MULAストーリー (LCRCL (エルマル))
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第1部 日常は非日常 最終章 アルカ、生き返る!
アルカ、生き返る!


アルカ、生き返る!の第1話です。
時系列は犯罪ワールド脱出の後です。
それでは、どうぞ。

追記:改行しました。


side マリオ・マリオ

 

マリオ「うーん…」

 

ルイージ「どうしたの?」

 

マリオ「ちょっとデイジーに俺の未来を占ってもらおうかな〜」

 

ルイージ「いきなりどうした?兄さん」

 

マリオ「最近、いい加減仕事しようかと思ってさ〜」

 

ルイージ「ハァ⁉︎兄さん変なものでも食った?はやく病院にみてもらおうよー」

 

食ってねーわ!

 

マリオ「アホか!もう俺たち26だろ?ちょっと心配になってきたんだよ」

 

ルイージ「なるほど、そういうことね。じゃ、仕事行ってくるね〜」

 

マリオ「オマエ、仕事ってどこに?」

 

ルイージ「前言ったでしょ?発電所だよ」

 

あ、確かにそうだった。

 

ルイージ「そんじゃ、いってきー」

 

マリオ「おう、いってらー」

 

ガチャっ。

 

マリオ「さてと、オレも準備してから行くか〜」

 

今日は2019年10月19日。少し肌寒い。

 

ー数分後ー

 

トントントーン!

誰かがノックしてきた。

 

アルカ「おっはよーうさーん♪」

 

きたか、可愛い背後霊。

 

マリオ「おう、アルカか。おはよー」

 

アルカ「あれ?どっか行くの?」

 

マリオ「ああ、ちょっとデイジーに俺の未来を占ってもらおうと思って」

 

アルカ「ヘェ〜…あ、私もマリオさんについてっていい?」

 

マリオ「別にいいけど、オマエそんなにヒマか?」

 

アルカ「ヒマとは何よ!」

 

いやいや、いつもそうだろ。

 

アルカ「私はただ、マリオさんと一緒に……あ、何でもない。はやくいこー!」

 

?なんか言おうとしなかったか?ま、いいや。

 

マリオ「さて、行こうぜ」

 

その後、俺は自分の未来を知り、人生最大の決断をした。

運命の歯車は、動き出した。

 

sideアルカ・パンドラ

 

マリオさんはデイジーさんに占ってもらった後、無言で歩き出した。

 

アルカ「どうしたの?マリオさん、様子がおかしいよ?」

 

すると、マリオさんは

 

マリオ「しばらく一人にしてくれないか?」

 

アルカ「う…うん…」

 

マリオ「そんじゃ」

 

ほんとに、どうしたんだろう…

 

デイジー「次の方、どうぞ」

 

あ、私の番だ。

 

アルカ「久しぶり、デイジーさん」

 

デイジー「あら、アルカじゃない!何を占って欲しいの?」

 

アルカ「………」

 

私の墓にはこうかいてある。

 

アルカ・パンドラ 愛する娘、ここに眠る

2000〜2016

 

……私は、生き返りたい。

 

アルカ「私って、生き返ることはできるの?」

 

デイジーさんは、

2929

0831

2929

0831…としばらく行った後、後ろにあった本棚から一冊の本を取り、こういった。

 

デイジー「できるわよ」

 

アルカ「え、ほんと⁉︎どうやって⁉︎」

 

デイジー「それは次回言うわ」

 

アルカ「メタい!」




アルカの苗字はパンドラにしました。そして設定で2019年10月19日にしました。後のストーリーに影響が出るのでこういう日付にしました。
それでは次回もよろしくお願いします。


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集まる仲間達

ちょっと原作改変があります。


sideアルカ・パンドラ

 

驚いた。まさか本当に生き返ることができるのは…

でも、前回のセリフはメタいよ?

 

アルカ「どうやって私は生き返るの?」

 

デイジー「カンタンよ。アンタの命のろうそくに火をつけてもらうのよ」

 

アルカ「え?でも確か死んでから1時間以内じゃないといけないんだったよね?」

 

デイジー「あれはキングテレサのウソよ」

 

へ?うそーん。←ダジャレかよ!

 

アルカ「なら今すぐあの世の広場に…」

 

デイジー「でも、1つデメリットがあるの。生き返る時、ステータスが死ぬ前に戻ってしまうのよ。」

 

え、なにそれ困る。

 

アルカ「そこを何とか…………「できるわよ♪」え⁉︎」

 

できるんかーい☆

 

アルカ「ど、どうやって?なんか変なものとか作ったりしないよね?」

 

デイジー「まさにその通り!」

 

マジか…何作るんだろ。

 

デイジーさんは持っていた本のページを見せる。

 

デイジー「これよ」

 

ん?どれどれ…

 

「ステータス引き継ぎドリンク

 

効果 幽霊のときにこれを飲んで1時間以内に生き返れば、幽霊だった時のステータス(力や性格など)が引き継がれる。(透明人間、透過能力以外)

 

量 500ml

 

材料

シャインのかけら100g

アイスフラワー100個

スーパーキノコ1個

ウィスピーリンゴ5個

 

作り方

ウィスピーリンゴは、アイスフラワー、みじん切りにしたスーパーキノコといっしょにミキサーにかける。

その間にシャインのかけらは細かく砕いておく。

ミキサーの中の液体を容器に移した後、砕いた粉を入れ、一緒に混ぜる。

液体がトロトロになったら完成。苦いリンゴの味がする。」

 

なるほど。思ったよりはかんたんそうね。

 

デイジー「どう?やってみる?」

 

アルカ「やらないわけがないわね」

 

デイジー「なら、私も協力するわ!」

 

アルカ「え?でも仕事が…」

 

デイジー「大丈夫。今日は土曜日よ。平日じゃないからここに来ているのは逆におかしいのよ?」

(ルイージは週6で仕事してます。)

 

アルカ「でも、2人だけじゃ足りないわね…あ、そうだ!

カービィ君とジーノ君を呼ぼう!」

 

デイジー「だれ、それ。友達?」

 

アルカ「うん、そうよ♪」

 

デイジー「それは頼もしいわね」

 

アルカ「ちょっと電話するね」

 

そういって、私はスマホを出して、

カービィ君に電話した。(宇宙電話です。)

 

A few minutes later…

 

カービィ「ハロー!ジーノも連れてきたよー!」

 

ジーノ「?この人は?」

 

デイジー「この人たちがジーノとカービィ?よろしくね」

 

カービィ「ハッピーうれピーヨロピクね☆」

↑ジョジョネタ

 

アルカ「それで、話があるんだけど…」




キングテレサが言ったあのセリフ、実はマリオたちを焦らせるためのウソ、と言う設定にしました。
カービィのセリフにジョジョネタを入れました。
カレンダーでチェックしたんですけど、2019年10月19日は土曜日だったのでちょっとセリフや設定を変更しました。
次回もよろしくお願いします。


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シャインのかけらって買えるんだね

このストーリーのチームはアルカ、デイジー、カービィ、ジーノの4人です。カービィはワープスターを使うから、ジーノは弓矢を使う遠距離型だから、という理由で入れました。
それでは、どうぞ。


sideアルカ・パンドラ

 

カービィ「話って?」

 

アルカ「私はね……

 

ー数分後ー

 

……ということなの。」

 

ジーノ「なるほど、もちろん僕たちも手伝うよ!」

 

デイジー「じゃあ早速始めましょ!」

 

アルカ「まずはシャインのかけらね…」

 

カービィ「シャイン?じゃあドルピック島?」

 

ジーノ「場所がわかるならはやくいこー♪」

 

デイジー「でも、どうやって?飛行機にでも乗るの?」

 

フフフ…確かデイジーさんとジーノ君は知らないわね…

 

アルカ「飛行機?何それおいしいの?カービィ君のワープスターでいけるわよ♪」

 

カービィ「OK!じゃあ早速呼ぶね!」

 

あ、くるよくるよ〜☆

 

カービィ「ワープスター様、今日もイケメン!」

 

デイジーとジーノ「………は?」

 

アルカ「いや〜ワープスターはおだてればくるのよwww」

 

デイジー「はあ…」

 

ティゥルルルルル…☆

 

ジーノ「あ、ほんとに来た。」

 

カービィ「のってのって〜」

 

デイジー「これって、速いの?」

 

アルカ「時速1111kmよ☆」

 

ジーノ「ファ⁉︎」

 

カービィ「は や く の っ て ♪」

 

デイジー「……ま、いいわ。もっと速いバスに乗ってるし…」

 

カービィ「それでは、出発!」

 

ビュゥゥゥゥゥン!

うわー風強ー(棒)

 

ジーノ「はーやーいーよー」

 

デイジー「…………」

 

アルカ「あれ?デイジーさん?」

 

カービィ「気絶しちゃってるよ…」

 

アルカ「私がつかんでてあげないと…」

 

そんなこんなで、私たちはドルピック島についた。

もう10月なのにあったかいね〜ココ。

…あ、それよりも

 

アルカ「デイジーさん!起きて!ついたよ!」

 

デイジー「うーん…ハッ!ここは?」

 

ジーノ「ドルピック島についたよ〜」

 

カービィ「シャインのかけらはどうやって手に入れるの?」

 

デイジー「お土産屋に売ってあるわよ」

 

アルカ「よし!じゃあ早速行こう!」

 

ついた

 

ジーノ「ええと…あった!これだよ」

 

アルカ「一応300g買っておきましょ」

 

店員「30万円になりまーす」

 

デイジー「30万円⁉︎」

 

アルカ「なら、私が払うわ」ドサッ

 

カービィ「どうやってそんな金を…」

 

アルカ「暇な時、賞金が出る犯罪者を捕まえてるの♪だから私は軽く5000万円は持ってるわね〜」

 

ジーノ「すごい…」

 

店員「お買い上げありがとうございますー」

 

かけらを袋に入れて、私たちは店を出た。

 

カービィ「あ、聞き忘れてたけど、◇って賞金どれぐらい?」

 

アルカ「1450万円だったわねー」

 

デイジー「アンタ、そうとう強いのね」

 

アルカ「いや〜こう見えてもわたしのパワーは200よ♪」

(パワーのことは後書きで説明します)

 

カービィ「さて、次はウィスピーリンゴかな〜」




パワーとは
ドラゴンボールでいう戦闘力みたいなものです。
ちなみに、みんなのパワーはこんな感じです。
マリオ 100 ルイージ 100 アルカ 200 カービィ 111
アド 9999 キノピオ 90 ノリオ 150 クッパ 300
◇ 1450 スーパーマリオ(ルイージ) 100万
次回もよろしくお願いします。


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りんごりんごりんご!

プププランドの回です。
マリオのあの名言も入ってます。
ちなみにこの回から文のあいだに間をおくことにしました。
これで読みやすくなったと思います。


sideアルカ・パンドラ

 

ジーノ「次はウィスピーリンゴだよね。どうやって手に入れるの?」

 

カービィ「プププランドにレッツゴー♪」

 

デイジー「え?でも宇宙って空気ないんじゃ…」

 

アルカ「うるさいですよー♪」

 

この世界ではそんなのカンケーないわよ〜

 

ー移動シーンはカットー

 

ふぅーついたー。空気が美味しいー

(地球と違って機械があまりないし自然が豊かだから。)

 

アルカ「さて、森へ行こう〜!」

 

カービィ「行こう行こう〜☆」

 

ジーノ「ヤケにテンション高いね」

 

デイジー「自然が豊かだからじゃない?」

 

アルカ「チッチッチ♪違うんだなーそれが」

 

デイジー「じゃあなんで?」

 

カービィ「ウィスピーリンゴってね、絶品なんだよ〜!」

 

アルカ「しかも栄養満点なんだよー!」

 

カービィとアルカ「だからリンゴをたくさんとってたべたいんだよー♪」

 

デイジー「そんなに美味しいの?」

 

カービィ「お い し い ん だ よ ☆」

 

ジーノ「じゃあ早く行こう行こう〜!」

 

お、ジーノ君も乗ったねー

 

アルカ「今回はジーノ君がめちゃくちゃ活躍するよー♪」

 

カービィ「え、なんで?」

 

アンタも知らないんだ…

 

アルカ「リンゴって、木の上にあるでしょ?」

 

デイジー「あ、そういうことね」

 

ジーノ「え、どういうこと?」

 

デイジー「アンタが弓矢でリンゴの枝を切って、落ちたのを集める感じじゃない?」

 

カービィ「いい考えだねー…不採用」

 

なぜマリオさんの名言を…

 

アルカ「じゃあ私がカゴを持ってリンゴをキャッチするなら?」

 

カービィ「採用!」

 

アルカ「それじゃ、カゴ買ってくるねー」

 

ー準備完了!ー

 

デイジー「うわーでっかいわねー!」

 

アルカ「でも大丈夫!私が運ぶから!」

 

ジーノ「よし!うつよー!」

 

そう言って、ジーノ君は矢を放った。

ピュウウウン! バキッ、パキパキ、メキッ!

一気にリンゴが10個ぐらい落ちてきた!

 

カービィ「すごい腕前だね…」

 

アルカ「私のスピードは時速169kmよ!全部キャッチ!

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

 

サッ!サッ!ササッ!

 

デイジー「アルカもめっちゃはやいわね…」

 

数分後…

ドサッ!

 

アルカ「ふぅ〜大量にゲット!」

 

デイジー「でも、これどうやって持ち帰るの?」

 

アルカ「フフフ…実はね…」

スゥゥゥゥッ…

アルカ「このカゴ、ノリオさんのバズーカみたいにポケットに入れると小さくなるのよ〜!」

 

ジーノ「うわースゴイネー☆」

 

??「すごいすごーい!」

 

カービィ「あ、いたんだ。いつからいたの?アド」

 

アルカ「私についてきたの」

 

デイジー「このこは?」

 

アド「私はアド!18歳の画家で、アルちゃんの友達よ!」(年齢は作りました)

 

デイジー「私はデイジー。よろしくね」

 

アド「デイさんね!よろしく!」

 

ジーノ「ぼくたちについてくる?」

 

アド「うん!ちょうどキノコ王国に用があったから、途中までついていくね!」

 

カービィ「でも、ちょっとまって。ワープスターは4人乗りだよ?」

 

アド「大丈夫!私もカゴに入るから!」

 

あ、それ私のセリフよ!

 

デイジー「いや、私が入るわ。ワープスターに乗ってると気絶しそうになるし…」

 

アド「じゃあデイさんが入って!」

 

カービィ「それじゃ、次はキノコ王国へしゅっぱーつ!」

 

 




いい考えだ、不採用。
これがマリオの名言です。
アドの年齢設定は作りました。
だんだん原作改変していく予定です。
それでは次回もよろしくお願いします。


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思わぬハプニング

時間的に13時ぐらいです。


sideアルカ・パンドラ

 

ーキノコ王国ー

 

アルカ「一旦カゴは私の家に置いていかない?」

 

ジーノ「それがいいね」

 

カービィ「あと、そろそろ昼飯食べようよ〜」

 

アド「リンゴをちょっと食べれば?」

 

カービィ「そうするよ…ムシャムシャ…」

 

デイジー「食べ過ぎないでね」

 

アルカ「さて、本題に入るわよ。スーパーキノコってどこで手に入るの?」

 

デイジー「巨大キノコ山脈で取れるわよ〜」

 

アルカ「え⁉︎私の実家があるとこじゃん!」

 

カービィ「ああ、前言ってたね〜パクパク…」

 

アド「いい絵が描けそうね☆」

 

ジーノ「キノコ狩りー!」

 

カービィ「ふぅ〜美味しかった〜!じゃあこのカゴをアルカの家に置いていこー!」

 

ー巨大キノコ山脈ー

 

デイジー「ここがその山脈よ」

 

アド「じゃあ、私はこの辺で絵を描きながら待っとくわ」

 

ジーノ「キノコ狩り、キノコ狩りー!」

 

そしてアドを置いていって、私たちは山脈の森に入っていった。

 

カービィ「うわー、けっこうキノコが多いねー、………ん?」

 

アルカ「カービィ君、どうしたの?」

 

カービィ「この青いキノコ、スーパーキノコに似てない?」

 

カービィ君は青い点々がついたキノコに指した。

 

ジーノ「たしかに、似てるね。なんだろ…」

 

デイジー「ま、ま、まさか、これは……」

 

アルカ「デイジーさん?」

 

デイジー「これは、ウルトラキノコ!スーパーキノコのレア版で、滅多に取れない!」

 

ジーノ「しかも、よく見たらスーパーキノコもある!!」

 

デイジー「これみて!」

 

デイジーさんは、ずっと持ってきていた本の別のページをみせてきた。どれどれ…

 

「時間停止ドリンク

 

効果 素質がない人は、1週間腹痛になり、素質がある人は1時間まで時が止めれるようになる。だれが止まった時間の中で動けるか指定することもできる。止めている間は体力が普段の10倍削られる。しかし、止めている間はダメージは蓄積せず、人を殴るなど悪いことをすると自動的に解除され、一時的に能力が使えなくなる。能力を解除した後、使った時間だけ同じ量のクールダウンがある。

 

量 500ml (飲むのは一口だけで良い。)

 

材料

シャインのかけら100g

ウィスピーリンゴ 5個

ウルトラキノコ 1個

ファイアフラワー 100個

時の粉 60g

 

作り方

ステータス引き継ぎドリンクとほぼ同じ。

最後に時の粉を入れて混ぜる。」

 

アルカ「時間停止か…デイジーさん、時の粉ってどこで取れるの?」

 

デイジー「タイムマシンに入ってるらしいわよ」

 

アルカ「あ、なら作れるわね」

 

カービィ「え、タイムマシン持ってんの?」

 

アルカ「詳しくは原作の[タイム恋愛]をみてね!」

(実際はちゃんと説明してます)

 

ふふっ、ちゃっかり宣伝♪

 

ジーノ「じゃあついでにそれも作ろうよ!」

 

デイジー「それがいいわね。さて、あとはアイスフラワー100個ね!」

 

 

 

 




果たして時間停止能力を手に入れるのはだれなのか!?
タイムマシンについてはタイム恋愛を見て下さいね♪
次回もよろしくお願いします。


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集めるコンテスト

材料集めの最後の回です。


sideアルカ・パンドラ

 

アド「え!?もう見つけたの?さすがカーくん!」

 

カービィ「エヘヘ〜」

 

デイジー「最後はアイスフラワー100個ね!」

 

アルカ「じゃあブルームプラネット国にレッツゴー♪」

 

ーブルームプラネット国の滝の前ー

 

ジーノ「この滝、きれいだねー」

 

アルカ「マリオさんがここにいたら、もっとすごいものを見せれるわよ☆」

 

アド「あ、早速1個発見!」

 

あと99個

 

アルカ「あ、ちょっと提案があるんだけど、1人20個集めるのはどう?そして、最後だった人はみんなの夕食おごる、ってことで!」

 

カービィ「いい考えだねー…ニヤリ」

 

(°∀°)ニタァ…アンタも同じ考えね。

 

デイジー「でも私が不利じゃない?足遅いし…」

 

アルカ「なら、デイジーさんは10個、私は29個、後の3人は20個集めるのは?」

 

アド「それなら問題ないね!」

 

ジーノ「早く始めようよ!」

 

アルカ「みんな準備OK?」

 

全員「OK!」

 

アルカ「位置について…よーい…ドン!」

 

アド「アイスフラワー発見器!」

 

なるほど、アドはそっちを使うのね。

 

カービィ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!たーーーーーーきーーーーーーのーーーーーぼーーーーーーりぃーーー!」

 

デイジー「すごい…滝登りしてる…」

 

ジーノ「ボクもはやく集めないと!」

 

ふふっ、やっぱりみんなは思いつかなかったわね。

 

アルカ「全力DASH!」

 

ダダダー…

私が向かった先は……

花屋よ!集めるといっても、買っちゃダメというルールはないわよ♪(性悪)

ーということで、29個ゲット!

 

あとはみんな待つだけ♪

数時間後

 

デイジー「私も終わったー!」

 

アルカ「あれ?カービィ君は…まさか…」

 

アド「滝から降りれないんじゃ…」

 

ジーノ「急いで助けよう!」

 

救助した

 

カービィ「いや〜助かったよ」

 

アルカ「まだ助かってないわよ♪」

 

ふふふ…

 

デイジー「だって、アンタが」

 

ジーノ「最下位だからね」

 

アド「ちゃんとおごってね〜」

 

カービィ「いーーーーーやーーーーーだーーーーー!」

 

ーアルカ宅ー

 

アルカ「さて、ドリンク作っていくわよー!」

 

デイジー「ついでに時間停止ドリンクもね!」

 

アド「でもなんで私たちだけ?」

 

アルカ「あの2人料理下手なのよ」

 

アド「あ、なるほど…」

 

数分後…

 

デイジー「あとはこれを水筒に入れて…OK!」

 

アルカ「両方完了!」

 

アド「2人とも〜できたよー♪」

 

ジーノ「マリオとルイージも呼んできたよ!」

 

マリオ「…アルカ…おまえ…」

 

アルカ「マリオさん、私、生き返るわ!」

 

マリオ「ああ、それがいいぜ!」

 

ルイージ「兄さん、妙にカッコいいな…」

 

カービィ「ルイージ、なんかいった?」

 

ルイージ「いや、何もいってません」

 

アルカ「準備もできたし、いこうか!」

 

もうすぐ、私は生まれ変わる…

 

 




次回、生き返ります!
がんばって感動シーンを作ろうと思います!

キャラクター紹介
マリオ・マリオ
26歳独身の前科持ち。自分の未来を知ったあと配管工に就職した。
パワー 100→100万

次回もよろしくお願いします。


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アルカ、復活!

アルカがついに生き返ります!
絶対感動(?)します!


sideアルカ・パンドラ

マリオ「最後はおまえのお父さんを待つだけだ」

 

アルカ「そろそろかな…」

 

カステン「ただいま〜!」

 

あ、きたきた!

 

アルカ「おかえり、パパ!なんでマリオさんたちもいるかわかる?」

 

カステン「うーん…さっぱりわからん」

 

アルカ「私ね、生き返るの!」

 

すると、お父さんは驚いて、

 

カステン「嘘だろ!?」

 

まぁ、最初は驚くわね。

 

アルカ「ほんとよ。いっしょにきて!」

 

カステン「きてって、どこに?」

 

アルカ「私が生き返る場所よ!」

 

カステン「本当に、本当に生き返るのか!?」

 

アルカ「本当に、本当よ!いっしょにきて、パパ!」

 

カステン「う…アルカ……もちろんだ!娘が生き返るところを見ないわけがない!」

 

アルカ「そうと決まったら、行こう!あの世の広場へ!」

 

ーあの世の広場ー

 

幽霊「なーにーしーにーきーたー」

 

アルカ「私のろうそくと…」

 

マリオ「俺のろうそくを持ってきてくれ」

 

え、マリオさん⁉︎

 

マリオ「それでいいんだろ?アルカ」

 

アルカ「…うん!」

 

やっぱりマリオさん、カッコいい!

 

幽霊「もってーきーたーぞー」

 

デイジー「アルカ、ドリンクを!」

 

アルカ「うん!ゴクゴク…OK!」

 

なんか苦いリンゴの味がする。

 

マリオ「アルカ………火だぞ」

 

ボッ…

パァァァァァァ…

すごい生命力を感じる…

……!

 

アルカ「私、生き返った!生き返った!生き返った〜!」

 

全員「よかったーーーー!アルカァァァァーー!」

 

マリオ「すげぇ…」

 

カービィ「本当に…」

 

ジーノ「本当に…」

 

デイジー「本当に…」

 

ルイージ「本当に…」

 

カステン「生き返った………!」

 

アルカ「パパ!」

 

私は、パパをぎゅっと抱きしめた。

 

カステン「うう…アルカ…良かったな…生き返れて…」

 

アルカ「パパ、お礼なら…」

 

私は振り返り、

 

アルカ「マリオ達に言って。もう、私はさん付けしないことにしたわ」

 

マリオ「お礼はいらねーよ、アルカ。当然のことをしたまでだ」

 

マリオ…

 

アルカ「マリオ、私、アンタのことが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大好き」

 

そういって私は、マリオのほっぺたにチュウした。

 

マリオ「\\\\\\\\\\\い…ま…お…れ…チュウ…さ…れ…

プシュうう〜」

 

マリオとアルカ以外全員「や…やりやがった!」

 

アルカ「ウフフ♪マリオ、照れてるんだからあ♪」

 

カステン「…よし!今夜は宴だ!金はおれが出す!」

 

アルカ「パパ…!私、回らない寿司食べたい!」

 

ルイージ「おお!いいね、それ!」

 

カービィ「ふぅ…命拾いした…」

 

デイジー「そうと決まったら…」

 

ジーノ「早速行こう!」

 

全員「お寿司!お寿司!」

 

…なんか…私、だれか忘れてるような…

 

一方、その頃…

 

キノピオ「ハクション!…俺だけ何かに呼ばれてない感覚が…」

 

ま、いいか♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回はこの章の最終回です!

キャラクター紹介
アルカ・パンドラ
16歳の怪力少女。IQ169の天才。マリオのことが大好き。
パワー
200→????→????

次回もよろしくお願いします!


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寿司屋の復活祭

アルカ、生き返る!の最終回です。


sideアルカ・パンドラ

 

私たちは今、回らない寿司屋にいる。

理由?前回読んでね☆←メタい!

 

マリオ「アルカはまず何から食べるんだ?」

 

アルカ「生き返って最初の寿司は…大トロで!」

 

ルイージ「いいね〜じゃあぼくも!」

 

カービィ「ぼくはいくら食べたーい!」

 

こんな感じで、それぞれ寿司を食べ始めた。

 

アルカ「パクッ…おいしーーーー!」

 

何これ、めっちゃ美味しいんだけど!生きるってやっぱりいいわね♪

 

デイジー「せっかくだし、なんかゲームでもやらない?」

 

ジーノ「連想ゲームなんてどう?」

 

カービィ「いいね〜それ ニヤリ」

 

アルカ「間違えた人は、わさびの塊を食べることにしない?」

 

マリオ「いいな〜その考え。乗った!」

 

カステン「俺は見るだけにする」

 

ルイージ「じゃあまずはぼくからね。えーと…バナナといえば黄色!」

 

デイジー「黄色といえばレモン!」

 

アルカ「レモンといえば酸っぱい!」

 

ジーノ「酸っぱいといえばお酢!」

 

…ギリギリセーフね。

 

カービィ「お酢といえばマヨネーズ!」

 

アド「マヨネーズといえば調味料!」

 

マリオ「調味料といえば塩!」

 

ルイージ「塩といえば塩素!」

 

デイジー「塩素といえば毒!」

 

アルカ「毒といえば蛇!」

 

ジーノ「蛇といえば危険!」

 

カービィ「危険といえばアルカ!」

 

アルカ「あ?今なんつったゴラァ(#・皿・)」

(ちょっとキャラ壊れた)

 

カービィ「あ、やべ、本音出てた」

 

ー☆ー

ブチっ!

ん?なんか切れたような…まあいいや♪それより…

 

アルカ「本音ってどういうことかな?カービィーくーん?言ってはいけないことってあるんだよー?」

 

ゴゴゴ…

 

マリオ「あ、カービィ、俺は助けてないからな」

 

アルカ、カービィ、マリオ以外全員「同じく」

 

カービィ「そ、そ、そんな…」

 

アルカ「やっぱり罰ゲームはわさびじゃなくて……」

 

ガシッ

 

アルカ「ラッシュにしようか♪」

 

カービィ「や、や、やめてださい…もういいませんから…」

 

アルカ「も・う・お・そ・い・わ・よ☆」

 

私は拳に力を込めて…

 

アルカ「その謝罪を否テテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテ定!」

 

(なぜこのラッシュのかけ声かはあとで教えます)

 

カービィ「ゲボバア!」

 

チーン♪

 

カービィ…アルカにボコされて気絶

 

アルカ「ふぅ〜スッキリしたー☆」

 

カービィ、アルカ以外全員「(確かに危険だ…)」

 

アルカ「ところでさ、これ、だれが飲む?」

 

これというのは時間停止ドリンクのことよ。

 

マリオ「なんだそれ?」

 

デイジー「時間停止ドリンクっていって、時を止める能力を手に入れることができるけど…」

 

マリオ「時を止める!?飲むに決まってんだろ!ゴクリ」

 

あ、飲んじゃった…

 

マリオ「うおおおおおおおお!は、腹が…!痛えええええ!」

 

アド「あーあ、まだいい終わってなかったのに」

 

デイジー「素質がない人はそうなるのよ」

 

マリオ「それを早く言え…」

 

マリオ・マリオ…それから1週間腹痛に苦しむ

 

ルイージ「うわあ…飲む気無くなっちゃったよ」

 

アルカ「…私が飲むわ」

 

デイジー「え!?でも生き返って早々に腹痛って嫌にならないの!?」

 

アルカ「大丈夫!私にその覚悟はある!」

 

アルカ「飲むよ!ゴクリ…

 

 

 

………あれ?なんともない?じゃあ…」

 

え、まさか私、時間停止能力を手に入れたの!?

 

全員「ええええええええ!?」

 

アルカ「た、た、試してみるわよ……… 時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

私以外のものは全て色を失って止まった。

 

アルカ「すごい…これが…時間停止…」

 

私は、あたりを見回す。

 

時計は止まってるし、寿司屋のテレビも止まってるし、みんなの動きも止まってる。

あ、いいこと思いついた!みんなの後ろに回り込んで…

 

アルカ「どうやって解除するのかしら?…こうかな?

再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

周りのものは色を取り戻して、動き出した。

 

全員「…あれ?アルカ?」

 

チョンチョン♪

 

全員「クルッ…‼︎アルカ、いつのまに!?まさか…」

 

アルカ「私、時を止めれるようになっちゃった、テヘッ☆」

 

全員「…マジか…」

 

その後、私たちは寿司屋が閉店するまで騒いで、その後も私の家で楽しく過ごした。

 

アルカ…時間停止能力を手に入れる。

パワー 200→2000

 

次回 第2部 オーバーパワー 第1章 アルカの学校生活

じけーれつは続く…




アルカは生き返ることで、かべをすり抜ける能力をなくした代わりに、時間停止能力を手に入れました!

ラッシュのかけ声について
元ネタはかいりきベアさんのボカロ曲「ネロイズム」
のサビの部分です。
じけーれつでいう63年後の伏線でもあります。

次回もよろしくお願いします。


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第2部 オーバーパワー 第1章 アルカの学校生活
編入生、アルカ


アルカの学校生活の始まりでーす!


sideアルカ・パンドラ

 

アルカ「ふあ〜」

 

今日は2020年4月7日火曜日。

私は今日から高校に復学する。

 

カステン「おはよう、アルカ」

 

アルカ「あ、おはようパパ」

 

カステン「今日からの学校、大丈夫か?」

 

アルカ「うん、大丈夫!ちょっと緊張するけどね…」

 

カステン「まあ、そりゃそうだ。実質3年ぶりの学校だからな」

・・・

たしかに、私は3年ぶりに学校に行く。でも、今の私なら大丈夫だろう。

 

アルカ「でも、私頑張る!」

 

カステン「ああ、頑張れよ!じゃあ、先に仕事に行ってくる!」

 

アルカ「うん、いってらっしゃい!」

 

私が生き返ってから約半年。時間停止をうまく使いこなせるようになった。

 

アルカ「さて…と。時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

アルカ「準備もできたし、マリオ達を起こしに行こうっと♪」

 

ーマリオ宅ー

 

マリオとルイージは、すごい寝顔で止まっている。

 

アルカ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

マリオとルイージ「ZZZ…」

 

アルカ「スゥー…起きろおおおおおお!」

 

マリオとルイージ「はっ!今何時⁉︎」

 

アルカ「7時半よ、早く起きて!」

 

マリオ「お前ってよく早起きできるよな〜」

 

ルイージ「ぼくたちが遅いだけだよ…」

 

マリオ「それもそうか…ところでアルカ、お前今日から学校だろ?勉強はできるのか?」

 

アルカ「大丈夫、私IQ169だから!」

 

ルイージ「そういえばそうだったね」

 

アルカ「さて、私学校行くから、じゃーねー☆」

 

マリオとルイージ「おう、いってらっしゃい」

 

それから、私はゆっくり学校に行った。

 

ー1時間後、学校でー

 

ザワザワ…

 

先生「今日から新しい編入生が来ました。」

 

生徒1「え、編入生?」

 

生徒2「転校生じゃないの?」

 

生徒3「可愛い子かな…」

 

先生「それでは、入って自己紹介してください」

 

先生に呼ばれて、私はクラスに入った。

 

アルカ「アルカ・パンドラです。とある理由で編入してきました。よろしくお願いします」

 

生徒1「うわ〜可愛いー!」

 

生徒2「タイプだわー!」

 

先生「さて、パンドラさん、あなたはそこの席です」

 

席に座ると、隣の席の子が話しかけてきた。

 

キノミ「わたし、キノミ!パンドラさん、よろしくね!」

 

アルカ「うん、よろしく」

 

この子、あのマッシュルームヘッドに似てるな…

 

先生「さて、みなさん、この自己紹介の紙に記入してください」

 

さて、描いていくー☆

 

名前 アルカ・パンドラ

誕生日 6月9日

好きな教科 体育 好きな食べ物 クッキー

趣味 犯罪者逮捕 得意なこと 時間停止

将来の夢 保育士

 

…こういう感じかな♪

 

天の声「逮捕と時間停止はおかしいだろ!」

 

今誰かの声が聞こえた気がしたけど、無視無視♪

 

キノミ「ヘェ〜すごい趣味だね…」

 

アルカ「ま、まあね…ツッコマないでね」

 

キノミ「う、うん…」

 

先生「それでは、提出して下さーい」

 

パラパラ…

 

先生「ん?パンドラさん…」

 

アルカ「はい、何ですか?」

 

先生「何ですかって、どう見ても趣味と得意なことがおかしいですよ!訂正してください!」

 

アルカ「いや、本当のことなので」

 

先生「なら、証拠を見せてください」

 

アルカ「…はい、どうぞ」

 

私は、バイトで警察官として働いている。その身分証明書を先生に見せた。

 

先生「これ、偽物ですよね?偽造は犯罪ですよ?」

 

アルカ「なら、今から警察官を呼んできてもいいですよ?」

 

先生「…でも、得意なことは…」

 

アルカ「先生以外時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

先生は、口をあんぐり開けていた。

そりゃそうね。

 

先生「は、はい、訂正しなくていいですよ」

 

アルカ「わかりました。再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

先生「(とんでもない編入生がきたな…)」

 

生徒「あれー、先生ぼーっとしてますけど、大丈夫ですか?」

 

先生「あ、ななななんでもないですよ。他の皆さんも提出して下さーい」

 

あらあら、ちょっと脅かしすぎたかな?

ま、いいや。これからがんばろー♪




キャラクター紹介
ルイージ・マリオ
26歳独身の前科持ち。マリオの双子の弟。
サンダーを使う。それを活用して発電所で働いている。
パワー 100→100万

次回もよろしくお願いします。


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カンニング?なにそれおいしいの?

伏線を入れてみました。


sideアルカ・パンドラ

 

ー休み時間ー

 

生徒1「なあパンドラさん、どこからきたんだ?」

 

アルカ「私は編入生よ。転校してないわ」

 

生徒2「趣味ってある?」

 

アルカ「私の自己紹介プリントを見なさいよ」

 

生徒2「えーと…あった!どれどれ…ファ⁉︎」

 

生徒1「うわー、マジかよ…」

 

クラスメートたちは引いている。

 

生徒2「さすがにその趣味はないわ〜」

 

生徒1「てか、時間停止って…」

 

生徒2「パンドラさんって、中二病?」

 

アルカ「あ?いまなんつったゴラァ」

 

シュッ!

 

生徒1「え、いつの間に後ろに!?」

 

フフフ、時を止めて回り込んだのよ。

 

生徒2「ひ、ひゃー!逃げろー!」

 

あら、そんなに怖がらなくてもいいのに…

 

ー確認テストー

 

先生「はーい、それでは確認テストをしまーす」

 

生徒「うわーーマジかよー」

 

生徒「オレ勉強してねー」

 

先生「それはあなたたちのせいです。それではスタート!」

 

サラサラサラサラ…

なにこの問題。めっちゃ簡単じゃん。

半年ぐらい参考書を読んでた甲斐があったわね。

 

アルカ「(ふぅ〜終わったー☆)」

 

時間停止なしで10分しか使ってないわね。

そう思っていると、先生が近くに来て、回答を見てきた。

 

先生「キミ、カンニングしましたね?」

 

アルカ「は?してませんよ?」

 

先生「でも、早すぎないですか?見直ししました?」

 

アルカ「しましたよけど?」

 

先生「とにかく、やり直しです。はい、もう一枚。今度は私が見ながらやって下さい。」

 

アルカ「は、はい…」

 

なに?この先生。さすがに理不尽じゃない?

ま、いいや。サラサラサラサラサラサラ…

10分後…

 

アルカ「はい、また終わり!」

 

先生「ほ、本当に速いだけだった…」

 

キノミ「(うわー、パンドラさんはっやーい…)」

 

キーンコーンカーンコーン…

あ、チャイムだ。

 

先生「手を止めてください。テスト終了です」

 

生徒「うわー、全然できんかった…」

 

生徒「俺は自信あるぜ!」

 

キノミ「パンドラさん、問題解くの速いね!すごい!」

 

アルカ「えへへ〜そうかなー?」

 

なんか照れるわね♪

 

キノミ「だって、10分で全部解いたでしょ!?もしも全問正解だったら…」

 

先生「採点が終わりました。○○さん、85点」

 

生徒「よーし、まあまあ高いぜ…」

 

先生「○○さん、58点。ちゃんと勉強しました?」

 

生徒「してませーん!ちくしょー!」

 

先生「松田さん、95点。惜しいですね」

 

へぇ、キノミさんの苗字は松田なんだ。

 

キノミ「うわー、おっしー!」

 

アルカ「ドンマイ」

 

先生「パンドラさん、100点2枚。あなた本当に速いですね」

 

生徒「え!?2枚!?なんで2枚?」

 

アルカ「先生が私がカンニングしたと思って、もう一枚やらされたのよ」

 

生徒「すげー…しかも両方100点…天才?」

 

アルカ「天才ねぇ…」

 

キノミ「パンドラさん、あとで問題教えて?」

 

アルカ「別にいいけど…」

 

キノミ「やったー!ありがとー!」

 

今から57年後、キノミさんの孫があいつの転生だと知るんだけど、それはまた別の話。




57年後というのは、第4部の話です。こういう感じの伏線もちょくちょく入れていこうと思います。

キャラクター紹介
キノピオ
26歳独身の警察。事件解決が趣味。アルカより足が速い。
パワー 90

普通の人のパワーは50です。

次回もよろしくお願いします。


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不良をボコボコ♪

日常編最終回です。


sideアルカ・パンドラ

 

私は今、キノミさんと学校から帰ってるところだ。

雑談しながら、ゆっくり帰っていると…

 

キノミ「!!パンドラさん、あれ…」

 

アルカ「?あ、不良ね。それがどうしたの?」

 

キノミ「どうしたのって早く逃げようよ…見つかったらひとたまりもないわよ…」

 

アルカ「ふーん……スゥー…おーーーい!そこの不良さんたちー!」

 

不良1「あ?」

 

不良2「なんだゴラァ」

 

キノミ「う、うわあーーー!なにやってんの!?パンドラさん!バカなの!?不良だよ!?」

 

アルカ「あんたたち、人をいじめたことある?」

 

不良1「当たり前だ!」

 

不良2「オマエにもしてもいいんだぜ?」

 

アルカ「そう?かかってきなさい」

 

キノミ「パンドラさん!?なに言ってるの!?」

 

不良1「くらー」

 

アルカ「キノミさん以外時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

キノミ「え!?と、止まった!?」

 

アルカ「時を止めたのよ。さて…」

 

私は、カバンから常に持ち歩いてる縄をだして、不良どもをしばった。

 

キノミ「パンドラさん…すごい…」

 

アルカ「ま、これも一応仕事だしね♪」

 

キノミ「仕事?」

 

アルカ「私、バイトで警察やってるのよ」

 

キノミ「ほわーう…」

 

キノミさんはめっちゃビックリしている。ま、そりゃそうだから、私はあまり驚かないけど。

 

アルカ「さて、これでいいかな?再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

不良1「ーえ!…あれ?」

 

不良2「なんで俺たち縛られてんだ!?」

 

アルカ「フフフ…知る必要もないわよ♪フフフ…ゴキゴキ…」

 

キノミ「ま、まさか…やる気?」

 

アルカ「覚悟はいい?不良さんたち?」

 

不良「ひ、ひえええええええ!」

 

アルカ「お仕置きビンタ!不良を否テテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテ定!」

 

不良「ギャフン!ぼへぇ!ブハァ!…ずびばぜんでじだー!(すみませんでした!)」

 

アルカ「もう、不良なんかやってないで、まじめに勉強しなさいね?わかった?」

 

不良「は、はいーーー!」

 

その後、この2人は常に成績がオール5になったらしい。

 

アルカ「任務完了!」

 

キノミ「パンドラさん、いろいろすごいね…」

 

アルカ「ほめないでよ、照れるなあ♪」

 

キノミ「(ほめてないけど、ま、いいや)ところでパンドラさん、時間停止ってどうやってやるの?」

 

アルカ「ひ・み・つ♪」

 

キノミ「は、はあ…」

 

この平和な日常は、約2年続いた。

運命の歯車は、動きだした…

 

次回 第2章 脱獄者の逆襲!?




日常編はここで終了です。
次回からはバトル多めになります。

キャラクター紹介
ピーチ姫
キノコ王国の女王。失敗してもめげない性格。

次回もよろしくお願いします。


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第2章 脱獄者の逆襲!?
突然の事件


脱獄者の逆襲!?スタートです!


今は2022年。

マリオたちは28歳、アルカは18歳である。

 

sideマリオ・マリオ

マリオ「ふぅ〜休日最高!」

 

ルイージ「だよね〜、疲れが取れる〜」

 

アルカ「あとアニメを一日中見れる〜!」

 

俺たち3人は、テレビでアニメを見ながらゆっくりしていた。すると突然、緊急速報が流れてきた。

 

「緊急速報です。昨夜、刑務所から大量の犯罪者が脱獄しました。直ちに家の鍵や窓、カーテンを閉めてください。

そして、外出は極力避けてください。」

 

全員「な……なにぃ!?」

 

アルカ「大量脱獄!?」

 

マリオ「こりゃ休んでる暇ないじゃないか!」

 

ルイージ「でも、どうする?なにから始める?」

 

うーん、それもそうだな…よし!

 

マリオ「今すぐ仲間たちに電話だ。できるだけ戦力を集めよう」

 

アルカ「マリオ…冷静な判断をしてる…」

 

ルイージ「よし!兄さん、キノピオはすでに向かってきてて、カービィはアドにも連絡、ノリオはジーノ、ミールと一緒に来るみたいだ!」

 

マリオ「OK!次は食べ物とかを…」

 

アルカ「私がすぐに買ってくる!」ダダダー

 

たしかに、アルカが適任だな。

 

マリオ「おう、まかせた」

 

ルイージ「ボクはこの蓄電池にでんきを貯めておくよ。テレビもいるかな?」

 

マリオ「ああ、それも持っていけ」

 

あとは…あれだな。

 

マリオ「俺ら、武器はどこにしまってたっけ?」

 

ルイージ「床下だよ、兄さん」

 

マリオ「了解!」ガチャガチャ…

 

マリオ「あとはみんなが来るのを待つだけだな」

 

ルイージ「そうだね」

 

数時間後…

 

アルカ「これでほとんどいるかな?」

 

今ここにいるのは、

俺、ルイージ、アルカ、キノピオ、カービィ、アド、ノリオ、ジーノ、ミール、リボン、ピーチ、クッパだ。ここにいないのはハリー、ロゼッタ、デイジーくらいか?

 

マリオ「さて、作戦会議を始めよう」

 

キノピオ「まずは警察側の俺からだな。昨夜、犯罪者たちがほとんど脱獄した。その後、巨大な犯罪組織を作ったらしい」

 

犯罪組織か…それはやばいな。

 

ノリオ「次に犯罪者側の私ですね。アイツらをミール、ジーノと一緒に少し偵察をしたんですが、恐らく目的はキノコ王国を乗っ取ることでしょう」

 

ミール「どうやら約1週間前から脱獄する作戦を立てていたらしいわ」

 

なるほど、たしかにそういう目的かもな…

 

クッパ「次はワガハイだ。ワガハイは数時間前に組織に勧誘された。だが、もちろん断った。アイツらの目的を知ってすぐに、ワガハイはピーチを連れてここにきた」

 

ピーチ「クッパが少し遅れていたら、恐らく私はさらわれていたわ」

 

組織への勧誘か…ノリオも勧誘されそうだな…

 

マリオ「意見はあるか?」

 

アルカだけに。お、反応した。

 

アルカ「あるわ。マリオやルイージも元犯罪者だったし、そのうちここへ犯罪者が来る可能性があるわ」

 

ジーノ「そこは問題ないね。ボクの秘密基地へ行こう。この人数だったら、充分スペースもある」

 

カービィ「じゃあ、だれか組織に侵入する?」

 

キノピオ「そこも問題はない。そのうち組織に接触するだろうし、その時にGPSや盗聴器をつければいい」

 

ピーチ「警察と手を組む、なんてのはどうかしら?」

 

ノリオ「私がいることを忘れないでください」

 

ピーチ「あ、そうだった…」

 

アド「早めに移動した方がいいんじゃない?」

 

リボン「たしかに、組織の人がいつきてもおかしくないわね…」

 

アルカ「それもそうね。ジーノの秘密基地へGO!」

 

こうして、俺たちの犯罪組織ブチコワ計画が始まった。




いやー、今回はキャラの量がハンパないです!
でもがんばります!

キャラクター紹介
ノリオ
マリオのパチモン。いつも敬語で話す。使ってる武器はバズーカ。
パワー 150→500

次回もよろしくお願いします。


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ジーノの秘密基地

とくに書くことがありません(笑)


sideマリオ・マリオ

 

マリオ「さて、いくか」

 

アルカ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

いやー、便利だなー時間停止は。

 

カービィ「ジーノ、秘密基地ってどこにあるんだい?」

 

ジーノ「このアパートの真下だよ」

 

ルイージ「ファ!?いつのまに作ったの?」

 

ノリオ「チョロプーさんに頼んでましたね」

 

なるほど…

 

キノピオ「早く行こうぜ」

 

それもそうだな。

 

ー移動したー

 

ジーノ「この1階の奥に穴があって、そこから入るんだ」

 

アド「秘密基地っぽいわね」

 

クッパ「ワガハイって、入れるのか?」

 

ジーノ「一応入れるように作ってある」

 

クッパ「おお、たしかに」

 

大きな穴だなー。

 

ピーチ「でもこの穴って、そのうちバレない?」

 

ミール「大丈夫よ、ちゃんとした扉があるから」

 

リボン「はぁー、よくできてるわね」

 

そう言って、俺たちは穴の中に入った。

ディゥッディゥッディゥ↓(土管に入る効果音)

 

マリオ「すげー仕組みだな、この秘密基地」

 

ルイージ「トイレやキッチン、風呂もある!もはや住めるじゃん、ここ!」

 

ノリオ「まあ、実際にここは私の隠れ家なんですけどね」

 

アルカ「部屋も10個ある…まさか、こんな事態を想定して作ってもらったの?」

 

ジーノ「うん、その通りだよ。ちなみに、奥の部屋は倉庫だよ。武器とか保存食とかがある」

 

カービィ「あ、早速食べていい?」

 

アド「いや、ダメでしょ」

 

ピーチ「あ、アルカ、アンタ時間停止を解除し忘れてるわよ」

 

アルカ「そうだった!再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

俺も忘れてたぜ。

 

リボン「ちなみにここって、インターネット繋がる?」

 

ミール「繋がるけど、どうしたの?」

 

リボン「電子書籍版のマンガを読むから…」

 

おまえ、書く側じゃなかったか?

 

ルイージ「一応この蓄電池にでんきを貯めておいた。電気が流れなくなったらこれを使おう」

 

クッパ「なんで直接サンダーで流さないんだ?」

 

ルイージ「強すぎて機械が壊れてしまうかもしれないからだよ」

 

アルカ「さて、私は風呂にでも入っとくわ」

 

アルカの風呂か…覗きたいけど殺されるからな…

天の声「↑いやいや、理由がおかしいだろ!」

 

ん?なんか聞こえたような…ま、いいや。

 

ジーノ「さて、部屋の割り振りをしよう」

 

話し合いをした結果、俺とアルカ、ルイージ、キノピオ、カービィとアド、クッパ、ピーチ、リボン、ジーノ、ノリオとミールになり、最後のひと部屋はもしもの時のためにとっておくことにした。ノリオとミール、カービィとアドはわかるが、なんで俺とアルカなんだって?アルカがどうしても断らないから仕方なくだ。ま、悪い気はしないが。

 

アルカ「同じ部屋よろしくね♪マリオ♪」

 

マリオ「お、おう…」

 

うわ、こいつかわいい…




実はマリオとアルカは両想いです。

キャラクター紹介
カービィ
ピンクの○。吸い込んだ物の性質をコピー出来る。
パワー 111→1110(コピー時)

次回もよろしくお願いします。


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偵察に行こう①

伏線を張りまーす。


sideマリオ・マリオ

 

いま、俺たちは秘密基地のリビングでニュースを見ている。情報収集は大切だ。

 

「今日のニュースです。キノコ市在住の鳴花(めいか)家が先日脱獄したと思われる犯罪者に抹殺されました。そのうち3人は射殺、1人は全身を強く打って死亡。現在犯人を調査中です」

 

マリオ「くそ…もう被害者が出てしまった…!」

 

バァン!

俺は怒りのあまりに机を思いっきり叩いた。

 

ルイージ「兄さん…僕も同じ気持ちだよ…」

 

アルカ「私たちもよ。でも、今は冷静に行動しなきゃいけないわ」

 

キノピオ「その通りだ。今キレたらさらに被害者を出すことになる」

 

マリオ「くっ…そうだよな……」

 

ノリオ「さらに被害者を出さないためにも、偵察に行く必要がありますね」

 

カービィ「偵察といっても、どこに?」

 

ノリオ「それはアドさん、あなたが答えてください」

 

アド「うん。さっきミールちゃんと一緒に犯罪組織の構成員を見付け、こっそりGPSをつけたわ。そいつは今、巨大キノコ山脈に向かってるわね」

 

巨大キノコ山脈だと!?

 

ミール「巨大キノコ山脈なら、組織の本部なんて建てても、全然バレないからね」

 

アルカ「……私の故郷に手を出してたら………」

 

リボン「絶対に許せないわね…」

 

ピーチ「アルカちゃん、きっと大丈夫よ」

 

クッパ「落ち込むのはお前らしくない」

 

アルカ「…そうよね…私の考えすぎかな?」

 

ノリオ「さて、偵察に行くのは私、アルカさん、カービィさんの3人でいいでしょう。後のみんなは待機という形で、いつでもドンパチが出来るようにしてて下さい」

 

全員「了解!」

 

この後、まさに61年後、俺の転生が鳴花兄妹の転生に会い、共に戦うことになるんだが、それは別の話だ。

 

sideノリオ

 

ノリオ「それでは、アルカさん、お願いします 」

 

アルカ「(ノリオ、カービィ以外)時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

ーアパートの外ー

 

カービィ「さて、出発しよう」

 

アルカ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

カービィ「ワープスター様、ハンサムですねー!」

 

==☆

お、きましたね。

 

カービィ「GO!」

 

ー組織の屋根の上ー

 

ノリオ「みなさん、盗聴器の用意はできてますか?」

 

カービィ「OKだよ」

 

ノリオ「それではアルカさん、お願いします」

 

アルカ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

アルカさんに時を止めてもらってから、私たちは建物の中に入りました。

 

カービィ「うわー、あちこちに武器とかクスリとか置いてある。あ、こういうとこがいいかな?」カチャッ

 

ノリオ「いい盗聴スポットですね。進みましょう」

 

ここは、牢屋ですか?大量に人質が捕らえられてますね…

 

アルカ「どうする?解放する?」

 

ノリオ「いや、敢えてほうっておきましょう。今回の目的はあくまでも偵察です。それを忘れないでください」

 

カービィ「それもそうか…ん?あの部屋は?」

 

ノリオ「入ってみましょう」

 

ガチャ…

!!

私たちは今、とんでもないものを見てしまいました。

 

そのころ、魔界では…

side逆さの悪魔

 

あれ?僕は死んだはずじゃ…

ここはどこだ?

………。

これが…僕?

あはははは…

あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは…

僕は、悪魔になっていた。しかも、逆さだった。

 

 




また4部の伏線です。
鳴花…逆さの悪魔…
感のいいボカロファンならもうおわかりだと思います。

キャラクター紹介
クッパ
巨大な亀。ピーチのことが大好き。防御がかなり硬く、銃で撃たれてもほぼ無傷。
パワー 300→????

次回もよろしくお願いします。


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偵察に行こう②

メタ発言注意


sideノリオ

 

私たちは、今とんでもないものを見てしまいました。

それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルカ「なんでブレインがここに!?」

 

そう、約3年までに私を洗脳した、ブレインに似たものが、そこにあったのです。

 

ノリオ「なぜここに…」

 

カービィ「これだけは無視できないね」

 

ノリオ「ぶちこわしてやりましょう」

 

そういって、私はバズーカを構えました。

 

アルカ「いやまって、壊すのはいいけど、再生する必要があるわよ」

 

あ、そうでした…私としたことが…

 

カービィ「じゃあ、さっき見つけた爆弾を吸い込んでくるね」

 

ノリオ「その手がありましたね、カービィさん、お願いします」

 

カービィ「すぅーー…ピロリーン☆ボム!」

 

アルカ「えーと、じゃあこことこことこことここに爆弾を置いて」

 

カービィ「設置完了!」

 

ノリオ「あとは他の部屋に盗聴器をつければいいだけですね。急ぎましょう」

 

その後、いろんなへやをまわって、盗聴器をつけていきました。

ー組織の屋根の上ー

 

アルカ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

カービィ「スイッチON!」

 

ドカーン!少し離れたところで爆発がありました。成功のようですね。

 

敵「なんだなんだ!?」

 

敵「やべー!機械が何者かによって爆破された!いつのまに!?」

 

敵「すぐにボスに連絡だ!」

 

おやおや、相当焦ってますね。

 

カービィ「さて、帰ろう」

 

アルカ「そうね」

 

ー帰ったー

 

ノリオ「ただいま…!?なんですか、この状況…」

 

秘密基地に帰ると、全員無言で個人の作業をしてました。

静かすぎません?

 

マリオ「おう、おかえり。どうだった?」

 

ノリオ「盗聴器は設置完了しました」

 

アルカ「あと、ブレインみたいな機械があったけど、ぶちこわしてやったわ」

 

カービィ「偵察ってなんか楽しかったねー」

 

ルイージ「ご苦労様、休んでて」

 

ノリオ「そうさせていただきます」

 

アルカ「マリオーナデナデしてーー♪」

 

マリオ「なんだ、いきなり…ま、いいけど。ナデナデ…」

 

アルカ「えへへ〜///」

 

アルカ、マリオ以外全員「(わーお、ラブラブしてるのに付き合ってないの!?おかしくない?)」

 

カービィ「……。な、なんか食べていい?」

 

ミール「カ○リーメイトあるけど、食べる?」

 

さらっと現実のおかしを出さないでください。

↑メタい!

 

でも、たしかにもう18時だからお腹空かしてもおかしくないんですけどね…

 

ノリオ「まさか、私たちがいない間に外食しました?」

 

キノピオ「ああ、その通りだ。もちろん、ちゃんと持ち帰りはあるぜ」

 

ほう…サイ○リアですか…あ、私も現実の食べ物をいっちゃいましたね。←だからメタいって!

 

アルカ「明日も頑張ろう!」

 

全員「おーーー!」




ブレインを破壊したので、洗脳されることはありませんね。おそらく、たぶん、メイビー。

キャラクター紹介
アド
20歳の画家。描いたものを実体化させる能力がある。
HP10(レベルアップした)で、アルカの親友。
パワー 9999

次回もよろしくお願いします。


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普通?の朝

日常回です。たぶん。


sideマリオ・マリオ

 

昨日はノリオ達が偵察の報告をしたあと、すぐ寝た。

しかし、朝起きると、俺は縄で縛られていた。なぜって?それは…

 

アルカ「マリオ〜…だいしゅき…Zzz…」

 

アルカが俺を抱き枕にしていたのだ。おそらく俺が手を出さないように縛ったのだろう。だが、手を出すのは俺じゃなくてアルカだと思うそ?

 

アルカ「ムニャ…ん?あ、おはようマリオ」

 

マリオ「おはよう、アルカ。抱き枕にするのはいいが、縛るのはおかしくないか?」

 

アルカ「縛ったのは私じゃなくてルイージよ、しなくても良かったのに」

 

マリオ「あいつか…あとでボコそうぜ」

 

アルカ「ボコすのはルイージじゃなくて犯罪組織にしなさいよ」

 

あ、それもそうか。ま、いいや。

 

マリオ「取り敢えず縄解いてくんない?」

 

その次の瞬間、縄が解けていた。時間停止はホント便利だねー。

 

アルカ「うん、たしかに便利ねー」

 

は、?おまえさらっと人の心読んでない?心を読む能力も手に入れたの?

 

アルカ「いや、カンよ」

 

マリオ「カンかよ。まあ取り敢えず部屋出て朝飯食うか」

 

アルカ「そうね、行こう行こうー♪」

 

そう言って、俺たちは談笑しながら飯食った。

 

ー3時間後ー

 

ルイージ「……おかしくない?なんでまだ起きないの?」

 

アド「さっき起こしたけど、口開けてきたから逃げた」

 

さて、問題です。誰が起きてないのでしょうか?

チクタクチクタク…

正解は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カービィ「ムニャムニャ…パイウーー♪Zzz…」

 

ズバリ、カービィである。

 

ノリオ「バズーカをぶっ放しますか?」

 

キノピオ「やめて差し上げろ」

 

ミール「でも、どうやって起こすの?」

 

クッパ「ふふふ…ワガハイに任せろ」

 

クッパはカービィに近付き、ささやく。

 

クッパ「期間限定のパン買ってきたぞ」ボソッ

 

次の瞬間、カービィはがばっと起きた。

 

カービィ「え?どこどこどこどこどこどこ?」

 

マリオ「残念だったな、そんなものはなー」

 

クッパ「ほれ」

 

リボン「ホントにあったのね…」

 

カービィ「んまーい!…ところで、今何時?」

 

マリオ「10時だ」

 

それを言った瞬間、カービィは青ざめた。どうした?と思って振り向くと、アドがオーラを出してても違和感がないぐらいニッコリ怒っていた。そう、怒っていた。

 

アド「カーくん、昨日の約束はどうしたの?」

 

ルイージ「約束?」

 

アルカ「私とアドちゃんと3人で買い物に行く約束よ。8時に行く予定だったの」

 

なるほど…見事に約束を破ったな。

 

カービィ「あ、アド、これには訳があって…」

 

アド「訳?言ってみなさい」

 

カービィ「二度寝しちゃった、テヘ♪」

 

マリオ「おいバカ、それは訳じゃー」

 

アド「フフフフフフフフフフフフ…そう。それが訳ね。なら、覚悟はいい?カーくん♪」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

あ、終わったな、カービィ。南無南無…

 

カービィ「あ、いや、その…」

 

アド「お仕置きよ!ザ・ワールド・ドローペイン!」

 

バシュッ!筆がカービィの顔面にクリーンヒットした!

 

カービィ「ぶべらぁ!」

 

ノリオ「明らかに…」

 

ミール「やりすぎね…」

 

アド、カービィ以外全員「南無阿弥陀仏…」

 

カービィ「ぼ…くは…しんで…な…い…」

 

因みに、この世界に仏教は存在しない。←メタい!




*ザ・ワールド・ドローペインは実際にカービィに存在する技です。ジョジョ要素は一切ありません。

キャラクター紹介
デイジー
占い師。彼女曰く的中率98%。

次回もよろしくお願いします。


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ドンパチ①

アイツが出てきます。


sideマリオ・マリオ

 

アドがカービィをボコしたあと、俺たちは組織の人質を助けることにした。

 

マリオ「5人くらいで行くのが妥当じゃないか?」

 

ルイージ「それがいいね」

 

アルカ「私は確定ね」

 

キノピオ「あとはマリオ、ルイージ、ノリオ、リボン、おまえらがいけ」

 

ルイージ「了解!」

 

リボンは敵の拘束が得意だしな。

準備をして、俺たちは出発した。

 

ノリオ「移動はアイツに任せましょう」

 

リボン「アイツ?」

 

アルカ「まさか…◇?」

 

ノリオ「Exactly(その通り)」

 

マリオ「まあ、そうしないと急げないからな」

 

ルイージ「早速バスに…」

 

どんがらがっしゃん!

 

マリオ「!?なんだなんだ!?」

 

◇「フェェェェェイ!バスだぜーー!のれええ!」

 

ルイージ「でやがった!」

 

ノリオ「すぐに乗りましょう!」

 

ガタン。…ビュウウウウウウウウウウウウウ!

 

◇「行き先は、巨大キノコ山脈でーす!フェェェェイ!」

 

◇は、一応高速道路を走っている。

時速1450kmだけどな。

 

アルカ「高速すぎる…音速超えてるし…」

 

*空中での音速は時速1193.2kmです

そんなこんなで、俺たちは目的地に着いた。

 

アルカ「さて…時間停止!(味方と人質以外)」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

マリオ「よし、突入!」

 

ノリオ「牢屋はこの先です!」

 

ガタン!うわっ、すごい数だ。

 

アルカ「鍵はあったわ!」

 

ルイージ「開けるよ!」

 

ガラガラガラガラ…

 

人質「ありがとう!」

 

人質「はやく逃げよう!」

 

だだだだだー

 

リボン「あとは…」シュルルルルル…

 

リボン「この犯罪者たちを縛っておくだけね」

 

マリオ「縛ったあとはさっさと逃げるぞ!」

 

ー数分後ー

 

ノリオ「これで全員ですね。私たちもトンズラしましょう」

 

ー建物の外ー

 

アルカ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

ルイージ「あとは逃げー」

 

敵「させるかー!」

 

ピュンピュン!

俺たちは、いきなり敵に囲まれた!

 

マリオ「こ、ここ光線銃!?」

 

ルイージ「勝ち目ないよー!」

 

アルカ「フフフ、そうかしら?」

 

敵「動くな、打つぞ」

 

ノリオ「ここじゃぶっ放せない…そこを狙われましたか…」

 

敵「さあ、大人しく捕まれ」

 

アルカ「フフフ…ハハハ!バカね、私には光線はきかないわよ!」

 

ドゴォ!

 

敵「グゥッ!」

 

敵「女を打てええ!」

 

ピュンピュン!

 

マリオ「アルカー!」

 

アルカ「……………効かないわね」

 

よく見ると、アルカは打たれたはずなのに、傷一つ無かった。

 

敵「ギリギリ避けたんだろ!もっと打てー!」

 

ピュンピュンピュンピュン!今度は全方位から集中放火を食らった!流石にこれは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルカ「………………だから、効かないって言ってるでしょ?」




なぜアルカに光線銃が効かないのか!?

キャラクター紹介
リボン
人気漫画「拳銃達人ハリー」の作者。半年先の分まで書き溜めているらしい。リボンの魔法を使う。

次回もよろしくお願いします。


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ドンパチ②

アルカの新技!?


sideマリオ・マリオ

 

アルカは、敵に集中放火された。

しかし、無傷だった。むしろさっきより元気そうだった。

 

アルカ「だから、効かないって言ってるでしょ?」

 

敵「…チッ!他のやつを狙え!」

 

ガチャッ!まずい!リボンが狙われた!

 

リボン「なめないで!」

 

おお、すばしっこいのを忘れてた。

 

アルカ「よそ見してる場合かしら?」

 

敵「なにぃ!?いつのまに!?クッ…!」

 

ピュン!

 

ルイージ「至近距離で打たれた…」

 

アルカ「ふぅ…危なかったわね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吸収!」ギュルルルルル!

 

アルカの両手からうずまきみたいなものが出現した!

 

ノリオ「…なるほど、ここで使うとは」

 

マリオ「おまえ、知ってたのか?」

 

ノリオ「はい、特訓に付き合ってたので」

 

アルカ「半年前に作った技よ。これで私にエネルギー攻撃は一切きかないわ」

 

ルイージ「アルカすげー」

 

うん、さすがアルカだ。能力がチートレベル。

 

天の声「まあ、この先もっとチートな奴が出てくるがな」

 

へぇ、それは楽しみだ。

 

敵「かまうな、そこのオッサンを打てー!」

 

マリオ「ほう、オレを狙うんだな?Bダッシュ!」

 

ダダダー

 

マリオ「てやあ!」

 

敵の顔面にパンチ!ドゴォ!

 

敵「グフゥッ!」バタン

 

アルカ「クールダウン終了!時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

タイミングよくね?

 

リボン「敵を縛ってはやく逃げましょ!」

 

ルイージ「アルカ大活躍だったね」

 

アルカ「えへへ〜」

 

その後、俺たちはまた◇のバスに乗って帰った。

 

ー秘密基地ー

 

マリオ「ただいもー」

 

カービィ「おかかえりー」

 

キノピオ「うまくいったか?」

 

アルカ「うん、途中でドンパチだったけどね。新技を使って勝ったわよ!」

 

クッパ「新技?みせてみろ」

 

アルカ「吸収!」ギュルルルルル!

 

ルイージ「エネルギー攻撃は一切きかなくなるらしいよ」

 

アド「さすがアルちゃん!」

 

ノリオ「ところで、朝からジーノさんがいないんですが、どうしたんですか?」

 

キノピオ「警察のところにいって交渉してる」

 

ミール「兄さんがいることは隠してるけどね」

 

ピーチ「とにかく、お疲れ様。ご飯できたわよー」

 

マリオ「さて、食べるか!」

 

side???

 

???「やめてくれ…オレはもう悪さはしたくないんだ…」

 

敵「ダメだ、おまえの力で国を乗っ取るからな」

 

オレの…力で…?

とにかく、大変なことになる前に逃げないと…

 

敵「逃がすとでも思ったか?」

 

ガシィッ!

 

???「くそっ離せ!オレは更生したいんだ!」

 

敵「残念だったな、更生は地獄でしろ」

 

意識がだんだん薄れていく…

 

助けてくれ…

…ル…お姉……ん…




???の三文字はそのまま三文字当てはまります。誰でしょうか?

キャラクター紹介
ハリー
モブから昇格した警察。現在団長を務めており、リーダーシップがある。
パワー 125

次回もよろしくお願いします。


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キャラ壊れてきてない?

sideマリオ・マリオ

 

数時間後、ジーノは帰ってきた。

 

マリオ「で、どうだった?」

 

ジーノ「無事に交渉成立したよ、どうやらロボたちが一緒に突入するらしい」

 

ルイージ「ノリオのことは言ってないよね?」

 

ジーノ「もちろん、仲間を売るはずがないだろ?」

 

アルカ「とにかく、お疲れ様。今日は休んでて」

 

ジーノは自分の部屋に戻っていった。

 

ノリオ「あ、そういえば、マリオさん達は仕事をどうするんですか?」

 

マリオ「大丈夫、1週間ほど休暇を取った」

 

カービィ「それなら心配ないねー」

 

アド「あ、カーくん、自分のことを心配したほうがいいと思うよ?ちゃんとした罰を与えてないから♪」

 

カービィ「……は、はい…」

 

なんかさ、最近俺たちのキャラ壊れてね?

アルカがチートレベルに強くなったり、カービィがギャグキャラになったり、アドが根に持つタイプになったり…

色々ありすぎるから、とりあえず

 

それはさておき

 

俺たちはそのあと、ちょっと会議をしてから、個人の作業をすることにした。

オレの作業はって?

それは…

 

アルカ「…………////」じー

 

マリオ「いやいや、顔近くね?しかも赤いし。おまえ最近めっちゃ好き好きアピールしてくるよな。別にいいけど」

 

アルカ「べ、別にいいなら指摘しなくても良かったじゃない!もう、照れる////」

 

マリオ「褒めてないんだが?」

 

アルカ「//////////」じー

 

マリオ「ほんとに、何がしたいんだおまえ」

 

アルカ「じーっとマリオを見つめていたい」

 

マリオ「なにそれキモっ」

 

アルカ「アンタに言われたくないわよ」

 

マリオ「グハッ!」

 

アルカの口撃!効果はばつぐんだ!

マリオはショックで倒れた!

バタン。

 

アルカ「え、そんなので傷ついたの?メンタルそんなに弱かったっけ?」

 

マリオ「オレハキモイオレハキモイオレハキモイ…」

 

アルカ「あ、戻ってきてマリオー!」チュッ♪

 

マリオ「……ハッ!オレはなにを?」

 

アルカ「特になにもしてないわよ?////」

 

?なんかあったような…まあいいや。てか、こいつずっと照れてね?オレまじで萌え死にしそうなんだが…

 

マリオ「とりあえず、寝るか」

 

アルカ「寝るの?フフフ…」

 

マリオ「縛るぞ」

 

アルカ「え、なんで?」

 

マリオ「一緒に寝るのはいいが、襲われそうでコワイからな」

 

アルカ「そ、そそそんなことしないわよ、頭おかしいんじゃないの?」チッ…

 

マリオ「ほら、おまえ今舌打ちした。バレバレだぞ?」

 

アルカ「でも、マリオが襲ってきたらどうするのよ」

 

マリオ「オレが殺されるな、物理的にも、精神的にも、社会的にも」

 

アルカ「私はそんなことしないわよ?」

 

マリオ「アホか、他の奴らがだ。……喋るのも疲れた。もうねる」

 

アルカ「フフフ…おやすみ♪」

 

こいつ、絶対ロクなこと考えてないだろ…




キャラクター紹介
ロゼッタ
ブルームプラネット国の女王。ブルーム魔法を使う。
パワー 300


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作戦会議

ジョジョネタが出ます。


sideマリオ・マリオ

 

マリオ「ふぁ〜」

 

朝になった。多分7時くらいだろう。

予想通り、アルカがオレの隣で寝てる。だが、今度は彼女が縛られている。寝る前にルイージに縛られたのか?

 

アルカ「うーん…ふぁ〜。ん?あ、おはよー」

 

マリオ「おはよう、アルカ。ちょっとどいてくんない?オマエが邪魔で起きれないんだが」

 

アルカ「え?あ、うん。どくよー。よいしょ」

 

こいつ、よく縛られた状態で立てたな。ベッドのバネを利用したのか?

 

アルカ「その通りよ、マリオ。よくわかったわね」

 

マリオ「よくわかったわねはオレのセリフだ。いつからオレの心が読めるようになった」

 

アルカ「カンよ、カン♪」

 

マリオ「その答え方、めっちゃ怪しいんだが…ま、いいや。朝飯食いにいこーぜー」

 

アルカ「その前に、縄解いてくれる?」

 

マリオ「あ、そうだった。ほらよ」

 

オレはファイアで縄を焼き切った。

シュルルルルル…

 

アルカ「すごい精密動作性ね。あ、昨日ジョジョ読んでたから、つい言っちゃった。あと、人が縛られてるのを火で解くって、おかしいんじゃあないの?」

 

マリオ「ジョジョの口調になってるぞ。…さて、縄も解いたし、朝飯朝飯〜」

 

天の声「豆知識:アルカの好きなマンガはジョジョである。ちなみに好きなキャラは仗助だぞ」

 

いやいや、それはオマエだろ。オマエの趣味をアルカの設定にするな。←メタい!

 

それはさておき

 

朝飯のあと、俺たちは敵の組織への突入のための作戦会議をすることにした。

 

キノピオ「さて、会議を始めよう。ノリオ、情報を頼む」

 

ノリオ「はい。見たところ全員光線銃と拳銃を所持しており、5人くらいのチームで構成されてます。基地内では、武器倉庫や、クスリの原料を育てる部屋、今は空っぽの牢屋、爆破されたブレインの部屋などがありました。しかし、一部屋だけ鍵がかかっていました。」

 

アルカ「幽霊の私だったらすり抜けられたけど…」

 

ルイージ「過去のことは気にしない方がいいよ、アルカ」

 

アルカ「…そうね」

 

ノリオ「鍵がかかっていた部屋は、場所的に研究室かボスの部屋でしょう。鍵は南京錠ではなく電気でなので、ルイージさんがサンダーでこじ開けれます。私の話は以上です」

 

キノピオ「……さて、だれか提案や意見はあるか?」

 

しばらくの沈黙の後、口を開いたのはアルカだった。

 

アルカ「あるわ。警察が協力するなら、雑魚はいいとして、幹部みたいなやつがいないとは限らないわ。私が時を止めて、その間にルイージがドアをこじ開けて、後の人たちは中に入る。そして、敵がどれくらいいるか、どういう武器を持ってるかなどを確認した後、私が時間停止を解除する。そのあと、光線銃が効かない私と弾丸が効かないクッパさんが敵に向かって突進し、一掃する。この作戦でどうかしら?」

 

アルカ…すごいな。しっかりした作戦を立てている。

俺たちの会議は続く…




さすがIQ169!アルカは天才!

キャラクター紹介
ジーノ
木製のロボット。弓矢を使って戦う。ロボット警察と違って明確な意思がある。
パワー 175

次回もよろしくお願いします。


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作戦会議②

あと数話で突入します、たぶん。




sideマリオ・マリオ

 

なるほど、いいな、その作戦。

 

クッパ「その作戦、気に入った。だが、少し質問がある。敵の数を確認してから時間停止を解除するんじゃなくて、武器を奪ってから縄で縛れば済む話だろう?」

 

質問に対して、アルカは答えた。

 

アルカ「たしかにそうね。でも、もしも縄じゃ縛れない数の敵がいたら?もしくは、縛れないぐらい大きいまたは小さい敵がいたら?そのことを踏まえると、大量に縄を持っていくという方法があるけど、荷物の多すぎは戦闘に支障をきたすわ。だから、縛るのはある程度の数の敵だけよ」

 

マリオ「完膚なきまでに論破した…」

 

ルイージ「しかもすごい簡潔にまとめてる…」

 

キノピオ「…よし、ならその作戦を採用しよう。アルカ、その頭脳を褒めてやる」

 

アルカ「えへへ〜」

 

ピーチ「あとはフォーメーションなどを決めなきゃいけないわね」

 

ノリオ「ピーチさんは回復役なので、私たちが囲むように守りながら戦う感じですかね」

 

カービィ「僕はその時ソードになった方が良さそうだね」

 

アド「私は鎧を描いて装備するから、そんなに守られなくてもいいよ」

 

ミール「私はバイクで突っ走って麻酔銃て銃撃するから、建物の外にいる敵を片付けるわ」

 

リボン「私はミールさんと一緒にバイクに乗って眠った敵を縛るわ」

 

ジーノ「順調だね。僕は屋根の上などから援護射撃するよ」

 

キノピオ「あとは俺とマリオとルイージだな。俺たちはノリオ同様ピーチを守りながら戦うぜ」

 

マリオ「ファィアボールを投げる練習をしておかないとな」

 

ルイージ「僕はルイージフラッシュで敵を一気に倒せるから大丈夫かな?」

 

アルカ「敵味方関係なく倒す気?」

 

ルイージ「最近気づいたんだけど、目をつぶってたら普通に大丈夫だった」

 

クッパ「もっと早く気づけよ…」

 

キノピオ「そういう感じで良さそうだな。よし、作戦会議終了!突入は明日だ!準備するぞ!」

 

全員「おーー!」

 

こうして、俺たちの作戦会議は終わった。

 

一方、天界では…

 

side仮面の天使

 

あら、なかなかいい作戦じゃない?失敗作としては上出来だったわね。フフフ…うまくいくかは別だけど。

 

?????は従順な部下になってくれたし、愚かな人間どものガラクタな未来を見るだけヒマだわ。いっそのこと、私の未来でも占おうかしら?

………!?

なに…この未来?ありえないわ。絶対にありえない。

61年後にあの失敗作の転生に殺されるですって?

ふんっ、占いなんて役立たずね。もういいわ。

あら、ちょうど死にそうな人がいるわね。

人「たすけて…くれ…… ドスッ

ガハッ!」

????「痛いでしょ?ほらほら…」

 

4部 転生幻影 ザ・ネロイズム ラ・アンヘル 予告 完




4部の伏線が多すぎますかね?仕方ないです、そういう設定にしたので。

キャラクター紹介
ミール
ノリオの妹。犯罪ワールドに住んでいた。ノリオに助けられた後、ジーノと秘密基地で3人で暮らしている。
パワー 130

次回もよろしくお願いします。


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突入準備

次回突入です!


sideマリオ・マリオ

 

キノピオたちは今、武器の確認や点検、物資の準備などをしている。

 

俺は、アルカと特訓中だ。

 

マリオ「アルカ、吸収ってどういうものを吸い取るんだ?」

 

アルカ「エネルギー系のものよ。光線とか火とか」

 

マリオ「つまり俺とオマエが手合わせしたらほぼ確実に俺が負けるってことか…」

 

アルカ「だってそんなに強くならないと、アンタを守れないでしょ?」

 

マリオ「オマエは自分を守れや」

 

アルカ「…とにかく、そのファィアで新しい技を作ってみて!」

 

マリオ「新技か…うーん…」

 

アルカ「あ、いいこと思いついた!」

 

マリオ「それって大抵まともなことじゃないんだよな…」

 

アルカ「大丈夫!まともだから!マリオ、ファィアを拳にまとってみて」

 

マリオ「…こうか?」ボォォォ

 

アルカ「そうそう!そしてその状態で…」ごそっ…

 

ん?なんだ?鉄板?

 

アルカ「この鉄板を全力で殴ってみて♪」

 

マリオ「ファ!?俺に怪我しろと?」

 

アルカ「うーん…いい考えだと思ったんだけどなぁ〜」

 

マリオ「……なら、アルカ、オマエが俺の帽子をかぶってそれをしてみろ」

 

アルカ「女に怪我させろと?……まぁいいわよ」

 

そういって、俺は帽子を渡した。

 

アルカ「あまりファィア使い慣れてないのよね…」

 

マリオ「はよやれや」

 

アルカ「ファーイ。………てやぁ!」ドゴォ!

 

マリオ「おお、すごい威力だな!怪力とファィアが合わさっていい感じにへこんでやがる!」

 

アルカ「名付けてファィアパンチかな?」

 

マリオ「シンプルだし、いい名前じゃね?」

 

アルカ「さて、これで特訓終了かな?帽子返すわよ、ほい」

 

パサッ ふぅ…具合が良くなった…

 

マリオ「キノピオたちを手伝うか?」

 

アルカ「私たちが手伝ったらかえって邪魔にならないかしら?サボる?」

 

マリオ「いや、サボりたいのは山々たが、さすがにダメだろ。俺たちはメシでも作ろうぜ」

 

アルカ「いい考えね。元気が出るような料理を作りましょ♪」

 

その後、俺たちはなかなか美味い飯を作って食べて、数時間後に寝た。

 

ー当日ー

 

ハリー「よう、オマエら。雑魚倒し俺たち警察に任せろ」

 

マリオ「おう、任せた。オマエら、準備はいいか?」

 

全員「いつでもOK!」

 

マリオ「よし!それじゃあ…突入だ!」

 

ワァァァァァァ!

 

敵「なにぃ!?け、警察ぅ!?大変だ!!」

 

敵「今すぐボスに連絡しろ!一大事だ!」

 

アルカ「組織は今日、ぶっ潰してやるわ!」

 

一方、その頃…

 

敵「ボス、大変です!警察どもが突入してきました!」

 

???「ほう、そいつらは…」

 

ドン!

 

ハリオ「覚悟ができてるんだろうな?」




ボスはハリオでした!

キャラクター紹介
ハリオ
めっちゃ強いパチモン。素手で戦車を壊せるレベル。
パワー 250→800

次回もよろしくお願いします。


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組織潰し①

あの弟が登場!?


sideマリオ・マリオ

 

アルカ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

警察「今のうちに逮捕だー!」

 

マリオ「鍵がかかってる部屋に行くぞ!」

 

しばらく進んだ後、頑丈そうなドアがあった。

 

ルイージ「これかな?よし!」バリバリバチバチ…

 

ウィーン…

 

ノリオ「空きましたね。敵の数は…」

 

クッパ「ざっと50人くらいか?」

 

ピーチ「あれ?あの人、マリオに似てない?」

 

マリオ「あ、あれは…ハリオだ!敵があいつ!」

 

アルカ「あいつは厄介ね…再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

敵「侵入者だ!打てええええ!」

 

クッパ「銃は効かん!うおおおお!」ドガドガッ!

 

クッパが敵を蹴散らしていく。

見ろ!人がゴミのようだ!←ム○カ大佐か!

 

敵「うわー!光線銃だ!打てー!」

 

アルカ「私の出番ね。吸収!」ギュルルルルル!

 

敵「光線銃もきかないだと!?」

 

ハリオ「まて、そう焦るな。俺がやる」

 

敵「ボス!すみません、役に立てなくて!」

・・・

ハリオ「いや、相性が悪かっただけだ。あいつを準備しろ」

 

あいつ?誰のことだ?

 

ノリオ「ムキムキマン、あなたがボスなんですね」スチャ

 

ハリオ「俺はムキムキマンじゃなくてハリオだ。オマエらをぶっ潰してやる」パクっ

 

ムキムキムキッ!

 

アルカ「変身したわね。あなたの相手は私と」

 

クッパ「ワガハイだ。なめるなよ」

 

ハリオ「ほう…ずいぶんふざけたことを…オマエら全員でかかってきても、この俺には勝てない」

 

ハリオvsアルカとクッパ

 

マリオ「先に行くぞ!絶対に勝てよ!」

 

クッパ「任せろ!」

 

ハリオ「…ふん。先に行っても何の意味もない。勝手に逝ってろ。」

 

sideアルカ・パンドラ

 

マリオたちは、部屋の奥へと進んでいった。

私はクッパと一緒に、このムキムキマンことハリオと戦っている。

 

ハリオ「オラオラァ!攻撃してこいよ!怖気付いたか!?」ドガッ!

 

クッパにストレートが入る!

 

クッパ「ぐうっ!クッパファィア!」ボォォォー

 

ハリオ「その程度か?ちょっと暑いくらいだな」

 

クッパ「やはり効かない…くそっ…」

 

ハリオ「ところで、あのガキはどこいった?」

 

ずっと後ろにいるわよ。

 

アルカ「……………。」

 

クッパ「……!」グッ

 

今よ!相手は油断した!

 

アルカ「否テテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテ定!」

 

ハリオ「なにぃ!?ガハッ!」シュウウウウ…

 

元に戻ったようね。

 

アルカ「油断は禁物よ、灰色パチモン。トドメ」ドゴォ!

 

ハリオ「グハァ!……この程度で……終わると……思う……な…よ……オマエの……弟……を……操ってる………限り…」バタン

 

私の…弟ですって!?まさか…あいつ!?

 

クッパ「気絶したようだな。アルカ、オマエに弟がいたのか?」

 

アルカ「……クッパ、急ぐわよ。かなり嫌な予感がするわ」

 

ー移動ー

 

マリオ「……おう、きたか。このドア、開かないんだよ。こじ開けてくんない?」

 

アルカ「了解。オラァ!」ドガッ!

 

ルイージ「……!?あれって…」

 

…まさか、あんたが捕まってるとはね。

 

ラリー「た…すけ…て…くれ…俺…は…悪い…こと…を…したく…ない…んだ……」

 

敵「やっときたか、オマエら。だがもう遅い!変身しろ!ラリー!」ポチッ

 

ギュオオオオオオオ!

 

アルカ「ラリー!」

 

ラリー「ぐあああああ!助けてくれー!……お姉…ちゃ……ん……」

 

お姉ちゃん?……ふっ、反省したようね。

 

アルカ「ラリー、アンタを絶対に助けてやるわ!」




さて、ラリーは助けられるのか!?

キャラクター紹介
ラリー
アルカの父違いの弟。母親が処刑された後、アルカに逆恨みしたが、しっかり反省している。
パワー 140→????

次回もよろしくお願いします。


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組織潰し②

案外あっさり終わります。


sideマリオ・マリオ

 

ラリー「ぐおおおおおおおおおおおオオオオオオオオ!」

 

マリオ「何だ何だ!?巨大化しやがった!」

 

ルイージ「反省している人に何てマネを!」

 

アルカ「ラリー、絶対に助けてやるわ!」

 

ラリー「ボォォォ!」

 

巨大なラリーだし、ギガラリーと名付けよう。

ギガラリーは、口から火を出してきた。

 

アルカ「問題ないわ!吸収!」ギュルルルルル!

 

ノリオ「目を覚ましてください!」ドガーン!

 

ラリー「ぐおっ…ぐごおお!」フゥゥゥゥ…

 

アルカに大きな拳が降りかかる。

 

マリオ「危な…あれ?」

 

時を止めたのか。まあ、当たらなかったしいいけど。

 

ラリー「……ぐごっ!?」

 

アルカ「ふふっ、気づかれた?私はここよ〜」

 

アルカはなんと、ギガラリーの肩に乗っていた!

どうやってそこまでいったの、あいつ?

 

アルカ「さて…暴走した弟にはちゃんとしたお仕置きがいるわね。」コキコキ…

 

あ、これはまさか…

 

アルカ「目ぇ覚ませぇ!ゴラァ!」

 

パシィィィィィィィィィン!

アルカはギガラリーに向かって強烈なビンタをかました!

めっちゃすごい音がした。絶対今の全力だよね?

 

ラリー「ぐ…ご…ぉ…」シュウウウウ…

 

敵「な!?戻っただと!?」

 

クッパ「モブは黙ってろ!」ドガッ!

 

敵「グフゥ!」バタン…チーン♪

 

モブ…物理的にも精神的にも再起不能

 

ラリー「……あ…れ?俺は…何を…?」

 

アルカ「……ラリー…よかったぁ!」ダキッ

 

アルカはラリーに抱きついた。感動の再会か?

俺は見守ろう。

 

ラリー「お姉…ちゃん?俺…犯罪者に無理矢理連れていかれて…もしかして…助けてくれた?」

 

アルカ「その通りよ。アンタは私の弟なんだから。当たり前でしょ?」

 

ラリー「ううっ…お姉ぢゃん!ありがどう!うわぁぁぁぁぁぁぁあん!」

 

アルカ「もう大丈夫よ、ラリー」

 

ラリー「お姉ちゃん…ごめんね…2年前に逆恨みして…」

 

アルカ「そんなこと、どうでもいいわよ。アンタが反省してるんだから、許すわよ」

 

ラリー「………お姉ちゃんは…優しいね…どこが失敗作かがわからない……」

 

アルカ「あなたの"元"母親のことはもう忘れなさい。………ラリー、約束して。二度と悪いことはしないって」

 

ラリー「…うん。約束するよ。悪いことはしないし、したくない。俺は、お姉ちゃんを助けたい!」

 

アルカ「ふふっ、いい子でよろしい!」なでなで

 

ラリー「お姉ちゃん……」

 

マリオ「多分、かわいい弟が欲しかったんだろうな…」

 

ルイージ「そうだろうね…」

 

その後しばらく、ラリーはアルカを抱きしめていた。




感動の再会です、多分。

キャラクター紹介
チコ
ロゼッタの子。マリオのことがカッコいいと思っている。

次回もよろしくお願いします。


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最後っごっご♪

最終回です。


sideマリオ・マリオ

 

組織を潰した後、俺たちはテレビでニュースをみていた。

 

「数日前の大量脱獄は、"裏番"と名乗る者とその仲間たちにより、全員逮捕されました。現在首謀者のハリオ容疑者の裁判中です。続きましては……」

 

マリオ「とりあえず、これでよかったな」

 

ルイージ「ラリーは釈放されて、パンドラ家に引き取られたんだっけ?」

 

アルカ「そうよ。ラリーったら、めっちゃ甘えてくるのよ。相当寂しかったのね」

 

マリオ「そりゃ、4歳で刑務所行きで、2年もそこにいたんだからな。それと、優しい姉がいて嬉しかったんだろ」

 

アルカ「ふふっ、アンタはそのうち義兄になるわよ♪」ボソッ

 

ルイージ「ん?アルカ、なんか言った?」

 

アルカ「なんでもなーい♪」

 

マリオ「ま、いいや。一応1週間休暇とったし、ゆっくりするか」

 

ルイージ「あ……アルカ、学校は?」

 

アルカ「今日まで学校閉鎖よ。だからここにいるのよ。私は学校をサボるようなやつじゃないでしょ?」

 

マリオ「それもそうか。さて…」スクッ

 

俺は立ち、ガッツポーズをする。

 

マリオ「しばらく平和を楽しむとするか!」

 

アルカ「そうね!」

 

その後、警察署では…

 

ハリオ「ふざけんな!きのこ王国を乗っ取ってやる!」

 

ハリー「いや、オマエはこのまま死刑だ。執行人」

 

アルカ「………。」

 

ハリー「いいのか?オマエがやって」

 

アルカ「それでいい…なんせ私は裏番だから。こいつを裁けるのは私だけよ」

 

ハリオ「ハッ!オマエのようなガキが俺を殺す!?できるわけねーだろ!!」

 

アルカ「ダマレ……!」グシュッ!

 

ハリオは断末魔の声を上げて死んだ。

 

アルカ「…………。ハリー、後始末をお願いするわ」

 

ハリー「ああ、任せろ」

 

アルカはその場を去り、独り言をつぶやいた。

 

アルカ「私はクズを取り締まる裏番……」

 

それぞれのその後

 

マリオ…元の生活に戻る

ルイージ…以下同文

アルカ…裏番としてクズどもを裁く

ピーチ…元の生活に戻る

ノリオ…少し年数が減らされる

キノピオ…ランクが団長になる

ミール…警察になる

ジーノ…弓道の大会で優勝する

アド…有名画家になる

カービィ…ぐうたら生活

クッパ…ちょっと旅に出た

リボン…相変わらず漫画かいてる

ラリー…アルカたちに引き取られ、生活する

ハリオ…死亡

ハリー…ランクが側近になる

鳴花???…死亡、?????になる

鳴花??…死亡

????…不明

 

一年後

洗脳メガネ、再び

怪盗により、洗脳メガネが盗まれた!しかも、怪盗は透明マントを持っている!時間停止vs透明人間、どちらが勝つのか!?

じけーれつは続く……




アルカの異名は裏番です。

次の章もよろしくお願いします。


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第3章 洗脳メガネ、再び
洗脳メガネが盗まれた!?


2023年。
マリオたちは29歳、アルカは19歳です。

新章、開幕!


sideマリオ・マリオ

 

あれから一年が経った。

アルカは大学生になり、相変わらず文武両道で成績がいい。

今は夏休みで、俺たちは家でゆっくりしていた。

 

マリオ「ひまですな〜」

 

ルイージ「そうですな〜」

 

アルカ「ガリ○リ君買ってきますな〜」

 

カービィ「いってらっしゃいですな〜」

 

アルカ「いってきー」どゴッ!

 

キノピオ「オマエら、大変だ!!」

 

マリオ「どうした、そんなに慌てて」

 

キノピオ「盗まれたんだ!」

 

ルイージ「何が?」

 

キノピオ「洗脳メガネが盗まれたんだ!」

 

アルカ「ふーん………え?」

 

全員「えええええええ!?」

 

カービィ「ボクがかけておかしくなったやつでしょ、それ!誰に、いつ、どうやって盗まれたの!?」

 

キノピオ「すまない、落ち着け。昨日の夜中に、危険物保管倉庫から盗まれた。しかも…」

 

マリオ「しかも?」

 

キノピオ「信じられないかもしれないが、犯人は透明人間だったんだ!幽霊じゃなくて、透明人間だ!」

 

ルイージ「と、とと透明人間!?」

 

アルカ「肝心の犯人は誰なの?」

 

キノピオ「犯人はこんな紙を置いていった」パサッ

 

「メガネはいただいた。次は開けてはいけない箱をいただこう。さらばだ。 オードロボー」

 

カービィ「オードロボー?だれそれ?」

 

アルカ「そこそこ有名な怪盗よ。これは私の裏番としての仕事になるわね。しかも、次に盗むのが私のオルゴール箱なんてね…私は生きてるし、何に使うのかしら?」

 

マリオ「開けたら消えることだけを知ってるんじゃね?ものを盗んで、邪魔者は消すみたいな」

 

ルイージ「それが妥当だね。でも、いつ来るかがわからないよ?」

 

キノピオ「いや、そこは大丈夫だ。オードロボーはなにかを盗むと書いた1週間後の夜中に盗む。待ち伏せすれば問題ないだろう」

 

アルカ「透明人間vs時間停止ね。望むところだわ」

 

カービィ「今日はアルカの家で泊まらない?一応偵察しにくるかもしれないし」

 

マリオ「そうだな。アルカ、それでいいか?」

 

アルカ「構わないわよ。むしろ大歓迎だわ♪」

 

ルイージ「(あ、こりゃ兄さん抱き枕にされるな…)」

 

カービィ「そうと決まったら、準備しよう!」

 

その後、刑務所では…

 

キノピコ「なんか用でも?」

 

キノピオ「ああ、大アリだ。オマエのメガネが盗まれた」

 

キノピコ「え!?どうやって!?」

 

キノピオ「怪盗によって盗まれた。そこで、頼みがある」

 

キノピコ「頼み?何かしら?」

 

キノピオ「犯人を捕まえるのに協力してくれ。場合によればその場で釈放もする。どうだ、乗るか?」

 

キノピコはしばらく考えたあと、頷いた。

 

キノピコ「……いいわ。乗ってやるわよ。おじいちゃんのメガネを悪いことに使わせて欲しくないわ」




さて、どうなることやら…

キャラクター紹介
キノピコ
元きのこ王国兵士長。洗脳メガネ事件の犯人として、刑務所に投獄された。

次回もよろしくお願いします。


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早速遭遇

今回のチームは、マリオ、ルイージ、アルカ、カービィ、キノピオです。
キノピコは裏で協力します。
他の部への伏線は特に張るつもりはないです、たぶん。


sideマリオ・マリオ

 

オードロボーの次の狙いがアルカのオルゴール箱だと知った俺たちは、今夜からしばらくはアルカの家に泊まることになった。俺以外全員客部屋で寝るんだが、何故か俺だけアルカと同じ部屋で寝ることになった。こいつ、いろんな意味で俺を殺す気か?

 

アルカ「いや、殺す気は無いわよ」

 

マリオ「また心を読んだのか。本当にカンか?それ」

 

アルカ「本当カンよ。あと、早く寝ましょ♪」

 

マリオ「いや、一応夜中まで起きておこう。特にオマエは絶対起きておけ。いつ来てもおかしく無いんだからな」

 

アルカ「はいはーい。でもその時まで暇ね。マリオ、面白い話しして」

 

マリオ「おーもーしーろーいー…と言っても通用しないか。うーん…」

 

アルカ「別に無理矢理考えなくてもいいわよ。私が話すわ」

 

マリオ「何を話すんだ?」

 

アルカ「私の高校時代の生活よ♪」

 

マリオ「…まぁ、確かに、オマエそんなに話してないからな…」

 

それからしばらく、アルカは高校時代の生活を話した。色々あっんだな、と改めて実感した。どうやら何回か裏番だということがバレそうになったらしい。俺もその時はヒヤヒヤしてたな…ルイージのとっさのカバーでギリギリバレなかったよな、確か。

 

アルカ「あら、話してたらもうこんな23時半ね。そろそろ気を引き締めた方がいいわね、マリオ」

 

マリオ「そうだな。罠を張って、寝てるフリをしよう」

 

すぐに罠を張って、俺たちは寝たふりをして待ち伏せする。どんな罠かって?それはお楽しみだ。

 

ー数分後ー

 

ガタッ…ガシャン!…コトッ…コトッ…

案の定、誰かが窓から入ってきた。暗いから人影しか見えないが、確かにいる。犯人はゆっくりとオルゴール箱に近づいて、さっと取ろうとする。しかし…

ビカァ!

罠が発動する!

罠は、オルゴール箱の下にめっちゃ明るい電球を隠し、とったらつくようにしたものだ!

犯人は直接光を見てしまったのか、フラフラしている。今だ、アルカ!

アルカはうなづいて、

 

アルカ「マリオ以外時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

マリオ「さて、犯人は…!?」

 

アルカ「こいつは…」

 

マリオ「大家じゃねーか!しかもメガネをかけてる…また第1被害者になりやがって…」

 

アルカ「どうする?メガネをとって事情聴取する?」

 

マリオ「ああ、それがいい。あと、」バリン!ボォォォ!

 

マリオ「言い忘れていたが、KPのイニシャルがないメガネは砕いてから燃やせ。被害者を増やさないように」

 

アルカ「さて、と。再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

大家「……あれ?ココドコだ?」

 

さて、事情聴取するか。




第1被害者は大家こと、カネオでした。

キャラクター紹介
大家
マリオが住んでるアパート、ハッピーアパートの大家。不良に見えるが、実は優しい。マリオがしっかり借金返済をしてから、少し仲が良くなった。

次回もよろしくお願いします。


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事情聴取

聴取する部分は短いです。


sideマリオ・マリオ

 

ドタドタドタ!

うるさいから駆けつけてきたのか、ルイージたちが部屋に入ってきた。

 

ルイージ「兄さん!どうした…!?」

 

キノピオ「こいつは大家!?まさか…洗脳されたのか!?」

 

マリオ「大家さん、メガネをかける前なにしてたんすか?」

 

大家「うーん…たしか俺はメガネコレクションを眺めてて、一個ずつかけてたら、いきなり意識が飛んだんだ。そして目が覚めたらここにいた」

 

アルカ「メガネをそこに置いた覚えはありますか?」

 

大家「ないな。誰かが置いていったのか?」

 

キノピオ「………事情はわかった。ルイージ、大家さんを帰してやれ」

 

ルイージ「了解!」

 

大家「すまんな」スタスタ…

 

カービィ「でも、どうやってそこに置かれたのかな?」

 

マリオ「オードロボーがこっそりそこに置いたんだろ。大家さんメガネを大量に持ってるし、バレにくいと思ったんじゃね?」

 

アルカ「そして結果的にうまくいったと……今回の相手は手強いわね。気を引き締めましょ」

 

キノピオ「そうだな。俺は一旦警察署で報告する。じゃあな」ガチャ…

 

マリオ「うーん…俺らはどうする?オルゴール箱を隠すか?」

 

アルカ「いや、隠さずに置いときましょ。そのうち犯人が来るだろうから。今みたいに」ガシッ!

 

モブ「なにぃ!?バレただと!?俺は影が薄いのに!?」

 

カービィ「堂々と入ってるからバレバレだよ。メガネをぽいっと」ポイッ!

 

アルカ「そして確認してグシャッと」グシャッ!

 

マリオ「最後にボォォォっと」ボォォォ!

 

モブ「………あれ?ミーは何しにこの部屋へ?」

 

天の声「ユーは何しにニッポンへ?をマネするな!」

↑メタい!この世界にニッポンはない!

 

なんか変な声が聞こえた気がするが、無視しよう。

 

モブ「というか、ここはどー」シュッ!

 

アルカ「ふぅ〜、ダッシュで家に帰したわ」

 

カービィ「なんで家がわかったの?」

 

アルカ「あの人たまたま手紙を持ってたのよ」

 

マリオ「持ってなかったら、どこに連れて行くつもりだったんだ?」

 

アルカ「交番」

 

カービィ「落し物じゃないよ…」

 

アルカ「まあ、落し物じゃなくて落し者ね♪」

 

マリオ「ナイスダジャレ!」

 

ガチャッ!

・・

ルイージ「ただいもー」

・・・

カービィ「おかかえりー」

 

アルカ「ルイージ、おつかれ。キノピオは?」

 

ルイージ「もう帰ったよ。疲れてるからね」

 

マリオ「俺たちも寝るか!」

 

アルカ「そうね♪」

 

sideオードロボー

 

ちぇっ!メガネを2個も割られちまった!……ま、工場があるし、いいか。あとは作戦だな。まさかあのオルゴール箱に罠を張られるとはな…頭を使って考えるか…




問題!
オードロボーはだれ?
①キノピオ
②新キャラ
③キノピコ
④すでに倒した敵
答えはいつか出ます!

次回もよろしくお願いします。


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とる人質をまちがえた

UA(ユニークアクセス数)300!
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!


sideマリオ・マリオ

 

オードロボーがオルゴール箱を盗もうとしてから数日後。

俺とルイージは外食から帰っていた。

 

マリオ「いや〜うまかったな〜」

 

ルイージ「3年前の僕たちはこんなことできないよね〜」

 

マリオ「働いて正解だったわ〜案外楽だし」

 

雑談をしながら歩いていると、突然10人ぐらいに囲まれた。しかも、全員メガネをかけてる。

 

敵「よう、オッサンども。数日前はよくも邪魔してくれたな!」

 

マリオ「よくこんなに被害者が出たもんだ…」

 

ルイージ「どうやって全員メガネをかけたんだろ…気になる…」

 

敵「ごちゃごちゃうるせえ!おまえら、かかれぇ!」

 

敵「うぇーぃ!」ブンブンッ!

 

敵はこちらに向かってケツバットを振り回してくる。

 

マリオ「あらよっと」ガシッ

 

しかし、それを簡単につかむ。敵は動揺している。

 

敵「なにぃ!?離せゴラァ!」

 

ルイージ「離すわけないでしょ…サンダー!」ビリィ!

 

敵全員「ギャァァァァア!」バタン

 

マリオ「相手が悪かったな。さて…」ボォォォ!

 

ルイージ「さっさと後始末をしよう」

 

と、ルイージが言った次の瞬間、いつのまにか後ろに敵がいた。しかも、少女を人質にしている。ああ、お前か…

 

敵「まてぇ!こいつがどうなってもいいのか!?」

 

俺は焦ってるフリをする。

 

マリオ「なに!?まてぇ!汚いマネを!」

 

敵「なら、大人しくメガネをよこせ」

 

ルイージ「……………。」グッ

 

少女「…………。」グッ

 

合図はできたな、よし。

 

マリオ「…断る!」

 

敵「ああ!?ならこいつを撃つぞ!」ガチッ!

 

マリオ「やってみろ。やったら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前が人質に取ってる"裏番"アルカが許さない」

 

敵「はぁ!?なに言ってんだ!?お前!このガキがあの裏番だとぉ!?バカ言ってんじゃガフゥ!」

 

アルカ「あらあら、いつクズに喋る権利を与えたの?オードロボーさん?」

 

敵「う…ぐぅ…まさか本当に裏番とは……まあいい。ちょうどいい相手ができたってとこかな。また会おう、裏番!」

 

アルカ「バリッ…はぁ…バレてしまったわね…」

 

マリオ「余計なことを言ってしまったな、すまん」

 

アルカ「いいわよ、別に。私の正体が公に晒されなければ。あとで頭撫でてね♪」

 

ルイージ「でもその前に…」バリッ

 

ルイージ「兄さんこれ全部燃やしてくれる?」

 

マリオ「了解!」ボォォォ

 

アルカ「これで一件落着ね。もっと敵がいるかもしれないから、速く行きましょ。時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

ルイージ「さて、帰ろ帰ろ〜」スタスタ

 

sideオードロボー

 

ふふふ…なめんなよ、裏番。手駒ならいくらでもいる。さて、こいつを操作しよう………!?

何!?あの3人、突然消えたぞ!?瞬間移動でもできるのか!?

………俺も油断はできないな。




今日の教訓
アルカを人質に取ると大変なことになる。絶対するな。

次回もよろしくお願いします。


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3度目のエンカウント

30話目です!


sideマリオ・マリオ

 

今日もアルカの家で泊まることになった。

そして今、俺たちはオードロボー対応のための作戦会議をしている。

 

マリオ「同じ罠が二度も通用するはずがないからな…」

 

ルイージ「サンダーでトラップでも作る?」

 

アルカ「私たちも引っかかるわよ…」

 

カービィ「あ、いいこと思いついた!」

 

カービィ以外全員「絶対いいことじゃねぇ…」

 

カービィ「まあ、そんなこと言わずに聞いてよ」

 

マリオ「とりあえず言ってみろ」

 

カービィ「ブザーを設置するのは?」

 

カービィ以外全員「ソレだ!!!!!!」

 

ルイージ「意外といい提案だった…」

 

アルカ「おかしいわね、ボケ役のカービィが真面目なことを言うなんて。明日は悪魔でも降ってくるのかしら?」

 

カービィ「ひどいよー。あと、なんで悪魔?」

 

アルカ「いや、なんとなく」

 

一方、そのころ…

 

?????「ひっくし!……だれか僕のことも噂してるのかな?」

 

????「あれ、??君、どうしたの?」

 

?????「いや、何でもないよ」

 

戻る…

 

天の声「なんか変な会話を聞いたような…」

 

お前が話しかけてくるのも充分変だぞ。

 

マリオ「ブザーって、どこに設置するんだ?」

 

ルイージ「ほとんどのやつは分かりにくいところに設置して、何個か堂々と部屋のど真ん中に置いてみようよ」

 

アルカ「いい考えね、不採用」

 

俺の迷言を言うな。

 

カービィ「え、なんで?」

 

アルカ「私たちの目的は敵、つまりオードロボーをおびき寄せることよ。堂々とブザーを置いて警戒されて来るのをやめたら、元も子もないわ」

 

マリオ「確かにそうだな…じゃあどこに置けばいいんだ?」

 

アルカ「そこは私に任せて」

 

ルイージ「うん、任せよう」

 

カービィ「否定したのはアルカだしね」

 

アルカ「なんか地味にプレッシャーが……」

 

マリオ「いつも堂々としているお前が言うな」

 

こう言う感じで作戦会議が終わり、俺たちは色々ブザーをアルカが指定した位置に設置した。今はアルカとゲームしてる。何をって?マイクラだ。

 

マリオ「あ、またゾンビに殺された!くそぉ…」

 

アルカ「あら、弱いわね。はい、落し物」

 

マリオ「あざます」

 

しばらく遊んでいると…

ピンポーン

 

アルカ「?私なんか頼んだかしら?」

 

マリオ「俺が行く」スタスタ…

 

マリオ「はーい…ガチャッ…あれ?」

 

ドアを開けたが、そこには誰もいなかった。

…やはりな、そうきたか。だが残念だったな、あっちには裏番がいるぞ。

 

「ギャァァァァア!」

 

オッサンの悲鳴が聞こえた。作戦成功だ。

俺は急いで部屋に戻る。

ガチャッ

 

アルカ「敵は縛ったわ。さて…」ギロリ

 

尋問タイムだ。




この世界にもマイクラば存在します。

次回もよろしくお願いします。


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透明人間!?

ついにオードロボー登場です!


sideマリオ・マリオ

 

さて、尋問タイムだ。

 

人「う…あれ?ここはどこだ?」

 

マリオ「気がついたか。ちょっと質問がある」

 

アルカ「メガネをかける前、アンタは何してたの?」

 

人「え、いきなりそんな質問されても…」

 

アルカ「答えなさい」ギロリ!

 

人「ひ、ひぃぃぃぃ!た、確か給料が高いバイトに雇われて、待ち合わせ場所に行ったら後ろからメガネをかけさせられて…そこから記憶がありません…」

 

マリオ「高いバイト?場所は覚えてるか?」

 

人「えっと…ちゃんとした場所は覚えてないんですけど、やけにニンニク臭いのは覚えてます」

 

アルカ「ニンニク臭い?…………ワリオの家ね…」

 

マリオ「お前は帰っていいぞ」

 

人「あ、はい。失礼しました」スタスタ…

 

アルカ「……ところで、ルイージたちはなんで来ないの?」

 

マリオ「俺が確認してくる」

 

アルカ「うん、お願い」

 

ガチャッ、スタスタ…

コンコン。

返答なし。おかしいな…

 

マリオ「入るぞ…!?」

 

ドアを開けると、ルイージとカービィは気絶していた。しかも、何度も殴られた跡がある。

誰が…誰がコイツらをこんな目に…許さん…

 

?????「どうだ、いい眺めだろう」

 

マリオ「!?誰だ!どこにいる!」

 

オードロボー「俺だ。お前らが探しているオードロボーだ。今回は俺が直々にオルゴール箱をいただきにきた」

 

マリオ「そんなことさせ…ぐぁっ!」

 

なんだ!?いきなり殴られたぞ!?

…コイツ、透明人間か!

 

マリオ「アルカ!オードロボーが来たぞ、お前の出番だ……がふっ!」

 

オードロボー「ダマレ、カス!」

 

ぐうう…コイツ、容赦がねぇ…

 

オードロボー「さて、トドメだ…何!?消えた!?」

 

ふぅ、もっと早く時を止めろよ…

 

sideアルカ・パンドラ

 

やっと私の出番ね。

 

アルカ「マリオ、あとは任せて。さて、オードロボー、覚悟はいい?」

 

オードロボー「ほうほう、裏番が自ら現れるとは…だが、俺は透明人間だ!居場所は悟れねーよ!」

 

アルカ「………透明人間だから何?私の前ではそんな能力無駄よ」

 

オードロボー「ヘッ!言ったなぁ!オラァ!」ドガッ!

 

なに、今の。弱くない?

 

アルカ「あら、マッサージをしてるつもり?もっと強くしなさいよ」

 

オードロボー「!?コイツ、ビクともしねぇ!…なら、これはどうだ!」バンッ!

 

今度は銃ね。最初からすればよかったのに。

 

アルカ「よっ」パシッ

 

オードロボー「ファ!?銃弾をつかんだだと!?」

 

アルカ「さて、勘弁なさい。降参したら、ボコすだけで済ませるから、ね?」

 

オードロボー「ボコす前提かよ!却下だ!」

 

はぁ…ちょっと長くなりそうね。




透明人間vs時間停止、どちらが勝つのか!?

次回もよろしくお願いします。


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偽物!?

戦闘描写書くの難しいっすね…(汗)


sideアルカ・パンドラ

 

オードロボーは高速で移動しながら銃を撃ってくる。

それを私は時を止めて回避する

 

オードロボー「くそっ!お前はどうやって全部避けてんだ!?この、このぉ!」

 

アルカ「透明人間なんで無駄って言ったじゃない?そういうことよ」

 

オードロボー「!……なら……!」

 

シーン……

コイツ、今度は静かに近づいてくる気ね。

ま、対処はしてるけど。

コツン

ほらね。

 

アルカ「そこね!」ドゴッ!

 

オードロボー「ぐぅっ!コノヤロー!」バンバンッ!

 

アルカ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

私は冷静に弾道をオードロボーがいると思われる位置に向ける。

 

アルカ「よし。再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

ドスゥッ!

 

オードロボー「くそっ、足が!ぐぅぅぅ!」

 

アルカ「さて、観念しなさい。透明コートを脱いで」

 

オードロボー「する…わけ…ねー…だろ…!」

 

アルカ「ま、いいわ。縛られなさい」

 

ギュウウウウ!

 

オードロボー「クソォ、これじゃ逃げれねぇ!」

 

アルカ「さて、コートを…!?」

 

しかし、そこにいたのは、オードロボー本人ではなく、スピーカーを持った洗脳されたひとだった!

 

オードロボー「ふふふ…ははははは!俺は最初からここにいねーよ!オルゴール箱は頂けなかったが、次こそは成功する!さらばだ!」ジジッ…

 

アルカ「野郎……なかなか頭が切れる奴ね…あと、この透明コート、あとでマリオに燃やしてもらお」

 

その後、私はメガネや洗脳された人の後始末をしてから、今はマリオ達の手当てをしている。

 

ルイージ「いってぇぇぇぇぇぇぇ!消毒液がしみる!」

 

アルカ「我慢しなさい!弱いのが悪い!」

 

カービィ「いやいや、透明人間ってチートじゃん…」

 

マリオ「時間停止の方がチートだろ…」

 

アルカ「あ、ところでマリオ、透明コートを燃やしてくれる?」

 

マリオ「えー、覗き見ができるのに…」

 

アルカ「言うと思ったわ。ほい」パサッ

 

マリオ「おい、勝手に帽子取んなよ!」

 

アルカ「よっ」ボォォォ!

 

ルイージ「あー、夢のコートが…」

 

アルカ「何が夢のコートよ…全く…ほい」パサッ

 

マリオ「ふぅ、気分が良くなったぜ…」

 

カービィ「しかし、オードロボーって結構頭使うね」

 

アルカ「そうね。明日ワリオの家へ行きましょ。そこになんか手がかりがあるはずよ」

 

マリオ「そうだな。今日はもう寝よう。おやすみー。……………………くかー…」

 

ルイージ「寝るのはやっ!」

 

カービィ「僕たちも寝よう」

 

アルカ「そうね」

 

ルイージ「ふわぁ……」

 

私はマリオを抱き枕にして寝た。




次回もよろしくお願いします。


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くっしゃぁぁぁぁい!

ワリオは出ません。
理由は読むと分かります。


sideマリオ・マリオ

 

次の日…

 

マリオ「さて、ワリオの家に行くか」

 

アルカ「どこにあったっけ?」

 

ルイージ「確か、公園の近くにあったような…」

 

カービィ「レッツゴー♪」

 

ー移動中ー

 

マリオ「確かこの公園を曲がって…」

 

アルカ「アレよね?」

 

もわーん(ニンニク臭)

 

ルイージ「うわっ!くっしゃぁぁぁぁい!」

 

カービィ「鼻が曲がるぅぅ!」

 

アルカ「みんな、これをつけて!」カチャッ!

 

マリオ「いつのまにガスマスクを持ってきたんだ?」

 

アルカ「一応持ってきたの。これがなかったらわたし達は気絶してたわね」

 

ルイージ「すぅー、はぁー」

 

カービィ「ちゃんと息ができる…ありがとう、アルカ」

 

アルカ「どういたしまして。入るわよ…ん?」

 

マリオ「なんだ、この張り紙?」

 

「しばらくお宝探しの旅に出ます。ワリオ」

 

ルイージ「留守なのか…」

 

カービィ「オードロボーはこの家を拠点にしてるのかな?」

 

マリオ「ワリオがしばらく帰ってきてなかったらありえるな」

 

アルカ「しかも臭いから、誰も近づかないし。かなりいい隠れ家になるわね」

 

マリオ「鍵がかかってるな…ん?窓が割れてる。オードロボーはここから侵入したのか?」

 

アルカ「中に人がいるか確認するわ。………誰もいないわ、出かけてるのかしら?」

 

ルイージ「とりあえず入ろう」

 

ワリオの家の中は、まるで台風が過ぎたように散らかっていた。

 

カービィ「どうやったらこんなに散らかるんだろう。キノコ町七不思議に入りそうだね」

 

マリオ「いや、家の七不思議に入りそう」

 

アルカ「そんなこと今はどうでもいいから、調査するわよ」

 

ルイージ「ゴソゴソ………ん?これは…」

 

カービィ「デデデのハンマー?なんでここに?」

 

マリオ「オードロボーが盗んできたんだろ」

 

アルカ「ありえるわね。他にあるかしら?」

 

ルイージ「……今気づいたんだけど、ぼくたち不法侵入だよね?」

 

カービィ「………あ。」

 

アルカ「大丈夫よ、これは調査だから!(汗)」

 

マリオ「それは流石に無理があるだろ」

 

ルイージ「じゃあはやく調査してトンズラしよう!」

 

カービィ「うん、そうしよう」

 

sideオードロボー

 

今日はブルームプラネット国にいる。

俺の隠れ家がバレてなきゃいいが…(もう既にバレてます)

裏番が相手だから、準備しなきゃいけねー。だからここで

色々盗むことにした。裏番の能力は瞬間移動じゃなさそうだしな…うーん…!!まさか、時間停止か!?

それはまずい!隙を突かれたらすぐやられるじゃねーか!

あのマントも取られたし…どうすればいいんだ…クソ…




オードロボーはたまたま隠れ家にいませんでした。

次回もよろしくお願いします。


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ただいま調査中

キノピコ視点が出ます。


sideマリオ・マリオ

 

マリオ「ゴソゴソ…いろんなものがあるな…」

 

アルカ「でも全部ボロボロね。要らない物は捨てたのかしら?」

 

ルイージ「それとも需要が無かったとか?」

 

カービィ「ありえるね…ん?これは?」

 

カービィはゴミの中から白い玉を見つけた。

ん?白い玉?なんか見覚えが…まさか!?

 

マリオ「おい、それって犯罪ボールじゃないか!?」

 

アルカ「何ですって!?今すぐ壊すわよ!」ドゴォ!

 

バリィィン!ボォォォ!

犯罪ボールは跡形もなく消え去った。

 

ルイージ「あんな危険物を散らかしてるなんて、オードロボーは頭のネジが飛んでるよ、きっと」

 

カービィ「そのセリフ、別のところで聞いたような…」

 

どこだったっけな…

天の声「呪いの帽子で言ったぞ。どこで言ったか探してみてね☆」

おい、原作を宣伝するな!

…とりあえず、

閑話休題。

 

マリオ「とにかく、気をつけろ。とんでもない危険物が混じってるかもしれん」

 

アルカ「そうね、気をつけましょ」

 

その後もうしばらくワリオの家を調査した。

 

マリオ「そろそろ帰ろうぜ。オードロボーが帰ってきそうな感じがする」

 

アルカ「私も同感よ。時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

ルイージ「窓をよいしょっと…」

 

カービィ「帰ろ帰ろ〜お家に帰ろう〜でんでんでんぐり返しでバイバイバイ♪」

 

マリオ「幼稚園児か!」

 

アルカ「カービィ、幼児退行した?」

 

ルイージ「そもそも何歳かわからないんだけどね」

 

カービィ「ボクはこう見えてもマリオ達と同い年だよ!」

 

マリオ「へぇー、以外」

 

アルカ「肉体年齢と精神年齢が釣り合ってないわね。いい精神科を紹介するわよ?」

 

カービィ「子供の歌を歌っただけで酷くない!?」

 

結論。カービィはイジリキャラである。

 

sideキノピコ

 

私は今、こっそり洗脳された人達を解除している。

今のところバレてないけど、気をつけないとね。

おじいちゃんのメガネをこんなことに使って欲しくない!

だから、罪滅ぼしのためにも事件解決のために動いてる。

……しかしよくこんなに洗脳ができたわね。

メガネ工場を復活させてるし。これはキノピオに連絡ね。

プルルルル…ガチャ。

 

キノピオ「おう、進展あったか?」

 

キノピコ「ええ、オードロボーはメガネ工場を復活させてるわ。できるだけ早く潰さなきゃいけないわ」

 

キノピオ「分かった。引き続き頼んだ」ガチャッ。

 

これで連絡は完了ね。さて、捜査の続きを…

カタカタカタカタカタカタ…カタッ。

これでまた一人解除したわ。

この作業はしばらく続きそうね。




次回はメガネ工場へ行きます!

次回もよろしくお願いします。


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メガネ工場

UA400突破!
これからもよろしくです!


sideマリオ・マリオ

 

マリオ「……で、明日は工場を潰して来いと」

 

キノピオ「ああ、行ってくれるか?」

 

マリオ「どうせアルカに連れて行かれるしな。行くぜ」

 

キノピオ「了解。任せたぞ」ピッ。

 

しかし、メガネ工場が復活してるとはな…

前はバズーカで製造ラインを破壊したんだっけ?

どうやってなおしたんだろうな。

そんなことを考えてると、アルカが部屋に入ってきた。

 

アルカ「何て言われたの?」

 

マリオ「明日メガネ工場を潰して来いと言われた。一応場所は覚えてるぜ」

 

アルカ「あのマッシュルームヘッド、自分でやりなさいよ…」

 

マリオ「ま、とにかく、準備しとけ」

 

アルカ「はーい」

 

sideキノピオ

 

さて、アイツに伝えたし、仕事に戻…

キノピオ「へっくし!……アルカにマッシュルームヘッドって言われたような…」

 

天の声「的確過ぎだろ!」

 

ま、いいか。キノピコの作業も順調に進んでいるし、今のところ問題は起きてない。

それにしても、オードロボーの透明コートを燃やしてやったのはでかい。俺が覚えてる限り二着しかないからな。

………。

俺も頑張るか。

 

sideマリオ・マリオ

 

ー次の日ー

 

カービィ「みんな準備はいいかい?」

 

アルカ「オッケー!」

 

カービィ「それじゃ、出発!」

 

ーバスで1日かかったところー

 

マリオ「ふぅーついた」

 

ルイージ「最後ここにきたのは3年前だったよね」

 

アルカ「年数減らしてた時ね。懐かしいわ」

 

カービィ「おお、武器屋がラーメン屋に変わってる。後でここで食べよーよ」

 

マリオ「別にいいが、まずは工場を潰すぞ」

 

しばらく歩くと、新しく建てられたような工場があった。

メガネをかけたやつが門番になってる。

 

アルカ「入るわよ。時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

止まった時の中で、俺たちは工場に入る。

中はまあまあ広いが、製造しているもの以外何の変哲も無い普通の工場だった。

 

ルイージ「ところで、どうやって工場を潰すの?」

 

アルカ「ふふふ…大丈夫、そこはすでに手を打ってあるわ。あんた達は司令室に行きなさい」

 

カービィ「アルカは何するんだい?」

 

アルカ「それはお楽しみよ♪」

 

うわっ、絶対ロクでも無いことをするつもりだこいつ…

 

マリオ「……任せたぞ、アルカ」

 

アルカ「ふふっ、任せなさい!」たたた…

 

ー司令室ー

 

マリオ「色々機材があって司令室らしいな」

 

ルイージ「えっと、この電源を切ればいいんだよね?」

 

カービィ「うん、多分あってる」

 

マリオ「ん?自爆スイッチ?おい、なんかめっちゃ怪しいボタン見つけたぞ。押すか?」

 

ルイージ「バカなの!?絶対押しちゃダメ!」パシーン!

 

マリオ「ふぁぃ…叩く必要なかっただろ…」

 

その後、作業を終えてアルカと集合した。




アルカは何をするんでしょうね。

次回もよろしくお願いします。


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大☆爆☆発

タイトル通りの事が起きます。


sideアルカ・パンドラ

 

マリオ達に司令室を任せた後、遭遇した全員のメガネを取って壊した。流石の私でも普段の10倍疲れる空間でダッシュしたらちょっと疲れるわね。ま、もう疲れてないけど。

 

アルカ「後はマリオ達を待つだけね」

 

ー集合したー

 

マリオ「ルイージから叩かれてまだいてぇよ…」

 

アルカ「何したの?」

 

ルイージ「自爆スイッチを押そうとしてた」

 

マリオ「冗談だったのに…ToT」

 

カービィ「ところでアルカ、なんでまだ再生しないの?」

 

アルカ「ふふふ…それはね…」

 

マリオ「何だ?早く言えよ」

 

アルカ「この工場にいる人全員救助するからよ!」

 

3人「ふーん……………ええええええええ!?」

 

ルイージ「後40分くらいでできるのそれ!?」

 

カービィ「というか、全員救助してから何するの!?」

 

アルカ「この工場をドッカーン☆」

 

マリオ「相変わらずぶっ壊れた作戦を持ってやがる…急ぐぞ」

 

アルカ「了解!」

 

ー数分後ー

 

ルイージ「はぁ…はぁ…」

 

カービィ「これで全員…疲れた…」

 

アルカ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

人「…あれ?ここどこだ?」

 

人「俺は何を…」

 

アルカ「さて…」スチャ

 

私はメガホンを構えて叫ぶ。

 

アルカ「みなさーーーん!ここから避難してくださーい!もうすぐこの工場が爆発しまーーす!急いでくださーーーい!」

 

人「何だって!?」

 

人「早く逃げろー!」

 

よし、後は爆破するだけね。

 

マリオ「肝心の爆弾はどこだ?」

 

アルカ「これよ」サッ

 

ルイージ「いつのまにかダイナマイトを…まあいいや。兄さん、点火して」

 

マリオ「あいよ」ボッ…

 

アルカ「後は任せて!オリヤァァァァ!」

 

ピュゥゥゥゥゥゥゥゥゥウン!

 

そして…

 

ドッカァァァァァァァァアン!

 

工場は跡形もなく消え去った…

 

カービィ「………。さて、ラーメン屋に行こー♪」

 

マリオ「切り替え早いなおい」

 

アルカ「ま、仕事が終わったんだし、いいんじゃない?」

 

ルイージ「それもそうだね。行こー♪」

 

その後、美味しいラーメンを食べて帰った。

 

sideオードロボー

 

ここ数日不幸続きだ…

透明コートが一枚燃やされたり、相手が裏番で時間停止(一応予想)が使えたり、何故か次々と洗脳が解かれていたり。

 

そして今日、メガネ工場が爆破されたという情報が入った!嘘だと思ったが、実際に行って確かめてみると、工場は跡形もなかった。

 

クソッ…俺はただ珍しいものが欲しいのに…ただでもらいたいだけなのに…何故こうなるんだ!?

 

…。

……。

………。

 

コートはもう一枚ある。

やるしかない…。




追い詰められるオードロボー。
どういう展開になるのか!?

次回もよろしくお願いします。


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追い詰めた!

後数話でこの章が終わると思います。


sideマリオ・マリオ

 

昨日メガネ工場を爆破した後、ラーメン食って家に帰ったんだが、とある理由で家に入れない。

 

ここで問題だ。何で入れないと思う?

 

①鍵を無くした

②家の前に敵がいる

③用事ができた

 

正解は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敵「オラオラ!出て来いや、赤い帽子をかぶったオッサン!」

 

敵「そろそろこじ開けるぞゴラァ!」

 

答えは②だ。全員メガネをかけている。

 

マリオ「おい、お前ら。人の家の前で何してやがる」

 

敵「ボスからの命令だ、お前を殺す!」

 

アルカ「………殺す?今マリオを殺すって言ったの?」

 

敵「そうだ、こいつを殺すんだよ!」

 

ルイージ「あ、こいつら終わったね」

 

カービィ「そうだね」

 

マリオ「アルカに殺すという言葉は禁句だぞ」

 

敵「禁句だからなんだ、殺すのは変わらグホォ!」

 

ドッゴォン!

 

敵の顔面にストレートが入った!

しかし、アルカを怒らせたらこの程度じゃ終わらない。

 

敵「やりやがったな!」

 

敵「オッサンは後だ!このガキを殺れ!」

 

アルカ「…………。」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

アルカはブチ切れていた。完全に裏番モードになっている。コイツはもう止まらないぞ。

 

敵どもは銃を発射したり刃物を振り回したりするが、アルカはそれを返り討ちにする。

 

敵「な、何だこのガキは!」

 

敵「強すぎる!」

 

敵「おい、まさか、コイツが裏番なんじゃないのか!?」

 

気づくの遅くね?

 

敵「ひぃぃぃぃ!お助けをー!」

 

アルカ「……………洗脳されてるとはいえ、私の仲間、しかもマリオに殺害予告をするのは許さないは。……ただ」

 

敵「ただ?」

 

アルカ「ただ、今オードロボーがどこにいるのかを教えてくれるなら、ボコすだけで済ませるわ。さて、どうする?」

 

ボコす前提かよ。アルカらしいな。

 

敵「…………。わかった、教えてやる。ボスは今…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前の背後にいる」

 

マリオ「何!?」クルッ

 

ルイージ「透明人間か!」

 

カービィ「気配はしたけど気づかなかった!」

 

オードロボー「………。やっと俺の出番か…」

 

マジでいた!

 

マリオ「泥棒がそんなに堂々としていていいのか?」

 

オードロボー「俺は今透明人間だ、どうせ見えないだろ」

 

ルイージ「こりゃ厄介な敵だね」

 

アルカ「透明人間だから何?私に勝てるとでも?」

 

カービィ「アルカ、そのセリフは負けフラグだよ」

 

マリオ「大丈夫だ、アルカにそんな理屈は成り立たない」

 

オードロボー「ハハハ、そうさ!俺は透明人間!お前らに俺は見えねぇ!だから俺と戦うことはできない!これは一方的な暴力だ!フハハハハ!」

 

ルイージ「ねぇ君」

 

オードロボー「何だ、降参か?ならばオルゴール箱をよこせ」

 

カービィ「自分の状態を何で気づかないの?」

 

オードロボー「何のことだ?……な!?」

 

アルカ「………。捕縛完了」

 

オードロボーはいつのまにか、アルカに縛られていた。




さて、今度は本物でしょうか!?

次回もよろしくお願いします。


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フルボッコ♪

果たして本物でしょうか!?


sideアルカ・パンドラ

 

マリオ「早くコートを取って本物か見てみようぜ」

 

アルカ「そうね。さて…」

 

パサッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透明コートを取ると、外には仮面をつけた紫色のチビがいた。

 

オードロボー「クソッ!正体がばれちまった!」

 

へぇ。このチビが本物?

 

アルカ「驚いたわ。まさか本人が来たとはね。相当追い詰められていた証拠ね」

 

オードロボー「フン!俺が負けたと思うなよ!お前ら、かかれぇー!」

 

敵「ボスを助けろー!」

 

敵「裏番を殺れー!」

 

ルイージ「おっと、そうはさせないよ。サンダー!」

 

ビリビリッ!

