか…勿論どちらかが倒れるまで…安心して下さい、邪魔は居ませんよ…1対1…丁度良いではありませんか?」

 

ブルー「ふ…そうだな…スペクター様のご命令では特に君には気をつけろと言われてる……では君の実力を見せてもらおうか!」

 

リョウカ(本体)「上等ですよ、だけど宣言しよう……貴方じゃあ私には決して勝てないよ…勿論この地形を活かした戦法も無意味ですよ…貴方の戦い方も全てお見通しです……けどその挑む勇気を免じて……、」

 

 

キュィィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「……少々本気で戦ってあげましょう。」

 

ブルー「…良いだろう…では俺も本気で戦ってやる…っ来い…!!!」

 

 

【第1エリアボス】

 

 

VS【ウッキーファイブ:疾風の蒼藍:ウッキーブルー】

 

 

戦闘方式【ボスバトル(ミリオンモンキーズ仕様)】

 

 

勝利条件【ウッキーブルーの撃破】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【サルゲッチュシリーズ】使用場面【対ライバル戦(サルバトーレ&ミリオンモンキーズ)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ブルー「行くぞ…!」

 

 

ギュィィィィン…ピカァァン…!

 

バフゥゥン…!!!

 

 

ブルーはシールドを展開して、突っ込んで来た…

 

 

リョウカ(本体)「相変わらずですね……でも残念……。」

 

 

フワァァ……

 

 

ブルー「何!?」

 

リョウカ(本体)「ふふふ!どうしましたか?まさか飛べるとは思ってないでしょう?後ついでです。」

 

 

キュィィィィィン…!!

 

 

リョウカ(本体)「逃げ惑いなさい!」

 

 

ビィィィィィィ…!!!

 

 

リョウカはステージ中央まで浮遊し…そのままブルーに向けてレーザーを照射した…

 

 

ブルー「どぉりゃぁ…!!」

 

 

ギュィィィィン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

 

ブルーは御自慢の改造一輪車で全速力で回避し始めた…勿論リョウカの放っているレーザーも追尾している…っがブルーの方がへばるのが早く…

 

 

ガッシャァァン…!

 

ボォォォン…!

 

 

ブルー「どわぁ…!…くそぉ…!!まだまだぁぁ…!!」

 

リョウカ(本体)「お〜…凄いですね…さてと、流石に可哀相ですから貴方の得意の陸上戦はどうかな?」

 

 

フワァァ……スタッ…!

 

 

リョウカは流石に可哀相だと思ったかステージ上に戻り…着地した…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、どうしましたか?まさかこれで終わりとは言わないでしょう?」

 

ブルー「当たり前だ…!どぉりゃぁぁ…!!」

 

 

 

バフゥゥン…ギュィィィィン…!!!

 

 

ブルーは再度シールドを貼りながら突撃して来た……っが…

 

 

 

ガキィィン…!!!

 

 

ブルー「どわぁ…!?」

 

リョウカ(本体)「はぁ……どうやらやっぱり貴方の攻撃じゃあこのバリアーや結界は破れないですか……残念です……さてと流石に長期戦は不味いですね、そろそろ終わらせてあげましょう。」

 

ブルー「何!?」

 

リョウカ(本体)「終わりです!来い!カミモリチェア!」

 

 

ピシュン…!

 

ドサ…!

 

 

リョウカ(本体)「絶望に浸りながらやられるが良い……超電磁ショック!」

 

 

ビリビリビリビリ…ビシャァァン…!!!!

 

 

ブルー「ぐわぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

ビシャァァン…ビシャァァン…!!

 

 

カミモリチェアのマジックハンドから超強力な電磁ショックをブルーに直撃させた……

 

 

 

ブルー「ぐふぅ………。」

 

 

ドサ…!

 

 

リョウカ(本体)「……私の勝ちですよ、まあ精々もっと修行して…強くなったらまた戦ってあげますよ……じゃあね。」

 

 

ブォォン…ビギュン…!!!

 

 

ブルーは戦闘不能になり、リョウカは再び強くなる事を願い…捕獲し…帰還したのだった…

 

 

【戦闘終了】

 

 

【第1エリア:完全クリア】

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第3話 神森一家とサルゲッチュ:第2世代編【前章・後編】

どうもです、お馴染みのリョウカです…さてと前回のあらすじを簡単に説明しますね…前回は3つのステージを攻略しましたが、第3ステージ以降産まれても間もない子が泣き崩れて此処にやって来てね?それで私の判断で娘達全員と一緒に旅をする事にしました…まあこんな感じですね…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

ウッキーブルーを撃破し…第1エリアを攻略に成功した…

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「ただいまです。」

 

リュウカ(本体)「おお、帰って来たか。」

 

ヒカル「やっぱり凄いよ!本当に倒しちゃうなんて。」

 

リョウカ(本体)「まあね。」

 

エイダ(子機)『リョウカさん、ウッキーブルーを捕獲した事により…カミモリチェアはブースト系の全性能が強化…更に通常の移動速度も上がります…それと新たにオーバードブースト系を取得しました…オーバードブーストを起動する事により超高速で移動可能になります…それに伴いシールドタックル系も強化されました…チャージ時に追加操作でオーバードブーストを起動し…オーバードシールドブーストタックルを発動出来ます…超高速で移動し…そのスピードによる圧倒的な攻撃力で敵を薙ぎ倒します…尚ホーミングシールドタックルも追加操作でこれに派生しますが共通でかなり強めに誘導はしますし…ある程度操作は可能です…ただし余りの高速なので圧倒的に操作はしずらいですので注意して下さい。』

 

リョウカ(本体)「なるほどね……流石ブルーさんの能力は伊達じゃないですね、スピード自慢と言う事はあります。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…んでもうこのまま次のステージに行くか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、この調子なら第2エリアも攻略すれば丁度いい時間帯になるでしょう。」

 

カズマ「そうだな、まあ攻略し始めて約半日で第1エリア攻略だからな〜…。」

 

リョウカ(本体)「そうだね…まあ取り敢えず第2エリアを攻略したら今日は終わりましょうか。」

 

エイハナ「うん…。」

 

リョウカ(本体)「えーっと次は…第5ステージのどっきりキャッスルですか……大丈夫かな?」

 

リュウカ(本体)「何が?」

 

リョウカ(本体)「一応怖いステージって言う感じですけどね…まあお化け屋敷の感じで行けば大丈夫かな…。」

 

カズマ「おいおい、まさかお化けが怖いのか?」

 

リョウカ(本体)「まあガチのお化けは怖いですが、けど娘達はお化け屋敷って言うのはあまり知らないからね……。」

 

岬「あ〜…そうなんだ…。」

 

リョウカ(本体)「…大丈夫?次は少し怖いかもしれないけど…。」

 

ヒハナ「うん!大丈夫!」

 

エイハナ「行く〜!」

 

リョウカ(本体)「…分かりました、では行きましょうか。」

 

めぐみん「ええ。」

 

 

それで一行は第5ステージに踏み込んで行った…

 

 

 

【第5ステージ:どっきりキャッスル】

 

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「さてと、着きました…。」

 

ヒハナ「ねぇ〜お母さん。」

 

リョウカ(本体)「どうしたの?」

 

ヒハナ「あそこの箱みたいなのと……あそこから変な感じがする。」

 

リュウカ(本体)「隠れてるな…よーし、お手柄だぞ…おい、捕まえて来い。」

 

兵士1「は!」

 

兵士2「了解です!」

 

 

 

一行は外で隠れているピポサルを捕獲して…場内へと入った…

 

 

 

エイハナ「ねぇねぇお母さんにお父さん!あのピポサルは何?」

 

リョウカ(本体)「あのピポサルは…確か白パンツを履いてますね…白パンタイプですね。」

 

ヒハナ「ね〜、このピポサルってどんな感じ?」

 

リュウカ(本体)「ああ、目は悪いよ…ただなコイツは見付かるとな…。」

 

ピポサル(白1)『ウキ❗️』

 

 

 

ヒョイ…ジリジリジリジリ…!!

 

 

リュウカ(本体)「あー言う風に爆弾投げて来る……ってヤバい…!!」

 

リョウカ(本体)「危ない…!」

 

 

ボォォォン…!!

 

 

リョウカ(本体)「…大丈夫!?怪我は無い!?」

 

ヒハナ「う…うん…大丈夫だよ…でもちょっとだけ…怖いです。」

 

エイハナ「大丈夫だよー。」

 

リョウカ(本体)「…良かった…。」

 

リュウカ(本体)「あ〜…クソ、あのクソ猿め…1発ちょっと軽く引っ叩いてやる。」

 

リョウカ(本体)「奇遇ですね、丁度私もしようと思いました…ごめんね、ほんのちょっとだけ待っててね。」

 

ヒハナ「うん…。」

 

エイハナ「頑張って〜。」

 

リョウカ(本体)「うん…さてと……すいませんが娘達の目と耳を少しだけ塞いで下さい。」

 

アンクロ(本体)「分かったよ…まあ殺さずあまり怪我させない様にね?」

 

リュウカ(本体)「ああ、まあ多少痛ぶっても問題は無かろう?」

 

リョウカ(本体)「そうだね。」

 

オウカ(本体)「あれ?何も見えないです?」

 

 

リョウカとリュウカは、先程の白パンのピポサルに報復攻撃を実施する為に娘達全員の目と耳を塞いで……

 

 

リョウカ&リュウカ『待てやゴラァァァ…!!!!ぶちのめしたる…!!!野郎ぶっ殺してやるぅぅぅぅぅ!!!!』

 

ピポサル(白1)『ウキ⁉️』

 

 

…っとまあ完全にブチ切れた龍華姉妹に追い掛け回された挙句…メカボーっぽい何かでひたすらボコられて捕獲された…無論それはとても娘達には見せれない光景だったので事前に目や耳を塞いでいた様だ……(ピポサル(白1)『解せぬ。』)

 

 

リュウカ(本体)「ふ〜…スッとしたぜ。」

 

リョウカ(本体)「同じくスッキリしましたね。」

 

めぐみん「…娘達に手を出すと怖いと言うのを改めて思い知りました…まさかあそこまでとは…。」

 

カズマ「ああ、ってか絵図面がヤバいからな……敵からしたら恐怖以外何者でもねぇよ……散々追い掛けられた挙句には待ってるのは死有るのみだからなぁ…こりゃあ娘達にも見せれねぇわ…。」

 

リュウカ(本体)「よーし、待たせたな…んじゃあ行こっか。」

 

娘達全員『はーい。』

 

 

それで場内を進んで行き…様々な怪現象に娘達が驚いたりもして…最深部である地下へとやって来た……

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと、此処で最後かな?」

 

リュウカ(本体)「とりあえず、目の前のサルを捕まえてっと…!」

 

 

ブォォン…ビギュン…ビギュン…!!

 

 

ヒカル「良し!後1匹!」

 

リョウカ(本体)「さてと、後はあの奥のピポサルだけですが……、」

 

ヒハナ「ねぇねぇ、あのロボットは何?」

 

リョウカ(本体)「アレはガイコツロボットって言ってね…見た目の通りガイコツっぽい見た目のロボットですよ…危ないから近付いたら駄目だよ?」

 

エイハナ「うん、分かった。」

 

リョウカ(本体)「ん?あ…!?駄目!戻って…!!」

 

まほろば「あう〜…。」

 

あしゅら「あ〜。」

 

 

リョウカはガイコツロボットの居る所へと興味本意で向かおうとするまほろばとあしゅらを止めようとした…因みにだがこの子達はまだ赤ちゃんと変わらず…辛うじて這って移動から立ち歩きまでもう少しの幼い子だ……

 

 

リョウカ(本体)「……っ…!!」

 

 

ッダ…!

 

 

リョウカ(本体)「まほろばちゃん…!あしゅらちゃん…!!戻ってぇぇ…!!」

 

 

リョウカは母性本能で思いっきり地を蹴り…マホロバとアシュラの元へと駆けた……

 

 

 

ガシ…!

 

 

まほろば「あうあ〜。」

 

あしゅら「う〜。」

 

リョウカ(本体)「っ…!」

 

 

ズザァァ…!!

 

ギィィィィ…ズズゥゥゥン…!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!!」

 

 

リョウカは何とかまほろばとあしゅらを掴んで抱き上げたが…残念ながらリョウカ諸共例のガイコツロボットの居る広場に閉じ込められた…

 

 

ピポサル(白2)『……‼️』

 

 

ウィィィン…ガシャン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……っ…!(不味い…両手が使えない…!それに…この子達も居るから下手に攻撃は出来ない…!どうすれば……!)」

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!待ってろ今行く…!クソ…!開け…!!」

 

リョウカ(本体)「……!!そうだ…こうなれば仕方ない……使いますか…それに彼等も呼びましょうか!」

 

ヒカル「え!?どうする気なの!?」

 

リョウカ(本体)「来て!カミモリチェア!」

 

 

ピシュン…!

 

ドサ…!

 

 

リョウカ(本体)「更に、艤装装着!神森大和龍華(リョウカ)とFアースとFアースレギオン!アームド!!」

 

 

ピカァァン…ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

全員『……!!』

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの大和:メインテーマ】

 

 

リョウカは咄嗟の判断で切り札のを呼び出し…それを纏って行った…

 

 

パァァァン…!

 

 

まほろば「あう?」

 

あしゅら「あ〜!うあ〜…!」

 

リョウカ(本体)「ごめんね……ほんのちょっとだけ大人しくしててね……。」

 

 

リョウカの纏っている艤装は何時もと違い…カミモリチェア版のと合わせる為に中央部のコア部は専用のカミモリチェアの背部ユニットと装着する為の連結装置が追加され…元々装着されていた背部ユニットは艤装と融合した…(まあ直球に言えば…何時もの艤装にカミモリチェアと連結してる…と言うよりも合体してる姿だ…)…そしてリョウカ自身はFアース及びFアースレギオンのアーマーを装着している尚娘達は、リョウカの左右に専用の座席に座っている…尚サイズは、全長が約10m未満…全高は約4m位…サイズ的には全ステージに普通に行ける上に…どのエリアでも行けるサイズだ…

 

 

ピカァァン…ピシュン…!!

 

 

?「やれやれ、久々に呼ばれたと思ったらこんな場面か。」

 

ヒカル「あ…!?お前は!?」

 

リュウカ(本体)「スペクター…!!?」

 

リョウカ(本体)「待って、こちらのスペクターさんは味方ですよ…って言うか元々こちら側のスペクターさんの顔を忘れてないですか?」

 

リュウカ(本体)「…は!?そうだったな…。」

 

ヒカル「え?え?どうなってるの!?」

 

リョウカ(本体)「まあ話は後です…スペクターさん、勿論連れて来ましたか?」

 

スペクター(神)「ああ、勿論さ…まあ君達とは同盟国だからね…久々とは言えあの馬鹿供には久々の仕事だ……おい!行って来い!ピポソルジャー!守ってやれ!」

 

 

ピキィィン…ピシュン…!!

 

 

ピポソルジャー軍団『ウキ!』

 

ピポサル(白2)『……⁉️』

 

リョウカ(本体)「…主砲!弾種、ゲッチュキャノン!主砲旋回!」

 

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

 

スペクター(神)「撃つんなら周りには気を付けろよ、おい!お前達!奴の動きを封じろ!それとあの子達の耳を塞いでやれ!勿論、吹き飛ばされない様にな!」

 

ソルジャー軍団『ウキ!』

 

 

トテトテトテトテ…!

 

 

ピポサル(白2)『ウキィ…!』

 

ソルジャー隊長1『ウキィ…!』

 

ソルジャー隊員1&2『ウッキッキ…!』

 

まほろば「…??」

 

あしゅら「あう?」

 

 

ピポソルジャーの一部はリョウカの娘であるまほろば及びあしゅらの身の安全を確保し…隊長格の部隊はガイコツロボットの動きを封じる為に対峙していた…一方でスペクターはリョウカの主砲の観測員となっていた…

 

 

 

スペクター「よーし…アイツは真正面だ…外す心配は無い…奴等を信じろ。」

 

リョウカ(本体)「勿論。」

 

ピポサル(白2)『ウキィィィ…!!!』

 

 

ブォォン…!!

 

 

ソルジャー隊長2『ウキ…!』

 

 

ヒョイ…!

 

 

ソルジャー隊長3『ウキィィィ…!!』

 

 

バシィィィ…!!

 

 

隊長格の一体がガイコツロボットの隙を突いて背後のスイッチを思いっきりメカボーでぶっ叩いた…流石に効いたのか大きくよろめいた…しかしその一瞬が不味かった…

 

 

スペクター「今だ!撃て!」

 

リョウカ(本体)「砲撃始め!」

 

 

ドドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…

 

 

 

ソルジャー隊長全員『ウキ…!』

 

 

ヒョイ…!

 

 

ヒュゥゥゥ…チュドォォォォン…!!

 

ピカァァン…ピギュン…!!!

 

 

 

スペクター達の連携で一応強敵のガイコツロボットは撃破され…最後のピポサルもゲッチュされた…

 

 

【第5ステージ:パーフェクト】

 

 

ギィィィィ…ズズゥゥゥン…!

 

 

リュウカ(本体)「おーい!」

 

ヒカル「大丈夫かー?」

 

リョウカ(本体)「はい、大丈夫ですよ。」

 

まほろば「えへへ…あう。」

 

あしゅら「あうあ〜…。」

 

めぐみん「ふぅ…本当に無事で良かったですよ…全く危ないじゃないですか?お母さんを困らせたら駄目ですよ?」

 

リョウカ(本体)「まあまあ…兎に角無事で良かったですよ…。」

 

ヒカル「…良かった…けど何でスペクターが此処に?敵じゃなかったの?」

 

リョウカ(本体)「こっちは私達側のスペクターさんですよ、あっちのスペクターさんとは全くの無関係ですよ、ほら…服装が全く違うでしょう?」

 

ヒカル「あ……そうだね…。」

 

スペクター(神)「言っとくが君達の扱ってる普通のゲットアミじゃあ捕まえられないよ?捕まえるならコイツらの作ったゲットアミじゃなきゃ無理だね…勿論オレたちのピポサルも同じさ。」

 

ピポソルジャー軍団『ウキ!』

 

スペクター(神)「まあ、オレ達は少なくとも味方だよ…勿論敵じゃない…言っとくがコイツらに手を出せば敵対行為と見て攻撃するけどな。」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳ですよ…因みに、さっきも言いましたが同盟関係です…だから私から専用の惑星を差し上げましたよ…全てのピポサルが満足して生活出来る様にね…勿論何もしても構わない所だから凄く気に入ってもらってますよ…それでスペクターさんとも友好関係を築いています。」

 

スペクター(神)「まあ、そう言う訳だ…それでオレ達はまだ必要な訳かい?」

 

リョウカ(本体)「まあね、同じピポサル同士ならある程度会話が通じる人が必要ですし…それに専門家もいるし……更には敵の目を欺く為には同じピポサルも必要ですからね…今回の依頼はね。」

 

スペクター(神)「やれやれ…それはまた大変だねぇ…まあ後で更に増援は寄越すけど。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます…さてと、戻りますか…事情も説明しないといけないし。」

 

ヒカル「そうだね…まあ大目玉するけどね。」

 

リュウカ(本体)「だな…んじゃあ戻るぞ。」

 

 

ピカァァン…ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ達一行はステージを出て行った…

 

その後だが、予想通りナツミが仰天して問いただされたが…必死の説明で落ち着いた様だ…

 

 

ナツミ「はぁ…まあ貴女達の所ならばまだ良いわね…。」

 

リョウカ(本体)「因みに言い忘れましたが、勿論全てのピポサルは1匹ずつ全て私達とスペクターさん指導の元で超強化されてる上に完全に私達の力や能力の影響を受けてますから…普通にこの世界線のスペクターさん達が束に掛かって来ても返り討ちに出来る…かもしれないですが、一応最低でもウッキーファイブクラスならば単独で撃破可能です…まあやろうと思えば普通にこの世界のスペクターさんも倒せる…らしいです。」

 

ナツミ「ちょっと曖昧だけど、大丈夫なの?」

 

スペクター(神)「ああ、少なくとも滅茶苦茶強いよ?ってか過小評価だねぇ…普通に君達の所の一般兵士と同等だろう?」

 

リョウカ(本体)「あはは……まあ一応心配ですからね…一応私達の影響も有りますが…生きてますからね、死んだら困りますよ…みなさんが悲しみますし…帰りの待つ者達だって居ますからね…。」

 

スペクター(神)「まあそうだろうね…オレの方も頑張ってはいるよ。」

 

リョウカ(本体)「ええ、分かってますよ…さてと、時間も押してますから次へと行きましょうか…急がないと1日が終わります。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…んじゃあ次は…【ドコニアルファクトリー】だな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね、まあ名前的には色々とツッコミどころは有りますが気にしたら負けな気がします。」

 

リュウカ(本体)「そう言えば、あん時になった姿は何だ?」

 

リョウカ(本体)「さぁ…私も焦ってましたから咄嗟になる様なれって感じでなってみましたがね……本当に守れて良かったですよ…もし何か有れば私は私で無くなりそうだったです……まああの姿は完全なフルアーマー状態って事で良いでしょう…通称…カミモリチェア:フルアーマーモード…っでね…まだはっきりと分かった訳じゃない上に…何故かカミモリチェア出したらこうなるらしいです。」

 

リュウカ(本体)「おいおい、それで移動は出来るのか?」

 

リョウカ(本体)「普通に可能です…ただカミモリチェアを消す際や出す際には…最後になった形態を維持する様です…解除する際にはまた出して解除するしか無いですね…まあ今はしないですがね…まだまだ使うから。」

 

リュウカ(本体)「分かった……まあ取り敢えず次のステージに行くか。」

 

リョウカ(本体)「ええ。」

 

 

それで一行は次のステージへと向かった…

 

 

【第6ステージ:ドコニアルファクトリー】

 

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

 

リュウカ(本体)「着いたな…って、リョウカ…来て開幕からフルアーマーのカミモリチェアか?」

 

リョウカ(本体)「まあね、一応サイズは少し小さめにはしてあります。」

 

 

リョウカのカミモリチェア:フルアーマーモード(仮名)は確かにサイズはそれぞれ1mずつサイズダウンしていた…

 

 

ヒハナ「かっこいい〜…!」

 

エイハナ「お母さんかっこいいよ!」

 

リョウカ(本体)「そ…そうかな…さてと、先ずは実験です…このエリアのピポサルをこの場で捕まえられるかどうかやってみましょうか。」

 

ヒカル「え?出来るの?」

 

リョウカ(本体)「だからこれから試すのですよ……さてと…少しだけ耳を抑えていてね…始めましょうか…ミサイル発射用意!弾種!対物マイクロゲッチュホーミングミサイル!」

 

 

ウィィィン…

 

 

リョウカ(本体)「レーダーロックオン完了!VLS解放!サルボー!」

 

 

ウィィィン…ガバ…!

 

バシュゥ…!

 

シュゥゥゥゥ…!!

 

 

リョウカの艤装から放たれた特殊なマイクロミサイルは発射され何発にも分離し…それぞれのピポサルへと飛来して行き…

 

 

ピカァァン…チュドォォォォン…!

 

ピギュン…!!

 

 

……着弾…捕獲した…無論隠れていたピポサルは対物の効果で呆気なく燻り出されて捕獲された…

 

 

リョウカ(本体)「うん、こんな感じですね…上手く行って良かったですよ。」

 

スペクター(神)「へ〜…相変わらず凄まじい物だねぇ。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……さてとついでです、Fアースレギオン直掩隊!発艦!」

 

 

ウィィィン…ガシャン…!

 

バシュバシュバシュ…!

 

ゴォォォォォ…!

 

 

今度はリョウカの艤装の射出口から艤装以上に超小型の艦載機が発艦して…リョウカ達を守護する為に低空飛行で飛行…と言うよりも浮いている……

 

 

ヒカル「わ〜…凄いね。」

 

リョウカ(本体)「因みに敵が下手に攻撃…又は接近すれば……、」

 

シタッパーズ『……!』

 

エイダ(航空:子機)『敵接近、脅威度…大…排除開始。』

 

 

 

ゴォォォォォ…

 

ドドドドドドドド…!

 

チュン…パァァァン…!

 

 

エイダ(航空:子機)『排除完了……警護モードを続行。』

 

リョウカ(本体)「……と言う感じになります、勿論武装は専用の物に換装済みです…だから誤ってピポサルを怪我をさせる心配はありません…ただし当たると滅茶苦茶痛いですし普通に雑魚敵は撃破可能な上に地形も一部破壊可能ですからね。」

 

カズマ「おいおい、それじゃあマジックパンチと変わらん感じか?」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳です…少なくとも私達の出せる攻撃力はマジックパンチの10万発位ですよ、最低でもマジックパンチ100発分ですがね。」

 

岬「そこまでのステータスを下げれたの?」

 

リョウカ(本体)「まあね、お姉ちゃんのお陰ですよ…ただどれもこれも超高威力ですが、これも能力で怪我や死ぬ心配はありません…地形も能力でどうにか防護されてます…っが、雑魚敵は問答無用で即死威力で…敵兵器も問答無用で1発で撃破出来ますがね。」

 

スペクター(神)「やれやれ、まあ出来れば振り回さないで欲しいけどな…。」

 

リョウカ(本体)「善処はします…まあ襲って来なければの話ですがね……さてと行きましょうか。」

 

 

その後一行は無双しながらピポサルを捕まえて行き…道中の本来ならロボットのエリアは別のFアースを呼んで突破…最後のエリアのサルロボットに乗り込んでいるピポサルも撃破され…全て捕獲された…

 

 

【第6ステージ:パーフェクト】

 

 

一行は無事に来れた……っが…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、次は第7ステージ…カジノシティーですが…此処からが本番です。」

 

ナツミ「え?何が?」

 

リョウカ(本体)「此処から黒パンツタイプのピポサルが出て来ますから…ある意味で本格的に私達がヤバくなります。」

 

リュウカ(本体)「ああ…俺達は何度も言う様に今は娘達も抱えてる…それで守りながら行動しないといけない……んでそこに広範囲攻撃をばら撒く黒パン供のピポサル……相性は最悪の一言だな…まあ全部が全部って訳じゃ無いが…遠距離攻撃を主体にしてくる奴等に狙われたら堪らん。」

 

ヒカル「へ〜…そうなんだ。」

 

リョウカ(本体)「……仕方ないですね…エイダ、デルフィ。」

 

エイダ(コア)『はい?』

 

デルフィ(コア)『何でしょうか?』

 

リョウカ(本体)「カジノシティーに居る筈のハカセさんをこの研究所に連れ戻して来て…ハカセさんのデータを送ります。」

 

エイダ&デルフィ(コア)『了解…データのダウンロード完了…任務開始。』

 

 

ピシュゥン…!

 

 

 

リョウカの指示を受けたデルフィ及びエイダはそれぞれ子機を解き放ち…ハカセを連れ戻しに行った…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、スペクターさん貴方の所のピポソルジャー全軍に私から専用の装備を支給します…勿論貴方も含めてです。」

 

スペクター(神)「良いのか?」

 

リョウカ(本体)「構いませんよ、それにこの今回の事件が終わってもほんの数年も経たない内にまた事件が起きます…だから今から装備は支給しますよ…だからこそ、ハカセさんや貴方達のホワイトさん更には開発部門のピポサルさん達…そして私達の共同で専用の装備を早急に用意した上で量産する予定です…。」

 

リュウカ(本体)「んでそれは今日中に間に合うのか?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です、多少無茶はしますが確実に間に合います…勿論頑張れば今日中に第2エリアは突破可能ですよ……まあ更にハードスケジュールですけどね。」

 

スペクター(神)「分かったよ、んじゃあ早急に寄越す事にする。」

 

リョウカ(本体)「ええ…お願いします。」

 

 

そして1時間後に…それぞれ到着し…リョウカ達から事情を説明し…超急ピッチで開発を開始して…物の2時間で完了し…全ピポソルジャー軍団に装備を支給し…更にはヒカル達も含め専用の装備を支給した上で何とリョウカ達一行の分も同様に専用装備も開発…装備した……

 

 

リョウカ(本体)「うん、これで行けますね。」

 

ハカセ「しかし驚きじゃわい…まさか君達のピポサルと協力する事になるとはな。」

 

リュウカ(本体)「まあ、何度も言うがあくまでもこっちのピポサルと敵側のピポサルとは断然違う上にアイツらも一切違う…無論奴等とは全くの無関係だが…一応種族は同じピポサルならば対処はし易い上…こっちのピポサルなら普通に俺達でも言葉は通じるし通訳も出来る…んで同じ種族同士だからな……挙句こっちのスペクターの姿を見れば…流石に一瞬判断を鈍らせる事は出来る。」

 

リョウカ(本体)「ただ、上手く行くかは全くの別問題ですがね……今はなるべく早く捕獲出来るかが鍵となる上に……この子達を守っていかないといけないです。」

 

ナツミ「そう……でもさやっぱり置いて行った方が…、」

 

リョウカ(本体)「そうは出来ないです……無理に置いて行けば……さっきみたいに大泣きするかもしれないですし此処も安全とも言い難いです…かと言って拠点に置いて行ってもまた寂しい思いをさせて…また此処に戻って来るから駄目……そして私達本人が一緒に居ないと駄目……それで今に至る訳です……まああの子達にとっては超危険な私達の仕事の見学って感じですがね…流石に極度に危険な所へは行けないですがね……。」

 

ナツミ「そう…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、そろそろ行きましょうか。」

 

リュウカ(本体)「だな。」

 

 

一行は万全な準備をして…第7ステージへと向かった……

 

 

【第7ステージ:カジノシティー】

 

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「……着きましたが、やっぱり居ますね……黒パンタイプが……。」

 

リュウカ(本体)「ああ、んじゃあ取り敢えず……どうする?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、ヤマトお姉ちゃん…娘達を預けます…守って下さい。」

 

ヤマト(本体)「ええ、任せてちょうだい。」

 

リョウカ(本体)「さてと、やりましょうか……。」

 

 

カチャリ…!

 

チャキ…!

 

 

ソルジャー隊長1(※リョウカ達の能力で言語能力が相互供に理解可能)『コッチの準備は万全です!』

 

ソルジャー隊長2『いつでもどうぞ!』

 

リョウカ(本体)「ええ、それじゃあ散開です!最優先は武装したピポサルを最優先に捕獲して!」

 

ピポソルジャー全軍『了解!』

 

 

 

トテトテトテトテ…!

 

 

 

リョウカの指示で一斉に散開したピポソルジャーは順調にピポサルを捕獲して行き……

 

 

ヒカル「これで最後!ゲッチュ!」

 

 

ブォォン…ビギュン…!!

 

 

最後の1匹はヒカルの手で捕獲された……

 

 

【第7ステージ:パーフェクト】

 

 

 

リョウカ(本体)「…さてと、次は【しのびじょう】ですね……此処が第2エリアの最後のエリアとなります…。」

 

ハカセ「ふむ…。」

 

ナツミ「って事はクリアすれば、またウッキーファイブの一体と戦えるって訳ね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、この第2エリアを仕切るのはウッキーイエローさんです…通称オカマサル…又はデブサルと呼ばれています。」

 

ヒカル「え〜…そう言われるとどんなサルなの?」

 

リュウカ(本体)「はぁ…じゃあ言ってしまえばな……コイツは重度のショタコンだ…大人のお前らなら理解出来るだろう?」

 

ハカセ「う〜む……成る程……。」

 

ナツミ「うげ…そう言うタイプなのね…。」

 

ヒカル「え?どう言う意味?」

 

リュウカ(本体)「ヒカル、お前にはまだ早い…まあ精々奴に狙われない様にはするがな…まあ兎に角今は最後のエリアを攻略しよう…確かあのステージは…、」

 

リョウカ(本体)「ええ、全てのピポサルは忍者っぽくなっています……勿論忍者らしく攻撃方法は忍者関連が多いです…勿論銃火器は扱わないですから前のステージよりは楽ですよ…。」

 

スペクター(神)「まあ、あくまでも前よりは楽であって…厳しいと言えば厳しいんだろう?」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳です、遠距離攻撃は精度の抜群の手裏剣…挙げ句に広範囲攻撃の爆弾…これらが有る故に多少厳しいですね…まあ、マシンガンを連射して来て広範囲にばら撒かれるよりは断然マシですがね…はぁ…。」

 

リュウカ(本体)「……相当疲れてるな…。」

 

リョウカ(本体)「…まあね…さてと、行きましょうか…。」

 

ヒカル「うん。」

 

 

一行は第2エリアの最後の砦…第8ステージ…しのびじょうに向かった…

 

 

【第8ステージ:しのびじょう】

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「さてと着きました……流石に夜なだけあって…雰囲気的にも良いのですが…やはり案の定ですね…。」

 

エクレール「だろうね…さてと、行こうか。」

 

リョウカ(本体)「ええ、行きましょう…あ、そうそう…確か忍者っぽいピポサルはこのステージに限定されますが…攻撃を当てると変わったモーションでダウンします…長時間の隙を晒しますからもし捕まえにくいなら試してみて下さいね。」

 

ヒカル「うん、分かった!」

 

ピポソルジャー全軍『了解です!』

 

 

 

リョウカ達一行は難攻不落(自称)のしのびじょうを攻略し始め……現代兵器と忍術とぶつかり合った…っが呆気なく現代兵器が勝ち…全て捕獲された……

 

 

 

【第8ステージ:パーフェクト】

 

 

リョウカ(本体)「さてと、次が問題のウッキーイエローですね…。」

 

リュウカ(本体)「どうする?ヒカルも連れて行く?」

 

リョウカ(本体)「ええ、連れて行きます…勿論私達はヒカルさんのサポートとして徹しましょうか…基本的に私達はウッキーファイブ戦及び対スペクター戦ではサポートに動いて…基本的にヒカルさんが戦います…そうでないと示しがつかないでしょうし…何よりも相手も学習するでしょうしね……。」

 

ヒカル「そっか…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、行きましょうか……それじゃあ大人しく待っててね…。」

 

エイハナ「うん、頑張ってね〜。」

 

ヒハナ「頑張って〜。」

 

 

そして、ヒカルとリョウカとリュウカの3人で対ウッキーイエロー戦へと向かった…

 

 

【第2エリアボス:対決!ウッキーイエロー!】

 

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「土俵ですか……。」

 

リュウカ(本体)「おい、上からくるぞ。」

 

 

ヒュゥゥゥ…!

 

 

イエロー「どすこい!(ズシィィン…!)」

 

ヒカル「アイツがイエローなのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、そうですよ。」

 

イエロー「あら?どうやらワタシの事を知っている様ね?坊やに小娘達?」

 

リュウカ(本体)「まあな、ってかお前も相変わらず可愛い子ぶりしてるけどよ…程々にしないとお前ん所のピンクがブチ切れて襲われるんじゃないのか?」

 

イエロー「あら?余計なお世話よ!ワタシの方が可愛いの!」

 

ヒカル「うげ〜…。」

 

リュウカ(本体)「は!どの口が言える?一回鏡見た方が良いんじゃねぇか?お前の所のお仲間が…よーく…お前の事を影からデブサルやオカマサルとか言われてるのによ…お前の頭は相当お花畑な事だな。」

 

 

ブツ…!

 

 

イエロー「ムキィィィ…!もう頭に来たわよ…!!ならばこの場でアンタ達をぶちのめしてあげるわ!」

 

リュウカ(本体)「やれる物ならやってみな、まあそもそもヒカルに勝てない時点で俺達に挑む権利はないがな…精々頑張れよ、オカマデブサル。」

 

イエロー「ムキィィィ!!また言ったわね!?やってやるわ!やってやるわよ!…はっけよーい…!のこった…!」

 

 

リュウカからの暴言込みの挑発で完全に頭に血が上ったイエローがリョウカ達に襲い掛かった…

 

 

【第2エリアボス】

 

 

VS【ウッキーファイブ:美しき美欲(自称):ウッキーイエロー[激昂状態]】

 

 

戦闘方式【ボスバトル(ミリオンモンキーズ仕様)】

 

 

勝利条件【ウッキーイエローの撃破】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【サルゲッチュシリーズ】使用場面【対ライバル戦(サルバトーレ&ミリオンモンキーズver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

イエロー「どすこいどすこいどすこい…!!」

 

 

ズシズシズシズシズシズシ…!!

 

 

イエローは開幕つっぱりしながら突進して来た、無論狙われたのは挑発して来たリュウカだ…

 

 

リュウカ(本体)「よっと…楽勝だな。」

 

イエロー「あら…!?おち…おち…!?おっちるぅぅ…!!!」

 

 

イエローは回避された事で端に追いやられ土壌から落下しそうになっていた…無論周りはマキビシだらけだ…とても歩ける様な場所じゃない…

 

 

リュウカ(本体)「おいヒカル!イエローにちょっと小突いてやれ!」

 

ヒカル「うん!せやぁ!」

 

 

バシ…ヒュゥゥゥ…!

 

ブス…!!!

 

 

イエロー「ぎやぁぁぁ…!!!!」

 

 

イエローの背後からヒカルのメカボーがヒットし…盛大に吹っ飛んでマキビシエリアに落下…ケツにぶっ刺さり悲鳴を上げた…

 

 

リョウカ(本体)「うわ〜…痛そうですね…。」

 

リュウカ(本体)「お!そうだ…デルフィとエイダ!それぞれ土俵中央に落とし穴とマキビシのセットだ!」

 

エイダ&デルフィ(子機)『了解。』

 

 

 

ピシュン…!

 

 

リュウカは土俵中央にトラップを設置した…すると…

 

 

イエロー「そおれぇぇ!」

 

 

ビュゥゥン…!

 

 

イエローは回転しながら空中に飛び上がり……馬鹿なのか不明だが…土俵の中央に向かって行った…もう一度確認だが、たった今リュウカのトラップが設置された所にイエローが向かった……つまりは…

 

 

イエロー「どっかん…!」

 

 

ズシィィン…!

 

メキメキ…ズガァァァン…!!

 

 

イエロー「あらぁぁ…!!?」

 

 

ヒュゥゥゥ…ブシュ…!!!

 

 

イエロー「ぎやぁぁぁ…!!!!?」

 

リョウカ(本体)「あらら……。」

 

ヒカル「……引っ掛かった……アイツ…。」

 

リュウカ(本体)「ああ、激昂してたからな簡単に引っ掛かった…馬鹿にはお似合いだ…さてと、そろそろ締めと行くぞ。」

 

ヒカル「どうするの?」

 

リュウカ(本体)「ヒカル、こんな事もあろうかと…ほら、あそこのスイッチが見えるだろう?アレをぶっ叩け。」

 

ヒカル「分かった!えい!」

 

 

バコン…!

 

 

シュル…!

 

ヒュゥゥゥ…!

 

 

イエロー「今度は何…!?あ…。」

 

 

ゴーン…!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

イエロー「おおぅ……。」

 

 

イエローが這い上がったと同時に、トラップが起動し…巨大な鐘が落下し…イエローの頭に直撃し…ダウンした…

 

 

リュウカ(本体)「良し、んじゃあ捕獲してやれ。」

 

ヒカル「うん!…ゲッチュ!」

 

 

ブォォン…ビギュン…!!

 

 

最後に、ヒカルがゲッチュして…勝利した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(本体)「なんか、呆気なかったですね……。」

 

リュウカ(本体)「まあな、奴が激昂してたから余計にな…。」

 

ヒカル「そうだね。」

 

リョウカ(本体)「さてと、帰りましょうか…ん…ん〜…!流石に今日は疲れました……戻ったら休みましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……。」

 

 

そしてリョウカ達一行は戻って行き…今日を終えたのだった…

 

 

【第2エリア:完全クリア】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第4話 神森一家とサルゲッチュ:第2世代編【中章・前編】

よう、オレはスペクターだ…んじゃあ前回のあらすじを説明するからよく聞けよ?前回オレ達は…第2エリアを攻略した…そしてウッキーファイブの1匹であるウッキーイエローを捕獲に成功したんだ…まあこの世界のイエローは無残な敗北をしたがな…まあこんな感じかなぁ…それじゃあ今回も見ると良いよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

ウッキーイエローを撃破して次の日

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、おはようございます。」

 

ナツミ「ええ、おはよう。」

 

ハカセ「ああ…おはよう。」

 

リョウカ(本体)「ん〜…さてと、今日も頑張りましょうか…。」

 

エイダ(コア)『報告、ウッキーイエローを撃破した事により…カミモリチェアの全性能が更に1段階上昇……及びに、防御能力の強化…全てのバリアー系と結界系の全性能がアップしました……更に新機能として、ハンド系の操作が追加され……物を掴んだり押したり…ありとあらゆる動作を可能となり…着脱機能が追加され…自立行動も可能となりました…。」

 

リョウカ(本体)「それは便利ですね…。」

 

エイダ(コア)『はい、ただ…ハンド系での戦闘能力は低めです…完全な物にするにはウッキーレッドの撃破する必要もあり…まだこのカミモリチェアは未完全です…全てのウッキーファイブを捕獲する事により始めて完全体になります…また別の方法として、レベルアップする事により機能の追加も可能です…っが手っ取り早いのは全てのウッキーファイブの捕獲を推奨します。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

リョウカ(本体)「とりあえず色々と分かりました……さてと次からは第3エリアでしたね…確か第3エリアは……ウッキーピンクさんの管轄下でしたね……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

リョウカ(本体)「…まあ取り敢えず、第3エリアの第一歩の第9ステージ【ゆきだまマウンテン】に行きましょうか…。」

 

ヒカル「ねぇ、そこはどんな所?」

 

リョウカ(本体)「まあざっくりと言えば、雪のステージですね…そのステージは何故か知らないけど巨大なクリスマスツリーが立ってたり…ピポサル専用のスキー場が有ったりもします……まあ難易度的には難しくはないですし、油断しなければ問題は一切無いです…それと言ってしまえばこのステージは唯一娘達を連れて行っても特に問題は無い大丈夫な所です。」

 

リュウカ(本体)「ほぅ、それは良いな…。」

 

リョウカ(本体)「まあね…さてと行きましょうか…。」

 

ヒカル「うん!」

 

 

リョウカ達一行は第9ステージへと向かった…

 

 

 

【第9ステージ:ゆきだまマウンテン】

 

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカ(本体)「さて、到着っと…。」

 

エイハナ「うわ〜、真っ白です!」

 

ヒハナ「雪だ〜!」

 

リョウカ(本体)「そうですね〜…あ、そんなにはしゃいだら危ないですよ?」

 

娘達全員『はーい。』

 

リュウカ(本体)「良し、って…今なんか通らなかったか?」

 

リョウカ(本体)「アレは巨大な雪玉ですね…文字通りステージ名の通りです…まあ私達の防御能力で普通に突破可能ですがね。」

 

リュウカ(本体)「だな。」

 

 

それで一行は巨大雪玉エリアを突破した…(無論そのエリアのピポサルは捕まえた)

 

 

リョウカ(本体)「さてと、此処がこのステージの見所の一つのクリスマスツリーのエリアです。」

 

リュウカ(本体)「あのデカイツリーがそうか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、まあ取り敢えず近付いてみましょうか…。」

 

 

数分後……

 

 

エイハナ「お〜…大っきいです!」

 

ヒハナ「わ〜…!クリスマスツリーだ!あ!プレゼントも有る!」

 

リョウカ(本体)「あ〜…ちょっと待ってね?確かにプレゼントが欲しいかもしれないけど我慢してね?まあせめて、このクリスマスツリー位は持って帰りましょうか……。」

 

エイハナ「やったー!」

 

ヒハナ「ありがとう!」

 

リョウカ(本体)「ただし、此処のステージが終わったらね?まだこのツリーは使いますから…。」

 

リュウカ(本体)「まあステージの移動ギミックの為にだがな…俺達は良くても娘達やコイツらは飛べれないからな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……さてと、とりあえず登りながらこのエリアのピポサルを捕まえますか。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

 

……更に10分後、クリスマスツリーのエリアのピポサルを全て捕まえた…

 

 

リョウカ(本体)「そう言えば思い出しましたが…。」

 

リュウカ(本体)「どうした?」

 

リョウカ(本体)「…今回の事件について…何か気掛かりが有ります。」

 

ヒカル「え?何か有るの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、って言うよりも前々から思ったのですが…幾ら何でも数が少ない気がします…依頼では…大量発生したからどうにかして欲しいと言う依頼の筈……幾ら手が追えない数とはいえ、ここまで数が少ないのはおかしい……更には…ウッキーファイブのメンバーやスペクターさんの反応……確かに私達には最優先で警戒する感じはしてますが……幾ら何でも冷静過ぎる上に、私達が強くなっているのに何で他のステージのピポサルには何も対応はしないのか……勿論私達には状態異常は効かないからナマケモノ化させようと思っても無駄ですから……実質私達に対してナマケモノ砲は無意味……何か引っ掛かりますね……。」

 

リュウカ(本体)「確かにそうだな……だが、考え過ぎじゃないか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね………ん?………もしや……。」

 

リュウカ(本体)「なんか有るのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、少し失礼します……。」

 

 

 

リョウカは何か思い出して、携帯電話を取りだして…何処かに連絡しようとした……っが…

 

 

COM『お掛けになった番号は現在使用出来ません…(ブツ…!)』

 

リョウカ(本体)「……駄目ですね、全く連絡が着かないです…。」

 

リュウカ(本体)「おい、誰に連絡しようとした?」

 

リョウカ(本体)「ええ、リョウマさんとリュウマさんの本体の姉妹や他の姉妹にも連絡をしてみましたが…音信不通です……少し不味いですね…実力的には私達龍華姉妹と並びますからですからね…………まさかと思ってね……。」

 

リュウカ(本体)「おいおい、まさか彼奴らが洗脳されたって言うのか?」

 

リョウカ(本体)「有りえますよ?さっきも言いましたが実力ほぼ同等ですからね……何処に行くって言いましたか?事件前には居なかった様ですが…。」

 

リュウカ(本体)「ああ、何でも少し修行の旅に出るって言って出て行った…因みにこの世界線に来てからな…。」

 

リョウカ(本体)「…完全にしてやられました……それですよ、それこそスペクターさんの切り札だと思いますよ。」

 

ヒカル「え!?」

 

リュウカ(本体)「おいおい…マジかよ…。」

 

リョウカ(本体)「まあ相手も相手です……洗脳する方法は幾らでも有ります…洗脳にも色々と有りますからね……流石に言葉による洗脳は無理ですよ。」

 

リュウカ(本体)「じゃあ、もしかしたら彼奴らとの対決も?」

 

リョウカ(本体)「有り得ます……まあそうならない事を祈るしか無いです……私達も戦いたくないです。」

 

リュウカ(本体)「だな……とりあえず、急ごうぜ。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

リョウカ達は龍馬姉妹達を筆頭に他の姉妹の心配をしながら…残ったピポサルを捕獲したのだった……っがリョウカ達の心配も憂鬱になるのはもう直ぐに分かる事だった…

 

 

【第9ステージ:パーフェクト】

 

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと、戻りましたよ。」

 

ナツミ「あ、戻ったのね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、後ついでにあのステージのクリスマスツリーを頂いて来ました…勿論私達の拠点に飾る予定ですがね。」

 

ハカセ「お〜…それは凄い事するな〜…。」

 

リョウカ(本体)「ええ。」

 

 

ザーッ…ッピ…!

 

 

?『おい!貴様らァァァ…!!!』

 

リョウカ(本体)「おやおや?これはこれはスペクターさん?今回は凄い血相ですね?何か有ったのですか?」

 

スペクター(敵)『しらばっくれるなぁぁ!!貴様等だろう…!!?俺の計画の要である月のムーンベースに勝手に上がり込んで暴れた大馬鹿野郎供は…!!!お陰で計画は大きく遅れてしまったじゃないか!!?』

 

リョウカ(本体)「だから、本当に知りませんよ?そもそも私達はまだそっちに行った事無いのにどうやって行くのです?」

 

スペクター(敵)『っち!ふさげやがってぇぇぇ…!!!!』

 

?「ハーッハッハッハッハッハ…!!!コイツは傑作だなぁ!!」

 

?「ヒャハハハハハハハハハ…!!無様な物だぜスペクター!運が悪かったんだよ…馬鹿が。」

 

?「やれやれ、そんなにはしゃぐと口を縫い合わすぞ。」

 

リョウカ(本体)「…みなさん!」

 

スペクター(敵)「な!?き…貴様等だなぁ…!!?勝手に上がり込んだのは!?」

 

リョウマ(本体)「ええ、何か問題でも?」

 

リュウキ(本体)「ああ、安心しろよ…お前ん所の施設だけはやった…ピポサル供や部下達には手は出してねぇよ…ほら、さっさと直さないと俺達はドンドン先に行っちまうぞ?」

 

スペクター(敵)『クッソォォォ…!!!覚えてろよぉぉ…!!!!』

 

 

ザーッ…ブツ…!!

 

 

ナツミ「切れちゃったわね…。」

 

ハカセ「はて、一体何を計画をしてたのやら…。」

 

リョウカ(本体)「…それよりも、私は心配しましたよ?……私が連絡したのに誰も出なかったじゃないですか?……てっきり私は貴女達が洗脳されたかと思いましたよ…?」

 

リュウマ(本体)「ああ…済まんかった…俺達も忙しかったからな…まあ修行ついでに敵供に大打撃を与えた…。」

 

ヒカル「それって、どれ位?」

 

リュウマ(本体)「ああ、先ずエリアウッキーの行ってな?そこには何とまあ普通に500匹は居るんじゃ無いのか?って位の武装したピポサル供が居たが…そいつらを捕獲して…まあほんの数十匹は逃したが…その他に大量の雑魚供を蹴散らしてやった……んで要塞の奥にはムーンベースに行く為のテレポート装置が有ったからそれで行って…ムーンベースに殴り込みに行ったら…今度は1500匹以上のピポサル供が居たからそれらを捕獲して…んでなんかナマケモノ砲が予定より早く完成しそうだったから…データを消去して、半壊まで追い込んだ…因みに、案の定ピポサルは数十匹は逃げたがな……その後は慌てた様子にスペクターが来そうだったからとんずらした。」

 

ナツミ「うわ〜…エゲツないわね…。」

 

ヒカル「でも凄いよ!凄い数のピポサルをゲッチュしちゃったんだよ!」

 

リュウキ(本体)「そうそう、凄いだろう!」

 

リュウコ(本体)「褒めても良いぞ!ハッハッハッハッハ!」

 

リョウカ(本体)「はぁ……貴女達!そこに座りなさい!」

 

リュウマ達全員『あ、はい。』

 

 

 

それでリョウカからこっ酷く説教を喰らったリュウマ達…まあそれもそうだろう…家族の危機に成りかねない事に成りかねなかった様だ……因みにその間に、こっそりとヒカルとスペクター達のダッグで第10ステージ…【みはらしバレー】を完全達成させたのは言うまでもなかった…

 

 

【第10ステージ:みはらしバレー】

 

【第10ステージ:パーフェクト】

 

 

(みはらしバレー『解せぬ。』)

 

 

リョウカ(本体)「それで?私達に言う事は?」

 

リュウマ達全員『本当にすみませんでした。(本当に済まんかった。)』

 

リョウカ(本体)「…はぁ……私が言えた物じゃないですが、お願いだから私達に何も言わず独断で危ない事をするのは辞めて下さいね…本当に無事で良かったですよ…。」

 

リョウマ(本体)「はい……本当にごめんなさい…。」

 

ヒカル「戻ったよ〜…ってあれ?」

 

リョウカ(本体)「ああ…戻りましたか…みなさん、すみませんね…私が説教してる間に次のステージを攻略してくれて。」

 

ヒカル「うん…。」

 

ナツミ「……あの子って怒る時は本当に怖いって思ったわ…。」

 

ハカセ「うむ……そうじゃな。」

 

めぐみん「ええ、普段は優しいですが…怒る時は本気で怒りますよ…。」

 

カズマ「まあ勿論あの子達にも怒る時は怒るけど……やっぱり甘いけどな…。」

 

ナツミ「やっぱり自分の子だから?」

 

リュウカ(本体)「それも有るが、第一リョウカ自身はあんまり娘達を相手に出来ない時が多かった……どれもこれも仕事関連で忙しいったらありゃあしない……休みの時でも確かに遊ぶ時は遊ぶが…基本的に修行や仕事…更には他の所の訓練の手伝いが多いからな……そして、リョウカ自身がその性格故に良く傷付いて戻って来ては入院……だから滅多な事ではほぼ一日中遊んではくれなかった方が多い……まあ俺達がリョウカの行動を制限すればどうにかなるが……それ以外じゃあほぼ不可能だな…んでトドメに……最近起きた最悪の事件……その影響は甚大だった…主にリョウカとあの子達の精神がな…。」

 

ハカセ「う〜む…一体何が有ったのじゃ?」

 

リュウカ(本体)「そうだな……まあ知っても余り意味は無いが……直球に言えば…最近って言っても昔だが…とある世界線にて、第三次宇宙大の末期……俺達が勝利寸前の時に最大級のイレギュラーが発生した……俺達にとってはそれこそ悪夢だった……何せ向こうから無理矢理世界の壁を超えて追って来たのだからな……。」

 

スペクター(神)「因みに確認だが…そのイレギュラーって言うのは何だ?」

 

リュウカ(本体)「ああ、超大昔の時…その問題となった世界線にて…俺達の影響を受けて突然変異を起こし……俺達を呆気なく敗走させた……そいつは全てを水没させて取り込み…強大な存在へと進化を続ける…惑星規模の最大級の自我を持つ惑星……その名は回遊惑星…水神惑星…アクエリアス…そいつが現れたんだよ…。」

 

ナツミ「……それってやっぱり今でも恐ろしいの?」

 

リュウカ(本体)「ああ、恐ろしい……って言うよりも普通に真正面から戦って勝てる相手じゃない…寧ろ正攻法以外全て無力化される上に…正攻法を使っても勝てるかどうかも分からない上に、命を捨てる覚悟で特攻しない限りは絶対に勝てない相手だった……そう……もう一度言うが、コイツに勝つには命を捨てる覚悟での特攻をしないと絶対に勝てない……………そして最悪な事に、そん時敵の本拠地で単身乗り込んだリョウカが丁度奴の側まで居た………んでリョウカは……。」

 

ナツミ「…ちょっとまさか…?特攻したなんてしてないでしょうね…?」

 

リョウカ(本体)「残念だが……そのまさかだ……リョウカの最後の切り札で奴のコア諸共完全に奴は消滅した……ただし文字通り全てを使い切ったリョウカ…そしてリョウカの駆る前初代総司令旗艦である龍華(リョウカ)は…リョウカの方は辛うじて生きていたが……とても口では言えない程酷い有様だった上に……文字通り全てを全てを龍華(リョウカ)に注いだ……その結果が長い長い眠りに就いてしまった訳……挙句龍華(リョウカ)は完全に大破…修復不能になり……初代総司令旗艦は事実上この世から去ってしまった…奴を葬った代償は大きかった……んで肝心のリョウカが目覚めたのは……10年後位だった。」

 

ヒカル達全員『……!?』

 

リョウカ(本体)「……それで私はその事実を知ってね?今度こそ本気で娘達を悲しませた挙句泣かした大馬鹿者だって理解したのですよ……それでせめての償いとしてこうしてる訳ですよ。」

 

ナツミ「そうなの……。」

 

リュウカ(本体)「言っとくが、この事実を知るのは俺達の所の仲間全員は知ってるが…赤の他人の連中には知りもしない事実だ……間違ってもバラす真似はするなよ?」

 

ヒカル「うん、分かった…。」

 

リョウカ(本体)「…さてと、それじゃあそろそろ次のステージに行きましょうか…確か次は…【第11ステージ…とこなつビーチ】ですね…名前の通り海のステージです…因みに此処も普通に娘達を連れて行っても問題無い比較的に安全なステージです……ただし、この次のステージは第3エリアボスである、ウッキーピンクさんのステージです…そこは覚えて下さいね。」

 

ヒカル「分かったよ。」

 

ナツミ「でも、確かいつもなら4つ攻略したらボスステージだったよね?」

 

リョウカ(本体)「ええ、でもイエローさん以後のエリアは…3ステージずつとなります…無論其れ程敵は強力なのも多いです……引き締めていかないと先ず無理です。」

 

ナツミ「へ〜…分かったわ。」

 

リョウカ(本体)「さてと、行きますよ。」

 

ヒカル「うん!」

 

 

そして一行は次のステージへとワープした…

 

 

【第11ステージ:とこなつビーチ】

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リュウカ(本体)「よいしょっと、着いた……って!なんじゃこりゃあ!?」

 

リョウカ(本体)「どうしましたかお姉ちゃん?…あ、水着ですね……お姉ちゃんも結構可愛いですね……。」

 

リュウカ(本体)「な…!?そ…そんな訳…ってブフゥ…!!?」

 

めぐみん「やれやれ、相変わらずのリュウカさんですね……確かに吐血や鼻血が出る程なのは分かりますが……しっかりして下さいね…まあ可愛いと思うのは同じですがね……。」

 

 

カオスな状態になっているリョウカ達一行……まあ側から見れば魅力の溢れる可愛い者達や美人な者達が集うと言う理想郷ではある……尚リョウカ達のそれぞれの格好だが……リョウカ含む妹達及び娘達全員は全員スク水型…無論全て可愛らしい様にしてあり…リュウカ達含む姉達全員と大人一行は…可愛らしくデザインされたビキニタイプだ……

 

 

リョウカ(本体)「……まあ取り敢えず、安全確保の為に全てのピポサルを捕まえましょうか…その後に娘達と海水浴して帰りましょうか。」

 

リュウカ(本体)「そうだな、んじゃあ蹴散らしてやるぜ。」

 

 

………10分後…あっという間に全てのピポサルを捕獲した…

 

 

【第11ステージ:パーフェクト】

 

 

ザザァァン……

 

 

エイハナ「わーい!待てー!」

 

ヒハナ「こっちだよー!」

 

リョウカ(本体)「平和ですね〜…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな〜…。」

 

ヒカル「ねぇ、大丈夫なの?」

 

リョウカ(本体)「偶にはこう言う事をしてもバチは当たりませんよ…それに唯一こう言うのんびりと出来る時間です…まあ後1時間位は居る予定ですがね…。」

 

ヒカル「うん…分かった…。」

 

エイハナ「お母さん!一緒に泳ごうよ!」

 

リョウカ(本体)「はいはい、少し待ってて下さいね。」

 

リュウカ(本体)「なあ、リョウカ…お前泳げるのか?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、事前に能力で泳げる様にしてます。」

 

リュウカ(本体)「そうか…。」

 

ヒカル「それじゃあ、僕は先に戻ってるよ。」

 

リョウカ(本体)「ええ…後もしウッキーピンクさんと戦うなら気をつけて下さい…一応スペクターさんも着いて行ってはくれますが…相手はスペクターさんと同様に超能力使いです…そこは気をつけて下さい……。」

 

ヒカル「う…うん…考えておくよ。」

 

 

それでヒカルはスペクター達と先に戻って行き…リョウカ達は娘達と共にバカンスを楽しんだ……

 

 

 

…1時間後…

 

 

(尚この時点で、ウッキーピンクは既にヒカル達の手でぶちのめされていたのだった…)

 

(ピンク「解せないわ…。」【第3エリア:完全クリア】)

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「ただいまです…いや〜…久々に楽しめました。」

 

ナツミ「あ、戻ったのね?丁度良かったわ…実はたった今ヒカル達が戻って来た所なのよ。」

 

リュウカ(本体)「お?じゃあ勝ったのか?奴に?」

 

ヒカル「うん!バッチリだよ!」

 

スペクター(神)「ああ、まあオレの姿を見て戸惑っていた所を一気に叩きのめしただけだ。」

 

リョウカ(本体)「それでも凄いですね…仮にも私達無しでやってのけたのですから…。」

 

ヒカル「そ…そうかな…。」

 

エイダ(コア)『報告、ウッキーピンクの先頭データ及び捕獲した際のデータを解析完了…カミモリチェアの全性能が更に1段階上昇……更に飛行能力の超大幅強化と…特殊系の遠距離攻撃及び近接攻撃能力を取得…更にハンド系での戦闘能力が強化……超能力を用いた戦闘が強化されました……尚超能力の内容は…サイコキネシス…電磁ショック…光弾(弱・中)…サイコサテライト(弱・中)……以上の能力がハンド系の技で取得されました…更に飛行中に爆撃攻撃が出来る様になりました…これで飛行中に対地攻撃能力が強化され…真下に対する攻撃が出来る様になりました。」

 

リュウカ(本体)「おお…それは良いな…。」

 

ナツミ「でも貴女達が戦ってないのにどうやってそんなデータを手に入れたの?」

 

エイダ(コア)『はい、それは簡単に事です…カミモリチェア側から自動的にそちら側にハッキングを仕掛け…ウッキーファイブのデータを拝借させてもらってます…更にはカミモリチェア自身の能力でリョウカさん達と同様の能力で自己進化を続けていますし…AIも強化されていきますので…より精密に解析とハッキングが可能となってます。』

 

ハカセ「それはそれですほいの〜…。』

 

ナツミ「でもそれって怖いよね…もし暴走したら…。」

 

エイダ(コア)『それも問題有りません、我々は常に我が主人リョウカさん達によって完全に制御されている上……産みの親であるジェフティ及びアヌビスによって操作及び制御されています……それにもしもの時は自動的に本AIは強制停止及び初期化又は自壊し…消滅する様にプログラムされています……っが余程な事が無い限りは問題は一切有りません……我々はリョウカさん達の事を信じていますから。』

 

ナツミ「そうなの…貴女ってAIなのに感情や自我を持っているのね…。」

 

エイダ(コア)『ええ、だって元々そう言う風に設計されていますから…。』

 

ハカセ「おお…それは良い話じゃな…。」

 

リョウカ(本体)「言い忘れましたが、興味本位で絶対に弄らないで下さいね?」

 

ハカセ「うむ、分かっておる。」

 

リョウカ(本体)「さてと、次のステージへと行きたいけど……ごめんね、此処から先には流石には連れては行けれないです…。」

 

エイハナ「え…?」

 

ヒハナ「……連れて行けないの…?」

 

リョウカ(本体)「うん、ごめんね……流石にこの先は幾ら私達でも貴女達は連れて行くのは出来ないのです……本当にごめんね……。」

 

エイハナ「………そう……。」

 

ヒハナ「………お母さん……。」

 

リョウカ(本体)「……大丈夫ですよ……私達は絶対に此処に戻りますし……それに確かに連れては行けないけど……もしかしたら連れて行ける所が有るかもしれないです……だからその時は絶対に連れて行ってあげますから……此処で大人しく待てますか?」

 

エイハナ「……うん……分かった……。」

 

ヒハナ「…お母さんが…そう言うなら……。」

 

リョウカ(本体)「………ありがとう……そして、ごめんね……絶対にすぐに戻れる様には努力しますからね……。」

 

オウカ(本体)「うん、お母さん…頑張ってね……それと無茶はしないでね……。」

 

リョウカ(本体)「うん……絶対に戻りますね……さてと、行きますよ…それと流石に少し私も此処から少し本気で行きますよ。」

 

リュウカ(本体)「やっぱり、娘達の為か?」

 

リョウカ(本体)「まあね、だから出来るだけ早く尚且つ被害を押さえて……ステージを攻略するのですよ。」

 

リュウカ(本体)「だろうな……まあそれなら俺達も本気で行こうか…それなら手っ取り早いだろうし…。」

 

スペクター(神)「そうだな…んじゃあやってやろうじゃんか…。」

 

めぐみん「頑張って下さいね…私達は娘達のを守っておきます…それと最初の時と同様に無線や能力でサポートしますから。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……それじゃあ行って来ますね。」

 

 

 

 

そしてリョウカ達は、娘達を置いて行く事にして…次のステージへと向かって行ったのだった…

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第5話 神森一家とサルゲッチュ:第2世代編【中章・後編】

どうもです、お馴染みのリョウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に説明すると…前回私達は第3エリアを攻略しました……まあ第3エリア以後はステージ数が少ない代わりにステージ自体が広く仕掛けも複雑だったり敵も強力になってきてたりもします……それでも私達は攻略は続けます……こんな感じですね、それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

【第12ステージ:カンフーテンプル】

 

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「さてと、着きましたが…やっぱりここから数が多いですね…まあ良いです…このステージのピポサルはほぼ全てがカンフー系ですので攻撃能力も結構高めですので気をつけて下さいね…。」

 

リュウカ(本体)「おう、分かってる……まあどうにでもなるがな。」

 

リョウカ(本体)「ふむ……では少し試したい姿になってみますか。」

 

リュウカ(本体)「…今度は大丈夫な奴か?」

 

リョウカ(本体)「まあ試しですからね……さてと……やってみますか…リミッター解除!…チェーンジ…!!ファイター…!!!モード:ゴットドラゴンカンフー…!!セーットアップ…!!」

 

エイダ(子機)『コード認証、レディ。』

 

 

ピカァァン…パァァァン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

 

 

リョウカの掛け声で、リョウカの姿が変貌した……いや、変身したのだ……モデルは、ドラゴンカンフーの女性バージョンの色違いだ…

 

 

リョウカ(本体:ファイター)「熱き魂を燃やせ!我が名はゴットドラゴンファイターなり!ホアタァァ…!!(ボォォォン…!!)」

 

リュウカ(本体)「な…なんだ?その姿は…?ってかどうなってる!?」

 

リョウカ(本体:ファイター)「簡単な事ですよ、この世界線のバケルギアの技術を私達の能力として改良してインプット……そしてその変身能力の一つですよ…それに私達の特有の力で、元々の制限時間や回数制限等…更には地形によっての強制解除は一切無い…自分の判断で解除可能……っと言う感じで……更に……元々の変身能力を超強化した上で私達流に改造及び魔改装してます……まあ元々この能力は持ってましたがボツになってたのを掘り起こした上で今の私達に合わせただけですが………さてと、話が長くなりましたから……行って来ますか…シェアッ…!!!」

 

 

ッダ…!!!

 

 

リョウカは言うだけ言い…その場で大ジャンプ……からの……

 

 

リョウカ(本体:ファイター)「ドラゴン…!!キィィィック…!!!!でぃあぁぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

シュ…キィィィィィィン…!!!

 

 

ピポサル供『…⁉️』

 

 

ズガァァァァァン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:ファイター)「からの…!ゲッチュ…!!!」

 

 

ブォォン…!

 

ピジュン…!!!

 

 

リョウカの超広範囲にライダーキック…紛いのドラゴンキックでピポサル供を巻き上げ…ヌンチャクゲットアミで全て捕獲した…

 

 

ヒカル「おー!凄いや!」

 

リュウカ(本体)「……これはまた…本家よりも超超破壊力だな……一応普通の跳び蹴りだよな?」

 

リョウカ(本体:ファイター)「ええ、ただ厳密にはドラゴンキックですがね……基本技の一つで…高さによっては威力が変動します…尚さっきのが通常火力ですがね……大ジャンプしてからのキックで効果が発揮されます……因みにさっきのが対広範囲地上戦力に対してですが…単体用の地上攻撃能力も有りますがね…敢えてこれを選んだのですがね……。」

 

リュウカ(本体)「おいおい……。」

 

リョウカ(本体:ファイター)「さてと、それじゃあ今回はこのままでも行けますから捕獲して行きましょう…。」

 

リュウカ(本体)「だな。」

 

 

その後、ファイター化したリョウカの無双が続き……棘付き鉄球のトラップがまんまと武器にされたり……大仏の所は躊躇無しの岩断両斬波で真っ二つにされたり……っといった感じでトラップ破壊や仕掛け破壊等しながら全て捕獲したのだった……

 

 

【第12ステージ:パーフェクト】

 

 

 

リョウカ(本体)「ただいまです。」

 

カズマ「やれやれ、お前も段々と無慈悲になって来てるな…。」

 

リョウカ(本体)「まあ…うん、自覚はしてます…ただ…なんて言うか……えーっと…戦えば戦う程…何故か快感に感じてしまうのですよね……それこそ恐ろしい程に…。」

 

リュウカ(本体)「やっぱ、変わらんか……ってか戦闘狂になり掛けてるな…。」

 

リョウカ(本体)「ははは……はぁ……取り敢えず、次に行かないと…。」

 

リュウカ(本体)「大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「まあ、多分大丈夫ですよ………さてと、次が厄介でしてね…【第13ステージ:サルテノンしんでん】です…此処から最後のタイプ…緑パンツ型が出没するのです…このタイプは非常に厄介でしてね…ほぼ大部分がミサイルランチャーを装備してます…しかもどう言う原理かは不明ですが、弾数は無限でしかも高追尾…尚且つ威力も有ると言います……マシンガンと比べたら明らかにこっちが厄介です………威力面だけでなく追尾精度や射程距離にも優れていますから……もしこのまま連れて行ってたら危ない所の問題じゃないです……危険以外何者でもないですよ……。」

 

ヒカル「そこまで言われると怖いって思うね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、でも最大級の欠点が…視界面ですよね…このタイプの場合は動いている目標には敏感ですが…全く動かない敵には反応しない様です……まあ…ダルマさんが転んだ…って言う要領で近付いて捕獲すれば簡単ですが…地形にも左右されます…地形の関係上今回の場合はその戦法はほぼ不可能……確実に強行突破による捕獲しか無いでしょう…だからオススメされるのが…ある程度の攻撃を無効化して…尚且つ突撃が出来るガチャメカ…それがダッシュフープ系…私達の場合はシールドタックル系に該当するけど……これらの攻撃による物で特攻して捕獲した方がまだ良いでしょう……。」

 

兵士1「ひ…姫様!急報です!」

 

兵士総元帥1「何だ!何事だ!?」

 

兵士1「は!モンキーパークを見張っていたピポソルジャーから…ウッキーファイブの一体…ウッキーイエローが脱走していたのが判明しました…!!」

 

リョウカ(本体)「え!?」

 

リュウカ(本体)「何!?」

 

兵士総元帥2「何だと!?おい!あそこはくれぐれも厳重に見張る様にとの申し付けの筈だ!!何故発覚が遅れた!?」

 

兵士1「申し訳ありません!何でも…見張っていた者がやられていた物で…!その回復を優先させたら…こんな事に!」

 

兵士総元帥1「……そうか…分かった…。」

 

リョウカ(本体)「それで、脱走したのはウッキーイエローだけですか?他のピポサルは?」

 

兵士1「は!それ以外は脱走してません!騒ぎに気付いた他のピポソルジャー隊によって鎮圧された模様です!」

 

リョウカ(本体)「そうですか……とりあえずはありがとうございます……他にも怪我人が居れば介護をして下さい…それと警備は今以上に強化を忘れないで。」

 

兵士1「は!」

 

 

報告に来た兵士は持ち場に戻って行った…

 

 

ナツミ「しかし困ったわね…ウッキーイエローが脱走しちゃったなんて…。」

 

リョウカ(本体)「…どうやらよっぽど私達にやられたのが悔しかったのでしょうね…あれ程侮辱された挙句に情けないやられ方をして…精神的にいたぶられて…それでゲッチュされたら復讐に燃えるでしょうね。」

 

ハカセ「ふ〜む……それは厄介じゃの〜…。」

 

リョウカ(本体)「ただ、今は来ないでしょうね……来たるべきに備えてイエローさんはスペクターさんの…いえ、厳密には……バナナミンZを摂取する為にとある場所へ行ったのでしょうね……。」

 

ヒカル「え〜…そうなの…?」

 

リョウカ(本体)「マジです…さてと…、」

 

ヤマト「リョウカちゃん。」

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?」

 

ヤマト「はい…実は妙な事が起きました。」

 

リョウカ(本体)「妙な事?」

 

ヤマト「ええ、私達が乗る船体がです……それが、分離してしまったのです…。」

 

リュウカ(本体)「何?分離だと?」

 

ヤマト「はい…文字通り融合してたのに分離したのです…更に…分離して、在るべき筈の存在が無くなっていました。」

 

リョウカ(本体)「……無くなった?一体…何が…?」

 

ヤマト「………【龍華(リョウカ)】の船体です…それが一切無いのです…。」

 

全員『……!!』

 

 

ヤマトからの報告で全員が驚愕した…言っておくが、あの艦はもう修復不可能レベルまで完全に大破している…幾ら分離してもただの鉄の塊でしかない…しかし綺麗さっぱり無くなっていると言う…

 

 

リョウカ(本体)「調べる必要が有りますね……誰か頼めますか?」

 

リョウカ(艦娘)『それは私達がやりますよ、みなさんは安心して事件の方を進めて下さいね。』

 

リュウカ(本体)「そうか…分かった。」

 

リョウカ(本体)「…取り敢えず任せるとして……イエローさんの事も有りますから急ぎましょう。」

 

リュウカ(本体)「だな。」

 

 

それで一行は、先へと急ぐ為に次のステージへと向かった…

 

 

 

【第13ステージ:サルテノンしんでん】

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「さて、着きました…此処も相変わらず神聖な所ですね…良い所ですが…仕掛けが危険過ぎるのが困るのですがね。」

 

ヒカル「此処ってそんなに危険なの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、危険ですよ…先程も言った様に此処から緑パンツタイプのピポサルも出て来ます…更にこのステージの地形が微妙にこちらにとっては苦手のタイプですよ…警戒心の塊の存在で…動く物に対して敏感なのにこのステージの地形や仕掛けが厄介度を上げるのですよ……。」

 

ヒカル「へ〜…そうなんだ。」

 

 

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「よいしょっと…まあ結局は私達に掛かれば造作も無い事ですがね…さて、そんな相手には…この第二の変身能力で相手にしてあげようか。」

 

リュウカ(本体)「おい、今度はどんなのだ?」

 

リョウカ(本体)「まあ、見てなさい………リミッター解除…!チェーンジ…!!ボマー…!!モード:ファイナルゴットボンバー…!!!」

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカの第二の変身が作動し…その姿が変わった…その姿は、リョウカ達の偶に装備するスニーキングスーツの改造版で…全身にたんまりと…爆薬…爆弾…ダイナマイト…TNT…その他色々…っと兎に角爆発にこだわった姿になっている…(某爆弾魔「死にたいらしいな?」)

 

 

リュウカ(本体)「お…おい…その姿ってまさか?」

 

リョウカ(本体:ボマー)「見ての通りの姿ですし…能力ですよ…内容は全ての爆発及び爆裂系の武器や兵器や能力や魔法を自由自在に繰り出したり…自分でオリジナルの爆発や爆裂系統の物を作成可能です…因みに攻撃を受けても誘爆はしないので安心して下さい…勿論これでも火には滅法強いですから引火の心配は無用です。」

 

リュウカ(本体)「それは有難いが…寧ろそれで良いのだろうか?相手は厄介なミサイル持ちだぞ?」

 

リョウカ(本体:ボマー)「だからこそ、このカミモリチェアが有るのですよ…実は変身能力の中にはこのカミモリチェアと連動する物が有るのですよ……さてと…試しです…。」

 

 

ッポン!

 

ガシ…!

 

 

ヒカル「ね…ねぇ…その爆弾は?」

 

リョウカ(本体:ボマー)「これ?ゲッチュボムですよ、内容は…一定時間経過…又は直接目標に命中すると爆発…加害範囲内のピポサルを全て捕獲すると言う内容です…勿論爆発の際の周りに一切害は無いし、対象目標はピポサルのみですから問題は一切無く…外れても一定時間だけスモークの代わりになります。」

 

リュウカ(本体)「ほぅ、それは凄いな…。」

 

リョウカ(本体:ボマー)「更に凄いのはね…まあそれは実際に使った方が早いですね……じゃあ、そーれ!」

 

 

ヒョイ…!

 

ヒュゥゥゥ…コロン…!

 

 

 

ピポサル(緑1)『ウキ?』

 

 

ピキィィィン…ボォォォン…!!

 

ピジュン…!!

 

 

リョウカの投げたゲッチュボムは、目標のピポサル付近に落下…付近にいたピポサルは巻き込まれて捕獲された…更には、リョウカはもう一個ついでに感覚で小屋に篭っていたピポサルも捕獲された…

 

 

リョウカ(本体:ボマー)「……とまあこんな感じですね、相手が障害物越しに隠れていても効果範囲内に居れば問答無用でゲッチュ可能です…更にはこのゲッチュボムは投げた際にある程度誘導機能が付いていますので初心者でも簡単に手頃に扱えます…しかも投げただけで起爆装置が起動しますから…投げると言う隙以外の事前動作の隙は無いですね。」

 

リュウカ(本体)「それは良いな…。」

 

リョウカ(本体:ボマー)「ただ、欠点と言えば…さっきも言った様に投げただけで起爆装置が起動するので…無論手で持って…もし落としてしまった時点で起動装置が起動するので注意です…まあ害は無いけど…後水中では使えないので注意して下さいね。」

 

ヒカル「分かった。」

 

リョウカ(本体:ボマー)「それじゃあ…はい、これを。」

 

リュウカ(本体)「おお、サンキュー…って、普通に手渡しで良いのか?」

 

リョウカ(本体:ボマー)「大丈夫です、離して2秒で再度手に取れば問題無いです…尚管理する際には本来ピンが有る所に安全装置のスイッチが有るのでそれを押して下さい…ただ投げるか落とすと勝手に安全装置が切れて作動するので注意して下さい。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

リョウカ(本体:ボマー)「さてと、それじゃあ私は邪魔な障害物に対して爆弾パーティーでもやっておきます…皆さんは私に続いて下さいね…勿論間違っても私の前には出ない様にね…出れば巻き込まれますよ。」

 

スペクター(神)「はいはい、分かったよ。」

 

 

その後、リョウカ達による爆弾パーティーが勃発し…障害物が粉砕!玉砕!大喝采!…されて行きながらも全てのピポサルは捕獲された…(尚巻き込まれたピポサルも居たが怪我は無く、命に別状は無かったのは言うまでも無い…)

 

 

【第13ステージ:パーフェクト】

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと、戻りましたよ。」

 

エイハナ「おかえりなさい!」

 

リョウカ(本体)「うん、ただいま…さてと、次へと行きたいのですが…少し確認です…リョウマさん。」

 

リョウマ(本体)「どうしたの?」

 

リョウカ(本体)「今の、ムーンベースの状態はどうですか?」

 

リョウマ(本体)「そうですね……はっきりした訳じゃないですが…もう修復が完了してますね…ただ問題のナマケモノ砲の方は不明ですがね…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……まあそれだけ分かれば充分ですよ…ありがとうございます。」

 

リョウマ(本体)「いえいえ。」

 

リョウカ(本体)「しかしそうなると…もし修復が完了してると言う前提で考えると…もう既にピポサルのデータは再度入力されてると思いますから……後は人間のデータが必要となる筈です……それで今回のエリアボスは……ウッキーホワイトさん…ウッキーファイブの中で天才と言われています……事実、ピポサルの全ての武器やメカは全てホワイトさんの手で作られた物です…ただ、一部はスペクターさん製ですがね……まあ兎に角……今回の戦いでは……ヒカルさん、絶対にピポッチちゃんは連れては行っては駄目です。」

 

ヒカル「え?何で?」

 

リョウカ(本体)「さっきも言った様にもし修復が完了してると言う前提で考えれば残る物は人間のデータだけです…そこで人間に対して親しいピポッチちゃんが狙われる訳ですよ…そして…もし連れて行けば…意図も簡単にピポッチちゃんは攫われてしまいます…ホワイトさん達によってね。」

 

ヒカル「ええ…!?どうやって攫うの?」

 

リョウカ(本体)「はぁ……史実ではね、実際にピポッチちゃんは簡単に攫われたのですよ…単純で最もシンプル且つ狡猾な方法でね……実際に、その場にはホワイトさんの他に最後のウッキーファイブの一人…ウッキーレッドさんも居てね?そしてレッドさんもピポッチちゃん強奪作戦の一役を買った訳で……ヒカルさんの隙を突いて攫った訳です……さて此処で問題です…2匹掛りでどうやってピポッチちゃんを攫ったのでしょうか?ヒントは簡単……それはヒカルさん自身の知能の問題です。」

 

ナツミ「え?…えーっと…あ…まさか……。」

 

リョウカ(本体)「ナツミさんは分かった様ですね……ハカセさんは分かったのですか?」

 

ハカセ「うむ、なんとかじゃな…。」

 

リョウカ(本体)「…そうですか…では答え合わせと行きましょうか……ヒカルさん、実際にその場面をやってみますから少し付き合ってもらいますよ…良いですね?」

 

ヒカル「わ…分かった。」

 

リョウカ(本体)「じゃあ、お姉ちゃん…レッドさんの役をやって。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

リョウカ(本体)「それじゃあやりますよ……コホン!…ハーッハッハッハ!良く此処まで来ましたね!褒めてやりましょう…仲間の仇を討る前に…ピポッチを渡してもらおうか?」

 

ヒカル「え!?は…そうだった……んん…!…やーだよー!」

 

リョウカ(本体)「む…!やっぱりそう言いますよね…ならば仕方ないです…奥の手を使いましょう……あー…!!?何ですかアレは!!?」

 

ヒカル「え!?何処にも…、」

 

リュウカ(本体)「もーらい。」

 

ヒカル「あ!?ピポッチ…!?」

 

リョウカ(本体)「はい、此処で終わりです…お疲れ様です…お姉ちゃん、ピポッチちゃんを返してあげて。」

 

リュウカ(本体)「あいよ…ほら…少し怖かっただろ?すまんな。」

 

ピポッチ『ぴぽ〜…。』

 

リョウカ(本体)「……こう言う事ですよ、単純に貴方は馬鹿過ぎた上に馬鹿正直に信じてしまった故にこうなる訳です…大切な存在を守るならもうちょっと知恵を付けないとヤバいですよ?ヒカルさん…。」

 

ヒカル「…そうなのか……。」

 

リョウカ(本体)「はぁ……ただ今回は私達が居るとはいえ…もしさっきまでの貴方なら簡単に引っ掛かって攫われるのが関の山ですのでね…今なら少しは理解出来たでしょう?」

 

ヒカル「うん、分かったよ…。」

 

リョウカ(本体)「……まあ兎に角、今回のボス戦では不測の事態に備えてピポッチちゃんは置いて行って下さい…良いですね?」

 

ヒカル「分かったよ…。」

 

ピポッチ『ぴぽ〜…。』

 

ヒカル「大丈夫だよ…だから安心して…。」

 

ピポッチ『ぴぽ!』

 

リョウカ(本体)「…取り敢えず纏まった様ですね……それじゃあ次のステージに行きますよ…そして…この次が問題のボス戦ですから。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

 

それで一行は次のステージへと向かった…

 

 

【第14ステージ:ハラハラピラミッド】

 

 

 

ピシュン…!

 

 

 

リュウカ(本体)「さて、着いたが暑いな…。」

 

リョウカ(本体)「まあね……さてですが、今回で本事件最後の変身です…さっきまでのは次の事件に向けての先行で尚且つ試作なのでね…今回はその試作の最後の変身です…それじゃあやりますよ…………リミッター解除!チェーンジ!スレイヤー!モード:ニンジャサムライ!セットアップ…!!」

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!!

 

 

リョウカの姿が変わり…その姿は…強化骨格(雷電(ライジング仕様)の見た目)を纏い…更にミラクルニンジャっぽい見た目の外装を羽織った姿だ…無論色合いは全てリョウカカラーだ……

 

 

リョウカ(本体:スレイヤー)「ドーモ=ハジメマシテ…リョウカデス。」

 

リュウカ(本体)「アイエェェェェェ…!!?ニンジャ!?ニンジャナンデ…!!?って!何言わせるかボケ!」

 

リョウカ(本体:スレイヤー)「すみません、でもそうっぽい見た目ではありますがね……まあどうでも良い事ですが……一応これが最後の変身能力ですが、まあ場違いにも程が有りますが……これでも普通に攻略可能ですよ……それで能力面では……完全に接近戦に特化していますが…一応中距離攻撃が可能な武器も有ります……ただ基本的には近接戦闘がメインですがね……それでですが、相変わらず忍者らしく…更にはサムライでもありますので…忍術及び剣術が得意分野です…ただし、剣術はサムライらしい攻撃ですがね……。」

 

リュウカ(本体)「そうか…んでどうする?どっちからやる?」

 

リョウカ(本体:スレイヤー)「まあどっちにしろ両方やらないといけないので…取りこぼしも考えて、中央からやりますよ。」

 

ヒカル「分かった。」

 

 

その後、一行は…ほぼ大部分がリョウカの力で呆気無く終わった様だ…忍者とは何だったのだろうか……

 

 

【第14ステージ:パーフェクト】

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと、いよいよホワイトさんが相手ですが…少し予定を変えましょう…神森一家の主力は全員参加です…ただし本体組…つまりは私達のみは参加して、他は此処で待機です…勿論ヒカルさんは来てもらいますよ。」

 

めぐみん「リョウカちゃん、流石に過激じゃないですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、でも本命は少し前に私はとある覚醒形態を手に入れました…更にそれに連動して、通常の形態変化と同様の新たな形態が手に入った訳ですが…………もしもの時に備えて皆さんに来てもらいますよ。」

 

めぐみん「はぁ、まあ貴女の事ですからまたとんでもない事になりかねないですからね…新しい覚醒形態を手に入れた時はほぼ高確率で大惨事になり掛けますからね…それでの私達全員が行く訳ですよね。」

 

リョウカ(本体)「あ…うん、まあそうですね…今回の場合は不安定と言えばかなり不安定の代物ですからね……だからこそのみなさんが居ればどうにかなるんじゃないのかな?って感じですがね…。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……分かった…まあ行くとしよう…ヒカル、予定通りにピポッチは此処に置いて行け。」

 

ヒカル「分かったよ…それじゃあ待っててね、ピポッチ。」

 

ピポッチ『ぴぽ!』

 

 

一行は問題となっているウッキーホワイトの元へと向かった…

 

 

【第4エリアボス:たいけつ!ウッキーホワイト!】

 

 

ピシュン…!

 

 

?「カーッカッカッカッカ…!良く来たな!」

 

リョウカ(本体)「相変わらずのその笑い方は、ホワイトさんですね?」

 

ホワイト「ほう?どうやらワシを知っているようじゃな?」

 

リョウカ(本体)「勿論ですよ?それに貴方の方も私達が来る事は分かっていたのでしょう?」

 

ホワイト「ほう、そこまで分かり切っているな。」

 

リョウカ(本体)「それで?貴方達が必死に用意してあった筈のナマケモノ砲が私達に壊されてさぞ悔しかろうに…今の状況から見て直ってしまったそうですね。」

 

ホワイト「ああ、勿論じゃ…って!何故貴様らがその事を知っている!?」

 

リョウカ(本体)「だって私達だからね、それで?どうせ人間のデータが欲しいのでしょう?残念ですね…貴方の欲しい存在は此処には居ませんよ?」

 

ホワイト「何じゃと!?小癪な…!!…まあ良いわい!ならば貴様らを倒して…貴様らの赤ん坊供からゆっくりと頂くとしようか!」

 

 

 

プッツン…!

 

 

 

リョウカ(本体)「………へぇ〜…それで言いたい事はそれだけか?」

 

ホワイト「…何?」

 

リュウカ(本体)「…お…おい?」

 

リョウカ(本体)「…私達を倒して…その後が何?…私達の娘達を頂く?…………。」

 

めぐみん「ねぇ…これって不味いんじゃないのですか?」

 

カズマ「不味いな……リョウカにとっては娘達の事になれば暴走し易い…だからヤバいぞ…。」

 

リュウカ(本体)「……ヒカル、悪い事は言わん…予定変更だ…今すぐに帰れ。」

 

ヒカル「え!?何で!?」

 

リュウカ(本体)「理由を言ってる暇は無い!早く逃げろ!此処に居れば巻き込まれて死ぬぞ!」

 

ヒカル「う…うん…!」

 

ナツミ『理由は分からないけど、取り敢えずヒカルを帰還させるね!』

 

 

ピシュン…!

 

 

ホワイト「む?逃げたな?」

 

リョウカ(本体)「……娘達に手を出す輩が……もう良い…。」

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「…………っ…!!ぐ…ぐぅぅぅ…!!」

 

リュウカ(本体)「お…おい!リョウカ!落ち着け…!」

 

リョウカ(本体)「ぐ…ぅぅ…!!がぁぁ…!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

ピシャァァァン…!!

 

ピキィィィィィン…ブシャァァァァァァ…!!!

 

 

暴走BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【心火の紅炎】

 

 

全員『……!?』

 

リョウカ(本体:暴走)「……………。」

 

 

……母性本能が過剰になり…それによって防衛本能が暴走し…新しい覚醒形態が暴走形態へと変貌した…その姿は、最高魔神王化のと同じだが…その身に纏っているオーラが特徴で……全身を覆うオーラは、まるで触手の様な形状で…それぞれの先端部が口や眼を形成され…非常に禍々しい形状を表している……更にその本数は有に数百〜数千以上は下らない程の数でそれぞれ独立して動いている……それで肝心のリョウカは、何故か糸が切れた人形の様にピクリとも動かない…それを示す様に帽子や靴がずり落ちている様だ…

 

 

ホワイト「な……何じゃその姿は…!!?」

 

リョウカ(本体:暴走)「…………。」

 

ホワイト「……!!?」

 

リュウカ(本体)「ホワイト!死にたく無いなら今此処で謝るか逃げるかどちらかにしろ!殺されるぞ!」

 

ホワイト「ひ!?」

 

 

ブシャァァァァァァ…ギュルン…!!

 

 

ホワイト「ひぃぃ…!!は!!行け!ヒカルロボ!」

 

 

ポチ…!

 

ウィィィン…!

 

 

リョウカの触手はホワイトに目掛けて一斉に襲い掛かって行った…一方でホワイトは咄嗟の判断でヒカルロボを起動させたのだった…

 

 

【第4エリアボス】

 

 

VS【ウッキーファイブ:戦隊の天才科学者:ウッキーホワイト】・【最高神:神森リョウカ[終焉ノ暴走形態・???形態]】

 

 

戦闘方式【特殊戦闘】

 

 

勝利条件【ウッキーホワイトの撃破及びリョウカの鎮圧】敗北条件【リョウカの攻撃でウッキーホワイトの撃破又はリョウカの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【殺戮の天使】曲名【上弦の月】

 

 

【戦闘開始】

 

 

ギュルン…ブシュブシュブシュブシュブシュ…!!

 

ジリジリジリジリ…ピカァァァン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ホワイト「なぁぁ…!!?ワシのヒカルロボが…!!?ぎゃっ…!!?」

 

リョウカ(本体:暴走)「…………。」

 

 

ギチギチギチギチ…シャキン…!!

 

 

オーラの触手の形成が更に鋭利な針状になり…完全に刺殺する気だ…ホワイトはヒカルロボが倒された事により、連動してダウンした…

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ!もう充分だ!もう辞めてくれ!……クソ!意識が無いのか!……仕方ない!リミッター解除!フルパワーだ!」

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!

 

 

リュウカ達が全員覚醒形態に移行し、リョウカの鎮圧に取り掛かる気だ…

 

 

リョウカ(本体:暴走)「………。」

 

 

一方で、触手側も新たに自身の脅威と感じたのか…その触手が全てリュウカ達側へと向き合った…ホワイトの方は雑魚だと感じたのか見向きもされなくなった様だ…

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「どうやらこっちが脅威と思ったか…ならば都合が良い!カズマ!めぐみん!ホワイトを確保しろ!」

 

めぐみん「ええ!」

 

カズマ「おう!」

 

リョウカ(本体:暴走)「………。」

 

アンクロ(本体:全祖無)「おっと?行かせないよ?触手如きが完全にリョウカちゃんを乗っ取ろうと思うなよ?」

 

 

リュウカ達の策略でホワイトは捕獲された……残るは暴走したリョウカのみだ……

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「……リョウカ、もう奴は居ないから……落ち着いて…。」

 

リョウカ(本体:暴走)「…………。」

 

リュウカ(本体:全祖無)「…リョウカ…!!!」

 

 

ギュルン…!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「はぁ…!!」

 

アクア「ねぇ!どうしたら良いの!?」

 

リュウカ(本体:全祖無)「どうにかしてリョウカを引き摺りだす…!一瞬だけで良い!あの触手の隙を作れ!」

 

アクア「分かったわ!…効くか分からないけど…!セイクリッド・ゴットターンアンデッド!!」

 

 

ピカァァァン…!!!

 

ジリジリジリジリ…ピシャァァァン…!!!

 

 

?『…!!?!?』

 

リョウカ(本体:暴走)「…………。」

 

リュウカ(本体:全祖無)「効いた…!良し!…リョウカ!今助ける!」

 

 

ッダ…!

 

ガシ…!

 

 

?『……!!!!!』

 

リュウカ(本体:全祖無)「ふんぬぅぅ…!!!!リョウカァァ…!!!眼を覚ませ…!!!!」

 

リョウカ(本体:暴走)「……………!」

 

?『……!!!?!?!』

 

 

ミチミチ…ブシュ…!!!

 

 

一瞬の隙を突いて、リョウカを引き離した…

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「良し…!!」

 

リョウカ(本体)「……っ…げほ…!げほ…!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!大丈夫ですか…!?」

 

リョウカ(本体)「…あれ…?私は何を…?」

 

リュウカ(本体:全祖無)「良かった…だが今話してる場合じゃない…あの触手供…リョウカから離れてもまだ活動してやがる。」

 

リョウカ(本体)「あれは…私の新しい形態変化の要となっているエネルギーで構成された触手…本来ならあそこまでは………は!…そう言う事ですか……私が原因ですね…後は、私が何とかしましょう……少しエネルギーが足りませんね……すみません、少し私にエネルギーを分けて下さい。」

 

リュウカ(本体:全祖無)「分かった…だがどうする気だ?」

 

リョウカ(本体)「…もう一度あの形態になってみます、今度は大丈夫です…感覚は今掴みました…それを使い逆に吸収するのですよ。」

 

リュウカ(本体:全祖無)「逆吸収戦法か…だが止めるにはそれしか無いのか?」

 

リョウカ(本体)「無いですね、倒しても何度も復活します…ならば力尽くで吸収してしまいましょう…その後瞬時に制御出来る様に設定します…

 

?『……!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ズガァァァァン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

?『グォォォォォォォ…!!!!!』

 

 

リョウカから離れた触手は進化し…ウッキーホワイトのエリアの外壁をぶち破り…超巨大な生物に変貌した…見た目は完全にビオランテ擬きだ…頭部部分及び触手がイリスとのと同じだが、色違いだ…

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「おいおい!完全にヤバいじゃねぇか!」

 

リョウカ(本体)「まさかここまでとはね…そこまでになれば弱らせないと……でも今現状の戦力じゃあ……。」

 

?『ガァァァァァァァァ…!!!!!』

 

リョウカ(本体)「…!来ます…!」

 

 

ギュルン…!!

 

ブォォォン…!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「リョウカ危ない!」

 

リョウカ(本体)「は!?」

 

 

化け物へと変貌した触手はリョウカに向けて巨大な触手を叩き付けようとした…リュウカはリョウカを庇う様にして衝撃に備えた…その時…

 

 

ピカァァァン…!

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

?『ギャァァァァァァァァァ…!!!?!』

 

カズマ「何だ!?」

 

めぐみん「…!!見て下さい…!アレを…!」

 

リョウカ(本体)「………アレは……まさか…!」

 

リュウカ(本体:全祖無)「そんな……しかしアレはもう大破して動かない筈……まさか、蘇ったのか!?」

 

 

 

推奨BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの大和:メインテーマ】

 

 

ゴォォォォォォ…!

 

 

リョウカ達を救いにやって来たのは…あの事件で完全に大破しもう二度と蘇る事が無く神森大和龍華(リョウカ)となって融合した筈で……そしてあの怪事件にて行方不明になった……あの初代総司令官旗艦……神森龍華(リョウカ)が此処に再び蘇り…駆け付けて来たのだ……

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「……ったく、お前も……本当に遅いんだよ……心配したんだぞ?龍華(リョウカ)…。」

 

 

ボォォォォォォ…!

 

 

龍華(リョウカ)は、それに応える様に汽笛を鳴らした…

 

 

?『グォォォォォォォ…!!!』

 

 

化け物は、先程の攻撃で完全に怒り狂ったのか…龍華(リョウカ)に攻撃しようとしたが…

 

 

ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

?『ギャァァァァァァァァァ…!!!?!』

 

 

連続の主砲斉射であっさりと怯んで大ダウンした…

 

 

 

カズマ「す…すげぇ…!」

 

リョウカ(本体)「………今の内にあの艦に!みなさん!テレポートです!」

 

リュウカ(本体:全祖無)「分かった!」

 

 

リョウカ達はテレポートで、艦に乗った…

 

 

 

リョウカ(本体)「本当にお久しぶりですね……さてと行きましょう!目標!【終焉怪獣:ジェネシス・エンド】!」

 

エイダ(子機)『了解です、片付けましょう。』

 

ジェネシス『グギャァァァァァァァァァ…!!!』

 

 

リョウカ達と復活した龍華(リョウカ)と化け物…いやジェネシスとの戦いが始まった…

 

 

【真・第4エリアボス】

 

 

VS【終焉怪獣:ジェネシス・エンド】

 

 

戦闘方式【特殊神族討伐戦】

 

 

勝利条件【ジェネシスの撃破又は吸収】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(決戦ver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体)「私の力で何とか吸収を試みます…だから出来る限り弱らせて下さい。」

 

リュウカ(本体)「分かった、良し!お前ら!やるぞ!」

 

全員『おおおおぉぉぉぉ…!!!』

 

 

ドドォォォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

 

ジェネシス『ギャァァァァァァァァァ…!!!!?』

 

めぐみん「リョウカちゃんの為に!行きます!ファイナルマスターノヴァ…!!!」

 

 

ピカァァァン…!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

ジェネシス『ガァァァァァァァァ…!!?!』

 

アヤカ&リョクヨウ(本体:全祖無)『神正道【親愛なるファイナルマスターゴットスパーク】!!』

 

 

ピギャァァァァァァァァ…!!!

 

ギュゴォォォォォォォォ…!!!!

 

ピカァァァン…!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

ジェネシス『ギャァァァァァァァァァ…!!!?!』

 

リョウカ(本体:全祖無)「今です!行きます…!!!」

 

 

ッダ…!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体:全祖無)「はぁぁぁぁぁ…!!!」

 

 

ガシ…!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

ジェネシス『ギャァァァァァァァァァ…!!?!グォアァァァァァァ…!!!?』

 

リョウカ(本体:全祖無)「っ…!!これで…終わりです…!!はぁぁぁぁぁ…!!!!』

 

 

ピカァァァン…!!!

 

 

ジェネシス『グォォォォォォォン…!!!!?』

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピギャァァァァァァァァ……パァァァン…!!!!!

 

 

……全軍からの総攻撃によって弱らせられ…更にそこにリョウカによる全力の吸収によって、ジェネシスは完全にリョウカに取り込まれて…消えてしまった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピキィィィィィン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ……勝ちました…。」

 

リュウカ(本体)「ああ……お疲れ様……良し!お前ら!帰るぞ!」

 

カズマ「そうだな、は〜…疲れた…帰ったら休もう。」

 

リョウカ(本体)「そうですね…今日は流石に疲れました……アレは少し控えましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……まあ明日に仕上げれば良い。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

そしてリョウカ達は無事に帰って来た…っが案の定娘達は心配したそうだったのは言うまでも無かったそうで……流石に今日は休む事にしたのだった……(因みにリョウカの落とした帽子や靴はちゃんと帰る前にリュウカが回収した…)

 

 

【第4エリア:完全クリア】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第6話 神森一家とサルゲッチュ:第2世代編【終章・前編】

よう、お馴染みのリュウカだぜ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に説明すれば…俺達は、第4エリアを攻略したのだが…まあこれが色々と有ってな?先ずリョウカが暴走した事や…あの行方不明になったあの龍華(リョウカ)が戻って来たって所だな…まあこんな感じだ…んじゃあ今回も見てくれよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

翌日に朝…

 

 

リョウカの部屋(全能戦艦:神森龍華)にて……(因みに艦の位置は研究所の真横に鎮座している…

 

 

リョウカ(本体)「………駄目ですね……やっぱり昨日の無茶が祟りましたね……あまり力が出ない……っ……ふぅ……。」

 

リュウカ(本体)「やれやれ……んで動けそうには……ないか…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……まあずっとこのカミモリチェアに世話になりそうですね……あ、そう言えば結局どうなったのかな?カミモリチェアの変化…私は疲れたからかあまり覚えて無いのよね……。」

 

リュウカ(本体)「ああ、まあ大分強化されたそうだ……しかもホワイトの分だけでなく……あのジェネシスの奴も経験値としては莫大だったからな…超大幅にレベルが上がった……まあ内容だが……全兵器のハッキング能力及び操作能力に…全射撃系の全性能がアップ……後全ミサイル系の性能も大幅に上がった上に爆薬や火薬等の全ての爆発や爆裂に関連した攻撃能力が超強化された…まあ他にも色々有るがそれ位で良いだろう…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……よいしょっと………おっと…っと…。」

 

リュウカ(本体)「おいおい、あまり無茶するなよ…まだあの形態の暴走の影響も残ってる上にまだ完全に馴染みきれてないからな……極度に身体が怠いだろ?」

 

リョウカ(本体)「うん……まあ今日さえどうにか出来れば回復は出来るとは思いますが……。」

 

リュウカ(本体)「はぁ…まあ取り敢えずみんなの所に行こうか、着替えれそうか?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です…先に行ってて。」

 

リュウカ(本体)「先には行けれんが…着替えれたら教えてくれ。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

その後リョウカは何とか着替えて、その後全員の待つ研究所へと行った…

 

 

めぐみん「おや、ようやく起きましたね…今日は随分と…って…リョウカちゃん、大丈夫ですか?」

 

リュウカ(本体)「あ〜…昨日の件での無茶でな…更にはあの力が馴染むまでな時間が必要だから、かなり身体は怠い様だ…まあそれでも行くらしいがな。」

 

めぐみん「やれやれ、まあそうでしょうね…エネルギーが足りないのに無理して我々のエネルギーで繋ぎ止めていたのでしょうが……全力出し過ぎて枯渇しちゃったのですよ……そしてまだ完全とは言えないあの形態を馴染ませようと言う狂気の沙汰じゃない事もすればね…。」

 

リョウカ(本体)「………まあ…うん……すみません。」

 

ナツミ「やれやれね、まあ取り敢えず余り無理はしない事よ…。」

 

めぐみん「多分言っても無駄だと思いますよ、そもそもリョウカちゃんの性格上どうしても自分を無理強いさせて無茶ばかりしますからね…それに何度も注意しても直らない上にとんでもない程に運が無いのですよね……まあ運は最近改善された筈なのですが……まあその運の悪さが度を越しているのですよ、それも生死に関わる程までにね……そしてそれが無茶する要因の一つの訳です。」

 

ナツミ「そ…そうなの…。」

 

めぐみん「まあ、大体我々が行動すれば確実にリョウカちゃんは動く訳ですし止める手段は無いに等しいですがね…逆に我々が動かないならリョウカちゃんも動かないでしょうが……何か有れば確実に動いてしまうのが困るんですがね…。」

 

ハカセ「成る程……。」

 

リョウカ(本体)「ははは……はぁぁ……。」

 

ヒカル「…それで、次のステージには?」

 

リョウカ(本体)「そうでしたね……あ、そうだ……地球の負担を減らす移動方法に…良い方法が思い付きました…。」

 

リュウカ(本体)「有るのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、更に言えば娘達にとってもまあ安全に移動させる事が出来る唯一無二の方法ですよ……ただし効率が悪くなりますが、負担が増えて地球自体やこの世界に悪影響が出まくるよりはマシでしょう。」

 

リュウカ(本体)「……まあ理由は分かるが、その肝心の方法は?」

 

リョウカ(本体)「勿論、艦隊を使って移動する方法ですよ…丁度良いタイミングで私(龍華)が戻って来てくれましたからね…士気回復も兼ねてのと久々の神森艦隊の総司令官旗艦として行動する…まあ復帰航海も兼ねての移動を考えました……ただ、さっきも言いましたが効率が微妙に悪くなりますがね…ワープは……まあ此処ぞと言う場面以外では出来る限りは控えたいからね……基本的は通常航行移動で行きます。」

 

リュウカ(本体)「まあそれなら、いっそ全軍も率いて連れて行くか?どうせワープは此処ぞとしか使わないならな。」

 

リョウカ(本体)「そうですね、移動の効率を考えればそうしましょうか…時間のロスは数で補いましょうか。」

 

リュウカ(本体)「だな……それじゃあ早速頼む。」

 

リョウカ(艦娘)「分かりました。」

 

ヒカル「それじゃあ僕は?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、貴方はいつもの様に……いえ、待って……ナツミさん…私(龍華)の所のも転送装置を設置出来ると言えば可能ですか?」

 

ナツミ「可能よ…そればかりか此処の設備を丸ごと移植も可能だけど?」

 

リョウカ(本体)「それじゃあ、頼めますか?勿論案内とかはしますので。」

 

ナツミ「分かったわ。」

 

ハカセ「それじゃあワシも手伝うよ。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます、それじゃあ完了次第出発です…それまでに準備をしてて下さいね。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

 

そして1時間後に、龍華(リョウカ)の艦橋に研究所と同じ設備が設置された……因みにナツミ及びハカセも何故かこちらに移動する事になったそうだ……何でもこちらの方が安全そうだから…っだそうだ…それで更に数十分後に龍華(リョウカ)は全員を乗せて出撃……道中呼び寄せておいた全ての神森艦隊と神森軍と合流…次のステージへと向かった…

 

その道中…

 

 

ザザァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「スペクターさん、一応確認ですが…現在貴方の連れているピポソルジャーの総数はどれ位ですか?」

 

スペクター(神)「そうだなぁ、まあザッと何千万匹は居るんじゃない?」

 

リョウカ(本体)「あ〜…少し言い方を変えます、この本艦に搭乗してるピポソルジャーの総数は?」

 

スペクター(神)「あ〜…どれ位だったかな〜…いや、待て…確か数十万は乗せた筈だな。」

 

リョウカ(本体)「曖昧ですね…まあ取り敢えずもう一つ確認です…兵器等の操作技術や…更には軍事行動は熟知してますか?」

 

スペクター(神)「ああ、それはお前らと一緒に叩き込まれた筈だ…おい、まさかこの艦隊でもしも戦闘になった時の訓練とかするのか?」

 

リョウカ(本体)「そうですよ?慣れさせないと不味いのですよ。」

 

ナツミ「え?何で?」

 

リョウカ(本体)「最終的には私達はエリアウッキーやムーンベースに強襲する事になります…無論彼方は確実に前の時よりも厄介になっているでしょう…下手にワープでもすれば…場合によって呆気なく迎撃されて御陀仏になるのが関の山です…更には私達の行動によって史実とは大きく異なるのが発生した訳です……先ずはエリアウッキーです……これは強襲を受けて壊滅的被害を受けたのですが更に強大な要塞となって蘇り……ピポサルの数も増強した上で熟練兵となっている上……航空戦力として、まだ存在しない筈のフライングメカ…それが大量生産されて、総数…約1万機以上…ただでさえ厄介な機体が大量に攻めて来られたら堪らないですね……まあ今はジッとしてますが……いつ何処で襲って来るかは全く不明…それ以外には要塞砲や対空砲…等の武装の増強が施されていますね……次にムーンベースは、こちらも壊滅的被害を受けたので同じく更に強大になった様で、施設が増設された上に…問題の今回の事件の目玉となっているナマケモノ砲も修理完了し…改造され超巨大化……当たれば終わりますね……まあ目立った変化はそれ位ですね……兎に角最終決戦に備えてソルジャーのみなさんには慣れてもらいますよ…嫌でもね……やらなければ最終的に実戦で死んでしまうだけですよ…。」

 

ナツミ「成る程ね…。」

 

スペクター(神)「分かったよ…まあやれるだけの事はやるさ。」

 

リョウカ(本体)「そうしてくれるとありがたいです…さてと、それじゃあ早速取り掛かりましょう。」

 

リュウカ(本体)「あいよ。」

 

 

その後、数十回に渡り…何度もピポソルジャーに対して訓練を実施し…数分程度で戦闘配置に就ける様になった…

 

そして時刻は夕陽に差し掛かった時…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、到着ですよ…【第15ステージ:かいぞくアイランド】です…っと言っても作戦領域外だけどね…流石にこれ以上は艦隊で近付くのは厳しいので…此処からはワープ装置を用いてステージに入りますよ。」

 

ナツミ「え?何で初めからワープ装置を使わず…わざわざ近付いてから使うの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、それも負担を減らす為の工夫の一つでね…更に言えばこのワープ装置も実は私流にこっそりと細工をしてね?該当するエリアに到着出来ればそこにワープが可能になりますが…このワープも細工をしていてね?ゼロシフトと同じ機構です…ただし改良版でしてね、ありとあらゆる地形を無視し…そのポイントへと瞬間移動が可能となります…無論ですがゼロシフトの進路上に攻撃が来てもすり抜けますから無問題ですし、先程も言いましたがありとあらゆる地形を無視して突破出来ます…まあこの改良型ゼロシフトを作り出してこのワープ装置に仕込むのは中々苦労しましたがね。」

 

ナツミ「いつの間にそんな物を…。」

 

リョウカ(本体)「私達だから出来る事ですよ、まあかなり疲れましたがね…それでも行けますがね。」

 

リュウカ(本体)「やれやれ、かなり時間が掛かった理由がそれか…んでもう一度確認だが…大丈夫なんだな?」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ流石にこのステージを攻略したら次のステージまでは休む事にしますがね。」

 

リュウカ(本体)「そうか…んじゃあちゃっちゃっと終わらせるぞ。」

 

リョウカ(本体)「うん、ではヒカルさんは先行で先に行って下さい。」

 

ヒカル「え!?僕が!?」

 

リョウカ(本体)「ええ?私達は軍を率いらないといけないので別の手段で行きます。」

 

ヒカル「え〜…。」

 

ナツミ「ねぇ、本当に大丈夫なの?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、これでもワープ装置の一種ですからね…勿論ノーマルモードも使えますが…早さで言うならゼロシフトモードの方が早いです…ただし、ノーマルモードは超広域に送れるけど時間は掛かる…逆にゼロシフトモードは効率が悪く、該当ステージに接近しないと使えない…っけど送る速度は本当に一瞬で送れます…兎に角送る速度や世界に対する負担を減らす為の…まあエコーモードみたいな物ですが……安全性も確証はされてます…いずれはこれの改良版も考えてはみますがね…今回の事件ではこれが限界です。」

 

ナツミ「はぁ、分かったわ…それじゃあヒカル、先に行ってて。」

 

ヒカル「はーい……。」

 

リュウカ(本体)「それで俺達は?」

 

リョウカ(本体)「勿論揚陸艇や航空機等を用いて軍を率いて行きますし…この地形でもミニ神森艦隊は使用は可能ですからね…さてと行きましょう。」

 

リュウカ(本体)「へいへい。」

 

めぐみん「頑張って下さいね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、行って来ます。」

 

 

 

リョウカ達一行はそれぞれの方法でステージへと向かった…

 

 

【第15ステージ:かいぞくアイランド】

 

 

 

ピシュン…!

 

 

ヒカル「いっくぞー!」

 

 

 

キィィィィィィン…!

 

 

ヒカル「ん?あ!」

 

リョウカ(本体)「よいしょっと!」

 

 

スタッ…!

 

 

リュウカ(本体)「よっと…!ふぅ、相変わらず凄まじい速度で射出するな…1秒も掛からないな。」

 

ヒカル「うわ〜カッコイイね!」

 

リョウカ(本体)「それは良かったです…さてと、ありがとうございます…帰る時にもまた宜しくね。」

 

エイダ(子機)『了解。』

 

 

ゴォォォォ…キィィィィィィン…!!!!

 

 

ヒカル「行っちゃったね…。」

 

リョウカ(本体)「私が呼べばまた来ますよ…さてと行きましょうか…みなさんも頑張りますよ。」

 

ピポソルジャー全軍『了解!』

 

 

 

そして圧倒的な戦力で数十分足らずで全て捕獲された…

 

 

【第15ステージ:パーフェクト】

 

 

……帰りはヒカルはワープ…リョウカ達も行きと同じ航空機で帰還…他の人達も回収用の航空機で引き上げた…

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、さてと…次は…【第16ステージ:サルスベールたいりく】…ですね…ん…ん〜…!」

 

エイハナ「お母さん……大丈夫?」

 

リョウカ(本体)「ん〜…そうですね……ちょっと疲れたかな?……そうですね……それじゃあ予定通りに…私は寝ましょうか……。」

 

リュウカ(本体)「ああ、ゆっくり寝てろよ…着いたら起こす…。」

 

リョウカ(本体)「分かりました……それじゃあ一緒に寝ましょう…。」

 

ヒハナ「うん…。」

 

 

リョウカは娘達と一緒に部屋に行って…一緒に寝始めた…一行はそれに考慮して、少し遅めのペースで次のステージへと進路を向けた…

 

 

………数時間後……

 

 

リョウカ(本体)「すぅ……すぅ……くぅ〜…。」

 

リュウカ(本体)「お〜い……リョウカ…?」

 

リョウカ(本体)「ん〜………ふぁ〜…寝れました……お姉ちゃんですか……もう着いたのですか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、だから起こしに来た。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……そう言えば思い出しました、確かそのステージは恒例の温泉ステージでもありますね……。」

 

リュウカ(本体)「あ〜…そう言えばそうだな。」

 

リョウカ(本体)「じゃあ、娘達も連れて行きましょう…温泉に連れて行くのも私達…親の役目の一つだからね。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……んじゃあ娘達を起こそうか。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……。」

 

 

その後リョウカとリュウカは娘達を起こして…身支度をして…全員と合流し…娘達と共に次のステージへと向かった…

 

 

【第16ステージ:サルスベールたいりく】

 

 

……ステージ入りした一行は、先ずは邪魔のピポサルを捕獲する事にした…と言うのも…本ステージに娘達を連れて来た目的は紛れも無く温泉目的だ……娘達の為にも何が何でも最優先でピポサルを捕獲する他ない……まあやはり案の定数十分程度で全てのピポサルはゲッチュされたがな…

 

 

【第16ステージ:パーフェクト】

 

 

……っで…一行は…

 

 

カポーン…

 

 

リュウカ(本体)「あ〜…生き返る。」

 

リョウカ(本体)「良い湯ですね〜…疲れた身体には非常に良いですね〜…。」

 

 

…そう、案の定温泉に入っていた…無論娘達も一緒だ…尚ヒカル達は先に艦隊に戻っていた…

 

 

リョウカ(本体)「ふ〜…しかし勿体無いですね、家にも持って帰りたいですね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

リョウカ(本体)「まあ…もう少し入ってから行動しましょうか……さてと、身体洗ってあげますからジッとしててね。」

 

娘達『はーい。』

 

 

その後…約20分間滞在して……その温泉を能力でリョウカ達の家へと転送…瞬時に家が改装され…更に巨大な風呂へと変貌した…

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、ただいま。」

 

ヒカル「あ、お帰り。」

 

ナツミ「随分と遅かったじゃない?」

 

リョウカ(本体)「まあ、予定通りに娘達と一緒に温泉には入り浸っていたりしてたらね…どうせ事件が終われば壊される位ならば私達の家に転送させてね?更には家の風呂場を少々改装してね…スペースを確保して設置した訳ですよ…。」

 

ナツミ「やれやれね……まあ仕方ないわね…貴女達は子供を持っているからね…。」

 

リュウカ(本体)「まあな、特にリョウカの場合は娘達の為ならばどんな事をやり遂げるからな…。」

 

リョウカ(本体)「ははは……さてと、次へと行きましょうか…流石に風呂上がりの時は此処は寒いからね…娘達にとっては体調を崩したら怖いからね…早々と離れましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「だな…んで次は何処へ?」

 

リョウカ(本体)「次は、【第17ステージ:きょうりゅうジャングル】ですよ…名前の通り恐竜が住んでいるステージです…そしてこの次がウッキーファイブ…最後の一人…ウッキーレッドさんとの戦いです。」

 

リュウカ(本体)「いよいよ奴か…一応ウッキーファイブのリーダーらしい奴との。」

 

リョウカ(本体)「まあね、さてと場所は分かってますから早速行きましょう。」

 

リュウカ(本体)「あいよ。」

 

 

神森艦隊は、そのステージを離れ…次なるステージへと向かった…

 

 

翌日…該当ステージへと到着した…

 

 

【第17ステージ:きょうりゅうジャングル】

 

 

 

このステージではある意味で恐竜達?に翻弄されながらも(と言いつつ薙ぎ倒したりしてたが…)…何とか全てのピポサルは捕獲された…(恐竜達?『解せぬ。』)

 

 

【第17ステージ:パーフェクト】

 

 

リョウカ(本体)「さてと、いよいよ最後のウッキーファイブ…まあ正確にはイエローさんがまだですがね…形式上では最後のウッキーファイブです。」

 

ヒカル「それでどうするの?」

 

リョウカ(本体)「レッドさんは完全な近接特化型で、格闘戦が得意です…ただし…真面目にやると馬鹿を見るので…此処は敢えての真正面から挑む事をオススメします…確かに強いと言えば強いですが…ここまで来ればもう負ける様な相手じゃないですし……。」

 

ヒカル「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「さてとです……お姉ちゃんとヒカルさん…先に行って下さい…私は遅れてみなさんの元へと行きます。」

 

めぐみん「へ?どうして貴女は遅れて行くのですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、今の私は完全に回復したのでね…少し面白い事を思い付きました…だからこそ少しばかり時間が必要でしてね……だから先に行って下さい…後で合流しましょう……まあ時間的には完全に戦闘中だと思いますがね……。」

 

リュウカ(本体)「分かった、じゃあ必ず来いよ?」

 

リョウカ(本体)「ええ。」

 

 

そしてリュウカとヒカルの2人でウッキーファイブの最後の一人……ウッキーレッドの元へと向かった…

 

 

【第5エリアボス:たいけつ!ウッキーレッド!】

 

 

 

ピシュン…!

 

 

リュウカ(本体)「…む?どうやらかなり史実とは地形が違うか…。」

 

 

リュウカ達の着いた所は何処かの山の山頂の様で、天上や壁等は存在せず…綺麗な青空が広がっているし、周りの池は山頂から下へと滝を作り出している…それ以外は史実と同様だが、何故かリングがかなり大きくなっている…

 

 

?「遅いっぺ!しかも何だ!?その態度は!?」

 

リュウカ(本体)「ああ、お前か?確かウッキーファイブの最後の一人…ウッキーレッドと言うのは?」

 

レッド「ふん!そうだっぺ!このオイラこそがウッキーファイブのリーダーだっぺー!!」

 

リュウカ(本体)「そうか…まあ良い、お前の事だからさっさと戦いたいのだろう?」

 

レッド「ああ!そうだっぺ!スペクター様の御命令だっぺ!さっさと倒させてもらうっぺ!メラメラして来たっぺー!燃えているオイラに水を掛けたら許さないっぺ!!行くっぺー…!!!」

 

リュウカ(本体)「やれやれ…来るぞ!」

 

ヒカル「うん!」

 

 

【第5エリアボス】

 

 

VS【ウッキーファイブ:リーダー:燃える王者:ウッキーレッド】

 

 

戦闘方式【ボスバトル(ミリオンモンキーズ仕様)】

 

 

勝利条件【ウッキーレッドの撃破】敗北条件【リュウカ又はヒカルの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【サルゲッチュシリーズ】使用場面【ライバル戦(サルバトーレ及びミリオンモンキーズ仕様)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

レッド「行くっぺー!しゃぁ…!!」

 

 

ブゥゥン…グルグルグルグル…!!

 

 

レッドは先制攻撃でダブルラリアットを仕掛けて来た…

 

 

リュウカ(本体)「そんな物か…ならば、喰らえ!」

 

 

ギュルン!

 

パシィン…!!

 

 

レッド「だっぺぇ…!!?」

 

 

リュウカはデルフィの触手薙ぎ払いでレッドを転ばせた…

 

 

レッド「くぅだっぺー!!しゃぁ…!!」

 

 

ッダ…ガシ…!!

 

 

レッドは思いっきりその場から跳躍し、周りで歩き回る恐竜の一体を掴んで…

 

 

ヒュゥゥゥ…!

 

 

レッド「喰らえだっぺ…!!」

 

 

ズシィィィィン…!!!

 

 

その恐竜をリュウカ達の居るステージ中央に勢いよく叩き付けて、衝撃波を放ったが…単調過ぎたのであっさり回避された…

 

 

レッド「中々やるだっぺ!そうこなくっちゃっぺ!」

 

リュウカ(本体)「まあ、お前も少しはやる様だな。」

 

レッド「まあ良いだっぺ!さあ!此処からが本場だっぺ!……む?」

 

リュウカ(本体)「何だ?………!」

 

ヒカル「……どうしたの?」

 

 

レッドが不審な気配を感じ取った…リュウカもどうやら感じ取り、両者共に動きが止まった……すると…

 

 

 

【WARNING!!】

 

 

【???:襲撃】

 

 

(戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【銀翼の凶星(RISEver)】)

 

 

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

 

リュウカ(本体)「みんな避けろ!」

 

 

ッダ!

 

キィィィィィィン…チュドォォォォン…!!!!!

 

 

 

レッド「だぁぁぁ…!!?ぐふ…!」

 

リュウカ(本体)「……ヒカル、大丈夫か?」

 

ヒカル「うん、何とか…。」

 

?『(スゥゥゥゥ…)キィィィィィィ…!!!!!!』

 

 

突然曲が流れ始めたと思いきや、リュウカの号令でその場で全員が回避したと思えば……ステージ中央に凄まじい勢いで彗星の如く着地して現れたのは……バルファルクに似た翼脚以外はリョウカ達のなる龍化形態の一つ…エスカドラ型(ドス古龍型)と酷似しているが…所々に龍属性と思われるエネルギーが漏れて…鎧の様に纏っていり……更には眼は紅く染まり…紅く光っている…体色は蒼銀色の様だ…

 

 

リュウカ(本体)「……まさか…リョウカか?」

 

?『グル…。』

 

リュウカ(本体)「………全く…とんでもない登場の仕方だな……お前は。」

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体:半龍)「はい…しかし驚きましたか?」

 

リュウカ(本体)「ああ…驚いたぞ…。」

 

リョウカ(本体:半龍)「それは良かったです………まあ説明は後です……さてレッドさん、此処からは私が相手ですよ。」

 

レッド「くぅ…!お前!勝手に乱入して来て!もう許さないっぺ!」

 

リョウカ(本体:半龍)「さてと、レッドさんには悪いけど……さっさと倒させてもらいます…それに先程の形態はまだ未完全ですのでね……さてと、これから完全体になるとしましょう………。」

 

リュウカ(本体)「…ヒカル、下がった方が良い。」

 

リョウカ(本体:半龍)「……【恐れ見よ、赤き厄災の彗星を……恐れ見よ、奇しき赫耀の兇星を…。】」

 

 

ピカァァァン…ジリジリジリジリ…!!!

 

パァァァン…!!!!

 

 

リョウカの姿が変わり…先程の形態よりも更にバルファルクの特殊個体…奇しき赫耀のバルファルクにリョウカ達の角やら外角や色んな装飾を追加した姿だ…

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『キィィィィィィ…!!!!!』

 

レッド「くぅ…!!煩いっぺ…!!!何だ!?その姿は!?」

 

リュウカ(本体)「……これが新たな形態変化の一つか……天彗龍バルファルクの特殊個体…奇しき赫耀バルファルク……それに俺達のなる様々な龍形態の特徴を取り入れた物か……差し詰め【バルク=エスカトン形態】だな。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)「グルルル…!」

 

 

ギチギチ…シャキン…!!

 

 

レッド「ぬわ!?危ないっぺ…!」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『キィィィィィィ…!』

 

 

キュィィィィン…ッダ…!

 

バフゥゥン…!!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

レッド「何だっぺ!?いきなり飛び立った!?」

 

リュウカ(本体)「…!またあの彗星か!ヒカル!伏せろ!」

 

ヒカル「う…うん!」

 

 

キィィィィィィン…ピカァァァン…!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

レッド「ぐわぁぁぁぁ…!!!!グフ…参った…ぺ〜…。(カン…カン…カン…カン…!)」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『(スゥゥゥゥ…!)キィィィィィィ…!!!!!』

 

 

リョウカの彗星攻撃(手加減vet)がレッドに直撃し…レッドは呆気なくノックアウトし…リョウカは勝利の咆哮を上げた…(尚レッドは自動的にゲッチュされた様だ…)

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体:半龍)「ふぅ、疲れますね。」

 

リュウカ(本体)「やれやれ…しかしその姿はどうやってなった?」

 

リョウカ(本体:半龍)「アレですか?アレは、簡単に言えば前に暴走した際のあの能力の完全体とも言える能力でしてね?龍化能力及び怪獣化能力と融合に成功して…様々な姿になれるし、その姿の能力が使えます…無論元々の能力も使えます……尚触手能力は融合された事によりより柔軟に正確に操作が可能でしかも様々な種類の触手を生成出来るので…今もこの翼脚も実を言えばね、触手能力で触手のみで生成したのですよ…似せるのには苦労しましたよ。」

 

リュウカ(本体)「成る程な…だから時間が掛かると…。」

 

リョウカ(本体:半龍)「まあね、さてと…これでカミモリチェアも一応は完成まで後一歩って所ですかね?」

 

エイダ(子機)『はい、レッドを捕獲に成功した事により…カミモリチェアの全性能が更に上昇…そして接近戦能力が強化され、ハンド系の戦闘能力が格段に上昇し…様々な格闘戦が出来る様になり…今まで持てない重さの物を持てたり…破壊が出来る様になりました…残りはもう一度イエローと…スペクターを捕獲する事により完全体になれます…尚互角になるには最低でも再度イエローの捕獲が絶対条件です。』

 

 

 

ギチギチギチギチ…!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…はい、分かりました。」

 

リュウカ(本体)「そうか……んじゃあ帰るか。」

 

リョウカ(本体)「ええ。」

 

 

そしてリョウカ達は戻って行った…

 

 

【第5エリア:完全クリア】

 

 

後ついでだが……第18ステージである、まてんろうシティも攻略されたそうだ…

 

 

【第18ステージ:パーフェクト】

 

 

(まてんろうシティ『解せぬ。』)

 

 

………スペクター達との戦いまで後もう少し…リョウカ達の運命は如何に?

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第7話 神森一家とサルゲッチュ:第2世代編【終章・後編】

どうもです、お馴染みのリョウカです…それじゃあ前回のあらすじを説明しますね…前回私達は、第5エリアを攻略しました…その時に丁度お土産に温泉エリアを丸々拝借しました…とても気持ち良かったです…あ、失礼しました…さてコレで残るウッキーファイブは脱走したイエローさんのみですね……それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

【神森家:大会議室】

 

 

今現在、リョウカ達一行はいつもと同じメンバーに更にヒカル達も含めたメンバーが集っていた…さてそもそも何故神森家に居るのかと言えば、最終決戦前の準備や作戦会議もしないといけない為…更には大事な娘達に何かあったら恐ろしいのでとうとう拠点に置いて行く事を決定した……

 

 

リョウカ(本体)「さてと、みなさん…いよいよ最後の決戦の時が近付きました。」

 

大高「うむ…そうですな姫様。」

 

大石「…それで姫様、奴等の情報は?」

 

リョウカ(本体)「ええ、勿論…今現在超衛星兵器であるオーディンによる偵察では…厄介なフライングメカの総数が10万機になっている様です…まあ無人機ですが……でも数が多くなっているのが厄介なのですがね…そして私達を含めた全軍はこのフライングメカの超大編隊との決戦に勝利しなければ…第19ステージであるエリアウッキーには絶対に辿り着けないのですよ…しかもご丁寧に対潜能力も持たせたタイプも存在しますからね…だから有りっ丈の全戦力を真正面にぶつけての勝利以外は有り得ないです…勿論他の方法も考えましたが…どれもこれもピポサルさん達に被害が出るので却下…かと言って下手にハッキングすればその拍子に自爆装置が起動して結局は被害が出て駄目になる…トドメに潜入も不可能……ご丁寧にワープして現れそうな所を完全に待ち伏せしてます…。」

 

ナツミ「それじゃあ攻略は…不可能なの…?」

 

リョウカ(本体)「出来なくは無いです、ほぼ真正面から挑む他ないのですよ…しかもこっちも死傷者を出さない事を条件にしてますから…最悪重傷者を出してしまう可能性がかなり高いですが……無傷で突破は限り無く低いと言った方が良いでしょう…。」

 

ナツミ「そう…。」

 

リュウカ(本体)「んでどうする?真正面から挑むにしても…下手に挑めば間違い無く被害が大きくなるぞ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこその有りっ丈です…しかも今回はこっちも航空戦力を最大限に投入する予定です……無論相手も超兵器級ならこっちも超兵器も投入してやりましょう……それなら戦えます……さて、それで突破したとしても今度はエリアウッキーからの猛攻が待っています……それも突破しないといけない上に、今度はこちらの攻撃手段が限られてしまいます…超遠距離から攻撃しようにも私達の攻撃は大部分が殺傷攻撃…更には破壊するにしても殺傷攻撃能力を持つ強大な攻撃が必須……そしてそれこそが大問題でね…こっちは殺傷が出来ないので自動的にエリアウッキー自体の攻撃能力を奪う手段が無くなってしまう訳で…近付いて一気に上陸して…一気に制圧する他無い訳になりますよ……幸い今度は対潜能力はほぼ皆無なので潜航して接近するのは可能です……ただし、全ての敵航空戦力を無力化しなければ意味がないですがね。」

 

リュウカ(本体)「そうか……。」

 

リョウカ(本体)「…兎に角最大の鬼門がフライングメカの超大編隊の攻略でしょうね…それさえどうにか出来ればまだ勝機は有ります。」

 

高野「そうですね…。」

 

リョウカ(本体)「……さて、そしてもう一つ……ムーンベースの攻略もしないといけない訳ですよ…どっちにしてもスペクターさんには逃げられてムーンベースに行き…最終兵器…ナマケモノ砲を撃つつもりでしょうね……だからエリアウッキーの攻略にあまり時間を掛けるのは危険な上に、脱走したウッキーイエローも迅速に撃破して捕獲しなければかなり不利になります……。」

 

大高「確かにそうですな…。」

 

リュウカ(本体)「ああ、俺達は良くても…この地球人や娘達には効果が有るからな……だから破壊しなければいけない…。」

 

リョウカ(本体)「ええ……だから私は二つの方法を考えました、先ず一つが全軍総出で真正面で数を物言わせての特攻を仕掛けての迅速な制圧作戦を展開するか……もう一つは二手に分かれてそれぞれ行動するか…無論二手の方が効率は良いですが戦力不足によるリスクがかなり高く…特に地上組は不利な状況を強いられます……かと言って地球側に戦力を集中させれば攻略に手間取り…スペクターさんに勘付かれて…確実に阻止しに来るでしょうね…無論そうなれば作戦は失敗も当然です…破壊しようにも全てのピポサルを捕獲しなければ巻き込まれて作戦失敗です……無論スペクターさんも含めてね……。」

 

リュウカ(本体)「成る程…。」

 

リョウカ(本体)「まあ……どれを選んでも難易度は然程変わらないです……寧ろ二手に分かれて行動する方がもっぱら超高難易度です……私が考えた二手作戦ですが……確実に失敗するレベルですがね……それで結局は特攻作戦になる訳です。」

 

ハカセ「ふむ……そうか……。」

 

リョウカ(本体)「………さて、これで以上です……無論エリアウッキーの場所は判明してますが…超長距離移動ですので確実に私達が攻めて来るのはバレます……だから行く以上は確実に死ぬ覚悟は持って下さい……半端な覚悟じゃあ一方的にやられて死ぬだけです……………ふぅ……作戦決行日は……明日の朝に出発……もし何も襲撃が無く、何も無ければ夕方には到着予定です……これで会議は以上です……それぞれ直ちに出撃準備に取り掛かって下さい。」

 

全員『了解!』

 

 

そして作戦会議が終わり……それぞれ最後の決戦に備えて出撃準備を始めた…

 

 

……翌日…早朝…

 

 

【神森家:正門】

 

 

早朝にて、神森家正門前にて…全軍が揃っていた…勿論ヒカル達も居る上に味方のスペクター達も居る…

 

 

リョウカ(本体)「みなさん!いよいよ最後の決戦の時が来ました!本作戦は文字通り何度も経験した特攻作戦であります!しかし今回の特攻作戦は前とは別の意味で成功確率は非常に低いでしょう…相手を絶対に殺してはいけない上に怪我を負わせるのも駄目でもある、しかし相手はそんな事をお構い無しに全力で私達を迎え撃たんとばかりに殺す気で襲って来ます!それでも我々は必ず作戦を成功させ…全人類の未来の掛かったこの戦いに必ず勝利しましょう!勿論私達の掲げる神森魂も忘れてはならない!一番は自分の命が最優先です!もし危ないと思ったら何が何でも逃げる事を最優先して下さい!無論この作戦も同様で絶対に私達も死ぬ訳にはいきません!必ずやみなさんと共に誰も欠ける事なく……此処へ帰りましょう!以上!今更改めて作戦に関して言う事は無い!我々神森魂を掛けて!我々神森国…いえ神森軍に喧嘩を売ったスペクターさんに達を!必ず捕獲し…全国民の平穏を勝ち取るのです!!」

 

全軍『おおおぉぉぉぉぉぉ…!!!!』

 

リョウカ(本体)「…神森軍!全軍出撃です!!さぁ!行きましょう!!最後の決戦へ!!!」

 

全軍『了解!!おぉぉぉぉぉ…!!!!』

 

 

リョウカの演説と号令で全軍の士気が最高潮に達し……全軍を載せた神森艦隊全艦は…予定通りの時刻に防衛艦隊を残して総出撃……拠点からは更に超航空兵器も全て離陸……神森大連合怪獣及び魔獣軍も参加し……神森艦隊の護衛に着いた…

 

 

 

【神森大連合艦隊&神森大連合航空隊&神森大連合魔獣軍&神森大連合怪獣軍:出撃】

 

 

……数時間後……

 

 

ザザァァァン…!

 

 

ソルジャー1(緑)『……!!』

 

 

ブロロロロロロロ…!

 

 

ソルジャー2(緑)『左40度!敵偵察機2機確認…!!』

 

リョウカ(本体)「やはり来ますか!…総員艦内に退避!主砲三式融合炉号弾!砲撃始め!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!

 

ピキィィン…ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピカァァァン…!

 

ズッドォォォォォォン…!!!

 

 

龍華(リョウカ)から放たれた主砲が、敵無人偵察機を全て撃墜した…

 

 

リュウカ(本体)「勘付かれたか…どうする?」

 

リョウカ(本体)「……ええ…この流れはもう確実に超大編隊が接近してくる前触れですが……やはりかなり不味いですね、どうやらまばらまばらで接近して来てます……今までのパターンではほぼ一気に全機が襲って来ましたが……今回はまばらに分けて襲わせる手段に出ましたか……やはりスペクターさんも頭が回りますね……主砲の攻撃は基本的に初手のみ……戦闘中じゃあ危険過ぎて使用不可能ですからね……主砲封じと来ましたか……。」

 

カズマ「おいおい、じゃあどうする?」

 

リョウカ(本体)「…仕方ないですね……こんな事はしたくなかったけど…そっちがそうするならこちらにも考えが有ります……みなさん、私の言う事は良く聞いて。」

 

リュウカ(本体)「分かった…。」

 

リョウカ(本体)「それじゃあ一回しか言わないから良く聞いて……どっちにしてもこのままじゃあ確実にこちらに損失が出るのは確実でしょう……ならばです……最早ヤケクソだと思いますが……私を除いた全軍は完全ステルスモードを起動して今すぐエリアウッキーにテレポートを実施して下さい……方法はそれしか無いです…。」

 

ヒカル「……え!?」

 

めぐみん「待って下さい…!リョウカちゃん!まさか、フライングメカとやらの超大編隊をたった一人でやるのですか!?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、言っておきますが死ぬつもりはさらさら無い…ですが負けるつもりは毛頭ない…死ぬ気も無く初めから勝つ気で全力のフルパワーで一気に殲滅します。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカ……。」

 

リョウカ(本体)「……みなさん、今度は嘘は言いません……必ず追い付きます…だから行って。」

 

リュウカ(本体)「………………分かった………だが、必ず絶対に生きて俺達の所に来い…絶対だぞ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、勿論ですよ。」

 

めぐみん「…分かりましたよ、でも絶対に無茶はしないでくださいよ?」

 

リョウカ(本体)「はい……それじゃあ私は行きます、後で合流しましょう。」

 

 

そしてリョウカは艦橋を出て行き…陽動する為に飛び立って行った…リュウカ達はリョウカに言われた通りエリアウッキーへと向かった…

 

 

【第19ステージ:エリアウッキー】

 

 

ピシュン…!!

 

ザッパァァン…ザザァァァン…!!!

 

 

 

リュウカ(本体)「…良し、全軍、完全ステルスモードを起動しろ。」

 

全軍『了解!』

 

 

カチ…ジリジリジリジリ…!

 

シュン…!

 

 

全軍は完全ステルスモードを起動した…

 

 

リュウカ(本体)「……良し、これで大丈夫だな……あの目の前にあるのが例の要塞か……エリアウッキー…確かに史実とはかなり違うな……。」

 

めぐみん「その様ですね、リョウカちゃん…無事に合流出来れば良いですが……。」

 

リュウカ(本体)「ああ、だからこそリョウカの努力は無駄にはしない…全軍!予定通りにエリアウッキーに上陸!一気に強襲するぞ!」

 

全軍『了解!』

 

 

ザザァァァン…!

 

 

リュウカ達一行を乗せた艦隊全艦は敵に気付かれる事無く揚陸…無事に上陸に成功し…一気にエリアウッキーに攻め込んで行った…

 

 

数時間後、熾烈な戦いを繰り広げながらも…スペクター及びイエローを除いた全てのピポサルを捕獲し……スペクターとの戦いは目前と言う所だった…

 

 

リュウカ(本体)「良し…何とか此処まで辿り着いたな…。」

 

ヒカル「この先にスペクターが…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…さてと…行く…、」

 

 

プルルル…プルルル…!

 

 

リュウカ(本体)「何だ?こんな時に?……こちらリュウカ、どうした?」

 

ナツミ『あ!繋がったわ!えーっと、その声はリュウカさんね?』

 

リュウカ(本体)「ああ、お前か…なんか有ったのか?」

 

ナツミ『ええ、実は今さっきね…脱走した筈のウッキーイエローはゲッチュされて転送されたみたいなの…しかもとっても小ちゃくなってね。』

 

リュウカ(本体)「はぁ!?マジか!?俺達はまだスペクターと接触した訳じゃないぞ?それなのにイエローが捕獲された?」

 

ナツミ『ええ、でも誰がやったのかは分からないわ…。』

 

リュウカ(本体)「そうか、分かった…こっちでも警戒はしておく。」

 

ナツミ『ええ、気をつけてね。』

 

 

ブツ…ツー…ツー…

 

 

ヒカル「今のはナツミから?」

 

リュウカ(本体)「ああ、どうやら先程イエローがゲッチュされた様だ…。」

 

ヒカル「え!?」

 

カズマ「マジか!?ってか一体誰が…?それに時期って時期的にもアイツはもう暴走してしかも超巨大化してる筈……。」

 

めぐみん「……成る程……やれやれ…。」

 

リュウカ(本体)「めぐみん?お前、分かったのか?」

 

めぐみん「ええ、って言うかこんな事が出来るのはたった一人だけですよ。」

 

リュウカ(本体)「……ふ、成る程な……イエローをゲッチュしたと言う事はつまり……既にリョウカは此処に来てる事になるな……全く相変わらず凄いって思うぜ…リョウカ……。」

 

めぐみん「ええ、生きてくれて本当に良かったですよ……ならば我々はスペクターを捕獲してやろうではありませんか?」

 

リュウカ(本体)「そうだな…良し!行くぞ!」

 

 

ウィィィン…ガシャン…!!

 

 

リュウカ達は巨大な門を潜って行った…

 

 

ウィィィン…ガシャン…!

 

 

リュウカ(本体)「…よう?直接会うのは初めてか?スペクターさんよぅ?」

 

スペクター(敵)「ふん、どうやら好き勝手にやってくれたねぇ?君達。」

 

リュウカ(本体)「当たり前だ、まあお前らが余計な事をしなければ俺達が動く事は無かったんだがな…所詮はヒカルだけで事が足りる事を…お前らが余計に事を大きくしたお陰で俺達が出張る事になったからなぁ?その責任を…たっぷりと取らせてもらおうか?」

 

スペクター(敵)「っく!あっはっはっは!何面白い事を言っている?ふん、所詮はお前らは人間…、」

 

リュウカ(本体)「言っておくが、俺達は人じゃないぞ?種族的にはお前らの完全の産みの親だぞ?高々知性の付いた猿如きが神に喧嘩を売る時点で愚かとしか言いようがないがな。」

 

スペクター(敵)「……何?」

 

リュウカ(本体)「おっと?つい口が滑った…まあ良い、お前は俺達の事を知ろうが知るまいがどんなに足掻こうが俺達には勝てねぇよ……無論ナマケモノ砲とやらを使おうが俺達には一切効果はない……そればかりか俺達の力を使えばあら不思議……ナマケモノの効果程度なら最も簡単に全て消し去る事は可能だ……だから大人しく抵抗はせずに俺達に捕獲されろ。」

 

スペクター(敵)「……ふん、君達が神だと?笑わせるな!この俺こそが人類を超える存在なのだ!誰にも俺の計画の邪魔はさせない!決着をつけてやる……。」

 

 

ガコン…ウィィィン……!

 

 

リュウカ達及びスペクターの足元が迫り上がって行った…どうやらエレベーターの様だ

 

 

スペクター(敵)「見せてやろう……。」

 

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

 

スペクター(敵)「これが…【バトルクルーザー・Mk2】だ!!」

 

 

エレベーターが屋上に辿り着いて…そこに置いて有ったのはバトルクルーザーだった……スペクターはそれに乗り込んだ…

 

 

スペクター(敵)『決着を着けてやる…!行くぞ…!!』

 

リュウカ(本体)「面白い!行くぞ!」

 

 

 

リュウカ達とスペクターの駆るバトルクルーザーとの決戦の火蓋が落とされた…その時…

 

 

【WARNING】

 

 

(戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【銀翼の凶星(RISEver)】)

 

 

【神森リョウカ:襲撃】

 

 

 

ゴォォォォォォ…キィィィィィィン…!!!!!

 

 

 

スペクター(敵)『何だ…?』

 

リュウカ(本体)「……ったく相変わらず遅い到着だな…!リョウカ…!!」

 

 

キィィィィィィン…!!!!!

 

 

スペクター(敵)『何ぃ…!!!?コッチに来るなぁ…!!!!うわぁぁ…!!!!』

 

 

キィィィィィィン…ピカァァァン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『キィィィィィィ…!!!!!!』

 

 

 

……決戦の時に突然盛大に曲が流れ始め…その直後に龍形態となったリョウカがスペクターの乗るバトルクルーザーに彗星で強襲…安定と信頼のバトルクルーザーはこの一撃で破壊された……

 

 

スペクター(敵)「畜生…!覚えてろ…!!」

 

 

ピカァァァン…ピシュン…!!!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『グルルル…。』

 

リュウカ(本体)「リョウカ…本当に無事で良かった…。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『………。』

 

リュウカ(本体)「……?リョウカ?」

 

 

リョウカは、その直後に身を屈めて…背に乗る様に仕向けた…

 

 

リュウカ(本体)「…乗れと?」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『グル…。』

 

リュウカ(本体)「分かった……お前ら、どうやらリョウカが連れて行ってくれるそうだが……俺を含めて連れて行けるのは精々後3人だ…残った奴らは直ぐに艦隊に乗り込んで追って来てくれ…。」

 

めぐみん「分かりました……では、やはり最終決戦に相応しいのは…まあヒカルとスペクターとリュウカさんですね…ただしリョウカちゃんえお含めたらリョウカちゃんとリュウカさんとヒカルとスペクターの4人ですね…。」

 

リュウカ(本体)「…そうか、ならばヒカルとスペクター…お前らが一緒に来い。」

 

ヒカル「え?大丈夫なの?」

 

スペクター(神)「まあ、大丈夫だろう。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカ、頼めるか?」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『グル。』

 

 

 

リョウカの了諾を経て、リュウカとヒカルとスペクターはリョウカの背に乗った…

 

 

リュウカ(本体)「良いな?しっかりと掴まれよ?滅茶苦茶速いからな……。」

 

ヒカル「うん!」

 

リョウカ(本体:全祖龍)「(スゥゥゥゥ…)キィィィィィィ…!!」

 

 

キュィィィィン…!

 

 

リュウカ(本体)「お前ら!後で会おう!」

 

めぐみん「ええ!気をつけて下さいね!」

 

 

ッダ!

 

バフゥゥン…キィィィィィィン…!!!!

 

 

そしてリョウカは、リュウカ達を乗せ…ムーンベースに飛び立った…

 

 

キィィィィィィン…!!!

 

ピキィィン…ジリジリジリジリ…パァァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「……これは…!」

 

 

リョウカは飛行中にて覚醒……姿が変化した……見た目は、全体が青空寄りの白銀に染まり…翼脚は3本だったのが人間と同じ様に5本になり…二回り大きく…尻尾は更に鋭利な形状へと変貌し…頭部の角も更に強靭な刀角になった……目の色も蒼く…噴出されている赤黒い龍属性も龍脈や地脈が混ざったのか蒼白い物へとなっていた…

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『キィィィィィィ…!!!』

 

 

バフゥゥン…キィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカは更に飛行速度を上げて…ムーンベースへと急いだ…

 

 

……飛び立って15分後…一行はムーンベースへと降り立った…

 

 

【第20ステージ:ムーンベース】

 

 

ピキィィン…パァァァン…!

 

 

リュウカ(本体)「良し!行くぞ!」

 

リョウカ(本体)「うん!」

 

 

リョウカ達一行はムーンベースの攻略を開始し…隅々までしらみつぶしにピポサルを捕獲して行って……僅か30分で最深部までやって来た…

 

 

リョウカ(本体)「…見えた!あそこです!」

 

ヒカル「見つけたぞ!スペクター!」

 

スペクター(敵)「っち!もう追い付いて来たか…しかし遅かったな、もうナマケモノ砲の発射準備は整った。」

 

リョウカ(本体)「スペクターさん、今更何を言っても無駄だと思いますが私達が居る限り…そんな事をしても無駄ですよ?」

 

スペクター(敵)「あっはっはっは!なら、君達を倒せば良いだけの話じゃないのかな?」

 

リョウカ(本体)「ええ、確かにその通りです……でもね。」

 

 

ピキィィン…ジリジリジリジリ…!!

 

パァァァン…!!!

 

 

スペクター(敵)「…!!」

 

リョウカ(本体:全祖無)「……貴方程度に、私達は負ける訳にはいかない…だからこそ貴方を倒させてもらいます…。」

 

スペクター(敵)「面白い、お前らがその気なら…、」

 

 

ウィィィン…ガシャン…!

 

 

スペクター(敵)「このパーフェクトゴリアックでお前達を倒す!」

 

 

ガコン…ウィィィン…ガシャン!

 

 

スペクターは、パーフェクトゴリアックに乗り込んだ…

 

 

スペクター(敵)『これで終わりにしてやる!行くぞ!』

 

 

【第1章:最終ボス】

 

 

【最終エリアボス】

 

 

VS【ピポサルの王:スペクター&パーフェクトゴリアックアーマー】

 

 

戦闘方式【特殊戦闘(捕獲戦)】

 

 

勝利条件【スペクターの撃破】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【漆黒の白夜】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ピカァァァン…ジリジリジリジリ…!!!

 

パァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『グォォォォォォォン…!!!!!!』

 

 

リョウカは覚醒形態の状態で龍形態(ボレアスモード)に移行した…その瞬間…

 

 

ピカァァァン…キィィィィィィン…!!!

 

バサ…キィィィィィィン…!

 

 

何処からとも無く何とFアースがやって来て…リョウカは飛び立ち…

 

 

ジリジリジリジリ…ピカァァァン…!

 

 

……Fアースと合体した…

 

 

ズズゥゥン…!!

 

 

スペクター(敵)『何!?』

 

リュウカ(本体)「…成る程、お前も本気って訳か…ならば俺達も応えるまで!リョウカ!行くぞ!」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

リュウカ達はリョウカに搭乗し…スペクターと対峙し始めた…

 

 

スペクター(敵)『喰らえぇ…!!』

 

 

バシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

スペクターは先制攻撃でミサイルを発射して来たが…

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『グゥゥゥ…!!』

 

 

シャキン…ザシュゥ…!!

 

ボォォォン…!!!

 

 

リョウカは腰に掛かっていた専用の刀剣を使いミサイルを全て叩き切った…

 

 

スペクター(敵)『っち!?ならこれならどうだ!!』

 

 

ウィィィン…!!

 

 

スペクターは今度はご自慢の腕を飛ばして来たが…

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『オォォォ…!!!』

 

 

ブォォォン…バキィィィン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

スペクター(敵)『何ぃ!?パーフェクトゴリアックの腕が!?』

 

 

リョウカはその腕を殴り、爆砕した……

 

 

スペクター(敵)『こうなったら!!これでも喰らえ!!』

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

スペクターは、残った片腕を掲げて、巨大な光球を創り出した…

 

 

スペクター(敵)『これで終わりだぁ!!どぉりゃぁぁ…!!!』

 

 

ポォピィィ…!!

 

ピカァァァン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

スペクターの放った光球はリョウカに命中……

 

 

スペクター(敵)『や…やったか?(フラグ)』

 

リョウカ(本体:全祖龍)『……ガァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

スペクター(敵)『そんな馬鹿な!?俺の最大な攻撃が!?』

 

リュウカ(本体)『トドメだ!リョウカ!』

 

リョウカ(本体:全祖龍)『グォォォォォォォン…!!!!!』

 

 

処刑用BGM:作品名【ドラクエシリーズ】曲名【不死身の敵に挑む(トドメの一撃ver)】

 

 

 

ガバァ…!

 

キュィィィィン…!!!

 

ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカはトドメの一撃……滅龍神奥義:龍神王ノ咆哮(手加減ver)を解き放った!

 

 

スペクター(敵)『そんな馬鹿な!?このオレ様が負けるなんて!?うわぁぁぁ!!!』

 

 

ピキィィィィィン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

 

リョウカの一撃がスペクターに命中し…ゴリアックは完全に破壊されて、スペクターが気絶した状態で出て来た……

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!

 

 

リュウカ(本体)「よっと…。」

 

ヒカル「倒せれたね…。」

 

スペクター(神)「ふん、これで身に染みただろうよ。」

 

リョウカ(本体)「…そう…ですね……さてと……これで終わりです……スペクターさん……ヒカルさん、ファイナルゲッチュは貴方に譲ります。」

 

ヒカル「うん……スペクター……これで終わりだね……ファイナル…ゲッチュ…!!!!」

 

 

ピカァァァン…ピギュン…!!!!

 

 

……そしてヒカルの手でファイナルゲッチュが完了し……スペクター及びウッキーファイブを含めた全てのピポサルが捕獲された…

 

 

【戦闘終了】

 

 

リュウカ(本体)「これで終わったな…。」

 

リョウカ(本体)「ええ……。」

 

 

ビィィィィ…!!ビィィィィ…!!

 

 

『エネルギーの断絶を確認しました…自爆装置を起動します。』

 

 

ボォォォン…ボォォォン…!!

 

 

リュウカ(本体)「うわ!?何だ!?自爆装置だと!?」

 

リョウカ(本体)「恐らく…スペクターさんを捕獲した事により、ナマケモノ砲諸共このムーンベースが自爆する様にセットアップされていたのでしょう………さ…早く脱出しないと…!……っ…!!?うぐぅ…!!?」

 

リュウカ(本体)「どうした!?」

 

リョウカ(本体)「ゲホ…!!!ゲホ…!!!…っ…はぁ……はぁ……しまったなぁ……どうやら…短期間で無茶をし過ぎて…身体がもう限界ですね……げほ…!」

 

ヒカル「そんな…!」

 

 

ボォォォン…ボォォォン…!!!

 

メキメキ…!ズガァァァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「…もう時間が無い…!」

 

リョウカ(本体)「……みなさん、私に構わず…早く脱出して…今ならまだ間に合う筈…。」

 

リュウカ(本体)「そんな事出来るか…!!ほら…!行くぞ…!!!」

 

リョウカ(本体)「………すみません……。」

 

リュウカ(本体)「……!有った!非常口だ!お前ら着いて来い!」

 

 

 

 

リュウカは、弱ったリョウカを抱き抱えて…リュウカ達は全力疾走で非常口に向かい、非常口から外に出た……っが…出て行った所は下は何もない所となっていた…そう爆破の影響で脱出経路の足場が崩落していたのだ…

 

 

リュウカ(本体)「クソ…!行き止まりか!?」

 

ヒカル「どうしよう…!」

 

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

零月『早くこっちに…!!』

 

シオリ『早く…!!』

 

リュウカ(本体)「お前ら…!!…飛べ…!!はぁぁぁ…!!!」

 

 

リュウカ達は間一髪駆け付けた龍華(リョウカ)に飛び乗った…龍華(リョウカ)率いる艦隊は全力で月から離れた…

 

 

ボォォォン…ボォォォン…ピキィィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

その直後にムーンベースは自爆し…跡形も無く消し飛んだ………

 

その後…無事に全員は地球に帰還し…作戦は成功したが、リョウカは案の定無茶が祟った事で入院…他の人は事件の後処理をする事にした…

 

 

……数週間後…

 

 

ナツミ「本当に行っちゃうの?」

 

リョウカ(本体)「はい、一応一時的とは言え事件は解決しました…恐らくまたしばらくすればまた事件が起きると思います……その時はまた宜しくお願いします……。」

 

ハカセ「そうか…短い付き合いじゃったが楽しかった。」

 

リョウカ(本体)「ええ、こちらこそ…それじゃあみなさん…お達者で…また会いましょうね。」

 

ヒカル「うん!バイバイ!」

 

 

そしてリョウカ達は元の自分の世界線へと帰った…リョウカ達の旅は続く……

 

 

【第1章:完結】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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[達成率:5%]第1章【EX】神森一家と怪異世界ノひとりかくれんぼ
第8話 神森一家とひとりかくれんぼ


どうもです、お馴染みのリョウカです…それじゃあ前回のあらすじを説明しますね…前回は最後のエリアを攻略しました…エリアウッキーでは、フライングメカの大編隊に襲われたりしたりもして、私が全て撃滅して…次にこっそりと巨大化したイエローと交戦して…捕獲しました…これらは本編外からやったので実際には描かれなかったけどね……それで私はお姉ちゃん達の元へと急行して、戦闘開始しようとした所をバトルクルーザーに強襲しました…相変わらずバトルクルーザーは脆かったですがね……それでとうとう私達はスペクターさんをムーンベースに追い込み、最終決戦を繰り広げて勝利し…崩壊するムーンベースから脱出して、無事に戻って来れましたが……私は最後の最後で無茶が祟って倒れてしまいましたがね……ま、これで事件は一応解決しました……一応はね……それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

サルゲッチュの世界から戻ってから…数年後……

 

 

【神森世界線:神森家】

 

 

とある日の事、リョウカの部屋にてリョウカは少し苦しそうに寝ていた……実はつい数日前に働き過ぎて過労と…更には元々病弱体質だったのか能力を切って休もうとした時に体調を悪化させて寝込んでいた…

 

 

リュウカ(本体)「おーい、リョウカ?」

 

リョウカ(本体)「げほ……んぅ?どうしたの?」

 

リュウカ(本体)「ああ、すまんな…やっぱりまだ怠いか?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん…ちょっとは……。」

 

リュウカ(本体)「…そうか、じゃあやっぱり…、」

 

リョウカ(本体)「どうしたの?私に何か有るのですか?」

 

リュウカ(本体)「あ……まあ…そうだが…今のお前を見てると少々無理そうじゃねぇかって思ったんだが……。」

 

リョウカ(本体)「……依頼なのでしょう?何処からですか?」

 

リュウカ(本体)「はぁ…やっぱりすぐバレるよな……まあ依頼だな……んで場所は…【怪異症候群の世界】だ…。」

 

リョウカ(本体)「………え?今何て?」

 

リュウカ(本体)「……だから怪異症候群の世界だが?」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

リュウカ(本体)「お…おい?どうした?顔が真っ青だが?」

 

リョウカ(本体)「あ…う……うん…何でも無いです……多分。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカ、まさか……ホラー系は無理なのか?」

 

リョウカ(本体)「う……。」

 

リュウカ(本体)「……どう?」

 

リョウカ(本体)「……はい……実を言えばね……確かに私は普通の偽物ならばどうにでもなりますが……ガチのホラー系は…ね…実際にその世界線で一人旅の時は………地獄を見ましたし……怖かった……今でも怖いって思います……でも何とか成功はしましたが……何でまた…?」

 

リュウカ(本体)「そうか……まあ依頼は…なんか微妙に前よりも厄介になったからどうにかして欲しい……と言うクソどうでも良い理由だったがな……ったくあの世界の管理する神はガバガバだな……もうちょいまともに管理出来んのかな?確かに困ったら俺達に依頼すれば良いって言ったが……そんな理由で動かされる身にもなって欲しい物だがなぁ……特にリョウカはそう言う所の世界線は大の苦手の部類の一つらしいし……んでリョウカ?どうする?」

 

リョウカ(本体)「……受けましょう……依頼だからね……後…すみません…少し寝ますね……。」

 

リュウカ(本体)「分かった……後は俺達に任せて寝てろ…また何かあったら起こす。」

 

リョウカ(本体)「うん………くぅ……すぅ…。」

 

 

リョウカはよっぽど疲弊と体調が優れてなかったのか倒れる様に寝込んで…寝てしまった……それでリュウカは急遽安定と信頼のメンバー…体調を崩したリョウカを除いたメンバーだが……大会議に集結させた……

 

 

リュウカ(本体)「…っと言う訳で、ある意味で問題となっている怪異症候群と言う所に行く事になった…。」

 

レックス「まてまて!いきなりっと言う訳で…じゃあ分からねぇよ!?」

 

リュウカ(本体)「ああ、だがなその世界線じゃあほぼ屁理屈やらギャグが通用しない所だそうだ…ってかほんのちょっとでも隙を作れば……一瞬で殺される所だぜ?しかもだ、相手は怪異だ…通常兵器が効くかどうかも怪しい……だからそう言う専用の武器や装備が必須となる訳で……一応もう既にそれらの装備や武器…そして兵器も用意されてるが、肝心なのは対処方だ……一方間違えればその瞬間に殺される……無論幾ら俺達でもただでは済まないだろう……。」

 

カズマ「ああ、やっぱりそんなもんだよな……あの世界はな。」

 

リュウカ(本体)「カズマ、お前は…ああ…一応ゲームとかやるから分かるか……まあ俺はあんまり知らんがな……。」

 

カズマ「んでどうする?何か対策しないと不味いぞ?」

 

リュウカ(本体)「そうだな……、」

 

 

それでリュウカ達の会議は続いた…一方でリョウカは…

 

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

リョウカの意識は深い深い…闇の底に居た…

 

 

 

リョウカ(本体)「……此処は?」

 

 

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ(本体)「何?」

 

 

 

ザーッ…!

 

 

 

リョウカ(本体)「……っ…!!頭が…!い…たい…!!」

 

 

ザーッ…!

 

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅ…あぁぁ…!!!!」

 

 

意識の奥深くにてリョウカは地獄の苦しみを何故か味わっていた……それが何十時間にも続いた様に感じた……

 

 

リョウカ(本体)「はぁ…!!はぁ…!!」

 

 

ザーッ…!

 

 

?『……ほぅ……流石だな……初代最高神王?』

 

リョウカ(本体)「……誰…?」

 

?『ふむ、どうやら私を忘れたか?私は…お前だ……初代最高魔神王として君臨していた者だ……まあ元だがな……お前はその苦しみをなんと感じた?』

 

リョウカ(本体)「……痛い……苦しい……そして…悲しい……。」

 

?『そうだ……だが…お前は根っからの優しい奴だ……好き好んで殺しや戦いを嫌う者だった筈が……この苦しみを味わう…お前は殺し過ぎた…だからこうなる……しかしだ……お前は本当に人間に戻る気は有るか?そして……お前の望む…いや君達の望む平和とやらを手に入れる気は有るのか?』

 

リョウカ(本体)「……正直に言えば……まだ迷っているのですよ……確かに戻りたいし…平和にもなりたい……けど私がこんなんじゃあどうしようも……。」

 

?『………そうだ、確かにその通りだ……だが…お前には希望が満ち溢れている…お前と言う存在に全てが掛かっている………そこでだ……今此処で私の力を返そう……安心せい、今度は大丈夫だ……それとお前やお前達にプレゼントも有る……有効に扱ってくれ…ではさらばだ!!』

 

リョウカ(本体)「…あ!待って…!」

 

 

そして謎の存在の声が消えて、リョウカの意識は強制的に現実に戻された…

 

 

リョウカ(本体)「…………!!はぁ…!?はぁ……はぁ……夢…ですか……しかし……アレは一体……ん?」

 

 

 

リョウカは、ふと横を見てみれば新しい服装と装備一式が入ったBOXが置いてあった……

 

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

リョウカは早速その服装に着替えてみて…BOXの中身を頂き…装備した…

 

 

 

リョウカ(本体)「………うん…かなり良い感じですね…。」

 

 

例の存在とやらから頂いた服装は…マッドファーザーに出て来る主人公のアヤの服装に酷似して…所々にそれなりの装飾が付けられていて…頭の大きなリボンは青寄りの白銀色だ…頭の帽子は無い様だ……尚スパッツは無いし出ている所も出ていない…どちらかと言えば、ワンピースドレス寄りの様だ……(何だとそれはけしからん!良いぞもっと(ポォピィィ…!デデーン…!!)……失礼…)……それで武器や装備は…何と……初代最高神魔神王シリーズと言う装備で…豪華な装飾で尚且つ禍々しい雰囲気を曝け出し…常に赤黒いオーラがほんのりと溢れている……尚全ての装備は既に能力で専用の収納空間に仕舞った…

 

 

リョウカ(本体)「……げほ…もう少しだけ寝ますか……。」

 

 

リョウカはもう少しだけ眠ろうとした時…

 

 

フォォン…

 

 

リョウカ(本体)「…ん?え?」

 

 

シュル…ガシ…!

 

 

リョウカの足元から突然異空間の穴が開き…更には触手が伸びて…リョウカの足に絡んだ…

 

 

リョウカ(本体)「……!?嫌…!!離して…!!っ……力が…駄目……入らない…!」

 

 

ズルズルズルズル…!

 

 

リョウカ(本体)「嫌……きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!!」

 

 

……リョウカは、そのまま連れ去られて行った……

 

 

一方でリュウカは……時系列は攫われる直前…

 

 

リュウカ(本体)「良し…んじゃあこんなもんか。」

 

カズマ「やれやれ、今回は長引いたな…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…さてと、んじゃあ…、」

 

 

 

『嫌…きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!』

 

 

全員『…!!!?』

 

 

大会議室にまで叫び声が聞こえて来た…そうリョウカの叫び声だ…

 

 

リュウカ(本体)「今のは…リョウカ!!?しまった…!!!リョウカ…!!!」

 

 

リュウカ達は大急ぎでリョウカの部屋に直行したが…

 

 

バタン…!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!!?……居ない…!!リョウカー…!!!何処だー!!!」

 

アヤカ(本体)「…不味いね…もうこの世界には居ない…!!もう既に…!あの世界線に連れて行かれた…!!」

 

大石「何!?」

 

リュウカ(本体)「…クソ…!リョウカの救出に行こう!出撃用意!」

 

 

そしてリュウカ達もリョウカが攫われた事を知り…全軍にも即座に伝わり…早急に出撃用意をして…その世界へと向かった…

 

 

【怪異症候群の空間】

 

 

 

リョウカ(本体)「………っ…うぅ……此処は…?」

 

 

リョウカは目を覚ました…辺りを見渡してみると、どうやら何処かの家だと認識出来た…しかし何処の家かは分からない…いや思い出せれなくなった……攫われた際にどうやらこの世界の記憶が欠落した様だ…更に精神が退化してる様だ…

 

 

リョウカ(本体)「……此処何処…?」

 

 

ガチャ…バタン…!

 

 

リョウカ(本体)「ん?」

 

?「あ…。」

 

リョウカ&?『……ひやぁぁ…!?』

 

?「だ…誰なの!?」

 

リョウカ(本体)「ご…ごめんなさい…私は何かに捕まって…気が付いたら此処に……貴女は?」

 

?「そうなの…?…私は私の友達に用が有ったのだけれど……それが……大変な事になっているのよ。」

 

リョウカ(本体)「そうですか………ごめんなさい……あ……私は神森リョウカです…。」

 

?「私は、姫野美琴よ……これも何かの縁ね…運が良いわね……生き残りが居て…。」

 

リョウカ(本体)「……え?」

 

美琴「実は……、」

 

 

ガチャ…!ギィィィィ…

 

 

『ふふふ……みーつけた……。』

 

 

リョウカ&美琴『……!!!?』

 

 

部屋に入って来たのは……リラックマそっくりのクマの人形…だが、かなりの量の返り血と…その手には大きな包丁が握られていた…

 

 

『アソボウ…。』

 

 

逃走BGM:作品名【怪異症候群シリーズ】使用場面【追跡者(ひとりかくれんぼ編)】

 

 

リョウカ(本体)「あ………あ……!」

 

美琴「に…逃げないと…!リョウカちゃん…!」

 

リョウカ(本体)「あ……うぅ……あ…!」

 

美琴「リョウカちゃん…!っ…!」

 

 

ガシ…!

 

 

美琴は立ち竦んだリョウカの手を引いてその場から逃走し始めた…

 

 

美琴「はぁ…!はぁ…!」

 

リョウカ(本体)「アレは…一体何!?っ…げほ…!!げほ…!!」

 

美琴「分からないわ…!って言うよりも大丈夫!?」

 

リョウカ(本体)「ぜぇ…はぁ……げほ…!…だい…じょうぶ……!」

 

 

『ふふふ…。』

 

 

美琴「困ったわね…!このままじゃあ…!」

 

リョウカ(本体)「美琴……さん…げほ…!私を…置いて…逃げて…私が……囮になり……ますから……。」

 

美琴「無理よ!」

 

リョウカ(本体)「げほ…!げほ…!」

 

 

ズル…!

 

 

リョウカ(本体)「…!」

 

 

ベチィン…!!

 

 

リョウカは足がもつれて転んだ…

 

 

美琴「リョウカちゃん…!」

 

リョウカ(本体)「美琴さん……早く…!逃げ……て…!」

 

 

『ふふふ……。』

 

 

呪いのぬいぐるみは…案の定1番近い転んだリョウカの方へと矛先が向いた…

 

 

美琴「どうすれば…!」

 

リョウカ(本体)「……美琴さん……貴女だけでも……生きて…!」

 

 

 

『ふふ……アハハ…。』

 

 

シャキン…!

 

 

呪いのぬいぐるみは、とうとうリョウカの側に寄り…その包丁を振り下ろそうとした……その時……

 

 

 

ピシュン…!!!

 

バキィィィン…!!!

 

ズガァァァァン…!!!

 

 

リョウカ&美琴『……え?』

 

?「俺の……妹に…!!手をだすなぁぁぁぁ…!!!!!このクソ怪異の分際がぁぁ…!!!」

 

リョウカ(本体)「……おね…えちゃん…!!」

 

?「我々も忘れたら困りますよ?」

 

リョウカ(本体)「みな…さん!っ…!!げほ…!!」

 

 

どうやら間一髪リュウカ達がテレポートで駆け付けて来て、テレポートしたと瞬間に思いっきりリュウカの渾身の一撃を叩き込んだ様だった……無論物凄い御怒りだ……

 

 

美琴「貴女達は…?」

 

リュウカ(本体)「あ?あ…ああ、俺は、コイツの姉のリュウカだ…リョウカ……無事で良かった……本当に心配した……。」

 

リョウカ(本体)「……うん……怖かったです………。」

 

リュウカ(本体)「よしよし……大丈夫……やっぱり攫われた際にリョウカになんか有ったな……。」

 

めぐみん「ええ……どうやら精神が微妙に退化してるのと……かなり弱ってますね…それにどうやら此処の記憶に関しての事も欠落してる様です……。」

 

リュウカ(本体)「……そうか……リョウカ……大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「………うん……。」

 

リュウカ(本体)「……そう言えばリョウカ……その服装は?」

 

リョウカ(本体)「これ…?これは……あれ……何処で貰ったのかな?……ごめんなさい…思い出せないです……でもとても懐かしい服です……。」

 

リュウカ(本体)「………そっか……んで、あのぬいぐるみはどうなった?」

 

兵士総元帥1「は!只今確認を…!おい、団体で行動しろ…奴は大の大人だろうが簡単に惨殺にする程の存在だ!」

 

兵士達『了解!』

 

美琴「…なんか壮絶だね……。」

 

リュウカ(本体)「ああ…まあ俺達は一国の……まあ積もる話は後だ…今はこの状況をどうにかしないとな……あの化け物ぬいぐるみもあの程度じゃあ死なん……さっきブン殴ったが……一切感触が無かったからな…。」

 

美琴「え!?」

 

 

 

兵士1「姫様!殺人人形が居ません!」

 

リュウカ(本体)「っち!逃げたか…警戒しながら此処からは団体で行動するぞ。」

 

兵士総元帥2「は!」

 

 

 

 

『ふふふ…。』

 

 

 

リョウカ(本体)「……!!」

 

リュウカ(本体)「…!何処に居る!?」

 

兵士総元帥1「全員気を付けろ!奴は近くに居るぞ!」

 

 

 

ゴン…ゴン…!

 

 

リョウカ(本体)「ど……何処!?」

 

美琴「何処からなの?」

 

 

ゴン…ゴン…!

 

メキメキ…!!

 

 

リュウカ(本体)「まさか…!っ…!」

 

リョウカ(本体)「お…お姉ちゃん…!?」

 

 

 

バキィ…!

 

スタ…!

 

 

リュウカは勘付いてリョウカを急いで抱き上げた…すると直ぐ後にリョウカの元居た場所にあの殺人人形が包丁を突き立てて降って来た…

 

 

『ふふふ…あそぼう……。』

 

 

リュウカ(本体)「クソが…化け物め!」

 

リョウカ(本体)「ひ……あ……!」

 

リュウカ(本体)「大丈夫…大丈夫…落ち着け…!」

 

 

『ふふふ…。』

 

 

リョウカ(本体)「い……嫌…!来ないでぇぇ…!!!」

 

 

…ピシュン…!!!

 

 

全員(リョウカ以外)『…!!』

 

 

リョウカの叫び声に共鳴して…殺人人形の真上に……様々な武器が現れ…

 

 

シャキン…ブォォォン…!

 

バキィィィン…!

 

 

その一つの超巨大な片刃の超大斧は一人で動き…殺人人形に振り下ろされた……無論不意打ちだったのか命中して動かなかくなった……ただし真っ二つにはならなかったが…

 

 

リュウカ(本体)「……取り敢えず何とかなったが…あの武器は?」

 

 

フワァァ…

 

 

 

その大斧は今度はリュウカの方…いや正確にはリョウカに向かって…リョウカの側に行くとその場で浮遊したまま停止した…

 

 

リョウカ(本体)「……?持って?……うん…。」

 

 

リョウカはその大斧を手に取った……

 

 

リョウカ(本体)「……!……凄く力が湧きます……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ…大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「今は…大丈夫だと思う……。」

 

リュウカ(本体)「……そうか…大丈夫なら良いや…。」

 

 

ピキィィン…パァァァン…シュゥゥ…

 

 

手に持ってしばらくすると他の武器は消えて、リョウカの中に消えた…斧と…いつの間にかリョウカの手に持っている鉈型の大剣は健在だが…

 

 

リュウカ(本体)「ん?リョウカ…お前の身体からその武器と同じオーラを放ってるようだが…それに…初めから目が紅く輝いてるけど…?」

 

リョウカ(本体)「……え?……良く分からないですね……。」

 

零月「…う〜ん…この感じは…あの最高魔神王化と同じだね……。」

 

リュウカ(本体)「じゃあ、だとすると……見た目は保ったままだから……ざっくりと直訳すると…【最高現魔人神化】…だな…ざっくり且つネーミングセンスがアレだが…無いよりはマシだな…。」

 

リョウカ(本体※大規模な形態変化時のみ形態変化の安易名が記載される)「へ〜…良いですね……。」

 

リュウカ(本体)「……そ…そうか…まあ一応これで今は奴は撃退された…っが一時的だ…早急に此処から離れよう…。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

リョウカ達は探索を開始した…

 

 

……10分後……

 

 

リョウカ達は風呂場の前まで来ていた…

 

 

リュウカ(本体)「次は此処だな…。」

 

 

ガチャ……

 

 

リュウカ(本体)「……む?」

 

リョウカ(本体)「……どうしたの……?」

 

リュウカ(本体)「……リョウカ、此処に居ろ…美琴…お前もだ…おい、着いて来い。」

 

兵士達「は!」

 

兵士総元帥1「分かりました…。」

 

兵士総元帥2「了解であります。」

 

 

リュウカは、何かを察したのか…兵士達を連れて奥に行ってみた……

 

 

リュウカ(本体)「……!!?」

 

兵士総元帥1「こ…これは!?」

 

兵士総元帥2「これは…酷い!」

 

 

リュウカ達が見たのは、人間の切断死体だ…上半身と下半身が無残に分かれている……無論死体臭もキツい…

 

 

リョウカ(本体)「どうしたの…?」

 

リュウカ(本体)「来るな!今のお前には早い…!」

 

 

リュウカは心配になって着いて来たリョウカの目を即座に塞いだ…無論だが精神的にまだ無理そうな人も目を塞がれている…

 

 

リュウカ(本体)「……取り敢えず…調べないと……よいしょっと…。」

 

 

リュウカはリョウカを再度抱き上げた…無論直接見せない様にはしている…

 

 

リュウカ(本体)「………。」

 

 

リュウカは、念には念を…拳銃を構えながら上半身側を調べようとした…すると…

 

 

ガバ…!

 

 

リュウカ(本体)「……!!?コイツ…!!」

 

兵士総元帥1「姫様…!」

 

 

突然死体が起き上がりリュウカ及びリョウカ側に掴み掛かろうとした…っが…

 

 

兵士総元帥1「姫様から離れろ!」

 

 

チャキ…!

 

バン…!

 

ズチャァ…ドシャァ…!

 

 

兵士総元帥の1人が咄嗟に拳銃で死体の頭部を撃ち抜いて沈黙させた…

 

 

兵士総元帥1「姫様!大丈夫ですか!?」

 

リュウカ(本体)「あ…ああ…大丈夫だ…。」

 

リョウカ(本体)「う…うん…大丈夫。」

 

リュウカ(本体)「……それよりも、もう此処から出よう…此処に居たらヤバいし…。」

 

兵士総元帥2「そうですね……行きましょう。」

 

 

リョウカ達は、風呂場を後にした…すると…

 

 

『ふふふ……。』

 

 

リュウカ(本体)「また出やがったな!化け物め!今度はどっから来る!?」

 

メリー「…!後ろ側から近付いて来るわよ!」

 

リュウカ(本体)「やっぱり探知能力が有って助かるな!……どうやら来たぞ!」

 

 

『ふふふ…みーつけた……。』

 

 

リュウカ(本体)「こもままやっても埒があかない!…もう一度撃退して逃げるぞ!」

 

美琴「うん…!」

 

 

ピシュン…シャキン…!

 

 

リョウカ(本体)「…これは…巨大な大鋏!」

 

 

どうやらこのタイミングでリョウカの手元に現れたのは巨大な大鋏だ…しかもご丁寧に今持っていた武器は消えてる……因みにこの鋏のサイズはリュウカ以上のサイズだ…刃だけでだ…持ち手を含めたら普通にリョウカが2人分位は有る…

 

 

リョウカ(本体)「……これが来た…って言う事は…怖いけど…みなさんを護りたい…!私が…やらなきゃ…!」

 

 

パシ…!

 

ジャキン…!!

 

 

リョウカはその巨大な大鋏を手に取って…リュウカ達と殺人人形の間に立ち塞がった……

 

 

ジャキン…ジャキン…!

 

 

……何故か…ジョキンジョキン…っと…しかもシザーマンっぽい姿勢で構えていた…

 

 

リョウカ(本体)「これ以上…近付いたら…切るよ…!!」

 

 

 

『………。(汗)』

 

 

トテトテ…ガチャ…ギィィィィ…バタン…

 

 

…殺人人形はリョウカのその行動が恐怖を覚えて…退散した…

 

 

ジョキン…ジョキン…!

 

 

リョウカ(本体)「……あれ?逃げた…?」

 

リュウカ(本体)「…その様だが……なんつーか…その…。」

 

カズマ「ああ…どっからどう見てもシザーマンにしか見えねぇな……さっきの姿勢がな…。」

 

リョウカ(本体)「えぇ…?……そ……そうなんだ……。」

 

アクア「しかも移動する際もジョキンジョキン…って鳴らしてるし……挙句まだ魔人化の状態だしね。」

 

リョウカ(本体)「そう………。」

 

リュウカ(本体)「……と…兎に角、今この状況をどうにかしないとな……んでどうする?多分感だが……ひとりかくれんぼと状況と似てるな…恐らく終わらせ方も同じだろう……。」

 

美琴「ひとりかくれんぼ………。」

 

リョウカ(本体)「ひとりかくれんぼ…ですか……えっと……あれ?……駄目です…これも思い出せない…?」

 

リュウカ(本体)「……やっぱり記憶の欠落の一つに含まれたか……しかも精神的にもかなり退化してるからな…だが安心しろ…もし終わらせ方が一緒ならば俺達なら知っている……良いな?絶対に俺達の側から離れるなよ?」

 

リョウカ(本体)「……うん…。」

 

リュウカ(本体)「…まあその前に、それらの武器って仕舞えたり出来るか?」

 

リョウカ(本体)「……多分出来ると思う……やってみます……。」

 

 

リョウカは、武器を仕舞うイメージをして念じると…

 

 

パァァァン…シュゥゥ…

 

 

……リョウカの持っていた武器は消えて、リョウカの中に消えていった…それと同時に形態変化が解けた…

 

 

リュウカ(本体)「上手く行ったな……それとどうやらそれらの武器を持っている間はそれらの形態変化になる様だな……。」

 

ダクネス「だが、今のリョウカには少し厳しいだろう?」

 

リュウカ(本体)「ああ、ってか基本的に戦闘能力は…有るにはあるけど……このままじゃあやられるのが関の山だ……俺達が元に戻すか…俺達が代わりにやるかのどちらかだ……まあ今回は後者を選ぶがな……前者は最終手段だ。」

 

シオリ「そうだね、もうリョウカちゃんには余り無理させたく無いし…それに無理矢理連れて来られて影響も有ると思うから辞めさせた方が良いよ……。」

 

めぐみん「ええ、それとリョウカちゃんを連れて来た奴に一発ぶち込んでやらないと気が済みませんよ…しかも色々ととんでもない事をした事も含めてね。」

 

リュウカ(本体)「だな……さてと、リョウカにも出来るなら俺にも出来るかな?」

 

 

リュウカは試しにリョウカと同じ武器が出せるか試してみると…

 

 

ピシュン…パシ!

 

 

リュウカ(本体)「おお、上手く行った…。」

 

 

リュウカは目の前に巨大な大斧を出して持った…後、余った片手でリョウカを抱えた…

 

 

リュウカ(本体)「んじゃあ行くか…。」

 

 

リョウカ達一行は更に探索を続けて行き…徐々にひとりかくれんぼを終わらせる準備を進めていった…

 

 

……20分後……

 

 

リュウカ(本体)「よし…準備は整ったな…後は…、」

 

 

ガチャ……!

 

 

美琴「何…!?…!!?」

 

リョウカ(本体)「……っ…!!?ひ…ぅ……あ…あ…!?」

 

リュウカ(本体)「…コイツ…!」

 

 

部屋の中に入って来たのは……首の無い…死体だ…首無しになろうが一人でに動き回っている様だ……

 

 

エイダ(子機)『警告…リョウカさんの恐怖度が危険域に近付いてます…。』

 

カズマ「恐怖度?まさかSAN値か?」

 

エイダ(子機)『いいえ、この恐怖度は…SAN値とは別で…恐怖心が有る事が起きると上昇し…最大になるとパニック状態になります…無論このパニック状態の状態は非常に危険です…ありとあらゆる耐性及び防御力が無くなり…全ての攻撃で即死します…更に行動が不安定にもなりますので気を付けて下さい。』

 

リュウカ(本体)「中々厄介だな…!んでどうする…?一応コイツは元は人間だし…下手に攻撃は出来ん…!仕方ない此処は一旦逃げるぞ!」

 

リョウカ(本体)「あ……あぁ…!」

 

美琴「早く逃げましょう!」

 

 

リョウカ達は一旦戦略的撤退をしてその場から逃走した…

 

 

リョウカ(本体)「ふー……ふー…。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ……落ち着いたか…?」

 

リョウカ(本体)「あ……う……うん…。」

 

リュウカ(本体)「……ジェフティ、今のリョウカは大丈夫そうか?」

 

エイダ(子機)『はい……今現在のリョウカさんの恐怖度は…55%…即死圏内からは逃れてはいますが…精々一回が限度でしょう…更に今の精神上これ以上長居は出来ません…早急に決着を付けて下さい。』

 

リュウカ(本体)「そうだな……んで聞く、準備は大丈夫か?」

 

兵士隊長1「は!塩水問題無し!」

 

兵士隊長2「焼却準備完了!何時でも行けます!」

 

エイダ(子機)『それと追加ですが…今のリョウカさんに…恐怖度とは別に…未確認のエネルギーが確認されています…先程の装備と関連性が高いと思われますが……恐怖度と同時に上昇してる模様です…気を付けて下さい。』

 

リュウカ(本体)「成る程…まあパニックになれば恐らくそのエネルギーが暴発する可能性が有ると……気を付けないとな…。」

 

メリー「……!こっちに来るわ!あのぬいぐるみよ!」

 

リュウカ(本体)「いよいよだな…リョウカ、しっかり掴まって目を瞑っとけ。」

 

リョウカ(本体)「うん…。」

 

 

リョウカ達は殺人人形との最後の決戦の準備が整い…例の人形が…

 

 

スゥゥゥゥ…バタン…

 

 

『ふふふ……みーつけた…。』

 

 

……リョウカ達の待ち受ける広間にやって来た…

 

 

【第1章【EX】:最終ボス】

 

 

VS【ひとりかくれんぼ:殺戮ノ人形】

 

 

戦闘方式【怪異撃退戦】

 

 

勝利条件【怪異の討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【怪異症候群シリーズ】曲名【怨-On】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リュウカ(本体)「見つけたのは俺達だ!今度こそ終わらせる!」

 

美琴「うん!」

 

リョウカ(本体)「……っ…。」

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(本体)「……っう…。」

 

 

ドクン…!

 

 

エイダ(子機)『警告、リョウカさんから未確認のエネルギーが急上昇中…恐怖度は低下して行きます。』

 

リュウカ(本体)「何!?」

 

 

ドクン…!!

 

 

ドクン…!!

 

 

 

リョウカ(本体)「っ…はぁ…!あぁ…!!」

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!」

 

 

『ふふふ…あ…そ…ぼ…う。』

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

 

ドクン…!!

 

 

ドクン…!!

 

 

ピキィィン…パァァァン…!!

 

 

全員(リョウカは除く)『……!?』

 

 

リョウカの身体から眩い光を解き放った…

 

 

リョウカ(本体:?)「…………。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカ……?」

 

リョウカ(本体:?)「……………。」

 

 

ピシュン…パシ…!

 

ズシィィィィン…!

 

 

リョウカは、突如再度大鉈と大斧を召喚して手に持った…(通称:エンリスタイル)

 

 

リョウカ(本体:?)「……みなさん…さっきまですみませんでした…もう大丈夫です…。」

 

リュウカ(本体)「……え?じゃあ…元に?」

 

リョウカ(本体)「いいえ、記憶だけは駄目ですが…精神だけは戻せましたよ……さてと…さっきまで良くもやってくれましたね?今度は……、」

 

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「……私が…狩る番ですよ。」

 

 

ブォォォン…ズガァァァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「うぉ…!?」

 

 

ヒュゥゥゥ…!

 

ピシュン…パシ…!

 

 

リョウカ(本体)「捕まえた…さてと…そぉれ…!」

 

 

グルン…グルン…ヒョイ…!!

 

 

リョウカは先制攻撃で瞬間移動からの大斧振り下ろしでラリックマを吹き飛ばし…そしてそのまま捕まえ……ジャイアントスイングの容量で暖炉に放り投げた…

 

 

バサ…ボォォォォォォ…!!

 

バチバチ…!!

 

 

リョウカ(本体)「…終わりですよ…2度と現れないで。」

 

美琴「す…凄い!」

 

 

パァァァン…シュゥゥ……

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、ザッとこんな物ですね……何とかなって良かった……です……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!?」

 

 

ドサ…!

 

 

リョウカ(本体)「……すぅ……くぅ……。」

 

美琴「……寝ちゃったね……。」

 

めぐみん「仕方ない事ですよ……流石にさっきまで弱っていたのに無理矢理元に戻ったのですからね…更にはこの事件に巻き込まれた為か…精神的に全く落ち着かなかったでしょう……その疲れやストレスも相当ですよ…。」

 

美琴「そう…だね……でも結局貴女達って何者なの?」

 

リュウカ(本体)「そうだな…まあさっきまで常識そのものを覆す事ばっかりやる異常人だと思ってるだろうから改めて自己紹介だ…今眠ってるリョウカ…俺の妹なのはさっき説明したし…俺も説明したが…正確に言えば……俺達は神森国と言う世界に居てな?んで全ての世界線に存在する全ての神や邪神や魔神や魔王も含めた…絶対的の存在の神を束ねる神……そして邪神でもあり魔人でもあり…大魔王でもある存在……最高神王及び最高魔神王と言う存在だ……そして神森国の…まあさっきから俺達の部下が姫様とか言ってるが…まあ姫やら王女やら…まあ1番立場の上の存在だ。」

 

美琴「えぇぇぇ…!!?そうなの!?」

 

めぐみん「そうですよ?勿論我々もそうです…ただそう言う立場でも我々は自由気ままに旅を続けて、何でも屋をやってますがね…それで今回の依頼でこの世界線に来た訳ですが…何処の馬鹿かは知らないですが無理矢理リョウカちゃんを連れ去る行為をして大急ぎで来た訳です。」

 

美琴「そうなの……それなら納得出来るわね…じゃあ神様なら…死んだ人達を生き返る事って…。」

 

リュウカ(本体)「ああ、余裕だが?…ただし、如何なる状態でも生き返らせる事も可能だが…俺達だって好き好んで生き返らせる事はしない…まあ基本的には生き返らせる趣旨だが……それでも俺達でも根っからのクズは絶対に生き返らせんしする気も無い……まあ悪人は生き返らせんって事は覚えておいてくれ。」

 

美琴「う…うん…。」

 

リュウカ(本体)「さて、その前に…このままだと不便だから…お前ら含むこの世界線の最重要の人物達全員の記憶と能力を逆行させよう…その方が攻略が捗る。」

 

美琴「それって大丈夫なの?」

 

リュウカ(本体)「大丈夫だ…さてと、始めるぞ…。」

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!

 

 

リュウカは能力でこの世界線の最重要人物の全ての記憶及び能力を引き継いだ(敵は除く)

 

 

美琴「…は!?あれ!?」

 

リュウカ(本体)「どうやら上手く行った様だな…。」

 

美琴「…どうなってるの?」

 

リュウカ(本体)「まあ結論を言えば逆行に成功した…まあ詳しく説明するから良く聞け。」

 

 

それでリュウカは今までの経緯を説明し…再度自己紹介をした…

 

 

リュウカ(本体)「と言う訳だ…理解したか?」

 

美琴「とりあえず…また壮絶な事件をまたやるのね…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…だが今度はまあ、強くてニューゲームみたいな感じだからな…かなり難易度は下がる上に俺達も居る……まあ先ず最悪な事態は起こらん…ただし俺達が居る時点でイレギュラーは発生するかもしれんがな。」

 

美琴「ええ……?本当に大丈夫なの?」

 

リュウカ(本体)「大丈夫だ……今はな……さてととりあえずこれで失礼しよう…またいつか会おう。」

 

美琴「え?何処に行くの?」

 

リュウカ(本体)「拠点に戻って元の世界線に一度帰る…流石に疲れた…まあ安心しろ…一応蘇生させてから帰る…んじゃあな。」

 

美琴「う…うん。」

 

 

一行はこの家に住む者を生き返らせてこの世界から撤退した…その直後にあの怪異専門の警察がやって来て美琴を含めて保護された……のだった…しかし後日……リュウカ達の判断で依頼が中止された事には……まだ気付いてない……それでも彼女達はやってのけるだろうと信じて……

 

 

【クエスト中止】

 

 

【第2章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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[達成率:10%]第2章 神森一家と異世界四大地の再来セシ殺戮ノ奈落魔人
第9話 神森一家と四大地の殺戮ノ魔人:前章【前章・前編】


どうもです、お馴染みのリョウカです…さてと前回のあらすじを説明すると…私達は怪異症候群と言う世界からの依頼が来てね…それで依頼を受けようとしたら突然私は攫われて無理矢理その世界線にやって来たのです…最初は逃げ惑いながらも何とかみなさんと合流して…最初の怪異を終わらせる事に成功しました……その後は無事にこの世界から脱出に成功しました…こんな感じですね…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

怪異症候群の世界線から脱出する事に成功し、依頼を一時的に中断してから…一気に時は飛び…約千年以上は経過した…

 

 

【神森世界線:???】

 

 

此処はお馴染みの神森世界線…様子はもう言うまでも無いが……さてリョウカ達とは言うと…何とリョウカ及びリュウカ…そしてリョウカ達の娘達を含めて静かな自然豊かな所にひっそりと別居とも言える家と言う名の館に暮している…無論その理由はリョウカ関連で…大分落ち着いて来てある程度安泰していたが生活リズムを良好させるべく…総出で別居を作り…そこで生活をする事になった…尚部下は必要最低限且つ精鋭とも言える親衛隊の中でリョウカ達も認める程の実力者のみを連れて来ている……セキュリティー面で言えばそれだけだが…リョウカ達と兵士達と言う恐ろしい存在が最大級のセキュリティーとなっていた……話が逸れたが……今現在リョウカ達…いやリョウカのやっていた仕事は全てアヤカ及びリョクヨウ…そしてアンクロとクロアン…マザーアヤカとマザーリョクヨウ…ダークマザーアヤカとダークマザーリョクヨウ…の以上がリョウカ及びリュウカのやっていた役職を託した…ただし…現役を引退はしたが仕事を辞めた訳じゃ無い…しかしそれでもかなりリョウカの身が楽になったのだ……

 

そして……

 

 

?「ねぇ!お母さん!」

 

リョウカ(本体)「はいはい、出来ましたよ【りょうかちゃん。】」

 

リュウカ(本体)「お!今日も良いメニューだな…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、そうですよ?結構手に入れるのは大変でしたがね。」

 

リュウカ(本体)「それはすまん……。」

 

リョウカ(本体)「ん?おーい!【りゅうかちゃん!】朝ごはんだぞ!」

 

りゅうか「はーい!」

 

 

この微笑ましい家族となっているリョウカ達一行……この双子は約数年前にリョウカが産んだ双子で…リョウカ及びリュウカに瓜二つと間違える程そっくりでそこで…名付けたのが…【神森竜華(りょうか)】と【神森竜華(りゅうか)】…っと名付けた…無論全てひらがな表記だがな…それで服装は全てリョウカ及びリュウカが着ていた物をサイズダウンさせた物だ……それで肝心のリュウカとリュウカ夫婦は…かなり成長を遂げている…特にリョウカは身長が再度伸びて…一応何とか140cmを超えた位…ただし出ている物は出ていない(相変わらずのまな板…(ポーピー…!デデーン…!)…この文章は削除されました。)…普通に幼女から少女までランクアップした…性格は今まで戦闘に関わって無かったのか…大分良くなり…落ち着いて来て…家族である娘達やリュウカ達の為に頑張っている母の鏡であり母性の塊そのものだ…しかも精神的にも完全に大人である…リュウカは変化は無いが…性格はかなり丸くなっている様だ…無論リョウカと同様に精神的にもかなり成長している…尚二人の服装もかなり変わり…マッドファーザーに出て来る成長後のアヤが着ているあの服装にエプロン部分を外し…代わりに少々の装飾品が着いている程度…帽子は無い……代わりに後頭部側に髪留めに大きなリボンを付けている…無論それぞれトレードカラーの色だ…

 

 

変化した分は以上だ…

 

 

朝食を終えた一行は久々に実家に戻る事にした…無論娘達を連れて…尚離れたのは数百年前だ…なので数百年ぶりに実家に帰る事になる…

 

 

リョウカ(本体)「うん、荷物は大丈夫ですね…ねぇお姉ちゃん?そっちは大丈夫?」

 

リュウカ(本体)「ああ、大丈夫だ…おーい!そろそろ行くぞ!」

 

娘達『はーい!』

 

 

それで一行は久々の実家の神森一家へと向かった…では別居の家での名札は何を掲げているのかと言えば…神森家(龍華夫婦)…と書かれている…

 

 

 

……2時間後…

 

 

【神森家(実家)】

 

 

リョウカ(本体)「みなさん!戻りましたよ!」

 

シオリ「あ!リョウカちゃんにみんな!ちょっと待ってね!呼んで来る!」

 

リョウカ(本体)「ええ。」

 

 

そして久々に全員が揃った…

 

 

アヤカ(本体)「良く来たね〜!お久しぶり!」

 

リョウカ(本体)「ええ、お久しぶりです。」

 

リョクヨウ(本体)「ん?あら?その子達は?」

 

リョウカ(本体)「りょうかちゃんにりゅうかちゃんです…数年前に産まれたばっかりです…私達とそっくりです。」

 

めぐみん「ええ、確かにそっくりですね……可愛いですね…。」

 

リョウカ(本体)「それは勿論ですよ…おっと…ついつい娘達の事になるとね……ははは……さてと…とりあえずみなさん……ただいまです。」

 

実家組全員『お帰りなさい!』

 

 

その後何気無い会話や娘達と遊んだりといつもの生活を送った…

 

 

とある日…

 

 

 

リョウカ(本体)「……またこの世界にイレギュラーですか。」

 

リュウカ(本体)「どうした?なんか深刻そうな顔してるが?」

 

リョウカ(本体)「ええ、またこの世界にイレギュラー…このすばの世界線にて解決させた所の四つの大地の所にイレギュラーが起きて大惨事になりそうです…さてどうした物かな?」

 

リュウカ(本体)「やれやれ、んでどうする?」

 

リョウカ(本体)「まあやりますがね…さてと久々にあの艦を出しますか…別居に行く時についでに連れて来て一緒に格納して…色々としてましたからね。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…ってちょい待て…また戻るのか?」

 

リョウカ(本体)「もう呼んでます…それで今は此処の格納庫で最終調整が終わっていると思います……それじゃあみなさんを集めて下さい…出撃しますよ。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

 

 

そして実家の会議後にて久々にいつものメンバーが全員集合し…色々と会議して…一週間後にその空間へと旅立った…

 

 

【このすばの空間】

 

 

 

リョウカ(本体)「……本当に乗るのは久々ですね……龍華(リョウカ)……随分と懐かしくなりましたし……とても逞しく成長してますね……。」

 

 

…総司令官旗艦の神森龍華(リョウカ)もリョウカ達と同じく自己進化能力と様々な改装や改造で強大になって…現在では神森型クラスから一気に神森最終決戦艦クラスへと格上げされ…神森大連合艦隊の総司令官旗艦…大日本帝国旗艦…大和と同様に…大和級…ではなく…最終究極超兵器級…っとなっている…ただしサイズは明らかに超々大和級以上で超兵器級以下のサイズだ…無論見た目は余り大規模に変わってはいないが…それぞれの設備や武装が日本武尊及び大和(まほろば)とヴォルケンクラッツアー型及びレヴィアタン型と混ぜた感じになっている…尚通常でこれである…

 

 

リョウカ(本体)「……さてと…仕事の時間です……神森大連合艦隊!全艦出撃!」

 

 

ボォォォォォォ…!

 

ザザァァァン…!!

 

 

リョウカの号令で神森連合艦隊は出撃した……

 

 

さて、此処で気付いてると思うがまた艦隊名が変わり…神森大連合艦隊へと変わっていた…いや戻ったと言うべきか……無論その関係で、軍の名前も再度神森大連合軍へと変わった……

 

 

【神森大連合艦隊及び神森大連合軍出撃】

 

 

 

翌日…

 

 

ザザァァァン…!

 

 

リュウカ(本体)「そういや思ったんだが。」

 

リョウカ(本体)「どうしたの?」

 

リュウカ(本体)「何故そいつらを連れて来た?」

 

リョウカ(本体)「ええ、あの人達ですか?まあ半端強引ですがね…【エンリさん】の強い要望でね…そして釣られてこの2人もね…。」

 

 

そう、実はこの3人だが…無論…人工魔人を創り出しているあの世界の住民だ…無論だがもう1人のエマも居たが…安定と信頼の逃げ腰で待機する事になった…それで仲間になった経緯だが……

 

 

時は遡り……数百年前の事で……とある日にリョウカはリュウカに承諾してもらい…大昔以来のサバイバルの修業を始め…様々な所に周り…その一つの奈落の世界にて出会い……共に旅をする事になり……今に至る訳……更に言えばこのリョウカ……自分自身の弱点を克服する為の旅も兼ねて……今まで泳げれなかったのに…今では普通に…いや今まで以上の俊敏な動きで泳ぎ回る事が出来るし……病弱や身体の脆さを改善するべく…徐々に自分の能力を解いて行きながら修業すると言う荒治療方で改善……しかも生身の人間状態での戦闘力の改善もして………何と………通常状態且つ……人間状態で……神森一家で最強の座に再度君臨したのだ……もう一度言うが生身の人間の状態だ……そう人間の状態で最強と言われる神を全て蹴散らすと言う大昔の全盛期以来の最強の存在に至っていた……もし通常形態なら……お察し下さい…

 

 

大分話が逸れたが……取り敢えず超ヤバい最強の存在になったリョウカに…リョウカの影響を受けてしかもリョウカと共に修業を受けて同様に神になった3人(と1人)…と言う感じだ……

 

 

エーベル「はぁ…まあ仕方なしに着いて来たが…大丈夫なのか?」

 

リョウカ(本体)「多分大丈夫ですよ…今度はね……さてと、やっぱり来ましたか……私がやりましょう。」

 

カズマ「え!?来たって何が!?」

 

リョウカ(本体)「そりゃあ魔物ですよ?飛行タイプですね…数は1匹程度……。」

 

めぐみん「何故分かるのですか?我々には何も見えませんですしレーダーにも何も…。」

 

リュウカ(本体)「あ〜…言わなかったけ?実はなリョウカは数百年前にて大昔以来のサバイバルの修業をしてな?んで色々とあちこち回って…様々な修業をした結果が生身の人間の状態で最強になった上に…ありとあらゆる耐性も付き……身体能力も格段に上昇……他にも挙げればキリが無いが…直球に言えば………俺達の想像を超える速度で…超ハードな修業をした結果が最強になり……此処からでも普通に敵を探知出来る程の察知能力と視力も持つ様になった……。」

 

めぐみん「成る程……まあ流石ですねリョウカちゃんも…我々の想像を遥かに超えますね……それでリョウカちゃんどうする気ですか?」

 

リョウカ(本体)「まあ、見てなさい。」

 

 

リョウカはそう言い艦橋を出て…艦首の方へと立って…

 

 

 

リョウカ(本体)「………。」

 

 

ピシュン…パシ…!!

 

シャキン…!!

 

 

エーベル「ありゃあ、大鉈か?……ってかデケェよ…!!?」

 

 

リョウカの出したのは明らかに超巨大な大鉈だ……そのサイズ…刀身だけでも今のリョウカの10倍の大きさと長さを誇り…次に…柄の部分はリョウカの2倍の長さだ…見た目はサイレントヒルのシリーズに出て来るあの三角様のアレである……

 

 

リョウカ(本体)「……位置と方角は……うん、行けるね……さてと……ふん!」

 

 

ググググ…ヒュン…!!

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

パタパタパタパタ…!

 

キィィィィィィン…ザシュゥ…!!!

 

ポワァン…!

 

 

カズマ&エーベル『投げたァァ…!!?』

 

リュウカ(本体)「お〜…良く飛ぶな…。」

 

 

リョウカはその大鉈を躊躇無しに思いっきり槍投げの要領で投擲した……無論今のリョウカの力は凄まじく投げたと思ったらもう既に大鉈は姿を消してしまう程の凄まじい速度で飛んで行き……僅か……0.1秒以下で到達……真っ二つに切り裂いた…

 

 

ピシュン…パシ…!!

 

 

投げ飛ばされた大鉈はリョウカの手元に戻って来て…リョウカは再度掴んで仕舞った…

 

 

リョウカ(本体)「うん、こんな物ですね…さて戻りますか。」

 

 

リョウカはほぼ何事も無かったかの様に戻って行った…

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、戻りましたよ。」

 

リュウカ(本体)「おお、戻ったか。」

 

カズマ「しかしすげぇな…あんな巨大な大鉈を片手で使える上にあんな速度で投げるなんてな…。」

 

リュウカ(本体)「しかも遥か彼方に離れている飛行型の魔物にど真ん中に命中させたからな…まあお前らはこっからじゃあ見えてないだろうが…。」

 

リョウカ(本体)「さてとです……先程の話の続きになりますが…この人達が来たのも実はねもう一つ理由が有ってね?今回のイレギュラーのイレギュラー…貴方達の居た空間でのあの魔人事件が起きようとしてるのですよ。」

 

ノイン「え!?」

 

エーベル「おいおい、マジかよ!?」

 

エンリ「……!!」

 

リョウカ(本体)「勿論事前に調べてみましたがね…どうやら前の時よりも大規模です…奈落の浮上…と言う要素は無いですが魔人を世に解き放つ気です……黒幕は無論ロベリア社…そう私達で壊滅させたあのロベリアです…まあ厳密には……違う時間軸の方ですがね……そしてどう言う理由かは不明ですが、あの大地の世界を不法占拠…神の塔を拠点にして…その地下空間に施設を作り…私達が攻略した神の塔の結界となる神殿四つと神具の保管してある神殿を制圧……大改造されて…最早見る影も無い姿になっている様です……この情報は衛星から確認した物です……。」

 

リュウカ(本体)「成る程…え?」

 

リョウカ(本体)「トドメに…どうやら私達が関わった時間軸の方からも……って噂をすれば…やっぱり来ましたか…。」

 

リュウカ(本体)「…来たって…?」

 

リョウカ(本体)「…全艦に何時でも戦闘が出来る様に伝えて!奴です!」

 

エーベル「……!!おい…まさか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ…全く大量の強力なガスボンベを使用した爆発からも生き延びるとはね…!【D-033】…!!」

 

カズマ「え!?その名前ってまさか!?」

 

リュウカ(本体)「…間違いないな…!どうやらリョウカの介入を得て更に悪い意味で強化されてしぶとく生き延びたんだろうよ…!おい!全艦に戦闘配置命令を!」

 

兵士総元帥3「は!」

 

 

ウォォォォ…ウォォォォ…!

 

 

『全艦戦闘配備!敵魔人の襲来!全艦は直ちに戦闘配置に着け!』

 

 

ウォォォォ…ウォォォォ…!

 

 

【神森大連合艦隊及び神森大連合軍:戦闘態勢に移行】

 

 

 

兵士総元帥4「レーダーに感有り!非常に強大な反応です!」

 

リョウカ(本体)「1つだけですか!」

 

兵士総元帥4「はい!1つだけです!」

 

リョウカ(本体)「じゃあ十中八九、奴です!迎撃用意!全航空機隊発艦!目標はD-033!敵の強度はトチ狂っていますよ!有りっ丈のをブチ込んであげなさい!」

 

全艦『了解!』

 

 

 

リョウカの命令を受けて全航空機は発艦し…目標の駆逐に向かった……

 

 

…数分後……

 

 

兵士総元帥3「航空隊より入電!『我、目標ノ殲滅ニ失敗…本艦隊ニ接近中…注意サレタシ…尚現在本艦隊ニ向ケテ移動中…合流後本艦隊ノ警護ヲ続行スル。』以上です…。」

 

リョウカ(本体)「やはり駄目ですか……仕方ないです……こうなれば本艦隊の総力を持って撃滅…又は撃退しますよ!」

 

エーベル「一応聞くが、大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「恐らく、どう頑張っても撃退止まりでしょうね…此処でせめて弱点を見出せれば勝機は有ります…そう…弱点さえ分かればね……。」

 

エーベル「弱点か……そう言えば俺達が攻撃してたのはいっつも外側だったな……。」

 

リョウカ(本体)「確かにそうですね……私の攻撃も耐えましたし…。」

 

めぐみん「え!?リョウカちゃんの攻撃を耐えたのですか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、結構本気でやりましたよ?それでも息の根を止める事は出来なかった上…学習させてしまったのですよ…だから今回はかなり苦戦します……出来れば此処で仕留めたいですが…地形はほぼ最悪です…確かに本艦隊は最適な環境ですが、相手は小型で俊敏に動き回ります…その上生半可な攻撃は全て反射又は無効化…防御面ではチート防御力を誇ります……たださっきも言った様に推測ですが内側ならば可能性は有ります……さっき航空隊の攻撃が失敗したのも恐らくその防御力が原因で外側ばかり命中したからでしょう……。」

 

シカマル「成る程な……確かにそれなら考えられるが…ほぼ一か八かの賭けか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、賭けです…もし駄目なら勝ち目は無いと言った方が言いですよ?ただ幾ら奴とは言え…完全に無敵では無い……ダメージ自体は蓄積されています…そこも狙う所ですが…逃げられたら厄介ですから撃退は止めた方が良いでしょう……そして案の定魔人なのか状態異常は効かないから…私の能力での即死は弱らせない限りは無効でしょう…。」

 

カズマ「おいおい、敵が超ヤバいんじゃないか!?」

 

リョウカ(本体)「ヤバいですよ?現に…あの世界で何度も死にましたよ?そして死んでは自動タイムリープ能力で巻き戻して…死んでは巻き戻して…の繰り返しだったですよ…勿論味方だったエーベルさん達の精神もガリガリ削れて行きましたがね。」

 

リュウカ(本体)「おいぃぃぃ!!?何度も殺されたのか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ?特に奴に捕まっての………脚や手や頭や身体を喰われたり…。」

 

めぐみん「グロいですよ…!!?ってか良く精神が持ちますね!?」

 

リョウカ(本体)「だから死ねないから慣れたのですよ…ただし痛い物は痛い…それだけは慣れない物ですよ…まあ今はどうかは知らないけどね。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……まあ兎に角……。」

 

 

 

『アアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

 

リュウカ(本体)「……あの化け物に引導を渡してやらないとな!」

 

カズマ「おう!」

 

ナルト「ああ!」

 

エンリ「……!!」

 

 

リョウカ達と執念深く追い掛けて来るD-033との海上でも決戦の時…

 

 

 

【第0エリアボス】

 

 

VS【性能特化型魔人:戦闘型:D-033(超強化個体・激昂状態・不完全魔人化・リベンジ個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族大討伐戦】

 

 

勝利条件【D-033の討伐又は撃退】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【奈落シリーズ】使用場面【対D-033(最終決戦)】

 

 

【ROUND1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

兵士隊長1『敵接近…!!』

 

リョウカ(本体)「全艦攻撃開始!主砲!N2Z弾!!砲撃始め!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!

 

ピキィィン…ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…パァァァン…!!

 

ヒュゥゥゥ…

 

 

 

033『…!!?』

 

 

ピカァァァン…ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

D-033の頭上にて大量のN2爆雷が降り注ぎ命中…

 

 

しかし…

 

 

033『アアアアアアアアアアアア…!!!!!』

 

 

バシャバシャバシャバシャ…!!

 

 

兵士総元帥1「効果見られず…!!目標更に接近!!」

 

リョウカ(本体)「やっぱり駄目ですか!……仕方ない…私が自ら出ます!」

 

リュウカ(本体)「お、おい…!」

 

リョウカ(本体)「今度は死なない、それにみなさんも居ます…奴の体内に有りっ丈のをブチ込んで来ますよ…!」

 

リュウカ(本体)「……分かった…死ぬなよ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、さてと時間は有りません…行って来ます!」

 

 

リョウカは再度艦橋から飛び出して…海上へと飛び立った…

 

 

 

ドォォォン…ドォォォン…!!

 

バシュバシュバシュバシュ…シュゥゥ……!!!

 

ドドドドドドドドドド…!!!

 

キィィィィィィン…ガキ…!!

 

ピカァァァン…ズッドォォォォォォン…!!!!!

 

 

バシャバシャバシャバシャ…!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!』

 

 

D-033へと全軍からの一斉攻撃を受けて尚直進し続けて…艦隊へと迫っていた…そんな時…

 

 

 

キィィィィィィン…ドコォォ…!!!!

 

 

033『……!!?!』

 

 

キィィィィィィン…ザッパァァン…!!!!

 

 

D-033の前方から突然何かが勢いよく衝突し…大きく吹き飛ばされた…無論D-033は一回沈みかけた……が…

 

 

ザッパァァン…!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!!』

 

 

 

案の定復帰……それと同時に…

 

 

 

リョウカ(本体:魔神王)「さぁ、来い化け物!私が相手だ!!」

 

 

最高現人魔神王となったリョウカが奴の前に立ち塞がった…

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!!』

 

リョウカ(本体:魔神王)「いい加減貴方のその声と姿は見飽きましたよ…決着を付けましょうか!…カースドクリスタルプリズン!」

 

 

ピカァァァン…ビュゥゥゥゥ…!!!

 

ガチゴチギチギチ…!!!

 

 

033『…!!?』

 

 

リョウカは先制攻撃でD-033及び周辺に向けて絶対零度の魔法を解き放った…無論D-033は氷漬けになり…戦闘をするには充分過ぎる程の広さを確保した…

 

 

ビシビシビシビシ…!!

 

ガッシャァァン…!!

 

 

っが案の定D-033は無理矢理氷をかち割って出て来た…

 

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ!!!!』

 

リョウカ(本体:魔神王)「だろうね…さてと…地形は確保した!更に本気で行かせてもらうよ!」

 

 

ッダ…キィィィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ピカァァァン…!!

 

 

 

リョウカは上空に飛び立ち…その身の姿を変えて行った…

 

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

パァァァン…ヒュゥゥゥ…!

 

ズズゥゥン…!!!

 

 

 

033『…!!』

 

全員(リョウカは除く)『……!?』

 

 

リョウカのなった姿は…今までの龍形態とは明らかに掛け離れた姿だ…いや最早龍の要素は一切無い……形状は完全に蜘蛛型で…ヤツカダキ型をメインに…様々な鉄角種を軸に…アトラル・カ…アルセルタス…等の別種の昆虫のモンスターを融合させた姿だ…胴体部は所々に穴が空いており…そこから何かを射出出来る様になっており…蜘蛛型なので勿論尻部分の針の射出部分にも比較的巨大な穴が空いている…(卑猥的な表現ではない)…頭部部分の目は勿論複眼で…某蜘蛛に転生した少女と似た形状のとネルスキュラを合わせた物だ…口部部分には、ネルスキュラと同じ鉄角を隠し持っている…無論ネルスキュラよりも更にヤバい物だ…無論食事時にも使える……脚は特徴的で…無論蜘蛛なので8本…その脚は凄まじく鋭利に尖っていて…死槍脚…と呼ばれている…無論普段は折り畳まれており…展開すると更に長くなるし…奇想天外な動きが可能になる…次に爪だがコレは6本…それは完全に戦闘用及び生活用にも使える…刃槍爪と呼ばれる…刃にもなり…槍にもなる独特な形状の爪を自由自在に操る…無論コレも脚と同様に展開すると伸びる…接近戦で挑む愚か者は脚と爪で八つ裂きにされて死ぬ……更には頭部部分には龍形態にお馴染みの特徴的な角と宝玉が埋め込まれている………さてだが…コレのサイズだが…明らかに超巨大だ…無論昆虫型だけで言うならだが…モンハン界に出て来たら間違いなく最大級の巨大な昆虫種のモンスターとして認定される……肝心のサイズは…何とアルバと同等だ…そして全て展開するとアルバを超える大きさだ…

 

 

以上が説明内容だ…

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!!!!』

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!』

 

 

 

リョウカとD-033は凄まじい咆哮を上げて…再度相対した…(尚ちゃっかりとリョウカの咆哮がD-033と同じ物だったりする…しかも更に大声量だ…)

 

 

【ROUND2】

 

 

リュウカ(本体)『…あの形態…いつの間に?確かにリョウカの能力なら相手の能力を模造して…更に強化した物を作れるが…その条件がその能力の持ち主が必要だ…まあ正確にはその情報か細胞の一つが有れば良いが…。』

 

ノイン『多分…あの世界で何度も奴と相対してたから必然的にその能力を得たんだと思うよ?でも一切情報は無い上に細胞も無いから…多分アレは不完全形態だと思うよ…。』

 

リュウカ(本体)「不完全な……じゃあもし奴を倒せれば?』

 

ジェフティ(コア)『はい、正確には捕食出来れば完全体になれると思います。』

 

エーベル『おいおい…アイツ食えるのかよ…?』

 

カズマ『…食えると思うぞ?だって前に超大型の毒ムカデを捕食したからな…確か名前は…ニグ…あれ?何だっけ?』

 

リュウカ(本体)『さぁな?まあ兎に角どうにかなるのを信じるしかない…。』

 

 

 

ズガァァァァン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!』

 

 

ギチギチ…シャキン…!!

 

ブォォォン…!!

 

ザシュゥ…!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!?』

 

 

リョウカの一撃がとうとう奴の絶対防御に対して決定的なダメージを与えた…

 

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ッダ…ヒュゥゥゥ…!!

 

 

033『…!!?』

 

 

ズガァァァァン…!!!

 

 

今度は奴の真上からボディプレスをかまして…真上を取った…

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ……!!!!!』

 

リョウカ(本体全祖龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ガバァ…!

 

 

リョウカは鉄角を展開して…

 

 

バキィィィ…!!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!?』

 

 

D-033の腹部に向けて鉄角で攻撃し…見事にクリーンヒット…更に奴の一部を捕食に成功した…

 

 

ッダ…ズガァァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『…………。』

 

 

リョウカはステージの中央に飛んで何故か停止した…

 

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『……………!!!!』

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【奈落の妖星】

 

 

キュィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

全員『……!!』

 

033『……!?』

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ピカァァァン…!!!

 

ギチギチギチギチメキメキメキメキ…!!!

 

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『オオオオオオオオオオォォォォッ…!!!!!!!』

 

 

パァァァン…!!!!

 

ズズゥゥン…!!!

 

 

リュウカ(本体)『な…!?』

 

カズマ『姿が変わった…いや!覚醒したのか!?』

 

 

 

奴の細胞を摂取した事で完全に覚醒した……リョウカの姿が変わり…先程よりも更に巨大で…オストガロアと同等の巨大で…胴体部のポッカリと空いていた穴は全てデルフィのコアらしき眼球で埋められている…更に脚の形状が更に巨大で鋭利になり…爪は更に巨大化…しかもより切れ味と鋭さが増した物に変貌している…そして何より特徴なのが頭部部分で…口部部分は更に可動域が広がり…より多くの獲物を捕食する事に特化し…鉄角は4本に増えた上…角もより複雑に…尚且つ鋭利に尖っている……無論本数が増えて3本になっている…因みに覚醒した影響か…眼は全て真っ赤に染まり光っている…無論覚醒形態なのでそれぞれ対応したオーラを纏っている…

 

 

 

ズガァァァァン…!!

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィアァァァァァァァァァァァァァァァ…!!!!!!!!!』

 

033『……!!?!?』

 

 

リョウカは前脚を叩きつけ…下半身部分の4本の脚で上半身を持ち上げ…この世の者では無い悍ましく…恐怖の象徴を表すかの様に頭を擡げながら咆哮を上げた…無論D-033も本能を刺激され…恐怖を抱き…一瞬あのD-033が後退りした…

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ…!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ッダ…バキィィィン…!!!!

 

 

033『……!?!?』

 

 

キィィィィィィン…ズガァァァァン…!!!!

 

 

リョウカは一瞬身を屈めた様な体勢で貯める動作をした後…目視不可能の速度で大突進を繰り出しD-033にブチ当て…凄まじい勢いで吹き飛ばした…

 

 

 

033『……!!?!』

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!

 

ブシャァ…!!!

 

ブシュブシュブシュ…!!!

 

 

033『……!!?』

 

 

リョウカは追撃に胴体部の様々な穴から糸を射出し…D-033に突き刺して拘束した…さてだが、この糸だが…どうやら蜘蛛形態時の時は様々な種類の糸を射出する事が可能な様で…今の様に非常に切れ味が良い糸を射出して相手を無惨に切り刻む事も可能だが…幸い奴の防御力は案の定トチ狂っている為か貫通こそしなかったが突き刺す程度で済んだ…いや意図的にだが………

 

無論拘束したと言う事はだ……

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィアァァァァァァァァァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

ガバァ…ギチギチギチギチ…!!!

 

キュィィィィン…!!!!!

 

 

033『……!!?アアアアアアアアアアアアッ…!!!?』

 

 

そう…リョウカの鉄角を全て解放し…口部部分にエネルギーを収縮し始めた…それを見て奴は糸を振り解こうと必死に足掻いたが…深く突き刺さっている上に…何本も突き刺さっている為か中々振り解けない……

 

 

そして…

 

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)「オオオオオオオオオオォォォォ…!!!!!!!』

 

 

ピギャァァァァ…ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!?!?』

 

 

ヂュィィィィィィン…ピキィィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!!

 

 

リョウカの口部から超圧縮されたエネルギーを解き放ちD-033に向かい…そのまま奴の内部…いやほぼ全体だが…全てを飲み込み……一瞬の閃光の後超規模の大爆発が発生して撃破した………

 

 

【戦闘終了】

 

 

ヒュゥゥゥ…ズシィィィィン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィ…ィィィ……。』

 

 

無論リョウカも先程の攻撃で巻き添えを受けたのか反動を受けたかは知らないが…凄まじい勢いで吹き飛ばされ…龍華(リョウカ)の甲板に思いっきり叩き付けられた…

 

 

リュウカ(本体)「おーい…!!リョウカ…!!」

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ……!」

 

零月「リョウカちゃん…大丈夫…?」

 

リョウカ(本体)「っ……はぁ……だい…じょうぶ…です……でも……休ませて…下さい……げほ…げほ…!」

 

リュウカ(本体)「……ああ……本当に良く頑張った……それと済まん…何も出来なくて…。」

 

リョウカ(本体)「……気にしない…で下さい……寧ろ謝るのは私です……。」

 

リュウカ(本体)「……え?」

 

リョウカ(本体)「………ごめんなさい………完全に仕留め切れなかった………ごめん……なさい……。」

 

 

ドサ……

 

 

リュウカ(本体)「おい…リョウカ…!?」

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ……。」

 

リュウカ(本体)「直ぐに運ぶからな…!」

 

 

それでリョウカはすぐに部屋に運ばれた……無論リョウカはかなり弱っていた…ただ幸いにも外傷らしき所は無い…っが…最低でも1日〜2日は待たなければならない様だ……

 

 

そして艦橋では……

 

 

リュウカ(本体)「……あの化け物め…。」

 

カズマ「ああ…あの一撃を受けてまだ生きてるって言うのか?」

 

リュウカ(本体)「ああ……最後に言った台詞ではそうだ……だが仮に生きてたとしてももう奴は瀕死だろう…もう長くは持たない。」

 

エーベル「理由を聞こう…何故だ?」

 

リュウカ(本体)「ああ…おい、奴の反応は?」

 

兵士総元帥3「は!先程確認した所…奴の反応は限り無く弱っている模様です…しかも先程姫様の戦ったあの地形が崩れて下敷きにもなっています…。」

 

リュウカ(本体)「と言う訳だ……だが油断は出来ん…あの化け物だ…相当しつこい性格だからな……っが今はもう追っては来れない…少なくとも奴は回復に専念せざるを得ないだろう……んで俺達はその間に進めるだけ進めて奴を完全に葬り去る準備を整えて今度こそ息の根を止める……。」

 

めぐみん「ええ、その通りですね…今度は我々も一緒にあの化け物に対して終止符を討ちましょう。」

 

リュウカ(本体)「だな。」

 

 

 

そして一行は静かな航海を続けて行った…

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第10話 神森一家と四大地の殺戮ノ魔人:前章【前章・後編】

よう、お馴染みのリュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを説明すると…前回俺達はあの事件以来…数百年位前から別居に生活を送って…んでその間にリョウカはまた大昔みたく1人旅に出かけて…修業に出た……そして現在約千年以上は経過して大分リョウカが成長…?まあ良い…んで久々に実家に戻っていつもの日常をしてたら…今度はこのすばの世界のあの解決した四大地にてイレギュラーが発生して…急遽向かう事になり…その移動途中にて…リョウカの修業の旅にて関わった…D-033と言う化け物が襲撃して来た…あの化け物はどうやらリョウカ及びエーベル達を殺す為にしつこく追い掛けて来た様だ…んで死闘の末に何とか撃破したが…アレでもまだ死んではいないと言う……まあこんなもんだ…んじゃあ今回も見てくれ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

D-033を撃退に成功して2日後…

 

 

リョウカ(本体)「……ん…ん〜…!……良く寝れた……って!しまった…寝過ぎたかな…!」

 

 

リョウカは寝過ぎたと思い、急いで支度して艦橋に向かった…

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、おはようございます。」

 

リュウカ(本体)「おお、やっと起きたか…あの戦闘後…2日位は丸々眠っていたぞ。」

 

リョウカ(本体)「……え!?…はぁ……また遅くなりましたか……。」

 

カズマ「いや、気にするな…まあ寧ろあの化け物の方がトチ狂っている上に非常にタチが悪いからな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか…それで今は?」

 

リュウカ(本体)「ああ、実はだが既に到着はしてる…だがお前を残して行くのは忍び無いからな…んでお前が目覚めて回復してから行く事にした。」

 

リョウカ(本体)「そう…毎回すみません…。」

 

リュウカ(本体)「後、あの後一応お前のあの形態についても色々と調べた…確かに全地形に対応してるのは良いし…支援面での側面が強い…しかも攻撃面でも隙は一切無い……っが最後の切り札とも言えるあの口部超圧縮エネルギー砲は凄まじい反動で自分自身が吹き飛ばされる上にエネルギーの消耗が激しい…だからあそこまでグッタリする事が分かった……。」

 

リョウカ(本体)「うん…。」

 

リュウカ(本体)「んでアレの性質がFキャノン砲モードとほぼ同じだ…んでだ…俺達の手で勝手に調整させてもらった…まああの形態になるのは良いが凄く燃費が悪そうだから勝手に弄らせて貰った…勿論あの超圧縮砲にもリミッターは掛けておいた…だから一定以上は上昇はしない…ただしフルパワー形態か覚醒形態ならリミッターが自動で解除される様にはしてある…。」

 

リョウカ(本体)「分かりました…色々とありがとうございます……あ、そう言えば確か到着したって言いましたね…何か変化は?」

 

リュウカ(本体)「ああ…見れば分かる……ほら見ろ。」

 

リョウカ(本体)「……!……やっぱりですか……どうやら他の大地は謎のバリアーで塞がれている様ですね……森の大地は入れるみたい……そして…静か過ぎます……。」

 

エーベル「やっぱり…もう一部の魔人か魔獣が?」

 

リョウカ(本体)「……嫌な予感がしますね……神森大連合列車艦隊に連絡!私達はそれに乗り換えて…本艦隊は浮上し…追走して援護する様に命令を!」

 

兵士総元帥3「は!」

 

リョウカ(本体)「行きますよ、みなさん。」

 

ダクネス「うむ。」

 

 

それで一行は久々に神森大連合列車艦隊に乗り移って…四大地の最初の大地…森の大地へと再び足を踏み入れた…一方で神森大連合艦隊は命令された通り…浮上して神森大連合列車艦隊を追走…援護態勢になった…

 

 

【森の大地(魔人編):突入】

 

 

【神森大連合列車艦隊:総司令旗艦:神森龍華(リョウカ):先頭車両(司令機関車両)】

 

 

ガタゴトガタゴト…!

 

 

リュウカ(本体)「んで上陸したは良いが何処に行く?」

 

リョウカ(本体)「ハイラル城ですよ…私の勘ですが…絶対にゼルダさんが必要です…今はもう賢者のみなさんは居ないのでその代わりがゼルダさんが居なければ先ず攻略は不可能…更に私達も必要なので…どちらか一方を失う=攻略失敗を意味します…だから最優先にゼルダさんの保護が最優先です…。」

 

リュウカ(本体)「成る程……だが…無事なのか?」

 

リョウカ(本体)「だから急いでる訳ですよ……あの時に大幅にタイムロスをしましたが…兎に角急がなければ…。」

 

カズマ「そうだな…そう言えばコイツらの事は余り分からんが…今のコイツらの強さは?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、実を言えば私の血を投与しましたから神格化してますし…本来なら不完全な魔人であるノインさんは私の能力で先ず今まで得た能力を引き継いで人間にして…更に私の血を投与して…完全な魔人…いえ…完全なる魔神化させまして…そして私の独断でエンリさん及びノインさんは最高魔神王化させました…一方でエーベルさんは流石に今のままじゃあ私の血を投与しても余り意味は無いので…多少修業させて投与させて…そして最高神王化させました…勿論それぞれ専用の武器は与えています……まあ立ち位置はカズマ達と似てます……エーベルさん及びノインさんはカズマと同じ知能戦特化とサポート…そして主戦力であるエンリさんとノインさんはダクネスとめぐみんとアクアの良い所取りですね…ただし瞬発火力はカズマ達とは劣る上に実践経験と戦闘力ではカズマ達の方が上…まあ噛み砕いて言えば……ある意味で昔カズマのパーティの上位互換又は第2のカズマパーティーですね…。」

 

めぐみん「む…と言うとライバルですか?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?寧ろこの2つのパーティーが連携する事が大前提です…カズマパーティーの場合は瞬発火力及び司令能力に特化…そしてエーベルパーティーは戦闘特化とサポート…矛と盾が揃う事で最強になれるんじゃ無いのかな?」

 

カズマ「お!?それマジ!?」

 

リョウカ(本体)「うん、上手くいけばだけどね……後言い忘れましたが実はエーベルさん達のパーティーにはもう1人…エマさんが居ましたが…勿論私の血を投与して神格化させたのだけれど……どう言えば良いのかな?」

 

めぐみん「……何か嫌な予感がしますね……はっきり言ってくれませんか?」

 

リョウカ(本体)「じゃあ…言うけど……エマさんの場合……アクアさん枠…しかも超悪い意味でね……戦えない…いえ純粋に戦う事が出来ない…しかも直ぐに逃走するのですよ……だから中々投与を嫌がって結局はほぼ強引に飲ませましたがね……っが投与しても性格に余り…まあ多少は改善されたけど……先ず戦力外な上に神格化させても戦闘能力も人間に勝てるか否か位しか無い上に能力の扱いもまだまだ……はぁ………。」

 

カズマ「……苦労してるんだな…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから鍛えようとしても中々上手く行かなくてね…だから今回も参加は不可能です…はぁ……。」

 

リュウカ(本体)「あ…うん……理解した…。」

 

リョウカ(本体)「まあ上手く行けば…………いえ何でもないです…。」

 

エーベル「あ………。」

 

めぐみん「………うん……察しました……完全に駄目そうですね……って言うよりも何も思い付かないっぽい……。」

 

リュウカ(本体)「まあ精々サポートのみだな……リョウカが言うにはな……はぁ…無事に帰ったらどうにかしようか……。」

 

リョウカ(本体)「ですね………。」

 

 

ガタゴトガタゴト…!

 

ポォォォォォォ…!!!

 

 

一行を載せた艦隊はハイラル城を目指して行った……

 

 

一方その頃…

 

 

【サイド:???】

 

 

【???】

 

 

?「ほぅ、中々面白い…あのD-033を撃退するとはな………まあ良い…精々頑張ると良い…。」

 

 

とある場所にて高みの見物をしている謎の人物…果たして一体何者だろうか…?

 

 

 

【サイド:リョウカ】

 

 

さて時は進み数時間後……

 

 

【ハイラル城:正門】

 

 

ドォォォン…ドォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

兵士隊長1「前進だ!!」

 

兵士2「GO!GO!GO!」

 

兵士隊長2「ムーブ…!!」

 

 

ドドドドドドドド…!!!

 

ピン…ヒョイ…!!

 

カラン……チュドォォォォン…!!!

 

 

 

現在ハイラル城の正門にて大量に居る魔獣蜘蛛との戦闘を行っていた…現在9割位殲滅した所だ……

 

 

リュウカ(本体)「クソ!数が多い!」

 

リョウカ(本体)「ゼルダさん…!!まだ無事ですか!!」

 

ゼルダ「はい…!何とか!」

 

リョウカ(本体)「良し!それじゃあ駆逐しながら撤退しますよ!絶対に私達の側から離れないで!喰い殺されますよ!」

 

ゼルダ「はい…!」

 

 

リョウカ達は既にゼルダを保護したが……しかし来た時にはもう既にゼルダ以外は全滅…無論秘書である存在も……ゼルダを庇い喰い殺された…無論喰い殺された瞬間をリョウカ達及びゼルダが目撃し……案の定リョウカはブチ切れて保護した後も完全殲滅を実施している様だ…

 

 

リョウカ(本体)「邪魔!」

 

 

ポォピィィ…!

 

 

リョウカ(本体)「消えろ!」

 

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

エーベル「……すげぇ…!」

 

めぐみん「今のリョウカちゃんに余り刺激しない方が良いですよ…!完全に切れてますからね!」

 

リュウカ(本体)「ああ…1匹も残さず殲滅しろと命令する程ブチ切れてるからな……。」

 

 

そしてブチ切れたリョウカと兵士達による蹂躙によって巨大蜘蛛は全て殲滅された……勿論その後喰い殺された住民は生き返らせた…無論だがその後はリョウカ達はゼルダを連れて直ぐにハイラル城を出て…念には念を…結界やバリアーを張って敵を侵入出来ない様にした…

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…取り敢えずはひと段落です……。」

 

リュウカ(本体)「だな……それで少しは落ち着いたか?」

 

リョウカ(本体)「ええ……先程はすみません……。」

 

リュウカ(本体)「気にするな……。」

 

ゼルダ「あの…また助けて頂きありがとうございます……それで何で私は此処に連れて来たのですか?」

 

リョウカ(本体)「はい……単刀直入に言うと、また貴女の力を貸して頂きたいのですよ…。」

 

ゼルダ「え!?私ですか…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、何せ今の此処は…もう賢者のみなさんは居ないのでね…無論シャリンさんも居ない……だから私達単体じゃあ大地の笛の存在意義は無いのです……だからこそ貴女の力が必要な訳です……無論変貌した神殿や神の塔の攻略にも貴女が必要です…だから真っ先に貴女の所に来た訳です……本当にギリギリで良かったです……後一歩遅ければ喰い殺されていたでしょう……まあしくじっても時を戻せば良いだけの事ですが……それだとあの化け物も復活する可能性が高いので無理でしたがね……。」

 

ゼルダ「化け物?」

 

リョウカ(本体)「ええ、私達が此処に来る前に襲って来た執念深い…先程蹴散らしたあの蜘蛛魔獣の最上位互換の性能特化型の戦闘特化型の不完全魔人…D-033と言う化け物に襲われた……勿論撃退はしましたが…本気の私でも息の根を止める事は出来なかった相手です…勿論今も生きてますが…瀕死の状態で今も動けないです……だから今の内に早く攻略に行きますよ。」

 

ゼルダ「そうなんですか……。」

 

リョウカ(本体)「ちなみに見た目は…お姉ちゃん、見せてあげて。」

 

リュウカ(本体)「ああ、少々グロテスクだが…こんなだ。」

 

ゼルダ「……!!?」

 

 

リョウカに言われて例の化け物の写真をゼルダに見せた…無論ゼルダはその見た目で青ざめる程衝撃が強かった…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、時間は惜しいです…他を当たる余裕が無いです……だからせめて黒幕とこの騒動を食い止める事を優先しようと思う……。」

 

ゼルダ「……はい…。」

 

リュウカ(本体)「さてと話がまとまったが……今何処に向かっている?」

 

リョウカ(本体)「ええ、神の塔に行ってます…恐らく森の神殿に入るには神の塔で何かしないといけないでしょう…そして神の塔は敵の本拠地…だから何が出て来るか一切不明…。」

 

ゼルダ「ちょっと待って…!神の塔が敵の本拠地…?」

 

リョウカ(本体)「そも通りです…正確にはその神の塔の地下が本拠地ですね…ただし現状その地下に行く道が塞がれているので神の塔及び神殿の攻略が優先です…。」

 

ゼルダ「………そう……それであの襲って来た蜘蛛の魔物は一体?」

 

リョウカ(本体)「あれは魔物じゃないです…魔獣です……そして今回の事件は魔物とは一切関係は無い…魔獣と……そして……魔人…それらが関与してます。」

 

ゼルダ「魔獣と魔人?」

 

リョウカ(本体)「その通りです……あの魔獣は謂わば魔人の前座です…そして魔人は元々人間でしてね?とある人物によって人体実験の成れの果てが不完全魔人やら完全体の魔人になる訳です……Dと言うのはデーモニック…魔人と言う意味です…Sはサンプルと言う意味合いが有ります………まあそれぞれの魔人に会ったらその都度説明はしますが…私でも知らない魔人も居ます……無論どんな相手かも一切知らない……そこは留意して下さい。」

 

ゼルダ「はい…。」

 

 

それでリョウカ達による現状の説明をして…一行は神の塔へ目指した…

 

 

一方その頃…

 

 

【サイド:D-033】

 

 

D-033はリョウカの一撃を受けて致命傷を受けた上に崩落した地形に巻き込まれて下敷きになっていた…

 

 

 

 

 

033『……!!!!アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!!』

 

 

ビシビシビキビキ…!!!