ナイスよ、ルイージ!

 

敵「ギャァァァァア!」

 

オードロボー「ああ、俺の手駒が!」

 

うるさい、屑。

 

アルカ「…だまれ」ドゴッ!

 

☆説明しよう!アルカは裏番モードになると、口がめっちゃ悪くなる!

 

オードロボー「ぐはっ!」

 

アルカ「それ以上喋ったらここで処刑するわよ」

 

オードロボー「………。(クソォ…完全に詰んだ…一体どうすれば…)」

 

アルカ「さて、質問に答えなさい。洗脳メガネの本体(KPのイニシャルがあるやつ)はどこにやったの?返答次第であんたは死ぬけど」

 

オードロボー「俺の隠れ家の地下にある。まあ、どこにあるか知らないだろうがn「ワリオの家ね。行ってくるわ」……なぜ分かった!?」

 

アルカ「あんたの隠れ家なんで既にばれてたのよ」

 

私は時を止めてワリオの家に行く。

 

アルカ「………。あったわ。なんで気づかなかったのかしら?普通にポンと置いてあるのに」

 

これが灯台下暗しなのね。

すぐにダッシュで戻り、再生する。

 

カービィ「あ、時を止めたんだね」

 

アルカ「そうよ。簡単なところに置いてあったわ」

 

オードロボー「くっ…時を止められるのは本当だったのか!」

 

アルカ「まあ、知ったところでアンタはどうせ捕まるけど」

 

オードロボー「捕まるだと?この俺が?ふざけガフゥ!」

 

私はオードロボーの態度にイラついたためセリフが終わる前に腹パンを入れた。仕方ないでしょ?ウザいんだから。

 

アルカ「キノピオ、犯人を逮捕したわ。受け取りをお願い」

 

キノピオ「おう、流石だな。分かった、すぐ行く」

 

マリオ「ふぅ、やっと終わったー♪」

 

ルイージ「明日からはゆっくりできるね」

 

アルカ「明日からはね。今日はこいつをボコボコにするわよ♪」

 

カービィ「…いい考えだね…僕たちの休日を邪魔したんだからね…」

 

マリオ「思いっきりしばかなきゃな」コキコキ…

 

ルイージ「あと、永遠にトラウマを植え付けなきゃね」

バチバチ…

 

アルカ「あと、顔面を再起不能にしなきゃ♪」ゴゴゴ…

 

オードロボー「や、や、やめてください…もうしませんまから…おねがいします…」ガクガクブルブル…

 

オードロボーは命乞いをしている。でも、

 

アルカ「もう遅いわよ。地獄を見なさい」

 

まずはカービィからね。

 

カービィ「吸い込み!スゥゥゥゥゥ…ハッ!」

ヒュュュュュュウ……ドゴォン!

 

オードロボーは縛られたまま上へ吹っ飛んで落ちてくる。

意識はまだあるみたいね。しぶといわ。

 

オードロボー「や…めで…ぐだ…ざい…!」

 

マリオ「断る!ルイージ、行くぞ!」

 

ルイージ「オッケー兄さん!」

 

マリオ兄弟「ブラザーリアクション!」

 

☆説明しよう!この技は原作の警察の逆襲で出てきた技だよ!探してみてね!

 

バチバチボォォォ!

オードロボーは燃えながら感電した。しかしギリギリ意識を保ってるのが運の尽きね。さて、

 

アルカ「私の番ね♪」

 

オードロボー「あ……あ……」

 

アルカ「否テテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテ定!」

 

ドコォ!バガァ!ボガァ!

 

オードロボー「………」

 

オードロボーは意識を失い、無残な姿で倒れていた。

 

その数分後にキノピオがきて、やりすぎだと説教されたのは別の話よ。




次回最終話です。
裏番モードのアルカは口が悪いです。
あと、ブラザーリアクションは警察の逆襲で出てきますが、探してみてください。

次回もよろしくお願いします。


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最終回の前の回の次の回

この章の最終回です。


sideマリオ・マリオ

 

キノピオが駆けつけてきたときには、オードロボーがボッコボコにされており、やりすぎだと説教された。

だが、アイツは俺たちの休日を邪魔したのを知っていたため、罰は特になかった。

 

今、俺とルイージとアルカとカービィの四人は、ニュースを観ている。

 

「昨晩、有名な怪盗であるオードロボー・トッテンが逮捕されました。どうやらあの"裏番"が捕まえたそうです。トッテン容疑者が盗んだものは数日前盗まれた洗脳メガネに加えほとんど見つかっており、順調に調査は進んでおります。続いては…」

 

マリオ「これで一件落着だな」

 

ルイージ「これで休日をゆっくり過ごせるね」

 

アルカ「ふぃ〜」

 

カービィ「アルカは大活躍だったね」

 

マリオ「さすが俺の妹分だ」

 

アルカ「いつのまに妹分になってたの……妹分じゃなくて嫁なのに…」ボソッ

 

ルイージ「ん?アルカ今なんか言った?」

 

アルカ「な、何でもない////」

 

マリオ「何で照れてんだ?」

 

アルカ「何でもないったら!////」

 

3人「???まあいいや」

 

アルカ「(ふぅ…よかった…みんな鈍感で)」

 

その後約6年、平和な日常が続いた。

 

洗脳メガネ、再び 完

じけーれつは続く……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからの時系列

 

2023 メガネ事件解決

 

2024 アルカが成人になる。

 

2025 特に何も起きてない

 

2026 マリオとアルカ、ルイージとデイジー、キノピオときの子ちゃんなどが結婚する(アドは別の画家と結婚して、きのこ王国に引っ越してきた)

 

2027 6月3日 アルミ・マリオ誕生

同年 6月14日 ルイス・マリオ誕生

同年 10月10日 キノ太郎誕生

同年 12月3日 アドレーヌ誕生

 

2028 キノピオが刑務所の所長、ハリーが警察総監に就任する。

 

2029 第3章 世界がバグった!

 

妻のアルカ、娘のアルミと共に幸せに暮らしていたマリオ。そのときに、事件は起きた。

この世に存在してはいけない生き物「グリッチ」が、世界を滅亡の危機に直面させる!

しかし、マリオは9年前の占いを思い出す。内容は、「2029年のどこかで世界を救って死ぬ」というものだった。

マリオは果たして世界を救えるのか!?そして、英雄として死ねるのか!?

 

豆知識集

◇は、カーレーサーになった。いつも優勝している。

コメント フェェェェイ!

アルカは保育士として働いており、警察は副業である。

コメント 副業だけで1000万稼いでます。

マリオは配管工のプロであり、すごい技術を持っている。

コメント 配管工にプロってあんの!?

マリオやルイージの変身をスーパー化といい、4種類ある。

コメント 後の3種類は記憶が消えないという…




マリオとアルカの娘→アルミ
ルイージとデイジーの息子→ルイス
キノピオときの子ちゃんの息子→キノ太郎
アドの娘→アドレーヌ
という感じです。
次の章ではまだ2歳です。

次の章もよろしくお願いします。


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第4章 世界がバグった!
平和の崩壊


マリオ編最終章、開幕。


sideマリオ・マリオ

 

……。

…………。

………………。

あれから6年経った。

俺とアルカが結婚したり、アルミが生まれたり、ハリーが警察総監に就任したりと、いろんなことが起きた。

 

ピリリリリリリ…

朝の7時のアラームが鳴る。

 

マリオ「ふあ〜」

大きなあくびをする。さて、起きるか。

そう思ってると…

ガチャッ。

 

アルカ「あら、おはよう。ご飯できてるわよ」

 

アルミ「おとーさん、おはよー」

 

妻のアルカと娘のアルミが入ってきてあいさつする。

アルミはまだ2歳だが少し喋ることができる。

見た目は母親似で、黒髪ショートで赤いパーカーを着ている。そして、かわE。

 

マリオ「ああ、おはよう、アルカ、アルミ」

 

今日も平和な1日が始まる…はずだ。

 

side??????

 

数日前…

 

フゥ…フゥ…

ヤットチジョウニデレタ。

サテ、ドウシヨウカ…イマスグセカイヲコワスカ?

ウーン…イヤ、イマハチカラヲタメヨウ。ウン、ソウシヨウ。タノシミダ…ククククク…

 

sideアルカ・マリオ

 

マリオ「行ってきまーす」

 

アルカ「行ってらっしゃい♪」

 

ガチャッ。

 

アルカ「さて、アルミ、私は仕事に行くから、ピーチの所に行く準備して」

 

アルミ「うん!たのしみ!」

 

ふふっ、可愛い子ね。いつも元気そうで何よりだわ♪

 

アルミ「おかーさん、なんかいいことあったの?」

 

アルカ「いや、アルミが元気そうでいいなと思ってただけよ」

 

アルミ「そういってるおかーさんもげんきそうだよ!」

 

アルカ「そう?ありがと♪お礼としてアルミの頭を撫でてあげる♪」ナデナデ

 

アルミ「えへへ〜」

 

私はふと、こんな日常が続けばいいなと思う。

 

数時間後、世界の危機に直面するとも知らずに…

 

sideマリオ・マリオ

 

マリオ「今日はあまり仕事がねーなー」

 

俺は配管工の事務所で待機しているんだが、普段と比べて仕事が全然来ない。仕事はめんどくさいから少なくなるのは嬉しいが、なんか嫌な予感がするんだよな…

 

…………!

確か、9年前、デイジーに俺の未来を占ってもらった時、今年のどこかで世界を救って死ぬという結果が出たな。かと言って、今はもう12月中旬だしな…アレはハズレかな?

そう思って窓を見てみると、俺は絶句した。

なぜなら…空は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギュオオオオオオオオオ…

 

訳の分からない謎の物質に包まれていたからだ。

 

ドドドドドドドドドドド

……これは、マズイぞ。

 

マリオ「今すぐ仲間たちに連絡だ!」

 

ー数分後、ジーノの秘密基地にてー

 

マリオ「これでみんな集まったな」

 

ルイージ「これはとんでもない事態だ、集まるのは当然だよ」

 

アルカ「アルミたちはここに置いていくわ。危険すぎるもの」

 

ピーチ「なら、私が彼女らを見張って置くわ」

 

キノピオ「空に浮かんでいる謎の物質は、ソジック国のイビト山付近から来たものだと分かった。ソジック国は魔法を使う人々が住んでることで有名だ。相当危険なものに違いない」

 

ノリオ「久しぶりの大事件です、気を引き締めましょう」

 

全員「おお!」

 

こうして、俺にとっての最後の戦いが始まった。




アルミはまだ2歳なのにめっちゃ喋れてますね。

次回もよろしくお願いします。


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付近を調査

今更ですが、急展開過ぎません?


現在ここにいる人は、

マリオ、アルカ、アルミ、ルイージ、キノピオ、ノリオ、ミール、クッパ、ピーチ、カービィ、アド、アドレーヌ、ジーノである。

 

sideマリオ・マリオ

 

マリオ「まずは情報収集だな」

 

ルイージ「そうだけど、どうやって?」

 

アルカ「ネットで調べたり、発生源を調査したりするのよ」

 

キノピオ「その通りだ。いきなりだが、数人でイビト山付近を調査してもらう」

 

カービィ「ワープスターを持ってる僕は確定として、あと3人かな?」

 

アド「私の攻撃は汎用性が高いから、私も行くわ」

 

クッパ「ワガハイも連れて行け」

 

ノリオ「後は私ですかね」

 

もう決まってやがる…

 

ミール「ネットで情報収集するのは私でいいわよ。こういうのは慣れてるし」

 

確か、ミールはネット監視警察だったな。こいつが妥当だな。

 

マリオ「アルミ、お前はここでピーチと一緒に待っとくんだぞ」

 

アルミ「うん!おとーさんおかーさんたち、がんばって!」

 

アドレーヌ「ママ、わたしは?」

 

アド「レーヌはここでアルミちゃんと遊んでて」

 

アドレーヌ「はーい!」

 

☆説明しよう!

アドは娘のアドレーヌのことをレーヌと呼んでいる!

 

マリオ「ところでルイージ、ルイスばどこだ?」

 

ルイージ「もうすぐデイジーとここへ来るそうだよ」

 

キノピオ「きの子もキノ太郎とここへ来ると言ってたな」

 

アルカ「なら戦えない人達は安全ね。現地調査組は今すぐ出発して」

 

カービィ「OK!」

 

クッパ「行ってくるぞ!」

 

ノリオ「あなたたちも健闘を祈ります」

 

アド「レーヌを頼んだわ」

 

そう言って、4人は出発した。

 

マリオ「残った俺たちはキノコ市辺りを調査しよう」

 

☆説明しよう!

9年前はキノコ町だったが、今はキノコ市である!

ちなみに人口は約150万人だ!(2029年)

 

ルイージ「それが一番だね」

 

プルルルルル!

 

アルカ「あら、電話だわ。はい、もしもし……はい………はい、そうですが……え!?はい、今すぐ伝えます!

……はい、失礼しました!ガチャ みんな、大変よ!ピーチ城周辺に黒い謎の生命体が暴れてるらしいわ。今すぐ戦闘準備よ!」

 

ジーノ「早速だね。僕はいつでもオーケーだよ!」

 

マリオ「俺も準備完了だ」

 

ルイージ「僕も用意できたよ」

 

キノピオ「俺は一応ここで残っておくぜ、お前らに任せた」

 

アルカ「じゃあ、行くわよ!時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

俺たちの周りはモノクロになって止まる。

 

マリオ「急ごう」

 

ーピーチ城付近ー

 

城の近くでは案の定黒い生命体がいた。人型の形をしており、目と思われる位置が赤く光っている。

その生物の周りの車や塀は、ところどころ潰れたり砕けたりしていた。

 

マリオ「こいつ、とんでもないパワーを持ってやがる」

 

アルカ「ええ、でも関係ないわ。こいつはぶっ殺すだけよ」

 

おお、怖い怖い。裏番モードになったな。

 

アルカ「覚悟はできた?再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

世界は色を取り戻す。

 

…戦闘開始だ。




謎の生物の正体は!?

キャラクター紹介
アルミ・マリオ
マリオとアルカの娘。ここではまだ2歳だが、後々「最強の人間」と呼ばれることになる。
パワー
???→????→?????

→????→????
次回もよろしくお願いします。


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黒い生命体

黒い生命体は、人型で、目があるような位置が赤く光ってるような見た目です。


sideマリオ・マリオ

 

戦闘開始だ。

 

黒い生命体「グォォォォ!」

 

マリオ「こいつ、なんで暴れまわってるんだ?」

 

アルカ「関係ないわ、行くわよ!」

 

ルイージ「サンダー!」ビリビリ!

 

黒い生命体「グォッ!?グググ…グォッ!!」

 

ギュゥン!

 

マリオ「あまりダメージが入ってないぞ…」

 

アルカ「なら、殴るわ!否テテテテテテ定!」ドゴォ!

 

黒い生命体「グォッ…グォォ…」

 

黒い生命体は、少しよろめいた。流石にアルカのパンチは効いたようだ。

 

ルイージ「もう一回サンダー!」バチィッ!

 

黒い生命体「グギィッ!?」ビリィッ!

 

マリオ「ん?攻撃が効いたぞ?アルカ、お前こいつの防御みたいなやつを砕いたんじゃね?」

 

アルカ「ありえるわね。一気に畳み掛けるわよ!」

 

兄弟「おお!ブラザーリアクション!」ドシュウ!

 

黒い生命体「グォォォォ…」フッ…

 

黒い生命体はやられ、そのまま消滅した。

 

マリオ「……なんだったんだ、今のやつ?」

 

アルカ「パワーは大体1000くらいかしら」

 

ルイージ「でも、空はまだ黒いし、もっといそうだね」

 

マリオ「現地調査組はやられてなきゃいいが…」

 

sideアド

 

私たちはついさっきソジック国のイビト山付近について、今から調査を始めるところよ。

 

アド「まずは聞き込みかな?」

 

ノリオ「そうですね。でも、私は通報されそうなので、遠慮しておきます」

 

クッパ「ワガハイも見た目がな…」

 

カービィ「なら、僕とアドの2人が聞き込みするから、ノリオとクッパはここを見張ってて」

 

ノリオ「了解です」

 

アド「じゃあカーくん、行こっか」

 

カービィ「うん…」

 

ー聞き込みしたー

数分後、私たちは集合した。

 

アド「やっぱり、ここ付近で黒い何かが出てきて、空が黒く染まったのは間違いないみたい」

 

カービィ「あと、そこらじゅうで黒い生命体が暴れまわってるみたいだ。早く止めないと」

 

ノリオ「そうですね。久しぶりにコイツ(バズーカ)を使いたかったのでちょうどいいですね」

 

クッパ「ワガハイも戦うぞ。それしか取り柄がないからな」

 

アド「じゃあ、早速行こう!」

 

少し移動すると、そこには人型の黒い生命体がいた。

この生命体が敵ね。

 

黒い生命体「グォッ!グォッ!」

 

ノリオ「いきなりドーン」ドーーン!

 

黒い生命体「グォォォォ!」シュュゥ!

 

クッパ「大ダメージみたいだな!ファィア!」ボォォォ!

 

黒い生命体「グォォッ!グォォ…」フッ…

 

アド「あれ?もう倒したの?」

 

カービィ「出番がなかったね」

 

ノリオ「いや、恐らくもっといますよ」

 

クッパ「出番はいくらでもあるだろう。とりあえずマリオたちに報告だ」

 

その後、私たちはワープスターで帰ると、マリオたちも同じようなやつと戦ったのを知った。




同時刻で二体倒しましたね。

次回もよろしくお願いします。


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ちょっと技披露

ぜひ評価やコメントをお願いします!


☆現在、キノピオは別行動です。

 

sideマリオ・マリオ

 

俺たちが黒い生命体を倒したあと、一旦秘密基地に戻り、カービィたちが帰ってきたあと、一旦情報を整理した。

 

ミール「今のところ黒い生命体はあまり出現してないみたいね」

 

マリオ「一体でもなかなかのパワーだぞ、あれ」

 

ルイージ「もしも個人で行動してるときに遭遇したら、アルカやノリオぐらいしか対処できないよね?」

 

アルカ「そこは問題ないわ。個人で行動することがないようにすればいいのよ」

 

カービィ「確かに…元からしなきゃいいね…」

 

アド「二人一組でチーム作る?」

 

ノリオ「あまり多すぎてもダメでしょうし、それが妥当でしょう」

 

ジーノ「早速決めよう」

 

ペアは、俺とアルカ、ルイージとクッパ、カービィとアド、ノリオとジーノになった。

 

アルカ「よろしくね、愛棒♪」

 

なんか相棒の漢字が違うような気が…まあいいや。

 

カービィ「ねえねえ、ちょっと提案があるんだけど 、ロゼッタに会って協力を頼んでみない?」

 

ノリオ「それはいい提案ですね。それでは、行ってきてください」

 

カービィ「え、今!?」

 

アド「カーくんが言い出したんでしょう?行ってきてよ」

 

カービィ「え……」

 

ノリオ「安心してください、冗談です。今日はもう休んで明日行きましょう」

 

カービィ「はぁ、良かった…」

 

コイツ、マジで行くと思ってたの?まに受けすぎだろ。

 

マリオ「とりあえず、今日はもう寝ー」

ドガーン!

 

アルカ「外で何かあったみたいね。今すぐ行くわよ!」

 

ルイージ「黒い生命体だろうね…」

 

急いで外に出てみると、黒い生命体の集団が辺りを荒らしていた。10体ぐらいいるなこりゃ。

 

ノリオ「ドーン」ドーーン!

 

黒い生命体「グォォォォ!」シュゥゥ…

 

アルカ「マリオ、帽子借りるわよ!」パサッ

 

マリオ「おい、いきなり「何か文句でも?」ないです、お好きに使ってください、ぅぅぅぅ…」

 

ルイージ「兄さん、ドンマイ」

 

クッパ「話はそこまでにしようぜ。ファィアー!」

ボォォォ!

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

アルカ「あと9体ね。ファィアパンチ!」ドゴォ!

 

黒い生命体「グォッ…」フッ

 

アド「あと8体!ザ・ワールド・ドローペイン!」

バシュッッ!

 

あと7体だな。

カービィはいつのまにかソードにコピーしていた。

 

カービィ「ルイージ、サンダーを剣に当てて!」

 

ルイージ「お、おう!サンダー!」ビリィッ!

 

カービィの剣は、サンダーをまとった!

確か、俺のファィアをまとってフレイムソードとかやってたな。

 

カービィ「サンダーソード!」

 

カービィはサンダーをまとった連続切りを放ち、あっという間に黒い生命体どもを蹴散らした!

 

アルカ「おお、強いわね。まさか鍛えたの?」

 

アド「してたわね、毎週」

 

クッパ「この戦いが終わったら、手合わせしようぜ、カービィよ」

 

カービィ「う、うん…(勝てる気がしないな…)」

 

その後、アルカに帽子を返してもらい、疲れたのですぐ寝た。




クッパはフラグ発言してるんですが、安心してください、死ぬのはカービィやクッパではありません。
(マリオはもう確定だけどね)

次回もよろしくお願いします。


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敵が増えてきた…

一応ロゼッタ初登場ですね。


sideマリオ・マリオ

 

次の日、俺たちは、ロゼッタに会いにブルームプラネット国へ行こうとしていた。

 

マリオ「今回は俺とアルカ、カービィとアドでよくねーか?」

 

アルカ「それがいいわね」

 

アド「ロゼッタさん、大丈夫かな…?」

 

カービィ「早速出発!ワープスター様、憧れるぅぅ!」

 

〜〜ー=☆

ー出発!ー

 

しばらく移動していると、突然空中に黒い生命体が現れた!コイツら飛べるのかよ!

 

マリオ「落とされちまうぞ!」

 

アルカ「大丈夫よ!時間停止!」

 

次の瞬間、アルカは黒い生命体の上に乗っていた。

 

カービィ「え!?アルカ、そこは危ないよ!」

 

アルカ「だから、大丈夫よ!否テテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテ定!」

ドガドガドゴォ!

 

黒い生命体「グォォァッ!」フッ…

 

アルカ「よっ」ピョーン

 

アルカはワープスターに飛び移った。すごい運動神経だなおい…

 

アド「アルちゃん、今のは心臓に悪いよ…」

 

アルカ「そう?ゴメンゴメン、テヘ♪」

 

マリオ「謝る気ねーだろ…」

 

カービィ「あ、そろそろ着くよ」

 

ティゥルルルルル…

 

ーブルームプラネット国ー

 

マリオ「着いたぜ」

 

シーン…

 

カービィ「なんかやけに静かだね。誰もいないのかな?」

 

アド「みんなやられたりしてないよね?」

 

アルカ「フラグ立てn「ドガーン!」…ほら、なんかあったじゃない!」

 

マリオ「早く行くぞ!」

 

ー城の前ー

 

黒い生命体「グォォォォ!」

 

ロゼッタ「この数は多すぎますわ…」

 

家来「女王!逃げて助けを呼んでください!ここは私たちが止めます!」

 

ロゼッタ「いえ、そんなことはできません!」

 

家来「で、でも!」

 

ロゼッタ「私はこの国を治める女王、逃げるという選択肢はあり「あるぜ」…え!?」

 

マリオ「ようロゼッタさん、久しぶりだな」

 

アルカ「助けに来たわよ」

 

ロゼッタ「みなさん…協力をお願いします!」

 

アド「うん、一緒に戦おう!」

 

カービィ「フレイムソード!」ボォシャキーン!

 

数はおよそ15体か…多いな…

 

黒い生命体「グォッホッホッ…グォッ!」グワァ!

 

ロゼッタに黒い生命体が襲いかかる!

 

ロゼッタ「ブルームショック!」ドゴッ!

 

それをロゼッタがブルームショックで相殺する。

 

黒い生命体「グォッ!?」

 

アド「アドミサイル!」ヒィゥゥゥ…

 

アドが放ったミサイルを黒い生命体は食べようとする。馬鹿なの?

 

黒い生命体「グォォォォ!「ドガーン!」グォッ…」

1体ダウンだな。

 

カービィ「飛・斬・撃!」シャキーン!

 

カービィは炎の飛斬撃を放つ!

 

黒い生命体「グォァァォ!」ギュゥン!

 

それを黒い生命体が相殺しようとするが…

カービィ>>>>><<<<黒い生命体

微妙な差で力負けしてやられる。

ズバズバッ!ボォォォ!

黒い生命体は焼き切られた。

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

ロゼッタ「まだまだいますわよ!」

 

アルカ「望むところね!」




最近サブタイトルが適当になってます、すみません。

次回もよろしくお願いします。


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実況者、マリオ。

戦闘描写するのがしんどい…(泣)
ま、自分からすると決めたんですけどね(苦笑)


sideマリオ・マリオ

 

アルカ「ざっと数えてあと13体ね」

 

マリオ「"ざっと"してないんだが」

 

カービィ「そんなことは今どうでもいいから、攻撃してよ」

 

マリオ「ふぁぃ…ファィアー!」ボォォォ!

 

黒い生命体「グォォォォォ」ボォォォ…

 

アド「え、焼かれてない!?」

 

ロゼッタ「火炎耐性があるみたいですわ」

 

マリオ「俺、まさかの役立たず!?」ガーン

(マリオの攻撃力が低いだけ)

 

アルカ「うーん…じゃあ、実況たのむわ」

 

マリオ「お、おう…」

 

実況はこちら、マリオが担当いたします。

 

黒い生命体「グォォォォァァァァア!」グォォォォォ!

 

黒い生命体はアルカに集中攻撃を浴びせる!だが…

 

黒い生命体「グォッ!?」

 

アルカはすでにそこにはいなかった。

 

アルカ「私はずっと後ろにいたのよ。テヤァ!」ドゴッ!

 

アルカのストレートが黒い生命体の顔面?にクリーンヒット!残り12体だ!

一方、アドは…

 

アド「ペイント!」ピシャッ!パシャッ!

 

黒い生命体「グググ…グォォ」

 

広範囲攻撃をしていた。黒い生命体はじわじわとダメージをくらい…

 

ロゼッタ「ブルームドリーム!」ポワワワ…ドゴッ!

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

ロゼッタさんがとどめを刺す。いい連携プレーだ。

そして、カービィは…

 

カービィ「ハァァァ!」ガキィン!

 

黒い生命体「グォォォ!」ドゴォン!

 

近接戦に挑んでいる。

 

カービィ>>>>><<<<黒い生命体

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

あれ、恐らくカービィは本気を出してないな。

 

カービィ「次はどいつだ!?」シャキーン!

 

カービィは剣を突き立てて威嚇する。偉そうだな。

 

黒い生命体「…グォォォォ!」ドドド…

 

黒い生命体は突進してきた。それをカービィは…

 

カービィ「ハァァァ!」ズバッ!

 

一撃で倒した。やっぱり本気を出してなかったな、コイツ。

 

アルカ「アド!必殺技をして!」

 

え、いきなり!?

 

アド「え、今!?」

 

アルカ「今よ!早く!」

 

アド「う、うん!ザ・ワールド・ドローペイン!」

パシュッ!

 

黒い生命体「グォォォォォォオ!?」ドゴォン!

 

黒い生命体たちは互いにぶつかり合って硬直する。

これが狙いか!

 

アルカ「マリオ、帽子借りるわよ!」パサッ

 

マリオ「あ、またかよ…」

何をする気だ?

そう思っていると、アルカはサッカーボールサイズのファィアボールを作り出した。

 

アルカ「いやー、この技真似してみたかったのよねー♪」

 

そういって、アルカはジャンプして回転し始めた、

まさか、こいつイナ○レの真似を…

ここで問題だ。アルカはどの技を真似したんでしょうか?

①爆熱スクリュー

②ファィヤートルネード

③マキシマムファイヤー

答えは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルカ「爆熱スクリュー!」グルグルドッゴォン!

 

①だ。めっちゃ回ってるんだが、目は回ってないみたいだ。すげーな。

 

黒い生命体「グォォォォ…」フッ…

 

黒い生命体たちは一気に消え去った。

見て気づいたんだが、強い技で相手を一気に蹴散らすのって気持ちいいよな。

 

アルカ「はい、帽子」パサッ

 

マリオ「おう、かっこよかったぜ」グッ

 

アルカ「ありがと、これでロゼッタさんにやっと話せるわね」

 

マリオ「そうだな」

 

さて、ロゼッタさんにに協力をお願いするか。




爆熱スクリューを選んだ理由
ファィヤートルネードは、イナイレのパロディをするときの典型的なわざだからです。マキシマムファイヤーは、名前しか知りませんでした。
あと、全部豪炎寺の技ですね。

次回もよろしくお願いします。


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アルカの役職

もしもアルカがイナイレにいたら
シュート技 爆熱スクリュー、グランドファィア
キャッチ技 正義の鉄拳、ゴットハンドX
ドリブル技 ヘブンズタイム
ブロック技 ボルケイノカット
普通に強いですね。


sideマリオ・マリオ

 

マリオ「あ、ロゼッタさん、話があるんだが」

 

ロゼッタ「あら、なんですの?」

 

アルカ「実は…

 

ー説明中ー

 

…ということなの。協力する?」

 

ロゼッタ「みんな、私は行きますが、それでいいですの?」

 

ロゼッタさんは家来たちに呼びかける。部下思いだな…

 

家来「全然大丈夫です!」

 

家来「城のことは私たちにお任せください!」

 

ロゼッタ「ありがとう、みんな」

 

カービィ「ふぅ、よかった…」

 

アド「あの、ロゼッタさん、私たちが知らない情報を持ってたりする?」

 

ロゼッタ「………。えっと…まず、あなたたちが持ってる情報を知らないんですわ…」

 

アド「あ、そうだった」

 

マリオ「そこは俺が説明する。かくかくしかじか…」

 

ー数分後ー

 

ロゼッタ「なるほど、ありますわ」

 

アルカ「え!?すぐに教えて!」グイグイ

 

ロゼッタ「か、顔近いですわ…」

 

アルカ「あ、ゴメン」スィッ

 

ロゼッタ「さて…この紙を見て欲しいんですわ」ペラッ

 

カービィ「ん?なにこれ、手紙?」

 

アド「全部カタカナで書いてあるわね…」

 

マリオ「えっと、なになに?『コウフクシロ、シタクナイナラチカラズクデツブス』だそうだ、これになんの情報があるんだ?」

 

アルカ「……。ロゼッタさん、この手紙、他の国にも送られてるんでしょ?」

 

ロゼッタ「その通りですわ。今のところ襲われてるのはこの国だけですが…」

 

カービィ「僕たちが知ってる国は、ここ、きのこ王国、ドルピック島、カメーン国、ソジック国、プププランドだね」

 

アド「プププランドはそもそも惑星が違うから除外ね」

 

マリオ「ソジック国は昨日調査したから除外だな…」

 

アルカ「なら…「プルルルル…ピッ」はい、もしもし…はい、今はブルームプラネット国にいますが…え!?今度はそこですか…。了解です。失礼します。「ピッ」今度はカメーン国が襲撃されてるらしいわ。早速行くわよ!」

 

カービィ「アルカ、昨日も気になってたんだけど、誰と電話してたの?」

 

アルカ「ハリー総監だけど?直接依頼されてるのよ」

 

マリオ「警察が副業なのは知ってたんだが…」

 

ロゼッタ「どういう役職なんですの?」

 

アルカ「特別捜査官よ。一応3番目に偉い役職ね」

 

アド「3番目!?めっちゃすごいじゃん!」

 

アルカ「ま、職権乱用はしないけどね」

 

マリオ「アルカらしいな。それよりも…」

 

カービィ「早く行こ?」

 

アルカ「あ、忘れてたわ。カメーン国に行くわよ!」

 

マリオ「あ、ロゼッタさんは…」

 

ロゼッタ「私はブルームフライで飛ぶので大丈夫ですわ」

 

カービィ「なら大丈夫だね。レッツゴー!」

 

そして俺たちは、カメーン国に出発するのであった。




豆知識
アルカの役職は特別捜査官で、警察の中で3番目に偉い役職です。しかし、警察の中でかなり珍しいので、幻の役職とも言われています。特別捜査官の人はアルカとキノピコ、ミールだけです。

次回もよろしくお願いします。


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久々のカメーン国

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sideマリオ・マリオ

 

ーカメーン国ー

 

マリオ「ついた…あいかわらず暑いな、ここ」

 

アルカ「カーメン城へ行くわよ!」

 

ロゼッタ「どこにあるんですの?」

 

カービィ「うーん…場所は変わってないと思うけど、確かこの家に…」ガチャ

 

アド「それで、このクローゼットに階段があったんだよね?」ガチャ

 

アドがクローゼットを開けると、そこには改装された階段があった。

 

マリオ「ここってまだ利用されてたんだな…」

 

アルカ「入るわよ」

 

階段を下ると、薄暗い通路に入ってきた。

 

ロゼッタ「なにも見えませんわ」

 

カービィ「アド、ライトをお願い」

 

アド「オッケー!はい」カチャッ

 

カービィ「ん?なんか被ってるような…」

 

マリオ「おいアド、お前9年前に同じ間違えしたよな」

 

アド「いや、今度は大丈夫よ」

 

カービィ「ま、いいや。ライト!」カチッ

 

ビカァ!

 

アルカ「あ、今度はちゃんと明るいわね」

 

ロゼッタ「進みましょう」

 

俺たちは曲がりくねった道を進んで行く。曲がりすぎだろ…

 

カービィ「あっ、出口だ」

 

ガッシャァァァン!

 

アルカ「すでに暴れまわってるようね。時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

マリオ「なあアド、俺の帽子を描いてくれ」

 

アド「え?あ、うん…はい」パサッ

 

マリオ「よし、アルカ、お前は本物をかぶれ」パサッ

 

アルカ「え、なんで?アドが描いたそれはファィアが出せないでしょ?」

 

マリオ「お前に帽子を貸す時いちいち体調を悪くしたくねーんだよ」

 

ロゼッタ「なるほど…」

 

マリオ「準備ばできたし、進むぞ」

 

城の前では、黒い生命体が20体暴れまわっていた。

(時は止まってるから動いてないが)

 

アルカ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

黒い生命体「…!グォォォォ!」

 

ロゼッタ「ブルームショック!」ドゴォ!

 

黒い生命体「グググ…」

 

アルカ「一人で4体くらい倒せばいけるかな?」

 

マリオ「スマ○ラのマ○スの真似するな!」

 

カービィ「…でも、事実じゃん」

 

マリオ「俺は戦えないんだが…」

 

アド「はい、これ」スチャ

 

マリオ「武器か、なんだこれ?」

 

アド「ファィアセーバーよ、それを使って」

 

マリオ「ダース○ーダー?」

 

アド「ルイージと同じことを言ったわね……」

(宝探しデスゲームで)

 

黒い生命体「グォォ!」

 

マリオ「まあ、いいや。試し斬りと行くか、オラァ!」

 

ヴォォン!スパーン!

ファィアセーバーは黒い生命体を真っ二つに切り裂いた!

 

黒い生命体「グォォォォォォオ…」シュゥ…フッ…

 

マリオ「はあ!?強くね、これ!?」

 

アド「あ、それ5分しか持たないから、早めに片付けてね」

 

マリオ「おう、任せろ」

 

sideアルカ・マリオ

 

マリオ、随分と強い武器を手に入れたわね。カッコいいわ。

 

黒い生命体「グォォォォ!」グォォ!

 

アルカ「おっと、危ないわね」サッ

 

黒い生命体の攻撃を紙一重でかわす。

いやー、危ないわね。さて…

 

アルカ「どのアニメの技を真似しようかしら…」

 

黒い生命体「グォッ、グォォォォ!」ドゴッ、ドゴッ!

 

アルカ「もう、考えさせなさいよ!」

 

そんなに早く消えたいの?

なら、ワン○ースの○ースの技を使ってやるわ。

ボォォォ…

 

アルカ「くらえ!火拳!」ボォォォォォオ!

 

黒い生命体「グォォォォ…」フッ…

 

さっきの技で5体くらい一気に倒せたわね。さて、勝負はこれからよ!




今度はワンピースの技です。
つぎはどのアニメでしょうか?

次回もよろしくお願いします。


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黒い巨人

出てくる敵はサブタイトル通りです。


sideマリオ・マリオ

 

マリオ「敵はあと14体か…」

 

アド「アドミサイル!」ドガーン!

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

マリオ「相変わらずのエグいパワーだなおい」

 

アド「そんなこと言ってないで早く斬っちゃいなさいよ」

 

マリオ「へいへい、オリャア!」ズバァン!

 

黒い生命体「グォッ…」フッ…

 

アルカ「なんか、簡単すぎる気がするんだけど…」

 

カービィ「フラグになってなきゃいいんだけどね…」

 

ロゼッタ「あれ?なんか集まってません?」

 

マリオ「ん?」

 

ロゼッタさんが指差した方向を見てみると、黒い生命体たちが集まって発光している。おい、まさか…

 

アド「あれ、絶対合体してるよね…?」

 

アルカ「いきなりフラグ回収したわね」

 

黒い生命体「………。」グニュグニュ…

 

カービィ「大きくなってる…」

 

ロゼッタ「まずいですわ…」

 

マリオ「油断するな、いつ合体が終わるかわからん」

 

アルカ「それまでに戦闘準備よ」

 

ー数分後ー

 

ピッカーン!

 

眩しい光と共に、黒い生命体は合体し、巨人となった!

 

巨人「グォォォォ!」プンッ!

 

巨人は突然拳を振り下ろしてきた!

 

マリオ「うおっと!あぶねー!」

 

アルカ「ファィアパンチ!」ボゴォ!

 

巨人「グォ?」シュゥ

 

カービィ「あまりダメージが入ってないね…」

 

アド「アドミサイル!」ドガーン!

 

巨人「グォォォォ…グォッ!」ガシッ!

 

アド「え、掴んだ!?」

 

ロゼッタ「アドさん、危ない!ブルームガード!」

キィーン!

 

アド「あ、危なかった…ありがとう…」

 

ロゼッタ「お礼はいりませんわ、それよりも巨人を倒す方法を考えましょう」

 

マリオ「うーん…ほい」ズバッ…シュゥ…

 

ファィアセーバーは、最後の一撃で巨人の足を少し斬ったあと、消えてしまった

 

巨人「グォォォォ!」シュゥゥ!

 

マリオ「あ、消えちまった」

 

アルカ「でも、これで無敵ではないことがわかったわ、徹底的に痛めつける!ハァァァァァァア!」

ボォォォォォオ!

 

カービィ「フレイムソード5連発!」

ズバズバズバズバズバッ!

 

巨人「グォォォォ…グォォォォ!」プンッ!

 

巨人はアルカ目掛けて拳を振り下ろす!

 

アルカ「来たわね、ハァァァ!煉獄パンチ!」

ドジュュュゥゥゥウ!

 

アド「え、もしかして新技!?」

 

ロゼッタ「すごい熱ですわ…」

 

アルカ>>>>>>>>>><<<<<<<<<<<<<<<<<<<<巨人

 

しかし、巨人が少し押していた。

 

アルカ「グッ…負けるかぁ!ハァァァ!」

 

アルカ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>><<<<<<<<<<巨人

 

今度はアルカが押している。

 

巨人「グォォォォ!?グォッ…」

 

アルカ「ウォーリーァー!」ドゴォーン!

 

アルカ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>巨人

 

巨人「ググッ…グォォォォ…」ボォォォォォオ…フッ…

 

アルカ「ハァ…ハァ…やったわ…」フラッ…

 

マリオ「おっと」バシッ

 

ふらついたアルカを急いで抱きとめる。

 

マリオ「すごかったぞ、アルカ」

 

アルカ「うん…でも少し熱すぎたわ。反動がキツイ…」

 

カービィ「まあ、ゆっくり休みなよ」

 

アルカ「そうするわ。はい、帽子」パサッ

 

こうして、巨人とのバトルは勝利に終わった。




新技
煉獄パンチ
3000度ぐらいの炎を纏った拳で相手を殴る。
慣れてない人は反動で少し火傷する。

黒い巨人のパワーは15000です。

次回もよろしくお願いします。


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一方、ノリオたちは…

今回はノリオ視点です。


sideノリオ

 

アルカさんたちが私の故郷、ブルームプラネット国 へ出発した後、私たちは武器の整理をしていました。

 

ノリオ「ルイージさん、このバズーカにサンダーを投げ込んで下さい、試したい事があるので」

 

ルイージ「オッケー、いつでもいいよ」

 

スチャッ

私はバズーカを的に向けて構えました。

 

ノリオ「チャージ…完了。ルイージさん、今です!」

 

ルイージ「よし!ピッチャー、投げましたー!」ポィッ!

 

ノリオ「サンダーキャノン!発射!」

 

ビリドッゴォン!

 

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>的>>>>>>>>>>>>>>>壁>>>>>>>>>>

 

ルイージ「うわっ…すごい威力…」

 

ノリオ「的も壁も突き抜けてしまいましたね。修理は後回しにしますか」

 

ルイージ「あ、そうだ。実は僕も新技作ったんだよ、見てみる?」

 

ノリオ「そりゃ見ますよ」

 

ルイージ「オッケー、それじゃ…ウォォ…」ビリビリ…

 

ルイージさんはサンダーを網のような形にしています。ポケ○ンの真似ですか…

 

ルイージ「エレキネット!」バシュッ!

 

ノリオ「いい技ですね、相手を拘束するのに使うのが妥当でしょう」

 

ルイージ「まあ、他にも10万ボルトとかボルテッカーとかいろいろ…」

 

ノリオ「いったんポケ○ンから離れてください」ドガーン

 

ルイージ「ギャァァァァア!」

 

あ、さらに壁を壊しちゃいましたね。チョロプーさんでも呼んで修理してもらいますか…

天の声「ルイージの心配をしろ!」

 

sideキノピオ

 

ーきのこ王国警察本部ー

 

ハリー「ーで、今アルカたちがカメーン国にいるんだが、警察部隊をどう動かす?」

 

キノピオ「黒い生命体の駆除はアイツらに任せて、国民の救助を優先したほうがいいだろう」

 

ハリー「そうだな…黒い生命体の正体も知らないしな…」

 

プルルルル…

 

キノピオ「ん?ピッ はい、もしもし…」

 

ミール『私よ、キノピオ。たった今アルカたちから黒い生命体が討伐された報告が入ったわ』

 

キノピオ「おう、分かった。引き続きよろしく頼む」

 

ミール『ええ、そうするつもりよ。それじゃ』ピッ

 

ハリー「今の電話は誰からだ?」

 

キノピオ「ミールからで、今さっきアルカたちがカメーン国にいる黒い生命体の討伐を終えたらしい」

 

ハリー「それはご苦労だったな、しかし、黒い生命体の一部でも手に入れられたら、調べることができるんだがな…」

 

キノピオ「なら、次の襲撃の時に、アルカたちに黒い生命体の一部を採取するよう頼んでおくわ」

 

ハリー「ああ、そうしてくれ」

 

キノピオ「今すぐ伝えておくか…」

 

バリィィィン!

 

ハリー「!?何だ!?」

 

急いで窓の外を見てみると、そこには黒い生命体が大量にいた!

 

ハリー「まずい、すぐに警察部隊で応戦だ!」

 

キノピオ「俺は直ぐにアルカたちに連絡する!」

 

これは…まずいぞ…!




ちょっとピンチですね。

次回もよろしくお願いします。


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ファィトロボットファィト

サブタイトルはダンスロボットダンスからもじったものです。
あと、今回で50話です!
これからもよろしくお願いします!


sideキノピオ

 

これは…まずいぞ!

今すぐミールに連絡だ!

ピポパ…プルルルル…ピッ。

 

ミール『もしもし?さっき電話したばかりなのに、何でまた「襲撃されてるんだ!」え!?』

 

キノピオ「今この警察本部が襲撃されてるんだよ!今すぐ援軍に来てくれ!」

 

ミール『わ、分かったわ。10分後にはそこに着くわ、それまでに持ちこたえて頂戴!』

 

キノピオ「了解だ、さっさと来いよ!」ピッ

 

ハリー「とりあえず10分、持ちこたえればいいんだな?」

 

キノピオ「ああ、久々に"アイツら"の出番だな」

 

ハリー「そうだな、よし…」

 

ハリーは司令放送を流す。

ピーンポーンパーンポーン♪

 

ハリー「ロボット部隊、出動!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ロボ1「久々のシュツドー!」ウィーン!

 

ロボ2「敵ハッケン!レーザー用意!」キュィーン…

 

ロボ3「ハッシャー!」ズドーン!

 

黒い生命体「グォォォォ!?」ジュゥゥゥ…

 

ロボ1「おお、こいつらシブトーイ!」

 

ロボ2「デモ、オレたちは体力がム・ゲ・ン!」

 

☆説明しよう!

警察の逆襲の時は、こまめに充電する必要があったが、全身太陽電池をつけてもらい、体力がほぼ無限になったのである!

 

ロボ3「もう一回レーザー用意!」キュィーン…

 

ロボ123「発射ァァァァー!」ズッドォォオン!

 

黒い生命体「グォォォォ…」フッ…

 

ロボ1「あっ、1体タオシタ!」

 

ロボ2「この調子でどんどんイクゾー!」

 

ロボ3「オー!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ハリー「………。」

 

キノピオ「持ちこたえてるどころか、むしろ攻めてないか?」

 

ハリー「よし、なら…ロボット第二部隊、出動!」

 

ロボ4「ラジャー!」ウィンウィン!

 

ロボ5「出番がキタゼー!」

 

ロボ6「ウズウズしてたんダヨー!」

 

キノピオ「おい、こいつらまさかの戦闘狂か?」

 

ハリー「まあ、そうだな。死刑じゃ収まらない罪を犯した犯罪者をロボ化させたんだからな」

 

キノピオ「だれがそうしろと?」

 

ハリー「……アルカだ」

 

キノピオ「……裏番モードのアイツか…。それなら、ムダに殺さなくて済むからな…」

 

ハリー「まあ、流石にアイツはあまり手も汚したくなかったんだろ」

 

キノピオ「そうだろうな」

 

……アイツ、いつから裏番モードのような性格になったんだ?7年前にはすでになってたし…うーん…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルカ「ヘックシ!」

 

マリオ「いきなりどうした、風邪か?」

 

アルカ「いや、誰かが私の事を言っているような気が…」

 

カービィ「あ、それ、よくあるよねー」

 

アド「私はないけどね」

 

アルカ「うーん…ヘックシ!」

 

マリオ「またかよ!」

 

アルカ「今度は私の性格の事を言っているような…」

 

マリオ「なにそれ怖くね?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

キノピオ「ヘックシ!」

 

なんだ、誰が俺が怖いとか考えてるような…。

……気のせいだ、気にしないでおこう。




警察ロボ登場です!

次回もよろしくお願いします。


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ルイージのドンパチ①

ルイージ視点です!


sideルイージ・マリオ

 

ルイージ「ケホッ…ノリオ…流石にバズーカは…やりすぎだ…」

 

ノリオ「でも、技名を考える時にポケ○ンネタを使うのもおかしいとおもいますよ」

 

ルイージ「それもそうだけど…」

 

その時、ミールがかなり焦った表情で部屋に入ってきた。

 

ミール「2人とも、大変よ!警察本部が現在進行形で襲撃されてるわ!急いで向かうわよ!」

 

ルイージ「わお、早速新技が使える…」

 

ノリオ「腕がなりますね」

 

僕は、ノリオ、ミール、ジーノ、クッパと共に、警察本部へと向かった。

 

ー警察本部ー

 

ルイージ「………。」

 

いざけい警察本部に着くと、黒い生命体は警察ロボに討伐されていた。

 

ノリオ「私たちが来た意味ありましたか?」

 

キノピオ「あったぞ」

 

ジーノ「い、いつのまに…」

 

キノピオ「お前らがいたほうが早く討伐できるんだよ。俺も戦うぜ」

 

クッパ「よし、焼き尽くしてやる、ファィア!」

ボォォォォォオ!

 

黒い生命体「グォォォォ!グォッ!」プンッ!

 

黒い生命体は拳を振りかぶる。

 

ミール「させないわよ」バンバン!

 

それをミールが妨害する。しかし、銃じゃあまり効いてないようだ。

 

ノリオ「ルイージさん、お願いします」スチャッ

 

あ、もうするんだ…

 

ルイージ「オーケー!ピッチャー、投げましたー!」

ポィッ!

 

ノリオ「チャージ完了!サンダーキャノン!」

 

ノリオのバズーカから極太レーザーが発射される!

その前にいた黒い生命体たちは跡形もなく消滅する。

 

クッパ「なかなかいい技だな」

 

ジーノ「僕も負けないよ!加速矢!」ギュゥン!バスッ!

 

黒い生命体「グォッ!?」ドスッ、ドスッ!

 

ジーノが放った矢は、黒い生命体を貫通するが、少し距離をとったあと、再び黒い生命体に向かって飛んでいく!

これはまさに

 

ルイージ「ミサイル型だ…」

 

ノリオ「しかも飛距離とスピードが比例してますね。なかなか厄介な飛び道具ですね」

 

黒い生命体「グォォォ!グォッ!?グォォォォ…」フッ…

 

黒い生命体は何度も矢にいられ、最終的に消滅した。

 

キノピオ「あと15体ぐらいか?」

 

ミール「いや、あと1体よ」

 

ルイージ「は!?何でそうなるの!?」

 

ミール「さっきアルカから連絡があったのよ。黒い生命体が15体ぐらい集まって合体して、黒い巨人になるって」

 

ノリオ「巨人ですか…パワーはどれぐらいですかね?」

 

ミール「約15000らしいわ」

 

クッパ「おい…合体ってあれか?」

 

ギュゥゥゥゥゥウン…

黒い生命体たちは集まって発光している。

なんか気持ちわりー。

 

ジーノ「大きくなってきてるね」

 

ルイージ「うわー、10メートルぐらいあるよ、こいつ…」

 

巨人はに合体し終わったのか、大きな雄叫びをあげた。

 

巨人「ギュゥゥゥゥゥォォォォォォォォォオオ!」




現在の強さランキング
1位 スーパーマリオ、スーパールイージ 100万
2位 デスカーメン 10万
3位 アルカ(現在) 2万
4位 黒い巨人 15000
5位 アド 9999
こんな感じですね。
アルカはまだ強くなります。

次回もよろしくお願いします。


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ルイージのドンパチ②

ロボが無双する回です。


sideルイージ・マリオ

 

巨人「ギュゥゥゥゥゥォォォォォォォォォオオ!」

 

ルイージ「うわっ、うるせー…」

 

ノリオ「耳がちぎれます…」

 

ロボ1「ん?でっかくなったナ!」

 

ロボ2「レーザーハッシャー!」ピュン!

 

巨人「グォォ?」シュゥ…

 

ジーノ「全然ダメージが入ってない…」

 

ロボ3「もっとだ!モットモット!」ピュンピュン!

 

ロボたちは何度もレーザーを撃つが、ダメージが全然入ってない。

 

ロボ4「くそっ、コウナッタラ!」ギュィーン…

 

ミール「何する気?」

 

ロボたちはエネルギーを一点に集中させている。

極太レーザーか?

 

ロボ5「10%…20%…30%…40%…50%…」

ギュィィィィィィィン…

ロボ6「…60%…70%…80%…90%…」

 

ロボ123456「100%!ウォォォォ!」キラーン!

 

ルイージ「…これ、離れた方がいいんじゃ…」

 

ノリオ「そうですね、距離をとりましょう」

 

僕たちは10メートルぐらい距離をとる。

ロボたちはすでに発射準備が整ったようだ。

 

ロボ123456「ウルトラロボットコウセン!ハッシャャャャャァァァァァァア!」

 

ビュュゥゥゥン!

極太レーザーが巨人に向かって放たれる!

 

巨人「グォォ!?グググ…グォォォォォォオ!」

ガチィッ!

 

巨人はなんとそれを止めようとする!

しかし、かなり強いレーザーに耐えられるはずもなく、

巨人は力負けし、消滅する。

 

巨人「グォォォォォォオ…」フッ…

 

ロボ1「ハァ…ハァ…」

 

ロボ2「サスガニ今ので疲れたナ…」

 

ロボ3「ニンムカンリョウ!」

 

ロボ4「オレたちのショウリだ!」

 

ロボ5「総監にホウコクだー!」

 

ロボ6「ホウコクだー!」

 

ウィンウィンダダダー

ロボたちは警察本部の中へ戻っていった。

 

キノピオ「うーん…ハッ!俺は何を…」

 

クッパ「おい、お前、ずっと気絶してたのか?」

 

キノピオ「ああ、多分黒い生命体に頭でも打たれたと思うんだが…討伐は終わったのか?」

 

ルイージ「うん、今さっき終わったよ」

 

キノピオ「くそっ、俺の出番が…」

 

ミール「残念だったわね(ザマァ☆)」

 

ジーノ「もうすることないし、基地へ帰ろうよ」

 

ルイージ「それがいいね。帰ろ帰ろ〜」

 

ロボたち、めっちゃ強かったな…

 

side????

 

黒い生命体「グォォォォ、グォォ、グォォ!」

 

????「ホウ、オレノヤボウヲボウガイスルバカドモガイルンダナ?」

 

黒い生命体「グォグォォォ!」

 

????「ナニ!?キョジンマデタオスダト!?ナカナカツヨソウダナ…ヨシ、ツギハヒャクタイシュウゲキサセロ!」

 

黒い生命体「グォォォォ!」

 

ニクキニンゲンドモ…ブッツブシテクレル!




黒幕は一体誰なのか…?

次回もよろしくお願いします。


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ヒミツはバレバレだよーん

今日から8月ですね。
熱中症に気をつけましょう。


sideマリオ・マリオ

 

4日ぶりに俺の視点になったな。待ちくたびれたぜ。

さて、メタい話しは置いといて、

俺たちは今、ロゼッタの城でタダ飯を食べている。

え、なぜって?

事の成り行きはこんな感じだ。

 

カメーン国から帰ろうとする

俺の腹がなる(恥ずかしい)

ロゼッタが城で食べていけと誘う

しかし、警察本部が襲撃されていることを知る

急いで向かおうとする

移動中に討伐された

急がなくてもよくなったため、ロゼッタの城へ行くことになった

現在

ーと、いったところだ。昔はタダ飯の時は思いっきり食べていたんだが、俺はそこそこ金があるため、少し遠慮している。だが、ひとつだけ言おう。うまい。

 

マリオ「このことはルイージたちには内緒にしとこうぜ」

 

アルカ「そうね、聞いたら発狂しそうだわ」

 

カービィ「マリオは結構変わったけど、ルイージは遠慮なく大食いするだろうからね」

 

アド「私たち4人が来て正解だったわ」

 

ロゼッタ「…………。(あの、誘った本人がいるんですけど…)」

 

ー数分後ー

 

マリオ「ふぅ、うまかった…ありがとな、ロゼッタさん」

 

ロゼッタ「お礼は要りませんわ、当然のことをしたまでです」

 

カービィ「oh…聖人だ…」

 

アルカ「カービィ、何言ってんの?」

 

アド「多分自分の世界に入ってるんじゃない?」

 

カービィ「ひどいよ!僕はただロゼッタさんのことを聖人といっただけだよ!」

 

マリオ「まあまあ、そんな怒らずに、帰ろうぜ」

 

アルカ「そうね、ロゼッタさんもついてきて」

 

ロゼッタ「そのつもりですわ」

 

ー帰宅ー

 

秘密基地に戻ると、何故かルイージがドアの前で仁王立ちしていた。こいつ、何してんの?

 

マリオ「ルイージ、そこで何して「兄さんたちこそ何してたんだい?遅過ぎるよ」…いや、その、えっと…」

 

ロゼッタ「私の城で食べさしてましたの」

 

アルカ「あ、いっちゃダメェェェ!」

 

ロゼッタ「あら、口が滑っちゃいましたわ」

 

カービィ「絶対わざとだよね…」

 

アド「そ、それよりもルイージが…」

 

ルイージ「…………。」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

ルイージはゴゴゴの文字を背負ってやばいオーラを出している。こりゃやばいわ…とりあえず謝ろう。

 

マリオ「ル、ルイージ、お、落ち着け、その、すいませんでした!」

 

ルイージ「すいません?つまり罪は認めるんだね?」

 

マリオ「あ、やべ」

 

ルイージ「ロゼッタさんは優しいんだから、僕も誘ってよかったと思うんだけどな…」ガシッ

 

ロゼッタ「…………。(ルイージさん、こんなに怒るんですの…)」

 

い、痛え!アイアンクローはやめてくれ!

 

アルカ「時間停s「させないよ!」え!?」ガシッ

 

ルイージ「アルカ、カービィ、アド、君たちも同罪だよ?絶対に逃げないでね?」

 

カービィとアド「は、はい…」ガクガクブルブル…

 

その後、俺たち4人はアイアンクローをくらい、めっちゃ説教された。ロゼッタさん、バラさないでくださいよ、次は。




ルイージのこの設定は自分で作りました。

次回もよろしくお願いします。


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大軍襲撃!?

sideマリオ・マリオ

 

ルイージにアイアンクローをされた次の日、俺たちはピーチ城で戦闘準備をしていた。理由は、数十分前さかのぼる。

 

ー数十分前ー

 

マリオ「ふぁ〜…まだ頭が痛え…」

 

アルカ「ルイージの握力どうなってるの?」

 

ノリオ「ルイージさん、いくらなんでもアイアンクローはやりすぎです。頭が痛くて戦闘に支障がでてしまったらどうするんですか?」スチャ

 

ルイージ「いやいや、バズーカをぶっ放されたせいで戦闘に支障が出たらどうすんの…」

 

そんな話をしてると、突然ミールが叫んだ。

 

ミール「みんな、ピーチ城に襲撃予告が来たわ。しかも今度は100体の大軍を送るらしいわ。すぐに戦闘準備をして!」

 

…え?

 

カービィ「ひゃ、100体!?」

 

アド「多過ぎでしょ!?」

 

こんな感じで焦ってる人もいれば、

 

クッパ「どうやら本気で潰しにきたようだな」

 

アルカ「遅かったわね」

 

それで納得した人もいた。

……クッパとアルカ、冷静すぎないか?

 

ルイージ「100体って数は多いね…でも、僕たちは結構強い」

 

ノリオ「私たちは数の暴力で負けるような弱者ではありません。万全の状態で大軍を迎え撃ちましょう!」

 

全員「おう!」

 

ー現在ー

 

ミール「そろそろ襲撃時刻よ」

 

アド「!!みんな、空を見て!」

 

全員「……!!来た!」

 

空を見上げると、そこには黒い生命体の大軍がいた。どんどんこちらに近づいてくる。

 

ジーノ「空の敵は僕が打つ!」ピュンピュン!

 

先制攻撃を仕掛けたのはジーノだった。

 

カービィ「弓矢を吸い込んで…スナイパー!」

 

カービィも、能力をコピーして敵を迎え撃つ。

 

黒い生命体『グゥォォォォォォォォォォォォォォオオ!』

 

マリオ「地上に降りてきた!戦闘開始だ!!」

 

アルカ「ファィアパンチ!」ボガァ!

 

マリオ「オラァ!」ズバッ!

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

帽子をかぶったアルカが黒い生命体を殴っていく。

俺はアドに描いてもらったファィアセーバーで黒い生命体を斬っていく。

 

ルイージ「サンダーボール!」ビリィッ!

 

アド「ペイントラッシュ!」ピチャピチャッ!

 

ロゼッタ「ブルームクラッシュ!」ドガァ!

 

クッパ「ファィア!」ボォォォ!

 

ノリオ「ドガーン」ドガーン!

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

他のやつらも自分たちの技で倒していく。だが…

 

マリオ「これじゃキリがないな…」

 

アルカ「そうね…こんな時に広範囲攻撃ができる技があればいいんだけど…」

 

広範囲攻撃か…うーん…!!

 

マリオ「なあアルカ、今から俺が言ったことをしてくれ」

 

アルカ「何?作戦でも思いついたの?」

 

マリオ「ああそうだ、とりあえず俺が言ったことをしてくれ」

 

アルカ「了解」

 

よし。これは面白いことになるぞ。




どんな作戦なんでしょうか!?

次回もよろしくお願いします。


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マリオの天才的?な作戦

sideマリオ・マリオ

 

これは面白いことになるぞ。

 

マリオ「よし、アルカ、まずは時間停止をしてくれ、俺以外」

 

アルカ「分かった!時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

マリオ「次は、黒い生命体どもを一点に集中させるぞ」

 

アルカ「…あ、考えてること分かったわ。その後に私たちが集中攻撃をするんでしょ?」

 

マリオ「チッ、もう気づいたか。つまんねーの…まあいい、その通りだ。早くこいつらを動かすぞ」

 

アルカ「はーい♪」

 

ー数分後ー

 

マリオ「ハァ、ハァ…こいつら軽いけど何回も動かすのはしんどかったぜ…」

 

アルカ「あんたが思いついた作戦よ。しょうがないじゃない」

 

マリオ「それもそうだな。解除してくれ」

 

アルカ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

黒い生命体「グォォ!……グォッ!?」

 

ルイージ「……え、集まってる!?」

 

カービィ「アルカ、時を止めたのかい!?」

 

アルカ「そうよ。これでだいぶ攻撃しやすくなったはずよ!」

 

マリオ「集中攻撃だぁ!!」

 

ノリオ「了解です。ドガーン」ドガーン!

 

クッパ「ファィアー!」ボォォォ!

 

アド「アドレーザー!」ビュゥゥン!

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

黒い生命体たちは状況を理解できずになすすべもなくやられている。これは作戦成功か?

 

ジーノ「ミサイルアロー!」ピュン!

 

カービィ「連続射撃!」ピュンピュン!

 

ミール「マシンガン!」ダダダダダダダダダダダダダッ!

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

…ミール、マシンガン持ってたのかよ。いつ出したん?

 

ルイージ「サンダー…」バチバチ…

 

ロゼッタ「…ブルーム!」ビリッドゴォ!

 

2人はとっさに思いついた連携技で攻撃する。

 

マリオ「斬ッ!」ズバァッ!

 

アルカ「ハァァァァァァア!煉獄パンチィッ!」

ドッゴォン!

 

俺はファィアセーバーで斬り、アルカは煉獄パンチで殴る。黒い生命体どもはやっと状況を理解したようだが、時はすでに遅く、大軍は半壊していた。

俺の作戦は大成功に終わった。

 

アルカ「ぐぅっ…やっぱり私はまだ慣れないわね…」

 

マリオ「いや、反動に耐えてるだけかなりすごいと思うが…」

 

クッパ「お前ら、喋ってるヒマねーぞ。あれ見ろ」

 

クッパが指差した方向を見てみると、黒い生命体どもが集まって発光していた。おいおいまじかよ…

 

マリオ「……うわ…またかよ…」

 

ルイージ「しかも今度は3体いるし…」

 

ノリオ「どうしましょう…」

 

アド「…カー君、これ吸い込んで!」

 

カービィ「え?あ、うん」スゥゥゥゥゥ…ポワン!

 

カービィは頭に星がついた剣士みたいなやつを吸い込んだ。あれってすごいやつだよな?

 

アルカ「おお…強そうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カービィ「ウルトラソード!!」シャキィン!




ついにウルトラソードカービィ登場!

次回もよろしくお願いします。


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ウルトラソード!

巨人「嘘だろ…」

天の声「嘘じゃないよ、ほんとだよ」

巨人「オワタ\(^o^)/」


sideマリオ・マリオ

 

カービィ「ウルトラソード!」

 

カービィは変身してでっかい剣を持っていた。

大きすぎね?どうやってそんなもん振り回すんだ?

 

マリオ「剣でかくね?」

 

アルカ「あんなもので斬られたらひとたまりもないわね」

 

カービィ「一刀両断!ハァァァァァァア!」

 

スパーン!

カービィは一振りで巨人の片腕?を切り落とした。

うん、すごい威力だなおい。

 

巨人1「グォォォォォォオ!グググ…」

 

巨人1は少しひるむが、すぐにもう片腕の拳を振りかぶった。

 

巨人2「グォォォォォォオ!」ブンッ!

 

巨人3「グォォォォォォオ!」シュッ!

 

巨人2と巨人3もカービィを狙って拳を振りかぶる。

 

アルカ「させないわ!炎突!」ドゴォ!

 

アルカは火をまとったかかと落としを巨人2にお見舞いする。

 

マリオ「また新技かよ」

 

アルカ「いや、これは新技じゃなくて『桜咲く。』という小説からもじった技よ」

 

マリオ「………どこかで聞いたことあるような…」

 

すると突然どこからともなく声が聞こえてきた。

 

天の声「☆説明しよう!

「桜咲く。」は、現在作者が計画中のオリジナル小説である!炎突はそこで登場する技だぞ!いつ投稿されるかはお楽しみに!」

 

計画中の小説を宣伝するな!メタいぞ!

まぁ、それはさておき…

 

ノリオ「サンダーキャノン!」ドッカーン!

 

巨人3「グォォ!?」シュゥゥゥ…

 

ノリオはルイージのサンダーボールをバズーカの中に入れてパワーアップした光線を巨人3に当てた。

その結果、巨人3の腹?に風穴があいた。

 

巨人1「グォォォォ!」ブンッ、ブンッ!

 

カービィ「フッ、ハッ!」キィン、キィン!

 

巨人1の拳をカービィは剣でカードしている。

 

巨人1「グォッ!」ドガッ!

 

巨人1は再び拳を振り下ろしたが、拳は地面にめり込んでしまう。

 

カービィ「チャンス!ハァァァァァァア!」ビカァ!

 

カービィは隙を見て、剣に光を集中させた。とどめか?

 

カービィ「一・刀・両・断ッ!」

 

ズバァァァァッ!

 

巨人1「グォォォォォ!グォォ…」フッ…

 

真っ二つに斬られた巨人1は消えていった。

 

アルカ「やったようね。なら、私も…!」

 

アルカは火の玉を出してジャンプし、回転し始める。

またあれか…

 

アルカ「爆熱スクリュー・改!」ボォォォォォオ!

 

…しかも強くなってやがる。いつ強化したんだ?

 

「」「」「」「」「」「」「」「」○巨人

ドゴォォォォォォォォオ!

 

火の玉は巨人2に直撃した。ウルトラソードやサンダーキャノンにも引けを取らない威力だ。

 

巨人2「グッホォッ!グォォ…」フッ…

 

アルカ「よし、あと1体!」

 

ノリオ「その1体もそろそろ終わります!」ギュィーン…

 

巨人3「グォォ?」

 

ノリオ「チャージ完了です!スーパーバズーカ!」

 

ドガーン!

 

>>>>>>>>>>>>>巨人>>>>>>>>>>

 

極太光線は巨人3の風穴をさらに大きくした。

 

巨人3「グォォ…」フッ…

 

そして、巨人3も消えていった。

 

カービィ「ふぅ、終わった…」

 

アルカ「私たちの勝利よ!」

 

マリオ「俺はあまり出番がなかったな」

 

今日学んだことが一つだけある。

それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…天の声はメタい話またはそれに関係ある話しかしてこないということだ。

 

天の声「んだとゴラァ!」




「桜咲く。」はそのうち投稿すると思います。

天の声は作者の声です。
みんな知ってると思いますけど。

次回もよろしくお願いします。


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ミニ祝勝会

俺のオリジナル小説「桜咲く。」は、
昨日から投稿開始しました。1、2日に一回の頻度で投稿する予定です。是非読んでみてください。

アルカ「宣伝すんな!」

天の声「お前も宣伝してただr「なんか言った?」いや何も言っt「確かに聞こえたわよ!」…あ、やべ」

アルカ「嘘つきにはおしおきよ!炎突!」ドゴォ!

天の声「グフゥッ!(宣伝してた小説の技を使うなよ…理不尽だ…)」ガクッ

……何この茶番?


sideマリオ・マリオ

 

黒い生命体の大軍をなんとか討伐した後、

(案外余裕があった)

俺たちは秘密基地でミニ祝勝会をしていた。

発案者はアルカだ。なぜ認めたのかって?この中では実質あいつが一番偉いからだ。最年少なのに。まあ、楽しいから別にいいが。

 

アルカ「勝利を祝して、乾杯!」

 

全員「乾杯!!!」

 

ワイワイガヤガヤ…

 

マリオ「いやぁ〜疲れたな」

 

アルカ「そうね。流石に今回の相手は強かったわ」

 

ルイージ「というか兄さん、そんなに活躍してないよね?」

 

マリオ「細かいことは気にしなーい♪」

 

カービィ「あ、逃げた」

 

アド「逃げたわ」

 

ノリオ「逃げましたね」

 

ジーノ「逃げたね」

 

クッパ「逃げたのだ」

 

ロゼッタ「逃げましたわ」

 

マリオ「……現実逃避でこんなに責められるとは…」

 

アルカ「私は責めてないんだけどな…」

 

アルカ、やはりお前は俺の味方だ。

 

ルイージ「まあ、そんなことは置いといて、早く食べよーよ」

 

始めたのはお前だろうが!!

そう思いながら、俺はフライドチキンを食い始める。

ちなみに言うと、今俺たちが食ってる飯はマク○ナルドからデリバリーで頼んだ。世界はこんな状況なのにご苦労なこった。

 

天の声「世界はこんな状況なのによく呑気に祝勝会なんでできるなおい」

 

安心しろ。祝勝会じゃない。ミニ祝勝会だ。

 

天の声「また言い訳を…」

 

マリオ「そんな言い訳行って言い訳?なんてな」

 

ルイージ「兄さん、今のは寒いよ」しらー

 

アルカ「一瞬でここがマイナス18度になったわね」しらー

 

カービィ「座布団マイナス100枚だね」しらー

 

マリオ「あれ?なんでお前らそんなに引いてんだ?」

 

アド「なんで分からないの?あんなに寒いダジャレ言ってたのに?」

 

え。ま じ か よ。

 

マリオ「声に出てたのかよ…恥ずい…」ズーン

 

冗談抜きで恥ずかしいんだが…

 

マリオ「くそぉ、こうなったらやけ食いだぜゴラァ」ムシャムシャ…

 

ルイージ「あ、また逃げた」

 

カービィ「また逃げたね」

 

アド「また逃げたわね」

 

ノリオ「また逃げましたね」

 

ジーノ「また逃げたね」

 

クッパ「また逃げたのだ」

 

ロゼッタ「また逃げましたわ」

 

マリオ「頼むからこのくだりはもうやめてくれ…」

 

そんなに責められたらオッサンの俺でも泣いちまうぞ。

 

ルイージ「……流石にもうやめておこう」

 

アルカ「そうね。マリオのメンタルか壊れて戦闘に支障が出てしまったらひとたまりもないわね」

 

マリオ「心配のしかた…「なーんてね♪」え?」

 

アルカ「もう責めたりしないから、今夜は楽しみましょ!せっかくのミニ祝勝会だし!」

 

マリオ「……そうだな。楽しむか!」

 

その後、アルカが酒飲んで酔ってしまい、暴れそうになるのを必死で止めたのは、また別のお話。




豆知識
アルカは酔うと凶暴になる。

次回もよろしくお願いします。


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親玉、登場。

同時に2作品を毎日投稿するのは案外そんなに難しくないですね。(夏休み中だから。)



sideグリッチ

 

……。

ナントイウコトダ…。ジャマモノヲツブスタメニヒャクタイモオクリコンダトイウノニ、ツブスドコロカギャクニツブサレルトハナ…。コレハヨソウガイノジタイダ…。ニンゲンドモヲアマクミスギテイタ…。

…………。

ソロソロチョクセツテヲクダストシヨウカ。オレノパワーハヒャクマンヲコエテイルシ、モンダイナイハズダ。

ニンゲンドモヨ…モンスターノウラミヲハラシテヤルゾ!

 

黒い生命体の親玉、グリッチは、こうしてマリオたちに直接手を下すことにしたのであった。

 

sideマリオ・マリオ

 

……。

なんかアルカみたいなやつがカービィと10歳くらいの少年と一緒にモンスターがいるところで冒険してる夢をみたんだが…。あれはなんだったんだ?ま、いいや。

 

天の声「3部の伏線に気づかないマリオなのであった」

 

何実況してんだコラ。メタいから黙れ。

 

天の声「いーやーだ!黙りたくないもん!フンッ!」

 

…作者って黙れと言われると幼児退行するのか?

(しません。)

 

ま、いいや。閑話休題。

 

黒い生命体の大軍を倒して数日、一回も襲撃をくらってない。まるで嵐の前の静けさだ。本当に嫌な予感がしてたまらない。

 

アルカ「マリオ、さっきから何ぼーっとしてるの?」

 

マリオ「いや、なんかめっちゃ嫌な予感がするんだよ。お前もそんなことには敏感だろ?」

 

アルカ「…まあそうね。ここ数日一回も襲撃されてないから、気味が悪いわ」

 

マリオ「敵が諦めただけだといいが…」

 

そう思った矢先、ミールが部屋のドアを荒々しく開けてきた。

 

ミール「大変よ!今すぐ会議室にきて!重大な話があるの!」

 

アルカ「フラグ回収早いわね…」

 

マリオ「…とりあえず行くぞ」

 

ー会議室ー

 

ルイージ「みんな集めてどうしたんだい、ミール」

 

ミール「…ついに親玉が動き出したのよ」

 

ついにか。カービィとアドは驚いている。

 

カービィ「…え?」

 

アド「どこに…?」

 

ミールは少し間をおいて答えた。

 

ミール「……私たちを直々に潰しにきたわ」

 

全員『な……!?』

 

親玉が…俺たちを?

 

ノリオ「嘘…ですよね?私たちを?」

 

クッパ「冗談にしては面白くないぞ」

 

ミール「…本当よ。だって…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミール「私の右腕がそいつに吹き飛ばされたから」

 

ミールはそう言って、右袖をめくりあげた。

そこに右腕はなく、かわりに棒が突き刺されていた。

 

ノリオ「……!?ミール…その腕…」

 

ミール「ハァ…ハァ…あいつは今、メガネ工場の跡付近からこっちに向かってるわ…。今すぐ戦闘準備を…して…」

 

ミールは痛みに耐えながら俺たちに指示をだす。

 

マリオ「…おう。俺たちに任せろ」

 

アルカ「アンタは休んでて」

 

ノリオ「よくも妹の腕を……ぶち殺してやります」

 

ロゼッタ「その前に、あなたの腕が吹き飛ばされた時の状況を説明してくれますか?」

 

ミール「ええ。私がちょうどバイクから降りてメガネ工場跡に向かってたら、突然空から黒い生命体が降りてきたの。私はそれを見て慌てて木陰に隠れたからバレなかったわ?その黒い生命体は、あたりを見回した後、『フン、イッタンココデチカラダメシスルカ』と喋り出したの。そしてすぐに手から黒い波動弾みたいなものをだして、あたり一帯を地獄絵図にしたのよ。私はその時に右腕が吹き飛んだわ。その後すぐにこのことを知らせにバイク全速力で戻ってきたわけよ」

 

……1つ言っていい?

 

マリオ「よく生きてたな、お前」

 

ミール「フッ…まあ…ね」

 

ミールはそう言って、安心したのか眠りだした。

…親玉か。絶対に倒してやる。




敵の親玉、グリッチ登場!

次回もよろしくお願いします。


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◇再び

タグにR-15と残酷な描写を付け足しました。
理由は、前の回でミールの右腕が吹き飛ばされたからですね。あと、グロ描写は今後も出てくる確率が高いので。


sideマリオ・マリオ

 

敵の親玉か…。

おそらくこれで最終決戦になるだろう。

俺が死ぬのはほぼ確定だ。だがそれだからって諦める気はない。

 

マリオ「一回アルミに会うか」

 

ー子供部屋ー

 

ドアを開けると、アルミがトテトテと走ってきた。

2歳なのにすげー元気だな。

 

アルミ「おとーさん、どーしたの?」

 

マリオ「おう、お父さんたちはな、今から悪い奴を退治してくるんだ。ここで待っててくれないか?」

 

アルミ「うん!おとーさん、がんばって!」

 

マリオ「ああ、頑張るぞ。じゃあな」

アルミ「うん、またね!」ガチャッ。

 

またね…か。そうなるように頑張らなくちゃな。よし!

 

マリオ「準備はできたし、いくか!」

 

ー数分後ー

 

アルカ「これで全員ね。行かない人はすぐに挙手して」

 

全員「………」

 

挙手をする人はいなかった。つまり全員行くってことだ。

 

アルカ「それじゃ、みんな、いくわよ!」

 

全員「オオオ!」

 

士気が上がったところで、俺たちはバスに乗り込んだ。

運転手は◇である。急がなきゃいけないからな。

 

◇「いくぜぇー!フェェェェェイ!」

その次の瞬間、どこからともなく音楽が流れ出した。

 

テテテテテテテテテテッテテン♪

 

◇「ぶーぶーぶー!バスぶーぶー!

警察きーても捕まらなーい!(許可を取ったから)

オーレのバースに乗ってゆく!フェェェェェイ!」

 

相変わらずノリノリだな、こいつ。

だがお陰で緊張がほぐれたぜ。

と、少し◇に感謝してると、急にバスが止まった。

 

マリオ「どうした?エンストか?」

 

◇「いや、そんなんじゃねー。前に…道がねーんだ!

これじゃバスを走らせることができねーよ!フェェェェェイ!」

 

アルカ「え!?」ダッ

 

アルカはそれを聞いて運転席の窓を見てみると、前の方は文字通り車道がなくなっていた。それどころか、周りの建物も半壊していた。

 

マリオ「なんだ、この状況…今回の敵は本当にやばい奴だぞ…」

 

ルイージ「でも、何のためにこんなことを?」

 

ノリオ「…侵略、でしょうか?」

 

カービィ「宇宙人侵略ならありえるね…」

 

キノピオ「考えていても仕方がない。とりあえずバスを降りるぞ」

 

ロゼッタ「ええ、そうしm『ドッガァン!』…え!?」

 

アド「何、いまの轟音!?」

 

◇「……!?お前ら、あれを見ろ!」

 

急いでバスから降りて◇が指差した方向を見る。

そこには、黒い生命体がいた。

 

????「………キタカ」

 

クッパ「!!?あいつ、今喋って…」

 

ドゴォ!

クッパは喋り終わる前に黒い生命体に殴られていた。

…何だいまのとんでもないスピード!?

 

クッパ「…ガハッ!」

 

????「…ホウ。イマノイッパツニタエルトハナ」

 

マリオ「お前、何者だ!?」

 

グリッチ「オレハグリッチ。オマエラニオクリコンダヤツラノオヤダマダ。イマカラオレジキジキニオマエラヲブッコロス」

 

アルカ「…何故、そんなことを?」

 

グリッチ「…コタエルヒツヨウナドナイ。カカッテクルガイイ!」




次回からグリッチ戦です。

次回もよろしくお願いします。


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最終決戦①

今日は俺ガイルの主人公、比企谷八幡の誕生日ですね。
ちなみに俺は俺ガイルの2次創作をよく読んでます。


sideマリオ・マリオ

 

味方「………」

 

グリッチ「…ドウシタ。ハヤクカカッテコイ。ソレトモオジケヅイタカ?」

 

グリッチは挑発をしてくる。しかし、俺たちは別に怖気付いてるわけではない。どう攻撃すればいいか考えてるだけだ。

 

グリッチ「…ケッ、モウマテネエ。コッチカライクゾ!」

シュッ!

 

気づいたらグリッチはカービィの目の前にいた!

 

カービィ「な…!?」

 

ドゴォ!

 

カービィ「…グハッ!」メリィ…

 

グリッチの拳がカービィの体にめり込む。まさか…!

 

グリッチ「ボールハコノママフットンデロー!」ギュン!

 

カービィ「いーやーーーーー…」

 

ビュゥゥゥーン!

カービィはグリッチに文字通り吹っ飛ばされてしまった。

カービィ…吹っ飛んだため戦闘離脱

 

グリッチ「サァ、ツギハドイツダ?」ギロッ

 

アルカ「…時間停止!」(味方以外)

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

マリオ「…どうする?下手したら俺たち全員あの世行きになっちまうぞ」

 

ルイージ「どうしろと言われても…」

 

クッパ「ぐぅ…あいつのパンチ、相当強力だ。例えるならアルカの倍ぐらいだな」

 

キノピオ「アルカの倍だと!?」

 

えげつないなおい…

 

ロゼッタ「クッパさん以外が攻撃されたらひとたまりもありませんね…」

 

しばらくの沈黙。それを破ったのはジーノだった。

 

ジーノ「…僕が攻撃するよ」

 

全員「!?」

 

マリオ「おい、正気か?お前は一番防御力が低いんだぞ?一撃でやられてしまうだろ!」

 

ジーノ「大丈夫さ。僕は素早いし、遠距離だから、グリッチは移動する必要がある。その時に集中攻撃をしてくれ」

 

アルカ「わかったわ。その作戦で行きましょう。再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

グリッチ「…?サッキマデノバショトチガウヨウナ…マアイイカ。クラエ!」ギュィィィン…

 

グリッチは黒い波動弾をチャージしている。

 

マリオ「今だ、ジーノ!」

 

ジーノ「加速矢!」ビュゥン!

 

グリッチ「ムッ!?」パシッ!

 

グリッチは加速矢を手で掴むが、矢はどんどん加速し、徐々に押されていく。

 

マリオ「一斉攻撃だ!ファィアボール!」ボォォォ!

 

アルカ「かかと落とし!」ドゴォ!

 

ルイージ「サンダーボール!」ビリィィ!

 

ノリオ「ドガーン」ドガーン!

 

キノピオ「シュルームパンチ!」(普通のパンチです。)

 

ロゼッタ「ブルームショック!」ドガッ!

 

クッパ「ファィア!」ボォォォ!

 

マリオ「ダメージは入ったか…?」

 

さっきの集中攻撃で出来た煙が晴れていく。

そこにあったのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリッチ「フフフ…フハハ!イイタテガイタモノダ!フハハハハ!」

 

無傷で立ってるグリッチと、盾にされ集中攻撃を食らったジーノだった。




グリッチ…このクズが…!

次回もよろしくお願いします。


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最終決戦②

アルカが文字通り暴走します。ご注意下さい。


sideマリオ・マリオ

 

グリッチ「フハハ!イイタテガイタモノダ!」

 

煙が晴れた先にいたのは、無傷のグリッチと盾にされ集中攻撃を食らったジーノだった。

 

マリオ「ジーノ…!」

 

ジーノ「………」

 

ルイージ「ジーノを…盾に…!」

 

アルカ「…おい、このクズ」

 

アルカは明らかにやばい殺気を出していた。

この量は裏番モードを超えているぞ…!

 

グリッチ「ア?ドウシタ?コイツガホシイノカ?」

 

アルカ「即死かなぶり殺されるか、どっちがいい?」

 

グリッチ「……。ソウダナ…。エラブトシタラ…」

 

グリッチは考えるようなそぶりを見せたあと、拳に力を入れて言った。

 

グリッチ「…オマエラノクツジョクニミチタシダ!」

 

アルカ「…あーあ、せっかくチャンスをあげたのに…」

 

シュッ!

 

グリッチ「……!(ヤットソノキニナッタカ!)」

 

アルカ「チャンスを失っちゃったね。さて…」ドッ!

 

アルカはからとんでもない量の殺気とパワーが吹き出す。

例えるならワン○ースの覇王色の覇気だ。

 

アルカ「死ねぇ!」ドッゴォォ!

 

グリッチ「…グフッ!」

 

グリッチにアルカのパンチが入る!

 

グリッチ「ナンダ…コノパワーハ!?シンジラレン…!」

 

アルカ「まだまだぁ!否テテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテ定!くたばれ!このクズがぁ!」

 

ドガッ!ドゴッ!ドガァ!ドゴォ!

アルカは容赦なくグリッチにラッシュを叩き込む。

ジーノはその間に俺が回収した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

キノピオ「ジーノ!しっかりしろ!」

 

ジーノ「ぐ…ぅ…」ギギギ…

 

アド「ジーノ!しっかりして!」

 

ジーノ「僕…は…もう……ダメ…かも…しれない…」

 

クッパ「そんなことはない!諦めるな!ジーノ!」

 

ジーノ「いや…もう……本当に……限界…だ…」

 

ノリオ「ジーノさん…!死なないで下さい!みんな生きて帰るんですよ!」

 

ジーノ「なら……この体を…修理して……あの世の……広場で……生き返らせて……くれ……」

 

ルイージ「それは最終手段だ!1人一回までしかできないんだ!死ぬなぁぁ!」

 

ジーノ「は…はは………後は…たのん……だ…よ…。」

 

ロゼッタ「ジーノさん…」

 

ジーノ「…………………」ガクッ

 

マリオ「ジーノ…」

 

全員「ジィィィィィノォォォォォ!」

 

ジーノ…1回目の死亡。死因は戦死。

 

最終決戦にて、ジーノは息を引き取った。

 

現在の味方

マリオ、ルイージ、アルカ、クッパ、キノピオ、アド、ロゼッタ

戦闘不能

カービィ、ジーノ




ジーノ…死んじまった…!

次回もよろしくお願いします。


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最終決戦③

アイツが登場!?


sideマリオ・マリオ

 

ジーノ…くそっ…

 

マリオ「……許さねえ」

 

キノピオ「まてマリオ、俺たちも同じ気持ちだ。ここは一旦アルカにやらせろ」

 

マリオ「アルカも見殺しにするのか!?」

 

キノピオ「そういうことじゃない。アイツは今暴走している。お前がいくと巻き込まれるぞ」

 

マリオ「…そういうことか…くそっ…!」

 

俺は…なんでこんなに弱いんだ!!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

sideアルカ・マリオ

 

アルカ「ハァ…ハァ…この…クズが…」

 

グリッチ「グゥゥ…イマノハナカナカイタカッタゾ…ソロソロホンキヲダストスルカ…!」ギュォォォォ!

 

アルカ「……ッ!」

 

グリッチは猛スピードで私に突っ込んでくる。

 

グリッチ「シネェ、ニンゲン!」ドゴォ!

 

私は拳を受け止めるが、衝撃で骨にヒビが入る。

 

アルカ「…ガハッ!」バキッ!

 

グリッチ「ソウダ、ソノカオダ!モットクルシメ!」

ドゴッ、ドゴォ!

 

アルカ「調子に…乗るなぁ!」シュッ…

 

グリッチ「オット、ソノテイドジャアタラナイゾ」

 

アルカ「く…そぉ…!」

 

グリッチ「ハァ!」ギュゥン!

 

グリッチは手から黒い波動弾を放つ。これなら問題ない。

 

アルカ「…吸収!」ギュルルルルル!

 

グリッチ「ナンダト!?オレノハドウダンヲキュウシュウシタダト!?」

 

グリッチは焦る。今よ!

 

アルカ「反射っ!」ギュゥン!

 

さっき吸収した波動弾に私のパワーを上乗せして放つ。

 

グリッチ「ナニィ!?…ガバァッ!」ボゴォ!

 

波動弾はグリッチに直撃する。どうやらダメージが少し入ったようだ。

 

グリッチ「……オレノハドウダンヲキュウシュウシ、サラニキョウカシテハナツトハ…キンセツセンニモチコムシカナイヨウダナ…」

 

…チッ!もう弱点がバレてしまった!

私のパワーは20万に対し、

グリッチのパワーは確実に100万を超えてる!

このままだとバィツァ・ダストだ!(負けて死ぬ)

 

グリッチ「イクゾ、ニンゲン!」ギュンッ!

 

アルカ「くっ…!」

 

マリオの帽子を借りずに火が出せれば……!

火を出す?誰ができないと言ったの?…誰も。

じゃあ、やったことは?…ない。

 

アルカ「やるしかない!ハァァァ!」

 

手に力を集中させる。

 

グリッチ「?ナニヲスルカワカランガ、サセナイゾ!」

 

アルカ「ハァァァッ!」ボォォォ!

 

手から火が出た。喜ぶのもつかの間、すぐにそれを手に纏ってさらに温度を上げる。

 

グリッチ「ナニ!?ヒダト!?」

 

アルカ「…煉獄…パンチ…改ィッッ!」ドッゴォン!

 

グリッチ「グッ…グググ…ナンダコノネツリョウハ…グハァ!」ボッゴォォン!

 

グリッチは手で拳を止めるが、熱に耐えられず、攻撃を食らう。

 

アルカ「ハァ…ハァ…グッ…!」

 

グリッチに大ダメージを与えることができた。しかし、手は未だに熱に耐えられず、反動で火傷してしまった。これじゃあもうまともに戦えないと悟った私は、早めにカタをつけることにした。

 

アルカ「ハァ…ハァ…トドメよ…!」ボォォォ…

 

グリッチ「……フッ…フハハハ!タシカニイマノコウゲキハツヨカッタガ、ソレダケジャオレハタオセナイ!ニンゲンヨ、オマエノマケダ!」ドゴッ!

 

アルカ「……ガフッ!ゲホッ…ゴホッ…」

 

グリッチの拳が鳩尾に入り、私は血を吐き出す。

 

グリッチ「トドメハオマエニタイシテダ!クラエ!」

ギュォォォォ…

 

私は悔しさでいっぱいになり思わず目を瞑った。

しかし、その拳が、私に到達することはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリッチ「!?ナンダ、オマエ。スガタガカワッタヨウナキガ…」

 

Sマリオ「…待たせたな、アルカ。後は任せろ」

 

アルカ「……スーパーマリオ!」

 

スーパー化したマリオが、グリッチの拳を受け止めていた。




やっとスーパーマリオ登場!
スーパールイージは登場しません、ご了承ください。

次回もよろしくお願いします。


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最終決戦④

スーパーマリオ登場!


sideマリオ・マリオ

 

Sマリオ「アルカ、待たせたな。後は任せろ!!」

 

アルカ「…スーパーマリオ!」

 

Sマリオ「早く行け!」

 

アルカ「…頼んだわよ!」ダッ!

 

グリッチ「…ニゲラレタカ。マア、シヌノガオソクナルダケダガナ。サテ…」

 

グリッチはこちらに拳を向ける。

 

グリッチ「オマエノチカラ、ミセテモラオウカ」

 

Sマリオ「早く戦おうぜ。早めにカタをつける必要があるんでな」

 

グリッチ「ソレジャア、イクゾ!!」ギュゥン!

 

Sマリオ「……フンッ!」ガシッ!

 

グリッチ「ナニッ!?」

 

Sマリオ「オラァ!」ドゴッ!

 

グリッチ「…グフゥッ!」メリィ…

 

Sマリオ「ファィアァァァァ!」ボォォォ!

 

グリッチ「グォォォォォォオ!」メラメラ…

 

コイツを使うか!

 

Sマリオ「ノーマネースペシャル!1人バージョン!」

 

グリッチ「…ッ!コノパワーハ…!」

ドッガァァァァァアン!

 

グリッチ「グハァァッ!」シュゥゥ…

 

必殺技を使いグリッチに大ダメージを与える。

 

Sマリオ「…後少しで時間切れだ…」

 

グリッチ「グッ…イマノハアブナカッタゾ…ダガ…!」

シュッ!

 

Sマリオ「…ッ!?」

 

グリッチ「ソレデモオレノホウガツヨイ!」ドゴォ!

 

Sマリオ「…ガバァッ!」

ヒュゥゥゥゥゥ…ドゴォォ!

 

グリッチに殴り飛ばされ、近くの残骸にぶつかる。

く…そぉ…アルカ…すまなかった…。

 

ビリビリビリ…

 

マリオ「…あれ?俺は何を…「イマノハイチジテニナモノカ?」…何のことだ?」

 

グリッチ「…イマノオマエノハンノウカラミルト、ドウヤラキオクモナクナルヨウダナ。チィッ、セッカクナカナカツヨイヤツガイタトオモッタノニヨ…」ギュィィィン…

 

グリッチは黒い波動弾をこちらに向けてくる。

 

グリッチ「トドメダ…シn「させませんっ!」ムッ!?」

 

ドガーン!

…おせーよ、お前ら…。

 

ルイージ「兄さん!大丈夫か!?」

 

マリオ「いや、大丈夫じゃねぇ。ところどころ骨が折れてやがる」グググ…

 

キノピオ「ここは俺たちがやる!お前は休んでろ!」

 

グリッチ「…クッ…コノクソカスドモガ…!ジャマシヤガッテ……マアイイ。シヌノガハヤクナルダケダ!」

 

ロゼッタ「私たちは死にませんわ!フルームストーム!」

 

ドギュルルルルルル…!

 

グリッチ「…ソノテイドカ?」

 

ロゼッタ「!?必殺技を無傷で!?」

 

グリッチ「ヒッサツワザ?オマエラノヒッサツワザナド…」シュッ!

 

ロゼッタ「まずい!ブルームガー「ゴミニヒトシインダヨ!」ドゴォ!……ガフッ!」

 

マリオ「ロゼッタ!」

 

ロゼッタ「…が…はっ……」バタン

 

ロゼッタ…気絶、戦闘不能

 

キノピオ「クソォ、この化け物が…!」ダダダダダダ!

 

グリッチ「……ヨワイマッサージダナァ」シュッ

 

キノピオ「なん…だと!?」

 

グリッチ「ヤルナラモットツヨクヤレェ!」ドゴォ!

 

キノピオ「く…くそぉ…」バタン

 

キノピオ…気絶、戦闘不能

 

ノリオ「キノピオさんまで…」

 

クッパ「後俺たちだけか…」

 

ルイージ「兄さんは下がってて!サンダールーム!」

バチィッ!ビリビリビリ…

 

ルイージは周りに雷のバリアーを張る。

 

グリッチ「…コザカシイマネヲ!」ビリィッ!

 

ノリオ「今です!サンダーキャノン!」

ドッガァァァァァアン!

 

グリッチ「…キ…キカーーーン!」シュゥゥ…

 

ノリオ「そんな…効いてない!?」

 

グリッチ「オラァ!オラァァ!」ドゴッ、ドゴォ…

 

ルイージ「そん…な…」バタン

 

ノリオ「強…すぎます…」バタン

 

ルイージ・マリオ…気絶、戦闘不能

ノリオ…気絶、戦闘不能

 

…なんだ、この絶望的な戦いは…。




スーパーマリオすら倒されてしまった!?


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最終決戦⑤

もうすぐ…時が来ます。


sideマリオ・マリオ

 

ロゼッタ「………」

キノピオ「………」

ルイージ「………」

ノリオ「…………」

 

マリオ「お…前…ら…!」

 

グリッチ「アトフタリカ…オンナガドコヘイッタガシランガ、サキニオマエラヲシトメルトシヨウ…!」

 

クッパ「そんなことはさせん!ファィア!」ボォォォ…

 

グリッチ「フン、ソンナヨワイヒナド、キクワケガナイ!」ドゴッ!

 

クッパ「グフッ!」ヨロッ…

 

マリオ「クッパ!」

 

クッパ「ハァ…ハァ…なんとか耐えたぜ…」

 

グリッチ「ホウ、タエタカ。ダガ、オマエモココマデダ!」ドガッ!

 

クッパ「ガフッ!ゲホッ…」ブシャッ

 

クッパは攻撃に耐えられずに血を吐き出す。

 

マリオ「クッパ、もうやめろ!お前も死んじまうぞ!」

 

クッパ「ハァ…ハァ…あと…少し…なんだよ…!」

 

グリッチ「ソウダナ。オマエハアトスコシデシヌナ。トドメダ!」シュッ!

 

グリッチはその拳を振りかぶる。しかし、次の瞬間、グリッチはそこから数メートル先に吹っ飛んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルカ「クッパ、時間稼ぎありがとう。後は私たちに任せて」

 

クッパ「ああ。そうさせて…もらう…ぜ…」バタン

 

クッパ…気絶、戦闘不能

 

マリオ「なんだ、その姿…」

 

アルカは、周りにグリッチに似たような赤いオーラを纏っていた。

 

アルカ「あいつの力の一部を取り込んだのよ」

 

マリオ「…そうか」

 

アルカ「あんたは休んでて。私があいつを消すわ」

 

…コイツ、殺すじゃなくて消すと言ったのか?

 

マリオ「殺す、じゃないのか?」

 

アルカ「いや、消すであってるわよ。あんな生命体が行き帰りでもしたらひとたまりもないわ」

 

マリオ「…そうだろうな」

 

グリッチ「グ…ゥ…コノオンナガ…オレノチカラヲウバイヤガッテ…タダデスムトオモウナヨ…!」

 

アルカ「あんたこそ、ただで済むと思わない方がいいわよ」ボォォォ…

 

おい待て。こいつ、いつのまにか帽子なしで火を出せるようになったんだ?俺でもできないのに…

 

グリッチ「マタヒカ。オナジテニノラネェヨ!」

 

アルカ「ふーん。じゃあ、これならどう?」

 

アルカはサッカーボールサイズの火の玉を出し、ジャンプして回転する。3度目のイナ○レだな。

 

アルカ「真・爆熱スクリュー!」

 

グリッチ「…ソンナコウゲキ、トメテヤル!フンッ!」

 

グリッチは火の玉を手で掴み、止めようとする。しかし、火の玉の勢いが勝ち、グリッチの手は燃やされ、火の玉は顔面に直撃する。

 

グリッチ「グォォォォ!」ボォォォ!

 

アルカ「よし、決まった!」

 

グリッチ「コノ…コノォ!モウユルサン!ブチコロシテヤル!」シュッ!

 

アルカ「フッ!」パシッ!

 

グリッチの拳をアルカは手でしっかり受け止める。

その後しばらくグリッチとアルカの攻防が続く。アルカはしだいにグリッチを押していく。

 

グリッチ「コノォ!」ブンッ!

 

アルカ「ハァッ!」ドゴォ!

 

グリッチ「グハッ!ハァ…ハァ…ナゼ…コノオレガ…オサレテイルノダ…?」

 

アルカ「……?なんか様子がおかしいわ」

 

グリッチ「ヌァーーゼーーーダーーーー!!」

ドガァァァァァァァァァァァァァン!

 

マリオ「…なんだ、このパワーは…!」

 

アルカ「さっきよりさらに上がってるわ!」

 

グリッチ「…………」ドゴォ!

 

グリッチはさっきとは比べものにならないスピードでアルカの鳩尾き拳を当てる。

 

アルカ「…ガフッ!」ブシャァ!

 

マリオ「アルカァ!」

 

グリッチ「………シネ」ドゴッ

 

アルカ「ゲホッ!ゴホッ…もう…動…けない…」バタン

 

アルカはついに倒れてしまう。立ってるのは俺だけだ。

 

グリッチ「………アトハオマエカ」

 

アルカ「マリオ…逃げ…て…」

 

アルカは逃げろと言う。しかし、俺が逃げたら他のみんなが死んじまう。

………英雄になって死ぬと言うのは、そういうことか。

あれを…使う時が来た。




マリオが言うアレとは?

次回もよろしくお願いします。


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最終決戦⑥

時は満ちた…。


sideマリオ・マリオ

 

…アレを、使う時が来た。

もしもの時のために取っておいたが、使う羽目になるとはな。

 

グリッチ「…アトハオマエカ」

 

マリオ「ああ、そうだ。俺は宣言する。お前は、俺に指一本触れされることができなくなる」

 

グリッチ「ナンダト?ソコニタオレテルオンナヨリダンゼヨワイオマエニフレラレナイ、ダト?」

 

マリオ「その通りだ。早くかかってこい」

 

アルカ「マリオ…何を…する…気なの?」

 

アルカは俺の発言に困惑する。しかし、もう後戻りは無い。

 

マリオ「アルカ…今までありがとな」

 

アルカ「…え?」

 

マリオ「これから俺は寿命と引き換えの技を使う。だからお前に別れを言った」

 

アルカ「寿命と…引き換えの…技?……まさか!?」

 

マリオ「ああ、そのまさかだ。時を止めても無駄だぞ」

 

アルカ「そんな……マリオ…死な…ない…で…!」

 

マリオ「……すまない。アルミは任せた」

 

アルカ「やめて…マリオ…」

 

……俺なしでも、がんばれよ。

 

マリオ「来いよ、グリッチ」

 

グリッチ「イワレナクテモ…」ドッ!

 

マリオ「……」スッ

 

グリッチ「ワカルニキマッテルダロウガァァァァァ!」

ビュゥゥゥ…

 

グリッチは俺に攻撃する。しかし、その攻撃はすぐにかわされた。

 

グリッチ「ナニ!?コノ、コノォ!…ナゼアタラナイ!」

 

グリッチは動揺している。それもそうだ。さっきまでと比べて何十倍も速くなってるんだからな。

俺は何をしたのかって?ただ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前飲んだドリンクによって体のリミッターを強制的に解除しただけだ。

 

マリオ「ファィナルモード、チャージ」ギュゥン…

 

グリッチ「クロイハドウダン!コレナラドウダァ!」

ドゴォ!

黒い波動弾は俺ではなく、グリッチに当たる。

俺はあいつの体を超高速で動かしただけだ。

 

グリッチ「グハッ!…オレヲウゴカシタダト!?シカモ、オレガキヅカナイスピードデ…オマエ、イッタイナニヲシタ!?」

 

マリオ「お前に言うまでもねーよ、どうせ今から死ぬし」

 

グリッチ「コノオレガ…シヌ?アリエナイナ」

 

マリオ「現実逃避はもうやめとけ、意味がない」

 

グリッチ「シヌノガアリエナイノハジジツダ」

 

マリオ「そんな事実は無い。…そろそろだな」シュッ!

 

グリッチ「…ドコニイッタ…!?」ギュゥ…

 

目にも留まらぬスピードで、グリッチを縄拘束する。

 

グリッチ「イマサラコンナモノ、ムイミダ!」ブチィッ!

 

しかし、グリッチはそれをすぐに破る。

…これで隙ができた。

 

マリオ「…チャージ、完了」ダッ!

 

グリッチ「ハッ!…シマッタ!」

 

マリオ「究極奥義…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオファィナル」

 

ドガァァァァァァァァァァァァァン!

 

グリッチ「コノオレガ…ニンゲンドモニ…クソガ…

クソガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」

 

グリッチは、大きな火の龍と共に、消え去った…………。




グリッチ…死亡

ついに倒されたグリッチ。果たしてマリオは…?

次回もよろしくお願いします。








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世界一の配管工の最期

別れの時…。


sideマリオ・マリオ

 

……。

俺は、勝った。

グリッチは、消えた。

しかし、その次の瞬間、俺の意識は途絶えた。

…………。

 

「ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…」

 

マリオ「…ん…んんっ…知らない…天井だ…」

 

ここは…病院か?

よく見ると、俺の口には呼吸器が付けられている。

そして…

 

アルカ「マリオ!!」ダキッ!

 

周りには仲間たち全員がいた。

ジーノもどうやら修理され、生き返ったようだ。

 

ルイージ「兄さん…具合はどう?」

 

マリオ「……最高だ」

 

キノピオ「本当か?よかったぜ…」

 

カービィ「僕、役に立てなかった…」

 

マリオ「いや…もしお前が吹っ飛んでなかったら…真っ先に死んでいただろう」

 

アド「もう…怖いこと言わないでよ…」

 

マリオ「いや…こんなもん怖く無いぞ…なんせ…この中に…死人が…出るからな」

 

ノリオ「死人?誰ですか?」

 

アルカ「……マリオ、嘘よね?」

 

クッパ「誰だ、その死人ってのは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオ「……俺だ」

 

全員「!?」

 

ハリー「おいおい、見苦しい嘘つくなよ…」

 

マリオ「いや…本当…だ…ゲホッ…」

 

アルミ「…おとー…さん…?」

 

マリオ「ハァ…ハァ…どうやら…お話の…時間…は……もう……すぐ…終わる……ようだ…な…」

 

アルカ「まさか、リミッターを限界まで解除して…!」

 

ルイージ「死ぬな、兄さん!」

 

マリオ「……俺は…幸せ者……だな…仲間たちに……囲まれて……死ねる………なんてな…」

 

カービィ「マリオ…諦めないでよ!」

 

アド「ここで死んだら幸せ者じゃないよ!」

 

マリオ「いや……今が…幸せ…だ…」

 

ノリオ「あなたが死んだら、誰が一番煎じになるんですか!」

 

クッパ「まだワガハイと決闘してないぞ!」

 

…そんな約束、したんだっけな…。よく覚えてないや…。

 

アルカ「私の力を分けるから、お願い…マリオ…死なないで……お願いだから!」キュィィィン…

 

アルミ「おとーさん…いなくならないでよ!うぅぅ…」

 

アルカは力を分けようとし、アルミは泣くのを必死に堪えている。

 

マリオ「アルカ……それ…は………もう……無意味だ…」

 

アルカ「そんな…マリオ…マリオォォォォ!」

 

マリオ「最期の…一言…だ……アルミ………俺の帽子を…あげるぜ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………長生きしろよ、俺の娘」パサッ…

 

「ピッ…ピッ…ピッ…ピーーーーーーーー…」

 

俺はそこで息を引き取った。

35年の人生。

盗撮して捕まり、脱獄したり…

箱から解放した幽霊が俺のファンだったり…

一回死んで生き返ったり…

帽子に呪いがかけられてしまったり…

2年前にタイムリープしたり…

警察が国家を乗っ取ろうとしたり…

とんでもないデスゲームに参加して世界を救ったり…

犯罪だらけの異世界にいったり…

幽霊が生き返ったついでに時間停止能力を手に入れたり…

刑務所から大量脱獄事件が起きたり…

オルゴール箱が盗まれそうになったり…

 

本当に、いろいろあったな。

アルカ…アルミ…そしてみんな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さよならだ。

 

世界がバグった! 完。




マリオ編、完。
次回もよろしくお願いします。


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第5章 アルミの特訓!
アルミ、特訓を始める。


アルミ編、スタート!


sideアルミ・マリオ

 

………。

暇だなぁ。夏休みの宿題は3日で終わらせたし…

お母さんは今買い物に出かけてるし…暇だなぁ…

あ、そうだ!どうせ暇だし家の物いじろーっと。

 

ゴソゴソ…

 

アルミ「ん?何これ?」

 

家の棚の奥の方にあったガラス瓶にはこう書いてあった。

「時間停止ドリンク」

 

アルミ「時間停止?お母さんが使ってるやつだよね?」

 

つまり…お母さんはこれを飲んで能力を手に入れたってこと?

 

アルミ「怪しいなぁ…ま、いいや。飲んでみよー」

 

私はガラス瓶から液体を少しコップに移し、一口飲んだ。

 

アルミ「ゴクッ…これ、リンゴの味がする!おいしい!」

 

今度はコップ一杯分入れて、ガラス瓶を閉める。

 

アルミ「ゴクッ…うん、おいsh「ピンポーン♪」…あ、やばっ」

 

ガチャッ

 

アルカ「たっだーいまー♪」

 

やばい、お母さんが帰ってきた。バレたらどうしよう…

 

アルミ「お、おおお帰り、お母さん…」

 

アルカ「ん?何飲んでるの?」

 

アルミ「リンゴ…ジュースだけど?」

 

アルカ「ふぅん…

 

よかった…バレなくて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ウソね」

 

アルミ「…え?」

 

アルカ「残念ながら私は記憶力が良くてね、冷蔵庫にはぶどうジュースしかなかったはずなのよ」

 

アルミ「あ、そうだった」

 

アルカ「さて、本当のこと言ってくれる?お母さん怒らないから、ね♪」ニコッ

 

お母さんはニコッとするけど、目が笑ってないよ!?

怖い怖い怖い!

 

アルミ「怖いから、その顔やめてよお母さん。本当のこと言うから」

 

アルカ「…いいわよ。早く言いなさい」

 

アルミ「私…時間停止ドリンクって書いてあったガラス瓶の中の物を飲んだの」

 

アルカ「……へぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ええええええええええええええええええええええっ!?」

 

アルミ「なんでそんなにビックリしてるの?」

 

アルカ「なんでって、アンタ、お腹大丈夫なの!?」

 

アルミ「お腹?なんともないけど?」

 

アルカ「まじか…」

 

アルミ「まじかって、ホントにどうしたの?お母さん」

 

アルカ「アルミ、それね、飲んだら"大体の場合は"お腹壊す飲み物なのよ」

 

アルミ「え!?でも、"大体の場合は"?」

 

アルカ「そうよ。それでね、飲んでもお腹壊してなかったらね、時間停止能力を手に入れたってことになるのよ」

 

アルミ「……は?」

 

アルカ「だから、アンタは、時間停止能力を手に入れたってことよ!」

 

アルミ「ホントに?」

 

アルカ「ホントに」

 

アルミ「…どうやってするの?」

 

アルカ「時間停止って、叫んでみなさい」

 

アルミ「うん。時間停止!」

 

私がそう叫んだ瞬間、

↓ブゥゥゥゥン

という音とともにお母さんと私以外は色を失い止まった。

 

アルミ「うわ…時計が止まってる…お母さんが使った時みたい…」

 

アルカ「これで実感湧いた?」

 

アルミ「うん、すごいすごい!」

 

アルカ「さて、今からその能力についての説明をするわ」

 

お母さんが説明したことをまとめると、

止めれる時間は1時間まで。

止めた時間分のクールダウンがある。

止まってる時間の中で動けるものを無制限に指定できる。

止まってる時の中では消費する体力が10倍になる。

止まってる時の中での衝撃などは蓄積しない。

…って感じだ。

 

アルミ「いろいろあるんだね」

 

アルカ「そうね。再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

お母さんがそう言った瞬間、私たちの周りは色を取り戻した。

 

アルカ「アルミ、アンタはこれから時間停止をかなり使うと思うの」

 

アルミ「うん、私もそう思う」

 

アルカ「だから、今日から体力作りのための特訓をするわよ!」

 

アルミ「えええ!?嫌だなぁ〜」

 

アルカ「じゃあ、勝手にドリンクを飲んだのは誰?」

 

アルミ「私です…」

 

アルカ「正直でよろしい。早速いくわよ!」

 

アルミ「ふぁぃ…」

 

特訓って、何するんだろ?




アルミ、早速時間停止ができるようになりました。

次回もよろしくお願いします。


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ただ走れと?

余談ですが、俺のオリストである「桜咲く。」は、
Mulaストーリー4部の構想を完全に作り切ったあとに作りました。
以上、多分どうでもいい情報でした。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「特訓って、なにするの?」

 

アルカ「とりあえず、ついてきなさい」

 

アルミ「うん…」

 

どこにいくんだろ…

 

ー数分後ー

 

アルカ「ついたわよ」

 

アルミ「え、ここ?」

 

ついたところは、道路によった小さな公園だった。

(場所は原作のタイム恋愛のアルカがタイムマシンを使うために走ってた道路です。)

 

アルカ「ここよ。アンタはこれからこの道路を走ってもらうわ」

 

アルミ「……え?」

 

アルカ「え?じゃないわよ。ほら早く走って」

 

アルミ「…それだけ?」

 

アルカ「言い方が悪かったわね。この道路を10往復してきなさい。片道10kmだから、合計200kmね」

 

アルミ「ファ!?2、200km!?無理無理無理無理!」

 

アルカ「無理じゃないわよ、私の子だから」

 

アルミ「その子に200km走らせるっておかしくない?」

 

アルカ「そう?うーん…いや、わからないわね。なにがおかしいの?」

 

アルミ「お母さん、まさか200km走るのが普通だと思ってるの?」

 

アルカ「そうよ。私、こう見えても毎日1500km走ってるからね?」

 

アルミ「まじですか…」

 

アルカ「さて、話はここまでにして、行ってきなさい」

 

アルミ「逝ってきなさいの間違いでは?」

 

アルカ「この程度で死ぬはずがないわよ。ほら、行った行った!」

 

アルミ「ふぁぃ…スゥ…うおおおおおおおおおおお!」

ダダダダダダダダダー…

 

アルカ「あら、思ったより速いわね。距離を増やした方が良かったかしら?」

 

お母さんのスパルタ発言を、私が聞くことはなかった。

 

ー結構あとー←適当だなおい!

 

アルカ「あ、あとちょっとよ、頑張って〜」

 

アルミ「ハァ…ハァ…あと…数歩…」

 

アルカ「オケー、終〜了〜♪」

 

アルミ「終わった…」バタン

 

アルカ「お疲れ様。明日もやるから、しっかり休みなさいよ」

 

アルミ「あ、明日も!?」

 

アルカ「そう、明日も。明日どころか、毎日やるわよ」

 

アルミ「ま、毎日!?私、死なないよね?」

 

アルカ「大丈夫!娘に死なせてたまるもんですか!」

 

アルミ「じゃあなんで毎日…」

 

アルカ「体力作りのためよ」

 

アルミ「そんなこと他のことで「甘いわね」…え?」

 

アルカ「私達のような人が体力を増やすのはかなり難しいのよ。だから一番簡単なランニングにしてるのよ?」

 

アルミ「ほ、他にはどんなものがあるの?」

 

アルカ「ブルームプラネット国の滝登りとかー、カメーン国の兵士と手合わせしたりー、まあいろいろと」

 

アルミ「さらっととんでもないことを聞いた気がする…」

 

アルカ「で、どうする?変えるの?」

 

アルミ「変えません!ランニングで結構ですっ!」

 

アルカ「ふぅん、つれないわねー、案外楽しいのに…」

 

いやいや、そんなことで楽しむのはお母さんぐらいだよ。

 

天の声「将来アルミが英雄になっていた時、アルカにかなり似ている性格になっていたのは別のお話」

 

…なに今の?




…何、この終わり方?

次回もよろしくお願いします。


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飯食いタクシードライバー(仮)

サブタイトルは誰かのあだ名です。
当ててみて下さい。


sideアルミ・マリオ

 

ー次の日ー

 

アルミ「ふぁ〜よく寝た〜」

 

アルカ「おはよう。ご飯はもうできてるわよ」

 

アルミ「ありがと。いただきまーす♪」パクっ。

 

朝ごはんは食パンと目玉焼きだった。

私の家ってパン派なのよね〜。

 

アルミ「ごちそうさま。ところでお母さん」

 

アルカ「どうしたの?」

 

アルミ「昨日やったことって夢だよね?」

 

アルカ「…現実逃避をするのはマリオに似てるわね」

 

…夢じゃなかったの!?200km走るんだよ!?普通の人では到底できないよ!?

(安心してください。あなたはすでに常人離れしています。主にあなたの母親の影響で)

 

アルミ「いーやーだー、走りたくなーいーー!」

うええええええん!

 

アルカ「ハァ…あとでヨッシーのクッキー買ってあげるから…」ボソッ

 

ムッ!?今の発言、しっかり聞いたぞ!

 

アルミ「ホントに!?」キラーン

 

アルカ「…ホントよ。やるの?」

 

アルミ「うん!やるやる!」

 

アルカ「(こういうところは私に似てるわね。まあ、もうクッキーの誘惑に負けることはないけど)…じゃあ、早速行きましょ」

 

アルミ「今すぐ準備するね!」ガサガサ…

 

クッキーのためならばほぼなんでもするよ!これぞクッキーオタク(自称)の極み!(全然極めてない)

 

ピンポーン♪

 

アルカ「誰かしら?はーい」ガチャッ

 

????「あなたの親友です。入っていいですか?」

 

アルカ「もちろんよ。入って」

 

????「失礼しまーす♪」テクテク

 

アルミ「ん?あ、来た、ピンクボール」

 

カービィ「ピンクボールとは酷いなあ、僕にはカービィというちゃんとした名前があるのに。アルカ、ちゃんと教えてやったの?」

 

アルカ「当たり前よ。というか、ボケ係のアンタが突っ込んでどうするのよ」(メタい!)

 

カービィ「あーごめんごめん。最近アドとアドレーヌにもあまり会えてないからちょっとね」

 

ふーん…アドさんとアドレーヌ、夏休み何してるのかな?

やっぱりずっと絵を描いてるのかな?

 

アルミ「あ、そうだ。カービィさん、一緒に特訓いきません?」

 

カービィ「特訓?」

 

アルカ「それがね、このアホが勝手に時間停止ドリンクを飲んだのよ。しかも、能力を手に入れて。だからそのための体力作りに特訓させてるのよ」

 

カービィ「はぁ…親子そろってアホだね…マリオとアルミは性格が似てるね」

 

アルミ「またお父さんの話ですか…で?行くんですか?行かないんですか?」

 

カービィ「もちろん、いくよ。どうせ行かなかったら暇になってプププランドに帰ってウィスピーりんご食べまくってからまたここに戻ってきて近くのラーメン屋で大食いして食い逃げしようとしたところをロゼッタさんに見つかって代わりにお金を払ってもらうだけだし」

 

アルカ「…今のセリフ、やけに長かったわね。まさか体験談?」

 

カービィ「いや、想像しただけだよ」

 

アルミ「しかしよく早口で言えましたね…」

 

ということで(どういうことで?)、

カービィ が特訓に付き合うことになった!




サブタイトルの答えはカービィです。
ワープスターで行きたいところに連れて行く代わりに一食奢るという謎システムのタクシーです。

次回もよろしくお願いします。


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おいおいマジかよ…

アルミもあの姿に!?


前回の出来事

カービィが仲間になった。以上。

 

sideアルミ・マリオ

 

アルカ「カービィが協力するなら、特訓の幅も広がるわね」

 

アルミ「コピーを利用するの?」

 

カービィ「多分そうだろうね」

 

アルカ「さて…キングクリムゾン!(時間停止です。)」

 

ヴォン!

 

気づいたら昨日行った公園にいた。

 

アルミ「え!?どうやって…あ、なるほど」

 

アルカ「ハァ…ハァ…少し疲れたわ…」

 

カービィ「時を止めて僕たちをここまで運んだんだね」

 

アルミ「ま、いいや「良くないっ!」…とにかく、さっさと走るね〜」

 

アルカ「ハァ…やく…行って…きなさーい」ゼェ…ゼェ…

 

カービィ「僕が見ておくよ。アルカは…大丈夫?」

 

アルカ「いやー、言い忘れてたけど、アンタたちをここに運んだあと、ミネラルウォーターを6リットルほど買ってきたのよ」ボトン。

 

カービィ「だからまだ疲れてるんだね…アルミ、もう行ってい…あ、もう行ってたか」

 

アルミ「うおおおおおおおおおお!クッキィィィィィィィィィィィィィィィー!」ダダダダダダダー

 

アルカ「わお、昨日より速いわねー」

 

カービィ「クッキーほしいからじゃない?」

 

アルカ「やはり報酬があるとやる気でるのね…」

 

ー数十分後ー

 

アルミ「ハァ…ハァ…ゴール…!」

 

アルカ「おつかれー、カツカレー、キーマカレー♪」

 

カービィ「マヨネーズかけると美味しいヨ♪」

(作者はカレーにマヨネーズかけます。案外美味しいですよ。試してみてください)

 

アルミ「????」

 

なんか、変なネタ言われた気がする…

 

アルカ「はい、クッキー」ソッ

 

アルミ「クッキー!?フェェェェェイ!」サッ!

 

お母さんがクッキーを出した瞬間、私はそれを奪い取った。

 

カービィ「疲れてるはずなのにすごいスピードだったね…フェェェェェイってもう◇だし…」

 

アルミ「パクパクパク…んま〜い♪」ホワーン

 

クッキー最高〜♪

 

アルカ「それ、食べ終わったら次の特訓始めるわよ」

 

アルミ「んむっ!?ゲホゲホ…まだあるの?」

 

お母さんの発言に驚き、むせてしまった。

 

カービィ「ああっ、アルカいきなりいうから…」

 

アルカ「あらゴメン☆」テヘペロ☆

 

お母さん、その顔ウザいよ。殴りたいその笑顔。

 

アルミ「でも…私もう疲れてるのよ?」

 

アルカ「安心して、クッキーまたあげるから」

 

……!!その手があったか!

 

アルミ「ホント!?」キラーン

 

カービィ「ハァ…」

 

カービィさんはなぜか呆れた顔をしてるけど、今は気にしない!

 

アルカ「ホントよ。やる?」

 

アルミ「はい、やりますお母様!」ビシッ!

 

カービィ「なぜ敬語?」

 

アルカ「オーケー。それじゃ、カービィはこれを吸い込んでー」

 

お母さんは2リットルのミネラルウォーターを出す。

 

カービィ「え?あ、うん。スゥゥゥゥゥ…ウォーター!」

ピロリーン☆

 

アルカ「さて、アルミ、アンタは今からファィアを出しっぱなしにして、カービィが水をかけても消えないようにしなさい」

 

アルミ「ファ!?火いいいい!」

 

思わずダジャレを言ってしまった。

 

アルカ「………」しらー

 

アルミ「はいはい分かりましたやりますってば!」

 

ー1時間後ー

 

アルミ「ハァ…ハァ…もう…火出ない…」シュゥゥ…

 

アルカ「まだよ!もっと出しなさい!じゃないとクッキーあげないわよ!」

 

アルミ「クッキーのためなら…うおおおおおお!」

ビリリリリリリリ!

 

カービィ「!?」

 

アルカ「これって…まさか…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Sアルミ「………なんか変わったような気が…」

 

カービィ「アルミが…」

 

アルカ「スーパー化した!!」




アルミがスーパー化!
でもなんか様子が…?

次回もよろしくお願いします。


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スーパーアルミ

71話ですが、このくだりやります。
田中ちゃん「70話、ありがとう♪」

田中さん「ウフフ☆」

田中ちゃん「消えろ」

天の声「……。(俺、出番ないな)」

ちなみに、70話ちょうどでアルミがスーパー化したのは狙ってないです、マジで。


sideアルミ・マリオ

 

Sアルミ「あれ?なんか疲れが取れたような…」

 

カービィ「アルミが…」

 

アルカ「スーパー化した…!」

 

カービィさんとお母さんはなぜか驚いてる。なんでだろ?

 

Sアルミ「まあいいや。ファィア…!?」ボォォォ!

 

いつも通りファィアを出してみる…でも、いつもと違って青に火が出た。なにこれ!?

 

Sアルミ「な、なななんで青いの!?」

 

カービィ「……。強化されたのかな?」

 

アルカ「そう考えられるわね」

 

Sアルミ「……ええっ!?」

 

下を見てみると、私はなぜか白いパーカーを着ていた。それだけじゃない。靴や帽子も白くなっていた。

 

Sアルミ「私、真っ白しろすけになってるぅぅ!?」

 

カービィ「あ、やっと気付いた」

 

アルカ「アルミあんたはいまスーパー化してるの」

 

Sアルミ「スーパー化?お父さんができたやつ?」

 

アルカ「そうよ。だからあんたは服が白くなったり、ファィアが青くなったりしてるのよ」

 

Sアルミ「なるほど…え、でも、今私にそれ教えたら元に戻った後記憶が消えるんじゃ!?」

 

カービィ「そうだよね。アルカ、なんで今教えたの?」

 

アルカ「答えはシンプルよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんたのスーパー化は記憶が消えないタイプなのよ」

 

カービィ「………!?」

 

Sアルミ「そんなのがあるの!?」

 

アルカ「そう。スーパー化には4種類あって、

①爆発タイプ

パワーが10000倍になり、効果時間は1分。条件は追い込まれて特定の行動をすること。変身が解けると記憶がなくなる。マリオとルイージはこのタイプ。

②敵討タイプ

パワーが10000倍になり、効果時間は10分。条件は味方の誰かが死んだりすること。最も珍しいタイプ。

③進化タイプ

パワーが1000倍になり、効果時間は10分。条件は様々だが、強化すれば条件なしで変身できるようになる。アルミはこれ。

④蓄積タイプ

パワーが100倍になり、効果時間は100分。しかし、条件は怒りや恨みなどで、蓄積すればするほどパワーアップする。最大は10000倍。

…以上、この4つだわ。マリオとルイージは①で、あんたは③ね。ちなみに、スーパー化できるのは私たちの家系だけじゃないのよね〜」

 

Sアルミ「は、はぁ…」

 

カービィ「長い説明お疲れさん」

 

アルカ「どう?理解できた?」

 

Sアルミ「う、うん、多分…」

ビリビリビリビリ…

 

カービィ「あ」

 

アルミ「…あ、戻った」

 

アルカ「残念ね、色々試したかったのに」

 

カービィ「なんかやばいことする気だっt「あんたに試そうか?」…いや、やめときます、すみません」

 

アルカ「よろしい。アルミ、今日はここまでにはしましょ。あんたは気付いてないだろうけど相当疲れてると思うし」

 

アルミ「うん…そう…す…る…」フラッ…

 

あれ?なんか…眠気が…ZZZ…

フラァ…

 

アルカ「よっと」サッ

 

カービィ「本当に疲れてるみたいだね」

 

アルカ「さて、帰りましょ」

 

カービィ「あ、アルミは僕が持つよ」

 

アルカ「その前にコピー解きなさい」

 

カービィ「あ、そうだった。…よし」ピコーン♪

 

アルカ「オケ、はい」ドサッ

 

カービィ「うおっと、ふぅ…」

 

アルカ「………」スタスタ

 

カービィ「え、ああっ、待ってよ〜」タタター

 

アルカ(もうすぐお盆ね……教えたら驚くかな?)

 

こうして、私のスーパー化初体験は終了した。




説明はすでに考えてたのでスラスラかけました。
他の家系もスーパー化できると書いてありましたが、誰ができるかはお楽しみに〜♪

次回もよろしくお願いします。

追記
投稿時間ミスりました、すみません…これ明日の分なのでご了承ください。


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平和な朝

ゲーム使用禁止をくらったので、誕生日である今日(8/24)まで投稿できませんでした、すみません。
(投稿されるのは25日なんですけどね。)
それと…
UA1000突破!ドンドンパフパフ〜!
これからも頑張ります!


sideアルカ・マリオ

 

ー次の日ー

 

アルミ「ムニャ…」

 

アルカ「起きなさい、アルミ。もう9時よ」

 

アルミ「ムニャ…あと3時間だけ…」

 

カービィ「3時間って、もう昼じゃん…」

 

昨日スーパー化して疲れてたのは分かるけど、こんなに寝るとはね…こうなったら…

 

アルカ「………あーあ、今日の朝ごはんクッキーサンドイッチなのに…」ボソッ

 

アルミ(ク…ッキー…サンド…イッチ?)

 

アルミ「ほんとぉぉぉぉぉ!?」ガパッ!

 

カービィ「あ、起きた」

 

アルカ「ホントよ。ほら、早く起きなさい」

 

アルミ「うん!クッキークッキー♪」

 

カービィ「すごいクッキーを食う気だねー」テテッチ〜♪

 

カービィのギャグ!

ヒィュゥゥゥゥ…

 

アルカ「ププッ…ハハハハッ!いいダジャレね!」

 

アルカに効果はないようだ…

 

アルミ「……あれ?なんか部屋の温度が氷点下に下がったような…正確には体感温度マイナス18.7度になってるような…」ブルブル…

 

アルミに効果は抜群だ!

 

カービィ「それ、かなり遠回しに面白くないって言ってるんだよね?」

 

アルカ「よくそんなに的確に言えるわね」

 

アルミ「うん適当だから☆」てへ☆

 

カービィ「適当なんだ…」

 

アルカ「ま、この話は置いといて、早く手洗ってきなさいよ。クッキーサンドイッチ用意しとくから」

 

アルミ「え、あ、うん。洗ってくる〜」タタター

 

さて、用意してきますか。

ゴソッ…

 

ー1分後ー

 

アルミ「クッキーサンドイッチ!クッキーサンドイッチ!」

 

アルカ「よし、はい。今回のはチョコクッキーを使ったわ」

 

アルミ「わーい!いただきまーす!」パクッ!

 

アルミは早速クッキーサンドイッチを一口食べる。

そして…

 

アルミ「んま〜い♪」パクパク…

 

カービィ「すごいよねら、ただトースト2枚にクッキーとクリームを挟むだけのシンプルな料理なのに、めっちゃおいしいもん」

 

アルカ「まあ、こうでもしないとアルミは元気が出ないから、週一くらいの頻度で作ってるわね」

 

カービィ「なるほどね」

 

ー数分後ー

 

アルミ「美味しかった♪ごちそうさま!」

 

アルカ「食べ終わったわね。さて、特訓の準備するわよー」

 

アルミ「うん!着替えてくる〜」タタター

 

カービィ「ところでアルカ、そのパーカー何着あるの?」

 

カービィは私が着ているパーカーを見ながら言う。

 

アルカ「他の色は2着ずつで、赤は…10着ぐらいあるわね。ちなみに全部オーダーメイドなのよね。通気性も結構いいから、毎日着るのよ」

 

カービィ「わお…どうりで年中パーカーを着るわけか。寒いなら下に厚着でもすればいいしね」

 

アルカ「うん、パーカー最強♪」

 

カービィ「はぁ…」

 

カービィは少し呆れた顔をする。なんでそんな顔するの?パーカーって最強じゃないの?

 

天の声「余談だが、アルカのパーカー最強理論はアルミにも遺伝し、チームの制服までパーカーにするようになったのはまた未来の話」

 

…あの、ネタバレするのやめてくれない?次言ったらぶっ飛ばすわよ?

 

天の声「すみません…」

 

…よろしい。

 

アルミ「お母さん、準備できたよ!」

 

アルカ「うん、それじゃ行きましょうか」

 

今日もアルミを鍛えていく〜!




アルミ、クッキー好きすぎだろ。

次回もよろしくお願いします。


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クッキーサンドイッチを食べた後のアルミがスーパー化すると、こうなる。

どうなるの?


sideアルミ・マリオ

 

ー特訓する所ー

 

アルカ「200km走、スタート!」

 

アルミ「うおおおおおおおおおおおおおおお…」

 

カービィ「さて、僕はウォーターにコピーしておこっと」

 

アルカ「…なんか今日速いわね」

 

カービィ「朝ごはんがクッキーサンドイッチだったからじゃない?」

 

アルカ「ほぼ絶対そうでしょうね」

 

ー数分後ー

 

アルミ「終わったぜぇーーフェェェェェイ!」

 

カービィ「◇みたいな性格になってる…」

 

アルカ「…とりあえず次の特訓を始めましょうか」

 

なんか今日は調子がイイイイイ!、(◇v◇)'

ファィアァァァァ!

 

カービィ「わお、温度高いねー」

ー数時間後ー

 

アルミ「ハァ…ハァ…」

 

アルカ「大丈夫?少し休む?」

 

アルミ「いや、まだまだ行けるよー!フェェェェェイ!」

ビリリリリリリリ…

 

カービィ「ファ!?」

 

アルカ「昨日初めて変身したばかりなのに!?」

 

Sアルミ「……白くなったー!フェェェェェイ!」

 

カービィ「フェェェェェイは変わらないんだね…」

 

Sアルミ「時間停止〜!………あれ?」シーン

 

アルカ「発動しない?」

 

カービィ「なんでだろ…」

 

アルカ「………あ、なるほど、そういうことね」

 

カービィ「どういうこと?」

 

アルカ「多分アルミがスーパー化する条件は、限界突破することね。その場合体は疲れてるため、時間停止が使えないんじゃない?」

 

カービィ「なるほどなるほどー」

 

天の声(いい考察だけど、スーパー化をしたら時間停止は使えないという設定だから、アルミの場合だけじゃないよ☆)

 

Sアルミ「つまんないのーフェェェェェイ!」◇v◇キラン

 

カービィ「完全にフェェェェェイ状態になってる…」

 

アルカ「気絶させた方がいいのかしら?」

 

カービィ「やめて差し上げろ」

 

Sアルミ「ブルーファィア!」ボォォォ!

 

アルカ「え、何する気?」

 

カービィ「やな予感…」

 

Sアルミ「うおおおおおおお…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーンチー!」

ドゴォォォォォ!シュゥゥ…

 

アルカ「ちょっ、何壊してんのよ!」

 

カービィ「しかも溶けてるし…」

 

Sアルミ「すごいすごーい!フェェェェェイ!」

ビリリリリリリリ…

 

カービィ「あ、戻った」

 

アルカ「早めに戻ってよかったわ。これ以上スーパー化してたら気絶させてたわね」

 

カービィ「まだそんなこと考えてたんだ…」

 

アルミ「戻っちゃったー!フェェェ…」フラッ…

 

アルカ「よっと」ドサッ

 

アルミ「Zzz…」くかー

 

カービィ「また寝ちゃったね」

 

アルカ「今日はここまでね。次からは限界突破しないレベルの特訓にしないといけなさそうね」

 

カービィ「そうだね…」

 

アルミ「フェ…イ…ムニャムニャ…」Zzz…

 

アルカ「………」

 

カービィ「寝てもフェェェェェイ状態なんだね…」

 

一日中フェェェェェイ状態のアルミなのであった。




結論。
スーパー化とクッキーサンドイッチは混ぜるな危険。

次回もよろしくお願いします。


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ある意味衝撃の事実

今回はアルミは出てきません。
あと、この回は3部の伏線になります。


sideアルカ・マリオ

 

ー午後10時ごろ、秘密基地にてー

 

アルカ「…………」コンコン

 

ガチャッ。

 

ノリオ「おや、こんな時間に何の用ですか?」

 

ここに住んでいるノリオがドアを開け聞いてくる。

 

アルカ「……最近組はどう?」

 

ノリオはマリオの葬式の後、今まで助けた犯罪者たちを集め極道の組を立ち上げた。何故そうしたのかって?

………。

私が裏番を"ほぼ"辞めたからだ。私がいなくなったため、裏の世界の治安維持はノリオに任せたのだ。

 

ノリオ「まあ、ぼちぼちですよ。それよりも入ってください」

 

アルカ「………失礼します」

 

私は入ってそのままリビング行く。ノリオは私についていく。

 

ノリオ「…さて、何故こんな時間にここへ?」

 

アルカ「……アルミの話はもう知ってるでしょ?」

 

ノリオ「はい、おとといあなたがきた時に話してたので。それに関係あるんですか?」

 

アルカ「ええ。あの子…昨日と今日スーパー化したのよ」

 

ノリオ「……なるほど。ちなみにどのタイプでしたか?」

 

アルカ「進化タイプよ。条件は限界突破だわ」

 

ノリオ「おお、それなら私たちの"計画"がやっと進み始めますね」

 

アルカ「そうね。でも、その計画を達成させるのは私じゃない。私は"条件"を2つ達成してるけど、3つ目はマリオに断られたわ。お前はそういう危険なことはするな、ってね。だから達成させるのは私じゃなくてアルミよ」

 

ノリオ「え?でも、アルミさんがやっても同じ結果にならないんですか?」

 

アルカ「………まあ、そうなるわね。"他の身内が死なない限り"、ね」

 

ノリオ「そうですが…あなたは仲間から死者を出したくないんですよ?そこをどうするんですか?」

 

アルカ「そうね。だから死ぬのは……よ」

 

ノリオ「…ッ!?正気ですか!?」

 

アルカ「ええ、正気よ。しかも、このままいけば14年後に100%…が死ぬ。だからちょうどいいのよ」

 

ノリオ「……どうやってそれを知ったんですか?」

 

アルカ「占ったのよ」

 

ノリオ「占ってもらったのではなくて?」

 

アルカ「そう、私が占ったのよ」

 

ノリオ「………やはりあなたは天才であり天災ですね。でも、あなたのその決断、本当にどうにもならないんですか?」

 

アルカ「ええ、どうにもならないわ」

 

ノリオ「仮に………が反対しても?」

 

アルカ「…ええ」

 

ノリオ「……なら、私はもう何も言いません。ただし、私たちの計画だけは失敗してはいけませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたが見つけた"完成者"を生み出す計画は」

 

アルカ「…………もちろんよ」

 

36年後に実現したその計画は、この時すでに始められていたのであった。




なんか始めてシリアス展開書きました。
あと、時系列的に14年後から36年後が3部となります。

次回もよろしくお願いします。


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お盆といえば…?

あの世といえば…?


sideアルミ・マリオ

 

私がスーパー化してから数日が経ち、私はどんどん体力をつけていき、今は300kmを問題なく走れるようになった。

お母さんが言うには目標は500kmらしい。

何故私がめんどくさそうにしてないのかって?

…なんか、特訓するのが楽しくなってきたの。たぶん、お母さんの戦闘狂の部分が現れたと思う。

 

アルミ「ふぅ、疲れた…」

 

カービィ「お疲れ様〜」

 

アルカ「今日は早めに切り上げるわ。アルミ、カービィ、今日はなんの日か知ってる?」

 

カービィ「え、今日?……あ」

 

アルミ「8月14にちだから…あ、お盆!」

 

アルカ「つまり?」

 

アルミ「お父さんに会える!」

 

アルカ「その通り☆今すぐあの世の広場へGO♪」

 

☆説明しよう!

お盆の時のみ、死んだ人々はあの世の広場経由でこの世界で過ごすことができる!その時は幽霊アルカの誰でも見えるバージョンになる!

 

カービィ「ワープスター様、今日もイケメン!」

 

カービィさんは訳わからないことを叫ぶ。すると…

ティゥルルルン…☆

 

アルミ「あ、きたきた」

 

ワープスターが飛んできた。なんでおだてたらくるんだろうね…

 

カービィ「さあ、乗って乗って〜」

 

カービィさんはワープスターに乗ってそう言う。そして私とお母さんもワープスターに乗る。

 

カービィ「しゅっぱーつ♪」

 

ビュゥゥゥゥン!

 

ーあの世の広場ー

 

カービィ「とうちゃーく♪」

 

アルカ「今年も人が多いわね」

 

広めたのはお母さんたちのくせに何いってんの?

(アルカが生き返ったことは6年前世間に報道され、この事も同時に判明したのである。)

 

アルミ「お父さん、どこかな?」

 

???「………ん?」

 

アルミ「……あ!いた!」

 

???「…よう、アルミ」

 

アルミ「お父さん、1年ぶり!」

 

マリオ「おう、大きくなったな」

 

アルミ「うん!私8才になって九九もできるよ!」

 

マリオ「そうか、偉い偉い」ナデナデ

 

アルミ「えへへ〜」ニコッ

 

アルカ「ふふっ、相変わらず娘に甘いわね」

 

カービィ「アルカの真ぎゃk「今なんて?」…すみません何も言ってませんごめんなさい」

 

アルカ「よろしい。1年ぶりね、マリオ。元気だった?」

 

マリオ「死んでるやつにするには変な質問だが、元気だったぞ」

 

カービィ「僕のこと忘れてないよね?」

 

マリオ「俺の代わりにボケ役をしてるやつを忘れる訳ねーだろ。よう、カービィ」

 

アルミ「お父さん、私ね、時を止める能力を手に入れたの!」

 

マリオ「ファ!?あのドリンクを飲んだのか!?腹痛にならなくてよかったな、お前」

 

アルカ「アンタはなったもんね〜♪」

 

マリオ「うっせ。アルミ、続けろ」

 

アルミ「うん。それでね、私ね、スーパー化もできるようになったの!」

 

マリオ「スーパー化?ああ、俺がなれるって言われてたやつか。俺は爆発タイプだったから記憶は飛んでたんだよな。お前は?」

 

アルミ「進化タイプって言われた!」

 

マリオ「そうか。ま、その力に頼りすぎるなよ」

 

アルミ「うん!」

 

アルカ「さて、マリオ、帰りましょ」

 

マリオ「ああ、帰るか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の自宅(故郷)へ」




ということで(どういうことで?)、マリオが一時的に登場です。

次回もよろしくお願いします。


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お盆パーティ

初めて評価をいただきました!ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!


sideアルミ・マリオ

 

ー秘密基地ー

 

アルミ「お父さん、ちょっとここで待っててね」

 

マリオ「何するんだ?」

 

アルカ「そこはまだ内緒よ。とりあえずまってて」

 

マリオ「おう、待っとくわ…」

 

カービィ「すぐに呼ぶからね〜」タタタ…

 

ガチャッ。

 

アルカ「みんな、もういる?」

 

スタスタ…

 

ルイージ「僕たちはもういるよ」

 

デイジー「準備もほぼ終わってるわ」

 

ルイス「アルミ!ちょっと手伝ってくれ!」ゴトッ

 

アルミ「あ、うん!」サッ

 

アドレーヌ「食べ物描きたかったなぁ〜」

 

アド「レーヌ、これは祝いなんだからそんなこと言わないの」

 

アドレーヌ「はーい…」

 

ノリオ「今日は部下に任せました」

 

ミール「兄さん、警察が左右にいるのに何言ってんの?」

 

キノピオ「俺は気にしないぞ、逮捕する気ねーし」

 

ハリー「しかも仲間だし」

 

ミール「…まぁ、私もだけどね」

 

キノ子ちゃん「私も通報しません!」

 

キノ太郎「えっと、お、俺も…」

 

ジーノ「一発芸のネタも用意したよ!」

 

ピーチ「あら、それは楽しみね」

 

クッパ「つまらなかったら燃やすぞ、冗談だけどな」

 

カービィ「マジだったらひとたまりもないよ…」

 

今ここにいるのはお父さんとお母さんの仲間たちだ。

来てないのはロゼッタさんだけかな?女王様だから仕方ないかもしれないけど。

 

ー数分後ー

 

アルカ「よし、準備完了!アルミ、マリオ呼んできて」

 

アルミ「うん!」タタッ、ガチャッ。

 

マリオ「おう、終わったのか?」

 

アルミ「うん、終わったよ!さぁ、入って入って〜」

 

マリオ「失礼します…ん?暗いな」

 

シーン……

 

アルミ「(あ、あったあった)コトッ お父さん、このボタンを押してくれる?」

 

マリオ「ん?おう」ポチッ

 

次の瞬間…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員「マリオ、お盆おめでとう!」

ドンドンパフパフ〜!

 

明るい光とクラッカーと共に全員でお父さんに祝いの言葉を言った。

 

マリオ「おお…!みんな、ありがとな!」うるっ…

 

ルイージ「兄さん、これは祝いなんだから泣かないでよ」

 

マリオ「いや、つい感動してな…」

 

アルカ「毎年この反応ね」

 

マリオ「毎年感動するんだよ、悪いか?」

 

カービィ「そんなことないよ。喜んでもらえて僕たちも嬉しいよ」

 

アド「その通りよ。今は楽しみましょう♪」

 

マリオ「ふっ…そうだな!」

 

そして私たちのお盆パーティーが始まった。毎年恒例の行事だけど、お父さんと過ごせる数少ない時だから、本当に楽しい。

 

アルミ「お父さん、私、鮭のバター焼き作ったよ!食べてみて!」

(アルカの得意料理は鮭のバター焼きです。なのでアルミはアルカに教えてもらいました)

 

マリオ「おお、美味しそうだな。いただきます」パクッ

 

お父さんは一口食べる。

 

アルミ「どう?美味しい?」ワクワク

 

マリオ「ん、アルカと同じぐらい美味しいぞ!」

 

アルミ「ホント?やった〜!」

 

良かった、美味しいって言われて。嬉しい〜♪

その後もいっぱい楽しんで、気づいたら時間があっという間に過ぎていた。




アルカの得意料理の豆知識は原作のどこかで出てきました。探してみてください。

次回もよろしくお願いします。


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アルカとアルミはそろって可愛い。

マリオはあくまでも先代主人公です。主人公はアルミなのでご了承ください。


sideアルミ・マリオ

 

ー次の日ー

 

アルミ「ふぁぁぁ〜…」

 

アルカ「おはよう、アルミ。マリオを起こしてきてくれない?」

 

アルミ「了解!」タタッ

 

ガチャッ

 

マリオ「アルカは世界一可愛い…ムニャムニャ…」

 

お父さん、どんな夢見てんだろ?お母さんが可愛いっt…

…ちょっと寒気がしてきたからこれ以上考えるのをやめよう。うん、そうしよう。

 

アルミ「お父さん、起きて〜」ユサッ

 

マリオ「アルミも可愛いぞ…ムニャムニャ…」

 

アルミ「え///…もう、何言ってんのお父さん!」ユサッ

 

可愛いって言われるのは嬉しいけど、早く起きてよ!

 

アルミ「うーん…あ、そうだ!確か…お父さん、競馬場へ行こうよ!」

 

こう言えばいいんだっけ?

 

マリオ「何!?本当か!?」ガパッ!

 

アルミ「おはよう、お父さん。引っかかったね☆」

 

マリオ「……ハッ!しまった!俺はもう賭け事はしないことにしてたのについ反応してしまった!」

 

アルミ「え、お父さん昔そんなことしてたの?」

 

マリオ「まあな。アルカと付き合う前の話だがな」

 

アルミ「へぇ〜。ま、とりあえずお父さん、起きて起きて」

 

マリオ「おう。やっぱここの寝心地はいいぜ」

 

お父さんはそう言って大きな欠伸をする。天国の方が寝心地よさそうなんだけどね…そのうち飽きちゃうのかな?

 

アルミ「お父さん、おんぶして〜」

 

マリオ「いいぞ。乗れ」

 

アルミ「よいしょっ」

 

マリオ「おお、去年より重くなってる。ちゃんと食べてる証拠だな」

 

アルミ「女に重いという言葉は禁句だよ?」

 

マリオ「あ、すまん、そういうことじゃ「ま、別に私は気にしないんだけどね〜」…そ、そうか。朝飯でも食うか」

 

アルミ「うん!」

 

その後、朝ごはんを美味しく食べて、私たちはいつもの特訓をしに行った。

ー1時間後ー

 

アルカ「300km走、スタート!」

 

アルミ「うおおおおおおおおおおおおおお!」ダダダー!

 

マリオ「速いな〜。流石俺の娘だ」

 

アルカ「ほんと、最近特訓を始めたというのにこのスピードよ。ジョジョでいう成長性Aなんじゃない?」

 

マリオ「ま、まあ、そうかもな(やべ、言ってることが分からん)」

 

アルカ「あ、別に無理に理解しようとしなくていいわよ」

 

マリオ「さらっと心を読むな」

 

アルカ「別にいいじゃない。減るもんじゃないし」

 

マリオ「俺のプライバシーたるものがガクンと減るんだよ!」

 

アルカ「…ブーブー、つまんない」

 

マリオ「お前は幼稚園児か」

 

アルカ「マリオに対してだけこうなるの、プンプン!」

 

マリオ(何、この妻。めっちゃ可愛いんだけど」

 

アルカ「へっ?アンタ、久しぶりに私のことを可愛いって言ったわね///」

 

マリオ「あ、口に出たか?本当のことだから安心しろ」

 

アルカ「う、うん///」

 

アルミ(すでに走り終わってるんだけど、ラブラブすぎません?)

 

結局、私は大声で叫ぶまで気付かれなかった。

 




アルミ「解せぬ」

天の声「すまんすまん、ちょっとこんなラブラブ雰囲気出したかったんだ、許してくれ」

アルミ「しゃあ、次回に私に新技をやらせなさい!」

天の声「オーケーオーケー、任せろ」

ということで、次回アルミが新技(すでに出てきた)を覚えます。

次回もよろしくお願いします。


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マリオは案外教えるのが上手い

マリオの技ではありません。アルカの技でもありません。
イナイレの技です。
すみません、イナイレにハマりすぎて。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「もう、ラブラブしすぎでしょ!砂糖吐きそうになったじゃん!」

 

マリオ「なんでその表現知ってんだ?まだ8才だよな?」

 

アルカ「さあ。小説でも読んでたんじゃない?」

 

はい、お母さんのスマホ借りて小説サイトで読書してました。

 

アルミ「そこは置いといて…お父さん、新しい技教えてよ!」

 

マリオ「うーん…新しい技か…。アルカ、アレはもう見せたのか?」

 

アルカ「いや、まだね」

 

マリオ「よし、ならそれを披露しようぜ」

 

アルカ「どうせ私がやるんでしょ?」

 

マリオ「いや、俺がやる。天国で記憶だけで練習してみたんだ」

 

アルカ「ふーん。なら頼んだわよ」

 

マリオ「オーケー、任せろ」

 

アルミ「お父さん、話は終わった?」

 

マリオ「おう、終わったぞ。まず技を見せるからよーく見ておけ」

 

アルミ「うん!」

 

マリオ「……ハッ!」ボッ

 

お父さんは少し大きめの…うーん…サッカーボールぐらいの大きさの火の玉を出して地面に置いた。

 

マリオ「フッ!ハァァァァッ!」グルグルボォォォ…

 

そしてそれを蹴り上げ、お父さんは火を纏ってぐるぐると回転する。

 

マリオ「爆熱スクリュー!」ドッゴォン!

 

お父さんは思いっきり火の玉を蹴り、火の玉は地面にクレーターを残して消える。

…カッコいい!

 

アルカ「おお、なかなか上手く出来てたわね」

 

アルミ「すごい!どうやってやるの、それ!?」ワクワク

 

マリオ「まず、サッカーボールぐらいの大きさの火の玉を出してみろ」

 

アルミ「フゥゥゥ…こう、かな?」ボォォォ…

 

マリオ「ちょっと見せてみろ」

 

アルミ「はい」

 

火の玉をお父さんに渡すと、お父さんはそれを叩いたり軽く潰したりした。なんでだろ?

 

マリオ「なるほどな…。アルミ、お前のファィアボールは耐久力が足りないな」

 

アルミ「耐久力?なんで?」

 

マリオ「ああそうだ。だってよ、これを思いっきり蹴るんだぜ?そこで消えちまったら意味がないだろ?だから耐久力が足りないんだ」

 

アルミ「なるほど…で、どうやってそれを鍛えるの?」

 

マリオ「簡単だ。耐久力を上げるにはエネルギーのコントロールが必要だ。火の玉を少し圧縮する必要があるからな。だから、まずは瞑想だな、うん」

 

アルミ「えー、瞑想〜?めんどくさいじゃん!」

 

マリオ「じゃあ、お前に技を教えるのもめんどくさいからやめてもいいか?」

 

アルミ「あー、やっぱダメ!ちゃんと瞑想する!」

 

マリオ「よろしい。じゃあここに座って…」

 

アルカ「………(マリオに会えるのは年に3日だけだから、かなり必死なのね…ま、私もそうじゃないっで言ったら嘘だけど)」

 

一方そのころ、マリオ家宅では…

 

カービィ「……ハッ!」ガパッ

 

カービィがやっと起きた。

 

カービィ「今何時だろ?……え、もう13時!?午後じゃん!僕そんなに寝てたの!?」

 

昨晩のパーティーで食べすぎた(カービィなのに?)カービィは、半日以上寝てたのである。




カービィ、安定のボケ役。

次回もよろしくお願いします。


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ノリオの家族

前半はアルミ視点です。


sideアルミ・マリオ

 

マリオ「よし、もう一回ファィアボールを出してみろ」

 

アルミ「うん…ハァッ!」ボォォォ…

 

マリオ「…おっ、これなら充分丈夫だな。これを蹴っても消えてしまうことはないだろう」

 

アルカ「なら、ここで一旦休憩しましょ」

 

アルミ「やったー!」

 

マリオ「なあアルカ、アルミとキャッチボールってしたことあるか?」

 

アルカ「ダジャレのつもり?したことないわね」

 

マリオ「いや、そのつもりは無かったんだが…したことないのか…」

 

アルカ「何するの?」

 

マリオ「アルミ、今からファィアボールでキャッチボールしないか?それなら遊ぶと同時に特訓もできるぞ」

 

アルミ「うん!やるやる!」

 

マリオ「よーし、お前が先に投げろ」

 

アルミ「ハァァァ…タァッ!」ポィッ!

 

マリオ「よっと、ほい」ガシッ、ポィッ。

 

アルミ「フッ!ハッ!」ガシッ、ポィッ。

 

それからしばらくキャッチボールをし、その後帰った。楽しかった。

 

sideノリオ

 

…ふぅ、やっと仕事も終わりましたし、帰りますか。

 

「お頭、お疲れ様です!」

 

ノリオ「はい、お疲れ様です」

 

部下に挨拶されたので、私も挨拶を返します。当たり前のことですね。部下でしてない人がいたらバズーカをぶっ放してますので、しない人はいないと思いますけど。

 

天の声「さらっととんでもないこと言うな!そしてするな!」

 

いやいや、やらせたのは作者のあなたですよね?

 

天の声「メタい!」

 

あなたが言わないでください。あとさようなら。

ドガーン!

 

天の声「ギャァァァァァ…」フッ…

 

「………(今誰に撃ったのか分からんけど、お頭怖えな…)」

 

「お頭、大変です!○○組がうちのシマで暴れまわってます!どうしやすか?」

 

ノリオ「公衆電話から警察を呼び、そいつらは縛っておいてください」

 

「へい!」タタッ!

 

私はアルカさんに裏の世界の治安を守れと言われているので、この程度でひるむことはありませんね。

 

ー秘密基地ー

 

ノリオ「ただ今」

 

???「お父さん、おかえり」

 

奥の方から緑髪の少女が走ってきました。

 

ノリオ「歓迎ありがとうございます、ノーア」

 

ノーア「荷物持つから、早く上がって」

 

この子は私の娘のノーアです。年齢は10才ですね。

 

ノリオ「ありがとうございます」

 

ノーア「気にしないでよお父さん。私を拾ってくれたのは感謝してるんだから」

 

そう、この子は養子なんです。6年前の事件の時に両親を亡くし、そこで私が見つけ、拾ったんです。小さい頃に親を亡くす気持ちは私にも分かりますからね。

 

ノリオ「ノーア、何か食べたいものでもありますか?」

 

ノーア「お父さんが作ってくれるの?じゃあ…ハンバーグで!」

 

ノリオ「分かりました。ひき肉を持ってきてくれませんか?買ってきたので荷物に入ってるはずです」

 

ノーア「はーい。えっと…あ、あったあった。はい、お父さん。他にできることある?」

 

ノリオ「ありがとうございます。そうですね…食器でも準備しててくれますか?」

 

ノーア「うん!」タタッ

 

本当に、いい子ですね。極道の子にはもったいないくらい。私の組を継ぐのは彼女自身に決めさせましょうか。




キャラクター紹介
ノーア
ノリオの義娘。ノリオが拾ってくれたことに感謝している。
パワー 312→????→????→?????

ノーアは10才、つまりアルミたちより2年年上です。

次回もよろしくお願いします。


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また来年

マリオ登場編最終話です。


sideアルミ・マリオ

 

今日は8月16日、つまりお父さんは今日天国に帰るということだ。その前に爆熱スクリューを完成させないとね。

 

アルミ「ハァァァァッ!」ドッゴォ!

 

マリオ「おお、なかなか上手く行ったぞ、今の」

 

アルミ「ホント?やった!」

 

マリオ「あとは角度ぐらいだな」

 

アルミ「角度?」

 

マリオ「そう、角度だ。人によって蹴りやすい角度が違うからな。そこさえできれば完成だな」

 

アルミ「がんばる!ハァァァァッ!」ドゴォ!

 

アルカ「マリオは何時戻るつもりなの?」

 

マリオ「昼過ぎだな。昼飯食ってから昇るつもりだ」

 

アルカ「また1年寂しくなるわね」

 

マリオ「お前は待つのが得意だろ?オルゴール箱の中で1年近く待ってたんだから。それとお前にはアルミたちがいる。寂しくなることは決してねーと思うぞ」

 

アルカ「ふふっ、それもそうね」

 

アルミ「ここは?……うーん、ちょっとずらしたら……もうちょっとかな……」

 

マリオ「アルミ、お前に1つアドバイスをやる。蹴る角度は計算するんじゃなく直感でやれ。それの方がしっくりくる」

 

アルミ「直感?分かった、やってみるね。……ここっ!」ドッゴォン!

 

お父さんが言った通り直感で蹴ってみた。するといつもより手応えを感じ、ファィアボールは地面に激突しクレーターを作り消える。

 

マリオ「…!(今の音、成功だ!)」

 

アルミ「……今のは!」

 

マリオ「すげーな、アルミ。アドバイス1つで完成しやがった」

 

アルミ「やったー!お父さん、ありがとう!」ダキッ!

 

マリオ「ただアドバイスしただけなんだけどな…」

 

アルミ「お父さんのアドバイスがよかったの!」

 

マリオ「そうだったか?まあ、どういたしましてだな」

 

アルカ「特訓もここまでにして、昼ごはんを食べましょう」

 

アルミ「うん!お父さん、行こう!」タタター

 

マリオ「あ、おい、待てよ」タタター

 

アルカ「…よかった、アルミが笑顔で」

 

そして、私たちは昼ごはんを楽しく食べた。

 

ーあの世の広場ー

 

アルミ「お父さん…元気でね」ウルッ

 

マリオ「ああ。アルミ、お前はもっと強くなれ。そしてその力を人を守るのに使うんだ」

 

アルミ「………うん!」ダキッ!

 

アルカ「また来年ね、マリオ」

 

マリオ「そうだな。それじゃ、元気でな……」パァァァ…

 

お父さんは光と共に消えていった。

 

アルミ「お父さん……私、強くなって1年後に驚かしてあげるから、天国でゆっくり過ごしててね!」

 

アルカ「………(この子の考えも随分変わったわね。最初はあんなにめんどくさがってたのに、今じゃ進んで特訓してるわ)」

 

アルミ「お母さん、帰って特訓しよ!」

 

アルカ「ふっ、そうね、行きましょうか」

 

その時、2人の近くを紅い桜の花びらが通ったのは、誰も気づくことはなかった。




はい、これでアルミも爆熱スクリューを覚えました。

マリオは恐らく当分出てきません。ストーリー関係で落とし込むのが難しいので。

次回もよろしくお願いします。


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そしてアルミは強くなり、プロローグは終わる

アルミの特訓!の最終回です。


sideアルミ・マリオ

 

お父さんが天国に帰ってから数日後、私はひたすら足と肺を鍛えていた。どうやって肺を鍛えてるのかって?マスク10枚つけながら特訓してるのよ。

 

アルミ「ハァ…ハァ…爆熱スクリュー!」ドッゴォン!

 

今は技を鍛えてる。なんか新技が出来そうな気配がするんだけど、いまいち何かが足りない。

 

アルミ「お母さんは今日から仕事だしな…」

 

???「あ、アルミ!何してるんだ?」

 

アルミ「あ、ルイス!」

 

ルイス「よっ」

 

キノ太郎「俺もいるぜ」

 

アルミ「あ、キノ太郎もいたのね。私は今、特訓してるのよ」

 

ルイス「主になんの特訓だ?」

 

アルミ「新技を開発してるのよ」

 

キノ太郎「…なるほどな。俺たちでよければ手伝うぜ!」

 

アルミ「ホント!?ありがとう!」

 

それから数日、ルイスとキノ太郎に手伝ってもらいながら、私は新技の開発をしたり肺を鍛えたりした。

そして、夏休み最後の日…

 

アルカ「本当にテストを受けるのね?」

 

アルミ「うん、絶対合格してみせる!」

 

テストというのは、500kmを3時間で走るというテストだ。技を作ろうとしたのはこのためだ。

 

アルカ「じゃあ、私がいるところまで走ってきてね。それじゃ、スタート!」ピッ!

 

アルミ「うおおおおおおおおおお!」ダダダダダダダー

 

アルカ「おお、速くなってるわね。さて、移動移動っと」

 

私は30分ほど走った後、一旦立ち止まり、足に火を纏わせた。

 

アルミ「ハァァァァ…ブーストダッシュ!」ドビュゥン!

 

そう、これが私の新技。足に火を纏わせてロケットブースターのように加速させる。はじめから使わなかったのは距離的に体力が足りないからだ。

 

アルミ「このままダァァァッシュ!」

 

ー1時間15分後ー

 

sideアルカ・マリオ

 

あと15分で2時間ね。それにしても暇だわ。

 

アルカ「ピー♪」

 

と思ってると、次の瞬間。

 

ビュゥゥゥゥン!

赤い服を着た人が通り過ぎ、突風が起きた。

 

アルカ「!?今のは…アルミ!?…時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

時を止めて誰が通ったかチェックしてみると…

 

アルカ「うん、やっぱりアルミね。なるほど、足に火を纏わせて走ってたのね。これなら速いのも納得だわ。再生」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

私は時を再生させ、アルミの真ん前に行く。

 

アルミ「うおおお…お、お母さん!?と、とと止まれなーい!助けて!」ドドドドド

 

アルカ「ハァッ!」ドゴッ!

 

私は冷静にアルミを片手で止める。

 

アルミ「グフッ…ハァ…ハァ…止まった…」

 

アルカ「アルミ、アンタさっきゴールを通り過ぎたのよ」

 

アルミ「え、そうなの?つまり…」

 

アルカ「ええ、タイムは1時間45分。合格よ、おめでとう」

 

アルミ「や……」

 

アルカ「や?」

 

アルミ「やったぁぁぁぁぁ!」

 

アルカ「ふふっ、相当嬉しいようね」

 

アルミ「うん、これで目標が達成できたから!さて、特訓に戻…ろ…」フラッ

 

アルカ「あら」スッ

 

アルミ「Zzz…」くかー

 

アルカ「ふふっ、お疲れ様、アルミ。ゆっくり休みなさい」

 

こうして、アルミの体力を増やすための特訓は終わった。しかし、アルミはその後も特訓を続け、どんどん力をつけていった。

そしてまた四年間、平和が続いた。

 

アルミの特訓! 完




次回はキャラクター紹介ですかね。

次回もよろしくお願いします。


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キャラクター紹介

アルミの特訓!までのキャラクターたちの紹介です。




アルミ・マリオ

 

今の主人公。マリオとアルカの娘。

マリオのファィアとアルカの時間停止を使いこなす。

見た目はアルカに似ており、マリオの帽子のMをAに変えたものをかぶっている。

進化タイプのスーパー化ができる。条件は限界突破。

好きな食べ物はクッキー。

 

マリオ・マリオ

 

前の主人公で、アルミの父親、アルカの夫。

6年前に世界を救って死んだ。

ファィアを使って戦う。

爆発タイプのスーパー化ができる。条件は追い込まれて開き直ること。

 

アルカ・マリオ

 

アルミの母親で、マリオの妻。

仲間たちの中で一番強い。

時間停止というチート能力も持っている。

しかも帽子なしで火を出せる。

実の母親に車にひかれ一度死んでいる。

この物語で登場し続ける人物。(転生含む。)

 

ルイス・マリオ

 

ルイージとデイジーの息子で、アルミのいとこ。

サンダーを使う。

父親と違ってボケ役。

進化タイプのスーパー化ができる。

 

ルイージ・マリオ

 

マリオの双子の弟で、ルイスの父親、デイジーの夫。先代ツッコミ役。

サンダーを使う。発電所の所長である。

爆発タイプのスーパー化ができる。条件はマリオ同様追い込まれて開き直ること。

すでに一回死んでいる。

 

デイジー・マリオ

 

ルイージの妻で、ルイスの母親。

占い師で、かなり高確率で占いが当たる。

 

ノーア・???

 

ノリオの義娘。6年前に両親を亡くし、ノリオに拾われた。

ノリオ同様バズーカを使って戦う。

見た目は緑髪で青い帽子とパーカーを着たアルミ。

蓄積タイプのスーパー化ができる。

 

ノリオ・???

 

マリオの青いパチモンで、ノーアの義父。犯罪者。

バズーカを使って戦う。

極道組織のボスで、裏社会を守っている。

ここまで聞くと悪いやつだと思うが、実は妹であるミールを助けるために犯罪をしていた。

今はもう助けたが、もう辞めることができないらしい。

 

ミール・???

 

ノリオの妹。バイクに乗りながら銃を撃ちまくって戦う。

情報捜査が得意で、刑事として働いている。

 

カービィ

 

ピンクの丸いやつ。マリオからボケ役を引き継いだ。

ものの性質を真似するコピー能力を使って戦う。

大食いのため奢る時注意。不老である。

 

アドレーヌ

 

アドの娘。絵を実体化させる能力を持っている。

アドより体力はあるものの、パワーは半分。

??タイプのスーパー化ができる。

 

アド

 

アドレーヌの母親。絵を実体化させる能力を持っている。

圧倒的パワー型で、HP10。

昔は人を○○さんや○○ちゃんとニックネームをつけていた。

 

キノピオ

 

キノ太郎の父親。

マッシュルームヘッド。足が速い。

警察署の所長として働いている。

 

キノ太郎

 

キノピオの息子。

正義感が強く、足が速い。

力が弱いので技術で戦う。

 

ピーチ

 

キノコ王国の女王。

 

ロゼッタ

 

ブルームプラネット国の女王。

 

クッパ

 

デカブツ。銃弾が効かない。

一人称がワガハイ。ピーチ大好き。

 

ジーノ

 

木製のロボットだが、魂が入っている。

弓矢で戦う。




主要キャラだけにしました。


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第6章 ただいま命がけで逃走中
突然すぎるニュース


2039年です。
アルミたちは12歳、ノーアは14歳、アルカは36歳、アドは38歳、ルイージたちは45歳です。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「ヒマですな〜」

 

ルイス「そうですな〜」

 

キノ太郎「何もすることがありませんな〜」

 

アドレーヌ「私は絵を描いてますな〜」

 

ノーア「私もしますな〜」

 

アルミ「テレビでも見ますな〜」ポチッ

 

ニュースでも観よっと。

 

『今日のニュースd『オラァ!』グハッ!?』

 

ニュースキャスターが突然誰かに蹴飛ばされた!

 

ルイス「ファ!?」

 

そして黒いマスクをつけた人がカメラの前に立つ。

 

『やあ、キノコ王国の諸君。これから君たちには…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…逃走中という名のデスゲームをしてもらう』

 

アドレーヌ「で、ででデスゲーム!?」

 

この人いきなり何言ってんの!?

 

『この「ハンター」と呼ばれる人たちに遭遇したら、出来る人は戦い、できない人は逃げるといい。負けたり、捕まったりしたらアウト、つまり死が待っている』

 

キノ太郎「マジかよ…」

 

『言っておくけど、制限時間はこの私を倒すまでだからね。逃げるだけじゃ永遠に終わらないよ』

 

ノーア「そもそもアンタ誰よ…」

 

『それと、範囲はキノコ王国全体だよ。もうすでに国の外に出ることはできない。ちなみに国に入ることもできないよ。見張りに大量のハンターがいるからね』

 

アルミ「じゃあカービィさんやロゼッタさんは外で待機になるわね…」

 

『最後に、この私が優先的に狙う人たちを言おうと思う。

…まず、ルイージ・マリオ』

 

ルイス「父さん!?」

 

『アド、ノリオ、ミール、キノピオ、ハリー、リボン、クッパ、ジーノ』

 

お母さんの仲間たちの名前が次々と告げられる。

 

キノ太郎「父さんたちも…」

 

『そして、私が最も優先的に狙う人は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルカ・マリオだ。以上が私が優先的に狙う人たちだ』

 

アルミ「お母さんが最も優先的に狙われてる人…」

 

『逃走中は明日8時にスタートする。それまでに逃げる準備しておくことだね。それじゃ』プツッ…

 

………。

 

アルミ「とんd「とんでもないことになってしまったわね…」…先に言われた…」

 

アドレーヌ「あーーーー!どうしよどうしよどうしよどうしよどうしよう〜!」あたふた

 

ノーア「アドレーヌ、落ち着いて。大丈夫、大丈夫だから」

 

アドレーヌは慌てるが、ノーアが年上の包容力で落ち着かせる。

その時、玄関の扉が勢いよく開いた。

 

アルカ「アルミ、ルイス、アドレーヌ、キノ太郎、ノーア!5人ともいるわね!?」

 

アルミ「お母さん!さっきのニュース…」

 

ルイージ「残念ながら本当のことだよ」

 

ルイス「そ、そんな…」

 

アド「だから、私たちは今から秘密基地で作戦会議をするわ!レーヌたちはついてきて!」

 

アドレーヌ「う、うん!」

 

ノリオ「荷物を持って出来るだけ早く降りてきてください。くれぐれも物忘れのないように」

 

ノーア「…分かった!」

 

キノピオ「そういうことだ、さっさと準備しろよ」

 

キノ太郎「……おう!」

 

私、未だに本当なのかが信じられないんだけど…。




新章、開幕!

次回もよろしくお願いします。


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逃走中、スタート

ゆずのき株式会社さんもMulaさんの二次創作を投稿してます!是非読んでみてください!
同士が出来て嬉しいです!

天の声「ゆずのき株式会社さん、貴方の小説で出てくるアルカの徒姉妹、ルメの少し設定を変えた状態で出してもよろしいでしょうか?コメント欄で返事をお願いします!」

アルミ「クッキーあげれば?」

アルカ「みんなアンタのようにクッキー好きとは限らないのよ」

長くなってすみません。それではどうぞ。


sideアルミ・マリオ

 

ー秘密基地ー

 

アルカ「みんな集まったようね。これから私たちがすることをつたえるわよ」

 

全員「………」ゴクリ…

 

アルカ「みんなはもう分かると思うけど、私たちはこのデスゲームの首謀者を探し、ぶちのめすわよ!」

 

うん、そういうと思ってた。

 

ルイージ「でも、どうやって探すんだい?」

 

アルカ「そこが問題なのよ。テレビでは仮面をつけてたし、声も変声機を使ってた可能性もあるわ。だからまずは明日ハンターに盗聴器でもつけましょう」

 

キノピオ「おお、それはいい考えだな。俺たち警察も追いかけられるだろうし、それの方が証拠を集めやすい」

 

アルカ「そういうことよ。そして、これから私たちはここで住むわよ。この基地は地下にあり、ミールやジーノがつけたセキュリティがあるからバレにくいしね。部屋は大量にあるし、設備も充実してるからむしろ喜んですみそうだけど」

 

ノリオ「既に私とノーア、ミール、ジーノさんの自宅なんですけどね」

 

アルカ「まあそうね。最後に、アルミたちにミッションを与えるわ」

 

アルミ「ミッション?」

 

アルカ「そうよ。アルミ、ルイス、アドレーヌ、キノ太郎、ノーア。アンタたち5人には外で情報収集をしてもらうわ」

 

ルイス「ええ…」

 

アルカ「安心して。もし死にそうになったりしたら私がすぐにかけつけるから。ま、そんなことは起こらないだろうけど」

 

キノ太郎「でも、俺たちは主になにすればいいのか…」

 

アルカ「そこは"後輩"に教えてもらいなさい」

 

アルミ「後輩?……分かった」

 

あの人、今何してるんだろう。

 

アルカ「伝えることは以上よ。解散」

 

ーアルミの部屋ー

 

アルミ「…………」

 

デスゲームって、お母さんからの話で聞いたことあるんだよね…確か、宝探しデスゲームだったっけ。そこで初めてアドさんに会った話だったような…

(この章は宝探しデスゲームに似たようなストーリーです)

 

アルミ「ま、考えてもしょうがない。特訓はもうしたし、寝よっと」

 

私はこの4年間、毎日欠かさず特訓していた。おかげで技にも磨きがかかったし、スーパー化もうまく使いこなせるようになった。極・爆熱スクリューや、超・ブーストダッシュという強力な技を持っている。時間停止は問題なく使えるようになった。

 

アルミ「明日からドンパチがあったら、私の力を見せてやる!」

 

ー次の日ー

 

アルカ「そろそろ時間ね。テレビつけるわよ」

 

『やあ、キノコ王国の諸君。ここで、逃走中という名のデスゲームの開始を宣言する。せいぜい逃げ惑いたまえ』

プツッ…

 

アルミ「これで始まった…「ドガァァァァァァァァァァァァァン!」…!?」

 

逃走中は、秘密基地の外での轟音により始まるのであった。




技の強化は、
改→真→絶→超→極→神です。
しかし、とある状態にならないと神にはできません。

次回もよろしくお願いします。


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幽霊の後輩

ゆずのき株式会社さんの小説で出てくるオリキャラを早速出すことにしました!ミニコラボみたいな感じですかね。
尚、ここで出したキャラは今後も出す予定です。ご了承下さい。


sideアルミ・マリオ

 

ドガァァァァァァァァァァァァァン!

 

アルカ「きたわね。アルミ、早速外を見てきなさい。おそらく味方がきたわ」

 

アルミ「その味方って、後輩さん?」

 

アルカ「その通りよ。行ってきなさい」

 

アルミ「うん!」ガチャッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

??「アルカ先輩の家はここら辺だったかな」

 

少女は空を飛びながら言う。

 

??「あ、ここだ!ハッピーアパート!…グハッ」ゴン!

 

少女は下降するが、近くの電柱に当たってしまう。

ヒュゥゥゥゥゥ…

 

??「あー落ちるー!…こうなったら…ハッ!」カッ!

 

ドガァァァァァァァァァァァァァン!

少女は何かを放ち、それが地面に当たった反動で着地する。

 

??「ふぅ、なんとか着地できた」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「…ん?」

 

外に出てみると、そこには黒髪ロングでお母さんと同じパーカーを着た少女がいた。まさかこの人が?

 

アルミ「あのー、すみません」

 

??「ん?…あ!アンタまさかアルカ先輩の娘!?」

 

アルミ「はい、アルミと申します。あなたが後輩さんですか?」

 

ルメ「そうよ。私はルメ・パンドラ。先輩の従姉妹兼後輩ね」

 

え、従姉妹なんだ。通りで顔が少し似てるわけか…

ルメをよく見てみると、少し透けていた。この人…

 

アルミ「ルメさんって幽霊なんですか?」

 

ルメ「あら、よく分かったわね。その通りよ。アルカ先輩が死んだ一年後ぐらいに死んだわね。いやー、アルカ先輩は幽霊たちの救世主なのよねー!」

 

アルミ「そうなんですか?」

 

ルメ「そうそう。幽霊なのに何度も世界を救ってるし、他の幽霊を助けるし、生き返ってまた強くなるし…本当に凄いのよ」

 

アルミ「流石お母さんですね。」

 

ルメ「あ、そろそろ家に入ろうか、ハンターたちに見つかってしまうかもしれないし」

 

アルミ「それもそうですね。どうぞ」ガチャッ

 

ルメ「失礼します♪」

 

ー秘密基地ー

 

ルメ「アルカ…先輩…!」うるっ

 

アルカ「ふふっ、久しぶりね、私の従姉妹兼後輩、ルメ」

 

ルメ「アルカ先輩。あいたかったですぅぅ!うわぁぁぁぁん!」ダキッ!

 

アルカ「あらあら、まだ子供ね。昨日いきなり電話して、びっくりした?」ナデナデ

 

ルメ「びっくりしてません…むしろ嬉しかったです。あと、私は永遠の15歳なので、ずっと子供です!」

 

アルカ「そのセリフ、昔私が言ったような…」

(アルカは永遠の16歳と言っていた)

 

ルメ「…多分気のせいですよ。ところで、私を呼んだのは協力してほしいからですよね?」

 

アルカ「理解が速くて助かるわ。実はね…

 

ーただ今説明中ー

↑やっとこのネタ出した

 

…と言うことなのよ。お願いできるかしら?」

 

ルメ「もちろんです!この"風幽のルメ"に任せて下さい!」

 

風幽?風の幽霊…かな?

 

アルカ「任せたわ。早速5人と調査してきてくれるかしら?」

 

ルメ「オーケーです!アルミたち、行くわよ!」

 

5人「…はい!」

 

こうして、私たちは強力な協力者をつけることになった。

(ダジャレオチ草)




ゆずのき株式会社さん、こう言う感じでよろしいでしょうか?ルメはこの章だけではく、今後も出す予定です。

キャラクター紹介

ルメ・パンドラ
アルカの幽霊後輩で従姉妹。アルカを慕っている。彼女曰くアルカは幽霊たちの救世主とのこと。
パワー 630→6300→???

次回もよろしくお願いします。


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あれ?弱すぎね?

初戦闘です。


sideアルミ・マリオ

 

私たち6人は調査のために外に出る。

 

アルミ「ルメさん、周りにハンターはいますか?」

 

ルメ「…いるわね、10体ほど」

 

ルイス「見つかりそうですか?」

 

ルメ「ふふっ…ほい」ドンッ

 

ルメさんは私を押し出した。

 

アルミ「え!?…やべっ」

 

ハンター「……!!逃亡者、発見!」ダッ!

 

ルメ「あらら〜、バレちゃったわね。どうしましょったらどうしましょ」

 

アルミ「あなたのせいじゃないですか!…こうなったら!」ボォォォ…

 

ノーア「私も…!」スチャッ

 

私はファィアボールを出し、ノーアはバズーカをハンターに向ける。

 

ノーア「ドガーン」ドガーン!

 

ノーアはバズーカを放ち、それで1人跡形もなく消え去る。

 

アルミ「ハァァァァ…」グルグル…

 

私はファィアボールを蹴り上げ、炎を纏って回転する。

 

ハンター「逃亡者を、撃て」バンバン!

 

ルメ「おっと、させないわよ」ビュン!グシャッ!

 

キノ太郎「は、速い…!」

 

ルメさんは目にも留まらぬスピードでハンターたちの銃を奪い、砕いた。

 

アルミ「うおおおおお!極・爆熱スクリュー!」

ドッゴォォォォォォン!

 

ハンター「うわー」シュゥゥ…

 

ハンター「今日は暑いな…」シュゥゥ…

 

私が蹴り飛ばしたファィアボールはハンターたちに直撃し、ハンターたちは蒸発する。

 

アドレーヌ「このハンターたち、人間じゃないみたい」

 

ルイス「まるで分身みたいだ…」

 

ルメ「いい予想ね、多分正解よ。私の予想だけど、恐らく本体のエネルギーを使って分身を作ってるわ」

 

アルミ「なるほど、だから手応えがなかったんですね…」

 

ルメ「とりあえず敵は倒したし、進みましょう」

 

アルミ「はい!」スタスタ…

 

私たちは街を歩いて行く。

途中何人か逃亡者がいたが、問題なく逃げれていたようだ。

そして私たちはピーチ城の近くまで来た。

 

アルミ「あれは…!」

 

ハンター「…………」じー

 

ルメ「どうやらピーチ城は乗っ取られてるようね。ピーチ姫どころか、家来たちも捕らえられてると思うわ」

 

キノ太郎「…お母さん!」ダッ

 

キノ太郎はピーチ城に走ろうとするが、それをルイスが止める。

 

ルイス「落ち着けキノ太郎。下手に動いたら殺されちまうぞ!」ガシッ!

 

キノ太郎「ッ……!」スッ

 

ルメ「キノ太郎くん、きっとお母さんは無事だから。私たちは調査に集中しましょう」

 

キノ太郎「…はい」

 

ルメ「よろしい。さて、そろそろ戻った方がいいわね。時間をかけ過ぎると見つかる確率も上がるし。レーヌちゃん、ここにさっき渡したカメラを置いてくれる?」

 

アドレーヌ「はい!ここですか?」

 

ルメ「うん、そこよ。さて、帰るわよ」

 

ルメさんはそう言い、私たちは秘密基地に帰っていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ーその夜ー

 

アルカ「ルメ、アンタに大事な話があるの」

 

ルメ「何ですか、先輩?」

 

アルカ「私、10年後に……の」

 

ルメ「え…?嘘ですよね…?」

 

アルカ「いや、本当よ。何度占っても同じ結果よ。原因も全く同じ」

 

ルメ「その原因って…?」

 

アルカ「…………の……よ」

 

ルメ「…ッ!?」

 

アルカ「でも安心して。その時の……者は…だけだから。しかもその後…………は二度と……しないし、私はその後……するから。アンタはアルミを支えてくれる?」

 

ルメ「…分かりました。アルカ先輩がそこまで言うなら何も言いません。…でも…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝手に自分を……ないでくださいよ、先輩。…失礼します」

 

そしてルメは自分の部屋に入っていった。

 

アルカ「…それもそうね。でも…」

 

私は一息着いてから言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界はそうなってるから、どうしても起きてしまうのよ、ルメ」

 

私の意味深な発言は……

 

??「………(私、この時にこんな意味深発言したのね)」

 

未来から来た誰かが聞いていた。そのことは私も知ることはなかった。




また伏線が出ましたね、しかも3個も。

次回もよろしくお願いします。


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幽霊の特権

ついに…合計字数が…10万を超えました…!
ドンドンパフパフー!
これからもよろしくお願いします!


sideアルミ・マリオ

 

ー次の日ー

 

アルカ「今日も調査をしてもらうわ。ただし、アルミとルメとリボン先生の3人で行きなさい」

 

リボン「やっと私の出番が来た…」

 

ルメ「了解です!」

 

アルミ「今度こそドンパチになってほしい…」

 

アルカ「この3人が一番調査をしやすいと判断したわ。出動!」

 

2人「はっ!」

 

ルメさんとリボン先生はノリノリね。

 

アルミ「出動って…って、もういない!?まってー!」

 

ーピーチ城付近ー

 

ルメ「昨日設置したカメラの映像によると、1時間に30秒ぐらい見張りがいない時があったわ。そこを狙ってリボン先生と私が空に飛び、アルミは時を止めてピーチ城に潜入するわよ。もちろん、私とリボン先生は動けるようにしてね。分かった?」

 

アルミ「分かりました。でも、何で今から時を止めてはいけないんですか?」

 

ルメ「タイミングの問題よ」

 

リボン「はぁ…」

 

ー数分後ー

 

ハンター「おっ、そろそろ交代の時間だ。おーい…」

テクテク。

 

ルメ「…今よ!」

 

アルミ「時間停止!(ルメさんとリボン先生以外)」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

リボン「これが、時の止まった世界…」

 

あ、そういえばリボン先生は初めてだったわね。

 

ルメ「なるほど、モノクロになるのね。…行きましょう」

 

ー城の中ー

 

アルミ「中もハンターが見張ってますね…」

 

ルメ「リボン先生、縛っててくれる?」

 

リボン「オーケー♪」ぐるぐる…

 

リボン先生は触覚を伸ばしてハンターたちをぐるぐる巻きにし、結んだあとに切り離した。

 

リボン「これで完了♪」ギュゥゥゥ…

 

…これ、時が動き出したら絶対ビックリするよね?

 

ルメ「さて、進みましょう」

 

スタスタ…

 

ー牢獄部屋ー

 

リボン「家来たちが捕まってる…」

 

アルミ「…あ、きの子ちゃんさん!」

↑チャン付けしなきゃいけないため、ちゃんの後にさんを付けた。

 

牢獄の中にはきの子ちゃんさんもいた。

 

ルメ「……あったわ」ジャラ…グシャッ。

 

ルメさんは近くにいたハンターから牢獄の鍵を奪い、銃を砕いた。ちなみに中にいたハンターたちが持ってた武器は全て奪い、燃やすか砕くかどちらかをしている。

 

アルミ「これで後々助けることができますね!」

 

ルメ「そうね。次の部屋へ行きましょう」

 

ー王室ー

 

リボン「でっかい扉ね…」

 

ガチャガチャ…

 

ルメ「中から鍵がかかっているようね。恐らく中に首謀者がいるわ」

 

アルミ「……ルメさん、この部屋に窓ってありました?」

 

ルメ「一回入ったことあるけど、確かあったわね。……まさか、そこから中を覗くの?」

 

アルミ「はい、その通りです。やってみます?」

 

ルメ「そうね……。でも、そろそろ1時間経つし、アンタとリボン先生は先に帰ってて。あとは私がやるから」

 

リボン「…死んだりしないよね?」

 

ルメ「安心して、私はもう死んでるから。行きなさい」

 

アルミ「…はい、分かりました。リボン先生、行きましょう」スタスタ…

 

リボン「う、うん…」

 

私とリボン先生は先に帰っていった。

 

sideルメ・パンドラ

 

ルメ「…行ったわね。さて…Let's do this。(やろうぜ)」

 

私は城の外に出てから空を飛ぶ。どうやって飛ぶのかって?私は風を使うから、それで飛ぶのよ。

 

ルメ「さて、部屋を覗いて…と」チラッ

 

中には檻に入っているピーチ姫ともう1人、黒い仮面をつけた人がいた。

 

???「ふふふ…私の計画は順調ね…」

 

この声…どこかで聞いたことあるような気が…

 

???「このDSさえあれば、私はどんなこともできる…ふふふ…はははははっ!」

 

DS?うーん…この人どこかで…。

とりあえず首謀者らしき人は見つけたわ。帰ってアルカ先輩に伝えることにしよう。

 

???「…………」

 

ルメ「?」

 

私は一瞬見られた気がしたが、気のせいだろうと思い、そのまま空を飛んで秘密基地に帰った。




みんなー!評価とコメントを分けてくれー!
(某バトル漫画風)
…本当に評価とコメントをお願いします!(土下座)

次回もよろしくお願いします。


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速すぎる展開…まさか!?

4部主人公「…………」

アルカ「…………」

アルカ(何で私がいるの?)

4部主人公(何で前世がいるの?)

…以上、謎の茶番でした。


sideアルカ・マリオ

 

ー次の日ー

 

昨日ルメからピーチ城の様子を報告された。

首謀者らしき人物はどうやら黒い仮面をつけている女の子で、DSを持っていたらしい。

 

アルカ「今日は…何もしなくていいわよ」

 

アルミ「…え?」

 

アルカ「私が調査するわ。気になることがあるし」

 

ルメ「でも先輩、それ危なくないですか?ここはバレにくい私が「何言ってんの?アンタもくるのよ」…そうだったんですね…」

 

アルカ「ということで、ルメ、行くわよ」

 

ルメ「はい!」ガチャッ。

 

さて…と。

 

アルカ「ルメ、頼むわよ」

 

ルメ「了解!」ガシッ

 

ルメは私を持ち上げて空を飛ぶ。

地上にいるハンターたちはそれに気付く。

 

ハンター「逃亡者、発見!撃ち落とせ!」バンバンッ!

 

ルメ「うわっ、当たっちゃいますよー!」

 

アルカ「…ルメ、アンタを踏み台にするけど、いい?」

 

ルメ「え?いいですけど…ぐぇっ」ドッ

 

私はルメを踏み台にしてジャンプし、足に火を纏わせて縦に回転する。

 

アルカ「ルメ!風を!」

 

ルメ「はい!…ハァッ!」ビュンッ!

 

ルメは風の球を投げてくる。それに私がかかと落としを入れる。

 

アルカ「フレイムドロップ!」ドッゴォォ!

 

ボォォォ!

私が蹴り飛ばした火を纏った風の球は敵に向かって飛んでいき、見事に命中する。

 

ハンター「ぐぁぁぁぁっ!」フッ…

 

ルメ「ぐぇっ」ドゴッ

 

アルカ「さて、進むわよ」スタッ

 

ルメ「先輩、もうちょっと優しい着地をしてください…」

 

アルカ「私の家の近くでクレーターを作って着地したアンタに言われたくないわよ」

 

ルメ「あ、そうでした。…とりあえず進みますか」

 

アルカ(あ、逃げた)

 

ーピーチ城屋根ー

 

アルカ「さて、ここからは慎重に行くわよ、ルメ」

 

ルメ「はい、分かってます……」スッ…

 

ルメは王室の窓から中を覗く。

 

???「………あれ?おかしいなあ…電池切れかな?」

 

ルメ「………状況はグリーンです」

 

アルカ「オーケー。時間停止!(ルメ以外)」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

パリンッ!

時を止めた私は王室の窓ガラスを割り、中に侵入する。

ルメは私の後に入ってきて、すぐに首謀者らしき人物の前に行く。

 

ルメ「さて、正体を現してもらうわよ!」バッ!

 

ルメはそう言って仮面を取り外す。

 

アルカ「……………ッ!?」

 

仮面の下の人物は私の知り合い、いやルメの友達だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルメ「……すみれ!?何故ここに!?」

 

首謀者らしき人物の正体はすみれだった。

 

アルカ「……すみれの目、いつもは青いはずなのに今は赤いわね。恐らく洗脳されてるんだわ」

 

ルメ「…ハァ、よかったです。もしもすみれが首謀者だったら私…やばいことになってましたよ」

 

アルカ「とにかく、アンタはDSを取って隠しておきなさい!再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

すみれ「え!?何でここに敵が!?」

 

…さて、これはおかしなことになりそうね。




またゆずのき株式会社さんのキャラクターを借りました!
すみれちゃんは今章だけの登場となります。

キャラクター紹介
すみれ
作者の能力を持っている。
DSで何でもできる。ほぼチートだが、DSがなければ無力になる。ノリオが大好き。
パワー
12.3万

次回もよろしくお願いします。


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ステージ1…だと!?

戦闘はあっさり終わります。
それがLCRCLクオリティー。たぶん、きっも、メイビー。

アルミ(何言ってんの、この人)


sideアルカ・マリオ

 

すみれ「何でここに敵が!?」

 

ルメ「すみれ、私よ!ルメよ!」

 

すみれ「ルメ?うーん………フーアーユー?」

 

アルカ「すごい煽り方ね…」

 

ルメ「……私を忘れたの?」イラっ

 

すみれ「アイドンノーフーユーアー」

 

ルメ「……なら、思い出させてあ・げ・る♪」ゴキゴキ…

 

すみれ「あ、煽りすぎた。DSを「渡さないわよ」…え!?返してよー!」

 

アルカ「敵に武器を返すわけないでしょ!アホなの!?」

 

すみれ「あ!今アホって言った!アホって言ったのがアホなんだよ!」

 

アルカ「子供か!」

 

すみれ「子供ですけど何か?」

 

アルカ「ぐぬぬ…ルメ、やっちゃいなさい!」

 

ルメ「はい…そのつもりです♪」ゴゴゴ…

 

ルメはニコッとするが、目が明らかに笑ってない。すみれ、洗脳されてるのは分かるけど煽りすぎたわね。ご愁傷様。

 

すみれ「え、え、何するの?」

 

ルメ「何するかって?私のことを思い出させてあげるのよ、光栄に思いなさい!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ドゴドゴドゴドゴォ!

 

ルメはすみれにラッシュを叩き込んだ。南無南無。

 

すみれ「ゲボバァ!」ボゴォ

 

すみれは王室の壁に激突し、そこで気絶する。

 

ルメ「ふぅー、スッキリしました♪」

 

アルカ「…ちょっとやりすぎじゃない?」

 

すみれ「…う、ううん…私はなにを…?」

 

ルメ「あ、目を覚ました!」

 

すみれ「ルメ?私、なんか操られてたような…」

 

その時、大きなアナウンスが流れ始めた。

 

『君たち、おめでとう!ついに、ステージ1がクリアされたようだ!ステージ2のエリアは巨大キノコ山脈を加えた地域になる。これで逃げる選択肢が増えるかもしれない。今のところ死者はいないが、このステージで大量に出るだろう。気をつけたまえ。それでは御機嫌よう』プツッ…

 

…ステージ…1…だと!?

 

ルメ「展開が速すぎると思ったら…!」

 

まさか…!

 

アルカ「ピーチが檻の中にいない!」

 

ルメ「別の所に転送されたんでしょうか…?」

 

すみれ「え?え?どういう事?」

 

アルカ「私が説明するわ。これはね…

 

ーただ今説明中ー

 

…という事なのよ。さて、アンタはどうするの?」

 

すみれ「私は…みんなと合流して逃げます。貴女たちの力になれそうにないです」

 

ルメ(いやいや充分なれるでしょ!?)

 

アルカ「…分かったわ。とりあえずアンタの仲間たちのところまで連れて行くわ」

 

すみれ「あ、その必要はありません。えっと、こうしてこうして…ハッ!」ポワン!

 

すみれはDSで絵を描くと、画面をタップしてそれを実体化させた。これは…ワープ機?

 

すみれ「それでは、さようなら!」シュッ…

 

すみれはワープ機で転送され、ワープ機は消えてしまった。

 

アルカ「なんか…嵐のような人だったわね…」

 

ルメ「すみれの能力はチート級何ですけどね…DSがなければ無力なんですよね…」

 

アルカ「ま、いいわ。早く帰ってみんなにこの事を伝えましょう」

 

ルメ「…はい!」

 

…このデスゲーム、長い戦いになりそうね。




すみれはもう登場しません、ご了承ください。

次回もよろしくお願いします。


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二番煎じってなーに?

皆さんは分かりますよね?
え、分からない?ググってこいや。(不良風)


sideアルミ・マリオ

 

アルカ「……と言うことなのよ。理解できた?」

 

私はお母さんからこのデスゲームのレベルについて聞いた。

 

アルミ「……全部で何レベルあるんだろ?」

 

アルカ「それも不明よ。だから今からアンタとノーアに調査に行かせるわ」

 

ノーア「はい!アルミの二番煎じ、出動します!」

 

……二番煎じって何?

(マリオが言うにはノリオが二番煎じ、ハリオが三番煎じとなっている。ノーアはアルミの髪が緑色でパーカーが青バージョンのため、ほぼパチモンである)

 

アルカ「あ、その前に…ノーア、これをかぶっていきなさい」スッ

 

お母さんはそう言って真っ白な帽子を出した。

 

ノーア「何ですか?これ」

 

アルカ「これはスーパーキャップと言って、これを初めてかぶった人によって色が変わり、出せるようになる能力が変わるのよ。ちなみに、今アルミがかぶってる帽子は、マリオがかぶって赤くなったスーパーキャップね」

 

ほえー、そうだったんだ。

 

ノーア「これをかぶるんですね?分かりました…」パサッ

 

ノーアは帽子をかぶった。すると、帽子は青くなり、その真ん中にNと言う文字が浮き出た。

 

アルミ「うわっ、すごい仕組み…」

 

アルカ「どうやら成功したようね。どんな能力になったのか出してみて」

 

ノーア「はい……ハッ!」カチン!

 

ノーアは手に力を入れると、氷の球が出てきた。

 

アルカ「なるほど、氷ね。本当にアルミの二番煎じになっちゃったわね…」

 

アルミ「さっきから二番煎じって言ってるけど、どう言う意味?それ」

 

ノーア「………察しなさい」じー

 

アルミ「…………あ、はい、すみませんでした」

 

知ってない方がおかしいという事は分かったわ。

 

アルカ「それじゃ、行ってきなさい」

 

アルミ「はーい、行ってきまーす」ガチャッ。

 

ー外ー

 

アルミ「…さt「さて、どこから行く?」………。そうね、まずはピーチ城をチェックしない?」

 

ノーア「それが良いわね、途中でハンターに遭遇したら能力を試せるし」

 

アルミ「それじゃレツッg「逃亡者、発見!」…もう!?」

 

ハンター「吹き飛ばしてやる!」スチャッ

 

ハンターは1体だけだけど、バズーカを持っていた。

 

ノーア「…アイスボール!」カチンッ!

 

ノーアは氷の球を投げる。

 

ハンター「ムッ!?……あ」カチーン

 

アルミ「おお、お見事〜」

 

ノーア「さて、行こ行こ〜♪」テクテク

 

アルミ「おー♪」スタスタ

 

ハンター「…………(だれか、溶かしてくれー!)」

 

凍らされたハンターの思いは、届く事はなかったのであった。




ノーアは、氷の能力を手に入れた!

次回もよろしくお願いします。


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ピーチ城崩壊!?

アルミの初めての失敗です。


sideアルミ・マリオ

 

ノーア「ハンターが少ないわね」

 

アルミ「しかも、ピーチ城からまるで逃げてるみたいだわ。なんか起きたのかしら?」

 

ノーア「とにかく、急ぎましょう」

 

アルミ「…ええ」

 

ーピーチ城ー

 

ピーチ城に着いたけど、何もおかしいことは…

 

シュゥゥゥゥ…

 

…あった。

 

アルミ「何?この音」

 

ノーア「中の方からするわね」

 

私とノーアは城の中に入る。すると…

 

ハンター「あと、30秒…」シュゥゥゥゥ…

 

ハンターが縄と黒い球を持って突っ立っていた。

 

ノーア「あ、アルミ、あの黒い球って…」

 

アルミ「十中八九爆弾ね」

 

ノーア「早く止めないと!」

 

アルミ「そうね。時間停止!(ノーア以外)」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

アルミ「で、どうするの?」

 

ノーア「こうする!アイスボール!」カチン!

 

ノーアは導火線を爆弾とハンターごと凍らせた。

 

アルミ「なるほど、いい考えね」

 

ノーア「ハッ!……もう大丈夫だと思うわ」

 

アルミ「オーケー!再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

ノーア「ふぅ、とりあえず2階に上がり「ピッ…ピッ…」何今の音?」

 

アルミ「まさか…別の爆弾が?」

 

ノーア「…………」

 

2人「…………逃げよう、今すぐ!」ダダダダー!

 

私たちは全く同じことを言った。って言ってる場合じゃない!逃げないと!

 

アルミ「ノーア!掴まって!」バッ!

 

ノーア「…うん!」ガシッ!

 

「ピピピピピピピピ…」

 

アルミ「うおおお!超ブーストダッシュ!」ドッゴォン!

 

私は音速レベルのスピードでピーチ城から逃げ出した。ノーアをお姫様抱っこしながら。

 

ノーア「はーーーーやーーーーいーーわーーーよー!」

 

アルミ「我慢しなさい!」

 

そして…

 

ドッ…ガァァァァン!

 

背後でピーチ城が爆発した。大きなキノコ雲を残して。

 

アルミ「くっ…見つけられなかった…私のせいで…!」

 

ノーア「アルミ…今のは仕方なかったのよ。私たちはまだ経験が足りなかったの。そして幸い中には誰もいなかった(すみれを倒したあとアルカが捕まってた人たちを逃したから)でしょ?だから被害であるピーチ城は直せばいいは後悔するより、次に出来ることを考えない?」

 

ノーアは、私にそう話しかけた。

……子は親に似るものね。ノリオさんみたいに優しいわ、ノーアは。

 

アルミ「……ありがとう、ノーア。少し気分が良くなったわ」

 

ノーア「どういたしまして」

 

アルミ「…さあ、調査を続けましょう」

 

ノーア「了解」

 

私の行動不足で、ピーチ城は爆発し、崩壊してしまった。これは私にとって大きな経験になった。二度とこんな失敗をしないよう、私はケツイをするのであった。




ケツイをカタカナにしたのはわざとです。

次回もよろしくお願いします。


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遊びま死ょう♪

もしもこの小説のAMVを作るなら、
アルミ編(2部後半〜3部) 命に嫌われている。
日花編(4部〜5部前半) テレキャスタービーボーイ
未例編(5部後半〜完結) おどりゃんせ
になりますね。
…………。
あ、やべ、ネタバレだわ。すみません、テヘッ♪

アルミ「謝る気ないでしょ!」ドゴォ!

日花「このネタバレ野郎!」ドガァ!

未例「ティッ!」ザクッ!

天の声「す……すみません…でし…た…。もう…二度と…しま…せ…ん…」

3人「よろしい」

すみませんでした。(スライディング土下座)

注意
この回は残酷な描写やサイコパスシーン、とあるゲームの要素などがあります。読んでも吐かないで下さい。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「ハァ…ハァ…」

 

ノーア「大丈夫?走った上に時間停止もしたから疲れてるでしょ?」

 

アルミ「そうね…少し休憩するわ」

 

ノーア「ところで、いつ帰って連絡するの?」

 

アルミ「夕方かな?それが妥当だとおm「ギャァァァァア!」……え!?」

 

ノーア「行ってみよう!」タタッ!

 

私とノーアは急いで声がした方に走った。

そこには…

 

ノーア「何、この光景……」

 

アルミ「酷い……」

 

???「………あれー?もう死んじゃったのー?つまんなーい!」

 

1人の少女を中心に血まみれの空間があった。

所々に無数の刺し傷がある遺体があり、壁や床には血が付いていた。特に遺体の周りには血だまりができていた。

 

ノーア「……っ!この異臭…!」

 

アルミ「おそらく死体から来たものね……グロすぎるわ…」

 

???「んー?あっ!遊び相手を2人みーっけ!」クルッ

 

少女はそう言ってこっちを向いてきた。

彼女は橙髪で、オレンジとピンクのしましまのセーターを着ていた。

 

ケーティ「私はケーティ・ノア!いっ死ょに遊びま死ょ♪」ジャキッ!

 

そしてナイフをこちらに向けてきた。

 

ノーア「アルミ……」

 

アルミ「…ええ。この娘…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…とんでもないサイコパスね」

 

ケーティ「さいこぱす?何それー?」

 

アルミ「アンタみたいな人殺しのことよ。それよりもアンタは何故殺したの?」

 

ケーティ「なんでってー?それはねー、私が殺したらー…

」ジャキッ

 

ケーティは喋りながらナイフを構え…

 

ノーア「………まずい!」

 

アルミ「……ッ!」キッ!

 

ケーティ「EXPが貰えるからだよー?」ズバッ!

 

私に殺気のこもった斬撃を1発入れてきた。しかし…

 

アルミ「………ぐっ…!」ギギギ…

 

私はそれを白刃どりした。ギリギリ止めた。

 

ノーア「アルミ…!」

 

ケーティ「わーっ、すごいね!私のナイフを止めたー!でも、次は当てるからね?」サッ

 

ケーティはナイフを抜き、数歩下がった。

 

ケーティ「………バトルスタート!」

 

チッチッ…ピュゥゥン!

彼女がそう言った次の瞬間、周囲は暗転し私たち3人は白くなった。そして、私は赤、ノーアは青、ケーティは橙のハートが浮き出ていた。

 

ノーア「え!?」

 

アルミ「なにこれ!?」

 

ケーティ「……ふーん、セイジツとケツイかー。ケツイの方は殺しがいがありそうだねー♪」

 

ケツイ?セイジツ?このハートのことかしら?

 

ケーティ「さーて、そのタマシイ、いっただきぃ!」ザッ

 

ノーア「アイスガード!……ぐぅっ!」バリン!

 

アルミ「ノーア!」

 

ケーティはノーアに突撃し、ノーアの氷のガードをいとも容易く割ってしまう。

 

ケーティ「弱い防御だねー!」ザクッ!

 

ノーア「……危なかった…」

 

ケーティはその隙にナイフで刺そうとするが、ノーアは紙一重でかわし、ナイフは壁に突き刺さる。

 

アルミ「…もう見てられないわ!ハァッ!」ボォォォ!

 

ケーティ「うわっ!熱ーい!」ボォォォ!

 

ノーア「今よ!ドガーン!」ドガーン!

 

私はファィア、ノーアはバズーカでケーティを攻撃する。

 

ケーティ「ううう…痛いよお…」シュゥゥ…

 

ケーティは足に風穴が空き、腕が焼けている。なのに全然大丈夫そうな顔をしている。

 

アルミ「何よ…その顔…!」ゾッ…

 

ノーア「サイコパスすぎる…!」ゾッ…

 

ケーティ「さぁ、遊びを続けま死ょ♪」きゃははっ♪

 

この時、私は初めて死の恐怖を知った。




ケーティ・ノアと???・ノア(3部キャラ)は親戚です。
次回は死闘になりますね。
グロ描写ですみません。

次回もよろしくお願いします。


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残酷な死闘

今回もグロ描写注意です。吐きたいならトイレ行ってこい。

あと、投稿遅れてすみませんでした。




sideアルミ・マリオ

 

……怖い。目の前にいる少女が。

燃やされた上に足に風穴が開いているのに、平然な顔をしてるケーティが。

 

ケーティ「きゃははっ、来ないなら私から行くよー!」ズバッ!

 

ノーア「アルミ!危ない!」カチン!

 

ケーティ「フン!」バリン!

 

アルミ「………ッ!」サッ!

 

気付いたらケーティは目の前に来ていた。しかも、ノーアの氷のガードを簡単に砕いて。

 

ケーティ「あれー?かわしちゃったー?」

 

アルミ「……っ、来るな…」

 

ノーア「アルミ…?」

 

ケーティ「ん?もしかして…怯えてるー?」

 

アルミ「来るな……」

 

ケーティ「きゃははっ、怯えてるねー!」

 

ノーア「アルミ、しっかりしなさい!敵は目の前にいるのよ!」

 

アルミ「……っ!そうだった…」

 

ケーティ「あっ、残念だったなー。あとちょっとで絶望した顔が見れたのに…」ギロッ

 

ケーティは殺気のこもった目つきで睨んでくる。

 

アルミ「ハァ…ハァ……ハァッ…!」ボォォォ…

 

私は睨まれ怯みながらも火を出して攻撃準備をする。

 

ケーティ「ふーん、耐えるんだ…こっちは?」ギロッ

 

今度はノーアを睨む。

 

ノーア「…この…殺人鬼!」ドガーン!

 

ケーティ「………ガッ」ズドッ

 

ノーアは怯まずにバズーカを放ち、光線はケーティの脇腹の一部を吹き飛ばす。

 

ポタ…ポタ…

 

ケーティの脇腹から血が滴る。

 

ケーティ「…あれ?また当たっちゃったね。おかしいなー、今日は調子が悪いのかな?」

 

なのにまた平然とした顔。

……なに、コイツ。

 

アルミ「アンタ…本当に生きてるの?」

 

ケーティ「えー?もちろんだよー?脇腹とか足に穴が空いてちょっと痛いけど、まだ戦えるよー?どうせタマシイをいただいたら回復するしー」

 

ノーア「……とんだサイコパス殺人鬼ね。消えなさい」ギュゥゥン…

 

ケーティ「させないよー?」ズバッ!

 

アルミ「ハァッ!」ドゴッ!

 

ノーアがバズーカのエネルギーをためているところをケーティが邪魔しようとするが、私が止めに腹パンをいれた。

 

ケーティ「…ガハッ!」ブシャッ!

 

ケーティは血を吐き出し、少し私にかかる。気持ち悪い…吐きそうになるのを必死に我慢しながら、足に火を纏わせる。

 

アルミ「ぐっ……オラァ!」ドガッ!

 

ケーティ「グハッ!」ボキッ!

 

そしてケーティに腹を思いっきり蹴る。ケーティは倒れ、再び血を吐き出す。

 

アルミ「…もう、諦めなさい」

 

ケーティ「…そうだね…私はどうせ殺人鬼だし、もう殺してよ」

 

あっさりと諦めていた。

 

ノーア「…………アルミ、どうするの?」

 

アルミ「…ケーティ、負けを認めるの?」

 

ケーティ「そうだねー…もう、動けないし、タマシイもいただけないし…私の負けだよ」

 

ケーティがそう言った瞬間、世界は色を取り戻した。




……吐いてませんよね?

次回もよろしくお願いします。


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アルミの本性

安心して下さい、もうグロ描写はしばらくないと思います。

あと、アルミが本性を現します。感動シーン?ですね。


sideアルミ・マリオ

 

………。

 

ケーティ「で、どうするのー?私を殺すの?見逃すの?」

 

ノーア「アルミ、殺すと言ったらすぐにこのバズーカをぶっ放してこいつを跡形もなく消し去るわよ。絶対に選択を間違えないでね」

 

アルミ「………ケーティ、いくつか質問があるわ」

 

ケーティ「なーに?」

 

アルミ「アンタは今まで何人殺したの?」

 

ケーティ「…………それを聞いてどうするつもr「答えろ、死にたいのか?」………ッ、56人だよ」

 

アルミ「へぇ……次の質問よ。アンタを解放したらどうするつもり?正直に答えなさい」

 

ケーティ「………いつも通り殺しまくるねー」

 

アルミ「…そう。じゃ、最後の質問だわ。アンタ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"誰に"殺せと言われてるの?」

 

ケーティ「………!!」

 

ケーティはその質問に目を見開く。

 

ノーア「アルミ、どういうこと?」

 

アルミ「ケーティは確かにサイコパスみたいね。でも、わずかに躊躇いを感じた。本当に殺したいなら私たちはすでに腕一本斬られてるわよ」

 

ケーティ「私は……!」うるっ

 

ケーティの表情は一転し、泣き出しそうな顔になる。私はケーティに歩み寄り…

 

アルミ「さぁ、今までのことを正直に話しなさい、"妹"よ」ナデナデ

 

頭をそっと撫でる。

 

ケーティ「う……うわあああああん!ごめんなさあああい!」ギュッ!

 

ノーア「……!」

 

ケーティ「わだじ、はっぞうがぐるっでるがらりょうじんにずでられて、ずゔじづまえにひろわれだんだよ。でも、あいづはわだじにぜんいんごろぜとめいれいしでぎだんだ!しないとごろざれるんだ!ぞじでぎづいだらころずのをたのじむようになっでだ。ほんどに、ぼんどゔにごめんなさああい!うわああああん!」

(私、発想が狂ってるから両親に捨てられて、数日前に拾われたんだよ。でも、アイツは私に全員殺せと命令してきたんだ!しないと殺されるんだ!そして気付いたら殺すのを楽しむようになってた。本当に、本当にごめんなさい!)

 

ケーティは私に抱きついてまるで呪縛から解放されたように泣き出した。

 

アルミ「そうだったのね、かわいそうに…でも、もう安心して。私がいる限り、アンタは二度と人殺しなんてしなくていいわ」ナデナデ

 

ケーティ「ううう…本当?」

 

ケーティは顔を上げて聞いてくる。

 

アルミ「ええ、本当よ。絶対に助けてあげる」

 

ケーティ「ありがとう……お、お姉ちゃん!」ダキッ!

 

ノーア「………いい考えね、ふふっ」スチャッ

 

ノーアはバズーカを下げ、電源を切った。

 

アルミ「これからよろしくね、ケーティ」ナデナデ

 

ケーティ「うん!……なんか、眠い…Zzz…」スヤスヤ…

 

ノーア「あら、寝てしまったわね」

 

アルミ「傷には包帯でも……あれ?」

 

シュゥゥゥゥゥ…パッ!

ケーティの体の傷はどんどん回復し、しまいには傷跡も無くなっていた。

 

ノーア「すごい回復力ね…」

 

アルミ「そうね…さて、帰りましょうか」

 

新しい家族を連れて。




アルミの本性…それは、厳しいように見えて、実は優しいという性格。ホントおかんだわ。

…この展開、予想できた人いますかね?殺し合いの後に感動シーンって。
作者は予想の斜め上の発想をするのです!

次回もよろしくお願いします。


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本当の姉妹にしか見えない

今回はアルカ視点です。


sideアルカ・マリオ

 

ー秘密基地ー

 

アルカ「……ハァ」

 

アルミとノーアが調査から帰ってきた。そこまではいい。

 

ノーア「あはは……」

 

アルミ「……連れてきたの」

 

ケーティ「お姉…ちゃん…ムニャムニャ…」スヤスヤ

 

アルミは気持ち良さそうに寝ている橙髪の女の子をおんぶしていた。

 

アルカ「連れてきたのは分かるけど、その子誰?」

 

アルミ「この子はケーティ・ノア。私の妹になる子よ」

 

……え?妹?

 

アルカ「…………説明しなさい」

 

ーただ今説明中ー

 

アルカ「なるほどね……」

 

アルミはノーアの補助と共になぜケーティを連れてきたのか、なぜケーティを妹と呼んでいるのかをちょんと説明してきた。その時のアルミの目はケツイがこもっていた。嘘はないようね。

 

アルミ「お願い!ケーティを引き取って!」

 

アルカ「………"今は"ダメよ」

 

アルミ「…!じゃあいつ?」

 

アルカ「数日前にケーティを拾った人をどうにかしてからよ。それまでは引き取らないわ」

 

アルミ「…分かった!」

 

ケーティはそんな年齢で人殺しをしている。しかも私の半分ぐらい。

(アルカは裏番として屑どもの死刑執行人をしていた為、120人ほど殺している。しかも一撃で)

しかし、アルミのその性格、まるで本当の姉ね。姉である私でこそ分かるわ。

 

ノーア「私はこれで失礼します」ガチャッ。

 

アルカ「ええ、お疲れ様」

 

アルミ「…………♪」ナデナデ

 

ケーティ「うーん…ふわぁ〜」

 

アルミ「あら、起こしちゃったわね。おはよう、ケーティ」

 

ケーティ「おはよう!お姉ちゃん〜!」ダキッ!

 

アルミ「ふふっ、可愛い妹ね」ナデナデ

 

アルカ「…………ふふっ」

 

まるで本当の姉妹だわ。今日会ったばかりなのに。

 

ケーティ「んー?」クルッ

 

アルミ「この人がお母さんよ」

 

ケーティ「わーい!お母さーん!」ダキッ!

 

アルカ「…ふふっ、お母さんよ。よろしくね、ケーティ」

 

ケーティ「うん!よろしくー!えへへ〜」

 

…この子、アルミのおかげかな、かなり明るい性格ね。

 

アルミ「ケーティ、お姉ちゃんと一緒に、みんなに自己紹介しようか?」

 

ケーティ「うん!お母さん、また後で!」タタッ

 

アルカ「ええ、また後で、ね♪」

 

ガチャッ。

 

アルカ「………あの子の目、呪縛から解放されたような目をしてるわね。流石私の長女、と言った所かしら?…さて」

 

…………可愛い次女に人殺しをさせた最低で屑な犯人探しを始めましょう。

 

アルカ「久々に本気を出す時が来たようね……」

 

ふふっ……誰かはそのうち知ることになるだろうけど、覚悟しておきなさい、犯人さん♪




アルカ、怖えよ。

ケーティの年齢は8歳です。異常な回復力の理由はその内判明します。

次回もよろしくお願いします。


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本格調査開始!

今思ったんですけど、逃走中要素がないですね。
その内逃げまくる回を書こうと思います。

後半はまたアルカ視点です。


sideアルミ・マリオ

 

ー次の日、会議室にてー

 

アルカ「今日はキノコ王国及び巨大キノコ山脈を徹底的に調査するわよ。そこで、4つのチームに分けることにしたわ。各チームのリーダーは私、ルイージ、キノピオ、ノリオよ。メンバーはこういう感じだわ」カキカキ

 

そしてお母さんは会議室のホワイトボードにチームメンバーを書いた。

 

現在ここにいるメンバー(戦闘可能)

アルカ、ルイージ、キノピオ、ノリオ、クッパ、アド、リボン、ハリー、ミール、ジーノ、アルミ、ルイス、キノ太郎、アドレーヌ、ノーア、ケーティ(16人)

 

巨大キノコ山脈チーム1

 

アルカ、ハリー、ジーノ、ルイス

 

巨大キノコ山脈チーム2

 

ノリオ、アド、アルミ、ケーティ(殺人禁止)

 

キノコ王国チーム

 

ルイージ、ミール、キノ太郎、ノーア

 

待機チーム

 

キノピオ、クッパ、リボン、アドレーヌ

 

……なるほど、上手く力を分散させてるわね。

 

アルカ「反対意見はあるかしら?」

 

全員「…………」

 

アルカ「…よし、じゃあ、各チーム調査開始!」

 

全員「おお!」

 

そして、私たちはそれぞれの場所へ移動するのであった。

 

sideアルカ・マリオ

 

ー巨大キノコ山脈(犯罪組織アジトの跡付近)ー

 

アルカ「私たちが調査するのはここ辺りよ」

 

ハリー「アジトの跡があからさまに怪しいな」

 

ジーノ「その前にその周りを調査しよう」

 

ルイス「………(出番、あるかな…?)」

 

スタスタ…

私たちはしばらく辺りを調査するが、たまに逃げている人に遭遇するぐらいで敵は全く出てこなかっt「逃亡者、発見!」…やっと出たわね。

 

ハンター「発射用意!」スチャッ

 

ルイス「バ、バズーカ!?」

 

ハンター「撃てー!」

 

ハンターはバズーカを撃つ。

……久々に使うわね。私はみんなの前に出る。

 

アルカ「吸収改!」ギュルルルルル!

 

そして光線を吸収した。

 

ジーノ「おお、久々に出したね、それ」

 

アルカ「そうね。ルイス、サンダーボールを私に向かって投げなさい…」

 

ハンター「理解不能理解不能…」

 

アルカ「ハンターが混乱してるうちに」

 

ルイス「は、はい!ピッチャー、投げましたー!」ポィッ

 

アルカ「よっ」ガシッ

 

私は飛んできたサンダーボールをキャッチし、ハンターに向ける。

 

ハリー「おいおいまさか…」

 

アルカ「ハァァァァッ!サンダーキャノン!」

 

…ドガァァァァァァァァァァァァァン!

 

ハンター「Oh………」フッ…

 

ルイス「…ホワーウ」( ○Д○)!?

 

私が出した光線はノリオが放つサンダーキャノンと引けを取らない威力を出し、ハンターを跡形もなく消し去った上に地面を抉った。ルイスはそれを見て口をあんぐり開けている。ジーノとハリーは平然としてるが。

 

アルカ「……ふぅ」シュゥゥ…

 

私は手をふうふうしながら息をつく。

 

アルカ「さて、調査を続けるわよー」

 

ルイス「え?あ、はい!」

 

2人「…………(ルイスの反応が正解だ…)」




次回もよろしくお願いします。


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何故ルメが居ないのかって?

今回はルメ視点です。


ケーティが連れて来られた次の日の早朝……

 

sideルメ・パンドラ

 

昨日はびっくりした。

アルミが女の子を連れてきて、その子を妹だと言ってることに。名前はケーティ。

しかも、ケーティに殺されそうになったらしい。すごい度胸ね。さすが先輩の長女だわ。

え、何故アルミの事を長女と呼んでるのかって?ケーティが次女になるからよ。これはほぼ確定事項ね。

 

ルメ「それより、派手に爆発したわね…」

 

私は今、昨日リア充のように爆発したピーチ城の残骸を調査している。

 

ルメ「何故、爆破したのかしら…」

 

いくつかの理由が考えられる。

1つめは、もう用済みだから。

ボス戦の戦場としてピーチ城を残し、その後に爆破したという説。

2つめは、ただ爆破したかっただけだから。

人々の混乱を招くためにしたという説。

そして、3つめは…

何かを隠すために爆破した。

爆破することで敵(つまり私たち)がピーチ城を怪しまないようにし、その付近にあった施設などで計画を進めたりしているという説。

 

私は3つとも正解だと思う。

何故なら、城を爆破したのはすみれを助けた次の日であり、すぐ後ではないこと。

それと、ハンターは爆弾を隠していて、それを起爆するには1人犠牲になる必要があるということ。

そして、ハンターは爆破する時に、わざわざ何秒前か数えているという事。しかも、それが爆弾が実際に爆発する時間から5秒ほどズレているということ。

 

……理由は設置してたカメラやアルミとノーアの証言をもとに考えた。すごいでしょ。

 

ルメ「さて、調査調査っと…」ガチャッ

 

私は瓦礫をどかしながら、何かが隠れてないか探す。

 

ルメ「………?」

 

よく見ると、いくつかの瓦礫は丁寧に重ねられていた。まるで誰かがそう重ねたように。

 

ルメ「よい…しょっと。………ん?」

 

瓦礫をどかすとそこには紙が1枚置いてあった。どれどれ…

 

『→→↑→↓←↓→↑↑↓←→→→↓↓←↑』

 

…どうやらヒントのようね。

 

ルメ「まず右に二歩で、前に一歩、右に一歩、後ろに一歩、左に一歩、後ろに一歩、右に一歩、前に二歩、後ろに一歩、左に一歩、右に三歩、後ろに二歩、左に一歩、最後に前に一歩……と」

 

一応ヒント通りにやった。

 

ルメ「ここの地中かしら?」ドゴッ

 

私は真下にあった瓦礫をどかす。しかし、そこに入り口らしき所はなかった…

 

ルメ「…何これ、カギカッコ?」

 

が、そこには絵の具かなんかで『」』の記号が書かれていた。これもヒント?

 

ルメ「じゃあ『「』はどこに……あっ!」

 

ヒントの紙があったところね!

つまり、この2つの地点の間は…

 

ルメ「ここになるわね。ハッ!」ドゴッ

 

瓦礫をどかすと………。

 

ルメ「…Bingo♪」グッ

 

予想通りそこには扉があった。

 

ルメ「突入!ハァァ!」ガチャッ

 

さて、潜入開始!




ルメが前回のリストにいなかった理由はこれですね。

次回もよろしくお願いします。


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ただ今潜入中

今回もルメ視点です。
気が乗ったらアルミの絵を描いて出そうと思います。
イメージはアルカの髪型の先端がギザギザで、パーカーにポケットが付いており、青いスカートを着ている感じですね。そして、Aの文字がある赤いキャップをかぶっています。

……これ、言ったの何回目ですかね?

アルミ「早く私の絵を描きなさいよ!」

天の声「了解」

多分次回絵を出します。


sideルメ・パンドラ

 

ルメ「突入!ハァァ!」

 

私は隠されていたトラップドアを開け、中に入る。

 

ー潜入開始!ー

 

中は何らかの研究所みたいな感じだった。

 

ルメ「何か秘密がありそうね…おっと」サッ

 

私はすぐにどこかに隠れる。

 

ハンター「……………」スタスタ

 

そしてハンターは通り過ぎていった。

 

ルメ「……あ、私、幽霊だった♪」

 

隠れる必要も無かったわね。

 

ルメ「ま、出来るだけ足音を立てずに行動しましょっか」

 

スタスタ…

私はカメラを起動し、動画を撮りながら潜入調査をする。しばらく歩いた後、いくつかの扉がある部屋に着いた。

 

ルメ「ここは…?」

 

あった部屋は、

『研究室』『倉庫』『砂場』『処刑室』『よく分からん』

……3つ目と5つ目が意味不明なんだけど。まずは研究室ね。

 

私は研究室の扉を…

 

ルメ「オラァ!」ドゴォ!

 

文字通りぶっ飛ばした。

 

研究員「!?誰だ!そこにいるのは!」

 

研究室「だ…誰もいないぞ!?幽霊か!?」

 

中にいた研究員らしき人々が慌てている。って、もう幽霊だとバレてるじゃん!

 

研究室「霊視ゴーグルだ!カチャッ

 

ルメ「あ、やべ」

 

研究室「いたぞ!容姿が"裏番"に似てるぞ!」

 

研究室「ハンター召喚!」ポチッ

 

研究室の1人がボタンを押す。すると…

シュッ!

 

ハンター「侵入者、発見!」ダダダー

 

ハンターが数体現れ、私を捕まえに走ってきた!

 

ルメ「バトるしか無いようね。螺旋丸!」ギュルルル!

 

私はナ○トの十八番技、螺旋丸を繰り出す。一応エネルギーと風で出来てるから、風遁螺旋丸かな?

 

ルメ「くらえー!」ヴィィン!

 

私は螺旋丸でドリルのようにハンターたちを殴る。

 

ハンター「ぐぁぁぁぁっ!」フッ…

 

ハンターたちはあっけなく消え失せる。

 

研究員「くっ…この役立たずどもが!」スチャッ

 

ルメ「………ッ!?」

 

研究員はポイントラインが付いた光線銃らしき物をだし、私の額にラインを当てる。…………。

 

研究室「ククク…動くなよ?これを当てたら幽霊でも重傷を負うからな?」

 

ルメ「………。へぇ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…やってみろよ、愚か者」

 

研究員「な、何だとぉ!そんなこという奴にはこれだぁ!」ピュンッ!

 

ハァ……何で分からないのかしら…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は既に"そこにはいない"のに…

 

シュッ…

研究員「何っ!?すり抜けただと!?」

 

研究員「その光線銃は幽霊にも効くはずだぞ…!?」

 

ルメ「いつ私がそこにいると言ったの?」

 

フッ…

さっきまでそこにいた私は消えた。

 

研究員「まさか……残像か!?」

 

ルメ「その通り。気付くのが…遅すぎたわねっ!」ドガッ

 

私はずっと研究員たちの背後にいた。

 

研究員「ガッ!」バタン

 

研究員たちを全員気絶させた。殺しはしたく無いからね。

 

ルメ「さて、研究資料などを撮ってっと…」

 

次の部屋に行きますかー♪




ルメの技を1つ、残像が披露されました。
本当はアルカの十八番技である吸収をさせる予定でしたが、ルメ自身の個性を出したかったのでこれにしました。
ルメを作ったゆずのき株式会社さんのルメからどんどん設定が離れてますがご了承ください。

次回もよろしくお願いします。


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アマルガム……グレイ

明日、100話目が投稿されるので、
登場キャラたちの見た目の絵は明日出します。
100話記念の回を出すつもりはないのでご了承ください。

あと、明日は水曜日なので原作の方も投稿されるんですよね。何という奇跡…!

さて、今回もルメ視点です。それではどうぞ。


sideルメ・パンドラ

 

研究室の資料も特に怪しいものは無かったので、次は倉庫に行くことにした。

 

ー倉庫の前ー

 

ルメ「……あれ?開かない?」

 

どうやら鍵がかかってるようね。なら…

 

ルメ「ほいさっさほいさっさー♪」スーッ

 

私は扉をすり抜けた。

 

ー倉庫ー

♪UNDERTALE-We are here

 

中には主に武器や化学薬品が保管されていた。それと…

 

ルメ「………なにこれ?」

 

ガラス瓶の中に"灰色の"ハートのようなものが入っていた。容器ラベルには"タマシイ"と書かれている。

 

『タ…スケテ…』

 

ルメ「ん?今声が…」

 

『タスケテ…』

 

ルメ「まさか、タマシイが…?」

 

『ビンを…開けて…』

 

ルメ「あ、うん…」パカッ

 

ビンを開けると、中からタマシイが出てきた。

 

『ありがとう…失礼します』

 

すると、タマシイは私の中に入ってきた!?

 

ルメ「え、ちょっ、何してるの!?」

 

『助けてくれた…お礼…』

 

ルメ「お礼って…そもそもアンタ誰よ!?」

 

『あ、その前に……!』カッ!

 

ルメ「……!?」

 

灰色のタマシイは光を発し、灰色の人の形になった。

 

アマルガム「ボクはアマルガム…そう呼ばれてた…ような…気がする…」

 

呼ばれてたような気がする…?

 

ルメ「今は?」

 

アマルガム「今は……名前はない…かな…」

 

ルメ「記憶とかは…ある?」

 

アマルガム「殺された時から…ほとんどないんだ…ボクがアマルガムと呼ばれていたこととか以外は…」

 

ルメ「……じゃあ、私がアンタに名前をあげるわ。そうね…アンタはこれからグレイと名乗りなさい」

 

グレイ「グレイ……いい名前だね…気に入ったよ…」

 

ルメ「あ、自己紹介が遅れたわね。私はルメ・パンドラよ。よろしくね、グレイ」

 

グレイ「うん、よろしくね…主人…」スゥゥ…

 

ルメ「あ、入ってきた」

 

グレイはまたタマシイとなり、私の中に入っていく。

 

グレイ『心の中にボクはいるよ。いつでも呼んで、主人』

 

ルメ「………よく分からないけど、分かったわ」

 

グレイ『それじゃあ、それまでボクは寝てるね……』

 

そしてグレイの声は聞こえなくなった。

 

ルメ「…とんでもない出会いをしたわね」

 

ま、今は気にしないでおこうかしら。

 

ルメ「さて、次は砂場ね…」

 

嫌な予感しかしないわ…先輩からマリオさんが脱獄した時の話を聞いたことあるけど、マリオさんは砂場恐怖症になったらしいし。

(マリオの脱獄を見れば分かるぞ)

 

ー砂場ー

 

…………。

 

ルメ「本当に何の変哲もないただの砂場ね」

 

そう思ったその時。

 

ウーー!ウーー!WARNING!WARNING!

突然アラーム音が鳴り出し…

 

ルメ「…………ッ!?」ズズッ

 

砂場の中心に大きな穴が空き、私は吸い込まれ始めた!

 

ルメ「やばい……落ちたら確実に死ぬわね。幽霊でも」

 

うおおおおお!走れぇぇぇぇぇ!

 

ルメ「この穴の吸引力半端なさすぎる…!」

 

グレイ『…どうやらボクの力を使う時が来たみたいだね』

 

ルメ「え、この状況をどうにかできるの…!?」

 

てか、どうにかできるのなら早くしなさいよ!

 

グレイ『ごめんね、早めに言えなくて。召喚、グレイ!って言ってみて』

 

ルメ「グググ……召喚、グレイ!」

 

すると…

カッ!

 

私の前にグレイが現れた。

 

グレイ「ボクの出番だ!ハァッ!」ガシッ!

 

グレイは片腕で私を掴みもう片腕を伸ばし砂場の扉を開ける。………腕伸ばせるって、ル○ィなの!?

 

グレイ「ボクの身体は少し特殊でね。さて…離さないでね!」ギュゥン!

 

ルメ「うわぁぁぁ!」ピュゥン!

 

グレイはまるでゴムゴムのロケットのように私を掴みながら砂場の外へ飛んで行った。

 

グレイ「ふぅ、これで大丈夫かな…?」

 

ルメ「…ええ、大丈夫よ、ありがとう」

 

グレイ「お安い御用だよ、主人。それじゃあねー…」スッ

 

そしてグレイは私の中に戻っていった。

 

ルメ「………頼れる仲間をゲットしたわね」

 

グレイのことはまだまだ知らないことばかりだけど、敵にはならなさそうだしいいよね。

 

グレイ(うん、主人は助けてくれたんだもん、これくらい当然だよ)

 

アマルガムのグレイがルメの式神みたいな人になった!




アマルガム……だと!?
アンダーテールの伏線はここまでにする予定です。
あと、♪マークの後に曲名をつけることがあります。
その時はその曲を流し、雰囲気を感じてみて下さい。

次回もよろしくお願いします。


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大救出!(100話突破!)

アルカ「はい100話!」

アルミ「はい知ってた!」

ケーティ「はいこれ以上言うことは何も無い!」

アルカ「それが…」

ケーティ「Mula&LCRCL…」

アルミ「クオリティー!」

という事で、100話突破です!ドンドンパフパフー!
このくだり、やりたかったんですよね。
これからもよろしくお願いします!

100話突破記念として、アルミたちの絵を描いてみました!↓

【挿絵表示】


※下手ですみません。

またルメ視点です。今回でルメ視点が終わります。


sideルメ・パンドラ

 

次の部屋は…

 

『処刑室』

 

……ここね。嫌な予感しかしないわね。

 

ガチャッ…

 

ー処刑室ー

 

扉を開けると、そこには大量に住民が捕らえられていた。

 

「うう……俺たち、もう終わりだ…」

 

「クソォ…彼女欲しかったぜ…」

 

「ママ…私たちここで死ぬの…?」

 

「ダメよ…そんなこと言わないで…」

 

そしてほぼ全員、絶望した表情をしていた。

 

ルメ「ん?これは…」

 

檻の隣には、タイマーが置いてあった。残り時間は30分ほど。

…恐らくこのタイマーの時間が切れたら毒ガスでも作動するんでしょうね。その前に助けないと…!

 

ルメ「むやみに檻やタイマーを壊したら作動するかもしれないわね……近くに管理室があるはず!」

 

でも、扉は5つしかなかった……まさか!?

 

ルメ「研究室にあるの!?」

 

急いで行かないと!

 

ー研究室ー

 

ルメ「よく分からん"手のような"記号が書かれた資料ばっかりね……あ!」

 

散らばってた資料が置いてあった机に隠し引き出しがあり、それを開けてみると…

 

ルメ「…これば操作盤ね。えっと…?」

 

『自爆スイッチ』

……これは絶対押しちゃダメね。

 

『よく分からん部屋の鍵解除』

……一応押しておきましょっか。ポチッとな。

…ガチャッ。

どこかが開く音がした。

 

『処刑室の電源』

…これよ!ポチッ!

 

ブゥゥゥゥン……

何かが動いた音がした。急いで戻る!

 

ー処刑室ー

 

戻ってみると、檻は無くなっており、タイマーもポーズされていた。

 

「…檻が、無くなった!」

 

「俺たち、死なないのか…?」

 

…私の出番のようね。ハッ!

 

ルメ「みんな、今すぐ逃げなさい!出口はあっちよ!」

 

私はここにいる全員に姿を現し、逃げるように促す。

 

「お、おう、誰かは知らんが助かったぜ!」ダダダー

 

「ありがとう、お姉ちゃん!」

 

そして私に誘導され、捕まってた人たちはみんな逃がされた。

…え?ハンターに見つかったらどうするのかって?

安心して、そのことは既に私の幽霊仲間に伝えているわ。

(行動早すぎだろ!いい方で!)

 

ルメ「ふぅ、これで一仕事終わったわね。あとは…」

 

『よく分からん部屋』

 

…ここだけね。

 

ガチャッ…

 

中は…真っ暗だった。

 

ルメ「何も無い……?」

 

…何も無かった。床以外は。しばらく部屋の中を進む。

 

ルメ「……………?」

 

そこには、黒いコートを着ており、ひび割れた骸骨のような見た目をした人物がいた。

 

????「… ✌️ W.D.☝️✌️ ❄️ ☀️」

 

……今何て言った?

 

グレイ『まさか……ありえない…!』

 

ルメ「グレイ!?どうしたの!?」

 

グレイ「その人は……"跡形もなく消えた"はず…!」

 

????「B…✡️… …」フッ…

 

ルメ「え……?」

 

さっきまで目の前にいた人物は、"まるで最初からそこに居なかったように"消え去った…。

 

ルメ「今のは…?」

 

グレイ『ハァ…ハァ…』

 

ルメ「グレイ…大丈夫…?」

 

グレイ『ごめんね…もう大丈夫だよ…』

 

………今の人、誰だったんだろう…。

それを知るのは、70年以上後のことになる。




100話でW.D.????の伏線が出るなんてね…
あ、謎の人物のセリフの記号、英略したものをwingdingsというフォントを真似したものです。意味を知ったら誰かが分かります。頑張って解読してみて下さい。

俺の計算が正しければ(一回も投稿をミスらなければ)丁度大晦日に200話突破します。
奇跡的すぎだろ…。とにかく、頑張っていくー!

次回もよろしくお願いします。


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……ポチッとな♪

数日ぶりのアルミ視点です。

あと、1つ言いたいことがあります。アルミ、どうぞ。

アルミ「誰か、絵の感想をお願い!無反応だったらなんか恥ずかしいのよ!(作者がね)」

アルミに言わせてもらいました。お願いします!酷評でも俺のメンタルなら耐えれるので!(作者のメンタルはかなり強いのである。まるで衝撃を当てても割れないダイヤモンド)

…その後、作者はアルミにクッキーを大量に奢ったのであった。

それでは、どうぞ。


sideアルミ・マリオ

 

ー巨大キノコ山脈のどこかー

 

ノリオ「私たちが調査する所はここですね」

 

アド「ここまで来るのに誰にも遭遇しなかったのが怖いわね…」

 

アルミ「お母さんの故郷の村に人はいましたけど…」

 

ケーティ「お姉ちゃん、怖いよー…」

 

ケーティは少し怖がっている。

 

アルミ「大丈夫よ。私がいるから」

 

ケーティ「うん…」

 

…これで少しは怖がらなくなったかしら?そう思いながら私たち4人はしばらく辺りを調査した。そして分かったことは…

 

ノリオ「ここ一帯はスイッチのように平たいキノコが多く生えてますね」

 

アド「……もしかしたら中に本当のスイッチが混じってるんじゃない?」

 

アルミ「………………?」

 

私はケーティがどこかをじーっと見ていることに気付く。

 

アルミ「ケーティ、さっきから何を見てるの?」

 

ケーティ「お姉ちゃん…アレ、スイッチじゃない?」

 

ケーティはキノコの中を指差す。その方向を見てみると…確かに形が周りと微妙に違うキノコを見つけた。アレはキノコじゃなくてスイッチね。報告っと。

 

アルミ「ノリオさん、アドさん、あっちに赤いスイッチがありました」

 

ノリオ「あったんですか?どれどれ…」

 

アド「よく見つけたわね…紛らわしいわ…」

 

そして2人はスイッチの周りに罠がないかチェックする。

 

ノリオ「罠は無いようですね。さて、アドさん、お願いします」

 

アド「了解!アドミサイル!」ドガーン!

 

アドさんはスイッチを押さずに攻撃し始めた!

 

アルミ「え!?」

 

ノリオ「アルミさん、罠があろうと無かろうと、むやみに押すとは危険すぎます。まずはぶち壊してから安全性をチェックするのが妥当です」

 

アルミ「はぁ…」

 

アド「破壊完了よ!」

 

ノリオ「どうやら完全に安全なようですね。押してくd「ポチッとな♪」…行動早すぎません?」

 

ノリオさんが言いきる前にケーティがスイッチを押した。

 

ケーティ「早く押したかったんだもーん!」

 

ノリオ「…まあいいです」

 

ゴゴゴゴゴ…

どこかで何かが動いた音がした。

 

アド「あっちから音がしたわね。行きましょ」

 

アルミ「あ、はい…」

 

私もスイッチを押したかったな…。

 

sideノーア・???

 

ーキノコ王国ー

 

どもー、アルミの唯一無二のパチモン、ノーアだよ☆

……ちょっとキモかったわね。てか、唯一無二のパチモンって矛盾してない?

ま、それは置いといて…

 

私たちは今、キノコ王国ビル街を調査している。

ビルの名前は、『あ』、『い』、『う…?』というシンプルかつ変な名前だけど。(このネタ知らん奴は原作見直してこい!)

 

ルイージ「さて、ここで三手に分かれよう。僕は右で」

 

ノーア「じゃあ私とキノ太郎は左で」

 

ミール「私は?」

 

ルイージ「真ん中をお願い」

 

ミール「オッケー♪」

 

あ壁壁壁壁い壁壁壁壁う…?(この光景、どこかで…)

←ルイージ ↑ミール 私→

 

ドゴッ。(ミールが壁に当たる音)

 

ミール「って、真ん中なんて無いじゃない!」

 

キノ太郎「…あれ、今気付いたのか…?」

 

ノーア「…私たちは何も見なかった、オッケー?」

 

キノ太郎「オ、オッケー…」

 

……ルイージさん、超自然にミールさんを騙しましたね、流石です。




ケーティは相手関係なくタメ口で話します。可愛い。

あ、い、う…?のネタ、初めて見たとき爆笑したのを覚えてます。そこで右、左、真ん中のネタも出てきましたよね…ああ、Mulaさんのネタは最強です。

次回もよろしくお願いします。


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赤いブロックと……?

なんかありそうな質問
Qストーリーはどこまで考えてますか?
A大まかな内容は400話以上後のことまで考えてますね。
Q今後なんの作品を混ぜる予定ですか?
Aアンダーテール(確定)、桜咲く(確定)、東方(予定)など。
Q今のところ1番強いキャラは?
A現在のアルカですね。パワーは200万です。
Qたまに出てくる"転生"ってなんのこと?
A4部で本格的に登場する概念ですね。
Qどうやって毎日投稿してるんですか?
Aまず、前回までの話を振り返って、そこから最低ラインである千文字ちょっと書いて、予約投稿をして完成ですね。
Q次に死んでしまうのは誰?
A……2度目の命を落としてしまうのは裏番です。死因は黙秘します。(直接名前を言いたくない)あとネタバレですね。
Q作者の好きな作品は?
Aゲームはイナイレ、アニメはMula原作、小説は俺ガイルの二次創作ですね。
Qアルミはどうやって思いついた?
A最初はマリオとアルカの間に子供ができたら…とか考えてました。それで、色々性格やキャラデザを考えて…アルミが誕生しました。ちなみに半年以上前に思いつきました。
Qとっととこの前書きを終わらせて下さい。
A分かりました。

それではどうぞ。


sideノーア・???

 

ミールさんがルイージさんに騙されたのを無視して、私はキノ太郎と右の道を進む。(今更気付いたが左じゃなかった)

 

キノ太郎「ん?ノーア、これを見ろ」

 

ノーア「…何この枠のようなもの?」

 

キノ太郎が見つけたものは赤と青の枠のようなものだった。

 

キノ太郎「分からん。ちょっと怪しいから離れt「ビビビッ!」…うわっ、ビックリした!?」

 

突然音がしたと思ったら、赤い枠があった所がブロックに変わっていた。

 

ノーア「なんだろ、これ……?」

 

と思っていると、渡されたトランシーバーからお父さんの連絡がきた。

 

ノリオ『皆さん、今さっき赤いスイッチらしきものを押しました。何か変わったものがあれば連絡して下さい、以上』

 

キノ太郎「……なぁ、ノーア」

 

ノーア「絶対これね。ルイージさんたちを呼んできて」

 

キノ太郎「了解」タタッ…

 

さて、私も連絡っと。

カチッ

 

ノーア「さっき近くの赤い枠がブロックに変わりました。隣に青い枠もあったので青いスイッチもあるのかもしれません、以上」カチッ

 

ふぅ、言えた…。

そして、ルイージさんたちが来た。

 

ルイージ「これがその赤いブロックか…」

 

ミール「…………」ムスッ

 

ミールさんは未だに拗ねている。ルイージさん、謝ったのかな……?ルイージさん本人はそれを全く気にせず、ブロックを叩いたり、上に乗ったりしている。

 

ルイージ「これはちゃんとしたブロックだね。結構硬いし、足場にもなる。レベル2をクリアするヒントかもね」

 

キノ太郎「そうなったら青いスイッチはどこにあるんでしょうね?」

 

ルイージ「それを今から探そう!」

 

ノーア「はぁ…」

 

ミール「………(マジムカつく…」イライラ

 

ルイージ「あれ?ミール、なんでそんなにイライラしてるんだい?」(とぼけてる)

 

ミール「誰のせいよ、誰の…」

 

義手で壁をトントンしながら拗ねているミールなのであった。

 

sideアルカ・マリオ

 

さっきノリオとノーアの連絡を聞いた私たちは、目の前にある枠の大群を見つめていた。色は赤、青、黄色、緑。

 

アルカ「赤以外全部枠になってるわね」

 

ハリー「他のスイッチも押さなきゃ通れないタイプのやつか?」

 

ジーノ「十中八九そうだろうね」

 

ルイス「……でも、アルカさんの規格外なパワーでなんとか行けるんじゃないですか?」

 

アルカ「……ルイス?私はこう見えても怒るのよ?」ハイライトオフ

 

私は目のハイライトを消して真顔でルイスを向く。

 

ルイス「すみませんでした殺さないで下さい真顔は勘弁して下さい怖いのでハイライトをオンにして下さい」

 

それを見てルイスは早口で謝る。この世代のバカキャラは間違いなくルイスね…。

 

アルカ「アホな事を言う前に考えなさい」

 

ルイス「あ、はい…」

 

ルイージはツッコミ役だったのにどうしてこうなったのかしら…?




一応アルカは赤ブロックだけで通れます。

次回もよろしくお願いします。


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2度目の正直

最近視点がコロコロ変わってますね。
スイッチが4つとも押されるまではこうなると思います。

あと、原作でそこそこ活躍中のアイツが出てきます。
2部3章で留守してたアイツです。

今回はノーア視点だけになります。それではどうぞ。


sideノーア・???

 

ルイージ「さて、近くにスイッチがないか探してみよう」

 

2人「はい!」

 

ミール「………」

 

そして私たちは再び3組に分かれた。

 

ー数分後ー

 

私たちは今公園で休憩している。

(ただ今逃亡中でワリオが金を埋めた公園)

 

キノ太郎「しばらく歩いたが、枠とハンターしか見当たらなかったな…」

 

ノーア「ハンターは凍らせるか消し飛ばすかで対処できるし、ヒマね」

 

キノ太郎「スイッチを探してるんだからヒマじゃないだろ。とりあえずあっちの道に行こうぜ」

 

ノーア「ええ」

 

…にしても、なんかニンニク臭いわね。

そして道を少し進むと、窓にガムテープが貼られまくっているボロ家があった。

プ〜ン…

 

キノ太郎「……臭っ!?」

 

ノーア「何このニンニク臭!?こうなったら!」カチン!

 

私は氷で鼻せんを作った。

 

キノ太郎「おう、俺にもくれ」

 

ノーア「ほい」

 

キノ太郎「…ふぅ、これで鼻を曲げずに済むぜ」

 

ノーア「それにしても、ここに誰かいるのかしら?」

 

キノ太郎「看板があるな……『ワリオのアジト』だってよ。確かワリオって…」

 

ノーア「有名なお宝探検家ね。お父さんたちの知り合いの」

 

キノ太郎「情報が欲しいしな…それっ!」ピンポーン♪

 

キノ太郎はピンポンを押し、数秒後誰かがドアを開けた。

 

???「誰だー?」

 

キノ太郎「あ、あの…こんにちは。ワリオ…さんですよね?」

 

ワリオ「おう、そうだが…キノピオに似てるな、お前」

 

キノ太郎「はい、その息子のキノ太郎です。それと…」

 

ノーア「ノリオの義娘のノーアです」

 

ワリオ「アイツら子供が居たんだな…13年ほど会ってなかったし、おかしくないか。それで、何の用だ?」

 

キノ太郎「ここ辺りにスイッチのようなものってありますか?」

 

ワリオ「スイッチ?……ああ、確かに一個あった気がする」

 

ノーア「そ、それってどこですか!?」

 

ワリオ「港の近くに青いスイッチがあった気がするぜ」

 

キノ太郎「情報ありがとうございます!俺たちはこれで失礼します!」タタッ

 

ワリオ「おう」

 

そして私たちは港へと向かった。

 

ワリオ(マリオは死んだというし、アルカは未だに強くなり続けてる…昔と比べて色々変わったな…。俺もヒマになったら、久々に力を貸してやるか!)

 

ワリオの決心が叶うのはそう遠くない。

 

ー港ー

 

キノ太郎「まさかハッピーアパートの近くに港があったなんてな…」

 

ノーア「まぁ、角度的に分かりづらい場所なのも理由になるでしょ」

 

キノ太郎「そうだな。……ん?おい、海に浮かんでるアレ、なんだ?」

 

ノーア「海?………何アレ?」

 

ぐおおおおお…

キノ太郎が指差したものはどんどん膨れ上がり…

 

キノ太郎「……Oh my god」

 

……巨大なイカとなった。

 

ノーア「デカすぎるでしょ!?」




キャラクター紹介
ワリオ
マリオと似てるのは名前だけ。ニンニクとお宝が大好物。
パワー
229→458

巨大なイカ…原作のどこで登場したか分かった人はコメントお願いします!(もちろんどこで出てきたか言って下さい)

次回もよろしくお願いします。


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大阪弁で話すイカ

皆さんすみません、テストが終わったので今日三本投稿じす。

????「わての登場回や!」

アルカ(でやがった!)

ノリオ(でやがりました!)




sideノーア・???

 

巨大イカ「…………」じー

 

ノーア「何?じーっと見てる…」

 

巨大イカ「お前、どこかで見たことあるような…」

 

※アルカに似てるためそう思われてます。(アルカに似てるアルミのパチモンだから)

 

キノ太郎「…なぁ、ノーア、あのイカの頭の上見ろ」

 

ノーア「ん……!あんな所に青いスイッチが!?」

 

巨大イカ「…これのことかいな?」スッ

 

キノ太郎「シャベッタァァァァ!?」

 

巨大イカ「おお、わては喋れるで」

 

ノーア「しかも大阪弁……(大阪ってどこ?)」

 

※この世界に大阪は存在しません。

 

巨大イカ「まさか、おまいらわての帽子盗みきたんちゃうか!?」

 

キノ太郎「いや、そのスイッチを押したいだけですけど…」

 

巨大イカ「何!?わてを押しのけて盗むだと!?させへんで!?」ムキーッ!

 

巨大イカは何故か勘違いして怒り出した。

 

ノーア「これって、逃げた方がいいんじゃ…」

 

キノ太郎「…!?ノーア、危ない!避けろー!」

 

ノーア「え!?」

 

シュッ!

気づいたらイカの腕が私に振り下ろさせていた。

 

ノーア「……ッ!」ドガーン!

 

巨大イカ「あー!わての腕がー!」

 

しかし私はギリギリそれをバズーカで消しとばす。

 

巨大イカ「そのバズーカ、昔戦った青いオッサンのバズーカに似てるで!」

 

キノ太郎「……青いオッサン?バズーカ?まさか…」

 

……あ!思い出した!

 

ノーア「あ!アンタ、昔お父さんが腕を全部消し飛ばしてから文字通りぶっ飛ばした巨大イカなの!?」

 

巨大イカ「……ムググ…」グググ…

 

キノ太郎「おい、嫌な予感がするんだが…」

 

巨大イカ「わての元の縄張りを奪ったオッサンの娘が、今度はわての帽子を盗むだとー!?許さん!野郎ぶっ殺してやる!(青い狸風)」プシュー!

 

ノーア「キレてる…」

 

巨大イカは頭から湯気を出しブチギレている。

 

キノ太郎「こりゃやばいぞ!逃げるぞノーア!」

 

逃げる?

 

ノーア「……いい考えね、不採用」

 

キノ太郎「は!?なんでだよ!?ぶっ潰されるぞ!?」

 

ノーア「…フッ、コイツは昔お父さんが倒した相手よ。お父さんが倒せて私が倒せないワケがないわ!」

 

キノ太郎「…マジかよ」

 

ノーア「アンタはルイージさんたちを呼んできて!それまで私がどうにかする」

 

キノ太郎「…分かった。絶対死ぬなよ!」ダッ!

 

そしてキノ太郎は走り去った。

 

ノーア「さぁ、かかってきなさい!」

 

巨大イカ「わての縄張り、返してもらうでー!」

 

ノーア(縄張りは持ってないんだけどね…)

 

そして、私vs巨大イカのバトルが始まった。




果たしてどうなることやら…

次回もよろしくお願いします。


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巨大イカ対2代目バズーカ使い

本日2本目!
………なんかスプラやりたくなってきましたね。


♪SharaX-Hysterical

 

sideノーア・???

 

ノーア「さぁ、かかってきなさい!」

 

巨大イカ「くらえー!」ブンッ!

 

巨大イカは早速腕を振り下ろしてきた。

 

ノーア「ドガーン」ドガーン!

 

その腕の根元を私は消しとばした。何故腕を消しとばさないのかって?………イカ焼きが食べたいからよ、悪い?

 

巨大イカ「あー、わての腕がー!」

 

ノーア「ハァァァァァ…!」パキパキ。

 

私は氷を纏い、回転する。新技を思いついた。

 

巨大イカ「ムッ!?させへんで!」ブンッ!

 

そんな私に向かって巨大イカは再び腕を振り下ろしてくる。

 

ノーア「…ヘイルストーム!」ガッチィン!

 

私がそういった次の瞬間、氷の嵐が巨大イカを襲う!

 

巨大イカ「ぬぁぁぁ!冷凍食品になってしまうでー!」

 

ノーア「よし、決まった!」

 

ノーアはヘイルストームを覚えた!

 

巨大イカ「ぬぁぁぁ!ブクブク…プハーッ、危なかった…」

 

巨大イカは一旦水中に潜り氷を溶かし、戻ってきた。

 

巨大イカ「ハァ、ハァ…次は当たらへんで!」

 

ノーア「へぇ、ホントかしら?」

 

巨大イカ「今度はこっちの番や!イカスミ!」ブシャッ!

 

……来ると思ったわ。

 

ノーア「よっ」サッ

 

巨大イカ「よけるな!!」

 

ノーア「いやいや攻撃はよけようとするでしょ?」

 

巨大イカ「グググ…こうなったら…!」ピョーン…

 

巨大イカは大きく跳び上がった。もう姿が見えない。

 

ノーア「これは…落ちてくるわね。チャージ…」ギュィィィン…

 

私は冷静にバズーカをチャージする。

そして…

 

巨大イカ「くーらーえー!」ヒュゥゥゥ…

 

案の定巨大イカが落ちてきた。

 

ノーア「そしてアイスボールをいれて…!」

 

巨大イカ「ぶっ潰れろぉぉ!」

 

ノーア「アンタは吹っ飛びなさい!アイスキャノン!」ドッガァァァン!

 

私は氷を纏った極太ビームを放つ。

 

巨大イカ「何ぃ!?わての、わての出番がー!」ピュゥゥゥゥゥ!

 

そして巨大イカは吹っ飛んでいった。青いスイッチを落として。

 

ノーア「よし!……ポチッとな♪」ポチッ

 

ビビビッ!

どこかで何かがどうにかなった音がした。

 

ノーア「ふぅ、疲れたー」

 

ー数分後ー

 

キノ太郎「おーいノーア!大丈夫か……え!?」

 

ミール「あれ?イカは?」

 

ルイージ「まさか……倒したの?」

 

ノーア「はい、腕をもぎ取ってから吹っ飛ばしました!ほら、コイツをイカ焼きにできますよ!」スッ

 

私はもぎ取った腕を見せてそういう。

 

ルイージ「お、おお…今夜はイカ料理だね…」

 

キノ太郎「…強すぎだろ、お前…」

 

ノーア「安心して。私よりアルミの方が強いから♪」

 

キノ太郎「俺が1番弱いから安心できねぇ…」

 

ミール「あ、ところで、青いスイッチは見つけた?」

 

ノーア「はい、数分前に押しました」

 

ミール「なら、私たちの仕事は終わりね」

 

…あとのスイッチは他の人に任せよっと。




ノーア、20年前の最強チームより強くなる。
アイスキャノンはサンダーキャノンの氷版ですね。

次回もよろしくお願いします。


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共通点

3本目!!
明日からは通常通りです。


sideアルカ・マリオ

 

ビビビッ!

 

アルカ「あ、青い枠がブロックになったわね」

 

ルイス「あと2つですね」

 

ハリー「俺たちもスイッチを探そう」

 

ジーノ「…ねぇみんな、今から連想ゲームしない?」

 

…………!

 

2人「…は?」

 

アルカ「なるほどね…」

 

ハリー「何故連想ゲーム?」

 

ジーノ「…赤いスイッチと青いスイッチが発見された場所を思い出してみて」

 

ハリー「場所?赤いスイッチは確かキノコの中に紛れてて…」

 

ルイス「青いスイッチは巨大イカが持ってましたね…あ!」

 

アルカ「…気づいたかしら?」

 

ルイス「スイッチがあった所はその色がある場所ですね!」

 

ジーノ「正解!そういうことだよ」

 

ハリー「…推理もする警察の俺が気付かなかっただと…」ズーン

 

ハリーは落ち込んでしまった。…しばらくほっとくわ。

 

アルカ「…で、よ。黄色または緑が多い場所ってある?」

 

ルイス「緑は森とか…ですかね?」

 

ジーノ「黄色は…「ビビビッ!」…え?」

 

アルカ「黄色のスイッチが押されたようね」

 

ジジッ…

 

ルメ『なんか黄色いスイッチらしきものを押したわ。以上』ツー…

 

アルカ「なるほど、ピーチ城の壁の色は黄色だからそこにあったのね。ちょうどそこにルメを向かわせたから、ある意味偶然ね」

 

ジーノ「じゃああとは緑のスイッチだね」

 

ハリー「森といえば、山とかだよな?」

 

アルカ「ここは山脈だけど、ほぼ赤いキノコね。ここではなさそうね」

 

ルイス「他の人たちに山が近くにあるか聞いてみます?」

 

アルカ「ええ、そうしましょう」カチッ

 

ジーノ「………」

 

アルカ「最後の緑のスイッチは、山にある可能性が高いわ。近くにいる人に山周辺の調査をお願いするわ。以上」カチッ

 

……これでオーケーね。

 

ハリー「…なぁ、俺たちってやっぱここで待機か?」

 

アルカ「ええ、そうなるわね」

 

ルイス「…俺の出番が…」ズーン

 

今日落ち込んだ人2人目ね。

 

sideルメ・パンドラ

 

カチッ。

ビビビッ!

 

ルメ「!?何今の音!?」

 

とりあえず、連絡ね。

カチッ。

 

ルメ「なんか黄色いスイッチらしきものを押したわ。以上」カチッ

 

これでオーケーね。

 

ルメ「さて…何しようk『最後の緑のスイッチは、山にある可能性が高いわ。近くにいる人に山周辺の調査をお願いするわ。以上』…今のスイッチだったのね。それよりも山ね…」

 

近くに1つあった気がするわね。

 

ルメ「さて…」フッ…

 

私は風を纏い空を飛ぶ。スカートの下が見えないのかって?安心しなさい、今はズボンを履いてるわ。

 

ルメ「飛んでいくー!」ピュゥゥゥゥゥ!

 

私は山の方へと飛んで行った。




ふぅ、次は桜咲くの3本投稿っと。

次回もよろしくお願いします。


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ザ・マウンテン

↑イナイレの技かよ!

今回はルメ視点です。


sideルメ・パンドラ

 

私は今、空を飛んでいる。比喩ではない。ヒュゥゥゥっと飛んでいる。

テテッチー!(または"バダmpsss!")

…いいダジャレね。

 

ルメ「あ、そろそろ見えてきたわね」

 

この山、名前はないけど先輩たちがよく訪れている。

バスの運転手を吹っ飛ばした◇が圧倒的な時間短縮で(突っ走ってるだけ)ここに連れてきたり…

メガネ工場を発見したり…

武器屋でバズーカ買って料金払わなかったり…

一次洗脳メガネ事件犯人の祖父にあったり…

(↑洗脳メガネ)

クッパがこっちに逃げたり…

不良どもをとっちめたり…

武器屋店長を逮捕したり…

(↑ただ今逃亡中)

またメガネ工場に来たり…

爆破したり…

(↑洗脳メガネ、再び)

調査にきたミールの右腕が吹き飛んだりと、

(↑世界がバグった!)

色んなことがあった。

 

そんな名誉ある(?)山に名前をつけようと思う。

名は…

ザ・マウンテン!(そのまんまじゃねーか!)

チッチッチ、これにはちゃんとした理由があるのよ。

そもそもこの世界の山は名前がついてる確率がかなり低い!

だからシンプルな名前を付けてもかぶることがない!

それと、名前をイナイレの技にすることでクロスオーバーの概念(?)が達成できる!

これが理由よ!

 

ルメ「さて、看板を置いて、ザ・マウンテン…と」カキカキ

 

グレイ『主人、命名するの得意そうだね』

 

そうかしら?アンタとこの山のしか名付けてないけど?

 

グレイ『そうなんだ。僕は主人の初めてをもらったんだね!』

 

けしからん勘違いを生みそうな言い方はやめなさい。私はまだ処女よ。

 

グレイ『主人が下ネタ言ってるじゃん…』

 

……閑話休題。

 

私は看板を山道の入り口に立て、山に入っていく。

 

♪Deltarune-Field of hopes and dreams

 

辺りを見回す。どこをみても森。森、森、森、森、杜王町レディオー♪…やかましいわ。

 

たまにカサカサと音がするだけで特に変なものは見つからない。そう思っていると、グレイが話しかけてきた。

 

グレイ『主人、敵が近くにいるよ』

 

…知ってるわよ。これも作戦。わざと的に囲まれてるのよ。よーく覚えておきなさい。

 

グレイ『あ、なるほどね…よーく覚えておくよ』

 

よろしい。

さて、そろそろね。

 

ルメ「そろそろ出てきたらどう?敵さんたち」

 

ハンター「何!?バレてただと!?」

 

ハンター「まぁいい。逃亡者、発見!」スチャッ!

 

ハンターたちはショットガンを向けてきた。バズーカの次はそれね。しかも平然と幽霊である私が見えてるし。

 

ルメ「…吹っ飛ばしてやるわ!ハァァァッ!」ヒュゥゥ…

 

私は渦状に風を纏い、走り出す。

 

ハンター「動いたぞ、撃てー!」ダダダダッ!

 

ルメ「当たらないわよ!風神の舞!」ビュゥゥゥン!