 

ズガァァァァン…!!!!!

 

 

……目覚めたD-033は壊れた地形を無理矢理破壊し…復讐の為にリョウカ達を追った…

 

 

 

【サイド:リョウカ】

 

 

一方でリョウカ達は既に神の塔に到着していた…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、着いたは良いけどやはり大きく変わってますね…禍々しい感じはします…しかも…所々に血の滝が流れていますね…。」

 

エーベル「………血の滝か……思い出すな。」

 

リョウカ(本体)「ええ……さてと行きましょうか。」

 

リュウカ(本体)「ああ。」

 

 

一行は塔を登って行き…第一層の攻略に入った…

 

 

【神の塔:第一層】

 

 

リョウカ(本体)「……!!少し静かに…。」

 

リュウカ(本体)「……!……なんか居るのか…?」

 

リョウカ(本体)「……やはりファントムが居ます……しかも魔人化したみたいです……。」

 

カズマ「……ソイツに見つかったらどうなる?」

 

リョウカ(本体)「前よりかなり強いですが…足の速度は変わらないけど……もし切られたら即死します。」

 

リュウカ(本体)「……!!理由を聞こう…何故即死だ?」

 

リョウカ(本体)「はい…別の時間軸の私が試しに見つかって切られたら即死しました…無論他の時間軸も同様です。」

 

リュウカ(本体)「…………。」

 

リョウカ(本体)「…………兎に角…もし切られたら終わりです…慎重に行動しましょう…現時点では倒す手段は有りません…そこでゼルダさん…貴女が必要です。」

 

ゼルダ(魂※リョウカ達の能力で自由自在に分離が出来る様になった)「…なるほど…私が乗り移れば…ですか?」

 

リョウカ(本体)「そう言う事です……弱点部位は変わらないと思いますから私達が怯ませた隙を突いて乗り移って。」

 

ゼルダ(魂)「分かりました!」

 

リョウカ(本体)「それじゃあ行きますよ…!」

 

 

その後リョウカ達は無事に魔人ファントムを強襲に成功し…ゼルダを魔人ファントムに憑依させる事に成功し…その後は何事も無く攻略に成功した…尚最後の石版の所はホコラと同じみたいで…セッションする事で神殿の道が開き…神殿の入り口を開放させる仕掛けだった……

 

 

一行は神の塔を出て行き、森の神殿へと向かっていた…

 

 

リョウカ(本体)「さて今の所は順調ですね……。」

 

リュウカ(本体)「だな。」

 

兵士総元帥1「姫様!神森晴風より入電!『我、本艦隊ニ接近中ノ強大ナ反応ヲ確認…注意サレタシ。』…以上です!」

 

リョウカ(本体)「……もう復活したのですか!」

 

リュウカ(本体)「クソ…幾ら何でも早い!」

 

リョウカ(本体)「今が現状で葬る手段は無いです!全速力で神殿へと急ぎましょう!全艦及び全軍戦闘配置!」

 

全艦『了解!』

 

 

 

【神森大連合列車艦隊及び神森大連合艦隊:戦闘態勢】

 

 

リョウカ達の指示で戦闘態勢に移行し…最大戦速で森の神殿へと向かおうとした……っが…

 

 

ドスンドスンドスンドスン…!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!!!!』

 

 

 

とうとう奴がリョウカ達の所に追い付いてしまった…しかし所々身体の一部が欠損し…顔の一部も消し飛んで隻眼となり…身体全体が攻撃によって焼けて…甲殻が溶けて張り付いてしまっている…無論その甲殻も大部分が破損している……っがソイツの表情は最早生気も微塵も感じられない程に憎悪と復讐に染まった顔をしている…

 

 

兵士隊長1『……❗️D-033接近…!!!!』

 

 

戦闘BGM:作品名【奈落シリーズ】使用場面【対D-033(逃走用)】

 

 

リョウカ(本体)「不味い!見つかりました!このままでは神殿に行けれない!このまま連れて行けば施設を破壊されて攻略は不可能になります!こうなれば何かしらの方法で再度撃退して行動不能にするしかない!」

 

リュウカ(本体)「仕方ない!予定変更だ!奴を撃退するぞ!全艦主砲及び列車砲!!照準を奴に向けろ!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

 

リョウカ(本体)「主砲及び列車砲!!砲撃始め!!」

 

 

ピカァァァン…!!

 

ドドォォォォン…ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピカァァァン…!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!?』

 

 

ズズゥゥン…!!

 

 

D-033に向けての一斉砲撃が直撃し、堪らず大ダウンした…

 

 

 

リョウカ(本体)「やはりあのダメージは効いてますね…けど仕留めるにはこれ以上の物を再度体内に直接ブチ込まないと無理です…。」

 

リュウカ(本体)「どうする?」

 

リョウカ(本体)「今は撃退して活動停止させる他ないでしょう…今なら活動停止が出来そう…大ダウン中に再度氷結させましょう!」

 

リュウカ(本体)「だな。」

 

 

ギチギチギチギチ…!

 

ズズゥゥン…!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!』

 

 

ドスンドスンドスン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「再度主砲及び列車砲を…!」

 

兵士総元帥1「駄目です!目標が側に接近しています!」

 

リュウカ(本体)「しまった…!死角を突いたか!」

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ッダ…!!

 

ズガァァァァン…!!!!!

 

 

D-033は猛攻の間をすり抜け、龍華(リョウカ)の側に接近し…大突進を敢行…とうとう龍華(リョウカ)は被弾し大きく揺れた…

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…!!」

 

ゼルダ「きゃぁぁ…!!」

 

リュウカ(本体)「っ…!被害報告!」

 

エイダ(子機)『本車両に被弾…損害無し。』

 

リョウカ(本体)「流石の防御力ですが…何度も喰らう訳には…、」

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!』

 

 

 

ズガァァァァン…!!!!!

 

ギィィィィ…!!

 

 

リョウカ(本体)「くぅ…!!」

 

エイダ(子機)『再度被弾、損害無し…尚傾斜角…5度…。』

 

リュウカ(本体)「クソ!コイツ!脱線させて動きを封じる気か!!」

 

リョウカ(本体)「…こうなったらもう一度私が自ら!」

 

リュウカ(本体)「待て!俺達がやる!リョウカは此処で待っていろ!」

 

リョウカ(本体)「…でも…。」

 

リュウカ(本体)「大丈夫だ…。」

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!!

 

 

兵士1『目標!!再度大突進しようとしてます…!!今までより強力です…!!!』

 

リョウカ(本体)「不味い…!!」

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!』

 

 

D-033はチャージ大突進を敢行し…今度こそ横転させようとした……っが…

 

 

?『グォアァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ピカァァァン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!?』

 

 

ズズゥゥン…!!!

 

 

D-033に謎の攻撃が入り…チャージ完了と同時に受けたのか大ダウンした…

 

 

リュウカ(本体)「何が起きた!?」

 

兵士総元帥3「姫様!多数の味方生体反応が現れました!」

 

リョウカ(本体)「……!みなさん…!」

 

 

どうやらリョウカ達の危機を感知して神森大連合魔獣軍及び神森大連合怪獣軍がやって来た様だ…

 

 

レギーナ&アルテラ『グォアァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!

 

ズズゥゥン…!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!』

 

 

D-033は先程の攻撃で矛先が変わった様だ…

 

 

レギーナ『…!!』

 

リョウカ(本体)「……!!今の内に早く…?…!!ありがとうございます…!!」

 

リュウカ(本体)「…リョウカ?」

 

リョウカ(本体)「全艦!今の内に行きますよ…!!急いで!!後完全ステルスモードも起動して!」

 

全艦『了解!』

 

 

リョウカ達は隙を突いて完全ステルス形態を用いて何とかD-033から逃れた…そしてレギーナ達はD-033を足止めをある程度して能力で瞬時にリョウカ達の元へとテレポートして行った…

 

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!』

 

 

D-033は逃げられた悔しさか…その場で咆哮を上げて何処かに行ってしまった…

 

 

【森の神殿】

 

 

リョウカ(本体)「……ふぅ…何とか逃げ切りましたね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…本当にありがとな…お前ら。」

 

アルテラ(ミニ※能力でオトモンサイズに小さくした…)『グル…。』

 

レギーナ(ミニ)『グォォォ…。』

 

リョウカ(本体)「……さてと、また襲って来る前に行きましょう。」

 

エーベル「そうだな。」

 

 

その後大規模に変貌した神殿に苦戦しながらも何とか本来ならボスの居る部屋の前にたどり着いた…

 

 

リョウカ(本体)「やっぱりこの門も改変されてますね……それにこの奥から魔人の気を感じます。」

 

リュウカ(本体)「居るのか?」

 

リョウカ(本体)「居ます…さてと、一体どんな魔人が出て来るか……行きましょう。」

 

 

カチ…!

 

ウィィィン…ガシャン…!!

 

 

リョウカ達はその門を潜って行った…

 

 

ウィィィン…ガシャン…!

 

 

リョウカ(本体)「…完全に閉じましたね…やっぱり来ましたか。」

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【ボス戦(大地の汽笛:第一のボス)】

 

 

ブゥゥゥゥゥン…!

 

ズシィィン…!!

 

 

リョウカ達の前に現れたのは…前に戦ったデグクレスのそっくりだが…身体の一部が魔人細胞らしき物になっており…片目…角…脚…以上が魔人細胞に置き換えられており…更に魔人化の影響か…禍々しい紫体色に変貌…目の色も真っ赤に染まっている…(尚尻の部分は赤く染まっている…)

 

 

リョウカ(本体)「…なるほど…先程見た森の神殿の管轄の魔人…いえ試作魔神…【D-G-001】通称:デグクレスですか。」

 

デグクレス『ゴアァァァァァ…!!』

 

ゼルダ(魂)『……可哀想に……。』

 

リョウカ(本体)「ええ…身体の一部を使って…そして出来た再生魔物及びに魔人細胞を取り込んで試作魔神化の実験体の一体ですね……恐らく他の神殿も……って話してる場合じゃないですね……実験体にされて苦しいと思っているだろうからせめて私達の手で楽にしてあげましょう。」

 

デグクレス『グギ…ギィ…ゴアァァァァァ…!!!!』

 

 

 

【第1エリアボス】

 

 

VS【試作魔神サンプル:甲殻魔神:D-G-001[デグクレス](不完全魔神化)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族大討伐戦】

 

 

勝利条件【デグクレスの討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

地形【森の神殿:最深部】

 

 

【ROUND1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

デグクレス『ゴアァァァァァ…!!!!』

 

 

ググググ…!!!

 

ブォォォン…!

 

ガシ…!!!

 

 

デグクレス『……!!?』

 

リュウカ(本体)「な!?」

 

カズマ「マジかよ…!?」

 

 

デグクレスは開幕…角を用いた大突進をしようとしたが…何と普通にリョウカが片手で止めてしまった…

 

 

リョウカ(本体)「……アレ?おかしいですね?そこまで私は強くなった覚えは……まあいっか…えい。」

 

 

ヒョイ…!

 

ヒュゥゥゥ…ズシィィン…!!

 

 

デグクレス『……!!?!』

 

 

…リョウカは更に片手でデグクレスを上空に放り投げて…中央に戻した…っが裏返っているがな…

 

 

リョウカ(本体)「…あらら?」

 

エーベル「……もうツッコミきれねぇ……。」

 

エンリ「………。(汗)」

 

リョウカ(本体)「う〜ん……あ…せめてコレで行きますか……みなさん、少し離れて。」

 

リュウカ(本体)「あ…ああ。」

 

 

ッダ…キィィィィィィン…!!!

 

ピカァァァン…パァァァン…!!!

 

ズズゥゥン…!!!

 

 

リョウカは高く飛び上がり…龍形態になった…っが蜘蛛形態だが…

 

 

 

デグクレス『……!?』

 

リョウカ(本体:全祖龍)『オオォォォォォォォォォォ…!!!!!』

 

リュウカ(本体)「……っ!!」

 

カズマ「っ…なんつー咆哮のデカさだ…!鼓膜が破れそうだ!」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!』

 

 

ッダ…ヒュゥゥゥ…!!!

 

 

全員『……え?』

 

デグクレス『……!!?』

 

 

リョウカは何を血迷ったか…何故かフィールド外へと落ちて行った…

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!!!」

 

カズマ「お…おい!一体リョウカは何を考えてるんだ!?」

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

リュウカ(本体)「何だ!?」

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!!!』

 

 

ピキィィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

全員『……!!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

 

奈落の底からリョウカの雄叫びが轟き…その瞬間にフィールド外の外周全域が眩い光を解き放って…姿を見せぬまま新たな覚醒に目覚めた…

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ピシャァァァン…!!!!

 

 

リュウカ(本体)「……収まった…?」

 

 

ズシィィィィン…!!!

 

 

全員『……!!!』

 

 

ズシィィィィン……ズシィィィィン…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

 

戦闘BGM:作品名【寄生ジョーカー】曲名【BOSS2(前半戦)】

 

 

ズシィィィィン…ズシィィィィン…!!

 

ググググググググ…!!

 

ッダ…ヒュゥゥゥ…!!!

 

 

全員『……!!!!』

 

リョウカ(本体:全祖龍)『オオォォォォォォォォォォ…!!!!!!!』

 

 

ズガァァァァン…!!!!

 

 

 

デグクレス『ゴアァァァァァ…!!!?』

 

 

 

姿を変えて覚醒したリョウカは…デグクレスに高高度からのボディープレスをかまして大ダメージを与えた…

 

 

 

デグクレス『ゴ……アァァ…!?』

 

リュウカ(本体)「……リョウカ…。」

 

エーベル「お…おい、何だその姿は!?」

 

 

今のリョウカの変化ぶりは凄まじく…何と胴体及び頭部の付け根部分から前爪と同じ形状の…超巨大な槍刃脚…それが何と12本ずつ…しかもバルク翼脚と機構が似て…前後左右に自由自在に曲げる事や伸ばしたり縮める事も可能だ…無論…1本1本独立しているのでそれぞれの動きも出来る…体色は白銀に染まり目の色も紅く輝いている…更に変わったのが爪に関してだが…6本に減ったが…更に巨大化…しかも更に切れ味も良くなり…リョウカ達の愛用する刀剣と同等の切れ味を誇る…無論刺突も可能だ…しかも槍刃脚と同様に伸ばしたり縮める事も可能…因みに槍刃爪及び槍刃脚の長さは実を言えば、脚側が滅茶苦茶長く…今居るフィールドの端から端まで届く…っと言うか自身の2倍位の長さまで伸ばせる…尚爪側はそこまで長くは伸ばせない…精々自身の体長の半分程度……肝心のサイズはグラン・ミラオスの2倍…そして……更に最大の特徴なのが…頭部部分……目の所に新たに…マザー(コア)と似た巨大な眼球が現れ……何と脳天部分に…リョウカが生えている……大事な事なのでもう一度言うが……リョウカが生えている……無論ガチでだ……しかも理由は不明だが…上半身のみ且つ全裸である……

 

 

以上が変貌ぶりだ…

 

 

 

ギチギチギチギチ…ヒョイ…!

 

ズズゥゥン…!

 

 

デグクレス『……ゴアァァァァァ…!』

 

リュウカ(本体)「……リョウカ…?」

 

リョウカ(本体:コア)「…………。」

 

リュウカ(本体)「………。」

 

カズマ「お…おい?」

 

リュウカ(本体)「離れた方が良い…。」

 

エーベル「え!?大丈夫なのか!?」

 

リュウカ(本体)「大丈夫だ…恐らくな…。」

 

リョウカ(本体:コア)「……!!」

 

デグクレス『ゴアァァァァァ…!!!』

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

 

ピカァァァン…!!!

 

ピシュン…!!!

 

 

全員『……!?』

 

デグクレス『……!?』

 

 

ドクン……

 

 

ドクン……

 

 

リョウカの身体から眩い光を放ち…光が収まると知らない所へと転移されていた…その場所は薄気味悪く…何処かの洞窟の最深部らしい場所だが……リョウカの影響を受けて周りのフィールド外は赤く光る肉壁らしき物で埋め尽くされ…その深奥には超巨大な真っ赤に輝くコアらしき物が鼓動している……

 

 

 

ドクン……

 

 

ドクン……

 

 

ビシビシ…!

 

ガッシャァァン…!!!

 

 

そして……そのコアが破れて現れたのはリョウカだが…またしても変化していて……変更点が…槍刃脚…角…最後の眼…リョウカ自身……槍刃脚は形状が変化して触手型になって…先端部は特殊で…通常は槍刃脚と同じだが…場合によっては形状が変化して遠距離射撃形態になったり…防御盾形態になったり…更には物を掴む手の代わりにもなる…更に本数が増えて16本…角はディアブロスと似た形状の角が頭部左右に生えて…中央に収まる刀角は更に長くなっている…側から見れば三槍になった槍と酷似している……最後の巨大な眼球は更に巨大化…瞳も真っ赤に染まって煌々と輝いている……そしてリョウカ自身は……背中から巨大な一対の翼を生やしている…サイズの変化は無い

 

 

以上が変更点だ…

 

 

リュウカ(本体)「……!……『第一の封印…自然の創造と破壊…第二の封印…生命の創造と破壊…第三の封印…神の創造と破壊…第四の封印…森羅万象の創造と破壊……そして…第五の最後の禁断の封印が解かれし時……この世に希望と絶望の最後の時が訪れる…そしてこの世に残るは生命か…死か……創造か……破壊か……終焉と始焉の裁定……[淵源核母神:ファイナル・マザーコア]』……。」

 

めぐみん「リュウカさん?」

 

リュウカ(本体)「……俺の頭の中に直接そう言う説明が流れて来た……コイツは今まで以上にヤバいと思った方が良い…!下手すれば俺達にも被害が出そうだ!だが幸いにも第一段階で済んでいるが…どうなるかは分かった物じゃない!」

 

カズマ「マジかよ!?」

 

リュウカ(本体)「大マジだ!兎に角避け続けろ!」

 

 

 

【絶対ナル最高母神姫:淵源核母神:神森リョウカ[ファイナル・マザーコア化](第一段階解除・最高魔神王化)】

 

 

戦闘BGM:作品名【寄生ジョーカー】曲名【BOSS2】

 

 

勝利条件の変更【リョウカがデグクレス撃破まで生き残れ!】敗北条件【リョウカの撃破又は味方の内一体の撃破】

 

 

地形【淵源の心臓:深奥】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

【戦闘再開】

 

 

 

デグクレス『ゴアァァァァァ…!!!!』

 

 

ググググ…ッダ…!

 

 

デグクレスはリョウカに先制攻撃でご自慢の角を活かして突進を繰り出した…

 

 

っが……

 

 

リョウカ(本体:コア)「…………。」

 

 

ザシュ…!

 

ゴトリ…ブシャァァァ…!!!!

 

 

突然デグクレスの角が根本から切り落とされた…無論そこから大量の血が噴き出した…

 

 

デグクレス『ゴアァァァァァ…!!?!』

 

リュウカ(本体)「な!?」

 

斬駆「突然あのバケモンの角が斬り落とされたぞ!?」

 

リョウカ(本体:コア)「…………。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!!』

 

 

シュル…!

 

 

リョウカはその切り落とされた角を糸で巻き取り…

 

 

ガリ…ムシャ…!

 

 

……その場で食べてしまった…

 

 

デグクレス『ゴ…ゴアァァァァァ…!!!!!!』

 

 

デグクレスは完全に怒り狂い…角なしで飛行して…再度リョウカに大突進を敢行したが…

 

 

リョウカ(本体:コア)「…………。」

 

 

サ…

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ…!!!』

 

 

 

ギチギチギチギチ…グシャァ…!!

 

 

ブォォォン…!!!

 

 

ザシュゥゥ……!!!!

 

 

デグクレス『……!!?!?!』

 

全員『……!!』

 

 

グバァ…ドシャァァァ…!!!

 

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『オオォォォォォォォォォォ…!!!!!!!』

 

 

……リョウカがサッと手を翳すとリョウカの背部触手脚から新たに……4本が生えて来て…その触手脚は今まで以上に超巨大で…先端部を全てを切り裂く刃へと瞬時に変形させ…デグクレスを真っ二つにして殺害した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピカァァァン…ピシュン…!!

 

 

リュウカ(本体)「戻って来れた…?」

 

 

戦闘が終わったのか元の地形に戻って来た…

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「……っ…!」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ…グギィィィ……!』

 

リュウカ(本体)「……!!」

 

カズマ「お…おい!?」

 

リョウカ(本体:コア)「……っゲホ…!!ゲホ…!!!」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『アァァァァァァァ……………!』

 

 

ググググ……ズズゥゥン…!!

 

 

戻って来た直後…リョウカが苦しみ出し…そのままグッタリと…完全にダウンして動かなくなった…

 

 

リュウカ(本体)「……!リョウカ…!!」

 

シオリ「リョウカちゃん!」

 

 

リュウカ達はリョウカの身体をよじ登り…リョウカの本体の所までやって来て…数十分掛けてリョウカの本体を引き摺り出した…

 

 

すると…

 

 

ピキィィン…パァァァン…!!

 

シュゥゥ……

 

 

……あの蜘蛛形態のリョウカは消えてしまった…っが何故かリョウカの側に比較的大きめな紅い球体が浮遊している…

 

 

リュウカ(本体)「……消えた…いや…これがそうか?」

 

めぐみん「下手に触らない方が良いです……ってか先ずはリョウカちゃんの服をどうにかせねば…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな、確かに今は全裸……って!!おいおい!?何で全裸!?俺が精神的にもメンタル的死ぬんですけど!?」

 

めぐみん「だからさっさと着せるのです、だから男共を眠らせた訳ですよ。」

 

カズマ「おい、俺は起きてるが?」

 

エーベル「それを言うと俺もだが?」

 

めぐみん「安心して、その場合は能力でリョウカちゃんの大事な所を大きくカバーする様にブラックアウト能力で隠しています…まあ頭以外ほぼ全部ですがね…。」

 

リュウカ(本体)「おい、いつの間にそんな能力を?」

 

めぐみん「ええ、だって私はリョウカちゃん親衛隊の総会長ですから…それ位覚えて当然ですよ?」

 

零月「うん、あ…私もそうだよ?」

 

シオリ「私もよ?」

 

リュウカ(本体)「はぁ……分かった…。」

 

 

それでリュウカは能力でリョウカにいつもの服装を着させた…

 

 

リュウカ(本体)「よいしょっと…やれやれ…んでどうする?」

 

ノイン「ん〜…あ、あそこの扉が開いてる…しかもご丁寧に橋も掛かってる。」

 

リュウカ(本体)「んじゃああの中に有るのか、行くぞ。」

 

エーベル「ああ。」

 

 

その後リュウカ達は奥の部屋に入り…部屋に有る巨大なコンピューターにアクセスに成功し…第一の結界を解除した…

 

 

【第一の結界:解除成功】

 

 

【第一エリア:攻略成功】

 

 

リュウカ達はそのまま脱出し…雪の大地へと目指したのだった…

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第11話 神森一家と四大地の殺戮ノ魔人:前章【中章・前編】

やっほー!シオリだよ!それじゃあ前回のあらすじを説明するよ!前回はね、えーっと…私達はとうとう変貌した森の大地に侵入して…先ず化け物蜘蛛に制圧されたハイラル城へと行ってね?ゼルダさんを救助したの…その後は一方的な蹂躙をして蜘蛛を駆逐して…能力で全員生き返らせたよ、それで私達は神の塔へと行って攻略して…それで最後に森の神殿に行って攻略したのだけれどその時はリョウカちゃんの形態変化のオンパレードで忙しかったな…まあこんな感じかな?それじゃあ今回も見てね!


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

【雪の大地(魔人編):突入】

 

 

 

森の神殿を攻略した一行は次なる大地…雪の大地に突入していた…

 

 

リュウカ(本体)「…次は雪か…んでだ、リョウカの容体は?」

 

永琳「ええ、調べてみたけど特に命に別状は無いし外傷は無いけど…短期間で連続での形態変化…特に覚醒形態系を連続で進化させたのが重度な負担を与えて倒れたのよ…まだ身体が馴染んでないのにね…まあ最大でも1日有れば回復するわよ…まあ早くても数時間は掛かるけど。」

 

零月「そう…。」

 

リュウカ(本体)「分かった…んで結局あの形態についてもあんまり分からんな…恐らく今回の事件と関係は大いに有ると思うが…。」

 

めぐみん「ええ…しかし事件を終わらせるにも完全な覚醒させるにもどっちにしろ全ての神殿の攻略は必要です…しかし……それであの化け物に終止符が討てるのかも分からない上…強大になればなるほど…リョウカちゃんはもっと苦しくなる……。」

 

リュウカ(本体)「だよなぁ……。」

 

兵士総元帥3「姫様!レーダーに反応有り!!」

 

リュウカ(本体)「やはりこのタイミングで敵の襲来か!…数は!?」

 

兵士総元帥3「2つだけです!高度に居ますので偵察機かと!」

 

リュウカ(本体)「偵察機…じゃあやはりロベリア社か!!全艦に戦闘配置を!」

 

兵士総元帥3「は!」

 

 

リュウカは全艦に戦闘配置命令を発令しようとした瞬間…

 

 

『ギシャァァァァァァァァ…!!!!!!!!!』

 

 

全員『……!!!』

 

 

突然聞き覚えの有る大咆哮が轟いた…

 

 

リュウカ(本体)「永琳!確か回復には最低でも数時間は掛かる筈って言ったよな!」

 

永琳「ええ、間違い無いわよ!でもまさかここまで…!」

 

 

『ギシャァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

兵士総元帥2「姫様!本艦頭上に…!」

 

リュウカ(本体)「……!!!リョウカ…!!!」

 

 

どうやら謎の咆哮の正体はリョウカの様だが…さっきまで寝ていた筈が何故ここまで短期間で回復したのかは一切不明だが…その問題のリョウカは先程の形態で龍華(リョウカ)の屋根に乗っかっている…そしてそのリョウカの見据える先には無論…ロベリア社の差し向けた敵だ…

 

 

リョウカ(本体:コア)「……!」

 

 

ッサ………

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ガバァ…!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

リョウカの全ての触手脚が展開し…先端部が開いて…エネルギーを溜め始めた…

 

 

ジェフティ(コア)「リョウカさんのエネルギーが急激に上昇中…及びリョウカさんが敵に対してロックオンしました。」

 

兵士総元帥3「目標!更に接近!目視可能距離まで残り5分!」

 

 

キュィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「……さようなら……撃て。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

ピギャァァァァァァァァ…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!!

 

 

リョウカの触手脚から超圧縮された赤黒いビームが照射した…

 

 

そして……

 

 

ピキィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカの放った超長距離砲撃は正確に射抜き…敵に偵察機は全て撃墜された…

 

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(本体:全祖龍)『オオォォォォォォォォォォ…!!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「………。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『……?』

 

リョウカ(本体:コア)「…………。(スンスン…)」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ…。』

 

リョウカ(本体:コア)「……!!!」

 

リョウカ(本体全祖龍)『……!!ギシャァァァ…!!!』

 

 

コアのリョウカは匂いで何かを感知し…それに連動して本体のリョウカはその方角に向いて咆哮を上げた…

 

 

リュウカ(本体)「今度は何だ!?リョウカは何を捉えた!?」

 

エンリ「……!!!」

 

エーベル「……!どうやらエンリも感じた様だ…!奴だ!」

 

リュウカ(本体)「またアイツか!」

 

 

戦闘BGM:作品名【奈落シリーズ】使用場面【対D-033戦(通常逃走用)】

 

 

『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ズガァァァァン…!!!!!

 

 

全員『……!!』

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!』

 

 

地面から盛大に現れた安定と信頼の何処でもD-033が現れた…(某嶋野の狂犬と並ぶしつこさと神出鬼没である…)

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「……!!!!」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ…!!!』

 

 

ッダ…ズズゥゥン…!!

 

ギィィィィ…ズズゥゥン…!!!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『オオォォォォォォォォォォ…!!!!!!!!!!』

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!』

 

 

リョウカは龍華(リョウカ)から飛び降りて…D-033と相対し…頭を擡げて大咆哮を上げた…D-033も負けじと大咆哮を上げて怨敵…リョウカと相対した…

 

 

VS【性能特化型魔人:戦闘型:D-033(超強化個体・不完全魔人化・激昂個体・リベンジ個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【D-033の討伐又は撃退又は味方全体の逃走に成功】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【舞い降りる伝説(MHWIver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「……行け。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ…!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!

 

バシュバシュバシュ…!!!

 

 

リョウカの下半身の胴体から多数の小型デルフィが射出され、D-033に嗾けた…

 

 

033『……!!?』

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!

 

シュ…シュ…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

ザシュ…!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!?』

 

 

 

デルフィの猛攻で徐々にD-033にダメージを蓄積させて行った…

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!』

 

 

ググググググググ…ッダ…!!

 

 

D-033は怒り状態に移行して…大突進を敢行した……っが…

 

 

リョウカ(本体:コア)「……!」

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

バサァ…!

 

バサバサバサバサ…フワァァ…!!!

 

 

リュウカ(本体)『な!?』

 

シカマル『おいおい!マジかよ!?』

 

めぐみん『凄い…リョウカちゃんが…あの巨体を普通に飛ばせるのですか!」

 

 

コアのリョウカは更に巨大な翼を展開して…本体のリョウカを容易く持ち上げて飛行して回避した…

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ホワァァァァァァァァァァ…!!!!!!(シャァァァァァァァァ…!!!!!!)』

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

シャキン…キュィィィィン…!!!!

 

 

背部の超巨大な触手脚が刃状に展開して…その刃に赤黒いエネルギーを溜めて…

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ホワァァァァァァァァァァ…!!!!!!(シャァァァァァァァァ…!!!!!)』

 

 

(キィィィィ…!!!)シュン…!!!!

 

 

033『……!!!?』

 

 

空中に居るリョウカから真・亜空切断が解放されD-033に迫り…

 

 

ザシュゥ…!!!!!

 

 

033『……!!?!』

 

 

ブシャァァァァァァ…!!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!?』

 

 

リョウカの飛ばした亜空切断はD-033切り裂き…致命傷とも言える程の大量の血飛沫を撒き散らし…大ダメージを与えた…

 

 

033『ア…アアアアアアアアアアアア……ッ…!』

 

 

リュウカ(本体)『これは…!もしかしたら本当に行けるか…!?』

 

リョウカ(本体:コア)「…………。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『…………。』

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!』

 

 

ドスン……ドスン……ドスン…!

 

 

リュウカ(本体)「…撤退して行った…?』

 

カズマ『しかし何で追撃しないんだ…?』

 

 

リョウカは何故か追撃はせずに…ズタボロのD-033を逃した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(本体:コア)「………。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ…。』

 

 

ドスン……ドスン……ドスン…!

 

 

リョウカもリュウカ達の元へ帰って行った…

 

 

…数十分後…

 

 

リョウカ(本体)「戻りました。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ!お前、何とも無いのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ?この通りですが?」

 

永琳「…本当に凄まじい進化だわ…。」

 

リョウカ(本体)「まあね……。」

 

エーベル「所で聞くが…何であの形態時はお前はほぼ全裸且つほぼ何も喋らない?」

 

リョウカ(本体)「ああ…あの形態ですか?……先ず全裸の件ですが…実を言えばね?今の私の場合の龍形態時は…完全に全裸なのですよ?服は能力で自動で即座に消える様に脱いで…そして瞬時に形態変化をする訳です…それで元に戻る際にも自動で服が着せられます…ただし全裸なのでその龍形態時の防御力と能力による物が頼りですが…当たれば痛いですよ?」

 

リュウカ(本体)「あ〜…そっか…いや待て!じゃああの形態時のお前が露出した際はどうなんだ?」

 

リョウカ(本体)「あの状態ですか?実を言えばね、それこそが私が望んでいた龍形態の完全体…の前身です…完全体時には私及び龍形態の私がそれぞれ独自の動きをさせる事を可能にする…まあナルトさんの九尾チャクラモードのアレと似てます…って言うよりも私達の元々持っていたあの形態の進化版を作成しているのですよ…。」

 

リュウカ(本体)「ほうほう…。」

 

リョウカ(本体)「まあでも完全体になっても服は別の手段で着るしかないけどね…まあ私にとってはアレが服の代わりですからね……。」

 

シオリ「そうなの……。」

 

リョウカ(本体)「それで次なのが…あの形態で私があまり喋らないのは、喋れない事は無く…喋ろうと思えば喋れますが…あの形態時は非常に多くの細かい操作が必要な上に更に大量のエネルギーを使うのでね…だから現状は必要最低限の言葉は発せれる程度です…ただ動きを止めてる間は問題は無いです……それでです…そのエネルギー問題に関しては…第一の封印…森の神殿の解放又はデグクレスの身体の一部を捕食した又は森の大地での何らかの条件を満たした事で解除し…新しく……【地脈及び龍脈等含めた全自然エネルギー自然吸収能力】を入手した事で自動的にエネルギーが全ての自然から受け取る能力…又は手動で自然に直接アクセスして自動でやるよりも急速に吸収する能力を手に入れました…まあ……エナジードレインの対自然用ですね……まあそのお陰でこの通りの上に最低限の会話能力を手に入れました。」

 

エーベル「マジかよ…。」

 

リョウカ(本体)「…ふぅ、でも流石に疲れますからもう少しだけ仮眠して来ます…。」

 

リュウカ(本体)「あ…ああ…まあゆっくり寝てろ……。」

 

 

リョウカは仮眠を取りに行った…一行は神の塔へと目指して行ったのだった…

 

 

……3時間後…

 

 

【神の塔:第二層】

 

 

リュウカ(本体)「さて着いたが……幾ら何でもおかしい……。」

 

リョウカ(本体)「確かにそうですね……確かに魔人関連のイレギュラーなのは理解してましたが…まさか別のイレギュラーも入り込みましたか……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…んでこの【墓だらけの階層】ってまさか?」

 

リョウカ(本体)「うん、あの人だね……はぁ……つくづく私達ってあの地下ビルに因縁が有るね…良い加減決着を付けたいのだけれど……。」

 

カズマ「同感だな…しかも今回は魔人メインでしかもこの変貌した神の塔の影響で更に強大になっているだろうな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね…気を付けて行こう。」

 

ゼルダ(魂)『はい!』

 

 

一行はその階層を攻略を始めた…無論だが、墓からのトラップや魔人ファントムが出て来たりと苦戦はしたが…どうにか例の門の前にやって来た…

 

 

リョウカ(本体)「…居ますね…。」

 

リュウカ(本体)「ああ、ってかここまでアイツが出て来ないのはおかしいが…。」

 

リョウカ(本体)「…そうですね……あの人らしくない…でも行ってみれば分かると思う……けどその前に…。」

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカは龍形態になった…っがやはり狭いのかかなり小さめ……って言っても神の塔を普通に攻略出来る限界サイズ位だが…

 

 

リョウカ(本体:コア)「…コレになっておかないとね…。」

 

リュウカ(本体)「まあ何が起きるかは分からんが…多少の防御力は欲しいからな…って普通に喋れるって事は今は動いてないからか?」

 

リョウカ(本体:コア)「ええ、だからもし戦闘になれば喋る暇は無いから基本的に念話能力に頼る事になります…分かりました?」

 

エーベル「ああ。」

 

 

ピピッ…!

 

ガチャ…ギィィィィ…ズズゥゥン…!!!

 

 

リョウカ達はその門を潜って行った…

 

 

ギィィィィ…ズズゥゥン…ガチャ…!

 

 

 

リュウカ(本体)「閉じ込められたか…。」

 

リョウカ(本体:コア)「……あそこに居ますね…さて、私は姿を隠させてもらいますよ…。」

 

 

リョウカはそう言い、ステルスを起動して…天井に張り付いて移動し始めた…

 

 

?「おや?もう来たんだね?」

 

リュウカ(本体)「ふん!相変わらずの減らず口だな?エディ?それにお前はとうとう魔人になっちまった訳か?」

 

エディ「そうだよ!これなら君達に勝てる!」

 

リュウカ(本体)「へ〜…大した自信だな?んでお前は俺達の実力を分かった上で言っているのか?」

 

エディ「勿論!君達はとんでもない化け物だからねぇ?だからある人に協力してこうして蘇った訳さ!」

 

リュウカ(本体)「ほぅ?そのある人ってまさか?コイツか?」

 

 

リュウカはサッとその写真を出した…その写真に写る者はどうやら奈落の世界線に居る…サイコパスのサイボーグのオリバー…それとロベリア社の社長の様だ…

 

 

エディ「ああ!その人だよ!この緑髪の奴に!」

 

リュウカ(本体)「やっぱりこのサイコパスか…まあ良い…確かにお前はかなり強くなったし…完全な魔人にもなった…だがお前は根本的に勘違いしている…。」

 

エディ「何?」

 

リュウカ(本体)「お前が魔人になった所為でな?お前は逆に…俺達には勝てなくなった上に逆らえない…。」

 

エディ「…それはどう言う意味だい?」

 

リュウカ(本体)「お前はただの魔人……俺達は……魔人を超える…魔神…いや…魔神王を超える絶対的な存在だ…。」

 

エディ「……!!!」

 

リュウカ(本体)「それに……ほれ、上を見てみろ。」

 

エディ「…上…?……!!?」

 

リョウカ(本体:コア)「…………。(ニタァ…)」

 

エディ「ひぃ…!!?」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!』

 

 

ヒュゥゥゥ…ズズゥゥン…!!!!

 

 

エディ「うわぁぁ…!!!!」

 

 

リョウカはエディの頭上から落下して…エディを大きく吹き飛ばした…

 

 

エディ「一体何なの…!?……!!?」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ…!!!』

 

リョウカ(本体:コア「あらら……外しましたか?」

 

エディ「……リョウカ……なのかい…?」

 

リョウカ(本体:コア)「残念ながら貴方の求めている私ですよ?それでどうする?この私に挑むかな?その場合…。」

 

 

グギュルルルル…!!!

 

 

………本体のリョウカの腹から凄まじい音量の腹の虫が鳴った……どうやら空腹の様だ……

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ…!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「……丁度お腹が空いているのでね?餌になってもらいましょうか?」

 

 

ズン……!!

 

 

エディ「ひぃ…!!?」

 

 

ズン…!!

 

 

エディ「く……来るな…!!」

 

リョウカ(本体:コア)「どうしたの?私が欲しいのでしょう…?さぁ?」

 

 

ズン…!!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギシャァァァ…!!!!』

 

 

ガバァ…!!!

 

 

本体のリョウカは鉄角を展開して…エディを喰らおうと迫った…

 

 

エディ「嫌だ……嫌だ………嫌だァァァァァァァァァァ…!!!!!!」

 

 

エディは恐怖の余り…逃走を謀った…

 

 

っが…

 

 

シュル…バシ…!!

 

ベチィン…!!

 

 

エディ「っつぅ…!!え…!?蜘蛛の…糸…?」

 

リョウカ(本体:コア)「…………。(ニタァ…)」

 

エディ「ひぃ…!!!!嫌だ…!!!!」

 

 

ズルズルズルズル…!!!

 

 

エディはリョウカの仕掛けた蜘蛛の糸にやられ…徐々にリョウカの元へと引き寄せられて行った…しかも運悪く、大事な武器も落としてしまった……

 

 

ズルズルズルズル…!!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギシャァァァ…!!』

 

リョウカ(本体:コア)「それじゃあ……いただきます。」

 

エディ「嫌だ……また死ぬのは……嫌……嫌………いやァァァァァァァァァァァァ…!!!!!!!!!」

 

 

エディは恐怖度が振り切れて、食べられる直前に失神してしまった…

 

 

リョウカ(本体:コア)「…良し、もう良いです…。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ。』

 

 

チョキン…!

 

 

リョウカはエディが失神したのを確認したのか糸を切った…

 

 

リョウカ(本体:コア)「コレで大丈夫ですよ。」

 

リュウカ(本体)「お前…本当に恐ろしい事するな……ほんまにやりそうだったな?」

 

リョウカ(本体:コア)「流石に食べれないですよ…ただまあ…魔人化したこの子には悪いとは思ってますがね…って言うのも普通は魔人化した者はもう元には戻せれないのでね…しかも死んだ者をどんな方法で生き返らせたかは不明ですが…死んだ者を魔人化させるのはリスクが大き過ぎる上に完全な魔人となれば……どうしようも無いでしょうね。」

 

エーベル「そうなのか…。」

 

リョウカ(本体:コア)「………さてと、この子には悪いけど……元の死の世界に戻ってもらいましょう………さようならです……スペル…【死門[冥府の門]】……。」

 

 

ピカァァァン…ゴゴゴゴゴ…!!

 

ズズゥゥン…!!!

 

シュル…ガシ…!

 

ズルズルズルズル…シュゥゥ……

 

ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥン…!!!

 

ピカァァァン…パァァァン…!!!

 

 

エディは、リョウカのスペルで召喚された冥府の門の中に引き摺り込まれて…あの世へと還って行った…

 

 

ピキィィン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…。」

 

リュウカ(本体)「取り敢えず何とかなったな。」

 

リョウカ(本体)「うん……あ、そうだ言い忘れました。」

 

リュウカ(本体)「どうした?」

 

リョウカ(本体)「うん、実は龍形態に関してだけど…実はまだ成体にはなっていないのです…あの形態も含めて…いえ正確に言えばあの形態は謂わば龍形態を完全な成体にさせる為の鍵となる上に…心臓部でもあるのですよ。」

 

アヤカ(本体)「え!?それ本当?」

 

リョウカ(本体)「はい、だからその関係上…今は成体にさせる為の超大型アップデート…実施中です…その関係上、先程なったあの龍形態以外の龍形態には一切形態変化は不可能です…しかもです…現状その器と言うか蛹状態となっている龍形態は私以外に使用が不可能ですので……事実上私がやられたら終わりな上に…龍形態になれないのでかなりヤバいです…。」

 

リュウカ(本体)「成る程、んでそれはいつ終わる?」

 

リョウカ(本体)「終わりは未定…いえ、正確に言えばこの封印を全て解く事が条件となっています。」

 

リュウカ(本体)「成る程…。」

 

リョウカ(本体)「更に言えば、この封印自体…実を言えばやろうと思えばいつでも解除は可能ですが…それはそれでかなり不味いのですよ…。」

 

リュウカ(本体)「何が不味い?まさか敵に対応され易いからか?」

 

リョウカ(本体)「その通りでもあります…ただ付け加えるなら、この封印は丁度5つ…内一つ攻略した…だから進行上一つずつ解禁して行くのが手際が良いのです…その方がこちらにとっては有り難いのですよ…いきなり封印全て解けば敵も迅速な対応を取って来られて何は私達がやられる運命にあるのです…だから慎重に行動はしないと不味いです。」

 

シカマル「成る程、そこまで考えてあるのか…。」

 

リョウカ(本体)「ええ…何せ相手はあのオリバーです…無論こっちも頭脳戦のエキスパートである私達及びエーベルさん及びノインさんとカズマとシカマルさんが居ますから…多分こちらが有利です。」

 

リュウカ(本体)「曖昧だな……何か不安が有るのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、今も確実に私達の事を見ていると思いますが……それ以前に私達がこの大地に来る事は察知されていた…だから私の想像を超える程の頭脳を持っていると思いますし…一体どんな事をして来るか…又はどの階層で来るかも一切不明です…。」

 

カズマ「成る程な、そりゃあ厄介だな……。」

 

リョウカ(本体)「さてと、急いだ方が良いですね…何か嫌な予感がします。」

 

リュウカ(本体)「何か来るのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、でもD-033じゃないです…さっき私が敵の偵察機を撃墜してから幾らか時間が経ち過ぎたのに何にも起きないのは逆に怪しいです。」

 

シカマル「そういやそうだな…今までのパターンなら…敵の偵察機が来て間もなく敵機の大編隊…又は超大編隊で攻めて来たからな…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…だが今回は逆に来ない…それこそ怪しい…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから何時でも敵機が来ても良い様に早く行きますよ。」

 

ゼルダ(魂)『分かりました!』

 

 

 

その後、最奥にてセッションを終えて…雪の神殿の入り口を解放したのだった…

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第12話 神森一家と四大地の殺戮の魔人:前章【中章・後編】

よう、お馴染みのリュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを説明する…前回俺達、雪の大地に突入した…その時敵も偵察機がやって来たが…倒れていたリョウカが復活して超遠距離からの砲撃で撃墜したんだよな…んでその直後にまた奴が地面からのこんにちはして急襲して来た…んでリョウカが応戦して致命傷を与えて撃退に成功した…その後は神の塔に向かって、第二層を攻略していたら別のイレギュラーとして…魔人化した墓掘り野郎こと…エディと会ったが…またリョウカの手に掛かってな?失神させて冥界に還してやった…まあこんなもんか…そんじゃあ今回も見てくれよな。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

神の塔を出発した一行を乗せた大連合艦隊は…雪の神殿…では無くリョウカが突如として現状のダイテクタの居る洞窟へと向かうと言う事になった……どうやらもしかしたらダイテクタが魔人化してる可能性があるので早急に始末する気だ…

 

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

 

リュウカ(本体)「……中々出て来ないな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……ただどっちにしろ出て来るとすれば今のタイミングかな?ただね…こんな事もあろうかと…。」

 

カズマ「お!その台詞が出たって事は何か有るのか!?」

 

リョウカ(本体)「そのまさかです、恐らく時間的にはもうそろそろの筈ですが…。」

 

兵士総元帥3「姫様!神森龍華(リョウカ)より入電!『我、敵機ノ超大編隊ヲ検知…接敵マデ残リ30分後…注意サレタシ。』以上です!」

 

リョウカ(本体)「どうやら敵が先に来ますか!恐らく合流は戦闘中か…戦闘後になりそうですね!」

 

リュウカ(本体)「やれやれ…。」

 

リョウカ(本体)「流石に私でもこれ以上の連続での形態変化は負担が掛かります…この戦闘では私はいつもの様に指揮をします。」

 

リュウカ(本体)「おう。」

 

リョウカ(本体)「全艦!全軍!対空戦闘用意!最大戦速!!」

 

全軍『了解!』

 

 

 

ポォォォォォォ…!!!

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

 

対空戦闘用BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

【神森大連合艦隊及び神森大連合列車艦隊及び神森大連合軍:戦闘態勢に移行】

 

 

リョウカ(本体)「私は防空指揮所に上がります。」

 

兵士総元帥1「では…、」

 

兵士総元帥2「我々も。」

 

リョウカ(本体)「ええ、久々ぶりの全軍揃っての対空戦闘です…ブランクも有りますからね…行きますよ。」

 

兵士総元帥1&2『は!』

 

 

リョウカといつもの兵士達は防空指揮所に上がった…

 

 

そして……

 

 

ブロロロロロロロロロ…!!!!

 

 

兵士1「右35度…!!敵戦闘ヘリの大編隊!!突っ込んで来ます!!」

 

兵士隊長1『対空戦闘ぉぉぉ…!!!』

 

兵士2『対空戦闘用意良し!!』

 

兵士隊長2『高角40度ぉぉぉぉ…!!!』

 

 

ブロロロロロロロロロ…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「…!!主砲及び列車砲対空三式融合N2炉号弾!!砲撃始め!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガッコン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

ピカァァァン…ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!

 

ピカァァァン…ズドォォォン…!!!

 

ピカァァァン…ズッドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

ロベリアの送り込んで来た超大編隊はこの砲撃で一瞬で壊滅的被害を受けた…っがまだまだ3割以上は健在で…対空戦闘が始まった…

 

 

VS【ロベリア社攻撃ヘリ大隊】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘方式【対空戦闘】

 

 

地形【雪の大地:全域】

 

 

【戦闘開始】

 

 

ドォォォン…ドォォォン…ドォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

バシュゥ…!!!

 

 

兵士隊長3『おい…!!早くしろぉぉ…!!』

 

兵士3『はい…!!』

 

兵士隊長4『てぇぇぇぇぇ…!!!!』

 

 

ドドドドドドドド…!!!!

 

ドォォォン…!!

 

 

神森大連合軍からの壮絶な対空砲火が敵の攻撃大隊に殺到した…無論どれもこれも超高火力且つ動きが鈍足な攻撃ヘリは到底回避が難しい…しかし相手も熟練者なのかその中を突っ切るヘリも現れる……っが……

 

 

エンリ「……!!」

 

 

ピシュン…!!

 

ズガァァァァン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ナルト「螺旋手裏剣…!!そぉらぁぁ…!!!」

 

 

ヒュン…!

 

ギュィィィィィン…!!

 

ザシュゥ…チュドォォォォン…!!!

 

 

特殊部隊の面々がそれぞれ最終防衛ラインとして撃墜して行った…しかも何度も言うが全ての兵士達はリョウカ達の直属の叩き込みによる修業や訓練…そして共に生死を分かち合ってここまで全員が生き残った者達の超熟練者のみで構成されている…

 

 

 

ヒュゥゥゥ…チュドォォォォン…!!!

 

 

 

兵士総元帥3『敵機第2波接近…!!!』

 

リョウカ(本体)「っく…!まだ来ますか…!!」

 

兵士総元帥3『……!!レーダー上に超多数の強大な味方反応も接近…!!』

 

リョウカ(本体)「ようやくですか…!!」

 

 

ゴォォォォォォ…!!!

 

ブロロロロロロロロロ…!!!!

 

 

敵機の大編隊が来た方角とは逆方角から…超巨大な航空機が複数と…その護衛と思われる大量の航空機が現れた…護衛の航空機は現在神森航空隊の主力機と同型であるが……問題なのはその超巨大な航空機だ…その航空機は見た目は…アーセナルアークバードとアイガイオンを融合した様な見た目で…アイガイオンメインにアーセナルアークバードを足した様なので少々スマートに…機体下部にはアーセナルアークバードらしく大量の子機を格納する為の所も存在する上にお馴染みのレーザーキャノン砲も存在する…その横には同様の機体…いや正確には半分サイズの機体がその機を護衛するかの様に編隊を組んでいる…その他にも飛行タイプが異なる超大型航空機も存在するが……それらの説明は省かせてもらう……

 

 

兵士総元帥1「…!姫様…あれは!?」

 

リョウカ(本体)「あれが私の作った新兵器ですよ!説明は後です!」

 

 

 

ブロロロロロロロロロ…!!!!

 

ゴォォォォォォ…!!!

 

 

 

?『こちら、【超巨大空中全能要塞航空母艦:神森空中要塞艦隊総司令旗艦:アーセナルアークレギオンマザーバード】遅れて申し訳ない、本航空艦隊は予定通りに護衛に入る…全機に通達、目標ロベリア社の航空大隊…全て撃墜しろ。』

 

全機『ウィルコ!』

 

 

ゴォォォォォォ…キィィィィィィン…!!!

 

 

援軍に来た航空艦隊は敵機に襲い掛かった…そこからは一方的な猛攻で…凄まじい勢いで敵機の大編隊は撃滅されて行ったのだった…

 

 

ゴォォォォォォ…!!!

 

キュィィィィン…ビィィィィ…!!!

 

ヂュィィィィィィン…チュドォォォォン…!!

 

 

そして最後の機が撃墜されて…この戦いに勝利した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

リュウカ(本体)「取り敢えず、どうにかなったが…んでリョウカ、あの艦隊は何だ?」

 

リョウカ(本体)「はい、あの艦隊は私達が別荘にて生活中にひっそりとその設計図を作ってね?それを実家のあの建造機に送って作って貰った代物の一つです…まあまだまだひっそりと作った物は色々と有りますがいずれは呼び出す予定ですがね……それで今回のあの艦隊の性能面ではアーセナルアークバード及び空中艦隊及び超衛星兵器と融合させた物でね?航空超兵器の中では現時点では最大級で最強格…まあ本艦隊には敵わないけど……空中要塞級なので、何とアーセナルアークバードを筆頭に超航空兵器が離着陸が可能出来る唯一の超航空兵器で…燃料及び弾薬補給も可能で…更には全能なので……対地攻撃…対艦攻撃……挙句の果てにはあの巨体でドックファイトを繰り広げる事も可能です…そして最大の特徴は、この全能による臨機応変の対応能力による物と圧倒的な数の暴力による艦載機とその連携能力です…と言うのもこの艦隊を作った目的は基本的には私達の護衛を目的とした艦隊でしてね…それ故にどんな脅威が来るかも不明なので全能にしての対応能力が必要且つ連携能力が必要なので……圧倒的な火力及び防御力…そして機動力を確保した訳でしてね…この結果…今に至る訳でしてね?……後、あの艦隊はまだまだ一つの艦隊に過ぎないのです…確か時間的にそろそろだと思いますが…もう何千から数万規模の大艦隊が来る予定です…。」

 

リュウカ(本体)「おいおい…!とんでもない物作ってんな!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、今はまだ出番は少ないけど…活躍するのは恐らく海も大地以後でしょうね…何せあの巨体だからね…幾ら全能で私が求めた強さ以上でも欠点はあの巨体ですし…とてつも無く狙われ易い上に…離着陸の場所も専用の場所か…海上か…それか超限定的に超広大な陸地以外は離着陸不可能です…無論あの艦隊全ては垂直離着陸可能機でもあり…水上滑走可能な機でもあります…しかし巨体です…………ただその分の圧倒的な攻撃能力や支援能力は期待は出来ますよ。」

 

リュウカ(本体)「う〜ん……。」

 

リョウカ(本体)「……後、肝心の艦載機は私達の保有する主力機の他にも専用の艦載機を大量に搭載してます…その艦載機は私達の保有する主力機と形状は似てますが…離着陸の件も有って基本的に無人機になっています…中央部の滑走路は有人機専用で…機体下部の方は無人機専用となっています…。」

 

リュウカ(本体)「そうか……。」

 

兵士総元帥3「姫様、レーダー上に更に味方反応が接近してますが?」

 

リョウカ(本体)「来ましたか、取り敢えず今来ている艦隊も護衛任務に入ってもらう様に伝えて。」

 

兵士総元帥3「は!」

 

リョウカ(本体)「さて、また厄介な事になる前に例の問題のトンネルに行きますよ…魔人化してたらヤバいですからね。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

 

リョウカ達一行は例のトンネルへと向かった…しかし……

 

 

リョウカ(本体)「……!……どうやら先に先客が来た様ですね……派手に此処の入り口が破壊されて……え?」

 

リュウカ(本体)「どうした?……!!?」

 

リョウカ(本体)「………なに………これ……?どうなっている…う……!?うっぷ…!?」

 

 

リョウカ達の目撃したのは……トンネルの中に広がる……ナニカの……惨殺された遺体で…原形が最早微塵も感じられず…唯一分かるのはくり抜かれて潰された巨大な眼球…そして力技で無理矢理引き裂かれた様な真っ二つの胴体と散らばった脚……そして洞窟内に広がる紫色の血溜まりと壁にべっとりと同様の血が付いていて……全員が絶句する程の悲惨さが物語っている……

 

 

リュウカ(本体)「っく…!一体誰がこんな事を…?」

 

リョウカ(本体)「……っ…はぁ……はぁ……!落ち着いて………そう……落ち着いて………大丈夫………うっぷ…!!おえぇぇぇぇ…!!!!」

 

めぐみん「りょ……リョウカちゃん…!大丈夫ですか…!?」

 

リュウカ(本体)「無理も無い…何せ幾ら修業の旅をしたとしても…年月が経ち過ぎたからな…そこからこう言うショッキングな事に関しての耐性が低下した……あんまり見せれた物じゃないな……もう遅いが……。」

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ……。」

 

シオリ「……はい、これ飲んで…少しは落ち着くと思うよ。」

 

リョウカ(本体)「ありがとう……ん…ふぅ………。」

 

リュウカ(本体)「大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「ええ、どうにかね……さてこの惨状……多分やったのはD-033でしょうね……恐らく私達が出会う前に此処に来て襲ったのでしょう…腹いせにね……。」

 

エーベル「おいおい…そこまでするのか?」

 

カズマ「そりゃあ、あん時に折角追い詰めたと思ったらいきなり邪魔が入って…それで取り逃したとなれば相当苛ついても仕方ないだろ?だって森の神殿まで奴の咆哮が届いたからな。」

 

リョウカ(本体)「ええ、そしてバリアーが解かれたから雪の大地に来て…直感で強者に腹いせを兼ねて突撃して…あの惨状になったのでしょうね……。」

 

リュウカ(本体)「怖…ってかあいつどうやってそんな芸当が出来るんだ?目玉くり抜いて…んで胴体を真っ二つに引き裂く事って…。」

 

リョウカ(本体)「あの個体なら出来ますよ?別の時間軸のD-033は出来ないですが…あの個体は特殊中の特殊個体でね…戦えば戦う程に強大になって行く性質を持ち合わせて…しかも一度戦った相手の事を学習して徐々に適応して進化する様です…。」

 

リュウカ(本体)「成る程……。」

 

リョウカ(本体)「そして、恐らく決着を着けるとすれば…火の大地辺りか…それか最終決戦の時でしょうね…。」

 

零月「そう…でも勝てるの…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこんな事もあろうかと…って言ってもまだ未完成で実験も済んでないですが……対D-033用の最終兵器…【特殊爆弾:超圧縮超反物質対消滅反応重力波動核手榴弾】……通称【ファイナルトリニティーグレネード】…と言う手榴弾サイズに超圧縮させた最終兵器…これ一つでこの大陸は全て消し飛ぶ…いえこの大陸の数百倍から数千億以上の超火力のただの絶対なる破壊をもたらす悪魔の兵器ですよ……核をポン…っと普通に放り投げる様な物ですよ……そしてこれがD-033を完全に葬り去る唯一の手段になるでしょう……っが……威力が有り過ぎて結局はこの世界が屠ってしまうでしょうから没でしょうがね…。」

 

リュウカ(本体)「当たり前だろう!?何とんでもない物作ろうと考えてるんだよ!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、何せ相手があそこまで頑丈なのは想定外でしたからね…ならばこれを体内に放り込んで…そして安全圏で起爆出来れば被害は少なくて済んで…更には葬り去る事が可能ではって言う考えでしたが……そんな事をするにはそもそも弱らせて…そして宇宙に打ち上げてからのその手榴弾で体内に放り込んでの爆破しかないですがね……。」

 

リュウカ(本体)「そりゃあそうだな。」

 

リョウカ(本体)「因み、確かに未完成でまだ実験もしてないですが…その試作の物が……コレですよ。」

 

全員『……え?』

 

 

リョウカは何処からとも無くその手に例の手榴弾を持っていた…

 

 

リュウカ(本体)「おいおい…!!?絶対に起爆するなよ!?」

 

リョウカ(本体)「しませんよ?それにこの試作品はサンプルでもありますからね……実際に起爆は可能ですが唯一無二のコレを起爆させる訳にはいかない……だから私が厳重に保管してる訳ですよ……無論コレが起爆すれば一貫の終わりです……実は間違えて火力を間違えて…一つの宇宙が滅びる程の威力まで上がってしまったのですよ……その所為でその時間軸の私達が犠牲になってしまいましたがね……。」

 

リュウカ(本体)「おぃぃぃぃぃ…!!!?起爆してるじゃねぇか!!?」

 

リョウカ(本体)「それはそこの時間軸の私達が起爆してしまっての自爆によるバットエンドですね……私は何もしてないけど……。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……んでこんな危ない代物をさっさと安全圏にしまったらどうだ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、まあよっぽど最悪な事態な事がない限りはもう一生出て来ない所に封じ込めてしまいましょうか……。」

 

 

それでリョウカは能力でその手榴弾は超最終禁忌級サンプル保管異空間倉庫に半永久的に封じ込めた……

 

 

リョウカ(本体)「コレで大丈夫……後こんな代物も有りますが。」

 

 

リョウカはそう言い今度は、見た目は至って普通の手榴弾を取り出した…

 

 

リュウカ(本体)「おい、また手榴弾か?今度は大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「ええ、今度はしっかりと大丈夫な方の手榴弾です…無論流石にアレより威力がトチ狂ってる訳じゃない上に…一応直接体内に放り込んでも倒せるレベルは有ります……ただし……この手榴弾の名前は…【特殊爆弾:対消滅反応反物質融合手榴弾】…と言う対消滅反応及び反物質を二つぶち込んだ物です…この状態では私の能力で融合はされていませんが…もし安全装置を解除すれば……私の能力が消えて即座に融合が開始されて……特殊反応を引き起こして超規模の大爆発を発生させる物です範囲は超規模と言いましたが……時と場合にもよりますが……基本的には通常N2地雷級とほぼ同じ範囲で…何かしらの障害物又は何かの影響で威力減衰が発生する空間に居た場合にはヒュージーミサイル級まで減衰します…威力面ではその特殊反応による大爆発の物で消滅させると言う物ですよ……これが唯一通常手榴弾クラスで制限込みですが…実用圏内の代物です……。」

 

リュウカ(本体)「う〜ん……まあ確かにこれならどうにか使えなくは無いが……だが使う場所間違えたら……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、もれなく場合によっては大事な施設が跡形も無く消し飛びます…ただ唯一結界及びバリアーで封じ込める事が可能です。」

 

シカマル「成る程……じゃあもし遣り合う時は外に誘導して…そして安全圏で拘束して奴の口ん中に放り込んで起爆……って感じか?」

 

リョウカ(本体)「そうです……ただし……最大級の欠点は…安全装置を解除してからの起爆までの時間です…先程も言った様に安全装置を解除した瞬間に能力が解除されてただでさえ不安定な物質が強制的に融合します…そしてそこから特殊反応を引き起こして大爆発……その起爆までの時間は………たったの3秒です…しかも安全装置を解除して投擲してからちょっとでも衝撃を加えれば即座に爆発します…ただ投擲まではもう一つの能力で最終安全装置が有りましてね…安全装置を解除してから融合するのは止められないですが…爆発までの時間を止めるだけでなくありとあらゆる衝撃にも耐える最後の安全装置……ただし投げたら1秒後に解除……本来なら即座に起爆する時間なので最終安全装置を解除した瞬間に起爆します。」

 

リュウカ(本体)「そんなの超シビアじゃねぇか?つまりアレか?投げたら1秒後に起爆…じゃあ超高速球位の速度で投げないと間に合わないって訳?」

 

リョウカ(本体)「ええ、って言うよりもそれ以上に光以上の速さで投げないと意味が無い代物です…つまりは私達が使う事が大前提となっている物ですよ。」

 

カズマ「成る程……。」

 

リョウカ(本体)「まあコレが唯一の手段の方法の一つとしては有力ですがね……。」

 

リュウカ(本体)「そうか……ん?でもよさっき致命傷を与えれたんならこのまま力押しで行けるんじゃあ?」

 

リョウカ(本体)「じゃあはっきり言うと…それは無理ですよ…。」

 

リュウカ(本体)「え?何で?」

 

リョウカ(本体)「さっきも言った様に相手は戦えば戦う程強大になるだけでなく…知性も付けるからね…しかも最初の戦いから間も無く普通に襲い掛かって来た位の復帰能力と治療能力を持っています…だからやるなら一撃で再生不可能レベルの超広範囲殲滅攻撃を内側に撃ち込まないと意味が無いですね…。」

 

エーベル「相変わらずの化け物ぶりだな……アイツの耐久性は…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、でも今は退けた程度ですがね……さてと急ぎましょう……雪の神殿に。」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

 

それで一行は進路を雪の神殿へと向けて再度出発し……難所を超えながらようやく雪の神殿へとたどり着いた……

 

 

【雪の神殿】

 

 

 

一行は雪の神殿に到着して様々なトラップや仕掛けを攻略しながらどうにかボスの部屋までやって来た…

 

 

ピーッ…!

 

ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥン…!!

 

 

リョウカ(本体)「さて、今回はどう出ますか?」

 

 

ピカァァァン…!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!

 

ピシュン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「……へぇ、そんな感じですか…貴方が試作魔神サンプル…【D-G-002】通称:フリブレイズ…貴方も魔神化してますか…。」

 

 

どうやらこの個体も魔神化してる様だが…この個体は兎に角変化が激しく…左半身は真っ青に染まり…右半身は真っ赤に染まっている……目玉はオッドアイで…左側は蒼く…右側は紅く染まっている…そして頭部には新たに魔神らしく左半身は見るからに凍えそうな色合いの蒼い巨大な角と右側の角はメラメラと燃える様な色合いの真っ赤に染まった角だ…そして最後には額には灼熱と絶対零度を宿す対玉が装着されている…

 

以上が変化点だ…

 

 

フリブレイズ『……!!!』

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

 

ピカァァァン……ジリジリジリジリ…!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「………封印解除……第二形態……いよいよを持って死ぬが良い。」

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

パァァァン…!!!

 

ズスゥゥゥン…!!!!

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【銀翼の凶星(RISEver)】

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィアァァァァァァァ…!!!!!!!!!!!』

 

 

全員『……っ…!!!』

 

 

形態変化の終えたリョウカ…大きく変わった所はやはりコア部分であるリョウカであろう…何とこの段階でとうとうリョウカが全身を出せる様になった…ただし全裸であるが……その代わりなのか八卦のコアらしい物体がリョウカの身体を隠す様に浮遊している上に常にデルフィコアが浮遊している…因み本体側のリョウカにも変化が有り…頭部側及び胴体に八卦コアらしい物が埋め込まれている…

 

 

リョウカ(本体:コア)「……さぁ…ショータイムです……いえ…終わりにしよう…。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『キィィィィィィン…!!!!』

 

 

(処刑用BGM:作品名【ゼオライマー】曲名【覚醒、ゼオライマー(スパロボMXver)】)

 

 

リョウカ(本体:コア)「私の一撃を持って死ぬが良い……。」

 

 

フワァァ…(ハァァン…!!!)

 

ピシュン…!!

 

 

リュウカ(本体)「…!あの構えはまさか…!!」

 

めぐみん「間違いありません…!メイオウ攻撃です…!!」

 

ナルト「メイオウ攻撃…?」

 

サスケ「何だそれは?」

 

リュウカ(本体)「超広範囲殲滅攻撃の一つだ!ほらボサッとせず端に寄って俺の側に居ろ!今のリョウカのあのメイオウ攻撃は全て即死だと思った方が言良い!しかも、もし超広範囲となれば……兎に角端に寄って俺の側に寄れ!」

 

エーベル「わ…分かった…!」

 

 

そうしてリュウカ達は端に寄ってリュウカの側に寄り…リュウカは能力で最大限の結界及びバリアーでリュウカ達は覆われた…

 

 

 

そして……

 

 

フォォン……!

 

 

リョウカ(本体:全祖龍)『オオォォォォォォォォォォ…!!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「終わりです……。」

 

 

キュィィィィン…!!

 

ギュィン…ブォォン…!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「スペル!【冥滅符【指向性:冥王神ノ咆哮】…】…!!!!」

 

 

ブォォン…バキィィン…!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「メイオォォォォォォォォォォォ…!!!!!!!!」

 

 

ピカァァァン…!!!!

 

 

フリブレイズ『……!!?!?』

 

 

チュドォォォォン…!!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「ぐぅぅぅ…!!!!」

 

ノイン「……っ…!!!」

 

悟空「うわっ…!!?」

 

 

リョウカの壮絶な大規模な攻撃は容赦なくリュウカ達にも降り注いだが…何とか結界及びバリアーで防ぎ切った…そしてフリブレイズはまたしても何もする事が出来ずに呆気なく即死して消滅した…(無論コレは戦闘ですら無いので…イベント扱いなのである…ボス戦とは何だったのだ…哀れなりフリブレイズよ…)

 

 

シュゥゥ……

 

 

リョウカ(本体:コア)「……ふぅ…。」

 

 

フワァァ…ズズゥゥン……

 

 

リョウカ(本体:コア)「みなさん?大丈夫ですか?」

 

リュウカ(本体)「大丈夫だわボケ!ってかあの攻撃は俺達が側に居る時にするのはやめてくれ!危うく消し飛ぶ所だったぞ!?」

 

リョウカ(本体:コア)「…あ……すみませんでした……。」

 

リュウカ(本体)「……はぁ……ったくよぉ……今回はガチで死に掛けた……。」

 

リョウカ(本体:コア)「ははは……すみません…。」

 

リュウカ(本体)「今度は気を付けろよ……。」

 

リョウカ(本体:コア)「ええ……。」

 

めぐみん「……!!リョウカちゃん……非常に言いずらいんですけど……その全裸癖はどうにかならないのですか?しかも全身が出てるのですが……。」

 

リョウカ(本体:コア)「無理です、って言うよりもコレがこの形態時の姿ですので仕方無いです…それに服を着ようとすれば自動的にその服は消えて保管されるのですよ……それに服の代わりにコレが有りますからね。」

 

リュウカ(本体)「おい、説明になってねぇよ……はぁ……ってか全身が出る様になったって事はまさか?」

 

リョウカ(本体:コア)「いいえ?未完全ですよ?確かに今の私は自由自在に動けますしどんな行動も可能ですが…私はこの身体からは離れる事は出来ない…離れてほんの数十メートルで強制解除又は強制的にこの身体の上にワープで引き戻されます。」

 

リュウカ(本体)「そうか……じゃあ完全体になるのは?」

 

リョウカ(本体:コア)「そうですね、完成にはもう二つの解除が必要です…。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……まあ良いや…。」

 

リョウカ(本体:コア)「因み、服に関しては…一応最後の封印を解けばどうにかはなりますが…基本的に全裸なのは変わらないけど…一応服が着れる様にはなれます……まあ無いよりはマシレベルですが。」

 

カズマ「マジかよ……全裸問題解決するには何故か最後までやらないといけない訳か……。」

 

リョウカ(本体:コア)「はい…でもさっきも言った様に基本的に龍形態時は全裸が基本なのでね…服を着ても見た目を変える以外には変化は一切無いからね……残念ながら……まあ全裸よりはマシですがね……。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……。」

 

リョウカ(本体:コア)「さてと、それじゃあここの封印を解きましょう……。」

 

エンリ「……。(こくこく…)」

 

 

それで一行は雪の神殿の深奥に行って、第2のコンピューターにアクセスして…第二の結界を解除したのだった…

 

 

【第二の結界:解除成功】

 

 

【第二エリア:攻略成功】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 



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第13話 神森一家と四大地の殺戮の魔人:前章【終章・前編】

どうも、私はまあお馴染みって言えばお馴染みのめぐみんです、さてと前回のあらすじを簡単に言えば…我々は雪の大地の攻略でいよいよ雪の神殿へと向かうって思いきや先にあの例の洞窟へと調査に向かおうとしましたがやはりそう簡単には行かず敵機の大編隊に襲われましたが何とか撃退に成功してどうにか辿り着きましたが…結果は凄惨な現場になっておりダイテクタは惨殺されていました……その後調査が終わっていよいよ雪の神殿へと向かい…フリブレイズと交戦…すると思いきや第2の封印を解いたリョウカちゃんの手で呆気なく消滅させちゃいました……はぁ……まあこんな物ですよ…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

一行は雪の神殿を攻略して…次なる大地…海の大地へと向かおうとした……っが……現在…

 

 

ギュルルルル……

 

 

リョウカ(本体:コア)「…………何も食べてないから余り力が出ない……。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ……。』

 

 

ツンツン…!

 

コロン……

 

 

リュウカ(本体)「はぁ……。」

 

 

移動中ではあるが肝心のリョウカの食事が問題だった……何しろデグクレス戦以後は一切食事を取ってない上に忙しい日々だったので食事は摂ってないのだ……加えて本体のリョウカ(オトモンサイズ)はフリブレイズの遺したあの宝玉で遊んでいるのだ……っで何故解除してないのかと言うと……試したい事が有るとの事でしばらくその形態のままらしい……

 

 

リョウカ(本体:コア)「……仕方ないですね…こうなれば自分で取って来ようか……。」

 

リュウカ(本体)「あ…でもよお前本体から離れる事は出来ないんだよな?」

 

リョウカ(本体:コア)「ええ、…ほら遊んでないで食料確保しますよ。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ。』

 

リョウカ(本体:コア)「あ!」

 

 

ゴクリ…

 

 

本体のリョウカは何を血迷ったのかその対玉を食ってしまった…

 

 

リュウカ(本体)「おい…あの宝玉食ったぞ?」

 

リョウカ(本体:コア)「大丈夫ですか!?」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ。』

 

リョウカ(本体:コア)「え?大丈夫なの?……そう良かった……それなら良いけど……所で今の現在地は?」

 

リュウカ(本体)「ああ、間も無く海の大地だが?」

 

リョウカ(本体:コア)「なら私は先行して来ます…後で合流しましょう。」

 

アクア「ええ、気を付けてね。」

 

 

コアのリョウカはそう言い、本体のリョウカを連れて先に海の大地へと飛び立った…

 

 

その後1時間後にリュウカ達一行もようやく海の大地へと突入した…

 

 

【海の大地(魔人編):突入】

 

 

リュウカ(本体)「さてと、先ずはリョウカと合流したいが…何処だ?」

 

ダクネス「そんな時は、メリー貴女の力なら分かるか?」

 

メリー「やってみるわ…………うん、居たわ……居たけど……。」

 

リュウカ(本体)「どうした?」

 

メリー「何と言うか……海上に居るわ…でも感じからして釣り…?をしてそうな感じがするわ……。」

 

リュウカ(本体)「釣りだと?」

 

めぐみん「しかしどうやって?いえ…あの蜘蛛形態なら糸を釣り糸代わりに出来ますね……。」

 

リュウカ(本体)「取り敢えず、合流しようか…ああ、乗り換えてな?」

 

 

その後リュウカ達は列車艦隊から通常の艦隊に乗り換えてリョウカの元へと向かった……

 

 

……2時間後……

 

 

リュウカ(本体)「お!居た!おーい!リョウカ!」

 

リョウカ(本体:コア)「……………あ……。」

 

リュウカ(本体)「大丈夫か?」

 

リョウカ(本体:コア)「ええ………大丈夫だけど……大丈夫なのだけれど………。」

 

カズマ「……どうした?」

 

 

ギュルルルル…!!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「………1匹も釣れなかったです……はぁ〜……。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギィィィィ〜……。』

 

リュウカ(本体)「そりゃああんな見た目なのがいきなり海上に現れたら逃げるだろう……ってか1匹も釣れないのか?」

 

リョウカ(本体:コア)「ええ……はぁ……駄目……お腹空きすぎて力出ない………。」

 

リョウカ(本体:全祖龍)『ギシャァァァ…………。』

 

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!!

 

フワァァ……スタッ………

 

 

リョウカは極度の空腹でとうとう元に戻ってしまった様だ…っが流石に海ポチャする訳じゃなく普通に甲板上に戻った…

 

 

リョウカ(本体)「きゅ〜……。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……仕方ない……よいしょっと……何か作ってやるから部屋で寝てろ…。」

 

リョウカ(本体)「はい………はぁ……。」

 

 

その後リョウカは部屋に運ばれて……リュウカ達はリョウカの為に大量の食事を用意してリョウカに食べさせてあげた……

 

 

翌日……

 

 

リョウカ(本体)「取り敢えず、何とか復活しました…すみません、ありがとうございます…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…やれやれ……んでどうするのか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……やはり海の大地だから海上戦力も来るだろうし…それに航空戦力も来る可能性も高いですからね……だから現在あの航空艦隊にはこの海の大地及び後に向かう砂の大地の偵察に行かせようと思います…。」

 

リュウカ(本体)「成る程、やはり敵の基地が存在する可能性が?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから見つけたら報告して直ぐに戻る様に伝えて欲しいです。」

 

ヤマト「分かりました。」

 

 

それで例の航空艦隊に海の大地及び砂の大地の偵察任務が発令され…それぞれの方角に飛び立った…

 

 

 

……数時間後……

 

 

兵士総元帥3「姫様、報告が有ります。」

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?」

 

兵士総元帥3「は、どうやら姫様の予想通り…敵基地と思われる島を発見しました…現在航空艦隊は本艦隊に帰還中との事です…場所は元海賊アジトが有った所です。」

 

リュウカ(本体)「あそこか……。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……取り敢えず戻って来てから考えましょう……取り敢えず今は攻略の上での拠点が必要ですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…久々に陸地での拠点が欲しいな……。」

 

リョウカ(本体)「ええ…でも今は安全の為に元々置いてあった拠点は全て撤去しましたからね…だから再度設置する必要が有ります。」

 

リュウカ(本体)「だな……。」

 

 

 

その後、30分後にどうにか海上に再度拠点を設置する事が成功し…それと同時に航空艦隊も帰還した…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、どう攻めますか…。」

 

大石「ああ…だが今回は一筋縄では行かないぞ?何せ相手は人間か又は魔人だ…しかも今度は現代兵器を扱う。」

 

リョウカ(本体)「その通りです……だからもしもの時の為の専用の弾薬は作りましたがね……対人及び対魔神用…又は対艦対超大型魔神用等作っておいたのですがね……。」

 

リュウカ(本体)「なあ聞くが…その弾薬は何だ?」

 

リョウカ(本体)「はい、この弾薬は二段構え式でしてね?見た目は至って普通の実弾で…実際に撃って命中するまでは実弾です……ただし着弾するとその衝撃で…弾薬の中身から超圧縮された対魔神用の私が込めたエネルギーが放出されて…内側から破壊尽くすと言う物です…つまりは……最初は実弾で…着弾して仕留め切れなかった場合には光弾がトドメを刺すと言う感じです。」

 

リュウカ(本体)「サラッと恐ろしい弾薬作ってるじゃねぇか!?ってかソレってもしかしたらアイツには?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?単純にこの弾薬じゃあ威力不足ですよ…しかもこの弾薬は着弾して内側から破壊する性質上…あの個体には効果は薄いでしょう……でもD-033以外の魔人なら効く可能性が高いです………。」

 

大石「ふむ……。」

 

リョウカ(本体)「言い忘れましたが、あくまでもこの弾薬は対魔神用に特化してますから…最初の実弾攻撃は普通に当たれば痛いけど……その後のエネルギー攻撃は魔族に属する存在以外には一切効果は無いので注意して…。」

 

リュウカ(本体)「成る程な、つまりはコイツはガチで魔人用に特化した物か……。」

 

リョウカ(本体)「ええ……まあ実弾でも痛い物は痛い上に…殺傷能力は非常に高いですがね…何せ性質上…着弾して破裂する関係上明らかに人に向けて撃つような代物では無い物ですよ…。」

 

リュウカ(本体)「確かにそうだな……実弾も体内に残って傷付けるのか…。」

 

リョウカ(本体)「その通りです……そして砲弾も同様で…徹甲榴弾と仕組みは一緒です…だから基本的には対魔人用に限定するなら良いけど…幾ら対魔族用のエネルギーを込めてるとは言え…生身の人間に当たれば…内側から実弾の破片が飛び散り…ズタズタにしてしまう危険物です……だからもし使う場合には相手がそのターゲットである事が分かった上で使用する事です。」

 

大石「分かった。」

 

リョウカ(本体)「ただ、使う場面は本当に限られますね…これもある意味で悪魔の兵器ですよ…まあ対人にとっては通常兵器の中で禁止レベルですがね……もし魔人に使えば…実弾とエネルギー攻撃による波状攻撃で基本的には魔神以下の相手は即死級の威力ですよ。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……。」

 

リョウカ(本体)「まあ使うとすればダンジョン攻略戦ですね…他は使えないですよ…今回は対兵器戦がメインですし…………それじゃあ要点を戻しますよ。」

 

リュウカ(本体)「ようやくか……んで作戦は?」

 

リョウカ(本体)「はい、今回はそうですね……相手は間違いなくロベリア社の所属してる航空戦力と海上戦力…そして敵要塞……更には場合によってはロベリア社の幹部の1人が現れるでしょう…流石にロベリア社の社長は出て来ないですが…ほぼ確実に幹部クラスは出て来るでしょうね。」

 

エーベル「いよいよ幹部が出て来るのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ…何せ敵の拠点の一つを叩き潰すのですよ?出て来ない馬鹿は居ないですよ…まあ相手も相当頭がキレるのですがね…敢えて切り捨てる事もするかもね…。」

 

参謀長「つまりは……出て来ない可能性も有ると……?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ただ私達は幹部が出て来る事を大前提で動きますがね…だから出せるだけは出しますよ…みなさんを死なせない為にもね。」

 

リュウカ(本体)「まあ雪の神殿の時は死にかけたけどな…主にリョウカの攻撃で……。」

 

リョウカ(本体)「う………ごめんなさい……。」

 

カズマ「まあまあ、そんなに弄るなって…リョウカだってああでもしないと倒せれなかったと思うぞ?」

 

リュウカ(本体)「……まあそうだな……。」

 

リョウカ(本体)「………んん……すみません……それじゃあ話を戻しますね……それでですが………安定と信頼の真正面……ですが、折角の航空艦隊も居ますから有効活用しましょうか……。」

 

リュウカ(本体)「おお……いや待て、その航空艦隊でどうする気だ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、実を言えばあの航空艦隊は普通に全地形に対応してますから…何と宇宙にも行けるので……だから宇宙から近付いて…不意を突いて一斉攻撃を掛けるのですよ…幾ら強化されたからと言っても宇宙までは絶対に来れない…無論対宇宙兵器に対しての攻撃手段も皆無……如何に社長さんとも言えどもし下手に宇宙に出ようとすれば…某究極生命体の最後みたく……『そして考えるのを辞めた…。』…状態になって地球から永遠に追放されるのが目に見えてますがね。」

 

めぐみん「そうですね……確かにそれなら行けそうですね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから宇宙から一方的な攻撃を続けてもらうのも有りですが……それだと面白味がないのでね…だから私達に合わせてもらい、敵艦隊及び敵要塞に対してのみ飽和攻撃及び絨毯攻撃の容量で行こうと思います……ただし幾ら何でも航空戦力は数が多いのでそれはこちらでやるしかないですがね……まあこっちも数の圧倒的な暴力で無理矢理捻じ伏せますがね。」

 

カズマ「……なあリュウカ、さっきから…いや何か段々とリョウカが恐ろしい事になってないか?」

 

リュウカ(本体)「ああ…それも思った……なあリョウカ?さっきから何か超過激になってないか?」

 

リョウカ(本体)「あ〜……そうですね……ははは……実を言えばね、みなさんには言ってませんでしたが……とある時間軸の私達の話になりますがね……みなさんは…【オワタリリアさん】…と言う人物は知ってますか?」

 

カズマ「オワタリリア…?う〜ん……どっかで聞いた事が有る様な……。」

 

リュウカ(本体)「何か有るな……そういや……。」

 

零月「あ…-確か色々とブッ飛んでいるアホ王女じゃなかったけ?」

 

カズマ「アホ王女………あ〜…!!!!思い出した…!!!あのリリアか!?リリアパンチやらリリアパイツァーダストやら…色々とぶっ飛び過ぎてしかもネタ要素がブチ込み過ぎてる上に最強無双してるあの魔王以上の王女リリアだろ!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、間違いなくその人ですよ。」

 

リュウカ(本体)「はぁ…んでそいつとその時間軸と何と関係が有る?」

 

リョウカ(本体)「じゃあはっきりと言えば……その時間軸……超メタイ事言うけど…こっちが本編のリリア枠なら……あっちはオワタリリア枠の時間軸の私達ですよ……と言うのもあっちが色々とぶっ飛び過ぎてね……オワタリリアさん以上に恐ろしい事になってます……あぁ……頭が痛い………あっちが完全にラスボスポジションになったら終わりですよ……はぁ……しかもあっちはもう既に完全クリア達成してますし…………。」

 

全員『えぇぇぇ…!!!!?』

 

リョウカ(本体)「しかもね……それだけに飽き足らず……大昔からね……常に私達側の時間軸に干渉し続けてるみたいでね?その結果が本来なら私達はもっと弱い予定だったのが……この有様でね?……無論今でも干渉は続いてる上に常に見られてるのよ…………正直怖い……ハッキリ言いますが怖い……絶対に関わり合いたくない位に怖い………存在自体認めたくない位に怖いし恐ろしい程の終焉の禁忌級のイレギュラーですよ………はぁぁぁ………。」

 

リュウカ(本体)「……お前……苦労してんだな……。」

 

めぐみん「……今のリョウカちゃんを見ると同情しますね……。」

 

リョウカ(本体)「はぁ……だから本当に定期的に視察しないと何するか分かった物じゃないですよ………勿論向こうがその気なら普通に今も此処にその時間軸の私達が…、」

 

(【オワタ時間軸】『呼んだ?』)

 

リョウカ(本体)「お願いしますから帰って下さいお願いします。」

 

全員『………………。』

 

 

リョウカでさえも恐る存在が今干渉したのを感じ取った全員は瞬時に警戒した……

 

 

リュウカ(本体)「さっきの異様な気配は…?」

 

リョウカ(本体)「はぁ……また干渉したのですよ……だから今追い返したのです……。」

 

リュウカ(本体)「追い返したって……まさかあのオワタ組にか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、無理矢理その時間軸に送還させました……ただし無駄ですがね……今の私…いえ今の私達でも一方的にハメられてやられるのが関の山ですよ……無論全員がフルパワー且つ最終形態で挑んだと言う前提でね………しかもあちらは全然本気を出す事無く一方的に壊滅させるなんて容易い事でしょうね………。」

 

全員『oh………。』

 

 

……正にどうしようもない位にぶっ飛んだオワタ組の恐ろしさの片鱗だった…

 

 

リョウカ(本体)「はぁ………まあ取り敢えず話を戻しましょうか……はぁ……。」

 

リュウカ(本体)「………相当疲れてるな……。」

 

リョウカ(本体)「ええ………だって追い返すだけでほぼ全力のエネルギーを使ってるのですよ?……しかもね…さっきも言った様に私達はオワタ組寄りの方なのでね…だから徐々に私達もオワタ組化すると思う……ただ性格だけはこのままの方が良いのですがね……はぁ………。」

 

リュウカ(本体)「………はぁ……全く恐ろしいな……あ〜…もう分かった……取り敢えずもうリョウカは休め………ああ言う奴らと関わると精神衛生上非常に宜しくないだろうし……それにただでさえ疲弊してるからな倒れたら堪らん……だから休んで来い。」

 

リョウカ(本体)「ええ……すみません……あ…そうだ……一応これ渡すね……私なりで考えた作戦内容の物です……その中から色々と決めるのも良しですし好きにアレンジするのも良し…独自で考えるのも良しです……それじゃあ頑張って下さい……。」

 

リュウカ(本体)「ああ……色々と済まん…。」

 

 

それでリョウカは精神的の疲労で早々と部屋に行って寝込んだ…その後は順調に作戦会議は進み…数時間後には会議は終わった…

 

 

 

翌日……

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、おはようございます……。」

 

リュウカ(本体)「ああ…まあ昨日よりはかなりマシだな……。」

 

リョウカ(本体)「ええ……はぁ…まさか夢にまで干渉してきるとはね……悍ましいです。」

 

リュウカ(本体)「そこまで怖いのか…?」

 

リョウカ(本体)「ええ…性格に関してはまだオワタリリアの方がよっぽど恐ろしいですが…こっちもこっちでぶっ飛んでいてね?何より敵には一切容赦しない上に普通に精神攻撃とかは当たり前で…非常に狡猾で残虐なのですよ…ただし味方であれば味方に対してはとことん甘いですが……ある意味で私はその部分が怖いですよ……特にボス格であるオワタリョウカさんは……特に私に関しては非常に甘い上に…必要以上のスキンシップとかしまくるのですよ………スキンシップ……っう…!考えるだけで………!」

 

めぐみん「……まさか?ヤられたのですか……?」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

リュウカ(本体)「………マジかよ……。」

 

リョウカ(本体)「………余り思い出したく無いですね……はぁ……それに……スキンシップ以上に兎に角一切容赦が無い上に……まあ……うん……色々とヤバいですね……。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……。」

 

?「へぇ〜…何がヤバいんだい?リョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「……………………ゑ……?」

 

他全員『……え……?』

 

?「やぁ、来ちゃった…。」

 

リョウカ(本体)「い………いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!!!!!!」

 

 

リョウカの恐る存在が現れ…悲鳴を上げた……その人物の姿は紛れもなくリョウカの姿……いや厳密には大人の姿のリョウカに酷似している……っがトレードカラーがドス黒く…真っ黒に染まっている様だ…

 

 

ッダ…!!!

 

キィィィィィィン…!!!!!

 

 

リョウカはその人物を見るや…本能でその場から全力疾走で逃走した…っが……

 

 

?「何処に行くんだぁ?」

 

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカ(本体)「あ………あぁ……!?」

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!!………お前…お前がリョウカの言う……オワタ組のリョウカなのだな…?」

 

リョウカ(オワタ)「うん♪ご名答♪さてリョウカちゃん?何で私から逃げるのかなぁ?」

 

リョウカ(本体)「な…何で貴女が此処に来ているの!!?追い返した筈…!!!」

 

リョウカ(オワタ)「残念、私達に効くとでも?無駄な事だよ…さてリョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「っ…!!」

 

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(オワタ)「……ほぅ?」

 

リョウカ(本体:全祖無)「私達の家族に…手を出さないで…!!!貴女の狙いは私でしょう…?」

 

リョウカ(オワタ)「ん〜…どうしようかな?まあ私に掛かればリョウカちゃん程度は小指一本で充分…。」

 

めぐみん「な…!?」

 

リュウカ(本体)「今のリョウカでさえも小指一本で…!?」

 

リョウカ(オワタ)「その通り♪」

 

リョウカ(本体:全祖無)「……ええ、分かっているのですよ…どうせ惨敗するのもね……だけどねもう私は誰も失いたく無いのですよ…また貴女に奪われる位ならせめて……私の手でやる方がね……でも私にはそんな度胸は一切無い……けど……負けると分かっていても…みなさんの為なら何度だって立ち上がって見せますよ…!!さぁ!来るなら来なさい…!!」

 

リョウカ(オワタ)「……ふ……やれやれ…全くリョウカちゃんには驚かされるね、凄まじい成長力だよ……昔の時は何とも思わなかったけど……ククク!今なら分かるよ!本当にリョウカちゃんは凄まじい子だ!それこそ私をも凌駕するその潜在能力が実に良い!そしてその精神力!実に素晴らしい……ははははははは…!!!」

 

リョウカ(本体:全祖無)「……何が……言いたいのですか……?」

 

リョウカ(オワタ)「合格だよ…。」

 

リュウカ(本体)「………何?」

 

リョウカ(オワタ)「そのままの意味だよ、他の時間軸の君達じゃあお話しにもならんからねぇ…でも君達は別さ……この私が認める程の強さは確かに有る…無論その潜在能力もな…だが今はその力を発揮出来てはいない…しかし、その精神力は私達をも凌駕する…あの時に与えたあの最悪の行為に見事に立ち直って見せてくれた……本当に見事な物だよ…だからこそもっと誇っても良いのだよ?私が認める…君達の素晴らしい所をね。」

 

リョウカ(本体:全祖無)「……生憎私にはそんなに誇る事は無いですよ、私が居てこそのみなさんで…みなさんが居てこその私ですからね…私は弱いですよ。」

 

リョウカ(オワタ)「ああ、分かってるさ…だからこそ素晴らしい物だよ…ああ、そうだ…良い加減警戒は解いたらどうだい?私は敵じゃないよ?」

 

リョウカ(本体:全祖無)「…………。」

 

リョウカ(オワタ)「…やれやれ、まあ確かにあの時はまあ暇潰し感覚だったからねぇ…そう簡単には解いてはくれないか…。」

 

リョウカ(本体:全祖無)「当たり前ですよ……警戒解いた瞬間に襲うパターンだって考えて有るのですからね…?」

 

リョウカ(オワタ)「まあね…まあこっちも先手必勝だからねぇ…これが…だけど安心しろ、少なくとももう私は敵対する事は無いよ…寧ろ……、」

 

リョウカ(本体:全祖無)「………?」

 

リョウカ(オワタ)「君達の味方になるとするよ。」

 

リョウカ(本体:全祖無)「………え?」

 

他全員『……は?』

 

リョウカ(オワタ)「そりゃあ驚くよな?何せこの私だからね?例外を除いて絶対に誰かの味方にはならないよ、でもその例外である君達に惚れたよ…私は力のある奴が好みでね…後、リョウカちゃんが好みなんだよねぇ…。」

 

リョウカ(本体:全祖無)「はぁ……。」

 

リョウカ(オワタ)「まあそう言う訳さ…私はこっちの方が面白そうな上に…大きく変わってしまった歴史とやらも実に面白そうだし……それに何よりも私にはこっちのリョウカちゃんが良いのだよ、異論は認めない…。」

 

リュウカ(本体)「おいコラ。」

 

リョウカ(オワタ)「言っておくけど私にはこっちのリョウカちゃんに対しての絶対的な教祖も立ち上げているのですよ?無論こっちのリョウカちゃんの為なら何だってやりますよ?」

 

 

シュゥゥ…………

 

 

リョウカ(本体)「…あ……ははは……そう……なんだ……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカが最早精神的にヤバくなって解けちゃったぞ…。」

 

リョウカ(オワタ)「何を言う?私はリョウカちゃんが正義なのだぞ?リョウカちゃんこそが至福の存在で天使の様な存在だぞ?」

 

リュウカ(本体)「お前…まさかロリコンか?」

 

リョウカ(オワタ)「まさか?私はリョウカちゃん以外には余り興味は無いのでね?ああ、そうだ…うちの家族を呼ばないとな?あ、そーれ。」

 

 

 

パチン…!

 

ピシュン…ズシィィン…!!

 

 

?「いってぇぇぇぇぇ…!!!」

 

?「此処はどこ?私は誰?」

 

 

オワタリョウカが指を鳴らすとオワタ一家らしき人物達が召喚された……っが何故か浮いていた為か…床に落下した様だ…

 

 

リョウカ(オワタ)「さてさてさーって…いきなり君達を呼んだのはこちらのリョウカちゃん達と共に一緒に居る為に呼んだ…反省はしないし後悔もしない。」

 

?「何だと!?ふさけるなぁ!俺は帰る!」

 

リョウカ(オワタ)「ふん!」

 

 

ドコォォ…!

 

 

?「クソマァ…!!うごぉぉ…!!」

 

リョウカ(オワタ)「ふ〜…スッとしたぜぇ…。」

 

リョウカ(本体)「………本当に色々とぶっ飛んでいますね………。」

 

リュウカ(本体)「ああ……そうだな……。」

 

 

その後一応何とか自己紹介を済ませたのだった……果たして世界の命運は如何に…?

 

 

【オワタ組の時間軸の神森一家(無論全分身組及び別の神森一家も含む)が仲間に加わった】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第14話 神森一家と四大地の殺戮の魔人:前章【終章・後編】

む?ああ、私はマザーリョウカだ…さて前回のあらすじを簡単に言えば…我々は次なる大地…海の大地へと向かった…そんな時にとある問題が起きてな?どうやらリョウカの食事がまだのお陰で栄養失調になり掛けたそうだ…まあ最初はリョウカ自身でどうにかしようとしたがあの姿では釣りも上手くいかなかったそうだな……結局はリュウカ達が大量の食事を用意して復活したがな…その後は対ロベリア社の基地に対しての攻撃の為に一時的に再度拠点を設置して作戦会議をしたのは良いが……その翌日に問題が起きてな?どうやらあのリョウカが恐る……オワタ組とか言ったな…うむ、そのオワタ組のリョウカが来襲…一時一触即発の雰囲気だったが…彼女のリョウカ愛とやらがこちらのリョウカを気に入った様でな……その結果がオワタ組が全員此処に集結して丸々仲間になったと言う訳だ……訳が分からんな………まあ良い……それでは今回も見ると良い。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

オワタ組のリョウカ達を仲間にして数時間後、再度会議室に集まった…理由は言わずとも分かるがオワタ組の来訪がある意味で作戦に大きく影響が出るので…再度見直しが必要だ……

 

 

 

 

リュウカ(本体)「やれやれ、んで再度集まった訳だが……内容だが作戦の見直しだ…。」

 

大石「見直し?何か問題でも?」

 

リョウカ(本体)「ええ……何せ……とうとうオワタ組の私達が来てしまったのですよ………それで一応はどうにかはなりましたが…オワタ組の私達は私達以上に超強大な存在でしてね?存在するだけでも大きく外部にも影響が出かねない程の力を有しています……。」

 

オワタリョウカ(※以後【オワタ〇〇】として命名する)(本体)「そうそう、ちょっと小突いただけでなんか訳の分からんウザイ神共はバッタバッタと死んじまうんですよね〜。」

 

リュウカ(本体)「おいコラ、しれっと普通に会議室に…!」

 

オワタリョウカ(本体)「暇だから何か問題でも?それに私には可愛い可愛いリョウカちゃんの為ならどんな事でもしてあげれるわ!うん!」

 

シカマル「……なあ、コイツ大丈夫なのか?」

 

リョウカ(本体)「多分……大丈夫だと思う……いえ信じたいです……。」

 

カズマ「駄目だコイツ…早くなんとかしないと…。」

 

オワタリョウカ(本体)「所で、何の作戦会議?」

 

リョウカ(本体)「え?ええ…この海の大地に存在するロベリア社の基地に対して攻撃を実施する為の再度作戦会議を開いている所ですよ…でもね貴女達が来たからまた開く事になったのですよ……。」

 

オワタリョウカ(本体)「あ、そうなんだ…ん?海の大地に何で他作品である何かよく分からん人工魔人作ってるマッドサイエンティストのロベリア社の名前が出て来る訳?」

 

リョウカ(本体)「はぁ……イレギュラーなのですよ…そもそもこの世界はこのすばの世界線でしてね?そしてこの世界にてこの四大地のイレギュラーが発生して……それを解決したのです……っが今度はこの四大地自体にイレギュラーが発生してロベリア社が現れ…一気にこの四大地を制圧して…そこで私達が出て来た時にはこの有り様でね……一応着々と行っていましたがね…今に至る訳ですよ。」

 

オワタリョウカ(本体)「成る程ねぇ…まあ理解出来たよ、まあ私も見てたから知ってるけどな。」

 

リュウカ(本体)「おいコラ…!?」

 

オワタリョウカ(本体)「…まあつまりは、あのクソッタレなマッドサイエンティストの拠点の一つを潰しに行くって事だな?」

 

リョウカ(本体)「まあ……うん……合ってはいますが……。」

 

めぐみん「何と言うか…完全にリュウカさんをより悪化させた様な口調ですね…。」

 

オワタリョウカ(本体)「聞こえてるぞ…まあ良い…んで私達が来た事が原因で再度作戦会議を開く羽目になった……っか…さてさてさーって……どうしたものかな?」

 

カズマ「なあ、お前らの所の敵の強さってどれ位だったんだ?それとお前らの所にもイレギュラーとかは?」

 

オワタリョウカ(本体)「ああ、弱かった上にイレギュラーとかは起きなかった…いや起こさなかったと言うべきか…まあ私の能力による力技でイレギュラーとかは発生させなくしただけさ、簡単な事だよ…。」

 

リュウカ(本体)「マジかよ…。」

 

オワタリョウカ(本体)「それでその結果がこっちのリョウカちゃん側にてイレギュラーが大量発生した挙句超強大な敵が大量発生しまくる事態になった上に…トドメとして私達の史実とは全く別の路線になっちまった訳で…全てが揉みくちゃになっちまった……うん、ヤバイですね☆」

 

リュウカ(本体)「おいぃぃぃ…!!!まさか!?テメェらが!?」

 

オワタリョウカ(本体)「まさか?確かに私ならやろうと思えばいつでも出来るけど、そこまで陰湿な事はせんよ…寧ろ私はリョウカちゃん達が見事なまでに成長して見守るか守るのが趣味なのでね?恐らく私にやられた愚かなゴミクズの神供が腹いせでやったんだろうよ…。」

 

カズマ「何か、神がモブの扱いになってる気がする上にボロクソ言われてるな…。」

 

オワタリョウカ(本体)「ああ、私は確かに君達と同じ神だけど…直球に言えば私は完全な抑止力の存在だよ…万が一の時に特にリョウカちゃんが最悪の事態になった時且つもうどうしよも無い程状況が最悪の事態に陥った暴走状態なった場合に初めて私達が動く様な物だよ…私達は対リョウカちゃん達用の私達みたいな物だよ。」

 

リュウカ(本体)「何?対リョウカ用の抑止力?そんな存在は初めてだぞ?」

 

オワタリョウカ(本体)「ええ、何せリョウカちゃんがもしもの時に備えて抑止力用の私達を密かに作ったのだからね…ただし超大昔時代…まあリョウカちゃんが原初の0代目の最高神に君臨していた時代かな?まあひっそりと能力で私達を産み出した訳でね?無論産んだ瞬間にその記憶は全て消える様になってたけどね…。」

 

リョウカ(本体)「へ〜…そうなんですか?」

 

オワタリョウカ(本体)「ああ、だから私達は産まれた時から最強の存在になってた訳でね?襲って来るバカ供は全て返り討ちにして餌にしてやったぜ…無論、反省もしないし後悔もしない…正当防衛だ。」

 

リュウカ(本体)「言うと思った………。」

 

リョウカ(本体)「………結局話が逸れましたが……どうしましょうか……いえ待って…。」

 

リュウカ(本体)「どうした?」

 

リョウカ(本体)「…オワタ組のリョウカさん…あ〜……そうですね……オワタリョウカさんで良いかな?…オワタリョウカさん、さっき確か対私用の抑止力って言いましたね?」

 

オワタリョウカ(本体)「そうですな。」

 

リョウカ(本体)「……ならば都合が良いですね……何でしょうか…都合が良いのか悪いのかさっぱりわからないですね……まあ良いかな……それでです……貴女達が来てから……いえ正確には貴女達が本格的に干渉してから私の身体に大規模な変化が現れ始めてるのですよ…無論お姉ちゃん達にも大きく影響が出る物ですがね……それでです……恐らく大昔時代の代物かどうかは知らないし…多分現代の物かどうかは不明ですがね……とある形態を試そうと思う……それに伴い本来なら全ての神殿を攻略すると言うペースで順に解放したかったのですが……予定変更です………オワタ組が居るならある程度の障害は普通に蹴散らせるとは思います……それに最悪の場合私を殺してでも止めれる存在…つまりは貴女達が来てくれた……。」

 

リュウカ(本体)「お前…何をする気だ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、まあ言ってしまえば……とある形態って言うのはね…大昔…まあ私が幼い時…幼最高神封印戦争の末期…つまりは私が最悪の暴走を引き起こしたあの時以来となる…私の負の感情を利用した形態変化を試す訳ですよ…それと…ようやく今になって新たな艦及びに艤装が完成したのです…それで、形態変化を含めた試験航海を兼ねたロベリア基地の攻撃を敢行します。」

 

オワタリョウカ(本体)「ほうほう、それは中々面白そうではないか?」

 

めぐみん「……艦や艤装は理解出来ますが……最初の幼い時以来の封印戦争時の暴走形態になる気なのですか…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ただしこれの制御を実施する為には無論みなさんの力も必要な上に…オワタ組のリョウカさん達のみなさんが居なければ意味が無いのですよ…無論居なければ使わないけどね……けど丁度良い時に来てくれたからには…ねぇ…。」

 

オワタリョウカ(本体)「やれやれ…仕方ないねぇ…まあ最悪の状態になったら止めてあげるわよ…ただしどうなるかは保証はしないけどね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、最悪は殺してでも止めて…私は死んでも何度でも蘇るから。」

 

オワタリョウカ(本体)「あ〜…そうだったね…けど乱用はしない様に。」

 

リョウカ(本体)「ええ。」

 

リュウカ(本体)「……それでだが…艦や艤装って何だ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、直球に言えば……私達の住む拠点をそのまま艦にしたり艤装に改造した物ですよ…無論これも頼んだ物の一つですがね…発想自体は前々から考えてみましたが…どうも思い付かない訳でね……そこで思い付いたのが私達の住んでいる拠点…私達の拠点は謂わば移動全能要塞…移動も可能な上に航空基地でもあり……攻撃要塞でもあり…海底基地でもあったり……様々な用途のある拠点だと言うのを思い出したので……これを艦風にして…更には全神森型以後の全ての神森型のデータの入った物を混ぜた結果がこれですよ……無論長い年月は掛かりましたがね……設計を依頼してから何百年は掛かりましたか…。」

 

リュウカ(本体)「マジかよ……じゃあサイズはどれ位なんだ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、艦船の場合は普通に私達の保有する1番最大級の超巨大艦である…最終神森型の龍華(タツハナ)の超兵器形態…それの約数百倍以上の超巨大です…正に要塞と呼ぶに相応しい存在ですよ……一方で艤装は……現在の神森大連合島と同等サイズですね…。」

 

カズマ「おいおい…!マジかよ…!それって大丈夫なのか!?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、あくまでも通常サイズはね……これらはもしもの時には自由自在にサイズを変えれるのですよ…あの最終神森型の欠点を克服した訳です……ただし艦船の場合は最大でも大和級までしか縮めれないし…艤装の場合は…戦艦まほろばの4倍位にしか縮めれないですがね…。」

 

リュウカ(本体)「成る程……。」

 

リョウカ(本体)「それで、実施の見た目がこれです。」

 

 

 

リョウカはモニター上にそれぞれのを写した…

 

 

まず艦船型は…直球に言えば、あの最終神森型である総司令旗艦である龍華(タツハナ)に更に神森大連合島に搭載されている様々な武装をこれでもかとばかりに隅々まで搭載している…しかも滑走路の数も増加し…全方位に離着陸可能が可能にする為に…左右合わせて10箇所…艦尾及び左舷及び右舷側に格納型の滑走路を増設……その他色々と…見ただけでもはっきりと分かる程の変貌ぶりだった……

 

一方で艤装は……これもまた特徴的で…神森大連合島…なのだが…中央部分は家じゃなく専用の土台が有るのみで…他は大量の武装や防衛兵器…その他色々だが……これも中々で…形状は艦船の方で説明したが…超兵器形態の一つの航空戦艦形態の龍華(タツハナ)に形状を辛うじて近付けている様だ…っがやはり島型と艦船型が半々っと言った感じが強いので…艦首及び艦尾は艦船だが…その中央が島型になっているっと言った方が良いだろう……

 

 

リュウカ(本体)「これはまたエゲツない形状だな……これでも動くのか?」

 

リョウカ(本体)「動きます…勿論、こんななりでも普通に空にも行けますし…海中にも潜航可能です…無論宇宙にも行けるのです……それで性能面では総火力及び瞬間火力…防御…対空…対潜…そしてこれの特有の性能として…保有兵器及び保有超兵器…更には艦船及び航空戦力等……様々な戦力を保有出来るのです…だからやろうと思えば陸上戦力も参戦も出来ます……更には単艦での戦闘も想定して……超規模を誇る様々な武装も搭載…及び防御能力を持ちます………ただし……最大級の欠点として、兎に角超巨大な上に移動能力も…確かに私達の持つ全移動要塞の中では最速ですが……分類としては艦船なので…1番速力は遅いです……ただ一応緊急速力は結構速いですが…それでも遅いです………更には幾ら単艦での戦闘で想定してるとは言え……これらはみなさんとの連携が大前提とした要塞艦です…無論連携が出来なければ確実にジリ貧になる上に超巨大なのが災いしてとことんこちらに攻撃が集中して爆沈する運命しか無いただのデカイ的になるしか無い……〜けどみなさんと連携を取れて初めて進化を発揮する物と捉えて下さい…。」

 

リュウカ(本体)「成る程……確かにこれはみんなからすれば喜ばしい物だが……連携が大前提…それに移動能力も壊滅的…それらを補助する為の俺達って訳か…。」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳です……っが……今回は通常運用ではなく……とある形態変化の為に使う…っと言った感じですよ…寧ろこれらは仮の姿でしょうね……。」

 

リュウカ(本体)「は?マジ?」

 

リョウカ(本体)「マジです、ただし通常運用は普通に可能です…っが真の姿は……まあ上手く行けばの話ですがね……それは私次第ですがね……。」

 

リュウカ(本体)「……そうか……。」

 

リョウカ(本体)「……?そう言えばゼルダさんはどうしましたか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、実は昨日位に他の分身組のリョウカ達と共に神の塔へと行った…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか…。」

 

 

 

コンコン…ガチャ…!

 

 

リョウカ(このすば)「みなさん、戻りましたよ。」

 

リュウカ(本体)「おお、戻ったか!それでどうだった?」

 

リョウカ(はいふり)「ええ、上手く行きましたが…第三層の所はダニーさんの所だったですよ…まああのダニーさんはどうやら転生した様でね?私達の事は知っていたから一応すんなりと通してはくれましたが………。」

 

リュウカ(本体)「…歯切れが悪い様だが……?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、あのダニーさんも魔人化していたのでね………だから本人の要望で殺して欲しいと頼まれたから…だからせめて楽な方法であの世に還してあげた。」

 

リュウカ(本体)「………そうか……。」

 

 

 

そう、実の所だが別の所にて…第三層を攻略していた一行はダニエルと再開……っがやはり魔人化していたので最悪暴走する可能性が有った為か……ダニーの意思でリョウカ達に自身を殺して欲しいと頼んだのだ……その結果はエディと同様に冥府の門入りしたのだった……

 

 

 

リュウカ(本体)「まあ兎に角お疲れ様…取り敢えずゆっくりとしてけ。」

 

リョウカ(このすば)「ええ。」

 

 

それで分身組のリョウカ達は休みに行った…

 

 

リュウカ(本体)「さてと、取り敢えず作戦内容的には基本的にリョウカがメインって事か?」

 

リョウカ(本体)「ええ、それでみなさんには勿論全軍出撃で着いて来てもらいます…最悪の事態に備えてね…勿論私だけでどうにかなるとは思ってはいないですよ…相手も相手ですからね…。」

 

オワタリョウカ(本体)「まあ、分かったわよ…ただ気になるのはね…今のリョウカちゃんの底力…まだ分からないけど予想じゃあ…あの幼い時の最悪の事態とほぼ同等以上だからね……もしそんな強さでもし暴走すれば幾ら私達でもただでは済まないよ…可能性ではね……。」

 

オワタリュウカ(本体)「はぁ!?お前がただでは済まないって…マジ?それ俺達に勝てる訳ねぇじゃねぇか!」

 

オワタリョウカ(本体)「五月蝿い、止めれない訳じゃ無いよ…ただし多少の被害は覚悟した方が良いがね…そうだじゃあお前を肉壁にしてやろうか?」

 

オワタリュウカ(本体)「おい馬鹿やめろ…!?俺はサンドバックじゃねぇし盾じゃねぇよ!」

 

オワタリョウカ(本体)「だけど散々私にボコボコのフルボッコにされて来たでしょう?その耐久力は私でも褒めれるよ?」

 

オワタリュウカ(本体)「いや嬉しくねぇよ!…おい…待て…!話せば分かる…!」

 

オワタリョウカ(本体)「はいはい、五月蝿いですよ〜…すみませんね?少し席外すわ…少し黙らせる。」

 

オワタリュウカ(本体)「ヤメロー!死にたくない…!死にたくないー…!!!」

 

 

ズルズルズルズル…ギィィィィ…バタン…!

 

 

オワタ組のリョウカは騒ぎを起こしすぎたオワタリュウカを黙らせる為に引き摺って退席した……

 

 

 

リョウカ(本体)「………本当に大丈夫なんでしょうか……?」

 

リュウカ(本体)「さあ?」

 

 

バタン…

 

 

 

オワタリョウカ(本体)「戻ったよ。」

 

リョウカ(本体)「え…ええ……?あの……その返り血は何……?」

 

オワタリョウカ(本体)「ああ、あの馬鹿を黙らせる為にね…少々抵抗が激しかったからあんなことやそんな事して…外に縛り上げて放置来た。」

 

全員『…………。』

 

オワタリョウカ(本体)「まあ、心配はしなくても良い…耐久力だけは私以上に凄まじいよ…ただし戦闘面では私が専門だけどね…まあ正に…『兄に勝る弟は居ない…。』……って訳だがね…これでも私は愛情を持って育ててはいるけど何処でどうなったか…騒がしい感じに仕上がった訳さ。」

 

リュウカ(本体)「え!?…なあ、一応聞くがお前はあのリュウカの妹なのか?それとも姉か?」

 

オワタリョウカ(本体)「言わなかったけ?私はリュウカの姉よ?それと同時にオワタ組の母でもあるけどね。」

 

リョウカ(本体)「そうなんですか…オワタ組のみなさんの親は…?」

 

オワタリョウカ(本体)「私とリュウカしか居ないよ、君達と違ってリョクヨウとアヤカは娘よ…まあこれも結構可愛いよ?勿論娘達は大事だし可愛いよ?けど命の三番目に大事なのはリョウカちゃんだけよ…ただしあのリュウカは四番目だ…哀れなり…。」

 

リュウカ(本体)「おっふ……じゃあ娘達は二番目ってか?」

 

オワタリョウカ(本体)「そうなるね、言っとくが手を出す輩は問答無用で殺す…何がなんでも殺す…慈悲は無いし反省もしないし後悔もしない。」

 

リュウカ(本体)「だろうな、まあそこはリョウカと似てるな…。」

 

リョウカ(本体)「ははは……はぁ……まあ取り敢えず話を進めましょう…。」

 

リュウカ(本体)「だな……。」

 

 

 

その後は何とか会議は進み…今度こそ作戦内容が決まり…その日はお開きとなった…因みに後にオワタリュウカは回収された…

 

 

……翌日……作戦当日…

 

 

リョウカ(本体)「いよいよですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

オワタリョウカ(本体)「さてと、面白くなって来たわね…!久々の大暴れと行こうか!」

 

リョウカ(本体)「……神森大連合軍!全軍出撃です!」

 

全軍『了解!』

 

 

 

リョウカの号令の元に…神森大連合艦隊に全軍が乗り込み…ロベリア基地撃滅の為に総出撃した…

 

 

【神森大連合軍及び神森大連合艦隊及び神森大連合列車艦隊及び神森大連合航空艦隊:出撃】

 

 

……1時間後…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、そろそろ良いでしょう…此処ならば被害は出難い筈…。」

 

リュウカ(本体)「良し…全軍、予定通りに行動する…もしもの時に備えて戦闘配置に付け!」

 

全軍『了解!』

 

 

 

【神森大連合軍(全軍):戦闘態勢に移行】

 

 

 

リョウカ(本体)「……さてと、みなさん行きましょう…。」

 

リュウカ(本体)「ああ。」

 

 

そしていよいよリョウカが予定通りに例の形態を発動すべく…リョウカ達は甲板上に出た…

 

 

 

リョウカ(本体)「それでは始めます……。」

 

リュウカ(本体)「ああ……最悪俺達が止めてやる…。」

 

リョウカ(本体)「はい……。」

 

 

リョウカはそのまま飛び立ち…艦隊の中央へと降り立った…無論全艦も最悪の事態を想定してなのか…リョウカ及びリュウカ…果てはリョウカの頼みの元オワタリョウカでさえも了承を得て…全ての主砲及び副砲含めた全武装はリョウカへと向けられた……これも暴走した際の最後の手段としての実力行使による物だ…果たして…?

 

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

 

リョウカはその場で目を閉じ…精神を集中させ始めた…リョウカは精神の中に封じ込めている負の感情…その中でとびきりヤバい…自身の憎悪や怨念等の災悪の物の封印を解いた…

 

 

リョウカ(本体)「…………!!!」

 

 

ドクン…!!

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「……リョウカ…!」

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…!!!か…あぁぁ…!!!」

 

カズマ「耐えろ…!リョウカ…!!!」

 

 

 

 

ピカァァァン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ザザァァァン…ザッパァァン…!!!!

 

 

リョウカの影響を受けて…急速に天候が悪化し…大規模な天変地異が発生し始めた…空模様だけでもこの世の終わりを尊重する様に真っ赤に染まっている……

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

ドクン…ドクン…!!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅ…!!くぅ…封印……第三……第四……第五……最終段階……解除……!!!リミッター……解除……!!!」

 

 

ゴォォォォォォ…ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァァン……ピシャァァァン…!!!!!

 

 

ドクン……!!!!

 

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…!!!ぐぅあ…!!」

 

リュウカ(本体)「……耐えてくれ…!リョウカ…!!!」

 

岬『リョウカちゃん…!!!』

 

 

ゴォォォォォォ…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ザッパァァン…!!!!!

 

 

全員(リョウカ除く)『……!!?』

 

 

リョウカの影響なのか不明だが…海中から超巨大且つ長大な触手が8本表れ…

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…キュィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

 

リョウカ(本体)「が…あぁぁぁぁぁ…!!!!!!!」

 

 

ピキィィィィィン…パァァァン…!!!!!

 

 

リョウカの咆哮と共に眩い光を放ち…リョウカは変化が変化した……

 

 

リョウカ(本体:?)「…………。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカ…?」

 

リョウカ(本体:?)「………………。」

 

リュウカ(本体)「……!!!」

 

めぐみん「……リョウカ…ちゃん……。」

 

オワタリョウカ(本体)「……っち!どうやら…まだ何かもう一押し…足りなかったか…!」

 

リョウカ(本体:暴走)「アアァァァァァァァ…!!!!!!!」

 

 

 

どうやら本当に後一押し足りず……とうとう最悪の暴走を引き起こしてしまった……体色は深海棲艦と同様に真っ白に染まって…全身は相変わらず全裸に近いが…大事な箇所を隠す様な服装のみで…身体の所々には真っ赤に染まったラインが現れている…無論目は真っ赤に染まり…生気も微塵も感じない程に変貌していた…その周りには超巨大な触手が8本…リョウカを守る様に畝っている…尚この触手の形状は…モンハンのとある古龍…詳細は省くがとある飛竜種を捕食する際に現れたあの触手だ…

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ギュイン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「っく…!!許せリョウカ…!!!全艦…攻撃…、」

 

兵士総元帥3「姫様…!!緊急事態です…!!先程の行動で敵機の大編隊及び敵の大艦隊接近…!!!」

 

リュウカ(本体)「何…!!?」

 

リョウカ(本体:暴走)「ガァァァァァァァァ…!!!!!!」

 

 

ギチギチギチギチ…バサァァ…!!!

 

 

リュウカ(本体)「な…!!?お…おい待て…!!!!」

 

 

バサバサバサ…!!

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

 

リョウカの身体から巨大な翼を生やして…飛んで行った……それに共鳴してか…全ての触手及び海中に潜むナニカはリョウカを追った…

 

 

リュウカ(本体)「あの方角は…不味い!敵の所だ!リョウカを追う!一斉ワープだ!」

 

全艦『了解!』

 

 

リュウカ達も一斉ワープでリョウカの後を追った…

 

 

一方で敵側は…

 

 

ドォォォン…ドォォォン…!!

 

キン…カン…ガキィィン…!!!

 

 

 

 

敵艦艦長1「クソ…!?何だアイツは…!?」

 

敵艦艦長2『撃て撃て…!!あの化け物をや…ギャァァァ…!!!!!』

 

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

ザッパァァン…!

 

 

敵航空隊大隊長『怯むな…!!掛かれ…!!!』

 

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:暴走)「アアァァァァァァァ…!!!!!!!」

 

 

キュィィィィン…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!

 

ドッキュゥゥゥゥゥン…ヂュィィィィィィン…!!!!!!

 

ピキィィィィィン……ズッドォォォォォォン…!!!!!!

 

 

 

リョウカは全方位に超極太の全てを滅ぼす赤黒いレーザー砲を薙ぎ払い…一瞬にして敵艦隊及び敵の超大編隊は消滅した……

 

 

ピシュン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「……!!!?これは…!!」

 

オワタリョウカ(本体)「……派手にやってくれたねぇ…!中々ヤバいわね…!!」

 

 

リュウカ達も到着したが時既に遅し…本の一瞬の間に交戦して敵は殲滅された様だ…しかもその余波で敵拠点らしき所も消滅していた…(ロベリア基地『解せぬ。』)因みに実を言えば幹部らしき存在は……居たのだ……っが無論巻き添えを喰らい消滅……尚この幹部は…何と皮肉にも…アマリア・G・ロベリア…だった…基地の巻き添えを喰らい消滅……(アマリア『解せないわ…。』)

 

 

リョウカ(本体:暴走)「アアァァァァァァァ…!!!!!!!」

 

 

バサバサバサ…!!

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカは再度飛び立ち…今度は海の神殿方面へと飛んで行った…

 

 

リュウカ(本体)「今度は海の神殿か…!…流石に連続ワープはキツい…全艦浮上!ブースター出力最大!オーバードブーストで追う!」

 

全艦『了解!』

 

 

ザッパァァン…!!!

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

今度はリュウカ達は浮上して…リョウカの後を追った……

 

 

……10分後……

 

 

キィィィィィィン…シュゥゥ……!!

 

 

リュウカ(本体)「追い付いた…!!」

 

リョウカ(本体:暴走)「……………。」

 

 

リョウカは海の神殿の頂…そうあのボス部屋とも言える所にて堂々と君臨している…その側には元イバラケバラと思わしき遺体が無惨な姿となっていた…無論このイバラケバラも魔神化……正式名称は…【D-G-003:荊毒魔神:イバラケバラ】…この海の大地にて君臨していたが…やはり一瞬で殺された挙句…捕食された後がある様だ……無論神殿の外周にはあの巨大な触手が囲っている…その上神殿周りは天変地異……空模様は先程よりも悪く……この世の終わりを迎えるのをただ待つのみの様な世紀末になっていた…

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!!!!!目を覚ませ…!!!」

 

零月「お願い…!!!もう辞めて…!!!!!」

 

リョウカ(本体:暴走)「アアァァァァァァァ…!!!!!!!」

 

 

やはりか…リュウカ達の声は届かず…リョウカはとうとうリュウカ達も敵と認識した様で戦闘態勢に入った………

 

 

リュウカ(本体)「……やっぱり届かないか……仕方ねぇ…!!こうなったらリョウカ…!!お前が正気に戻るまでとことん付き合ってやるぜ…!!!全艦及び全軍!戦闘開始!リョウカに有りっ丈の攻撃を集中して…リョウカの正気を戻す…!!殺す気で行け!けど絶対に殺さず誰も死ぬな!」

 

全軍『了解!』

 

リョウカ(本体:暴走)「アアァァァァァァァ…!!!!!」

 

 

 

ギチギチギチギチ…グシャァ…!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアァァァァァァァァァァァァァ…!!!!!!!!!!!!』

 

 

リョウカの姿が更に変貌して…頭部から龍形態時の角と…例の巨大な眼球らしき宝玉と…両手両足からは刃翼らしき物が生えて…爪も鋭くなっている…

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「行くぞ…!!!」

 

全員『おおおぉぉぉ…!!!』

 

 

暴走したリョウカを止めるべく…リュウカ達が破滅へと誘う絶対なる破壊と殺戮の神へと変貌した混沌と淵源の始祖でも有り絶対なる母へと挑んで行った…

 

 

【前半戦:最終ボス】

 

 

【第3エリアボス】

 

 

VS【暴走セシ深淵ノ淵源ナル混沌ノ最高母神姫:神森リョウカ(終焉ノ暴走[深度:最大・危険度:最大]・淵源の混沌神化・淵源の母神化・最終形態・ラスボス化)】

 

 

戦闘方式【暴走鎮圧戦】

 

 

勝利条件【リョウカを止めろ!】敗北条件【味方の内一体の撃破・リョウカの討伐】

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】使用場面【ラスボス戦(MHST2:第一形態)】

 

 

地形【海の神殿:深奥】

 

 

【ROUND1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ピシュン…!

 

バキィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ガ…!!?』

 

オワタリョウカ(本体:フルパワー)「っち…!やっぱりコイツはヤバいわ…!私の全力でも敵わないわね…!こりゃあ命掛けねぇとね…!!!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

 

キュィィィィン…!!!!!

 

 

リョウカは頭を擡げながら咆哮を上げた…どうやら今の一撃で怒り状態に移行した様だ…それと同時に……

 

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

リョウカは頭を上に向けて…更には口を開けて上空に巨大なエネルギーを溜め始めた……

 

 

アヤカ(本体:全祖無)「アレはヤバいわ…!!あのチャージは…【終焉ノ淵源ナル咆哮[インジェスティオーネ]】……!!」

 

リュウカ(本体:全祖無)「知っているのか!?」

 

アヤカ(本体:全祖無)「ええ!あのチャージで最大まで溜まってしまうと…!最後の切り札…【終焉ノ淵源ナル咆哮[ルーチェ]】が発動して……全てが終わる…!無論この世界だけじゃあ済まない…!この世界線…いえ何処の世界線に居ても逃げれない…最終奥義よ…!!あの時はまだ未完全且つ弱かったけど…それだけで私達は壊滅したわ…!無論このチャージだけでも大半は死滅したわ…!あの時のあの地獄の光景はアレが影響してるわ…!今度は完全体…!しかも強い…!放ったら終わるよ!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアァァァァァァァ…!!!!!!!!!』

 

 

 

 

特殊敗北条件追加【制限時間超過でリョウカによって【終焉ノ淵源ナル咆哮[ルーチェ]】が発動する】

 

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「じゃあ止める方法は!?」

 

オワタリョウカ(本体:フルパワー)「あの翼にエネルギーが集約してる様ね…!!」

 

リュウカ(本体:全祖無)「ならばその翼をもぎ取ってやる…!!!行くぞ…!!!」

 

 

【ROUND2】

 

 

デルフィ(子機)『ルーチェ発動の時間判明……残り5分…。』

 

リュウカ(本体:全祖無)「やらせねぇ…!!!でやぁぁぁ…!!!」

 

 

シャキン…!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「神森流剣術奥義…!!!【滅龍剣:瀧昇(タキノボリ)】…!!!」

 

 

フォン…!!

 

ザシュゥ…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアァァァァァァァ…!!!!?』

 

 

リュウカの一撃がリョウカの終焉ノ淵源母神左翼に命中…甚大なダメージを与えた…

 

 

デルフィ(子機)『発動時間変更…残り10分。』

 

岬『リョウカちゃんを止める…!!全艦砲雷撃戦用意!リョウカちゃんの両翼を狙って…!!!攻撃始め…!!!!』

 

 

ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!!

 

ドォォォン…ドォォォン…!!!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

ピキィィィィィン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ガァァァァァァァァ…!!!?!』

 

 

今の一斉攻撃により…リョウカのもう片方の翼の光が喪失した…

 

 

【神森リョウカ:終焉ノ淵源母神右翼:部位破壊成功】

 

 

デルフィ(子機)『更に発動時間延長…残り50分。』

 

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

航空隊総隊長『姫様を助ける!姫様も内側で頑張って戦っている…!我々も動かず誰が航空隊だ!我々も続け!アレを姫様だと思うな!もう片方の翼に攻撃を集中しろ!』

 

全機『ウィルコ!』

 

 

キィィィィィィン…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

ガキ…ヒュゥゥゥ…!!!

 

ピキィィィィィン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアァァァァァァァ……!!!?!』

 

 

ピキィィィィィン…パァァァン…!!

 

 

リョウカのもう片方の翼も部位破壊され、ルーチェは消滅した…

 

 

【神森リョウカ:終焉ノ淵源母神右翼:部位破壊成功】

 

 

【神森リョウカ:ルーチェ発動停止】

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアァァァァァァァ…!!!!!!』

 

リュウカ(本体:全祖無)「リョウカ…!!!もう…もう辞めてくれ…!!!!」

 

めぐみん「そうです…!!!眼を覚まして…!!!リョウカちゃん…!!!!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

 

ドクン…!!!!

 

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『………!!!!』

 

リュウカ(本体:全祖無)「…今のは…!?」

 

オワタリョウカ(本体:フルパワー)「今のは…リョウカちゃんだね…!!リョウカちゃんも頑張ってるようだ…!!ならばもっと攻めるわ…!!だけど何か決定的な一撃が有れば…!!」

 

リュウカ(本体:全祖無)「決定的な一撃………は…!!!めぐみん…!!!」

 

めぐみん「はい!何ですか…!?」

 

リュウカ(本体:全祖無)「お前!確か昔にリョウカから受け取った…ナイフと拳銃が有ったな…!!」

 

めぐみん「…!!…コレですね…!!!」

 

 

めぐみんは懐から昔に貰った…リョウカのナイフと拳銃を取り出した…

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「それを俺に貸せ…!!」

 

めぐみん「はい…!」

 

 

めぐみんはリュウカにナイフと拳銃を渡した…

 

 

ピカァァァン…!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「…やっぱり共鳴してる…!!行ける…!!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)「アアァァァァァァァ…!!!!!!」

 

リュウカ(本体:全祖無)「……さぁ!これが最終ラウンドだ…!!行くぞ…!!!」

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】使用場面【ラスボス戦(MHST2:最終形態)】

 

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!

 

ブォォォン…!!!

 

 

リョウカはリュウカの持つそれを脅威と感じ取ったのか全ての触手にリュウカに攻撃させた…

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「甘い…!!!」

 

 

リュウカ達は無論大振りな触手の攻撃を回避する…

 

 

めぐみん「リュウカさんの邪魔はさせません!喰らえ!ファイナルエクスプロージョン…!!!!」

 

 

ピカァァァン…チュドォォォォン…!!!!

 

ギチギチ…ズズゥゥン…!!!!!

 

 

めぐみんの一撃が触手の一本に命中し…その一本は先端部を失い、海中へと没した…

 

 

 

オワタリョウカ(本体:フルパワー)「消えな…!!!はぁぁ…!!!」

 

 

 

ザシュゥ…ザシュゥ…ザシュゥ…!!

 

ヒュゥゥゥ…ザッパァァン…!!!!

 

 

オワタリョウカは見事な剣捌きで更に3本を切り落として無力化した……

 

 

 

リルス(※元レギーナ…覚醒の影響で更に進化した)『グォアァァァァァァァ…!!!!』

 

アルス(※元アルテラ…同様に進化)『グォアァァァァァァァ…!!!!』

 

 

キュィィィィン…ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

リルス及びアルス等の全モンスターのブレス攻撃が命中し…残りの触手が消滅した…

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「はぁぁぁ…!!!!」

 

 

チャキ…パン…パン…パン…!!!

 

ピキィィン…ガキィィン…!!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「っち…!!そう簡単にはいかねぇか…!!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『……!!!』

 

 

ピシュン…ブォォォン…!!!

 

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「うぉ…!?危ねぇ…!!とうとう自ら動くか…!」

 

 

ブォォン…ブォォン…ブォォン…!!

 

 

リョウカは怒涛の連撃を浴びせようとしたが…やはりナニカの所為のとリュウカ自身の身体能力で回避されて行った……

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「……!!此処だァァ…!!!!」

 

 

ッス…キィィィィィィン…!!!

 

ガキィィン…!!

 

 

 

リュウカは一瞬の隙を突いてリョウカにナイフを構えて突進…っがまたしても結界が阻む……しかしそれでもリュウカは止まらず…

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「ふんぬぅ…!!!うぉぉぉぉ…!!!!」

 

 

ビキビキ…!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『………!!!?』

 

リュウカ(本体:全祖無)「はぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

ビキビキビキビキ…ガッシャァァン…!!!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「(許せ…リョウカ…!!)はぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

ドシュゥゥ…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ガァァァァァァァァ…!!!?!アアァァァァァァァ…!!!!!?』

 

 

リュウカはリョウカの結界を破り…そのナイフをリョウカのコアでもある心臓部に突き立てた…

 

 

ブシュ…ブシャァァァァァァ…!!!!!

 

 

リュウカはそのままナイフを勢いよく切り裂く様に抜いた…

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ガ……アァァ…!!!!』

 

リュウカ(本体:全祖無)「………もう…終わりだ…もう辞めてくれ…リョウカ…。」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ガァァァァァァァァ…!!!!!』

 

リュウカ(本体:全祖無)「リョウカ……!!!お願いだから…!!!!もう……辞めて…!!!眼を覚ましてぇぇぇぇぇ…!!!!!!」

 

 

ドクン…!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『……!!?!』

 

 

 

ドクン…!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)「ガ……アァァ…!!!?!』

 

 

ドクン…!!

 

 

 

ドクン…!!

 

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アア…アアァァァァァァァ…!!!!!!!!?!』

 

 

ピカァァァン…ジリジリジリジリ…!!!

 

 

全員『……!!!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピキィィィィィン……!!!!

 

パァァァン…!!!!

 

 

最後のリュウカの声が届いたのか…リョウカの身体が眩い光を解き放った……そして……

 

 

シュゥゥ…………

 

 

そこには静かに佇む…リョウカの姿だ…ただし、やはり先程の形態の面積は残っており…頭部の角及び翼と両手両足の爪が鋭いままだ……そして何故か全裸に戻っている……(嬉しいが嬉しくない様な状態だ…)尚体色は元の肌色に戻っている…

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(本体:?)「……………。」

 

リュウカ(本体:全祖無)「………リョウカ……?」

 

リョウカ(本体:?)「ありがとう……みなさん………………。」

 

 

ふらっ……ドサ…!

 

 

リョウカはそのまま力尽きた様に倒れた……

 

 

ピキィィン…パァァァン…!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!」

 

リョウカ(本体:?)「…………。」

 

オワタリョウカ(本体)「………大丈夫…どうやらもうあの憎悪の感情はもう無いよ…既にリョウカちゃんの手に渡った…だからもう完全に制限が出来る筈……けど今は先程のダメージと過労で倒れてるだけよ…しばらくすれば回復するわね…。」

 

リュウカ(本体)「分かるのか?」

 

オワタリョウカ(本体)「ええ、私だぞ?何でも出来ないと意味がないじゃないか?抑止力だから色んな事が出来てこその抑止力なのだよ。」

 

永琳「……流石最強とだけ言えるのね……。」

 

オワタリョウカ(本体)「当然……って言いたいが、ガチで遣り合えば先ず私じゃあ勝てないわね……まさかあそこまで強大な力だとわね……優に全てに置いて私より圧倒的に上だったわね………。」

 

シカマル「マジかよ……。」

 

オワタリョウカ(本体)「ええ、でも勝てたのはみんなとリョウカちゃんのお陰よ…あの時はリョウカちゃんが抵抗を続けていたからかアレでも全力は出せれなかったわ…しかも弱体化も受けているからね……けどあの最後の切り札を発動されたら終わっていたわ……本当に…凄いよリョウカちゃんは……。」

 

リュウカ(本体)「…そうだな………それに………このナイフと拳銃も無ければ勝てなかった……。」

 

オワタリョウカ(本体)「ほぅ……これはこれは……これ、ただのナイフと拳銃じゃないわね……。」

 

めぐみん「え?そうなのですか?」

 

オワタリョウカ(本体)「ええ、コレは大昔時代にて…コレも初代の最高神時代のリョウカちゃんが作った物の伝説の代物でね?コレには対リョウカちゃん用の専用の属性が付属されているわね……もし暴走した際に初めて機能する代物で…コレを喰らえばひとたまりも無い一撃必殺級の威力を持つよ……まあ他の相手にも使えるけど普通のナイフと拳銃より確かに遥かに上だけど……そこまで強くは無いよ…低級の神を仕留めれる位だね……。」

 

リュウカ(本体)「そうなのか…………そんな物だったのか……。」

 

めぐみん「……じゃあコレを私達に私達に授けた意味が有った訳ですね………この為に……所で本当にリョウカちゃんは大丈夫なのですか?心臓を一突きじゃないですか?先程の説明が本当なら幾らリョウカちゃんでもあの威力での心臓一突きはヤバいんじゃないですか?」

 

オワタリョウカ(本体)「大丈夫よ、アレはあくまでも対暴走リョウカちゃん用の物でね…確かに致死級の大ダメージは避けられないけど暴走抑止能力ともう一つ…特殊治療能力で治療が可能よ…ほらリョウカちゃんを見てみなさい、さっき攻撃を受けたのに傷が無いでしょう?」

 

リュウカ(本体)「そうだな……。」

 

零月「……取り敢えずリョウカちゃんを……後もう既に他の分身組が此処のコンピューターにアクセスに成功させた様だよ…。」

 

リュウカ(本体)「流石仕事が早い……さてと…。」

 

 

リュウカはリョウカを抱き抱えた……

 

 

リュウカ(本体)「………こんな事になってごめんな……リョウカ………さてと戻ろっか。」

 

シオリ「そうだね……。」

 

 

そして一行はリョウカを連れて…仮拠点に帰って行ったのだった………

 

 

 

【第三の結界:解除成功】

 

 

【第三エリア:攻略成功】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第15話 神森一家と四大地の殺戮の魔人:終章【前章】

よう、お馴染みのリュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…俺達はロベリア基地に対しての攻撃を実施する事になったが、その内容がリョウカの新たな形態及び能力を用いた攻撃をしようとしたが…結果は最悪の暴走を引き起こしてしまい…ロベリア基地は壊滅及びにその軍も犠牲になった…そして更には海の神殿にてボスも殺され…俺達は世界の終焉を止めるべく壮絶な死闘の末にリョウカを止める事に成功した…まあこんな物か…それじゃあ今回も見てくれ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

翌日…

 

 

リュウカ(本体)「さてだ…あの戦闘での各地での被害は?」

 

ジェフティ(コア)「はい、あの戦闘で…ロベリア軍の大半は全滅…及びに各地で蔓延る魔獣及び魔人はリョウカさんのあのインジェスティオーネにより…全て取り込まれて全て死滅…尚辛うじて神殿内及び神の塔に居る者は無事の様です…他には…この拠点にも影響が受け…大半の防衛機能が停止…現在復旧しました……尚味方の被害は…皆無です。」

 

リュウカ(本体)「……そうか……。」

 

カズマ「しっかし本当に強かったな……アレは…。」

 

リョウカ(このすば)「ええ…アレでも全力じゃないのが恐ろしいですよ……元分身とは言え…末恐ろしく思いますよ……。」

 

リュウカ(本体)「成る程……ん?じゃあ、あの時にどれ位抑えられていたのか?」

 

オワタリョウカ(本体)「ああ、多分1割にも満たないと思うよ…もしあれ以上出されていたら本当に終わっていたわ…寧ろなった余波で消滅だよ。」

 

カズマ「怖…!どんだけ底力内包してるんだよ…!」

 

オワタリョウカ(本体)「ああ…やっぱり私が気にいる程だからね…寧ろそれ位持ってないとねぇ……。」

 

ソハナ(本体)「お〜…恐ろしいねぇ〜…。」

 

ナナ(本体)「アンタは黙っとれ!」

 

 

バシィィン…!!

 

 

ソハナ(本体)「ぐへぇぇ…!!」

 

リュウカ(本体)「お前らも相変わらずだな…。」

 

めぐみん「そう言えばリョウカちゃんは?」

 

リュウカ(本体)「ああ、まだ寝ている…因みに聞くがあの形態は何だった?」

 

ジェフティ(コア)「はい、先日の戦闘でのデータは取りました…あのリョウカさんの姿は…【暴走セシ深淵ノ淵源ナル混沌ノ最高母神姫】と言う形態になっていました…恐らく形態名通り、全ての始まりの最高神の母でもありますがその始まりの母であるリョウカさんが暴走した事でこの様になったのでしょう…。」

 

リュウカ(本体)「成る程……にしても淵源ナル混沌の最高母神…って…まあリョウカらしいと言えばらしいが……些か荷が重すぎやしないか?」

 

オワタリョウカ(本体)「仕方なかろう?多分アレこそが真のリョウカの姿じゃないのか?私だって初代最高神としてのリョウカちゃんの姿を見た訳じゃないし…どんな姿だったかも不明だよ。」

 

リュウカ(本体)「成る程……。」

 

 

バタン…!

 

 

永琳「リョウカが眼を覚ましたわ。」

 

リュウカ(本体)「何!本当か?」

 

永琳「ええ、命に別状は無いわ…。」

 

リュウカ(本体)「そうか…良かった……。」

 

オワタリョウカ(本体)「やれやれ、それじゃあ見に行こうか。」

 

めぐみん「そうですね…。」

 

 

一行はリョウカの居る部屋に向かった…部屋に着くと元の姿のリョウカがベットに居た…

 

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ。」

 

リョウカ(本体)「あ、みなさん。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ…身体は大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「ええ…でもあの時に心臓にナイフを刺されたのは久々ですね…滅茶苦茶効きましたよ…。」

 

カズマ「まさか覚えてるのか…?」

 

リョウカ(本体)「ええ…覚えてますよ…それと本当にごめんなさい…私の不甲斐ないばかりにまたしても自分の感情をコントロールが出来なくて…。」

 

リュウカ(本体)「まあリョウカらしいな……気にするな…。」

 

リョウカ(本体)「そう……でもあの戦闘のお陰でやっと制御が可能になりました……みなさんのお陰です……ありがとうございます…。」

 

リュウカ(本体)「…そうか……。」

 

リョウカ(本体)「……さてと、もうこれ以上迷惑は掛けれないですね……早急に行動しなくちゃね……。」

 

めぐみん「でもリョウカちゃん……幾ら治りが早いって言っても我々から受けたダメージやあの暴走形態時の負担が回復し切って無いでしょう…?」

 

リョウカ(本体)「まあね、無論相変わらず滅茶苦茶身体は怠いですよ…けどね私も考えは有りますよ…こんな身体でも活躍位はしてみますよ…死なない程度にはね…。」

 

リュウカ(本体)「……はぁ…相変わらずリョウカは頑固だな……まあそこが良いがな…分かった…無論分かってるが俺達がメインでフォローもしっかりとしてやる…無茶はするな。」

 

リョウカ(本体)「はい…。」

 

 

リョウカ達はその日の内に神の塔へと出発……数時間後に神の塔へとたどり着いた…

 

 

【神の塔:第四層】

 

 

 

リョウカ(本体)「………此処は……。」

 

リュウカ(本体)「………ああ、思い出すだけでも苛々する様な所に来ちまったな……。」

 

オワタリョウカ(本体)「へぇ……じゃあ此処があの女のフロアか?じゃあ久々に……無惨にぶっ殺しても良いわけよねぇ?可愛い可愛いリョウカちゃんに手を出すクソサドマゾBBAには無惨な死をくれてやるわよ…。」

 

?『ちょ…ちょっと何なのよ!?何貴女達は毎回毎回物騒な事言うのよ!?』

 

 

 

ブチ…!

 

 

どうやら、今のキャシーらしい声でオワタ組のリョウカがブチ切れた模様だ…

 

 

 

オワタリョウカ(本体)「あぁ!?テメェの様な屑供が居るからリョウカちゃんが穢れるんだよ!ブチ殺すぞゴラァ!!」

 

リュウカ(本体)「………おっふ……。」

 

キャシー『……いったい何なのよ…また私は無惨に殺される運命なの…!いいえ違うわ…!今度と言う今度は…、』

 

オワタリョウカ(本体)「ガタガタ五月蝿えんだよ馬鹿野郎!!指詰めろ…!!!」

 

オワタリュウカ(本体)「お前はヤクザか何かか!?」

 

リョウカ(本体)「………何だか怖いですね……。」

 

キャシー『ま……まあ良いわ…私に会いたければ最深部まで来ると良いわ!ただし私の進化した断罪に耐えれるだけの力を持っていたらね…それじゃあね〜…。』

 

 

ブツ……

 

 

オワタリョウカ(本体)「っち…まあ良いわ…此処からワープでもして…、」

 

リョウカ(本体)「……いいえ、私に任せてください…。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ?」

 

オワタリョウカ(本体)「リョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

リョウカは全員の前に出た…すると……

 

 

 

キュィィィィン……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「………リミッター解除……最終封印解除………深淵なる淵源の混沌なる最高母神姫の封印…解除……私に力を貸して……。」

 

 

ピカァァァン…!!!

 

ジリジリジリジリ…キュィィィィン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

パァァァン…!!!!

 

 

リョウカは眩い光を放ちながら覚醒し…姿を変えた…

 

 

リュウカ(本体)「……リョウカ!」

 

オワタリョウカ(本体)「…大丈夫かい?リョウカちゃん…?」

 

リョウカ(本体:?)「…ええ、大丈夫ですよ……みなさん…これが私の新たな形態…いえ思い出しましたよ……これが私が一番最初の時の姿の前段階ですね…」

 

めぐみん「……これがリョウカちゃんの真の姿になる前の姿なのですか?」

 

 

 

リョウカの姿は相変わらず幼い姿であるし…相変わらず全裸…に近く…大事な箇所のみあの触手らしき物…の小型バージョンが地面から生えて…しかも蠢きながら隠している様だ…その数はあの時以上の圧倒的な数で…優に数十本規模である…それとコアらしき巨大な宝玉が左右及び胸部中央と両手両足にぷかぷかと五個と数十個と浮いて……頭部には龍形態時の角…両手両足は爪が鋭く…翼は何故か破滅レウスと同様に常に折り畳まれている様だが…やはり超巨大な一対の翼の様だ…肌色はいつもと変わらず肌色だ…っが目の色は更に深みの増した蒼で…うっすらと蒼く光っている…

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「因みこの形態はまだ1%程度且つ100%だろうが第一形態に過ぎないですよね…これが…。」

 

リュウカ(本体)「おいおい…マジかよ…。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「ええ、何せ…確かに最終形態ですが…厳密には最終形態じゃなく…最終形態の第一形態とも言える姿ですね…尚背後で固まっている翼を全て展開してもま第一形態ですがね……そこから更に覚醒して行って…合計…昔のリルスさんと同様に…第10形態まで覚醒し続けますよ……無論これでも成長は続きますよ……。」

 

オワタリョウカ(本体)「あ…うん…これではっきりしたわ…この時点で私勝てないわ…。」

 

リュウカ(本体)「おい…お前が勝てねぇって…まだ1%だぞ…?」

 

オワタリョウカ(本体)「ええ、これでも私はもう勝てないわね……はぁ…やれやれまさか抑止力である私がまた修行しなければいけない時が来るとわね…。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「じゃあ私が一緒に修行に付き合いましょうか?まあ後ですけどね…。」

 

オワタリョウカ(本体)「分かったわ…それでそこからどうするの?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「私が一直線にあの女の元へと導きます……私の背後に。」

 

リュウカ(本体)「分かった…。」

 

 

リュウカ達はリョウカの後ろに待避した…

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「…………。」

 

 

ギチギチギチギチ…バサァ…!!

 

 

リョウカは翼を展開して浮遊した…

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「アァァァァァァァ…!!!!!」

 

 

キュィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

リョウカは天に向けて咆哮しながらその頭上にエネルギーの光球を生成して……

 

 

ポォピィィ…!!!!

 

ギュィィィィィン…ピキィィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!!

 

 

……何も躊躇無く目の前の鉄格子諸共に向けて圧縮されたエネルギーをぶつけた…無論超規模の爆発が発生したが何とコレも想定してリョウカの能力でリュウカ達を守った……

 

 

 

シュゥゥ……ガラ……ミシ…!

 

 

リュウカ(本体)「……す…すげぇ…!」

 

めぐみん「……凄い……本当に一直線ですね…。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「うん、上手く行きましたよ…さてと行きましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「ああ……。」

 

 

リョウカ達はリョウカの開けた即席の通路を通って行った…

 

 

……数分後…

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「やぁ?来ちゃった♪」

 

キャシー「もう…!!一体何なのよ…!!!貴女達は…!!?毎回毎回私の前に現れて…!!私を無惨に殺して…!!そんなに楽しい訳…!!?」

 

リュウカ(本体)「お前も人の事言えねえだろう?お前も充分に人殺してるじゃねぇか?ってかお前は甘い蜜を吸い過ぎたんだよ…だから死ぬ運命だ。」

 

キャシー「巫山戯ないでよ…!!今度と言う今度はもう私は死ねないわ…!!この魔人の力で…!!」

 

リョウカ(本体:淵源神)「ふ〜ん…あっそ……じゃあ…貰おうか?」

 

キャシー「…………え?」

 

 

バサバサバサ…フワァ…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「アアァァァァァァァ…!!!!!!」

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

 

 

リョウカはまた翼を展開し…更には浮き上がり…天に向かって咆哮…それと同時に頭上にエネルギーを再度溜め始めたが…今度は更に規模が桁違いに強大で…そのエネルギーの吸収行動は……そう……あの…【終焉ノ淵源ナル咆哮[インジェスティオーネ]】…その物だった……

 

 

キュィィィィン…!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「あのチャージはまさか…!!インジェスティオーネ…!!!まさか撃つ気か…!?」

 

オワタリョウカ(本体)「……いや違うね…リョウカちゃんはあのチャージ行動の性質を理解してるわ…だから文字通り…吸収する気よ………あの女をね。」

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

キャシー「ぐぅ…!!?ち……力が……!?駄目……動かない…!?あ……あぁ……!?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「アアァァァァァァァ…!!!!!!」

 

 

ピキィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

リョウカは更にインジェスティオーネを強化し…徹底的にキャシーの全てを吸い尽くした……

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!!!

 

 

キャシー「が……あぁ………。」

 

オワタリョウカ(本体)「無様ね…。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「コレで仮は返して貰いましたよ…貴女に受けた屈辱の分を含めてね………それじゃあ……消えなさい。」

 

 

リョウカはそう言い…人差し指を天に向けて…

 

 

ピシャァァァン…チュドォォォォン…!!!

 

 

……キャシーを消し灰にした……

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ……やっぱり疲れる物ですね……もう少し調整が必要ですね……。」

 

リュウカ(本体)「お疲れさん…。」

 

リョウカ(本体)「ええ……あ、そうだ……多分あの形態ならあのD-033に対しての有効じゃないかな?」

 

リュウカ(本体)「確かにそれなら確実に仕留めれそうだな…一つ一つの攻撃が超広範囲且つ超高威力だからな……。」

 

オワタリュウカ(本体)「っが…その問題のエネルギー効率をどうにかしなければ意味がない上にそれが仇になる可能性も有り得るんじゃあ?」

 

オワタリョウカ(本体)「おお、お前にしては偶にはまともな正論を言えるね?」

 

オワタリュウカ(本体)「いや、俺の事何だと思ってる訳!?」

 

オワタリョウカ(本体)「馬鹿な永遠の2番手。」

 

オワタリュウカ(本体)「オノォォレェェ…!!!」

 

オワタリョウカ(本体)「ホァタァ…!!」

 

 

 

バキィィン…!!

 

 

オワタリュウカ(本体)「ひでぶぅ…!!」

 

オワタリョウカ(本体)「さて行こうか。」

 

リュウカ(本体)「お前も相変わらずだな……。」

 

 

 

その後リョウカ達は最深部にてセッションを成功させ…火の神殿まで行ける様になった…

 

 

そしてその数時間後に……リョウカ達は火の大地へと入りこんだ……

 

 

【火の大地(魔人編):突入】

 

 

 

リュウカ(本体)「……で?何でリョウカは俺の膝の上で寝てる訳?」

 

リョウカ(本体)「すぅ………す〜…。」

 

オワタリョウカ(本体)「あ〜…良いなぁ……私もリョウカちゃんにしようかな…?って違う…多分まだ回復したばっかりだから万全と言う訳じゃないから…それに1番疲れが取れ易い所って言えば先ず君の所で寝るに限るわね…。」

 

リュウカ(本体)「だよな……まあ俺も色々と有り過ぎたからな…少し休むか…。」

 

シオリ「ええ、休んで来てね…。」

 

 

リュウカはリョウカを抱き抱えてリョウカの部屋に行き…そのままリュウカはリョウカに抱かれたまま寝る事にした…

 

 

………数時間後…一行はどうにか火の神殿に到着した…

 

 

 

【火の神殿】

 

 

 

リュウカ(本体)「……何これ?」

 

オワタリョウカ(本体)「……サーチアンドデストロイの感覚でリョウカの触手が敵供を捕食してやがるね…しかもご丁寧にリョウカちゃんは相変わらず君の背中で寝たままか…いやそれ以前にあの形態を発動した状態で寝るって有り?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「す〜…くぅ〜…。」

 

 

火の神殿を攻略し始めて早々に何故この惨状になっているのかと言うと……火の神殿に着いても何故かまだ寝たままのリョウカ…しかし置いて行く訳にはいかないのでリュウカが背負って行く事にしたが……ダンジョン攻略開始と同時にあの形態が自動発動し…リョウカの触手が敵に一斉に襲い掛かり捕食して行っているのだ…そればかりか……ありとあらゆる物を喰らい尽くすと言う性質を持っているのか障害物をも喰らう上……何とマグマ(溶岩)だろうが絶対零度の氷や水…喰れない物は存在しないっと言った方が良いレベルで喰らい尽くすのだ……そしてその喰らったものは全てリョウカのエネルギーに変換されてリョウカのエネルギーになるのだ…………

 

 

リュウカ(本体)「……しっかしあの触手は良く喰らうな……一体どこまで喰らい尽くす気だ?」

 

リョウカ(このすば)「多分…リョウカさんのエネルギーが回復するまでだと思うよ…今のリョウカさんのは寝ていますからあの形態でも寝ている間はエネルギーの消費量はほぼ皆無に等しいレベルの減少量まで減ります…そこであの形態での触手は自動的に敵及びトラップ含む障害物を対象に襲い掛かり…自動攻撃及び自動捕食を実施してエネルギーを急速回復させます…更にあの形態以後は一定エネルギー以上の場合は自動でエネルギーが減らなくなり…エネルギーが消耗する行動しても瞬時に全回復します…ただし現在の形態じゃあ無限じゃないので乱発は出来ないですが…安全圏まで回復すれば大丈夫です。」

 

リュウカ(本体)「成る程……。」

 

 

そして数分後…

 

 

グシャグシャ……ゴクリ………

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「……ん……ん〜…よく寝ました…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…起きたか…。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「ええ…何だかとってもスッキリする様な感覚がしますし身体がかなり楽になりました…。」

 

リュウカ(本体)「そっか…そりゃあ良かったが……あ〜…その周り見てみろ…。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「え?……あ…。」

 

 

リョウカはリョウカの触手のやった惨状を見て呆然とした…

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「……これ…どうなってるの?」

 

リュウカ(本体)「ああ…直球に言えばお前の触手が文字通り邪魔な物全て喰らった上に…喰らった物は全てお前のエネルギーとなる…だから身体がピンピンしてるだろう?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「そうですね……はぁ……やってしまったね………仕方ないですね…。」

 

カズマ「ま……まあ仕方ない事だよな……。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「………まあ取り敢えず、最深部まで行きましょうか…また私が一直線にぶち壊して行きますから離れて。」

 

リュウカ(本体)「分かった…。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「……………。」

 

 

ギチギチギチギチ…バサァ…!!

 

フワァァ…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「アァァァァァァァ…!!!!!」

 

 

 

ピキィィン…パァァァン…!!!

 

 

リョウカは少し姿が変わり…龍形態時の尻尾が生えた事と翼が更に少し大きくなってる事位だ…

 

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「オオォォォォォォォォォォ…!!!!!」

 

 

 

キュィィィィン……ジリジリジリジリ…!!!

 

ポォピィィ…!!!

 

ヒュゥゥゥ……チュドォォォォン…!!!!!!

 

 

 

リョウカは蒼白い光球を解き放ち…ボス部屋まで一直線に破壊尽くした…無論リョウカ達はその道を進んで行き…1時間足らずで最深部に到達した……

 

 

 

 

ギィィィィ…ズズゥゥン…!!!

 

 

 

リュウカ(本体)「さて、今回はどう変化してるか?」

 

 

シーン……

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「………妙ですね……私達が来たのに反応が無い…?………!……もう既に殺されてますね……。」

 

リュウカ(本体)「何!?やられたのか!?」

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「ええ……やっぱりD-033がやったのでしょう……可哀想にイワントス…。」

 

 

そうこの個体も既にD-033によって殺されていた……この個体のイワントスの正式名称は……【D-G-004:溶焔魔巨神:イワントス】……どう言う方法でやったかは不明だがもうピクリとも動かない……哀れなりイワントス……(そればかりかこの大陸に入ってからまともにボスと戦闘をしたのはデグクレス位だ…っがそれでも一方的に殺されたが…)

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

リュウカ(本体)「……何だ?」

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「……やっぱり居ますよね…D-033!」

 

 

ズガァァァァン…!!!!

 

ズズゥゥン…!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!!!』

 

 

イワントスの亡骸から突き破って出て来たのが無論D-033だ……どうやら完全に回復してる様だ……しかもイワントスを…いや厳密には魔神細胞を捕食したのか…前よりもサイズが2倍以上巨大で…額には巨大な眼球が生えている…

 

 

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!』

 

リュウカ(本体)「やれやれ……全くコイツはしつこいな…!」

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「ええ、でも……。」

 

オワタリョウカ(本体)「ふふふ…!面白くなってきたねぇ!最終決戦と行こうか…!」

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「ええ!さぁ行きますよ!これで終わらせます…!!!」

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!!!』

 

 

 

【第4エリアボス】

 

 

 

VS【戦闘特化型究極不完全魔神:D-G-033(リベンジ個体・歴戦王個体・魔神化・激昂状態)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦(ファイナルアタック有り)】

 

 

勝利条件【D-G-033の討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

地形【火の神殿:最深部】

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】使用場面【アルトゥーラ戦(最終形態)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「みなさん、私に考えが有ります!私に合わせてくれませんか!」

 

リュウカ(本体)「おう!任せろ!」

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!!

 

ビシィ…!!!!

 

 

【味方:ファイナルアタック敢行】

 

 

033『……!!?』

 

シカマル「…影縛りの術…っく…!相変わらずの見た目に違わずの馬鹿力だな…!!!!引き千切れそうだ…!」

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「すみません!…もう少しだけ拘束してて!…先ずは…!天井…!!リルス!アルス!めぐみん!カズマ!天井に大穴を開けて!無論空が堂々と大きく見える様に!」

 

めぐみん「ええ!」

 

カズマ「おう!」

 

リルス&アルス『グゥゥゥ…!!』

 

めぐみん「カズマ!合わせなさい!」

 

カズマ「おう!これをやるのは久々だな!行くぞ…!!」

 

カズマ&めぐみん『【エクスプロージョン…!!!!】』

 

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

ポォピィィ…!!!

 

 

 

リルス&アルス『グォアァァァァァァァ…!!!』

 

 

キュィィィィン…ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!

 

 

カズマ及びめぐみんのクロスエクスプロージョン…そしてリルス及びアルスの聖暗超熱線を天井に向けて解き放ち…

 

 

ピキィィィィィン…チュドォォォォン…!!!!!

 

ガラ……ミシ…!!

 

 

 

見事に命中し…天井に超巨大な穴が開き…普通に外に出れる程の巨大な穴が開いた…

 

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「良し!…さて仕上げです…!!アイツを思いっきり外に打ち上げて!!お姉ちゃん…!!」

 

リュウカ(本体)「おう…!!はぁぁぁ…!!!」

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「行くぜ…!!おらぁぁぁ…!!!!」

 

 

ピシュン…!!!

 

ブォォォン…バキィィィン…!!!!!!

 

 

033『……!!?!?』

 

 

キィィィィィィン…!!!!!

 

 

D-033は見事にリュウカの一撃が顎を撃ち抜かれて…そのまま遥か上空へと打ち上げられた…

 

 

ファイナルアタック用BGM:作品名【モンハンシリーズ】使用場面【アルトゥーラ戦(トドメの一撃)】

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「行きます…!!!」

 

 

ググググ…ッダ…!!

 

キィィィィィィン…!!!!!!

 

 

リョウカは思いっきり…目視不可能の速度で跳躍し…一気にD-033を追い抜いた…そして……

 

 

ピカァァァン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

パァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)『グォアァァァァァァァ…!!!!!!!!!』

 

 

リョウカは一気に完全な龍形態へとなり…

 

 

キュィィィィン…キィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)『グォアァァァァァァァ…!!!!!!!!』

 

033『アアアアアアアアアアアアッ…!!!?!?』

 

 

ドォォン…!!!!

 

 

リョウカは身体全体を覆い尽くす様に蒼白いオーラを纏いながらD-033に特攻…天高くから何と砂の神殿目掛けて行った…無論だがリュウカ達も事の顛末を見届けるべく既に火の神殿から出ていた…(無論既にコンピューターにアクセス済み…)……そして何となくだが…今のリョウカは正に大昔時代の…そう産まれた時の最高神時代…完全なる無の存在からの肉体を得たリョウカ…あの頃のリョウカと何処となく似ていた…

 

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)『グォアァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

 

ゴォォォォォォ…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

033『ピギャアァァァァァァァ…!!!!?!?!?』

 

 

ピキィィィィィン…!!!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!!!!!!!

 

 

………リョウカ及びD-033は砂の神殿の真上に光を纏いながら落下……一瞬全ての色…音…全てが鎮まり帰り…その瞬間に砂の大地全域をお覆い尽くす超超々弩級規模の大爆発を発生させ……D-033は断末魔の悲鳴を最期に砂の大地のほぼ全て諸共消滅したのだった………

 

 

【戦闘終了】

 

 

シュゥゥ……

 

 

リュウカ(本体)「……っ…みんな無事か?」

 

オワタリョウカ(本体)「ええ、全員生きてるわ…正にヘルメット無ければ即死だった感じね…。」

 

リュウカ(本体)「ああ……ってそんな事よりも今すぐ全員集めてリョウカの所に急ごう!」

 

オワタリョウカ(本体)「そうだね、あの規模はかなりやばいんじゃない?」

 

めぐみん「ええ!急ぎますよ!」

 

 

 

一行は全員を集めて大急ぎで砂の大地…いや元砂の大地へテレポートを使って向かった…

 

 

 

ピシュン…!!

 

 

 

リュウカ(本体)「……!!…想像以上に酷い有り様だな……。」

 

オワタリョウカ(本体)「ええ…ってか普通に砂の大地が消し飛んでるね…。」

 

ゼルダ「……ああ…砂の大地が……っは!いけない…リョウカさんは…?」

 

メリー「……!居たわ…あそこに居るわよ…!」

 

リュウカ(本体)「…!あそこか…!」

 

 

リュウカ達はリョウカの所へと駆け付けた…辿り着いた所には元の姿のリョウカが居たが…今にも倒れそうだった……

 

 

リュウカ(本体)「おい!リョウカ!」

 

リョウカ(本体)「ぜぇ……はぁ……あ……みなさん…………やり……ました……よ…。」

 

 

ふら……ドサ…!

 

 

リュウカ(本体)「…お疲れさん……本当に良くやった……リョウカ……。

 

リョウカ(本体)「すぅ………ふぅ……。」

 

 

リョウカは力尽きて眠ってしまった…リュウカ達はリョウカを回収して…何と偶然にも元砂の神殿の最下層部と思われる所に有ったコンピューターにアクセスに成功し…その場を後にしたのだった…

 

 

【第四及び第五の結界:解除成功】

 

 

【第四エリア:攻略成功】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第16話 神森一家と四大地の殺戮の魔人:終章【終章】

あ〜、あ〜…良し、大丈夫だね…え?ああ、こほん…ヤッホー!私はみんなのアイドル(笑)のリョウカだよ!…え?『その言動、さてはお前オワタリョウカだな!?』だって?当たりだよ!そう、私はオワタリョウカなのだ!……って茶番は置いといて…さてと前回のあらすじと行こうか、前回の私達は神の塔と火の神殿…そしてついで感覚で砂の神殿も攻略したんだったね…まあ最後の砂の神殿はリョウカちゃんの攻撃の巻き添えでそこのボス諸共消滅したんだわ…哀れなり…ドスボーン…まいっか…まあそんなこんなで…今日も見て行ってねー!

(……さてと、おいゴラァ!誰が(笑)だ!誰が(笑)付けた!?ぶちのめしたるわ!!死ねぇぇい…!!!)

(ポォピィィ…!!チュドォォォォン…!!!)

(チーン…)

(ふー…さっぱりした、んじゃあ帰ろう。)


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

……翌日……

 

 

リョウカ(本体)「……ん…ふぁ〜…よく寝ました……。」

 

リュウカ(本体)「おお、起きたか…。」

 

リョウカ(本体)「はい。」

 

リュウカ(本体)「やれやれ……リョウカ…あの攻撃は確かに奴は消滅した…っが、少々やり過ぎたな…砂の大地がほぼ丸々消し飛んだぞ。」

 

リョウカ(本体)「……!!……そう……ですか…。」

 

リュウカ(本体)「……まあ…うん……幸いにも…まあ余り言えた物じゃ無いし言っていいかは分からんが敢えて言うが…元々砂の大地には生存者は居なかった…だから人的被害は無かった……。」

 

リョウカ(本体)「………そう……。」

 

リュウカ(本体)「……それでだ、俺達は今神の塔に既に到着している…。」

 

リョウカ(本体)「……そうですね……決着はつけないとね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……リョウカ、行けるな?」

 

リョウカ(本体)「……はい!」

 

 

そしてリョウカは支度をして…いよいよ最後の決戦の地……神の塔へと全員と共に足へ踏み入れた…

 

 

【神の塔:最終層(第四層も含む)】

 

 

一行は安定と信頼ながらも順調に進めて行っていた…いや寧ろ恐ろしい程に順調過ぎた……何せ今のリョウカには何と魔人ファントムの攻撃でもビクともしないのだ…しかも…リョウカの攻撃及び行動は全てを薙ぎ倒し…破壊尽くす…そして障害となる存在は徹底的に殲滅していく………そう明らかに今のリョウカから不穏の空気しか出ていない……果たして……?

 

 

そして数時間の末……第四層を攻略し…最後の層に到達したが……

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「…………。」

 

リュウカ(本体)「さて、いよいよだが……ん?おいリョウカ?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「…………。」

 

リュウカ(本体)「……?リョウカ?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「え?あ…どうしましたか?お姉ちゃん?」

 

リュウカ(本体)「ああ……ってかさっきからお前…大丈夫か?何か目の前に映る全ての敵を容赦なく殲滅しまくってる姿が……何処となく…ヤバい感じがするぞ…。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「う〜ん……私でも良く分からないです……一応制限は出来てる筈なのですが…気が付くと…ね…。」

 

リュウカ(本体)「やはりまだ不安定な感じがするな……何かの拍子ですぐにでも暴走しそうな感じがプンプンするな……。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「そうですね……やはり気をつけるに越した事じゃないですね…。」

 

リュウカ(本体)「だな……ただもし暴走した時の対策はした方が良さそうだな……。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「そうですね……あの時と同様なら…いえ恐らく今度もし暴走すれば本当に世界線規模の熾烈な戦いに成りかねないから………そうですね……じゃあアレ使いますか…。」

 

全員『…?』

 

 

そしてリョウカから受け取った物…いや色々な対策の代物や作戦を編み出した………それで何やかんやで……数時間後にはとうとう最後の門らしき所へと辿り着いた……

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「……さて…イこう…。」

 

リュウカ(本体)「……………ああ…。」

 

 

 

ピキィィン…ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥン…!!!

 

 

リョウカ達は最後の門を潜って行った……

 

 

ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥン…!!!

 

 

?「ほぅ?とうとうここまで来るとはな…。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「……まさか貴方とはね……【オリバー・G・ロベリア】……随分とあの時から姿が変わった上に口調も変わるとはね……そしてその狡猾で冷酷なマッドサイエンティスト…そこは変わらないね……それで?貴方は【オリジナル?それとも別の個体のサイボーグですか?】」

 

エーベル「…どう言う意味だ?リョウカ?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「そのままの意味ですよ、あの時に殺した…いえ破壊したオリバーさんは…確かに脳自体は本物ですが…っがその脳にオリジナルのオリバーさんとしての記憶と言う名のデータをただブチ込んだだけのお人形さんと変わらないですよ…そうでしょう?どうせそこに居る貴方も偽物だと理解してるよ。」

 

オリバー「……ふ、そこまでお見通しだとはね……その通りだよ…。」

 

エーベル「な!?」

 

エンリ「……!!」

 

ノイン「っく…!」

 

リョウカ(本体:淵源神)「………で?」

 

オリバー「……ん?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「貴方……この世界に来て……。」

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ジリジリジリジリ…ピシャァァァン…!!!!

 

 

リュウカ達全員『………!!!?』

 

リョウカ(本体:淵源神)「何して来た…?またこんな事して……何も罪も無い者を殺して……そんなに楽しいか?」

 

オリバー「ああ、勿論…此処の環境は実に最適でね?良いデータは取れた…感謝するよ。」

 

 

ブチィ…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「…巫山戯るな………。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカ?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「……巫山戯るなよ…!!!!?貴様…!!!!!貴様の所為で…どれほどの人命が失ったか…!!」

 

オリバー「それがどうしたんだい?俺にとってはこの世界はどうでも良い事だしね。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「……ッッッ…!!!!ク……ッッッ…!!!!」

 

 

ジリジリジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!

 

 

リュウカ(本体)「お…おい…!!リョウカ…!!!落ち着け…!!!」

 

リョウカ(本体:?)「……イギギ………!!!グゥゥゥ…!!!!」

 

 

ギチギチギチギチ…メキメキメキメキ…!!!

 

 

リュウカ達全員『……!!!』

 

オリバー「あらら?怖い怖い。」

 

リュウカ(本体)「…ッ…!!!てえぇめぇぇぇぇ…!!!!!!」

 

オワタリョウカ(本体)「落ち着け!!リュウカ!!!」

 

リュウカ(本体)「……!!!」

 

オワタリョウカ(本体)「貴女…いえ貴方まで暴走したらもうリョウカちゃんは止められない…!」

 

リュウカ(本体)「……そう…だな……。」

 

オリバー「おやおや?じゃあどうする気(ザシュゥ…!!!!)………は?」

 

 

ゴトン…!

 

ジリジリジリジリ…チュドォォォォン…!!!!!

 

 

オリバーは何が起きたか理解する前に…何と首が切断され…やはりサイボーグだったのか…頭部も一緒に爆発四散してまたしても死亡した…

 

 

 

リュウカ(本体)「……リョウカ………?……!!?」

 

 

そしてリュウカ達はオリバーをやったであろうリョウカに目を向ければ…もうリョウカでは無くなっていた…あの時と同様…そう暴走状態のあのリョウカへと変貌した……それと同時に…

 

 

ビィィィィ…!!!

 

 

『緊急事態発生…証拠隠滅の為間も無く奈落を自爆させます。』

 

 

 

ボォォォン…ボォォォン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「うわっ…!!?」

 

オワタリョウカ(本体)「っち…!!アイツめ!やっぱり自爆装置を用意しやがったか!!死ぬと同時に証拠隠滅の為に奈落…そうあのこの神の塔の地下拠点を自爆させる気だ…!!」

 

エーベル「クッソ!やっぱりかよ!だが俺達は…、」

 

リュウカ(本体)「ああ…何も関係無いが…!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

ググググググググ…!!!

 

ッダ…キィィィィィィン…!!!

 

ズガァァァァン…ズガァァァァン…ズガァァァァン…!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「……リョウカを止めるぞ…!!!」

 

全員『うん!(おう!・ええ!)』

 

 

そしてリュウカ達は怒り狂い暴走したリョウカを止めるべく…リョウカの開けた天井の穴を通って外に出た…

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!!

 

ビュゥゥゥゥ…!!!

 

ザァァァァ…!!!!

 

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

 

外に出てみれば…あの時以上に外が終末を思わせる天変地異が発生していた…空模様は前以上に真っ赤に染まっていた…無論神の塔への被害も例外じゃなく…屋根の部分も完全に無くなり…塔には例の触手が巻き付いていた……更にはリョウカの姿は前以上に禍々しいオーラを纏い…翼に数がアルトゥーラと同様…無論模様も同様だ…

 

 

リュウカ(本体)「っく…!やはり恐れた通りになったか!」

 

オワタリョウカ(本体)「やれやれ…!全くここまで想定通りとはね…!!」

 

めぐみん「ええ!…でも私達は負ける訳にはいかないよ…!!」

 

ナルト「ああ!あの野郎の所為でまたリョウカが暴走した!だが…もうリョウカに辛い思いはさせねぇ!それに…!」

 

悟空「ああ!リョウカだって頑張ってる!」

 

エクレール「それで動かないなら!」

 

メリオダス「誰がリョウカを止めれる!」

 

リュウカ(本体)「ああ!だから…!」

 

全員『絶対にリョウカを止める…!!!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

そして……この事件での最後の戦いが始まった…

 

 

【第2章:最終ボス】

 

 

【最終エリアボス】

 

 

VS【完全ナル破滅ヲ齎ス暴走:深淵ノ淵源ナル混沌ノ最高母神姫:神森リョウカ(終焉暴走形態(深度:計測不能!危険度:不明)・深淵ナル淵源の混沌神化・深淵ナル淵源の母神化・深海棲艦化・龍形態・最終形態・ラスボス化)】

 

 

戦闘方式【暴走鎮圧戦(ファイナルアタック有り)】

 

 

勝利条件【リョウカを止めろ!】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【漆黒の白夜】

 

 

【ROUND1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

キュィィィィン…ポォピィィ…!!!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「喰らうか!フルカウンター…!!!!」

 

 

ガキィィン…!!!

 

ピキィィン…チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!?』

 

リュウカ(本体:全祖無)「良し怯んだ…!今だ…!!!」

 

 

ピシュン…!!

 

ドシュゥゥ…!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアア…!!!!!?』

 

 

リュウカはリョウカの側まで瞬間移動し…一気に何ととある物を片方の核翼に突き刺した…

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『グゥゥゥ…!!!!……!!!?』

 

リュウカ(本体:全祖無)「へ!どうだ!自分の用意した…【対暴走リョウカ用の刀剣】をブッ刺される気分は!?とっととリョウカを返しやがれ!!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『グゥゥゥ…!!!!』

 

 

シュル…ブシュ…!

 

ブシャァァァァァァ…!!!

 

 

暴走したリョウカは器用に触手を利用して突き刺された刀剣を抜き取ったが…致命傷レベルの所に突き刺されたのか…抜いた瞬間に大量の血…ではなく赤黒い粒子が噴射された…

 

 

【味方:ファイナルオーブ[20%]】

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!!!

 

 

リョウカは先程の攻撃で更に激昂したのかやはりあのチャージ行動…インジェスティオーネを発動させた……っが…

 

 

ビシィ…!!!

 

パァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『……!!?』

 

 

突然リョウカの身体が拘束された様に動けなくなった…無論これも…

 

 

リョウカ(このすば:全祖無)「やれやれ…!理性を失ったからこうなるのですよ…!って…!隙見せたら引き千切れる…!!」

 

リョウカ(モンハン:全祖無)「耐えるのですよ…!意地でもね…!」

 

 

どうやら複数の分身リョウカの本気の能力酷使によるリョウカ拘束術が発動して…リョウカの動きを封じた…

 

 

【味方:ファイナルオーブ[50%]】

 

 

 

めぐみん(フルパワー)「はぁぁぁ…!!!」

 

 

キィィィィィィン…ザシュゥ…!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアア…!!!!!?』

 

 

今度は何とめぐみんが例の刀剣を構えて一番深刻なダメージを負っている核翼のコアを再度切り裂いた…挙句には切り裂いた拍子に切り落とした……

 

 

【神森リョウカ:左翼破壊完了】

 

 

ブシャァァァァァァ…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアア…!!!!?』

 

ヤマト『目標!右翼!全艦砲雷撃用意…てぇぇ…!!!』

 

 

 

ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!!

 

ドォォォン…ドォォォン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアア…!!!?』

 

 

今度は全艦隊による一斉攻撃で完全に右翼を破壊尽くした…

 

 

【神森リョウカ:右翼破壊完了】

 

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

フワァァ…!!!

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「おい…一体何をする気だ…!?」

 

リョウカ(このすば:全祖無)「翼を失ったのに……ん…?翼を失った……?……まさか…!!!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

 

キュィィィィン…!!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!

 

 

何とリョウカは翼無しでインジェスティオーネを発動…今度こそ滅び去る気で…今まで以上に超強大なエネルギー量を集めだした…

 

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「…っち!やっぱり…【リョウカの予想通りか…!!!】」

 

 

そうこれもあの時にリョウカは翼無しでもチャージは可能だと言う事は説明されていた……そしてその阻止方法も……

 

 

【敵:ファイナルオーブ[100%]】

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「…は…だったら…!!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

リュウカ(本体:全祖無)「やってやろうじゃねぇか…!!!2度と俺達やリョウカに逆らえない位のトラウマをあの災悪の感情とやらに刻み込んでやるぜ…!!」

 

オワタリョウカ(本体:フルパワー)「ええ!」

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

特殊敗北条件【制限時間超過でリョウカが【終焉ノ淵源ナル咆哮[ルーチェ]】を発動する】勝利条件変更【制限時間内にリョウカの鎮圧】

 

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「そう、コイツは翼無しでもチャージは可能だ…っが……同時に最大の切り札でもある故に…最大級の弱点を晒す…見ろ!」

 

 

リュウカの指を指す所には…リョウカの胸部中央部から真っ赤に煌々と輝くコアが露出していた……

 

 

リュウカ(本体:全祖無)「………リョウカ……またお前を傷付ける事を……許せ!だから…!」

 

 

キュィィィィン…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン……!!!!

 

ピキィィィィィン…パァァァン…!!!!

 

 

【味方:ファイナルオーブ[100%]】

 

 

オワタリョウカ(本体:フルパワー)「……!!リュウカ……君は…!!……はは…やっぱり君達はどこまで行っても……同じ姉妹…だよね…!!」

 

 

リュウカは…リョウカと同じ覚醒形態に何と覚醒した………姿形は覚醒時のリョウカと違い服は着ている…それ以外はリョウカと一緒だ…

 

 

リュウカ(本体:淵源神)「行くぞ…リョウカ…!!!!」

 

 

ファイナルアタック用BGM:作品名【モンハンシリーズ】使用場面【アルトゥーラ戦(トドメの一撃)】

 

 

 

【神森リュウカ:ファイナルアタック敢行】

 

 

リュウカ(本体:淵源神)「はぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

キィィィィィィン…ピキィィィィィン…!!

 

パァァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体:淵源神龍)『グォアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

キュィィィィン…ググググ…ッバ…!

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

リュウカは天高く舞い上がり…遥か上空にて龍形態になり……リョウカのコア目掛けて…蒼白い光を身体全体に覆いながらあの時のリョウカのスカイハイフォールと酷似した…あの技を…発動させた…

 

 

キィィィィィィン……ドォォォン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!!!?!?』

 

リュウカ(本体:淵源神龍)『グォアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

リュウカはそのまま勢いよく…リョウカにぶち当たり…リュウカはそのままリョウカを引き離す事無く…リョウカの時とは違い…海へと着弾点を修正して……

 

 

キィィィィィィン…ザッパァァン…!!!!

 

ゴォォォォォォ…

 

 

 

リュウカ(本体:淵源神龍)『グォアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアア…!!!?!?』

 

 

ピキィィィィィン…!!!!!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

 

……勢いよく海へと突っ込み…海中深く着弾……一瞬全ての色と音が消え去り……その直ぐ後に超超規模の大爆発が発生…着弾点及びその付近は丸々全て消し飛んでしまったのだった……

 

 

 

【戦闘終了】

 

 

………数時間後………

 

 

…ヤマト率いるリョウカ及びリュウカ捜索隊は…着弾点付近を必死に捜索していた……

 

 

オワタリョウカ(本体)「リョウカちゃん…!!リュウカ…!!!何処に居るの!!」

 

ヤマト「リョウカちゃん!リュウカさん!」

 

カズマ「居たら返事してくれー!」

 

メリー「………っち…!反応が薄過ぎて…何処に居るか分からないわ…!」

 

めぐみん「…リョウカちゃん…リュウカさん…!!!……!!!みなさん…!!」

 

エクレール「居たの!?」

 

めぐみん「ええ!あそこです!」

 

 

どうやらめぐみんが何とか2人を発見した…しかし…

 

 

リュウカ(本体)「…っ……ぁ……。」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

ダクネス「……っく…!ここまでとは…!」

 

 

そう…明らかにリュウカとリョウカは生命の灯火が消え掛かる程に重傷だった……特にリョウカに至っては四肢は失い…胸のコアも完全に喪失…生きてるかどうかさえも分からない状態だった…リュウカは所々裂傷傷と片腕片足が千切れそうな位の断裂傷ともう片方の足及び片腕はあらぬ方向にへし曲がっていた…

 

 

リュウカ(本体)「…っ…ぅ……リョ……ウカ……………。」

 

アヤカ(本体)「…リュウカ………。」

 

 

リュウカは…そのズタボロの身体で、辛うじて動かせる部位を使って…必死にリョウカの側まで寄ろうとした……

 

 

リュウカ(本体)「………ご……め…んな………りょ……う……か……守れ………なくて……っ……うぅ………。」

 

 

……そしてリュウカはリョウカの側に寄り添い…そのまま動かなくなった……

 

 

オワタリョウカ(本体)「……こんな所で死なせて…堪るか…!!死んだら許さない…!おい!早くしなさい…!!」

 

永琳「ええ!」

 

サクラ「分かったわ!」

 

綱手「うむ!」

 

 

そして瀕死且つ危篤状態のリョウカとリュウカを何とか慎重に艦船の方の龍華(リョウカ)に運び込み…緊急手術を実施し…1日掛けてようやく完了した……因みに……その翌日……

 

 

リョクヨウ(本体)「…さてと…。」

 

アヤカ(本体)「……元に戻してあげないとね…私達は結局何も出来なかった…だからせめて親として…滅茶苦茶になった所位直してやらないとね…。」

 

零(本体)「まあ、私達も居るがな。」

 

無限(本体)「うん…。」

 

ソハナ(本体)「まあそれが私達の仕事だしね…。」

 

ナナ(本体)「ええ、だからこそ私達が元通りにするわよ。」

 

アヤカ(本体)「話が早くて助かるよ…さてと始めるよ。」

 

 

そしてアヤカ及びリョクヨウを中心に…最古参のメンバーはこのイレギュラーが原因で滅茶苦茶になったこの世界を能力で元通りにした…無論イレギュラーも全て消え去り…完全に元通りになったし…しかも死んだ住民も全て生き返ったのだった……

 

その後だが、一行はゼルダをハイラル城へと送り届け…元の世界へと帰った……

 

 

【神森世界線:神森空間:神森一家】

 

 

帰って来て…数日後…

 

 

リョウカ(本体)「……っ…うぅ………此処は…?」

 

リュウカ(本体)「…い…っつ…あれ?何処だ…?」

 

アヤカ(本体)「…やれやれ、ようやくお目覚め?」

 

リョウカ(本体)「あ………アヤカさん…それにみなさんも……。」

 

めぐみん「全く……本当に心配しましたよ…?しかも今度は姉妹揃って死に掛けるなんて…もし死んだらどう娘達に説明したら良いか分からないじゃないですか?」

 

リョウカ(本体)「………ごめんなさい……。」

 

リュウカ(本体)「……すまん……。」

 

オワタリョウカ(本体)「……はぁ……やれやれだよ…まあ今回は助かって良かったし…ああ、そうそう…あの世界は元に戻しておいたからね?」

 

リョウカ(本体)「はい……ありがとうございます……。」

 

オワタリョウカ(本体)「まあまあ気にしない……っが……頼むから余り死に掛ける事しないで欲しいな…私でも悲しい時は悲しいものよ。」

 

リュウカ(本体)「……ああ……。」

 

リョウカ(本体)「本当にごめんなさい……………。」

 

零月「…はぁ……あ、永琳から伝言よ。」

 

リョウカ(本体)「分かってますよ……しばらくは2人揃って療養しますよ…それに娘達を放ったらかした分…しっかりと面倒みますよ…それが私達の罪滅ぼしですよ……悲しませた分……しっかりとしましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「だな……。」

 

零月「そう…それなら良いよ…。」

 

リュウカ(本体)「…そういや…リョウカ、もうあの災悪の感情の暴走の件は大丈夫か…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、今度こそ本当の意味で完全に大人しくなりました……もうあの災悪の感情で暴走する事は無いですよ…何せ二度も捻じ伏せられたのだから…しかも最後の最後で私を超える力で捻じ伏せられた……だからこそもう逆らう事が出来ない訳ですよ………本当にありがとうございます……お姉ちゃん…。」

 

リュウカ(本体)「お……おう……。」

 

オワタリョウカ(本体)「しっかし驚いたな……まさかリュウカ…貴女もリョウカちゃんと全く同じ形態になれるとはね……凄いよ。」

 

リュウカ(本体)「ああ……何故か知らないがどうやらリョウカと共鳴によって覚醒出来たと思うぞ……それにだ…俺達はどこまで行っても姉妹だからな……血の繋がった唯一のな…。」

 

オワタリョウカ(本体)「まあそうだね……そこが本当にいい所よ……ま、私も気長に正式に貴女達と行動を共にするわ…。」

 

リョウカ(本体)「え?どう言う意味でしょうか…?」

 

オワタリョウカ(本体)「そのままの意味よ、あの事件の時は謂わば仮入隊みたいな物だよ…それにある意味で私もイレギュラーの発生の発端になった責任も有る…だから私達も正式に貴女達の所で世話になるわよ…何せ私にとってはこっちの方が良いからね。」

 

リョウカ(本体)「そう…ありがとうございます…それじゃあ改めて…宜しくお願いします…。」

 

オワタリョウカ(本体)「ええ、こっちも宜しくね。」

 

リョウカ(本体)「はい……いっ…!?……っ……。」

 

カズマ「まだ治り切ってないだろ?まだ寝とった方が良いぞ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね…それじゃあお言葉に甘えてそうしますね…〜お姉ちゃんも傷が深いと思いますから寝た方が良いと思う…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……まあズキズキするしな……寝るか…。」

 

めぐみん「ええ、ゆっくり休んでて下さいね。」

 

 

……そして数週間後には退院し……リョウカ達は変わりない生活を送って行ったのだった…

 

 

【最終エリア:攻略成功】

 

 

【第2章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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[達成率:10%]第3章 神森一家と異世界夢幻大海域
第17話 神森一家と夢幻大海域:突入編【前編】


よう、お馴染みのリュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…神の塔の最終層を攻略したのだが案の定黒幕はオリバー…しかもリョウカの言うには前よりも最悪の存在でな…その結果がリョウカの逆鱗に触れてリョウカは簡単に暴走してオリバーは呆気なく破壊……んで俺達は暴走したリョウカと熾烈な戦いを繰り広げて…最終的には俺とリョウカの相打ちでどうにか事態は収まり…その後はどうにかリョクヨウ達の手で世界が直ったそうだ…まあこんなもんか…それじゃあ今回も見ろよな。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

あれから数ヶ月経過したある日の事…

 

 

 

【神森世界線:神森大連合国:神森一家】

 

 

 

リョウカ(本体)「う〜ん……駄目ですね……いえ…これかな?」

 

 

リョウカは兵器開発及び建造庫にて何かの設計をしていた…

 

 

リュウカ(本体)「お、ようやく見つけた…おーい!リョウカ!」

 

リョウカ(本体)「ん?どうしたのお姉ちゃん?私は今忙しいですので。」

 

リュウカ(本体)「ああ…丁度昼食の時間だから呼びに来たんだが?」

 

リョウカ(本体)「あ〜…もうそんな時間ですか…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…んで何作ろうとしてた?」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあそれはみなさんを集めてから説明しましょうか…それじゃあ行きましょうか。」

 

リュウカ(本体)「ああ。」

 

 

その後は昼食を養い…午後はいつものメンバーを集めて会議が行われた…

 

 

大高「それで本日のご用件は何でしょうか?」

 

リョウカ(本体)「はい、実はとある超巨大航空機を開発したいのです。」

 

リュウカ(本体)「ああ、その航空機って何だ?」

 

リョウカ(本体)「はい、私が予定している超々巨大航空機は…あの航空艦隊に一応関連はしてますが…準超航空兵器未満の機体群でしてね?後世日本で言う…空中戦艦級…以上の超空中戦艦級の更に上の超々空中戦艦級の代物を建造する予定で……予定では先ず全能機を最優先勿論通常型が先でレジプロ型が後で後に爆撃機及び攻撃機型を優先…無論通常型が優先でその次にレジプロ型が優先して…そのまた次に戦闘機型を製造する予定です…勿論どちらも最初に通常型が優先でその次がレジプロ型が優先です…一応姿形は私達が主力にする航空機とそんなには変わらないけど…サイズがサイズな上に更に新たな武装や防御手段…無論機能も追加する予定です………っが…。」

 

リュウカ(本体)「……何か問題が?」

 

リョウカ(本体)「ええ、って言うよりも実際に見た方が早いですが……これです。」

 

 

リョウカはスクリーンに何かの設計図を写した…

 

 

リュウカ(本体)「……?おい何か物騒な爆弾の姿がズラーっと見えるが?しかも色んな種類が?」

 

リョウカ(本体)「はい、それこそが大目玉とも言えるこの爆撃型の代物でしてね…私が考えた新型爆弾で一応カテゴリーでは通常爆弾系と誘導爆弾系と地中貫通系と対潜爆弾系…等様々な爆弾系を全て搭載する予定ですが……っがです……問題なのは火力ですね……。」

 

リュウカ(本体)「火力?」

 

リョウカ(本体)「はい、第一に…私が搭載予定の【1万t級以上】の爆弾は余りにも火力が高くてね…無論下手をすれば惑星自体に深刻なダメージを与えかねない物でね…更には…私の中で通常兵器で最大級……【1000兆Yt級】……ともなれば………。」

 

リュウカ(本体)「……1発で地球が終わるな…って!1000兆Yt級…!?何トチ狂った爆弾を作ろうと…、」

 

リョウカ(本体)「残念ながら…もう既にこの設計図に出ている爆弾は全てもう量産ラインに入り…幾らかは覚えてはいないけど……凄まじく大量に建造され始めています…無論例の1000兆Yt級のも含めてです…。」

 

カズマ「マジかよ…。」

 

リョウカ(本体)「まあ少なくとも地球に対しては使わないですよ…何せ1万級以上は全て対惑星攻撃用爆弾として新たなカテゴリーとして認定してます…ただし今回は実験飛行の為にこの対惑星用爆弾の中では最低威力の1万t級の物を搭載する予定です…。」

 

千冬「そんな物載せて大丈夫なのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、一応予定では防御面でもかなり改善はしてます…特に爆弾層付近及び爆弾層扉には私達の誇る最高級の素材の鉄を用いて…更にはその付近に迎撃武装及び防御武装を施す予定です。」

 

リュウカ(本体)「まあそれならどうにかなるか……っが…そもそも気になるが何故航空戦力の増強を?」

 

リョウカ(本体)「ええ、現状私達の保有戦力では陸軍及び海軍は平等で強大ですが…微妙に空軍が一歩戦力が遅れてる状況下に置かれています…まあそれも言うなら陸軍もギリギリ平等ですが…何よりも空軍で圧倒的な瞬間火力及び総火力等含めるとかなり危うい状況下に置かれて…更には私達が居てようやく互角…と言うのは不味いです…空軍…陸軍…海軍も含めて全て平等及び更に強化しなければもし私達が居ない時や私達が敵対した際にはかなり危ういです……だからこそ先ずは最優先で空軍です…陸軍はもう既に新たに建造を始めました…だから残りは空軍のみとなってます…。」

 

リュウカ(本体)「成る程……確かに状況から見てかなり空軍が危うい状態で俺達が居てやっと……ってのはなぁ…。」

 

高野「確かに…。」

 

リョウカ(本体)「それに……この巨人機は…もう一つの側面として…新たな派生機としていよいよ……旅客機及び輸送機…そして空中給油機…の支援機の建造も可能なのです…私達は今まで能力で全て無限化や零等全てのデメリットを無くしていましたが……もし使えない時になればそう言う事が必要になるので…本機の建造開始と同時に建造を開始する予定です……。」

 

宗谷「確かにそれは良いですが……やはり気掛かりなのは…どれ程のサイズでどれ程場所を取るのか…。」

 

リョウカ(本体)「はい…実を言えばあの航空艦隊と同様に凄まじいサイズを誇ります……っが超航空兵器の中ではギリギリ最小サイズ位にはしますが……そうは出来ないのが実情でね…どう見積もっても…超航空兵器サイズで…あの準アーセナルアークバード級以下は確実です…何せ通常航空機の集大成とも言える全ての武装及び装備等色々と積まないといけない上…爆弾系やミサイル系等現在開発中の兵装を含めてギッシリと全て搭載するとなれば必然的にこうなります…しかも最小でこれです…最大級となれば…あの航空艦隊でも着艦は不可能レベルのサイズになるので……私は急遽にあの航空艦隊を改修及び改造を実施…更に超巨大化且つ滑走路等含めて様々な機能や防御面や攻撃面等の強化を実施……更には直掩無人機及び直掩有人機搭載可能数の増加もしました……無論後の予定ではこの家や拠点も改造しないといけないです……無論全てですがね…。」

 

宗谷「やはりですか……。」

 

リュウカ(本体)「まあそうだろうな……んで気になるが…人はどうする?それほどまでの巨大ならそれなりの運用に使う人数も必要だろう?」

 

リョウカ(本体)「その通り……ですが…これもエイダやデルフィも搭載して…エイダ及びデルフィの融合系であるエイデルも搭載……最後に新型のAI…【タツハナ】を搭載…このAIはエイダ及びデルフィ及びそのコアであるエイデルのマザーコアとも言えるマザーコアAIで…全性能面ではエイデルの何千兆倍以上…そしてこれ専用の能力でもしエイダ及びデルフィ及びエイデルが使用不能の場合には即座に修復…復旧をする等…無論その三つの内何れかが健在であればタツハナは直ぐに復活出来ます…更には………何と私達の能力を普通に扱えるだけでなく私の得意能力の一つのハッキング能力私と同等です…それらを実験用に先ずサンプルの一機に搭載して…更には私が搭乗して試験飛行を実施する予定です……因みにもし全手動で行う際に必要人数は軽く500〜1000人以上の規模は必要です。」

 

リュウカ(本体)「わ〜お……ってそのAI名であるタツハナってまさか?」

 

リョウカ(本体)「勿論私ですよ?ただし超大昔時代の…ああ、千冬さん達は知らないと思いますが私が本当の意味で初代最高神時代の時の名前がタツハナでしてね…その時の名前を捩った物です…無論全ての最終神森型及び最終決戦神森型には全てこの龍華(タツハナ)が命名されています…。」

 

千冬「ほぅ…それは面白い話だな……。」

 

リョウカ(本体)「ただ私にとっては余り面白くは無い事だけどね…ある意味で元凶だったりもするからね…ある意味でね……。」

 

リュウカ(本体)「…………。」

 

千冬「……すまん…。」

 

リョウカ(本体)「いえいえ……まあそれで話が脱線しましたが……一応いつもの様に…デルフィ型も開発予定で勿論無人機化も予定してますがこれも最後に回ります……勿論ですが流石に旅客機や輸送機や給油機は有人機しか作れないですよ。」

 

リュウカ(本体)「だな…んでこれらはいつ作り出す?」

 

リョウカ(本体)「一応既に設計図自体は完成してますがまだですね……これが終わったら再度確認して近日建造機に提出して作業開始する予定です。」

 

リュウカ(本体)「と言うとかなり時間が掛かりそうだな…。」

 

リョウカ(本体)「はい、まあ一機さえ出来れば直ぐに量産ラインに入れますが…どうしてもその一機作るのに時間が掛かるのが難点ですね……しかも規模が規模なのでね…最低でも1ヶ月…長くて1年は待たないといけない訳です。」

 

リュウカ(本体)「やっぱそこまで掛かるか……まあ特に急ぐ用事が無いって事は無いが…そこまで気にする事はないか…。」

 

リョウカ(本体)「まあね……後この会議後…可能な限りの全ての兵器及び超兵器を集めて欲しいです…やはり新しく改装及び改造工事はしておきたいし…勿論あのAIも搭載しないといけないのでね…新たなに心機一転って感じで行きたいです。」

 

大高「了解致しました…。」

 

リョウカ(本体)「さてと…それじゃあそろそろ切り上げましょうか…終了後予定通りに行動しましょう…後例の航空機が完成して全ての改装工事が終わり次第…例の航空機の試験飛行を実施します…それまでは独自に行動しましょう。」

 

全員『了解。(分かった。)』

 

 

 

そして会議は終わり…それぞれ行動を開始した……

 

 

………数ヶ月後……

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…ようやく全て完了しましたね。」

 

リュウカ(本体)「そうだが…リョウカ、一応聞くが…リョウカの言う旅客機は?」

 

リョウカ(本体)「ええ、アレです。」

 

 

リョウカの指刺す方にある旅客機は…リョウカの作ったあの超巨大航空兵器と然程変化は無く…精々必要最低限の武装が付いてるのと爆弾層部分が無くなって…代わりに格納式の防空用の武装が施されてる程度だ…しかし旅客機に武装が付いてる時点で異常だが……因みにだが他の超巨大航空兵器の見た目はリョウカ達の扱う現主力機を超巨大化且つ更に重武装及び装備が施されている更には、エンジン部であるメインブースター及びサブブースターが追加され…メインブースターが2基…サブブースターが8基…っとなっている…無論レジプロ機も同様だ……因みに配置も変わり…メインブースターやメインプロペラは横に配置だが…サブブースターやサブプロペラは横8角形の陣形で配置されている…尚大きさは案の定リョウカの予想通り…超航空兵器級のサイズまで変貌し…しかも航空艦隊の半分以上のサイズまで変貌した…

 

 

リュウカ(本体)「……本当に旅客機なのか?」

 

リョウカ(本体)「そうですよ?勿論私達流ですがね…例え旅客機とは言え何か有れば不味いのでね乗客を守る為の武装位は付けますよ。」

 

リュウカ(本体)「とは言え…旅客機に武装付けるか?」

 

リョウカ(本体)「実際に史実には後世日本が【超輪飛行艇:白鳳】と言う武装した旅客機となる飛行艇を作ってます…別に驚く程じゃないでしょう?」

 

リュウカ(本体)「あ〜…まあ…そうだな…。」

 

リョウカ(本体)「それに、あるのと無いのとじゃあハッキリと違いますし…武装制御は全てAIがやってます…勿論ハッキングやセキュリティーも万全です…流石に旅客機まで手動でやらせた場合にはハイジャックされた時が怖いのでね。」

 

リュウカ(本体)「成る程、だから目に見えて武装を操作する為の席が無いのか…。」

 

リョウカ(本体)「はい……さてと疲れたから休みますね…1週間後に予定通りにこの指揮官機であるこの全能機で試験飛行を実施します。」

 

リュウカ(本体)「そうだな、俺も疲れた…休むか。」

 

 

そうしてリョウカ達は疲れを癒すべく休みに行った…

 

 

……1週間後……

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、いよいよこの時が来ました…これが例の超巨大航空機です…。」

 

カズマ「おー…凄いデカイな…。」

 

めぐみん「しかしまさかここまで超巨大になるとはね…それで予定は?」

 

リョウカ(本体)「はい、先ず当初の予定通り…人員は最大規模の1000人を乗せて…先ず飛行可能かどうか試験し…先ず飛行テスト…次にモード確認で…有人及び自動の混同操作…次に完全有人操作…最後に完全自動操作…の以上の順でモード確認を実施し…その後は各武装の点検後に試射を実施して…爆撃及び雷撃…等投下系の武装の試射も実施します…以上の行程を実施します…無論もしもの時に備えて防衛戦力を除いた全軍を出撃…本機の試験飛行の完了までの防衛及びデータ収集を実施してもらいましょう。」

 

高野「分かりました。」

 

リョウカ(本体)「では準備が完了次第即座に試験飛行を開始します。」

 

リュウカ(本体)「おう。」

 

 

……2時間後…神森大連合軍は新機体【超々巨弩級:全能要塞主力航空機:Fマザーコア:アーセナルアーク(アース)レギオン】…の護衛及びデータ収集の為出撃……リョウカ達はその機体に乗り込み……

 

 

リョウカ(本体)「さて行きます!全乗員はシートベルト着用!これより離陸する!メビウス0!テイクオフ!」

 

 

カチ…!

 

ウィィィン…ガコン…ピキュン…!

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

……その機体は大勢の人々に見守れながら離陸に成功した……その後は順調に事は進み……無事に12時間後には全行程が完了し…最後の関門である着陸にも成功した……

 

その後は特に欠点らしい所は無く早速全て量産ラインに入り……量産が開始された……尚既存の主力機は勿論運用する…寧ろこの機体の真価の発揮するのは他の航空機との連携に有り……小回りが余り効かない本機にとっては敵に張り付かれた際の迎撃能力が乏しい…そう言う時こそに現在も主力とされる機体が役立つ……小回りが効き機動力も有るのでそう言う点ではまだまだ現役である……

 

 

………それで更に何ヶ月も経過したある日……

 

 

 

リョウカ(本体)「……え?またこのすばの空間にイレギュラー?」

 

兵士総元帥1「は…しかも今度はあのモンハンの世界線に存在していたあの夢幻の大海域です…しかしモンハンの世界線の大海域とは関係は無い様です。」

 

リュウカ(本体)「どうする?」

 

リョウカ(本体)「行くしかないでしょう、みなさんを集めて…早速出撃です…勿論例の航空機も載せれるだけ載せてです。」

 

兵士総元帥1「は!」

 

 

……翌日…一行はまたしてもこのすばの世界へと旅立ち……例のイレギュラーの元へと出撃した……

 

 

 

………10時間後………

 

 

ピシャァァァン…!!

 

ビュゥゥゥゥ…!!

 

ザザァァァン…ザッパァァン…!!!

 

 

【神森大連合艦隊:総司令旗艦:神森龍華(リョウカ):艦橋】

 

 

一夏「すげぇ大嵐だなぁ…!」

 

セシリア「こんな大嵐の中を突っ切る私達もどうかと思いますわね…。」

 

リュウカ(本体)「なあリョウカ、何でコイツらが居る?まだコイツらは?」

 

リョウカ(本体)「ええ、まだ学生な上に私達の特殊部隊に入った訳じゃないです…っが何れは私を倒す為の社会見学…及びもしもの時に備えて……って感じです……それにみなさんは知らないと思いますが…束さんも含めて味方全員には私の血をこっそりと投与してます…だから形式上では仮入隊な上に正真正銘の神様になった訳ですよ。」

 

全員『えええええぇぇぇ…!!?』

 

 

リョウカがとんでもない発言で全員が驚いた…

 

 

千冬「おい…!我々を神にしてどうする!?」

 

リュウカ(本体)「そうだぞ!そもそも勝手に投与して…、」

 

リョウカ(本体)「一応こうでもしないとこの先絶対に着いて来れない…だからせめて最低限…私の血を投与して現在の私達に合わせられる様にはしました…無論それ故に貴女達のISも全て自動で強化されましたがね…。」

 

一夏「マジか……いや待てよ?じゃあ今なら…、」

 

リョウカ(本体)「それで私を倒せれるなら全然苦労はしないですよ、余りつけ上がらないでね?それに私達の血は場合によっては即死も可能な超猛毒だからね?」

 

シャルロット「え!?」

 

楯無「…知らなきゃ良かったですね…。」

 

リョウカ(本体)「まあともあれ……一応同等の存在にはなっている筈です……っが慢心や油断はしない方が良いです…何せ相手はイレギュラー……しかもこの私達の管轄下に普通に入り込む程だからね……。」

 

簪「そう…だね。」

 

めぐみん「まあ慣れるしかないですよ…しかも毎回毎回イレギュラーが起きる度にリョウカちゃんばかりに被害が集中したり無茶ばかりするから…しかも大概のイレギュラーが現れてその黒幕の目的がリョウカちゃん関連ですから尚更タチが悪いですよ。」

 

千冬「成る程……しかし何故リョウカばかりに?」

 

めぐみん「まあ理由に関しては余り言えた物じゃないですが…大昔時代に関係してる物が有れば…身勝手な理由で狙われたりもしてるのですよ、何せリョウカちゃん達の立場を考えれば…いつ何処で命を狙われるか分からないのですよ…。」

 

リョウカ(本体)「……まあ…うん……そうですね………。」

 

めぐみん「……すみませんリョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「良いんですよめぐみん……それよりも……さっきから何か嫌な予感がします……。」

 

リュウカ(本体)「嫌な予感?」

 

リョウカ(本体)「ええ……何かレーダーに反応は?」

 

兵士総元帥3「いいえ、今は何も……ん?」

 

サスケ「何だ?」

 

兵士総元帥3「レーダーに感あり…!!数1!距離は遥か彼方ですが超高速で接近…!!!接敵は…残り20分!…!!更に同じ方向から更に数2…!最初のと同じ速度で接近!

 

リョウカ(本体)「全艦戦闘配置!!」

 

全艦『了解!』

 

リョウカ(機関長)『最大戦速!!』

 

 

ザザァァァン…!!

 

 

【神森大連合軍:戦闘配置】

 

 

リョウカ(本体)「私は戦闘指揮所に上がります。」

 

リュウカ(本体)「俺も行く、この大嵐だ…確実に何か有れば困る。」

 

リョウカ(本体)「そうですね…。」

 

兵士総元帥1&2『我々も…。』

 

 

 

それでリョウカ達は大嵐の中戦闘指揮所に上がった…

 

 

そして20分後…

 

 

兵士1「……!!右35度…!!アレは…エネルギー弾…!!?」

 

リュウカ(本体)「何!?取舵いっぱぁぁぁい…!!!急げぇぇぇ…!!!!」

 

リョウカ(操舵手)『取舵いっぱぁぁぁい…!!!!』

 

 

 

ザザァァァン…!!

 

 

兵士隊長1「駄目です…!!回避間に合いません…!!」

 

リョウカ(本体)「総員!衝撃に備えて…!!!」

 

 

 

キィィィィィィン……チュドォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体)「きゃぁぁ…!!」

 

リュウカ(本体)「ぐぅ…!!っは…!!?リョウカ…!!」

 

 

ガシ…!!

 

 

突如の謎のエネルギー弾の攻撃は龍華(リョウカ)に直撃…被害は無いもののリョウカが海上に放り出されそうになった所を間一髪リュウカが手を掴んだ…………っが……

 

 

兵士隊長1「第二波来ます…!!!」

 

 

キィィィィィィン……チュドォォォォン……チュドォォォォン…!!!!

 

ギィィィィ…!!!

 

 

エイダ(子機)『本艦に被弾…被害無し。』

 

 

ッバ…!

 

 

リュウカ(本体)「しまった…!!?」

 

リョウカ(本体)「あああぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!」

 

 

ヒュゥゥゥ…ザッパァァン…!!!

 

 

……リュウカの奮戦虚しく第二波の攻撃でリョウカの手を離してしまい…リョウカは激しく…荒々しく畝り荒れる…大海原に放り出された……

 

 

リュウカ(本体)「……っ…!!おい!攻撃の出所は何処だァァ…!!!?」

 

兵士総元帥3『は…!!……駄目です…!!反応有りません…!!!』

 

リュウカ(本体)「……っ…!!くそったれぇぇぇぇぇぇぇ…!!!!!!……フ〜…フ〜………!!」

 

めぐみん『リュウカさん…!?リョウカちゃんに何が!?』

 

リュウカ(本体)「リョウカが出所も分からない攻撃で大海原に投げ出された…!!畜生……!!」

 

一夏『え…!?』

 

リュウカ(本体)「…急いでリョウカを追う!今のリョウカの位置は!?」

 

兵士総元帥3『は…!!現在我が艦隊の進行方向の遥か彼方にもう既に…!!』

 

リュウカ(本体)「全艦最大戦速!!リョウカを追え!俺も戻る!」

 

全艦『了解!』

 

 

ザザァァァン…ザッパァァン…!!

 

 

全軍もリョウカの後を追った……

 

 

………翌日……

 

 

 

ザザァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……っ…ぅ……ぅう…っ…!こ……こは…私(龍華)…?」

 

 

リョウカは重傷の身体でどうにか身体を動かして…今自分の居る場所を把握した…どうやら龍華(リョウカ)の防空指揮所にいる様だが案の定誰も居ない……更にはコア形態の様だ…

 

 

 

リョウカ(本体)「……は……はは……あの事件以来ですね……っ……この状況……そして……また助けて……くれてありがとう……龍華(リョウカ)………。」

 

 

……あの事件…そうモンハンの世界線での夢幻の大海域…まあ後半戦の始まりの際に今みたく…同じ状況下に陥っていた事に懐かしさを覚えていた……無論そう言う時は……

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

対空戦闘用BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

リョウカ(本体)「うぐ……!っ……やっぱり……来ますよね…!敵…が…!」

 

エイダ(子機)『レーダー…(ザーッ)上に……超大規模の敵航空機…(ザーッ)…確認……。』

 

 

リョウカ(本体)「……超大編隊……ゲホ…!はぁ………はぁ……やる…だけ……やってみせます…!!龍華(リョウカ)…!自動…操縦モードに移行…!」

 

エイダ(子機)『了解…自動操縦に…(ザーッ)移行……敵勢力接近……(ザーッ)迎撃戦闘用意…。』

 

 

…龍華(リョウカ)は自動操縦に移行し…AIの操作で全ての操作を実施し…単艦であのブリン海賊と思われる敵航空機の超大編隊に挑む…無論だがリョウカ自身のダメージも甚大且つそのダメージも船自体にも影響が出ているので…強力な攻撃が出せない…無論全ての性能も過激に低下している状況下……とても勝てれる状況じゃない……しかしやらねばならない……リョウカの為に……

 

 

 

……5分後………

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「とうとう……来ました…か…!エイダ…!主砲……三式弾…!!砲撃始め…!!!その後自動迎撃開始…!!!」

 

エイダ(子機)『了解。』

 

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…バァァァァン…!!!

 

 

……龍華(リョウカ)から放たれた三式弾でこの事件初めての壮絶な対空戦闘が始まった…

 

 

VS【ブリン海賊軍:大航空大隊】

 

 

戦闘方式【対空戦闘】

 

 

勝利条件【無し(死ぬしかないじゃない…!!)】敗北条件【無し(死ぬが良い)】

 

 

【制空権喪失】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

ドォォォン…ドォォォン…!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

先ずは龍華(リョウカ)の先制攻撃で数十機を落として牽制するが…

 

 

ブロロロロロロロロ…!!

 

 

ガキ…ヒュゥゥゥ…チュドォォォォン…!!

 

ガキ…バシャァァン…シュゥゥゥゥゥ…チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「っあ…!?」

 

エイダ(子機)『左舷に被弾…左舷2番高角砲及び3番機銃大破…現在耐久力…65%…。』

 

 

ドォォォン…ドォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ブロロロロロロロロ…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!!

 

バシャァァン…シュゥゥゥゥゥ…!!!

 

 

ズッドォォォォォォン…!!

 

 

リョウカ(本体)「っか…ぁ…!!?」

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

 

エイダ(子機)『警告…本艦のダメージが50%突破…更に機関室浸水……現在傾斜角…3度…。』

 

リョウカ(本体)「……っ……く……ぅぅ…!まだ……諦める……訳には…!」

 

 

ブロロロロロロロロ…!!

 

バババババババババ…!!

 

チュン…ズチャァ…!!

 

 

リョウカ(本体)「がはぁ…!!?」

 

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

シュゥゥゥゥゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

……正に一方的な蹂躙がリョウカと龍華(リョウカ)に襲い掛かっていた……特に敵は何処で知識を知ったかは不明だが必要以上に艦橋及びその付近に攻撃…更には片舷に攻撃を集中させて…更にリョウカと龍華(リョウカ)を弱らせて行った……

 

 

ヒュゥゥゥ…!!!

 

シュゥゥゥゥゥ…!!!

 

バババババババババ…!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

エイダ(子機)『(ザーッ)…本艦のダメージが…90%を…(ザーッ)…超えました……(ザーッ)……直ちに退避して……(ザーッ)…下さい…。(ザーッ)』

 

 

……敵の猛攻にとうとうリョウカと龍華(リョウカ)が力尽き…完全に戦闘能力が剥奪された上に移動不能…しかも船体は炎上し…所々で大火災が発生していた…無論だがもうリョウカは動く事も出来ず…酷く傷付き…ダメージを負い過ぎて完全に気を失っていた…死んでないだけでマシだが……この状況では地獄と変わらないが……

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!

 

 

……そしてトドメを刺そうと魚雷を投下しようとした……その時……

 

 

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

敵機全機『……!!!?』

 

 

突然謎の攻撃を受けてトドメを刺そうとした機体は呆気なく撃墜された……その直後…

 

 

バシュゥ…バシュゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

更に今度はミサイルの攻撃で数十機が屠られた……その正体は…

 

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(エスコン)『……!!!?全機に告ぐ…!!リョウカさんと龍華(リョウカ)の仇を取ります…!!全機交戦…!!一機たりとも生かして帰さないで…!!!』

 

全機『ウィルコ…!!』

 

 

キィィィィィィン…!!

 

 

…どうやら味方航空機が間一髪間に合った様だ…更に…

 

 

ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

リュウカ(本体)『……!!!?…全軍…!あのクソッタレな屑どもを生かして帰すな!全て叩き落とせ!』

 

全軍『了解!』

 

 

…遅れて数十分後にとうとう全軍が出揃い…一気に大攻勢に出た…

 

 

勝利条件変更【制限時間内に敵の全滅】敗北条件変更【味方の内一体の撃破又は制限時間の超過】

 

 

キィィィィィィン…!!

 

バババババババババ…!!!

 

ボォォォン…ボォォォン…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…チュドォォォォン…!!!

 

 

ザザァァァン…!

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!

 

ドォォォン…ドォォォン…!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

……正に圧巻の一言だった…今度はこちらが一方的な蹂躙を繰り広げ…アレだけ居た筈の敵のブリン海賊軍の航空機が呆気なく壊滅してしまった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

……そのすぐ後…リュウカ達は大破炎上し…ゆっくりと沈み始めている龍華(リョウカ)に急ぎ乗艦して…リョウカの救助をしていた…

 

 

ギィィィィ…ミシ…ガラ…!!

 

ボォォォォォォ…!!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!!!何処だー…!!!」

 

カズマ「リョウカー…!!!返事してくれー…!!!」

 

 

ザーッ…ザーッ…!!

 

 

千冬『こちら千冬…!!リョウカを発見…!!防空指揮所に居る…!!しかし瀕死の重体だ…!!至急こっちに来てくれ…!!』

 

リュウカ(本体)「分かった…!!直ぐに行く…!!」

 

 

そしてリュウカ達は急いで防空指揮所にたどり着いたが……やはりリョウカの姿を見て全員が言葉を失う程に重体だった……体中に多数の機銃弾が身体を貫き…その破片がリョウカにも襲いか掛かって傷付き…更には艦橋にも爆弾が投下された故に巻き込まれて…四肢の一部が消し飛び…体中が大火傷…顔面の半分が無いのと同じ位の深刻過ぎる程のダメージだった…っがコレで辛うじて生きているのだ……

 

 

 

ボォォォン…ボォォォン…!!!

 

 

推奨BGM:作品名【男たちの大和】曲名【帰らざる海】

 

 

リュウカ(本体)「……助けてやれなくて……ごめん…な…!リョウカ…!!……総員離艦…!!最上甲板…!!直ちに脱出せよ…!!」

 

 

リュウカの号令で救助部隊は脱出を始めて…3分後にリョウカを連れたリュウカ達も脱出した…その直後…

 

 

チュドォォォォン…!!!

 

ゴゴゴゴゴ…ボォォォン…ボォォォン…!!!

 

 

一夏「あぁ…!?戦艦が…!?」

 

セシリア「沈みますわ…!」

 

 

ギィィィィィィィ…ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

……今まで耐えていた龍華(リョウカ)はとうとう限界に達して…船体全てが炎に包まれ…急速に傾斜が酷くなり…全ての主砲及び副砲が左舷に向き……龍華(リョウカ)は左舷に大きく傾き……

 

 

ゴゴゴゴゴ…ズドォォォォォォン…!!!

 

ボォォォン…ボォォォン…ボォォォン…!!

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

……海中に没し…連鎖爆発の後眩い閃光と共に超々規模の大爆発が発生し……超巨大なキノコ雲を作り……予備の龍華(リョウカ)とは言え……最強とも言える艦が爆沈しのだった……正に……史実の坊の沖岬海戦の…戦艦大和と同じ最期をとなったのだった……

 

 

【全能戦艦:神森龍華(リョウカ)(予備艦):轟沈】

 

 

リュウカ(本体)「………ごめんな………リョウカに………龍華(リョウカ)……!っ…ああぁぁぁぁぁぁ…!!!」

 

めぐみん「………リュウカさん………。」

 

大石『総員…敬礼…!!』

 

 

……またしてもリョウカや龍華(リョウカ)を守れなかった事でリュウカは泣き崩れ……爆沈した龍華(リョウカ)を弔う最敬礼と弔いを込めた砲撃が発射されたのだった…………

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第18話 神森一家と夢幻大海域:突入編【後編】

…やあ、私はオワタ組のリョウカよ…え?何でそんなに元気が無いって?…前話を見れば分かるわよ、それにこれから分かるわよ……それじゃあ説明するよ、前回の私達は…とある日に戦力の増強を実施して空軍がかなり強化されたわ…しかしある日にこのすばの世界でまたしてもイレギュラーが発生して私達は直ちにその世界へと出撃……航路は順調に思われたけど、その道中に大嵐に見舞われ…しかもそんな時に敵の攻撃を受けて…リョウカちゃんは海に落下して流されて行った…そこからはリョウカちゃんにとっては地獄だった……ただ1人ポツンと龍華(リョウカ)に居て……更には流された影響で重体……無論それも大きく艦にも影響が受けてかなり戦闘力が低下していた…そんな時に敵機の超大編隊が襲来……弱り切っていたので当然の顛末か……リョウカちゃんと龍華(リョウカ)は…呆気なくやられてしまい…今にも死にそうな時に間一髪私達が来て逆に敵機を殲滅して救助したけど……予備の龍華(リョウカ)は爆沈してしまったのよ……っとまあそう言う訳だよ……それじゃあ今回も見る事だね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

…夢幻大海域海戦(序盤)から数日が経過した…

 

 

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

ピッ………ピッ……

 

 

 

リュウカ(本体)「………。」

 

めぐみん「……また此処にいらしていたのですか?」

 

リュウカ(本体)「………ああ…。」

 

 

…リョウカに関しては辛うじて家族総出での緊急手術の末に何とか一命は取り留めたが…それでもまだ生命の危機レベルまで弱り切っていたので部屋には昔みたく数々の医療器具や機材が設置されて…リョウカの身体中には様々な医療器具や機材が取り付けられて…更には身体中に包帯が巻かれて…とても痛々しく…無機質な電子音が部屋に響いていた……(無論やはりほぼ全身に包帯が巻かれてるので必然的に全裸ではあるが気にしてはいけない…)

 

一方で爆沈した龍華(リョウカ)の予備艦は全軍総出で1パーツも残さずに回収に成功した…無論敵に悪用されない為の事だ…更にはあの事があってかしばらくは待機せざる得ない為…周囲は超の付く程の厳戒態勢が敷かれていた…

 

 

…艦橋にて…

 

 

一夏「………。」

 

カズマ「どうした?」

 

一夏「…ああ…アイツでもあんな姿になるって未だに信じられなくてな……。」

 

リョウカ(艦娘)「……そうでしょうね……私でもまさかあそこまでこっ酷くやられるのも…大昔以来の惨劇でしたから………分身とは言え……同じ私ですから…絶句はしましたし非常に悲しいですよ……。」

 

リュウカ(艦娘)「ああ……今回ばかりは…本当にどうなるか分からんな……あのリョウカの回復力を持ってしてもあの深刻な傷だからな……。」

 

千冬「……まさかこのまま目覚めないって事は……?」

 

リョウカ(艦娘)「いいえ……それは無い……無いって……信じたいです…。」

 

千冬「………すまん…。」

 

リュウカ(艦娘)「…だが俺達は信じている……リョウカの事だ……どんな事があろうと……必ずリョウカは復活出来る……なあ…リョウカ…?」

 

アクア「そうだね。」

 

カズマ「ああ、何たって…リョウカは……。」

 

リョウカ(艦娘)「……神森一家の中で最強で…同時にみなさん思いだから……。」

 

一夏「……ああ……そうだな!」

 

セシリア「ええ…絶対に復活してよね…!」

 

 

…艦橋のメンバーもリョウカの回復を願っていた…

 

 

数時間後には龍華(リョウカ)の大会議室に本体のリョウカとリュウカを除いたいつものメンバーが揃った…

 

 

 

リュウカ(艦娘)「良し揃ったな…。」

 

大石「…姫様はどうした?」

 

リョウカ(艦娘)「………今はそっとしておいてあげて下さい……リョウカさんのあの状態じゃあ……ね。」

 

大石「……そうか…。」

 

めぐみん「ええ…今のリュウカさんはかなり落ち込んでますから……出来る限りリョウカちゃんの側に居させてあげた方が良いですよ……。」

 

リョウカ(艦娘)「まあそう言う訳です……さてみなさんに集まっていただいたのは他でも無いです…あの被害の件です…無論今回の事件の関連も含めてです。」

 

千冬「何か分かったのか?」

 

リョウカ(艦娘)「はい、先ず被害を含めて…あの大破した予備の龍華(リョウカ)の戦闘記録を含めた映像を復元しました……まあ今この場に本体のお姉ちゃんが居れば大変でしたよ…今回のこの記録と映像はとても見せれた物じゃないですよ…今の本体のお姉ちゃんに見せれば更に精神が不安定になりますからね……。」

 

岬「……そこまで…なの?」

 

リョウカ(艦娘)「はい…だから一応聞きます…見る覚悟は有りますか?」

 

めぐみん「……ええ、見せて下さい…それで今回の事件の黒幕と繋がるなら………それに今の私は…もし目の前に黒幕が居るなら………今この場で………ブチ殺したい程苛々してます……。」

 

カズマ「ああ…俺も同様だ……。」

 

リョウカ(艦娘)「……では見せますね……。」

 

 

 

リョウカは龍華(リョウカ)の最期となった戦闘記録をモニターに映した……その映像は戦闘開始前…つまりはリョウカが目覚めてから爆沈するまで繊細に鮮明に映された……先ず最初にリョウカの指示で龍華(リョウカ)を自動操縦及び自動迎撃モードを起動させた…っがリョウカ自身が弱り切っている現状故に龍華(リョウカ)も最大級まで弱体化…無論攻撃能力も弱り切っているので最初の先制攻撃の時点で史実の戦艦大和と同様の性能しか発揮出来ず…………あの惨劇が始まり……先ず電探がやられて…迎撃能力が格段にダウンし……迎撃能力が落ちた所に一気に対空砲及び機銃を吹き飛ばし……更に弱まった所で……とうとう艦橋に攻撃が集中し始め…特にリョウカに対して徹底的に攻撃を集中させ……更に泣きっ面に蜂の如しに片舷に攻撃が集中し…………最終的に戦闘能力が無くなり…機関室やコアがやられて移動不能……そしてリョウカ自身も完全に戦闘不能……艦が大破炎上し始め…トドメが刺されそうな時にリュウカ達が駆け付けた…………その後の展開は一緒だが………その映像が流れてる最中に…特に耐性の無い者達は泣き崩れたり…又は嘔吐したり……塞ぎ込んだりもした…

 

 

……そして映像は終わった様だ……

 

 

リョウカ(艦娘)「……………。」

 

大石「……正に坊の沖岬海戦と同じか………。」

 

リュウカ(艦娘)「ああ……ISの世界とは違ってガチの某の沖岬海戦と変わらん最期だった………クソ……。」

 

千冬「……凄まじい猛攻撃だったな……ああなってしまっても致し方ない……しかしコレが戦争なのか……。」

 

リョウカ(艦娘)「そうです……これが現実なのですよ……現にリョウカさんがああなってしまったのですよ…しかも最序盤でこれですか……最悪のスタートですね………。」

 

千冬「これが最序盤だと…?」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、まだ私達はこの事件のスタートラインを踏んでないのにこの尊い犠牲を出してしまった………完全に嵌められたも当然な状況下ですがね……。」

 

大石「嵌められた…?どう言う意味だ?」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、そこですよ…あの映像を見て妙だと思いませんか?」

 

一夏「妙?」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、先ずそもそも…あの戦闘で何故そこまでリョウカさんに対して必要以上に攻撃するのかも謎で…しかも…ここまで正確に攻撃が出来るのかも不明……そして決定的なのがあの大嵐の中での謎の攻撃……明らかにリョウカさんを殺す為に仕組まれた事件だと……考えるのが必然なのですがね……。」

 

全員『………!!』

 

リョウカ(艦娘)「みなさんが驚くのも仕方ないかもしれない……っがリョウカさんを殺す為の事件だと言う決定的な証拠なのがやはり…大嵐の中での攻撃とあの戦闘です……そもそも私達は今回の敵については全く知らない……それなのに敵は私達が来る事は初めから分かっていたかの様に…攻撃して来た……そして……リョウカさんとみなさんが連携して初めて最強なのを理解してあの大嵐でリョウカさんとみなさんを分離させ…あわよくばそれで溺死か…瀕死にさせる事が出来れば良かった…っが最低でも弱らせる事が最優先……そして敵の狙い通り弱らせる事に成功し……予定通りにあの超大編隊を差し向けてリョウカさんの殺害を決行………しかし間一髪私達が来た事で壊滅させられて失敗………っが瀕死の重傷を負わせる事には成功してしまった………これは明らかに狙ってやっているとしか考えられないですよ。」

 

大石「確かにそうだな……ではやはり黒幕は…?姫様に恨みを持つ輩か?」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、ただ恨みを持つって言っても私達はただ悪さして懲らしめるって程度ですから……しかも私達の立場上どうしても処罰しないといけない対処が多いのですので恨みを持つ者は多いです……っが……仮にも私達はそこまで恨みを持たせる様な事はした覚えは一切無い上……やるとするなら逆恨みを持っている者かですね………っが……今回の事件は明らかに悪質過ぎる……完全にリョウカさん狙いで……しかもあの航空機は第二次世界大戦にて活躍した主力機ですね……っとすれば必然的に……転生者も雇っている可能性も高いし…イレギュラーの可能性も有ります……っとすれば……真の黒幕は……神様の中に未だに私達に恨みを持ち今の今まで私達を…いえリョウカさんを殺す算段を立て……この機会を待った……つまりは神様の中に私達の事を知る内通者と手を組んで………リョウカさんを殺す算段を立てこのイレギュラーを発生させて私達を引き摺り出して計画を実行した訳………。」

 

めぐみん「裏切り者に内通者ですか…?今回の黒幕は?」

 

リョウカ(艦娘)「はい……まあ裏切り者や内通者に関してはもう既に検討は付いてます……さてそろそろですね……オワタ組のリョウカさん?どうですかね?」

 

 

ピシュン…!!

 

 

オワタリョウカ(本体)「ええ、全くコイツらは…。」

 

 

ドサ…!!

 

 

全員『……!!!』

 

オワタリョウカ(本体)「んで?何か言い残す事は無い?第32代全能神のゼウスに…内通者の第11代のオーディン?」

 

ゼウス(敵)「っく…!何故バレた…!?」

 

オワタリョウカ(本体)「ああ?まさか私達に手を出してバレないとでも思ったか?この屑が……お前は同じゼウスや同じオーディンの中で恥晒しだ……っ…!!」

 

 

ガシ…!!

 

 

ゼウス(敵)「が…ぁぁ…!?」

 

オーディン(敵)「ぐ…がぁ…!?」

 

オワタリョウカ(本体)「なあ?神々の法は知っているよな?親の命令は絶対…無論攻撃する事や刺客を送り込む事は基本的に大罪だ………テメェらそれ分かってんのか?あ…?……テメェらの身勝手な理由で……私達の大事な家族が傷付いた…………どうしてくれる?お前らのやってる事は死刑に値する……だがな…私達には死刑と言うのは無い……しかし……。」

 

 

ゾクゥゥ…!!

 

 

ゼウス&オーディン(敵)『……!!?』

 

オワタリョウカ(本体)「……死んだ方がマシな刑…をテメェらにくれてやる………スペル…【神森符[神森裁判:永遠獄死刑]】……。」

 

 

ピキィィィィィン…!!

 

 

ゼウス(敵)「何故だ……何故だぁぁ…!!」

 

オーディン(敵)「やめろぉぉぉ…!!死にたくない…!!死にたく…!!」

 

 

 

パァァァン…!!!!

 

 

ゼウスとオーディンは言い終える前に全員の前から消えた……

 

 

大石「……哀れな最期なのか…?どうなった?」

 

オワタリョウカ(本体)「私達でも嫌って言う程の地獄に放り込んでやった…あそこで永遠に続く地獄以上の痛みと苦しみを味わいながら死ぬ事も許されないまま一生を終えてもらう……無論脱走は不可能だ……そもそも神森裁判系のスペルはターゲットとなった存在の全ての能力が剥奪及び戦闘能力を剥奪…しかも…逃げれない上に場合によっては即死が待っている……そして今回の場合は私の能力で逃げようにも逃げれない……最高の空間にぶち込んでいる………さてさて……精々壊れるなよ?屑が…。」

 

千冬「改めて恐ろしいな……いやお前は誰?」

 

オワタリョウカ(本体)「今更かい…!まあ私はオワタ組のリョウカだよ、前までは全てのリョウカちゃん達の中で絶対強者に君臨してたけど……それがこの時間軸のリョウカちゃん達が私達を呆気なく越えちゃったんだよねぇ…だから惚れたから来ちゃった♪テヘペロ。」

 

オワタリュウカ(本体)「うぇぇ……。」

 

 

バギ…グキィ…!!

 

 

オワタリュウカ(本体)「何故だ…………ごふ。」

 

オワタリョウカ(本体)「ふ〜…スッとしたぜ…。」

 

一夏「……一瞬で何が…?」

 

オワタリョウカ(本体)「一夏よ、世の中気にしちゃあいけない事も有る…慣れろ。」

 

一夏「お…おう……。」

 

リョウカ(艦娘)「……ま…まあ取り敢えず黒幕はたった今目の前で解決したから一応はリョウカさんの仇は取れましたが…やはり残ったこのイレギュラーと恐らく残った転生者も居るでしょうからどうにかしなきゃね……。」

 

楯無「一応聞くけど、もし居たとして勝てる見込みは?」

 

リョウカ(艦娘)「はっきり言えば勝てるには勝てますが……恐らく相手はもう既にリョウカさんがまだ死んでない事に気付いてると思うから下手には動けれないでしょう……しかしこっちも下手には動けれない……もし下手に動けば…今も傷付いて眠っているリョウカさんに今度こそトドメを刺す為に再度強襲して来る可能性が極めて高い……無論それは相手も同様で…もし相手が下手に動けばこっちの報復攻撃が敢行され御陀仏です…今もある意味で緊迫した状況下です…………っがこちらから燻り出す事は可能な上何処に居るかも分かってますがね……何せ転生者であれば何かしらの転生特典を使った時点で実を言えば発信機の役割を果たしてるので……場所がバレるのですよ……まあつい最近発現した能力でね…主に紛失又は盗られた際の探知能力ですね……通称…転生特典探知能力……これが有れば私達がもしその転生者と同じ世界線に居る限りは逃れる事は出来ない訳です……。」

 

めぐみん「それは実に便利そうな能力ですね……さて、どう出ますか……。」

 

 

バタン…!

 

 

兵士総元帥3「緊急報告!神森潜水艦隊の発艦した哨戒機から敵の大艦隊及び敵の大編隊が接近中との報告!」

 

リョウカ(艦娘)「いよいよ来ましたか……みなさん!会議は終了です!直ちに配置に戻り、戦闘態勢に移行!リョウカさんの仇を取ります!」

 

全員『了解!』

 

 

 

敵の襲来が確実となり…会議が強制終了し…一行は戦闘配置に付いた…

 

 

【神森大連合軍:戦鬪態勢に移行】

 

 

ウィィィン…ガシャン…!

 

 

めぐみん「あ………リュウカさん……。」

 

リュウカ(本体)「……敵が来たんだろう?」

 

リョクヨウ(本体)「うん…。」

 

リュウカ(本体)「………ならば……【私に】良い考えが有る。」

 

カズマ「……ん?」

 

めぐみん「……リュウカさん…?」

 

リュウカ(本体)「……お前らの気持ちは良く分かる……今のは…本来の意味での素だな…私は…はは……。」

 

カズマ「……まあ仕方ない事だな………もしめぐみんが今のリョウカだったら俺はまともな精神状態にはなってねぇよ……。」

 

めぐみん「か…カズマ…?」

 

リュウカ(艦娘)「まあイチャコラするのは勝手だが……それでどうする?」

 

リュウカ(本体)「…そっちが航空機でやったんなら……こっちも航空機で返してやるよ…例の新型機を含めて全機発艦!直掩機はもしもの時に備えて待機!」

 

リョウカ(航空)「了解です!航空隊は直ちに発艦!リョウカさんをやった時みたく同様に敵を海の藻屑にしてやるのです!」

 

航空隊全員『了解!』

 

 

リュウカの命令でリョウカの仇を取らんとばかりに例の新型の巨人機も交えた航空隊が発艦……敵の大艦隊や大編隊へと向かって行った…

 

 

…その後だが無論こちらの圧勝…損害無しで敵を海の藻屑へとしてやったのだった…

 

 

リョウカ(艦娘)「……これで良かったですね……これで敵は一時的に私達に手が出せれなくなったと思います…。」

 

リュウカ(艦娘)「しかし本当に呆気なく終わったな……。」

 

リュウカ(本体)「まだ油断が出来ない…確かまだ転生者が居る筈だ…そいつをどうにかしないと…。」

 

兵士総元帥4「姫様!神森大和から伝達!『我、敵ノ転生者ガ潜ムト思ワレル基地ヲ捕捉…追撃ノ指示ヲ。』…以上です!」

 

カズマ「おお!アイツらもやるな!」

 

千冬「いよいよか?」

 

リュウカ(本体)「そうだな…ならば…、」

 

 

ピシュン…!