 

そしてハンターたちの周りで風を起こし、吹き飛ばす。

 

ハンター「あーーーれーーー!」ピュゥゥゥ…

 

ハンターは 空の彼方へ 飛んでいく -ルメ・パンドラ

 

いい川柳ができたわね。

さて、調査を続けましょ。




…ルメはイナイレ要員?(技のみ)

次回もよろしくお願いします。


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未来から来た誰かさん

伏線伏線っと♪


sideルメ・パンドラ

 

しばらく山を調査するが、スイッチらしきものは見つからない。

 

ルメ「ハンターたちも集団でかかってきt「逃亡者、発見!」……風神の舞改!」ビュゥゥン!

 

私は敵を吹き飛ばし過ぎて進化した技で敵をまた吹き飛ばす。

 

ハンターたち「あーれーーー…」ピュゥゥゥ…キラーン☆

 

ハンターは 空の彼方へ 飛んでいく

どこへ行くのか 誰も知らない

-ルメ・パンドラ

2時間前に作った川柳を進化させて短歌にしたわ。なかなかいい出来ね。

 

ルメ「それよりも、スイッチは……ん?」

 

??「…………」キョロキョロ

 

山道に周りをキョロキョロ見ている少女がいた。

 

ルメ「何か探してるのかしら?」

 

??「…ん?あ。やべ」じー

 

ルメ「…私が見えてるの?」

 

??「ええ、見えてるわよ。"貴女は私だからね"」

 

ルメ「………は?」

 

どういうことなの?ルメ分かんない。

 

留美「私は未来から来た赤坂留美。とある事情で過去に来たのよ」

 

留美?私の名前と一文字だけ違うわね。

 

ルメ「未来って、何年後?」

 

留美「ええっと、2095年だから…」

 

……今なんて!?

 

留美「56年後ね。それがどうしたの?」

 

ルメ「あ、いや…えっと…なんか変な数字ね」

 

留美「私もそう思ってるわよ。日花さんを探してるのに、まさか前世に会うなんて…」ボソッ

 

ルメ「今なんて?」

 

留美「…なんでもないわ。それじゃあね、ルメ」ピュゥゥゥ…

 

留美は何故か教えてもない私の名前を呼び、"風を纏って空を飛んで行った"。…ツッコミ所多過ぎて意味わからないんだけど。

 

ルメ「…今のは忘れよう。さて、調査っと」スタスタ

 

一方、その頃…

 

sideアルカ・マリオ

 

アルカ「………ヒマね」

 

ルイス「そうですね…」

 

ハリー「なら調査すればいいじゃないか」

 

ジーノ「いやいや、リーダーはアルカで指示は待機だから仕方ないんだよ」

 

アルカ「さらっと私のせいにしてるわね…………ん?」

 

??「…………」ダダダー

 

ちょうど視界の隅で赤いパーカーを着た女性が走ってるのを見た。しかも私と全く同じパーカーを。あと赤い帽子をかぶっていた。どうやってそこまで分かったのかって?それは…

 

アルカ「アンタ、誰?」

 

??「………マジか…」

 

女性の目の前まで移動したからだ。

 

??「あ…あはは、ただの通行人ですよ…」

 

アルカ「いやいや絶対ありえないわよ。ここ山脈の奥地よ?」

 

??「ま、そりゃそうですよね……ということで、さよなら、"前世さん"♪」シュッ!

 

アルカ「………は?」

 

彼女は前世とか言い、消えてしまった。…今のは忘れよう。




………何これ?

次回もよろしくお願いします。


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鴨フラージュ

↑ダジャレです。


sideルメ・パンドラ

 

変な人に会って現実逃避した後、私はしばらく進み池に着いた。

 

ルメ「……?」

 

「…………」

 

なんか…池の中に少しだけ鳥の輪郭が見えるような…

 

ルメ「わっ!」

 

鳥を驚かす為に叫んでみる。すると…

 

「ガーガー!」バサッ!

 

池から突然鴨が現れた!

 

ルメ「まさか、鴨フラージュしてたの?なんつって…」テテッチー!

 

(やかましいわ!)

 

ヒラヒラ…

鴨はなにかを落としていった。ん?なんか書いてある。

 

『鴨の中にスイッチが紛れ込んでるヨ』

 

…どうやって書いたんだろ?不思議でたまらない。

ま、とにかく、探してみよ。

私は指先に風を溜める。

 

ルメ「エアーガン!」バンッ!

 

そしてそれを銃のように撃つ。

 

「ガーガー!」バサッ

「グワグワッ!」バサッ

 

今度は2匹鴨フラージュしてた鴨が飛んで行った。

(……ダジャレはもう気にしないでおこう)

 

そしてしばらく同じ作業を繰り返した。

 

ー数分後ー

 

ルメ「……ん?」

 

プカプカ…

気付いたら緑のスイッチが池の上に浮いていた。恐らく鴨に乗っけられてるわね。よし!

 

ルメ「宙に浮いてと。そーっと…」そーっ

 

私は宙に浮き、ゆっくりと鴨に近づく。そして…

 

ルメ「ほいっ!」サッ

 

「ガー?」

 

スイッチをサッと奪う。

 

ルメ「ポチッとな♪」ポチッ

 

ビビビッ!

どこかでそんな音がした。

 

ルメ「これで全部押されたのかしr『諸君、おめでとう!レベル2がクリアされた!』……え!?」

 

突然のどこからともなく流れてきたアナウンスに私は戸惑う。

 

『4つのスイッチが押され、新しいエリアが解放された!そこには絶対に捕まらない"無敵ゾーン"というものもある!このまま逃げ隠れるのもよし!新エリアに行き無敵ゾーンに籠るのもよし!さぁ、レベル3スタートだ!』プツッ…

 

…一体何レベまであるのかしら?

そんなことを考えながら、私は秘密基地に帰るのであった。

 

sideアルカ・マリオ

 

ジーノ「まさかスイッチを押すのがレベル2だったとはね」

 

ハリー「しかも今俺たちの目の前にあるブロックたちが…」

 

ルイス「レベル3からの新エリア…」

 

アルカ「…今日はここまでにして一旦帰るわよ」

 

ー秘密基地ー

 

アルカ「ただいま。みんな、帰ってきたかしら?」ガチャッ

 

アルミ「あ、お母さんおかえり。みんな帰ってきてるよ」

 

ルメ「……先輩」

 

アルカ「何、ルメ?」

 

ルメ「調査中に変な人に会いませんでした?」

 

変な人?

 

『前世さん♪』

 

………。

 

アルカ「まぁ、いたわね。アンタも?」

 

ルメ「はい、見た目や能力、名前が私に似てました」

 

アルカ「名前はなんなの?」

 

ルメ「赤坂留美だとか言ってましたね」

 

アルカ「留美…確かに似てるわね……どういうことなのかしら?」

 

ルメ「さぁ、分かりません…」

 

アルカ「うーん…あー!こんな話はもう辞め!結果報告をするわよ〜!」

 

ルメ「あ、はいー!」

 

変な人に会ったなんて忘れよう!




ついにレベル2クリア。

次回もよろしくお願いします。


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四角だらけの国

今回で110話ですね。
ちょうど桜咲く。の2倍の話数です。

偶々ですが、今回からレベル3です。それではどうぞ。


sideアルミ・マリオ

 

ー次の日ー

 

アルカ「今日は新エリアの調査をするわ。メンバーは…私、アルミ、ケーティ、ルメの4人ね。後のみんなはキノコ王国周辺をお願いするわ。それじゃ解散」

 

スタスタ…

 

アルカ「さて、3人とも、準備はできたかしら?」

 

アルミ「うん!」

 

ケーティ「できたよ、お母さん!」

 

ルメ「いつでもオーケーです」

 

アルカ「よし、じゃあ出発よ!」ガチャッ。

 

ー数分後、新エリアの入り口にてー

 

お母さんが連れてきた場所には、4色のブロックで出来た階段があった。どうやらここが新エリアの入り口らしい。

 

アルカ「さて、登って行くわよ」

 

スタスタ…

 

ー数分後ー

 

しばらく登り続けるが、奥が見えない。既に少し疲れてきた。

 

アルミ「この階段、どこまで続いてるんだろ…」

 

ケーティ「ハァ、ハァ、お姉ちゃん、もうダメ…」

 

アルミ「ほら、おぶってやるわよ」

 

ケーティ「うん、よいしょ」バッ

 

ケーティが私の背中に乗ったことで、さらに疲れやすくなる。早く終わらないかな、この階段。

 

ルメ「…そろそろ着きそうね」

 

アルミ「どこにですか?」

 

アルカ「階段の終わりよ」

 

アルミ「え…あ」

 

気付いたら階段が終わり、私たちは平地を歩いていた。ただ、雲なのか霧なのか分からないけど前がよく見えない。

 

ルメ「…ええい!吹き飛んじゃえ!」ピュゥゥゥ!

 

ルメさんは雲を風で吹き飛ばした。

…すごいパワーね。スカート履いてたら間違いなく捲れてたわ。ズボン履いててよかった…。

 

アルミ(ま、パンツを見る男性もここにはいないんだけどね)

 

ケーティ「わぁ…」

 

アルミ「ん?ケーティ、どうしたの?」

 

ケーティ「お姉ちゃん、前みて」

 

アルミ「え?おお……」

 

アルカ「いい景色ね…」

 

目の前にはブロックだらけの世界が広がっていた。しかし、自然を感じさせるいい景色だった。ここが新エリアなのね。

 

ルメ「ここは確か…スカイブロック?」

 

アルカ「ああ、マイン国の空のエリアね」

 

アルミ「マイン国?」

 

アルカ「国中がブロックで出来た国よ。住民や生物まで角角してるわよ」

 

ケーティ「へえ〜」

 

ルメ「ここが新エリアとは予想外だったわ」

 

アルミ「でも、敵の気配が「ヴヴゥ…」…え」

 

ゾンビ「うがー!」

 

ゾ、ゾゾゾゾンビ!?

 

アルカ「出たわね。ハッ!」ドゴッ

 

ゾンビ「ウゴッ」バタン

 

ゾンビはお母さんにストレートを入れられ、倒れる。

 

アルカ「しばらくすると消えるから大丈夫よ」

 

アルミ「は、はぁ…」

 

なんか、よく分からない所ね、ここ。

 

アルカ「とりあえず、進みましょう。ハンターがいたら来た方向を進むという事で」

 

アルミ「う、うん…」

 

さて、どうなることやら…




マ…マイクラ!?

このネタ、今日思い付きました。

次回もよろしくお願いします。


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例のアイツ

↑のセリフ
「ハァ〜」「ハッハ〜!」「ハ?」

…誰でしょうか?正解は後書きで!


sideアルミ・マリオ

 

アルカ「………」

 

ルメ「あ………」

 

アルミ「なにこの緑色の生物?」

 

前には角角した緑色の生物がおり、近づいてきている。

 

ケーティ「お姉ちゃん、嫌な予感がするよ…?」

 

アルミ「そう?」

 

生物はどんどん近づいてきた。何する気なのかしら?

 

?????「…シュゥゥ」

 

アルミ「え…?」

 

生物はチカチカ光り出した。そして…

 

アルカ「…ッ、オラァ!」ドゴッ!

 

?????「プスッ!」ピュゥゥゥ…

 

お母さんは生物を殴り飛ばし…

 

ドッガァァァン!

 

アルミ「!?」

 

ケーティ「ば、爆発!?」

 

生物は文字通り爆発した。今の何!?

 

ルメ「いやー、クリーパーは心臓に悪いですね…私に心臓は無いですけど」

 

グレイ『まぁ、幽霊だからね』

 

アルカ「はぁ…アルミ、ケーティ、今の生き物はクリーパーといって、後ろからこっそり近づいてきて爆発する危険生物なのよ。爆発する前に倒したら火薬が手に入るけど…とにかく、見つけたら素早く倒すか逃げるかしなさい。爆発に巻き込まれると結構痛いわよ」

 

ケーティ「うん、分かった!」

 

ケーティは納得したように頷くけど…

 

アルミ「…痛いだけで済むのってお母さんやルメさんだけじゃない?」

 

アルカ「そうかしら?4年も特訓してるんだから多少は耐えれるでしょ?」

 

アルミ「ま、まぁ、多分…」

 

アルカ「じゃあ問題ないわよ、進みましょ」スタスタ

 

ー数分後ー

 

少し、疲れてきたわね…

 

アルミ「ハァ…ハァ…「ハァ〜」…え?」

 

今、どこから声が?

 

ルメ「…あ、ここに村人がいるわね」

 

村人「ハァ〜」

 

場所的に街に近いのかな?

 

アルカ「あの…この辺に街ってありますか?」

 

村人「あっちにあるよ〜」

 

アルカ「分かりました、ありがとうございます。さぁ、行くわよ」スタスタ

 

そしてしばらく進むと、建物の形から住民までブロックで出来た街に着いた。お母さんは看板を読んで言う。

 

アルカ「ここはマイン国スカイブロック地方のシラ町みたいね」

 

ルメ「シラ、ですか?」

 

アルカ「ええ、スカイブロック地方には4つ町があって、ヴァルキリー、ハイピリオン、シラ、アストレーアの4つよ。この町は確かアーチャーが多いと聞いたわ」

 

アルミ「どうやってその情報を仕入れたの?」

 

アルカ「……私は特別捜査官よ?知らなきゃ捜査ができないのよ」

 

※アルカは実はマイン国に何度も訪れています。

 

村人「ハァ〜」

 

村人「ハッハ〜!」

 

村人「ハッ?」

 

村人「ハハ〜」

 

アルミ(ここの住民たちの口癖ってハァ〜なのかしら?)

 

※そうです。むしろ原作ではそれしか話せません。

 

アルカ「ま、とりあえず、調査を始めましょう!」

 

4人「おお!」




前書きの答え
マイクラの村人
ハァ〜語(なにそれ?)で話すやつらですね。

しかし、この世界では喋れます。

それと、町の名前は適当ではなく、マイクラのハイピクセルというサーバーのスカイブロックの4つの武器の名前です。それぞれ特化したステータスがあるんですよね。

あと、↑の要素(つまりハイピクセルスカイブロック)でラスボスが分かります。予想してみて下さい(難易度高いけどね)

次回もよろしくお願いします。


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一方、その頃…

ノーア視点です。

……きさらぎ駅って知ってますか?




sideノーア・???

 

アルミたちが新エリアを調査しに出かけた後、私とルイス、アドレーヌ、キノ太郎はキノコ王国の調査に出かけた。

 

ルイス「ここはキノコ市だから、しめじ町にでも行こう」

 

キノ太郎「本当は?」

 

ルイス「……久々に電車に乗りたい」

 

※カービィがいないため移動手段はバスや電車です。

 

アドレーヌ「でも、逃走中だし駅は閉まってるんじゃない?」

 

ノーア「いや、公共機関は動いてるみたいよ。駅の外には見張りがいるけど、入れば安全だわ」

 

アドレーヌ「なるほどね…」

 

ルイス「じゃ、行こう行こうー!」

 

ーピーチ城駅ー

 

とりあえず駅についた。見張りはどうしたのかって?灰にしたわ。

 

ノーア「えっと…しめじ町行きの切符を4枚っと。はい」

 

ルイス「あざっす。次の電車は…5分後だね」

 

ー5分後ー

 

『まもなくー、1番のりばに電車が到着します。黄色い線の内側までお下がりください』

 

ブォォォォォォォン…!

 

キノ太郎「さて、乗り込もうぜ」

 

スタスタ…

電車の中には何人か逃亡者であろう人たちがいた。

 

アドレーヌ「ふぅ、歩くの疲れた…」

 

アドレーヌは座りながらそういう。

 

??「…………(やばいよ〜、にっちゃんのお母さんが近くにいるよ〜、どうしよう…)」

 

近くにいるアドレーヌに似た人がなんか慌てているのに気がついた。

 

ノーア「あのー、どうしたんですか?」

 

??「へ?あ〜、なんでもないよ〜?」

 

ノーア「そうですか、話しかけてすみません」

 

??「いや〜別にいいよ〜」

 

なんかこの人、"語尾が伸びてる"話し方をするわね。

(桜咲くの人物だ!当ててみて!)

 

私はとりあえずその場から離れ、みんながいる席に戻る。

 

ルイス「おいノーア、外を見てみろよ」

 

ノーア「外?……うわ、いっぱいいるわね…」

 

外にはハンターがたくさんいた。キノコ市よりいるわよこれ。

 

アドレーヌ「うわ、私の家大丈夫かな?」

 

※アドレーヌとアドの家はしめじ町にあります。

 

アドレーヌがそう言っている時、アナウンスが流れてきた。

 

『まもなくー、きさr…しめじ町、しめじ町です。降り口は右側です。足元に気をつけてお降りください』

 

…ん?今、別の駅を言いかけなかった?

 

キノ太郎「…まさか、な」

 

ルイス「きさ…何今の?」

 

キノ太郎「お前ら…"きさらぎ駅"って知ってるか?」

 

アドレーヌ「いや、知らないわね…」

 

キノ太郎「きさらぎ駅は、かなり稀に到着する駅で、一度そこで電車を降りたら帰って来ることがほぼ無理なんだ」

 

ノーア「へー。じゃあ降りなければいいじゃん」

 

キノ太郎「それも難しい」

 

ルイス「どういうことだ?」

 

キノ太郎「きさらぎ駅は決まって終点なんだ。しかも、どういうことか電車から押し出されるような感覚に襲われるらしい」

 

アドレーヌ「随分詳しいわね…なんでそんなに知ってるの?」

 

キノ太郎「…お父さんとアルカさんが一度きさらぎ駅に行ったことがあるらしい」

 

ノーア「あー、なるほど。アルカさんなら普通に帰れそうね…。ところで、肝心の帰る方法は?」

 

キノ太郎「アルカさんが時を止めてからフルパワーで動きまくって空間に歪みを入れてから脱出したらしい」

 

ルイス「アルカさんらしい動き方だな…」

 

再びアルカさんの規格外さに驚く私たちだった。




…きさらぎ駅。
レベル○で登場。

次回もよろしくお願いします。


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ピエロの襲撃

問題です!それぞれどういう意味でしょうか?

1 ハァ〜。
2 ハァ〜。
3 ハァ〜。

アルミ「いやいや分かr「正解はー!」」

1 ため息
2 普通
3 深呼吸

でした!

アルミ「理解不能…」


sideボンゾー

 

???「レベル2をクリアされ、いずれここにも逃亡者が現れるだろう。ボンゾー、逃亡者らを手当たり次第皆殺しにしてこい。ただし、ここの住民は殺すな。これは"王"からの命令だ、分かったか?」

 

ボンゾー「仰せのままに、"大博士"…」

 

はっはっはっ、やっと僕の出番だね!

 

sideアルミ・マリオ

 

私たちは今シラの町の路地裏を歩いている。こういう所に敵がいたりするからだ。

 

アルカ「……強い人の気配がするわ。こっちに近づいてきてる」

 

ルメ「私が見てきます…」スタスタ

 

そしてルメさんが偵察に行こうとしたその時。

 

シュゥゥゥゥッ!

突然大量の風船が飛んできた!

 

アルミ「なにこれ…!?」

 

私は目の前に飛んできた風船を叩き割る。すると…

 

パァン!ドスッ!

 

アルミ「…かはっ!?」

 

ケーティ「お姉ちゃん!?」

 

中からガラスの破片のようなものが出てきて私に突き刺さった。

 

アルカ「どうやら殺傷力があるようね。ルメ!」

 

ルメ「はい!ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

お母さんは私を見てとっさに判断し、ルメさんは風船を吹き飛ばした。

 

????「ほぅ…風船のことはバレちゃったみたいだね」スタスタ

 

そこに、1人の男が現れた。

 

ルメ「ピエロ…?」

 

見た目はルメさんの言った通りピエロそのものだった。1つ違うといえばオレンジ色の杖を持っているこのぐらいだ。

 

ボンゾー「僕の名前はボンゾー。見た目通りピエロさ。…1つ付け加えるなら…」スッ

 

ボンゾーは杖を構え…

 

ボンゾー「殺しもする魔術師であることかな!」ボンッ!

 

…どこからともなく風船を飛ばしてきた!

 

アルカ「…時間停止!」

 

しかし、次の瞬間、風船は消えており、杖はお母さんの手元にあった。

 

アルカ「奪ったわよ!」

 

ボンゾー「え、どうやって?…ま、いいけどね!」スッ

 

ボンゾーは手を出す。すると杖はいつのまにか彼の手元に戻っていた。

 

アルカ「昔私が呪いの帽子をかぶった時、奪われても帰ってくるような感じのやつね」

(長いわ!)

 

ルメ「風斬!」ズバッ!

 

ボンゾー「ぐっ…!」

 

ルメさんが飛ばした攻撃はボンゾーに直撃する。しかし全く怯んでいない。

 

ボンゾー「はっはっはっ…僕は攻撃力は低いけど体力には自信があるんだ!(まぁ、こう見えても体力も弱い方だけど…)耐久戦で殺してあげるよ!」ボンッ!

 

そしてボンゾーは大量の風船を出してきた。狭い路地裏で戦うのはマズい…!

 

アルミ「……!超ブーストダッシュ!」ガシッ!

 

3人「え」

 

ダダダダダー!

 

私は咄嗟にお母さんたち3人を抱え、路地裏の外を目指した。




ボンゾー
マイクラのハイピクセルスカイブロックのダンジョンの第一階層のボス。ピエロのような見た目をしており、杖から殺傷力のある風船を出して攻撃する。

転生者も続々と登場します。

次回もよろしくお願いします。


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意外と弱い?

現在判明してる転生者
留美、日花、絵奈
……答え
ルメ、アルカ、アド
でした。
分かった人はいましたか?


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「ハァ、ハァ、なんとか表に出れた…」

 

アルカ「破片が刺さってたのに無茶しなさんな…」

 

ルメ「あ、ボンゾーが来ました!」

 

ボンゾー「はっはっはっ…僕から逃げれるとでも?」

 

アルミ「逃げる気は無かったけどね…」

 

ボンゾー「ま、いいさ。どうせここで死ぬんだからね!」ボンボン!

 

ボンゾーは大量の風船を飛ばしてきた。

 

ルメ「うざい風船ね…ハァァァァッ!」ギュィィン…

 

アルミ「…!?」

 

ルメさんはエネルギーで手を作り、それをグーの状態にする。あ、これはイナイレの…

 

ルメ「正義の鉄拳!」ギュィィン!

 

ボンゾー「ほぅ、跳ね返してきたか…」

 

ルメ「うおおおおおお!」ドゴォ!

 

ボンゾー「な……ガハッ!」ギュルルル!

 

ボンゾーはルメさんの正義の鉄拳を跳ね返された風船もろともくらう。

 

ボンゾー「ぐっ……僕の、負けだ…」シュッ…

 

そしてボンゾーは消え去った。

 

ケーティ「お姉ちゃん、怖かったよ〜…」

 

アルミ「大丈夫よ、もうルメさんが倒したから」

 

アルカ「体力には自信があるとか言ってたくせに…」

 

ルメ「あ、私イラついてたので本気でやってました」

 

アルカ「…なら納得がいくわね」

 

?????「…………」じー

 

アルミ「…ん?」チラッ

 

?????「………」サッ

 

今、逆さになってる悪魔がいたような……。

 

?????(あれはこの時代のアルミたちか。今はまだ子供のようだな。現在(コイツの元の時代)のアルミは善魔の僕にも勝てるぐらい強くなったんだ、これから強くなっていくだろう。……ま、今はとりあえずテンプス・タイムを探さないとな)バサバサッ

 

アルミ「……!?」

 

今明らかに角と翼が生えた人が飛んでったよね!?

……今のは忘れておこう。

 

ケーティ「お姉ちゃん、どうしたの?」

 

アルミ「え?…あ、いや、なんでもないわ」

 

その時、ノーアたちから通信が入った。

 

ノーア『現在しめじ町で調査中です、移動中きさらぎ駅へ行きそうになりました。電車の調査をお願いします、以上』ツー…

 

アルカ「きさらぎ駅ですって!?」

 

ルメ「今すぐ向かいますか?」

 

アルカ「ええ、そうしましょう。ルメ、頼んだわよ」

 

ルメ「はい!…ハァッ!」ビュゥゥン!

 

アルカ「2人ともしっかりつかまってなさいよ!」

 

アルミ「え?…うわあああああああ…!」

 

ピュゥゥゥ!

 

私たちは今、文字通り空を飛んでいる。ルメさんが風を操り、移動しているとのこと。

 

アルカ「すぐにシラ駅に直行よ!」

 

ー数分後、シラ駅ー

 

移動中お母さんはケーティにきさらぎ駅について教えた。そしてケーティはなぜか

 

ケーティ「なんかその駅かわいそうだね…」

 

と言っていた。私は分からなかったけど、お母さんは理解してそうな顔をしていた。

 

そしてなんだかんだで駅に着いた。

 

アルカ「さて、きさらぎ駅に着くまで止めれま1000やるわよ!」

 

アルミ「は、はぁ…」

 

きさらぎ駅の調査は変な方法で行われるのであった。




今回でた謎のキャラのヒント
脱獄者の逆襲!?の最終話で書いてあった死亡者はボーカロイドの名前である。そのどちらかが歌った曲に出てくる人は"逆さの悪魔"。さあ、誰だろうか?

次回はきさらぎ駅です、多分。

次回もよろしくお願いします。


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不思議な少女

名前命名シーンを出します。


sideアルミ・マリオ

 

私たちはしばらく電車でループしていた。

 

アルミ「お母さん、きさらぎ駅に着く条件とかあるの?」

 

アルカ「あるわよ」

 

ケーティ「なになに?」

 

アルカ「1つのグループ、つまり私たち4人以外全員この電車から降りることよ」

 

ルメ「そんな事って…あ、ありましたね」

 

アルカ「でしょ?アルミ、周りを見てみなさい」

 

アルミ「え?………誰もいない」

 

アルカ「つまり、もうすぐ着くのよ」

 

アルミ「え?ほんt『まもなく、終点のきさらぎー、きさらぎです。降り口は右側です』…マジか」

 

そして私たちはきさらぎ駅に降りた。

 

????「…………」シュッ…

 

ーきさらぎ駅ー

 

駅の構内ははっきり言って不気味だった。看板の文字が化けてるし、駅の外は歪んでるし、空は真っ暗。明かりは点滅している蛍光灯だけの、そんな空間。

 

アルカ「さて、ここに来たのも何回目かしら?」

 

アルミ「え、お母さん何回もここに来てるの!?」

 

アルカ「ええ、年に2、3度来てるわよ」

 

ケーティ「お母さんすごーい!」

 

アルカ「でしょ?とにかく、何が隠されているものとかないか調査するわよ」

 

ルメ「うっ……」

 

アルミ「ルメさん、どうしたんですか?」

 

ルメ「この辺りを彷徨ってるタマシイが…多すぎるのよ…だから幽霊である私に負担がかかってるのよ…」

 

アルカ「多すぎる?つまり迷い込んだ人が多かったのかしら?でも、それだと死体とかあるはずだし…原因不明ね」

 

…!まさか…

 

アルミ「…誰かが意図的に迷い込ませてるとか?」

 

アルカ「…あ!それありえるわね。流石アルミね、名推理だわ」

 

アルミ「えへへ〜」

 

ケーティ「…………ねぇお姉ちゃん」

 

アルミ「ん?どうしたのケーティ?」

 

ケーティ「あそこに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…私より小さい女の子がいるよ?」

 

3人「………え?」

 

女の子!?

私は慌ててケーティが指差した方を見る。

…いるわね。藍色の髪をした青い服を着ている少女が。

 

アルミ「というか、ずっとこっちを見てるような…」

 

アルカ「アンタたちはここでまってて。私が呼んでくるわ」スタスタ

 

お母さんは少女の所へ歩く。

 

少女「………?」

 

アルカ「どうしてここにいるの?お名前は?」

 

少女「な…まえ…?」

 

アルカ「そう、名前」

 

少女「…ないの」

 

アルカ「え…?」

 

少女「わたし…なまえ、ないの。おやもいないの」

 

アルカ「親も…?どういう事?」

 

少女「わたしね、あのね…タマシイからうまれたんだ」

 

アルカ「タマシイから…?」

 

少女「うん。タマシイがあわさってね、びかーってひかって、わたしがうまれたの」

 

アルカ「(タマシイが合体して変異した結果この娘が?空間が歪んでいるきさらぎ駅だからありえたのかしら)……じゃあ、何歳?」

 

少女「うまれたときからよんさい…かな?」

 

アルカ「なるほどね…じゃあ…私が名前を付けてあげる」

 

少女「なまえを…?」

 

アルカ「そう。アンタの名前は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…アオイ。アオイ・マリオよ」

 

アオイ「アオイ…?」

 

アルカ「そう。よろしくね、アオイ」ナデナデ

 

お母さんは、アオイと名付けた不思議な少女の頭を撫でた。アオイの顔はパァっと明るくなり…

 

アオイ「うん!よろしくね、おかあさん!」ギュッ!

 

嬉しそうな顔でお母さんに抱きついた。

 

????「…………」スッ…




マリオ家の家系図
アルカ・マリオ 母親
アルミ・マリオ 長女
ケーティ・マリオ 次女
アオイ・マリオ 三女
…子供達の血が全く繋がってない件について。

次回もよろしくお願いします。


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魔術師スカーフ

再び敵登場。


sideアルミ・マリオ

 

アルカ「この娘、引き取ることにしたわ」

 

アオイ「よろしく!」

 

アルミ「ふふっ、お姉ちゃんよ♪」

 

ケーティ「わ、私もお姉ちゃんだよ♪」

 

アオイ「よろしくね、おねえちゃんたち!」ニコッ

 

アオイは可愛い笑顔でそう言ってきた。

 

2人(癒される…)

 

と、その時。

 

????「いい時間を過ごしている時にすまないが、ごきげんよう」

 

ルメ「……誰よアンタ。まさか電車の運転手?」

 

スカーフ「その通り。僕は運転手をしていた魔術師、スカーフだ。意図的にこのきさらぎ駅に連れ込んだ逃亡者を皆殺しにしている」

 

アルカ「…へぇ。だからタマシイが多すぎるのね」

 

スカーフ「そうそう。それと…殺されるのは君たちもだよ?」スッ

 

スカーフは魔法の杖みたいなものを出し…

 

スカーフ「出でよ!我が傀儡よ!」ボンッ!

 

「うがーー!」

 

ゾンビを何体か召喚した。

 

アルミ「って召喚!?」

 

ルメ「風斬!」

 

「ぐぅっ…」

 

アルミ「ファィアパンチ!」ドゴッ!

 

「ぐぉぉぉ!」フッ…

 

スカーフ「ほう、あっさりやられてしまったか。では…これならどうだ!!」ボボンッ!

 

「うがーー!」

 

今度は20体ほど召喚してきた。

 

ケーティ「こうなったら私も戦う!ハァッ!」ザクッ

 

ケーティは持っていたナイフでゾンビにダメージを与えた。

 

アルカ「フッ、ハッ!」ドゴドゴッ!

 

「うごぉお!」

 

スカーフ「ふっ、苦戦してるようだね…」

 

アルミ「うっさいわね…!極爆熱スクリュー!」ドッゴォン!

 

「うぉぉぉぉぉぉ…」フッ

 

私は怒ってゾンビ共を一掃した。

 

スカーフ「さて、ウォーミングアップはここまでにしようか。ハッ!」シュッ!

 

スカーフは黒い髑髏を飛ばしてきた。

 

アルカ「………ッ!」サッ

 

それをお母さんがかわす。

 

スカーフ「1発目はかわしたか。これならどうかな!ネクロの術!」

 

その次の瞬間、大量の髑髏の弾幕が私たちを襲ってきた。

 

アルミ「……時間停止!(味方以外)」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

私は咄嗟に時を止めた。

 

アルカ「ナイスタイミングよ、アルミ!」

 

ルメ「このまま弾幕をスカーフに向けるわよ!」

 

アルミ「了解!」

 

ー数分後ー

 

アルカ「…ふぅ、これでオーケー。再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

スカーフ「………なっ!」

 

ドッガァァァン!

 

髑髏の弾幕はスカーフに命中し、爆発する。

 

スカーフ「ぐっ…負けるわけには…「あ、おもいだした!」…?」

 

アオイ「このひとだ!わたしのぜんせたちをころしたの…ゆるさない!」ギュォォォォォ!

 

突然アオイの周りから凄まじいパワーが溢れ出す…!

 

4人「!?」

 

スカーフ「何をする気だ!?」

 

アオイ「ころしたひとたちのうらみをしって!…ソウルブラスター!」ギュォォォォン!

 

スカーフ「グァァァァァッ…!」シュッ…

 

スカーフは巨大な光線とともに消え去った…。

 

4人(強すぎでしょ!?)




スカーフ、登場してすぐに倒される。

次回もよろしくお願いします。


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きさらぎ駅の秘密

言い忘れてましたが、スカーフはハイピクセルスカイブロックのダンジョン第二階層のボスです。




sideアルミ・マリオ

 

アオイ「……ふぅ、これでかたきはうったよ!」

 

アオイはガッツポーズをした。

 

アルカ「あはは…アオイ、凄いわね」

 

アオイ「うん!」ニコッ

 

お母さんは褒めてはないような言い方で言うが、アオイはそれに気付かず、眩しい笑顔を見せてきた。癒される…

 

ルメ「……あれ?タマシイが…減った?」

 

アルミ「恐らくアオイがスカーフを倒したからでしょうね」

 

ルメ「なら良いけど…」

 

アオイ「…あ!おかあさん、みせたいものがあるの!」

 

アルカ「なになに?何を見せたいの?」

 

アオイ「ついてきて!」テクテク…

 

ケーティ「お姉ちゃん、何だろうね?」

 

アルミ「さぁ…?」

 

私たちはアオイについて行った。

 

ーアオイの部屋ー

 

アオイ「ここでわたしはねてるの!」

 

アルカ「…凄いわね」

 

アオイが見せたのは彼女の部屋だった。4歳の子供に相応しいおもちゃがいくつかあり、小さなテレビ、ベットまであった。

 

アルカ「アオイ、誰がこれを持ってきてくれたの?」

 

アオイ「うーん…わかんない!」

 

アルミ「分からない?」

 

アオイ「わたしがうまれたとき、もうこのへやがあったの!ぜーんぶしんぴんだった!」

 

ルメ「しかも全部新品?…誰かが意図的に置いたのかしら?」

 

アルカ「………?これは…何か書いてあるわね」

 

アルミ「え?どれどれ?」

 

お母さんは紙を見せてきたが、よく分からない記号で書かれていた。

 

アルカ「これはウィンディングね。読むわよ…『ここにアオイが生まれたら、アルカが来るまでここにすませて下さい。日花より』……私のことを知ってる?」

 

アルミ「日花って…誰?」

 

アルカ「分からないわ。とにかく、私が来るまでって書いてあるし、未来予知でもできるのかもしれないわね」

 

(未来予知どころか、未来人なんだけどな!しかもお前の転生の!)

 

アオイ「おかあさん、よみおわった?」

 

アルカ「ええ、終わったわよ。そろそろ帰りましょ?」

 

アオイ「かえる?おかあさんのいえに?」

 

アルカ「そうよ」

 

アオイ「わかった!でも…ここにあるものは?」

 

アルカ「また来た時に持っていくわ。さて…時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

お母さんは時を止め…

 

アルカ「ハァァァァァァァァァッ…オラァ!」シュッ!

 

エネルギーを思いっきり貯め、パンチをした。すると…

バリィン!

 

アルミ「え!?」

 

空間が文字通り割れた!

 

アルミ「…ふぅ」

 

アオイ「わー!おかあさんすごいすごーい!」

 

アルカ「でしょ?さて、帰るわよ」スッ

 

お母さんは空間の割れ目に入っていく。

 

アルミ「突入!ハァァ!」スッ…

 

ー外ー

 

アオイ「わぁぁぁ…!」キラキラ

 

アオイは周りの景色に目をキラキラさせている。そりゃ始めて外に出たから分かるわね。

 

アルカ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

ケーティ「帰るよ、アオイ」

 

アオイ「うん!おねえちゃん!」ダキッ

 

アオイはケーティに抱きつく。

 

アルミ「ふふっ、可愛い妹たちね」

 

血は繋がってないが可愛い妹たちに癒される私であった。




アルミ…12歳
ケーティ…8歳
アオイ…4歳

※これ以上アルミに姉妹や兄弟は増やしません、安心して下さい。

次回もよろしくお願いします。


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え、食べたことないの!?

UA2000突破!!ドンドンパフパフ〜!
1000突破したのが70話ちょっとだったので見てくれた人が増えてるという事ですね。嬉しいです!

アルミ「これからもよろしくね!」


sideアルミ・マリオ

 

ー秘密基地ー

 

アルカ「ただいまー」ガチャッ

 

ノーア「あ、おかえりです、アルカさん」

 

ルメ「あ、帰ってきてたのね」

 

ルイス「特に何もありませんでしたね」

 

……なんかデジャヴ?前同じようなこと起きなかった?

 

アオイ「わぁー…すごーい!」

 

アドレーヌ「ん?この子は?」

 

キノ太郎「まさか…」

 

アルカ「この子はアオイ。きさらぎ駅で生まれた子よ。……拾ってきたわ」

 

ルイージ「Oh…」

 

「……My god…」

 

アオイ「おねえちゃん、なんでみんなびっくりしてるの?」

 

アルミ「……アオイが可愛いからよ」ナデナデ

 

アオイ「えへへ〜」

 

「可愛いのは事実だけど違うだろ!アルカ、説明しろ説明!」

 

アルカ「はいはい。この子は…

 

ーただ今説明中ー

 

…ということなの。ドゥーユーアンダースターン?」

 

ノリオ「理解はしましたけど…」

 

キノピオ「きさらぎ駅ってそういう所だったか?タマシイが合体って…」

 

アルカ「ま、納得できなくてもアオイはケーティ同様私の娘だから」

 

「は、はぁ…」

 

みんなお母さんに溜息をつく。ま、お母さんらしいといえばそうね。

 

アルカ「さて、そろそろ晩飯にしましょ。解散ー」

 

ルメ「あ、はは…」

 

ルメさんは苦笑いをするしかなかったようだ。

 

ー晩飯ー

 

アルミ「お、今夜はラザニアのようね♪」

 

ケーティ「美味しそう!」

 

アオイ「……おねえちゃん」

 

アルミ「どうしたの?」

 

アオイ「これ、なににつかうの?」

 

アルミ「え?食べるけど…」

 

アオイ「?」

 

アルカ「まさか…食べたことがないの?」

 

アオイ「うん!いつもタマシイのちからでいきてたから、たべるってわかんない!」

 

アルカ「なるほどね…じゃ」コトッ

 

お母さんはスプーンでラザニアを一口取ると、

 

アルカ「アオイ、あーん」

 

アオイにあーんをすることにした。

 

アオイ「あーん…」パクッ

 

アオイはスプーンを頬張り、もぐもぐ食べる。

 

アルカ「どう?美味しい?」

 

アオイ「うん!おいしい!たべものっておいしいんだね!」パァァ

 

アオイはどうやら気に入ったようだ。

 

アルミ「私も食べよっと」パクッ

 

ん、お母さんのラザニアは美味しいわね。

 

その後、アオイは4歳が食べるような量じゃないほど食べた。すごい食欲に私は驚くのであった。

 

ー数時間後ー

 

アルカ「おやすみ、3人とも」

 

アルミ「おやすみ」

 

ケーティ「おやすみ♪」

 

アオイ「おやすみー!」

 

私たちはそれぞれのベットに入る。

 

アルミ「ふぁー……ん?」

 

もぞもぞ

何かが布団の中で動いているから(布団を)取ってみる。すると中には

 

アオイ「おねえちゃん、いっしょにねよ?」

 

アルミ「…ふふっ、いいわよ、おやすみ」

 

アオイ「うん、おやすみおねえちゃん!」ギュッ

 

アオイは私に抱きつく。そして数分後すぐに寝た。私も眠くなっていき、眠りについた。

 

アルカ(ふふっ、気持ち良さそうな寝顔ね♪)ガチャッ

 

その光景をアルカはずっと見ていたのであった。




アオイは好物がラザニアになった!

次回もよろしくお願いします。


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大博士

原作の問題
ウール・タイムの父親は?
分かった人はコメントお願いします!


sideアルミ・マリオ

 

ーマイン国ー

 

今日もマイン国に調査にきた。メンバーは私、ルメさん、ノーア、アドレーヌだ。

 

ノーア「本当にブロックだらけね」

 

アドレーヌ「骨格どうなってるんだろ…」

 

アルミ「アドレーヌ、それを言ったら止まらなくなるわよ」

 

アドレーヌ「…あ、うん」

 

ルメ「確か、あそこの路地裏でボンゾーに襲われたわね…」

 

アルミ「そういえばそうですね。あそこに何かあるんじゃないですか?」

 

ルメ「そうね、行ってみましょう」

 

ー路地裏ー

 

ノーア「暗い暗い、でもI'l not cry♪」テテッチー

 

ヒュゥゥゥ…(寒い風)

 

アルミ「…………」しらー

 

ノーア「あ、あれ?みんな止まった?」

 

アドレーヌ「ノーア、それは面白くないよ…」

 

ノーア「あはは…物理的に寒くなってない?」

 

ルメ「十中八九アンタがかぶってる帽子のせいでしょうね」

 

ノーア「そうですかね?えっと……"歩道"で閃きなーる"ほどう"!」テテッチー

 

ゴォォォォ…(もっと寒い風)

 

アルミ「」カチーン

 

アドレーヌ「さ、寒い…」

 

ルメ「ノーアにダジャレを言わせるのは禁止ね…」

 

ノーア「おお、アルミが凍った」

 

ボォォォ…!

 

アルミ「ハァ、ハァ、寒すぎるわよ!」

 

私は中から火で氷を溶かした。

 

ノーア「ゴメン。さて、行こう行こうー!」スタスタ

 

ルメ「あはは…(苦笑い)」

 

アドレーヌ「あ、待ってー!」

 

アルミ「ノーア、あとで覚えてなさい…」

 

私は少しムカつきながらノーアたちについて行った。

 

ー数分後ー

 

ルメ「…………」

 

アドレーヌ「…」

 

ノーア「………」

 

アルミ「…何、このあからさまに怪しい建物?」

 

路地裏の奥の方に、どこからどう見ても怪しい建物があった。

 

ルメ「ちょっとここで待ってなさい」スゥゥ

 

アルミ「すり抜けた!?」

 

ルメさんは建物のドアをすり抜けた。幽霊だからできるのかしら?

 

ドゴッ、ドガッ…ドガーン!

 

アドレーヌ「な、何してるんだろ…」

 

ノーア「ルメさんは幽霊だから死なないけど…心配ね…」

 

アルミ「壁に耳をつけて中の様子を…「ドガーン!」…うわっ!?」

 

壁に耳をつけようとした瞬間、建物のドアが吹き飛んだ。

 

???「フハハ…貴様らがそこにいるのは分かっている。さっさと入ってこい!」

 

アルミ「………誰よ、アンタ!」

 

ルメ「アイツは大博士、さっきのデカい音はコイツの仕業よ」

 

大博士「おっと、そこの幽霊さん、それ以上喋るのはやめてもらおうか」シュッ

 

大博士は壁から光線銃みたいなものを出し…

 

ノーア「…ッ!アイスガード!」パキッ

 

ドガーン!

 

極太光線を放ってきた!

 

アドレーヌ「え、ええー!?」

 

ルメ「当たったらひとたまりもないわね…」

 

大博士「なーに、これはまだ準備運動だ。さぁ…君たち逃亡者はこの私が仕留めてくれよう!」

 

アルミ「…燃やしてやるわ!」




大博士
ハイピクセルスカイブロックのダンジョンの第三階層のボス。スカーフの先生でもある。

次回もよろしくお願いします。


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vs大博士

前回の答え
テンプス・タイム
タイム恋愛終盤で名前だけ出てきてます。


sideアルミ・マリオ

 

大博士「まず、コイツらを倒してもらおうか?」ピッ

 

ウィィィン…ガチャッ!

4つの端っこから一個ずつ変な生物が入った水槽が出てきた。

 

アドレーヌ「なに、アレ…」

 

アルミ「ハリセンボンみたいに見えるわね…」

 

ルメ「あれはガーディアン。目からビームを出す生物よ」

 

ノーア「え、ビーム!?」

 

大博士「確かにコイツらはガーディアンだ。だが、この私が改造したガーディアンたちだ!…ゆけっ!」ピッ

 

バリィン!

ガラスは割れ、水が溢れると同時にガーディアンたちが襲いかかる!

 

ガーディアン「ビビビィッ!」

 

ルメ「1人一体ずつ倒しなさい!」

 

アドレーヌ「え、ええー!?」

 

ノーア「やるしかない…ヘイルストーム!」パッキィン!

 

アルミ「極爆熱スクリュー!」ドッゴォン!

 

私とノーアはそれぞれガーディアンに少しダメージを与える。

 

ルメ「空気爆弾!」ドガーン!

 

ガーディアン「ビビッ…ビー!」ビカァ!

 

アドレーヌ「ビームが来る!?うー…ガード!」

 

シュゥゥ…

 

アドレーヌはガーディアンのビームを間一髪でガードする。

 

アドレーヌ「危なかった……ミサイル!」ドゴドゴドゴ!

 

アルミ「…ノーア!」ドゴッ

 

ノーア「なによ、アルミ!」ドゴッ

 

アルミ「2人で連携攻撃しない!?」ドゴッ

 

ノーア「…いい考えね、乗った!」ドゴッ

 

アルミ「行くわよ!ファィアボール!」ボォォォ!

 

ノーア「アイスボール!」ピキィィ!

 

ガーディアン「ビィィ…」

 

アルミ「トドメよ!炎突!(何故か知ってる)」ボォォ!

 

ノーア「冷突!(お前もかよ!)」パキィ!

 

ガーディアン「ビビビィ…」フッ…

 

大博士「ほう、一気に2体倒したか。だが甘い!」

 

シュゥゥ…!

 

ガーディアン「ビビビィッ!」

 

アルミ「な……!?」

 

ノーア「復活した…!?」

 

大博士「4体とも同時に倒さなければ無意味なのだ!」

 

ルメ「厄介な敵ね。…アルミ、ノーア!力を貸しなさい!」

 

アルミ「は、はい!」

 

ノーア「何すればいいですか?」

 

ルメ「アルミは私の右で火を出し続け、ノーアは私の左で氷を出し続けて!……ハァッ!」ギュルル…

 

アドレーヌ「私は…えーと…ミサイル!」ズドドド

 

アドレーヌは私たちが攻撃されないように牽制することにしたようだ。

 

アルミ「ハァァァァッ!」ボォォォ!

 

ノーア「うおおおおお!」パキィィ!

 

ルメ「……チャージ完了!くらいなさい…」ギュルル…!

 

ルメさんは火を纏った風の球と氷を纏った風の球をぶつけ合う。

 

ルメ「消し飛びなさい!…陽風陰風!」ビュゥゥゥン…!

 

大博士「な…なにぃ…!?」ピュゥゥゥ!

 

ガーディアン「ビィィィ…!」ピュゥゥゥ!

 

ガーディアンと大博士は空の彼方へ飛んで行った。

 

アルミ「勝った…んですかね?これ」

 

ルメ「敵は逃したけど、勝ちなんじゃない?」

 

大博士との戦闘は、私たちの勝ち(?)で終わるのであった。




4体同時ガーディアンを倒さなきゃいけないという要素は原作から持ってきました。

次回もよろしくお願いします。


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首謀者の手がかり

原作の問題!
アルカが通ってた学校は?
答えはコメント欄でお願いします!


sideアルミ・マリオ

 

ゴソゴソ、ガサガサ。

 

大博士をガーディアンごと吹っ飛ばした後、私たちは研究所を調査していた。

 

アドレーヌ「…?」

 

アルミ「アドレーヌ、どうしたの?」

 

アドレーヌ「これ、見て…」

 

アルミ「…『王からの命令』?…ルメさん、これ」

 

ルメ「王って誰のことかしら?とりあえず読んでみるわよ。えっと…『大博士に伝える。キノコ王国から侵入してきた住民を殲滅せよ。犯罪ワールドの恨みを晴らすのだ』……犯罪ワールドですって!?」

 

ノーア「犯罪ワールドって、確かミールさんが育ったところですよね?」

 

ルメ「ええ、そしてアルカ先輩たちが支配者であるダーククッパを倒し、犯罪ワールドは消え去ったのよ。…でも、何故犯罪ワールドがここに…」

 

アルミ「…王ってやつがダーククッパの知り合いだったりして?」

 

ルメ「…そうかもしれないわね。他に手がかりがあるかも知れないわ。調査を続けましょう」

 

そしてまた数分後、私はとある紙を見つけた。私はそれをルメさんに見せた。

 

ルメ「どれどれ…『大博士を倒した者へ』…!?」

 

ノーア「まさか…大博士が倒されるのは知られていた!?」

 

ルメ「読むわよ…『大博士を倒した者たちに試練を与える!この紙を読んだ1分後、君たちはとある戦場に送られるだろう!そこで私と戦うがいい!ソーンより』…ソーン?」

 

アルミ「また敵ですか?」

 

ルメ「絶対そうでしょうね。それに…」フッ

 

アドレーヌ「え、ルメさん…?」

 

ノーア「消えた…!?」

 

アルミ「…!みんな、すぐにこの紙を読むわよ!」

 

アドレーヌ「う、うん!」

 

ノーア「私たちも同じところに送られるのかしら?」

 

アルミ「そんなことより、読みなさい!」

 

ノーア「え、ええ…読んだわよ」

 

ー1分後ー

 

アルミ「そろそろね…」フッ

 

ー闘技場ー

 

私たちが送りこまれたのは、広い闘技場だった。

 

ルメ「みんな、来たのね」

 

???「おお!あと3人参加者が増えたみたいだね!」

 

アルミ「…でかいイカね…」

 

空中には、巨大なイカのようなヤツが浮かんでいた。

 

ソーン「私はソーン!見ての通りイカの幽霊なのさ!そして、君たちの試練の相手でもある!」

 

ノーア「試練ね…」

 

ソーン「そう、試練!今から君たちには…」ビカァ!

 

4人「……っ!?」

 

突然周りから眩しい光が放たれる。そして…

 

「グルルル…」

 

大量の白い狼が私たちを囲んでいた。

 

ソーン「このソウルウルフたちと戦ってもらおう!」

 

「ワォーン!」

 

ルメ「とんでもない数と殺気ね…」

 

アルミ「1匹1匹の力が強そうですね…」

 

ソーン「さあ、試練、始めぇ!」ゴーン!

 

「グロォォォウ!」

 

ソーンの号令とともに、狼たちは襲いかかってくるのであった。




連戦!

次回もよろしくお願いします。


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カ オ ス な 戦 い

前回の答え
勉強するとこ学校
…これ知ってた人はMula上級者です!


sideアルミ・マリオ

 

「ウルォォォォウ!」ドッ!

 

ルメ「…召喚、グレイ!」

 

ルメさんは突然そう言う。すると…

 

ギュゥゥン…!

 

3人「!?」

 

グレイ「僕の出番のようだね、主人!」

 

ルメ「ええ、手伝いなさい!」

 

グレイ「了解!」

 

ルメさんの中から灰色のハートが出てきて、灰色の人型生物になった!

 

アルミ「ルメさん、誰ですか、その人!?」

 

ルメ「彼はグレイ。私の…式神みたいな人よ」

 

ノーア「は、はぁ…」

 

アドレーヌ「いつのまに…」

 

「ガルルルル…!」

 

ルメ「おっと、どうやら喋ってるヒマはないよう…ねっ!」ドゴッ!

 

「キャンッ!」

 

…確かにそうね。

 

アルミ「ファィアパンチ!」ボォォォ!

 

ノーア「アイスパンチ!」パキィィ!

 

アドレーヌ「えーと…普通のパンチ!」ドゴォッ!

 

「キャゥン!」ボォォォ!

「」カチーン

「ギャフン!」ベゴッ!

 

…今アドレーヌが殴った狼から出ちゃいけない音が出たような気が…

(アドレーヌのパワーは3人の中で一番強いため、気のせいではない)

 

ソーン「…そろそろかな?」パチン!

 

ソーンは指(触手?)を鳴らすと、戦場の真ん中にクマが現れた。

 

ソーン「コイツはソウルベア。高い攻撃力と体力を持つ!」

 

「グォォォォォォオ!」

 

ルメ「狼と一緒にクマも…!」

 

グレイ「ハァァァァッ!」シュルルルルル!

 

「グッ?…グォォォォォォオ!」ブチッ!

 

グレイさんは腕を伸ばすが、クマはそれを千切ってしまった!

 

グレイ「まずい、千切られた!」

 

アルミ「援護します!ファィ…」

 

「ガルルルル!」ガブッ!

 

アルミ「…痛っ!?」

 

クマに向かってファィアボールを放とうとしたその時、私は狼に噛み付かれた。

 

アルミ「ぐっ…離し…なさい!」ブンブン

 

「グルルルル!」ガブガブ

 

腕を振り回しても取れる気配はない。

 

アルミ「……なら!うおおおおおお!」ダッ!

 

「ガルッ!?」

 

「グォッ!?」

 

私は狼を腕に噛み付かせたままクマに向かって突進する。

 

「グォォォォォォオ!」ブンッ!

 

クマは攻撃してきた。が…

 

アルミ「その為のコイツよ!」サッ

 

「ワゥ!?…ギャフン!」ドガッ!

 

噛み付いてた狼を盾にし、狼に顔面にクマの拳がクリーンヒットした。

 

「グォォォォォォ…」

 

クマは狼に対し申し訳なさそうな顔をする。

 

アルミ「…今よ!ハァァァァァァァァァッ!」ボォォォ…

 

「グォッ!?」

 

アルミ「…フレアドライブ!」ドッゴォォ!

 

私は火を纏い、クマに突進した。

 

「グォォォォォォオ…!」メラメラ…

 

結果、攻撃は当たり、クマは燃やされた。

 

アルミ「ハァ、ハァ…ん?」

 

クマは消え去ったのだが、そこに何かが落ちていた。

 

アルミ「……弓矢?」




ソーン
ハイピ(ry の第四階層のボス。原作では巨大なガスト(レストランじゃないぞ)の姿をしている。

次回もよろしくお願いします。


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幽霊退治!

原作の問題
アルカは何歳?(生きていた時)




sideアルミ・マリオ

 

アルミ「…弓矢?」

 

グレイ「…どこかに撃ってみたら?」

 

アルミ「じゃあ…ソーン!くらえ!」ヒュン!

 

私はソーンに向かって弓矢を放った。

 

ソーン「フン、私に飛び道具は効かな…ガハッ!?」ドスッ

 

アルミ「…効いてるわね」

 

ソーン「グググ…何故だ!?」

 

アルミ「この弓矢だからじゃ…あれ?無くなってる」

 

ソーン「どうやって攻撃が当たったかは知らないが、もう当たらないと思うがいい!行けっ、ソウルウルフ!」

 

「ウルォォォォウ!」

 

ソーンは怒ったのか、狼をもっと召喚してきた。

 

ノーア「増えた!?」

 

アドレーヌ「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ!

 

「…ゎぅーん!」ドゴッ

 

ルメ「………ねぇソーン」

 

ルメさんはソーンに話しかけた。

 

ソーン「…なんだ?」

 

ルメ「この狼たちじゃ私たちは倒せないわよ?もっと強いヤツ、うーん…例えばクマとか出せばー?」

 

…ああ、なるほど。煽ってるわね。

 

ソーン「ムゥッ…そんなに死にたいならソウルベアを大量に出してやる!行けっ!」

 

「グルルルル!」

 

ソーンはクマを大量に(と言っても3体だけ)出してきた。

 

アルミ「…ノーア!」

 

ノーア「ええ!行くわよ!」

 

アルミ「バーニング…!」ボォォォ!

 

ノーア「…アイシクル!」パキィィ!

 

私たちは燃える氷(どういう原理かは知らない)をクマたちに飛ばし、クマたちはそれに当たり消え去る。

 

「グルォォォ…」ポトッ

 

ノーア「…あ、弓矢が3本も」

 

グレイ「1本貸してくれ」

 

アルミ「…どうぞ」

 

私たちは3本の弓矢をソーンに構えた。

 

ソーン「…ふん、2度も当たると思うな!」

 

アルミ「2度じゃなくて…」

 

グレイ「…4度…」

 

ノーア「…当たるわよ!」

 

ヒュン、ヒュン、ヒュン!

 

私たちはほぼ一斉に弓矢を放った。

 

ドスドスドスッ!

 

ソーン「ぐっ、ぐはっ、ぐわぁぁぁっ!」

 

弓矢は3本ともソーンに命中した。

 

ソーン「こ、この…このソーンが…そのソーンがぁぁぁぁ!」フッ…

↑DIO風

 

「ウ…ワウ?」

 

ソーンは消え去り、その瞬間狼たちの攻撃が止んだ。

 

アルミ「…洗脳でもされてたのかしら?」

 

ノーア「恐らくそうね…」フッ

 

アルミ「あれ?ノー」フッ

 

ー研究所ー

 

フッ。

 

ルメ「戻ってきたわね」

 

アドレーヌ「…連戦で疲れましt『おめでとう!レベル3がクリアされた!』…え!?」

 

『次はいよいよ最後のレベル!範囲は変わらないけど、ハンターは倍になるぞ!がんばって逃げるがいい!』プツン

 

アルミ「レベル4…最後か…」

 

ノーア「アルミ、頑張りましょう!」

 

アルミ「…もちろん!」




次回もよろしくお願いします。


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アオイとケーティ

前回の答え
16歳
幽霊だった時を含めると19歳です。

「帰るまでが遠足だぞ!」って先生とかによく言われるじゃないですか。
……何故でしょうかね?


sideアルミ・マリオ

 

ー秘密基地ー

 

アルミ「ただいもー」ガチャッ

 

アルカ「おかかえりー」

 

ノーア「……?」

 

アルカ「レベル3クリアお疲れ様」

 

アルミ「いやー、疲れたー」

 

ルメ「先輩、アルミの腕が噛まれてます。大丈夫なのでしょうか?」

 

アルカ「何に噛まれたの?」

 

アルミ「狼」

 

アルカ「…どんな戦いをしたのよ、ハァ…。とりあえず見せなさい」

 

アルミ「はい」スッ

 

私はパーカーの袖をめくって噛まれた部分を見せる。

 

アルカ「うわ…出血してるわね。なんで気付かなかったの?」

 

アルミ「…パーカーの色?」

 

アルカ「いやいや、色の濃さが違うでしょ。動かないでよ…ハッ!」カッ!

 

お母さんの手が光り、私の腕が徐々に回復していく。

 

アルカ「ふぅ…これでオーケーよ」

 

アルミ「ありがと、お母さん」

 

アルカ「礼はいらないわよ。部屋に戻って休みなさい」

 

アルミ「了解〜♪」スタスタ

 

ガチャッ。

 

アルミ「ふぅ、さて、ゲームでも…ん?」

 

私のベットに目をやると、布団(もちろん掛け布団)に小さな膨らみがある。

 

アルミ「…えいっ」バッ

 

布団をサッととると、そこには…

 

アオイ「………あ、アルミおねえちゃん」

 

アオイがくるまっていた。

 

アルミ「…何してるの?」

 

アオイ「おねえちゃん、しーっ。ケーティおねえちゃんとかくれんぼしてるの」

 

アルミ「あーなるほど。分かったわ」サッ

 

そして布団を元に戻した。

……ゲームでもしとこ。何をするのかって?それは…

 

「真!爆熱…スクリュー!」ドッゴォン!

 

…イナズマイレブンGOストライカーズ2013よ。

↑何故フルネーム!?

お母さんの古い物にWiiとこれがあったから遊んでみたらハマった。

ちなみに言うと22年前のゲームらしい。

 

天の声「というか、この世界にWiiとイナストってあったんだな」

 

アルミ「…失せろ」ドゴッ

 

天の声「え、やめ」シュッ

 

……害虫駆除完了っと。ゲームゲーム♪

 

アオイ「…プハッ!ハァ、ハァ、フッ!」ガパッ

 

……息吸ってるだけね、アレは。

ー数分後ー

 

ガチャッ

 

ケーティ「お姉ちゃん!アオイっている?」

 

アルミ「…居ないわよ?」ピコピコ

 

ケーティ「…じゃあ、この布団の膨らみはー?」そーっ

 

…あ、やべ。

 

ケーティ「ほいっ!…あれ?」

 

布団の下には誰も居なかった。何故って?

 

アオイ「…………」

 

アルミ(危なかったー!)

 

時を止めてアオイを急いでテレビの裏に移動させたからである。

 

ケーティ「うーん…どこかなー?」ガチャッ

 

ケーティは部屋を出て行った。

 

アルミ「…もういいわよ」

 

アオイ「あぶなかったー!ありがとう、おねえちゃ「やっぱりここかなー?…あ!いた!」…あ」

 

何故かケーティが戻ってきて、アオイは見つかってしまった。

 

ケーティ「アオイ見っけ!」

 

アオイ「みつかっちゃった…つぎはわたしがおにね!」

 

ケーティ「うん!10まで数えてねー」ガチャッ

 

アルミ「…元気な妹たちね」

 

癒されるわね〜。




…ほぼネタ切れです、助けて下さい。

次回もよろしくお願いします。


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そのころ、地下では…

……この部と3部と5部の伏線あり。
W.D.☝️✌️ ❄️ ☀️



side?.?.????

 

????「よし、???、起動してくれ」

 

???「分かった」カチャッ

 

ウィィィィィン…!

 

周りに機械の音が鳴り響く。

オイラの仕事は、タイムマシンに問題が無いかのチェックだ。

 

シュッ…

 

機械は消えた。

それを確認したオイラは、時空対応トランシーバーを使う。

 

???「もしもし、親父、聞こえるか?」

 

????『ああ、聞こえてる。ここは…何年後だろうか?』

 

???「分からないのか?」

 

????『そうだ。どうやらここは地上のどこかのようだ』

 

???「そうか。危ないなら早く戻って『ムッ!?なんだお前は!?』…どうした親父!?」

 

????『いつこの機械に入ってきた!?ぐっ…!』

 

???「親父、どうしたんだ!?早く戻ってこい!!」

 

オイラは親父が襲われていることに気付き、早く戻ってくるよう伝えるが…

 

????『…………』ブチッ

 

???「……途切れただと?」

 

シュッ…

 

???「!?」

 

突然、目の前にタイムマシンが戻ってきた。

 

???「っ、親父!」バッ

 

タイムマシンの中を見る。しかし、そこには…

 

???「なんだ、この…"バグったようなオーラ"は…」

 

…変な、バグったようなオーラしか無かった。

 

?????(ククク…ヨウヤクフッカツデキタゾ…アノオンナ、ブッコロシテヤル…!)カサカサ…

 

???「…?」クルッ

 

シーン

 

誰か居たような気が…

…それよりも親父!!

 

ピッ

 

???「親父、応答してくれ!!」

 

…ジジッ

 

????「…………」ズズッ

 

???「親父!?生きてるのか!?」

 

????「… ✌️ W.D.☝️✌️ ❄️ ☀️」ブチッ

 

???「また切れた…?」

 

…これは早く"ドリーマー王"に伝えなきゃな。

 

????「ニャッ?」ガチャッ

 

???「…どうしたんだ、パピルス」

 

パピルス「兄さん、お父さんは?」

 

???「っ……今、研究所で忙しいんだ。多分後で戻ってくるだろ」

 

パピルス「そうか?ニャハッ!俺様のスパゲッティを食べさせたら元気出るかな?」

 

???「多分な。お前のスパゲッティは地下一だからな!」

 

パピルス「…そうか!今から作ってくるぞ!」ガチャッ

 

そしてパピルスは部屋から出た。

 

???「…………」

 

親父、一体どこへ行ったんだろうな…?

 

ー数十年後(3部)ー

 

アルミ「………」スタスタ

 

アオイ「………」スタスタ

 

????「…?」スタスタ

 

???「…よう、久しぶりだな」

 

ーさらに数十年後ー

 

???「……お前は!?」

 

??「…!?」

 

???「……スケルトン?」

 

????「… ✌️ W.D.☝️✌️ ❄️ ☀️」

 

3人「………?」

 

この時、別の所で、運命の歯車を動かすものが現れた…。




完全に伏線回ですね。?の奴らにはピッタリ文字数が当てはまります。

次回もよろしくお願いします。


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全員転送!?

みなさんが知ってるゲームでこの小説に混ぜ込むことが出来そうなものがあったら教えて下さい!

混ぜ込んでいる(予定含む)ゲームや小説
マリオ、カービィ、アンダーテール、マイクラ、桜咲く、ボカロ(予定)、東方(予定)


sideアルミ・マリオ

 

ー次の日ー

 

私たちは全員会議室に集まり、会議を始めようとしていた。

 

アルカ「さて、会議を始m『レベル4会場に転送するまで、残り1分!』……転送ですって!?」

 

アルミ「ど、どどどどうすればいいの!?」

 

アルカ「…みんな、今すぐ武器などの準備をしなさい!」

 

全員「お、おう!」

 

ー1分後ー

 

シュッ…

 

私たちは広い闘技場に転送された。広すぎて奥が見えないレベル。しかも…

 

「ここは…どこだ?」

 

「俺たち、殺されるのか…?」

 

キノコ王国の住民たちも転送されていた。

 

アルカ「…嫌な予感がするわね」

 

ルイージ「そうだね…」

 

ノリオ「何が始まるんでしょうか?」

 

????「さぁ、みんな集まったようだ!」

 

上から声がしたので見上げると、そこには黒い杖を持った若い男が宙を浮いていた。

 

セイダン「私はセイダン!このデスゲームの首謀者さ!」

 

「んだとぉぉ!?」

 

「俺たちに何をする気だ!!」

 

ざわざわ…

 

セイダン「おっと、まだうるさくするのは早いよ?今からレベル4がスタートするんだからね!」

 

「とっとと俺たちを解放しろー!」

 

「お前が何してんのか分かってんのかー!?」

 

人々は非難を浴びせるが、セイダンはそれを無視して話を続ける。

 

セイダン「レベル4の内容は…ズバリ!」スッ

 

セイダンは杖を振りかぶると…

 

シュッ

 

「グォォォォォ…」

 

セイダンの真下に大量の土人間が召喚された。

 

セイダン「このテラコッタ軍団"など"から生き残ることさ!もちろん、倒そうとするのもオーケー!ただ、死んでも知らないよ?」

 

など?まさか…こいつらだけじゃない!?

 

セイダン「始まるまで、10…9…」

 

アルカ「…みんな、戦闘準備!」

 

ルイージ「…」ビリッ

 

セイダン「8…」

 

ノリオ「…」スチャッ

 

キノピオ「…」サッ

 

セイダン「7…」

 

アド「…」スッ

 

クッパ「…」ボォォォ

 

セイダン「6…」

 

ジーノ「…」ギギギ

 

リボン「…」シュルル

 

セイダン「5…」

 

ミール「…」スチャッ

 

ハリー「…」サッ

 

セイダン「4…」

 

アルミ「…」ボォォォ

 

ルイス「…」バチッ

 

セイダン「3…」

 

キノ太郎「…」サッ

 

アドレーヌ「…」スッ

 

セイダン「2…」

 

ノーア「…」パキィィ

 

ケーティ「…」ググッ

 

セイダン「1…」

 

アオイ「…」ギュルル

 

セイダン「…0!レベル4スタート!」シュッ!

 

「グォォォォォォオ!」ドドドドド…!

 

「うわああああああ!」

 

「逃げろぉぉぉぉ!」

 

テラコッタ軍団は一斉に襲いかかる!

 

アルカ「みんな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……全員突撃!」

 

全員「うおおおおおおお!」

 

それと同時に私たちも突撃した。

 

最終決戦が今、始まった。




ふぅ、キャラを一人一人書くのに苦労したぜ…

次回もよろしくお願いします。


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強敵の集団

Mulaのキャラクターの数が非常に多い件について。



sideアルミ・マリオ

 

テラコッタ「グォォォォォ!」

 

アルミ「ハッ!」ドゴッ!

 

テラコッタ「グッ…グォォォォォ!」

 

アルミ「くっ、しぶといわね!」

 

私たちは今、テラコッタ軍団と戦闘中。しかし、一体一体の体力が半端ないため、苦戦している。

 

アルミ「アオイ!ケーティ!近くにいなさい!」

 

ケーティ「う、うん!」

 

アオイ「ソウルブラスター!」

 

ギュィィン…ドガーン!

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

アオイ「ハァ、ハァ、疲れた…」

 

ケーティ「無茶はしないでよ?」

 

アオイ「うん…」

 

アルミ「5歳にもなってないのに凄い威力ね…フレアドライブ!」チュドーン!

 

テラコッタ「グォッ!?」ドゴォ

 

ケーティ「ハァッ!」ズバッ!

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

アルミ「ふぅ、また一体…」

 

テラコッタ「グォォ!」シュッ

 

アルミ「…よっ」サッ

 

私は殴りかかってきたテラコッタの拳を難なく避ける。コイツら、スピードは遅いのよね…

 

ケーティ「……鎌!」シュッ!

 

アルミ「え」

 

ケーティはオレンジ色の鎌を作り出した!

 

ケーティ「…おりゃっ!」ズバッ!

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

アルミ「……規格外な妹たちね。私も頑張らないと!」ボォォォ…

 

テラコッタ「グォッ!」シュッ!

 

アルミ「フッ!」サッ

 

私は拳に纏った火の温度は高めていき…

 

アルミ「お母さん直伝!煉獄パンチ!」ドゴォ!

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

ケーティ「お姉ちゃん凄い!」

 

アオイ「わたしもいくよー!ハァァァァッ!」ビリビリビリ…!

 

アオイは光を纏い始めた!あれは…

 

アルミ「…まさか!?」

 

Sアオイ「……へんしーん!」

 

アルミ「スーパー化した!?」

 

Sアオイ「いっくよー!」ギュルル…

 

テラコッタ「グォォォォ!」シュッ

 

ケーティ「アオイ、危ない!」

 

Sアオイ「あぶなくないよー!くらえー!ソウルパーンチ!」ドゴッ!

 

ケーティ「わお…」

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

テラコッタ「グォォ…」フッ…

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

スーパー化したアオイはパンチ1発で3体も倒した。

見たところ私と同じ進化タイプね。

…蓄積タイプがあんなに強い筈ないもの。

 

アルミ「…そうだ!時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

アルミ「私にファィアボール置きながらランニング…!」

 

ー数分後ー

 

アルミ「ハァ、ハァ…再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

ケーティ「お姉ちゃん?疲れてるの?」

 

アルミ「う、うおおおおおお!」ビリビリビリ…!

 

ケーティ「え、お姉ちゃんまで!?」

 

Sアルミ「スーパーアルミ、参上!」

 

テラコッタ共をぶっとばしてやるわ!




アオイ、スーパー化できます。

次回もよろしくお願いします。


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蹴散らすぜぇぇぇぇ!

アルミのスーパー化の見た目
帽子、パーカー、靴が白で、目は赤、火は青
アオイのスーパー化
パーカー、靴が白で、目は青く光る(例えるならサ○ズ)
ノーアのスーパー化
帽子、パーカー、靴が白で、目は青、氷は赤
○○○○○のスーパー化(キャラ自体は既にでてきてる)
帽子、服、靴が白で、目は赤、作中(3部まで)最強クラス


sideアルミ・マリオ

 

Sアルミ「さぁ、かかってきなさい!」

 

テラコッタ「グォォォォォォオ!」シュッ!

 

Sアルミ「ふっ」ガシッ

 

テラコッタ「グォッ!?」

 

Sアルミ「…ブルーファィア!」ボォォォ!

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

Sアオイ「わたしも!えーい!」ドゴォ!

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

Yケーティ「………アオイとお姉ちゃんばっかりズルイ!私もパワーアップする!……ユウキ、覚醒!」カッ!

 

ケーティは右目をつぶり、左目は橙色に光っている。

 

アオイ「おお…」

 

Yケーティ「私も倒す!鎌!」シュッ!

 

テラコッタ「グォォォォォ!」ドドドドド

 

何体かのテラコッタがケーティに襲いかかる。

 

アルミ「っ、危ない…あれ?」

 

しかし次の瞬間…

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

テラコッタたちは既に倒されていた。

 

Yケーティ「ふぅ、久し振りに使うからちょっと遅くなってるな〜」

 

Sアオイ「おねえちゃん、すごーい!」キラーン

 

Yケーティ「えへっ!私だってパワーアップできるもん!」

 

Sアルミ「それ、なんていうの?」

 

Yケーティ「タマシイ覚醒っていって、タマシイの力を引き出すことでパワーアップするの!」

 

テラコッタ「グォォォォォォオ!」シュッ

 

Sアルミ「なるほど…ねっ!」ドゴッ

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

Sアオイ「ねえおねえちゃんたち、まとめてたおしていかない?」

 

Yケーティ「さんせーい!」

 

アルカリせーい!うるせーい!

……やかましいわ。

 

Sアルミ「いい考えね」

 

Sアオイ「じゃあまずはわたしから!…ソウルパーンチ!」ドゴォ!

 

Yケーティ「次は私!…ブレイブカッター!」ズバッ!

 

Sアルミ「トドメは私!…ブルーファィア…パンチッッ!」ドッゴォン!

 

テラコッタ(大体100体かな?)「グォォ…」フッ…

 

私たちの鬼畜(?)な連携攻撃により、周りのテラコッタ軍団は全員倒された。

 

Sアルミ「…いいストレス発散になるわね」

 

いいわね、もっとやりましょう!

(いいぞもっとやれ風)

 

sideアルカ・マリオ

 

アルカ「せいっ!」ドゴォ!

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

ルメ「ハァッ!」ズバッ!

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

グレイ「とうっ!」ドゴッ!

 

テラコッタ「グォォ…」フッ…

 

アルカ「こりゃ…!キリが…!ない…!わね…!」

 

ルメ「どう…!しま…!しょう…!か…!」

 

私たちは喋りながら一体一体確実に倒している。なぜアルミたちみたいに大技を出さないのかって?…使う気がないからよ。

 

アルカ「ま、使うんだけどね。…時間停止!(ルメ以外)」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

…時間停止は大技の過程よ。

 

ルメ「で、何するんですか?グレイを止めて」

 

アルカ「この技にグレイはいらないからよ。…一点に集めるわよ」

 

ルメ「はい!」

 

ー数分後ー

 

アルカ「…よし、オーケーよ!再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

テラコッタ「…グォッ!?」

 

アルカ「焼き尽くしてやるわ!…ヘルフレイム!」

 

…ゴォォォォォッ!

 

テラコッタ「グッ…グォォォォォォオ…!」フッ…

 

私が放った巨大な火球がテラコッタ軍団を焼き尽くす。

 

ルメ「……わお」

 

グレイ「いつのまにそんな大技の準備を…?」

 

アルカ「ふぅ、ちょっとだけ疲れたわね」




タマシイ覚醒について
片目が光ると、パワー100倍。
両目が光ると、パワーは10000倍。
スーパー化と併用できるかは不明。
(仮に使えたら、爆発タイプのスーパー化で両目光ったらパワーは実質1億倍である)

天の声「ま、ほぼ不可能だがな」

アルカ「そうね」

次回もよろしくお願いします。


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き…巨人!?

セイダン
ハイ(ry 第六階層のボス。マジで強い。


sideアルミ・マリオ

 

セイダン「テラコッタ軍団を…倒しただと!?」

 

Sアルミ「ええ…倒してやったわよ!」

 

アルカ「アンタだけじゃないけどね…」

 

セイダン「フン…なら、次はコイツらだ!出て来い!」パチン

 

ギギギ…

闘技場の天井は開き、そこから…

 

「ヴヴヴ…!」

 

ルイージ「あれは…!」

 

ルイス「巨人!?」

 

セイダン「この私が鍛え上げた4体の巨人が相手をしてやる!」

 

「逃げろー!」

 

「踏み潰されるー!」

 

アルカ「っ、キノピオ、クッパ、ハリー、ミール!住民たちを逃しなさい!」

 

4人「了解!」

 

アルカ「後のみんなは全員で巨人たちを倒すわよ!」

 

全員「おお!」

 

セイダン「さて、倒せるかな?…行けっ!」

 

巨人「ウォォォ!」

 

ドスドスドスッ!

 

Sアオイ「うわー、おおきいねー!」

 

Yケーティ「見てる場合じゃないわよ!ハァッ!」ズバッ!

 

Sアルミ「煉獄パンチ・青!」ズドッ!

 

巨人「ヴヴヴ…ガァァ!」ビビビビ!

 

アルカ「ビーム!?…吸収!」ギュルルルルル!

 

ルメ「あの巨人、ビームも出せるみたいですね、先輩」

 

アルカ「そのようね。…戦力を分散するわよ!」

 

ルイージ「了解!サンダー!」バチッ!

 

ルイス「サンダー!」ビリッ!

 

ノーア「ヘイルストーム!」パキィッ!

 

アド「ミサイル!」ドゴォ!

 

アドレーヌ「レーザー!」ズドッ!

 

巨人「グォォォォォォオ!」ピョン!

 

アルカ「…まずい!みんな離れて!」

 

Sアルミ「え!?…うわっ!」

 

ドゴーン!

 

巨人はジャンプし、着地した反動で周りに衝撃波が飛ぶ。

 

巨人「グォォ…」フラフラ

 

ジーノ「怯んだぞ!今だ!…加速矢!」ピュン!

 

ルメ「孤月十字斬!」ズバッ、ズバッ!

 

グレイ「おらっ!」ドゴッ!

 

キノ太郎「えーと…シュルームパンチ!」ドゴォ!

 

巨人「グォォ…グォォォォォ!」グルグル…

 

Sアルミ「……?」

 

巨人たちは何故か回り出した。

 

セイダン「そろそろ必殺技を披露しようか…」

 

アルカ「…まさか!」

 

ビュゥゥゥゥン…!

 

セイダン「気付いたか、でももう遅い!くらえ…ジャイアントハリケーン!」

 

巨人「グォォォォォォオ…!」グルグル

 

ビュゥゥゥゥン…!

 

次の瞬間、暴風が私たちを襲う!

 

Sアオイ「う…うわあっ!?」フワッ

 

アオイは軽いからか、宙に浮く。

 

Yケーティ「おっと…きゃあっ!?」フワッ

 

Sアルミ「アンタも!?…掴まりなさい!」

 

2人「うん!」ガシッ

 

私は浮きそうになるが、足を地面にめり込ませることでなんとか凌ぐ。

 

アルカ「………ハァァァァッ!」ボォォォ…

 

Sアルミ「お母さん!?」

 

アルカ「うおおおおおおおおおおおお!」グルグル…

 

お母さんは火を纏い、ジャンプして回転し始めた!

 

ルイージ「アルカ!何をする気だ!?」

 

アルカ「この暴風を利用するのよー!」グルグル…

 

ノリオ「正気ですか!?」

 

アルカ「正気よ!ハァァァァッ!」

 

暴風は次第にお母さんの周りを渦巻き始める。

 

アルカ「…よし!くらえ!」

 

そして、お母さんは暴風を我が物にした。

 

Sアルミ「…そんなアホな」




アルカはどこまでも規格外。

次回もよろしくお願いします。


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セイダンの本気

…アルカってすごいですね。(白目)

前半はアルカ無双します。


sideアルミ・マリオ

 

アルカ「くらいなさい!」

 

セイダン「嘘…だろ!?」

 

全員「…そんなアホな(白目)」

 

セイダン「…巨人たちよ!そいつを撃ち落とせ!」

 

巨人「グォォォォォォォォ!」ブンッ

 

アルカ「おっと」さっ

 

巨人「グォ!グォ!」ブンブン

 

アルカ「…もう、邪魔…するなぁ!」ドゴォ!

 

巨人「グォッ!?」

 

お母さんは空中で巨人の頭を思いっきり蹴り、巨人を怯む。

 

アルカ「一気に決めるわ!嵐…爆熱…ハリケーン!!!」

 

ゴォォォォォォォォォッ!!!

 

Sアルミ「あ、巻き込まれる!時間停止!(味方以外)」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

ルイージ「ナイスアルミ!みんな逃げよう!」

 

私達はお母さんの攻撃範囲から逃れる。

 

Sアルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

そして次の瞬間。

 

ドッゴォォォォォォォッ!!!

 

巨人「グォォォォォォォォ…」フッ…

 

とてつもない風とともに巨人たちは倒された。

 

アルカ「…ふぅ、疲れたわね♪」

 

全員「巻き込むなよ!!」

 

アルカ「あ、ゴメン」

 

全員「…はぁ」

 

ゴメンで済ませるお母さんに呆れる私達であった。

 

セイダン「く…くそぉ…このままでは私達の”計画”が…!」

 

アルカ「残ってるのアンタだけよ。覚悟しなさい!」

 

覚悟とは、暗闇の荒野に、進むべき道を切り開くことだ!

……ジョジョ何部の名言だったっけ?(5部です)

 

セイダン「……………」ゴゴゴ…

 

アルカ「……!みんな離れー」

 

セイダン「フハハ…フハハハハハハハ…!」ギュォォォォォォォ!

 

セイダンから力が溢れ出す。

 

セイダン「この馬鹿どもが!素直に死んでいたら楽だったものを!」

 

ノリオ「何を…する気ですか!?」

 

セイダン「巨人たちよ…私と融合しろ!」

 

Yケーティ「ゆ、融合!?」

 

巨人たちの死体はくっつき、光始める。

 

アルカ「…今のセイダンは隙だらけ、一斉攻撃よ!」

 

Sアルミ「煉獄パンチ・青!」ドゴォ!

 

Yケーティ「ブレイブカッター!」ズバッ!

 

Sアオイ「ソウルパンチ!」ドガッ!

 

ルイージ「サンダー…」

 

ノリオ「…キャノン!」ドガーン!

 

ノーア「ヘイルストーム!」パッキィン!

 

アド、アドレーヌ「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ!

 

セイダン「グッ…邪魔…するなぁ!」

 

セイダンは怒り、突風を起こす。

 

全員「うわっ!」

 

セイダン「……よし、後少しで融合するぞ…!」

 

アルカ「…ヘルフレイム!」ボォォォ!

 

セイダン「……フンッ!」シュッ

 

アルカ「片手で…打ち消した!?」

 

セイダン「フハハハハハ!融合!」

 

カッ!

セイダンは眩しい光に包まれる。そして…

 

セイダン「…さあ、皆殺しにしてくれる!」

 

巨人となって、襲いかかってきた。




ケーティ「ケーティと}

アオイ「アオイの」

2人「お悩み相談!」

ケーティ「今日はこの人!」

アルミ「ども、現在の主人公、アルミよ!」

アオイ「さて、おねえちゃん、なやみはなに?」

アルミ「最近妹2人が可愛すぎます、助けてください」

ケーティ「…うん、無理」

アルミ「デスヨネー」

以上、2人のお悩み相談(?)でした。

次回もよろしくお願いします。


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やられる…とでも!?

↑果たして敵のセリフなのか、味方のセリフなのか…。


sideアルミ・マリオ

 

セイダン「…さあ、皆殺しにしてくれる!」

 

チュドーン!

 

Sアルミ「うわっ!」

 

ノリオ「…小手調べといきますか」

 

ドガーン!

 

セイダン「…効かん!」

 

セイダンはノリオさんのバズーカをもろにくらったのに、無傷だった。

 

セイダン「今度はこっちの”小手調べ”と行こうか!」ギュォォォォォォォ…

 

セイダンは手に力を込め、火球を作り出す。

 

セイダン「くらえ!」

 

ゴォォォォォッ!

 

アルカ「…………」

 

火球はお母さんに迫る…って、

 

Sアルミ「お母さん、危ない!」

 

アルカ「…………やられるとでも?」ニヤリ

 

お母さんはなぜか口角を上げる。

 

セイダン「怖気づいたか、死ねえええええ!」

 

アルカ「……怖気づく?なにそれ美味しいの?私はただ…」スッ

 

お母さんは両手を火球に向ける。

 

ルイージ「マジかよアルカ…」

 

アルカ「私には、物理攻撃しか効かないのよ!吸収!」ギュルルルルル!

 

お母さんの両手から渦巻きが発生し、火球を吸い込んでいく。

 

セイダン「なん…だと!?」

 

アド「アルカ、相変わらず強いね…」

 

ノリオ「”キノコ王国最強”の名は伊達じゃないですね」

 

セイダン「クッ……これなら…どうだぁ!!」

 

セイダンはお母さんに向かってジャンプする。

 

セイダン「ジャイアントボディだー!」←DIO風

 

Yケーティ「に、逃げろー!」ダダダー

 

Sアオイ「に、逃げるー!」ダダダー

 

…アオイは絶対楽しんでるわね。

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドド………!

 

アルカ「…確かに私は物理攻撃しか効かないと言ったわね。でも…」グッ…

 

お母さんは全身に火を纏う。

 

セイダン「ぶっ潰れろー!」ヒュゥゥゥゥゥ…!

 

アルカ「…必殺!烈焼脚!(れっしょうきゃく)」

 

ドッゴォォォッ!

 

お母さんの右足は…

 

セイダン「あ…が…」キーン

 

男の弱点である金的に直撃した。しかもセイダンは落下していたため、さらにダメージが増幅している。

 

全員「………(なんか敵が可愛そう…)」

 

アルカ「……あ、やっちゃった、テヘッ☆」

 

男全員「テヘッ☆じゃねぇ!!!」

 

セイダン「あ…が……ガフッ…」バタン

 

アルカ「あ、勝った」

 

勝ったけど…なんか…ね…?

 

フッ…

 

セイダンは消え去った。

 

「おお、帰れるぞ…!」フッ…

 

キノコ王国の住民たちも転送されていった。ただ…

 

アルカ「…おかしいわね」

 

ルイージ「なんで私達は帰されないの?」

 

????「それは俺の仕業だ」

 

Yケーティ「…なんで………!?」ガクガク

 

Sアルミ「ケーティ!?」

 

ケーティは近づいてきた男を見て震えだす。

 

????「ほう、久しぶりだな、ケーティ」

 

アルカ「!!!…まさか…」

 

????「そう、この俺がケーティを拾った人物…」カッ!

 

男は光りだし…3つ頭の黒い骸骨になった。

 

ルメ「あれは…ウィザー!?」

 

ネクロン「そして、真の首謀者、ネクロンだ!!」




…ほぼギャグ漫画のような展開でしたね。(苦笑)

次回もよろしくお願いします。


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ネクロン戦①

ネクロン
ハ(ry の第七階層のボス。ラスボスのため形態が多い。
あと、作者は倒したことがない。


♪Hypixel skyblock-Necron Doom

 

sideアルミ・マリオ

 

アルカ「王ってまさか…」

 

ネクロン「俺のことだ。俺たちの目的のために…貴様らを殺す!行けっ!」

 

「カカカカカカカッ」

 

ネクロンは大量の(ざっと500体)黒い骸骨を召喚した。

 

ルイス「多っ!?」

 

Sアルミ「…ハッ!」ドゴッ

 

「カカカ?」

 

Sアルミ「…効いてない!?」

 

Sアオイ「ソウルブラスト!」ドガーン!

 

「カカッ…」フッ…

 

アルカ「物理攻撃が効かないようね…」

 

ネクロン「その通り!さあ、どう対策する?」

 

クッパ「ファイアー!」ボォォォ!

 

ジーノ「僕、攻撃できない…」

 

リボン「私も…」

 

ハリー「俺もだ…」

 

3人「シクシク…」ズーン

 

アド「…3人とも!これを使って!」スッ

 

ジーノ「おお!光線銃!」

 

ハリー「これなら戦えるぜ!」

 

リボン「ありがとう、アド!」

 

アド「お礼は…後でねっ!」ドガーン

 

「カカッ…」フッ…

 

アドレーヌ「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ!

 

「カカッ…」フッ…

 

ネクロン「………(こいつら、やるな…道理で部下たちが倒されたわけか…)」

 

キノピオ「オラオラオラ!」ピュンピュン!

 

キノ太郎「ハッ、セイッ!」ズバッ!

 

ノーア「ヘイルストーム!」パッキィン!

 

ミール「……起爆」ポチッ

 

「カッ!?」

 

ドガーン!

 

ルイージ「サンダー…」

 

ノリオ「…キャノン!」ドガーン!

 

グレイ「ハァッ!」ドロッ…

 

ルメ「真風神の舞!」ビュウゥゥン!

 

ルイス「サンダールーム!」バチバチ!

 

Sアルミ「否テテテテテテテテテテテテテテテテテテテ定!」ボボボボボボッ!

 

※アルミのラッシュの掛け声もこれです。

 

Yケーティ「ブレイブカッター!」ズバッ!

 

ー数分後ー

 

Sアルミ「ハァ、ハァ…」

 

アルカ「全員倒したわよ!」

 

ネクロン「……お見事。さあ、かかってこい!」

 

アルカ「じゃあ早速…時間停止!」

 

ゴォォォ!

 

お母さん時を止め、再生したときは空中にいた。

 

……DIOのマネをしながら。

 

アルカ「骸骨の骨でできたロードローラーよぉぉぉぉ!」

 

ネクロン「ほう、面白い!ぜやっ!」ドゴッ

 

ネクロンは頭蓋骨の弾幕をロードローラーに当てる。

 

アルカ「うおおおおおおおおおお!」

ネクロン「うおおおおおおおおお!」

 

ドガーン!

 

全員(どこのバトル漫画!?)

 

ネクロン「…フン、やるな…」

 

アルカ「アンタこそ!…久々に本気で戦えそうね…!」

 

ネクロン「…名を聞こう」

 

アルカ「…私はアルカ・マリオ、キノコ王国最強の人間よ!」

 

ネクロン「…アルカ、か。覚えておこう…!」ギュォォォォォォォ!

 

アルカ「…本気でいかせてもらうわ!」ギュォォォォォォォ!

 

両者からとてつもない量のエネルギーが溢れ出す。

 

………私、どうやら実況者になるようね。




…どこのバトル漫画!?

次回もよろしくお願いします。


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ネクロン戦②

アルカ視点です。
あと十話以下でこの章が終わります。


♪Hypixel skyblock-Necron Doom

 

sideアルカ・マリオ

 

私は十年前から封印していたグリッチのエネルギーを使う。

 

Gアルカ「……ふぅ」

 

ネクロン「ほう…」

 

Gアルカ「いくわよ!……ハァッ!!」ドゴォ!

 

ネクロン「…ッ!」サッ

 

Gアルカ「否テテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテ定!!!」ドゴドゴドゴッ!

 

ネクロン「…グウッ……ウィザースカルズ!」

 

カカカカッ!

 

ネクロンは黒い頭蓋骨の弾幕を飛ばしてくる。

 

Gアルカ「烈焼脚!」バキバキッ!

 

それを私が蹴って割っていく。

 

ネクロン「……レーザー!」

 

Gアルカ「吸収!」ギュルルルル!

 

ネクロン「…チッ」

 

Gアルカ「ヘルフレイム!」

 

ゴォォォォォッ!

 

ネクロン「…フンッ!」シュッ!

 

それをネクロンが簡単に相殺する。…引っかかったわね!

 

Gアルカ「隙あり!煉獄パンチ!」ドシュゥゥゥ!

 

ネクロン「…ガハッ!!」

 

Gアルカ「かーらーのー?天!」ドゴッ!

 

私はネクロンをアッパーで上に飛ばす。

 

ネクロン「ぐぅっ!?」

 

Gアルカ「…創…」ギュィィィィィン…!

 

次にエネルギーで大剣を創り出す。

 

ネクロン「まずい…ネクロシー」

 

Gアルカ「…滅ッ!」

 

ズバァァァァァッ!!

 

ネクロン「…ガフッ!!」

 

そして大剣でネクロンのガードもろとも一剣両断する。

                   ↑刀じゃないから

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Sアルミ「おお…!」

 

Yケーティ「すごい…!」

 

Sアオイ「がんばれー!おかあさーん!」

 

その頃、娘3人を含む仲間たちはアルカを応援していた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ネクロン「ハァ、ハァ、グッ…」

 

Gアルカ「その程度?」

 

ネクロン「いや…まだだ…!」ギュォォォォォォォ…!

 

Gアルカ「へえ…」

 

ネクロン「この俺の最強の攻撃を…くらわせてやる!」

 

ネクロンは自身のエネルギーを集め、凝縮する。

 

Gアルカ「…………」

 

ネクロン「いくら貴様でもこれには敵うまい…!」

 

ドクン…ドクン…

生成された四角く黒い球は心臓のように脈打っている。

 

ネクロン「くらえ…!最終奥義…ウィザー・ロード・ファィナル!!」

 

ギュォォォォォォォ………!

 

Gアルカ「私も必殺技で対抗するわ……」スッ…

 

私は両手をくの字に曲げる。

 

Gアルカ「封印…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………パンドラ!!」

 

私の封印術とネクロンの球がぶつかりあう。

 

ネクロン「うおおおおおおおおおおお!」

Gアルミ「うおおおおおおおおおおお!」

 

そして、勝ったのは…




どっちでしょうか!?

次回もよろしくお願いします。


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ゲームクリア

この章の最終話です。


sideアルミ・マリオ

 

ネクロン「が…はっ…」

 

Gアルカ「…………」

 

…勝ったのは、お母さんだった。

 

ネクロン「俺の…負け、か…」

 

Gアルカ「………」

 

ネクロン「とどめを…刺せ!」

 

Gアルカ「………断る!」

 

ネクロン「……何故だ?」

 

Gアルカ「このデスゲームを始めた理由も言わずに死んでもいいと?」

 

ネクロン「…………分かった、説明する」

 

sideネクロン

 

二十年前の話だ。

俺の良きライバル、ダーククッパは倒され、犯罪ワールドは消滅した。

俺はその時かなり驚いた。

アイツがやられるだと!?、と。

その後俺は必死に犯人を探した。

そして長い時を経て、お前たちが犯人だと判明した。

今すぐ倒そうと思った。

だが、その時はちょうど十年前。黒い生命体たちのせいでマイン国は大きな被害を受けた。

……そいつらの元凶を倒したお前らには感謝している。復讐心はなくならなかったが。

そして今。

俺は準備をやっと終え、セイダンにデスゲームを始めさせた。

キノコ王国全体を巻き込んだ理由は2つ。

巻き込んだ方が手っ取り早いのと、お前ら以外に強い住民がいたらスカウトできるからだ。

…実際に何人かスカウトした。

しかし、俺は今ここで倒された。

俺の…負けだ。

 

sideアルカ・マリオ

 

ネクロン「これが俺の話だ…」

 

Gアルカ「…私の異名、知ってる?」

 

ネクロン「キノコ王国最強、か?」

 

Gアルカ「それは今の異名。昔の、いや、”十年前までの”私の異名は…”裏番”よ」

 

ネクロン「……!!見た目によらず恐ろしいヤツだとは聞いたことがあったが、まさかお前だったとは…」

 

Gアルカ「裏番としての判決を下すわ…」

 

私はしばらく考える…。

 

ネクロン「…………」

 

Gアルカ「…クズではないが有罪、よって懲役刑に処す!」

 

ネクロン「…………分かった」

 

↓戻った

アルカ「逮捕するわ」ジャラ…

 

私は手錠をネクロンにつけた。

 

ネクロン「……いい戦いだった」

 

アルカ「…………そうね」

 

ネクロン「…ケーティよ」

 

ケーティ「……なに」

 

ネクロン「………すまなっかった」

 

ケーティ「………」

 

私はネクロンを刑務所へと輸送した。

逃走中という名のデスゲームは、今幕を閉じた。

 

ーその後ー

 

sideアルミ・マリオ

 

アルカ「かんぱーい!」

 

全員「乾杯!!!」

 

ワァァァァァァ!

 

アルミ「いやー、終わったー!」

 

ケーティ「疲れたね〜!」

 

アオイ「いまは(ジュースを)いっぱいのもうよ、おねえちゃんたち!」

 

アルミ「さんせーい!」

 

ケーティ「アルカリせーい!」

 

アオイ「うるせーい!」

 

3人「あはははははっ!」

 

アルカ(良い姉妹ね。しばらく平和が続いてほしいわね…)

 

そして、平和は数年続くのであった。

 

ただ今命がけで逃走中 完




やっと終わったー!
計52話!無事完結しました!
妹が2人できるとは、書き始めたころの俺すら想像できませんでしたね(笑)
ゆずのき株式会社さん、キャラを借してくれてありがとうございます!
…ルメは引き続き使わせていただきます!

次章もよろしくお願いします。


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第7章 パンドラのはこ。
風幽の訪問


2043年です。
アルミ達は16歳、ケーティは12歳、アオイは8歳、ノーアは18歳、アルカは40歳、アドは42歳、ルイージ達は49歳です。
新章、開幕です!

………ネタを下さい。


sideアルミ・マリオ

 

どうも、現在の主人公、アルミです!

私は今高校から帰ってきた。

 

アルミ「たっだいま~♪」ガチャッ

 

アルカ「おかえり、アルミ」

 

ケーティ「おかえり、お姉ちゃん!」

 

アオイ「お母さんがクッキー買ってきたよ!」

 

アルカ「……食べるのは荷物降ろしてからね」

 

アルミ「分かってるわよ。ふい〜」

 

ー数分後ー

 

アルミ「Eatあだっきま〜す!」パクッ

 

んー、おいしい!

 

アルミ「クッキー最高!フェェェェェェェェェェェェェェイ!」\(◇o◇)/

 

アルカ「美味しいのは分かるけど…」

 

ケーティ「反応がね…」

 

アオイ「おいしーい!フェェェェェェェェェェェェェェイ!」\(◇v◇)/

 

2人(ア、アオイまで…!)

 

ピンポーン!

 

アルカ「誰かしら?はーい!」ガチャッ

 

ルメ「お久し振りです、先輩!」

 

来たのはルメさんだった。

 

アルカ「久しぶりね、ルメ!入って入って」

 

ルメ「失礼しまーす」

 

ガチャッ。

 

アルカ「とりあえずクッキーでも食べてくつろいでなさい」

 

ルメ「ヨッシーのクッキーですか。…相変わらず美味しいですね」

 

アルミ「…あれ、もう無い!?」

 

アオイ「クッキーは!?クッキーは!?」

 

ルメ「あ、今の最後のクッキーだったわね」

 

アルミ「NOOOOOOOOOOOOOOOOO!」←スター○ォーズか!

 

アオイ「クッキー…」

 

ケーティ「いやいやリアクションおかしいでしょ!?」

 

……………。

 

アルミ「ま、いいや」

 

アオイ「だね」

 

ケーティ「切り替え早っ!?」

 

ルメ「あ、あはは…」

 

アルカ「…で、ルメ、なにしにきたの?」

 

私達3人は部屋を出た。

 

sideアルカ・マリオ

 

ルメ「………相談ですよ」

 

アルカ「…相談?」

 

ルメ「最近、どこからか視線を感じるんですよ」

 

アルカ「幽霊なのに?」

 

ルメ「はい。しかもただの視線じゃなくて、殺気がこもった視線です」

 

アルカ「殺気!?犯人は分かったの?」

 

ルメ「視線を感じた方向にグレイを待ち伏せさせたんですが…視線を感じても誰もいませんでした」

 

アルカ「じゃあ、透明人間の可能性は?」

 

ルメ「……ないです」

 

アルカ「………今日はここで泊まりなさい」

 

ルメ「ありがとうございます」

 

その夜、特になにも起きることはなかった。

 

side ︎✌︎☼︎ ︎☼︎ ︎ ︎☜︎

 

……あれ?

なんでいないの…?

せっかく…

 ︎⚐︎☼︎⚐︎ ︎⚐︎ ︎❄︎⚐︎⚐︎ ︎⚐︎❄︎❄︎✌︎☠︎⚐︎☠︎✋︎…

…そうだ!☼︎ ︎ ︎☜︎を探そう!そしたら ︎⚐︎☼︎⚐︎ ︎☜︎☼︎ ︎!

待っててね…

わ・た・し♪

あはは…

あっはははははははっはははっははははははっはっはっっはは…!




ゆずのき株式会社さんのキャラクターはルメ以外使うつもりはありません、ご了承下さい。

Windingsという記号文字を使ってます。調べてみて下さい…


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遭遇

ネタ〜を〜く〜ださ〜〜い〜♪
(翼を下さいの替え歌)


sideアルカ・マリオ

 

次の日…

 

アルミ「ふぁぁ…」

 

アルカ「アルミ、おはよ」

 

アルミ「あ、おはようお母さん」

 

アルカ「3人を起こしてくれる?」

 

アルミ「オーケー♪」スタスタ

 

アルカ「…………」

 

ー数分後ー

 

ルメ「うぉーはよーございしゅ」

 

ケーティ「眠い…」

 

アオイ「……Zzz」てくてく

 

アルミ「寝たまま歩いてる…」

 

アルカ「朝飯できたわよ〜」

 

アルミ「あ、ほらアオイ、起きて!」ユサッ

 

アオイ「…もう起きてるよ?」

 

アルミ「あ、ホントだ」

 

ケーティ「………?」

 

アルカ「…………」

 

そして私達は朝飯を食べ、アルミ達はそれぞれ登校した。

 

ルメ「…………」ズズッ

 

アルカ「…………」ズズッ

 

ルメ「…で、どうやって犯人探しをするんですか?」

 

アルカ「現場にいくわ…」

 

ルメ「…いやいやいや!私殺されるんですよ!?」←すでに死んでる

 

アルカ「…グレイと」

 

ルメ「それを早く言って下さい!ハァ、ハァ…」

 

アルカ「ツッコミご苦労さん」

 

ルメ「誰のせいですか、誰の…」

 

アルカ「まあとりあえず、グレイを出しなさい」

 

ルメ「ハァ…召喚、グレイ!」

 

ギュィィィィィン!

 

グレイ「呼ばれて出てきてこんにちは!ども、グレイです」

 

アルカ「……キャラ崩壊してない?」

 

グレイ「派手な登場がしたかっただけですよ、アルカさん」

 

ルメ「グレイ、話は聞いた?」

 

グレイ「聞いてたよ、主人」

 

ルメ「分かったわ、先輩と行ってきなさい」

 

グレイ「了解」

 

アルカ「さて、行くわよ!」

 

sideアオイ・マリオ

 

今日は早帰りだった。

つまり…もっと遊べる!

でも、お姉ちゃん達はいつもどおりだったから、私一人だ。

 

アオイ「何しよっかな〜♪」

 

と、考えていると、近くから変な気配がした。

 

アオイ「…なんだろ、この感じ?」

 

私は気配を感じる方向に進む。

 

♪UNDERTALE-Gルートのモンスターキッドのテーマ

 

?????「…………」

 

近くの建物の裏に、女の人がいた。

 

アオイ「あ、あの…」

 

?????「…だーれ?」

 

アオイ「……!?」

 

女の人はこっちに振り返る。

黒いパーカーを着ていて、黒髪ロング。見た目は…

 

アオイ「ルメさん…?」

 

?????「ル…メ…?」ゴゴゴ…!

 

アオイ「……ッ!」サッ!

 

ドゴォ!

 

ルメさんに似てる人は突然攻撃してきた!とっさに防御してなかったら食らってた…

 

?????「あれ?避けられちゃった(なんで避けるの?)…」

 

アオイ「…いきなり何するの!?」

 

この人は敵。敬語で話す必要はない。

 

?????「ねぇ、さっきルメって言ったよね?…どこにいるの?

 

アオイ「……!!!」

 

テテッ…ピュゥン!

 

視界はタマシイとエネルギー以外白黒になった。




多機能フォームを使ってみました。
…いろいろすごいですね。
たまに使おうと思います。

次回もよろしくお願いします。


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☼︎ ︎❍︎☜︎

果たしてアオイはどうなるのか!?


sideアオイ・マリオ

 

♪UNDERTALE-MEGALOVANIA

 

?????「次は当てるよ?」シャッ!

 

アオイ「………!」サッ

 

ルメさんに似てる人は黒い弾幕を飛ばしてきた!

 

?????「ほらほら、早く当たっちゃいなよ(死んじゃいなよ)!」

 

アオイ「死んで…たまるかっての!ソウル…ブラスター!

 

ドガァァァン!

 

アオイ「……え!?」

 

?????「あー、ちょっと痛いね…」

 

アオイ「ほぼダメージが無い!?」

 

ソウルブラスターをモロにくらったのに!?

 

?????「殺り返しだよー!」ギュンッ!

 

敵は大量の黒いナイフで私を囲む。

 

?????「逝っけー!」スッ

 

そしてナイフを飛ばしてきた。

 

アオイ「………ハッ!」キラン

 

?????「ッ!?」ズシッ

 

私は敵のタマシイを青くした(・・・・)

 

アオイ「☝︎」

 

シャッ…

 

ナイフは上に方向を変える。

 

?????「な、なんで、ナイフが!?」

 

アオイ「……行け」スッ

 

ピュゥゥゥン…!

 

ナイフは空の彼方へ飛んでいった。

 

?????「な、なら…!?」ズシッッ!

 

アオイ「…させないよ」

 

ギュゥゥゥゥン…

 

私はハイエナの頭蓋骨の形をしたブラスターで敵を囲んだ。

 

アオイ「くらえ…ガスターブラスター(・・・・・・・・・)

 

……ドガァァァァァァァン!

 

アオイ「逃げられたか…」

 

攻撃が終わったころには、敵はそこにはいなかった。

 

アオイ「…疲れた」

 

しばらくここで休もう…

 

sideアルカ・マリオ

 

現場についた私達。

 

アルカ「なんの気配も感じないわね…」

 

グレイ「もう離れたのでしょうか?」

 

アルカ「おそらくそうね。近所の人たちに聞き込みをしましょう」

 

グレイ「了解」

 

ー数時間後ー

 

聞き込みをしたが…

 

アルカ「情報は?」

 

グレイ「…ありませんでした」

 

アルカ「犯人の手がかりはないのかしら…」

 

と、言ったその時。

 

……ドガァァァァァァァン!

 

2人「!?」

 

近くで爆発音があり、煙がたっていた。

 

アルカ「…今すぐ行くわよ!」

 

グレイ「…はい!」

 

ー数分後ー

 

アルカ「ここね…!?」

 

アオイ「…あ、お母さん」

 

現場には、アオイがいた。

 

アルカ「アオイ、大丈夫!?さっきの爆発音は!?あと学校は!?」

 

アオイ「学校は今日早帰りだったよ。爆発音は…私がやった」

 

あ、早帰りだったのね。……って

 

アルカ「アンタがやったの!?なんで!?」ブンブン

 

アオイ「おーかーあーさーんー」

 

グレイ「アルカさん、離してやって下さい」

 

アルカ「…あ、ゴメン」スッ

 

アオイ「ふぅ…えっと、私が帰ってる時、ここから不思議な気配がしたから来てみたら、ルメさんに似てる人がいたの。そして、ルメさんだと思って話しかけたら襲ってきたの…」

 

……………さらっと犯人言ってない!?

 

アルカ「その話、詳しく」

 

アオイ「う、うん…」




RUmE.

娘に対して事情聴取をするアルカ…

次回もよろしくお願いします。


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誰なのか?

アオイが何故ガスターブラスターを使えるのかって?
……秘密です。


sideアルカ・マリオ

 

ー自宅ー

 

私はアオイから事情聴取(?)をし、今考察に入っている。

 

アルカ「ルメに似てたけど黒いパーカーを着てる…」

 

ルメ「私のパチモンですかね?」

 

アルカ「それなら、”自分は二番煎じだから本体をぶっ殺してやる!!”という感じになるわよ」

 

ルメ「一応ありえますね…」

 

アルカ「ガスターブラスターを撃った後姿が消えてるというのも謎だし…」

 

ルメ「………あ」

 

アルカ「どうしたの?」

 

ルメ「先輩、”例の箱”はどこにありますか?」

 

アルカ「例の箱?ああ、オルゴール箱のことね。実家に置いてあるわよ」

 

ルメ「実家?」

 

アルカ「ええ、結構前に改築したやつ」

 

ルメ「…あ、あれですか」

 

アルカ「行きましょ」

 

ルメ「……グレイとですよね?」

 

アルカ「いや、アンタと」

 

ルメ「殺す気ですか!?」

 

アルカ「んなワケアルカ(・・・)い!今思ったのよ、私とアンタだったら大体の敵は倒せるって。だからよ」

 

ルメ「ま、まあ確かにそうですけど…」

 

アルカ「さっさと行くわよ!」ガシッ

 

ルメ「え、あ、ちょっとー!」

 

私はルメの腕を掴み、引きずることにした。

 

アルカ「じゃあアオイ、留守番頼むわよ」

 

アオイ「はーい!」

 

ルメ「あーーーーれーーーー!」ズズズ…

 

ー実家ー

 

アルカ「さて、ついたわよ」

 

ルメ「………」ピクピク

 

アルカ「ん?どうしたの?」

 

ルメ「誰のせいだと思ってるんですか!?ああ、背中痛い…

 

アルカ「ま、いいy「良くない!」……とりあえずノックするわよ」

 

コンコン。

するとドアが開き、父さんが出てきた。

 

カステン「おお、アルカ。どうしたんじゃ?」

 

アルカ「オルゴール箱ってまだある?」

 

カステン「…あるぞ。入れ」

 

ルメ「失礼します…」

 

私達は家の中に入っていった。

 

ーアルカの部屋ー

 

カステン「ゆっくりしていけ」ガチャッ

 

アルカ「これね」

 

ルメ「先輩と私って、確かこの中にいたんですよね?」

 

アルカ「懐かしいわね…」

 

ー回想ー

 

アルカ「ふぅ、疲れ…ん?開いてる…」

 

ガタッ…

 

??「うわっ!?」ポワン!

 

アルカ「え、幽霊!?」

 

??「………え、まさか…」

 

アルカ「……?」

 

??「世界を救った幽霊で私の従姉妹のアルカさんですか!?」

 

アルカ「そうだけど…あ、アンタ、もしかしてルメ!?」

 

ルメ「そうです!いやー、私も死んじゃいっました、テヘッ♪」

 

アルカ「”テヘッ♪”じゃないわよ!」

 

ルメ「あ、先輩って呼んでいいですか?」

 

アルカ「なんで?」

 

ルメ「幽霊の先輩として尊敬するからです!」

 

アルカ「え、ええ…」

 

ー回想終了ー

 

アルカ「それでその後にアンタの未練を解決したのよね…」

 

ルメ「ま、成仏も復活もしないことにしたんですけどね」

 

アルカ「………開けるわよ」

 

ガタッ…

 

ルメ「これは…」

 

オルゴール箱の中には、何故か黒いオーラが残っていた。




この章はアルカ、ルメ視点が多くなります。

次回もよろしくお願いします。


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二度目の遭遇

……決してネタ切れではありません。


sideケーティ・マリオ

 

ー大体16時ー

 

ケーティ「あ”あ”…疲れた…」

 

今日の授業しんどかった…

帰ったらアオイに癒やされよう…

 

?????「…………」ゴゴゴ…

 

ケーティ「……?」

 

あの人、なんか黒いオーラ纏ってるわね…

 

ケーティ「…………まあいいや」

 

気にしないで置k

 

ズバッ!

 

ケーティ「………へぇ」

 

襲ってくるのね…

 

?????「あ、なんで話しかけてこないの?(殺してあげる♪)

 

テテッ…ピュゥン!

 

視界はほとんど白黒になった。

 

ケーティ「で、なんで襲ってくるのかしら?」

 

?????「…なんとなく(E X P)…かな♪」ギュンッ…

 

…昔の私に似てるわね。

敵は黒いナイフを出してきた。

 

ケーティ「…鎌!」ギュンッ!

 

私はエネルギーで鎌を作る。

 

?????「逝けー!」ピュゥゥゥン!

 

ケーティ「……フンッ!」ガキィン!

 

そして鎌でナイフを弾く。

 

?????「あーあ、避けられちゃったか…」

 

Yケーティ「……本気で行くわ!」

 

私はユウキ覚醒をする。

 

?????「あはははは!面白いね、君!かかってきてよ(殺しがいがありそうだね)!」

 

Yケーティ「………動け!」カッ!

 

私は敵のタマシイをオレンジ色(・・・・・)に変えた。

 

?????「…!?なにこれ!?」ヒュゥゥゥン!

 

敵は止まることができず混乱する。

 

Yケーティ「ハッ!」ズバッ!

 

?????「…ぐっ!」

 

…まだまだ!

 

Yケーティ「ブレイブカッター!」ズシャッ!

 

鎌で敵に連撃を叩き込む。

 

?????「ガハッ…調子に…乗るな…!」スッ…

 

敵はナイフで私を囲む。

 

Yケーティ「…………」キンッ…

 

?????「串刺しにしてやる(ぶっ殺してやる)!」ゴ

 

Yケーティ「へぇ…果たしてできるかしら?」スッ…

 

?????「くらえ!」シャッ!

 

Yケーティ「…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………吸収!」ギュルルルル!

 

?????「な…!?」

 

私はナイフを全て吸収した。

 

Yケーティ「トドメよ…ユウキ波動!」ギュゥゥゥゥン…

 

?????「ヒッ……」

 

ドガァァァァァァァン!

 

ケーティ「………逃げたみたいね」

 

敵はもういなかった。

 

ケーティ「………?」

 

床には黒い闇のようなエネルギーが残っていた。

 

ケーティ「……早く帰ってお母さんに見せよう」

 

私はそのまま帰るのであった。

 

side ︎✌︎☼︎ ︎☼︎ ︎ ︎☜︎

 

クソ…

クソクソクソォ!

今日は散々だ!

2回も私より小さい女の子に負けた!

このままでは…ルメを殺す前にこっちが殺られる!

ああ…どうすれば……!

 

?????「ぶっ殺す…ルメ…!」

 

殺す殺すころすころすコロス…!




フォントの色変えるのがしんどい…

次回もよろしくお願いします。


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”旧式”?”新式”?なにそれ?

この章の次の章のネタがないです。
コメント欄で提案をお願いします!

アルミ「2部はどこまで?」

天の声「6年後(アルミ22歳)までだ」

アルミ「へぇ。じゃあ最終章まで何章?」

天の声「…この章含めて2、3章の予定だ…最終章以外ネタが無いが」

アルミ「なんでネタがないの?3部4部5部の伏線大量にばらまいてるのに」

天の声「…しっかりストーリーの構想ができてるのが3部以降だからだ」

アルミ「はぁ…ま、頑張りなさい」

天の声「ああ」

ネタ、お待ちしてます!

それでは本編どうぞ!


sideアルカ・マリオ

 

アルカ「………」

 

ルメ「なんでしょうかね、このオーラ」

 

アルカ「…この箱、一旦持ち帰りましょう」

 

ルメ「え、危険そうですよ!?」

 

アルカ「大丈夫よ…多分」

 

ルメ「その”多分”が心配です…」

 

アルカ「じゃあ、家に持って帰らないならどこに置くのよ?」

 

ルメ「あ、足し蟹」←わざと

 

アルカ「…ね?」

 

ルメ「何が”ね?”ですか。考えればいい話ですよ!」

 

アルカ「じゃあ、考えなさい」

 

ルメ「わかりました、すぐに思いつくでしょう………」

 

ー数分後ー

 

ルメ「うーん……」

 

アルカ「…まだ?」

 

ルメ「まだです…!」

 

アルカ「あ”あ”もういい!持って帰るわよ!」

 

ルメ「ゑゑ!?私の考える時間をなんのために…」orz

 

私は落ち込んでるルメを引きずりながらもう片腕でオルゴール箱を持って家に帰るのであった。

 

ー家〜ィ!ー

 

ルメ「………背中痛い…」

 

アオイ「大丈夫ですか、ルメさん?」

 

ルメ「ええ、大丈夫よ…」

 

アルカ「いやー、ゴメンゴメン♪」

 

ルメ「”ゴメン”で済むなら警察は存在しませんよ「私にケンカ売ってる?それ」…あ、先輩特別捜査官でしたね…すみません」

 

アルカ「…それよりも箱ね」

 

ルメ「…さらっと話題そらすのやめてくれません?」

 

sideアルミ・マリオ

 

私はアドレーヌと高校から帰宅していた。

 

アルミ「ねぇアドレーヌ」

 

アドレーヌ「なに?」

 

アルミ「今日の持久走、すごかったわね」

 

アドレーヌ「そうだね…」

 

アルミ「いやー、流石に10分で100km走るのは思わなかったわね……アンタが」

 

アドレーヌ「あ、あれは偶々だよ」

 

アルミ「アンタの体力は低いのに?」

 

アドレーヌ「あ、あはは…」

 

アルミ「怪しいわね…」じー

 

アドレーヌ「………特訓で体力伸ばしてた」

 

アルミ「なるほどね…ん?」

 

近くから変な気配がした。

 

アドレーヌ「この気配は…?」

 

アルミ「行ってみましょう」

 

アドレーヌ「う、うん…」

 

私達は気配がするところに近づく。

 

♪UNDERTALE-But nobody came

 

?????「…………誰?」クルッ

 

アルミ「…ルメさん?」

 

アドレーヌ「でも、服が違う?」

 

?????「…………」

 

アルミ「…ルメさん、ここでなにをして…ッ!?」

 

?????「またルメを知ってる人…ルメは何処にいるの?」ゴゴ…!

 

アドレーヌ「…アルミ、この人はルメさんじゃない!」

 

アルミ「そのようね…」

 

?????「ルメの仲間は誰だろうとぶっ殺す!」

 

アルミ「……殺る気のようね…なら…

 

     ”新式”戦!

 

……キィン!

 

私とアドレーヌは左側、ルメさんに似てる敵は右側に動く。

前まで”旧式”を使ってたからなれないけど…

 

アルミ「バトル、スタートよ!」




旧式戦
UNDERTALEみたいにタマシイ以外白黒になり、戦う。
使用例:アオイ、ケーティvs?????の時
新式戦
DELTARUNEみたいに味方は左側、敵は右側に動き、戦う。
使用例:アルミ&アドレーヌvs?????の時

次回もよろしくお願いします。


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当たれといって当たりに行くヤツはほぼいない

勉強とは(哲学)
………現実逃避してるだけですね、はい。

140話(今回141話)

田中ちゃん「70話二週目、おめでとう☆」

田中さん「ウフフ♪」

田中ちゃん「コイツ↑とは関係ないよ!」

アルミ「………何この光景?」


sideアルミ・マリオ

 

アドレーヌ「…………」

 

?????「………」ギュンッ!

 

敵はナイフを大量に出してくる。

 

アルミ「………へぇ」

 

?????「逝っけー!」シャッ!

 

そしてナイフを飛ばしてきた。

 

アドレーヌ「うわっ!?……盾!」ガキンッ!

 

アルミ「…吸収!」ギュルルルル!

 

?????「えー、当たってよ!」

 

アルミ「”当たれ”といって当たりに行く人は多分いないわよ?」

 

?????「ムーッ、どいつもこいつもうざい!死んじゃえ!」ヴォン…

 

アドレーヌ「あれは…」

 

アルミ「ソウルブラスター!?黒いわね…」

 

?????「………アイツのマネー!」

 

ドガァァァァァァァン!

 

アドレーヌ「うわーーー!?」

 

アルミ「……吸収!」ギュルルルル!

 

私は吸収するが……

 

?????「……隙あり!」ドゴォ!

 

アルミ「…かはっ!」

 

アドレーヌ「アルミ!」

 

敵は私にストレートをいれる!

 

アルミ「ぐっ……このっ!」シュッ!

 

?????「おっと」サッ

 

アドレーヌ「ミサイル!」ドガッ!

 

?????「……ガフッ!」

 

敵は私の拳をよけるが、アドレーヌのミサイルは命中した。

 

アルミ「……煉獄パンチ!」ドゴォ!

 

?????「グハッ!」

 

アドレーヌ「アルミ、そろそろカタをつけた方がいいんじゃない?」

 

アルミ「そうね…」ビリビリ…

 

?????「…………!?」

 

Sアルミ「トドメをさすわ」

 

スーパー化、完了っと。

 

アドレーヌ「おお…!」

 

?????「ヒッ……」

 

Sアルミ「必殺!

 

 

             炎天掌!

 

 

                      ズガァァァァァン!

 

 

?????「ギャッ」シュゥゥ…

 

掌底は敵にクリーンヒット。

 

Sアルミ「…なんで襲ってきたの?」

 

?????「…………」

 

Sアルミ「………答えなさい」

 

?????「…………」ニヤッ

 

…へぇ。

 

?????「隙あり!」シュッ!

 

Sアルミ「よっ」サッ

 

油断してるとでも?

 

?????「くっ……」

 

Sアルミ「…アドレーヌ、縄描いて」

 

アドレーヌ「う、うん…はい」カキカキ

 

Sアルミ「ありがと。さて、と…」シュルル…

 

?????「え」

 

Sアルミ「よし」

 

?????「ぬぬぬ…!」ギュゥゥゥ!

 

縄で敵を縛った。

 

Sアルミ「質問を変えるわ。…なんでルメさんを殺すとか言ってんの?」

 

?????「………」

 

アドレーヌ「無言だね…」

 

Sアルミ「一旦お母さんの所に連れて帰りましょう」

 

アドレーヌ「そうだね…」

 

そして私達は敵を縛った状態で連れて帰った。

 

?????「あーーーれーーー」

 

ー自宅ー

 

ケーティ「……え」

 

アオイ「……あー!」

 

?????「あ」

 

3人「ええええええ!?」




敵は誰か分かりましたか?

文字数がちょうど千文字。

次回もよろしくお願いします。


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正体

ついに正体が判明!


sideアルミ・マリオ

 

敵を家に運んだ後、アドレーヌは帰って行った。

 

アオイ「…………」

 

ケーティ「………」

 

?????「……」汗

 

アルミ「なに、この沈黙」

 

アオイ「だって…」

 

ケーティ「ねぇ?」

 

アルミ「まさか…アンタ達もコイツに襲われたの?」

 

2人「うん」

 

アルミ「……へぇ」ギロッ

 

私の可愛い妹達を…?

 

?????「え、えっと…」

 

アルミ「覚悟しときなさい♪」

 

?????「オワタ…」

 

ガチャッ

 

アルカ「あら、おかえりアルミ」

 

ルメ「………?」

 

?????「……!」

 

ルメさんと敵(縛ってる)の目があった。

 

?????「う、うう…」

 

ルメ「ハァ…」スタスタ

 

アルミ「…………」

 

ルメさんは敵の前に立ち…

 

ルメ「…殺気の正体はアンタだったのね」ナデナデ

 

?????「…うん」

 

ルメ「探してたのよ、もう…」

 

?????「…ごめんなさい」

 

アルカ「アンタは…ダークルメ?」

 

ダークルメ「…………」

 

アルミ「ダークルメって?」

 

ルメ「この子は私の裏人格。簡単に言えば…狂気ね」

 

ケーティ「だから昔の私みたいだったんですね…」

 

ルメ「で、いつ私から離れてたの?」

 

ダークルメ「…先週」

 

ルメ「なんで?」

 

ダークルメ「……強くなりたかった」

 

ルメ「……それでどうしたら私を殺したいなんてことになるのかしら?」

 

ダークルメ「……ごめんなさい」しゅん…

 

ルメ「はぁ…今回は幸いだれも怪我してないし、許すわよ」シュルル…

 

ルメさんはダークルメの縄を解いた。

 

ダークルメ「………」ギュッ

 

ルメ「あら、狂気を発動してない時は甘えてくるのね…」ナデナデ

 

ダークルメ「………♪」

 

アオイ「……お姉ちゃん」

 

アルミ「ん?あ、いいわよ、おいで」

 

アオイ「わーい!」ギュッ

 

アルミ「ふふっ、可愛いわね♪」ナデナデ

 

ケーティ「………」じー

 

アルミ「あら、ケーティもおいで」

 

ケーティ「……ん」ギュッ

 

アルカ「……(平和に解決したわね♪)」

 

ー数分後ー

 

ルメ「…そろそろ戻りなさい」

 

ダークルメ「うん…」シュゥゥ…

 

ダークルメはルメさんの中に入っていった。

 

ルメ「先輩、アルミ達、ありがとう」

 

アルカ「礼はいらないわよ」

 

3人「どういたしまして」

 

ルメ「じゃ、さよなら〜」ガチャッ

 

そしてルメさんは帰って行った。

 

パンドラの箱。 完

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

最終章 5747081…?

 

アルミは22歳、特別捜査官。

能力を駆使して犯罪者を逮捕する凄腕警官として生活していたある日…

世界は再びバグりだす。

強くなったアイツの再来に、アルミ達は立ち向かうことができるのか!?




この章は短めでしたね。
一気に飛ばして次回から2部最終章です。
書く側の俺にしてはかなり楽しみですね。

次回もよろしくお願いします。


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最終章 5747081…?
凄腕特別捜査官


サブタイトルのワードがすごい…

2部最終章、開幕です!


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「…………」

 

私は今、仕事を待っている。

 

リリリリリリン!

ガチャッ

 

アルミ「もしもし、アルミ・マリオです」

 

ハリー『おう、俺だ』

 

アルミ「ご要件を」

 

ハリー『さっきハリオスデパートに泥棒が入ったとのことだ』

 

アルミ「…了解です、今すぐ出動します」

 

ハリー『ああ、頼んだ』ガチャッ

 

私は赤い帽子をかぶり、玄関ドアを開ける。

 

アルミ「お母さん、行ってくるわ」タタッ

 

アルカ「ええ、行ってらっしゃい」

 

私は家から出て…

 

アルミ「……時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

…時を止め…

 

アルミ「ハリオスデパートに向かってダァァァァッシュ!」ダダダダダー

 

ー数分後(感覚的に)ー

 

アルミ「ついたわ」

 

まずは周りを見る。

 

アルミ「入り口は…問題なし。1階はいつものような光景ね」

 

私は次に2階へ行く。

 

アルミ「店員が走り回ってるわね。天井は…あ」

 

天井の換気扇が開いていた。

 

アルミ「そこにいるわね」

 

私は換気扇によじ登る。ルメさんは飛べるから便利なのよね…。

中には案の定いかにも盗んでそうな格好をした人が隠れていた。

 

アルミ「…さて、お決まりのセリフを…」

 

私は息を吸う。

 

アルミ「…犯罪者、発見!逮捕します!」サッ

 

私は持っていた縄で泥棒を縛り、天井から下ろす。

 

アルミ「他もチェックっと…」

 

ー数分後ー

 

アルミ「泥棒は1人だけのようね。…再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

泥棒「………あれ、俺は確か…あ」

 

店員「ありがとうございます!」

 

アルミ「礼はいりませんよ、仕事ですし。…これが盗まれた商品です」スッ

 

店員「あ、はい」

 

アルミ「…さて、署に連行するわよ!」

 

泥棒「ちっきしょーーー!」

 

私は発狂している泥棒を無視して署に連行するのであった。

 

ー数十分後ー

 

ハリー「アルミ、ご苦労だった」

 

アルミ「ま、それほど疲れてないんですけどね…」

 

ハリー「それは言わない約束だぞ、メタい」

 

アルミ「あ、すみません」

 

ハリー「…今日の仕事はここまでだ、解散」

 

アルミ「失礼しました」ガチャッ

 

私は署を去った。

 

アルミ「ふぅ、クッキー買って帰ろっと」

 

と、独り言を行ってたその時。

 

ビリッ

 

アルミ「……?」

 

今、一瞬視界が…

 

ビリッ

 

アルミ「…バグった?」

 

ビリビリッ

 

アルミ「私だけ…なにこれ!?」

 

私は謎のエネルギーと共に

 

シュッ…

 

この世界から転送された。

 

ー???ー

 

シュッ…

 

アルミ「ここは…?」

 

アルカ「アルミ!」

 

アルミ「お母さん!」

 

ルイージ「アルミか…」

 

デイジー「ここは…」

 

ピーチ「…どこなの?」

 

ノリオ「このメンツ…」

 

キノピオ「どこかで見覚えが…」




上司はなんとハリー。

…アルミをマリオに置き換えて、原作でこのメンツだったのはどの章でしょうか?

次回もよろしくお願いします。


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過去に似た空間

現在のパワー
アルカ  200万→555万
アルミ  275→27.5万
ケーティ 250→25万〜
アオイ  225→2.25万〜


sideアルミ・マリオ

 

私達は暗い空間に転送された。

 

アルカ「みんな、とりあえず落ち着いて」

 

全員「………」

 

アルカ「ここはどうやら誰かが作った空間みたいよ。敵が現れる確率が高いわ」

 

ピーチ「敵…」

 

デイジー「なら、私達は戦えないわね」

 

ノリオ「それと、何故私達だけここにいるのでしょうか?」

 

アルカ「それが問題なのよね…」

 

ネチョッ…

 

アルミ「…なんか来る!」

 

?????「グォォォォォ!」

 

ルイージ「あれは…!?」

 

キノピオ「黒い生命体!?本体は殺したはず…!」

 

アルカ「考えてるヒマはないわね!…新式戦!」

 

…キィン!

 

アルカ   黒い生命体

アルミ vs 黒い生命体

ノリオ   黒い生命体

 

※チームは3人までになってます。

 

アルカ「1体ずつ倒すわよ!」

 

ノリオ「了解です!」

 

アルミ「…うん!」

 

黒い生命体「グォォォォ!」

 

アルカ「20年前の敵なんて楽勝よ!…煉獄パンチ!」ドゴォォ!

 

ノリオ「ドカーン」ドカーン!

 

アルミ「……炎天掌!」ズガァン!

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

黒い生命体に攻撃を当てると、すぐに消え去った。

 

アルカ「あら、意外と弱いわね…」

 

ノリオ「3体しか出てきませんでしたね」

 

アルミ「…嫌な予感がする」

 

ルイージ「進もう」

 

スタスタ…

 

黒い生命体「グォォォォ!」

 

…キィン!

 

キノピオ「シュルームパンチ!」ドゴォ!

 

ルイージ「サンダーハンド!」ビリッ!

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

私達は何度か黒い生命体に襲われたが、すぐに片付けた。

 

ー数分後ー

 

しばらく進むと、見覚えのある広場に出た。

 

アルカ「ここは、あの世の広場…?」

 

ズイッ…

 

ノリオ「…何かが近づいてきます!」

 

幽霊「ゔゔゔ…」

 

ルイージ「えー幽霊!?キャー怖いー(棒)」

 

デイジー「………」しらー

 

ルイージ「ゴメンって!…サンダールーム!」バチバチッ!

 

ルイージさんは電気の檻で幽霊を閉じ込める。

 

幽霊「ゔゔゔ…」フッ…

 

幽霊は消え去った。

 

アルカ「(このメンツであの世の広場、そして幽霊…まさか!?)…あそこの建物に敵がいるわ」

 

キノピオ「なんで分かったんだ?」

 

アルカ「…それは後で説明するわ。行きましょ!」ダッ

 

アルミ「え、お母さん!?待ってー!」ダッ

 

私達はお母さんを追いかけて建物の中に入る。

 

♪UNDERTALE-But nobody came

 

建物の中には所々お母さんが殴ったような跡が残っていたが、だれもいなかった。

…正確には全員お母さんが倒したのだろう。

 

ノリオ「アルカさんは相変わらずですね」

 

ルイージ「進もう」

 

ー最深層ー

 

??????「ハァ、ハァ、助けてくれ…」

 

アルカ「…やっぱり」

 

??????「俺は、もう…人を、殺したく、ないんだ…!」

 

アルカ「キングテレサ……アンタ…」

 

キングテレサ「…!アルカ、か…?」

 

アルカ「ええ、そうよ。随分と苦しそうにしてるわね」

 

キングテレサ「助けて…くれ…グォォォォ…」

 

タタタッ

 

アルミ「お母さん!」

 

ルイージ「あれはキングテレサ!?」

 

アルカ「いや、操られてるわ。…倒して救うわよ!新式戦!」

 

…キィン!




ドンパチですね。

次回もよろしくお願いします。


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vsキングテレサ

この章、最終章なのに逃走中より短くなるかもしれません。


sideアルミ・マリオ

 

アルカ  

ルイージ vs キングテレサ

アルミ  

 

キングテレサ「グォォォォ…」

 

アルカ「相手に物理攻撃は効かないわ、注意しなさい!」

 

ルイージ「もちろんだ!サンダールーム!」バチバチ!

 

キングテレサ「グォッ!?」

 

アルカ「ハァァァァァァッ!」ボォォォ!

 

キングテレサ「………」ニヤリ

 

アルカ「………」ニヤリ

 

キングテレサは口角を上げるが、お母さんも口角を上げている。なんでだろ?

 

キングテレサ「…巻き戻し!」ビカァ!

 

アルミ「え、えええー!?」スタスタ

 

ルイージ「巻き戻されるー!」スタスタ

 

アルカ「……時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

お母さんは時を止める。すると…

 

アルミ「…あれ?」

 

ルイージ「効果が、ない?」

 

アルカ「上手く行ったわね」

 

ルイージ「…なるほど、時を止めると相手の能力も止まってるってことか!」

 

アルカ「あと、キングテレサは見える相手を巻き戻すことができるから、後ろに回り込めば巻き戻されないはずよ」

 

私はキングテレサの後ろに回り込む。

 

アルミ「……こう?」

 

アルカ「そうよ。後は炎天掌でも打ち込めば終わり…のハズ」

 

ルイージ「頑張って、アルミ」

 

アルミ「あー、はい。…再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

キングテレサ「……グォッ?」

 

アルミ「………後ろよ!」ボォォォ

 

キングテレサ「…!グォ…」

 

アルミ「もう遅い!…炎天掌!」ズガァァン!

 

キングテレサ「グッ、グォォッ…」ヨロッ

 

アルカ「トドメよ!煉獄パンチ!」ドッゴォン!

 

キングテレサ「グォォ………」フッ…

 

私達の連携攻撃を受けたキングテレサはフッと消え去った。

 

アルカ「やったわね…」

 

ノリオ「…アルカさん、何故この建物に敵がいると分かったんですか?」

 

アルカ「このメンツにこの場所…30年くらい前にマリオ達が1回死んだ時と同じなのよ」

 

ルイージ「!…言われてみれば確かに…」

 

キノピオ「だから俺ら以外いなかったのか…」

 

ビリビリ…

 

全員「!?」

 

アルミ「これは…また!?」

 

私達全員バグりだした。

 

そして…

 

シュッ…

 

再び転送された。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

?????「ククク…ツイニフクシュウノトキガキタ…!」

 

セイゼイアガクガイイ…!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ

 

アルミ「今度は…」

 

アルカ「…どこ?」

 

キノピオ「ピーチが見当たらないな」

 

ルイージ「デイジーもだ」

 

ノリオ「結構な人数ですね」

 

アド「ここどこ…?」

 

リボン「私は確か漫画描いてて…」

 

ハリー「さっきまで署にいたんだが…」

 

カービィ「リンゴ食べてた…

 

クッパ「誰なのだ!ここに送り込んだヤツは!」

 

さっきより人が多くなっていた。




諸事情によりロゼッタとアドを入れ替えてます。

次回もよろしくお願いします。


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ポリスメン!

時間がないので多機能フォームが使えないです、すみません…



sideアルミ・マリオ

 

アド「アルカ、ここはどこなの?」

 

アルカ「ここはね…」

 

ーただいま説明中ー

 

アルカ「…ということなの」

 

アド「なるほど…」

 

ハリー「じゃあこのメンツは…」

 

リボン「警察が逆襲した時の…」

 

ノリオ「そういうことになりますね」

 

アド「何故かロゼッタさんじゃなくて私がここにいるんだけど…」

 

クッパ「じゃあ、ここの敵は「犯罪者、発見!」…いきなりか」

 

ロボット「逮捕だー!」ウィンウィン

 

アルカ「はぁ…新式戦!」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

リボン   ロボット警察

アド  vs ロボット警察

ハリー   ロボット警察

 

リボン「ぐるぐるー!」シュルル

 

ロボット「動けないー」

 

ハリー「…フンッ!」バンッ!

 

リボン先生が敵の動きを止め、ハリー総監が頭を撃ち抜く。

 

ロボット「やーらーれーたー」プシュゥ…

 

ロボット「よくも仲間を!ビーム!」ビビビ!

 

アド「…ガード!」キィン!

 

アドさんがロボットのビームを止めた。

 

アド「かーらーのー!ミサイル!」ドガーン!

 

ロボット「ぐわー!」シュゥゥ…

 

ロボット「負ーけたー!」シュゴォ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

リボン「アドさん、相変わらず強いね」

 

アド「えへへ〜」

 

ハリー「俺の出番が、ない…」

 

アルカ「いや、あるでしょ」

 

アルミ「………あ」

 

ロボット「犯罪者、発見!」ビビビ!

 

アルカ「…またザコ敵討伐作業スタートね」←メタい!

 

しばらく襲ってきたロボット警察たちを倒しまくるのであった。

 

ー数分後ー

 

ルイージ「ふぅ…」

 

ノリオ「やっと終わりましたね」

 

アルカ「進みましょう」

 

スタスタ…

 

キノピオ「警察が暴走した時がここだったら…」

 

ハリー「ボスは間違いなくクリキングだろうな…」

 

アルカ「(最初に転送された時から気になってたけど、ここに来る元凶は雰囲気やエネルギーからして”アイツ”だとしか思えない…でもそうだとしたら…)……嫌な予感しかしないわね」

 

ーさらに数分後ー

 

敵、多かった…

 

アルミ「警察本部…」

 

今の名前は”キノコ王国中央警察署”だけどね。

 

アルカ「……時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

お母さんは時を止めた。恐らく安全に総監室に行きたいのだろう。

 

アルカ「アド、描いてほしいものがあるの」

 

アド「何々?……オーケー!」カキカキ

 

アドさんが描いたものは…

 

アド「はい」

 

アルカ「ありがと」ブンブン

 

…ギャグ漫画にありそうな10トンハンマーだった。

 

ズシッ

 

アルカ「流石に重いわね、これ」

 

アルミ「本物なの、それ?」

 

アルカ「…持ってみなさい」スッ

 

アルミ「うん…うわっ!?」ズシッ

 

これ、ホントに、重い…

てか、お母さんはこれでなにするんだろ?




カービィは何故ほぼ無言なのかって?
…眠いからですよ。

次回もよろしくお願いします。


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ぶっ潰す!(文字通り)

この小説についての川柳

むらさんの
 どうがのはなし
    つづかせる

……どうですか?


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「で、お母さんはそのハンマーで何する気?」

 

アルカ「…当ててみて」

 

ハンマーですることと言えば…

 

アルミ「…ドアをこじ開ける?」

 

アルカ「それならハンマーはいらないわよ」

 

アルミ「あ、そうだった。………あ」

 

ありえるわね…

 

アルカ「どう、分かった?」

 

アルミ「…建物ごとぶっ潰す?」

 

アルカ「正解♪」

 

全員「…………」サーッ

 

私達はお母さんから少しずつ引いていく。

 

アルカ「あ、あの…なんで引いてるの?」

 

キノピオ「その、な…」

 

ルイージ「相変わらずの…」

 

ノリオ「規格外さですねって…」

 

アド「思ってるだけだよ…?」

 

クッパ「勘違いしないでほしいのだ…」

 

ハリー「だから、建物ごと潰す場合…」

 

リボン「こんなふうに少しずつ…」

 

カービィ「離れていったほうがいいと思ってね…」

 

アルミ「頑張ってね〜、お母さん!」

 

タタター、シュッ!

(逃げて近くの壁の裏に隠れる音)

 

アルカ「は、はぁ…とりあえず潰していきますかね…?」

 

お母さんは力を溜める。そして…

 

アルカ「…フッ!」

 

ピョーーーン!

建物を越える高さまで飛び上がり…

 

アルカ「……バーニング…ハンマァァァァァァ!」

 

ドゴォォォォォォォォォ!

 

火を纏わせた10トンハンマーを警察本部にぶつける。

 

そして数秒後…

 

ピキピキ…

 

建物は次第に割れ始め…

 

ドンガラガッシャーン!

 

バラバラに崩壊した。

 

男「…………(すげぇ…)」

女「…………(すごい…)」

 

アルカ「ふぅ…さて、と…」ゴソゴソ…

 

お母さんは瓦礫の中をゴソゴソ探す。

 

アルカ「…あ、いた!よっ…と」ズポッ

 

?????「」チーン

 

ルイージ「あいつは…!」

 

キノピオ「クリキング!」

 

アルカ「そ。こいつを…殴る!」ドゴッ!

 

クリキング「グォォ…」フッ…

 

クリキングはお母さんに殴られ消え去った…

 

ノリオ「ちゃんと攻撃しないと消えないんですね…」

 

アルカ「…そろそろ来るわよ」

 

アド「なにが?」

 

アルカ「…転送」

 

クッパ「また来るのか!?」

 

アルカ「ほぼ絶対に…あ、来た」

 

ビリビリ…

 

アルミ「あーれー(棒)」

 

シュッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

…………。

 

ホウ、サスガニカンタンダッタカ。マアイイ。

ジワジワトタイリョクヲケズッテイケバイイハナシダ…。

 

?????「コノウラミ、ハラシテヤルゾ…!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

アルミ「今度は…?」

 

アルカ「このメンツね…」

 

ルイージ「嫌な予感…」

 

アド「このチームって…」

 

カービィ「あ、アレだね…」

 

今度は5人だけだった。




次の場所は長くなります…多分。

次回もよろしくお願いします。


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T.S.D.G

宝 探し デス ゲーム




sideアルミ・マリオ

 

今度転送された場所は私、お母さん、ルイージさん、カービィさん、アドさんの5人しかいなかった。

 

アルカ「……ここは、カメーン国ね」

 

アルミ「ここが?」

 

ルイージ「このメンツからしてそれしかありえないね…」

 

アド「私達が共闘した場所だものね…」

 

カービィ「で、敵は?」

 

全員「………いない」

 

アルカ「いないわね…」

 

アルミ「隠れてるのかな?」

 

ルイージ「いや、手当り次第で襲いかかってくるはず…」

 

アド「つまり、近くにはいないってことね」

 

カービィ「…………」

 

アルカ「…カービィ?」

 

カービィ「…何か降ってくる!」

 

アルミ「ゑ」

 

ヒュゥゥ…ドゴーン!

 

????「よう、久しぶりだな…」

 

アルミ「巨大な…ネズミ?」

 

誰コイツ?

 

ルイージ「…?あー…」

 

アド「なんか見覚えが…」

 

4人「誰だっけ?」

 

チュルゲ「ドン・チュルゲだ!」

 

4人「あ、そうだった」

 

チュルゲ「今度こそはここを通さない!かかってきな!」ポイッ

 

チュルゲは爆弾を投げてきた。

……ボムをコピーしたカービィさんのマネかしら?」

 

チュルゲ「違う!丸っこいヤツが私をマネしたのだ!」ポイポイ

 

アルカ「あ”あ”うるさいわね…アド、バット描いて」

 

アド「え?うん…はい」カキカキ、スッ

 

アルカ「ありがと」

 

チュルゲ「そのバットで私を叩き潰すのか?」

 

アルカ「いや、少し違うわね…」ブンッ

 

お母さんはバットで打つ体制に入る。

 

チュルゲ「なにがしたいのかは知らんが、させんぞ!くらえ!」ポイッ!

 

それを見たチュルゲが爆弾を投げる。

 

アルカ「来たわね…!………オラァ!」

 

カィィィィィン!

 

チュルゲ「ぐほぉ!?」ドゴォ!

 

お母さんはバットで爆弾を跳ね返し、跳ね返された爆弾はチュルゲに直撃した!そして爆弾は爆発し…

 

チュルゲ「おーぼーえーてーろぉーーー!」ピュゥゥゥ…

 

キラーン☆

 

チュルゲは空の彼方へ飛んでいった。

 

アルカ「…ホームランね♪」

 

アド「おお…!」パチパチ

 

ルイージ「これで1人目を倒したね」

 

カービィ「あっさりすぎない?」

 

アルカ「まあいいじゃない、たまには」

 

アルミ「”たまに”の頻度じゃない気が…」

 

ドスンドスン。

 

ルイージ「この足音は…」

 

アド「間違いなく…」

 

???「グォォォォォォォォォォオ!」

 

燃えている巨大なペンギン(?)が近づいてきた。

 

アルカ「デデデじゃない。…操られてるわね」

 

アルミ「あ、大王様だったの?気付かなかった」

 

ルイージ「気付かないの!?」

 

デデデ「モヤシてやるー!」

 

カービィ「文字が違わない!?」

 

デデデ「グォォォォ!」




…あっさり勝つんだろうな…。

次回もよろしくお願いします。


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昔の敵は今のモブ

サブタイトルは迷言ですね。


sideアルミ・マリオ

 

デデデ「グォォォォ!」

 

アルカ「今のデデデはヒーボーボーというやつに操られてるわ」

 

アルミ「マジか…」

 

カービィ「デデデのヤツ、洗脳されやすいから正直困ってるんだよね…」

 

アド「確かにそうだよね…」

 

ルイージ「…来るぞ!」

 

デデデ「グオッ!」ブンッ!

 

大王様はハンマーをぶん回してくる。

 

アルカ「…フンッ!」ガシッ

 

それをお母さんが片手で止める。

 

デデデ「グオッ!?」

 

アルカ「煉獄パンチ!」ドゴォ!

 

そしてもう片方の手でパンチを叩き込んだ。しかし…

 

デデデ「グッ…グォォ!」ボォォォ!

 

アルミ「燃えて回復した!?」

 

アルカ「あ…忘れてたわね」

 

アド「カービィ、コレを吸い込んで!」ポイッ

 

カービィ「オーケー!スゥゥゥゥゥッ…ウォーター!」ピロリン☆

 

カービィさんはアドさんが描いた水バケツをコピーした。

 

デデデ「グォォォォ!」ボォォォ…!

 

それに反応した大王様が火を出してきた。

 

ルイージ「サンダー!」ビリビリ!

 

それをルイージさんがサンダーで相殺した。

 

デデデ「グッ…」

 

カービィ「今だ!くらえー!」

 

ブシャー!

 

カービィさんが隙をついて大王様に水をかけまくる。すると…

 

デデデ「グォォ…」

 

ポワン!

 

ヒーボーボー「くっそー!濡れちまったじゃないか!」

 

大王様の中からヒーボーボーが出てきた。

 

アルカ「出たわね!…オラァ!」ドゴォ!

 

ヒーボーボー「グフゥッ!グォォ…」フッ…

 

お母さんが殴ると、ヒーボーボーは消え去った。

 

カービィ「ふぅ、強かったね」

 

デデデ「うーん…あれ?ここはd」フッ…

 

アド「消えた…?」

 

アルカ「役目を終えたからかしら?」

 

アルミ「どういうこと、お母さん?」

 

アルカ「多分ヒーボーボーとデデデはセットだったのよ。それでヒーボーボーは消えたからデデデも消えたのよ、多分」

 

ルイージ「なるほどね…」

 

カービィ「で、次の敵は…あ」

 

アド「…変な口調で喋るイカ!」

 

アルミ「え、でも10年前にノーアが倒しましたよね?」

 

ルイージ「でももう10年経ってる。腕も戻ってるだろう」

 

アルカ「それもそうね。とりあえず進みましょう」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一方、その頃…

 

シュッ

 

ピーチ「あら?ここは…城に戻ったようね」

 

「女王ーーー!大変です!」

 

ピーチ「え、どうしたの!?」

 

「黒い生命体が城を襲撃しています!」

 

ピーチ「え!?…今すぐ応援を!」

 

「はっ!」

 

ピーチ「早くロゼッタさんに「その必要はないですわ」…ロゼッタさん!?」

 

ロゼッタ「今ついた所ですの。城を守りましょう!」

 

ピーチ「…うん!」




次回もよろしくお願いします。


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3度目のイカ

……イカ焼き食べたい。
今日はポッキーの日だけど、イカ焼き食べたい。

アルミ「んま〜い♪」ムシャムシャ

天の声「一口くれ〜」

アルミ「やだ」

天の声「チキショー!」


sideアルミ・マリオ

 

しばらく進むと、道はどんどんイカスミまみれになっていった。

 

アルカ「近くにいるわね」

 

カービィ「また吹き飛ばされたりしないよね?」

 

アド「そこは大丈夫だよ…多分」

 

ルイージ「…あ、いた!」

 

イカ「ん?…お前らは!」

 

イカは私達(主にお母さん)を見て怒りをあらわにする。

 

アルカ「久しぶりね」

 

イカ「この野郎…またわての縄張りを奪いに来たんちゃうか!?」

 

アルカ「…まあ、じゃないと進めないし」

 

イカ「ぐぬぬ…そうはさせんでー!」

 

ブンッ!

 

アルカ「おっと」サッ

 

ドゴォン!

 

アルカ「一本ずつ腕をもいでいくわよ!」

 

アド「了解!ミサイル!」

 

ドゴドゴッ!

 

イカ「痛えー!」

 

アルミ「炎天掌!」ズガァァン!

 

イカ「熱いー!このぉー!」ブンッ!

 

アルミ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

冷静に腕をよけて、と。

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

イカ「とりゃー!…あれ?」キョロキョロ

 

アルミ「隙あり!炎天…」

 

イカ「イカスミー!」ブシャー!

 

アルミ「うわっ!?」

 

私に黒い墨が直撃する。

 

アルミ「………」

 

カービィ「ブッ、アルミが真っ黒になってる〜ww」

 

イカ「そうやそうや〜ww」

 

カービィさん、アンタ味方ですよね?

 

イカ「うぇーい、この真っ黒くろすけww」ゲラゲラ

 

アルミ「………あ”?」ブチッ

 

アド「うわ、アルミが…」

 

……丸焼きにしてやるわ。

 

アルミ「新式戦!」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ vs イカ

 

アルミ「このぉ………クソイカァー!」ドゴッ!

 

イカ「ぐふっ!?」

 

アルミ「私はまっくろくろすけじゃぬわーい!」

 

イカ「そこっ!?」

 

アルミ「そして…」ガシッ

 

私はイカの腕を掴む。

 

アルミ「…私のお気に入りのパーカーを汚した罪は重いわよ?」

 

イカ「は、離せ…」

 

アルミ「天……」ドガッ!

 

イカ「…ふぐっ!?(イカです)」

 

まずイカを蹴り上げ、飛び上がる。

 

アルミ「…創…」シャキン…

 

次に火で大剣を作る。

 

イカ「や、やめ…」

 

アルミ「…滅!」ズバッ!

 

最後に大剣で斬りつける。

 

イカ「が、はっ…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルカ「それじゃ…」スッ

 

お母さんはアドさんが描いたバットを振りかぶり…

 

カキーン!

 

イカ「あーーーーれーーーー!」ピュゥゥゥン!

 

アルミ「ホームラーン!」

 

アルカ「………アルミ、アンタそろそろ戻れば?」

 

アルミ「あ、バレてた?」

 

火でイカスミを蒸発させれば済んだ話なのである。

 

ま、パーカーを汚されたから怒ったのも事実だし、別にいいよね…?




…アルカって、現在45歳なんですよ。
…なのに見た目は20代。若っ!?

次回もよろしくお願いします。


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ラジコン野郎

sideアルミ・マリオ

 

お母さんがイカをかっ飛ばした後、私達はしばらく進んだ。

黒い生命体がうじゃうじゃいた。

 

アルカ「ふぅ…流石にこの数は疲れるわね」

 

アルミ「ハァ、ハァ…」

 

アド「?あっちに誰かいる!」

 

ルイージ「ん?…アイツは…」

 

?????「カニカニー!」

 

アルミ「…カニ?」

 

チョッキー「久しぶりカニ!俺はチョッキーカニ〜!」

 

アルミ「…なら」

 

私はグーを出す。

 

チョッキー「あー!負けたカニー!」

 

カービィ「弱っ!?」

 

チョッキー「……なーんてな、カニ!ラジコン起動!」カチッ!

 

ヴォォン!

 

チョッキーはラジコンを取り出し、起動すると、カメーン国のマークみたいなヤツが2つ出てきた。

 

チョッキー「いけー、カニ!」

 

ズドドドッ!

 

アルカ「弾幕ね…九州!(漢字違う!)」ギュルルルルル!

 

チョッキー「な、なんだとー、カニ!?」

 

アルカ「私には物理攻撃しか効かないのよ!」

 

ルイージ「サンダールーム!」バチバチ!

 

グググッ…!

 

ルイージさんは仮面をサンダーで止める。

 

チョッキー「ぐっ、動かせない…なんで、カニ!?」

 

アルミ「さぁね。言うなら…アンタが時代遅れだからよ!…炎天掌!」ズガァァン!

 

チョッキ「グフッ…カ…二…」フッ…

 

フッ…

 

チョッキーは一撃で倒された。それと共に仮面を消えた。

…弱すぎない!?

 

アルミ「ミニボス的なヤツにしては弱すぎな気が…」

 

アド「アルミ、メタいよ?」

 

アルミ「…あ、すみません」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おい作者!

 

天の声「なんだ?」

 

アルミ「弱すぎるわよ!」

 

天の声「スマン、コイツは本体が弱い系よヤツなんだよ」

 

アルミ「だとしてもよ。弱すぎ!」

 

天の声「…安心しろ、次のヤツは少し強い」

 

アルミ「期待していいのね?」

 

天の声「おう」

 

アルミ「…分かったわ」

 

天の声「そんじゃあな」フッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルカ「………(アルミ、アンタいつからそれが…)」

 

ルイージ「アルカ、どうした?」

 

アルカ「え?あ、いや、なんでもないわ。進みましょう(今のヤツはメタいしね…)」

 

スタスタ

 

しばらく進むと門のようなものがあった。

 

アド「ここはカメーン国の…」

 

カービィ「入ろう」

 

…門に入って数秒後。

 

ドスーン!

 

???「この先は通さないケロー!」

 

巨大なカエルのようなヤツが出てきた。

 

アルカ「アンタは確か…」

 

マムー「マムーケロ!勝負ケロ!」

 

…ハァ。

 

アルミ「イカ、カニ、カエルね…」

 

変な組み合わせね。

…チャチャっとやっちゃいますか♪




次回もよろしくお願いします。


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鼓膜崩壊

前書きに書くことがない…

アルミ「じゃあ書くな」

天の声「分かった」


sideアルミ・マリオ

 

マムー「歌声をくらえ!ゲーロゲロ!」

 

ポワーン!

 

マムーが歌うと、♪の弾幕がとんできた。

速度が遅かったから簡単に避けられたけど。

 

アルカ「…マムーの歌い方によって弾幕の性質が変わるわ、気をつけて!」

 

マムー「ムゥ…ネタバレ…するなぁ〜♪」

 

ポワワワ…

 

今度は小さい弾幕が大量に飛んできた。

 

アルミ「吸sh…え!?」

 

吸収できない!?

…これ物理攻撃!?

 

アルカ「厄介な弾幕ね…」

 

マムー「ゲロゲー!」

 

ポワン!

 

「ゲロゲーロ!」

 

…なんかうごメモのカエルが出てきたんだけど!?(メタい!)

 

アド「これってまさか…」

 

マムー「いけー!」

 

「ケロケロケーロ、ケロケーロ♪」

 

カービィ「うわっ、早い!」サッ

 

アルカ「………アド、耳栓描ける?」

 

ルイージ「耳栓?…まさか」

 

アルカ「多分考えてることはあってると思うわよ」

 

アルミ「お母さん、何するつもり?」

 

アルカ「まぁ、見てなさい。カービィ、♪を吸い込んで!」

 

カービィ「オーケー♪スゥゥゥッ……マイク!」ポワン!

 

アド「描けたよ、はい」スッ

 

アルカ「ありがと。アルミ、これをつけなさい」スッ

 

アルミ「え?うん…こう?」スポッ

 

アルカ「それでオーケーよ。…思いっきりやっちゃいなさい、カービィ!」

 

カービィ「スゥゥゥッ……行くぜえ!

 

マムー「!?」

 

アルミ「この音量は…!?」

 

カービィ「ぶーぶーぶー、バスぶーぶー♪「ギャァァ!」ケーサツ来ーても笑うだけー♪「や、やめ…」オーレのバースに乗ってくれー!「ガハッ…」フェェェェェイ!

 

マムー「負けたケロ…」フッ…

 

「うるさすぎるケロ…」フッ…

 

カービィ「……ふぅ」ポワン

 

…………。

今の音量はやばかった…

 

ルイージ「終わった…」

 

アド「前は耳栓なかったから鼓膜破れちゃったんだよね…」

 

アルカ「マイクカービィの歌声に勝てる耳はないわね」

 

アルミ「あはは…(苦笑い)」

 

カービィ「いや〜、スッキリしたよ。まるでトイレでオシッ「それ以上言うのはやめなさい」あ、うん」

 

アルカ「進みましょう」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一方、その頃…

 

「なんだコイツら!?…ガハッ!」

 

黒い生命体「グォォォォ…!」

 

ミール「この数は…」

 

ジーノ「…流石に多すぎる!」

 

キノコ王国は、黒い生命体の大群に襲撃されていた。

 

Yケーティ「お姉ちゃん、何処だろう…?」

 

Sアオイ「お母さんも…」

 

ノーア「帰ってきてよ…アルミ!」

 

ルイス「何処に、いるんだよ!」

 

彼らの声が届くことはなかった………?




次回もよろしくお願いします。


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カメーン?カーメン?

桜咲く。が後少しで100話になります。
…この小説とは55話差がありますね。


sideアルミ・マリオ

 

道の奥には広間があった。

 

アルミ「誰かいる…?」

 

????「ここは…?」

 

アルカ「アンタは…カーメン?」

 

カーメン?今のカメーン国の王はカーメン2世だから…先代?

 

カーメン「…何故私はここにいる?地獄で罪を償ってたはずだ…」

 

カービィ「こっちがききたいよ」

 

カーメン「何故……ぐっ!?」

 

カーメンは突然顔色を悪くする。

 

ルイージ「まさか、キングテレサみたいに操られるのか…!?」

 

アド「じゃあ…あのでっかい仮面になるの!?」

 

カーメン「ぐっ…君達…本当にすまない…もう意識が…保てない…」グォォォォ…

 

カーメンの周りに黒いオーラが湧き上がる。

 

カーメン「グォォォォ…」

 

アルカ(カーメンのあのオーラ……100%アイツね…)

 

カーメンはどんどん大きくなり…

 

カーメン「グォォォォォォォォォォオ!」

 

カービィ「デスカーメン…!」

 

アルカ「…オラァ!」ドゴッ!

 

カーメン「グッ…」

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

カーメン「グォッ!?」

 

アルミ「……あれ?」

 

ダメージ普通に入ってない?

 

アルカ「…多分私とアルミが強すぎるのよ、コイツにとって。パワーも10万ぐらいよ」

 

ルイージ「マジか…」

 

アド「ミサイル!」ドゴドゴッ!

 

カーメン「……グォ?」

 

アド「効いてない!?」

 

カービィ「あはは…」

 

アルカ「とりあえず、とっとと片付けるわよ。アルミ!」

 

アルミ「?……了解!」

 

カーメン「…グォォォォ!」ズドーン!

 

2人「ハッ!」サッ

 

私とお母さんは飛び上がり、足に火を纏う。そして…

 

2人「……双飛遊星弾!」

 

……ドゴォォォォォォォォッ!

 

思いっきりかかと落としをいれた。

 

カーメン「グッ…グォォ…」フッ…

 

攻撃はカーメンに直撃し、カーメンは消え去った。

 

アルミ「ふぅ、なんか疲れた…」

 

アルカ「これで多分ここも終わりね」

 

ルイージ「やっと次d」シュッ…

 

ルイージさん、途中までしか言えなかt シュッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ

 

ルイージ「aー!」

 

カービィ「あ、ここは…」

 

アド「元の世界…?」

 

ルイージ「なんだよ…この…状況は…」

 

キノコ王国は、黒い生命体に襲撃さら、甚大な被害に遭っていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ

 

アルカ「さて、今度はどこかしら?」

 

アルミ「……あ、ケーティ!アオイ!」

 

ケーティ「お姉ちゃん!」

 

アオイ「ここはどこ…?」

 

アルカ「あら、アンタ達も来たのね」

 

ルメ「先輩、ここ何処ですか…?」

 

ダークルメ「怖いよ…」

 

グレイ「不思議な空間だ…」

 

ノーア「さっきまで黒い生命体と…」

 

ルイス「戦ってたハズ…」

 

キノ太郎「?あそこに…」

 

アドレーヌ「人がいる…?」

 

今度は私の世代ばかりだった。




アルミ世代がいる、つまり…?

次回もよろしくお願いします。


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ネクロン再び

今後のストーリーの計画を立ててたら、アルミがチートになる事に気付いた今日この頃。


sideアルミ・マリオ

 

ネクロン「…10年ぶりだな」

 

アルミ「ネクロン!?…アンタ達は刑務所にいるはず…」

 

セイダン「正直何故ここにいるのかは分からない」

 

ソーン「気がついたらここにいたのだ」

 

アルカ「…なるほど、つまり…」

 

お母さんは臨戦態勢に入る。

 

アルカ「また倒せばいい話よ!新式戦!」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルカ   vs   ネクロン

 

ルメ

ダークルメ vs   セイダン

グレイ

 

アルミ 

ケーティ  vs   ソーン

アオイ

 

アドレーヌ     大博士

キノ太郎  vs   

ルイス       スカーフ

 

ノーア   vs   ボンゾー

 

…スタート!

 

sideノーア・ピース

 

ボンゾー「久々に動くからね〜、まずは小手調べといこうか!」

 

コイツはボンゾー。敵の中で1番弱い(と思う)はず。

 

ボンゾー「くらえ、風船!」ボンッ!

 

ボンゾーは風船を出してきた。確か割れたらダメージを受けるのよね?なら…

 

ノーア「…ヘイルストーム!」ビュゥゥゥン!

 

…カチーン!

 

私は風船を凍らせた。

 

ボンゾー「凍らされた!?なら、コイツはどうだー!」ポイッ!

 

今度は黒い頭蓋骨を飛ばしてきた。コイツは…

 

ノーア「…ドカーン」ドカーン!

 

バズーカをぶっ放して消し飛ばした。

 

ボンゾー「スカルまで!?ぐっ…なら近接攻撃だ!」ダッ!

 

弾幕が無くなったボンゾーは突っ込んできた。

 

ノーア「…………」スッ

 

私は片手だけ出す。

 

ボンゾー「片手だけで戦うのか?馬鹿者め!」

 

ノーア「ハァ…馬鹿者はアンタよ。…凍結拳!」パキィン!

 

氷を纏ったパンチは、ボンゾーの鳩尾に直撃した。

 

ボンゾー「が…はっ…グォォ…」フッ

 

そしてボンゾーは消え去った。

 

ノーア「…私の勝ちね」

 

疲れたわ…

 

sideルイス・マリオ

 

スカーフ「私と師匠が相手だ!」

 

大博士「かかってこい…!」

 

ルイス「言われなくても!…サンダー!」ビリビリ!

 

俺はスカーフに向かって雷を落とす。

 

スカーフ「…くっ」

 

ルイス「効いたみたいだな」

 

キノ太郎「オラアッ!」ドゴッ!

 

スカーフ「…かはっ!?」

 

近接攻撃に弱いようだな。

 

アドレーヌ「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ!

 

スカーフ「ガッ…グォォ…」フッ…

 

大博士「な…!?」

 

3人「…弱すぎない?」

 

大博士「よくも私の弟子を…!」

 

ルイス「いやいやいや、弱すぎるだけだろ!?」

 

大博士「野郎ぶっ殺してやる!」

 

キノ太郎「聞く気ないぞコイツ」

 

大博士「行けっ、ガーディアン!」ビシッ

 

大博士は俺達を指差す。

 

シーン

 

アドレーヌ「…あれ?なにも起きない?」

 

大博士「…あ、機械が無い!?」

 

ルイス「コイツ武器無かったら無力になる系のヤツか。…サンダールーム!」バチバチ!

 

大博士「グォォ…」フッ

 

大博士もあっさり倒せた。

 

キノ太郎「…俺達の出番これだけ?」

 

アドレーヌ「そうみたい」




ノリオ、ミール、ノーアの名字はピースにしました。
平和が1番なので。
…ということは、ミールは平和・平和になりますね(笑)

スカーフと大博士がギャグキャラになってやがる…

次回もよろしくお願いします。


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カ オ ス な バ ト ル V 2

俺が最近ハマっていることは、ゆゆうたさんの動画と…東方ぐらいですかね?
面白そうなので時系列に打ち込んでみました。3部後半あたりからちょくちょく出すと思います。


…あ、ちなみにBGMはオリジナル曲です。


♪MULAストーリー-アルミのテーマ

 

sideアルミ・マリオ

 

ソーン「さあ出てこい、動物達よ!」

 

ギュゥゥン…!

 

「ワオーン!」

 

「グルルル…!」

 

ケーティ「おお、怖い怖い(棒)」

 

アルミ「相変わらずの量ね…」

 

ソーン「行けえ!」

 

「ガルルルルッ…!」

 

アオイ「ソウルブラスター!」

 

ドガーン!

 

「キャウン!」

 

ケーティ「せいやっ!」ズバッ!

 

「キャン!?」

 

アルミ「…炎天掌!」ズガァァン!

 

「ギャフン!」

 

私達は狼たちを蹴散らしていく。

 

ソーン「もっとだ!もっと来い!」

 

「グルルル!」

 

しかし、ソーンが追加で呼び出してくる。

…アイツ、攻撃が効かないのよね。

 

アルミ「タマシイに干渉することができれば…あ!」

 

確か、アオイの能力って!

 

アルミ「ねえアオイ」

 

アオイ「どしたのお姉ちゃん?」

 

アルミ「アンタの能力で弾幕をアイツに向かって撃ってくれる?」

 

アオイ「?…やってみる…」ギュィィン…

 

アオイは能力を使って弾幕を生成する。そして…

 

アオイ「…発射!」

 

ピュン!…ドゴォ!

 

ソーン「グオッ!?なんだ…?」

 

アルミ「…よし!もっとやっちゃって!」

 

アオイ「うん!」ギュゥゥン…

 

ソーン「お前の仕業か…そうはさせないぞ!」

 

「グルルル…!」

 

ソーン「青い子を優先しろ!」

 

「ワオーン!」

 

アルミ「通さないわよ!」ドゴォ!

 

「キャウン!」

 

アルミ「撃ちなさい、アオイ!」

 

アオイ「…オーケー!………ガスターブラスター!」ギュィィン…

 

…チュドーン!

 

ソーン「な…」

 

ドガーン!

 

ソーン「グォォォォ…」フッ…

 

アオイの光線は直撃し、ソーンは消え去った。

 

ケーティ「ハァ、ハァ…」

 

アルミ「ケーティ、お疲れ様」

 

ケーティ「ありがと、お姉ちゃん…」

 

sideルメ・パンドラ

 

セイダン「いでよ、巨人!」

 

「グォォォォ…!」

 

ルメ「わお、デカいわね」

 

ダークルメ「う、うわぁ…」

 

グレイ「4体か…」

 

セイダン「踏み潰せ!」

 

ズシッ、ズシッ!

 

踏まれたらペラッペラの1枚になってしまうわね。

 

ルメ「絶風神の舞!」

 

ビュゥゥゥン!

 

「グォ…!」

 

やっぱ風はあまり効かないわね。

 

ダークルメ「………キャハハ!」

 

ルメ「…スイッチが入ったようね」

 

ダークルメは戦う時以外はまるで子供。…そう、戦う時以外は。

 

グレイ「主人、僕は何をすればいい?近接攻撃じゃあ無理そうだ」

 

ルメ「そうね…じゃあ、武器になりなさい」

 

グレイ「了解だ…!」シャキン!

 

グレイは灰色の刀に変形した。

 

ルメ「ダーク、行くわよ!」

 

ダークルメ「キャハハ…ぶっ殺す!」

 

うわぁ…口悪いわね…

まあいいや。倒そう。




アオイの能力:タマシイを操る能力

…チートですね、はい。

次回もよろしくお願いします。


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攻 略 完 了 !

次回からこの章の終盤ですね。
衝撃の展開になります。


♪かいりきベア-アンヘル

 

ダークルメ「キャハッ…!」ズバッ

 

「グオッ!?」

 

動きが速いわね…

 

ルメ「…風斬・鎌鼬!」

 

ズバズバッ!

 

刀(グレイ)に風を纏い、巨人を斬りつける。

 

「グッ…グォォ!」

 

セイダン「すばしっこい奴らめ…!」

 

ダークルメ「キャハハ…狂斬り!」

 

ズシャッ!

 

黒い斬撃がついに巨人の体勢を崩した。

 

ルメ「ナイスよ!…ハァッ!」ズバッ!

 

「グググッ…グォォ…」

 

そして私が1体目のトドメを刺した。

 

セイダン「くっ、3体じゃ…」

 

ルメ「あら、余裕ないのかしら?」

 

セイダン「…こうなったら…回れ、巨人よ!」

 

「グォォ…!」

 

グルグル…!

 

3体の巨人は私達を囲み、回りだす。

 

ビュゥゥゥン…!

 

そして突風が発生する。

 

ダークルメ「うわっ!?」フワッ

 

ルメ「危ない!」ガシッ

 

私は浮きそうになったダークの腕を掴む。

 

セイダン「さあ、攻撃してみろ!」

 

ルメ「…………」

 

10年前、アルカ先輩は火を纏ってめちゃくちゃ回転することで風を操った。

でも、私は”風幽”。風を操る。もしかしたら、できるかもしれない!

 

ルメ「ダーク、力を借して!」

 

ダークルメ「…うん!」

 

ルメ「ありがと。ハァァァァァァァッ…!」ギュルルルル…!

 

セイダン「…ムッ?」

 

私は少しづつ風を乗っ取る。(なにそれ!?)

 

ルメ「この…調子でっ…!」

 

ギュルルルル…!

 

セイダン「まさか…!」

 

ルメ「でーきーたぁーーーっ!」

 

ビュゥゥゥン!

 

私は巨人達が起こした風を完全に乗っ取ることに成功した。(だからなにそれ!?)

 

ルメ「この風を…くらえ!」

 

私は風を球状にし、投げつける。

 

ルメ「ベリーラージ・ウィンドボム!」

訳:超デカい空気爆弾

 

セイダン「な、んだと…」

 

ドがァァァァァァン!

 

セイダン「グォォ…」フッ…

 

「グォォ…」フッ…

 

セイダンは消え去り、巨人達も一緒に消え去った…。

 

sideアルミ・マリオ

 

アルミ「…………」

 

私は今、目の前の光景に驚いている。その光景は…

 

ネクロン「………」ズズッ

 

アルカ「………」ズズッ

 

…お母さんとネクロンが平和にお茶してる光景だった。

 

アルミ「…何してんの?」

 

ネクロン「むっ、終わったのか?」

 

アルカ「そのようね」

 

アルミ「…質問に答えてくれる!?」

 

ネクロン「ああ、その事なんだが、俺は元々戦う気がないんだ。だから速攻で降参した」

 

アルカ「他の奴らが倒されたらここから消えるらしいわよ」

 

アルミ「は、はぁ…」

 

ー数分後ー

 

ネクロン「そろそろ時間だな。…健闘を祈る」フッ…

 

アルカ「…ええ」

 

アルミ「………」

 

シュッ…

 

そして私達は、再び転送された…。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ…

 

?????「………ヤットキタカ」

 

たどり着いた空間には、変な生物がいた。

なんか、黒くて、人形で、目が赤く光ってる…でも、黒い生命体より何十倍も強そうな雰囲気。

 

ノリオ「なんで……」

 

ルイージ「お前が…いるんだよ…!?」

 

?????「サアナ。キセキガレンゾクデオキタケッカ、コウナッタノサ」

 

アルカ「………できればこの予想、正解したく無かったわ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……20年ぶりね、グリッチ」




…………。

次回もよろしくお願いします。


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最終血戦①

90話ぶりの再開ですね…。

現在のメンバー
アルミ、アルカ、ケーティ、アオイ、ルメ、ダークルメ、グレイ、ルイージ、ルイス、キノピオ、キノ太郎、アド、アドレーヌ、ノリオ、ミール、ノーア、ハリー、カービィ、クッパ
戦闘不能
なし


♪Stormheart-Code Red(Fatal Error Sans)

 

sideアルミ・マリオ

 

アルカ「20年ぶりね、グリッチ」

 

グリッチ「イヤ、セイカクニハ『アンデット・グリッチ』ダナ。……オレヲコロシタヤツガイナイヨウダナ…シンダカ?」

 

アルカ「…………」

 

グリッチ「…チンモクハコウテイトミナスゾ。ソウカ、シンダカ…オレモオナジメ二アッテタカモナ。…ハナシハココマデ二シヨウ」

 

アルカ「そうね…」スッ

 

お母さんはポケットから手を出す。

 

アルカ「……とりあえず死になさい」

 

シュッ!

 

お母さんは姿を消し…

 

グリッチ「…ホウ、ツヨクナッタナ」パシッ

 

アルカ「………」ギリッ

 

…次の瞬間にはグリッチに攻撃を止められていた。

 

アルカ「煉獄パンチ」

 

ドシュゥゥゥ!

 

グリッチ「グッ…アツイナ…オラッ!」ドゴッ!

 

アルカ「…!?ガフッ…」

 

ヒュゥゥ…ドゴーン!!!!

 

アルミ「お母さん!?」

 

ルイージ「アルカ!?」

 

い、今起こった事を話すわ…

グリッチは確かに煉獄パンチをくらった。

でも、ほぼ怯まずにお母さんにストレートを入れ、お母さんはぶっ飛ばされ壁に激突したんだ!!

 

ノリオ「攻撃力が格段にパワーアップしてますね…」

 

アド「レーヌ、アルカの回復を頼むわ!」

 

アドレーヌ「う、うん!」タタッ

 

グリッチ「オイオイドウシタ?ハヤクカカッテコイヨ!」

 

Yケーティ「よくもお母さんを…ユウキ覚醒!」キィン!

 

Sアオイ「スーパー化!」ビカァ!

 

アルミ「2人とも待ちなさい!」

 

Yケーティ「待たない!ブレイブカッター!」ズバズバッ!

 

Sアオイ「ガスターブラスター!」ドガァァァン!

 

煙は晴れ…

 

グリッチ「ガキ二シテハナカナカツヨイコウゲキダッタ…ゾッ!」ドガッ!

 

2人「ガッ!?」

 

…グリッチの拳が2人に命中する。

 

アルミ「ケーティ!アオイ!」

 

Yケーティ「大丈夫だ、よ…」

 

Sアオイ「この程度じゃ…怯まない!」

 

ルイス「よせ、無茶だ!」

 

ノリオ「ノーア、アイスボールを」

 

ノーア「ええ」スポッ

 

ノリオ「…アイスキャノン!」ドガァァァァァァァン!

 

氷を纏った光線が飛んでいく。

 

グリッチ「グッ…ウゴケナイ…ナンダコレハ…」カチーン

 

アド「今よ!ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ!

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

クッパ「ファイアァァァ!」ボォォォ!

 

グリッチ「グッ…コシャクナ!」

 

ルメ(グレイ刀装備)「1人が無理ならみんなで総攻撃よ!風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

ダークルメ「狂斬り!」ザシュッ!

 

グリッチ「クソォ…チョウシニ…ノルナァ!」ドガーン!

 

全員「!?」

 

グリッチを中心に爆発が起きた。

 

グリッチ「フゥ、ヤットカイホウサレタ…」

 

ジーノ「くそっ…」

 

ノリオ「おそらく同じ手は通じないでしょう」

 

戦いは、始まったばかりだ…。




治療中
アルカ、ケーティ、アオイ

次回もよろしくお願いします。


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最終血戦②

回復中
アルカ、ケーティ、アオイ

戦闘不能
なし


sideアルミ・マリオ

 

グリッチ「ヤッカイナヤツラカラコロシテイクカ。マズハ…オマエダ!」シュッ!

 

ノリオ「!!」

 

最初に狙われたのはノリオさんだった。

 

グリッチ「シネ!」

 

アルミ「させない!時間停止!(数人以外)」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

私はリボン先生、ルイージさん、ルイス、ノーアを行動可能にして時間停止した。

 

アルミ「ルイージさんとルイスはサンダールーム、ノーアは凍らせ、リボン先生は縛って下さい。時間は稼げると思います」

 

4人「了解!」

 

ビリビリ!パキパキ!グルグル!

 

アルミ「これでオーケー。あとはノリオさんを運んで、と。再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

グリッチ「ナニ!?イツノマニ…ソウカ、トキヲトメタノカ…!」

 

時間停止がバレてる!?

 

カービィ「ウルトラソード!せいやっ!」ズバッ!

 

アルカ「ある程度回復したわ…ヘルフレイム!」ゴォォォッ!

 

グリッチ「グォォ…!」

 

少しダメージが入ったようね。

 

グリッチ「シバリヤガッテ…チョウシニノルナァ!」ドガーン!

 

アルミ「…また!」

 

グリッチはまた爆発を起こした。

 

…バンバン!

 

アルカ「…銃弾?」

 

グリッチ「グッ…」

 

…さっきカービィさんがウルトラソードで攻撃してた時もダメージを受けていた…。…まさか!

 

アルミ「アンタ、金属が弱点でしょ?」

 

グリッチ「…ッ、ダカラドウシタ?」

 

ハリー「なら撃ちまくるまでだ!オラオラァ!」バンバン!

 

ミール「…私の右腕の恨みよ!」ダダダダダダッ!

(58話参照)

 

キノピオ「俺達はこれぐらいしかできないんだ!」ズドドドドッ!

 

キノ太郎「なら、責務を全うするまでだ!」ドドドドッ!

 

グリッチ「グッ…ガァッ!コノ…クソガ!」シュッ

 

グリッチは銃撃チームに攻撃しようとするが…

 

Yケーティ「させないわよ!」ズバッ!

 

Sアオイ「ハァッ!」ドゴッ!

 

回復したケーティとアオイが妨害する。

 

グリッチ「ガキドモメ…!」サッ…

 

アルミ「危なー「させませんよ?」…!!」

 

いつのまにかノリオさんとノーアがグリッチの真横でバズーカを構えていた。

…なるほど、お母さんが時を止めたのね。

 

ノリオ「頭ぶちぬきます」

 

ノーア「消えなさい」カチッ

 

ドガーン!

 

そのままグリッチの頭が吹き飛んだ。

 

グリッチ「ガ…ァ…」シュゥゥ…

 

アルカ「…殺せてないようね」

 

グリッチ「チッ、バレタカ…ソノトオリダ」

 

ネチョネチョッ…

 

グリッチは新しい首を生やした。

 

アルカ「おそらく体全体を消し飛ばさないと倒せないわね…」

 

グリッチ「マアナ。…デキタラノハナシダガ」

 

戦いは続く…




次回もよろしくお願いします。


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最終血戦③

回復中
なし

戦闘不能
なし

…やっとこのBGMですね。神曲なので聴いてみて下さい!

あ、あとUA3000ありがとうございます!


♪SHARAX-DARK DARKER YET MONSTER

 

sideアルミ・マリオ

 

アルカ「……そろそろ本気を出すわ」

 

ギュィィィン…!

 

お母さんは赤いバグのようなオーラを纏う。

 

グリッチ「ホウ…オレノチカラヲリヨウスルカ…」

 

Gアルカ「ええ、とことん利用させてもらうわ…!」

 

ドゴォ!

 

グリッチ「グッ…パワーガアガッテヤガル…」

 

Gアルカ「まだまだぁ!煉獄パンチ!」ドシュゥゥ!

 

グリッチ「ガッ!…コノヤロウ…チョウシニ…ノルナァ!」ドゴッ!

 

Gアルカ「グッ…お返しよ!」ドガッ!

 

グリッチ「ガハッ…コノッ!」

 

しばらくお母さんとグリッチの接戦は続き…

 

Gアルカ「ハァ、ハァ…」

 

グリッチ「クソガッ…!」

 

互いに結構ダメージが入っていた。

 

Gアルカ「そろそろケリをつけるわ…時間停止!(アルミ以外)」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

アルミ「私だけ…?」

 

Gアルカ「指示を出すから、その時に時を再生しなさい」

 

アルミ「う、うん…」

 

Gアルカ「ハァァァァァッ…!」

 

ギュィィィン…!

 

お母さんは手に大量にエネルギーを溜め込む。

 

Gアルカ「……今よ!」

 

アルミ「了解!再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

グリッチ「ナ…!?」

 

Gアルカ「トドメよ!封印……パンドラッ!」

 

グリッチ「ナ、ナンダコレハ…!?」ギュルルルル…!

 

グリッチはエネルギーの渦に巻き込まれていく。

 

グリッチ「グォォォォ…!」

 

 封

 印

 完

 了

  」

 

Gアルカ「………ッ」バタン

 

アルミ「お母さん!」

 

Gアルカ「ハァ、ハァ…疲れたわ、休ませて…」

 

アルミ「………」

 

本当に…終わったのかな?

あっさりすぎたような…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

グリッチ「フウインサレテシマッタカ…」

 

空間の中で、グリッチは考えていた。

 

グリッチ「サイショカラホンキヲダセバヨカッタ…ナッ!」

 

ギュィィィン……!

 

グリッチの周りを莫大な量のエネルギーが渦巻く。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Gアルカ「……!?」

 

Yケーティ「お母さん!?」

 

Gアルカ「まさか…グリッチが…!?」

 

ドがァァァァァァァン!

 

グリッチ「……ナンダ、コノテイドカ…」

 

キノピオ「封印パンドラを自力で脱出しただと!?」

 

カービィ「しかもさっきと比べて雰囲気g「オラッ!」…ガフッ!?」メリィッ!

 

グリッチ「ボールガシャベルナ!」

 

ルイージ「カービィ!」

 

カービィ「ガ、ハッ…」バタン

 

グリッチ「…フン、イキノネハアトデトメテヤル」




カービィ 再起不能

次回もよろしくお願いします。


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最終血戦④

再起不能
カービィ

回復中
なし


sideアルミ・マリオ

 

アド「よくもカービィを…!」

 

グリッチ「ドウシタ?カカッテコイヨ」

 

アド「言われなくても!…ザ・ワールド・ドローペイン…!」バシュッ!

 

グリッチ「マタソノワザカ…フン!」ガシッ!

 

アド「な…!?」

 

グリッチ「オラァ、シネー「時間停止!」」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

アルミ「ハァッ!」ガシッ

 

私はアドさんを抱えてグリッチから距離を取る。

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

グリッチ「…チッ」

 

Sアルミ「油断はできない…スーパー化!」ビリビリ…!

 

Sルイス「…俺も!」

 

Sノーア「全力で行くわ!」

 

Nキノ太郎「ネザライトの剣、アーマー装備!」

 

☆説明しよう!

ネザライトはマイン国の鉱物。

世界のどの金属よりも丈夫で、融点も1万度以上。

 

Yケーティ「私も加勢するわ!」

 

Sアオイ「倒す!」

 

グリッチ「ホウ…」

 

Gアルカ「アンタ達…」

 

Sアルミ「………突撃!」

 

アドレーヌ「ミサイル!」ズドズドッ!

 

グリッチ「フン、コンナモノ「ヘイルストーム!」…!?」パキン!

 

Sアオイ「ガスターブラスター!」ドガァァァン!

 

グリッチ「ガッ…コノヤロー!」シュッ!

 

…キィン!

 

Nキノ太郎「させねぇよ!オラァ!」ズバッ!

 

グリッチ「…グアッ、テガ…!」

 

Sルイス「今だ!サンダー…」ビリッ…

 

Sノーア「…ストーム!」パキィン!

 

グリッチ「グォッ…ナカナカノイリョクダナ…ハァッ!」ドガーン!

 

Sアルミ「青炎結界!」ボッ…!

 

結界で爆発を防ぐ。

 

Yケーティ「ブレイブカッター!」ズバズバッ!

 

グリッチ「……コレグライカワセ「ねぇよな?」…ガハッ!」ズバッ!

 

Sアルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

グリッチ「カハッ…コンナガキドモ二…」

 

Sノーア「…アイスキャノン!」ドガーン!

 

氷の光線がグリッチに向かって飛んでいく。

 

グリッチ「…マケルワケナイヨナ?」サッ

 

Nキノ太郎「な、この…グワッ!」ドガーン!

 

Sアルミ「……キノ太郎!?」

 

Sルイス「あの野郎、盾にしやがった…!」

 

Nキノ太郎「く…そっ…」バタン

 

キノ太郎…再起不能

 

アドレーヌ「ミサイ「サセルカ!」…ガッ!?…ハッ…」バタン

 

アドレーヌ…再起不能

 

アド「レーヌ!」

 

Gアルカ「まずい…時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

………。

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

グリッチ「…ムッ?」

 

Sアルミ「お母さん…」

 

Gアルカ「煉獄…パンチィッ…!」ズドッ!

 

グリッチ「…キカン!」ガシッ!

 

Gアルカ「な…!?」

 

グリッチ「オレノパワーハオマエヲハルカニコエテイル…クタバレ!」ドガッ!

 

Gアルカ「ガッ…」バタン

 

グリッチ「オマエラモクタバレ…!」

 

シュッ、ドガッ!

ドゴッ、ドゴッ、ズガァン!

…ドガーン!

 

グリッチの猛攻が終わる頃には、私達はほぼ全滅状態だった…。




再起不能じゃない
アルカ、アルミ、ノーア、ルイス、ルメ、キノピオ

……次回死亡あり。

次回もよろしくお願いします。


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最終血戦⑤

……原作キャラ死亡あります。


sideアルミ・マリオ

 

Sアルミ「ハァ、ハァ…」

 

グリッチ「アトハオマエラダ…」

 

キノピオ「くそっ、動けねぇ…」

 

ルメ「…まだよ!風斬・鎌鼬!」シュッ

 

グリッチ「…キカントナンカイイワレレバキガスムンダ?」パシッ

 

ルメ「グッ…「オラァ!」…ガハッ!」ドゴォ!

 

Sルイス「ルメさん!」

 

Gアルカ「…………」

 

Sノーア「ヘイルスト「サセネエヨ!」…グッ!」ドガッ!

 

グリッチ「ゼァッ!」ドスッ!

 

Sルイス「ガッ、くそっ…」

 

Sアルミ「…炎天掌!」ズガァン!

 

グリッチ「…フン」ガシッ

 

グリッチに手を掴まれてしまった。

 

グリッチ「オレヲコロシタヤツノムスメヨ…シヌガイイ!」シュッ

 

グリッチの腕が眼前に迫る。

 

Sアルミ(やばい、死ー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドスッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリッチ「…ホウ」

 

Gアルカ「グッ…ガハッ…!」バタン

 

Sアルミ「お母さん…!?」

 

Sルイス「アルカさん!?」

 

キノピオ「アルカ…!」

 

Gアルカ「ハァ、ハァ、ふふっ…」

 

Sアルミ「私をかばって…!」

 

アルカ「アルミ、私はもう…死ぬみたい…」

 

同時にお母さんのオーラも消えた。

 

Sアルミ「そんな…死なないでよ!私の活躍を見てよ!ケーティとアオイの成長を見守ってよ!…生きてよぉ!」

 

アルカ「…アルミ、私の最期の願いを聞いてくれる?」

 

Sアルミ「…うん……」

 

お母さんは赤黒い玉を出す。

 

アルカ「これは私のエネルギーをほぼ全部凝縮したものよ…受け取って…くれる…?」

 

Sアルミ「……分かった」スッ

 

私は玉を受け取った。

 

アルカ「頼んだ、わ……よ……。みんな、今…まで、ありが…と……う……。」

 

そして…お母さんは息を引き取った。

 

アルカ・パンドラ 2000-2016 2019-2049 …死亡

 

グリッチ「ヤットクタバッタカ…マチクタビレタゾ…」

 

Sアルミ「お母さん…ありがとう」

 

私は玉を吸収する。

 

ビリビリッ…

 

私はバグったオーラを纏い始める。

 

Sアルミ「…グリッチ」

 

グリッチ「ナンダ?」

 

Sアルミ「…お前には今から地獄を味わってもらう」

 

グリッチ「ヤッテミロ…」

 

ギュィィィン…!

 

私は赤いオーラに包まれた…。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

マリオが死んだ後、私は悔しかった。

私がもっと強かったら、マリオは無理しなくてよかったと。

だから、私はずっと努力した。

誰も死ななくていいように。

その結果、私は規格外なパワーを手に入れた。

この力があれば、みんなを守ることができる。そう思っていた。

……結果的にできた。

娘たちの成長を見届けることができなくて残念だけど…

ゆっくり、天国でマリオと見守ることにしよう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュゥゥゥゥゥゥ…

 

Gアルミ「…………」

 

Sノーア「えげつないパワーを感じるわ…」

 

キノピオ「…巻き込まれないうちに、距離を取ろう」

 

ルメ「そうですね…」

 

Sルイス「……頼んだぞ、アルミ…」

 

グリッチ「…ドレグライツヨクナッタカミセテモラオウカ」




GLITCHアルミ
パワー 2750万
能力 時間停止 対象を消す

次回もよろしくお願いします。


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そして、世界は再び救われる。

2部最終回です!
…めっちゃ長くなりました。


♪GLITCHアルミのテーマ(SHARAX-DARK DARKER YET MONSTER を2分を1倍速)

 

sideアルミ・マリオ

 

Gアルミ「…………」

 

グリッチ「…コイ!」

 

…消してやる。

 

Gアルミ「!」シュッ!

 

グリッチ「ナ、ハヤイ!…チッ!」シュッ

 

グリッチは腕を振り下ろす。

 

グリッチ「シネェ!」

 

Gアルミ「…(ブラックファイア!)」ボォォォ…!

 

シュッ…

 

グリッチ「ナ…!?キエタダト!?」

 

黒い炎でガードすると、グリッチの腕は文字通り消滅した。

 

Gアルミ(能力は『対象を消す能力』みたいね…なら!)

 

ギュゥゥゥン…!

 

私は膨大な量のエネルギーの玉を作る。

 

グリッチ「ムッ、サセルカ!」ドゴッ

 

シュッ…

 

グリッチは生え戻った腕をまた振り下ろすが、また消えてしまう。

 

グリッチ「グッ、クソッ…!」

 

Gアルミ(25%…)

 

グリッチ「シカタナイ、マッテヤロウ…」

 

Gアルミ(大馬鹿ね。50%…)

 

ギュゥゥゥン…!

 

グリッチ「ズイブントオオキイタマダナ」

 

Gアルミ(75%!そろそろね…)

 

シュゥゥゥゥゥゥ!

 

Gアルミ(さすがにこれはきついわね…!)

 

私は溜まったエネルギーを一気に凝縮する。

 

グリッチ「ン?チイサクナッタゾ?」

 

Gアルミ(できた!100%!)

 

私は完成した藍色の玉を持つ。

 

グリッチ「フン、ショセンチカラヲセイギョデキナカッタヨウダナ」

 

…果たしてそうかしら?

 

Gアルミ「…ザ・エレイサー!」

 

グググ…

 

玉はゆっくりとグリッチに向かって飛んでいく。

 

グリッチ「フン…オラァ!…ナッ!?」シュゥ…

 

玉に触れたグリッチは徐々に消えていく。

 

グリッチ「コノ、コノォ!…ナゼダ、ナゼダァー!」

 

Gアルミ「………サラバダ、グリッチ」

 

スタスタ…

私は後ろを向き、離れていく。

 

グリッチ「クソ…!ニゲルナ…!オレハセカイヲブチコワシテ…!」

 

グリッチが言い切る前に、ザ・エレイサーは爆発した。

 

…ドガァァァァァァァン!

 

グリッチ「グォォォォォォォォォォオ………!」フッ…

 

そして…グリッチは完全に消滅した。同時にグリッチのエネルギーも消えたため、私は元の状態に戻った。

 

アルミ「……やっと、終わった」

 

ありがとう…お母さん。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

♪SHARAX-BENEVOLENCE

 

フッ…

 

アルカ「ここが、天国…」

 

スタスタ

 

マリオ「よう、アルカ」

 

アルカ「マリオ!…私、死んじゃった…」ギュッ

 

マリオ「そうだな…でも、アルミは大丈夫だと思うぞ?」

 

アルカ「…ホント?」

 

マリオ「そうだ。だから…ここでゆっくり見守ろうぜ?」

 

アルカ「……うん!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

グリッチを消してから数日後…

 

桜の花びらが舞い散る所で、お母さんの墓はお父さんの墓のとなりに立つ。

そんな墓に私は1人で来ていた。

 

アルカ・マリオ

2000-2016 2019-2049

英雄”裏番”、ここに眠る

 

アルミ「お母さん、お父さん…私、世界を守るよ!天国で見守っててね…!」

 

私はポケットからクッキーを出す。

 

アルミ「ヨッシーのクッキーをお供えしとくね!」コトッ

 

…ピリリリッ!

 

アルミ「もしもし?…えっ、あ!…仕事行ってくるね!それじゃ!」

 

私は急いでそこから去る。

タタタッ…

 

……ヒラッ…

フッ…

 

クッキーの前を赤い桜の花びらが通り過ぎると、クッキーは跡形もなく消えていた……。

 

5747081…? 完

 

そして…

 

MULAストーリー 2部 オーバーパワー

計154話 完

 

3部 コンプリート・ファイア へ続く…




…ストーリーはまだ、始まったばかり。

次回もよろしくお願いします。


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第3部 コンプリート・ファイア 第1章 地下の王国
イビト村の少年


3部、開幕!

注意
UNDERTALE原作との相違点。
・トリエルはキャラの前に病死した。
・8人の子供達(フリスク含む)の関係。
・サンズがフリスクを殺さなかった理由が違う。
・真実のラボ
・フラウィは存在しない。
などです。


sideアルミ・マリオ

 

ども、この部の主人公のアルミよ。…誰に言ってんだろ。

あれから2年経った。

私は24歳、ケーティは18歳、アオイは14歳だ。私達3人で一緒に暮らしている。

 

アルミ「さて、今日の仕事は…『イビト山の調査』?」

 

アオイ「そこって何処なの?」

 

隣に座ってたアオイがきいてくる。

 

アルミ「ソジック国の山よ。理由は…『イビト山に入った子供が毎年行方不明になってる』しかも依頼主は子供みたいね…なんかわくわくしてきたわね〜」

 

アオイ「私もついてっていい?」

 

アルミ「うーん…今日は土曜日だし、いいわよ」

 

アオイ「ありがと!」

 

アルミ「さて、カービィさんに電話ね」

 

ー数分後ー

 

カービィ「ハロー!今日は何処に行くんだい?」

 

アルミ「えーっと、ソジック国のイビト村でお願いします」

 

アオイ(言い方が完全にタクシーだよ、お姉ちゃん)

 

カービィ「よーし、行くよー!ワープスター様、今日もイケメン!」

 

ーイビト村ー

 

カービィ「ついたよ、バイバーイ!」

 

ピュゥゥゥン…

 

アルミ「ここがイビト村ね…」

 

至って普通の街だった。

 

アオイ「聞き込みするの?」

 

アルミ「そりゃ、特別捜査官だからね?」

 

アオイ「私も手伝う!」

 

アルミ「ありがと。聞き込み開始!」

 

ー数分後ー

 

アルミ「間違いないわね。イビト山で今まで7人行方不明になってる」

 

アオイ「山になにかヤバいものでもあるのかな?」

 

アルミ「…あそこの図書館に行ってみましょう」

 

アオイ「了解!」

 

スタスタ…

 

アルミ「あの、イビト山についての本は何処ですか?」

 

受付「2の本棚にありますよ〜」

 

アルミ「ありがとうございます」

 

アオイ「2は、ここだね」

 

アルミ「えーと、色々あるわね」

 

その時、青に紫の縞があるセーターを着た少年がこっちに来た。

 

????「あ、あの、すみません」

 

アオイ「ん?なに?」

 

????「お姉さん達って、もしかしてコレを探してますか?」

 

『イビト山伝説の書』

 

アルミ「……絶対コレよ!」

 

フリスク「なら、どうぞ。僕、フリスクって言います、よろしく」

 

アオイ「……。じゃあフリスク、何でこの本読んでたの?」

 

フリスク「…。実は、僕とある人にイビト山の調査の依頼を出したんですよ」

 

アルミ「……え?その依頼は誰に?」

 

フリスク「キノコ王国の特別捜査官です」

 

アルミ「…うん、それ私」スッ

 

私は警察手帳を見せる。

 

フリスク「アルミ・マリオ……ゑ!?本人!?」

 

アルミ「偶々会ったようね」

 

アオイ「…でもなんでお姉ちゃんに?」

 

フリスク「凄いからです!」

 

アルミ「は、はぁ…」

 

これが私とフリスク・ユメミルの出会いだった。




フリスク・ユメミル
現在10歳
ケツイ。

次回もよろしくお願いします。


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伝説

原作改変あり。


sideアルミ・マリオ

 

アオイ「ところで、その本」

 

『イビト山伝説の書』

 

アオイ「読んで見ない?」

 

アルミ「…読むわよ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

♪MULAストーリー-UNCE UPON A TIME…?

 

むかしむかし、ちきゅうにはニンゲンとモンスターのふたつのしゅぞくがくらしていました。

 

ところがあるとき、ふたつのしゅぞくのあいだにせんそうがおきました。

 

そして、ながいたたかいのすえ、ニンゲンがしょうりしました。

 

ニンゲンはまほうのちからでモンスターをちかにとじこめました。

 

それからにひゃくねんほどときがながれ…

 

あるひ、ひとりのニンゲンのこどもがちかにおちてきました。

 

モンスターのおうはこどもをかくまい、かぞくとしてくらしました。こどもはしあわせでした。

 

しかしあるひ、そのこははやりのやまいにおかされ、しんでしまいました。

 

しょうじょのいちばんのしんゆうだったモンスターのおうじは、しょうじょのタマシイをとりこみました。

 

そして、しょうじょのさいごのねがいであるちじょうのきんいろのはなをみることをなしとげるために、バリアをきょうだいなちからをりようしてとおりました。

 

しかし、ちじょうについたおうじは、そこにいたにんげんたちにしょうじょをころしたとかんちがいされ…

 

なぐられたり、けられたり、いろいろひどいことをされました。

 

しかし、おうじはけっしてはんげきしませんでした。

 

きずだらけのおうじはしょうじょをかかえてちかへにげました。

 

かえってきたおうじは、まもなくしんでしまいました。

 

これにおこったモンスターのおうは、ニンゲンにせんせんふこくをしました。

 

『ここにおりたニンゲンはみなごろしにする』といい、すでにろくにんころしました。

 

あとひとりころせば、おうはニンゲンのタマシイをとりこみ、とんでもないことをするでしょう。

 

ニンタイ、ユウキ、セイジツ、フクツ、シンセツ、セイギ。

 

あとはケツイだけ…。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

………。

 

アルミ(これ、矛盾だらけね…)

 

フリスク「…僕のタマシイはケツイです」

 

アルミ「!?私のもケツイなのよ…」

 

ケーティに教えてもらったわ。

 

アオイ「私のはセイジツね」

 

アルミ「(そして、この本、伝説の書にしては新品すぎる…地下に行き、王とやらを止める必要があるようね…)フリスク、今すぐ地下に行くわよ!」

 

フリスク「はい、行きましょう!」

 

ー移動中ー

 

イビト山を登ってると、大きな穴にたどりついた。

 

フリスク「ココです」

 

アルミ「よし…飛び降りるわよ!」

 

アオイ「ファ!?」

 

アルミ「い く わ よ」

 

フリスク「え、ちょ、待って下さ」

 

ピョーン!

 

フリスク「あ”あ”あ”〜!」




本は一体誰が…?

次回もよろしくお願いします。


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遺跡

トリエルとフラウィーはいません…(泣)


sideアルミ・マリオ

 

スタッ

 

アオイ「よし、着地」

 

アルミ「…あら?」

 

フリスク「うーん…」

 

アルミ「フリスク?」

 

フリスク「…はっ!」

 

アオイ「気絶してたの?」

 

フリスク「いやいやいや、いきなり飛び降りるから…」

 

アルミ「はやく進みましょ」スタスタ

 

フリスク「ムシしないで〜」タタッ

 

ここは…遺跡のようだ。

マゼンタのレンガの道だ。

 

アオイ「あれは…カエル?」

 

アルミ「いや、カエルにしてはデカくない?」

 

フロギー「ケロケロ」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「!?」

 

これは、新式戦?

でも、周りは白黒ね…

 

フロギー「にゃぁ」

 

ドゴッ

 

カエルに見えるモンスターは、何処からともなく箱を出し、私達のタマシイを閉じ込めた。

 

アオイ「お姉ちゃん、どうする?」

 

アルミ「…ねぇアンタ、私達に何する気?」

 

フロギー「?」

 

フリスク「…見逃しましょう」

 

…シュッ

 

すると、視界は元に戻り、カエルは逃げていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「どうやら見逃したら勝ちのようね…」

 

アオイ「進もう」

 

スタスタ…

 

しばらく進むと、トゲによって行く手を阻まれてる部屋に出た。

 

アルミ「…飛び越える!」ピョン

 

(原作無視か!)

 

…誰かの声が聞こえたような?

 

フリスク「アルミさん、アレ!」

 

ナキムシ「ブルブル…」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

フリスク「…どうします?」

 

アオイ「怖がってるし、見逃しましょう」

 

…シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

今の、戦闘って言うのかしら?

…まあいいや。

 

その後、何度かトゲがあったが、全部飛び越えた。

 

アオイ「…ん?」

 

????「ZZZZZZZZZ…」

 

アルミ「あの、どいてくれません…?」

 

????「ZZZZZZZZZ…」

 

この幽霊、ずっと『Z』って言ってるわね。

 

アルミ「こうなったら…時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

2人を運んで、と。

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

????「…あれ?」

 

フリスク「え、なんでここに!?」

 

アルミ「進むわよ」

 

フリスク「あ、はい…」

 

スタスタ…

 

????「今の人達、誰だろう…ぼくを邪魔しなかった…」

 

ー数分後ー

 

アルミ「ここは…」

 

アオイ「家…?」

 

遺跡の奥に、古そうな家が建っていた。

 

アルミ「…?」クルッ

 

…誰かにつけられてるわね。

 

アルミ(…泳がせておきましょ)

 

私達は家の中に入っていった。




ナプスタブルーク戦も飛ばされた!?

ナプスタブルーク
幽霊のモンスター。酸性の涙を流す。????の親友。

次回もよろしくお願いします。


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お い ニ ン ゲ ン ど も

みんな大好きアイツが登場!


sideアルミ・マリオ

 

コンコン

 

アルミ「…あら、開いてるわね」

 

ギーッ…

 

アオイ「………?」

 

家の中はキレイだった。しかし、誰もいる気がしない。

 

フリスク「誰もいないですね…」

 

アルミ「…この階段の奥に道があるわ」

 

アオイ「あ、ホントだ」

 

フリスク「進みましょう」

 

スタスタ…

 

???『………(あれは…)』

 

アルミ「……(なんか、フリスクに似てるわね…)」

 

紫色の道を進むと、大きな扉があった。

 

アルミ「…開けるわよ?」

 

フリスク「はい…」

 

ギギギ…!

 

ー数秒後ー

 

ブワァ!

 

アオイ「うわっ、寒っ!?」

 

扉の先の道を進むと、雪が積もった所に着いた。

 

…キラン

 

アルミ「…!」ガサガサ

 

フリスク「アルミさん?」

 

アルミ「…ココに監視カメラがあるわ!」

 

アオイ「ええ!?」

 

アルミ「ニンゲンが通るか確認するためでしょうね…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

????「え、ばばばばれちゃった!?」

 

とある研究所の研究者は焦っていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「壊しておいたわ」

 

フリスク「進みましょう」

 

スタスタ…

 

…なんか、さっきまでの気配ともう一つ気配を感じる…

 

アルミ「……」クルッ

 

いないわね…

 

…バキッ!

 

後ろで木の棒が折れた音がした。

 

アオイ「誰かいる!?」クルッ

 

フリスク「いませんね…」

 

2人が振り返った瞬間…

 

ズッ

ズッ

ズッ

ズッ…

 

???「お い ニ ン ゲ ン ど も」

 

アオイ「!!」

 

やっぱりいたわね。

 

???「初 対 面 の 相 手 へ の 接 し 方 も 知 ら な い の か ?」

 

フリスク「……」ゴクリ

 

???「赤 い ニ ン ゲ ン 、 振 り 向 い て お い ら と 握 手 し ろ」

 

握手?

 

アルミ「…分かったわ」

 

クルッ、ガシッ…

 

相手の手を握った瞬間…

 

プゥ〜〜〜〜〜〜〜

 

アルミ「………」

 

ウ〜〜〜〜〜〜〜〜

 

アオイ「………」

 

ゥ〜〜〜〜〜〜〜〜

 

フリスク「………」

 

ぅ〜〜〜〜〜〜〜。

 

???「へへへ、見ろよその顔。手にブーブークッションをつけてたんだ。お約束のギャグだよ」

 

笑っていたのは青いジャンバーと黒い短パン、ピンクのスリッパを着たガイコツだった。

 

アルミ「…で、アンタは?」

 

サンズ「おいらはサンズ。見ての通りスケルトンさ。それでお前ら、ニンゲンだろ?」

 

アオイ「…ええ」

 

サンズ「ははっ、ウケるな」

 

いやいや、ウケないわよ。

 

フリスク「…なにもしないんですか?」

 

サンズ「あー、おいらはお前らを捕まえたりする気はない。一応監視しろと言われてるがな?」

 

…なるほどね。

 

アルミ「アンタの能力だったら簡単にできるわね」

 

サンズ「…まさか気付くとはな。ま、ネタバレになるから言わないでくれよ?」

 

アルミ「了解だわ。…で、アンタは捕まえないけど別の誰かがするんでしょ?」

 

サンズ「その通り。おいらの弟がニンゲンを捕まえると躍起になってるんだ」




W・D・サンズ
ほぼ全ステータスが1。最弱で最強のスケルトン。…怠け骨。

次回もよろしくお願いします。


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ニャッハッハッ!

パピルスが容赦ないヤツだったらめっちゃ強い説。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「へぇ、アンタ弟いるんだ」

 

サンズ「そうだ、名前はパピルスという。…そろそろ来るな。3人ともあそこの木の後ろに隠れてくれ」

 

アルミ「?ええ…」

 

フリスク「何をするんでしょうか?」

 

私達は木の後ろに隠れた。

その数秒後、身長が高いスケルトンがやってきた。

 

サンズ「よう、パピルス」

 

パピルス「よう!…ではぬあぁいっ!

 

おお、ナイスノリツッコミね。

 

パピルス「パズルを調整しておくようにと8日前に言いつけたのに…未だに何もせず!勝手に持ち場を離れてフラフラと…!こんな所で何をしているのッ!」

 

パピルスはサンズに説教するが、サンズはこっちを指差す。

 

サンズ「そこの木を見てる。いい木だろ?お前も見ろよ」

 

…いい木ってなに?

 

パピルス「そんな!ヒマは!ぬあぁいッ!」

 

あら、怒ったわね。

 

パピルス「ニンゲンがここを通ったらそうするッ!」

 

…既に通ってるわよ?3人ほど。

 

パピルス「ニンゲンの襲来に、備えるのだあッ!」

 

襲来ね〜。

 

パピルス「そして!必ず!このパピルス様が!ニンゲンを捕まえてやるのだあッ!」

 

中々強い意気込みね。

 

パピルス「そうすればこの偉大なるパピルス様の…望みは全て叶う!」

 

どこが『偉大なるパピルス様』よ。(笑)

 

パピルス「人気者になって尊敬されて…ついに憧れのロイヤル・ガードになって…!」

 

ロイヤル・ガード…多分王を守る騎士かしら?(ほぼ正解)

 

パピルス「そしてみんなに『お友達になって!』って言われちゃったりして?」

 

それはないない。

 

パピルス「毎日ラブラブ光線を浴びまくるのだッ!」

 

アルミ「ブッwww(何よラブラブ光線ってwww)」

 

私の小さな笑い声は聞こえることはなかった。

 

サンズ「そんなら…この木に相談してみるのがいいかもな」

 

いやいやどうやって?

 

パピルス「ちょっと!適当な事言わないでよ!この、腐れスケルトンめッ!」

 

言い方が完全に女子ね。

 

パピルス「毎日なーんもせずに、ホネクソほじってばかりのクセに!」

 

ホネクソ?なにそれ?鼻くその骨バージョン?

 

パピルス「そんなだと偉い人に、なれないんだぞッ!」

 

いや、充分偉い人だと思うわよ?アンタが知らないだけで。(事実)

 

サンズ「いやいや、こう見えても『トントン』拍子に出世してるんだぜ?…スケル『トン』だけに」

 

…ばだmpsー!

サンズのギャグが炸裂した。

 

アルミ「ブハッwwwwwwwwwww」ゲラゲラ

 

アオイ(お姉ちゃん!?)

 

やばっ、面白www(いやいやおかしいだろ!)

 

パピルス「…寒っ!」←普通の反応

 

サンズ「またまたぁ、顔が笑ってるぜ?」

 

パピルス「知ってる!悔しいけどッ!」

 

笑ってるのは認めるのね?

 

パピルス「ハァ…何故、俺様ほどの偉大なスケルトンが…人気者になるのにこんな苦労をしないといけないのか…」

 

理由は簡単、アンタが偉大じゃないからよ。

 

サンズ「…パピルス、たまには肩の力抜けよ。それがホントの…『ホネやすめ』…!なんつって」

 

…ばだmpsー!

サンズのギャグが再び炸裂。

 

アルミ「あはははははっwwwwwwwwwww」笑笑

 

フリスク(ええ…)

 

もう、腹痛いwww(だからおかしいって!)

 

パピルス「ぬああああああああああ!もういい!俺様は自分のパズルの管理で忙しいんだ…全く…兄ちゃんはホントに…『ホネ』の髄まで怠け者だな!ニャハハハハハハハハハハハハ!」

 

変な笑い方ね。

パピルスはそこを去るが、戻ってきた。

 

パピルス「…ハッ!」スタスタ

 

そしてまた去った。

…それを言いに戻ってきたの?




W・D・パピルス
サンズの弟。純粋で優しい性格。

次回もよろしくお願いします。


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スノーフル①

キャラクターのセリフはほぼ原作沿いです。


sideアルミ・マリオ

 

サンズ「…よし、もう出てきていいぜ」

 

アルミ「…分かったわ」スッ

 

サンズ「早く行かないとパピルスが戻って来るぜ?そしたら…」

 

アオイ「そしたら?」

 

サンズ「…おいらのキレッキレのダジャレが再び炸裂するぜ?」

 

アルミ「あら、それは悪くないわね。でも、行くとするわ。じゃ」スタスタ

 

振り返って道を進もうとする。しかし、サンズに呼び止められた。

 

サンズ「なぁ…1つ頼んでもいいか?」

 

アルミ「…頼みって?」

 

サンズ「ここ最近パピルスはずっと落ち込んでる…アイツの夢はニンゲンに会うことだからアンタら会ってやってくれよ」

 

…アンタも苦労人なのね。

 

アルミ「…分かったわ」

 

フリスク「え、いいんですかそんな事して!?」

 

サンズ「大丈夫、パピルスは実はそんなに危険なヤツじゃない。頑張って強そうなフリしてるだけだ」

 

アルミ「アンタの真逆ね」

 

サンズ「確かにそうだな。…よろしく頼むぜ。おいらはこの先で待ってる」スタスタ

 

サンズは逆方向に歩いていった。

 

アルミ「…進むわよ」

 

進んだ先は辺り一面雪、雪、木、雪だった。

私は火で暖を取ってるので大丈夫だ。

 

スノードレイク「ん?ニンゲ「時間停止!」」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

時を止めて戦闘回避っと。

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

ー数秒後ー

 

♪UNDERTALE-Nyeh heh heh!

 

フリスク「あ、いました」

 

アオイ「なんでサンズも…?」

 

私達の前では、パピルスとサンズが雑談していた。

 

サンズ「………」グッ

 

アルミ「………」グッ

 

パピルス「そしたらさ、アンダインがさ…」クルッ

 

パピルスがこっちに振り向く。私達を見て驚き、サンズの方に振り向く。そしてサンズもこっちに振り向く。それが何度か高速で繰り返され、数秒後2人ともこっちを向く。

 

パピルス「…兄ちゃん!あ、あ、あ、あ…!あれって…!ひょっとしてッ!ニンゲン?」

 

サンズ「ん…いや、あれは岩だ」

 

サンズは私達の後ろにある岩を指差す。…凄いボケ方ね。

 

パピルス「なんだ…」

 

それでいいのね…純粋。

 

サンズ「見ろよ、岩の前に何か立ってるぜ?」

 

サンズは私達の方を指差す。

 

パピルス「…えええええぇッ!」クルッ

 

パピルスはサンズに耳打ちする。

 

パピルス(あ、あれって…ニンゲン?)

 

サンズ(うん)

 

パピルス「…信じらんないッ!」

 

いやいや喋り方。

 

パピルス「兄ちゃん!俺様はついにやったぞ!」

 

…何を?

 

パピルス「アンダインに褒められる…これで…俺様は…!人気者!人気者!友達いっぱい!」

 

考え方が小学生ね。

 

パピルス「…オホン。…おいニンゲン、ここは通さんぞッ!」

 

アルミ「へえ、どうやって?」

 

パピルス「偉大なるパピルス様が阻止してやるからなッ!」

 

アオイ「ふーん」

 

パピルス「貴様らを捕えて!都に連れて行って!そして…そしてッ!」

 

フリスク「そして?」

 

パピルス「…後は知らないけど」

 

アオイ「知らないんかい!」

 

パピルス「とにかく貴様ら、覚悟しろッ!ニャハハハハハハハハハハ!」タタッ…

 

パピルスはそう言って走り去った。

 

アルミ「……今の所捕えるのはほぼ不可能ね」

 

それが私の感想だった。




サンズ→21歳
パピルス→18歳

次回もよろしくお願いします。


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スノーフル②

青攻撃を出しました。


sideアルミ・マリオ

 

サンズ「うまくいったな」

 

フリスク「でも、もしまた会ったら…」

 

サンズ「…心配すなって。悪いようにはしないぜ。おいらに任しとけよ」

 

そしてサンズは去っていった。

 

ー1分後ー

 

小さな小屋の前を通ったら、小屋の中から気配がしてきた。

 

アルミ「…やべ」

 

スーッ…

 

小屋の中から長いナイフを持った犬が出てきた。

 

ワンボー「ん、何か動いてるものが見えたぞ?もしかしてニンゲンか?」

 

アオイ「………」ゴクリ

 

アルミ「どうやら動いてなかったら見えないようね」

 

ワンボー「…姿を現せ!」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

フリスク「え!?」

 

ワンボー「動くな!」

 

スーッ

 

犬はナイフを青くし、斬りかかってくる。しかし…

 

サッ

 

アルミ「…え?」

 

私を通り抜けていった。

 

ワンボー「青攻撃だ!」ダッ

 

アオイ「うわっ!?」

 

アルミ「アオイ、止まってなさい!その攻撃は止まってたら効かないわ!」

 

アオイ「あ、うん!」ピタッ

 

サッ

 

ワンボー「くそっ、何処だ!?」

 

フリスク「………」そーっ

 

ナデナデ

 

フリスクは犬の頭を背後から撫でる。すると…

 

ワンボー「…ワンワン!」

 

犬は攻撃しなくなった。

 

アルミ「…今よ!見逃す!」

 

シュッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

犬は小屋に戻っていった。

 

アルミ「そんな攻撃があるのね…」

 

青攻撃、ね…。

 

ー数分後ー

 

進んだ先には、またサンズとパピルスがいた。

 

パピルス「兄ちゃんは、怠け者だッ!一晩中昼寝をしてたし!」

 

一晩中昼寝ってなによ?

 

サンズ「それは昼寝じゃなくて…普通に寝てただけ」

 

サンズが珍しく突っ込んだ。

 

パピルス「またそうやって言い訳ばっか…あ!」クルッ

 

パピルスがこっちに気付く。

 

アルミ「あ、どうもー」

 

パピルス「ウヒョウ!ニンゲンがやってきたぞ!」

 

アオイ「変な反応ね」

 

パピルス「ここは通さん…わが兄と共に、パズルを仕掛けてやったッ!」

 

フリスク「パズル…?」

 

パピルス「このパズルは中々…ショッキングだ!」

 

アルミ「いや何が?」

 

パピルス「その名も…『透明ビリビリ迷路』!」

 

アオイ「至って普通の名前ね」

 

パピルス「この迷路の壁に触れると…」サッ

 

パピルスはガラスっぽい玉を出す。

 

パピルス「このオーブから、強力な電撃が発生するッ!」

 

アルミ「へぇ…じゃあスキップで」

 

パピルス「…え?」

 

アルミ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

2人を運んで後ろに回り込んで、と。

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

パピルス「…ムッ、ニンゲンは何処へ行った!?」

 

驚かそっと♪




反応はどうなるのか?

次回もよろしくお願いします。


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スノーフル③

クズがいる。どうする?

アルカ(原作)「関わらない」

アルカ(ココ)「殺す」

アルミ「更生させる」

サンズ「殺してないなら無罪だぜ」

フリスク「見逃す」

それぞれ答えが違いますね。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「………」ニヤリ

 

アオイ「………」ニヤリ

 

フリスク「……?」

 

せーの。

 

トントン

 

パピルス「ニャッ?…ハッ!?」

 

アルミ「…よっ」

 

パピルス「い、いつのまに俺様の背後をとったんだニンゲン!?」

 

アルミ「さあ、ねえ?」

 

サンズ「おっ、パピルス、ついでにパズルもクリアされてるぞ」

 

パピルス「ニャッ?…ホントだッ!」

 

そう、時を止めてる間にパズルも解いたのよ。

 

パピルス「ルールを全て教える前にクリアするとは…まあよい!次のパズルはそうは行くまい!何しろ我が兄、サンズの作品だからな!」

 

まあ、サンズが本気を出したらの話ね、それは。

 

パピルス「貴様らは間違いなく途方に暮れる!ニャハハハハ!」

 

そしてパピルスはまた走り去った。

 

アルミ「…進むわよ」

 

ー数分後ー

 

変な雪玉を蹴飛ばし、道を進むと、パピルスとサンズが紙を置いて待っていた。

 

パピルス「おいニンゲン!覚悟はできてるだろうな…ん?兄ちゃん、パズルは何処ッ?」

 

サンズ「そこにあるだろ?地面に。…大丈夫。コイツを突破できるヤツはほぼいないぜ」

 

アルミ「ん?これは…」パサッ

 

アオイ「クロスワード?」

 

フリスク「一応パズルですね…」

 

紙には探す言葉と文字が混ざったものがあった。

 

アルミ「やってみるわよ…ココとココとココと…はい、終わり」シュバシュバッ

 

2人「え!?」

 

サンズ「…速くないか?(おいらでもここまで速くはないぜ?)…やっぱり今日の新聞のクロスワードの方が良かったかな?」

 

パピルス「なにィッ!クロスワードッ!?聞き捨てならない失言だッ!」

 

パピルスは何故か怒り出す。ワードサーチ派なのかしら?

 

パピルス「俺様に言わせれば…『お子様チャレンジ』のパズルより難しいものはないッ!」

 

………は?(心の中)

 

アルミ「………は?」(声に出た)

 

サンズ「え?お前本気で言ってんのか?あんなの赤ん坊用だ」

 

それに突っ込むサンズ。

 

パピルス「よくも言ったな…おいニンゲン!貴様らはどう思うッ?」

 

えー。一択しかないじゃん。…でも、サンズの頼みもあるし。

 

アルミ「…お子様」

 

アオイ(あ、なるほど…)

 

パピルス「…ハ!ハ!やはりな!ニンゲンはかなり、賢いようだッ!」

 

賢い…まあ、私のIQは163だしね。

 

パピルス「『お子様チャレンジ』が難しいと答えたそれが、何よりの証拠!ニャーッハッ!ハハッ!」タタッ…

 

そしてパピルスは喜びながら去った。

 

サンズ「ありがとな、ニンゲン。パピルスの機嫌も良くなってる。…名前を聞いてなかったな」

 

アルミ「…アルミ。アルミ・マリオよ」

 

サンズ「そうか。じゃあまたな、アルミ」スタスタ

 

…その名前、いい意味でアンタの心に刻んでやるわよ。




次回もよろしくお願いします。


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スノーフル④

sideアルミ・マリオ

 

アルミ「…?」

 

進んだ先には机とレンジとスパゲッティが乗ってる皿が置いてあった。

 

フリスク「これは…食べるんですか?」パクッ

 

フリスクはスパゲッティを一口食べる。口は次第に歪んでいった。

 

アオイ「まずいようね」

 

アルミ「…フリスク、体調とか崩れてない?」

 

フリスク「大丈夫です。ただ、まずいですね」

 

アオイ「料理が下手なのかしら…」

 

スタスタ…

 

シャキーン

 

アルミ「またコレね。飛び越えるわよ」

 

ピョン

 

障害物を飛び越えた先には、2匹(2人?)の犬の兵士が待っていた。

 

「クンクン…この匂いは…」

 

アオイ「バ、バレる?」

 

アルミ「そのようね。時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

離れて、と。

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥゥン…

 

フリスク「…アルミさん、なんかありますよ」

 

アルミ「バツが2つ…」

 

アオイ「踏んでみよ」スタッ

 

…カチッ

 

アオイが踏んだバツは○になった。

 

アルミ「……アオイ、もう片方も踏んでみなさい」

 

アオイ「あ、うん」スタッ

 

…カチッ

 

もう片方のバツも○になり…

 

ガチャッ!

 

障害物が無くなった。

 

アルミ(本来ならパズルを解けばいいのね…)

 

ずっと飛び越えてたから気付かなかったわ。

 

アオイ「…あら?パピルス?」

 

障害物の先にはパピルスが待ち伏せていた。

 

パピルス「…なにィッ!俺様の罠をどうやって回避した…?しかしそれより…俺様のスパゲッティは美味しかったか…?」

 

アレ、罠だったの?あからさますぎない?(フリスクが一口食べてる)

 

フリスク「お、美味しかった…」

 

命がけの演技ね。

 

パピルス「ホントにッ?うわぁ…俺様が作った料理を食べてくれた人、初めてだよ…」

 

あら、そうだったの?

 

パピルス「…よぅしッ!心配には及ばん!マスターシェフ、パピルス様が…またいくらでもパスタを茹ででくれるわッ!ハハハハハハャ二!」スタスタ

 

…最後のは何?

 

ー数秒後ー

 

道を進むとまたパズルがあった。

 

ヒョコッ

 

パピルス「…ニンゲン!」

 

アオイ「木の裏にいたの!?」

 

パピルス「えーっとね、実はね…貴様らが中々来ないから…このパズルを改良しておいたぞ…。雪の塊を動かして俺様の顔みたいにしてやった。…しかも!雪は凍って固まってしまったぞ!だから当然、答えも変わったという事だッ!そのうえ、怠け者の兄ちゃんも、ここにはいない…」

 

話長いわね…。

 

パピルス「ようするに何がいいたいかというとだな…全く心配には及ばん!ということ!偉大なるパピルス様が、この謎を解いてやる!そして一緒に先に進もう!」

 

頼もしいわね。

 

パピルス「…でもその前に自力で解いてみてもいいぞ!俺様はここで、お口にチャックして、見てるから!」

 

…前言撤回するわ。

 

アルミ「解いてみるしかないようね…」




次回もよろしくお願いします。


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スノーフル⑤

受験勉強がしんどい…
しばらくクオリティーが落ちると思います、スミマセン…


sideアルミ・マリオ

 

スタッ

 

…ガチャッ!

 

アルミ「ふぅ、やっと終わったわ…」

 

50秒ぐらいかかったわね。(短っ!?)

 

パピルス「やった!解けた!しかも俺様の助けを借りずに…すばらしい!実に見事だ!」

 

アルミ「ふふっ、でしょ?」

 

パピルス「さては貴様ら、俺様みたいに、パズルが大好きだな?…それならきっと、次のパズルも気に入るハズだ!」

 

アオイ「いや、別にパズルが好きってワケじゃ…」

 

パピルス「貴様らにはカンタンすぎるかもしれんがな!ニャ!ハハ!ハハハ!」タタッ

 

アオイ「ムシされた…」ズーン

 

フリスク「あはは…」

 

ー1分後ー

 

今度は変なタイルの道があり、その先に機械を操作しているパピルスとその隣にサンズがいた。

 

パピルス「…来た!さっきのニンゲンだッ!貴様らは、絶対にこのパズルを気に入るハズだ!」

 

サンズ「保証はできるのか?」

 

パピルス「もちろん!何しろ、かの有名なアルフィー博士が、発明したんだからな!」

 

アルフィー博士?また新しい人物が出たわね。覚えておこっと。

 

パピルス「この灰色のタイルは…!この機械のスイッチを入れると…色が変わる!タイルは、色によって、違った効果を発揮するのだッ!」

 

アルミ「へぇ…」

 

パピルス「赤いタイルは通行禁止!つまり、通れません!黄色いタイルは電撃ショック!踏むと感電するぞ!緑のタイルは警報装置!うっかり踏むと…モンスターと戦闘になるッ!オレンジのタイルはオレンジの香り!踏むと、体が、美味しそうな、匂いになるぞ!青いタイルは、水のタイル!泳いで通っても構わん!ただし…体がオレンジの匂いになっていると…!ピラニアがよって来て噛みつくから、注意だッ!それと、青いタイルが…黄色いタイルの隣だと青いタイルを踏んだ時も、感電するぞ!紫のタイルは、ツルツル滑る!踏むと、隣のタイルに強制的に、移動してしまうッ!ただし!ツルツルの素になる石鹸は…レモンの香りなのだ!ピラニアはこのレモンの香りが大ッ嫌いッ!つまり、紫と青の組み合わせは、セーフという事だッ!そして最後に、ピンクのタイル!ピンクは、踏んでも何も起こらない。だから、好きなだけ踏むといい!どうだ!分かったか!」

 

長い説明だったわね…

 

アルミ「ええ、理解したわ」

 

パピルス「よし、それじゃあ押すぞッ!」ポチッ!

 

ピコピコピコピコ…!

 

タイルの色はどんどん変わっていき………

 

…ピタッ

 

アルミ「…ゑ」

 

ピンクの一直線になった。

…説明の意味あったのかしら?

 

パピルス「…………」ぐるぐる

 

サンズ「…失礼するぜ」スタスタ

 

パピルスは回りながら去っていき、サンズはそれについていった。

 

アルミ「…一応覚えておこう」

 

後々必要な知識かもしれないし。




次回もよろしくお願いします。


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スノーフル⑥

sideアルミ・マリオ

 

全然パズルじゃないパズルを通った先では、犬が氷を舐めていた。

 

犬「ハッハッ…」ペロペロ

 

その内舌がくっつきそうね。

 

ー数分後ー

 

アルミ「…しんどかった」

 

アオイ「おつかれ、お姉ちゃん」

 

説明するわね。

また○とバツのパズルがあったから時間停止してスキップしようと思ったけど、床が氷でできてたからツルッツルで、しかも2人抱えてるから倒れないようにするのに精一杯だった。

しかも時間停止中は体力が10倍減るため、現在かなり疲れている。

 

…ふさっ

 

犬「わんわん!」

 

フリスク「あ、可愛い…」

 

…ドサッ!

 

フリスク「え」

 

鎧を着た大犬が立ち塞がる。

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

♪UNDERTALE-DOGSONG

 

*グレータードッグだ。

 

犬「わん!」ブンッ!

 

アオイ「あ、止まる…」

 

シャッ

 

フリスク「えっと…えいっ!」ポイッ

 

フリスクは持ってた棒切れを投げた。

 

犬「わんわーん!」ダダダー

 

犬は棒を取りに行き…

 

シュッ…

 

自動的に見逃された。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「…今の何?」

 

ー2分後ー

 

アオイ「えー…」

 

目の前には吊橋があった。しかも長く、奥が見えない。

 

アルミ「渡るわよ…」

 

ギーッ…

 

ゆっくり、慎重に渡っていく。

それをしばらく続けると、奥が見えてきた。

…そしてやはりパピルスが待ち受けていた。

 

パピルス「いいか、ニンゲン!見ろ!『恐怖の、死刑執行マシーーーン』!」

 

ゴゴゴー!

 

どこからともなく、鉄球と槍、ナイフ、大砲、火炎放射器、犬が出てきた。

…なんで犬?

 

パピルス「俺様が『やれ!』と、一言合図をすれば、たちまち動き出すのだ!大砲が発射され!槍が突き刺し!ナイフが切り刻む!全ての凶器が、容赦なく、攻撃を始めるぞッ!この仕掛けを、生きて突破することは、まず不可能!覚悟はいいか?」

 

へえ…

 

アルミ「つまり、アンタは私達を殺すつもりでこれを準備したワケね?」

 

パピルス「い、いや、そういうワケでは…」

 

アルミ「じゃあ、何でこんな物騒な武器を準備する必要があったの?」

 

パピルス「そ、それは…」

 

アルミ「ハァ…いい加減にその強がりはやめた方がいいわよ。…痛い目みる前に」

 

パピルス「クッ…ええい、やめやめい!」

 

ゴゴッ…

 

武器は引っ込んだ。

 

アルミ「やっぱり、ね?」

 

ふざけて物騒な武器を出すのはやめたほうが身のためよ?

 

パピルス「ふぅ…!…何を見ている!またしても偉大なるパピルス様「かっこ笑をつけなさい」…の大勝利d「いやどこが?」…ニャッ、ハッ…ハ…?」スタスタ

 

パピルスは私の怒りに怯んだのか、あまり威勢のいい雰囲気を出さずに去っていった。

…やりすぎたかしら?




次回もよろしくお願いします。


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スノーフル⑦

やっと着きましたね。


sideアルミ・マリオ

 

UNDERTALE-SNOWDIN TOWN

 

『スノーフルの町』

 

アルミ「見た目は地上と変わらないわね」

 

町にはショップやイン、グリルビーズという飲食店、多分図書館のとしょんかなどがあった。

 

フリスク「いろんなモンスターがいますね」

 

アオイ「楽しそうに暮らしてる…」

 

アルミ(…だからこそ、ここにいるみんなを開放すべきね)

 

私達はスノーフルの町の道を進んでいった。

 

ー数分後ー

 

町から抜けた場所に、パピルスが待ち受けていた。

 

パピルス「…ニンゲンよ、それは…自分と同じように、パズルが得意な者への憧れ…イケてて頭もいいヤツに、イケてると思われたいという願い…これこそ…貴様らが今抱いてる感情だなッ!」

 

…いや、私が今抱いてる感情は『呆れ』よ。

 

パピルス「俺様には、そんな気持ちはさっぱり分からんがッ!…何しろ俺様は偉大なるパピルス様だからッ!友達がたくさんいるヤツの気持ちなんて、普通に知ってるし!」

 

へえ、アンタ友達いないのに?

 

パピルス「だが、案ずるな!俺様が貴様らを置いて行かない!この偉大なるパピルス様が、貴様の……ッ」

 

パピルスは何かを言いかけるが、途中でやめた。

 

パピルス「ダメだ…やはり、こんな事は、許されん!俺様が、捕まえなければ、ならんッ!貴様らを捕まえれば、俺様の長年の夢が叶うッ!強くて!人気者で!有名人!それが、このパピルス様!じきに…ロイヤル・ガードの一員になる男だッ!」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

♪UNDERTALE-BONETROUSLE

 

パピルスに行く手を塞がれた。

 

アルミ「…かかってきなさい」

 

パピルス「ニャハッ…くらえ!」

 

シャッ!

 

私は動きを止め、攻撃をかわす。

 

アルミ「私達を捕まえても、アンタの夢は叶わないわよ」

 

パピルスを戦意喪失させることにした。

 

パピルス「フン、ほざけッ!くらえ…青攻撃!」サッ

 

パピルスは手をかざす。すると…

 

…ピィン!

 

フリスク「これは…!?」

 

アルミ「タマシイが、青くなった!?」

 

アオイ「私は変わってない…」

 

うん、元々青だからね。

 

パピルス「その状態では左右かジャンプしかできなくなる!どうだ!」ドヤァ

 

アルミ「いや、ドヤ顔をしても動きが制限されてるだけで、普通に戦えるわよ?」

 

パピルス「ほう…ならばくらえッ!」

 

シャッ!

 

パピルスは地面から骨を出し、飛ばしてきた。

弾幕はそれのようね。

 

アルミ「ジャン!」ピョン

 

骨をジャンプでかわしていく。

 

パピルス「かわしたか。だが、勝負はこれからだ!」




スノーフルは英語ではSNOWDIN(スノーディン)といいます。

次回もよろしくお願いします。


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スノーフル⑧

まさかの戦闘が1話。
この小説あるあるですね。


sideアルミ・マリオ

 

パピルス「ハッ!」シュッ

 

アルミ「ほいっ」サッ

 

パピルス「そこだッ!」シュッ

 

アルミ「おっと」サッ

 

パピルスが骨を飛ばす、私がそれをよける、を繰り返す。戦意喪失させるのはコレが1番楽である。

 

パピルス「ぐぅっ、避けるなッ!」

 

アルミ「いやいや、攻撃なんだから避けるに決まってるでしょ?」

 

パピルス「確かにそうだが…当たれッ!」シュッ

 

アルミ「……よし」サッ

 

パピルス「ムキーッ!」

 

アルミ「いい加減に諦めた方がいいわよ?」

 

パピルス「俺様は諦めないッ!貴様らを捕えてロイヤル・ガードになるんだッ!」

 

アルミ「へえ…はっきりというわ。今のアンタじゃ到底無理よ。肉体的に強くても、精神が幼い。それじゃあまともに戦えないわ」

 

正論を言ってみる。パピルスの反応は…

 

パピルス「そんなの嘘だッ!俺様は偉大なるパピルス様だからなッ!」シュッ

 

アルミ「ホントそういうトコよ」サッ

 

アオイ「………」

 

フリスク(僕達、空気になってる…)

 

アルミ「ほらほら、当たらないわよ〜」

 

パピルス「こうなったら…俺様の『スペシャル攻撃』を使う事になるようだなッ!」

 

アルミ「スペシャル攻撃ね…とっとと使えば?」

 

パピルス「き、興味とかないのかッ!?」

 

アルミ「ない」

 

パピルス「なんだとぉぉぉッ!?」

 

あっ、やりすぎたかしら?

 

パピルス「俺様のスペシャル攻撃に興味がないだとッ…ならば、くらうがいい!」

 

パピルスは手を上げると…

 

ギュィィィン…!

 

アオイ「えっ!?」

 

アルミ「あれはアオイの…」

 

ガスターブラスター…!

 

パピルス「…行けッ!」

 

ドガァァァン!

 

アルミ「…フッ」ニヤリ

 

アオイ「…あー」

 

フリスク「アルミさん、避けないんですか!?」

 

アルミ「避けなくていいのよ…吸収!」ギュルルルル!

 

パピルス「なッ!?」

 

パピルスのガスターブラスターの光線を吸収した。

 

アルミ「…ふぅ、久々に使ったわね」

 

パピルス「俺様のスペシャル攻撃が効かないだとッ!?…もっとだッ!」ギュィィィン…

 

アルミ「多いわね。アオイ、頼むわよ」

 

アオイ「了解!…ガスターブラスター!」

 

ギュィィィン…

 

アオイもガスターブラスターを使う。

 

パピルス「行けッ!」ドガァァァン!

 

アオイ「相殺!」ドガァァァン!

 

2人のガスターブラスターの光線がぶつかり合い、互いを相殺した。

 

パピルス「く、そッ…」

 

アルミ「アンタの負けよ、パピルス。…見逃すわ」

 

シュッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

サンズ「何で…ニンゲンがガスターブラスターを…?」

 

サンズは物陰で戦闘を見物していたが、かなり驚いていた。

 

サンズ「アイツのタマシイ…いくつものタマシイが混ざってるようだが、まさか親父のも…?」




原作で犬がしゃぶってたパピルスのスペシャル攻撃は、ガスターブラスターだと個人的に思ってます。

サンズが使ってるのでパピルスが使えてもおかしくないですから。

次回もよろしくお願いします。


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スノーフル⑨

sideアルミ・マリオ

 

私達に負けたパピルスは落ち込んでいた。

 

パピルス「にょほほほほ…貴様らのような弱そうなニンゲンすら、倒すことができないとは…」

 

アルミ「私、こう見えても世界トップの実力なのよ」

 

パピルス「なにッ!?ならなおさらだったか…アンダインに呆れられてしまうな…俺様はロイヤル・ガードになんてなれないし…友達の人数だって、増えはしないだろうッ!」

 

アルミ「…パピルス」

 

パピルス「なんだ、ニンゲン」

 

アルミ「友達が欲しいんでしょ?私が友達になってやるわよ」

 

パピルス「…えッ!ホントにッ?俺様と、お友達に、なってくれるのッ?」

 

アルミ「ええ」

 

私にとっては最初のモンスターの友達になるわね。

 

パピルス「それなら…特別に…貴様を許してやってもいいだろう!」

 

いやいや何を?

 

パピルス「ウヒョォ!友達が欲しかったら…ダメダメなパズルをやらせて、バトルをすれば良かったんだねッ!」

 

それはおかしい。

 

パピルス「ニンゲン、貴様らは色んな事を教えてくれた…よって、ここを通って良いものとするッ!」

 

アオイ「は、はあ…」

 

フリスク「僕達ほぼ何もしてないけどな…」

 

パピルス「俺様はウチに帰って、貴様らの頼れる友達として、待機しておく!いつでも遊びに来ていいぞ!ニャハハハハハハ!」タタッタタッ…

 

そしてパピルスはぐるぐると変な走り方をしながら帰って行った。

 

アルミ「……一旦戻るわよ」

 

アオイ「え、でも準備した方がいいんじゃ?」

 

アルミ「それもそうね。…持ってきたお菓子をあげるわ」

 

精神年齢は子供だし、喜ぶでしょ。

 

sideW・D・サンズ

 

サンズ「…上手くいったみたいだな」

 

あのニンゲン、アルミといったか?

中々頭のキレるヤツのようだ。

そしてそいつの妹…

いくつものニンゲンのタマシイが混じってるようだ。しかも恐らく親父のタマシイの一部もあるだろう。どうやって混じったかは知らないが。

 

サンズ「アルミ…」

 

おいらの能力を一発で見極めたのは、正直かなり驚いた。実はかなり有能なヤツであることも。

アイツ…何度か死線をくぐっててそうだな。

 

サンズ「敵になったらかなり厄介になるな、アイツは…」

 

味方であって欲しい。

………。

 

監視を続けよう。

 

side???・????

 

フリスクの隣にいる赤いニンゲン、私の方を何度か見てる。

気付かれてるのかな?…いや、ありえない。私は幽霊だから。

 

???「コロス…」

 

?????を殺したニンゲン共を…私は許さない…!

 

???「……ふふっ」

 

虐殺が楽しみね…。




次回もよろしくお願いします。


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スノーフル⑩

スノーフルの話数が多すぎて、友達から、「これバグ?」って言われましたww
以上、どうでもいいかもしれない話でした。


sideアルミ・マリオ

 

パピルスは家の前で待機していた。

 

パピルス「俺様に会いに、戻ってきたな!どうやら貴様ら、本気らしいな…」

 

アルミ「友達になる事に?」

 

パピルス「そうだ。…とっておきの場所へ、連れたいかねばならんな…」

 

アオイ「とっておき?」

 

パピルス「そうだ。俺様がよく行く場所だ!」タタッ

 

パピルスは走り出す。私達はそれをついていく。

 

クルッ

 

…え、戻るの?

 

ピタッ

 

パピルスは家の前で止まった。

 

パピルス「…俺様の家ッ!」ガチャッ

 

アルミ「ここなんかい!!」

 

移動する必要あったの!?

…入ろう。

 

♪UNDERTALE-SANS.

 

ガチャッ

 

中は至って普通の家だった。

 

パピルス「ゆっくりしていけッ!」

 

アルミ「…ん?」

 

床に靴下が落ちてあり、そこに付箋が何枚か貼ってあった。

 

『兄ちゃん、この靴下を拾ってよ!』

 

『分かった』

 

『片方しか拾ってないよッ!もう片方も拾ってッ!』

 

サンズは遊んでるようね。

 

フリスク「アルミさん、コレ見て下さい」スッ

 

アルミ「どれどれ…」

 

フリスクが渡してきた本は、ジョークブックだったが、その中に科学的な本が挟んであった。…そしてさらにジョークブックが挟んであった。

 

アルミ「なるほど…」

 

モンスターは死ぬと灰になるのね…そしてタマシイがニンゲンの逆さね…。

 

アオイ「うわっ、洗面台高っ!?」

 

パピルス「コレは兄ちゃん用で、高い方は俺様用だッ!高くしたからしたにもっと骨を保管できるようになったんだッ!」

 

アオイ「へえ…開けてみていい?」

 

パピルス「いいぞッ!」

 

パカッ

 

中には骨……

を咥えた白い犬がいた。

 

パピルス「なにッ!?」

 

ダダダダダー

 

犬は逃げ出した。

 

パピルス「あの犬めッ…」

 

ガチャッ

 

すると2階の右側のドアが開き、サンズがでてきた。…トロン”ボーン”を持って。

 

ヴァッ、ヴァッ、ヴァ〜。

 

ガチャッ

 

そしてそれを吹いてすぐドアを閉めた。

 

…今の何?

 

パピルス「兄ちゃん!何も面白くないよッ!」

 

しかしそのツッコミがサンズの耳に届くことはなかった…かも。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

犬語でDOGSONG

 

ワン、ワン、ワン、ワン、ワワン、ワワワン、ワン、ワン、ワンワワン♪

ワン、ワン、ワン、ワン、ワワン、ワワワン、ワワワン、ワワワン、ワンワンワン♪

ワン、ワン、ワン、ワン、ワワン、ワワワン、ワン、ワン、ワンワワン♪

ワン、ワン、ワン、ワン、ワワン、ワワワン、ワワワン、ワワワン、ワンワンワン♪

ワン、ワン、ワンワワン、ワワワン、ワン、ワン、ワン、ワワンワワン♪

ワン、ワン、ワンワワン、ワワワン、ワン、ワン、ワン、ワワンワン♪

ワン、ワン、ワンワワン、ワワワン、ワン、ワン、ワン、ワワンワワン♪

ワン、ワン、ワンワワン、ワワワン、ワン、ワン、ワン、ワワンワン♪

ワンワンワンワン、ワン♪

 

これを何度も繰り返す




一応歌詞はあってるハズです。

次回もよろしくお願いします。


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ウォーターフェル①

デートバトルは飛ばします、すみません。
新エリア突入です。


sideアルミ・マリオ

 

しばらくパピルス(とサンズ)の家で過ごした後、出発することにした。

 

パピルス「いつでも来ていいぞッ!」

 

アルミ「ええ、ありがと。じゃ」

 

パピルス「バイバーイッ!」

 

ー数分後ー

 

町を抜けてしばらく進むと、湿ったいかにも洞窟のようなエリアに入った。

 

アルミ「あら、サンズ」

 

サンズ「よう。先は気を付けろよ、アンダインがいるからな」

 

アオイ「アンダイン…?」

 

サンズ「ロイヤル・ガードの隊長だ」

 

アルミ「そう。…ま、気を付けるわ」

 

サンズ「おう」

 

スタスタ…

 

しばらく歩くと草むらがあった。

 

『……!……。……』

 

アルミ「誰かが話してるようね」

 

片方は…パピルスね。

 

パピルス「え…えっと…アンダイン隊長…今日の任務の、報告に来ました…」

 

もう片方は、アンダインのようね。

暗くてよく見えないけど、鎧を着ているようね。

 

パピルス「その…さっき電話で伝えたニンゲン3人の事なんですが…」

 

アンダイン「…………」

 

パピルス「…え?戦ったのか、って?…もちろん、実に勇敢に!」

 

アンダイン「…………」

 

パピルス「…え?捕えたのかって…?…ええええーっと…」

 

パピルスは焦っている。

 

パピルス「その…一生懸命がんばったけど………」

 

アンダイン「………!」

 

パピルス「…ニンゲンのタマシイを取りに行く…?隊長が…?ででででも、別に、殺さなくたって…!だって…だって…」

 

アンダイン「…………」

 

パピルス「…はい。分かりました」

 

そしてパピルスは(よく見えないけど)悲しそうな顔をしながら去っていった。

 

アルミ「………」

 

…一度話してみようかしらね。

 

ガサッ

 

アンダイン「!!!」ギュン

 

アンダインはこちらに気付き、槍を出し、構えた。

どうやら槍の魔法を使うようね。

 

アルミ「…どうも」ガサッ

 

私は自分から草むらを出た。

 

アオイ「お姉ちゃん!?」

 

フリスク「アルミさん!?」

 

アンダイン「貴様が…」

 

アルミ「ええ、見ての通りニンゲンよ」

 

アンダイン「まさか自分から出るとはな。…パピルスに何をした?」

 

アルミ「何って、友達になっただけよ?彼は本当に純粋な心を持ってるわね」

 

アンダイン「友達だと?ほざけ。ニンゲンなんかと友達になっていいハズがない!」

 

アルミ「それを、誰が決めたの?」

 

アンダイン「王の命令でニンゲンは殺せと言われている」

 

アルミ「そのようね。…でも、私はここのモンスター達を開放したい。だから殺されるワケには行かないのよ」

 

アンダイン「私達を開放だと?ふざけた事を言うニンゲンだな。…死ねっ!」シャッ!

 

アンダインは槍を向けて突進してきた。

 

アルミ「(少しは力の差というものを見せてやろうかしら?)……ほい」ガシッ

 

それを私が片手で止める。

 

アルミ「パワーは…大体200かしら?」

 

アンダイン「なっー!?」




アルミのパワーは2750です。

次回もよろしくお願いします。


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ウォーターフェル②

早速戦闘と原作改変!
どうなるのか!?


sideアルミ・マリオ

 

アンダイン「なっー!?」

 

アルミ「あら、その程度なの?」

 

アンダイン「くっ…くらえっ!」

 

ギュン…!

 

アンダインは槍を私の手から離し、今度は複数飛ばしてきた。

 

アルミ「魔法はエネルギーだから…吸収!」ギュルルルル!

 

槍は私の手のひらの渦巻きに吸い込まれ、私のエネルギーとなった。

 

アンダイン「な、何をした!?」

 

アルミ「んな事教えないわよ。…ほら、2人とも、早速行くわよ」

 

アオイ「う、うん…?」

 

フリスク「は、はい…?」

 

アンダイン「に、逃さんぞ!」シュッ

 

アンダインは再び槍を構えて突進してきた。

 

アルミ「はあ、懲りないのね。…炎天掌!」ズガァァン!

 

アンダイン「ガハッ…!?」

 

やりすぎだろって?こう見えても手加減してるのよ?

 

アンダインの鎧に穴が開く。

 

アルミ「アンタの程度じゃニンゲンに勝てないわよ。…こんなことわざがあるわ。『井の中の蛙大海を知らず』地下に閉じこもってるアンタ達は、限られた考えしかしない。だから世界を知らないといけないのよ。…じゃ、行くわね。せいぜい追いかけてちょうだい」

 

私は特別捜査官。だから世界の色々な知識を得る必要がある。

だから私は世界をある程度しっているのは事実である。

 

アンダイン「ま、て…」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アンダイン「あのニンゲン…」

 

アンダインはアルミ達が去っていくのを見る事しかできなかった。

 

アンダイン「………世界を知れ、か…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

しばらく進むと、川があった。

 

アルミ「…何でこんな所に花が?」

 

アオイ「…お姉ちゃん、コレ川の水面に置くんじゃない?」

 

アルミ「あ、なるほど」

 

パサッ、ストッ。

 

4つあった花を川の水面に並べると、花が咲き道ができた。

 

フリスク「これで渡れますね!」

 

アルミ「そうね。アオイ、ありがと」

 

アオイ「えへへ〜」

 

ー数分後ー

 

道を進んでいると…

 

プルルルルッ!

 

アルミ「あら、電話?」

 

ピッ

 

パピルス『もしもし!パピルスですッ!』

 

アルミ「あら、パピルス?」

 

パピルス『どうして番号が分かったかって…?そんなのカンタンだッ!1から順にボタンを押していったら、繋がったッ!ニャハハハッ!』

 

アルミ「は、はぁ…」

 

まあ、確かに私の電話番号は123-456-7890という世界一シンプルな電話番号だけど…間違ってたらヤバいわよ?

 

パピルス『えっと…今どんな格好してるの…?』

 

アルミ「格好?」

 

パピルス『いや…友達に頼まれたから、聞いてるんだけど…』

 

恐らくアンダインね。

 

パピルス『貴様が赤い帽子を被っていたのを見たって、その友達が言うんだ』

 

アルミ「ふーん、で?」

 

パピルス『アルミはホントに赤い帽子を被ってたのかッ…?』

 

アルミ「いやいやずっと被ってたわよ!?」

 

パピルス『そうか。後は任せろッ!バイバイッ!』

 

ツー…

 

何のために電話したんだろ。




次回もよろしくおねがいします。


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ウォーターフェル③

ガスター。
みなさんは知ってますか?
アンダーテールで名前だけ登場する人物の事を。
W・D・ガスター
それがフルネームです。
…………。

君たち2人はどう思う?


sideアルミ・マリオ

 

しばらく進み続けた。

途中でアンダインが追いかけてきたけど、時間停止して逃げた。

今は広場っぽい所でサンズに遭遇した。

 

サンズ「よう、お前ら。望遠鏡使うか?」

 

アルミ「…遠慮しとくわ」

 

サンズ「そうか、それは残念だな。ところで…アンダインには会ったのか?」

 

アルミ「2回会ったわよ。どちらも逃げ切ったわ」

 

サンズ「そうか。ま、気を付けろよ」

 

アルミ「ええ、じゃ」

 

スタスタ…

 

プルルルルッ!

…ピッ

 

パピルス『もしもし!パピルスですッ!』

 

アルミ「ん、どしたの?」

 

パピルス『何分か前に、貴様が赤い帽子をかぶっているのか聞いたでしょ?』

 

アルミ「聞いたわね」

 

パピルス『えーっと…それを知りたがってた友達はね…貴様に…『さつじんがんぼう』を抱いてるんだ…』

 

うん、絶対アンダインね。

 

パピルス『だけど、貴様はそんな事とっくに知ってたよねッ!だから…友達には、ちゃーんと伝えておいたよ!貴様は赤い帽子をかぶってるって!』

 

おいパピルス、アンタ絶対殺人願望の意味知らないでしょ!?

 

パピルス『だって…あんな、いかにも怪しい質問されたら…普通は帽子を脱ぐでしょッ!貴様は、とってもお利口さんだから!』

 

違う、そういう問題じゃない。

 

パピルス『これで貴様は襲われないし、俺様は嘘もついていないッ!誰も裏切ってないよッ!みんなに好かれるのって、案外カンタンだねッ!』

 

既に襲われてるんですケド!?

 

パピルス『じゃ、切るねッ!』

 

ツー…

 

アルミ「……パピルスが純粋すぎる」

 

アオイ「あはは…」

 

スタスタ…

 

ー数秒後ー

 

アルミ「川ね」

 

アオイ「川だね」

 

フリスク「川です」

 

……飛び越える。

 

ピョン

 

スタスタ…

 

ー数分後ー

 

アルミ「ココ、暗いわね…」

 

アオイ「床が見えない…」

 

フリスク「ん?何このキノコ…」ツンツン

 

フリスはキノコに触れた。すると…

 

…ビカァ!

 

フリスク「うわっ!?」

 

キノコが光を放ち始めた。

 

アルミ「…どうやらキノコが道を照らすようね」

 

アオイ「あ、ココにもキノコが」ツンツン

 

ビカァ!

 

私達はキノコに触れて道を進むのを繰り返した。

しばらくすると普通の道に戻った。ただ…

 

アルミ「ホントに暗いわね」

 

ボッ

 

火を付けて周りを照らす。

 

道の先には喋る花があった。

 

花『 う し ろ だ 』

 

アルミ「…知ってるわよ」クルッ

 

アンダイン「………」

 

アオイ「また…」

 

後ろを振り向くとアンダインがいた。

 

アンダイン「…7つのニンゲンのタマシイ。アズゴア・ドリーマー王は…神となる…」

 

アルミ「…うん、ありえないわね。神にはならないわ。強くはなるけど」

 

アンダイン「…それさえ手に入れれば、アズゴア王はついにバリアを破る事ができる」

 

アルミ「そんな事しなくても、私一人で破れるわよ」

 

アンダイン「…いいか、ニンゲン。これは貴様にとって最初で最後のチャンス。貴様のタマシイをよこせ」

 

………へえ。

 

アルミ「アンタ、そんなに殺されたいのね」

 

ギロッ…!

 

アンダイン「…ッ!?(なんだこの殺気は!?)」

 

アルミ「アンタ達がココに閉じ込められたのは150年以上前よ。その時の事に一切関係ない私がそれを償えと?アンタはバカなの?」

 

アンダイン「…ッ、ほざけ!ニンゲンはみな死ぬべきだ!」

 

アルミ「そう…なら、覚悟しなさい」

 

一方的な暴力のスタートよ。




怒ったマネキン戦は完全に飛ばします。すみません。

次回もよろしくおねがいします。


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ウォーターフェル④

アンダイン戦です。
ココのアンダインはそれほど頑固ではありません。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「さて…新式”弾幕”戦!」

 

…キィン!

 

ダイアログボックスだったっけ?

それを新式戦に組み込んだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

♪UNDERTALE-SPEAR OF JUSTICE

 

アルミ

アオイ  vs  アンダイン

フリスク

 

アンダイン「行けっ!」

 

ビュン!

 

大量の槍が一斉に飛んでくる。

 

アルミ「2人とも私の後ろに来なさい!「うん!(はい!」…吸収!」ギュルルルル!

 

私に命中しそうになったものだけ吸収する。

 

アンダイン「またその変な技か」

 

アルミ「そのようね。…私のターンよ」ボッ

 

私は足に火をつける。そして…

 

アルミ「…フンッ!」シャッ!

 

アンダイン「なっー」

 

アンダインの目の前に現れ…

 

アルミ「烈焼脚!」ドゴォ!

 

…鳩尾に強烈な蹴りをいれた。

 

アンダイン「ガ、ハッ!?」

 

アンダインは吹っ飛んで壁にぶつかる。さて、

 

アルミ「”ケリ”はついたかしら?なんつって♪」どーん

 

ばだmpsー!

 

アオイ「お姉ちゃん、シケる」

 

アルミ「ガーン( ゚д゚)」

 

流石にそれは傷つくわよ…

 

アンダイン「ふざけやがって…」

 

アルミ「覚悟を決めてない人に言われたくないわよ。ニンゲンを皆殺しにしたいなら…アンタ達モンスターも皆殺しにされるかもしれないのよ?…というか、その方が確率が高いわね」

 

正論をぶつけてみる。

 

アンダイン「ニンゲン無勢に、何が分かる!」

 

アルミ「もちろん、何も分からないわよ」

 

アンダイン「ならー「でも、私はアンタ達を助けに来た。それは本当の事よ」…ッ」

 

アルミ「私は地上ではアンタと似たような立場よ。みんなを守るヒーローのような人。だから今のアンタの気持ちは分かるわ」

 

みんなを守るために手段を選ばないのは。

 

アルミ「アンタ…ホントに人殺しがしたいの?」

 

アンダイン「…ッ、私は…」

 

フリスク「………(凄い…これがアルミさんの優しさ…)」

 

アルミ「私は王を止めてバリアを壊し、ニンゲンとモンスターが共存する世界をつくりたい」

 

アンダイン「共存…?」

 

アルミ「そう。差別なく仲良く暮らせる、そんな世界」

 

まるで幻想だけど、実現は充分にできる。

 

アンダイン「(そんな事ができるのか?…ニンゲンは信用しないが、コイツなら…)…アルミ、だったか?」

 

アルミ「ええ、そうよ?」

 

アンダイン「…完敗だ」

 

シュッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アンダイン「私は王からニンゲンの抹殺命令を受けた。そんなニンゲンは悪いヤツばかりだと思っていたが…」

 

アンダインは口角を上げる。

 

アンダイン「お前なら信用できそうだ」

 

アルミ「…ありがとう」




アンダイン、救出完了!

次回もよろしくおねがいします。


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ホットランド①

ウォーターフェル編短かったですね…

アンダインの家に訪問することはありません。
理由は…尺の都合ですね。(メタい!)


sideアルミ・マリオ

 

アンダインと和解した後、私達は先に進み、しばらくすると洞窟を抜けた。

 

アルミ「ここは…」

 

アオイ「…火山?」

 

フリスク「暑いですね…」

 

そりゃ崖の下に溶岩があるからね。

 

アルミ「…あら、サンズ?」

 

サンズ「………」くかー

 

…よくこんな環境で寝れるわね。

 

アオイ「…あ、水!」タタッ

 

ゴクゴク…

 

ー数秒後ー

 

道を進むと研究所らしき所に来た。

 

アルミ「ここにパピルスが言ってたアルフィーがいるのかしら?」

 

研究所に入る。辺りは暗く、大きな画面だけ起動されていた。その画面に写っていたのは…

 

アオイ「え、私達!?」

 

アルミ「どこかにカメラがあるよう…!」

 

誰か、来る!

 

アルミ「………」

 

…シャッ!

 

ドアが開き、黄色いモンスターが出てきた。

そして明かりを付け、こっちを向く。

 

?????「え…ウソ…」

 

アルミ「…どうも」

 

?????「も、もう来ちゃったの!?お風呂入ってないし服も適当だし掃除してないし…」

 

アルミ「あはは…」

 

アルフィー「あ…えっと…は、は、は、はじめましてっ!私はアルフィー…アズゴア様直属の研究員だよ!」

 

へえ…大博士のモンスター版みたいなのを想像してたわ。

 

アルフィー「ででででもね、違うの、私は悪者じゃなくて…!」

 

焦ってるわね〜

 

アルフィー「…実はあなた達が遺跡を出てからずっと…画面越しにあなた達を”観察”してたの」

 

まさかの事実。カメラはアンタが仕込んだのね。

 

アルフィー「熱いバトル…熱い友情…全部見てたよ!」

 

あ、この人オタクね。そのセリフからバレバレよ。

 

アルフィー「ホントはあなた達を止めるのが仕事だったんだけど…画面の中の人ってついつい応援したくなっちゃうでしょ?だから、その…協力してあげることにしたの!アズゴア様のお城への行き方ももちろん知ってるよ!」

 

アルミ「あら、それは頼もしいわね」

 

アルフィー「ありがとう。でも…1つだけ問題があって…」

 

アルミ「問題?」

 

アルフィー「随分前にね、『メタトン』っていうロボットを作ったの。元々はエンタメロボットにするつもりだったんだ…」

 

アルミ「へえ…」

 

元々は、ね…

 

アルフィー「…ロボットアイドル、みたいな?」

 

それ、何処かの平行世界で聞いたことが…どうも思い出せないわね。(メタい!)