 

 

永琳「リュウカ。」

 

リュウカ(本体)「ん?どうした永琳?」

 

永琳「リョウカが目を覚ましたわ。」

 

リュウカ(本体)「……!!」

 

一夏「…リョウカ…!」

 

リュウカ(本体)「……っ…!」

 

カズマ「あ…!お、おい!?」

 

 

リュウカは報告を受けるや否や即座にリョウカの元へと向かった……

 

 

さて時はほんの数分前……リョウカの部屋……

 

 

 

リョウカ(本体)「…………っ……か…はぁ…!げほ……げほ……!!……っぅ……こ……こは……?」

 

永琳「……!!目が覚めたのね…リョウカ…少し失礼するわね。」

 

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……っ……私の………部屋……?………っ…げほ……げほ……!!はぁ………はぁ………痛い…………身体が………ぐふ…!」

 

 

案の定だが、今のリョウカは確かに致死級のダメージ及び外見上の傷は辛うじて治ってはいるが…まだ包帯が巻かれている所は当然だがまだ治っていない上に内側のダメージが深刻だった…だから身動ぎする度に死ぬ程痛い位の激痛に襲われる上に傷が開く危険性が有る……

 

 

…数分後……

 

 

バタン…!

 

 

リュウカ(本体)「はぁ……はぁ……リョウカ…?」

 

リョウカ(本体)「…お…ねぇ…ちゃん…?」

 

リュウカ(本体)「っ…!!リョウカ…!!ごめん…な…!私の…所為で…!あんな惨劇に…!」

 

リョウカ(本体)「う……うん……おねえ…ちゃんの所為……なんかじゃない……です……ゲホ…!!…私は……この事件が……罠だって事………分かってました………だけど……やらなければ………何は世界が……滅びるから……やらざる得ない…だから私が出る事は必然……だった………だから…謝る事なんて……ないんだよ……。」

 

リュウカ(本体)「……っ…でも…!」

 

リョウカ(本体)「…お姉ちゃん………私は……本当は知っているんですよ…………本当のお姉ちゃんは……私以上に誰よりも…もっと優しいし……私以上に…遥かに強いって…………それに……お姉ちゃんは………無理して……ずっと自分を偽り続けた………私の為に……ゲホ…!ゲホ…!!」

 

リュウカ(本体)「……え?」

 

リョウカ(本体)「………私が…男の人達と付き合うと……その人が死ぬ……それを始めから知っていた………ううん……身を持って知っていた……お姉ちゃん……お姉ちゃんも……私と同じ…男性と付き合うとその人が死ぬ………そう言う体質を持ってしまった故に……私がお姉ちゃんと同じ体質だと判明して……同じ哀しみを背負わせない為に……私以上に自分自身の全ての感情を押し殺して…男性と同じ性格を作った………本当の自分を封じ込めて………そして………私と同じ完全な姉妹である故……そう……お姉ちゃんも……本当は…私と全く同じ……【初代最高神なのですよ……。】」

 

リュウカ(本体)「……!!?」

 

(艦橋メンバー及び全軍全員(盗聴及びモニターで見ていた)『……!!?』)

 

リョウカ(本体)「……ゲホ…がは…!!はぁ……はぁ………ごめんなさい……だからこそ……私はお姉ちゃんが私以上に強い事を……隠す為に……私は誰よりもずっと強く………誰よりも目立ち……そして……お姉ちゃん以上に…全てを背負った……いえ……引き継いだのです………もしお姉ちゃんがそのままなら……きっと壊れるから……だから私がお姉ちゃんの代わりに……背負う事にした……だから……私はお姉ちゃんの記憶を改竄したり……能力でずっと封じ込めていた………。」

 

リュウカ(本体)「……どう言う……意味…?」

 

リョウカ(本体)「……本当にごめんなさい………ゲホ……ゲホ…!私は……結局最後までお姉ちゃんの本当の秘密を……守れなかった……私が敵に負けた時点で……この秘匿自体が破綻した…のです……本当なら…私とお姉ちゃんが…寿命尽きるその時まで……秘密にしたかった……っが……もう無理です……本当にごめんなさい…………はは……本当に私って……弱く思いますし…お姉ちゃんに……憧れて……私が……お姉ちゃんに好きになれたのも………本当のお姉ちゃんの事を知っていた上で……私は好きになれたのです……勿論……今も変わらない……です………だからね………もう良いんだよ……お姉ちゃん……もう……自分を偽らなくて……本当に……良く頑張りました………お姉ちゃん………。」

 

リュウカ(本体)「…っ……!!りょ…うか…ぁ…!!あ…あぁ……あああぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

リュウカはようやく自分自身の呪縛とも言える自分自身の偽り…それがリョウカの言った真相でようやく解き放たれ……リュウカは初めてリョウカに縋る様に泣き崩れた………(無論だが、盗聴していた艦橋メンバーや全軍にも知れ渡り…ある意味でリュウカの本当の性格やその真実を知れてスッキリしたり同じく感動して泣き崩れた人もちらほら……)

 

 

……数分後…

 

 

 

リョウカ(本体)「……落ち………ついた…?」

 

リュウカ(本体)「…うん、落ち着いた…。」

 

リョウカ(本体)「……ふふ…やっぱり………それが…本当のお姉ちゃんらしいですよ……。」

 

リュウカ(本体)「…そっか……ありがとう……リョウカ【ちゃん】…。」

 

リョウカ(本体)「………うん……。」

 

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

 

兵士総元帥3『レーダーに反応有り…!!敵の大艦隊及び大編隊!再度現れました…!!』

 

リョウカ(本体)「敵……!っ…!いか……ないと…!ゲホ…ゲホ…!!!」

 

リュウカ(本体)「動いたら駄目…!!……今度こそ……お……ううん……私が…!リョウカちゃんを守る…!だから…待ってね…!」

 

リョウカ(本体)「…!……ええ……ただ頼みが有ります……せめて…私をみなさんの所に…行かせてくれませんか…?迷惑は掛けないです…から…。」

 

リュウカ(本体)「…うん、分かったよ…よいしょっと……行くよ。」

 

リョウカ(本体)「うん!」

 

 

ピシュン…!!

 

 

リュウカはリョウカを抱き抱えて艦橋にテレポートした…

 

 

ピシュン…!

 

 

全員『……!!』

 

リュウカ(本体)「状況は!」

 

兵士総元帥3「は……は!今現在も本艦隊に接近!距離及び速度を考えると接敵は翌日です!」

 

リュウカ(本体)「ならば、あの転生者との決戦と行きましょうか!全艦!戦鬪態勢に移行!進路!目標の基地に向け、最大戦速!」

 

全艦『了解!!』

 

 

ザザァァァン…!!

 

 

【神森大連合軍:戦鬪態勢に移行】

 

 

新たに…本当の意味で目覚めて覚醒したリュウカの指示が飛び…全艦は一斉に回頭…敵転生者の居ると思われる基地へと進路を向けた…無論敵の大艦隊及び大編隊もその進路上に有る……

 

 

めぐみん「…リュウカさん…それにリョウカちゃん…?」

 

リョウカ(本体)「…私はみなさんと…一緒の方が…落ち着くから…お姉ちゃんに頼んで此処に来たのですよ……お姉ちゃん…こんな私で本当にすみません……後は頼みました……。」

 

リュウカ(本体)「うん…このお姉ちゃんに任せなさい!」

 

カズマ「……これが本当のリュウカ…なのか…?」

 

めぐみん「……ええ、多分あれこそが本当のリュウカさんですよ……本当に今まで…リョウカちゃんと揃いに揃って……背負い過ぎですよ……本当に……だからこそ今度こそは我々も一緒に背負って行こうじゃないですか?」

 

カズマ「ああ!そうだな!」

 

一夏「おう!」

 

ナルト「ああ!何が来ようと関係ねぇってばよ!」

 

ヤマト『そうです、今度こそ私達が守る番ですから!』

 

岬『うん!だから行こう!一緒に!』

 

リョウカ(本体)「…だから……こそ……みなさんと共に…一緒に共に…行こう…お姉ちゃん…!」

 

リュウカ(本体)「うん!…全艦に伝達!『この一戦に…我が軍の存亡を掛け、世界の為に奮戦せよ!』今度は私達が反撃の番!私達の神森魂を、敵に見せ付けるのです!」

 

全軍『おおおぉぉぉぉぉぉ…!!!』

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

ザザァァァン…!!

 

 

リュウカの激励により全軍の士気が最高潮に達し…いざ決戦の地へ向かう………

 

 

そして翌日…

 

 

 

 

兵士隊長1『……!!』

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!

 

 

 

兵士隊長1『左30度!敵偵察機発見!』

 

リュウカ(本体)「生かして帰すな!もし逃せば後々厄介になりますよ!だから今回は鬼となろう…主砲三式融合弾!砲撃始め!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

ピキィィン…ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピキィィン…ズッドォォォォォォン…!!!

 

 

兵士隊長1『目標喪失!撃墜!』

 

大石『どうする?』

 

リュウカ(本体)「まあ、案の定偵察機が来た時点で確実に敵機の大編隊が先ですね…ならば……全艦!直掩機を残して発艦!攻撃隊は発艦後、左右に分かれて敵艦隊を目指し…敵艦隊を挟撃せよ!直掩機は攻撃隊発艦後に直ちに発艦!本艦隊の防衛に就け!」

 

全艦『了解!』

 

 

対空戦鬪用BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

リュウカの指示で早速航空隊が発艦…総数が何と数千京機以上もの爆撃機及び雷撃機及び攻撃機…更に護衛の戦闘機も交えた超大編隊は左右に大きく分かれて敵艦隊に向かった…その数分後には直掩機が発艦…艦隊の上空にて防空警護に当たった…

 

 

リュウカ(本体)「…めぐみんちゃん、リョウカちゃんを頼みますよ。」

 

めぐみん「え…?あ…はい…。」

 

リュウカ(本体)「私は、防空指揮所に上がります。」

 

兵士総元帥1&2『我々もお共します!』

 

 

リュウカはリョウカを預けて…防空指揮所に上がった…

 

 

…その30分後…

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!

 

 

兵士隊長2「左40度!敵の大編隊接近!!」

 

兵士1『対空戦鬪!!!』

 

兵士隊長3『対空戦鬪用意良し!!!』

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!!

 

 

リュウカ(本体)「一気に片付ける!全艦に通達!現時刻を持って全ての秘匿及び禁忌兵器の使用許可!本事件解決まで使用を許可!主砲:三式融合N2炉号神森弾!!!砲撃始め!!!」

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

ピキィィン…ドドォォォォン…!!!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピキィィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!

 

 

 

龍華(リョウカ)の放たれた天をも滅ぼす威力の咆哮が敵の大編隊に襲い掛かり…壊滅的被害を与えた……

 

 

【第0エリアボス】

 

 

VS【ブリン海賊軍&敵転生者】

 

 

戦鬪方式【戦争式】

 

 

勝利条件【敵の全滅及び敵転生者の排除及び敵拠点の陥落】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

……対空戦鬪の件は、無論こちらの圧勝だった…最初の砲撃で壊滅的被害を与えた上に…その直後に泣きっ面に蜂の如く…一斉に直掩機隊が襲い掛かり…逃げ惑う敵機にトドメを刺して、海の藻屑となった…

 

 

リョウカ(艦娘)「本当に呆気なく終わりましたね……。」

 

オワタリョウカ(本体)「いや〜…相変わらず凄まじい光景だったねぇ…ただまあ、今のリュウカ…ちゃんのレビュー戦にはならなかったのは残念だけどねぇ……今のリュウカちゃんの強さってどれ位だろうなぁ…?」

 

リュウカ(本体)「え?えーっと……、分かんないですね。」

 

カズマ「……余りにも変化が有り過ぎてギャップを感じるな……。」

 

めぐみん「ええ……本当にリュウカさんの性格があそこまで丸く…って言うか…何処となく…いえ寧ろリョウカちゃんそっくりですね……母親状態のリョウカちゃんとね……。」

 

カズマ「あ〜…確かに。」

 

リュウカ(本体)「うぇ…!?え…えーっと……そんな事……無い事は…無い……。」

 

エーベル「いや折れるなし…!?」

 

リョウカ(本体)「…まあ……本来のお姉ちゃん……だからね…私と似ておかしくないですよ………まあ……優しさと強さじゃあ……お姉ちゃんが全て上回るけど………けほ……。」

 

一夏「何だろうな……山田先生のポジションになった気がするな…ん?なあ、強さも上って?」

 

リョウカ(本体)「……そのままの……意味です……今のお姉ちゃんには私以外…勝てる相手は居ない…です…っが、私と戦っても……私は呆気なく負けますよ……相性的にも私とお姉ちゃんは……同じ天敵同士…ですが…単純に……戦闘力の差が有り過ぎる上……戦鬪経験は私とお姉ちゃんとじゃあはっきりと違います……私が今までの経験を活かした熟練型なら……お姉ちゃんは……その正反対で…一夏さんと同様……戦いで瞬時に経験を積む……吸収型ですね……無論今までの旅のと含めれば……私がもし最高のベストコンディションで挑んでも……勝率は……たったの1%未満でしょう……現に……今まで私とお姉ちゃんが本気でぶつかった時……私はお姉ちゃんに負けました……。」

 

めぐみん「そんなに……あ〜…でもそう言われれば確かにそうですね……。」

 

千冬「……最早君達の強さのインフレが崩壊してる気がするな……こんなのをどうやって倒せっと?」

 

リョウカ(本体)「ええ……だから私は今まで隠した訳です………私が敵の誰かに負けるまでと言う期間でしたが……このザマです……まだまだ修行が足りないですね………。」

 

リュウカ(本体)「もう良いんだよ…?リョウカちゃん…?」

 

リョウカ(本体)「あ……うん…まあもう私にはこれ以上お姉ちゃんの力を隠す事は出来ないのでね………だから無理はしない程度に強くなって……いずれは同じ位にはならないと……私もお姉ちゃんを護らねばならないですし………娘達も…みなさんを護らないと……。」

 

リュウカ(本体)「…それは私も同じです……私もリョウカちゃんを守るし……みんなだって…娘達を守るから…だから一緒に行こ?」

 

リョウカ(本体)「…そうですね……い…っ…っつぅ…!」

 

リュウカ(本体)「…!リョウカちゃん…!?」

 

リョウカ(本体)「だい……じょうぶ…です……。」

 

 

ジワッ……ピチャ…

 

 

リョウカが無理に喋り過ぎたのか案の定傷が開いて…再度出血し始めた…

 

 

めぐみん「ああ…だから無茶しないでって…!」

 

永琳「仕方ないわね……直ぐに医療と代わりのを持って来るから待ってて。」

 

 

ピシュン…!

 

 

その後リョウカは案の定だが…いや……また部屋に戻るのは寂しいと言うので…その場で治療……再度包帯を巻き直してもらった……そしてだが……肝心の敵艦隊は…またしても呆気なく攻撃隊によって海の藻屑となったそうで……更にダイジェストになるが……いよいよ敵拠点に迫り…転生者との決戦の時を迎えたんだが……結論を言えば……開幕早々の今までに積りに積もったのか戦鬪開始と同時にリュウカがブチ切れの覚醒の龍形態にて……呆気なく転生者及び敵拠点は跡形も無く消滅した……

 

 

【作戦終了】

 

 

 

……更に数日後…

 

 

 

【神森世界線(このすば空間):神森大連合島】

 

 

リョウカ(艦娘)「さてみなさん、今回はお疲れ様です…まあ最後の…アレは仕方ないですね…。」

 

リュウカ(艦娘)「まあ…うん、そうだな…。」

 

大石「ああ…まさかあそこまでやるとはな……。」

 

オワタリョウカ(本体)「まあリュウカちゃんだもんねぇ……何せ私以上にリョウカちゃんに依存している上に大切に思ってるからねぇ…そりゃあ出会ってブチギレ無い方がおかしいよねぇ。」

 

めぐみん「まあそうですね、それで今後は?」

 

リョウカ(艦娘)「はい…本当なら罠と分かっているから撤退はしたいですが…生憎このまま放置は出来ません……巻いてしまった種は片付けてから帰るのが筋ですし……それにリョウカさんやお姉ちゃんの性格からすれば…絶対にこの事件を終わらせないと無理です……っとは言え、ここまで時間が掛かって尚まだ向こうは何も動きが無いのです…まあそれが有り難いですが…あちらも空気は読んでくれて助かります………。」

 

カズマ「まあ元がゲームの世界だからなぁ…史実通りとはいかなくとも……俺達が上陸しない限りはスタートしないって訳だな…。」

 

リョウカ(艦娘)「そう言う訳ですね……まあ幸か不幸か……多少の準備と…リョウカさんの回復にも専念が出来ます……ある意味でゲームの世界である故のメリットに感謝しますよ……。」

 

岬「そうだね……所でその本体のリュウカさんは?」

 

リュウカ(艦娘)「リョウカと寝てるぞ…しかもぐっすりとな。」

 

カズマ「おいおい、大丈夫何か?リュウカだぞ?」

 

めぐみん「安心して下さい、今のリュウカさんは…何故か分からないけどリョウカちゃんと同じく絶対な安心感が湧くのですよ…しかも清々しい程に私が落ち着いてます……だから何も問題は無いですよ。」

 

カズマ「あ〜…確かにそうだな…。」

 

めぐみん「まあ逆に…もしリョウカちゃんが健康なら今度は逆にリョウカちゃんが……、」

 

オワタリュウカ(本体)「お…おいまさか?リョウカが俺にナニをするきか?」

 

 

 

バギ…グギ…!!

 

ポポポポポポポポォピィィ…!!

 

デデーン…!!!

 

 

オワタリュウカ(本体)「………。(チーン)」

 

オワタリョウカ(本体)「お前は少し黙れ…ドM変態。」

 

カズマ「オッフ…。」

 

一夏「うわぁ……。」

 

めぐみん「……まあある意味で今のリュウカさんには攻めって言うよりも受けが……ねぇ…。」

 

リョウカ(艦娘)「……あの〜…すみません…かなり話が脱線してるので…良いですか?」

 

めぐみん「はい、すみません…良いですよ。」

 

リョウカ(艦娘)「まあ、兎に角今は全員が万全な状態になるまで待機して…その間にこのイレギュラーに対する準備をしよう…そしてリョウカさんが完全に回復したら再度突入…事件解決に身を注ぎましょう。」

 

全員『分かった。』

 

リョウカ(艦娘)「では解散です、後日にあの作戦での詳細と書類を送りますね…後本体のリュウカさんの指示通り…この事件解決まで全ての秘匿及び禁忌兵器の使用制限は解除します…何が起きるか分かった物じゃないですからね。」

 

大石「そうだな。」

 

リョウカ(艦娘)「…それでは解散!」

 

 

 

そして今日は解散となり…この事件解決に向けての準備が整える事にした……

 

 

……1週間後……リョウカは退院レベルまで何とか回復して…どうにか退院した…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、みなさん…本当にお待たせしました…今度こそ…この事件を解決しに行きましょう!」

 

ノイン「ええ!」

 

岬「うん!」

 

リョウカ(本体)「……神森大連合軍!全軍!出撃!」

 

 

リョウカの号令で…神森大連合軍は再度出撃した…果たしてリョウカ達はこの事件を解決出来るであろうか?運命は如何に……?

 

 

 

 

【第0エリア:攻略成功】

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第19話 神森一家と夢幻大海域:決戦編【前章・前編】

どうも…えっと、本体のリュウカです…すみません…今までの私と大きく違う上に私自身もまだ大昔の時以来の本来の私に未だに慣れないので……それじゃあ前回のあらすじを説明するね、前回の私達は…夢幻大海域海戦の会議をやって…その時にこの事件の黒幕の2人を始末してくれました…本当に申し訳ない限りですね……本来なら私が……ううん……もう済んだ事だから……そうでしたね…それで私達は残る転生者との対決に挑んで勝利しました……こんな感じです、それじゃあ今回も見てね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

リョウカ達一行を載せた艦隊は真っ直ぐと夢幻大海域へと向かっていた…っが…

 

 

 

ピシャァァァン…!!

 

ビュゥゥゥゥ…!!

 

ザザァァァン…ザッパァァン…!!

 

 

 

…またしても大嵐に見舞われていた……

 

 

 

カズマ「クソ…!また大嵐かよ!」

 

めぐみん「また同じ手で来るのですかね…?」

 

大石『その可能性が有るが、黒幕は始末し…厄介な転生者は居ない…こんな大嵐の中を襲撃する奴等も大概だが一応前の様にはいかん…我々も最大限に厳戒態勢を敷いているが……。』

 

岬『……またリョウカちゃんが襲われるのは嫌だよ…。』

 

リョウカ(本体)「それはこの私が身をもって身に染みてますよ……そうですね、前にやったあの手をやりましょう。」

 

大石『あの手?……ああ、アレか。』

 

一夏「は?何を?」

 

エーベル「一体何をする気だ?」

 

リョウカ(本体)「まあ見てなさい、全艦!主砲砲撃戦用意!そうですね…アレを試しましょう…弾種!新型弾頭…【対豪雷雨用砲弾!!】装填!!」

 

全艦『了解!』

 

 

リョウカの号令で、全に新型弾頭の対豪雷雨砲弾が装填されて…

 

 

リョウカ(本体)「全艦!主砲を上空に展開!一斉斉射で行きます!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

 

大石『全艦!主砲旋回完了!姫様、何時でも行けるぞ。』

 

リョウカ(本体)「ええ、主砲!てぇぇぇぇぇ…!!!!」

 

 

 

ピキィィン…ドドォォォォン…ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピキィィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体)「っ…!相変わらず凄まじい威力です…何せ…新型弾頭の対豪雷雨砲弾は…厳密に言えば、三式融合N2炉号神森核弾を対豪雷雨及び大嵐用に設定したのですからね…。」

 

一夏「……マジか…!」

 

 

その砲弾が効いたのか…あの大嵐が綺麗さっぱり消え去り…晴れ渡る快晴になり…海が穏やかになった……

 

 

千冬「これが新型弾頭の威力か……。」

 

束「お〜…!凄いね!まさか天候さえも物理的に変えちゃうなんて!」

 

リョウカ(本体)「ただ無理矢理変える為に神森弾シリーズで核砲弾を使わざる得ないからね…今回は緊急を要するから止む得ずね…本来なら普通に航行して突破か…或いは飛行するか潜水するか又はワープして突破すれば良いけど…私の計画ではもし上手く行けばその夢幻大海域も貿易として使える可能性が有りますから…唯一の航路の安全を確保するにはそうした方が良いです。」

 

エーベル「成る程、それなら納得だ…。」

 

千冬「しかし貿易って…一応異世界同士の貿易って成立するのか?」

 

リョウカ(本体)「出来ますよ?だって、前にこれから向かう夢幻大海域と似た…四つの大地…厳密には五つの大地に区別された所ですが…そこでの事件を解決して…私達と友好関係を築いて…今じゃあ友好国として同盟国として認定して…貿易国の一つとして有効活用してます…無論観光地として今も有名です…ああ、勿論この世界ですがね。」

 

千冬「何だろう、本当に君達が凄いって思うな…前々から姫様と聞くが…前はお嬢様…ではなかったか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、前まではお嬢様って言われましたが……何時の間にか私の立場が凄まじい事になってましたから…みんなからはお嬢様って言うのは色々と不味いのかな?…良くは分からないけど…何時の間にか姫様呼びで安定してますね…私からすればもっと柔らかくても良いけどね……。」

 

千冬「そうか……しかし姫の立場になると大変だろう?」

 

リョウカ(本体)「そこまで変わらないですよ、いつもと同じです…ただまあ…今じゃあ娘達が増えて娘達の世話で忙しいですし私も娘達と一緒に居るなら…まあそれで良いけどね………はぁ……早く終わらせて娘達に会いたいし癒されたい…はぁ……。」

 

カズマ「…何か本格的にリョウカが娘達にも依存してる気がするな…。」

 

リュウカ(本体)「うんうん、良い事じゃないですか?勿論私も早く帰って娘達と遊んで癒されたいです…異論は無いです。」

 

カズマ「お前も直球だな…!?ってかそれははっきりと直球に言えるな…!?」

 

リョウカ&リュウカ(本体)『え?だって娘達こそ私達の正義じゃないですか?』

 

エーベル「見事にハモったぞコイツら…!?」

 

千冬「まあ子持ちなのだから仕方ないだろう…む?そう言えばリュウカよ、お前身長が縮んでないか?」

 

リュウカ(本体)「え?……え……えぇ…!?」

 

リョウカ(本体)「……本当ですね…まあ私より大きいですがね…ただ…一気に130cm位まで…ってのは…私も同情します…私だって……あ……何でしょう……あれ…?はは……はぁ…私だって…たったの110から120以下…かな……?あぁ……はは……。」

 

めぐみん「ああ…!?リョウカちゃん…!?千冬さん、それはタブーですよ…!身長に関しては物凄く気にしてますから…。」

 

千冬「なぬ…!?す…すまん…。」

 

リョウカ(本体)「あ……うん……慣れたから…はは……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…大丈夫だよ?」

 

リョウカ(本体)「うん、大丈夫です…さて…一応これで航路は確保出来ましたが……念の為です…キリの良い地点で座標となる拠点を設置して…その後に……当海域にて再度もう一個設置…これで完全に航路を確保が出来ます…勿論あの四大地の所も同じ手段を用いてます……その方が迷い難いです……。」

 

エーベル「流石だな……。」

 

束「お〜…凄い頭脳だねぇ…。」

 

 

 

 

その後は、ビーコン(座標又は目印)となる拠点を設置して行き……更に1日掛けてようやく夢幻大海域に到着し…そこにもビーコンを設置した……

 

 

 

リョウカ(本体)「やっと着きました……ここまで辿り着くのに壮絶な事ばかりでしたね……。」

 

カズマ「ああ…夢幻大海域の大海戦だったな……アレが大変だったなぁ…。」

 

リョウカ(本体)「はい…無論今でもまだ…完全に回復した訳じゃないですし……この際はっきりと言えば…怖い…大昔の時みたいなあの惨状を思い出して……………またみなさんが……死んじゃうのが怖くてね…もう私は1人になるのは嫌なの……もう……嫌なのです……。」

 

めぐみん「……惨劇……ですか………そう……ですよね……リョウカちゃん…忘れる筈が無いですよね……。」

 

リョウカ(本体)「…………うん…。」

 

楯無「……一体どんな惨劇に巻き込まれたの………?」

 

リュウカ(本体)「………あまりリョウカちゃんの前では言えれないけど……、」

 

リョウカ(本体)「……大丈夫…です…話せれるから…。」

 

リュウカ(本体)「……大丈夫…?」

 

リョウカ(本体)「……はい……そうですね……まだ私の過去について知らないみなさんに説明するとね……確かに私はISの世界線で……大昔の時に偵察目的でやって来た時に……白騎士事件に巻き込まれて…私達は死にました……そこは良いです……ですが……更に大昔時代の時は……そうですね……私がまだ幼い頃……まあ現最高神時代だけど……私達の世界線にて…最大級の一つの惨劇となった大戦争……封印戦争が勃発しました……封印戦争の需要は……私が発狂して世界を滅ぼさんとばかりに全能力が暴走………破壊と殺戮と終焉を司る絶対的な破壊神と化した私を…全ての神々及び全ての邪神や魔神など含めて総動員……その結果……確かに封印する事に成功しましたが……その代償が……合流してないお姉ちゃん達を除いて全て戦死……勿論……私の親もみんなも全て戦争前に惨殺…けど当時の私にはリョクヨウさんやアヤカさんが生きてる何て思っておらず……死んでしまったと錯覚して暴走……その結果があの大惨劇となり……黒幕諸共皆殺しにしてしまった…………その後はどれ程経過したかは分からないけど私の封印が解かれて……勿論当時は全ての記憶は失っていて…自分の事は最低限しか知らず…何の能力を持っているかも覚えて無く……恩人の人に助けてもらい…しばらくして一人旅が始まり……そこから数々の仲間や散っていた家族を集めて行きました……しかし問題のISの世界線での大敗が原因で………全ての人生が変わり……そこからの全ての戦いは全て敗北………私以外は全て戦死って良い程の壊滅的被害を受け続けた……そしてその敗北人生の史上最大級………そう……メタルギアの世界線………その世界線で私は善意で敵対もしてないのに………………私は……全人類から………裏切られた……私の所に全国から集めれるだけ集まった……即席大連合軍が侵攻して来て私達に襲い掛かった上に……私の仮拠点はとあるウィルスによって壊滅的被害を受けた上……最終的に………全国から発射された存在する全ての核ミサイル……それが全て仮拠点に向けて発射……仮拠点は核の炎に包まれ…私達はその核に巻き込まれて全員戦死……勿論私もです……そして気が付いた時に私はお姉ちゃんと出会いました……でもねそれでも私達の敗北人生は変わらず……ある程度の家族が揃ってようやく終着点を迎えたのです……………まあこう言う訳です……。」

 

全員『……………。』

 

 

全員は重苦しく…悲しそうな空気に包まれた………

 

 

千冬「………本当に辛く…苦しい人生を歩んで来たんだな……。」

 

リョウカ(本体)「……はい…でもそれが有って今だと思います……もし敗北を知らなければ私に今は存在せず……私は確実に闇に染まっていた上…邪神に成り下がっていた上……みなさんとも出逢わなかったですよ……だから今でもトラウマですが……感謝もしてます……。」

 

リュウカ(本体)「…リョウカちゃん………。」

 

リョウカ(本体)「………今まで散って行ったみなさんの為にも私達は今を生きる………だからこそ私はお姉ちゃんやみなさんを含めて…みんなを護りたいのです……それが私なりの考えです……。」

 

めぐみん「………相変わらずリョウカちゃんらしい答えですね………まあそこが良い意味もありますし…悪い意味でもありますね……リョウカちゃん………けど、私達だって意地が有るのですから………何度も言うけど、そんなに1人で背負わないで…みんなで背負って行けば良いのです。」

 

リョウカ(本体)「……はい…勿論です……ふぅ……さてです……お姉ちゃん…。」

 

リュウカ(本体)「ん…?どうしたの…?」

 

リョウカ(本体)「……お姉ちゃん…唐突ですが…私からのプレゼントです……。」

 

リュウカ(本体)「……はい?」

 

千冬「む?プレゼント?一体何を?」

 

リョウカ(本体)「……龍華(リョウカ)…私からの最後の命令です………現時刻を持って…本艦の所有権を…私から……神森リュウカに移行せよ。」

 

全員『……!!』

 

エイダ(コア)『了解…最終命令受託……システム受託の為全システムを一時シャットダウンします……リョウカさん……今までありがとうございました……。』

 

リョウカ(本体)「……はい……だからお姉ちゃんを守ってあげて……龍華(リョウカ)……ううん……龍華(リュウカ)……。」

 

エイダ(コア)『…了解です……システムを停止します……。』

 

 

ッピ…ピィー……

 

 

リョウカの最終命令が発令され……龍華(リョウカ)の役目が終わって…全システムがシャットダウンした…

 

 

ピッ……ピッ……ピィー…!

 

ゴォォォォォォ……

 

 

 

エイダ(コア)『システム再起動完了……おはよう御座います、リュウカさん…本艦は本日を持って2番艦龍華(リュウカ)となり…所有権はリュウカさんになりました。』

 

リュウカ(本体)「え!?えっと…宜しくね…?」

 

エイダ(コア)『はい、こちらこそ宜しくお願いします…。』

 

めぐみん「リョウカちゃん…!貴女は…それで良いのですか…?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です……それに……私(龍華:リョウカ)は不死身ですよ……。」

 

めぐみん「……え?」

 

リョウカ(本体)「……………。(来て……龍華(リョウカ)……。)」

 

 

 

ザザァァァン…!!!

 

 

 

兵士総元帥3「……!!レーダーに…超巨大反応の味方艦!接近!!数は1!後方です!」

 

 

 

推奨BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの大和:メインテーマ】

 

 

後方遥か彼方から現れた…龍華(リュウカ)の同型艦…そうあの航空機の猛攻撃の末に爆沈した筈の元龍華(リョウカ)の予備艦……龍華(リョウカ)そのものだ………ただゆっくりなのが致し方ないが…数十分後…龍華(リュウカ)の後方に付いた……

 

 

岬『アレって…龍華(リョウカ)…?』

 

リョウカ(本体)「はい……そうですよ……今は無人操作ですがね……。」

 

リュウカ(本体)「……そうなの……ん…?リョウカちゃん……本当に大丈夫なの…?」

 

リョウカ(本体)「…大丈夫です……。」

 

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(本体)「……っ…!!ごは…!!?げほ…!!げほ…!!がは…!!」

 

 

ビチャァ…!

 

 

全員『…!?』

 

 

突然リョウカがその場でうずくまり…盛大に咳込んだ…その時に大量の血を吐いた……

 

 

リュウカ(本体)「…っ…!?リョウカちゃん…!!しっかりして…!!リョウカちゃん…!!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!誰か…!!永琳さんや医療班を呼んで…!!早く…!!」

 

兵士総元帥1「は…!!直ちに…!!」

 

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

 

戦闘用BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

 

兵士総元帥3「…!!姫様…!!レーダー上に…飛行型の魔物と思われる反応が接近…!!数は数百体規模!!全て本艦隊の…いえ…龍華(リョウカ)へと迫っています…!!後45分後に接敵します!」

 

リョウカ(本体)「っ…!!敵…の…狙いは……私か……私(リョウカ)…ですか…!げほ…!!!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…動いたら駄目…!!また私達が…!」

 

リョウカ(本体)「……お姉ちゃん……気持ちは…嬉しいです……けど事態はそうは……行かないです……。」

 

一夏「……え?」

 

箒「どう言う意味だ…!?」

 

リョウカ(本体)「……前に分身のリョウカさんが言った……このイレギュラーが…罠なら……全ての敵の狙いは……本体の私を狙うのです……そして同時に……総司令旗艦でもある……龍華(リョウカ)を沈めれば…戦力の低下や士気の低下は免れない上……あの艦は私自身……今動かせれてるのも……この短期間で……復活出来たのも……私の能力です……そして……今この状況下で……私(龍華)が攻撃を受ければ……私にもダメージを負います……けほ…!!」

 

めぐみん「なんで…ですか…?」

 

リョウカ(本体)「……だから言った筈です………今私(リョウカ)を動かしてるのは……私の能力です……今も多少ではありますが……私のエネルギーを注いで……どうにか動かしてる所です……ただ……今の私には……移動と攻撃を同時には不可能……勿論………移動を諦めて攻撃に転用すれば……格好の的です……更には……今の私(龍華)は……私と同調されますから……流石に……あの海戦よりはマシとは言え……あの時と全く変わらず……魔物の体当たりだけでも大ダメージは確定です……最悪また轟沈して…それに連動して私はまた死に掛ける筈です………どうにか………しなきゃ……。」

 

リュウカ(本体)「っでも…!」

 

リョウカ(本体)「……大丈夫……です……今はみなさんが…居ます…私の残った残存エネルギーを全て攻撃に回します………だから移動を……頼みます……。」

 

リュウカ(本体)「……わか…りました…!ジェフティ!龍華(リョウカ)を急いで牽引!ヤマト及びムサシもお願い!」

 

ヤマト『はい!』

 

ムサシ『分かったわ!』

 

 

リュウカの指示で龍華(リュウカ)は龍華(リョウカ)の牽引を開始…その数十分後に神森大和及び神森武蔵は龍華(リョウカ)を追い越して…龍華(リュウカ)と随伴…同じく龍華(リョウカ)の牽引に参加……艦隊は龍華(リョウカ&リュウカ)を…特に殆ど身動きが取れない龍華(リョウカ)の左右及び背後をそれぞれ神森大和型全艦及び防空艦隊が陣取った…

 

 

そして……

 

 

パタパタパタパタパタパタ…!!!

 

 

兵士隊長1『左40度…!!敵接近…!!!

 

リョウカ(本体)「けほ…!龍華(リョウカ)…!自動迎撃…モード…起動…!主砲……三式弾…砲撃始め…!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

ピキィィン…ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピキィィン…!!

 

バァァァァン…!!!!!

 

 

ゆっくりと主砲旋回した龍華(リョウカ)の三式弾は辛うじで50体の飛行型…フラッパーを撃墜し…対空戦闘が勃発した…

 

 

 

VS【海上飛行型魔族:フラッパー×400体】

 

 

戦闘方式【対空戦闘】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ドォォォン…ドォォォン…!

 

ドドドドドドドドドドドド…!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

 

龍華(リョウカ)の先制攻撃で更に100体は落としたが、やはり魔物…そう簡単に諦めず…龍華(リョウカ)に特攻を敢行しようとするが…

 

 

 

ドォォォン…ドォォォン…!

 

ドドォォォォン…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

カァオ…カァオ…!!

 

ドギャァァン…ドギャァァン…!!

 

ビビビビビビビビビビビ…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

今も段々と弱っている龍華(リョウカ)を守るべく…陣取っている艦隊からの対空攻撃がそれを阻む……しかし……

 

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ…!っ…ぁ……げほ…げほ…!!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!!」

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!

 

 

エイダ(子機)『(ザーッ)…警告……エネルギー残量……0%……生命の維持を……最優先……全システムを…停止します……。(ザーッ……ブツ…)』

 

 

……無常にも……リョウカの残存エネルギーが完全に切れて……とうとう龍華(リョウカ)の戦闘能力が完全に失った……

 

 

 

【全能戦艦:神森龍華(リョウカ):戦闘不能】

 

 

 

リョウカ(本体)「か……は……げほ……!」

 

リュウカ(本体)「もう良い…!もう…これ以上辞めて…!!」

 

 

リョウカ自身も完全に倒れ…最早何も行動が出来なくなってしまった…

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!

 

 

 

エイダ(子機)『警告、敵…護衛対象に接近。』

 

 

……無論それを逃さない敵ではなく…猛烈な対空攻撃を擦り抜ける様に敵は龍華(リョウカ)に接近……っが……

 

 

 

『グォアァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

ヒュゥゥゥ…チュドォォォォン…!!!!

 

 

カズマ「何だ…!?」

 

兵士総元帥3「…!!姫様!味方生物反応が現れました…!」

 

めぐみん「って事は…やっと来ましたね…!」

 

 

どうやら神森大連合魔獣軍及び怪獣軍がようやく到着した様だ…

 

 

一夏「お…おい…アレって…!」

 

リョウカ(このすば)「大丈夫です!アレは味方です!やれやれ…!咄嗟に呼び寄せて正解でしたよ…!」

 

リュウカ(本体)「……ありがとう…!」

 

リョウカ(このすば)「いえいえ、さてと…このままじゃあ拉致があきません…!渋っても仕方ない…全艦!今更かもしれないけど全直掩機発艦!急いで!」

 

全艦『了解!』

 

 

ここに来てようやく全艦から直掩機が発艦した……

 

 

キィィィィィィン…!!

 

ブロロロロロロロロ…!!

 

 

ババババババババババ…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リルス&アルス『グォアァァァァァァァ…!!!』

 

 

スゥゥゥゥ…ヂュィィィィィィン…!!

 

 

アスリスタ『ギィアァァァァァァァ…!!!』

 

 

キュィィィィン…ドッキュゥゥゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

……戦闘開始から1時間後に…ようやく敵を全て叩き落とした……

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

 

……あれから1時間後に、艦隊はメルカ島付近にて停止した…無論だが、流石に本体組は動けれないので代わりに複数分身組がメルカ島に上陸して…探索する事にした……一方で……

 

 

リョウカ(艦娘)「う〜ん…何処か破損箇所はありそうで無いですね…。」

 

兵士隊長1「は…今の所何も……。」

 

 

残った分身組の一部が龍華(リョウカ)に乗艦し…総点検及び整備を実施していた…尚もしもの時に備えて、常に上空には哨戒機及び直掩機が飛んでいた…

 

 

更に一方で……

 

 

(ゴキュゥ…ゴキュゥ…!!!)

 

 

めぐみん「……相変わらず壮絶ですね…アレは…。」

 

千冬「まさか……アレがあのISの正体なのか?」

 

 

龍華(リュウカ)の周りには超巨大な触手…そうあの事件でのアルトゥーラ(捕食形態)の触手が海上から数千本が出て来て…何故か海水をずっと飲んでいた……無論この触手は今も眠っているリョウカの召喚した物で…気を失う直前にあの要塞艤装を召喚して…リョウカの消耗し切ったエネルギー及び傷を回復するべく……本来の姿を召喚させた訳だ……

 

 

 

めぐみん「ええ、そうですよ?っと言うよりもアレこそが本当の姿ですよ……ただし、今は捕食形態ですがね…それで……完全体はリョウカちゃんと合体して初めて完全体になる物ですよ……所謂覚醒の為のただの器みたいな存在……って言う設計ですね…。」

 

楯無「じゃあ、通常の要塞形態は…偽装?」

 

リュウカ(このすば)「そうなるな、ただし通常通り使えるが…本来の10%しか出せんだろうな……。」

 

束「へ〜…でもさっきから思ったのだけれど…あの超巨大な触手って食った物は最終的にどうなるの?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、直球に言えば…所有者の胃袋及びエネルギーに変換されます…勿論ダメージも回復したり…相手が能力や属性を持っていればそれを奪う事が可能です………更に、奪えれる物はには限りは存在しないので文字通り全てを奪い…吸収します……挙句……今も見えてますが……何でも食べるし飲めます……勿論やろうと思えばマグマだろうが…惑星だろうが……挙げ句の果てには……ブラックホールや…まあ色々ですが……食べれない物や飲めれない物は存在せず……例え酸素だろうが二酸化炭素だろうが全て文字通り捕食対象です…正に七つの大罪の一つ……暴食及び暴飲の権化を表した物です………しかもただ捕食するだけでなく普通に戦えます……あの巨体を用いた肉弾戦や…口を使った捕食攻撃や拘束攻撃……無論ブレス攻撃も出来ます……尚ブレス系で……ビームやレーザー等撃てますが……1番小さい個体且つ…最低威力でも……当たりどころが悪ければ……即死は免れない上、私達と同様に…全ての防御系及びバリアー系等文字通り全て貫通します……無論捕食攻撃は当たり前ですが即死です。」

 

束「わ〜お……。」

 

エクレール「…イビルジョーやオストガロア以上に恐ろしいね……あの触手って…一応モンスターなの?」

 

リョウカ(このすば)「一応形式上にはモンスターではあるけど厳密のはモンスターじゃなく……私達のなる龍形態の一種ですね……ただし私達はアレに直接なる事は出来ません……私達がなるのはアレの進化系です…。」

 

千冬「…何?進化系だと?」

 

リョウカ(このすば)「はい…ただ、現状なれるのは本体のリョウカさんとお姉ちゃんだけです……とある事件にて制御し切れず暴走……その後は何とか制御が出来る様にはなりましたが…事件の最終局面にて黒幕の行動に激昂し暴走………その時にお姉ちゃんが覚醒して刺し違える形でどうにか鎮静化……ただし両者共に重傷を負いましたがね……今は安定してるとは思いますが…………。」

 

セシリア「大変でしたわね……。」

 

リョウカ(このすば)「そうですね……。」

 

めぐみん「……所であの触手は一体どれほど飲む気でしょうか?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、リョウカさんが完全に回復し切るまででしょうね…一応最悪の事態を想定して能力で海水が減らない様にはしてますし…警戒は厳重にはしてますが……あの触手はかなり頭が良いですからね…それに所有者の命を守る事や関係者等仲間や家族等みなさんを守る事を最優先にしますから……一応は大丈夫ですが……敵が襲って来ないとは限らないです…まあ襲って来れば一斉に捕食しに行くと思いますがね……。」

 

一夏「うえぇ…想像しただけで恐ろしいな……一斉に襲い掛かれたら終わりそうだ……ってかさっきから触手の数が増えてね?」

 

リョウカ(このすば)「あ〜…そう言えばそうですね……数万規模になりましたか……因みに言い忘れましたが……あのサイズは一応標準よりかなり小さめですが……最大級はどんな銀河や宇宙をも簡単に一飲み位はする程超々弩級の超巨大触手になります…最小サイズは普通に如何なる場所でもどうにか行動出来るサイズ位までは小さくなれます。」

 

一夏「はぁ!?そこまでデカイんか!?」

 

千冬「最大級で宇宙をも一飲み…まさかもしそれで攻撃すれば…終わるな……。」

 

リョウカ(このすば)「ええ、勿論サイズに応じてその触手のステータスもある程度決まります…っが基本的に所有者の現在のレベル及び最終的な最大ステータスに応じてその触手…まあ超巨大な生物型ピット兵器…なのかな?にプラス補正が掛かります…ただしデメリットは……普通に生きてるので攻撃を受ければ痛みは感じる上に状態異常も掛かります…しかも攻撃能力が大部分が肉弾戦に特化してる上……遠距離攻撃が場合によっては周りに壊滅的被害を与えかねない…超高火力の超広範囲攻撃しか持たない…まあそれなら小さくすれば良いと思いますが……先程も言うけど、この触手は所有者の現在のレベル及び最終的な最大値のステータスにプラス補正が掛かるのです……。」

 

楯無「え!?じゃあ……?まさか…?」

 

リョウカ(このすば)「はい、今のリョウカさんは寝てる上にかなり衰弱してる上…ステータスも超弱体化してますが…さっきも言った様に現在の最終的な最大値のステータスを参照してますから……つまりは常に最高のベストコンディション状態時尚且つ最終形態時のリョウカさんのステータスを参照にしてる訳だから………その補正値はトチ狂った値になってますね……多分……ほんのちょっとでも操作誤ると……島の一つや二つ程度は簡単に海の藻屑になる上…大陸全土が滅びかねないですね……勿論最悪この世界も………。」

 

カズマ「マジかよ……。」

 

リョウカ(このすば)「ただ、能力封印又はリミッターを掛けた場合によるステータス変化の場合はこれも最終的な最大値として認識してそれが優先されるのが唯一の救いですね……っが…それをすると今度はリョウカさんが死にかねないから逆に困るのですがね……何せ…リョウカさんの体質と能力は本当に絶妙なバランスを保っているのです…もし片方だけでも偏らせただけでも今みたいな危篤状態になりかねない上、最悪そのまま死にます………幾ら死なないとは言え、それで何度も死ぬと精神的に参ります……っが死ねば死ぬ程強く強大な存在になってしまうから余計に勝ち辛くなります……無論瀕死になれば勿論強化……自己鍛練でも勿論強化…っと強化幅が多いのがね……やれやれ……。」

 

一夏「おっふ……。」

 

リョウカ(このすば)「それにしても、ある意味で私達は運が良いとは思ってますよ…貴方達の事はね。」

 

一夏「は?それはどう言う意味だ?」

 

リョウカ(このすば)「そうですね、貴方達の世界線では特にパラレルワールド…まあ別の時間軸の数が豊富でね…その中では時に一夏さん達を含めた主要の人物がアンチ対象となってるのが非常に多くてね……まともな方で尚且つ史実通りに近い物を探せって言われたら針の穴を通すが如く…ってな感じで探さないといけなかったのでね……本当に運が良かったですよ……特に最悪の場合は貴方達が全員アンチって言う世界線に辿り着いて碌でもない事態になり兼ねて依頼どころの云々では無くなっていました……まあ実際に見てもらった方が良いですね……って言っても……。」

 

 

パチン…ポン…!!

 

 

一夏「おっと…と…コレは小説か?」

 

リョウカ(このすば)「はい、その中には様々なアンチ対象となった作品を集めた物を一冊にしました……まあまとめ小説本ですね……残念ながら直接の映像は無いですが…実際にそう言う時間軸が存在したのは事実ですから…。」

 

楯無「へ〜…。」

 

千冬「分かった…。」

 

 

一夏達はその小説を読んでみる事にした…

 

 

…2時間後……

 

 

 

兵士総元帥3「…!姫様!レーダー上に反応有り!戻って来ました!」

 

リュウカ(このすば)「おお、意外に遅かったな…。」

 

リョウカ(このすば)「まあ何かしら敵の罠の関連で遅くなる可能性も有り得ますからね……所でみなさん?大丈夫ですか?」

 

千冬「あ…ああ……しかし本当に凄まじい事が書かれてるな…しかも私がアンチになった時も書かれてるな…恐ろしい時間軸がある物だな……。」

 

一夏「ああ……まあ本気で助かったって思ったぜ…。」

 

リョウカ(このすば)「ええ、さて迎えに行かないとね…。」

 

リュウカ(このすば)「だな。」

 

めぐみん「そう言えば前々から思ったのですが…分身の方のリュウカさんの性格はそのままなのですね。」

 

リュウカ(このすば)「ああ、こっちの方が慣れてる上に何となく俺らしいからな…まあ俺達分身組からすれば……本当に本体の俺達には幸せになってくれたら有り難いがな……それなら俺達が尚更頑張らんと意味が無い……ってか本体の俺はリョウカの所か?」

 

めぐみん「ええ、今もリョウカちゃんと一緒に寝てますね…今のリュウカさん…いえリュウカちゃんは…ねぇ…。」

 

リュウカ(このすば)「まあ……本来の性格だからなぁ……今の俺達みたいなガッツリな部分はほぼ無いからなぁ…代わりに母性本能やら過保護な部分が多い気がするが……まあいっか…とは言え俺達も本体の性格になれば誰が誰だか分からん…だからいつもの性格だな…。」

 

めぐみん「あ〜…分かりますね………って言うよりも余りにも優し過ぎる雰囲気しか無いですね……下手するとリョウカちゃん並みに……おっと……どうしましょうか……今の我々にはリョウカちゃん親衛隊が有りますし…あのリュウカちゃんの方もかなり危うい気がするから……ぐぬぬ……。」

 

オワタリョウカ(本体)「ほうほう、話は聞いた!ならば!リョウカちゃん及びリュウカちゃん親衛隊を作れば良いではないか!」

 

親衛隊メンバー全員『な…何だってー!?貴女は天才か!?』

 

オワタリョウカ(本体)「ふ…今のリュウカちゃんはリョウカちゃん並みに可愛い…その上優しい!しかも強い…!ピッタリではないか!うむ!それが良い!異論は認めんぞ!」

 

オワタリュウカ(本体)「いや、思いっきり暴論じゃねぇか!?ってかお前!更にロリコンになってねぇか!?」

 

オワタリョウカ(本体)「あ?何か言った?」

 

オワタリュウカ(本体)「い……いえ…何でも無い…です…。」

 

オワタリョウカ(本体)「宜しい…今の我々はリョウカちゃんとリュウカちゃんが絶対なのだ!ふふふ…ああ、リョウカちゃんにリュウカちゃん…!!」

 

カズマ「わ〜お……。」

 

めぐみん「……幾ら総会長でもあそこまで過剰は…ねぇ…ただ親衛隊としてはリュウカちゃんも御守りしなければ……。」

 

親衛隊メンバー全員『イエス!』

 

 

その後から龍華姉妹親衛隊に改革されたのだった……

 

 

リュウカ(本体)「ん〜……。」

 

リョウカ(本体)「…ぜぇ………はぁ……ぅ……。」

 

 

そんな事は何も知らない本体龍華姉妹は寝ていたのだった……果たして……?

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第20話 神森一家と夢幻大海域:決戦編【前章・中編】

やあやあ、オワタリョウカだよ〜!さてさて、前回のあらすじを簡単にまとめれば…私達はようやく夢幻大海域に到着して…一応龍華(リョウカ)は復活したけどそれと同時に現在乗艦している龍華(リョウカ)は龍華(リュウカ)に変更……ただタイミング的にはその時に龍華(リョウカ)が復活してやって来たけど…その復活のエネルギーや操作時のエネルギーの消耗が復活直後のリョウカちゃんに直撃し…瀕死レベルの重症になっちゃって…更にタイミング悪く敵の魔物が襲撃…無論狙いはリョウカちゃんと龍華(リョウカ)で…何とか全て撃滅に成功したけど…代償がまたしてもリョウカちゃんが倒れてそれと同時に龍華(リョウカ)は活動停止……ピクリとも動かなくなったのだよね……まあその後は史実通りに他の分身組がメルカ島に上陸して探索したりして…もう一歩では龍華(リョウカ)の総点検及び整備したり…一方ではリョウカちゃんの看病及びその警護を実施したりしていたよ……っとまあこんな感じね…簡単に纏めるって言っても長いわね……それじゃあ今回も見てね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

それぞれの分身組が帰って来てから30分後…

 

 

リョウカ(このすば)「……っで結論はどうですか?」

 

リョウカ(ダン戦)「ええ、直球に言えば…ラインバックさんが居ない……勿論例のリンクさんやテトラさんも居ない世界線ですね……ただシエラさんやシーワンさんは居ましたがね…それでですが………やはりダンジョンの敵の動きも妙で…本体ではないに関わらず…私…いえ…正確には全てのリョウカさんに対して優先的に攻撃していましたが………しかし……何かを待っているかの様なのか…積極的には攻撃はして来ないですね……。」

 

リョウカ(このすば)「そうですか……やはり……狙いは全て本体のリョウカさんですか……!」

 

ノイン「え!?でも黒幕や転生者は始末したんだよね?なら何で?本体のリョウカさんに攻撃を集中させるの?」

 

リョウカ(このすば)「……転生者及び黒幕の置き土産ですか……死んでも尚本体のリョウカさん及び龍華(リョウカ)に攻撃を集中させる様に命令させていたのでしょう…!ったくどこまで行っても…!」

 

リュウカ(このすば)「リョウカ、少し落ち着け。」

 

リョウカ(このすば)「…すみません、兎に角どうあがいても全ての敵は本体のリョウカさんを必要以上に攻撃して来るのは確定です……しかしここまで来た以上は撤退はで来ない……かと言ってこのままリョウカさんを匿うのは不可能……困りましたね……う〜ん……。」

 

岬「でもこのままじゃあ…。」

 

リョウカ(このすば)「はい、わかっています……どう足掻いてもリョウカさんに魔の手は必ず来る……なら……かなり危険ですが、相手が攻め手ならこっちは後手に回る他ない上……史実通りにやらなければ意味は無い……そこで……そっちが本体のリョウカさんを狙うなら………お望み通り狙わせてあげましょうか…………。」

 

めぐみん「な…!?」

 

千冬「おい…!」

 

リョウカ(このすば)「話は最後まで聞きなさい……要するに……本体を仕留めればそれで良いけど、こっちもやられて欲しくはない上死んでほしくもない………ならば………こんな事もあろうかと……新参者は分からないと思いますから古参者に聞きます……デスデコイ系や幽体離脱系の能力は知ってますか?」

 

めぐみん「あ〜…アレですか?デスデコイは…攻撃受けたら相手に同じ被害を与える様な能力で…幽体離脱は魂の分離能力ですね……それがどうしたのですか?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、そのデスデコイ系の完全体を用意しました。」

 

カズマ「お…!?デスデコイ系の完全体ってどんなのだ!?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、発動すると全ての敵の標的が発動者に移る上…自身の体力及び生命力がたったの1となる専用の偽装の身体に入れ替わり…もし攻撃を受けたら即死する代わりに敵も即死する能力…それは将来の能力ですが……こっちは、色々と問題視となっていた攻撃を受けたら幾ら偽装の身体とは言え同等の痛みや状態異常に掛かる等の不具合を改善…更にステータス面でも大改善…偽物の身体でも普通に行動可能……更に…最大の悩みでもある即死可能な数を…出来る限り増やして…新たに…発動者の周りに一定範囲内で発動者が死亡した際に……その範囲内に居る敵全てを即死させる効果に変更……尚死亡させた敵は問答無用で即死且つ同じ死亡方法で即死するのは据え置き………更に……発動時及び効果終了時の本来の肉体の出現位置も変更し……基本的に味方の側に自動的にテレポート…尚例外的に…その味方の側が危険である場合には自動的に安全地帯を選定してその地点にテレポートする………トドメに……何度でも使える上に…再使用までの時間…つまりはリロードの時間は一切無いです……以上が変更点です。」

 

めぐみん「おお…!凄まじい変更点ですね!」

 

カズマ「おお、これなら上手く行く!」

 

リョウカ(このすば)「ただ、これでもほんの付け焼き刃程度…もしもの時の最終手段でしか無いので……更に……兎に角攻撃結界及びバリアー系を追加…更には全てのAIの超強化を実施しました……更には……少々…リョウカさん及びお姉ちゃんにも細工をしました。」

 

めぐみん「一体、何を?」

 

リョウカ(このすば)「さぁ?敵さんにはどれが本物か見分けが出来ない様にしてやっただけですがね…ふふふ…。」

 

カズマ「いや怖えよ…!!一体ナニしたんだ!?偽物と本物を見分けられない様にした…?……だけど、強さ的には本体と分身とじゃあ戦力は変わらない…見た目で判断してる訳じゃ無い………一体…?」

 

リョウカ(このすば)「まあ、これ見たら分かりますよ。」

 

 

ッピ…!

 

 

リョウカは細工を施したリョウカ及びリュウカの…ステータスを表示した…

 

 

めぐみん「……?何処も変わって無い様にしか見えないですが?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、だって味方には変わって無い様には見えます……でも……。」

 

 

パチン…!!

 

 

 

全員『……!!』

 

リョウカ(このすば)「どうですか?一時的に中立勢力で尚且つ敵寄りにしてみました……ただし周りのみなさんには敵と認識出来ない様にはしてます……っで?どうです?」

 

めぐみん「ふむ…なるほど……リョウカちゃんとリュウカちゃんが本体ではなく……種族が不明となってますね。」

 

 

パチン…!

 

 

カズマ「…あ…戻った…。」

 

リョウカ(このすば)「こう言う事です…しかも今の私達も同様に不明となってます……だからどれが本物か分からなくなってます…しかもご丁寧に……わざわざ本体にヘイトが向かない対策も施してますからそう簡単には攻撃は受け難いでしょう。」

 

ラウラ「ほう………む?では龍華(リョウカ)の方はどうなる?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、そこは普通に同じリョウカさんであれば交代方式でどうにかはなるし…出来る限り同様に能力でヘイトが向かない様にもしてますが……どうしても根本的にはどうしようも無いのが実情でね…ただ現在は護衛の戦力を強化と本艦隊を中心に数百kmは敵の自然発生率を大幅に下げる特殊結界及びバリアーを展開してます……しかし効果が有るのは自然発生の魔物…つまりはエンカウントタイプの雑魚敵ですね…強制戦闘や中ボス及び大ボスクラスはどうしようも無いですが……そこは私達の腕に掛かってます。」

 

シャルロット「…そうなんだ……。」

 

リョウカ(このすば)「……っで?龍華(リョウカ)の方は?」

 

リョウカ(艦娘)「はい、ダメージ自体は一切無いのですが…やはり全てのシステム護衛ダウンしたお陰でコアである機関部や艦橋や艦首の切り札も一切動作しません……本体のリョウカさんが回復しない限りはただの超巨大な鉄の超豪華な棺桶ですね……。」

 

一夏「いや…流石にその発想はアウトじゃねぇか…!?」

 

リョウカ(艦娘)「しかし、あの艦は完全に本体のリョウカさんが動かす事が大前提のシステムになっている様です……その分消費量も超微量程度にはなってるとは思いますが………完全にリョウカさん次第です……尚現在も龍華(リョウカ)の護衛は厳重にしてますし…このまま牽引状態を維持してます……最後にですが……やはり完全手動操作は不可能です…一度システムを再起動させないと操作自体が出来ないのです…。」

 

リョウカ(このすば)「…そうですか………はぁ……本当に開幕から……やってくれましたね…。」

 

めぐみん「ええ…本当にね…それでもう一つ確認ですけど、あの触手はまだ飲み続けてるのですか?実際の回復力ってどれ位なのか教えてくれませんか?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、先ず捕食時の回復量についてですけど…少々複雑です…先ず捕食の対象によっては回復量は変化します……特に回復量が多いのはボス級以上又はラスボス級以上……っと言った感じでね…勿論その気になれば私も捕食出来ますが…その際は完全回復しますが……それだと計算が分からないでしょうから……そうですね……今捕食…って言うよりも飲んでいるのは海ですね?それは分かりますか?」

 

山田「は…はい、そうですね…。」

 

リョウカ(このすば)「…前に説明した通り、如何なる対象でも捕食及び飲む事は可能です…勿論捕食した際には必ず回復します…ただ…その回復量は危険度及びその対象の質に大きく影響が出ます…………海の場合には…危険度は下から1番目程度……尚且つ危険度1の中で最下位…………っでです……仮に今のリョウカさんの最大体力を100としましょう……そして今のリョウカさんの体力が全くない…0の状態からMAXまで回復するには……何と100回分…一回飲む毎に1回復する……って言えば分かりますかな?……しかも触手1本分が100回飲むのにはそれはそれは時間が掛かるので…100本召喚して同様に同時に一飲みしたらどうなるか?言わずとも100回復します…………では計算方式は……【触手の数×咀嚼数×危険度×対象の体力又は総合戦闘力=実際の回復量】……と言う計算式になります……。」

 

シャルロット「凄い計算式だね……。」

 

リョウカ(このすば)「ええ…でも本当に実際にあの海の体力及び総合戦闘力…は1…って言うか0ですから……この計算式はある意味で役には立たないのですが…例え0でも、必ず1は回復する様にはなってます。」

 

カズマ「へ〜…じゃあ実施にリョウカが回復するにはどれほど?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、今も数が増えてますからその回復量は例え1でもチリも積もれば山となる…と言う言事の権化になり…その総合回復量は馬鹿になりません……後数時間もすれば完全に復帰は可能です…ただそれまではほぼ無防備と変わらないですがね……ただ、あの能力の発動圏内に入れば……少しは回復の速度が上がるとは思いますが……。」

 

めぐみん「そう言えば、自動回復能力が有りましたね……しかし最近はそんな能力が起動してる様な素振りが見えないですが……。」

 

リョウカ(このすば)「ええ、一応私の能力で再度起動させましたが……どうでしょうね……時間的にはそろそろ圏内に入れば良いのですが……。」

 

簪「自動回復能力?」

 

めぐみん「はい、神になった者は必ずこの能力は付きますが…我々みたいな存在になるとそれは凄まじい効力になります……ただし、欠点として…一定以下になると発動しなくなります……これは人次第ですが……基本的に欠点は無いのですが…特にリョウカちゃんは例外で…どう言う訳か一定以下になると切れるのです…ただその一定以下から抜ければ回復し始めますが……。」

 

一夏「何そのチート!?いや……リョウカだけはデメリット有り?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、って言うよりも……そんな物が常時発動してみれば容易に想像出来ますね……誰も倒せれなくなってしまいますし……けど死にたくは無いからね……って言っても私自身もわかってないのですが、これも能力で補う事は可能です……。」

 

めぐみん「そう言えば有りましたね……確か…緊急強制完全回復能力でしたっけ?」

 

束「むむ…!?何かすんごい嫌な予感しかしない能力名だね!?」

 

めぐみん「そのまさかですよ、自動回復能力が効かない圏内に入って尚且つ追い詰められた時のみ発動可能な緊急強制回避能力の一つですよ…これは全回復能力及び全状態異常回復能力を同時に強制発動する能力です…無論強制且つ緊急なのでデメリットは重くのし掛かりますよ?そうですねぇ、一回の戦闘で…えーっと、どれ位だったでしたっけ?」

 

リョウカ(このすば)「今の本体のリョウカさんなら回数制限は無いですが…前までは精々5回まででしたがね……。」

 

めぐみん「そうでしたね……っとまあ回数制限有りで……更に使えば使う程身体に掛かる負担が大きくなります…実際に完全に回復しても、何故か凄まじい負担が掛かりますからね……緊急時に強制的に発動するからね……ただし発動条件で…災害やトラップ…等あの時の戦闘時に一切発動してないのは分かりますね?」

 

千冬「そう言えば………そう…だったな…。」

 

めぐみん「はい、正確に言えば……ゲームで言う……負けイベント…又は強制敗北…及びイベント攻撃…に非常に弱く…あの時は強制敗北と言う判定なのか発動は一切しない……って感じでした……屈辱ですがね…。」

 

一夏「……マジかよ……。」

 

めぐみん「更には、自発的にオンオフが不可能な上…例え発動しない条件下でも何故か発動したり…発動出来る条件下でも一切発動しなかったり……本当に気紛れな性格の能力です……まあ運が良ければ発動する能力って言う感じですよ。」

 

束「お〜…。」

 

リョウカ(このすば)「さて……次は…、」

 

 

ピッ……ピッ…ピーッ…!!

 

 

エイダ(子機)『エネルギーの許容範囲までの回復を確認……神森龍華(リョウカ)…メインシステムを再始動します……。』

 

 

ピーッ……キュィィィィ……!

 

 

リョウカ(このすば)「…ふぅ……どうやら、峠は越えた様です……。」

 

めぐみん「…じゃあ……?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、一応リョウカさんは安全圏内までどうにか回復しました……良かったです……。」

 

千冬「おお…!そうか……良かった……。」

 

めぐみん「ただ、やはり完全に回復するまではそっとしておきたいです…私個人としてはね。」

 

リョウカ(このすば)「勿論ですよ、無論それまでは停泊は続行です…攻略は回復に近付いたら始めましょう…。」

 

めぐみん「そうしましょう……所で先ずは何処を?」

 

リョウカ(このすば)「先ずは火の島に上陸です……まあその付近で停泊しましょうか……。」

 

リュウカ(このすば)「そうだな。」

 

リョウカ(このすば)「ではみなさん、一時解散です…その後予定通りに火の島付近まで移動して待機しましょう。」

 

全員『了解。』

 

 

その後会議は終わり…艦隊は移動を開始して……1時間足らずで火の島付近に到着……艦隊及び全軍はそこで待機する事になった……

 

 

数時間後……

 

 

リョウカ(本体)「すぅ……くぅ……。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカちゃん……行ってくるね…………リョウカちゃんの事は頼みましたよ?」

 

リョウカ(このすば)「はい、もしリョウカちゃんが目覚めて…勝手にお姉ちゃん達の方へと向かってしまったら連絡します。」

 

リュウカ(本体)「うん、まあ出来れば…止めてくれたら嬉しいですけど……リョウカちゃん……ジッとしててね…。」

 

 

リョウカの回復が間近となったのかいよいよ本体のリュウカも動く事になり…一行は火の島に上陸した…

 

 

【第1エリア:火の島】

 

 

リュウカ(本体)「……此処も相変わらず……凄惨ですね…。」

 

めぐみん「ええ……でも良かったのですか?リョウカちゃんの側に居た方が…?」

 

リュウカ(本体)「そうしたいのは山々です……けどお姉ちゃんとして……私は何度もリョウカちゃんを守れなかった…だからリョウカちゃんが寝てる間にせめて出来る限り攻略して行こうと思ってます……リョウカちゃんの掛かる負担を減らす為に……。」

 

めぐみん「……そうですね……。」

 

リュウカ(本体)「さて、みなさん…行きましょうか。」

 

カズマ「おう。」

 

エンリ「…………。(こくり)」

 

 

一行は火の島を探索した…しかし案の定生存者は存在しない様で…止む得ず一行は炎の神殿へと踏み入れた…

 

 

【炎の神殿】

 

 

一行が炎の神殿を攻略して…1時間後の事……一行は例の門の前に来ていたが…その前に本体のリョウカと言うと……

 

 

リョウカ(本体)「ん……ん〜…!!……??お姉ちゃん…?みなさん…?何処…?」

 

 

どうやらリョウカが目覚めた様だ……しかし肝心な時に何故か見張りが居ない様だ…

 

 

リョウカ(本体)「………火の島……お姉ちゃん……みなさん…………さび……しい……お姉ちゃん…………おねえ……ちゃん……。」

 

 

リョウカは孤独に耐えかねたのか……こっそりと…部屋の窓を開けて………リュウカ達の後を追ったのだった……

 

 

ガチャ…!

 

 

リョウカ(このすば)「リョウカさん……ん?」

 

 

時すでに遅し……分身のリョウカが部屋に来たが…もうリョウカの姿は居なくなっていた……

 

 

リョウカ(このすば)「…至急!みなさんに伝えて…!!リョウカさんが…!!」

 

兵士隊長1「は…!!」

 

 

分身組のリョウカは即座にリョウカが脱走した事を連絡した……

 

時同じくリュウカ達は……ボス部屋に居た…

 

 

 

リュウカ(本体)「……!……分かりました……リョウカ…ちゃん…。」

 

めぐみん「…リョウカちゃんに何か……?」

 

リュウカ(本体)「……リョウカちゃんが…居なくなっちゃった………私達の後を…追ったのかな……リョウカちゃん……。」

 

千冬「…しかし今は……。」

 

リュウカ(本体)「うん……一刻も早く………。」

 

 

ピキィィン…ジリジリジリジリ…!!

 

パァァァン…!!!

 

 

決戦場の中央から魔法陣が現れ…その中央から火の島の炎の神殿のボス…ブレイズが現れた……

 

 

リュウカ(本体)「……ボスを倒さないとね…!!来ます…!!」

 

ブレイズ『……!!!』

 

 

 

【第1エリアボス】

 

 

 

VS【煉獄魔術師:ブレイズ(超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【ブレイズの撃破】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘用BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【ダンジョンボス戦(夢幻ver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リュウカ(本体)「はぁぁぁ…!!」

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!

 

 

リュウカは開幕早々に本気モードになった…

 

 

ブレイズ『…!!!』

 

 

ピキィィン…!!

 

ヒュゥゥゥ…ヒュゥゥゥ…!!!

 

 

ブレイズは今のリュウカが危険だと察知し…攻撃魔法:メテオを召喚した……っが…

 

 

ピシュン…!

 

 

リュウカ(本体)「せいやぁぁ…!!!」

 

 

シャキン…ザシュゥ…!!!

 

 

ブレイズ『……!!?』

 

リュウカ(本体)「でやぁぁぁぁ…!!!」

 

メリー「……!!!待ってリュウカ…!!!今すぐブレイズから離れて…!!!」

 

リュウカ(本体)「……っ…!!」

 

 

ッダ…!!

 

 

ブレイズ『…??』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

全員『……!!?』

 

ブレイズ『…!?』

 

 

ドクン…!!

 

 

リュウカ(本体)「……何…?」

 

 

 

ドクン…!!

 

 

メリー「……この反応…まさか…!!」

 

 

ドクン……!!

 

ドクン……!!

 

ドクン……!!

 

 

フワァァァァ……

 

 

全員『……!!?』

 

ブレイズ『……!!』

 

 

……突如として巨大な反応により地が揺れ……何かが鼓動する音が聞こえ……それが収まった時……決戦場の中央から……孤独と悲壮に染まった表情の…リョウカが現れた…覚醒状態だ……(無論何故か全裸に近い格好だ…)

 

 

ブレイズ『……!!?』

 

リュウカ(本体)「リョウカ…ちゃん…?」

 

めぐみん「…あの姿は…って言うよりも今のリョウカちゃんは…!」

 

カズマ「…かなり不味いな…!!一体どうなって…!」

 

リョウカ(本体:淵源神)「アアアアァァァァァァァ…!!!!!!!」

 

全員『っ…!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ズガァァァァン…!!!

 

ギチギチギチギチ…!!

 

 

千冬「アレは…!!」

 

山田「あの…触手…!?」

 

 

リョウカの咆哮と共に周りにあの触手を6本召喚された…

 

 

ブレイズ『……!!』

 

 

ピシュン…!!

 

 

ブレイズは目標をリョウカに切り替えて、ワープでリョウカの側に接近…

 

 

ブォォン…!

 

 

リョウカに殴り掛かった…っが……

 

 

ガキィィン…!!

 

 

ブレイズ『……!?』

 

千冬「何!?結界か!?バリアーか!?」

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ギュォン…!!

 

バキィィン…!!

 

 

キィィィィィィン…ズガァァァァン…!!!

 

 

ブレイズ『……!!?!』

 

 

リョウカの周りに生えていた触手がまるで邪魔だと…ブレイズを思いっきり引っ叩き…ブレイズは壁にめり込んだ……

 

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「…………。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「……………。」

 

 

 

フワァァァァ………

 

 

めぐみん「リョウカちゃん……?」

 

 

リョウカは徐にリュウカの方へと近寄って……

 

 

ギュゥゥ……

 

 

リュウカ(本体)「……リョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「……………ひぐ……おねえ……ちゃん……一人に……しないで……。」

 

リュウカ(本体)「……!!………ごめんなさい……リョウカちゃん……そっか…そう……だよね……。」

 

めぐみん「………そうでした……今のリョウカちゃんは……精神的に不安定でした……リュウカちゃん…今回は裏目に出ましたね……。」

 

リュウカ(本体)「……ごめんね……リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「ひぐ………ぐす……!」

 

ブレイズ『………!!』

 

 

ピシュン…!!

 

キュィィィィン…!!!

 

ポォピィィ…!!!

 

 

 

リュウカ(本体)「……!?リョウカちゃん…!!っ…!!」

 

リョウカ(本体:淵源神)「お姉ちゃん……?っあ…!?」

 

 

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

ブレイズはリョウカ達の隙を突いて、上空からエネルギー弾を放った……リュウカは咄嗟に察知して…リョウカの代わりに身を挺して守った……

 

 

リュウカ(本体)「っ…!」

 

リョウカ(本体:淵源神)「……おねえ……ちゃん……?」

 

リュウカ(本体)「……ははは……ごめんね…?リョウカちゃん……?大丈夫…?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「あ……あぁ………ああ…!?」

 

 

 

ビシ…!!

 

 

めぐみん「……!!?」

 

千冬「どうした…!?」

 

めぐみん「不味い…!今ので…リョウカちゃんの精神が…!」

 

カズマ「何…!?」

 

楯無「リョウカちゃんの精神が…?一体どう言う意味なの…!?」

 

 

ビシビシ…!!!

 

 

めぐみん「……リョウカちゃんにとっては……リュウカちゃんは命に次に大切な存在…例え自分が死んでも守ろうとする程大切な存在…!……そして今のリョウカちゃんの精神は非常に不安定です…!もしリュウカちゃんに危害が加われば…!呆気なくリョウカちゃんの精神が崩壊して…!!」

 

 

ビシビシビシビシ…!!

 

ガッシャァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「あ……あぁ……い…や……ああ…!!?」

 

リュウカ(本体)「っ…!リョウカちゃん…!!落ち着いて…!」

 

リョウカ(本体:淵源神)「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!!!」

 

 

キュィィィィン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!

 

 

 

一夏「一体どうなってる…!?」

 

めぐみん「………暴走です…!」

 

千冬「何!?暴走…!?」

 

めぐみん「ええ!何せ精神が非常に不安定の状態でリュウカちゃんを傷付けた…!今のリョウカちゃんにとっては自分の所為で大切な姉を傷付けてショックと怒りが交わり…最悪この世界を滅ぼす可能性が高いですよ…!!」

 

リュウカ(本体)「っ…!そんな事…させない…!はぁぁぁぁ…!!!」

 

 

キュィィィィン…ピキィィィィィン…!!

 

パァァァン…!!!

 

 

リュウカは咄嗟に覚醒形態に移行した…

 

 

リュウカ(本体:淵源神)「リョウカちゃん…!今私が止めます…!はぁぁ…!!」

 

 

ガシ…!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)「っあぁぁ…!!?」

 

リュウカ(本体:淵源神)「離さない…ですよ…!!リョウカちゃん……!!大丈夫……大丈夫だから…!!リョウカちゃん…!!!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)「あぁぁぁ…!!?ぎ…あ…がぁ…!!?」

 

リュウカ(本体:淵源神)「……苦しんだよね……?悲しいんだよね…?……本当に……ごめんね……?リョウカちゃん……?」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)「ぎぃ……あぁ…!?」

 

リュウカ(本体:淵源神)「…………。」

 

 

ぎゅぅぅぅ…

 

 

リュウカ(本体:淵源神)「……ごめんなさい……リョウカちゃん……もう一人にしないから……だから……もう休んで…リョウカちゃん……。」

 

 

ドス…!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)「……!!?」

 

 

ピキィィン…パァァァン……!

 

 

 

リュウカはリョウカの首に手刀をやって…どうにか鎮圧した……無論元の服装に戻った……

 

 

リュウカ(本体:淵源神)「……っ…!!本当に……ごめんなさい…!ごめんね……リョウカちゃん…!」

 

めぐみん「……リュウカちゃん……。」

 

ブレイズ『……!!』

 

リュウカ(本体:淵源神)「………めぐみん……リョウカちゃんを頼みます……。」

 

めぐみん「………はい……。」

 

 

リュウカはめぐみんにリョウカを託した……

 

 

 

リュウカ(本体:淵源神)「……ッッッ…!!」

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!

 

ゾクゥゥ…!!!

 

 

ブレイズ『……!!?!』

 

リュウカ(本体:淵源神)「…絶対に許さんぞ…!!!!!貴様ァァ…!!!!!ただでは死なさん覚悟しろ…!!!!!!」

 

 

リュウカは完全にブチ切れて激昂した…無理も無い…リョウカの精神を一時的に殺したのは紛れも無くブレイズだ…挙句その逆鱗に触れたのも同じくブレイズだ……

 

 

ブレイズ『……!!!?』

 

 

ブレイズは突如として走馬灯が過ぎり……確実な死が見えた……なので……

 

 

フワァァァァ…!!!

 

 

……その場からの逃走を図った……しかし…

 

 

 

ゴゴゴゴゴ…ズガァァァァン…!!

 

ギュォォォン…ガシ…!!!!

 

 

ブレイズ『……!!?』

 

 

何とリョウカと同様にリュウカの周りから触手を生えて…ブレイズを捕らえた……

 

 

リュウカ(本体:淵源神)「餌の時間です…!この屑を…喰い殺せ!!」

 

ブレイズ『……!!?』

 

 

ガバァ…!!!

 

 

そこからは呆気なかった……その命令と同時に…まるで待ってましたとばかりに…更に地面から無数のあの触手が生えて…ブレイズに貪り…生きたまま…咀嚼され…肉を嚙み千切り…骨をも噛み砕き……文字通り全てを食い尽くされて……凄惨な最期を遂げたのだった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピキィィン…パァァァン…!!

 

 

リュウカ(本体)「……二度とその面を見せないで…屑が…。」

 

楯無「……エゲツない最期だね……。」

 

千冬「ああ……だがある意味でお似合いの最期だったな…言いたくは無いがな。」

 

めぐみん「……リュウカちゃん…はい……。」

 

リュウカ(本体)「……ありがとう…めぐみん………。」

 

リョウカ(本体)「………。」

 

リュウカ(本体)「……っ……ごめん……ね……リョウカちゃん………。」

 

めぐみん「…………リュウカちゃん……。」

 

 

その後は…一応力の精霊の救出に成功した…っが、案の定だが喜ぶ程の空気は無く……非常に重苦しい空気のまま……艦隊の元へと帰ったのだった……

 

 

【第1エリア:攻略成功】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第21話 神森一家と夢幻大海域:決戦編【前章・後編】

やあ、僕はアンクロ…それじゃあ前回のあらすじを説明するよ…前回は火の島を攻略する事になったんだ、色々と対策を講じてね…一応順調に事は進んで行って最後に待ち構えているボスと戦っている最中に眠っていた筈のリョウカちゃんが乱入…一度ブレイズを大ダウンさせたけど…ソイツの不意打ちでリュウカちゃんは傷付き…その所為でリョウカちゃんの精神が壊れて…暴走し掛けた…しかし間一髪…リュウカちゃんの手で鎮圧したけど今度はリュウカちゃんが怒り…呆気なくブレイズは捕食されてしまったよ…そしてこれで火の島の攻略には成功した……ってな感じかな?まあ今回も見るといいよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

火の島を攻略した一行は…艦隊の方へと戻っていた……しかし相変わらず重苦しい空気は変わらなかった……

 

 

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

リュウカ(本体)「……………。」

 

 

現在の状況を言えば…リュウカ自身もかなり精神的に参ってる状態で…リョウカを抱いたまま艦長席に座ったまま蹲っている…無論とても指揮が出来る状態じゃない……

 

 

リョウカ(このすば)「……最悪の状況下になりましたね……。」

 

リュウカ(このすば)「……ああ……って言うよりも俺達がそもそもの発端だな…ほんの一瞬とは言え目を離してしまったしな……。」

 

リョウカ(このすば)「………そう…ですね……。」

 

カズマ「しかし…どうする……?このまま何もしない訳には…。」

 

めぐみん「分かっています………はぁ……憂鬱ですね………さて、とりあえず前に攻略した手順ではもう一度メルカ島に行って…そこで改めて夢幻の砂時計を入手してもう一度あのダンジョンを攻略するんでしたね。」

 

リョウカ(このすば)「ええ、間違ってはいないですよ。」

 

めぐみん「………しかし……。」

 

リョウカ(このすば)「……………。」

 

 

一行の方針は一応は攻略を優先する事にして2回目のメルカ島に再度分身組が向かったが………やはり本体のリョウカは目覚めず…リュウカも動く事は無かった………やはり精神的の被害が深刻な故だ………

 

 

その翌日……

 

 

一行は次の海域を目指す事になった……無論一行はその次へと向かおうとしたが…やはり真正面からは行けない様で…真正面から別の海域に行こうとすれば……

 

 

ピシャァァァン……ピシャァァァン…!!!

 

ビュゥゥゥゥ…!!!

 

 

……そう…壮絶な大嵐に遭い…必ず元の海域に戻される……そこで止む得ず一行は迂回ルートで行こうとするが…やはり史実通り濃霧に覆われているので指定航路で行かないと辿り着けない……ある意味で一行は困り果てていた……

 

 

そんな時………

 

 

リョウカ(本体)「……っ……んぅ…?」

 

リュウカ(本体)「……!!!」

 

めぐみん「……!!リョウカちゃん…。」

 

リョウカ(本体)「……みな…さん…?」

 

リュウカ(本体)「………リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「………ごめんなさい………また私の…所為で、みなさんに迷惑を掛けて……別にお姉ちゃんが……死んじゃうって訳じゃなかったのに………私は…あの時の私は……暴走して……何もかも解決しようとした……本当に……最低な私ですよ…。」

 

リュウカ(本体)「ううん……違うよ、リョウカちゃん……私だってあの時は咄嗟に……!」

 

リョウカ(本体)「………ごめん……それでも私の精神はまだまだだって事は事実なのは変わりないです……本当に無様ですよ……私は……長い……長い旅をして……まだ精神的成長も出来ない……本当に何なのかな…?私って…?」

 

リュウカ(本体)「…………っ……。」

 

リョウカ(本体)「………お姉ちゃん……本当に気持ちは嬉しいです……あの時に止めてくれたのも嬉しいです……そしてあのブレイズを私の代わりにやってくれたのも嬉しいです………でもね………私の為に…こんな私なんかの為に……、」

 

リュウカ(本体)「そんな事言わないでよ…!!」

 

リョウカ(本体)「……え?」

 

リュウカ(本体)「…さっきから……また自分ばかり責めて…!それで解決出来るとでも思っているの!?違うでしょう!?」

 

リョウカ(本体)「……っ……。」

 

リュウカ(本体)「……私だって自分を責めたい気持ちも有りますよ…!ええ!さっきまでの私もそうですよ…!でもね、今のリョウカちゃん見てれば…本当に何にも解決出来ないって思いましたよ…!それで私やみなさんを守れると思っているの…!」

 

リョウカ(本体)「………っ…!」

 

リュウカ(本体)「……良い?リョウカちゃん?それは私も同じ事が言える事よ…リョウカちゃんもみんなも知っているし…勿論誰だって口だけなら何だって言えますよ……ただ結局は元々私達はただの人間よ…幾ら神になっても限度も有るよ……だからこそ全部……自分の所為だって責めないで……それを見るだけでも私達は凄く辛いから………お願いだからそんな事はもう止めて……。」

 

リョウカ(本体)「…………………うん…。」

 

めぐみん「………どうやら…落ち着いた…様ですね…。」

 

リュウカ(本体)「はい……本当に見苦しい所を見せて済みませんでした………。」

 

リョウカ(本体)「……すみません……。」

 

カズマ「まあ、良くある事だからそこまで気にしてねぇが……今丁度厄介な事が起きてる。」

 

リュウカ(本体)「厄介な事?」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、あの濃霧をどうやって突破しましょうか?史実の通りなら良いけど…実際じゃあ航路が変わってるだろうし…。」

 

リョウカ(本体)「………そうですか……幻影ノ結界…って言う訳ですか………しかしここまで強力となりますと…………。」

 

エーベル「流石に手は無い………って訳か…?」

 

リョウカ(本体)「……無い事は無いです……ただしこっちのルートは辞めましょう。」

 

リョウカ(このすば)「え?でも真正面ルートは…大嵐で通れないですよ?しかも撃つ暇も一緒有りませんでした……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこそ真正面ルートです……私に良い考えが有ります……因みに聞きます、龍華(リョウカ)にはまだ誰も乗っていないですね?」

 

リュウカ(艦娘)「あ…ああ、まだ牽引状態だから無人だが…?」

 

リョウカ(本体)「……そうですか、なら都合が良いです……っが……念の為です……。」

 

 

パチン…!

 

ピキィィィィィン…ピシュン…!!

 

ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(艦娘)「アレは…龍華(リョウカ)に龍華(リュウカ)…?って言う事は…?」

 

リョウカ(本体)「はい、直球に言えば予備艦です……勿論今は自動操縦にしてますがね…指示は私達に随伴して護衛する様にしてます…。」

 

カズマ「そうか……って…それを召喚してどうする?」

 

リョウカ(本体)「まあ、とりあえずは例の次の海域に行く為のルート候補…あの大嵐のルートの前に行きますよ。」

 

リョウカ(艦娘)「……分かりました……。」

 

 

 

っと言う訳で…更に2時間後に例のルート前に来た………

 

 

リョウカ(本体)「……見た目は至って普通の快晴ですね……なるほど……これも幻影ノ結界ですか……。」

 

千冬「何…?」

 

リョウカ(このすば)「私でも見切れなかったのに…あの大嵐も幻影なの…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、幻影です……っが…何故戻されるのか?…っと言う原理は簡単……この幻影ノ結界の真骨頂は心理を惑わすのです…あの濃霧も大嵐でも戻される現象……厳密には戻されるのでは無く……【自分から戻るのですよ。】」

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(本体)「まあこれがベラムーさんらしいやり方ですがね……ただ幻影とは言え…実際に肌に感じ取れるし五感にも普通に反応するからこれが本物だとは誰も分からないですよ……実際に……初代のベラムーさんの幻影ノ結界はガチで難攻不落の最大級の結界として超の付くほど有名ですから……それに比べたらこれはまだまだお粗末ですが……まあまあです……まさかこの手を使わざる得ないとはね………。」

 

リュウカ(本体)「ねえ、本当にどうするの…?」

 

リョウカ(本体)「勿論……融合ですよ。」

 

全員『……!!』

 

 

リョウカの言った策は何故か融合と言う作戦だ…しかし何と融合する気でその融合とはどう言う意味なのか?

 

 

めぐみん「一応聞きます、何と融合する気ですか?それに融合って…緊急時の臨時融合の感じですか?」

 

リョウカ(本体)「じゃあ直球に言えば……本艦及び龍華(リョウカ)と……【完全融合】を実施するのです…臨時ではなくガチの方です…。」

 

リョウカ(このすば)「ちょ…ちょっと待って下さい!アレは…!」

 

リョウカ(本体)「分かっています、しかしです……いつかはこうなるとは思っていましたよ…それにお姉ちゃんの一件で…完全に全てが破綻してしまった以上はこうなるのも時間の問題ですよ……だからこそ…この神森型…龍華型は正真正銘の…完全に一つになる時が来た訳ですよ……。」

 

めぐみん「え…!?」

 

カズマ「それって大丈夫なんか…!?」

 

リョウカ(本体)「少なくとも…私とお姉ちゃんです…その二つが融合するとなれば…正に最強とも言えるでしょう…ただ堂々とは言えれないですが……確実に強い上に神森型の終着点にして淵源なる存在ですからね……それはなってからのお楽しみです……。」

 

めぐみん「……分かりました……。」

 

リョウカ(本体)「……お姉ちゃん。」

 

リュウカ(本体)「………はい…。」

 

リョウカ&リュウカ(本体)『……最終プログラム解除!龍華(リュウカ)及び龍華(リョウカ)!完全融合形態に移行!』

 

ジェフティ(コア)「了解。」

 

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!

 

ザッパァァン…!!!

 

ピキィィィィィン…!!

 

 

……最終プログラムを起動した両艦は同時に浮上…両艦はそれぞれ眩い光を放ちながら両艦共に真横に並び……ゆっくりと重なり遭い…

 

 

 

ジリジリジリジリ…パァァァン…!!!

 

 

……眩い光が全てを包み込んで融合した……

 

 

セシリア「……っ…どうなりましたか…?」

 

リョウカ(本体)「……どうやら成功ですね…いえ…大成功です…!まさか本艦だけでなく…全艦艇及び全兵器及び全超兵器も…更には航空戦力も全て…陸上戦力も全て…本艦の共鳴で超大幅に進化…貴女達風に言えば……共鳴による第一次改装ですね…まあ私達にとってはもう数えきれない程やりましたが……まさかこれ程までとはね……。」

 

ジェフティ(コア)「システム最適化完了、システム再起動完了……メインシステム…通常モードを起動…また宜しくお願いします、リョウカさんにリュウカさん。」

 

リュウカ(本体)「はい……。」

 

リョウカ(本体)「……さて……本当の姿に戻った…初代総旗艦…【神森型:最終0番艦:最終決戦全能万能戦艦:神森龍華(タツハナ)】…また会えて嬉しいです……大昔ぶりですよ……。」

 

 

 

……最終決戦全能万能戦艦:神森龍華(タツハナ)(以後最終龍華又はFタツハナと記載)は…見た目上では先程よりも更に超巨大化…先程召喚した前までの予備艦が軽巡サイズに見える程だ…無論これはノーマルでこれだ…他の艦艇も同様に巨大化はしてるが…やはり本艦よりはかなり小さい………話が逸れたが……更に見てみれば……最終決戦形態ではないのに…左右側面及び艦尾に巨大なウィングユニットが装着されていた…無論格納式及び可変式の様で…現在は収納してるが展開は可能の様だ……更に最終決戦形態と同様に様々な部位パーツが浮いている様だ……他に目をやれば…これでもかとばかりに対空兵装が敷き詰められている上…主砲及び副砲も増設されてる様だ………まあ直球に言えば……超時空戦艦まほろばを宇宙戦艦ヤマト:最終決戦仕様及び大ヤマト零号及びイ401:総旗艦ヤマト形態及びノーチラス号…等と様々な要素を融合させた感じだ……尚他艦艇も同様に最終決戦形態寄りの外見上になっている様だ……ただ本艦も含めてだがあくまでも最終決戦形態寄りなだけで…別に船体が上下に分かれていたり…ましてや常に海上から浮いてる訳じゃない様だ……

 

 

めぐみん「…凄まじい変化ですね…最終決戦形態仕様でしょうか?」

 

リョウカ(本体)「確かにそれに限り無く近いですが…これが通常モードです…戦闘形態から以前の最終決戦形態になります……ただこのままでも凄まじく強いのは確実です…更に言えば……最終決戦形態と同様に超高機動特化の艦船です…その機動力と速力は通常で前までの仕様の私達の主力航空戦力より遥かに圧倒的に速いです…そればかりか今の通常状態私の出せる最高速度に普通に迫ります…更に戦闘形態や覚醒形態ともなれば…お察しレベルの超高速且つ超高機動へと変貌しますがね…ただ海上及び潜航中での速度はそこまで速くはないのが唯一の救いですが…一度でも空に舞えば…………ねぇ?」

 

全員『…え…!?』

 

 

 

リョウカからの機動力面での説明だけで驚愕物だった…

 

 

リョウカ(本体)「勿論これは他艦艇も同様ですよ…ただし…本艦の方が圧倒的に性能面では上です……って言うよりも全ての淵源なる存在である本艦が他で負けたらかなり不味いですよ……っとまあ話が逸れたが……他には…メインの一つである防御面では…最終決戦形態仕様寄りなのか…ほぼ全ての攻撃及び状態異常が全てシャットアウトする専用の装甲及び木造を使用…更には常時全結界及び常時全バリアー展開…挙句……飛行中に緊急回避のバレルロール及びエスケープマニューバー等全ての飛行技に全攻撃を反射及び吸収する特殊バリアー及び結界を展開します……勿論ですが飛行中は全雷撃系は無効です…まあ他にも色々と有りますがそこまで説明する時間が惜しいですので使う時が来たら説明はしますよ…。」

 

エーベル「…どんどんトチ狂った艦になってるな…これも他の艦艇も同様か?」

 

リョウカ(本体)「勿論です、勿論本艦専用の防御能力及び攻撃能力や専用の機能も有ります……さてと次がメインの攻撃面では……主砲及び副砲等全ての砲兵装が常時エネルギー系を扱う様になりました…勿論実弾モードも使えますが…基本的にショックキャノン系がメインとなります……。」

 

めぐみん「え?でもエネルギー系って確かエネルギー効率が非常に悪くかったのでは?」

 

リョウカ(本体)「はい、本来の状態に戻った影響で…完全にエネルギー効率が改善…一切エネルギーが消費せず…しかもエネルギーは無限になりました…しかも全兵装及び設備等含めた全ての再使用までの時間及びリロード時間…が全て無くなって…主砲やら副砲がガドリング以上の連射でブッ放す事が可能で…しかも実弾でも同様……更に……全ての兵装の全ての性能が前よりも超大幅に上がり……前の状態の私(龍華)は…たったの主砲の一斉射で意図も簡単に撃沈する程の超火力です……無論副砲でも同様です…っと言うよりも……全ての兵装が有り得ない位にトチ狂った威力になり…どれもこれも普通に即死級の威力をポンポンと撃ち出す様になりました……。」

 

全員『………えぇ……?』

 

 

最早げんなりとする程に攻撃面が変貌していた様だ……

 

 

リョウカ(本体)「まあ、他に挙げればキリが無いけど…まあ更に言えば全兵装の旋回速度や射角が大幅に上がったのも良い変更点ですね……ただしトチ狂った威力故に…故意じゃなくても所構わず撃ったらどうなるか……まあ実際に撃ちましょうか……お姉ちゃん、合わせて。」

 

リュウカ(本体)「う…うん。」

 

リョウカ(本体)「惑星級の標的的召喚。」

 

 

パチン…ピシュン…!!

 

 

リョウカがそう言い指を鳴らすと遥か上空に超巨大な惑星が現れた…

 

 

千冬「おい…アレは?」

 

リョウカ(本体)「私達が訓練する際に使う惑星級の標的的です…強度は至って普通で…普通に惑星同士とぶつければ同様に形状崩壊して大爆発するのも同じで…それ以外は一切生命は存在せず…形と特性だけが一緒の私が作った的です…だから実際に壊しても大丈夫です。」

 

一夏「は…はぁ…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、これが本艦が本艦らしめている…ダブルパイロット式です…この本艦は私とお姉ちゃんが居てようやく動く私とお姉ちゃん専用艦です…勿論役割分担しなければ操作もままならずただの超巨大な鉄の棺桶とそう変わらないですよ……ただし撃沈不可能なのが恐ろしいですが……先程も言った様にエネルギー面では一切消費しないので私達の身に何か影響を及ぼす事は一切有りません……しかし操作や指示は私達がやらなければいけないですがね…一応完全自動操縦や完全手動操作やらサポート用のAIも有りますが……基本的に私達が居なければ全く動かない上…しかも何方かがやられたらそれまでのそれに相応しい欠点も抱えてますがね……その分本艦の性能がトチ狂ってますがね………あ、言い忘れましたが……本艦以後は何とラムアタックならぬ…近接戦闘が可能になってね?格納式のウィングユニットがブレードにもなるのです…勿論艦首にエネルギーを集中させての体当たりも可能です……さてと……それじゃあやりましょうか……お姉ちゃん。」

 

リュウカ(本体)「うん!…第1主砲!ショックキャノン:ノーマルショット!発射用意!」

 

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

 

リョウカ(本体)「目標!惑星級標的的!角度調整完了!最終安全装置解除!主砲ショックキャノン!てぇぇ!!」

 

 

ピキィィン…!!

 

ブッピュゥゥゥゥン…!!!!

 

ギュゴォォォォォォ…ヂュィィィィィィン…!!!

 

ピカァァァン…ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

 

龍華(タツハナ)から放たれたショックキャノンは真っ直ぐと的に向かい…着弾…一瞬の全ての音と色が消え失せ…一瞬の閃光の後にその的は超規模の爆発と共に完全に消滅した………

 

 

 

千冬「……これが本来の強さか…!?」

 

束「たったの一撃で惑星が消滅か〜…恐ろしいね…。」

 

カズマ「なあ、何でそこまで威力がトチ狂ったんだ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ直球に言えば…大昔時代の私…そうですね…ソハナさんの時かな?その時に駆るこの本艦は対神様用にしては過激位で…他の神様からすればこの最強とも言える戦艦と私をどう始末するかで…悩みに悩んで様々な手動を用いても撃沈や私を倒す事には至らず…寧ろ本艦の特性上、相手の力を自動で分析し…適応して…しかも戦えば戦う程強くなります……更には私が強くなれば強くなるほど強くなる能力も有りました……勿論今の本艦も健在で…私が強くなれば強くなる所が私とお姉ちゃんが強くなれば強くなるほど強くなる……っと言う仕様に変わってますが…それ以外は一緒どころか凄まじい強化されて戻って来た感じですよ……話が逸れましたが……本艦の目的は対神様用の決戦艦っと言う感じでしてね……この一撃必殺級の威力も対神様用にしては確かに威力一撃必殺級です…っが流石に最高神クラスとなれば……致死級の威力にはなりますが一撃では仕留め切れない可能性があります……何せこれでもう…お姉ちゃんの事や本艦の事…そして私やお姉ちゃんが元に戻った事が他の神様に知れ渡ってしまいました……完全にね。」

 

めぐみん「え!?じゃあ……まさか…?」

 

リョウカ(本体)「はい……最悪の場合、大昔みたいに神々同士との大戦争に勃発する可能性が出て来ました……何せ未だに私達に恨みを持つ神様だって居るのです……それが完全に元に戻った私達の事を知ればその神様にとっては災悪の再来だと思いますよ……っが……戦争は嫌いですよ、戦争をやっても意味が無い事位は私達でもその神様だって分かっています……恐らくは下手に手出しはしない可能性も有り得ます……っが国際的には問題は山積みですがね……。」

 

カズマ「……マジかよ……。」

 

大石『しかし、それをどうにかするのが我々であろう?』

 

リョウカ(本体)「そう言う事です、まあ別のカバーストーリーでも用意してどうにか誤魔化してはみますし対策はしますよ……ただ……この元に戻ったこの艦隊の需要は宇宙空間での戦闘が想定されてますからね……そう…これでようやくとある世界線に対しての条件が揃った訳です…。」

 

大石『それはまさか?前に行って未だに惨敗続きで成功もしていない…【宇宙戦艦ヤマトの世界線】か?』

 

リョウカ(本体)「そう言う訳です、本艦隊ならばほぼ全ての攻撃が一撃必殺級の威力ですから…先ず負ける事は有りません……ただしそれでも超高難易度故に成功確率が非常に低いですがね……。」

 

束「宇宙戦艦ヤマト?なんか凄い世界だねぇ!」

 

リョウカ(本体)「ええ、何せ前に話したイレギュラーもその世界線からやって来て相打ちでどうにか排除出来たのです…そう私が10年以上も一切目が覚ます事が無かった悪夢の権化である…あの世界線です…勿論今でも有効打となる力は手に入れましたが…未だにまだまだ行く事は無いですよ……確かに条件は整いましたが戦力面で考えればまだまだ許容範囲とは言い難いです…私が望むのは完全達成且つ全員が生存です…それならもっと戦力増やさないと挑むのは無理です………しかもそんな中でイレギュラーが発生すればどうなるか……堪った物じゃないです……。」

 

千冬「ふむ……それほどまでか……。」

 

リョウカ(本体)「はい…例えるなら……最高難易度がナイトメアインフェルノ位なら…その世界線はそれ位ですよ。」

 

束「マジなの…?」

 

リョウカ(本体)「マジです、さっきも言った様に私達が何度も大昔に挑戦して何度も惨敗して大勢の仲間達が犠牲になりました…勿論未だに成功した事が無いのです……。」

 

シャルロット「……そうなの……。」

 

リョウカ(本体)「ただ他にも宇宙空間での行動が前提とした世界線の依頼は有りますが…あの世界線よりはかなり難易度はマシですよ…私達が良く行く方の世界線ではラチェットさん達の世界線でね?難易度は例えるなら…ノーマルレベルですね……ただし私達の影響で超大幅に史実が変わってしまった上に過去に3度に渡る宇宙大戦が発生したのでこれでノーマルなのか?って言われたら……はっきり言えば釣り合わないですが……少なく見積もって…ハード寄りのノーマルですね……あっちの超理不尽の権化の世界線と比べたらまだまだ大分マシですよ…あっちは行けば戦争が当たり前な上に敵が超絶強い上…頭がキレる敵が山程居るのでね…ただこっちの場合は確かに良く戦争は起きるけどそこまで強いって訳じゃ無いですがね。」

 

エーベル「最早敵のインフレが凄まじい気がするな……。」

 

リョウカ(本体)「勿論です……こっちも強くなればそれほど敵にも敵にも大きく影響を与えます…なのではっきり言えば無双は厳しいとは思いますよ……こっちが毎回毎回苦戦するからね……ただ負けは無いけど……。」

 

リュウカ(本体)「ははは……はぁ……。」

 

リョウカ(本体)「……さてと、今更ですが…更に言い忘れましたが…本艦含めて全ての全兵器及び超兵器の攻撃は全ての防御及び回避等全てを無効化します……だから異空間に逃げても無駄な上……距離に関係無く一切減衰も発生しないと言う特性も手に入れて…挙句の果てには……射程距離も最低でも宇宙の端から端まで余裕で届く上最大射程距離はほぼ無制限っと……無論探知範囲もほぼ無制限…センサー類も全乗せ……これ見て敵からすれば恐怖しか無いですよ…。」

 

全員『オッフ……。』

 

リョウカ(本体)「さてと、やりますか…全軍に通達!全軍は直ちに艦に収納又は乗艦し…衝撃に備える様に!これより本艦隊は敵の結界を破壊し突破する!乗艦!浮上用意!」

 

全軍『了解!』

 

 

リョウカの指示で全軍がそれぞれの艦に収納…浮上用意が完了した…

 

 

リョウカ(本体)「さてと行きましょう!第2の海域に!全艦浮上!シールド展開…!ブースター全開!」

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!

 

ザッパァァン…!!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカの指示でいよいよ全艦は浮上し…シールドを貼った上であの幻影ノ結界の存在する第2の海域に突入……

 

 

リョウカ&リュウカ(本体)『いっけぇぇぇぇぇ…!!!』

 

 

キィィィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…ビシビシ…!!

 

ガッシャァァン…!!!

 

 

……全艦の一斉同時突入且つシールドの影響で幻影ノ結界は破壊され…無事に第2の海域へと踏み込んだ…(尚霧側の方は結局無視されたのは御愛想…)

 

 

ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、一先ずは関門を突破しました……大丈夫ですか?」

 

千冬「ああ、何とか無事だ…。」

 

シオリ「私達も大丈夫だよ!」

 

岬『こっちも大丈夫だよ!』

 

リョウカ(本体)「そうですか…良かったです……さてと、これほどまでに時間が掛かりましたから一気に風の島へと行きますよ。」

 

 

 

っと言う訳で一行は一気に風の島へとやって来て…風の神殿へとやって来た…

 

 

 

【風の神殿】

 

 

安定と信頼の攻略内容はカットだ……そして現在はボス部屋……っと言うよりも屋上に出ていた……

 

 

 

リョウカ(本体)「……来ましたか…。」

 

 

ビュゥゥゥゥ…!!!

 

フワァァァ…!!

 

 

カズマ「ん!?おい!あのフーオクタ…何かデカくねぇか!?」

 

リョウカ(本体)「……なるほどね…そう来ましたか…!どうやら相当私に蛸鍋にされたのが屈辱だったのか魂だけ呼び寄せて…そして復讐の為にわざわざそこまで強大な存在になった訳ですか…!まあ名付けるなら…【キングフーオクタ】……って所ですかね…。」

 

めぐみん「安定と信頼のネーミングセンスですね…まあ私もそうですが…ほら来ますよ!」

 

フーオクタ『……!!』

 

 

 

【第2エリアボス】

 

 

VS【復讐の風魔王蛸:キングフーオクタ(リベンジ個体・歴戦王個体・超強化個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【キングフーオクタの討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘用BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【ダンジョンボス戦(夢幻ver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

 

 

リョウカ(本体)「そっちがその気なら…こっちにも考えが有りますよ!私達に挑んだ事を後悔させてあげますよ!」

 

 

ッダ…キィィィィィィン…!!!

 

ピキィィィィィン…!!

 

 

リョウカはそう言うと、一気に上空へと舞い上がり…眩い光を放ちながら…

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

パァァァン…!!!

 

 

……その姿を変えた…

 

 

 

(処刑用BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【千剣に巣食う者・逆鱗に抗う者】)

 

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

全員『……!!』

 

フーオクタ『……!?』

 

リョウカ(本体:淵源神龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「……!!!」

 

 

龍形態になったリョウカは何故か瞬時に風の島の地上から現れ…一気に風の神殿を髑髏を巻く様に登り……頭部の位置がフーオクタさえをも見下す位置へと移動した…

 

 

さて現在のリョウカの姿は…明らかにダラ・アマデュラとほぼ同じである…ただしほぼ全体が外骨格や甲殻やいつもの角やらに変化してたり…サイズがサイズで…アマデュラ(World基準)…いや…いつもの龍神王形態とほぼ変わらない位の巨大だった……更にだがアマデュラの最大弱点部には安定と信頼のリョウカが上半身だけ出ている(…無論ほぼ全裸だが…)尚尻尾の形状はアマデュラのとそう変わらないが…やはり巨大化してる様だ……

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)『シェェェェェェェェ…!!!』

 

エーベル「おいおいおいおい…!!何だ…!!?」

 

めぐみん「リョウカちゃん…。」

 

フーオクタ『……!!!』

 

 

スゥゥゥゥ…ポォピィィ…!!

 

 

キングフーオクタは先制攻撃で空気の塊をリョウカに向けて超亜音速で打ち出した…っが…

 

 

ピカァァァン…ガキィィン…!!

 

 

フーオクタ『……!?』

 

 

っが…呆気なく結界で防がれた…

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「…………。(ニッコリ)」

 

フーオクタ『……!!?!』

 

 

キングフーオクタは…この瞬間に自分の死を悟った…更には時間の流れが非常にゆっくりとなった様に感じ…走馬灯までも見える様になった…………このままでは殺されると…悟ったキングフーオクタの取った行動は…

 

 

フワァァァ…!!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

……無論逃げに徹した……っがある意味で確かに間違いでは無いが……それが仇となった……

 

 

リョウカ(本体:コア)「………お腹空いた……だから喰わせて…。」

 

リョウカ(本体:淵源神龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ググググ…ッダ…!!

 

グバァァ…!!!

 

 

全員『……!!!』

 

フーオクタ『…!!!?』

 

 

一瞬力を溜めた後…一気にキングフーオクタに目掛けて大口を開けながら飛び掛かって……

 

 

グシャァァ…!!!!

 

バリ…グシャ…!!

 

ゴクリ…!

 

 

……そのままキングフーオクタを捕食したのだった……

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)『ギシャァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「………ごちそうさまでした……。」

 

 

 

本体のリョウカは勝利の咆哮を上げて…戦闘は終結した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

ピキィィィィィン…パァァァン…!!

 

フワァァァ…スタッ……

 

 

リョウカ(本体)「……ケフ……美味しかったです。」

 

千冬「アレを喰って…大丈夫なのか?それよりもあの姿は…?」

 

リョウカ(本体)「まあ、大丈夫ですよ…それにあの姿は成体になってようやくなれる様になった龍形態の一つでね?アレは龍神王形態の地上版って所ですね……アマデュラさんの物を使わせてもらいましたよ……まあ正に蛇みたいな感じですが空は……飛べれないけどその代わりが…地上に於いて最強格とも言えるでしょうね……勿論あんな姿でも普通に海中に潜れたり…果てには地中の中に潜ったり…マグマの中とか……様々ですがね……取り敢えずは地上版だって事なのは間違いないですよ。」

 

千冬「そ…そうか…しかし我々の世界では出来れば余りやらないで欲しいが……。」

 

リョウカ(本体)「分かってますよ、サイズがサイズですし…飛べれない関係上地を這うからね…だからなるとすれば被害が出ない場所が丁度良いでしょう……さてと……救助しないとね…。」

 

零月「そうだね。」

 

 

その後は知恵の精霊を救助し…第2エリアである風の島の攻略戦は成功したのだった…

 

 

 

【第2エリア:攻略成功】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第22話 神森一家と夢幻大海域:決戦編【終章・前編】

どうもです、えっとお馴染みのリュウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に説明すると…前回私達は第2の海域へと向かう事になりました…しかしその入り口にてベラムーの夢幻ノ結界で通れなくて…それで困っていた時にリョウカちゃんの考えで初代総旗艦…龍華(タツハナ)を復活させまして…それで突破に成功して、その調子のままで一気に風の島へと上陸して…その後は何も苦も無く攻略に成功しました……こんな感じですね…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

風の島を攻略した一行は…次なる島…モルデ島へと目指していた……

 

 

カズマ「しっかし呆気なかったな〜…。」

 

千冬「ああ、まさか一口でバクリで終わるとはな…。」

 

めぐみん「ええ、しかもある意味で捕食されて死ぬと言う同じ最後を遂げましたからね…敵からすればトラウマ物ですよ…違う形とは言え喰い殺されたからね…。」

 

ダクネス「確かに。」

 

リョウカ(本体)「ははは……って喜んでる場合じゃないですね……どうやらお客さんですよ!!お姉ちゃん!」

 

リュウカ(本体)「はい!全艦!戦闘配置!全乗員は直ちに戦闘用意!その後衝撃に備える様に!」

 

全艦『了解!』

 

 

 

【神森大連合軍:戦闘態勢に移行】

 

 

説明し忘れたが…本仕様からの戦闘配備の仕方が代わり…何とほぼ全班(主計科及び医療班及び被害対策班は除く)に座席が設置されている…無論これも戦闘配置時や飛行関連に基づくが……この座席には当たり前だがシートベルト等が装着されており…更には対ショック用のクッションまでも搭載しているので…この座席に着席し…各々の班での行動を実施する…尚前述通り主計科及び医療班及び被害対策班等は専用の部屋が存在する……しかし座席は無いので何かしらの方法で対ショックを取らないといけない様だ……

 

 

兵士総元帥3「姫様!敵の姿が確認出来ません…!その他レーダーにも映りません…!」

 

リョウカ(本体)「ええ、何せステルスだからね…私達の目から逃れようとしても無駄ですよ…主砲砲撃用意!少し脅しに掛けますか…ショックキャノン:拡散モードに切り替え!」

 

リュウカ(本体)「弾種ショックキャノン!拡散モード!全主砲!全方位砲撃用意!」

 

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

 

リョウカ(本体)「チャージ率は1%で良い!燻り出します!間違ってもそれ以上では撃たないでね!それ以上で撃てばこの地形が丸々消し飛びますよ!」

 

リュウカ(本体)「分かってますよ!……角度良し!チャージ率良し!てぇぇぇ…!!!」

 

 

ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!

 

ギュゴォォォォォォ…ピキィィィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

龍華(タツハナ)は上空全方位に向けて拡散ショックキャノンを発砲…拡散ショックキャノンとはあの宇宙戦艦の世界線にて…アンドロメダ級の波動砲…そうあの拡散波動砲と似た原理だ…しかしこの拡散ショックキャノンはその一本一本が拡散するのだ…しかも設定次第だが…何とやろうと思えば着弾するその時まで無限に分離する事が可能だ……っが今回は燻り出す事が目的なので…一定距離で炸裂し…拡散数も意外と少なめにしてある……

 

 

ジリジリジリジリ…パァァァン…!!

 

 

どうやら命中した様でステルス能力が強制的に解除されて…ソレが現れた…

 

 

リョウカ(本体)「やっぱり姿を見せましたか…ある意味で私にとっては非常に会いたくなかったがね……。」

 

千冬「な…!?何だあの超巨大艦は!?」

 

兵士総元帥3「…!レーダー情報確認…!アレは…!【超巨大戦艦:ガトランティス】です!」

 

めぐみん「え!?」

 

カズマ「おいおい…!ガトランティスって…!あの宇宙戦艦ヤマトの世界線かよ…!!?」

 

束「はい…!?宇宙戦艦ヤマトの世界線からのイレギュラー!?」

 

千冬「っく…!まさか宇宙戦艦ヤマトの世界線っと言う事は…!!」

 

リョウカ(本体)「はい、十中八九狙いは私達ですよ!しかもよりによってガトランティスを繰り出すとはね…!……仕方ない……こうなればアレを使いましょう…出し惜しみは無しです!」

 

エーベル「一体何を?」

 

リョウカ(本体)「……いきなりで悪いけど……最終兵器を使いましょう!全エネルギーを艦首に回せ!リミッター解除!艦首:最終超重力波動神森神砲!発射用意!」

 

リュウカ(本体)「仕方ないですね…!最終リミッター解除!艦旋回!上空のガトランティスへ!」

 

 

ゴォォォォォォ…シュゥゥ…!

 

 

リョウカ(本体)「照準良し!エネルギーチャージ完了!及びロックオン完了!」

 

リュウカ(本体)「最終安全装着解除!全軍!対ショック対閃光用意!」

 

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

 

ガトランティス『……!!!』

 

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

 

兵士総元帥1「ガトランティス!超巨大主砲展開!我々を狙う気です!」

 

リョウカ(本体)「もう遅い!総員!何かに掴まって!てぇぇぇぇぇ…!!!!」

 

 

ピギャァァァァァァァァ…ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!!

 

ギュゴォォォォォォ…!!!!!

 

 

ガトランティス『……!!!?』

 

 

ヂュィィィィィィン…キィィィィィィン…!!!!!

 

 

龍華(タツハナ)から放たれたガトランティス以上に巨大な超極太のエネルギーはガトランティスを包み込んで宇宙空間まで追い出し…

 

 

ピキィィィィィン……ズッドォォォォォォン…!!!!!!!!!

 

 

全員『っ…!!!』

 

 

一瞬…全ての音と色…それらが全てが失い…全てを包み込む程の眩い閃光を解き放ち…太陽系を包み込まんとばかりの超規模の大爆発を引き起こして…ガトランティスは呆気なく消滅した……(尚戦闘にすらならなかったのだが、更に悲壮感が漂うのがガトランティスの宿命なのか……)

 

 

 

リュウカ(本体)「ふぅ…。」

 

リョウカ(本体)「…どうにか不意打ち気味だけど勝てましたね……前は手も足も出なかったのだけれど……。」

 

めぐみん「それは凄まじい戦果ですね………しかしこうもアッサリ過ぎると……。」

 

リョウカ(本体)「はい…幾ら何でも唐突過ぎますね……幾ら何でもね……って言うよりもアレには何も感じなかった……確かにガトランティス自体は本物で攻撃は本物ですが………呆気なさ過ぎる…………。」

 

リュウカ(本体)「確かに……そうですね……ここまで来ると逆に怪しいです……。」

 

リョウカ(本体)「……………!!!全艦急速浮上…!!早く!!」

 

めぐみん「え…!?え…!?一体どうしたのですか…!?」

 

リョウカ(本体)「良いから早く…!!」

 

全艦『了解!」

 

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!

 

ザッパァァン…キィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカに言われて全艦は一斉に空に飛び立った……その瞬間…

 

 

ヒュゥゥゥ…ザッパァァン…!!

 

ピキィィィィィン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

何処からとも無く…空から何かが降り…それが海に落下と同時に起爆…超規模の爆発が発生した……

 

 

リョウカ(本体)「……危なかったですね…幾ら効かないとは言え唐突にソレをやられると恐ろしいですよ……所で今の攻撃の被害は?」

 

ジェフティ(コア)「はい、海上に着弾しましたが…先程の風の島に少々の被害が出ており…大波によって大部分が浸水…しかし軽微とは言えませんが本来のカラクリには支障は有りません。」

 

リョウカ(本体)「良かったです……っで?敵の位置は?」

 

兵士総元帥3「は!……!!遥か上空に巨影!大量です!…これは…超巨大爆撃機の大編隊!本艦隊の上空に居ます!」

 

リョウカ(本体)「今度はそう来ましたか…超巨大な爆撃機…超兵器の大編隊と来ましたか…形状は?」

 

ジェフティ(コア)「はい、解析の結果…【航空要塞:オルゴイ及びに護衛機の航空要塞:スピリダスとスピリダスⅡ】です…それぞれ数は10億機機以上…超大編隊を組んで我が艦隊を包囲してます。」

 

リョウカ(本体)「…今度はエースコンバットの世界線ですか…置き土産の量や質が多いですし過剰ですが……。」

 

カズマ「おいおいおい…!!冗談じゃねぇぞ!?幾ら何でも多過ぎるぞ!?しかも相手は全て超兵器だぞ!?」

 

リョウカ(本体)「そうでしょうね、相手も本気ですか…寧ろ丁度いい…良い見せしめとして…ドックファイトと行きましょうか!全艦!対空戦用意!モード変更!ドックファイトモードに移行!」

 

全艦『了解!』

 

 

ウィィィン…ガコン…ガシャン…!!

 

キュィィィ…!!

 

 

全艦が対空戦用の戦闘形態のドックファイトモード…まあ直球に言えば…某超高性能戦空機のオールレンジモードや…某ナルシストの戦艦やら…の物だが…形状の変化ははっきり言えば…最終決戦形態になるのと同じで…ウィングユニットが全て展開されて…ウィングユニットの翼膜となるエネルギーが形成された姿だ…

 

 

リョウカ(本体)「さてと…全艦!敵の攻撃を避けながら敵の上を取りますよ!」

 

全艦『了解!』

 

 

ゴォォォォォォ…キィィィィィィン…!!

 

 

艦隊は兎に角上を目指した…敵の攻撃を掻い潜りながら兎に角上へと目指した…その2分後…

 

 

兵士隊長1『…!!敵の大編隊!!発見…!!』

 

リュウカ(本体)「…では、すれ違い様に痛いのを喰らわせてあげますよ!全艦!主砲ショックキャノン:拡散モード!今回は撃墜です!ただしエネルギー出力は2%まで!一斉砲撃…開始!!」

 

 

ドッキュゥゥゥゥゥン…ドッキュゥゥゥゥゥン…ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!

 

ギュゴォォォォォォ…!!!!

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!!

 

 

 

全艦から放たれた拡散ショックキャノンによって大半は壊滅させたがまだまだ数千万機は健在で…対空戦が勃発した…

 

 

VS【イレギュラー:航空要塞艦隊】

 

 

戦闘方式【対空戦闘(海戦及びドックファイト仕様)】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内一体の撃破又は地上の被害が40%を超える】

 

 

戦闘BGM:作品名【アーマードコアシリーズ】使用場面【対リンクス戦(ホワイトグリント:FAver))】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ドッキュゥゥゥゥゥン…ドッキュゥゥゥゥゥン…ドッキュゥゥゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

ビビビビビビビビビビビ…!!

 

カァオ…カァオ…カァオ…!!

 

チュドォォォォン……!!!

 

 

一気に上を取った艦隊は今度は宙返りの要領で反転…敵航空要塞の超大編隊に対して有りっ丈の火力をぶつけて更に多くを屠った……

 

 

キィィィィィィン…!!

 

ズガァァァァン…ズガァァァァン…ズガァァァァン…!!

 

ザシュゥ…ザシュゥ…ザシュゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

挙句には敵機に体当たりしたりウィングユニットのブレードウィングで切り裂いたりと…凄まじい猛攻を繰り広げた…敵機側はこんな予想外の事態に着いて来れておらず…ただ一方的に蹂躙されていったが、このまま全滅される筈が無く敵も反撃してくる様にはなったが…

 

 

キィィィィィィン…!!

 

ガキィィィィィィン…!!

 

 

……最早トチ狂った変態機動を取りまくる艦隊と圧倒的な防御力も合わさり…やはり敵の努力が全て水の泡と消え……戦闘開始から僅か30分足らずで全滅させた……

 

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…これでひとまずは大丈夫です…みなさん?大丈夫ですか?」

 

カズマ「ああ…何とかな…お前らも平気か?」

 

めぐみん「ええ、これ位は平気ですよ…しかし派手にやりましたね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、まさか艦隊がこんな動きが出来る何て一切知らなかったでしょうからね…ある意味で奇襲攻撃が効いたお陰で優位に立てた訳ですよ……っと言うよりも知っていても対応不可ですね…機動力や速度ではこっちが早いですからね…ただ小回りが余り効きにくいのが難点ですが…更に言えばこの巨体だからね……被弾面積が大きいのも困り様です……まあ…どうにでもなりますが……それに、この本艦だけの専用の能力は…そうですねある意味で隠し通せれたのは良い事ですね……決戦の時には使いましょうか…。」

 

めぐみん「本艦だけの専用の能力?」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ直球に言えば…本艦は確かに一つとなって…もう元には戻れないですが…形態変化の一つとして…分離形態が使えます。」

 

カズマ「分離形態って…まさか?」

 

リョウカ(本体)「そのまさかです、私(龍華)とお姉ちゃん(龍華)と分離する能力です…ただし分離すると言えど…一時的ですがね…この能力の真価は連携攻撃特化型でね?この形態時にのみ専用の連携攻撃や連携技が使えたりもします…後は、手数が増えたり総火力が増したりしますが…瞬間火力や防御力が下回る位ですね…因みに分離時に…艦橋メンバー及び全乗員はどうなるのかと言うと…必然的に半々にランダムで選別されて強制的に私(龍華)及びお姉ちゃん(龍華)に乗艦します…だから臨機応変に対応出来なければ意味が一切無い形態ですね。」

 

めぐみん「それは良いですね…ただやはり気になるのが…分離中にもしどちらかがやられたり…若しくはダメージを負えば?」

 

リョウカ(本体)「はい、残念ながら…ダメージを受けた場合ならば合体後にその受けたダメージが引き継がれます…ただし…受けたダメージの半分程度ですがね…っが……もし分離中に撃沈されたら………強制的に元の姿に戻りますが……しばらくの間絶対に分離が不可能になるだけでなく……その撃沈された艦の耐久値が100%受けるのです……ただダメージ受ける程度なら半減ですが…撃沈は確実に100%受ける訳ですよ……更に無事に使用可能になっても…分離時には撃沈された艦の方の耐久値は強制的に10%以下で固定されます……ただどうにかする方法は……減った分の耐久値を回復する…つまりは修理するしかない訳です。」

 

めぐみん「それは中々撃沈された際のデメリットが大きいですね……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこそ…私とお姉ちゃんの腕が問われる形態です…勿論連携が合わなければ全く役に立たない形態ですので…この通常の姿で慣れてもらう他無いですね……。」

 

束「ほうほう…それは中々な難易度が高い代物だねぇ……。」

 

リョウカ(本体)「ええ……さてと、急がないとね……。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

一行は通常形態に移行して…海上へと着水…モルデ島へと目指した…っが……

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

 

兵士総元帥3「レーダーに感あり…!!偵察機です!数は2!」

 

束「だ〜…!!も〜!!しつこいな〜…!!!」

 

リョウカ(本体)「確かにしつこ過ぎる…っで?レーダー上では偵察機だけですか?敵の航空戦力は?」

 

兵士総元帥3「は……む!レーダーに更に感あり!偵察機の遥か後方から敵機の超大編隊を確認!偵察機は間も無く目視可能ですが…敵機の方は約4時間後です!」

 

リョウカ(本体)「先ずは偵察機をどうにかしますか……主砲、砲撃用意!」

 

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「てぇぇぇ…!!!」

 

 

ピキィィン…ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピキィィン…!!

 

パァァァン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

兵士隊長1『目標撃墜!』

 

リョウカ(本体)「……このままじゃあモルデ島には行けれない上に一体何処からそんなに大量の航空機がやって来るかも分からないのですから……行く前にイレギュラーとして現れたであろう敵拠点の完全殲滅をしましょうか……まだまだ敵拠点が存在するなら尚更ですからね……ならば潰すに限ります……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……所で……その敵機の数って…?」

 

兵士総元帥3「は……ん…!?信じられません…!敵機の数……約…数千垓機…!!!!こちらに接近…!まだまだ増えます…!!」

 

全員『……!?』

 

 

全員が驚愕するも無理は無く…何と敵機の超大編隊の数が何と数千垓機も迫って来ているのだ…更にはどんどん増えているとの事だ……

 

 

リョウカ(本体)「……どうやらそこまでして私達を殺したい訳ですか……最早全力のヤケクソですよ…。」

 

千冬「幾ら何でも冗談じゃないぞ!?この状況をどうする!?」

 

リョウカ(本体)「………仕方ないです…こうなればアレを使いましょう……全艦!VLS解放!!新型弾頭【ファイナルニュークリア・ヒュージーN2融合炉号:他離陸間弾道神森核ミサイル】…!!それぞれ扇状に…1兆発ずつ!連続発射!」

 

 

全艦『了解!』

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!

 

ガバ…!!

 

ゴォォォォォォ……バシュゥゥ…バシュゥゥ…バシュゥゥ…!!!

 

シュゥゥゥゥゥ…!!!!!

 

 

全艦から放たれた新型弾頭…それは完全に核ミサイルだ…この核ミサイルは相変わらず放射能は発生させない代物だが…完全に超破壊特化型だ………無論その1発だけで超広範囲を殲滅する…無論下手に扱えば放射能云々の大問題ではある……

 

 

カズマ「おいおい!幾ら何でも核ミサイルをブッ放す事は無いだろう!?」

 

リョウカ(本体)「分かってます!しかし状況が状況です…更に言えば更に増え続ける敵機供を蹴散らすにはこれしか無いです…手段は選べないですよ……まあせめて当たりどころが良ければ周りの被害は出ないとは思いますが……念の為です…結界を張りましょう。」

 

リュウカ(本体)「分かりました。」

 

 

リョウカ達は更に周りの被害を抑える為に周りに結界を張った……

 

 

そして…1時間後……

 

 

 

兵士総元帥3「間も無くインターセプト…!!」

 

リョウカ(本体)「全艦総員!対ショック及び対閃光用意…!!来ます…!!」

 

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!!!!!

 

 

リョウカ(本体)「っぅ…!!」

 

リュウカ(本体)「くぅ…!!!」

 

カズマ「ぐぅぅ…!!」

 

千冬「ぬぅ…!!!」

 

 

超超距離に居ても届く程の超強烈な衝撃波が襲って来たが…普通に耐え凌いだ……

 

 

リョウカ(本体)「……っ…凄まじい衝撃ですね…全艦!被害報告!」

 

 

一応全艦にも被害報告を確認したが…どこも異常は無いとの事だ……

 

 

エーベル「敵はどうなった…!?」

 

兵士総元帥3「は!……姫様!確かに壊滅的被害は与えましたが…まだ数千万機は健在!こちらに迫っています!」

 

カズマ「っく!コイツら!核攻撃を受けたのにまだ俺達を…!」

 

リョウカ(本体)「…仕方ないです…全艦!直掩機を全機発艦!戦闘形態に移行!最大戦速!」

 

全艦『了解!』

 

 

キュィィィィ…ゴォォォォォォ…!

 

ザザァァァン…!!

 

 

【神森大連合軍:戦闘態勢に移行】

 

 

千冬「今度はどうする?もし相手が同じレジプロ機だったとしてもこの数は…!」

 

リョウカ(本体)「ええ、前までの私達なら逃げますよ…前までならね……今の私達を舐めたら困ります…って言いたいですが……正直に言えば、激戦の連戦続きで物凄く疲れてるし眠いです…だから卑怯だと思いますが……これは戦争に近いのかな?アレを使いましょう……敵機が接近したら…主砲の拡散ショックキャノンをガドリングの用に振り撒きましょうかな?」

 

カズマ「え?ちょっと待て…そのガドリング拡散ショックキャノンの密度はどれ位だ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、全力斉射で最早壁が迫るのと変わらない位の超高密度の弾幕ですね…メリットは取り敢えず狙わなくても良いです…ただしデメリットは誤射が恐ろしいから実施には無理です…出来るには出来るけど今は直掩機が居るので無理。」

 

めぐみん「でしょうね…それじゃあ他の手は?」

 

リョウカ(本体)「…そうですね、急速潜航からの水中からのミサイルや主砲による安全圏からの攻撃か…それか相手が数で攻めるならこっちも数を出すか………色々と有りますが……かなり不味いですね…こちらの攻撃が兎に角トチ狂った威力過ぎる故に…こちらの出せる手段が減りますね………いや待って……あの機体を使いましょうか…あの私が良く使う機体をね…。」

 

カズマ「あ〜…あれか?」

 

一夏「え?あの機体って?」

 

リョウカ(本体)「言っておきますけど、ISの方の機体でもなく…ましてや航空機の方の機体じゃないですよ?寧ろ元となったオリジナルの機体を使うのですよ……っが流石に単機じゃあ無理ですのでお姉ちゃん…一緒に来て下さい。」

 

リュウカ(本体)「分かりました……。」

 

リョウカ(本体)「それじゃあ此処は任せました…もしも取り逃がした敵が来たら問答無用で撃破して。」

 

リョウカ(このすば)「勿論ですよ、でも気をつけて下さい…幾ら貴女とお姉ちゃんのダッグとは言え相手の数が圧倒的に多いです…だから一応念には念を…護衛の航空隊も連れて行って下さい。」

 

リョウカ(本体)「分かりました…それでお願いします…。」

 

リュウカ(このすば)「ああ…必ず勝って来い…そして必ず帰って来いよ?」

 

リュウカ(本体)「うん、それじゃあ行って来るね。」

 

 

そしてリョウカとリュウカは例の機体が待機している格納庫に向かい…それに乗り込んだ…

 

 

リョウカ(本体)「………久々だね……さてと……メインシステム起動!」

 

 

ピッ…ピッ……ピィー…!

 

キュィィィィ…

 

 

 

エイダ(子機)『おはようございます…メインシステム、通常モードを起動…パイロットデータ認証完了…これより作戦行動を開始します。』

 

リョウカ(本体)「……【ジェフティ】!発進!」

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!

 

 

ウィィィン…ガコン…!

 

 

リュウカ(本体)「……私も行くよ!【アヌビス】!発進!」

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

ウィィィン…ガコン…!

 

 

両機共に艦尾のカタパルトから出て来ていよいよ発進準備が整った……

 

 

ザーッ…ザーッ…ピィー…!

 

 

 

めぐみん『あ〜…聞こえますか?』

 

リョウカ(本体)「めぐみん?どうしましたか?」

 

めぐみん『ええ、我々は何も出来ないのでね…せめてオペレーター位はやりますよ…因みに言い忘れましたが、貴女達の機体を初めて見る者は案の定驚愕してますが…放っておいても問題は有りません……とりあえずは貴女達二人のオペレーターは私が担当します…尚私のコールサインは、【ローブアイ】です…以後の作戦行動中はコールサインで呼んで下さい…因みに確認です…貴女達の場合のコールサインは先程確認しましたが…リョウカちゃんの機体はジェフティで…リュウカちゃんの機体はアヌビスで間違いないですね?』

 

リョウカ(本体)「ええ、間違って無いですよ。」

 

リュウカ(本体)「はい、問題無いですよ。」

 

めぐみん『…分かりました、では以後も同様です…さてと、時間が有りません…ジェフティ及びアヌビスは早急に発進して。』

 

リョウカ&リュウカ(本体)『了解です!』

 

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ&リュウカ(本体)『ジェフティ(アヌビス)!出撃です!』

 

 

 

バシュゥゥ…!!

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

……そして両機は…カタパルトで射出されて…出撃した…それと同時にその2機の護衛の航空隊も出撃…航空隊の数は敵と同等…そしてその2機と共に敵機の殲滅に向かった……

 

 

……でだが…結論を言えば…リョウカとリュウカの無双で呆気なく終わった…その理由が戦闘区域に向かう途中にて2機が共鳴により進化…それにより、初手からのバースト攻撃(光球の方)をぶっ放して何と壊滅的被害を与え…拡散ホーミングレーザーの乱射と超高速亜音速やゼロシフトを利用したブレード等で戦闘開始から数分足らずで殲滅……圧倒的な勝利で終わったのだった……因みにだが…ついで感覚で、何と敵拠点らしき所も全て襲撃し…全て殲滅せしめて…その帰還中に太陽の鍵を入手して戻った……

 

 

リョウカ(本体)「ただいま。」

 

一夏「お!戻ったのか!」

 

リュウカ(本体)「ええ、ちゃんと生きてますよ。」

 

千冬「そうか…良かったぞ…それにしても君達の駆るあの機体は?」

 

リョウカ(本体)「あれこれが本来の私達が保有する主力機体且つ最終兵器でもあります…そして私達の保有する現在の主力航空戦力やIS等のモデルはあの機体です…謂わばそれらはあの機体のある意味で派生兵器でもあり…親戚に当たる様な物で…本機こそが全兵器及び超兵器を含めて絶対的な存在でしたが……この本艦の場合は古代から存在していた故だが……この本艦も絶対的存在でもあります……つまりはこの本艦は1代目の全兵器及び超兵器軍の最高司令官で…あの機体は2代目最高司令官って言う感じですよ……勿論性能面でもほぼ互角ですからね……どちらを選ぶかは自由です…ただ使い分けが出来ない様じゃあ意味が一切無いですが。」

 

千冬「……そこまでの存在か……。」

 

束「もう、インフレが激しくなって段々とおかしくなりそう。」

 

めぐみん「慣れた方が良いですよ、何せリョウカちゃんの事ですからこれから先どんどん増えるに違いありませんよ。」

 

エーベル「おっふ…。」

 

リョウカ(本体)「ん…ん〜…流石にこれ以上は不味い…ですね……モルデ島の…例のダンジョンの最深部まで…来たら起こして……。」

 

 

ふら……ぼふ……

 

 

 

リョウカ(本体)「すか〜…すぴ〜……。」

 

めぐみん「まあ…仕方ないですね……連戦続きだから疲れるのは分かりますが…流石にその場で寝るのは…ねぇ…。」

 

リュウカ(本体)「まあ、良いじゃないですか?そう言う体質なのは分かってますからね…それに…。」

 

リョウカ(本体)「すぅ〜……すぴ〜………。」

 

リュウカ(本体)「……寝てる時は本当に無防備で…私も言えた物じゃないけど純粋過ぎる故に幼いのですから……眠ってる間は……私達で護らなければならないのです……この私の命に代えても……でもそう言うと……リョウカちゃんは悲しむよね………だから私は命は掛けるけど……死ぬ気は無いですよ……。」

 

ノイン「安定と信頼だね……それでどうする?」

 

リュウカ(本体)「予定通りにモルデ島へと向かいましょう…ただやはりまだ心配は有ります…だからかなり時間は掛かりますが潜航状態でモルデ島まで行こう…。」

 

めぐみん「そうですね……ああ、リュウカちゃんもそろそろ休んではどうですか?後は私達が指揮をしますから…モルデ島まで寝ていて下さい。」

 

リュウカ(本体)「分かりました…では操艦…頼めますか?」

 

リュウカ(艦娘)「おお、任せとけ。」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、任せて下さい。」

 

リュウカ(本体)「…それじゃあモルデ島に着くか何か有ったら呼んで下さいね…。」

 

めぐみん「ええ。」

 

 

 

それでリュウカは寝ているリョウカを連れて部屋に行き…リョウカと一緒に仮眠をし始めた…

 

 

めぐみん「…では予定通り、モルデ島まで潜航して向かいますよ…全艦!急速潜航!モルデ島まで潜航状態で向かいます!」

 

全艦『了解!』

 

 

 

ザザァァァン…ザブゥゥゥン…!!

 

 

……その後艦隊は海中深くの身を潜めながらモルデ島へと向かった……っでだが……最早面倒なので結論を言えば……案の定モルデ島にたどり着いた…しかし史実とは違うのでモルデ島前の門番は居なかったのであっさりと上陸し…そのまま勇気の神殿へと向かい…………何事も無くダンジョンの最深部までやって来た一行………勿論ボスはレヤード……しかも前世の記憶持ちのリベンジ個体で開幕から激昂状態だったが……目覚めたリョウカが腹を空かせていたので……………

 

 

 

グシャァ…!!!

 

 

…………っと……呆気なく龍形態にならずとも呆気なく殺され…リョウカの腹の中に収まったのだった……

 

 

(ダンジョン及びレヤード『解せぬ。』)

 

 

【第3エリア:攻略成功】

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第23話 神森一家と夢幻大海域:決戦編【終章・後編】

よう、俺はカズマだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に説明するぜ、前回の俺達はモルデ島を目指していたんだがその道中で…数々のイレギュラー供の襲撃に遭ってそれをどうにか撃滅して行って…んで最終的にどうにかモルデ島に到着して…んで勇気の神殿を攻略した訳だ…まあ短いけど今回も見てくれよな。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

………勇気の神殿を攻略してから1ヶ月と数週間……一行は怒涛の快進撃を繰り広げ…数々の島と神殿を攻略し……残すは例の夢幻魔神…ベラムーの所へと迫っていた……

 

(他の海域及びダンジョン及びボス『解せぬ。』)

 

 

さて現在はメルカ島周辺に新たに建築された仮拠点に居る…

 

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん…ここまで本当にお疲れ様でした……さていよいよ残るはベラムーさんだけです……。」

 

リュウカ(本体)「うん、本当に長かったですね……。」

 

リョウカ(本体)「はい………っがやはり……私の中では案の定と言うべきかな?…嫌な予感がプンプンします…。」

 

カズマ「嫌な予感…な……やっぱり黒幕の遺したイレギュラーか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、恐らくこのベラムーさんとの決戦と言う…その最中か…又は決着が付いた時にそのイレギュラーを送り込むと思われます……確実に仕留めるとすればそのイレギュラーは今まで送り込んで来た物よりも強大と思います……恐らく………来るとすれば……私の直感になりますが………また宇宙戦艦ヤマトの世界線から襲って来ると思います………そして……私が命を掛けてした……。」

 

めぐみん「……まさか…?あのアクエリアス…ですか?」

 

リョウカ(本体)「…その可能性がかなり高いです……恐らく別の時間軸の私達側のアクエリアスを使用する可能性が高まりました……。」

 

千冬「ちょっと待て……さっきからアクエリアスと呼んでるようだが…?そのアクエリアスと言うのは何だ?」

 

リョウカ(本体)「………回遊惑星:アクエリアス……その名を表すかの様に惑星全体が水そのものです……尚その中には重水やトリチウム等の危険物質も混ざってます……破壊するタイミングや位置を間違えれば此処は終わります……更にはアクエリアスの側を通過…又は直撃しようものなら確実に水没します……その影響で大昔時代の私達がヘマをして水没した際に私達の影響を受けて突然変異で進化して…超凶悪な回遊惑星へと変貌して……最近って言ってもかなり昔ですが……そのラチェットさん達の世界線にて…何と自力で世界線の壁を破り…私達の方へと迫って来ました……そしてその際には本当に緊急且つ咄嗟だったので……私と私(龍華)が命を掛けた特攻にて何とか完全消滅させましたが……その代わりが私が永い間眠る事になった上に…私(龍華)は修理不可能レベルの完全大破…………これがこの自爆特攻の凄惨な結果ですよ………。」

 

千冬「………そうか……すまなかった……。」

 

束「…それでそれが高確率で現れる可能性って言う根拠は?」

 

リョウカ(本体)「ええ、私的にも他にも白色彗星帝国や大ウルップ星間国家帝国も考えましたが…現在の戦力から考えてそれは無いです……他にも一応私も交戦した…カスケードブラックホールも考えましたが……簡単に消滅出来るのでそれは無いでしょう……そして唯一仕留めれそうなのは……至ってシンプルな原始的な方法の水没による溺死と言う手段が確実な方法……まあ私も泳げれないって訳じゃないですが…流石にアクエリアス級の物となれば溺死は免れないのでね……無論それは他の神様だって薄々勘付いています……っとすればこれを使わない馬鹿は居ない訳で……そして考えられる代物って言えば………私達が交戦したアクエリアスの中で最強格のアクエリアスを送り込む……っと考えるのが筋だと思いますね。」

 

束「へ〜……それでもしそれが現れたらどうする?」

 

リョウカ(本体)「そうですね………もしそのアクエリアスが最強個体の場合にはかなり頭を使わないと無理ですね……確かに現状の火力で破壊は可能ですが………相手が相手です……確実に結界やバリアーは貼ってあると思った方が良いでしょうし……先ずどのタイミングで送って来るかも不明……もし私達が戦い終わって送られて来たとします……幾ら戦力が揃ってるとは言え……絶対に無事では済まないでしょう……最悪………私(龍華)かお姉ちゃん(龍華)級以上の神森艦の内1隻が確実に轟沈する覚悟は持たないと……絶対に勝てないでしょう……そうつまりは最後の手段として……あの最悪とも言われた……自爆特攻を再度実行しなければならなくなります……だからこそ先ずこのベラムー戦が要なります……如何にして戦力を残して…更に出来る限り余力を残せるかが鍵を握ります………そこでしくじれば火力不足で今度こそ終わりです………。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……私はもうリョウカちゃんを失うのはもう嫌だから何が何でも最悪の自爆特攻を避けないと……。」

 

大石「ではベラムー戦の時の戦力はどうしますか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……装備自体は問題無いけど……やはり戦闘力が心配ですから……とは言え後に控えてる最後のイレギュラーの事を考えれば………かなりキツい戦いになりますが………本体である私達抜きでベラムーを外に引き摺り出して…そして外に引き摺り出した時に一気にトドメを刺しましょう……。」

 

カズマ「だな…。」

 

めぐみん「ええ、そうしましょうか…それに本体のリョウカちゃんとリュウカちゃんは切り札として残したいですし…確かに戦術的にも戦略的にも問題無いですが……。」

 

リョウカ(このすば)「ええ、一応私達も同行しますが…どうなるかは全く不明ですから全力で行きましょうか。」

 

リュウカ(このすば)「だな……。」

 

リョウカ(本体)「因みに行くメンバーに関してだけど、千冬さん達も含めてだけど…パワードスーツ系やメカ頼り等の身体能力の低いメンバーは此処に残って待機です…。」

 

千冬「む?……そうか命令ならば致し方無いか…。」

 

一夏「な!?何でだ!?」

 

リョウカ(本体)「直球に言えば、ベラムーさんの能力関連でね?相手に取り憑いて操る能力を持つ…勿論それは生物問わずだけど、最も多いのが兵器や武器装備等に取り憑くのが多い訳でしてね…パワードスーツ系や兵器を乗り回すメンバーの場合には天敵みたいな存在ですよ……だからこそ素の身体能力が高いメンバーに行かせた上で専用の装備を持たせてる訳ですよ……それに幾らトチ狂った身体能力を持つ千冬さん及び束さんでも行かせる訳には行かないです…確かに優れてるとはいえ……相手は仮にも魔神…未だに新参者である後輩に行かせる訳には行かないのでね……それにもし何か遭ったら……一夏さん達をどうする訳です?私も人の事を言えた訳じゃないけど……私は誰かを失う恐ろしさを1番理解してるのですよ……一夏さんも千冬さんも理解して下さい…勿論みなさんもね?」

 

一夏「……分かったよ……。」

 

リョウカ(本体)「それで良いです……だからこそこの戦いはしかと見届けて欲しいです……これが神々同士の戦いの恐ろしさをね…。」

 

束「おっけ〜…分かったよ…。」

 

リュウカ(本体)「……それじゃあ頼みましたね……。」

 

リョウカ(モンハン)「ええ、それじゃあ行って来ます。」

 

 

そして分身組のリョウカ達はベラムーの最後の決戦へと向かって行った…

 

 

 

………数時間後……

 

 

 

兵士総元帥1「……!姫様!メルカ島より高エネルギー反応!ベラムーです!」

 

リュウカ(本体)「いよいよですか…!」

 

 

ピキィィン…ピシュン…!

 

 

カズマ「ふ〜…!!危なかったぜ…!」

 

リョウカ(本体)「みなさん、大丈夫ですか?」

 

リョウカ(このすば)「うん、間一髪全員一緒ですよ。」

 

リョウカ(本体)「良かったです……それでベラムーは?」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

ザッパァァン…!!!

 

 

ベラムー『……!!!!』

 

リョウカ(本体)「待ってましたよ…!全艦!主砲!てぇぇぇ…!!!」

 

 

ピキィィン…ブッピュゥゥゥゥン…!!!!!

 

ギュゴォォォォォォ…!!!!!!

 

 

ベラムー『……!!!?』

 

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

まさかの待ち伏せ戦法で……ベラムーは全艦からの一斉に放たれたショックキャノンで呆気なく消滅した……(ベラムー『解せぬ。』)

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

兵士総元帥3「イレギュラー発生…!!…!!超高エネルギー反応を確認!これは…超巨大な惑星サイズです!」

 

リョウカ(本体)「そのイレギュラーの正体は!」

 

兵士総元帥3「は!……姫様の予想通り…!あの回遊惑星:アクエリアスです!しかも最強個体と思われる程の超高濃度のエネルギー量です!アクエリアスは真っ直ぐと本星に接近!本星の水没まで残り時間は……後24時間!被害が出始めるのは持って後……12時間!」

 

リョウカ(本体)「想定してましたが…幾ら何でも早い……っがやらねばやられますね……。」

 

リュウカ(本体)「……どうする?」

 

リョウカ(本体)「先ずはそのアクエリアスの力がそれ程か知りたいです……どの方角かは分かりますか?」

 

兵士総元帥3「は!コースを算出し…方位は…本艦隊の斜め上の北方面!」

 

リョウカ(本体)「分かりました、ならば…1発だけ試しです!主砲形態切り替え!波動砲形態に移行!」

 

ジェフティ(コア)『了解……全主砲、波動砲形態に移行しました。』

 

リョウカ(本体)「出来ればこの1発で行ければ良いですが……駄目でしょうが……目標!アクエリアス!前部全主砲!波動砲!発射!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!

 

キュィィィィン……ピギャァァァァァァ…!!!!

 

ブッピュゥゥゥゥン…!!!!

 

ギュゴォォォォォォ…!!!!

 

 

龍華(タツハナ)から放たれた波動砲は真っ直ぐとアクエリアスへと迫った……しかし……

 

 

ピキィィン…ガキィィィィィィン…!!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ピキィィン…バァァァァン…!!!!!!

 

 

………少しの拮抗の後に波動砲は打ち負け消滅した……

 

 

兵士総元帥3「波動砲!打ち消されました!結界に阻まれた為消滅!まだ威力が足りません!」

 

カズマ「クソ!何て奴だ!」

 

リョウカ(本体)「……やっぱり結界とバリアーが無ければ……ん?…………。」

 

めぐみん「リョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「……勝てる方法が見つかりました……ただし、みなさんの力が必要です…私に命を預けてもらえないですか?」

 

大石『分かった、姫様の作戦を聞こう。』

 

 

 

そしてリョウカは全軍に作戦内容を説明した……

 

 

 

リョウカ(このすば)「成る程ね、確かにかなり賭けになりそうですね……でもやらなきゃみんな死ぬし…最悪本艦を使ってでも特攻しないといけなくなる位ならやりましょう。」

 

リュウカ(艦娘)「だな。」

 

リョウカ(本体)「…ええ、さてと……みなさん、良く聞いて…恐らくこの本作戦で本軍は滅ぶ可能性が高いでしょう、しかし私達は死ぬ訳にはいかない何せ私達には未来が有ります!こんな最期で未来を終わらせる訳にはいきません!ならば私達のやる事は一つ!今も迫るアクエリアスに対して有りっ丈の全力攻撃を実施!敵惑星、アクエリアスを完全に撃滅する!不動明王旗及び神森旗!掲揚!本作戦に我が艦隊の存亡と…本星の存亡を賭け…世界と…これからの未来の為に獅子奮戦に奮戦せよ!さあ!行きましょう!我が神森魂に栄光あれ!」

 

全軍『おおおおおぉぉぉぉぉ…!!!!!!』

 

 

リョウカの演説により全軍の士気が最高潮に達し…龍華(タツハナ)に不動明王旗及び神森旗が掲げられた……

 

 

【第3章最終ボス・最終エリアボス】

 

 

VS【回遊惑星:水神惑星:アクエリアス(最強個体[レベルMAX]・神々の加護(神々の結界及びバリアー展開))】

 

 

戦闘方式【惑星破壊及び拠点防衛戦(ファイナルアタック有り)】

 

 

勝利条件【アクエリアスの破壊】敗北条件【味方の内一体の撃破又は制限時間の超過】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ&リュウカ(本体)『龍華(タツハナ)及び全艦!リミッター解除!最終決戦形態に移行!』

 

 

ピキィィン…パァァァン…!!

 

ウィィィン…ガコン…ガシャン…キュィィィィ…!!

 

 

リョウカとリュウカの共鳴し…全艦は最終決戦形態に移行した……無論リョウカとリュウカも覚醒形態に移行した…

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「全艦!浮上!」

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!

 

ザッパァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「進路アクエリアス!ブースター全開!』

 

 

ゴォォォォォォ…!!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

全艦は一斉に浮上し…アクエリアスへと向かった……

 

 

 

エーベル「アレが…アクエリアスか…!?」

 

一夏「で……でけぇ…!!」

 

束「アレがアクエリアスなのかい…?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「はい…アレがあの因縁とも言えるアクエリアスですよ……さてと決着を付けましょう!」

 

リュウカ(本体)「はい!行こう!みなさん!」

 

 

 

【神森代連合軍:ファイナルアタック決行】

 

 

ファイナルアタック用BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「お姉ちゃん!アクエリアスの結界とバリアーを!最低でも10秒だけで良いですから!でも出来れば30秒!でも今じゃないです!私の合図でやって!」

 

リュウカ(本体:淵源神)「ええ!任せて!」

 

リョウカ(本体:淵源神)「全艦!最終兵器の使用制限解除!有りっ丈の火力を一点に集中!最終超重力波動神森神砲!全艦フルパワーで発射!」

 

全艦『了解!』

 

リョウカ(本体:淵源神)「私自らも出ます!有りっ丈のをぶっ放します!お姉ちゃんも私の側で待機!」

 

リュウカ(本体:淵源神)「うん!」

 

リョウカ(本体:淵源神)「みなさんも有りっ丈の全力の火力を一点に集中させて!ただし超々遠距離からでも届く程の最高の火力です!接近戦は絶対に駄目です!近付けば飲み込まれます!」

 

一夏「おう!って待て!俺達は宇宙空間そのもので活動が…!」

 

リョウカ(本体:淵源神)「そう言うと思ってね!こんな事も有ろうかと、私達の能力で宇宙空間でも地球と同じ環境下で行動可能且つ無限酸素です!更には私達の覚醒の影響で全ての能力が格段に上がってる筈です!さあ急いで!」

 

全員『了解!』

 

リョウカ(艦娘)「本艦の操作は、」

 

リュウカ(艦娘)「俺達に任せろ!行け!」

 

リョウカ(本体:淵源神)「はい!」

 

 

そしてリョウカ達一行及び戦闘員全員は甲板上に出て己の持つ全ての有りっ丈の攻撃をする準備を整えた…

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「全軍!一斉攻撃…開始!』

 

 

ブッピュゥゥゥゥン…ブッピュゥゥゥゥン…!!!

 

カァオ…カァオ…!!

 

 

航空隊隊長『全機!有りっ丈の火力を前方に集中!核を使っても構わん!全機ヘルファイア!!』

 

 

バシュゥゥ…!!!!

 

シュゥゥゥゥゥ…!!!!

 

 

オワタリョウカ&オワタリュウカ(本体:フルパワー)『スペル!【正道[親愛なるファイナルマスタースパーク]!!】』

 

 

 

キュィィィィン…ピキィィィィィン…!!

 

ピギャァァァァァァ……ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!

 

ギュゴォォォォォォ…!!!!

 

 

リョウカ(艦娘)「全艦!最終超重力波動神森神砲!!発射…!!!」

 

 

カチ…!!

 

ピギャァァァァァァ…!!!!

 

ブッピュゥゥゥゥン…!!!!!

 

 

ほぼ同じタイミングで全軍の攻撃が発射された…

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「今ですお姉ちゃん!」

 

リュウカ(本体:淵源神)「分かりました…!!スペル!【パーフェクトゴットバリゲードブレイカー】…!!!」

 

 

ピキィィィィィン…!!!

 

ビシビシビシビシ…!!!

 

ガッシャァァン…!!!!!

 

 

アクエリアス(コア)『…!!?!?』

 

 

リョウカの指示でリュウカのスペルで完全にアクエリアスの防御能力が喪失した…

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「……アクエリアス…これで終わりにしましょう!……ラストスペル!!【神森符[東方最高神[ZERO]】…!!!!合体ラストスペル!!【神森魂[神森代連合国の絆]】…!!!!」

 

 

キュィィィィン…ピキィィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…ピギャァァァァァァ…!!!!!!

 

ブッピュゥゥゥゥン…!!!!!

 

ギュゴォォォォォォ…!!!!!!

 

 

 

そして本体のリョウカからも最大級の攻撃が発動…その攻撃は何と他の攻撃と融合し…更に超強大で…何とアクエリアスをも包まんとばかりに超強大なエネルギーだ…

 

 

アクエリアス『………!!!!!』

 

 

ピキィィン…!!!

 

しかしアクエリアスも再度結界とバリアーを貼った…

 

 

リュウカ(本体:淵源神)「っく…!!結界とバリアーが…!!ごめんね…。」

 

リョウカ(本体:淵源神)「大丈夫…!!あのアクエリアスにとっても結界やバリアーを維持する事や発動の際にも相当負担が掛かります…!!行ける…!!!」

 

 

 

ギュゴォォォォォォ……ガキィィィィィィン…!!!!!!

 

ジリジリジリジリジリジリ…ピシャァァァン…!!!!

 

 

リョウカ達の攻撃とアクエリアスの結界と衝突し…激しい鍔迫り合いが発生した…

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「っ…つぅ…!!!ふんぬぅあぁぁ…!!!」

 

 

ビシビシビシビシ…!!!

 

 

アクエリアス『……!!?!?』

 

 

ガッシャァァン…!!!!

 

ギュゴォォォォォォ…!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

 

アクエリアス『……!!?!?!』

 

 

ピヂュン…ピヂュン…ピヂュン…!!!

 

ジリジリジリジリジリジリ…ピキィィィィィン…!!!!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!!!!

 

 

リュウカ(本体:淵源神)「結界…!!!」

 

 

ピキィィィィィン…!!

 

ガキィィィィィィン…!!!

 

 

カズマ「くぅ…!!」

 

千冬「ぐぅぅ…!!」

 

 

……最後の鍔迫り合いに勝利し…コアに直撃したのか…一瞬の沈黙後……全ての音と色…そして光が消え失せ……その直ぐ後に凄まじい閃光と超々規模の爆発と爆風が発生し……アクエリアスは完全に消滅した……尚ちゃっかりとその爆風の被害は間一髪リュウカの結界で全軍が無事だった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

ラウラ「……終わった…のか?」

 

リョウカ(本体:淵源神)「はぁ……はぁ…!!……っ…!!げほ…ごはぁ…!!?げほ……げほ……!!!!」

 

 

シュゥゥ………

 

ドサ……

 

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!」

 

 

やはり案の定と言うべきか……最大の攻撃であって…凄まじい反動がリョウカに襲い掛かり、リョウカは倒れた……

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!しっかりして…!リョウカちゃん…!!」

 

リョウカ(本体)「……はは………みな……さん……勝て…ました……げほ…げほ…!!」

 

めぐみん「もう喋らないで…!急いで部屋に運んで!永琳さん!」

 

永琳「分かってるわ!医療班!早くしなさい!」

 

医療班全員『は!』

 

 

その後はリョウカは部屋に運び込まれて…安定と信頼の入院…全軍はどうにか母星へと帰還した……

 

 

 

その翌日…

 

 

リョウカ(艦娘)「みなさん、今度こそ本当にお疲れ様でした…これでこのイレギュラー調査は完全に終結しましたが…相変わらず最後が締まらなくて恒例になってしまいましたが………。」

 

めぐみん「ええ……今のリョウカちゃんはどうにか安定はしてるけど…過度の疲労や過度のエネルギーの消耗でグッタリですよ……ただ前よりはかなりマシですが……。」

 

一夏「なあ、あの最後の攻撃って凄かったのは分かるが……その1発で倒れるのか?」

 

リョウカ(艦娘)「当たり前ですよ?あれこそが私達の誇る正真正銘の最後の切り札でね…例外含めて確実に敵を倒せる最強の切り札でね……その分発動条件も厳しい上にそれ相応の反動で……撃てば必ず戦闘不能になる諸刃の剣です……そうですね……貴方の持つ零落白夜と言う単一仕様能力……それを超大幅に強化した物ですよ…ただし悪い意味でも超強大されて、当たろうが当たらなかろうが自分自身が確実にエネルギー切れで戦闘不能になる物ですがね……無論例外含めて一撃で倒せる超破壊力故に、絶対に公式試合含めて…緊急時や最大級の敵対勢力以外には使用制限が掛かってますがね……。」

 

千冬「やはりそうなるか……。」

 

リョウカ(艦娘)「更に言えばだけど、元々私自身の身体の脆さ故に…エネルギー切れは致死級の大ダメージと変わらない訳でね…更には自身の残存エネルギー以上のエネルギーが消耗すれば……その分一切エネルギーは回復せず…回復するまではずっと眠ったままになります、そしてそのエネルギーの過激消耗であの特攻で10年以上も眠った原因でも有るのですよ。」

 

シャルロット「そんな……。」

 

リョウカ(艦娘)「ただ、今回は運が良い方ですよ…ギリギリ回復圏内に入ってますから余程な事が無い限りは1週間有ればどうにか退院は出来るでしょうが……無論完全回復までは療養は必須ですよ…後、あの切り札は私達にとっては私達含めて全員が知っている事ですが……基本的に超国家機密級の物ですし…これまでに散々色々と秘匿兵器を使って来ましたが……これらも超国家機密級です…くれぐれも一般市民等含めて軍外には情報は漏らさないでね?漏らしたら漏らしたで色々と大変ですからね……まあその為に、楯無さん…いえ刀奈さんと千冬さん及びに束さんにはジョイさんの所属する影の特殊部隊に入ってもらいましょう…勿論その影の特殊部隊は私達…まあ厳密には分身組及び本体も含めてだけど…私達やジョイさん指導の元…もしもの時に備えての訓練位はしてもらいましょう……ただし一夏さん達は直属の特殊部隊です…まあ至って普通ですがね……ただどっちも大変ですよ?何せ…私達の直接の…まあ厳密には本体のだけど…指導が待ってますから。」

 

一夏達全員『おっふ……。』

 

リュウカ(艦娘)「しかし良いのか?千冬や束や良くても楯無…いや刀奈は…。」

 

リョウカ(艦娘)「分かってます、ただ更織家と言う家系は裏の世界ではかなり有名でね……ならばほぼ賭けですが同じ影の特殊部隊に入ってもらおうと考えてます……。」

 

楯無「へ〜……って言うか、私の本名を知ってたのね?」

 

リョウカ(艦娘)「当たり前です、っと言うよりも私達のルールではね…一切隠し事はしないのがルールでね…だから偽名は無しですよ?」

 

楯無「…はぁ…、」

 

刀奈(元楯無…以後この表記で記述)「……これで良い訳ね?」

 

リョウカ(艦娘)「それで良いですよ……勿論千冬が白騎士だってのも秘密にはしない様にね?」

 

千冬「む……。」

 

一夏達全員(更織達除く)『……え!?』

 

リョウカ(艦娘)「更に言えば、あの一夏誘拐事件では…千冬さんの代わりに私自らが大会に出て千冬さんが一夏さんを救助させた訳ですよ…だから私2人掛かりと言う大変な作業でしたがね。」

 

一夏「…え!?」

 

ラウラ「教官、それは本当ですか?」

 

千冬「ああ、本当だ…と言うよりも事前にリョウカから誘拐される事は知らされていた…そしてその時にリョウカの作戦で、私が救出しに行くのは変わらないが…大会を破棄しない方法で…、」

 

リョウカ(艦娘)「私の能力で千冬さんに変身…勿論千冬さんと同じISを用意して…そして対戦相手として私自身を用意して対決すると言う作戦ですよ……ある意味で一石二鳥の作戦ですがね……ただし負けましたが。」

 

刀奈「負けたってどっちのリョウカちゃん?」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、それは勿論分身の私ですよ…そう対戦相手のだけど。」

 

一夏「え!?じゃあ千冬姉に変装してたのって…!」

 

 

バタン…

 

 

全員『…!』

 

リョウカ(本体)「それは私ですよ……。」

 

リュウカ(艦娘)「リョウカ…!?お前グッタリしてて動けない筈…!」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこんなこともあろうかと……コレを用意してて正解でしたよ。」

 

 

リョウカはポケットから何かの薬品が入っていたであろう注射器又は薬そのものが出て来た…

 

 

リョウカ(本体)「この薬品は私が開発した、私専用の回復薬でね…コレを使って回復させました。」

 

リョウカ(艦娘)「いつの間に……いつ作ったの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、みなさんがベラムーさんとの決戦に向かっている最中に色々な薬品を作りましたよ…今回は最上級の代物且つ試作品でしたが無事に機能して良かったです……まあ帰ったらコレらを量産すれば医療関係ではかなり安定し始めると思う。」

 

リョウカ(艦娘)「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「さて、話が逸れましたが……その大会の件で私は千冬さんに化けましたが…強さ的には問題は無かったとは思いましたが……ISを用意するのは大変でしたよ……何せ同じ同型機を用意するのはね……幾ら私でもその時のIS技術は低めだったので……あの機体の能力で千冬さんと同じ機体に見える様に変装させた訳です……勿論武装も誤魔化してね……ただ分身組の私相手にブレード一本だけと言うハンデは苦しい物だけど…辛うじてどうにかなりましたよ。」

 

リョウカ(ダン戦)「因みに対戦相手となったのは私ですが……幾ら何でも辛うじてって言うのは些かどうかって思う程の凄まじい強さでしたよ……一瞬でも隙を作った瞬間にバッサリ…でしたよ。」

 

リョウカ(本体)「ははは………まあこの一件で借りを作った訳でね?そこで私はその借りとしてIS学園関連でね…本来なら私が学園長になる予定を他の人にさせてもらったのですよ…私は忙しい身なのでね……。」

 

千冬「ああ、私も耳を疑ったが……そんな事だけで良いのかと思ったが仮にも借り…っと言う理由で納得させられた。」

 

リョウカ(本体)「まあそう言う訳です………さてと、帰りましょうか…私達の世界に。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……。」

 

オワタリョウカ(本体)「まあ、帰った後の事は私達に任せな…少々度の過ぎた馬鹿な神々に制裁を加えて来る。」

 

アンクロ(本体)「それじゃあ僕達も行くとしよう。」

 

オワタリョウカ(本体)「そうかい、後帰ったら一応はゆっくりと休んでないとリョウカちゃん?一応はね。」

 

リョウカ(本体)「分かってますよ、流石に今回の事件は大きくなり過ぎた上に少なくとも3度は倒れましたからね…病み上がりとは言え療養はさせてもらいますよ。」

 

リュウカ(本体)「うん、それじゃあ帰りましょう。」

 

カズマ「ああ。」

 

 

そして一行は元の現大陸に帰り……無事に拠点へと戻り……元の神森空間へと帰って行ったのだった……

 

 

【最終エリア:攻略成功】

 

 

【第3章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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[達成率:15%]第4章 神森一家の猿捕獲編(サルゲッチュ編)【後編】
第24話 神森一家とサルゲッチュ:第3世代編【前章・前編】


やあ、僕はアンクロだよ…さてとそれじゃあ前回のあらすじを説明するよ…前回の僕達は…いよいよ最後のイレギュラーを残して…ベラムーと対決する事になり…途中乱入も考えたけど結果はベラムーを討伐してから乱入して来たから良かったよ…まあそんなこんなで最後のイレギュラーはアクエリアス…しかも最強個体らしい…そしてそのアクエリアスを無事に破壊に成功した訳さ……それじゃあ今回も見ると良い。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

あれから更に数十年後……

 

 

【神森世界線:神森大連合国:龍華一家】

 

 

リョウカ(本体)「今日も平和ですね〜…こう言う時は娘達と遊ぶに限りますね〜…。」

 

リュウカ(本体)「そうですね〜…ね?【たつはなちゃんにしんかちゃん?】」

 

たつはな「あ〜?」

 

しんか「あう〜…あ〜。」

 

 

どうやらまたリョウカとリュウカの間に娘達を産んだ様で…名前は【神森竜華(たつはな)】と【神森信華(しんか)】である……更にだが……

 

 

母リョウカ(本体)「そうだね〜…此処も快適で本当に良いですし…それに娘達が元気なら私達は嬉しいですよ。」

 

父リュウカ(本体)「うん、その通りですよ。」

 

 

…そう、この淵森龍華夫婦もリョウカ達と供に別荘地に住む事になっていた…っと言うよりも着いてきたと言った方が良いか……

 

 

りょうか「ね〜…お母さん?」

 

リョウカ(本体)「どうしたの?」

 

りゅうか「何かテレビが変になった。」

 

母リョウカ(本体)「……はい?」

 

リョウカ(本体)「どれどれ…。」

 

 

リョウカ達は娘達にテレビが変になった事を言われて、テレビを見てみると…

 

 

全員『……………。』

 

 

そのテレビに…何故かサルが映っていた…しかもこのサル供…ピポサルっぽく……非常にカオスな状況が映し出している……

 

 

ッピ…ブツ…!

 

 

リョウカ(本体)「………。」

 

 

リョウカは無言でテレビを切った上で徐に固定電話に向かい…

 

 

カチャ…プルプル……プルプル……ガチャ

 

 

リョウカ(艦娘)『どうしたの?』

 

リョウカ(本体)「ええ、私です…大至急全国に対して決してテレビやモニター等見ない様に伝えなさい…そして大至急全員を実家に集めなさい。」

 

リョウカ(艦娘)『は…はい!』

 

 

 

実家の方へと連絡を掛けたのだった………

 

 

 

ガチャ……

 

 

リョウカ(本体)「ごめんね…どうやらお母さん達…急な仕事が入っちゃった…だからごめんね?」

 

りょうか「ぶ〜…じゃあ私達も行く〜。」

 

リョウカ(本体)「…はぁ……仕方ないですね…まあどっちにしろみなさんも連れて行くけどね……それじゃあ出掛ける準備をしましょうね〜。」

 

娘達全員『はーい!』

 

 

 

リョウカ達家族一行は実家にやって来た……その更に数時間後に何時ものメンバーが大会議室に集まった…

 

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、今の状況は分かっていますね?」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、またピポサルが動き出した事でしょう?」

 

リョウカ(本体)「ええ、でもあのサルゲッチュのえーっと…確か2回目の事件からもう何千年と過ぎたのですが…そこまで寿命が長かったですか?って違いますね…そもそも時が止まっていた筈かな?」

 

リュウカ(本体)「あ〜…この神森世界線の空間の場合は非常に時の流れが遅いので…例え何千年経過しても向こうではほんの1年から数年程度ですよ…。」

 

リョウカ(本体)「あ〜…そうでしたね……。」

 

めぐみん「リョウカちゃん……そう言う大事な事は覚えて無いのですか?」

 

リョウカ(本体)「すみませんね、生まれ変わった時に大部分の大昔の記憶が駄目になったのでね…。」

 

めぐみん「……そう…ですか…。」

 

リョウカ(本体)「…さてと話を戻しますが…それで貴方を呼んだ訳ですよ、スペクターさん?」

 

スペクター(神)「やれやれ、まあ相変わらず人使いの荒い様だけど…んで?ピポサル関連だから手伝ってくれと?」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳ですよ、この良くわからないテレビ放映をさっさと止めないと娘達の教育に悪い上に何か有ったらブチ切れて彼方側のスペクターさんを今度こそ息の根を止めるけどね。」

 

カズマ「取り敢えずサラッと恐ろしい事言うな…!?あっち側のスペクターをガチで殺す気満々じゃねぇか!」

 

リョウカ(本体)「勿論です、娘達の為ですからね?害なす存在は討つべしですよ。」

 

スペクター(神)「お〜、怖い怖い……まあ今回も協力する事にするよ…今回も一筋縄じゃあ行くまいしな。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます…。」

 

高野「それで…姫様方のお嬢は?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん……置いて行った方が安全だと思うけど……っがそうはいかないですよね…前の時のピポサル事件の時も連れて行きましたが……今回は前の時よりも難易度は高めですが……、今度も連れて行くしかないでしょう…ただし…私達の側を離れない事又は私達の目が届く範囲内が大前提…まあ私達がしっかりと見てれば良いだけの話だけどね……。」

 

大石「しかし何故?わざわざ危険性が有る所にお嬢を連れて行って?」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ娘達から頼まれたのでね…それに断っても後々追い掛けて来るのは目に見えている上に…泣かれたら断ろうにも断れないですし…そもそも私に娘達に対しての拒否権は無いですよ…今までに散々無茶して来た挙句何度娘達に大泣きさせて来たかを考えればね…ならばその分私は娘達の為に如何なる事でも叶えて見せましょう…ってね…とは言え私も親の端くれですのでね…断る時は断るかもしれないけど……怒る時は本気で怒りますよ…。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……。」

 

リョウカ(本体)「それでスペクターさん?例の物は完成しましたか?」

 

スペクター(神)「ああ、持って来させた…おい、入れ。」

 

 

パチン…!

 

ガチャ…バタン…!

 

 

ホワイト(神)「持って来たゾイ、スペクター様。」

 

スペクター(神)「ああ、ご苦労…コイツがそうだ。」

 

 

ウッキーホワイトが持って来た物を全員が見える様に堂々と机の上に置かれた……

 

 

リュウカ(本体)「ん?これってゲットアミですよね?」

 

リョウカ(本体)「ええ、でも…このゲットアミはただのゲットアミじゃないですよ…そうですね?ホワイトさん?」

 

ホワイト(神)「かーっかっかっか!無論じゃよ!姫様!この最新式のゲットアミは、何とネットショットと言うゲットアミを射撃可能にしたんじゃ!更にこのボタンを押せば瞬時にメカボーへとモードチェンジ可能じゃよ!」

 

リョウカ(本体)「うん、正にこう言う性能が欲しかったですよ…それでこれの量産体制は?」

 

ホワイト(神)「バッチシじゃゾイ!現在も量産が続いて、現在9割…全ピポソルジャーに配備完了しておる。」

 

リョウカ(本体)「うん、上出来ですよ…。」

 

リュウカ(本体)「まさかこのゲットアミってピポソルジャー用なの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、そう言う頼みをしましたからね…特に向こうの事情も考えればね…。」

 

スペクター(神)「まあ、そう言う訳さ…もし暴徒が発生した場合にはコイツ使って独房とかに瞬時に送る事が出来るからな…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから私から前々からその設計図を渡した訳ですよ…タイミング的にはバッチリでしたね…丁度良い機会ですから実戦配備と行きましょうか。」

 

スペクター(神)「そうだな、コイツの性能も実戦で確かめるとしようか。」

 

リョウカ(本体)「ええ、言い忘れましたが既に私達側にもこれの改良型を既に全配備完了してます…っが念の為1週間の訓練と準備を行いますがね…。」

 

スペクター(神)「そうか…なら僕等もその訓練に参加するとしよう、丁度鈍った身体を解すには丁度良さそうだしアイツらが鈍ってたと思うだろうしな…ビシバシ頼むよ。」

 

リョウカ(本体)「勿論です…ああ、それと…お母さん達はカミモリチェア…又はそれに似た物は持っていますか?えーっとこう言う物ですがね。」

 

母リョウカ(本体)「ん〜…?これですか?持ってないですよ?基本的に自分の力でやって来たからねぇ…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか…ならこのカミモリチェアの設計図を使ってカミモリチェアならぬ…エンモリチェアって言う物を作ってはみませんか?」

 

母リョウカ(本体)「そうだね…まあ有りっと言えば有りだけど…。」

 

リョウカ(本体)「まあ私も随分とこう言う事件の時は助かりましたよ……このカミモリチェアは艤装や兵器等に搭乗すると真価を発揮するからね……そう言う点でも助かってます。」

 

父リュウカ(本体)「ふむ…じゃあ作ろっかなか?確かに作っても損は無いですし娘達の力作の中では日常生活面でも役立ちそうですね。」

 

母リョウカ(本体)「そうだね、じゃあ後でもらいますね。」

 

リョウカ(本体)「はい……さてと、そろそろ解散して…準備でもしましょうか。」

 

リュウカ(本体)「そうですね。」

 

リョウカ(本体)「では予定通り、1週間後にあの空間へと行きますよ…それまでみっちりと訓練漬けで行きますよ。」

 

全員『了解。』

 

 

 

そして解散し……対ピポサル戦での訓練を実施したり出撃準備等して…その1週間後にその空間へと再度舞い戻った……

 

 

【サルゲッチュの空間】

 

 

さてだが、前回の事件及び今回の事件に於いて何処から一行は出撃したのかと言えば…実の所アキエ宅研究所及びハカセ宅研究所の中間にて拠点を設置してあるのだ……

 

…話が逸れたが、一行はアキエの研究所へと向かった……

 

 

 

リョウカ(本体)「えーっと、確か此処ですね。」

 

リュウカ(本体)「此処なんですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、間違ってなければ此処がアキエさん側の研究所です…さてと……。」

 

 

コンコン…!

 

 

リョウカ(本体)「すみませーん!誰か居ませんか?」

 

 

ガチャ…!

 

 

?「あら?貴女達は?」

 

リョウカ(本体)「うん、実はとある事情が有って此処に来ました…まあ事情って言ってもピポサル関連ですけどね。」

 

?「アキエさーん!って誰?」

 

リョウカ(本体)「あら?貴方達もですか、どうやらみなさんも無事で良かったです…。」

 

【アキエ】「ええ…あの〜…さっきピポサルって言ったわよね?そちらも被害に遭った方々なの?」

 

リョウカ(本体)「まあそれに近いですが、みなさんがこれから行おうとしているピポサルの捕獲にやって来ました…確か今回で3回目でしたね…ピポサルの事件は。」

 

アキエ「あら?前回の事件も知っているの?」

 

リョウカ(本体)「知ってるも何も、その事件に私達も参加してヒカルさん達と協力して無事に解決しましたから…此処に居るみなさんも歴戦ですよ。」

 

【サヤカ】「ふ〜ん…え?じゃあ…ナツミさん達とも知り合い?」

 

リョウカ(本体)「勿論…ただ今回は生憎あっち側は壊滅しているでしょうね…既にナマケモノ化してるのでしょう?ナツミさん以外は…。」

 

アキエ「ええ…そうなのよ。」

 

リョウカ(本体)「やっぱりね……ある意味で史実通りですか……さてと時間は惜しいです…スペクターさん、今回の事件の場合の敵側のスペクターさんならやはりこのナマケモノ化は陽動で間違い無いですね?」

 

スペクター(神)「ああ、しかも地球には居ないからねぇ…そして準備が整えば発動する気だよ。」

 

アキエ達『え!?』

 

リョウカ(本体)「そうですか…ああ、身構えなくても良いですよ?彼は味方ですよ?あっち側のスペクターさんとピポサルとは無関係ですのでご安心ください…私が保証します。」

 

アキエ「そ…そうなの…。」

 

【サトル】「へ〜…ってスペクターって?」

 

リョウカ(本体)「ええ、直球に言えばあっち側のスペクターさんはピポサルの偉大なるリーダー(笑)ですよ…そして今回も事件の黒幕です…そしてこっちのスペクターさんはこちら側のピポサルの大統領みたいな存在ですよ。」

 

スペクター(神)「まあ…そんな感じかなぁ…んでさっさと事件に移った方が良いんじゃないか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、それで状況は?」

 

アキエ「ええ、ついさっき此処のステーションを完成したばっかりなのよ。」

 

リョウカ(本体)「分かりました…なれば…確かアキエさんでしたね?貴女に頼みが有りましてね…私達の所の…あの艦にも同様の設備を…って言っても改良するのを手伝ってもらえないでしょうか?」

 

アキエ「…?…まあ…。」

 

サトル「な…!?」

 

サヤカ「え…!?」

 

 

サトル達も含めて驚愕した…何と家の目の前に超巨大艦が鎮座しており…更に上空には同様の超巨大艦の大艦隊が飛行していた…

 

 

サトル「すっげ〜…!!」

 

サヤカ「あんな超巨大な船が有るのね…え?本当に貴女達って何者?」

 

リョウカ(本体)「私は依頼されて来ただけのただの通りすがりの平和好きでお人好しの最高神ですよ…さてと急いだ方が良いですよ。」

 

アキエ「え…ええ。」

 

 

その後アキエを連れて龍華(タツハナ)に乗艦し…転送装置等の以前の設備の改良を実施した…尚案の定だが、アキエ達の活動拠点が変更され…此処に来た……

 

 

 

ザザァァァン…ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「良いんですか?こっちに来ても?」

 

アキエ「良いのよ、それにちゃんと鍵は掛けたから。」

 

サヤカ「大丈夫!」

 

サトル「しっかし本当にすげぇ!さっきまで空飛んでたぜ!」

 

リョウカ(本体)「ははは……まあ実際には宇宙にも行けるけどね……。」

 

サヤカ「所で、最初は何処へ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、先ずは【第1ステージ:うみべリゾート】へ向かっています…さてですが、先程改良された事も含めますが…この転送装置は特殊でね?人数制限は無くなってますし…移動も帰りも瞬時に出来る上に、もしやられた場合や緊急脱出しなければいけない状況下の場合には自動的に作動し此処へ戻って来れます…ただし…相変わらず欠点は、そのワープする地点付近まで接近しなければいけない訳ですよ…っがそれも一応は改善されて範囲や距離も更に伸びましたが……それでも近付かないと設定された所へはワープは不可能です……。」

 

サヤカ「ふ〜ん、利便性が増したけど…かなり手間が増えたって感じね…それで私達は?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、まあ本来なら前回と同様に基本はサトルさん又はサヤカさんでやってもらおうと考えましたが……。」

 

たつはな「あ〜…。」

 

しんか「えへへ…。」

 

リョウカ(本体)「………私達の娘達を守る事で精一杯でね?それに置いて行けば必ず泣き出すので…更に言えば、私達無しでこの事件は解決は不可能なのでね……必然的に貴女達には本当に申し訳ないけどサポート位ですね……とは言えサポートって言ってもほぼメインに近い感じですがね……。」

 

サヤカ「そうなんだ…って大丈夫なの?赤ちゃん達も居るのに?」

 

リョウカ(本体)「分かっています…だから本当は家で大人しく待っていて欲しかったけどね……娘達に頼まれたら断れないのでね……。」

 

アキエ「…尻に敷かれちゃってるわね〜……。」

 

リョウカ(本体)「ははは……はぁ……。」

 

兵士総元帥3「……む?…!姫様!エネルギーレーダーとの連動で感有り!」

 

リョウカ(本体)「…!敵の特徴と数を!」

 

兵士総元帥3「は!非常に鈍足で大型!形状は…爆撃機…?いえ…輸送機なのか…?」

 

リュウカ(本体)「爆撃機や輸送機に似てる?」

 

リョウカ(本体)「…テレボーグの…ハコボーグでしょうね…。」

 

サヤカ&サトル『テレボーグ?』

 

リョウカ(本体)「ええ、テレボーグは…Dr.トモウキさんが開発したロボットでね?テレボーグは様々な種類が有りますし…一応ロボットでも性格も有るようです……さて今回の場合は…このハコボーグは、テレボーグを輸送する為のテレボーグでね?目標地点又はその付近にて被害が起きればテレボーグを投下して行くのです……さて……数は?」

 

兵士総元帥3「は…は!そのハコボーグは、数は1!その遥か後方に更にハコボーグの大編隊!数は400!前方の機体は間も無く視認!後方の大編隊は3時間後!」

 

リョウカ(本体)「早速やってくれましたね!敵側のスペクターさんは…相当私達に恨み持ってる様で安心しましたよ…。」

 

サヤカ「ちょっとちょっと!400体以上!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、恐らくこの前方の1機は偵察型でしょう…そしてその後方の大編隊は…爆撃機型でしょう…その大艦隊側の方のハコボーグの中身は十中八九…【バクボーグ】…その名の通り爆弾型のテレボーグで…目標を見つけると目標に近付き…一定時間後に自爆するテレボーグです…尚場合によっては近接信管で触れると即座に自爆するタイプも有ったり…ハコボーグに積んで爆撃機と同様に空爆する戦法もする様です…。」

 

サトル「やけに詳しいんだな?」

 

リョウカ(本体)「私達だからですよ?」

 

たつはな「あ〜…!!ぅぅ…うあ〜…!!」

 

リョウカ(本体)「あ〜…よしよし…大丈夫…大丈夫だからね〜…。」

 

めぐみん「…敵が近いですか…娘達も泣き始め類と言う事はね…。」

 

リュウカ(本体)「ええ…全艦に通達!直ちに戦鬪態勢に就く様に知らせて!及びに対空戦闘も用意!直掩隊も直ちに発艦!」

 

全艦『了解!』

 

 

命令を受け…全艦は戦鬪態勢に移行…

 

 

【神森大連合艦隊及び淵森大連合艦隊:戦闘態勢に移行】

 

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!

 

 

兵士1『……!左舷より偵察機と思われるハコボーグ発見!』

 

リョウカ(本体)「みなさん!しっかりと目を瞑って耳を塞いで!」

 

りょうか「う…うん。」

 

サヤカ「ど…どうするの?」

 

リョウカ(本体)「主砲対空炉号弾!砲撃始め!」

 

 

ウィィィィィィン…ガッコン…!!

 

ピキィィン……ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピキィィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

アキエ達及び娘達全員『……っ…!!?』

 

リョウカ(本体)「……っ…ふぅ…大丈夫?」

 

りょうか「う〜…目がチカチカするし…耳が少し痛い…。」

 

リョウカ(本体)「あ〜…だからしっかりと目を瞑って耳を塞いでって言ったのに…よしよし…大丈夫ですよ。」

 

りょうか「えへへ……ありがとう…。」

 

サトル「すっげぇー!今の凄いじゃん!」

 

リョウカ(本体)「確かに凄いと思いますがバカスカと無闇矢鱈にそんな危険極まり無い弾頭を連発はしませんよ?あくまでも対空戦闘用ですし…更に言えば、この世界じゃあ世界規模に打撃を与えかね無いので今後は別の弾種でやります…。」

 

サトル「ちぇ〜…ま、いっけど…。」

 

リョウカ(本体)「…まあ、それ以前に…ああ言う相手にわざわざ使うまでも無いけどね…さっきのは…どうせまた何処かで私達を見ている馬鹿な敵側のスペクターさんに対する忠告と宣戦布告を意味を込めて撃っただけですよ……それじゃあ早速で悪いけど、更に戦闘機隊を発艦させ…ハコボーグの大編隊の所へと向かわせて迎撃させて。」

 

兵士総元帥4「は!」

 

リョウカ(本体)「さてと、更に脅しをしますか…VLS解放!弾種!対宇宙要塞用:超巨大N2核融合炉号弾!1発だけ装填!目標!【宇宙ステーションSARU3】付近!絶対に当てないようにギリギリ掠める形で撃て!」

 

タツハナ「了解です!VLS解放!ヘルファイア…!!!」

 

 

ガコン…!

 

ゴォォォォォォ…バシュゥゥゥ…!!!

 

シュゥゥゥゥゥ…!!!!!

 

 

サトル「な…なぁ?今撃ったのって?」

 

リョウカ(本体)「核ミサイルですよ?勿論目標は敵側のスペクターさんが居る宇宙ステーションですがね…安心して下さい、一切被害は出ないですよ…まあ向こうが余計な事をしなければの…話ですがね。」

 

アキエ「まあ……大丈夫かしら…?」

 

リョウカ(本体)「さなね?今頃向こうは大慌てですよ、何せいきなり場所がバレた挙句何と核ミサイルが自分の拠点に飛んで来ると言うトチ狂った凶行にその対処で焦ってると思いますよ?」

 

 

そう…正にその通りだった…現在スペクターの本拠地としている宇宙ステーションSARU3はレーダー上に超大型の核ミサイルが接近してる事がスペクターの元へ報告された……無論スペクターやその側に居たトモウキも驚愕していた…何せ場所が地球より更に遠い月の裏に居る…そんな場所に余裕で届く程の超射程距離の核ミサイルが1発だけとは言え尋常じゃない程に驚きを隠せず…しかも真っ直ぐと飛んで来ている事にいつもの冷静差を失っていた……無論その中身は核なので余計に狂乱状態になっていた…

 

 

スペクター(敵)「おい…!どうにかならんのか!?」

 

トモウキ「残念ながらスペクター君、この宇宙ステーションSARU3には迎撃能力は持っていないのだ…。」

 

スペクター(敵)「なにぃ…!!?」

 

 

ザーッ…ザーッ…!

 

 

 

?『聞こえるかな?スペクターさんにトモウキさん?』

 

スペクター(敵)「な!?その声はまさか…!またお前かぁ…!!!?」

 

 

そうこの土壇場な状況下での通信は案の定リョウカだ…

 

 

リョウカ(本体)「ええ、そうですよ?どうやら予想通りの反応で安心しましたよ…さてと良くもやってくれましたね?家の所まで被害を及ばせておいて…タダで済むと思いますか?これは忠告と宣戦布告です…有り難く受け取りなさい…そしてじわじわと自分のお仲間さん達が次々と失う恐怖を味わいながら待っていると良いよ?後下手な手出しすれば…………今度こそ貴方の命は無いよ?」

 

スペクター(敵)『何ぃ…!!?』

 

リョウカ(本体)「それじゃあねぇ、精々足掻けよ?猿風情が…。」

 

 

ブツ…!!

 

 

 

サトル「こ……怖え…!!」

 

サヤカ「何か凄く滅茶苦茶怖いんだけど…?」

 

リョウカ(本体)「あ…ははは、貴女達にはかなり刺激が強過ぎた様ですね……さてとそろそろ着弾と接敵する頃かな?」

 

兵士総元帥3「姫様!ミサイルは予定地点にて起爆!目標に損害無し!」

 

リョウカ(本体)「それで良いです…これで牽制にはなった筈ですよ。」

 

カズマ「な…なぁリョウカ?まさか…キレてないか…?」

 

リョウカ(本体)「え?キレてないですよ?ただ、娘達に害なす馬鹿にはそれ位してもまだまだ足りませんよ?本来なら核ミサイルをほんの数千発ずつ撃ったり…いえ数十万発で良いかな?」

 

カズマ「滅茶苦茶キレてるじゃねぇか…!普通に敵一体に対して核ミサイルを数十万発をブッ放す気かよ!?」

 

めぐみん「まあリョウカちゃんだからやりかねないでしょうね、何せ…娘達に手を出す=死…ですからねぇ……更にはほんのちょっとでも教育に悪いと判断するだけでも攻撃されるからねぇ…勿論泣かせればもってのほかです。」

 

カズマ「いやどんだけ過保護!?まさかだけど最も酷い時ってまさか今?」

 

めぐみん「ええ、今こうして普通に全軍出撃が当たり前になりますよ?無論敵のスペクターには悪いけど怒らせる相手が不味かったですね……まあ何もしなければ助かったかもしれないけど。」

 

一夏「いや完全に死ぬ事前提で言ってないか!?」

 

めぐみん「そりゃあ相手が本当に何も邪魔しなければ良いのですよ?邪魔すれば殺されますよ?何せ今のリョウカちゃんは娘達を守る為に表には出てませんが…尋常じゃない位に殺気立てたり気性が荒くなり易いですがね…無論それを内側で止める今のリョウカちゃんは本当に凄いと思いますよ?」

 

リュウカ(本体)「ははは……まあ実際に私もそんな感じだったりも…するかな?」

 

一夏「おいおい……マジかよ…。」

 

兵士総元帥3「姫様!航空隊より、敵の大編隊と交戦!200機は撃墜しましたが、残りの200機は健在!真っ直ぐこちらに接近中との事!尚航空隊は、帰還中との事です!」

 

リョウカ(本体)「そうですか…すみませんが娘達を頼みます。」

 

めぐみん「ええ、良いですよ。」

 

リョウカ(本体)「さて……予定変更です…全艦!取舵一杯!最大戦速!!敵機の大編隊を殲滅する!」

 

全艦『了解!』

 

 

ザザァァァン…!!!

 

 

対空戦闘用BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

リョウカの号令を受け…全艦は一斉に敵の大編隊の元へと向かった…道中にて味方の航空隊を回収した……

 

 

リョウカ(本体)「私は防空指揮所に上がります…絶対に此処から出ないでね?」

 

りょうか「うん………。」

 

りゅうか「……お母さん……気をつけてね……。」

 

リョウカ(本体)「勿論です……貴方達も来て下さい、後必ず娘達を守って。」

 

兵士総元帥1&2『は!』

 

母リョウカ(本体)「任せなさい!」

 

リュウカ(本体)「勿論ですよ。」

 

 

そして、リョウカは防空指揮所に上がった……その2時間後……

 

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!!

 

 

兵士1「……!左40度!!ハコボーグの大編隊…!!接近…!!!」

 

兵士2『対空戦闘ぉぉ…!!!』

 

兵士3『対空戦闘用意良し!!』

 

兵士隊長1『高角砲機銃!配置良し…!!』

 

リョウカ(本体)「主砲三式ショックキャノン…!!砲撃始め!!」

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

ウィィィィィィン…ガッコン…!!

 

ピキィィン…ブッピュゥゥゥゥン…!!!!!

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

龍華(タツハナ)の解き放った三式ショックキャノン…それは対空ショックキャノンの上位互換で…攻撃力及び攻撃範囲と射程距離が増した物だ……その砲撃で150機を撃墜……残りの50機との戦闘が始まった……

 

 

【第0エリアボス】

 

 

VS【ハコボーグ爆撃隊】

 

 

戦闘方式【対空戦闘】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内一体の撃破】特殊敗北条件【神森龍華(タツハナ)に一定以上のダメージを受ける(許容範囲:30%)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

ドォォォン…ドォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

艦隊からの先制攻撃で25機撃墜…ハコボーグは流石に不味いと感じたか散開し始めた…

 

 

リョウカ(本体)「甘いですよ、新装備を試しますか…VLS弾種変更!【対空:ホーミングエネルギーエクスプロージョンミサイル】!」

 

タツハナ『了解!弾種変更完了!』

 

リョウカ(本体)「この一発で終わらせる!VLS解放!エクスプロージョン!」

 

 

ビィィィィ…!!

 

ゴォォォォォォ…シュゥゥゥゥゥ…!!!!

 

 

龍華(タツハナ)から一発の超巨大な眩い光を放つエネルギーミサイルが発射……散開直後のハコボーグの編隊に迫った…

 

 

リョウカ(本体)「全艦!対ショック及び閃光用意!!何かに掴まって!!」

 

兵士総元帥3『着弾まで!3……2……1!ミサイルインターセプト!!今!』

 

 

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!!!

 

 

リョウカ(本体)「っつぅ…!!」

 

リュウカ(本体)『くぅ…!!』

 

 

 

 

ハコボーグの編隊の中心にて炸裂…超々規模の大爆発が発生した…ハコボーグの編隊は呆気なく消滅…無論艦隊全体にもその衝撃は伝わり…その衝撃で大きく船体が左右に揺れる程だった…無論だが、直掩隊は直ちに加害範囲から退避してたので無事だった…

 

 

さてだが遅くなったがホーミングエネルギーエクスプロージョンミサイルとは…ホーミングエネルギーミサイル系の1つ…準核級のエネルギーミサイルで…その込められたエネルギー量は非常に多く尚且つ超圧縮された物……しかもだこのエネルギーは何とリョウカのだ……そう動く終末核兵器のエネルギーの塊であるエネルギーを大量使用しているのだ……勿論普通に準核級以上の超破壊力と超広範囲を呆気なく全てを殲滅する…準核級のエネルギーミサイルのカテゴリーの中では最上位の代物だ……っが……欠点はエネルギーの込める量を間違えると、核級の威力へと昇華するかその逆になるかのどれかだ…………

 

さて更にもう一つおさらいとなる……そもそもエネルギーミサイルって何ぞや?…っと思う読書も居るだろうから改めて…いやもしく初めて知るかもしれないが説明しよう………エネルギーミサイルとは、ホーミングレーザー系の進化系の物……直球に言えば、ホーミングレーザーを更に着弾時の攻撃範囲や破壊力を底上げする程のエネルギーを込められた代物………しかしホーミングレーザーと違い速度は遅め…尚且つレーザーと違い貫通もせず爆発するので………ある意味でロマン溢れる物になった…………っがロマン溢れるっといえど、高コストで…しかも専用の発射口も必須且つエネルギー系とは言えミサイルと同じ扱いなので当然レーダーにも映る……ハイリスクでリターンが少ないのがたまにキズだが……当たれば甚大な大ダメージを期待出来る……更に言えば速度が遅い分、その誘導性能もかなり高いのでホーミングレーザーとは違い命中率にもある程度は期待出来る……っとまあ簡単に言えばこんな感じではあるが………内容は以上だ……

 

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

めぐみん『……消えてしまいました……あのエネルギーミサイルはまさか?』

 

リョウカ(本体)「う〜ん……少々火力が多過ぎましたか…此処まで被害が出ますか…本来ならもう少し小さめでしたがね……今のは流石に不味いですね……確実に核クラスになりかねないですね………まあ今のも充分に採用出来そうですが……。」

 

めぐみん『はぁ…取り敢えず早く戻って来て下さい、娘達がさっきので大泣きし始めて大変ですから。」

 

リョウカ(本体)「分かりました、直ぐに戻ります。」

 

 

それでリョウカは直ちに艦橋内に戻って大泣きしている…たつはなとしんかをどうにか慰めて…ステージ付近へと目指した……

 

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第25話 神森一家とサルゲッチュ:第3世代編【前章・中編】

どうもです、お馴染み…かな?リョウカですよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと…ある日に突然全てのテレビ及びラジオ含めてピポサルのチャンネルにすり替わっていました…無論私達は平和に娘達と過ごしていたのに……ふふふふ……スペクターさん……あぁ…思い出すだけで………っと、すみません……えーっとそう言う訳で、私達は再度その空間へと旅立って私達にとっては2回目となるピポサル捕獲作戦を展開……ステージを目指して移動中に安定と信頼の敵機の来襲に遭いましたがまあ普通に追い返しました……そんな感じですね…それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

対空戦闘を終えた一行は改めて最初のステージへ目指していた……

 

 

 

リュウカ(本体)「そう言えばリョウカちゃん。」

 

リョウカ(本体)「ん?どうしたのお母さん?」

 

リュウカ(本体)「ええ、そう言えば前々から気になってけど……リョウカちゃんの武器装備やそのピットって微妙に変わった?」

 

リョウカ(本体)「あ〜…これらですか?」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

めぐみん「そう言えばそうですね、一体どうしたのですか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、実はね…直球に言うと…あのエネルギーの塊…正確には前世の私…いえ前世のお母さん…物凄く罰当たりだと思いますが前世のお母さんの亡骸とそのエネルギーの塊の全てを使って前世のお母さんの使っていた全ての武器装備を一新させました……。」

 

カズマ「…文字通り…リョウカ装備って訳か…。」

 

リョウカ(本体)「うん……勿論これらは私かお母さん以外使えないです。」

 

リュウカ(本体)「……そっか……。」

 

リョウカ(本体)「……まあ見た目じゃあ分からないですが中身は多分凄い筈です…後…確かそろそろだったかな?」

 

リュウカ(本体)「え?何か有るの?」

 

リョウカ(本体)「うん、をの頼んでいた艤装がそろそろ届く筈……。」

 

兵士総元帥3「姫様、本艦隊の前方より味方艦が接近してますが?」

 

リョウカ(本体)「来ましたか…。」

 

リュウカ(本体)「一体どんなでしょうか?」

 

兵士1『……!前方より味方艦接近!あれは……龍華(タツハナ)なのか?』

 

母リョウカ(本体)「直球で良いです、どんなのですか?」

 

兵士1『は…は!龍華(タツハナ)に酷似した艦艇接近!』

 

一夏「なあ、アレって?

 

リョウカ(本体)「ええ、間違いなくあれは私の艤装ですね…ただ前よりはかなり大きめですがね…っが能力でどうにでもなる事ですが……それにもう一つ、あの艤装は龍形態時の時に更に能力を発揮するのですがね……特に龍形態の中で特にスピード狂であるバルク形態ならね……。」

 

カズマ「おいまさか?そのバルク形態と合体すると某赤い彗星が如くスピードが3倍になるとか?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?もっとトチ狂ってますよ?…と言うのも今の私のバルク形態の場合は前の時よりも更に超強化されまくってますからね…っと言うか全ての龍形態も同様ですが……機動力や速度で勝るバルク形態のこの速度や機動力に以前の艤装じゃあ耐えれないのでね…そこでまたしても全ての艤装もあのエネルギーの塊を利用した訳でしてね?まあどうにかなった訳…っと信じたいですがね……と言うのもまだ完成したばっかりのアレですからまだ試験も何もしてない上に私自身も全てを把握した訳じゃないですからね……しかも娘達を連れているのでね…もし試験中に失敗でもすればそれこそ私達にとっては側迷惑且つ娘達を失う訳にはいかないし…それに……目の前で事故って死ぬ真似でもすればどうなるか……誰が見ても明らかでしょうに……だから今は通常の艤装としての使用か又は普通に龍形態とで別々に分けてやった方がまだマシですよ。」

 

カズマ「正にド正論過ぎて逆に反応に困るのですがそれが…ってか大丈夫なのかアレ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、大丈夫ですよ…多分…まあ大丈夫だと思いますが……さてですが、さっきの大編隊の件ですが…いきなり現れた感じですか?」

 

兵士総元帥3「は…何も無い所から突然です。」

 

リョウカ(本体)「やっぱりですか……しかし史実通りだとしても幾ら何でも多いですね……。」

 

サヤカ「ねぇ?どう言う意味なの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、あのハコボーグの大編隊の出所は…【第16ステージ:ひこうきだいへんたい】と言うステージの空中要塞とも言える超巨大航空要塞からハコボーグ含む全ての飛行型のテレボーグの空母と同時に、生産工場となっていますが……だとしても…あれだけの量を送り出すには最低でも…4機は必要です…多くても8機も有れば充分です……。」

 

アキエ「じゃあ先にそちらから行ってみませんか?」

 

リョウカ(本体)「それは無理です、何せこっちはまだ攻略し始めてない段階です…無論厄介なウッキーファイブも全員生存…無論ピポサルも全て健在…いきなり最重要拠点に攻め込んでみなさい、スペクターさんの事ですから最優先で防衛しろとでも命令してウッキーファイブを全員向かわせる気が満々ですよ……特にスペクターさんにとっては唯一私達に対抗出来る唯一の戦力の一つですからねぇ?そこを失えば航空戦力はほぼ壊滅するのと同義…無論こっちは地球上から一方的に尚且つ瞬時にスペクターさんの居る拠点に対して攻撃能力は山程有ります……だからこそそこは絶対に何が何でも攻め落とされる訳にはいかないでしょう……っとは言えこっちもやろうと思えばいつでもそこに向けて攻撃も可能ですし勿論…場所も割れてます……っがそれも含めて不可能なのです……それはどう言う意味か分かりますよね?私達の特性は返ってそれが不利なのですよ。」

 

サヤカ「え?どう言う事なのよ?」

 

リョウカ(本体)「私達はほぼ無傷で全てのピポサル及びウッキーファイブも含めて全て捕獲した上でスペクターさんも捕獲しないといけない……そして私達は確かにそれ相応の対応はしてますが……生憎…超々遠距離攻撃は全てピポサルにとっては即死級の威力の攻撃しか持たないのでね…私達にとってはしたくても出来ない睨み合いが続いてる訳ですよ…そしてさっきも言った様に…もし初手からそこに攻め込んでみれば……私達は一方的に攻撃を受けるだけです……無論こっちは攻撃不可能……逃げるしかない訳ですよ……。」

 

サヤカ「そんな……。」

 

リョウカ(本体)「まあだから今も超々遠距離に対して一切怪我を負わせる事が無く無力化出来る武器装備や兵器も開発中ですが間に合いそうにないです……だから地道にやるしかなく絶え間も無く来るであろう敵機の大編隊に注意しながら交戦しないといけない訳ですよ……全く敵も考えて来ましたね……空を最重要拠点にするとはね…こっちにとっては非常に攻略が厳しい所ですよ……まあ近付けさえ出来れば一網打尽に出来ますがね……っが今は我慢して急いで向かいましょうか…第1ステージへ…。」

 

リュウカ(本体)「うん、タツハナ…頼みますよ。」

 

タツハナ「勿論ですよ。」

 

 

そうしてリョウカ達一行はやっと第1ステージ付近へと到着した…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、早速艤装を使って娘達と共に乗り込みましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「良いですけど、転送装置は?」

 

リョウカ(本体)「勿論使います…っがもしもの時に備えて、初回は艤装側には娘達と私達で…そして他の残った方々が転送装置で移動です…。」

 

めぐみん「成る程…ならば我々が転送装置側ですね…さて吉と出るか凶と出るか……。」

 

リュウカ(本体)「すみませんね……。」

 

めぐみん「慣れてますのでね……さてと早く行って下さいね…後で合流しましょう。」

 

リョウカ(本体)「はい。」

 

 

そうしてリョウカ達は別々の方法で第1ステージへと乗り込んだ…

 

 

【第1ステージ:うみべリゾート】

 

 

 

めぐみん「う〜ん、やはり我々が先に到着ですか…。」

 

カズマ「ああ、どうやらそうみたいだぜ。」

 

ダグネス「うむ…しかし海辺か…確かにこのステージは艤装にとっては打って付けだな…。」

 

千冬「うむ、確かにやろうと思えば座礁させて乗り込む事も…。」

 

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!!

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

めぐみん「何でしょうか…?って…!!」

 

カズマ「おいおい…!マジか!?アレって俺達の所の航空機だ!」

 

刀奈「しかも…空を埋め尽くす程の超大編隊且つ…しかも超大型機も有るわね!」

 

 

 

ザーッ……ザーッ…!

 

 

リョウカ(本体)『あ〜…聞こえますか?こちらリョウカ。」

 

めぐみん「リョウカちゃん?これはどう言う事でしょうか?」

 

リョウカ(本体)『ええ、実は試しに早速艤装の能力で超巨大航空戦艦化して…飛ばさるだけの航空隊を飛ばしてみましたが…軽く空を埋め尽くしてもまだまだたんまりと航空機があるけど……到着は後数分で到着しますからそれまでそこに到着している航空隊と共に攻略をして下さい…因みに航空隊の指示は先に先着したみなさんの護衛及びサポート…そして必要有れば敵対するテレボーク及びピポサルに対して攻撃又は敵勢力に不利になる様な状況下に追い込む様にしてあります…勿論全ての武装は非殺傷攻撃ですので安心して下さい。』

 

めぐみん「そう…ですか、ですがびっくりするから今度は何かしら連絡位はしてね?」

 

リョウカ(本体)『勿論です、あ…たった今目標地点を目視しました…後で浜辺付近で合流です。』

 

めぐみん「ええ、気をつけて下さい。」

 

 

ブツ…ツー…ツー……

 

 

ブロロロロロロロロ…!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

敵ピポサル1『……❗️❓』

 

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン…!!

 

ババババババババババ…!!!

 

チュン…キン…!!

 

 

めぐみん「さぁ!我々も行きますよ!この混乱に乗じて一気に捕獲して行ってリョウカちゃん達と合流しましょう!」

 

全員『了解!』

 

 

 

そうして一行はピポサル及びテレボーグを蹴散らしたり…捕獲して行ってリョウカ達と合流…その後も無双状態は続き…残るはヘリで逃走を図ろうとして…ヘリにしがみつくピポサルのみだった…無論だがヘリは飛び立っている…

 

 

リョウカ(本体)「残りはあのヘリにしがみつくピポサルだけ……ならばこれです。」

 

 

ピシュン…パシ…!!

 

 

千冬「お…おい?それって明らかに超巨大な大鉈…なのか大剣なのかは知らんが殺す気か?」

 

リョウカ(本体)「まあ見てなさい、それとこの子を…。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

リョウカ(本体)「さてと……私から逃げようとは…ふふふ…。」

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

全員(娘達以外)『……!!』

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「……逃げれると良いですねぇ?」

 

 

 

ピシュン…パシ!

 

 

リョウカは更に超巨大な大斧を召喚して安定と信頼のエンリスタイルになった…無論淵源魔神化している……

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「えーっと……ここですね……そーっれ…!!」

 

 

ブォォォン…!!

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカは狙いを定めて一直線に何と…超大鉈を躊躇無しに思いっきりヘリに向けて投げつけた…

 

 

一夏「な…!!?投げたぁぁぁ…!!?」

 

千冬「しかも見えん…!!何て投擲の速さだ!!」

 

 

 

キィィィィィィン…!!

 

ズガァァァァン…!!!

 

 

敵ピポサル2『ウキィ…⁉️』

 

 

ボォォォン…ボォォォン…!

 

オオオオオォォォン……ズガァァァァン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピヂュン…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「良し、捕獲完了です。」

 

 

リョウカの投げつけた超大鉈は不幸にも真後ろから突き刺さり…墜落……そしてギャグ補正なのか…無傷のピポサルが気絶の状態で飛んで来たので…着地地点も予測して呆気なく捕獲したのだった……(因みに隠し楽屋とも言える所は娘達の最早能力に開花してるのかと言わんばかりの察知能力で最後のピポサルに取り掛かる前に突入…呆気なく捕獲されていた…)

 

 

【第1ステージ:パーフェクト】

 

 

その後一行は転送装置の機能で瞬時に戻って来れた…無論娘達も連れてるリョウカ達も同様だ…

 

 

カズマ「しっかしリョウカ、相変わらずお前は凄い事するな。」

 

めぐみん「ええ、躊躇無しにヘリに殺傷武器を寸分狂わずに思いっきりぶん投げるのも凄いですが……まさか艤装を装着した状態のままやるとはね。」

 

 

そう実はだが…あの場面で何と艤装を付けたままだ…尚この時の艤装は小型化しているが充分に超巨大…最早明らかに自身の身長の数倍以上は有るのに関わらず…あの精度尚且つ超怪力で見事にヘリに命中させると言う恐ろしい事をやってのけた…

 

 

リョウカ(本体)「ははは……まあ覚醒形態も有りますが…この身体に備わっている能力や身体能力を無駄無く全力発揮してこそ出来た事ですよ…まあ前世のお母さんにはまだまだ及びませんがね……。」

 

カズマ「え?おいまさか?じゃあ前世のリョウカもこれと同じ事を?」

 

リョウカ(本体)「うん、数千年の修行旅の特訓メニューでね?ヘリ以上に動き回って尚且つ小さな的をさっき以上の艤装を装着したまま正確にど真ん中を制限時間内に全て撃ち抜けと言う修行内容をやってましたけどね……。」

 

全員(娘達以外)『…………。』

 

りょうか「やっぱりお母さん凄〜い!」

 

りゅうか「お母さんって凄かったんだね!」

 

リョウカ(本体)「うん、そうだよ〜…って真似はしないでね?怪我とかしたら私達が悲しいからね…。」

 

娘達全員『は〜い!』

 

 

……前世のリョウカもリョウカでとんでもない偉業を成し遂げやがった事に一同は驚愕していた……

 

 

リュウカ(本体)「はぁ……そう言えばリョウカちゃん、更に聞きたいけど…前世よりかはかなり良い意味で性格が変わったのかな?」

 

リョウカ(本体)「まあね、前世のお母さんの魂と融合して前世のお母さんと今の私とごっちゃですからね…そこまで悪くなってはいないと信じたいかな?少なくとも前世よりかはかなりマシになったと言いたいけどね……もう娘達を泣かせたくないから…それにかなり方針も変えましたしね……依頼を受けて際の方法や報酬の有無も全て変えましたしたからね……その分お母さん達にもかなり負担が増えましたしね……。」

 

母リョウカ(本体)「あ〜、大丈夫ですよ…娘達に比べたらね……。」

 

リョウカ(本体)「…そうですか……さてと次は…【第2ステージ:かくれんぼのもり】…でしたね…ステージ名通り、かくれんぼに打って付けの森がステージですね……情報によればだけど。」

 

スペクター(敵)「っが、僕達の前じゃあ子供のお遊び程度だろう?」

 

リョウカ(本体)「だろうね…さて……一応聞きますがレーダー上にはまた大編隊でも現れる気配は?」

 

兵士総元帥3「いいえ、以前と沈黙したままです。」

 

リョウカ(本体)「ならば良いです…少し移動速度が落ちますが…水中の中に入って移動しましょうか。」

 

サトル「え?」

 

サヤカ「水中って…どうやって?」

 

リョウカ(本体)「まあ見てれば分かりますよ、全艦…急速潜航です…また厄介な連中が現れる前にね。」

 

全艦『了解。』

 

 

ザザァァァン…ザッパァァン…!

 

 

リョウカの命令を受けて全艦は海中深くへと身を潜めた…

 

 

サヤカ「…本当に潜航したわね。」

 

サトル「すっげ〜…!水中の中航行してる!」

 

リョウカ(本体)「そんなにはしゃがない方が良いですよ…さてと敵のスペクターさんにとってはこれは想定外でしょうね…まさか海中深くへと逃げようとは思わない上に何処から現れるかも一切不明だからねぇ…無論これで空からの攻撃には気にしなくても良いです…気楽に次のステージへと向かいましょう……。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……。」

 

零月「うん、そう言えばリョウカちゃん達の抱えてる赤ちゃんって今は寝ているの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、寝てますよ…ついさっき寝たばかりだから余り騒がないで欲しいです…勿論ですけどこう言う時に敵が現れるだけでもどう言う理屈か不明だけど目を覚まして泣き出すから…困るのです……はぁ……。」

 

摩耶「あ…はは…苦労しているのですね…。」

 

リョウカ(本体)「まあね…今もし敵が現れたならもしかしたら…ね…。」

 

めぐみん「…頼みますから絶対に敵が出ない事祈った方が良いですよ、もし現れもすれば目が覚めて泣き出した挙句…多分今のリョウカちゃん……物凄く苛々してますよ……敵が来ればブチ切れて襲うのではないのでしょうか…?」

 

リョウカ(本体)「さぁね……はぁ…。」

 

 

ピコーン…!

 

 

兵士総元帥3「ん?姫様、レーダー上に極めて小さな反応体が大量に発生…位置は本艦隊の周囲です…識別反応は…む?……姫様!我が本艦隊は敵に包囲されてます!」

 

 

 

ブチィ…!!!

 

 

 

リョウカ(本体)「…………へ〜……そっか……そっか…分かりました…。」

 

兵士総元帥3「姫様……?」

 

リョウカ(本体)「………この子を頼みますよ?直ぐに戻る。」

 

めぐみん「あ……はい…。」

 

 

 

リョウカはめぐみんに眠っているたつはなを預けて艦橋から出て行って…何と海中へと出て行った…

 

 

……数分後……

 

 

ピキィィィィィン…チュドォォォォン…!!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「何が起きたの!?」

 

兵士総元帥3「は…!姫様の能力によって周囲の敵が突然全滅しました!」

 

カズマ「壊滅!?たったの数分且つ海中の中だぞ!?」

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体)「全く……スペクターさんめ…こっちは戦争をしたい訳じゃないのに余計な事を……そっちがその気ならこちらにも考えが有りますよ……。」

 

タツハナ「あの〜…今度はどうするおつもりでしょうか…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、再度VLS解放用意です…目標は宇宙ステーションSARU3…弾種は超大型対宇宙要塞用宇宙間弾道N2核ミサイルを1000発……再度脅しとして掠る様に撃て。」

 

タツハナ「はい…!?また核ミサイルを!?今度は1000発も脅しで撃つのですか!?」

 

リョウカ(本体)「勿論、私達の安全の為にね…それと追加で…その中で1発のみ…直撃コースを狙って…ああ、勿論…余り被害が出ない所のみを狙う様にね?データは送りましたよ。」

 

タツハナ「は…はぁ……。」

 

めぐみん「リョウカちゃん、幾ら何でも高々スペクター相手に核を脅しで1000発もブッ放すなんて聞いた事有りませんよ!?しかもその内一本だけ直撃コースなんて…!」

 

リョウカ(本体)「めぐみん、相手がそうする気なのですからこっちもそれ相応の答えを与えるだけですよ…やらねばやられる…ならばやらねばやられる前にやられると言う対策の抑止力を使うまでよ……発射準備は?」

 

タツハナ「勿論、発射準備は整いましたが……。」

 

リョウカ(本体)「ならば早速発射です…VLS解放!てぇ!」

 

 

ビィィィィ…!!

 

ガバァ…ゴォォォォォォ…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!

 

ザッパァァン…ゴォォォォォォ…!!!!!!

 

 

 

龍華(タツハナ)より再度核ミサイルが発射された…今度は何と1000発…その内1本だけ直撃コースだ…っが脅しなので被害が軽微程度の所を狙った…

 

 

………更に30分後……

 

 

兵士総元帥3「ミサイルインターセプトまで!5……4………3……2……1………今!目標地点にて炸裂を確認!尚内一本は命中!目標は以前に健在!」

 

兵士総元帥4「姫様、宇宙ステーションSARU3から通信ですが?」

 

リョウカ(本体)「無視しなさい、その代わり…電文でこう言っておきなさい…『猿の分際で調子に乗るな、これは最終警告である…次に私達の邪魔したら今度こそ完全殲滅させる……。』……っとね。」

 

兵士総元帥4「分かりました。」

 

リュウカ(本体)「しかし良かったのでしょうか?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですあの程度で降参する様な相手じゃないですよ…寧ろ攻め機で来るのは目に見えてます……。」

 

リュウカ(本体)「そうですか……。」

 

めぐみん「あ…そうだ、はい返しますよ。」

 

リョウカ(本体)「うん、すみませんね…。」

 

カズマ「にしてもさっき俺らを取り囲んでたのは何だったんだ?」

 

リョウカ(本体)「アレはテレボーグの【ミズボーグ】…魚型ですが…頭部部分の口の部分はドリルでね?それで体当たりしてくるのです…しかも結構速いですが…突進を開始すると向きを変えるのは出来ないので…回避は容易ですが…何しろ数が多いのでね…厄介窮まりない…まあ私達にとってはそもそも結界やらバリアーやらで防げる上に地球上の物質や極一部を除いた物質以外の代物では貫通が出来ないので…逆にドリルを壊せるでしょうが…念には念です……だからさっさと御退場させてもらいました。」

 

カズマ「あ〜…そっか。」

 

めぐみん「まあブチ切れて御退場させた感じでしょうし、更についで感覚で報復攻撃も敢行するのも些かどうかと思っていますがね。」

 

リョウカ(本体)「うぐ…まあ…うん…善処はしますよ。」

 

めぐみん「そうして下さい、って言うよりもまた核を撃つ様な事はしないで欲しいですがね…。」

 

リョウカ(本体)「勿論です…さっきは少々苛々してたものですから少しは落ち着きました……。」

 

カズマ「…そういやさっきから気になったんだが、アイツら誰?」

 

リョウカ(本体)「……今気付いたのですか…あの人達は、去年辺り位に私達の空間に入って…その時に仲間に加えました……因みに前世のお母さんが確かあの人達の時間軸の世界線を完全に救ってくれたお陰で全員生存してます…。」

 

カズマ「へ〜…。」

 

 

実はだが、新たに…鬼滅組と転スラ組と蜘蛛組と剣心組等…何故かMUGEN組が仲間に加わっていた…(直球に言えばごく一部を除いた全ての世界線の主要人物達が仲間になった)

 

 

リョウカ(本体)「まあ……空間入りしたお陰でこっちは大変でしたけどね…色々と飛び回らないといけないし…対応とかもしないといけないし…更にはあの人達の入隊試験や特訓等……はぁ……。」

 

千冬「……色々と大変だったんだな…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、何せ今でもこの神森世界線の主は私である故に全空間及び全世界線の全管理権限は私に委ねられていますからね…だから些細な事であろうと対応はしないといけないので……無論イレギュラー及び依頼等も様々……全ての事が私に届くのですよ……それが毎日毎日…………はぁ……。」

 

母リョウカ(本体)「ねぇ、その管理権限って私達で共有とかは?」

 

リョウカ(本体)「出来なくはないけど……その場合は正規の方法で共有する為の式も実施しないといけない上…この神森世界線含めて全ての設定も弄らないといけないので……最低でも今からやっても10年は掛かります…長くても100年です。」

 

カズマ「マジかよ!?そんなに掛かるんか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、何せ最大の関門がこの設定でしてね…非常に精密でデリケート…もし、しくじれば一瞬でボン!……ですからね。」

 

母リョウカ(本体)「成る程ね…その設定は自動なの?それとも手動?」

 

リョウカ(本体)「9割は自動です…ただし…残りの1割が最初と最後の所でね…先ず自分が管理者である事を証明する為の証…それを捧げるのです…最初の方はその書類を提出するのですが……管理者になる直前…何と自分自身の血液及びエネルギーも含めて【それぞれ95%】を捧げてようやく管理者になれる訳です。」

 

めぐみん「はい!?最後だけここまでしないといけないのですか!?」

 

リョウカ(本体)「その通りですよ?管理者になるのは簡単じゃないのですよ、何せ全てを管理する…立場は責任重大です…それも自分の命を賭ける程の覚悟を示せと言う覚悟をね……まあだから当初の前世のお母さんはその時に貧血及びエネルギーが枯渇して倒れましたからね……ある意味で多分………前世のお母さんが寿命で亡くなった要因の一つかもしれないですね……どうにかしないと。」

 

カズマ「そりゃあそうだろうな……ってマジ?」

 

リョウカ(本体)「うん、マジです…だから出来なくはないって最初に言いました…っが基本的には設定の変更方法はこの世界線を一度リセット…つまりは消滅させて最初から作らないと不可能です。」

 

めぐみん「そうですか……。」

 

リョウカ(本体)「さてと……もうそろそろ第2ステージに到着しても良い頃合いですが……。」

 

サヤカ「そう言えば、水中の中でも転送出来るの?」

 

リョウカ(本体)「出来ますよ?そうじゃなかったらわざわざ潜航までしてまでここまで来ません……って今は状況が状況ですね…あの馬鹿(スペクター)に邪魔されてなければ堂々と海上航行をしてましたがね。」

 

カズマ「なあ、リョウカってここまで口が悪かったけ?」

 

リュウカ(本体)「さ…さぁ?ねぇ、リョウカちゃん?何でここまで口調が悪いの?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん、前世のお母さんの魂が混ざっている故だと思うよ?」

 

カズマ「……そりゃあそうか……。」

 

 

その後だが……どうにか第2ステージへ到着…無事にパーフェクトゲッチュした……

 

 

(第2ステージ『解せぬ。』)

 

 

【第2ステージ:パーフェクト】

 

 

 

……数時間後…時刻は夜になった……

 

 

リョウカ(本体)「さてと、次が第3ステージ…【ナイトキャッスル】です…それと同時にその次がボスステージです。」

 

リュウカ(本体)「今回は結構早いんですね。」

 

リョウカ(本体)「早くはないですよ?本来なら此処が第4ステージです…本来の第1ステージである【テレビステーション】は私達は参加してないのでね…だから一つ繰り上げで第3ステージとして扱う事になりました。」

 

アキエ「そうなの?知らなかったわ〜…。」

 

リョウカ(本体)「……まあ取り敢えず話は戻しますが…今回の場合は前回と違って…ボスステージにはその直前のステージから直接行けるのです…ただし……その場所に行くには一定数の捕獲又はパーフェクトゲッチュしなければ行けれないシステムです…そして条件が揃うとそボスステージへ行く為の道が開かれて進める訳ですよ。」

 

めぐみん「成る程…。」

 

 

 

 

ザーッ…!!

 

 

 

めぐみん「……!」

 

リョウカ(本体)「ん?」

 

 

ザーッ…!

 

 

めぐみん「…この感じは、またですか…。」

 

リョウカ(本体)「……また?」」

 

 

ザーッ…!

 

ザーッ…!

 

 

 

めぐみんはまた突然自分の脳内にこれから起きる未来の出来事が映し出された…

 

 

 

めぐみん「リョウカちゃん。」

 

リョウカ(本体)「ん?」

 

めぐみん「貴女の身体を少し確認しても良いですか?」

 

リョウカ(本体)「……?良いですよ?」

 

めぐみん「どうも、直ぐに済みます………ふむ…やっぱりですね……リョウカちゃん…自覚してないけど相当身体負担してますよね?」

 

リョウカ(本体)「はい?そうなんですか?」

 

めぐみん「ええ、と言うよりも……リョウカちゃん…この事件が起きてからほぼ一睡してませんね?」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ…。」

 

めぐみん「……やれやれ……。」

 

リュウカ(本体)「めぐみん?何でそこまで詳しくなったのですか?」

 

めぐみん「ええ実はですが……この数年の間に我々は親のリョウカさん達の所で修行とかしてました…勿論…リョウカちゃん達を守る為にね…それと医療関係も習いましてね?永琳さん達に必死に頼んでもらって様々な医療が出来る様になりましたよ…。」

 

永琳「ええ、それも驚くべき程に早い程上達したわ…私の想像を遥かに超えるレベルだわ…。」

 

母リョウカ(本体)「勿論強さも私達が保証しますよ?恐らく今のめぐみんちゃん達を筆頭にだけど…貴女達の全特殊部隊及び貴女達の家族もですが私に一撃を加えれる程の実力を持っているよ…多分今の貴女達と同等の戦闘力と実力は持っているよ。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……。」

 

リョウカ(艦娘)『因みに私達分身組も全員ですがね…とは言えまだまだ勝てる気は全くしないですよ…例えるなら…レベル1の最弱個体のコイキングがダイマックスしたレベルMAX尚且つ最強個体のムゲンダイナを相手にする様な感じですよ。』

 

カズマ「ああ……確かにそんな超圧倒的な強さだったな……。」

 

母リョウカ(本体)「ははは…まあそこまで大袈裟じゃないですよ…私ももっと強くならないとリョウカちゃん達を守れないからね。」

 

めぐみん「貴女達はもう充分強いでしょうに…これ以上強くなると誰も勝てれなくなりそうで恐ろしいですが……っと話が逸れました……リョウカちゃん…今日はもう寝て下さい…それとこれも飲んで下さい。」

 

リョウカ(本体)「…?この薬は?」

 

めぐみん「ええ、貴女が…いえ前世のリョウカちゃんが作った万能薬を私なりに改良したものですよ…それとリョウカちゃんにも効く睡眠効果も有りますので寝る直前に飲んで下さい。」

 

リョウカ(本体)「そう…ありがとうございます……でも…、」

 

めぐみん「安心して下さい、何せ今の我々は今のリョウカちゃんと並ぶ程ですから…勿論本気のリョウカちゃん含めてですが……それに親のリョウカさん達も着いてますから無問題です…だから今日はもう寝て下さい…リュウカちゃんも一緒に寝てあげてて。」

 

リュウカ(本体)「分かりました…。」

 

母リョウカ(本体)「因みに、貴女達の全兵士達も鍛えておいたからそれなりに強くなっていると思うよ。」

 

カズマ「マジ?」

 

母リョウカ(本体)「うん、マジです…戦闘力は新人兵士でさえも以前の貴女達レベルですからね…そして兵士総元帥クラスとなれば今の貴女達の半分程度ですよ。」

 

めぐみん「ほぅ、それは良い事ですよ…。」

 

零月「うん…所で何時出るの?」

 

母リョウカ(本体)「無論、今出ましょう…。」

 

めぐみん「えぇ?今?」

 

母リョウカ(本体)「勿論です、それに……………。」

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

全員(娘達及び親組は除く)『……!!!』

 

リョウカ(本体)「…私もそれなりに苛々してるんですよねぇ?ふふふふ…どうしてくれましょうか?それなりに遊んであげましょうか…自称天才科学者の…ウッキーホワイトとやら……ウッキーファイブの1人として…精々楽しませて下さいよ?」

 

全員(娘達及び親組は除く)『………。(怖い)』

 

 

 

親のリョウカから発せられる超強烈な圧がこの場を支配したが…加減はされてるのか……娘達には影響は及ばさなかったが親組は普通に耐えれている……さてだが……その後はリョウカはリュウカと共に、娘達を連れて休む事に…一方で親組のリョウカ達はめぐみん達を連れて第3ステージを攻略した……(第3ステージ『解せぬ。』)

 

 

【第3ステージ:パーフェクト】

 

 

そしていよいよ一行は最初のボスステージ……ウッキーファイブの1人…ウッキーホワイトと戦う事になったが………直球に言えば………オモチャにされてやられた………と言うのも………

 

 

母リョウカ(本体)「失望しましたよ?その程度とはね…私自ら出るまでも無いです、やりなさい。」

 

ウッキーホワイト(敵)『何!?』

 

めぐみん「勿論、さてと…新技で始末しましょうか……【エクスプロージョンピット】!」

 

 

ピシュン…!

 

キィィィィィィン…ピキィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

めぐみん「おや?まだ耐えますか?ならトドメです、エクスプロージョンピット!」

 

 

ピシュン…!

 

 

めぐみん「トドメと行きましょう!エクスプロージョンピット!【ファイナルエクスプロージョンレーザー!】」

 

 

ガコン…キュィィィィン…ドッキュゥゥゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

ウッキーホワイト(敵)「ギャァァァ…!ぐふ……。」

 

母リョウカ(本体)「ふむ、まだまだそうですね…せめて一撃で仕留めれる位のパワーを出してみて?」

 

めぐみん「うぐ…まだまだですか…もっと修行が必要ですね…。」

 

母リョウカ(本体)「それじゃあさっさと捕獲して帰りますよ…早く娘達の顔を見たい……。」

 

カズマ「相変わらずだなぁ…。」

 

 

っと言う訳で……呆気なく倒されたのだった……

 

 

【第1エリア:完全攻略成功】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第26話 神森一家とサルゲッチュ:第3世代編【前章・後編】

どうも、久々ですね…私はヤマトです、それでは前回のあらすじを簡単に言うと…第1エリアを完全に攻略しましたけど…敵側の妨害が激しかったのか分からないけど…敵の本丸に向けて報復攻撃を何度か実行してましたね…まあその内容が核攻撃だったり等ですがね…それでは今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

……翌日……

 

 

 

ザザァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「ふぁ〜……みなさん…おはようございます。」

 

めぐみん「おはよう、よく眠れましたか?」

 

リョウカ(本体)「はい、かなり楽になれました…。」

 

めぐみん「ええ、何せ実を言えばあの薬品は私のオリジナルって前に仰りましたが…リョウカちゃん達の技術と永琳さん達の技術等を少々授かりましたので…そこに自己流の医療技術で作った万能薬…その効力は凄まじい物ですよ…修行でぶっ倒れた時にグイッと一飲みした時の翌日には完全回復する程です…ただし副作用として、強力な睡眠薬の効果が出ますので基本的に寝る時専用です。」

 

リョウカ(本体)「へ〜…凄いですめぐみん…。」

 

めぐみん「いえいえ……ああ、それとウッキーホワイトは既に捕獲しておきましたから安心して下さい。」

 

リュウカ(本体)「凄い事ですね……。」

 

 

ザーッ……ピーッ…!

 

 

デルフィ(子機)『報告、ウッキーホワイトの再捕獲によりカミモリチェア及びエンモリチェアの全機能レベルがアップ…及びレベル機能の進化…上限突破が可能になりました…上限突破後に究極強化が可能になります…その為には次のウッキーファイブを捕獲して下さい。』

 

 

ブツ…!

 

 

カズマ「こっちも進化したっぽいな……。」

 

母リョウカ(本体)「そうらしいですが、余り使ってませんね…。」

 

リョウカ(本体)「まあ私達には最も必要ですがね…娘達を守る為にね。」

 

めぐみん「まあ我々も対等に守る立場になって来てますがね……それにしても気になります。」

 

シオリ「ん?何が?」

 

めぐみん「今我々は海上に出て…しかもある意味で無防備とも言える時間帯ですが…奴なら攻めて来ると思っていましたが……。」

 

リョウカ(本体)「まあ大丈夫なら良いですが…………この先思いやられますね……さてと、また敵が来る前に潜航しましょうか。」

 

リュウカ(本体)「そうですね…タツハナ?行けそう?」

 

タツハナ「ええ、無問題ですよ…全艦に通達!準備が整い次第各自潜航!本艦も間も無く潜航する!」

 

全艦『了解。』

 

 

その後全艦は各自潜航を始め…次のステージへと向かった……

 

 

2時間後……

 

 

リョウカ(本体)「さてと、確か次のステージは…第4ステージ【びゅんびゅんビッグシティ】でしたね……此処も此処で非常に厄介ですね。」

 

サトル「何が厄介なんだ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、このステージは青パンツタイプの他に…何と黒パンツタイプも出て来る上…ステージ名通り、メインエリアとも言える所は何とサーキット……スポーツカーに乗ったピポサルが出て来ます……無論、スポーツカーに乗っているので当たれば痛い程度では済まないですよ?私達は良くても娘達はそうはいきません…最悪轢き逃げで死ぬ可能性も有ります。」

 

シカマル「何とも厄介なステージだなぁ……やれやれ…一応聞くが作戦は?」

 

リョウカ(本体)「ええ、このステージではワープで行かない事をお勧めします…と言うのも…確かに私達の転送装置はある程度スタート地点を指定出来ますが………その条件がビーコンを設置しなければいけない事……そしてこのステージの初期のスタート地点はサーキットの中に放り込まれます……なので一々手間が掛かるビーコンの設置によるワープ……それか非常に危険ですが初期設定の地点にワープするか……最後の手段は………強行突入するかのどれかですね。」

 

大石『なるほど……しかしどれもある程度リスクが有るな……ビーコンの設置は時間が掛かる事…そして初期設定でのワープは轢かれるリスクが高く……そして最後の手段が敵に確実に見つかった上で…更に敵機の襲来が有り得ると……。』

 

リョウカ(本体)「その通りです……っが……安全策を取るならビーコンの設置か……強行突入のどれかでしょう……と言うのも…ビーコンの設置は私達の誰か1人がビーコンを設置すれば良いですが………強行突入の場合は…本艦隊の圧倒的な防御力と火力を物言わせて無理矢理突入すれば良いだけの話です……。」

 

母リョウカ(本体)「……どうしようかな?」

 

リョウカ(本体)「………!有る……大連合列車艦隊なら行けそう…火力や防御力は多少落ちるけどサイズや機動力ならこっちが勝ります……これで行こう!」

 

リュウカ(本体)「確かにそれなら行けるかもしれないけど……今回は史実通りとは限らないからね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、それに確かに大連合列車艦隊なら行けるけどステージの事を考えれば艦隊は無理ですね……行けるとすれば……龍華(タツハナ)の単艦のみ……そしてそのステージまでの護衛として…全艦で護衛…及び全航空隊を使って全力特攻の要領で突撃……一気に突入して制圧しましょう。」

 

母リョウカ(本体)「そうしましょうか…。」

 

リョウカ(本体)「…全艦及び神森大連合列車艦隊の総司令旗艦:神森龍華(タツハナ)に通達!これより急速浮上し、我々はこれより大連合列車艦隊の総司令旗艦へ乗り移ります…その後全艦は作戦エリアへ全艦及び全航空隊の護衛の下…作戦エリアへ突入します…迅速に制圧後直ちに作戦エリアを離脱!再度急速潜航します!」

 

全艦『了解!』

 

タツハナ「全艦浮上!」

 

 

ザッパァァン…!!!

 

 

全艦は作戦を開始し…先ず予定通りに浮上…その後一行は大連合列車艦隊の総司令旗艦である龍華(タツハナ)に乗り換えて…全艦及び全航空隊の護衛を付けて……第4ステージ…びゅんびゅんビッグシティに突入して行った……

 

 

 

 

【第4ステージ:びゅんびゅんビッグシティ】

 

 

 

ポォォォォォォ…!!!

 

ガタゴトガタゴト…!!!!

 

 

 

リョウカ(本体)「タツハナさん!難しい課題ですが、高速で動き回るピポサルのスポーツカーに対して主砲及び列車砲を用いて爆風のみで全て走行不能に出来ますか!」

 

タツハナ(列車)「はい!やってみます!…全主砲及び列車砲!旋回!」

 

 

ウィィィィィィン…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ガッコン…!!

 

 

タツハナ(列車)「……目標補足!弾種!対ピポサル兵器用:零式砲弾!」

 

兵士総元帥3「姫様!哨戒機より入電!『我、電探ニ敵機ノ機影ヲ捕捉!数ハ3!接敵マデ残リ2時間!』…以上です!」

 

リョウカ(本体)「予想通り!でも遅い!タツハナさん!」

 

タツハナ(列車)「はい!全主砲及び列車砲!てぇぇぇ…!!!」

 

 

ピキィィン…ドドォォォォン…!!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!!!

 

ピキィィィィィン…チュドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…ガッシャァァン…!!!!

 

 

龍華(タツハナ)の超々距離からの砲撃で全てのピポサルのスポーツカーが走行不能になった……それと同時に

 

 

 

ポォォォォォォ…!!

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

キィィィィィィ……プシュゥゥ…!!