 

アルフィー「でも、もっと使いやすくするために最近改造して…実用的な装置を少ーしだけ追加したの」

 

アルミ「その装置って?」

 

アルフィー「対…対ニンゲンバトル機能とか…」

 

アルミ「なにしてんの!?」

 

バカと天才は紙一重ってヤツ!?




アルフィー
王直属の研究員。臆病者。ただ原作と違ってアマルガムは作っていない。

次回もよろしくおねがいします。


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ホットランド②

尺の都合でメタトンのクイズショーを飛ばします…
アンテ原作勢には本当に申し訳ございません!


sideアルミ・マリオ

 

アルフィー「も…もちろん、あなた達が来るのを見て私すぐにその機能を解除しようとしたよ!?た、ただ、その時ちょーっとだけ失敗しちゃって…メタトンは、その…」

 

アルミ「どうなったの?」

 

アルフィー「ニンゲンの血に飢えた殺人マシンになっちゃったんだ、テヘッ☆」

 

アルミ「このバカー!」

 

アルフィー「で、でも、ばったり出くわさなければ大丈夫だよね!?」

 

それフラグ…

 

…ガン

 

アルミ「…?」

 

…ガンッ

 

アルフィー「今の音は…?」

 

…ガンッ!

…ガンッ!!

…ガンッ!!!

…ガンッ!!!!

…ガンッ!!!!!

 

アルミ「まさか…!」

 

…ドゴォン!

 

壁が何者かに破壊された。

そして何故か辺りが暗くなり…

 

????「OHHHH、YESSS!!!」

 

ロボットの声が聞こえてきた。

 

????「ウェルカム、エビバデ!」

 

カチッ

ロボットにスポットライトがあたる。

こいつがメタトンね。

 

メタトン「さー始まりました!今夜のクイズショー!」

 

♪UNDERTALE-ITS SHOW TIME!

 

メタトン「オープニングからじゃんじゃん飛ばしていくよー?…それでは早速お迎えしましょう!今夜の素敵な回答者です!」

 

カチッ

 

アルミ「…私ね。どもー」

 

パチパチパチパチ!

 

カメラに写るのが慣れててよかったわ。

 

メタトン「えーっと、君は初登場かなー?」

 

アルミ「ええ」

 

メタトン「そうかい、でも大丈夫!とーってもカンタンだからね!覚えておくべきルールはただひとつ!必ず正解を答えること!間違えたら…」

 

アルミ「間違えたら?」

 

メタトン「死んでもらいまーす!」

 

…ふーん。

 

アルミ「…じゃあ」ガシッ

 

メタトン「え?」

 

アルミ「アンタの番組は終了ね」ボッ

 

メタトン「火!?」

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

掌底はメタトンにクリーンヒットする。

 

メタトン「あーーーれーーー!」ピュゥゥ!

 

メタトンは吹っ飛んでいった。

 

アルミ「…ふう、追っ払ったわ」

 

アルフィー「……危なかったね」

 

アルミ「うん、アンタが変な機能付けなかったら大丈夫だったのよ?」

 

アルフィー「あ、機能といえば…ちょっと携帯かしてくれる?」

 

アルミ「ん、何するの?」

 

アルフィー「冒険に役立つ機能を入れようと思って」

 

アルミ「…やめとくわ」

 

アルフィー「なんで!?」

 

アルミ「もしもメタトンみたいになったら、ね?」

 

アルフィー「そ、そうだった…じゃあ、コレを持っていって」スッ

 

アルフィーは黄色いハート型のボタンを渡してくる。

 

アルミ「コレは?」

 

アルフィー「もしもの時のためにタマシイを黄色くするボタンだよ」

 

アルミ「なるほど、受け取るわ」スッ

 

アルフィー「ありがとう。じゃあ、後は連絡先だね」

 

アルミ「ええ…」

 

その後連絡先も問題なく交換できた。




メタトン
殺人マシンのアイドルロボット。防御255で大抵の攻撃は通さないが、アルミの攻撃に耐えることはできない。

次回もよろしくおねがいします。


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ホットランド③

持久走がしんどい…
全治一週間でした。

…メタトンの料理番組は飛ばします。


sideアルミ・マリオ

 

アルフィーの研究所を反対側の出口から去り、道を進む。

 

アルミ「エスカレーターね」

 

アオイ「そのまま歩こう」

 

スタスタ…

 

ー数秒後ー

 

アルミ「………」

 

目の前には矢印がある。

 

アルミ「…踏んでみよ」ストッ

 

シュゥッ!

 

アルミ「うわっ!?」

 

煙が吹き出し、私は矢印の方向に飛ばされた。

 

フリスク「おお、凄いですね!」

 

アオイ「私達も!」ストッ

 

シュゥッ!

 

アルミ「この先もあるわね…」

 

パズルのようね。

 

ー数分後ー

 

さっきツンデレな飛行機に遭遇した。

…意味不明だと思うかもしれないけど、私はマジよ。

ツンデレな飛行機のモンスターがいたのよ。

 

アルミ「ハァ…ん?」

 

目の前にはオレンジ色のバリアがある。

 

…プルルルルッ!

 

アルミ「電話ね、もしもし」

 

アルフィー『き、きき気をつけて!そのオレンジ色のバリアを通る時、止まっちゃダメだよ!』

 

アルミ「了解」

 

ピッ

 

アオイ「なんて言われたの?」

 

アルミ「青攻撃の逆みたいね。…走り抜けるわよ!」

 

フリスク「はい!」ダッ

 

シュッ

 

何事もなくバリアを通り抜ける事ができた。

 

ー数十分後ー

 

途中で煙ゾーン(?)がまた出たり、障害物を当てないと通れない場所があったりしたが、なんとか進んだ。

そして今は…

 

アルミ「暗いわね…」

 

アオイ「怖いよ…」

 

まるで明かりを消したように真っ暗な部屋にいる。

 

…プルルルルッ!

 

アルフィー『え、えっと…それじゃ暗くて何も見えないよね?』

 

アルミ「ええ…」

 

一応、

 

メタトン「………」うずうず

 

メタトンが私の真横で電気付けるのを待っているのはよーく見えるけど。

 

アルミ「とりあえず」ガシッ

 

メタトン「…えっ、ちょっ」

 

アルミ「ぶっ飛んでなさい」スッ

 

アルフィー『え、アルミどうしたの?』

 

アルミ「暗闇の中でメタトンが待ち伏せしてたのよ。ちょっとぶっ飛ばすわね」

 

アルフィー『う、うん…』

 

アルミ「さて、覚悟はいいかしら?」

 

メタトン「や、やめ…」

 

アルミ「問答無用!炎天掌!!」ズガァン!

 

メタトン「ギャァァァァーーーー!」ピュゥゥ!

 

ドゴーン!

 

メタトンは天井を突き破って飛んでいった。

 

アオイ「おお…」

 

フリスク「よく飛びますね…」

 

アルミ「あ、明かりが付いたわ。アルフィー、ありがと」

 

アルフィー『ど、どういたしまして!じゃあね!』ピッ

 

…どうやらココ、料理番組の会場だったようね。

 

アルミ「番組を荒らしすぎたかしら?」

 

クイズショーもやめたし。

…まあいいわ。

 

アルミ「進みましょう」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

サンズ「……ハッ!」

 

アルミ達が通りかかった時寝ていたサンズは、今目を覚ましたのであった。




メタトンはぶっ飛ばしてくるアルミに対して多少恐怖感を抱いています。

次回もよろしくおねがいします。


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ホットランド④

ウォーターソーセージって、植物なんですよね。
…どうやったら肉の代用になるんだろう?


sideアルミ・マリオ

 

♪MULAストーリー-Arumi is here.

 

アルミ「あら、サンズ。今度は起きてるわね」

 

サンズ「よう、しばらくぶりだな。ホットドックいるか?」

 

アルミ「ホットドック?…3つ買うわ」

 

サンズ「あ、スマン、ホットドックの在庫は1個しかないんだ。後の2つはホットキャットでいいか?」

 

犬じゃなくて、猫?

 

アルミ「それでいいわ」

 

サンズ「はいよ、90Gだぜ」

 

私は90G(地下の通貨)払う。

 

サンズ「ほい」スッ

 

ホットドックは普通のホットドックだった。

ホットキャットは…ホットドックに猫耳をつけてるだけね。

 

アルミ「あむっ」パクッ

 

………。

 

アルミ「この肉、美味しいわね」

 

サンズ「それは肉じゃなくてウォーターソーセージといって、植物なんだ。肉買う金がないからそれで代用してるぜ」

 

アルミ「へえ…アンタこれ地上で売ったら繁盛するわよ?」

 

サンズ「そうか?…そりゃいい話だな」

 

アオイ「美味しい!」

 

フリスク「ジューシーです!」

 

サンズ「それは良かった。じゃ、頑張れよ」

 

アルミ「ええ、ごちそうさま」

 

スタスタ…

 

ー数分後ー

 

アルミ「また暗い部屋に来たわね…」

 

プルルルルッ!

 

アルフィー『ゴメンゴメン、おまたせー!また真っ暗だよね…でも、大丈夫!私の”ハッキングスキル”でなんとかできるから!』

 

アルミ「ええ、頼むわ」

 

そしてアルフィーはハッキングして電気を付けると…

 

『MTT NEWS』

 

アオイ「えっ!?」

 

私達はニュース番組の中継画面に写っていた。

 

アルフィー『ウソでしょ…』

 

アルフィーも驚いている。

 

メタトン「テレビの前の素敵なみなさん、こんばんは!今夜にMETAニュースキャスターのメタトンがお届けしますッ!」

 

…めんどくさいわね。

 

アルミ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

私は時を止め、2人を運んで会場から離れた。

 

ー数分後ー

 

アルミ「ここでいいわね。再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

フリスク「あれ?また移動したんですか?原作崩壊しすぎじゃないですか?」

 

アルミ「メタい話はやめなさい。進むわよ」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

メタトン「現在ホットランドの東エリアで”何か”が起こってるようもようですッ!番組の特派員が…あれ、いない!?」

 

メタトンはアルミ達がいないことにやっと気付くのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side???・????

 

フリスク…

今すぐ助けてあげるよ…

一緒にいる女の人を殺して…

 

???「…ふふっ♪

 

楽しみね♪




ヤンデレにしかみえない…

次回もよろしくおねがいします。


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ホットランド⑤

マフェット戦です。


sideアルミ・マリオ

 

エレベーターで上がり、降りると紫色のカーペットの道があった。それを進むと蜘蛛の巣があちらこちらにある場所に来た。

 

?????「スパーダードーナツ、いかがですか〜?」

 

アルミ「ん、買ってみようかしら。…おいくら?」

 

?????「9999Gです〜」

 

アルミ「ゑ。…お金が足りないわね。やめておくわ」

 

?????「またのお越しを〜」

 

スタスタ…

 

ー数秒後ー

 

しばらく進むと床にくものすが張り付いている空間に来た。

 

アオイ「足が…」

 

フリスク「蜘蛛の巣が張り付いて動きにくいです…」

 

?????「アフフ〜♪」

 

アルミ「?」

 

クルッ

 

右を見ると、そこにはさっきスパイダードーナツを売っていたモンスターがいた。

 

マフェット「蜘蛛のおやつにしてあげる♪」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

♪UNDERTALE-SPIDER DANCE

 

マフェットに囚われた!

 

アルミ「グッ、こんな糸、燃やしてやるわ!」ボッ

 

マフェット「アフフ、そうはさせないわよ♪」タラァ…

 

キィン!

 

アルミ「紫!?」

 

タマシイは紫色に変化した。

 

マフェット「これで糸がある所しか移動できなくなったわよ〜♪蜘蛛たち、行きなさい」

 

ワサワサ!

 

四方八方から蜘蛛が襲いかかる。

 

アルミ「殺しちゃダメよ、2人とも。…よけなさい!」サッ

 

アオイ「う、うん!…うわっ!」

 

マフェット「アフフ、そんな事しちゃ貴女達が食べられるわよ?」

 

アルミ「それはどうかしら?」フッ!

 

私はマフェットの視界から消える。

 

マフェット「えっ、消えた!?」

 

アルミ「………(時間停止して後ろに回り込んだのよ。さて…上から攻撃するならこの技ね)……天空掌!」ズガァン!

 

天空掌…炎天掌の強化版。上下にも攻撃できる。ただ、技は風属性のため火を一切出さない。

 

マフェット「がはっ…」

 

アルミ「糸がある所でしか移動できなくても、アンタに攻撃はできるのよ?」

 

マフェット「そう?…あ、そういえば、私のペットを紹介してなかったわね♪ちょうどご飯の時間だから呼んでくるわ♪」

 

アルミ「……ゑ」

 

大蜘蛛「グォォ!」

 

1.5メートルぐらいあるわね、この蜘蛛。

 

アルミ「いいタイミングで呼び出したわね。…ヘルフレイム!」ゴォォォ!

 

私は大きな火球を出す。

 

大蜘蛛「グオッ!?」

 

マフェット「火!?そんな事したら…」

 

アルミ「焼け死ぬわね?…でも、私達をアンタのペットのご飯にしようとしたのは誰かしら?」

 

マフェット「うっ…」

 

アルミ「とっとと開放しなさい。しないと、ね?」ニコッ

 

アオイ(うわぁ、お姉ちゃんの笑顔が黒い…)

 

フリスク(相手がかわいそうになってきました…)

 

マフェット「わ、分かったわよ!」

 

シュッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「……さて、進むわよ」

 

アオイ「う、うん…」

 

マフェット「………」

 

アルミ「あ、アンタ。…はい」スッ

 

私は50Gほど出す。

 

マフェット「え…?」

 

アルミ「蜘蛛達のエサ代でお金がいるんでしょ?これぐらいなら、あげるわよ」

 

マフェット「ありがとう…」

 

アルミ「どういたしまして。…じゃ」

 

スタスタ…

 

マフェット「………なんで分かったんだろう」




優しいアルミですね。

次回もよろしくおねがいします。


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ホットランド⑥

タイトルの(二次創作)の部分を消しました。
…つまり、ここからほぼオリストになります。
原作の伏線はどんどん回収していく予定です。


sideアルミ・マリオ

 

また道を進むと、大きな建物に着いた。

 

『MTTリゾート』

 

アルミ「…あら、サンズ」

 

サンズ「よう。今時間はあるか?」

 

アルミ「…ええ、あるわよ」

 

サンズ「…ちょっと話がある。お前だけ着いてきてくれ」

 

アルミ「分かったわ。…2人とも中で待ってて」

 

アオイ「はーい」

 

サンズ「…行くぞ」

 

スタスタ…

 

♪UNDERTALE-ITS RAINING SOMEWHERE ELSE

 

サンズ「…さて、パピルスの件なんだが…ありがとな。お前のおかげで元気そうだ」

 

アルミ「お礼はいらないわよ。…で、本題は?」

 

サンズ「やっぱりバレてたか。…お前の過去を教えてくれ」

 

アルミ「過去?」

 

サンズ「ああ、主に生まれとか、子供の頃とか、今の仕事とか…お前がココに来た理由とか、な」

 

アルミ「なるほど、分かったわ。私は…」

 

それから私が教えられるだけの内容をサンズに教えた。

サンズは偶に笑ったり、驚いた顔をしたりと、表情を変えていた。

 

サンズ「…教えてくれてありがとな。じゃ、おいらはそろそろ行くぜ」

 

アルミ「ええ、また会いましょう」

 

スタスタ…

 

ーそのころー

 

アオイ「このグラマーバーガー、美味しい!」

 

フリスク「アルミさんの分も買いましょう!」

 

ー数分後ー

 

アルミ「戻ってきたわよ〜」

 

アオイ「ん、おかえりお姉ちゃん。はい」スッ

 

アルミ「ハンバーガ?」

 

アオイ「うん、グラマーバーガーっていうらしいよ。そこのファーストフード店で買ったの」

 

フリスク「美味しいですよ」

 

アルミ「じゃあ、食べてみるわ」パクッ

 

…ん、美味しいわね。

 

アルミ「地下って美味しいもの多いわね」

 

アオイ「思った」

 

アルミ「食べながら進みましょ」

 

スタスタ…

 

建物の奥には扉があり、その先にはアルフィーが言ってたコアがあった。

私達はその中に入っていった。

 

ーコアのシーンは全部カット!ー

 

アルミ「この先が直通エレベーターね」

 

スタスタ…

 

進んだ先には思った通りメタトンが待ち構えていた。

 

メタトン「やっと来てくれたね、ニンゲンさん達。ついに君達と僕の決戦の時だ」

 

アルミ「そうね。もう一回ぶっ飛ばしてやるわよ」

 

メタトン「フッ、そう言うと思ったよ。でもね…僕は変身して強くなれるのさ!!」

 

アルミ「変身?やってみなさいよ」

 

メタトン「いいだろう!やってやるさ!」スッ

 

ポチッ

メタトンは手で背中のスイッチをオンにした。

 

メタトン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

 

ビカァ!

 

メタトンを激しい光が包む。

 

メタトンEX「OHHHHHHHHHHHHHHHYESSSSSSSSSSSSSSSS!」




メタトンEX戦は結構短くなります。

次回もよろしくおねがいします。


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ホットランド⑦

うん、戦闘シーンは短いですね。


♪UNDERTALE-DEATH BY GLAMOUR

 

sideアルミ・マリオ

 

メタトンは人型になっていた。

 

メタトンEX「さあ、死闘の時間だよ!」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

メタトンEXのお披露目だ。

 

メタトンEX「アクション!」

 

ブワッ!

 

ジグザグ型の弾幕が飛んでくる。

 

アルミ「……(戦いだけど、今は番組にいる。空気を読む必要があるわね)…ハッ!」シュバッ!

 

できるだけきれいな動きで攻撃をかわす。

 

「おおおー!」パチパチ

 

客席から拍手が送られる。

 

視聴率 5000

 

メタトンEX「僕はみんなのアイドル!」

 

今度は…十字形の爆弾!?

 

アルミ「……野球バット!」スッ

 

エネルギーで咄嗟に野球バットを作り…

 

アルミ「…フンッ!」

 

カィィィン!

 

爆弾をかっ飛ばした。

 

「ハハハハッ!」

 

観客は笑い出す。

 

視聴率 5678

 

メタトンEX「えええ〜!?」

 

アルミ「私の番よ!…炎時!」パチン

 

…ボッ!

 

床が燃え始める。

 

メタトンEX「熱ッ!…くない?」

 

アルミ「対象しか燃やさないのよ。これで床も派手になったわね?」

 

視聴率 6666

 

メタトンEX「フッ、いいよこれは!…もっとアクションを!」

 

ブワッ!

 

前より多い量の弾幕が飛んできた。

 

アルミ「ハッ!フッ!セイッ!」シュッ、シュッ、シュバッ!

 

かれいに弾幕をよける。

 

視聴率 7342

 

メタトンEX「カメラに向かってスマイル!」ニコッ

 

メタトンは表彰物の笑顔をする。

 

「キャー、かっこいいー!」

 

観客はそれに興奮したようだ。

 

アルミ「…あ」

 

いい事思いついたわ。

 

アルミ「一発芸…」スッ

 

私はバックの中から紫色のパーカーを出し…

 

アルミ「…超速着替え!」シュッ!

 

時間停止を利用して着ているパーカーを着替えた。

 

「すげぇ〜!」

 

…よし、成功ね。

 

視聴率 8846

 

メタトンEX「君にタマシイがあるだろ?僕のも見せてあげるよ!」キィン!

 

白黒輝くタマシイが出てきた。

 

アルミ「あら、それ自分の弱点をさらけだしてるようなものよ?」

 

メタトンEX「かまわない、僕はファンのために命をかける!君が王を止めようとしているようにね!」

 

アルミ「そう。じゃあ、そろそろ決着をつけるわよ!」ボッ!

 

メタトンEX「いいだろう!くらえ!」

 

2人『ハァァァァッ…!』

 

…ドゴォン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

勝ったのは…

 

メタトンEX「かはっ…」

 

アルミ「…勝ったわ」

 

私だった。

 

視聴率 12345

 

メタトンEX「いや、そうでもないみたいだよ。視聴率は驚異的な数値を叩き出した」

 

アルミ「そのようね」

 

メタトンEX「グッ…でも、僕はもうもたないみたいだ…」ギギギ…

 

アルミ「………果たしてそうかしら?」スッ

 

メタトンEX「えっ…?」

 

…ポワン!

 

私はメタトンにエネルギーを分けた。

 

メタトンEX「…!!君は…優しいんだね…」

 

アルミ「…アンタの夢、叶うといいわね」

 

メタトンEX「…ああ」

 

アルミ「じゃ、私は行くわ」

 

スタスタ…

 

ー数分後ー

 

アオイ「お姉ちゃん、かっこよかったよ!」

 

フリスク「あの一発芸ってどうやってやるんですか!?」

 

アルミ「ああ、アレは…」




アオイとフリスクは観客席にいました。

次回もよろしくおねがいします。


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最後の回廊と衝撃の事実

アンダーテールの名シーンですね。
ついでに125話の伏線を一部回収しました。


sideアルミ・マリオ

 

コアで直通エレベーターに乗り、そこからしばらく道を進むと、夕焼けの日差しが差す廊下についた。

 

アルミ「………」スタスタ

 

アオイ「………」スタスタ

 

フリスク「…?」スタスタ

 

サンズ「…よう、久しぶりだな」

 

そこにはサンズが待ち受けていた。

 

サンズ「これからお前らにはここを通って良いかの裁判を行う。おいらがする質問にはいかいいえで正直に答えろ」

 

3人『………』ゴクリ

 

サンズ「1つ目。モンスターを殺したか?」

 

答えはもちろん…

 

3人『いいえ』

 

サンズ「(ウソはついてないな)…2つ目。王を殺すつもりはあるか?」

 

私達は止めに来た。殺さない。

 

3人『いいえ』

 

サンズ「(ほう、殺さずに止めるのか)…最後の質問だ。この質問はアルミだけにする」

 

アルミ「私ね……」

 

サンズ「お前……時間を操る能力を持っているのか?」

 

アルミ「…はい、よ。時間停止が使えるわ」

 

サンズ「なるほどな。(時空の歪みからしてウソはついてないな)…裁判の判決を下す」

 

3人『………』

 

サンズ「…通っていいぞ。お前らなら王を止めてくれるだろう。頼んだぞ」シュッ

 

そしてサンズは能力を使ってその場を去った。

 

アルミ「…進むわよ」

 

スタスタ…

 

回廊を出て、また進むと、分かれ道があった。

 

アルミ「この中に王がいるようね」

 

フリスク「……アルミさん、もう片方の道へ先に行ってみません?」

 

アルミ「…なんかあるの?」

 

フリスク「はい、なんか変な気配がします…」

 

フリスクは「まさか、ありえない」と言ってるような顔をしていた。

 

アルミ「…分かったわ。先にあっちに行きましょ。アオイはここで待ってて(なんかフリスクの態度がおかしいわね)」

 

スタスタ

 

道を進んだ先の部屋には…

 

アルミ「棺桶…?」

 

それぞれ違う色のハートが掘られてる棺桶が7個あった。

 

アルミ「まさか…!」

 

ズズッ

 

フリスク「………!!お…お……!」

 

フリスクは赤いハートの棺桶の蓋を動かし中を覗くと、顔を青くした。

 

アルミ「フリスク…!!(やっぱり…!)」

 

中には黄緑と黄色のセーターを着た少女の死体があった。

 

フリスク「キャラお姉ちゃん…!」

 

アルミ「なんでココにアンタの姉が…!!(あの幽霊は…)」

 

フリスク「お姉ちゃん…なんで、なんで…うわあああああ!」

 

アルミ「……!!」

 

他の棺桶の中にも、行方不明になってた少年少女達の死体があった。

 

アルミ「…フリスク、早く王を止めるわよ。もう被害を出さないように」

 

フリスク「でも、お姉ちゃんは……へ?」ナデナデ

 

アルミ「安心しなさい。あの世の広場、知ってるでしょ?」

 

フリスク「…あ!!」

 

アルミ「大丈夫、ここの子供達全員生き返らせてやるわ」

 

フリスク「…行きましょう」

 

アルミ「ふふっ、その意気よ」

 

そして戻った。

 

アオイ「…何かあったの?」

 

アルミ「黙秘しとくわ。…さあ、行きましょう」

 

王を止めに。




あと数話でこの章が終わりますね。

次回もよろしくお願いします。


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vs……キャラ!?

恒例の急展開です。

追記:これ明日のぶんでした。予約投稿を間違ってしまいました、スミマセン!


sideアルミ・マリオ

 

ーバリアの部屋ー

 

アズゴア「…来たか、ニンゲン達よ」

 

フリスク「……。王よ、ニンゲンのタマシイを奪うのはもうやめて下さい」

 

アズゴア「………」

 

王はしばらく考える。

 

アズゴア「…すまない。だが…それは私を倒してから考えてやろう」

 

バスッ!

 

王は赤い三又槍を出し、構える。

 

フリスク「…アルミさん、ここは僕一人でやらせて下さい」

 

アルミ「…分かったわ」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

♪UNDERTALE-ASGORE

 

アズゴア「さらばだ、ニンゲンよ…」

 

ボッ

 

王は火の弾幕を飛ばしてくる。

 

フリスク「………」ササッ

 

それをフリスクは全てかわし…

 

フリスク「…ケツイナイフ」

 

…ズバッ!

 

アズゴア「な…ガハッ…!」

 

一撃で王を仕留めた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

※アズゴアのパワーは1600ですが、この時のフリスクのパワーは2340です。

 

フリスク「…今すぐタマシイを開放して下さい」

 

アズゴア「…分かった。だが、私の罪は重い…。トドメを刺してくれ…」

 

フリスク「………」

 

もちろん、フリスクは…

 

フリスク「だが断る」

 

見逃すだろう。

 

アズゴア「…!!」

 

王は目を見開いた。

 

アズゴア「ニンゲンよ…私は生きて罪を償う事にす…!!」ズバッ!

 

フリスク「!?」

 

突然王が何者かに攻撃された。

 

アルミ「な、まさか……」

 

ズバッ!

 

私も攻撃された。

 

アルミ「グッ…」

 

???「大丈夫、死なないよ。急所を外したからね」

 

アオイ「お姉ちゃん!大丈夫!?」

 

アルミ「大丈夫よ、回復するから…王は下がってて下さい」

 

アズゴア「分かった…」

 

フリスク「誰だ!そこにいるのは!!」

 

フリスクは叫んだ。

 

???「あら、私に気付かないの?」

 

シュッ

 

ずっと私達をつけてた幽霊はついに姿を見せる。

 

アズゴア「!!」

 

フリスク「!!」

 

キャラ「私よ。貴方の姉のキャラよ」

 

フリスク「ウソだ…!僕はさっきお姉ちゃんの死体をみたハズ…!」

 

アズゴア(姉弟がいたのか!?)

 

アルミ「…フリスク、今目の前にいるのも、棺桶の中にいたのも本物よ。アンタ…幽霊でしょ?」

 

キャラ「よく分かったわね、正解」

 

アルミ「そして、遺跡から私達をつけていた。しかも、図書館にあった『イビト山伝説の書』は、アンタの能力か何かで転送されたもの…意図的に私達をココにつれてきたのね」

 

キャラ「大正解。…でも、それを知ってて何故何もしなかったの?」

 

あら、面白い事言うわね。

 

アルミ「…フフフ、ハハハ…!」

 

キャラ「貴女、まさか血迷ったの?狂った?」

 

狂ってるのはアンタよ。

 

アルミ「いや〜、アンタはバカね…」

 

キャラ「…なっ!?」

 

Sアルミ「私に奥の手が無いとでも?」




スーパーアルミが久々に登場です!

次回もよろしくおねがいします。


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ケ ツ イ 。

王の息子を殺した人の正体は…!?


♪MULAストーリー-アルミのテーマ

 

sideアルミ・マリオ

 

Sアルミ「さて、アンタに私は倒せるのかしら?」

 

キャラ「ッ…舐めるな!」ズバッ!

 

キャラは赤い斬撃を飛ばしてくる。

 

Sアルミ「ま、私には効果無いんだけどね。吸収!」ギュルルルル!

 

キャラ「なっ!?」

 

Sアルミ「天空掌!」ズガァン!

 

キャラ「かはっ…」

 

Sアルミ「烈焼脚!」ドゴォ!

 

キャラ「ガフッ」

 

Sアルミ「極爆熱スクリュー!」ボォォォ!

 

キャラ「ギャッ…」バタン

 

Sアルミ「フゥ、コンボ決まったわね」

 

キャラ「グッ…私は…」

 

Sアルミ「……アンタは、何がしたいの?」

 

キャラ「…?」

 

Sアルミ「恐らくアンタは王の息子を殺したニンゲン達を恨んでる。…でももしも、殺したのがニンゲンじゃなかったら?」

 

キャラ「何を言って「王の息子を殺したのはニンゲンじゃないと言ってるのよ」…な!?」

 

Sアルミ「ちょっとした方法で、王の記憶を読ませてもらったわ」

 

アズゴア「私の記憶を?」

 

Sアルミ「ええ。そこから犯人はニンゲンじゃないと判明したわ。…王の息子、アズリエルは、”黒いオーラ”を纏いながら死んだ、でしょ?」

 

アズゴア「その通りだが…」

 

Sアルミ「その黒いオーラを発するのは、ニンゲンではなく…グリッチという黒い生命体よ」

 

キャラ「!?」

 

フリスク「2年前に地球を襲った!?」

 

Sアルミ「…で、キャラとアズリエルが死んだのは?」

 

アズゴア「…2年前」

 

Sアルミ「これで証明完了よ。アズリエルは黒い生命体が殺した。ニンゲン達は家で避難してたハズよ」

 

キャラ「そんな…」

 

アズゴア「私はなんて勘違いを…」

 

Sアルミ「それでキャラ、アンタはどうするの?このまま私が言ったことをウソだと思って反撃するか、それとも…アズリエルや他の子供達と一緒に生き返るか。ケツイしなさい」

 

キャラ「私は……」

 

フリスク「お姉ちゃん…」

 

キャラ「生き返りたい!アズリエルと一緒に過ごしたい!うわあああん!」

 

キャラは泣き出した。

 

Sアルミ「ふふっ、よく言えたわね。その願い、叶えてやるわ。…バリアを破壊して」

 

アズゴア「だが、それをするには7つのニンゲンのタマシイが必要なハズ…」

 

元に戻る。

 

アルミ「それはすでにアオイが持ってるわ。アオイは数十個のタマシイが集まって変異し生まれたから。…アオイ、頼んだわよ」

 

アオイ「オーケー!ハァァッ…!」

 

ギュィィン…!

 

アオイの周りにエネルギーが集まる。そして…

 

アオイ「ザ・ソウル!」

 

ドゴォン!

 

それを一気に開放しった。

 

ピキッ、ピキッ…

 

アズゴア「!!バリアが…」

 

…バリィン!

 

キャラ「割れた…!」

 

ついに、モンスター達を妨げるバリアは、跡形もなく破壊された。




グリッチはとんでもないヤツですね。

次回もよろしくおねがいします。


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その後。

この章の最終話です。


sideアルミ・マリオ

 

モンスター達を開放してから数日経った。

最初はニンゲン達もモンスター達も私の行動に驚いていたけど、フリスクの力も借りて落ち着かせた。

 

ボッ…

 

キャラ「生き返った…!!」

 

フリスク「アルミさん…本当にありがとうございます!!!」

 

アルミ「お礼はいらないわよ。…これで任務完了ね」

 

そして私はモンスター達の仮住宅地へ向かう。

 

サンズ「よう、アルミ。お日様がキレイだな」

 

アルミ「そうね。…ウォーターソーセージ屋、やってみれば儲かるかもよ?」

 

サンズ「かもな。だが…おいらはしばらくゆっくりしたいぜ」

 

アルミ「ふふっ、今はゆっくりしてなさい、平和なんだから」

 

サンズ「ああ、そうする」

 

ガチャッ。

 

パピルス「アルミ!!!遊びに来たのかッ!?」

 

アンダイン「今は無理だ!家具の整理中だからな!」

 

アルミ「あら、そう?なら後日また来るわね」

 

パピルス「了解だッ、じゃあな!」

 

ー数分後ー

 

フリスク「お姉ちゃん、覚悟はできた?」

 

キャラ「ええ、できてるわ」

 

アルミ「…どしたの?2人揃って」

 

2人『アルミさん、弟子にして下さい!』

 

……ん?

 

アルミ「弟子?私の?」

 

フリスク「はい、貴女です!」

 

キャラ「弟子にして下さい!」

 

そして見事な土・下・座をする。

 

アルミ「ハァ……いいわよ」

 

フリスク「えっ!?」

 

キャラ「いいんですか!?」

 

キラーン☆

 

アルミ「いいって言ってるでしょ?…ただ、私の鍛え方はかなり厳しいわよ。それでもいいかしら?」

 

2人『はい、師匠!!』

 

アルミ「師匠はダメよ。アルミさんと呼びなさい」

 

2人『はい、アルミさん!』

 

アルミ「ん、よろしい」

 

プルルルルッ!

 

電話が来た。

 

ピッ

 

ケーティ『お姉ちゃん、2日ぐらい連絡来なかったんだけど大丈夫!?』

 

アルミ「大丈夫、ピンピンしてるわよ。ちょっと規格外な事をしてただけ」

 

ケーティ『規格外って、モンスターの一族を救出したって新聞やニュースで話題になってるよ!?』

 

アルミ「そうね、うん」

 

ケーティ『うんじゃない!!…ハァ、これだから規格外なお姉ちゃんは…』

 

アルミ「その妹のアンタも充分規格外よ」

 

ケーティ『ちょっと、胃薬飲んでくる…』

 

ツー…

 

アルミ「…お疲れ」

 

地下の王国 完

 

次章のプロローグ

 

アルミ「ヒマですな〜」

 

フリスク「そうですな〜」

 

キャラ「アイス買ってきますな〜」

 

ピンポーン。

 

キャラ「は〜い」

 

ガチャッ

 

アルカ「ども。アルミ、いるかしら?」

 

アルミ「……ゑ?」

 

アルカ「久しぶりね♪」

 

アルミ「なんでお盆じゃないのにいるのッ!?」




はい、アルカ出てきます。

次回もよろしくおねがいします。


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第2章 パンドラの箱!
え、お母さん!?


新章スタートです!

あと、UA4000突破です!


今は2053年、アルミは26歳、フリスクは12歳、キャラは13歳です。

 

sideアルミ・マリオ

 

今、私達はかなり…

 

アルミ「ヒマですな〜」

 

フリスク「そうですな〜」

 

キャラ「アイス買ってきますな〜」

 

ピンポーン。

 

キャラ「は〜い」

 

キャラは玄関を開ける。

 

ガチャッ

 

そこには衝撃的な人物がいた。

 

アルカ「ども。アルミ、いるかしら?」

 

既に死んだはずのお母さん、アルカ・マリオがそこにいた。

 

アルミ「……ゑ?」 

 

アルカ「久しぶりね♪」

 

アルミ「なんでお盆じゃないのにいるのッ!?」

 

アルカ「いや〜、それには深い事情があって…」

 

アルミ「と、とりあえず入って」

 

アルカ「ただいま〜♪」

 

…なんか、お母さん生前と比べて柔らかくなってない?

 

ー数秒後ー

 

フリスク「アルカさん、去年のお盆ぶりですね」

 

アルカ「そうね。フリスクとキャラはちゃんとアルミに鍛えられてるかしら?」

 

キャラ「はい!おかげで毎日強くなってます!」

 

アルミ「本人の前で言われると恥ずかしいんだけど…」

 

アルカ「それはよかったわ。…で、本題に入るわよ。何故私がお盆以外の時期に地上に来れるかというと、私はそんな特権があるからよ」

 

アルミ「特権…?」

 

アルカ「そう。ま、その特権の事を説明するのはめんどくさいから省くけど」

 

アルミ「は、はぁ…」

 

アルカ「…ところで、ルメは何処かしら?ちょっと会って驚かしたいんだけど」

 

アルミ「ルメさんは自宅にいるわよ」

 

ルメさんの家は元々おじいちゃん(カステン)の家で、おじいちゃんが亡くなってからルメさんが引き継いだ。

 

アルカ「へえ、ならカンタンに驚かせるわね♪」

 

アルミ「じゃ、頑張ってね」

 

アルカ「何言ってんの?アンタも来るのよ?」

 

アルミ「……はぁ、やっぱり?」

 

アルカ「アンタに見せたいものがあるのよ」

 

アルミ「…分かった。フリスクとキャラは留守でいいかしら?」

 

2人『オーケーです!』

 

アルミ「なら、行ってくるわね」

 

アルカ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

私達は時を止めてルメさんの家に行くのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

フリスク「……あれ、これは?」

 

『時間停止ドリンク』

 

キャラ「アルミさんが飲んで能力を手に入れたらしいわよ」

 

フリスク「へー。飲んでみよ」

 

ゴクッ

 

キャラ「…あ、やべ」

 

フリスク「ん、どうしたのお姉ちゃん?」

 

キャラ「…あれ?具合悪くなってないの?」

 

フリスク「なんともないけど?」

 

キャラ「…………」( ゚д゚)

 

フリスク「ど、どうしたの…?」

 

キャラ「ええええええええええええええええ!?」




フリスクが時間停止を!?

次回もよろしくおねがいします。


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風幽、驚く

メリークリスマス!!

アルミ「あと一週間で200話!」

ケーティ「もうひといきよ!」

ルメの登場です!


sideアルミ・マリオ

 

今、ルメさんの家の前にいる。

 

アルカ「さて、驚かすわよ〜♪ほいさっさ〜」

 

スゥーッ

 

アルミ「すり抜けた!?」

 

お母さんは壁をすり抜けた。すると…

 

…バタン!

 

ルメ「ちょっとアルミ!?なんで先輩がいるの!?お盆じゃないよね!?」

 

アルミ「それは分かりません」

 

アルカ「ドッキリ大成功ね♪」

 

ルメ「ホント、なんでですか〜!?」

 

アルカ「カンタンな説明をするからとりあえず入りましょ」

 

スタスタ…

 

ー数分後ー

 

ルメ「…で、そんな特権を持ってる、と」

 

アルカ「そ」

 

ルメ「特権を持ってるのは理解しました。…でも、来た目的が分かりません」

 

アルミ「確かに。なんで来たのお母さん?ケーティとアオイがちょうど出かけてる時に」

 

アルカ「…アンタ達2人に見せたいものがあるのよ。時期的に考えてもちょうそいいし」

 

ルメ「それって?」

 

アルカ「ついてきなさい」

 

ー地下室ー

 

アルカ「ルメ、ここの地下室は何に使ってるのかしら?」

 

ルメ「倉庫ですね。幽霊仲間の物品を整理してます」

 

アルカ「…なるほど、通りでアンタも気付かなかったワケね」

 

アルミ「…何に?」

 

アルカ「まあ、見てなさい。まず、この壁に手を当てる」スッ

 

ルメ「………」

 

アルカ「そして、ここで戦闘を開始する。新式弾幕戦!」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

お母さんは戦闘を開始した。すると…

 

ゴゴゴゴゴッ…!

 

アルミ「!?」

 

壁がひとりでに動き出した。

 

ルメ「こんな仕掛けがあったとは…」

 

アルカ「さあ、進むわよ」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

たどり着いたのは、本が大量にある空間だった。

 

アルカ「ここは『パンドラの図書館』。この世界の色々なことが書かれている重要な文献が所蔵されてるわ」

 

ルメ「こんな場所が家にあったんですね…」

 

アルミ「凄い…!」

 

アルカ「ただ、私が見せたいものはこれともう一つよ」

 

ルメ「もう一つ、ですか?」

 

アルカ「ええ、正確にはこの特定の書物ね」

 

お母さんは本棚から一冊の本を抜き出す。

 

アルミ「『パンドラの裁判官』……?」

 

アルカ「読んでみなさい」

 

アルミ「うん…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

パンドラの裁判官。

 

それは、地獄の閻魔すら超える裁判をするニンゲンのことである。

 

そんなパンドラの裁判官になるには、地獄の女神の了承を得る必要がある…。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その後の文は変ななんか見覚えのあるワケの分からないフォントで書かれていたため、読めなかった。




重要な内容でしたね。

次回もよろしくおねがいします。


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アルカの狂気

展開は読者さんの想像の斜め上ですね、あはは(白目)


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「………」

 

よく分からない内容だったわね。

 

アルカ「ま、最初は皆そんな顔するわよ。私もそうだったし」

 

ルメ「でも、なんでコレを…?」

 

アルカ「このフォント、読めるかしら?」

 

アルミ「ん?ええと、『そして、コレを読める人はパンドラの裁判官の素質がある』…さっき読めなかったのに、なんで!?さっきまで見覚えのあるよく分からないフォントだったのに!?」

 

アルカ「なるほど、ね…ルメ、アンタは?」

 

ルメ「読めません…」

 

アルカ「オーケー。で、アルミはこのフォントを見たことがあるらしいわね。何処で見たの?」

 

アルミ「サンズの父親の論文とか…」

 

確か、ガスター博士、だったっけ?

 

アルカ「サンズの、ね…(面識がある)このフォント、ウィンディングといって、生まれつき読めるのはサンズの家系とパンドラ家、つまり私達の家系の一部だけなのよ」

 

アルミ「…はぁ!?」

 

ルメ「じゃあ私は…」

 

アルカ「ルメは読むことができる一部のパンドラ家に入ってないってことね」

 

ルメ「………」orz

 

アルミ「…つまり、私はパンドラの裁判官ってヤツになる素質があるってこと!?」

 

アルカ「そういうことになるわね」

 

アルミ「マジか…あ、ところでなんでお母さんはこんなに知ってるの?」

 

アルカ「やっとその質問をしたわね。それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…私自身がパンドラの裁判官だからよ」

 

衝撃の事実。

 

アルミ「…ほわーう」

 

もう驚く力が無いわね。

 

アルミ「じ、じゃあ、地獄の女神にも会ったの?」

 

アルカ「会ったわね。意外とフレンドリーな人だったわよ」

 

アルミ「改めてお母さんが規格外だと知ったわ…」

 

ルメ「…先輩ってホントにニンゲン辞めてませんよね!?」

 

アルカ「私は何処までもニンゲンよ。…アルミ、アンタはパンドラの裁判官になるの?」

 

アルミ「考えておくわ」

 

アルカ「ん、それがいいわ。ちなみに、ここに来れたのはパンドラの裁判官の特権ね」

 

アルミ「うん、もう気付いた」

 

アルカ「でしょうね。後は……!!」

 

強い気配を感じる。

 

アルミ「…炎天掌!」

 

ズガァン!

 

??????「へえ…中々やるわね」

 

ルメ「…なっ!?」

 

アルカ「出たわね…私の狂気」

 

ダークアルカ「出たわよ、私の主人格」

 

襲ってきたのは黒いパーカーと赤い目をしたお母さんだった。

 

アルミ「お母さんの狂気…!」

 

ルメ「いたんですね…」

 

アルカ「ええ。でも、だいぶ前、というかアドに会う前に分離したわよ」

 

☆説明しよう!

原作の「呪いの帽子」で、アルカは一度洗脳される。

その時出たのが、実はアルカの狂気であるダークアルカだった、という設定だ!

そしてマリオとルイージが洗脳を解いた時、ダークアルカはアルカ本体と分離さたのである!

 

ダークアルカ「そうね…でも、今やっと見つけたわ…!」

 

お母さんの狂気は懐からチェーンソーを出す。

 

ダークアルカ「私がアンタの体を乗っ取る…!」ヴィィィン!




原作を無理やり引用してきました。

次回もよろしくおねがいします。


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vsダークアルカ

もう東方要素が出てますね。


♪MULAストーリー-ステルス・ロック

 

sideアルミ・マリオ

 

アルカ「倒してやるわ…新式弾幕戦!」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ダークアルカ「ふふっ…チェーンソーラン!」ダッ!

 

アルミ「ッ、紅炎結界!」ボォッ!

 

ギィン!

 

アルカ「ナイスよアルミ!ヘルフレイム!」

 

ゴォォォッ!

 

ダークアルカ「チッ、吸収!」ギュルルルル!

 

互いに物理攻撃しか通用しない。

 

ルメ「出てきなさい、ダークルメ、グレイ!」

 

ギュン!

 

ダークルメ「キャハハ、遊ぼ!」

 

グレイ「刀に変身!」ポン!

 

アルカ「これで実質5対1ね。でも彼女のパワーは未知数、油断は禁物よ」

 

アルミ「分かってるわ。…烈焼脚!」ドゴッ!

 

ダークアルカ「グッ、調子にのるなッ!煉獄パンチ!」ドガッ!

 

アルミ「ガハッ…」

 

中々強い攻撃ね。

 

ダークルメ「キャハハッ!」シュッ!

 

ルメ「風斬・鎌鼬!」シュッ!

 

ダークアルカ「ハァッ!」サッ!

 

キィン!

 

刀(グレイ)とチェーンソーがぶつかり合い、火花が散る。

 

アルカ「煉獄パンチ!」ドゴォ!

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

その隙に私とお母さんが左右から攻撃する。

 

ダークアルカ「ガッ…クソッ…」

 

アルカ「そろそろカタを付けるわ!天!」ドガッ!

 

ダークアルカ「かはっ…」

 

アルカ「創…」

 

ギュィィン…!

 

ダークアルカ「なっ!?」

 

アルカ「…滅ッ!」

 

ドガァァァン!

 

ダークアルカ「ガァァァァァッ!」

 

アルカ「………」

 

アルミ「今の攻撃でダークアルカは…」

 

ダークアルカ「ハァ、ハァ、グッ…」

 

…相当ダメージを受けたわね。

 

アルカ「今の攻撃でやられないのは流石に凄いわね。アンタそんなに私の肉体が欲しいの?既に死んでるのに?」

 

ダークアルカ「………私は…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルカ「仮に私を体を乗っ取ったとしても、天国に戻るからほぼ無意味よ。それでもいいのかしら?」

 

ダークアルカ「………」

 

アルカ「それとも、アンタはココで自由に暮らすのかしら?」

 

ダークアルカ「!!」

 

アルカ「アンタは私の狂気。でも、私ではない。だから…アンタはアンタらしく生きれば?アンタ、私と違って体は死んでないし」

 

※「アルカ、生き返る!」で、同時にダークアルカも生き返ったが、グリッチに殺されたのはアルカだけなのでダークアルカはまだ生きてる。

 

ダークアルカ「…ココで暮らす」

 

アルカ「それでいいわ」

 

ダークアルカ「ありがとう…」フラッ

 

バタン

 

そしてダークアルカは気絶した。




ダークアルカは救出されました。

次回もよろしくおねがいします。


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アオイに子供!?

数週間前、1部から6部までの登場キャラ全員集めてみたんですよ。
…200人余裕で超えました。


sideアルミ・マリオ

 

自宅に帰り、気絶したダークアルカをベットに寝かせた後、私達はリビングで雑談していた。

 

アルカ「それで、マリオが…」

 

ルメ「えっ、マジですかwwww」

 

アルミ「ブハハッwwww」

 

ピンポーン♪

 

アルミ「ん、遅かったわね」

 

ガチャッ

 

アルミ「おかえり2人とも。何してた…え?」

 

アオイ「た、ただいまお姉ちゃん…」

 

???「………」ギュゥー

 

ケーティ「あはは…」

 

黒髪ロングの少女がアオイに抱きついていた。

 

アルカ「どうしたのアルミ…え」

 

ルメ「誰、その子?」

 

アオイ「え、えっと、どう説明すれば…」

 

???「おかあさん!」

 

少女はアオイにそう言う。

 

3人『Oh…』

 

ケーティ「あちゃー…」

 

アルミ「…話は中で聞くわ。とりあえず入りなさい」

 

アオイ「う、うん…」

 

???「おかあさん、はいるの?」

 

アオイ「あ、うん、入るよ…」

 

スタスタ…

 

ー数分後ー

 

アルミ「アンタ、名前は?」

 

レイン「レイン!なまえはおかあさんからもらった!」

 

アルカ「へえ…さて、2人とも説明して」

 

ケーティ「(その前に何で普通にお母さんがいるのか説明して欲しいんだけど!?)えっと、私達はきさらぎ駅で…」

 

ーただ今説明中ー

 

ケーティ「…ということなの」

 

アルミ「まさかアオイと同じ生まれとはね…」

 

周期的にタマシイが集まってニンゲンが生まれるのかしら?

 

アルカ「つまり…私に孫ができたって事ね」

 

アルミ「あ、確かに」

 

レイン「おばあちゃん?」

 

アルカ「そ、アルカおばあちゃんよ〜♪」

 

4人(うん、違和感しかない…)

※アオイはまだ18歳です。そしてレインは4歳です。どうしろと?

 

こうして、私は26歳でおばさんになるのであった。

…ケーティはまだ22歳ね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次章予告

 

ラグトレイン

 

アルミ達がパンドラの図書館に行っていた頃、ケーティとアオイはきさらぎ駅に行っていた。

そこで突然タマシイが集まりはじめる。

果たしてどうなるのか!?

 

お楽しみに!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おまけ

 

ノーア「私達最近出てないわね」

 

ルイス「だな。俺達同世代なのに…」

 

アドレーヌ「あ、でも次の次の章で大活躍するみたいだよ!」メタい!

 

キノ太郎「………(俺、アルミと付き合ってる事を言った方がいいのか…?)」

 

ノーア「あーもう!作者!出てきなさい!」

 

天の声「どもー」

 

ルイス「出番をよこせ!」

 

天の声「現在進行系で出番をやってるぞ?」

 

ノーア「くっ、確かに…」




おまけで衝撃の事実が発覚。

次回もよろしくおねがいします。


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第3章 ラグトレイン
故郷へ帰ろう


新章開幕!
時間的にはアルカが家に来たのが昼で、ケーティとアオイが出かけたのが朝ですね。


sideアオイ・マリオ

 

今日は私の故郷、きさらぎ駅へ行く日だ。

ケーティお姉ちゃんと一緒に行く。

 

アオイ「楽しみ♪」

 

ケーティ「そろそろ電車が来るわよ。準備はオーケー?」

 

アオイ「うん、オーケー!」

 

ケーティ「乗るわよ〜」

 

ー数分後ー

 

『次は、きさらぎ、きさらぎです』

 

うん、計算は合ってたね。

 

ーきさらぎ駅ー

 

アオイ「フゥ、ついた〜♪」

 

ケーティ「相変わらず歪んでるわね」

 

アオイ「私の部屋にレッツゴー!」

 

タタッ

 

私の部屋は最後来たときと同じような状態だった。

 

アオイ「うん、何も問題ないね」

 

後は、タマシイの数の点検かな?

 

ケーティ「…アオイ」

 

アオイ「どうしたの、お姉ちゃん?」

 

ケーティ「なんか変なエネルギーが充満してるわ」

 

アオイ「確かに…なんでだろ?」

 

ケーティ「一旦外に出てみましょう」

 

アオイ「うん…」

 

スタスタ…

 

ギュォォォ…

 

駅のホームではさっきまでなかったとてつもない量のタマシイがさまよっていた。

 

アオイ「これって…!?」

 

ケーティ「嫌な予感がするわ…」

 

アオイ「これはいつの…」

 

タマシイ観測……!?

 

アオイ「4年前…!?」

 

ケーティ「まさか、グリッチによって殺されてしまった人々のタマシイ…?」

 

アオイ「ありえるね…」

 

でもなんで今?遅すぎない?

 

ケーティ「もしかしたら、何かが原因で遅れてしまった、とか?」

 

アオイ「あー!」

 

ケーティ「原因を探しましょ!」

 

アオイ「うん!」

 

キキーッ……

 

2人『?』

 

今、金属音が…

 

ツーッ…

 

ケーティ「アレは…!?」

 

アオイ「電車?」

 

ブワッ!

 

2人『うわっ!?』

 

電車の中から大量のタマシイが吹き出した!

 

ケーティ「この電車は一体!?」

 

アオイ「入ってみよう!」

 

ケーティ「ええ!」

 

タタッ…

 

ーラグトレインー

 

中は至って普通の電車だった。

…人の代わりにタマシイが座っている事を除いては。

 

『次は、きさらぎ、きさらぎ…』

 

ケーティ「…は?」

 

アオイ「もういるけど…」

 

電車はそのまま出発した。

 

ー数時間後ー

 

ケーティ「………」

 

アオイ「まだ着かないね…」

 

絶対…

 

2人『何かがおかしい…』

 

ケーティ「この電車、無人電車なのかしら?」

 

アオイ「多分そうだよ。きさらぎ駅へ行く時はいつもそうだし」

 

ケーティ「でも、絶対そうとは限らないわ。運転手室へ行くわよ」

 

アオイ「うん…」

 

『グォォォ…!』

 

2人『!?』

 

目の前で、黒い生命体が現れた。

 

黒い生命体「グォォォ!」

 

ケーティ「犠牲者って、ニンゲンだけじゃないのね!?」

 

アオイ「ソウルブラスター!」

 

ドゴォォ!

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

コレはホントにやばいね…




2人はどうなるのか!?

…言い忘れてましたが、『パンドラの箱!』と『ラグトレイン』は短編の章です。

次回もよろしくおねがいします。


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仮面の少女

明日200話ですね。


sideアオイ・マリオ

 

黒い生命体「グォォ…」フッ…

 

ケーティ「あ”あ”めんどくさいわね!」

 

アオイ「お姉ちゃん、落ち着いて?」

 

ケーティ「できないわよ!この状況では!」

 

アオイ「まあ、確かに…」

 

今、私達は…

 

黒い生命体「グォォォ…!」

 

黒い生命体に囲まれていた。

 

Yケーティ「もう、こうなったら!…ユウキ覚醒!」カッ!

 

アオイ「ええ〜!?」

 

Yケーティ「蹴散らしてやるわよ!フェェェイ!」

 

ドガッ、ボガッ!

 

黒い生命体「グォォォ…」フッ…

 

お姉ちゃんは敵の集団を軽々と蹴散らしていく。

 

アオイ「凄い…」

 

ー数分後ー

 

Yケーティ「ハァ、ハァ…これで終わりよ…」

 

アオイ「お疲れ様」

 

ケーティ「先に進みましょ」

 

スタスタ…

 

次の部屋に進んでも、黒い生命体に遭遇することはなかった。

どうやらあの両だけいたみたい。

 

???「………」

 

ケーティ「あら?」

 

前の席に少女が座っていた。なんか見慣れない服を着ている。

 

???「………」スッ

 

アオイ「仮面…?」

 

???「そう、仮面」

 

ケーティ「アンタは、誰?」

 

こころ「(はたの)こころ。仮面の…付喪神」

 

アオイ「付喪神って、物にタマシイが宿った?」

 

こころ「うん…」

 

ケーティ「…で、こころはなんでココに?」

 

こころ「最近生まれたから」

 

アオイ「なるほど…」

 

こころ「………」スッ

 

こころは付けている仮面を変えた。

 

こころ「私もついていっていい?」

 

ケーティ「………」じー

 

アオイ「お姉ちゃん?」

 

ケーティ「…オーケーよ。アンタは悪い人には見えないし」

 

こころ「ありがとう」スッ

 

また仮面を変えた。今度は喜んでる顔だ。

 

アオイ「じゃ、行こっ!」

 

こころ「うん」

 

…無表情だから代わりに仮面で感情を表してるのかな?

 

スタスタ…

 

ー数分後ー

 

ケーティ「この扉の先が運転席よ」

 

アオイ「やっと降りれるね」

 

こころ「一週間ぶりの外…」

 

2人『ゑ』

 

こころ「毎回停まってる時に寝ちゃって…」

 

ケーティ「そ、そう…」

 

アオイ(お茶目なのかな?)

 

ケーティ「ゲフンゲフン、さて、入るわよ!」

 

ガチャッ!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

???「わーい、動いてる動いてる〜!」

 

ガチャッ

 

???「ん〜?」

 

3人『…ゑ?』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

運転席に座ってたのは…

 

???「だ〜れ〜?」

 

見た目が4歳ぐらいの少女だった。

ツインテールで灰色のパーカーを着ている。

 

ケーティ「………」スタスタ

 

お姉ちゃんは無言で少女に近づき…

 

ポチッ

 

近くにあった停止ボタンを押した。

 

キキーッ…

ツーッ…!

 

そして電車はようやく止まった。




最初の東方キャラは、なんと秦こころです!
別に好きなキャラクターというワケではないんですが、とある理由で今出しました!
こころが無表情でガッツポーズをするのは中々シュールです。

次回もよろしくおねがいします。


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そして、帰る。(200話突破!)

2021最後の日というパーフェクトタイミングで200話突破!!
記念の絵です!


【挿絵表示】


Sアルミ、Yケーティ、アオイ、レイン、ルメ、ダークルメ、Gアルミ、フリスク、キャラ、ダークアルカです!!

来年もよろしくお願いします!


sideアオイ・マリオ

 

ケーティ「…で、アンタは誰?」

 

???「……?」

 

アオイ「お名前は?」

 

???「ないよ〜?」

 

こころ「まさか、生まれたばかり…?」

 

アオイ「私と同じ…?」

 

だからもう4歳ぐらいの見た目なんだ…

 

???「名前、ないんだ〜」

 

アオイ「うーん…」

 

ココは電車…

電車…トレイン…

…あっ!!!

 

アオイ「あなたの名前は『レイン』!レイン・マリオよ!」

 

こころ(おお、シンプル…)

 

レイン「れいん…?」

 

アオイ「そう。レイン、私はアオイ。よろしくね」

 

レイン「よろしく…おかあさん!」ギュッ

 

3人『えっ?』

 

レイン「名前を付けてくれたから、おかあさん!」

 

アオイ「ええと、お姉ちゃん…」

 

ケーティ「…いいんじゃない?」

 

こころ「いきなり娘ね…」

 

アオイ「……まあいっか!よろしく、レイン」

 

レイン「うん!」ニコッ

 

そして4人で電車を降りた。

レインは背中に抱っこしている。

 

こころ「じゃ、私はちょっと旅をするわ。何処かで会いましょう」

 

ケーティ「ええ、また会うわ」

 

そしてこころと別れた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ケーティ「…ということなの」

 

アルミ「まさかアオイと同じ生まれとはね…」

 

周期的にタマシイが集まってニンゲンが生まれるのかも…?

 

アルカ「つまり…私に孫ができたって事ね」

 

アルミ「あ、確かに」

 

レイン「おばあちゃん?」

 

アルカ「そ、アルカおばあちゃんよ〜♪」

 

4人(うん、違和感しかない…)

 

※アオイはまだ18歳です。そしてレインは4歳です。どうしろと?

 

アルミ「じゃ、晩飯作ってくるわ」

 

アルカ「ええ、頼むわ」

 

レイン「……?」

 

ケーティ「ああ、確かアオイの時も食べ物を食べたことがなかったわね。お姉ちゃん、今日はラザニアでどう?」

 

アルミ「いい考えね、了解!」

 

スタスタ

 

そしてお姉ちゃんは台所に行った。

 

レイン「おかあさん、これから何するの〜?」

 

アオイ「夕飯を食べるのよ」

 

レイン「たべる?なにそれ〜?」

 

アオイ「それはお楽しみね♪」

 

ラグトレイン 完

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次章予告!

 

月の一部を領地にしている国、ニャン国。

そんなニャン国が突然キノコ王国などに宣戦布告してきた!?

始まる世界大戦。現れる地獄の女神。目覚める裁判官。

アルミ達は果たしてニャン国を止めることができるのかッ!?

 

パンドラの箱!

ラグトレイン

↓4年後

にゃんこ世界大戦

 

お楽しみに!!




伏線、伏線っと♪

来年もよろしくおねがいします。


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第4章 にゃんこ世界大戦
宣戦布告


アルミ「あけおめ!」

ケーティ「ことよろ!」

アオイ「今年もよろしく!」

新章開幕です!
2057年。年齢リストです。
アルミ達 30歳
ケーティ 26歳
アオイは 22歳
レイン 8歳
ノーア 32歳
フリスク 16歳
キャラ 17歳
ダークアルカ 52歳
アド 54歳
ミール 56歳
ルイージ達 64歳
ルイージ達は定年退職寸前ですね。

この章はにゃんこ大戦争要素は含まれてないのでご了承下さい。

長くなってスミマセン。それではどうぞ。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「……これでよし」

 

私は毎日書いている「技の書」の今日の分を描き終え、一旦休憩を取る所だった。

 

アルミ「休憩の時食べるクッキーは美味しいわね…いつも美味しいけど」

 

レイン「アルミさん、何言ってるの?」

 

アルミ「なんでもないわよ」

 

ピンポーン!

 

アオイ「ん、はーい」

 

ガチャッ。

 

ミール「アルミ!大変よ!今すぐ署に来て!」

 

来たのはミールさんで、かなり焦った表情だった。

 

アルミ「ミールさん!?…分かりました!」ダッ

 

ミール「急ぐわよ!」ダッ

 

ー数分後、警察署にてー

 

ハリー「来たか…」

 

キノピオ「………」

 

ハリー総監もキノピオ所長も、シリアスな空気を出していた。

 

アルミ「何が、あったんですか…?」

 

ハリー「…これを読んでくれ」スッ

 

アルミ「紙…?」

 

どれどれ…

 

『キノコ王国へ

 貴様らに宣戦布告する。

 3日後に、軍を率いてマイン国草原に来い。

 来ないなら敗北とみなし、貴様らの領土を占領する。

 精々いい軍を率いてくるんだな。

 ニャン国』

 

アルミ「ニャン国からの宣戦布告!?」

 

キノピオ「ブルームプラネット国、カメーン国、ソジック国、マイン国、プププランドにも似たような手紙が来たそうだ」

 

アルミ「なっ…!?」

 

ハリー「ニャン国の住民は喧嘩っ早い戦闘民族のような集団だ。…恐らく本気で来るだろう」

 

アルミ「でも、私達は…」

 

平和第一にしているハズ…!

 

キノピオ「安心しろ。俺たちはあくまでも相手を戦意喪失させる事が目的だ。…心を折るのがお前は得意だろ?」

 

アルミ「確かに、そうですね…」

 

それが私の戦法だから…

 

ハリー「明日、各国の首脳を集めた会議を開く。キノコ王国の代表は…アルミ、お前だ」

 

アルミ「私!?」

 

ハリー「ああ、今までの業績から考えて、お前がするべきだろう」

 

私が、キノコ王国代表…

 

アルミ「…分かりました!」

 

キノピオ「ん、その意気だ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

セイダン「………」

 

既に釈放され、王座に就いたセイダンは、ニャン国からの手紙を読み終え考えていた。

 

セイダン「…この国の代表は?????に任せよう。スカーフ、彼を読んできてくれ」

 

スカーフ「はっ」シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして、次の日…

 

アルミ「………」

 

フリスク「………」

 

ノーア「………」

 

カービィ「………」

 

?????「………」

 

ハリー「今から、ニャン国との世界大戦の作戦会議を始める」

 

会議が、始まった。




新年から急展開!!

次回もよろしくおねがいします。


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各国の代表

マイクラのアイツが出てきます。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「フリスク、アンタが代表?」

 

フリスク「はい、どうやら僕の業績とかなんかで…」

 

ノーア「久しぶりね、アルミ」

 

アルミ「ノーア!久しぶりね。まさかココで会うとは」

 

ノーア「私も驚いたわよ」

 

カービィ「ども〜」

 

アルミ「あ、カービィさん、こんにちは」

 

カービィ「案の定僕が代表に選ばれたよ」

 

アルミ「なるほど…あら?」

 

?????「やあ、こんにちは」

 

ノーア「アンタがマイン国の代表?」

 

スティーブ「その通り。僕はスティーブ、よろしく」

 

アルミ「ええ、よろしく」

 

ガチャッ

 

ハリー「そろそろ会議が始まる。会議室に集まってくれ」

 

5人『はい!』

 

ー会議室ー

 

アルミ「………」

 

フリスク「………」

 

ノーア「………」

 

カービィ「………」

 

スティーブ「………」

 

ハリー「今から、ニャン国との世界大戦の作戦会議を始める」

 

全員『よろしくお願いします』

 

カーメン2世「司会は私、カメーン2世がします。まずは、情報の確認です。キノピオさん、お願いします」

 

キノピオ「おう。敵軍はニャン国、戦場はマイン国草原と決められている。そして相手の兵力はおよそ5億だと思われる。以上だ」

 

5、5億!?

えげつない数字ね…

 

カメーン2世「ありがとうございました。次は意見交換です。戦略に提案がある人はいますか?」

 

早速発表ね。

 

アルミ「はい」スッ

 

カーメン2世「マリオさん、どうぞ」

 

名字で呼ばれるのは慣れないわね…

 

アルミ「私が思いついた作戦は、名付けて『捕獲作戦』よ。まず、ニャン国の住民達の大好物であるキャットフードに麻酔を塗ったものを大量にばら撒く。バカだからすぐに食らいついて眠るハズよ。その次に私が時間停止をし、その間に捕獲部隊が縄で敵軍を縛り捕獲する。そして最後に、残った戦力は力で潰す。以上が作戦よ」

 

スティーブ「……え?」

 

フリスク「流石アルミさん、僕達じゃ考えられない作戦を思いつく!そこにしびれるあこがれるゥ!」

 

1人ジョジョのマネをしてる弟子がいるわね。

 

ノーア「うん、そんな事を言うと思ってたわ」

 

ハリー「変な内容だが、いい考えだ。少し改変して採用する」

 

よし!!

 

カーメン2世「最後に、作戦の改変です。どういった箇所を改変するんですか?」

 

ハリー「アルミは時間停止をする必要はない。強いて言うなら炎時を使い、対象を敵にすればいい」

 

アルミ「あ、確かに…」

 

時間停止だと体力が10倍速く減るというデメリットがあるし…

 

カメーン2世「以上で、作戦会議を終わります」

 

全員『ありがとうございました』




アルミの作戦はユニークですね。

次回もよろしくおねがいします。


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開幕

どんどんMulaさんの二次創作小説が増えて嬉しいです!
もっとMulaさんを世に広めなくては!

アルミ「この小説はもう原作から遠いけどね」

天の声「それでも、だ!もっと知ってもらわないとな!」

アルミ「ま、そうよね…」


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「…久しぶりね、影のお母さん」

 

ダークアルカ「そうね。相手の戦意を喪失させるとはいえ、これは戦争。…腕が鳴るわね」

 

アルミ「頼むわよ」

 

ダークアルカ「任せなさい」

 

ゴォォォ…

 

ハリー「…来たな」

 

敵軍の軍艦が空からやってきた。

 

ルイス「アレがニャン国軍…」

 

キノ太郎「親父の予想通りの数だな…」

 

アドレーヌ「空が埋まってる…」

 

キノピオ「指揮は俺がとる。誰も死ぬなよ?」

 

アド「人はそれをフラグというのよ?」

 

キノピオ「だな。…そろそろか」

 

敵兵「ニャニャーン!」

 

ドガーン!

 

敵兵が一匹空砲を撃った。

 

ノーア「こっちも空砲よ。…ハッ!」

 

ドガーン!

 

ハリー「…よし」すぅーっ

 

ハリー総監は息を吸い…

 

ハリー「開戦!全軍突撃!!」

 

そう叫んだ。

 

「うおおおおおおおおお!」

 

「ばら撒けぇ!!」

 

ピューン!

 

開発した『麻酔入りキャットフードマシンガン』を敵軍に向かって撃ちまくる。

 

「ニャッ!?(ご飯!?)ニャーッ!」パクッ

 

「ニャニャッ!?ニャッ!(おい!?アホかお前!)」

 

「ニャ?ニャ〜…(ん?なんか眠く…)」バタン

 

…うん、ちゃんと効果はあるようね。

 

アルミ「私達も行くわよ!」

 

仲間達『了解!』

 

アルミ「天空掌!」ズガァン!

 

ルイス「サンダーラッシュ!」ビリビリドゴォ!

 

アドレーヌ「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ!

 

ノーア「ヘイルストーム!」パキィン!

 

キノ太郎「くらえええい!麻酔銃!」ドドドドッ!

 

ケーティ「ブレイブカッター!」ズバッ!

 

アオイ「ソウルブラスター!」ドガーン!

 

フリスク「ケツイナイフ!」ヒュン!

 

キャラ「ケツイソード!」シャキン!

 

ルメ(グレイ刀装備)「風斬・鎌鼬!」ズバァッ!

 

ダークルメ「きゃははっ!」ドガッ!

 

それぞれの攻撃で敵軍を攻める。

 

「ニ”ャハッ!(強すぎるッ!)」

 

「ニャニャニャニャッ!?(なんなんだこいつら!?)」

 

アルミ「このまま押し込むわよ!」

 

全員『おお!』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その光景を遠くから、アルカと…頭に地球みたいなものを乗せ、月と赤い惑星のようなものをチェーンで繋いで持っている女性が見ていた。

 

??????「…アレがアルミ?」

 

アルカ「そうよ。どうかしら?」

 

??????「中々いい人ね。月のクズどもを蹴散らせるかもよん?」

 

アルカ「だったらいいわね」

 

??????「パンドラの裁判官、彼女がなりたかったら許可するわよん」

 

アルカ「ま、それはアルミがなりたかったら、の話だけどね?」

 

??????「そうねん♪」




ん、登場しましたね。

次回もよろしくおねがいします。

追記:時間間違えました。コレ明日の分です。ごめんなさい、テヘッ♪


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Welcome hell

東方の規格外キャラが出てきます。


♪MULAストーリー-ステルス・ロック

 

sideアルミ・マリオ

 

??????「こんにちは、と言うべきかしらん?」

 

目の前に地獄の女神がいます。

…どうしてこうなったの?

 

ー数時間前ー

 

ハリー「よし、進軍だ!」

 

アルミ「了解!ハァァ!」ダッ

 

「ニャハー!(くらえー!)」

 

敵兵は大砲を撃ってきた。

 

アルミ「(ちょうど走ってるし、この技ね)…ゴットハンドX!」ガシィン!

 

大砲をがっちりとキャッチした。

 

「ニャニャッ!?(なんだと!?)」

 

アルミ「返してやるわよ!神…爆熱スクリュー!」ドゴォ!

 

「ギャフン!」

 

ケーティ(なんか敵がかわいそうになってきた…)

 

しかし、突然…

 

パカッ

 

アルミ「ゑ」

 

足元に穴が空いた。

 

アルミ「落ちる〜!?」

 

ノーア「アルミ!?」

 

ダークアルカ「アレは、アルカの…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

という感じで、この空間に飛ばされた。

 

アルミ「ここは…」

 

アルカ「久しぶりね、アルミ」

 

アルミ「お母さん!?ここは何処!?」

 

??????「えっと…」

 

アルミ「…!」

 

お母さんの隣に、惑星みたいなものを頭と両手にチェーンを繋いでのせ、「Welcome hell」と書いてある黒いTシャツと赤、緑、青のスカートを着ている『青髪』の女性がいた。

 

??????「こんにちは、と言うべきかしらん?」

 

かしら”ん”?なんか変な語尾ね…

 

アルミ「あ、こんにちは。貴女は…?」

 

ヘカーティア「ヘカーティア・ラピスラズリ、地獄の女神よん♪」

 

アルミ「…えっ!?」

 

じゃあここは…

 

アルカ「安心して、アンタは死んでないわ。ココに私が転送したのよ」

 

アルミ「は、はぁ…アルミ・マリオです、ヘカーティアさん」

 

ヘカーティア「ため口でいいわよん」

 

アルミ「そう?分かったわ」

 

アルカ「ちょっと大事…かもしれない話をしたいのよ」

 

アルミ「大事…かもしれない?」

 

なんで曖昧なの?

 

ヘカーティア「貴女…パンドラの裁判官になる気はあるかしらん?」

 

アルミ「………」

 

まさか地獄の女神に直接きかれるとは…

 

アルミ「”今の所”、ないわ」

 

ヘカーティア「なるほど…面白いわねん♪」

 

ヘカーティアはくすくすと笑いだした。

 

アルミ「……?」

 

ヘカーティア「分かった、話はこれだけよん。じゃ…頑張りなさいよん♪」

 

アルミ「え、ええ…」

 

アルカ「じゃ、健闘を祈るわ!転送!」

 

パカッ

 

アルミ「またコレ〜!?」

 

ヒュゥゥ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

スタッ

 

フリスク「アルミさん!?今空から…」

 

アルミ「ちょっと変な話があっただけよ。戦況に変化はあったかしら?」

 

キャラ「特にないですね。犠牲者も今の所ゼロです」

 

アルカ「それは良かったわ」




ヘカーティア・ラピスラズリ
東方紺珠伝で初登場の地獄の女神。最強キャラの一人と言われている。
アルミが会ったのは地球のヘカーティア。
月ヘカ→金髪
異界ヘカ→赤髪

次回もよろしくおねがいします。


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オリジナル・タイム・トリオ

エテさん、キャラだしますよッ!

ついに夢の共演(?)ですッ!


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「パピルス、今よ!」

 

パピルス「了解だッ!青い骨!」

 

シャッ!

 

「ニャッ!?(動けない!?)」

 

パピルス「ニャハハ!どうだッ!」

 

「逮捕だ〜!」

 

グルグル

 

「ニャー!(クソがよぉぉぉ!)」

 

アルミ「その調子で相手の動きを止めなさい」

 

パピルス「分かったッ!この偉大なるパピルス様に任せろッ!」

 

アルミ「ええ、任せるわ!」ダッ

 

私は次の部隊に移動する。

国の代表だから戦況を把握しなきゃいけないのよ。

 

ー数十秒後ー

 

ルメ「ストームゾーン!」ビュゥゥン!

 

「ニャハッ…!(グハッ…!)」

 

グレイ「オラッ!」ドゴッ

 

グレイはエネルギーの玉を蹴る。

 

ダークルメ「うおおおお!」ダダダー

 

ダークルメはそれを追いかけ…

 

ダークルメ「ブラックドーン!」ドガッ!

 

蹴りをいれると、闇の玉になって敵に襲いかかる。

 

ギュォォォ…!

 

アルミ「クオリティー高いわね〜」

 

「ニャッ!(隙あり!)」ドガーン!

 

アルミ「むっ、ゴットハンドX!」ガシィン!

 

「ニャッ!?(なにぃ!?)」

 

アルミ「炎時!」ボォッ!

 

足元が燃え始める。

 

「ニャッ…ニャニャニャニャニャー!(こ、このNEKOがぁーッ!)」ボォォォ

 

アルミ「おっと、逮捕よ」

 

「ニ"ャー(なん、だと…)」

 

さて、次の部隊ね〜

 

ルメ「私もついていくわ。ココはダークルメとグレイに任せる」

 

アルミ「なるほど、分かりました」

 

ー数分後ー

 

???「おーらぁー!」ドドドドッ!

 

黄色い服にオレンジ色のネクタイ、白いズボンを履いている狼のような耳が生えたモンスターが銃撃をしていた。

 

「ニャ…(ガッ…)」バタン

 

しかも命中率が高い。

 

アルミ「アンタは…」

 

???「おう、アルミさんか、こっちは優勢だぜ」

 

ルメ「一人で戦ってんの?」

 

ザクロ「いや、他のヤツらは後ろで銃撃してるぞ。ちなみに俺はザクロだ、よろしくな」

 

アルミ「ええ、よろしく。ところでザクロ…」

 

♪MULAストーリー-Original time trio

 

「ニャニャーッ!(囲んだぞ!)」

 

「ニャハハッ!(もう逃げられまい!)」

 

アルミ「アンタ蹴散らす事って、できるかしら?」

 

ザクロ「ああ…得意分野だ」

 

ルメ「ならオーケー」

 

アルミ「…行くわよ!」

 

2人『ああ!(ええ!)』

 

ザッ!

 

(本来別世界にいるはずの、3人のオリキャラが揃った…)

 

アルミ「天空掌!」ズガァン!

 

ルメ「超風神の舞!」ビュゥゥン!

 

ザクロ「ブレットストーム!」ドドドドッ!

 

「ニャァァァ!(ギャァァァ!)」

 

「ニャニャニャニャッ!?(なんだよこいつら強すぎだろ!?)」

 

そのまま敵軍の5%ほど倒した。




一応、ザクロは狼少年というモンスターの設定です。タマシイはセイギです。

次回もよろしくおねがいします。


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建物 が現れた!

この世界線なら充分ありえますね。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

ルメ「ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

ザクロ「ブレットラッシュ!」ドドドドッ!

 

「ニ”ャー!(ギャァァァァ!)」

 

「ニャニャッ…ニャッ!(こうなったら…これだ!)」

 

ポイッ

 

敵兵は何かを投げてきた。すると…

 

ボワンッ!

 

アルミ「ファ!?」

 

ルメ「建物!?」

 

ザクロ「いきなり出てきやがった…」

 

なんか…龍玉の投投容器みたいね。

(漢字を訳してみてネ)

 

アルミ「てか、五重塔?」

 

ルメ「とりあえず入りましょ」

 

ザクロ「だな」

 

スタスタ…

 

ー1階層ー

 

「ニャニャッ!(敵だー!)」

 

「ニャー!(3人いるぞー!)」

 

…あれ?

 

アルミ「ルメさん、なんで見えてるんですか?幽霊なのに…」

 

ルメ「ん?私生きてるわよ?」

 

アルミ「…ゑ?」

 

ルメ「気付かれないようにステータス保存ドリンクを作って生き返ったのよ。もう3年ぐらい前の話よ?」

 

アルミ「マジですか…」

 

ザクロ「喋ってるヒマはないみたいだぜ!…オラァ!」ダンッ!

 

「ニャ〜…」バタン

 

アルミ「そのようね…」

 

ー数分後ー

 

敵は大量にいたが、全員弱かったのでカンタンに倒せた。

 

ルメ「次は2階層ね」

 

スタスタ…

 

ー2階層ー

 

ドガーン!

 

3人『!?』

 

「ニャハハー!ニャニャーッ!(フハハー!くらえーッ!)」

 

ドガーン!

 

アルミ「どうやら全員バズーカを装備してるようね」

 

ザクロ「マジかよ…」

 

アルミ「マジよ。ま、問題ないわ」

 

「ニャー!(おりゃー!)」

 

ドガーン!

 

アルミ「吸収!」ギュルルルル!

 

バズーカの光線を吸収した。

 

「ニャッ!?(ダニィ!?)」

 

ザクロ「凄え…」

 

アルミ「かーらーのー?…光線!」

 

ドガーン!

 

「ニ”ャー!(グハッ!)」バタン

 

ルメ(私の出番はないようね…)

 

ザクロ「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ドドドドッ!

(完全にジョジョネタ)

 

そのままバズーカの光線は吸収しながら、敵兵を倒していった。

 

ー3階層ー

 

3人『………』

 

ギュルルルル!

 

目の前は、チェーンソーの迷路。

 

ボォォォ…

 

床は燃えている。

 

バチバチッ!

 

壁には電気が走っている。

 

アルミ「チェーンソーに当たらなければ大丈夫ね…時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

ルメさんとザクロを運んで、道を進む。

…行き止まりがある。

 

『問題!』

 

アルミ「ん?」

 

『イナイレのアニメで最初に出てきた技は?』

 

アルミ「百烈ショット」

 

『正解!』

 

ゴゴゴッ…

 

道が開いた。

 

アルミ「………」

 

また塞がれている。

 

『問題!イナイレGOのアニメで無頼ハンドは何回出てきた?』

 

アルミ「2回。両方失敗してるわね」

 

『正解!』

 

ゴゴゴッ…

 

ー数分後ー

 

アルミ「ついた…再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

ザクロ「……ん?」

 

ルメ「もう進んだようね…」

 

アルミ「進むわよ」

 

ザクロ「お、おう…」




なんと、ルメは生き返ってますッ!

スミマセンゆずのきさん、生き返ってることにしました。

次回もよろしくおねがいします。


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勝利を手に入れろ!

今日から3学期…しかも中3…
勉強と小説を両立します!

アルミ「頑張れ」


sideアルミ・マリオ

 

ー4階層ー

 

アルミ「今度は…」

 

「ニャハッ!」シャキン!

 

ザクロ「剣士の集団みたいだな」

 

「ニャッ!(オラッ!)」シュッ

 

ルメ「真剣白刃取り!」パシッ

 

「ニャニャ!?(なんだと!?)」

 

ルメ「フンッ!」バキッ

 

アルミ「えー…」

 

ルメさんは剣を折った。素手で。

 

ザクロ「凄い腕力だなおい…」

 

ルメ「折れば戦えないでしょ?手っ取り早いのよ」

 

アルミ「まあ、確かにそうですね。…炎時!」ボォッ!

 

ザクロ「うおっ、床が燃えて…」

 

アルミ「対象だけ燃やす技よ」

 

「ニャァァァ!ニャニャー!(ギャァァァ!燃えるー!)

 

ザクロ「なるほどな。…千撃弾!」ドドドドッ!

 

「ニャフン!(ギャフン!)」バタン

 

ルメ「せいっ!」バキッ!

 

「ニャー!(あー!)」

 

ー数分後ー

 

「ニャニャ…(もう、ムリ…)」バタン

 

アルミ「ふう、多かったわね」

 

ザクロ「多分次が最後だろうな」

 

ルメ「行くわよ」

 

スタスタ…

 

ー5階層ー

 

??「待ってたよ…」

 

いたのは銀髪の少年だった。

 

月斗「僕は月斗。この五重塔の…ボスみたいなヤツさ」

 

ザクロ「ねこじゃないんだな」

 

月斗「こっちの事情でね。…話はここまでにしよう」

 

アルミ「そうね。…新式弾幕戦!」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

♪MULAストーリー-STMPWYFA(Song That Might Play When You Fight Arumi)

 

アルミ

ザクロ vs 月斗

ルメ

 

アルミ「先手必勝よ!天空掌!」ズガァン!

 

月斗「ムーンガード!」パキッ!

 

ギィン!

 

アルミ「へえ、防いだとは」

 

月斗「君も中々強いじゃないか…ムーンフォース!」

 

ギュルルルル!

 

月斗の周りにエネルギーが集まる。

 

ザクロ「おい、これって結構ヤバいんじゃないか!?」

 

ルメ「あの程度なら大丈夫よ、多分」

 

月斗「ハァッ!」

 

ギュゥゥン!

 

アルミ「おお…吸収!」ギュルルルル!

 

……!?

 

アルミ「吸収しきれない!?」

 

月斗「そのようだね!フッ!」ドゴッ

 

アルミ「グッ…」

 

まさか、エネルギー攻撃じゃない…?

 

月斗「僕が使うエネルギーは霊力じゃないのさ」

 

アルミ「……!」

 

なるほど、そういうことね。

ニンゲンやモンスターが使うエネルギーは霊力、妖怪やアンデット(マイン国のゾンビやスケルトン)が使うのは妖力…

 

アルミ「アンタは、魔力…?」

 

月斗「その通り。よく分かったね」

 

アルミ「フッ、分かればもう問題ないわ!ヘルフレイム!」ゴォォォッ!

 

月斗「なら僕も…ムーンフォース!」ギュルルルル!

 

火球とエネルギー弾がぶつかりあう。

 

ギュォォォ!

 

ルメ「互いの強さがよく分かるわね…!」

 

ザクロ「凄え…」




STMPWYFAの説明
アンダーテールのボツBGMである「SONG THAT MIGHT PLAY WHEN YOU FIGHT SANS」をアルミ風にアレンジしたものです。

次回もよろしくおねがいします。


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月斗の正体

霊力 ニンゲン、モンスター
妖力 妖怪、アンデット(使用者の例:こころ、マイン国のゾンビ)
魔力 魔術師…など(使用者の例:ネクロン、月斗)
神力 神、信仰されてる人…など(使用者の例:ヘカさん、アルミ)

などがついてるのは、まだ全部判明してないということです。
アルミは霊力と神力を持っています。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「ハァァァァッ!」

 

月斗「うおおおおおお!」

 

…ドガァァァン!

 

爆発が起きた。

 

ザクロ「!?」

 

ルメ「エネルギーが衝突したようね」

 

アルミ「やるわね…」

 

月斗「君こそ…!」

 

ザクロ「俺ら、まさか観客か?」

 

ルメ「いま気付いたの?」

 

ザクロ「マジかよ…」

 

アルミ「神爆熱スクリュー!」ゴォォォッ!

 

月斗「ムーンガード!」ピキッ!

 

攻撃は防がれた。

 

アルミ「………」

 

吸収はできない。攻撃してもヘルフレイム以外は防がれる。なら…!

 

アルミ「物理攻撃で倒すわ!天空掌!」ズガァン!

 

月斗「クッ…!」

 

効いてるようね。

 

アルミ「ハァッ…烈焼脚!」ドゴッ!

 

月斗「グハッ、このっ…!ムーンフィスト!」シュッ

 

アルミ「遅い!」サッ

 

月斗「クソッ、近接戦闘は苦手なんだよ…!」

 

アルミ「へえ…なら速攻で倒すわ!天!」ドガッ

 

月斗「ガハッ!?」

 

アルミ「創…」ギュィィン…

 

霊力と神力でできた巨大な剣を創る。

…何故神力が使えるのかって?

キノコ王国の住民…どころか全世界から信仰されてるからよ。神力は信仰が原動力だし。

 

アルミ「…滅ッ!」ズバァッ!

 

月斗「ガ、フッ…」バタン

 

アルミ「…私の勝ちよ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ルメ「お疲れ様、アルミ」

 

ザクロ「凄かったぜ!」

 

アルミ「ハァ、久々に結構強い相手と戦ったわね」

 

月斗「グッ…」

 

アルミ「あら、まだ意識あったの?」

 

月斗「僕の負けだ、もう攻撃しない。こいつを、渡しておくよ…」ジャラ

 

ルメ「鍵?」

 

月斗「ニャン国軍本拠地の鍵だ」

 

アルミ「なっ!?」

 

月斗「実はね、僕はスパイなんだよ」

 

ザクロ「なんだと…!?」

 

月斗「ほら、これが証拠」スッ

 

アルミ「『ブルームプラネット警察』…本物ね」

 

月斗「これを渡しておく…頼むよ」

 

アルミ「ええ、任せなさい」

 

月斗「ありがとう…しばらくココで休むよ」

 

アルミ「分かったわ、じゃ」

 

そして私達は建物から出ていった。

 

sideケーティ・マリオ

 

ケーティ「しんどいわねコレ!」

 

こころ「でしょうね」

 

アオイ「多い!多すぎる!」

 

「ニャハハ!(くらえ!)」ブンッ!

 

ケーティ「あ”あ”面倒くさいわね!…ウィザーインパクト!」

 

ドガァァァン!

 

2人『!?』

 

「ニ”ャー!(ギャー!)」

 

ケーティ「…あ、やべ」

 

アオイ「お姉ちゃん…今の技、何!?」

 

ケーティ「魔術師の技よ。ネクロンに教えてもらったわ」

 

こころ「いつの間に…」

 

ケーティ「とりあえず、このまま倒すわよ!」

 

2人『う、うん!(え、ええ)』




ケーティは魔術師の技が使えます。つまり魔力も使えますね。

次回もよろしくおねがいします。


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前世代組の活躍

あはは…

アルミ「何笑ってんの?」

天の声「ついに俺ガイルと桜咲く。のクロスを書いてしまったぜ(白目)」

アルミ「ゑ…一日に小説3個も更新できるの?」

天の声「多分無理だから不定期投稿にしておいた」

アルミ「それならいいけど…」

読んでみて下さい!
https://syosetu.org/novel/277798/


♪Deltarune Chapter2-BIG SHOT

 

sideダークアルカ・マリオ

 

ダークアルカ「煉獄パンチ!」ドゴォッ!

 

「ニ”ャッ(ギャッ)」バタン

 

カービィ「容赦ないね…」

 

ダークアルカ「そりゃそうでしょ、敵なんだから」

 

カービィ「確かにそうだけどね…」

 

「ニャー!(オラァー!)」

 

カービィ「ソード!」ズバッ

 

「ニャフン!」バタン

 

ダークアルカ「アンタも容赦ないわよ?」

 

カービィ「いやいや、煉獄パンチを顔面に直撃させるダークアルカに言われたくないよ!?」

 

ダークアルカ「ん、今なんて?」ボォォォ

 

カービィ「何でもありません」

 

ダークアルカ「よろしい」

 

ノリオ「…2人は元気そうで何よりですね」

 

ルイージ「僕達はもう老人だよ!?」

 

ダークアルカ「あ、そうでしたね、おじいちゃんww」

 

ルイージ「おい」

 

ノリオ「まあ、孫がいそうな年齢なのは事実ですし。とりあえず…」

 

「ニャハハ…」

 

ノリオ「こいつらをとっとと倒しましょう」

 

ルイージ「だね。サンダー!」ビリビリ!

 

「ニ”ャァァァ!」

 

ノリオ「くらいなさい…麻酔銃!」ドドドドッ!

 

そこはバズーカじゃないのね。

 

「ニャ〜…」バタン

 

カービィ「ソード、3連発!」ズバズバズバッ!

 

「ニャッ、ニャッ、ニャフン!」バタン

 

ダークアルカ「煉獄パンチ!オラオラオラァ!」ドゴドゴドゴッ!

 

「ニャハー!」ヒューン!

 

よし、この調子ね。

 

sideフリスク・ユメミル

 

フリスク「お姉ちゃん」

 

キャラ「…なに?」

 

フリスク「何で僕達出番が少ないのかなぁ!?アルミさんの弟子だよね!?」メタい!

 

キャラ「作者の都合らしいわよ?」お前もメタい!

 

フリスク「ハァ…このストレスを相手にぶつける!ハァッ!」ズバッ!

 

「ニャッ!?」バタン

 

キャラ「いい考えね、採用!」ドゴッ

 

「ニャッ…」バタン

 

2人『ケツイ大剣!』

 

ズバァッ!!

 

「ニャー!?(なんだこいつらー!?)」

 

「ニャニャッ!ニャッ!(強すぎる!一度撤退だ!)」

 

ダダッ…

 

敵兵は逃げ出した。

 

シュッ

 

「ニャ?(え?)」

 

フリスク「おっと、逃さないよ?」

 

「ニャ…(\(^o^)/)」

 

その後フリスクとキャラが戦った所ではボコボコにされた敵兵の集団が倒れていたという。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

???????「ほう…」

 

ニャン国の王で戦争の首謀者、キングニャンコは戦況を見ていた。

 

キングニャンコ「こっちが負けてるニャンね。でもこちらには巨大兵器という味方がついてるニャ。…兵器を1つだすニャッ!」

 

「ニャニャッ!(了解!)」

 

ガラガラガラ…

 

キングニャンコ「ニャハハ…絶対この戦争に勝ち、乗っ取ってやるニャッ!」

 

そしてキングニャンコは悪役の笑い声を上げた。




キングニャンコは、普通の国民が王の服と王冠をかぶってる感じですね。

…あ、小説の評価をお願いします!

次回もよろしくおねがいします。


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巨大兵器①

田中ちゃん「210話、おめでと♪」

田中さん「うふh「せいっ!」グハッ」

アルミ「アンタは出るな!」

3回目ですね、この下り。


sideアルミ・マリオ

 

ゴゴゴッ…

 

アルミ「…何の音?」

 

ザクロ「なんか、大きい何かが来るぞ」

 

ルメ「え、まさか…」

 

ズシーン!

 

アルミ「うわぁ…」

 

巨大な武器が現れた。

…大砲ね。

 

ルメ「これくらったら流石にヤバいわね」

 

シュゥゥゥ…

 

ザクロ「ッ、逃げるぞ!」

 

アルミ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

離れて、大砲を上に向けて、と。

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

ザクロ「うおっ!?」

 

ドガーン!

 

大砲から巨大な玉が飛び出す。

玉は雲を突き抜け、飛んでいく。

 

ルメ「うん、かわして正解だった「シュゥゥゥ…」…ゑ」

 

ドガーン!

 

こっちに向かって飛んできた!?

 

アルミ「ゴットハンドX…W!」ガシィン!

 

両手のゴットハンドXで大砲を止める。

 

アルミ「うおおおおおお!」

 

シュゥ…

 

ザクロ「止めやがった…!」

 

ルメ「ヤバいと思ったのは杞憂だったようね」

 

アルミ「…で、これでどうするんですかね?」

 

ルメ「さあ?天空掌で飛ばせばいいんじゃない?」

 

アルミ「確かに。…天空掌!」ズガァン!

 

ヒュゥン…

 

玉は飛び…

 

ドゴォ!

 

大砲に激突した。

 

アルミ「…頑丈な大砲ね」

 

少しヒビが入ったぐらいだった。

 

シュゥゥゥ…

 

ザクロ「また飛んでくるぞ!」

 

アルミ「そのようね。…ハッ!」

 

ビリビリ…

 

♪MULAストーリー-アルミのテーマ+MEGALOVANIA

 

Sアルミ「スーパー化!」

 

ドガーン!

 

来たわね…!

 

Sアルミ「炎天掌・青!」ズガァァン!

 

ヒュゥン!

 

ドゴォ!

 

ルメ「直接跳ね返したわね」

 

ザクロ「あれがスーパー化か…」

 

ー数分後ー

 

しばらく同じ作業を繰り返した。すると…

 

ガチャガチャッ…

 

大砲はなんと変身を始めた!?

 

Sアルミ「ファッ!?」

 

ギュィィン!

 

ルメ「大砲マシンガン?」

 

Sアルミ「マジですか…?」

 

ドゴドゴドゴッ!

 

ザクロ「3連続で来やがった!」

 

Sアルミ「青炎結界!」ボォッ!

 

青い炎でガードする。

 

シュゥ…

 

Sアルミ「止めたわね。さて…」ボォォォ…

 

足に火をつけ、力をためる。

 

Sアルミ「嵐爆熱ハリケーン…!」ドゴォォッ!

 

大技で大砲を蹴り飛ばす。

 

ドガーン!

 

3つとも大砲マシンガンに直撃し…

 

ちゅどーん!

 

大砲は爆発し破壊された。

 

アルミ「…ふぅ」

 

ルメ「お疲れ」

 

ザクロ「………(これがアルミ・マリオの力か、間近で見るとホントに凄え…)」

 

アルミ「さて、仲間達に加勢するわよ!」

 

2人『ええ!(おう!)』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

キングニャンコ「ニャ、ニャンだってぇ〜!?」

 

キングニャンコは驚いていた。

 

キングニャンコ「大砲がこうもあっさりと…おのれ…」




大砲はかなり頑丈でしたが、スーパーアルミにはかないませんでした。

次回もよろしくおねがいします。


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ザクロのターン!

やっと出ましたね。


sideアルミ・マリオ

 

時間もそろそろ夜になってきた。

 

アルミ「ニャン国軍は夜だからといって引き上げるとは限らないわ。どんな手を使ってでも勝とうとするハズよ。だから、夜行性のモンスターや妖怪達、夜も動ける人達に領域の見張りをお願いするわ」

 

『了解!』

 

アルミ「さて、解散!」

 

『失礼します!』

 

ぞろぞろ…

 

フリスク「アルミさん、お疲れさまです」

 

アルミ「ええ…今日は被害が無くて良かったわ。明日もこの調子で戦意喪失するまでやるわよ、いい?」

 

キャラ「はい!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

sideザクロ

 

………。

 

ザクロ「今日は満月か」

 

いいタイミングだぜ。

 

ザクロ「狼化した状態で戦えるとはな…!」

 

アルミさんから頼まれた見張りの任務、しっかりこなしてやる!

 

ルメ「無理はしちゃダメよ?」

 

ザクロ「分かってる。お前こそ幽霊じゃない事を忘れるなよ?」

 

ルメ「そうね」

 

ザッ、ザッ…

 

ザクロ「………」

 

耳で足跡を聞き分ける。

アレは味方だな。

 

……!

 

ザクロ「来たぞ」

 

ルメ「オーケー」

 

スチャッ

 

愛銃を構える。

 

ザクロ「ガーネット恐弾!」

 

ズドッ!

 

「ニャッ!?ニャ…(なっ!?意識が…)」バタン

 

ルメ「風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

「ニャハッ…(ガハッ…)」バタン

 

ザクロ「ルメ、俺は狼化してるし近距離で行くぜ」

 

ルメ「なら私は援護するわ」

 

ザクロ「おう…任せた!」ダッ

 

獲物(敵兵)狩って(倒して)やる…!

 

ザクロ「くらえ!八つ裂き!」

 

ズシャッ!

 

「ニャニャニャ!?(武器が切り刻まれた!?)」

 

「ニャ、ニャッー!(に、逃げろー!)」

 

シュッ

 

ザクロ「逃さねえよ、バカども」

 

「ニャ…(ヒッ…)」

 

ザクロ「グレート・イン・ウルフッ!」

 

ザシュッ!

 

「ニャハッ…」バタン

 

ザクロ「グルルル…まだいるようだな…」クンクン

 

周りから匂いがする。

 

ザクロ「ルメ、お前から5メートル先にいるぞ」

 

ルメ「了解。…ハァッ!」ドゴッ!

 

「ニャ…(バレた…)」バタン

 

後は、前方にいるな。

 

「ニャハハ、ニャニャッ!(フハハ、鎧をつければ問題ない!)」

 

ザクロ「鎧か…」

 

なら、俺も必殺技を使ってやる。

 

ザクロ「ガルルルッ……!」ギュィィン…!

 

爪や右手にエネルギーをためる。

 

ザクロ「必殺…残虐殺!」シャッ!

 

…ザシュッ!!

 

赤い斬撃が鎧を削った。

 

「ニャッ!?ニャハッ…!(なんだと!?ガフッ…!)」バタン

 

………。

 

ザクロ「これで全員だな」

 

匂いも音もなくなった。

 

ルメ(かっこよかった…)




自分で書いてるけど、言います。
ザクロかっけえ…!

次回もよろしくおねがいします。


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戦時の飯、クッキー

ええ…?(困惑)


sideアルミ・マリオ

 

ザクロ「任務完了だ」

 

アルミ「お疲れ」

 

ザクロ「何時間か寝てくるぜ」

 

スタスタ

 

アルミ「ルメさんは大丈夫なんですか?」

 

ルメ「ええ、ダークルメが寝てるから大丈夫よ」

 

ああ、睡眠時間はシンクロしてるんだったわね。

 

アルミ「そろそろ来るわね…」

 

ルメ「何が?」

 

アルミ「私の大好物ですよ」

 

ルメ「ええ…?」

 

ガタン。

 

「はーい、戦時でも来るヨッシーのクッキーだよ!」

 

ルメ「ええ…(困惑)」

 

アルミ「あ、買いますー!」タタッ

 

行列が並んでた。

でも、最終的に買えたのでよし。

 

アルミ「美味しい〜♪」

 

これで今日はフルパワーで戦えるわね!

 

ー数分後ー

 

アルミ「………」

 

ハリー「全軍、突撃ィッ!」

 

「うおおおおおおお!」

 

ダダダダダダッ!

 

アルミ「ハァッ…!」ボォォォッ…!

 

久々にあの技を使うわ。

 

問題:どの技?

 

①煉獄パンチ

②ブーストダッシュ

③ファイアパンチ

 

正解は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルミ「神…ブーストダッシュ!」ダダダダダダッ!

 

足に火をつけ走りまくる。

 

「ニャ〜!(熱い〜!)」

 

「ニャニャニャ〜!(速すぎだろ〜!)」

 

アルミ「かーらーのー?神爆熱スクリュー!」ボォォォッ!

 

「ニ”ャー!(ギャー!)」バタン

 

うん、準備運動完了っと。

(今ので準備運動!?)

 

アルミ「さて…と!炎時!」ボォッ!

 

「ニャッ…(またコレか…)」

 

アルミ「ん?」

 

燃えてない?

 

アルミ「……へえ」

 

ネザライトを付けるとはね。

 

☆説明しよう!

ネザライトはマイクラで最も丈夫な装備。

溶岩に投げても燃えないのである!

 

アルミ「なら、これよ!…ケツイタイム!」ゴォッ!

 

火の代わりにケツイのエネルギーを使う。すると…

 

「ニャニャッ!?(い、痛いだと!?)」

 

アルミ「今の内に捕縛よ!}

 

「逮捕だ〜!」グルグル

 

「ニャ〜!(くっそぉ〜!)」

 

sideケーティ・マリオ

 

ケーティ「ウィザーインパクト!」ドガーン!

 

こころ「怒れる忌狼の面!」ガオーッ!

 

「ニャニャッ…(ガハッ…)」バタン

 

「ニャーッ…(強すぎる…)」バタン

 

こころ「よし」グッ

 

ケーティ「いやいや無表情でガッツポーズしてもシュールなだけよ?」

 

こころ「そうかしら…?」しゅん

 

ケーティ「あ、その落ち込まないで!」

 

こころって大体無表情だけど、偶に表情が出るのよね…

 

「ニャー!(くらえー!)」シュッ

 

ケーティ「おっと、ウィザーインパクト!」ドガーン!

 

「ニャッ…」バタン

 

ケーティ「危なかったわね。こころ、行くわよ」

 

こころ「ええ…!」

 

そしてまた作業(ひたすら敵兵を気絶させる)を続けた。




ザクロは一時退場です。

アルミ達の日本人名
火野有花(アルカ)
火野黒花(ダークアルカ)
火野有美(アルミ)
火野京花(ケーティ)
火野葵(アオイ)

次回もよろしくおねがいします。


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ソジック組の活躍

フリスク視点です。


♪UNDERTALE-BONETROUSLE

 

sideフリスク・ユメミル

 

フリスク「ハァッ!」ズバッ

 

キャラ「ケツイブラスター!」ドガーン!

 

僕達は敵兵を気絶させる作業(?)を延々と繰り返していた。

 

フリスク「これ、結構ヒマになるね」

 

キャラ「そうね。もっと骨のあるヤツ来ないかしら?」

 

サンズ「呼んだか?」

 

絶対知ってて来たよね?

 

フリスク「うん、サンズじゃないよ」

 

パピルス「じゃあ俺様か?」

 

パピルスの天然ボケが炸裂。

 

キャラ「違う違う」

 

フリスク「…とりあえず続けよう」

 

ドゴッ、ズバッ。

 

ー数分後ー

 

アンダイン「ぐあああっ、もっと強いヤツ来いやぁ〜!!」

 

アンダインはむしゃくしゃしている。

 

フリスク「そうは言っても…ん?」

 

ガタガタッ…

 

数百メートル先から何かが来た。あれは…

 

キャラ「戦車?」

 

「ニャハ、ニャハハ!(どうだ、凄いだろ!)」ドヤァ

 

乗ってる敵兵がドヤ顔をしている。

殴りたいその顔。

 

フリスク「フンッ!」ドゴッ

 

「ニ”ャッ(ギャッ)」バタン

 

殴ったその顔。(過去形かよ!)

 

アンダイン「どれぐらい固いか試してやらあ!」シュッ!

 

アンダインの槍が飛んでいく。

 

キィン!

 

しかし、戦車はそれを弾き返した。

 

アンダイン「ほう、なら…これはどうだぁ!オラオラオラァ!」

 

ヒュンヒュンヒュン!

 

サンズ「………アンダインの”やり”たい放題だな、なんつって♪」ばだmpsー!

 

パピルス「兄ちゃん、寒い」

 

キャラ「ハハッ、中々いいジョークね。…ケツイナイフ!」シュッ!

 

キィン!

 

キャラ「ええ…」

 

お姉ちゃんのケツイナイフも弾き返した。

 

フリスク「うーん…あ!」

 

いい事思いついた!

 

サンズ「何だ?」

 

フリスク「サンズとパピルス、丁度今戦車がある位置から青い骨を出してみて」

 

パピルス「分かった。ほうッ!」シュッ!

 

サンズ「よっ」シュッ!

 

グサッ!

 

戦車は中からダメージを受けた。

 

キャラ「おお…!」

 

フリスク「よし!その調子で続けて!」

 

パピルス「任せろッ!ほねこうげきッ!」

 

サンズ「”ボンボン”出してくぜ」ばだmpsー!

 

キャラ「あはははっwww!」ゲラゲラ

 

フリスク(サンズのジョークで笑うのはアルミさんとお姉ちゃんだけだよ…)

 

ギギギッ…

 

戦車から変な音がし始めた。

 

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…

 

パピルス「この音は、爆弾だッ!?」

 

キャラ「逃げるわよ!」

 

フリスク「オーケー!時間停止!(味方以外)」

 

↓ブゥゥゥン…

 

タタタッ…

 

ー数秒後ー

 

フリスク「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

そして、戦車は…

 

ドガァァァァァン!(デルタルーンの爆発音)

 

爆発して消え去った。




ソジックの次は…?

次回もよろしくおねがいします。


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久々の登場

誰でしょうね〜?


sideアド

 

アド「多いわね…」

 

カービィ「うん。キリがないよ…」

 

”あの”2人がまだ来ないし…

 

バンダナ「おーーーい!」タタッ

 

アド「あら、バンダナ。来たの?」

 

バンダナ「うん!」

 

カービィ「よかった…!」

 

シュッ!

 

?????「ハァッ!」ズバッ!

 

「ニャッ!?(なんだ!?)」

 

「ニャ!(速い!)」

 

メタナイト「メタナイト、見参!」

 

メタナイトはかっこいいポーズで決め台詞を言った。

(流石世界一かっこいい球体)

 

「ニャ…(クソッ…)」

 

「ニャニャッ(厄介なヤツが来たな)」

 

メタナイト「遅れて済まなかったな」

 

カービィ「いや、いいタイミングで来たよ」

 

メタナイト「そうか。ヤツは…上から降ってきたな」

 

アド「へっ?」

 

ヒュゥゥ…

 

「ニャッ!?」

 

ドゴォッ!

 

デデデ「俺様も来たぞー!」

 

アド「これでプププチームが集結したわね」

 

カービィ「だね」

 

デデデ「敵兵どもをかっ飛ばしてやるー!」カキーン!

 

「ニャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!(いーやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)」ピュゥゥ…キラン☆

 

♪星のカービィ-激突!グルメレース

 

カービィ「ソード!3連発ッ!」ズバズバズバッ!

 

「ニャッ…」バタン

 

ガチャッ、ガチャッ…!

 

デデデ「アレは…」

 

アド「ロボット?」

 

『ニャハハ!ニャニャー!(フハハ!くらえー!)」ギュィィン…!

 

レーザー!?

 

メタナイト「離れるぞ!」サッ

 

カービィ「………」

 

アド「カービィ!?」

 

『ニャー!(発射ー!)』

 

ビビビッ!

 

カービィ「…吸い込み!」スゥゥゥッ!

 

アド「ええ…」

 

カービィは極太光線を吸い込み始めた。

 

カービィ「ハァッ!スーパービーム!」

(自作です)

 

敵をコピーしてないのに!?

 

『ニャニャー!?(なんだとー!?)』

 

カービィ「デデデ、お願いがあるんだ」

 

デデデ「何だ?」

 

カービィ「僕をロボットの上にかっ飛ばしてほしいんだ!」

 

アド「ファ!?」

 

デデデ「了解だ!」

 

『ニャニャー!(させないぞー!)』

 

カービィ「…今だ!」

 

デデデ「おーりゃー!」

 

カキーン!

 

カービィ「うおおおお!」ガシッ

 

カービィはロボットの頭辺りにくっつく。

 

『ニャッ!?ニャニャッ!(何!?離れろ!)』

 

カービィ「君を!倒すまで!くっつくのを!止めないッ!」

 

いやいや今ジョジョネタを出す普通!?

(この小説は普通じゃないので大丈夫)

 

カービィ「くらえ!…ザ・ジャイアント・レーザー!」

 

…ドガァァァァァァァン!

 

『ニ”ャァァァァァァ!』

 

シュゥゥゥ…

 

ロボットは消し飛び、倒れた。

 

アド「………」

 

メタナイト(私はあまり必要なかったようだな)




スーパービームは自作です。
ウルトラソードのビームバージョンですね。

次回もよろしくおねがいします。


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巨大兵器②

どんな武器でしょうか…?


sideアルミ・マリオ

 

スティーブ「やあアルミ、調子はどうだい?」

 

アルミ「普通にいいわね。アンタは?」

 

スティーブ「僕も絶好調だよ。…あれは…?」

 

アルミ「ん?」クルッ

 

ゴゴゴッ…

 

アルミ「ええ…」

 

また巨大兵器?

 

『ニャハハ〜!』

 

スティーブ「あれは、アイアンゴーレム!?」

 

アルミ「固そうね…」

 

スティーブ「うん、アイアンゴーレムは体力がかなりあって頑丈なんだ」

 

アルミ「なるほど」

 

『ニャハ!ニャニャッ!(その通り!アイアンゴーレム型もロボットだ!)』

 

アルミ「試しに…炎天掌!」ズガァン!

 

メキッ

 

アルミ「少ししかダメージがないわね」

 

スティーブ「じゃあ僕も。ピッグマンソード!」シャキン!

 

スティーブは金色の剣をどこからともなく取り出した。

 

スティーブ「バーニンソウル!」ブヒー!

 

メキッ

 

スティーブ「うん、あまりダメージが入らないね」

 

『ニャハッ!(固さが売りだからな!)』

 

アルミ「なら、これはどうかしら?炎時!」ボォッ!

 

スティーブ「うわっ、床が燃えた!?」

 

アルミ「大丈夫よスティーブ、対象しか燃えないから」

 

スティーブ「あ、ホントだ」

 

ジュゥゥ…

 

『ニャ…(熱いな…)』

 

アルミ「中の温度が上がってるようね」

 

スティーブ「……あ!」

 

アルミ「何かひらめいたの?」

 

スティーブ「うん、アルミはこのまま温度を上げてくれる?」

 

アルミ「…あ、なるほど、分かったわ」

 

スティーブ「任せたよ!僕は頭に乗るから!エリトラ!」シュッ

 

スティーブはアイアンゴーレム型ロボット(長い!)の頭の上に乗った。

 

スティーブ「バーニンソウル!」ブヒー!

 

メキッ

 

頭の上から攻撃するようね。

 

ー数分後ー

 

『ニャ、ニャッ…(ああ、意識が…)』

 

そして敵兵の声は途切れた。

 

アルミ「熱中症で倒れたようね」

 

スティーブ「降りて、と」スタッ

 

ギギギ…ズデーン!

 

アイアン(ryは倒れて、中からアイテムが出てきた。

 

スティーブ「…おっ!素材!」

 

パッ、パッ。

 

スティーブは落ちたアイテムを拾った。

 

スティーブ「これで素材も手に入ったね!」

 

アルミ「それで何するの?」

 

スティーブ「僕の鉄ミニオン達を強化するんだ!」

 

アルミ「ミニオン?」

 

スティーブ「鉄を自動的に生成する機械だよ」

 

アルミ「へえ…」

 

マイン国は色々ぶっ壊れてるからありえるわね。

 

スティーブ「で、僕達はこれからどうする?」

 

アルミ「合流した方がいいわね」

 

スティーブ「それがいいね。行こっか」

 

アルミ「ええ」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

キングニャンコ「ぬう、アイアンゴーレム型ロボットまでも…!」

 

どうすればいいのニャ〜!?




ピッグマンソード
ハイピクセルスカイブロックの剣の1つ。昔は環境トップだった。

次回もよろしくおねがいします。


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掘る掘る

ダークアルカ視点ですね。


sideダークアルカ・マリオ

 

ダークアルカ「………」タタッ

 

私は森の中で走っていた。

ココは私が圧倒的に有利だからね。

 

「ニャ〜?(何処だ〜?)」

 

「ニャニャッ(ココらへんらしいぞ)」

 

ダークアルカ(何かを探してるのかしら?)

 

「ニャッ!(あった!)」

 

「ニャハハ!(これで報酬が弾むぞ!)」

 

敵兵は何か四角い輝いてるものを持っていた。

 

ダークアルカ「(とりあえず奪った方がよさそうね)時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

ダークアルカ「これは、宝石?……ジャスパー?」

 

丁度敵兵が持っていた本を読むとそう書いてあった。

 

ダークアルカ「回収してマイン国の人にきいてみた方がいいわね。……」

 

足元にはジャスパーの鉱石があった。

 

ダークアルカ「ツルハシを取って、と。掘り掘り〜」

 

ー数分後ー

 

鉱石は全部掘った。

ツルハシを返さずに離れて、と。

 

ダークアルカ「再生!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

「…ニャ!?(…えっ!?)」

 

「ニャニャ〜!?(無くなってる〜!?)」

 

ダークアルカ「ははっ、慌ててるわね。離れよっと」

 

タタッ…

 

ー基地のマイン国エリアー

 

スカーフ「ん?ダークアルカじゃないか」

 

ダークアルカ「ちょっと戦利品を調べてもらいたいのよ」

 

スカーフにジャスパー鉱石を見せた。

 

スカーフ「ジャスパーか。これは武器に付けると攻撃力を上げる効果があるんだ」

 

ダークアルカ「へえ…私は拳で戦うからいらないわね」

 

スカーフ「誰かにあげるといいよ」

 

ダークアルカ「…あ、アンタにはあげないわよ?」

 

スカーフ「うん、知ってる」

 

ダークアルカ「じゃ、また持ち場に戻るわ」

 

スカーフ「うん、頑張れ」

 

ー森ー

 

ダークアルカ「……ん?」

 

敵兵が大量にいた。

木の陰に隠れて様子を見る。

 

「ニャニャ〜!(掘るぞ〜!)」

 

『ニャ〜!(お〜!)』

 

ザクッ、ザクッ。

 

ダークアルカ(これは多いわね。腕が鳴るわ…!)ゴキゴキ

 

♪MULAストーリー-ステルス・ロック

 

ダークアルカ「…アンタ達」

 

「ニャッ!?(敵だと!?)」

 

「ニャッ、ニャニャッ!(だが、俺らは大人数だ!)」

 

ダークアルカ「その鉱石を手放して退却しなさい。しないと…うふふ♪」

 

「ニャッ!(しねえぞ!)」

 

ダークアルカ「そう?残念ね。ヘルフレイム!」ゴォォォッ!

 

「ニャ!?(は!?)」

 

「ニ”ャー!(ギャー!)」

 

ダークアルカ「これだけじゃないわよ!あはははは!」ドゴドゴドゴッ!

 

「ニャッ…(俺達死んだな…)」

(死にませんでした)

 

その後、ボコボコにされた敵兵の集団が発見されたという。

…誰なんでしょうね、そんな事したの?(お前だよ!)




ジャスパー鉱石は誰に渡すんでしょうね?

次回もよろしくおねがいします。


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目覚める裁判官

やっとストーリーが進みますね。


sideアルミ・マリオ

 

敵兵を1億ほど倒し、私達はついに敵の本拠地を見つけた。

 

アルミ「私達は敵軍の南陣を主に倒したようね。だから…本拠地は軍の中心にあるわね」

 

フリスク「なるほど。それで、いつ攻め込みますか?」

 

アルミ「明日ね。早めに攻め込んだ方がいいわ。そして編成は……」

 

ー数分後ー

 

アルミ「こんな感じよ」

 

フリスク「………」

 

アルミ「ん、どうしたの?」

 

フリスク「凄いですね、アルミさん」

 

アルミ「ええと、何が?」

 

フリスク「まさかこんな考え込まれた編成を作るとは。尊敬します!」

 

アルミ「別にたいしたものじゃないわよ。アンタも頑張ればできるわよ?」

 

フリスク「頑張ります!」

 

アルミ「よろしい。…ちょっと私は用事があるから行くわね」

 

フリスク「はい!」

 

スタスタ…

 

誰もいない場所に移動する。

 

アルミ「…お母さん、いるんでしょ?」

 

シュッ

 

アルカ「ええ、いるわよ。どうしたの?」

 

アルミ「ヘカーティアさんの所へ連れて行ってくれる?」

 

アルカ「オーケー♪転送!」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ

 

ヘカーティア「アルミ、また会ったわねん♪」

 

アルミ「ええ。…ちょっと話があるの」

 

ヘカーティア「ん、どうしたのかしらん?」

 

アルミ「私は決めたわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…パンドラの裁判官になる」

 

アルカ(へえ…)

 

ヘカーティア「…ふふっ、分かったわん♪」

 

アルミ「何か、するべき事とかあるの?」

 

ヘカーティア「あるわよん。…この本を読んで」スッ

 

アルミ「…?」

 

ヘカさんが渡してきた本にはウィンディングで「パンドラの裁判官」と書いてあった。

 

ヘカーティア「読み切る事が出来たらパンドラの裁判官よん♪」

 

アルカ(さて、果たしてできるかしら?)

 

アルミ「……!!」

 

ギュィィン!

 

本を開いた瞬間、とてつもない量のエネルギーが入ってきた!

これに耐えながら読むのね…

 

アルミ「ハァァァァッ!」

 

ヘカーティア(これは凄いわねん。アルカに負けてないわん♪)

 

アルカ(頑張れ、アルミ…!)

 

私は時々意識を失いそうになりながら、本を読み続けた。

 

ーπ時間後ー←え?

 

アルミ「………」

 

パタン

 

アルミ「終わったわ」

 

ヘカーティア「ふふっ、おめでとう♪」パチパチ

 

アルカ「よくやったわ、アルミ」

 

力がみなぎるわ。

それと霊力以外の力も。

 

ヘカーティア「それは神力よん。アルミが元々持ってた力ねん」

 

アルミ「元々持ってたの!?」

 

アルカ「アンタ、人から尊敬、というか崇拝されてるでしょ?だからよ」

 

アルミ「は、はぁ」

 

アルミはパンドラの裁判官になった!




パンドラの裁判官の主な能力
パンドラ裁判を発動
閻魔より的確な判決を下す
??することで本領発揮

次回もよろしくおねがいします。


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神力の使い方

アルミのパワー
元 2750→275万

今 4125→412.5万


♪MULAストーリー-アルミのテーマ

 

sideアルミ・マリオ

 

シュッ

 

アルカ「じゃ、頑張りなさい」

 

アルミ「ええ」

 

シュッ

 

………。

 

アルミ「戻ろう…」

 

ー基地ー

 

フリスク「アルミさん、おかえり…ってなんですかこの力!?」

 

アルミ「ちょっと、ね」

 

フリスク「ちょっとじゃないレベルで上がってるんですが!?」

 

アルミ「秘密よ。とりあえず時間になったら軍を引き上げるわ」

 

ー数時間後ー

 

ザクロ「おう、アルミさん。起きたぜ」

 

アルミ「ん、じゃあ今夜の警備も頼むわよ」

 

ザクロ「ああ」

 

スタスタ…

 

アルミ「…神力ってどうやって使うのかしら?」

 

ルメ「どうしたの?」

 

アルミ「私数時間前にパンドラの裁判官になったんですよ」

 

ルメ「ファ!?」

 

アルミ「それで、霊力だけじゃなくて神力も持ってると言われたんですよ、ヘカさんから」

 

ルメ「ヘカさん?」

 

アルミ「地獄の女神ですよ。話しやすい性格でした」

 

ルメ「は、はぁ。それで、その神力の使い方が分からないの?」

 

アルミ「はい」

 

ルメ「ただ単に纏えばいいんじゃない?」

 

アルミ「…確かに」

 

何で気付かなかったのかしらね?

 

アルミ「ハッ!」ゴォッ!

 

私の拳が白いオーラを纏う。

 

ルメ「おお、できたわね」

 

アルミ「ありがとうございます、ルメさん」

 

ルメ「大した事はしてないわよ。じゃ、おやすみ」スタスタ

 

アルミ「おやすみです」

 

私もその後すぐ寝た。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「ハッ!」

 

目が覚めると白い空間にいた。

 

ヘカーティア「どうも、驚いたかしらん?」

 

アルミ「ヘカさん!?」

 

ヘカーティア「(ヘカさん?良いあだ名ねん♪)パンドラの裁判官になったからココで喋れるのよん♪」

 

アルミ「なるほど」

 

ヘカーティア「ところで、神力の使い方は分かるかしらん?」

 

アルミ「霊力みたいに纏う事しか…」

 

ヘカーティア「神力は、纏うだけでなく”創造”することができるのよん」

 

アルミ「創造?」

 

創ることかしら?

 

ヘカーティア「例えば、エネルギーを流さずに速攻で盾を作ったり、切られた腕を生やしたり、ねん♪」

 

2つめは少しグロいわね。

 

アルミ「分かったわ」

 

ヘカーティア「じゃ、またね〜ん♪」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「……!」ハッ

 

夢から覚めるともう朝だった。

 

アルミ「めちゃくちゃいいタイミングで起きたわね」

 

今日、敵軍の本拠地へ行く。

 

アルミ「……終わらせてやるわ」

 

この戦争を。




神力ってスゲー!

次回もよろしくおねがいします。


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本拠地、突入!

そろそろ強敵を出したいですね。


sideアルミ・マリオ

 

次の日。

 

アルミ「…よし」

 

これで準備もオーケーね。

 

アルミ「さて、と」

 

私は放送室に移動した。

 

ピーンポーンパーンポーン!

 

アルミ「お知らせするわ。今から言う人は私と本拠地に突入する戦力よ」

 

ざわざわ…

 

アルミ「まずは物理攻撃部隊。主に物理攻撃で倒す部隊ね。隊長はルメさんで、キノピオさん、キノ太郎、スティーブ、パピルス、アンダイン、アズゴア、デデデ大王、メタナイトさん、カービィさん、バンダナさんよ」

 

ルメ(私がリーダーね…)

 

スティーブ(頑張ろう!)

 

アルミ「次は魔法攻撃部隊。名前の通り魔法で攻撃する部隊よ。隊長はフリスクで、キャラ、ケーティ、アオイ、ノリオさん、ノーア、ボンゾー、スカーフ、セイダン、ネクロン、アドさん、アドレーヌよ」

 

フリスク(任務、しっかりこなしてみせます!)

 

ネクロン(どうせこの身だ、若いヤツらを守ってやる!)

 

アルミ「中立部隊。物理と魔法を両方使ったり、遠距離攻撃を使う部隊よ。隊長は私で、サンズ、ルイス、ダークアルカ、こころ、ジーノさん、ミールさんよ」

 

ダークアルカ(ふふっ、蹴散らしてやるわ!)

 

ジーノ(久々の出番だ!)

 

アルミ「最後に、呼ばれなかった人達の2割は本拠地付近、3割は敵軍、4割は基地付近、残った2割は基地の防衛につきなさい、以上よ」

 

ピーンポーンパーンポーン!

 

ふぅ、これでよしと。

 

アルミ「進軍開始ね」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ニャニャッ、ニャッ!(敵軍の最強クラスの人達がこちらに向かっています!)」

 

キングニャンコ「それはヤバいニャ…」

 

まだ充分に準備もできてないというのに…

 

キングニャンコ「ええい!”アレ”を出すニャ!」

 

「ニャッ!(了解!)」

 

キングニャンコ「これで敵軍を少しは潰せるハズニャ…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー本拠地ー

 

アルミ「………」

 

3、2、1。

 

アルミ「突入開始!」

 

全員『うおおおおおお!』

 

「ニャ〜!?(ファ〜!?)」

 

「ニャニャッ!(多すぎるッ!)」

 

ダークアルカ「オラァ!」ドゴッ!

 

「ニ”ャッ(ガフッ)」バタン

 

アルミ「炎時!」ボォッ!

 

「ニャー!(熱いー!)」

 

アルミ「天空掌!」ズガァン!

 

ケーティ、ボンゾー、スカーフ、セイダン、ネクロン『ウィザーインパクト!』

 

ドガァァァァァァン!

 

5人の魔術師による大きな黒い爆発が起きる。

 

アルミ「このまま本拠地を潰すわよ!」

 

全員『おお!』




視点はコロコロ変わります。

次回もよろしくおねがいします。


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本拠地潰し①

ルメ視点です。


sideルメ・パンドラ

 

入口付近に分かれ道があったため、部隊ごとに道を進んだ。

 

ルメ「それにしても、暑いわね…」

 

キノピオ「そうだな…」

 

アンダイン「暑いのは苦手なんだよな…」

 

……?

 

ルメ「何かが来るわ」

 

全員『…………』

 

「ゲローム!」

 

ドドドドッ!

 

オレンジ色のカエルらしき生物が突っ込んできた!

 

メタナイト「アレは…!」

 

カービィ「ヴォルゲロム!?」

 

ヴォルゲロム「グェェェェ!」

 

デデデ「まずい、攻撃が来るぞ!」

 

ドシュッ!

 

溶岩が飛んできた!?

 

スティーブ「ブロックガード!」パッ

 

ドゴォ!

 

ルメ「危なかったわ…」

 

メタナイト「ヴォルゲロムの弱点は攻撃の後隙の長さだ!その時に集中攻撃だ!」

 

アズゴア「了解だ。三又槍!」ザクッ!

 

パピルス「骨攻撃!」シュッ!

 

アンダイン「槍ィィ!」ズドッ!

 

ルメ「グレイ装備!「オーケー!」風斬・鎌鼬!」ズバァッ!

 

ダークルメ「ブラックドーン!」ギュゥゥン!

 

ヴォルゲロム「グェェ……グググ…」スゥゥゥッ…

 

カービィ「!!!今すぐジャンプして!」

 

キノピオ「分かった…!?」

 

ズドドドッ!

 

ヴォルゲロムは大量の溶岩を吐き出した!

 

ルメ「風浮!」フワッ!

 

味方全員を風で宙に浮かす。

 

ヴォルゲロム「ゲロォ…」フラフラ

 

ルメ「解除!」

 

スタッ

 

ルメ「集中攻撃よ!」

 

スティーブ「了解!バーニンソウル!」ブヒー!

 

キノ太郎「セイッ!」ズガァン!

 

メタナイト「斬ッ!」シャッ!

 

バンダナ「とうっ!」シュッ!

 

ヴォルゲロム「グェェェェ!」

 

サッ

 

ヴォルゲロムが正気に戻ったので再び距離をとる。

今度はどんな攻撃かしら?

 

ヴォルゲロム「グエッ!」ピョン

 

ジャンプした。

 

キノピオ「ヒップドロップか!なら俺達もジャンプするぞ!」ピョン

 

すると…

 

ヴォルゲロム「グェェ!」ドスン!

 

予想通りヒップドロップした。

 

パピルス「骨攻撃!」シュッ!

 

ダークルメ「きゃはっ!」ドゴッ!

 

その後も似たような事が繰り返されたため、省略するわ。

 

ー数分後ー

 

ヴォルゲロム「グェェ…」フラフラ

 

ルメ「トドメよ!風斬・鎌鼬!」ズバァッ!

 

ヴォルゲロム「グエッ!?グォォ…」フッ…

 

カラン

 

ヴォルゲロムは消え去り、赤い何かが床に落ちた。

 

キノ太郎「コレは…カケラ…?」

 

ルメ「恐らくコレを集めて何かにはめるのよ。…入口に戻った方がいいわね、コレ」

 

メタナイト「だな」

 

ルメ「ん、じゃあ戻りましょ」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

赤 OFF

 

青 ON

 

黄 ON

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ヴォルゲロム
原作は星のカービィ。
作者はカービィハンターズで結構苦戦した。

次回もよろしくおねがいします。


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本拠地潰し②

赤 OFF
青 ON
黄 ON

……白 ON

フリスク視点です。


sideフリスク・ユメミル

 

僕達は真ん中の道を進む。

 

フリスク「これは…」

 

周りの壁は段々クリーム色の石に変わっていった。

 

ケーティ「エンドストーンに変わってるわね」

 

キャラ「つまりここって…」

 

ボンゾー「エンドエリアだね」

 

「ヴォッ…」

 

ザッ、ザッ…

 

アオイ「エンダーマン?」

 

「ヴァァァァ!」

 

スカーフ「敵対してるぞ!」

 

アオイ「ソウルブラスター」ドガーン!

 

「ヴァッ…」フッ…

 

フリスク「何でエンダーマンが襲って…!?」

 

『ヴァァァァ!!』

 

ドドドドッ!

 

道の先から大量のエンダーマンが襲いかかってきた!

 

アド「アドミサイル!」ドゴッ!

 

アドレーヌ「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ!

 

セイダン「テラコッタ!」ドガッ!

 

ネクロン「ウィザーインパクト!」ドガーン!

 

このチームの最強格の連撃。

強さはキャラ)フリスク)セイダン)アド)アドレーヌ)ネクロン)ケーティ

って感じ。

 

ノーア「ヘイルストーム!」パキィッ!

 

「ヴァッ…」フッ…

 

ケーティ「…!ノーアさん!」

 

ノーア「何、ケーティ?」

 

ケーティ「大量に氷を出して下さい!エンダーマンは水が弱点です!」

 

フリスク「なるほど!」

 

ノーア「ハァァァッ!」パキパキ

 

ケーティ「後は私が!ウィザーインパクト!」ドガーン!