 

 

リョウカ(本体)「さぁ!行きましょう!時間は無い!」

 

 

……一行はステージに突入し…あっという間に全て制圧……直ちにステージを離脱した……尚哨戒機の入電された通り偵察型のハコボーグが現れたが…もうその時点で作戦エリアを離脱していたのは言うまでも無い……

 

 

【第4ステージ:パーフェクト】

 

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、どうにかなりましたね…。」

 

リュウカ(本体)「そうですね、しかしずっと海中の中に潜むのは不便で仕方ないですね…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……まあ無力化は出来なくも無いですが…。」

 

千冬「有るのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ単純に私のエネルギーをこの地球全域に放出して…大気圏も含めて全てを支配下に収めた後…敵対する航空勢力を全て無力化すれば良いですが………それだとピポサル諸共墜落して御陀仏…即座に作戦失敗になります。」

 

母リョウカ(本体)「ふ〜ん……ねぇ?航空機で結局襲って来るのはテレボーグだけだよね?」

 

リョウカ(本体)「そうですが?」

 

母リョウカ(本体)「なら簡単じゃないですか?そもそも敵対する航空勢力を無力化する事自体がお法度ですよ…それこそピポサル以外の関係の無い輩の航空勢力も撃墜しちゃうじゃない?……ならさ、いっその事敵対する全てのテレボーグを全て無力化すれば良いじゃない?」

 

リョウカ(本体)「…あ〜……確かにそれなら行けそうです。」

 

 

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

 

兵士総元帥3「エネルギーレーダーにて敵機の大編隊を捕捉!!数は…1000機…!まだまだ増えますしかも本艦隊なら向かって真っ直ぐこちらに向かって来てます!接敵は…後1時間後!」

 

リュウカ(このすば)「何!?俺達は海中深く潜航してるのに何でバレた!?しかも何故敵機の大編隊が此処に来る!!」

 

リュウカ(本体)「…どうやらそう簡単にはやらせてはくれないみたいですね…。」

 

リョウカ(本体)「どうやらテレボーグを消されるのは相当嫌な様ですね…死に物狂いで私達を沈める気でしょう…そして恐らく…護衛の飛行型テレボーグの護衛付き且つハコボーグの大編隊………そしてそのハコボーグの中身は、対潜攻撃が可能になったバクボーグと通常のバクボーグを混ぜた感じでしょう……だから幾ら海中に居ても無駄ですね……。」

 

大石『…ならば決着を付けるか?』

 

リョウカ(本体)「そうですね……確かに真正面から決着を付けるのは実に良いけど…っがそうは言ってられないのでね…丁度タイミングが悪かったですね……私のエネルギーが現在頭打ちしまくって強化が間に合ってない…つまり何が言いたいのかと言えば…エネルギー放流のタイミングが重なった訳……しかも今のこの身体のエネルギー放流はかなり危険な類いでね?私がヘマすれば簡単に宇宙程度は良くても私のエネルギー汚染で絶滅か…最悪の場合は核反応で全て消し飛んで一貫の終わり……更に言えば今の身体でもピンピンと耐えれますが……これでも一応人間です…よね?兎も角疲れる上しばらく脆くはなる…なら今この状況は非常に最悪な状況なのかと言われたら…寧ろ好都合ですよ。」

 

リュウカ(本体)「え?どう言う事?」

 

リョウカ(本体)「ええ、と言うのも私のエネルギーが頭打ちしまくっているのも…実を言えばつい昨日位に私のエネルギーの有る空間に私が頼んでおいた更に新型のエネルギーと及びに新型の終末核兵器を色々と自動でぶち込んだ結果更に爆上がりしまくった…それ故に強化が間に合わない状況が発生した……しかし……この過剰した分のエネルギー…つまりは強化し切れず溢れてしまっているエネルギーは有効活躍出来るのです……まあ……今も迫っているあの蝿供を軽く撃ち落とす為のエネルギー放射でもすれば丁度良いでしょうし……それかそのエネルギーで一気にテレボーグを消滅させるのも尚良しですね……まあそれでもデメリットは消える訳じゃないけど……生憎今は真正面から決戦を挑む余裕は無いのでさっさと御退場願いましょうか……っが………それだと相手にも非常に申し訳ないので……私自ら本気で戦いましょうか。」

 

善逸「だ…大丈夫なのか!?」

 

一夏「仮にも下手すれば自爆リスクが有るんだぞ!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこそ好都合って言ったのですよ?これだけ条件が揃えばね…それに幾度も無く警告を無視した罰を与えないとね?たった1人の相手に簡単に全滅させられたと言う事実を叩き付けて見せましょう……っがこのままだと巻き込まれるので…娘達を頼みます…それと念の為私も一応は抑えるけどもしかすればの可能性も有り得るので結界やバリアーも貼って下さい。」

 

母リョウカ(本体)「……分かったわ。」

 

リョウカ(本体)「………さてさて……やりますか……後で控える確か第2エリアの担当のウッキーファイブの1人であるブルーさんに温存したかったけど…これからの事考えればやらなかきゃね………それじゃあ行って来ます…。」

 

リュウカ(本体)「うん……でも本当に気をつけて……。」

 

リョウカ(本体)「勿論です……流石に前世のお母さんみたいに無茶は余りしない様にはしますよ………。」

 

兵士1『……!!敵機来襲…!!!』

 

リョウカ(本体)「……どうやら時間です……それじゃあ。」

 

めぐみん「ええ……。」

 

 

 

そしてリョウカはいよいよ外に出てテレボーグの大編隊との決戦に向かった……

 

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「この先には行かせませんよ!神森一家の総大将であるこの私を倒してみろ!!最終リミッター解除!及びエネルギー全力解放形態!」

 

 

ピキィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

 

カズマ『……これは…!』

 

一夏『……大気が震えてるのか!?』

 

エーベル『すげぇぜ…。』

 

 

 

ジリジリジリジリ…ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!

 

ピキィィィィィン………!!!!

 

パァァァン…!!!!

 

 

リョウカは臨界まで溜まり切ったエネルギーを利用して一気に最終形態に覚醒……更には……

 

 

リョウカ(本体:淵源神)「……最終覚醒に移行!及びに、エネルギー完全解放形態にも移行!フルパワー!!」

 

 

キュィィィィン………ジリジリジリジリ…!!!

 

ギュゴォォォォォォ……!!!!

 

 

 

ドクン……ドクン……!!

 

 

リョウカは上空にて何とあの超巨大なエネルギーの塊を生成……と言うよりも召喚に近いが……そのエネルギーの塊に……

 

 

フワァァァ……ザッパァァン…!!!

 

 

 

全員及び敵全体『……!!!』

 

 

何とそのエネルギーの塊に取り込まれた…

 

 

 

ドクン……!!

 

 

ドクン……!!

 

 

ドクン……!!

 

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!

 

ビュゥゥゥゥ…!!!!

 

 

 

そのエネルギーの塊が鼓動すると同時に天候が大荒れ……空模様も真っ赤に染まってこの世の終わりを模様するかの様だった………そして………

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

シュゥゥゥゥゥ……ピキィィィィィン…!!!!

 

ピシャァァァン……ピシャァァァン……!!!

 

パァァァン…!!!!!

 

 

 

………超巨大なエネルギーの塊が一気に収縮…その後一気に破裂し…更に覚醒したリョウカが現れた………姿に関してだが…胸部部分にエネルギー放出形態系のを発動してるのか真っ赤に赫く輝き放つ球状のコアが出ている…その他のは頭部には龍形態時のいつもの角と全身に至るまで所々に装甲らしい物を装着し…背部には特徴的な長い突起状でまるで翼を生やしている様に6枚のパーツが装着されている上にゴジラタイプの背鰭及びいつもの龍形態時の尻尾も生えている……そして瞳の色は蒼くが輝いている…更に纏うオーラは神々しい蒼白い色の超巨大なオーラを纏っている……最後には周囲には複数のピット(デルフィ及びエイダ及びゼロ及びインフィニティ系)がリョウカを守る様に旋回又は浮遊している……

 

 

 

母リョウカ(本体)『…なるほどね……私達の血や能力をフル解放した形態ですか。』

 

リュウカ(本体)『…と言うとやっぱり…?』

 

父リュウカ(本体)『うん、差し詰め淵森一家版の覚醒形態でしょうね…でも…まだまだですね…演習自体も長い上にまだ私達には及ばない……でも本当に凄いですよ……。』

 

錆兎『ふむ…。』

 

 

 

ジリジリジリジリ…ピシャァァァン…!!!

 

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「さてと、さっさと終わらせてあげましょう…。」

 

 

 

ピシュゥン…!!!

 

 

敵全体『……!!?』

 

 

ピシュゥン…!!!

 

シャキン…ガチャン…!

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「………もう貴方達は……死んでいる。」

 

 

 

ジリジリジリジリジリ…!!

 

ボォォォン…ボォォォン…ボォォォン…!!!!

 

 

リョウカが一瞬で敵の大編隊の真後ろに瞬間移動していつの間にか抜刀されていた刀剣を納刀すると…その大編隊は全滅した……

 

 

 

全員(淵森一家は除く)『……!!!』

 

母リョウカ(本体)『やりますね…ふふふ……やっぱり私達の娘らしくて本当に凄いですよ……。』

 

リュウカ(本体)『今のを…見えたのですか?』

 

父リュウカ『ええ、あの一瞬で貴女達でも目視不可能レベルの超高速移動しながら通り魔の如くバッサバッサと正確に敵の急所を切り裂いただけですよ?まあザッと…数千万回は振るった感じでしょう。』

 

伊之助『はぁぁぁ!?すっげぇぇな!おい!!』

 

カズマ『まあリョウカだからなぁ……。』

 

めぐみん『ん?そう言えば敵が全滅したのに何故戻らないのでしょう?』

 

リュウカ(本体)『言われてみれば……確かに……あ……そうだったですね……確かあくまでも最優先は邪魔なテレボーグの全て消滅でしたね……だから恐らくこのままやる気でしょう。』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「…………。」

 

 

ブシャァァァァァァ…!!!

 

 

リョウカは徐々にエネルギーを解放させて周囲にエネルギーを撒き散らした……そのエネルギーは瞬時に地球……太陽系を全て包み込んだ……

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「…………我々ニ害スル全テノ敵対スルテレボーグヨ……我ノ力ヲモッテ……全テ消エサレ………。」

 

 

ピキィィィィィン……ジリジリジリジリ…!!!!

 

キュィィィィン………バァァァァン…!!!!!

 

 

リョウカはそのエネルギーを敵のテレボーグを即死させる効果を瞬時に広げて……全てのテレボーグが一斉に爆散した…

 

 

ピキィィン…パァァァン……!!!

 

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

ヒュゥゥゥ……!!

 

 

どうやら先程の行動で強制的に元に戻り…一瞬フラついた後に海上に向けて落下し始めた…

 

 

リュウカ(本体)『……!!?リョウカちゃん…!!!っ…!テレポート…!!!』

 

 

ピシュゥン…!!!

 

ガシ…!!

 

 

 

リュウカ(本体)「…っ…ふぅ……間に合いました……。」

 

リョウカ(本体)「す〜…く〜……。」

 

リュウカ(本体)「……疲れて眠ったのかな…?取り敢えず良かったです………。」

 

 

……その後は疲れて眠ったリョウカを連れて戻った……

 

 

 

リュウカ(本体)「ふぅ、戻りました。」

 

めぐみん「ええ、本当に良かったですね…間に合って……。」

 

リュウカ(本体)「ええ…。」

 

リョウカ(本体)「すぅ〜……く〜……。」

 

母リョウカ(本体)「………なるほどね。」

 

リュウカ(本体)「どうしたの?」

 

母リョウカ(本体)「ええ、リョウカちゃんが疲れて眠った理由ですよ…多分だけど、あの形態に移行した際に無理矢理神森一家の血及び能力を私達の血や能力に切り替えた際の反動及びに先程のテレボーグ消滅の際に放ったエネルギー解放…あのエネルギー解放は同時に過剰した分のエネルギー放流も加わっているので…相当負担が掛かったので…反動及び負担が重なって強制解除…今の身体の無茶防止の為の作用なのかどうかは不明ですが…回復の為に強制的に眠ったのでしょう。」

 

リュウカ(本体)「そうなのですか……。」

 

父リュウカ(本体)「ええ、ある意味で炭治郎…貴方の操るヒノカミ神楽と似た物ですよ…ある意味であの形態変化の元ネタはヒノカミ神楽へのシフトチェンジでしょう…。」

 

炭治郎「へ〜……。」

 

母リョウカ(本体)「とは言え……初回だからね、次回以後は簡単に尚且つ反動無しで発動出来ると思いますよ…ただ今は多分夜までは起きないと思いますよ……だから次のステージは任せて下さい…私自ら行きましょう…貴女達はもしもの時に娘達を頼みます。」

 

めぐみん「勿論です。」

 

 

その後は数時間後に第5ステージの【わくわくテレビスタジオ】に淵森一家が襲来し…全て捕獲された…(第5ステージ『解せぬ。』)

 

 

【第5ステージ:パーフェクト】

 

 

………時刻は夜になり…次のステージが目前に迫った……

 

 

リョウカ(本体)「……ん…ふぁ〜………良く寝ました……。」

 

リュウカ(本体)「あ……起きましたね?」

 

リョウカ(本体)「はい……私はどれ位眠ってました?」

 

母リョウカ(本体)「ほんの数時間程度ですよ…後、ついでに言えば第5ステージは攻略しましたからね?」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……ふぅ…妙に身体が怠いですね……やっぱりあの姿になったのは不味かったかな?」

 

リュウカ(本体)「ええ、だから余り無茶しないでって言ったのに……。」

 

リョウカ(本体)「すみません、ここまで反動が凄まじい物とは想定外でした……ふぅ……ですが…流石に今は戦えないけど…至って普通に行動は出来ます……っが何度も言うけど、今日は流石にもう戦えないです…精々娘達の御守りしながら移動位でしょうね。」

 

めぐみん「そうして下さい……それで次のステージは?」

 

ジェフティ(コア)「はい、次は第6ステージ【どっきりホラータウン】です…その名の通りホラー要素の詰まったステージです…尚このステージでも中ボスクラスの敵のピポサル専用のメカを確認しました…注意して行動して下さい…尚現在のリョウカさん及び娘達対してその中ボスクラスの全ての攻撃が致命傷になりますので絶対に被弾は避けて下さい…。」

 

めぐみん「成る程、だとすればやはりリョウカちゃんは置いて……いやそれですと必然的にリュウカちゃんも残らないといけないですが……。」

 

リョウカ(本体)「……みなさんの足手纏いにならない程度には頑張ります……。」

 

リュウカ(本体)「私がリョウカちゃんや娘達を守るから行きましょう。」

 

リョウカ(本体)「うん……まあやろうと思えば即座に能力で回復可能だけどその後が怖いので代わりに…そうですね、めぐみんや永琳に頼みますよ。」

 

めぐみん「分かりましたよ……ただし本当に仕方ない場合ですよ?」

 

リョウカ(本体)「分かってます……さてと行きましょう。」

 

 

 

そしてリョウカ達一行は第6ステージへ突入した…

 

 

【第6ステージ:どっきりホラータウン】

 

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、着きましたね…しかし不気味な感じがしますね…一応護身用の武器は持ってますが…今の身体じゃあ重力級のは使えないから…使える武器で最大なのは刀剣位までかな…?勿論一刀流のみかな……。」

 

リュウカ(本体)「そっか……。」

 

リョウカ(本体)「…大丈夫?怖くはない?」

 

りょうか「うん、大丈夫。」

 

りゅうか「お母さん達が居るから大丈夫〜。」

 

リョウカ(本体)「そっか…それじゃあ逸れない様にね?」

 

娘達全員『は〜い。』

 

 

 

その後はピポサル達を捕獲しながら問題のサーカスと思われる広場へやって来た……そこにはゾウらしい見た目の大型のメカが鎮座していた……そうコイツこそがこのステージの中ボスである【ゾウメカ】だ……

 

 

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…よいしょっと…さてと……明らかにあれは中ボスクラスのメカですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……。」

 

メリー「…ふ〜ん……どうやらあのメカは2人乗りね…いえ2匹乗りかしら?前後共に死角は無さそうね…背後に回ればもう1匹側の操縦者の機銃掃射を受けるわね……かと言って前に出ればご自慢の接近戦で仕掛けて来そうだね。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……確かに厄介ですね……私は最低限しか戦えないから…誰か代わりに……ん?あ…!?」

 

たつはな「あ〜う〜…。」

 

リョウカ(本体)「待って…!!たつはなちゃん…!!そこに入ったら駄目…!!!」

 

 

どうやら、たつはながそのゾウメカに興味を示したのか…その広場に入ろうとした……無論リョウカも咄嗟に気付きそれを阻止しに行った……

 

 

っが……

 

 

リョウカ(本体)「間に合って……!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!!」

 

リョウカ(本体)「……!!」

 

 

ガシ…!

 

 

たつはな「あ〜…!!うあ〜…!!」

 

 

リョウカ(本体)「お母さん…!!この子を…!!受け取って…!!!そぉれ…!!」

 

 

ヒョイ…!

 

ヒュゥゥゥ……!

 

 

たつはな「あ〜…!!」

 

リュウカ(本体)「たつはなちゃん…!っ…!!」

 

 

ッダ…!

 

ガシ……!!

 

 

リュウカは何とかたつはなをキャッチしたが……

 

 

ガシャン…!!

 

ウィィィン…ガコン……!

 

 

 

ゾウメカ『パオォォォォン…!!!!』

 

リョウカ(本体)「やはり閉じ込められますか…!っく…!!しかも起動もしましたか…!今の私に勝てるかどうか厳しいですね…!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!今何とかします…!!」

 

リョウカ(本体)「頼みます…!さてと……兎に角生き延びなければ…!!」

 

 

 

VS【巨大像型戦闘メカ:ゾウメカ】

 

 

勝利条件【一定時間生存後ゾウメカの撃破】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ダン戦シリーズ】曲名【希望と絶望の狭間で】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと……。」

 

 

シャキン…!!

 

 

リョウカ(本体)「残った力でやるしかない…!」

 

 

ッダ…!!!

 

 

ゾウメカ『パオォォォォン…!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「吸い込み…!!なら…!!!」

 

 

リョウカはゾウメカの吸引に対して何と敢えて突っ込んだ……

 

 

リュウカ(本体)「まさか…!カウンター…!」

 

 

シャキン…!!

 

 

リョウカ(本体)「でやぁぁ…!!」

 

 

ブォォォン…!!

 

ザシュゥ…!!

 

 

ゾウメカ『……!!!?』

 

リョウカ(本体)「良し…!効いてます…!って不味い…!!」

 

 

グィィィン…ギィィィィィィィ…!!

 

ズズゥゥン…!!!

 

 

ゾウメカは攻撃を受けた怯みの反動を利用してボディープレスの逆カウンターを仕掛けたが、間一髪リョウカは回避した……

 

一方で……

 

 

めぐみん「ふん…!!」

 

 

ガキィィン…!!

 

 

めぐみん「っく…!硬い…!!このままじゃあリョウカちゃんはいずれジリ貧になって…!」

 

美鬼「なら…これならどう…!鬼神四天王奥義…!!【三歩滅殺拳】ひとーつ…!!」

 

 

 

ズン…!!

 

 

美鬼「ふたーつ…!」

 

 

ズシン…!!!

 

ッグ…!!!

 

 

美鬼「みっつ…!!!はぁぁぁ…!!!」

 

 

ズガァァァァン……ブォォォン…!!!!

 

ズガァァァァン…!!!!!

 

 

美鬼「……!?っちぃ…!!!まさかこの金網…!!あの門と同じか…!!」

 

リュウカ(本体)「何だって!?じゃあ…このまま…!!リョウカちゃんが…!!」

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「っく…!今度は吸引力が強い…!立つのも…!!」

 

 

ズルズルズルズル…!!

 

 

リョウカ(本体)「っく…それ…なら…!!せい……!!」

 

 

ガン…!!

 

 

リョウカは地面に刀剣を突き立てて、それにしがみ付く様にゾウメカの超強力な吸引に対抗した……しかし……

 

 

リョウカ(本体)「っ…!く…ぅ…!もう…駄目…!」

 

 

キュィィィィン…!!!

 

ズン………ズン…!

 

 

リョウカ(本体)「……っ…!?不味い…!!」

 

 

グィィィン……ギィィィィィィィ……!!

 

ズガァァァァン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…ドサ…!カラン…!

 

 

ゾウメカは吸引しながらリョウカの側まで近寄りそのままボディープレスでリョウカを吹き飛ばした…リョウカの刀剣はリョウカより離れた位置に落下した様だ

 

 

リョウカ(本体)「っか…は…!?ゲホ…!!」

 

 

キュィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「っ…不味い…!っつあ…!?」

 

 

ヒュゥゥゥ…ガシ…!!

 

 

そしてとうとうリョウカはゾウメカの鼻に捕まり…

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!!!」

 

 

ブォォォン…ブォォォン…!!

 

ズガァァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「がはぁ…!!?」

 

 

 

ブォォォン…ズガァァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「ごふ…!?」

 

 

ブォォォン…ズガァァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「か…は……!」

 

 

ブォォォン…ブォォォン…ブォォォン…!!!

 

ヒョイ…キィィィィィィン…!!

 

ズガァァァァン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体)「が……はぁ……!か…ぁぁ…!?」

 

 

 

リョウカは何度もゾウメカに硬い地面に叩き付けられた上に、最終的に何度も振り回した挙げ句勢いよく地面に叩き付けた……その攻撃でもうリョウカは…戦うどころか、もう動く事すら出来なく成る程の瀕死の重傷を負った……

 

 

りょうか「お母さぁぁぁぁん…!!!!」

 

りゅうか「いやぁぁぁ…!!!お母さぁぁぁん…!!!!」

 

母リョウカ(本体)「っ…!!!」

 

 

ギリギリギリギリ…!!!

 

 

母リョウカ(本体)「リョウカ…ちゃん……!!!ちき…しょう…!!!もう我慢出来ない…!!!あの糞猿供…!!ブッ殺してやります…!!!」

 

父リュウカ(本体)「……落ち着いて……。」

 

母リョウカ(本体)「落ち着いて…?この状況で落ち着いてですと…?」

 

父リュウカ(本体)「…あのね?私だって今この場でブチ殺す気持ちは山々ですよ?ええ勿論……だけど……どうやら……。」

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

ゾウメカがトドメを刺すべく再度吸引を開始した……その時……

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

めぐみん「な…何!?」

 

メリー「……!!来るわ…!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ズガァァァァン…!!!!

 

 

?『グオォォォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ガシ…!!

 

 

 

ゾウメカ『……!!?』

 

リュウカ(本体)「あれは…!ラージャン…!?いえ…この感じは…やっぱり…!!」

 

 

キィィィィィィン…ズガァァァァン…!!!!

 

 

?『グルオァァァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

ゾウメカ『……!?』

 

メリー「……ギネアも…ん!?どんどん来ますよ!」

 

 

 

ボォォォォォォ…チュドォォォォン…!!!

 

 

リルス&アルス『グォアァァァァァァァ…!!!!』

 

母リョウカ(本体)「……リョウカちゃんの…ペット達…?」

 

父リュウカ(本体)「ふぅ……本当にギリギリでしたね…後は任せても大丈夫そうです…。」

 

 

間一髪で、神森大連合魔獣軍及び神森大連合怪獣軍(淵森側も到着してる)がリョウカの元へ現れた……無論だが、完全に御怒りのご様子だ……

 

 

ラージャン(激昂)『グオォォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ギィィィィィィィ…!!!

 

 

ゾウメカ『…!!?』

 

 

ブォォォン…ブォォォン…ブォォォン…!!

 

 

ズガァァァァン…!!!!

 

 

ゾウメカ『……!!?!?』

 

 

ラージャンは掴んでいた鼻を思いっきり力を込めて振り回して…そのまま思いっきり地面に叩き付けた……

 

 

ラージャン(激昂)『……!!』

 

リョウカ(本体)「………。」

 

リルス(覚醒形態)『グゥゥゥ……。』

 

 

ラージャンは今度は瀕死のリョウカをそっと回収し、リルスに託した……

 

 

ズガァァァァン…!!

 

 

イビルジョー(激昂)『グルオォォォォォォ…!!!!!』

 

 

ガバァ…ガシィ…!!!

 

 

今度は地面からイビルジョーがゾウメカに強襲…胴体に噛み付いて押さえ付けた……

 

 

ラージャン(激昂)『……!!』

 

 

ラージャンは、地面に転がっているリョウカの刀剣を見付けて……

 

 

ッダ…ガシ…!

 

 

何とその刀剣を回収し…

 

 

ラージャン(激昂)『グオォォォォォォ…!!!』

 

 

ッダ…ブォォォン…!!

 

ザシュゥ…!!!!

 

 

ゾウメカ『……!!?!?』

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ボォォォン…ボォォォン…ボォォォン…!!

 

ピキィィン…チュドォォォォン…!!!

 

 

ラージャンはそのまま袈裟斬りの要領でゾウメカの弱点を切り裂いて…それが致命傷となったか……ゾウメカは完全に大破…撃破に成功した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

アルス『グルルルル……。』

 

ラージャン『グゥゥゥ……。』

 

 

ラージャンは使った刀剣をアルスに渡した…

 

 

ピポサル1&2(敵)『ウキ〜………。』

 

 

ガシャン…!!

 

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!!」

 

リルス『グゥゥゥ…。』

 

リュウカ(本体)「……っ…!リョウカ…ちゃん…!また…護れなくて…ごめんね……!!」

 

永琳「兎に角先ずは回復が最優先よ!」

 

母リョウカ(本体)「私がやるよ……ごめんね……リョウカちゃん…酷い目に遭わせて…本当にごめんなさい……だからせめて……これで……。」

 

 

ピキィィン……パァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……はぁ……ぜぇ………は〜………。」

 

 

淵森側のリョウカが能力でどうにか瀕死の重傷級の傷は治したが…未だに苦痛そうな感じの表情で苦しんでいる……

 

 

めぐみん「後はこれを打って…っと…。」

 

 

プス……

 

 

リョウカ(本体)「……は〜……すは〜…はぁ……。」

 

 

めぐみんは特製の秘薬をリョウカに打ち込み…辛うじて回復圏内まで回復した……

 

 

めぐみん「……ふぅ……どうにかなりました………さてと……。」

 

ピポサル1&2(敵)『ウ〜……。』

 

めぐみん「コイツらどうします?ブチ殺しますか?1匹2匹死んでも問題ないでしょう?」

 

母リョウカ(本体)「そうだねぇ?やっぱりやっちゃいますか?」

 

カズマ「お前ら、殺したいのは山々だろうが…まあ俺も人の事を言えた物じゃないが……ピポサルはゲッチュしないといけないだろう?殺したり傷付けるのも駄目だ。」

 

母リョウカ(本体)「……はぁ……分かってますよ……コイツらがピポサルの類いじゃなかったら問答無用でブチ殺してましたがね……。」

 

父リュウカ(本体)「ええ、さてと……。」

 

 

ピヂュン…!!

 

 

その2匹は最後は呆気なく捕獲された……その後は案の定だが、これ以上傷付いて眠ったリョウカを連れ回すのは危険と判断し…リョウカ及びリュウカとその娘達全員を緊急脱出させて……他のメンバーで捕獲に成功した……

 

 

【第6ステージ:パーフェクト】

 

 

……更にダイジェストになるが……翌日に第7ステージ及び第2エリア担当のウッキーブルーも淵森一家が担当した……無論だが全てノーダメージだった……(第7ステージ&ブルー(敵)『解せぬ。』)

 

 

【第7ステージ:パーフェクト】

 

 

【第2エリア:完全攻略成功】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第27話 神森一家とサルゲッチュ:第3世代編【中章】

どうも、お馴染みのリュウカですよ…さてと前回のあらすじを説明すると…前回私達は第2エリアを攻略しましたが…その途中にて敵機の大編隊に襲われたり…中ボスクラスの敵に思わぬしっぺ返しを受けたのですよ……主にリョウカちゃんがね………それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

…第2エリアを攻略してから更に時間が経過し……翌日の朝になった……

 

 

リョウカ(本体)「……ん…ん〜…!あれ…?私の…部屋?」

 

リュウカ(本体)「……!リョウカちゃん…!」

 

リョウカ(本体)「…お母さん………?」

 

リュウカ(本体)「…身体の方は大丈夫…?リョウカちゃん…?」

 

リョウカ(本体)「うん……何とかね…それよりも……あの後結局はどうなりました……?」

 

リュウカ(本体)「……そうだね…あの後、ペット達がギリギリ駆け付けてどうにかあのゾウメカを撃破してくれましたよ…その後は私達は緊急脱出で撤退して、お母さん達がやってくれました…勿論ウッキーファイブの一体も倒してくれましたよ。」

 

リョウカ(本体)「…そっか……そんな事が有りましたか……感謝しか無いですね……さてと起きないと……いっつぅ…!」

 

リュウカ(本体)「まだ無理したら駄目…!まだ治り切ってないのだから…あの瀕死の重傷を負ったのですから……能力と秘薬を持ってしてもまだ治り切ってないですよ……。」

 

リョウカ(本体)「……そうですか……また足引っ張ってごめんなさい………。」

 

リュウカ(本体)「ううん、気にしてないですよ…今回は事故みたいな物ですよ……取り敢えずまだ寝てて下さいね…朝食を持って来ますから。」

 

リョウカ(本体)「うん…ありがとうございます……あ……娘達は?」

 

リュウカ(本体)「ええ…娘達についてだけど…ほらそこのベットで寝てますよ…ただ夜中まで看病してましたからね……あの惨劇とも言える程の蹂躙を見せちゃったからね……。」

 

リョウカ(本体)「………そう……ですか………娘達にどう言いましょうか………あんな事が有った後ですからね…少しでも心配を減らしてみたいですし……。」

 

リュウカ(本体)「…そうだね……まあ兎に角朝食を取って来ますね。」

 

リョウカ(本体)「はい、お願いします…。」

 

 

 

その後に、朝食を摂った……

 

 

……数時間後……

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、おはようございます…こんな姿だけどすみません。」

 

めぐみん「リョウカちゃん……大丈夫ですか?」

 

リョウカ(本体)「ほぼ丸一日寝たお陰でどうにか能力で完全回復出来る圏内に入った訳ですからね……まあ完全回復してもほんの少しリハビリは必要ですし…かなり不味い事になりました。」

 

カズマ「何が不味い?」

 

リョウカ(本体)「ええ、今回の事件で使う予定だった前の事件で試験運用していた変身能力があのゾウメカとの戦闘のお陰で使用不可能…もう二度と復旧不可能となりました…まさかピンポイントでやられるとはね……。」

 

束「変身能力?」

 

千冬「龍形態とはまた別なのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、と言うのも試験中の変身能力は元はアキエさん…つまりは貴女が元々サトルさんやサヤカさんに授ける物だったバケルギアの能力…それを前の事件の時に別の時間軸の方からその設計図を拝借させて能力として付与してみました…勿論ほぼ大成功とも言えるのでしたが………最大級の欠陥がある事に気付かなかったです……それが戦闘により何度も何度も危篤状態又は死亡等繰り返した場合には大破して永久に使用出来なくなる可能性が有った事を忘れてました。」

 

カズマ「…マジで?」

 

リョウカ(本体)「うん、マジです……まあ無くてもどうにかなりますが……しかしバックアップは……前世のお母さん持ちでしたからもう不可能ですし……また一から付与するしかないですね……っがそんな事する暇は一切ないですがね……まあ兎も角……能力の一つが使用不可能なのは間違いないです……それともう一つ………この事件発生時にもう既にイレギュラーが発生した事が判明しました…ただしどんなイレギュラーなのかは未だに不明です……今の私とは言え直接目に見ないと分からない物は分からないです……しかしかなり強い反応なのは確かですよ……だから今回の事件…舐めて掛かれば今の私みたいになりますよ。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……。」

 

サヤカ「…よく分からないけど…兎に角気を付けないとね…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、取り敢えず能力で治したらリハビリしないと…お母さん。」

 

母リョウカ(本体)「ん?」

 

リョウカ(本体)「軽くで良いですから模擬戦してくれません?まだまだ時間は掛かりそうですし……それにあくまでもリハビリが目的です……無論回復していきなり全力全開なんてすれば余計に悪化しそうですから……まあ出来ればですが…あの大編隊の時になったあの形態の練習に付き合って欲しいです……勿論、お母さん達やめぐみん及び永琳さんの監視の元で構いませんから…。」

 

母リョウカ(本体)「…分かりました、でも…リョウカちゃんの身体の事を考えるからルール自体はこっちで決めますよ?」

 

リョウカ(本体)「はい。」

 

リュウカ(本体)「それじゃあもしもの時に備えて私も待機してますね…あ…そうだ……次のステージって?」

 

ジェフティ(コア)「はい、次のステージは…第8ステージ【びっくりおんせんランド】と言うステージです…ステージ名通りほぼ全体が温泉と言うステージです…このステージはかなり優しめの難易度ですので娘達を本来なら唯一制限無しで連れて行けるステージです…因みにそこの温泉…勿論身体の健康に良いのです…更に今のリョウカさんにとっては治りを速める効果の有る効果を持つ温泉も有るそうです…尚到着時刻は後4時間後位です。」

 

リョウカ(本体)「温泉ですか……確か前世のお母さんが前の事件の時に温泉エリアを丸ごと私達の家に移植したって聞いた事が有りますね。」

 

リュウカ(本体)「あ〜…そうですね……。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……ならば……盗りますか。」

 

めぐみん「……はい?盗る?前回温泉盗りましたよね?」

 

リョウカ(本体)「ええ、前世のお母さんがね…それで今回は確か私達が経営している店のアップグレードで温泉宿としての能力を強化してみようっと言う訳です……内にはあの温泉が有るので良いですが…温泉宿にするならもっと大型の方が良いでしょうから……ステージ諸共丸ごと頂こうと言う算段です。」

 

リュウカ(本体)「そうですね…まあでもその温泉がどんなのか知っておく必要が有りますから…今は取り敢えず身体を治しましょうか。」

 

リョウカ(本体)「ですね……。」

 

 

その後、リョウカは能力で完全に回復し…一行は外に出た…

 

 

リョウカと淵森組のリョウカは艦隊の中央の上空にて相対していた…勿論観客としてほぼ全艦の乗組員が見届けていた…更には魔獣軍及び怪獣軍も静観している様だ…

 

 

母リョウカ(本体)「さてリョウカちゃん、幾ら回復したとは言えまだまだ全力戦闘は危険だから…私の能力で私自身の戦闘力をリョウカちゃんと全く同じにします…尚且つ、ルールは簡単…どちらかがクリティカルヒットしたら負けです…ただクリティカルヒットで怪我…最悪重傷や死ぬとかじゃあ不味いから…リョウカちゃんと私もパワーリミッターを大幅に掛けます……更に制限時間は10分…それまでに決着が付かなかったら引き分けです…まあ直球に言えば悟空さんの世界線で力の大会前のスカウトの時の悟空対フリーザーと同じ戦闘方式です……それに制限時間を付けた程度ですが…良いですね?」

 

リョウカ(本体)「はい…お手柔らかにお願いします…お母さん!」

 

母リョウカ(本体)「ふふふ……その息です…さてと…これで大丈夫です…かなり力が抜ける感じですがまあこんな感じでしょう。」

 

リョウカ(本体)「…ありがとうございます……それじゃあ…、」

 

 

 

キュィィィィン……ピキィィン…!!

 

パァァァン…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「全力で行かせてもらいますね!」

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!

 

 

母リョウカ(本体:淵源神)「良いでしょう、親として…そして淵森一家の主として…掛かって来なさい!」

 

父リュウカ(本体)「では審判は私がしましょう…神森一家代表神森リョウカ対淵森一家代表淵森リョウカ…模擬戦…戦闘開始!」

 

 

 

VS【初代淵源最高神:淵森大連合国皇帝殿下:淵森リョウカ(リミッターハンデ弱体化・ラスボスモード・淵源最高神化(最終形態化:第一形態))】

 

 

戦闘方式【模擬戦[対淵森一家戦]】

 

 

勝利条件【淵森リョウカの撃破】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】曲名【決戦、変革の境界にて】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ピシュン…!!

 

バキィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「くぅ…!!!」

 

母リョウカ(本体:淵源神)「流石ですね…!」

 

 

バキィィン…ドコォォ…!!

 

ズガァァァァン…!!!

 

 

 

カズマ『ここまで衝撃が届くのか…!』

 

めぐみん『…凄い…!』

 

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「…アタックスペル…!!」

 

エイダ(子機)『アタックファンクション【スティンガーミサイル】。』

 

 

バシュゥ…!!!!

 

シュゥゥゥゥゥ…!!!

 

 

母リョウカ(本体)「その程度の攻撃は、こうです!」

 

デルフィ(子機)『アタックファンクション【ソードピット】。』

 

 

ピシュン…シャキン…!!

 

ザシュゥ…ザシュゥ…ザシュゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカと淵森組のリョウカの攻防戦が熾烈を極めていた…リョウカが攻める時が有れば、淵森組のリョウカが迎撃し…逆に淵森組のリョウカが攻めれば、リョウカが迎撃するの繰り返して…両者共に決定打が無かった……しかし残り3分の時…

 

 

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「でやぁぁぁ…!!!」

 

母リョウカ(本体:淵源神)「甘いですよ!」

 

 

シュッ…!

 

ガキィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「な…!?しまった…!」

 

母リョウカ(本体:淵源神)「ふふふ、ようやく捕まえましたよ。」

 

 

ガシィ…!!

 

 

リョウカの模擬刀での勢いを付けた攻撃が逆に淵森組のリョウカにとって隙を生んでしまった故に何とそのまま受け流した直後にリョウカの背後から関節を極めながら拘束した…

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「くぅぅ…!」

 

母リョウカ(本体:淵源神)「ふふふ、無駄ですよ?そう簡単には解けませんよ?それに怪我はさせたくないのでね?このまま降参してくれたら有り難いですがね?」

 

 

ギチギチギチギチ…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「………ならば…!!」

 

 

シャキン…!!

 

 

母リョウカ(本体:淵源神)「……!何をする気!」

 

リョウカ(本体:淵森神)「こうするまでですよ…!!!」

 

 

ザシュゥ…!!!

 

ブシャァァァァァァ…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「でやぁぁぁぁ…!!!!」

 

母リョウカ(本体:淵源神)「……っ!?」

 

 

バキィィン…!!!!

 

 

母リョウカ(本体:淵源神)「……ふふふ……なるほどね…!まさか始めから…【トリオン体】だったでしたか…!!だから躊躇無しに腕を切り落としたのですか…!」

 

 

そう…何とこっそりとだが外に出る際に瞬時にトリオン体に換装していた…だから拘束された際に無理矢理腕を切り落として脱出…と同時に淵森組のリョウカの胴体に向けてクリティカルヒットとなる一撃を加えた…

 

 

ビィィィィ…!!!

 

 

【戦闘終了】

 

 

父リュウカ(本体)「そこまでです!この試合は、引き分けです!」

 

 

ピキィィン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「…え?」

 

めぐみん『どう言う事ですか?』

 

父リュウカ(本体)「ルールの通りですよ、本来…もしあの場面で本来の肉体でしたらどうする気です?リョウカちゃん?まさか同様に腕を切り落としてでも脱出する気ですか?」

 

リョウカ(本体)「……!…それは…。」

 

父リュウカ(本体)「…ええ、本来この戦闘は模擬戦です…無論危険が無い様な試合をする事が目的です…しかし徐々にエスカレートした結果がアレですよ?貴女も貴女です…自分の娘相手にあそこまでしなくても良いです…確かに本気でするのが流儀ですが…まだまだ本調子じゃない上に病み上がりですよ?悪化させたらどうするのです?リョウカちゃんもですよ?さっきも言った様に無茶はしない事ですよ?」

 

リョウカ&母リョウカ(本体)『…ごめんなさい…。』

 

父リュウカ(本体)「…はぁ…まあだから引き分けです…でももしガチの戦闘だったなら…判定するなら…リョウカちゃんの勝利ですがね…ルール面ではクリティカルヒットを与えれば勝利ですからね…方法や過程はどうであれ…結果的にリョウカちゃんが明確に一撃を加える事に成功した…その時点で勝利です………しかし模擬戦です…だからこそ引き分けにした訳ですよ……分かって下さいね?」

 

リョウカ(本体)「はい………っ…。」

 

 

ふらっ……ヒュゥゥゥ…!

 

 

リョウカは先程の模擬戦のお陰か…体力を使い果たして墜落し始めた…

 

 

母リョウカ(本体)「…!リョウカちゃん…!?っ…!」

 

 

ピシュン…!

 

ドサリ…!

 

 

 

淵森組のリョウカが何とかキャッチした…

 

 

リョウカ(本体)「すは〜…は〜…。」

 

母リョウカ(本体)「……無茶させてごめんなさい……リョウカちゃん……。」

 

めぐみん『リョウカちゃんは…!?』

 

母リョウカ(本体)「今戻ります!戻ったら直ぐにベッドの用意して!」

 

めぐみん『はい…!』

 

 

リョウカを抱えた淵森組のリョウカ及びリュウカは戻って…早急にリョウカをベッドに寝かせた…勿論めぐみん特製の秘薬を飲ませた…

 

 

……数時間後……

 

 

リョウカ(本体)「……ん…ん〜…!あれ?私はどれ位寝たかな……?」

 

リュウカ(本体)「起きました?」

 

リョウカ(本体)「はい…。」

 

めぐみん「やれやれ、相変わらずですね……。」

 

リョウカ(本体)「すみません……。」

 

母リョウカ(本体)「リョウカちゃん?起きましたか?」

 

リョウカ(本体)「あ…お母さん。」

 

母リョウカ(本体)「うん…あ〜…リョウカちゃん?さっきの戦闘でようやく分かりました…あの形態が長時間維持出来ない上に元に戻ると倒れる原因がね…それを含めての対策も持って来ました…後リュウカちゃんの分も一応有りますよ。」

 

リョウカ(本体)「…?」

 

母リョウカ(本体)「対策…の前に説明ですね、先ず原因なのは…確かにリョウカちゃんやリュウカちゃんにも私達…淵森一家の血及びエネルギーが流れてますが……直球に言えば全然全く足りて無いのが実情ですよ…特に脆いリョウカちゃんの場合には発動しても短時間だろうが長時間だろうが倒れる始末です……なので……この私の血と私のエネルギーを融合させて超圧縮させた薬品を投与します……リュウカちゃんのは…、」

 

父リュウカ(本体)「私の血とエネルギーを超圧縮させた物の薬品を投与させますよ。」

 

母リョウカ(本体)「リュウカも来たのですか?」

 

父リュウカ(本体)「ええ、勿論…まあリュウカちゃんの場合には念の為ですが…特にリョウカちゃんの場合には必須ですからね…しないのとするのと大きく違うからね……あ〜…そうそう、服用後は数時間は副作用に近く…完全に身体に適応するまで一切戦闘が出来なくなりますよ…無論能力は必要最低限程度…後特にリョウカちゃんの場合には今さっき目覚めたばっかりの病み上がりだから極度の倦怠感に見舞われるので…リュウカちゃんがフォローしてあげて…ただリュウカちゃんも戦闘は出来ないのでその点は私達で守るから安心して…勿論娘達も守るよ。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……。」

 

リュウカ(本体)「色々とすみません…。」

 

母リョウカ(本体)「いえいえ…勿論ですがこの事はもう既にみなさんには説明してます…まあ接種した事が大前提で説明しましたがね。」

 

リュウカ(本体)「ははは……そうですか…。」

 

リョウカ(本体)「…ん〜……あの一応聞きますが…この副作用と似た効果は弱体化の一種ですか?」

 

母リョウカ(本体)「うん、そうですよ?」

 

リョウカ(本体)「……ならば……これが時間経過でどうにかなると言いましたね?」

 

母リョウカ(本体)「勿論です。」

 

リョウカ(本体)「なら簡単です……無効化すれば折角のプレゼントも無駄になる……ならば……逆に…時間を進めれば良いだけの話ですよ。」

 

母リョウカ(本体)「…あ〜……確かにそれなら可能ですが…でも、能力制限が掛かるから……、」

 

リョウカ(本体)「ふふふ……確か必要最低限の能力しか使えないって言いましたね?…なら直球に言えば…最低クラス又は生存に必要な能力以外の能力が使用不可能……っで合ってますね?」

 

母リョウカ(本体)「うん、そうなります。」

 

リョウカ(本体)「……ならば……私の設定能力で時間操作能力を最低クラスに一時的に格下げにして…能力制限下から逃れ…接種後に即座に作動……自分自身及びお母さんの肉体の時間のみ加速させ……弱体化解除後まで加速させます……それなら問題無しです。」

 

母リョウカ(本体)「…リョウカちゃんってここまで頭の回転が良かったのでしょうか……?」

 

リョウカ(本体)「ええ、今の私になってからね…勿論日常生活に於いても……っとまではいかないけどね……兎に角かなり良くはなってます……さてとやりましょうかね……。」

 

 

そして淵森組のリョウカ及びリュウカから接種を受けたリョウカとリュウカは能力で時間操作で副作用を無効化に成功した……

 

 

リョウカ(本体)「うん、上手く行って良かったです。」

 

リュウカ(本体)「本当に良いですね。」

 

リョウカ(本体)「そう言えばお母さん達も私達の血やエネルギーを接種させてみましょうか?確かに私達とは血が確実に繋がった家族ですが…神森一家として…その血が含まれて無いのが……少し悲しいかな…って思いますす。」

 

母リョウカ(本体)「そうだね……それじゃあそうさせてもらいますね。」

 

 

そして淵森組もリョウカとリュウカから血及びエネルギーを分け与えられた…無論時間操作済みだ……

 

その後はリョウカ達は…艦橋へと戻った……

 

 

リョウカ(本体)「戻りました。」

 

カズマ「おお、お前ら…ってあれ?弱っているんじゃなかったけ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、でも能力で打ち消したのですよ……正に設定操作能力のお陰で助かったよ……。」

 

一夏「設定操作能力?」

 

リョウカ(本体)「その通りです……まあご存じの人は相変わらずですが…知らない人が居るので再度説明すれば……直球に言えば………この能力の前では全ての事が解決出来る…無論例外含めてね……無論やろうと思えばこの事件も一瞬で終わる事……つまりは超の付く程の伝説の最終禁忌級クラスになる最上位能力……これがある故に前世のお母さんも含めて私達が今も存在する私達たらしめているチートバグの塊です……無論如何に私達とは言え……もし敵がこれを使われたら絶対に勝てないでしょう……何せシステム及び設定そのものを全て何でも操作する……だからやろうと思えば一瞬で私達を跡形も無く存在全てを消滅可能です……それ程までに未知が山程詰まって…尚且つ危険がわんさか詰まっている正にパンドラの箱とも言える様な能力…………さてだが……サトルさんにサヤカさんも…『何故そんな力をさっさと使わないの?』……っと思っているでしょう?」

 

サトル&サヤカ『……!!』

 

リョウカ(本体)「ええ、勿論…使おうと思えば使えます……しかし………これでも私の立場は……ゲームで言うなら前世のお母さんから引き継がれているので……ラスボスの立場から降りる気はさらさら無い……無論裏ラスボスの立場でもある……それで更に言えば…娘達や新人達にも良い経験を与える為の社会見学を与えるのです……そして最後に…………、」

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

ゴォォォォォォ…!!!!

 

 

 

 

全員(淵森一家及び娘達も含む)『……!!?』

 

リョウカ(本体)「……あの馬鹿に……圧倒的な絶望をくれてやりますよ……ふふふふ…あーっはっはっはっは…!!!!……っは……!」

 

母リョウカ(本体)「……今の私でも恐怖や悍ましい感覚に陥る程の強大な…その力……!」

 

リョウカ(本体)「…ふぅ、すみませんね…ほんの少々取り乱してしました……っと説明不足でしたが……この設定操作能力……これにも階級も有るのですよ……と言うのも何でも出来る私達の扱う物は……最上位且つ最高位の段階です……しかし全ての世界線のラスボス及び裏ラスボスにも…又はその世界線を管理する神様にもこの設定操作能力は携わっています……ただし……超安易型で量産型ですので…下の下…レベル1クラスで……レベル2ともなれば一気にその能力は強さを増しますが…それでも私達の息の根を止める事は不可能…それどころか……私達の世界線へと踏み入る事すら許さない……レベル3……これも同様……ただ純粋の強化型です……尚この時点になると一部の最上位クラスの神々のみ扱えます……その次がレベル4……この時点でようやく私達の世界線へと踏み入る事が出来るのです……無論ですが私達を倒すのは出来ませんが…弱らせる程度までは可能になります…………そしてレベル5……これが最高級です……つまりは私達と全く同じです…………っとまあこんな感じですが…………基本的にこの能力は最低でも、神様以外又はラスボス及び裏ラスボス級以外は決して持つ事は許されない位の超ヤバい物だと思って下さい。」

 

千冬「は…はぁ…。」

 

リョウカ(本体)「……とは言え……私も管理者でありラスボス及び裏ラスボスの立場だから……何というか……自分で言うのもアレですがね……直球に正直に言えば……私は前世のお母さんみたいな感じにはね……余り無理し過ぎてバッタリお亡くなりになる最期は御免です……早々と降りたい物ですがね〜………はぁ……。」

 

リムル「お前も苦労してるんだな〜…。」

 

リョウカ(本体)「勿論……はぁ……ある意味で……羨ましい限りですよ……他のみなさんがね……余り愚痴を言いたくは無いですがね……ははは……この事件をキッカケにストレス溜まって愚痴話が勃発して本当にすみませんね………はぁ……。」

 

母リョウカ(本体)「あ〜……そうなんだ……。」

 

リョウカ(本体)「うん、さてさて……ん?どうやら完全に適応したお陰で…更にヤバい事になりましたね……良い意味ね……まあ今は先の事をやりますか……温泉ステージでしたね……丁度良い機会ですから堪能でもして疲労やストレス解消もしときますか。」

 

 

一行は第8ステージへと乗り込んだ………

 

 

【第8ステージ:びっくりおんせんランド】

 

 

ピシュゥン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「…到着っと…見た所は温泉っぽい雰囲気ですね…まあ実際にそうですがね。」

 

リュウカ(本体)「ええ、所で…それは何ですか?」

 

リョウカ(本体)「勿論温泉に入るのですよ?勿論完全に温泉入りすり際には自動的に服装も変わりますがね……その関係上装備品も変わりますし防御力も変わります……まあ大した事無いです……いえ待って……試しますか……。」

 

母リョウカ(本体)「どうするの?」

 

リョウカ(本体)「………ほんの少し娘達を頼みます。」

 

母リョウカ(本体)「え?うん。」

 

リョウカ(本体)「………。」

 

 

 

キュィィィィン…!!

 

ピキィィン…ジリジリジリジリ…!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!

 

パァァァン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「…ふむ、上手くいきましたか……凄まじい力です……。」

 

 

ピシュン…!

 

ドサリ…

 

 

 

リョウカは新形態のラスボスモードの一つの淵森魔神化……淵源なる神森一家の最高魔神王とも言える存在へとなった…見た目はオーバーロードのアインズの服装と装飾品と酷似している…唯一の違いはモモンガ玉とも言える代物が胸部部分に移動している点だ……更には…片手に巨大な杖を持っている…無論この杖はアインズの持つワールドアイテム…ギルド武器の一つ……【スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン】と言う物だ…ただしこれもリョウカの手で改良が加わっているので全てのリミッター及び制限が解かれた代物……更にだ…この杖だけでなく…何と全ての異世界の世界線の全てのアイテム及び装備…挙句魔法やスキルも全て持ち合わせ得ていると言うブッ壊れのチートと疑われてもおかしくない程の形態…らしい……

 

更にこのカミモリチェアも説明し忘れたが既に強化されているそうだ……まあそんな事よりもこのカミモリチェアもやはり雰囲気に合わせて禍々しい形状へと変化している様だ……

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「…ふむ、では始めるとしよう……圧倒的な絶望の元……いよいよをもって死ぬが良いと書いてゲッチュされるが良い………超越魔法……。」

 

 

ピキィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「……………【捕獲ノ波動】………。」

 

 

バァァァァン…!!!

 

ピヂュン…ピヂュン…ピヂュン…!!!

 

 

メリー「……信じられないわ……全て……あの一瞬で…このステージのピポサルの反応が消えたわ……。」

 

リュウカ(本体)「……凄い…。」

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「ふむ…大人気無かったですね……まあ良い…折角来た温泉が敵のピポサルの手でこれ以上汚されるのは不快極まりないのでな…さっさと御退場させてもらいましたよ。」

 

 

ピキィィン…パァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「…まあこの姿の方が落ち着きますがね。」

 

母リョウカ(本体)「……ふぅ……何でしょうね…私でさえも強大なプレッシャーに押し潰される感じは…?しかも心臓が鷲掴みにされる位に息苦しいですね……リョウカちゃん、聞くけど…私の血やエネルギーを与えただけなのにどうしてここまで?」

 

リョウカ(本体)「ええ、強くはなってます…しかしそれでもまだまだお母さん達の足元にも及ばないのもまた現実です……多分そのプレッシャーは能力による物でしょう……と言うのも…あの姿の状態…又はそれに近い力を発揮した際に…発動可能で…如何なる存在だろうと絶対服従させてしまう能力…無論強さ関係無しです…例えば……もしレベル1の私がレベル100の相手に発動させても絶対服従させる事も可能です…ただし耐性によっては容易に防ぐ事も可能なのが難点ですがね……ただ如何なる耐性が有っても恐怖やプレッシャー等の副産物の効果は別の耐性で防がないと簡単に受けてしまうと言う初見殺しの効果です……無論ですが絶対服従を受けた相手は問答無用で絶対なる忠誠を誓わせます…………尚某聖杯戦争にて…某マスターみたく『ラ○サー、自害しろ。』みたいな命令を出して自害させる事も可能ですよ……まあ使わないけどね……。」

 

カズマ「完全にネタ能力じゃねぇか!特に最後、狙ってやったのか!?いや絶対そうだろ!?」

 

リョウカ(本体)「まあそうだって言えばそうですね、まあそれとこれとは全く別…つまりは原因はそう言う事ですよ…気にする事じゃないです……さてと少しのんびりしたらこのステージを掻っ攫いますか。」

 

リュウカ(本体)「そ…そうですね…。」

 

 

その後2時間位滞在して…娘達も供に温泉を堪能した…無論中身をすり替えてだがな……そして予定通りそのステージは全て丸ごとお持ち帰りされたのだった……

 

 

【第8ステージ:パーフェクト】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第28話 神森一家とサルゲッチュ:第3世代編【終章・前編】

どうも、私は淵森リュウカですよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…リョウカちゃんとこっちのリョウカの模擬戦をしたね…そのお陰でリョウカちゃんやリュウカちゃんの強化に繋がったのは良い事ですが…余り無茶させたらいけないのですがね……それと、第8ステージに乗り込んでちゃっかりと温泉を満喫して…そのステージを全て盗りました…まあこんな感じですね…それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

一行は次のステージへと目指していた…

 

 

リョウカ(本体)「さて次はっと…第9ステージだったね…確か…【ドンドコゆきまつり】かな?」

 

母リョウカ(本体)「ええ、その筈ですよ?」

 

リョウカ(本体)「成る程ね…確かそのステージは名前の通り雪祭りに因んだステージです…前回の事件時のあの…何でしたっけ?」

 

リュウカ(本体)「確か娘達を連れて行けれたステージで、クリスマスツリーを盗った所でしたね?」

 

リョウカ(本体)「あ〜…確か前世のお母さんがそうしてましたね…今回は冬の超の付く程のど田舎の所です…無論先程の温泉ステージと同様に安全性の高いステージですね……ただ……、」

 

ジェフティ(コア)「はい、このステージでは中ボスクラスのメカを確認しました…名前は【サルローダー】…これは作業用メカに武装を取り付けたメカです…武装は両腕部内蔵の機銃…両腕の近接攻撃のみ……武装は貧弱な上に対空攻撃能力は壊滅的に低い上耐久力は低いです…トドメに搭乗方法は乗り込みタイプの中では搭乗者を守る為の物は一切無いので中ボスクラスのメカの中では最弱です…っが数で攻められては厄介ですので確実に分断して一体ずつ仕留めるか空からの攻撃による一方的な攻撃で仕留めると良いでしょう…好都合に…このステージでも相手は1機のみです。」

 

リョウカ(本体)「このステージでも?と言うと?前にも出ていました?」

 

ジェフティ(コア)「はい、第7ステージの奥にて初登場しました…尚淵森リョウカ様の攻撃で乗り込む隙を与えられる間も無くパイロットのピポサルが捕獲されました…尚そのサルローダーは鹵獲…現在改良量産中です。」

 

リョウカ(本体)「へ〜…そうだ…試しに実験に付き合ってもらいましょうかね…この先の旅の為にね………あ…そう言えば、確かアインズ…いえモモンガさんでしたね?先程のあの姿になった挙句雰囲気的にも正にラスボスらしい感じですが…どうですかね?同じ理想的な上司を目指す者同士としてはどうですか?」

 

モモンガ「ふむ…まあ悪くは無いだろうとは思うぞ?ただもう少しもっと絶望や死の塊を持ちそうなイメージを曝け出す感じが良いかと…?」

 

リョウカ(本体)「そうですか…なら次に試しますか…後すみませんね、ある意味で愚弄か侮辱したかどうかは不明でしたがね…どうもイメージが浮かばないのであの格好がポンっと思い付いてなったのですがね……貴方や貴方達に対する愚弄や屈辱を含めた無礼を行ってしまった可能性があり得るので先に謝ります…すみません。」

 

モモンガ「あ〜…いや…謝る必要は無い…と言うか頭を上げて下さい…姫様が我々なんかに頭を下げるのは……。」

 

リョウカ(本体)「これも私達の流儀ですので…、」

 

モモンガ「…そうか…。」

 

リョウカ(本体)「う〜ん…とは言っても困りましたね、見た目はあれ以外にほぼ思い付かないのが困りましたね……色違い…なら誤魔化せるかもしれないけど雰囲気を崩すのは致し方無い…かな?それにモモンガさんの為です…ならば多少手を加えますか……う〜ん………これですね……えい。」

 

 

 

パチン…!

 

パァァァン…!!

 

 

一夏「おおぉ…!?」

 

めぐみん「ほ〜…凄い見た目ですね。」

 

モモンガ「お〜…実に良い感じだ…。」

 

 

リョウカの例の形態の見た目の変更点……先ず確かにアインズの服装メインなのは変わらないが…それを更に禍々しく…より絶対的な存在を晒すべく……更に追加で…頭部には王冠らしい装飾品の追加その王冠はあの杖と同じ宝玉が埋め込まれていて…更に追加で頂点部には赤い宝玉が埋め込まれている………両肩部には髑髏の肩パッドの追加…しかもその肩パッドから赤黒い炎に似たエネルギーが常に放流されている……羽織っているローブの背部には神森一家の紋章が刻まれている…両眼の瞳は妖しく蒼白く光っている…尚興奮すると更に輝きが増した上に炎の様なエネルギーが放流される様になったり紅く染まったりもする………そして身に纏うオーラはドス黒く赤黒いオーラと蒼白いオーラ…それらを包む漆黒のオーラ及び暗黒色のオーラ及びエネルギーが放出されている……

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「……中々良いのですかね?まあ良いですが…。」

 

兵士総元帥4「あの〜…姫様?非常に申し訳難いのですが…宇宙ステーションSARU3からの通信が何百件も来てますが?」

 

 

 

ブッツン…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「………………。」

 

兵士総元帥4「……姫…様?」

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「……丁度良かったです……ふふふ…今の私の良い犠牲者が現れてくれて……。」

 

リュウカ(本体)「……え?」

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「……そんなにやられたいか……ならばお望み通り……殲滅してくれる……10分以内に戻る。」

 

リュウカ(本体)「え?」

 

 

 

ピキィィン…ピシュゥン…!!

 

 

リョウカはそう言って何処かへワープした……

 

 

 

………数分後……

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……一体何処へ行ったのかな…?」

 

めぐみん「さぁ…無事に帰って来る事を祈るしか…、」

 

 

『我の怒りを知れええぇぇぇぇ…!!!!!!エクスプロージョン…!!!!!!!』

 

 

ピキィィィィィン…!!!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!!!!

 

 

全員『……!!?』

 

 

突如として大気を震わせる叫び声と共に眩い閃光が発生し…地上からでもはっきりと視認出来る程の超々規模の大爆発が発生した……

 

 

ピシュゥン…!!!

 

ドサリ…!

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「戻りましたよ、ついでにお土産です。」

 

炭治郎「あの……さっき何を?」

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「ええ、しつこい宇宙ステーションSARU3にエクスプロージョンしてやったのですよ?ああ…勿論全てのピポサルやおバカなスペクターは既にゲッチュさせてもらった…しかしゲッチュ出来ないこいつは止む得ず拉致してね?それで用済みになったあの宇宙ステーションを完全消滅させました。」

 

エーベル「うわぁ……やる事えげつねぇ……ってかラストステージ消滅したぞ!?良いのか!?」

 

 

ピキィィン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「別に良いです、これでもう邪魔は入らないからね…後ついでスペクターの超能力を完全無効化させてもらいました…さてと、このトモウキ…でしたっけ?この人は牢屋にブチ込んでおいて…後で頭のピポヘルの除去を実施するから…抵抗されたら堪りませんしね。」

 

兵士総元帥1「は!直ちに!」

 

リュウカ(本体)「でも事実上ラスボスは存在しなくなりましたね……どうしましょうか?」

 

リョウカ(本体)「まあ偶にはラスボスが居なくても問題無いでしょう?最悪私自身がラスボスになれば良いだけの話だしね。」

 

カズマ「呑気だなぁ……。」

 

リョウカ(本体)「さてと、後は細工でもしますか……。」

 

 

パチン…!

 

ボン…パシ…!

 

 

リョウカが指を鳴らすと超小型の箱型サイズの機械が召喚された…

 

 

束「それは何?」

 

リョウカ(本体)「変声機ですよ、これを口の中に放り込めば……、」

 

 

ヒョイ…!

 

 

リョウカは躊躇無しで変声機を口内に放り込んだ…

 

 

リョウカ(本体)『あ〜…あ〜…テステス…やぁ、人間諸君…ご機嫌様。』

 

サトル「あ〜…!!スペクターの声じゃん!?」

 

リョウカ(本体:変声機)『大正解だよ、この声を使って早速欺瞞通信を行うのです……さてさて…先ずは厄介なウッキーピンクを黙らせるとしよう…通信の周波数を指定する…それに合わせてくれ。』

 

兵士総元帥3「は!」

 

 

 

ザーッ…ザーッ…!!

 

 

?『な〜に〜?スペクター様?』

 

リョウカ(本体:変声機)『調子はどうかね?ピンク?』

 

ピンク(敵)『うんうん!絶好調!でもさっき何か空が凄い事になってたけどスペクター様は大丈夫?』

 

リョウカ(本体:変声機)『ああ、問題無い…人間共に対して使う新兵器の実験さ…それではピンク…期待してるぞ?』

 

ピンク(敵)『は〜い!』

 

 

 

ブツ…!!

 

 

リョウカ(本体:変声機)『では次はこのエリア担当のウッキーイエローです。』

 

兵士総元帥3「は!」

 

 

その後ウッキーイエロー及びウッキーレッドに対して欺瞞通信を実施し…どうにか誤魔化す事に成功した…

 

 

 

リョウカ(本体)「…ップ…!…ふぅ…やれやれ……これで彼等は黙らせる事に成功しました……所で次のステージまでは後どれくらいでしたっけ?」

 

ジェフティ(コア)「はい、後3時間と数十分位です。」

 

リョウカ(本体)「そうですか…次のステージは寒いですから暖かい食事でも作りますか…ん…ふぁ〜……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……さっきまで頑張り過ぎたでしょう?私達が代わりに作るから、それまで寝てて下さい…出来たら起こしますよ。」

 

リョウカ(本体)「そう?すみませんね……それじゃあお言葉に甘えてもらいますね。」

 

 

 

リョウカは仮眠を取りに行った…

 

 

 

……3時間後……

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「く〜…すぅ〜……。」

 

リュウカ(本体)「…良く寝てますね………リョウカちゃん…リョウカちゃん……ご飯ですよ。」

 

リョウカ(本体)「ん〜……ん…お母さん…?」

 

リュウカ(本体)「起きました?リョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「うん、ありがとうございます…。」

 

リュウカ(本体)「もう出来てますよ、っさ…行こう。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

リュウカはリョウカを連れて食堂へ連れて行った……その後だがその時の食事が何とモンハンの世界線にて出て来るセリエナ側の料理長の定番メニューだったそうで…身も心も暖まる料理だったそうだ……

 

 

……更に数時間後…時刻は夜の時間帯……

 

 

リョウカ(本体)「良し、これで大丈夫ですよ。」

 

りょうか「うわ〜…ありがとう!」

 

りゅうか「ありがとう!お母さん!」

 

リュウカ(本体)「防寒着ですね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、娘達の為に作りました…因みに私達のは元々有るので問題無いですよ…それと赤ちゃん用のも有ります。」

 

カズマ「相変わらずの用意周到で助かるな…それも前世譲り?」

 

リョウカ(本体)「まあね……さてと行きましょうか。」

 

 

 

リョウカ達はそのステージへと乗り込んだ…

 

 

【第9ステージ:ドンドコゆきまつり】

 

 

ピキィィン…ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体)「到着っと……寒冷地帯なのは分かってましたが…寒いですね。」

 

エクレール「こう言う時はホットドリンクが役に立つよね?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、みなさん…受け取って下さい…こんな事もあろうかと私特製のホットドリンクですよ。」

 

リュウカ(本体)「助かります。」

 

 

 

リョウカは全員にリョウカ特製のホットドリンクを渡した…(尚娘達…特に赤ちゃん達は特製ホットミルクをあげた)

 

 

一行は特徴ホットドリンクを飲んだお陰で寒さは平気になり…一行はピポサル供を捕獲していった…そしてとある広場にて…

 

 

リョウカ(本体)「アレがサルローダーですか…。」

 

敵ピポサル1『……⁉️』

 

 

先に敵のピポサルが動き…側に有るサルローダーに乗り込んだ……

 

 

リョウカ(本体)「さて……少し頼みます。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!

 

ピキィィン…パァァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…その姿は…?」

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「ええ、あの時見せたのは外装とも言える姿ですよ…その外装はある意味でリミッターを掛けた状態ですからね…まあこの形態もリミッターも掛かってますが…後一歩で完全にリミッターが解かれて最終形態を解放する……と言う感じですよ…まあダン戦の世界線のファントムからディ・エゼルディをモデルにした様な物ですよ…ただ、さっきのがファントムのフル装備状態なら…この形態は通常のファントム形態でしょう……ではでは……リミッター解除……アーマーパージ!」

 

 

パァァァン…!!!

 

ゴォォォォォォ…!!!

 

 

さてだが、先程の姿も合わせて姿の変化点の説明をすれば……先程の形態は所謂ラスボスの第二形態とも言える姿で…ローブを外した姿……いつもの服装にファントムの外装を装着した位のとコアを解放している位で…それ以外には頭上の天使の輪とファントムと同様のマントが付いてる位だ…そして第三形態…今の姿は完全にファントムの外装を脱ぎ捨てた姿で…いつもの服装に所々にディ・エゼルディのパーツらしく物が装着されてる位だ…無論頭上及びいつの間にか背部にも天使の輪が出てると言う位だが……コア及び瞳の輝きが増してると言う追加点も有る……尚この形態自体は先日位のテレボーグの大編隊との決戦にて顔見せ程度で見せたのと同じだが……違いはやはり背中部分と体中に所々有るアーマー部分位だろう…

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「さてと、見せてあげよう……我がオーバーロードを!」

 

 

キィィィィィィン……

 

 

リョウカの瞳に不気味に紅い光が混ざり始めた……

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「ククク…!!」

 

 

ピシュゥン…!!

 

ガン…!!

 

 

敵ピポサル1『……!?』

 

 

リョウカの操るピットが目視不可能レベルの速さでサルローダーに奇襲な近い強襲を仕掛けた…

 

 

フワァァァ…(ハァァァン…)

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「ふふふふ…まだまだ実験に付き合って貰いますよ?」

 

 

ガン…ズガン…!

 

ビィィィィ…チュドォォォォン…!!!

 

 

カズマ「わーお……。」

 

セシリア「…最早虐めの領域ですわね…。」

 

リュウカ(本体)「うん、でもアレ…全然壊れる気配が無いですね…。」

 

シンカ(本体)「そうだね、あれだけ受けたら当の昔に破壊されてる筈……まさか手加減してるの?それか能力で破壊不可能にしたり?」

 

母リョウカ(本体)「多分両方でしょうね、さっき実験に付き合ってって言ってましたしね…生かさず殺さずの繰り返しでしょう……まあ見事なサンドバッグの完成ですがね……哀れなり。」

 

 

 

ガン…ズガン…!!

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「う〜ん……少しチャンスをやりましょうか…ほらほら?さっさと攻撃してみなさいよ?そのお得意のアームを使ってね?」

 

敵ピポサル1『ウキィィィ…!!!』

 

 

ウィィィン…!!

 

ババババババババババババ…!!!

 

キン…カン…チュン…!

 

 

リョウカの展開していたピットがその弾幕を剣型の形状に変化させて無数の斬撃を繰り出して弾き返した…

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「その程度の弾幕ですか?」

 

敵ピポサル1『ウキ…!?ウキィィィ…!!!』

 

 

ウィィィィィィン…!!!!

 

グルグルグルグル…!!

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「ほぅ?奥の手の回転攻撃ですか?……っが…。」

 

 

ガシ…!!

 

ググググググググ…!!!

 

 

リョウカはサルローダーの回転攻撃を最も簡単に掴んだ…

 

 

敵ピポサル1『……!!?』

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「遅過ぎる上に弱い……。」

 

 

ググググググググ…!!

 

メキメキメキメキ…!!

 

ガッシャァァン…!!!

 

 

リョウカは掴んだサルローダーの片腕を何と引き千切って破壊した…

 

 

モモンガ「引き千切った…だと?」

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「おかしいですね、そこまで力を入れた訳じゃ無いのに千切れてしまったね?すみませんね?それにこの形態は接近戦は苦手の類いですがね…まあ案外どうにかなるけど……。」

 

 

ガシ…!!

 

ググググググググ…!!

 

メキメキメキメキ…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「……もう一本、もらいますわ。」

 

 

ガッシャァァン…!!!!

 

 

敵ピポサル1『ウキィィィ…!!?』

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「さてと、そろそろ幕引きと行こうか…まあその前にゲッチュ。」

 

 

ピヂュン…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「……トドメです…ラグナロククリムゾンフェイズ。」

 

 

ピキィィン…パァァァン…!!

 

 

リョウカはまた姿を変えた…見た目はまんまドットブラスライザーのラグナロククリムゾンフェイズ…それをリョウカ用のアーマーを最低限装着した姿だ…更に先程の形態のアーマーも一部装着状態を維持…無論武装はエネルギークロー…更に先程の形態と同様にピットも健在だ…

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「…………!!」

 

 

ピシュゥン…!!

 

ザシュゥ…!!!

 

ジリジリジリジリ…ピキィィン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

リョウカ(本体:淵森魔神)「……またつまらない物を切り裂いてしまったね。」

 

 

ピキィィン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、こんな物でしょう。」

 

母リョウカ(本体)「満足ですか?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん、やっぱり歯応えが足りませんね…ならばこのエリア担当のイエローさんに一肌脱いでもらいましょうか……。」

 

カズマ「お〜…怖い怖い…まあサルローダー相手じゃあ話にならんか。」

 

リョウカ(本体)「まあ…ね、さてと少し時間かけ過ぎましたからさっさと行きましょうか。」

 

一夏「だな。」

 

 

その後もピポサルを捕獲して行き…数十分後に全て捕獲した…

 

 

【第9ステージ:パーフェクト】

 

 

リョウカ(本体)「さてさて、次が第10ステージ【とのさまじょう】です…そしてその次がいよいよこのエリア担当のウッキーイエローが相手です。」

 

リュウカ(本体)「そうですね…しかし今日は色々と有り過ぎましたが…今の所は順調ですが……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、ここまで何も無いのはかえって不気味ですね……所で次のステージはいつ頃?」

 

ジェフティ(コア)「はい、約1日です…。」

 

リョウカ(本体)「丸1日ですか…まあ一応その間に何も無いとは限らないですが警戒を続けながら行きましょうか。」

 

タツハナ「了解です、全艦!警戒レベル強化!索敵に注意しながら次の目的地へ!」

 

全艦『了解。』

 

 

その後は順調に航海を続けて…予定通りになんとか1日経過して到着した…

 

 

【第10ステージ:とのさまじょう】

 

 

無論だが娘達はこのステージ攻略後には即座に艦隊へと連れ帰る様にしてあるので安心だが…

 

 

 

リョウカ(本体)「ちょっとばかり…!」

 

 

ヒュン…ガキン…!

 

 

リュウカ(本体)「罠が多いですね…!はぁ…!!」

 

 

……っとまあトラップに苦しめられながらも…どうにか全員ノーダメージで全てのピポサルを捕獲した…

 

 

【第10ステージ:パーフェクト】

 

 

その後……娘達は帰還……リョウカ達一行はいよいよウッキーイエローへと挑みに行った……っが直球に言えば……リョウカの予定通り…玩具にされてやられた……と言うのも先程の実験戦闘での不足分をやる為だったので……最終的に……何とメイオウ攻撃でKOした訳だ……(ウッキーイエロー『解せないわねぇ…。』)

 

 

【第3エリア:パーフェクト】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第29話 神森一家とサルゲッチュ:第3世代編【終章・後編】

やあ、お馴染みのアンクロだよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…僕達は第3エリアを攻略したんだっけ?ああ、攻略したんだった…まあいいや、っがそんな事よりもこの事件のラスボスだったスペクターが早々と御退場した挙句ラストステージも消滅させちゃったんだよね〜…リョウカちゃんが……この先どうなる事やら……それじゃあ今回も見てくれよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

…翌日……

 

 

 

リョウカ(本体)「ん〜…く〜……すぅ……。」

 

リュウカ(本体)「…今日は良く寝てますね………。」

 

母リョウカ(本体)「まあ昨日あれだけ長時間形態変化を繰り返したり尚且つずっと維持し続けた上に宇宙ステーションSARU3に単身殴り込みした挙句能力多用等すればこうなりますね……。」

 

 

……どうやらリョウカは疲労でまだ寝たままの様だ………因みに案の定、カミモリチェア及びエンモリチェアは強化されている………

 

 

めぐみん「…まあ取り敢えず、今の内に次のステージでも攻略でもしときますか?」

 

リュウカ(本体)「ですね、頼めますか?」

 

母リョウカ(本体)「勿論です、軽く行って来ます……まあ精々10分後位に戻ります。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

淵森組のリョウカ達は第11ステージ…【とんでもマウンテン】へ攻略へ向かい……何と予定の5分早くパーフェクトを取った……(第11ステージ『解せぬ。』)

 

 

【第11ステージ:パーフェクト】

 

 

リュウカ(本体)「早いですね。」

 

母リョウカ(本体)「そりゃあ勿論ですよ、一応プロじゃなくちゃね……一応は…。」

 

父リュウカ(本体)「まあ兎も角、次のステージは?」

 

ジェフティ(コア)「はい、次は第12ステージ【ウキウキおもちゃランド】です…その名の通りおもちゃの遊園地のステージです…ただしステージ名の名前とは裏腹に非常に高難易度な上に危険度が高いです…もし連れて行く場合には対策は必須です…尚且つこのステージにもかなり強めの中ボスクラスのメカを確認しましたので気をつけて下さい……最後に到着時刻は後1時間後です。」

 

リュウカ(本体)「成る程ね…。」

 

母リョウカ(本体)「そう言えば、まだリョウカちゃんは寝たままなの?」

 

リュウカ(本体)「うん、今もぐっすりと寝てます。」

 

リョウカ(本体)「すぴ〜……。」

 

めぐみん「……あの〜…リュウカちゃん?」

 

リュウカ(本体)「どうしたの?」

 

リョウカ(本体)「す〜……すぴ〜……。」

 

めぐみん「……頭の上に…リョウカちゃんが寝てます……え?リョウカちゃん…?」

 

リュウカ(本体)「……え?」

 

母リョウカ(本体)「はい…?」

 

リュウカ(本体)「……小っちゃい…リョウカちゃん……?」

 

父リュウカ(本体)「明らかに小さ過ぎる様ですね……リョウカちゃん…。」

 

 

 

頭の上にいつの間にか居るリョウカだが…いや明らかにおかしい…幾ら何でも小さ過ぎるのだ…(約10〜20cm位)しかも赤ちゃんが付けるおしゃぶり付きだ……

 

 

 

りょうか「可愛いですね〜。」

 

りゅうか「そだね〜。」

 

リョウカ(本体)「あふ…ん〜……。」

 

リュウカ(本体)「……一応聞きますが、原因は何ですか?」

 

ジェフティ(コア)「はい、今のリョウカさんの状態はエネルギー節約状態尚且つ最近摂取した際の真の副作用に引き当てた故に一時的に幼児退化してます、無論精神的にも肉体的にも見た目相応になりますので絶対に戦闘は避けて下さい…尚幸いにも半日程度で回復しますが…もしもの時に備えてリョウカさんに対して絶対に能力は使わず…自然回復を待って下さい……因みにこの症状は初回だけはこんな姿になるそうですが……2回目以後は通常の姿且つ至って正常の肉体になるのでご安心を……ただその姿から元に戻った際の記憶は一切無いので…だからと言ってそれを悪用するのはくれぐれもしない様に。」

 

リュウカ(本体)「そうですか……治るならいいですが……それにしても本当に小さ過ぎますね……私の頭に普通に乗る程且つそこまで重く感じないですね……言われない限りは全く気付きませんでした……。」

 

めぐみん「へ〜……。」

 

リョウカ(本体:幼児)「……??」

 

母リョウカ(本体)「起きましたね。」

 

リョウカ(本体:幼児)「………?」

 

リュウカ(本体)「どうしたの?リョウカちゃん?」

 

 

きゅ〜…

 

 

リョウカ(本体:幼児)「…う〜…。」

 

リュウカ(本体)「…お腹減ったのかな?」

 

 

ペラ…

 

 

めぐみん「ん?何でしょうか?このメモ…?」

 

リュウカ(本体)「……ん?……!!何ですって…?」

 

カズマ「どうした?」

 

一夏「何が書いてあった?」

 

リュウカ(本体)「……『今世の幼児化リョウカちゃん泣かせた敵は何処に居ようが【私達が】ぶっ殺しに行きます。by:前世リョウカより』……!」

 

全員『……え!?』

 

リョウカ(本体:幼児)「う〜!」

 

カズマ「な…なあ?もう一度聞くが……差出人は前世のリョウカって言ったのか?」

 

リュウカ(本体)「うん……でも前世のリョウカちゃんって……。」

 

めぐみん「……はい……事実上今のリョウカちゃんに転生に近いですが……もう既にお亡くなりになってます……でもその手紙はいつの間に?」

 

リュウカ(本体)「突然パッと出て来た感じですよね?」

 

めぐみん「じゃあ…あの世から送られて来たのかな?でもだとしてどうやって……、」

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

 

兵士総元帥3「姫様…!!緊急事態です!この世界に超強大なイレギュラー反応発生…!!数え切れません…!まだまだ増えます…!!!」

 

リュウカ(このすば)「何!?どう言う事だ!?こんなタイミングよくイレギュラーが発生だと!?しかも超強大な反応と言ったな!どれ位だ!?」

 

兵士総元帥3「は!全て皇帝殿下クラス以上の反応が大量発生!及び計測不能レベルのイレギュラーも大量発生!!もし戦闘になれば我々では勝てません!」

 

母リョウカ(本体)「…私達をも優に易々と超える程とはね!まさか屑の神供の切り札を投入して来たのですか…!?」

 

兵士総元帥3「識別信号は…不明!…は!?姫様!ウッキーファイブの反応!全て喪失!先程現れた大量のイレギュラーの手でゲッチュされた模様!更に大多数のピポサル反応喪失!ゲッチュされた模様!残る所は現在我々が進行中の元ウッキーピンクのエリアと次のエリアの元ウッキーレッドのエリアのみ!尚現在!イレギュラー反応は………!全て我々の方へと進行中!尚接敵まで16時間後!」

 

父リュウカ(本体)「どうなっているの…?」

 

母リョウカ(本体)「兎に角、私達が出来るのは逃げたいけど事件解決が最優先です…っが…どっちにしろもし戦闘になれば壊滅するのは必然ですよね……ならば今は出来る限りピポサルを捕獲して…最悪逃げの一点を打ちましょう。」

 

リュウカ(本体)「そうですね…ん?メモにまだ続きが……何々?…『追記:尚読み終えた後数秒後に私達が自動で召喚されます…数は全ての世界線及び時間軸全て…尚無限発生する様にしてる上、最終的に合流する予定なのでご安心を。』…!?」

 

 

ズコォォ…!!!

 

 

カズマ「おいおいおい…!!!何それ!?トチ狂ってねぇか!?」

 

オワタリュウカ(本体)「まさか、完成してたのか!?リョウカシリーズが!?」

 

 

ドコォ…!!

 

 

オワタリュウカ(本体)「うごぉぉ…!?」

 

オワタリョウカ(本体)「そんな冗談言ってる場合じゃないでしょう?だが親組以上の超戦闘力のリョウカちゃん達…いえ我私達っと言うべきか……しかし何でこんなタイミング?」

 

束「う〜ん、確かにまるで狙ってたかの様にだね〜…リョウカちゃんが幼児化しちゃったタイミングでねぇ……しかもご丁寧にメモも寄越してくれて。」

 

リュウカ(本体)「…ただ兎に角…会ってみなければ分からないですよ……ただ兎に角、先へ行こう。」

 

リョウカ(本体:幼児)「あ〜う。」

 

 

 

そんなこんなで、一行は予定通りに第12ステージに到着…攻略に2時間掛かったがどうにかパーフェクトを達成した……(第12ステージ『解せぬ。』

 

 

【第12ステージ:パーフェクト】

 

 

リュウカ(本体)「さてと、次は何ですか?それと前世のリョウカちゃん達なのかどうか不明の未確認勢力の接触時間は?」

 

ジェフティ(コア)「はい、次は第13ステージの【カッチンコールたいりく】と言う場所です…このステージの特徴は一本道ステージのと言う特徴が有って他の分岐となるエリアは存在しない様ですが……しかし…このステージでも中ボスクラスのメカを確認しました…っが今回の中ボスは今まで戦った中ボスクラスのメカの中で最強クラスのゾウメカの強化仕様【マンモスロボ】が待ち構えています…更にこのステージでは【本体リョウカが強制参加】っと言う特殊条件付きです…更にこのマンモスロボとの戦闘するには同じく本体のリョウカさんが参加しなければならないと言う特殊条件付きとなってます。」

 

めぐみん「何ですって!?今のリョウカちゃんは幼児化してまともに…いえ戦うどころか戦闘すら出来ないのですよ!?それを分かっているのですか!?」

 

ジェフティ(コア)「勿論です、しかしこれが向こうの決めたシステムの様です…意地でもリョウカさんを引き摺り出した上に倒す目論見がある様ですが……この特殊条件は未確認勢力とは無関係の様ですが……その未確認勢力は丁度我々が攻略中にこのステージにやって来ると確実に予想されます……敵か味方かは不明……慎重に行動して尚且つ危険だと思われた場合には緊急脱出も視野に入れて下さい……尚目標地点まで残り2時間後…及び未確認勢力との接触まで2時間と10分を切りました。」

 

父リュウカ(本体)「誤差10分…ね…。」

 

母リョウカ(本体)「タイムリミットは10分と言う訳ですか…面白いです……因みに聞きますがリョウカちゃんが元に戻るまで後どれ位?」

 

ジェフティ(コア)「後3時間と30分です。」

 

リュウカ(本体)「どっちにしてもやらねばならないですか………。」

 

リョウカ(本体:幼児)「すぴ〜……く〜…。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカちゃん…今度は絶対に守るね。」

 

 

その後一行は2時間後……最難関ステージの一つ…第13ステージへ乗り込んだ……

 

 

【第13ステージ:カッチンコールたいりく】

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体:幼児)「…………。(ガタガタ…)」

 

リュウカ(本体)「やっぱり寒いですよね……ほらホットミルクですよ。」

 

リョウカ(本体:幼児)「…んく……んく……けっぷ…。」

 

めぐみん「っさ!急ぎますよ!グズグズすると来ます!」

 

リュウカ(本体)「ええ!」

 

 

一行は難所を超えながら、約5分掛けて問題のマンモスロボの前の門にやって来た…

 

 

リュウカ(本体)「この中にですか……。」

 

リョウカ(本体:幼児)「あ〜う。」

 

母リョウカ(本体)「さて、どうした物でしょうか…リョウカちゃんを守りながらどうやってやりましょうか…下手な攻撃すればかえってリョウカちゃんに被害が出ますし…かと言って手加減しまくるとこっちがピンチになりかねないからね……。」

 

カズマ「だがやるしかねぇって訳だしな。」

 

リュウカ(本体)「だね、もう時間は無いですし……急ごう!」

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!!

 

 

リュウカ達は覚悟を決めて、門を潜って行った……

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!!

 

 

リュウカ(本体)「………!!真正面ですか…!気をつけて下さい…あの巨大な氷魂の中にあのマンモスロボが居ますよ…。」

 

リュウコ(本体)「なら先手必勝!喰らえ!」

 

 

チャキ…!

 

バシュゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リュウコの先手必勝の携行用対戦車ミサイルが氷魂入りのマンモスロボに直撃…大規模な爆炎に包まれた……

 

しかし……

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ウィィィン…ズズゥゥン…!!!

 

 

戦闘BGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】曲名【圧倒する敵意】

 

 

マンモスロボ『パォォォォォォォォン…!!!!』

 

リュウコ(本体)「んな!?っちぃ…!!!」

 

 

チャキ…!!

 

バァァァァン…バァァァァン…!!

 

キン…カン…!!

 

 

リュウコ特製の対ネクスト用の携行用のスナイパーキャノンでさえマンモスロボの装甲に損傷を与えれなかった…

 

 

リュウコ(本体)「マジかよ…!?対ネクストのスナイパーキャノンだぞ!?それを弾くだと…!?」

 

リョウカ(本体:幼児)「うぅ〜……。」

 

マンモスロボ『パォォォォォォォォン…!!!!』

 

リョウカ(本体:幼児)「えぐ…ぐす……びぇぇぇぇぇん…!!あぁぁぁ…!!!」

 

 

そして……幼児化したリョウカはマンモスロボの戦闘の恐怖で泣き出し始めてしまった……その直後……

 

 

ビキビキビキビキ…!!

 

ガッシャァァン…ズガァァァァン…!!!!

 

 

全員(幼児化リョウカ除く)『……!!!』

 

?1「やれやれ、結局はこうなりますか…っが……リョウカちゃん泣かせる大馬鹿な奴は何処の何奴?」

 

?2「ん?あ、これはこれはみなさんご機嫌様…幼児化したリョウカちゃんの自動発動した能力で無理矢理召喚されちゃったんだよね〜…まあ話は後……先ずは……。」

 

?3「マンモスロボと言うリョウカちゃん泣かしのガラクタをさっさと解体するのが先でしょう?」

 

?4「そうですね。」

 

リュウカ(本体)「……私達が一杯……!?」

 

めぐみん「それどころか、あの門の守りも呆気なく簡単に破壊して入って来ましたよ…!」

 

?1「まあ取り敢えず、みなさんは下がってなさい…コイツには、」

 

 

ピシュゥン…!

 

バキィィン…!!!

 

ズガァァァァン…!!!

 

ズズゥゥン…!!!

 

 

マンモスロボ『……!?!』

 

?1「こうして黙らせるのが一番早いんですよね〜…これが……まあ冗談はさておき……ぱっぱと解体しちゃおね〜……出番だよ!」

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

全員(謎勢力は除く)『……!!?』

 

 

 

 

 

ガラガラ…ヒュゥゥゥ…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!

 

ドドドドドドドド…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

 

マンモスロボ『…!!?!』

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ボォォォン…ボォォォン…ボォォォン…!!

 

ピキィィン…チュドォォォォン…!!!

 

 

 

マンモスロボは最終的に謎勢力の放った航空勢力の波状攻撃によって大破…完全に気を失ったピポサル2体が引き摺り落とされた……

 

 

ピヂュン…ピヂュン…!!

 

 

?1「よしよし、一丁上がりですよ。」

 

リュウカ(本体)「…………。」

 

?1「……さて、みなさんももう気付いてるとは思いますが…私は前世のリョウカ…この淵森神大連盟国の真の大統領になっているんですがね……ただし、数十年位位からですが……そこの幼児化しちゃったリョウカちゃんの自動発動した能力であの世に居ようが関係無しの無差別で私はが自動で召喚された訳…無論もう元の世界には戻れない…完全に死ぬまではね……ただご丁寧に国や軍諸共全て召喚してくれたのは助かりましたよ……。」

 

めぐみん「じゃあ、聞きますがリョウカちゃんいえリョウカさん…貴女はいつ蘇った?」

 

前世リョウカ(本体)(仮名)「勿論リョウカちゃんが転生したと同時に…ですよ、ただし……全く別の時間軸の方へと飛ばされちゃった訳で尚且つこの本来の時間軸への所への道を完全に見失ったので戻るに戻れない上時間軸の壁を超えるのは不可能……だったが…その時間軸でずっと…修行や旅をして身に付いた力で時間軸の壁を超える術を手に入れて新たな旅を始めたのですよ……そうして様々な時間軸のみなさんを仲間に加えていって…共に修行や訓練漬けを繰り返し……全てを超える力を手に入れたが……結局は見付からずしまい……っがある時に本来の時間軸へようやく見付けました……。」

 

めぐみん「……!!では何で見付けて直ぐに来なかったのですか!?」

 

前世リョウカ(本体)「そうですね、と言うのも……見つけた…っと言うよりも無理矢理連れ去られたと言うのが正しいでしょうがね……そう…ある時と言うのは……今日起きたこのリョウカちゃんの能力による物で如何なる時間軸だろうが如何なる場所異空間関係無しに私達に関連する全てを無差別に…更には無限に召喚すると言う能力で連れて来られた訳……無論今もこの無限召喚は続いてるでしょうから……大変でしょうね……別の世界線がね……何せ召喚すると言われても無差別にこの時間軸に召喚されるけど何処の世界線に召喚されるかは不明……最後は自分の力で探すしかない訳ですが……私達は運が良かったですよ……偶々みなさんの居る世界線に召喚された訳ですから。」

 

めぐみん「成る程……それなら納得…ってちょい待ち…他にも居るのですか!?」

 

前世リョウカ(本体)「当たり前ですよ?現にリョウカちゃんがまだ能力が自動発動してる時点でかなり…いえ想像以上の数が召喚されてる訳です…無論今も他の時間軸の私達も被害に遭ってますがね……やれやれ……ただね、私にとっては非常に嬉しい事ですよ?何せようやく故郷とも言えるみなさんの元へと方法は違えどようやく戻ってこられた訳です……。」

 

リュウカ(本体)「……本当に…馬鹿ですよ……リョウカちゃん。」

 

前世リョウカ(本体)「ええ、本当に大馬鹿な私ですよ……不甲斐無い私を許せとは言いませんよ……っと感動の再会は此処までにしましょうか……どうやら私達を呼び過ぎたお陰で結界に綻びが生じた様で間も無くイレギュラーが入り込みますよ…確実にね……しかもご丁寧にあの馬鹿な神供め……余計な代物を送り込む気ですよ。」

 

リュウカ(本体)「どう言う事?」

 

前世リョウカ(本体)「ええ、なんでも新型の究極超兵器を投入するらしい…名前は……【究極超兵器:超巨大攻撃要塞飛行船:デウス・エクス・マキナ】……通称…【機械仕掛けの神】を投入するそうですよ……しかも報告によれば1000隻…と言うトチ狂った量を投入するそうです……。」

 

カズマ「ちょっと待て!飛行船だと?」

 

前世リョウカ(本体)「ええ、飛行船です…ただし、全長は優に10000m超えの全身ハリネズミが如くの超重武装且つ地上を完全に消し去る為の武装や爆弾…挙句の果てには核も搭載してるのですよ…正に機械仕掛けの神と言う名前にピッタリな代物ですよ……因みに飛行船だからと言って舐めてると痛い目に遭うそうです……何でも飛行船の癖して衛生軌道上までの高度を取る事も出来る上にレジプロ型なのに宇宙航行も可能……挙句の果てには防御性能も通常兵器じゃあ弾かれてお終い……何せ神々の加護の影響で神々の攻撃以外は全て弾くのです……とは言え……私達の前じゃあただのデカい図体の的に過ぎないですがね……とは言えみなさんにとっては驚異以外何者でも無いので……。」

 

リョウカ(本体:幼児)「あ〜……えぐ……ぐす……。」

 

前世リョウカ(本体)「……もう分かってるとは思いますが私達全員共にずっと共に居るとしましょう……まあ少なくとも負ける事は絶対に無いし怪我はする事は無いし死にはしないですよ……ただし………あの馬鹿供にはそれ相応の対価は支払ってもらいますがね。」

 

束「なんかすんごく性格変わって無い?」

 

前世リョウカ(本体)「そりゃあそうですよ、私も変わるのです…ああ、そうだった名前ですね……実を言えば確かに私は前世の私…つまりはリョウカですが……今じゃあ【神森タツハナ】っと名乗ってますよ……大昔ぶりのタツハナと言う名前ですが、それだとタツハナさんと被るのでね……みなさん的には何が呼び易い?出来れば急ぎ目で頼みますよ。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……やっぱりリョウカちゃんの方が呼び易いけど……こっちにもリョウカちゃんが居るからね……。」

 

めぐみん「それなら普通にちゃんじゃなくてさん付けの方が良いのでは?だって今のリョウカさんの姿は大人の姿でしょう?」

 

前世リョウカ(本体)「ええ、まあそうですよ……ただし相変わらず能力で大人化してるだけですよ…本来は。」

 

 

 

ボン…!!

 

 

めぐみん「……あ……。」

 

前世リョウカ(本体)「っとまあ識別の為に大人化してる訳ですよ、そこまで前世と変わらないんですよ……姿はね……。」

 

リョウカ(本体:幼児)「…?か〜…?か〜…!」

 

前世リョウカ(本体)「……か〜…ね…か〜…かあ……母さん……お母さん…?いえそれだとお母さんと被りますから……。」

 

リョウカ(本体:幼児)「あ〜…。」

 

前世リョウカ(本体)「…………はぁ、リョウカちゃんには本当に敵わないですよ…そう言うなら仕方ないですよ……識別とするなら……うん……【マザーコアリョウカ】…通称【母核リョウカ】で良いです……と言うよりもこれしかしっくり来ないですね……何せ……これだけ大量に居る別の時間軸及び世界線の識別は非常に厳しいですからね……まあ他の時間軸と世界線のみなさんの分も来てますからね……はぁ……。」

 

カズマ「……以外にも苦労してるんだな。」

 

母核リョウカ(以後この名前)(本体)「ええ、やれやれ……。」

 

リュウカ(本体)「…それでどうします?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、まあこっちじゃあどうやら何故か先手必勝でラストステージやスペクターさんが御退場してる異常事態が発生しちゃってるね……ラスボスが不在なのは非常に不味いけど丁度良かった…何せイレギュラーが現れてくれるから有難いですよ……生贄としてね。」

 

千冬「おい、まさか?これから現れるあの兵器を?」

 

母核リョウカ(本体)「その通り、臨時ラスボスとして頑張ってもらいましょうか……スペクターさんが居ない以上はね……。」

 

カズマ「けどよ……確か1000隻も居るんだろ?勝てるのか?」

 

母核リョウカ(本体)「ふ、愚問ですよ…勝てますよ…みなさんと一緒ならね………後言い忘れてましたが……実は他の世界線へと召喚されちゃった別の時間軸はそれぞれその世界線の攻略後にやって来るそうです……まあそこまで時間は掛からないでしょう……早ければ数時間…遅くても数日有ればですがね。」

 

カズマ「え?まさか…?他の世界線って今も俺達が攻略してる所か?」

 

母核リョウカ(本体)「そうなりますね……因みに言い忘れてましたが、強さは確かに私達が一番上ですが最低レベルでもそちら側のお母さん達と同等以上です……因みに兵士達のみなさんの強さは少なくとも…案の定みなさんの所のお母さん達の半分レベルですが……数は多いのでかなり苦戦はしますよ……まあそう簡単にはやられませんよ。」

 

リュウカ(本体)「最近強さのインフレが激しくなって来てるけど…大丈夫なのかな…?」

 

母核リョウカ(本体)「まあ多少は問題無いですよお姉ちゃん、それに今も召喚され続けてる訳ですが…更に付け加えて言うなら……自分達よりも強い私達を召喚する能力ですよ……まあモンハンの世界線のクルペッコ種と似た能力です。」

 

カズマ「あ〜…んでまさかジョー呼んで自分がバクリ……と言う哀れな鳥竜種だったな…。」

 

母核リョウカ(本体)「ははは……さてと急ぎますよいつイレギュラーが起きるか分からないですよ。」

 

リュウカ(本体)「ですね。」

 

 

 

そんなこんなで残ったピポサルも捕獲して第13ステージの攻略に成功した……

 

 

【第13ステージ:パーフェクト】

 

 

……更に数時間後に、残りの残存ステージは他の一行によって攻略されたと言う報告が舞い込んだ……

 

 

リュウカ(本体)「しかし最後は呆気なく終わりましたね……。」

 

カズマ「だな……んで結局どん位召喚されたかも分からんな。」

 

母核リョウカ(本体)『さあね?私でも分からないですよ、まあ少なくとも無限以上は居るでしょう。』

 

リョウカ(元に戻った)(本体)「そうなんですか?私はそんな事しましたっけ?」

 

母核リョウカ(本体)『まあね、自覚は一切無いでしょうがね……さてと、いよいよです…とうとう総仕上げの時です……奴等が来るよ。』

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

 

兵士総元帥3「……!イレギュラー発生…!!極めて超強大な反応!大量です!更に超兵器特有のノイズ確認!及び敵の神の戦力も確認!大量です!総数は…超兵器1000隻!航空戦力数千億機!敵神戦力1000万体!恐らく敵対した神々の心臓部とも思える戦力数です!

 

リョウカ(本体)「……どうしよう…。」

 

母核リョウカ(本体)『ふ〜ん、まあ合格点でしょうが……数の差程度は簡単に覆る物ですよ…と言うのも数の差はこっちの方が圧倒的に上…更に総合戦闘力もこっちが圧倒的に上……更に戦術及び戦略もこっちが上……果たしてどっちが不利と言えようか?しかも更にですが気付いて無いですがリョウカちゃん?どうやらまだまだ増え続けますからね……敵にとっては悪夢以外何者でも無いですよ…クーデター仕掛けたつもりが私達が大量発生した挙句に強さも圧倒的に上と言う絶望的状況下でどうやって勝てと仰るのかがおかしい話ですよ。』

 

リョウカ(本体)「そうなんだ……でもお母さん本当に勝てるのでしょうか?」

 

母核リョウカ(本体)『信用しなさい、この戦闘は勝つよ。』

 

 

 

…………そして翌日………

 

 

 

ブロロロロロロロロ…!!!!

 

 

兵士1『……!!!左35度…!!反乱軍接近…!!!』

 

兵士隊長1『対空戦闘ォォォ…!!!』

 

兵士2『対空戦闘用意良し…!!!』

 

リョウカ(本体)「いよいよ決戦の時!!全軍!突撃せよ!!主砲三式融合N2炉号神滅砲弾!!砲撃始め!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ガッコン…!!

 

ピキィィン…ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピキィィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!

 

 

 

最終決戦形態に移行した龍華(タツハナ)は開幕の砲撃をブチかまし……敵軍に対して先制攻撃を加えた……コレがクーデター仕掛けた神々とそれを迎撃…撃滅しようとする一行の最終決戦が始まった……

 

 

 

【第4章:最終ボス】

 

 

【最終エリアボス】

 

 

VS【神の反乱軍:心臓軍】総合戦力[500京8000兆9500億3200万1350]

 

 

戦闘方式【戦争式】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の全滅】

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌(戦闘開始ver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!!!

 

ドドドドドドドドドドドド…!!!

 

ドォォォン…ドォォォン…ドォォォン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

母核リョウカ(本体)『撃て撃て!撃ちまくりなさい!航空参謀!!航空戦力を使う際には気を付けなさい、神々相手には普通に1匹に対して数千億機位差し向けなさい!後敵超兵器に対しては本艦隊の対空攻撃で倒す!』

 

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

航空隊隊長1(母核側)『全機!反乱起こした神々に我々に歯向かった恐ろしさを思い知らせてやれ!交戦を許可する!全て撃破しろ!』

 

全機(母核側)『ウィルコ!』

 

 

キィィィィィィン…!!!

 

バババババババババババ…!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

神々同士の戦争は熾烈を極め……ってはいたが……実情を言えばリョウカ達側…つまりは迎撃側の圧巻だった……先ず邪魔な神々を先に血祭りに挙げて全滅させ……その次に護衛の航空戦力を屠り……最後は超兵器を旗艦と残りの9隻の合計10隻以外を撃沈し……その10隻を鹵獲に成功し……敵の司令である神…クーデターを仕掛けた張本人の降伏によってこの戦争は終結した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

……戦争が終わり…約数年後にどうにか事件の後始末が付き……更に召喚し終えた一行達の為になんとまたしても神森世界線をリニューアル大引越を実施した……その後だが……各世界線の状況の報告を確認……以下の世界線が解決したと言う…【NARUTO・東方Project・HUNTER×HUNTER・ONE PIECE・龍が如く・艦隊これくしょん】……以上の世界線が解決(被害)したとのだった……(※尚、後に後述するが……このパターンでの解決の場合には【[完結]と言う表記ではなく[永久凍結]】…と言う表記をする…)

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、本当に色々とありましたね…。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……。」

 

リョウカ(本体)「さてと、今日も張り切って頑張りましょうかね…。」

 

リュウカ(本体)「うんl、でも無茶はしないでね?」

 

リョウカ(本体)「勿論です。」

 

 

 

リョウカ達一行は変わらない日常と旅を続ける……リョウカ達の旅はまだまだ続く……

 

 

【第4章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】




さてだが、予定通り……後書きコーナーを使って編集ルールの追記説明をする……


リアルの作者がもしもの時にその作品のネタ…いや次話が筆記不可能又はその作品の投稿が不可能の場合には…現在進行中の作品にてその作品の投稿が停止する理由を筆記した上で[完結]ではなく[永久凍結]とタイトルに表記する……………ざっくり纏めると作者が失踪したのと同じ原理で凍結されると言う訳……

尚追加ではあるが……無論…凍結されるので総合達成率に影響が有る作品が凍結された場合にはその総合達成率はその凍結される前までのは加算されるがされた後の物には一切影響を及ぼさない尚且つ完結編及びポケモン編と同様に一切干渉されなくなる……つまりは凍結作品に対して何も干渉が出来なくなる訳なのだ……

最後に凍結された作品は全て完全非公開にされる為もし観覧したいと思っていても観覧が不可能ですので読者の皆様……誠に申し訳ないと思っていますがご理解とご協力の方をお願い致します…

以上が追記コーナーだ……


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[達成率:20%]第5章 淵森母神一家とイース【前編】
第30話 淵森母神一家とイース:エステリア編【前章・前編】


どうも、お馴染みの…まあ前世のリョウカこと…母核リョウカですがね、それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば……私達は…途中参入したけどピポサルの捕獲旅を続けていたけどその道中にて厄介な中ボスが現れてさぁ、ピンチ…って所で幼児化したリョウカちゃんが泣き出した結果が大量の私達を更に増加傾向で呼び出して…その中ボスのマンモスロボは呆気なく撃破…そのステージを攻略……そしてその後のステージを全て捕獲した所で案の定イレギュラーが発生して反逆した神々の大軍勢が襲って来たが返り討ちにしてやりました……まあこんなものですね、それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

【淵森母神の世界線:淵森母神大連合国】

 

 

あれから更に何十年も経過した……この世界線も更に拡張が続き、特に偶に毎度お馴染みのリョウカが幼児化して大量の淵森母神一家と淵森母神大連合国及びその軍全てを毎回毎回大量召還するので……ある意味で悩みの種となっているが……強さは…まあ母核組のリョウカと同等かそれ以下位だ……それ以外を向ければまあ相変わらずの戦力の増強が目立つが他の施設の増加も目立ち……娯楽施設も…まあ増えてはいるが数が少なめと……色々と変化が有るが…………まあある意味で反逆しようと思ってる神々にとってはこれは抑止力にはなっている……何せ神々にとっては『何か知らないけど、超強い無理ゲークラスの敵が大量に現れてもうダメだ、お仕舞いだぁ…!』……と言う感じで嘆いてたそうだ……

 

 

……とある日……

 

 

 

リョウカ(本体)「すは〜…すは〜…げほ…げほ…!」

 

リュウカ(本体)「……リョウカちゃん…。」

 

 

この日リョウカは体調を崩してかなり重めの風邪を引いていた……そんな時に……

 

 

バタン…

 

 

兵士総元帥1「姫様…お休みの所本当に申し訳ありません……緊急事態です。」

 

リュウカ(本体)「……!分かりました……取り敢えずみなさんを会議室に。」

 

兵士総元帥1「は…。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカちゃん…待っててね。」

 

 

っと言う訳で、風邪で寝込んだリョウカを除いた何時ものメンバーが揃った…

 

 

 

めぐみん「っで?緊急事態って何ですか?」

 

兵士総元帥1「は、イレギュラーが発生…この本世界線の遥彼方にて…このすばの空間に存在するあのイース系と思われる複数の大陸が出現…。」

 

リュウカ(本体)「お断りですよ……どうせリョウカちゃんを嵌める為の罠に違いないですよ。」

 

千冬「やはり狙いはリョウカか…!どこまでも腐った神々供め!」

 

リュウカ(本体)「ええ、しかも今のリョウカちゃんは……。」

 

めぐみん「ええ……風邪で寝込んでますし……どっちにしても動けれないですよ。」

 

母核リョウカ(本体)「へ〜……じゃあその神ぶっ殺して来ようか?」

 

カズマ「怖えよ…!まあ分からなく無いけど!」

 

高野「しかし敵は考えて来た……確かにこの世界線と空間は我々の管轄内だが全てを見渡せる訳でないからな…だから警戒の緩い所を狙って送って来るとは……。」

 

リュウカ(本体)「不覚でした………しかしこのまま放って置くのも不味いです、もし放っておけば奴等が攻めて来る可能性が非常に高いです……しかし恐らく向こうも考えてるでしょう……リョウカちゃんご本人を寄越さない限りは絶対にそこには行けれない可能性も有る…現に以前のあのピポサルの捕獲作戦の終盤戦にて、リョウカちゃんが強制同行を強いられるステージが存在してるので今回もリョウカちゃんホイホイの類の条件ですよ。」

 

大石「ふむ、それはかなり厄介だな……皇帝殿下閣下ならどうにか出来ないのか?」

 

母核リョウカ(本体)「そうですね、出来なくは無いけど超物量攻撃で無理矢理突破する方法位しか無いでしょう…それだと非常に効率が悪い上に犠牲者が出るのが必然なのでどっちにしても私達はリョウカちゃんの回復を待つしかないのです……そしてそれまでは後手に回る他無いのが実情です………っが幸いにも現時点でも場所が割れてるなら能力で無理矢理そこに封じ込める事は出来ます……っが完全には不可能なのでどっちにしてもあそこへ攻めるしか鎮圧する方法は無い……。」

 

大石「そうか……。」

 

めぐみん「リョウカさん……どうしてもリョウカちゃんを行かせないと行けないのですか……?」

 

母核リョウカ(本体)「……………。」

 

めぐみん「……!!……すみません……。」

 

母核リョウカ(本体)「兎に角……先ずは首謀者の始末が最優先です、粛清軍に直ちに向かわせて…私は今……凄まじく機嫌が悪い……首謀者の位置は分かってます…確実に始末して来なさい。」

 

母リョウカ(本体)「良いでしょう、まあ私も苛々してるからね。」

 

 

そう言う事で命令を受けた粛清軍は直ちに首謀者の元へ出撃……僅か数分足らずで抹殺完了との報告が届いた…

 

 

母核リョウカ(本体)「そっか、やってくれましたか……ありがとうございます、気をつけて戻って来て下さい。」

 

 

ガチャン…!

 

 

母核リョウカ(本体)「首謀者は粛清された……しかし、イレギュラーは消えませんか……まあ予想通りですが……。」

 

母リョウカ(本体)「そうですね……本当にどうした物かな……大体イース系のイレギュラーは碌でも無いです…聞く所によればイース系では毎回確実に重傷を負うか最悪死んでしまったと聞きますがね……。」

 

束「そこまで怖い所なんだね〜…。」

 

カズマ「因みに聞くけど、今回の場合での敵の強さやどんなタイプのイース系かは判明は?」

 

母核リョウカ(本体)「分からないよ、何せ確かに私もエネルギー放流によるレーダーとスキャン能力も出来ますが……これも対策されてるので私のエネルギーが行き届かないので判明してない。」

 

カズマ「そっか〜…困ったな、そういやめぐみんは?」

 

母核リョウカ(本体)「ついさっきお姉ちゃんと一緒にリョウカちゃんの看病に行ってるよ…一応まだリョウカちゃんには何も言わない様には言ってるよ…もし言ってしまえばもう分かってるとは思うけど無理してでも行くでしょう……だからある意味でお姉ちゃんとめぐみんに向かわせたのです…リョウカちゃんの側に居させるのがリョウカちゃんにとっては安心出来る唯一の心の拠り所です……さて、まあ取り敢えず私達は現状動けれないがそれぞれ現時刻を持って警戒は厳にした上で本世界線及び本国は緊急非常事態宣言を発令します……。」

 

全員『了解。』

 

母核リョウカ(本体)「それでは解散です……次はリョウカちゃんが回復した時に再び集めます…その際にリョウカちゃんにも説明はしますがそれまでは秘匿を貫いて下さい。」

 

母リョウカ(本体)「分かってますよ。」

 

大高「ええ、聞かれた際には何とか誤魔化してみせましょう。」

 

母核リョウカ(本体)「頼みますよ……さてと気をつけて下さいね。」

 

 

そして会議は一度終わり……それぞれ独自で動き始めた……母核リョウカの指示の元、淵森母神世界線の本空間の全国は緊急非常事態宣言が発令され…イレギュラーの襲来に備えた……

 

 

数週間後……リョウカが辛うじで復帰……再度会議室に全員が集って…リョウカに事情を説明して出撃が決定……更に数日後に一行は出撃して行った……

 

 

……半日後……

 

 

ビュゥゥゥゥ…!!

 

ピシャァァァン……ピシャァァァン…!!

 

ザザァァァン……ザッパァァァァン…!!

 

 

めぐみん「安定と信頼の嵐ですね、それでこの嵐はあの結界でしょうね。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……まあ吹き飛ばせば良いでしょうがね……タツハナ、やって下さい。」

 

タツハナ「勿論です、全艦に通達…これより対大嵐用戦術を実施する!砲撃用意!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴ…ガッコン…!!

 

 

タツハナ「……一斉砲撃…開始!」

 

 

ピキィィィン…ズドォォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピキィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!

 

 

全艦からの一斉砲撃は大嵐の結界に向けて発射、無論結果は言うまでもなく吹き飛ばした……

 

 

リュウカ(本体)「お見事ですよ、相変わらず……。」

 

タツハナ「いえいえ、この戦術も大分安定して来ましたからね……しかし今回のは強大でしたね…ギリギリ一発で消し飛びましたが…。」

 

大石『なるほど、段々と敵も対策して来てると言う感じか。』

 

リュウカ(本体)「そうですね、ただそれなら第二射や第三射もすれば良いだけの話ですがね……。」

 

大石『確かにな。』

 

モモンガ「所でリョウカは?」

 

リュウカ(本体)「まだ寝てますよ、リョウカちゃんに無理されたら困るからね……それにまだまだ回復し切ってないからね…………。」

 

一夏「そうだな……。」

 

セシリア「しかし、気になるのですわ…今回の敵の強さは本当にどれ位かが分かれば良いのですが…。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですね、少なくともこの本丸にとうとう入られた以上は少なくとも……ゲームで言う敵のレベルは…最大を1万レベルまでと考えるなら……最初の所だけでも…雑魚敵のレベルが余裕で5000レベルは優に超えます…そしてボスクラスとなれば一気に跳ね上がって…余裕の9000レベル越えは確実……ラスボスクラスとなればレベルMAXは当たり前……っと言った感じですよ……しかもステージが進むにつれて敵も強くなると考えれば最終的に全て8000レベルが基本で…ボスクラスは1万…そしてラスボスはチートを使って上限解放した場合には…10万以上は確実でしょう。」

 

一夏「おいおい!マジかよ!?」

 

空閑「だけどそれ位が妥当だとは思うぞ?隙を作って送り込まれたのは認めるが…相手も相当だぞ?」

 

千冬「なら勝てるのか?」

 

母核リョウカ(本体)「勝てなきゃ終わりですよ、私達も…家族も……そしてこの世界線諸共ね……だから全軍率いて挑んでる訳ですよ…まあ1〜2割位の別の時間軸の私達は防衛の為に残してるけどね……。」

 

束「じゃあさ、こちらの平均のレベルってどれ位?」

 

母核リョウカ(本体)「少なくとも、敵よりは圧倒的に上ですよ……しかも数ではこっちが有利……ただし地形では向こうが有利です…ただし地形のある程度はみなさんも熟知してるとは思うけど…更なるイレギュラーが起きない限りは……先ず負ける事は無いでしょうが……やはりリョウカちゃんが心配ですね……何せ完全に向こうはリョウカちゃん指定だからね……っとすれば……。」

 

忍田「我々をそっちのけて弱ってる姫殿を狙うっと?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、先ず敵はリョウカちゃんを狙う可能性が非常に高い……無論雑魚だろうがボスだろうが…ラスボスだろうがね……だからこそ防衛軍除いた全軍出撃……そうあの召還された別時間軸の私達もです……上手く行けば狙いは分散する筈ですし多少の混乱が見られる筈です……あんまりやりたくはなかったけど囮作戦ですよ。」

 

大石『ふむ、確かにそれは名案だが……しかし今の姫様は多少弱ってる…もし敵の中に本物の区別が分かる者が居ればかなり厄介だぞ?』

 

母核リョウカ(本体)「勿論、だからこそ囮作戦と同時に大規模な陽動作戦も実施する訳で…派手に暴れ回り更にはその敵の首を討ち取れば指揮系統は混乱する…その隙を突いて突破又は撃滅すれば良いでしょう。」

 

大石『ふ、それは面白い…やってみる価値は有るな……。』

 

母核リョウカ(本体)「ただ…もし最悪の事態に備えて何時でも核クラス以上のを使える様にはした方が良いでしょう……何せ敵さんは相当です……。」

 

リュウカ(本体)「ですね……全軍に通達、現時刻を持って【完全解放命令】を発令します…後に幹部クラスは全員日誌に筆記する様に。」

 

全軍『了解。』

 

 

……完全解放命令……その名の通り全ての武装及び兵器…その他色々を全て使用可能になる……無論究極禁忌最終終末兵器クラスも使用可能…更に全ての戦術も解放されるので様々な事が出来る……ただし、この命令が発令されるのは本国及び本軍等が危機的状況下に陥りそうになった際に発令される緊急非常事態宣言が発令して初めて発令可能状態になる……

 

 

 

 

兵士隊長1『姫様!前方に大陸らしき所を発見!形状から見て、エステリア大陸と思われる!』

 

リュウカ(本体)「早速ですね…では、」

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体)「行くとしましょうか。」

 

全員『……え!?』

 

リョウカ(本体)「……?どうしましたか?」

 

カズマ「いやいやいや…!?お前!寝てた上に弱ってたんじゃないのか!?」

 

リョウカ(本体)「勿論、だからこんな事もあろうかとか…めぐみん特製の秘薬を更に私自身で改良しためぐみん及び私の共同開発の秘薬…【淵森母神の秘薬】を作りました…デメリット無しで完全回復及び全状態異常及び全病気も治せる上に死んだ者を完全に万全な状態で生き返らせたり…更には壊れた又は破壊された物も万全で完全修復……トドメに…これを飲めば簡単に誰でも神になれる効果も有ります……無論ただの神じゃなく…少なくとも私達よりもかなりした周りますがただの神々程度は軽く返り討ちにする程の強大な力を秘めて…更には飲むだけで強くもなれる……正に秘神薬とも呼べる代物です……ついさっき服用したからピンピンですよ……まあ出来たのもついさっきですがね……。」

 

リュウカ(本体)「……段々と医療体制のインフレも悍ましくなって来ましたね……。」

 

めぐみん「ですね……しかしそんな代物がさっき完成したばっかりで服用したからもう無いのでは?」

 

リョウカ(本体)「……っと普通ならそう思うけど、こんな事もあろうかと……よいしょっと……。」

 

 

ドッサリ…!

 

 

カズマ「……多くね?」

 

母核リョウカ(本体)「多いですね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、今回は非常に危険なのは承知してるのでだからこっちも数で押すのです……私もただでやられる訳には行かないですよ……死んだら娘達も悲しむからね……おっと話が逸れましたが…まだまだ大量に有るので……1人何百箱で1箱辺り数千個は有るので何回も喰らう事は…まあ無いとは思うけど……念の為に用意はしましたからもう既に全員分のを能力でみなさん分のを異空間医療用倉庫に入れて尚且つ何時でも取り出せる様にはしてます……。」

 

リュウカ(本体)「相変わらず仕事が早いですね……え?でもそんな暇は有りました?」

 

リョウカ(本体)「有りましたよ?起きた時に瞬時に行いました……。」

 

リュウカ(本体)「……幾ら何でも早すぎはしませんか?」

 

リョウカ(本体)「まあこれもこの薬品のお陰でピンピンですからこう言う事が出来るのです……とは言っても何度も使って薬物中毒になる馬鹿にはなりたくは無いですよ……兎に角出来る限り被弾しない様には気を付けたいですね……ある意味で私は今回の場合には足手纏いになりそうかもしれないですがね……。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカちゃん…。」

 

リョウカ(本体)「…まあそれ以外にも様々な事を用意はしてます…っがどう転ぶかは私達や彼方次第……頑張りましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「……そう…ですね…。」

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、確認です……今回はこのすばの世界線の最後のクエストの時同様に常に全艦隊は私達の上空にて追走…無論それぞれのステージクリア後にそのステージに前線基地及び拠点を設置…更に今回からは開幕から……、」

 

リルス『グルルル……。』

 

リョウカ(本体)「…この子達も始めから呼んでますし…ミニ淵森母神大連合艦隊系全てを投入し…更には全ダンジョンに追走…無論通常の航空兵器及び超航空兵器は上空にて追走及び援護…艦隊も同様に援護に実施……ただしミニ化された通常航空兵器及び超航空兵器はミニ淵森母神大連合艦隊に収納又は常に展開して私達に追走…全ダンジョンに追走……最後にあの子達も常に私達と追走して全ダンジョンにも追走して援護………っと言った感じで基本的に宿泊及び帰還ラインはこの本艦隊で…ステージクリア後には前線基地及び拠点も解放されるのでそこも帰還ラインとなります……有効活用して下さい……更にいつでもそこに徹底が出来る様にもしますし…最悪脱出しても構いません……何度もしつこく言うけど…自分の命が最優先で行動して下さい………危なくなれば兎に角逃げる事……良いですね?まあ私が人の事言えませんがね。」

 

全員『分かった。(了解。)』

 

 

その後一行はエステリア大陸に上陸…バルバド港町に到着した……取り敢えずそこで安定と信頼の情報収集はしたが目立った情報は手に入らなかった……そこで一行はミネアの町に向かった……道中にて案の定魔物と交戦したが……一行の敵では無かった上……

 

 

ドォォォォン…!!

 

ヒュー…チュドォォォォン…!!

 

 

航空隊隊長1『こちらパウツァー1!航空砲撃部隊全機!魔物供に姫様達に喧嘩売った馬鹿供にその砲弾をプレゼントしてやれ!』

 

全機『ウィルコ!』

 

 

新たに正式に大量生産された超高高度砲爆撃機のあの後世世界線にてワールドの撃沈に貢献したあの機体……それの正規改良型及び正式量産型になった超航空兵器……【日本(ヤマト)(コードネーム:パウツァー)】……形状はB-1及びB-52のキメラとなった様な物だが……肩書きが名前通りの戦艦なので…砲撃も出来る爆撃機……無論防空火力は正に空中戦艦らしく全方位がハリネズミが如くの機銃やら砲撃やら対空砲やミサイルやらで武装しまくってるので……近寄れない……しかも空中戦艦なのである程度の防御力も期待出来て……同じ超航空兵器の大先輩のアーセナルアークバードのあのレーザーを喰らっても10回もフルヒットさせてようやく撃破……っと凄まじい防御力だ……確認だがアーセナルアークバードのレーザーは現時点でリョウカの親愛なるゴットファイナルマスタースパークと同等レベルだ……それを10発もフルヒットさせないと破壊不可能レベルのトチ狂った防御力……更に速度及び機動力も馬鹿には出来ず……超航空兵器の中では最も遅いがそれでも最高速度は主力の航空機と同等レベルである……しかもあの見た目で同じく主力航空機と同じ機動力を発揮する……そして肝心の武装面での変化点は……更に巨体化した影響で機体上部にも主砲が2基と機体底部に更に2基追加……そして副砲が元々連装砲8基が更に8基追加…それぞれ上部……左右側面……機体底部…そして両翼に追加……最後に防空兵器をマシマシで追加って感じでしこたま追加で……っと言った凄まじい感じだが……無論爆撃能力も健在で……大量の爆弾を大量に投下可能な点も凄い……無論だが全て格納式なので離着陸の差にも問題は無い……っが凄まじい巨体なので辛うじて何とか艦載機として搭載可能(淵森母神大連合艦隊専用だが…)……っと言う感じだ……尚……最後に、この本機の他に…主砲及び副砲をレールガン及びレールキャノンに換装したタイプと爆撃特化型タイプと爆撃以外の武装がエネルギー兵器に換装されたタイプの4タイプが存在する様だ……

 

 

 

カズマ「おお、完成したのか…!」

 

リョウカ(本体)「ええ、あの戦闘でのデメリットを解消をしようと考えた結果が多少のスピードは犠牲にはなったけど更なる超火力でのゴリ押し特化になりました…無論防御力も私も認める程です……。」

 

シャルロット「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「ただし、超火力故に誤射した際の味方に甚大な被害が出る可能性も無くもないので…一応は誤射しない様にっとは厳命してます……ただ確実にしないとは限らないのが厄介な欠点ですがね……更に言えば空戦能力もそこまで高く無いのでドッグファイトも苦手だったりもするのでそう言う点ではやはり超重爆撃機と同じやり方でしょう……。」

 

千冬「だろうな…。」

 

 

 

その後一行はミネアの町に到着……イースの本集めの依頼を受注し…ゼピック村へと向かって行った……勿論道中にてリョウカ達(主にリョウカがターゲット)に襲い来る魔物供に襲われたが案の定返り討ちにした……

 

……2時間と20分後にゼピック村に到着したが、時刻は夜になったので一度艦隊へと戻り…夜を過ごした……

 

 

翌日……ゼピックに降りたってジェバ宅を訪ねて、神殿内部に入る鍵を手に入れ…同じくゼピック村の悩みである銀の鈴回収のサブ依頼を受けた……

 

 

リョウカ(本体)「さてと、今日は神殿攻略と行きましょう…。」

 

リュウカ(本体)「ですね…さて今度こそあの女神が居ると良いけどね…。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですね、最終クエストの際には全く居なかったですしね……それに現段階では確認のしようが無いのが厄介ですよ。」

 

炭治郎「やはりエネルギーが届かないのか遮断されてるからなのか?」

 

母核リョウカ(本体)「そうなるね、まあ全力でやれば話は変わるけどそうすれば今度は放射能汚染と同じリスクが高まるのでこれ以上出力を上げれないのが実情です……。」

 

一夏「そっか…ってか主力上げたら俺達もヤバいエネルギーってどんなだよ?」

 

母核リョウカ(本体)「気にしたら負けです、とは言え…味方には影響は無いけど周りはそうは行かないのですよ…何せ私達は謂わば動く核爆弾又は水爆と同じなのでね…場合によっては周囲一帯をエネルギー汚染で壊滅的被害を与えてしまう可能性も有り…更にはそんな影響下で火力の高い攻撃をすればもれなく大爆発すると言う爆発オチが待ち構えてます……無論この爆発は味方にも当たるのでそこは気をつけて下さい……って言っても自分も当たるので無差別爆殺ですがね……。」

 

カズマ「わーお………。」

 

空閑「それは恐ろしいですな。」

 

リョウカ(本体)「まあ取り敢えず先へ急ぎましょうか……。」

 

リュウカ(本体)「だね。」

 

 

 

っと言う訳で……一行は神殿に向けて移動し始めて……1時間10分後に到着し…神殿内部へワープした……

 

 

……数分後……一行は例の門の前までやって来た……

 

 

リョウカ(本体)「……やはりこの門も…、」

 

リュウカ(本体)「うん、かなり強い相手でしょうね……。」

 

母核リョウカ(本体)「多分、私の予想以上の強敵だと思うよ…こうなれば最早予想なんてアテにならないでしょうし……行かなきゃ分からないですね。」

 

リョウカ(本体)「ですね、行きましょう。」

 

 

ピカァァァン…ギィィィィィ!!

 

ガシャン…!!

 

 

一行は門を潜って行った……

 

 

ギィィィィィ…ガシャン…!

 

 

メリー「……!超高エネルギー反応!来るわよ!」

 

 

ピカァァァン…ピシャァァァン…!!

 

ジリジリジリジリ…ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体)「やっぱり最初の相手はジェノクレスですか…!とは言えただのジェノクレスじゃないね…!歴戦のオリジンタイプですか!」

 

ジェノクレス『……!!』

 

サスケ「来るぞ!」

 

 

【エステリア編:第1ボス】

 

 

VS【煉獄の魔術師:ジェノクレス(歴戦王個体・オリジン個体・超強化個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【ジェノクレスの討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【holders of power(クロニクルver)】

 

 

地形【神殿:1階:深奥部】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リュウカ(本体)「先手必勝です!はぁぁ…!!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ジェノクレス『……!!』

 

リュウカ(本体)「……!効いてはいるけど…!やはり一発じゃあ無理ですね…!」

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

一夏「……!!何処に行った!?」

 

ナルト「くそ!何処だってばよ!?」

 

母核リョウカ(本体)「…まさか!みんな!リョウカちゃんを守って!奴はリョウカの側から来る!」

 

桐生「何!?」

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体)「っく…!でやぁぁ…!!」

 

 

シャキン…!!

 

ガシ…!!

 

 

リョウカ(本体)「……!コイツ…!接近戦も…!はぁぁ…!!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

ピシュゥン…!!

 

 

リュウカ(本体)「大丈夫…!?」

 

リョウカ(本体)「平気です!でもさっきから瞬間移動ばっかり…!今回のは相当狡猾ですね!更には接近戦特化型とみました…!」

 

 

ボォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「みなさん!避けなさい!はぁぁ…!!」

 

 

シュワッ…!!

 

スタッ…!

 

 

サスケ「成る程!知恵比べって訳か!面白い!」

 

リョウカ(本体)「ならば…!ふんぬぅぅぅ…!!」

 

 

ピキィィィン…ギチギチギチギチ…!!

 

パァァァァン…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「これならどうですか!」

 

 

リョウカは半人半龍形態を発動…無論同時に淵森化もしてる…

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「そっちか…!でやぁぁ…!!」

 

 

ブォォン…ガシ…!!!

 

 

ジェノクレス『……!?』

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「逃がさないですよ…!!っ…!!コイツ……見た目と違って…何て怪力…!!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!このぉぉ…!!」

 

 

シャキン…ザシュゥ…!!

 

ブシャァァ…!!!

 

 

ジェノクレス『……!?』

 

母核リョウカ(本体)「逃がさん…!!」

 

 

ピカァァァン…!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「貴様の魔法を禁止する!はぁぁ…!!」

 

 

ピシャァァァン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

ジェノクレス『……!?!』

 

母核リョウカ(本体)「ふん!これでもう魔法は使えない!お得意のテレポートも使えないでしょう!」

 

ジェノクレス『……!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「……ッッ…!!もう……駄目…!!コイツ……魔法が使えなくなった途端に……更に……!」

 

 

バキィィィン…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神龍)「がは…!!」

 

 

キィィィィン…ズガァァァァァン…!!!

 

 

ジェノクレス『……………。』

 

リュウカ(本体)「……!?リョウカちゃん…!!」

 

 

ブッツン…!!

 

キュィィィィィィン…ゴォォォォォ…!!

 

ピシュゥン…!!

 

 

母核リョウカ(本体:淵源魔神)「貴様ぁぁぁぁぁ…!!!ブッ殺してやるぅぅ…!!!」

 

 

キィィィィン…ブォォン…!!

 

ズガァァァァァン…!!!!

 

 

ジェノクレス『……!?』

 

母核リョウカ(本体:淵源魔神)「まだまだぁぁ…!!私のターンはまだ終わって無い…!!でやぁぁ…!!」

 

 

ポォォピィィ…ポォォピィィ…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

母核リョウカ(本体:淵源魔神)「おまけぇぇ…!!!鬼神四天王奥義の三歩滅殺拳の最上位…の安易バージョン…!淵源鬼神奥義!一歩滅殺拳!」

 

ジェノクレス『……!!?』

 

 

ギュィィィン…ガシィ…!!

 

 

ジェノクレス『……!?!』

 

シカマル「おっと?逃さないぜ?」

 

リョウカ(このすば)「生憎、私達怒らせたら怖いよ?」

 

ジェノクレス『……!?』

 

 

キュィィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

 

母核リョウカ(本体:淵源魔神)「喜べよ?この技拝めるのは貴様位だ……まあ死ぬがな……お前の敗因はたった一つ……貴様は私を怒らせた………死ね。」

 

 

ブォォン…ピキィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!

 

 

母核リョウカの放った安易バージョンの淵源鬼神奥義の三歩滅殺拳を一歩バージョンで放ち……ジェノクレスは跡形も無く消し飛んだ……

 

 

【戦闘終了】

 

 

シュゥゥゥ……

 

 

母核リョウカ(本体)「全く、やれやれですよ……っは!?そうだった…!リョウカちゃんは!?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、間一髪…半人半龍形態の頑丈差でほぼ無傷で助かったです…とは言っても……めちゃくちゃジェノクレスの一撃が痛かったですがね……。」

 

リュウカ(本体)「動ける?」

 

リョウカ(本体)「すみませんが、少し休ませて下さい……大丈夫です…次のボスの所に来たら起きます……。」

 

リュウカ(本体)「……良いですよ…ほら…。」

 

 

リュウカはリョウカを背負った……するとその瞬間にリョウカは即座に眠り始めた……

 

 

リョウカ(本体)「す〜…く〜…。」

 

めぐみん「すみません……まさかあんな変化が有るとは想定してませんでした……。」

 

リュウカ(本体)「私もですよ……。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、さてと…、」

 

 

ミシミシミシミシ…ズガァァァァァン……!

 

 

桐生「どうやらボスを倒したから先に行けるようだぞ。」

 

母核リョウカ(本体)「ですね、行きましょう。」

 

 

そして一行は地下へと降りて行ったのだった……

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第31話 淵森母神一家とイース:エステリア編【前章・中編】

どうも、お馴染みのリュウカです…それじゃあ前回のあらすじを説明すると…前回私達は、この世界線にとうとうイレギュラーが発生して…しかも内容がイース系だったです……しかも…その時はリョウカちゃんが体調を崩していたので当初は動かないつもりだったけど……結局は動かざる得ない状態になり……まだ回復してない状態で出撃したけどリョウカちゃんの新薬であっさりと回復したと言う異常事態になったけど上陸に成功……私達は攻略を開始して先ず神殿内部に侵入したけど、案の定先ずジェノクレスと戦闘…超強化された個体だったので苦戦の末に撃破に成功しました……こんな感じかな?それじゃあ今回も見てください。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

【神殿:地下1階】

 

 

 

ジェノクレスを討伐した一行は地下1階へ来ていた……

 

 

めぐみん「相変わらず薄気味悪い所ですね。」

 

リュウカ(本体)「そうですね、しかも暗いですしね……。」

 

リョウカ(本体)「く〜……す〜……。」

 

修「こんな状況下で良く寝れますね……。」

 

母核リョウカ(本体)「それ程よっぽど奴が尋常じゃ無いボスですよ…捕まえるだけでも尋常じゃない位の体力も使ってる上に思いっきり殴られたからね……だからその分の体力回復の為に眠ってると思うよ…まああの新薬使えば楽でしょうけど…そうなるとリョウカちゃんを余計に苦しめるだけです……せめて次のボスの所までは眠ってて下さいね…。」

 

リョウカ(本体)「す〜……ん〜…。」

 

メリー「……ん?お、どうやら今回は居るみたいだよ……あの女神が。」

 

カズマ「は?何処?」

 

メリー「案の定最深部だよ…しかもご丁寧に超強大な反応もそこに居るわ……確実に今回のボスは……ニグティルガーだと思うよ…。」

 

一夏「ニグティルガー?」

 

リュウカ(本体)「直球に言えば、超巨大な猛毒の肉食の大百足ですよ…しかも個体にもよるけど電気や毒爆弾等撒き散らすヤバい奴も居るそうですし…しかも猛毒を自由自在に扱う上……水陸供に隙は無いのが恐ろしい……ただし力押しで攻めればどうにかなる相手です……っが真正面からやらない方が身の為ですよ。」

 

シャルロット「へ〜……。」

 

リュウカ(本体)「えーっと……スティール。」

 

 

ピカァァァン…ピシュゥン…!

 

パシ…!

 

 

リュウカ(本体)「更にスティール……スティール……スティール…。」

 

 

リュウカは連続でスティールを発動して集めれるだけの最重要アイテム及び装備品を回収した……

 

 

千冬「何をした?一瞬で手元にアイテムが?」

 

リュウカ(本体)「これ?これはスティールと言う魔法……本来のスティールの効果は狙ったターゲットのアイテム及び装備品等を無差別でランダムで1つだけ奪う……窃盗魔法……ただし私達の扱うスティールは……私達の知る物であれば如何なる場所からでも奪い取る事が可能……つまりはアレが欲しいな…って思った際にこれを発動すればあら不思議……手元に即座に奪い取れるって訳ですが………前者の方は無差別ランダム制なので……最悪下着とか盗む時が有ったりとか…国にとっての心臓部の最重要の品物を奪ったりする可能性も有るのが玉に瑕……そして後者は……そもそもその奪いたい代物の事を知らなければ意味がない上……その代物が相手の手に渡ってた場合には案の定確率の壁が立ち塞がる上に…もし互角であればやっぱりランダム制に変わるのが玉に瑕……しかもこっちのスティールは前者の比じゃ無い位に無差別ランダムでね……相手の部位も問答無用で奪う可能性も有るし……内臓の一部も奪う事も可能……なので使う際には相手や奪う物を選ぶ事ですね……。」

 

千冬「そうか……まあ最後の方が恐ろしい事なのは除けばまだまともだな……。」

 

リュウカ(本体)「まあね、さてと…うん、イースの本以外は必要な物は取れましたね……やっぱりイースの本は対策されてるのか能力では奪えない様ですね。」

 

母核リョウカ(本体)「まあ事実上ボスが持ってるのと変わらないからね…どう言う理屈かは不明ですがね…同じ宝箱に入ってる癖にボスを倒さないと無理なのは仕方ないけどね……。」

 

ラウラ「む…そうか……面妖な奴等だな…。」

 

リュウカ(本体)「まあ、兎に角行ってみましょうか…。」

 

 

一行は移動を再開して地下深くへと降りて行き……

 

 

【神殿:地下3階:深奥部手前】

 

 

……30分後に到着した……

 

 

リュウカ(本体)「着きましたね……さてと、リョウカちゃん…起きて。」

 

リョウカ(本体)「ん……ふぁ〜……すみません、良く寝てました…着きました?」

 

リュウカ(本体)「そうですよ…動けますか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、寝れましたからさっきよりはかなりマシです……。」

 

リュウカ(本体)「そう、でも無理はしないでね?」

 

 

リュウカはリョウカを下ろした……

 

 

リョウカ(本体)「さてと、行きましょうか…あ、その前に……出来るかどうか分からないけど……ふん…っ…!」

 

 

ギチギチギチギチ…!

 

 

リョウカは先ず半人半龍形態を発動……

 

 

リョウカ(本体:半龍)「次に……艤装展開…出でよ、神森龍華(リョウカ)!」

 

 

ピシュゥン…ガシャン…!

 

 

更に次にリョウカは艤装を展開して装着した…艤装は龍華(リョウカ)だ…龍華(タツハナ)ではなく龍華(リョウカ)だ……尚この龍華(リョウカ)は案の定龍華(タツハナ)の半分以上規模の代物となっている…勿論艤装だろうが関係無く本来の性能通りの物に仕上がってる……(尚サイズは馬鹿にならないが…)

 

 

リョウカ(本体:半龍)「うん、上手く行ったね…。」

 

カズマ「お〜…そう言えば確か艤装と龍形態の組み合わせの実験やってなかったな……。」

 

リョウカ(本体:半龍)「まあね、っが私には微妙にキツいですね……確かに性能アップは良いですが……かなり燃費が悪いです……仕方ないですね……。」

 

 

シュゥゥゥ……

 

 

リョウカは元の姿に戻った…

 

 

リョウカ(本体)「……お母さん、おじいちゃんから貰ったあの装備って私にも使えたりしますか?」

 

母核リョウカ(本体)「……使えますよ、何せ私だからね……心の中で呼べばきっと来るよ。」

 

リョウカ(本体)「うん……。」

 

 

リョウカはその場で心の中で呼んでみると……

 

 

ピキィィィン…パァァァァン…!!

 

 

リョウカの身にあのこのすば初代ラスボスを務め…及び現ラスボスも務めている魔王の残したあの装備品を纏っていた…無論武器はファクトの大剣と超大刀剣…更におまけに今世のリョウカにとって有り難い防具の魔王装備一式も装備…(見た目はそこまで変わってなく…精々魔王らしい色合いになってる位で禍々しいオーラを常に放ってる位…)尚、それを装備した瞬間に強制的に覚醒形態を発動していた……どうやらいつのまにかこの装備も強制覚醒形態発動能力を保有してる様だ…後ついでに言えば装備している艤装も懐かしいZEROカラーに染まっている…

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「……!出来ました!」

 

リュウカ(本体)「良かったですね……。」

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「………ありがとう……おじいちゃん…また力を貸して下さい………さてと今度こそ行きましょう。」

 

 

 

一行は今度こそその門を潜って行った……

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「……閉まらないですね…。」

 

ナルト「…?なあ、あの壁画変じゃねぇかってばよ?」

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「アレに触らない方が良いですよ、恐らくアレを調べようとするとあの門が閉まって戦闘が始まると思うよ…だってあの壁画から強大な殺気と力を感じる…。」

 

メリー「……確かにアレがそうだわ……でもどうするの?調べない限りは先には行けれないし…恐らくあの奥に居るであろう女神らしい人にも会えないわ…。」

 

リュウカ(本体)「困りましたね……。」

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「仕方ないですね……効くかどうかは分からないけど……先制攻撃をかましますか……全主砲!砲撃用意!目標!ニグティルガー!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴ…ガッコン…!

 

 

リュウカ(本体)「私達も下がった方が良いですよ……デカい一撃です!」

 

 

リュウカ達も端に退避した……

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「主砲!砲撃始め!」

 

 

ピキィィィン…ブッピュゥゥゥゥゥゥン…!!

 

ギュゴォォォォォ…ピキィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

妖精総元帥1『目標に命中しました!』

 

妖精総元帥3『……!!駄目です!目標!動きます!』

 

 

ギィィィィィ…ガシャン…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

メキメキメキメキ…ビシビシ…!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「…やっぱりそうなりますね…!主砲以上のは…これ以上撃てば神殿が持たない上に人質にも影響が出る…!仕方ない…!龍華(リョウカ)!私を緊急射出!本艦は主砲以上の武装の使用を禁止にした上で自動戦闘を実施!」

 

妖精リョウカ(本体)『了解です!リョウカさん!射出!』

 

 

ガシャン…バシュゥ…!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「でやぁぁぁ…!!」

 

 

リョウカは射出された勢いのままニグティルガーに再度先制攻撃を実施……っが……

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

ギュルン…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「なっ…!?っ…!!」

 

 

ブォォン…ガキィィィィン…!!!

 

ズザァァァァ…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「成る程、歴戦王ですか!」

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

そして一行達とニグティルガーとの戦闘が始まった……

 

 

【エステリア編:第2ボス】

 

 

VS【歴戦の猛毒人喰い古代大百足:ニグティルガー(キメラ個体(オリジン&ルネ個体)・歴戦王個体・超強化個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【ニグティルガーの討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【holders of power(クロニクルver)】

 

 

地形【神殿:地形3階:深奥部】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

グググググ…シュワッ…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「速い…!みなさん散って!」

 

 

シュワッ…!!

 

ズガァァァァァン…!!!

 

 

ニグティルガーはさっきのお返しとばかりに溜めの大突進を敢行、一行は一斉に散って避けた……

 

 

ニグティルガー『ギィィィィィ…!!!』

 

 

ギュルン…!!

 

ボロボロ…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「……!!毒爆弾…!!回避…!!」

 

 

シュワッ…!!

 

ボォォォン…!!!

 

 

今度は自信の身体を震わせて、毒爆弾をばら撒いたが…これも回避……

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

ギュルン…シュワッ…!!

 

 

リュウカ(本体)「……!!不味い!リョウカちゃん!着地狩りが…!!」

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「何!?っ…!!」

 

 

フアァァ…!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

ニグティルガー『ギィィィィィ…!!!』

 

 

ニグティルガーはリョウカの着地を狙った突進をかましたが…間一髪リュウカの叫びで察知して浮遊で避けた……

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!!!』

 

 

グググググ…シュワッ…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「な…!!?っく…!!」

 

 

ヒョイ…!

 

ズシィィィン…!!!!

 

 

ニグティルガーは何とその巨体で飛んでいるリョウカに飛び掛かったが、やはり小回りが効く上に速度も速いリョウカを捕まえるのは困難だった…っが……

 

 

ドスドスドスドス…!!!

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ……!!!』

 

 

シュワッ…!!

 

ギュルン…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「なっ…!?っく…!!」

 

 

ガキィィィィン…!!!

 

キィィィィン…ズザァァァァ…!!!

 

 

ニグティルガーは飛び上がった勢いを使い何とそのまま長大な身体で薙ぎ払ってリョウカを地面に引き摺り落とした…更に……

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!』

 

 

シュワッ…!!!

 

 

 

間髪入れず追撃でリョウカに突進……

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「っく…!!はぁぁ…!!」

 

 

ブォォン…!

 

ズガァァァァァン…!!!

 

ギリギリギリギリ…!!

 

 

 

リョウカの攻撃とニグティルガーの突進がぶつかり合った…っが力関係ではほぼ互角……しかし体格では完全にニグティルガーが勝ってる上にリョウカは先のジェノクレス戦でのダメージが回復し切って無いので当然……

 

 

バキィィィン…!!

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

ガバァッ…ガブッ…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「……っぐぅあ…!!?がは…!?」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!?」

 

 

リョウカは完全に力負けし…弾かれたよろめきを狙い思いっきりニグティルガーが胴体を噛み付いた……無論深々と牙が刺さってる上に猛毒……更に……

 

 

ドシュ…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「……ッッッ……!!?ゴハァ…!!?」

 

全員『……!!?』

 

 

何とニグティルガーの口内からまるで隠して有ったかの様に鋭く鋭利な巨大な針をリョウカの腹部を貫いた…更にこれも猛毒だし……当たりどころが悪く……致命傷となる所だった……

 

 

リョウカ(本体:淵源魔神)「ごふ…!!ッッッ…!!私を……舐めるなぁぁ…!!!」

 

 

シャキンッ…!!!

 

ドシュゥゥ…!!!!

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ……!!?!』

 

 

ブシュ…!!

 

ヒョイ…ヒュゥゥゥ……!

 

ドシャァ…!

 

シュゥゥゥ……

 

 

リョウカは残った力でニグティルガーの脳天に超大刀剣をブッ刺した……無論ニグティルガーは暴れに暴れ…リョウカを離した……弱っている故に受け身が出来ずに地面に叩き付けられて覚醒形態も解除された……

 

 

リョウカ(本体)「ぐふ…!!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!」

 

ニグティルガー『ギィィィィィ…!!ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

今の攻撃で完全に激昂したニグティルガーは今度こそリョウカの息の根を止めんとばかりに突撃しようとした……しかし……忘れてはならない……リョウカは一人で戦ってる訳じゃない事を……そしてリョウカを傷付けられたら当然ブチ切れる者も居るので……

 

 

ヒュゥゥゥ……ズガァァァァァン…!!

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!?』

 

リルス(激昂)『グォアァァァァァァァァ…!!!』

 

アルス(激昂)『グォアァァァァァァァァ…!!!』

 

 

激昂したリョウカのペット達がニグティルガーを肉薄……更に未だに脳天に刺さってるあの超大刀剣も有るので……

 

 

ラージャン(激昂)『グルォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ガシ…!

 

グシュゥ…!!!

 

 

ニグティルガー『……!!?!ギシャァァァァァァ…!!?!?』

 

 

超攻撃的生物の癖にオオナズチ並以上の超知能派のラージャンがリョウカの刺した刀剣で更に奥深く刺して行きニグティルガーを苦しめ……

 

 

めぐみん「退きなさい…!!私が消し飛ばしてやります……!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

 

めぐみん「消えて無くなれ…!!エクスプロージョン…!!!」

 

 

ポォォピィィ…!!!

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!?』

 

 

ピキィィィン…ズドォォォォォン…!!!!

 

 

最後はブチ切れためぐみんの久々の本気のエクスプロージョンで完全に消滅させた…尚ペット達は事前に回避していた上に脳天に刺さってたあの刀剣もラージャンが一気に引き抜いてたので無事だった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!しっかりして…!リョウカちゃん…!!」

 

リョウカ(本体)「ごぼ…!!がは…!!げほ……げほ…!!!」

 

永琳「待ってなさい!…確かこれだったわね…これを今すぐ飲ませるわ!」

 

 

永琳はあのリョウカの言っていたあの秘薬を飲ませた……すると……

 

 

ミチミチ…!

 

 

リュウカ(本体)「……!傷が塞がっていく…!」

 

 

リョウカの傷が音を立てながら塞がっていき……

 

 

リョウカ(本体)「……はぁ………すは〜……す〜…。」

 

永琳「……どうやら大丈夫の様ね……しかし…本当に凄い薬品……即効で効くとは……。」

 

めぐみん「ええ……でも今回はある意味で我々も惨敗に近いでしょうし……勝ちはしたけどその対価がコレとはね……我々も随分と舐められた物ですよ……リョウカちゃんばかり狙って……!」

 

リュウカ(本体)「よいしょっと……ええ……私だってね……私だって……こんな事なら本当に来させなければ良かったって今でも思うけど……今となっては本当にどうしよも無いのが悔しいです……。」

 

一夏「ああ……そうだな……。」

 

リュウカ(本体)「さてと……グチグチしても仕方ないからこの先に居るであろう人を回収してその後イースの本も回収して撤退しましょう。」

 

ダクネス「そうしよう。」

 

 

その後一行は奥の部屋にて閉じ込められている女神のフィーナ(記憶喪失)とイースの本を回収して…テレポートで脱出……その後ゼピック村へ帰還して、そこでフィーナを預けた……その頃になると丁度日が落ち始めたのでまたゼピック村の上空にて艦隊の所へ戻り……そこで一夜を明かした……

 

 

次の日……

 

 

リョウカ(本体)「……ん…ふぁ〜……あれ…?いつの間に此処に?……ん?」

 

リュウカ(本体)「す〜……く〜……。」

 

リョウカ(本体)「…………治ってる……もしかしてあの薬かな?」

 

リュウカ(本体)「ん〜……リョウカちゃん……?」

 

リョウカ(本体)「あ……お母さん、おはようございます……。」

 

リュウカ(本体)「うん。おはよう……身体は大丈夫?」

 

リョウカ(本体)「うん、大丈夫ですよ。」

 

リュウカ(本体)「そっか………本当に良かったです……私……本当に心配でした……。」

 

リョウカ(本体)「……ごめんなさい…私の不注意で避けれず……。」

 

リュウカ(本体)「ううん……リョウカちゃんの所為じゃないです……けど本当に良かった……生きてて……。」

 

リョウカ(本体)「……はい……。」

 

リュウカ(本体)「さてと、リョウカちゃんは此処で待ってて…幾ら全回復したって言ってもまだ昨日のダメージや精神的にもかなり来てるとは思います……だから寝て休んでて…。」

 

リョウカ(本体)「はい…。」

 

 

その後リュウカはリョウカの為の食事を用意してリョウカの所へ持って行き食事を与えて……その後一応病み上がりではあるが再度出撃準備をして……再度一行と供にゼピック村へ降りて……サブクエストである銀の鈴を渡して……とある情報を手に入れて……再度ミネアの町へやって来た……

 

 

1時間後……

 

 

リョウカ(本体)「変わってますね……。」

 

リュウカ(本体)「うん、そうですね……。」

 

カズマ「……【バキュ=バデット】か……確か俺の知る限りじゃあ恐らく今回のはまさかの全部乗せだな……何せ追加でDS版限定の追加ステージだぜ?」

 

リョウカ(本体)「そうなのですか……私も知らない所ですので……。」

 

カズマ「そっか、なら一応ゲームマスターではあるが…今回のは俺が詳しい……あそこについては俺が説明する。」

 

リョウカ(本体)「お願いします……取り敢えず移動しながら説明聴きましょうか。」

 

 

それで一行はバキュ=バデットに関しての情報をカズマから聴きながら再度神殿の所までやって来た……まあ正確には神殿には入らないが……

 

 

リョウカ(本体)「へ〜…此処に有るのですか。」

 

カズマ「ああ、外に置いてあるこの女神像に触れたらあのステージに行ける…言っておくがあそこはある意味で謎解き要素が多いしトラップも有るからな?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこそ…今回のステージの攻略の鍵はカズマさんに頼みます……私達の道しるべになって下さい。」

 

カズマ「あいよ任されたぜ。」

 

 

 

一行は女神像に触れてバキュ=バデットに突入……攻略を開始した……道中は様々な仕掛けも有ったがカズマによって知り尽くされていたのであっさりと仕掛けを全て攻略……深奥部の手前までやって来た……

 

 

メリー「……居るわね……ただどうやらあの占い師は居なさそうよ……。」

 

リョウカ(本体)「まあ、取り敢えず自分の目で確かめるのが筋ですが……先ずはどんな敵なのか知りたいですね……どうせほっといても何れ厄介になるかもしれないのでね…。」

 

リュウカ(本体)「そうですね、それに今回は地形的にはこっちが圧倒的に有利です……何せ今回は屋外……今までは屋内にボスが居るのが殆どだったですしある意味で今回のボスは全軍総出での物量攻撃で物言わせてやるのが手っ取り早いでしょう。」

 

リョウカ(本体)「そうですね、ただ今後の攻略の為に先ずは様子見です……敵の情報を可能な限り引き出してその後に一気に叩くとしましょう。」

 

リュウカ(本体)「分かりました……ただしリョウカちゃん、今回の戦闘は私達がやるからリョウカちゃんはサポートない徹して…何度も言うけどリョウカちゃんは幾ら全回復したって言っても……やっぱり全開するのは些か危険だと思うからね……それにどっちにしてもあの廃坑攻略の鍵はリョウカちゃんが必要です……。」

 

リョウカ(本体)「分かりました……なら……。」

 

 

ピシュゥン…パシ!

 

 

リュウカ(本体)「……!リョウカちゃん……本当にコレを私に?」

 

リョウカ(本体)「うん、お母さんなら扱っても大丈夫だと思うからあげるよ……それに大丈夫ですよ……実はおじいちゃんに頼んでもう既に私とお母さん達の分は用意させたから…。」

 

リュウカ(本体)「……分かりました……ありがとう…リョウカちゃん。」

 

 

リョウカはリュウカに何と先日使っていたあの魔王装備を授けた……無論フル装備だ……尚リュウカ専用のカスタマイズがされてるのか自動発動の覚醒形態は発動はしないが全体的の能力及び性能が大幅に上がってる様だ…更には様々な加護と能力で全防御系と攻撃系統が発動……っとリョウカと違い以外にも攻防特化型に近いバランス特化型になっている様だ……服装面ではある意味でリョウカに近い服装だが、所々リュウカらしい服装の要素である装飾も有る様だ……

 

 

リュウカ(本体)「これなら行けるのです、さてと行きましょう。」

 

 

ギィィィィィ…ガシャン…!!

 

 

一行はその門を潜って行った……

 

 

ギィィィィィ……ガシャン…!!

 

 

 

リョウカ(本体)「……!!アレがボスですか…!」

 

カズマ「ああ、アイツは…【古代巨人:べトロレクス】だ…普段はただの台座っぽい感じだが……侵入者を確認すると起動…どっかで見た事が有りそうな見た目のゴーレムに早変わりする……んで攻撃方法は、腕をぶん回しての接近戦とお得意のエネルギー弾を飛ばして来る……因みだが、ぶん回し攻撃は攻撃を受けても自動で反撃で即座に使って来る上に体力が減れば何と電気を纏って威力を上げて来るから気を付けろよ!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ウィィィィィン…ガコン…ガシャン…!!

 

フワァァ…!!

 

 

べトロレクス『……!!』

 

リョウカ(本体)「……艤装展開!出でよ龍華(リョウカ)!」

 

 

ピシュゥン…ガシャン…!

 

 

カズマ「来るぞ!」

 

べトロレクス『………!!』

 

 

【エステリア編:第3ボス】

 

 

VS【古代巨人:べトロレクス(超強化個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【べトロレクスの討伐】敗北条件【味方の全滅】アナザー目標【べトロレクスのスキャン完了】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Chase of Shadow(完全版ver)】

 

 

地形【バキュ=バデット:深奥部】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

リョウカ(本体)「何か弱点は…!ジェフティ!べトロレクスのスキャンを!」

 

エイダ(子機)『了解、スキャンを開始。』

 

リョウカ(本体)「みなさん、スキャン完了までの間私を守って!」

 

リュウカ(本体)「任せて!」

 

べトロレクス『……!!!』

 

 

グルン……グルン……!!

 

 

桐生「……!気を付けろ!奴の両腕が回転し始めた!」

 

リュウコ(本体)「ならば!コレでも喰らえ!」

 

 

ガチャリ!ズドン…!!

 

キン…カン…!!

 

 

リュウコ(本体)「っく…!効かない…!!」

 

リュウキ(本体)「下がってなさい!切り刻んでやります!でやぁぁ…!!」

 

 

シャキン……!!

 

シュワッ…キィィィィン…!

 

シュッ…!!

 

ガキィィィィン…!!!

 

 

リュウキ(本体)「っち…!!やっぱり両腕に当てても効かないか…!!」

 

 

グルグルグルグル…!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ポォォピィィ…!!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃんはやらせない!でやぁぁ…!!」

 

 

べシン…!!!

 

ヒュゥゥゥ……チュドォォォォン…!!!

 

 

べトロレクスの回転攻撃からの派生攻撃のエネルギー光球はリュウカによって弾かれた……

 

 

エイダ(子機)『スキャン完了、敵の情報を開示します。』

 

 

【アナザー目標達成】

 

 

リョウカ(本体)「……!!やはりコアである頭部部分ですか!けど……生半可な攻撃じゃあ壊せれない……どうすれば……。」

 

 

キィィィィィィィン…!!!

 

 

航空隊隊長1『こちらパンツァー1!砲撃支援を開始する!』

 

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ……チュドォォォォン…!!!

 

 

べトロレクス『……!!?』

 

リョウカ(本体)「……砲撃……狙撃……?……コレです!主砲!レールキャノンモード起動!」

 

妖精リョウカ(本体)『了解です!レールキャノンモード起動!』

 

 

ガシャン…ガコン…!!

 

 

リュウカ(本体)「どうするのですか!リョウカちゃん!」

 

リョウカ(本体)「みなさん!一度しか言わないから良く聴いて!これより私はこの場から一切動かず固定砲台となり…べトロレクスのコアに対して直接レールキャノンによる狙撃を敢行します!敵の事ですから恐らくフルチャージで撃たなければ一撃では倒せれない……だからチャージの間と照準を合わせる間の陽動を頼みます!私も一撃で当てれる様には努力はしますが…もしかしたら外す可能性も有ります……っが敵の事ですからこの一撃で仕留めれなければ私を最優先で攻撃し始めて再度の砲撃は不可能になります、だからこそお願いです……もう一度だけ陽動をして私を守って下さい…この一撃で全てを決めます!」

 

リュウカ(本体)「分かりました!みなさん!リョウカちゃんを守って!」

 

全員『了解!』

 

 

特殊敗北条件【リョウカの撃破・リョウカの狙撃失敗(一撃でも攻撃を受ける・攻撃をミスする)】

 

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

エイダ(子機)『電力充填率……20%。』

 

航空隊隊長2『全機聴いたな!動けない姫様を守れ!最悪機体だけ特攻させてでも陽動しろ!』

 

全機『ウィルコ!』

 

 

キィィィィン…!!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

バシュゥ……バシュゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

べトロレクス『………!!』

 

 

ウィィィィィン…グルグルグルグル…!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ポォォピィィ…!!!

 

 

航空隊隊長2『各機散開!コイツ対空攻撃もして来たぞ!』

 

リュウカ(本体)「こっちを見なさい!でやぁぁ…!!」

 

 

ッダ…!!

 

シュッ…ザクッ…!!

 

 

べトロレクス『……!?』

 

リュウカ(本体)「……っ…!堅い…!!って不味い…!はぁ…!!」

 

 

シュワッ…!

 

スタッ…!!

 

 

エイダ(子機)『電力充填率…100%……最終安全装置解除……。』

 

リョウカ(本体)「砲術長!しっかりとコアを狙って!」

 

妖精砲術長『アイアイサー!』

 

 

 

ウィィィィィン……ガッコン…!!

 

 

航空隊隊長3『こちら龍華(リョウカ)搭載機の偵察機!目標のコアに対する着弾観測を実施する!誤差修正…横0.3及び縦0.1!』

 

リョウカ(本体)「……っ…。」

 

 

ガコン…!!

 

 

妖精リョウカ(本体)『目標ロックオン!何時でも行けます!』

 

リョウカ(本体)「みなさん!退いて!!レールキャノン…発射…!!!」

 

 

ピキィィィン……ピギャァァァァァ…!!!

 

ドッギャァァァァァン…!!!!

 

 

べトロレクス『……!!?』

 

 

ズキュゥゥゥン…!!!

 

ジリジリジリジリ…ピキィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカの放ったレールキャノンはべトロレクスのコアを正確に射抜き……べトロレクスは爆発四散した……尚直前に味方は全員退避してたので被害は皆無だった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、やりましたね。」

 

カズマ「だな……。」

 

母核リョウカ(本体)「しかし激しく動く敵に良くレールキャノンでコアを正確に撃ち抜けますね……私自身だけどね……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ激しくって言っても1箇所に留めてくれたお陰のと観測機による着弾観測も行ってくれたのも有りますし……艤装の元々の性能を利用したのも有りますが……みなさん無しじゃあ到底不可能でしたよ……本当にありがとうございます。」

 

めぐみん「いえいえ、さてと先に行きましょうか……確か大抵はこの先にイースの本がある筈ですが……。」

 

カズマ「いや、無いぞ?」

 

全員『……え?』

 

カズマ「どう言う方法を使ったかは不明だが、あのサラは此処を突破して既にイースの本を回収してもうミネアの町に戻ってるぞ?」

 

めぐみん「そ……そんな……。」

 

リョウカ(本体)「……私達の苦労は一体……はぁ……。」

 

カズマ「まあ、無駄じゃないがな……って言っても厄介なボスのデータは手に入ったし…此処の地形の事も理解は出来ただろう?」

 

リュウカ(本体)「まあ……そりゃあそうかもしれないけど……コレが釣り合うのかが些かどうかって思いますがね……。」

 

カズマ「まあな……まあどうせあの占い師はこの後殺されてるだろうしな……。」

 

母リョウカ(本体)「救えない物ですね……さてと、ミネアの町に戻りましょうか。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

そして一行はテレポートで艦隊に戻り……ミネアの町に戻って行ったのだった……

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第32話 淵森母神一家とイース:エステリア編【前章・後編】

どうも、私はナナですよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…私達は神殿の地下深くまで潜り…最深部にてニグティルガーと交戦し大苦戦しながらもどうにか撃破…リョウカちゃんは瀕死の重傷を負った上に猛毒を喰らってしまったけど新薬でどうにか回復したよ……そして私達は女神の片割れとイースの本を回収……脱出して、翌日…本来なら次のステージは廃坑攻略の筈が何とDS版の物と混じっていたのかバキュ=バデットの攻略を実施する事になり……カズマの助言やサポートの元無事に攻略に成功しました……無論そこでの新たなボスのべトロレクスとも交戦して撃破しましたが結局は来た意味は不明のまま撤退した…って感じね、それじゃあ今回も見て。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

ミネアの町に到着した一行は占い師のサラの元へ訪れたが案の定死亡が報告され2冊目のイースの本を手に入れた……

 

 

母核リョウカ(本体)「また救えなかったですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね…………残念ですよ。」

 

めぐみん「ええ………ん……?……っ…!?」

 

リョウカ(本体)「どうしたの?」

 

めぐみん「……これから向かう廃坑……気を付けた方が良いです……。」

 

母リョウカ(本体)「未来が…見えたのね?」

 

めぐみん「ええ、もしこのまま行けば……間違いなくリョウカちゃんは死にます……しかも見えたのは……廃坑に入った直後にリョウカちゃんが何故か暴走を引き起こして我々を追いかけて……その後ボスの所まで逃げ続け……その後リョウカちゃんと……、」

 

リュウカ(本体)「またヴァジュリオンですか?」

 

めぐみん「ええ、しかも今度は軽く100体も居ます……更には全て超強化個体且つオリジンとネオ個体のキメラ個体です……到底暴走状態のリョウカちゃんとは言え呆気なく数の暴力でやられてしまいます……。」

 

リョウカ(本体)「そんな………でも何で私が暴走するのですか?」

 

めぐみん「分からないです……それが分かればですが……。」

 

母核リョウカ(本体)「そっか、それじゃあ確認しましょうか……リョウカちゃん…エネルギーは大丈夫ですか?」

 

リョウカ(本体)「それは問題無いですよ?現時点は全て安定してますし常に一定のペースで補強を繰り返してますので問題無いです。」

 

母核リョウカ(本体)「ふ〜ん……じゃあ今体調はどうですか?」

 

リョウカ(本体)「そりゃあ勿論、薬を飲んでますから一応は問題無いですよ?」

 

母核リョウカ(本体)「成る程ね…っで?今のリョウカちゃんで外部的な要因で暴走を引き起こす可能性は?」

 

めぐみん「有り得なくは無いですよ、薬の効力はあくまでも即効性で持久性は無いから状態異常の耐性を付ける効果は無いでしょうから……精神操作で暴走の可能性も……無くは無いかな?」

 

リュウカ(本体)「……一度艦隊に戻って作戦会議しましょうか。」

 

母核リョウカ(本体)「ですね。」

 

 

 

一行は廃坑攻略の為の作戦会議をする為に艦隊へ戻った……

 

 

 

リュウカ(本体)「さて、どうしたものでしょうか……。」

 

千冬「一応確認だが、ヴァジュリオンとは?」

 

母核リョウカ(本体)「召還魔獣の中でとびっきりの最強格の吸血鬼型の魔獣でしてね?幾度も無く戦いましたよ……しかも同じ個体とね……しつこいっと言ったらありゃしないですよ……しかし幸いにも一応同一では無いのですよね?」

 

めぐみん「ええ、見た限りではそうです……しかし相手は優に100体はこえてますよ?しかも暴走するであろうリョウカちゃんのセット付きでね。」

 

母核リョウカ(本体)「うん、確かにそれは不味いですね……リョウカちゃん相手は流石に加減しないとうっかりと傷付けるか殺してしまいかねないので……かと言って隙を見せればヴァジュリオンの大群に襲われて御陀仏……なら放置を決め込めば確実にリョウカちゃんがヴァジュリオンの数の暴力に屈してやられて御陀仏……現状八方塞がりですよ……先ずは何でリョウカちゃんが暴走しなければならないのかが分かれば簡単に対処が出来ますが……。」

 

リョウカ(本体)「うん、私自身でもさっぱり分からないですよ……何せ暴走するのは私だけですよね?」

 

めぐみん「ええ。」

 

リョウカ(本体)「確かにそれは変ですね……確かに私はみなさんよりは弱いとは思ってますが……幾ら外的な要因で暴走するのなら……もし私が黒幕の立場ならお母さん達のいずれかを暴走又は洗脳させて嗾けて遣り合うのが効率が良い筈……わざわざヴァジュリオンを100体も用意する意味が無い……だから恐らく外的な要因の可能性は無いと思います……。」

 

母リョウカ(本体)「成る程ね……確かにそうだね……。」

 

リョウカ(本体)「う〜ん……だとすればやっぱり私自身に何か有るのかな?……ん?…………取れた。」

 

リュウカ(本体)「ん?何ですかそれ?」

 

リョウカ(本体)「さぁ?分かりせんね……ただコレから微妙に禍々しい感じがしますね……多分コレが原因でしょうか?……とりあえずさっさと処分しましょう……。」

 

 

リョウカはそう言って……

 

 

バタン…!

 

ポイッ…!!

 

 

ウィィィィィン…ガコン…!

 

ズドン…!

 

ボォォォォン…!!

 

 

思いっきり窓から放り投げて…それに敵意が宿っていたのか…検知されて自動で高射砲で爆破処理された……

 

 

カズマ「処分するレベルじゃねぇだろ…!高射砲を使うまでもなかろう?」

 

リョウカ(本体)「とは言っても、どうやらアレに敵意が有ったからレーダーに検知されて自動迎撃の攻撃を作動させたのですよ……さてと、コレで大丈夫の筈ですが……ヴァジュリオンをどうしましょう……。」

 

リュウカ(本体)「100体以上も相手ですか……1匹の戦闘力が世紀末レベルだと困るのですがね……。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですね……1匹に対して数百人でどうにかって感じじゃあ困りますし……。」

 

メリー「う〜ん……でもそこまで強大な反応じゃないからこっちの物量で攻めればどうにかなるんじゃない?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん……ならば……いっそ、私が艤装装着して私が先陣切ってその間に徐々にみなさんで数を減らすか…もしくは私のみで艤装装着して最大火力の主砲及び艦首の砲で一気に消滅させるかのいずれかならどうにか被害を抑えるかな…?」

 

桐生「しかし…それでは姫が自ら犠牲のも当然じゃないですか…!?」

 

リョウカ(本体)「私は死ぬつもりは、はなから無い…それも今でも変わらない……っが今回は相手が相手……それならいっそ如何にして被害を抑えるかを考えるしかないでしょう……良くても私が危篤レベルの瀕死の重傷を負うか最悪そのまま戦死するかのどれかになる位かですが……無策で突っ込んで過去の大昔以来の惨敗を引き起こして大量の戦死者を出すのとどっちがマシか位の究極の決断を選ばなくてはいけないですよ……勿論だけど此処から一方的な方法で核級以上の攻撃をぶっ放してみなさい、そうなればイースの本も完璧に消滅して先に進めれないですのでどっちにしろ戦闘は避けられないのが関の山ですよ…無論逃げと言う手も使えないですよ、何せ向こうが私を御指名してる以上はね。」

 

めぐみん「……では逆に聞きますが、勝てる見込みは?」

 

リョウカ(本体)「無くも無いですよ、さっきも言った様に奴等を一挙に相手するにはどうしても私が必要……そして方法はさっきも言った様に…私が陽動するかそれか私の攻撃で一撃の元で一気に殲滅するかのどれかです……ただし後者の方は誰かがイースの本を迅速に回収して尚且つ早急に脱出出来る位のそこまで足が速い又は能力に長けた人物がいなければ意味がない……そして前者の方は全ての攻撃が私に集中するので如何に早く数を減らせれるかで鍵を握ってます……時間を掛ければ掛ける程こっちの被害が甚大になり最終的に轟沈して御陀仏するのが目に見えてますよ……因みに当初考えてた艦隊特攻は被害拡大を減らす為に没にしました………とりあえず方法はその二つです。」

 

めぐみん「………そう……。」

 

母核リョウカ(本体)「待ちなさい、リョウカちゃん。」

 

リョウカ(本体)「何ですか?」

 

母核リョウカ(本体)「もうちょっと頭を使った方が良いですよ?そもそも今の貴女に特攻は似合わないですよ…寧ろ私が特攻しに行く感じですがね……っがそんな事じゃない……確認です、仮にです……リョウカちゃん……ヴァジュリオンと1対1でサシで戦った場合……余裕で勝てます?」

 

リョウカ(本体)「え?ええ、レベル差ではこっちが圧勝ですから1体だけなら余裕で勝てます……っが流石に100体相手だと幾らレベル差で勝っていても何れジリ貧でやられます……それにレベル差を無視した攻撃も山程有りますので唯一…レベル差で勝てるのは短期決戦向けの攻撃力と速度と体力位ですよ……ほぼ全ての攻撃が防御無視及び能力防御も無効化されるので……艤装装着によるダメージの肩代わり…にはならないけど、単純の全てのステータスを倍にする位ですね……それでどうしたのです?」

 

母核リョウカ(本体)「……なら有るよ?無傷…とは行かないけど犠牲者無しで可能な限り被害を抑える事が出来る方法がね……だからもう一度確認です……余裕で勝てますか?それと廃坑攻略にリョウカちゃんは必要か否か…。」

 

リョウカ(本体)「……勝てます……ただし入るには私が必要です。」

 

母核リョウカ(本体)「そっか……。」

 

リュウカ(本体)「有るのですか?」

 

母核リョウカ(本体)「うん、正にピーンッと思い付いた……お姉ちゃんにリョウカちゃん……私に命を預けてくれませんか?」

 

リョウカ(本体)「…………勝てる方法は有るのですか?」

 

母核リョウカ(本体)「無論です……要するに……1対1になれば良いんでしょう?それか多数対1にする……違いますか?」

 

リョウカ(本体)「……まあ……うん、間違い無いですが……しかし地形的にはそこまで広くは無いですよ?」

 

母核リョウカ(本体)「なら広ければ良いだけの話です……さて……本題です……作戦は……大昔の米国らしい超物量作戦で行きましょう……敵の狙いがリョウカちゃんなら……大量のリョウカちゃん責め……いえ……大量の私達責めによる圧倒的な物量攻撃で一気に袋叩きにすれば良い……部屋の広さ位なら能力で無理矢理広くすれば良い……兎に角リョウカちゃんが無事ならそれで良かろう?」

 

カズマ「お〜…!成る程!」

 

めぐみん「確かにそれなら良いですね!それで行きましょうよ!」

 

リョウカ(本体)「確かにそれなら攻撃を受ける前に一気にやれるかもしれないけど……そんな大量の私達を用意って……、」

 

母核リョウカ(本体)「有るよ?まあ現時点でも充分有るけど……一応念には念です…また更に多く用意しましょう……。」

 

一夏「は?おいまさか?」

 

母核リョウカ(本体)「うん、そのまさか……リョウカちゃんをもう一回幼児化させてその能力で呼び寄せる……まあ酷な事ですがね……。」

 

リョウカ(本体)「え?でもどうやって私を?私自身もどうやって幼児化したのかも一切分からないのですよ?」

 

母核リョウカ(本体)「問題無しです……実はもう既に策は考えてるよ。」

 

リョウカ(本体)「……?」

 

母核リョウカ(本体)「リョウカちゃんが幼児化するのは確か極度の疲労状態になった際に自動で発動しましたね?」

 

リュウカ(本体)「ええ、まあ……。」

 

母核リョウカ(本体)「じゃあ、と言う訳で……リョウカちゃんには非常に悪いけどしばらく極度の疲労で眠っててもらいますよ。」

 

リョウカ(本体)「……え?」

 

 

ピカァァァン…!!

 

ボン…!!

 

 

全員(リョウカ及び母核リョウカ以外)『……!?』

 

リョウカ(本体:幼児化)「……?」

 

母核リョウカ(本体)「うん、出来た……意図的に極度の疲労状態を発生させる能力を使って発動させました……。」

 

リョウカ(本体:幼児化)「あ〜……。」

 

リュウカ(本体)「……よいしょっと……それで次にどうするの?」

 

母核リョウカ(本体)「後は廃坑に特攻するのみです…確か出入り口が狭過ぎて艦隊特攻が不可能って言ってましたね?」

 

リュウカ(本体)「うん、出来るのですか?」

 

母核リョウカ(本体)「な〜に、任せなさい……一応私達の管轄下ですからね……イレギュラーとは言え……だからこの世界線に居る以上は私達の好きにやらしてもらう……多少超巨大化しても文句は言うまい……それじゃあ早速。」

 

 

 

パチン…!!

 

 

 

母核リョウカ(本体)「はい、コレで良いです。」

 

リュウカ(本体)「今何を?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、空間操作をしただけです……まあその副産物で時も一緒に止まりましたからね……確か咲夜さんの能力と同じ原理に限り無く近い事をしただけっと思って下さい…。」

 

めぐみん「成る程ね、って言うよりも副作用で時が止まるって…確か今の我々でも耐性がある筈なのに何故我々も止まるのでしょうか?」

 

母核リョウカ(本体)「無論、幾ら耐性が有っても…レベル差が大きく離れ過ぎれば当然時間停止能力の影響も出ます……だから止まる訳です……っとは言えこのままだと不便だろうから……こうしますね。」

 

 

パチン…!

 

 

リュウカ(本体)「……ん?一気に力が溢れる感じがしますね。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、私の能力でみなさんの全ステータス及びレベルを上げました……因みにリョウカちゃんの場合は元の姿に戻るとちゃんとレベルアップ効果が反映されてるのでご安心ください……。」

 

カズマ「おお、ならコレで行けるんじゃね?」

 

母核リョウカ(本体)「まあね、とは言え甘く見れば当然しっぺ返しが来るので……絶対に油断はしない様に……何せ相手はヴァジュリオン……上手く行けばほぼ被害無しで行けるかもしれない作戦ですが……そもそもどうやってヴァジュリオンはそんな数に増えたのかが知りたい……ザバさんクラス及びダレスさんクラスでも精々数体が限度……及び魔王及び大魔王クラスでも精々数十が限度……それが今回は数百……明らかにヤバいと思った方が良いでしょうし……恐らく私の感ですが……うじゃうじゃ居るヴァジュリオンは……艦載機扱いで……恐らく航空母艦役又はコア役ヴァジュリオンが居る筈です……まあ所謂……マザーヴァジュリオン…又はキングヴァジュリオン……それかヴァジュリオンコア……名前に関してはどうでも良いけど根元を叩かない限りは先ず長期戦に持ち込まれたら先ず確実に被害が出るので真っ先に私達本体が叩きに向かい……同時進行で他のみなさんが子ヴァジュリオンを蹴散らして行く……と言う作戦で行きましょう……まあ可能性ですがね……ただ単純に増殖に成功しただけと言う可能性もあり得るからね……何にせよこの作戦は所謂博打です……上手く行けばほぼ被害無し……しくじれば私達がやられて最終的に逆に返り討ちになる……それでも行きますか?」

 

リュウカ(本体)「……行きましょう……これがリョウカちゃんの為になるならね。」

 

兵士総元帥4「姫様、別の時間軸の姫様方達と思われる電文です。」

 

母核リョウカ(本体)「何と言ってますか?」

 

兵士総元帥4「は、『その作戦に乗りましょう…我々の恐ろしさを思い知らせる。by別時間軸の淵森母神一家代表者一同』……以上です…尚それと同時に大量の味方反応が付近及び他世界線にて大量発生との報告も確認しました。」

 

母核リョウカ(本体)「そっか、それでは蝙蝠退治と行きましょう……全艦及び全軍に通達!これより廃坑に突入する!全軍、突撃せよ!」

 

全軍及び全艦『了解!』

 

 

そして一行を乗せた艦隊はそのまま廃坑へと突撃…ただし念には念を最終淵森母神艦隊は廃坑入り口の上空にて待機…帰還ラインとして設定された……

 

 

ドォォォォン……ドォォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

魔物供1『グワァァァ…!!!』

 

魔物1『バ…化物…!!グギャァァァ…!!?』

 

魔物供2『ドワァァァ…!!』

 

 

廃坑内部に巣食う強力な魔物供は艦隊及び航空戦力によって蹴散らされて…時に陸上戦力によっても蹴散らされている……

 

そして1時間後……

 

 

リュウカ(本体)「着きましたね……でも道中何もアイテムとか取ってないですし…鍵も無いですよ?」

 

母核リョウカ(本体)「っと思ってね既に他の時間軸の私達が回収したから問題ないって…ほら。」

 

リョウカ(本体:幼児化)「あ〜…。」

 

リュウカ(本体)「あ〜…こらこら、コレは食べ物じゃ無いですよ?……さてと、でもどうやって使いましょう?私達艦隊に乗ってますからね……仕方なくです……一旦降りて使いましょうか…。」

 

母核リョウカ(本体)「その心配は要らないですよ、こんな事があろうかと……実は改装及び改造時に……触れるだけで全自動でアイテムの回収及び重要アイテム等の管理及びスキャン等して自動使用する等冒険に役立つシステムを載せときました……無論全艦及び全軍共通でね……まあ正確には触れなくても一定距離近付けば自動で使いますので問題無しです……因みに私達が直接持っていていた場合でもそこで使うと判明した場合には自動で使用されるので一々降りたり登ったりする手間は無いのです。」

 

束「へ〜…凄い便利そうな機能だね〜…まあ常識的に考えて今回のはかなり控えめって感じだね〜…。」

 

カズマ「確かに……今までのパターンなら、どうせデッカい事をやる様な感じだったからな〜…けど今回は本当に普通って感じである意味で…何と言う言うか違和感が有るな……。」

 

母核リョウカ(本体)「だろうね……さてと行くとしましょう……。」

 

 

ピカァァァン…ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!!

 

 

母核リョウカ(本体)「全艦!最大戦速!」

 

全艦及び全軍『了解!』

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォ…!!!

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

一行達と全軍はその門を潜って行った……

 

 

ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「私は戦闘指揮所に上がります…貴方達も来なさい。」

 

兵士総元帥1&2『は!』

 

 

母核組のリョウカは戦闘指揮所に上がった……

 

 

 

リュウカ(本体)「地下神殿のタイプですか……。」

 

メリー「……!大多数の反応!しかもどうやら予想通り!中枢部にボスらしき巨大な反応!」

 

 

そして………

 

 

バサバサバサバサ…!!!

 

 

兵士1「……!正面…ヴァジュリオンの大編隊!突っ込んで来ます!」

 

 

バサバサバサバサ…!!!

 

 

ヴァジュリオン1『ギシャァァァァ…!!!!』

 

ヴァジュリオン2『グギャァァァ…!!!!』

 

母核リョウカ(本体)「……主砲対空クレリア三式融合炉号弾!砲撃始め!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ガッコン…!!

 

ピキィィン…ズドォォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥゥ…ピカァァァン…!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!

 

 

龍華(タツハナ)より先制砲撃により先ず100体のヴァジュリオンが消滅……一行達とヴァジュリオンの大編隊及びボス枠のヴァジュリオンとの戦いが始まった……

 

 

【エステリア編:第4ボス】

 

 

VS【召喚魔獣:ヴァジュリオン(超強化個体・キメラ個体(オリジン&ルネ個体)】&【母ナル召喚魔獣:マザーヴァジュリオン(超強化個体・歴戦王個体・キメラ個体(オリジン・ルネ個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の全滅又は龍華(タツハナ)又は龍華(リョウカ)の何かの撃沈】

 

 

地形【廃坑:地下神殿】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

兵士隊長2『てぇぇぇ…!!!!』

 

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

【ヴァジュリオン(子供):残り400】

 

 

リョウカ(本体:幼児化)『びぇぇぇぇん…!!あ〜…!!!』

 

リュウカ(本体)『よしよし……大丈夫……大丈夫…絶対に守るからね…。』

 

兵士総元帥3『新たに味方反応増大!』

 

母核リョウカ(本体)「今の所は予定通りですが…心苦しいですよ……幼児化したリョウカちゃんを使うなんてね……私も死んだ時地獄に行くでしょうね……空母枠のヴァジュリオンは見つかったか?」

 

兵士総元帥3『は!……!!前方より接近!』

 

 

バサバサバサバサ…!!!

 

 

マザーヴァジュリオン『ギシャァァァァ…!!!!』

 

母核リョウカ(本体)「いよいよ来ましたか!全艦に通達!マザーヴァジュリオンに対して攻撃を集中せよ!」

 

全軍及び全艦『了解!』

 

 

 

ドドドドドドドド…!!

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!

 

ズドォォォォォン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

マザーヴァジュリオン『ギシャァァァァ…!?』

 

 

ピキィィン…パァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……は…!?私は…!?」

 

リュウカ(本体)「もう元に戻ったの…!?」

 

リョウカ(本体)「……?そうだ…!今の状況は!?」

 

めぐみん「今は戦闘中ですよ!今はリョウカさんが戦闘指揮所に上がってますよ!」

 

リョウカ(本体)「もう始めましたか!そうだ…!みなさんはイースの本と銀のハーモニカを!私も自ら出る!」

 

リュウカ(本体)「え!?でも!」

 

リョウカ(本体)「出来る限りは死なない様には努力します!さ!早く!」

 

リュウカ(本体)「……分かりました……でももし命の危険だと思ったら必ず助けに行きますからね!」

 

リョウカ(本体)「ええ!お母さんも分かりました!?」

 

母核リョウカ(本体)『分かりましたよ!でも死なないで下さいよ!』

 

リョウカ(本体)「…では私は行きます!」

 

 

バサッ…!

 

 

リョウカは何時もの服装を脱ぎ捨て、本気仕様のあの戦闘スーツに着替た…しかも頭には…『必勝』っと書かれた日の丸のバンダナが巻かれていた……

 

 

 

リョウカ(本体)「……来い!龍華(リョウカ)…!!」

 

 

ボォォォォ…!

 

ゴォォォォォ…!!

 

 

リョウカは龍華(リョウカ)を呼んで…外へ出て行き…龍華(リョウカ)へ乗艦した……

 

 

マザーヴァジュリオン『ギシャァァァァ…!!!』

 

リョウカ(本体)「ヴァジュリオン…!!!貴方の相手はこの私だ!!」

 

マザーヴァジュリオン『……!!!ギシャァァァァ…!!!!』

 

 

キュィィィィン…ヂュィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「取舵一杯…サイドキック全開!!」

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォ…!!

 

ヂュィィィィィィン…チュドォォォォン…!!!

 

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん………みなさん!リョウカちゃんが時間を稼いでる間に!」

 

めぐみん「ええ!……リョウカちゃん……絶対に耐えて下さい…!」

 

 

リュウカ達一行は急いでイースの本及び銀のハーモニカの回収へと向かった……

 

 

ズドォォォォォン…ズドォォォォォン…!!!

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

【ヴァジュリオン(子供):残り100】

 

 

別時間軸リョウカ1(本体)『あ〜!もう!数が多いですね!』

 

別時間軸リョウカ2(本体)『グダグダ言ってないで兎に角攻撃しまくって!』

 

 

ズドォォォォォン…ズドォォォォォン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

【ヴァジュリオン(子供):残り50】

 

 

リュウカ(本体)『やった!やりました!』

 

 

一方で攻撃を掻い潜りリュウカ達一行はイースの本及び銀のハーモニカを回収に成功した……っが……

 

 

 

マザーヴァジュリオン『ギシャァァァァ…!!!!』

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「くぅ…!!」

 

エイダ(子機)『マストに被弾、全電探系及びレーダー機能停止及び火災発生。』

 

マザーヴァジュリオン『グギャァァァ…!!!!』

 

 

 

キュィィィィン…ヂュィィィィィィン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

ボォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「きゃぁぁ…!!」

 

エイダ(子機)『左舷対空砲陣地及び艦尾に被弾……左舷対空砲陣地壊滅……及び艦尾主砲全機、機能停止…傾斜角…3度……残り耐久力……50%……。』

 

リョウカ(本体)「っく!まさか…!ここまで強いとは…!!残った武装で全力攻撃…!!」

 

 

ズドォォォォォン…ズドォォォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

マザーヴァジュリオン『グギャァァァ…!!!?』

 

リョウカ(本体)「私を…舐めるな…!!!傾斜復元!!急げェェ…!!!」

 

マザーヴァジュリオン『ギシャァァァァ…!!!!!』

 

 

キュィィィィン……ヂュィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「面舵一杯…!!!!」

 

 

チュドォォォォン…!!!

 

ジリジリジリジリ…チュドォォォォン…!!!!

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!!

 

 

エイダ(子機)『警告……機関室に被弾……及び右舷対空砲陣地に被弾……壊滅…………機関の出力大幅低下……及びメインコアの動力の低下…現在の傾斜角…6度…残り耐久力……20%……。』

 

リョウカ(本体)「……残った武装は…?」

 

エイダ(子機)『はい……前部主砲数基と艦首の砲のみ……。』

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

マザーヴァジュリオン『ギシャァァァァ…!!!!!』

 

 

キュィィィィン……ヂュィィィィィィン…!!!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!!

 

 

エイダ(子機)『危険……危険………残り耐久力……10%……直ちに退艦して下さい……。』

 

リョウカ(本体)「………最早ここまでですか……仕方ない……最終手段です!艦首…最終淵森母神超重力波動大和砲!発射用意…!!」

 

 

ウィィィィィン…ガコン…!

 

キュィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

リュウカ(本体)『……!?リョウカちゃん…!!!』

 

リョウカ(本体)「………全軍に告ぐ!直ちに退避!最後の手段を用いて一気に殲滅する!発射秒読み開始!10……!9……!」

 

 

マザーヴァジュリオン『ギシャァァァァ…!!!!』

 

 

キュィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「8………7………6………5……4………3……!」

 

 

キュィィィィン……!!!!

 

キュィィィィン……!!!!

 

 

リョウカ(本体)「2……1………発射ァァァァ…!!!!!」

 

マザーヴァジュリオン『ギシャァァァァ……!!!!!』

 

 

カチ…!!!

 

ビギャァァァァァァァァァァァ…!!!!

 

ブッピュゥゥゥゥゥン…!!!

 

ピギャァァァァァァァァ……!!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

 

マザーヴァジュリオン及び大破轟沈寸前の龍華(リョウカ)の最後の切り札が同時に放たれた……

 

 

ギュゴォォォォォ…!!!!!

 

ピキィィン…パァァァン…!!!

 

ギュゴォォォォォ…!!!!!

 

 

マザーヴァジュリオン『……!!!?』

 

全ヴァジュリオン『ギシャァァァァ…!!!』

 

 

マザーヴァジュリオンと龍華(リョウカ)の攻撃が同時にぶつかったがやはり龍華(リョウカ)側が圧倒的に威力が高く……呆気なく打ち消して……そのままマザーヴァジュリオンへ目掛けて攻撃が迫る中全ての残った子供のヴァジュリオンがマザーヴァジュリオンの盾になったが………

 

 

ギュゴォォォォォ……!!!!!

 

 

全ヴァジュリオン『ギシャァァァァ……!?!??』

 

 

……案の定止める事が出来ずに消滅……

 

 

【ヴァジュリオン(子供):壊滅】

 

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン……!!!!!

 

 

そしてマザーヴァジュリオンにも直撃し……呆然として断末魔も挙げる間も無く消滅した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(本体)「はぁ…!はぁ…!勝てた………。」

 

 

ボォォォォン…!!

 

 

推奨BGM:作品名【男たちの大和】曲名【帰らざる海】

 

 

ゴゴゴゴゴ……!!

 

 

エイダ(子機)『(ザーッ)……本艦の耐久力………(ザーッ)……の限界を……超えました………(ザーッ)……直ちに退艦……して下さい……。(ザーッ)』

 

 

ボォォォォン……ボォォォォン…!!

 

ボォォォォ…!!!

 

 

マザーヴァジュリオンの猛攻撃及び最後の切り札によってとうとう龍華(リョウカ)が限界を迎え……艦内の機関室から大規模な大火災が発生……及びメインコアも停止寸前……しかも……

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!

 

メキメキ…ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

……大規模な戦闘で地下神殿が崩落が始まった……

 

 

リョウカ(本体)「……全軍…退却…!!直ちに…廃坑から脱出せよ…!!!!」

 

全軍『了解…!!!』

 

リョウカ(本体)「……お願い……本当に後少しだけで良い……もう少しだけ耐えて…!……緊急脱出実施!テレポート…!!!!」

 

 

ピキィィン……ピシュゥン…!!!

 

 

リョウカは能力で龍華(リョウカ)諸共テレポート…それに続く様に全軍及び全艦もテレポートで脱出……

 

 

ボォォォォン……ボォォォォン…!!!

 

ボォォォォ……!!!

 

 

リョウカ(艦娘)『……!?緊急格納用意…!!!艦尾ハッチ緊急解放!!』

 

リュウカ(艦娘)『艦尾ハッチ内に居る者は直ちに退避しろ!!急げ!!』

 

 

ゴォォォォォ……

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!!早く脱出して…!!!」

 

リョウカ(本体)「……駄目です、このまま放置は出来ません………それに……私自身もかなり被弾してますのでこの艦を制御するので精一杯です……だけど死ぬ気はさらさら無い………せめて……本艦を…!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

『緊急格納を実施する!!ドック内に居る者は直ちに退避せよ!!』

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

要塞拠点艦の龍華(タツハナ)の艦尾ハッチ内のドックの作業員及び非戦闘員も含めた全乗員が退避した直後……

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!!!!

 

ギィィィィィィィィ……ズガァァァァァン…!!!

 

ギィィィィィィィィ……ズズゥゥゥン…!!!

 

ボォォォォ…!!!

 

 

龍華(リョウカ)が艦尾ハッチ内のドックに勢いよく突っ込み…身を削って行くが勢いを殺す事が出来ずに壁に激突し停止……その巨体はとうとう力尽き……左舷側から転覆し……更に火の手が大きくなりやがて全体を包み込んだ……

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ……!!

 

 

 

『緊急消火実施!!!緊急注水開始!!』

 

 

ザザァァァァ…ザッパァァン…!!!

 

 

艦尾ドック内に大量の消火用の水が注水され瞬く間に艦尾内部は消火用水で満たされたが……

 

 

ボォォォォン…ボォォォォン…!!

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(艦娘)『くぅぅ…!!何が起きました…!!?』

 

リュウカ(本体)『……!?リョウカちゃん…!!?リョウカちゃぁぁぁん…!!!!!』

 

 

…………一足遅く……龍華(リョウカ)は力尽き……爆沈した……

 

 

全能戦艦:神森龍華(リョウカ)[轟沈(戦闘不能)]

 

 

ピシュゥン…ドサッ…!!

 

 

全員『……!?』

 

リョウカ(本体)「ごふ…!……勝手に……私を殺さないで下さいよ……げほ…!!っっ……ぅ……ぁ……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……!」

 

めぐみん「永琳さん…!!早くリョウカちゃんを…!!」

 

永琳「分かってるわよ…!」

 

 

リョウカは間一髪テレポートで脱出していたが……やはり艦の爆破及び被害とマザーヴァジュリオン等の攻撃のダメージで酷く傷付いてしまったので緊急入院した……

 

 

神森リョウカ[瀕死(戦闘不能)]

 

 

……そして本作戦では確かに成功と言えば成功だが……龍華(リョウカ)の損失及び防衛対象のリョウカの瀕死の重傷という尊い犠牲を払ったと言う意味では作戦は失敗に等しかったのだった……

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第33話 淵森母神一家とイース:エステリア編【終章・前編】

どうも…私はめぐみんです…本来なら今回はリュウカちゃんに出てもらおうと思いましたが…やっぱり事情が事情ですから出れる状態じゃないので私が代わりにやります…それでは前回のあらすじを簡単に言えば、私達は廃坑を攻略する事になりましたが…今回の相手であるヴァジュリオンは数が多過ぎてとても突入するのは困難でしたがとある作戦を決行…それは相手が数で攻めるならこちらも数で攻めると言う作戦でしたが……結果は言うと勝ちはしましたが作戦は失敗しました……と言うのも空母枠のヴァジュリオンが存在し……そいつがキチガイじみた圧倒的な強さでリョウカちゃんと龍華(リョウカ)を猛攻撃……最後の切り札を使ってようやく撃破しましたが……結局は爆沈……リョウカちゃんは瀕死の重傷を負う事になった上に龍華(リョウカ)を失うと言う大損害レベルの被害を被った……と言う訳です……それでは今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

廃坑攻略戦から2日経過した……臨時総司令旗艦となった要塞艦の龍華(タツハナ)のリョウカ及びリュウカの部屋にそれぞれの各艦隊の代表者も集っていた……

 

 

 

【淵森母神大連合艦隊:臨時総司令旗艦:要塞総旗艦:神森龍華(タツハナ):龍華姉妹(夫婦)の部屋】

 

 

 

 

 

リョウカ(本体)「……まだ滅茶苦茶痛みますね……。」

 

リュウカ(本体)「だからあれほど無茶はしないでって言ったのですよ?」

 

リョウカ(本体)「勿論ですが……相手も中々強いので、途中離脱も出来ない位の隙の無さでしたよ……。」

 

めぐみん「そうですか……しかしあんなトチ狂った相手だとすればまだまだ今の段階では……、」

 

母核リョウカ(本体)「当然返り討ちに遭うでしょうね……一応更に能力で強化もしましたが…これだけじゃあまだ何かが足りないですね……。」

 

リョクヨウ(本体)「ですね……一応本国にも増援を要請はしましたが…、」

 

 

……廃坑攻略戦での被害を本国に報告して増援要請を実施していたが……やはり敵の強さがトチ狂ってるのが実情だった……

 

 

母核リョウカ(本体)「せめて弱体化が出来ればですが……って……出来るか……。」

 

リョウカ(本体)「え?」

 

リュウカ(本体)「はい?」

 

大石「弱体化が出来るのか?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、まあ能力で無理矢理レベル弱体化及びステータスの弱体化をすれば良いだけの話ですね……まあ精々私達が余裕を持って討伐可能レベル位までだけど……。」

 

リョウカ(本体)「それで頼みます……それともう一つ、爆沈した私(龍華)の修理は?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、出来ますよ…ついでに改造及び改装も実施しときますよ…ああ、勿論龍華(リョウカ)型及び龍華(リュウカ)型の全艦と龍華(タツハナ)型も含めてですがね……今のままじゃあやはり着いては来れない様ですし……。」

 

岬「うん……あの敵の異常な攻撃力も凄かったよ…一瞬で大部分の武装を壊滅させて…しかも装甲も容易く貫いたからね……。」

 

リョウカ(本体)「うん、そこが恐ろしい所ですね……防御及び能力防御も無視した攻撃がね…しかもあのマザーヴァジュリオンのレベルは龍華(リョウカ)とそう大差が無かった故に一撃で大ダメージを受けたのが実情ですね……まあ幸か不幸か……最後の切り札を使ってようやく一撃で撃破出来た位ですから……せめて最低でも主砲一発で撃破出来る位のレベル差は欲しい位ですが……毎回毎回最後の切り札を使ってたらこっちの身が持ちませんし相手も対策してくるのです。」

 

母核リョウカ(本体)「分かりましたよ。」

 

リョウカ(本体)「ふぅ……やれやれ……今回は酷い目に遭いましたね……さて今回のラストの相手はどれほど強いのかな?何せマザーヴァジュリオンを繰り出す大物ですからね。」

 

大石「確かにな……敵も中々強大な存在になって来たと言う訳か…。」

 

リョウカ(本体)「ええ……恐らく……遠くない未来…………私達は神々と最後の戦争をしなければならない時が来るかもしれないですね………嫌な物ですし……起きない事を祈るしかないです……。」

 

千冬「神々との最終決戦か……。」

 

リョウカ(本体)「あくまでも恐らくの領域です……起きないかもしれないし……起きるかもしれない……まだまだ分からないですよ、まだまだ私達に歯向かう神々の反乱軍も居る筈……宣戦布告する位の実力と戦力が整えば攻めて来る可能性もかなり高いでしょう……。」

 

リュウカ(本体)「平和になるなら講和が出来れば良いですけど……。」

 

リョウカ(本体)「でも向こうは相当…特に私に対して恨みを持つ者が多いからね……講和は絶望的でしょうし……何よりも粛清や大昔の事も含めて私達は余りにも神々を屠りし過ぎた……私達を完全に壊滅させるまでは恨みを晴らせれないでしょう……ならばいっそ……私達も余り望んではいないですが最後の戦争で白黒はっきり着けるのが筋だとは思います……とは言ってももしもの話ですが……。」

 

大石「ふむ………確かに起こってしまえばそれまでだが……破壊無き平和を求める最終決戦か……良かろう……。」

 

リュウカ(本体)「分かりましたよ……こうなったら私達も最後まで付き合いますよ。」

 

母リョウカ(本体)「勿論私達もですよ、私達もまだまだ責任を果たさなければならない事は山程あるから……この命が尽きるその時までずっとリョウカちゃん達の側に居続けますよ。」

 

めぐみん「無論私達もです……。」

 

リョウカ(本体)「そっか………っと少ししんみりしましたね……所で話は変わりますが……現在の戦力でダームの塔の攻略はやっぱり厳しいですかね?弱体化も含めてですが……。」

 

母核リョウカ(本体)「確かにね……まあ攻略は出来るし被害無く……と言うのは厳しいでしょうからね……一応余裕持って最終淵森母神艦隊クラス未満位なら突入出来ますが……やはりダームの塔なだけあってトラップは何が有るか全く分からない……一応全トラップ無効の効果の加護を能力で付与する予定ですがね……しかしやはり気になるのは地上戦力と空軍戦力です……ただし淵森母神艦隊系以外です……。」

 

リョウカ(本体)「うん、確かにそうですね……地上戦力及び空の戦力のそれぞれの種類は豊富…勿論それぞれ特化した物や全てに対応した物も有りますが……世代が進んで行ってますからね……それを踏まえて言うと戦力はかなり厳しいと……言わざる得なかった……っが……それは過去の話………。」

 

全員『………え?』

 

リョウカ(本体)「実はこんな事もあろうかと本国にもう既に私が独断で開発した代物を全て投入する様に指示しました……えーっと代表的な資料はっと……っ…痛い……すみませんがその中に有るその資料の箱を取って下さい。」

 

リュウカ(本体)「はいはい……これですね?」

 

リョウカ(本体)「ええ、それらです……。」

 

リュウカ(本体)「よいしょっと……。」

 

 

リュウカはリョウカの部屋の棚から設計資料入りの箱を取り出して開封……開示した……

 

 

リュウカ(本体)「……!凄い物作りましたね……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、先ず1つが私もロマンも有りますからね……しかも今の状況じゃあ兎に角一撃の火力が必要ですですので……だからと思い……淵森母神大連合列車艦隊の列車砲又は艦隊の要塞砲等含めた兵装を戦車や装甲車に載せようと思って開発しました……それぞれ超重戦車…超重自走砲…そして超巨大要塞戦車……っと3タイプを作る様にしました……これらは兎に角火力に全振りした脳筋アタッカーみたいな物ですが…機動力や防御も馬鹿には出来ません……今の世代じゃあ本気じゃない及び少し本気の私の攻撃に全て耐えれるのが最低条件及び最低100〜200ノットクラスは絶対条件なのですから……っと話が逸れたけどこれらの主砲及び副砲は全ての砲弾を扱えれるだけでなく……ショックキャノン……波動砲……レールキャノン……等それぞれのモードに全て切り替え可能……火力面ではとりあえず最低でも私が知る限りじゃあ……究極超兵器クラスを一撃で撃沈する程の火力を優に持ってますからね……あ…誤解しないでね?勿論普通の史実に存在する究極超兵器クラスですから……私達の方では無いので安心して下さい。」

 

カズマ「おお、それは凄いな……ってかこんだけデカい砲って……ドイツか何かか?」

 

リョウカ(本体)「まあね、発想自体は史実の未完に終わった……【P1000:ラーテ】及び【P1500:モンスター】の発想に用いた物ですからね…とは言え史実の二の舞いにはならない様に……特殊な素材を用いて軽量化もしてるし小型化も成功した……更に欠点でも有る取り回しの悪さも私達流に改善してるのでこれで大丈夫です……。」

 

大石「なるほど……。」

 

リュウカ(本体)「じゃあ次はこれは?」

 

リョウカ(本体)「コレ?コレは以前に投入したあのハンターキラーのタンク型の超強化型とも言える物で……更に強力な主砲とも言える武装を取り替えて装着……威力面では先程の超破壊力の誇る戦車とは程遠いけど…連射力と精度の重視でやってみました……とは言え威力で大きく劣るとは言え……当たれば勿論究極超兵器は呆気なく轟沈させれるレベルは普通に有りますよ…?……まあ一発じゃないけど…。」

 

一夏「こっちもこっちでトチ狂ってるな!?……それでこの航空機もヤバそうだな…。」

 

リョウカ(本体)「コレは今も上空で飛び交うあの砲爆撃機の指揮官機とも言える物です……発想で言うなら50万トン戦艦とH45の発想……超巨大な砲を大量に搭載して地上に砲撃しまくると言う感じですよ……とは言え指揮官機なので爆撃及び雷撃とドッグファイトも出来る様にしてます……っが…更に巨大化したので被弾に注意ですがね……まあそれ以前に……超々高高度を飛行する本機を見付けた上でしかも足の速い機体じゃなければ到底迎撃は不可能……無論攻撃も届かない……と言うのもこの機は超衛星兵器と同類で衛星軌道上から攻撃及び支援攻撃する事も想定してるのですよ……しかも本機は謂わば超衛星兵器の艦載機及び攻撃機と爆撃機枠ですから……。」

 

束「へ〜……。」

 

リュウカ(本体)「それで、この巨大な要塞っぽいのは?」

 

リョウカ(本体)「コレは補給及び整備等…更に艦の建造や兵器の建造等全ての建造が可能で……しかも更なる攻撃能力及び防衛能力持つ超高速機動超移動要塞です……以前に作ったあの要塞艦の姉妹艦みたいな物です………勿論以前作った物も改装及び改造の案も出して今現在この資料と同じになってると思います……おっと特徴を言わないとね……今回はより工作艦及び補給艦及びドック艦に尖らせた上で尚且つより有りったけの武装と最大級の兵装を取り付けた上で……以前問題視とされていた機動力も改善させた超究極最終禁忌兵器級に昇格された拠点要塞艦の皮を被った化け物です……まあ今も乗ってるこの本艦も充分化け物クラスですが…今回届く物が全てこの拠点要塞艦に載せられて私達の分の拠点要塞艦を派遣する様に要請しました……しかも同時にこの拠点要塞艦は艤装化に対応してますので以前よりかなりマシな感じになりますよ……っがその分更に巨大化は免れないですが……。」

 

大石「なるほど……。」

 

リョウカ(本体)「まあ他にも色々と有るけど代表的なのはこれ位です……ただ最後の言ったあの拠点要塞艦をどうやってダームの塔に入れるのかと言うのもある意味で課題ですがね……それが入ればこの最終淵森母神大連合艦隊も余裕で入れる様な物ですが……そこまで過激戦力は要らないですがね……。」

 

束「でもその口振りだと、この拠点要塞艦をダームの塔の攻略戦に投入する機だね?」

 

リョウカ(本体)「その通りです……っと言いたいですが、精々投入出来ても1人分が限度です……とは言え、その影響力は凄まじいです…1つ有るだけで敵にとっても味方にとっても大きく影響が出ます……無論下手に手出しは出来ないでしょうが相手も油断出来ないですし……生憎今の私ではこの拠点要塞艦の艤装装着して行った方がまだ良い位ですよ……。」

 

めぐみん「……そうでしたね……でも大丈夫なのですか?前よりも超巨大なのですよね?」

 

リョウカ(本体)「それは分からないですよ?まあ投入するか否かは向こうに行ってみて判断しますよ……と言うよりも今回の場合はほぼお荷物ですよ…理由を言えば……デカい……超強力な攻撃能力による誤射の被害の可能性……そして何よりもダームの塔故の入り組んだ内部故の機動力殺し……精々補給及び回復程度でしょう……それ以外じゃあ全く戦力にならないですね……せめてもっと広ければ良かったですがね……まああの廃坑攻略戦の時にもし投入出来てれば少なくともかなり結果は変わってましたがね……地形的にはそこまで悪くは無いですしそこまで狭くは無いので行けたのですが……完成間に合わず……でしたね……。」

 

リュウカ(本体)「……そう……。」

 

リョウカ(本体)「……後正直に言えば、話をかなり戻すけど……実を言えば本当は恐ろしかったですよ……今回は運が良く私だけの乗艦で良かったでしたが……もし……みなさんも一緒に乗ってたらと思えば……今でも身体の震えが止まりませんよ……。」

 

リュウカ(本体)「…………そっか……そう…だよね……。」

 

大石「……ふむ……確かにあの超威力……易々と装甲や防御を貫通していた……確かに姫様に同情します……。」

 

めぐみん「ええ、リョウカちゃんの事です……もし我々の誰かが失うだけでも………。」

 

リョウカ(本体)「だからそう思うだけでも怖かったですよ……誰かを失うのは本当に怖かったです……。」

 

リュウカ(本体)「…………。」

 

リョウカ(本体)「……さてと解散です、予定では明日には届くけど……ダームの塔へ向かうのは2週間後です……流石にあの作戦での被害が大き過ぎたし……何よりも此処に来てずっとハードスケジュールで疲れてると思います……だから今の内に休んで下さい……とは言っても私自身が一番休まないといけないけどね……。」

 

カズマ「だろうな……でも2週間後と言うのは些か長くはないか?敵も黙ってるとは思わないが?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?少なくともある意味でこの大陸での切り札的なポジションであるあのヴァジュリオンがやられたとなれば少なくとも敵は早々攻めては来れない上に今も尚あの被害での報告で更に警戒が厳重となってる上に…時折、ダームの塔に対して徹底的に挑発行為及び嫌がらせ行為をする様に指示を出してます……。」

 

一夏「挑発行為や嫌がらせ行為って嫌な予感しかしねぇが?」

 

リョウカ(本体)「まあ、ダームの塔自体に結界が張られてるので意味は無いかもしれないけど……嫌がらせ及び挑発に近い攻撃をし続けて敵の志気を下げたり…疲弊させたりもするのです……無論その為なら手段は問わないっとも伝えてます……まあ例えば、ダームの塔の最上階に対して正確に大空襲を実施したり……塔自体に効きもしない攻撃をしまくって嫌がらせをする………そして此処から正確にダームの塔に艦隊攻撃を実施したり……等をする予定ですよ。」

 

千冬「明らかに過激過ぎるではないか!?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です、多分問題無いです。」

 

カズマ「そこはハッキリしないんだな……。」

 

リョウカ(本体)「ふぅ……っ…げほ…!!少し喋り過ぎましたね……とりあえず2週間後に行動を開始しましょう……それまでは自由行動ですが……出来るだけ艦隊から離れない様にして下さい……私は2週間寝ます………だからその間は……任せました………く〜……。」

 

 

リョウカは伝えれるだけ伝え…そのままグッタリとする様に眠り付いた……

 

 

リュウカ(本体)「…ゆっくり寝てて下さい…リョウカちゃん……さてと私達はリョウカちゃんの言う様に予定通りの事をしてましょうか……。」

 

大石「そうだな……先ずは新兵器の御出迎えをしなければな…予定では明日に届くのだな?」

 

リュウカ(本体)「ええ……まあその前に爆沈した龍華(リョウカ)の修復と改装及び改造工事を全艦にも実施しないといけないけどね……そうしてる内に明日にはなるでしょう。」

 

岬「そうだね……それじゃあ私達は戻って準備してるね…。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、まあ準備が出来たらまた来て下さい……ただし艦も一緒にです。」

 

大石「分かった。」

 

 

 

その後は順調に事は進みリョウカの指示の大部分の行程を済ませた……因みにほぼ毎日ダームの塔にちょっかいを掛けまくっていたのでラスボスのファクトもコレはかなり効いた模様で……ここ最近疲弊気味なのだった……とは言え、敵も敵で…ある程度の対策はしていたが……実を言うとこのちょっかいの全てにクレリア属性をたんまりと付与された攻撃なので洒落にならないのがファクトも更なる悩みの種となっていた……無論2週間後に攻めて来られるとも知らずに……………っがやはり変化が有ると言えばやはりリョウカであろう…………確かにリョウカは眠ったままだが日が経つ事に容体が悪化して行き……行動開始の1週間前位に緊急入院レベルの重症まで悪化していた……勿論どうにか秘薬の投与で事なきは済んだ……っが……まだまだ弱っている事には変わりない故だが……無常にもとうとう2週間後になった……

 

 

めぐみん「本当に突入するのですか?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、本当ならもっと休ませてあげたかったけど毎回毎回ちょっかい掛けまくったのでもう向こうは待ってはくれないでしょうからとっとと突入して…リョウカちゃんの為に早急に制圧及びイースの本の回収をする方が……まだ良いでしょう。」

 

リュウカ(本体)「……そう……。」

 

リョウカ(本体)「はぁ……ぜぇ……は〜…。」

 

母核リョウカ(本体)「とは言えこのままだと確実にリョウカちゃんの身が危ないので廃坑攻略と同様に兎に角物量作戦の総特攻を実施しましょう……今度は別の時間軸の私達が先攻で突入させてある程度行かせた後に私達も突入です……無論……最終淵森母神大連合艦隊及び最終決戦淵森母神大連合艦隊以外の全艦及び全軍は突入するのです……。」

 

大石『今度は大丈夫なのだろうな?前は最終的に失敗した作戦だが……今度は我々本隊は中衛か後衛かのどれかで突入する予定なのは分かるが……それだけで大丈夫なのか?』

 

母核リョウカ(本体)「一応既に私達の能力で全ての敵性イレギュラーを物凄く弱体化はさせましたし…全兵器及び全超兵器の改装及び改造は済ませた上で尚且つ全軍に新装備の支給及び配備等は済ませた……後全ての攻撃にクレリア属性やらエメラス属性やら…っと今回のイレギュラーの敵に有効な対魔属性を付与してますから……前よりはかなりマシだとは思うますが……今回は廃坑攻略戦よりも壮絶だと思った方が良いでしょう……っが死ぬ事は許しませんよ……もう誰も失わせないです……だからこそ今度こそ……私達が勝つ。」

 

大石『了解だ…。』

 

カズマ「一応確認だが、リョウカにあの神薬は飲ませない方が良いのか?」

 

母核リョウカ(本体)「それは最終手段です……基本的に使わなず自然回復又は別の方法で回復させた方が良いでしょう……何回も何回も使う訳にはいきませんよ……さてと因みに確認です……レアさんに銀のハーモニカの返却及びシルバー装備の一式等の用意等全て完了してます?」

 

めぐみん「ええ、我々が済ませましたよ……まあシルバー装備は事前に用意してましたから無問題ですよ。」

 

母核リョウカ(本体)「宜しい、さてと残るはイースの本を読んでもらう事と…ダームの塔へ突入する事です……前者は良いですが先ず大前提でゴーバンさんの所でどうやって通らせてもらうかですね……そこで駄目だと作戦が破綻しかねないので……一応能力で拡張はしてますけど、下手すればそこが壊れてしまう可能性が有るので……突入は別プランとして……ダームの塔へ入る為のワープ座標を設定した一方通行の門をダームの塔前に設置してます……私達地上組が先ずはゴーバンさん達と話し合いをしてそのまま突入……っと同時にその門が開いて全艦及び全軍突撃する訳です……それが最善策ですが……それだと地上組と艦隊側の合流までほんの少し間が有るので……もしそこを狙われてしまえばやばい……っと言う訳で……地上に降りるのは別の時間軸の私達に任せて私達は艦隊で待機です……。」

 

別時間軸リョウカ(本体)『分かりました。』

 

母核リョウカ(本体)「さて、これが第1エリアの最終関門です……必ず生きて攻略しましょう!それでは作戦開始!全艦及び全軍はダームの塔付近に移動開始!地上組は私達がダームの塔付近に到着の後に予定通りに行動を開始して下さい…それでは以後ダームの塔内部に入るまで全ての無線を封止…以後の連絡は発光信号にて実施して!」

 

全艦及び全軍『了解!』

 

 

そして一行はダームの塔攻略作戦が開始された……

 

 

 

………2時間後……ダームの塔へ突入に成功……尚案の定お馴染みの制限時間は24時間だ……

 

 

その後合流に成功した一行達は内部を蹂躙して行きながら上へ目指して……ダームの塔の主人を護る第1のボスピクティモスの手前までやって来た……尚現在だがリュウカがリョウカを背負ってる状態だ……

 

 

 

リュウカ(本体)「さて、いよいよ最初の関門のピクティモスの前まで来ましたけど……何か嫌な予感がしますね……。」

 

めぐみん「奇遇ですね、私もですよ……とは言えどんなピクティモスでも私達は負ける訳にはいかないのは一緒でしょう?」

 

母核リョウカ(本体)「そりゃあそうですよ、やられたらそこまでですし……しかしやはり気掛かりは有るので気をつけて戦闘しましょう……特に分かってるとは思いますが……今のリョウカちゃんは切り札に近いですが……とても戦える訳じゃないですので決して被弾させてはいけませんよ……被弾すれば終わりだと思って行動して下さい。」

 

一夏「ああ!やってやるぜ!」

 

 

 

一行は門を潜って行った……

 

 

 

ギィィィィィ……ガシャン…!!

 

 

リュウカ(本体)「来るなら来なさい…!」

 

 

ゴゴゴゴゴ……メキメキ…!!

 

ズガァァァァァン……ズズゥゥゥン…!!!

 

 

ピクティモス『ピギャァァァァ…!!!!!!』

 

 

天井から派手に落下して来たピクティモス……一行との波乱の戦いが始まった……

 

 

【エステリア編:第5ボス】

 

 

VS【残虐ナル殺戮鎌:ピクティモス(オリジン個体・歴戦王個体・超強化個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【ピクティモスの討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Chase of Shadow(完全版ver)】

 

 

地形【ダームの塔:8階:斬魔の間】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ピクティモス『ピギャァァァァ…!!!!』

 

 

ギチギチ…!!!

 

ブォン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

 

千冬「……!?斬撃飛ばして来たぞ!!避けろ!」

 

リュウカ(本体)「っは…!!」

 

 

シュワッ…!!

 

ギュィィィィン……ガキィィィン…!!

 

 

ピクティモスの先制攻撃の斬撃は間一髪回避に成功…斬撃は障壁らしき物に触れて弾かれた……

 

 

母核リョウカ(本体)「やれやれ、どうやら完全に今回のピクティモスは700年前の個体に成り下がってますよ……さっきの斬撃は戻って来ない様だしね……それに見た目的にも完全にそうですよ。」

 

カズマ「おいおい…戦闘中に呑気な事……って危な…!?」

 

ピクティモス『ピギャァァァァ…!!!!』

 

 

バシュバシュバシュ…!!

 

キュィィィィン…ビィィィィィィィィ…!!!

 

 

ピクティモスは今度は背中から複数の飛翔隊を射出…子機らしき物からビームを出して来た……

 

 

めぐみん「あ〜!もう!鬱陶しい!えい!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

チュドォォォォン…!

 

キュィィィィン…ビィィィィィィィィ…!!!

 

 

めぐみん「わっと…!?っち…!」

 

母核リョウカ(本体)「あのビームは移動阻害の目的ですか……ならば!…スペル!【追弾[スティンガーミサイル]】!」

 

 

ポポポポポポォォピィィ…!!!

 

ギュィィィィン……チュドォォォォン…!!!!

 

 

母核リョウカの放ったスペルで全ての子機らしき物を破壊に成功………しかしその時……

 

 

 

リョウカ(本体)「すは〜……!すは〜…!ッッ……!!」

 

 

キュィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ビシャァァァン…!!!

 

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ……あぁぁ……!!!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!?っ…!?いっつ…!?」

 

 

突如のリョウカの変異の影響でリュウカは思わずリョウカを手放した……

 

 

ジリジリジリジリ…ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「っ…ぅ…!ぐぅぅ…!!!!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!!」

 

母核リョウカ(本体)「この感じまさか…!!!」

 

リュウカ(本体)「暴走…!?…そうはさせない…!!」

 

リョウカ(本体)「っ……に……げ……て……!!っ……が……ぁぁ………あぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

 

ピキィィィィィン…!!!!!!

 

ピシャァァン……ピシャァァン…!!!!

 

 

リョウカの辛うじて発した言葉を最後にリョウカの身に禍々しい暗黒の黒球に包まれた……

 

 

全員『……!!!?』

 

ピクティモス『……!!?』

 

 

暴走BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【心火の紅炎】

 

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ミチミチミチミチ…!!!

 

ピキィィン……パァァァン……!!!

 

 

全員&ピクティモス『……!!!?』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!』

 

全員『……っっ…!!!!』

 

 

リョウカはこの世の者とは思えない悍ましい超咆哮と供に超高濃度の殺気の篭った暗黒の赤黒いエネルギーをぶち撒けた……無論このエネルギーは生身の普通の人間が掛かろう物なら余裕の即死レベル…それどころか並大抵の神々も即死する死のエネルギーを無差別に放流しているが……特に影響は無い様だ………

 

 

カズマ「おいおいおい…!!!あの姿って…!!あの第1次猿捕獲作戦時に暴走した時のあの…!!」

 

めぐみん「間違い無いですよ!それどころか前よりも悪化してますよ…!!」

 

 

さて見た目についてだが第1次猿捕獲作戦(サルゲッチュ2世代)の対ウッキーホワイト戦にて暴走したあの姿だ…しかもより異形の怪物らしさが増して……ビオランテ型の異形の化け物になっている……

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『……………。』

 

 

ギョロリ……!

 

 

ピクティモス『………!!?!?』

 

 

シュワッ…!!!

 

 

ピクティモスは一瞬だけリョウカに睨まれた……そうたったそれだけでピクティモスは戦意喪失レベルの殺気浴びた……そして恐怖した……今置かれる立場はただの餌の立場でしか無いと言う凄惨なる死が待ち構えていた……

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

ブシャァァァァ……!!!

 

ギュィィィィン…!!!!

 

 

ピクティモス『……!!?』

 

 

シュワッ…!!!

 

ブォンブォンブォン…!!!

 

ザシュザシュザシュ…!!

 

ギュィィィィン…!!!!

 

 

ピクティモス『……!!?!』

 

 

 

 

暴走したリョウカは地面から突如として真っ黒に染まった大量の触手をピクティモスに伸ばした…無論ピクティモスも尋常じゃない機動力で逃げたりもしたり斬撃を加えたりもしたが……驚異的な追尾力と……切っても切っても尋常じゃない速度で再生…又は圧倒的な数で攻められてピクティモスも最早逃げに徹するしか無かったが……無常にも捕食者からは逃げられない………

 

 

パシ…!!

 

 

ピクティモス『……!!?』

 

 

パシパシパシパシ…!!

 

ズシィィィン…!!!

 

 

ピクティモス『…!!?!ピギャァァァァ…!!!?!』

 

 

ズルズルズルズル…!!!

 

 

ピクティモスはとうとう触手に捕まり……しかもお得意の鎌腕全てが触手で抑えられているので使えず子機の収まっている所は触手に触れた瞬間に力が抜けて全く動けれず…なす術なく……リョウカの所まで引き摺られて………

 

 

 

ガバァァ…!!!

 

 

ピクティモス『……!?!?!ピギャァァァァ…!!!?!?』

 

 

グシャァァァァ…!!!!!

 

 

全員『………っ…!!?』

 

 

バリ…グシャ……グシュ…!!!

 

ゴクリ……!

 

 

………そのままリョウカに生きたまま貪り捕食されてしまった………すると……

 

 

ギチギチギチギチ…グシャァ…!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

リョウカの触手からピクティモスと同じ鎌を生やした…どうやらピクティモスの能力を得てしまった様だ…

 

 

束「ありゃりゃりゃ…!!!?」

 

一夏「………魔物食って……その力を奪っただと……!?」

 

母核リョウカ(本体)「っっ…!!スペル…!!【最終封印[淵森母神封印術:怪魔]】……!!!】

 

 

パン…!!

 

ピカァァァン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『……!!!?ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!?!?』

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピキィィン……パァァァン…!!!

 

 

母核リョウカの封印スペルによってリョウカは元の姿に戻った……

 

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

 

ヒュゥゥゥゥ……

 

 

 

リュウカ(本体)「…!危ない…!!っは…!」

 

 

ドサ…!

 

 

落下して来たリョウカを間一髪リュウカがキャッチして事なきを得たのだった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

母核リョウカ(本体)「ふぅ……危ない所でした……やっぱり嫌な予感が当たるとこうも嫌になります……先に言っておきますがこれでも一時的でしょう……完全に封じ込めるのは難しいですね……恐らく最低でも後2回……多くても3回位ですよ……。」

 

セシリア「ま…まさかやらないといけないのですか!?」

 

母核リョウカ(本体)「そういう訳ですよ、こう言う時は毎回毎回力技だけど無理矢理捻じ伏せる方が恐らくあの異形の化け物相手に黙らせる事が出来る方法でしょうが……そうなるとどう戦うかですね………。」

 

めぐみん「ええ、さっき見ましたけどあの触手が厄介ですね……捕まれただけであのピクティモスも簡単に生命力とエネルギーを失う…いえ座れるっと言った方が良いでしょう……しかもあの再生力……接近戦は無謀でしょうね……っがリョウカちゃんを助けるには接近しないといけないですね……。」

 

千冬「確かに………しかもさっきそのピクティモスの能力を得てる…更に接近戦が困難極めるな……無闇に近付けば即座に切り伏せられてしまうだろう……。」

 

リュウカ(本体)「………………。」

 

リョウカ(本体)「す〜……すぴ〜……。」

 

リュウカ(本体)「…………リョウカちゃん………。」

 

母核リョウカ(本体)「………兎に角未知数とは言え………やらなきゃ結局は……いずれリョウカちゃんはもう元には戻れなくなる上……もう二度と私達をも敵として認識されてしまうだけです……そして何よりも……リョウカちゃんの為にそんな化け物を手懐ける為の手段としては私達しか居ない訳ですよ………必ず助けましょう……。」

 

リュウカ(本体)「うん!」

 

 

その後一行は奥の部屋にてイースの本と……使いもしないハンマーを再び入手して先へ進んだ………

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第34話 淵森母神一家とイース:エステリア編【終章・後編】

どうもです、お馴染みのリュウカです…前回のあらすじの前に…前回のあらすじにて本来なら私が出る予定の所めぐみんにやらせてしまった事をお詫びします……すみませんめぐみん……さてと気を取り直して前回のあらすじを説明すると私達はいよいよダームの塔へ突入する為の作戦会議及びその準備をして……私達はダームの塔へ突入……内部を荒らしながら第1の関門であるピクティモスと交戦しましたが…その途中にてリョウカちゃんが暴走を引き起こして生きたまま捕食されてしまう呆気ない終わり方になりました……その後リョウカちゃんは何とか鎮圧しましたが未だに暴走の可能性が非常に高い事も判明しました……必ずどうにかしないとね…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

その後は難なくと攻略して行く一行……悪魔の回廊前では別働隊にて音を奏でる柱を破壊……そのまま突破……ダームの塔攻略戦の中盤に差し掛り…一行はいよいよ第2の関門……コンスクラードと対決する事になった……

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!!

 

 

門を潜った一行は警戒した……

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ズガァァァァァン…!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「……あらら…!どうやら今回のはオリジンとアニメ版のキメラって訳ですか!いえ…正確にはそれぞれ独立した感じですか!」

 

コンスクラード(コア)『………!!!』

 

コンスクラード(本体)『グォォォォォォ…!!!!』

 

 

地中から芋虫型…いやアニメ版のコンスクラードとオリジン個体のコンスクラードがそれぞれ現れた……

 

 

【エステリア編:第6ボス】

 

 

VS【魂岩王蟲:コンスクラード(オリジン個体&アニメ版・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【コンスクラード:コアの討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Chase of Shadow(完全版ver)】

 

 

地形【ダームの塔:14階:剛魔の間】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

一行とコンスクラードと戦闘が開始された直後……やはり予想通り………

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

……暴走を引き起こした………

 

 

全コンスクラード『……!!?!』

 

カズマ「………終わったな……。」

 

ダクネス「…………ああ。」

 

 

ブシャァァァァ…ギュィィィィン…!!!!!

 

パシパシパシ…!!!

 

全コンスクラード『………!!?!』

 

 

そして案の定ただでさえ鈍重又は身動きが取れないコンスクラードはリョウカの放った触手に囚われて……

 

 

ガバァァ……!!

 

グシャァ…!!!

 

 

…………それぞれ案の定生きたまま捕食された……(そもそもコアの方のコンスクラードに食える部分が有るのか?っと聞くのはタブーだ……無論地面にへばりついてるのにどうやって捕食するのかと聞くのもタブーだ……)

 

 

その後だが再度母核リョウカによって強制解除された……

 

 

【戦闘終了】

 

 

母核リョウカ(本体)「……段々と抑制が難しくなって来ましたね……出来て後1回ですよ…。」

 

リュウカ(本体)「……そう…だね……。」

 

リョウカ(本体)「く〜……す〜……。」

 

一夏「そう言えば暴走の時以外ずっと寝たままだな……それ以外じゃあ起きないのか?」

 

めぐみん「それはリョウカちゃんにこれ以上無理させろっと仰っているのですか?」

 

一夏「い…いや…そう言う訳じゃないが……けど全く起きないのはリョウカらしくないんじゃないのか?」

 

めぐみん「確かにそうだけど、今のリョウカちゃんは出来ればこのまま眠ったままの方が良いのですが……それが出来れば苦労しない訳ですよ……暴走の時は目覚めて……強大な力に振り回されてその肉体に負担が掛かり過ぎてる訳ですよ……それ故にまた……過労で亡くなる可能性だって有り得るのですよ……現に実際に起きたじゃないですか……。」

 

一夏「………!!………すまん……。」

 

母核リョウカ(本体)「……まあそう言う訳ですよ……だからこそこのダームの塔攻略戦の最後の関門が暴走リョウカちゃんの鎮圧戦です……やるとするならファクトさんがやられた時でしょうね……。」

 

カズマ「……なんか此処のファクトの扱いが酷い気がするな……まさか最後までリョウカの餌になる訳か……。」

 

めぐみん「でしょうね……そしてそれがキーとなり……本格的に大暴走し始める訳ですよ……しかも今回は発動の止める手立ては一切無い……確実に戦う事になるでしょう……やれやれ最後の最後までリョウカちゃんらしくて良かったですよ……悪い意味ですが……。」

 

リュウカ(本体)「けど、リョウカちゃんが居てこその私達で私達が居てこそのリョウカちゃん……だから助けるのです………。」

 

母核リョウカ(本体)「だね……さてと行きましょう。」

 

 

その後イースの本を回収…そして先に行く為のロッドを手に入れ……先へ進んだ……

 

更に数時間後……一行はラドの塔に立ち寄り…レアを救助……後レアから一応知ってはいるがファクトに対する攻略方も知り……再度攻略戦に戻り上へ目指した………

 

 

そして制限時間が残り数時間……いよいよ攻略戦が後半戦……一行はダームの塔の21階……第3のボスのヨグレクスとオムルガンの門の前までやって来た……

 

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

一行達は門を潜り…鏡を潜った……

 

 

リュウカ(本体)「…………至って普通の感じですね……。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですね……さてどう出ますか?」

 

 

ピカァァァン…ジリジリジリジリ…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

ヨグレクス&オムルガン『グォォォォォォ…!!!!!』

 

リュウカ(本体)「またオリジン個体ですか。」

 

リョウカ(本体)「…………ッッッ……!!!!!」

 

 

 

ピキィィィィィン…!!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!

 

パァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

母核リョウカ(本体)「は…早い…!!?」

 

リュウカ(本体)「まだ始まってもないのに…!!」

 

ヨグレクス&オムルガン『……!!?』

 

 

ブシャァァァァ…!!!

 

ギュィィィィン……パシパシパシパシ…!!!

 

 

………ヨグレクスとオムルガンのダッグが出て来た瞬間にリョウカが暴走……間髪入れずにリョウカの触手の脅威が襲い掛かり……正に出オチ感覚で……

 

 

 

グシャァ……グシャァ…!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

……戦闘にすらなる事なくヨグレクスとオムルガンは捕食された……(ヨグレクス&オムルガン『解せぬ。』)

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『………!!!』

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!

 

ピシュゥン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「あ…!?アレって…!!」

 

母核リョウカ(本体)「間違いないです!ジェノクレスですよ…!!しかし確かにこの手で倒した筈…!!」

 

ジェノクレス『………!!』

 

 

ピカァァァン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『…………??』

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

 

ピシュゥン…!!!

 

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『……!!』

 

 

ジェノクレスが手を翳すと何と超巨大な魔法陣が現れて………そこから更に何と倒した筈のニグティルガーが2体召喚され…更に追加で倒した筈のマザーヴァジュリオンが追加で2体も召喚……合計でこの場に5体のボスが現れた……

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!』

 

リュウカ(本体)「……倒したボスが復活した…!?」

 

母核リョウカ(本体)「……そんな馬鹿な…!でもやるしか無いですよ…!それに……これ以上リョウカちゃんの好き勝手にやらせる訳には行かない!行きますよ!」

 

 

そして一行は復活したボス5体と暴走リョウカとの三つ巴の戦いが始まった……

 

 

【エステリア編:第7ボス】

 

 

VS【復讐の三銃士:ジェノクレス(オリジン個体・リベンジ個体・超強化個体・歴戦王個体)&ニグティルガー×2(リベンジ個体・キメラ個体(オリジン&ルネ個体)・超強化個体・歴戦王個体)&マザーヴァジュリオン×2(リベンジ個体・キメラ個体(オリジン&ルネ個体)・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

VS【最終終焉ナル絶対ノ淵源混沌最高破壊神:神森リョウカ(終焉暴走形態(深度:error・レベル:error)・終焉龍化形態・最高邪神化形態・ラスボスモード(レベル:1)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦&暴走鎮圧戦】

 

 

勝利条件【全ての敵の撃破及びリョウカの鎮圧】敗北条件【味方の内一体の撃破又はリョウカの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【My Lord, Our,Brave】

 

 

地形【ダームの塔:21階:鏡の間(オリジン仕様)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア……!!!!!!』

 

 

ブシャァァァァ…ギュィィィィン…!!!!

 

 

全マザーヴァジュリオン『……!!?』

 

 

シュワッ…バサァァ…!!

 

ズガァァァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…ギュィィィィン…!!!!

 

 

全マザーヴァジュリオン『……!!?』

 

 

先手でリョウカの触手が全てのマザーヴァジュリオンに襲い掛かったが間一髪反射神経を活かしてその場から飛翔して回避…触手は壁に激突した……っがリョウカも読んでた様で直様直角機動で触手が再追尾し始めた……

 

 

キィィィィィン…!!!

 

ギュィィィィン…!!!

 

 

マザーヴァジュリオンと触手が鬼ごっこを繰り広げていたが……

 

 

 

ガバァァ…!!

 

 

全マザーヴァジュリオン『…………!!?』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

……いつの間にかリョウカの頭部まで誘導されていた事を知らずに……

 

 

グシャァ…!!!

 

 

……最後は呆気なく捕食された……

 

 

ジェノクレス『……!!?』

 

全ニグティルガー『ギシャァァァァ…!!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

シュワッ…ブォォン…!!!

 

 

ニグティルガー2体はマザーヴァジュリオンの仇を討つと言う気迫を放ちながらお得意の長大な身体で薙ぎ払おうとした……っが……

 

 

 

ペシ…!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『………?』

 

全ニグティルガー『……!!?』

 

 

………まさかのノーダメージだった……

 

 

全ニグティルガー『ギシャァァァァ…!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

シュワッ…!!!

 

 

ニグティルガーは今度はばかりに最後の切り札である……超大突進を繰り出した……っが……

 

 

 

ガキィィィン…!!

 

 

全ニグティルガー『……!!?』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

 

……今度は能力による結界によって完全に阻まれてしまった……

 

 

ギチギチギチギチ……ガバァァ…!!!

 

 

全ニグティルガー『……!!!?!』

 

 

グシャァ……!!!

 

 

……そして全てのニグティルガーも捕食されてしまった……

 

 

ジェノクレス『……!!?』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『アアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

ピキィィィィィン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!

 

キュィィィィン……!!!

 

ミチミチミチミチ…ギチギチギチギチ…!!

 

パァァァン…!!!!

 

 

………リョウカは突如として更に覚醒…姿が大きく変わり……更に巨大化…見た目も最早ビオランテを更に異形の化け物化した感じで……無数の大量の触手に囲まれて……禍々しい暗黒のオーラと赤黒いオーラを同時に纏い…頭部の形状もかなり変化し…前までは邪神イリスに変形して口が付いた異形型だったが……今度は…完全にビオランテ型の頭部…に似た複眼型の眼球を持ち…額には超巨大なコアらしき眼球が覗いている…タタリ神以上の血走った眼球が真っ赤に紅く輝いている……ただ相変わらず足と言う概念は無い様で移動の際は浮遊又は地を滑る様な感じだ……(見た目がアレで…それが浮遊又は地を滑って迫る姿は恐ろしい限りであるのは当然だ…)

 

 

ジェノクレス『……!!?!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギョエアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!』

 

カズマ「おいおいおい…!!!更にヤベェ姿になっちまったぞ…!!!?しかも声までもヤバいじゃねぇか…!!!」

 

母核リョウカ(本体)「かなり不味いですね……ここまで来るともう封印スペルは通用しない…!ならば力付くで…!!」

 

リュウカ(本体)「…!待って動かないで…!」

 

全員『……!!!』

 

 

ブワァァァァァ…!!!!

 

 

全員『……!!?!』

 

ジェノクレス『……!!?!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!』

 

 

リョウカは咆哮を放ちながら周囲を真っ赤に染まる程の超強烈な殺気と更に強力になった死のエネルギーを撒き散らした………っが案の定だがリュウカ達一行には今の所殺気以外には影響は無いが……

 

 

ジェノクレス『……!!!?』

 

 

……ジェノクレスだけ、どうやらそのエネルギーの影響で魔法が使えない様だ……

 

 

ガバァァ…!!!

 

 

ジェノクレス『……!!!?』

 

 

ブシャァァァァ…パシパシパシ…!!!

 

 

ジェノクレス『……!?!?』

 

 

リョウカが口を大きく開けると無数の舌型の触手が伸びてジェノクレスを拘束……そのまま口内に運ばれて……

 

 

 

グシャァ……!!

 

 

……やっぱり捕食されたのだった……

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

母核リョウカ(本体)「さてどうした物かな…!どうすれば…!」

 

 

ピキィィン…!!

 

 

めぐみん「……!!そうだ…これです…!!っっ…!!」

 

 

ッダ…!!

 

シュワッ…!!

 

 

リュウカ(本体)「……!!めぐみん…!?辞めなさい…!!」

 

めぐみん「リョウカちゃんを……返せぇぇぇ…!!!!!」

 

 

シュッ…!!!

 

グサッ…!!!!

 

 

めぐみんは光り輝く対暴走リョウカ用のナイフをコアに深く突き刺した……

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『……!!?!?ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!?!?!』

 

 

ピカァァァン…!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!

 

パァァァン…!!!!

 

 

コアに対暴走リョウカ用のナイフを突き立てられた事によって強制解除されて……

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

ヒュゥゥゥゥ……

 

 

めぐみん「っは…!」

 

 

ガシ…スタッ…!

 

 

リョウカは落下……っが間一髪めぐみんがキャッチした事によって事なきを得た……

 

 

【戦闘終了】

 

 

めぐみん「ふぅ…どうにかなりましたね……。」

 

母核リョウカ(本体)「助かりました…めぐみん。」

 

めぐみん「いえいえ……。」

 

リュウカ(本体)「…めぐみん…心配しますから突然そう言う危険な真似はしないで下さい。」

 

めぐみん「分かってますよ……。」

 

 

ビキビキ…ガッシャァァァン…!!!

 

 

一夏「お!デカい鏡が割れた!…どうやら先に行けるみたいだな…。」

 

リュウカ(本体)「ええ、この先は一気に最上階に行ける階段が続きます……いよいよです……みなさん!行きましょう!」

 

千冬「うむ!」

 

 

一行は奥へ向かい……最上階へ登って行った……

 

 

……長い長い階段を登り続け…制限時間が残り1時間を切った時……最後の門の前……一行達の姿が有った……

 

 

リュウカ(本体)「さて、これが最後の関門です……みなさん準備は良いですか?」

 

母核リョウカ(本体)「勿論ですよ、さてと開けますよ。」

 

 

母核リョウカは事前に入手したブルーアミュレットを最後の門の鍵穴に差し込んだ……

 

 

ピカァァァン……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ガシャン…!!

 

 

母核リョウカ(本体)「……さぁ!行きましょう!」

 

全員『うん!(おう!・了解!)』

 

 

一行達は最後の門を潜って行った……

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……ガシャン…!!!

 

 

?『ほぅ、ここまで来るとはな…褒めてやろう。』

 

母核リョウカ(本体)「おやおや?これはこれは第2454代目のダルク・ファクトさんじゃないですか?相変わらずお元気そうで何よりですよ……。」

 

ファクト『ほぅ、私の事を覚えてるとはな。』

 

母核リョウカ(本体)「そりゃあこれでも私は貴方達の上司みたいな物ですから全員の事は覚えてますよ…っと戯れごとは置いといて……今回の事件の首謀者である神は粛清された……出来れば大人しく降伏してくれたらこちらからはどうもしないけど……やっぱり降伏はしない考えですか?」

 

ファクト『当然だ、依頼主が死んだとは言え命令だからな…悪くは思わないでくれ。』

 

母核リョウカ(本体)「そうか、残念ですよ……出来れば戦わず終わらせたかったですがね……何せ………。」

 

 

 

ピキィィィィィン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ピシャァァン……ピシャァァン…!!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「………やっぱりこうなりますか…!」

 

ファクト『む…!!!』

 

 

 

キュィィィィン……パァァァン…!!!!

 

ズガァァァァァン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギョエアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!』

 

ファクト『な…!!?私の塔が…!!?』

 

母核リョウカ(本体)「言い忘れましたが、このダームの塔の全てのボスは全て……この子に食い殺されてしまいましたよ……そして残念ながらどうやら貴方も餌として認識してるみたいです……本当に残念ですよ………敵じゃなかったら良かったのに……。」

 

ファクト『っく…!!』

 

 

 

シャキン…!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

ブシャァァァァ…!!!!

 

ギュィィィィン…!!!!

 

 

ファクト『せいや…!!』

 

 

ズバッ…!!!

 

ザシュッ…!!!

 

 

リョウカは安定と信頼の先手必勝の触手伸ばしを実施した……無論エステリアのラスボス……得意の剣術でどうにか全て叩き斬ったがノーダメージ……

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『………??』

 

ファクト『何!?』

 

母核リョウカ(本体)「……今のリョウカちゃんは最早貴方達の攻撃は通用しないと思った方が良いですよ……更に言ってしまえば暴走してるのでね……残念ながら大人しく食われて下さい。」

 

カズマ「いや言ってる事酷くない!?」

 

ファクト『小癪な…!!はっ…!!』

 

 

ポポポポポポォォピィィ…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

ファクト『どうだ…!?』

 

全員『……あ…。』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

ファクト『馬鹿な…!!ぬっ…!?』

 

 

シュッ……パシパシパシパシ…!!!

 

ギチギチギチギチ…!!

 

 

ファクトの連続エネルギー弾を浴びせたが全く無傷……それどころか攻撃の反動の隙を突かれて触手に絡め取られて拘束された……

 

 

 

ファクト『ぬぅぅ…!!しまった…!!!抜けん…!!!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギョエアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

ガバァァ…!!!

 

 

ファクト『……っく……ここまでか……!……まさかこれ程とはな………。』

 

 

グシャァ…!!!!

 

 

………そしてラスボスであるファクトも結局リョウカの胃袋に収まってしまった………すると………

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!』

 

 

ピキィィィィィン…!!!!

 

キュィィィィン……!!!!

 

ギチギチギチギチ…ミチミチミチミチ…!!!

 

メキメキメキメキ…ビシビシビシ…!!

 

ズガァァァァァン…!!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「不味い…!此処が崩壊します!テレポート…!!」

 

 

ピシュゥン…!

 

ズガァァァァァン…!!

 

 

一行達はリョウカの形態変化による巻き添えを回避するべくテレポートでダームの塔から脱出……龍華(タツハナ)に乗艦した状態で外に出た……

 

 

リュウカ(本体)「……!!見て…!!」

 

カズマ「……!!ダームの塔が…!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ズガァァァァァン…!!!!

 

 

………ダームの塔の最上階が崩壊……そして………

 

 

ピシャァァン……ピシャァァン…!!!

 

ピキィィィィィン……パァァァン…!!!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

全員『……!!!!?』

 

 

………最上階の所を依代にダームの塔を取り込んで……更に異形の化け物へ……そして災悪の存在へと変貌した……その影響で天候は大きく崩れ……常に大嵐…しかも雲も真っ赤に染まり……陽の光さえも全て遮り……空から時折隕石まで降って来る終焉に近い世紀末になっていた……外見についてだが……頭部部分が前のイリス型に戻ったが……左右に8つ…そして額にコアらしき超巨大な眼球が1つの合計9個の複眼タイプ……無論ゼルエル見たく顔が変形して捕食形態になる事も可能……それ以外は以前と一緒だがダームの塔の大部分を取り込んで空前規模の超巨大サイズ……その上最後のイースの本及びクレリアのマント諸共取り込んでるので生半可な攻撃程度は完全に弾く(通常攻撃及び通常魔法完全無効化・全状態異常無効化)…更に闇の結界及び闇の衣を展開してる所為で物理及び魔法も全て通用しない様だ………それ以外にもトチ狂ってる部分もある様だが詳細は敢えて省く……

 

 

果たしてどうやって勝つのか……現実に戻すとしよう……

 

 

束「ありゃりゃ!?感じからして完璧にラスボスっぽい感じになっちゃった感じじゃない!?」

 

メリー「……しかも超高濃度のエネルギー量ね…!普通の人間や敵にとっても有害所じゃないレベルのヤバい代物のエネルギーを垂れ流してるわね…急がないとエステリアは壊滅して……最悪の場合本土にまで到達するわよ!」

 

リュウカ(本体)「…リョウカちゃん………。」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギョエアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…グシャァ…!!!

 

 

タツハナ「ん…!?あ……アレって…!リョウカさんじゃないですか…!?」

 

リュウカ(本体)「……!!リョウカちゃん…!!」

 

リョウカ(本体:コア)「…………………。」

 

母核リョウカ(本体)「…………反応が無い…ね……だけど私達のやる事は変わらないですよ!…全軍及び全艦に告ぐ!これがエステリア攻略の最終関門です!行きますよ!リョウカちゃんを救い出します!」

 

全軍及び全艦『了解!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「…………!!!!」

 

 

………エステリア及び本土の存亡を賭けた一行達とリョウカとのエステリア大陸での最後の戦いが始まった……

 

 

 

【エステリア編:最終ボス】

 

 

VS【絶対ナル混沌ノ淵源最高終焉殺戮破壊母神:神森リョウカ(終焉暴走形態(深度:error・レベル:error)・終焉龍化形態・最高邪神化形態・ラスボス形態(レベル:MAX))】

 

 

戦闘方式【最高神征討伐戦】

 

 

勝利条件【リョウカの鎮圧又は討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】使用場面【ナピシュテム戦:第1形態】

 

 

地形【ダームの塔:近郊】

 

 

【ROUND1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「……………。」

 

 

ピカァァァン…!!!!

 

 

暴走したリョウカのコアの能力で自身の身体がすっぽり納まる程の超巨大な闇の結界を覆った…

 

 

リュウカ(本体)「……!!結界…!?」

 

母核リョウカ(本体)「これじゃあ攻撃が届かない!……仕方ない……みなさん時間を稼いで!私の能力で結界と弱体化を実施します!」

 

カズマ「おう!行くぞお前ら!」

 

めぐみん「良いでしょう!やってやりますよ!」

 

 

 

一行達も対抗する様に各々攻撃を開始……母核組のリョウカの能力発動まで時間を稼ぐ事に……

 

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

大石『…っく!やはり効かないか!』

 

母リョウカ(本体)「退いていなさい!大人しく喰らいなさい!スペル!【神聖道[親愛なるファイナルマスターゴットスパーク]】!!」

 

 

 

キュィィィィン…ブッピュゥゥゥゥゥン…!!!!!

 

ガキィィィン…!!!

 

 

母リョウカ(本体)「……!!やっぱり…!!」

 

父リュウカ(本体)「さてと…!本気で困りましたね…!」

 

リルス(覚醒)『グォアァァァァァァァァ…!!!!!』

 

アルス(覚醒)『グォアァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

スゥゥゥ…ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

リルス&アルス(覚醒)『………!!?』

 

リュウカ(本体)「……やっぱり効いてない…!!」

 

 

……全軍からの一斉攻撃に清々しい顔の状態で闇の結界の中で収まる暴走リョウカ……全ての攻撃は闇の結界で全て弾かれて無力化されていて…攻めれずにいた……

 

その時……

 

 

母核リョウカ(本体)「……!!時間を稼いでくれてありがとうございます…!さてと行きますよ…!っは…!!!」

 

 

 

ピカァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『………!!!?』

 

リョウカ(本体:コア)「………!!?」

 

 

ビキビキ…ガッシャァァァン…!!!

 

ピカァァァン…!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!?』

 

母核リョウカ(本体)「これで攻撃が通ります!後弱体化と今のリョウカちゃんの弱点を作りました!一気に反撃と行きますよ!」

 

全軍及び全艦『了解!』

 

 

母核リョウカの能力によりリョウカの全能力が大幅ダウン及び全防護結界及び全耐性能力加護喪失に成功した……更に本体の胸部に巨大な真っ黒に染まり黒く輝くコアが露出した……

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】使用場面【ナピシュテム戦:最終形態】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

 

リュウカ(本体:淵森神)「リョウカちゃんを返せ…!!!でやぁぁ…!!!」

 

 

シャキン…ザシュ…!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギョエアアアアアアアアアアアアアア…!!??!』

 

母核リョウカ(本体:淵源神)「更におまけですよ…!喰らいなさい!」

 

 

ブォォン…ザシュゥ…!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!?!』

 

めぐみん「効いてはいるけど…!何か…何か決定打が無い…!」

 

リュウカ(本体:淵森神)「このままじゃあこっちがジリ貧でやられます…!………!!アレは…!?」

 

母核リョウカ(本体:淵源神)「……ん!?あのコアの所に今一瞬何かが蠢いて…!!……まさか…!!」

 

リュウカ(本体:淵森神)「私が…!!でやぁぁぁ…!!!!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

ブシャァァァァ…ギュィィィィン…!!!

 

 

母リョウカ(本体:淵源神)「やらせないよ…!淵森流剣術奥義…!!」

 

 

シャキン…!

 

ッダ…!!!

 

ズバッ…カチャン…!!

 

 

リョウカ(終焉暴走)『………!!?!』

 

母リョウカ(本体:淵源神)「……【抜刀術:千垓斬】…!」

 

 

ボトボトボトボト…!!!

 

ブシャァァァァ…!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギョエアアアアアアアアアアアアアア…!!!!?!』

 

リュウカ(本体:淵森神)「……!!見えた…!……アレがリョウカちゃんを…!!っ…!!大人しく…!!!」

 

 

キィィィィィン……ガシ…!!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「……!!?!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『グギャアアアアアアアアアアア……!!?!?』

 

リュウカ(本体:淵森神)「……ごめんね……ずっと気付いてあげられなくて……後少しだけの辛抱ですから……耐えて…!……せいやぁぁぁ…!!!!」

 

 

ググググググ……グシャァ…!!!!

 

ブシャァァァァ…!!!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「……!!!?!」

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『グギャアアアアアアアアアアア…!!!?!?ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!』

 

 

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……ズズゥゥゥン…!!!!!

 

 

リュウカは巨大な真っ黒なコアの内側で蠢くナニカを力任せに引き摺り出した瞬間に……暴れに暴れていたリョウカは完全に地に伏し……活動を停止した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(本体:コア)「……………。」

 

リョウカ(本体:?)『………………。』

 

リュウカ(本体:淵森神)「…………………。」

 

カズマ「……止まったのか…?」

 

めぐみん「……リュウカちゃん……その手に握ってるのは…?」

 

リュウカ(本体:淵森神)「……寄生虫型のニグティルガーです……恐らくあの時の……!っ…!」

 

ミニニグティルガー『ギィィィィ…!!!』

 

 

ペシ…!

 

 

リュウカ(本体:淵森神)「あ…!?」

 

めぐみん「っち…!逃して…!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

グィィィン…!

 

 

突然地響きの後……倒れ伏した筈のリョウカが再度起き上がり……

 

 

全員『………!!?』

 

ミニニグティルガー『……!!?』

 

 

グバァ…!!!

 

 

全ての眼球が開かれた……無論巨大な眼球も開かれた……しかしどうだろう、もう既に禍々しいオーラは纏ってない様だ……果たして…?

 

 

リョウカ(本体:コア)「…………!!!」

 

リョウカ(本体:?)『……………。』

 

リュウカ(本体:淵森神)『……リョウカちゃん……?』

 

リョウカ(本体:コア)「…………ありがとう………。」

 

リュウカ(本体:淵森神)「……!!………お帰りなさい……リョウカちゃん…!!」

 

カズマ「って事は正気に戻ったんだな…!」

 

リョウカ(本体:淵源神獣)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

一夏「ふぅ、相変わらず凄まじい咆哮のデカさだな…。」

 

リョウカ(本体:コア)「…後は任せて……。」

 

リュウカ(本体:淵森神)「うん。」

 

 

シュゥゥゥ……

 

 

リュウカ(本体)「みなさん、艦に戻りますよ。」

 

母核リョウカ(本体)「うん。」

 

 

一行達は艦に戻って行き……

 

 

ミニニグティルガー『……!!?』

 

リョウカ(本体:コア)「……私の身体で好き勝手にして………その所為でみなさんを……そしてお母さんを傷付けた………だから………今すぐ私の前から消えて無くなれ。」

 

リョウカ(本体:淵源神獣)『ギョエアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!』

 

 

ブシャァァァァ……ギュィィィィン…!!!

 

パシパシパシ…!!!

 

 

ミニニグティルガー『……!!?ギィィィィィィィィ…!!?!?』

 

 

ガバァァ…!!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

ミニニグティルガー『ピギャァァァァ…!!?!』

 

 

ヒョイ…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源神獣)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!

 

 

ミニニグティルガー『ピギャァァァァ…!!!!!』

 

 

ピキィィィィィン……ズッドォォォォォォン…!!!!!

 

 

寄生虫型のニグティルガーは火力強めの超破壊光線で呆気なく消滅した……

 

 

ピキィィィィィン……パァァァン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「ぜぇ……はぁ……はぁ………みなさんの……所へ……帰らないと……よいしょっと……。」

 

 

元の姿に戻ったリョウカは弱った身体を引き摺りながら…側に落ちていた最後のイースの本を回収して一行達の待つ艦へと戻った……

 

 

ピシュゥン…!

 

 

全員『……!!』

 

リョウカ(本体)「……ただいま………みなさん………。」

 

 

ドサッ……!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!?」

 

リョウカ(本体)「はぁ………ぜぇ……はぁ……。」

 

永琳「………無理も無いわね……攻略戦で強制的に無理矢理能力を酷使され続けていたんだわ……過度に身体が負担が掛かっても死ぬまで酷使し続ける気だったんだわ……けど間一髪洗脳が解けたお陰だけど………まあ兎に角部屋に運んでおくわよ。」

 

リュウカ(本体)「お願いします……。」

 

 

永琳達医療班は倒れたリョウカを部屋に運んで行った……

 

 

一夏「しかし許せねぇな……あの害虫は…。」

 

エクレール「まさかリョウカちゃんに寄生して無意識のうちに洗脳し続けていたなんてね……けど一体どうやって体内に…?」

 

リュウカ(本体)「簡単な事です……あの時にトドメとして放たれたあの口内に隠された猛毒針のおまけにあの寄生虫型のニグティルガーを忍ばせたのですよ………………っ…!私は……どうしてあそこで気が付かなった……もし気付いていれば………。」

 

母核リョウカ(本体)「お姉ちゃん、気持ちは痛い程分かりますよ……でもね此処に居るみなさん……そして私自身でさえも気付けれなかった……だからそんなに自分を責めるのは辞めて下さい……。」

 

リュウカ(本体)「…………うん……。」

 

母核リョウカ(本体)「さてと……後はこの周りの惨状をどうにかしないとね……。」

 

千冬「………確かに……今回ので余りにも多くの犠牲を払ったな……辛うじてエステリア大陸だと理解は出来るが……。」

 

モモンガ「ふむ………あの大量に撒き散らされたさっきとエネルギーの放流によって……このエステリア大量のありとあらゆる生命の反応が消えてしまった………無論魔物含めてだ……しかし女神の反応は既に別の所に移動してるようだ………。」

 

母核リョウカ(本体)「……まあだから尻拭いはしないとね……やりますか。」

 

 

そして約束数十分後……この攻略戦での被害が出てしまった所及び死んでしまった住民達を母核リョウカの能力で完全に復活させた………

 

 

母核リョウカ(本体)「ふ〜……やれやれこれで一応はひと段落です……みなさんお疲れ様です……さてと次が第2エリアのイースですね……まだまだ先は長いけど頑張りましょうか。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……でも少しは休んだ方が良いですね……疲れましたし……。」

 

母核リョウカ(本体)「だね、とりあえず1週間後に改めて第2エリアへ移動しましょうか……それまでは一時の休憩としましょう。」

 

めぐみん「ええ…。」

 

 

 

そして一行は攻略戦での傷を癒す為……この一時的な平和の時を満喫する事にした……一行達の旅はまだまだ続く……

 

 

 

【第1エリア:エステリア編:攻略成功】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第35話 淵森母神一家とイース:天空の神殿編【前章】

どうも、お馴染みのめぐみんです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…我々はダームの塔攻略戦を実行していていましたがそれぞれのボス戦にて毎回リョウカちゃんが暴走をする様になって……それが最大の関門へ変わってしまい……最終的にこのエステリア大陸のラスボスであるファクトも食い殺されて……暴走したリョウカが更に覚醒……とうとう我々に敵意を剥き出しにして襲い掛かって来ました……我々と暴走したリョウカちゃんと壮絶な戦いの末に暴走の元凶を取り除いた事で鎮圧に成功しました………その後は最後のイースの本を回収してようやくエステリア大陸の攻略が終わりました……っとこんな感じですね…それでは今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

エステリアを攻略して1週間経過した……

 

 

母核リョウカ(本体)「さてと、そろそろイースへ向けて移動を開始しましょうか……。」

 

カズマ「そうだな……ってそういやまだリュウカは寝てるのか?リョウカならまだ分かるが…。」

 

母核リョウカ(本体)「あ〜…実は言い忘れてたけど…お姉ちゃんも過度の疲労でリョウカちゃんの側で寝てるのです…あの攻略戦とリョウカちゃんとの戦いでもう既に限界は迎えていたのですからね……。」

 

 

 

そう実はだがダームの塔攻略戦の翌日にリュウカも倒れたそうで…現在リョウカの部屋にてリョウカと同じベット尚且つ側でずっと眠っている……

 

 

 

一夏「は!?マジで!?何で言わなかった!?」

 

母核リョウカ(本体)「言ってもどうせ私達にはどうする事は……まあ正確には出来るけどそんな事して回復させて無理矢理行動させる位ならリョウカちゃんと一緒に側で休ませてあげるのが筋でしょう?それとも……これ以上無理させてバッタリっとお亡くなりにさせる気なのですか?」

 

一夏「い…いや……そこまでは言ってないし思ってもいないぞ!?」

 

母核リョウカ(本体)「なら良いです、はぁ……最近ピリピリ気味ですね……年かな?」

 

オワタリュウカ(本体)「いやその年でピリピリしまくるって…(ヒュン…ザクッ…!)……………。」

 

母核リョウカ(本体)「やれやれ………まあ兎に角……移動を開始しましょうか。」

 

カズマ「だな……。」

 

一夏「お……おう……ってかコイツどうする?」

 

オワタリョウカ(本体)「ほっときゃ復活するよ。」

 

 

ムクリ…!

 

 

オワタリュウカ(本体)「痛ってぇぇな…!?いきなり眉間にナイフ投げる事なかろう!?」

 

オワタリョウカ(本体)「何を言う?余計な一言を言うお前が悪いであろう?」

 

オワタリュウカ(本体)「そりゃあ…まあそうかもしれんけど……いきなり眉間にナイフはヤバくねぇか?」

 

オワタリョウカ(本体)「だけど、そうでもしないとアンタ黙らんだろう?だから痛みを感じない様に投げてくれたんだよ。」

 

オワタリュウカ(本体)「けど実際に痛えじゃねぇか!どうしてくれる!?」

 

オワタリョウカ(本体)「さっきからごちゃごちゃ五月蝿いよ?艦橋から海に放り出すぞ?」

 

オワタリュウカ(本体)「………………。」

 

オワタリョウカ(本体)「やれやれ……それで良いです……ッチ……このままごちゃごちゃ騒いでれば……艦橋から放り出されたのに…………。」

 

一夏「いやガチでやる気満々じゃねぇか……?!」

 

オワタリョウカ(本体)「安心しなさい、そんな程度で怪我する程柔に出来てないよ……主に私の愛情(物理)のお陰で。」

 

オワタリュウカ(本体)「んで、所為で酷い目に遭うがな……特に酷かったのはバラバラになった時だったぜ……死ぬ程痛くて痛くて堪らなかったぜ……。」

 

カズマ「は…?バラバラに……?マジで!?」

 

オワタリュウカ(本体)「おう、マジだぜ?言っとくが能力の所為で木っ端微塵にされても生きてたからな……余計に痛過ぎて失神しまくったからなぁ〜…。」

 

オワタリョウカ(本体)「まあ昔はね、流石に今はみんなの前だからね。」

 

母リョウカ(本体)「え?ではまさか私達が居ない所では?」

 

オワタリョウカ(本体)「勿論ですよ?その方が生き甲斐が有るからね…それに……リュウカは私の物ですよ?誰にも渡さないよ………。」

 

一夏「いや怖えよ!?ヤンデレか何かか!?」

 

オワタリョウカ(本体)「さぁ?どうでしょうね?最も私のリュウカに手を出すなら………それなりの強さは欲しいけどね。」

 

レックス「わ〜お……こりゃあガチでヤンデレだな………所でまだ移動しないのか?」

 

母核リョウカ(本体)「もう既に指示は出してるよ、みなさんが騒いでる間にね……後2時間後に出発です。」

 

母リョウカ(本体)「あ……うん、分かりました…。」

 

 

その後2時間後に一斉に浮上……イースへと移動を開始し始め……約半日後にイースに到着……っがやはりリョウカとリュウカが必要なのでイースのスタート地点のランスの村付近の絶壁(史実の主人公が墜落して来た所の付近)に身を寄せる事にした……無論だがランスの村との交流もしっかりと行なっている様で……更に2週間でしっかりと馴染んでいた……

 

 

 

……そして………エステリア攻略から1ヶ月経過………

 

 

 

リョウカ(本体)「ん……ふぁ〜………。」

 

リュウカ(本体)「く〜………ん……?」

 

リョウカ(本体)「ん〜……?あれ……?此処は……?ベット…?」

 

リュウカ(本体)「あ……起きましたね?リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「お母さん……あれ?私はどれ位寝てたかな……?」

 

リュウカ(本体)「さぁ?私もほぼずっと寝てましたからね……。」

 

リョウカ(本体)「一緒ですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……。」

 

 

ガチャ…バタン…

 

 

めぐみん「おや?2人ともようやくお目覚めですか?……2人揃って1ヶ月丸々寝てましたよ……。」

 

リョウカ&リュウカ(本体)『…え!?』

 

めぐみん「まあとりあえず目が覚めて良かったですよ……とりあえず待ってて下さい、食事を持って来ますから。」

 

 

その後2人は順調に回復して行き……目覚めて更に2週間後にようやく無事退院した……

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、待たせてすみません……それとまさか私が無意識に洗脳されてしまったとは言え……みなさんに多大な迷惑も掛けてしまいました……。」

 

カズマ「気にするなって。」

 

一夏「大丈夫だって。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます…………。」

 

リュウカ(本体)「それでこれからどうしましょうか……。」

 

リョウカ(本体)「…?今私達の居る所ってもうイースですよね?」

 

めぐみん「そりゃあ当たり前ですよ?だからこれからどうしようかっと言う感じですが?」

 

リョウカ(本体)「そうですか……なら廃坑へ行ってみますか?ついでにイースの本の返却もしないといけないだろうから……更に言えばえーっと何かの杖を手に入れて指導者になって欲しいと言う依頼が有った筈ですね……。」

 

カズマ「ああ、だがかなり曖昧だな……けどやるとすればそれだな……。」

 

めぐみん「ですね、それではもう出発でもしますか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、久方ぶりの外に出ますからね…退院までの間ずっと船内でリハビリの訓練とかで外には出てなかったからね……。」

 

リュウカ(本体)「ですね、私も久々に外の空気を吸いたいですよ。」

 

永琳「そう言うと思ってたわ……とは言え分かってるとは思うけど…退院したばっかりで無茶はしない様にね?」

 

リョウカ(本体)「分かってますよ……あ、そうだ……結局あのダームの塔攻略戦の時になってたあの形態ってなれるのかな?なれるなら色々と試したい事が有るけどね……けどまあ……あの時は無意識に無理矢理なった感じですから……自由自在に発動出来るなら良いけど……。」

 

カズマ「う〜ん、意外に行けるんじゃね?けど相当負担が掛かってるとは思うけどな。」

 

リョウカ(本体)「ええ、何せまだまだ無茶が出来ないからね……せめて負担が減る様な細工が出来ればだけど……直感だけど…あれは龍形態とはまた違う怪獣形態の一種でしょうからね…龍形態は燃費が良くバランスが取れてるけど……怪獣形態となれば話が変わりますよ………燃費が悪い変わりに龍形態以上の尋常じゃない力を発揮するタイプです……無論強大な力にも当然致命的なデメリットも付き纏うので…龍形態がバランス型なら…こっちはデメリット付きの超バランス型……そのままでは到底扱えれないですよ、下手すれば如何に無意識とは言え簡単に暴走を引き起こしますからね……ただ……、」

 

母リョウカ(本体)「ただ?」

 

リョウカ(本体)「あのダームの塔攻略戦になっていたのは確かに感じからして怪獣形態でしょうが……龍形態の能力も携えていると思います……ある意味であの形態は異質ですので……だからこそ確かめたいです……勿論もしもの時に備えて鎮圧組と医療組も用意した上での実験です……丁度良い相手があの廃坑に居る様ですのでね。」

 

めぐみん「はぁ……分かりましたよ…。」

 

リョウカ(本体)「いつもすみませんね……。」

 

兵士隊長1「姫様、姫様にお客様が来てますが?」

 

リョウカ(本体)「お客さん?一応通して下さい。」

 

兵士隊長1「は……少しお待ち下さい…………どうぞ。」

 

 

ガチャ……バタン…

 

 

母核リョウカ(本体)「あら?貴女はリリアさんじゃないですか?何か用ですか?」

 

リリア「はい、実は頼みが有ります……貴女達のお陰で助けて貰った恩も有ります…だからお願いです……私を連れて行って下さい!」

 

母核リョウカ(本体)「………はい?聞き間違いじゃないとは思いますけど……もう一回だけ言ってくれませんか…?」

 

リリア「だから、私を連れて行ってもらえないでしょうか?」

 

母核リョウカ(本体)「……………リリアさん、確かに恩が有って此処に来たのは嬉しい事です……でもね……貴女はただの一般市民です……民間人を巻き込む訳にはいかないのですよ……それにこれから行く先は文字通り……最悪一歩間違えれば私達が全滅する可能性も有り得る旅です……そんな状況下で民間人を守りながら旅をするのは……非常に言い辛いですが……とても出来る事じゃないです……足手纏いに成りかねないのですよ……だからこそ駄目です………。」

 

リリア「………そんな……。」

 

母核リョウカ(本体)「………でもね、その気持ちだけ有れば私達は本当に嬉しいです………そうですね……ならば私から頼みが有ります……もしランスの村に魔物が攻めて来た時に……貴女がみなさんを守ってあげて……だからこそ……これをあげましょう。」

 

 

母核リョウカはリリアにとある指輪と短刀を渡した…

 

 

リリア「………良いのですか…?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、この指輪を着けてれば私達の加護を常に受けれます……雑魚の魔物程度なら絶対に寄り付かないです…それとその短刀は私達の誇る最上級の代物を使った退魔の短刀……まあ短刀なのは民間人である貴女でも扱えれる物です……それとその指輪を着けてる状態なら雑魚程度なら余裕で葬れますし…強大な魔物程度なら簡単に撃退…上手く行けば討伐も出来ます……とは言え貴女は民間人……だからこそ最悪の場合には兎に角逃げなさい……良いですね?」

 

リリア「……はい!分かりました!」

 

母核リョウカ(本体)「……良い子です……っさ、行って下さい……みなさんの事を頼みました……。」

 

リリア「うん、でも私からも約束して……絶対に…また会いましょうね…。」

 

母核リョウカ(本体)「勿論です……。」

 

 

そうしてリリアは帰って行った……

 

 

 

母核リョウカ(本体)「……粛清部隊。」

 

マザーリョウカ(粛清)「は…。」

 

母核リョウカ(本体)「影ながらランスの村とその住民を全て守れ…勿論出来る限りバレない様にね……私達がこのイースを攻略するまで死ぬ気で守り通せ………1人も犠牲者を出さない様にね……無論近付いて来る敵対勢力は問答無用で殺せ。」

 

アンクロ(粛清)「御意……んじゃあ行ってくるね。」

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

母核リョウカの指示で即座に実働部隊(粛清部隊)がランスの村護衛に向かった……

 

 

束「しかし幾ら何でも敵対勢力は問答無用で殺すなんて大丈夫かい?」

 

母核リョウカ(本体)「まあ安心しなさい、だからこそあの指輪と短刀を渡した訳ですよ……実は言ってなかったけど…アレにはレーダーが内蔵してるのですよ……敵意が強い者が近付けば即座に私達及びさっき出撃した粛清部隊に伝わります……範囲はランスの村が2つ分位は余裕で範囲内です……その中に入れば問答無用で検知します……ただしそのレーダーは私達及び粛清部隊にしか分からないのでリリアさんには悪いけど……平和のまま過ごして欲しい物ですよ……あの子は純粋過ぎる……勿論女神としての素質を持っていたとしても何も知らないまま民間人として…いえ1人の人間として生きてもらいたいのですよ………。」

 

めぐみん「リョウカさん……。」

 

母核リョウカ(本体)「さてとそろそろ出発です、みなさん行きましょう。」

 

 

そして更に数十分後に一行は出発した……

 

 

その後は神界の杖のイベントにて指導者にされたリョウカ…トールの聖域にて全てのイースの本の返却に成功……及びにラスティーニの廃坑にて崩落に巻き込まれて閉じ込められていたフレア先生の救助に成功した……しかしその直後……

 

 

ザーッ…ザーッ…!

 

 

オワタリュウカ(粛清)『こちら粛清部隊のオワタリュウカだ…少し状況が不味くなった。』

 

母核リョウカ(本体)「どうしました?」

 

オワタリュウカ(粛清)『ああ、どうやらリリアが攫われた……。』

 

母核リョウカ(本体)「何ですって…!!!?リリアさんが攫われた…!!?」

 

全員『え!?』

 

母核リョウカ(本体)「……っ…!一応聞きます……正直に言いなさい……何で攫われた?」

 

オワタリュウカ(粛清)『……!?そ……それが……リリアが巡回警備の為ほんの少しの間…ランスの村を離れた瞬間……謎の白のフードコートを被った連中が攫って……今お前らの所へ向かってると………。』

 

母核リョウカ(本体)「………そうですか………で?それで貴女達は何をしていた?」

 

オワタリュウカ(粛清)『えっとその………ほんの一瞬だけ目を離してしまった………すまん…!』

 

 

ブッツン…!!

 

 

母核リョウカ(本体)「………………………分かりました……リリアさんは私達が救助します……ただし…………次は無い………良いな……?」

 

オワタリュウカ(粛清)『は……はいぃぃ…!!!し……失礼しました…!!!』

 

 

ブツ…!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「……………………。」

 

めぐみん「…あの〜……リョウカ……さん……?」

 

母核リョウカ(本体)「……………。」

 

 

 

メキメキメキメキ…!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!

 

 

ブワァァァァ…!!!

 

 

母核リョウカは無線機をその場で怒りのまま握り潰し……殺気をぶち撒け始めた……

 

 

めぐみん「ひぃ…!?」

 

母核リョウカ(本体)「ちきしょうめぇぇぇぇぇぇ…!!!!やってくれたな…!!?ベラガンダーの分際で…私達のシマ荒らすとは良い度胸じゃないか………くっくっく…!!!そんなに死にたいなら………良いだろう…………私を怒らせた事後悔させてやろう…………!!!!」

 

めぐみん「あ……あ……あぁ…!!」

 

カズマ「お…おい…!落ち着けって…!!殺気撒き散らしながら怒るな…!!」

 

母核リョウカ(本体)「…………っは…!?ふ〜…!!ふ〜…!!はぁ………すみませんね、少々取り乱してたようで。」

 

束「さっき殺気撒き散らしながら怒り狂ってなかった?」

 

母核リョウカ(本体)「まあ、あれは仕方ない事ですよ…所で大丈夫ですか?一応私の本気の殺気でしたが……。」

 

カズマ「あ……あぁ……一応は全員大丈夫だ……とは言え怖えよ……本気で殺されるかと思ったぜ。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですか……すみませんね……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃんは大丈夫…?」

 

リョウカ(本体)「うん、一応は大丈夫です…でも私も人の事言えた物じゃないけど…余り殺気を撒き散らすのは辞めてください……一応私の状況はまだまだデカい爆弾抱えてる様な物ですよ……アレが使えるか否かですからね……不意とした事で簡単に暴走する可能性も有り得るのですよ………今この場でやれば私達諸共生き埋めですよ……それともうちょっと優しくしたらどうですか?仮にも一応は私自身ですからね……みんなに優しくするのが私のポリシーの筈じゃなかったですか?」

 

母核リョウカ(本体)「………ごめんなさい…。」

 

リョウカ(本体)「……さてと、確かベラガンダーでしたね?リリアさんを攫って行ったのは……。」

 

リュウカ(本体)「ええ、そうだと思うよ…確かベラガンダーってアニメ版と現代版とオリジン版と3タイプでしたね……無線機越しでしたが今回のはアニメ版でしょうね……白のフード被った奴って言えばそうですね。」

 

めぐみん「あ〜……居ましたね、ただし第二形態を考慮すればどう出るかは不明ですよ?今回は超強化されてると思いますので……恐らくアニメ版とその二つのどれかが第二形態になっている筈…それか二つ…いえアニメ版の第二形態のも含めて全て融合したって言う可能性も充分に有り得ます……。」

 

母核リョウカ(本体)「ですね、あのコンスクラードの件も有りますからね。」

 

リョウカ(本体)「………!…………。(暗黒笑み)」

 

めぐみん「……!!あの〜……リョウカちゃん……?何を考えたのですか……?」

 

リョウカ(本体)「ん?ええ、ちょっと面白い事思い付きました……確かベラガンダーの一味は今もこっちに向かってるんですよね?」

 

母核リョウカ(本体)「そうですよ?」

 

リョウカ(本体)「……なら……先に先回りしてやりましょう……最深部にね………少々面白い事してやりましょう……更に私の実験に付き合ってもらいましょう………。」

 

全員『………?』

 

 

取り敢えず一行はリョウカの案に乗り……廃坑のボスの部屋に入って待機した……因みにだがあの形態に普通になれたそうで…その上で何かしらの変化が有ったそうだ……

 

………そして数時間後………

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!!

 

 

どうやらベラガンダーの一味が御帰宅した様だ……

 

 

【イース編:第1ボス】

 

 

VS【邪悪ナル剛腕:ベラガンダー(キメラ個体(アニメ&オリジン&現代)・歴戦王個体・超強化個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【ベラガンダー含む全ての敵の撃破及びリリアの救助】敗北条件【味方の内一体の撃破又はリリアの撃破】

 

 

地形【ラスティーニの廃坑:深奥部:儀式の間】

 

 

【戦闘開始】

 

 

ベラガンダー『良し儀式を始めよう……。』

 

リリア「…………。」

 

ベラガンダー『さぁ!ダーム様!この小娘を生贄に!』

 

 

ピキィィン…!!!

 

 

生贄の儀式が始まり石像の瞳が妖しく光り始めた……次の瞬間………

 

 

?『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!』

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

ベラガンダー『んな…!!?』

 

 

ギュィィィィン…!!!!

 

パシパシパシパシ…!!!

 

 

魔物1『な…!?うわ…!?』

 

魔物2『や……止め…!!うわぁぁ…!!!』

 

 

ズルズルズルズル……!!

 

グシャァ…!!!

 

 

ベラガンダー『何だ…!!?何が起きてる…!!!?』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

ズガァァァァァン…!!!!!!

 

 

突然の出来事に流石のベラガンダーも頭が追い付いておらず混乱していた時に……騒ぎの原因が何と壁を破壊しながら現れた………見た目は正に異形の化け物怪獣………しかし頭部の一部からとある人物が存在した……ただし全裸だが……

 

 

リリア「………っ…!?」

 

ベラガンダー『んな…!!?』

 

?「これはこれは、儀式を邪魔して申し訳ないけどカチコミに来ました……悪いけどこの子の餌になりなさい。」

 

リリア「……!!リョウカさん…!!」

 

 

そうこの騒ぎの原因はリョウカ達一行だ……そして今この怪獣形態なのか龍形態なのか不明な形態の異形の化け物怪獣はリョウカだ……

 

 

ベラガンダー『き…貴様らの仕業かぁ…!!!どうやってこの場所まで……!!!』

 

母核リョウカ(本体)「ふ、それさえも分からない馬鹿には到底理解出来ませんよ……さてと無駄話はここまでです、大人しくリリアさんを返してもらいましょうか?今なら命だけは助けてやらなくも無いがね……。」

 

ベラガンダー『ふ、何を戯れごとを…貴様ら如きに私が降伏するとでも?』

 

母核リョウカ(本体)「そう言うと思いましたよ……けど残念……。」

 

ベラガンダー『何が言いたい?』

 

リョウカ(本体:コア)「……………。」

 

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

ベラガンダー『ぬ!?』

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リリア「え!?」

 

リョウカ(本体:コア)「……………。」

 

 

コアのリョウカはリリアの側にテレポート……瞬時に抱えて……

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「…………。(にっこり…)」

 

 

一瞬で全員の元へ戻って来てリリアを救助した……

 

 

リリア「…え……え?」

 

ベラガンダー『な…!!?』

 

カズマ「残念だったな、人質はもうこっちの物だ!」

 

ベラガンダー『なら斯くなる上は…!!ぐぉあぁぁぁぁ…!!!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!!

 

ビリビリ…!!!

 

 

ベラガンダーが本気になり…元の姿へと覚醒……どうやら全載せタイプのキメラで……オリジン及び現代がメインのキメラで……オリジンの個体の上半身(両腕部分含む)に現代版のベラガンダーに載っけた感じだ……つまり事実上コイツは腕が4本有ると言う事だ……ならアニメ版の要素何処と思われるだろうが……コア部分がアニメ版と同様に赤い上青白い光弾ではなく超高威力の赤い火球ブッパタイプ尚且つ弾幕で撃って来るのだ……

 

 

リリア「………っ…!!?」

 

リョウカ(本体:コア)「………大丈夫………私達に任せて……。」

 

リリア「……え?」

 

ベラガンダー(本気)『グハハハハ……よくも我を怒らせてくれたな……これが我の本気だ……。』

 

母核リョウカ(本体)「案の定全て混ぜた感じですね……とは言え勝てますね……ってな訳で……。」

 

 

ピシュゥン…!!

 

ボトリ……!

 

 

母核リョウカは一瞬でベラガンダーの一本の腕を切り取って……

 

 

ベラガンダー『……………は?……ッッッ……!!?グギャァァァァァァァ…!!?!我の腕がぁぁ…!!!?』

 

母核リョウカ(本体)「意外にも重いですね……リョウカちゃん、ほら。」

 

 

ヒョイ…!

 

グシャァ…!

 

 

リョウカに食わせた……すると………

 

 

 

ピキィィン……ギチギチギチギチ…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

ベラガンダー『なぬぅ…!!!?』

 

 

ミチミチミチミチ…グシャァ…グシャァ…!!!

 

パァァァン…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ(本体:淵源怪獣)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!』

 

 

大気をも震わせる程の超咆哮と供にとうとう更に龍をも……怪獣をも超える……超越せし最終なる淵源の存在の生物のクラスに覚醒した……見た目はまたしても大きく変わり……特徴すべきなのが……両腕の追加……両肩部分及び胸部部分にラージドロイドのサイロンガーターと似たVLS及びVLA及びSAM混同式装備が左右合わせて何と10基1基に付きこれもまたトチ狂っていて…何と1000万セル内蔵(見た目上小さい様に見えるがそこは気にしてはいけない…)してる…やコア付き巨大口部部分や12本の(史実のサイロンは4本)可変式ブレード付きの長大な触腕部の追加……全ての触手に頭部部分の追加(頭部部分にアルトゥーラの触手及びエイダ&デルフィの先端部と同じ様な物体)……頭部の形状が変化……またしてもビオランテ又はあのソニックの世界線の最終形態のカオスの頭部と似たタイプに変化…その影響で合計13個と訳分からない位の大量の眼球が追加された……更に龍形態と似て角も追加……更には背面には艦載機及びデルフィ及びエイダ射出口らしき所が追加で…しかも左右には両肩のランチャーより更に超巨大なVLS及びVLA及びSAMの混同式のランチャーシステムが合わせて100基…尚こっちは1基100万セルと…両肩よりも少ないが案の定トチ狂って更に凄まじい事になっている……しかもサイズが以前の更に100倍まで超巨大化……余裕のヤバさとなっている……(そんな超巨大なら洞窟が崩壊するだろうと思うだろうが事前に地形を巨大化されている)無論周りに生えて大小様々なサイズの触手も相当デカくなっている……………見た目で例えるなら……ビオランテ又はカオス最終形態にサイロンガーターの装備及びアームズフォートの装備を着けた物を想像すれば良い……

 

 

(処刑用BGM:作品名【エヴァシリーズ】曲名【THE BEAST Ⅱ(旧ver)】)

 

 

 

全員『あ……終わった。』

 

ベラガンダー『な……なぁ…!?』

 

リョウカ(本体:淵源怪獣)『ギョエアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

 

ガバァァ…!!!

 

キュィィィィン…ポォォピィィ…ポォォピィィ……ポォォピィィ…!!!!

 

 

ベラガンダー『んな…しまっ…!!!』

 

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

ベラガンダー『グワァァァ……グフゥ……!!おのれ………ぇ…!!小癪なぁ…!!』

 

 

ガバァァ…!!!

 

ブシャァァァァ…!!!

 

パシパシパシパシ…!!!!

 

 

全員『……あ……。』

 

ベラガンダー『……!!?』

 

 

ヒョイ…!!

 

グシャァ…!!!

 

 

………最後は呆気なく……リョウカに翻弄され続けて……食い殺された……

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピキィィン……パァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「よっと……っと…!?」

 

リュウカ(本体)「危ないですよ……リョウカちゃん…。」

 

リョウカ(本体)「すみませんね……。」

 

リリア「……あの……。」

 

リョウカ(本体)「あ〜…リリアさんっでしたっけ?すみませんね…あの姿で。」

 

リリア「い…いえ……その……ごめんなさい…!私が勝手に外に出てしまったからみなさんに迷惑掛けちゃった……ごめんなさい……。」

 

母核リョウカ(本体)「はぁ……リリアさん、だから気をつけてって言ったのです……外に出てしまえばそれはそれで良い格好の的ですからね……今回は間に合ったから良かったですけど……運が悪ければ殺されてましたよ?」

 

リリア「……そう……ですよね……。」

 

母核リョウカ(本体)「………だからね……村の外には出ずに絶対に村に居て欲しいのです……貴女には平和で居て欲しいのです……それが貴女の出来る最高の最善の策です………っさ……私の能力でランスの村に帰してあげますね………今度こそこのイースの件が終わるまでのお別れです………また元気な姿で会いましょうね……。」

 

リリア「………うん。」

 

 

そして母核リョウカの能力でリリアは無事にランスの村へ帰還させた………

 

 

リュウカ(本体)「これでリリアさんは大丈夫そうですね。」

 

リョウカ(本体)「そうだね……。」

 

一夏「ああ……しかし大胆だな……まさかボス部屋で待ち伏せた上で大暴れか……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ偶にはそう言う事してもバチは当たらない筈ですよ……。」

 

リュウカ(本体)「……それで結果はどうなんですか?やってみて……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、どうやら龍形態でもなく……かと言って怪獣形態じゃ無い気がしますが一応形式では怪獣形態として扱いましょう……見た目的にはアレですがね……。」

 

リュウカ(本体)「う〜ん、それで良いじゃないですか?結果的にはどうやら大丈夫そうで……。」

 

千冬「そう言えば、ベラガンダーを完全に捕食したのだろう?他に何か変化は?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、完全に捕食したからいよいよ口とコアから遠距離攻撃能力が強化及び追加技ですね……後私が作って送り込んでた筈のあの要塞艤装がいつの間にかあの形態に取り込まれていましたしね……。」

 

めぐみん「え?じゃあ取り込まれたって事はもう使えないのですか?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?通常通り使えるとは思いますが……基本的にあの怪獣形態の方が使い易いですね……っとは言えみなさんも見たとは思いますが………空前規模の超巨大サイズです……一応間一髪……全地形を超巨大化させましたが……かなり厳しいですね……お母さん……すみませんがまた能力でこの世界線諸共地形を超巨大化を頼めますか?」

 

母核リョウカ(本体)「良いですよ……。」

 

母リョウカ(本体)「勿論ですよ。」

 

 

リョウカの頼みで淵森母神の世界線容量が超大幅アップ及び地形が超巨大化……

 

 

カズマ「しかしそこまで超巨大だと不便じゃねぇか?」

 

リョウカ(本体)「まあね、とは言えまだ不完全ですからね…この形態は異質で…食って強化されるシステムみたいな感じですから……今現状ではジャンプが使えないのです……一応能力で無理矢理飛ぶのは出来ますが労力に見合う様な事は無いので実質飛行能力が皆無です……しかし……実はサイズに関して言えば……あの見た目でも瞬時にサイズを変えれる上に……地面に接してる…又は地形の何処かに身体の一部が存在するなら何処でもテレポート…又はその場で急速潜航して移動可能です……急速潜航の場合には少々事情が異なり……潜航すると言うよりかは……完全に一体化して移動すると言った方が良いでしょう……例えるなら……使徒のバルディエル…魔物のスライム…等とりあえず細かくなったり液体上になったり等様々な方法で瞬時に地形と一体化した上で移動するのです……。」

 

一夏「いや怖えよ!地形と一体化して移動なんてよ…敵からすればホラー以外何者じゃねぇよ!」

 

リョウカ(本体)「でしょうね、特に夜とかだったら……それは恐ろしいでしょうね……ってかそれ良いですね………後で少し用事が思い付いたのでやってみるとしましょうか……まあその前に…とりあえず脱出しましょうか。」

 

リュウカ(本体)「う…うん。」

 

 

その後一行は無事に脱出し……サルモンの神殿へ目指して行った……

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第36話 淵森母神一家とイース:天空の神殿編【中章】

どうもです、お馴染みのリョウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…私達は次のステージ…イースへとやって来ました……とは言えやる事は変わらず…強いて言えばダームの塔攻略戦の時になったあの怪獣形態を最初のボスのベラガンダーで試した位ですね……少し短いですが今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

廃坑を抜けた一行……一行は先ずノルティアの氷壁へ差し掛かろうとした時……

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、少しばかり用事が出来たので行って来ます。」

 

カズマ「へ?何処にだ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ちょっとね……場所は言えないし用事は言えないけど…上手く行けば向こうにとっては甚大な大打撃を与えれる様な事ですよ……。」

 

リュウカ(本体)「そんな都合の良い事……危険じゃあないですか……?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ……ちょっとだけちょっかい出す程度です……だからサスケさん、貴方の眼の力を使った技を少し使いますよ……。」

 

サスケ「あ…ああ。」

 

リョウカ(本体)「それじゃあ行ってくるね。」

 

 

ピカァァァン……ジリジリジリジリ…!!

 

ピシュゥン…!!!!

 

 

リョウカは大規模な転移能力を起動してとある場所へ向かった……しかもあの………怪獣形態になった上で………

 

 

一方で………所変わって問題のダームと言うと………

 

時間はリョウカが転移するほんの少し前………

 

 

ダレス『ダーム様……ベラガンダーが食い殺されてしまいましたが……。』

 

ダーム『………………。』

 

ダレス『………?ダーム様?』

 

ダーム『………もう駄目だ……お仕舞いだぁ……。』

 

ダレス『ダーム様!?どうされたのですか!?貴方様らしくないですぞ!?』

 

ダーム『アイツは……いや……あの姿は…!!間違いない…!あの伝説の…!!……勝てる訳が無い…!アレは伝説の…【最終ノ淵源ナル終焉最高殺戮破壊母神龍:ジ・マザーコア・ジェネシスエンド】……!!とうとう現世に現れてしまった……!!もう我々に勝ち目は無い…!!』

 

ダレス『何ですと…!?もしや伝説の中でしか聞いた事は無かったですが……まさか現世にも存在するとは……。』

 

ダーム『………ああ……もう終わりだ………。』

 

 

 

ザーッ…!!!!

 

 

ダーム&ダレス『………!!!?』

 

 

ザーッ…!!!!

 

 

?『フフフフ…………みーつけた…………。』

 

 

 

ダーム『………!!?!?』

 

ダレス『な……何者だ…!!!?』

 

 

?『フフフフ………。』

 

 

 

ブワァァァァ…!!!

 

 

ダレス『なっ…!!?』

 

ダーム『………!!?』

 

 

謎の見えない敵に部屋全体が光も通さない闇に閉ざされた………

 

 

ダレス『クソ!姿を現せ!……ダーム様!早くお逃げ下さい!此処は私が…!!』

 

 

ブシャァァァァ……パシパシパシパシ…!!!!

 

 

ダームを逃そうとしたが突然全身に触手が絡み付いた……

 

 

ダレス『ぬぅ…!!?何だ…!!?ええい!離せ…!!!どわぁ…!!!?』

 

ダーム『ダレス…!!!!』

 

ダレス『ダーム様ぁぁぁ…!!』

 

 

ガバァァ…!!!

 

 

ダレス&ダーム『………!!?』

 

?『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!』

 

ダレス『そんな……馬鹿な…!!!』

 

 

グシャァ…!!!!!

 

 

………ダレスは謎の敵に呆気なく食い殺された……

 

 

?『……………………。』

 

ダーム『……!!!?!』

 

?『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!』

 

 

ブシャァァァァ…!!!

 

パシパシパシパシパシパシ…!!!

 

 

ダーム『ぬわぁぁぁ…!!!?やめろぉぉぉぉ…!!!!!』

 

 

ギュィィィィン…!!!

 

ガバァァ…!!!!

 

グシャァ…!!!!!

 

 

そして逃げきれなかったダームも……呆気なく食い殺された…………

 

 

 

っと……思うだろう…?そうこの状況は無論リョウカだ………そして実際にはどうなのかと言うと……視点をリョウカに戻すと……

 

 

ダレス『ダーム様ぁぁぁ…!!!』

 

ダーム『やめろぉぉぉ…!!やめてくれぇぇぇ…!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「クスクス……本当に馬鹿ですね……ただの幻術に掛けただけですのに……それさえも気付けない馬鹿とはね……。」

 

リョウカ(本体:淵源怪獣)『……………………。』

 

リョウカ(本体:コア)「駄目ですよ……まだ食ったら駄目ですよ……時が来たらね……。」

 

リョウカ(本体:淵源怪獣)『…………………。』

 

リョウカ(本体:コア)「………さてと……頂ける物は頂いた物だし……帰りましょう……あ……解かないとね……じゃあね……。」

 

 

 

パチン…!!

 

ピカァァァン……ピシュゥン…!!!

 

 

リョウカはダーム及びダレスの幻術を解いて全員の所へ帰った……因みにダレスとダームは精神的に甚大な大打撃を受けて捕食される事をトラウマになってしまった上に指揮が正常に取れない程に鬱ぎ込む程だった…

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リュウカ(本体)「あ!リョウカちゃん!」

 

リョウカ(本体)「ただいまです。」

 

リュウカ(本体)「大丈夫?何処も怪我してない?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、しかし愉快でしたよ…クスクス……思い出すだけでも……フフフフ…!」

 

ナルト「なあ?そろそろ教えてくれたって良いじゃねぇかってばよ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、じゃあ言ってしまえば……私はダレスさんとダームさんの所に行って来てね?そして……そこでサスケさんの能力…あの眼の力で幻術…月読を掛けて…約48時間ずっと私に捕食され続ける無限地獄の幻術を味合せて来ました……。」

 

サスケ「えげつねえな………自分で言うのもアレだがな……。」

 

カズマ「やる事えげつねえが…まあ向こうも人の事言えた事してねえからな……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、今じゃあもう完全にトラウマになってるよ……恐らくあの姿の私を見れば拒絶反応を引き起こす程の深刻な大打撃を与えました……それとあの形態の名称が聞き出せたしね……。」

 

千冬「何?聞き出せた?」

 

リョウカ(本体)「ええ、正式名は…『最終ノ淵源ナル終焉最高殺戮破壊母神龍:ジ・マザーコア・ジェネシスエンド』…と言う名前らしいですね…どんな理由でそんな名前かは分かりませんが……まあ恐らく大昔に関連した事だとは思いますよ……何せ聞いた話ではその名の通りの破壊と殺戮の限りを尽くした目に付く物を全て破壊し……更には絶滅まで追い込む程の暴食の限りを尽くしていた伝説の存在らしいですよ。」

 

束「なるほどね〜……そりゃあ怖がる訳か……。」

 

リョウカ(本体)「あ……更に思いつきました……ついでにですが、ノルティアの氷壁にて……私単騎で大暴れしてみますか……無論あの形態でね……しかもかなり細工はしますからね………って言ってもあっちが指揮系統が滅茶苦茶になってる今そんな事しても意味あるのかと言えば怪しいと思うけど……全ての魔物がダームさんと共有してるなら……あのトラウマも……。」

 

カズマ「なあ…?まさか……?」

 

リョウカ(本体)「そのまさかですよ……大暴れって言う名の……殺戮ショーっと行きましょう……ホラー要素多めでね……。」

 

リュウカ(本体)「あ……うん……でも一応単騎でももしもの時も有るから……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、頼みます……もし本当に私が止まらなくなって来てみなさんに危害を加えそうになったら全力で止めて下さい。」

 

めぐみん「はいはい……。」

 

ジェフティ(コア)「リョウカさん、少し宜しいでしょうか?」

 

リョウカ(本体)「何ですか?」

 

ジェフティ(コア)「はい、ようやくスキャンの結果が出ました…それに伴い神々のネットワークの全てにハッキング…中枢奥深くにハッキングに成功し新たな情報が手に入りました……。」

 

セシリア「スキャンの結果?何の話です?」

 

リョウカ(本体)「ええ、実はあの形態に関してまだまだ未知数の事が多過ぎるので頼んでおいたのですよ……それで?」

 

ジェフティ(コア)「はい、先ず結果を言えば……現時点では…あの姿でもまだ幼体の様です。」

 

全員『………え?』

 

 

ジェフティからの結果でまさかのあの形態がまだ幼体だと言うらしい……

 

 

リョウカ(本体)「……えーっと…あの姿でもまだ幼体だと言うのですか?」

 

ジェフティ(コア)「はい、成体になれば最終的に宇宙をも喰らう程の超巨大サイズ及びその力と能力は正に終わりと始まり…淵源の心臓そのものです……伝説によれば……過去に一度だけ最高神封印大戦争時…その時に覚醒……そして暴走し……全てを喰らいつくさんとばかりに破壊と殺戮を繰り返して……大勢の神々を失いつつ………当時最強戦力の最高神を全て投入し……その最強戦力全ての命と引き換えに……一時的とは言え封印に成功……そして………今に至る訳です。」

 

全員『………………。』

 

ジェフティ(コア)「……率直に申し上げると……徐々にその龍は覚醒の時を迎えています……そして……その龍はリョウカさん……貴女に完全に融合しています……時折なれる龍形態や怪獣形態とかは副産物に過ぎない物程尋常じゃない力と能力を携わっています……扱い方には充分に気をつけて下さい……。」

 

リョウカ(本体)「…………そう…ですか……それでその龍の名前は…?」

 

ジェフティ(コア)「はい……正式名は……【絶対ナル始祖ノ混沌淵源核母神龍:ジェネシス・コアフィーネ】………と言う名前です…。」

 

カズマ「名前に関してはさっきよりもインパクトは薄い感じだが……形態的に当て嵌めると龍形態なのか?それとも怪獣形態なのか?」

 

ジェフティ(コア)「はい、現時点では判明はしてないですが……怪獣形態以上の龍形態として扱われます。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……因みに聞くけど覚醒させてしまっても私は良いとしてもみなさんは大丈夫なのですか?」

 

ジェフティ(コア)「それはリョウカさん次第です、どう扱うかはリョウカさん次第です……ただし覚醒を止める事は不可能です……とは言えその形態から通常形態に戻る事は可能ですのでそこは問題無いかとは思います……。」

 

リョウカ(本体)「……そっか………。」

 

ジェフティ(コア)「ただし大事な事なので再度申し上げますが……もし暴走した場合我々で止められる可能性は無い訳ではありませんが…命を掛けなければ止められないと思った方が宜しいかと………何せその戦闘力は素の状態で尚且つ身体能力だけで…現在の戦力で最強戦力である母核リョウカさんのフルパワー且つ最終形態を大きく凌駕する上…呆気なく我々を蹴散らす程の超戦闘力です……とても真正面から挑んでも勝てる相手ではありません…トドメに能力有りの場合では勝てる術が存在しない程です……。」

 

束「とんだチートだね…!!?怖いよ!?」

 

リョウカ(本体)「とは言え真正面から挑まなければ良いだけの事ですし……それに私に全てが掛かってる訳ですよね?」

 

ジェフティ(コア)「はい。」

 

リョウカ(本体)「では私が完全に死んだらどうなりますか?」

 

ジェフティ(コア)「無論死にます……リョウカさんが心臓部そのものですので……もし倒す場合には……。」

 

めぐみん「………リョウカちゃんを殺すしかない……っと?」

 

ジェフティ(コア)「はい……残念ながら……。」

 

めぐみん「では引き剥がす事は?」

 

ジェフティ(コア)「それも不可能です……先程も申し上げた様に完全に融合してしまった故に…引き剥がすのは到底不可能です……しかし………。」

 

カズマ「しかし?」

 

ジェフティ(コア)「はい……実はリュウカさん……貴女にですが…どうやらリョウカさんのと違い完全な対となる存在と融合している様です……どちらかと言えば破壊に特化した物ですが対ジェネシス戦にて対となる龍………【絶対ナル始祖ノ混沌淵源核母神龍:エンドノア・コアフィーネ】に委ねられています……しかしジェネシスの方も現在では破壊に特化して故にこちらでは破壊から創造型に逆転してます……。」

 

カズマ「わーお……もし両方覚醒して激突し合ったら世界線が何ぼ有っても足りんな……。」

 

リュウカ(本体)「じゃあリョウカちゃんを助けれる手段はその龍に掛かっていると…?」

 

ジェフティ(コア)「はい、破壊と創造の衝突は対反応を起こします……恐らくそれを利用すればリョウカさんとリュウカさんに宿るそれらを引き剥がす事は可能になるかと………。」

 

リュウカ(本体)「そうですか……とは言え私の場合にはまだうんともすんとも言わない様だけどどんなでしょうか?」

 

ジェフティ(コア)「はい、実を言えば成長速度は一緒なのでリョウカさんが暴れに暴れて成長すればこちらも同調して成長して行きます……ただ何も実感は無いですがね………姿形はリョウカさんの物とは色違いと能力違う程度ですがね……。」

 

リョウカ(本体)「へ〜……まあ取り敢えず色々と分かったからありがとうございます……さてとそろそろ行きますか。」

 

炭治郎「ああ。」

 

 

 

そして一行はノルティアの氷壁へとやって来た………

 

 

リョウカ(本体)「寒い所ですが……時間が押してるので始めますか……みなさん一応気をつけて下さいね。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

 

そうしてリョウカは怪獣形態…いやジェネシス形態になった…

 

 

さてと一応ホラー要素を詰める為敢えて敵サイドから見てみよう……

 

 

氷壁のとある区間にて警戒中の魔物達一行はこれから訪れる惨劇に知りもしなかった………

 

 

魔物1『今日も異常無しか。』

 

魔物2『そう言えば急にダレス様が血相変えて此処に進行して来る化け物を何としてでも止めろっと言ってたな…。』

 

魔物3『化け物が侵攻して来る?何の冗談だ?化け物は魔物なんだろう?ならばダーム様の影響下の筈だが……。』

 

魔物1『さぁ?よく分からんな…。』

 

 

警備中の魔物達が呑気に話し合ってると……

 

 

ブワァァァァ……!!!

 

 

魔物1『む?何だ?空が急に暗くなったぞ?』

 

魔物2『またダレス様の魔法か?』

 

 

突然空が真っ黒に染まり夜中と変わらない暗さになった………

 

 

更に別の所……

 

 

魔物5『暗いな……一体何が起きた?』

 

魔物6『取り敢えず周辺の警戒を強めるか。』

 

 

ギロリ…!!!

 

 

魔物5&6『………!?』

 

 

一瞬何かに睨まれた気がして背後を見たが誰も居ない………

 

 

魔物5『な…何だ?』

 

魔物6『殺気を感じた気がした………。』

 

魔物5『はぁ…今日は変な事だらけだな……取り敢えずティアルマス様に報告……、』

 

 

シュルッ……パシッ…!!!

 

 

魔物6『どうした?……ん?おい!何処に行った?』

 

 

シュルッ…パシッ…!!

 

 

魔物6『………は?うわっ……!!?』

 

 

………更に別の地点では………

 

 

 

魔物7『今日は暗いな〜……。』

 

魔物8『そうだな〜……。』

 

 

呑気にしていた魔物達一行……しかし………

 

 

 

魔物6『ギャァァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

全魔物『………!!!?』

 

 

突然同僚の魔物の悲鳴が聞こえてノルティアの氷壁の全ての魔物達が警戒を強めた……しかし……恐怖と地獄ははこれからだった……

 

 

処刑用BGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】曲名【圧倒する敵意】

 

 

魔物9『グギャァァァ…!!!!?』

 

魔物10『止めろ……止めて……ギャァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

魔物1『一体何が…!!?』

 

魔物2『敵襲だ…!!!』

 

魔物3『て…ティアルマス様に直ちに報告を…!!』

 

?『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!!』

 

全魔物『……!!!?』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ズガァァァァァン…!!!!!!

 

 

魔物1『な…!!?』

 

魔物2『ば……化け物…!!?』

 

?『ギョエアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!』

 

 

 

ブシャァァァァ…!!!!!

 

ギュィィィィン…!!!!

 

パシッ…パシッ…パシッ…!!

 

魔物1&2&3『……!!?うわっ…!!!?』

 

魔物4『なっ…!!?』

 

 

グシャァ…!!!

 

バリ…グシュ……ムグ…ゴクリ……!

 

 

魔物4『な……は……あ…!!?』

 

?『……………………。』

 

 

グボァ…!!

 

ギロリ…!!!

 

 

魔物4『ひぃぃ…!!!!?に……逃げろぉぉぉ…!!!』

 

 

さっきまで一緒に仲良くしていた同僚はこの超巨大な化け物によって一瞬で食い殺されて…その異形の化け物に睨まれて……生存本能に駆られて一心不乱に走り出したが………

 

 

パシッ…べシン…!!

 

 

魔物4『ぷぎゃぁ…!!?い……嫌だ……嫌だ…!!!』

 

 

ググググググ…ギュィィィィン…!!!!

 

 

魔物4『嫌だぁぁぁぁぁ…!!!!』

 

 

ガバァァ……グシャァ…!!!!

 

 

そして生き残りも呆気なく食い殺された……無論だが……ノルティアの氷壁に居る全魔物は完全に戦鬪態勢に入ったが……挑んだ者は呆気なく食い殺されて……今は完全に逃げに徹して……立ち去るのを祈ったり……洞窟内に避難したりしたが……無論そんな化け物に常識は通用せず………

 

 

ギチギチギチギチ……!!

 

 

魔物11『ひぃぃ…!!!?』

 

 

ガバァァ……グシャァ…!!!

 

 

例え洞窟内に居ようとサイズを変えて襲って来たり…又は触手のみで襲わせたりして……正に殺戮ショーが行われていた……

 

 

そしてその超本人であるリョウカと言うと……

 

 

リョウカ(本体:コア)「………ごめんね…みなさん……これが戦いです……。」

 

リョウカ(本体:ジェネシス(※以後この姿の形態をジェネシスと表記))『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

ガバァァ…キュィィィィン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

……っとノルティアの氷壁を凄惨な地獄絵図に作り上げて行きながらティアルマスの元へ目指していた……

 

 

その後数時間後にティアルマスを除く全ての敵を壊滅させて…ティアルマスの元へやって来た……

 

 

リョウカ(本体)「私ながら……本当に酷い事しましたね……最早人がする事じゃないですね……。」

 

一夏「うげぇぇ……思い出すだけでもまた気持ち悪くなりそ……。」

 

めぐみん「気をしっかり持たないとこの先持たないですよ……私なんて何度も散々凄惨な現場見て来ましたよ……とは言えこれはこれでかなりヤバい物ですよ。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……所でリョウカちゃん、さっきから側で浮遊してるその超巨大な眼球は?」

 

リョウカ(本体)「これですか?これはあの形態の一際巨大な眼球の方ですが……一応今もこの場に全ての眼を展開する事は可能……ってそうじゃないですね……まあ直球に言えば、一応今の私は通常ですがこれを出してる時はあの形態になる際の隙を無くす為の手段です……と言うのも通常から瞬時に発動可能にする為に敢えて出してるのです……大丈夫ですよ、害は無いですよ……危害を加えなければね。」

 

カズマ「それは…まあ…うん、理解はしたが……なんかジーッと見て来る感じが怖いな…。」

 

リョウカ(本体)「まあまあ、慣れたら意外にも可愛い物ですよ……。」

 

めぐみん「そう言えばリョウカちゃんは元々可愛い物好きでしたね……意外にもですが…。」

 

リュウカ(本体)「ねえリョウカちゃん?一応聞くけど………私にも宿っているって言ったよね?なら……私にも出来るかな…?」

 

リョウカ(本体)「出来ると思いますよ、と言うのも……お母さんは私より強いです……それとお母さんに宿る存在はお母さんに懐いてると思うから………願えばきっとなれるよ……。」

 

リュウカ(本体)「うん………。」

 

 

リョウカ(本体)「さてと、行きましょうか……。」

 

 

 

そうして一行は門を潜って行った……

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!!

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

ピカァァァン…パァァァン…!!

 

 

リョウカは即座にジェネシス形態になった……

 

 

リョウカ(本体:ジェネシス)『………!』

 

 

ガバァァ……キュィィィィン…!!

 

ポォォピィィ…!!

 

 

?『ふん!』

 

 

シュワッ……!!

 

ズシィィィン…!!

 

 

?『ほう?中々強大な魔物だな?』

 

リョウカ(本体:コア)「生憎だけど、この子は魔物じゃないですよ……さてと貴方随分と肝が据わってる上にそれなりに強い様ですね?ティアルマスさんとやら?」

 

ティアルマス『ほう?我を知ってる様だな?』

 

母核リョウカ(本体)「ふ〜ん、その口ぶりからすると…貴方……3980代目ですね?それなりの噂は聞いてますよ……ティアルマス界の中ではトップクラスの戦闘力を持つらしいじゃないですか?」

 

ティアルマス『流石だな……良く気付けたな?』

 

母核リョウカ(本体)「一応貴方達の上司だからね、【雹零ノ破脚】と言う通り名を持ってるそうですね?」

 

ティアルマス『ふん、その通り名で呼ばれるのは余り好かん…っとは言えお主達に呼ばれるのはそこまで思わん……。』

 

母核リョウカ(本体)「へ〜……っで?どうする?出来れば大人しく退いて欲しいのですがね……貴方からはそんなに悪い感じはしないのでね……。」

 

ティアルマス『そうか……だが生憎こっちも命令なのでな……ダーム様の命令には逆らえん……。』

 

母核リョウカ(本体)「ダームさんね……じゃあ仮にそのダームさんの命令が失脚された場合には…貴方はどうする?」

 

ティアルマス『そうだな、まあ我も無闇な無益な殺生はせん……。』

 

母核リョウカ(本体)「そっか…………一応私はそのダームさんの上司だから……っと言っても命令系統がイカれたとしても命令は継続ですよね………仕方ない…………。」

 

リョウカ(本体:コア)「どうします?お母さん?」

 

母核リョウカ(本体)「ではティアルマスさん……こうしましょう……これからリョウカちゃんと戦ってもらい……もし貴方が勝ったら別の所から行かせてもらうけど………もし貴方が負けたら貴方も一緒に来てもらいますよ……それで良いですか?」

 

ティアルマス『良かろう……ただし幾ら上司とは言え殺す気でいかせてもらう……。』

 

リョウカ(本体:コア)「分かりました……一応お母さん聞きますが無論殺したら駄目ですよね?」

 

母核リョウカ(本体)「勿論です、殺したら駄目ですし…食ったりするのも駄目ですよ……ある意味で決闘勝負です……サシでやってもらいますよ……みなさん、邪魔はしない様にね……。」

 

リュウカ(本体)「………分かりました……でも……、」

 

母核リョウカ(本体)「大丈夫です……ティアルマスさんも同じ筋を持ってます……良いですね?」

 

ティアルマス『無論だ……。』

 

母核リョウカ(本体)「じゃあ審判は私がしましょう……ルールは簡単……どちらかが戦闘不能又は降参した方の負け……ただし殺傷した時点でそちらの敗北です……無論リョウカちゃんは特別ルールとしてティアルマスさんの身体の一部を捕食した時点で敗北ですし最後の切り札も使っても駄目です……良いですね?」

 

リョウカ(本体:コア)「分かりました。」

 

ティアルマス『良かろう、しかしそのルールだと向こうが不利な様な気がするが?』

 

母核リョウカ(本体)「安心して下さい、一応そうでもしないとそっちが一方的にやられる上に加減が出来ずに殺してしまいかね無いのでね……貴方には生きてもらわないと駄目です……。」

 

ティアルマス『そうか……では始めようか!』

 

母核リョウカ(本体)「………神森一家代表!神森リョウカ対!雹零ノ破脚!ティアルマス!試合開始!」

 

 

【イース編:第2ボス】

 

 

VS【雹零ノ破脚:ティアルマス(歴戦王個体・二つ名個体・超強化個体)】

 

 

戦闘方式【決闘勝負(殺傷禁止)】

 

 

勝利条件【ティアルマスの撃破】敗北条件【リョウカの撃破又はティアルマスの討伐又はティアルマスの部位破壊】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【My Lord,Our,Breve】

 

 

地形【ノルティアの氷壁:深奥:雹零の間】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体:ジェネシス)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

キュィィィィ……ポォォピィィ…ポォォピィィ…ポォォピィィ…!!!

 

 

ティアルマス『ふん…!』

 

 

シュワッ…!!

 

チュドォォォォン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

先ずリョウカは先手で口から巨大な火球を乱射……っが流石最強格のティアルマス……これを華麗に回避した……

 

 

ティアルマス『では此方からも行くぞ!シェアァァァァ…!!!!!』

 

 

ググググググ…シュワッ…!!!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「当たらないよ!急速潜航!!」

 

 

ギチギチギチギチ…!!!

 

シュゥゥゥゥ………

 

 

ティアルマス『ぬぅ…!?』

 

 

ズシィィィン…!!!

 

 

ティアルマスは反撃の大ジャンプからの重量を活かしたボディープレスを敢行しようとしたが直前にリョウカは地面と一体化して回避した……

 

 

ティアルマス『…………!!そこかぁ…!!シェアァァァァ…!!!!』

 

 

ポォォピィィ…!!!

 

ギチギチギチギチ…!!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「……!!っは…!!」

 

 

 

ピカァァァン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ティアルマスは歴戦の直感でリョウカの居る位置に氷ブレスを放ったが…間一髪結界に防がれた……

 

 

リョウカ(本体:コア)「中々やりますね……。」

 

ティアルマス『そちらもな。』

 

リョウカ(本体:コア)「さてと、そろそろ本気と行きましょう……。」

 

ティアルマス『そうだな。』

 

 

 

シュワッ…スタッ…!

 

パチン…!

 

ピシュン…!

 

 

リョウカは身体から降りて…あの魔王装備を召喚…装備した……

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「ジェネシス!攻撃要塞形態!」

 

リョウカ(本体:ジェネシス)『………!!!』

 

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

 

更に間髪入れず本体は攻撃要塞形態に移行…身体中に様々な武装が生えて来て全てティアルマスに向いた……

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「さて、第2ラウンドです……2対1ですが……こっちは動かないただの支援攻撃用の砲台です……とは言え立ち止まれば一瞬で蜂の巣ですよ?」

 

ティアルマス『面白い……では行くぞ!』

 

リョウカ(本体:コア)「ジェネシス!自動戦闘開始!ただし殺さぬ様にね!」

 

リョウカ(本体:ジェネシス)『…………!!!』

 

 

 

ドドドドドドドドドド…!!!!

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!!

 

バシュゥゥ…バシュゥゥ…!!!

 

 

ティアルマス『ほう…!シェアァァァァ…!!!』

 

 

シュワッ…シュワッ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「私を忘れちゃあ困りますよ!っはぁぁ…!!!」

 

ティアルマス『ふん…!』

 

 

ガキィィン…!!!

 

 

 

それぞれの波状攻撃をティアルマスはいなして回避や防御しまくるが…やはり上には上が居るので……戦闘開始から何と1時間……

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「っは…!!」

 

 

ポォォピィィ…チュドォォォォン…!!!

 

 

ティアルマス『ぬぅ…!!?』

 

リョウカ(本体:ジェネシス)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

キュィィィィ……ポォォピィィ…ポォォピィィ…ポォォピィィ…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

ティアルマス『ぐぅぅ…!!!?』

 

リョウカ(本体:コア)「やはり幾ら歴戦とは言え長期戦には耐えれないですよね?段々と動きが鈍くなって来てますよ?」

 

ティアルマス『ぬぅぅ………!謀ったな…?」

 

リョウカ(本体:コア)「まあね、貴方の事だから私達の攻撃を容易く避けるのは見え見えです……だから多少卑怯ですが、貴方の体力切れを狙わせてもらいました……まあバレない様に何れか本気の攻撃も交ぜさせて貰ったけどね……貴方が戦って来た敵の中にはこう言う長期戦を狙った敵は居ないでしょう?」

 

ティアルマス『むぅ……やはり歳か……衰えた物だな………。』

 

リョウカ(本体:コア)「でも貴方も充分に強かった……もし制限時間付きだったなら私は良くても引き分け…悪ければ判定負けしてた所ですよ……。」

 

ティアルマス『………そうか……ふ、中々楽しめた……今までで一番楽しめた……我は実に満足だ………では……、』

 

リョウカ(本体:コア)「………私の降参です。」

 

全員『………は?』

 

リョウカ(本体:コア)「聞こえなかったですか?私の降参ですよ?……理由はやっぱり決闘勝負………ならば正々堂々と勝負するのが筋……しかし今回はそんな決闘勝負に姑息な手段として体力切れを狙った愚行な行為をした…その上この子を使って2対1と言う状況下も作った………だからこそ私は降参させてもらいます……。」

 

めぐみん「え!?でも……!」

 

リョウカ(本体:コア)「でもも…クソも無いですよ……決闘勝負は決闘勝負……ルールに沿って正々堂々と勝負が流儀でしょう?今回は止む得ず使わざる得ない相手……しかし………ルールはルール……潔く降参させてもらいましょう。」

 

母核リョウカ(本体)「………そっか……。」

 

ティアルマス『……良いのだな?折角勝てた筈の勝負を棄てるのか?』

 

 

ピキィィィィン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「生憎、私は何処まで行っても私です……お母さん達の血を引く者なのでね……私らしく無い事をするのはやっぱり忍びない物ですよ……しかし忘れないで……今回は勝ちを譲りますが……次は確実に勝てる様な実力を持って再び来ましょう………。」

 

ティアルマス『ふ……ふははは…!!……そうか……分かった……御主達気に入ったぞ……良いだろうその時を楽しみにしてやる。』

 

母核リョウカ「決まりですね………では……試合終了!神森リョウカの降参のより…勝者!ティアルマス!」

 

 

そうしてリョウカの降参が受理され……ある意味で初めてリョウカは敗北した………(正確にはルール違反による強制敗北だが…)

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(本体)「さてと、負けた物は仕方ないですから別ルートでも探しますか。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん………。」

 

リョウカ(本体)「……心配しなくても大丈夫ですよ、確かに負けましたよ……ええ、無論ルール違反だからね……とは言えそこまで使わざる得なかったからね……寧ろ清々しく思いますよ……ここまで心地良い敗北が味わえる相手が再び出逢えれてね。」

 

カズマ「意外だな………。」

 

ティアルマス『御主達、少し待て。』

 

リョウカ(本体)「まだ何か用ですか?」

 

ティアルマス『御主達は、ダーム様の元へ行きたかったのだな?』

 

リョウカ(本体)「まあね。」

 

ティアルマス『なら、此処を通れ……。』

 

リョウカ(本体)「え?良いのですか?私は負けたのですが?」

 

ティアルマス『気にするな、そもそも……御主達を見ると昔の私を思い出す……あの頃は実に良い日々だった……旅行く先々で強者と戦って来た日々が実に懐かしい……。』

 

リョウカ(本体)「へ〜……。」

 

ティアルマス『……さて、扉を開けるとしよう……気をつけて行け……この先はバーンドブレス……そしてその奥地に巣食う奴には気を付けろ……。』

 

リョウカ(本体)「そこに何が…?」

 

ティアルマス『ああ、実はな本来なら同僚であったゲラルディが居た筈だった………しかしこの世界に来て数週間後に突如として反応が超強大になっている………。』

 

リョウカ(本体)「……一応聞きます……元々同僚だったって聞きますが……そのゲラルディさんはどんなのでした?」

 

ティアルマス『ああ、確か御主達風で言うならオリジンだったか?その個体でな?何時も訓練の相手になってあげた……同僚とは言え奴は後輩だからな……一応部下の面倒は見てあげんとな……とは言え突然そいつの反応が超強大になるのはおかしい……行くなら気を付けろ……。』

 

リョウカ(本体)「分かりました…………ご忠告ありがとうございます………。」

 

ティアルマス『ああ……死ぬなよ?強者(友)よ。』

 

リョウカ(本体)「ええ………あ、そうだティアルマスさん……少し良いですか?」

 

ティアルマス『何だ?』

 

リョウカ(本体)「少しばかり私の方からプレゼントです……貴方にはやはり貴方らしく自由に生きて欲しい……だからこそ……それ。」

 

 

 

ピカァァァン……パァァァン…!!

 

 

ティアルマス「…………む?これは…!?人の身体か!?」

 

 

ティアルマスは自分の身体見て驚愕していた……何と人間になっている……姿はカズマの身体メインで……髪は紅く…所々で蒼髪が混じっていて…瞳の色は赤と青のオッドアイ……服装は動き易い赤と青の色合いで染まった半裸姿のジャケットを着て…青色のジーパンを履いて…靴は蒼の鋼鉄製の厚底ブーツだ……

 

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ正確には人化です…中身は魔物化した時と同スペックです……後ついでにダームさんとの繋がりも消しときました…これで貴方は自由の身です。」

 

ティアルマス「そうか………ならば気が変わった、我も着いて行こう。」

 

リョウカ(本体)「え?良いのですか?」

 

ティアルマス「ああ、構わん…それにゲラルディの奴も気になるし…それに散々コキ使って来たダームにお灸を据えてやる。」

 

リョウカ(本体)「そ……そうですか……。」

 

カズマ「なんか凄い事になったな……。」

 

めぐみん「ですね………。」

 

 

 

リョウカ達一行は新たにティアルマスを仲間に加えて……ティアルマスの案内の元……バーンドブレスに向かったのだった……

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第37話 淵森母神一家とイース:天空の神殿編【終章】

やあ、お馴染みのアンクロだよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…僕達はノルティアの氷壁へと差し掛かった時にリョウカちゃんがダームの元へ奇襲しに行き…精神的に大打撃を加えて指揮が出来ない程の深刻なダメージを与えて来たって言うらしい……そして僕達はいよいよノルティアの氷壁へと辿り着き……そこでリョウカちゃんのホラー要素の満載の惨虐な殺戮ショーを繰り広げて……最強の称号を持つ二つ名の歴戦王のティアルマスの元へ辿り着き……リョウカちゃんとティアルマスの決闘が繰り広げ……長期戦に及ぶ激闘の末に何とリョウカちゃんが降参しちゃった訳なんだよ、理由は…まあ詳しい事は前話を見れば分かるよ……その後は何故かリョウカちゃんの能力で人化したティアルマスを仲間に加えて共に旅をする事になった……と言う訳さ……今回も是非とも見てくれよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

ティアルマスを仲間に加えて一行はバーンドブレスへ向かっていた……

 

 

一夏「なあ、結局の所…あの決闘……やろうと思えば本当は勝てたんじゃないのか?」

 

リョウカ(本体)「……何が言いたいのです?」

 

一夏「いや…疑ってる訳じゃないんだが……まさかわざと降参したんじゃないんかな〜……って……、」

 

千冬「おい…!リョウカに失礼だぞ!」

 

リョウカ(本体)「……まあまあ……。」

 

ティアルマス「そうなのか?」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…?」

 

リョウカ(本体)「じゃあ直球に正直に言えば……本当なら私はあの制約の中で余裕の圧勝が出来たのですよ……。」

 

全員『………え?』

 

リョウカ(本体)「まあ何故勝とうとはせずに……卑怯な手を使うと言う理由を作って降参を選んだ理由………更に直球に言えばティアルマスさんには本当に自由に生きて欲しくてね?もし勝ってしまえばもしかすれば死ぬ可能性が非常に高い……勿論疑ってる訳じゃないですよ……でもね、敵も相当強い………だからこそ生きて欲しかった………しかし下手に手加減すれば貴方は怒るだろうし……ならばいっその事……私らしく無い手を使ってでも無理矢理敗北する手段を用いて負ける必要が出た………。」

 

リュウカ(本体)「……そうなんだ………。」

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

母核リョウカ(本体)「どうしたの?」

 

リョウカ(本体)「………何故私はそこまでしてティアルマスさんに生きて欲しかったのか……それはね……あの戦いでね、戦って楽しいの他に別の感情が芽生えた……破壊衝動とか殺意とかではなく……そう……大昔のお母さんが体験した恋心をね………。」

 

全員(ティアルマス以外)『…………え?』

 

リョウカ(本体)「……………ええ……分かってしまった……あの時に異性としてティアルマスさんが好きになってしまった…………。」

 

一夏「え?じゃあ良いじゃねぇか?」

 

めぐみん「一夏…!!!貴方……それを分かった上で言ってるのですか?」

 

一夏「いきなり怒鳴らないでくれよ……え……?どう言う事だ……?」

 

リョウカ(本体)「すみません……めぐみん……私から説明しましょう………みなさんの中には分かってない人も居るとは思うけど………神森一家代々……いえ……今は淵森母神一家ですね……代々伝わる因縁に近い呪いとして……異性と付き合ってしまうとその異性の人は目の前で死ぬ………。」

 

全員(既に知ってる者以外)『………!!?』

 

リョウカ(本体)「無論……例え付き合ってなくても……相互共に異性で好意を抱いてしまっただけでもその呪いの対象になります……………これがどう言う意味か………分かりますか?」

 

一夏「………じゃあ……まさか…?」

 

リョウカ(本体)「…………………言いたくは無いけど……もしティアルマスさんが私の事を好きになった瞬間にその呪いで近い内に必ず私の目の前で死ぬ事になります…………だからこそ生きて欲しかったのですよ………。」

 

ティアルマス「…………………。」

 

リョウカ(本体)「………………そう………だから卑怯だと思われても良い……如何なる手段を用いてでも嫌われる事を続けるのです……そうすれば死なずに済む…………。」

 

ティアルマス「では聞く……それは我が魔物で有っても問答無用か?」

 

リョウカ(本体)「無論です、種族問わず異性であれば問答無用で確実に呪われます………………そう……絶対に逃れない死が………待ってるのです………。」

 

リュウカ(本体)「……………リョウカちゃん………。」

 

リョウカ(本体)「………あれ……?何でかな………はは………急に悲しくなって来た………は……はは……結局……私は産まれ変わっても異性とは一生添い遂げれない…………ぐす…………うぅ………。」

 

ティアルマス「………………………。」

 

リュウカ(本体)「……………。」

 

リョウカ(本体)「ひぐ………ぐす……あ……あぁ……ああぁぁぁぁぁ…!!!!!!」

 

リュウカ(本体)「………っ…!!」

 

ティアルマス「…………済まん……。」

 

 

リョウカは自身の身の呪いの事を打ち解け……訪れる事がないであろう事に泣き崩れた……リュウカはそっとリョウカを抱き締めてあげてあげた……尚間接的であるが泣かせた要因である一夏は罰として……事件終了後に修行量を1週間2倍に増やされる事になった………無論一夏の反応はガクッと項垂れていた………その後思った以上に深刻で…精神的にまともに行動が取れない状態になったのでバーンドブレスの手前にて回復を待つ事にした………

 

 

………2日後……

 

 

リュウカ(本体)「もういいのですか?」

 

リョウカ(本体)「ううん……これ以上みなさんを迷惑を掛けたくないですから……それに少しはスッキリしました……結局は異性は無理なのは承知です……とは言え何れこの呪いの呪縛を解く方法を見付ければ良いだけですから……。」

 

リュウカ(本体)「ですね……。」

 

めぐみん「ええ……もしその呪いの呪縛が解けたら……是非とも良い人見付けて下さいね…我々も陰ながら応援はしますよ。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます…。」

 

カズマ「しかしバーンドブレスか……厄介だな……敵はゲラルディなのは間違いないが……数週間前に突然異変が起きてダームを超えるとの事じゃねぇか?やれるのか?」

 

リョウカ(本体)「やらなきゃ終わりなのは分かってますよ……とは言え正直微妙ですがね……一応ティアルマスさんに聞きたいですが……もし暴走してた場合や最悪手に負えない場合には殺しても良いのですね?仮にも同僚ですので。」

 

ティアルマス「構わん……酷い様だがな……せめて同僚の為に楽にしてやってくれ。」

 

リョウカ(本体)「ええ……あ、そうだ……どうしましょうか……一応あの形態での移動能力を強化しないといけないのだった……せめてジャンプ能力が使えたらね……仕方ないです……お母さんに聞きますが、ティアルマス界の中で悪評ばかりが轟いて尚且つそれなりに実力が有るティアルマスは居ますか?」

 

母核リョウカ(本体)「う〜ん、居るには居るとは思いますよ?まさか食べたいの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、と言うよりもガチで無いとヤバいと思います。」

 

母核リョウカ(本体)「分かりました、じゃあ少し待ってなさい。」

 

 

ピシュン…!!!

 

 

ティアルマス「我の同族って食えるのか?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?食べれないよ?普通ならね……あの子なら問答無用で何でも喰らうからね……例え食物じゃ無くてもありとあらゆる物全てを喰らうからね……そして喰らった物(者)の全てを奪い取る訳ですよ……つまりは食えば食う程強くなる訳です。」

 

ティアルマス「なるほど……それは面白い能力だが……やはり我の同族が食われるのは忍び無いが……。」

 

リョウカ(本体)「すみません、しかし私の知る限りでは一番ジャンプ能力が高い敵はティアルマス界しか居ないのでね…他にもウド=メイユとかも居るには居るけど…あっちはどちらかと言えば生物じゃなくて機械に近いからね……。」

 

ティアルマス「………そうか……。」

 

 

ピシュン…!!

 

ドサッ…!

 

 

 

 

母核リョウカ(本体)「見つけたよ、このティアルマスなら良いよ。」

 

ティアルマス(外道)『ムグー…!!?』

 

リョウカ(本体)「……どうしたのです?この個体?滅茶苦茶グルグル巻きにされてるみたいだけど?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、凄く抵抗されたからね……それはさておき……この個体はこっちのティアルマスに匹敵する強さを誇るけど……惨虐非道でティアルマス界の中で伝説中の伝説の外道のティアルマスです……まあ国際指名手配される位だからね………。」

 

ティアルマス(外道)『ムグー……!!!ムー…!!!!!』

 

リョウカ(本体)「そうですね……あ、ならば食べる前に………ある程度聞き出さないとね……どれ位やったのかを…………。」

 

めぐみん「りょ……リョウカちゃん……?」

 

リョウカ(本体)「ちょうど良かった……実はね、拷問に関してのスペシャリストが居るのですよ……しかも実力は私が認める程の超戦闘力です………さてと、先ずは完全に拘束してっと……。」

 

 

 

パチン!

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

パシパシパシ…!!!

 

 

ティアルマス(外道)『…………!!?!』

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

 

ピキィィィィン……パァァァン…!!!

 

 

リョウカはジェネシス形態を起動した……

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「さてと、どうぞ……伊集院さんに流川さん。」

 

全員『…………え?』

 

?「お呼びですか姫君?」

 

 

リョウカに呼ばれて出て来たのはあの有名な拷問のスペシャリストの伊集院達一行だ……実はつい最近本事件が起きる前に偶々この世界線に移住して来た者達だ……無論仲間に加えた上に修行や神格化もしてる……

 

 

リョウカ(本体:コア)「ええ、この子に喰わせる前に…………どれ程の者達を犠牲になったか聞き出したいのでね……このティアルマスの名の通り……惨虐非道の方法で聞き出そうと思ってますよ。

 

伊集院「なるほど…理解した…良いだろう…。」

 

ティアルマス(外道)『………!!?!』

 

リョウカ(本体:コア)「因みに機材はまあ私及びこの子です……すみませんね、急遽なのでね……。」

 

伊集院「いえいえ……さて、始めるか……済まんがコイツの反省の色が知りたいからな…口の拘束を解いてやってくれ。」

 

リョウカ(本体:コア)「良いですよ………ふん!」

 

 

ビリッ…!!!

 

 

ティアルマス(外道)『ヒギァァァ…!!!?』

 

伊集院「五月蝿い声を上げるな外道………貴様、数多の者達に凄惨な事をしたと聞く………お前じゃないのか?」

 

ティアルマス(外道)『ああ、そうさ!この俺だよ!俺の生き甲斐何だよ!下等生物の分際で…この俺様に…、(ミチミチ…!!!!)ひぎぃぃ…!!!?』

 

伊集院「もう喋るな下衆が……。」

 

リョウカ(本体:コア)「悪いけど、貴方の言葉聞くだけ無駄だわ……始めましょう……。」

 

ティアルマス(外道)『お……おい…!!?俺様をどうする気だ…!!?』

 

伊集院「おやおや?自分の身がどう言う状況か理解出来んのか?後ろを見て見ろ。」

 

ティアルマス(外道)『何……!?………ひぃぃ…!!!?』

 

リョウカ(本体:ジェネシス)『……………………。』

 

 

 

グバァ…!!

 

ギロリ…!!

 

 

伊集院「おやおや?どうやら相当腹が減ってる様だぞ?貴様を食いたくて食いたくて堪らない様だぞ?」

 

ティアルマス(外道)『ひ……ひぃ…!!?』

 

リョウカ(本体:コア)「とは言えこのまま食っても苦痛には見合わない……なのでね………。」

 

 

パシッ…!!

 

 

リョウカがそう言うと触手の一本が外道のティアルマスの四肢の一本を掴んだ…それに続き無数の触手がそれぞれの部位を掴んだ……

 

そして………

 

 

 

ミチミチミチミチ……ブチッ…!!!!

 

 

ティアルマス(外道)『ひ…ひぎゃぁぁぁぁ…!!!?俺の……俺の脚がぁぁ…!!!?』

 

 

ヒョイ…!

 

グシャ…グシュ……!

 

 

リョウカ(本体:コア)「と言う訳で……、」

 

伊集院「貴様の身体の隅から隅まで少しずつコイツに喰われて行く………。」

 

ティアルマス(外道)『そ……そんなぁ…!!!』

 

 

ミチミチミチミチ…ブチッ…!!!

 

ブシャァァ…!!!!

 

 

 

ティアルマス(外道)『ぎぃやぁぁぁ…!!!!?がぁ……あぁ…!!!?』

 

 

そして徐々にリョウカに千切っては喰われて行き……

 

 

 

ティアルマス(外道)『が………ぁぁ…………。』

 

伊集院「おい外道ラストチャンスだ………貴様が今までに殺めて来た数は?正直に言えば解放してやる。」

 

ティアルマス(外道)『ご……500万体……です……がはぁ………。』

 

伊集院「そうか、なら姫君…解放してやれ。」

 

リョウカ(本体:コア)「…………(ニッコリ)……ええ、勿論………。」

 

 

ガバァッ…!!!

 

 

ティアルマス(外道)『ひ…ぃぃ…!!?約束が……違うじゃ……!!?』

 

伊集院「あぁ?何言ってる?お望み通り解放してやるよ…………この世からな。」

 

ティアルマス(外道)『そ………そんな………嫌だ………。」

 

リョウカ(本体:コア)「嫌だ…です?ふざけないでよ?犠牲になって来た人達はそう言ってたに違いないですよ?大人しく私の餌になってクソになれ。」

 

ティアルマス(外道)『ひぃぃぃ…!!!!』

 

 

そして惨虐非道で疑われた最悪のティアルマスは最終的にジェネシスに生きたまま捕食されて死亡した………

 

 

 

ピキィィィィン……パァァァン……!

 

 

リョウカ(本体)「すみませんね、伊集院さん…。」

 

伊集院「いえいえ、貴方のお役に立てれば御安い御用ですよ…しかし相変わらず凄まじい処刑です…恐れ入りますよ。」

 

リョウカ(本体)「いえいえ、今回は偶々都合良く喰わないといけない理由が有ったのでね……丁度良い国際指名手配級の外道が手に入ったからね………とは言えジェネシスにとっては不味い物喰わせてしまったけど……外道の肉は相変わらず不味いですね……。」

 

伊集院「ええ……。」

 

カズマ「わ〜お……けどこれでジャンプが出来る訳か?」

 

リョウカ(本体)「ええ、しかもこれで飛行が可能になった筈ですのでね……さてと伊集院さん、また何か有れば呼びますね。」

 

伊集院「ええ、それでは。」

 

 

 

ピシュン…!!!

 

 

そして伊集院達は帰って行った……

 

その後一行は順調に進んで行き……ルーの住処での交流を済ませたり……案の定溶岩村での問題である誘拐を解決したりして交流を果たし……一行はいよいよ最深部までやって来た………

 

 

 

リョウカ(本体)「これは…………。」

 

カズマ「おいおい、コレはどう言う事だ?」

 

刀奈「ええ、幾ら何でもおかしい……。」

 

 

一行が門の前で動揺したのは……その門は何とラスボスが使われている最上級の門だ………高々ゲラルディ相手に異常過ぎた………

 

 

リョウカ(本体)「………っ…!?………みなさん……何だか凄く嫌な予感がします……。」

 

めぐみん「奇遇ですね……私もですよ……。」

 

リョウカ(本体)「みなさん………恐らくだけど、これがこのエリアでの最後の戦いになると思います……それどころかこの事件に於いて一時的に一区切りとなる最後にして最大級の戦いになります……。」

 

一夏「え?何でだ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、さっきからこの向こう側が尋常じゃない程の禍々しい魔力とエネルギーが溢れてます……恐らく戦闘になれば最早イースだけで済む様な被害じゃ済まないです……下手すればエステリア……いや本土にも影響が出かねない程にね……だからこそ行く前にする事だけ済ませよう……。」

 

リュウカ(本体)「じゃあ、イース及びエステリアの全住民の避難とか?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、大至急他の分身組及び時間軸の私達に連絡……全住民を本土に避難させる様にとね。」

 

母リョウカ(本体)「良いですよ。」

 

 

 

その後連絡を受けた別働隊及び実働部隊はイース及びエステリアの全住民を本土へと避難に成功させた……

 

 

リョウカ(本体)「………さてと行きましょう!」

 

 

ピキィィィン……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

一行は最後の門を潜って行った………

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「………!!!」

 

リュウカ(本体)「此処は……!?」

 

カズマ「おいおい!此処って……!」

 

 

一行達が驚くのも無理は無い……門を潜った先は何故か断崖絶壁の所で……無論先は存在せず行き止まりだが……まあ正確に言えば……遥か彼方に奥に行く為の門は有るが到底行けれた物じゃ無い……寧ろこのエリアは………あのソニックの世界線でのあのダークガイアとの最後の戦いで使用された所と酷似してるのだ………っがそのエリアよりは物凄く広い上に火口が見えるので天井は無い事は無いが物凄く高い………

 

 

リョウカ(本体)「………!!!来る…!!!」

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

ピキィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…ピシャァァン…ピシャァァン…!!!

 

ゴポゴポゴポゴポ…ザッパァァァン…!!!!!

 

メキメキメキメキ…ズガァァァン…!!!!!

 

 

 

全員『……!!!!?』

 

?『グォアァァァァァァァァ…!!!!!!!!!!!』

 

 

 

溶岩の中から超超超々巨大なゲラルディ?らしい敵が現れて……何とこれ程の広いエリアにも関わらず呆気なく天井である火口をもブチ抜く程の天高く聳え立つ超巨大な魔物だ……しかも見た目はやはりオリジンのゲラルディをメインとするが……胸には何とイースの紋章が描かれて…その中心にダームの黒真珠が……更には頭部にはダークガイアと思わせる複数の眼球が存在し……常にギョロギョロと動いている……無論凄まじいエネルギー量で常に暗黒色のオーラを展開してる……

 

 

ティアルマス「……ゲラルディ……。」

 

母核リョウカ(本体)「アレがゲラルディなの……?幾ら何でも異常過ぎる…!!それに……ダームさんの反応が完全に無くなってる!それだけじゃ無い……ザバさんやドルーガーや挙句……ダレスさんの反応が無い…!!」

 

リュウカ(本体)「え!?じゃあ…!?」

 

めぐみん「きっとゲラルディに食い殺されたんでしょう!っち!まさかここまで事が大きくなるとはね…!!」

 

母核リョウカ(本体)「さて…どうやって…!……リョウカちゃん…?」

 

リョウカ(本体)「ふ〜…!!ふ〜…!!!」

 

母核リョウカ(本体)「……!!?リョウカちゃん…!!?」

 

リョウカ(本体)「さわ………らないで…!!!」

 

カズマ「おい…!どうした…!!!」

 

リョウカ(本体)「ぐぅ…!!!っ…!!!辞め……なさい……!!っ…!!どうやら…………あの……ゲラルディの垂れ流す……邪悪な禍々しいエネルギーの所為で……ジェネシスの…今まで………心の奥底で眠っていた………神々に対する復讐心が……一気に爆発しちゃったみたい……!!!ぐぉあ……!!!?」

 

 

 

ギチギチギチギチ…!!!!

 

 

全員『………!!!?』

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅぅ…!!!もう……長く……持たない……!!!もうじき………私は………私で無くなります………早く…!!!此処から脱出しなさい……!!!!」

 

リュウカ(本体)「……っ…!!!でも……!!!!」

 

リョウカ(本体)「た……の………む………っ…!!!ぐぅ……ぐぁ……ぁ……!!!?!あ……が……あぁ……!!!?!があ……!!?ああああああああああああああ…!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

ピキィィィィン……ジリジリジリジリ…!!!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「っ……!!!テレポート…!!!!」

 

 

ピキィィィン…ピシュン…!!!!

 

 

リュウカ達は間一髪脱出……何とイースの近郊に出た………

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピキィィィィン…!!!!!

 

 

全員『………!!!?』

 

 

全員が脱出して直ぐ……イース全域を包み込む程の超超々巨大な暗黒色の黒球がバーンドブレスを中心に広がり……何とゲラルディらしき魔物諸共巻き添えになった………(第3ボス:パーフェクト・ゲラルダーム『解せぬ。』)

 

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

パァァァン…!!!!!

 

 

全員『………!!!?』

 

 

一瞬眩い暗黒色の閃光が解き放たれ……その変貌ぶりに全員が驚愕した………先ずサイズを言えば……圧倒的にイースより更に10万倍以上の前代未聞の空前規模の超超超々巨大………もう既に天元突破してるんじゃ無いのかって言う位のサイズで……現在リュウカ達の乗る龍華(タツハナ)無論あの最大級の要塞艦でさえも米粒サイズと言えば分かりやすいだろう……そして見た目は……周りに生えてる触手の数とサイズ……そして身体中に生えている数々の兵装の数…質…更にはサイズも共に圧倒的に増大……頭部の形状に余り変化は無いが……生気が微塵も感じ無い程に憎悪の復讐心で染まった血走った紅く輝く眼球……体色は以前に増して真っ黒に染まって………暗黒色に染まっている……更に自身の覆う闇のオーラも更に濃厚になっている…………以上が変化点だが……周りを見て見れば最早世紀末かと疑ってもおかしくない程空が真っ赤に染まり……しかも常に大嵐が発生している上に地上では大地震…津波……挙げ句には隕石が降ったり等終末の時が徐々に迫っているのが分かっている………

 

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

全員『っっ…!!!』

 

 

暴走BGM:作品名【マリオ&ルイージRPGシリーズ】使用場面【ゲドンコ姫(姉):最終形態】

 

 

暴走したリョウカが頭を擡げながら憎しみと憎悪に染まった悍ましい咆哮を解き放ち……更に周辺の状況が悪化……しかも……

 

 

 

ピカァァァン……!!

 

ブシャァァァァ…!!!!

 

 

全員『………!!!?』

 

 

何と他世界線に通じる無数の門を解放……そこに無数の触手を伸ばして行った……

 

 

リュウカ(本体)「まさか…!!世界線を喰らう気…!!?」

 

カズマ「何!?」

 

母核リョウカ(本体)「………何て事です…!!このままじゃあ世界が…!!!全ての世界が終わってしまう…!!!!でも……どうやって…!!どうやってリョウカちゃんを止めれば…!!!」

 

リュウカ(本体)「…………!!!」

 

 

リュウカは以前にリョウカから聞いたあの言葉を思い出した……

 

 

 

リュウカ(本体)「………『願えばきっとなれる。』……ですか……。」

 

母核リョウカ(本体)「お姉ちゃん…?」

 

リュウカ(本体)「………どうやらリョウカちゃんの暴走を止められるのは私だけです……私…行きます!」

 

母核リョウカ(本体)「お姉ちゃん…!」

 

 

リュウカは艦橋から出て…外に出た………

 

 

リュウカ(本体)「……………どうかお願い……リョウカちゃんを止めたい……だからお願いです……!どうか……私に力を貸して…!!エンドノア…!!」

 

 

ピキィィィィン…!!!!

 

 

全員『……!!!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

フワァァァァ…!!!

 

ギチギチギチギチ…!!!!

 

 

リュウカは心の奥底に眠る……エンドノアの魂に願いを叫び……エンドノアはその願いを叶えるべく…永い永い時を得て……世界を救う為に……そして愛する娘を救う為に戦うリュウカの為に………今………

 

 

 

パァァァン…!!!!

 

 

 

全員『………!!!』

 

リュウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!』

 

 

 

…………この現世に蘇った…………

 

見た目は現在のジェネシスの色違いで体色は真っ白…覆うオーラは純白の純粋な聖なる蒼白いオーラを覆っている………

 

 

母核リョウカ(本体)『……アレが……エンドノア……?』

 

一夏『………す……すげぇ……!!』

 

リュウカ(本体:コア)「………ありがとう……私の願いを聞いてくれて………さぁ!行きましょう!リョウカちゃんと…そして……ジェネシスを救いましょう!!」

 

リュウカ(本体:エンドノア)『………!!!!』

 

 

ピシュン…!!!

 

 

すると突然不思議な事に……リュウカとエンドノアの周りに超巨大なカオスエメラルドとマスターエメラルドが現れて………

 

 

ピカァァァン……ジリジリジリジリ…!!!

 

パァァァン…!!!

 

 

全員『…………!!!!』

 

 

………リュウカとエンドノアに希望の力を託して行った……

 

 

母核リョウカ(本体)『もう私達には……お姉ちゃんしか頼れないです……どうかお姉ちゃん……絶対に生きて帰って来て………。』

 

 

 

そして一行はリュウカ及びエンドノアに全て託し………戦闘区域から直ちに退避………最大級の結界を貼り……被害を食い止める準備を整えた………

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

リュウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

リュウカ(本体:コア)「待っててリョウカちゃんにジェネシス…!必ず助けるから…!!……行くよ!」

 

リュウカ(本体:エンドノア)『………!!!!!!』

 

 

そして…………リュウカ&エンドノア対リョウカ&ジェネシスとの……最後の戦いが始まった………

 

 

【第5章:最終ボス】

 

 

【イース編:最終ボス】

 

 

VS【復讐と憎悪に染まりし絶対ナル始祖ノ最高混沌淵源核母龍:神森リョウカ(終焉暴走形態(深度:error・レベル:error)・最高邪神化・ラスボス形態(レベル:MAX)・タタリ神化)&ジェネシス・コアフィーネ(終焉暴走形態(深度:error・レベル:error)・ラスボス形態(レベル:MAX)・タタリ神化)】

 

 

戦闘方式【最高神暴走鎮圧戦(ファイナルアタック有り)】

 

 

勝利条件【リョウカとジェネシスを救い…世界の終焉を止めろ!】敗北条件【リュウカ又はエンドノアの何れかの撃破・リョウカ又はジェネシスの何れかの討伐】

 

 

戦闘BGM:作品名【ドラクエシリーズ】曲名【おおぞらに戦う】

 

 

地形【淵森母神の世界線:元エステリア及び元イース近郊】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

【LAST BATTLE】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

リュウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!』

 

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

ピキィィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

両者供に開幕口部から放射熱線をぶっ放し激突……超々規模の大爆発で周囲一帯が消し飛んだ……

 

 

【リュウカ:ファイナルオーブ:[20%]】

 

 

【リョウカ:ファイナルオーブ:[20%]】

 

 

リョウカ(本体:コア)『……………!!!!!』

 

 

キュィィィィン…ポポポポポポォォピィィィ…!!!!!

 

 

リュウカ(本体:コア)「ふん!」

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

ガキィィン…!!!

 

ヒュゥゥゥゥゥ…チュドォォォォン…!!!!!!

 

 

リョウカからの直接の暗黒色の反物質及び対消滅の混ざった超危険な光弾を連続斉射……しかしリュウカの結界で跳ね返され逆にダメージを負わせられる……

 

 

リョウカ(本体:コア)『………!!?』

 

 

【リュウカ:ファイナルオーブ:[30%]】

 

 

リュウカ(本体:コア)「おまけぇぇ…!!!でやぁぁ…!!!!」

 

リュウカ(本体:エンドノア『ギョエアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

 

ブシャァァァァ…ギュィィィィィィ…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

 

リュウカ(本体:コア)「っ…!!!」

 

 

ピキィィィィン……ガキィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…ビキビキ…ガッシャァァァン…!!!!

 

 

リュウカ(本体:コア)「ぐぅぅ…!!!」

 

 

今度はエンドノアの触手攻撃を実施しようとしたがジェネシスからの胸部コアからの大出力のコアレーザーによって全て叩き斬られた上に結界を破壊された……

 

 

【リョウカ:ファイナルオーブ:[30%]】

 

 

リュウカ(本体:コア)「げほ…!流石ですね……ならばこれはどうです!!」

 

リュウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)『………!!!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!!

 

ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!!

 

 

ギュゴォォォォォォォ…!!!!

 

ズガァァァン…!!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

 

今度は両者からの胸部の最大出力のコアレーザーでまたしても衝突……今度は拮抗して更に周辺が壊滅的状況下に晒されるも気にする暇は無い………

 

 

ピキィィィィン……ズッドォォォォォォン…!!!!!!!!

 

 

一瞬全ての音と色が消えて眩い閃光の後に超々規模の大爆発………結界内に有る物全てが文字通り消滅した……ただしリョウカとリュウカも含めて全員無事だ……

 

 

【リュウカ:ファイナルオーブ:[100%]】

 

 

【リョウカ:ファイナルオーブ:[100%]】

 

 

 

リュウカ(本体:コア)「はぁ…!!はぁ…!!」

 

リョウカ(本体:コア)『…………っ……!!?』

 

 

戦いは熾烈を極め……ティアルマス戦よりも長い3時間にも及んでいた……

 

 

 

リュウカ(本体:コア)「ぜぇ……はぁ………これで最後です…!!エンドノア!」

 

リョウカ(本体:コア)『……………!!!!』

 

リュウカ(エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

 

キュィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!!!!!

 

キュィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!!!!!

 

 

 

 

【リュウカ:ファイナルアタック敢行】

 

 

【リョウカ:ファイナルアタック敢行】

 

 

ファイナルアタック用BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

両者供に最後の攻撃の発射準備が開始され……胸部のコアが更に眩く輝き始めた………

 

 

キュインキュインキュイン…!!!!!

 

キュインキュインキュイン…!!!!!

 

ジリジリジリジリ……ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!!

 

 

リュウカ(本体:コア)「ラストスペル…!!!【淵森母神符[東方最高神[ZERO]]】…!!!!」

 

リョウカ(本体:コア)『……………!!!!!!』

 

リュウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア……!!!!!!!!!!』

 

 

ピギャァァァァァァァ……ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!!!!!!

 

ギュゴォォォォォォォ…!!!!!!!!!

 

 

両者供にラストスペル発動……同時にコアから超極太のレーザーが放たれ……

 

 

ピキィィィィン…ズガァァァン…!!!!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!!!!

 

 

リュウカ(本体:コア)「くぅぅぅ…!!!!!」

 

リョウカ(本体:コア)『…………っっ…!!!!!』

 

 

両者供にダメージが蓄積されているがやはりリュウカが押され始めている……

 

 

リュウカ(本体:コア)「このまま……負ける訳には…!!!!っっ…!!!」

 

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

そして徐々にリュウカの方へと押され始め……このまま敗北するのか……っとその時……

 

 

ピシュン…!!!

 

 

リュウカ(本体:コア)「………!!?みなさん…!!?」

 

母核リョウカ(本体:淵森神)「諦めないで…!!!お姉ちゃん…!!!リョウカちゃんを救うのでしょう…!!!」

 

母リョウカ(本体:淵源神)「そうです…!!!此処で諦めたら今までの苦労が全て無駄になります…!!」

 

父リュウカ(本体:淵源神)「だから供に助けよう…!!」

 

リュウカ(本体:コア)「………うん…!!……みんなの絆を……!!!」

 

母核リョウカ(本体:淵森神)「全ての希望を…!!!」

 

全員『連携ラストスペル…!!!【淵森母神符[淵森母神大連合国の絆]】……!!!!!』

 

 

 

ピキィィィィン…!!!!

 

ギュゴォォォォォォォ…!!!!!

 

ピシャァァン…!!!!!

 

 

突然駆け付けた母核リョウカ達一行……リュウカと供に連携ラストスペルに派生発動……淵森母神一家最強の最後の一撃が解き放たれ……

 

 

リョウカ(本体:コア)『………!!!?』

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『………!!!?!』

 

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

ピキィィィィン…バァァァァァン…!!!!!

 

 

リョウカのラストスペルを打ち破り………

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア……!!!!!!!』

 

 

ピキィィィィン……ガキィィン…!!!!!

 

ビキビキビキビキ…!!!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!!!

 

ピギャァァァァァァァ…!!!!!!

 

 

リョウカ(本体:終焉暴走)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!?!?!』

 

 

ピキィィィィン……ズッドォォォォォォン…!!!!!!!!!!!!!

 

 

…………リョウカの貼った最後の最強の大結界をも打ち破りリョウカ諸共ジェネシスを包み込み……一瞬全ての音と色が消え……この世界線をも包み込む程の眩い閃光後………超超超々規模の大爆発が発生……文字通り全てを飲み込んだ…………

 

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

………………………………………

 

 

リュウカ(本体)「………此処は……?」

 

 

リュウカは真っ暗な精神世界に来ていた……

 

 

リュウカ(本体)「………みんなは……?」

 

 

やはり辺りを見渡しても誰も居ない……しかし……

 

 

?「ひぐ………ぐす………。」

 

リュウカ(本体)「………誰かが啜り泣いてる………?」

 

 

リュウカの耳に誰かが啜り泣いてる声が聞こえて……その方角へ行ってみると………

 

 

リュウカ(本体)「…………リョウカちゃん……?……いえ……この子はまさか……ジェネシス……?」

 

 

どうやら俯いて泣いてるのはリョウカそっくりのジェネシスだ……

 

 

ジェネシス「………何で………何で………みんな私の邪魔をするの………私がそんなに邪魔なの……?」

 

リュウカ(本体)「………ジェネシスちゃん………………ねぇ……ジェネシスちゃん……もし聴こえるなら聞いて………もう……世代は変わったのよ………もう良いの………復讐に囚われなくて………貴女の言う忌々しい神々は………私達が何とかするから…………だから安心してとは言わないし……信用してとも言わない…………でもね……ジェネシスちゃん………もうあの時とはもう違う……もう大昔みたいなあの惨状な事はもう起きない……………だからもう良いの…………。」

 

ジェネシス「……………………。」

 

リュウカ(本体)「………っ…ずっと……苦しかったんだよね……寂しかったんだよね………?でも………もう……良いのよ………ジェネシスちゃん………もう終わった事なのよ…………。」

 

ジェネシス「っっ………!!!!う……うぅ……!!!あぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!」

 

リュウカ(本体)「よしよし………本当に……孤独で辛かったんだよね……でももう大丈夫だから………私達が居るから…………ね?ジェネシスちゃん………………。」

 

ジェネシス「あ……あぁ…!!ひぐ…!!ぐす…!!あぁぁぁ…!!!」

 

リュウカ(本体)「……ふふ………っさ……行こっか…?みんなの所に…………帰りましょう………ジェネシスちゃん………。」

 

ジェネシス「ひぐ………ぐす………うん………うん……!!」

 

 

フワァァァァ…………

 

 

そして………リュウカはジェネシスを抱えて………みんなの待つ………現世へと帰って行った………

 

 

『りゅ……か……!!!』

 

リュウカ(本体)「………………。(誰の……声……?)」

 

『おね…………ちゃん……!!!!』

 

リュウカ(本体)「………………。(……みなさん……?)」

 

『お………さん……!!!』

 

リュウカ(本体)「……っっ…!!!げほ…!!!げほ…!!!はぁ……はぁ…!!……あれ……?此処は……?」

 

永琳「ようやく目覚めたのね、リュウカ。」

 

リュウカ(本体)「……永琳……?それにみなさん……?……っは……!!?そうだ…!!!リョウカちゃんは……!!?」

 

めぐみん「安心して下さいよ、ほら。」

 

リョウカ(本体)「お母さん……!!!」

 

 

ッダ…!!

 

ぎゅぅぅ…!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!?大丈夫だったの…!?」

 

母核リョウカ(本体)「本当に奇跡でしたよ、実はあの時消し飛ばしたのは…内側に宿る憎悪と怨念の全ての悪の根源だけ消滅させていたんですよ……だから無傷でした……。」

 

リョウカ(本体)「お母さん……ぐす……無事で良かった…!!1年間目醒めなかったから心配……したから…!!!」

 

リュウカ(本体)「えっ…!!?1年………!?」

 

永琳「ええそうよ、あの戦いから丸々1年は経過したわ……本当に想像な戦いだと理解したわよ……復興作業も大変だった上に本土にも少なからずかなりの被害が出てたからね。」

 

めぐみん「ええ、けどこうして目覚めてくれて本当に良かったです……。」

 

リュウカ(本体)「……ふふ……そっか………みなさん……ただいまです……。」

 

リョウカ(本体)「うん…!お帰りなさい……!!!お母さん……!!!」

 

 

 

そうあの戦いから丸々1年経過した事にリュウカは驚いていたが……リョウカ達が信じて待っていた故にそこまで大きなダメージは無かった…………

 

その後はまた戦後復興作業に追われる一行……無論他の世界線も巻き添えを受けていて……依頼進行中の所も例外じゃなく……

 

 

・ISの世界線【消滅】

 

・エースコンバットの世界線【消滅】

 

・ルパン三世の世界線【消滅】

 

 

……っと幾つか消滅していたが……間一髪別働隊が世界丸ごと転移させていたので無事だった……

 

 

………そして数十年後………

 

 

リョウカ(本体)「ようやく復興しましたね………。」

 

リュウカ(本体)「うん……。」

 

リョウカ(本体)「そう言えば……あの子はどうなったかな?」

 

リュウカ(本体)「あの子?……ふふふ……大丈夫ですよ……あの子達も今も私達に宿ってるけど……もう大丈夫ですって……。」

 

リョウカ(本体)「そっか……良かったです………。」

 

リュウカ(本体)「さてとこれからももっと忙しくなるよ…頑張っていかないとね……。」

 

リョウカ(本体)「ですね……でも私達ならやって行ける……絶対にね……。」

 

リュウカ(本体)「ええ……。」

 

 

こうして一行達の本事件は一時的に一区切りとなった……だがしかし一行達の旅はまだまだ続く……

 

 

 

【第5章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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[達成率:20%]第6章 淵森母神一家とイース【後編】
第38話 淵森母神一家とイース:ナピシュテム編【前章】


どうもです、お馴染みのリョウカです……それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば……私達はバーンドブレス地帯を攻略していたのだけど……その最後の相手がゲラルディ……その個体が尋常じゃない変貌ぶりをしていた訳ですが………その変貌したゲラルディの所為で私は復讐と憎悪に駆られ暴走……変貌したゲラルディ諸共全てを喰らい……イース……エステリア諸共全てを喰らい尽くして覚醒………私とお母さんと最後の戦いを繰り広げ……死闘の末に私はやられて…暴走の完全鎮圧に成功しました………ただし力を使い切ったお母さんが1年もの間眠り続けたのです……心配で心配で……っとすみませんね……それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

あれから更に10年後……

 

 

【龍華姉妹及び夫婦の家(別荘地)】

 

 

リョウカ(本体)「さてと、そろそろ療養は良いでしょう……本格的にあの事件解決に向かいましょう。」

 

リュウカ(本体)「大丈夫?」

 

リョウカ(本体)「多少はね……所で……お母さん……ジェネシスとエンドノアと入れ替わってから大分経つけど馴染んでますか?」

 

リュウカ(本体)「うん、物凄く懐いてるよ……。」

 

リョウカ(本体)「そっか……それは良かったです……それにどう言う理由かは不明だけど……どっちも本来の能力になっていて良かったですよ。」

 

 

そう実はだが、あの戦闘後……リュウカのお陰でリョウカにエンドノア……そしてリュウカにジェネシスっと入れ替わり…しかも名前の通り…能力も元に戻っていた………

 

 

リュウカ(本体)「でもやっぱりサイズが不便ですね……大きいとね……。」

 

リョウカ(本体)「そこは大丈夫ですよ、何でも出来るのだからサイズ位なら普通に小ちゃくなったりも出来たりしますよ。」

 

母核リョウカ(本体)「へ〜…。」

 

めぐみん「驚きですね。」

 

リョウカ(本体)「あらみなさん?いつの間に…。」

 

カズマ「ああ、こっちから会いに来たぜ。」

 

めぐみん「ええ、もう既にみなさんはリビングに居ますよ。」

 

リョウカ(本体)「そうですか、わざわざすみませんね……。」

 

めぐみん「いえいえ、しかし此処は本当に自然豊かで尚且つ静かで良いですね……。」

 

リョウカ(本体)「うん、私達も凄く気に入ってますよ…此処はね…特に季節ごとに周りが変化するのも実に良いですし……食糧に関しても自給自足がし易いからね……。」

 

カズマ「だろうな……。」

 

リョウカ(本体)「とは言え毎日実家から届けられてるから手間が省けて良かったですよ……幾ら自給自足が出来るとは言え出来ない時は本当に出来ないからね……。」

 

めぐみん「へ〜……。」

 

リョウカ(本体)「さてと、みなさんは食事はまだですよね?待ってて下さいね、腕により良く掛けて用意しますから。」

 

カズマ「サンキューな…。」

 

 

 

その後リョウカ達はリョウカの豪勢な料理を提供し全員満足させた………

 

 

……食事から30分後……

 

 

リョウカ(本体)「それで?此処に来たのは?わざわざ食事をする為に来たって訳じゃないのは分かります。」

 

めぐみん「ええ、あの事件の方です……どうやら向こう側も回復したと言う兆候が確認したのですよ……。」

 

リョウカ(本体)「やっぱりですか………まあ丁度私達も動こうとは思っていた所ですがね……所で思い出したけど、今更だけどエステリアやイースは結局どうなったのかが分からないのですが?最後に覚えてるのは私が暴走し始めた時位ですが?」

 

めぐみん「ええ、やはり完全に取り込んじゃってるのでね…再度同じ物を用意したのですよ……お母さん達のお陰でね。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……。」

 

めぐみん「っで?やっぱり動きますか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、動くとしましょうか……っとその前に……久々に訓練空間であの子がどれ位変化したか知りたいです……。」

 

めぐみん「分かりました……リュウカちゃんもリョウカちゃんと供に行ってみては?」

 

リュウカ(本体)「そうですね……私のジェネシスちゃんがどんな感じになってるのか知りたいからね…。」

 

カズマ「とりあえず、俺らも後で来る…お前らは先に行って待っててくれ。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

 

と言う訳で、リョウカとリュウカは久々に訓練用の異空間にやって来て……遅れて5分後に全員が揃った……

 

 

 

母核リョウカ(本体)「此処に来るのも久々ですね、もう何千年もの昔です……今じゃあ最新設備の訓練用の異空間を使ってますからね……この昔馴染みの此処も……昔と変わってないですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね………それでまさか今回で……?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、今回の実験で完全に閉鎖しようと思ってます……本当に永い間お世話になったからね………とは言え此処だからこその固有の特徴的な面白い所が有るのでね……せめてそこだけは最新型の方へと組み込もうと思いますよ……。」

 

リョウカ(本体)「手伝いますよ?」

 

母核リョウカ(本体)「いいですよ……今回は私だけでやるから……さてとそろそろ始めて下さい。」

 

リョウカ(本体)「うん……お母さんの方は?」

 

リュウカ(本体)「何時でもどうぞ。」

 

リョウカ(本体)「じゃあ、私からね………。」

 

 

 

先ずは先行でリョウカ……ある程度距離を離した……

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

キュィィィィン……ジリジリジリジリ…!!!

 

ピキィィィィン……ギチギチギチギチ…!!!

 

パァァァン…!!!

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『オオオオォォォォォォォ…!!!!!!!!!!!!!』

 

 

リョウカはエンドノア形態に無事に移行出来た様だ……リョウカのエンドノア形態は以前のリュウカが発動時とは違いやはり元の能力の影響なのかジェネシスカラーに染まっている……両肩のランチャーの数も増設且つ格納式で無数…身体から生えてる(エネルギー又は高周波)ブレード付きの超巨大触腕の数が12本…及びに砲撃又は射撃能力付きの超巨大触腕が近接用の超巨大触腕の倍の24本…地面から生えてるデルフィ及びエイダ型触手と触腕が無数……更にアルトゥーラ型触手と触腕も無数…っと触手と触腕の数が計測不可能レベルの数に増えてる上に体中に生えてる又は格納式の武装も無数…後はそれぞれ随所に存在する滑走路らしき設備や胸部のメインコア……頭部の形状がビオランテ及びパーフェクトカオスと混ぜた感じの形状…額に存在する超巨大眼球のメインコアその2と左右それぞれ8個ずつの計16個プラス1個……そして両腕(格納可能)っと凄まじい変化を遂げてる……更にサイズは現在はなったばかりなので小さめだが………実際の最大限は………最終淵森母神艦隊の総司令旗艦の神森龍華(タツハナ)の超兵器形態の………数千万倍以上……龍華(タツハナ)でさえも目視不可能レベルの原子分解レベルのサイズ差と言えば分かりやすいだろう……しかも……サイズだけでなく先程も言った様に触手及び触腕………挙げ句には武装の数もエゲツなく……トドメに航空戦力付き且つ尋常じゃない程の機動力と速力と……そして……新たに追加された飛行能力及び跳躍能力やお馴染みの捕食能力………っと他に挙げればキリが無い感じだ……無論これらは体色及び瞳の色以外は以外は全てジェネシス及びエンドノアと一緒である…

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「うん、こんな感じですね……。」

 

リュウカ(本体)「じゃあ私も。」

 

 

ピキィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

パァァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体:ジェネシス)『オオオオォォォォォォォ……!!!!!!!!』

 

 

次はリュウカも問題なくジェネシス形態に移行した……尚やはりリュウカのジェネシス形態はリョウカのエンドノアの色違いの真逆の純白の真っ白だ……

 

 

母核リョウカ(本体)「それじゃあ的出しますね。」

 

 

パチン!

 

ピシュン…!!!

 

 

母核組のリョウカが大量の移動目標の的を召喚した……その数何と数千垓以上……

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「行けます!全武装展開!撃て!」

 

リュウカ(本体:コア)「てぇぇ…!!!」

 

 

 

ズドォォォォォン…!!!

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!!

 

ドドドドドドドドドドドド…!!!!!

 

ビビビビビビビビビビビビ…!!!!!

 

カァオッ…カァオッ…!!!

 

ドギャン…ドギャン…!!!

 

キュィィィィ…ドッギャン…!!!

 

バシュゥゥ…バシュゥゥ…!!!!

 

ゴォォォォ…シュゥゥゥゥ…!!!!!

 

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

正に圧巻の一言だった……アレだけの数を何と秒殺も当然とばかりの鬼畜弾幕を構成して撃滅した……

 

 

一夏「お〜!すっげ〜!」

 

千冬「流石だな……爽快に思える。」

 

リョウカ(本体:コア)「やはりですね……まだ弱化形態の1%未満でもこれですか……。」

 

カズマ「え!?これで弱化形態?非戦闘形態じゃなくて?」

 

リョウカ(本体:コア)「弱化形態は謂わばエンドノア又はジェネシス形態の非戦闘形態の更に弱めって感じですよ……。」

 

一夏「マジかよ……。」

 

リョウカ(本体:コア)「さてと、いよいよアレを使いますか……元々エンドノア及びジェネシス専用の代物の設計図が有ったので作らせた甲斐が有ったよ………。」

 

リュウカ(本体:コア)「アレ…ですね?」

 

リョウカ(本体:コア)「そう、アレですよ。」

 

全員(リョウカ及びリュウカ以外)『………?』

 

リョウカ(本体:コア)「さて………みなさん、更に離れて見ていて下さい…今度はかなり大規模です。」

 

めぐみん「え、ええ……。」

 

 

リョウカの指示で更に遠くに退避させた……

 

 

リョウカ(本体:コア)「ではやりましょう…エンドノア…進化です!」

 

リュウカ(本体:コア)「ジェネシスも進化です!」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『オオオオォォォォォォォ…!!!!!!!』

 

リュウカ(本体:ジェネシス)『オオオオォォォォォォォ…!!!!!!!』

 

 

フワァァァァ…!!!!

 

ピキィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

キュィィィィン…パァァァン…!!!!

 

ズシィィィン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『グォォォォォォォォォン…!!!!!!!』

 

リュウカ(本体:ジェネシス)『グォォォォォォォォォン…!!!!!!!』

 

カズマ「……これが新しい姿…なのか…?」

 

シオリ「なんかこう……更にある意味で生物兵器感が強い感じだね。」

 

零月「そうだね…。」

 

 

さてだが相変わらず凄まじい変化をしたエンドノアとジェネシス……変化点を述べると……下半身の追加…まあ正確には脚の追加だが……本体に下半身と思われるターレット付きの土台と合体と言うなの融合……下半身部分は合計12本の超巨大な折り畳み式格納タイプの可変式脚部と合計8本で構成されていて…更に同じく巨大な折り畳み式タイプの可変式脚部で支えられている…この一本一本には付け根…膝…踵にそれぞれメインコアが装着合計で36個…巨大脚部には…膝と踵のみだが一際巨大なメインコアを埋め込まれてる……合計16個……無論この下半身のモデルはサイロンガーターより拝借…超巨大脚部はメタルギアのエクセルサスから拝借……更にこの脚部……足の部分の間に格納式キャタピラ…と同じくラージドロイド系のエルドバンドのタイヤが左右の踵に装着勿論格納式で…合計24個……尚だがこの脚部の配置が絶妙で…アーマードコアシリーズの四脚と同じで…前後左右と斜めの全方位の移動に尚且つ瞬時に向きを変えれる為のこの仕組みを採用されている…巨大脚部側は…それぞれの爪にパイルバンカーが装備…足裏には超高出力ブースターを内蔵している…脚部配置はサイロンガーターと同じ配置…尚且つ巨大脚部の長さは物凄く長めの様だ……更にだがこの脚部には格納式で迎撃用の機銃及び爆雷と機雷…ミサイルランチャー等接近して来た敵を迎え撃つ装備で…装着されたメインコアからもエネルギー系の攻撃をして来る……しかもそれぞれの脚部に所々に同じく格納式だが大量の淵森母神製のブースターを装備…尚巨大脚部にも前述した物の他にもブースターは有る…これで飛行や移動も高速化を図る……そしてだがもし真下に潜り込まれた際には下半身の下部部分から新たに追加されたメインコアが装着されたシールド発生装置付きコアレーザー砲台…並びにミサイルランチャーや機銃とレールガン等超火力の弾幕で兎に角撃ちまくって来る訳…………尚それらの攻撃にも余裕で耐えれる様に最上級の代物であの脚部が有る訳……因みに……あの脚部には先程も言った様に可変式……砲台形態等…移動しない場合には脚部に内蔵されてるパイルバンカーとシールド発生装置付きのアンカーを打ち込んで完全固定化する……尚パイルバンカーを用いて壁をよじ登る事も可能…………さて下半身及び脚部だけで話が長くなったが他の部分を言えば………やはり背中に装着された同じくキラードロイド(ラージドロイド)のワイバーン型が装備する超巨大な翼のを四枚装着……これで飛行の際の安定化と長時間の飛行を可能にする……因み外せないのでワイバーン型が使って来た翼を使ったブーメランは使えない……っが翼に内蔵されてるエネルギー砲は健在で尚且つ外せない分を威力や射程距離や破壊力等を増強させている………その次に胸部の超巨大なメインコア…通称メインセンターコア部分は同じくサイロンガーターの胸部部分を採用……これを装着してメインセンターコアを守っている…尚勿論だが開閉可能なのでコアレーザー発射時にはそこが開いてブッ放すと言う感じだ…………次に胴体に付いてる触腕部分だが、これにサイロンガーターのと同じデザインの装甲を装着しているのでそう簡単には破壊不可能になっている……更に超々距離に対応する為に伸縮自在の特殊装甲をこの為に用意した……っと言われてる……次は胴体部分の胸部以外に目を向ければ……滑走路等や内蔵式の武装は開閉式又は格納式の装甲で覆われているので展開から攻撃又は発艦や射出までの時間ロスは有るが…圧倒的な防御力で攻撃を防ぐ……次に両腕部分はこれもキラードロイド系のミノタウロスの両腕装甲を装着で防御力アップを図ってる…尚これにもそれぞれ肘と手の甲の部分にメインコアが埋め込まれてる……次に両肩部分はサイロンガーターと同じ物が装着……とは言え当たり判定が大きくなってるのは仕方ないが……そこに新たに増設された超巨大な可変式要塞単装砲2基2門装着されてる…これにもメインコアが内蔵してる……っが現在向いてる所にしか撃てれない欠点は有るが……威力…射程距離…発射速度……破壊力どれを取っても隙は無い……最後に頭部部分は…そこまで大きな変化は無いが……開閉式のサイロンガーターと同じ頭部の形状のバイザーを装着している……開く際には左右に分かれる………っとこんな感じだが……それぞれ追加された部分は龍華姉妹(夫婦)と同じパーソナルカラーの蒼白銀の装飾されている…………………最後にサイズだが……現在のサイズでは優に全長が2km超え…全高が3.5km弱っと超巨大サイズ……これでもかなり小さい方らしい……因み最小サイズは全長及び全高供に3メートル以下まで…………無論だが最大級となれば優に惑星程度は踏み潰されるので今回はやらない………見た目を想像するなら……メインであるサイロンガーターを超巨大化させた上でミノタウロスやエクセルサスやビオランテ又はパーフェクトカオスと融合させたキメラっぽい姿を想像すればより分かり易い……

 

 

リョウカ(本体:コア)「中々良い感じに仕上がりましたね……これぞ正しく巨大要塞です。」

 

一夏「お〜!何かカッコええじゃねぇか!」

 

セシリア「う〜ん、どちらかと言えば生物らしさが無くて…より兵器らしい感じですわね……。」

 

リョウカ(本体:コア)「ではこれで最後にしましょう、お母さん…最後に超巨大目標を出して下さい。」

 

母核リョウカ(本体)「良いですよ。」

 

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカの指示で今度は前方に超巨大な攻撃目標が出現した……

 

 

リョウカ(本体:コア)「さてと、通常形態の最終兵器を試しますか……エンドノア!フォースキャノンモード!」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ガコン…ガシャン…!!!

 

ウィィィン…!ガッコン…!!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

エンドノアは両肩の砲門と胸部メインセンターコアを展開……そして口部も解放……チャージを始めて………

 

 

 

キュィン…キュィン……キュィン…!!!!

 

リョウカ(本体:コア)「エンドノアの恐ろしさを思い知れ、ラストスペル!【極零砲[零式:フォースキャノン]】!」

 

 

ピギャァァァァァァァ……!!!!!

 

ブッピュゥゥゥゥゥン…!!!!!!

 

ギュゴォォォォォォォ…!!!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

ピキィィィィン……ズッドォォォォォォン…!!!!!!!!

 

 

全砲門から放たれた必殺のレーザーキャノンは一つに融合して目標に着弾…跡形も無く消し飛んだ……

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『オオオオォォォォォォォ…!!!!!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「よしよし、良い子ですね……良く出来ました……。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『………………………。』

 

カズマ「技的には完全に必殺ファンクションだな…確かトライキャノンだったな…動作や内容は違うけどな。」

 

 

ピキィィィィン…パァァァン…!!

 

スタッ……

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、こんな物ですよ…。」

 

リュウカ(本体)「しかし久々になると、身体に堪えますね……まだまだですね。」

 

母核リョウカ(本体)「お使い様です……。」

 

カズマ「しかしこれなら行けそうだが…まだ何か有りそうだよな?」

 

リョウカ(本体)「まあね……確かにこの空間は自由自在だけど…やっぱり実戦に限る……って違いますね…先程の姿を見て分かってるとは思うけど、歩行能力が出来る様になり…更には跳躍能力が倍増……及びに防御力と攻撃力と素早さもそれぞれ爆上がりです…まあこれでもまだまだ序の口ですがね………恐らく外に出て次になる際には恐らく完全になるとは思うけど……完全になってもまだまだ先は長いですがね……。」

 

束「え!?じゃあアレでもまだ未完全なのかい!?」

 

リョウカ(本体)「その通りですよ?とは言えアレでも充分過ぎる程の結果は出てますが……一応完全体の姿はこんな感じですよ?」

 

 

リョウカは一枚の資料を出した……外見上ではある程度大きく変わってはいる様だ…本体が更に尋常じゃない程巨大化してるので…下半身のターレット部分は廃止され…代わりに専用の回転式台座を装着…通常脚部が24本…巨大脚部が16本と倍増…全ての脚部に更に装甲や武装が追加され……巨大脚部には更に追加でメインコアが追加…場所は付け根の結合部分に存在する…下半身の底部部分の防護用武装が追加……胴体部分の装甲追加と胸部メインセンターコアが更に巨大化…周りには格納式のメインコアが6つ囲う様に配置されている…両肩部分は巨大化して…砲台は以前より更に巨大な単装砲が3連装砲に強化…片方に2基ずつの合計4基12門…更に副砲として以前の単装砲をガドリング砲と同じ機構の6連装砲が両肩の付け根にそれぞれ2基…合計4基24門となっている…背部の翼は廃止されてる代わりに背部及び腕に追加装備がを付ける為の装備が追加されている…設計図の資料の現在の装備は背部の方は両肩のより更に超巨大な単装砲…両腕には超巨大な近接武器の槍型の装備を装着…更に両手には超巨大な刀剣を構えている…頭部には龍形態らしい何時もの角がようやく生えてる様だ…頭上には天使の輪らしき光輝く物が存在する……っと言う感じだ……因みこの資料に載っているコレの名称は…【絶対ナル始祖ノ最高混沌淵源核母龍専用形態:最終終末禁忌超究極最終兵器級:超超超超越弩級超巨大巨大攻撃可変式歩行要塞全能航空戦龍艦:スピリット・オブ・エンドノアマザー・コアフィーネ[完全体]】……と言う名前が記載されていた…

 

 

母核リョウカ(本体)「これもまた凄まじいですね……でもさっきの姿からそこまで大きな変化は無い様な気がするけど…?」

 

リョウカ(本体)「まあ更に多少の装甲や装備や武装が追加されたりはするけど……内側が恐ろしい物ですよ…さっきの姿を見れば分かるけど、前の形態に有った様々な能力が使えないので完全体になった際にこれらを使える様になる訳です……。」

 

カズマ「考えただけでも恐ろしいな……。」

 

束「しかも名前も弩級だねぇ……。」

 

リョウカ(本体)「まあね…まあ名前に関してはこのさっきの姿の名前みたいな物です…。」

 

リュウカ(本体)「勿論私の分も有るようですよ?」

 

母リョウカ(本体)「ははは………それで?その完全体にはどれ位?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、どんなに長くても出発までには間に合う様にはなってます…。」

 

母リョウカ(本体)「分かりました…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、そろそろ出ましょっか……お母さん……後は頼みますね……最後ですから。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ…………今までお世話になりました………ありがとうございました……ゆっくりおやすみなさい……。」

 

 

そして一行が出て行き……母核組のリョウカが最後の操作を行い……旧型の訓練用異空間は完全に閉鎖された………

 

 

………数週間後………

 

 

ザザァァン…ザッパァァァン…!!!

 

ゴォォォォォォォ……ザザァァン…!!!

 

 

リョウカ(本体※以後コアと表記しない)「快適ですね〜…。」

 

リュウカ(本体※以後コアと表記しない)「そうですね…。」

 

母核リョウカ(本体)『大丈夫ですか?振り落とされたりしてませんか?』

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ。」

 

 

現在一行は事件に動き出して攻略に向かっているのだが……リョウカとリュウカはエンドノア及びジェネシス形態になっている……っが何故か牽引されてる様だ……勿論この2体はもう既に完全体にはなっているが…………なってはいるのだが………明らかに異常過ぎる程の見た目が悍ましくなっている……特に胸部と頭部……胸部にはいつの間にか新たに増設されてるメインコアよりも半分程度のサイズの物が12個と…頭部は現在はバイザーを外してるが、それぞれの眼球の色合いが紅く染まってる…額の超巨大眼球に至っては紫混じりの蒼く染まっている………そしてだが大部分の装甲が刺々しい感じに禍々しさを晒し出してる……しかも一部の所の色合いがドス黒く染まっているので全体的に兵器なのか生物なのかはっきりしない正に異形らしさの禍々しさに戻りつつ有る様だ……因み現在のサイズは龍華(タツハナ)と同程度……とは言え…移動方法が特殊故に曳航しようとしても1隻程度では話にはならないので曳航…ではなく牽引で約5隻を使って前方の脚部にそれぞれ接続して牽引してる訳だ……因み現在の背部の装備は資料とは違い超巨大単装砲を3連装砲にした物を装備…両腕は超巨大な盾…そして両手は素手…ではあるが腰部分には超巨大な刀剣や携行用超巨大単装砲と携行用6連装超大口径ガドリングオートキャノン砲等両手装備を格納した専用バックパックコンテナを装着してる様だ……勿論両腕の方のバックパックコンテナは形状及び色違いで腰部分に装備…背部部分の装備用のは背部バックパックコンテナに有るが…流石に腕では取れないので自動交換と言う感じだ………と言う感じだが…果たして?

 

 

カズマ『なあ、設計図より更に凄い事なってないか?ってか俺達がこれから向かう所って……。』

 

リョウカ(本体)「ええ、カナン諸島ですよ?」

 

めぐみん『あれ?確か以前に次はフェルガナの所へ向かうって言う事は聞いてましたが?』

 

リョウカ(本体)「あ〜…みなさんには言い忘れましたが、もうそこには行かないですよ?」

 

全員『………え?』

 

リョウカ(本体)「実はね、この数週間の間にそのフェルガナに私単騎でね?文字通り……まあ2体だけ見逃してあげましたが全てのボスの捕食やガルバランさんもみんな文字通り腹の中に収まりましたよ……因み絶妙に美味らしかったですよ……とは言え一部のボスは食いごたえが無かったり不味かったりもしたけどね……。」

 

一夏『おいおいおい…!!!マジか!?単騎でやりやがったんか!?』

 

リョウカ(本体)「ええ、マジですよ?後おまけの副産物も有り難く頂戴しましたしね……。」

 

めぐみん『しかし、何も言わずに単騎でなんて……それに改装がまだだったのでは?』

 

リョウカ(本体)「いいえ?実は事前にフェルガナに強襲する事はお母さんには言いましたよ?ただしみなさんには黙ってもらう様にね…それに改装の件は実は既に完了してたのですよ?」

 

めぐみん『……はい…!?マジ…!!?』

 

リュウカ(本体)「ごめんね?めぐみん、もし喋るとみなさんが絶対に止めると分かってたと思うでしょうからね…それにリョウカちゃんの事だから恐らく考えが有った上でやったと思うよ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、何せこの事件で一番最難関なのは実はフェルガナの方ですからね……だから卑怯だとは思うけど奇襲で尚且つ一括で丸ごと全て捕食した訳です……。」

 

千冬『な……成る程……。』

 

リョウカ(本体)「まあその甲斐が有って恐らく今後の戦略に大きく影響を及ぼすと思うよ……何せ最強戦力が勢揃いしてる所が一瞬で壊滅した訳です……神々のみなさんは今頃慌ててふためいてるでしょう……。」

 

めぐみん『な…成る程…しかしせめて一言位は言って欲しかったです………私達も本気で心配はしますから…勿論娘達もそうです……。』

 

リョウカ(本体)「すみません……とは言え多分またそう言う事態が起きる可能性も有り得る…っとだけは伝えます……。」

 

めぐみん『………そうですか……。』

 

リョウカ(本体)「後言い忘れましたが、エンドノアとジェネシスの…量産型と言うべきかクローンと言うべきかは不明ですが……。」

 

 

ザッパァァァン…!!

 

ズシィィィン…!!

 

 

突然海中からジェネシスとエンドノアと似た姿の謎の存在が大量に現れた……

 

 

全員(リョウカ&リュウカ以外)『………え?』

 

リョウカ(本体)「捕食した甲斐が有った故に大量召喚が出来る様になりました……ただしオリジナルである私とお母さんのよりはかなり劣りますが半分以上の強さは誇ります……。」

 

カズマ『いやこんだけ居るだでも怖えよ…!!いつ襲って来るかも分からねぇじゃねぇか…!』

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、エンドノアとジェネシスにとっては可愛い子供みたいな物ですから…味方には優しいよ…とは言え敵には容赦しない所は一緒ですがね……ん?」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『………??』

 

炭治郎『どうしたんだい?』

 

リョウカ(本体)「………みーつけた………エンドノア……砲撃用意。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『オオオォォォォォォ…!!!!』

 

 

ウィィィン…ガッコン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「目標……ロムン艦隊……旗艦と救助用に2隻以外の全目標を撃て……。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

ウィィィン……!!!

 

ズドォォォォォン…ズドォォォォォン…ズドォォォォォン…!!!!!!

 

 

突然リョウカとエンドノアが何かを捉えたかと思うと砲撃準備をして…いきなりぶっ放した……

 

 

リョウカ(本体)「………………コレで良いですね、ありがとう……。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『…………………。』

 

千冬『おい、何を撃った?』

 

リョウカ(本体)「丁度タイミングよくかなり離れた位置に居た何処かの島に停泊中のロムン艦隊の大艦隊にぶっ放しただけですよ……清々しい感じですね。」

 

めぐみん『しかし大丈夫なのですか?影響とか出そうなのでは?』

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、まあ向こうは慌てふためいてるけどね……さてと行きましょうか……カナン諸島に……。」

 

 

そして一行は穏やかな海を進んで行き……カナン諸島へと向かったのだった……

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第39話 淵森母神一家とイース:ナピシュテム編【終章】

どうもです、お馴染みのリョウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…私達は別荘地でのんびりと療養生活をしていた所みなさんが来訪して来て…ようやくすると向こう側があの戦いでの被害が回復したと言うから事件解決に向かおうと言う内容でしたので色々と準備や訓練等して再度出発しました……道中にてロムン艦隊にちょっかい掛けましたが……まあとりあえずカナン諸島へと目指して行きました……って所ですよ……え?フェルガナはどうしたのかって?………ご馳走様でした……以上ですよ………それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

あれから数日後にカナンの大渦を乗り越えてカナン諸島へ上陸に成功したが…案の定だがレダ族の集落では外来人で尚且つ異質過ぎた集団ある一行は最初は警戒され続けたが…数週間の交流の末にどうにか信頼を得た様だ……ただし現在でもイーシャに関しては一行達…特にリョウカの事を怖がられているのでまあまあ……っと言った関係だが……そんなある日……イーシャとオルハが祈りの泉に向かっていてその祈りの泉から禍々しい高エネルギー反応を確認したと言う事が舞い込んだ……

 

 

リョウカ(本体)「では私は行きます…みなさんは後からみんなを連れて来て下さい。」

 

リュウカ(本体)「うん……気を付けてね。」

 

 

そしてリョウカとリュウカ達一行でそれぞれ分かれた………

 

 

数分後……

 

 

ズガァァァン…!!!!

 

 

デミガルヴァ『グォォォォォォォォォン…!!!!!!!』

 

オルハ「は…はぐれ竜…!!?」

 

イーシャ「………っ…!!!?」

 

 

ズシン…ズシン……ズシン…!!!

 

 

デミガルヴァ『グォォォォォ…!!!』

 

オルハ「……っ…!イーシャ…!早く逃げて…!!」

 

イーシャ「え…!?でも…!!」

 

オルハ「早く…!!」

 

イーシャ「う………うん…!っ…きゃ…!?」

 

 

べシン…!

 

 

オルハ「イーシャ…!?」

 

イーシャ「いっ……たい……!」

 

デミガルヴァ『グゥゥゥゥゥ…!!!』

 

 

デミガルヴァはイーシャとオルハに襲い掛かろうとした……次の瞬間……

 

 

?『アアアアァァァァァァァァァァァ…!!!!!!!!!!!』

 

 

キィィィィィィィン…!!!!

 

ズガァァァン…!!!!!

 

 

デミガルヴァ『グォォォォォォォォォン…!!!?!』

 

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

突如上空から超巨大な図体がデミガルヴァに思いっきり落下エネルギーと自分自身の体重を掛けたボディープレスをかまして異形の化け物が現れた……

 

 

オルハ&イーシャ『………!!?』

 

?「……待たせましたね…もう大丈夫ですよ、二人とも。」

 

オルハ「そ…その声は!リョウカさん!?」

 

イーシャ「…リョウカ……?」

 

 

シュワッ…!

 

スタッ…!

 

 

そうこの窮地を救いに来たのはリョウカだった……

 

 

リョウカ(本体)「もう大丈夫です、っさ……早く逃げなさい…後は私が片付ける…。」

 

オルハ「で…でもアレは…?」

 

リョウカ(本体)「ずっと隠して来ましたが、アレが私自身のもう一つの姿ですよ…この場に居る私はあの子のコアみたいな物です……っと…話してる場合じゃないですね……。」

 

 

ググググググ…ガバッ!!

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『………!!』

 

デミガルヴァ『グォォォォォォォォォン…!!!!!!!』

 

リョウカ(本体)「あらら……ボディープレスかましてもピンピンしてますね……まあ全力じゃないからね……っさ早く…此処はもう時期に戦場になるよ……。」

 

オルハ「は…はい!イーシャ…!早く逃げますよ…!」

 

イーシャ「う…うん!」

 

 

そしてオルハとイーシャを逃した……

 

 

リョウカ(本体)「さてと……遊んであげますよ?竜擬き……?精々私の腹に収まる程の努力は見せてもらいましょうか?」

 

デミガルヴァ『グォォォォォォォォォン…!!!!!』

 

リョウカ(本体:エンドノア)『アアアアァァァァァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

それぞれ両者が咆哮を上げて…大怪獣決戦が始まった………

 

 

 

VS【不完全龍神兵擬き:デミガルヴァ(超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【デミガルヴァの討伐】敗北条件【リョウカ又はエンドノアの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【舞い降りる伝説(MHWI:ver)】

 

 

地形【祈りの泉】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

デミガルヴァ『ガァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

ブォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!』

 

 

ガキィィン…!!!

 

キュィィィィン…!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

デミガルヴァ『グォォォォォォォォォン…!!!?』

 

 

デミガルヴァの先制攻撃はエンドノアの装備していた盾で簡単に防がれ…しかもカウンターでコアレーザーをモロに顔面に浴びせられた……しかし流石ここまで来るとボスの中々強靭なので多少焦げた程度だった…

 

 

 

デミガルヴァ『グォォォォォォォォォン…!!!!!』

 

 

スゥゥゥゥ……ボォォォォォ…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『グォォォォォォォォォン…!!!!!!』

 

 

スゥゥゥゥ…ボォォォォォ…!!!!!!!

 

ピキィィィィン…ズドォォォォォン…!!!!!

 

 

今度は両者の口から放たれた火炎放射が激突…衝突と同時に眩い爆発を引き起こした……っがリョウカ及びエンドノアは勿論ノーダメージなのは理解出来るが…デミガルヴァもノーダメージだ……

 

 

リョウカ(本体)「成る程ね、なら……エンドノア……戦闘形態に移行………エネルギー及び魔力全力解放。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

 

 

 

キュィィィィン…ピキィィィィン…!!!!

 

ブワァァァァァ…!!!!!

 

プシャァァァァァァァ…!!!!

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【無限の勇気を持ちて】

 

 

ボォォォォォ…!!!!!!

 

 

デミガルヴァ『……!!!?』

 

 

リョウカがとエンドノアがいよいよ戦闘形態に移行し…全ての種類魔力と全ての種類のエネルギーを臨界点まで全力解放……バイザーも解放されて禍々しい眼球が曝け出し……身体全体から常にエネルギーや魔力を放流してるのか……所々の部位がそのエネルギーと魔力で溢れ出してる上全てのコアは真っ赤に輝き始めてる…更に眼球も真っ赤に輝き出して…全体を覆い隠す程のドス黒いオーラを纏い……戦闘形態に移行した影響で祈りの泉全体が禍々しく…全体的に薄暗く尚且つ周りは所々火災が発生している地獄の様な惨状を作り出してる……

 

デミガルヴァに至ってだが今のリョウカ及びエンドノアの作り出した惨状や超濃厚な殺気と死のエネルギーや魔力でプレッシャーが重く伸し掛かり…恐怖を抱き始めた………

 

さてだが、遅かれながらもほんの少しだけおさらいも兼ねた現在のリョウカとエンドノアの強さを簡単に解説する……現在の形状である戦闘形態……謂わばゲームで言うなら此処で第1形態に相当する……先程の形態は非戦闘形態とも言える姿で……ゲームで言う第0形態(存在するかどうかは知らないが…)……先ず第0形態時点での強さは言うまでもなくトチ狂ってる………全てのステータスがバグチートの塊のレベルは以前から解説はしていたが現在も相変わらずその強さは上昇し続けてる……とは言えそこも敵も同じでバグチートの塊レベルの悍ましい強さ……っと話が逸れたが……先ず欠かせない事だが攻撃能力………例外を除いて当たり前だがコレがなきゃあ話にならない……勿論…例外を除いて論外レベルと言っても良い位だが……っとそう言ってしまえば攻撃能力が一切無い者達からの反感を買うので………ある意味で当たり前だがこの例外を除いた者達には論外レベルに該当する………っでだが……一行達の場合には当たり前だが攻撃力能力が無い物は一般市民又は非戦闘員として扱われるのと同じレベルだ…………さて本題……この第0形態の時点での攻撃能力と言うよりかは攻撃力だが………コレもトチ狂っていて……当たれば基本的に例外を除いて即死か即死級の致死級レベルのダメージは当たり前……防御力や防御能力やスキルや魔法等全ての防御も意味を成さないレベルっと言えばその恐ろしさを物語るだろう………そしてこの第1形態になった時点で一気に攻撃能力及び攻撃力が爆増する……何と例外含めて最低でも即死か即死級の致死級は最早言うまでも無いが……何と例外含めて全ての防御を完全無視……無論だが身代わり防御も意味も無く当たり前の様に貫通する……勿論……言うまでも無いが強攻撃以上とか放たれた時点で喰らおう物なら………お察し下さい………次に防御能力に関してだが、ある意味で攻撃能力が無い者にとっては救いの手の一つだが今はそれは関係無い………直球に言えばだが………同じ対等レベルの強さ又はそれ以上でなければ最早完全にありとあらゆる攻撃全てが無効化又は吸収や反射等される……最悪すり抜けられたりもする程の防御能力だ…しかも素でコレである………もし他のスキルや能力や魔法等様々な方法で強化されれば……お察しレベルだ……無論形態が進めば進む程その防御能力も悍ましい事になるのは言うまでも無い………次に移動能力………当たり前の事だが動く者全てが移動能力は付いてる…………さてコレも直球に言えば……今の姿では流石に通常形態よりは劣るものの……現状全ての例外を除いて龍形態や怪獣形態の中ではこのジェネシス形態及びエンドノア形態は最速を誇る……尚この例外と言えば龍形態のあのバルク形態が最速…まあ正確には同格だが…まあコイツだけ素の状態で異常過ぎる程の素早さが早いので例外だが…………エンドノア及びジェネシス形態が最速ではある……と言うのも勿論このままでは流石に遅いが……コイツが何故最速なのかと言うと……以前解説した様に身体の何処でも良いので地形の何処かに触れれば即座にワープやテレポート…しかも地形と同化して瞬時に移動可能……最早テレポートやワープレベルだが……それ以外にもそれぞれの部位に存在するブースター及び必殺のオーバードブーストでバルク形態並みの超スピードで突き進む……ただし巨体過ぎる故に起動中は曲がれないレベルの曲がりづらさで基本的に真っ直ぐにしか進めない………無論巨体過ぎるので進路上に居るものは文字通り全て轢き殺される……とは言え形態が進む毎にそれらが改善して行く上に徐々にスピードが増すのも勿論のこと…………総括すれば兎に角超ヤバいレベルのチートバグの塊の権化の頂点に君臨する圧倒的な強さを誇る訳だ……

 

さてだがコレでも安易レベルの解説だが現在に戻そう………

 

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

ブォォォン…ブォォォン…ブォォォン…!!!!

 

ズガァァァン…ズガァァァン…ズガァァァン…!!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

天を擡げながら悍ましい咆哮を上げるエンドノアがまるで暴走してるかの様な超広範囲殲滅攻撃を実行……触手やら触腕やらを無差別……まあ現在はデミガルヴァのみだが……無茶苦茶な動きをしまくっている……触腕のブレードを叩き付けたり…触腕から高出力の熱線を撒き散らしたりして最早地形の原形が無くなるレベルの悲惨な状況になるのではと言うレベルだが事前に結界やバリアーのお陰でこれ以上は被害は大きくならない………とは言え被害を受けてるデミガルヴァに取っては全て即死級の攻撃が無差別に尚且つランダム制が非常に強い攻撃が傷付いて動きが鈍ってると言うハンデを抱えてるので……

 

 

 

ズドォォォォォン…!!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

デミガルヴァ『グォォォォォォォォォ…!!!?!』

 

 

モロに大部分の攻撃を被弾し…辛うじて生きてるものの最早戦闘が出来る状態ではなかった………

 

 

デミガルヴァ『グ……ガァァ……………!』

 

 

ズシン………ズシン………ズシン…!!!

 

ギチギチギチギチ……ガバァァ…!!!

 

 

デミガルヴァ『………!!?』

 

 

エンドノアは……瀕死で弱りきったデミガルヴァにゆっくり近付き……更には巨大な口が裂ける様に大きく開いた……どうやら捕食する様だ………

 

 

ズシン……!!

 

ガシ……ギシギシギシギシ…!!!!

 

 

デミガルヴァ『グォォォォォォォォォ……!!!!?』

 

 

近付いたエンドノアは片手でデミガルヴァ頭を掴んで持ち上げてアイアンクローの様に締め上げる……そしてそのまま完全に開き切った口へと持って行き………

 

 

 

グシャァァァ…!!!!!!

 

 

……………デミガルヴァはそのまま食い殺された…………

 

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア……!!!!!!!!』

 

 

デミガルヴァを食ったエンドノアは勝利の咆哮を上げたのだった………

 

 

 

【戦闘終了】

 

 

シュゥゥゥゥ……

 

 

エンドノアが非戦闘形態になると周囲の状態が元に戻った……どうやらただの演出能力だった様だ……

 

 

リョウカ(本体)「ま、こんな物でしょう……もう大丈夫ですよ?出て来ても?」

 

?「始めから気付いてた訳か?」

 

リョウカ(本体)「まあね、よっと。」

 

 

スタッ…

 

 

リョウカ(本体)「まあこう言う訳ですよ、族長さん……最後まで見ていたとは思いますがさっきのはぐれ竜…デミガルヴァ程度で私達には遠くに及ばない……このカナン諸島に眠る……例の匣を目覚めさせた程度で私達を止めるのは不可能……しかし……私達が来た目的は何度も言いますが別に戦いたい訳でもないし皆殺しにしに来た訳じゃ無い……寧ろこのカナン諸島で起きる事件を解決しに来た訳ですよ………さっきのデミガルヴァも今回の事件発生の兆候みたいな物ですよ。」

 

オード「……………。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん、やはり?」

 

リョウカ(本体)「ええ、どうやら奴等もこのカナン諸島に来るみたいだしね……。」

 

オード「どう言う事だ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、実はつい最近ね?このカナン諸島付近にて存在するロムン軍にちょっかい掛けて大部分を壊滅させて来たのですよ……ただし、少しは生き残らせたのですよ……わざとね……と言うのもあの艦隊には貴方達の所に昔存在していた……【黒のエメラス】……そう……あの匣の制御キーでもある保有者が存在していたのでね?だからわざわざ旗艦とほんの数隻のみ残して壊滅させた……っが………どうせ彼等の事だから何は此処へ来るでしょう………匣の制御キーを持ってる以上此処に来る目的は先ずあの匣を目覚めさせる気ですよ……そしてもう一つは……ある意味で彼とは別の人物ではあるけど……狙いは貴方達レダ族です……。」

 

オード「何…!!?」

 

オルハ「……!?」

 

リョウカ(本体)「だからこそ今更私達を信じろとは言わないし何もどうこうはしない……私達の艦隊の元へ逃げなさい…少なくともそこなら安全ですよ……死にたくなければね……幾ら貴方達の中には武闘派が居るとは言え数の差や質では圧倒的に向こう側が上……絶対に勝てないですし…最悪……全員皆殺しか拐われた上で他国で売り出される羽目になるだけですよ……因み彼も一応狙ってはいるとは思います……特に………オルハさんかイーシャさんのどちらか……いえ恐らく確実にイーシャさんを狙ってはいるとは思います……何せ特にイーシャさんにはとある力が宿ってますからね……あの黒のエメラスの力共鳴する程の強大な力をね………だから悪い事は言わない……早く逃げなさい……。」

 

オード「………そうか………でも最後だけ教えてくれ……お前達は……何者だ?」

 

リョウカ(本体)「……私達は……自由気ままの通りすがりの平和好きで大のお人好しの何でも屋をやってる最高神ですよ……。」

 

オード「………分かった…ではお前達の指示に従おう……。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……艦隊までの護衛と案内……確実にやって下さいね?それと必ず守り通して。」

 

全兵士『了解。』

 

兵士総元帥5『「了解であります…必ずや御守り致します。」

 

兵士総元帥6「無論死ぬ気で御守り致します…姫様の為に。」

 

リョウカ(本体)「頼みます……無論当たり前ですが……敵が来れば問答無用で殺して…恐らくこれから激戦が続くでしょうからね…しばらくは戻っては来ないですよ……だから艦隊に連れて行って…その後艦隊は安全な所に退避して待機をする様に厳命して下さい。」

 

リョウカ(艦娘)『分かりました。』

 

オード「……ふむ…少し待ってくれ……お主にコレを授ける。」

 

リョウカ(本体)「……!コレは…青のエメラスの剣…リヴァルト…!本当に良いのですか?最悪戻っては来ない可能性だって有り得ますよ…?」

 

オード「構わん、コレは持つべき者に持たせるべきだろう……。」

 

リョウカ(本体)「……ありがとうございます…族長さん…いえ……オードさん。」

 

オード「……ああ、では気を付けるんだぞ?あのはぐれ竜が壊して出て来た所からミトス参道に入れる…道なりに進めば『向こう側』に行ける筈だ。」

 

リョウカ(本体)「何から何までありがとうございます……それではみなさんも気をつけてくださいね……私達が無事に戻るまで待ってて下さいね。」

 

オルハ「………はい!」

 

イーシャ「えっと……その……、」

 

リョウカ(本体)「………イーシャさん……ううん、イーシャちゃん……私はちっとも気にしてないですよ……だから元気出して…私達がみんな無事に帰って来る事を祈ってて下さい。」

 

イーシャ「……!!………うん……!!」

 

兵士総元帥6「ではお連れします……どうぞ此方に。」

 

 

そしてレダ族一族は全員兵士達及び実働部隊の護衛の元淵森母神大連合艦隊の元へと送り届けられた……

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと、私達も行きましょう……よっと。」

 

 

 

シュワッ…スタッ…!

 

 

リョウカ(本体)「それじゃあ行こっか……みなさん。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

そして一行は参道へと入って行った……

 

 

進んで10分後…しばらく進んで行くと…

 

 

 

リョウカ(本体)「うん?何でしょうか?この門?」

 

母核リョウカ(本体)「うん…コレは中々懐かしいですね……コレは先程貰ったあのエメラスの剣なら開けると思うよ。」

 

リョウカ(本体)「これですね……あ…そうだ…エンドノア、両手に超大刀剣持っていて。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『…………。』

 

 

 

リョウカの指示でエンドノアは両手にそれぞれ超大刀剣を装備した…

 

 

 

リョウカ(本体)「さて、ん…ふぁ〜……少し眠いですね……とりあえずさっさと突破したいな……多少罰当たりだけどやりますか……。」

 

母核リョウカ(本体)「……え?まさか……?」

 

リョウカ(本体)「エンドノア、強行突破です……。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

 

キュィィィィン……ブッピュゥゥゥゥゥン…!!!!

 

ヂュィィィィィィン……チュドォォォォン…!!!!!!!

 

 

 

何とリョウカはエンドノアに強行突破の指示を出して…胸部コアからコアレーザーでエメラスの門を破壊した…

 

 

リョウカ(本体)「ん……ふぁ〜……はぁ……眠い……。」

 

めぐみん「まさかのゴリ押しとはね……。」

 

リョウカ(本体)「それじゃあ先に行くね〜……。」

 

リュウカ(本体)「やれやれ………。」

 

 

一行達は壊した門を潜って行って先へ進んで行った……しかし……

 

 

 

?「おい。」

 

全員『………?』

 

?「さっきの咆哮とあの門をぶっ壊したのはお前らか?」

 

リョウカ(本体)「はぁ………だとしたら何ですか?私達は先に行きたいです…邪魔はしないで欲しいですよ……。」

 

?「ふん、随分と異形な化け物を手名付けた度胸の有るガキだな。」

 

リョウカ(本体)「ふぁ〜…ガキで悪かったですね?……んで?言いたい事はそれだけですか?」

 

?「………何?」

 

リョウカ(本体)「さっきも言った…私達は先に行きたい、だから邪魔はしないで欲しい……けど貴方はそんなに私達の邪魔をしたい訳ですか?」

 

リュウカ(本体)「りょ……リョウカちゃん…?少し落ち着いて…?」

 

リョウカ(本体)「私は落ち着いてますよ?ただ…眠いのに邪魔をされてかなり苛々してるだけですよ……悪いけど、やっぱり駄目っぽい………確かガッシュさんだっけ?」

 

ガッシュ「……!?何故俺の名を…!?」

 

 

ピシュン…!!!

 

 

ガッシュ「……!?あのガキ…何処に消えた…!?」

 

リョウカ(本体)「何処見てるの?」

 

ガッシュ「……っ…!?いつの間に…!?」

 

リョウカ(本体)「……邪魔した罰です、ちょっと痛いけど我慢しなさい。」

 

ガッシュ「んな…!?」

 

 

バチン…!!!!

 

キィィィィィィィン…ズガァァァン…!!!!!!!

 

 

リョウカはガッシュが驚いてる隙に額にデコピンをかました……喰らったガッシュは目視不可能レベルでぶっ飛んで行き…通路の奥の壁に頭から突っ込んだ……

 

 

 

ガッシュ「………………。(チ〜ン)」

 

リョウカ(本体)「ふぁ〜…………。」

 

 

フワァァァァ……スタッ………

 

 

リョウカ(本体)「……く〜………す〜……。」

 

 

リョウカはやるだけやってそそくさにエンドノアの頭上に戻ってそのまま眠り始めた……

 

 

一夏「……生きてる…のか?」

 

カズマ「生きてるだろ?もし殺すんならもっと全力でやるだろうし……超手加減してあのザマだぜ?」

 

束「ありゃりゃ……まあリョウカちゃんの眠りを妨げるあの馬鹿が悪いけどね。」

 

リュウカ(本体)「よっと………そうだね……よいしょっと……。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『………?』

 

リュウカ(本体)「……大丈夫だよ、ただ寝てるだけですよ……。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『…………。』

 

リュウカ(本体)「ええ、また必要になったらリョウカちゃん自身が呼ぶと思うからそれまで寝てても良いですよ。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『……………。』

 

 

ピキィィィン…パァァァン…!

 

 

エンドノアは安心したかの様にその場から消えた…因みリョウカはリュウカに抱っこされている…

 

 

リョウカ(本体)「すぴ〜……す〜……。」

 

一夏「しっかしよっぽど寝たかったのか?良く寝てるな…。」

 

リュウカ(本体)「まあね……実を言えばだけど、此処に来てからずっと寝てないんだよね…リョウカちゃん……。」

 

全員(リョウカ及びリュウカ除く)『………え?』

 

リュウカ(本体)「まあ理由はある意味でレダ族との交流で毎晩寝る暇も無く考えに考えて尚且つ様々な試行錯誤等含めた準備をしてた……それプラス……このカナン諸島含めた全体の警戒もしていたからね……この大きく動くその時まで……そして疲労が重なりに重なってこうなる訳です………私も最初は止めようかと思いましたがね………下手に止めると余計に無理しかねないのでね………私も多少なりと負担を減らす努力はしましたがね………。」

 

めぐみん「………そうですか………だからあそこまでトントン拍子で事が進み過ぎた訳ですか……。」

 

リュウカ(本体)「……はぁ…私もまだまだですね……それならいっそのこと一気に事件解決出来たら良いですが………ん?一気に……?………仕方ないですね………こうなれば最後の手段です………。」

 

カズマ「どうする気だ?」

 

リュウカ(本体)「……ジェネシス…エンドノア……聞こえてたら良く聞いて………これから私の脳から直接目標を指示するから…確実に仕留めて下さい。」

 

全員(リョウカ及びリュウカ以外)『………え?』

 

 

リュウカがそう言うと即座にリュウカは脳から瞬時に全ターゲットの情報をジェネシス及びエンドノアに送った……この場では分からないが既にジェネシス及びエンドノアは行動を開始した……

 

 

リュウカ(本体)「さてと、コレで私達が攻略しても良いのはこのカナン諸島のみですよ…後は勝手にエンドノアやジェネシスがやってくれます。」

 

千冬「まさか…!送り込んだのか!?」

 

リュウカ(本体)「その通りですよ?しかも一瞬で済む話ですから……リョウカちゃんの為にね……それならいっそ悪いけど敵さんには腹の中に収まってもらいましょう……丁度あの子達も相当応えてたとは思いますよ……だってリョウカちゃんが倒れたからね………。」

 

箒「……だろうな……。」

 

束「そう言えば元々私達が攻略する所って何ヵ所だっけ?」

 

リュウカ(本体)「元々は、此処と攻略した所を含めて……7ヶ所……そして此処を除いて後3ヶ所……この3ヶ所を任せた訳ですよ……それぞれ分かれてやれば私の予想では明日か明後日には攻略は終わりますよ。」

 

束「そんなに早いの!?」

 

リュウカ(本体)「ええ?だって直接私の脳から指示を送ってますからね……ただし、私も相当負担も掛かってるのでね…此処を抜けてこの先の村で攻略完了まで眠るとするよ……それに一応リョウカちゃんも休めれる場所が欲しいですし……此処じゃあ流石に安心出来はしないですよ……。」

 

シオリ「そうだね……。」

 

カズマ「なあ?結局コイツどうする?」

 

リュウカ(本体)「引っこ抜いて簡単に拘束を抜けれる奴で拘束しといてほっときなさい……どうせそんな程度の実力じゃあエルンストには勝てやしないですよ……無論黒のエメラスの鍵が無い時の通常の剣で込みですがね………。」

 

兵士総元帥1「は……。」

 

 

その後一行は先ず頭から突っ込んで気絶したガッシュを救助した上で軽めに拘束して放置……そして先へ進んで外に出て……道なりに進んでリモージュ村にやって来た所でリュウカも限界が来て此処で予定通りにエンドノア及びジェネシスの攻略完了及びリョウカとリュウカの回復を待つ事になった……尚宿泊地はこのリモージュ村に存在する桟橋にて龍華(タツハナ)を事前に呼んでいたので休む事にした………

 

 

………数日後………

 

 

さてだが此処からはダイジェストで行く………

 

回復しきったリョウカとリュウカ……そして予定通りこのカナン諸島を除く全てのイレギュラーで尚且つ敵対勢力の全目標の排除(ついでにとうとうエルンストもやられた上に黒のエメラスの鍵も取った)及び捕食に成功して戻って来たエンドノア及びジェネシスと共に一行は幸先良く先ずグラナヴァリスの攻略を開始……2時間後に頂上に到着し…割れた例の鏡の一部の回収及びエメラスの剣の一つである赤のエメラス剣…ブリランテの入手に成功……っが……此処で予想通り……炎の妖精ユエが参上……ボスを召喚……ゾンプラスを召喚した……

 

 

【リュウカ&ジェネシス】VS【ゾンプラス】

 

 

此処での戦闘はある意味で奇想天外で……何とリュウカの指示でジェネシスに足場を破壊……一行は落下し始めたがジェネシスを逆に足場にして戦場にした……とは言え地形が狭いのは言うまでも無いがそれこそが狙いで……追って来たゾンプラスはその機動力を地形で殺され…狭い縦長の地形である故にジェネシスの内蔵する全ての対空武装で蜂の巣にされて撃破された………

 

 

……ゾンプラスを退けた一行は次はあのミトス参道に戻り…忘却の遺跡へやって来た……勿論険しい地形だったが何やかんやありながらも鏡の欠片の有る部屋まで辿り着き入手……っがやはり案の定今度は雷の精霊セラが参上……ボスを召喚……今度はメ○グロス擬きのウド=メイユが召喚された………

 

 

【リョウカ&エンドノア】VS【ウド=メイユ】

 

 

コレはさっきより呆気なく……何と召喚された直後に死んでいた……コレにはリョウカとリュウカ以外は呆然していた……尚戦闘後に何故死んでいたのかと言う事を聞かれた時…リョウカはこう言った……

 

 

リョウカ(本体)「う〜ん……確証は無かったけど……恐らくネットで見たのと同じなら……あのバク技が出来るんじゃ無いのかな?ってやってみたら本当に出来てしまった事に驚いてしまいましたよ。」

 

 

……だそうだ……と言うのもある意味でこのウド=メイユに関しての有名かどうかは不明ながらも……戦わずして勝てる致命的なバグ技が有るらしく……ボス部屋の一部にてこの場にはウド=メイユの判定が存在する……それに攻撃しまくって……体感的にウド=メイユの体力が0になったら鏡の欠片を回収してボス戦に入ると……あら不思議……ボスが落下死する……と言うバグ技だ………何とそのバグ技をガチでやりやがったのだ………ただどのタイミングでやったのかと言うのは本当に一瞬過ぎて不明だそうだ……

 

………ともあれ一行はボスを退けて……ゼメスの聖地にやって来てエメラスの剣の一つ…黄のエメラス剣…エリクシルを授かって次の場所……緑水洞へやって来た……此処はエステリアで言う廃坑に当たる所だった様で強力な魔物が数々配置されてたが無問題だった様で……蹴散らしながら呆気なく奥地に辿り着き……最後の鏡の欠片を回収した……そして分かってたかの様に最後の精霊…風の精霊キサが参上…更に敗れた精霊の2体…セラとユエも参上し…最大の力で…最後のボス……オージュガンを召喚した……

 

 

【第6章:最終ボス】

 

 

【リョウカ&リュウカ&エンドノアジェネシス】VS【オージュガン】

 

 

このオージュガンは史実以上に超強化されていて、超高耐久な上生半可な攻撃程度はビクともしない……挙げ句には全ての攻撃が即死級の大ダメージと言う史実のオージュガンが真っ青レベル何処ろか…マジュヌーンでさえもビビる程らしい……無論リョウカとリュウカのダッグでさえも苦戦を強いられて……最後は狙って鍔迫り合いを狙い、防御の薄い所に攻撃を打ち込んでどうにか撃破に成功した……その後三妖精は捕まえて……エルンストの記憶を消して…新しくガッシュの主人になる様に指示を出す一種の洗脳命令を出して……黒のエメラス剣はゼメスの聖地に返却……完全封印し…エメラスの3種の剣も同じく同じ場所で黒のエメラス剣を封じる為の封印の鍵として同じ場所に封印……更にゼメスの聖地に来れない様に道も完全封鎖した………更に回収した壊れていた鏡を修復…レダ族に返却した……

 

 

………数日後………

 

 

【カナン諸島:レダ族の集落】

 

 

オルハ「みなさん…本当にありがとうございます!」

 

リョウカ(本体)「いえいえ、私達は当然の事をしたまでですよ…困ってる人を助けるのが道理って物ですよ。」

 

オード「色々と済まなかったな……疑う様な真似をして…。」

 

リョウカ(本体)「もう済んだ事ですし大丈夫ですよ……それに……もうあの匣は目覚めない様に私達なりにやっておいたのでね……そこまで気にする事じゃ無いです……。」

 

オード「………そうか……。」

 

リョウカ(本体)「さてと……そろそろ私達は行くとしましょう……もう此処は安全です……あ〜…それとあそこの壊れていた向こう側へ向かう橋……ついでに直しておきましたから…それとこの辺一体の全ての魔物及びその道中の魔物も全て壊滅させた上で私達の力で再発生しない様にしました………その後の事はどうするかはみなさんが決めて下さい……。」

 

オード「…………分かりました…。」

 

イーシャ「もう……行っちゃうの…?」

 

リョウカ(本体)「ええ…私達はそう言う為の存在だからね……事件を解決したら即座に帰るのが私達の流儀です……悪いけどね…それとみなさんと過ごしたほんの一時……楽しかったですよ………。」

 

オルハ「………また…会えるのですか?」

 

リョウカ(本体)「それもみなさん次第です……だから更についでにこの諸島を守ってるカナンの大渦を消させてもらいましたし……厄介な連中も消しておきました……来るか来ないかはみなさん次第ですし私達が来るのも此処次第………だからもし行くなら……更におまけにあそこの浜辺に勝手ながらも港を設置させてもらいました……そこから定期的に私達の済む国へ行く為の船が来ます…………金は取りませんよ……勿論来るか来ないかはみなさん次第ですがね………。」

 

オルハ「……!!……はい…!」

 

リョウカ(本体)「………それではみなさん……お達者でね……それとイーシャちゃん………。」

 

イーシャ「………え?」

 

リョウカ(本体)「…………貴女にはコレをあげときますよ………コレを持ってれば必ずそれが守ってくれると思いますよ……。」

 

 

リョウカは以前にリリアにあげた例の指輪を腕輪型にした物をイーシャにあげた……尚見た目はイーシャが持つ御守りの腕輪の色違いだ……

 

 

イーシャ「……ありがとう…!絶対に……大切にするね…!」

 

リョウカ(本体)「ふふふ……さてみなさん……また会いましょう……。」

 

 

ピキィィィィン………ピシュン…!!!!

 

 

リョウカ達一行はその場で転移魔法を起動し……艦隊へ転移して帰って行った……

 

 

オード「……行ってしまったか……まるで嵐みたいだったな………。」

 

オルハ「………はい……私達に返しきれない程の恩を残して行きました………。」

 

オード「………そうだな……。」

 

イーシャ「………また……会えるよね…?」

 

オルハ「……ええ、勿論会えると思います……そんな気がするのです……。」

 

イーシャ「…また会える……えへへ……また……会いたいな……。」

 

オルハ「うん……また……会いに行こうね……。」

 

オード「そうだな……。」

 

 

そして残されたレダ族もまた会いに行く事を決意し………後々に本土に引っ越しに来る事はまだこの時一行は知らなかったそうだ………

 

一方で一行達は帰投後に…残存するロムン帝国軍にトドメを刺すべくロムン帝国に宣戦布告……ロムン帝国の本土に対して徹底的に毎日の様に大空襲を繰り返し…軍事設備や艦艇を破壊尽くし……名将神森リョウカ率いる淵森母神大連合艦隊による総出撃で残ったロムン帝国軍の艦隊と決戦…質と量による暴力で呆気なく壊滅……そも際に龍神兵完全体のガルヴァ=ロアが乱入して来たがエンドノアによって呆気なく捕食……更に強大な力へと変貌したエンドノア及びジェネシスの本土上陸で一方的な殺戮ショーを繰り広げ……最終的にロムン帝国が降伏し……ロムン帝国軍は事実上滅亡……後に戦争捕虜となった外道貴族は軍法会議にて漫然一致で極刑が決定……拷問のスペシャリストの伊集院達率いる拷問のプロ達によって凄惨な最期を遂げたのだった……尚後々に善良な貴族達によって新生ロムン国が誕生し…旅行先や貿易として有名になったのもまた別のお話であった……

 

 

 

………そしてあれから数年後……

 

 

リョウカ(本体)「まさか此処に移り済むとは思いも知らなかったですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……とは言えお願いだからね……それに応えるのが私達だからね……だから諸島諸共転移させた訳ですがね……とは言え場所探しが大変だったけどね……出来る限り近場の方が貿易がし易いのと交流がし易いからね……だから第二の別荘地の諸島を移動させたのですがね……。」

 

リョウカ(本体)「そうだね……まあコこれであの子達がどう動くかは……あの子達次第だからね……。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

そうしてこのイース事件は幕を下ろした……しかし一行達の旅はまだまだ続く……

 

 

 

【第6章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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[達成率:25%]第7章 淵森母神一家のゼルダ世界逆行事件
第40話 淵森母神一家とゼルダ逆行事件【前編】


ん?ああ、始まってるのか…俺はオワタ組のリュウカだ…まあしょっちゅうこっちのリョウカにあんな事やそんな事されまくって…ってイタイイタイ…!!ちゃんとあらすじ言うから待てって……どうやら俺の身が更に危なくなりそうなんでな簡単に言えば…カナン諸島を攻略する旅が始まり…俺達はレダ族の姉妹を襲ってる不完全な龍神兵と対峙……まあやったのは本体組のリョウカだけだがな……そんであっさり勝ち……その後はレダ族郷一行を艦隊に避難させておいて…俺達は怒涛の進撃をし続けて…あっさりとカナン諸島を攻略してやったぜ……あ〜…そう言えば序盤に俺達に楯突いた馬鹿なガキが居たけど、眠りを妨げられたリョウカにぶちのめされて壁にめり込まされていたな〜……怖え……まあこんな感じだな……んじゃあ今回も見てくれよな。(「ってな訳で…逃げるんだよ〜!って!ダニィ!?)(「残念、私からは逃げられない…さぁ…行こうか……フフフフ。」)(「やめろぉぉ…!!死にたくないー…!!死にたくないー…!!アー♀!!!」)(この始末♪はてさてこの先どうなる事やら)


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

あれから更に数十年後……

 

 

リョウカ(本体)「よ〜し…そのままですよ……もうちょっと……。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)「……………。」

 

 

ウィィィン…!

 

 

兵士総元帥1「オーライ!オーライ!」

 

兵士総元帥2「おーい!こっちだ!」

 

 

現在エンドノア及びジェネシスの専用装備の改造及び改装工事をしていた……理由に関してだが……やはりこのままでは通常形態時の機動力が壊滅的のと飛行能力が低く…宇宙空間での行動にも大きく支障が出るって言う事なので……改造及び改装工事を決行……とは言え普通なら設計図と改造又は改装する物を建造装置に放り込めば勝手にやってくれるが……今回はそうは行かず……何せ生物なのだ……しかもリョウカ及びリュウカそのものの改装及び改造なのだ……建造装置に打ち込む事は出来ない……そこで改装及び改装する為の装備建造を実施…専用の建造装置を開発して…設計図を用意……改装及び改造する装備を建造……そこからは手動で工事間隔で装着作業を実施し始めて…今に至る訳だ……

 

これから装備する物として…素材に出されたのは、淵森母神大連合軍が主力にする航空機の全能戦空姫機の淵森母神一家専用機機体のマザーレギオンアーク…及びマザーレギオンアース…それぞれ20機…最大何と40機を別時間軸の一行から使用して……更にそこに淵森母神一家の最終兵器のアース及びアークを同じくそれぞれ10機の合計20機を同じく別時間軸のを使用……最後に淵森母神大連合艦隊及び最終淵森母神大連合艦隊の総司令旗艦の龍華(タツハナ又はリョウカ&リュウカ)がたの別時間軸のをそれぞれ1隻ずつの4隻を使用……そして出て来たのは、エンドノア及びジェネシス専用のフルアーマー装備……全身に渡り、隅々まで装備が装着……そして既存の装甲及び装備品や兵装も含めて追加の装甲や兵装や装備等追加されて……非常にゴツい見た目に変貌して…またしても生物感が無くなってる感じが満載で…………っとまあそれじゃあ分からないと思うだろうからそれぞれ簡単に解説しよう……

 

設計図での予定での見た目は、先ず脚部にアース及びアークの脚部部分の一部が大量に使用更に航空機の尾翼部分やサブブースターも大量に格納式だが…装備されてる……元々非常にゴツい感じが更にゴツくなっている………次に胴体部分及び背部部分は…アース及びアークのパーツを大量使用…特に胸部部分のコアには更に守りを固める為にアース及びアークの頭部パーツを丸々使用…背部には航空機の可変式メインウィングユニットと同じく可変式サブウィングユニットとメインブースターとサブブースターを装備…更にはアース及びアークの最終兵器のアース(アーク)レールキャノンを2門装備……両腕部分はアース及びアークの両腕のパーツを使用してるのでアース及びアークの能力が追加…頭部部分には更に追加でアース及びアークの頭部パーツ及びアーク及びアースのコアを頭部パーツの額部分に装着して……アース及びアークの全能力及び全装備が使用可能…………そして肝心な龍華(タツハナ)に関しては……何と艤装として装着する感じで……リョウカ及びリュウカと同じ装着方法だが…全ての脚部及び全てのウィングユニットを格納して…艦橋部分に当たる結合部にドッキングすると言う感じだ……とは言え図体が凄まじく巨体なので更に超巨大な龍華(タツハナ)を用意…尚且つ姉妹艦なので龍華(タツハナ)から龍華(リョウカ&リュウカ)のそれぞれ2隻分用意……エンドノア及びジェネシス用で装備っと言う感じだ……

 

そしてこれによる戦闘能力や生存能力や防御能力や移動能力に関しては…予定では以前以上に強化される事になり……隠蔽性はかなり犠牲になるがそれ以外では大幅に上昇すると言う感じだ……しかも艤装と合体状態中のみ専用の行動が追加される…それ以外にも艤装とそれぞれ独立させる事で支援機ならぬ支援艦として行動させる事も可能……しかもエンドノア及びジェネシスとしての元々の能力が全て使用可能なので何処か一部部分でも地形に接触してれば問題無く地形と一体化して潜航する事も可能……無論艤装装着中でも可能……っが……やはり隠蔽性が壊滅的なのは無視出来ない……と言うのもエンドノア及びジェネシスの存在感が尋常ではなく……もう既に全ての神々に知れ渡ってるので如何に隠れようが神々の力を侮ってはいけないので隠蔽性は無しに等しい……っがもし介入無しとは言え……どんなにサイズを小さくなっても……精々艤装装着込みでも1番低身長であるリョウカの頭位のサイズ……まあ小さいと言えば小さいが……そもそも一行達の存在が有るので……リョウカ又はリュウカが居るだけでエンドノア及びジェネシスが確実に側に居る又は存在する事が確定事項なので……確実にバレるのが常識…………と言う感じだが……隠蔽性だけに目を瞑れば文句無しレベル…いやそれ以上レベルの一行達と同レベル以上の戦力になる………

 

纏めると……とりあえず更にゴツくサイズアップして…隠蔽性を無くすデメリットを抱えた状態を打ち消す程のヤバい能力を得た……っと言う感じだ………

 

んが………実を言えばもう一つ欠点が有ると言えば……現在改装及び改装工事なのは知っての通りだが……それに掛かる人員や素材が馬鹿にならない上に…装着作業は手動でやらなければならない故に滅茶苦茶時間が掛かる事も挙げられる……更にトドメに…一応一行達の能力で予算及び国家資金や所持金や銀行の貯金等含めて全て無限になってるが……仮に現実世界で言うなら……当時の戦艦大和を建造費の……約何千無量大数倍もの物国家予算を支払わなければいけないのだ…更に噛み砕いて言えば…当然全国の国家予算全てを掻き集めてもまだ1%にも満たない程…っと言えばその改造及び改装工事が如何に超莫大なコストが掛かるのかが理解出来るであろう……しかもこれが……1体分でこれだ……当然一行達が要求したのは最低でも2体分…ジェネシス及びエンドノア用なのだ……他の量産型はオリジナルさえ出来れば問題無いが…それだけの為にもし例えられた現実世界の地球上全ての国家予算が何度も破綻してしまった事に悲壮感が漂う………南無……(現世の全国『誠に遺憾である。』)

 

その後…何度も仕様変更が有りながらも何とか8年掛けて完了した……

 

 

リョウカ(本体)「お疲れ様です……エンドノアにジェネシス……。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『………………♪』

 

リュウカ(本体:ジェネシス)『………♪』

 

リュウカ(本体)「喜んでくれてる様で安心しました…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ多少予定が変わりましたがね………とは言え充分過ぎる結果で良かったですね……これで大丈夫な筈です。」

 

 

さて、当初の予定より変更が有った部分を説明すると……胸部部分が頭部パーツを装備する予定がキャンセル……代わりにアース及びアークの胸部部分を追加装甲で装着……両腕部分もアース及びアークの両腕パーツを装甲として装着……触腕部分は自由に装備変更可能に仕様変更……次に艤装装着形態に関してだが……地上走行が出来る様にする為に……予定では中央の艦橋部分にドッキングするのは変化が無いが…それぞれのパーツと分離させる事が出来る様にして…地上走行時には船体を分かれさせて…腰部分に装着…艦橋部分や煙突…後部艦橋等はそれぞれ後頭部から背部に掛けてそれぞれ装着……と言う感じに変形する……等大規模な仕様変更が加わった……

 

 

 

 

高野「おお、これは中々ですな。」

 

リョウカ(本体)「あら?みなさんも来ましたか?」

 

大高「ええ、……にしてもこれがそうですか。」

 

リョウカ(本体)「ええ、中々良い出来だとは思いますが…エンドノアもジェネシスも…かなり長い間此処にある意味で閉じ込めたのです……相当負担が掛かってしまった事にやっぱり……少し苦しいですね……。」

 

リュウカ(本体)「うん……だから完成したとは言えこの子達の為にも1年間は待ってもらいたいです……その後に性能試験を実施しようと考えてます……。」

 

大高「そうですな…。」

 

リョウカ(本体)「……さてと……それじゃあエンドノアにジェネシス……ここまで耐えてくれてありがとうございました……1年間ぐっすりお休みなさい……。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『……………。』

 

リュウカ(本体:ジェネシス)『……………。』

 

 

 

ピキィィィィン…パァァァン…!

 

 

エンドノアとジェネシスはそのままこの場から消えて…1年間と言う長い眠りについた……

 

 

高野「それでは我々もこれで……1年後の公開試験にてまた会いましょう。」

 

リョウカ(本体)「はい。」

 

 

各国の代表者もそれぞれ帰投して行った……リョウカとリュウカ自身もやはりこの永い間ずっとジェネシス及びエンドノアを出してたので相当負担が掛かってたので……2人揃って約半年以上も眠る羽目になったそうだ……

 

 

 

そして………1年後………

 

 

リョウカ(本体)「それでは始めましょう!エンドノア!」

 

リュウカ(本体)「私達もやるよ!ジェネシス!」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『グォォォォォォォォォン…!!!』

 

リュウカ(本体:ジェネシス)『グォォォォォォォォォン…!!!』

 

 

エンドノア及びジェネシスの公開試験を実施……飛行テスト及び宇宙空間への突入からの航行…及び大気圏突入からの着地を実施して全行程が無事完了……予定より非常に高評価だった……そして肝心の艤装との合体も成功……全機能に一切支障無しで尚且つ全設備や武装の展開も完了した事により……実戦に出ても問題無しっと判断された……尚しれっと、戦闘テストを実施した所……以前にも増して高評価だったそうだ……

 

更に1年後には量産型もオリジナルの能力で改装及び改造が完了…更にエンドノア及びジェネシス専用の装備や武装等が充実し始めた……それ以外にも淵森母神大連合軍全体の新兵器や改装及び改造等実施したりもした………

 

………更に更に……2年後……事態は大きく動き出した………

 

 

この日、丁度定期的の大会議が行われていた…

 

 

リョウカ(本体)「何ですって!?それは本当ですか?……分かりました…それではなるべく早く行きます。」

 

 

ガチャン…!

 

 

大高「先程の電話は誰からですか…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ゼルダさんからの電話でね?何でもあの四大地が何故か進行度がリセット……その上私達の居る空間に転移した…つまりは未攻略状態に戻ってしまったのですよ……しかも賢者の方達が居ない状態のハードモードですよ……しかもそれと同時にゼルダの世界線そのものもこの世界線に来訪……とは言え数は少なめ……っとまあ色々ですね……まあイースの事件よりかは多分マシだとは思うけど……。」

 

カズマ「全く色々と面倒になって来たな〜…他の世界線の依頼が無くなった矢先に今度はイレギュラーとして送り込むか……。」

 

リョウカ(本体)「神々もかなり強くなった訳ですよ、この空間に多少は干渉出来る様にはね……さてと……攻略すべき所は四大地…………とは言えイレギュラー及び転生者等が絡んで無い事を前提で言ってますが……それ込みで言うなら劇的に変わると予想出来ます……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね…。」

 

リョウカ(本体)「まあ他にも色々と有るとは思いますが……一応警戒はしましょう。」

 

一夏「ああ……。」

 

リョウカ(本体)「さてと……まあ行くとしましょうか……みなさん出撃の準備を。」

 

全員『了解。』

 

 

その後各国で出撃準備をして……出撃……一同揃って…四大地攻略へと向かって行った……

 

 

………翌日……

 

 

ザザァァン……ザッパァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「平和ですね〜……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね、今の所は襲撃の気配は無いけど……。」

 

カズマ「でも良いのか?ジェネシスやエンドノアの所に行かなくても?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、思念通話が出来ますし…あの子達なら敵味方の識別等出来ますし……無益な殺生はしないですよ……後自分の意思で行動する能力も強化されてますから加減の調整や細かい動きや戦略と戦術等瞬時に立てれる能力や察知や判断能力も瞬時に可能になりました……その上私達と同期してるので……更に察知能力や判断能力が向上したり……遠くに居る存在にも発覚出来る様になったりと恩恵は凄いですが………同期してるつまりは攻撃を受けてダメージになればフィードバックを受けてしまう訳ですよ……シンクロ率又は深度が深まればより悪化する可能性も高いですので程々にね………。」

 

めぐみん「なるほど……。」

 

リョウカ(本体)「さてと……ん?」

 

リュウカ(本体)「……やっぱりそう簡単には行かせてはくれない様ですよ……敵艦隊が接近してますよ。」

 

リョウカ(本体)「やれやれ……仕方ないですね……私がやりましょう……。」

 

シオリ「一応聞くけど…大丈夫なの?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、先手必勝で一撃でやれば大丈夫ですよ……とは言え更に攻撃規模が欲しいからサイズアップが必要ですね……全艦一旦停止です。」

 

タツハナ「了解です!全艦!一斉停止!」

 

全艦『了解。』

 

 

全艦は一度停止した……

 

 

リョウカ(本体)「さてと、私は出ます…直ぐに済む様には努力しますよ。」

 

リュウカ(本体)「うん……気をつけてね。」

 

 

リョウカは外に出てエンドノアの元に向かった……

 

 

リョウカ(本体)「さてと、エンドノア……リミッター解除……。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『………!!!』

 

 

フワァァァァ…!!

 

ピキィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ギチギチギチギチ…!!

 

パァァァン…ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『グォォォォォォォォォン…!!!!!!!!!』

 

 

エンドノアはリミッターの封印が一部解除され……形態が一段階上昇した……姿に関してだが……何と腕が左右それぞれ…5本ずつの10本…その分図体が大きめに……因みに新たに腕が生えてる所は……上から……両肩及び背部(元ネタはバルディエル又はアシュラ)……胸部装甲(元ネタは第13号機)……っとなっている……勿論全ての腕に装甲やパーツ等が装着されている……更にだが……全ての手には超巨大なあの魔獣ガノンが使っていた大剣と鬼神リンクが所持していた鬼神の大剣を融合させた様な見た目の超巨大な大剣を持っていた……(メインとなるのは鬼神の大剣…それにガノンの剣の装飾や鬼神の大剣の装飾を散りばめていて……剣本体は鬼神の大剣をメインだが…若干更に鋭利っぽくスマートになり…ガノンの剣に近い感じで…色もガノンの剣と鬼神の大剣とそれぞれ混ぜた感じに仕上がっている……勿論鞘も専用の物になっている…)…それ以外での変化点は得に大きく変わっていて…頭上や背後には超巨大な天使の輪らしき物が現れ始め……所々のパーツ及び装甲が無くなっており…所々で禍々しい赤紫色のエネルギーが物凄い勢いで溢れ出ている…更には全てのコア部分が発光し始めていて…妖しく赤紫色に光染まっている……無論眼球も真っ赤に血走っているかの様に染まり…正気も微塵も感じない程に光っている……側から見れば完全に暴走してる見た目だが……これが正常だと言う……尚サイズは先程よりも10倍サイズ……遠くから見ても余裕で視認出来る程の距離だ…

 

 

 

カズマ『どっからどう見ても暴走してないか?』

 

リョウカ(本体)「いいえ?これでも正常ですよ?徐々にリミッターを解けば更にヤバい見た目になるけど気にし無い方が良いですよ…。」

 

一夏『その見た目で気にするなは…なぁ……。」

 

リョウカ(本体)「さてと……確かに近付いてますね……やりますか………エンドノア……一撃で仕留めますよ。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『オオォォォォォォォォォォォ…!!!!!!!!!』

 

 

ガバァッ…!!!

 

キュィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!!

 

 

エンドノアの胸部装甲を解放…センターコアが眩い光を放ちながらチャージを開始……

 

 

ピキィィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「薙ぎ払え…!!!」

 

 

ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォォォン…!!!!!!!!!

 

 

全員(リョウカ及びリュウカ以外)『………!!!』

 

 

リョウカの掛け声と共に超高出力コアレーザーが放たれ…敵艦隊であるブリン海賊軍を薙ぎ払い……一瞬…全ての音と色が消え失せた後に超々規模の大爆発が発生………超遠距離に居た一行達にも爆風が届く程だった……とは言え能力で一切影響は無かった……しかし…着弾点は丸々消し飛んでおり…超巨大なクレーターが出来上がったり超巨大な渦が発生した……(尚行き先である四大地にも影響が出たが支障は無いらしい……)

 

 

束『最早核をぶっ放した感じだね……。』

 

千冬『ああ…と言うよりも名前の通りだな……世界を…全てを滅ぼしたのも頷ける……。』

 

リョウカ(本体)「さてと………まだ来ますか……。」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……ザッパァァァン…!!!!

 

 

突如として一行達の前に現れたのはダイオクタだ……しかし物凄くデカい……とは言え今のエンドノアの半分以上のサイズだが……

 

 

ダイオクタ『ギャオォォォォォォォ…!!!!!!!』

 

カズマ『アレは!ダイオクタ!?ってかデカい…!!』

 

めぐみん『何故此処に!?』

 

リョウカ(本体)「丁度良いです……さてと………アレも試しますか……エンドノア!全リミッター解除!最終禁忌リミッター解除!終焉ノ封印……第1段階…解放!」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『……………!』

 

 

 

ピキィィィン…!!!!

 

フワァァァァ…(ハァァァァン…)

 

ジリジリジリジリ…!!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「いよいよアレをやりますか……。」

 

母核リョウカ(本体)「アレとは……?」

 

リュウカ(本体)「……リョウカちゃんがさっき言った終焉ノ封印……アレの封印を解く訳ですよ……とは言えまだ第1段階だけどね……段階は最大で10段階……因みにこれの上も勿論存在するけど……これ自体発動するのは色々とヤバいがね……何せ……ジェネシスちゃんが教えてくれたけど……エンドノアちゃんの場合…………終焉ノ厄災神……と言う二つ名を持ち合わせいたからね……これから発動する形態は……終焉ノ淵源神:破滅ノ災厄……と言う形態でね……内包する封印されていた力を解放する……リョウカちゃん風で言うならこれでもようやく第2形態を発動した様な物ですよ…因みにラスボスモードは最大で現在は第10形態で落ち着いてるよ……。」

 

一夏「いやそれ大丈夫か!?普通に暴走じゃねぇか!?」

 

リュウカ(本体)「多分問題無いとは思うよ?」

 

零月「…大丈夫だと良いな……。」

 

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!

 

キュィィィィン…!!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

パァァァン…!!!!

 

ヒュゥゥゥゥゥ…ズシィィィン…!!!!!!!

 

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(本体:エンドノア)『グォォォォォォォォォ…!!!!!!!!!!』

 

 

終焉ノ封印の第1段階を解いたエンドノアは姿を大きく変えて海上に降り立った……見た目はまんま厄災ガノンと先程のエンドノアと合体させた様な物……ただし噴出してるエネルギーが最早全身を包んでいるかの様な物で…完全に正気も理性も微塵も無い異形染みた化け物になっている……大きく違うと言えばやはり二足歩行になっており(元に戻せる)…周囲の触手や身体に付いてる触腕が無い事や(同様に戻せる上に生やせる…腕が2本(先程の様に生やす事も可能…しかも腕から自由自在な武器を生成及び腕の形状を変える事も可能)……胸部の装甲及びパーツも含めて全身の装甲及びパーツと武装と装備が全く無い…生身の状態…(同様元に戻せる)…頭部の形状はエンドノアの物だが……それさえも微塵も感じさせ無い程の悍ましい禍々しいエネルギーの噴出と光り輝く眼球と額の超巨大な眼球がコアに変化…(同様以下略)っと兎に角厄災ガノンっぽくなっている……尚サイズは先程より2倍サイズ……最後にだが……リョウカ御本人からの話ではこの姿の状態で先の姿に戻る事は可能だが…その強大過ぎる力や能力が強大過ぎる故に完全には戻れず……溢れ出るエネルギーを抑えられない…無論常に物凄い量のエネルギーが溢れ出る関係上……敵にもよるが完全に何処に居ようが完全にバレる上に外部に影響を及ぼす程だ……

 

 

ダイオクタ『………!!?!?』

 

リョウカ(本体:エンドノア)『……………。』

 

 

ガシッ…!!

 

 

エンドノアは徐にダイオクタを掴んで…

 

 

ダイオクタ『……!!?』

 

リョウカ(本体:エンドノア)『…………………。』

 

 

ヒョイッ…!

 

グシャァァァ…!!!

 

 

……そのまま捕食した……

 

 

一夏「……いや呆気ねぇだろ!?アレだけ派手な形態変化させて置きながら初手で捕食で終わらすな…!」

 

刀奈「確かに呆気ない終わり方だけど…気にしたら負けじゃない?」

 

リュウカ(本体)「あはは………リョウカちゃん!もう大丈夫だと思うから戻っておいで!」

 

リョウカ(本体)『はーい!』

 

 

ピキィィィン…パァァァン…!

 

ピシュン…!

 

 

エンドノアは先程の姿に戻ったが……やはり完全には戻っておらず常に膨大なエネルギーを放流している……尚サイズは形態変化前の状態だ……因みに何故かジェネシスもいつの間にかエンドノアと同じ状態になっていて…エネルギーの色や本体の色が違う所以外は一緒だ……

 

 

母核リョウカ(本体)「……あのエネルギーの噴出は止められないの?」

 

リョウカ(本体)「出来なくは無いけど、アレは覚醒形態の更に上の段階だからね…それこそ止めるにはかなりの労力を使いますよ……とは言え今現在見えてるエネルギーは外部に影響が出ない様にはなってますよ……因みに直接触れようとは思わない方が良いですよ?何せ……あのエネルギーの塊を常に生成してるのだから……とは言えその性質は全く異なるけど……。」

 

束「いや怖いね!?じゃあ直球に言えば直接エネルギーに触れば被曝するって訳!?」

 

リョウカ(本体)「その通りです……っが敵のみですがね……一応私達含めてこの世界線及び空間は私達の管理下に置かれてる関係上…敵以外は私達の影響下に有るので全く問題は無いですよ……ただし敵が触れたら話は別で……さっきの覚醒以後は新たな属性及び状態異常…新たなエネルギーと魔力が発現…………それは……淵源ノ終焉属性…コレにも段階は存在しますが…これは基本的に強制絶対即死の上位互換で…文字通り同じ存在又はジェネシス以外の存在は問答無用で耐性を完全無視して尚且つ全ての防御や防御能力を無視して掛かる悍ましい効果で……例えこっちがレベル1だったとして…相手がレベルMAXっとレベル差が離れ過ぎていようが問答無用で即死…魂諸共完全消滅させる……っと攻撃能力に極振りした物ですよ……勿論ある程度は防御には使えるけど……どちらかと言えば……ジェネシスの内包する……淵源ノ始焉属性が防御に極振りしてますがね……私は矛でお母さんが盾……って言う感じです。」

 

一夏「え!?マジ!?」

 

リュウカ(本体)「うん、マジですよ?因みに私の場合のリョウカちゃんがやったあの形態の場合は……始焉ノ淵源神:創造ノ興隆…と言う感じですよ……因みにあの着弾点の所はもう既にジェネシスちゃんの能力で直ってますのでご安心ください。」

 

カズマ「はぁ、どっちもどっちでやる事速いな……。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……さてと急ぎましょうか。」

 

 

そして一行達は四大地へ向けて再出発して行ったのだった……

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【fantastic dreamer(OPver)】



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第41話 淵森母神一家とゼルダ逆行事件【後編】

よう、お馴染みのカズマさんだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えばだな…俺達は何時もの様に生活していて…リョウカ達は別荘地にてジェネシスやエンドノアの改造及び改装をしていてな?んでだそれらが終わり尚且つ試験が終わってとある日に…ゼルダの所の世界が逆行しちまった様だ……だから俺達は出撃して…先ず四大地側の攻略に向かう事にしたんだがそう簡単には行かせてはくれず敵艦隊やダイオクタが邪魔して来たりしたがリョウカやエンドノアの無双で蹴散らしたんだよな……とまあこんな感じだが今回も見てくれ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

一行達は何とかその後更に数時間掛けて四大地に到達したがもう既に日が落ち始めてるので攻略は明日から開始する事になった……

 

 

……翌日………

 

 

リョウカ(本体)「ん〜………ふぁ〜……。」

 

リュウカ(本体)「ん〜……ん?もう朝ですか……リョウカちゃんも起きました?」

 

リョウカ(本体)「うん………ん?」

 

 

 

モゾモゾ……

 

 

リョウカ&リュウカ(本体)『………?』

 

 

リョウカとリュウカは目覚めた直後に突然毛布の中で何かがモゾモゾしている様だ……

 

 

リョウカ(本体)「………?」

 

 

とりあえず毛布を捲って確認すると………

 

 

?「すぴ〜………。」

 

?「す〜……。」

 

リョウカ&リュウカ(本体)『……………。(誰…?)』

 

 

何と…毛布の中に……リョウカそっくりの…いや厳密には服の細部の装飾や色が微妙に異なり尚且つ身長がリョウカ以上に低い…っがそれぞれ【2人】の身長は異なる様だ………

 

 

?「ん〜……?」

 

?「ふぁ〜………。」

 

リュウカ(本体)「あ………。」

 

?「……?おかあさん…?」

 

リョウカ&リュウカ(本体)『………!!』

 

?「……ん〜……ん……おはようございます…おかあさん……おねえちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「え…?あ……うん……おはようございます………あの〜……貴女達は……?」

 

?「わたしたち……姉妹なの……。」

 

リュウカ(本体)「あ…うん……それは分かりました……けど……何処から来たの……?それと……誰ですか……?」

 

?「わたし………ジェネシス……眠くなっておかあさんの所に来たの……だから一緒に寝たのです………。」

 

?「えっと……わたし………エンドノア………おかあさん達と一緒に寝たくて………。」

 

リョウカ(本体)「……!!………なるほどね……えーっと……こほん……それじゃあこう言う事ですね?貴女達はあの子達が……今の貴女達になった……そう言う事ですね?」

 

エンドノア&ジェネシス『うん。』

 

リュウカ(本体)「……人化能力ですね……それで聞きたいけど……ジェネシスちゃんにエンドノアちゃん……その名前は種族名?それとも個体名?…あ…え〜っと……個体名じゃあ多分分からないから……本名ですか…?」

 

エンドノア「わからないです……たぶんおかあさん達の言うしゅぞくめい(種族名)だと思う……。」

 

リョウカ(本体)「………!!………そっか……そう……ですか………じゃあ貴女達に名前をあげますね……エンドノアちゃんやジェネシスちゃん…そのままだと今のその姿の際に私達でも少し困るから……あの本来の姿の時はジェネシス及びエンドノアって呼ぶから……その姿の時は………先ずはエンドノアちゃん…貴女は【神森終乃(エンノ)(終乃と書いてエンノと読む))】……今日この今から貴女の今の姿の名前はエンノちゃんです……。」

 

エンノ「エンノ……エンノ……うん…!ありがとう!おかあさん…!」

 

リュウカ(本体)「じゃあ…私がジェネシスちゃんの名前を決めますね……それじゃあ……【神森始好(ネシス)(始好と書いてネシスと読む)】…今日から今の姿はネシスちゃんと呼びますね……これからも宜しくね?ネシスちゃん。」

 

ネシス「ネシス……!うん!ありがとう!」

 

 

バタン…!

 

 

めぐみん「どうしたのですか?って!?」

 

リョウカ(本体)「あ、めぐみんさんにみなさんも?えーっと少し落ち着いて下さい……別に産んだって訳じゃないですよ?この子達はエンノちゃんにネシスちゃん……本来の姿はあのエンドノアとジェネシスですよ。」

 

全員(龍華姉妹及びネシス及びエンノ以外)『……えぇぇ…!!?』

 

 

突然のカミングアウトにめぐみん達一行は仰天した…尚エンノ及びネシスは見た目相応以上に幼い精神年齢である故なのか仰天の声に驚いてリョウカ及びリュウカの背後に隠れた……

 

 

リョウカ(本体)「あ〜…驚かせてごめんね?エンノちゃんにネシスちゃん……大丈夫だから……。」

 

エンノ「……うん……。」

 

リュウカ(本体)「……みなさん、確かに驚くかもしれないけど……余り大きな声を出すのはやめて下さい……どうやらネシスちゃんやエンノちゃんは見た目相応以上に幼いからね……下手してパニックにさせてしまったらどうなると思いますか?」

 

カズマ「す……すまん………。」

 

リョウカ(本体)「……はぁ……とりあえず……こう言う事です……まあこうなった理由は…ただ単純に私達の側で寝たいらしいから…って考えた結果こうなっちゃったらしいですよ……。」

 

めぐみん「なるほど……理解しました……まあとりあえずこの子達……どうしますか?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん……とりあえず色々と他にも聞いてから準備して出発としましょう……。」

 

リュウカ(本体)「ですね。」

 

 

その後エンノ及びネシスに色々と聞き出してリョウカ達が考え着いた結果がこうだ……

 

 

・エンノとネシスと言う人化能力…厳密にはこれは元に戻ったと言うらしくあの姿はリョウカ達で言う龍形態又は怪獣形態に当たるらしく……一応やろうと思えば戻れた筈がいつの間にかこの姿に慣れてしまった故にアレが普通だと認識して……あの姿が本来の姿だと誤認して今の姿が本来の姿と認めて貰えず今の姿を人化能力っと言う感じで今までずっと誤認していた上周りから貶されていた上虐めも有ったらしい……その結果が一行達でも知らない本当の意味での初代最高神封印大戦争が発生して封印され……永い年限を掛けて今に至るらしい……ただし封印された時間や今までの経緯が有った故に記憶及び精神年齢も肉体にも大きく出て今に至る……と言うらしい……

 

・今の状態でもエンドノア及びジェネシス形態になる事は可能……その上リョウカ及びリュウカでもコアの半分を持っているのでなれる……勿論半分とは言え半分になるのではと言う事は無くそのままの力で扱える……しかも召喚も可能でやろうと思えば何体でも召喚可能らしい……

 

・リョウカの姿にそっくりなのは単純にずっとリョウカ及びリュウカの中で居たお陰で特に親しみ易いリョウカの姿がイメージで固着してしまったので本来の姿は完全に忘却されてしまった様だ……

 

・最後に能力面や戦闘能力ははっきりこそしなかったものの……少なくともリョウカ達より上…しかも戦闘時に限るが頭脳や判断力はリョウカ及びリュウカと同等……無論その戦闘力等含めて全てリョウカ達以上………とは言え何度も言うが戦闘時や緊急時等に限るらしいので…通常時はガチで見た目相応になっている………

 

 

っと言う結論が出た……

 

 

大石「なるほど……しかしこうなるとやはり今後が問題になるな……。」

 

リョウカ(本体)「確かにね……。」

 

エンノ「すか〜……す〜…。」

 

ネシス「す〜…すぴ〜……。」

 

母核リョウカ(本体)「この子達は仮にも私達より立場は上……初代の最高神だからね……もし他の神々にこの子達が真の姿だとバレてしまえば……通常時のネシスちゃんやエンノちゃんを狙って来るに決まってます……。」

 

原(元の名前は参謀長)「ええ……しかし相手は神々です…どう切り抜けますか?」

 

リョウカ(本体)「うん、一応……名目上は私とお母さんの娘と言う事にはする予定です……勿論生年月日も偽装した上です……お得意のカバーストーリーでも用意して誤魔化しましょう……とは言え……今のこの子達には……やはり何事も無い平和な所で置いておくのが良いのですが……しかし仮にもこの子達はジェネシスとエンドノアそのものです……娘達とは事情が違うのです……確かに娘達と一緒に居させてあげたいです……でももし……バレてしまえば……娘達諸共神々は確実に狙って来る筈です…………だから連れて行くしかない……んが……そうなると今度は娘達もどうするのかが困るのです……一応カバーストーリーでは私達の娘であると……堂々と公表する訳なのでね……この子達を連れて行くのは些かどうかって感じになり……怪しまれる訳ですよ………。」

 

刀奈「本格的に困ったわね……もし連れて行かなかったとして……もしバレた時が怖い……じゃあ連れて行く場合なら、今度はその子達だけ連れて行くのは逆に怪しまれる訳……しかも貴女達の娘達にも影響が出る訳……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね…………娘達を全員連れ出すなら行けるかもしれないけど……その場合だとこっちも大きくリスクを背負わないといけないです………先ず大前提として……娘達は絶対に戦えない……その上私達の内誰かが被弾して怪我負うだけでも大泣きして…場合によっては敵にとっても非常に好都合な展開になるでしょうからね……人質とかにね……平和な所でぬくぬくと愛情込めて育ててますからね……だから戦う事が出来ない……その次に……先程のと関係して………そもそも身体能力は見た目相応で尚且つ戦闘能力は皆無……完全に非戦闘員枠…………しかも今のご時世では被弾=即死です……戦えない上に被弾すれば即死が待ってるので……そこまでして連れて行くのは得策では無いです……それならバレたら怖いけど拠点にて娘達と共に一緒に居させた方が……っと言う感じですがね……。」

 

リョウカ(本体)「確かにね……それが最善ですね……。」

 

岬「うん……その方が良いと思うよ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……っがしかし……。」

 

リュウカ(本体)「まだ何か有るのですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、先ずそもそも……今この現状をどう乗り切るかが問題かと思います……今私達は攻略の最中…その中でこの状況です……下手に撤退が出来ない状況下でどうやってこの子達の事がバレない様にするかが鍵です……カバーストーリーを展開するには先ずこの子達が戦えない事が肝心です………非戦闘員として振る舞う為にね……。」

 

リュウカ(本体)「あ〜……そうですね…。」

 

リョウカ(本体)「とは言えこっちは敵の事は全く知らない……逆行したとは言えどんな状態になっているのかは不明……だから作戦らしい作戦が立てられないのでその場で即興で尚且つぶっつけ本番でやるしか無い……と言う感じです。」

 

カズマ「だな………。」

 

リョウカ(本体)「さてとみなさん、とりあえず出発準備です……いよいよ攻略と行きましょう……勿論くれぐれも気を付けて行動しましょう。」

 

全員『了解。』

 

ネシス「す〜……。」

 

エンノ「く〜…。」

 

 

そして一行はいよいよ本格的に攻略を開始した……

 

 

【ダイジェストモード】

 

 

さてとここからは一気にダイジェストで行く……

 

 

【第1エリア:森の大地】

 

 

先ず一行はハイラル城へと赴き…ゼルダと再会……行動を共にする事にした……その後神の塔へと向かったが……何故か門が閉鎖されてる上に……神の塔自体に結界で守られていて入れない………と言う訳で止む得ず森の神殿へと向かった……

 

森の神殿へと到達したがやはり神殿自体も異様で……神殿にしては……いやダンジョンだと言うのに出て来る魔物がこのゼルダの世界の存在では無く……何とイース側の所からだ……一応辛うじてこの世界の魔物も居るが……どっちもどっちで滅茶苦茶強い……そして内部構造もかなり異なっていて……ボスの門も異なっていた………そして一行はなんやかんやありながらもボスの元へ辿り着いた……しかし現れたのは………

 

 

【第1エリアボス】

 

 

【リョウカ&エンドノア】VS【ルネ・キングニグティルガー】

 

 

……変貌し過ぎた超巨大なニグティルガーだった……案の定だが……周りは毒液で満たされていて…落ちれば超高濃度の毒にドボンと言うデスマッチだった……ある意味で因縁があるリョウカとエンドノアが相手になり……ルネ化したキングニグティルガーを圧倒……最終的にはその力に興味を持ったエンドノアが何とキングニグティルガーを毒漬けにして捕食すると言う悍ましい事して討伐した………その後……討伐されたと同時に神の塔の覆っていた結界が弱まった……っがまだ入れないのは事実なので……一行は雪の大地へと目指した……

 

 

【第2エリア:雪の大地】

 

 

 

雪の大地へと到達した一行は……先ずやはり気になっていた存在…そう……ダイテクタがどうなってるのかが知りたいので確認を兼ねた駆逐へと向かった…………そしてそこで現れたのは……

 

 

【淵森母神大連合列車艦隊:総司令旗艦:神森龍華(タツハナ)】VS【モルド・ゴーマ】

 

 

何とあの事件以来のあのモルドで…無論同一個体……久々に遣り合おうと言う事で超強化されたモルドに悪戦苦闘し…激戦の末に勝利した……因みにモルドは生きてる…それでモルドは一行達の旅の仲間になった……(因み人化してだが……)

 

そして一行は雪の神殿へと辿り着いたが……案の定内部は変貌していたが何とか苦戦しながらもボスの所へと辿り着いた……しかし……

 

 

【第2エリアボス】

 

 

【リュウカ&ジェネシス】VS【ルネ・ジェノクレス=コア】

 

 

現れたのは森の神殿に居たニグティルガーと同様に変貌してしまったジェノクレス………何と炎だけでなく氷まで操るとんでもない魔術師へと強化されていたが……やはりリュウカやジェネシスの敵でなく………呆気なく捕食された………

 

そして討伐されたのか更に神の塔の覆っていた結界が弱まった……っがやはりまだ行けれないので今度は海の大地へ目指した……

 

 

【第3エリア:海の大地】

 

 

そして最大の難所である海の大地へ到着した一行は……先ず案の定最大の難所となっているブリン海賊軍の殲滅作戦を展開する事にして……ブリン海賊軍を壊滅すべく…全軍総特攻をしに行った……

 

 

【淵森母神大連合軍:全軍】VS【ブリン海賊軍:全軍】

 

 

ブリン海賊軍の基地の目前に差し掛かっていた時に先ず敵の航空機の大編隊と交戦して……これを全て撃滅……更に敵の最後の防衛艦隊である超の付く程の大量の大艦隊と交戦……多少苦戦はしたものの…全て撃沈に成功……残すブリン海賊軍の基地へと総攻撃を敢行し……ブリン海賊軍は完全に殲滅された………尚こちらの被害は龍華(タツハナ)の中破…で済んだ……死傷者は皆無なのが幸いだった……っがやはり中破なのは痛く……当然修理する事にしたのでしばらくは龍華(リョウカ)が代理総司令旗艦になった………

 

…そして一行はおまけ感覚で海の神殿へとやって来た……此処も最早言うまでも無いが変貌していて……何と史実なら上へと階を登って行くのだが……今回の構造では何と逆……下へと降りて行く……正にある意味で海の神殿らしいって言えばそうではあるが……深海へと向かう感じなのは些かどうかとは思うが敢えて気にしない………それで一行は大分慣れた感じでボスの元へ辿り着いた……そこで待っていたのは………

 

 

【第3エリアボス】

 

 

【リョウカ&エンドノア】VS【ルネ・マザーヴァジュリオン】

 

 

……しつこ過ぎる事で有名なヴァジュリオンだった……とは言えあちらとは別個体だが……っとまあ結果を言えば安定と信頼のリリョウカとエンドノアの圧勝……大部分の攻撃を無効化された上……即死級の攻撃がバンバン飛んで来るのでヴァジュリオンに勝ち目が無く……またしても捕食された……

 

その後はまあ当然と言えば当然ながら神の塔の覆っている結界がまた緩んだ……後もう一歩と言う感じの様だ……と言う訳で一行は火の大地へ向かった………

 

 

【第4エリア:火の大地】

 

 

火の大地へ到着が一行……案の定だが火山が活発になっていて常に噴石が降り注いでいる……とは言え一行達にとっては余り効果は無い……そんでもって一行は火の神殿へ入ろうとしたがやはり鍵が掛かっていたので……側でうろちょろしてるドンシザードを蹴散らして鍵を強奪……火の神殿に入った……因み蹴散らされたドンシザードは後で一行が美味しく焼き鳥にして頂いたそうだ………

 

火の神殿はやはり今までと同様に内部構造は変貌していた……しかも最後の神殿と言う扱いなのかとうとう即死トラップ系も導入されていたが……これも何とか無事に突破………辛うじてボスの元へ辿り着いた一行の待ち構えた存在は………

 

 

 

【第4エリアボス】

 

 

【淵森母神一家】VS【D-G-033】

 

 

何とあの事件で死んだ筈のあのD-033が現れた……しかも側には本来戦う筈のボス……べトロレクスの残骸が転がっていた為……どうやらコイツに殺された様だった……そして最早憎悪と怨念と憤怒等負に染まり切ったD-033は死して尚もリョウカだけを抹殺する傀儡人形となった存在は一行に襲い掛かった………戦闘は熾烈を極め……D-033は案の定リョウカのみを狙っていて……リョウカやエンドノアのコンビでさえも苦戦し…防戦一方を強いられていて……更には一度完全に死んだ身である故か……攻撃を受けようが何とヘラヘラしている……っがしかし完全に不死身と言う訳でもなく……徐々に形成は逆転しだして……一行達からの猛反撃を受け……全ての脚を失い……攻撃能力を失って……最終的に怨敵相手であるリョウカ及びエンドノアの能力込みの捕食によって今度こそ因縁に終止符を討った………しかし少なくない被害で……それぞれ中軽傷はが少数だが……リョウカに至っては瀕死レベルの重傷を負った………とは言え事態は急を要する故に中軽傷の人達は能力で完全回復したがリョウカの場合は応急処置なので精々中傷レベルまでしか回復しなかった……

 

そして全ての神殿を攻略した(砂の大地&砂の神殿『解せぬ。』)事で神の塔の覆っていた結界が消滅……いよいよ一行は神の塔へ向かった……

 

 

【ラストエリア:神の塔】

 

 

そして神の塔へ到着した一行が驚いたのは……何と構造がダームの塔と似ていた……そう地道に登って行くタイプだ……しかも本家ダームの塔と違い…外の回廊に出ると言う概念は無く…真逆の中側の回廊を通る事になっている様だ………勿論構造がダームの塔に似てると言う事はつまりは……何と複数の守護者と呼ばれるボスを撃破しないといけない……合計で3体存在する……

 

一行は何とか第1層と第2層の繋ぎ目である10階へ辿り着いたがやはりそこはボスの居る部屋だった……現れたのは……

 

 

【神の塔:第1階層:第1守護者】

 

 

【淵森母神一家】VS【ルネ・マザーピクティモス】

 

 

天井をブチ破って出て来たのはみんな大好き(じゃない)変貌したピクティモス……やはりリョウカが負傷して現在戦える状態じゃないので一行全員が束になってフルボッコにした……勿論最後はエンドノアによって勿論捕食……第1層を攻略した……

 

その後は第2層も順調に進み……20階に到着…第2層と第3層を繋ぐ検問とばかりにボスの所に辿り着いた……

 

 

【神の塔:第2階層:第2守護者】

 

 

【淵森母神一家】VS【ルネ・コンスクラード=コア】

 

 

現れたのは巨大なコアだけとなったコンスクラード……とは言えコアだけだと侮ってはいけない……コアだけの癖に凄まじく固い…更にはコアだけと言う理由なのか不明ながらリミッターが外れた感じでバンバンレーザー砲を乱射しまくって来るので……迂闊に近寄れなかったが……相手が超高火力のレーザー砲を乱射しまくってる所を逆手に取る事にして………ジェネシスが能力で反射結界を貼りながら全員の盾になり……反射されたレーザーが次々とコアに命中……何発も喰らっていた故によろめいた隙を突いてエンドノアの捕食が決まり……一行達は無事に第3層へ突入した……

 

そして第3層を攻略して行き……第3層と最上階へ繋がる30階に到着……最後の守護者が現れた……

 

 

【神の塔:第3階層:第3守護者】

 

 

【淵森母神一家】VS【魔王キマロキ】

 

 

 

何と現れたのは魔王化したキマロキで……前哨戦にて……ルネ・ヨグレクス&ルネ・オムルガンを召還して来て同時に襲わせて来たのでこの2体をどうにか復帰したリョウカとエンドノアのコンビにて捕食で撃破……そして今度は地形とキマロキの姿が変わり……何と本来の森の神殿のボス…デグクレスの姿になって襲って来たりした………そうこれは怒涛のボスラッシュの様で……一行は……デグクレス……フリブレイズ……イバラケバラ……イワントス……そしてドスボーン…の順で戦って勝利……最終形態は今度こそキマロキ自身で襲って来て……遠距離魔法攻撃を多用したり…近付いたら魔法で強化された鉤爪で近接攻撃や瞬間移動からの不意打ち攻撃等悪戦苦闘しながらもキマロキを討伐するから事に成功した………

 

そして………一行は一気に最上階へ目指して……最深部である最上階へ到着……最後の門を開けて……潜って行った………

 

 

【第7章:最終ボス】

 

 

【神の塔:最終階層:最終エリアボス】

 

 

【淵森母神一家&淵森母神大連合軍:全軍】VS【最高魔神王:完全体マラドー】

 

 

最後の門を潜った先には異空間とも言える決戦フィールドにて……最高魔神王化した上で……完全体(姿は魔獣ガノンと同じ)となったマラドーが現れた……一行とマラドーとの最終決戦が始まり……壮絶な死闘が繰り広げられて……流石の一行も徐々に押され始め…傷付いて行ったが……此処でゼルダが覚醒……能力によって一気に弱体化……更にはただの魔神にまで格下げ及び弱点部位を出現させて……一気に形成は逆転……今度は一行が押し始め……いよいよマラドーが後が無くなって来た時……マラドーの最後の切り札が発動……超巨大な暗黒球を形成し始めた……同じく今度はリョウカ自身も最後の切り札を解放……ラストスペルを発動し……マラドーより一足早く発射……マラドーの形成していた暗黒球は容易く撃ち抜かれて消滅………そして………マラドーに直撃……完全に消滅して……一行は完全勝利した……

 

しかしその直後…今までの激戦の影響で神の塔が限界を迎えて崩壊し始め……一行は一気にテレポートで脱出……その直後に神の塔は超規模の大爆発が発生……神の塔は完全に消滅した……更にリョウカ自身もこの最後の戦いにてとうとう限界を迎えてしまった上に深く傷付いたので…………前の時と同じく封印の宝玉の中消え……その宝玉は光輝き粉となってリュウカの中に取り込まれて消え……リョウカは死亡した………勿論一行は深く悲しんだ……

 

その後は重苦しい空気の中…リョウカを一時的に失って最早立ち直れないと思われるリュウカと言うと……何と先に復帰していた……もう一度言うがあのリュウカだ……リョウカに強く依存してるあのリュウカがだ……リョウカが死ねば自分も死ぬ程と豪語する程強く依存し過ぎたリュウカが一行より先に立ち直った……と言うのも……リョウカが復活する事を信じてるからこそ立ち直った………そしてリュウカが復帰したのも同時に一行も次々と復帰……徐々に活性化し始めて……最終的にはリョウカが居る時と同様の状態まで回復した……………とは言えリョウカが居ないのはやはり悲しいのは事実だが前を向いて事件の後始末や復興作業等したりして事を進めて行った………尚エンノやネシスの件だが…やはり再度検討し直した結果………ある意味で博打になったが………母リョウカ及び父リュウカ…の主導の元…別時間軸のリョウカ及びリュウカ達の協力の元…奇想天外な作戦や能力を使用して……全世界及び何と全世界線にて……自身達の素性や立場…更には新しい最高神の就任等……全て全国生中継の元…全て公表した……ただし嘘の情報も時折流してる上に娘達やエンノ及びネシスの件は…戦えないのではなく……一行達以上の凄まじい存在である事を敢えて盛ったのだ……つまりは逆の発想を突いたのだ……戦えない=弱い…っと認識させるから襲われ易い……なら敢えて戦える上に滅茶苦茶強いっと言う認識にさせれば…戦い好きな奴以外は襲っては来れない訳だ……尚エンノ及びネシスはリョウカ及びリュウカの娘として公表されてるらしい……

 

そしてあれから1年後……リョウカは2度目のリュウカからの出産で蘇った……勿論今度は産まれて直ぐに元の姿に戻った上に記憶はちゃんと死ぬ前の状態だ…リョウカ本人からによれば…眠ってる時に自動で転生の儀式を実行した訳だそうだ……尚この転生の儀式によって更にリョウカは強大になっている上……転生の儀式の影響でリュウカ自身もリョウカと同様に一瞬の出来事だが転生した……無論リョウカと同等以上……尚勿論リュウカ自身も気付いてないが…今はリョウカが復活した事に大いに喜んだ一行達だった………

 

 

【ダイジェストモード終了】

 

 

……更に数年後……

 

 

リョウカ(本体)「……あれから数年ですか………色々と有りましたね……。」

 

リュウカ(本体)「うん………。」

 

リョウカ(本体)「………恐らく私の感になるけど……恐らくまた近い内にまた同様の事件が起きるんじゃないのかなって思うのです……そう……逆行事件がね……。」

 

リュウカ(本体)「うん……もしそうなってしまったら……。」

 

リョウカ(本体)「やるやらないじゃない………やらないといけないのです……私達はね……。」

 

リュウカ(本体)「ですね……私達だからね……。」

 

リョウカ(本体)「さてとまだ色々とやらないといけない事は山程有りますから行きますか。」

 

リュウカ(本体)「そうですね。」

 

 

そして今日もまた変わらない日常に戻りつつ……そして近い内に起きるであろう逆行事件の再来に備え始めた…………リョウカ達の旅はまだまだ続く……

 

 

 

 

【第7章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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[達成率:30%]第8章 淵森母神一家と決戦の大銀河再攻略【前編】
第42話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第1世代【前章・前編】


どうもです、お馴染みのリョウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと…私達は逆行した上で変貌し過ぎた四大地世界を攻略しました……どうやらイースの要素がたんまりと詰まっていてとても苦戦しました……しかも壮絶な旅の末にみなさんも傷付いた上に私も失いました………確かに事件は解決はしましたがその代償は少なからず大きかったです……そんな感じですね……それじゃあ今回も見て下さい……。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

更に数年後経過した一行達の現在……

 

 

ジジジジジジジジ…!!!

 

キン…カン!