 

ケーティさんの魔法が氷に命中し、氷は溶け出した。

 

バッシャーン!

 

そして大量の水となって流れだす。

 

キャラ「ケツイドーム!」ピキッ!

 

お姉ちゃんは僕達の周りに水防止の結界を張る。

 

『ヴァッ…』フッ…

 

フリスク「残ってるエンダーマン達も水で攻撃しましょう!」

 

全員『おお!』

 

ー数分後ー

 

「ヴァッ…」

 

最後のエンダーマンが倒された。

 

カラン

 

キャラ「”青い”カケラ?」

 

アオイ「呼んだ?」

 

キャラ「呼んでません!」

 

フリスク(青いだけに?)

 

ケーティ「どうせ行き止まりだし、入口に戻りましょ」

 

フリスク「それがいいですね」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

赤 OFF

 

青 OFF

 

黄 ON

 

白 ON

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

キングニャンコ「半分倒されたニャ…」

 

「ニャニャ、ニャニャニャッ(しかし、仮に3つ目が倒されたとしても、4つ目を見つけるのは難しいでしょう)」

 

キングニャンコ「そうだといいがニャ…(敵の主力が集まっているニャ。カンタンに見つけられてもおかしくはニャい…)」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




現在の強さランキング(通常状態)
もちろんヘカさんは省きます。

1位 ダークアルカ 200万
2位 ケーティ   125万
3位 ネクロン   100万
4位 ルメ     75万
5位 スティーブ  37万

ケーティが2位なのはおかしいって?
理由はその内判明します。

次回もよろしくおねがいします。


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本拠地潰し③

赤 OFF

青 OFF

黄 ON

白 ON


sideアルミ・マリオ

 

右の道を進む。

 

アルミ「………」

 

サンズ「空気が変わったな」

 

ダークアルカ「………(まさか、ね)」

 

ジーノ(ダークアルカの態度がおかしいね…)

 

↓ブゥゥゥン…

 

!!!

 

突然時が止まった。

 

アルミ「止めたのは…?」

 

ダークアルカ「私達だけ行動可能だから、フリスクじゃないわね」

 

「ふふっ、その通り」

 

2人「!?」

 

目の前にいたのは、お母さんに似た誰かだった。

 

あるか「私はあるか・まりお、アンタの母親アルカのクローンよ」

 

アルミ「クローン!?」

 

あるか「再生っと」

 

↑ブゥゥゥン…

 

ルイス「!?」

 

ミール「アルカ!?」

 

ダークアルカ「アルカのクローンよ」

 

サンズ「マジかよ」

 

こころ「ビックリね(棒)」

 

うん、アンタは真顔で驚いても説得力ないわよ?

 

あるか「さあ…かかってきなさい!」

 

アルミ「言われなくても!炎天掌!」ズガァン!

 

あるか「煉獄パンチ!」ドゴォ!

 

お母さんの十八番技は使える、と。

 

ダークアルカ「ヘルフレイム!」ゴォォォッ!

 

ダークアルカはヘルフレイムを出す。

 

あるか「ならこっちも…ヘルフレイム!」ゴォォォッ!

 

あるかもヘルフレイムを使ってきた!しかし…

 

あるか「グッ、きゃあっ!」ボォォォ

 

威力はダークアルカが勝ったようね。

 

アルミ(つまり、8年前より前のお母さんのクローンね)

 

ヘルフレイムであの威力だから。なら…!

 

アルミ「この技は知らないハズよ!天空掌!」ズガァン!

 

あるか「ガハッ!?」ピュー!

 

あるみは知らない攻撃を受け、吹き飛んだ。

 

アルミ「今よ!やっちゃいなさい!」

 

ルイス「オーケー!サンダールーム!」ビリッ!

 

あるか「マズい…!」

 

サンズ「ボーンとな」ボーン!

 

こころ「面々舞!(自作技)」ドスッ!

 

ジーノ「加速矢!」グサッ!

 

ミール「ハァァァッ!」ドドドドッ!

 

あるか「クッ、クソッ…!」

 

ダークアルカ「トドメよ、偽物。…ヘルフレイム!」

 

ゴォォォッ…!

 

あるか「ギッ、ギャァァァ!」シュゥゥゥ…

 

アルミ「ええ…」

 

ダークアルカ「しぶといわね」

 

あるか「ガフッ…」

 

流石母さんのクローン、といった所かしら?

 

ダークアルカ「トドメよ「待って!」何よ」

 

あるか「アンタの、力になりたいの…」

 

アルミ「力?」

 

そういう事かしら?

 

ダークアルカ「……まあいいわ、来なさい」

 

ダークアルカはもう知ってるようね。

 

あるか「あり、がとう…」フッ…

 

あるかはエネルギーと化し、ダークアルカの中に入っていった。

 

ダークアルカ「…フッ」

 

カラン

 

ルイス「あっ、何だコレ?」

 

アルミ「黄色い…カケラ?」

 

サンズ「入口に戻ってみようぜ」

 

アルミ「そうね」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

赤 OFF

 

青 OFF

 

黄 OFF

 

白 ON

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




白は一体?

次回もよろしくおねがいします。


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本拠地潰し④

衝撃。

赤 OFF

青 OFF

黄 OFF

白 ON


sideアルミ・マリオ

 

ガンッ!

 

入口に戻ってる途中、変な金属音が聞こえてきた。

 

ガンッ!

 

アルミ「何かデジャブね」

 

ガンッ!

 

ジーノ「何の?」

 

ガンッ!

 

アルミ「初めてメタトンに会った時ですよ」

 

ガンッ!

 

ジーノ「ふーん」

 

ガンッ!

 

……イラッ。

 

ダークアルカ「あ”あ”…」

 

アルミ「苛つくわね!」

 

2人『とっとと登場しろコノヤロー!』メタい!

 

………。

 

サンズ「来ない「ガンッ!」…事はないようだな」

 

ドゴォ!

 

天井から何か降ってきた。

 

「ククク、久し振りだな、お前ら!」

 

ルイス「ええ…」

 

Hと書いてあるキャップ、灰色のお父さんの服…うん、分かるよね?

 

アルミ「ハリオさん?」

 

ハリオ「今回は敵同士として戦おうぜ!もちろん1対1でな!」

 

☆説明しよう!

脱獄者の逆襲でアルカがハリオを処刑した後、彼は足を洗い、格闘家の道を進んだのだ!

その結果、かなりの戦闘狂になったのである!敵味方関係なく手合わせを挑んでくるぞ!

 

ミール「誰が行く?」

 

アルミ「ハァ…私が行きますよ。ハリオさん、私が相手です」

 

別に勝てないワケではないけど…相手するのが面倒くさいのよね…脳筋だから」

 

ダークアルカ「声に出てるわよ」

 

アルミ「あ、やべ」

 

ハリオ「さあ、勝負だアルミィィ!」

 

幸い聞こえてなかったみたいね。

 

アルミ「…新式戦!」

 

格闘系はコレがいいわね。

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ vs ハリオ

 

ハリオ「小手調べといくか。フンッ、正義の鉄拳!」ドゴォ!

 

うわ出た、ハリオさんの十八番技。

(原作では宇宙ポリスに出たロケットパンチみたいなヤツ)

 

アルミ「ゴットハンドX!」ガシィン!

 

ハリオ「ほう、止めたか」

 

アルミ「そういうのはいいんで、とっとと本気出して下さい」

 

後250文字ぐらいで決着付けなきゃいけないのよ!(メタい!)

 

ハリオ「ハッ、いいだろう!」パクッ

 

ハリオさんは何か食べると…

 

ムキムキッ

 

筋肉隆々のマッチョマンになった。

 

ハリオ「ホゥ…ホワタァ!」ドガッ!

 

アルミ「ッ…ハァッ!」ドゴッ!

 

ハリオ「オラァ!」

 

アルミ「ハァッ!」

 

ドゴォ!

 

拳と拳がぶつかり合う。

 

ハリオさんと手合わせする時はいつもこう。正々堂々と戦う。ただ…

 

アルミ「今は戦争なので、決着を付けさせていただきます」

 

ハリオ「むっ…?」

 

アルミ「秘技…ナットクラッカー!」シュッ

 

…キィン!

 

今出せる全力でハリオさんの金的を殴った。

 

ハリオ「グホァ!?…ガフッ」バタン

 

ハリオさんはそのまま倒れた。

 

アルミ「ふぅ」

 

スミマセン、ハリオさん。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

カラン

 

アルミ「あ、カケラ」

 

今回は白ね。

 

ルイス「………」

 

全員『………』

 

アルミ「え、何この空気?」

 

全員『金的は無いでしょ!?』

 

アルミ「……あ」

 

確かに卑怯ね。反省反省。

 

アルミ「テヘッ♪」ペロッ

 

全員(絶対反省してない…)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

赤 OFF

 

青 OFF

 

黄 OFF

 

白 OFF

 

よって

 

V E A H




ハリオが戦闘狂…しっくりきますね。

次回もよろしくおねがいします。


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最終兵器、ウ”ィ”エ”

ヴォルゲロム→V
エンダーマン→E
あるか→A
ハリオ→H

VEAH


「ニャニャッ!(準備ができました!)」

 

キングニャンコ「ニャハハ、そうか…!」

 

ヴィェェェン…!

 

sideアルミ・マリオ

 

入口に戻ると、各部隊も全員いた。

 

ルメ「道が開いてるわ」

 

アルミ「…進みましょう!」

 

スタスタ

 

ー大広間ー

 

王座に1人敵が座っていた。あれがキングニャンコね。

 

キングニャンコ「ニャハハ、ついに来たか」

 

アルミ「アンタがこの戦争の首謀者ね」

 

キングニャンコ「いかにも。それじゃ…精々楽しみ給え!」ポチッ

 

キングニャンコはボタンを押した。

 

ゴゴゴッ!

 

パピルス「何だッ!?」

 

フリスク「ッ、前から何かが来る!」

 

ガチッ、ガチッ。

 

「ヴィエ…」

 

ダークアルカ「マネキン…?」

 

出てきたのは変な服を着ているマネキン5体だった。

 

♪バーバパパ-ウ”ィ”エ”

 

キングニャンコ「コイツらが最終兵器、ウ”ィ”エ”ニャ」

 

「ヴィエ…ッ!!」ギュィィン!

 

アルミ「!みんな離れて!」

 

ズドーン!

 

ヴィエの口から極太光線が放たれる。

 

アルミ「ケーティ!アオイ!行くわよ!」

 

2人『了解!』

 

ザッ!

 

3人『吸収!』ギュルルルル!

 

シュゥゥゥ…

 

3人で吸収して防いだ。

 

「ヴィエェェ!」ギュィィン!

 

アドレーヌ「ミサイル!」ドゴォ!

 

「ヴィ?」

 

アドレーヌはミサイルで攻撃するが…

 

アドレーヌ「効いてない!?」

 

デデデ「デデーン!」ボガッ!

 

今度は大王が攻撃した。

 

「ヴィッ」ガシッ

 

デデデ「デッ!?」

 

「ヴィェェ!」ポイッ!

 

デデデ「あーれーー!」ヒュゥゥ…

 

ドゴーン!

 

バンダナ「大王様〜!?」タタッ…

 

デデデ大王…一時離脱

バンダナワドルディ…一時離脱

 

カービィ「やばいね…」

 

ネクロン「フン、これならどうだ?ウィザーインパクト!」ドガーン!

 

セイダン「ジャイアントソード!」ズバァッ!

 

「ヴィッ!?」

 

アルミ「少し怯んだわね。なら!」サッ!

 

ヴィエの内1体の後ろに回り込む。

 

アルミ「天空掌!」ズガァン!

 

「ヴィッ、ヴィェェェェッ!」シュッ!

 

拳で攻撃してきた。

 

アルミ「ッ!」ガシッ!

 

コレは、中々強…!?

 

「ヴィエッ!」ドゴォ!

 

アルミ「かはっ…!」

 

もう片手で鳩尾を殴られた。

 

「ヴィィィン!」シュッ

 

スティーブ「させないよ!バーニンソウル!」ブヒー!

 

「ヴィィ…」

 

アルミ「グッ、助かったわスティーブ」

 

スティーブ「油断しないでよ!」

 

アルミ「ええ…」

 

さて、作戦は…

 

アルミ「ヴィエ1体ごとに6人で相手しなさい!それほどしないと倒すどころかダメージも与えられないわ!倒し、戦争を止めるわよ!」

 

全員『おお!』

 

戦争の最終決戦が今、始まった。




まさかのネットミーム。

次回もよろしくおねがいします。


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以外な弱点

アルミ、ルメ、アオイ、ダークアルカ

ボンゾー、スカーフ、セイダン、ネクロン、スティーブ、ケーティ

ノリオ、ノーア、ミール、ジーノ、メタナイト、カービィ

キノピオ、キノ太郎、アド、アドレーヌ、ルイス、こころ

フリスク、キャラ、サンズ、パピルス、アンダイン、アズゴア


♪バーバパパ-ウ”ィ”エ”

 

sideアルミ・マリオ

 

「ヴィエ…!」ギュィィン…

 

アルミ「ハァ、うざったいわね…」

 

Gガールじゃないけど。

(元ネタ:テレキャスタービーボーイ)

 

アオイ「どうする、お姉ちゃん?」

 

アルミ「えっと、潰す?」

 

ルメ「だからどうやって?」

 

「ヴィエェェ……!」ギュィィン…

 

ダークアルカ「アルミ、行くわよ」

 

アルミ「オーケー。気に食わないヤツは…」

 

ダークアルカ「とりあえず…」

 

2人『ぶん殴る!』ドゴォ!

 

「ヴィ!?」

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

ダークアルカ「煉獄パンチ!」ドゴォッ!

 

アオイ「私も!ソウルブラスター!」ドガーン!

 

「ヴィッ…」

 

私達が総攻撃を仕掛けるが、ヴィエはあまりダメージを受けていない。

 

アルミ「弱点は何なのかしら?」

 

キングニャンコ「ニャハハ、見つけてみろ!」

 

あるのはほぼ確定ね。

 

ルメ「それにしても、クソ頑丈ね…」

 

アルミ「ですよね…」

 

アオイ「弱点じゃなくても、こんなに頑丈かな?」

 

ダークアルカ「んなもん関係ないわよ。ヘルフレイム!」ゴォォォッ!

 

ドゴォォ!

 

「ヴィッ…ヴィェェ」

 

怯んでるわね。

 

ルメ「風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

アルミ「天空掌!」ズガァン!

 

「ヴィ?」

 

アルミ「このォ…頑丈野郎がッ!」

 

アオイ「こうなったら…リーパーサイス!」スッ

 

アオイは青い鎌を出す。…って

 

アルミ「何処から出したのその物騒な武器!?」

 

アオイ「懐から」

 

アルミ「ええ…」

 

アオイ「これで攻撃してみるよ。ハァッ!」ザクッ!

 

「ヴィッ…!?」

 

ダークアルカ「あら?」

 

アルミ「効いたわね…」

 

アオイ「あ、なるほど。お姉ちゃん、霊力を使わなければいいんだよ!」

(ちなみにアオイが使ったのは鎌の妖力)

 

ルメ「なるほど、って私使えないわよ!?」

 

アルミ「私が神力で武器作りますよ……どうぞ」シュッ

 

シンプルな形状の刀を渡した。

 

ルメ「ん、ありがと」

 

アルミ「ダークアルカは…グローブね」

 

ダークアルカ「ふふっ、これで思う存分にボコせるわね」

 

キングニャンコ(バレた、ニャ!?)

 

あ、そうだ。みんなに伝えるべきね。

 

アルミ「スゥ…ッ、みんなに情報を伝えるわ!ヴィエの弱点は霊力以外の種類のエネルギーよ!」

 

これでオーケーね。

 

アルミ「ハァッ…神力を纏った炎天掌!」ズガァン!

 

「ヴィ…ェェェェェ!」ギュィィン…

 

アオイ「させない!リーパーサイス!」ズバッ!

 

「ヴィッ」

 

ダークアルカ「オラァ!」ドゴォ!

 

「ヴィエ!?」

 

ダークアルカ「ボッコボコにしてやるわ!オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ドゴドゴドゴッ!

 

「ヴィ…エ………」バタン

 

ヴィエを1体撃破した。




リーパーサイス
ハイピクセルスカイブロックの武器。倒したモブを召喚できる。(ココではできない)

次回もよろしくおねがいします。


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第2形態

バトルマンガあるあるですね。


♪バーバパパ-ヴィエ

 

sideアルミ・マリオ

 

私がヴィエの弱点を言った後、以外とカンタンに倒す事ができた。

 

アルミ「倒したわよ。こんな戦争、さっさとやめなさい!」

 

キングニャンコ「ニャハハッ、よく”第1形態”を倒せたニャンね」

 

ダークアルカ「つまり、第2形態があると?」

 

キングニャンコ「その通りニャ!」ポチッ

 

『ヴィッ…』ギギギ

 

5体のヴィエは互いにくっ付く。

 

ルメ「合体かしら?」

 

『ヴィエェェェェ!』

 

ギュィィン!

 

そして眩しい光を放ち始めた。

 

キングニャンコ「ニャハハ、貴様らには倒せるかニャ?」

 

シュゥゥゥ…

 

「VEA…」

 

アルミ「………」

 

ダークアルカ「パワーが数倍膨れ上がってるわね」

 

キングニャンコ「さあ、行けっ!」

 

「VEAH!」ドッ

 

まずは試すべきね。

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

「VE?」

 

うん、ノーダメージなのね(白目)

 

アルミ「総攻撃よ!」

 

ルメ「風遁螺旋丸!」ギュルルルル!

 

ダークアルカ「ヘルフレイム!」ゴォォォッ!

 

6人『ウィザーインパクト!』ドガーン!

 

ノーア「アイスキャノン!」パキィッ!

 

ノリオ「消えなさい」ドガーン!

 

ミール「ハァァァァ!」ドドドドッ!

 

ジーノ「加速矢!」ドスッ!

 

メタナイト「フンッ!」ズバッ!

 

カービィ「ソード!」ズバッ!

 

キノピオ「シュルームパンチ!」ドゴッ!

 

キノ太郎「シュルーム掌底!」ズガァン!

 

2人『ザ・ワールド・ドローペイン!』バシュッ!

 

ルイス「サンダールーム!」ビリビリ!

 

こころ「面々舞!」ドゴォ!

 

2人『ケツイナイフ!」ザクッ!

 

2人『骨攻撃!』シャッ!

 

アンダイン「槍ぃぃぃ!」ドスッ!

 

アズゴア「三又槍!」ザクッ!

 

それぞれの攻撃でヴィエを攻撃した。

しかし…

 

「VEA…」ピカッ

 

ほぼ全員『効いてない!?』

 

ダークアルカ「(不気味ね…まさか…!)みんな、今すぐ離れるわよ!」

 

アルミ「(…!そういう事ね)時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

ダークアルカ「相手は恐らく私達の攻撃を吸収したのよ」

 

ルメ「なるほど」

 

アルミ「だから、距離を取るわよ。フリスク、キャラ」

 

2人「はい?」

 

アルミ「ケツイ結界を頼むわよ」

 

2人「了解!」ピキッ

 

これで大丈夫ね。

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

「VEAHHHHHHHHHH!」カッ!

 

ドガーン!

 

ヴィエから極太光線が放たれる。恐らく私達の攻撃を吸収した分威力が上乗せされたるわね。

 

アルミ「三姉妹…」

 

3人「吸収!」ギュルルルル!

 

私、ケーティ、アオイの3人が結界の外で両手の吸収をする。しかし…

 

3人「ぐわっ!?」

 

ドガーン!

 

吸収しきる事ができなかった。

 

アオイ「手が痛い…」

 

ケーティ「なんて威力なの…?」

 

ビキッ!

 

しかし、ケツイ結界は壊れることなく他のみんなを守った。

 

アルミ「………」

 

コレ、どうしようかしら?




吸収にはちゃんと限度があるんですよ。

次回もよろしくおねがいします。


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こちらも第2形態

死 亡 あ り


バーバパパ-ウ”ィ”エ”

 

sideアルミ・マリオ

 

アルミ「………」

 

ルメ「アルミ、私達も第2形態になるわよ」

 

アルミ「…それがいいですね」

 

もうちょっと温存しようと思ったけど。

 

Sアルミ「できる人は全員変身よ!…スーパー化!」

 

Sルイス「スーパー化!」

 

Sノーア「スーパー化!」

 

アドレーヌ(条件が揃ってないから無理ね)

 

Gダークアルカ「グリッチ化!」

 

☆説明しよう!

グリッチは既に消滅したが、グリッチのエネルギーはアルカのタマシイと完全に混ざっているので、ダークアルカは現在もグリッチ化できるのである!

 

Wネクロン「ウィザーフォルム!」

 

Yケーティ「ユウキ覚醒!」

 

Kフリスク「ケツイ覚醒!」

 

Kキャラ「ケツイ覚醒!」

 

サンズ(…温存しておくか)

 

Sこころ「シンセツ覚醒!」

(できたのかよ!?)

 

Sルメ「シャドウ化!」

(ダークルメと合体した)

 

キングニャンコ(あ、やべ)

 

「VEAH!」ギュィィン!

 

ドガーン!

 

Sアルミ「さっきみたいにはならないわよ!青炎結界!」ボォッ!

 

シュゥゥゥ…

 

極太光線は結界に防がれた。

 

「VEA!?」

 

Sルイス「せいっ!」バチッ!

 

「VE、VEAHHHH!」シュッ

 

Sノーア「させないわよ!」パキッ

 

ノーアがヴィエの手を凍らせる。そして…

 

フリスク「お姉ちゃん、ケーティさん、こころ、行くよ!」

 

3人『了解!』

 

フリスク「ハァァァァッ!」ギュィィン…

 

4人『ケツイ(ユウキ)(シンセツ)波動!』

 

ドガァァァァァァァン!

 

「VE……AH…!」

 

Wネクロン「ほう、まだ立てるのか。インプロージョン!」ドガーン!

 

「VEAH!?」

 

キングニャンコ(これはやばいニャ。もっと苦戦して欲しかったニャ…)メタい!

 

Sルメ「行くわよ、ダークアルカ!」

 

Gダークアルカ「ええ!」

 

ゴォォォッ!

 

2人『闇の炎の風見鶏!』ボォォォッ!

 

「VE、VEA…」

 

シュゥゥゥッ!

 

「VEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!」

 

ヴィエは倒れた。

 

Sアルミ「………」ボッ

 

ボォォォ…

 

倒れたヴィエは、私が灰にした。

第3形態でもあったらたまったモンじゃないからね。

 

Sアルミ「キングニャンコ、戦争を止めなさい」

 

キングニャンコ「…チッ、分かったニャ……」スッ

 

キングニャンコは何かを出す。

 

Sアルミ「ボタン…?」

 

Kフリスク「!!アルミさん、逃げー」

 

キングニャンコ「もう遅い!」ポチッ

 

Sアルミ「まずい……!?」

 

誰かに押された。

すぐに振り返る。

 

キノピオ「……フッ」

 

Sアルミ「キノピオさん!?」

 

手を伸ばすが、もう遅かった。

 

ドガァァァァァァァン




………。

次回もよろしくおねがいします。


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パ ン ド ラ の 裁 判

…‥…。


sideアルミ・マリオ

 

ドガァァァァァァァン

 

Sアルミ「キノピオさんっ!」

 

キノ太郎「父さん!」

 

私の目の前で、キノピオさんは極太光線に消し飛ばされた。

 

フリスク「タマシイ保存!」ギュィィン

 

しかしキノピオさんのタマシイは無事助けられた。

 

キングニャンコ「ニャハハ、愉快愉快!その顔を見たかったのニャ!」

 

…………。

ああ、もう怒ったわ。

その思った時、スーパー化は解けたが、別の力が溢れてきた。

 

アルミ「おい、お前」

 

キングニャンコ「ニャ?…ガフッ!?」ドゴォ!

 

アルミ「私がお母さんだったら、お前はもう死んでるわ」ドゴッ

 

キングニャンコ「グハッ、ニャン、だと…」

 

アルミ「でも私は違う」

 

キングニャンコ「い、命だけは…」

 

アルミ「ええ…死ぬより苦しいモノを思い知らせてやるわ。『パンドラの裁判』!」

 

カッ!

私の目は紫色になり、視界はモノクロになる。

 

全員『!?』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「お前は自分の好き勝手で平和を放棄し、戦争を仕掛けた。その上に、卑怯な手でキノピオさんを殺した…よって、お前を有罪とするわ」

 

キングニャンコ「ヒッ…」

 

キングニャンコは怯えている。

 

アルミ「一ヶ月地獄刑に処す!ハァァァァ!」

 

ギュィィン!

 

キングニャンコ「ニャ、こ、これは!?」

 

アルミ「 地 獄 転 送 」

 

キングニャンコ「ニ”ャァァァァァァ!」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「………」

 

ルメ「………」

 

ダークアルカ「…終わった、のね」

 

アルミ「ええ…」

 

キノ太郎「ッ、ならさっさとあの世の広場へ向かうぞ!」

 

アルミ「フッ、そうね!」ダッ

 

こうして、後に『大草原の戦い』と呼ばれる戦争は、終結した。

 

ー数日後ー

 

あれから数日経った。

 

ケーティ「お姉ちゃん、ニュース見てみて」

 

アルミ「ええ」ピッ

 

『次は、英雄アルミ・マリオ氏についてです!』

 

思いっきり私の事を報道していた。

 

アルミ「…私、英雄なのね」

 

ま、有名人になっても生活を変える事はないけど。

 

レイン「アルミさん、凄〜い!」

 

アルミ「ふふっ、そうかしら?」ナデナデ

 

そして、平和はしばらく続いた。

 

ー次章予告ー

 

アルミ、暗殺!?

 

キノ太郎と結婚し、息子も授かったアルミ・マリオ。

しかし、出張先のホテルで何者かに暗殺される!?

幽霊となってしまったアルミ。

彼女と仲間達は、犯人を見つけ出そうと動き出す。

果たして犯人を見つけ出す事ができるのかッ!?




キノ太郎・マリオ
アルミ・マリオ
アルヤ・マリオ

次回もよろしくおねがいします。


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第5章 アルミ、暗殺!?
誰よ、こんな夜遅くに…


圧倒的フラグ発言。

アルミ 32歳
フリスク 18歳
キャラ 19歳


sideアルミ・マリオ

 

………。

あれから2年経った。

私はキノ太郎と結婚し、アルヤも生まれた。

中々楽しい生活である。

 

そして私は現在マイン国に出張中で、ホテルに泊まっている。

 

Sアルミ「………」スヤスヤ

(アルミはスーパー化したまま寝る)

 

……!

殺気を感じて目を覚ます。

 

Sアルミ「誰よ、こんな夜遅くに」

 

「…答えるとでも?」

 

相手の姿が見えた。

全体的に黒い服を着ており、目が赤く光っている。

声からして女性にようね。

 

Sアルミ「で、何しに来たの?」

 

「アルミ・マリオ、お前を…殺しに来た」スッ

 

女性は短刀を出してそう言った。

 

Sアルミ「…へえ」

 

そんな堂々とそれを言うのね。

 

Sアルミ「バカなのかしら?」

 

「…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…自分の事か?」

 

シュッ!

 

Sアルミ「ッ!?」サッ

 

今の攻撃、見えなかったわ…!

 

Sアルミ「(まさか、コイツは…)炎時!」ボッ!

 

部屋全体を対象範囲にした。

 

「………効かないな」

 

Sアルミ「なっ!?…ッ」サッ

 

また攻撃が来た。

さっきから紙一重でかわしている。

 

Sアルミ「ハッ、天空掌!」ズガァン!

 

「遅い」サッ

 

避けられたわね。

 

Sアルミ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

これで大丈…!?

 

「私にはそれも効かない。…再生」

 

↑ブゥゥゥン…

 

Sアルミ「ありえない…!」

 

仮に同じ時間停止能力を持っていたとしても、不可能なハズ…!

 

「私の能力はお前の能力と若干違う……と、話はここまでにしよう」シュッ

 

Sアルミ「消え…ガフッ!?」ズバズバッ!

 

いつの間にか腹辺りを斬り裂かれていた。

 

Sアルミ「グッ、う…」

 

ポタッ

 

血が滴る。

 

「さて、殺すか…」スッ

 

嫌な予感がするわ。

 

Sアルミ「させ、ないわよ!幽霊化!」ゴォォォッ!

 

「!?」

 

私の周りをエネルギーが渦巻き…

 

アルミ「が、はっ…。」バタン

 

私は、 死 ん だ 。

 

「何が、起きたんだ?…心臓が止まっている。死んだな」

 

………。

 

「……アルミさん、本当にすみませんでした…!」シュッ

 

………?

 

Yアルミ「ふぅ…」

 

幽霊化、成功ね。

見た目はスーパー化したままのようね。

 

コンコン

 

恐らくフリスクね。

 

Yアルミ「はーい」ガチャッ

 

フリスク「アルミさん、さっきの音はな…!?」

 

Yアルミ「殺されちゃった、てへっ♪」

 

キャラ「はああああああ!?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

????「アルミを殺したか?」

 

「はい…」

 

????「何だその浮かない顔は?」

 

「何でもないです」

 

????「そうか。…解散だ、報酬は明日やる」

 

「はっ」

 

シュッ




急展開!

次回もよろしくおねがいします。


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マイペースなアルミ

普段は冷静なぶっ壊れ野郎ですけどね。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「まあまあ落ち着いて」

 

フリスク「死んだ本人が落ち着いてるのはおかしくないですか!?」

 

アルミ「いやー、なんかね、幽霊って案外快適なのね」

 

キャラ「冷静すぎません?」

 

まあ、確かにそうね。何故かしら?

 

アルミ「私も分からないわね〜」

 

フリスク「…もしかして、幽霊化による性格変化ですかね?」

 

キャラ「確かに!」

 

アルミ「なるほど、それが理由ね〜」

 

フリスク「生前よりマイペースになってません?」

 

アルミ「そうねん」

 

ヘカさんの喋り方の真似をした。

 

キャラ「…はぁ。今夜は一旦寝ましょう。直接幽霊化したから遺体はないですし」

 

アルミ「ん、そうしましょ♪」

 

フリスク(面倒くさい事になりそうだ。はぁ…)

 

ー次の日ー

 

ん〜、いい朝ね♪

 

アルミ「おはよう、2人とも♪」

 

フリスク「おはようございます」

 

キャラ「寝れました?」

 

アルミ「ええ、久々の快眠だったわ♪」

 

フリスク「そうですか。それで、犯人はどのようなヤツでしたか?」

 

アルミ「全体的に黒い服を着た女性で、短刀を装備してたわ。しかも、火が効かない上に時間停止も無効だったわ」

 

キャラ「えっ、時間停止が!?」

 

アルミ「それと、私の幽霊化が完了する直前に、『アルミさん、本当にすみませんでした』と言っていたわね」

 

フリスク「つまり、殺りたくて殺ったワケではない、と?」

 

アルミ「恐らくそうよ」

 

キャラ「………」

 

アルミ「どしたの、キャラ?」

 

キャラ「確か、ソジック国に時間を操る能力を持つ家系があったような気がします」

 

フリスク「えっ?」

 

時間?

…………あ。

 

アルミ「あったわね」

 

フリスク「あるんですか!?」

 

アルミ「ええ、でも知っている人はかなり少ない家系よ。名前は『十六夜家』。生まれつき時間を操る能力を持っており、そのせいか短命で、大体が30代で死ぬ家系よ」

 

キャラ「時間を操るって、止めるだけじゃないんですか?」

 

アルミ「ええ。止めたり、加速させたり、遅速させたり。巻き戻す事はできないわね」

 

フリスク「なるほど。…まさか、アルミさんが生き返らないようにアルミさんの時を加速させ、寿命で死なせる予定だったんじゃないですか?」

 

アルミ「十中八九そうでしょうね」

 

キャラ「とりあえずその十六夜家に訪問してみましょう」

 

アルミ「オーケー♪」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

MULAの物語

作 七隈千早 七隈千代

BGM 数人

作画 貝塚絵奈

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




咲夜?
この世界では元々その名前です。詳しくは4部終盤〜5部で出します。

次回もよろしくおねがいします。


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十六夜家への訪問

MULAストーリーで好きなキャラは誰ですか?
コメントお願いします!


sideアルミ・マリオ

 

移動するため、カービィさんを呼んだ。

 

カービィ「それじゃ行くよ〜!」

 

アルミ「お〜!」

 

〜〜〜☆

 

ー数分後ー

 

カービィ「ココで良いかな?」

 

アルミ「はい、ありがとうございます」

 

カービィ「うん、犯人捜査頑張ってね」

 

アルミ「はい!」

 

ティゥルルル…

 

フリスク「で、何処なんですか?」

 

アルミ「確かこっちよ」

 

スタスタ

 

住宅街を進み、ある一軒家の前で止まる。

 

キャラ「ココですか?」

 

アルミ「そ。意外でしょ?」

 

フリスク「はい、正直もう少し大きい家だと思いました」

 

アルミ「でしょ?…ポチッとな♪」ポチッ

 

ピンポーン

 

「はーい」

 

ガチャッ

 

一応私の姿は誰でも見えるから何の問題もないわね。

 

「どちら様…えっ!?」

 

アルミ「どうも」

 

「アルミ・マリオさん!?何故こちらに?」

 

アルミ「ちょっと話があるんですが、よろしいですか?」

 

「は、はい!どうぞこちらへ!」

 

フリスク「…………」

 

ー居間ー

 

極夜「どうも、十六夜家当主、十六夜極夜と申します。アルミ・マリオさん、本日はどういったご要件で?」

 

銀髪の男性がそう言った。

 

アルミ「(なんでだろう、この人達全く悪そうに見えないわ)…とある事件が起きまして、その事情聴取でココに来ました」

 

極夜「事件ですか…内容をお聞かせ下さい」

 

アルミ「はい…(2人とも、家の外で待機よ)」チラッ

 

2人『……失礼します』スタスタ

 

2人が部屋から出ていく。

 

アルミ「大まかな内容として…私が暗殺されました」

 

「!?」

 

周りの人々が驚いている。

 

極夜「ア、アルミさんが暗殺ですか!?」

 

アルミ「はい、私は現在幽霊化してます」

 

極夜「なるほど…詳しくお願いします」

 

アルミ「私は仕事先のホテルに泊まっており、寝ていました。そこで物音がしたので目を覚ますと、暗殺者が現れました。全身黒い服で、目が赤く光ってました」

 

極夜「黒い服で、赤い目ですか」

 

アルミ「はい。それで、はっきりと私を殺すといい、襲いかかってきました」

 

極夜「…続けて下さい」

 

アルミ「私は迎え撃ちましたが、火が通用せず、物理攻撃が避けられました」

 

極夜「………」

 

アルミ「…私は時間停止で相手を捕える事にしました。しかし…相手も何故かその空間で動けたのです」

 

極夜「!?」

 

アルミ「そして私は成す術もなく攻撃され、トドメを刺される寸前に私は自ら幽霊化しました。以上が内容です」

 

極夜「そんな事があったとは…」

 

アルミ「そこで、時を操る能力を持つこの家系に事情を聞きに来ました。心当たりはありますか?」

 

極夜「…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…あります」




どうなるのか!?

次回もよろしくおねがいします。


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犯人の正体

極夜の逆は?


sideアルミ・マリオ

 

極夜「…あります」

 

アルミ「!!…お聞かせ下さい」

 

極夜「あくまで私の予想ですが…恐らく私の娘が関わっています」

 

アルミ「娘、ですか…?」

 

極夜「はい、名前は十六夜白夜です。彼女は5年ほど前に家を出て、2年前くらいから音沙汰なしで…」

 

アルミ「その子が私を殺した可能性があると?」

 

極夜「…そういう事になります。…1つ質問していいですか?」

 

アルミ「?…はい」

 

極夜「貴女が幽霊化する直前に、暗殺者は貴女に謝りませんでしたか?」

 

アルミ「謝る?……ありましたね」

 

確かに謝ってたわ。

 

極夜「彼女はそんな性格でして、悪い事をしてしまったらすぐ後に謝るんですよ。後悔しながら」

 

なるほど…

 

アルミ「つまり、本心で私を殺ったワケではないと?」

 

極夜「はい。また予想になりますが…誰かが白夜を脅してるのでしょう」

 

アルミ「…………」

 

人を脅して私を殺した?

 

アルミ「…許せませんね」

 

極夜「アルミ・マリオさん…もしも犯人が白夜を操っていたのなら…どうか、白夜を助けてやって下さい…お願いします!」ザッ

 

『お願いします!』

 

アルミ「!?」

 

極夜さんも周りのみんなも土下座をした。

 

アルミ「か、顔を上げて下さい!白夜と確定したワケではないですし…」

 

極夜「それでも、です!」

 

アルミ「………(凄い、この人達は…ホントに優しい人達ね…)分かりました、助けてみせます!」

 

極夜「…!ありがとうございます!」ザッ

 

再び土下座された。

そして私は家を出た。

 

ガチャッ

 

アルミ「2人とも、話は終わったわ」

 

ーただ今説明中ー

 

アルミ「という事よん」

 

フリスク「なるほど、それは納得いきますね」

 

キャラ「で、その十六夜白夜さんをどうやって探すんですか?」

 

どうやって探すのかって?

 

アルミ「フフフ…」ゴゴゴ…

 

2人『……?』

 

アルミ「役所に行って住民票を見てくるわ!」ダッ

 

2人『職権乱用ですか!?』

 

失礼な!これは殺人事件、ちゃんとした調査よ!

(被害者が捜査してるけどね)

 

ー役所ー

 

アルミ「よし、取ってきたわ」

 

フリスク「は、はぁ…」

 

アルミ「ええと、ソジック国の…ふむふむ、ココからそれほど遠くないわね」

 

キャラ「距離はどれぐらいなんですか?」

 

アルミ「250kmほど」

 

フリスク「何処が”それほど遠くない”ですかッ!?」

 

アルミ「よし、走って行くわよ〜」

 

キャラ「了解!」

 

フリスク「だから何処がそれほd」

 

アルミ「レッツゴー!」

 

ダダダダダー

 

フリスク「あ…ま、待って下さい〜!」ダダダダダー

 

十六夜白夜の住所まで走って移動するのであった。

速さ?マッハ2ぐらいよ。




十六夜家の特徴
時間を操る能力を持つ。そのせいか短命。
性格がめっちゃ優しい。
もちろん、例外もいる。

次回もよろしくおねがいします。


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白夜の日記

クロスして欲しい作品のリクエストがあったら教えて下さい!
知ってる作品だったら多分できますので!


side十六夜極夜

 

アルミさんが家を出た。

 

極夜「心配だな…」

 

「極夜さん、お薬です」スッ

 

極夜「うん、ありがとう」

 

ゴクッ…

 

私の寿命も後数年かもしれないね…

 

sideアルミ・マリオ

 

アルミ「ここね」

 

フリスク「ハァ、ハァ…」

 

キャラ「フリスク、どしたの?」

 

フリスク「2人ともなんで疲れてないんですか!?」

 

アルミ「慣れ」

 

キャラ「慣れね」

 

フリスク「ツッコむのも疲れた…」

 

そう?じゃあ休んでなさい(お前のせいだぞ!)

…さて、と。

 

ピンポーン

 

アルミ「………」

 

しーん

 

アルミ「来ないわね」

 

フリスク「何処かに出かけてるか、逃亡したかですね」

 

キャラ「…あ。アルミさん、幽霊なんですからすり抜ければ良くないですか?」

 

アルミ「忘れてたわ。アンタ達はココで待ってなさい。ほいさっさ〜」

 

スゥーッ。

 

ー家の中ー

 

中は普通だった。

 

アルミ「散らかってないわね〜」

 

部屋はしっかり整頓されており、掃除もされていた。

 

アルミ「出てからあまり経ってないようね……ん?」

 

机の上に一冊の本があった。

日記みたいね。

 

アルミ「読んでみよ」パサッ

 

内容は1ヶ月前からね。

 

ー数分後ー

 

1週間前の日記を読む。

 

アルミ「…詐欺団体?」

 

騙されてしまったようね。

 

「詐欺団体はこう脅してきた。『俺達にとって最も邪魔な存在であるアルミ・マリオを殺害せよ。成功すれば報酬をやる。失敗すれば貴様の命はない』と。私は一体何をすればいいの…?」

 

詐欺団体は何処のどいつなのかしらね?

ページをめくる。

 

「確かに私の能力や技術があればアルミさんを殺れる。でも、私はそんな事をしたくない」

 

でしょうね。脅されたからといって殺したいワケではないわよ。

次の日の日記を読む。

 

「ヤツらがまた家に来た。『一週間以内に殺害しろ』と言われた」

 

アルミ「……怪しいわね」

 

何故ピンポイントに白夜に殺害しろと言ったのか。

まるで十六夜家の能力や性格を知っていたような感じね。

 

「警察に通報するべきなのかしら?それとも、自殺?私は何をすればいいのか分からない…」

 

その日の日記はそこで終わったので、次の日、つまり5日前の日記を読む。

 

「警察に通報する事にした。これでいいのかと思ったけど、人を殺さずにすんだ」

 

アルミ「……?」

 

おかしいわね。

 

「通報したら、すぐこちらに向かうとのこと。内心希望に満ちた」

 

何かがおかしいわ。

4日前の日記を読む。

 

「昨日、警察……ではなく詐欺団体が来た。私のスマホは既にハッキングされ、警察を読んでも詐欺団体に繋がるようになっていた」

 

4日前の日記はそこで終わる。

 

アルミ「まさか…!」

 

最後である、3日前の日記を読む。

 

「私は四六時中監視状態になった。……もう、逃げられないのかな……?」

 

その行の下には涙が染みている。泣きながら書いたのね。

 

「もう殺るしかない。神様、私を地獄に落とすのなら…あの詐欺団体も落として下さい…」

 

日記はそこで終わった…。

 

アルミ「…許せないわ」

 

優しい人をここまで追い込んだ詐欺団体…

 

アルミ「ぶっ潰してやるわ」




日記ってこう書くんですかね?

次回もよろしくおねがいします。


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白夜を探せ!

ウォーリーではありません。


sideアルミ・マリオ

 

日記の内容を2人に話した。

 

フリスク「その詐欺団体、許せませんね」

 

キャラ「でも、どうやって探すんですか?」

 

アルミ「…………」

 

フリスク「アルミさん?」

 

アルミ「50メートル先の電柱の裏に誰かいるわね」

 

キャラ「えっ?」

 

アルミ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

スタスタ

 

ほらいた。

 

アルミ「私達を監視してるのね」

 

フリスク「なんで分かったんですか?」

 

アルミ「コレよ」スッ

 

キャラ「双眼鏡?…なるほど、レンズの反射ですか?」

 

アルミ「そっ。さて、縄を出して縛って〜」グルグル

 

フリスク「尋問します?」

 

アルミ「もちろん♪」

 

フリスク(楽しそう…)

 

アルミ「よし。再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

「…は!?なんで俺縛られて…あ」

 

アルミ「ごきげんよう」

 

「ア、アルミ・マリオ!?」

 

アルミ「私達のこと、監視してたよね?」

 

「そ、そんな事「あるわよね?」…あります…」

 

アルミ「誰からの命令なの?」

 

「教えるワケねーだろ…ヒッ!?」

 

キャラ「答えろ。しないと首をはねる(脅し)」

 

おお、怖い怖い。

 

「…………ト」

 

アルミ「ト?」

 

「トラパゾイド様だ…詐欺団体のボスの…」

 

トラパゾイド?変な名前ね。…って

 

アルミ「詐欺団体!?何処にあるの!?」

 

「あ、あそこの建物だ…」

 

へえ、あそこね。

 

フリスク「…今までの内容で嘘を言ったか?」

 

「い、言ってねえ!流石に死ぬ所でそんな事しねえよ!」

 

キャラ「……アルミさん、どうします?」

 

アルミ「コイツはトラパなんちゃらに脅されてる可能性があるから、放置よ。フリスク、アンタはコイツを近くの交番に連れて行きなさい」

 

フリスク「はい。ほら、歩け!」

 

「は、はい…(助かった、のか?)」

 

スタスタ…

 

アルミ「さて…行くわよ、キャラ」

 

キャラ「はい!」

 

建物に入る。

 

アルミ「特別捜査官のアルミ・マリオとキャラ・ユメミルです。この建物を調べに来ました」

 

キャラ「強制なので直ちに扉をお開け下さい」

 

………3、2、1。

 

アルミ「開かないので強行突破します。ハァッ!」

 

ドゴォ!

 

「来やがったな!オラオラァ!」ドドドドッ!

 

銃ね。

 

キャラ「ケツイシールド!」ピキッ!

 

銃弾は全て跳ね返された。

 

アルミ「炎時!」ボォッ!

 

「ギャァァァ!」

 

アルミ「このまま行くわよ!」

 

キャラ「はい!」

 

ドゴドゴドゴッ!

 

ー数分後ー

 

キャラ「社長室…」

 

アルミ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

ガチャッ。

 

アルミ「ッ!」サッ

 

ナイフが飛んできたので、すぐ避けた。

棒人間(恐らくコイツがトラパゾイド)の隣の銀髪の女性がこちらを見る。

 

アルミ「アンタが白夜ね」

 

白夜「そうですよ…アルミさん」




トラパゾイドは、トラペゾイドという台形を英訳したものをちょこっと変えたものです。

次回もよろしくおねがいします。


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事件解決

受検に逝ってきます…


sideアルミ・マリオ

 

白夜「やはり生きてたんですね」

 

アルミ「いや、幽霊だから死んでるんだけどね」

 

白夜「何しに来たんですか?」

 

アルミ「アンタを助けに来た、と言ったら?」

 

白夜「……自分を殺した人を助けるんですか?」

 

アルミ「ええ…アンタの隣にいる人の仕業だからね」

 

白夜「ッ…何故それを?」スッ

 

白夜はナイフを向けてきた。

 

アルミ「アンタの家を調べて、日記を読んだのよ」

 

白夜「………筒抜けなんですね」ドサッ

 

アルミ「で、アンタは助けられたいの?」

 

白夜「はい…助けて下さい…!」

 

アルミ「…フッ、了解よ。キャラ!」

 

キャラ「はい!ケツイナイフ!」シャッ!

 

ナイフがトラパゾイドを囲む。

 

アルミ「白夜は離れてなさい」

 

白夜「は、はい!」サッ

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

トラパゾイド「……ほう、来たか」

 

アルミ「案外落ち着いてるわね」

 

トラパゾイド「そうでもないぞ。俺の体は震えている」ブルブル

 

あ、じゃあ格好つけてるだけね。

 

アルミ「それで?私を殺すように仕向けた言い訳は何かしら?」

 

トラパゾイド「フッ、貴様は我々にとって最も邪魔となる存在。一度殺せたなら俺の仕事は終わりだ」

 

アルミ「仕事?何のことかしら?」

 

トラパゾイド「貴様が知る必要はない。…さらばだ!」ポチッ

 

トラパゾイドはボタンを押し…

 

トラパゾイド「はーっはっはっは〜!」ピューン!

 

天井を突き破って飛んでいった。

 

白夜「させません!時よ止まれ!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

アルミ「…ナイスよ白夜!ハァッ!」ドッ

 

ガシッ

 

宙に浮いているトラパゾイドを掴む。

 

アルミ「縄で縛って、と!キャラ!」ポイッ

 

キャラ「うおっと!」ガシッ

 

縛ったトラパゾイドをキャラに投げた。

 

白夜「アルミさん、この空間では衝撃が蓄積します!やっちゃって下さい!」

 

アルミ「へえ、それは良いわね!フフフ」ポキポキ

 

骨を鳴らす。

 

アルミ「オラァ!オラァ!オーーーーーリーーーーーヤァーーーーーー!」

 

ドゴドゴドゴッ!

 

ラッシュでトラパゾイドをしこたま殴る。

 

白夜「そして時は動き出す…」

 

↑ブゥゥゥン…

 

トラパゾイド「ガッハ〜ッ!?」メリィッ!

 

一気に襲いかかる衝撃でトラパゾイドは吹っ飛び、壁にめり込んだ。

 

トラパゾイド「ガハッ…」

 

そして気絶した。

 

アルミ「逮捕よ」

 

白夜「終わったんですね…」

 

アルミ「白夜、これでアンタは自由よ」

 

白夜「ありがとうございます…!」

 

ー数日後ー

 

アルミ「…と、いうことがあったんですよ」

 

私はあの後すぐに生き返った。ステータス保存ドリンクなしで。

 

ルメ「アンタ、やっぱり凄いわね」

 

ザクロ「流石アルミさんだな」

 

アルミ「私はそれ程すごくない。努力次第よ」

 

ザクロ「…そっか」

 

アルミ「じゃ、ルメさん、帰ってアルヤを世話してきます」

 

ルメ「ええ、また」

 

アルミ、暗殺!? 完

 

次章予告

 

真のPルート

 

ケーティの親戚、ベティ・ノア。

彼女のタマシイは少し特殊で、ケツイと対を成すキョウフのタマシイである。

そんなベティの狂気が謎の暴走を始めた!

フリスク達はベティを止める事ができるのか!?




ヘカーティア「次章は楽しくなるわよん♪」

次章もよろしくおねがいします。


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第6章 真のPルート
相談


アルミを0とした時の年齢のプラマイ

アルミ達 33歳
ケーティ ー4
アオイ ー8
レイン ー22
アルヤ ー30
フリスク ー14
キャラ ー13
ノーア +2
ダークアルカ +23
ルイージ達 +32

新章開幕!

それではどうぞ!


♪UNDERTALE-sans.

 

sideフリスク・ユメミル

 

フリスク「お姉ちゃん、ヒマだね」

 

キャラ「そうね」

 

僕達は事務所でくつろいでいた。

 

チャリン。

 

「し、失礼します」

 

桃髪ショートの少女が入ってきた。

 

フリスク「!」

 

この子は同じクラスだった…

 

フリスク「ベティ・ノアさんだったかな?」

 

ベティ「うん、久し振りだねフリスク君」

 

キャラ「知り合いなの?」

 

フリスク「うん、高校で同じクラスだったんだ。…それで、ご要件は?」

 

ベティ「私のタマシイ、特殊なのは知ってる?」

 

フリスク「ああ、確かピンク色だったね」

 

キャラ「ピンク色のタマシイ…確かキョウフだったかしら?」

 

ベティ「はい、そうです」

 

フリスク「それがどうかしたのかい?」

 

ベティ「最近不安定になって、何か、力が暴走しそうなんだ」

 

フリスク「暴走!?」

 

ベティ「しかも、私の裏人格…狂気が目覚めそうで…」

 

キャラ「それはヤバいわね…」

 

ベティ「どうすればいいのかな…?」

 

フリスク「うーん…」

 

タマシイと狂気の暴走か…

 

フリスク「正直よく分からないね。また明日きてくれる?」

 

ベティ「うん、ありがとう。失礼しました」

 

ガチャッ。

 

キャラ「…どうする?」

 

フリスク「ちょっとアルミさんにきいてみよう」スッ

 

プルルル…ガチャッ

 

アルミ『もしもし』

 

フリスク「アルミさん、フリスクです。ちょっとした相談があるんですけど」

 

アルミ『相談?言ってみなさい』

 

ーただ今説明中ー

 

フリスク「それで、暴走を止めるにはどうすればいいと思いますか?」

 

アルミ『そうね……精神を鍛えるタイプの特訓かしら?』

 

フリスク「他には?」

 

アルミ『ないわねッ!』

 

フリスク「ええ…」

 

流石アルミさんだ…(白目)

 

フリスク「ありがとうございました、失礼します」

 

アルミ『ええ、頑張って鍛えなさい』

 

ツーッ…

 

キャラ「特訓ね…」

 

フリスク「僕教えるの苦手なんだけどな…」

 

sideベティ・ノア

 

私はフリスク君とキャラさんの事務所から帰っていた。

 

ベティ「いい考えがあるといいな…ん?」

 

路地裏から変な気配がする。

 

ベティ「なんだろう…」

 

ー路地裏ー

 

「………?」

 

路地裏には黒いコートを着た…

 

ベティ「スケルトン…?」

 

スケルトンみたいなモンスターがいた。

 

ベティ「あの…大丈夫ですか?」

 

「………!」シュッ

 

ベティ「消えた!?」

 

モンスターはまるで最初からそこにいなかったように消え去った。

 

ベティ「……!?」ズキッ

 

い、いきなり頭が…

 

『キャハハ、殺す!』

 

ベティ「ダ、ダメ…」

 

私はそのまま意識を失った。




急展開!

次回もよろしくおねがいします。


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襲撃、開始

視点はコロコロ変わります。


♪UNDERTALE-BUT NOBODY CAME

 

sideフリスク・ユメミル

 

フリスク「お姉ちゃん、そろそろ閉めよう」

 

キャラ「オーケー」

 

ガチャッ

 

ベティさんの件、どうしようかな?

 

ゴォォォォ…

 

フリスク「…?」

 

キャラ「この変な感覚は…」

 

早めに帰った方がいいね、コレ。

 

この変な感覚を調べなかったことを後悔するのは別の話。

 

ー次の日ー

 

sideW・D・サンズ

 

サンズ「ふぁぁぁぁ…」

 

パピルス「兄ちゃん、朝ごはんできたよッ!」

 

サンズ「おう、そうか」

 

パピルスの料理旨いんだよな。

 

サンズ「いただきマウス」パクッ

 

ん、うまい。

 

サンズ「今日は土曜日だが、何するんだ?」

 

パピルス「アンダイン達と遊びに行くよッ!」

 

サンズ「そうか。じゃあおいらは留守番するぜ」

 

パピルス「了解だっ!」

 

ー数分後ー

 

パピルス「行ってきますッ!」

 

サンズ「おう」

 

ガチャッ

 

………。

 

サンズ「寝るか」

 

庭のハンモックに行く………?

 

サンズ「誰だ?」クルッ

 

「…………」

 

桃髪の少女がいた。

…表情がやばいが。

 

サンズ「…まあいいや。寝るか」

 

クルッ

 

「…死ね」

 

シュッ

 

サンズ「よっ」サッ

 

なるほどな。

 

サンズ「おいらの大事なお昼寝タイムを邪魔するのか」

 

「貴様の力が必要だ」

 

サンズ「おいおい、必要なら殺すなよ」

 

「……もういい、くらえ」ギュン

 

敵は鎌を出す。

ケーティの鎌みたいだな。

 

サンズ「…青」

 

キィン!

 

「これは!?」

 

サンズ「少女がそんな物騒な武器持ってんじゃねえよ」

 

「関係…ない!」ドッ

 

こいつ、強いな。

 

サンズ「ガスターブラスター」ドガーン

 

「ギャッ」

 

当たったか。

 

サンズ「さっさと逃げる事をオススメするぜ」

 

「逃げ、ない!」ギロッ

 

敵は睨みつけてくる。

あーあ…

 

サンズ「戦争から一年も経ってないというのにな。骨攻撃」

 

シュッ!

 

「はぁぁ!」バキッ

 

サンズ「折ったか。だが…これはどうだ?ガスターブラスター、集中砲火!」

 

ドガガガガガッ!

 

「ギッ、ギャァァァ!」

 

シュッ

 

サンズ「…逃げたか」

 

これから厄介なことになりそうだぜ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「クソッ、失敗だ…」

 

逃げた少女はそういった。

 

「…まあいい、チャンスはまだある」

 

ゴゴゴ…

 

「次の狙いは…アオイ・マリオだ。キャハッ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「………?」

 

この変な感覚は…

 

アルミ「嫌な予感がするわね」




敵の狙いは!?

次回もよろしくおねがいします。


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vsアオイ

エテNTさんのアカウントが…

ザクロ「…………」

ルメ「ザクロ……」

アルミ「大丈夫?」

ザクロ「…………」


sideアオイ・マリオ

 

レイン「お母さん、アレほしい!」

 

アオイ「どれどれ?」

 

レイン「これ!」

 

『イナズマイレブン4 円堂の最後のFF』

 

ああ、お姉ちゃんがめちゃくちゃやり込んでたヤツだ。

 

アオイ「いいよ」

 

レイン「やった〜!」

 

ゲームを買い物かごに入れる。

 

アオイ「あとは夕食の食材と…「ドガーン!」え!?」

 

店の外から爆発音が聞こえる。

 

「に、逃げろー!」

 

「怪物だー!」

 

レイン「どうしたのかな?」

 

アオイ「…レイン、アンタはココで待ってて」

 

レイン「え、お母さん行くの?」

 

アオイ「うん、ちょっと行ってくる」

 

レイン「…分かった、頑張って」

 

アオイ「ふふっ、もちろんよ。じゃ!」ダッ

 

ー店の外ー

 

「何処に居るの…?」

 

店の外には桃髪の少女がいた。

どう見ても暴走している。

 

アオイ「タマシイ感知…」

 

珍しいね、タマシイがキョウフって。

そして狂気が暴走してる、と。

 

「…あ、見いつけた!」クルッ

 

アオイ「私を探してたの?」

 

「うん!…殺す!」ドッ

 

アオイ「…………」

 

なるほど、分からないね。

 

アオイ「私を殺す?冗談言わないでよ。…ソウルブラスター」

 

ドガーン!

 

「フッ!」サッ

 

避けたね?

 

アオイ「じゃあこれは?ガスターブラスター!」

 

ドガーン!!

 

「ギャッ!?」

 

今度はかすったか。

 

アオイ「速いね、動きが」

 

なんかダークルメみたい。

 

「今度はこっちの番!」ギュン

 

敵は鎌を出す。

 

アオイ(それなら対策はバッチリだね)

 

「逝っけーーー!」ズバッ!

 

…フッ。

 

アオイ「吸収!」ギュルルルル!

 

「なっ!?」

 

霊力ならカンタンに吸収できる。

 

アオイ「かーらーのー?リーパーサイス!」ズバッ!

 

文字通り死神の鎌を出し、攻撃した。

 

「ガフッ…!」

 

アオイ「私は殺しをしたくない、だから…とっとと逃げてくれる?警察に捕まってもその力じゃどうせ脱獄するだろうし」

 

「何を…!」

 

アオイ「10秒待つ。そのうちに逃げて」

 

10…

 

「ギッ…」

 

9…

 

「舐めるな…」

 

8…

 

「…ッ!」ズバッ

 

アオイ「よっ」サッ

 

7…

 

「クソッ」

 

6…

 

「クソッ、クソッ!」

 

5…?

 

「クソッたれがァァァァ!」

 

アオイ「!?」

 

ギュォォォォ!

 

アオイ「タマシイがさらに暴走した!?」

 

これはまずい!

 

アオイ「リーパーサイス!」ズバズバッ

 

「ァァァァァ!」シュッ

 

アオイ「…逃げたね」

 

何が目的なの…?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「この、力は…?」

 

ギュゥゥン…

 

「!これが、あれば…!」

 

ザッ

 

「殺せる…殺せるよ…キャハハハハハハッ!」




狂気の描写、難しいですねぇ〜。

次回もよろしくおねがいします。


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vsアルミ

戦う順番を考えてないんですよね。
一応新キャラも出すのでそいつも含めてますが。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「3、2、1…」

 

ドゴォ…

 

「キャハッ…」

 

ドンピシャで来たわね。

 

アルミ「アンタがベティね」

 

ベティ「そう。性格にはベティの裏人格、だけどね♪」

 

アルミ「へぇ。今まで狂気と何回か戦って来たけど…」

 

ルメさんとお母さんの狂気ね。

 

アルミ「アンタは何か違うわね」

 

ベティ「キャハハ、そうなの?別にどうでもいいけど」

 

どうでもいいんかい。

 

アルミ「で、何故私の所に来たの?殺しに来た?」

 

ベティ「御名答。…死ね」ドッ

 

アルミ「炎天掌」ズガァン!

 

ベティ「やっ!」ドゴッ!

 

これは、中々の強さね。

 

アルミ「天空掌!」ズガァン!

 

ベティ「ハァッ」ギュン

 

アルミ「なるほど、ケーティと全く同じ感じの鎌ね」

 

サンズの言う通りだわ。

(サンズは戦った後アルミに電話した)

 

ベティ「その首、はねてあげる!」ダッ!

 

アルミ「ホント物騒ね。…ハイピリオン!」キィン!

 

数ヶ月前、ネクロンが寿命で死んだ時、彼はこう言った。

 

『俺の骨で剣を4本、それぞれの町にちなんで作ってくれ』

 

それで、ネクロンの死後作ったヴァルキリー(力)はケーティに、ハイピリオン(知能)は私に、シラ(素早さ)はセイダンに、アストレーア(防御)はスティーブに渡された。

だから私はこの剣を持っている。

 

ベティ「!?(アルミが剣だと!?そんなデータ何処にも…)」

 

アルミ「ぜあっ!」ズバッ

 

ベティ「ガッ」

 

アルミ「火をつけて…フレイムソード!」ボォッ!

 

ベティ「グハッ!?(まずい、目覚めた力を試せてないのに!)」

 

アルミ(今すぐパンドラの裁判をした方がいいのかしら?)

 

ベティ「(ここは、逃げるしか!)ッ!」ダッ

 

ベティは逃げ出す。

 

アルミ「逃さないわよ?時間停止」

 

↑ブゥゥゥン…

 

縄で縛って、と。

 

アルミ「再生」

 

↓ブゥゥゥン…

 

ベティ「…しまった!」

 

アルミ「烈焼脚!」ドゴォ!

 

ベティ「ガフッ…(どうにかして逃げないと…)」

 

アルミ「…ヘルフレイム」

 

ゴォォォォ…

 

これでおそらく…

 

ベティ「ッ!(今だ!)」シュッ

 

逃げたわね。

 

アルミ「…ふぅ」

 

もう少し泳がせておいた方がいいわね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「やめて…」

 

私は人を傷付けたくない…

 

「なんとかしないと…!」

 

この狂気から、抜け出すために!

 

『ふーん、抜け出したいんだ』

 

「え、誰?」

 

『私?その内分かるよ、多分』

 

「狂気じゃないの?」

 

『狂気だよ?別の人の』

 

別の人の?よくわからないけど…

 

「手伝ってくれるの?」

 

『もちろん♪(この私…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ダークルメがね♪)』




まさかの助っ人?

次回もよろしくおねがいします。


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狂気と本体の分裂

時間はアルミと戦った時ぐらいですね。


sideダークルメ・パンドラ

 

ダークルメ「さて、ベティが助けを求めたし、これでいいんですか?」

 

ダークアルカ「ええ、今の所はそれでいいけど、万が一ベティの狂気が誰かを殺しそうになった時は力を貸しなさいよ」

 

ダークルメ「了解です」

 

ダークアルカ「じゃ、私はベティの狂気…ダークベティを追いかけるわね」

 

ダークルメ「はい、頑張って下さい!」

 

ダークアルカ「ええ」ダッ

 

タタタ…

 

ダークルメ「ルメ…」

 

私は最近ルメとはあまり会ってない。

 

ダークルメ「後で会いに行こうかな…?」

 

sideダークアルカ・マリオ

 

私は空を飛んでベティを探している。

 

ダークアルカ「こっちね」ドッ

 

ー数秒後ー

 

ギュゥゥン!

 

ダークアルカ「ッ!」サッ

 

今のは間違いないわね。

 

ダークアルカ「後コレブーメラン式ね」サッ

 

「チッ」

 

ダークアルカ「今回で最初のセリフが舌打ちとはね」メタい!

 

ベティ「貴様も狂気か」

 

ダークアルカ「その通り♪ちなみにソレに関してはアンタの大先輩よ」

 

一応狂気歴40年ね。(長っ!)

 

ベティ「フン、そんな事関係ない。殺すだけだ!」ギュン

 

出た、ケーティの鎌。

 

ダークアルカ「リビットダガー」サッ

 

ネクロンの元部下、リビットからもらった短刀を出す。

 

ダークアルカ「フンッ!」ズバッ

 

ベティ「ッ!」キィン

 

ダークアルカ「ほら、さっきまでの威勢はどうしたの!?」ズバァッ!

 

ベティ「ガッ」

 

ベティに何箇所か切り傷をつけた。

 

ベティ(……今だ!)ニヤリ

 

…ザクッ!

 

油断、してたわ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なーんてね?

 

ダークアルカ「私がその程度で殺られるとでも?」

 

ベティ「!?」

 

確かにベティの不意打ちは私の体を貫いている。

…ように見える。

 

ダークアルカ「再現って難しいわね。吸収!」ギュルルルル!

 

背中から吸収を発動し、そのエネルギーを反対側から出す事で体を貫通している状態を再現したのよ。

 

ベティ「なっ!?」

 

ダークアルカ「私に不意打ちは通用しないっつーの。ヘルフレイム!」

 

ゴォォォォ!

 

至近距離でヘルフレイムを当てた。

 

ベティ「ガァァァァ!」

 

ダークアルカ「(今よ、ダークルメ!)…ハァァ!」ズバッ

 

sideダークルメ・パンドラ

 

ダークルメ「(了解ですよ、先輩!)ベティ、今助けるよ!力を思いっきり開放しなさい!」

 

ベティ『はい!ハァァァァッ!』

 

ギュィィン!

 

ダークルメ「コレなら…!」

 

sideダークアルカ・マリオ

 

ベティ「グォッ!?」

 

ベティが突然止まった。

 

ベティ「グッ、やめろ…出てくるな…(嫌だ、私は負けないッ!ハァァァァ!)グォォォ…!」

 

ギュゥゥン!

 

ベティ「……!やったー!」

 

ダークベティ「ば、ばかな…」




分裂した!

次回もよろしくおねがいします。


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赤い護衛

UNDERTALE二次創作のクイズ

コアで現れるボスは誰?
答えはこの回で!


♪INKTALE-TOKYOVANIA

 

sideダークアルカ・マリオ

 

ダークベティ「ク、クソッ…」

 

ベティ「貴女が私の狂気…」

 

ダークアルカ「ベティ、下がってなさい」

 

ベティ「は、はい!」サッ

 

ダークベティ「貴様、何のマネを…!」

 

ダークアルカ「これで、やっと本気でアンタを倒せるわね」

 

ダークベティ「ッ…」

 

ダークアルカ「ヘルフレイム」ボッ

 

ゴォォォォ!

 

ダークベティ「アァァッ!」ズバッ

 

鎌で抵抗するダークベティ。

 

ダークアルカ「無駄よ、無駄無駄。燃え尽きろ!」ドゴッ

 

ボォォォ!

 

ダークベティ「グォッ…!」

 

シュッ

 

ダークアルカ「また逃げたわね」

 

ベティ「………」

 

ダークアルカ「…あ、まだ名前を言ってなかったわね。私はダークアルカよ」

 

ベティ「え?は、はい、よろしくおねがいします…」

 

「先輩〜!」

 

ダークアルカ「ん?…遅いわよ」

 

ダークルメ「距離があったんですよ!」

 

ベティ「あ、あの…」

 

2人『ん?あ』

 

説明が面倒くさい事になりそうね。

 

sideW・D・パピルス

 

パピルス「ニャハハッ!そんな事があったのかッ!」

 

アンダイン「それでよ、アルフィーが…」

 

アルフィー「そ、そんな事言わないで〜!」

 

俺様達はショッピングをしながら雑談をしていたッ。

 

アンダイン「ほら、レッドも楽しめよ。せっかくの休日だし」

 

アンダインはロイヤル・ガードの時部下だったレッドにそう言う。

 

レッド「は、はい。がんばります!」

 

楽しむのをどうやって頑張るんだッ?

 

アンダイン「おう、頑張れ。それで…ん?」

 

アンダインの足が止まった。

 

アルフィー「アンダイン、どうしたの?」

 

アンダイン「…誰か来るぞ」

 

パピルス「ホントかッ?」

 

アンダイン「ああ」

 

レッド「………」スッ

 

…ドゴォ!

 

ダークベティ「キャハッ、見いつけた♪」

 

ピンク色の髪の毛の女の子が来たッ。

 

パピルス「コホン。この偉大なるコックのパピルス様に殺気丸出しで何のようだッ?」

 

ダークベティ「殺しにきたの」

 

ニャッ…

 

パピルス「そんな堂々と言うんだなッ?ならこちらも…」

 

アンダイン「容赦しないぞ?」

 

アルフィー「わ、私は離れて攻撃するよ!」

 

レッド「斬り刻んでやります」

 

ダークベティ「キャハハ…行くよ!」ドッ!

 

レッド「新式弾幕戦!」

 

…キィン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

レッド「ダイアログボックス斬り!」ズバッ

 

これで敵の移動範囲が小さくなったねッ!

 

パピルス「骨攻撃!」シャッ!

 

ダークベティ「死んじゃえ〜!」

 

戦いはまだ始まったばかりだッ。




答えはレッドです!
(多分)結構有名な二次創作ボスですね。

次回もよろしくおねがいします。


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覚醒アンダイン①

曲好きなんですよね〜


sideアンダイン

 

パピルス「青攻撃ッ!」

 

ピィン!

 

ダークベティ「重いね…」ズシッ

 

アンダイン「でかしたぞパピルス!オラァ!」シャッ!

 

槍を何本も飛ばす。

 

ダークベティ「ッ、ァァ!」サッ

 

重い状態でその速さかよ。

 

アンダイン「厄介だな。レッド!」

 

レッド「はい!チャクラム!」シャシャッ

 

レッドはチャクラムを2個投げる。

 

ダークベティ「遅い!」サッ

 

レッド「………」

 

バカだな、コイツ。

 

ダークベティ「…ガッ!?」

 

そのチャクラムはブーメラン式だぞ?

(ダークベティは少しバカである)

 

アンダイン「オラッ!」ザクッ

 

ダークベティ「ギャッ!ギギギッ…」

 

何だよその声、気味悪いな…

 

アルフィー「ミニメタトン!」ギュン!

 

ドスドスッ!

 

ダークベティ「くぅぅ…」ササッ

 

パピルス「骨攻撃!ニャハハ!」シュッ

 

ダークベティ「……ッ!」ズバッ!

 

パピルス「何ッ!?」

 

パピルスの骨を切りやがった!

 

アンダイン「槍ぃぃぃ!」シャッ!

 

ダークベティ「ハァッ!」ズバッ!

 

アンダイン「なっ!?」

 

私の槍もかよ!?

 

レッド「チャクラム弾幕!」ドドドドッ!

 

ダークベティ「…結界!」ピキッ

 

キィン!

 

レッド「!?」

 

弾幕も防がれたか…

 

アンダイン「ほぼ成す術なしだぞおい…」

 

ダークベティ「そう?じゃあ…死んで♪」ドッ

 

パピルス「ニャッ!?」

 

敵がパピルスに突撃する。まずい!

 

アンダイン「…野郎ー!」ダッ

 

ダークベティ「逝っけ〜!」ズバッ

 

ズバッ!

 

パピルス「!?」

 

アンダイン「ガハッ…」

 

パピルスをかばって攻撃を受ける。

 

ダークベティ「あーあ、外しちゃった」

 

アンダイン「………」ニヤリ

 

パピルス「アンダイン、俺様をかばって…」

 

アンダイン「安心しろパピルス、私は死なない」

 

パピルス「……?」

 

フリスクからもらった『コレ』が、役に立つ時が来たか…

 

ダークベティ「なんで、なんで死なないの!?」

 

アンダイン「何故って?それはな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…私には絶対死なないというケツイがあるからだ!」

 

カッ!

 

私から光が溢れ出す。

 

………。

 

♪UNDERTALE-BUT SHE REFUSED

 

パピルス「アンダイン…!」

 

アルフィー「あの姿は!」

 

レッド「……!」

 

ダークベティ「なっ…」

 

Uアンダイン「覚悟するんだな、貴様」

 

♪UNDERTALE-BATTLE AGAINST A TRUE HERO

 

ダークベティ「ッ、変身したくらいで調子に乗らないでよ!」

 

Uアンダイン「それはどうだろうな?…ハッ!」スッ

 

ドッ!

 

ダークベティ「!?(何このスピード!?)」

 

ドスッ!

 

ダークベティ「かはっ…!」

 

Uアンダイン「この程度では済ませないぞ?」




出ました、不死身アンダイン、別名覚醒アンダイン!
原作で結構苦戦しました。

次回もよろしくおねがいします。


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覚醒アンダイン②

今思うんですけど、この小説って結構インフレがヤバいですよね。


♪UNDERTALE-BATTLE AGAINST A TRUE HERO

 

sideアンダイン

 

Uアンダイン「この程度では済ませないぞ?」

 

ダークベティ「(コイツ、ケツイを取り込みやがった…)ハァァッ!」シュッ

 

Uアンダイン「あらよっと」サッ

 

動きが鈍くなったな、コイツ。

(イナイレ2のDE半田のマネ)

 

ダークベティ「ッ…このっ!」ギュン…

 

ドスドスドスッ!

 

ダークベティ「ガフッ…」

 

Uアンダイン「見た所お前は本体じゃないようだしな…殺しても問題ないだろう」ギロッ

 

ダークベティ「殺されて…たまるか!(今だ!今の内にエネルギーを地中に…)」ダッ

 

Uアンダイン「逃さねえよ!」ドッ

 

アルフィー「!!アンダイン、それは罠だよ!」

 

ダークベティ「気付くのが遅い!」パチン

 

ドスッ!

 

地中からピンクの針が出てきた。

 

Uアンダイン「フッ!」ピョン

 

飛んでかわしたがな。

 

ダークベティ「チッ(次は…あれ?パピルスがいない?)」

 

Uアンダイン「オラァ!槍ィィ!」シャッ

 

”槍”を大量に飛ばす。

確実に”殺り”とげるようにな、なんちゃって。(ばだmpsー!)

 

パピルス(………今かッ?)グッ

 

Uアンダイン(ああ、今だ!)グッ

 

パピルス(了解だッ!)シャッ!

 

ダークベティ「その程度のやり、切れ……ない!?」ドスッ

 

Uアンダイン「馬鹿野郎、槍は硬度も攻撃力も強化されてんだよ!それとな…」

 

ダークベティ「?………グフッ!?」グサッ!

 

Uアンダイン「敵を見失っちゃダメだろう?」

 

ダークベティ「ガッ…(まずい、そろそろ体力がなくなってしまう…どうすれば…!)…ガァァァァ!」

 

ギュォォォ!

 

Uアンダイン「何だ…?」

 

敵の周りにエネルギーが溢れ出す。

 

「むに”ゃ…」

 

3人『!?』

 

変なピンク色の生物が現れた!

 

ダークベティ「行け…クーム」

 

クーム「に”ゃ〜!」ダダダー

 

パピルス「ニャッ?逃げていったぞ?」

 

……!!!

 

Uアンダイン「パピルス、すぐにそいつを追いかけろ!」

 

パピルス「!?わ、分かったッ!」ダッ

 

ダークベティ「させるとでも?ハァッ!」

 

アルフィー「簡易結界!」ピキッ!

 

パピルス「ナイスだぞッ、アルフィー博士!行ってくるッ!」ダッ

 

ダークベティ「ク、クソッ…」

 

Uアンダイン「…そろそろトドメだ」スッ

 

ギュィィン…!

 

規則的に槍を並べる。

 

Uアンダイン「…スピア・オブ・ザ・ヒーロー!」

 

ドシャァァァァ!

 

ダークベティ「こんなもの隙間だらけ…何!?」

 

Uアンダイン「対象が動く度に方向が修正されるんだ。そのまま死ね!」

 

ダークベティ「ガハッ、グフッ…ク、ソがッ…」バタン

 

フッ…




消えたのか…?

次回もよろしくおねがいします。


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狂気は倒したが…

おお…?


sideダークアルカ・マリオ

 

ベティ「…あれ?」

 

ダークルメ「どうしたの?」

 

ベティ「なんか…狂気が無くなったような感じがします」

 

ダークアルカ「まさか、誰かがダークベティを殺したって事?」

 

ベティ「そうなりますね」

 

ダークベティ「それはでかし「プルルルッ!」…はい」

 

電話はアルミからだった。

 

アルミ『連絡するわ。町に目が黒くて体がピンク色の怪物が現れたわ。現在私とパピルス、サンズが交戦中よ。すぐに加勢をお願いするわ、以上』

 

ツー…

 

ダークルメ「ピンク色の怪物?」

 

ベティ「あ…コレですか?」ギュゥゥン

 

クーム「むに”ゃ〜」

 

ダークアルカ「え?」

 

ベティは目が黒いオレンジ色の生物を生み出した。

 

ベティ「キョウフのタマシイを持ってる人特有の能力ですよ」

 

ダークアルカ「は、はぁ。つまりアルミが言ってるヤツはダークベティが生み出したヤツ?」

 

ベティ「は、おそらく。本体が死んでもエネルギーがある限り動き続けるので」

 

ダークルメ「厄介だね…」

 

ダークアルカ「行きましょ!」

 

ダッ

 

sideケーティ・マリオ

 

ケーティ「さっきのお姉ちゃんからの連絡、どうしよう?」

 

こころ「このコーヒーを飲み終わった後移動しましょ「ドガーン!」…え」

 

「何だ何だ!?」

 

喫茶店の外から爆発音が聞こえる。

 

「か、怪物だ〜!」

 

ケーティ「…マジか」

 

こころ「…………」ゴクゴク

 

ケーティ「いや、速飲みしなくても…」

 

こころ「…ふぅ、行きましょう」

 

ケーティ「え、ええ」

 

ダッ

 

ー店の外ー

 

怪物「む”にゃぁぁぁ!」

 

ケーティ「大きい…」

 

こころ「その言い方は勘違いを生むわよ?」

 

「…んな事言ってる場合か!」

 

パシィン!

 

2人『痛っ!…お姉ちゃん!?(アルミさん!?)』

 

アルミ「とっとと加勢しなさい!」

 

2人『は、はい!』

 

ケーティ「ヴァルキリー!」シャキン

 

アルミ「ハイピリオン…」

 

こころ「………」スッ

 

ズバッ!ダンッ!

 

斬撃と弾幕が放たれる。

 

アルミ「パピルスとサンズは今待機中よ。もうすぐ来るわ。きっとビックリするわよ?」

 

ケーティ「ビックリ?…ウィザーインパクト!」ドガーン!

 

アルミ「ええ、私も最初はビックリしたわ。…神爆熱スクリュー!」ドッゴォン!

 

こころ「アルミさんが驚くほどなんて。…面々舞!」シュバッ!

 

怪物「ぐぅぅ…」

 

「くらえー!骨攻撃ッ!」シュッ

 

ドスッ!

 

怪物「む”ッ!?」

 

アルミ「パピルス、終わったの?」

 

パピルス「ああ、終わったぞッ!」

 

…スタッ

 

「よう、お前ら」

 

2人『!?』

 

サンズの見た目は大部変わっていた。

ジャンバーは白くなっており、赤いスカーフを巻いていた。

 

ジェノ「この姿、ケツイを取り込んだ姿なんだが、おいらはジェノと呼んでいる」




AFTERTALEではジェノとサンズは別人物という設定ですが、ココでは同一人物です。

次回もよろしくおねがいします。


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vs怪物クーム①

コレが書きたかった…!


sideアルミ・マリオ

 

ジェノ「で、アルミも戦うのか?」

 

アルミ「いや、アンタに任せるわ。私じゃ足手まといになるだろうし」

 

ジェノ「お前がそうなるワケないだろ」

 

アルミ「…それもそうね。2人で倒しましょ」

 

ジェノ「おう」

 

…スタッ

 

ダークアルカ「ちょっと待ちなさい」

 

ダークルメ「この子も戦わせて」

 

ベティ「………」

 

アルミ「アンタが本体のベティ?」

 

ベティ「はい…私が生み出したモノ(狂気)なんです、協力させて下さい!」

 

ジェノ「…どうする、アルミ?」

 

アルミ「…ふふっ、許可するわ。くれぐれも死なないようにね!」

 

ベティ「はい!」

 

ザッ

 

アルミ「行くわよ!」

 

怪物「グォォォ!」

 

ジェノ「まずはコイツだ。ケツイブラスター!」ドガーン!

 

アルミ「ボルケイノカット!」ドシュッ!

 

ベティ「(今できる全力を出すんだ!)キョウフ波動!」ドガーン!

 

怪物「ムッ…ムニ”ャァァ!」

 

ギュィィン…!

 

光線が来るわね。

 

ドガーン!

 

ジェノ「へっ、光線には光線だぜ。ケツイブラスター…何本か!」

 

数字は不特定なのね(笑)

 

ドゴォォォォォォォ!

 

怪物「ムゥ…ニャァァァ!」

 

サンズのブラスターと怪物の極太光線がぶつかり合う。

 

ジェノ「増やすぜ!おらぁぁぁ!」

 

ドガーン!

 

怪物「むに”ゃっ!?グォォ…」

 

シュゥゥゥ…

 

アルミ「!?」

 

ねちょっ…

 

怪物1「グオ」

 

怪物2「グオ」

 

怪物3「グオ」

 

ジェノ「分裂しやがった!?」

 

怪物は何十匹もの小さなヤツらに分裂した!

 

ベティ「焼き尽くすしか倒す方法がありません…」

 

アルミ「マジか。…みんな、手分けして倒すわよ!」

 

ダークアルカ「ええ!ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

「グォォ…」フッ…

 

タタッ!

 

フリスク「うわっ、なんですかこの状況!?」

 

アルミ「やっと来たわね…とりあえず敵を全員焼き尽くしなさい!斬撃は絶対にしちゃダメよ!」

 

キャラ「は、はい!…ケツイ波動!」ドガーン!

 

「グォォ…」フッ…

 

一方、その頃…

 

sideルメ・パンドラ

 

ルメ「最近視力が落ちたのよね…」

 

ザクロ「だからメガネをかけてるのか」

 

ルメ「ええ…似合う?」

 

ザクロ「おう、クソ似合ってるぜ」

 

ルメ「そう……ん?」

 

ダダダー

 

アオイ「ルメさーーーーん!」

 

ルメ「アオイ?どうしたの?」

 

アオイ「連絡もらってないんですか!?」

 

ルメ「連絡?…あ、スマホ電池切れだったわ」

 

アオイ「ええ…」

 

レイン「アルミさんが、でっかい怪物と交戦中だそうです!それで援軍が欲しいそうです!」

 

ルメ「それはヤバいものを聞きそびれたわね。ザクロ、私達も行くわよ!」

 

ザクロ「おう、もちろんだ!」

 

ダッ!




サンズ→ジェノ
1→11.1万

色んな視点でオールスター感が凄いなぁ…

次回もよろしくおねがいします。


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vs怪物クーム②

現在のメンバー
アルミ、サンズ(ジェノ)、ベティ、アオイ、レイン、ケーティ、こころ、ダークアルカ、ダークルメ、ルメ、ザクロ、フリスク、キャラ、パピルス

あ、ちなみにアルミはルメに対してタメ口になりました。


sideアルミ・マリオ

 

ダダダッ!

 

ルメ「アルミ、戦況は!?」

 

アルミ「ルメとザクロね…ピンク色の怪物どもを一点に集めなさい!」

 

ザクロ「了解だ!」

 

…スタッ!

 

アオイ「お姉ちゃん、私は!?」

 

アルミ「ソウルブラスターで怪物どもを消し飛ばすのよ!レインはアオイの補助をして!」

 

アオイ「オーケー!」

 

レイン「分かりました〜!」

 

アルミ「(これで一応役割は与えたから、後は敵を焼き尽くすだけね)…スーパー化!」

 

カッ!

 

Sアルミ「炎天掌・青!」ズガァン!

 

「グォォ…」フッ…

 

ケーティ「ウィザーインパクト!」ドガーン!

 

こころ「面々舞!」シュッ!

 

「グォォ…」フッ…

 

どんどん倒さなきゃいけないわね…

 

sideベティ・ノア

 

ベティ「キョウフ波動!」ドガーン!

 

「グォォ…」

 

ハァ、ハァ…

 

ベティ「体力が…」

 

フリスク「ベティ、無理しちゃダメだ!」

 

キャラ「もう休みなさい!」

 

ベティ「…でも、これの原因は私なんです…!」ピカッ

 

フリスク「…?(今のは…)」

 

ベティ「コイツらを…キョウフを…超えて見せる…!」

 

「むに”ゃぁぁぁ!」シュッ

 

ベティ「ハァッ!」ドガーン!

 

「グォォ…」

 

キャラ「…苦しくなったら言いなさいよ」

 

ベティ「…はい!」

 

キョウフを…ユウキに変えるんだ!

 

sideW・D・サンズ

 

ジェノ「……?」

 

怪物どもは突然おいら達への攻撃を止めた。

 

「ムニャムニャ…」

 

パピルス「何だッ?」

 

「むに”ゃ〜!」

 

ぐにゅっ。

 

ジェノ「!!まさかコイツら、合体を!?」

 

パピルス「それはヤバいぞッ!?今すぐみんなに連絡するッ!」ダダダー

 

ジェノ「ああ、頼んだぞ。…合体する前に消し飛ばす!ケツイブラスター!」ドガーン!

 

「グォォ…」

 

ぐにゅぐにゅ…

 

チッ、まだ合体が続くのかよ。

 

…ザッ

 

ダークアルカ「これならどう?ヘルフレイム…10連発!」

 

ドゴドゴドゴォォォォォォォオ!

 

「グォォォ…!」

 

ジェノ「エグいなおい…」

 

ダークアルカ「ハァ、ハァ…やりすぎたわね」

 

ジェノ「で、結果は…」

 

ぐにゅぅ…

 

ダークアルカ「さっきので8割消し飛んだわね」

 

…ドッ!

 

ジェノ「!?」

 

ベティ「ハァァァァ!」

 

ズバッ!

 

「グォォ!?」

 

ベティが突然現れて怪物に斬撃お見舞いした!

 

ジェノ「何やってんだお前!?斬撃は相性最悪なんだぞ!?」

 

ベティ「…フッ、見てて下さいよ」

 

「グッ、グォォ!?」

 

ダークアルカ「…分裂しない?」

 

ベティ「怪物の弱点は…ユウキです!」

 

ジェノ「ユウキだと?」

 

ケーティのタマシイか。…いやちょっと待て。

 

ジェノ「お前のタマシイはキョウフじゃないのか?」

 

ベティ「確かにキョウフですよ。でも…私はキョウフを超えました!」

 

カッ…!

 

ジェノ「なっ…」

 

ベティの髪色はピンクからオレンジに変わっていた。

 

ベティ「こんな怪物、とっととやっつけちゃいましょう!」




ベティ・ノア
タマシイ キョウフ→キョウフ+ユウキ
パワー  22.2万→222万
髪色   ピンク→オレンジ

ヘカーティア「後数話で終わるわよん」

次回もよろしくおねがいします。


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キョウフの終わり

何故前回の後書きでヘカさんを出したのかって?

ヘカーティア「出たいからよん♪」

天の声「だそうだ」


sideアルミ・マリオ

 

ベティが龍玉の変身のように、桃髪から橙髪になった。

 

ベティ「こんな怪物、とっととやっつけちゃいましょう!」

 

タマシイの様子が変わったように髪色も変わったのかしらね?

 

Sアルミ「フッ、そうね!」ボッ

 

ベティ「ハァッ!」ズバッ!

 

「グォッ!?」

 

Sアルミ「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

「グギギッ…」ギュィィン!

 

ジェノ「危ないぞ、離れろ!」

 

ベティ「…いや、こんなもの怖くないです!」

 

「グォォォォ!」ドガーン!

 

極太光線が怪物から放たれる。

 

ベティ「…吸収!」ギュルルルル!

 

ダークアルカ「吸収ですって!?」

 

もしかして私の技を見てマネしたのかしら?

 

ベティ「かーらーのー?倍返しだぁ!」

 

ドガァァァン!

 

「グォッ!?」

 

ジェノ「マジかよ」

 

ベティ「ト・ド・メよ!ハァァァッ!」ギュィィン!

 

ベティはエネルギーを溜め、ボールを作る。そしてそれを蹴り上げた。

 

ベティ「ブレイブ…ショットォォォ!」ドゴォ!

 

Sアルミ(ってイナイレかい!)

 

ドシュゥゥゥ!

 

「グッ、グォォォォォォォ……!」

 

フッ…

 

怪物は膨大な量のユウキに耐えられず、消え去った。

 

ベティ「終わり、ました…」フラッ

 

シュッ

 

フリスク「おっと」サッ

 

アルミ(戻った)「タイミングいいわね…」

 

ベティ「フリスク君、私勝ったよ、ユウキに」

 

フリスク「うん、よく頑張ったよ」ニコッ

 

お、これはフラグが立ったわね。

何のフラグかって?次章で分かるわよ(メタい!)

 

ダークベティ・ノア  死亡

怪物クーム      全滅、死亡

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…例のものは手に入れたか?」

 

「はっ、数日前に手に入りました」

 

「…アルミ・マリオは1度死んだ。我々の計画の邪魔にはならないだろう」

 

とある秘密結社が、裏で暗躍するのであった。

「完成者」を生み出すだめに。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

グレイ「ねえ主人」

 

ルメ「何、グレイ?」

 

グレイ「ダークルメは何処で過ごしてるの?」

 

ルメ「ダークアルカと暮らしてるわよ、隣で」

 

グレイ「あ、そうだった…後さぁ」

 

ルメ「ん?」

 

グレイ「僕の出番は!?」

 

ルメ「作者に聞きなさい」メタい!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次章予告

 

日常。

 

2人目の子、マリンも生まれ、クソ平和な生活をしていたアルミ・マリオ。

そんなアルミは旅に出る事にする。

目的は仲間達にそれぞれ会いに行く事。

果たして全員に会えるのだろうか。

 

じけーれつは続く…




後2章で3部終了です。

次回もよろしくおねがいします。


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第7章 日常。
そうだ、旅に出よう


新章開幕です。

アルミ 36歳

+ーについては前章の1話をご覧ください。
フリスクとベティは同い年です。

マリン ー32


♪MULAストーリー-arumi is here.

 

sideアルミ・マリオ

 

………。

 

アルミ「平和ね」

 

アルヤ「そりゃお母さんが平和を守ったからでしょ」

 

マリン「おかあさんすご〜い!」

 

紹介するわ。

この子はマリン・マリオ、私の娘よ。

アルヤの2歳年下ね。

そして私と似たのかペラペラ話せる。

 

アルミ「平和なのはいいけど…ヒマね」

 

キノ太郎「良い提案があるぞ、アルミ」

 

アルミ「なに〜?」

 

キノ太郎「どっかに出かけようぜ」

 

アルミ「……コトアール(断る)」

 

キノ太郎「なんでやねん」

 

アルミ「なんとなく」

 

キノ太郎「マジかよ…」

 

ヒマね〜。

………そうだ!

 

アルミ「旅に出よう」

 

キノ太郎「…え?」

 

アルミ「旅の目的は…」

 

キノ太郎「ちょっと待て。いきなり旅に出るのか!?」

 

アルミ「ええ。金はあるし」

 

キノ太郎「無計画でか?」

 

アルミ「……安心しなさい、私の行動は大体無計画だから」

 

キノ太郎「そうだった…」

 

アルミ「目的は…そうね。今までの仲間達全員に会いに行こうかしら?」

 

キノ太郎「随分大きな目的だな」

 

アルミ「そうでもしないとヒマ潰しにならないのよ。…アルヤとマリンは任せるわ」

 

キノ太郎「ああ、任しとけ!」グッ

 

アルミ「ふふっ…じゃ、準備するわね〜」

 

キノ太郎「おう」

 

ー数分後ー

 

アルミ「じゃ、行ってくるわ」

 

アルヤ「楽しんでね、お母さん」

 

マリン「ばいば〜い!」

 

キノ太郎「いいヒマつぶしになることを祈る」

 

いいヒマつぶしってアンタ…

 

アルミ「行ってきます」

 

ガチャッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「…まずはアオイとレインね」

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

アオイ「あれ?お姉ちゃん?」

 

アルミ「入っていいかしら?」

 

アオイ「…うん、入って」

 

ーリビングー

 

レイン「アルミさんはなんで来たんですか?」

 

アルミ「私ね…旅に出る事にしたのよ」

 

アオイ「旅?なんでいきなり?」

 

アルミ「ヒマつぶしよ」

 

アオイ「…はぁ。それで何故ココに?」

 

アルミ「仲間達全員に会いにいく旅なのよね〜」

 

アオイ「ええ…それめちゃくちゃ時間かかるよね!?」

 

アルミ「安心しなさい、転送を使うから」

 

☆説明しよう!

転送とは、エネルギー分解というワケわかんない物理法則を使ってワープする事だ!

 

アルミ「転送と…徒歩ね」

 

アオイ「ふーん…まあ、頑張ってねお姉ちゃん」

 

アルミ「ええ。お土産があったら帰りにあげるわ」

 

アオイ「分かった〜」

 

ガチャッ

 

スタスタ…

 

アルミ「次は…ルメね」

 

後ダークアルカとかね〜




移動手段は転送と徒歩とのこと。

次回もよろしくおねがいします。


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風人と狼男と狂気コンビと…発電所長

ルメ(元風幽、現風人)とザクロとダークアルカ&ダークルメと…?


♪Rolling Sky-Reggae

 

sideアルミ・マリオ

 

アルミ「ん〜ぱっ…ぱっ…ぱっ…ぱぱわっ、ぱっ♪」

(ローリングスカイのレゲエを歌ってる)

 

ゆっくり歩いて移動する。

 

アルミ「……ん?」

 

「あー、見えない〜」

 

メガネを落としたようね。

 

アルミ「あったわ、はい」スッ

 

「ありがとう…アルミ?」

 

アルミ「よっ、ルメ」

 

メガネを落としたのはルメだった。

 

ルメ「その荷物は?」

 

アルミ「現在旅行中よ」

 

ルメ「え?」

 

ーただ今説明中ー

 

ルメ「なるほど。ザクロやダークルメ、ダークアルカは家にいるわよ」

 

アルミ「そう、じゃあ行ってくるわ」

 

ルメ「ええ、それじゃ」

 

スタスタ

 

ちなみに余談だが、ルメがメガネをかけるとめちゃくちゃ似合う。

 

ー数分後ー

 

アルミ「さて、ドアベルを…いや待って」

 

面白い事思いついたわ。

まずは…

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

ダークルメ「はーい…あれ?」

 

シュッ

 

アルミ「………」

 

出てきたダークルメの後ろに回り込む。

 

タタッ

 

来たわね。

 

ザクロ「誰もいないのか?」

 

ダークルメ「うん、ピンポンダッシュかな?」

 

アルミ(後ろにいますが?)

 

ダークアルカ「(なるほど、面白いわね)…無視しときなさい」

 

ダークアルカは流石に気付いたようね。

 

アルミ(さて、と)

 

肩をちょんちょん。

 

2人『ん?…ファ!?』

 

アルミ「ドッキリ大成功」グッ

 

2人『いた〜!?』

 

息ぴったりね。

 

アルミ「いや〜、面白い反応ね♪」

 

ダークルメ「時止めたの!?」

 

ザクロ「いや、気配からして転送か?どうなんだ、アルミさん」

 

アルミ「ザクロが正解ね」

 

ザクロ「っしゃ」

 

アルミ「じゃ、私はドッキリがしたかっただけだから。バイバイ」

 

ダークルメ「う、うん。またね…?」

 

ガチャッ

 

…はい次っと。

大体1kmだから…

 

アルミ「速歩き」

 

ー10秒後ー←速歩きだよな!?

 

アルミ「はい着いた」

 

『ルイス電力』

 

ココね。

 

アルミ「入り口は…え」

 

『カードキーまたは手を入れろ』

 

コレ、お父さんが思い出話でよく言ってた、カードキーのかわりに手をぶっ込むヤツだよね?

…てかルイスはそれを知っててやったのね。

 

アルミ「手を入れて…『読み込みます』…うっ」

 

ギャァァァ!

 

…ウィィィン

 

アルミ「痛い…」

 

何この痛み!?

…入ろう。

 

ー所長室ー

 

コンコン。

 

…ガチャッ

 

ルイス「…お、アルミ」

 

アルミ「5ヶ月ぶりね、ルイス」

 

ルイス「だな。マリオさん達が転生して以来だ」

 

アルミ「アンタ今ヒマ?」

 

ルイス「ああ、ちょうど昼飯休憩に入った所だ」

 

アルミ「そう。ちょっと雑談しましょ」

 

ルイス「おう」

 

その後昼食を食べながら雑談をしたとさ。




マリオ、アルカ、キノピオは去年のお盆の後で転生しました。
完全なる伏線ですね。

それと、作者はローリングスカイの上級者です。
1UPをノーミスでクリアしたり天空の城をパーフェクトクリアしたりする事ができます。

アルミ「自慢?」

天の声「おう、自慢だ」

次回もよろしくおねがいします。


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氷と付喪神と魔術師と角々

ノーアとこころとケーティとスティーブ(角々って何?)


sideアルミ・マリオ

 

ルイス電力を出た後、私は一旦家…の近くまで来た。

 

コンコン。

 

…ガチャッ

 

ノーア「あら?アルミ、何故ココに?」

 

アルミ「ノリオさんとミールさんは?」

 

ノーア「寝てるわ」

 

アルミ「そう。…ちょっと手合わせしない?」

 

ノーア「……フッ、いいわよ。入りなさい」

 

秘密基地(元はジーノさんの)に入る。

 

ー特訓場ー

 

ノーア「さあ、かかってきなさい!」

 

アルミ「それは私のセリフよ…ボルケイノカットV2!」ドシュッ!

 

ノーア「アイスグランド改!」パキッ!

 

アルミ「フレイムドロップ!」ドゴッ!

 

ノーア「エターナルブリザード!」ドガッ!

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

ノーア「フローズンパンチ!」パキィン!

 

アルミ「ヘルフレイム!!」ゴォォォォ!

 

ノーア「ヘイルストーム!!」ビュゥゥン!

 

…完全な相打ちね。

 

アルミ「やっぱり強いわね」

 

ノーア「アンタは本気を出してないのによく言えるわね。…ま、いい運動になったけど」

 

アルミ「私こそいいウォーミングアップになったわ。そろそろ行くわね」

 

ノーア「何処に?」

 

アルミ「きさらぎ駅」

 

ノーア「ほーん…じゃあね」

 

アルミ「ええ」

 

スタスタ

 

ー外ー

 

アルミ「転送」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ

 

アルミ「さて、と」スタスタ

 

言い忘れてだけど、今ではきさらぎ駅行きの電車が運行されている。

運転手はナプスタブルークらしい。

 

アルミ「きっぷを買って…ココね」

 

『5番のりばに、きさらぎ行き電車が到着します…』

 

アルミ「来た来た」

 

シュゥゥゥ…

 

アルミ「…あら?」

 

スティーブ「お、アルミじゃないか。奇遇だね」

 

アルミ「アンタは何できさらぎに?」

 

スティーブ「素材集めさ」

 

うん、そうだと思ったわ。

 

スティーブ「それで、君は?」

 

アルミ「妹とその友達に会いにいくのよ」

 

スティーブ「そうか」

 

ー数分後ー

 

『きさらぎー、きさらぎー』

 

スティーブ「じゃ、素材集めをしてくるよ〜」タタッ

 

アルミ「ええ、また」

 

♪MULAストーリー-きさらぎ駅

 

この空間は駅しかないが、その駅の建物自体がかなり広い。

駅の中に住宅もある。

 

アルミ「ココね」

 

ケーティ「あ、姉さん」

 

アルミ「ココの生活は慣れたかしら?」

 

こころ「はい、ココだと妖力が溜めやすいんですよ」

 

ケーティ「魔力もね」

 

アルミ「へぇ。…ココ、空間が少し歪んでるけど、それ以外は普通にいいところなのよね…」

 

タマシイが合わさって生まれた種族、魂集族の集合住宅があるレベルだし。

 

☆説明しよう!

魂集族とは、アオイやレインなどの、複数のタマシイが集まって生まれた人々の事である!

アオイは魂集族の筆頭として、集合住宅を作った。人々は結構快適に暮らしているぞ。

後、魂集族の寿命は半人半霊と同じぐらいだ!

 

その後、私はケーティの新技を見た後空間を出るのであった。




ノリオとミールは寝てますが、一応会った事で。

会ったヤツら
キノ太郎、アルヤ、マリン、アオイ、レイン、ルメ、ダークルメ、ザクロ、ダークアルカ、ルイス、ノリオ、ミール、ノーア、こころ、ケーティ、スティーブ


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モンスター軍団とソジック最強トリオと入手

サンズ、パピルス、アンダイン、アルフィー、レッド、アズリエル(意外な事に初登場)、トリエル(こいつも初登場)、アズゴア、フリスク、キャラ、ベティ、月斗(あだ名:入手)

主にアルミ世代の仲間達全員ですので、マリオ世代のヤツら数人には会いません。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「…今夜はもう寝た方がいいわね」

 

近くのホテルで泊まった。

 

ー次の日ー

 

アルミ「さて、今日はソジック国ね」

 

のんびり散歩感覚で行きましょ。

(200km離れてるぞ?)

 

スタスタ

 

ー4時間後ー

 

…一応言っておくけどちょっと走ったわよ?

私でも歩いたら流石に丸一日かかるからね?

 

アルミ「着いたっと」

 

『ユメミル家』

 

そう言えば、フリスクとベテイが結婚秒読みなのよね。

あの事件の数日後くっついて、ホント甘いのよ。

 

コンコン

 

…ガチャッ

 

パピルス「ニャッ?アルミ」

 

アルミ「あら、何でパピルスが?」

 

パピルス「パーティーをやってるんだッ。アルミも参加するのッ?」

 

へぇ…嬉しい誤算ね。

 

アルミ「ふふっ、喜んで」

 

ーリビングー

 

フリスク「あっ、アルミさん!」

 

キャラ「久し振りです!」

 

アズリエル「でも、先月会ったよね?」

(なんと初登場)

 

ベティ「2人にとっては久し振りなのよ」

 

アルミ「久し振り。元気だった?」

 

アルフィー「もちろん!」

 

アンダイン「お前と手合わせしたいぐらいだ!…だが、今はパーティーを楽しもうぜ!」

 

レッド「………」ニコッ

 

…ん?

 

アルミ「サンズは?」

 

アンダイン「トリエルとアズゴアと一緒に買い物中だ「ただいま〜」…今来たな」

 

トリエル「トテポチッスプの大袋を買ってきたわ」

(こいつもなんと初登場)

 

アズゴア「もちろん、他のお菓子も買ってるけどね!」

 

サンズ「…おう、アルミじゃないか」

 

アルミ「失礼してるわ」

 

パピルス「さあ、3人が戻ってきた所で、パーティーを再開するぞッ!」

 

全員『イエーイ!』

 

その後ワイワイはしゃいだとさ。

 

ー数時間後ー

 

アルミ「あ〜、楽しかったわね♪」

 

………。

 

アルミ「いるなら出てきなさい、月斗」

 

…スッ

 

月斗「いや〜、バレちゃったか。流石アルミだね」

 

イナイレに例えると性格的にフェイ・ルーンなのよね、月斗は。

 

アルミ「アンタ何でココに?」

 

普通はブリームプラネット国を巡回してるハズだけど。

 

月斗「休日だし、ゆっくりしてるだけだよ」

 

アルミ「なるほどね」

 

確かにココは国境に近いから、移動しやすいものね。

 

月斗「その荷物からしてアルミは旅行かい?」

 

アルミ「ええ」

 

月斗「そうか。じゃ、楽しんでね〜」スタスタ

 

月斗は近くのコンビニに入っていった。

 

アルミ「……次は十六夜家ね」

 

現当主は元気にしてるかしら?

 

ギュィィン…

 

アルミ「え」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ

 

アルミ「ずっと見てたの?」

 

「もちろん♪」




会ってないヤツら
プププ、マインのヤツら、十六夜家、ヘカさん

次回もよろしくおねがいします。


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地獄の女神さんと時の一家

ヘカさんと十六夜家


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「ずっと見てたの?ヘカさん」

 

ヘカーティア「もちろん♪」

 

でしょうね。

 

アルミ「それで、何か用でもあるの?」

 

ヘカーティア「いや、特に何もん?」

 

アルミ「え?」

 

ヘカーティア「だって、アルミの旅の目的、仲間全員に会う事でしょん?」

 

アルミ「…そういう事ね」

 

ヘカーティア「そういう事よん」

 

つまりアンタも仲間と。

一応そうだけど…

 

アルミ「アンタとは最後に会うつもりだったのよね」

 

ヘカーティア「そうなのん?」

 

アルミ「ええ」

 

ヘカーティア「そう…ま、早めに会えたし良いんじゃない?」

 

アルミ「まあそうね。じゃ、次に行くわ。またね」

 

ヘカーティア「さようならん♪」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ

 

アルミ「…ふぅ」

 

さて、移動よ移動。

 

ー数分後ー

 

アルミ「ココね」

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

「…アルミさん!」

 

アルミ「久し振りね、白夜」

 

出てきたのは十六夜家現当主、十六夜白夜だった。

 

白夜「入って下さい!」

 

アルミ「ええ、失礼するわ」

 

ー居間ー

 

アルミ「それで、体調はどう?」

 

白夜「お陰様で健康そのものですよ」

 

私は十六夜家全員を鍛え、寿命を伸ばしたのである。

 

アルミ「それは良かったわ」

 

白夜「所で、本日はどういった御用で?」

 

アルミ「アンタに会いに来たのよ」

 

白夜「…えっ?」

 

ーただ今説明中ー

 

白夜「なるほど…じゃあ、もう出るんですか?」

 

アルミ「いや、出るのはアンタ達鍛えてからよ」

 

白夜「そうですか。…みんな集まりなさい!アルミさんが鍛えてくれるそうよ!」

 

『はいっ!』

 

ザッ!

 

やっぱり凄いわね、ココの人達。

 

ー数分後ー

 

アルミ「準備はできたかしら?」

 

『はい!』

 

アルミ「ん、良い返事ね。じゃあ…かかってきなさい!」

 

ダッ!

 

一瞬でエネルギーでできたナイフに囲まれる。

 

アルミ「吸収!」ギュルルルル!

 

「やあっ!」ドッ

 

アルミ「遅い!」ドゴッ

 

「たぁっ!」シュッ

 

「せいっ!」シュッ

 

アルミ「挟み撃ちはいいけど能力を活用しなさい!」ドゴドゴッ

 

シュッ

 

『ハァッ!』

 

アルミ「ッ!」サッ

 

今のは危なかったわ。

 

「………!」シュッ

 

アルミ「おっと」ガシッ

 

白夜「掴まれてしまいましたか…」

 

シュッ

 

白夜「そこっ!」ドゴッ

 

アルミ「フンッ!」パシッ

 

白夜「ハッ!」シャッ

 

アルミ「吸収!」ギュルルルル

 

私は毎回こうやって鍛えている。

 

ー30分後ー

 

アルミ「鍛錬終了よ。しっかり休みなさい」

 

「ハァ、ハァ…」ドサッ

 

相当いい運動になったようね。

 

白夜「ありがとうございます、アルミさん」

 

アルミ「お礼はいらないわよ。友達でしょ?」ニコッ

 

白夜「…ふふっ、そうですね」




自分を殺した相手と友達になるアルミの寛大さよ。

次回もよろしくおねがいします。


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魔術師軍団とポポポと画家と…?

ボンゾー、スカーフ、セイダン、カービィ、アドレーヌ、??


sideアルミ・マリオ

 

再び近くのホテルで一夜を明かした次の日、私は巨大キノコ山脈にいた。

 

ザッ

 

アルミ「あったあった。ココね」

 

私が探していたのは、24年前に登ったマイン国への階段である。

ちゃんと整備されていて安心した。

 

スタスタ

 

ーマイン国、スカイブロックエリアー

 

♪大乱闘スマッシュブラザーズSpecial-Halland/Darlana

 

アルミ「やっぱりココの景色はきれいね…」

 

「シュゥゥゥ」

 

アルミ「あら」

 

クリーパー「シュゥゥゥ」

 

近くにクリーパーが来ていた。

…何故爆発しないのかって?特定の強さの敵は攻撃してこないアイテムを持ってるからよ。

 

アルミ「じゃあね〜」

 

クリーパー「シュシュッ」

 

ー数分後ー

 

マイン国のハイピクセル城の裏口から入る。

 

「誰だ…って、お前か」

 

アルミ「ええ、久し振りねスカーフ」

 

スカーフ「久し振りだな…それより何しに来た?」

 

アルミ「セイダンに会いに来たのよ。ちょっとした話があるの」

 

まあ、話があるのは嘘じゃないんだけどね。

 

スカーフ「そうか。着いてこい」

 

スタスタ

 

ー王の部屋ー

 

ボンゾー「………」

 

セイダン「アルミじゃないか。何の用だ?」

 

アルミ「ちょっとした報告があるのよ」

 

セイダン「報告?」

 

アルミ「ええ…ネザライトの洞窟を巨大キノコ山脈で発見したわ」

 

ボンゾー「なんと!」

 

実は、巨大キノコ山脈に行った理由はそれの調査である。

少し前から怪しかったからね。

 

アルミ「量は…そうね、ネザーエリアに元々あった量と変わらないぐらいね」

 

セイダン「…それはいい情報だ。しかし…我々が採掘してもいいのか?キノコ王国にあるんだぞ?」

 

アルミ「大丈夫よ。洞窟の入り口は山脈にあるけど、大部分はマイン国の領土にあるし」

 

セイダン「そ、そうか。連絡を感謝する」

 

アルミ「どういたしまして。じゃ、私は行くわね」

 

セイダン「ああ」

 

スタスタ

 

ー外ー

 

さて、と。

 

アルミ「次はポップスターなのよね…」

 

一応そこまで転送で行けるんだけど…まあいいや、とっとと行こ。

 

アルミ「転送!」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ

 

入箱(いれはこ)家』

 

ココね。

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

アドレーヌ「あら、アルミ?」

 

アルミ「久し振りね」

 

ーリビングー

 

アルミ「カービィさんは?」

 

アドレーヌ「屋根の上で寝てるわ」

 

いや、猫か。

 

「あ〜」

 

生後数ヶ月の赤ちゃんがはいはいしてきた。

 

アルミ「この子が…」

 

アドレーヌ「ええ、日花よ」

 

日花「ゎあ〜♪」

 

顔が母さんに似てるわね…

 

アルミ「ふふっ、可愛いわね♪」ナデナデ

 

日花「うあ〜(おーい、アルミ〜)」

 

……なるほどね。

 

アルミ「あ、そうだ。アドレーヌ」

 

アドレーヌ「何何〜?」

 

アルミ「この大会出る?」

 

『絵画  大会』

 

アドレーヌ「(絵画!!!)…もちろん出るわ!」

 

アルミ「あら、ホントに?」

 

アドレーヌ「ええ!私絵を描くの大好きだし!」

 

アルミ「分かったわ。ココに名前とサインを書いて〜」

 

アドレーヌ「オーケー♪」

 

ー書いたー

 

アルミ「フフフ…」

 

アドレーヌ「…どうしたの?」

 

アルミ「いや〜、こんなにすんなり騙されるとは」

 

アドレーヌ「えっ…?」

 

アルミ「よ〜く見てみなさい」

 

『絵画破壊大会」

 

ちっさく破壊とかいてあるのよ。

 

アドレーヌ「ファ!?は、は、破壊ぃぃぃ!?」

 

アルミ「そう。は・か・い!」

 

アドレーヌ「参加しない!こんなのやだぁ!」

 

日花「あ〜(やっぱアルミね〜)」

 

アルミ「もう遅い!サインしたでしょ?」

 

アドレーヌ「いや〜!」ブンブン

 

アドレーヌは筆を振り回してきた。

 

アルミ「にーげるーのよ〜!」ダダダダダー

 

アドレーヌ「ま、まて〜!」

 

その後チラシは偽物だと説明した私であった。




そう言えば三日前ぐらいのmulaさんの動画(マリオ同士の大決闘137話)でスマブラのHalland/Darlanaが使われてましたね。

後、さらっと伏線回収。

次回もよろしくおねがいします。


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合体スーパー化

この章の最終話です。


sideアルミ・マリオ

 

コンコン。

 

…ガチャッ

 

キノ太郎「…!」

 

アルミ「ただいま」

 

キノ太郎「おかえり、アルミ!」

 

ーリビングー

 

アルヤ「お母さん、お土産は?」

 

アルミ「ふふっ、ちゃんとあるわよ。はい」スッ

 

私はとある箱を出した。

 

アルヤ「開けていい?」

 

アルミ「いいわよ」

 

パカッ

 

中には骨の形をしたお菓子が入っていた。

 

アルミ「パピルスからもらったクッキーよ」

 

アルヤ「わあ…!」

 

アルミ「マリンと分けて食べなさい」

 

アルヤ「うん!」

 

キノ太郎「なあアルミ、それ…」

 

アルミ「…アンタが思ってる通りよ」

 

既にめっちゃ食べてるから余り物をあげてるのよ(笑)

 

アルミ「あ、アルヤとマリンには言っちゃダメよ?」

 

キノ太郎「そりゃそうだろ」

 

うん、だよね。

 

ーその夜ー

 

アルミ「…ハァッ!」ビリビリ!

 

シュゥゥゥ…

 

私はスーパー化をした。

しかし、帽子やパーカーの紐、靴は赤のままで、出す火も白い。

何故って?それは数ヶ月前、母さんに最後会った時に遡る。

 

ー回想ー

 

アルカ「アルミ、大事な話があるの」

 

アルミ「何?」

 

アルカ「私のタマシイのエネルギー、取り込んでほしいの」スッ

 

ギュゥゥン

 

アルミ「何でそれを?」

 

アルカ「アンタはその内とあるものを狙うヤツらと戦う事になるわ」

 

アルミ「とあるもの?」

 

アルカ「ええ…『完成者』よ」

 

アルミ「それって…!?」

 

アルカ「その条件の1つが、身内のタマシイの一部を取り込む事なのよ」

 

アルミ「なるほど…ちなみに、母さんは条件を何個達成したの?」

 

アルカ「3個中2個よ。今アンタがしようとしてるのをしていないわ」

 

アルミ「えっ、何で?」

 

アルカ「マリオに『無理しすぎるな』と言われたのよ」

 

アルミ「いやいや、私に無理させるの?」

 

アルカ「私より3倍ぐらい強いアンタが?」

 

アルミ「うっ…」

 

アルカ「完成者の件、アンタに任せるわ」

 

ー回想終了ー

 

別の人のタマシイと融合するから、コレは「合体スーパー化」と名付けてるわ。

 

GSアルミ「完成者…」

 

もっと調べるべきね。

 

side入箱アドレーヌ

 

日花「あ〜、ゎあ〜」

 

アドレーヌ「あら、どうしたの日花?」

 

日花「あ〜!」ボッ

 

日花の手から火が出た。

 

アドレーヌ「ええっ!?」

 

日常。 完

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次章予告

 

フィナーレ。

 

旅から8年が経ち、44歳の中年ババアになったアルミ。(外見は三十代)

その時、ついに秘密結社「コンプリート・シェイプ」が動き出す!

ヤツらを止めるために完成の条件を満たそうとするアルミ。

果たして、世界の危機は救えるのか!?




下書きを書いて9ヶ月…長かったです。
(作者が3部の構想を立てたのは5月頃)

次章もよろしくおねがいします。


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最終章 フィナーレ。
アルミ「で、いきなり始まると?」


始まるんですよ、最終章が。

アルミ 44歳

ケーティ ー4
アオイ ー8
レイン ー22
アルヤ ー30
マリン ー34
フリスク ー14
キャラ ー13
ノーア +2
ダークアルカ +23
アド +25

それでは、どうぞ。


普通の人は表を読む。

 

勘のいい人は裏を読む。

 

天才や忍者は裏の裏を読む。

 

つまり、私達は全て読めばいいのよ。

 

分かるでしょ、アルミ?

 

sideアルミ・マリオ

 

朝日を浴びて、目が覚める。

 

アルミ「ふわぁ…うぉ〜はよ〜ございましゅ」

 

今日も今日とて1日がスタートする。

 

「アクアボール!」ポイッ

 

水の玉が飛んできた。

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

シュゥゥゥ

 

アルミ「奇襲しても私には意味ないわよ、マリン」

 

マリン「むぅ、やっぱりそうなるよね〜」

 

アルヤ「これならどうだ!」ヒュン!

 

アルヤはタマシイ(ユウキ)の魔法で弾幕を飛ばす。

 

アルミ「吸収!」ギュルルルル!

 

でも、対策はカンタンね。

 

アルヤ「吸収はずるいよ〜」

 

アルミ「別にずるくないわよ。…って、速く学校の準備をしなさい!」

 

アルヤ「…ヤベっ!速くしねーと!」

 

ちなみにキノ太郎はすでに家を出ている。

 

マリン「私はもう準備終わった〜♪」

 

アルミ「へぇ、朝食は?」

 

マリン「…あ、まだ食べてない!」

 

アルミ「まあまあ、一緒に食べましょ」

 

マリン「うん!お兄ちゃんも速くしてね!」

 

アルヤ「お、おう…」ゴソゴソ

 

アルヤは学ランに着替えながら返事をした。

 

アルミ「それで、今日の新聞は…」

 

『大人気カーレーサー◇、死亡!』

 

アルミ「ブーッ!!!」

 

あまりにも衝撃的すぎて飲んでた牛乳を吹き出してしまった。

 

マリン「何か変な内容でもあったの?」

 

アルミ「コレ見てよ…」

 

マリン「……ええ!?◇さんが!?」

 

アルミ「全身バラバラで見つかったらしいわ…」

 

マリン「うわっ、グロいね…あ、生き返らせることは?」

 

アルミ「できないわ。既に1回病死してる」

 

マリン「一体誰だろう、◇を殺すなんて…」

 

アルミ「…これは嫌な予感がするわね」

 

ー半時間後ー

 

アルミ「それで、何が原因だと思う?」

 

ケーティ「占ってみるわ…」

 

2929083129290831…

 

ケーティ「…とんでもない結果が出たわ!」

 

アルミ「何何!?」

 

ケーティ「例の組織が殺ったって…」

 

アルミ「なっ…!?」

 

今になって動き出したの!?

 

ケーティ「どうする、姉さん?私とこころは手伝うわよ?」

 

こころ「勝手に言わないでよ…手伝うけど」

 

アルミ「あの世の広場で過去の自分と戦うわ。アンタ達はアオイも呼んで見張ってなさい」

 

ケーティ「分かったわ」

 

アルミ「…じゃ、行動開始よ!」

 

ーあの世の広場ー

 

アルミ「確か…」スタスタ

 

あ、ココね。

 

『自分の間』

 

ガチャッ

 

部屋の中は白い空間…

 

シュッ

 

…だった。

 

「へぇ、私を倒しに来たのね」

 

アルミ「ええ…!」




『完成』する条件(順不同)
①身内のタマシイの一部を取り込む。
②過去一パワーが高かった時の自分を倒す。
③人による。難易度MAX。(例:アルカの場合はパンドラの裁判官になる事)

次回もよろしくおねがいします。


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vs過去一パワーが高いアルミ

今更なアルミのプロフィール

名前   アルミ・マリオ
生年月日 2027年6月3日
年齢   44歳
身長   169cm
体重   ちょうど平均
好きな色 赤
性格   規格外なぶっ壊れ野郎(性格なの?)
IQ    163
タマシイ ケツイ
属性   火→?
能力   時間停止など
パワー  275〜550万
役職   特別捜査官、パンドラの裁判官
得意な事 エネルギー操作(誰もマネできないレベル)

書き忘れてる部分があったら報告をお願いします。


♪SHARAX-DARK DARKER YET MONSTER(2分の1倍速)

 

sideアルミ・マリオ

 

「へぇ、私を倒しに来たのね」

 

アルミ「ええ…!」

 

私の目の前にいるのは過去一パワーが高かった私、つまり…グリッチ化した私である。

 

☆説明しよう!

忘れた人達のために説明すると、グリッチアルミはグリッチの力を取り込み、馴染んだ状態のアルミである!

外見がかなりバグってる状態になってるぞ!ちなみにパワーは2750万だ!

 

コイツ、私の全力の5倍パワーがあるのよね…

 

GSアルミ「合体スーパー化!」ビカッ!

 

Gアルミ「かかってきなさい…!」

 

GSアルミ「炎天掌・白!」ズガァン!

 

Gアルミ「フン」ガシッ

 

あっさり止められたわね。

 

Gアルミ「少し痛いな」

 

まあ、差は5倍でもダメージは、ね…

 

Gアルミ「炎天掌・黒!」ズガァン!

 

GSアルミ「ッ!」サッ

 

Gアルミ「まだまだ!」ドゴドゴッ!

 

GSアルミ「異次元パンチ!おーーーりゃーーーぁ!」

 

バガァン!

 

GSアルミ「グッ…」

 

相手のパワーが半端ないわ…

こうなったら!

 

GSアルミ「ハッ!」

 

Gアルミの後ろにエネルギーの玉を創り、発射した。

 

Gアルミ「消滅!」カッ

 

フッ…

 

GSアルミ「忘れてたわ…」

 

Gアルミ「私の能力は『手で触れた対象を消滅させる』事よ…ま、生物は消せないけど」

 

そりゃそうよ、生物まで消せたら私は既に消滅してるわ。

 

Gアルミ「話はココまでにしましょ。ブラックドーン!」ギュゥゥン!

 

漆黒の玉が飛んできた。

 

GSアルミ「フッ、吸収!」ギュルルルル!

 

Gアルミ「…なるほど、互いにエネルギー攻撃は効かない、と」

 

GSアルミ「そうなるわね…」

 

ま、相手の年齢は22だからまだ神力の事は知らないハズだけど。

…神力を使えば勝てるわね。

 

GSアルミ「白炎時!(+神力!)」ボォォォ!

 

Gアルミ「こんなモノ、消滅……え!?」

 

GSアルミ「炎天掌・白!」ズガァン!

 

Gアルミ「かはっ…!」

 

それと、コイツは私と比べて経験が圧倒的に少ない!

 

GSアルミ「ケツイナイフ…白!」ザシュッ!

 

Gアルミ「グッ、何で消滅できないのよ…!?」

 

GSアルミ「それは秘密よん。…トドメよ!」

 

ボッ…!

 

巨大な白炎の玉を神力を使い一瞬で出す。

 

Gアルミ「なっ…!?」

 

GSアルミ「焼き尽くしてやるわ!ヘブンフレイム!」シュッ

 

ゴォォォォォォォオ!

 

Gアルミ「ガッ、グォォォォ……!」

 

フッ…

 

Gアルミは跡形もなく消え去った…。

 

アルミ「……ふぅ」

(戻った)

 

条件②、達成ね。

 

ガチャッ

 

ケーティ「姉さん、どうだった?」

 

アルミ「相手が相手だったから少し疲れたわ」

 

少し休んでから移動ね。




何故テーマがガスターの曲って?
…考察班頑張って下さい。

次回もよろしくおねがいします。


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集まった仲間達

ネタというものは、ほぼパッと思いつくものだ。byエルマル


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「それで、来れる人達は?」

 

アオイ「フリスク達、ルイス、アドさん親子、カービィさん、ダークアルカ達だよ」

 

つまり、私達を含めたら15人ね。

 

アルミ「戦力としては充分ね…」

 

ヒュゥゥン!

 

カービィ「やっほ〜♪」

 

アドレーヌ「できるだけサポートするわ!」

 

アド(最期の一仕事になりそうね…)

 

ルイス「今日は日曜日だしな、手伝うぜ!」

 

…ザッ!

 

ダークアルカ「1番じゃなかったわね」

 

ザクロ「時間停止できるのによく言うぜ…」

 

ダークルメ(……頑張ろう)

 

ルメ「………?(ダークルメの様子がおかしいわね…)」

 

シュッ…

 

キャラ「秘密結社への殴り込み、全力でサポートします!」

 

フリスク「フランはサンズに預けました!」

(フランは、フリスクとベティの息子で、7歳)

 

ベティ「組織をぶっ潰しちゃいましょう!」

 

全員集まったようね…

 

アルミ「じゃ…行くわよ!」

 

全員『おお!』

 

ー秘密結社本部ー

 

現在秘密結社コンプリート・シェイプの建物の前にいる。

どうやって見つけたのかって?職権乱用よ。(認めるのかよ!)

 

アルミ「カウントダウンするわよ。3、2、1…」

 

アオイ「ガスターブラスター」ギュィィン…

 

アルミ「…GO!」

 

アオイ「発射!」

 

ドガァァァァァァァン!

 

建物に風穴を開けた。

 

アルミ「突入!ハァァ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「◇神様!」

 

◇神「…何だ?」

 

「アルミ・マリオ及び、その仲間達が侵入したようです!」

 

◇神「ほう…ついに来たか」

 

「どうなさいますか?」

 

◇神「…どうにかしてアルミだけがこちらへ来るようにしろ。他のヤツらは幹部が潰せ」

 

「はっ!」

 

タタッ…

 

◇神「俺の3つ目の条件は…世界の英雄のタマシイを取り込む事だからな…!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ケーティ「ウィザーインパクト!」ドガーン!

 

こころ「面々舞!」シュッ!

 

ルメ(グレイ装備)「風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

ダークルメ「キャハッ…!」ドゴッ!

 

ダークアルカ「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

ザクロ「ガーネット恐弾!」バンッ!

 

アルミ「………?」

 

順調すぎるわね。敵はいてもすぐに倒せるし…

 

…ボコォ!

 

全員『!?』

 

突然床が動き出した!

 

ルイス「何だよコレ!?」

 

アドレーヌ「知らないわよ!」

 

カービィ「うわあああ!」

 

ガッコン!

 

そして床は6つに分かれた。

 

『あ、あ、テス、テス、ホワーウ』

 

…最後の言葉は何なの?

 

『アルミ・マリオ及び、その仲間達に伝える。その6つの床の内5つに、これから幹部が1人ずつ現れ、潰しにかかる。アルミがいる方は…この俺が直々に潰してやろう…!』ジッ

 

アルミ「つまり、意図的に私を1人にしたのね…」

 

「その通りだ」

 

◇の棒人間が現れる。

でも…その弱そうな外見から信じられない量のパワーを感じるわね。

 

◇神「俺は◇神。俺の3つ目の条件達成のために…アルミ・マリオ、お前のタマシイをいただく!」

 

アルミ「…へぇ。やれるものなら…やってみなさい!」

 

私はココで、全てを読む!




最終章なのに短くなりそうです…

…全てを読むのが何かって?
この章最初の回の冒頭を読んで下さい。

次回もよろしくおねがいします。


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平行四辺形と五角形

図形その1。


sideケーティ・マリオ

 

ザッ

 

シヘンケー「俺の名はシヘンケー。新人幹部だ!」

 

こころ「ふーん」

 

アオイ「へぇ〜」

 

ケーティ「そう」

 

クソどうでもいいわね。

 

シヘンケー「軽っ!お前ら反応薄すぎだろ!」

 

こころ「そんな事言われても…」

 

アオイ「興味ないし…」

 

ケーティ「とっととアンタを倒したいんだけど?」

 

シヘンケー「ムキーッ!野郎ぶっ殺してやる!」ヽ(`Д´)ノ

 

あ、キレた。

 

ケーティ「どうやって?」

 

シヘンケー「こうやって、だコノヤロー!」ドッ

 

来たわね。

 

アオイ「ほい」ズバッ!

 

シヘンケー「ガハッ!?」

 

あっさり当たったわね。新人なのはホントね。

 

シヘンケー「グッ、くそぅ…次は避けてやるぞ!」

 

こころ「ふーん。面々舞!」シュッ!

 

シヘンケー「グハッ!?何だよその攻げk「からのウィザーインパクト!」…ぎゃふん!」

 

流石にこんなに弱いとは思わなかったわ。

 

ケーティ「もう寝てなさい」カッ

 

シヘンケー「ガッ…」バタン

 

シヘンケー 気絶、戦闘不能

 

弱すぎたわね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

sideルメ・パンドラ

 

ルメ「………」

 

ペンタゴン「ハーッハッハ!俺は幹部のペンダゴンだ!」

 

何この五角形棒人間?

 

ダークアルカ「で、アンタは何しにきたの?」

 

ペンタゴン「お前らを倒しに来たのさ!」

 

ザクロ「そうか…」ジャキン

 

ダークルメ「倒されるのは君だよ!」ドッ!

 

ズバッ!

 

ペンタゴン「ほう、中々やるな」

 

ルメ「!?」

 

ダークルメ「ガハッ…」

 

斬られたのは、ダークルメだった。

 

ダークアルカ「…ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

ペンタゴン「………!?」ボッ

 

ダークアルカ「グッ…」ボォォ

 

何故か今度は攻撃が当たっていた。

 

ルメ「ダークルメの攻撃は跳ね返って、ダークアルカの攻撃は少し当たる…まさか」

 

試す価値はあるわね。

 

ルメ「風遁・螺旋丸!」ビュゥゥン!

 

ペンタゴン「フンッ!」

 

…今よ!

 

ルメ「吸収!」ギュルルルル!

 

自分の体に吸収を当てた。

…そしてダメージはくらわなかった。

 

ペンタゴン「…なにぃ!?」

 

ルメ「アンタの能力は『制限付きのダメージ反射』でしょ?」

 

ペンタゴン「な、何故分かった!?」

 

ルメ「ダークルメが攻撃したのに、アンタはダメージゼロ…その次にダークアルカが攻撃したけど、反射しきれなかった。それで、アンタの能力が判明したのよ」

 

ペンタゴン「ッ…だが、俺の能力を知った所で対策はないだろう!ハーッハッハ!」

 

その笑い声、苛つくわね。

 

ザクロ「どうすりゃいいんだよ、ルメ?」

 

ルメ「ふふっ、いい事思いついたわ」




ルメのいい事とは…?