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

 

リョウカ(本体)「よいしょっと!それはあっちですよ!…あ!それはこっちですよ!」

 

兵士隊長1「は!」

 

 

今現在、全艦艇及び全兵器(無論、エンドノア及びジェネシスも含む)の総点検を兼ねた改装及び改造工事の終盤に差し掛かっていた…何故手動なのかと言うと…設備も含めて総点検及び改装及び改造工事も実施していたのでほぼ全てを手動でやっている……予定では後1週間後には完全に完了する予定らしい……そして完了後に即座に新兵器及び新装備の建造の実施も計画されていた……勿論ジェネシス及びエンドノアも含めてだそうだ……

 

 

3年後………全ての事を終えた一行は暇な時を過ごしていた……っが少し違うのは……

 

 

 

リョウカ(本体)「ほらほら?私は此処ですよ?」

 

オウカ(本体)「はぁぁ!」

 

ネシス(本体)(※ようやく分身出来るレベルになったので分身させた)「でやぁぁ…!」

 

リョウカ(本体)「よっと。」

 

 

ゴッチーン!

 

 

ネシス「っ…!」

 

オウカ(本体)「痛い…。」

 

ネシス(本体)「うぅ…!びえぇぇぇぇん…!!!!」

 

リョウカ(本体)「あららら…!?ごめんね!?痛かったですよね!?ほら、痛いの痛いの飛んでけ〜…。」

 

ネシス(本体)「えぐ……ぐす……。」

 

カズマ「………あんまり順調そうじゃないな……。」

 

リュウカ(本体)「ええ………この有り様ですよ……。」

 

 

現在リョウカ直々の元娘達全員を鍛える為に……軽い組み手をしていた……んが……案の定状況は芳しく無い……平和な中ぬくぬくと育てて来たのだ…突然鍛えると言われても当然着いては来れないのは母親であるリョウカやリュウカが1番良く理解してる……だからせめて最初の段階は『如何なる手動を使ってでも構わないから一撃を加えて見せろ』と言う内容でやらせてみたが……半年以上も経過してやっても誰も成功しなかった……とは言え娘達も躍起になって修行に育んでるが……1番の課題がやはりネシスやエンノだ……と言うのもネシスやエンノの場合は他の娘達とは違い…見た目相応以上の精神年齢の幼さやその幼い記憶力…更には通常時の身体能力の低さが足を引っ張る……しかもその特徴は今も変わらない…だからこそ非常に厄介なのだ……このままでは何年やっても変わらないのは事実……とは言えエンノやネシスも躍起になってるのは良い……しかし……

 

 

べチン…!

 

 

エンノ(本体)「びゃぁぁぁぁぁ…!!!痛いよぉぉ…!!!」

 

リュウカ(本体)「よしよし……痛かったですね〜…。」

 

 

幼過ぎる精神年齢及び身体能力の弱さ故に時折勝手に自滅して大泣きしまくる…非常に悩ましい事だった…が…何故か能力の扱いに関しては身体能力に関係無しに全て扱えるのが唯一の救い……なので少し特訓させてどうにか分身出来る様になったので現在エンノ及びネシスは大量に存在する事になった……

 

それからリョウカ達で考えた結果はこうで………エンノ及びネシスはどっからどう見ても能力でしか戦えれないので能力の向上を図る事にした…そして娘達には最低でも自分やエンノやネシスを守る力を蓄える方針を決定した……とは言うものの……リョウカ達にとっては自分の娘達を平和な世界から自分で一行達と同様の修羅の道を歩ませてしまう可能性を引き込もうとしてる事に心苦しかったそうだ……なのでかなり予定を変え……当初の通り基本的に戦えないと踏んだ上でだが……一行達の旅の同行をする事にした……ただし条件付きだが………その条件は至ってシンプルで……一行達の目の届く所尚且つ安全圏内に常に居る事が大前提……そして……絶対に戦闘には参加せずに見学程度なら許された……とは言え娘達及びエンノやネシスの安全第一が最優先なので……一行達にも条件として……もし安全圏内に居ても危険が伴う所に向かう場合には必ず拠点に一度預ける…又はそこには関わらない……又は安全圏内にて娘達及びエンノ及びネシスと共に待機…もしもの時に備えて何時でも退避又は守る事を優先する……無論如何なる理由が有ったとしても全作戦又は全行動を中止して何が何でも撤退及び防衛を最優先にする事等……様々な厳しい条件下で娘達とエンノやネシスを同行させる事を許可した…………因みに名目上は社会見学と言う事になっている……それをあからさまに堂々と公表した……勿論真相は常に一行達の側に居させる事で人質にされる心配を無くす作戦だ……勿論全国も理解していた……っがある意味で問題の神々は流したデマの情報を信じてしまったので神々にとっては痛い所を突かれた訳だ………更にリョウカの策はまだ有り……対神用の警察を淵森母神大連合警察にて正式に追加され……しかも対神用の裁判も追加……それに伴い判決に死刑及び極刑がとうとう追加された……これで如何に神々と言えど下手に行動すれば問答無用でお縄になるだけでなく最悪極刑にされて消される運命になる……ただしこの死刑及び極刑は悪質な神々又は悪質な魔王及び魔神系のみに適応される……一般市民には通常通りの法定で裁かれる……これらは勿論堂々と公表されたが……後もしもの時に備えて……粛々部隊に新たに対神及び対魔専門の粛々部隊も正式に追加された……これは非公式だが……非公式とは言え神々にはこの死神とも言える対神用粛清部隊は未だに敵対しようと画作していた者にとっては一気に振り出しに戻される所か真逆の道を歩まされる始末になっていた………

 

 

っと話が長くなったがこんな感じだ……

 

 

……数ヶ月後のある日……定期国家会議の最中にて…リョウカの元に一本の緊急連絡が届いた……

 

 

リョウカ(本体)「……!!何ですって!?それは本当ですか?………分かりました……可能な限り急ぎましょう……貴方はみなさんを集めて絶対にその惑星から出ない様にね…私達自ら行きます……ええ、それじゃあ。」

 

 

ガチャン…!

 

 

大高「先程のお電話の相手は?」

 

リョウカ(本体)「ラチェットさんからです、どうやらあのゼルダさんの所と同じかどうかは不明ですが逆行が発生しました……。」

 

ヒトラー「何だと!?」

 

ルーズベルト「なんて事だ…!しかし黒幕の神は死んだ筈だぞ…?それなのに何故逆行事件が?」

 

リョウカ(本体)「分かりません…そもそも逆行能力を持つのは私達を含めてほんの一握りに限ります……ほぼ最高位クラスの神々の中で選ばれた存在以外には持たされない筈……それに仮に持ってたとして私達の許可無しでやるのは反逆と同義です……勿論粛清の対象に入ります……とは言え一体何故起きたのですかね……それが分からないです……。」

 

母核リョウカ(本体)「確かにね……私でも分からないですよ。」

 

岬「じゃあ……やっぱり別の真犯人が居る可能性が…有るかも?」

 

リョウカ(本体)「ええ、と言うのも……さっきも言った様に逆行能力は私達を除いてほんの一握りの最高位クラスの神々に与えられた能力です……そして……私達も例外じゃない……この場に居る私達淵森母神一家全員が出来る事……疑ってる訳じゃ無いですが………可能性も充分に有り得る事です……もしかしたら私自身が無意識のうちにやってしまったり……なんて事も有り得るかもしれない………とは言え……今は犯人が一切分からないのが実情ですので先ずは目の前の事をやりましょう……。」

 

リュウカ(本体)「………うん。」

 

リョウカ(本体)「さて、おそらく状況から考えると第1世代からですが…私達の影響下によってラチェットさん達含む全ての味方勢力及びそれに関連した場所及び拠点となる惑星は逆行の影響は加護のお陰で受けなかった筈です……とは言え逆行したのはかなり面倒ですね……一から全部やらないといけない訳ですし………。」

 

高野「確かにな…しかしやらなければ色々と不味いであろう?」

 

リョウカ(本体)「その通りです……んが……私には第4世代の時のは覚えてますが……生憎その前の事は覚えてはいないのです……そこはお母さんの方が詳しいです……。」

 

母核リョウカ(本体)「まあね……。」

 

リョウカ(本体)「一応念の為色々と調べてはみましたが……どう言う風にやるかはまだ未定です……それにどんな敵が現れるかも不明です……やはりゼルダさんの所と同じくその時の状況に合わせてやるしかないでしょう………。」

 

大高「はい……そうでありますな……。」

 

リョウカ(本体)「ええ………あ、一応対策と言うよりかは……使えるのかどうかは分からないですが……こう言う物を投入しようと考えてます……これです。」

 

 

リョウカはその場にこれから攻略に向かう予定の所に対する対策の武器装備品や平気等の設計図が開かれた……

 

 

リョウカ(本体)「取り敢えず…時間が押してるので代表はこの改良型の放射器です……これはお母さん達が第1次宇宙大戦時に作られた火炎放射器の強化発展型です……名目上は冷気放射器・放水放射器・火炎放射器……等全て複合した放射器です……。」

 

リュウカ(本体)「へ〜……でもそれだけなら私達だけでも事が足りそうな気がするけど?」

 

リョウカ(本体)「確かにそう言ってしまえばそれまで……ですが……これは私達の持つ全種類のエネルギーやエイダコアやデルフィコアやカミモリコア等全てをぶち込んだ上で動力源にしてます……それから放たれる物は正しく私達が撃つのと同等の代物です……これを量産して配備する訳です……もしかしたら私達が居ない時に使うかもしれない……っと言う時に感じです……。」

 

カズマ「まあ……それなら考えられるが……。」

 

リョウカ(本体)「因みに良い忘れましたが……撃つ際の発射方法が増えましてね?以前までは放射モードやレーザーモード等位でしたが……これの場合はランチャーモード……通称砲撃形態……次に防御放射モード…………所謂シールドモードです……以上の2形態が追加されました……ランチャーモードは火炎モードの場所には兎に角超高火力の弾頭を使用します……例えば以前開発に成功したエネルギーエクスプロージョン弾をこれから撃ち出すなんて事も可能です…激流モードはアクアランチャーのみ扱います……このアクアランチャーは……着弾点を洪水にしてしまうのです……冷気モードは…威力は低めだけど兎に角相手の動きを封じる為の弾頭を使います………因みどれも共通ですが普通に誤射するので使用する際にはくれぐれも気を付ける事………そしてある意味で目玉なのはこの防御能力……これは攻撃こそが最大の防御と言うのを体現してね?短距離の広範囲放射を実施……遠距離攻撃を無効化した上で近付く敵をそのままやる……っと言う感じです……。」

 

一夏「う〜ん……凄いって言えば凄いんだが……。」

 

リョウカ(本体)「まあ正直微妙な範囲です……何せこれは私達専用です……量産型は火炎放射器及び放水器及び冷気放射器っとそれぞれ3タイプっと分けて作る予定です…量産型の方は専用の防護装備をした上で装備しないと扱う事は出来ない様になってます……。」

 

カズマ「っへ?」

 

リョウカ(本体)「まあ気になるかもしれないですが……っと、それましたが……まだ幾らか欠点が有ってね?特に気をつけて欲しいのは…火炎放射器に限りますが……絶対に使ってはいけない所では絶対に使わないで……って言うよりは使えないですが……。」

 

母リョウカ(本体)「それは何で?」

 

リョウカ(本体)「ええ、これは私達専用及び量産型で共通ですが……兎に角私達の放つ物と同等にする為に再現させた結果……キチガイじみた超高火力……例え電源を入れた状態でも発火する可能性が有るのでね……と言うのも電源を入れた時点で着火用の火も着火される訳ですが……その温度がトチ狂ってね?優に私達の放つ物の半分に迫る火力です……そして発射すればガチで同等になる訳ですが……………場所によってはそれに伴って大爆発の可能性が有り得ます……と言うのも……特に危険な場所は……【猛毒惑星:オークソン】第4時宇宙大戦時には超大規模な改修のお陰で危険性は無いですが……第1世代の時は改修前なので……超悪影響の塊でしてね?何も対策無しで突入不可能レベルの超大規模なウィルス汚染と超の付く程の非常に可燃性が高い猛毒の沼で覆われているので………通常の火炎放射器程度なら良いとして……もしこの火炎放射器……いえ寧ろ私達の放つ火属性の攻撃をしよう物なら即座に惑星諸共大爆発して御陀仏になる訳です………。」

 

カズマ「あ〜…確かにそうだな……ってかそんな場所にも行かなきゃいけないのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、一応今回の方針は事件解決は当たり前ですが……それと同時に再度の逆行阻止をする為に……それぞれの所で手に入る物は全て手に入れるのです……更には一部に限りますが…拠点の設置化及び改造及び改装工事等する予定で最後に逆行防止の加護を掛ける予定です。」

 

カズマ「マジか……じゃあまさかあの超危険なオークソンも?」

 

リョウカ(本体)「勿論です……ただしあそこまで悪化してると拠点設置は不可能ですね……勿論改造も不可能レベル……とは言え手に入れる物は全て手に入れた上で逆行不可能にする為の防護能力を掛けときます……一応他のもそんな感じです……後手に入る物は全て手に入る物は勿論確か向こうでは店…って言うよりかはショップでしたね………それらから手に入る物も全て手に入れます…。」

 

束「えーっと…そうなると……確か今の向こうは…まだガラクトロン社が流行していたね…じゃあそれらの手に入る物は全て手に入るって訳かい?」

 

リョウカ(本体)「まあ厳密には店売りのですがね……じゃあより正確に言えば……史実で手に入る物全てをコンプリートする事……。」

 

カズマ「……完全達成…100%を目指せって訳か?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、一応そうすればもし再度の逆行が起きようとした際にはもしかしたらそれらが欠けてる所為で逆行出来ないのでは?っと言う浅さかな考えですがね……付け焼き刃程度の対策でしか無いですが無いよりかはマシでしょう。」

 

大石「そうだな……。」

 

リョウカ(本体)「まあだからこそ彼等が必要な訳です……手に入れる物全て手に入れるにはどうしても彼等が必要ですし……。」

 

めぐみん「なるほど……確かに場合によっては…彼等にしか出来ない事も有ります……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、後……気掛かりは無くも無いですが……話は戻りますが……逆行を受けなかった者が居るのは確か……がです……史実と現世で戦う相手がどうなるのかが本当に分からないのです……私が知っているのは本来なら敵側のザック商会のみなさんやネファリウスさん等…それらも含めて受けなかったのでもし史実と同じ動きとなるなら……一体どうなるのかが気になります。」

 

母リョウカ(本体)「そうだね……。」

 

父リュウカ(本体)「確かにそれは困ったね……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、恐らく感ですが……またあの逆行事件と同様に別の敵に置き換わってるかもしれないです……それか別の時間軸の所からやって来るか…それかイレギュラーか転生者が相手になるかのどれかですよ……まああくまでも感……ですからね……何せ結局はあの世界線の管轄は私達が扱ってる関係上……もしラスボスが居なくとも私達が対応すれば良いだけの話になってしまうのです……まあいなければの話ですが……さてと少し時間が押してるのでそろそろ準備をして出発しましょう。」

 

リュウカ(本体)「分かりました。」

 

リョウカ(本体)「……後々の事は向こうでやりましょう………みなさん……直ちに出撃準備に掛かりましょう。」

 

全員『了解。』

 

 

その後定時会議から緊急会議に切り替わっていた会議が終わりを告げ……直ちにその空間へ転移……各国は慌ただしく出撃準備に取り掛かり…一行は出撃して行った……勿論以前の反省を活かして全軍揃えて尚且つ本拠地も引き連れて行った……

 

2日後に惑星ベルディンに到着……ラチェット達と合流……及びにレンジャー隊及びQフォースのメンバー全員が載ったフェニックス号とザック商会等勢揃いした……その後はこの惑星ベルディンを急遽大規模改造及び改装工事を実施して……数日後には超要塞化した惑星ベルディンへと変貌……惑星名は…【惑星要塞都市:フォートレスベルディン】……っと改名した

 

 

リョウカ(本体)「これなら大丈夫な筈です……それに仮に攻めて来たとしてもこの防御能力の前じゃあ到底突破は出来ない筈です……。」

 

ラチェット「ああ、いつもありがとうな。」

 

リョウカ(本体)「いえいえ……さてと、いよいよ出発しましょうか。」

 

リュウカ(本体)「ええ……。」

 

ラチェット「そうだな……そういや聞きそびれたけど、前よりかなりデカくなってないかい?あの艦…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあね…この事件が起きる前に改装及び改造工事を終えたばっかりですからね……それに永い間世話になってますからね……後言い忘れたけど……艦名は……以前までは神森龍華(タツハナ)ですが……【龍華大和】っと変化しました……まあより正確に言えば……神森戦艦:龍華大和型1番艦:龍華大和……っと言う感じですよ……因み以前に一時的に龍華(タツハナ)と大和と融合してた時期が有ったらしく…その際にも龍華大和っと呼ばれてましたが……今回のは融合ではなく……ただ単純に思入れが強かった大和の名を飾ってもらいました……。」

 

ヤマト(本体)「まあそう言う訳で、少し前に私も配属が龍華(タツハナ)に転勤したわ…その結果大和の名を飾る事になりました…因みちゃんと分身は残してるので安心して下さい。」

 

ムサシ(本体)「勿論私もよ、ただし私は2番艦の龍華武蔵だけどね。」

 

リュウカ(本体)「あはは……まあこう言う訳ですよ……さてと行きましょうか。」

 

クォーク「うん!行くぞ!」

 

 

 

そして一行はいよいよ攻略に向けて出撃…淵森母神大連合国の希望である総司令旗艦である龍華大和が率いる淵森母神大連合艦隊と宇宙連合艦隊は最初の攻略地点である惑星ノバリスへ向かった……

 

 

 

………翌日………

 

 

ゴォォォォォォォォ…!!

 

 

【淵森母神即席宇宙大連盟艦隊:総司令旗艦:龍華大和】

 

 

リョウカ(本体)「後どれ位ですか?」

 

兵士総元帥1「は…このままのペースですと、やはりもう一日は掛かるかと……。」

 

リュウカ(本体)「まあ多少遅くなっても仕方ないですね……現在の私達はみなさんを引き連れてるのです…こっちの性能差の前じゃあ到底着いては来れないのが実情です……だからわざわざ合わせる必要がある訳です。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですね……。」

 

兵士総元帥4「姫様、敵のボスと思われる無線の傍受をしました……どうやら我々が動き出したことがもう既にバレた様子です。」

 

リョウカ(本体)「まあバレるのは想定してました……それで敵戦力は?」

 

兵士総元帥3「は……この銀河全域で確認した所…やはり所々にて超大規模なブラーグ軍が展開されてます……合計数で言うなら我々の戦力の半分以上に匹敵します。」

 

千冬「なるほど、今回は中々強敵そうだな……。」

 

リョウカ(本体)「確かに数だけで言えば見事ですよ……勿論その練度も見事です……ただ……余りにも戦力が違い過ぎた上…練度も技術もこっちが上……連携能力もこっちが上………これで負けて下さいって言うのは無茶だとは思いますが………とは言えそう言ってしっぺ返しを被るのは御免ですよ………今回も油断はしない様にね………。」

 

母リョウカ(本体)「そうだね……。」

 

リョクヨウ(本体)「なら、今更遅いかどうかは不明だけど……現時刻をもって全制限を解除して攻略するのは?」

 

リョウカ(本体)「そうですね………全軍に通達……現時刻をもって全制限を解除……並びに全秘匿・全禁忌制限も解除……各自の判断で使用して下さい……。」

 

全軍『了解。』

 

 

その後艦隊は順調にノバリスへ進行……しかし一行が進出していた事は知らされていた……そこで一行は欺瞞進路を取り始め……ノバリスより大きく進路を逸れた………

 

 

キィィィィィン…!!

 

 

兵士隊長1『……!!左35度!ブラーグ偵察機1機!』

 

タツハナ(本体)「全艦対空戦闘用意!!主砲三式弾!!砲撃始め!!」

 

 

【淵森母神即席宇宙大連盟艦隊:戦闘体制に移行】

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガッコン…!!!

 

 

キィィィィィン…!

 

 

ピキィィィン…ズドォォォォォン…!!!!!!

 

ヒュゥゥゥゥ…バァァァァァァン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

大和より放たれた三式弾は見事にブラーグ偵察機を撃墜に成功した……しかしもう既に一行の位置は報告されてしまった……

 

 

この大和の放った三式弾……勿論あの良く知る三式弾だが……この大和の持つ三式弾は改良型……淵森母神特製の代物……今まで扱っていた対空砲弾よりも更に一気に拡散……更に広範囲を薙ぎ払う……勿論威力は折り紙つき……勿論作った理由は…一々核砲弾級のを放っても仕方ないので核砲弾級よりも下回るが通常対空砲弾の中で最高能力を持つ物を作った結果がこの淵森母神特製の三式弾が完成した………っと言う訳だ……

 

 

リョウカ(本体)「……もう航路を偽装しても意味は無いです、真っ直ぐ…ノバリスへ行こう。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……タツハナ、ノバリス本星へ向けよ。」

 

タツハナ(本体)「了解、ノバリスへ向けます……全艦!!とーりかーじ!最大戦速!!!」

 

全艦『了解!!』

 

 

 

対空戦闘用BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォォォォ…!!!!

 

 

偵察機に発見され欺瞞進路を辞めていよいよノバリスへ再度進行を開始……そしてそれを迎撃するべくノバリスに駐屯するブラーグの侵略艦隊は一行達の本へ1000機の攻撃隊を差し向けた……

 

 

リュウカ(料理長)『敵が来る前にメシを運べー!もたもたするな!敵は待ってくれねぇぞ!』

 

炊事飯全員『はい!』

 

 

一行達も戦闘前に握り飯を頂いた………

 

 

タツハナ(本体)「……防空指揮所に上がります。」

 

リョウカ(本体)「………私達と大和を頼みます。」

 

タツハナ(本体)「……はい。」

 

兵士総元帥1&2『我々もお供します。』

 

 

そして今回は艦長及び本艦のコアの1人であるタツハナ自身が防空指揮所に上がった………

 

 

………2時間後…………

 

 

キィィィィィン…!!!!!

 

 

兵士隊長2「左30度…!!!ブラーグ攻撃隊の大編隊視認…!!!突っ込んで来ます!!」

 

兵士1『対空戦闘!!!』

 

兵士隊長3『対空戦闘用意良し!!』

 

兵士隊長4『高角砲及び高角砲機銃!準備良し!!』

 

兵士2『高角40度ぉぉぉ…!!!!』

 

 

キィィィィィン…!!!!!!

 

 

タツハナ(本体)「……!!主砲三式弾!!砲撃始め……!!!」

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ガッコン…!!!!

 

ピキィィィン…ズドォォォォォン…!!!!!!

 

ヒュゥゥゥゥ……バァァァァァァン…!!!!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

大和から放たれた三式弾はブラーグ攻撃隊の攻撃機及び雷撃機の大隊のそれぞれに命中……合計半数以上の800機を撃墜……一行は対空戦闘を始めた………

 

 

VS【ブラーグ攻撃隊】

 

 

戦闘方式【対空戦闘(宇宙空間)】

 

 

勝利条件【敵の全滅又は撃退】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

地形【惑星ノバリス軌道上:全域】

 

 

【戦闘開始】

 

 

カァオ…カァオ…!!!

 

ビビビビビビビビビビ…!!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

 

【敵機:残り150機】

 

 

 

キィィィィィン…!!!!

 

バシュゥゥ…!!!

 

シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

兵士3『……!!左舷…!!魚雷接近…!!!!』

 

タツハナ(本体)「取舵いっぱーい!!急げ…!!!!」

 

ヤマト(本体)『取舵いっぱーい…!!!』

 

 

バフゥゥン…!!!

 

ゴォォォォォォォォ…!!!!

 

シュゥゥゥゥ…!!!!

 

 

タツハナ(本体)「もどーせ…!!!!」

 

 

ビビビビビ…!!!

 

カァオ…カァオ…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

 

【敵機:残り100機】

 

 

 

壮絶な対空戦闘が続き……戦闘開始から1時間後に………

 

 

 

ボォォォン…!!!

 

 

【敵機:残り0機】

 

 

……ようやく全機を撃墜した…長い熾烈な戦いにも関わらずこの戦闘での被害は皆無だった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

タツハナ(本体)「ふぅ…どうにかなりましたね……。」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですか?」

 

タツハナ(本体)「はい…本艦供に問題有りませんよ。」

 

ヤマト(本体)「良かったですよ……。」

 

リョウカ(本体)「さてと……敵もやってくれましたね……ならば今度はこっちが反撃する番です……私自ら出ましょう………ついでです…アレを使います。」

 

リュウカ(本体)「アレって……まさかアレですか?」

 

リョウカ(本体)「そう…アレですよ……。」

 

カズマ「なぁ?アレって何だ?」

 

リョウカ(本体)「まあ見れば分かりますよ……ただ、言えるのは敵からすれば突然一方的に嬲り殺しにされる感じですよ……そして私達からすれば……私達と同等クラス以外は一方的にやれる……凄い姿ですよ……。」

 

一夏「姿って…じゃあ形態変化の類いか?」

 

リョウカ(本体)「まあね……まあついでのついでですから……いよいよあの子もそろそろ進化させないとね……。」

 

カズマ「ああ……どうやら敵は完全に負けが確定したな……。」

 

リョウカ(本体)「さてとやりますか……かなりの規模ですから気をつけて下さい。」

 

タツハナ(本体)「了解です。」

 

 

 

そしてリョウカは娘達をリュウカ達に預けて能力で宇宙空間で行動出来る様にして外に出て……尚且つ艦首に立った……

 

 

リョウカ(本体)「………来て……エンドノア。」

 

 

ピキィィィン……!!!

 

ピシュン…!!!

 

 

エンドノア(本体)(※独立したので以後この方針で)『……………。』

 

ラチェット『アレが………。』

 

クランク『話していたエンドノアっスか……?』

 

エンドノア(本体)『ギィアアアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

リョウカ(本体)「さてやりますよ!エンドノア!…リミッター解除!及び最終封印リミッター解除!終焉ノ封印…全解除!進化!」

 

エンドノア(本体)『………!!!!』

 

 

ピキィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!

 

フワァァァ…!!!!

 

キュィィィィン…!!!!!

 

キュィン…キュィン…キュィン…!!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!!

 

 

パァァァァァン…!!!!!

 

 

エンドノアは最終封印リミッター及び終焉ノ封印を全て解除して…眩い光を放ち進化した………

 

 

 

エンドノア(本体)『グオォォォォォォォォォォォォ…!!!!!!!!!!!!』

 

カズマ『何て……デカさなんだよ…!』

 

めぐみん『これが……エンドノアの!』

 

ラチェット『で……デカい…!!!』

 

 

エンドノアの今の姿は……直球に言えば超巨大………いや最早言葉に出来ない程の超超ド級とも言える程の超巨大だ…最早淵森母神即席宇宙大連盟艦隊が蟻以上に小さな存在に見える程だ………しかもデカ過ぎて新たに追加要素で……下半身を覆い尽くすかの様に超巨大な5重の魔法陣と似た結界が展開……その中央には異空間にでも繋がってるかの様に超巨大な穴が空いている……無論その影響で下半身は無い……それどころか腕も無くなってる……しかも全ての装甲やパーツも無くなってる……いや厳密には取り込んだっと言うべきか…それ故に武装や攻撃能力に関しては健在……それで腕のその代わりなのか……周囲には複数の魔法陣と似た結界が有り…その中から腕らしき物が現れている……それ以外には背面には超巨大なソラリスと似た翼らしき物が追加……頭上には天使の輪らしき物が現れている……っと言う感じだ

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

フワァァァ…!!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ゴォォォォォォ…!!!!

 

 

カズマ『今度はリョウカか…!』

 

 

リョウカ(本体:淵森神)「………私達に力を貸して……はぁぁぁ…!!!」

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシュン…ピシュン…ピシュン…!!!

 

ピキィィィン…!!!!

 

パァァァァァン…!!!!!

 

 

リョウカは先ず最初に覚醒形態を起動…そしてその次に……全ての突然変異した……淵森母神特製のファイナルマスター・アルティメットゴットエメラルド・ファイナルマスター・アルティメットハイパーゴットカオスエメラルド・ファイナルマスター・アルティメットハイパーソルエメラルド・ファイナルマスター・アルティメットハイパードラゴンボール……以上がリョウカを覆う様に旋回……そして次第に発光し出して…眩い閃光を放ちながらリョウカに取り込まれて…リョウカは覚醒進化した………

 

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「…………………。」

 

ジェフティ(コア)『これは…データ上には有りません……!これは一体…?』

 

リョウカ(本体:淵森母神)「………………。」

 

 

リョウカの姿は、全身が純白を基準に七色に発光…更に覆うオーラも七色になっている……瞳の色は蒼白く発光している……元ネタは勿論ハイパーソニック……

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「………………。」

 

 

ッス……

 

シュゥゥゥゥ…ゴォォォォォ………!

 

 

タツハナ(本体)「これは…!本艦のエネルギーが急上昇!及びに最終決戦形態に自動で移行します!」

 

 

 

リョウカが味方全体に手を翳すとそれに誘発され続々と艦隊の場合は最終決戦形態になった上でリョウカと同じ色とオーラを覆って…それ以外は同様にリョウカと同様の状態になった……そして最も変化が多いのはエンドノアで……リョウカと同様なのは一緒だが……それ以外にも、更に超巨大化……及びに下半身側の結界が10個に……腕の方の結界が5個……更に周囲には何と銀河サイズの複数のデルフィコア及びエイダコア等が衛星軌道を取りながら旋回している……更には天使の輪らしき結界が背部にも追加され……頭上のは追加で2つ……背面のは3つ……合計で6つだ……しかも下半身の結界から無数の触手及び触腕が現れ始めた………最後には胸部と頭部等含めた全てのコアとメインコアとセンターコアが発光している……眼球も同様だ……

 

以上が変化点だ……

 

 

 

処刑用BGM:作品名【ソニックシリーズ】曲名【ソラリス戦:最終形態】

 

 

リュウカ(本体:淵森母神)『……!!感じる!この力!』

 

リョウカ(本体:淵森母神)「……行こう!ノバリスへ!」

 

リュウカ(本体:淵森母神)『……!!はい!全軍!リョウカちゃんに続け!』

 

全軍『了解!』

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

ピシュン…!!!!

 

 

リョウカを先頭に…一行は目視不可能レベルの速度でノバリスへ向かった………そして……

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「………!!」

 

 

一瞬で……いや一瞬を超越する程の亜音速でノバリスを目前に到達……それと同時にブラーグの侵略艦隊と接敵……数は500隻を超える大艦隊だ……しかし……

 

 

リュウカ(本体:淵森母神)『………反応無し……?』

 

リョウカ(本体:淵森母神)「いえ……私達が速すぎる事と能力のおまけ程度で常に至高の領域(オーバーロードモード)です………だから止まって見えるのです……そして私達からすれば敵が動くのに数千垓年掛けてようやく動くと認識出来る程です……更にさっきも言った様にこっちは常に超高速……いえ……最早移動と言う概念が無いレベルの速度を発揮してます……。」

 

一夏(淵森母神)『へ〜…ってじゃあ?俺らがこの姿って事は?』

 

リョウカ(本体:淵森母神)「私がこの覚醒形態を発動と同時に味方全体で強制発動する様になってます……勿論拠点も例外じゃないです……まあ周りからすれば一瞬の出来事でしか無いですがね………さてと……やりますか……エンドノア!」

 

エンドノア(本体:淵森母神)『アオォォォォォォォォォォォォ…!!!!!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!

 

ヂュィィィィィィィン…!!!!!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!

 

 

エンドノアの口から放たれた極太の超破壊光線は侵略艦隊に命中……跡形も無く消滅した………

 

 

その後そのまま一気にノバリスへ進行……一気にカタを付けた……

 

 

【惑星ノバリス:パーフェクトクリア】

 

 

数時間後……

 

 

リュウカ(本体)「しかし相変わらず凄い力です…何もかも完全に動きが止まってましたからね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、さっきも言った様に…発動中は周り全ての動きが止まります……まあ厳密には動いてはいるけど……こっちが速くなった事が原因の一つ……そしてもう一つはオーバーロード状態……更に言ってはいなかったけど……あの形態からは超究極次元最終生命体化してます……その影響によって全ての時空と空間……世界線や時間軸の全てに干渉してるので余計に動きが止まって見えます……。」

 

束「むむむ…!?超究極次元最終生命体!?また物騒な名前だね!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、あの取り込んだ全てのエメラルド系とドラゴンボールの力で進化したのです……まあ元はソラリスって言うソニックさん達の世界線に存在するらしい超次元生命体でね?私達がなったのはその超次元生命体をも超える生命体です……ありとあらゆる全ての攻撃を通さない……しかもこっちの攻撃は届くと言う一方的な嬲り殺しが可能……まあ攻撃が届かないのは……こうです………例えば……今目の前に居る私がさっきの形態を発動したとする……それで今目の前に居る私は確かにそこには居るし勿論触れるけど……そこに居るのは実体は有るけど本体じゃない…そう……もうこの時点で全ての次元や世界線や時間軸に私と言う存在が居るのです……その中に本物の私が居る訳ですよ……しかも仮に本物の私を倒したとしても……その肩書きの通り……全ての場所に存在する私が居る限り絶対に死なない上……1人でも残ってしまえば何度でも蘇る……正に超次元生命体をも超える究極最終生命体です……。」

 

カズマ「と言うと……霊夢の夢想天生と全王の能力やソラリスの能力を融合した様な感じか?」

 

リョウカ(本体)「まあ確かにその通りです……ただしあくまで例えの話です……実際にはそれ以上にヤバいですよ……そもそもどうやってその存在に攻撃を届かせるのかが鍵です……仮に行動不能能力無しで尚且つ私達と同等でしかも私達にとって天敵だったとしても……そもそもどうやって超次元生命体をも超えた存在の私に当てると言うのですか?しかもほんの一瞬でも隙を見せれば最後本物と分身と入れ替わってしまうだけでなく……もう一つある意味で真打とも言える能力で呆気なく殺されます…当然だけど、生半可な攻撃程度は簡単に弾かれる上弾かれた攻撃も当然即死…挙句近接攻撃もした場合でも触れただけで即死……まあ厳密には即死級の壊滅的な大ダメージも与えれるけど……理不尽過ぎる防御力と理不尽過ぎる攻撃力……そして何よりも圧倒的な速度と機動力で動き回る私を倒せって言うのも無理があり過ぎる……。」

 

一夏「とんでもねぇチートだな!?」

 

リョウカ(本体)「まあね、しかも無限の可能性が有るからね……これでもまだまだ上に行けそうですよ……先が楽しみです……。」

 

千冬「頼むからこれ以上強くならないでくれ……勝てなさそうだ……。」

 

めぐみん「無理です諦めて下さい……。」

 

カズマ「それよりも……あのエンドノアやジェネシス……どうするよ?」

 

リョウカ(本体)「あの子達は一応元のサイズに戻れば前の姿にはなれるけど……スペックそのものには一切変化は無いですよ?更に言えば……天元突破しちゃってますからね……。」

 

カズマ「どこぞのグレンラガンだそれは…!はぁ……多分想像以上にトチ狂ってそうだな……。」

 

リョウカ(本体)「まあね……因み言い忘れましたが………あの姿の時の移動方法は勿論浮遊……ただ素早さは概念が無いレベルで速いですし……しかも自由自在に何処からでも何処にでも現れます…しかも一瞬で現れます………その上防御及び攻撃にも隙は無いです……。」

 

零月「それは凄いね……でもあのサイズと姿じゃあ……。」

 

リョウカ(本体)「勿論それが欠点ですよ……ただしサイズも自由自在に変えれるので………。」

 

 

ピシュン…!

 

 

エンドノア(本体)『…………?』

 

リョウカ(本体)「よいしょっと……こうする事も出来ます。」

 

カズマ「あのデカさが一瞬で小さくなった上にリョウカの頭に乗っかるって……シュール以外何者でもないな……。」

 

リョウカ(本体)「ははは………さてと次の惑星へ行きましょうか………。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……行こっか。」

 

 

そして一行は次の惑星へ目指して移動し始めたのだった……

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第43話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第1世代【前章・中編】

どうも、お馴染みのリュウカです…それじゃあ前回のあらすじを説明すると…私達はある日突然危惧してた通り逆行事件が発生しました…しかも場所はラチェットさんの所です……それで私達はそこへ出撃し……みなさんと合流……その後ベルディンを改造して要塞化及び拠点化しました……その後私達はいよいよ攻略する為に出撃……私達は先ずノバリス奪還へ向かいましたが当然ブラーグ軍が襲撃して来たので全て撃破してノバリスへ突入……覚醒した私達の手で呆気なく制圧に成功しました……まあこんな感じですね…それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

一行達は次なる惑星…開拓惑星アリディアを目指していた……勿論目的はとある人物の救助と全アイテムの入手……それ以外にこの惑星が開拓惑星である故なのでアリディアを拠点化させようと考えてる様だ……

 

とは言えやはり敵もアリディアを無視出来ない場所と認識は出来てる模様で……ノバリスでの完敗を知り…制圧艦隊を差し向けた…航空戦力も倍以上もアリディアに差し向けた……無論……刺客を差し向けられた事はもう既に一行達の元に届けられていた……更に言ってしまえば一行達は常にドレッグやブラーグ軍の事を監視してるので容易に発覚しているのだ……

 

 

リョウカ(本体)「なるほど、そう来ましたか……しかし数だけ増やしても無駄だと言うのに………アレが有る事知らない様だね……。」

 

カズマ「そうだな……。」

 

リョウカ(本体)「ただ、言い忘れてましたが…勿論欠点は有るのですが……発動すると味方全体も強制発動するのは言いましたが……周りの動きもほぼ止まりますので……仕掛けを解く際にはそれが返って邪魔になりかねない上……まだ慣れない人も居るかもしれないけど……余りの超スピード故に制御が厳しい事や常に即死級の威力をその身に覆ってるので下手に触れたら護衛対処まで殺しかねないのでそこも気をつけて下さい……それ以外で言えば……設定のみで付与出来ますが……元がソニックさんのスーパー化又はハイパー化……又は悟空さん達のスーパーサイヤ人以後の形態には常に何かしら消耗し続けてるので……意図的にリングの代わりにこの世界で言うボルトを自動で消費する様になったりとかエネルギーを自動消耗し続けてる様にし続ける様にしたり等敢えてリミッターを掛けたりも出来ます…謂わば保険です……。」

 

束「ほ〜う……でも自動消費時って…どれ位の速度で減るの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ボルトの場合には惑星にもよりますが……基本的には1秒につき…1ボルトずつ減ります………ただし基本的になのでね……場合によっては最大値である…1秒につき100ボルト消費の場合とか……最小値である消費無しの場合も有り得ます。」

 

カズマ「なるほど…って何故に最大値が100ボルト消費って滅茶苦茶痛いんじゃね?」

 

リョウカ(本体)「確かにそうですが、あくまでも惑星にもよります…ボルトが全く手に入らなそうな所ではボルト消費無しとか……歩くだけでもボルトが大量入手出来る様な場所では100ボルト消費にしても問題は無いでしょう……しかも更に言ってはいなかったけど……発動するだけでその場で手に入る物尚且つ消耗品等……例えばお金やエネルギー等を代表して様々な物は……一定範囲内に入れば自動で瞬時に手に入ります……。」

 

カズマ「へ〜……確かにそれなら良いか……じゃあもしエネルギー消費の場合だとどうなる?」

 

リョウカ(本体)「まあこれも個人によりますが……エネルギーって言うよりも体力を自動で消耗しますから……前世の私でも恐らく精々5分が限度です……ただし常に補給する手段が有るならある意味で無限に発動出来ますが……体力に関しては常に補給出来る様な手段は無いですね……まあ薬漬けにすれば話は別ですが……そんな事してヤク中になるよりなら補給手段を限った方がまだマシですよ。」

 

めぐみん「ですね……。」

 

リョウカ(本体)「だから基本的にはよっぽど物好きじゃ無い限りはまあこのままの方で行こうと思いますよ……相手が相手ですし……何が有るか全く分からないですから。」

 

リュウカ(本体)「ですね。」

 

リョウカ(本体)「……しかし、やはり身体に応えますね……反動も微妙に有るから疲れますね……。」

 

めぐみん「大丈夫ですか?アリディア程度なら我々だけでも行けますが?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……ただその前に……アリディアに来る邪魔者を先に始末してから休むとしましょう……ついでだからあの子も更に上の段階になってもらいましょうか………。」

 

リュウカ(本体)「…そうですか……勿論分かってはいるとは思うけど……程々にね?これ以上無茶して倒れてしまうのは怖いからくれぐれも気をつけてね?」

 

リョウカ(本体)「勿論です……まあやるのはあの子ですがね……。」

 

 

 

それでリョウカは接近して来るであろうブラーグ軍を撃滅するべく再度外に出て…エンドノアを呼び出して合体…ただし直ぐには行動せずに……敵が来るのを待ち伏せた……

 

 

………3時間後………

 

 

リョウカ(本体)「………みー付けた………。」

 

エンドノア(本体)『………!!!』

 

リョウカ(本体)「さてと………エンドノア!淵源ノ終焉最終封印…全解除…!それと……これも食って!それ!」

 

 

リョウカはエンドノアの更なる封印を解除して……エンドノアの口に目掛けて何と淵森母神一家の中で極めて珍しく…しかも1年で数個しか採れない……しかしそれを食べた者は強大な力を得ると言われてる……【淵森母神ノ核実】……っと呼ばれていて……そして……その中で更に超激レア……伝説中の伝説……7個の突然変異した淵森母神ノ核実が存在し……その名は【淵森母神ノ混沌核実】っと呼ばれていて……これが集まりし時……集めた者の願いを叶え……奇跡を起こすと言われる……【奇跡ノ淵森母神ノ混沌核神実】……っと言う神格化された一生に一度見れるか見れないか位の超低確率だ……そしてそのリョウカが投げ込んだのはその最上級の代物の奇跡の実を投げ込んだ……更に、リョウカはロンギヌスの槍とカシウスの槍を融合させたガイウスの槍をセンターマザーコアに直接取り込ませて……最後に淵森母神一家の様々なコアをセンターマザーコアに取り込ませた……後おまけ程度に淵森母神一家特製の王冠(マスタークラウン似の物)を被せた………すると……

 

 

 

 

ピキィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ピキィィィン…!!!!

 

ビキビキビキビキ…!!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!

 

 

エンドノア(本体)『グオォォォォォォォォォォォォ…!!!!!!!!!!!!』

 

 

エンドノアを中心に発生した超超ド級の暗黒球は…徐々にひび割れ……そこから無理矢理出て来る様に現れた……先ずサイズに関してだが……最早説明不要レベルのサイズまで更に超巨大化……全宇宙程度……いや世界線だろうが全てを一口で丸呑みに出来そうなサイズまで変貌……姿に関してだが……背部の翼はまた撤去……代わりに頭部には巨大な王冠を被っていて…その王冠には様々なコアが埋め込まれているのかコアが常に発光している……しかもその王冠の額に当たる所には超巨大なセンターマザーコアが埋め込まれている…姿形に関してはそれ以上そこまでの変化は無いが……後……本形態以後は姿勢の向きによる形態変化が有るらしく……通常状態…何時もの…と言うよりかは更に攻撃能力が過激になっているので最早言うまでも無い………次に横向き状態(遠距離形態)…通称砲撃形態……この状態では基本的に口からの攻撃がメインとなる……無論そこから放たれる宇宙破壊砲…ならぬ砲撃は最早壊滅的被害を与える…尚この形態では基本的に遠距離主体なので近接攻撃は多様せず…必要最低限程度しかやらないそうだ……とは言え後述するもう一つの横向状態は真逆のなので余計にタチが悪い…………次に横向状態(近接形態)…通称捕食形態……この形態では先の遠距離形態の真逆で接近戦を多用する様になる……無論サイズがサイズなので基本的に回避しなければ如何なる手段を用いても即死だ……それを言うならこの姿になって以後は全て即死なのだから回避失敗イコール即死が常に付き纏うので……掠っても死ぬし防御しても死ぬ……どう足掻いても即死……っと話が逸れたが………近接形態時にはあのサイズで接近戦をして来る以上……回避が出来るか否かの以前の大問題レベルだ……避けられないのが当たり前……無論避けられないイコールは即死なのは据え置きだ………しかも滅茶苦茶速い……それ故に余計に事故率が高い原因に拍車を掛けている………因み遠距離に居まくると当然遠距離攻撃して来るので油断はしない様に…………次に機動攻撃要塞形態……先の通常状態よりも更に過激化させた挙句下半身のあの脚部も解放して蹂躙する形態………ただそれだけ………次に解放形態(通常姿勢)通称殲滅形態…これは何といよいよ下半身や腕や肩部等格納していた物全てを解放を解放して……歩行しながら全てを蹂躙する……勿論だが脚部に関しての見た目だがあまり変化は無いがサイズがそれ相応になっている…最後に解放形態(横向姿勢)これも解放形態と同様だが脚部が無い…厳密には任意でだが……しかし横向で横向で横向で……兎に角超高火力の攻撃を乱発しまくるのでそれはこれでヤバい……………尚アーマーやらパーツやら装着も出来る……勿論それ相応のサイズになっている……しかもどの形態からでも装着可能だ……因みリョウカの居る位置は王冠の手前に居る様だ……(とは言え近付かないと見えないが……)

 

尚…覚醒し…名前も変化……【エンドノア&ジェネシス種:超究極最終超々越全次元淵源全能生命神体:ファイナルママスターマザー・スピリットオブ・アルティメット・エンドノア(ジェネシス)・コアフィーネ・ゼロ(インフィニティ)】……と言う超ド級とばかりの種族名へと変貌した……尚勿論呼び易くエンドノア又はジェネシスで呼ぶがな……

 

っと言う感じだ………

 

 

エンドノア(本体)『グオォォォォォォォォォォォォ…!!!!!!!』

 

全員(リョウカ除く)『……っ…!!』

 

 

(処刑用BGM:作品名【マリオ&ルイージRPGシリーズ】曲名【もう一人のレクイエム】)

 

 

エンドノアのただの咆哮だけでも銀河全てを振動させる程の強烈な威力だ……しかも何故か同時に処刑用BGMまで流れ始め……宇宙規模の天変地異が発生……そして世界が終わりを告げるかの様に宇宙空間が一気に全銀河を包む様に……エンドノアのエネルギーに満たされ……ドス黒く染まった……

 

 

カズマ『滅茶苦茶じゃねぇか!?デカいって表現をぶち壊す位じゃねぇか!?』

 

一夏「しかもただの咆哮だけでもここまで…今は被害が出てねぇけど!凄い揺れたぞ!?』

 

めぐみん『…………終わりました………完全に。』

 

カズマ『しかも曲と良い…雰囲気と良い……完全にラスボスになってんじゃねぇか!?』

 

エンドノア(本体)『……………!!』

 

 

グバァ…!!

 

キュィィィィン……!!!

 

ヂュィィィィィィィン…!!!!!!

 

ピキィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!!!!!!!

 

 

エンドノアは容赦なくブラーグ軍に向けて口から超々極太の赤黒いレーザーをぶっ放し……着弾と同時に全ての音と色が消えて超々規模の大爆発が発生……攻めて来たブラーグ軍は呆気なく消滅……尚周囲の被害は事前にエンドノアの能力で攻めて来たブラーグ艦隊と航空隊の壊滅だけで止まった……

 

 

ピキィィィン……!!

 

パァァァァァン…!!!

 

 

そしてやる事終えたのか……リョウカとエンドノアは分離……エンドノアはサイズを極小サイズまで縮めてリョウカの頭に乗っかって…リョウカは一瞬で艦橋に戻った……

 

 

リョウカ(本体)「ただいま。」

 

リュウカ(本体)「お帰り、しかし随分と派手にやりましたね……。」

 

リョウカ(本体)「まあね……ただ加減を間違えると一瞬で宇宙が滅ぶのが難点ですがね……と言うよりも……全ての攻撃どころか行動全てが掠ろうが防御しようが問答無用で強制即死なので加減もクソも無いですがね……。」

 

千冬「どう足掻いても被弾すれば終わりではないか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから避けるしかないっと……っが…攻撃速度が速すぎて基本的に避けれない上…能力の所為で基本的に必中攻撃……更には全ての防御と耐性及びスキルや能力を無効にした上での強制即死………強制絶対即死や終焉属性とはまた別のベクトルでヤバいです………取り敢えず超火力とサイズを物言わせてのゴリ押しですね……しかもバンバン飛んで来るのであの人がニッコリする程の超高濃度の弾幕を見れます……更に言えば攻撃範囲も一番狭い物でも優に惑星一個位は余裕で攻撃範囲内です……。」

 

オワタリュウカ(本体)「超ド級の攻撃範囲で尚且つ圧倒的な攻撃速度と超高濃度の弾幕を展開するって…いやこの時点でおかしいじゃねぇか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、この時点でね……そして……移動能力面ではあのサイズまでなるとやはり特殊な移動方法ですが……最早瞬間移動又はテレポートレベルの移動速度とトチ狂った機動力を発揮するのです……しかも何処に居ようと一瞬で何処にでも現れる転移能力……そして最も恐ろしいのは防御力………もうここまで来ると全て全く通用しなくなります……ただし相変わらずジェネシスの攻撃は通用するのと……私達の持つ最後の切り札には滅法弱い事以外には絶対に効かないですね……勿論状態異常や能力やスキル等完全無効化及び反射や吸収も据え置き……兎に角防御能力も極振りされてます……。」

 

一夏「……攻撃も完璧……んで移動も完璧……そして防御も完璧って……どう足掻いても敵に回ったら先ず勝てないじゃねぇか!?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?さっきも言った様に相変わらずジェネシスの攻撃やこっちの誇る最後の切り札には滅法弱いのですよ?と言うよりもそれ以外には全て無効化されるので意味は無いですが……とは言え体力無限や防御無限も誇るエンドノア及びジェネシスに対して……私達の持つ最後の切り札でたったの一撃で即死する私達の持つ最後の切り札がある意味でトチ狂ってますがね……。」

 

カズマ「そうかい……ってか構図から予想してみたら凄いシュールに見えたが……あの切り札撃って…見た目的にはエンドノアやジェネシスからすればまあ超極細にしか見えねぇけど……全防御貫通した上で即死させるってどんな絵面?…って感じかな?」

 

リョウカ(本体)「まあ側から見れば蚊に刺されて即死する貧弱体質にしか見えないけど……事実それ以外にまともに効くのはガチで対の存在以外存在しないのですよ……。」

 

カズマ「何それチートやん……。」

 

リョウカ(本体)「ふぁ〜……さてと寝ますか……それじゃあ後頼みます……惑星ケルバンに着いたら起こして……ほら、寝ますよ。」

 

エンノ(本体)「うん……。」

 

ネシス(本体)「は〜い…。」

 

リュウカ(本体)「それじゃあ私も寝ます……アリディアの事は任せましたよ?」

 

めぐみん「ええ、ゆっくり寝てて下さい。」

 

 

そしてリョウカとリュウカはエンノ及びネシスと娘達を連れて…部屋に行って眠り始めた……尚ご丁寧にも…エンドノアやジェネシスも極小状態のままそそくさにリョウカ及びリュウカの頭の側にて眠りに付いた……

 

その後アリディアに到着……母核組リョウカが指揮する一行達は敵を蹴散らしながら手に入れる物を全て手に入れ……此処に墜落して来た人を救助……その後当初の予定通り、このアリディアを拠点化する超大規模工事を実施……しかしやはり最大の難所である底無し沼が厄介で工事が難航してる様だ……そのお陰で更に1週間は掛かり……攻略及び工事完了まで半月も掛かると言う結果になった………因み工事完了して新生アリディアは前線基地として扱うが……本拠地とする母星及びベルディンと比べると前線基地にしてはかなりの大規模だ……それもその筈何とこのアリディアは後々レンジャー隊含むQフォースの本拠地として運用する為の様々な設備を整えているのだ……その上大昔の反省点も活かして本拠地と同等レベルの防衛設備やセキュリティーも完備……隙の無い要塞惑星になった………

 

しかし半月と言うのは流石に痛かったが……そこまで大した問題では無かったそうだ……と言うのも、確かに半月と言うのは敵にとっては復旧も既に完了して尚且つ再編成が完了してる時期だったが……リョウカがただでほったらかす訳も無く……偶にこっそりと抜け出した上で……瞬時にハイパー化して単独で通商破壊作戦を完遂してブラーグ軍を大混乱に陥らせて……しかも戦力も大きく減らす事に成功した……無論他の一行は知る余地も無いが………とは言え結果としてはほぼ何事も無かったのが良かった…………しかしやはり一行達でも疑問が残るのは……一体何処からそんな大量の軍事力が出て来るのかどうかが疑問に残る上……明らかに敵の動きが異なるのが疑問で……明らかにこの二つの時点で異常事態なのは明白……そこで一行が導き出した結論は……………確実に神々の手でイレギュラー又は転生者が介入してる……っと言う事が結論付けられた………

 

 

 

【惑星アリディア:パーフェクトクリア】

 

 

 

一行はアリディアを離れ……次の目的地の大都市惑星ケルバンに向かった……因みだが一応リョウカやリュウカはまだ寝ているらしい……とは言えリョウカの場合は裏工作のお陰も有っての事だが……

 

………アリディアを出て1日後……

 

 

めぐみん「リョウカちゃん、リュウカちゃん…そろそろケルバンですよ。」

 

リュウカ(本体)「ん〜…ふぁ〜……はい……分かりました……ありがとうございます……。」

 

めぐみん「ええ、ほらリョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「ふぁ〜……ん〜……おはようございます……もう着きますか?」

 

めぐみん「ええ、だから出発準備して下さいね…ゆっくりでも良いですよ。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

更に数時間後に一行はケルバンに降り立った……

 

 

【大都市惑星ケルバン:テクノポリス】

 

 

リョウカ(本体)「テクノポリスに来てはみたものの……凄い交通量ですね……。」

 

ラチェット「そりゃあ大都市だろうしそれ位多いだろ?」

 

リョウカ(本体)「まあね、とは言えそうなると誤射が怖いので広範囲攻撃は基本的に止めた方が良いですね……ただし周りを確認していれば問題は無いとは思うけど……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……。」

 

リョウカ(本体)「そう言えばノバリスの時点でまだショップとか見てないですね……ここ最近忙しかったからガラメカの購入とかした方が良いですね……まあ厳密にはガラメカ入手後にスキャンして設計図を作成して私達用のガラメカ作成に役立ってもらいましょう。」

 

クランク「そっスね、確かに上手く行けば貴女達用のが出来る筈っス。」

 

リョウカ(本体)「ではそうと決まれば早速ショップにアクセスしますか。」

 

 

一行は直ぐ側に有ったガラクトロンショップにアクセスして早速売り出されてるガラメカを全て購入した……

 

 

 

リョクヨウ(本体)「はぁ…少しボルトが寂しくなりましたね……。」

 

リョウカ(本体)「すみませんね…でも、これだけ有れば充分でしょう……。」

 

アヤカ(本体)「まあ、どんなのが出来るのかは大体予想は出来たよ……まあボルトは直ぐに補充出来るから良いや…。」

 

リョウカ(本体)「……さてと、どうしましょうか……分岐は2つですね……普通なら二手に分かれるのが良いですが……戦力的に考えるとどうしても二手に分かれるのは非常に不味いですからね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……。」

 

リョウカ(本体)「更に言えば…お母さんが言ってた事も有るからね……だからわざわざこの惑星の防衛部隊と連絡させてもらって私達が軍を率いてやって来ても問題無い様に許可を得た訳ですよ……それにもしブラーグ軍が来た場合にも連絡を寄越す様に伝えてます。」

 

一夏「まさか此処にも攻めて来たのか?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、攻めて来ましたよ?まあ相手がヘリだったけど…かなり苦戦はしましたが……。」

 

千冬「ヘリでも油断も出来もしないな………。」

 

リョウカ(本体)「そう言えば、確かナビゲーターって列車に有るって聞いたけど……クランクさん、一応聞きますが……そのナビゲーターが有るであろう列車の時刻表は?」

 

クランク「勿論有るっス…これっスよ。」

 

 

クランクはリョウカにその列車の時刻表を渡した……

 

 

リョウカ(本体)「………かなり急がないと不味いですね……先ずはナビゲーターが最優先です……エンドノア!」

 

エンドノア(本体)「……!!」

 

 

ピキィィィン…パァァァァァン…!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

エンドノアはサイズを探索用に巨大化(MGREXの3倍サイズ)になった上にフルアーマー化した……

 

 

リョウカ(本体)「よっと…!」

 

 

リョウカはエンドノアに騎乗……

 

 

リョウカ(本体)「エンドノア!自動歩行モード!目的地はテクノポリス:ターミナル駅!両手武器換装:ガドリング砲…各武装は周囲の敵に攻撃!エンドノアは私の指示に従って攻撃して!」

 

エンドノア(本体)『………!』

 

リョウカ(本体)「さてと行きますよ!みなさん!しっかり着いて来て下さい!」

 

リュウカ(本体)「はい!」

 

エンドノア(本体)『ピシャァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ズシン…ズシン……ズシン…!!!

 

 

リョウカを載せたエンドノアを先頭に一行はターミナルへ進行を開始した……

 

 

【ミッション】

 

 

成功条件【敵を蹴散らしながらターミナルへ急げ!】敗北条件【エンドノア又はリョウカの何かの撃破・味方の内一体の撃破・周囲被害率が50%を超える】

 

 

戦闘BGM:作品名【メタルギアシリーズ】使用場面【カーチェイス(MGS3:ver1)】

 

 

【作戦開始】

 

 

ズシン……ズシン……ズシン…!

 

 

リョウカ(本体)「……!正面に敵!!」

 

リュウカ(本体)「やらせません!せやっ…!!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ブロロロロロロロ…!!!!

 

 

ブラーグ兵1『……!!敵発見!』

 

 

ウィィィン…ガコン…!!

 

ドドドドドドド…!!!!

 

 

ブラーグ兵1『ウワァァァァァ…!!!!』

 

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

【進行率:10%】

 

 

リョウカ(本体)「……!!左から敵戦車!撃って!」

 

エンドノア(本体)「ピシャァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

チャキ…!!

 

ドォォォォン…!!!

 

ボォォォォォン…!!!

 

 

ブロロロロロロロ…!!!!

 

 

セシリア「次から次へと…!!しつこいですわ…!!ブルーティアーズ…!!!」

 

 

ビビビビビビビッ…!!!

 

 

ブラーグ兵2『ドワァァァ…!!!』

 

ブラーグ兵3『グワァァァァ…!!!』

 

 

【進行率:30%】

 

 

 

ズシン……ズシン……ズシン…!!

 

 

リョウカ(本体)「………❗️正面…!!対巨大兵器用地雷…!解除か破壊して!」

 

パンツァー1『こちら航空砲撃支援隊!我々が砲撃して破壊する!退避せよ!全機!地雷のみを撃ち抜け!砲撃用意!……てぇぇ…!!』

 

 

 

ドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥゥ…チュドォォォォン…!!!!

 

 

兵士総元帥2「目標破壊!」

 

航空隊隊長1『こちらエンドノア直掩隊!これより航空支援を開始する!』

 

 

キィィィィィン…!!!

 

ドドドドドドド…!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

ブラーグ兵4『ウワァァァァァ…!!!』

 

 

【進行率:60%】

 

 

リュウカ(本体)「……!リョウカちゃん!前!ビルが!」

 

リョウカ(本体)「大丈夫!エンドノア…ワープ!」

 

 

ピシュン…!!

 

 

そして様々な障害を蹴散らしながら一行はターミナルへたどり着いた……

 

 

【進行率:100%】

 

 

【作戦終了】

 

 

リョウカ(本体)「到着です……ってあそこにインフォボットが有りますね……そしてあっちにはゴールデンボルトが有るね……。」

 

リュウカ(本体)「ボルトは任せて、スティール!」

 

 

ピシュン…パシッ…!!

 

 

ラチェット「おお!スゲェ…!」

 

クランク「お見事っス。」

 

リュウカ(本体)「いえいえ、さてと……インフォボットを回収しないと。」

 

リョウカ(本体)「うん……エンドノア…ありがとうございました、少しゆっくり休んで下さい。」

 

 

ピキィィィン…シュゥゥゥゥ……

 

 

エンドノアがサイズを小さくして、リョウカの頭に乗り…そのまま休み始めた……

 

 

 

兵士総元帥3「姫様!ケルバン防衛部隊より入電!『我、ブラーグ軍ノ進行ヲ確認……侵略軍ト思ワレル大編隊ヲ確認!』……以上です!』

 

リョウカ(本体)「やはり来ましたか……では待機中の全艦隊に直ちに連絡!支給私達の元へ向かう様に指示!更に此処の防衛部隊にも連絡して一般市民の退避を!」

 

兵士総元帥3「は!」

 

 

リョウカから龍華大和を経由しての連絡により直ちに全艦隊はターミナルに向かい始め……淵森母神大連合星から出せるだけの戦力を直ちに向かわせた……更にケルバン全土に渡り緊急非常事態宣言が発令……一般市民は避難を開始し始めた……尚その影響で列車運行は停止した……

 

 

リョウカ(本体)「さてと………アレを試しますか……。」

 

一夏「アレって?」

 

リョウカ(本体)「………龍華大和!モードチェンジ!モード:スーパーバトルシップ:超戦艦大和!」

 

 

ピキィィィン…ジリジリジリジリ…!!

 

パァァァァァン…!!!

 

 

推奨BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの大和:メインテーマ】

 

 

リョウカの呼び掛けに応えて龍華大和は姿を変えた……見た目は龍華大和サイズの超大和型戦艦……(51センチ三連装砲5基搭載及び日本武尊タイプ)に変化……遠くから見れば完全に大和だと誤認する様な見た目ではあるが…武装面では超大和型戦艦と日本武尊と合わせたタイプだ……とは言え場合によっては大和だと誤認しても仕方ない見た目ではある……(サイズにだけ目を瞑ればだが…)

 

 

一夏「おお…!ってあれ…?武装が減ったか?」

 

リョウカ(本体)「減りはしましたが……内部的にはコア形態と同じステータスにしてます……よって外見上では武装は少なめだけど、撃てば強いですよ……まあロマン仕様です……こんな時の為にわざわざお母さんに頼んで良かったですよ……。」

 

母核リョウカ(本体)「まあね……まあ実を言えば、大和そっくりにして欲しいって頼まれたけど……そうなると対空面では貧相になりがちなので……多少妥協して超大和型や日本武尊のを採用したのですよ……まあ遠くから見れば大和だと誤認するだろうし……。」

 

リョウカ(本体)「まあ……良いですよ……さてと時間が惜しいから急いでアレを回収してから乗りますよ。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

その後一行はインフォボットを回収……龍華大和に乗り込み……敵機を待ち構えた……尚その後の展開をざっくり言えば…案の定圧勝だった……(アレだけやっておいてまさかのカットするのはどうなのか…)尚その時の被害は周辺の建物にやはり損害が出たのは致し方無い……とは言え一行はその後はケルバンに存在するアイテムを回収し切って……次の惑星へと目指したのだった……

 

 

【惑星ケルバン:パーフェクトクリア】

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第44話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第1世代【前章・後編】

どうもです、お馴染みのめぐみんですよ…それでは前回のあらすじを簡単に言えば……我々は次の惑星アリディアを攻略……アリディアを拠点化にする事に成功……とは言え奇妙なのは半月位経過したのに敵の戦力が変化が無いのが奇妙でしたが………とは言え我々はアリディアを後にして……その次に大都市のケルバンに向かいました……そこでもまあ色々と有りましたが……何とかなりましたよ……それでは今回も見ると良いですよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

一行はインフォボットで手に入れたナビゲーター……森林惑星:ユードラへ向かっていた……

 

 

リョウカ(本体)「次はユードラですか……。」

 

めぐみん「ええ、大自然の塊とも言える惑星ですね……。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……そうなるとその惑星ではやはり私達の放つ火属性系は使わない方が良いですね……もし下手に誤射した時が怖いです……そうなって大火災発生で惑星全土が燃えて焦土に変えよう物ならそれこそ論外ですよ……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……基本的には火属性……まあ厳密に言うなら強力な火属性を使わなければ良いです……。」

 

めぐみん「ですね……そうなれば基本的に接近戦しか無いですね……我々の場合には中距離や遠距離に限って過激な攻撃が多いのが仇になってますし……。」

 

リョウカ(本体)「ははは……まあやれますよ……まあ直球に纏めれば……ガチの強力な火属性……火属性の最上位である煉獄属性以上尚且つ小細工無しでやるのはアウトですね……主に私達の放つ火炎放射や熱線とかを誤射した時点でアウトですね……ただし……何かに付与……例えば刀剣等の剣技で付与される場合で当てた場合は辛うじてセーフでしょう……とは言え運次第ですが……。」

 

サスケ「なるほど、つまりはその惑星では直接煉獄属性以上での攻撃はするなと言う事だろう?ただこう言う武器とかに属性付与して器用に敵のみに当てて行けば問題無い訳か?」

 

リョウカ(本体)「理論上はそうなります……ただし何度も言いますが、付与したとしても運が悪ければ火災発生で…もし消化とかせずに放置すれば確実に惑星は滅びますよ……可能な限り絶対に使用しない様にね……。」

 

ヤマト(本体)「分かりました…取り敢えず全軍にも注意喚起はさせておきますね。」

 

リョウカ(本体)「うん、お願いしますね。」

 

 

リョウカから全軍に対してユードラ攻略の際に制限が掛かった……

 

 

【ユードラ攻略戦:注意事項】

 

 

特殊敗北条件【一部を除く煉獄属性以上の攻撃の使用(セーフ判定の例:魔神王拳法:最終奥義【零式:真・魔神王拳】やヒノカミ神楽:全技………等)】

 

 

そして一行はユードラへ辿り着き……ユードラの攻略を開始した……

 

 

リョウカ(本体)「着きました……自然豊かですが、やってくれましたね……。」

 

リュウカ(本体)「相変わらずブラーグの連中は酷いですね……環境破壊しまくってますね……。」

 

めぐみん「全くですよ……本来なら纏めて爆破してやりたいですが……生憎そんな事すればこの惑星が焦土になるので非常に苛々しますが……別の手段でブチのめしてみせましょう。」

 

リョウカ(本体)「ええ、さてと……。」

 

 

 

ッス…シャキン…!!

 

 

リョウカ(本体)「………やりますか。」

 

 

ッス……チャキッ…!

 

 

リュウカ(本体)「ええ。」

 

 

一行はそれぞれ武器を構えて敵を蹂躙し始めた……かなり攻撃能力に制限が掛かってると言うのに一行の熾烈な攻めはブラーグ軍に甚大な被害を与えて行った……無論だがブラーグ軍も侵略艦隊の要請を行ったが…残念な事に………惑星の外にて待機していた最終決戦淵森母神大連合艦隊や淵森母神大連合星の勢力によって悉く殲滅されて行った……因みに……

 

 

 

リョウカ(本体)「ん?なんでしょうこれ?」

 

リュウカ(本体)「あ〜…それはサックキャノンですね、こんな所に安置してあったのですか。」

 

リョウカ(本体)「サックキャノン………そう言えば確か聞いた話になるのですが、この世代でのサックキャノンはブラーグ製ですが…色々と不具合が多過ぎて没になった筈の物で……試作機であるこの1つを作って以来は中止になったのですが……その試作機ではないですか?」

 

クランク「ふむ、確かにこれは試作機の様っスね…でもどうやら何者かによってこの破棄された試作機を改良を加えられてるっス。」

 

リュウカ(本体)「ふ〜ん……取り敢えずこれは保管しておきますか……。」

 

 

リョウカ達はサックキャノンの試作機を入手して……その後は別ルートにて敵の幹部らしき人物と接敵……捕縛に成功してナビゲーターを入手した……そしてアイテムを全て入手に成功したのでこのユードラも拠点化する事にした……無論破壊された所や伐採された所も全て再生させる作業も同時に進行……今回は設置場所等は問題無く更に自然豊かであるこの惑星だからこその専用の施設を多数設置……何とアリディアよりも滅茶苦茶早く……翌日には拠点化に成功……ユードラも復活した……

 

 

【惑星ユードラ:パーフェクトクリア】

 

 

 

一行は一度淵森母神大連合星へ帰還する事になった……その理由は無論……ユードラにて手に入れたあのナビゲーター………そう、次の目的地である……ブラーグ軍の拠点の一つである……ネビュラG34:超攻撃大要塞:BBステーションを攻略する為である……

 

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、集まりましたね?それでは対BBステーションの作戦会議を開始します……。」

 

大高「はい…。」

 

高野「ええ、それで姫様…敵の戦力は?」

 

リョウカ(本体)「ええ、確認しただけでも……外に待機してるのだけで……戦艦及び空母も含めて数十万隻の超大艦隊……及び何千垓機の戦略爆撃機を含めた陸軍機及び海軍機の航空戦力……更に要塞本体の大量の武装………全く隙が無いですね……しかもこの戦力は後から寄越された感じです……まるで完全に私達を待ち伏せてる様な感じですよ。」

 

ラチェット「そんな滅茶苦茶に大量な相手とやるのか!?」

 

サーシャ「敵も必死なのも理解出来るわね……。」

 

アダムス「これほどの戦力……幾ら奴とも言えど一体どうやって用意出来たのか…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、しかもお母さんから聞いたのですが……本来ならこの要塞の姿はこんな姿じゃないですよ……どちらかと言えば新世代の方のBBステーションと酷似した感じですよ……。」

 

ルーズベルト「何と……ふ〜む……そうなるとかなり厄介だろう。」

 

リョウカ(本体)「ええ……しかもどう言う理由かは不明ですが……いえ……此処だけ明らかに神々が関与してるのでしょうから……下手な小細工が出来ない様に……欺瞞情報も効かない上……何と奇襲攻撃に対応した何かしらの加護も付与されてる様です……あからさまに真正面からぶつかるしか無い様な状況ですね…………。」

 

大高「ふむ……困りました……。」

 

リョウカ(本体)「ええ……まあ確かに勝てない相手では無いのでしょうが……寧ろ余裕で勝てる方法は有るには有るけど………今回のこの攻略では終盤にて使う予定だから温存したいからね……。」

 

リュウカ(本体)「エンドノアやジェネシス……そしてハイパー化……それさえ使えたら確かに余裕でしょうが……後半戦に温存する必要が有るのですよね…?」

 

リョウカ(本体)「その通りです……だからこの前半戦であるこの大群はどうしても自力でやるしか無い……まあ本当に危機的状況下にのみ使おうか…っと思ってます。」

 

高野「分かりました……しかしではどうやって勝ちます?」

 

リョウカ(本体)「……仕方無いですね………今まで絶対にやって来なかったですが……こうなれば最後の手段です……。」

 

リュウカ(本体)「どうする気ですか?」

 

リョウカ(本体)「……淵森母神大連合艦隊及び航空隊そっくりの無人艦隊及び無人航空機で総特攻を実施……轟沈覚悟で特効してもらい、私達は後から居なくなった所で安全に突入する訳ですよ……。」

 

全員『………!!!』

 

 

リョウカの考えた手段は……全て無人化したそっくりの艦隊及び航空隊で轟沈する事前提で総特攻させ……敵が居なくなった所で安全に突入すると言う無茶苦茶な作戦だった……

 

 

めぐみん「リョウカちゃん、確かにそれなら我々が相手にするのは敵要塞だけでしょう勿論リョウカちゃん達が安全ならそれは良いです…………しかし……幾ら無人化したとは言え、我々らしく無いですよ?非人道的じゃ無いですか?幾ら何でも私達はそんな作戦を認める訳にはいかないですよ。」

 

カズマ「同感だ……幾ら無人とは言え…AIはどう思う?最悪俺達に敵対する可能性だって有り得るぞ?そうなるのは御免だ……。」

 

零月「私も同じ……リョウカちゃんは本当の無人を理解して言ってるの?」

 

リョウカ(本体)「………みなさん……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……こればかりは私でも絶対に承認はしませんよ?もっと冷静に考えて…。」

 

リョウカ(本体)「……ごめんなさい……。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……ならやっぱり温存しときたかったけど…やっぱり…あの子達使ってパッパと殲滅させた方が楽だと思うけど?」

 

めぐみん「確かにそうですね……それに幾らあの神々とは言えあそこまで強大な存在に如何なる対策も無意味でしょうし……そもそも挑む事自体が愚かとしか言えないですよ……そんな相手に高々あの程度で勝てない相手じゃないですよ。」

 

リュウカ(本体)「まあね……とは言え外は良くても今度は後半戦はどうしましょうか………どうも何か嫌な予感がしますね。」

 

カズマ「お前が言うとガチで当たるからな……。」

 

リョウカ(本体)「………1週間………1週間だけ時間を下さい…私の方で対策を用意します……。」

 

リュウカ(本体)「大丈夫なのですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ…ただ少しばかり頼みとして…家族代表者は後で私の所に来て下さい……採血させてもらいます。」

 

アンクロ(本体)「それは構わないけど、どうする気だい?」

 

リョウカ(本体)「ええ、上手く行けばの話ですがね……けど今は言えない……。」

 

リュウカ(本体)「…………分かりました……ただ絶対に危険な真似はしないでね?」

 

リョウカ(本体)「勿論です………とは言え運次第ですからね……さてとこんな感じですね……それじゃあ決行は…1週間後です……それぞれ準備に入って下さい。」

 

全員『了解。』

 

 

そして各々準備に入った……尚予定通りリョウカは家族の全代表者の血とどうやって採血したかは不明ながら…エンドノアとジェネシスの血も採血して何やら開発を開始した……

 

………3日後の真っ暗の夜にて全員が寝静まった時………

 

 

リュウカ(本体)「す〜……。」

 

リョウカ(本体)「…………ごめんなさい……こんな真似をしてしまって………許して下さい………。」

 

 

リョウカはそっと気付かれない様に尚且つ痛みを感じ無い様に注射で【ナニ】かを……リュウカを筆頭に淵森母神大連合国の全家族及び特殊部隊……そして全魔獣及び全怪物……エンドノア及びジェネシスも含めて全てにとある物を投与して行った……勿論たっぷりと……そして………

 

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

プスッ…!

 

 

リョウカ(本体)「……っ…!……っく………ぁ………み…な…さん……ごめん………ね……。」

 

 

ドサッ…!

 

 

………自分自身にも投与……副作用か作業の疲労かは不明ながら……そのまま気を失った……

 

………あれから数日後……作戦決行日の前日

 

 

 

リョウカ(本体)「………ん……っ……あれ……?いつの間に私のベットに……?そっか……あのまま気を失ったのですか……やっぱりかなり怠いですが………これも私の罰です…………すみません……。」

 

 

ガチャ……バタン…!

 

 

リュウカ(本体)「……!リョウカちゃん…!」

 

リョウカ(本体)「お母さん……?」

 

リュウカ(本体)「……っ……馬鹿………あれほど危険な真似はしないでねって言ったのに……妙な違和感を感じて……探したら………リョウカちゃん倒れてて………本気で心配したんだから…!」

 

リョウカ(本体)「………っ……本当にごめんなさい………こんな大事までになるとは想定してませんでしたから………本当にごめんなさい………。」

 

リュウカ(本体)「…………馬鹿………本当に良かったです………リョウカちゃん……一応永琳でも見てもらったけど……リョウカちゃん…貴女自分自身に何を投与したの?相当危険な物じゃないですか?そうでなければ作戦決行日前日まで昏睡する訳がありませんよ………。」

 

リョウカ(本体)「………それは………。」

 

リュウカ(本体)「………言って……幸い今は私とリョウカちゃんの2人だけですよ?それに盗聴対策はされてるよ?それでも言えない事なの?」

 

リョウカ(本体)「…………ごめんなさい………それでも当日のとある時がやって来るまでは絶対に言えない………。」

 

リュウカ(本体)「……………そう…………ですか………。」

 

リョウカ(本体)「………ごめんなさい……大事になった上に……今回ばかりはみなさんにも言えれない事なのです………その代償が今の私ですよ……作戦当日にも大きく影響が出る程ですからね……とてもじゃ無いですが戦える状態じゃないです……っが当然向こうは確実に私が出なければ入れない様になってる様です…………だからこそ頼みます………とても辛いかもしれない……。」

 

リュウカ(本体)「………………。」

 

リョウカ(本体)「…………だからお願いします………こんな迷惑を掛けまくって……そして我儘に近い願いです……勿論絶対に反対する事を承知で頼みます…………私もみなさんと共に戦わせてもらいます………精々後方支援位しか出来ない身体でしょうがね………しかし私が行かなければ向こうにも行けれないのも事実な上当然入れない………だからお願いです………。」

 

リュウカ(本体)「…………っ………分かりました…………。」

 

リョウカ(本体)「………………本当にごめんなさい………………許してとはもう言いません………すみませんがしばらく1人にして下さい………。」

 

リュウカ(本体)「…………。」

 

 

リュウカは今にも泣きそうな暗い表情のまま部屋を出て行った………

 

 

 

リョウカ(本体)「………っ………っっ…!!ごめんなさい…………本当にごめんなさい……!お母さん……!!……ひぐ……ぁぁ……おかあ……さん……!!あぁ………!!あああぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

リョウカはベットで蹲り……リュウカの事で罪悪感でそのまま泣き崩れた………同時にリュウカも別の場所にて静かに啜り泣いた………無論だがこの日に限ってリョウカ及びリュウカ親衛隊は有能過ぎたので……この事態を発覚……とは言え今回ばかりはどうする事が出来ないのが実情なのも各々察してるので……ただ静観するしかなかった………

 

………そして作戦当日………

 

 

 

リョウカ(本体)「ではいよいよ出撃です!全軍出撃!」

 

全軍『了解!』

 

 

リョウカの号令でいよいよ作戦は決行……全軍は出撃して行った……無論先行でエンドノア及びジェネシスは向こう側にて先回りしている……

 

 

めぐみん「リョウカちゃん……本当に大丈夫なのですか?」

 

リョウカ(本体)「まあ多少は……っと忘れる所だったね………少し待って…………………良しこれでいいでしょう……。」

 

一夏「何をしたんだ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、予定の時間又は敵が動き出したら殲滅する様にあの子達に指示を送りました……。」

 

千冬「おお、そうか。」

 

リョウカ(本体)「ええ………まあ確実に勝てるでしょうからね……何せ………アレが有るからね……。」

 

めぐみん「……?何か言いました?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?別に?」

 

リュウカ(本体)「……………。」

 

 

その後順調に進んで行き………BBステーションに迫ろうとした際………

 

 

ギュィィィィィィィン…!!!!

 

チュドォォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「派手に殲滅しましたね……流石です……。」

 

一夏「今のって…吸い込みか…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、吸い込みです………勿論元はあのカービィさんのですがね……ただし完全に捕食目的なのでコピー能力を得る事は出来ないですがね………。」

 

めぐみん「ふむ、じゃあ吸い込みにコピー能力を失った代わりに…攻撃力と体力回復効果や状態異常回復効果が付いた感じでしょうかね。」

 

リョウカ(本体)「まあその例えで間違いないですよ………ただ、元々吸い込み攻撃は使えないですが……アレのお陰で出来る様になったのですよ………そう……アレ…のお陰でね。」

 

一夏「さっきから気になるな〜……アレ…って何だろうな?」

 

めぐみん「さぁ?我々も何も知らされてないですからね……。」

 

リョウカ(本体)「近い内に嫌でも理解しますよ……さてと見えました………あれがBBステーションですか……。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、気を付けて…攻撃して来るよ。」

 

リョウカ(本体)「そうなる前に黙らせましょう……全艦に通達!直ちに攻撃隊を発艦!要塞の全ての武装及び防衛装置に攻撃!更に全艦は本艦の攻撃と合わせて統制射撃を実施!」

 

全艦『了解!』

 

 

リョウカの指示を受けて全艦から攻撃隊が発艦…全艦は統制射撃の用意が完了した……

 

 

リョウカ(本体)「目標!敵要塞の各武装及び防衛装置及び入口隔壁!弾種!対地拡散ショックキャノン!砲撃始め!!」

 

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

ギュゴォォォォォ…ピキィィィン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォン…!!!!

 

 

 

……対地拡散ショックキャノン………その名の通り対地用の拡散ショックキャノンをブッ放す……発射後に指定距離又はロックオンした所に辿り着くと同時に地上に向けて拡散……地上目標を殲滅する……元ネタはクラスター爆弾又はZ弾……それをショックキャノンにした物だ……

 

先行で放たれた対地拡散ショックキャノンは要塞に大損害を与え……一行達が侵入する為の入り口を開かせた……

 

 

 

キィィィィィン…!!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!!

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!!

 

ドドドドドドドドドドドド…!!!

 

チュドォォォォォン…!!!!

 

 

送れてやって来た攻撃隊が虫の息となった武装及び防衛装置にトドメを刺した……

 

 

リョウカ(本体)「さてといよいよ突入しますか……みなさん、行きましょう……テレポート!」

 

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカ達一行は能力で要塞内部にテレポートで入った……

 

 

リュウカ(本体)「……やはり内部は違いますか…!」

 

母核リョウカ(本体)「やれやれ…!全く面倒な構造になってますね…!それよりもリョウカちゃん……さっきから苦しそうだけど本当に大丈夫なの?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です……まあ精々後方支援だけでしょうからね……みなさんが頼りです……行きましょう!」

 

リュウカ(本体)「う……うん……。」

 

零月「リョウカちゃん………。」

 

 

その後敵を薙ぎ倒しながら奥へ進んで行き…回収出来るアイテムを全て手に入れ……例の門の前にやって来た……

 

 

母核リョウカ(本体)「………!!この紋章…!」

 

ラチェット「前とは全く違うな……この門は…。」

 

リョウカ(本体)「ええ…この紋章は十中八九……イースの所ですよ……そして恐らく今回戦う相手はイース関連のボスでしょう……確か前の逆光事件の際にもイース関連のボスと戦って来ましたから……今回の事件も恐らくそんな感じかな?」

 

母リョウカ(本体)「そうだとしたらかなり厄介ですね……それに蹴散らして来たとは言え……何故か魔物も混じっていた気がするのでねまさかとは思ってました………。」

 

ラチェット「どうする?」

 

リョウカ(本体)「……どっちにしても行かないと先へは行けれないでしょうからね……恐らく次の惑星へ行く為の鍵はこの先に有ると思う……。」

 

キャル「なら尚更行かないと。」

 

リョウカ(本体)「ええ、さてと開けましょうか……あれですか……ラチェットさん頼みましたよ。」

 

ラチェット「オッケー、今開ける。」

 

 

門の側に有った装置にラチェットがハッキングを仕掛けて……門を開錠……一行は門を潜って行った……

 

 

ギィィィィィ…ガシャン…!!

 

 

ラチェット「ん!?おい、アレ見ろよ!」

 

リョウカ(本体)「……!あれは…ベラガンダー!?でも様子がおかしいですね……。」

 

メリー「……どうやら洗脳されてるっぽいね…しかも所々改造手術らしい所を受けた後も有るわ……気を付けて、アイツ……確かにベラガンダーの反応だけどベラガンダーじゃないわ……!」

 

 

 

安定と信頼の観察眼の持ち主であるメリーの言う通りこのベラガンダーは……理由が不明ながらもこの世界に流れ着き……改造手術を受けて洗脳を受けてしまった……姿はあの淵森母神の世界線のイースの世界線にて戦った全乗せベラガンダーに全身を包み込む様にアーマーを装着……両腕にはパイルバンカー及びブースター付いて攻撃能力を上げ……脚部と背部等様々な所にに大型のブースターや小型ブースターを内蔵したりして機動力を上げたりして……胸部には球体状の青いコアが埋め込まれている……正に隙の無い姿に変貌している……

 

 

研究員1『む!?侵入者だ!!ここまでやって来たぞ!」

 

研究員2『丁度良い、この被験体で奴等を捻り潰せばきっとボスもお喜びになる!」

 

研究員1『おお!それは良い!良しやるぞ!行け!被験体001!』

 

改造ベラガンダー『グォォォォォォォ…!!!!!!!』

 

 

ビキビキビキビキ…ガッシャァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「来ます…!」

 

 

被験体にされ…改造実験を受けた挙句に洗脳を受けたベラガンダーは命令を受けるがまま……一行達に襲い掛かった………

 

 

【第1エリア:最終ボス】

 

 

VS【改造剛腕魔獣:被験体001番:ベラガンダー(超強化個体・歴戦王個体・改造強化個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【改造ベラガンダーの討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

地形【BBステーション:超大型被験体用実験場】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【protector(アニメOVAver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

ギュイン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……!?速いっ…!」

 

カズマ「リョウカ…!!」

 

改造ベラガンダー『グォォォォォォォ…!!!』

 

 

ブォォン…!!

 

 

改造ベラガンダーは先制攻撃で神速の速度でリョウカの元へ迫り殴り掛かって来た……

 

 

リョウカ(本体)「っく…!!」

 

 

ピシュン…!

 

ズガァァァン…!!

 

 

リョウカは間一髪テレポートで回避……改造ベラガンダーは勢い殺せずそのまま地面を殴り付けた……とは言え殴った所は巨大なクレーターが出来ているのでその威力は幾ら弱っているとは言え喰らえば人溜まりも無い威力だと理解した……

 

 

改造ベラガンダー『……?』

 

リョウカ(本体)「ふぅ……危ない……。」

 

改造ベラガンダー『……!!』

 

 

キュィィィィン…!!

 

ポォォピィィ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「これも速い…!せいっ…!!」

 

 

シュワッ…!

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

今度は口部から高出力の火球をぶっ放した……改造手術の影響でやはり弾速は速いが回避した……

 

 

研究員1『む?妙だね、001がさっきからあの小娘だけしか狙わないぞ?』

 

研究員2『むむむ、敵は山程この場に居るのに何故だ?おい、そっちから制御出来るか?』

 

研究員1『……む!?駄目だ!?制御から外れやがったぞ!』

 

全研究員『えええぇぇぇぇ…!!!?』

 

改造ベラガンダー『グォォォォォォォ…!!!!!!』

 

メリー「……っち!どうやらコイツ!制御から外れて完全にリョウカちゃんのみ狙ってるわ!理由は知らないけど!」

 

 

ポォォピィィ…ポォォピィィ…!!

 

 

リョウカ(本体)「は…!せいっ…!」

 

 

チュドォォォン…!!!

 

 

どうやら今の改造ベラガンダーは理由は不明ながら暴走……リョウカのみを狙いを定めて怒涛の攻撃を実施……リョウカはただただ防戦一方をするしかない………

 

 

リョウカ(本体)「はぁ…!はぁ…!しつこい…!これでも喰らいなさい…!!!極大焼却呪文!メラガイアー…!!」

 

 

ピロピロピロ…!

 

キュィィィィン…ポォォピィィ…!!!

 

 

改造ベラガンダー『………!!!』

 

 

ピキィィィン…チュドォォォォォン…!!!!

 

 

改造ベラガンダー『グガァァァァァァ…!!!!?』

 

リョウカ(本体)「はぁ…!はぁ…!やっぱり…そこまで効かない…!」

 

 

リョウカは一瞬の隙を見て現時点で放てる最大火力の呪文を放ち命中させたが……少々身体を焦がした程度で余りダメージは入ってない……

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(本体)「っ…!!?ぐぅ…!!!?」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!!」

 

改造ベラガンダー『グォォォォォォォ…!!!!!!』

 

 

グググググ…!!

 

シュワッ…!!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!危ない…!!」

 

リョウカ(本体)「っ…!!?」

 

 

ブォォン…!!

 

ドコォォ…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「っ…!!?!がはぁ…!?」

 

 

キィィィィィン…ズガァァァン…!!!!

 

メキメキメキメキ…ズガァァァン…!!!!

 

 

ベラガンダーは最初に放った神速の速度で動きを止めたリョウカに再度接近……今度は強烈なストレートを腹部にぶち当て……リョウカは物凄い勢いで壁に激突…凄まじい速度で激突した衝撃で壁が崩落……リョウカは瓦礫に押し潰された……

 

 

リョウカ(本体)「か………はぁ…!!ごぶ……!!」

 

改造ベラガンダー『グォォォォォォォ…!!!!!!』

 

 

ガバァ…!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

改造ベラガンダーは止めを刺すべく口部を大きく開きチャージを開始し始めた……

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!!!」

 

めぐみん「また……我々はリョウカちゃんを護れないのですか…!!」

 

零月「リョウカちゃんを……助けたい…!」

 

リュウカ(本体)「……もっと力が有れば…!!お願い…!!私達に力を…!!リョウカちゃんを……助けて…!!!」

 

 

 

ピキィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

パァァァン…!!!

 

 

ファイナルアタック用BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

リュウカ達がリョウカを助けたいが為……リュウカ達は突如眩い光を放ち……覚醒した……

 

 

 

リョウカ(本体)「………み……な…さん……。」

 

リュウカ(本体:淵森母神)「…………これは?」

 

めぐみん(淵森母神)「………!!この力は…!」

 

改造ベラガンダー『グォォォォォォォ……!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

 

ダグネス(淵森母神)「リョウカはやらせん!ふん!」

 

 

ピシュン…!

 

ガキィィィン…!!!

 

 

改造ベラガンダー『……!?』

 

 

リョウカに放った最大出力の熱線は覚醒したダグネスの能力で呆気なく防がれた……

 

 

改造ベラガンダー『グォォォォォォォ……!!!』

 

 

グググググ…!!!!

 

 

めぐみん(淵森母神)「やらせませんよ!リョウカちゃんの為!喰らえ!カースド・ライトニング!!」

 

 

ピシャァァン…!!!

 

ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

改造ベラガンダー『グガァァァァァァ…!!!?』

 

 

改造ベラガンダーの溜め大突進をしようとしたら今度はめぐみんが何と本来なら使えない魔法で攻撃……改造ベラガンダーはその魔法で麻痺して攻撃が中断された……

 

 

 

改造ベラガンダー『グガァァァァァァ…!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

ポォォピィィ…ポォォピィィ…!!!

 

 

改造ベラガンダーはそれでも尚執念深く瀕死で動けないリョウカに止めを刺そうと足掻き始めた……んが…それこそ悪手だった……

 

 

紫(淵森母神)「読めてるわ!ふん!」

 

 

ギュオン…!

 

ポォォピィィ…!!

 

チュドォォォォォン…!!!

 

 

ペコリーヌ(淵森母神)「さぁ!行くよ!プリンセスフォーム!」

 

 

ピカァァン…ピシュン…!

 

 

ペコリーヌ(淵森母神)「全力全開!プリンセスストライク!」

 

 

キュィィィィン…ブォォン…!!

 

ズガァァァン…!!!

 

 

改造ベラガンダー『グォォォォォォォ…!!!?!』

 

リュウカ(本体:淵森母神)「良くもリョウカちゃんを…!トドメです…!!私の想いに応えて…!ラストスペル!【淵森母神符[淵森母神流最終奥義:真・淵森母神拳]】……!!!」

 

 

ズシン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

リュウカ(本体:淵森母神)「……せやぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

ッダ…キィィィィィン…!!!!

 

ブォォン…ドコォォ…!!!

 

メキメキメキメキ…!!!

 

 

改造ベラガンダー『……!!?!?』

 

リュウカ(本体:淵森母神)「貫けぇぇぇ…!!!!」

 

 

 

メキメキメキメキ…!!!!

 

ガッシャァァン…!!!

 

 

改造ベラガンダー『グォォォォォォォ…!!!?!?』

 

 

ピキィィィン……チュドォォォォォン…!!!!!

 

 

……最後はリュウカの放った切り札でコアに目掛けて一閃……コアを貫かれて破壊……そのまま大爆発…消滅した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

シュゥゥゥ……

 

 

戦闘が終わったのかリュウカ達は元の姿に戻った……

 

 

リュウカ(本体)「…そうだ…!リョウカちゃん…!」

 

一夏「待ってろ!今退かす!ふんぬぅ…!でやぁ…!!」

 

 

ドコォン…!

 

 

リョウカ(本体)「かは……ごぶ…!!げぼ………げぼ…!!」

 

めぐみん「………っ…!!内臓の大部分がやられてます…!」

 

永琳「それに両脚や両腕も駄目ね…!さっき瓦礫に押し潰されたからだわ…!しかも砕けた骨が所々内臓をズタズタにしてる……心臓も傷付いてるわ……下手に衝撃を加えたら不味いわ……しかも大至急手術が必要だけど……とても此処じゃあ出来ない!」

 

リョウカ(本体)「……ごめ……んなさ……い………みな……さん……私が弱い…から……っ…!!げぼ…!!はぁ……はぁ……また……迷惑……掛けて……ごめんね………。」

 

リュウカ(本体)「っ…!!そんな事ない…!!私達がもっと早く助けれたら…!」

 

リョウカ(本体)「……ううん………元はと言えば………私が余計な事……をしたお陰で……こうなってしまいました………げほ……!!げほ……!!………みなさんが……あの姿になれたのは……私がみなさんに内緒で……投与した私達家族代表者全員……そしてエンドノアとジェネシスの……血を全て融合させた究極の血薬……みなさんに投与させ………げほ……!!私自身にも投与した…………っがどうやら私だけは……副作用で一時的な弱体化……これも私の罪ですよ…………。」

 

全員『……!!』

 

リョウカ(本体)「…………そしてその血の影響でみなさんが本来出来ない事が出来る様になった……訳です……そしてそれと同時に………私達……家族としての証……私はみなさんを失うのは嫌だから……だからこそ……いっそ家族にしてしまおうと考えた………。」

 

カズマ「………だから俺らに流れてるこの血を与えた訳か……血を与えられた者は神格化……場合によっては家族入り出来る可能性が有る……そしてこの血の場合なら確実に家族入り出来る訳だ………。」

 

リョウカ(本体)「そういう……訳です……っが結果はこのザマです……みなさんと居たいが為のこの有り様……転生しても結局はみなさんとまだ居たいのと……この有り様になるのは変わらない……ですね………これも私の罪……ですか……。」

 

リュウカ(本体)「もう辞めて…!もう喋らないで…!何が……いっそ家族入りにしようですか…!?私達の絆はその程度なのですか…!?私達はそんな物に頼らなくとも…!!例え血が繋がってなくとも…もうみなさん全員…!!家族でしょう…!!……馬鹿…!!そんな事の為にずっと黙っていた訳なのですか!?」

 

リョウカ(本体)「……っ…!!ごめん……なさい……。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカちゃん……私達がどれほど心配してるか……もう嫌でも理解出来るでしょう?だからもう隠し事はしないで………。」

 

リョウカ(本体)「………ごめんなさい………っ…!!げほ…!!げほ…!!!」

 

リュウカ(本体)「………リョウカちゃん…!?」

 

永琳「無理させ過ぎよ!早く此処から出ないと!」

 

リュウカ(本体)「うん!……リョウカちゃん……もう少しだけの辛抱だから……生きて…!」

 

 

リュウカはリョウカを慎重に抱き上げて一行は脱出しようとした時……

 

 

 

ボォォォン……ボォォォン……ボォォォン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

『本日は自爆システムをご利用頂き、誠に…誠にありがとうございます…本施設は間も無く大爆発させて頂きます。』

 

 

ボォォォン…!!!

 

 

メリー「しまった…!?あの研究員!!自爆スイッチを押しやがった…!!」

 

千冬「何だと!?クソ!しまった…!』

 

めぐみん「自爆までの時間は!?」

 

エイダ(子機)『システムスキャン………自爆まで………残り5分。』

 

クランク「そんな!?歩きじゃあとても間に合わないっス!しかもこっちは下手に急げれないっスよ!?どうすれば!」

 

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

全員『……!!』

 

 

研究員が自爆スイッチを押されて一行は危機的状況下に陥った時に救世主が現れた……

 

 

ヤマト(本体)『みなさん!早く乗って…!!』

 

リュウカ(本体)「みなさん…!?何で此処に!?』

 

タツハナ(本体)『説明は後です!緊急収容実施!強制テレポート!』

 

 

ピシュン…!!

 

 

救世主として現れた淵森母神大連合艦隊(小型化)は一行を回収した……

 

 

リョウカ(本体)「げぼ…!!!げぼ…!!!はぁ……はぁ…!!」

 

リュウカ(本体)「早く…!!」

 

ヤマト(本体)「全艦反転!!緊急出力全開!!脱出しますよ!!全武装も起動!!邪魔な物は全て蹴散らしますよ!」

 

全艦『了解!』

 

 

 

キュィィィィン…ゴォォォォォ…!!!!

 

 

そして一行を乗せた龍華大和を中心に艦隊は緊急出力全開で大急ぎで脱出を開始した……

 

 

【第1エリア最終目標】

 

 

【BBステーションを脱出せよ!!】失敗条件【制限時間の超過又は龍華大和の被弾率が20%を超える】

 

 

推奨BGM:作品名【メタルギアシリーズ】使用場面【カーチェイス(MGS3:Ver1)】

 

 

【脱出開始】

 

 

 

ボォォォン……!!

 

 

兵士総元帥1「前方に障害物!」

 

ヤマト(本体)「主砲で吹き飛ばせ!撃て!」

 

 

ズドォォォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…チュドォォォォォン…!!!

 

 

【制限時間:残り4分】

 

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「はぁ…!はぁ…!うぐぅ…!!」

 

リュウカ(本体)「もう少しだからね…耐えて……。」

 

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

チュドォォォォォン…!!!

 

 

【制限時間:残り1分】

 

 

シオリ「……!!出口だ!」

 

ヤマト(本体)「一気に安全圏内に離脱します!全艦!オーバードブースト起動!ダッシュ!!」

 

 

カチ…!!!

 

ギュィィィィィィィン……バフゥゥゥン…!!!!

 

キィィィィィン…!!!!

 

 

全艦は出口が見えた瞬間にオーバードブーストを起動……BBステーションを脱出に成功した……

 

 

【脱出成功】

 

 

………そして………

 

 

ボォォォン……ボォォォン……ボォォォン…!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!!!

 

 

BBステーションは眩い閃光を放ち……惑星規模の大爆発を発生させ……消滅した……

 

 

超要塞:BBステーション[完全消滅]

 

 

【BBステーション:パーフェクトクリア】

 

 

数時間後一行は安全圏内に離脱を確認して直ちに……リョウカを緊急手術させた……かなり時間が経っていていつ死んでもおかしくなかったが……間一髪手術に成功した………が出血量が酷過ぎた事や疲労が重なり昏睡状態になったのだった……

 

 

 

 

 

【第1エリア:完全クリア】

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第45話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第1世代【中章】

どうもです、お馴染みの前世リョウカこと……母核リョウカですよ、それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うとね…前回はユードラとBBステーションを攻略しましたが……ステーションの方で色々と遭ってね?本来なら今回の担当はリョウカちゃんにやってもらおうと思いましたけど……あの状態じゃあね……勿論お姉ちゃんも今は付きっきりだから無理だから私が代わりに出て来ました……っと逸れたね……ステーション攻略の際に何故かイース関連の魔物が混じっていたのが判明したのでまさかと思っていたら本当にステーションのボスがベラガンダーにすり替わってました……やはり今回の逆行事件は只事じゃ無いのが理解出来ますね……それじゃあ今回も見て下さい……。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

 

BBステーション攻略戦は確かに作戦は成功だが……その代償は少なからず大きかった……

 

 

………攻略戦から翌日……

 

 

【淵森母神大連合艦隊:総司令旗艦:龍華大和:龍華姉妹(夫婦)の部屋】

 

 

ピ………ピ………ピ……

 

 

リョウカ(本体)「……………………。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカちゃん……。」

 

 

部屋のリョウカのベッドの周りには昔みたく様々な医療機器や器具が置かれて……リョウカの身体には痛々しく包帯が巻かれていたり……医療器具が装着されていて……無機質な心拍数を伝える音が静かな部屋全体に伝わる程……非常に重々しい空間になっていた……無論だが現在この部屋は最大級の警備が敷かれている……家族及び特殊部隊や兵士総元帥クラスを除く者は絶対に入れない様になっている……因みに今回での作戦の報告を受け……母星側や様々な拠点から更なる対応策を講じるべく増援を送ったりもしたりした……それだけでなく………母星側にて待機組と協議し……何と銀河中全域に……一行とレンジャー隊が正式に同盟を結んでいる事を報道した上で……何と現在侵略活動しているブラーグ軍を討伐するべくブラーグ軍に……侵略された惑星を解放するべく宣戦布告……レンジャー隊と共に解放軍として活動する……と言う事になった……無論だがこれはズガガ銀河だけで無く他の銀河でも衝撃が走り……一行達が解放軍として動き始めた事を知り…一行達の支援の声が届いたり……様々な大企業が一行達を全面的に支援する事を発表……等一行達にとっては嬉しい限りの事ばかりだ……無論だが特に敵側は慌ただしく……今まで戦って来た相手が最強国家だったと知るや否やと関係無しに……更なる戦力増強を図ろうとしたが……宣伝効果が大きく響き…中々戦力が集まらなくなってきた……

 

 

……2週間後………

 

 

【淵森母神大連合星:淵森母神一家】

 

 

一行はこの時既に一度やはりと言うべきか…拠点に帰宅……リョウカの身体はリョウカ達の部屋に移された……それ以外ではやはりあの戦いでのその他被害の復旧や整備等……様々な行事をしなければならければいけない……因みにリョウカの容体はようやく安定し始めたのか身体の包帯が取れ…医療機器や器具が一部取り除かれた様だ……

 

 

ピ‥‥ピ……ピ……

 

 

リョウカ(本体)「すぅ………す〜………。」

 

めぐみん「やはりまだ目が覚めないですね……やっぱり負傷や疲労だけでなく……副作用の効果も有るのでしょうか……。」

 

永琳「有り得るわね……多分適応化が出来てなかったからこそ拒絶反応を引き越して弱体化……そしてその際にあの戦いでの負傷……その所為で回復とその適応化を同時にしなければならない状況下になった……。」

 

リュウカ(本体)「…………だから……同時に回復と適応化が行われてるから目覚めれない…っと?」

 

めぐみん「厳密にはどちらかが活動可能レベルまでどうにか出来れば目が覚めるとは思いますよ……とは言え相当遅いです……あの感じからして相当適応化するのに時間が掛かってましたし……仮に回復だけに回しても仮に目醒めたとしても副作用での弱体化が大きく足を引っ張るのですよ………だから完全に退院を考えるとすれば……せめて後1ヶ月有れば…何とかですね……。」

 

リュウカ(本体)「………そっか……。」

 

めぐみん「ただ勿論完全にとなれば……リハビリ込みで2ヶ月です……幾ら敵とは言えそこまで待ってはくれませんよ……。」

 

リュウカ(本体)「そう……だね………。」

 

めぐみん「………仕方ないですね……我々が何かしら対策を考えて来ます……リュウカちゃんはリョウカの側に居てあげて下さい……もし寝たい時は自由に寝てても良いですし……食事は我々が持って来ます。」

 

リュウカ(本体)「何時もすみませんね……。」

 

めぐみん「いえいえ……それでは。」

 

 

めぐみん達は診察を済ませて…今度はリョウカ及びリュウカを除いた何時ものメンバーを集めて対策会議を開いた……

 

 

めぐみん「と言う訳ですよ……リョウカちゃんの為にせめて2ヶ月は食い止めたいですね……。」

 

大高「確かにそうですな……しかし堂々と宣戦布告した以上何処から攻めて来るかは一切不明です……。」

 

母核リョウカ(本体)「そうだね……困りました……何かブラーグ軍にとって取られたら不味い所を取れたら良いのですが……。」

 

めぐみん「……!それですよ!」

 

母核リョウカ(本体)「え?」

 

カズマ「めぐみん、まさか?」

 

めぐみん「ふ、そのまさかですよ……所で確認ですが……今粛清軍は?」

 

兵士総元帥3「は…現在通商破壊作戦を実施中です……今は……この辺りに居ます。」

 

めぐみん「ふむ、軍事惑星バタリアと溶岩惑星ガスパーの間ですか……これは丁度良い……この2つを我々が頂き拠点化させれば敵にとっては補給路を遮断された挙句に泣きっ面に蜂の如くの致命傷を与えれそうですよ!」

 

カズマ「おお!それは良い案だな!」

 

めぐみん「ふむ、では粛清部隊にはガスパーを攻めてもらいましょう…その間に我々がバタリアを解放して…我々が頂きましょう。」

 

高野「了解しました。」

 

一夏「なあ、一応聞くけどその口ぶりから言うとリョウカやリュウカ無しで俺達でやる事になってるが大丈夫か?」

 

めぐみん「その通りですが?リョウカちゃんは良くてもリュウカちゃんはもしもの時の最後の砦ですから…それにリュウカちゃんにはリョウカちゃんの側に居てあげさせるのがあの子達の為ですよ、だから本作戦では我々がやるのです……多少の不安は有りますが……現在通商破壊作戦をしている粛清部隊が足止めとガスパー制圧を行ってる間にやれば問題は無いでしょう……。」

 

リュウカ(艦娘)「なるほどな、確かにそれならどうにかなりそうだな……まあ此処の事は任せろ……。」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、みなさんは安心して頑張って下さい……最悪何が何でも元の世界へ緊急避難する準備はしときますよ。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、頼みますよ。」

 

めぐみん「さてですが、一応念の為です……本隊と別働隊で分かれましょう……母核組や親組等…家族のみなさんは粛清部隊の援助を…そして我々がバタリアを解放しましょう。」

 

母核リョウカ(本体)「それは構いませんが……私達無しで大丈夫なのですか?」

 

めぐみん「大丈夫ですよ、それにリョウカちゃんから与えられたあの力が有ります……それにこんな事もあろうかととある物を作って来ましたからね……。」

 

カズマ「おい、まさかアレを使うのか?」

 

めぐみん「ふ、アレを使わなくて何時使うと言うのです?是非とも使いましょう……。」

 

母核リョウカ(本体)「……!まさかアレですか……いつの間に?」

 

めぐみん「ええ、と言うよりもこの逆行事件が発生する前に話しましたよ?あの計画を……。」

 

母核リョウカ(本体)「……あ〜……そうだったね……すっかり忘れてました……。」

 

一夏「なあ?アレってなんだよ?」

 

めぐみん「ええ、実はリョウカちゃんには内緒でとある兵器……いえ超兵器軍を開発を計画してました……我々が保有する超兵器軍を超える超兵器軍をね……それを作る様に頼んでました……しかし結局はあのステーション攻略までには間に合わなかった訳ですがね……完成の報告が届いたのはついさっきでしたし………。」

 

カズマ「おいおい……マジか?まさかヴォルケン超える様な超兵器がわんさか居るっと?」

 

めぐみん「そうですよ?まあ実を言えばですが…元々リョウカちゃんが多分設計したであろう設計図が倉庫を掃除してたら厳重そうに保管してあったので束に頼んで取ってもらいました。」

 

カズマ「おいコラ、何勝手にハッキングしてるんだよ!?それがヤバい物だったらどうする!?」

 

めぐみん「安心して下さいよ?これ、公認してるからね。」

 

カズマ「公認って………、」

 

母核リョウカ(本体)「だって元々私が死ぬ前に設計したのですよ?別に問題は無いでしょう。」

 

カズマ「はぁ……。」

 

めぐみん「っとまあそう言う訳で……今回の作戦以後投入する訳でしてね?その新超兵器艦隊を率いる総旗艦を紹介しようと思います……それがこれですよ。」

 

 

めぐみんはスイッチを押してモニターに表示した……見た目は龍華大和型に酷似しているが……全体的に刺々しく尚且つ超重圧……それぞれ武装や装備もかなり違う様だ……

 

 

大石「これは中々巨大だな。」

 

めぐみん「ええ、流石にリョウカちゃん達の駆る艦隊には及ばないですが…これでも新世代の超兵器の総司令とも言える総旗艦ですから一応全能ではあるのですが……どっちかと言えば超火力特化のロマン溢れる超究極最終航空全能要塞戦艦ですがね……後勘違いしてますがモニターで写ってる状態はかなり遠くの方から撮られてます……実際には滅茶苦茶超巨大ですよ?何せ私が求めるのはリョウカちゃん達に及ぶ様な艦隊を作る事です……勿論実用性も求めた結果がこれですよ……普通に最終淵森母神大連合艦隊に片足突っ込むレベルのサイズ感になってしまいましたが……まあそうなっても仕方ないとは思ってますよ。」

 

前原「なるほど……それでこの艦の名称は?」

 

めぐみん「ええ、まあ本艦は最大で5番艦まで存在します…勿論それぞれ役割が異なる為兵装や装備も微妙に異なります……それで今表示されてるのは2番艦……超火力特化型の殲滅艦………【目黒明(メグミン)】ですよ、私が乗艦して駆る訳ですよ……1番艦は全能型の司令艦……【佳主馬(カズマ)】…そのまんまですよ………3番艦は支援特化型の支援及び補給と工作艦を複合させた拠点艦……【亜久蒼(アクア)】………次はは4番艦の……兎に角前衛に出て御自慢の防御能力で味方を守る特殊装甲防御艦……【堕具臥(ダグネス)】………最後は5番艦の私の駆る目黒明ではどうしても継続戦闘力が劣るので致しかなく用意した……攻撃支援特化型の【袁尹(ユンユン)】………以上です……。」

 

大石「なるほど、しかしこの5隻が新超兵器艦隊の総旗艦か?」

 

めぐみん「その通りです……と言うのもこの5隻揃ってようやく1隻なのです……。」

 

千冬「どう言う意味だ?」

 

めぐみん「ええ、何せこの5隻は我々の特徴と酷似してますのでその欠点そのものも反映してます……先ずこの私…目黒明の場合は超火力特化尚且つ一発屋……目黒明のみ専用の最大にして最終兵器である艦橋付近から艦首まで使った格納式の超究極最終兵器……【ファイナルマスターノヴァエクスプロージョンキャノン】を装備してます……この砲は着弾点を超々広域を無差別に丸ごと一瞬で消滅させる究極の砲です……ただし、無差別且つ無条件で撃てば全エネルギーを消耗して目黒明は完全に行動不能になります……。」

 

カズマ「まんま昔のめぐみんらしいな……。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、変わってないですね……でもロマン溢れる物で嬉しいですよ。」

 

めぐみん「それはどうも……それで次は我々の総司令とも言える1番艦の佳主馬は……全能なので単艦でもある程度活動は出来ますが……直球に言えばそれだけなのです……何ともパッとしないですが……我々にとってはこの1番艦の佳主馬を失えば全指揮系統を失うだけで無く行動能力も確実に剥奪されてしまうのですよ、と言うのも確かにパッとしないですが……司令能力はトップクラス……尚且つ超幸運艦でもあるのと……器用貧弱なのを逆に奇策に使えると言う素晴らしいセンスを持ってます……っが先程も言った様にもしやられたら我々もほぼ戦闘能力を剥奪されてしまいます……。」

 

母核リョウカ(本体)「なるほどね、確かにカズマさんらしい艦ですね……それにもしやられたらそれぞれ超特質な艦隊の制御を失うのも似てますね。」

 

カズマ「やれやれ……。」

 

めぐみん「さてその次は、3番艦の亜久蒼ですが……どちらかと言えば拠点艦に等しいのですが……一応自衛用の武装はたんまりと満載してるので侮れないですが……拠点艦としてなのか我々よりもかなり巨大艦ですので……機動力は遅め尚且つ特質な体質なので後で説明する堕具臥よりも狙われ易いのです……しかも我々の保有する拠点艦の中では非常に脆いので狙われて集中砲火でも受ければ撃沈する可能性が非常に高いので後方支援しまくるしかないでしょう……とは言えその体質故に例え集中砲火受けても撃沈は出来ないでしょうが……。」

 

千冬「体質故の撃沈不可能ってどう言う……あ〜…そう言う事か。」

 

アクア「え!?え!?それってどう言う意味よ!?」

 

カズマ「察しろ駄目神。」

 

アクア「酷い!」

 

めぐみん「まあまあ、さて次は4番艦の那具臥ですが、実を言うと我々が誇る艦隊の中で最強とも言える防御力と防空能力や防御能力を誇ります……勿論龍華大和型よりも上です……ただし、それ以外がほぼ壊滅的ですがね……特に生物で言う『目』の部分が駄目です…それがどう言う意味かと言えば、艦にとっては射撃指揮所が無ければほぼ命中しないのです……更に電探や逆探……命中に関連する物が有るか無いかで戦闘能力そのものに影響が出ます……勿論この艦にも有るには有るのですが……元々ダグネスらしく……それらが有ったとしてもこの堕具臥の場合は有っても無い様な物でね?自らの攻撃のみ壊滅的な命中率の低さで……もし100発撃っても1発当たるか否かですよ……しかも仮に敵が至近距離に居ても100発撃っても当たらない事がザラです……もし仮に命中率を無視したとしても最強の盾になりたい故に速度も壊滅的に低い……何かしらの方法で補助無しでは滅茶苦茶遅いですね…普通に拠点艦に突っ込むレベルでの遅さですよ……後一応問題の攻撃能力に関しては…命中率にさえどうにかすれば比較的まともではあるのですよ………………そう命中さえどうにか出来ればですが……。」

 

ダグネス「んん…!!これは中々…!」

 

カズマ「やれやれ……一応聞くがコイツは最前線だよな?」

 

めぐみん「勿論です、とは言え素の状態では囮には出来ませんよ……亜久蒼と言う特質な体質の拠点艦のお陰でほぼほぼそっちに行ってしまうのでね……だから堕具臥が特殊防御艦として機能するには何かしらの方法で囮になってもらうしかないでしょう……とは言え元々壊滅的な速力の所為でどうやれば良いかは我々の扱い方次第です。」

 

カズマ「へいへい……。」

 

めぐみん「さて最後は5番艦の袁尹ですね……この艦の場合には総合火力面では目黒明以上です…勿論速力や防御力に関しては問題無く命中率も問題は無いです……どちらかと言えば佳主馬寄りですが……特殊な体質の所為でその性能を発揮するにはどうしても我々が必要です……と言うのも単艦になった瞬間に全性能が大幅ダウンして……全艦艇中下から数えた方が早いレベルの弱体化します……とは言え何故か狙われなくなります……不思議な物ですが………とは言えもし単艦になれば役立たずになってしまうのでくれぐれも絶対に単艦で行動させない様に……精々最低でも側に1隻以上居れば問題は無いですが……元々の性能を発揮するにはどうしても自身を除いて4隻は必要です……だからある意味でこの艦は特殊全能艦とも言える立ち位置です……作戦に組み込む場合にはくれぐれもセットでお願いしますね。」

 

母核リョウカ(本体)「勿論ですよ………。」

 

ゆんゆん「う〜…ありがとう〜…!」

 

めぐみん「まあ致しかなくですがね……まあこう言う訳ですよ、それぞれ特徴的過ぎて単艦ではとても扱えれない訳ですよ……だから全隻揃ってようやく1隻なのです……。」

 

大高「なるほど……確かに個性豊かな艦艇ですね……これは難しいですな……。」

 

めぐみん「ええ、勿論陣形にも気をつけないといけません……陣形が狂えばそれこそ単艦で居るのと変わらないのです……なので比較的に安定するのは勿論輪形陣………先頭は堕具臥……その中央に布陣するのは佳主馬及び龍華大和型……背後には目黒明及び亜久蒼……そして左右のどちらかに袁尹と何れ配備予定の6番艦の【迂杜(ウィズ)】……を置いて完成です……。」

 

カズマ「お〜…ってちょい待て、6番艦?まだ他にも建造してるのか?」

 

めぐみん「ええ、6番艦である迂杜の他に……7番艦の【栗栖(クリス)】……8番艦の【刄似累(バニル)】……9番艦の【堕醋徒(ダスト)】そして10番艦の【愛理須(アイリス)】……を建造してます…他にも有りますが最優先で作ってますが作戦までに間に合うのはこの10隻のみ……そして現在出来てるのは5隻のみ………因みに未来陣形配置は……左右には袁尹と迂杜……前衛の堕具臥の背後に刄二累……斜め前衛左右には堕醋徒と愛理須を配置するのです……。」

 

カズマ「なるほど、それでそれぞれの特徴は?」

 

めぐみん「いいえ?特に特質な物は無いですが極めて高性能ですよ、まあ我々の方が異常です……。」

 

カズマ「そっか……しかし扱い切れるか?」

 

めぐみん「出来ると思いますよ、そうでなければ我々自身の艦を作ろうとは思いませんでした……。」

 

カズマ「そうかい………まあちょっと厳しいがどうにかするか……まあしくじれば俺が尻拭いするしかないがな……。」

 

?『そこまで気にする必要無いですよ、カズマさん。』

 

全員『……!!』

 

 

ピシュン…!

 

フワァァ……ピキィィィン…!

 

パァァァン…!!

 

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!?もう目覚めたのですか!?」

 

リョウカ(本体)「寝たらどうにかなりました、後一度肉体を再構築したのでピンピンです。」

 

 

バタン!

 

 

リュウカ(本体)「はぁ…!はぁ…!此処に居たのですか、リョウカちゃん。」

 

リョウカ(本体)「ええ、お母さんも早いですね。」

 

リュウカ(本体)「早いじゃないですよ、何ですか?突然身体光って消えたと思えば此処にワープしてしかも身体ピンピンって………。」

 

リョウカ(本体)「仕方ないじゃないですか……ようやくあの薬品が効力を示し始めたのでね私自身の意思使って能力発動して動けない身体をワープしながら再構築したのです……。」

 

一夏「超次元生命体か何かか!?」

 

リュウカ(本体)「……はぁ〜……もう良いですよ……所でみなさんは今どこまで話を続けてました?」

 

めぐみん「はぁ……実を言うとね、本来ならリョウカちゃんの為に時間稼ぎに為にわざわざバタリアとガスパーを攻略する為の作戦会議をしてたのですが………計画倒れもいい所ですよ……。」

 

リョウカ(本体)「あら………すみませんでした……。」

 

めぐみん「もう良いですよ、こうなれば仕方ないですがもう計画自体はやる他無いですが……幾らピンピンとは言え今回は我々の主導の元で動いてもらいますよ?」

 

リョウカ(本体)「勿論ですよ、まあ基本的に指示出す程度ですよ……後めぐみん……私の方も言い忘れてましたが私の方でもその艦隊に少々の細工をさせてもらいましたよ。」

 

めぐみん「……はい?」

 

母核リョウカ(本体)「まさか気付いてたのですか?」

 

リョウカ(本体)「私が言えた物じゃないですがそんな大規模な事を隠し通せれるとでも?私の前じゃあバレバレですよ……だから余裕持って細工出来ました……。」

 

めぐみん「………不覚ですね。」

 

リョウカ(本体)「まあ可愛い物ですよ、細工はね……少々の性能の改善程度と目黒明だけですが私達の部屋を増設させてもらいましたよ。」

 

カズマ「おお、そうか……っておい待て、何故目黒明だけお前らの部屋が?」

 

リョウカ(本体)「それは勿論落ち着くからですよ?安心して身体預けれそうな位ですからね。」

 

めぐみん「リョウカちゃん……。」

 

千冬「これじゃあどっちが総旗艦か分からんな……。」

 

リョウカ(本体)「まあ私には大体この艦隊の存在意義が理解しましたよ。」

 

一夏「分かったのか?この特徴的過ぎる総旗艦艦隊の存在が?」

 

リョウカ(本体)「ええ、あくまでもこの総旗艦艦隊の立場は新超兵器艦隊の総司令旗艦……表向きはね………真の目的は龍華大和型の能力を底上げする為の特殊艦隊ですね……と言うのもそれぞれ特徴的過ぎる所は龍華大和型にとっては自らの性能を底上げに繋がる代物ですよ……特に私達が乗艦する龍華大和は非常に目立つ故に狙われ易い……単艦でもほぼ無双状態が出来ますがそれも長くは続かないでしょう……そこで考えたのはその直属直掩支援艦隊の造船……こうする事によりより戦略や戦術の幅が広がるだけでなく自身の性能も底上げ出来ると言う一石二鳥の代物です……ただし大きなデメリットも抱えてはいますがそれ含めてもお釣りが来る程ですよ……。」

 

めぐみん「そこまで読まれてましたか…。」

 

大石「なるほど……と言うともしや?」

 

リョウカ(本体)「ええ、あらかためぐみんの言う通りもし1隻でも欠けた時点でアウトです……しかし揃ってこそ意味が有ると言える艦隊です……無論その中に私達龍華大和型が入れば更に強化も出来ると言う訳です………めぐみんの理想も現実的でしょう……ただ問題が有るとすれば、やはり個性豊か過ぎる故の欠点の重さと龍華大和含めて全艦揃わなければ意味がないのが非常にハイリスクな物です……更にトドメに、一応この作戦後には更に改善はさせますが……龍華大和型等含めた私達家族の艦隊にはどうしても劣ってしまうので……しかも弾数制限や燃料制限も有るので……本作戦では非常に厳しい可能性が高いですが……折角作ってくれたのを無にするのは可哀想なのでやってみましょう……。」

 

めぐみん「ありがとうございます…!それでリョウカちゃん達は?」

 

リョウカ(本体)「今回は目黒明が臨時総司令旗艦です、私達はそこに乗艦します……龍華大和は試験航海の為にこちらに編入させてもらいましょう……勿論ですがその関係上龍華大和は臨時で新超兵器艦隊の総旗艦になってもらいましょう……。」

 

カズマ「やっぱ佳主馬は目黒明の副官かよ……。」

 

リョウカ(本体)「あくまでも今回は仕方ないですよ、とは言え偶に乗るかもしれないけどそこまで気にしないでその新超兵器艦隊の総司令旗艦になって下さい……。」

 

カズマ「お…おう。」

 

リョウカ(本体)「さてと、作戦は私の方でも少しばかり装備関連で面白い事思い付いたので……1週間後に出発します。」

 

リュウカ(本体)「今度は大丈夫でしょうね?」

 

リョウカ(本体)「今回は大丈夫ですよ、エンドノアとジェネシスも関係有るのですがね……かなり面白い設計図が思い付きましたので……まあ分からないと思うかもしれないから……こう言う物を予定してます。」

 

 

リョウカはその設計図を見せた……

 

 

カズマ「これは【RYNOシリーズ】…!?これをエンドノアやジェネシスに組み込むのか?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、更に言えば全武器ガラメカの設計図を使ってガラメカの能力を持った武器を製造する予定です……しかもRYNOシリーズと言う究極の武器ガラメカに私達流の魔改造や改装を加えた上で製造及び搭載します……無論新型のRYNOシリーズも製造及び搭載して戦力強化も実施です。」

 

ラチェット「わ〜お、凄い計画だね。」

 

リョウカ(本体)「とは言え予定では完成にはもし仮に今やっても5日は掛かります……そして細かい調整や改良等も含めての試行錯誤も時間が必要ですので……完全に整うのは1週間……しかも用意出来るのは私とお母さんのみです……他のはどうしても作戦後になってしまうのでまあ丁度良いのでめぐみんの計画してるあの艦隊の完成も含めて実施しようと思ってますよ……まあ無事に戻って来れたらの話ですがね………。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん、不吉な事は言わないで下さい……本気で心臓に悪いです……思い出すだけでも悍ましいですよ……。」

 

リョウカ(本体)「すみません……まあとは言え今回はあくまでも名目上は足止めです……幾らピンピンしたとは言え不安は有るでしょうからね……本作戦後は戦力強化に捗りながら少しばかりの休憩をしましょう……。」

 

めぐみん「その方が良いですよ、と言うか今回は無理矢理復帰した感しか感じ無いので是非そうして下さい。」

 

リョウカ(本体)「勿論です、さてとそろそろお開きとしましょう……みなさんは各自で準備を……。」

 

乗員『了解。』

 

 

 

そして緊急会議は突如として復帰したリョウカによってあっという間に纏まりそれぞれ行動に移り始めたのだった……果たして一行達の運命は如何に…?

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第46話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第1世代【終章・前編】

どうもです、お馴染みのリョウカです…それでは前回のあらすじを簡単に言うと……私がBBステーションでの瀕死の重傷を負い…緊急入院する事になって、その間にみなさんが私の為に作戦会議を開いたりしましたが……私がどうにか復帰したと言う事で多少の混乱はしましたが……一応当初の目的通り……バタリアの解放及びガスパーの制圧を決行する事が決定されたと言う感じですね……まあほぼ会話位です………それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

作戦会議から2日後……

 

 

ヒュゥゥゥ…ズッドォォォォン…!!!

 

 

リョウカとエンドノアは一応一行達が見てる中で試験を実施していた…

 

 

リョウカ(本体)「うん、良い感じです…まさか1日で装備が出来た上で装着が出来ました……後は調整ですが……この調子なら今日中に出来ますね……。」

 

エンドノア(本体)『…………?』

 

リョウカ(本体)「良し、では次はゾディアック(RYNO3:ナンバー9)です。」

 

エンドノア(本体)『…………!グォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ウィィィィン…ガコン…!!!

 

ビュビュビュビュ…ピキィィィン…!!!

 

チュドォォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「ん〜…少し火力が低いですね、もっと火力強めにしましょうか……では次はサテライト(RYNO4:ナンバーゼロ)です。」

 

エンドノア(本体)『グォォォォォォォ…!!!!』

 

 

フワァァァ…!!

 

バシュバシュバシュバシュ…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「これは精度が足りないですね……下手に使うと誤射しますね……精度を改善しましょうか……それじゃあ次に…対空放射(RYNO6以後:RYNOシリーズ)です。」

 

エンドノア(本体)『グォォォォォォォ…!!!』

 

 

ウィィィィン…ガコン…ガシャン…!!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

バシュバシュバシュバシュ…!!!!

 

チュドォォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「……うん、良い感じですがこれも火力が足りないから調整ですね……それじゃあ次はバースト(RYNO2:ランチャー8ネオ)です…バースト!」

 

エンドノア(本体)『グォォォォォォォ…!!!!!!!』

 

 

チャキッ…!!

 

ギュィィィィ……バシュバシュバシュバシュ…!!!!

 

チュドォォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「ふむ……誘導が足りない上に威力がやはり足りてないですね……それじゃあ最後……私達特製のRYNO……【FINALRYNO】を試しましょう……発射用意!」

 

エンドノア(本体)『………!!!』

 

 

ウィィィィン…ガコン……ガッチャン…!

 

 

……FINALRYNO……正式名は…ファイナルアルティメットマスター・カオスランチャー(略名:F・U・M・カオスランチャー)(メガ化若しくはオメガ化…等究極強化可能)……淵森母神一家特製のRYNOシリーズの究極に極まり尚且つ最終に立つ存在……全てのRYNOシリーズを取り込んだ究極のRYNO……超高威力・超追尾・超連射・超射程・超軽量……等全てに於いて一切隙の無い代物……トリガーを引けばあら不思議……一瞬で全てを消し灰にする超チート武器……いや兵器だ……と言うのもこの武器は携行用にもなる上に装着して使う事も可能……そして装着型の場合にのみ最終形態……RYNOバーストが使用可能……文字通り全弾一斉射撃を実施して全てを殲滅する……

 

 

リョウカ(本体)「用意…!撃て…!」

 

 

ドドドドドドドドドドドド…!!!!

 

バシュバシュバシュバシュ…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体)「良し、良いですよ……さてこのままジッとしててね…直ぐに終わらせますね……。」

 

エンドノア(本体)『…………♪』

 

 

その後は順調に捗り……予定通り完了した……

 

 

リョウカ(本体)「さて、お疲れ様でした……ゆっくり休んでて下さいね。」

 

エンドノア(本体)『……………。』

 

 

ピシュン…!

 

 

リュウカ(本体)「お疲れ様です。」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ予定よりも滅茶苦茶早いですね……これならあの艦隊の改良や改造も出来ますね……ついでにやりましょう……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……もし何か有った時には遅いですからね…。」

 

 

その後リョウカ達は新型の例の癖の強い新超兵器艦隊の改良及び改造工事を実施して……作戦会議から5日後に全て完了したが……

 

 

6日目にて事態が急変した……

 

その日リョウカから大至急の要請で再び全員が集まった……

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、集まって頂いてありがとうございます……早速ですが緊急事態です……つい先日に…私が偶然エネルギーレーダーを起動した所……惑星バタリアにて敵の大艦隊及び航空隊の超大編隊が待ち伏せしてるのを確認しました……。」

 

全員『……!!』

 

リョウカ(本体)「それだけでなく、イレギュラーの発生の兆候も現れました……恐らく私達が攻略の途中又は終了後に現れます……。」

 

リュウカ(本体)「今回何が出てくるか分からないのですか?」

 

リョウカ(本体)「不明ですが、少なくとも此処に来る以上は…最低でも私達に匹敵するか否か位の強大な敵と判断するしかないです…それかまた神々の手でやって来るかのどれかです……。」

 

ラチェット「イレギュラーか〜……また厄介だな。」

 

リョウカ(本体)「当然ですね……さてですが、イレギュラーの事は先ず置いとくとして……ここまで来てようやく疑問に思って来るのです。」

 

めぐみん「何です?」

 

リョウカ(本体)「明らかに確かドレッグさんでしたっけ?その人らしく無い戦術をして来る様になってますね…まるで私達の動きが分かってるかの様にね……幾ら宣戦布告したから目立ち易くなってるとは言え……ここまで狡猾に戦術を企てれるのか…っと本気で疑問になって来ます……。」

 

母核リョウカ(本体)「確かにそうですね……じゃあまさかまたドレッグさんが死んで、そのドレッグさんになりすましてるとか……は無いですね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、恐らく今回の場合は……ドレッグさんの他に誰かが指揮をしてるのは先ず間違い無い……しかも神々に関連した者がね……。」

 

サーシャ「じゃあ…まさか!?転生者なの!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、十中八九神々に雇われた刺客でしょう……私達を撃滅する様に依頼したのでしょう……全く人の命をもて遊ぶとはね……。」

 

クランク「全くっス!神々め……許せないっス!」

 

ラチェット「ああ、命は道具じゃない…それぞれ個人の物だ。」

 

リョウカ(本体)「ええ、っと話が逸れたね……とは言えもしこのまま攻めれば……史実の大日本帝国のミッドウェー海戦の身の舞になって大敗北を味わう事になるよ……此処で情報戦で負けてしまえばそれこそヤバいですよ……。」

 

大高「確かにそうですな……しかしこのまま攻めない訳にはいきません……。」

 

リョウカ(本体)「その通りです……まあステーション攻略の際と同様にエンドノアやジェネシスに壊滅させるのが筋ですが……しかし…アレも対策して来た様で……吸い込み不可能…捕食不可能…っと捕食関連で対策の加護が付与されてる様です…だから一気に壊滅は不可能ですね…………。」

 

カズマ「マジかよ……十八番が封じられた訳か……。」

 

リョウカ(本体)「ええ……っと普通ならね……相手も馬鹿です……まさかエンドノアやジェネシスがアレを装備してる事を知らないとはね……。」

 

めぐみん「アレ?……あ〜…アレですか……アレの調整は大丈夫ですね?」

 

リョウカ(本体)「勿論ですよ、とは言え一応念の為ですから当初の予定では別行動の予定だったのですがそれはキャンセルです…共に先ずガスパーを攻め落とし……その後一気にバタリアを叩きましょう。」

 

桐生「フ…相変わらずです。」

 

リョウカ(本体)「ええ……さて次にイレギュラーです……先ず予想ですが……このタイミングでイレギュラーで尚且つ相当厄介な相手とすれば……私の感と言うよりも直感です……お爺ちゃんに聞きますが、貴方の所のハンスさんは居ますか?」

 

恭弥(※ゲスト参加)「ああ、居るが?」

 

リョウカ(本体)「……ハンスさんを呼んで下さい。」

 

恭弥「ああ、分かった。」

 

 

初代魔王の恭弥はハンスを呼び出した……

 

 

ハンス「お呼びですか?」

 

リョウカ(本体)「ハンスさん、わざわざすみません……しかし確認をしたい事があります……確か貴方のなれるデットリーポイズンスライム…聞いた話ですが様々な種類が有るそうですが何か1番ヤバいデットリーポイズンスライム系は知らないですか?」

 

ハンス「は?はぁ…幾ら私とも言えどこれ以上の存在は……いえ少しお待ち下さい……えーっと確か……おお!思い出したぞ!ええ、有りますぞ!デットリーポイズンスライムの亜種で最高位に立つ伝説のデットリーポイズンスライム!その名は【死鎮魂毒:エンドレクイエム・デスポイズンスライム】です!幾ら私とも言えど奴に出会えば一瞬で溶かされて捕食されてしまう程の超危険な猛毒です。」

 

カズマ「怖…!?何そのスライム!?」

 

ハンス「しかも、奴は見た物全てを捕食し…喰らえば喰らう程強大に更に巨大化する……魔法や物理も効かねぇ…ほぼ全て無効化されちまう。」

 

母核リョウカ(本体)「正に最強のデットリーポイズンスライムの権化ですね……それじゃあまさか?」

 

リョウカ(本体)「はい……ほぼ確実に現れるとは思います……だから対策を考えないといけないですね……一応倒せなくは無いですが犠牲者無しでやるとなると劇的に難易度が高くなります……無論幾らエンドノアやジェネシスとも言えどデスポイズンに直接触れるのは危険極まり無いですね……超次元生命体化してもあの毒を無力化をするのはほぼ不可能ですよ……。」

 

一夏「超強いじゃねぇか!?じゃあどうする?」

 

リョウカ(本体)「有ります……クランクさん、この銀河での宇宙のゴミ捨て場とも言える施設が有った筈ですが?」

 

クランク「ふむ……検索中……有ったっス、【深宇宙星雲:メビウス[DSディスポーザー:2号機]】っスね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、その施設を使う訳ですよ…ただもし敵が惑星サイズだったら無理矢理サイズを小さくしてから…その中にブチ込む必要がある訳ですよ……。」

 

めぐみん「しかし奴は如何なる攻撃にも耐性が極限まで極まってますが?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ならばそれ以上の物でやれば良いのですよ……そこで考えられるのが先ず何かしらの方法でサイズを丁度良い位まで小さくして…その後その中にブチ込み…そして施設を起動…大破前提で最大出力でDSディスポーザーの魅力である反物質やブラックホールのエネルギーを用いた対消滅反応処理を実施…あわよくば消滅…良くても弱らせて私達でトドメを刺すと言う感じでやろうと思いますが……。」

 

シカマル「なるほど、確かにそれならどうにかなりそうだが……っがだ…どうやって奴を弱らせた上でそこまで誘き出す?それに施設だから起動するのにも時間が必要だろう?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、これだけ大規模施設なのでもしもの時にそこに迷い込んでしまったと言う場合に備えて……5分は掛かります…そして私達が実施しようとしてるのは最大出力です、最大出力になるまでも2分は掛かります………そして厄介な事にね、DSディスポーザーにはセキュリティーとして施設に入るにはパスワードが必要です……パスワードは私達含めて最低でもそれぞれの会社の会長クラスしか知らない……っとそうじゃなくて……パスワードはそれぞれの銀河毎に異なりますが……制度により最大十桁までの番号で固定されてます…更に1年に一度パスワードは自動で更新されます……パスワードの更新された際には先ずそれぞれの銀河の最高権限者に伝わり…その最高権限者から各会社の会長へパスワードを伝える様になってます…………そして更新される時はその施設は一度停止しますので使用不可能になります……パスワード更新が完了された際に再稼働しますが……まあそこは良いとして………もしパスワードを忘れたり間違えてたら防衛装置によって攻撃を受けてしまいます……年間のこの世界での死亡者数の約数%はこの防衛施設によって殉職しました。」

 

大石「中々厄介な施設だな……非常に高いリスクだが…上手く行けば1発逆転出来る可能性が有ると…?」

 

リョウカ(本体)「はい……しかし……今の時期ですからもう時間は無いです、もう時期にその更新の為の施設停止が待ってます……だからどのタイミングで来るのかがまだ完全に把握出来ないのが1番不味いです……もし施設停止中に来られたらそれこそ非常に不味いです……。」

 

ラチェット「確かにな〜…あ、でもさ…君達の力なら施設停止中でも起動出来るんじゃ?」

 

リョウカ(本体)「……確かにDSディスポーザーを作ったのは私…まあ正確にはお母さんですが…幾ら私達と言えど…超厳重に設計されてますので手出しが出来ません…仮に強行で起動させようとすればそれこそ特効覚悟で無理矢理施設内部に入ってもしもに備えて処理場内部に有る緊急起動スイッチにまで行って起動させる他無いです…無論そこはパスワード関係無しにそこへ近付く者は例え私達であろうと攻撃して撃滅する様にプログラムされてますので……とても犠牲者無しで起動させに行くと言う無謀な策は使えないですよ……。」

 

ラチェット「そんな……。」

 

リョウカ(本体)「更に言ってしまえばその緊急起動スイッチ起動後には即座に施設が起動し…一気に臨界点まで出力が急激に上がり続け……そして最終的に大爆発する自爆スイッチにもなってます……だから緊急起動=死…です…だから絶対にそんな事は出来ません…私にはみなさんの命を預かってる身です…大日本帝国の様に国の為に死ねとは言え無いですよ。」

 

大高「そうですな……。」

 

リュウカ(本体)「じゃあもし停止中の場合でも勝てる手段は?」

 

リョウカ(本体)「無い事も無いですが……コアに対して一撃必殺の一撃を加えるしか無いでしょう…っがどうやってコアを露出させるかですね……。」

 

めぐみん「……!有ります!コアを露出させる方法!」

 

カズマ「おお、めぐみん!策が有るのか?」

 

めぐみん「ええ、目黒明の最終兵器を最大出力でぶっ放します…如何に奴と言えどアレのトチ狂った破壊力と攻撃力なら少なくともコアを露出させる筈です。」

 

キャル「なるほどね、あのスライムの極大な耐性でもそれ以上の威力の攻撃なら通るって訳で…ダメージを少なからず与えれる訳ね…。」

 

めぐみん「その通りです…ただし直撃させる事が大前提です…だから場所も考えないと不味いですね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、それに相手は単騎とは言え戦力的にはこっちが不利なのです……超強化されたとは言えね…と言うのも敵にとっては餌が大量に有ると言う認識しか持ってないでしょうからね…しかも直接触れよう物なら即死は間違い無い……だから数は有っても無いのと同じです……しかしこのままだとガチで不味いので……この世界での彼等を呼びましょうか……。」

 

ラチェット「彼等って?」

 

リョウカ(本体)「ラチェットさん達にとっては馴染みが深い者ですよ。」

 

 

パチン…!

 

ピシュン…!

 

ドサッ…!!

 

 

?「いってて…!何が起きたの!?」

 

?「此処は何処だ?」

 

ラチェット「あ!?リベットに将軍!?」

 

リベット「……!ラチェット!?」

 

アジマス「これはどうなってる…!?俺は死んだ筈だ……。」

 

リョウカ(本体)「ついでに呼び出すついでに記憶及び能力と所持品も全て逆行させておきましたよ……。」

 

キット「ふむ、これは大変な所ですね。」

 

リベット「ねぇ、どうなってるの?」

 

リョウカ(本体)「さて初めましてかな?リベットさんにキッドさんに…そしてアジマスさん?」

 

アジマス「…お前は何者だ?この現象はどうなってる?」

 

リョウカ(本体)「相変わらずですね、アジマスさんは…っと話が逸れたね…私達が貴方達を呼んだのですよ……別次元からね…。」

 

アジマス「何…!?」

 

リベット「別次元から呼んだって…まさか!?」

 

リョウカ(本体)「おっと、勘違いしないでほしいですよ?私はあの皇帝ネファリウスとは違って平和の為にわざわざ貴方達を呼んだのです……っと失礼……自己紹介がまだでしたね、私はリョウカです…これでも本国のまあ…大統領とも言うのかな?最高権限者ですよ、それと私達神でして…その中の最高権限者の最高神です。」

 

アジマス&リベット『……!!』

 

リョウカ(本体)「さて、まあ色々と有るかもしれないけど……貴方達には是非私達に協力して欲しいです…っと言ってもこれでもまだ戦力不足でしてね……特にアジマスさん……グレートクロックは知ってますね?」

 

アジマス「……!!……それがどうしたと言うのだ?まさかそれを使えとは言うまいな?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?そもそもグレートクロックは大昔時代のお母さんが作った物でね?精々私達の代理としてなる予定だったのですが作ってみた当初は色々と不具合が多過ぎた上に劣化版だったのが判明したので…多少の改良を加えて今のグレートクロックになりましたがそれでも非常にデリケートな癖に私達の能力の完全下位互換……しかしこの世界を保つ程度の必要最低限の能力は持ってたのでオーバスさんに管理を任せた訳ですが……何処かの次元のバカチンの所為でグレートクロックを台無しにされ掛けたのですがね?」

 

アジマス「……!……否定は出来ん……それで?」

 

リョウカ(本体)「……確か滅びたロンバックス族を復活させたいのでしたよね?アジマスさん?」

 

アジマス「……!!」

 

リョウカ(本体)「……私達なら出来ますよ?ロンバックス族の復活をね……。」

 

ラチェット「え!?でもグレートクロックはタイムマシンじゃないよ?」

 

リョウカ(本体)「だからグレートクロックは使わないですよ、そもそもあんな危険極まりない施設で使えれませんよ…と言うか……お母さん、いつになったらあのグレートクロックを完全な物にするのですか?あのままではいつ何らかの理由で壊れて全宇宙消滅と言うオチとなれば洒落になりませんよ?」

 

母核リョウカ(本体)「うぐ……すみません。」

 

アジマス「……復活出来るのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、場所さえ分かれば能力で復活出来ます……後ついでに此処へ呼び出す事も出来ますがね……。」

 

アジマス「………!!」

 

リョウカ(本体)「ただし……タダでとは言いません……何せアジマスは一度は全宇宙を崩壊させようとした大罪が有ります…それにロンバックス族を裏切ったと言う事実も消えた訳じゃ無い……私は別に責めたい訳じゃ無いですし怒ってる訳じゃ無いです。」

 

アジマス「……何が望みだ?」

 

リョウカ(本体)「……私達と協力した上で…これからもラチェットさん達も含めてロンバックス族のみなさんと共に仲良くする事です…。」

 

アジマス「………!!それで良いのか…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、構いませんよ…まあ滅んだとしても私達の能力なら簡単に復活出来ますからね……後ついでですがそもそもお母さん、更に言ってませんでしたが…あの切れ目を直せないのですか?アレが有るから全宇宙消滅と言う危機的状況下に陥る訳ですが…。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ…直しますよ…はぁ…。」

 

リュウカ(本体)「何だか今日は不運ですね……。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、私自身とは言え娘に怒られるのはかなり応えますね……。」

 

ラチェット「はは……でもそういや復活ってどの能力でやる気?」

 

リョウカ(本体)「ええ、と言うよりかは……連れて来ると言うのが正しいでしょうがね…。」

 

ラチェット「え?じゃあ…?まさか…?」

 

リョウカ(本体)「そのまさかですよ……えい。」

 

 

パチン…!

 

 

リョウカ(本体)「これで良いです。」

 

アジマス「……?今のでやったのか?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、後ついでに必要な所だけの部分だけ記憶を与えました……まあ別次元で滅びる運命だった所までの記憶ですがね…それ以後の記憶は一切分からないですよ……さてと連れて来ましょうか……。」

 

 

その後リョウカの能力でロンバックス族の代表者及びアジマスの友人でラチェットの親でもある人も連れて来て…事情を説明……そして今後の事を含めてロンバックス族共に同盟を結んで一応会議は捗ってはいるが具体的な攻略法が見出せないまま会議が終わり……様々な出来るだけの対策を施して……作戦決行日になった……

 

 

 

 

【淵森母神即席宇宙大連盟艦隊:総司令旗艦:龍華大和】

 

 

やはり作戦変更に伴い…いつも通りに総司令旗艦は龍華大和になった…現在リョウカによる演説が行われていた……

 

 

リョウカ(本体)「みなさん!いよいよ本作戦が実施されようとしてます…しかし先日位にみなさんも伝わったかと思いますが今回の作戦内容は変更され…先ずガスパーを攻め落とし…その後敵が待ち構えてるバタリアへ侵攻…敵の待ち伏せを迎撃してバタリアを奪還します!しかし本作戦にてイレギュラーの発生の予兆が確認し…予定では本作戦での佳境に差し掛かるバタリアの攻略戦の最中かその後に乱入して来ると予想されます…無論今回のイレギュラーは只者では無いでしょう!しかし私達は負ける訳にはいきません!私達の掲げる新たな淵森母神魂を掲げ!私達に喧嘩を売った事を後悔させてやるのだ!!これ以上作戦の関して言う事は無い!本作戦にて私達の存亡と全宇宙の存亡を掛けて…全力出撃せよ!私達の淵森母神魂に栄光あれ…!!淵森母神大連合…!!全軍総出撃!!!」

 

全軍『おおおおぉぉぉぉぉ…!!!!!!!』

 

 

リョウカの演説で全軍の士気力が最高潮に達し……全軍は防衛艦隊と防衛軍に見守れながら…最初の目標…ガスパーに向けて出撃した……

 

 

………翌日…一行は粛正部隊と合流しガスパーへ到着……ガスパーへ侵攻……あっという間に制圧……全アイテムを入手してブラーグ軍の要塞の一つガスパーを陥落させた……

 

 

【ブラーグ前線補給要塞:陥落成功】

 

 

【惑星ガスパー:パーフェクトクリア】

 

 

更に翌日……

 

 

リョウカ(本体)「さて次は問題のバタリアですね。」

 

ラチェット「ああ、そうだな。」

 

めぐみん「いよいよですか…。」

 

アジマス「敵戦力は膨大だ、どう攻めるつもりだ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、先日ガスパーにて久々にガラクトロンショップにアクセスして入手したガラメカ…ブラックホーラーでしたね…そのデータを解析して…アップグレート版のデータも手に入れて早速作り上げて……それをエンドノアとジェネシスに投与……捕食能力を大幅強化したのですよ……しかもこれでエンドノアとジェネシスは射撃系の捕食能力も手に入れた訳です……これであのイレギュラー相手に捕食による勝利の可能性も見出せますが……デットリーポイズンスライム系を捕食した事が一切無いので性質及び耐性も何も無いので素の状態ではとても無理ですよ、だから弱らせれば捕食が可能になる筈です……とは言え……コアを捕食出来ればそれこそ旨味が有るでしょうからね……だから何かしらの方法でスライムの部分を無くしてコアを露出させて尚且つコアを瀕死にまで持ち込めばどうにか……っと言う感じですよ……。」

 

ラチェット「なるほど……んで艦隊は強化された捕食能力で一気にやれる様になったからやると?」

 

リョウカ(本体)「勿論です、ふふふ…私達を甘く見過ぎです……ならキツいお灸を据えるのがお決まりでしょう……だから堂々と吸い込んで壊滅させてやれば幾ら奴等とは言え全力かどうかは不明ですが多少なりとも指揮系統に影響が出る程の精神的なダメージを与えれる筈ですよ……それにもし上手く捕食出来ればですが……スライムの能力だけでなくデットリーポイズンスライム系の全能力やあの個体の能力がフルで使用可能になるのでとことん捕食能力に歯止めが無くなる訳です……勿論既存の能力も据え置きでね……だからある意味で本作戦は反逆する神々に対する大きな一手になり得る力を手に入れる為の作戦……酷い言い方ですが、このガスパーやバタリア攻略戦はあくまでもおまけに成り下がってます……本命はあのイレギュラーです……それさえどうにか手に入れれば……こっちが大きく優位に立てます……。」

 

カズマ「なるほど……しかしこっちが舐めて掛かれば当然痛い目見るぞ。」

 

リョウカ(本体)「無論です……さてとそろそろ敵さんが迎撃の為の行動に出て来る頃です……そろそろエンドノアやジェネシスにも動いてもらいましょう………行って来て、エンドノアにジェネシス…ひと暴れして来なさい。」

 

エンドノア&ジェネシス(本体)『………!!』

 

 

ピシュン…!!!

 

 

エンドノアとジェネシスはリョウカの命令を受けて待ち伏せしてる敵の大群に襲撃しに向かった……

 

 

数分後……

 

 

 

ギュゴォォォォォ…!!!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体)「また派手にやりましたね……。」

 

兵士総元帥3「レーダー上に反応無し、敵の大艦隊及び防衛航空隊も全て壊滅しました。」

 

ラチェット「相変わらずやる事がエゲツなく思うな〜…。」

 

リベット「あんな奴が敵じゃなくて良かったと本気で思ったよ。」

 

リョウカ(本体)「まあ今はね、昔と言うよりも最近ですが……私諸共暴走して…みんな諸共全てを滅ぼし掛けましたがね……まあお母さん達のお陰で被害は最小限に抑えられたけど……まあ少なからずそれぞれの世界線が被害に遭って消滅した被害が出てしまった訳ですがね……後言ってしまえばやろうと思えばシステムそのものに直接攻撃を行って破壊又は消滅が可能な程の強大な存在になってます。」

 

ラチェット「え!?マジ…?」

 

リョウカ(本体)「うん、マジ……さて、確認です……DSディスポーザーのパスワード更新に伴う可動停止までどれ位?」

 

ジェフティ(コア)「確認中………後17時間後です。」

 

リョウカ(本体)「……とてもじゃないけど今からじゃあとても間に合わないですね……。」

 

アジマス「真正面からやるしかないか。」

 

リョウカ(本体)「その通りです、とは言え多少頭を使わないと先ず勝てないでしょうがね……馬鹿正直に突っ込めばただの餌となって死ぬだけですよ……。」

 

ラチェット「だね。」

 

兵士総元帥1「姫様、間も無くバタリアの防衛圏内に入ります!」

 

リョウカ(本体)「良し、此処からが正念場です……不動明王旗及び淵森母神旗及び最高神旗を掲揚せよ!全艦に通達!『コノ一戦ニ、本軍及ビ全宇宙ト全銀河ノ存亡ヲ賭ケ…世界ノ為ニ奮戦セヨ。』っと…。」

 

兵士総元帥2「は!」

 

 

その後バタリア本星へ奇襲……未だに指揮系統が混乱してる中に襲い掛かり……ブラーグ軍はなす術無く壊滅……残った者は降伏……バタリア要塞は解放された………

 

 

【惑星バタリア:解放】

 

 

【惑星バタリア:パーフェクトクリア】

 

 

解放してからイレギュラーに備えてバタリアにて拠点化改造及び改装工事をやれる限り実施して……数時間後に完了……難攻不落の超大要塞惑星へと生まれ変わった………しかしその代わりDSディスポーザーは可動停止状態になった……

 

そして………

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

兵士総元帥3「超高エネルギー反応確認…!!イレギュラーです…!!!」

 

リョウカ(本体)「みなさん!いよいよお出ましですよ!」

 

ラチェット「返り討ちにしてやるぜ!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

メキメキメキメキ…!!!

 

ガッシャァァン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…ズシィィィン…!!!!

 

 

?『グォォォォォォォ…!!!!!!!』

 

カズマ「リョウカの予想通りか…!奴だ!」

 

 

一行達の目の前に空間をカチ割って現れた超巨大なスライム……そうコイツこそが……デットリーポイズンスライム系の最上種……エンドレクイエム・デスポイズンスライムだ……色合いはハンスのなるデットリーポイズンスライムよりも更に赤黒く…ほぼ真っ黒に染まり切っている程の超高濃度の猛毒……しかも余りにも超高濃度過ぎるのか時折赤黒い稲妻が出てる程だ……

 

 

レクイエム『グォォォォォォォ…!!!!!!!!!』

 

全員『……っ…!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!

 

ビュゥゥゥゥ…!!!

 

 

レクイエムは禍々しい大咆哮を挙げ……周囲に殺気を撒き散らした……その影響で天変地異が発生し出した……

 

 

リョウカ(本体)「行こう!みなさん!奴を撃滅します!」

 

全員『了解!』

 

レクイエム『………!!!!』

 

 

そして一行とレクイエムとの最終決戦が始まった……

 

 

 

 

VS【最高魔神王:死鎮魂毒神:エンドレクイエム・デスポイズンスライム(超強化個体・歴戦王個体・最高魔神王化・飢餓状態)】

 

 

戦闘方式【最高(邪神・魔神)神討伐戦(ファイナルアタック有り)】

 

 

勝利条件【レクイエムの討伐】敗北条件【味方の全滅】

 

 

戦闘BGM:作品名【ソニックシリーズ】使用場面【対ソラリス戦:最終形態】

 

 

地形【惑星バタリア:全土】

 

 

【ROUND1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

リョウカ(本体)「はぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

 

キュィィィィン…ピキィィィン…!!

 

ゴォォォォォ…!!!!

 

 

リョウカは開始早々に覚醒形態を起動…それと同時に味方全体も自動でリョウカと同じ覚醒形態になった……

 

 

リュウカ(本体:淵森母神)「喰らえ!!」

 

 

キュィィィィン…ポォォピィィ…!!!!

 

ボチャン…!!

 

ボォォォン…!!!

 

 

レクイエム『………?』

 

リュウカ(本体:淵森母神)「っち!やはり効きませんか…!」

 

ジェネシス(本体:淵森母神)『グォォォォォォォ…!!!!!!』

 

 

キュィィィィン…ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…チュドォォォォォン…!!!!

 

 

レクイエム『グォォォォォォォ……!!?』

 

カズマ(淵森母神)「効いてる…!やはり耐性以上の攻撃を与えればダメージは通る!」

 

 

【味方:ファイナルオーブ[10%]】

 

 

レクイエム『グォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ミチミチミチミチ…!!!

 

バシュバシュバシュバシュ…!!!!

 

 

一行達の攻撃にレクイエムは反撃で身体を疼くめる動作の後に咆哮しながら全方位に超高濃度の猛毒弾を撒き散らした……

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「みなさん避けなさい!せやっ…!!」

 

 

ビチャ…!

 

ジュゥゥゥゥ…!!!!

 

 

一行達は何とか全員回避成功……しかし改めて着弾点の所を見て絶対に被弾してはならない事を思い知らされた………

 

 

ラチェット(淵森母神)「あんなの喰らったら不味い…!」

 

リョウカ(本体:淵森母神)「でもやらなければやられるのは私達です…!っは…!」

 

 

ポォォピィィ…!!!

 

ボチャン…チュドォォォォォン…!!!!

 

 

レクイエム『グガァァァァァァ…!!!?』

 

 

【味方:ファイナルオーブ[30%]】

 

 

ヤマト(本体:淵森母神)『全艦攻撃始め!』

 

 

ピキィィィン…ブッピュゥゥン…!!!!

 

ズドォォォォォォン…!!!!

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!!!

 

 

レクイエム『ギャオォォォォォ…!!!?』

 

 

【味方:ファイナルオーブ[50%]】

 

 

ブッツン…!!!

 

 

レクイエム『グォォォォォォォ…!!!!!!!!!!!』

 

全員『……!!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

 

レクイエムは一行達の攻撃により完全に怒り狂い…全身に辺り、赤黒い稲妻がはっきり見える程に光り…尚且つ禍々しく……元から赤く輝いてる紅い眼は更に真っ赤に充血し…生気も微塵も感じ無い感じになった……それと同時にコア部分がはっきり見える様になり…余りの怒りなのかコア部分も露出し始めた……コア部分はハンスではないので普通の赤い球体状のコアだ……

 

 

【敵:ファイナルアタック解禁】

 

 

【敵:ファイナルオーブ[50%]】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

カズマ(淵森母神)「いよいよ本気って訳かよ…!」

 

リョウカ(本体:淵森母神)「気をつけて、どうやら本気で戦闘形態になった様です!余り戦闘を長引かせると不味いです!一気にケリを着けます!」

 

ラチェット(淵森母神)「おう!」

 

レクイエム(激昂)『グォォォォォォォ…!!!!』

 

 

グググググ…!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「……!!ワープ…!!」

 

 

ピキィィィン…ピシュン…!!

 

バシュバシュバシュ…!!!!

 

ビチャビチャビチャ…!!!

 

ジュゥゥゥゥ…!!!!

 

 

レクイエムは激昂しての開幕の行動は溜め全方位超高濃度死毒の乱射を実行……っが…リョウカが勘付き一斉にワープして退避したので被害無し……とは言え以前に増して濃度が増してるのか如何なる地形だろうが問答無用で溶かしてるのが見受ける……

 

 

ピシュン…!

 

 

千冬(淵森母神)「危なかった…リョウカのワープがなければ我々は被弾していた…!」

 

リュウカ(本体:淵森母神)「しかも速い…!ハイパー化しても着いてこれるとはね…!」

 

リョウカ(本体:淵森母神)「反撃です!エンドノア!ジェネシス!ゾディアックを出力最大で発射!及び大結界!」

 

エンドノア&ジェネシス(本体:淵森母神)『グォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ピキィィィン…!

 

ガコン…ガシャン…!!

 

キュィィィィン…!!!

 

ビュビュビュビュ…!!!

 

ピキィィィン…!!!!

 

ジュゥゥゥゥ…!!!!

 

 

レクイエム(激昂)『ギャオォォォォォ…!!!?!』

 

 

チュドォォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカはエンドノア及びジェネシスに超広範囲殲滅攻撃のRYNO3の最大出力で発射……余りの熱量である故にレクイエムのスライム部分が焼かれた上に逆に溶け始め…追撃の大爆発で大ダメージを与えた……尚一行達は発射前にリョウカの能力で大結界が張られて地形諸共全て無事だった…

 

 

【味方:ファイナルオーブ[90%]】

 

 

レクイエム(激昂)『グ…グォォォォォォォ……!』

 

リョウカ(本体:淵森母神)「弱っては来てるけど…!やはり何かもっとデカい一撃を加え無いと瀕死に持ち込めれない…!まだアレの準備は出来ないのですか!」

 

めぐみん(淵森母神)「後ちょっとです…!」

 

レクイエム(激昂)『ギャオォォォォォ…!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

【敵:ファイナルオーブ[100%]】

 

 

【レクイエム:ファイナルアタック敢行】

 

 

レクイエムは追い詰められ始めたのかコアを完全に露出……コア部分にエネルギーを集中し始めた……

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「いけない…!!あれを喰らったら幾ら私達でも終わりです!」

 

リュウカ(本体:淵森母神)「……!いえ待って!あの攻撃…!使えます…!」

 

リョウカ(本体:淵森母神)「え!?……!!そう言う事ですか…!カウンター能力が得意な人は急いで私達の側に来て!」

 

 

リュウカの言う事に真意を察したのかリョウカはすかさず一行達の中で反射又はカウンター攻撃能力に特化したメンバーを呼び寄せた……

 

 

ファイナルアタック用BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

【味方:ファイナルオーブ[100%]】

 

 

【味方:ファイナルアタック敢行】

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「めぐみん…!!目黒明の発射用意が完了次第直ちに発射命令を出せ!その後直ぐにカズマ及びウィズと供にをの側に!」

 

めぐみん(淵森母神)「はい…!」

 

リョウカ(本体:淵森母神)「エンドノア及びジェネシスは地中に退避し…奴の背後に回れ!私達の攻撃のタイミングで即座に出て来て捕食待機!」

 

エンドノア&ジェネシス(本体:淵森母神)『………!!!』

 

 

ズブズブズブ…!!

 

 

リョウカは大急ぎで的確に指示を出して…レクイエムの攻撃を迎え撃つ時を待ち伏せ……

 

 

レクイエム(激昂)『グォォォォォォォ…!!!!!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピギャァァァァァァ…!!!!

 

ブッピュゥゥン…!!!!!

 

 

レクイエムはコアから最大出力エンドレクイエム・デスポイズンレーザーを解き放った……

 

しかし…それを待ってたかの様に一行達は待ち構え……

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「来た…!!みなさん合わせなさい…!!」

 

全員『了解!』

 

 

 

ギュゴォォォォォ…!!!!!

 

 

全員『合体スペル!【完全反射[ファイナルフルカウンター]】…!!!!』

 

 

ギュゴォォォォォ…!!!

 

ガッキィィィン…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「ぐぅぅぅ…!!!負けて…負けて堪りますかぁぁ…!!!!」

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ガッキィィィン…!!!!!

 

ギュゴォォォォォ…!!!!!

 

 

レクイエム(激昂)『……!!!?!』

 

 

ピキィィィン…!!!

 

ズッドォォォォン…!!!!!!

 

 

全員のファイナルフルカウンターで何とレクイエムの最後の切り札を完全に跳ね返して…その上全員分の力なので反射の威力は凄まじく……超大規模大爆発が発生し……

 

 

レクイエム(激昂)『ギャオォォォォォ…!!?!?!』

 

 

……更にスライム部分が消えて無くなり…残るは半分以下になった……そこに……

 

 

めぐみん(淵森母神)「今です!目黒明…!!ファイナルマスターノヴァエクスプロージョンキャノン…!!発射!!」

 

 

キュィィィィン…!!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

 

レクイエム(激昂)『……!!?』

 

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!!!!

 

 

目黒明の最後の切り札が炸裂……

 

 

レクイエム(激昂)『グ…オォォォ………。』

 

 

……最早スライム部分が骨格部分の所々部分しか残らず…レクイエムは完全に瀕死状態になった……

 

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「トドメです!お母さん!私に合わせて!めぐみん!カズマ!ウィズ!爆裂魔法用意!目標は、私とお母さんです!」

 

めぐみん(淵森母神)「え!?リョウカちゃんやリュウカちゃんに!?」

 

ウィズ(淵森母神)「そんな!?幾ら貴女様達でも!」

 

リョウカ(本体:淵森母神)「私達を信じて!さ!早く!奴は再生し始めてます!今しか無い!」

 

めぐみん(淵森母神)「分かりました…!!カズマ!ウィズ!私に合わせて!」

 

カズマ(淵森母神)「お、おう!」

 

めぐみん&カズマ&ウィズ(淵森母神)『黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう…覚醒のとき来たれり…無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ我が力の奔流に望むは崩壊なり…並ぶ者なき崩壊なり万象等しく灰塵に帰し、我に許されし一撃は同胞の愛似た盲目を奏で…塑性と脆性へと葬り去る…強く鼓動を傍受する!』

 

リョウカ&リュウカ(本体:淵森母神)『合体ラストスペル!!【淵森母神符[淵森母神一家の絆:東方最高神[ZERO]]】!!』

 

 

グググググ…キュィィィィン…!!!!

 

 

めぐみんとカズマとウィズはエクスプロージョンの発射準備を始め詠唱を開始……同じタイミングでリョウカとリュウカはモーションが一切異なる合体ラストスペルを発動…拳の一点にエネルギーを集中し始めた……

 

 

めぐみん&カズマ&ウィズ(淵森母神)『我々の一撃を同胞と供に紅き黒炎と同調し…血潮となりて償いたまえ!!穿て!!!エクスプロージョン…!!!!!』

 

 

キュィィィィン…ポォォピィィ…!!!!

 

ギュゴォォォォォ…!!!

 

シュゥゥゥ…!!!!

 

ピキィィィン…!!

 

 

 

めぐみんとカズマとウィズはエクスプロージョンを同時に発動…リョウカとリュウカに当たると同時に何とエクスプロージョンがリョウカとリュウカのエネルギーの込めてる拳に取り込まれて…眩い光りを放ち…拳に立ち込めるエネルギーのオーラが一気に巨大化した……

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「行きますよ!お母さん!」

 

リュウカ(本体:淵森母神)「うん!」

 

 

シュワッ…!

 

キィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ&リュウカ(本体:淵森母神)『はぁぁぁぁぁぁ…!!!!!』

 

全員『いっけぇぇぇぇぇぇ…!!!!』

 

 

ズガァァァン…!

 

パシパシパシパシ…!!!

 

 

レクイエム(激昂)『………!!?』

 

エンドノア&ジェネシス(本体:淵森母神)『グォォォォォォォ…!!!!!』

 

リョウカ&リュウカ(本体:淵森母神)『ぶっ飛べぇぇぇぇ…!!!!!!』

 

 

バキィィィィィン…!!!!!

 

 

レクイエム(激昂)『………!!?!?』

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

パァァァン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!!

 

 

エンドノア&ジェネシス(淵森母神)『グォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ガバァッ…!!!

 

グシャァァ…!!

 

 

レクイエム(激昂)『ギャオォォォォォ…!!!!?ギィアァァァァァァァァ…!!!!?!?』

 

 

ピシュン…ピシュン…ピシュン…!!!

 

ピキィィィン…ボォォォン…ボォォォン…ボォォォン…!!!

 

ズッドォォォォン…!!!!!

 

 

………リョウカとリュウカの放った必殺の一閃はコアを勢いよく弾き飛ばし……レクイエムを拘束していたエンドノア及びジェネシスによって仲良く分割してコアは捕食……レクイエムは眩い光りを放ち大爆発して……完全に消滅した………

 

 

【戦闘終了】

 

 

シュゥゥゥ……

 

 

カズマ「やった……やったぞ…!!!」

 

めぐみん「やりました…!!本当に勝ちました!!」

 

リュウカ(本体)「はぁ…はぁ……勝ちました……ね、リョウカちゃん…。」

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ……うん、そう…ですね…お母さん……。」

 

リュウカ(本体)「………さてと……。」

 

リョウカ(本体)「………みなさん!無事に最悪とも言われたあのイレギュラーは討伐された…!!私達の…大勝利です…!!!」

 

全員『おおおぉぉぉぉ…!!!!!』

 

 

リョウカの完全勝利宣言が言い渡され……全員は喜び合った……その後一行達はバタリアの修復を実施して……故郷である母星へと無事に帰投して大いに祝ったのだった……

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第47話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第1世代【終章・中編】

やあ、最近出番が少なくて暇なお馴染みのアンクロだよ…え?開幕からメタい?仕方ないじゃ無いか?僕だって好きでこうしてる訳じゃないんだから…っと失礼したよ、それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…僕達はいよいよ作戦が実施される事になったけどそれと同時にイレギュラーが発生する予兆が確認したよ…僕達は様々な対策を施して、作戦を決行……ガスパーを陥落させ……バタリアを解放したのだけどやはり案の定イレギュラーが発生……しかも最高魔神王化したデットリーポイズンスライム系の最上位種が相手で大苦戦したけど、リョウカちゃん達の策によって無事に討伐に成功したよ……ほんと生きてて良かったとは思ってるよ…さてこんなものかなぁ…そんじゃあ今回も見ると良いよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

拠点に一度戻ってから翌日……

 

 

リョウカ(本体)「……滅茶苦茶身体中痛いです……。」

 

リュウカ(本体)「ははは……まさか私もですよ。」

 

 

リョウカとリュウカが何故か仲良く入院していた……

 

何故かと言うと……やはりあの最後の切り札の反動の事も有るが…何よりも、めぐみん達のエクスプロージョンのエネルギーをブーストで掛けた上で……レクイエムのコアに直接ブン殴った事で死ぬ程痛い反動を受けた訳だ…勿論、殴った方の腕は骨折…全身はエネルギーの過激消耗と過激機動による負担で行動不能レベルの筋肉痛が襲い掛かった……

 

 

めぐみん「全く、だから辞めた方が良いって言ったのですよ?」

 

リョウカ(本体)「ははは、すみません…とは言えこうでもしないと倒せれなかったのでね……それに今までと比べてまだ今回は軽い方ですよ?」

 

めぐみん「へ〜……。」

 

リョウカ(本体)「……え?あの…?めぐみん…?なんか顔が怖いですよ…?ねぇ?ちょっと…?無言で…って!いたたたた…!!?腕が…!?」

 

めぐみん「これで軽いってほざけれるってね〜…悪い子ですよ〜。」

 

 

ギュゥゥ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「痛い痛い痛い…!!ごめんなさい…!ごめんなさい…!!私が悪かったから…腕を強く握らないで…!!ってひぎぃぃ…!!」

 

めぐみん「だ〜め……少しお灸を据えましょうね〜。」

 

リュウカ(本体)「おっふ……。」

 

 

リョウカのある意味で自業自得の発言で…約数分間に渡って、めぐみんによるリョウカの軽いお仕置きを実施した……

 

 

めぐみん「っで?何か言うことは?」

 

リョウカ(本体)「本当にごめんなさい……反省しました……。」

 

めぐみん「宜しい、因みに言い忘れてましたが能力で治そうなんて考えない様にね?一応薬品を投与して回復を早めていますから…精々1週間は絶対安静する様にね?良いですね?特にリョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「……はい…勿論です……。」

 

めぐみん「ではまた来ます……それじゃあね。」

 

 

そう言ってめぐみんは退出していった……

 

 

……それで1週間後……リョウカとリュウカはどうにか骨折が治って尚且つ全身筋肉痛が治った……んが……

 

とある日……リョウカとリュウカの居る部屋にて…ネシスとエンノが遊んでいた……この時リョウカは疲れて寝ていたがリュウカは起きてる状態……

 

 

エンノ(本体)「待って〜…。」

 

ネシス(本体)「あはは!」

 

 

ズルッ…!

 

 

リョウカ(本体)「……んぅ…?」

 

 

ドシィィン…!!!

 

グキッ…!!!

 

 

エンノ(本体)「あう〜……痛い……。」

 

リョウカ(本体)「……っっっ…!!!?!」

 

リュウカ(本体)「……!?エンノちゃんにネシスちゃんは今すぐ別の所で遊んで来なさい…。」

 

エンノ&ネシス(本体)「は〜い。」

 

 

 

バタン……

 

 

リョウカ(本体)「…っっっ……出て行きました?」

 

リュウカ(本体)「出て行ったよ。」

 

リョウカ(本体)「そう………っっっ…!!!ひぎぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!」

 

 

リョウカはネシスやエンノが出て行ったのを確認して……痛みを我慢していたのを一気に解放…家中に響き渡るリョウカの悲鳴が鳴り響いた……

 

 

バタン…!!

 

 

めぐみん「何事です!?」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃんの折角治った腕が……エンノが飛んで来た拍子に勢いよく激突して折れました……。」

 

永琳「……はぁ…。」

 

めぐみん「やれやれ……災難ですね、リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「痛い痛い痛い……………っ……。」

 

めぐみん「はいはい……ジッとしてて下さいね。」

 

 

……そうして今度はリョウカだけが折角治った腕がまた骨折した為……再度入院……尚、ネシスとエンノはと言うと……

 

 

母リョウカ(本体)「駄目じゃないですか!ほら、しっかりと謝って。」

 

エンノ&ネシス(本体)『お母さん、ごめんなさい…!!』

 

リョウカ(本体)「良いんですよ…私も不注意でしたし……。」

 

カズマ「相変わらずお前は娘達には激甘だな……。」

 

 

……とまあ親組によって説教を受けてリョウカに謝らせたと言う……

 

 

………1ヶ月経過して……ようやく2人揃って退院した……

 

 

その後……安定と信頼のいつものメンバーが集い会議が開かれた……

 

 

大高「姫様、お体が無事に回復して何よりです。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます、それでみなさん…今の戦況はどうなってますか?私とお母さんは何も知らないので。」

 

母核リョウカ(本体)「分かりました、それじゃあ説明しますね……実はですが、リョウカちゃんとお姉ちゃんが入院してる間に大規模な通商破壊作戦を展開してね?特に…ブラーグ軍が一発逆転を狙おうと建造してる対惑星用核兵器の建造を邪魔…又は中止を狙う為に最優先でそれに関わる所を攻撃し続けて……物流を遮断しました……。」

 

リュウカ(本体)「へ〜…。」

 

リョウマ(本体)「後、面白い事にね?あのバタリア解放作戦の事で全ての銀河に伝わった様でね?全銀河の銀河の大統領から私達の事を英雄視してるみたいです…その影響で様々な所で私達の支持や支援をしてくれる者も現れています……その影響でブラーグ軍の勢力も今も尚弱体化の一途を辿ってます。」

 

リョウカ(本体)「ははは…大袈裟ですよ…それにまだドレッグさんを仕留めた訳じゃないし…厄介な存在の対処も出来てないのでね……安心は出来ませんよ。」

 

母核リョウカ(本体)「まあ、そうですね……それに未だに転生者が現れたと言う報告も一切無いのでね……相手も相当狡猾です……。」

 

高野「そうですな…しかし今後はどうしましょうか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、私としては一気にドレッグさんや厄介な存在を直接叩きたいですが……何せ位置が判明してないのでこの銀河中を探すろなれば相当苦労します…しかもご丁寧に、近付かないとレーダーが反応しない様になってます…まあ一応辛うじて気は感じますが……余りにも微量過ぎるので位置探知が不可能です……。」

 

メリー「それは厄介だね……それじゃあ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから考えが付くのは……ブラーグ軍の故郷である…【猛毒惑星:オークソン】に大規模な侵攻を実施して誘き出すと言う手段を考えてはいますが……まだまだ敵勢力がどれ程残ってるのかが不明なのに攻めるのは出来ませんよ……だから他の前線基地や施設を叩きまくって…一気に弱らせた所を侵攻するのです。」

 

大石「それは良い案だな……。」

 

リョウカ(本体)「勿論、今の敵は何をして来るのかは一切不明です……何せ追い詰められてますからね……。」

 

カズマ「ああ、正に…『追い詰められた狐はジャッカルより凶暴だ!』…みたいな事になりかね無いな。」

 

母核リョウカ(本体)「……フォックスさん……。」

 

めぐみん「…!あ〜…え〜っと、兎に角もしかすると敵は核を作る可能性が高いですね。」

 

母核リョウカ(本体)「あ……うん、そうですね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこそある意味でブラーグ軍が最悪の行動をする前に何としてでも決着を着けるのです。」

 

大高「はい。」

 

リョウカ(本体)「さてと、とりあえずこれぐらいにしましょうか……後日に次の目的地を告げますので各自で出撃準備をして下さい。」

 

全員『了解。』

 

リョウカ(本体)「それでは解散です……。」

 

 

会議が終わってそれぞれ行動に移った……

 

 

……後日……リョウカより全国へ向けて電文が発信された…内容は……『次ノ目的地……【リゾート惑星:ポクタル】ニ向カウ…。』………だった……勿論そこへ向かう理由及び作戦内容文も同時に全国へ送られた……先ず理由に関してだが、ポクタルより救難信号を確認……そこにブラーグ軍の汚染兵器を投入……生態系に甚大な被害を受けているとも事で一刻の猶予も残されてないらしい……

 

一行は直ちに出撃準備をしてポクタルヘ向けて出撃した……

 

 

………翌日……

 

 

【淵森母神即席宇宙大連盟艦隊:総司令旗艦:龍華大和】

 

 

めぐみん「しかしポクタルですか、何故にそこへ攻めるのでしょうか?」

 

リョウカ(本体)「一応無くは無いとは思いますが……恐らく惑星のパーツの一部を今だに欲しがってるとは思いますから……先ず海水を手に入れてそれから必要無いから汚染させる訳ですよ……と言うのも確認したブラーグ軍の超兵器である……特殊海水汚染兵器……バイオリザード……束さんの協力の元調べた結果……あれにはブラーグ軍で開発された海水用の超猛毒液を投入してるようです……しかもです、その兵器は胴体部分で海水を汲み上げる事が可能です……それに場合によってはその海水を使ってブラーグ製の超猛毒液を作る事も出来る……最悪の環境破壊超兵器ですよ……無論ですが、その猛毒を直で浴びるのは絶対に駄目です、無論到着してどうなってるかは分からないですが絶対に海の中には入らない様にね……入れば最悪死にますよ。」

 

大石『向こうはとうとう最悪な物を投入して来たな……まさかのバイオ兵器か…。』

 

リョウカ(本体)「ええ、しかも更に確認したのですが…これが計1000機投入されてる様です……本気で生態系を破壊尽くす気ですよ……。」

 

リュウカ(本体)「どうにかして止めないと…。」

 

ラチェット「ああ、でもどうする?一応たったの1000機程度だけどやっぱなんかあるんじゃか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、一応護衛の戦闘機はかなり存在します……後惑星外部には安定と信頼の侵略艦隊も存在します……ただ今回は少し厄介です…と言うのもあの戦闘でエンドノアやジェネシスもまだ疲弊が取れてないのでとても戦える状態では無いです……今回のポクタル奪還作戦では私達でやらなければならないですよ。」

 

カズマ「あ〜……まああの姿を見れば分かるな…。」

 

エンドノア(本体)『グォ~…。』

 

ジェネシス(本体)『グガ〜……』

 

ラチェット「それって、ちょっと不味くない?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?そもそも前までは普通にエンドノアやジェネシス無しでも行けれたのです……それにいつまでもエンドノアやジェネシスばかりに頼ってたらもしもの時になった時に困るのは私達です、それに今回の場所はポクタルなので仮に動けたとしても目的的に考えて非常に相性が悪いのです……と言うのも今回は防衛と撃滅……敵を全て壊滅させた上でポクタルを救うのが目的なので被害を押さえるのも目的です……。」

 

アジマス「なるほど、それなら納得だ…。」

 

リョウカ(本体)「………さてですが、実を言えばある意味で私達は不利な状況ですがね……頼みの綱は今は休んでるので不可能…そしてポクタルには出来る限り被害を押さえる必要が有るのでこっちはどうしても攻撃能力に制限が掛かる……しかし向こうはガンガン攻めて来るので非常に厄介……更には生態系が壊滅するのも時間の問題なので制限時間付き………。」

 

エーベル「完璧にこっちが不利だな……さてどうする?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから最低でも敵の超兵器であるバイオリザードの全機撃破が最低条件……それさえ出来れば能力で汚染除去が出来ます…ただし……敵機の大編隊と侵略艦隊の護衛付きをどうにかしないといけないです……。」

 

零月「勝算は有るのでしょう?」

 

リョウカ(本体)「勿論です、侵略艦隊に関しては簡単に対処は出来ます……まあ核ミサイルでボンです。」

 

ラチェット「へ〜…って核!?今核って言ったよな!?」

 

リョウカ(本体)「当たり前じゃないですか?艦隊だから生半可な攻撃じゃあビクともしないだろうしね、それにラチェットさん達も人の事は言えないとは思いますがね……何せあのラチェットさん達の航空機には普通にニュークランチャーっと言うド直球の核ロケットを搭載してるから今更……まあ不謹慎かもしれないかもしれないけど、乱発や使用を間違えなければ一切問題は無いでしょう…それに今回撃つのはエネルギー系です………タツハナさん、VLS解放用意、弾種……エネルギーホーミングニュークエクスプロージョンミサイルを装填…。」

 

タツハナ(本体)「はい!VLS解放用意!弾種…エネルギーホーミングニュークエクスプロージョンミサイル!出力最大!」

 

 

ウィィィィン…ガコン…!!!

 

キュィィィン…!!!!

 

 

タツハナ(本体)「最終安全装置解除!目標!ブラーグ侵略艦隊!何時でも撃てます!」

 

リョウカ(本体)「VLS解放!ニューク!ファイア…!!!」

 

 

バシュゥゥ…!!!!

 

シュゥゥゥ…!!!!

 

 

龍華大和より1発のエネルギー核ミサイルが発射された……

 

 

兵士総元帥3「ミサイルインターセプトまで……5………4………3………2………1………インターセプト!!今…!!!」

 

 

 

ピキィィィィン…ズッドォォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

 

エネルギー核ミサイルは敵艦隊の旗艦に命中…大規模な大爆発を起こして艦隊は蒸発した……

 

 

兵士総元帥3「目標命中!ターゲットの消滅を確認!」

 

リョウカ(本体)「さてと、残りは護衛の航空機ですね……恐らく超兵器と同時に相手をしないといけないので……そっちは同じく航空隊をぶつけましょう……。」

 

ヤマト(本体)「分かりました。」

 

リョウカ(本体)「さて、超兵器に関しては戦艦クラスの主砲でなければまともに攻撃が通用しないですね……だからこのまま乗ったままドックファイトと行きましょうか……。」

 

ラチェット「え?まさかだけど……この戦艦って高機動運動するのか?」

 

リョウカ(本体)「勿論です………さてと……全艦に告ぐ、間も無く惑星ポクタルに到着します……到着後直ちに艦載機を発艦させて敵の航空隊の対処をさせる様に…そして私達艦隊は直ちに最終決戦形態に移行し……本艦含む全戦艦クラス以上の艦艇は敵の超兵器に対して攻撃を…そして戦艦クラス以下の艦艇は直掩隊が撃ち漏らした敵の航空隊から本艦含む戦艦クラス以上の艦艇の護衛を実施せよ。」

 

全艦『了解!』

 

ヤマト(本体)「惑星ポクタルを確認しました!」

 

リョウカ(本体)「では作戦開始!行きますよ!」

 

 

そして一行はポクタルヘ到着……予定通り全艦は最終決戦形態に移行し…ポクタルを救うべく戦闘が始まった……

 

 

【第2エリア:最終ボス】

 

 

VS【ブラーグ侵略軍所属:環境破壊型超兵器:特殊海水汚染兵器:バイオリザード×1000&ブラーグ侵略軍所属:ブラーグ直掩航空隊】

 

 

戦闘方式【超兵器戦(ドックファイト式)】

 

 

勝利条件【バイオリザードの全撃破】敗北条件【味方の全滅又は制限時間の超過】

 

 

戦闘BGM【ラチェクラシリーズ】使用場面【初代ラチェット&クランク:ドックファイト戦(ポクタルver)】

 

 

地形【惑星ポクタル:全域】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

ゴォォォォォ…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「みなさん!しっかり掴まってなさい!舌噛みますよ!」

 

ラチェット「おわっと…!ふぅ…こりゃあすげぇ!」

 

リュウカ(本体)「嫌でも慣れますよ…ってリョウカちゃん!前方に3機!」

 

リョウカ(本体)「呑気に飛んでると…!」

 

 

ブッピュゥゥン…ブッピュゥゥン…ブッピュゥゥン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

龍華大和は初手から無双状態を繰り広げていた……尚この時点で龍華大和の全操縦はリョウカに切り替わっている……操縦方法は至ってシンプルで艦長席及び司令席から全操作が可能で操縦桿や操作パネル等様々な機能を持つ……

 

 

リョウカ(本体)「こうなりますよっと…!更にもう5機…!」

 

 

 

ブッピュゥゥン…ブッピュゥゥン…ブッピュゥゥン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

キィィィィィン…!!!

 

 

兵士総元帥3「姫様!後方より敵機!数10!」

 

リョウカ(本体)「前基主砲!拡散モード!しっかり掴まって!後方宙返り…クルピットです!」

 

全員『……!!』

 

リョウカ(本体)「いっけぇぇ…!!」

 

 

ガコン…!!

 

ゴォォォォォ…!!

 

ブッピュゥゥン…!!!

 

ボォォォン…!!!

 

 

リョウカの操作テクニックで龍華大和は航空機ばりの超高機動を披露……ブラーグ軍の航空隊を翻弄…

 

1時間後に最後の1機になり尚且つブラーグ軍の護衛機も全滅……

 

 

 

リョウカ(本体)「残りはあの1機だけですか、ならばトドメは私自身でやりましょう。」

 

クランク「え!?しかし、敵は戦艦クラス以上の主砲じゃなきゃ碌に攻撃が通らないって言わなかったっスか!?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ……さてと、タツハナ…全操作を解除…通常操作に切り替え…及び特殊出撃システム起動!」

 

タツハナ(本体)「了解です!全操縦切り替え及び操縦を通常モードに切り替え…特殊出撃システム起動!行ってらっしゃい!リョウカさん!」

 

ラチェット達全員『……え?』

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

ウィィィィン…!!

 

 

特殊出撃システムが起動し…艦長席に座っていたリョウカが席ごと下へ降りて行って………

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

タツハナ(本体)「艦首電磁射出カタパルト起動!」

 

 

ウィィィィン…ガコン…ガシャン…!!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ウィィィィン…ガコン…!!

 

 

龍華大和の甲板艦首から電磁射出カタパルトが現れ……甲板上にリョウカが姿を現した……

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

パァァァン…!!!

 

 

全員『………!!』

 

 

(処刑用BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【銀翼の凶星(RISEver)】

 

 

リョウカは久々に見せる龍形態を起動……どうやらバルク形態の様だ……

 

 

リョウカ(本体:龍形態)『キィィィィィ…!!!!!!!!!!』

 

 

キュィィィン…!!!!!

 

 

タツハナ(本体)「……!!カタパルト射出用意…!!電磁圧上昇!……最大出力!射出まで……5………4……3……2……1……射出!!!」

 

 

バシュゥゥ…!!!

 

バフゥゥン…!!!

 

キィィィィィン…!!!!!!

 

 

バルク形態になったリョウカの両翼のブースターと電磁射出カタパルトで目視不可能レベルで射出され……

 

 

キィィィィィン…!!!!!

 

ピキィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

………そのままの勢いで最後の1機に突撃して木っ端微塵にしたのだった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

キィィィィィン……!

 

フワァァ…ズシィン…!

 

 

リョウカ(本体:龍形態)『キィィィィィ…!!!!!!!』

 

 

ピキィィィィン…パァァァン…!!

 

 

リョウカは瞬時に戻って来て元の姿に戻った……

 

 

リョウカ(本体)「何とかなりましたね………。」

 

カズマ「おーい!リョウカ!」

 

めぐみん「大丈夫ですかー!」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよー!今戻ります!」

 

 

リョウカは艦橋ヘ戻った……

 

 

リョウカ(本体)「戻りましたよ。」

 

リュウカ(本体)「大丈夫?何処も怪我してない?」

 

リョウカ(本体)「今は大丈夫ですよ、さてと……後は……やっぱり少し遅かったですか………海が完全に超猛毒で汚染されちゃってますね……メリーさん……生き残ってるのは?」

 

メリー「………残念だけど……陸上に住んでる生物以外は全滅だわ…。」

 

ラチェット「そんな………遅かったか…!」

 

リョウカ(本体)「もっと早く来れたら良かったです………しかし……実を言うとこうなる事も想定はしてました…まさかこうなるとは思ってはいませんでした……。」

 

アジマス「では手は有るのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、最早こうなれば奥の手です……けど使うと私自身どうなるか分かった物じゃないですが致し方無い……しかし上手く行けば此処だけで無く他に被害を受けた所も完全に回復して尚且つ……敵対する勢力を完全に倒せる訳です……。」

 

 

 

リョウカはそう言いながら再び艦長席に行ってある操作をした……

 

 

カチッ…!

 

ウィィィィン…ガコン…!!

 

 

艦長席からの操作で天井から頑丈そうなセキュリティーで防御されてる巨大な箱が現れた…

 

 

母核リョウカ(本体)「………この箱の中は?」

 

リョウカ(本体)「まあ見てなさい。」

 

 

カチカチ……ピピッ…!

 

プシュゥゥゥ…ガコン…!

 

 

リョウカは最早セキュリティーが無いのと同じであっさりとセキュリティーを解除して巨大な箱を開けた……

 

 

 

リュウカ(本体)「……!!この槍は…!」

 

リョウカ(本体)「……っそ…ロンギヌスの槍とカシウスの槍が融合した姿……ガイウスの槍……まあ私達特製ですがね……ただしこれを含めてたったの5本のみ…余りにも強力過ぎる故にね……これから行う儀式にて願った事は確実に叶う……まあドラゴンボールの役割を果たします…ただし……儀式故に術者には相当の加負担が掛かるのでね……しくじればそれこそ術者が死ぬ程です……ただし成功すれば確実に叶うハイリスクハイリターンです……さてと……。」

 

 

ガシ…!

 

 

リョウカはガイウスの槍を手に取った……

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、惑星外に出なさい…巻き込まれますよ。」

 

リュウカ(本体)「え……あ………リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「………お母さん、今回ばかりはどうやら嵌められた様です……この惑星全域に神々の加護の所為でタイムリープも使えない上…生半可な浄化能力は一切通用しない…だから現状使える術で尚且つ最善の策はこれですよ……だからこそ最初に謝っておきます………こんな事になってごめんなさい………。」

 

めぐみん「………っ……。」

 

リュウカ(本体)「…………………。」

 

リョウカ(本体)「…………ごめんなさい…………それでは行ってきます………。」

 

 

ピキィィン…ピシュン…!!!

 

 

リョウカはその場から消え……既に惑星外に出ていた……そして残された一行は止む得ず言われた通り惑星外ヘ出て行った……

 

 

 

リョウカ(本体)「では始めましょうか………来て…龍華(リョウカ)。」

 

 

 

ピシュン…!

 

ピキィィン…ゴォォォォォ…!!

 

ギチギチ…グパァ…!

 

 

推奨BGM:作品名【男たちの大和】曲名【帰らざる海】

 

 

リョウカは先ず覚醒形態に移行……更にエネルギー放流形態に移行……リョウカの胸部からコアらしき物が現れた…更に神森龍華(リョウカ)を召喚……最終決戦形態に移行し…リョウカと同じ形態になった…

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「………………。」

 

 

ピシュン…ピシュン…ピシュン…!

 

ガシャン…ガコン…!

 

ギュィィン…!!

 

 

次にデルフィコア及びエイダコアがそれぞれ4機ずつ…合計8機とカミモリコアが展開……独特の陣形を組み……リョウカの持っていたガイウスの槍が巨大化…その槍はリョウカの手元を離れて……リョウカの胸部のコアに突き付けた…

 

 

ピキィィン…シュゥゥゥ…!!!

 

 

次にリョウカを中心にデルフィコア及びエイダコアとカミモリコアが発光……生命の樹の紋章が形成され始め……

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「………っ……。」

 

 

ガシッ…!

 

グサッ…!!!

 

ブシャァァァ…!!!!

 

ピキィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:淵森母神)「………ッッッ…!!!!(……お願い……どうか……ブラーグ軍の被害を受けたみなさんを助けて……そして……もうこれ以上敵の好きにはさせない……だから私達の敵対する者を消し去って……!!!)」

 

 

ジリジリジリジリ…ピシュン…ピシュン…!!

 

ピキィィィィン……パァァァン…!!!!

 

 

全員(リョウカ除く)『………!!!』

 

 

 

リョウカはそのガイウスの槍をコア諸共身体を貫き……願いながらリョウカは血飛沫と共に全エネルギーを放流……一瞬閃光を放った後……眩い光を放った……その光は全てを浄化し……全てを修復して行き……そしてその光は敵対する存在にも届き……文字通り消滅した……

 

 

ラチェット「っ……どうなった……?」

 

カズマ「………これが儀式なのか…?」

 

母核リョウカ(本体)「………リョウカ…ちゃん…。」

 

めぐみん「……リョウカちゃんは…!リョウカちゃんはどうなったのですか…!?」

 

メリー「………!!居ない………!?一体……リョウカちゃんは何処に…!?」

 

千冬「何だと!?お前でも見つけられないだと…!?嘘じゃなかろうな!?」

 

メリー「本当よ…!これでも全力だよ!でも……一切反応が無い……。」

 

母核リョウカ(本体)「…………………。」

 

 

 

どうやらリョウカや龍華(リョウカ)が完全に姿を消してしまった様だ………あのメリーでさえも見つけられないだと言う……

 

 

 

リュウカ(本体)「……………ガガガ銀河へ行こう……。」

 

全員『…………え?』

 

リュウカ(本体)「………私には……感じるの……リョウカちゃんの反応が……でも………。」

 

めぐみん「………リュウカちゃんが言うのなら本当でしょう………行こう!リョウカちゃんの居る……ガガガ銀河へ!」

 

ヤマト(本体)「はい!全艦及び全軍!ワープ用意!目標地点!ガガガ銀河へ!!」

 

全軍『了解!!』

 

 

ピキィィィィン……ピシュン…!!!!

 

 

そして一行達は消えてしまったリョウカと龍華(リョウカ)を探す為にガガガ銀河へ向かったのだった……果たして一行達の運命は如何に……

 

 

【惑星ポクタル:パーフェクトクリア】

 

 

【第2エリア:完全クリア】

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第48話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第1世代【終章・後編】

うむ?もう始まってるのか?これは失礼した…私はダグネスだ、それでは前回のあらすじを説明する…前回は我々は…惑星ポクタルに救援要請に駆け付ける事になり…ポクタル解放作戦を展開したが…結果的には勝ったには勝ったが結局は救う事は出来ず……リョウカが最後の手段と言われる事を行う事になって……とりあえずは元に戻ったそうだ…後ついでに敵対勢力も忽然と消えてしまったが……その代償はリョウカと龍華(リョウカ)が消えてしまった事だが……我々はリョウカを探すべくガガガ銀河へ飛ぶ事になった……さてこんな物だ…それじゃあ今回も見ると良い。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

【淵森母神の世界線:ラチェクラの世界線:ガガガ銀河】

 

 

 

一行達はリュウカの感じ取ったリョウカの僅かの反応を頼りにこのガガガ銀河へやって来た……

 

 

兵士総元帥3「レーダーと連動!姫様の反応確認しました!場所は……【沼地惑星:ウーズラ】近郊付近にて確認!尚現在も生命反応が低下中!極めて危険な状態かと!」

 

リュウカ(本体)「急ごう!もし惑星の側なら…恐らく重量に引かれて大気圏に突入する可能性も有るよ!急いで!」

 

タツハナ(本体)「了解です!全艦及び全軍!緊急出力全開及びオーバードブースト!ダッシュ!」

 

全艦『了解!』

 

 

キュィィィン…バフゥゥン…!!!

 

キィィィィィン…!!!!!

 

 

全艦はリョウカの居るであろう惑星ウーズラヘオーバードブーストを使って向かった……

 

 

……時をほんの少し遡り……リョウカと言うと………

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

 

龍華(リョウカ)と共にこのガガガ銀河に反動で強制ワープされていた……ただし……龍華(リョウカ)は全エネルギーを使用したので完全に機能停止して漂流……そして問題のリョウカは…あの儀式で瀕死の重傷を負い……龍華(リョウカ)と同様にこの広い宇宙空間を漂流していた…心臓にガイウスの槍が貫通させたお陰で全エネルギーと生命を維持する為の血液が不足してるので瀕死の危篤状態になっている…勿論だがそのガイウスの槍はリョウカの側で元の大きさのまま漂流……無論の事だが胸部部分の貫通した所は一切治ってないので常に出血状態で尚且つ放流しながら気を失ってるのでエネルギーが常に漏れ出してる……更に言えば丁度惑星が側に有るので徐々にその惑星に引き寄せられているので……いつ大気圏突入しても不思議じゃない……無論今のリョウカに大気圏突入しよう物なら即死である……更に龍華(リョウカ)も引き寄せられてるのでもし下手をすればその惑星に甚大な被害をもたらすと言うのだ………

 

 

 

……10分後……

 

 

ゴォォォォォ………

 

 

リョウカと龍華(リョウカ)は徐々に惑星ウーズラの重力に引かれ始め……大気圏突入へ迫っていた……その時………

 

 

 

キィィィィィン…!!!

 

ゴォォォォォ…!

 

 

ヤマト(本体)「惑星ウーズラ近郊に到着!……!居ました…!!」

 

クランク「……!不味いっス!もう大気圏に突入してしまうっス!今のあの状態だと、とても持たないっス…!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!!」

 

カズマ「あ!ちょ…!!」

 

 

リュウカは我先にリョウカの救助に向かった……

 

 

タツハナ(本体)「そうだ…!全戦艦クラス以上は龍華(リョウカ)に対して緊急牽引実施!他の艦はリョウカさんの使ったガイウスの槍を回収!ただしガイウスの槍は慎重に回収して下さい!」

 

全艦『了解!』

 

 

それぞれ各艦は行動を開始……

 

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

一方でリョウカや龍華(リョウカ)は大気圏へ迫り……徐々に落下速度が増して行ってる………今現在時速数千kmで落下中……

 

 

キィィィィィン…!!!!

 

ピキィィン…ゴォォォォォ…!!!

 

 

リュウカ(本体:淵森母神)「リョウカちゃん…!!!!」

 

 

リュウカは我が娘を救うべく覚醒形態に移行し……リョウカの落下速度を超える速度で追い付き始め……

 

 

リュウカ(本体:淵森母神)「………っ…!!」

 

 

ガシッ…!!

 

ぎゅぅ…!

 

 

リュウカ(本体:淵森母神)「もう…離さない…!……!?結界っ…!!」

 

 

ピキィィン…ズザァァァァ…!!!!

 

 

リュウカはリョウカに追い付いてリョウカを抱き抱えた…しかしもう既に大気圏突入へ移行していたので…決死の覚悟で結界を張り……ウーズラへ着陸した……

 

 

更に一方で………

 

 

タツハナ(本体)「緊急牽引!急げ…!!!」

 

 

ギュィィン…ガキン…!!

 

キュィィィン…バフゥゥン…!!!

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

全戦艦クラス以上の艦は大気圏突入へ移行した龍華(リョウカ)を緊急出力全開でブースターを吹かしてあの巨体を止めに掛かっている……

 

更に一方で………

 

 

岬「慎重にね………。」

 

宗谷「ヨーソロー…!ヨーソロー…!」

 

 

リョウカのガイウスの槍をひっそりと回収していた……

 

 

数分後、ガイウスの槍の回収完了と大気圏突入へ移行した龍華(リョウカ)の緊急牽引と言う名の緊急停止を実施終えた所で一行達はリュウカとリョウカの待つウーズラへやって来た………

 

 

めぐみん「リュウカちゃん…!!リョウカちゃんは……大丈夫……なのですか?」

 

リュウカ(本体)「…………辛うじて生きてます………けど……あの槍で心臓を貫通させたお陰で……今にも死にそうです………。」

 

エンドノア(本体)『クゥ〜ン………。』

 

リュウカ(本体)「……エンドノア……。」

 

ジェネシス(本体)『……………。』

 

エンドノア(本体)『………………?』

 

ジェネシス(本体)「………………。』

 

エンドノア(本体)『……………!』

 

ジェネシス(本体)『アオォォォン…!!』

 

エンドノア(本体)『ウオォォォン…!!』

 

 

セシリア「な……何ですの?」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピシュン…ピシュン…ピシュン…!!!

 

 

エンドノアとジェネシスが何かの会話した後突然空に向かって吠え……その瞬間に大気が揺れ始め……一行達の周りを取り囲む様に7つの様々な色をした宝玉が現れた……

 

 

母核リョウカ(本体)「これは……淵森母神の世界線で伝説中の伝説の淵森母神の混沌宝神玉じゃないですか……!しかも最上級の物ですよ!」

 

エンドノア&ジェネシス(本体)『アオォォォン…!!!!!!』

 

 

ピキィィィィン…パァァァン…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

その宝玉は光出して突然周囲に散った……

 

 

エンドノア(本体)『…………。』

 

ジェネシス(本体)『……………。』

 

 

 

ッポン…!

 

 

リュウカ(本体)「………?これは……?」

 

めぐみん「………レーダーっぽいですね……。」

 

 

カチッ……ピッ………ピッ…!

 

 

母核リョウカ(本体)「間違い無いです…これはあの宝玉のレーダーです!恐らくこの惑星全域に散らばったと思います……だから助けるには全て集めないといけない様です。」

 

ラチェット「へ〜……面白くなって来たぜ!良し!やってやるぜ!」

 

アジマス「良いだろう、やってやる。」

 

母核リョウカ(本体)「ではそれぞれ分かれて探しましょう……勿論それぞれの代表の人がそのレーダーで見て下さい…リュウカちゃんは、リョウカちゃんと共に此処で待ってて下さい……必ず探し出して救って見せます……勿論見つけたら此処に待機してリョウカちゃんやリュウカちゃんを守っていて。」

 

リュウカ(本体)「お願い………どうか……リョウカちゃんを救って……。」

 

めぐみん「勿論です!さぁ!行きましょう!」

 

 

そして各自分散し……リョウカを救うべく散って行った宝玉を探し始めた…

 

 

【最終エリア:最終ミッション】

 

 

ミッション【惑星ウーズラに散った[淵森母神の混沌宝神玉]を制限時間内に全て探し出せ!】

 

 

成功条件【制限時間内に淵森母神の混沌宝神玉を集めてリョウカの元へ帰還せよ】失敗条件【味方の全滅又は制限時間の超過】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

【カズマチーム】

 

 

カズマチームは、沼地の奥へ向かっていた……無論あの宝玉の反応が有ったからだ……

 

 

カズマ「えーっと…あっちか!」

 

めぐみん「む?さっきから鬱陶しい!ふん!」

 

 

バキンッ…!

 

ザッパァァン…!!

 

 

アクア「ねぇねぇ!さっきからうじゃうじゃ居るんですけど!?」

 

 

ポォピィィ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

めぐみん「そんな相手に一々構ってられますか!っさ!急ぎますよ!」

 

アクア「ちょっと!置いてかないでよ〜!」

 

 

っとまあ安定と信頼のパーティーであった……その後……

 

 

カズマ「よっしゃぁ!青の宝玉!ゲットだぜ!」

 

ダグネス「うむ!良し戻るぞ!」

 

 

無事に第1の宝玉を見つけ出した……

 

 

【ラチェクラチーム】

 

 

 

ボンッ…!

 

ボォォォン…!!!

 

 

ラチェット「なぁ!本当にこっちか!?」

 

クランク「ええ、でもどうやらうじゃうじゃ居るっスね……でも此処を突破しなきゃ辿り着けねぇっス!」

 

アジマス「なら蹴散らすまでだ!行くぞ!」

 

 

こっちもこっちで無双しまくり……

 

 

ラチェット「わ〜お!黄色の宝玉だ!」

 

クランク「これがそうっスね!良し!戻るっス!」

 

 

ラチェクラチームも無事にゲット……

 

 

【ザクレイチーム】

 

 

ブォン…!!

 

ザシュゥゥゥ…!!

 

ブシャァァァ…!!

 

バンッ…バンッ…!!

 

プシュッ…!!!

 

 

零月「邪魔、退いて。」

 

斬駆「ヒャハハハハハ…!!!!久々の快感だぁ…!!けどなぁ……内の娘の為だぁ……黙ってそこどきやがれぇぇ…!!!うらぁぁぁ…!!!」

 

 

ブォォン…!!!

 

ザシュゥゥゥ…!!!!

 

 

……安定と信頼のザクレイは文字通り敵を血祭りにしながら奥へ進んで行って……

 

 

斬駆「あん?お!!さっきの奴の赤じゃねぇか!コイツがそうだな!」

 

零月「ええ、だからリョウカちゃんの所へ持って行くよ。」

 

 

ザクレイチームもゲット……

 

 

【須賀シオチーム】

 

 

 

シオリ「よいしょっと!須賀君!急ぐよ!」

 

須賀「あ………待って!しーちゃん…!」

 

 

バキッ…ドコォ…!!

 

ザシュッ…!!

 

 

こっちは少しゆっくりの速度だが……

 

 

シオリ「あ!見つけたよ!」

 

須賀「うん。」

 

シオリ「よ〜し!戻るよ!」

 

 

難無く須賀シオチームもゲットした……

 

 

【魔獣チーム】

 

 

リルス『グォアァァァァァ…!!!!』

 

 

スゥゥゥ……ボォォォォォォ…!!!!

 

 

アルス『グォアァァァァァ…!!!!!!』

 

 

キュィィィン…ヂュィィィィィン…!!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

魔獣チームは兎に角邪魔立てする物全てを蹴散らしていき……

 

 

リルス『…………!!グォォォォ……。』

 

アルス『グォォォォン…。』

 

 

魔獣チームもゲットする事に成功した……

 

 

【怪獣チーム】

 

 

ゴジラ『ガァァァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

スゥゥゥ……ボォォォォォォ…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

ガメラ『アァァァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

スゥゥゥ…ポォピィィ…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

怪獣チームも魔獣チームと同様に蹴散らしながら進軍して………

 

 

ガメラ『………!』

 

 

無事に怪獣チームも手に入れる事に成功………

 

 

【淵森母神チーム】

 

 

 

母核リョウカ(本体)「邪魔ぁ…!!!退けぇ……!!!」

 

 

ポォピィィ…ポォピィィ…!!!

 

ザシュッ…ズシュ…!!!

 

 

別時間軸リョウカ(本体)「蹴散らしてやります!喰らえ!!」

 

 

キュィィィン……ドッキュゥゥゥン…!!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!

 

 

こっちも魔獣チームや怪獣チーム以上の猛進で蹴散らして行って……

 

 

母核リョウカ(本体)「良し!ゲットです!戻りますよ!」

 

リョウマ(本体)「ええ!」

 

 

一行達もゲット………そして

 

 

ピシュン…!!

 

 

リュウカ(本体)「……!みなさん!」

 

母核リョウカ(本体)「戻りましたよって…あれ?みなさんも同時にですか?」

 

めぐみん「ええ、どうやら全く同じでしたね……。」

 

一夏「ああ、さて取って来たぜ。」

 

 

 

一行達は手に入れた淵森母神の混沌宝神玉をリョウカの周りに置いた……

 

 

リュウカ(本体)「………お願い……どうか…リョウカちゃんを……リョウカちゃんを助けて…!!」

 

 

ピキィィン…!!!

 

フワァァ…!!!

 

 

リュウカは淵森母神の混宝神玉に願いと共に祈りを捧げた瞬間……眩い光を放ち……リョウカと共に浮き始め……

 

 

シュゥゥゥ……パァァァン…!!!

 

 

………全ての宝玉がリョウカに取り込まれる様に消えて行った……

 

 

フワァァ……ボフッ……

 

 

リュウカ(本体)「……リョウカちゃん……?」

 

リョウカ(本体)「………っ……うぐぅ……ぅぅ……げほ……げほ…!!………あ…れ?」

 

リュウカ(本体)「……っ…!リョウカちゃん…!!」

 

リョウカ(本体)「……お母さん…?此処は一体何処……?」

 

母核リョウカ(本体)「此処は惑星ウーズラですよ……リョウカちゃん……身体は…?」

 

リョウカ(本体)「……っっ……どうやら……身体が動かないです……無理に動こうとすると滅茶苦茶痛いです……それに力も入らないんです……何故か知らないけど……。」

 

全員『………え?』

 

リョウカ(本体)「………?私…何か変な事言いました…?」

 

リュウカ(本体)「え……あ〜…ううん、なんでもないです……よいしょっと…妙に軽いですね…それに微妙にまた縮みましたか…?…まあ…兎に角此処にこのまま居ても仕方ないですから……脱出しましょうか……。」

 

めぐみん「そうですね……って言うか今この状況でもし戦闘になれば先ず間違いなく弱ってるリョウカちゃんが狙われてアウトですよ…恐らく今のリョウカちゃんはさっきも件で過度の血液不足やエネルギー不足…及びに急激にエネルギーや血液を消耗しまくってますので行動不可能レベルでしょうからね……だからもし戦闘になれば我々で守ってあげなければいけませんね……。」

 

リュウカ(本体)「ええ…。」

 

 

ピシュン…!!

 

 

全員『…………?』

 

 

一行達が脱出しようとした矢先に今度は上空から巨大な宝玉が浮いていた……形状的には先程の宝神玉と同じ感じだが一回り大きい……

 

 

母核リョウカ(本体)「あれは、さっきの宝神玉の核とも言える……淵森母神の宝神玉核じゃないですか…まあ例えるならカオスエメラルドの抑制的な存在のマスターエメラルドですね……。」

 

めぐみん「へ〜……ん?……なんか凄く嫌な予感がするのですが……ってかもし仮に今のリョウカちゃんとかに関連とかしてるならかなり不味いんじゃないですか?仮にももしマスターエメラルドと同じく抑制的な立場なら何かしら干渉する筈ですからね……。」

 

零月「有り得そうで怖い。」

 

 

ザーッ……ザーッ……!

 

 

岬『こちら、神森晴風の岬!みんな聴こえる?』

 

カズマ「ああ、聴こえるが?」

 

岬『良かった、さっき回収した槍みたいなのが突然消えて…そっちに向かってる感じなの。』

 

千冬「何!?突然消えただけでなくその槍がこっちに来てるだと!?」

 

岬『うん……だから気をつけてね……。』

 

 

ブツッ…!

 

 

キィィィィィン…!!

 

ピタッ…

 

 

母核リョウカ(本体)「ガイウスの槍…!!」

 

 

キィィィィィン…キィィィィィン…!!

 

 

一夏「んな!?ガイウスの槍が……またやって来たぞ!?」

 

 

岬からの連絡の直後にガイウスの槍がやって来て……更に数秒後に複数本のガイウスの槍がやって来て…その宝玉を取り囲んだ……すると……

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

 

全員『………!!』

 

 

シュゥゥゥ…パァァァン…!!

 

 

宝神玉核とガイウスの槍が融合した……ただし見た目はそこまで変化は見られないが…赤と青や白と黒等の様々な相反の巨大なオーラを纏っている……

 

 

リュウカ(本体)「明らかに少しヤバい感じですね………。」

 

束「相反する二つのオーラを纏ってる時点でヤバくね?って感じだね〜…。」

 

シオリ「そうだね、今の所これ以上目立った動きはしてないけど……どうする?」

 

母核リョウカ(本体)「そうですね……幾ら私達のとは言えもし仮にリョウカちゃんに被害が出る様で有れば破壊しましょう……それが出来ればですがね……。」

 

カズマ「ああ、ってか下手に触れたら消滅しそうな感じだしな……接近戦は出来ねぇな……。」

 

紫「しかもですよ、遠距離も強力な結界の所為で全く効かないですよ……本当にどうしましょう?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、出来るならこのまま放置してさっさと撤退するに限るけど……放置して赤の他人に悪用されたら堪らないですよ……。」

 

 

ドクン…!

 

 

全員(リョウカ以外)『………?』

 

リョウカ(本体)「………っ…!!」

 

 

ドクン…!!

 

 

リョウカ(本体)「う……ぐぅ…!?」

 

リュウカ(本体)「どうしたの…!?」

 

 

ドクン……!

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(本体)「うぐぅ…!!あ……がぁ…!!?」

 

母核リョウカ(本体)「……!?まさかこれと共鳴…!?今のリョウカちゃんに耐えれない…!仕方ない…!スペル!【封印符[淵森母神大封印結界]】…!!」

 

 

ピカァァァン…!!

 

ビキビキビキ…!!!

 

ガッシャァァァン…!!

 

 

母核リョウカ(本体)「そんな馬鹿な…!?あの大封印結界が…!」

 

母リョウカ(本体)「退きなさい!結界が何ですか!大人しくしてなさい!スペル!【淵森母神符[親愛なるファイナルマスタースパーク]】…!!」

 

 

キュィィィン…ドッキュゥゥゥン…!!!!

 

ピキィィィィン…ガッキィィィン…!!!

 

 

母リョウカ(本体)「っち…!!何てインチキな結界…!!完全に防いだ挙句涼しい顔ですか…!」

 

 

一行達はリョウカを守るべくその宝神玉核の破壊や封印を試みたものの悉く無効化もしくは弾かれてしまって…融合の儀式らしき動作を止める事が出来なかった……

 

 

 

フワァァ…!

 

 

リュウカ(本体)「あ…!?リョウカちゃんが…!!」

 

リョウカ(本体)「うぐぅ…!!」

 

 

ドクン……!

 

 

ドクン……!

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

グパァ…!!

 

 

リョウカは儀式の影響で強制的にエネルギー放流形態に限り無く近い状態になり…強制的に胸部のコアらしき物が露出した……

 

 

リュウコ(本体)「っく…!」

 

 

ガサゴソ…ガシャン…!

 

バンッ…バンッ…!!!

 

キン…カン…!!

 

 

リュウコも最後の足掻きの最大級の口径を誇るスナイパーキャノンで宝神玉核に狙撃をしたが勿論弾かれてしまった……

 

 

リョウカ(本体)「ふぐぅ…!ぐぅぅ…!!」

 

 

フワァァ……

 

 

その宝神玉核は徐々にリョウカのコアらしき物体へ近寄って……

 

 

ピキィィィィン…パァァァン…!

 

 

一瞬の眩い光を放ってリョウカのコアらしき物へ取り込まれる様に消えて行った…

 

 

リョウカ(本体)「か……はぁ………ぁ……。」

 

 

ヒュゥゥゥ……!

 

 

終わったのかリョウカは力無くそのまま再度墜落し始めた……

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!せやっ…!」

 

 

ガシッ…!

 

 

っが…間一髪リュウカがキャッチして事なき得た……

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!しっかりして…!リョウカちゃん…!!」

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

 

リュウカはリョウカに呼び掛けてみるも…力無くグッタリしていて生死不明の状態だった…

 

 

めぐみん「仕方ありませんね…!こんな形で使う事になろうとはね…!リュウカちゃん!リョウカちゃんにこの薬を!」

 

 

ヒョイ…!

 

パシッ…!

 

 

リュウカ(本体)「これなら…!……けどどうやって……そうだ……あの手です……。」

 

カズマ「なぁ?まさか?」

 

 

キュポッ…!

 

 

リュウカ(本体)「ん……ん…。」

 

 

クチュ…ゴクッ…ゴクッ…

 

 

全員(リュウカ及びリョウカ除く)『…………!!』

 

 

リュウカは徐にめぐみんから受け取った秘薬を飲み…リョウカに口移しで飲ませた……

 

 

リュウカ(本体)「っぷは……。」

 

リョウカ(本体)「………っ……はぁ……はぁ……。」

 

リュウカ(本体)「……ふぅ〜……これで大丈夫です………ってみなさん?何ポカンってしてるのですか?」

 

一夏「え?あ……あ〜…そのアレだな〜…まさかそんな事出来る何てって……。」

 

リュウカ(本体)「……はい?言っておくけど、リョウカちゃんにしかやらないですから…そこは誤解されたら困りますよ?他には普通に注射かそのまま飲ませるかに限りますよ。」

 

一夏「あ……そう…。」

 

めぐみん「まあ兎に角……今度こそさっさと脱出しないといけませんね…充分な治療とかさせたいですし……。」

 

リュウカ(本体)「ですね……さてと帰りましょう。」

 

 

その後一行はウーズラから脱出に成功した………

 

 

【惑星ウーズラ:パーフェクトクリア】

 

 

数時間後……

 

 

【淵森母神即席宇宙大連盟艦隊:総司令旗艦:龍華大和】

 

 

 

リョウカ(本体)「す〜……すぴ〜……。」

 

 

ッピ………ッピ………

 

 

永琳「今は安定してるみたいだね。」

 

綱手「ああ、やれやれ相変わらず何度生まれ変わってもこうなるか……今回は仕方ないとは言え……奴等に些か憤りも覚える……。」

 

リュウカ(本体)「うん……さてとみなさん集めて色々と方針決めないと…後今回の件とかの報告もしないとね。」

 

母リョウカ(本体)「そうですね……。」

 

 

その後何時ものメンバーを龍華大和の会議室に集めて会議が始まった……

 

 

 

リュウカ(本体)「さて、集まりましたね……それじゃあ報告会も兼ねた今後の活動を決めましょう。」

 

大石「うむ。」

 

大高『ええ。』

 

リュウカ(本体)「さてですが、先ず先の件ですが……今回は仕方ないとは言え…私達の対策不足で招いてしまった惨状です……まあ色々と有りますが……あの儀式を止めなかった私達も悪いです……。」

 

カズマ「そう…だな…。」

 

大高『悲しい物ですな……お気持ちお察し致します……。』

 

リュウカ(本体)「………その儀式で敵ブラーグ軍は殲滅……そして被害に遭った所は完全に回復した……この第一宇宙大戦では確かに私達の勝利とも言えるでしょうが……あくまでも今回の目的はこの逆行事件の解決です……私達は戦争をしに来た訳じゃないのにこの有様です……様々なイレギュラーに巻き込まれてね……だから恐らくまたイレギュラーは起きるでしょう……このガガガ銀河でね。」

 

高野『もしそうだとすれば、やはり第二次宇宙大戦が起きると?』

 

リュウカ(本体)「有り得ます、何せガガガ銀河は非常に治安が悪いですからね……何せあのデッド商会が蔓延る所でしたからね……。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですね……恐らく復活してると思うね……ただ流石に転生者は居ないとは思うけど変わりのボスは居るでしょう……そこは油断はしない様に。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……後は、やっぱりリョウカちゃんですね……今回ばかりは流石に可哀想過ぎる気がするね……前の逆行事件以来からの不運続き……その上負傷も増えたり……イレギュラーや神々による刺客の襲来……酷いの一言しか言いようが無いですよ……。」

 

母核リョウカ(本体)「確かにね………それにさっきの儀式の所為で記憶の一部が完璧に吹き飛んでしまったから恐らく儀式の事だけでなく今回の事件や過去の一部の記憶も所々吹き飛んでる可能性が非常に高いです……勿論あの儀式の影響でエネルギーや血液の大量喪失からの急激な回復行為とさっきの融合でのショックとまた急激な回復っと……短期間で滅茶苦茶負担を掛け続けてるのでね……出来ればあのままそっと寝かせ続けてあげたい物ですよ……。」

 

めぐみん「うん、確かにその通りですよ……アレは明らかに酷いとしか言いようが無いですよ………あ、因みに聞きますが……今は寝かせてるのは分かりますが勿論対策はしてるのでしょうね?」

 

母核リョウカ(本体)「勿論です、一応今後の予定ではリョウカちゃんの回復の為に一度帰還……完全回復するまで待機……勿論回復させる為にリョウカちゃんに対して身体能力抑制及び能力封印を掛けた上……私達の能力で睡眠治療能力を掛けたのでささやかながら回復するまではぐっすりと寝られて…尚且つ寝てる間に治療能力が上がる効果付きです……まあささやか程度ですが……後、私達にも関わる事ですが……それまでの間一切の全ての戦闘を禁止…及びにそれに関わる事は一切しない様にする予定です……リョウカちゃんの性格上どうしても戦闘が関われば確実に突っ掛かるのでね……それなら完全復帰するまでは…まあ精々軽い訓練や特訓程度と整備等しか出来ないですがね……少なくとも平和であるっと分からせる必要が有る訳です……。」

 

めぐみん「なるほど、それなら良いですが……しかしやはりもし仮に他の所で戦闘が起きれば我々の元に連絡が届いてしまうのでは?」

 

母核リョウカ(本体)「その点は抜かりは無いです、帰還後完全復帰までの間……外部の連絡手段を制限する予定です……それにテレビやラジオ等でも戦闘関連の情報も規制を掛ける予定ですよ。」

 

めぐみん「それなら良いでしょう……まあ多少の不安は有りますが……。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、治療の為とは言え周りには多少のも迷惑は承知です……それに今回はこっちも多少は被害に……受けたかは不明ですがそれなりの休息は必要ですから丁度良かったです……。」

 

カズマ「そうだな…っま…ゆっくり休めれるならそれで良いか。」

 

めぐみん「ですね……そう言えば聞き忘れたけど、予定ではどれ位で回復予定ですか?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、ある意味で昏睡してるのと変わらないですから精々どんなに長くても1年は眠ったままでしょう……それに目覚めたとしても元に戻す為のリハビリも更に1年……合計で2年は費やす事になります。」

 

めぐみん「そうですか………。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカちゃん……。」

 

母核リョウカ(本体)「……まあ兎に角今回はこれくらいにして拠点へ一度帰りましょう……その後は来るべきに備えて各々の反動で行動して下さい。」

 

全員『了解。』

 

 

その後全員は解散して一行達はようやく母星へ帰投……リョウカを部屋へ移し変えての入院に切り替えて……各自はそれぞれ行動に移ったのだった…その数日後に急遽予定を変更して安全の為にラチェット達も含めて元の世界へ帰還して行った………果たして一行達の運命は如何に…?

 

 

【最終エリア:完全クリア】

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第49話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第1世代【決戦編(EX編)】

どうもです、お馴染みのリュウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に説明すると…私達は消えてしまったリョウカちゃんを探すべく…ガガガ銀河へやって来て…私達は惑星ウーズラに墜落して大気圏を突入しそうになっているリョウカちゃんと龍華(リョウカ)を発見して救出しましたが……やっぱりリョウカちゃんの容体は酷くて生死不明でした……そんな時にエンドノアとジェネシスが呼び寄せた宝玉神で願い…どうにかなったと思いきやこの宝玉の核とも言える宝玉が現れて…儀式で使ったガイウスの槍と他の全てのガイウスの槍が集結して融合し……究極化してリョウカちゃんと無理矢理融合してしまって再度生死不明状態に逆戻りしちゃったのです……辛うじて秘薬を飲ませて回復させましたがしばらくは目醒めない事になってしまったので私達は元の世界へ撤退する事を決定して戻りました……さてこんなものです……それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

元の世界へ一時帰還した一行達はあれから1年と数ヶ月……

 

 

リュウカ(本体)「今日の体調はどうですかリョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「相変わらず…身体が重いですね……けほ……けほ……。」

 

リュウカ(本体)「そうだよね………まあ兎に角今日も寝てて下さいね。」

 

リョウカ(本体)「うん、何時もすみません……。」

 

 

一応リョウカは予定通り1年掛かって目が覚めたのは良いが極度の倦怠感と様々な体調不良に掛かってしまってしまった様で中々リハビリに移れないご様子だ……

 

 

そんなある日……

 

 

今日は定期会議でリョウカ除く何時ものメンバーが揃っていた……勿論その時は順調に事は進んでいたが……その時……

 

 

プルプルプルプル…ガチャ…!

 

 

リュウカ(本体)「どうしました?……そうですか、やはりもう動き始めましたか……でも今は動けれません……ええ、すみませんね……。」

 

 

ガチャン……

 

 

大高「今の電話はどちらでしょうか?」

 

リュウカ(本体)「アダムスさんですよ、やはり予定よりも向こうが動くのが早まった様です……。」

 

高野「そうですか……。」

 

めぐみん「しかし、やはり今になってですが……良い加減真犯人が分かれば対策が出来るのですがね………。」

 

母核リョウカ(本体)「それが出来れば苦労はしませんよ……しかしどうも妙ですね……確かに戦った相手や順番は全く異なりますが…どれもこれも全て私達が戦った相手や歴史も一緒ですね……とは言えチグハグでごちゃごちゃした感じですね………。」

 

リュウカ(本体)「へ〜………え……?………………。」

 

母リョウカ(本体)「どうしたのですか?」

 

リュウカ(本体)「…………分かりましたよ……この逆行事件……いえ……【追憶の記憶事件】の犯人がね……。」

 

めぐみん「犯人が分かったのは分かりましたが……何故追憶の記憶事件っと改名したのですか?」

 

リュウカ(本体)「では直球に言えば…………多分みなさんは絶対に信じないとは思うし私自身も信じたくはなかったですが………この事件の犯人は紛れも無く………リョウカちゃん自身ですよ……。」

 

全員『………!!?』

 

リュウカ(本体)「ただ……より正確に言うなら……リョウカちゃんの失った前世の記憶がリョウカちゃんに干渉し……リョウカちゃんは無意識でしかも無自覚で自動でこの前世の記憶の具現化を実施………ただリョウカちゃん自身の記憶が無いので……前世の記憶そのものの主導でやった結果本来とは全く違う感じにはなってしまったけど……私達の史実通りの感じに仕上がった……そして……さっきも言った様にリョウカちゃんには前世の記憶が無い………だからその失った記憶を復活させる為にこの事件が起きた訳ですよ……………ある意味ではそのリョウカちゃんの前世の記憶が真犯人ですが……概念でも何でも無い何も無い存在にどうする事も出来ないですがね……………しかし結果的に………この事件はリョウカちゃん自身の手で発生させられてしまった…………そして以前も……今回も……これからも含めて全て事件を発生させる事を防ぐのは完全に不可能………。」

 

母核リョウカ(本体)「ちょ…ちょっと待って下さい!確かに信じたくは無いのは分かりましたし……リョウカちゃん自身が犯人なのは分かりましたけど………それでも何で防げれないって断言出来るのですか?」

 

リュウカ(本体)「ええ……と言うよりも……どうあがいても絶対に防げれない理由はね………そもそもこれは失った記憶そのもの……それが具現化したのは分かりますね?」

 

母核リョウカ(本体)「うん。」

 

リュウカ(本体)「…………でもより正確に言うなら…………リョウカちゃんは無自覚で無意識……更には自動で発動………それだけならまあある程度予想出来るなら防げれたかもしれないけどそれが出来ない理由………そもそも失った記憶そのものが膨大で強大………しかも超次元生命体とは全く異なり形も実体も何も一切存在しない……そう何も無い……無以上の虚無をも超える……触れる事も私達自身でも何も干渉出来る手段が一切無い……しかも向こうからは幾らでも干渉出来るのでやり得です………。」

 

母リョウカ(本体)「そんな………じゃあどうすれば?」

 

リュウカ(本体)「……最もシンプルなのは…………リョウカちゃんの完全な死亡です……しかしそんな事は私も含めて絶対に誰も許さないから断固拒否で反対です………なら方法はただ一つ………お望み通りその記憶の望みを叶えてやるだけですよ……ただし私達なりでの方法ですがね………先は永いですがね……。」

 

めぐみん「はぁ……全く仕方ないですね……でも毎回毎回イレギュラーとか転生者が関わるのは?」

 

リュウカ(本体)「これは普通に神々が便乗して襲わせてるのでしょう……ある意味でこの事件では異物でしょうがね……何せ私達がこれからやろうとしてるのは記憶の修復や改変に近いですよ……。」

 

千冬「はぁ……やれやれ、奴らも懲り無いな……。」

 

母リョウカ(本体)「でもこれからリョウカちゃんとはどう接しましょう……もし真実だとすれば怖いですね……リョウカちゃんの事だから最悪自殺とかしないでしょうか……。」

 

リュウカ(本体)「ええ、だからいつも通りに接してあげましょう……そして全てが終わって時が来たら私自ら真実を明かしに行きますよ……まだまだ心の整理が付かないですから………。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですね……。」

 

カズマ「………それであのえーっと……ああ、確かもうプロトペットの事件だったな…それどうする?」

 

リュウカ(本体)「今はどうする事も出来ませんね……でも今回は妙に嫌な予感がするのですよね……。」

 

 

バタン…!

 

 

リョクヨウ(本体)「どうしましたか?今は会議中ですよ?」

 

兵士隊長1「はぁ!はぁ…!姫様が…!」

 

リュウカ(本体)「……!!リョウカちゃんに何が!?」

 

兵士1「姫様が……突然消えました…!!」

 

全員『……!!!?』

 

 

 

突然の急報に全員は驚愕した……

 

 

兵士総元帥1「突然消えただと!?確かだろうな!?」

 

兵士1「は…!!報告によれば目の前で突然消えました…!!尚!その直前に眩い光を放ったとの報告も有ります…!!」

 

リュウカ(本体)「………リョウカちゃん………。」

 

父リュウカ(本体)「眩い光を放って消えた……能力ですか?いえ……確か今は能力は使えない筈ですよね?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、能力封印を掛けてますので……私達以上の力じゃなければ不可能ですよ………。」

 

母リョウカ(本体)「では…リョウカちゃんは何処へ……?」

 

リュウカ(本体)「実はこんな事があろうかと、もしもの時に備えて……私のデルフィやエイダ等を忍ばせておきました……これで位置が分かるし…それに……何をしてるのかも分かります……。」

 

カズマ「おお!これで!」

 

リュウカ(本体)「でも……これを見て。」

 

 

リュウカはモニター上にリョウカの居る位置を表示した…

 

 

母核リョウカ(本体)「これは…!!まさか……まさかそんな筈が無い…!何故……この世界の中枢に居るのですか……!?」

 

大高「中枢…っと言いますと…?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、この世界線の心臓部とも言える場所です……如何に私達と言えど絶対にそこへは行けれない場所と構造をしてます……それ故に出入り口は永久封印されてます……それに仮にもしコア中枢へ辿り着いたとしても生きて帰って来られる確率は完全に無い………と言うのもセキュリティー面も有りますが……それ以前にそのコアは如何なる存在をも拒絶し……コア以外の存在を完全に存在も魂も全ての概念を含めて消滅させる絶対領域です……そして……そのコアこそが私達でも絶対に敵わない『システム』等含めた干渉不可能の代物が詰まりに詰まった上で……この世界線の全存在の全ての生命エネルギーや存在し得る全てのエネルギー……そして全ての世界線の寿命とも言える物を少しずつ取り込み成長して……この世界線を成り立ってます……。」

 

一夏「すげぇ滅茶苦茶な所じゃねぇか!?ってか要約すりゃあ入ればどっちにしろ死ぬしかねぇじゃねぇか!」

 

母核リョウカ(本体)「そうなりますね、しかもこの力欲しさに過去にも様々な神々がこの入ったら最後死ぬダンジョンに挑んだ結果……全員入って5分足らず……いえ……1分足らずで呆気なく惨敗で殉職しましたよ……因み今もこの出入り口の門番をやっている人は居ますが……数年持てば良い方でね………勿論入ってなくても何故か全員殉職しました………。」

 

カズマ「おいぃぃぃ…!!どっちにしろ関わっただけで死ぬじゃねぇか!?ってか…!!じゃあ…!!何でリョウカはそこに居るんだよ!?しかも中枢に居るって言ったな!?じゃあ何で生きてるんだ!?」

 

母核リョウカ(本体)「それが分かったら苦労はしませんよ!しかし……これじゃあどうやってリョウカちゃんを助けたら………、」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

 

全員『………!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピシャァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「な…何!?……!!モニターが…!!」

 

 

ザーッ…ザーッ…!

 

ッピ…!

 

 

?『…………さぁ…みなさん…いよいよ絶対なる皇帝征神姫王様の復活の最終段階です…我々の(ザーッ…)…を捧げよ……そして……皇帝征神姫王様の為に……未来の為に……我等……【始祖無限最高絶対神】と【始祖無限最高絶対魔神王】…全てを皇帝征神姫王様に(ザーッ…)捧げましょう………我々に!未来に!栄光あれ!』

 

?『我等一同も…この【淵源無限最高絶対神】と【淵源無限最高絶対魔神王】全員皇帝征神姫王様の為に!(ザーッ…)一生忠誠を誓いましょう!我等と共に!栄光あれ!』

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ザーッ……ブツンッ…!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「………今のは……一体!?」

 

リュウカ(本体)「分からないです……しかし何の儀式を……?絶対なる皇帝征神姫王の復活……?それに始祖無限最高絶対神に始祖無限絶対魔神王……それに淵源無限最高絶対神に淵源無限最高絶対魔神王…聞いた事も見た事も無いですね……。」

 

カズマ「十二神のギリシャ神話程度なら分かるが……こいつらはマジで分からん……ってか奴ら……普通に中枢に居たぞ……!?中枢ってあそこまでヌルゲーだっけ!?」

 

母核リョウカ(本体)「緩く無いですよ!ヌルゲーだったらそもそも私達はとうの昔にそこへは向かってますよ!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「っ…!さっきよりも揺れが…!!」

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………!!

 

 

大石「………揺れが小さくなって来た……?」

 

 

 

先程から続いていた揺れは数分後に完全に収まった………

 

 

母核リョウカ(本体)「………収まった……?」

 

リュウカ(本体)「…………!!リョウカちゃん…!?」

 

カズマ「……!いつの間にガガガ銀河に…!?」

 

母核リョウカ(本体)「仕方ないです…!みなさん!さっきの事も有りますので十分に気を付けながら出発準備を!」

 

全員『了解!』

 

 

そして一行は先の様々な出来事に見合いながらもとりあえずリョウカ救助の為に再度ガガガ銀河へやって来た………しかし来たら来たでとんでもない光景が……それは………

 

 

母核リョウカ(本体)「……!!防護結界…!!」

 

 

ピカァァァン…!!

 

 

今現在、銀河全域を包み込む程の超膨大で尚且つ目視可能レベルの超高濃度の紅黒と蒼白の二つの相反するエネルギーが発生していた……その中を一行達全体及び味方全体と全惑星に防護結界を包み込んで突き進んでいる……

 

 

母核リョウカ(本体)「このエネルギー…!間違い無く…ヤバい!下手に長時間晒されていれば危なかったです…!」

 

カズマ「おいおい……ここまでエネルギーがはっきりと認識出来るレベルの超高濃度なんだな…ってか…まさか放射能か…?」

 

リュウカ(本体)「感覚的にはそれに近い……けど……それ以上に…このエネルギー、見た事も無いですよ……。」

 

母リョウカ(本体)「ええ、感じる物は確かにリョウカちゃんの物ですが……これは流石に分からないです……。」

 

リュウカ(本体)「これってまさか……絶対領域…!?」

 

母核リョウカ(本体)「有り得ます……やはり近付けば近付く程……より高濃度になっていきますね…!」

 

 

一行達は超高濃度のエネルギーを突き進んで行くと………

 

 

ピキィィィィン…!!

 

シュゥゥゥゥゥ…!!

 

 

母核リョウカ(本体)「エネルギーが…!」

 

カズマ「吸われていってるぜ…!」

 

一夏「……!!おい!アレ見ろ…!!」

 

斬駆「おいおい…!!マジかよ!?」

 

 

一行達が目にしたのは……蒼白いエネルギーに包まれた超巨大な球体だ……距離的には滅茶苦茶離れてるに関わらずその超巨大な球体が圧倒的な存在感を放っている……尚その球体は常に超高濃度なエネルギーで構成されてる様で……しかもどうやらその周りには何かが居る上に結界が張られていて……とても入れた状況ではない……

 

 

 

 

一夏「すっげぇ〜でけぇ…!」

 

ラチェット「まさか…あの中の…?」

 

リュウカ(本体)「………間違い無くリョウカちゃんはあの中に居ます……恐らく……何者かの手でリョウカちゃんを攫って……訳の分からない見ず知らずの赤の他人の為の復活の儀式とやらであの状態になってしまった……だから私達で助け出すのです!絶対に…!」

 

 

ドクン…!

 

 

全員『………!!』

 

 

 

ドクン………!

 

 

 

ドクン……!

 

 

ドクン…!!!

 

 

 

ピキィィィィン……ジリジリジリジリ…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「大気が震えてる…!まさか…!!?」

 

 

ドクン……!!!

 

 

ドクン……!!!

 

 

ドクン……!!!

 

 

キュィィィィィィン…!!!!!

 

ジリジリジリジリジリジリ…!!!!!

 

ビキビキビキビキビキビキ…!!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!

 

シュゥゥゥゥゥ……パァァァァァァン…!!!!!

 

 

 

全員『………!!』

 

 

突然眩い光を解き放ち……天変地異規模で大気を震わせて……その超巨大な球体は急速に膨張……結界を破壊して……そして突如一気に収縮して発光した……

 

 

リュウカ(本体)「………っ…みなさん…無事ですか?」

 

カズマ「ああ、少し頭がクラってしたが問題無いぜ。」

 

タツハナ(本体)「全艦共に異常無しです。」

 

リュウカ(本体)「良かったです………さてリョウカちゃんは……?」

 

兵士総元帥3「システム回復!…!姫様の反応確認!及び識別不明反応多数が側に居ます!更に全ての反応が超強大です!全ての数値が振り切れてます!」

 

リュウカ(本体)「…………一応聞きます、リョウカちゃんの識別信号は?」

 

兵士総元帥3「は!………駄目です!識別不能です!」

 

リュウカ(本体)「そんな………じゃあまたしても私達はリョウカちゃんと戦わないといけないの……助ける為とは言えまた私達はリョウカちゃんを傷付けないといけないのですか…?」

 

母核リョウカ(本体)「………………。」

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!!

 

 

推奨BGM:作品名【エヴァシリーズ】曲名【ANGEL ATTACK】

 

 

兵士総元帥3「レーダー上にイレギュラー発生…!!!これは……!姫様!こちらに向け…敵の神々が侵攻中…!!数は……計測不能…!!」

 

千冬「っち!!とうとう奴等が本格的に攻めて来たか…!!」

 

めぐみん「いよいよ自ら出て来る訳ですか…我々含めてリョウカちゃんを亡き者にする気ですか!」

 

母核リョウカ(本体)「っく…!挟み撃ちですか…!?」

 

 

とうとう攻めて来た神々の大群と未だに沈黙を保っている識別不能のリョウカと謎勢力に一行達は完全に挟撃状態に陥入りそうになっていて焦り始めていた…………

 

 

しかしその時………

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ピキィィィィン…ジリジリジリ…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「アレは門!?しかも大量に…!やっぱり私達諸々ですか…!?」

 

兵士総元帥3「いえ…!これは…!識別信号が更新されました!アレは……味方反応です!」

 

全員『……!!』

 

 

ずっと沈黙を保っていたリョウカ及び謎勢力は突如として異空間から門を大量召喚させ……そこから何と様々な魔族や神族等非常にカオスな面々を召喚して来た……しかも全て味方反応となっていた……

 

 

 

リュウカ(本体)「これは……一体?」

 

 

ピシュン…!

 

 

全員『……!!』

 

 

スタッ……

 

 

母核リョウカ(本体)「……貴女は…!」

 

?「これはこれは、我々の王の家族様ですか……初めまして……わたくしは、側近の第一淵源絶対神のタツハナ・ソラリス…っと申しておきましょうか、わたくしはあの方々の代表格としてこちらにあいさつに参りました……今後とも宜しく……。」

 

カズマ「ソラリスって…!まさか…!やはり超次元生命体か!?」

 

ソラリス(本体)「おっと、わたくしはあんな未完全体と一緒にされたら非常に困る…わたくしこそが完全なる存在です……そしてわたくし共々含めた絶対なる忠誠を誓った我が王と……そして貴女方達皆様の為に一生の絶対なる忠誠に誓いましょう……。」

 

母核リョウカ(本体)「は……はぁ…?」

 

リュウカ(本体)「……は…!それよりも……リョウカちゃんは何処ですか!?」

 

ソラリス(本体)「リョウカちゃん…?ああ…我々の王ですね?ご心配無く……、」

 

 

ピキィィィィン……ピシュン…!

 

 

リュウカ(本体)「……!リョウカちゃん…!」

 

リョウカ(本体)「す〜……すぴ〜…。」

 

母核リョウカ(本体)「……安定してますね……リョウカちゃんに何をしました…?」

 

ソラリス(本体)「ええ、勿論復活させたのですよ……我々の王を……今も攻めて来ているあの下等で卑劣な存在意義の無い神々とやらが徐々に勢力を拡大しているっと聞いた物でねぇ?ならばと思い我々は再び永い時を得て……再び全員を揃えて……我々の王を探して…そして……、」

 

リュウカ(本体)「今に至る訳と?」

 

ソラリス(本体)「その通りです、そして王は復活したのです……でもご安心下さい……貴女様方達の望む『リョウカちゃん』としての意思と記憶と性格はバッチリ残しております……勿論の事肉体もそのままです……私の首に掛けて誓いましょう…。」

 

リュウカ(本体)「え…あ…うん……そ…そうですか……とりあえずもう一度聞きます……貴女やみなさんは私達の敵じゃないですよね…?」

 

ソラリス(本体)「当たり前ですよ?我々全員貴女様方達の味方です…もし我々の中で敵対の意思を見せよう物なら即座にその首を討ち取ってを献上して見せましょう……。」

 

カズマ「いや怖えよ…!敵意見せただけでも首討ち取るんかよ!?」

 

リュウカ(本体)「はぁ……じゃあもう一つ……みなさんは私達に絶対に忠誠を誓う……そうですね?」

 

ソラリス(本体)「勿論です、みなさまのその命が完全に尽きるその時まで一生です……。」

 

リュウカ(本体)「では如何なる命令にも従うのですね?」

 

ソラリス(本体)「勿論です。」

 

リュウカ(本体)「……では私達に従う以上は私達の流儀を絶対に貫き通して下さい……。」

 

ソラリス(本体)「……っと言いますと?みなさまの掲げる神森魂でしょうか?」

 

リュウカ(本体)「ええ、まあ前まではその名称ですが…今は淵森母神魂です……それを掲げています……それに全員が誓って下さい……。」

 

ソラリス(本体)「は…勿論です、我々一同淵森母神魂を掲げましょう!」

 

リュウカ(本体)「ええ、それと……さっき貴女が恐ろしい事言ってましたが……基本的に家族や味方及び仲間は例え何があろうと隠し事はしない事と敵対行動や裏切り行為をしても即座には殺さない……何せそれはそれで仕方ない事だからね…だからこそ寛大な志をも掲げるのです……勿論私達は自由気ままに生きる……他にも色々と有りますが……誰に対しても優しさを持つ事も立派な淵森母神魂を掲げる上で必須事項ですよ?」

 

ソラリス(本体)「なるほど、勉強になりました…では後程他の者にも厳命させておきましょう……。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ……。」

 

ソラリス(本体)「それで…我々に指示を…。」

 

リュウカ(本体)「ええ、これより私達は攻めて来る神々と本格的に戦います……だから力を貸して下さい……そしてみなさんと共に誰一人として欠ける事なく無事に故郷へと帰る事……勿論これも淵森母神魂の掲げる上で必須事項です……誰も犠牲を出してはならない……それこそ人を悲しませたり…人を傷付けかねない事です……だからこそ今回も勝つ!」

 

ソラリス(本体)「御意!ではわたくしは指揮に戻ります!我々の王やその家族に手を出す輩に目の物を見せてあげましょう。」

 

 

ピシュン…!!

 

 

ソラリスは指揮の為に戻って行った……

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!

 

 

兵士総元帥3「更に敵の増援!超兵器反応!超巨大空中攻撃要塞のデウス・エクス・マキナ…!及び超巨大究極宇宙戦艦のファイナルヴォルケンクラッツアー…!それぞれ測定不可能レベルの数を確認!更に敵の航空隊も確認!これも測定不可能!」

 

カズマ「滅茶苦茶だ!これじゃあ幾らアイツらでも!」

 

リュウカ(本体)「どうすれば………。」

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

ドクン……!!

 

 

シオリ「………何……?」

 

 

 

ドクン……!!

 

 

ドクン……!!

 

 

めぐみん「……!!まさか……!!」

 

 

 

ドクン………!!

 

 

ドクン……!!

 

 

ドクン……!!

 

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

 

永い時を得て……永遠なる最高神の中で絶対的な王が……

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

ピキィィン…ゴォォォォォ…!!!

 

 

……この世に再び復活した……

 

姿形は至って普通のリョウカだが……覆っているオーラや装備は絶対的な頂点に君臨しているのか……蒼白をメインで尚且つ七色のオーラを纏っているのは普通だが……それを覆う蒼白とと紅黒のオーラが噴出して……装備は魔神王装備に酷似してるが……やはりオーラの関係上色合いがそれに染まって…尚且つ装飾品も豪華になっている……

 

 

リュウカ(本体)「………リョウカ……ちゃん……?」

 

リョウカ(本体:?)「………どうやら外は大変な事になってますね………それと、すみませんね…こんな事になろうとは……。」

 

カズマ「お……おう……?ってかその姿って……?」

 

リョウカ(本体:?)「さぁ?よくは知りませんが……多分あの人達が言うには私が王として復活したから多分これは皇帝征神姫王化でしょう……まあ長いから普通に最高神の中で絶対的な王や皇帝王以上だとして……まあ皇征帝化でも良いかな……いえやっぱりいつも通りで行こうか……。」

 

カズマ「ぶっちゃけるんかい…。」

 

リョウカ(本体:淵森母神王)「さてと、ひと暴れでもしますか……。」

 

リュウカ(本体)「…………リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体:淵森母神王)「……安心して下さいよ、あんな程度の相手に遅れは取りませんよ……まあその後が怖いですがね……さて行きますか……多分あの人達の言う王としての初仕事をね………。」

 

 

ピシュン…!!

 

 

王となったリョウカは攻めて来る神々を迎え撃たんとする為に最前線へテレポートした………

 

 

【第8章:最終ボス】

 

 

【EXエリア:最終ボス】

 

 

VS【叛乱神軍】&【叛乱神軍所属:超巨大空中攻撃要塞:デウス・エクス・マキナ】&【叛乱神軍所属:超巨大究極宇宙戦艦:ファイナルヴォルケンクラッツアー】&【叛乱神軍所属:侵略航空師団】

 

 

戦闘方式【戦争式(宇宙空間)】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ソニックシリーズ】使用場面【パーフェクトダークガイア戦】

 

 

地形【ガガガ銀河:宇宙空間:全域】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ピシュン…!!

 

 

敵神々『………!?』

 

ソラリス(本体)「王…!」

 

リョウカ(本体:淵森母神王)「さて、これはこれは大勢で大した物です……っが所詮はその程度ですか?覇気が感じない……まさかだとは思うけど、この私に対して数で攻めればどうにでもなるっと言う愚行な考えでもしたか?………くだらん……しかも堂々と叛逆とはね…地に堕ちた物だ………。」

 

敵神1『っく…!皆の衆…!!掛かれぇぇぇ…!!!!』

 

敵神々『おおおぉぉぉぉぉ…!!!!!』

 

リョウカ(本体:淵森母神王)「……………やはりくだらん…………死ね。」

 

 

キュィィィィィィン……ポォォピィィ…!!!

 

ピキィィィィン…!!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

たった一撃……王と化したリョウカの一撃は襲って来た愚の骨頂に達し神々をいとも簡単に消滅させた……

 

 

ソラリス(本体)「流石王です!」

 

敵神2『ひ…!!?』

 

リョウカ(本体:淵森母神王)「ふむ、やはり数だけは多いから容易くはないか……ならこれはどうかな?………【インジェスディオーネ】。」

 

 

キュィィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

リョウカは片腕を上げて…指先に強大なエネルギー収縮を始めた………

 

 

リョウカ(本体:淵森母神王)「ソラリスにメフィレス…能力で周囲と味方を結界で包め。」

 

ソラリス&メフィレス(本体)『は!』

 

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

 

リョウカの命令で2人は銀河全域と味方全体に結界で覆った……

 

 

敵神3『アレは…!!?おぉい…!!!早く奴を…!!!』

 

リョウカ(本体:淵森母神王)「止まって見えるよ?もう遅い、消えて無くなれ……【ルーチェ】。」

 

 

 

ポォォピィィ…!!!

 

キュゥゥゥン…ピキィィィィン…!!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

指先にて超圧縮された小さな光弾は……残像戦力の中心に炸裂……一瞬の眩い閃光と色と音が失い……消滅の光が神々に襲い掛かり……呆気なく全て消滅した………

 

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

リョウカ(本体:淵森母神王)「本当に呆気ないですね……これなら通常形態の方が良かったかな?」

 

ソラリス(本体)「は、今の王なら今のその姿にならなくとも容易に全滅可能です…。」

 

リョウカ(本体:淵森母神王)「ふ〜ん……まいっか……所でさっきから私の事を王っとばかり呼ぶのは堅苦しいからみなさんの呼び易い名前で呼んで下さい、もう家族じゃないですか?」

 

ソラリス(本体)「は……しかしやはり我々は貴女様方達に一生の忠誠を誓ってますので……姫様でご愛嬌させて下さい……。」

 

リョウカ(本体:淵森母神王)「…まあそれで良いなら良いですが………もっと気楽に行きましょうか……さてと、少々暴れ過ぎましたね…多少修復させましょうか……。」

 

 

リョウカは能力で周囲を完全に修復と被害に遭った者達を治したり生き返らせた……

 

 

シュゥゥゥ……

 

 

リョウカ(本体)「さて帰りましょうか。」

 

ソラリス(本体)「は。」

 

 

リョウカ達一行はリュウカ達の元へ帰って行った……その後一行達は母星へと戻ったが…やはりソラリス達率いる淵源(始祖)絶対最高神軍とメフィレス達率いる淵源(始祖)絶対最高魔神王軍のお陰でギュウギュウだったが……聞いてみた所……

 

 

ソラリス(本体)「問題ありません……我々は常に姫様方達の為に用意した空間の国家を用意しております…そこに居ますので何時でも呼び出す事は可能です。」

 

 

……っとの事だ………何でも、リョウカが王として復活したのでその国家が誕生と言う名の召喚されたと言う……尚その空間名や国家名は決まってなく……リョウカが決めたらしい…その名は……【淵森母神征王の空間】……国家名は【淵森母神王大連合征王国】……っとまあド直球な相変わらずのネーミングセンスだが……相変わらず忠誠心の塊である彼女達はベタ褒め……それにはリョウカも苦笑する程だったが…まあ無いよりはマシレベルなのでこれで行く事が決定………更に一体化も考えたので……一度帰還して大改修工事と大改造工事の末に一体化に成功……住民達のメンツも更にカオスになって来たが……それ以前に……五大軍事国家が併合されより更に強大へ至っていったのだった………一行達の旅は続く……

 

 

 

 

【EXエリア:完全クリア】

 

 

【第8章:完】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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[達成率:30%]第8章【EX】淵森母神一家と決戦の幕開け
第50話 淵森母神一家の後世世界の最終戦争


どうもです、お馴染みのリョウカですよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば……元の世界で療養していたをでしたが突如として攫われて……なんやかんやされて何故か王として復活しました……よくは分かりませんが……それで何も分からないまま……叛逆を起こした神々が攻めて来ましたが軽く全滅させてやりました……あれ?そこまで弱かった記憶には無い筈ですがね……まあ良いです……それでその後は傷付いた所を治して……私になんやかんやして王へと戻らせた人達を仲間と言うよりも家族化させて…更に新たな空間及び国家も誕生させました……っとまあこんな感じですね……それでは今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

あれから数ヶ月後……ようやく落ち着きを取り戻した頃……

 

 

リョウカ(本体)「ぜぇ……はぁ〜…げほ……げほ……!」

 

永琳「見事に体調崩してるわね……しかも生理と重なっているダブルパンチだわ……。」

 

ソラリス(本体)「不覚でした……我々と言うあろうものが姫様の体調に気付けないとは……やはり此処は潔く腹を切って…私の頭を……、」

 

めぐみん「言ってる事重々しいですよ…!?って言うか辞めて下さい!そんな事しなくとも!」

 

ソラリス(本体)「は……申し訳ありません……。」

 

めぐみん「やれやれ……頼みますから事ある毎に自分自信の命を絶とうとするのは止めて下さい…かと言って、赤の他人に手を出すのも無しですよ?」

 

ソラリス(本体)「はい……。」

 

リュウカ(本体)「……あ、そろそろ定期会議の時間ですね……。」

 

めぐみん「そうですね、今回は我々でやりますのでリュウカちゃんはリョウカちゃんの側に居てあげて下さい。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

それでリュウカとリョウカ無しの定期会議が始まった……

 

 

母核リョウカ(本体)「さて、今日も集まっていただいてありがとうございます……所でリョウカちゃんとお姉ちゃんは?」

 

めぐみん「リョウカちゃんは体調崩した上に生理によって極度に弱っているので寝てます……リュウカちゃんはその為にリョウカちゃんの側で看病してますよ。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですか…それは災難ですね……後で私達も看病に行きますね。」

 

めぐみん「ええ。」

 

母核リョウカ(本体)「さて、今回はようやく今回で被害の復興が完了しましたが……まだまだあの事件自体は未だに続いてるのは仕方ないですがね………。」

 

大石「そうだな……。」

 

母核リョウカ(本体)「そう言えば前から気になってましたが、貴女達が言う王……まあリョウカちゃんとはどう言う関係ですか?」

 

ソラリス(本体)「はい、話せば長くはなりますが……先ず…厳密に言えば…姫様には初代の王の血を持つ初代の王の血縁者です……しかし、関係で言うなら最悪とも言われてます……何せ初代の王は我々含めて自身以外の存在が全て敵と言う認識でしたので世話は大変でした……その上初代の王が死去するまで兆単位で毎日の様に神々が犠牲になりました………。」

 

カズマ「うわぁ〜…おっかねぇな……。」

 

ソラリス(本体)「しかし、その初代の王とは対極に位置する同じ初代の王の血を持つ今の姫様になる前の初代の姫様と言うべき存在が居ました……そのお方は王とは正反対の性格でしたので誰に対しても優しかったです……しかし王とは真っ向から対立していましたので度々衝突して同じく兆単位で世界が消滅したりして度々世界を変えたり直したりしてました……。」

 

一夏「こっちもこっちで色とヤベェなおい!?」

 

ソラリス(本体)「そしてそんなある時、暴虐と殺戮と虐殺の限りを尽くした初代の王は死に絶えました……しかしその影響は強く、初代の王の血を継ぐ者に怨みを抱く者が相次ぎ……それにより大規模な叛逆が発生し……残った片割れの初代の姫様に宣戦布告………しかしその時当時には姫様には子供が産まれてましたので力が弱まっていました……そこで子供を逃す為に…我々に姫様の力を受け継ぎ……そして使命を与えて……その子供に全てを捧げて死にました……しかしその際に既に死去していた王の血が混じっていた事を知りませんでした…………。」

 

母リョウカ(本体)「………そして逃した子供って言うのは私達と言う訳ですか?」

 

ソラリス(本体)「そうなります……しかし我々にも限度が有りました……度重なる神々の襲撃……そして姫様の子供の世話……っと大忙しで大変でした……しかも当時はまだ戦時中でしたので……我々は選択を迫られていました……盾になって散るか……それかかなりの危険が有るものの……姫様だけで逃げ……我々が分散して各々鎮圧するかのどれかでした……だからこそ我々は姫様を鍛えて……生き延びる術を与えて逃しました……その際に記憶の大部分を改竄して我々の記憶と自身の正体を完全に消し去りました……。」

 

母核リョウカ(本体)「なるほど……だから道理で神々が狙って来る訳ですか、今の世代になって尚……初代の王の血を継ぐ私達を根絶やしにするべく復讐を遂げようと後世に語り継がせた訳ですね……確実に葬る為にね……。」

 

ソラリス(本体)「ええ……だから今も尚狙って来てる筈だと思います…。」

 

母核リョウカ(本体)「それで再度集まる事になったキッカケは何ですか?」

 

ソラリス(本体)「は、前にも仰った様に神々の活動が活発になりつつあります……そして我々にも限度を迎えようとしてましたので潮時と判断し……再度収集命令を発令して今に至る訳です……。」

 

母核リョウカ(本体)「……そっか……。」

 

カズマ「……所で、実際リョウカの能力に変化は?」

 

ソラリス(本体)「ええ、何せ初代の王と姫様の全ての能力を扱えれるだけでなく…その力を徐々に取り戻しつつあります……その為の究極の生命体が居ます……。」

 

母核リョウカ(本体)「まさか……エンドノアやジェネシスじゃあ?」

 

ソラリス(本体)「その通りです、表向きでは絶対的頂点に君臨する破壊と創造を司る絶対神の二神として振る舞う様に指示を出してます……勿論姫様に従う様にも厳命してます………っが真の目的は姫様を完全体にする為のエネルギー供給源……喰らえば喰らうほどそのエネルギーは全て姫様に送られていきます………更に完全体になろうと無限に強くなって行きます……。」

 

千冬「そんな存在だったのか……しかし何で最初は暴走しまくったのだろうか…?」

 

ソラリス(本体)「は、実を言えば…力が不足してると…言う事を聞かない可能性も有りしかも非常に不安定です……なので暴走する可能性が有りましたが…成長した今なら…かなり安定はしてますし暴走する可能性はかなり低くはなってます……。」

 

千冬「ふむ…。」

 

アインズ(本体)「ああ、それと言い忘れていたが…そもそも我々と言う存在は初代の王と初代の姫様の力と身体の一部を使って創られた存在だ…。」

 

一夏「へ〜……え!?マジ…?」

 

アリエル(本体)「マジよ、初代の王と初代の姫は強大過ぎる存在…それも今に至るまで影響を及ぼす程のね…私達を産み出して尚その力は強大だったわ……流石としか言いようが無いわ。」

 

束「とことん兎に角異常過ぎない?強さ的に考えて。」

 

ソラリス(本体)「ええ、何せ王と姫様ですから……。」

 

母核リョウカ(本体)「………何だろう、そう言われると凄い納得感しかしないですね……。」

 

カズマ「っが王の方が異常過ぎるがな……敵対意識強めだしな……。」

 

アリエル(本体)「ええ、まあそのせいで今に至る訳だし……。」

 

一夏「お前らって何気に仮にも主人に対して毒舌対応だな………。」

 

アインズ(本体)「まあな、そこまで酷いお方だからな……もし仮に現代まで生き残っていれば……今もそこで殺気立ってる拷問好きの元人間に屠られる程の人望の無さと暴虐と破壊の限りを尽くした外道中の外道だろう……。」

 

ヴォルギン「ほぅ。」

 

オセロット「ふむ。」

 

伊集院「…………。」

 

カズマ「……まあ、うん…そうだな……ってか……リョウカって初代の王やら姫やらの血が混ざってる訳だが…その辺大丈夫なんか?」

 

ソラリス(本体)「それは問題有りません……現段階では特に問題は無いかと……。」

 

メフィレス(本体)「更に言えば、今も姫様の看病をしている姫様も問題は有りません。」

 

めぐみん「それはどう言う意味ですか?まさかだと思いますがリュウカちゃんもそうなのですか?」

 

メフィレス(本体)「その通りです、此間辺りに確認した所…完全に姫様と同じ存在へと至ってました…。」

 

カズマ「何時の間に……だけどリュウカだからこそあり得るな…何せ元は血の繋がりを持った完全な姉妹だからな……だからリョウカが王化すればリュウカも共鳴して自動でなるんじゃないのか?仮にもリュウカにも王や姫の血が流れてるんだろ?」

 

ソラリス(本体)「まあ、そうですが………。」

 

カズマ「だろ?なら、なれて当然だな……何せリョウカの姉って言うよりかは親だからな……。」

 

ソラリス(本体)「はぁ……?」

 

母核リョウカ(本体)「まあ私達だから何でも有りですがね……さてと今回はこれ位にしましょうか。」

 

めぐみん「ええ。」

 

 

 

その後解散してそれぞれ日常に戻った……

 

 

数ヶ月後………リョウカの体調は回復して退院……その後とある新超艦艇の開発に取り組んだ……

 

 

……更に1年後…………

 

 

 

【後世世界空間】

 

 

 

ブロロロロロロロロロ…!!!!!

 

ガラガラガラガラ…!!!

 

ヒュゥゥゥゥ…チュドォォォォン…!!!!

 

 

ブッピュゥゥゥゥン…!!

 

ピキィィィィン…パァァァァァァン…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

………後世世界の空間にて……太平洋に浮かぶ一隻の超巨大航空要塞戦艦………そこから無尽蔵に飛び立つ超重爆撃機の超大編隊…更には近未来を思わせる未確認の航空機を無尽蔵に発艦させ……アメリカ……ドイツ……そしてソ連に対して一方的に蹂躙していた………しかも……

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガッコン…!!!

 

ブッピュゥゥゥゥン…!!!!

 

 

ピキィィィィン…ズッドォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

主砲から放たれる光線は眩い光を放ち……アメリカやドイツやソ連の航空隊を呆気なく消滅……及び艦隊をも呆気なく全て壊滅させた………そしてアメリカの勇気の有る偵察機が手に入れた情報……全ては判明しなかったが………その艦名が明らかとなった………それは………

 

 

 

【超究極終末禁忌最終兵器級:超巨大航空終末要塞全能皇帝征最終戦艦王:龍華〇〇型1番艦:龍華龍華(タツハナリョウカ)】

 

 

 

………っと……明らかとなった………この悪魔の様な終末を訪れさせる究極の無敵の浮沈要塞戦艦は全国に置いて衝撃を走らせた………そしてアメリカやドイツやソ連はこの悪魔の終末兵器に……【ワールドエンド】……と言うコードネームが与えられて……この悪魔の様な終末兵器の撃沈に総力を結成する事を決定するに至った………

 

 

さてだが……何故こうなったのかを説明しよう……

 

 

時は遡り……数ヶ月前……

 

 

一行達はリョウカにとある場所に案内されていた……どうやら開発していた例の艦が出来たとの事だ……

 

一行達の案内された所は、リョウカとリュウカの能力でようやく入れる様になったあの中枢……そこを改造して今までより強力な代物を造る建造装置等の様々な装置が置かれていた…勿論全ての動力源は中枢コアだ……そんなこんなで一行達の目の前に有る一隻の超巨大な要塞航空戦艦……見た目は龍華大和型とそこまで変わってないが……航空甲板がやや巨大化……船体も少しずんぐりっとした感じだが……原因は不明だが、常に謎のオーラを覆っているので…圧倒的な存在感を放っている……

 

 

リョウカ(本体)「ようやく出来ました。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん、この艦は?」

 

リョウカ(本体)「ええ、この艦は新世代の総司令旗艦となる……艦ですね……。」

 

カズマ「曖昧だな……なんか有るのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、と言うよりかは一言で言うなら……文字通り悪魔の終末兵器ですよ……全てに於いて絶対的に頂点に君臨する正に王として存在する頂に存在する艦艇ですよ……しかもですよ?これだけでなく……駆逐艦……巡洋艦……潜水艦……航空母艦……イージス艦……等の全ての種類のこれらを大量に作った上で配備する事になってます……その上性能面ではお墨付きどころか全ての艦隊の存在意義を根本的に無くす程の存在です………そして………極論を言ってしまえばこの一隻有れば他が要らない子っとなってしまう程ですよ………だからこそこれら含めて悪魔の様な終末兵器って言われる訳ですよ。」

 

大石「それ程までに誇るのか?」

 

リョウカ(本体)「はい、先ず……まあ先に火力面を言ってしまうと面白くは無いから……耐久面で言うなら……後に開発される駆逐艦級でさえも現在最高火力を誇る龍華大和の最終兵器をフルパワーで尚且つコアに直撃させても無傷と言う驚愕の防御力を誇るだけでなく……今まで弱点であった耐久力の低下による戦闘力の低下及び自動修復時の能力の低下の欠点も解決………エンドノアやジェネシスの能力や今の私とお母さんの能力をそのまま取り入れていますから……生半可な攻撃では即座に完全に修復されてしまいます……しかも、全ての種類に共通する事ですが……さっきも言った様に今のエンドノアやジェネシス……そして今の私達とお母さん……最後にあの人達の全ての能力をそのままぶち込んでます………だからもし仮に攻撃が当たったとしても超次元化してるのでそこには居るが存在して無いのと同義なのですり抜けますし……能力による結界やバリアーの所為で絶対的な防御能力を誇ります………。」

 

一夏「わ〜お……。」

 

リョウカ(本体)「次は速力…まあ機動力って言えば良いですが……一番鈍足である今目の前に有るこの次期総司令旗艦である…龍華〇〇型1番艦…龍華龍華(リョウカ)は……さっきの能力の所為で常に最終決戦形態と同等レベル以上を素で発揮します……しかもエネルギーは無尽蔵である故に連続ワープの能力やブーストの能力が比較的に上昇してるので文字通り超次元立体機動が出来るのです……しかも……ワープの能力も最早トチ狂っていてね?ほんの一瞬でも目を離せば……即座に居なくなっていたり……もしくは目の前に……何て事も普通に出来ます……それプラス……全地形対応……そしてトドメにオーバードブーストに至っては、今までの場合にはほぼ直線的にしか動これないですが……今回からは縦横斜め……自由自在に瞬時に向きを変えれます……。」

 

カズマ「この時点で既にヤバいな……。」

 

リョウカ(本体)「そして……大問題の火力面と設備面です……と言うのもこれらがこの龍華〇〇型を象徴する意味であるのです……先ず大前提として、如何なる攻撃は全て即死です……無論全ての防御も完全に無に還すのです……。」

 

カズマ「おいおい……即死級じゃなくて文字通り即死なのか?」

 

リョウカ(本体)「その通りです……耐性無視の完全な即死攻撃です……例え機銃一発でも掠っても……もしくは意味の無いガードをしても問答無用で即死……無論対抗手段も一切存在しない悍ましい事になってます……勿論即死無しにしようが……最低威力の最弱攻撃である対空機銃だけでも……龍華大和の最終兵器のフルパワーを遥かに圧倒的に凌駕する威力です……主砲や副砲に至ってはお察しレベルですよ……最早比べるまでも無い位です………勿論設備面でも完備で……如何なる存在で如何なる状態だろうが問答無用で確実に命中させる事が出来る射撃指揮所及びレーダー等電探設備が整ってる上……如何なる存在だろうが味方を除く存在を完全に拒絶する絶対領域能力を組み込んだ防御システム……そして……全艦共通でこの……終末全能皇帝征王艦艇と呼ばれる理由が……この皇帝征王能力を搭載した皇帝征王システムと最高絶対神システム…さっき説明した絶対領域もこのシステムの一部に過ぎない……如何なる存在であろうと絶対に逆らう事も反逆も許されない……絶対的な権限を誇る物を振り翳すと言う感じでね……例えば、如何なるセキュリティーもこれらのシステムの前では全て無意味で……ハッキング無しで即座に解除……無論タイムラグ無し……その影響で全ての所にアクセス可能でやろうと思えば全ての国家の核兵器を起動させてぶっ放すと言うトチ狂った事も可能………まあそんな事はしないけど………更には、SOPシステムと同等以上の事もやってのけます……銃を握るのも撃つのも…全ての兵器を使うか否か…戦う事も全て制御する事も可能……っと他に挙げればキリが無いですが……全ての事が可能にする2つのシステムです……これらが有ってこそのこれらの艦艇とも言える訳です。」

 

千冬「正に……王とも言える訳か……全てを服従させる悍ましい物だな……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、何せ存在だけでも終末を呼ぶ様な物です……私も不本意でしたがね……。」

 

大石「では何故これらを建造したのですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、と言うよりかは……あの人達…ううん…ソラリスさん達のご要望ですよ……言い分では『王らしい艦艇が存在するべき。』……って言う何ともまあソラリスさん達らしいって言えばらしいですが……強いご要望で尚且つ期待の眼差しされたら…ね…。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……断れなかった…っと言いたいのですね?」

 

リョウカ(本体)「ええ、それでコンセプトでは絶対的な頂点に君臨する様な代物を要求してた訳だから……そんなこんなでこれらが出来た訳ですよ……。」

 

めぐみん「やれやれ……。」

 

リョウカ(本体)「まあとりあえず……絶対的な存在で完全無欠だと思います………っが……勿論欠点は有りますよ?意図的にね……。」

 

一夏「おお、有るのか?」

 

リョウカ(本体)「勿論、完全無欠じゃあ可愛くない…だから敢えて欠陥を加えた……って言う何処かの悪魔の兵器の開発者の名言から取って……確かに

防御……速力……攻撃……命中等全てに於いて抜かりが無いのは事実です……勿論単艦や艦隊での両方でも対応してます………ただし、それを動かすのは結局は人に頼らないといけない……勿論無人で動かす事も想定してますが、無人だと重要部分であるあのシステムが使えれない……勿論後々量産する予定の量産型はそもそも搭載すらしてないですが…………システムを動かすにはどうしても私達以外動かす事が不可能になってます……しかも…動かすにしろ、様々な条件が整って初めて機能するのです……先ず大前提として…無傷の状態を維持する事………更に私達が居る事……そして起動する為の認証システムをクリアする事……以上が前提条件です……そして………全国の首脳クラス以上の者が全員が健在している状態で尚且つ使用権限が全員可決すれば初めて使用可能になります……もし誰かが1人が欠けた時点でシステムは起動不可能になります……そして…そうなってしまえば自前の能力でやるしかないのは承知ですが……人が居てなんぼと言う大前提仕様ですから……乗り込まれたりして制圧されたら終わりです……ただの超巨大な鉄の棺桶と成り下がりますよ………。」

 

大石「なるほど……。」

 

リョウカ(本体)「っが……あくまでもこの欠陥を用意したのは公式の対戦等を想定した時の謂わば試合用ですので……実際には後付けな上に自由自在にどのタイミングでもリミッター有りか無しに出来る様になってます……基本的にもし敵対した場合にのみ機能する感じですので……味方の時は欠点無しの完全体として機能します……勿論私達と同様に徐々に改良や改造加えていって強化する事も可能ですがね………さてですが、実を言えば他にも此処には様々な兵器が存在しますが……基本的に後々次世代へと切り替わるのですが……それまでは基本的に今回使う予定のこの艦専用の搭載機として運用する予定です……謂わば試験航海です……。」

 

カズマ「試験航海って言っても……何処で?」

 

リョウカ(本体)「実は先日にね?後世世界線が逆行したっと言う最悪の報告を聞いたのでね?ならばと思い………試験を兼ねてこの本艦を投入して救ってあげようって訳です……ただし単艦で…ですがね。」

 

大石「……何?単艦のみだと?」

 

めぐみん「幾ら何でも危険では?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、そもそもこれらの艦艇は単艦での行動も前提でも余裕で対処可能な代物です……何せこの一隻だけでも一つの世界線を確実に葬り去る事が可能です……もし二隻以上も居れば文字通り全てが終わる程です……ならばこの一隻だけでも余裕でお釣りが出る程です……とは言えこの艦も含めて実用化されるまでは完全に秘匿兵器ですがね……しかも用意出来たのはこの一隻のみ……この試験航海で上手く行くか行かないかで今後共に大きく影響が出ます………だからこそこの試験航海は確実に成功させるのです………更にもう一つ目的としてだけど………恐らく確実に神々はこの試験航海を見る可能性が非常に高い……いえほぼ確実でしょうから……敢えて秘匿兵器であるに関わらず……白昼堂々と見せびらかせて……その圧倒的な実力を見せ付けてやるのです………。」

 

大石「……!!なるほど………抑止力か…?」

 

リョウカ(本体)「その通り……存在だけでも終末を呼ぶ……それを敢えてその実力の片鱗を見せてやれば神々は確実に下手に手は出せれなくなります……下手に手を出せばこれらの兵器で確実に報復に出て滅しに行く……っと思わせるのです……だから今回……わざとイレギュラーを発生させる状況下を用意して……イレギュラーを排除し……その後イレギュラーを発生させた存在を処分する………勿論後世世界も救うのも課題ですがね……。」

 

千冬「確かにそれなら奴等も下手に行動出来なくなりそうだが……奴等も本気になってこれらの兵器を超える物を作るのでは?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、そもそも……これらの兵器と今の私達と比べても天地がひっくり返っても私達を超えるのは不可能……あくまでもこれらの兵器は私達の力を再現させただけ……素の私の攻撃だけでも………、」

 

 

パチン…!

 

ドシン…!

 

 

リュウカ(本体)「……それは?」

 

リョウカ(本体)「実際にこの艦に使われてる装甲ですよ……勿論最も硬い所ですよ……まあ見てなさい……。」

 

 

リョウカはそう言うと……

 

 

リョウカ(本体)「……えい。」

 

 

べチン…!

 

ガッシャァァァン…!!!!

 

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(本体)「……っとまあ、こう言う訳ですよ……ただのデコピン…しかもほんの少しの力だけで呆気なく壊れますよ……。」

 

 

……一行達は改めてリョウカの恐ろしき力の片鱗を見せられた……今目の前に存在する艦の最も装甲が厚い上に最も装甲が硬い代物を呆気なく1%のデコピンで木っ端微塵に砕け散った………

 

 

リョウカ(本体)「まあそれならそもそもこれらを造る意味が無いっと思うかもしれないけど……これも生憎ソラリスさん達からの願いですからね、断れなかったから仕方ないですがね………ただ、さっきも言った様に改造や改良を加えていけばどうにか頑張れば私達に追い縋る位にはなるのでは…って言う感じですがね………皮肉だけど改良や改造するにはどうしても私達の力が要るのですがね……。」

 

カズマ「何だろうな……何処ぞの超上院議員と似て……降りた方が滅茶苦茶強い感じになってねぇか?」

 

リュウカ(本体)「あ〜…うん……そうだね……。」

 

リョウカ(本体)「まあとりあえず、私はまだまだ忙しいのでね……まだ準備に時間も掛かりますし最終調整も兼ねてますので出発は2ヶ月後には出発します……それまではゆっくりとして下さい……まあ私も時折は休みには来るだろうけど……基本的に此処に居ますので用があるなら此処に来て下さい……。」

 

リュウカ(本体)「ええ…。」

 

 

っと言う訳で……2ヶ月後に龍華龍華(リョウカ)が様々な新兵器を搭載して後世世界へ出撃……先ず日本へと辿り着き……経緯を聞いたりして……尚且つ今後の行動について説明をして……リョウカの駆る龍華龍華(リョウカ)は作戦を開始した……作戦開始直後にアメリカ及びドイツやソ連に宣戦布告………戦争に参加……勿論単艦でだ……

 

 

 

………と言う経緯で………時は現在………

 

 

 

カパカパカパ…!!

 

バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!!!

 

シュゥゥゥゥゥ…!!!!!

 

ピキィィィィン…ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

龍華龍華(リョウカ)から放たれる大量の超大型ミサイルはアメリカやドイツの核を開発していた所に着弾……超大規模な大爆発を起こして核兵器開発を出来なくした………更にトドメを刺すべく………能力を起動し………邪魔な海の目を文字通り……消滅させて……

 

 

ザザァァァン…ザッパァァン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「主砲砲撃用意!目標!ヒトラー!撃て!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ガッコン…!!!

 

ピキィィィィン…ズドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥゥ…ピキィィン…!!

 

パァァァァァァン…ヒュゥゥゥゥ…!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

 

海上からヒトラーの居るであろう拠点に直接艦砲射撃でヒトラー諸共将官も…建物を完全に消し灰にして……世界最悪とも言える存在が消え去り……これで終わりかと思われたが………やはりリョウカの予想通り……イレギュラーが来てくれた様で……内容は勿論この後世世界にて戦ったあの超巨大航空戦艦クラスのアリコーン級の潜水艦が送り込まれて来た………しかも数は数千万隻だが………

 

 

ブッピュゥゥゥゥン…ブッピュゥゥゥゥン…ブッピュゥゥゥゥン…!!!!

 

ピキィィィィン…パァァァァァァン…!!!

 

ピキィィィィン…ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

これも呆気なく……水中だろうがお構い無しに数分どころか数秒で殲滅されてしまった………

 

その後はアメリカやドイツやソ連に陰湿染みた嫌がらせの艦砲射撃やミサイル……そして搭載機による大空襲で士気は壊滅的に低下し……市民も戦争反対っと反戦運動が勃発し出して……とうとうアメリカやドイツやソ連は追い詰められて……出せる限りの戦力を出した結果……これも呆気なく壊滅…………しかも最後だけ………龍華龍華(リョウカ)はわざと被弾して……その圧倒的な絶望を叩き付けて……文字通り心をへし折った………これにより……軍事国家の大国の三国は開戦から僅か数週間で降伏………史実では連合国であったイギリスは後世日本で講和していた……勿論後に………その龍華龍華(リョウカ)に促され(と言う名の脅迫で)……三国共に後世日本と講和するに至った……………因みに後世世界での大高の反応は驚愕と供に苦笑気味だったそうだ…………そして………最後の目標である……イレギュラーを送り出した存在は……後世世界から帰る直前に能力で直接転移………超至近距離で主砲を喰らわせて消滅させたと言う………

 

 

……数週間後………

 

 

リョウカ(本体)「ふむ、中々上出来でした……いえそれ以上の戦果ですね……。」

 

母核リョウカ(本体)「まさかここまでやるとはね……本当に凄い事しますね……。」

 

リョウカ(本体)「まあね、とりあえずはこれでしばらくは神々は動けれないでしょう……その間に私達もやれる事はやりましょうか……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……。」

 

 

そして一行達は神々が動けれない事を良い事に戦力強化を続けて行くのだった……果たして一行達の命運は如何に……?

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第51話 淵森母神世界線の戦い…決戦…神森リョウカ!

どうも、久々と言えば久々かな?アンクロだよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に説明すれば…僕達は、とある日の事……リョウカちゃんからとある艦が出来たって聞いたので来てみればこれまたぶっ飛んだ代物だった様でね?それで今回試験航海を兼ねて…数日前位に連絡を受けたらしく…後世世界の再攻略をこの艦でする事になった………その結果は圧勝………しかも予想以上の戦果だったそうだ……ここまで来るとインフレが壊れて来てる気がするな〜……まあ良いが……それじゃあ今回も見るが良いよ……。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

あれから何十年と経過した………あの試験航海の戦果のお陰で八八艦隊計画ばりの速度で王の船達が産まれ始めた……勿論それ以外の兵器も産み出され……一気に主力が切り替わる事になって行った………無論その影響は一行達も及ぼし……時には鍛え……時にはのびのびと……そしてある時には遠くへ遠征へ行き鍛えて……そして時には遠くへ旅行へと……と言う感じになっていた……

 

 

 

とある日……とある場所にて…

 

 

【淵森母神征王の世界線:???】

 

 

此処は我等の一行達の居る空間…ではあるが……その王国の遥かなた……明らかに隔壁されたとある空間に……物々しい雰囲気を放っている超大要塞を中心に謎の軍事国家が建っていた……勿論如何にも魔物が住む様な環境下で…空模様は赤紫色で染まり……自然はある程度存在するがそれも魔族が好む代物ばかりだ……更に言えばその超大要塞も魔王城っぽい感じに仕上がっているのでさしずめ此処はこの世界での魔神城だ……そんな場所の深部の玉座の間に……何とリョウカが居た……それ以外にも数々の物々しい面々が勢揃いしていた……

 

 

アインズ(本体)「姫様、今日はどう言った御用件でしょうか…?久々に来られたのは嬉しい限りですが…連絡無しでいきなり来られるとこちらも非常に困ります……特に最近入ったばかりの新人は姫様がどう言った人物かも理解して無いのですから……出来る限り善処はして下さい。」

 

リョウカ(本体)「ははは、すみませんね……まあその新人のみなさんも中々お元気で良いですよ……。」

 

アインズ(本体)「ええ、勿論ですとも。」

 

リョウカ(本体)「さてですが……用事は一応他の所にも行く予定ですが…此処を含めた超大規模な大改修及び大改造工事が決定しました……何せ私達の所から滅茶苦茶距離が有りますからね……それに構造上下手すれば殉職者も出る可能性も有るので……いっそいっぺんにまとめてする事になりました……内容としてはメインとして私達の所へ併合する工事と此処含めた大規模な大改修……最後に防衛能力の強化大改修工事を実施する予定です……これが計画書です……後で確認して下さい………。」

 

アインズ(本体)「随分と急ですな……とりあえずは分かった…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、予定では後1週間後には開始する予定です……その間に荷物をまとめて私達の所へ大移動して下さい……勿論他の所へも連絡する予定です……因みに全工程が完了するのは約2ヶ月を予定してます……その間の生活は私達が保証します。」

 

アインズ(本体)「分かりました。」

 

 

 

その後リョウカは能力で様々な各国の所へ転移しながらそれぞれ報告しに向かい……半日掛けてようやく家へ戻って来れた……

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ〜…戻りました。」

 

リュウカ(本体)「お疲れ様……。」

 

リョウカ(本体)「まだまだやる事は有りますよ……みなさんの為にやる事をしないと…。」

 

 

そんなこんなでリョウカは行動を開始……移住区画を臨時で拡張工事して……そこに大移動して来るであろう各国の所からの者達が住む所を確保した……更に1週間後に予定通り各国の大規模な大改修及び大改造工事が開始……長い期間掛けて……予定より少し遅れて2ヶ月と2週間後に完了した……

 

 

後日……

 

 

リョウカ(本体)「これが新型の物ですか?」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、これはあのラチェットさんの所のビーグルを元々私達が改良して新規に強化発展させて作りましたが…今回もその類いでね?この超高機動型のホバーバイクを改造を加えて……4タイプの物を作りました。」

 

 

一行達の前に置かれている新型の兵器らしき物……どうやらホバーバイク型らしいが……4タイプの内2タイプはラチェクラの世界に出て来るホバーバイク(第四世代型)に形状は酷似してるが…のこった2タイプは一応第二世代型のと第四世代のを混ぜた感じだが…明らかに形状が原型を留めてない位に魔改造が加わっており……機首には先程の第四世代型のホバーバイクの機首のブレードが…更に一際超巨大な主砲……背部には先程より小さめだが主砲が乗っかっている………又は背部には巨大なオートキャノンやレールキャノン……スナイパーキャノン等様々なパターンが置かれていた……しかもさりげなく滅茶苦茶巨大だ……

 

 

カズマ「おお、それはどんなだ?」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、先ず……ライト級のは元々のホバーバイクを更に軽量化して…速度及び機動力を高めた物……ただしただでさえ装甲が薄いのに軽量化の為更に装甲を薄くしてる上に武装も機銃は2基の2門のみただし威力だけは結構高めです……まあそもそも敵が真正面に捉えていなければ意味が無いですがね……後共通ですが元々水陸両用でしたが……今回のは更に空まで飛べますし……装甲や装備等も全て私達の代物に切り替えてます……だからある程度は問題は無いです……っと話が逸れましたね……このライト級の使用用途はカーチェイス向け……又はレースに向いてる設計です……まあ精々弱々しい機銃と速度を生かした体当たりで轢き殺す位しか攻撃手段は無いですのでそこは気をつけて下さい……勿論後で説明はしますが……ライト級はブースター系の能力は結構高めに設定されてるので……まあ一種のロマンだと思いますが……オーバードブーストを起動した際の最高速度は条件が整えば軽く私達の保有する主力航空機を超えます……勿論その状態で体当たりに成功すれば先ず現代に存在する如何なる防御も無視して破壊可能な一撃をもたらします………ただし……専用の装備を後付けで装備した上で搭乗者も専用の装備もしないといけません……最後にですが、後で説明しますが全種類共通でオプション…まあ後付けですね……それが装着可能ですが……残念ながらこのタイプは後付けは非対応になっていて……私達専用車両のみたった一つだけならオプションを搭載可能になってます。」

 

束「滅茶苦茶速いバイクって感じだね〜……。」

 

千冬「ただし扱いを間違えれば自分自身がミンチになる代物だがな。」

 

リョウカ(開発所長)「その通りです、次はミドル級……これは通常タイプですね……これは元々の代物に更に防御能力を施した上でミサイルランチャーを左右に装着……更に高出力の私達特製のエンジンも搭載してるので速度及び機動力を落とさず防御及び攻撃力を増加してます……尚このタイプの場合には装着可能なオプションが1番多くて…特に人気となるのはサイドカー化ですね……サイドカーには機関砲……戦車砲……通常…っと3タイプ有ります……勿論サイドカーを左右両方着ける事は可能ですが……一応サイドカー自体にもエンジンやブースターも搭載されてるとはいえ……重量が増すので速度や機動力も低下するので気をつけて……勿論ですが……キャノン系のサイドカーを着ける際には勿論反動にも気をつけて下さい……特に戦車砲とかを移動しながらぶっ放すのは辞めた方が良いです……ある程度は反動は耐えれるのは確かですが……流石に移動しながら撃つのは危険極まり無いので……そう言うのは後で説明する……ヘビー級及びスーパーヘビー級……通称…重級……超重級に限ります……そもそもこれは非常時に尚且つその場で迎撃する際に使う半固定砲台として運用する事を前提にしてます。」

 

リョウカ(本体)「なるほどね……。」

 

リュウカ(本体)「至って普通って感じですが……場合によっては化けますね……。」

 

リョウカ(開発所長)「それじゃあ次はヘビー級及びスーパーヘビー級……通称…重級及び超重級です見ただけで分かると思うけど重装備で尚且つ装甲も多めです…その分速度が遅くなってますが……それを補う為のブースターを巨大化させたり機動力確保の為のサブブースターやサイドブースターを随所に装備してます……とは言え武装やヘビー級及びスーパーヘビー級のみ既に装着されて外せないオプション……通称メインオプションが有るので車体重量と武装と装甲とメインオプションのお陰で速度が余り出せれないです……っが小回りは効きやすいのでその場で旋回や回避等はこっちに軍配が上がります……とは言えヘビー級及びスーパーヘビー級の役目は攻撃及び防御です……前線にて攪乱して陽動を行ったり……護衛を行う為の装甲車又は戦車の役割を果たします……その為、特に操縦席はコックピット式……航空機型にしてより強固になってます……ただし……視界に関しては前方はキャノピーなので見えてますが……それ以外は内蔵式のカメラセンサーで外部の情報を得てますので……何かしらの要因でセンサーが無力化されたら前方以外全く見えなくなりますのでそこは気をつけて下さい………武装は機首のガドリング砲はヘビー級が6基…スーパーヘビー級は12基…左右側面の大型ミサイルランチャー…ヘビー級は4基…スーパーヘビー級は8基…背部側面左右にVLS及びVLA混同型大型ミサイルランチャーがヘビー級が24セル…スーパーヘビー級は48セル…背部には何と戦艦の主砲…ヘビー級は46cmでスーパーヘビー級は51cmの単装短砲が4基4門……前方に向いてる方は正面にしか撃てれませんが……残った2基は左右及び背後に旋回可能……ただしその場合砲手が更に1名要りますので専用の操縦席を用意してます……そして最大の武装は機首のガドリング砲の更に前側……それに背部の主砲を超える超主砲…ヘビー級は60cm単装短砲スーパーヘビー級は80cm単装短砲を撃てます……勿論その下にはホバーバイクお馴染みのブレードも装備されてますので体当たりが可能……とは言え文字通りヘビー級でさえ無理矢理縮める事には成功したとは言え……普通にミドル級の5倍以上のサイズです……無論重量も凄まじく重い……一応エンジン点火時には重量が無くなるけど…もしエンジンを切る際には場所に気をつけて下さい……重さで陥没でもしたら目も当てれませんよ……何せ戦闘に特化し過ぎてますからね……。」

 

一夏「マジか……。」

 

千冬「それで重量はどれ位だ?」

 

リョウカ(開発所長)「1番軽いライト級なら小型バイク以上に軽いので……大人から……まあ頑張れば子供でも運べれるサイズ……ミドル級は大型バイク並み………そしてヘビー級は……一気に跳ね上がり……超重戦車のマウスの4倍……っと悍ましい事になってます……まあ私達の前じゃあ意味が無いけど……因みにスーパーヘビー級はこのヘビー級の更に10倍以上の重さですよ……。」

 

カズマ「マジか……まあ俺達にとってはどうにでもなるが現実的に考えると最早ヘビー級以上のは常にエンジン点けてなきゃ碌に設置出来ないな…。」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、因みにこのヘビー級以上の背部の武装は換装可能です…それらがあちらの様々なパターンのを用意してます……。」

 

エクレール「中々どれもデカいね。」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、何度も言いますが…この2つの目的は完全に戦闘特化型……武装も強力でないと色々と大問題ですのでね……とは言え地上特化型の兵器又は乗り物の中では先ず最高の速度及び機動力を持ちます……無論条件さえ整えば地上最強の列車艦隊の最速の駆逐艦級の最高速力をも超えうる物を持ってますので……戦力として見るなら小型で尚且つ速度や小回りが効く唯一の代物です……ただそんな事言うなら私達で良くないか?って思わない方が良いですよ……って言うよりも思わないで下さい……。」

 

一夏「最後だけ切実な本音が漏れてねぇか…?」

 

ダグネス「ま…まぁ、これでも運用次第では役に立つと言ってるから使えるだろう……特に今の我々の場合ではな……比較的にコンパクトで余り周りに被害を出さない代物だからな……。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……因みに聞きますが弾薬やら燃料は大丈夫ですか?それと配備数も。」

 

リョウカ(開発所長)「それは問題無いです…そもそも弾薬や燃料は無限です…弾種も実弾モードとエネルギー弾モードと切り替える事が出来ます……それと配備数は既に試験が終わって量産が開始……全国に配備します……特にライト級やミドル級は警察の方で大量に送ってますし……ヘビー級やスーパーヘビー級は全国の陸軍に配備する事になってます………因みに免許に関しては専用の免許証が必要なので……配備後には専用の講習場を設立します……そこでこのホバーバイクの免許を発行します……勿論私達含めて必ず受けて下さい……良いですね?」

 

リュウカ(本体)「分かりました。」

 

リョウカ(本体)「免許ですか、懐かしい感じですね……お母さんの時代は苦労しました……今回も頑張らないとね。」

 

 

その後一行は解散……後日一行達含めてホバーバイクの免許を取る為の試験を受けに行き……無事に免許を取る事に成功した……後に全国のホバーバイクを扱う者達全員も免許を取りに行き……無事に成功……

 

更に後日リョウカから一行に……

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、もし全員が最高のベストコンディションになったら私に連絡を入れて中枢に新たに出来た専用の闘技場に来て下さい。」

 

 

 

っと意味深な事を一行達全員に伝わった……それでとりあえずは一行達は妙な予感がして修行や訓練を繰り返して……1ヶ月後……全員が最高のベストコンディション化した状態でリョウカに連絡を入れて……この世界を保つ中枢の最深部に出来た闘技場にやって来た………

 

 

 

リョウカ(本体)「来ましたかみなさん……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……一体どう言うつもりですか?わざわざ全員を最高のベストコンディションにした上で此処へ呼び出す理由が有るのですか?」

 

リョウカ(本体)「無論です……さて単刀直入で言いましょう……私と全力で戦ってもらいましょうか?」

 

めぐみん「………何ですって?リョウカちゃん……別に我々は耳が悪い訳じゃ無いですし聞こえ辛い訳じゃ無いのですがまさか冗談じゃ無いですよね?」

 

リョウカ(本体)「冗談に見えると思いますか?そもそも何故私はみなさんを此処へ呼び出したか…もうその時点で察するべきですよ……私とみなさんは永い時を一緒に共に死線を越えて来ました……ならば私が何故此処へ呼んだか……分かりますね?特にお母さん……。」

 

リュウカ(本体)「………まさか……?……始めから知っていたのですか……今まで起きたあの逆行事件を…?」

 

リョウカ(本体)「……その通りです……私が王となった時からずっとね……いや……私達が王となった時から……ですがね……。」

 

カズマ「じゃ……じゃあ…!犯人もか!?」

 

リョウカ(本体)「そうです、この私だ……正確には忘れた筈の過去の記憶だがね……ただ……たったそれだけの理由でみなさんを此処へ呼ぶ訳が無い……それにわざわざこの世界の中枢へ呼び出す理由にすらならん事は知ってます………。」

 

めぐみん「じゃあ……何の理由で?」

 

リョウカ(本体)「ええ、私達が王となってしばらくして初めて知った事ですがね………まあ実際に見た方が早いか……。」

 

 

パチン…!

 

 

ピキィィィィン…ピシュン…!!

 

 

リュウカ(本体)「……!エンドノアにジェネシスは分かりますが……これは……私ですか?」

 

リョウカ(本体)「その通り……そもそも私とお母さんは同一人物……いや……厳密に言えば……私達と言う存在……それさえも全て同一人物ですよ……。」

 

全員(リョウカ除く)「………!!」

 

リョウカ(本体)「……正にあのゼオライマーの世界に出て来る木原マサキと言う人物と同じですね……姿形や名前は異なるとは言え元は完全な一つだったとは……驚きましたよ……そして失望もしました……だが如何なる理由とは言え家族は家族……例え同一人物だろうがね……。」

 

リョクヨウ(本体)「じゃあ……私達も元は…?」

 

リョウカ(本体)「そう……私ですよ……いや……タツハナの時ですか……いつ何処ではまだ知らない……だが……完全体になれる方法が理解した……。」

 

リュウカ(本体)「……!!まさか…!」

 

リョウカ(本体)「そう……私と一つになる事で完全体へと戻れる訳です……つまりは完全なる王へと覚醒する事を意味する訳です……だが……今この場に居るみなさんを生贄にするのは如何に私と言えどそんな畜生染みた事は絶対にしない………だが……。」

 

 

パチン…!

 

ピシュン…!!

 

ドッサリ…!

 

 

リョウカが再度指を鳴らすとそこに別の時間軸の家族全員が現れた……ただしピクリとも動かないが……

 

 

全員(リョウカ除く)『……!?』

 

リョウカ(本体)「………別の時間軸のみなさんを使わせてもらいましょう……滅茶苦茶気が引きますし…こんな方法を使わざる得ないとはね………。」

 

リュウカ(本体)「まさか……本気で…?」

 

リョウカ(本体)「本気ですよ?完全体となって私が神々に対する抑止力となろう……そしてこの事件を全て私が片付ける………そして………平和の為に私自身を捧げる………。」

 

めぐみん「そんなの……勝手過ぎますよ!幾ら貴女とは言え度の過ぎた事をするなんて…!貴女らしく無いじゃないですか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、分かりきってますよ?だからこそみなさんを呼んだのです……私を止める為にね……ただし完全体になるのは防げないでしょうがその後の行動を止めてもらいましょうか?」

 

千冬「……何…?」

 

リョウカ(本体)「私を止めねば私なりの方法で私のみで世界を平和にしに行き……そして神々に対して宣戦布告をして敵対する神々を駆逐する……そうすればみなさんが安心して生活出来るでしょう……ただしその後私はこの世から消えるがね……何せやり過ぎたからね……だから私の力で私自身を消滅させる…………………。」

 

リュウカ(本体)「………そんな事……絶対にさせない…!!例え私がリョウカちゃんと同一だったとして……そして例え完全体になったとしても絶対にやらせない!!今度と言う今度はもう容赦はしませんよ…!!」

 

リョウカ(本体)「ふふふ……はーっはっはっはっは…!!!!……そう……それで良いのです、さてとやりましょうか………。」

 

 

フワァァ……(ハァァァン…)

 

リョウカは浮き上がり……別の時間軸の家族全員も浮かせた…

 

 

全員(リョウカ除く)『………!』

 

リョウカ(本体)「私を止めれば今この場で起きた事は全て無かった事になります……ただし完全体になったと言う事実は消えないし完全体のままになります……っが……記憶は全ておじゃん…無論みなさんの記憶もおじゃんです……だから今この場で起きる事の記録及び記憶は私含めて全て消去される……無論……私のみ…この同一人物の事や事件の犯人や真相は自動で消去される………謂わばこれはミニゲームです……みなさんが負ければゲームオーバー……コンテニューは一切無い……勝てば何故かいつの間にか強くなってたとだけしか思わない………ただし生死が掛かってますがね……。」

 

カズマ「っく…!」

 

リョウカ(本体)「…………さてと……審判は一切無い……勝利条件はただ一つ……私を倒してみろ。」

 

 

ピキィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ギュォォォォン…!!!

 

 

リョウカは眩い光を放ち…直ぐに紅黒い九体となって浮かせた家族全員を取り込んだ……

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「揺れが…!立ってられない…!これ程まで…!!」

 

カズマ「うおっ…!くっそ…!」

 

 

ピキィィィィン…!!!!

 

 

ドクン……!

 

 

ドクン……!

 

 

ドクン……!

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ビキビキビキビキ……ガッシャァァァン…!!!!!

 

ブワァァァァ…!!!!

 

 

大気を震わせ……一行達の足をも掬う程の大地震…更には天変地異まで巻き起こして……覚醒を遂げた……

 

 

全員(リョウカ除く)『………!!!』

 

 

ピシャァァン……ピシャァァン…!!!

 

 

覚醒を遂げた姿だが……身長が明らかに伸びて大人サイズの170cm超え……着ている服装も正に自分自身が王であると言う事を象徴する為の王族らしい服装だが……比較的に軽装だ…どうやら戦闘に特化してるようだ……髪や瞳の色は黄金の色に染まって……常に黄金のオーラと七色のオーラを纏っている……

 

 

?「うん…馴染む……実に馴染みます……。」

 

カズマ「お前は……リョウカ…なのか…?」

 

?「ええ……いや正確に言えば……初代の王だがね……。」

 

ダクネス「初代の…王だと…!?」

 

?「そうです、揃いに揃って暴虐や虐殺の限りを尽くした自分以外全てを敵と見なすあの初代の王ですね……。」

 

ソラリス(本体)「あ……あぁ……。」

 

?「うん、実に良い反応ですよ……とは言え確かもう初代の王は死んだのでしたね……ならば……新たに……【アルトリア・ギルメガッシュ・リョウカ】でも名乗っておくか……。」

 

リュウカ(本体)「……っ…!リョウカちゃんを……!」

 

アルトリア(本体)「うん?」

 

リュウカ(本体)「返せぇぇ…!!!!」

 

 

キュィィィィィィン……ゴォォォォォ…!!

 

ッダ…!!

 

キィィィィン…!!!

 

 

ソラリス(本体)「待って下さい…!!初代の王には…!!!」

 

アルトリア(本体)「ほう?向かって来るか?だが……。」

 

 

ピシュン…!!

 

 

リュウカ(本体:淵森母神王)「………!!?」

 

アルトリア(本体)「……止まって見えるぞ?」

 

 

バキィィン…!!!

 

キィィィィン…ズガァァァァァン…!!!!

 

 

めぐみん「リュウカちゃん…!!!」

 

リュウカ(本体:淵森母神王)「ぐ……ぅぅ…!!」

 

アルトリア(本体)「ほう?流石はあの小娘の親だけあるな?この一撃を耐えるとはな……。」

 

一夏「くそ……完全にもう初代の王…いやアルトリアの精神に乗っ取られてる…!」

 

アルトリア(本体)「安心しろ…少なくとも死にはしない…まあこの身体は死ぬ運命だがな……片割れ無しではな……。」

 

千冬「片割れだと……?」

 

アルトリア(本体)「そうだ、あの忌々しいあの女だ……【コルディア・アメリア】だったな……そいつが死ねば私も死ぬ……そして私が死ねば奴も死ぬ……そう言う存在だった……だから片割れ無しは所詮は不完全と変わらん……だから……。」

 

 

パチン…!

 

ピシュン…ドサッ…!!

 

 

アルトリア(本体)「確かリュウカと言ったな?お前にも完全体になってもらおう……そして私と最後の決闘をしようではないか?」

 

リュウカ(本体:淵森母神王)「………げほ……!……それで……もしリョウカちゃんが戻って来るのですか……?」

 

アルトリア(本体)「ああ、もし私に勝てたらな……自動的に私の精神は消える……さっきあの小娘が余計な事をしてくれたお陰でな……それにあの小娘のお陰で全力が出せれないがな……とは言えこのままでも充分だろう……所詮は借り物だからな。」

 

リュウカ(本体:淵森母神王)「………良いでしょう……ならば目に物見せてやりますよ……そして……絶対に貴様だけは私が叩きのめしてくれる………。」

 

アルトリア(本体)「クックック…良いだろう………やってみろ………。」

 

リュウカ(本体:淵森母神王)「………………。」

 

 

フワァァ……(ハァァァン……)

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

キュィィィィィィン……!!!

 

ギュォォォォン…!!!

 

ピシャァァン……ピシャァァン…!!!

 

 

ドクン……!

 

 

ドクン……!

 

 

ドクン……!

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ピキィィィィン…!!!

 

ビキビキビキビキ…!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!!

 

 

リュウカもリョウカと同様にアルトリアの出した別の時間軸の家族全員を取り込んで覚醒した……姿形はアルトリアの色違いの様だが……オーラや雰囲気は優しい感じを醸し出してる……

 

 

めぐみん「………!!リュウカ…ちゃんですか…?」

 

?「ええ、でも……正確には…私は初代の姫です……コルディア・アメリア・リュウカ…とでも名乗っておきます……今は彼を…今度こそ止めないと…!」

 

アルトリア(本体)「久しいな!コルディア……今度こそ決着を付けてくれる!」

 

コルディア(本体)「……みなさん離れてなさい…………アルトリア!!今すぐリョウカちゃんを返しなさい!貴様がこの世に居てはいけない!私と共にあの世で大人しくしてもらいましょうか!!」

 

アルトリア(本体)「ほざけ!私と最後の戦いが終わったらな?さぁやろうか?コルディア?」

 

コルディア(本体)「仕方ない……しばらくこの身体借りますね…リュウカちゃん……っは…!」

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

 

コルディアは結界を貼り……一行達と闘技場の全体を覆った……これでアルトリアとコルディアとの1対1だ……

 

 

アルトリア(本体)「行くぞ!!コルディアァァァァ…!!!!」

 

コルディア(本体)「絶対に止める…!!!アルトリア…!!!」

 

 

そして2人だけの戦いが始まった………

 

 

【第8章[EX]:最終ボス】

 

 

VS【絶対ナル初代の最高皇帝征王神:アルトリア・ギルメガッシュ・リョウカ(フルパワー・ラスボス化(レベルMAX)・歴戦王化)】

 

 

戦闘方式【最高神征討伐戦(決着式・ファイナルアタック有り)】

 

 

勝利条件【アルトリアの討伐又は鎮圧】敗北条件【コルディアの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【My Lord,Our,Brave】

 

 

地形【淵森母神征王の世界線:淵森母神王大連合征王国:中枢:最深部】

 

 

【ROUND1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ピシュン…!!!

 

 

バキィィン…!!!!

 

ズガァァァァァン…!!!!

 

 

千冬「み……見えん…!?」

 

ソラリス(本体)「姫様に王………あぁ………。」

 

めぐみん「しっかりして下さい!此処で挫けていたらコルディアさんが勝てれませんよ!」

 

 

 

ポォォピィィ……ポォォピィィ…!!!!

 

ピキィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!

 

ピシュン……ピシュン…!!

 

 

ドカッ…バキッ…!!!

 

ズガァァァァァン…!!!!!

 

 

アルトリア(本体)「ふはははは…!!!!これだ!これこそが戦いだ…!!!!」

 

コルディア(本体)「いい加減にしなさい…!!アルトリア!!貴方の所為で…!!現世に至るまでリョウカちゃんやリュウカちゃん達を苦しめて来た…!!!」

 

 

キュィィィィィィン…ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

アルトリア(本体)「知った事か!私には戦いが全てだ!!貴様みたいな軟弱で馬鹿な奴がこの私に楯突くから悪い!」

 

 

キュィィィィィィン…ポォォピィィ…!!!

 

ペシッ…!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

コルディア(本体)「自分勝手過ぎます!!だからあの時にあの戦争が起きたじゃないですか…!!」

 

アルトリア(本体)「だから何だと言う?私にとっては都合が良いがな。」

 

コルディア(本体)「っ…!!ふざけないで…!!貴方にとって…!!周りはなんだと言うのですか…!!?」

 

アルトリア(本体)「ああ、所詮は私の玩具か案山子に過ぎん……最後のは中々良かったぞ?もっと私を楽しませてもらおうか?」

 

コルディア(本体)「………もう何を言っても無駄な様ですね……。」

 

 

ピシュン…!

 

 

コルディア(本体)「………………。」

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

ピキィィィィン…ゴォォォォォ…!!!

 

 

アルトリア(本体)「良いだろう………。」

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

ピキィィィィン…ゴォォォォォ…!!!

 

 

 

アルトリア(本体:フルパワー)「本気で始末してやろう。」

 

コルディア(本体:フルパワー)「絶対に止める!」

 

 

戦闘BGM:作品名【マリオ&ルイージRPGシリーズ】曲名【イン・ザ・ファイナル(DXver)】

 

 

【FINALL ROUND】

 

 

 

アルトリア(本体:フルパワー)「消えて無くなれ!!」

 

 

ギュォォォォン…!!!!

 

ギュィィィィィィ…!!!!!

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!!!

 

 

コルディア(本体)「そうはさせない!っは…!!!」

 

 

ギュォォォォン…!!!!

 

キュィィィィィィン…!!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

アルトリア(本体:フルパワー)「ぬぉっ…!!?貴様ぁぁ…!!」

 

コルディア(本体:フルパワー)「せや…!!どりゃぁぁ…!!!」

 

 

 

ポォォピィィ……ポォォピィィ…!!!

 

バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

アルトリア(本体:フルパワー)「何故だ…!!?何故…!!?まさか…!!しまった…!!!おのれぇぇぇ…!!!あのクソ餓鬼めがぁぁぁ…!!!!」

 

コルディア(本体:フルパワー)「そうやって他人の所為にするのね…!昔からも変わってない…!!ふん…!!!」

 

 

ドコォ…!!!

 

 

アルトリア(本体:フルパワー)「ごはぁぁ…!!?」

 

コルディア(本体:フルパワー)「これは……私の分…!!!」

 

 

バキィィン…!!!

 

 

コルディア(本体:フルパワー)「これは犠牲になったみなさんの分…!!」

 

アルトリア(本体:フルパワー)「おのれおのれおのれ…!!!!おぉぉのぉぉれぇぇぇぇぇぇ…!!!!!!」

 

 

【アルトリア:ファイナルアタック敢行】

 

 

ピシュン…!!!

 

キュィィィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリジリジリ…!!!!!

 

ギュォォォォン…!!!!!

 

 

コルディア(本体:フルパワー)「そして…!!これは…!!!」

 

 

【コルディア:ファイナルアタック敢行】

 

 

キュィィィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

コルディア(本体:フルパワー)「貴様の所為で……不当な理由で……此処のみなさん……そして………!!!」

 

アルトリア(本体:フルパワー)「消えて無くなれぇぇぇぇぇ…!!!!!!」

 

 

ピギャァァァァァァァァ…!!!!!

 

ブッピュゥゥゥゥン…!!!!!!

 

ギュォォォォ…!!!!!!

 

 

コルディア(本体:フルパワー)「リョウカちゃんと……リュウカちゃんの……分です…!!!!せやぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

 

ググググ……バキィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

パァァァァァァン…!!!!

 

 

アルトリア(本体:フルパワー)「……馬鹿な……!!?この私の……!?………!!?!」

 

コルディア(本体:フルパワー)「はぁぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

バキィィン…!!!!!

 

 

アルトリア(本体:フルパワー)「ぐわぁぁぁぁぁ…!!!!?馬鹿なぁぁ…!!!完全体になって完全な王として復活したこの私が……!!?この…!私が…!!!」

 

 

ビキビキビキビキ…!!!

 

ピシュン…ピシュン…ピシュン…!!!

 

 

アルトリア(本体:フルパワー)「この私が………!!!?うぐがぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!?!」

 

 

ボォォォン…ボォォォン…ボォォォン…!!!!

 

ピキィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

…………アルトリアはコルディアの渾身の一撃をコアに受けて……爆発四散して消滅した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

シュゥゥゥゥゥ………

 

 

コルディア(本体)「……………。」

 

 

ッス…

 

ピキィィィィン…パァァァァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「す〜……く〜……。」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!!」

 

コルディア(本体)「…………これで終わりですね………私とアルトリアとの因縁の不毛な戦いは………。」

 

カズマ「………コルディア……お前も消えるのか……?」

 

コルディア(本体)「ええ………アルトリアが完全に消えた今……もう私の精神は完全に消えます……。」

 

 

シュゥゥゥゥゥ……

 

 

全員(コルディア除く)『………!!』

 

コルディア(本体)「………どうやらもうお迎えが来た様です………ごめんなさい……こんな事になってしまって……。」

 

シオリ「………コルディアさん……。」

 

めぐみん「……大丈夫です……我々は気にしませんから………だからもし向こうに行ったらあの馬鹿の事を頼みます……。」

 

コルディア(本体)「………はい…それじゃあみなさん……短い間でしたが……ありがとうございました………私達は向こうから見守ってますね………。」

 

 

ピキィィィィン…!!!!!

 

 

全員『………!!!』

 

 

コルディアは眩い光を放ち……この場とこの世界を覆い尽くす程の眩い光を解き放った………その光はとても温かく……優しくこの場に居る全員と世界を抱き締める様な……優しき母の様な感じだった………

 

 

…………翌日………

 

 

リョウカ(本体)「………ん〜…ふぁ〜……。」

 

リュウカ(本体)「ふぁ〜…よく寝ました……。」

 

リョウカ(本体)「なんか不思議な夢を見た気がしますね………。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……不思議ですね……あれ?リョウカちゃんも同じ夢を?」

 

リョウカ(本体)「うん、良く分からないですね……さてと今日も頑張ろっかお母さん。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……。」

 

 

そして今日も何気ない1日が始まった………先日のあの戦いが嘘の様に……本当に何もかも全て無かったかの様な感じになっていた……ただ…それでもリョウカとリュウカが完全体になった事は変わらない……しかしそれでもリョウカ達の旅は終わらない……一行達の旅はまだまだ続く……

 

 

 

【第8章[EX]:完】

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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[達成率:40%]第9章 淵森母神一家の決戦のイース
第52話 淵森母神一家と決戦のイース大攻略【前章・前編】


どうもです、あの世に居るコルディアですよ………え?何で普通に出て来てるかって?だって仕方ないじゃないですか?あの事はもうみなさんは知らない事だから……そう記録も記憶も全て抹消されてます……だから前回の事の大部分が何も分からないみなさんじゃあどうする事も出来ないので私ですよ……因みにアルトリアは黙らせました……っとそろそろ前回のあらすじを説明しますね……前回……とある日にリョウカちゃんとみなさんが対決する事に至って……その際に先ずアルトリアが復活して……そしてその後に私が復活して……私とアルトリアと最後の戦いを繰り広げ……私は完全にアルトリアを討ち取る事に成功しました……ただ……私もその後後を追う様に消えちゃったけどね………とは言え……何もかも何も残せれないのは悲しいので……リョウカちゃんやリュウカちゃんが完全体のままなのは知っての通りですが………私から最初で最後のプレゼントを送りました………さてと……それじゃあ今回も見て下さいね〜…。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

あれから更に数週間後……

 

 

 

リョウカ(本体)「む〜…やはり加減が厳しいですね……ここ最近妙に爆発的に力が強くなってしまってるので……下手すれば下手に娘達に触れる事すら出来ませんね……困りました……。」

 

 

どうやら完全体になった事自体は知らない様でこの爆発的な力の増大に悩まされてるようだ………

 

 

兵士総元帥1「姫様、これを…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、すみませんね……何度も何度も……さてともう一度………あ……。」

 

 

ガッシャァァァン……!

 

 

リョウカ(本体)「………又ですか……。」

 

兵士総元帥1「直ぐに片付けます……姫様。」

 

 

リョウカがティーカップを取ろうとしたが加減を間違えて触れてしまって…呆気なく割れてしまった様だ……その場に居た兵士総元帥の1人が直ちに片付けた……

 

 

めぐみん「これで何度目でしょうか……永琳でさえも原因不明……。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……ソラリスさんは何か知らないですか?」

 

ソラリス(本体)「そうですね……もし考えられるとすれば……ただ一つ……完全体になる位でしょうか……。」

 

カズマ「そう言えば前から言ってたな……完全体になればこんな感じなのか?」

 

ソラリス(本体)「ええ、力を完全に取り戻した事になりますので……その力は圧倒的と言えるでしょう…しかし慣れてなければ今の状態になります…一応慣れれば日常生活に支障が出なくなるかもしれませんが……感覚を掴むのは至難の業です……。」

 

リョウカ(本体)「へ〜……なるほど……。」

 

リュウカ(本体)「じゃあ……もし仮に私達が完全体だとしたら……一体何時何処でなったのでしょうか…?それに方法も一切分からない……。」

 

ソラリス(本体)「ええ、実を言うと我々全員も一切分からないのです……それに確かめようが無いのです………。」

 

カズマ「真相は全て闇の中……ってか……はぁ……。」

 

リョウカ(本体)「はぁ………これじゃあ娘達に触れる事すら出来ない………どうにかならないかな……。」

 

 

ヒュゥゥゥゥ………ポカンッ…!

 

 

リョウカ(本体)「いっつ…!?………って何これ?」

 

リュウカ(本体)「宝玉ですね……上って……天井が有って無理ですね……誰のでしょうか?」

 

 

ピラッ……

 

 

リョウカ(本体)「あ……手紙です……何々…?……『こんな事だろうと思い…先程送りました……これと融合させれば力を制御が出来ますよ。』……差出人は……【コルディア・アメリア】…?誰でしょうか?」

 

ソラリス(本体)「コルディア………は!?コルディア姫様です!初代の姫様ですよ!」

 

リュウカ(本体)「初代の姫…?…あ〜…なるほどね……何処かで私達の事を見てるのかな?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……それじゃあ御言葉に甘えて使わせてもらいますね……ほらお母さんの分も有りますよ。」

 

リュウカ(本体)「ええ、ありがとう。」

 

 

それでリョウカとリュウカはコルディアの宝玉を取り込んで爆発的に増大した力を制御出来る様になった……

 

 

リョウカ(本体)「これは中々良いですね……これなら大丈夫、」

 

 

ヒュゥゥゥゥ……ゴーン…!!

 

ドサッ…!

 

 

リョウカ(本体)「きゅ〜………。」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!?」

 

カズマ「絶対ヤバい音鳴っただろ!?ってかまたなんか降って来やがったな…?これも宝玉かよ!ってさっきはまだ良かったとは言え今回だけ何で鐘の音が鳴る位の質量と重さ持ってるんだよ!」

 

 

ピラッ…

 

 

めぐみん「また手紙?どれどれ?『ふん、貴様らに私の力をくれてやる…どうせあの世じゃあ使えれんからな…それにコルディアが五月蝿い……勘違いするなよ?別に貴様らの為じゃ無い事を忘れるな。』……だそうです……そして差出人は……【アルトリア・ギルメガッシュ】だそうですよ?」

 

ソラリス(本体)「……何やっているのですか王は……。」

 

カズマ「王?って事は初代の王か?」

 

ソラリス(本体)「ええ、しかし何の為でしょうか……?あの人の事ですから……何か有ると思った方が良いかと……。」

 

リョウカ(本体)「い……てて……これは…?」

 

リュウカ(本体)「大丈夫…?リョウカちゃん…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、何とか……それよりもこれは?」

 

めぐみん「アルトリアと言う初代の王からのプレゼントですって……。」

 

リョウカ(本体)「初代の王……確か自分以外全てが敵って認識している上に殺戮と暴虐等虐殺の限りを尽くした初代に於いての災悪とも言われた絶対神でしたね……。」

 

ソラリス(本体)「はい……。」

 

リョウカ(本体)「………誠に遺憾ですね…とは言えせめての情けですから取り込みますか……どうなるかは分からないですが……一応対であるコルディアさんのを取り込んでいるでしょうからもし仮に何か有ったとしても能力同士で相殺されると思うので…プラスマイナスゼロ…になれば良いですが…。」

 

めぐみん「辞めた方が良いのでは?」

 

リョウカ(本体)「かと言ってこのまま放置しとけば……仮にも初代の王の力の源ですからね……何をして来るか分からないですよ…それなら取り込んで逆に物にしてやった方が良いでしょう……。」

 

カズマ「そうだな、そのまま放置して勝手に動き出して襲い出しそうで怖いからな……それにコイツも壊す事も出来んからな……。」

 

リュウカ(本体)「仕方ないですね……。」

 

 

と言う事で2人はアルトリアの宝玉も取り込んだ……

 

 

リョウカ(本体)「………何とも無いですね…?いえ、多少力がみなぎる程度…かな?」

 

兵士総元帥1「姫様……紅茶です。」

 

リョウカ(本体)「ええ、すみません……良し今度こそ………ふう、どうやら大丈夫ですね……これでようやく飲めれる……ん、ふ〜……やっぱり良い物ですね。」

 

リュウカ(本体)「ええ。」

 

カズマ「は〜…良かった良かった……これで毎回毎回カップを直さないといけないのが無くなる。」

 

リョウカ(本体)「本当にすみません……善処はしたのですがね……それに何故に完全体になる必要が有るのかどうかも分からないですしね……。」

 

カズマ「ホンマにそれな……は〜…とりあえずこれで休めれる……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、しばらく休んで下さい……まあ私達もようやくですがね……私達の場合はこの力の所為で寝る事も碌に出来ませんでしたし……ベットも寝返りで壊れかけたし……何処かの部位に触れただけでもベット又は部屋の一部が壊れたりもしたからね……だから元の状態になるまでは専用の空間にて練習しながら居心地最悪の仮眠を取らざる得なかったがね……。」

 

めぐみん「うわ〜……それは嫌ですね……それじゃあ今は?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、もう直してます……これでようやく私達もまともなベットで寝れます……ふぁ〜……眠い。」

 

リュウカ(本体)「ですね……。」

 

シオリ「もう寝てね…今回はゆっくり寝れそうだよ…。」

 

リョウカ(本体)」ええ、それじゃあ私達はお先に…。」

 

 

リョウカとリュウカはようやく自分達の部屋のベットに寝始めて……ぐっすりと熟睡した……

 

 

 

数日後………

 

 

 

【イースの世界】

 

 

【龍華大和:艦橋】

 

 

ザザァァァン…ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「相変わらず私達もこのイースの事件と因縁が有りますね……今回で何度目でしょうか……もう数えて無いですね。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……。」

 

 

一行達はイースの世界へやって来ていた……無論その理由はまたしても逆行したからだそうだ……

 

 

リョウカ(本体)「やはり見えて来ました……嵐の結界……。」

 

大石『今回もやるか?』

 

リョウカ(本体)「いえ、今回は私単独で消しましょう……もしあの力が本物なら嵐の結界程度は簡単に消せる筈ですので試しです……まあ駄目ならそれまでですが……。」

 

カズマ「行けるのか?」

 

リョウカ(本体)「やってみなきゃ分からないですよ、此処で試さないと後々の行動に大きく支障が出ますからね……さて早速試しますか……。」

 

リュウカ(本体)「気をつけてね。」

 

 

リョウカは艦橋から出て外へ出て行った……

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

フワァァ……(ハァァァン…)

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ピキィィィィン…!!!

 

ギュォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカは浮き上がり……赤黒い球体に包み込まれた……

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!!

 

 

リュウカ(本体)『………凄い……。』

 

束『まさか…これ程なんて…。』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ビキビキビキビキ…!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!

 

フワァァ…スタッ…!

 

 

リョウカは覚醒形態となって甲板に降り立った……あの時と違い、身長自体は変化は無いものの……それ以外はあの時以上に王らしさが出て…尚且つ神々しい装飾品をそている……勿論、全身の装備及び装飾品は黄金色で…瞳の色は更に輝きの増した蒼白い色…周りは七色のオーラと蒼白いオーラを覆っている……

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「…………。」

 

ソラリス(本体)『………王……。』

 

めぐみん『……あれが王化なのですか…?』

 

リョウカ(本体:アルトリア)「………なるほど、理解しました……さて……やりますか……。」

 

 

 

ッス…!

 

キュィィィィィィン…!!!

 

ポォォピィィ…!!!

 

 

 

リョウカは人差し指の先にエネルギーを収縮させ…超小型の圧縮されたエネルギーの光球が出来るが否や…そのまま嵐の結界へ向けて発射した……

 

 

……数秒後………

 

 

ピキィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

 

一瞬の眩い閃光と色と音が消え去り……超規模の大爆発を発生させ……嵐の結界は文字通り消滅した……

 

 

 

一夏『い……一撃で吹き飛ばしやがった……!』

 

カズマ『しかもこの本艦が大きく揺れたぞ…。』

 

リョウカ(本体:アルトリア)「さて、こんな物ですね……少々向こうの人達は驚くかもしれないがね……さて戻りますか…。」

 

 

 

シュゥゥゥゥゥ…

 

ピシュン…!

 

 

リョウカは元に戻って…そのまま艦橋へ戻った……

 

 

 

リョウカ(本体)「ただいま。」

 

リュウカ(本体)「お帰りなさい…大丈夫?」

 

リョウカ(本体)「無問題です。」

 

セシリア「しかし指先のみの力で嵐の結界を簡単に消し去るなんて凄いですわ…凄い力です。」

 

リョウカ(本体)「ええ、なってみて分かったのですがね……どうやら一つ一つの攻撃能力がやっぱりトチ狂ってる様です……ただのか弱いデコピン程度で今までの私程度なら簡単に一撃で再起不可能レベルの瀕死の重傷以上の一撃を与えれます……しかもさっき見たとは思いますが……あれでも1%未満でルーチェ級に匹敵する…いえやろうと思えばそれ位は簡単にポンポンとブッ放す事が出来る様ですよ……しかも困った事にね……どうやら本当の進化を発揮するのは私とお母さんが同時に尚且つ対極同士の覚醒形態になった際には更なる力の覚醒が見込める様です……私のはアルトリアさんのを……そしてお母さんにはコルディアさんの力……それかその逆も出来たりしますが……必ず対極同士でなければ意味がない様です……っが余り意味は無いですが……何せそもそも基本的に側に居ますからね……しかも単体だけでもこれです……更に言ってしまえば……みなさんの全ての能力及びスキル…呪文や技等も簡単に使える上にその超強化版にして発動可能です……トドメに……アルトリアさんの力や及びコルディアさんさんの力や能力や加護も有るので……よっぽどの事が無ければ……まあほぼ同格以外は負ける事は一切無い尋常じゃ無い物になってます……まあある意味で前に作ったあの艦と似た状態ですね……。」

 

カズマ「更にチートかされてるが……しかも更に拍車が掛かってやろうと思えば無双状態が出来る訳か……そう言えばあの艦はどうした?」

 

リョウカ(本体)「アレですか?今もみなさんも乗ってるじゃないですか?」

 

めぐみん「どう言う事ですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、余りにも強力なのでね……それにあの能力も有るので……基本的に切り札として使うとして……基本的には……この本艦のコアの一つとして搭載……追い詰められた時に分離射出して出撃……殲滅に掛かる訳ですよ……ただし……コアとして流用してるので、今の本艦の性能及び能力はあの艦と加わって尋常じゃない事になってますので……やっぱりよっぽどの事が無い限りは基本的にこのままの方が滅茶苦茶強い訳ですよ……しかも言い忘れてましたが……全艦にもあの艦……厳密には姉妹艦及び艦種別のを搭載してるので……悍ましい事になってるでしょうね……無論性能は据え置きで加わるのです……勝ち目は一切無いっと言った方が良いでしょう……あ……トドメに……列車艦隊や潜水艦隊も同様です……って言うよりも列車艦隊版のと潜水艦隊版のも作って搭載しました……。」

 

一夏「わーお……。」

 

カズマ「最早……もう何も言えんな…。」

 

リョウカ(本体)「まあそれでも……私のデコピン程度で簡単に轟沈するけどね……先ずしないけど。」

 

めぐみん「サラッと最後とんでもない事言いましたよこの子……。」

 

リョウカ(本体)「さて……まだ時間がかかりそうですので……丁度良いところに餌が来てくれたので食って来ます。」

 

全員『………え?』

 

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカがそう言うが否や……再度艦橋を出て行き…しかも再度出て来た時には……

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「さてと行きますか。」

 

 

既に再度覚醒形態になっていた……

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「…………。」

 

 

ジリジリジリジリ……!

 

ギュォォォォン…!!!

 

 

リョウカは蒼白い球体に包み込まれた……しかし今度は解除はせず……

 

 

フワァァ……

 

 

そのまま遥かなた上空へと飛んで行った……

 

 

カズマ「お……おい、飛んで行ったぞ……。」

 

千冬「一体何処へ……?」

 

 

キュィィィィィィン…!!!!

 

 

ドクン………!!

 

 

ドクン………!!

 

 

 

全員『………!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

フワァァ…!!

 

 

突然何かを溜める音が聞こえたと思えば次は生命の鼓動する音が聞こえ……その瞬間……遥かなたへ飛んで行ったリョウカを包んでいた球体が超巨大化して戻って来た……無論超巨大とは言っているが……最早常識が通用しないレベルの巨大……惑星どころか……下手すれば銀河や宇宙をもそのまま飲み込めるのではっと言う位の巨大だ……更に周囲には同じ形状の銀河サイズの護衛と思われる無数のビットらしき物が展開されていて……常に周囲を旋回している……因みにこのビットらしき物の形状をよく見れば……宝玉と同様に……内側には眼球が見える……無論この眼球は可動するので常に周囲を警戒している……

 

 

一夏「でっかぁぁ…!!?何だよあの巨大な球体!?めちゃくちゃデケェじゃねぇか…!?」

 

リュウカ(本体)「あの巨大差…エンドノアやジェネシスと同等位かな…?」

 

兵士総元帥3「……!レーダーに反応!イレギュラー!数は1!後方より接近!」

 

母核リョウカ(本体)「何!?」

 

兵士総元帥3「更にイレギュラー!今度は大量!全方位より接近!尚先程と比べて個々の反応は小さめの模様!どうやら別の存在です!」

 

千冬「次から次へと…!いや待て……まさか…?」

 

めぐみん「……十中八九リョウカちゃんの言う餌ですよ……恐らく敢えてイレギュラーを発生させ易い状況を作って此処へわざわざ送り込ませたのですよ……。」

 

カズマ「はぁ……んでそのイレギュラーはどんなだ?」

 

兵士総元帥3「は……先ず後方より接近するのは……これは!魔人…!!魔人の反応が急速接近!」

 

母核リョウカ(本体)「魔人ってまさか…!!D-033…!!」

 

一夏「しつこいって言うレベルじゃねぇだろ!どんだけ執念深いんだよ!」

 

兵士総元帥3「尚後に現れたのは神々の大編隊!更に飛行型の魔物を護衛として引き連れてます!」

 

リュウカ(本体)「まさか……これらを一気に!?」

 

 

様々なイレギュラーが発生する中……リョウカは反応無し……いや………

 

 

ギュィィィィ…!!

 

 

周りに展開しているビットらしき物体が慌ただしく行動を変化した……

 

 

兵士総元帥3「姫様に動き有り!多数の護衛と思われるビットが行動を変化!」

 

リュウカ(本体)「一体何を……?」

 

 

ギュィィィィィン…!!!

 

 

ビットらしき物体は徐々に陣形を組み始めて行き……本体も……

 

 

フワァァ……!!

 

ギュォォォォン…!!

 

 

リュウカ(本体)「……!!まさか…!みなさん!しっかり何処かへ掴まって!ソラリス!全力結界!」

 

ソラリス(本体)「は…はい!」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

リュウカは何かを悟り……味方全体と周囲を結界で覆う様に指示を出して……ソラリスの能力で結界を覆った……すると……

 

 

 

ギュォォォォン…!!!!

 

ギュィィィィィン…!!!!!

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!!!

 

 

全員『………!!!』

 

 

本体が真っ黒に染まったと同時に吸引を開始……そう……ブラックホールだ……しかも滅茶苦茶吸引力が強く……周囲の海水諸共全てを吸い込み始めている……尚周囲の地形や味方全体は結界で何とも無いが……その外は最早地獄だ……イレギュラーとして現れた存在も全てそのブラックホールへと吸い込まれて行って消滅……いや捕食されていった……無論しつこいで有名なあのD-033も呆気なく吸引されて捕食された……尚周囲の旋回していた球体は吸引し易い様に近付く敵を狙い撃ちにして抵抗能力を低下させていた……

 

 

発動してから数十秒後……ブラックホールを停止……

 

 

ギュォォォォン………

 

 

カズマ「……サイズが小さくなって行ってる……満足したのか…?」

 

 

本体及びビットらしき物体はサイズを一瞬で小さくして……本体はリョウカより一回り大きい程度と…ビットらしき物体はそれよりも半分にも満たないミニマムサイズ……っとなって……

 

 

ピシュン…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

…瞬時に艦橋へと戻って来た……

 

 

シュゥゥゥゥゥ……パァァァァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「ふ〜…食べた……。」

 

カズマ「おいおい……やる事派手過ぎじゃねぇか…?危うく俺達も巻き添え喰らう所だったぞ?」

 

リョウカ(本体)「これはすみません……しかし便利ですね……あの姿は。」

 

零月「あの姿は何なの?」

 

リョウカ(本体)「アレは、コア形態……勿論本艦隊に保有している形態であるコア形態とは全く違って……正式名称は……【最終超究極終末禁忌制御機構:中枢コア解放形態】……勿論これも様々なパターンは有りますが……さっきのは捕食モード……捕食関連なら如何なる行動が可能です……その前のが通常状態……そして戦闘形態……勿論ですが戦闘形態の中には捕食形態も含まれているのでさっきのも戦闘形態の一つと捉えても良いです……ただし……コア形態とは言え文字通り全身がコアですので同等の存在相手には甚大な被害を受ける上……もし対極同士で戦えば弱点攻撃により…より深刻な深傷を負うので使い道は気をつけて下さい……無論この形態はお母さんでも出来る……ただし性質自体は……初代の王化…又は初代の姫かによって異なるます……とは言え共通で常識外れレベルの攻撃能力及び防御能力……その状態で使える形態変化……と言う感じです…私の時はアルトリアさんのでしたのでとことん極限までに戦闘に特化し過ぎてますのでさっきのは基本的に周りに味方が居ない時に使った方が良いですね……。」

 

カズマ「はぁ……まあとりあえずは分かった…。」

 

リュウカ(本体)「性質的にはエンドノアやジェネシスと一緒だね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、そう捉えても良いです……まあ直球に簡単に言えば……私やお母さんがエンドノア又はジェネシスになる様な物です……付け加えて言えばその完全上位互換です……しかも……この形態の上も存在するので……もう一つの通称として…蛹形態とも言えます……ただ基本的にその上の形態になる必要は無いですがね……出来なくは無いですが……滅茶苦茶面倒ですし……コア形態とさっきの形態との組み合わせの方がまだまだ強いですからね………それに言い忘れてましたが……敵対時の時に限りますが……勿論対戦時も含めてですが……護衛の数が有限で数十体までその場に出せれる様に制限……そしてですが……みなさんはメタルギアREXはご存知だと思いますが……あの特徴を意図的に組み込んでます。」

 

カズマ「まさか……肉眼では見てなく……その護衛の目が頼りだと?」

 

リョウカ(本体)「その通りです……護衛は一度に出せれるのは数十体でその場に居るのが全滅した場合には再度出現させる為のリロードタイムが入ります……その間のみ直接本体にダメージが入る様に設定します……しかもその間は肉眼で頼らざる得ないので攻撃能力も制限されます……。」

 

一夏「なるほど……対戦時にはそこを狙うか……。」

 

リョウカ(本体)「ただ味方の時等は制限無しの無制限でしかも直接全方位が見えてるので問題は無いですよ……ただし……さっきも見たとは思うけどあの超巨大サイズが通常ですので……しかも最小サイズや更に巨大化は更にエネルギーを持ちいらないといけない……とてもじゃないけど潜入には向かないですよ……っがそれ以外なら無類の強さと万能差を発揮は出来ます……元々のサイズだけに目を瞑ればだけど……。」

 

カズマ「え?じゃあ…形態変化時は小さめだったが…アレもエネルギーを消費してか?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?形態変化時には最初は小さめの状態ですが……ほんの少し待てばあのサイズになります……直ぐにデカくなる訳じゃないです……ただサイズの問題は強化された設定能力ならデフォルトのサイズを設定出来ますのである程度は自由が効きます……因みにもう既に設定をいじって小さめのサイズに設定してますので問題は無いです……尚設定は如何なるタイミングでもいつでも何処でも自由自在に使用可能ですのでそこは気にしなくても良いです……。」

 

カズマ「そうかい…。」

 

リョウカ(本体)「さて、まだまだ時間はありそうですので……少し寝ますか……ここ最近忙しいかった上に連続で形態変化は流石に疲れるのでね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……それじゃあゆっくりとおやすみなさい…。」

 

リョウカ(本体)「……ええ、それじゃあ……到着したら起きます……。」

 

 

ピキィィィィン…パァァァン……!

 

コロコロ……

 

 

リョウカは部屋に行くと思いきや…その場で死んだ時と同様に宝玉化して眠りに入った……

 

 

リュウカ(本体)「………ゆっくりおやすみなさい…リョウカちゃん……。」

 

めぐみん「しかし何故に宝玉化して寝るのでしょうか……普通に寝れば良いのですが……。」

 

リュウカ(本体)「多分まだまだ警戒してるからでしょうね……何せこの世界だからね……寝てると言うよりかは仮眠です……だからこの姿が打って付けです……。」

 

カズマ「そうかい…って…これ今日これ言うの何度目か…?」

 

めぐみん「まあ兎も角……しばらくは警戒はした方が良いですね……。」

 

ヤマト(本体)「そうですね……。」

 

 

その後は一行達は警戒しながらも……最初の大陸……エステリアへと向かったのだった……

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第53話 淵森母神一家と決戦のイース大攻略【前章・後編】

どうもです、お馴染みのリュウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと…私達はとある日に突然強大な力が身に宿っていてそれに私とお母さんが困っていた所……初代の王であるアルトリアさんと同じく初代の姫のコルディアさんの授かった物のお陰で解消しました……そして更にある日……今度はイースの世界が又しても逆行したと聞き……そこへ再度向かいました……数々の道中のを蹴散らしながら私達はエステリアへと向かって行ったのです……と言う感じですね……それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

 

あれから数時間経過してようやく一行はエステリアへ辿り着き…バルバド港町へ上陸した……っが何故かまだリョウカは目覚めてない……ともあれ仕方なく港町を出ると……

 

 

ピキィィィィン……パァァァン…!!

 

スタッ…

 

 

リョウカ(本体)「ふぁ〜……良く寝ました。」

 

リュウカ(本体)「起きるのが遅かったじゃないですかリョウカちゃん。」

 

リョウカ(本体)「すみませんね、少々寝心地が良かったのでついついうっかりとね……お陰で少しはすっきりしましたよ。」

 

カズマ「そりゃ良い事だ…。」

 

リョウカ(本体)「さて景気に…あ、丁度良い所に……。」

 

魔物1『……グェ?』

 

 

ピシュン…!

 

ガシッ…!!

 

 

リョウカ(本体)「そぉれ!」

 

 

ヒョイ…!!

 

キィィィィン…!!!

 

 

魔物1『グェェェェ…!!!?!』

 

 

リョウカは瞬時に魔物の背後に回り込み……魔物を掴んでそのまま遥か上空へ片手で投げ飛ばした……

 

 

 

めぐみん「あらら………。」

 

リョウカ(本体)「………ドカン。」

 

 

ピキィィィィン…!

 

ボォォォォォン…!!!!

 

 

全員(リョウカ除く)『………!!』

 

 

 

リョウカが小さな声で呟くと同時に上空に放り投げられた魔物が突然爆死した……

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……何かしたの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、掴んだ瞬間に私のエネルギーを微量に注ぎ込みましてね?一定距離から離れると即座に超スピードで増大させて爆破………と言う設定にしてました……つまりは即席人間爆弾ならぬ即席魔物爆弾……にして放り投げた訳ですよ……まあ別にそんな事せずに普通に格闘攻撃で良くないか?って思うかもしれないけど……敢えてこれを選んだのは……敵に私達が来たと言う事……そして私達に手を出せばこうなる事を警告する為ですよ……だからわざわざ派手に爆破した訳ですよ……。」

 

ダグネス「そ…そうか……。」

 

リョウカ(本体)「ただ、やっぱり景気に1発が開幕魔物爆弾とは狂気の沙汰じゃ無い事ですがね……さて急ぎましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

その後一行は安定と信頼のミネアの町へ行って…あれこれして……毎度お馴染みのゼピック村にて神殿の鍵を入手……因みに銀の鈴は逆行の影響外だったので無事だった……そしてそのまま一行は神殿へと辿り着き……道なりに進んでボスの部屋前へやって来た……

 

 

リョウカ(本体)「相手は相変わらずジェノクレスでしょうと思うけど……魔法が使えないと分かるや否や接近戦を仕掛けて来るパターンが多いので……一応確認だけど……あの形態で捕食が可能ならその能力を奪う事も出来ると思うので……パッパとやっちゃいましょう。」

 

カズマ「やるんだな。」

 

リョウカ(本体)「ええ、相手が相手ですからね……それに此処に入ってから早速地形が大幅に変わってますからね……それに伴って敵も強い上に数も多い……だから短期決戦で行きます…。」

 

リュウカ(本体)「そうですね。」

 

 

それで一行達は門を潜って行った……

 

 

 

ギィィィィ……ガシャン…!

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!

 

ピシュン…!!

 

 

カズマ「随分と物々しい登場の仕方になったな……ジェノクレス。」

 

リョウカ(本体)「だろうね……さて……やるか。」

 

 

ピキィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ギュォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体:中枢)『………………。』

 

 

リョウカは早速中枢化……ジェノクレスと対峙した……

 

 

 

リョウカ(本体:中枢)『…………!!!』

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

ピシュン…!!

 

 

リュウカ(本体)「……此処は…?」

 

一夏「ダームの塔の中か…?これは…制御機構の所か?」

 

 

どうやら能力で一行達はリョウカの用意した空間へ転移した…

 

 

【エステリア編:第1ボス】

 

 

VS【決戦ノ煉獄魔術師:ルネ・ジェノクレス(キメラ個体・超強化個体・歴戦王個体・決戦個体(リベンジ個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【ジェノクレスの討伐】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【オリジナル(イースシリーズ)】曲名【holders of power(オリジン[淵森母神ver])】

 

 

地形【決戦用異空間:制御機構の間】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ジェノクレス『……………!!』

 

 

ピロピロピロピロ…!!!

 

ボォォォォォ…!!!

 

 

先制でジェノクレスはインフェルノをリョウカに放った……っが……

 

 

ピカァァァァン…!

 

ガキィィン…!!!

 

ボォォォォォ…!!!!

 

 

ジェノクレス『………!!』

 

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカの常時展開している結界で倍以上に跳ね返された……とは言えジェノクレスも慣れたのか簡単にテレポートで回避……

 

 

リョウカ(本体:中枢)『………!!』

 

 

ギュォォォォン…!!!

 

ミチミチミチミチ…ブチッ…!!

 

 

リョウカは更に巨大化して今度は2つに分離……

 

 

シオリ「分離…!?」

 

零月「一体何を…?」

 

 

リョウカ(本体:中枢)『……………。』

 

 

ピシュン…!

 

ギュィン……ギュィン……ギュィン……!!!

 

 

リョウカの周りに無数のビットを展開……もう一方も同様に無数のビットが展開された……ただしビットの形状はリョウカの居る方はそのままだが……もう一方は菱形……そう……まるでヨグレクスとオムルガンと同じスタイルになっている……

 

 

カズマ「まさかこれって……ヨグレクスとオムルガンの…!」

 

リュウカ(本体)「だとすれば……っは!」

 

 

ピシュン…!

 

ピカァァァァン…!

 

 

リュウカ達は何かを察したのか安全地帯に退避して結界で覆った……

 

 

ジェノクレス『………?』

 

リョウカ(本体:中枢)『……………。』

 

 

 

ギュォォォォン………

 

 

ジェノクレス『……!?』

 

 

ポォォピィィ……ポォォピィィ…!!

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

リョウカともう一方が移動を開始……∞機動をし始め……それぞれのビットは移動に合わせて回転しながら攻撃を開始……

 

 

ジェノクレス『……!!』

 

 

ピシュン……ピシュン…!!

 

チュドォォォォン……!!

 

ボォォォン…!!!

 

 

ジェノクレス『………!!』

 

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカ(本体:中枢)『……………。』

 

 

ジェノクレスは魔法が効かないと分かるや否や今度は接近戦に切り替えたのか……リョウカの方へ……ではなく…誤認したのかもう一方の方へ行った……

 

 

ブォォン…!

 

バシャン…!!!

 

 

ジェノクレスはもう一方の方に殴り付けたが偽物なので空っぽ……

 

 

ジェノクレス『……!?』

 

リョウカ(本体:中枢)『……………。』

 

 

ジェノクレス『…………!!………!?』

 

 

ジェノクレスは腕を引き抜こうとするが完全に嵌ってしまったので中々抜けない……しかも魔法が使えなくなっていた……

 

 

ギュイン……ギュィン……ギュィン……!!

 

 

ジェノクレス『………!!!?!』

 

 

もう一方の方は嵌った腕を仲介してジェノクレスを取り込みに掛かった…そう捕食だ……

 

 

ギュィン……ギュィン……ギュィン…!!

 

 

ジェノクレス『…………!!!!』

 

 

ガシッ……!

 

ブチッ…!!!

 

ブシャァァァァ…!!!

 

 

カズマ「なっ…!?」

 

リュウカ(本体)「なるほど…!腕を犠牲にして抜けたか…!」

 

 

ジェノクレスは一か八か……残ったお片腕で嵌った腕を引きちぎって脱出……無論大量出血と言う重傷だ………

 

 

リョウカ(本体:中枢)『…………!!』

 

ジェノクレス『…………!!』

 

 

ッバ…!!

 

キュィィィィィィン…!!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

 

流石のリョウカもこの行動に呆気を取られた……しかしその一瞬を見逃さなかったジェノクレスは最後の残った力で最大出力の魔力砲を今度は確実にリョウカの方へと放った……

 

 

リョウカ(本体:中枢)『…………!!』

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!」

 

 

ピキィィィィン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

めぐみん「……!?リョウカちゃん…!!!?」

 

リュウカ(本体)「……っ…!?リョウカちゃぁぁぁぁん…!!?」

 

ジェノクレス『……………。』

 

 

流石に常時展開の結界も一瞬と言う隙を狙われた上に結界が防げる威力を上回っているので直撃……超規模の爆発を起こした……流石に一行達も悲痛の叫びが響いた…………

 

しかし………

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

 

全員『………!?』

 

 

(処刑用BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【心火の紅焔】)

 

 

ピキィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

 

リュウカ(本体)「まさか……!?」

 

カズマ「暴走か…!?」

 

母核リョウカ(本体)「……!!いや違う…!これは…!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ギュォォォォン…!!!!

 

ビキビキビキビキ…!!!

 

ガッシャァァァン…!!!

 

ズシィィィン…!!!!

 

 

全員『………!!!?』

 

 

処刑用のBGMと共にリョウカが変化……中枢のコアから超巨大な巨神となって現れた……骨格はワンダと巨像のドルミン型の巨人がメインで…姿形はなんとエンドノアの巨神化にあの中枢形態時のコアが胸部のコアに収まっている………背部には巨大な紅い天使の輪らしき形状の二重でが展開されている……尚他に細かい変化点は身体中にエネルギーの膜を覆っている事と……頭部に巨大な角が左右と額から生えていて……特に額の角は天をも貫く程の鋭利……左右の巨大な角は王冠の様に形成されている……さてだが骨格がドルミン型と言った……その為腕が長く手は巨大化……脚も長いしデカいが這って移動する事を想定してるのか骨格は猿型に酷似したゴリラ型っと言う感じの中途半端な感じの異形な巨神らしさになっている…

 

因みにサイズはめちゃくちゃ超巨大と言ったが……変化の際についでに決戦場も巨大化されているが……その9割を占拠していると言えば分かるだろう……(もっと分かり易く言うなら……超天元突破したグレンラガンの数百倍以上…)

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)『グオォォォォォォォン…!!!!!!!』

 

全員『…………っ…!!』

 

 

リョウカは天を擡げながら咆哮……それだけで全員が疼くまる程の大音量で超猛烈な暴風に逢う程の風圧が発生した……まあ一応結界のお陰で風圧だけは防がれたが……この咆哮だけは防げれない……

 

 

カズマ「で……デカい…!」

 

母核リョウカ(本体)「アレが……あの形態の覚醒形態ですか…道理でリョウカちゃん自身も余りその形態になる事を嫌う訳ですよ…。」

 

エクレール「見た所……移動能力に難があり過ぎる様な気がするね……。」

 

ジェノクレス『………!?』

 

リョウカ(本体:アルトリア)『オオォォォォォォォォォ……!!!!』

 

 

 

グィィィィン…!!

 

ガシッ……!!

 

 

ジェノクレス『……!?』

 

 

ガバァ…!!

 

グシャァ…!!

 

 

全員『………え?』

 

リョウカ(本体:アルトリア)『グオォォォォォォォン……!!!!』

 

 

一行達の他所にリョウカはジェノクレスを掴み……そのまま捕食した……

 

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピキィィィィン……!!

 

パァァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「……戻って来れた……。」

 

カズマ「……その様だな……リョウカは?」

 

リョウカ(本体)「此処ですよ。」

 

母核リョウカ(本体)「いつの間に…怪我は?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ……一応は……ただ緊急でしたので不完全体だった……。」

 

カズマ「アレで不完全体?」

 

リョウカ(本体)「ええ、完全体ならもう少しまともな姿だと思いますが……少々難が有りますね……。」

 

リュウカ(本体)「そっか……ん?あれ?」

 

一夏「どうした?」

 

リュウカ(本体)「……壁が壊れない…?まさか倒せれてない…?」

 

リョウカ(本体)「いえ、入り口の扉は開いてます………ん?………なるほど、壊れないなら壊せ……って言う意味ですか……。」

 

千冬「壊れないなら壊せって……それはどう言う意味だ?」

 

リョウカ(本体)「あの壁を見てみなさい……僅かにヒビが入っているでしょう?戦闘前は無かった……しかし今は無い筈のヒビが出来てる……つまりはそう言う事です。」

 

めぐみん「なるほど……しかし如何にヒビが出来てるって言っても壊すにしろ……生半可な攻撃力じゃあ壊れなさそうですよ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、まあ丁度良いです……さっきは失敗しましたが……今度は成功させましょう……先ずその前に……来て、エンドノア。」

 

 

ピシュン…ズシン…!

 

 

リョウカはエンドノアを呼び出したが……何故か色合いと雰囲気が変化していた……色は確かにエンドノアがメインだが……所々にジェネシスの色が混ざっていたりしている……後微妙に姿が変わっていて……何時もの角が追加されたり……頭部と肩部と両腕(腕装着時のみ)胸部と脚部(脚部装着時のみ)に甲殻と外骨格が装備されていて防御力がアップ……

 

 

エンドノア(本体)『………?』

 

リョウカ(本体)「あれ?貴女いつの間にか雰囲気と色が変わってますね……。」

 

リュウカ(本体)「多分私達の影響を受けたからですよ……。」

 

リョウカ(本体)「ですかね……さてと始めよう。」

 

 

ピキィィィィン…!

 

ギュォォォォン…!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

エンドノア(本体)『オオォォォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ピキィィィィン…ジリジリジリジリ…!!

 

ギュォォォォン…!!!

 

 

 

リョウカとエンドノアは同時に蒼白い球状に包まれて…徐々に近付き……

 

融合し覚醒………

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

ビキビキビキビキ…!!

 

ガッシャァァァン…!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

エンドノア(本体:巨神)『グオォォォォォォォン…!!!!』

 

 

突然変異したエンドノアと中枢化したリョウカと融合した姿は、先程のと比べてみると……やはり完全体なのか完全に直立二足歩行化……更に姿は胸部のコアはリョウカが収まっている中枢が収まって……全身に至って外骨格と甲殻で包まれて正に鎧武者っとばかりの見た目だ…とは言え隙間部分からエネルギーが溢れていたりもしている………両手には得意武器の一つ……超巨大な大刀剣を二刀流で構えている……

 

 

リュウカ(本体)「凄い変化ですね……これがそうかな?」

 

カズマ「ガチで鎧武者らしい見た目だな……。」

 

 

ザーッ……

 

 

リョウカ(本体:中枢)『離れて。』

 

全員『……!!』

 

 

直接脳内にリョウカの声が聞こえ……リョウカの指示に従い離れると……

 

 

グィィィィン……ブォォォン…!!

 

ズガァァァァン…!!!

 

 

エンドノアがヒビ割れた所に目掛けて二刀流の大刀剣でX切りをぶちかまして破壊した……

 

 

ピキィィィィン……パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「よっと……まあこんな感じですね……。」

 

エンドノア(本体)『……………ギュイ…。』

 

エーベル「おお、流石だな。」

 

リョウカ(本体)「なってみて分かったのですが……どうやらこの子…いえあの子達は私達と同様に完全体になっている様です……名前は……【最終究極禁忌淵源混沌母神生命体:パーフェクト・カオス・クリアノート】……と言う種族名になっています……二つで一つと言う意味合いなのか全生物界で最上位種の突然変異個体ですね……理由は不明ですが……ただエンドノアとジェネシスと融合しているので二つの能力が合わさっていると言う感じです……ただ名前が変わろうが私はこの子の名前を変える気は無いですがね……勿論ですがお母さんの方にも有るジェネシスも同様でしょう……同じく理由は不明ですがね……とは言えだけど、傾向的にはやっぱりこの子は破壊特化なのは変わらないだろうしジェネシスも創造特化なのは変わらないでしょうね……。」

 

カズマ「イメチェンかと思ったらまさかの完全体か……まあ良いが……。」

 

リョウカ(本体)「さてと…いよいよ地下に行きますか……。」

 

リュウカ(本体)「ええ。」

 

 

その後一行は地下へ進出……大幅に変化した地形には苦戦したが……どうにか最深部までやって来た……

 

 

リョウカ(本体)「ふ〜…ようやく辿り着きました…地形が変わり過ぎて何処に何が有るのかも探すのも大変ですよ……。」

 

一夏「あ〜…全くだ…ってか更に言えば暗過ぎだぜ。」

 

リョウカ(本体)「やれやれ……さてと後はこの鍵を差し込んで……。」

 

 

 

リョウカは門に鍵を差し込み門を開錠した……

 

一行達は門を潜って行った……

 

 

 

ギィィィィ……ガシャン…!!

 

 

リョウカ(本体)「もう閉じ込められました……。」

 

メリー「……だけど変化が無いわ……けど強大な反応だけは有るわ……。」

 

リュウカ(本体)「でもあの壁画が無い………何処です?」

 

エンドノア(本体)『……………?…………!!!』

 

 

ピキィィィィン……パァァァン…!

 

ズシィィィン…!!!

 

ブォォォン…!

 

バキィィン…!!!

 

ズガァァァァン…!!!

 

 

全員『………!!』

 

エンドノア(本体)『グオォォォォォォォン…!!!!』

 

ニグティルガー『ギィィィィ…!!』

 

 

 

エンドノアは敵意を感じて即座に巨大化……何時もの多脚型機動要塞形態になり…御自慢の両腕で奇襲を仕掛けようと落下して来たニグティルガーをブン殴って地面に叩き落とした……尚殴られたニグティルガーは叩き付けられたものの……ダメージを最小限に抑える為に受身を取っていた……

 

 

リョウカ(本体)「まさか上から…!どうやら私達の事を知った上で奇襲を仕掛けようとしたのでしょう…!ありがとうエンドノア!」

 

エンドノア(本体)『グオォォォォォォォン…!!』

 

カズマ「さてコイツは相当厄介だな…!コイツまさか!」

 

リュウカ(本体)「ええ、間違い無くコイツは…!前世の記憶持ちで尚且つ前回の同一個体!しかも以前に比べて更に強大!生半可で挑めば呆気なく返り討ちに遭う…!」

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァ…!!!!』

 

 

ニグティルガーは咆哮を上げて一行達に襲い掛かった………

 

 

【エステリア編:第2ボス】

 

 

VS【決戦の古代猛電毒大百足:ルネ・ニグティルガー(キメラ個体(アニメ&オリジン個体)・決戦個体(リベンジ個体)・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

勝利条件【ニグティルガーの撃破】敗北条件【味方の全滅】

 

 

戦闘BGM:作品名【オリジナル(イースシリーズ)】曲名【holders power(オリジン[淵森母神ver]】

 

 

地形【サルモン神殿:地下深奥部】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

リョウカ(本体)「………!!」

 

 

 

シュワッ…!

 

ピキィィィィン…ギュォォォォン…!!!

 

 

リョウカは開幕中枢化した………尚今回はビット多めだ………

 

 

リョウカ(本体:中枢)『………………。』

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァ…!!!!』

 

 

ググググググググ…!!!!

 

シュワッ…!!!

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァ……!!!!!』

 

 

ニグティルガーは相変わらず先制攻撃でリョウカへ初手から切り札であるチャージ大突進を実施……しかし……

 

 

ピシュン…!!!

 

 

ニグティルガー『………!?』

 

 

ズサァァァ…!!!

 

 

ニグティルガー『ギィィィィ…!!!』

 

リョウカ(本体:中枢)『………………。』

 

 

 

中枢化したリョウカは最早当たり前の様にテレポートで回避……

 

 

エンドノア(本体)『グオォォォォォォォン……!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

ブッピュゥゥゥン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

 

ニグティルガー『………!!!』

 

 

シュワッ…!!!

 

チュドォォォォォン…!!!

 

 

ニグティルガーはエンドノアからの口部の高出力のプロトンビームを華麗に回避……

 

 

ギュィィィィン……!!!!

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァ…!!!!』

 

 

ニグティルガーは回避した弾みを利用して……今度はエンドノアの脚を狙った薙ぎ払いを実施……っが……

 

 

ガキィィィィン…!!!

 

 

ニグティルガー『………!?』

 

エンドノア(本体)『………?』

 

 

案の定エンドノアの脚…と言うよりかは脚部はそもそも追加パーツに過ぎない上に対リョウカ達との戦闘も想定されてるのかニグティルガー程度の攻撃ではびくともしなかった……

 

 

ニグティルガー『………!!ギシャァァァァァ…!!!』

 

 

ガバァッ…!!

 

ググググググググ…!!!

 

シュワッ…!!!

 

ギュィィィィン…!!!!

 

 

ニグティルガーは口を大きく開き……その状態のまま再度今度はリョウカへ矛先を向けて飛び掛かった……っが………

 

 

リョウカ(本体:中枢)『………………。』

 

 

ミチミチミチミチ…!!!

 

ガキン…!!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

ピギャン…!!!!

 

 

ニグティルガー『………!!?』

 

 

ピキィィィィン…!!

 

ズッドォォォォォン…!!!!!

 

 

 

中枢化したリョウカが変形して……まるでラミエルの様に何と迎撃用の高出力レーザー砲で攻撃……今度は直撃…しかも体内に直接浴びせられたので大ダメージ………

 

 

ミチミチミチミチ……ガキン…!!

 

 

リョウカ(本体:中枢)『………………。』

 

 

フワァァ…!!!

 

ギュイン……ギュイン……ギュイン…!!!

 

 

ニグティルガー『ギ……ギィィィィ………ギシャァァァァァ…!!!!』

 

 

ググググググググ…!!!

 

ギュイン……ギュイン………ギュイン…!!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァ…!!!!』

 

 

シュワッ…!!!!

 

 

リョウカ(本体:中枢)『…………!』

 

 

キュィィィィン……ピギャァァァァァァァ…!!!!!

 

ブッピュゥゥゥン…!!!!!

 

 

ニグティルガーとリョウカは同時に必殺の一撃を放った……リョウカは周囲のビットを展開……コアであるリョウカ自身を露出させ…コアにエネルギーを集中させた超圧縮超重力最終淵森母神波動砲をニグティルガーに放ち……ニグティルガーは残った力と生命力を全て注ぎ込んだフルパワー超大突進を実施……目にも止まらぬ速さでリョウカに迫る………

 

 

そして………

 

 

ピキィィィィン…!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「……!?みなさん伏せて…!!!結界…!!!」

 

 

ピカァァァァン…!!!

 

 

攻撃が命中すると同時にリュウカは最大級の結界を張って味方全体を守りに入った……

 

……その直後………

 

 

ズッドォォォォォン…!!!!!!!

 

 

一瞬……全ての音と光……色を完全に奪い去り……その直後に超々規模の大爆発が発生……文字通り全て包み込んだ……

 

 

【戦闘終了】

 

 

リュウカ(本体)「………う…いっつつ……みなさん……大丈夫ですか…?」

 

一夏「お〜……何とか無事だ……。」

 

めぐみん「一体…どうなったのですか…?リョウカちゃんは……?」

 

束「……!アレ見て!」

 

リュウカ(本体)「……!リョウカちゃん!」

 

 

最後に残っていたのはピンピンしているエンドノアと……ふらふらして今にも力尽きて倒れそうなリョウカが生き残っていた……

 

 

リョウカ(本体)「ぜぇ……はぁ………っ……!はぁ……まさか…ここまで消耗するとは…ね……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!大丈夫…!?」

 

リョウカ(本体)「ええ……どうにか生きてますよ……げふ…!少し無茶が祟りましたね……消耗し過ぎました……。」

 

めぐみん「……ふぅ……とりあえず生きてて良かったですよ……アレらが有ってもまだまだ苦戦するなんてやはり只者では無いですね……。」

 

リョウカ(本体)「ええ………って言うよりも……すみません……誰か私を頼みます……もう動けれません。」

 

リュウカ(本体)「良いですよ……ほら……もうゆっくり寝ていて下さい。」

 

リョウカ(本体)「すみません………それじゃあ御言葉に甘えて………す〜……く〜……。」

 

 

リョウカはリュウカに抱き抱えられて疲れ切った事と消耗し過ぎた事による負担で直ぐに眠りについた………

 

 

カズマ「お…!イースの本見つけた!でもやっぱ此処には居ないな……アイツら逆行の影響受けて無いのか?」

 

アクア「さぁ?分からないわ……。」

 

リュウカ(本体)「とりあえず脱出しましょう……どうやらさっきの戦闘で此処が間もなく崩壊する様です……。」

 

一夏「マジかよ……そんじゃあさっさと脱出しようぜ。」

 

めぐみん「ええ。」

 

 

その後一行達はテレポートで脱出……その直後に神殿が崩壊したのだった……

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第54話 淵森母神一家と決戦のイース大攻略【終章・前編】

やあ、まあお馴染みかどうかは知らないけどオワタリョウカだよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…私達はエステリアに上陸して、敵を薙ぎ倒しながら神殿へと到着……大幅に地形が変わっていたが必要な物を手に入れ……ジェノクレス……ニグティルガーの2体を撃破……一つ目のイースの本を入手した……まあこんな物かな?それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

一行達はどうにかサルモン神殿を攻略した……

 

 

リュウカ(本体)「やっぱりもうサラさんがお亡くなりになりましたか……今回はバキュ=バデットに行かないタイプかな?」

 

メリー「いいえ、どうやら行くみたいよ……。」

 

カズマ「は?どう言う事だ?」

 

メリー「廃坑の奥深くに…確かに強大な反応が有るけど……そこにはイースの本は無いわ。」

 

千冬「何!?」

 

リュウカ(本体)「そう言う事ですか……バデットに行くには廃坑から行くしかないっと?」

 

メリー「そう言う事ね……しかもバデットへの道とバデットからイースの本は一本道よ……ただし廃坑は大幅に変わっているわ……そこは気をつけて。」

 

カズマ「だな……。」

 

 

そして一行は廃坑前へ辿り着いたが……

 

 

リュウカ(本体)「門が有る……。」

 

めぐみん「本当ですね………む?開かないですよ……。」

 

 

どうやら廃坑の入り口に例の門が有って…しかも鍵穴も無く…かと言って何度か弄ってみてもうんともすんとも言わない……

 

 

千冬「くそ!開かん!出入り口は此処だけしか無いのに!何故だ!」

 

リュウカ(本体)「ちょっと待って……この門に何か書いて有る………これは…!……………。」

 

一夏「おい、何て書いてある?」

 

リュウカ(本体)「…………難しい感じですが……要約すると……『本体の神森リョウカのみ開錠・ダンジョン攻略可能【※他のメンバーは待機・テレポート使用不可能】』………っと書いてあります。」

 

オワタリョウカ(本体)「はい?ふざけていらっしゃるのですか?リョウカちゃんのみで行けと?」

 

カズマ「ガチでリョウカのみだな………こんなふざけた事だが……。」

 

母核リョウカ(本体)「でもせめてエンドノアも一緒なら良いですが……。」

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「ふぁ〜……どうやら随分と厄介な事になってますね……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!もう身体は!?」

 

リョウカ(本体)「何とかね……どうにか如何なる相手でも最低でも一戦ならどうにかなります……この後の事は一切保証は出来ないですが……。」

 

束「で…でも幾ら何でも!」

 

リョウカ(本体)「無謀でしょう……一応能力を使えばエンドノアだけなら連れて行けます……後待機メンバーでたった1人のみ連れて行けるので……エンドノア含めて私と待機メンバー1人のみ……勿論その中にはお母さんも入ってます……っが如何に私と言えど一度連れて行ってしまえばもう戻すのは不可能……戦闘含めて脱出も考慮しないといけない……そして……残った待機メンバーには……文字通り私を操作してもらいます……。」

 

一夏「操作って……どう言う?」

 

リョウカ(本体)「………こんな事も有ろうかとね、ずっと前からお母さん達の総力でまあ本来の用途は滅茶苦茶違いますが……一種のゲーム感覚として私達の操作が出来ると言う装置を総司令旗艦の艦長及び総司令席に操縦する私達の全操作が可能なシステムを搭載しました……ただし今回は試験で私のみに設定されてます……操作に関しては……そうですねお母さん。」

 

母核リョウカ(本体)「……私ですね……。」

 

リョウカ(本体)「そして着いてくるメンバーは勿論お母さんです……。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

リョウカ(本体)「後……私達の状況と状態等を全てモニターに出来る様に同様に艦長及び総司令席及び艦橋のブリッジの窓を利用したモニター画面システムを用意しました……それらの解説はデルフィ及びジェフティが教えてくれます……勿論CALLに関してもです……さてと……そろそろ行こうかな……廃坑の奥深くに懐かしい物も有る様です……ついでにそれも拝借しましょう……。」

 

カズマ「んじゃあ俺達はお前らが無事に戻って来られる様に無線等でアシスタントする……バデットのゴール地点で合流するぞ。」

 

リョウカ(本体)「ええ…それとミドルタイプのホバーバイクを使います。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ。」

 

リョウカ(本体)「それじゃあみなさん……また会いましょう。」

 

零月「うん……。」

 

 

その後リョウカとリュウカとミドルタイプのホバーバイクを残して一行達は龍華大和へ戻って……バキュ=バデットへ先行して行った……

 

 

リュウカ(本体)「それでどうやって開けます?」

 

リョウカ(本体)「先ず私が開けて……開いた直後に能力で門を固定……その瞬間に私とお母さんが乗ったホバーバイクで一気に廃坑へ突入します……時間は無いですよ………。」

 

リュウカ(本体)「え?何で時間が?」

 

リョウカ(本体)「どうやら敵も此処を何が何でも死守しようと躍起になって来てます……この出入り口も間も無く魔物の大軍が押し寄せて来ますし……その道中も敵だらけです……その中を突っ切ります……。」

 

リュウカ(本体)「そうなのですか……。」

 

リョウカ(本体)「お母さん、バイクを起動して待機……私は後部座席から援護します……ただし援護するにしても廃坑内に入れば第一ゴール地点の廃坑深奥部まではお母さんの操作が頼りです……なのでお母さんが操縦しながらみなさんの目になって下さい……。」

 

リュウカ(本体)「分かった……。」

 

リョウカ(本体)「さて………どうやら来ました!魔物の大軍です!」

 

リュウカ(本体)「………!!」

 

 

リョウカに言われて背後を見ると魔物の大吟勢が接近していた……

 

 

リョウカ(本体)「さぁ!行きますよ!」

 

リュウカ(本体)「……!!」

 

 

シュワッ…!

 

カチッ…!

 

ブルゥゥン…ブォォォォォン…!!!

 

 

リュウカは間髪入れずホバーバイクに跨りエンジンを起動……

 

 

ピーッ…!

 

ピカァァァァン…ゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ガシャン…!!

 

 

リョウカ(本体)「っは…!」

 

 

ピキィィィィン…!

 

 

リョウカは門が完全に開錠したのと同時に能力で停止させてホバーバイクの後部座席に跨った……

 

 

リュウカ(本体)「行きますよ!リョウカちゃん!しっかり掴まって!」

 

 

ブォォォォォン…!!!

 

バフゥゥゥゥン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴ…ガシャン…!!!

 

 

リョウカとリュウカは門を潜って行き……それと同時に門も勢いよく閉じて……完全に施錠された………

 

一方で待機メンバーも……

 

 

母核リョウカ(本体)「さぁ!始めますよ!みなさんの指示とお姉ちゃん達が頼りです!頑張りましょう!」

 

全員『了解!』

 

 

リョウカの全操作を母核リョウカに全てが託された……

 

 

ミッション【廃坑の最深部へ目指せ!】

 

 

成功条件【目標地点まで到着】失敗条件【リョウカ又はリュウカの撃破】

 

 

(戦闘BGM:作品名【メタルギアシリーズ】曲名【Desperate Chase】(※待機メンバーのみ聞こえる))

 

 

地形【廃坑:全域】

 

 

【作戦開始】

 

 

ザーッ……ザーッ……

 

 

リョウカ(本体)『聞こえますね?みなさん?』

 

母核リョウカ(本体)「はい!聞こえますよ!」

 

リョウカ(本体)『今は周り含めて説明完了まで…私達及びみなさんを除いた全体の時間を止めてます……時間が惜しいので手短に説明します………先ず使用可能行動については……【視点移動及び照準・武器又は装備品選択及び使用・防御又は回避・スペル又は必殺技選択又は使用】以上です……使用武器又は技は片手で使える物で尚且つ周囲に被害が余り出さない物に限ります…………。」

 

ジェフティ(コア)「ではリョウカさん、操作方法及び画面情報を説明します……操作はMGS4時代のカーチェイス時と同様の操作方法……その中で防御又は回避……スペルと必殺技が追加された程度……それらの選択及び使用するには専用のボタンが追加されてますのでそれを入力して下さい……ただし防御は常時ではなく一瞬のみです……勿論回避も一瞬のみですので慎重の入力して下さい……スペル及び必殺技は自由に使える訳では無く専用のゲージが設けてあります…………それでは最後に画面の説明です……画面左上に……プレイヤー…つまみリョウカさんの体力及び気力…そして必殺及びスペルゲージが儲けられます……体力及び気力は自動で回復しますが必殺及びスペルゲージは自動では溜まらず……敵に攻撃を当てる等してゲージを一定以上貯めなければいけません………そこは注意して下さい……次にその直ぐ下にはリュウカさんの体力及び気力及び必殺及びスペルゲージ……そして搭乗しているホバーバイクの耐久力です……この内リョウカさん又はリュウカさん……そしてホバーバイクのいずれかの体力若しくは耐久力が無くなればゲームオーバー……死亡します……なので操作を誤らず確実にゴール地点までサポートして下さい………因みにホバーバイクの操作はリュウカさんが全自動で行います……ゴール地点までも既にリュウカさんには伝えてます……では頑張って下さい。」

 

母核リョウカ(本体)「分かりました!」

 

リョウカ(本体)『では再会します!』

 

 

そして時間が動き出してリョウカとリュウカも動き出した……

 

 

 

ブォォォォォン…!!!

 

 

魔物1『敵発見…!!!』

 

魔物2『逃すなぁぁぁ…!!!』

 

リュウカ(本体)「前方!敵!」

 

母核リョウカ(本体)『ええ!』

 

リョウカ(本体)「喰らいなさい!!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

チュドォォォォォン…!!!

 

 

魔物1&2『ぐわぁぁぁ…!!!?』

 

 

ブォォォォォン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「階層を移動しますよ!暗さにも注意して!」

 

 

【廃坑:第2層】

 

 

ブォォォォォン…!!!

 

バババババババババ…!!!

 

ズチャァ…!!!

 

 

魔物3『ぐわぁぁ…!!腕がぁぁ…!!?』

 

 

カチッ…!

 

バシュゥ…!!

 

ボォォォン…!!!

 

 

魔物4『どわぁぁぁ…!!!?』

 

リョウカ(本体)「流石ですね!お母さんにみなさん!さぁ!次が最後の層です!」

 

 

ブォォォォォン…!!!

 

 

【廃坑:第3層】

 

 

魔物5『何としてでも食い止めろぉぉ…!!!』

 

リュウカ(本体)「っち!次から次へと!鬱陶しいです!」

 

リョウカ(本体)「ならば私の一撃で道を切り開きます!」

 

カズマ『リョウカ今だ!スペルを使え!』

 

母核リョウカ(本体)『これです!スペル!【究極爆裂[ファイナルマスターエクスプロージョン]!』

 

リョウカ(本体)「いっけぇぇぇ…!!!」

 

 

キュィィィィン…ポォォピィィ…!!!

 

ピキィィィィン…ズッドォォォォォン…!!!!

 

 

魔物供『ぎゃぁぁぁぁぁぁ…!!!!』

 

リュウカ(本体)「さぁ!突っ切りますよ!!」

 

 

ブルゥゥン…ブォォォォォン…!!!

 

バフゥゥゥゥン…!!

 

 

そしてリョウカとリュウカは廃坑の最深部のゴールゲートを潜り抜けて……最深部まで辿り着いたのだった……

 

 

 

【作戦成功】

 

 

 

リョウカ(本体)「よっと……ふ〜…何とか辿り着いた様ですね……。」

 

リュウカ(本体)「よいしょっと……そうですね……此処は地下神殿の様ですがやっぱり大きく変わってますね……。」

 

 

リョウカとリュウカが辿り着いた地下神殿は……やはり大きく変わり……中央には決戦場らしい円形型の大広間が広がっており……その周りには水路が出来ている……そして最奥には超巨大な門が存在している……

 

 

ピシュン…!

 

 

リュウカ(本体)「さてとホバーバイクは仕舞いましたよ…。」

 

リョウカ(本体)「ありがとう……ん?アレ見て!」

 

リュウカ(本体)「……!アレは…!」

 

カズマ『コイツは…!【メタルギアREX】…!?何で此処に!?』

 

リョウカ(本体)「分からない……それとどうやらもう一つ……アレも……。」

 

リュウカ(本体)「ん?アレは………神森龍華(リョウカ)型?」

 

リョウカ(本体)「懐かしいですね……とは言え此処では使えるとするならREXでしょう……龍華(リョウカ)型は回収しましょう……。」

 

リュウカ(本体)「ですね……。」

 

 

リョウカとリュウカは龍華(リョウカ)型に近寄り龍華(リョウカ)型を回収した……

 

 

リョウカ(本体)「………お母さん、REXが起動出来るかどうか急いで調べて……どうやら来た様です……。」

 

 

バサバサバサバサ…!!!!

 

 

リュウカ(本体)「……!!リョウカちゃんは…!?」

 

リョウカ(本体)「私が……いえ……私とエンドノアで相手になります……お母さんは早く!」

 

リュウカ(本体)「う……うん……でも……、」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です……信用して。」

 

リュウカ(本体)「……うん。」

 

 

 

リュウカは鎮座しているメタルギアREXのコックピットに乗り込み起動が可能かどうか……待機メンバーの中で束含むハッカーチームで総力を挙げて起動チェックに入った………

 

 

バサバサバサバサ…!

 

ピキィィィィン…パァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「…………なるほどね、それが真の姿と言う訳ですかヴァジュリオン?人化能力とは言え……私達を似せるとは見事ですよヴァジュリオン………。」

 

ヴァジュリオン「ふん、貴様達とは此処で決着を付けてやる……何度も何度もこの我を屈辱の末に地獄に叩き落とした貴様等との因縁の決着を着けてくれようぞ!」

 

リョウカ(本体)「面白い……それでこそヴァジュリオンですよ……だが私達もいい加減貴女とは決着を付けないとね……今度は私とこの……、」

 

 

ピシュン…!

 

ズシィィィン…!!!

 

 

 

エンドノア(本体)『…………!!』

 

リョウカ(本体)「……エンドノアの2体で相手になってやりますよ……誰も邪魔は入らない……とは言え2対1は厳しいでしょうが………これは戦いです……勝った方が勝者なのです……悪くは思わない事ね……っは…!」

 

 

シュワッ…スタッ…!

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ピカァァァァン…!!

 

 

エンドノア(本体)『グォォォォォォォ…!!!!』

 

ヴァジュリオン「ならば我も決着を付けてやる!行くぞ!小娘ぇぇ…!!!」

 

 

ピキィィィィン…パァァァン…!

 

 

ヴァジュリオン『グォォォォォォォ…!!!!』

 

 

リョウカと融合したエンドノアと人化を解いたヴァジュリオンと最後の戦いが始まった……

 

 

【エステリア編:第3ボス】

 

 

VS【決戦の召還吸血魔獣神:ルネ・マザーコア・ヴァジュリオン(キメラ個体(全載せ)・超強化個体・歴戦王個体・ヌシ化・決戦個体(リベンジ個体)・最高魔神王化】

 

 

【特殊魔族及び最高邪神討伐戦】

 

 

勝利条件【ヴァジュリオンの討伐】敗北条件【リョウカ又はエンドノアの撃破】

 

 

(戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【My Lord. Our.Brave】)

 

 

地形【廃坑:地下神殿】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ジェフティ(コア)『リョウカさん、エンドノアを使った操作方法を説明します……操作は基本的に自動で行われますが……攻撃……防御及び回避…スペル及び必殺技はこちらで操作する必要が有ります……一種のシュミレーションと同じでこちらから命令すればその行動を実施します……命令コマンドーはそれぞれのボタンで割り振られてます……最後に画面表示の説明をします……画面左上にリョウカさん及びエンドノアの体力と気力…そしてスペル及び必殺ゲージ……右上にはヴァジュリオンの体力及び気力ゲージ……左下及び右下にはそれぞれの命令可能な指示が表示されてます……左下のは防御及び回避命令系統……右下には攻撃及びスペル及び必殺命令系統……以上となります……尚言い忘れてましたが…時折QTEコマンドが表示される場合にはそれに対応したコマンドを入力して下さい。』

 

母核リョウカ(本体)『了解ですよ!』

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァ…!!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

エンドノア(本体)『グォォォォォォォ…!!!!』

 

母核リョウカ(本体)『貴女がそうするならこっちも!』

 

 

 

キュィィィィン…!!!

 

 

ドッキュゥゥゥン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

チュドォォォォォン…!!!!

 

 

ヴァジュリオンとエンドノアは同時にチャージブレスを放ち…それが衝突……大爆発を発生させた……

 

 

シュワッ…!

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

ヴァジュリオン『グォォォォォォォ…!!!!』

 

母核リョウカ(本体)『……!此処でコマンド…!それっ…!』

 

エンドノア(本体)『グオァァァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

ガシッ…!!

 

 

ヴァジュリオン『………!?』

 

 

 

ブォォォン…ブォォォン…ブォォォン…!!!

 

キィィィィィィン…ズガァァァァン……ズガァァァァン…!!!

 

メキメキメキメキ…ガラガラガラガラ…!!

 

ズッドォォォォォン…!!!!

 

 

エンドノア『グオァァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

母核リョウカの咄嗟のコマンド入力でカウンターが決まり……飛び掛かって来たヴァジュリオンを掴み……勢いよく投げ飛ばし……何度も柱を壊しまくり壁に激突…その衝撃で更に崩落が発生して瓦礫に埋もれた……

 

 

ズガァァァァン…!!!!

 

 

ヴァジュリオン(激昂)『グォォォォォォォ…!!!!!!!』

 

カズマ『どうやら今ので完全に激昂したみたいだ!気を付けろ!』

 

ヴァジュリオン(激昂)『………!!!』

 

 

ピシュン…!!!

 

 

エンドノア(本体)『………!!』

 

 

ブッピュゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォォン…!!!

 

 

エンドノア(本体)『………!?』

 

ヴァジュリオン(激昂)『ギシャァァァァァ…!!!!』

 

母核リョウカ(本体)「速い…!コマンドが間に合わない…!』

 

 

 

ザーッ……ザーッ……!

 

 

リョウカ(本体:中枢)『コレを使いなさい!』

 

母核リョウカ(本体)『……!これなら!……リミッター解除!』

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

ゴォォォォォ…!!!!

 

 

エンドノア(本体:アルトリア)『グオァァァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

 

両者共に本気になり第2ラウンドが開始……

 

 

ピシュン……ピシュン……ピシュン…!!!

 

 

ボォォォン……ボォォォン…!!

 

ズガァァァァン…!!

 

ドォォォォン…!!

 

 

母核リョウカ(本体)『っく!コマンドの要求スピードと感覚が早い…!でも負ける訳には行かない…!そりゃぁぁぁ…!!!』

 

 

母核リョウカの方も必死にリョウカ及びエンドノアの操作をして………

 

 

ヴァジュリオン(激昂)『グオァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

キュィィィィン…!!!!

 

 

エンドノア(本体:アルトリア)『グオァァァァァァァァァ…!!!!』

 

母核リョウカ(本体)『コレで終わりよ!!必殺ファンクション!』

 

エイダ(コア)『アタックファンクション【ファイナルビックバンノヴァキャノン】。』

 

 

キュィィィィン……キュィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ポォォピィィ…!!!!

 

ドッキュゥゥゥン…!!!!

 

ピキィィィィン…ズガァァァァン…!!!!

 

 

ヴァジュリオンとエンドノアが同時に必殺の一撃を発射し……最初の時と同じく衝突……しばしの拮抗の後……

 

 

ジリジリジリジリ…パァァァン…!!!

 

 

ヴァジュリオン(激昂)『………!!?』

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォン…!!!!!

 

 

エンドノアの攻撃がヴァジュリオンの一撃を打ち消し……そのままヴァジュリオンを飲み込んだのだった………

 

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

 

リョウカ(本体)「ふ〜……。」

 

ヴァジュリオン「ぐぅ………何故だ………何故勝てん……?」

 

リョウカ(本体)「…………やっぱり貴女は私と似てます………。」

 

ヴァジュリオン「………何……?」

 

 

フワァァ……スタッ……

 

 

リョウカ(本体)「………私も最初は力に溺れていましたよ……いえ大昔の前世のお母さんですね……力に溺れ過ぎた末路は…孤独………1人では何も出来ない場面にぶち当たった…………そして……惨敗………そこから狂い始め……復讐への道へ辿った別の時間軸の私達も大勢居ましたよ………っが結局……その末路は……敗北……又は死……例え勝てたとしても復讐は何も生まない……しかし復讐を遂げなければ先へは行けれない時も有ったでしょう……っがそれは偽薬…………後に気付いて後悔して結局は自ら死を選ぶ……………そんな別時間軸の私達も居ました………だからこそ貴女は私と似ている…………そしてそれが私達に勝てない決定的な証拠ですよ…………力を求めた者は死有るのみ………そしてたった1人じゃあ何も出来ない……同格相手に…個が勝つか……多が勝つか……それの違いです………貴女は最後まで結局は力に溺れ過ぎた上に復讐にだけ求め……1人だけで挑んだ……それこそ間違いだったのですよ…………。」

 

ヴァジュリオン「………………。」

 

リョウカ(本体)「…………だけど、その執念とその力だけは良い物です………確かとある人物が言っていた台詞が有りましたね……今の貴女に送る最高の言葉です………『いいセンスだ。』………ですよ。」

 

ヴァジュリオン「…………!!!?……ふ……ふふふ……あーっはっはっはっは…!!………そうか……そう言う事か………全く貴様らには勝てん訳か………。」

 

リョウカ(本体)「そうです……言っておくけど私も1人じゃあ弱い存在ですよ………っがみんなが居てこその私で……私が居てこそのみなさんです……昔の貴女じゃあ到底理解出来ない事です………っが今なら分かるでしょう……何故勝てないか……その本当の意味を……。」

 

ヴァジュリオン「……………そうか………。」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ズガァァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「な…!?何…!?」

 

 

 

ザーッ……ザーッ……!

 

 

 

めぐみん『リョウカちゃん…!気を付けて!そこに魔物の大群が押し寄せてます…!!しかも何処から湧いたか不明だけど…!この廃坑を吹き飛ばす自爆型の魔物の大群も来てます!早く脱出して!』

 

ヴァジュリオン「………奴め……我の敗北を知って我々諸共消し去る気だな………。」

 

リョウカ(本体)「………でしょうね……アイツ……ダームならね……さて此処から脱出しないと…!」

 

ヴァジュリオン「……此処から脱出する所はもう一つだけ有る……あの門を潜って行け……。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます………貴女は?」

 

ヴァジュリオン「我は……此処に残る………。」

 

リョウカ(本体)「………!!正気ですか…!?幾ら貴女でも!」

 

ヴァジュリオン「ああ……死ぬだろうな……だがようやく分かった……この力が何の為に有るのか………敗北してようやく……ぬぅぅ…!」

 

 

ヴァジュリオンは傷付いた身体を鞭打ちながら立ち上がった……

 

 

ヴァジュリオン「……………此処は我に任せろ……貴様らだけでも逃げろ。」

 

リョウカ(本体)「………ヴァジュリオン………。」

 

ヴァジュリオン「…………ふ……良い物だな……理解するとな……とても清々しいな……。」

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

ヴァジュリオン「………そう悲しそうな顔をするな………貴様……いや……御主らしく無い………。」

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

 

メキメキメキメキ…!!

 

ズガァァァァン…!!!!

 

 

ヴァジュリオン「っち!来たか!さぁ!早く逃げろ!」

 

 

ザーッ……ザーッ…!

 

 

リュウカ(本体)『伏せて…!!!』

 

リョウカ(本体)&ヴァジュリオン『………!!!』

 

 

バシュゥ……バシュゥ……バシュゥ…!!!!

 

ピキィィィィン…ズッドォォォォォン…!!!

 

ガラガラガラガラ……ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ(本体)「………REX…!お母さん!」

 

リュウカ(本体)「こいつ…まだ使えます…!」

 

 

ウィィィィン……ガシャン…!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…時間が無いですよ……これに乗って脱出しましょう……。」

 

リョウカ(本体)「これに……ならば…!」

 

ヴァジュリオン「ぬ…?」

 

 

ガシッ…!

 

 

ヴァジュリオン「お……おい!我は…!」

 

リョウカ(本体)「駄目です!貴女も一緒に来なさい!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん、良いのですか…?仮にも……。」

 

リョウカ(本体)「……勿論です……ヴァジュリオンは……いえ……もうこの人は敵じゃ無い………だから連れて行く……。」

 

リュウカ(本体)「……はぁ…そう言うと思いましたよ……良いですよ…。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……。」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

 

ズガァァァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「来ますよ…!!!」

 

リョウカ(本体)「エンドノア…!!私達を守りながらエスコートして…!」

 

エンドノア(本体)『グオァァァァァァァァァ…!!!』

 

 

シュワッ…ズシィィィン…!!

 

 

ヴァジュリオン「………良いのか?」

 

リョウカ(本体)「私が良いって言ったら良いのですよ……っさ!脱出しますよ…!」

 

 

カチャン…!

 

ウィィィィン…ガシャン…ガシャン…!

 

ギィィィィ……ガッコン…!

 

ズシン……ズシン…!

 

 

REX『ピシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

リョウカとリュウカの制御により……初代の鋼鉄の暴君が蘇った………

 

 

 

ズシン……ズシン……!

 

 

束『まっててね〜…!今開けるから!ほいほいの…ホイッと!』

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

 

ガシャン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「さぁ!行きますよ!みなさん!REX!」

 

 

ズシン……ズシン……ズシン…!!!

 

 

一行達を乗せたREXは廃坑を脱出するべく……押し寄せる魔物の大群の中……鋼鉄の暴君が蹴散らしながら出口へと目指し始めた……

 

 

ミッション【REXを操り…廃坑を脱出せよ!】

 

 

成功条件【制限時間内に廃坑を脱出せよ!】敗北条件【メタルギアREXの撃破又は制限時間の超過】

 

 

(戦闘BGM:作品名【メタルギアシリーズ】使用場面【REX格納庫脱出(MGS4ver)】)

 

 

地形【廃坑:地下神殿:バキュ=バデットへの抜け道】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

ジェフティ(コア)『此処での操作説明をします……REXの操作方法は史実のREXの操作と変わりません……ただし今回はレールガンが有りますので武装項目の一つとして使用可能です……更に格闘プログラムの中にレールガンを使った攻撃方法も追加しました………通常武装でのレールガンの使用方法は……レールガン選択……その後武装を構えると同時にチャージを開始……レベルが1以上の時に武装射撃ボタンを押す事で発射……ただしレールガン使用時には問答無用で反動を抑える為に停止します……更にチャージ段階問わず1発撃つ事にリロード時間が掛かります……その点だけには注意して下さい……。』

 

母核リョウカ(本体)『分かりました…さて久々のREXの操作です……頑張ってREX……。』

 

REX『ピシャァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ドドドドドドドドドドドド…!!!!!

 

 

魔物供1『ぎゃぁぁぁぁぁ…!!!!』

 

リョウカ(本体)「お母さん!この廃坑が爆破されるまでの時間は!」

 

リュウカ(本体)「ちょっと待ってて……後9分よ!」

 

リョウカ(本体)「連続ダッシュしないと間に合わないでしょうね……お母さん聴こえる!」

 

母核リョウカ(本体)『聞こえますよ!』

 

リョウカ(本体)「もし史実と同じ構造ならこう言う時は連続ダッシュです!移動方向に合わせてダッシュボタンを連打です!この程度の敵ならダッシュだけで蹴散らせます!」

 

母核リョウカ(本体)『はい!』

 

リョウカ(本体)「みなさん!しっかり掴まって!せや!」

 

 

ガシャン…!

 

ズガァァァァン…!

 

ズシィィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「邪魔ぁ…!」

 

 

ガシャン…!

 

ズガァァァァン…!

 

ズシィィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「退けぇぇ…!!」

 

 

REXの駆るリョウカとリュウカ…そして母核リョウカの操作テクニックで………

 

 

ズシン……ズシン………ズシン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「出口です!」

 

リョウカ(本体)「いっけえぇぇぇ…!!!」

 

REX『ピシャァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

………廃坑を脱出……それと同時に………

 

 

ピキィィィィン……ズッドォォォォォン…!!!!

 

ガラガラガラガラ…!!!

 

ズドォォォォン…!!!

 

ギィィィィ……ガシャン…!

 

 

廃坑が爆破され……更に最後のゴールゲートも閉鎖……完全に閉ざされた………

 

 

【作戦終了】

 

 

 

リョウカ(本体)「…………何とかなりましたね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……。」

 

エンドノア(本体)『………?』

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、エンドノア……貴方のお陰で敵が少なくて助かったですよ……。」

 

エンドノア(本体)『…………♪』

 

リョウカ(本体)「さてこの先にイースの本が有りますね……。」

 

リュウカ(本体)「ええ……ようやくですね……。」

 

ヴァジュリオン「しかし本当に良かったのか……我を連れて行っても…。」

 

リョウカ(本体)「良いのですよ……この奥に有る祭壇にイースの本が有るのですね?」

 

ヴァジュリオン「間違い無い……此処は神聖なバキュ=バデットだからな……。」

 

リョウカ(本体)「そっか……。」

 

リュウカ(本体)「それじゃあ私が取って来ますよ……よっと……。」

 

リョウカ(本体)「すみませんね。」

 

 

リュウカはREXを降りてイースの本が置かれた祭壇からイースの本を回収した……

 

 

リュウカ(本体)「戻りましたよ。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……。」

 

 

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

母核リョウカ(本体)『みなさん…!!無事ですか…!!』

 

リュウカ(本体)「大丈夫ですよ…!!」

 

リョウカ(本体)「さてと……みなさんの元へ……っぐ…!?」

 

リュウカ(本体)「どうしたの…!?」

 

ヴァジュリオン「どうした!?」

 

リョウカ(本体)「ぐ……っ…!」

 

 

ギィィィィ……ズズゥゥゥン…!!

 

ドシィン…!

 

 

REXの接続が断たれ……REXはその巨体を勢いよく地響きを立てて機能停止した……

 

 

ヴァジュリオン「ぬぉ…!?」

 

リョウカ(本体)「っ…!?」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!?大丈夫…!?」

 

リョウカ(本体)「っく……ぅぅ……!」

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

エイダ(コア)『システムに深刻なダメージ……システムを強制シャットダウンします………。』

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

ボォォォン…!

 

 

母核リョウカ(本体)「っつぅ…!?」

 

めぐみん「リョウカさん!?大丈夫ですか!?」

 

母核リョウカ(本体)「大丈夫です、間一髪避けたから大丈夫ですよ……でも一体何が…?」

 

カズマ「……!おい…!リョウカの様子がおかしい…!」

 

 

一待機メンバーもようやくリョウカの様子がおかしい事に気が付いた……

 

 

リョウカ(本体)「っ……!!がはぁ…!?」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!しっかりして…!!リョウカ……っ…!?これは…!?……内臓が圧迫されて…所々の臓器が駄目に…!…しかも腕が折れています…!廃坑での無茶が祟った…!」

 

リョウカ(本体)「げほ……!!げほ……!!!ごぶぅ…!!!?」

 

ヴァジュリオン「おい!どうなっている!?何故苦しんでいる!?」

 

リュウカ(本体)「内臓の大部分がやられてます…!それと腕もやられてます…!急いで帰らないと…!」

 

ヴァジュリオン「……何て事だ…!……あそこに運べば良いのだな…?」

 

リュウカ(本体)「え……ええ……。」

 

ヴァジュリオン「……しっかりしてろ……我が運んでやる……こんな所で死なせて堪るか!ヘァッ…!」

 

 

シュワッ…!

 

バサァァ…!!

 

 

ヴァジュリオンは瀕死のリョウカを抱えて……待機メンバーの待つ龍華大和へ飛翔して行った………

 

リュウカは一瞬遅れてREXを仕舞い……エンドノアと共にヴァジュリオンを追った………

 

 

バサバサバサバサ……スタッ…!!

 

 

ヴァジュリオン「…………。」

 

兵士1「……!?敵発見…!!」

 

リュウカ(本体)「待ちなさい馬鹿者!!」

 

兵士隊長1「姫様…!ご無事で何よりです…!しかし……!」

 

リュウカ(本体)「この人は敵じゃない!それにリョウカちゃんが瀕死の重傷よ!そこを退きなさい!」

 

兵士隊長1「は…はい…!」

 

母核リョウカ(本体)「お姉ちゃん…!」

 

カズマ「お前ら…!」

 

リュウカ(本体)「どうやらそっちから来てくれて助かりましたよ……ヴァジュリオン!リョウカちゃんを!」

 

ヴァジュリオン「うむ!御主達よ、案内しておくれ!」

 

 

その後リョウカは運び込まれて……緊急手術を受けて……何とか一命を取り留めたのだった………

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第55話 淵森母神一家と決戦のイース大攻略【終章・後編】

やあ、僕はアンクロだよ……さて前回のあらすじを簡単に言えば……僕達は神殿を攻略してイースの本を入手……そしてあの毎度お馴染みの救いの無い死亡確定演出ばっかり出す占い師からイースの本を入手して……いよいよ廃坑を攻略しようとした矢先……今度はその廃坑攻略をリョウカちゃんのみでやらせると言う条件を突き付けて来た訳だが……リョウカちゃんの能力でリュウカちゃんとエンドノアだけを連れて行く事に成功して……僕達は待機メンバーとしてリョウカちゃん達の攻略を祈っていたよ……そして最終的にはイースの本を手に入れる事に成功して……何もかも吹っ切れたヴァジュリオンを仲間に加える事に成功したが……リョウカちゃんは……重傷を負って入院したんだ……そんじゃあ今回も見ると良いよ……。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

廃坑攻略戦から翌日………

 

 

 

リョウカ(本体)「う………う〜ん……此処は……?」

 

カズマ「お!気が付いたか!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……大丈夫……?」

 

リョウカ(本体)「みなさん………と言う事は………此処は私の部屋ですか……………いっつ…!まだ痛みますね……身体の内臓が圧迫されてる感じがまだします……それに折れた腕の所も痛みますね………。」

 

母核リョウカ(本体)「ごめんなさい………私の操作が下手だったばっかりに……リョウカちゃんが……。」

 

リョウカ(本体)「ううん、気にして無いですよ……それにほぼ完璧でした……本当に上手い物ですよ…………お母さんの操作無しでは心細かったです……みなさんが居て私が生きてます……ありがとう……。」

 

母核リョウカ(本体)「…リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「……あのシステム…もっと改良が必要ですね……確かに初めて使用したのですが……アレじゃあ到底ゲームとして運用は不可能ですね………私が試験運用してこのザマですからね……もっと身体の負担を減らしつつ……尚且つ操作感度を改善しないとね……。」

 

カズマ「やれやれ………。」

 

リョウカ(本体)「まあ……これで当面はその計画は白紙に近い形で凍結です……余計過ぎた物です……はぁ……。」

 

リュウカ(本体)「ははは………。」

 

 

 

ガチャ…!

 

 

ヴァジュリオン「おお、目覚めたのか!御主!」

 

リョウカ(本体)「ええ、お陰様でね……ありがとうございますヴァジュリオン……。」

 

ヴァジュリオン「気にするでない、御主達には助けられたからな…それに忌々しい呪縛からも解いてくれた……感謝するぞ。」

 

リョウカ(本体)「ええ………。」

 

めぐみん「それで今後はどうする気ですか?」

 

リョウカ(本体)「勿論、このまま私達と供に旅をしますよ……その方がもっと面白い事が起きますよ……まあ大抵私が酷い目に遭う事を目を瞑ればだけど……。」

 

ヴァジュリオン「そうだな……そうさせてもらおうか……。」

 

リョウカ(本体)「所で確認です……貴女には名前は有るのですか?ヴァジュリオンと言う種族名以外に……。」

 

ヴァジュリオン「そうだな……遠い昔の事だからな……産まれた時からヴァジュリオンと呼ばれ続けられたからな……。」

 

リョウカ(本体)「………そっかならば……私が新たな名前を付けましょうか?」

 

ヴァジュリオン「良いのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だって今日からもう貴女は……私達の家族として一緒に苦楽を供に分かち合うのです………だからね……一緒に行こ。」

 

ヴァジュリオン「………ああ……是非頼む。」

 

リョウカ(本体)「うん……さて腕に寄りを掛けて良い名前を付けないと………。」

 

カズマ「なぁ?大丈夫か?」

 

リュウカ(本体)「………此処はリョウカちゃんに任せましょう……。」

 

めぐみん「ええ、そうしましょう………。」

 

カズマ「……はぁ……まあ分かったよ……。」

 

リョウカ(本体)「………【神森リヴ】………今日から貴女の名前はリヴです……。」

 

カズマ「相変わらずのネーミングセンス………んでその名前の理由は?」

 

リョウカ(本体)「ええ、元々の種族名の名前の一部を毟り取り取って……ヴァジュリオンの……ヴとリ……それを逆にしてリヴ………神森リヴですよ……。」

 

リヴ「おお!気に入った!これからの我…いや私の名はリヴだ!今後とも宜しく頼むぞ!」

 

リョウカ(本体)「ええ、宜しくね…リヴ……。」

 

 

そして神森一家に……新たな家族……元ヴァジュリオンこと……神森リヴが現時刻を持って家族入りした……

 

 

数時間後………リョウカを除く全主要メンバーは会議室に集まった……リョウカはほんの少し前に容体が悪化してそのまま寝込んでしまった様だ………

 

 

リュウカ(本体)「さてダームの塔をどうやって攻略します?」

 

めぐみん「前回みたいに全軍突入させてみますか?」

 

メリー「いや、辞めた方が良いわ……。」

 

めぐみん「どうして?」

 

メリー「ええ、実はさっきと言うか……会議が始まる直前にダームの塔内部を確認してみたわ……確かに構造は大幅に変わってはいるけど……それと奇妙なのよ……。」

 

カズマ「奇妙?」

 

メリー「ええ……魔物が1匹も居ないわ………ボス級も……そしてファクトも含めて……更に…実は天空の神殿イースも調べてみたら……。」

 

一夏「どうだった…?」

 

メリー「………全く存在しないのよ………しかもよりによってボス級の魔物も居ないわ……そればかりかダームも居ないわ………。」

 

全員(メリー除く)『…………!!』

 

メリー「だからこそおかしいのよ、こんな異常事態………。」

 

リュウカ(本体)「ちょっと待って、確かイースも調べてみたって言いましたね?」

 

メリー「ええ?」

 

リュウカ(本体)「イースは距離が離れているのですよ?しかも条件無しでイースに介入が出来ない……ダームが消えた上で地上に降りていなければ分からない筈ですよ?」

 

メリー「ええ、でも感覚ではすんなりと……しかも結構近かったわ……妙だとは思いついで感覚でね……。」

 

千冬「まさか…!!おい!誰か確認して来い!」

 

兵士総元帥「は!」

 

リヴ(本体)「偵察なら私も得意分野だ、任せろ。」

 

 

 

パァァァン…バサバサバサバサ…!!

 

 

 

それぞれの方法で偵察を開始…………

 

 

数十分後………

 

 

リヴ「大変だ!御主達の言うイースとやらが間も無く地上に降りて来るぞ!」

 

母核リョウカ(本体)「イースが!?……そうか…!もう魔力が無いのでした…!このままでは大災害です!」

 

めぐみん「どうします?相手はイースそのものです!生半可な対策では逆に我々が押し潰されますよ!」

 

リュウカ(本体)「私の能力でイースをどうにか元有った所に納めてみます……。」

 

シオリ「大丈夫なの…?」

 

リュウカ(本体)「分からない……けどやるしか無い……。」

 

 

そしてリュウカは単身…墜落して来るイースの前に立ち塞がった………

 

 

【エステリア編:最終ミッション】

 

 

【第9章:最終ミッション】

 

 

ミッション【天空の神殿:イースを止めろ!】

 

 

成功条件【イース墜落の阻止】失敗条件【イースの墜落阻止失敗】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

地形【エステリア:全土】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

 

リュウカ(本体)「………!!!」

 

 

 

キュィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ギュォォォォン…パァァァン…!!!!

 

 

リュウカは開幕覚醒形態になった……

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「今度は私が…!私がみんなを…そしてリョウカちゃんを守る…!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「来たね…!っはぁ…!!!」

 

 

ピカァァァァン…!!!

 

キィィィィィィン…!!!

 

ズガァァァァン…!!!

 

 

リュウカは自身に結界を覆い……そのままイースに体当たり……しかし如何に強大な力を持ってしてもイースは超巨大な大陸……しかもその大陸が地上に向けて落下しているので落下スピードも合わさって………

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「くぅぅぅ…!!!!とま……れぇ…!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

完全に1人では抑え切るのは不可能だった……

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「こんな……所で…!負ける訳には…!!もう……嫌なの…!!!みんなが………リョウカちゃんが傷付くのが…!!!私が……!!今度は………私が……!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ビキビキビキビキ…!!!!

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「ぐぅぅぅ…!!!」

 

母核リョウカ(本体)「お姉ちゃん…!!!!!」

 

リュウカ(本体:コルディア)「っ…!!負けて………負けて………!!!堪るものですかぁぁ…!!!ふんぬぁぁぁ…!!!!!」

 

 

 

キュィィィィン…ピキィィィィン…!!!

 

ゴォォォォォ…!!!!

 

 

リュウカは更に出せる限りのエネルギー出力を上げて自己強化を図った………

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「ぐぅぅぅ…!!!」

 

 

しかし……精々スピードが少し遅くなった程度だった………

 

 

母核リョウカ(本体)「っ…!もう……辞めて…!お姉ちゃん……!!!このままじゃあお姉ちゃんが…!!!」

 

リュウカ(本体:コルディア)「嫌だ…!!!もう死なせたくない…!!!私の目の前から……みんなが………リョウカちゃんが消えてしまうのが…!!!!もう嫌なの…!!!!」

 

母核リョウカ(本体)「………お姉ちゃん…………。」

 

?『なら……これならどうだ?』

 

めぐみん「誰…!?」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピシャァァン……ピシャァァン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!

 

 

カズマ「アレは…!!門…!?」

 

 

ギィィィィ……ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

兵士総元帥3「識別不能の多数の反応確認…!!!その中で……特に2体の反応が尋常ではありません…!!!姫様の2人の全力を持っても勝てる相手ではありません…!!」

 

ソラリス(本体)「……!!まさか……!?」

 

?「待たせたね。」

 

?「待たせたな。」

 

全員(リュウカ除く)「………!!!」

 

 

緊急事態の中突如として多数の門が出現……大量の識別不能の大群が現れた挙句今度はリョウカ及びリュウカが最高のベストコンディションでしかも全力の覚醒形態のフルパワーを持ってしても絶対に勝てない程の存在が2体が目の前に現れた………

 

 

ソラリス(本体)「あ……あぁ…!?貴女様方達は…!?お……王に姫様……!?」

 

一夏「何…!?じゃあ……コイツらが初代の王と初代の姫か…!?」

 

?「まあ貴様らがそう言うならそう言う事だ……どうやらあの世に行っている間の少ししてまた大変な事に巻き込まれたな。」

 

?「そんな事よりもさっさとリュウカちゃんを助けるのが先決でしょう?」

 

?「ふん、言われるまでも無い……貴様らはそこで見ているが良い…。」

 

 

ピシュン…!!!

 

ガシッ…!!

 

ピタッ…!

 

 

2人が一行達の目視が出来ぬ程の速さでイースの目の前に来て……何とそれぞれ片手で掴んで止めた……

 

 

【作戦終了】

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「………!?動きが……止まった……?」

 

?「待たせたね……リュウカちゃん。」

 

リュウカ(本体:コルディア)「……!!貴女達は…!」

 

?「そうだね……まあリュウカちゃん達風に言えば……通りすがりのついさっきまであの世にいた初代の王と姫って所ですよ。」

 

リュウカ(本体:コルディア)「初代の王に初代の姫……?何処かで聞いた名前……ん…!?………まさか…!貴女達は……初代の王のアルトリアに……初代の姫のコルディアなのですか…!?」

 

アルトリア「そうなるな……。」

 

コルディア「そうですよ。」

 

 

シュゥゥゥ……

 

 

リュウカ(本体)「はぁ……はぁ………でも…どうやってこの世に……?」

 

コルディア(本体)「貴女の此処に居るみなさんが傷付きたく無いって言う悲痛な叫びを聞いたからね……我慢出来ずあの世から蘇って来ちゃった訳ですよ……連れて来たアルトリアは私が無理矢理連れて来たとしてこっちの私達の軍は創ったって言った方が正しいですがね……ついでにですが……基本的に私やアルトリアだけで事が足りるでしょうがみなさんに習って数で押した方が良いですって言うのが分かったのでね……勿論創ったとは言えみなさんそっくりに仕上がってますし実力は本物です……。」

 

リュウカ(本体)「そ……そうですか………。」

 

アルトリア「しかし世も末だな……まさかここまで酷く変貌するとはな。」

 

コルディア「何言っているのですかアルトリア?そもそもこの事件や今までの事件……貴女が余計な干渉をしたから起きたじゃないですか?」

 

アルトリア「むぅ……。」

 

リュウカ(本体)「え?それはどう言う事ですか…?まさかこの追憶の記憶の事件も?」

 

コルディア「そうですよ?元々このバカがリョウカちゃんの記憶に干渉をした結果がこれですよ……更に言えば今まで起きた事件のほぼ半分以上はこのバカがしでかした事です……すみません………。」

 

アルトリア「おい!バカとは何だ!?バカとは…!?」

 

コルディア「ふん!」

 

 

ドコォォ…!!!

 

 

アルトリア「ぬぉぉぉ…!!?」

 

全員(コルディア除く)『おっふ……。』

 

コルディア「貴女は少しは反省の『は』字も知らないのですか!?だから貴女も連れて来たのですよ?文句有ります?」

 

アルトリア「ぬぅぅ………言わせておけば!」

 

コルディア「それに、貴女私に何度もも負けてる癖に偉そうに言わないで下さい……。」

 

アルトリア「チキショォォォォォォォ…!!!!!」

 

コルディア「ふん!」

 

 

ドコォォ…!!!

 

 

アルトリア「ぬぉぉぉぉ…!!!!?」

 

コルディア「五月蝿い!すみません……ウチのバカが……ほら悶絶する暇が有るならこの子達に謝罪の一つ位したらどうですか?」

 

アルトリア「ぐぬぬ……!…………済まなかった………。」

 

リュウカ(本体)「……はぁ……。」

 

コルディア「はぁ………やっぱもう一発腹パンでもしましょうか?」

 

アルトリア「本当に非常に申し訳ありませんでした…!!!!」

 

コルディア「うん、宜しい。」

 

カズマ「これじゃあ面子が丸潰れな気がするな………。」

 

 

その後一応イースを元の所に填めて……その2人も含めて会議室に再度集まった……ただしリュウカは負傷や負担の為部屋にて最近流行りの方法と言う形でリョウカと共に治療でベットに居ながら会議に参加していた……

 

 

リュウカ(本体)『それで?もう一度だけ確認です……この事件含めて今までの事件の真犯人はアルトリアさん……貴女で間違い無いのですね?』

 

コルディア「そうなりますね……だから度々あの世で衝突し遭ってブチのめしてますがね。」

 

アルトリア「ぐぬぬ……。」

 

めぐみん「っで?アルトリアさんでしたね?何で今回の事件に介入……いえ……リョウカちゃんの記憶に干渉をしたのですか?」

 

アルトリア「それは勿論……この忌々しいコルディアに勝つ為にな……記憶の中を探って戦闘の記憶を漁ってその記憶を参考にコイツに勝ちたかった……。」

 

めぐみん「ねぇ?コイツに爆裂魔法ぶっ放して良いですよね?って言うか撃っても良いですよね?」

 

カズマ「止めろ馬鹿!気持ちは分からなくは無いが……。」

 

コルディア「はぁ……全く相変わらず貴女はそんな下らない理由でリョウカちゃん達含めてみなさんを傷付けた訳ですよね?だからつい最近再度現世に蘇って……本気の殺し合いをした訳で……確実に息の根を止める位の戦いになってまた完全に死んだじゃ無いですか?しかもみなさんを巻き込んで……。」

 

アルトリア「ぬぅぅ……。」

 

母核リョウカ(本体)「え?どう言う事ですか?最近現世に蘇って殺し合いを……?」

 

コルディア「あ………あ〜……そう…そうですよ?とは言え別の時間軸でね……。」

 

空閑「……確かコルディアだっけ?別の時間軸で殺し合いって言う嘘を言うのは止めた方が良いよ?」

 

リュウカ(本体)『………コルディアさん……貴女にも言いたくは無い事は有るかもしれないけど……まさかだけど……貴女達は以前私達に会った事有りますか……?』

 

コルディア「……………。」

 

カズマ「以前に会った事…?」

 

リュウカ(本体)『うん、つい最近って言うよりも……このイースの逆行事件が起きる前に不思議な夢を見てね……そこで貴女達が私達の世界の中枢で殺し合いをする事になった夢を見たのです……しかも私達も関わっていました……。』

 

めぐみん「……!そう言えば私も見た気がする………。」

 

千冬「そう言われてみれば私もだな……。」

 

母核リョウカ(本体)「………じゃあ……まさか?貴女達……私達の世界で一回蘇った訳ですか……?」

 

コルディア「………そうです………より正確に言うなら……アルトリアの復活と同時に私も共鳴で復活したのです……ただし……アルトリアはリョウカちゃんの身体を……そして……リュウカちゃんの身体に私を……と言う感じです……本当にごめんなさい………。」

 

全員(アルトリア及びコルディア除く)『……!?』

 

コルディア「……そしてリョウカちゃんやリュウカちゃん……そしてエンドノアやジェネシスが完全体に至った訳はある意味で私達が原因です………そして完全体になった理由もです……ただ………どんな方法で完全体になったのかは……とても私の口からは言えれないです……もし知ってしまえば後悔する物で……特に……もしリョウカちゃんが知ってしまえば……最悪生きる意味を失う程のショックを与えかねないです………だから言えない………。」

 

さとり「……………!?…………分かりました………そう言う事ならとても言えれないですね………。」

 

めぐみん「………分かりました………。」

 

コルディア「………ただどうしても知りたいなら………私を完全に殺す気で倒しに来る事ね……勿論真実を知って耐えれる勇気が有って……そして………知った上で……私を倒せれる勇気が有るのかどうか……ですよ……最低でもそれぐらいは欲しいですよ………私からすればまだまだ可愛い赤ちゃんみたいな物ですよ……だからこそ知らない方が良い真実って言う物ですよ………私からすれば永遠に知らないまま生きていればそれで良いですがね……勿論だけどアルトリア……もし私の許可無く話せばどうなるか分かっているでしょうね?」

 

アルトリア「分かっておる…………。」

 

カズマ「一体どうなるんだ……?」

 

コルディア「まあ気にする事は無いですよ……貴方達が知る必要は一切無い事ですよ………。」

 

めぐみん「………それでどうやって再度此処へ蘇ったのですか?理由なら分かるけどリュウカちゃんの事だけでは無いでしょう?」

 

コルディア「ええ、実際にはついさっき……突然私達は強大な共鳴反応が発生して気が付けば完全に肉体が復活していてね?肉体が復活したから…罪滅ぼしも兼ねてアルトリアも連れて来た訳ですよ……理由とするなら罪滅ぼしが目的ですがね。」

 

束「……そっか。」

 

零月「……でもあの世まで届いた上で蘇えさせる超強大な共鳴反応って……それだとリュウカちゃんも巻き添えになると思うね……え…?じゃあ誰が復活させたの?」

 

リュウカ(本体)『確かに……そう言えば会議をする前にリョウカちゃんの容体が悪化して今も私の隣で寝込んだままですね……。』

 

めぐみん「なるほど………じゃあまさか……?リョウカちゃんが……?……いや待って……まさか?」

 

アルトリア「今回は我ではない……さっきまでまた遣りあったばかりだぞ?」

 

コルディア「そうだね、干渉させる暇すら与えなかったですよ?」

 

めぐみん「………じゃあ本当にリョウカちゃんが……?」

 

アルトリア「ほれ見た事か…我では無いと。」

 

コルディア「でもほんの一瞬でも有ればほんの一瞬だけ干渉出来る事は可能だとは思うよ?」

 

カズマ「じゃあ一周回って間接的にお前が干渉したから蘇った結果になる訳だな?」

 

アルトリア「………………。」

 

めぐみん「おい、何故目を逸らすのです?」

 

コルディア「全く…!呆れて物が言えた物じゃ無いですね……。」

 

カズマ「やれやれだぜ………あ、そういやこのエステリアやイースの魔物が突然全て消えたのもそうなのか?」

 

コルディア「恐らく干渉の影響で無意識に能力が誤作動を起こして敵対する付近及びイースの魔物も全て消滅したのでしょう……まあ魔物に変えられた人間は元に戻るでしょうが……。」

 

千冬「それなら少しは役に立ったな………少しはな……所で今後はどうする気だ?コルディアはまだ分かる……しかし本当の元凶であるコイツは?」

 

コルディア「安心して下さい、基本的に私の側に置いときますよ……余計な事をさせない為にね……。」

 

アルトリア「むぅ……。」

 

セシリア「貴女が監視するなら安心……でも住む所はどうしましょうか?」

 

コルディア「ええ……それは大丈夫ですよ……後で貴女達の所の世界へ到着次第新たな国家を設置するのでご心配無く……。」

 

リュウカ(本体)『そうですか………ただ一応は念の為です……特にアルトリアさん?私達に敵体しないとは限らないからね……。』

 

 

ッポン…!

 

カタン……

 

 

2人の目の前に2本の注射器が現れた……中身は血の様な薬品だ……

 

 

コルディア「この注射器の中身は?」

 

リュウカ(本体)『これはリョウカちゃんが作った薬品でね?それぞれ家族の代表者の血を融合した物ですよ……万能薬にもなり……そして敵にとっては即死の効果を持つ猛毒薬………超の付く程の危険な代物の劇薬です……これを打って下さい……もし敵対心が無ければただの万能薬で済みます……っがもし敵対心が少しでも有れば如何に貴女達とは言え全ての耐性をガン無視した激痛の末に死亡確定の結論が待ってます………。』

 

アルトリア「これを今打てと?」

 

リュウカ(本体)『その通りです……確かにイースの落下を阻止を手伝ってくれた恩は有りますが………それでもアルトリアさん……今までの事件を含めて私達やリョウカちゃんを苦しめた事を看過は出来ません………だからこそもし本気で罪を贖罪する気が有るなら今この場で私の目の前で打って下さい………もし打たないならコルディアさんに無理矢理打たせてもらいますよ。』

 

めぐみん「………リュウカちゃん………。」

 

リュウカ(本体)『何ですか?』

 

めぐみん「…………気持ちは分かりますよリュウカちゃん……ええ、勿論…今この場に居る全員がアルトリアの事を許せれない事は理解してますよ……無論私もですよ……ただね……もし仮に打って死んでしまえばリュウカちゃん…貴女はどうする気ですか?」

 

リュウカ(本体)『…………………。』

 

めぐみん「まさか初めから殺す気でしょうね?後先考えずに……。」

 

コルディア「……そうなのですか?リュウカちゃん?」

 

リュウカ(本体)『………そうですよ、恩義は有るのは理解してますし……もし貴女達が居なければ今の私達が存在しなかったのも分かってます………っが………元を辿れば全ての元凶であるアルトリアを許す事は絶対にしない……如何なる理由だろうとね……私だけならまだ良かった……だけどみなさんや………私の大事なリョウカちゃんを苦しませた挙句死んだり泣かせたりもした………………そして…………リョウカちゃんの精神そのものをへし折らせた…………その全ての元凶……!!!お前の所為で…!!お前さえ…!!』

 

母核リョウカ(本体)「いい加減にしなさい…!!!」

 

リュウカ(本体)『………!』

 

母核リョウカ(本体)「……いい加減にしたらどうですかお姉ちゃん?何度も言うけどお姉ちゃんの気持ちは痛い程理解出来ますよ………だけどね………お姉ちゃん自身も言ったじゃないですか?『復讐は何も産まない……残るのは後悔と無念…そして虚無感だけが残る…。』……っと………確かに復讐しなければ前に進めれない人達だって幾らでも居ます………しかし……何れ理解してしまう……自分がどんな人間でどんな事をして来たかを……そしてそれが自分へと帰って来る訳です………憎んでも復讐しても連鎖を産むだけで意味が無い………それを教えてくれたのは紛れも無くお姉ちゃん自身じゃ無いですか?そんな事も忘れたのですか?……………私は本当に悲しいですよ…………こんな事をして……本気で殺したら……もうお姉ちゃんはお姉ちゃんで無くなります………そうなったらリョウカちゃんはどう思いますか……?」

 

リュウカ(本体)『…………それは………。』

 

母核リョウカ(本体)「………………お姉ちゃん……もう復讐に手を染めるのは辞めなさい……良いね?」

 

リュウカ(本体)『………はい……。』

 

母核リョウカ(本体)「………それで良いですよ……。」

 

 

ッス……ピシュン…!

 

 

母核リョウカが手を翳すと2本の注射器が消えた……

 

 

コルディア「良いのですか……?」

 

母核リョウカ(本体)「………良くは無いですよ……さて問題の貴女ですが……確かにリュウカちゃんの言う通り私達に今後敵対しないとは限らない……それは一理あります………だからこそ聞く……アルトリア、何故自分以外全て的だと思う?産まれ付きそうでは無かった気がする様な気がするけどどうしてです?」

 

アルトリア「……………………。」

 

母核リョウカ(本体)「……………!!………なるほど……理解しましたよ……。」

 

カズマ「おい、一体何て?」

 

母核リョウカ(本体)「詳しくは言えれないけど……ただ………境遇的に言えば最悪の一言ですね……元は優しかったですがそれを踏み躙られた結果こうなったって事ですよ………そうですよね?コルディアさん?」

 

コルディア「………どう言う意味でしょうか?」

 

母核リョウカ(本体)「じゃあ逆に聞きますが……何故そこまでアルトリアに拘ります?確かに能力は対極同士で戦闘力も互換……対抗出来るのもアルトリア及びコルディアさん自身だけです……それだけならまだ分かります……しかしそんな事なら探せば他にも代用出来る人も居るであろうし質とリョウカでもどうにかなる筈で……そこまで気にする必要は無い筈です……っが敢えて執着する理由は何ですか?」

 

コルディア「……それは……。」

 

母核リョウカ(本体)「言い辛いなら答えなくても良いです……ただあくまでも予想ですが………貴女達は元々兄妹か姉妹……それか幼馴染のどちらかだと思うけどアルトリアの昔の生活を知っている筈です……そしてとある理由で完全に闇に染まったアルトリアと敵対する羽目になった訳です……涙ながらも苦渋の決断を迫った訳……そんな感じですよね?」

 

コルディア「………はい……。」

 

母核リョウカ(本体)「………ではもう一つ………アルトリアが闇堕ちするキッカケになった屑はどうなった?」

 

コルディア「………死にました……アルトリアが最初に殺しました……。」

 

母核リョウカ(本体)「………そっか……だがそいつらが原因なのは間違いないのは確かです……ある意味でアルトリアも被害者ですよ……そして被害が拡大して今の私達まで及んだ訳ですよ………。」

 

カズマ「そうか………。」

 

母核リョウカ(本体)「所で余り関係無い事だけど、そもそもアルトリアは男だった気がしますが改めて蘇った時に女性になってます?まさか復活の際に何か有ったのですか?」

 

コルディア「ええ、確かに元々男だったけど復活の際に何らかの能力の影響でこうなったらしいですよ。」

 

アルトリア「ふん………。」

 

母核リョウカ(本体)「…………まあ良いですよ……さて……とりあえず戻った際に再度貴女達の処遇を決めますが……しばらくは常に私達の監視の元生活を送る事になりますよ……事が事ですのでね……特に初代の王である貴女が復活した事を知れば確実に神々は私達又はそちらに行動をして来るでしょう………何せ死んだ筈の存在が生き返ったからね……最も会いたくない人物が生きていると知ればどうなるか………如何に私達と言えど最悪の事態に備えなければいけません………。」

 

カズマ「やっぱ全面戦争か?」

 

母核リョウカ(本体)「その通りです……だからこそ非常に不味いのです……もし全面戦争になれば確実にどちらかが全滅するまで被害が拡大するでしょう……無論無関係な一般市民も犠牲になるでしょう……だからこそ全面戦争だけは阻止しなければならない訳です……そうですね……コルディアさん、国の設置に関してですが少し見送りして下さい……私達が設置場所を確保します……それと姿も変えさせてもらいますよ……。」

 

コルディア「良いですよ。」

 

アルトリア「勝手にしろ……。」

 

母核リョウカ(本体)「………は!」

 

 

ピキィィィィン……パァァァン…!

 

 

コルディア「速いですね……どうなりましたか?」

 

母核リョウカ(本体)「コレを使って下さい。」

 

 

ッポン!

 

カタン…

 

 

コルディア及びアルトリアの背後に鏡が設置された……

 

 

コルディア「へ〜……貴女達そっくりですね。」

 

アルトリア「………はぁ………しかも声も変えるのか……。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、少なくともしばらくはその姿です……戻ったら……お姉ちゃん。」

 

リュウカ(本体)『何ですか…?』

 

母核リョウカ(本体)「お姉ちゃん又はリョウカちゃんの能力で少しずつ……全ての神々の記憶からコルディアさん及びアルトリアさんの記憶を今までの経歴含めて全て抹消して下さい……少しずつと言うのはバレにくくする為です………出来ますか?」

 

リュウカ(本体)『ええ、それは大丈夫ですが………。』

 

母核リョウカ(本体)「さて、まあとりあえずはしばらくは私達の監視付きで尚且つその姿で偽名も与えますので……記憶抹消完了及び新国家が完成するまでは我慢して下さい。」

 

コルディア「ええ…。」

 

アルトリア「……ああ…。」

 

母核リョウカ(本体)「さてと、帰りましょうか……私達の世界に。」

 

めぐみん「ええ。」

 

 

その後一行は無事に元の世界へ帰還した………勿論の事だが先ず弱って寝ているリョウカを部屋へ移動……その後コルディア及びアルトリアの専用の部屋の増築作業を実施………数週間後に今度はアルトリア及びコルディアの国家設置の作業及びリュウカの能力で存在する神々の記憶からアルトリア及びコルディアの記憶を抹消を同時進行で実施…………これも当初の予定通りに事が進んで行き…………

 

 

 

…………4年後………

 

 

 

 

リュウカ(本体)「は〜……ようやくどうにかなりましたね。」

 

リョウカ(本体)「お疲れ様です、お母さん……。」

 

リュウカ(本体)「ええ、それでリョウカちゃん……本当に良いのですか?」

 

リョウカ(本体)「何が?」

 

リュウカ(本体)「アルトリアの事ですよ。」

 

リョウカ(本体)「ん〜……別に良いじゃないですか?確かに全ての元凶と化したのはあの人ですが……そうしたのはそうさせた人達が悪いです……それにそもそも、もう起きてしまった事や済んだ事を一々責めても意味が無いでしょうに……更に言ってしまえば私達は如何なる存在だろうと受け入れるのがポリシーです……だから気にする必要はもう無いですよ……何たって自由気ままなのが私達な訳ですから。」

 

リュウカ(本体)「……はぁ〜……そうでしたね………。」

 

リョウカ(本体)「っま、どうにかなる物ですよ……それじゃあ今日も頑張らないとね……一々五月蝿い神々を黙らせないといけない訳ですしね。」

 

リュウカ(本体)「ええ。」

 

 

 

 

一行達は新たに正式にアルトリア及びコルディアをこの空間に迎え入れて尚且つアルトリア及びコルディア専用の国家を迎え入れ……更に強大な軍事王国へとなった………っがそれと同時に一行達の戦いが熾烈化する事を意味していた………それでも一行達はその強い意志を掲げ………旅を続けるのだった………

 

 

 

 

 

【第9章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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[達成率:50%]第10章 淵森母神一家と決戦の大銀河再攻略【後編:前半戦】
第56話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第2世代【突入編:前章・前編】


どうもです、お馴染みのリョウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に説明すると…私達は廃坑を攻略して……ダームの塔へ攻略する為の作戦を立てていたら……突如エステリア及びイースの全ての魔物が消滅していました……無論ボスやファクトとダームも含めて全て居なくなっていました………そしてしばらくして……魔力を失ったイースが墜落して来たのでお母さんがイースを止めに行きましたが当然1人ではどうにもならず押されていたその時謎の勢力が現れて……一瞬でイースを止めて地上に下ろす事に成功しました……その謎の勢力の正体は何と……死んであの世に居る筈の初代の王と姫のこと……アルトリアさんとコルディアさんでした………勿論その事で議論や反論も有りましたが後に正式に仲間に加わりました……まあそんな感じでしたね……それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

アルトリア及びコルディアと専用の国家が出来上がってから更に10年後………

 

一行達は開発所長のリョウカからの連絡を受けて中枢製専用格納庫に来ていた……

 

 

 

リョウカ(開発所長)「みなさん良く来てくれました。」

 

リョウカ(本体)「それで今回は何が出来ましたか?」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、ずっと前から研究して出来たとある航空機が出来ました。」

 

カズマ「それって今目の前に有る飛行船か?」

 

リョウカ(開発所長)「その通りです。」

 

一夏「おいおい、ヘリならまだ分かるが今時飛行船って……。」

 

リョウカ(開発所長)「時代遅れだと思っていますよね?」

 

一夏「ああ、正直に言ってしまえばそうだが………。」

 

リョウカ(開発所長)「……その通りです……この時代遅れの飛行船型が出来たのも理由が有ってね?……その理由は、この航空機のコンセプトは……【個人携帯可能な空中軽航空母艦】……と言う訳ですよ。」

 

大石「空中軽航空母艦?それなら幾らでも我々の所にもある筈だが?」

 

リョウカ(開発所長)「そんな事は百の承知…しかし肝心なのは……この個人携行が可能……と言う点ですよ。」

 

リョウカ(本体)「まさか1人で運用出来る空中軽航空母艦っと言う訳ですか?」

 

リョウカ(開発所長)「その通りです………そして出来たのがこれです……サイズやタイプは様々有りますが……基本的にほんの少数のみで扱えれます……この航空機の名称は……【超航空兵器:超空中小型航空母可変局地艦・特務艦】…です。」

 

リュウカ(本体)「変わった名前ですが……可変艦と言うのはどう言う事です?」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、あそこの本体が見えますね?」

 

カズマ「アレがどうした?」

 

リョウカ(開発所長)「……バルーンと本体は自由自在に切り離したり連結が可能になっていてね?連結状態時は空中要塞並みの攻撃能力で地上戦力を殲滅し……切り離した時はステルス機として何処からとも無く奇襲して敵を叩く……と言う感じの可変機……もとい分離合体機です……そして最大の目玉は……切り離した後に再度連結すると航空母艦としての機能も備わっているので……消耗した燃料弾薬を補給が可能……ただし修理の場合には超大型機のタイプに限ります……ただリミッター時の制限化のみの限りますが……リミッター解除時にはそもそも燃料弾薬の補給は必要が無いですがね………と話が逸れたけど………この機能のお陰でいつでも何処でも燃料弾薬の補給が可能なので理論上は半永久的に戦闘及び飛行可能です……と言うのもバルーンには専用の設備が整っていますのでね……装着時に設備が稼働して即座に補給してくれると言う感じですよ……だからこれが個人携行が可能な航空母艦っと言われる理由でも有るのです。」

 

大石「それは面白いな……確かにそれが有ればコスト的にもかなり安上がりな上……単独行動も視野に入れられるな……。」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、ただ……勿論欠点は有ります……そもそもバルーンに大量の装置や機械を載せてる上に本体もそれなりに装備や装甲も備わっているので……飛行船型の中ではトップクラスに速いですが……航空機全般で見ればダントツで遅いですよ……ただ分離飛行時は状況にもよりますが……最高速度は主力の航空機の半分以下位の速度は辛うじて出せれます……通常時はその10分の1未満ですが………次に防御能力が低めです……と言うのもバルーン自体が巨体なので非常な目立つのです……一応バルーンも滅茶苦茶硬めにはしてますし自衛用の武装はしてますが……流石に戦艦クラスの主砲が直撃でもすれば呆気なく撃墜されますしそこまで制空能力は持っていないです……もしバルーンが撃墜されたら本体の戻る場所が空母か基地に戻らない限り燃料弾薬の補給が不可能になるのでバルーンが撃墜されたら戦闘能力が一気にガタ落ちします………次に本体に関しては様々な場面の時に付け替える事が可能でその場面に対応が出来ますが……共通として……機動力と速度は主力機に劣っている上……さっきも言った様に燃料弾薬は局地に尖らせているのでバルーン無しでは総合戦闘力はダントツ最下位……兎に角攻撃能力に尖らせているので辛うじて残しているステルス能力と防御力は並以下………っとバルーンと本体が連携してようやく1機として扱えれる訳です……。」

 

リョウカ(本体)「浪漫の塊ですね……でもいつでも何処でも燃料弾薬の補給が良いですね……。」

 

リョウカ(開発所長)「ええ……後バルーンと本体が合体時のみ使えれる専用の装備も有ったりします……とは言え総合的に言うと確かに個人携行の中では最高戦力は持っていますが全体的に言えば最下位に近い上に単独で作戦行動するのは自殺行為と変わらないです……だからこれを運用するなら最低でも護衛機が必要になります……地上及び対艦と対要塞及び対超大型兵器等はこれで事が足りますが護衛機無しでは心事ないです……そこでこんな事もあろうかと新たな航空戦力……R戦闘機群を作りました。」

 

カズマ「おいおい!R戦闘機ってまさか?」

 

リョウカ(開発所長)「っそ、あの世界線の対バイド戦の為に作られた異層次元戦闘機です……その設計図をこちらで拝借してこちら用に改造及び改良を加えました……正確に言うなら究極互換性のタイプのですが…色々な姿のものを付くりましたが性能はどれも一緒……フォースやミサイル…レーザー…そしてビットも自由自在に変更可能……まあそれらは私達ので作った奴ですがね……これらの目的は主力機と同様ですが、さっきの飛行船型のはこの航空機群を格納可能です……今目の前に有るタイプは4機搭載出来ます……。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……それでこの飛行船とこの護衛機がセットと言う訳ですか?」

 

リョウカ(開発所長)「はい、勿論この母艦に連結してる状態は本体と同様の感じですが……そもそも本機は燃料弾薬に関しては例の物を搭載してるので意味が無いです………更に言うと実は他の航空機も同様に母艦と連結する為の装置も考えましたが……一応保留になってます。」

 

束「保留?何で?」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、もし他の航空機が搭載可能になってしまうとこの航空機の存在意義が失うだけで無くこの母艦の存在意義を奪うのでね……とは言えこの母艦の能力は無視出来ないのでね……だから悩んだ末に保留となりました……。」

 

リョウカ(本体)「あはは……そうですか……。」

 

リュウカ(本体)「そう言えばこの飛行船……何処かで見た気がするね。」

 

カズマ「そう言えばそうだな……何か似てるな……。」

 

リョウカ(開発所長)「似てるも何も……この母艦は……あのタートルズと言うミュータントの世界線から設計図を拝借したのです。」

 

カズマ「あー!こいつ…タートルバルーンか!?」

 

リョウカ(開発所長)「その通りです……まあ差異と言えば……装飾と色……後操縦席と左右の主翼と主翼先のエンジンの部分…そして操縦席後部にガンナー及び機銃主と席とキャノピー等の攻撃能力と防御能力の追加をしたのです……。」

 

カズマ「なるほどな、そりゃあ一眼見ただけじゃあ直ぐには分からない訳か……。」

 

リョウカ(開発所長)「それとこの母艦と言うか飛行船と言うか……運用する際には、この分離と合体を駆使しなきゃいけない…その分操作性もガラッと変わるので絶対に講習を受けて下さい……この航空機の訓練機所を後で全国に建設してこれの訓練機を配備します……訓練機は文字通りあのタートルバルーンと瓜二つのそっくりです……微妙な差異も有りますが………兎に角必ず講習は受けて下さいね。」

 

リョウカ(本体)「ええ。」

 

 

 

その後案の定講習を受けて……全国にも講習所及びその航空機群及び母艦を配備……戦力を拡大した………

 

 

………10年後後………惨劇が起きた………

 

 

 

【4月7日】

 

 

【ラチェクラの空間】

 

 

【元総司令旗艦:神森龍華:艦橋[ブリッジ]】

 

 

キィィィィィィン…!!!!

 

ビビビビビビビビビビ…!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!!

 

ボォォォン…ボォォォン…!!!!

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ……!!

 

 

エイダ(子機)『(ザーッ)………本艦の残り耐久力………(ザーッ)……20%まで低下…………。(ザーッ)』

 

リョウカ(本体)「ごぶ…!!!げほ……!!!」

 

 

…………現在………リョウカ及び龍華(リョウカ)はデッド商会の航空機の大編隊に襲われていた……龍華(リョウカ)は今時完全に性能が追い付いておらず……旧世代の産物となっていた故……敵機の攻撃に普通に攻撃が通ってしまう………しかも………龍華(リョウカ)だけで無く……護衛の為に来ていた無人の艦艇………神森型の……軽巡神森矢矧を護衛艦旗艦に…駆逐艦の……神森磯風……神森浜風……神森雪風………神森朝霧………神森初霜……神森霞……神森涼月………神森冬月……っと完全に天一号作戦時のメンバーのみだった……更に現在の状況を再度確認すれば………現在は撤退戦で………この内………磯風………浜風……霞………朝霧……矢矧……以上がまさかの轟沈………残る龍華(リョウカ)含めて……雪風………涼月……冬月の以上4隻のみ………内龍華(リョウカ)及び涼月は大破………現状は最悪を通り越した蹂躙だった…………

 

 

さてそもそも何でこうなったのか………時を遡り………

 

 

………昨日………

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん………大丈夫かな……?」

 

めぐみん「分からないですよ………今回はかなり重めと来ました……。」

 

リョウカ(本体)「げほ…!!!ごほ……!!!」

 

 

実はこの時リョウカはまた体調を崩していている……その原因がエネルギーの不安定化だった……そもそもエネルギーが不安定化するのはリョウカが無理をし過ぎた事と……コルディアとアルトリアの影響を受けてエネルギーが不安定化………その安定化する為の作用が働いて吐血する程の体調が悪化が続いてしまう訳だ……更に不安定化によって能力が誤作動する可能性の秘めていたので常にリュウカが見ていた……しかし………

 

 

リュウカ(本体)「ん………っは!?駄目駄目………寝たら駄目ですね……今日を乗り切れば………乗り切れば………………す〜………。」

 

 

っと………リュウカもリュウカで付きっきりの看病で無茶が祟ったか眠った………そして………それが運命の分岐点だった……

 

 

ピキィィィィン………!!

 

 

リュウカ(本体)「ん〜…?何……?って…!!?待って……!!!」

 

 

ピシュン…!!!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……!!?大変です…!!!」

 

 

リョウカは能力が誤作動して何処かへ転移してしまった………リュウカはすぐさま全員を集めてリョウカの探索及び救助を実施しようとした矢先………

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!!

 

 

リュウカ(本体)「今度は何ですか…!?」

 

兵士総元帥1「大変です!神森龍華(リョウカ)及び無人艦隊の一部が起動…!!転移してしまいました…!!」

 

母核リョウカ(本体)「何ですって…!?何処に…!?」

 

兵士総元帥3「は!反応は此処です…!」

 

リュウカ(本体)「……!これはガガガ銀河…!!ラチェットさん達の世界じゃないですか…!!こうしてはいられない…!!みなさん出撃です!」

 

カズマ「だけどリョウカは!?」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃんもそこに居ます!あの艦がそこへ向かったとなると必然的にリョウカちゃんもそこに居ます!さぁ!早く!」

 

一夏「お…おう!」

 

 

そして一行達も遅れる事……半日後と言う致命的過ぎる程の遅すぎる転移と出撃をした……無論全軍総出撃だが……

 

 

全てが遅過ぎた………

 

 

時は少し遡り……一行達が出撃する3時間前……

 

 

リョウカ(妖精)「リョウカさんをどうにか救出しました……。」

 

リュウカ(妖精)「だが、どうやら帰してはくれないみたいだ…!!」

 

エイダ(子機)『警告、敵機の大編隊接近……敵所属……デッド商会……攻撃機及び雷撃機の混同航空大隊です。』

 

リョウカ(妖精)「ならやるしか無いですね…全艦戦闘態勢!」

 

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

【救出艦隊:戦闘態勢に移行】

 

 

リョウカ救出艦隊が戦闘態勢に移行して敵機の迎撃体制を整えた………

 

 

そして…………

 

 

キィィィィィィン…!!!!

 

 

兵士隊長1(妖精)『左側面より敵機の大編隊接近…!!!!』

 

リョウカ(妖精)「とうとう来ましたか………主砲三式融合N2炉号弾!砲撃始め!!」

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!

 

ゴゴゴゴゴゴ……ガッコン…!!

 

ピキィィィン…ズドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥゥ…ズッドォォォォォン…!!!!!

 

 

そして最悪とも呼べる……あの史実に於いて……戦艦大和と同様の………神森龍華(リョウカ)の最期の戦いが始まったのだった………

 

 

…………そして時は今に戻り…………

 

 

バシュゥ……バシュゥ…!!!

 

ビビビビビビビビビビ…!!!

 

ボォォォン……ボォォォン…!!!

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!!

 

 

エイダ(子機)『(ザーッ)………危険………本艦の残り耐久力………10%を切りました………直ちに避難して下さい………。(ザーッ)』

 

リュウカ(妖精)「…………リョウカ……。」

 

リョウカ(妖精)「………ここまでですか………総員退艦命令!リョウカさんも連れて早く!」

 

兵士総元帥1(妖精)「正面より敵機!!」

 

 

ビビビビビビビビビビ…!!!

 

バシュゥ……バシュゥ…!!

 

ピキィィィン…ズドォォォォン…!!!

 

 

此処で恐れていた事態が発生……敵機の攻撃が艦橋のブリッジに直撃した事により………リョウカや含めて妖精の一行達含めて乗組員が大部分が戦闘不能に……当のリョウカは瀕死の重傷を負う事になった…

 

 

敗北用BGM:作品名【男たちの大和】曲名【帰らざる海】

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ボォォォン……ボォォォン…!!!

 

 

…………今の攻撃により完全に戦闘能力を剥奪された龍華(リョウカ)は大きく左舷に傾けた……

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ギィィィィィ…!!

 

ボォォォン……ボォォォン…!!!!

 

ボォォォォォォ……!!!

 

 

…………龍華(リョウカ)は艦全体に大火災が発生し始め……所々のが崩落し始め………とうとう龍華(リョウカ)は機関が停止………力尽きた………

 

 

そして…………

 

 

ボォォォン……ボォォォン……ボォォォン…!!!

 

ピキィィィィン……ズッドォォォォォン…!!!!!!!!

 

 

……………連鎖爆発の後………神森龍華(リョウカ)は………リョウカと救出艦隊と共に……超規模の大爆発を起こして……爆沈し……完全に敗北したのだった……

 

 

【元総司令旗艦:神森龍華(リョウカ):轟沈】

 

 

【最高神:神森リョウカ:戦死】

 

 

【救出艦隊:全滅】

 

 

……龍華(リョウカ)が轟沈した時一行達と言うと……その爆沈する瞬間を目撃していた……

 

 

兵士総元帥3「…………龍華(リョウカ)…及び残存艦……完全に轟沈しました…!!姫様の反応も……有りません…!」

 

リュウカ(本体)「……………………。」

 

一夏「ちき……しょう……!!ちきしょぉぉぉぉぉ…!!!!」

 

リュウカ(本体)「リョウカ………ちゃん………っ………リョウカ………ちゃん……あ……ぁぁ…!!!いや………いやだ………リョウカちゃん……ねぇ……何時もみたいに………嘘だって言ってよ………リョウカちゃん…………。」

 

めぐみん「…………リュウカちゃん………。」

 

リュウカ(本体)「…………リョウカちゃん……………お願いだから………戻って来てよ………………お願い……だから………。」

 

母核リョウカ(本体)「……………………。」

 

リュウカ(本体)「あ………あぁ………あぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!リョウカちゃぁぁぁぁぁぁん…!!!!」

 

 

リョウカを失ったショックでリュウカは完全に泣き崩れて……一行達も完全に作戦行動が出来る程の精神をもう持ち合わせていなかった………しかし………

 

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

兵士総元帥3「……敵機の大編隊……こちらに向かって来てます…!!奴等です…!!!」

 

母核リョウカ(本体)「………………………。」

 

兵士総元帥1「姫様…!どうか指示を…!!」

 

リュウカ(本体)「…………やる………殺してやる………殺してやる……ッッッ…!!!!」

 

 

ブッツン…!!!

 

キュィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ギュォォォォン…!!!!

 

 

全員(リュウカ除く)『………!?』

 

 

処刑用BGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【RASETSU】

 

 

ピシュン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ビキビキビキビキ…!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!!

 

 

リュウカ(本体:中枢)『ギィアアアアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!』

 

 

…………リュウカはリョウカが殺されて……憤怒の怒りと怨嗟と復讐で完全に我を忘れ……覚醒のの名を偽った暴走形態に移行……異形の化け物と化した…ジェネシス化………怨嗟と憤怒を込めた悍ましい咆哮を上げて……リョウカを殺したデッド商会に復讐しに行った………無論その結果はリュウカの圧勝だが………怒りは収まる事を知らず……兎に角デッド商会に関わっている所を無差別に攻撃を開始……無論無関係な一般市民も含めて虐殺……惑星含めて全て消滅したりした………無論そんな事は一行達も望んでおらず………暴走するリュウカを止める為に鎮圧を実施するが苦戦……そして最終的に取った行動がリュウカを討伐するしか無いと言う非情な決断だった………そして結果は……一行達が勝利…………復讐の果てにリュウカは一行達に討伐されたのだった………そして一行達は一気に衰退する事になり………最終的に軍事崩壊したのだった………

 

 

 

【GAME OVER】

 

 

…………神は言っている此処で終わってはいけないと………

 

 

【コンテニュー:タイムリープ起動】

 

 

 

 

 

リュウカ(本体)「……っはぁ…!!?はぁ……はぁ……!!」

 

リョウカ(本体)「どうしたのですか?お母さん?酷い顔になってますよ?」

 

リュウカ(本体)「リョウカ…ちゃん……!?」

 

リョウカ(本体)「どうしたのですかお母さん?さっきからおかしいですよ?本当に大丈夫ですか?」

 

リュウカ(本体)「え……あ……うん……どうやら私は疲れてるみたいですから先に休んでますね……。」

 

リョウカ(本体)「うん、ゆっくり休んでて下さい。」

 

 

リュウカは訳が分からずリョウカに言われるがまま部屋に戻った………

 

 

リュウカ(本体)「……一体どうなって……?」

 

 

プルルルル……ッピ…!

 

 

母核リョウカ(本体)『お姉ちゃん聞こえますか?』

 

リュウカ(本体)「その声は……どうしたのですか?」

 

母核リョウカ(本体)『良かったです………お姉ちゃん確認です……今何年何月何日ですか?』

 

リュウカ(本体)「え……?………!?あの坊の沖岬海戦と同じ状況の戦いの5年前です…!」

 

母核リョウカ(本体)『……やっぱりですかどうやら私も含めてみんな逆行してるようです……どう言う理由で誰がやったかは不明ですが……。』

 

リュウカ(本体)「………でもリョウカちゃんだけは………。」

 

母核リョウカ(本体)『ええ……どうやらリョウカちゃんは逆行の影響を受けてない様で何も知らないようです……。』

 

リュウカ(本体)「…………………。」

 

母核リョウカ(本体)『…………お姉ちゃん?』

 

リュウカ(本体)「………私……もうリョウカちゃんを喪うのが嫌なのに……また護れなかった…………私……どうすれば良いのです……?」

 

母核リョウカ(本体)「『……なら未来を変えましょう………それが私達流でしょう?』

 

リュウカ(本体)「……………!!そう言う事ですか………ありがとうございます………。」

 

母核リョウカ(本体)『お礼を言われる筋合いは無いですよ……寧ろ私達がお姉ちゃんに謝らないといけません………あの時……お姉ちゃんが復讐の果てに怒り狂って暴走して……お姉ちゃんを止める事が出来ず……最悪の手段である………討伐の道を選んでしまった………本当にごめんなさい……!!謝って許そうなんて到底思ってません……お姉ちゃんを止める事が出来なかった……私達の責任です……。』

 

リュウカ(本体)「ううん………良いですよ……寧ろありがとうございます……みなさんが私を殺してくれなかったら………私はみなさん諸共世界を全て消滅させていました………だからありがとうございます………。」

 

母核リョウカ(本体)『……お姉ちゃん………。』

 

リュウカ(本体)「とりあえず後日にみなさんを実家に集めて下さい……対策しましょう。」

 

母核リョウカ(本体)『分かりました。』

 

 

ブツ…!

 

 

リュウカ(本体)「………逆行ですか………。」

 

 

ガチャ…!

 

バタン……

 

 

リョウカ(本体)「お母さん……さっきの電話……。」

 

リュウカ(本体)「……!?まさか……聞いていたの?」

 

リョウカ(本体)「………うん………最初から最後まで………。」

 

リュウカ(本体)「……………。」

 

リョウカ(本体)「ごめんなさい……悪気は有りませんでした………でも教えて下さい………お母さん達は未来のお母さん達ですか?」

 

リュウカ(本体)「………うん……。」

 

リョウカ(本体)「………そうですか………じゃあ未来の私はどうなりましたか……?」

 

リュウカ(本体)「……………リョウカちゃんは………体調を崩していて……その時に悲劇が起きて………能力が誤作動を起こして……ラチェットさん達の世界線へ転移……そしてその時に天一号作戦時のメンバーの救出艦隊がリョウカちゃんを救助して帰還中にデッド商会に襲われて…………一方的にやられて……………その後…………龍華(リョウカ)と運命を供にしました……………。」

 

リョウカ(本体)「…………そう……ですか…………お母さん……本当に辛い思いをさせてごめんね……体調を崩していたとはいえデッド商会に殺されるとはね………私もまだまだ修行が足りませんね………お母さんを悲しませるなんてね………辛かったでしょう……?」

 

リュウカ(本体)「…………うん………ぐす………。」

 

リョウカ(本体)「…………良いですよ………私は此処に居ますから……紛れもなく本物の私です………。」

 

リュウカ(本体)「………っ…!」

 

 

ぎゅぅぅ…!

 

 

リュウカ(本体)「あ……ぁぁ…!!!あぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!うわぁぁぁぁぁん…!!!」

 

 

リュウカはリョウカを抱きしめて……兎に角泣き崩れた……リョウカはリュウカにそっと抱きしめて背中を摩りながらリュウカが泣き止むまで慰めるのだった…………

 

 

 

【続く

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第57話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第2世代【突入編:前章・後編】

どうもです、私はコルディアです…それでは前回のあらすじを簡単に言うと……ある日新たな航空機が開発に成功して視察………その後その航空機群は全国に一斉に配備………しかしその10年後に悲劇が起きてね……確かラチェットの世界へ体調崩して弱っていたリョウカちゃんが能力の誤作動で転移……少し遅れる事数分後に即席の救出艦隊が独りでに出撃………私達は半日と言う余りにも遅過ぎた出撃をしました…………そして結果は………リョウカちゃん含めて救出艦隊は全滅…………リュウカちゃんが精神が崩壊して怒り狂ってデッド商会に関わっている所を無差別攻撃を開始……そして私達は最終的に最悪の決断を下して………リュウカを討伐してしまい………バットエンド及び初めてのGAME OVERを味わいました……しかしその瞬間に謎の力でリョウカちゃんや多分デッド商会を除いた私達は5年前に逆行しました………一体どうやって逆行したのか私でも分からないですね………それでは今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

………リュウカが泣き止みしばらくして……リョウカとリュウカ含めた一行達は実家の会議室に居た………

 

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、集まりましたね?」

 

大高「ええ。」

 

コルディア(本体)「集まっていますよ。」

 

リョウカ(本体)「さて今回集まったのは他でも無いです……と言うよりももう既にみなさんは理解してると思ってます………今から5年後に………あの最悪とも言われた最後の戦いが発生しました………。」

 

めぐみん「リョウカちゃんも知っているのですか?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?私はお母さんから聞きましたから…だからみなさんと違って逆行の影響は一切受けてないですよ……だから未来の私が死んでしまったからでしょう……しかしお母さんも死んで逆行の影響を受けたのは不思議だと思ってはいますが……今問題なのはこの5年後です……どう回避するかです………。」

 

カズマ「ああ……。」

 

リョウカ(本体)「さて、先ずもう一度5年後の状況を確認します……その時私は体調を崩して弱っていた……しかも非常に不安定な状態なのでどんな能力が突然誤作動を起こすのか一切不明な位だった………そして悪い予感が当たり……私はラチェットさんの世界のガガガ銀河へ運悪く転移……しかもデッド商会の縄張りの中で宇宙空間に放り出された………その直ぐ後に一人で稼働している救出艦隊が駆け付け私を救助………っが来た事でデッド商会を刺激してデッド商会の攻撃大隊が来襲………蹂躙に近い形で大空襲に遭い…徐々に数を減らして……最終的に私を乗せたまま龍華(リョウカ)は爆沈……生き残った艦艇も巻き添えに遭い消滅………………そして爆沈した直後を目撃したお母さんが怒り狂って暴走…………デッド商会を殲滅したは良いけどデッド商会に関わっているだけでも無差別に虐殺………その結果みなさんの手で殺された……その後は一気に国家は縮小して国が崩壊して滅亡………そして原因は不明だけど5年前の今日に私を除いたみなさんがタイムリープしていた…………と言う感じで合ってますか?」

 

めぐみん「ええ………。」

 

リョウカ(本体)「…………本当に凄惨な結末でしたね…………完全にバットエンドコースでした………だからタイムリープが起動したのでしょう………。」

 

束「タイムリープした原因が分かったの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、これもシステムの能力の一つ………【コンテニューシステム】………バットエンド又はゲームオーバーした際にこのシステムが自動で作動………バットエンド又はゲームオーバーになる要因になるかなり前の状態にタイムリープする……その際バットエンド又はゲームオーバーになった要因になる存在はタイムリープの影響を受けない………と言うシステムです。」

 

カズマ「オートコンテニューって訳か……。」

 

リョウカ(本体)「その通りです………しかも私達が如何なる状態だろうとこのシステムは強制的に自動で作動しますので実質ノータイムで何度でも復活する事が可能です……ただしデメリットはバットエンド又はゲームオーバーになる事が大前提でしかもタイムリープした時その要因になるかなり前なのでその要因になった事を覚えてないと又同じ事を繰り返しますよ………だからこのシステムがずっと存在する訳です……超メタい事を言えば……最初期の作品からずっと存在していた訳です……ただそうなる様な状況下にはならなかったから知らない訳です…………いえ………正確に言うならゲームオーバーになったのはこれが初めてでは無かったですがね…………。」

 

千冬「何?なった事が有るのか?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?もっと正確に言うと……実際にはただの夢オチと言う感じですよ……お母さんがね。」

 

リュウカ(本体)「あ………まさかアレ……?」

 

母核リョウカ(本体)「あ………なるほどね………うん……分かった気がしますね……。」

 

めぐみん「あ〜…!なるほど………そう言う事ですか……。」

 

リュウカ(本体)「う〜………。」

 

リョウカ(本体)「ただの夢オチだったので作動はしませんでしたが……実質正規に起動したのは今回で初めてですね……。」

 

大石「そうか………だがあくまでも要因を回避する為に起動したに過ぎない訳であろう?」

 

リョウカ(本体)「その通りです……このシステムは蘇生が可能と言うシステムじゃなく要因を回避する為だけに存在するのです………そう……運命を捻じ曲げる為に創られたシステム………コンテニューシステムは謂わば偽名で……正式名称が……【運命・歴史改変システム】です………私達が無事にゲームクリア……及び完全なハッピーエンドにする為にね……。」

 

リュウカ(本体)「……じゃあこれを創ったのは?」

 

リョウカ(本体)「私では無いです……更に言えば初代の王や姫でもあるアルトリアさんやコルディアさんでも無いです……最も絶対的な力を持つ存在がシステムと同じ時期に搭載したのでしょう………。」

 

カズマ「なるほどな………ってか話が脱線しまくったが結局どうやって回避する?」

 

リョウカ(本体)「ええ、今度は私達が後世世界のみなさんと同様に逆行……まあ私は別ですが……記憶やその他にも引き継いだ物も有るでしょうからそれを有効活用しましょう………。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

リョウカ(本体)「さて………実はもう既に当ては有ります……。」

 

大石「ほう?」

 

リョウカ(本体)「確か5年後だったね?……ならば……コルディアさん、アルトリアさん……しばらく貴女達の所で世話になりますよ。」

 

コルディア(本体)「………はい?」

 

アルトリア(本体)「どう言う意味だ?」

 

リョウカ(本体)「これより私達含めた全軍はコルディアさん及びアルトリアさんの国家にて長期間の遠征を実施……そこでコルディアさん及びアルトリアさんの主導の下……修行及び訓練……そして軍事拡大をするのですよ………今の私達では到底コルディアさん及びアルトリアさんの足元にも及ばないなら直々に指導してもらって少なくとも精々足元に及ぶ……最高でも同等以下位は欲しいですよ……それ位無ければあの惨状が再び発生しますよ?」

 

めぐみん「確かにそうですが………しかし……。」

 

リョウカ(本体)「手段は選んではいられませんよ、着々と時は進んでます……戻すのは容易では無いです……私を助けたいなら兎に角強くなる事……そして私がみなさんを安心させるにも兎に角強くなる事………それしか無いでしょう……一応やろうと思えばデッド商会に勝てる方法は幾らでも有るのですが……後々が怖いのでね……それなら適正レベルを圧倒的に上回る位の強さを持って挑む方が効率が良いでしょう……。」

 

めぐみん「………そうですね………。」

 

リョウカ(本体)「予定では4年間丸々訓練及び修行に使います……そして残り1年で戻って急ピッチで軍事拡大を実施して挑む訳です………。」

 

大石「因みに聞くが我々も含めてだな?」

 

リョウカ(本体)「当たり前ですよ……陸軍だろうが空軍だろうが海軍だろうが私達だろうが関係無く全国全軍全員が対象です……ただし非戦闘員は除きますし…一般市民は当然除外です……。」

 

大石「そうか……。」

 

束「ね……ねぇ?まさかそっちの訓練って?」

 

リョウカ(本体)「ええ、厳しいですよ?実は以前にコルディアさんの所で訓練と修行の講習及び実施したりしました……私の訓練及び修行メニュー以上に厳しいですよ……生半可な覚悟じゃあ当然追い付けれないし…最悪良くても大怪我……最悪瀕死になりますよ……死にはしないけど……死ぬ程厳しいですよ……いや……死ぬ以上に厳しいですがね……死にはしないが……。」

 

束「何その矛盾!?死ぬ以上に厳しい厳しいが死にはしないってどんなのよ!?」

 

リョウカ(本体)「初めに断っておきますが……拒否権は無いですし、そもそも私自身もコルディアさん及びアルトリアさんの下で訓練及び修行を受けるのでね?やるからには徹底的にやらないと………それこそ極限を超えた極地へ達する位はしてもらわないと。」

 

一夏「わーお……………。」

 

カズマ「うげ〜………。」

 

コルディア(本体)「そう言う事ならお任せ下さい、私達が腕に寄りを掛けた指導をしてあげますよ。」

 

アルトリア(本体)「良いだろう、やってやる。」

 

束「そっちもそっちでやる気…じゃないですか…!?」

 

リョウカ(本体)「愚痴を言わないの、さて……そろそろお開きとして……コルディアさん…アルトリアさん……後日に全軍で伺いますね…その時は宜しくお願いします……後一応ですが……娘達にも何か有ったら不味いので一緒に連れて行かせてもらいます……無論ですが娘達の扱いは非戦闘員及び一般市民と同様なので……訓練及び修行には参加はしません……ただ見学程度に留めて置いて下さい……。」

 

コルディア「分かりました……リョウカちゃんやリュウカちゃんの娘さん達ですか……分かりました、そちらもおもてなししますね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、一応娘達には表向きには長期間の遠征の為止む得ず連れて行かなければならないと言う事にはしてます……無論私達が長期間遠征する事は後日私達が出発すると同時に公開……ただし場所は偽の情報ですがね……。」

 

千冬「早速情報戦か……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、敢えて知らない所へ長期間遠征へ向かうと見せかけて……実際にはお隣のコルディアさん及びアルトリアさんの所へ行っていると言う事を知らない……無論更に騙す為に……粛清部隊を無人艦隊に乗っけて実際にその場所へ向かわせるのです……そして世間の目が逸れた瞬間に全軍は一斉に私達の能力で転移すると言う感じですよ。」

 

リヴ(本体)「ほう、それは面白い作戦だ……。」

 

リョウカ(本体)「とは言え気休め程度でしょう……一般市民は騙せても神々の連中は何処はバレる……いえ近い内にバレる………まさか隣国に行って……そこで修行やら訓練やら軍事拡大をしているとすれば必然的に神々はちょっかいを掛けるか……それか神々も私達と同様に何かしらの方法で力を付けると考えてます………そこで更なる時間か稼ぎの為……粛清部隊には真相を知ろうとしている神々に逆に仕掛けて……情報の漏洩を阻止する訳ですよ……。」

 

大石「ふむ……しかし確か粛清部隊は長期遠征と言う名目で居なくなるのだろう?そんなのをどうやって防ぐ?」

 

リョウカ(本体)「実はこんな事もあろうかと……コレを粛清部隊に持たせます。」

 

 

コトン…

 

 

全員(コルディア及びアルトリア及びリョウカ除く)『………!!』

 

 

リョウカの目の前に置かれたのは何かのスイッチの様だ………

 

 

カズマ「おいおいおい…!!これって…!!?」

 

リョウカ(本体)「っそ、対敵対神々虐殺用核兵器起動スイッチ………の偽物ですよ。」

 

一夏「偽物か〜い…!!!」

 

リョウカ(本体)「だけど、コレを堂々と敢えて見せびらかす様にすれば抑止力にもなる………それにこの偽物………実はスイッチを押すと脅迫用に何処に居ようと絶対必中の核を一発だけブッ放すのです……とは言え脅迫用なのでそこまで威力は無いけど……それでも敵対する神々の1%を殲滅できる威力は最低限は持っています………まあ間違っても全員が集結してる時にぶっ放さない限りはの話ですがね………そもそもあくまでも最大で1%……最低でも精々神の1体〜10体程度が限界でしょう…。」

 

束「でも結局は核を撃つんだよね?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ただ……あくまでもコレは対神々用……神々だけを葬る特殊な物をしこたま詰め込んでますので普通の生物や植物……そして機械もノーダメージ……神だけを殺す核兵器………の劣化版………威力が低すぎるのでね…脅迫用としては威力はトチ狂ってますが…本物の核なら文字通り神々を虐殺する為だけの核兵器っとなっています………ただ私達には効果は無いですが。」

 

大石「しかし一応我々は神々の類であろう?では何故我々には効果が?」

 

リョウカ(本体)「ええ、確かにこの偽物及び本物は神々を殺す事は出来ます………しかしこっちは格上……力の差は天と地の差が開き過ぎてます……しかもそんな相手に核じゃあ全く歯が立たない……無論核抑止も効果も一切無い…………止めに……そもそも効果が有るのは最も正確に言うなら……全ての要素で完全に神であれば効果が有る………みなさんはそもそも元は神では無い……もしくは私の力で格上になっているので………完全に神っと認識されないので効果を受け付けないのです……。」

 

大石「なるほど……。」

 

リョウカ(本体)「ただ、今の時代じゃあ最早核兵器は超古代兵器だからね……効果が有るか否かどうかも知らない物でいきなり同僚が死んでしまう等と知る余地も無いです………無論私達も……試した訳じゃないからね………さてとそろそろ行動に移りましょう………お母さん居ます?」

 

母リョウカ(粛清)「はい?何でしょう?」

 

リョウカ(本体)「コレを託しましたよ……コレを持っている以上はお母さん…貴女が粛清部隊の指揮を執って下さい………コレの発射権限及び神々に対する攻撃も全てお母さんの指示に託されました………頼みましたよ。」

 

母リョウカ(粛清)「ええ、任せて下さい……因みに聞きたいけど、このボタンは一度っきりですか?」

 

リョウカ(本体)「一度きりです、一応他にも何個かボタンは用意されてますが……その内使えるのはたった1発のみ……使う場合にはよく考えて使って下さい………。」

 

母リョウカ(粛清)「分かりました……。」

 

 

粛清部隊の親組のリョウカが脅迫用の脅迫核兵器起動スイッチを受け取った……

 

 

リョウカ(本体)「因みに言い忘れてたけど……そもそも神々虐殺用核兵器起動スイッチ及びその他の核兵器は私達自身ですがね……と言うのも……例えば、仮に私がその場で使うっと言えばその瞬間に使用可能になる上……私の一声で発射……っと言う芸当も可能です……。」

 

一夏「………マジ?」

 

リョウカ(本体)「うん、マジ……と言うよりか変だと思わないのですか?今まで何回も核兵器ブッ放しておいて逆にそこまで安易過ぎるとは思わないのですか?」

 

一夏「……あ……そうだった……。」

 

リョウカ(本体)「………まあ兎も角……そもそもスイッチと言うのはあくまでも名目上……実際には存在しないスイッチ………しかし敢えて存在する様に見せびらかす………勿論本物付きでね……まあその本物は私達が持っていますが………これにより私達より格下の相手は常に核抑止が働く訳です………。」

 

束「ふ〜ん……。」

 

リョウカ(本体)「後おまけ程度ですが……以前お母さんが対D-033相手に使おうとした超ヤバい手榴弾が有るじゃないですか?」

 

母核リョウカ(本体)「え?それって……あの厳重に保管してある手榴弾の試作品……?」

 

リョウカ(本体)「ええ、実は脅迫用としての核兵器としての候補として考えましたが……威力が足らない上に安全性に欠けるので一応改良型を検討してから……と言う事なので保留になりました……余りどうでも良い事ですが。」

 

めぐみん「やれやれ……まああんなキチガイじみた代物をポイポイ投げ込まれたらこっちも持たないですよ………。」

 

リョウカ(本体)「まあね……うん……。」

 

めぐみん「…………リョウカちゃん、何故に目を逸らすのですか?まさか…?」

 

リョウカ(本体)「………実はですが……非常に言い辛いのですが……あの手榴弾を再度解析して……その超改造及び超改装型の手榴弾の設計図をもう既に提出しちゃったんです………すみません。」

 

母核リョウカ(本体)「………はい…?」

 

カズマ「おいおい…!!?その手榴弾ってもし完成したらどんな化け物になるんだよ!?」

 

リョウカ(本体)「一応攻撃対象をあくまでも敵のみに絞る事にはなってますが……範囲供に核兵器級っとなってますがね……勿論安全性は保証はされて……安全装置が解除されて尚且つ一定範囲内に味方が居なければ起爆する様に再設計してます……まあ予定ですが………。」

 

一夏「予定かよ………しかも手に渡ったのはあの開発所長……どんな物に仕上げるか堪った物じゃないな………。」

 

 

(リョウカ(開発所長)「はっくしょん…!!ん…?風邪かな…?」)

 

 

リョウカ(本体)「………ま……まあ……兎に角………もうこの辺りにしましょう……後々がつっかえてますのでね……。」

 

リュウカ(本体)「そ……そうですね……それじゃあみなさん、頑張りましょう。」

 

めぐみん「誤魔化された気がしますが……まあ良いでしょう……兎も角死ぬ気で……いや、死をも超越しなきゃ意味が有りませんね。」

 

カズマ「そうだな、やるっきゃねぇな。」

 

 

っと言う訳で一行達は一度解散………後日に予定通り行動が開始………先行で粛清部隊が出撃………その後世間の目が粛清部隊の方へと向いた瞬間に粛清部隊除く全軍はアルトリア及びコルディアの待つ国へと転移……そこで予定通り4年と1年を使った想像を絶する極限をも超えた死をも超越する様な地獄以上の修行と訓練の日々を過ごし……予定を少し変え……同時進行で軍事拡大と強化も実施して行った……

 

 

 

そして………5年後………

 

 

【4月7日(リベンジ)】

 

 

【ラチェクラの空間:ガガガ銀河】

 

 

【惑星スニべラック】

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの大和:メインテーマ(レイテ沖海戦)】

 

 

現在スニべラックにて……熾烈な戦いが繰り広げられていた………

 

 

キィィィィィィン…!!!!

 

ビビビビビビビ…!!!

 

ボォォォン…ボォォォン…!!!

 

カチッ…バシュゥ…バシュゥ…!!!

 

チュドォォォォォン…!!!!

 

 

フェイ「奴等を食い止めろぉぉ…!!!!」

 

ザック兵士隊1『おおおおぉぉぉぉ…!!!!』

 

ザック兵士隊2『うぉぉぉぉぉぉ…!!!!!』

 

ラチェット「コレじゃあキリが無いよ…!!」

 

クォーク「敵が多過ぎるよ!どうすれば良い訳!?」

 

 

今現在ラチェット達とザック商会が戦っている相手は…無論あのデッド商会……いや………今のこの時空では………【デッド大帝王国】っと呼ばれる超軍事国家で侵略国家…しかもガガガ銀河に於いて三大勢力の一つであるザック商会をも差し置いて堂々と1位をむしり取っている………尚2番目はご存じのザック商会で……3番目がメガコープ………

 

今現在デッド大帝王国……略してデッド帝国がスニべラックにまで手が回って来て……本土防衛の為にラチェット達とレンジャー隊も救援に駆け付けていた……しかしラチェット達は良くてもレンジャー隊はやはり消耗が激しく……しかも得意のズガガ銀河ではなくガガガ銀河と言う別銀河の為増援や補給も乏しいのでレンジャー隊の犠牲が増えていた……だが辛うじてザック商会の中では未だに犠牲者は出て無い様だが長くは持たない……最悪母星を捨てるか……特攻覚悟で心中するかのどれかを迫られていた………

 

 

クォーク「せめて先生が居たら…!」

 

ラチェット「っく!肝心な時に何で…!」

 

 

ビュゥゥン…!

 

ボォォォン…!!!

 

 

デッド軍司令官『ザック商会及びレンジャー隊に告ぐ!大人しく武器を置いて投降せよ!さもなくば全滅させる!』

 

フェイ「誰が降伏なんか!」

 

ラチェット「ああ!俺達はまだ戦える!」

 

デッド軍司令官『デッド兵士全軍に告ぐ!投降を拒否した下種を皆殺しにしろ!』

 

デッド兵士全軍『うおぉぉぉぉぉぉ…!!!!』

 

クォーク「奴等完全にトドメに刺しに来てるよ…!!先生…!!!助けてぇぇ…!!!!」

 

 

ピカァァァァン…!!!!

 

ポォォピィィ…!!!!!

 

ヒュゥゥゥゥ…ピキィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォン…!!!!!!!

 

 

デッド軍司令官『何だ!?』

 

?「これはこれは?随分と私…いえ私達が居ない間に好き勝手してくれたね?デッド大帝王国軍?まさか私達の領土に土足で入り込んだ挙げ句私達の可愛い仲間や家族に手を上げた無礼な下種が居たと言うから来てみればこの惨状とは………よくもやってくれたな?」

 

デッド軍司令官『き……貴様は!?」

 

?「おや?私の顔を見忘れたか?司令官の幹部の1人のフェルマンさん?」

 

フェルマン(元の名前:デッド軍司令官)『……!?ま……まさか…!!?あの伝説の最強国家の大統領…!!!?』

 

クォーク『……!!せんせ〜い…!!!!来てくれた…!!!!』

 

?「…どうやら相当死にたいらしいね?内の可愛い……元は生徒とは言え……元家族を傷付けようとは……。」

 

フェルマン『っく!こうなれば…!!アレを出せ…!!』

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ガシャン…!!!

 

 

ラチェット『なっ…!?』

 

グレイ『しまった!?我々の最終兵器が奴等に…!!!』

 

フェルマン『ふははは!コイツさえ有れば!我々は!』

 

?『『無敵だ。』……っとでも言いたいつもりでしょうがもう終わりですよ。』

 

フェルマン『な!?何処から!?』

 

 

 

ピキィィィィン…ズッドォォォォォン…!!!!!

 

ザック商会の元最終兵器であり……現在のデッド帝国の切り札の一つであるジャイアントメカが突然足元の大爆発によってスクラップに早変わりした……

 

 

?「速いですね?」

 

?「ええ、ただの雑魚でしたし…それにリョウカちゃんの読みの通りにやったから早かったですよ。」

 

?「そうそう、こんな相手は本気を出すまでも無いな。」

 

フェルマン『き……貴様ら……!?な……何者だ…!?』

 

?「もう言われなくても分かっているでしょう?……私は……淵森母神王大連合征王国の現全銀河大統領の神森リョウカですよ?そして全銀河及び全宇宙最強の軍事国家の最高司令官ですよ?よく覚えておきなさい……そしてたった今から……私達はデッド大帝王国に対して宣戦布告を宣言する…!!!!私達は解放国家としてデッド大帝王国を殲滅する…!!!!」

 

フェルマン『なん……だと……!!?』

 

リョウカ(本体)「と言う訳で、お前はさっさと私の前の前から消えろ……私の目の色を変えない内にね?」

 

フェルマン『っく…!!此処は一先ず退却だ…!!全軍撤収…!!!!』

 

 

そしてフェルマンの撤退命令により生き残ったデッド帝国の軍は一目散に逃走……一部が追撃に有って壊滅させられたが……デッド帝国の軍はフェルマン含めて辛うじてスニべラックを脱出した……一方で防衛に成功したザック商会含めたラチェット達は大いに大歓声を上げた……

 

 

【惑星スニべラック:パーフェクトクリア】

 

 

……数時間後………

 

 

 

【淵森母神即席宇宙大連盟艦隊:総司令旗艦:龍華大和:艦橋(ブリッジ)】

 

 

クォーク「先生…!来てくれたんだね!」

 

リョウカ(本体)「ええ、遅くなってごめんね?私達もギリギリまで準備やら修行やら訓練やら詰め込んでましたからね……。」

 

ラチェット「まあ兎に角助かったよ…ありがとう。」

 

グレイ「しかし会長、幾らアンタ達とは言え今の奴等は大帝王国とも呼ばれる程の存在だぜ?しかも唯一手に入れた情報によれば……ガガガ銀河の中で最強国家だと聞いた…しかも全銀河全体で見てもトップ3に入り……第2位だぜ?」

 

クォーク「第2位…!?そんな相手…!?」

 

クランク「ん?待つっス、では第1位は?」

 

グレイ「それは勿論アンタ達ですよ。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……。」

 

グレイ「とは言え奴等はある意味で下剋上をしてるのかも……。」

 

リョウカ(本体)「下剋上ね〜…まあどうでも良い理由ですがね……とは言え奴等の動きはもう既に筒抜けな上……もう既に……………私の手中ですよ。」

 

グレイ「手中……?それはどう言う……?」

 

リョウカ(本体)「っま、何れ分かりますよ……とは言え大幅に歴史が狂った訳ですが……どうやらプロトペットの事件の代わりがコレっと言う訳で良い訳ね?」

 

リュウカ(本体)「そうなるね。」

 

リョウカ(本体)「まあ余り戦いは好きな方では無いですが……堂々と宣戦布告した以上は期待には応えないとね……何せ見てみなさい。」

 

 

ッピ…!

 

 

フェイ「ん?お〜!ボスが奴等に喧嘩を売った事が銀河中に広まってるぜ!」

 

リョウカ(本体)「ええ、ニュースにもなったし…新聞にもなる訳ですよ……。」

 

グレイ「まあ世間の目はとうとう頂上決戦とも言える戦争が始まった訳だからな…。」

 

リョウカ(本体)「その通りです……とは言えこの戦争、まだ裏が有る訳ですよ……如何にデッド大帝王国と言えどわざわざ私達に喧嘩を売る理由が分からない……何せ私達と相手じゃあ質も量も圧倒的に上……そんな相手に喧嘩を売る理由が分からない……何か有りますよ。」

 

一夏「やっぱりどっかが裏から操作してるな?」

 

リョウカ(本体)「確実にね……何かしらの因縁が有る気がしますがね。」

 

カズマ「やれやれ…また厄介な奴に目を付けられた訳か……。」

 

リョウカ(本体)「だろうね……。」

 

ラチェット「……そういや、スニべラックの周辺には大量の航空戦力や大艦隊が居た筈だが?」

 

リョウカ(本体)「あ〜…アレですか?壊滅させましたよ。」

 

リュウカ(本体)「今の私達に比べたらあの程度に本気を出すまでも無いけどね……前の私達なら多少は苦戦してたでしょうが……。」

 

ラチェット「一体…何したらどうなるんだい?」

 

リョウカ(本体)「……知りたい?」

 

クォーク「うん!知りたい!どうして?」

 

リョウカ(本体)「……余り知らない方が良いけどね……知れば後悔する様なレベルですよ?」

 

ラチェット「あ〜…アンタらがそう言うなら……、」

 

クォーク「え〜?でも一応聞きたいよ。」

 

リョウカ(本体)「はぁ……全くクォークさんらしくて良かったですよ……でも後悔しても知りませんよ?」

 

リベット「なんか嫌な予感がするね……。」

 

リョウカ(本体)「じゃあ直球に言えば……文字通り私達は、死んでは生き返っての……生き地獄以上の壮絶な死をも超越した修行や訓練をこの5年間ずっと繰り返して来ましたよ……勿論此処に居るみなさん全員は確実に既に……最低でも数千万回……最高でも数千垓回は死にましたよ……勿論死んでは生き返って無理矢理精神治療をさせられての繰り返しでしたよ……。」

 

ラチェット達一同『………………。』

 

リョウカ(本体)「例えば………即死トラップ満載の地上から100kmも有るトラップタワーに一切の能力及び行動制限と大幅リミッター制限された状態で制限時間内に地上まで降りて来いはまだ優しい方で……私達の師匠であるアルトリアさんやコルディアさんが全力全開で殺しに掛かって尚且つ私達は全力全開で…直々にデスマッチ……しかし案の定瞬殺されまくって……死んだ場合のペナルティーで……様々な死をも超越する様な修行やら訓練をしまくって……最終的に……アルトリアさんやコルディアさん達と同等以上の物を手に入れました……そしてそれらの修行や訓練のお陰でこのスニべラックの防衛戦にて敵戦力がどう動き…どう動くかも全て丸分かりする事が出来て簡単に防衛が成功した訳ですよ……本当に感謝してますよアルトリアさんにコルディアさん。」

 

コルディア(本体)「いえいえ……私達は出来る事をしたまでですよ。」

 

アルトリア(本体)「ふん、まあ中々の戦果だ。」

 

ラチェット「なあ、この人らが?」

 

リョウカ(本体)「ええ、私達の師匠であり……私達以上の最強の軍事国家を誇り…今でももし全力で来られたら恐らく最終的にこっちが完膚までに打ちのめされる未来しか無い最強の存在ですよ……そして私達にとっては全ての始まりの存在である……初代の王でもあり…初代の姫である存在ですよ。」

 

アジマス「正にとんでもない人物だな…。」

 

クランク「でもどうしてそこまで力を付ける必要が有ったっスか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……実は今日……私が死ぬ筈だったのです……と言うのも……今日、私は偶然にもその日は大きく体調を崩していてね?しかも非常に不安定でいつ何がどんな能力が誤作動を起こすのか全てが不明だった……しかし最悪な事に転移能力が誤作動を起こしてこのガガガ銀河へ放り込まれた……しばらくして私は無人の救出艦隊に救われたかと思われましたが……更に偶然な事にそこはデッド帝国の領域だったので……変に刺激を与えたので奇襲を仕掛けられた……奇襲を仕掛けられたとは言え無人の救出艦隊はどれももう旧世代だった事も合わさり最終的に私を載せたまま龍華(リョウカ)は爆沈……その余波で生き残った救出艦隊も爆沈……その時私は死にました……そしてその場を偶然目撃したお母さんが私の戦死に怒り狂い暴走……デッド帝国及びその関わりを持つ存在を無差別に虐殺を繰り返してみなさんの手で最終的に討伐されて見事にバットエンド&ゲームオーバー…………そしてシステムが起動して……過去にタイムリープして今に至る訳ですよ……つまりは未来そのものを捻じ曲げた訳ですよ……私は今はこうしてピンピンですが前の私なら今頃もう既にお亡くなりになられてる頃でしょう。」

 

アジマス「そんな事が有ったのか……。」

 

リョウカ(本体)「ええ。」

 

兵士総元帥4「姫様、別働隊より入電です…『我、【惑星アラノス】ノ防衛ニ成功セリ…。』以上です…尚現在別働隊は予定通り本艦隊へ帰還中との事です。」

 

リョウカ(本体)「そうですか、やってくれましたか。」

 

グレイ「まさか惑星アラノスにまでやって来ていたのか…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、貴方達の所の空中要塞を奪おうと考えたようだけどそれもお見通しです……既に別働隊を向かわせて正解でしたよ……お陰で防衛に成功した訳ですよ……それにスニべラックとアラノスを潰されたらこっちも非常に困るのでね……何せ予定ではこれからスニべラック及びアラノスを改造して今は壊滅的危機に陥っているレンジャー隊の補充の為に拠点の設置するのです……何せ此処はガガガ銀河……ズガガ銀河とはお隣とは言え距離的には最早国を越えなきゃいけないレベルですから……ズガガ銀河からガガガ銀河へ応援を送ろうにも滅茶苦茶時間が掛かる訳……なので拠点を設置した方が早いと言う結論が出る訳です……なら私達の母星でも良くないかって思う方も居るだろうけどそうは出来ない……あくまでも私達の母星は最後の砦……もし堕とされたら全銀河及び全宇宙の終焉を意味する訳です……だからこの世界にて絶対的頂点に君臨する訳です……私達の敗北はこの世界の終焉………負ける事は許されない………。」

 

グレイ「そう言う意味ですかい……良く理解しました。」

 

リョウカ(本体)「さてこれからが忙しくなりますよ、今回もしっかりと頼みますよみなさん。」

 

ラチェット「ああ!」

 

 

そして一行は次なる目的地を目指して航行を続けるのだった……そしてこの今……第二次宇宙大戦が切って落とされた……

 

 

 

【第二次宇宙大戦(2回目):開戦】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第58話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第2世代【突入編:終章・前編】

どうもです、お馴染みのリョウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に説明すれば…私達は5年後に私が死ぬ未来を回避する為にアルトリアさん及びコルディアさんの協力の下……想像を絶する死をも超越した超極限をも超える修行と訓練の日々と軍事拡大と強化を続けていよいよ5年後………私達は惑星アラノス……スニべラックを別働隊と供に防衛に成功し……同時に今じゃあデッド商会がデッド大帝王国へと変貌したデッド帝国に宣戦布告をしました……まあこんな感じですよ…それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

アラノスとスニべラックを防衛してから翌日にはアラノスとスニべラックを予定通りに要塞化…拠点にする事に成功し…スニべラック側はレンジャー隊の本拠地としての姿勢を充実させ……これにより隊員不足が解消された……一方でアラノスの方は最前線基地として運用……主に航空戦力の為の航空基地が設置されている……

 

 

 

現在一行達は別働隊と合流して次の惑星を目指していた……

 

 

 

リョウカ(本体)「さて状況を再確認しましょう……現在敵戦力は本拠地である……ガガガ銀河及びズガガ銀河の中心に存在し…尚且つ中枢に存在する【シャドーセクター:デッドゾーンステーション】……ただしそこへ行くにはデッドゾーンステーションの防御シールドを破壊しなければいけない……場所は……【大都市惑星:エンダコー】・【雪山惑星:シベリウス】・【海洋惑星:ドボーン】・【深宇宙星雲:DSディスポーザー五号機:ハルギス】・【基地惑星:ゴーン】・【ロボ惑星:ダモーセル】・【超工業惑星:メガコープ】………以上が防御シールド発生装置が置いてある所です……しかも何の惑星には守護者と言われるデッド帝国軍の幹部が存在します………しかも………それぞれのシールド発生装置が存在する場所へ行くにはそれぞれの関連した惑星に向かい……許可書になるアイテムを入手する必要が有ります……。」

 

大石『結構厄介だな。』

 

リョウカ(本体)「ええ、しかも無事に全て無力化したとしても……本拠地はデッドゾーンステーション……そう元ネタはかのドレッドゾーンステーション……アレを鹵獲して本拠地……要塞化したのですよ……あの最後の宇宙大戦時と同じ……いえ、あれ以上の超要塞へと変貌してますよ。」

 

ラチェット「マジかよ、そこまでか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、とは言え……それを言うなら私達も色々とオカシイ事になってますがね……少なくとも前と全く同じとは思わない方が良いですよ。」

 

クォーク「勿論だよ先生!」

 

カズマ「…それで次は何処へ向かう?」

 

リョウカ(本体)「ああ、そうでしたね…次はウーズラですよ…そこで許可書となるアイテムの一つが存在する様です……ただし同時にそこに救援要請も確認されてますのでね……何でもそこの防衛機能が停止して様々な生物兵器がうじゃうじゃ現れる様になったそうです。」

 

リュウカ(本体)「ウーズラって言ったら……。」

 

リョウカ(本体)「っそ…今回の逆行の第1次宇宙大戦末期にて儀式の最後に私がそこへ墜落したあの惑星ですよ……まああの時点でも既に生物兵器らしいモンスターは居ましたがね…どうやら今回の場合はそれ以上に大量発生したと言う訳ですよ……恐らくその惑星には巣とも呼ばれる場所にその生物兵器の産みの存在が居ると思われるのでそれの撃破が目的となってます。」

 

アジマス「それは分かったが許可書となるアイテムの一つの入手は?」

 

リョウカ(本体)「勿論分かってはいますが……恐らく手に入れるにしろその存在が厄介ですよ……探してる最中に襲われたらこっちも大迷惑です…だから先に撃破してその後にじっくり探せば良いですよ。」

 

アジマス「そうか…。」

 

クランク「…そう言えば、さっきから気になっていましたが…さっきから全然敵が襲って来ない気がするっス…いつもならこのタイミングで襲って来てもおかしく無い気がするっス。」

 

リョウカ(本体)「…………いえ、どうやらさっきまでは居た様ですよ………でも…アレを見て。」

 

カズマ「………!やられてる……?」

 

リョウカ(本体)「ええ、さっきまではどうやら此処で待ち伏せをしてた様です……しかもかなりの数です…っが壊滅してる。」

 

岬『一体誰が…?』

 

メリー「………!!気をつけて!多分そのデッド帝国軍を壊滅させた奴が来る!」

 

リョウカ(本体)「何!?レーダー!」

 

兵士総元帥3「は!………駄目です!反応有りません!」

 

リュウカ(本体)「レーダーに反応しない……?でもメリーさんが外す訳が無い……まさか…!レーダーのシステム操作実施!対生物兵器!」

 

兵士総元帥3「は!」

 

 

ッピ…!ピーッ…!

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

兵士総元帥3「レーダーに反応有り…!!数は1…!極めて超強大及び超巨大反応…!!本艦隊へ接近…!!」

 

リョウカ(本体)「全艦戦闘態勢!」

 

全艦『了解!』

 

 

リョウカは直ちに全艦に戦闘配置命令を発令した……

 

 

【淵森母神即席宇宙大連盟艦隊:戦闘態勢に移行】

 

 

リョウカ(本体)「ウーズラの近郊で近付く存在を攻撃…?………まさか…!」

 

 

リョウカはふと思い出したかの様に即座にとある物を調べ始めた……すると……

 

 

リョウカ(本体)「有った…!コイツです…!」

 

一夏「……!まさか…!」

 

めぐみん「ええ!コイツはレヴィアタン…!」

 

リョウカ(本体)「ええ、どうやら私達が介入したお陰でどうやらレヴィアタンが介入したのでしょう…そしてある意味でウーズラはアトランティスと似てますのでアトランティスと誤認したレヴィアタンはこのウーズラへ近付く存在を無差別に攻撃します!」

 

ラチェット「なあ?レヴィアタンってなんだよ?」

 

リョウカ(本体)「……正式名称は…【帝国防衛用機械超大型生物兵器:リヴァイアサン級:最終強化型:レヴィアタン】陸海空全地形対応してるアトランティス帝国の持つ兵器の中で最大級の戦力を誇り…文字通り完全に戦闘特化型で……前の私達からすれば文字通り化け物レベルですよ……恐らく前の私達でも完全に全力になって尚且つ全軍で掛かってどうにか互角レベル……っと言う感じですよ……と言うのも私達が介入した所為でただでさえ悍ましい力持ってるのに影響を受けて私達レベルまで超強化された訳ですよ……。」

 

アジマス「ではどうする?真正面から挑んで勝てる確率は?」

 

リョウカ(本体)「一応頑張れば真正面から戦って無傷で勝利出来る確率は80%以上ですが…残りの20%は少なからず被弾覚悟でやってどうにか勝てる……っと言う感じです…負けると言う事は絶対に無いけど無傷で勝てるかどうかは正直微妙レベルな相手です……まあ幸運にも今回は1機だけだから良かったですが……コレが10体以上で来られたら流石に全力全開でやらなきゃ無理ゲーレベルです。」

 

大石『正に化け物だな。』

 

リョウカ(本体)「ええ、戦闘力だけ言ってましたから攻撃能力については言ってませんね……攻撃能力は文字通りその巨体を生かした肉弾戦……そして遠距離相手にはアトランティス帝国の誇る強力なプラズマ砲……無論レヴィアタンに搭載されてる物は前の私達の場合は如何なる防御を貫通した上で壊滅的な大ダメージを与える代物……勿論肉弾戦でも挑もう物なら即座にスクラップにされるでしょうがね……何せ元の世界では戦艦クラスの潜水艦及び複数の潜水魚雷艇が束に相手にたった1機とは言えそれをも壊滅させた存在です……到底もし前の私達が今目の前に現れた場合絶対に真正面では勝てないでしょう。」

 

千冬「遠近共に隙が無いか……防御力は?」

 

リョウカ(本体)「これも元の世界の話ですが……さっきの戦った潜水艦と魚雷艇が全発魚雷を命中させてもピンピンしてました…生半可な攻撃程度ではビクともしないでしょう……それに言い忘れてましたが機動力も航空機並みに素早い上に旋回能力も高い……万能無欠の様に感じますが……コイツは無人…更にそこまで知性は良くは無いので護衛対処と一緒に居た場合攻撃しない又は諸共やるかのどれかですので……知能戦でやればどうにかですね……と言うのも攻撃能力は上半身に特化してるので後ろを取れたら勝てる見込みは高い。」

 

カズマ「なるほど、下半身側からやれば勝てる訳……って待て!そもそもどうやって奴の背後取る?アイツ機動力も高いんだよな?」

 

リョウカ(本体)「ええ、多分相手も流石に後ろを取られたら不味いとは思う筈です……さてどうした物かな……。」

 

 

一行達が作戦会議をしていると……

 

 

?『アォォォォォォォン…!!!!』

 

リョウカ(本体)「………どうやらとうとうレヴィアタンの迎撃圏内に入った様です!レヴィアタンが来ます!」

 

タツハナ(本体)「直掩隊!直ちに発艦!」

 

 

タツハナの号令で直掩隊が発艦……そして………

 

 

ゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

兵士隊長1『……!レヴィアタン接近…!!!!』

 

レヴィアタン『オォォォォォォ…!!!!!!』

 

 

一行達の目の前にレヴィアタンが立ち塞がった………

 

 

VS【元帝国防衛用機械超大型生物兵器:リヴァイアサン級最終強化型:レヴィアタン(超強化個体・歴戦王個体・最終強化型仕様)】

 

 

戦闘方式【超兵器戦:海戦方式(宇宙空間)】

 

 

勝利条件【レヴィアタンの撃破】敗北条件【味方の全滅】アナザー目標【レヴィアタンのスキャン完了】

 

 

戦闘BGM:作品名【ディズニーシリーズ(アトランティス)】曲名【レヴィアタン】

 

 

地形【ガガガ銀河:惑星ウーズラ:近郊】

 

 

【戦闘開始】

 

 

リョウカ(本体)「全艦及び全軍攻撃開始!!」

 

全艦『了解!』

 

 

ウィィィィン…ガコン…!!

 

ブッピュゥゥゥン…!!!!

 

カァオ…カァオ…!!!

 

ビビビビビビビ…!!!

 

バシュゥゥゥ…バシュゥゥゥ…!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!

 

 

 

レヴィアタン『アォォォォォォォン…!?』

 

ラチェット「良し!効いてる!」

 

リョウカ(本体)「効いてはいるけど…!やっぱり決定打が足りない!」

 

 

キィィィィィン…!!!

 

 

航空隊隊長1『全機!あの化け物の背後からどついてやれ!姫様達をやらせるな!』

 

全機『了解!』

 

 

ビビビビビビビ…!!!!

 

カァオ…カァオ…!!

 

バシュゥゥゥ…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

レヴィアタン『オォォォォォォ…!!?』

 

 

レヴィアタンに集中砲火を浴びせるがやはり流石の防御力に奴より怯みダメージこそは入るが大ダメージには至らない……

 

 

レヴィアタン『グォォォン…!!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「結界…!はぁ…!」

 

 

ピカァァァァン…!

 

ガキィィィン…!!

 

 

レヴィアタンは口部から高出力のプラズマ砲を撃ったが間一髪リョウカの結界で防いだ…

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…一発の威力がやはり段違いですね…もし直撃すれば大変です…。」

 

リュウカ(本体)「やはり最終兵器を使いますか…?」

 

リョウカ(本体)「いえ、使うまでも無いですよ……それに……、」

 

 

ピーッ…!

 

 

ジェフティ(コア)「レヴィアタンのスキャン完了……弱点部位を表示します。」

 

 

【アナザー目標達成】

 

 

リョウカ(本体)「弱点は口部コアと額のメインコアですか。」

 

レヴィアタン『オォォォォォォ…!!!』

 

 

グィィィン…ガシャァァァン…!!!

 

 

レヴィアタンは巨大な鋏で龍華大和をとうとう捕らえた…

 

 

リョウカ(本体)「っく…!?」

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!!

 

 

兵士総元帥3「レヴィアタンに捕まりました…!!!」

 

レヴィアタン『ギシャァァァァァ…!!!』

 

 

メキメキメキメキ…!!

 

 

レヴィアタンは徐々に鋏に力を込めてそのまま龍華大和をへし折ろうとした……

 

っが………

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

レヴィアタン『ギシャァァァァァ…!!!?』

 

リョウカ(本体)「今です!全速前進!」

 

ッバ…!

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

レヴィアタンの背後から突然レーザー砲が直撃し…堪らずレヴィアタンは龍華大和を解放した……

 

 

エンドノア(本体)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

ジェネシス(本体)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

どうやらエンドノアとジェネシスが応援に駆け付けた様だ……

 

 

レヴィアタン『ギシャァァァァァ…!!!!』

 

 

グィィィン…!!!

 

 

エンドノア(本体)『……!』

 

 

ガシッ…!!

 

 

レヴィアタン『……!?』

 

 

 

グィィィン…グィィィン…グィィィン…!!!

 

ヒョイッ…!

 

キィィィィィン…!!!!

 

 

エンドノア(本体)『ギョエアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

 

キュィィィィィン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォン…!!!!!

 

 

レヴィアタン『オォォォォォォ…!!!?』

 

 

エンドノアはレヴィアタンが掴み掛かった腕を逆に掴み…そのままジャイアントスイングで投げ飛ばして…追撃のコアレーザーを直撃させ大破まで持ち込んだ………

 

 

レヴィアタン『オォォォォォォ…!!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

 

エンドノア&ジェネシス(本体)『……!!!?』

 

タツハナ(本体)「不味い!本艦に直撃コース…!!」

 

リョウカ(本体)「総員何かに掴まって…!!」

 

 

ピキィィィン…!!!

 

ズッドォォォォン…!!!!

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!

 

 

 

ジェフティ(コア)「本艦に直撃…被害軽微…残り耐久力90%。」

 

リョウカ(本体)「たったの1発で10%を奪うとは…!もし当たりどころが悪ければ一発轟沈も有り得ますね…!」

 

 

レヴィアタンは足掻きのプラズマ砲を何と龍華大和へ撃ち込み1発で10%の耐久力を消しとばした……幸いにも死傷者及び怪我人は出なかった……

 

 

エンドノア&ジェネシス(本体)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

ガシッ…ガシッ…!

 

 

ググググググググググ…!!!!

 

 

レヴィアタン『オォォォォォォ…!!!?』

 

 

メキメキメキメキ…!!!

 

 

今の行動でリョウカとリュウカを傷付けたと思ったエンドノアとジェネシスはブチギレ……レヴィアタンを左右から掴み…そのまま引っ張り…そのまま引き裂こうとし始め……

 

 

メキメキメキメキ…!!

 

ミチミチミチミチ…!!!

 

 

レヴィアタン『ギシャァァァァァ…!!!?!?』

 

 

メキメキメキメキ…!!

 

メキメキメキメキ…!!!

 

ガシャァァァン…ブシャァァァァァ…!!!!

 

 

エンドノア&ジェネシス(本体)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

そして……そのまま力任せにレヴィアタンを真っ二つに引き裂き…撃破した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(本体)「……はぁ……酷い目に遭いましたね……しかし……。」

 

リュウカ(本体)「ええ……流石にこれじゃあ攻略は困難ですね…一度母星に引き返して終了と……あのレヴィアタンの再度スキャンして何か利用出来ないか確認します。」

 

コルディア(本体)「そうですね…今回も予想外でしたし…そもそもあの古代文明の兵器が紛れ込むとはね…。」

 

アルトリア(本体)「そうだな……。」

 

 

そして一行達は止む得ず母星へと帰還……被弾した艦艇の修理とレヴィアタンの再度調べる事にした……

 

 

………翌日……

 

 

リョウカ(本体)「しかし末に恐ろしいですねレヴィアタン……。」

 

大高「ええ、報告では聞きましたが実物で見ると改めて恐ろしい存在ですな…。」

 

高野「……一撃で龍華大和の装甲と防御を撃ち破り損害を与え……我々の攻撃でも決定打を与えられない……。」

 

ルーズベルト「しかも機動力も駆逐艦以上……何とも悍ましいな。」

 

リョウカ(本体)「しかしどうにか倒せれたとは言えこのままじゃあ苦戦は必須ですので計画では私達用のレヴィアタンを建造しようと考えています…勿論私達なりの大改造と大改装を加えた上です……それにあの防御も良いです……是非とも他の艦艇や兵器にも組み込む予定です。」

 

大高「しかし大丈夫なのですか?未だに解明されてはいない古代文明の塊の様ですが…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから同時進行で解析も進めてみますよ…とは言えエンドノアやジェネシスがここまで見事に破壊したと言うよりか殺したと言うか……解析は難航しそうですが開発や強化の点は報告によれば最低でも1週間……長くても1ヶ月有ればどうにかと言う感じですが解析はどんなに頑張っても半年以上は掛かりますので分かって下さい。」

 

高野「分かった。」

 

リョウカ(本体)「言い忘れてましたが仮にも古代文明の代物なので解析が完了してある程度目処が立つまでは秘匿しておいて下さい……表向きでは『敵軍の新型兵器を鹵獲した。』…と言う事を世間で公表はしてます…。」

 

ルーズベルト「了解した、我が国でも厳重に機密は守ろう。」

 

リョウカ(本体)「お願いします、しかし恐らくデッド帝国もレヴィアタンに壊滅された事を知って今頃血眼になって探してる筈です……だから今バレたらまだ修理が終わってなく現在大部分の兵器は工事の為格納庫に入ってるのです……決して漏らさない様に。」

 

全員『了解です。』

 

 

各自首脳クラスは各国へと戻って行った……

 

………そして幸運な事に何事も無く数ヶ月後………

 

 

リョウカ(開発所長)「さてみなさん、集まりましたね?」

 

リョウカ(本体)「私達を呼んだと言う事は出来たのですね?」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、それとあのレヴィアタンの解析も完了したよ。」

 

リュウカ(本体)「え?でも解析は最低でも半年は掛かるって聞いたけど?」

 

リョウカ(開発所長)「私もそう思ってたけど……実は調べてみたら思った以上に解析が進んでね…予定より早く終わったよ。」

 

大高「そうですか、それで結果は?」

 

リョウカ(開発所長)「はい…実はレヴィアタンに関してですが……厳密にはレヴィアタンでは無く初期型のリヴァイアサンです…それもなんらかの影響を受けて最終強化型と同じ性能を誇る様になってました。」

 

一夏「マジかよ……初期型でアレって……。」

 

コルディア(本体)「また神々が便乗したのでしょうね。」

 

リョウカ(開発所長)「ええ…さてレヴィアタン…いえ、リヴァイアサンのブラックボックスからこの機械生物兵器群に関する資料と古代文明のアトランティスに関する資料が入ってたから調べてみたら…これはまた宝庫の山でして…特にこれは帝国防衛用ではなく……ガチで戦争になった際の現代で言うなら戦略又は戦術級の戦艦として運用する事を想定してました……みなさんが戦ったこのレヴィアタン擬きのリヴァイアサンは確かにプログラム上ではアトランティス防衛となってまして…護衛目標であるアトランティスが存在しないのでプログラム自体が無効になると思ってましたが……どうやらこのリヴァイアサン……神々の介入でプログラムが書き換えられていて……私達含めて無差別に攻撃する様に再プログラムされてこのガガガ銀河へ放り出した様です……そして運悪くデッド帝国が最初の犠牲者になり……そして本来の目標である私達がやって来て……今に至ると言う感じです。」

 

束「ここまで来ると最早神々の介入が当たり前と言う天丼ネタだね。」

 

リョウカ(本体)「やれやれですよ、私達からすれば良い迷惑ですよ……。」

 

 

ウォォォォォォォ……ウォォォォォォォ……!!!

 

 

全員『………!?』

 

 

一行達が会話している最中で本国全体…いや本星全体に大音量の警報が鳴り響いた……

 

 

リョウカ(本体)「何事ですか!?」

 

兵士総元帥3「姫様!緊急事態です!本星にレヴィアタンが接近中!数は1000機!」

 

カズマ「何だって!?」

 

リョウカ(本体)「直ちに全国に緊急非常事態宣言を発令!戦闘態勢!!」

 

 

ウォォォォォォォ……ウォォォォォォォ…!!!!!

 

 

『全軍に通達!直ちに戦闘配置!これは訓練では無い!繰り返す!これは訓練では無い!』

 

『一般市民及び非戦闘員は直ちに地下シェルターへ退避せよ!』

 

 

ウォォォォォォォ……ウォォォォォォォ…!!!!

 

 

けたましいサイレンが鳴り響き……一般市民や非戦闘員は地下シェルターへ避難を開始……それと同時に本星は結界を展開……国全体は戦闘配置に着き……全軍総出で迎撃態勢に移行………

 

 

【淵森母神王大連合征王星&淵森母神王大連合征王軍&淵森母神即席宇宙大連盟艦隊:戦闘態勢に移行】

 

 

そして…………

 

 

 

レヴィアタン1『オォォォォォォ…!!!!』

 

レヴィアタン2『ギシャァァァァァ…!!!!』

 

リョウカ(本体)「此処はやらせない!!行きますよ!」

 

アルトリア(本体)「我々の恐ろしさを思い知らせてくれる!」

 

 

本国を守る為の熾烈な防衛戦が始まった………

 

 

VS【反乱神々軍所属:侵略用超巨大機械生物兵器:リヴァイアサン級:レヴィアタン×1000(最終強化型仕様・反乱神々仕様改造型・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【防衛戦:戦争方式】

 

 

勝利条件【全てのレヴィアタンの撃破】敗北条件【味方の全滅又は防衛目標の陥落】

 

 

戦闘BGM:作品名【ディズニーシリーズ(レヴィアタン)】曲名【レヴィアタン】

 

 

地形【ガガガ銀河:淵森母神王大連合征王星:全域】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ドッギャァァァン…ドッギャァァァン…!!!!

 

ブッピュゥゥゥン…ブッピュゥゥゥン…!!!!

 

ズドォォォォォン…ズドォォォォォン…!!!!

 

バシュゥゥゥ…バシュゥゥゥ…!!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!!!

 

 

先ず先制で本星の防衛機能と艦隊からの結界内の同時攻撃で一気に半分を撃破……

 

 

【残り:500機】

 

 

 

リュウカ(艦娘)『全砲台!よく狙え!用意…てぇぇ…!!!』

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ブッピュゥゥゥン…!!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!

 

 

更に対超巨大機動要塞用要塞砲:ルミナスイオンキャノンの力で狙い澄ました一撃で更に300機撃墜……

 

 

【残り:200機】

 

 

流石のレヴィアタン側も突然一気に数を減らされた事に焦りを感じたのか……

 

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

ガキィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

レヴィアタンの一斉射撃が本星の結界に直撃……しかし数が減ってる所為で中々結界を破れない……とは言え神々の改造や加護で凄まじい力を得てるので結界は長くは持たない……

 

 

レヴィアタン3『アオォォォォォン…!!!!』

 

 

グィィィン……ズガァァァン…!!!

 

 

一部のレヴィアタンは巨体を活かした体当たりや鋏の殴打も実施し徐々に結界の耐久力を減らす……

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

ジェフティ(コア)「警告、結界の耐久力が50%を切りました。」

 

リョウカ(本体)「分かってますよ…!はぁ…!!!」

 

 

 

ポォォピィィ…!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!

 

 

めぐみん「エクスプロージョン…!!エクスプロージョン…!!!」

 

 

ポォォピィィ…ポォォピィィ…!!

 

ピキィィィン…チュドォォォォン…!!!

 

 

めぐみん「っち!キリが無いですね!」

 

リョウカ(本体)「数だけはうじゃうじゃ居る上にリヴァイアサン自体も超強化されてるのでコアに一点に集中させれば一撃粉砕は出来るのですが…勿論こっちも相当覚悟しなきゃいけないですがね!ってや…!!」

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!

 

 

一行達も迎撃に参加し…ほぼ10割を壊滅……

 

 

【残り:1機】

 

 

レヴィアタン4『アオォォォォォン…!!!!』

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

ビキビキビキビキ…ガッシャァァァン…!!!!

 

 

ウォォォォォォォ……ウォォォォォォォ……!!!

 

 

『結界大破!レヴィアタンが侵入する!何としてでも死守せよ!』

 

 

残った一際巨体なレヴィアタンは最大出力のプラズマ砲で結界を破壊……とうとう本星へと侵入……

 

 

リョウカ(本体)「此処はやらせない!はぁぁぁ…!!!」

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!

 

ギュォォォォン…!!!

 

パァァァァン…!!!

 

 

リョウカとリュウカは流石に覚醒形態になりいよいよ最後のレヴィアタンと交戦を開始……

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「はぁぁぁ…!!!」

 

 

ピシュゥン…!!!

 

バキィィィン…!!!

 

 

レヴィアタン4『……!!?』

 

 

キィィィィィン…!!!

 

ピシュゥン…!!

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「くたばれ…!!!はぁぁ…!!!」

 

 

ポォォピィィ…!!!

 

 

レヴィアタン4『…!?ギシャァァァァァ…!!!』

 

 

キュィィィィィン…ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「掛かりましたね…!!これで終わりです!スペル…!【初代封印[初代ノ絶対王封魔術:対生物兵器]】!はぁぁ…!!」

 

 

ピカァァァァン…ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

レヴィアタン4『……!!?』

 

 

ピキィィィン…チュドォォォォン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

レヴィアタン4『ギシャァァァァァ…!!!?!オォォォォォォ…………。』

 

 

シュゥゥゥン………

 

 

リョウカの最後の放った封印スペルと同時にリュウカの攻撃とレヴィアタンの攻撃が衝突した爆風でレヴィアタンは度重なるダメージとスペルの効果で完全に機能を停止……辛くも完全に無傷で勝利した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(本体)「は〜…何とか勝てましたね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……それでコレ…どうしますか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……そうだ、私に良い考えが有ります。」

 

リュウカ(本体)「………?」

 

 

リョウカの考えで生き残ったレヴィアタンは鹵獲され……開発所長のリョウカに引き渡され……解析を実施して設計図を入手……その後そのレヴィアタンのプログラムを書き換えて………

 

 

リョウカ(本体)「さて、では行ってらっしゃい。」

 

レヴィアタン4『アオォォォォォン…!!!!』

 

 

ピカァァァァン……ピシュゥン…!!!

 

 

そのレヴィアタンは何処かへ送られた……その場所と言うのは……

 

 

敵神1『……!?レヴィアタンだぁぁ…!!!?』

 

敵神2『逃げろぉぉぉ…!!!』

 

レヴィアタン4『ギシャァァァァァ…!!!!!』

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!!

 

 

…………っと言う訳で、レヴィアタンを送り込んだ反逆していた神々へ一行達の特製の改造を少々と加護を与えられ……報復の為に送り返したと言う訳だ……無論一行達でさえ苦戦する様な代物……一行達に大きく劣る下等な神々程度では只々蹂躙されて死…有るのみだった……

 

 

リョウカ(本体)「いや〜…スッとしましたね。」

 

リュウカ(本体)「これで奴等ももうレヴィアタンを送ろうとは思わないでしょうね。」

 

めぐみん「そうでしょうね……っと言われても今頃向こうは地獄絵図でしょう…そんな暇は無いですよ。」

 

カズマ「そうだな、あの化け物相手だからな…神々程度は蹂躙されて終わりだろう。」

 

ダグネス「しかし仮にもあの神々だろう…しつこさでは今までの敵よりも上だぞ?」

 

千冬「まあ何時もの様に叩き潰せば良い。」

 

リョウカ(本体)「ええ、さてとこれでようやく攻略に捗れそうです……忙しくなりますよ。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

 

その後も後始末や復旧作業等が続き更に1ヶ月後に旅を再開したのだった……

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第59話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第2世代【突入編:終章・後編】

うむ、もう始まっているのか?我は初代の絶対なる王と呼ばれていたアルトリアだ…前回のあらすじを説明しよう…とくと聞くが良い…前回我々はアラノスとスニべラックを防衛し次なる惑星へと移動中…別の世界線からの刺客…アトランティス帝国の切り札であるリヴァイアサン型のレヴィアタンの擬きのリヴァイアサンが襲って来て辛くも勝利……しかし傷付いた我々は一度母星へと帰還してしばらくし……今度は神々からあのリヴァイアサンを1000機も送り込まれる事態が発生し……我々は全て撃破に成功……内1機を鹵獲してその機体を神々へ少々細工を加えて送り返してやった…改めて思うと滑稽だったな………それでは今回も見るが良い。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

一行達はレヴィアタン…いやリヴァイアサンの大群を退け……報復措置を済ませて尚且つある程度落ち着きようやく再度攻略へ出ていた……

 

 

リョウカ(本体)「やれやれとんだ災難に遭いましたね……。」

 

リュウカ(本体)「でもこれで攻略に捗れるけどね。」

 

リョウカ(本体)「まあね……しかしレヴィアタンかリヴァイアサンかどうかは知らないけど……改めて思うと実際の世界に現れたら世界が終わってましたね……。」

 

カズマ「ああ、サイズだけでも戦艦大和の約3〜4倍弱……。」

 

シオリ「攻撃力はその大和…いやドイツで使っていた珍兵器の中で最大級で最強の攻撃力を誇る80cm列車砲を優に上回り…以下なる存在の防御も容易く貫いちゃうし……。」

 

零月「その大和の砲撃や80cm列車砲の砲撃の何も直撃させても効果無し…そればかりか世界最強の水爆ツァーリ・ボンバーを使って尚且つ直撃させてようやくダメージが入るか否かレベルの防御力……。」

 

千冬「トドメに機動力は世界最速を誇る駆逐艦の島風やイージス艦…そればかりか航空機並みで、しかも空にも飛べる……無論得意分野である水中に至っては馬鹿みたいな速力を発揮する………しかもあの巨体で俊敏な動きを見せる……。」

 

大石『正に現実の世界で人類の天敵にもなり得る最強災悪の悪魔の兵器だな……。」

 

リョウカ(本体)「ええ……とは言え私達も皮肉な物ですね……元はあの世界の代物で…私達と言う介入で此処へ流れ着き……本来護るべき者が存在せず……私達や神々の為に利用されるなんてね……そして……。」

 

一夏「ああ……今も俺達の周りで俺達を護ってくれている……。」

 

リョウカ(本体)「全く……皮肉な物ですね……とは言えそうした以上私達が丁重に扱わないとね……そう言えば忙しかったから説明とか受けてないですね……この機械生物兵器であるリヴァイアサン及びレヴィアタンの性能は?」

 

ジェフティ(コア)「はい、先ず共通点として元のリヴァイアサン及びレヴィアタンの性能面を大幅にアップ……尚且つもしもに備えて頭部に操縦席が内蔵されて…非常の際はマニュアル操作が可能です……ただし基本的に無人運用が前提となっているので有人操縦の際は人体の負担も考慮されて主に機動力の低下は免れませんのでご注意を………。」

 

リュウカ(本体)「なるほどね〜。」

 

ジェフティ(コア)「次にそれぞれ個別に説明します……リヴァイアサンは防衛特化型にAIが組み込まれています……主に我々の護衛が目的となっており……近付く敵対勢力に攻撃を実施します……尚複数機との連携や味方同士での連携も取れる様にAIが組み込まれていますのでご安心を……レヴィアタンは攻撃特化型にAIが組み込まれています……我々が指示を出せばその目標へ攻撃しに行きます…………最後にですが、レヴィアタン及びリヴァイアサンにはそれぞれサイズが異なり…装備面も異なる事も有りますが……防衛特化型AIであればリヴァイアサン……攻撃特化型にはレヴィアタン…っと覚えて下されば問題有りません。」

 

リョウカ(本体)「分かりました。」

 

ジェフティ(コア)「あ…おまけですが、性能面やAIが大幅に改良されたと仰りましたが厳密には我々流に新規建造された全て我々の素材で作られた物ですので敵対勢力下に堕ちる事は絶対にありませんのでご安心下さい。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……分かりました…あ、そう言えばあの真っ二つに引き裂かれたあのリヴァイアサンは?」

 

リュウカ(本体)「あ〜…そう言えばリョウカちゃんは知らなかったけ?実は作業の時にエンドノアとジェネシスが食っちゃったのよ。」

 

リョウカ(本体)「っへ…?食べた?」

 

リュウカ(本体)「ええ、でも味は美味だったそうですよ。」

 

カズマ「……アレが食えるのかよ………。」

 

リョウカ(本体)「そ……そうですか……。」

 

リュウカ(本体)「そう言えば前々から思っていたのだけれど、エンドノアやジェネシス……いえ……ネシスやエンノについてだけど……。」

 

リョウカ(本体)「あの子達がどうしたの?」

 

リュウカ(本体)「いえね……あの子達に本当の親って居るのかなって思っているのです……私達みたいに…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね………ネシスちゃんにエンノちゃん?」

 

ネシス(本体)「な〜に?お母さん?」

 

リョウカ(本体)「貴女達の本当の親って誰か分かる?」

 

エンノ(本体)「本当の親………?本当の……親……?」

 

ネシス(本体)「……………本当の……親………。」

 

リョウカ(本体)「あ〜…無理しなくても良いですよ……でもこの反応だとすると………まさか……?」

 

リュウカ(本体)「分かったの?」

 

リョウカ(本体)「は〜……そう言う事ですか………アルトリアさんにコルディアさん、ちょっとそこで正座しなさい。」

 

アルトリア&コルディア(本体)『………え?』

 

 

リョウカに言われるままアルトリアとコルディアはリョウカの前で正座する事になった………

 

 

リョウカ(本体)「……っで?私に何か言う事は無いですか?正直に答えなさい、ネシスちゃんやエンノちゃんの本当の親はどうしたの?」

 

コルディア(本体)「えっと………その……実は……アルトリアが……エンノちゃんとネシスちゃんの居た国に侵略して……それで……。」

 

アルトリア(本体)「コルディア…!?貴様裏切ったな!?」

 

リョウカ(本体)「あ〜…はいはい……つまりは、アルトリアさんがエンノちゃんやネシスちゃんの元居た国へ侵略して…その迎撃の為にネシスちゃんやエンノちゃんの親が出撃したが戦死又は行方不明になった訳……っと言う訳ですか?」

 

コルディア(本体)「え……ええ……。」

 

リョウカ(本体)「そうですか………っでアルトリアさん?貴女の言い分を聞きましょうか?」

 

アルトリア(本体)「そ……それはだな……そいつらの力が欲しくてな……ついつい……。」

 

リョウカ(本体)「……へ〜……そんな下らない理由でエンノちゃんやネシスちゃんの両親にも手を掛けたと?」

 

アルトリア(本体)「下らなくはなかろう!?我も力が欲しかったのだぞ!?」

 

リョウカ(本体)「それが下らないと言っているのですよ?力を持ち過ぎても意味は無い…その結果が敗北しまくるのでしょう?」

 

アルトリア(本体)「っぐ……。」

 

リョウカ(本体)「もう良いです……とりあえず原因が分かったので……アルトリアさん?貴女が責任をとってネシスちゃんやエンノちゃんの両親を此処へ呼びなさい。」

 

アルトリア(本体)「むぅ……しかしだな……、」

 

リョウカ(本体)「アルトリアさん、これは命令ですよ?連れて来るか生き返らせてエンノちゃんやネシスちゃんの為に会わせてあげなさい。」

 

アルトリア(本体)「……分かった……。」

 

リョウカ(本体)「これで良いです………さて……ん?」

 

リュウカ(本体)「どうしたの?」

 

リョウカ(本体)「………私は少し用を思い出しました、私は先に先行してますので後で合流しましょう。」

 

リュウカ(本体)「え?あ…!ちょっと!」

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカはテレポートで何処かへ行った……少しして……

 

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

兵士総元帥3「姫様!姫様と龍華(リョウカ)が発進しました!姫様、如何致しましょうか…?」

 

リュウカ(本体)「…………。(今この場を離れる訳には行かない……けど……どうすれば……?何か……物凄く嫌な予感がします……。)」

 

めぐみん「リュウカちゃん……っは!アルトリア!あの子達の親の件はどうなりましたか?」

 

アルトリア(本体)「もう済ませておる。」

 

カズマ「一体何処に居る?」

 

アルトリア(本体)「ほれ。」

 

 

パチン…!

 

ピカァァァァン…ピシュゥン…!

 

 

スタッ…!

 

 

?「……此処は何処だ?」

 

?「此処は一体?」

 

カズマ「この人らが?」

 

シオリ「間違い無いよ、この人達がそうだよ!」

 

エンノ&ネシス(本体)『お母さん!(お父さん!)』

 

?「……!!」

 

?「……!?」

 

エンノ(本体)「ひぐ……お母さん……お父さん…!!」

 

ネシス(本体)「うぇぇん…!お母さん…!!お父さん…!!」

 

アクア「良かったわね…これで……。」

 

めぐみん「失礼の様ですが……貴女達のお名前は…?」

 

?「あ…ああ…私はこの子達の父で【ジェノス・ディオス】っと呼んでくれ。」

 

?「私はこの子達の母の【ジェノス・カーナ】です…この子達の事をありがとうございました……。」

 

めぐみん「いえいえ……ん?おーい?リュウカちゃん…?」

 

リュウカ(本体)「え…?あ……うん……どう致しまして……って!そんな事よりも…リョウカちゃんを…急がないと…!」

 

千冬「リョウカに何が!?」

 

リュウカ(本体)「いえ、今は何も有りませんが…急がないとリョウカちゃんが危ない!今のウーズラの周辺に…あの化け物が!」

 

めぐみん「何だって!?ですが!あのレヴィアタンかリヴァイアサンかは知らないけど殲滅した筈では!?」

 

リュウカ(本体)「その筈でした…しかし……生き残りが居たのですよ!1機だけね!」

 

カズマ「え?1機だけなら多分リョウカなら……、」

 

リュウカ(本体)「無理です、その生き残った1機はあの襲撃に来る筈だった……幻の1001機目とも言える最終機……どうやら最後の最後で隠し玉を残してくれましたよ……私の直感が外れたら良いですが……恐らくあの1機だけで多分1000機分と同等以上の性能を持っている筈!もしそんな相手だったら…今のリョウカちゃんは疲弊も重なってますから……到底勝てる相手じゃない!早く合流しなければ!」

 

コルディア(本体)「何ですって!?」

 

タツハナ(本体)「リョウカさん…全艦!最大戦速!」

 

全艦『了解!』

 

 

キュィィィィィ…ゴォォォォォ…!!!!

 

 

一行達も急ぎリョウカの後を追った……

 

 

時は同じ頃……リョウカ側と言うと……

 

 

リョウカ(本体)「さてこの辺りの筈ですね……アレを起動しましょう……リミッター解除!超兵器形態に移行!及び最終決戦形態に移行!」

 

 

ピキィィィン…ジリジリジリジリ…!!

 

パァァァァン…!!!

 

 

リョウカの号令で龍華(リョウカ)は最終決戦形態に移行した上で超巨大航空要塞戦艦化した……

 

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!

 

ギュォォォォン…パァァァァン…!!!

 

 

リョウカも覚醒形態に移行……そこまで待ち伏せていたのは………

 

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「…………何処からでも来い…!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

?『アォォォォォォォン…!!!!』

 

リョウカ(本体:アルトリア)「………近い……でもレーダーには一切反応しない…!?何処です…!?」

 

 

ゴゴゴゴゴゴ…!!

 

グィィィン…!!

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「まさか…!!?」

 

 

ズガァァァン…!!!!

 

ゴォォォォォ…!

 

 

戦闘BGM:作品名【ディズニーシリーズ(アトランティス)】曲名【レヴィアタン】

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「ぬぅ…!?」

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

エイダ(子機)『警告、本艦の真横より被弾……姿勢制御一時的に喪失……姿勢制御回復まで残り5秒。」

 

 

待ち伏せをしていたら逆に真横より不意打ちを受けて思いっきり龍華(リョウカ)は吹き飛ばされた……

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「やってくれましたね…!!さてと反撃と行きますよ!」

 

 

そしてリョウカ側もいよいよ反撃を開始した……

 

 

【第0エリア:最終ボス】

 

 

VS【元反乱神々軍所属:最終改造型超巨大究極機械生物超兵器:ファイナルリヴァイアサン級:ファイナルレヴィアタン(最終強化型仕様・反乱神々仕様改造型・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【超兵器戦:海戦式(宇宙空間)】

 

 

勝利条件【レヴィアタンの撃破又は鹵獲】敗北条件【味方の全滅】

 

 

地形【ガガガ銀河:惑星ウーズラ:近郊】

 

 

【ROUND1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

Fレヴィアタン『アォォォォォォォン…!!!!!』

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「そんな一直線に来ても…!!」

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「当たりませんよ…!!はぁ…!!」

 

 

ブッピュゥゥゥン…ブッピュゥゥゥン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

Fレヴィアタン『ギシャァァァァァ…!!?』

 

リョウカ(本体:アルトリア)「……!!っち…!なんて防御力…!!怯みはするけどダメージが低すぎる…!!」

 

Fレヴィアタン『オォォォォォォ…!!!』

 

 

グィィィン………!!!

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「っく…!早い…!」

 

 

ズガァァァン…!!!

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「ぐぅぅ…!!!」

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!!

 

 

エイダ(子機)『警告、本艦の耐久力が50%を切りました。』

 

リョウカ(本体:アルトリア)「2度喰らっただけでもう50%を…!幾ら超旧型とは言え此処までとは…!ってやば…!?」

 

 

グィィィン……ガキィィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「っぐぅ…!?しまった…!?」

 

Fレヴィアタン『オォォォォォォ…!!!』

 

 

ググググググ…!!

 

メキメキメキメキ…!!!

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!!

 

 

エイダ(子機)『(ザーッ)警告……本艦の耐久力が…(ザーッ)……30%を切りました……。(ザーッ)』

 

リョウカ(本体:アルトリア)「こんな所でやられてたまるか…!!でやぁ…!!」

 

 

ウィィィィン…ガコン…!!

 

ブッピュゥゥゥン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

ッバ…!!

 

 

Fレヴィアタン『ギシャァァァァァ…!!!?』

 

リョウカ(本体:アルトリア)「これならどうですか!?無人艦載機全機発艦!!!」

 

 

ゴォォォォォ…!!

 

キィィィィィン…!!!

 

 

龍華(リョウカ)は傷付きながらも全無人艦載機を発艦……レヴィアタンへ攻撃に参加した……

 

 

ビビビビビビビビビビ…!!!

 

カァオ…カァオ…!!

 

バシュゥゥゥ…バシュゥゥゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

Fレヴィアタン『ギシャァァァァァ……!?』

 

リョウカ(本体:アルトリア)「良し…無人艦載機に気を取られてる内に…!アレを使う!最終リミッター解除!最終超重力波動淵森母神大和砲!発射用意!」

 

 

ウィィィィン…ガコン…ガシャン…!!!

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

龍華(リョウカ)は無人艦載機で目を惹きつけてる内に最終兵器の発射体制に移行した……

 

しかし……

 

 

Fレヴィアタン『オォォォォォォ…!!!!』

 

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

ボォォォン……ボォォォン……!!

 

ボォォォォォォ…!!

 

ゴゴゴゴゴゴ……

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「ぐあぁぁ…!!?」

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

エイダ(子機)『(ザーッ)危険……機関室に直撃…機能停止……及び射撃指揮所壊滅……(ザーッ)……メインコア1基……大破………戦闘継続能力剥奪………耐久力が限界に達しました…(ザーッ)………………全機能を……停止します……。(ザーッ……ブツッ)』

 

 

シュゥゥゥ……

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅ……!ごばぁ…!?がは…!!げほ…!!?」

 

 

熾烈な戦闘の末にとうとうFリョウカがレヴィアタンのプラズマ砲の一撃がコアの一つを潰されて……戦闘継続能力が剥奪され…完全に力尽き…船体の所々で火災が発生……鎮火不能の状況下に置かれた上で……Fリョウカとシンクロしていたリョウカもコアが潰された事や今まで船体が受けたダメージでとうとうリョウカ自身も力尽き始め……Fリョウカは徐々にその船体は惑星ウーズラの軌道上に乗り……ウーズラの重力に引かれ始め…Fリョウカはウーズラへと墜落し始めていた………

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

 

Fレヴィアタン『オォォォォォォ…!!!!!』

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「げほ…!!ぐぅ……身体が……もう動かない…!うぅ…!?ごぼ…!!?」

 

 

レヴィアタンは力尽き墜落して行くFリョウカとリョウカ諸共トドメを刺すべくプラズマ砲を溜め始め………

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

 

最大出力のプラズマ砲が解き放たれ……死の電撃が迫った………その時………

 

 

ピカァァァァン……ガキィィィン…!!!!

 

 

Fリヴァイアサン『………!?』

 

 

突然攻撃が結界によって防がれた……次の瞬間…

 

 

 

ブッピュゥゥゥン…ブッピュゥゥゥン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

 

Fレヴィアタン『アォォォォォォォン…!!?』

 

 

レヴィアタンの背後から突然ショックキャノンの連射が直撃し…堪らずレヴィアタンは大きく怯んだ……

 

 

リョウカ(本体)「がは……げほ…!!……はは……ようやく……来ましたね………みなさん…………。」

 

 

 

そう、間一髪リョウカを救ってくれたのはリュウカ達一行だった……無論物凄く御怒りのご様子だが……

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「よくもリョウカちゃんを…!!ただで済むと思わないでよね!!」

 

めぐみん(淵森母神王)「レヴィアタンの生き残り風情が……ブチ殺してくれますよ!?」

 

 

……何と全軍が怒り通り越して覚醒形態になっている様だ……

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

戦闘BGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】曲名【決戦、変革の境界にて】

 

 

Fレヴィアタン『アォォォォォォォン…!!!!』

 

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

 

レヴィアタンはさっきの攻撃の返しなのか今度は龍華大和へプラズマ砲を放とうとしたが……

 

 

シュゥゥゥン………!

 

 

Fレヴィアタン『……!?』

 

 

突然プラズマ砲のチャージが出来なくなり……プラズマ砲の発射が不可能になった………

 

 

コルディア(本体:初代ノ姫)「先ずは貴様の邪魔なプラズマ砲の使用を禁止させてもらいましょうか?」

 

 

どうやらコルディアの能力でプラズマ砲の能力を封じた様だ………

 

 

アルトリア(本体:初代ノ王)「次はこれはどうかな?」

 

 

ピキィィィン……ジリジリジリジリ…!!!!

 

ピシャァァァン…!!!

 

 

Fレヴィアタン『ギシャァァァァァ…!!!?』

 

 

今度はアルトリアの能力で超強力な電磁場でレヴィアタンの動きが完全に封じられた………

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「本来なら嬲り殺しにしてやりたかったけど……リョウカちゃんが危ないから…貴様の機能を完全に掌握させてもらいますよ!エンドノア!ジェネシス!」

 

 

ピシュゥン…!!!

 

 

エンドノア&ジェネシス(本体:フルパワー)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

ガシッ…!!!

 

 

リュウカの呼び掛けに応えてレヴィアタンの両腕をガッシリと拘束……

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

Fレヴィアタン『………!?』

 

リュウカ(本体:コルディア)「ふん!」

 

 

ブシュゥ…!!!!

 

 

Fレヴィアタン『ギシャァァァァァ…!!!?』

 

リュウカ(本体:コルディア)「束!!私を介してハッキングしなさい!」

 

束(淵森母神王)『アイアイサー!さ〜って…!可愛いリョウカちゃんを傷付けたんだから只では終わらないよ〜!でやでやでや!!」

 

 

ピッピッピッピッピッ…!!!

 

 

リュウカはレヴィアタンの頭部に思いっきり超巨大なコードをブッ刺してリュウカ自身を介して束の能力でレヴィアタンにハッキング………

 

 

……数秒後……

 

 

ピーッ…!!

 

シュゥゥゥン……!

 

ガッコン………

 

 

Fレヴィアタン『………………………。』

 

 

レヴィアタンは完全に機能を停止したのだった………

 

 

【戦闘終了】

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「ふぅ……エンドノア、ジェネシス…そのレヴィアタンは拠点に持ち帰ってあの子に渡しておいてね?」

 

エンドノア&ジェネシス(本体)『アオォォォォォン…!!!』

 

 

ピシュゥン…!!!

 

 

エンドノアとジェネシスはそのままレヴィアタンを持って拠点へ帰還した……

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「……は!?リョウカちゃんを…!!リョウカちゃん…!!!」

 

 

ゴォォォォォ……!

 

 

大石『いかん!このままではウーズラに墜落するぞ!』

 

タツハナ(本体)『分かっていますよ!でもあの状態では…!仕方ない…!リミッター解除!超兵器形態に移行!』

 

 

ピカァァァァン…パァァァァン!

 

 

龍華大和は超兵器形態の超々弩級航空要塞戦艦へ移行……

 

 

タツハナ(本体)『これより緊急収容を実施!艦尾ハッチに居る全乗組は直ちに退避!!』

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!!

 

 

タツハナの命令で艦尾ハッチに居る全乗組は安全区間へ退避した……

 

 

一方で…

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「リョウカちゃん…!!何処ですか…!!?リョウカちゃん………!……!?リョウカちゃん…!!?」

 

リョウカ(本体)「がはぁ……ごふ…!!げぼ……げぼ…!!!!」

 

リュウカ(本体:コルディア)「………っ…!?酷い………っ……本当にごめんね………リョウカちゃん………今助けるから…!」

 

 

リュウカは酷く傷付いて力尽き始めているリョウカを慎重に抱えて救出……Fリョウカを脱出した………

 

 

ピシュゥン…!

 

シュゥゥゥ……

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃんを…!!」

 

永琳「分かっているわよ!医療班!早くしなさい!」

 

めぐみん「ええ!こんな所で死なせる訳に行くものですか!」

 

 

リョウカは直ちに手術室へ運ばれて……緊急手術が開始し始めた……同時に……

 

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

タツハナ(本体)「緊急収容実施!艦尾ハッチ解放!!」

 

 

ガコン…ウィィィィン…!!

 

ガシャン…!!!

 

 

 

ムサシ(本体)「シナノ!合わせなさいよ!」

 

シナノ(本体)「ええ!」

 

 

ビィィィィ…!

 

ガシャン…!

 

 

龍華武蔵及び龍華信濃の2隻はFリョウカをトラクタービームで牽引……慎重に龍華大和の艦尾ハッチの中へ運び込まれ………

 

 

ウィィィィン……ガシャン…!!

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

 

タツハナ(本体)『緊急消火実施!注水開始!』

 

 

ザァァァァ…ザッパァァァァン…!!!

 

 

艦尾ハッチ内全体に大量の消火水が注水され……一瞬でFリョウカ諸共艦尾ハッチ内部は消火水で一杯になった……

 

 

数分後………

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ…!!

 

ザァァァァ…ザザァァン…!!

 

 

艦尾ハッチ内の消火水を排水し……完全に消化が完了した……それと同時に……

 

 

めぐみん「ふ〜…やれやれどうにかなりましたよ……けど…しばらくは安定ですね。」

 

永琳「全く…やれやれだわ…。」

 

 

リョウカ側もどうにか一命は取り留めた……

 

一行達は流石に今回も撤退せざるを得ない為…拠点へ再度撤退………最早スクラップになり掛かっている龍華(リョウカ)を修理ドックへ搬送……リョウカも部屋へ搬送された………

 

 

翌日………

 

 

母核リョウカ(本体)「さてみなさん、忙しい中集まってありがとうございます。」

 

大高「いえいえ、そちらも災難でしたでしょう…。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ……さて本題に入りましょう、今回私達が今度こそと思って再度出撃したと思えば神々の遺した置き土産に襲われて……龍華(リョウカ)は撃沈………リョウカちゃんは瀕死の重傷を負いました………。」

 

ルーズベルト「報告は聞いた…確か前に本国を襲ったリヴァイアサン級の超強化型と思われるファイナルリヴァイアサン級の2番機であるファイナルレヴィアタンに襲われたと?」

 

母核リョウカ(本体)「その通りです……スペックでは本国を襲ったリヴァイアサン級の群れが全機が束になっても軽く返り討ちにする程……つまりはリヴァイアサン級が1000機〜1万機分相当のスペックが加わった化け物を超える化け物ですね……何せリョウカちゃんと龍華(リョウカ)が命懸けで手に入れた………。」

 

 

ッス……ゴトン…!

 

 

母核リョウカ(本体)「このファイナルリヴァイアサン級の全てのデータが詰まったブラックボックス……これを手に入れる為と私達の為に少しでも戦闘能力を削る為に先行した訳ですよ……その結果がこのザマと言う訳です……リョウカちゃんが瀕死の重傷を負うわ……龍華(リョウカ)は撃沈してスクラップになり掛かってしまうわ……っと散々ですね……。」

 

高野「そうですか………しかし聞く所によればファイナルレヴィアタンは鹵獲されたと聞いたが?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、鹵獲して現在は私達用に改造していますよ……それとこのブラックボックス内に入ってるデータも含めて渡しているので直ぐに量産されると思うし……このファイナルリヴァイアサン級のスペックを参考にまた全艦及び全兵器の改造及び改装が必須と言う訳になる訳です……とは言え………リョウカちゃんがああだとね………幾ら私達でも参りますよ……今回の敗因は明らかに私達の不注意でした………力が付いた筈なのに……リョウカちゃんを守れる力が有る筈なのに……その存在へと気付く事が出来ず……逆にリョウカちゃんだけが気付いて先行する羽目になった訳です……私達もまだまだ修行が足りませんね……。」

 

大高「心中お察し致します……しかし今後はどうされましょうか……?もう神々の介入は今の所無いとしても此処まで時間が経ってしまわれるとデッド帝国も黙ってはいません……。」

 

母核リョウカ(本体)「勿論です……そこで明日よりこの本星周りの全ての時を停止させますので……その間に準備を整えるのです……。」

 

ヒトラー「なるほど……それなら行けるな…。」

 

母核リョウカ(本体)「まあ今回は明らかに異質過ぎた訳ですね……例えるなら、最序盤でまだ戦力や準備が整ってない時にいきなりラスボス又は裏及び真ラスボスが現れるみたいな物ですよ………さてとそろそろお開きとしましょう……みなさんも一応は警戒は続けておいて下さい……。」

 

大高「分かりました。」

 

 

その後解散し……翌日には予定通りに母星の周りの全ての時が停止した……

 

 

1週間後……

 

 

この日珍しくめぐみんが龍華(リョウカ)の格納されてる修理ドックへ来ていた……

 

 

リョウカ(開発所長)「はぁ〜…やれやれどうにかなりましたが……やっぱり9割位壊滅してるから……ほぼ新造しないと駄目ですね……。」

 

めぐみん「やっぱりですか?」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、何せあのレヴィアタンにフルボッコにされまくってるのでね…そもそも出来てからかなり時が経ってますので今じゃあ旧世代艦……今の時代じゃあ到底全ての敵の攻撃が致命傷です……その中でもとびっきりヤバい物を何発も受けてこれで済んだのが奇跡ですよ……初期型なのに本当に凄いって思いました………。」

 

めぐみん「そうですか………ではどうしますか?」

 

リョウカ(開発所長)「そうですね……大部分が壊滅してるのでよっぽどな事が無い限りはこのまま安定させてそっとしてあげるか……それかスクラップにするか……それか無事な部分だけを使って新しく新造艦にするかのどれかですよ……。」

 

めぐみん「なるほど………しかしリョウカちゃんの事ですからね……。」

 

リョウカ(開発所長)「ええ……だからリョウカさん次第です……所で問題のリョウカさんはまだ?」

 

めぐみん「ええ……まだ眠ってますよ…もう1週間です。」

 

リョウカ(開発所長)「……そうですか……やっぱりあの戦いでの負傷が………。」

 

めぐみん「ええ、何せ負担が溜まりに溜まっての連戦で尚且つ全力戦闘を行なって…しかも深くシンクロした状態でダメージを受けまくりましたからね……それ相応の覚悟はしてましたが……。」

 

リョウカ(開発所長)「まさかこれ程とはね……。」

 

 

実はだが……あの戦い以後リョウカは未だに眠ったままだった……一行達も心配で心配で仕方ない状態だった………

 

 

めぐみん「………とりあえず今日は失礼しますよ、リョウカちゃんの為にも修行を頑張らなければね。」

 

リョウカ(開発所長)「ええ、頑張って下さい。」

 

 

めぐみんは修理ドックを離れて今日もまた修行をする事にした……

 

 

一方で……

 

 

ピッ………ピッ………ピッ………

 

 

リョウカ(本体)「す〜………く〜………。」

 

リュウカ(本体)「…………リョウカちゃん……。」

 

 

リョウカの部屋では相変わらずリュウカはリョウカの見舞いに来ていた……勿論今のリョウカは規則正しい寝息は立てているが…安定と信頼の周りには医療器具や医療機器が設置されていて……心電音の音だけが静かなこの空間に響いていた……

 

 

リュウカ(本体)「…………リョウカちゃん………また目覚めてくれますよね……?」

 

リョウカ(本体)「す〜……すぴ〜…………。」

 

リュウカ(本体)「……………リョウカちゃん…………リョウカ………ちゃん……っ…!!うぅ…!!ぐす…!ひぐ……ぁぁ…!リョウカちゃん…!!リョウカちゃぁぁぁん…!!あぁぁ…!!」

 

 

………リュウカは度重なる事で精神がもう限界まで来ていた……リュウカにとっての心のあり何処であるリョウカが全て………リョウカが復活する事を只々……指を咥えて見ている他無いのがリュウカにとっての苦痛だった……果たしてリュウカは…?リョウカは…?一行達の運目は如何に……?

 

 

【第0エリア:完全クリア】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】



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第60話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第2世代【突入編:EX】

どうもです、私はコルディアですよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に説明すると…私達は拠点に襲って来たレヴィアタンの大群を退けて再び攻略しに行こうとした矢先にリョウカちゃんが突如先行……そしてリョウカちゃんは神々が拠点へ送ろうとしていたであろう最後の機体のレヴィアタンと交戦して……徐々に押されて敗北……トドメを刺す前に私達が間に合い今度は私達がそのレヴィアタンと交戦して最終的に鹵獲……撃沈された龍華(リョウカ)とリョウカちゃんを救助して撤退しました……しかし1週間経過しても未だにリョウカちゃんは目覚めないままです……どうしたものかな………それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻三:メインテーマ】

 

 

 

あれから更に1年が経過したある日………

 

 

【リョウカの精神世界:???】

 

 

リョウカの精神は虚無で真っ暗な世界に居た……光も何も通さない完全な無の空間……その中にポツンと……リョウカの精神だけが存在していた…

 

 

リョウカ(本体)「………此処は?」

 

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ(本体)「うっ…!何……これ……?」

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ(本体)「頭が………痛い……!!」

 

 

ザーッ………ザーッ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…!!!あぁぁぁ…!!?」

 

 

ザーッ……ザーッ…!!!

 

ドクン……ドクン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「っっ…!!!?がぁぁぁ…!!?あぁぁ…!!!?」

 

 

 

リョウカは突如強烈な頭痛と胸から激痛が襲い…踠き苦しみ始めて…徐々に悪化していった……

 

 

ザーッ……ザーッ…!!!

 

ドクン……ドクン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅあぁぁぁ…!!!?」

 

 

ザーッ…!!!!

 

チリーン………

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅぅ…!!」

 

 

ザーッ…!!!!

 

チリーン………チリーン………

 

 

リョウカ(本体)「はぁ…!!?はぁ…!?」

 

 

チリーン………チリーン………

 

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ………収まった……?」

 

 

 

チリーン………チリーン…………チリーン………

 

 

 

?『さぁ目を閉じて……そして鈴を鳴らして。』

 

リョウカ(本体)「……!!お誰…?」

 

?『目を閉じて…………鈴を鳴らすのです。』

 

リョウカ(本体)「……鈴を……?………いつの間に………。」

 

 

リョウカは謎の少女の声に言われた通りに目を閉じて………

 

 

 

チリーン…………チリーン………チリーン……

 

 

…鈴を鳴らした……すると……

 

 

ピキィィィン…パァァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「………此処は……?」

 

 

リョウカは別の所へ転移した……何処か薄暗く積雪が多そうな森の中の様だ……

 

 

リョウカ(本体)「……どうやらまた私は死んじゃったのかな?さしづめ此処は三途の川までの道と言う感じかな?」

 

?「違うよ。」

 

リョウカ(本体)「……!さっきと同じ声…?何処ですか?」

 

 

ッザ……ッザ……ッザ………

 

 

?「此処ですよ。」

 

 

リョウカの背後から誰かが歩み寄って来た……姿は緑の髪色で…ブカブカの大きめなパーカーかコートか不明の服を着て……少女が持つにしてはかなり大きめのカメラを持っている……(完全に夜廻三のコトリである…)

 

 

リョウカ(本体)「……!いつの間に……貴女は……?」

 

?「……?私の事が分からない?」

 

リョウカ(本体)「………え?私は貴女に一度会いました……?」

 

 

ザーッ……!!

 

 

リョウカ(本体)「………?」

 

?「思い出せない?」

 

 

ザーッ……!!!

 

 

リョウカ(本体)「…………!!!」

 

 

ザーッ……ザーッ…!!!!!

 

チリーン………!

 

 

リョウカ(本体)「……!!!……!?……貴女は……【コトリ】…お母さん……?」

 

?「ふふふ…思い出し出した様だね…それで良いよ…リョウカちゃん…。」

 

リョウカ(本体)「私の名前も……お母さんは何で此処に……?」

 

コトリ「私はリョウカちゃんが精神世界で彷徨っているから助けに来たの…だけど時間が無いよ……急がないと元の世界へ戻れる出口が閉じちゃうよ。」

 

リョウカ(本体)「え…?じゃあ此処は…?」

 

コトリ「此処はあの世界の記憶がリョウカちゃんの精神世界で具現化したあの人面鳥の神様が居る所……さぁ早く……こっちよ。」

 

 

ザッ……ザッ……ザッ…!!

 

 

リョウカ(本体)「あ…!待って…!」

 

 

リョウカはコトリの後を急いで追った………

 

 

数分後……

 

 

ザッ……ザッ………ザッ…!

 

 

コトリ「此処よ、さぁ早く……私はこの先には行けれない………。」

 

リョウカ(本体)「…………お母さん…………。」

 

コトリ「………大丈夫よ………きっとまた会えるから………貴女が覚えてる限りは……絶対に又会えるから……。」

 

 

ガチャ…!

 

ピキィィィン……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

ギュゴォォォォォ…!!!!

 

ズルズルズルズル…!!

 

 

鳥居の門が突如開き……リョウカを現世へ引き戻すべく……強烈な吸引の風が発生した……

 

 

リョウカ(本体)「っ…!吸い込まれ…!!お母さん…!!!」

 

コトリ「……またね……リョウカちゃん………。」

 

リョウカ(本体)「嫌だ……お母さん…!!!!待って…!!!!」

 

コトリ「元気でね…………また会おうね………。」

 

 

ギュゴォォォォォ…!!!!

 

ズルズルズルズル…!!

 

ヒュゥゥゥン…!!

 

 

 

リョウカ(本体)「おかぁぁぁさぁぁぁん…!!!!!」

 

 

ギィィィィィ……ズズゥゥゥン…!!!!!

 

 

リョウカは最終的に競り負けて吸い込まれ……門は固く閉ざされた……

 

 

そして現世………

 

 

ッバサ…!

 

 

リョウカ(本体)「お母さん…!!!!!?」

 

リュウカ(本体)「うわっ…!?びっくりしました……。」

 

リョウカ(本体)「はぁ…はぁ…!!……あれ……?此処は……私の……部屋……?」

 

リュウカ(本体)「…………リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「………お母さん……。」

 

リュウカ(本体)「………っ……リョウカちゃん……!」

 

 

ぎゅぅぅ…!

 

 

リュウカ(本体)「うぅ……寂しかったよ……リョウカちゃん……私……どれほど心配したか…!」

 

リョウカ(本体)「………ごめんなさい………。」

 

リュウカ(本体)「本当に死んだと……思っちゃった時もありました…!」

 

リョウカ(本体)「…………ごめんなさい………。」

 

リュウカ(本体)「……ひぐ……あぁ…!あぁぁぁぁ…!!リョウカちゃん…!!リョウカちゃぁぁぁん…!!!」

 

リョウカ(本体)「………本当にごめんなさい……心配させ過ぎて……ごめんね………。」

 

リュウカ(本体)「あぁぁ…!!」

 

 

リュウカはリョウカの復活に我慢の元気が達して…とにかく泣いた……泣き続けた………

 

………5分後………

 

 

リュウカ(本体)「ひぐ……ぐす………。」

 

リョウカ(本体)「落ち着きました?」

 

リュウカ(本体)「……うん……。」

 

リョウカ(本体)「……そっか……さて……。」

 

 

パチン…!

 

ピキィィィン…パァァァァン…!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ…ちゃん…?」

 

リョウカ(本体)「ん〜…やはり眠ってる間に少し身体が鈍りましたか……まあどうにでもなります…只まあその分手に入れた物は大きかったですが……っとその前に………お母さん……まだ精神的に余裕が有るならみなさんを今すぐ外に集めて。」

 

リュウカ(本体)「みんなを…?」

 

リョウカ(本体)「そうです、私にはこの事件の前にやる事が有るのです……だからみなさんの力が要るのです。」

 

リュウカ(本体)「………分かった……。」

 

 

そしてリョウカの言われた通り……リュウカは直ちに一行達全員を外へ呼び出した……

 

 

めぐみん「リョウカちゃん!復活したのですか!」

 

リョウカ(本体)「ええ、さてみなさん集まった?」

 

リュウカ(本体)「うん、集まってるよ。」

 

カズマ「なあ?復活したのは良いが復活早々にリョウカがやる事って何だ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、これから………とある人物を完全に蘇らせるのです。」

 

千冬「ある人物?」

 

リョウカ(本体)「…………コトリお母さんですよ……お母さんなら分かるよね?私の大部分の記憶を持っているお母さんなら……。」

 

母核リョウカ(本体)「………!!………あの人ですか……?でもどうして知っているのですか……?」

 

リョウカ(本体)「私が精神世界で彷徨っていよいよ死へのカウントダウンが始まった時にお母さんが助けに来てくれた………。」

 

 

 

チリーン…………

 

 

 

リョウカ(本体)「…………この鈴のお陰でね……。」

 

母核リョウカ(本体)「これは人面鳥の神の鈴じゃないですか……しかも二つとも………でも身体に何とも無さそうですし……呪われてないでしょうね?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です……だから……私を軸にみなさんの力で肉体含めて完全に復活させる訳です……。」

 

束「蘇らせる理由は分かったけどそこまで拘る理由は…?それにお母さんって…?」

 

リョウカ(本体)「………私が度々精神世界やあの世に行くとね……お母さんに必ず会ってね?そこで色々と聞けたりしてね……そして不意にお母さんは私にとって何なのか?そして……どう言う存在だったのか聞いたら………私が1人旅以前にずっと親代わりになってくれていました……そして私にとっての心のあり何処でした………しかしとある日………お母さんが行方不明になった…………いえ………行方不明だと自己暗示して……お母さんは……私の目の前で殺された………。」

 

全員『…………!!?』

 

リョウカ(本体)「そしてその際に暴走……制御を失い数多な世界を滅ぼし尽くして再び永い眠りに付き………永い永遠とも呼べる時間が過ぎた時に復活……1人旅の時代へ入った訳です……つまりは……私の封印戦争の後……私は1人旅の以前に一度封印が解けて……その際に右も左も全て分からない幼い幼稚園児と変わらない私を救ってくれたのが……、」

 

千冬「コトリ……と言う訳か?」

 

リョウカ(本体)「ええ……毎日が楽しかったです……何で全てを忘れてしまったのかも……今回ので全てが分かった……そして今回の逆行事件………ううん……記憶が具現化してしまった原因がね……。」

 

リュウカ(本体)「え!?まさか……この事件の元凶が誰かも…?」

 

リョウカ(本体)「ええ……全部私です……私の不注意と後悔が招いてしまった……そしてこの具現化を止める術が無いのが悔しいです……今も何処かで記憶が具現化して逆行と言う現象を起こしているのでしょう………。」

 

めぐみん「……リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「……さて……私は全部思い出した………だから………。」

 

 

パチン…!

 

ピキィィィン…パァァァァン…!!

 

 

母核リョウカ(本体)「……凄い……思い出の代物が全部……!」

 

リョウカ(本体)「………これが私の答え…………だから今度は私がお母さんを助ける!」

 

 

ッス…!

 

パチン…!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

リュウカ(本体)「はぁぁ…!!!」

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!

 

ギュゴォォォォォ…パァァァァン…!!

 

 

リョウカの行動に合わせて全員が察したのか全員が覚醒形態に移行……更に儀式陣形を取った……

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「……………。(お母さん………今度は約束は守るからね……。)」

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピキィィィン…!!

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「連携合体スペル!【淵森母神秘術:黄泉還リ】…!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

リョウカのスペル宣言と共に超巨大な魔法陣の中央の超巨大な門が開錠された……

 

そして………

 

 

 

スタッ……スタッ………スタッ………

 

ギィィィィィ…ズズゥゥゥン…!!!

 

ピキィィィン…パァァァァン…!!

 

シュゥゥゥ……

 

 

門からリョウカを助けた……そう……リョウカの心の支えだったコトリが現世へ蘇った……

 

 

リョウカ(本体)「……っ…!!」

 

?「……ほら……また会えたでしょう?」

 

 

ッダ……ぎゅぅぅ…!

 

 

リョウカ(本体)「お母さん……ひぐ……ぐす……!!」

 

コトリ「ふふふ……ただいまです……永い間……ずっと会えなくてごめんね?リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「あぁぁぁぁぁぁ…!!!!」

 

めぐみん「良かったです……これで……。」

 

カズマ「……ああ……そうだな……。」

 

コトリ「さてリョウカちゃん…大丈夫?」

 

リョウカ(本体)「ぐす……うん……。」

 

コトリ「良かったですよ……リョウカちゃん……そうだ鈴は?」

 

リョウカ(本体)「うん、持ってる。」

 

コトリ「コレを返さないとね……。」

 

リョウカ(本体)「まさか……?あの神が襲ってくるの…?」

 

コトリ「ええ。」

 

千冬「あの神と言うと…貴女が言う人面鳥の神か?」

 

コトリ「ええ、私やリョウカちゃんの様に呪われた人物に鈴を持って来させるのですよ、そして時間内に届けなければ……、」

 

リュウカ(本体)「人面鳥のお化けになるのね?」

 

コトリ「ええ…それだけでなく記憶も喪う……だから一度完全になってしまうと楽にしてあげるか完全になる前に鈴を返せば呪いは解ける。」

 

一夏「厄介だな……じゃあまさか?今も?」

 

コトリ「ううん、呪われてないよ…私は一度死んだ身だからね…けど鈴を持つ限りはあの神は追ってくる。」

 

?『オォォォォォォ…!!!!!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

全員(コトリ&リョウカ以外)『……!!』

 

?『スズをカエセ…。』

 

コトリ「やっぱり追って来ますか。」

 

カズマ「やっぱとんでもねぇ奴連れて来るなぁ!全く!」

 

リュウカ(本体)「でも……もう誰も失わせない……喪わせる訳にはいかない!もう……誰も……リョウカちゃんを悲しませない為に!」

 

人面鳥神『オォォォォォォ…!!!!!!!!』

 

 

【第0エリア[EX]:最終ボス】

 

 

VS【人面鳥神:小鳥(超強化個体・歴戦王個体・最高邪神化)】

 

 

戦闘方式【最高邪神征討伐戦】

 

 

勝利条件【小鳥の封印又は討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

地形【ガガガ銀河:淵森母神王大連合征王星:淵森母神一家:広場決戦場】

 

 

【戦闘開始】

 

 

キュィィィィィン…ギュゴォォォォォ…!!!!!

 

パァァァァン…!!!!

 

 

リュウカの叫びに応えて……リュウカを含めて全員が真なる新たな覚醒形態に移行した……

 

 

リョウカ(本体:アルトリア)「人面鳥の神よ!鈴は返そう!大人しく帰れ!!合体スペル…!!!【淵森母神封印秘術:淵森母神封印結界:対神】…!!!」

 

 

チリーン……チリーン…!!!!

 

ピキィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ギィィィィィ…ズズゥゥゥン…!!!!

 

ギュゴォォォォォ…!!!!

 

 

リョウカは合体スペルを発動……再度人面鳥神を中心に超巨大な魔法陣が現れ……中心から超巨大な門が召喚……リョウカが鈴を鳴らすと門が開き………リョウカが門へ二つの鈴を掲げると……1人でに二つの鈴が浮き始め……門に吸い込まれ……それと同時に人面鳥神を吸い込む様に強烈な吸い込みが発生………

 

 

人面鳥神『オォォォォォォ…!!!!!!』

 

リョウカ(本体:アルトリア)「帰れ…!!!元有ったあの世界の空間へ…!!!」

 

リュウカ(本体:コルディア)「そして成仏せよ…!!!」

 

アルトリア&コルディア(本体:フルパワー)『人面鳥神:小鳥…!!!』

 

ギュィィィィン…!!!

 

パシパシパシパシパシパシ…!!!

 

 

人面鳥神『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!?』

 

 

門の奥から無数の手が伸びて来てその手は全てその神を掴み………門の奥へと引きずろうとしていた……

 

 

ギュゴォォォォォ……!!!!

 

ズルズルズルズル…!!!

 

 

めぐみん(淵森母神王)「おまけです!そのデカい眼球にデカいのを喰らわせてやります!一斉攻撃!」

 

 

ポォォピィィ…ポォォピィィ…!!!

 

ズドォォォォォン…ズドォォォォォン…!!!

 

ドドドドドドドドドドドドドド…!!!

 

バシュゥゥゥ…バシュゥゥゥ…!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!!

 

 

人面鳥神『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!?ギャオォォォォォォ…!!!?』

 

 

ヒュゥゥゥン…!

 

ギィィィィィ……ズズゥゥゥン…!!!

 

パシパシパシパシ…!!!

 

ピキィィィン…パァァァァン…!!!!

 

 

めぐみんの号令でトドメとばかりの一斉攻撃で…人面鳥神……小鳥は門へ叩き込まれて……

 

門は固く閉ざされたと同時に……一行達は直様に封印術式が込められた札を門に貼り付けて……門は完全に消え去った……

 

 

【戦闘終了】

 

 

シュゥゥゥ………

 

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ………。」

 

リュウカ(本体)「これで大丈夫かな……?」

 

コトリ「うん、これでもう大丈夫…。」

 

リョウカ(本体)「……お母さん……もう居なくならないよね…?」

 

コトリ「うん……もう今度こそ何処にも行かない……ずっとリョウカちゃん達の側に居るから…。」

 

リョウカ(本体)「……!うん…!」

 

一夏「……まさか……コトリが死んだ原因って……?」

 

めぐみん「ええ……十中八九あの小鳥と言う人面鳥神の呪いで悪霊化……それを受け入れられないリョウカちゃんの手で………殺す羽目になり……。」

 

大石「………殺めた事でトリガーとなった………。」

 

リュウカ(本体)「………暴走して全てを滅ぼし尽くした時……多分眠った理由は……コトリさんの最後の能力で眠らせたのでしょうね…………。」

 

カズマ「そうだな…………だがやっぱりあの人面鳥神……息の根止めなくても良かったのか?仮にもコトリを殺すキッカケになった上でこの人生の幕開けのなった訳だろ?」

 

リュウカ(本体)「別に構わないでしょう……確かに殺す事も出来たかもしれない………リョウカちゃんにとっての怨敵だったとしても……今はもう……。」

 

めぐみん「……そうですね……もう全てがある意味で復活して取り戻したリョウカちゃんがあんなに喜んでいるのは久々です………これで良いのかもしれないですね。」

 

カズマ「そっか……。」

 

 

その後今回の件での後始末をして各々解散した……

 

 

……翌日にて一行達は会議室にてコトリの事やあの呪いの件で話し合った結果……コトリは勿論リョウカの親としてリュウカと同じ扱い……因みにこの時点でコトリの能力は悍ましい事に………コルディア及びアルトリアの全力全開のフルパワーと同等以上の能力と戦闘力を誇っている……ただし厳密には神では無いのでリョウカの血で完全に神格化してリョウカ達と同じ最高神化……その能力に拍車が掛かって最強格へ君臨……したがあの件でリョウカ達も同じ位に急激に強くなっていたので力関係では一応一行達以上だが圧倒的と言う訳では無いと言う絶妙な感じだった……とは言えそこはリョウカを元は親として見ていたのかリュウカ及び親組やリョクヨウとアヤカ等含めた親達と同様に……親としての特殊な能力によって全ての能力が格段に上昇している………子を思いし母は強しとは正にこの事である………さて勿論名前に関しては【神森小鳥(コトリ)】……同じ神森家として尚且つ龍華家の家族の一員として取り扱う事になった……そして呪いの件はコトリから正確に呪いの詳細や対処法と解除方が説明されて……通称【小鳥鈴の呪い】は禁忌の呪い系として扱われ………この呪いの件は他の禁忌の呪い系の中で一番ヤバい代物の一つとして縁結びの呪いや山の神の呪い等と同様に………知ってはならないしてはならない……っと暗黙の了解とされ……した場合には国家レベルの大罪として扱われ蔓延の防止の為に対処人物の封印か処刑かと言う刑法に属された………

 

………あれから更に5年が経過し……

 

 

リョウカ(本体)「出発です!みなさん!」

 

リュウカ(本体)「行こう!みなさん!」

 

 

一行達は3度目となる正直として再々出撃した……勿論あの厄介だったあのFリヴァイアサン級のも建造された上で量産……そしてスクラップ当然だった龍華(リョウカ)もリョウカとコトリの能力で超進化して復活………更には一行達は新たにあの世にて色々と見て来て独自路線で修行していたコトリを新たな師匠として訓練や修行等してリョウカの場合にはリハビリも兼ねていたのでそれなりに強くなって完全復活……一行達もそれなのに強くなっていた………

 

 

リョウカ(本体)「さてと、この長い間に忘れてると思うので再度確認です。」

 

 

リョウカは再度攻略すべき所を説明した……

 

 

リョウカ(本体)「まあこんな感じですが、実際私自身も前だったら忘れてましたがお母さんのお陰で忘れずに済みました。」

 

カズマ「やっぱコトリの能力にも関係が?」

 

コトリ(本体)「ええ、私が司るのは記憶と時間……後探知能力も長けてますよ?」

 

メリー「ええ、何せ私の完全上位互換だわ…試しに探知勝負したら一瞬で見付けるのだもの…ああ、後探知範囲もエゲツないわね……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、だってお母さんですもの…特に時間と記憶の能力が非常に噛み合っていてね?いつ何処で何をしていようが…お母さんは全てを覚えているのでそれを頼りに全ての時間……いえ……時に関する事ではお母さんに絶対に敵いませんよ……時間や時空等も全て探知範囲内……そればかりか全ての時間軸もカバー範囲内ですのでね。」

 

コトリ(本体)「ふふふ、そう言う事…あ…でも私の友人達もかなりヤバイよ?1人は伝説の隻眼の幼兵だったり……1人は伝説の隻腕の幼兵……そして……元は臆病だったけど……今じゃあ立派になったあの子も居ますからね……。」

 

リョウカ(本体)「……あのお母さん達ですね……。」

 

カズマ「…お姉……え?」

 

めぐみん「……マジらしいですよ……確かこともちゃん及びともこちゃんとハルちゃん及びユイちゃんとユズちゃんですよね?」

 

リョウカ(本体)「ええ?でも一番最年長はコトリお母さんですよ?」

 

コトリ(本体)「まあね。」

 

一夏「なあ、お前他に何人親が居るんだ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、私がもう一度封印される前の話になるなら1人でね?その後になれば数十人は候補は居ます…ただし血縁関係で完全に合致してるのは今の所はそれくらいですね……恐らく他の世界の何処かにも他のお母さんかお父さんが居ると思うよ?」

 

千冬「やれやれこれは気が遠くなりそうだな。」

 

リョウカ(本体)「そうでしょうね……ねぇお母さん?」

 

コトリ(本体)「ん?」

 

リョウカ(本体)「あのお母さん達も来てるのかな?」

 

コトリ(本体)「呼べば来ると思うよ?」

 

リョウカ(本体)「呼べばね……じゃあやってみますか。」

 

千冬「呼ぶって……まさか?」

 

リョウカ(本体)「そのまさかです………さて、少し静かにして。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

チリーン………チリーン………チリーン………

 

ピキィィィン…ピシュゥン…!!!

 

 

リョウカは目を瞑り……心の中で大事で親愛なる親達の姿を思い浮かべながら……鈴を鳴らした………すると目の前に例の伝説の幼兵親達が召喚された……

 

 

ことも(本体)「呼んだ?」

 

ユイ(本体)「どうしたのリョウカちゃん?」

 

一夏「本当に来たぞ……ってかガチでどうやって此処へ来れたんだ?」

 

ともこ(本体)「呼ばれたから来れたのよ。」

 

リョウカ(本体)「すみませんね、みなさん…わざわざ来てくれて。」

 

ユイ(本体)「勿論よ、呼ばれたからにはちゃんとやらなきゃね。」

 

カズマ「しっかしさっきどう言う感じで呼んだんだ?呼ばれた方もどんな感じだった?」

 

コトリ(本体)「それは私が説明するよ…前にあの件で鈴は全て神様に返したのは分かるね?」

 

シオリ「うん。」

 

コトリ(本体)「……それでね私やリョウカちゃん…そしてリュウカちゃん含めた全ての完全な血縁関係者である親達に限りあの鈴と同じ音と効果を持つ……【心の鈴】………と言うのが使える様になったのよ…心の中で鈴を鳴らす事が出来る訳でね?同じ心の鈴を持っている同士であれば対象者に対して鈴を鳴らせば共鳴して呼ぶ事が出来るの。」

 

零月「それは便利そうだね……。」

 

コトリ(本体)「それと………。」

 

 

チリーン………

 

 

コトリ(本体)「この鈴は私とリョウカちゃんの専用の鈴…これがリョウカちゃんの…。」

 

リョウカ(本体)「私の最後の思い出の品……これで全てが揃いました………。」

 

母核リョウカ(本体)「揃うとどうなるの?」

 

 

ピッ……ピーッ…!

 

 

ジェフティ(コア)「全ての条件が揃いました……最終装備品及び新形態解放……及びトゥルーエンドルート解放されました。」

 

全員(リョウカ及び夜廻組以外)『……?』

 

リョウカ(本体)「……こう言う事です……。」

 

カズマ「装備や新形態は分かるけどトゥルーエンドルートって?」

 

リョウカ(本体)「そのままの意味です……そしてそれと同時に一つの可能性は完全に潰えました……。」

 

一夏「潰えたって何が?」

 

リョウカ(本体)「少なくとも超メタい事言えば…私ラスボス及び裏ラスボスになる事は無くなった様です……ただし……相変わらずボス枠かその前座枠は空いては居ますし……それにラスボスや裏ラスボス候補はわんさか居ますよ………。」

 

カズマ「そいつは良かったな…わざわざラスボスになる事が無くなってな。」

 

リョウカ(本体)「どうかな?私がラスボスでは無いと言う事は……少なくとも私以上に強い事は確定事項です……その上あくまでもルートが解放されただけで…トゥルーエンドになるかどうかは私達次第………それにトゥルーエンドとはなんなのか……どんな結末になるかも一切不明………最善の道を進むしか無いです………。」

 

めぐみん「ええ……。」

 

リョウカ(本体)「…………後……私が全ての記憶を取り戻した事で一番知りたく無い事も知ってしまった訳です…………アルトリアさんやコルディアさんも必死になって喋りたく無いのも私が一番理解してます……ただ……戻ったは良いけど大部分の記憶に何らかの細工がされてる様ですのでね………お母さん、少し手伝ってくれますか?」

 

コトリ(本体)「良いよ。」

 

コルディア(本体)「……知ってしまったのですね………。」

 

アルトリア(本体)「その様だな…。」

 

リョウカ(本体)「……………………。」

 

 

 

チリーン………チリーン………チリーン………

 

ザーッ……!!!!

 

 

リョウカ(本体)「………!!!………っ…!!」

 

 

 

ザーッ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「っつぅ…!!また………頭が…!!」

 

リュウカ(本体)「どうしたの…!?」

 

コトリ(本体)「いけない!記憶が…!」

 

 

ザーッ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…!?な……に……?この………記憶…!?」

 

カズマ「お……おい!大丈夫か!?記憶が何だって!?」

 

コトリ(本体)「少し静かにして!……これで少し落ち着く筈……。」

 

 

 

チリーン………

 

ザーッ………

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ………!」

 

 

チリーン………チリーン………チリーン………

 

 

リョウカ(本体)「っつ……はぁ………はぁ……はぁ……!?うっぷ…!?」

 

コトリ(本体)「どう?少しは落ち着きました?…ってあんまり大丈夫じゃ無さそうだね。」

 

めぐみん「はい!リョウカ!バケツ!」

 

リョウカ(本体)「う…おえぇぇぇぇ…!!!!」

 

カズマ「……だめだこりゃ……。」

 

リョウカ(本体)「おえぇぇ………す〜…は〜………はぁ……はぁ………何だったのですか……?あの記憶……?」

 

リュウカ(本体)「一体……何が見えたの?」

 

リョウカ(本体)「………ええ…………実は記憶に……出撃時とさっきの思い出の品を手に入れる前の時……それが映り込んでね……その記憶の内容は…メンバーで…私1人とみなさんのみだった………。」

 

カズマ「……?どう言う事だ?」

 

リョウカ(本体)「直球に言うなら……私がタツハナで…みなさんのみ…っと言う感じですよ……。」

 

リュウカ(本体)「………はい?」

 

リョウカ(本体)「私も不思議で仕方なかったですよ……でも……更に探りを入れてみたらね……最も知りたく無い事実を知った訳ですよ………始めに言っておくけど確かに完全対になった事も関係は有るけど……極論を言えばそれは無関係に近いですよ………。」

 

アルトリア&コルディア(本体)『………?』

 

リョウカ(本体)「そうですね………さっきまで黒い靄が掛かっていて見えなかったですが今なら分かる…………直球に言うと………全ての元凶は私です……それも………アルトリアさんやコルディアさんの時以前含めての事件も全て私が元凶です………。」

 

全員(リョウカ除く)「………!!」

 

リョウカ(本体)「………そしてさっき言った私がタツハナと言うのはあながち間違いでは無いです……っが……実際には……正真正銘の本当の意味で完全体になっている私です………今の私は不完全体と変わらない……いえ絞りカスみたいな物ですね…………。」

 

コルディア(本体)「それはどう言う意味なの?」

 

リョウカ(本体)「……文字通りそのままの意味です………私含めて私みんな完全なるクローンみたいな物です……姿……性格……能力こそ違いは有るけど……それも全て私の正真正銘の本体の能力の一部……肉体も……全て本体の能力で構成されてます……アルトリアさんやコルディアさんでさえも……クローンだったって今さっき知ってしまったのですよ………。」

 

アルトリア(本体)「なん……だと…!?我が……クローンだっただと……!?」

 

リョウカ(本体)「………だからこそ不意に思ったのです………じゃあ私の正真正銘の本体はどうなって……そしてその本体は何処に?っとね………それでさっきジェフティが言ったトゥルーエンドルート………それが関係が有ると見て調べてみた……すると確かに今でも健在はしてる………けど。」

 

リュウカ(本体)「けど?」

 

リョウカ(本体)「…………物理的に干渉が不可能な絶対空間の中で永遠とも呼べる中で魂を失った本体が眠っています………そしてその場所へ行く為の手段や行く為の条件………その全て私が知っています……それと同時に私しか知らない……。」

 

めぐみん「ではその本体ってどうするのですか?」

 

リョウカ(本体)「理論的にはやろうと思えば行けれなくは無いですし……本当の意味で完全体になろうと思えば出来なくは無いです………何せ私はその問題の本体の精身体でもありコアでもあるから………でも………だからこそ不安しか無いです………何せ全ての元凶その物で……尚且つその力は文字通り……全ての存在を今も尚維持と誕生…そして死をもさせる……勿論全ての物質……空間……等その全ての根源でもあるので……もし死んでしまえば全てが終わり……敵対しようものなら即座に存在そのものが消される………正に神としての定義として正しい完全なる絶対の神って感じです………っが……何故………私は今の私になり……みなさんが存在するのか……?……………………。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカちゃん…………。」

 

リョウカ(本体)「…………私の直感ですが………恐らく……産まれた時からずっと孤独だった……それ故に孤独が耐えられないから仲間……家族を作ろうとした………それが神々が産まれる事になり……それがある意味で全ての始まり………そして全ての元凶へとなり始めた……孤独故にとにかく仲間や家族が欲しかった……それが本体………いえ……私を狂わせた………その結果が出来た存在を楽しませようとした結果が事件と言う形へと変わって行く訳で………それが神々同士の戦争が勃発する様になり………それが余計に私をとことん全てを狂わせる結果へと変わって………自身の所為で仲間や家族が死ぬ…っと悟った……その結果が暴走…………世界を滅ぼして自分自身だけが生き残って全てが悟ったのです……だから……精神体と心臓を……私と言う存在に与えて、私の身体は私の手で封印……その瞬間に私と言う存在は元の私と言う存在へと書き換えられ………全ての記憶が抹消………いえ、封印され……正に今の私へと変わっていった……と言う感じです……まあ短く言うと………孤独になり過ぎて仲間や家族を欲した故の暴走が招いた今の結果……と言う訳です………。」

 

めぐみん「そんな事が…………ではリョウカちゃんが見たと言う…我々と一緒に居たリョウカちゃん……いえ……完全体のタツハナさんは一度この場面に遭遇している訳で……どう言う経緯かは不明ですが………暴走を引き起こして世界が終わった……そんな感じでしょうか?」

 

リョウカ(本体)「そうなりますね………多分もう限界が近かったのでしょう………家族が居ないのがよっぽど辛かったのでしょうね……何せみなさんには家族が存在する…そして今の私達にも家族は居ます……それが限界だった……他が家族を作れば作る程に余計に精神に重くのし掛かった………そして自壊して暴走…………最初からへとリセットされた訳で………大勢の人達が犠牲となってしまった………勿論その中にはみなさんも含まれます………私も悲しいですよ………全てを知った故にね………クローン同士で恋をして……クローン同士で結婚して娘達を産んで喜びました……っが全てを知った故に…………ね……。」

 

リュウカ(本体)「…………………。」

 

リョウカ(本体)「…………ごめんなさい………元を辿れば結局私が全部悪いです………だから……ごめんなさい……。」

 

リュウカ(本体)「………大丈夫ですよ、確かに私やみなさんがクローンなのは驚きましたし悲しいのは分かります……でもね……だからどうしたのです?私達は私達です、痛みや感情だって有ります……勿論子供も産めます……それに全ての元凶だからって私達がどうこうする事は出来ないですよ?私達は私達でやるのです、何せ私達は……、」

 

リョウカ(本体)「………そうですね……自由気ままな最高神……それがモットーですからね………はは……私ながら今の方がよっぽど良かったですよ………だけどこれでやっと……全てが理解して……全てが分かった………これで良いのです。」

 

 

チリーン…………

 

 

リョウカ(本体)「……………………。」

 

 

チリーン………チリーン…………

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……?」

 

 

チリーン………チリーン………チリーン………

 

 

リョウカ(本体)「………私達は私達………これが私の答えですよ……もう悲しむ必要は無い………もう残酷な運命にはさせない………全て………許されたのです………。」

 

ことも(本体)「………リョウカ……ちゃん?」

 

リョウカ(本体)「……………………。」

 

 

 

ピキィィィン…パァァァァン…!!!

 

 

全員(リョウカ以外)「…………!!」

 

リョウカ(本体:魂)『…………………。』

 

リュウカ(本体)「リョウカ……ちゃん?」

 

リョウカ(本体:魂)『……これから私の身体の所へ行って来ます……文字通り……私の全てを返しに行くのです……。」

 

カズマ「返すって……おいまさか!?」

 

リョウカ(本体:魂)『そのまさかです……だからこそ今回は止めないで……私を信じて……それに私にしか出来ないし……完全に全てを知った上にこうなってしまった以上……私の本当の本体は封印が解け始め……止まっていた時が動き始めました……その関係上、心臓や精神が無い本体は何れ自壊します………そうなれば全てが終わりです…………。」

 

リュウカ(本体)「でも…!リョウカちゃんは…!?」

 

リョウカ(本体:魂)『だからこそ信じて下さい……みなさんが信じていれば私の力になれます………だから待っていて……私が戻るまで………それじゃあね………。』

 

 

フワァァァ…!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ピキィィィン…ギュゴォォォォォ……!!!

 

ピシュゥン…!!!!

 

 

……魂とコアだけとなったリョウカは本当の本体の所へ向かった………

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ……ちゃん…………。」

 

めぐみん「………リョウカちゃんの帰りを信じましょう……私達では到底介入は出来ません………。」

 

コトリ(本体)「………なら、私の能力を使いましょうか?」

 

全員(コトリ以外)『………え?』

 

コトリ(本体)「私の能力は時間や記憶に関係するのであれば何処でも見れるし介入も出来ます………リョウカちゃんの本体は恐らく……その記憶の最深部に居る…………。」

 

リュウカ(本体)「でも介入するにしても……どうやって?」

 

コトリ(本体)「…………。」

 

 

 

チリーン…………

 

 

めぐみん「……鈴……あ!?」

 

リュウカ(本体)「確か……リョウカちゃんも……。」

 

コトリ(本体)「そう言う事です……だけど一応念の為です……リョウカちゃんが念を押す程ですよ?」

 

めぐみん「そうですが……けど、今までこう言う事は何度も経験してますよ……今更こんな事で立ち止まる程、私達は愚かじゃ無いですよ。」

 

コトリ(本体)「そうでしたね……じゃあ少し待って下さい……セーブしましょう………。」

 

ジェフティ(コア)「了解……セーブシステム起動………全記録…記録中………記録完了………セーブシステム完了しました。」

 

カズマ「セーブってアレか?」

 

コトリ(本体)「ええ、ゲームのアレです……もし死んだ場合やゲームを再開する際にはセーブした所から再開しますよ…ただし私達のはゲームオーバーになった際にはセーブした所へ悪影響を及ぼす物以外は全て引き継いで再開出来ます……謂わば引き継ぎセーブ能力ですよ。」

 

カズマ「そいつは便利だな。」

 

コトリ(本体)「ちなみセーブ出来るのは1000個まで……それ以上の物は他の物を上書きしなければいけないですよ。」

 

めぐみん「十分です……さて、鈴だけとはいえ直接行ける訳じゃ無いのですよね?」

 

コトリ(本体)「ええ、だからもし直接行けるとしたら私を含めて2人だけ……と言うのも私は強制参加です、何せ私が居なければ介入が不可能です……だから私を含めて精々2人が限界です………間接的なら私を介して介入が出来ます……もし直接行くならその場で誰が行かせるか選んで下さい。」

 

カズマ「……やっぱりこう言う時は……、」

 

一夏「ああ……やっぱ、」

 

めぐみん「……ええ……リョウカちゃんを連れ戻すならやはり……。」

 

リュウカ(本体)「………ええ、連れ戻しますよ……絶対にね。」

 

コトリ(本体)「決まりだね……さて少し待ってて。」

 

 

ピシュゥン…!

 

 

コトリ(艦娘)「呼びました?」

 

コトリ(本体)「貴女は此処でみなさんの為に私達やリョウカちゃんがどうしてるか貴女が介してモニターに映して下さい……。」

 

コトリ(艦娘)「それは別に構わないけど?何か有りました?」

 

コトリ(本体)「リョウカちゃんが本当の真相を知って…本当の本体の元へ向かいましたよ。」

 

コトリ(艦娘)「え!?そうなの!?」

 

コトリ(本体)「ええ、だから頼みましたよ?」

 

コトリ(艦娘)「分かったよ。」

 

コトリ(本体)「ええ……さて行きますよ。」

 

リュウカ(本体)「うん………みなさん行って来ます。」

 

めぐみん「ええ……気をつけて。」

 

 

 

ピキィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシュゥン…!!!

 

 

リュウカはコトリの能力でリョウカの元へテレポートした………

 

 

【???の空間:???】

 

 

 

ビュゥゥゥゥ…!!!

 

ッザ………ッザ……ッザ……

 

 

リョウカの魂とコアはとある薄暗く大雪が降る森の奥へと歩いていた……

 

 

リョウカ(本体:魂)『………此処へ来るのも久々ですね………急がないと……。』

 

 

ッザ……ッザ……ッザ………

 

 

歩く事…数十分

 

 

ドクン………ドクン………ドクン……!!!

 

 

リョウカ(本体:魂)『……やっと会えましたね…………。』

 

 

ドクン………ドクン………ドクン……!!!

 

 

リョウカ(本体:魂)『……やっぱり昔から変わって無いですね………本当に……ごめんね………ずっと孤独のままにして……私の所為で貴女を完全な孤独にしてしまった………ごめんね…………。』

 

?『……………………。』

 

リョウカ(本体:魂)『………でもね………私達は今の方が幸せです………だからこそ………貴女が要るのです……貴女が居なければみなさんが笑顔でいられない……私にはやらなければいけない事が沢山有るのです………どんなに辛い事も有る……精神が挫けそうにもなる………そして………死にそうにもなる………けどね……私には今が1番良いのです……そう………今が1番良いのです…………私達が私達である為に…………。』

 

?『………………………。』

 

リョウカ(本体:魂)『どんなに拒絶されたても良い……どんな事をされても良い………貴女には死んで欲しく無いのです………生きて欲しいのですよ………だからお願いです…………私と一緒に此処を出よ…?』

 

?『………………………。』

 

 

 

 

ビキビキビキビキビキビキ…!!!

 

ピキィィィン……ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

リョウカ(本体:魂)『……………………。』

 

 

 

シュゥゥゥ………!

 

 

 

封印されているリョウカの本体に………リョウカの魂とコアが吸い込まれて行った………

 

 

 

ビキビキビキビキ…!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!

 

ドサッ…!!!

 

 

…………封印が解けたであろうリョウカの本体は地べたに落下して動かない…………

 

その時………

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

供給源が無くなったのかその空間が崩壊し始めた……

 

 

リョウカ(?)「や……っぱり……崩れ始めた…………ゴバァァ…!!?がは…!!!?ぐぅぅ……!!うご……かない…!!………は……は……そうだったね…………何せ私は………身動きが………取れないまま………永遠と同じ位に封印され続けていた上…………心臓も精神も失っていたから………こうなっても必然ですね…………がは……!!ごふ…!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

メキメキメキメキ……ズガァァァン…!!!

 

 

そして瓦礫の一部がリョウカの頭上へ落ちて来た……その瞬間………

 

 

ボォォォン…!!!

 

 

リョウカ(?)「………え?」

 

 

ッザ………ッザ………ッザ………

 

チリーン………

 

 

リョウカ(?)「………何で……?此処に……?私以外入れない……筈……?」

 

コトリ(本体)「ふっふっふ……私だからだよ?それにいきなり約束破ろうとしないでよね?」

 

リュウカ(本体)「リョウカ…ちゃん…?」

 

リョウカ(?)「………お母さん……ごめんなさい……どうやら予定とはかなり……違って……ずっと封印されてた所為のと心臓と精神が失ったショックで身体がピクリとも動かないです……すみません………。」

 

コトリ(本体)「まあ…こうなるとは予想しましたね…リュウカちゃん、リョウカちゃんを。」

 

リュウカ(本体)「う…うん。」

 

 

リュウカはリョウカを抱き抱えた……

 

 

コトリ(本体)「……………。」

 

 

ピキィィィン…パァァァァン…!

 

 

コトリは半獣化した……

 

 

コトリ(本体:半獣)「さあ、しっかり着いて来て!」

 

リュウカ(本体)「はい!」

 

 

ッダ…!

 

キィィィィィン…!!!

 

 

コトリとリュウカは同時に飛翔して出口へ向かった………

 

 

……数分後………

 

 

リュウカ(本体)「……!?出口が…!?」

 

リョウカ(?)「……だから……私にしか出来ないって……言ったのに………。」

 

リュウカ(本体)「どうしよう…!!このままじゃあ私達は…!!」

 

リョウカ(?)「少し……待って…なさい……ぐ……ぅぅ…!!はぁぁ…!!!」

 

 

ピキィィィン……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカ(?)「はぁ…!はぁ…!これで………早く…!!」

 

コトリ(本体:半獣)「ありがとうね………リョウカちゃん!」

 

 

キィィィィィン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

一行達は門を潜った……それと同時にその世界は完全に消え去った………

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

めぐみん「あ!?戻って来ましたよ!」

 

リュウカ(本体)「ふ〜…危ない所でした…。」

 

コトリ(本体)「ええ、後一歩リョウカちゃんが助けてくれなかったら私達諸共消滅してました。」

 

リョウカ(?)「ごぶ…!!!それは………良いけど………早くどうにかして……下さい………。」

 

全員(リョウカ以外)『………あ。』

 

 

一行達が戻ってすぐさまリョウカはまた治療を受けて部屋に運ばれた………どうやら原因は永遠とも言える時間を封印され続けていたので頭では分かってはいても身体は今のリョウカに着いては来れなかった………つまりは肉体のレベルが足りてないのだ………しかもその上で心臓と精神が失ってそのショックで悪化しているのでその最適化の為に今の症状が出ていると言う………さてだが………今のリョウカはどっちのリョウカ…いやタツハナかリョウカかと言えば……リョウカ側の方が勝った……

 

 

……翌日………

 

 

リュウカ(本体)「体調は?」

 

リョウカ(本体)「昨日よりかはマシですよ、流石我ながら驚きますね……普通なら何年……いえ何百年掛けてようやくここまで回復する物を僅かな時間でもう適応し始めてる………。」

 

リュウカ(本体)「そっか……。」

 

リョウカ(本体)「………すみませんね、あの時啖呵切ってあのザマですね………連れ出してから元に戻れば良かったですね……今更思ったけど……。」

 

リュウカ(本体)「そう…だね………ねぇ、リョウカちゃん………本当にこれで良かったのですか…?」

 

リョウカ(本体)「何が?」

 

リュウカ(本体)「……元に戻った事です………。」

 

リョウカ(本体)「……別に私は構わないのですよ……だってこの子が望んだ事だからね……私はそれを受け入れただけです…これは私とあの子の意思です。」

 

リュウカ(本体)「あの子…?」

 

リョウカ(本体)「………この身体に宿っている…もう1人の私です…ただ今は眠っていますけどね……中々可愛い物ですよ…ずっと封印されていたとは言え此処を出る際にもこの子にも助けられました……。」

 

リュウカ(本体)「そうなの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、私とあの子で一つ……1人の存在として私が居るのです……あの子は私にとっては妹にも思える存在です…ただ物理的に触れる事は出来ないけどね……間接的なら触れる事も干渉は出来ます……まあ精神世界の入ればいつでも会えて触れ合う事も出来るよ……。」

 

リュウカ(本体)「へ〜……。」

 

リョウカ(本体)「さてと……私は見ての通り、精々どう頑張っても1週間は動けれないので1週間後に今度こそ攻略しに行きましょう……。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

………そしてリョウカは1週間掛けたリハビリを開始した……完全体になったリョウカは又違った運命へ歩んで行く………仲間と家族と共に………果たして一行達の最終的に行き着く運命は…?一行達の旅は続く………

 

 

 

 

【第0エリア[EX]:完全クリア]

 

 

【第10章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻&深夜廻:メインテーマメドレー】



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[達成率:70%]第11章 淵森母神一家と決戦の大銀河再攻略【後編:後半戦】
第61話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第2世代【攻略編:前編】


ふぁ〜…ん?ふぇ?私ですか…?私は…リョウカお姉ちゃんの妹のリョウハナです……私は実体は無いので……えっと……リョウカお姉ちゃんの中に居るのです………えっとごめんね…?話が長くて……前回のあらすじだよね……前回は………私達は……お姉ちゃんのお母さんを蘇らせて……えーっとその後に全ての記憶と思い出を取り戻したお姉ちゃんが……私の所に来て………私を救い出してくれましてた……その時お姉ちゃんのお母さん達も一緒に助けてくれました……嬉しかったです…………えっと覚えているのはこれ位ですね……ふぁ〜……ごめんね……眠くてね………それじゃあ今回も見て下さい………………す〜………く〜……。


OPBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻&深夜廻:メインテーマ】

 

 

 

それから予定より少し伸びて2週間後………リョウカは復帰した……

 

 

リョウカ(本体)「ん〜…これでようやく攻略に行けれそうですよ。」

 

めぐみん「本当に大丈夫なのですか?一応仮にも永遠に近い感じで肉体は封印された上で心臓や精神も抜かれていたのでしょう?普通に考えれば先ず最低でも数千年……長くても何万年も掛かってようやく完全な復帰出来る物だと予想してましたよ?」

 

一夏「いや規模デカいな!?何千年から何万年も掛かるって……。」

 

リョウカ(本体)「でもある意味で間違ってはいませんよ?もし普通ならそれどころではなく普通に死にますよ?私だから良かったものの………もし普通の神々どころか下手な最高神レベルでは発狂した上で様々な症状が現れて色んな死に方しますよ?」

 

千冬「あ〜…確かに考えてみれば確かに…そうだな。」

 

リョウカ(本体)「ええ、とは言えです……やはりまだまだ練習は必要ですのでリミッターを掛けてもらってます……。」

 

母核リョウカ(本体)「なるほどね、だから何時ものリョウカちゃんと変わらないのね……そこまで力が感じないのが不思議で仕方ないですね。」

 

リョウカ(本体)「まあ、自己判断でリミッターで解く事は出来ますし…状況次第ではあの子の判断で解いてくれます。」

 

束「へ〜…え?あの子って?」

 

リョウカ(本体)「私の中に居るもう1人の私ですよ、私からすれば妹みたいな感じですがね………。」

 

ことも(本体)「妹……良いね妹。」

 

リョウカ(本体)「ただし物理的に触れれないのが残念ですがね……まあ精神世界に行けば何時でも会えるから良いけど…とは言えあの子が居なければあの時私達はあの世界であの世に行ってたのは間違い無い事でした……。」

 

カズマ「すっげぇ事やる物だな…リョウカの一応の妹は…目覚めて間も無い筈なのにな。」

 

リョウカ(本体)「ええ、一応名前は識別の為にあの子側から言われたのですが……【リョウハナ】って呼んで下さい…基本的に精神は私がメインですが、恐らくもしもの時には表面化する場合も有りますのでね。」

 

コトリ(本体)「分かったよ。」

 

リョウカ(本体)「ただし分かってるとは思ってるけど…私の身体とは言えあの子に妙な事はしない様にね?勿論戦闘は出来る限りはさせない様にね……あの子にはまだ早いですし…基本的に私のサポート程度が充分です。」

 

一夏「お…おう……。」

 

リョウカ(本体)「さてと一通り状態説明は済みましたが……何か私を見て変わった所が分かりますか?」

 

めぐみん「え?………あ、姿が変わってますね……いつも通りに接してたので気付かないです。」

 

母核リョウカ(本体)「あ〜……これはまた懐かしい姿ですね?初期の方の私じゃないですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、服装は初期の私ですが……これが事実上の最終装備ですよ…思い出を全て揃えたご褒美みたいな感じです……それプラス私の身体を取り戻した事でこの最終装備は進化を遂げた訳です……リミッター掛けた今の私にとってはこれが非常に有り難いのでね……。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですか?」

 

リョウカ(本体)「そうですよ、後…他には通常状態と人間状態と自由に出来る様になった事と……新形態として……、」

 

 

ピキィィィン…ジリジリジリジリ…!

 

パァァァァン…!

 

 

カズマ「……何だその姿?」

 

リュウカ(本体)「何かこう……様々な神々の力が混ざった感じですね……。」

 

リョウカ(本体:?)「ええ、これは……大百足の神様とよまわりさんと山の神とコトワリ様と縁の神と人面鳥や森の神っと見事なフル装備をした訳です……。」

 

 

リョウカの姿に困惑しているが…実際にそんな感じだ……先ず頭部は大百足の神の触角部分が生えたり髪が人面鳥神や森の神の呪いと似て長く…更に髪の先が赤くなっていて……片目に縁の神の紅い瞳と何故か紅い霧が出ていたり…もう片方は純粋な赤い色に染まって…胴体は胸部によまわりさんの眼球が……利き腕である右腕は真っ白に…その腕の先には赤い巨大な断ち切り鋏を持っていて……左腕は森の神及び人面鳥神の呪いと似た羽が生えたり………最後に下半身は尻尾となる部分は鳥の尻尾…脚は右脚は鳥の脚みたいになっている………っとチグハグな感じに仕上がっているのだ……

 

 

母核リョウカ(本体)「その姿……大丈夫なのですか?」

 

 

シュゥゥゥ……

 

 

リョウカ(本体)「多分大丈夫だとは思います……ただ……直感ですがこれが私にとってメインスタイルだと思うし……全てを解決させる為の最後の鍵となると思うし……それにね……さっきは自分の意志でなってみましたがこれも自動作動型の形態変化の様で気が付くとさっきの姿になる時が有ります……。」

 

カズマ「そうなんか……ってか軽く呪われてないか?」

 

リョウカ(本体)「多分ね、でも私達が最後に行く所へ向かう時や……そして………私達が最後に戦うであろう存在に対しての特効効果が有るかもしれない…………ただこの自動形態変化はこの鈴である程度抑制が出来ますのでそこは大丈夫です……。」

 

コトリ(本体)「そうだね………。」

 

カズマ「……ん?なあ、外に見えるあのデカい潜水艦っぽい奴は何だ?」

 

リョウカ(本体)「あれ?あの潜水艦何処かで見た気がするね………。」

 

カズマ「お前じゃないのか?」

 

リョウカ(本体)「私じゃないよ?」

 

母核リョウカ(本体)「ああ、それは私ですよ……あの潜水艦はリョウカちゃんが言っていたあのリヴァイアサンが呆気なく撃沈した巨大装甲潜水艦のユリシーズ級ユリシーズ号ですよ。」

 

リョウカ(本体)「ユリシーズ……あ〜!あの潜水艦ですか?思い出したよ…でも一応はあのリヴァイアサンのプラズマ砲を最低でも1発は耐える程の防御力は持ってましたよ……。」

 

大石『あのリヴァイアサンのプラズマ砲を一撃とは言え耐えれる潜水艦が居るものだな……。』

 

リョウカ(本体)「ええ、とは言え高々一発だけ耐えても結局は2発目が飛んで来る訳です……例えるなら……連射が出来る様になった大和が物凄く格下の相手が1発だけ耐えて…格下に舐められてブチ切れてトドメの砲撃をぶっ放す訳ですよ……。」

 

一夏「あ〜うん……まあ言いたい事は分かったが例えが色々とぶっ飛んでるな……。」

 

リョウカ(本体)「一応事実ですし……それでお母さん何故にこのユリシーズ号が出て来た訳ですか?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、気になって試しに作ってみました……ただし本家とは異なり……私達なりの改造ですので如何なる場所に対応出来ます……とは言え元が探索型なので攻撃や防御に特化させるのは一苦労しましたよ……さて変更点は………艦橋及び側面と艦尾の装甲強化……回転式連装魚雷発射装置を艦橋付近と艦尾にそれぞれ4基追加……それに伴いそれ自体も大型化し……大型の魚雷も発射可能になりました………それと艦も巨大化してるので潜水魚雷艇も搭載数も増加………現在は通常型では正規空母並の左右合わせて500機………最も多く載せられる潜水戦艦級のは超巨大空母と同等の1000機……ただしこの艦はさっきから言っている潜水魚雷艇以外の艦載機は搭載不可能……そこは留意して下さい………因みにこの潜水魚雷艇はこの巨大潜水艦にとっては主力兵装でもあり最後の守りでもあります……兵装は大型魚雷4本と副兵装は小型魚雷8本……っと言う感じで完全な雷撃機です……無論ですが機銃は持ち合わせて無いのですし…そもそも母艦である潜水艦も機銃が無いので対空攻撃能力は壊滅的と言うかは存在しないです………。」

 

一夏「おいおい!対空攻撃能力が無いのは致命傷じゃねぇか!?それだと袋叩きにされて終わりじゃねぇか?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、そんなの当たり前の話しです……でもこの艦の特許は深度潜航していてもピンピンしている上にその状態でも攻撃が可能……無論搭載されてる魚雷は本艦及びその魚雷艇専用で如何なる場所でも発射可能で射程距離が尋常じゃない位長い上に速力が速い上……無音攻撃でもあるのです………。」

 

カズマ「じゃあ……って事はコイツ…例えるなら…深海何百メートルも居る所から好き放題に攻撃して来るって感じか?」

 

母核リョウカ(本体)「その通り…如何なる干渉も出来ない場所から好き放題しまくるのがこの艦の専売特許と言う訳です………っが……元の勿論天敵は居ますよ?それは勿論駆逐艦や軽巡……では無く潜水艦とイージス艦です……そもそもこの艦の攻撃能力は確かに凄いですし他の潜水艦から見れば全方位に魚雷を撃てるのは凄いです……しかし潜水艦である故に速力は遅めな上に攻撃力は低め……他の潜水艦からの雷撃能力が高い一撃貰おう物なら一撃轟沈は免れないでしょうがね……無論間違ってもアスロックは止めて下さいね?勿論…最大の天敵であるリヴァイアサン級を送り込むのは止めて下さい………ユリシーズにとっては特にリヴァイアサン級はトラウマになってると思いますからね………。」

 

一夏「お…おう……。」

 

母核リョウカ(本体)「ただ、私達の物は一応潜水艦やイージス艦相手にも対抗は出来るとは言えその迎撃能力が低いのは言わざる得ないですし……潜水艦は潜水艦でも紺碧艦隊や私達の潜水艦隊とかは完全に天敵です……一度ロックオンされたら一貫の終わりですからね……でも逆にこっちが攻撃できれば勝てる見込みは有るのは確かです………っがあくまでも見込みですのでそこまで期待は出来ないです……そもそも元がさっき言った様にこれの目的は探索特化です……必要最低限程度の防護手段しか持ち合わせて無い物を無理矢理攻撃能力や防御力に特化させようにも限界は有るのでね……精々今の所これが限界ですよ………。」

 

リョウカ(本体)「ではどうしますか?普通の戦闘も厳しそうですし……。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、だから精々後方からの超広範囲の探知能力でカバーと艦載機による攻撃がメインとなる航空機動艦隊枠として頑張ってもらいましょう……。」

 

カズマ「ああ……ってかそれしかねぇな………そう言えば発艦した潜水魚雷艇ってどうなるんだ?」

 

母核リョウカ(本体)「元のは発射したらそれまでの使い捨てですが……この潜水魚雷艇は勿論改良は加えられてるので専用のドッキングモジュールを内蔵してるので母艦にも戻れる様に再設計してます……因みに全くどうでも良いですが一応全地形対応で尚且つ垂直離着陸可能です……っが意味は余り無いです……そもそも雷撃しか出来ないのにどうしろっと言われてもね……。」

 

一夏「は〜……。」

 

リョウカ(本体)「帰ったらまた再設計して下さいね?ただし今度はまともに運用できる様にね……今回のは急ぎの感じだったから精々数百隻程度しか無いのでしょう?」

 

母核リョウカ(本体)「うん…すみませんね。」

 

リョウカ(本体)「良いですよ…とは言え敵からすればある意味でこの潜水艦は厄介極まり無いでしょうがね……攻撃が届かぬ所で好き放題に攻撃されまくるのは堪らないでしょうし……仮に攻撃手段が有ったとしても今度は潜水魚雷艇が邪魔したり又はその攻撃手段を潰す可能性も有る……そう言う面で言うなら中々侮れないですよ?余り酷評するのは酷だとは思うからね…。」

 

千冬「なるほど……確かにそう言う使い道が有るな……。」

 

リョウカ(本体)「さてと、そろそろ最初の攻略地点であるウーズラが見えても良いですが……あ、今見えました。」

 

リュウカ(本体)「ようやくだね、最初の攻略だけで数年以上は経ってますし……彼等どうしてるかな?」

 

母核リョウカ(本体)「一応こっちに来る様には伝えてますが……まだかかりそうですので先にやっておきましょうか。」

 

リョウカ(本体)「そうだね。」

 

 

 

一行達はようやく最初の惑星のウーズラへとやって来た……

 

 

 

ザァァァァ…!

 

ピシャァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「此処も大分荒れましたね。」

 

リュウカ(本体)「そうですね…。」

 

 

ザーッ……

 

 

エイダ(子機)『リョウカさん聞こえますか?』

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?」

 

エイダ(子機)『はい、先程の形態変化に関して新たなに判明した事が有ります……どうやらその形態名はコトリ形態と言いまして……コトリさんの形態変化と同類の物として間違い有りません……ただし様々なその世界の怪異や神々のを使っているので彼女の物とはまた異なります……それと自動で変化する際には何かしらの症状が出る筈なのでそこは注意して下さい……勿論場合によっては暴走の可能性も有り得ますのでもし危険だと感じた場合には躊躇なく鈴を鳴らして抑制又は解除して下さい……一応目安となるメーターを表示及び警告をしますので参考にして下さい。』

 

リュウカ(本体)「ありがとうございます。」

 

エイダ(本体)『それではまた何か分かり次第報告します。』

 

 

ブツッ…!

 

 

めぐみん「なるほど、確かに見えますね……とは言え微々たる量ですね……。」

 

リュウカ(本体)「でも状況によっては貯まる速度も変わるでしょうからね……出来る限り戦闘は避けた方が良いかもね。」

 

リョウカ(本体)「ええ…………。」

 

コトリ(本体)「……?何か歯切れが悪そうだけど大丈夫?」

 

リョウカ(本体)「ええ、実は言い忘れてた事が有ってね…?確かに記憶は取り戻したのは間違いないです……っが……それはあくまでも私の……です……一応記憶は共有出来てるとは言えあの子の記憶は未だに完全に復活出来てはいないです……恐らく過去のがそれほどまでに凄惨だったと思いますね………一度は体験したとは言えね……。」

 

コトリ(本体)「そっか……それじゃああの子の為にも頑張らないとね……。」

 

リョウカ(本体)「ええ……でも取り戻す場合にはやはりあの子の状態で無いと無理っぽいですので……私がその欠けた記憶の場所へ辿り着いたら周囲の敵を殲滅した上で安全確保して切り替えますのでその際に宜しくお願いします……。」

 

リュウカ(本体)「良いですよ……。」

 

コトリ(本体)「勿論良いですよ。」

 

リョウカ(本体)「さてと行きますか。」

 

めぐみん「ええ、軽く蹴散らしてやりますよ。」

 

 

その後一行達は徘徊する野生の生物兵器群を蹴散らしながら大型の施設内部に入り…更に敵を蹴散らして奥へと進んで行って……攻略開始から1時間後に最深部の所にやって来た……

 

 

リョウカ(本体)「さてと此処に何か有る筈です。」

 

カズマ「取り敢えず漁ってみれば分かるか……。」

 

リョウカ(本体)「ええ。」

 

 

 

ザーッ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「………?」

 

リュウカ(本体)「ん?」

 

 

ザーッ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「っ…!また…ですか…!っ…!」

 

 

チリーン………チリーン……!

 

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ………どうやら此処にあの子の記憶の一部が有る様です……周囲に敵やトラップは無いですね………。」

 

シオリ「今なら大丈夫だよ。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……さてと……出番ですよ……。」

 

 

フラッ……ドサッ…!

 

シュゥゥゥ………

 

 

リョウカは周囲の安全が確保されるや否や力が抜ける様に倒れ…身体が少し縮んで………

 

 

 

?「ふぁ〜………ん?」

 

ユイ(本体)「貴女が…リョウハナちゃん…?」

 

?「うん、そうだよ?」

 

リュウカ(本体)「じゃあ、リョウハナちゃん……貴女のお姉ちゃんから何か言われてない?」

 

リョウハナ(本体)「う…うん、此処に私の記憶が有るんだって……だからコトリお母さんの言う事を聞いて思い出してみて……って言われたの。」

 

コトリ(本体)「分かったわ……それじゃあリョウハナちゃん、私達には見えないけど…貴女にしか見えない何かが有ったら教えてくれない?」

 

リョウハナ(本体)「うん…………あれ?ねぇ?なんかあそこの付近だけ…青い何かで覆われてる…。」

 

めぐみん「………何も見えませんね………恐らくリョウハナちゃんの記憶の結界でしょうか?」

 

コトリ(本体)「多分ね……それじゃあリョウハナちゃん、着いて来て。」

 

リョウハナ(本体)「うん………。」

 

 

コトリはリョウハナをその記憶の結界の側まで連れて来た……

 

 

コトリ(本体)「良いね?その中では眼を開けたら駄目ですよ…それともし苦しくなったらこの鈴を鳴らしてみてね…ゆっくりで良いから。」

 

リョウハナ(本体)「う…うん。」

 

 

リョウハナはコトリから言われた通りに眼を瞑り……ゆっくりと記憶の結界の中へ踏み入れて行った……

 

 

 

ザーッ……!!!

 

ザーッ……!!!

 

 

リョウハナ(本体)「……………!(……なに……これ……?)」

 

 

ザーッ………!!!!

 

ザーッ………!!!!

 

 

リョウハナ(本体)「…………………。(何だろう……この記憶……?)」

 

 

 

ザーッ………!!!!

 

ザーッ………!!!!

 

ザーッ………!!!!

 

 

 

リョウハナ(本体)「…………っ…!(うっ…!思い…出そうとすると……頭が……痛い……!痛い……痛いよぉ……!!)」

 

コトリ(本体)「リョウハナちゃん…!!!鈴を…!!鈴を鳴らすのよ…!!」

 

リョウハナ(本体)「………………!!」

 

 

 

チリーン………チリーン…!!

 

 

リョウハナ(本体)「……………………。(収まった……?あれ……?記憶が……流れて来て………これは……?)」

 

めぐみん「リョウハナちゃん…!大丈夫…!?」

 

リョウハナ(本体)「……………………。(………そっか……思い出したよ………。)」

 

 

リョウハナは記憶の一部を取り戻した……

 

 

コトリ(本体)「……リョウハナちゃん……もし思い出した場合はもう眼を開けても良いよ。」

 

リョウハナ(本体)「うん……。」

 

めぐみん「リョウハナちゃん?大丈夫ですか?」

 

リョウハナ(本体)「うん………でも少し疲れちゃったから……また眠るね………。」

 

 

フラッ……ドサッ…!

 

シュゥゥゥ…!

 

 

リョウハナは疲れて眠り……元の身長に戻りリョウカと切り替わった……

 

 

リョウカ(本体)「ん………戻りましたか……良く頑張りましたね……。」

 

カズマ「なあ、あの子は何を見たんだ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、どうやらこの後ボスと戦う事になりますがその際にあの子を庇う形で最初の犠牲者として……めぐみんやカズマが死に……後を追う様にアクアさんやダグネスさんも死にました。」

 

めぐみん「……そんな事が……。」

 

カズマ「って事は…あの子にとってこれが全てが狂い始めた切っ掛けになった訳か……。」

 

リョウカ(本体)「ええ……だからこそ知りたいのがリセットと言う名の暴走を引き起こすキッカケになるお母さんの死はどのタイミングで……そして誰に殺されたのかが知りたいです……。」

 

めぐみん「そうですね……でも先ずその前に我々を殺したと思われるボスとやらをさっさと逆に息の根を止めてやりましょうか?」

 

カズマ「ああ、そうでもしないと滅茶苦茶苛つく。」

 

リョウカ(本体)「しかしどうやって行きましょうか……確かに此処は最深部ですし……かと言って例の門は無いですし……。」

 

シオリ「う〜ん、じゃあ何処かに隠し扉みたいなのとか無いの?それか隠しエレベーターみたいな感じのは?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……多分そう言う類いのは目の前に有る機械に聞いてみれば分かるかも……束さん頼めますか?」

 

束「あいあい!任せなさい!」

 

 

リョウカは束に目の前に有るコンピュータにアクセスさせた……すると………

 

 

ウィィィィン…ガシャン…!

 

 

束「ビンゴ!やっぱり隠しエレベーターが有ったよ!」

 

カズマ「ご丁寧に俺達が全員乗っても問題無い位のデカさだな……。」

 

リョウカ(本体)「でも気を付けた方が良いですね……このエレベーターどうやら例の門代わりの様です……エレベーターが解放された途端に殺気が感じますのでね……それに見てよこのメーターの上がり具合が尋常じゃ無いですよ。」

 

一夏「マジかよ……って事はこの地下には神か邪神がが相手になるって事か?」

 

リョウカ(本体)「恐らくはそれ位のが相手でしょうが…どうやらこの惑星の本来のボスとは違う相手の様ですね……。」

 

束「それはどう言う事だい?」

 

リョウカ(本体)「私が知る限りではこの惑星のボスはこの生物兵器群を束ねるボスとしてスワンプモンスターと言う超大型生物兵器が居ますが……何者かの手によって既にやられている様です……どうやら私達の場合の史実では本体ならこのスワンプモンスターと戦う事になるのでしょうけど………前に言ったトゥルーエンドルートになった影響でボスが入れ替わった感じですね……恐らく今後の動きにも大きく影響も出て来るでしょう……。」

 

魔理沙「マジかよ、まあやるしか無いって訳か。」

 

リョウカ(本体)「ええ、何せ私達の最終目標は私達にとっての諸悪の根源を断つ事……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね………。」

 

リョウカ(本体)「さてと行こうかな……一体どんな相手かな?あの子の記憶はあくまでも一部で尚且つその一部が損壊気味ですのでね…直すならその原因をどうにかしないと駄目です。」

 

カズマ「そうだな。」

 

 

一行達はエレベーターに乗り込み……下へ降りて行った……

 

 

ウィィィィン……ガシャン…!

 

ギィィィィィ…!

 

 

リョウカ(本体)「此処が真の最深部ですか……。」

 

リュウカ(本体)「此処以外はほぼ足場が無いですね………それにどうやら争った後が有る様です……中央の樹みたいなのは薙ぎ払われて倒れてる………それに壁も何者かが破壊してそこから地上へと出ている様です………。」

 

リョウカ(本体)「でも破壊されてるのに…何故か知らないけど上の沼からの海水が流れて来ないですね……まあ良いです……どうやら記憶の一部ではこの先に何か施設が有った様です……そこで手に入れる感じですね……。」

 

めぐみん「なるほど、今の所そこのエレベーターの扉になんらかの影響は無いですね……今の内です。」

 

リョウカ(本体)「そうですね。」

 

 

一行達は不安定な足場を渡りながら奥の施設へ行き……そこでナビゲーターをゲットした……

 

しかし……エレベーターへ戻る最中……

 

 

ザーッ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「………!!」

 

リュウカ(本体)「どうしたの?」

 

リョウカ(本体)「…………この感じ……。」

 

 

ザーッ…!!!

 

ザーッ…!!!

 

ドクン…!!

 

 

リョウカ(本体)「うっ…!!」

 

 

ドクン…!!!

 

ドクン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…!!!」

 

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!

 

 

エイダ(子機)『警告、コトリ神化進行中……強制発動します。』

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ミチミチミチミチ…!!!

 

バサァァ…!!

 

 

リョウカが苦しみ出して警告アナウンス後の直撃にリョウカはコトリ神化した……

 

 

全員(リョウカ以外)『……!!』

 

リョウカ(本体:コトリ神)「はぁ…!はぁ…!」

 

リュウカ(本体)「リョウカ……ちゃん…?」

 

リョウカ(本体:コトリ神)「はぁ……一応落ち着きました………。」

 

めぐみん「リョウカちゃん………大丈夫なのですか?」

 

リョウカ(本体:コトリ神)「分からない………けど来る……奴が……。」

 

ハル(本体)「………奴?」

 

?『アアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!』

 

全員(リョウカ以外)『………!?』

 

 

ズガァァァン……ズガァァァン……ズガァァァン…!!!!!

 

ビキビキビキビキ…!!!!

 

 

?『アアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

 

ズガァァァン…!!!!!!

 

 

一行達の目の前にあの叫び声と共に壁をぶち壊して現れたのはエンドノアによって捕食された……D-G-033が現れた…

 

 

リョウカ(本体:コトリ神)「やはり貴方が相手ですか…!!ここまで来ると最早しつこいと言うレベル超えてますね……でもコイツがスワンプモンスターを殺したのは間違いないですね………。」

 

カズマ「やれやれあの世から戻って来たか……なら何度でもあの世に送り返してやるぜ!」

 

033『アアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

一行達はD-G-033との最後の決戦に挑んだ……

 

 

VS【決戦の執念深き戦闘特化型究極完全生命魔神:D-G-033(最終決戦仕様(ラスボス仕様)・リベンジ個体・超強化個体・歴戦王個体・最高邪神個体・ヌシ個体)】

 

 

戦闘方式【最高邪神征討伐戦】

 

 

勝利条件【D-033の撃破】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【英雄の証(MHXXver)】

 

 

地形【惑星ウーズラ:生物兵器研究所:地下決戦場(スワンプモンスターの巣)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

033『アアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

キュィィィィィン…ズッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:コトリ神)「ふん!」

 

 

ベシィン…!

 

ピキィィィン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

D-033は先制攻撃の口からのプロトンビームを放ったがリョウカに素手で弾き返された……

 

 

033『アアアアアアアアアアアア…!!?』

 

リョウカ(本体:コトリ神)「っは!」

 

 

ピシュゥン…バキィィィン…!!!

 

キィィィィィン…ズガァァァン…!!!!

 

ザッパァァァァン…ボコボコボコボコ…!!!

 

 

リョウカは瞬間移動からの不意打ちのストレートでD-033を壁に殴り飛ばし…そのままD-033は底無し沼へ落下して沈んだ……

 

 

カズマ「どうする!?」

 

リュウカ(本体)「あの程度じゃあ、奴は殺せれない…それに殺しても直ぐにでも奴はあの世から帰って来るでしょう……どうしよう……。」

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体:コトリ神)「手は有ります……。」

 

 

ッス…シャキン…!!

 

 

めぐみん「そうか!この断ち切り鋏ですか!」

 

リョウカ(本体:コトリ神)「その通りです……何度でも蘇って私達を追うなら……私達を追う理由そのものを完全に失わせるのです……私達と奴にはその縁が繋がってます……だからそれを…!」

 

 

ザッパァァァァン…!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

シャキン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「断ち切るまでよ…!!先ずは息の根を止めます…!!そうでないと縁を切っても私達を捕捉すれば追って来る!だから先ずは息の根を止めて縁を切る!」

 

リュウカ(本体)「分かりました!はぁぁ…!!」

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ギュォォォォン…ゴォォォォォ…!!!!

 

 

リュウカ達も覚醒形態に移行して本格的に戦闘に参加し始めた……

 

 

勝利条件変更【D-033の撃破後にリョウカの赤い断ち切り鋏でD-033の縁を切り追放せよ!】

 

 

コトリ(本体:コトリ神)「みんな!リョウカちゃんをやらせないで!リョウカちゃんがやられたら勝てれなくなるよ!ふん!」

 

 

ドコォ…バキィィィン…!!!

 

キィィィィィン…バッシャァァン…!!!

 

ズガァァァン…!!!

 

 

めぐみん(淵森母神王)「喰らえぇぇ…!!!!」

 

 

キュィィィィィン…ポォォピィィ…!!!!

 

キュゥゥゥゥン…ピキィィィン…!!

 

ズッドォォォォン…!!!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアア…!!!?!』

 

カズマ(淵森母神王)「喰らいな!でやぁぁ…!!!」

 

 

シャキン…グシュゥゥ…!!!!

 

 

033『オアアアアアアアアアアア…!!!?!アアアアアアアアアアアア…!!!?!』

 

 

ブォォン…ブォォン…ブォォン…!!!

 

 

カズマ(淵森母神王)「おっと?っとっと?そんなに揺らすな…っよ…!!!」

 

 

グググググ…ブシュゥ…!!!

 

ブシャァァァァァ…!!!!

 

 

033『オアアアアアアアアアアア…!!!!!?』

 

リョウカ(本体:コトリ神)「でやぁぁぁ…!!!」

 

 

シャキン…!!!

 

ザンザンザンザンザンッ…!!!!

 

ブシャァァァァァ…!!!!!

 

 

033『アアアアアアアアアアアア…!!!?』

 

リョウカ(本体:コトリ神)「トドメです!お母さん!アレをやりましょう!」

 

コトリ(本体:コトリ神)「良いですよ!」

 

033『アアアアアアアアアアアア…!!!!!』

 

リョウカ&コトリ(本体:コトリ神)『合体連携スペル!【理神符[コトワリさま]】!!』

 

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!

 

ジリジリジリジリ…ギュォォォォン…!!!

 

ピシュゥン…!!!!

 

 

リョウカとコトリがスペルを宣告すると何とリョウカとコトリの背後からコトワリさまが現れた……

 

 

コトワリさま『ぐわぁぁぁ…!!!!』

 

033『アアアアアアアアアアアア…!!!?』

 

 

シャキン…シャキン…シャキン…!!

 

フォン…!

 

 

コトワリさま『グワァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

キィィィィィン…!!!!

 

ジャキン…ジャキン…ジャキン…ジャキン…ジャキン…!!!!

 

バラバラバラバラ…ドシャァァ…!!!

 

 

コトワリさまは5体に分離して…D-033を肉薄…そのままバラバラにした……

 

 

コトワリさま『グワァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ジャキン…!!!

 

プチン…!!!

 

 

全員『あ………。』

 

 

そしてついでに一行達に繋がっていた縁が完全に切られて……

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシュゥン…!!!

 

 

コトワリさまは帰って行った………

 

 

シュゥゥゥ……

 

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……コトワリさま……さて仕上げです!っは!」

 

 

ピキィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!!!

 

ギィィィィィ…ガシャン…!!!

 

ギュゴォォォォォ…!!!!

 

 

リョウカは能力で巨大な門を召喚……どうやら冥府の門で……門が開くとバラバラになったD-033の死体を吸い込み始め……

 

 

ヒュゥゥゥ……

 

ギィィィィィ…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

ピキィィィン…パァァァァン…!!!

 

 

………D-033は完全に吸い込まれて行き……完全に因縁の終止符を討ったのだった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ………どうにかなりましたね………。」

 

コトリ(本体)「うん……それでリョウカちゃん、大丈夫かい?」

 

リョウカ(本体)「どうにかね……でもちょっと不味いです、身体動かないです……。」

 

めぐみん「大丈夫なのですか…?」

 

リョウカ(本体)「平気とは言えないけど………少し休んだら大丈夫です………すみませんが頼みます……。」

 

リュウカ(本体)「良いですよ……ほら。」

 

 

リュウカはリョウカを抱き抱えて、一行達は地上へと戻って……艦隊へ帰還して次なる惑星へと目指したのだった……

 

 

【惑星ウーズラ:パーフェクトクリア】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻三:メインテーマ】



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第62話 淵森母神一家と大銀河再攻略:第2世代【攻略編:後編】

どうも、私はコトリだよ…じゃあ前回のあらすじを簡単に説明するよ?前回私達はようやく事件の攻略に動く事が出来てね?惑星ウーズラへと向かって、そこで本来戦う筈のスワンプモンスターと対峙する予定が執念深くあの世から這い戻って来たD-033が現れて戦い……それでバラバラ死体にして尚且つ完全に縁を断ち切って…元のあの世へ送り返したよ…まあこんな感じだよ、それじゃあ今回も見てよ。


OPBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻&深夜廻:メインテーマ】

 

 

 

ウーズラを攻略した一行は次なる惑星へと移動中にてようやくラチェット達と合流した……

 

 

 

ラチェット「久々だな!大丈夫なのか?」

 

母核リョウカ(本体)「まあね…ラチェットさん達もお元気そうで何よりですよ。」

 

アジマス「それで君達、何が有った?此処長い間ご無沙汰無しだったそうだったが?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、まあこっちの問題でしてね?それに少々手こずっていましてね…まあアレです、国家機密関連ですよ…。」

 

リベット「そうなの?」

 

母核リョウカ(本体)「そうですよ。」

 

ラチェット「そういやアイツどうしたんだい?」

 

母核リョウカ(本体)「リョウカちゃんなら部屋で寝てるよ、さっきまでウーズラで激戦繰り広げていたしね。」

 

アジマス「ウーズラか…もうそこは攻略したのか…。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ。」

 

兵士総元帥1「姫様、姫様より『間も無くウーパスへ突入するので戻って来て。』……との事です。」

 

母核リョウカ(本体)「だそうですよ、それじゃあ先に私は艦橋に戻ってますので。」

 

ラチェット「ああ、オイラ達も後で行くよ。」

 

 

それでそれぞれのタイミングで艦橋へと戻って来た……

 

 

リュウカ(本体)「さていよいよ問題のウーパスですが……。」

 

コトリ(本体)「確か前では此処で敵機の大編隊に襲われて龍華(リョウカ)が大破したんだっけ?」

 

リュウカ(本体)「ええ、まあ…。」

 

 

バタン…

 

 

リョウカ(本体)「ふぁ〜…みなさん、おはようございます。」

 

めぐみん「おや?もう大丈夫ですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、寝てかなりスッキリしました…それに何だか物凄く力が湧きますし…身体が妙に軽いです。」

 

ジェフティ(コア)「……多分リョウカさん、それは先程の戦闘の勝利で力の一部の封印が解けたのでしょう…更にその影響で他の封印された能力が解け掛かってますのでは?」

 

束「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「なるほどね、だから後ついでに言えばあのコトリ神化の自動形態変化が緩和された訳ですか……自動でメーターが上がらなくなって良かったですよ……とは言え戦闘すれば勿論メーターは貯まるし…一部のボス戦では勿論強制発動ですね。」

 

リュウカ(本体)「そっか、まあ今はそれ位で有れば充分ですよ………。」

 

リョウカ(本体)「……さてと、此処は危険がいっぱいだからね……お母さん頼めますか?もし敵が居るなら何処に居て尚且つ状況も教えて下さい。」

 

コトリ(本体)「良いよ……ふむふむ……ふ〜ん……なるほどね、どうやら私達が此処を通る事を察知して遥か彼方に居る大艦隊から敵機の大編隊が送られて来たわ。」

 

リョウカ(本体)「ありがとう。」

 

ラチェット「すっげぇな!どうやって分かったんだ?」

 

コトリ(本体)「そりゃあ勿論私の能力に掛かれば私の眼からは逃れられないよ。」

 

アジマス「なるほど、彼女が例のか?話には聞いてたが凄まじい能力を持っているな。」

 

リュウカ(本体)「ええ……とは言えコトリさんはある意味でリョウカちゃんとは唯一の親族ですからね……まあその影響でコトリさんもリョウカちゃん以上の能力を持ち合わせていますよ……。」

 

ラチェット「……?」

 

リョウカ(本体)「……もしかしたら………。」

 

カズマ「どうした?」

 

 

チリーン……

 

 

リュウカ(本体)「………鈴を出してどうするのですか…?」

 

リョウカ(本体)「……………………。」

 

 

 

チリーン……チリーン……チリーン……

 

チリーン……チリーン……チリーン……!!

 

 

リョウカは静かに眼を閉じ……手に持った鈴を鳴らし続けた……

 

すると……

 

 

コトリ(本体)「あれ?消えたよ?」

 

ラチェット「え?消えた…?」

 

コトリ(本体)「ええ、そればかりか大部分のデッド帝国だっけ?それが一瞬で何も無かった様に消えちゃったよ。」

 

一夏「リョウカ、お前何をしたんだ?」

 

リョウカ(本体)「私はようやく気付いたのですよ……逆行に見えるけど実際には逆行してない………全て私やあの子の記憶の具現化によってそれが私達にとって幻影そのもの…そして…私の不甲斐無さが招いた物……そして間接的とは言えをもまだまだ過去に未練を持ち過ぎた……だから未練を無くしたのですよ………。」

 

めぐみん「リョウカちゃん…………。」

 

ラチェット「え…?どう言う事だい?」

 

リョウカ(本体)「今回の事件の黒幕はまさかの私だったと言う事ですよ……ただし正確には私の記憶の未練が具現化してしまった訳です……まあそれはただの言い訳ですね……。」

 

クォーク「え……じゃあ……先生……先生は敵なの?」

 

リョウカ(本体)「敵になる気はさらさら無いです……けどもうこれで此処に関わる事は無い……ですがまだ此処でやる事は残ってます……あのシャドーセクターの要塞をどうにかしないと……。」

 

アジマス「元を絶ったのでは無かったのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ただしどうやらその要塞だけは神々の影響でギリギリ生き延びた様です……ただ虫の息ですが……さて此処での最後の任務は……デッドゾーンの破壊です……防護システムはさっきの能力で完全に喪失しました。」

 

リュウカ(本体)「………良いのですか……リョウカちゃん…?」

 

リョウカ(本体)「良いのですよ、今までの私なら記憶や精神にも干渉が出来なかったけど……今の私なら……いえ……もしかすれば昔の私でもやろうと思えば未練なんて捨てれたかもしれない……それをずっと引き摺り続けたから今の惨状になった………だからもう終わらせるのです………文字通り全てを………私やあの子の過去の未練に終止符を討たねばならないです……………だから先ずは……目の前の事を終わらせるのです………。」

 

めぐみん「そうだね……。」

 

リョウカ(本体)「タツハナ、進路変更です……目的地は……シャドーセクター…デッドゾーン大要塞です。」

 

タツハナ(本体)「了解です!全艦及び全軍!転舵取り舵!シャドーセクターのデッドゾーン大要塞へ!」

 

全艦及び全軍『了解!』

 

 

 

キュィィィィィン…ゴォォォォォ…!!!!

 

 

全軍は一斉に進路を変更……デッド帝国軍の本丸であるシャドーセクターのデッドゾーン大要塞へと向かった……

 

 

…翌日……

 

全軍はその問題の大要塞の前までやって来た……

 

 

シュゥゥゥン……!

 

 

リョウカ(本体)「妙ですね……幾ら何でも静か過ぎる……お母さんどうですか?」

 

コトリ(本体)「ええ、どうやら内部に強大な反応は有るけどそれ以外はほぼ何も無いよ……とは言え完全に待ち構えてるよ……。」

 

メリー「完全に私の出番が無くなってる気がするわ……。」

 

リュウカ(本体)「あはは……。」

 

リョウカ(本体)「………どうやら地形は私達が最後に戦ったあのドレッドゾーンと同じですね……とは言え所々スケールアップと言う感じでヤバいと言う感じですが今の所静まりかえってるのが逆に不気味過ぎる……それ程までに私達を待ち構えてるのは誰でしょうか………?」

 

 

 

ザーッ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

ラチェット「……?おい?」

 

 

ザーッ…!!!

 

ザーッ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「…………っ…!!!!」

 

 

ザーッ……!!!

 

ザーッ……!!!

 

ザーッ……!!!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅ…!また頭が…!!さっきから……何なの…!っ…!!」

 

 

ザーッ……!!!!

 

ドクン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…!!!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!は…そうだ鈴を…!!」

 

 

ッス…!

 

チリーン……チリーン……チリーン…!!!!

 

 

ザーッ…!!!!

 

 

リュウカは咄嗟にリョウカから転がり落ちた鈴を拾って鳴らすが効果が無い……そればかりか悪化している……

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅぅ…!!!!?」

 

リュウカ(本体)「……!?鈴が…効かない…!?」

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…あぁぁぁ…!!!」

 

 

シュルゥゥゥ…!

 

 

めぐみん「リョウカ…ちゃん…!?」

 

リュウカ(本体)「髪が…それに血も…!」

 

コトリ(本体)「……この現象…またあの呪い…!?」

 

リョウカ(本体)「はぁ………はぁ……ふぅ………どう…にか収まった………。」

 

ことも(本体)「リョウカちゃん…………。」

 

めぐみん「………リョウカちゃん…本当に大丈夫なのですか…?」

 

リョウカ(本体)「…………どうやら想像以上に私には時間が残されて無いですね………私が良くてもどうやら……あの子の呪いが解けてない……。」

 

リュウカ(本体)「じゃあ……リョウハナちゃんが……?」

 

リョウカ(本体)「……ええ……あの子の呪いを解かなければどっちにしろ私は道連れで呪いでコトリ神化の祟神化してみなさんの手で討伐されるしか無くなるでしょう………さて……こうなれば仕方ないです………交代です。」

 

リュウカ(本体)「交代って……まだあの子は…?」

 

リョウカ(本体)「戦えないのは分かってます……だから少し見てて……………。」

 

 

 

フラッ…ドサッ…!

 

シュゥゥゥ……

 

 

リョウカはそう言い…また倒れ…身長が縮んでリョウハナと交代した……

 

 

リョウハナ(本体)「……ん……ふぁ〜…おはようございます……。」

 

リュウカ(本体)「え…あ…うん、おはようございます……リョウハナちゃん……。」

 

 

ピシュゥン…!

 

ピキィィィン…パァァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「よっと…。」

 

リュウカ(本体)「え!?リョウカちゃん…!?」

 

リョウハナ(本体)「あ!お姉ちゃん!」

 

リョウカ(本体)「うん、初めからこうすれば良かったですよ…とは言えあくまでも私は精神体にリョウハナちゃんの能力の一部で肉体を得ただけです……勿論私はリョウハナちゃんの側を離れたらこの肉体は崩壊します……その上私は戦えないのでリョウハナちゃんやみなさんに対して助言程度のサポートしか出来ないです……基本的に全てリョウハナちゃん頼りです。」

 

リョウハナ(本体)「え………じゃあお姉ちゃん……私はどうしたら……?」

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

ッス…!

 

チリーン…!

 

 

リョウハナ(本体)「……鈴…?」

 

リョウカ(本体)「そ……この鈴を返すのです……これから入るあの中の奥に神が居ます……そこに居る神にこの鈴を返すのです。」

 

リョウハナ(本体)「ふぇ…!?そ…そんなの…!」

 

リョウカ(本体)「ええ………でも大丈夫……だって此処に居る私やみなさんが居ます……だから勇気を持って……どんなに怖くても良い……どんなに挫けても良い………でもその心と勇気だけは折れないで……。」

 

リョウハナ(本体)「う……うん……。」

 

リョウカ(本体)「……みなさん聴こえましたね?」

 

大石『ああ、聞こえた…つまりはあの要塞奥深くに居るのはあの時の神か?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ただし別個体です……さてあの時見たとは思いますが今回は少々異なります……先ずあの神に近付くにはどうしても本艦が近寄らないと出来ない上……相手は完全にリョウハナちゃん指定……私達は良くても…リョウハナちゃんは勿論戦う事すら不可能ですし如何なる攻撃も即死です……。」

 

岬『今回は難易度が高いね……。』

 

リョウカ(本体)「ええ、リョウハナちゃんにとっては全てが即死攻撃……だから回避するしか無い……それに頼みの綱の私は精神体にリョウハナちゃんの能力で無理矢理肉体を作っただけで……側を離れても肉体は滅びるし……リョウハナちゃんにとって全てが即死の攻撃も被弾すれば勿論肉体は崩壊します……私はあくまでもリョウハナちゃんが鈴を返す為に支えてあげれる位しか出来ないです……だからこそみなさん頼みますよ?」

 

大石『分かった、任せろ。』

 

めぐみん「でもどうするのですか?あの要塞の中にどうやって入りますか?見た目的には入れそうには見えるけど……良く見ればリョウハナちゃんが言うなんか青い靄の所為で通れないですね………。」

 

リョウカ(本体)「手は有ります……リョウハナちゃんは眼を閉じて。」

 

リョウハナ(本体)「う…うん…。」

 

 

リョウハナは言われた通りに眼を閉じた……

 

 

リョウカ(本体)「ではお母さん、私達を含めた全軍をリョウハナちゃんと同期させて文字通り『眼を閉じた』状態には出来ますか?」

 

コトリ(本体)「出来るよ…ただしあの記憶の結界多分この世界では最後だと思うでしょうが……あの中ではリョウハナちゃんがやった様にゆっくりと進むしかないよ…その上、全軍がリョウハナちゃんと同期してるからもし攻撃を受ければ文字通り身体が脆いリョウハナちゃんにも被害が出るよ、その点を気をつけて。」

 

リョウカ(本体)「良いですよ……。」

 

 

そしてコトリ能力で全軍全体にリョウハナと同期させて…『眼を閉じた』状態にさせた……

 

 

リョウカ(本体)「さてこれで良いです、微速前進しながら最深部まで行きましょう。」

 

タツハナ(本体)「了解です、全艦及び全軍微速前進で要塞内部へ突入!」

 

全軍『了解!』

 

 

 

全軍はゆっくりと要塞内部へと侵入した……その後一行達はリョウハナが感じるノイズ混じりの記憶の断片を見ながら最深部前までやって来た……

 

 

リョウカ(本体)「この奥です……さて……リョウハナちゃん、もう大丈夫ですよ。」

 

リョウハナ(本体)「うん………。」

 

リョウカ(本体)「お母さん、リョウハナちゃんとの同期を解除……後々困りますよ。」

 

コトリ(本体)「ええ。」

 

 

コトリは能力を解き、味方全体がリョウハナとの同期を解除した……

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、この世界で最後の戦いです……ただし今回の目的は鎮静化です……間違っても下手の攻撃を直撃させて怒り狂わせない様にね………さて行きましょう。」

 

 

 

ピキィィィン…!

 

ガチャ…ギィィィィィ…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

一行達は最後の門を潜って行った………

 

 

ギィィィィィ…ズズゥゥゥン…!!!

 

 

全員『………!!』

 

?『スズかえセ……スズを返せぇぇぇ…!!!!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!

 

 

小鳥神(激昂)『オォォォォォォ…!!!!!!!!』

 

リョウカ(本体)「不味い…完全に怒り狂ってます…!どうにか鎮静化しないと…!鈴が返せれない!」

 

リョウハナ(本体)「あ……あ……あぁ…!」

 

リョウカ(本体)「………リョウハナちゃん………。」

 

リョウハナ(本体)「おねえ……ちゃん…!」

 

リョウカ(本体)「……大丈夫です……絶対に貴女を死なせないし傷一つ付けさせない………私達が守る…!さてみなさん!先ずは怒りを鎮めますよ!」

 

全軍『了解!!』

 

小鳥神(激昂)『オォォォォォォ…!!!!!!!』

 

 

一行達は小鳥神の怒りを鎮め……リョウハナの呪いを解く為に最後の決戦の火蓋が落とされた………

 

 

 

【最終エリア:最終ボス】

 

 

VS【人面鳥神:小鳥(最高邪神化・激昂化・超強化個体・歴戦王個体】

 

 

戦闘方式【最高邪神封印戦】

 

 

勝利条件【小鳥の怒りを鎮めて鈴を返却せよ!】敗北条件【味方の全滅又はリョウハナ若しくはリョウカの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

地形【ガガガ銀河:シャドーセクター:元デッド大帝王国軍所属:デッドゾーンステーション:最深部(メインコア)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

リョウカ(本体)「……!!見て下さい…周りにあの鉄塔が見えます!」

 

めぐみん「……!!確かあの鉄塔はあの鈴と共鳴するのでしたね…!」

 

コトリ(本体)「ついでに言えば、あの鉄塔を介した鈴はあの神の怒りを鎮める効果が有るよ…ただし1個だけじゃあ駄目よ、全ての鉄塔に鈴を鳴らして鎮静化するのよ。」

 

リョウカ(本体)「分かりました……タツハナ!私又はリョウハナとお母さんが鳴らす鈴の音を外部スピーカーで大音量で流す事は可能ですか!」

 

タツハナ(本体)「出来ます!早速同期させます!」

 

 

ッピ…!

 

ピーッ…!

 

 

タツハナ(本体)「同期完了!鈴を鳴らせば本艦を中心にその鈴の音を発生させれます!ただし鉄塔を起動させるには近寄らないといけません!」

 

リョウカ(本体)「充分です!全軍も聴こえましたね!何としてでも本艦を…いえ私達を守って!」

 

全軍『了解!』

 

 

リョウカの声に応えて先ず全艦から即座に直掩機が全機発艦…無論秒速だ……更に全超航空兵器も投入……陽動に徹した……

 

 

タツハナ(本体)「全艦!最終決戦形態に移行!リミッター解除!」

 

 

ピキィィィン…パァァァァン…!

 

 

全艦は最終決戦形態に移行した……

 

 

キィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「先ず1つ!リョウハナちゃん!」

 

リョウハナ(本体)「うん…!えい…!」

 

 

チリーン…!!!!

 

 

小鳥神(激昂)『オォォォォォォ…!?』

 

めぐみん「効いてます…!この調子です!」

 

 

ギュォォォォン…ギュォォォォン…!!!

 

 

兵士総元帥3「…!!本艦周りに攻撃反応…!!」

 

リョウカ(本体)「短距離ワープで回避!一気に第2の鉄塔へ!」

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウハナ(本体)「はぁ…!!」

 

 

チリーン…!!!!

 

 

小鳥神(激昂)『オォォォォォォ…!!!!?』

 

兵士総元帥3「残りの鉄塔は3つです!」

 

 

 

ギュォォォォン…!!!!

 

 

 

リョウカ(本体)「……!!?危ない…!せやぁ…!!」

 

 

ッダ…!

 

ギュゥ…ズザァァァァ…!!

 

グチャァァ…!!!

 

 

カズマ「コイツ…!!艦内まで攻撃して来るのか…!!」

 

リョウカ(本体)「お母さん!干渉不可能に出来る様に結界を!」

 

コトリ(本体)「ええ!」

 

 

ピキィィィン…!

 

コトリは能力で味方全体に結界を貼り…小鳥神による艦内に対する直接攻撃を封じた…その後も順調に鉄塔に鈴を鳴らして起動させて行き………

 

 

 

リョウカ(本体)「あれで最後です!」

 

リョウハナ(本体)「えい!」

 

 

チリーン…!!!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!

 

 

 

小鳥神『オォォォォォォ…!!!?!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!

 

 

小鳥神『オォォォォォォ……!!!』

 

 

小鳥神は正気に戻った様だ………

 

 

リョウカ(本体)「さて、最後の仕上げです!……リョウハナちゃん、怖いと思うけど艦首に行きますよ!」

 

リョウハナ(本体)「え…!?」

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカはリョウハナを連れて艦首の方へと連れて行った……

 

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

リョウハナ(本体)「あ……あぁ…!」

 

小鳥神『…………………。』

 

リョウカ(本体)「リョウハナちゃん……どんなに怖くても良い…でも勇気を振り絞って!鈴を掲げて!絶対に引き退らないで!」

 

リョウハナ(本体)「っ…!!」

 

 

チリーン…!!!!!

 

 

小鳥神『オォォォォォォ…!!!!!』

 

 

ギュィィィィン…!!!!

 

 

リョウハナは怖がりながら……勇気を振り絞って小鳥神に2つの鈴を掲げた……それに応える様に小鳥神は無数の手型の触手が伸ばされて来た……

 

 

 

ピキィィィン…!!!!!

 

 

全員『……っ…!!!』

 

 

パァァァァン…!!!!!!

 

 

………無数の触手がリョウハナとリョウカを包もうとした瞬間に鈴が眩い光を放ち………全てを包み込んだ………

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウハナ(本体)「………あれ…?」

 

リョウカ(本体)「………ふぅ……。」

 

カズマ『どうなった…?』

 

リョウカ(本体)「………いつの間にか私達はデッドゾーンステーションの外に居ますから……成功ですね。」

 

めぐみん『は〜…良かったですよ……とりあえず戻って来て下さい。』

 

リョウカ(本体)「ええ…ほらリョウハナちゃん……怖かったですね…もう大丈夫ですよ…さぁ、帰りましょう。」

 

リョウハナ(本体)「……うん…。」

 

 

それでリョウカはリョウハナを連れてみんなの待つ艦橋へと戻った………戻った際に疲れ切ったリョウハナは消えてリョウカと融合した……

 

 

リョウカ(本体)「さてと……ただいまです。」

 

リュウカ(本体)「おかえり……元に戻って良かったですよ。」

 

リョウカ(本体)「……ええ……それと同時にあの子の記憶と同期していたので大部分の記憶が戻った……。」

 

めぐみん「それは良かったですね。」

 

リョウカ(本体)「まあね……それと同時に……私の…いえ……初代の私の本当の故郷への道が分かりました。」

 

全員『……!!』

 

リョウカ(本体)「何を言っているのか分からないと思うけど……記憶上私達の本当の故郷の場所が判明して尚且つそこが最終攻略地点でもある……ラストステージです。」

 

カズマ「って事はまさかそこに居る根源をやれば?」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳じゃないですが、平和になるのは間違い無いでしょう……ただし………大問題が有ってね?」

 

ユイ(本体)「何があるの?」

 

リョウカ(本体)「本当の故郷は……物理的に干渉不可能の位置に存在します……如何に私達と言えどどうする事も出来ません……何せ……世界線の外側……仮名【システム外】の更に奥……虚無を超えた完全な無の結界の先……その深奥に存在するのですよ。」

 

めぐみん「そんな……では原理とするなら精神世界と似ているのですか?」

 

リョウカ(本体)「ある意味で間違ってはいないですが……似て非なる物です……物理的に干渉不可能なのは間違い無い……でも……如何なる物理的に干渉不可能を物理的に干渉を可能にする方法は有ります………。」

 

千冬「有るのか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、方法は2つ……一つはその場所は本来なら私及びあの子しか行けれない場所である為……私及びあの子のみで戻ると言うみなさんを捨てて故郷へ帰るか……勿論私やあの子はそんな方法は取らないですが……最後の一つ………最も危険で一発勝負ですが………ある最後の艦艇を起動させて…それを用いて無理矢理結界を突破する方法……。」

 

大石『最後の艦艇…?』

 

リョウカ(本体)「ええ、それも完全に最終兵器とも言える……初代の私が遺した超古代最終禁忌究極兵器とも言える艦艇で……率直に周りくどく言えば既に私達は乗っているのですよ。」

 

ラチェット「おいおい、勿体ぶらないでくれよ?」

 

一夏「ああ、流石にそれはジョークじゃねぇか?まさか本艦じゃねぇだろうな?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?直球に言えば…私達の住んで活動している所は…私達の世界線含む全ての世界線及び全ての時空や空間を包んだ……コアブロックとも言える部位です……その船体は最早計算不能レベルのサイズで…それ以外のスペックは不明で……ただ分かっているのは……如何なる存在や攻撃を拒絶した上で如何なる部位に触れようが尚且つ攻撃に触れようが存在が完全に抹消される……そして機動力や速力も概念が存在しないレベルのトチ狂った速さ………そして艦種は……【超古代最終禁忌究極兵器級:超巨大宇宙攻撃機動要塞戦艦:最終大和型1番艦:大和】……っとなっています……しかも形態変化も存在する様ですし……初代の私はとんでもない古代兵器の数々を作ってますね………それがこの設計図です……。」

 

 

ッピ…!

 

 

全員(リョウカ以外)『………!!』

 

 

全員がその設計図を見て驚愕したのが……先ず船体に関しては…コアブロックと呼ばれる所に我等が一行達の居る世界及び全ての世界線や空間や時空が一つに球体状に圧縮された物が存在し……それを囲っているかの様に鋭角的な船体はまるで剣の様な姿だ……コアブロックは柄とも言えるだろう……サイズ表記は何とも驚愕の【∞】……っと表記……武装や装甲や装置も全て古代文明の超武装兵器だが……明らかに一行達の技術以上の代物で建造不可能レベルの物だった………

 

 

 

大石『こんな物が存在していたのか……?』

 

リョウカ(本体)「私も驚きましたよ……しかもね?これが大量に居た訳で……コレよりサイズがデカいのも居たし…スケールダウンしたタイプも居た訳です……それでこの本艦が先ず帰ろうとしている母港はこの本艦以上のサイズって言うよりかサイズと言う概念が無い程の超巨大な母港型要塞艦ですがね……。」

 

岬『じゃあ……そこが最終目的地?」

 

リョウカ(本体)「いいえ…?でもその要塞艦含めた大艦隊が向かう先がそうですがね……でもまあ初代の私って本当に凄い人ですよ……しかも記憶の一部ですがやっぱり立場は最高位でしたしね………でも不明なのは何でこの本艦がこのシステムの中に居るのか?いえ……墜落した訳が分からないですね……。」

 

カズマ「はぁ!?墜落したのか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、記憶上今本艦は完全に機能停止してます……ただし私達が生きる為のシステムは健在です……とは言え事故に遭って機能停止していたのは事実でしたが……永い永遠とも言える時間が経っても決して劣化する事は無かった……そればかりかアップデートをや修理を繰り返して自己進化を続けています……私達の様にね……。」

 

束「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「………まさか?」

 

リュウカ(本体)「どうしたの?」

 

リョウカ(本体)「……一度全てがリセットになった理由が分かったのですよ……多分一度この空間を脱出しようとしたのでしょう……しかし失敗……その所為で全てがパー………と言う感じになったのでしょう。」

 

大石『なるほど……確かにそう言う事なら辻褄が逢う……失敗して大破した影響はコアブロックに多大な影響を及ぼして全てがリセットされてしまった………そう言う事か?』

 

リョウカ(本体)「ええ、と言うよりも元から何処かが損傷していたのでしょう……だから失敗したのです……だけど今回はこの永い永遠とも言える時間が幸を成してくれましたよ………完全に直ってくれていると思う……。」

 

アジマス「曖昧だな…確信ではないのか?」

 

リョウカ(本体)「残念ながら本艦に対してさっきのと同様に直接干渉は不可能ですよ……だから直接確認する事が出来ない……でも動力源でもある中枢の所に有るマスターコントロールルームにアクセス出来れば本艦を起動出来る筈ですし確認が可能です……。」

 

リュウカ(本体)「そこにはどうやって?」

 

リョウカ(本体)「普通にポツンと置いて有りますし、普通の施設として扱ってましたから問題ないですよ……ただし本艦を起動すると言う事はそれ相応の覚悟は持って下さい……とりあえず今は帰りましょう……詳しい方針は元の世界に帰ってからね……みなさんも来て下さい。」

 

ラチェット「あ…ああ。」

 

 

そして一行達は拠点へ戻り……元の世界へ戻った………

 

翌日に何時ものメンバーが会議室に集まった……

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん……いよいよです……。」

 

大高「ええ……話は聞きましたがまさか我々が住んでいたこの世界が実は巨大な要塞艦の一部だったとは知りませんでした……。」

 

リョウカ(本体)「ええ……さてです……今回集まったのはこの空間からの脱出と恐らく今も存在するであろう艦隊への合流と……私達が最後に向かう最終目的地でもあり……初代の私が住んでいた本当の意味での故郷へ向かう為の……最後の作戦会議ですね……何せ何もしくじれば私達どころか全てが前の私みたく全てがリセットされてしまう訳です………無論そうなれば全てが終わりです……また最初からの始まりと言う訳で……無限ループに近いこの空間での生活を余儀無くされる訳です………。」

 

ルーズベルト「そうか………。」

 

高野「……では我々に出来る事は?」

 

リョウカ(本体)「有るには有るのですが……基本的に祈る位ですよ……何せこの本艦を動かせれるのは私達のみ筈操作も私達のみ……しかも私達でも直接支援が不可能の完全に本艦の性能頼りになってしまう訳です……一応私達の操作技術が物を言いますが……もう一度言いますがこの空間は謂わば虚無以上のナニカの全てを拒絶する結界の中に閉じ込められてる状態です……無論高々他の人所か私達でも下手すれば消滅待った無しの所です……対しこっちはそれ以上の物ですが……もし一部でも損傷していればその時点でアウト………その部分から一気に侵食されて消滅します訳です…………さて、どっちにしろ………失敗すれば私達諸共全てが消え去る訳です………今回ばかりは確実に成功するとは限らない1発勝負の最終作戦でもあります………成功すればようやく最終目的地へ向かえれる……そしてそこで全てを終わらせれば今度こそ全てが平和になります……ただし失敗すれば……全てが終わり……また一からの再スタートです………。」

 

ヒトラー「………そうか………我々も干渉が不可能で支援も出来ぬのが歯痒いがな……。」

 

リョウカ(本体)「すみません………今回ばかりはね………。」

 

大高「……姫様……。」

 

リョウカ(本体)「…………さてくよくよしても仕方ないですね……もうやると決めたからにはね……。」

 

高野「分かりました……それでいつ頃ですか……?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……みなさんも事も有りますから……10年後に最終作戦を実施します……会議終了後も起動はして何時でも行けれる様にはします……この10年……思い残す事が無い様にして下さい………もし失敗しても来世……またみなさんと共に旅が出来たらな……って位には思ってますよ………。」

 

大高「……分かりました……でもせめて確か会議終了後に起動して何時でも出発可能が出来る様にはするとの事でしたね?」

 

リョウカ(本体)「ええ……。」

 

大高「では我々の方でも幾らか最高の技術者達を送りますのでその人達も活躍して下さい……もし何処かが損傷していれば全てが終わってしまうのです……。」

 

リョウカ(本体)「最後の最後まで………本当にみなさん……ありがとうございます……。」

 

ヒトラー「ああ……だが約束してくれるかね?今回こそは必ず成功させてくれ……。」

 

大高「それでは頼みます……姫様……恐らく何度も巡り会ったかもしれないです……今回の代で成功させて下さい……。」

 

リョウカ(本体)「……はい!勿論です…!必ず成功させてみます!」

 

 

 

そして……会議が終わり各々最後の作戦が始動するまで自由行動する事になった……そしてこの最終作戦名は……【最終天号作戦】……っと命名された……

 

この10年…特にリョウカに至ってはまともに娘達と相手にする事が出来なかったのでこの際…この全てを娘達を捧げた……勿論箱舟の最終チェック作業も怠って無いが………

 

時は過ぎ………最終作戦日の10年後………

 

 

リョウカ(本体)「……それじゃあ行ってくるね……。」

 

 

………リョウカは最後の覚悟を決めて……最愛の娘達と別れた……無論今回の服装は本気仕様のスニーキングスーツ……頭には必勝の鉢巻を巻いている………

 

一行達は中枢の最深部のマスターコントロールルームにていよいよ出発準備を整えていた……

 

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん!いよいよ時は来ました!!この永い永遠とも言えるこの空間とも今日で全てが決まります!失敗すれば今までの苦労が全て水の泡と消える!その覚悟を持ってこの最終作戦の中で最難関であるこの空間を脱出する事!それこそが恐らく代々の私達が成し得る事が出来なかった事でしょう!だからこそこの第一関門を突破する事が代々の私達に対する弔いにもなりますし仇にもなります!本作戦に全てを掲げてこの空間を脱出せよ!」

 

全員『おおおおおぉぉぉぉ…!!!!!』

 

リョウカ(本体)「さてやりますよ!みなさん!マスターコントロールシステム起動!最終プログラム起動!」

 

束「アイサー!さぁ!束の超の全力を見せてあげる!でやでやでや!!!」

 

 

 

ピピピピピピピピ…!

 

ッピ…!

 

ビィィィィ…ビィィィィ…!!!

 

 

 

アナウンス『最終プログラムの起動が確認……これより箱舟を起動します。』

 

 

ギュィィィィン…!!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「いよいよだね……。」

 

リョウカ(本体)「ええ……。」

 

 

アナウンス『座標確認……全システムチェック終了……ダメージチェック……異常無し……全設備機能異常無し……エネルギー出力オールグリーン……全武装システム及び全防衛システム……正常稼働確認………エンジン始動開始。』

 

 

 

ギュォォォォン…!!!!!!

 

 

アナウンス『エンジン出力上昇中……50………60………70…………80…………90………100%……エンジンの正常稼働確認……サブエンジンの起動も確認しました……これより最終確認を実施します。」

 

リョウカ(本体)「いよいよですね……束!お母さん!私に合わせなさい!」

 

束「勿論だよ!」

 

リュウカ(本体)「ええ!」

 

 

リョウカ及びリュウカと束による最終確認の為のセキュリティーを解除した……

 

 

アナウンス『最終確認完了……最終安全装置解除されました………何時でも行けます。』

 

リョウカ(本体)「………大和!発進!!」

 

アナウンス『了解、大和発進します………。』

 

 

 

ギュィィィィン…!!!!!

 

バフゥゥゥゥン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ザッパァァァァン…!!!!!!

 

 

永い永遠の時を得て………深い深淵の虚無の海底結界から大和が起動し……海底から浮上………一気に結界へ飛び立った……

 

 

【第11章:最終ミッション】

 

 

成功条件【深淵ノ淵源虚無の結界から脱出せよ!!】失敗条件【大和の轟沈】

 

 

戦闘BGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(決戦ver)】

 

 

地形【深淵ノ淵源虚無の結界:全域】

 

 

【作戦開始】

 

 

一夏「動いた…!?動いたのか…!?」

 

リョウカ(本体)「ええ!さぁ!このまま結界へ!!」

 

アナウンス『了解……これより本艦は全自動操縦に移行……シールド発生装置起動します。』

 

 

 

ピキィィィン…!!!!!

 

シュゥゥゥン…!!!!

 

 

大和を包み込む様に全てを拒絶するシールドが展開された……

 

 

コトリ(本体)「でもどうするの…?」

 

リョウカ(本体)「結界である以上……完全に無敵な結界は存在しないですよ……もし代々の私達が結界に攻撃をし続けていて尚且つまだ修復出来てないなら……そこが弱点になっている筈です……そこに一点集中させて無理矢理突破します!!」

 

アクア「ねぇ…!?それって大丈夫なの…!?」

 

リョウカ(本体)「私を…いえ……大和を信じて…!!!」

 

兵士総元帥3「……!!姫様…!!間も無く結界に到達します…!!」

 

リョウカ(本体)「壊れかけてる所を隈無く探して!!急いで…!!」

 

兵士総元帥3「は!……!!姫様…!!直上に大規模な亀裂を確認…!!!」

 

リョウカ(本体)「良くやりました…!!大和…!!前方にエネルギーを集中…!!!直上の亀裂に突撃せよ…!!!」

 

アナウンス『了解、艦首エネルギーシールド展開…出力全開。』

 

 

 

ピカァァァァン…!!!!

 

 

大和の艦首にエネルギーのバリアーが貼られて……大和は一気に艦首を直上の結界へ向けて突貫………

 

 

ゴォォォォォ…!!!!!!

 

ガキィィィン…!!!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!!

 

 

大和の艦首が結界の亀裂に衝突……尋常じゃないエネルギー同士が衝突しているので虚無の空間であるに関わらずに……その余波だけで虚無の空間が崩壊し掛けている………

 

 

カズマ「これなら行ける…!!行けるぞ…!!」

 

 

ウォォォォォォォ…ウォォォォォォォ…!!!!!

 

 

アナウンス『警告、本艦周囲に敵反応確認。』

 

リョウカ(本体)「やはりそう簡単には行かせてはくれないですか…!!大和!全方位砲撃実施…!!」

 

アナウンス『了解……目標ロックオン、砲撃開始。』

 

 

キュィィィィィン…ピギャァァァァァァァ…!!!!!

 

ブッピュゥゥゥン…!!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!!!!!!

 

 

大和の船体から全方位を薙ぎ払う様にエネルギー砲が照射……敵反応は全て呆気なく消滅した……

 

そして……

 

 

ビキビキビキビキ…!!!!

 

永い時を得て……代々の一行達が全てを捧げて来たこの結界に大規模なヒビが広がり………

 

 

全員『いっけぇぇぇぇぇ!!!!!!」

 

 

 

ビキビキビキビキ…!!!!!

 

キュィィィィィン…バフゥゥゥゥン…!!!!!!

 

ゴォォォォォ…!!!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!!!!

 

キィィィィィン…!!!!!!!

 

 

一行達と代々の一行達の思いが届き……大和は文字通り超巨大な剣となり……結界を破壊……無事に脱出に成功した………

 

 

 

【作戦成功】

 

 

アナウンス『目標の破壊を確認……脱出に成功しました。』

 

リョウカ(本体)「やった………。」

 

リュウカ(本体)「やったの……?私達……?」

 

千冬「信じられん……今我々がこうして無事に生きてるのが凄い…!!」

 

リョウカ(本体)「やった……ついに……やりました…!!!第一関門…!!!突破です…!!!」

 

全員『おおおぉぉぉぉぉぉ…!!!!!』

 

 

 

リョウカのある意味で勝利宣言で一行達だけに留まらず…この宣言は全世界に報道され……全市民が大歓声したのだった………

 

 

アナウンス『軌道修正完了、これより本艦は母艦へ帰還します。』

 

 

ゴォォォォォ…!!!!!

 

キィィィィィン…!!!!

 

 

そして大和は軌道修正を完了させ……永い旅の末にようやく母艦への帰路へと向かった………

 

 

………1週間後………

 

 

アナウンス『間も無く、母艦へ帰還します。』

 

めぐみん「……ようやくですね……この大和にとってはようやく家へ帰れる訳です。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……それで更に判明したのですが……どうやら母艦とも言える存在は今乗っている本艦がコアブロック部分に当たる様で……謂わば玉座の間と言う感じです……。」

 

カズマ「へ〜……へ?じゃあこれから戻る母艦って今の今までずっと心臓が存在しなかった訳か?」

 

リョウカ(本体)「そうなりますね……でも設計上は一応心臓無しでも私達みたく永久的に全生命の保持が可能な設備は稼働可能です……ただしそれ以外の設備は私達みたくうんともすんとも言わないです……さて、見えて来たよ。」

 

全員『……!!』

 

 

全員がモニターで見たこの本艦の母艦で尚且つ母港でもあり……そして故郷とも言える姿が確認された……姿は完全にこの本艦に超巨大な都市と見違える様な形状の超巨大船体……と言うよりも都市そのものと見違える様な圧倒的なスケールな外殻を覆った様な姿だ………例えるならこの本艦が剣なら……アレは正に剣を納める為の鞘若しくは反対の盾になる様な物だった……とは言え見て見る限りではどうやらリョウカの言う通り……船体の中央部が完全に無くなっている様だった………(尚モデルはステラリスと言うゲームに出て来る架空の恒星要塞艦の物だが微々たる物だが差異が異なる程度だった…)

 

 

めぐみん「す……凄い……!」

 

リョウカ(本体)「アレがそうですか……記憶には無いですが……まさか本当に存在していたとはね……とは言えこのままじゃあかなり支障が出ます………大和、予定通りに母艦と接続……その後母艦を再始動……母港へ帰投しましょう。」

 

アナウンス『了解、これより本艦は母艦へ接続します。』

 

 

 

シュゥゥゥン……!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ガッチャン…!!!!!

 

 

そして大和は……母艦と合体………これにて大和はようやく母艦へ帰還に成功した………

 

 

アナウンス『母艦:龍華(タツハナ)へ接続完了……これより母艦の全制御を開始………。』

 

 

 

ピッ………ピッ…………ピッ………

 

ピィー……!!!!

 

ウィィィィン…!!!!

 

 

龍華(タツハナ)と呼ばれる母艦は永きに渡り再起動を果たして……全設備が再稼働を始めた………

 

 

 

アナウンス『システム再稼働確認……これより本システムは大和より龍華(タツハナ)へ移植……システム移植完了……本艦はこれより母港へ帰投します。』

 

 

 

キュィィィィィン…!!!!!

 

ゴォォォォォ…!!!!

 

 

龍華(タツハナ)は動き出し……最終目的地へと向かったのだった……

 

 

…………更に1週間後………

 

 

アナウンス『間も無く母港へ到着します……。』

 

リョウカ(本体)「ようやくですね………。」

 

リュウカ(本体)「うん……ようやくね……。」

 

アナウンス『これより本艦は母港へアクセス……以後本艦は活動を停止します……お疲れ様でした。』

 

リョウカ(本体)「……はい……お疲れ様でした……。」

 

 

その後艦は母港と呼ばれる場所に帰還した……これもまた凄まじい所だった様で今も尚も古代文明の代物だらけだがこれも自己進化を続ける物ばかりで一行達の技術以上の代物ばかりで驚いたそうだ……無論だがそこの原住民は一行達の事に関してだが……一行達は無論警戒はしていたが伝説の絶対なる王(姫)……リョウカが帰還した事でやはり歓迎ムードだったそうだ……まあリョウカにとっては苦笑ものだったがな……

 

 

………あれから更に数年後………

 

 

リョウカ(本体)「とりあえずどうにか落ち着きましたね……。」

 

リュウカ(本体)「いよいよですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ………最後のケジメを付ける為にね……。」

 

めぐみん「ええ……。」

 

一夏「ああ……。」

 

リョウカ(本体)「さて行こう……私達……いえ……私にとっての全ての始まりの世界へ……。」

 

 

そして一行達は転移して行った………リョウカにとっての全ての始まりの世界とは一体何なのか?一行達の最後の旅が今始まったのだった……

 

 

【最終エリア:完全クリア】

 

 

【第11章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻三:メインテーマ】



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[達成率:100%]最終章 東方最高神【零(ZERO)】
第63話[最終回]東方最高神【零(ZERO)】


やあ、私はコトリだよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…私達はデッド帝国軍の……いや……元デッド帝国軍の遺されたデッドゾーンステーションに突入する事になった……経緯を言えば、そもそも逆行はリョウカちゃんの記憶の具現化……そしてその未練が有った故に逆行に見せ掛けた唯の幻影だった訳で……その未練を断ち切った事で全ての逆行現象が収まった……しかし……あの呪いが再発しちゃった訳……その理由はリョウハナちゃんが呪われていたから……そしてあの神はデッドゾーンステーションにて待ち構えていた……私達は必死の交戦で呪いは解けました………それと同時に新たな記憶が戻り……どうやら今の今まで私達が住んでいた所や今も旅を続けていた所は全てこの超巨大な常識外れの巨大要塞艦のコアブロックの一部だったそうよ…そして私達はその船の外…虚無の結界に閉じ込められていた事も知った……そこで私達はこの船を使ってこの結界を脱出する事になり……神々の最後の妨害が有ったけど……無事に脱出に成功………母艦だと思う所に一度接続してリョウカちゃんやリョウハナちゃんが本当の意味で産まれて育った所へと向かう……と言う感じだよ……さてと今回でどうなるかな?今回も見てよ。


………………一行達は最終目的地へ到達した…………その場所は真夜中の何処かの町………そこには様々な怪異やお化け……挙句には神等も存在する夜の町…………そこで一行達は真の真実を知り………そしてどう向き合うか………そして………一行達の最後の旅の行方はどうなるのか……?さぁ……最後の旅の始まりだ………

 

 

 

OPBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻三:メインテーマ】

 

 

 

一行達は薄気味悪い何処かの夜の町へ来ていた……

 

 

めぐみん「この町に存在するのですか?」

 

リョウカ(本体)「はい……懐かしい感じが凄く感じるのです………。」

 

リュウカ(本体)「………ねぇ…リョウカちゃん……その身体本当に大丈夫なのですか……?何だか凄く苦しそうに感じるのですが?」

 

リョウカ(本体)「……?そうですか?私には何も?」

 

コトリ(本体)「………やっぱりね……多分此処へ来て……リョウカちゃんやリョウハナちゃんの帰省本能が活性化して……更にリョウカちゃんとリョウハナちゃんの持つ強大な力が『ナニカ』と共鳴して更に膨大化……トドメにあの呪い……いや……呪いに近い症状が発生しているの。」

 

永琳「因みに聞くけど……それらが合わさってあの子達はいつまで耐えれるの?」

 

コトリ(本体)「多分……私達の想像以上に切迫が詰まってると思うよ……決着を付けるなら……たったの1週間……それまでに全てを終わらせなければ今度こそ……リョウカちゃんとリョウハナちゃんは死ぬよ……それだけでなくその強大な力が一気に炸裂して全てが滅び去るよ……。」

 

リョウカ(本体)「じゃあ急がないとね……。」

 

 

実はだがこの町に来て以来……リョウカの身体の容体は徐々に悪化傾向にあった………しかも最悪の方向へと………期限はたったの1週間……それまでに全てを終わらせなければならないのだ………

 

 

カズマ「だけどホンマに大丈夫か?もし下手に戦えばちょっとの被弾で即爆破って訳じゃなかろうな?」

 

コトリ(本体)「それは大丈夫だけど……元凶を止めないと危ないのは確か……でもその元凶へ向かうにはどうしても残された記憶と思い出を探して正しい記憶に直さないと道は切り開けないよ………。」

 

リョウカ(本体)「ええ……私が私でいられる内にね……。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……ん?リョウカちゃん………少しだけ身長縮みました…?」

 

リョウカ(本体)「………そうですね……これも影響のひとつですね……さて急ごう。」

 

カズマ「ああ……。」

 

 

 

一行達はリョウカに導かれる様に先へ進んで行った……

 

 

………20分後………

 

 

ザーッ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「……………此処ですね………。」

 

 

ザーッ……!!!

 

 

リュウカ(本体)「此処がそうなの……?」

 

 

ザーッ……!!!

 

 

リョウカ(本体)「…………うん。」

 

 

一行達のたどり着いた所は……他の住宅とは少し異なるが……少し大きめの庭付きの家だ……(どちらかと言えばハル及びユズの家を足した感じだ…)

 

 

コトリ(本体)「入ってみようか?」

 

リョウカ(本体)「うん………。」

 

 

一行達はその家の敷地内へ踏み入れた……

 

 

 

リョウカ(本体)「…………やっぱり此処ですね………立て札も私の名前です……入ろう…えっと……鍵は……何処かに……、」

 

 

 

ザーッ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

 

ザーッ……!!!!

 

 

 

リョウカ(本体)「……………あそこですね……。」

 

 

リョウカは徐に庭の所の犬小屋若しくは猫小屋と思われる所に行きそこの地面を掘り起こしてみて……

 

 

リョウカ(本体)「………やっぱり有った……。」

 

 

……家の鍵を入手した………

 

 

 

一夏「どうして家の鍵の位置が分かったんだ?」

 

めぐみん「……今はそっとした方が良いです……と言うよりも今の我々にはどうする事も出来ません……ただ支えてあげる位ですよ……。」

 

一夏「……そっか……。」

 

 

リョウカは家の鍵を使い鍵を開けて……

 

 

ガチャ……ギィィィィィ…

 

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

 

 

ザーッ……!!!!!

 

 

 

リョウカ(本体)「………ただいま………。」

 

リュウカ(本体)「……お邪魔します……。」

 

 

リョウカの本当の家へ帰還した……やはり永い間放置されていたのか所々で劣化が進んでいたり……錆やら草やら生えていたりもしていた……そしてリョウカは2階の子供部屋……そう……リョウカの部屋へと行ってみた………

 

 

ザーッ……!!!

 

ザーッ……!!!

 

 

リョウカ(本体)「………変わって無いですね………此処は……時が止まってる様な感じですね………。」

 

リュウカ(本体)「…………此処がですか………。」

 

 

リョウカの部屋はまるで初代の子供時代のリョウカが居なくなる前とほぼ変わらない位……そう時が止まっているのかと言う感じで……子供部屋らしい雰囲気だった………とは言え時が経っているのでやはり所々で壁の一部が剥がれたり……カレンダーも黄色く変色していて……しかも文字も掠れて読めれなくなっている………

 

 

ザーッ…!!!!

 

ザーッ…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

?『ニャ〜…。』

 

?『ワンッ…!』

 

?『ク〜ン……。』

 

?『アオ〜ン…!』

 

初代リョウカ(幼少期)『あはは、くすぐったいよ〜…。』

 

 

ザーッ…!!!!

 

 

リュウカ(本体)「どうしたの?」

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

 

 

ザーッ…!!!!

 

 

初代リョウカ(幼少期)『ね〜?見て見て?これお姉ちゃんとお母さん!』

 

?『うわ〜…上手だね!ありがとう!』

 

?『上手だね〜!良い子!』

 

初代リョウカ(幼少期)『えへへ…お姉ちゃんとお母さん大好き!』

 

 

 

ザーッ…!!!!!

 

 

リョウカ(本体)「……………………。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ……ちゃん……?」

 

 

リョウカは徐に机の上に置いてある……絵日記らしい本を手に取り……それを開いて見始めた……

 

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

めぐみん「…………リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「………何ででしょうね…………。」

 

 

 

ザーッ…!!!!

 

 

 

リョウカ(本体)「……………私って………私から何もかも…奪って………。」

 

全員『………………。』

 

リョウカ(本体)「…………………お母さん……お姉ちゃん…………ポロ……チャコ………クロ………ムギ…………何で…………私の前から………消えちゃったの………私が何をしたの………?返してよ………私の家族を……返して……ぅぅ……っ…!!」

 

リュウカ(本体)「っ…!」

 

 

ぎゅぅ…!

 

 

リョウカ(本体)「あぁぁぁぁ…!!!返してよ…!!!返してよぉぉ…!!!!あああぁぁぁぁ…!!!!!!」

 

 

リョウカはあまりにも辛い記憶を思い出してしまい……その喪失感の余りに泣き叫びだした………

 

 

コトリ(本体)「…………っ…!………凄惨だね………この記憶は………。」

 

めぐみん「………我々にも見せてくれますか…?」

 

コトリ(本体)「ええ……でも相当覚悟がいるよ……。」

 

 

コトリは今も泣き叫ぶリョウカの見た記憶を一行達にも見せた………

 

 

めぐみん「っ…!!こんなのあんまりじゃ無いですか…!確か当時の初代のリョウカ…ちゃんですよね?……リョウカちゃんはまだ人間の筈ですよね?」

 

コトリ(本体)「ええ、間違ってなければね……恐らくこの世界の神にリョウカちゃんを除く家族を全員殺された……生贄でね……本来ならリョウカちゃんが死ぬ筈だった……しかしそれを拒んだ故に怒りに触れて殺されたんだ………。」

 

シオリ「そんな………そんなのあんまりだよ…!それじゃあ幾ら何でも可哀想だよ…!」

 

千冬「ああ……そもそも何故にこの世界の神に生贄を捧げなければならんのだ?」

 

コトリ(本体)「それこそあの山の神や縁の神の関連だよ、とは言え恐らくそいつらとはまた別の新種の神だろう……。」

 

母核リョウカ(本体)「そうですか、っで?その神はどうなってますか?もし生きてるなら今すぐブチ殺しに行ってくるのですが?まあ居場所は探せば分かるとは思うけど……。」

 

コトリ(本体)「恐らく今も尚待ち構えてると思うよ……何せ本来なら生贄で捧げられる筈だったリョウカちゃん……厳密には初代の方だけど……喰い逃している……そして私達と言うか……初代と全く同じのリョウカちゃんが戻って来た……だから今度こそリョウカちゃんを喰らう為に今も尚待ち構えてる筈よ……。」

 

カズマ「なるほどな……。」

 

めぐみん「どこまでも腐った邪神ですね……その顔拝んでからじっくりと嬲り殺しにしてやりましょうか?」

 

コトリ(本体)「それは有りだとは思うけど……けどね……ソイツ倒すには結局はリョウハナちゃん……いや……リョウカちゃんしか有効打にはならないだろうね。」

 

カズマ「え?何で?あ……あの能力か…。」

 

コトリ(本体)「まあね……。」

 

千冬「しかし何故あの子の名前が挙がらなかった?」

 

コトリ(本体)「……恐らく…元々人格はひとつで……家族を失ったショックと……問題の神の影響で神格化……それで気を紛らす為に……別人格が誕生……そして…いつからかは不明だけど、例の母艦や大和等を創り上げたりもして一国を創り上げたが……よっぽど家族の事を失った事が受け入れられないから……大和を用いて失踪………そして自分の意志であの結界の中に閉じ籠ったは良いけど大和が故障して大破……その際の事故で死んじゃった……と言う感じかな……。」

 

めぐみん「その話…本当でしょうね?」

 

コトリ(本体)「多分ね、あくまでも推測だよ…正しい記憶を思い出してもらわないと………。」

 

めぐみん「……………。」

 

リョウカ(本体)「あぁ………お姉ちゃん………お母さん……!うぅ……っ…!?げぼ…!!?」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!?」

 

リョウカ(本体)「あっ…!?ぐぅ…あぁ…!!?がは…!?」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!しっかりして…リョウカちゃん…!!!」

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…!!ごぼっ…!!げぼ…!!!げほ…!!!」

 

リュウカ(本体)「っ…!パーフェクトヒーリング…!!」

 

 

ピカァァァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「それとこれを飲ませて…!」

 

 

リュウカは能力と薬品を投与してもがき苦しむリョウカをどうにか沈静化した……

 

 

リョウカ(本体)「はぁ………はぁ……ぜぇ……げほ……。」

 

リュウカ(本体)「………もう時間が無いですね………。」

 

コトリ(本体)「…………想像以上にもう一刻と猶予が無いのだね………これ程とはね……。」

 

めぐみん「どうしたら良いのでしょうか………これじゃあリョウカちゃんは辛い思いした挙句に死んでしまうのですよ?」

 

コトリ(本体)「…………やはりこの世界の神の息の根を止めるしか……、」

 

リョウカ(本体)「げほ…!待って……下さい………。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……無理したら…!……え…?リョウカ……ちゃん……どうしたの…?その身体………?」

 

めぐみん「リョウカちゃん……一体……え…?」

 

リョウカ(本体)「…………さっきので……本当の意味で……もう理解したのです……私は家族を喪った……そして……もう戻っては来ない事を……喪った命はもう二度と戻っては来ない事を……もうその時理解していた筈だった……しかしその理解そのものを拒絶した……っが…幸か不幸かは知らないけど………その時に私は神格化………全てを拒絶し……深淵の淵源の虚無を司る究極の破壊神として……それで当時の初代の私はこの力で逆襲を図って………討ち滅ぼした………これで家族が救えると信じていた……っがそんな希望も無く………全てを理解してしまった初代の私は完全に絶望して………この今も尚絶対に明ける事が無い永遠の深淵の淵源の虚無の闇の世界へ創り上げた……無論そんな事を許される筈が無いとばかりに人類や神々は牙を剥いた訳で………これが正真正銘の最初の神々の戦争が発生し………この世界の人類が滅び……神々の大半が犠牲になった末にあの母艦と大和を用いて……初代の私の能力を逆に利用してあの結界へ閉じ込めて封印された訳です………そして時が経って今に至る……と言う感じですよ………元を辿れば確かにあの神が悪いです……が更に根本的に言ってしまえばそもそも神を悪神にしたのは人類……あの神に生贄を捧げ出したと言う風習を付けたのも人類………そして神を創ったのも同じく人類………まあ他にも色々と有るけど…………さてと………決着を付けに行かないとね………。」

 

コトリ(本体)「……リョウカちゃん……本当に大丈夫?その身体…?」

 

リョウカ(本体)「多分大丈夫じゃないでしょうね……何せ最後の敵は……………初代の私自身…そしてそれに憑依する『ナニカ』…あの神はもう既に死んでいる……恐らく今のこの世界はあの戦争が起きる前でしょう………だから今の私は初代の私と常に共鳴している上に今も尚急激に貯まるエネルギーでいつ何処でエネルギーが暴走するかも一切不明です……その前に初代の私を救う必要が有るのです……最悪……みなさんだけ助けて私と初代の私諸共そのナニカを道連れにする覚悟は有りますよ……。」

 

めぐみん「………リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「……さて行きましょう……もう泣いてばかりいられない……最後に泣くのは…全てが終わってからです………。」

 

リュウカ(本体)「…………うん…。」

 

 

一行達はリョウカの感じる気配を察して出発する事になった……無論今のリョウカは普通に言えばもう動くのも危険レベルの身体を抱えている……それを気合いだけで動かしてる様な物だった……

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

ザーッ…!!!

 

 

 

リョウカ(本体)「………行ってくるね…………。」

 

 

ザーッ……!!!!

 

 

?×2『行ってらっしゃい……リョウカちゃん……。』

 

 

ザーッ……!!!!

 

 

リョウカ(本体)「………!!…………。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…?」

 

リョウカ(本体)「ううん…何でもない…行こう。」

 

リュウカ(本体)「……うん…。」

 

 

そして……一行達はリョウカの家を出て決戦の地へと向かう事にした………

 

 

カズマ「一応聞くけど……場所は分かるのか?」

 

リョウカ(本体)「………ええ……分かるよ………あの子達が導いてくれているから……。」

 

ノイン「………え?」

 

ハル(本体)「………あの子達って……?」

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

 

 

ザーッ………!!!!!

 

 

全員『………!!』

 

ポロ(幽霊)『ワン!』

 

ムギ(幽霊)『ニャー。』

 

クロ&チャコ(幽霊)『クゥ〜ン。』

 

リョウカ(本体)「………あの子達がね……。」

 

 

ザーッ………!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「………あの子達ですか……分かりました……でも今のは?…一瞬しか見えなかった……。」

 

リョウカ(本体)「………もう私にしか見えないですし……さっき……何でも無いって言ったけど……あの時……私のお母さんとお姉ちゃんが見送ってくれました………私を押してくれました……だから大丈夫………。」

 

セシリア「……リョウカちゃんが言うのでしたら何だか大丈夫な気がするのですわ……。」

 

エーベル「ああ……これ程今回に限って行けると感じた事は無いぜ……。」

 

リョウカ(本体)「……さて急がないと……私に着いて来て。」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

 

 

そして一行達は……リョウカに……そしてリョウカのペット達にそれぞれ導かれる形で……最後の場所へと辿り着いた………

 

 

全員『……………。』

 

 

一行達の前に立ち塞がるのは最早恒例の門……だが……やはり最終決戦なのか今までに出て来た最後の門よりも更に豪華で禍々しい雰囲気が常に出ている………

 

 

めぐみん「やはり普通には開かないですね……。」

 

カズマ「ああ、やっぱ条件付きだな……何て書いてある?」

 

リョウカ(本体)「………『永遠なる記憶を正しき物にし……思い出を示せ……さすれば開かれん……。』……っと書いてある……。」

 

リュウカ(本体)「……やっぱりそう来ますか………。」

 

リョウカ(本体)「……うん……さて………それぞれに対応した物を献上する為のスペースが有るね………さてと……私の思い出と……私の記憶を………。」

 

 

 

ピカァァァァン……ピシュゥン…!

 

 

リョウカは能力で全ての思い出の品をそれぞれ納めた……しかし……

 

 

リョウカ(本体)「あれ?開かないですね…?」

 

リュウカ(本体)「何か欠けてますか?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん……少し待って……あ…そう言う事ですか………。」

 

リュウカ(本体)「もう分かったのですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ………思い出の品と記憶でね……記憶でね……幻の0番目の品……。」

 

 

ッス…!

 

 

リュウカ(本体)「……!それって…!」

 

リョウカ(本体)「うん……これが正真正銘の私の記憶の中でこれがある意味で最高神時代の始まりとなった全ての零…いやZEROと言うべきかな………私達の持つこの……ラストスペルです………。」

 

 

リョウカが取り出したのはまさかのラストスペルだった………

 

 

リョウカ(本体)「………思えばこれに何度も一杯助けてもらいました………これが有ってこそ私達が成り立って来た気がするね………さてと………。」

 

 

リョウカはそのスペルを門に直接納めた……すると……

 

 

ピキィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ギィィィィィ…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

門は重々しく開き……一行達は最後の決戦の地へ踏み入れた………

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ギィィィィィ…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「……もう戻れないですね…さて…この先です……。」

 

 

一行達は奥へ…奥へと向かい……最終的には山奥の大きな神社の所へと辿り着いた………

 

 

 

リュウカ(本体)「………此処がそうですか……?」

 

リョウカ(本体)「うん………此処がそうです………。」

 

めぐみん「……でも誰も居ないですね……。」

 

リョウカ(本体)「…………いえ……居ますよ……。」

 

カズマ「……え?」

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

 

ピキィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

ギュゴォォォォォ…!!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!!

 

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!?」

 

コトリ(本体)「……!!そう言う……事なのね………。」

 

束「え…どう言う意味なのさ…!?」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

ビキビキビキビキ…!!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!!

 

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(本体:?)『………………。』

 

リュウカ(本体)「……リョウカ……ちゃん……?」

 

カズマ「…………やっぱリョウカが…最後の敵なのか…?」

 

コトリ(本体)「………リョウカちゃん……やっぱりね……今の貴女は……リョウカちゃんであってリョウカちゃんじゃない…………。」

 

全員『……え?』

 

コトリ(本体)「目の前に居るリョウカちゃんは……あの初代のリョウカちゃんよ……ずっと前からリョウカちゃん自身の中で代々に渡ってその魂と肉体を引き継ぎ……ずっとこの時を待っていた………解放してくれる存在を探し続けて………闇に染まってしまったとは知らずに無意識に……その肉体と魂がナニカに取り憑かれた………だから今の初代のリョウカちゃんは………、」

 

初代リョウカ(本体:?)『グアァァァァァァァ…!!!!!!』

 

全員(コトリ以外)『……!!!』

 

コトリ(本体)「………そのナニカによって無理矢理突き動かし続けられている…!いえ……もう正体は分かってるよ!殺された筈のあの神でしょう…!!」

 

一夏「何…!?」

 

母核リョウカ(本体)「え!?確か奴は死んだって…!」

 

コトリ(本体)「恐らく魂だけとなって生きながらえた……そして一瞬の隙を突いてリョウカちゃんに取り憑いた…!全く何処までも腐った奴め…!」

 

リュウカ(本体)「………リョウカちゃん…………。」

 

初代リョウカ(本体:醜神)『オォォォォォォ…!!!!!!』

 

 

ピキィィィン…ピシュゥン…!

 

 

全員『………!?』

 

リョウカ(本体:精神体)『聞こえますか?』

 

リュウカ(本体)「リョウカ…ちゃん?」

 

リョウカ(本体:精神体)『…最後の最後まで本当にごめんなさい、まさかここまで私の身体が限界に近かったのは想定外でした………その所為でまたみなさんに迷惑掛けてしまう結果になっちゃった……。』

 

めぐみん「…………リョウカちゃん…。」

 

リョウカ(本体:精神体)『私は肉体を奪われた関係上もうみなさんと直接戦闘には参加は出来ません……でもみなさんのサポート程度なら出来る………これが今の私に残された出来る事………。』

 

初代リョウカ(本体:醜神)『オォォォォォォ…!!!!!!!』

 

 

ピキィィィン…!!!!

 

パァァァァン…!!!

 

 

一行達は眩い光に包まれて…気が付くと別の所へと飛ばされていた……場所は真っ白な何も無い世界の空間だ……

 

 

初代リョウカ(本体:醜神)『………………………。』

 

リョウカ(本体:精神体)『……さて、決着を付けましょう……みなさん……今度こそ終止符を討つのです!』

 

リュウカ(本体)「うん…!」

 

エンリ「………!!」

 

コトリ(本体)「やってやりましょうかね!」

 

めぐみん「勿論ですよ!あの醜い神を引き摺り出してその神を今度こそ爆砕してやります!」

 

初代リョウカ(本体:醜神)『グオォォォォォォォォ…!!!!!!!!!!』

 

 

そして……醜神の咆哮と共に精神体のリョウカを除く全員が覚醒形態を発動…尚且つ全力のフルパワーになり……最終決戦の火蓋が落とされた………

 

 

【最終章:最終ボス】

 

 

VS【深淵ノ淵源ナル虚無神:初代リョウカ&醜神(醜神憑依・ラスボス仕様(レベルMAX)・終焉暴走形態(深度:error・レベル:error)・メルトダウン形態・最高邪神化・深淵の淵源の虚無結界展開】

 

 

戦闘方式【最高邪神征討伐戦(ファイナルアタック有り)】

 

 

勝利条件【初代リョウカとリョウカを救い全ての因縁との終止符を討て!】敗北条件【味方の全滅又は初代リョウカの討伐】

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】曲名【魔王マラドー戦:第一形態】

 

 

地形【リョウカの世界線:???空間】

 

 

【FINAL BATTLE】

 

 

【ROUND1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

メキメキメキメキ…!!!

 

 

戦闘開始と同時に地中より鉄塔が醜神を取り囲む様に5本出現した……

 

 

リョウカ(本体:精神体)『あの鉄塔…使える!あの鉄塔を全て起動させて!もし同じタイプなら鈴と共鳴して醜神の力を弱めれる筈!その隙を突いて私が初代の私の心に干渉します!』

 

リュウカ(本体:コルディア)「でももし…!」

 

リョウカ(本体:精神体)『失敗しても何度でもやります!来ますよ!特にあの結界には触れない様に!触れたら終わりですよ!』

 

初代リョウカ(本体:醜神)『グアァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

 

ジジジジジジジジッ…!!!

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「……!!みんな飛んで…!!」

 

 

シュワッ…!!

 

シュッ…!!!

 

 

醜神は先制攻撃で超広範囲の地面から赤黒い針を生やした……っがリュウカの声で間一髪空を飛んで回避した……

 

 

カズマ(淵森母神王)「なら…!先ず一つ…!」

 

 

チリーン…!!!!

 

 

初代リョウカ(本体:醜神)『グオォォォォォォォォ…!!!?』

 

めぐみん(淵森母神王)「続いての二つ目…!!」

 

 

チリーン…!!!!!

 

 

初代リョウカ(本体:醜神)『ギャオォォォォォォ…!!!?』

 

リュウカ(本体:コルディア)「はぁ…!」

 

 

 

チリーン…!!!!!

 

 

 

初代リョウカ(本体:醜神)『グオォォォォォォォォ…!!?!』

 

リョウカ(本体:精神体)『えいっ…!』

 

 

 

チリーン…!!!!!

 

 

 

初代リョウカ(本体:醜神)『ギャオォォォォォォ…!!!!?』

 

コトリ(本体:コトリ神)「これでどう!」

 

 

 

チリーン…!!!!!

 

 

 

初代リョウカ(本体:醜神)『ギャオォォォォォォ…!!!!?!ギィアアアアアアアアアアアア…!!!?!』

 

 

 

ビキビキビキビキ…!!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:精神体)『……!結界が解けた…!干渉してみる…!』

 

 

ピキィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!

 

 

初代リョウカ(本体:醜神)『ギャオォォォォォォ…!!?』

 

リョウカ(本体:精神体)『っぐぅ…!!目を……覚まして…!!貴女は……それで良いのですか……!!?またみんなを……!!っ…!っつあぁ…!!」

 

 

バチィィン…!!!

 

ピキィィィン…!

 

 

リョウカは初代リョウカの精神に干渉して必死の呼びかけをしたが醜神の力がまだ強過ぎて弾かれて……再度結界が展開された……

 

 

初代リョウカ(本体:醜神)『オォォォォォォ…!!!!!』

 

 

ガッシャァァァン…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

メキメキメキメキ…!!!

 

 

醜神の咆哮で鉄塔が破壊され…今度は地中から自身を囲う様に木製の祠が倍の10ヶ所展開された……

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「リョウカちゃん…!」

 

リョウカ(本体:精神体)『私は大丈夫です…でもまだまだやらなきゃいけない!今度は祠タイプ…!あの御守りを使って下さい!』

 

一夏(淵森母神王)「おう!」

 

初代リョウカ(本体:醜神『グオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

 

ピシュゥン…ピシュゥン…ピシュゥン…!!!

 

キュィィィィィン…ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

 

醜神は今度は複数のピットを展開して自信の周りを回転する様に真っ黒なレーザーを照射し始めた………

 

 

 

リョウカ(本体:精神体)『気を付けて!そのレーザーには触れたら即死ですよ!それどころか…掠っても即死ですよ!』

 

リュウカ(本体:コルディア)「分かって…!って危ない…!」

 

 

シュワッ…!

 

ヂュィィィィィィン…!

 

シュゥゥゥ……

 

 

千冬(淵森母神王)「……被弾すれば消滅か…!絶対に避けねば!」

 

 

 

そして一行達はレーザーや醜神の攻撃に晒されてながらも……

 

 

リョウカ(本体:精神体)『これでどうですか…!?』

 

 

ピカァァァァン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!!

 

 

初代リョウカ(本体:醜神)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!?!』

 

 

 

ビキビキビキビキ…!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!

 

 

全ての祠が照らされ……再度醜神の結界が破壊された………

 

 

 

リョウカ(本体:精神体)『もう一度です…!!』

 

 

ピカァァァァン…!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:精神体)『お願い……!!目を覚まして…!!貴女があの神の言い成りになって良いのですか…!!?お願いだからもう辞めて…!!!』

 

初代リョウカ(本体:醜神)『ギャオォォォォォォ…!!!!!』

 

 

 

ギチギチギチギチ…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:精神体)『………え…?』

 

千冬(淵森母神王)「コイツが本体か…!!!」

 

醜神(コア)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

初代リョウカの背中から生えて来る様に……とうとう醜神が姿を現した………その姿はあの縁の神と山の神を混ぜた上で……あのD-033の要素が混ざり全体が真っ赤な血で染まった様な色合い且つ全ての眼球が真っ赤に血走った眼になっている………

 

 

パシパシパシパシパシパシ…!!!

 

ミチミチミチミチ…!!!!

 

 

それで今度は醜神を中心に赤い糸が100本が配置された………しかし今度は結界を貼っていない……

 

 

 

リョウカ(本体:精神体)『今度は赤い糸ですか…!でも今度は直接攻撃が可能ですが……下手に攻撃して重い反撃が怖い……それに下手に傷付けたくない……。』

 

シオリ(淵森母神王)「なら糸を切っちゃおうよ!」

 

斬駆(淵森母神王)「ヒャハハハハ…!!糸ぶった斬ってやるぜ…!!!」

 

リュウカ(本体:コルディア)「じゃあ誰かがあの子の陽動をしなきゃ……私が陽動するよ!」

 

リョウカ(本体:精神体)『え!?でも…!』

 

リュウカ(本体:コルディア)「リョウカちゃんは私のサポートをお願いね…。」

 

コルディア(本体:初代ノ姫)「なら私も陽動に参加するよ。」

 

アルトリア(本体:初代ノ王)「我もやろう、このまま引き退るのも癪だ。」

 

リョウカ(本体:精神体)『……みなさん…。』

 

リュウカ(本体:コルディア)「リョウカちゃん、多分この糸を全て切れば奴は離れると思う……でも奴とは言えまた身体を取り戻そうとする筈……だから離れたら直ぐに融合して……。」

 

リョウカ(本体:精神体)『………分かりました……でも絶対に死なないでね……。』

 

リュウカ(本体:コルディア)「私はリョウカちゃんじゃあ、ありませんよ……そう簡単に奴の攻撃に当たりたく無いよ。」

 

醜神(コア)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

めぐみん(淵森母神王)「さあ!来るよ!」

 

 

【ROUND2】

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【魔王マラドー戦:第二形態】

 

 

ポォォピィィ…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

醜神(コア)『ギャオォォォォォォ…!!!?』

 

リュウカ(本体:コルディア)「貴様の相手はこの私達ですよ…!!大人しくリョウカちゃんの身体から出て行け…!!!」

 

カズマ(淵森母神王)「でやぁぁぁ…!!!」

 

 

ザシュザシュザシュザシュ…!!!

 

ブシャァァァァァ…!!!

 

 

醜神(コア)『ギャオォォォォォォ…!!?!』

 

めぐみん(淵森母神王)「ついでです!ファイナルビッグバンノヴァ…!!!」

 

 

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!

 

ポォォピィィ…!!!

 

ピキィィィン…ズッドォォォォン…!!!!

 

 

醜神(コア)『グオォォォォォォォォ…!!!?!』

 

 

一行達はそれぞれ陽動や糸をやりながら……

 

 

オワタリョウカ(本体:淵森母神王)「これでラスト…!!!」

 

 

ジョキン…!!!

 

ブシャァァァァァ…!!!!!

 

 

醜神(コア)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!?!』

 

 

ミチミチミチミチ…!!!

 

ブチィィ…!!!

 

 

醜神は余りの激痛にとうとうリョウカの肉体から離れた……

 

 

リョウカ(本体:精神体)『……!今です…!はぁ…!!』

 

 

フワァァァ…!!!

 

 

リョウカは隙を突いて自身の肉体へ飛び込もうとした……っが……

 

 

ピカァン…!

 

 

リョウカ(本体:精神体)『……え?……っ…!!』

 

 

フワァァァ…!!

 

ピカァン…ピカァン…ピカァン…!!!

 

 

リョウカの肉体は何とリョウカの融合を拒絶……それでもリョウカはめげずに何度でもリョウカの肉体へ戻ろうと接触と干渉を試みた……

 

 

リュウカ(本体:コルディア)「リョウカちゃん…!!…!?」

 

リョウカ(本体:精神体)『くぅ…!はぁ…!はぁ……はぁ……はぁ……そんな……もう………え…?あ……あぁ…!?」

 

醜神(コア)『グオォォォォォォォォ…!!!!!!』

 

 

キィィィィィン…!!!!

 

 

醜神はもう一度リョウカの肉体とリョウカ諸共取り込もうと強襲を掛けて来た……っが………

 

 

ピカァァァァン…!!!

 

ガキィィィン…!!!

 

ジャラジャラジャラジャラ…!!!

 

パシパシパシパシパシパシ…!!!!

 

 

醜神(コア)『グオォォォォォォォォ…!!!?!』

 

全員『………!?』

 

 

突然リョウカとリョウカの肉体の目の前に結界が貼られて醜神の突進を防いで……更に地面から無数のエネルギー状の鎖が醜神を拘束した……

 

 

めぐみん(淵森母神王)「一体誰が…?」

 

 

ザーッ…!!!!!!

 

チリーン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

?『リョウカちゃん、諦めたら駄目!』

 

?『リョウカちゃん……貴女の身体に私達の思い出とみんなとの思い出が詰まってるわ…!』

 

?『リョウカちゃん…あのおまじないよ!勇気を振り絞って受け入れて!』

 

リョウカ(本体:精神体)『……!!………お願い……聴こえるなら返事をして……私は貴女の全てを受け入れる……どんな事をされても良い……でもせめてもう一度だけ……みんなを助ける為に力を貸して…!!』

 

 

チリーン……!!!!!

 

チリーン……!!!!!

 

 

ピキィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ギュォォォォン…!!!!

 

ビキビキビキビキ…!!!

 

ガッシャァァァン…!!!!

 

 

リョウカはリョウカの肉体に思いとリョウカの全てを込めて……あのおまじないをしながら再び重なり融合をした………

 

 

リョウカ(本体:?)「………!?うわぁぁ…!!!」

 

リュウカ(本体:コルディア)「リョウカちゃん…!!っは…!」

 

 

ピシュゥン…ガシッ…!!

 

 

リョウカ(本体:?)「ありがとうございます…お母さん。」

 

リュウカ(本体:コルディア)「ええ……リョウカちゃん、その身体……。」

 

リョウカ(本体:?)「……初代の私がやっと……受け入れてくれました……私のお母さんとお姉ちゃんのお陰で……お母さんとお姉ちゃんの説得と思いが繋がったから……今の私が有ります………さてと……。」

 

醜神(コア)『グオォォォォォォォォ…!!!!!!オォォォノォォォレェェェェェ…!!!!!!!!!』

 

 

キュィィィィィン…パァァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)「最終ラウンドです……今まで好き放題にした貴方を……今度こそ終わらせる…!!!」

 

醜神(コア)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!』

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

【味方及び敵:ファイナルアタック可能】

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシュゥン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

?『アアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!』

 

?『グオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

?『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

リュウカ(本体:コルディア)「コイツら…!ここまで来て…!」

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)「……!!大丈夫…!どうやら今回だけは味方ですよ…!」

 

カズマ(淵森母神王)「え!?信用出来るのか!?」

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)「信用して!」

 

 

最終決戦と言う場に乱入して来たのは今まで一行達に付き纏って襲って来たあの最高邪神三人衆(人では無い)だった……どうやらこんな輩にライバルのリョウカをやらせるか…っと言う事で味方になったらしい…

 

 

醜神(コア)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!!!

 

 

033(最高邪神)『アアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

グググググ…シュワッ…!!!!

 

バキィィィン…!!!!

 

 

醜神(コア)『ギャオォォォォォォ…!!??』

 

 

 

キィィィィィン…!!!

 

ズガァァァン…!!!!

 

 

エンヤマ(最高邪神)『グギギ…!!ウゴクナ…!!!!』

 

 

ジジジジジジジジ…!!!!

 

ザンザンザンザンザン…!!!

 

ブシュゥ…ブシャァァァァァ…!!!!

 

 

醜神(コア)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!?!』

 

ベラドー(最高邪神)『グオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

 

キュィィィィィン…ポォォピィィ…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

醜神(コア)『グオォォォォォォォォ…!!!?!』

 

エンヤマ(最高邪神)『トドメヲサセ!!小娘…!!!!』

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)『……!!!分かりました…!!!』

 

醜神(コア)『グオォォォォォォォォ…!!!!』

 

 

【味方:ファイナルアタック敢行】

 

 

【敵:ファイナルアタック敢行】

 

 

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)「………今だからこそようやくあのラストスペルの本当の意味を……だから……。」

 

醜神(コア)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

 

キュィィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ギュォォォォン…!!!!

 

 

醜神は最後の切り札を放つ為に口内に全エネルギーを集め始めた……その色合いは完全に真っ黒なエネルギー……如何なる存在を完全に消し去る程の超高濃度のエネルギーだ……

 

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)「………………………。」

 

 

 

チリーン…!!!!!

 

キュィィィィィン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ギュォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)「これが……真のラストスペルです…!!!これで終わりです……!!!真・ラストスペル…!!!【終止符[真・東方最高神【零(ZERO)】]……!!!!!!」

 

 

ギュィィィィン……ピギャァァァァァァァ…!!!!!!!!

 

ブッピュゥゥゥン…!!!!!!!!

 

 

醜神(コア)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

ギュィィィィン…ピギャァァァァァァァ…!!!!!!!

 

ブッピュゥゥゥン…!!!!!!!

 

 

両者同時に真の最後の切り札を解き放ち……両者の攻撃が……

 

 

ピキィィィン…!!!

 

ズドォォォォォン…!!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!!!

 

 

衝突……最後の鍔迫り合いが発生した……

 

 

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)「ぐぅぅぅ…!!!」

 

 

ズルズルズルズル…!!!

 

 

やはり体格差も有るが…何よりもリョウカはそもそも限界を超えた戦いをしまくっている……リョウカは徐々に押され始めている……しかし……

 

 

ガシッ……!

 

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)「みなさん…!?」

 

リュウカ(本体:コルディア)「大丈夫!私達が居る!」

 

コトリ(本体:コトリ神)「ええ!だから自分を…!みんなを信じて!」

 

カズマ(淵森母神王)「俺達が支えてやる!あの神をぶっ倒そうぜ!」

 

醜神(コア)『グオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ギュォォォォン…!!!!

 

 

全員『ぐぅぅぅ…!!!』

 

醜神はエネルギーの出力を上げて一行達を葬ろうとした……その瞬間……

 

 

エンヤマ(最高邪神)『グギギ…ホロビロ…!!!!!』

 

ベラドー(最高邪神)『グオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

033『アアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!』

 

 

キュィィィィィン…ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォン…!!!!

 

 

醜神(コア)『ギャオォォォォォォ…!!!?』

 

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

 

コトリ(本体:コトリ神)『今だよ…!!!』

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)『はぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!!』

 

 

ギュィィィィン…!!!!

 

ピギャァァァァァァァ…!!!!

 

パァァァァン…!!!!

 

 

醜神(コア)『……!!?!グオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

 

ピカァァァァン…!!!

 

ガキィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ピシャァァァン…ピシャァァァン…!!!

 

 

醜神は最後の最後で最後の足掻きのあの全てを拒絶する結界を最大出力で展開した……しかし……

 

 

ビキビキビキビキ…!!!!

 

 

醜神(コア)『……!!?!』

 

リョウカ(本体:淵源ノ零)「今更そんな結界で……!!私を……私達を……!舐めるなぁぁぁ…!!!!!」

 

 

ガッシャァァァン…!!!!!

 

 

醜神(コア)『………!?!』

 

全員『いっけぇぇぇぇぇ…!!!!!!』

 

醜神(コア)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!?!?!?』

 

 

ピギャァァァァァァァ…!!!!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

ピキィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリジリジリ…!!!!

 

ギュィィィィン……ズッドォォォォン…!!!!!!!!!!

 

 

 

醜神の誇る最強の結界も……一行達の力が勝り……醜神の断末魔と共に着弾……一瞬全ての音と色が消え去り……文字通りこの空間を全てを包み込む超絶規模の大爆発を起こした…………

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

リュウカ(本体)「………うっ……いっつっ……此処は……?」

 

千冬「……どうやら元の世界に戻った様だな……。」

 

めぐみん「それよりもみんな無事でしょうか?」

 

コトリ(本体)「どうやら大丈夫そうよ。」

 

リュウカ(本体)「そっか…良かった……あれ……リョウカちゃん…は……?……!?リョウカちゃん……!?」

 

リョウカ(本体)「………………………。」

 

めぐみん「リョウカちゃん……!!しっかりして下さい…!!!リョウカちゃん…!!!!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!!お願いだから……目を覚まして…!!リョウカちゃん…!!!!」

 

 

一行達が無事に元の世界に戻ったものの……リョウカはグッタリと……ピクリとも動かない………

 

 

コトリ(本体)「………死んではいない……でも死に近い……生死の狭間に居る…!」

 

リュウカ(本体)「なら何度でも…リョウカちゃんが目を覚ますまで呼びます…!!リョウカちゃん…!!戻ってきて…!!!みんなが待っている…!!リョウカちゃん…!!」

 

零月「お願いだから起きて…!!リョウカちゃん…!!!」

 

 

一行達はリョウカが生死の狭間から現実へと呼び起こす為に兎に角叫んだ……

 

一方で………

 

 

リョウカ(魂)『此処は…?』

 

 

リョウカは真っ暗な生死の狭間に彷徨っていた………

 

 

リョウカ(魂)『……そっか……もう私……、』

 

?『ううん……死んで無いよ。』

 

リョウカ(魂)『……え?……!!……お母さん……お姉ちゃん……!!!』

 

?『……リョウカちゃん……目を覚まして……貴女にはまだまだいっぱいやる事が残ってる筈よ………。』

 

リョウカ(魂)『……え?』

 

?『貴女にはみんなと一緒に幸せに生きる事と言う大事な事が残ってるよ………っさ早く戻って………。』

 

リョウカ(魂)『………でもどうやって……。』

 

?『大丈夫……ほら……あの子達が連れて行ってくれる……。』

 

リョウカ(魂)『あの子達……って…あ……。」

 

ポロ(魂)『ワン!』

 

リョウカ(魂)『ポロ……。』

 

チャコ(魂)『クゥ〜ン…。』

 

リョウカ(魂)『……チャコ…。』

 

クロ(魂)『アオーン!』

 

リョウカ(魂)『クロ………。』

 

ムギ(魂)『ニャ〜。』

 

リョウカ(魂)『………ムギ……。』

 

?『……っさ早く行って……早く行かないと本当に死んじゃうわ……。』

 

?『死んじゃったら、みんなが本気で悲しむよ?』

 

リョウカ(魂)『………………。』

 

 

チリーン…!!!!!

 

 

『リョウカ……ん……!!!』

 

リョウカ(魂)『………!?』

 

『戻って…………リョ……………!!!』

 

リョウカ(魂)『この声………みなさん……?』

 

?『……みんなが呼んでいるよ……さぁ……。』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!!

 

ギィィィィィ……ガシャン…!!!!

 

 

リョウカの背後に現世へ戻る為の門が現れて……その門は開かれた……

 

 

リョウカ(魂)『………お母さん……お姉ちゃん………。』

 

?『………これで本当にお別れよ…でも絶対に私達の事を忘れないで。』

 

?『リョウカちゃん……大好きだよ。』

 

リョウカ(魂)『………っ…!!お母さん……お姉ちゃん…!!!』

 

?『………リョウカちゃん……強く…幸せに生きてね。』

 

?『……さようなら……リョウカちゃん……。』

 

リョウカ(魂)『…………………お姉ちゃん……お母さん……………。』

 

ポロ(魂)『ワンッ…!!』

 

リョウカ(魂)『………………っ……さようなら………お母さん……お姉ちゃん……ポロ………チャコ……クロ………ムギ…………。』

 

 

ッス……!!

 

ジャキン…!!!

 

ギュォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(魂)『……………………。(さようなら…………。)』

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

ギィィィィィ…ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカはみんなに別れを告げ……その直後に……いつの間にか現れた赤い断ち切り鋏で……縁を切った……その直後に門からもの凄い強風が吹き荒れ……リョウカを門へ引き摺り込んだ……そして門は完全に閉ざされた………

 

 

 

?『…………さようなら……リョウカちゃん…………っさ…私達は向こうへ帰ろう…………。』

 

?『ええ………さようなら………リョウカちゃん………。』

 

チャコ(魂)『ワンッ…ワンッ…!!』

 

?『……みんなも帰りますよ……私達はもうあの子には干渉は出来ない………もう縁を切ったから…………。』

 

?『………ううん……切れてないよ………。』

 

?『………え?』

 

?『………私達とリョウカちゃんとの絆だけは……如何なる存在だろうと断ち切れないよ………。』

 

?『………そうだね………。』

 

?『……っま……気長にのんびりとしよっか。』

 

?『………ええ。』

 

 

………そして……魂だけとなった初代のリョウカの家族はあの世へとスゥッと消える様に帰って行った………

 

………現世にて………

 

 

 

リョウカ(本体)「……っ…!!!?げほ…!!!げほ……!!!!?」

 

全員『……!?』

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ……!………此処は……?」

 

リュウカ(本体)「リョウカ…ちゃん……!!」

 

 

ぎゅぅ…!!

 

 

リュウカ(本体)「良かったよ…!!!リョウカちゃん…!!生きてて…!!」

 

リョウカ(本体)「お母さん………ぐへぇ……ちょ……っと…。」

 

めぐみん「リュウカちゃん……嬉しいのは良いけどリョウカちゃん……ギブですよ。」

 

リュウカ(本体)「あ………。」

 

リョウカ(本体)「げほ…!げほ……!……現世に戻って早々にまたあの世に逝きかけた気がします………。」

 

リュウカ(本体)「ごめんなさい………。」

 

リョウカ(本体)「………ただいまです、みなさん……。」

 

リュウカ(本体)「うん……お帰り……リョウカちゃん……。」

 

コトリ(本体)「もう身体は大丈夫?」

 

リョウカ(本体)「うん……今度こそあの神は死んで……更に初代の……いえ……あの子の力が完全に適応してるので……そしてあの神に奪われた力も取り戻しました……でもやっぱり死んでしまったみなさんはもう戻っては来れないですがね………。」

 

ともこ(本体)「そう……。」

 

リョウカ(本体)「………でももう良いのです……今の私にはみなさんも居るから………みなさんが居ればもう充分だから………。」

 

コトリ(本体)「そっか……でもリョウカちゃん、もし生き返れる手段が有るなら……、」

 

リョウカ(本体)「だからもう良いのですよ………あっちで……もう縁は切ったから…でもね……みなさんとの絆は絶対に断ち切れない物です……それにね、ずっと見守ってくれるだけでも良いです………。」

 

リュウカ(本体)「……そうですか……。」

 

リョウカ(本体)「とは言え……ね……最後に私にやる事が出来たから……そこへ行こう。」

 

めぐみん「何処ですか…?」

 

リョウカ(本体)「………私の……ううん、あの子のお母さんとお姉ちゃん……そしてポロやチャコやクロやムギの……墓参りですよ……場所はさっきあっちで思い出した………。」

 

カズマ「分かったぜ…。」

 

 

その後一行達は神社から出て……リョウカに導かれる形でその墓へとやって来た……

 

 

リョウカ(本体)「………久々ですね……墓参りに来るのは………来ましたよ……みなさん……。」

 

リュウカ(本体)「…………此処があの子の親とペット達の墓ですか……えっと……これですね……。」

 

零月「私も…はい。」

 

リョウカ(本体)「……………私達はこうして元気ですよ……だから安心して……向こうに行っても大丈夫です……だから安らかに眠って下さいね………。」

 

 

一行達は初代のリョウカの家族に弔いをして……更にお供えと掃除をして………またさっきのリョウカの家へ戻って来た………

 

 

一夏「今度は此処にか?」

 

リョウカ(本体)「ええ……もう私達は全てが終わったからね……だから此処を綺麗にしてあの子やみなさんにも喜んでもらえたらっと思ってます………それに………昔みたいに……こう言う所で住んで楽しく過ごすのも悪く無いですね………。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……みなさんも手伝って下さい。」

 

カズマ「おう。」

 

 

一行達は手分けをしながら家中と庭を大掃除をして生前の綺麗な状態になった………

 

 

リョウカ(本体)「さてと……これで本当に終わりました………あ……みなさん見て下さい……日の出です。」

 

ことも(本体)「………うわ〜…。」

 

千冬「……おお……。」

 

 

…………一行達を祝福するかの様に……日の出に差し掛かり……陽の光が一行達を祝福した………この世界での最終決戦は……一行達の完全勝利と言う形で……決着が付いたのだった…………

 

 

EDBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻&深夜廻:メインテーマ】

 

 

 

あれから………様々な行事が挟んで……各国の首脳陣及び首相陣営が総交代や……一行達もそれぞれ現役を引退等して各々の道を辿った……

 

そして………数万年との膨大な年月が経過した……

 

 

 

?「………と言うお話しでした……。」

 

?「すっご〜い!お婆ちゃんも凄かったんだね!」

 

?「ええ〜…お婆ちゃんは凄いんだよ〜…。」

 

?「色々と有ったんだよね〜…。」

 

?「そうそう、色々有ったよ。」

 

 

………このほのぼのとした生活をしていてまるで一行達の冒険譚をしていたのは……紛れも無くなくあのリョウカとリュウカ老夫婦……そして新たな娘達も産まれていた……その上でペットも飼っている……因みに住んでいる所は最終決戦の地で初代のリョウカが住んでいたあの家を使っている……さてリョウカやリュウカが老化しているのはやはりもう年だと言う事でつい最近……とは言え数百年前位に完全に最高神としての立場を引退……能力も弱まって止まった時が動き出すかの様にリョウカ達も年を取る事になった………因みにこの世界では最強のお婆ちゃん夫婦としてある意味で恐れられているらしく普段は笑顔でほのぼのしていて滅茶苦茶優しいがが怒ると恐ろしいらしい……何せ何度か強盗やら空き巣等様々な厄介事が有ったが何も返り討ちに遭ったり……暴走族も呆気なく返り討ちにする等この世界で絶対の最強の老夫婦として名が轟いてる………

 

 

老リョウカ(本体)「あれから……もう数万年か〜…。」

 

老リュウカ(本体)「そうだね〜……。」

 

老リョウカ(本体)「さてさて……あの子達の為にも頑張らなきゃだね〜…。」

 

老リュウカ(本体)「ええ〜…今日も頑張らないとだね〜…。」

 

 

そして今日も相変わらず平和な時間を過ごす家族であった………一行達の旅はこれにて完結…………一行達の夢は果たされてこうした完全な平和を掴み取った…………この平和な世界こそ最高の勝利……最高の象徴だ………一行達はそう思いながら………各々……己の人生を歩んで行く…………そして……一行達の旅は………またある意味で別の理由で…更に別の道へ………再び再スタートを切る事になる……………とは言え一行達の掴み取ったこの平和を崩す事は無いだろう…………………淵森母神一家よ………永遠に………

 

 

【最終章:完】

 

 

【完結編:完】

 

 

【東方最高神[零(ZERO)]シリーズ:完結】

 

 

真EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(フルver)】




みなさんどうもです、これにて本シリーズは完結となります……みなさんの温かい応援のお陰で無事に色々と有りながら……様々な派生作品を犠牲にしながらもどうにか完結する事が出来ましたが……やはり少々犠牲になった派生作品の事も有るので不燃焼気味……ですので………本シリーズは新たに……派生作品ではなく………続編を制作を決定しました………と言う事なのでみなさん………続編が出た時も暖かく見守って下さいね……それじゃあみなさん!その時までお元気で…!!


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