次回もよろしくおねがいします。


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風人の狂気

死 亡 あ り 。


sideルメ・パンドラ

 

ルメ「ふふっ、いい事思いついたわ」

 

ダークルメ「いい事って?」

 

ルメ「………よ」

 

ダークルメ「なるほど、いいねソレ!」

 

ダークアルカ「じゃ、いくわよ!ハァァッ!」ゴォォォォ!

 

ペンタゴン「そんなモノ、反射するまで!」

 

ダークアルカ「ヘルフレイム…3連発!」

 

ペンタゴン「なっ!?」

 

ドゴォン!

 

ダークアルカ「吸収!」ギュルルルル!

 

ヘルフレイム一発で既に反射しきれない…それなら何発もぶっこめばいい、という作戦だった。

 

ペンタゴン「ぐぅぅ、痛いな…!」

 

ダークルメ「ブラックドーンV3!」ギュゥゥン!

 

ペンタゴン「グハッ…コノヤロー…!」

 

ルメ「トドメよ!風遁・螺旋丸!」ギュィィン!

 

ペンタゴン「………」ニヤリ

 

ザクロ「…?」

 

ペンタゴン「フンッ!」

 

ダークルメ「ガッ!?」ズバッ

 

3人『!?』

 

攻撃は何故かダークルメに当たり、ダークルメがダメージを受けた。

 

ペンタゴン「攻撃は誰にでも反射できるんだよ!ハーッハッハ!」

 

ダークアルカ「…時間停止」

 

シュッ

 

次の瞬間、ペンタゴンは宙に浮いていた。

 

ペンタゴン「ほう……」

 

ダークルメ「ギャッ」

 

ダークアルカ「なっ!?」

 

ペンタゴン「何らかの方法で俺を落とし、それでダメージを与えようとしたんだろうが、それも効かないんだよ!」

 

ダークルメ「グッ…ヤバいよ…」

 

ルメ「ッ、戻ってきなさい!」

 

それだと回復できるから!

 

ダークルメ「いや、それはやめとくよ。もう戻らないって決めたから」

 

ルメ「えっ…?」

 

ダークルメ「反射しきれないダメージを与えて、それで倒せばいいんでしょ?」

 

ダークアルカ「…まさか!アンタ、それはダメよ!」

 

ダークルメ「いや、もうどうしようもないし、やるよ…」

 

ペンタゴン「この俺を倒す?無理な話だな!」

 

ダークルメ「………それはどうかな?」ガシッ

 

ダークルメはいつの間にかペンタゴンの後ろに回り込んでおり、腕を掴んでいた。

 

ペンタゴン「何をする気だ?」

 

ダークルメ「流石にコレには耐えられないでしょ?狂気奥義…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狂った大爆発」

 

ペンタゴン「なー」

 

ダークルメ「じゃあね」

 

ドガァァァァァァァン!

 

ザクロ「ダークルメぇぇぇ!」

 

ルメ「そんな…」

 

シュゥゥゥ…

 

残っていたのは、死にかけたペンタゴンとダークルメだった。

 

ダークルメ「グフッ…」

 

ルメ「…ッ!」ガシッ

 

ダークルメ「もう、無理だよ…」

 

ルメ「なんでよ!何故あんな事を…!」

 

ダークルメ「私、所詮別人格じゃん?本体じゃないよ」

 

ルメ「でも、それでもアンタは…!」

 

ダークルメ「ゴメン、コレしか考えられなかったんだ…」

 

ルメ「バカ…生きなさいよ!」

 

ダークルメ「それは無理だね…」ボロッ

 

ダークルメは消えだした。

 

ルメ「ッ……!」

 

ダークルメ「また、何処かで会おうよ…ルメ」

 

フッ…

 

ダークルメ・パンドラ 死亡、転生。




転生…?

次回もよろしくおねがいします。


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じーさんかっけー

もう3月ですか。
後10日で中学校卒業…早いものですね。

アルミ「ま、その内2年はコロナ自粛でオンラインだったけど」

天の声「そこは言うな」


sideフリスク・ユメミル

 

G△「儂はじーさんかっけーじゃ」

 

フリスク「え?」

 

G△「G△じゃ」

 

キャラ「それが本名?」

 

G△「そうじゃ」

 

ベティ「は、はぁ…」

 

つまり、子供の頃もじーさんかっけーって呼ばれてたのかな?

 

G△「儂は幹部の1人…お主らを倒す!」ゴォォ

 

フリスク「そうか。なら容赦しないよ」

 

G△「フンッ!」

 

ズドズドッ!

 

地面から△の岩が飛び出す。

 

キャラ「ハッ!」ズバッ!

 

それを姉さんが斬った。

 

ベティ「行くよ!ブレイブカッター!」ズバズバッ!

 

G△「ふむ…ホワタァ!」ドッ!

 

ベティ「衝撃波!?」

 

ボスッ!

 

…シャッ!

 

G△「うぬっ、威力が足らんかったか」

 

フリスク「ケツイナイフ!」シャッ!

 

G△「よっ、ほっ、はっ!」ササッ

 

すばしっこい爺さんだね…

 

キャラ「ロイヤルハートショット!」ドシュッ!

(元ネタ:イナイレGO3)

 

姉さんが赤い光線を放った。

 

G△「ぬっ!?ぐぉぉぉぉ!」ドゴォ!

 

キャラ「…ふぅ」

 

G△「お主ら、やりおるのう…」

 

ベティ「そっちこそ!…ブレイブショット!」ドギュゥン!

 

G△「本気を出すわい!かーめーはーめー波ー!」ドガーン!

 

ベティ「ファ!?」

 

龍玉の十八番技を使った…

 

フリスク「まさかG△のモチーフは亀○人?」メタい!

(違います)

 

キャラ「フレイムドロップ!」ドゴォ!

 

G△「フンッ!」ガシッ!

 

キャラ「うわっ!?」ポイッ

 

フリスク「姉さん!…タマシイ・ザ・ハンド!」ガシィン!

 

キャラ「危なかったわ…」

 

Kフリスク「そろそろカタをつけた方がいいね…ケツイ覚醒!」

 

Yベティ「ユウキ覚醒!」

 

Kフリスク「行くよベティ!」

 

Yベティ「オーケー!」

 

ダッ!

 

Kフリスク「シュートコマンド20…」シュバッ!

 

ピョン

 

2人『双飛遊星弾!』ドゴッ!

 

ヒュゥゥン!

 

G△「むっ!うおおおおおっ!」ガシッ

 

G△は攻撃を止めようとする。

 

G△「ぐぉぉぉぉ…!」ドゴォン!

 

フリスク「…よし!」

 

G△「くぅ、もう動けないわい。降参じゃ!」

 

キャラ「…ホントに?」

 

G△「ああ、ホントじゃ。組織に入ったのも強いヤツと戦いたかったからだしのう」

 

フリスク「…分かった。でも、一応逮捕するよ」

 

G△「了解じゃ」

 

G△ 降参、一応逮捕

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

sideルイス・マリオ

 

クソッ、コイツ強え…!

 

ルイス「……ッ」フラッ

 

カービィ「強すぎるよ…!」

 

アド「くっ…」

 

アドレーヌ「死角…!」

 

死角「その程度か?」

 

ルイス「サンダールーム!」バチッ

 

死角「フン!」バリッ

 

俺の攻撃があっさり破られるなんてな…

アルミ、こっちは苦戦しそうだ…!




条件が達成されなかっただけで、スーパー化できる人、いましたよね?
誰か当ててみて下さい。

次回もよろしくおねがいします。


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死の四角

マリオ世代主要キャラが…


side入箱アドレーヌ

 

アド「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ!

 

死角「ほう」ガシッ

 

お母さんの筆が死角に掴まれた。

 

死角「フンッ!」バキッ

 

アド「筆が…!」

 

アドレーヌ「お母さん、離れて!」

 

アド「!?…ええ!」サッ

 

アドレーヌ「オーバーサイクロン!」ドゴドゴドゴッ!

 

死角「むっ、初めて見る技だ」

 

絵に描いた動物達を大量に出して攻撃する。

 

ルイス「さらにサンダーキャノン!」バチィッ!

 

死角「スクエアガード」ピキッ

 

キィン!

 

ルイスの攻撃は防がれたが…

 

死角「マズい…!」

 

グシャァ!

 

私の攻撃からは逃れられなかったようね。

 

死角「グッ、少し効いたぞ…」シュッ

 

カービィ「消えた!」

 

アドレーヌ「……!?」

 

シュッ

 

死角「………」スッ

 

アドレーヌ「お母さん、後ろ!」

 

アド「ッ!?」

 

死角「遅い」

 

…グサッ

 

アド「ガフッ…!」

 

アドレーヌ「お母さん!」ダッ

 

死角「………」

 

アド「ガッ、血が…」

 

アドレーヌ「今すぐ回復す「いや、しなくて、いいわ…」…え?」

 

何で…?

 

アド「天国で、ピーチさんが待ってるわ…」

 

アドレーヌ「お母さん!?…死なないでよ!」

 

アド「……じゃあね、レーヌ」

 

そして、お母さんは息を引き取った。

 

ルイス「アドさん…!」

 

カービィ「アド…!」

 

死角「…話は済んだか?」

 

アドレーヌ「…ッ!」

 

死角「安心しろ、お前らもすぐあの世に送ってやる」

 

今、なんて…?

 

アドレーヌ「…さない」

 

死角、”お前”を…

 

アドレーヌ「許さない!」

 

カッ!

 

カービィ「!?」

 

ルイス「アレは…スーパー化だと!?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

スーパーアドレーヌ

パワー 4500→4500万 3部まででパワーは2位。

スーパー化の条件は…身内の死への恨み。

このタイミングで初めて達成される条件である…。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Sアドレーヌ「…覚悟しろ、死角」

 

死角「変身したか」

 

Sアドレーヌ「………」シュッ

 

ドッ

 

死角「速い!?」

 

Sアドレーヌ「オラァ!」ドゴォ!

 

死角「グフッ…!?(何だこのパワーは!?)」

 

Sアドレーヌ「お母さんの敵ぃぃッ!」ズシャッ!

 

筆を使って”斬り裂く”。

 

死角「ガッ…(筆で斬り傷ができるだと!?)」

 

Sアドレーヌ「…死ね」ギュン

 

ルイス(アドレーヌ…!)

 

死角「グッ…(う、動けん…)」

 

Sアドレーヌ「ザ・ワールド・ドローDEATH!」ドゴォォォ!

 

死角「が、はっ…」バタン

 

Sアドレーヌ「………」ボッ

 

シュゥゥゥ…

 

Sアドレーヌ「Go to hell,SHIT.」

(英訳:地獄に落ちろ、クソ野郎)

 

死角 死亡、地獄に落ちる




マリオ世代生存者
(ダーク)アルカ、カービィ、デイジー、ハリオ、クッパ、ノリオ、ミール

他の奴らは大体病死または寿命です。
見てみるとホントに少ないな…

アルミvs◇神

次回もよろしくおねがいします。


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ファイナルバトル!

完成するのは、どちらなのか…?

1話にまとめたので、文字数多めです。


♪MULAストーリー-フィナーレ。

 

sideアルミ・マリオ

 

アルミ「………」

 

◇神「かかってきな」

 

私は『全て読む』。

そのために…

 

アルミ「白炎時!」ゴォッ!

 

◇神「そう来たか…フンッ!」フワッ

 

舞空術ね。

 

アルミ「…ハッ!」

 

ドスッ!

 

白い炎から拳が突き出る。

 

◇神「ムッ…」サッ

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

◇神「◇ガード」ピキッ

 

アルミ「異次元ラッシュ!」ドゴドゴドゴッ!

 

ピキッ…

 

◇神が張った結界にヒビが入る。

 

…把握。

 

アルミ(なるほど、次は…)

 

バリィン!

 

◇神「破片飛ばし!」

 

アルミ「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

破片の方向を反対にし…

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

ドシュッ!

 

◇神「そうきたか…◇ビーム!」ビビビッ!

 

アルミ「吸収!」ギュルルルル!

 

…把握。

次は…

 

アルミ「こうね…」シャカシャカ…

 

指に火をつけ、辺りの空気の温度を上げる。

 

◇神「ほう…空間を歪めてるのか…」

 

アルミ「陽炎!」モワァ…!

 

◇神「ならこちらも…大旋風!」ビュゥゥン!

 

アルミ「それじゃ効果はないわよん」

 

この火、対象だけを燃やすから。

 

◇神「!消えないな…」

 

アルミ「天空掌!」ズガァン!

 

◇神「ッ!」ガッ

 

アルミ「へぇ…?」

 

何か、調子がおかしいわね。…まあいいわ。

把握。

 

◇神「…‥ハッ!」

 

ドスッ

 

アルミ「ケツイカッター」ズバッ!

 

地面から尖った岩が突き出るが、すぐに対応する。

今の所、全てを読めてるハズ…

 

◇神「ダイヤモンドパンチ!」パキィン!

 

◇はダイヤモンドとも呼ばれてる…なるほどね。

 

アルミ「ダイヤの弱点は衝撃!炎天掌!」ズガァン!

 

パリィン!

 

◇神「破片飛ばしその2!」

 

アルミ「白炎結果!」ボッ!

 

シュゥゥゥ…

 

それはちゃんと読んでたわ。

 

アルミ「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

◇神「シェイプフォース!」ゴォォォォ!

 

巨大な火球と巨大な図形がぶつかり合う。

 

アルミ「ハァァァァァァァ!」

 

◇神「うおおおおおおっ!」

 

ドガァァァァァァァン!

 

辺りを巻き込む大きな爆発が起きた。

 

シュゥゥゥ…

 

秘密結社コンプリート・シェイプの建物は崩壊した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

フリスク「なんて戦いだ…!」

 

キャラ「流石アルミさん…」

 

ケーティ「干渉は許されないようね」

 

アオイ「頑張って、お姉ちゃん…!」

 

ルメ「ダークルメとアドの思いをついで…!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「ハァッ!」

 

◇神「フンッ!」

 

ドゴォ!

 

アルミ「ハァ、ハァ…やるわね…」

 

◇神「そっちこそ、な…!」

 

私と◇神はお互いかなり疲れていた。

…しかしその時。

 

アルミ「…ッ!?」ドクン

 

何、この感覚…!?

突然心臓が…!

 

アルミ「まさか…」

 

自分だけ読めてなかった…?

 

アルミ「…自分を把握」

 

………。

 

アルミ「心臓発作ね…」

 

◇神「心臓発作があってもまともに喋れるとはな」

 

アルミ「…ッ、そうでも、ない、みたいね…」バタン

 

私は意識を失った。

死んだ…かもね…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

目覚めると、私は白い空間にいた。

天国…ではないようね。

 

アルミ「ココは…?」

 

「フォフォフォ…よく来たのう」

 

アルミ「あ、貴方は?」

 

神「儂は神じゃ。完成者の、な」

 

完成…!!!

 

アルミ「つまり、私は…!」

 

神「そう、完成したのじゃよ」

 

アルミ「…母さん」

 

ようやく、実現したわ…

 

ヒラッ

 

アルミ「?」クルッ

 

ふと横を見ると、そこには赤い花びらが舞うきれいな桜の木があった。

 

アルミ「神様、アレはなんですか?」

 

神「アレか?あれは火桜じゃ。ここを含む天界で咲く桜じゃ」

 

アルミ「火桜…綺麗ですね」

 

神「そうじゃろう…」

 

火桜。

…いい土産になったわ。

 

神「ところでお前さん、そろそろ行かんのか?」

 

アルミ「もちろん、行きますよ…」パサッ

 

私はお父さんからもらった帽子を脱ぐ。

 

アルミ「世界を救いに」

 

BLOOM…!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

◇神「さて、タマシイを…!?」

 

BLOOM…!

 

突然私の周りを赤い桜が舞い…

 

アルミ「…ごきげんよう」

 

全員『アルミ!?(アルミさん!?)(お姉ちゃん!?)』

 

◇神「な、さっき死んだハズじゃ…」

 

アルミ「ふふっ…改めて自己紹介するわ。私はアルミ・マリオ………完成者よ」

 

フッ、決まったわね。

 

◇神「なん、だと…!?」

 

私の目は赤くなっており、帽子は脱いでいた。

 

ダークアルカ(アレが、アルカの求めていた完成ね…)

 

アルミ「さて…◇神、覚悟はできたかしら?」

 

アンタが欲しがっていたこの力、見せてあげるわ!

 

アルミ「火桜!」BLOOM!

 

赤い花びらが弾幕となって飛んでいく。

 

◇神「なんだコレは!?…ガッ」

 

烈焼脚の強化版…!

 

アルミ「滅焼脚!」ドガァン!

 

◇神「グフッ…(一撃一撃が即死級だ…強すぎる!)」バタン

 

アルミ「アンタはこの力を使って世界を乗っ取ろうとした…」スッ

 

◇神「グッ、この…」

 

アルミ「この私が直々に裁いてやるわ…ハッ!」

 

ギュゥゥン!

 

私は紫色の鎌を持つ。

 

アルミ「奥義……地獄転送!」ドッ!

 

◇神「なっ…」

 

…ズバッ!

 

◇神「グッ、ガァァァァァァァ……!」フッ…

 

◇神は断末魔の声を上げて跡形もなく消え去った…。

 

アルミ「……やっと、終わったのね」

 

ありがとう、母さん。

時間が来たら、また会いましょう…




長かった…!

3部最終話は16:39分に出します。

次回もよろしくおねがいします。


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コンプリート・ファイア エピローグ

豆知識
完成しないとニンゲンやモンスターのパワーは1億を超えることはない。

何故16:39なのかって?
アルカ→169
アルミ→163
だからですよ。


♪MULAストーリー-arumi is here.

 

sideアルミ・マリオ

 

アルミ「コレでいいかしら?」

 

「中々いいんじゃないか?」

 

私は戦闘に関する本『火の書』を書いていた。

 

アルミ「後は出版社に原稿を提出して…」

 

「その後は何するんだ?」

 

アルミ「さあ?また新技開発をするかもしれないし、ヒマになったら異世界に行くかもだし」

 

「異世界って、天界・魔界・幻想郷のどれだ?」

 

アルミ「全部よ」

 

「だろうな」

 

…ん?私がずっと誰に話してるのかって?

 

アルミ「ねぇ…有太」

 

有太「何だ」

 

コイツは私の裏人格…ダークアルミ、別名火野有太よ。

裏人格なのに完全に男なのよね…

 

アルミ「もう一回ヘカさんに手合わせを申し込まない?」

 

有太「やめとけ、またフルボッコにされるぞ」

 

私達のパワーは2.75億、ヘカさんは33億なのよね…

神ってマジで強いわね。

…まあ、ヘカさんは最強クラスの神らしいけど。

(実際そう)

 

アルミ「でも、ヒマでしょ?」

 

有太「幻想郷にでも行ってろ」

 

アルミ「…今はやめておくわ」

 

有太「じゃあ天界で鬼神と酒飲んどけ」

 

アルミ「却下」

 

有太「…何がしたいんだ?」

 

アルミ「…………」じー

 

有太をじっと見つめる。

見た目は完全に男版私ね。

 

有太「…何だよ」

 

アルミ「寝よ」

 

有太「………」ドゴォ

 

おお、ナイス反応。

 

有太「ハァ…もういい、俺はクッキー買いに行く」

 

アルミ「ふーん、私の分も買ってね」

 

ガチャッ

 

あ、無視したわね。

 

アルミ「…まあいいや。寝よ」

 

ベッドへ行こ。

 

ピンポーン

 

…ハァ。

 

アルミ「はーい」

 

ガチャッ

 

「……どうも」

 

アルミ「あら…」

 

時が来たのね。

 

日花「久し振りです、アルミさん」

 

3部 コンプリート・ファイア 完

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

?????「やっと僕の出番が来るね」

 

???「そんなに楽しみにしてたの?」

 

?????「もちろんさ!2部に僕の伏線が出てからずっと待ってたんだよ!?」

 

メタ発言をする逆さの悪魔。

 

???「メタいよ。後、そろそろ戻るよ」

 

?????「…あ、そうだね。行こっか」

 

バサッ

 

????「戻って来ましたか」

 

?????「はっ」

 

????「さて、仕事に戻りますよ…」

 

ドスッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次部 4部 転生幻影

 

アルカの転生者、入箱日花。

彼女は次々と転生者に会い、巻き起こる事件を解決していく…

そして、時は巻き戻る。

果たして、日花と仲間達は世界を守ることができるのか…!




計101話!3部完結です!
短いようで長かったです…!

天の声「ちなみに、3月3日に完結するのは偶々だ」

アルミ「へぇ。それで、4部はどうなるの?」

天の声「明日から始まるぞ!ぜひ読んでくれ!」

次部もよろしくおねがいします!


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第4部 転生幻影 第1章 アルカ、転生!
知らない空間ね


4部、スタートッ!

いれはこ にちか
入箱   日花


side入箱日花

 

日花「……あれ?」

 

ココは…何処?

 

「おーい、生きてる〜?」

 

目の前には見た目が私に似てる人がいた。

 

日花「えっと、貴女は?」

 

アルカ「私はアルカ・マリオ。…分かるでしょ?」

 

日花「確かアルミさんのお母さん…ですよね?」

 

アルカ「その通り。それで、何故私がアンタに…いや、アンタが私に似てるか分かるかしら?」

 

日花「えっと…分かりません」

 

アルカ「…じゃあ、分からせてあげる♪」パチン

 

日花「…!?」フラッ

 

その瞬間、私の脳内に大量の記憶が流れ込んできた。

 

まさか…!

 

日花「私…貴女の転生かなんかですか?」

 

アルカ「正解♪」

 

日花「マジすか…」

 

急展開に追いつけないわね…

 

アルカ「そこで、ちょっとしたお願いがあるのよ」

 

日花「お願い?」

 

アルカ「私に鍛えられなさい」

 

……え?

 

日花「ど、どゆことですか?」

 

アルカ「私がこの空間でアンタを鍛えるのよ」

 

日花「何でですか?」

 

アルカ「アンタ、アルミの弟子になりたい?」

 

アルミさんの弟子?

 

日花「なりたいです!」

 

アルカ「でしょうね。でも、アンタはまだその資格がないのよ。だから数年、私がアンタをこの空間で毎日鍛えるわ」

 

日花「なるほど…」

 

…毎日?…ちょっと待って!?

 

日花「ココ何処ですか!?」

 

アルカ「夢の中」

 

日花「夢の中で特訓してどうやって鍛えられるんですか?」

 

アルカ「アンタの肉体はもう出来上がってるのよ。だから精神よ、鍛えるのは」

 

日花「は、はぁ…」

 

アルカ「じゃ、明日から鍛えるわよ、じゃね〜♪」

 

そして私の視界は暗転した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日花「…ハッ!」

 

目が覚める。

辺りを見回すと、いつもの私の部屋だった。

 

日花「ホントに夢だったようね…」

 

『ま、夢じゃなくても会話はできるけどね?』

 

日花「ファ!?」

 

アルカ『心の中で喋りなさい、しないと独り言をしてる作者のような変人だと思われるわよ』メタい!

(作者はめちゃくちゃ独り言を言います。場合によっては2時間ずっと)

 

日花(こうですか?)

 

アルカ「そ」

 

それから、私の日常的な非日常が始まった。

 

ー6年後ー

 

アレから6年。私は14歳だ。

 

日花「お母さん、遊びに行ってくるね」

 

アドレーヌ「ええ、行ってらっしゃい」

 

ガチャッ

 

アルカ『道は分かるでしょ?』

 

日花(はい)

 

スタスタ

 

しめじ駅で電車に乗り、キノコ駅で降りた。

 

日花「後は徒歩5分ぐらい…」

 

ー5分ぐらい後ー

 

『ハッピーアパート』

 

アルカ『リフォームされてるわね…』

 

日花(築100年ぐらいですからね)

 

301だったわね…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「……寝よ」

 

ピンポーン

 

アルミ「(…ハァ)はーい」

 

ガチャッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日花「……どうも」

 

アルミ「あら(時は来たのね、母さん)」

 

日花「久し振りです、アルミさん」




いいスタートですね。

次回もよろしくおねがいします。


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火桜

年齢のプラマイ
日花 14歳

アルミ達 +36
ケーティ +32
アオイ +28
レイン +14
アルヤ +6
マリン +2
フラン ー1
フリスク +22
キャラ +23
ノーア +38
ダークアルカ +59
??達 ー8

後、あらすじの下に何部がいつ完結したのかを書きました。見てみて下さい。


side入箱日花

 

アルミ「それで、私の弟子になりに来たんでしょ?」

 

日花「…バレてましたか」

 

アルミ「いや、今気付いたわ」

 

ノーヒントで?

 

アルミ「アンタにちょっとした試練を与えるわ。…弾幕に当たるな」

 

「桜舞」

 

BLOOM!

 

何処からともなく赤い花びらの弾幕が飛んできた!

 

日花「………」

 

落ち着くのよ…当たっちゃダメ、避けろとは言われてないわ…

 

日花「吸収!」ギュルルルル!

 

アルミ「……へぇ」

 

「まさか習得してたとはな」

 

玄関から男版アルミさんが出てきた。

 

アルミ「こんにちは、有太さん」

 

この人は火野有太さん、別名ダークアルミだったわね。

 

アルカ『性別以外はまんまアルミね』

 

日花(ですね)

 

有太「クッキー買ってきたぞ、アルミ」

 

アルミ「あら、無視したと思ったわ」

 

有太「返事をしなかっただけだ。…日花も食べていいぞ」

 

日花「あ、ありがとうございます」スッ

 

パクッ

…美味しい♪

 

アルミ「日花、アンタは合格よ。弟子に任命するわ」

 

日花「…よし!」

 

アルミ「クッキー食べ終わった後に少し特訓よ」

 

日花「はい!」

 

ー数分後ー

 

クッキー美味しかった〜♪

 

アルカ『昔のアルミみたいな暴走はしないのね』

 

日花(…アレですか)

 

確かクッキーを食べてからスーパー化してとんでもない事になったんだっけ?

 

♪Rolling Sky-Sunset Glow

 

アルミ「さて、火桜について教えるわ」

 

日花「よろしくおねがいします」

 

アルミ「火桜には主に5種類あり、それらを応用するわ。…出てきなさい」

 

『ハッ!』シュバッ

 

やっと出るのね。

 

スタッ

 

フラン「登場!フラン・ユメミル!」

 

マリン「えっと、マリン・マリオ…!」

 

バァン!

 

…何その決めポーズ。

 

アルカ『wwwww』

 

アルカさんが笑ってるわね。

 

アルミ「……とりあえず手本を見せてやりなさい」

 

2人『了解!』スッ

 

まずフランがオレンジ色の花びらを出す。

 

フラン「攻撃火桜!」BLOOM!

 

オレンジ→攻撃

 

飛んでくる花びらに対してマリンは青い花びらを出す。

 

マリン「防御火桜!」BLOOM!

 

ピキッ!

 

青→防御

 

ドスッ

 

マリン「わっ!?」

 

フラン「おっと、回復火桜!」BLOOM!

 

今度は緑色の花びらね。

 

ポワン

 

緑→回復

 

マリン「ふふっ…転送火桜!」シュッ

 

紫色の花びらを出したマリンはいつの間にかフランの後ろに回り込んでいた。

 

紫→転送

 

フラン「…監視火桜!」BLOOM!

 

そして黄色い花びら。

アレで視界を広げるのね。

 

黄色→監視

 

日花「…あれ?」

 

マリン「どうしたの?」

 

日花「赤は?」

 

フラン「赤は…俺達はできない」

 

アルミ「赤は、一定以上の威力でそれぞれの火桜が赤くなるのよ。こんな風に」シュッ

 

アルミさんの周りを赤い花びらが旋回する。

 

日花「なるほど…」

 

アルミ「…さて、明日からはコレを習得してもらうわよ」

 

日花「はい!」

 

頑張るわ!




キャラ紹介

入箱日花
主人公。アルカの転生。
フクツ 火 時間停止

アルミ・マリオ
2・3部主人公。完成者。
ケツイ 桜 時空など

火野有太
アルミの狂気…だった。
ケツイ 桜 時空など

フラン・ユメミル
フリスクとベティの息子。
ケツイ 雷 なし

マリン・マリオ
アルミとキノ太郎の娘。青髪。
セイジツ 水 なし

次回もよろしくおねがいします。


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例の帽子

雰囲気とは、ぶち壊すためにあるものだ!(ゲス顔)


side入箱日花

 

次の日、私は再びアルミさんの家に行った。

 

ピンポーン

…ガチャッ

 

アルミ「あら、結構早く来たのね」

 

日花「ども」

 

アルミ「あいさつしてるヒマないわよ〜☆」

 

ヒュンヒュン!

 

左右から弾幕が飛んできた。

 

日花「吸収!」ギュルルルル!

 

冷静に吸収する。

 

日花「私には物理攻撃しか効かないわ!」バァン!

 

…決まったー!

 

「うん、流石アルカさんの転生だね」

 

「というか、いつ吸収を覚えたのかしら?」

 

「手合わせ願いたいわね」

 

物陰から3人出てきた。

フリスクさん、キャラさん、ベティさんのトリオである。

 

日花「お久しぶりです」

 

アルミ「…よく『ソジック最強トリオ』の攻撃を吸収だけで防げたわね」

 

アルミさんは素直に驚いている。

 

フリスク「アルミさん、最強じゃないですよ」

 

キャラ「私達を鍛えた貴女が最強です」

 

アルミ「そ、そうかしら?照れるわね〜」

 

…………。

 

ベティ「どうしたの、日花?」

 

日花「…そこで隠れてるアルヤ、マリン、フラン…出てきて」

 

「…バレたか」

 

スッ

 

アルヤ「いつ気付いたんだ?」

 

日花「気配バレバレよ?」

 

アルヤ「ええ?」

 

マリン「私達は?」

 

日花「同じね」

 

フラン「マジか…」

 

アルミ(感知能力半端ないわね。鍛えられた人でもあまり気付かないレベルなのよ?)

 

日花「私から隠れるなんて61年早いのよ!」

 

3人『何その的確な数字?』

 

秘密よ♪

 

アルミ「そういえば…日花、渡したいものがあるの」

 

渡したい?

 

日花「ダメージですか?」

 

アルミ「違うわよ?」

 

日花「じゃあ死?」

 

アルミ「ファ!?誰があげるのよそんな物騒な!」

 

日花「ただのブラックジョークですよ」

 

アルミ「真顔でそんな事言われても…」

 

フリスク(完全に日花のペースだね)

 

キャラ(あんなアルミさんあまり見ないわよね〜)

 

アルミ「ハァ…コレよ」スッ

 

アルミさんが出したのは、Nの文字が刺繍されている赤いキャップだった。

 

日花「え…コレまだ破れてないんですか?」

 

もう60歳以上だよねそれ?

 

アルミ「そっち!?もっとこう…『いいんですか?』みたいな反応しなさいよ!」

 

ベティ(アルミさんがツッコミになってて草wwww)

 

日花「…それで、なんで私に?」

 

アルミ「本来はマリンに渡す予定だったけど…」

 

マリン「ちぇ〜」

 

アルミ「色がアンタに一番合うからよ」スッ

 

日花「なるほど…」パサッ

 

赤いキャップをかぶる。

 

日花「似合いますか?」

 

フラン「似合ってるよ〜」

 

アルヤ「なんか昔の母さんみたいだな…」

 

昔のアルミさん?そりゃ…

 

日花「そりゃアンタのお母さんのお母さん、つまりアンタおばあちゃんが私の前世だからね♪」

 

マリン「セリフ長っ!そして早口!」メタい!




フリスク・ユメミル
ソジック国の英雄。
ケツイ 火 時間停止

キャラ・ユメミル
ナイフの扱いが超得意。
ケツイ 火 なし

ベティ・ユメミル
キョウフを超えたユウキ。
ユウキ 雷 なし

アルヤ・マリオ
アルミとキノ太郎の息子。髪型はマリオ似。
セイギ 風 時間停止

日花はアドレーヌの娘なので年に2、3度フリスク達に会ってます。
帽子の文字 M→A→N

次回もよろしくおねがいします。


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特訓しよう

タマシイと属性と能力。


side入箱日花

 

アルミ「さて、渡したいものは渡したし、特訓場へ移動するわよ」

 

日花「特訓場?」

 

アルミ「ええ。…転送火桜!」

 

シュッ

 

ー特訓場ー

 

シュッ

 

日花「…ココが特訓場ですか?」

 

キャラ「その通り!」

 

フラン「毎週ココで特訓するよ」

 

アルミ「…日花、質問よ。アンタは魔法の種類を知ってるかしら?」

 

日花「はい」

 

アルミ「じゃあ言ってみなさい」

 

よ〜し。

 

日花「タマシイの魔法と5属性と能力。タマシイの魔法は8種類あり、ニンタイ、ユウキ、セイジツ、フクツ、シンセツ、セイギ、ケツイ、キョウフ。5属性は火、水、風、土、雷。能力は時間停止などの特殊なものの事。以上です!」

 

ベティ「凄い…途中までしか分からなかった…」

 

マリン「流石IQ169!」

 

IQ関係ないと思うけど?

 

アルミ「満点ね。フリスク、日花に転送火桜を教えなさい。他はいつもの特訓よ!」

 

フリスク「了解です!…日花!しっかり覚えろよ!」

(ちょっとキャラ崩壊)

 

日花「はい!よろしくおねがいします!」

 

フリスク「まずはスーパー化してくれない?」

 

日花「分かりました!スーパー化!」ビリビリ

 

シュゥゥゥ…

 

S日花「できました!」

 

フリスク「……あれ?」

 

私のスーパー化は紫色である。

 

フリスク「白じゃない?」

 

S日花「はい…何故か私のスーパー化は紫色になるんですよ」

 

ホント、なんでだろ?

 

フリスク「でも、パワーは確かに上がってる…まあいいや。次はフクツ魔法とファイアを混ぜてくれ」

 

混ぜる?

 

S日花「えっと…」ボッ

 

ギュゥゥン

 

紫色の火になった。

 

S日花「こうですか?」

 

フリスク「そうそう!そのまま花びらの形にしてみて」

 

花びらの形に…

 

スッ

 

S日花「…できました!」

 

フリスク「すぐにできたのは凄いね…転生特典かな?」メタい!

(一応あってる)

 

S日花「後は持続力ですかね?」

 

フリスク「うん、頑張って!」

 

私は1時間ほど転送火桜の持続力を上げる特訓をするのであった。

 

ー特訓後ー

 

日花「ふぅ、疲れた〜」

 

アルミ「お疲れ〜カツカレ〜キーマカレ〜♪(?)」

 

日花「………」

 

何今の?

 

アルカ『私が昔言ってたフレーズね』

 

原因は貴女ですか…まあいいや。

 

日花「アルミさん」

 

アルミ「どうしたの?…なるほど」

 

えっ?

 

日花「何が分かったんですか?」

 

アルミ「アンタの心を読ませてもらったわ」

 

……WHAT!?

 

日花「心読めるんですか!?」

 

アルミ「まあ、見ちゃいけないような内容は見てないけどね」

 

わお…

 

日花「そすか」

 

アルミ「説明は私がするわ」

 

日花「ありがとうございます。アルミさんが来たら驚きそうですけどね」

 

アルミ「まあ、そうね」




一体何の事なのか?

次回もよろしくおねがいします。


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弄りもほどほどに

公立受験逝ってきます。


side入箱日花

 

ガチャッ

 

日花「ただいま〜」

 

アドレーヌ「おかえり…その帽子は!?」

 

日花「アルミさんからもらった」

 

アドレーヌ「なるほど、だからアルミから連絡があったのね」

 

日花「あ、ついでに言うとお母さん」

 

アドレーヌ「何?」

 

日花「アルミさんが後ろにいるよ☆」

 

アドレーヌ「ゑ…ファ!?」

 

アルミ「…よっ」

 

実はアルミさんがお母さんの後ろに回り込んでいたのである!

 

アドレーヌ「久しぶりね、アルミ」

 

アルミ「ええ。それで、なんで私がココに来たのか分かるかしら?」

 

アドレーヌ「日花に帽子を渡したから?」

 

アルミ「いや…実はね、日花は私の母さんの転生なのよ」

 

アドレーヌ「………え?」

 

アルミ「日花は母さんの転生なのよ」

 

アドレーヌ「あー…知ってた」

 

……フッ。

 

アルミ「え?」

 

アドレーヌ「結構前に日花に言われたわよ〜」

 

アルミ「……日花?」ニコッ

 

あ、怒っちゃった?

 

日花「1つだけ言っていいですか?」

 

アルミ「言ってみなさい」

 

…よし。

 

日花「すぅ………反応薄くて草」

 

アルミ「炎天掌」

 

ドゴォ…ッ!

 

私の意識はそこで途絶えた。

 

教訓:アルミを怒らせるな。

 

ー数時間後ー

 

…ハッ。

 

日花「…あれ?」

 

アドレーヌ「あら、起きた?」

 

日花「アルミさんは?」

 

アドレーヌ「とっくに帰ってるわよ。…それにしても、アルミをイジるとは中々やるわね〜」

 

日花「ふふっ、でしょ?」

 

心読まれてると気付いた時焦ったのよね〜

 

ー次の日ー

 

今日は月曜日なので、面倒くさいけど学校へ行く準備をする。

 

日花「………」

 

帽子はかぶれないわね。

 

日花「行ってきま〜す」

 

アドレーヌ「行ってらっしゃ〜い」

 

ガチャッ。

 

フラン「おはよ、日花」

 

日花「おはようフラン」

 

言い忘れてたけど、私とフランは同じ中学に通っている。

 

フラン「さっさと行こうぜ〜」

 

日花「オーケー。転送火桜!」BLOOM!

 

シュッ

 

ー高校ー

 

シュッ

 

日花「ところでフラン、アンタ成績よかったっけ?」

 

フラン「オール4以上だけど…日花はオール5だろ?」

 

日花「その通り!」ドヤァ

 

この下りがやりたかっただけよ。

 

フラン「ハァ…ところで…」

 

ざわざわ…

 

フラン「なんで俺達囲まれてるんだ?」

 

そうね…

 

日花「…ふふっ、そこの人は次に『お前ら2人、今ワープしてきたよな!?』と言う」

 

「お前ら2人、今ワープしてきたよな!?…何故分かった!?」

 

日花「なんとなくよ」

 

「と、とにかく、どうやってワープしてきたんだ!?」

 

フラン「秘密だ」

 

日花「らしいよ。…フラン、準備はいい?」

 

フラン「いつでもオーケーだよ」

 

日花「じゃ…全速力Bダッシュ!」

 

フラン「俺はXダッシュ派だ!逃げろ〜!」

 

ダダダダダー

 

私達は人混みから逃げるのであった。




アルミは日花(アルカ)に弱い…?

次回もよろしくおねがいします。


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ツッコミと絵描きと黒風幽と姫とヒメ

5人も…?


sideアルミ・マリオ

 

日花達は今学校ね…

 

キノ太郎「…ん、有太は何処だ?」

 

アルミ「魔界に行ったわよ?」

 

キノ太郎「アイツ…昼飯当番から逃げやがったな…」

 

アルミ「ま、後でしばいておくわ」

 

キノ太郎「おう、頼む」

 

ピンポーン

 

…誰かしら?

 

アルミ「はーい」

 

ガチャッ

 

「こんにちは!」

 

「わぁ……」

 

少年が1人、少女が4人いた。全員6歳ぐらいのようね。

 

「あ、あってた〜!」

 

「ほら言ったでしょ?ダークルメさんに言われたって」

 

「俺もルイージさんに言われたんだよ!」

 

…ダークルメ?…ルイージ!?

 

アルミ「アンタ達、誰なの?」

 

桃「姪浜桃です!」

 

メイ「室見メイです…!」

 

絵奈「貝塚絵奈です〜!」

 

留美「赤坂留美です!」

 

平次「坂田平次です」

 

へぇ…

 

アルミ「さっきダークルメとかルイージとか言ってたけど、何なの?」

 

メイ「えっと…前世って信じますか?」

 

…!?

 

アルミ「信じるわ」

 

平次「数週間前、俺達の夢の中でそれぞれの前世が出てきたんです」

 

6歳の割には説明が上手いわね…事実の確率が高くなったわ。

 

絵奈「それで、ココに行けって言われたんです〜!」

 

アルミ「なるほど…」

 

見た目的に…

 

アルミ「桃、アンタはピーチさんの転生でしょ?」

 

桃「はい、そうです!」

 

まあ、金髪で目の色もそのままだしね。

 

アルミ「平次は…ルイージさんでしょ?」

 

平次「はい」

 

それで…

 

アルミ「留美…アンタはダークルメの転生?」

 

留美「はい!そのまま転生しました!」

 

アルミ「絵奈はアドでしょ?」

 

絵奈「はい〜!」

 

語尾が伸びてるわね。

 

アルミ「でも……アンタは?」

 

メイ「………」

 

全員転生者でしょうけど…

 

アルミ「アンタは、誰の転生?」

 

メイ「鳴花ヒメです」

 

アルミ「鳴花?」

 

何処かでその名字を……!!!

 

アルミ「アンタ、犯罪者大量脱獄事件の被害者の!?」

 

メイ「犯罪者脱獄?」

 

アルミ「ちょっと待ってて」

 

ガサゴソ…

 

母さんが言ってて、それで事件簿を調べたら出てきたわ。

確か…コレね。

 

タタッ

 

アルミ「ええ…アンタの前世の顔…コレでしょ?」

 

鳴花ヒメの写真を見せる。

 

メイ「…はい!」

 

アルミ「驚いたわ…まさか事件の被害者が転生するとは…日花が聞いたら驚くわよコレ」

 

メイ「?」

 

アルミ「…あ、それと留美」

 

留美「なんですか?」

 

アルミ「ルメに会いたいかしら?」

 

留美「…もちろんです!」

 

アルミ「了解。…全員入りなさい」

 

5人『失礼します』

 

ーリビングー

 

キノ太郎「マジかよ…日花の他にもいたのか…」

 

アルミ「私の予想が正しければアンタと私の父さんの転生もいるわよ」

 

キノ太郎「そうか…それは会うのが楽しみだな」

 

私達は知らなかった。

コレは普通にフラグだったという事を。




ルイージ・マリオ→坂田平次
アド→貝塚絵奈
ダークルメ・パンドラ→赤坂留美
ピーチ→姪浜桃
鳴花ヒメ→室見メイ

この世界の室見メイの性格は桜咲く。のメイとだいぶ違います。

次回もよろしくおねがいします。


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風人の再会

今日、卒業式です。
……。
春休み自由だぁぁぁ!


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「そろそろ来るわよ、留美」

 

留美「はい……」

 

ピンポーン

 

アルミ「開いてるわよ」

 

ガチャッ

 

ルメ「アルミ、ダークルメが転生したってホント!?」

 

アルミ「ええ。ココにいるわよ」

 

留美「えっと…久し振り」

 

ルメ「…!!!」

 

ギュッ

 

ルメは留美に抱きつく。

 

ルメ「会いたかった…!」

 

留美「ふふっ、私もだよ」

 

ルメ「バカ…バカ…!」

 

泣いてるわね。

 

留美「ゴメンね、ルメ。6年前死んじゃって…」

 

ルメ「許さないわよ…もう…!」

 

アルミ「………フッ」ニコッ

 

まあ、感動の再会ってところね。

 

桃「留美…」

 

絵奈「私はアドレーヌさんに会いたいです〜!」

 

平次「俺はデイジーさんに」

 

メイ「………」

 

アルミ「メイ、アンタは?」

 

メイ「お兄ちゃんです」

 

アルミ「お兄ちゃんって…鳴花ミコトくん?」

 

メイ「はい…なんとなくお兄ちゃんも転生してると思うんですよね」

 

アルミ「そう…会えるといいわね」

 

メイ「はい!」

 

アルミ「平次、隣に行くわよ」

(デイジーの家は302号室)

 

その後、デイジーさんが驚きすぎて心臓発作になりかけた時は焦ったわ。

 

side入箱日花

 

日花「ふぅ…」

 

フランのヤツ、走るスピードが速すぎるわよ…

 

「忙しかったようだね」

 

メガネをかけてる少年が話しかけてくる。

 

日花「ホントよ…平尾」

 

コイツは坂田平尾、私の親友だ。

そして…マリオさんの転生だ。

性格が結構違うのよね。

 

「まあ、ワープするのは珍しいしな」

 

日花「それのせいで私達は逃げる必要があったんだけど、きのえ」

 

甲「なんか発音が違ったよな?」

 

このマッシュルームは志免甲。”こう”とは読まず”きのえ”よ。

 

日花「気のせいよ」

 

そして先代マッシュルームヘッドことキノピオさんの転生でもある。

 

日花「…そういえば、私一昨日アルミさんに弟子入りしたのよ」

 

平尾「え!?ホント!?」

 

日花「ホントよ。そこで私がアルカさんの転生だという事も教えたわ」

 

甲「マジか…俺らも行くか?」

 

平尾「それが良さそうだね。恐らく今平次達がアルミさんに訪問してると思うよ」

 

日花「へぇ…」

 

転生者のバーゲンセールね。

 

キーンコーンカーンコーン

 

平尾「あ、そろそろ授業だよ」

 

甲「席につくか」

 

そして学校が始まる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

デイジー「うーん…」

 

アルミ「デイジーさん!?」

 

平次「驚きすぎてません…?」

 

アルミ「コレやばいでしょ!?9948呼んで〜!」

 

平次「は、はい!」

 

こんな事があったのである。




この世界では鳴花ミコトは男です。
一応公式で性別は確定してないので。

マリオ・マリオ→坂田平尾
キノピオ→志免甲

マリオとルイージ、転生しても兄弟ですね。

次回もよろしくおねがいします。


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アルミ「多すぎィ…」

この章最終回です。


side入箱日花

 

アルミ「………」

 

平尾「ど、どうも…」

 

甲「えっと…」

 

アルミ「…ハァ」

 

まさかホントにいたとは、なんて思ってそうね。

 

アルミ「父さんとキノピオさんの転生か…」

 

平尾「そうです…」

 

甲「………」

 

アルミ「今更思うけど、転生者多すぎない?」

 

日花「偶々ですよ」

 

アルミ「…ホントに?」

 

日花「…多分」

 

アルミ「…母さん、タイミングを考えたでしょ絶対に」

 

アルカ『その通り(笑)』

 

日花「その通りだそうです」

 

アルミ「やっぱり…はぁ」

 

アルミさんはこめかみに手を当てる。

 

アルミ「…まあいいわ。特訓よ特訓」

 

日花「適当ですね」

 

アルミ「ホントはクッキーをやけ食いしたいんだけど?」

 

メイ「あはは…」

 

絵奈「…コレって私達のせいなの〜?」

 

桃「違うと思うよ」

 

アルミ(ホント…何するつもりなの、母さん?)

 

その後、何故か私の特訓量だけが倍になってたのは別の話。

 

sideアルカ・マリオ

 

アルミ、なんか大変そうね〜

(お前のせいだろ!)

 

………。

 

一応、意図的にこの時期に転生したのは事実なのよ。

理由?

 

転生したら歳の差が半端ない状態になってた、とかは嫌でしょ?

そんな単純な理由よ。

 

とりあえず、私はこれから傍観者になるわ。

日花、頑張りなさいよ。

 

アルカ、転生! 完

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次章予告

 

幻影の書

 

普通…なワケがない学校生活を送っていた日花達。

そんなある日、色々な図書館から幻影にまつわる本が盗まれる!

犯人の目的は一体何なのか?

そして、日花達はどうやって事件を解決するのかッ!?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ケーティ「…ねぇアオイ、レイン」

 

2人『なに?(なんですか?)』

 

ケーティ「私達、出番なかったわね」メタい!

 

アオイ「そうだね…」

 

レイン「私は魂集族の事で忙しいのでしょうがないですね」

 

ケーティ「こころは幻想郷に行ったし…」

 

アオイ「私は冥界に行ってたね」

 

ケーティ「……そうだ」

 

2人『?』

 

ケーティ「そろそろウィザーになろうかしら?」

 

アオイ「えっ…ニンゲン辞めるの?」

 

ケーティ「まあ、種族ではね。でも、性格は変わらないわ。ちょっとした理由があってウィザーになるのよ」

 

アオイ「ふーん…厄介事に巻き込まれないようにね、お姉ちゃん」

 

ケーティ「ええ…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ガチャッ

 

有太「ただいま〜…ん?」

 

アルミ「ゆ〜う〜た〜?昼飯当番さぼったわよね〜?」

 

有太「は?……あ」

 

アルミ「お仕置きだゴラァ!」ドゴォ!

 

有太「ギャァァァ!」




一応、アルミがイジられるのは多分この部だけですね。

次章もよろしくおねがいします。


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第2章 幻影の書
盗まれた本


新章開幕!
…ここ数日投稿できなくなるかもしれません。

日花 16歳

プラマイ

メイ達 ー8


side入箱日花

 

…昨日投稿された回からじけーれつで2年経ったわね。(メタい!)

そんな事は置いといて。

 

昨日、私はアルミさんに

 

アルミ『転送火桜の強化版を生み出してほしいのよ』

 

と言われた。

ちなみに

 

攻撃火桜→燃焼火桜(燃やす)

防御火桜→反射火桜(反射する)

回復火桜→猛毒火桜(過回復による毒)

監視火桜→心相火桜(心を読む)

 

になっている。

 

今は放課後、私達は学校から帰っていた。

 

日花「………」

 

平尾「日花〜、どうしたんだい?」

 

甲「まさか、変な事考えてないよな?」

 

日花「2代目マッシュルームヘッドのアンタに、変な事考えてるなんて言われたくないわよ」

 

甲「否定できない、だと…!?」

 

日花「大した事じゃないわよ。ただアルミさんに転送火桜の強化版を生み出せと言われただけよ…(汗)」

 

平尾「…大事じゃん!?」

 

甲「何処が『大した事じゃない』だよ!?」

 

日花「…ま、昨日頼まれたばっかだし、ゆっくり考えればいいわ」

 

平尾「……あ、いい考えがあるよ」

 

日花「何?」

 

平尾「幻を見せるものとかどうかな?映像とかエネルギーを転送して、相手に幻を見せる火桜とか」

 

日花「…それだぁ!流石魔法マニアね!」

 

平尾「どういたしまして〜」

 

「3人とも〜!」

 

3人『?』

 

マリンが走ってきた。

 

マリン「大変大変たいへんへ〜ん!」(原作ネタ)

 

甲「どした?そんなに焦って」

 

マリン「ハァ、ハァ…図書室にある幻系の本が全部盗まれたのよ!」

 

日花「…え、ちょうどよすぎない!?」

 

平尾「誰に盗まれたんだい?」

 

マリン「今日の朝、私が図書委員の仕事で本の整理をしてたら、いきなり、本棚から紫色のチビが出てきたのよ!」

 

紫色のチビ?聞き覚えが…

 

マリン「そいつは窓から飛び降りて…」

 

甲「飛び降りて?」

 

マリン「そいつが現れた所を見てみると、幻系の本が全て盗まれてたのよ…この紙がおいてあったけど」

 

『死ぬまで借りて行くぜッ☆ 3世』どーん

 

平尾「3世?……あ」

 

甲「絶対アイツだ…」

 

日花「そうね…」

 

マリン「…あれ?知ってるの?」

 

日花「ええ…紫色のチビ、そいつは恐らくオードロボートッテンよ!」

 

マリン「トッテン?56年前におじいちゃん達が捕まえたアイツ?なんで分かるの?」

 

甲「実はな、キノピオさんが『30年ぐらい前にアルミがトッテン2世を逮捕したぞ』とか言ってたんだ」

 

マリン「なるほど、だからトッテンってヤツなのね…」

 

平尾「アルミさんにこの事を話そう」

 

日花「そうね」

 

タタッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「よ〜し、この大量の本で…」パラパラ

 

紫色のチビは、盗んだ本を読んでいた。




1話で犯人がバレそう!?

次回もよろしくおねがいします。


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次女はウィザー

ずっと思う。
この時点で既に原作とほぼ関係ないよね?と。


side入箱日花

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

「誰かしら?」

 

日花「アルミさ〜ん!」

 

「姉さんじゃないけど?」

 

日花「…あ、ケーティさんでしたか」

 

目の前には最近ニンゲンを辞めたケーティさんがいた。

 

日花「アルミさんに話があるんですが…」

 

ケーティ「そう。…姉さん、日花達に呼ばれてるわよ〜!」

 

「今行くわ〜」スタスタ

 

マリン「あ、お母さん」

 

アルミ「どしたの?」

 

日花「実は…」

 

ーただ今説明中ー

 

平尾「…という事なんですよ」

 

アルミ「そういえばそんな報告があったわね…よし」

 

甲「どうするんです?」

 

アルミ「パーカーズ、出動よ!」

 

☆説明しよう!

パーカーズとは、日花達のチームである!

日花、平尾、甲、フラン、アルヤ、マリンの6人で構成されており、アルミの指示で出動する!

 

日花「分かりました、まずは情報収集に行きます!」

 

タタッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「……ホント、タイミングいいわよね」

 

ケーティ「姉さんは何もしないの?」

 

アルミ「そりゃ、私がやったらストーリー的に面白くないでしょ?」メタい!

 

ケーティ「メタいわよ」

 

アルミ「…ところで、アンタはニンゲンじゃなくなったワケだし、パワーはどうなってるの?」

 

ケーティ「2.5億よ。姉さんに近いわね」

 

アルミ「それほど近くないわよ?」

 

ケーティ「えっ?でも2.75億じゃ…」

 

アルミ「それは物理的パワーよ。精神的には実質4.5億ぐらいよ」

 

ケーティ「わお、流石姉さんね…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルヤ、フランと合流した後、作戦会議を始めた。

 

アルヤ「まずは図書館とかに行かないか?他の場所でも盗まれてるらしいし」

 

日花「そうね…でもまずはとある場所を見てみたいのよ」

 

平尾「その場所って?」

 

日花「オードロボーが拠点にしてた場所、今は亡きワリオさんの家よ」

 

甲「あー、いい考えだな」

 

フラン「そこって?」

 

日花「行ったら分かるわよ」

 

マリン「じゃあすぐ行きましょ」

 

日花「オーケー。転送火桜!」BLOOM!

 

シュッ

 

ーワリオの元家ー

 

目の前には古びたボロ家がある。

 

日花「みんな」

 

全員『?』

 

日花「息を止めるか、鼻をつまみなさい」

 

平尾「…なるほど」

 

フラン「でもなんで?」

 

日花「…すぐに分かるわよ」

 

アルヤ「…とりあえずやっておくか」

 

日花「じゃ、開けるわよ…」

 

ギギッ…

 

もわ〜ん

 

アルヤ「うおっ、何だコレ!?」

 

日花「やっぱり…」

 

ニンニクの匂いが充満してるわね。




ケーティはウィザーになりました。
ネクロンやセイダンと同じ種族です。
…まあ、見た目はニンゲンですけどね。エネルギーは魔力です。

完成すると、物理的パワーが最大になりますが、精神的パワーは成長し続けます。
アルミはその限界を探している所です。

次回もよろしくおねがいします。


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ヒントは…

MULAストーリークイズ!

コラボで登場したキャラは何人?

ヒント:ルメと、ザクロと…?


side入箱日花

 

マリン「で、ココで何するの?」

 

日花「最初のオードロボーが拠点にしてた所だから、何らかのヒントがあるかもしれないわ。辺りを調べましょ」

 

フラン「…今思ったけど不法侵入じゃね?」

 

平尾「そこは問題ないよ、前世の時もそれを無視したから」

 

アルヤ(問題あるだろ、それ!)

 

中に入ると、ものは散らばったままだった。

 

甲「ホコリまみれだな…」

 

日花「そうね…」

 

大分前にワリオさんが引っ越したからね…ん?

 

日花「ちょっと待って」

 

アルヤ「どうした?」

 

日花「なんか、不自然じゃない?」

 

甲「不自然?何がだ?」

 

日花「この散らかり方よ。意図的に散らかしたみたいじゃない」

 

平尾「そういえばそうかもね…」

 

日花「………」ボッ

 

ボォォォッ!

 

火を使ってホコリだけを燃やしてみた。

 

フラン「…!?」

 

ホコリの下には隠し扉があった。

 

日花「開けるわよ…」

 

ガチャッ

 

中に入っていたのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ヒントがあるとでも思ったか、バカども! 2世』

 

マリン「……は?」

 

日花「もしかして…」

 

コレ、アルミさんが2世の捜査をしてる時見つけたものかしら?

 

平尾「この紙、30年放置されてたんだね」

 

アルヤ「…とっとと出るか」

 

フラン「だな」

 

甲「手がかりなしか…」

 

ー外ー

 

日花「ココは手がかりなしだったし…作戦通り図書館を見てみましょ」

 

シュッ…

 

近くの図書館に転送火桜で移動した。

 

ざわざわ…

 

予想通り警察が数人調査していた。

 

「こら、逮捕だ!」

 

「ちくしょ〜!」

 

日花「ん?」

 

ちょうど今紫色のチビが逮捕されていた。

 

平尾「あれ、もう逮捕されてる…」

 

まさか…

 

日花「…すみません」

 

「ん、何でしょうか?」

 

日花「そいつ、ただの幻影です」

 

「そんなワケないですよ、この通り実体がありますし」

 

日花「実体…つまり…」スッ

 

ズバッ!

 

「グハッ!…グォォ…」フッ…

 

犯人と思われていた人は私に斬られると霧散した。

 

日花「影分身のような幻影ですよ」

 

「なんと…!」

 

甲「日花、何故分かったんだ?」

 

日花「あまりにもあっさりと捕まっていたから怪しいと思っただけよ。それが偶々あってただけ」

 

後、オードロボー達は全員捕まえるのに手こずったからね。

 

フラン「は、はぁ…」

 

日花「既に幻影の技を習得してしまってるようね。コレは急がないと…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「おっ、気配がなくなったな」

 

紫色のチビは言う。

 

「くくっ、まんまと騙されやがって。やっぱり国家権力どもはバカの集まりだよな〜」

 

ザッ

 

「誰がバカどもだって?」

 

「…げっ!?」




警察どもはアルミが鍛えてるため、原作のような理不尽かつ無能な集団ではありません。

次回もよろしくおねがいします。


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三女は魂集族のリーダー

前回の答え:3人

ルメ、ザクロ、すみれの3人です。


「おっ、気配がなくなったな」

 

紫色のチビは言う。

 

「くくっ、まんまと騙されやがって。やっぱり国家権力どもはバカの集まりだよな〜」

 

ザッ

 

「誰がバカどもだって?」

 

「…げっ!?」

 

「見つけたよ…」

 

魂集族のリーダー…アオイ・マリオはそう言った。

 

sideアオイ・マリオ

 

アオイ「見つけたよ、オードロボー…トッテン3世」

 

3世「な、何故見つかった!?」

 

アオイ「秘密だよ…さて、逮捕するよ」

 

3世「…へっ、させるワケないだろ!」スッ

 

3世は手を私にかざす。

 

3世「幻影!」カッ!

 

アオイ「…解除」サッ

 

パリン!

 

3世「なっ!?」

 

アオイ「私にそれが効くとでも?」

 

3世「クッ…」

 

アオイ「大人しく捕まって」

 

3世「こうなったら…ハッ!」

 

フッ…

 

3世は跡形もなく消え去った。

 

アオイ「透明人間ね…」

 

なら気配を…?

 

3世「バカめ、気配も一緒に消えるんだよ!」

 

何処からともなくそんな声が聞こえた。

 

アオイ「なっ…」

 

3世「あばよ、かっつあーん!」

 

ダダダダダー

 

アオイ「…ハァ」

 

泳がせておくわ。

 

アオイ「姉さんに電話しよう」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side入箱日花

 

アルミ『という事だから、よろしく』

 

ツーッ…

 

日花「3世はしめじ駅の近くにいたらしいわよ」

 

平尾「以外と近いね」

 

甲「でも、そこから離れてるんだろ?」

 

日花「アオイさんがGPS用に監視火桜を仕込んだらしいわ」

 

フラン「おお、仕事してる〜」

 

マリン「うん、アンタよりはね」

 

グサリ

 

フラン「ガハッ…」バタン

 

アルヤ「うおっ、死んだふりすんなよ…」

 

日花「…まあフランは立ち直るまでおいておきなさい「ひどくね!?」そろそろアオイさんの監視火桜が転送されるハズだから」

 

ー数秒後ー

 

ヒラッ…

 

あ、来た来た。

 

甲「あっちだな」

 

しめじ駅の西の方向ね。

 

平尾「行こう」

 

ダッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

3世「………」ササッ

 

3世は建物の間を通っていた。

 

3世(このまま家に帰れば、成功だ!後は本の内容を習得するだけ!)

 

ヒラッ…

 

監視火桜が彼の背中にくっついているとも気付かずに。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アオイ「姉さ〜ん」

 

ケーティ「何、アオイ?」

 

アオイ「手合わせしようよ」

 

ケーティ「へぇ…いいわよ」

 

アオイ「よし、じゃあ…」

 

アオイは構える。

 

アオイ「行くよっ!」ドッ!

 

ケーティ「…ハッ!」ザッ

 

ドゴォォォ!

 

2人の手合わせの結果は、その内分かるだろう。




アルミ→ニンゲン(最強)
ケーティ→ウィザー(魔族)
アオイ→魂集族(分類上は妖怪)

最強3姉妹ですね。マジでどうしてこうなった…

次回もよろしくおねがいします。


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追え、追え、オエーッ!

エチケット袋持ってきましょうか?
元ネタ:マリオの脱獄

この章最終話です。


side入箱日花

 

日花「………」

 

甲「なあ日花」

 

平尾「コレは流石に、ね…?」

 

日花「ええ…」

 

目の前にあったのは…

 

「俺が本体だ!」

 

「いいや俺だ!」

 

「俺に決まってるだろ!」

 

大量の3世。はっきりと言ってうるさい。

 

日花「全員偽物でしょ?ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

ドゴォ!

 

『ぐわぁぁぁ!』フッ…

 

ほら、言ったでしょ?

 

フラン「本体は止まってるみたいだな」

 

アルヤ「恐らく何処かで盗んだ本を読んでるんだろ」

 

タタッ…

 

ー数秒後ー

 

日花「……また?」

 

『俺が本体だッ!』

 

全員偽物なのは確定だし…

 

日花「時間停止」

 

↓ブゥゥゥン…

 

マリン「コレだと邪魔されないわね」

 

日花「この状態で本体の所に行くわよ」

 

スタスタ

 

ー数分後(時は止まってるがな)ー

 

日花「ココね…」

 

アルヤ「ボロ家か」

 

平尾「こじ開けるよ。…ファイアボム!」ポイッ

 

…ドガーン!

 

甲「中は…おお」

 

中には本が大量に積まれていた。

恐らく全部盗んだのだろう。

 

フラン「肝心の本体は…いた!」

 

3世「………」

 

3世は本を読んでる状態で止まっていた。

 

日花「……!いい事思いついたわ」

 

マリン「何何?」

 

日花「アルヤ、ちょっと来なさい」

 

アルヤ「おう…?」

 

日花「………」ゴニョゴニョ

 

アルヤ「…うおっ、なるほどな〜…よし、やるぜ!」

 

甲「何する気だ?」

 

日花「その内分かるわよ。…再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

3世「……!?何だお前らは!?」

 

平尾「君を捕まえに来たよ」

 

3世「ッ、逃げるぜ!」バッ

 

アルヤ「ほい、時間停止〜(日花以外)」

 

↓ブゥゥゥン…

 

アルヤが時間停止をした。

 

日花「さて…」スッ

 

私は幻影の書を手に取る。

 

日花「読んでいく〜♪」

 

ー数分後ー

 

日花「………」パタン

 

アルヤ「終わったのか?」

 

日花「ええ…フフフ…」ニヤリ

 

アルヤ「面白い事になりそうだな」

 

みんな(3世含む)を動かした。

 

アルヤ「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

3世「…は!?」

 

平尾「動いてる…」

 

甲「日花、なんでこんな状態にしたんだ?」

 

日花「まあ見てなさい…幻影火桜!」BLOOM!

 

しーん

 

マリン「何も起きないわよ?」

 

3世「ハッ、習得できなかったようだな!」

 

日花「そうかしら…分身!」

 

ポワン!

 

3体に分身したようね。

 

フラン「…!?ど、どうなってるんだ!?」

 

日花「さて、逃げれるかしら?…まあ、アンタは既に負けてるけど」

 

3世「へっ、そんなワケあるか!逃げろ〜!」

 

甲「ッ、待て!」ダッ

 

アルヤ「………」

 

3世「おせーな!」

 

アルヤ「…何言ってんだ、お前?」

 

日花「………」ニヤリ

 

アルヤ「さっきから1歩も動いてないぞ?」

 

3世「は?そんなワケないだろ!俺はずっと走ってるぞ!」

 

マリン「そうよ兄さん、追いかけないと!」

 

日花「フフフ…ハハハッ!」

 

3世「な、何がおかしい!?」

 

日花「アンタは催眠状態なのよ!ハッ!」カッ!

 

3世が実際にいる位置を攻撃する。

 

3世「うっ…な…ぜ…」バタン

 

4人『!?』

 

こうして私は、幻影火桜を習得したのである。

 

幻影の書 完

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次章予告

 

ザ・ネロイズム

 

至って普通の逸般人、日花の周りが突然”逆さ”にひっくり返る。

それは異変なのか、はたまた誰かの救難信号なのか。

魔界へ行ったら分かるようだ!

 

アルミ「アンタは…!」




この小説で俺が結構好きなキャラが次章で初登場ですッ!

次回もよろしくおねがいします。


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第3章 ザ・ネロイズム
逆さ…?


新章開幕!

リバース・デビル

日花 20歳

それと、昨日投稿しなかったのは3部の最終話を前話と同じ日に投稿したから調整するためです。


side入箱日花

 

日花「こ、これは!?」

 

グォォ…

 

私の周りは今、全て逆さになっていた。

 

日花「何コレ…?」

 

そして背後から建物が…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日花「ハッ!?」

 

夢か…

 

マリン「おはよ!どうしたの日花?」

 

日花「なんか…全て逆さになる夢を見たのよ。しかもやけにリアルで…」

 

マリン「でも、夢だったんだし…とりあえず朝の準備よ!」

 

日花「ええ…(何だったの、あの夢…?」

 

「!びんゅじびんゅじく早、らほ」ンリマ

 

…!?

 

日花「マ、マリン、アンタ逆さに…!?」

 

マリン「え?何言ってんのアンタ?幻影火桜使いすぎて幻覚でも見てんの?」

 

日花「あれ?戻ってるわね…」

 

アルカ『日花、気を付けて。どうやら幻じゃないみたいよ』

 

日花(分かりました…)

 

ー後間時1ー

 

平尾「おはよう、日花」

 

日花「おはよ…」ボー

 

私は少しぼーっとしていた。

 

甲「どうした?具合でも悪いのか?」

 

「いーお?夫丈大、花日」尾平

 

えっ!?

 

日花「また逆さに!?」

 

甲「おい、平尾、お前…!?」

 

甲も見えてるようね。

 

平尾「ん?何のことだい?」

 

はぁ…?

 

日花「甲…アンタも見えたわよね?」

 

甲「ああ、さっき平尾が逆さに…」

 

日花「実は、今日の朝、マリンが一瞬逆さになったのよ…」

 

「………」パチン

 

「…かるき起たまつい、くかにと」甲

 

日花「今度はアンタが逆さになってるわよ!?」

 

平尾「甲!?」

 

甲「そうなのか?なんともないんだがな…?」

 

ええ…

 

甲「もしかしたら、逆さになってる時、本人は自覚がないんじゃないか?」

 

…なるほど。

 

日花「ありえるわね。放課後アルミさんの所に行きましょ」

 

平尾「そうだね…」

 

今回は嫌な予感がするわ…

 

ー---------------------------------------------------ー-

 

♪かいりきベア-ネロイズム

 

ああ、規制、罵声、余生

全部全部ぜんぶ、うざいうざいな

ああ、未来、嫌い、嫌い

いっそ失踪失踪屍だ

はい悲しんで、はい悲しんで、はい顔死んで、NO青春

はい苦しんで、はい苦しんで、這いつくばってもさえない人生

ヘラヘラすんな

 

痛い痛い現象真っクラクラ現象

至たたたる表情は真っ赤っ赤な炎症

痛い痛い現象真っ逆さま現象

悲たた嘆だ感情は落下かな一生

否テテテテ定で否テテ定で定で

もう内面から存在まで否定で

否テテテテ定で否テテ定で定で

もうどうなったっていいや

聞きたくもない

聞きたくもない




もうバレバレですね。

次回もよろしくおねがいします。


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魔界ってほんまかい?

…なんか寒いですね。
窓閉めてきます。

スタスタ


side入箱日花

 

放課後になったので、アルミさんの家に向かう。

 

ピンポーン

…ガチャッ

 

アルミ「お、来たわね」

 

日花「実は「内容はもう分かるわ。逆さになる現象が起きてるんでしょ?」…はい」

 

アルミ「私も何度か目撃したのよ。主に有太が逆さになってたわね」

 

有太「自覚できないのが厄介だよな…」

 

日花「それで、何が原因なんですか?」

 

アルミ「原因は…とあるヤツの救難信号よ」

 

全員『救難信号?』

 

異変とかじゃないの?

 

アルミ「正確には、魔界の”善魔”と呼ばれてる悪魔の、ね」

 

日花「はぁ…」

 

アルミ「という事で、魔界へ行くわよ」

 

日花「いきなりですか!?急展開すぎません!?」メタい!

 

アルミ「今更よ」

 

平尾「でも、どうやって魔界に?」

 

アルヤ「魔界はこの次元、地界とは別次元に存在する。つまり、転送で行けるんだ」

 

アルミ「説明ありがと、アルヤ。…と言っても、ただの転送火桜じゃ行けないわよ」

 

甲「ならどういう転送なんですか?」

 

アルミ「こうよ。まずは時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

アルミ「そして転送火桜のパワーを…!」

 

ギュィィン!

 

アルミ「赤くなるまで溜め続ける!」カッ!

 

フラン「!!(凄いパワーだ…!)」

 

アルミ「最後にこの赤い花びらを…」スッ

 

マリン「…?」

 

アルミ「…とりあえず思いっきり殴る!」ドゴォ!

 

全員『結局ソレですか!?』

 

予想はしてたけどね…

 

バリィン!

 

アルミさんが殴った場所は空間が割れ、穴が空いた。

 

有太「俺も行くぜ」

 

アルミ「いや、アンタは天界で鬼神に会ってきなさい」

 

有太「ん?なんでだ?」

 

アルミ「カンよ」

 

有太「…分かった」

 

…それじゃ。

 

日花「突入!ハァァ!」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー魔界ー

 

甲「…ここが魔界か」

 

マリン「そのようね」

 

アルミ「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

日花「それで、どう動きますか?」

 

アルミ「4手に分かれるわよ。その方が調査しやすいし」

 

平尾「でも、初見ですよ?」

 

ゲームじゃないわよ…

 

アルミ「大丈夫。監視と転送火桜をつけておくから、何かあったらすぐに駆けつけるわ」

 

アルヤ「…了解だ」

 

分け方はこう。

 

私とフラン

マリンとアルヤ

平尾と甲

アルミさん

 

sideアルヤ・マリオ

 

スタスタ…

 

マリン「兄さん」

 

アルヤ「何だ?」

 

マリン「私たちだけで2人だけで行動した事あったっけ?」

 

アルヤ「…あまりないな」

 

それより…

 

「おい、そこの野郎ども」

 

「金を出せ」

 

アルヤ「治安悪いなここ…」




早速戦闘ですね。

次回もよろしくおねがいします。


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嫌がる少女

豆知識

アルヤの口癖は、「うおっ!」である。
マリンとアオイの見た目はかなり似ている。


sideアルヤ・マリオ

 

「おい、そこの野郎ども」

 

「金を出せ」

 

アルヤ「治安悪いなここ…」

 

マリン「だね…」

 

「金出せって言ってんだろうが」

 

「じゃねえと殺すぞ!」

 

アルヤ「うおっ、殺すとか物騒だな」

 

マリン「金あげても殺しそうだけどね」

 

「ッ、うおらぁ!」ダッ

 

アルヤ「ふんっ!」ドゴォ!

 

「ギャフン!」

 

「なっ!?」

 

アルヤ「お前ら…かかってこい!」

 

『言われなくても、やるわぁー!』

 

うおっ、多いな…ま、いいけど。

 

アルヤ「ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

マリン「はぁ…私も加勢するわ。ハイドロポンプ!」バッシャーン!

 

『ぐわぁぁぁ!』

 

さて、掃除の時間だぞ!(黒い笑み)

 

ー数分後ー

 

「ガハッ…」バタン

 

アルヤ「よし、これで全員倒したな」

 

マリン「掃除完了ね」

 

…ザッ

 

「ねぇ、アンタ達」

 

アルヤ「ん?」

 

白いパーカーを着た少女がいた。

 

「地界から来たんでしょ?」

 

マリン「そうだけど?」

 

「……分かった」スッ

 

少女が出したのは…のこぎりだった。

 

アルヤ「んな物騒な…うおっ!?」サッ

 

「アンタ達がここにいるのは嫌。よって排除する」

 

♪かいりきベア-イヤガール

 

「イヤッ!」ズバッ!

 

飛斬撃か…

 

アルヤ「風斬!」シャッ!

 

相手の攻撃を相殺した。

 

マリン「くらえ…!」

 

マリンは空気中の水を集める。

 

マリン「水針!」シュッ!

 

「ややややややややっ!」

 

ズバババッ!

 

マリン「全部相殺した!?」

 

「やぁっ!」ブンッ

 

アルヤ「ッ!」サッ

 

のこぎり振り回すなよ!

 

アルヤ「危ないやつだな!」

 

「アンヘル様からアンタ達の方が危ないって言われた!」

 

…アンヘル?

 

マリン「誰よ、アンヘルって」

 

「…言わない」

 

まあ、そうだろうな。

十中八九親玉なんだろうが。

 

アルヤ「攻撃火桜!」BLOOM!

 

「きゃぁっ!」ドスッ

 

マリン「ハイドロポンプ!」バッシャーン!

 

「うわっ!?」

 

敵は俺達の蓮撃をくらい、怯んだ。

 

アルヤ「とどめだ!行くぞマリン!」

 

マリン「オーケー!ハァァァッ!」

 

ギュィィン!

 

「何…!?」

 

2人『タイフーン!』

 

ギュルルルル!

 

「嫌ぁぁぁぁぁ!」

 

ピューン…キラン⭐︎

 

敵は空の彼方へと飛んでいった。

 

マリン「兄さん!YEAH!」

 

アルヤ「おう!」

 

ビシ、バシ、グッ、グッ!

(ジョジョ3部のハンドシグナル)

 

一件落着だな!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

平尾「なんか魔界って、空が赤い意外地界と変わらないね」

 

甲「あとは、見かける人がガラの悪そうな格好をしてるだけか?」

 

「…………」




アンヘルって?

次回もよろしくおねがいします。


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毒の悪魔と善魔

叫べ


side坂田平尾

 

平尾「なんか魔界って、空が赤い意外地界と変わらないね」

 

甲「あとは、見かける人がガラの悪そうな格好をしてるだけか?」

 

「…………」

 

…で?

 

平尾「そこの君は何のようだい?」

 

「バレてたのね」スッ

 

紫髪の少女が出てきた。

…紫というより、マゼンタかな?

 

甲「誰だ、お前は?」

 

ベノム「私はベノム、毒の悪魔よ」

 

悪魔か…

 

平尾「それで、敵なのかい?それとも味方なのかい?」

 

甲「答え方次第では味方でも敵とみなすぞ」

 

ベノム「…味方よ」

 

平尾「真相火桜!」BLOOM!

 

少し読ませてもらうよ。

 

『後はネロ君のところに連れて行って、同盟を組むだけ…』

 

ネロ君って誰かは知らないけど、問題ないか。

 

甲「どうだった?」

 

平尾「信用できるよ」

 

ベノム「それはよかったわ。…ついてきて欲しいんだけど、いいかしら?」

 

平尾「うん」

 

ベノム「じゃあついてきなさい」

 

スタスタ…

 

ー数分後ー

 

僕達が着いたところでは…

 

アルミ「ふふっ、やるわね!」

 

「君こそ!」

 

『ハァッ!』

 

アルミさんと誰かが手合わせをしていた。

 

甲「何だこの状況?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side入箱日花

 

「うおおおおおおお!」

 

なんか、目の前からチェーンソーを持った少女が走ってきてるんだけど?

…冷静に対応しよう。

 

日花「反射火桜!」BLOOM!

 

ドゴォ!

 

「ギャフン!」バタン

 

日花「よし」グッ

 

フラン「…おいおいちょっと待て!」

 

日花「何よ」

 

フラン「あっさり終わってないか!?」

 

日花「別にいいんじゃない?物騒なものを持って突進してきたのが悪いんだし」

 

(出番はこれだけ!?)

※これだけです。

 

…バサッ

 

日花「?」

 

クルッ

 

「やあ」

 

挨拶してきたのは、逆さにひっくり返ってる悪魔だった。

…ちょっと待って!?

 

フラン「お前が善魔か!?」

 

ネロイズム「その通り。僕の名前はネロイズム。よろしくね、アルカの転生の日花」

 

…何ですって!?

 

日花「何故それを!?」

 

ネロイズム「アルカとは知り合いなんだ」

 

アルカ『その通りよ』

 

事実みたいね。

 

フラン「で、あの逆さになってたヤツは何が目的なんだ?」

 

ネロイズム「そうするとココに来るかな、と思ったんだ」

 

「フッ、そう思ってたわ」

 

日花「アルミさん!」

 

アルミ「アンタの目的はよーく分かったわ。そこで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ちょっと手合わせしない?」

 

ネロイズム「…へえ?」

 

マジか…

流石戦闘狂。

 

アルミ「いい提案でしょ?」

 

ネロイズム「だね…早速あっちでやろう」

 

ネロイズムは空を指差す。

 

アルミ「ふふっ、いいわよ…」

 

スゥ…

 

2人は空へ飛び上がり…

 

アルミ「ハァッ!」

 

ネロイズム「フンッ!」

 

ドゴォ!

 

手合わせを始めた。




元ネタ(全部かいりきベアさんの曲)

ベノム→そのまま(ベノム)
チェーンソーで突進してきた少女→メンタルチェンソー
ネロイズム→そのまま(ネロイズム)

つまり?

次回もよろしくおねがいします。


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兄妹の再会

アルミとネロイズムのパワーは大体同じですね。


side入箱日花

 

アルミ「炎天桜舞!」BLOOM!

 

ネロイズム「悲帝バッテン!」ギュン!

 

ドガァァァン!

 

日花「凄い…!」

 

甲「規格外な戦いだな…」

 

アルヤ「うおっ、ネロイズムも凄いな」

 

マリン「あの母さんといい勝負するなんて、ね…」

 

…ズドッ!

 

ネロイズム「ハァ、ハァ…いい勝負だった」

 

アルミ「ええ。できればまたやりたいわ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

メイ「…!!!」ハッ

 

絵奈「どうしたの〜、メイ?」

 

メイ「お兄ちゃんの気配がする…!」

 

絵奈「…え?」

 

メイ「次元斬り!」ズバッ

 

ゴォッ!

 

絵奈「メイ!?何処行くの〜!?」

 

メイ「お兄ちゃんに会いに行く!また後で!」

 

絵奈「え〜!?」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ネロイズム「…?」

 

アルミ「どうしたの?」

 

ネロイズム「なんか、懐かしい気配が…まさか!」

 

ネロイズムは驚いている。

 

「あれ?日花さん!」

 

日花「…メイ!?」

 

メイ「…!!!」

 

ネロイズム「…ヒメ?」

 

メイ「…お兄ちゃん?」

 

全員『!?』

 

ネロイズム「ヒメ!」ダッ

 

メイ「お兄ちゃん!」ダッ

 

ギュッ

 

ネロイズム「お前も、転生してたのか…!」

 

メイ「うん…お兄ちゃん、会いたかった…!」

 

アルミ「アンタ…鳴花ミコトの転生なの!?」

 

ネロイズム「ああ…」

 

メイ「61年ぶりだね、お兄ちゃん」

 

ネロイズム「ヒメ…いや、メイ」ナデナデ

 

メイ「?」

 

ネロイズム「みんなに、僕達の過去を話していいかい?」

 

メイ「…もちろんだよ」

 

ネロイズム「ありがとう」

 

アルミ「………聞かせてもらうわ」

 

ネロイズム「61年前の話だ」

 

side鳴花ミコト(回想)

 

僕は鳴花ミコト。中学2年生。

元々コミュ障で、インキャ扱いされていた。

しかし成績はよかった。

それが気に食わなかったのか、僕はいじめられていた。

でも、僕にとってはそんなことはどうでもよかった。なぜなら…

 

ヒメ「お兄ちゃん、おかえり!」

 

ミコト「ただいま、ヒメ」ナデナデ

 

ヒメ「えへへ〜」

 

優しい家族がいたから。

僕はそんな家族と生活していた。

…あの日までは。

 

僕はその時、土曜授業でまだ帰ってきてなかった。

 

ピンポーン

 

母「あら、まだ10時だけど…」

 

父「はーい!」

 

ガチャッ

 

…ドスッ

 

父「ガフッ!?」バタン

 

「ククク、死んでろ」

 

犯罪者が入ってきたんだ。

 

母「あなた!?」

 

「オラァ!」バンッ

 

母「ガッ…!」バタン

 

ヒメ「えっ…?」

 

「反抗しないなら、生かしてやる」

 

ヒメ「……さない」

 

「あ?」

 

ヒメ「許さない!」ビリビリ

 

「!?」

 

Sヒメ「この、人殺し!」ドゴッ!

 

「ガハッ!?…野郎!」ドスッ

 

Sヒメ「ッ…!」バタン

 

「くたばったか。さて、金目の物を…」

 

そして犯罪者は去っていった。

 

ー2時間後ー

 

ミコト「あれ?玄関が開いて…!?」

 

僕の視界に入ったのは、お父さんとお母さんの死体だった。

 

ミコト「なっ…!?」

 

「お兄…ちゃん…」

 

ミコト「ヒメ!?」

 

見ると、刺し傷から血が出ているヒメがいた。

 

ヒメ「ごめんね、お兄ちゃん…」

 

ミコト「ヒメ!?死ぬな!」

 

ヒメ「はんざ、いし、ゃが…」

 

ガクッ

 

ミコト「ヒメェェェ!」

 

僕の家族は殺された。

こんな人生、もうどうでもよかった。

 

ミコト「あははは…」

 

あはははははははははははははははははは…

 

グキッ




脱獄者の逆襲!?→ザ・ネロイズム
61年経ってます。

次回もよろしくおねがいします。


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仲間

前回のヤツはグロいですね。


side入箱日花

 

ネロイズム「そして、気付いたら悪魔に転生してたのさ」

 

ベノム「その少し後に私に会った感じね」

 

日花「………」

 

かなり残酷な過去ね…少しアルカさんの過去に似てるわね。

 

ネロイズム「…元々は同盟とする予定だった」

 

アルミ「同盟?」

 

ネロイズム「だが、君達の仲間であるメイと再会できた…よって君達の仲間になりたい」

 

アルミ「…ふふっ、歓迎するわ」

 

ネロイズム「ああ、よろしく」

 

ネロイズム が仲間になった!

イナイレの仲間になった時の効果音が脳内で流れる。

 

甲「それで、元々なるつもりだった『同盟』は何の同盟なんだ?」

 

ネロイズム「…天界のとある天使がとんでもない事をしでかそうとしているんだ」

 

平尾「天使…?」

 

ネロイズム「その天使の名は、アンヘル」

 

アルヤ「アンヘル…あの少女が言ってたヤツか」

 

ネロイズム「君が言ってる少女は恐らくアンヘルの手下だ」

 

マリン「でも、そのとんでもない事って何なのよ?」

 

ネロイズム「地界、すなわち地球を圧倒的力で乗っ取ろうとしてるんだ」

 

フラン「なっ…!?」

 

ネロイズム「だからそれを止めるために地界最強のアルミと同盟を組もうとしてたんだ」

 

アルミ「へぇ…メイ」

 

メイ「何ですか?」

 

アルミ「今から天界へ行くわよ。有太の件もそろそろ終わってると思うし」

 

メイ「分かりました!次元斬り!」サッ

 

ズバッ!

 

日花「ファ!?」

 

アルミ「メイはほぼ何でも斬る能力があるのよ。多分転生特典ってヤツね」

 

それってかなりチートじゃ?

 

ネロイズム「空間を割る必要がなくなったね」

 

アルミ「ええ…じゃあ行くわよ!」

 

日花「突入!ハァァ!」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「それで、アルミはいつ来るんだ?」

 

有太「そろそろ来ると思うぞ」

 

「そうかい」

 

シュッ

 

有太「ほらな?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ

 

日花「ここが天界…」

 

「ほらな?」

 

アルミ「あら、終わってたのね有太」

 

有太「ああ、協力してくれるぜ」

 

「善魔もいるのかい」

 

有太さんの隣には…鬼がいた。

 

ネロイズム「君は…鬼神」

 

優香「正解。私は鬼神、本名は基山優香さ」

 

アルミ「今回はよろしくね、優香」

 

優香「ああ。…後で一飲み付き合ってもらうよ?」

 

アルミ「もちろん」

 

ガシッ!

 

2人は握手を交わした。

 

ベノム「じゃ、これからアンヘルの住居に向かうわよ」

 

一体どんな建物でしょうね…?

 

ザ・ネロイズム 完




次章もよろしくおねがいします。


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時系列の説明

コレ、大事なので書いておきます。


♪MULAストーリー-arumi is here.

 

1部 日常は非日常

 

主人公 マリオ・マリオ

 

2016 洗脳メガネ 洗脳メガネをかけた大家が銀行強盗をする事から始まる。

 

2017 パンドラの箱? 開けたら消えてしまう箱の正体は!?

 

2019 マリオの脱獄 盗撮して捕まったマリオは果たして脱獄できるのだろうか。

2019 ただ今逃亡中 年数を0にしろ!

2019 マリオが死ぬ!? 一週間で就職するか、黒幕を倒すか。

2019 呪いの帽子 マリオの帽子に呪いがかかる!?

2019 タイム恋愛 2年前にタイムスリップしたマリオ。

2019 ケイサツの逆襲 頭がおかしくなった警察。

2019 宝探しデスゲーム 金が欲しいマリオが参加した宝探しゲームはとんでもないものだった!

2019 犯罪ワールド脱出 マリオの家に逃げ込んできたノリオが持っていたのは!?

 

ここまで原作

 

2019 アルカ、生き返る! アルカ、生き返るってよ。

 

2部 オーバーパワー

 

主人公 マリオ・マリオ

 

2020 アルカの学校生活 編入生、アルカ。

 

2022 脱獄者の逆襲!? 大量脱獄!?

 

2023 洗脳メガネ、再び 誰かが洗脳メガネを保管庫から盗んだ。

 

2029 世界がバグった! 黒い生命体が現れた。

 

主人公交代 アルミ・マリオ

 

2035 アルミの特訓! 時間停止ドリンクを飲んだアルミが特訓をする。

 

2039 ただ今命がけで逃走中 妹が2人できた!?

 

2043 パンドラの箱。 闇の風幽。

 

2049 5747081…? この世の終わりなのか…?

 

3部 コンプリート・ファイア

 

主人公 アルミ・マリオ

 

2051 地下の王国 UNDERTALE。

 

2053 パンドラの箱! 闇のアルカ、再び!

2053 ラグトレイン きさらぎ駅、再び!

 

2057 にゃんこ世界大戦 ニャン国と全面戦争!?

 

2060 アルミ、暗殺!? 犯人は一体誰なのか!?

 

2061 真のPルート 実は8つめのタマシイが存在した…

 

2064 日常。 仲間達に会おうと思うアルミ。

 

2072 フィナーレ。 アルミは果たして完成できるのか!?

 

4部 転生幻影

 

主人公交代 入箱日花

 

2078 アルカ、転生! アルカの他に転生していたのは…

 

2080 幻影の書 紫色のチビ、だとぉ?

 

2084 ザ・ネロイズム 逆さの悪魔

2084 ラ・アンヘル 仮面の天使

2084 ??? 完成の欠片

 

こんな感じですね。

 

年数を計算すると……なんと68年!

定年退職した人の年齢よりも長いですね。

じけーれつはこれからも続きますよん。

 

へカーティア「私の話し方を真似してるのかしらん?」

 

アルミ「さぁ?」

 

それでは、また明日です。




次回もよろしくおねがいします。


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第4章 ラ・アンヘル
嫌な偶然


…あ、一応新章開幕です。
ザ・ネロイズムの直後からです。


side入箱日花

 

アルミ「アンヘルの住居ってどんな場所なの?」

 

優香「…神社のような場所だと聞いたことがある」

 

アルミ「へぇ…」

 

日花「アンヘルのパワーってどれぐらいなの?」

 

ネロイズム「8億ぐらいだ。でも、戦術が圧倒的に卑怯だから、自分より数倍強い相手でも倒せる」

 

日花「へぇ…」

 

アルミさんの悪いバージョンね。

 

平尾「…それにしても、建物は地界と変わらないね」

 

甲「だな。違いは空の色や住民の種族ぐらいか?」

 

私達は他愛のない話をしていた。

…周りに人がいなくなる場所に着くまでは。

 

優香「…アルミ、ネロイズム」

 

アルミ「何?」

 

ネロイズム「なんだい?」

 

優香「分かるよな?」

 

ネロイズム「…もちろんだ」

 

アルミ「ええ。誰かが私達をつけてるわね」

 

「…バレましたか」

 

ベノム「アンタは…!?」

 

ネロイズム「何故ココにいるんだ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…普段は神社に立てこもってるはずだ、アンヘル」

 

…何ですって!?

 

アンヘル「数年前に私を裏切った貴方に言われたくないですわね、ネロイズムとベノム」

 

ベノム「ッ…!」

 

アンヘルは巫女服のようなものを着ており、赤い角と天使の輪っかがあって、翼が片方だけ生えていた。

…セフ○ロスのマネかしら?

(違えよ!)

 

アルカ『アイツは…!』

 

日花(どうしました、アルカさん?)

 

アルカ『いや、何でも「あらあら…」!?』

 

アンヘル「これは予想外ですね…」

 

日花「…?」

 

アンヘル「私の”失敗作”の転生がいるとは思いませんでした…」

 

アルヤ「失敗作…?」

 

日花「!?」

 

ありえない…!

 

アルカ『いや、ありえるわ。実際に目の前にいるんだから…!』

 

日花「アンタが…クソ野郎、クティ・パンドラの転生なんて…!」

 

マリオ家『!?』

 

マリン「クティって、日花の前世の母親!?」

 

ネロイズム「いやな偶然だ…!」

 

アンヘル「これは流石の私でも予想外でしたねぇ…」バサッ

 

アンヘルは空に飛び上がる。

 

アンヘル「本来待つべきであった場所で待つとしますわ」

 

ビュゥゥン!

 

ネロイズム「ッ、待て「ネロ君落ち着いて!」くっ…」

 

優香「アイツ…高確率で嘘をついてる」

 

アルミ「そうね…それと部下をここに送り込んでるわね…」

 

…ドドドドドッ!

 

「お前らにはアンヘル様と戦う資格なんてねぇんだよ!」

 

「俺達に殺されるべきだ!」

 

ま、前から大軍が!

 

優香「止まれ!」ブンッ

 

優香さんが金棒を振り回す。

 

「ぐわぁぁぁ!」

 

ここは戦闘になるわね…!

 

日花「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

アルミ「炎天桜舞!」BLOOM!

 

ネロイズム「バッテンスロウ!」ヒュン!

 

戦いは、始まった。




クティ・パンドラ→アンヘル

次回もよろしくおねがいします。


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蹴散らしていこー

サブタイトルが思いつきません…


side入箱日花

 

日花「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

アルミ「炎天桜舞!」BLOOM!

 

ネロイズム「バッテンスロウ!」ヒュン!

 

戦いは始まった。

 

「ぐわぁぁ!」

 

平尾「ファイアボム!」ポイッ!

 

「んなもん効かねえよ!」

 

平尾「なっ!?」

 

甲「オラァ!」ドゴォ!

 

「グフッ!」

 

甲「今のは効いたようだな」

 

フラン「ケツイサンダー!」ビリビリ!

 

マリン「波乗り!」ザパーン!

 

2人『合わせて、電撃床!!』

 

ビリビリッ!

 

「じびびっ!?」

 

「何だこれ!?」

 

アルヤ「からの、大嵐!」ビュゥゥン!

 

「うわぁぁぁ…」キラン

 

ネロイズム「否テテテテテテテ定!」

 

メイ「肯テテテテテテテ定!」

 

ドゴドゴズバッ!

 

「こいつら、強え…!」

 

優香「どきなぁ!」カキィン!

 

「鬼神だとぉ!?グォッ」

 

アルミ「一気に蹴散らすわよ…有太!」

 

有太「ああ!」

 

ギュゥゥン!

 

2人『天崩地裂!』

 

ギュォォォ!

 

『ギャァァァ!』

 

…アルミさんがほとんど倒したわね。

 

アルミ「さて、進み…ん?」

 

日花「どうしました?」

 

アルミ「ここ…異空間ね」

 

…え?

 

日花「…え?」

 

心の中で思った事がそのまま口に出た。

 

アルミ「恐らく私達が大軍と戦ってる間に仕掛けたのね、アンヘルが」

 

日花「いつの間に…」

 

アルミ「とりあえず壊すわ。…消滅!」

 

シュッ…!

 

周りの異様な空気は消え去った。

 

有太「お前、グリッチの力を取り込んだ時の能力が復活したのか?」

 

アルミ「ええ。まあ、あまり使う気はないけどね」

 

確か、対象を消す能力だったかしら?

エグい能力ね…

 

アルミ「じゃ、進みましょ」

 

ネロイズム「ああ…」

 

スタスタ

 

ー数分後ー

 

コォォォォ…

 

大きな鳥居がある神社に着いた。

 

ベノム「この中は異空間になってるわ、気を付けて」

 

メイ「………」ゴクリ

 

シュッ…

 

ーアンヘル神社ー

 

シュッ

 

アンヘル「あら、早かったですわね」

 

ネロイズム「この程度で手こずる僕達じゃない」

 

アンヘル「そうですか。なら次はこの方に相手してもらいましょう♪」パチン

 

…シュッ

 

アルミ「!?」

 

「…………」

 

日花「貴方は…!」

 

ネクロン…!?

 

アンヘル「ネクロンと言っても、クローンのようなものです」

 

ベノム「じゃあ、ネクローン?」

 

…今のは寒いわね。

 

ベノム「…スミマセン」

 

アンヘル「…コホン。それでは、ネクロン…行きなさい」

 

ネクロン「グォォォォ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

へカーティア「あら?」

 

何かがおかしい。

 

へカーティア「ネクロンが、いないわねん…?」




まさか…

次回もよろしくおねがいします。


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焦る地獄の女神さん

今更だけど、ヘカさんの性格が分からん…


sideへカーティア・ラピスラズリ

 

おかしいわね…

 

へカーティア「ネクロンが、いない…?」

 

いつもならここ、ウィザー洞窟にいるはずだけど…?

 

「どうしました、女神様?」

 

へカーティア「ネクロンがいないのよん。ちょっと辺りを見回してくれない?」

 

「了解です!」

 

タタッ

 

困ったわねん…

 

「へカーティア様〜!」

 

へカーティア「どうしたのん?」

 

「天界の大天使、アンヘルがココにいたとの報告がありました!」

 

アンヘル?

ああ、少し前に現れた天使ねん。

 

へカーティア「それを細かく調べて」

 

「かしこまりました!」シュッ

 

へカーティア「ネクロン…」

 

今どうなってるのかしらん?

 

side入箱日花

 

ネクロン「グォォォォ!お前らぶっ殺す!」

 

ネクロン(クローンだからネクローンがいいのかしら?)が襲いかかる。

 

アルミ「今更ネクロンなんて怖くないわよ!ヘルフレイム!」ゴォォォッ!

 

ネクロン「ウィザーインパクトォォォ!」ドガーン!

 

シュゥゥゥ…

 

アルミさんのヘルフレイムが相殺された…?

 

アルミ「…なるほど、強化されてるのね」

 

アンヘル「当たり前じゃないですか」

 

優香「これはどうだい?…雷鳴八卦!」ドゴォ!

 

ワン○ースのカイ○ウの真似?

 

ネクロン「ウィザーシールド」ピキッ!

 

ガキィン!

 

優香「へぇ、固いね」

 

ネクロン「ウィザーインパクト…エクスプロージョン!」ジュッ…

 

アルミ「白炎結界!」ボッ!

 

ドガァァン!

 

黒い大爆発が起きる。

 

アルミ「全体的に強化されてるようね」

 

有太「だが、倒せない相手じゃないだろ」

 

アルミ「ええ…有太、使っていいかしら?」

 

有太「何をだ?」

 

アルミ「時間停止の上位互換」

 

有太「…いいんじゃないか?」

 

時間停止の上位互換?

 

アルミ「じゃあ使うわよ…」

 

sideアルミ・マリオ

 

戦闘では初めて使うわね。

 

アルミ「全て止まれ…時空停止」

 

…ギュワンッ!

 

文字通り、時間軸全てが止まった。

もちろん自分以外は。

 

アルミ「この技、エネルギー消費量が半端ないから早めにカタをつけないとね」

 

シュッ

 

まず、ネクロンにはこれね。

 

アルミ「封印…パンドラ!」

 

ギュゥン!

 

封印を施す。

今はこれで充分だわ。

次は…

 

「やめろ」

 

アルミ「…!?」

 

後ろから声がした。振り返ると、そこには白髪の老人がいた。

 

時空神「わしは時空神じゃ。お主…アルミ・マリオに言いたい事がある」

 

この空間で動けるなら、説得力があるわね。

 

アルミ「…何かしら?」

 

時空神「お主、時空停止を習得したようじゃが、くれぐれも悪用せぬようにしてほしい」

 

悪用…なるほど。

 

アルミ「分かったわ」

 

時空神「…うむ、それじゃあの」シュッ

 

…今のは覚えておかないとね。

 

アルミ「そして時間軸は動き出す」

 

…ギュワンッ!




時空神は結構後にまた出す予定です。

次回もよろしくおねがいします。


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必死になって生、生、生、生

決壊シニカルって1、2、3。

昨日休みました。


♪かいりきベア-アンヘル

 

side入箱日花

 

アンヘル「…!?」

 

気付いたら、ネクロンは封印されていた。

 

有太「成功したか」

 

アルミ「ええ…」

 

アンヘル「時を止めたら私も気付くはず。…まあいいでしょう」スッ

 

シャキン!

 

アンヘルが赤い鎌を出した。

 

アンヘル「この功徳の刃で、貴方達の命を刈り取って差し上げましょう」

 

ネロイズム「できるものならな…バッテンスロウ!」ギュン!

 

私も攻撃した方がいいわね。

 

日花「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

アンヘル「結界シニカル」ピキッ

 

キィン!

 

私とネロイズムの攻撃は防がれてしまった。

 

アルヤ「時間停止!」

 

シュッ

 

アルヤ「!?」

 

アルヤが移動した方向に弾幕が飛んでいた。

 

アンヘル「言いましたよね?時を止めたら私は気付くと」

 

アルヤ「ッ、飛斬舞!」シャッ!

 

アンヘル「無駄です!」

 

ズバッ!

 

アルヤ「ガハッ…」バタン

 

マリン「兄さん!…このっ!」ドッ

 

アルヤ・マリオ 戦闘不能

 

アルミ(…ん?)

 

アンヘル「怒りに任せても私には勝てませんよ?」

 

ズバッ!

 

マリン「ぐぁっ…」バタン

 

マリン・マリオ 戦闘不能

 

有太「一瞬で2人倒しただと…」

 

アルミ「…ちょっと待って」

 

アルミさんは何かに気付く。

 

アルミ「その鎌…偽物ね?」

 

全員『偽物!?』

 

アンヘル「……ふふっ、よく気が付きましたね。その通りです」

 

甲「つまり、今のは純粋な力でやったと言うのか…?」

 

アンヘル「そうなりますね」

 

表情からして本気を出さずに気絶させたようね…

 

メイ「斬ッ!」ズバッ!

 

ネロイズム「フンッ!」ドゴッ!

 

アンヘル「結界シニカル…!?」ピキッ

 

…パリィン!

 

メイ「物理的に斬れないものは…ない!」

 

ネロイズム「…リバース!」

 

アンヘル「…くっ」

 

アンヘルは目をかなり動かしている。

どうやらネロイズムはアンヘルの視界を逆さにしたようね。

 

アンヘル「小癪な…刃!」シャキン!

 

大量の刃が2人に向かって飛んでいく。

 

メイ「ッ!」サッ

 

ネロイズム「方向反転「させるとでも?」…グァッ!?」ドスッ!

 

アンヘル「予め投げておいたのですよ」

 

卑怯ね…!

 

優香「大地割り!」ドゴォ!

 

バキッ!

 

地面に亀裂が走る。

 

アンヘル「…鬼神は厄介ですね」バサッ

 

アンヘルは飛び上がる。

 

アンヘル「でも、空中に入れば「問題ない、とでも?」…なっ!?」

 

アルミ「そうでもないようね…私がいるから。滅焼脚!」ドゴドゴドゴッ!

 

アンヘル「グハッ…孫の攻撃は痛いものですね…」

 

アルミ「”お前”に孫と呼ばれる資格なんてないわ!天空落とし!」ギュゥゥン!

 

アンヘル「重結界シニカル」ピキピキッ

 

シュゥゥゥ…

 

何重にも張られた結界はアルミさんの攻撃を防いだ。

 

アルミ「この程度じゃ済ませないわよ…くそババア」




mulaのものおきばをもっと有名にする方法、ありますかね?

次回もよろしくおねがいします。


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つらいでしょ

クズの描写が難すぃ…

遅れてスミマセン。


♪かいりきベア-アンヘル

 

アルミ「覚悟しなさい…クソババア」

(セリフを少し変えました)

 

アンヘル「私をクソババア呼ばわりですか…貴女も年齢的にそうでしょう?」

 

アルミ「んなもん関係ないわよ…炎天桜舞!」BLOOM!

 

アルミさんが火桜の奥義で攻撃する。

 

ネロイズム「空中にいるのは厄介だ…悲帝バッテン!」ギュン!

 

アンヘル「重結界シニカル」ピキピキッ!

 

キィン!

 

アルミ「あ”あ”結界がウザいわね…!」

 

アルカ『日花、提案があるわ』

 

日花(なんですか?)

 

アルカ『例の変身、やってみない?』

 

…ああ、アレですか。

 

日花(分かりました…)ビリッ

 

メイ「風斬!」ズバッ!

 

平尾「ファイアボム!」ポイッ

 

フラン「雷落とし!」ドゴォ!

 

アンヘル「全方向重結界シニカル」ピキピキピキッ!

 

アルミ「技名長いっつーの!天空掌!」ズガァン!

 

ピキッ

 

ネロイズム「(もしかしたら…)リバース!」ギュン!

 

…パリィン!

 

アンヘル「なっ!?(一瞬で割れた!?)」

 

ネロイズム「上手く行ったみたいだね」

 

アンヘル「何を…」

 

ネロイズム「言う分けないだろう?」

 

優香「…鬼神弾!」ドッ!

 

優香さんも弾幕を放つ。

 

ネロイズム(エネルギーの流れを反転した…これは使える)

 

……よし。

 

日花「…アルミさん」

 

アルミ「どうした…!?」

 

フラン「日花!?何だその姿は!?」

 

日花「ふふっ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…グリッチ化したのよ」

 

ビリィッ!

 

アルミ「なるほど…母さんのタマシイにあったグリッチのエネルギーを取り込んだのね」

 

G日花「その通りです」

 

アンヘル「…ふん、紫色になっただけじゃないですか」

 

…へぇ?

 

G日花「これをみたらそう思うかしら?」スッ

 

ギュィィン…

 

G日花「アビリティ・エレイサー」

 

シュッ…

 

アンヘル「何も起きてないじゃないですか」

 

最初はそう思うわね。

 

アルミ「(へぇ、そう言う事ね)…ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

アンヘル「結か…なっ!?(発動できない!?)」

 

バゴォン!

 

アンヘル「ガハッ…!」

 

アルミ「天空掌!滅焼脚!」ドゴドゴドゴッ!

 

アンヘル「グフッ…(何故だ、何故発動できない…!)」ヨロッ

 

G日花「(相当焦ってるわね)ヘルフレイム・黒!」ゴォォォォ!

 

アンヘル「ッ、ぐわぁぁぁ!」

 

アルミ「よくやったわ、日花。これで相当倒しやすくなったわよ」

 

G日花「アンヘルの能力を消しただけですがね…」

 

アンヘル「なん、ですって…」

 

G日花「これでお前は結界も刃も使えない。どうする?」

 

アンヘル「ッ…(幸い能力ではないアレは使えるようね…)」

 

アルミ「……?」

 

アンヘル「まだ戦えますわ…フフフ…」




気味悪いですね。

次回もよろしくおねがいします。


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決☆壊☆だ

キャラ崩壊って面白い。


♪かいりきベア-アンヘル(2分の1倍速)

 

side入箱日花

 

アンヘル「まだ戦えますわ…フフフ…」

 

…怪しいわね。

 

G日花「煉獄パンチ・黒」シュッ

 

アンヘル「フフフ…」ガシッ

 

G日花「!?」

 

アンヘル「フンッ!」ドゴォ!

 

G日花「ガハッ…!」

 

何、このパワーの差…!

 

アンヘル「貴女の能力は厄介ですが、貴女本人は身体能力で普通に殺せますね」

 

ネロイズム「やめろ!」シャッ

 

アンヘル「……」スチャッ

 

アンヘルはどこからともなく重火器を出してきた。

 

ネロイズム「なっー」

 

アンヘル「死ねぇ!」ドドドドッ!

 

銃弾は恐らくアンヘルのエネルギーを纏っているのだろう、赤黒く染まっていた。

 

ネロイズム「グゥッ…」

 

優香「私にそれは効かないよ!粉砕撃!」ドゴォ!

 

アンヘル「果たしてそうでしょうか?」ドドドドッ

 

優香「…!?炒り豆だと!?」ジュッ

 

アンヘル「鬼の弱点を把握しないハズはいじゃないですか♪」

 

優香「ッ、卑怯な!」

 

アンヘル「それは私にとっては誉め言葉ですよ?」

 

アルミ「天空掌!」ズガァン!

 

アンヘル「おっと」サッ

 

アルミ「………」二ヤリ

 

アンヘル「まさか…!」クルッ

 

有太「気付くのが遅えよ!顔面崩壊弾!」バゴォン!

 

アンヘル「ギャッ!?」

 

ネーミングセンス皆無ね。

 

シュゥゥゥ…

 

アンヘル「グゥ…痛いですわ…」

 

有太「ん?顔面崩壊すりゃよかったのに」

 

アンヘル「顔は女の命なのですよ?」

 

有太「クズにとってはどうでもいいだろ」

 

ド正論ね。

 

アルミ「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

アンヘル「ッ、ミサイル!」スチャッ

 

ドガーン!

 

アルミ「わお…相殺しやがったわ…」

 

アンヘル「舐めてもらっちゃ困りますわ」

 

アルミ「キャラ崩壊のような事をしてるお前には言われたくないわ」

 

アンヘル「それもそうですね。…出現」カチッ

 

…シャッ!

 

アンヘルの背後から大量の銃火器が現れた。

 

優香「そりゃないだろ…」

 

ネロイズム「(能力なしの銃弾なら避けれるが…)みんな、周りにも設置されている可能性が高い」

 

G日花「了解よ」

 

アンヘル「…発射!」ポチッ

 

ズドドドッ!

 

目の前から…だけでなく、背後などからも銃弾が飛んでくる。

全て赤黒いエネルギーを纏っている。

…新技を使う時が来たわ。

 

G日花「みんな、下がってて!」

 

アルミ「何するの!?」

 

G日花「新技ですよ…ハァッ!」ギュン

 

カッ!

 

私は青い炎を纏う。

 

G日花「モーニング…ドーン!」ザッ

 

そして上に向かって大量のエネルギーを放射する。

 

…ギュォォォ!

 

大量の銃弾は跳ね返されていく。

 

アンヘル「ほう…」

 

G日花「ふふっ、どうよ!」




アンヘルは和風に見えて、本来使う武器はマシンガンなどの銃火器です。

次回もよろしくおねがいします。


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クズの最期

終わった…
そして始まった…


side入箱日花

 

G日花「ふふっ、どうよ!」

 

アンヘル「中々うざい技ですわね」

 

そう言うと思ったわ。

 

アルミ「サンキュ、日花。天空掌!」ズガァン!

 

アンヘル「擬似結界」ピキッ

 

エネルギーで代用してるのね。

 

パリィン!

 

すぐ割れたけど。

 

アンヘル「ガッ…(まずい、もう体力が…)」

 

ネロイズム「ヘラヘラすんな!」ドゴォ!

 

アンヘル「ガハッ…!」

 

有太「もう1発行くぜ…顔面崩壊弾!」

 

グシュッ!

 

アンヘル「ギャッ」

 

うわ、マジで顔面が崩壊したわ…

 

アンヘル「ハァ、ハァ…(こうなったら、呪いを…)」

 

アルミ「…!!みんな、下がりなさー」

 

アンヘル「遅い!」ガシッ

 

アルミ「なっ、離し…!?」

 

アンヘル「もう脱出不可能ですわ!くらえ!」

 

ギュォォォ!

 

日花「アルミさん!?」

 

アルミ「近付いちゃダメよ!」

 

アンヘル「 D E A T H 」

 

ドスッ

 

アンヘルの目は真っ黒に染まり、それに似たような色のエネルギーがアルミさんを包む。

 

アルミ「フ、ガッ…」バタン

 

アルミ・マリオ 謎の気絶

 

日花「アルミさん!」ダッ

 

アンヘル「は、ははっ、これでいいです、わ…」バタン

 

アンヘル 死亡

 

優香「…アンヘルは死んだか」

 

日花「アルミさん、目を覚まして下さい!」

 

アルミ「………」

 

有太「…死んではないようだな…ん?」

 

ポワン

 

アルミさんの、タマシイ?

 

…パリン

 

日花「えっ…」

 

ビリリリリ!

 

アルミさんのタマシイの破片は、辺りに飛び散った。

 

ネロイズム「…なるほど、そう言うことか」

 

日花「?」

 

ネロイズム「さっきアンヘルがやった事は、本来アルミを殺すためにやった事なんだ」

 

甲「なんだと!?」

 

平尾「でも死なずに気絶してるよ?」

 

ネロイズム「それは完成者の性質、『寿命以外で死ぬ事はほぼない』からだろう」

 

なるほど、だから死なずにタマシイが割れただけなのね。

 

優香「じゃあ、タマシイの破片を探すのかい?」

 

ネロイズム「そうなるね…」

 

優香「…いいだろう、引き続き手伝ってやるよ」

 

ネロイズム「感謝する」

 

日花「……アルミさん」

 

絶対に助けてやりますからね!

 

ラ・アンヘル 完

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次章予告

 

リゲイン・コンプリーション

 

タマシイが割れ、実質植物状態になってしまったアルミ。

日花達は3手に分かれ、タマシイの欠片を探し始める。

果たして探し出せるのか…!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

へカーティア「…あら?」

 

ネクロン「やっと戻れた…」

 

へカーティア「何処にいたのん?」

 

ネクロン「アンヘルに洗脳されて、アルミ達と戦っていた…」

 

へカーティア「ええ?」




クズは滅するべし!

次章もよろしくおねがいします。


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第5章 リゲイン・コンプリーション
欠片探し、スタート!


新章開幕。

ラ・アンヘルの直後からスタートです。


side入箱日花

 

日花「……アルミさん」

 

絶対に助けてやりますからね!

 

有太「…さて、3手に分かれるんだが、まずはコイツらとアルミを見張るヤツを決めようぜ」

 

アルヤ「………」ちーん

 

マリン「………」ちーん

 

まだ気絶してたのね。

 

ネロイズム「僕が引き受けるよ」

 

見張り ネロイズム

 

有太「分かった。次はこの7人でチーム分けをするぞ」

 

結果はこうだった。

 

天界 平尾、甲、優香さん

 

魔界 フラン、有太さん

 

地界 私、メイ

 

…パワーが偏ってる気がするけど、まあいいわ。

 

有太「健闘を祈る。転送火桜!」BLOOM!

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side坂田平尾

 

日花達が地界と魔界へ行くのを見送った後、僕達はアルミさんのタマシイの欠片を探し始めた。

 

優香「有太によるとアルミの気配がしたらそこに行けばいいとか言ってたが…」

 

甲「実際に見つけるまでは分からないな」

 

一応、欠片が飛んでいった方向を見たから、そこに向かって走っている。

 

平尾「…この門は?」

 

優香「それは天国の門だ。生者は入れないぞ」

 

なるほど、僕がマリオさんだった時に潜った門がコレか。通りで見覚えがあると思ったよ。

 

甲「…?なぁ」

 

平尾「どうしたんだい?」

 

甲「あっちにアルミさんの気配を感じないか?」

 

甲が指差した方向の力を探る。

…確かにアルミさんの気配だ。

 

優香「だね、じゃあ行くか」

 

ダッ…

 

ー数分後ー

 

ギュン…

 

床に赤い欠片が落ちてあった。

 

優香「コレだな」スッ

 

甲「欠片は異界ごとに2つあるらしいから、これで片方見つけたってワケか…」

 

……!

 

平尾「敵が来るよ」

 

優香「そのようだな」

 

ドドドドドッ!

 

「よくもアンヘル様を殺したなぁぁ!」

 

「野郎ぶっ殺してやる!」

 

「アンヘル様の仇ぃぃ!」

 

平尾「攻撃火桜!」BLOOM!

 

ドスッ!

 

「グォッ!?なんだこりゃ!?」

 

甲「アースフィスト!」ボコッ

 

ドゴォォォ!

 

「ギャフン!」

 

優香「炎天掌!」ズガァン!

(なんでお前が!?)

 

「グハッ!」

 

僕達はしばらく敵達を倒すのに忙しくなった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ

 

アンヘル「ここは…地獄ですか」

 

アンヘルは罪人達の列に並ぶ。

 

「次の方…」

 

アンヘル「はい…」

 

「………」

 

閻魔はしばらく浄瑠璃の鏡を見つめる。

 

「……有罪。よって…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最低な人生を歩む刑に処します」

 

アンヘル「…?」

 

そしてアンヘルは意識を失った。




書いてる日はエイプリルフールなんですよね…
嘘ついてねぇ。

次回もよろしくおねがいします。


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とんでもない所

何故優香が炎天掌を使えるのかって?
…ちなみにアルミは教えてもいません。優香は真似する気もあるません。
何故でしょうね〜?


side入箱日花

 

シュッ

 

日花「あら、日が暮れてないわね?」

 

メイ「異界だったので時間の進み方が違うんじゃないですか?」

 

日花「そうかもね。…まずはアオイさんの所に行くわよ」

 

メイ「何でですか?」

 

日花「アオイさんは魂週族。タマシイの事は詳しいからよ」

 

メイ「なるほど…!」

 

日花「じゃ、行くわよ!」

 

メイ「はい!」

 

ダダダダダー

 

ー数分後ー

 

日花「………」

 

メイ「ええ…」

 

ゴゴゴゴゴ…

 

目の前には溶岩の海。

 

日花「転送火桜を使いたい所だけど、視界が悪いから上手く飛ばせないのよね…」

 

メイ「…私に任せてください!」

 

日花「メイ?…分かったわ」

 

メイ「こんな煙幕…斬ります!斬ッ!」ズバッ!

 

パァァ…

 

溶岩の煙は晴れ、視界が開けた。

 

日花「……ん?」

 

目と鼻の先に赤い欠片がある。

…って

 

日花「アルミさんのタマシイの欠片じゃない!」サッ

 

急いで拾った。

 

メイ「偶々見つけましたね…」

 

日花「もう片方はアオイさんに聞いてみるわ。転送火桜!」BLOOM!

 

シュッ

 

ー溶岩の海の向こうー

 

シュッ

 

日花「さて、後少しよ」

 

メイ「………」

 

『地下鉄』

 

メイ「溶岩の海を渡る必要、ありました?」

 

日花「……(汗)」

 

地下鉄があったの、忘れてたわ…

 

メイ「…忘れて「はいはいゴメンって!」…はぁ」

 

日花「と、とにかくアオイさんの家に行くわよ!」ダッ

 

メイ「え、ちょっと!?待ってくださーい!」ダッ

 

ー1.28561分後ー

 

日花「よし、着いたわよん」

 

メイ「ココですか…」

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

「…あら?」

 

日花「こんにちは、レインさん」

 

レイン「日花と…メイ?何でココに?」

 

メイ「アオイさんっていますか?」

 

レイン「お母さんは普通にリビングでゲームしてるけd「してないよ!?」…お母さん」

 

アオイ「なんかサボってそうな雰囲気を出さないでよ、レイン!」

 

レイン「スンマソン」

 

アオイ「はぁ…じゃ、2人とも入って」

 

2人『失礼します』

 

スタスタ

 

ーリビングー

 

アオイ「……(汗)」

 

マジでゲームしてるじゃないですか…

 

アオイ「し、仕事はもう終わってるからね!証拠を見せてもいいんだよ!?」

 

日花「いいですよそんなもん。それより大事な話があるんです」

 

アオイ「…何かな?」

 

メイ「実は…」

 

ーただ今説明中ー

 

アオイ「まさか姉さんがそうなるとは、私も予想外だよ」

 

日花「えっと、みょうに落ち着いてません?」

 

アオイ「まあ、あの姉さんに倒す方法があるって事が証明されたんだからね」

 

メイ「あはは…」苦笑

 

アオイ「知りたいのはタマシイの欠片の探し方だよね?」

 

日花「はい」

 

アオイ「じゃあ教えてあげるよ。姉さんのタマシイは…」

 

アオイさんは分かりやすい手順で教えてくれた。

後は探すだけね。




ちなみに、溶岩の海はマイン国にあります。

次回もよろしくおねがいします。


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時空の狭間

アンダーテールで有名なアイツの登場です。


sideアルミ・マリオ

 

……?

 

アルミ「あれ…?」

 

私は確か、アンヘルにタマシイを割られて…

 

アルミ「なのに、生きてる…?」

 

いや、正確には意識があるだけなのかもしれないわね。

 

アルミ「それにしても、ココ…」

 

ギュゥゥン…

 

色々とバグってるわね。

まるでグリッチみたい。

 

アルミ「…?」

 

「………」

 

誰かがいるわね。

 

「☟︎⚐︎ ︎ ︎ ︎✌︎☼︎☜︎ ︎✌︎☝︎✌︎ ︎⚐︎ ︎⚐︎☠︎✋︎ ︎ ︎☼︎ ︎❄︎⚐︎☟︎✌︎」

(ほう、誰かがココに来るとは)

 

アルミ「ウィンディング…?」

 

つまり、アンタは…

 

アルミ「サンズって、知ってるかしら?」

 

「 ︎☟︎✋︎❄︎❄︎☜︎☼︎ ︎ ︎⚐︎ ︎⚐︎☼︎⚐︎ ︎✌︎ ︎ ︎✌︎❄︎✌︎ ︎✋︎☠︎⚐︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎⚐︎ ︎✌︎」

(知ってるどころか、私の息子だ)

 

息子…まさか!?

 

アルミ「アンタが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…サンズの父親、W・D・ガスター!?」

 

ガスター「✋︎ ︎✌︎☠︎✋︎ ︎⚐︎」

(いかにも)

 

信じられない…

 

アルミ「つまり、ココは時空の狭間ってことね」

 

ガスター「 ︎⚐︎ ︎✋︎ ︎ ︎⚐︎❄︎⚐︎☠︎✋︎☠︎✌︎☼︎ ︎。… ︎☟︎✋︎ ︎✌︎ ︎✋︎ ︎ ︎✌︎☠︎ ︎ ︎⚐︎ ︎☟︎✋︎❄︎❄︎☜︎☼︎ ︎⚐︎ ︎✌︎☜︎☟︎✌︎ ︎✌︎☼︎☜︎ ︎✌︎✍︎」

(そういう事になる。…しかし、サンズを知っているお前は誰だ?)

 

そりゃ怪しむわね。

 

アルミ「アルミ・マリオ…地下からモンスター達を助け出したニンゲンよ」

 

ガスター「☟︎⚐︎ ︎…!」

(ほう…!)

 

アルミ「驚いたかしら?」

 

ガスター「⚐︎ ︎✌︎☜︎☝︎✌︎✌︎☼︎ ︎ ︎✋︎・ ︎✌︎☼︎✋︎⚐︎❄︎⚐︎☟︎✌︎。 ︎⚐︎☼︎☜︎☟︎✌︎ ︎✌︎❄︎✌︎✡︎⚐︎ ︎⚐︎ ︎☝︎✌︎✋︎ ︎✌︎…」

(お前がアルミ・マリオとは。これはまた予想外だ…)

 

ガスターは少し考え込む姿勢をとる。

 

ガスター「…✌︎☼︎ ︎ ︎✋︎✡︎⚐︎ ︎❄︎ ︎✋︎❄︎☜︎ ︎✋︎❄︎✌︎ ︎✌︎☜︎」

(…アルミよ、ついてきたまえ)

 

アルミ「ええ…」スタスタ

 

歪んだ空間を進む。

進んだ先には、壊れた機械があった。

 

ガスター「 ︎⚐︎☼︎☜︎☟︎✌︎ ︎✌︎❄︎✌︎ ︎☟︎✋︎☝︎✌︎❄︎ ︎ ︎ ︎ ︎❄︎❄︎✌︎❄︎✌︎✋︎ ︎ ︎ ︎✌︎ ︎☟︎✋︎☠︎☠︎☠︎⚐︎✋︎ ︎☟︎✋︎ ︎ ︎ ︎✌︎。 ︎☜︎ ︎✋︎☼︎ ︎☠︎✌︎☼︎✌︎ ︎ ︎⚐︎☼︎☜︎ ︎⚐︎ ︎⚐︎ ︎☟︎✋︎ ︎✌︎☜︎❄︎❄︎☜︎ ︎✌︎☠︎ ︎☠︎✋︎ ︎✌︎❄︎✌︎ ︎☟︎✋︎❄︎☜︎ ︎ ︎☼︎☜︎」

(これは私が作ったタイムマシンの一部だ。できるなら、これを持ち帰ってサンズに渡してくれ)




ガスター!
やっと登場しました!

次回もよろしくおねがいします。


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頼み

ガスターって、なんかミステリアスですよね…
まあ、4部アルミもですけど。


sideアルミ・マリオ

 

ガスター「 ︎⚐︎☼︎☜︎☟︎✌︎ ︎✌︎❄︎✌︎ ︎☟︎✋︎☝︎✌︎❄︎ ︎ ︎ ︎ ︎❄︎❄︎✌︎❄︎✌︎✋︎ ︎ ︎ ︎✌︎ ︎☟︎✋︎☠︎☠︎☠︎⚐︎✋︎ ︎☟︎✋︎ ︎ ︎ ︎✌︎。 ︎☜︎ ︎✋︎☼︎ ︎☠︎✌︎☼︎✌︎ ︎ ︎⚐︎☼︎☜︎ ︎⚐︎ ︎⚐︎ ︎☟︎✋︎ ︎✌︎☜︎❄︎❄︎☜︎ ︎✌︎☠︎ ︎☠︎✋︎ ︎✌︎❄︎✌︎ ︎☟︎✋︎❄︎☜︎ ︎ ☼︎☜︎」

(これは私が作ったタイムマシンの一部だ。できるなら、これを持ち帰ってサンズに渡してくれ)

 

アルミ「タイムマシンの、一部?」

 

ガスター「✌︎✌︎、 ︎✌︎❄︎✌︎ ︎☟︎✋︎☟︎✌︎☠︎✌︎☠︎✋︎ ︎⚐︎☠︎⚐︎ ︎✌︎☠︎✋︎☺︎✌︎ ︎✌︎ ︎✌︎☼︎☜︎、❄︎✌︎✋︎ ︎ ︎ ︎✌︎ ︎☟︎✋︎☠︎☠︎☝︎✌︎ ︎⚐︎ ︎✌︎☼︎☜︎❄︎☜︎ ︎☟︎✋︎ ︎✌︎❄︎❄︎✌︎☠︎ ︎✌︎。 ︎ ︎☼︎⚐︎✋︎ ︎☜︎✋︎ ︎ ︎❄︎ ︎ ︎ ︎✌︎❄︎⚐︎✋︎ ︎ ︎⚐︎❄︎⚐︎☟︎✌︎⚐︎ ︎⚐︎☜︎❄︎☜︎✋︎☼︎ ︎」

(ああ、私は何者かに邪魔され、タイムマシンが壊れてしまったんだ。黒い生物だという事は覚えている)

 

黒い…!?

 

アルミ「ソイツ、全身が真っ黒だったかしら?」

 

ガスター「 ︎⚐︎ ︎ ︎✌︎☝︎✌︎?」

(そうだが?)

 

嘘でしょ…

 

アルミ「アンタを邪魔したヤツ、知ってるわ」

 

ガスター「☠︎✌︎☠︎☠︎ ︎✌︎❄︎⚐︎?」

(なんだと?)

 

アルミ「ええ…グリッチってヤツよ」

 

ガスター「☝︎☹︎✋︎❄︎ ︎☟︎…✡︎✌︎❄︎ ︎ ︎ ︎✌︎」

(グリッチ…ヤツか)

 

知ってるようね。

 

アルミ「恐らくグリッチがアンタのタイムマシンのエネルギーを吸い取ったのよ」

 

ガスター「☞︎ ︎ ︎ ︎、☠︎✌︎☼︎ ︎☟︎⚐︎ ︎⚐︎☠︎✌︎…」

(ふむ、なるほどな…)

 

アルミ「…アンタのこの機械」スッ

 

ガシャン

 

アルミ「しっかり持ち帰ってみせるわ」

 

ガスタ「… ︎✌︎☠︎ ︎☟︎✌︎ ︎ ︎☼︎ ︎」

(…感謝する)

 

アルミ「転送火桜!」BLOOM!

 

シュッ

 

機械を異空間に送る。

 

アルミ「あとは私のタマシイが正常になるまで待つだけね…」

 

ガスター「………」

 

アルミ「どうしたの、ガスター?」

 

ガスター「⚐︎ ︎✌︎☜︎☝︎✌︎ ︎✌︎☠︎☠︎ ︎⚐︎☼︎✌︎☠︎⚐︎ ︎✌︎✋︎ ︎✌︎☠︎ ︎✌︎☠︎ ︎✌︎❄︎⚐︎☟︎✌︎⚐︎ ︎⚐︎ ︎✌︎☠︎✌︎ ︎✌︎❄︎❄︎✌︎」

(お前がパンドラの裁判官だとは思わなかった)

 

へぇ、知ってるのね。

 

アルミ「じゃないとアンタと話せなかったわね、そういえば」

 

ガスター「 ︎⚐︎☼︎☜︎ ︎⚐︎☠︎✌︎☠︎✋︎ ︎✌︎☠︎⚐︎ ︎☠︎ ︎☜︎✋︎☠︎✌︎☠︎⚐︎ ︎✌︎☼︎⚐︎ ︎…」

(これも何かの運命なのだろう…)

 

運命…かもね。




ガスターのセリフで文字数稼ぎだぜ⭐︎

次回もよろしくおねがいします。


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ミッケ!

mulaさんの動画を有名にする方法はありますか…?


side入箱日花

 

メイ「アオイさんに説明された方法、ホントに上手くいくんですか?」

 

日花「上手くいくと思うわよ?アオイさんが嘘つくとは思えないし」

 

メイ「そうですか…やってみましょう」

 

日花「ええ…頼むわ」

 

メイ「はい!次元斬り!」ズバッ

 

ギュォォォ…

 

空間が開く。

 

日花「突入!ハァァ!」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ーきさらぎ駅ー

 

シュッ

 

メイ「ココがきさらぎ駅ですか…」

 

日花「ええ、まずは…時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

まず、時を止める。

 

日花「次は…ハァッ!」ギュン

 

火桜を出す。

 

日花「そして…」スッ

 

シャッ

 

星形に並べる。

 

メイ「そうしたら来るんですよね?」

 

日花「ええ…」

 

果たして…………!!

 

ギュゥゥン!

 

メイ「ええっ!?」

 

前方から赤い光が近付いてくる。

 

日花「欠片よ…!」

 

ガシッ

 

メイ「まさか本当に来るとは…」

 

日花「アオイさんいわく、アルミさんはこうなる事を予想して召喚魔術を覚えたらしいのよ」

 

それがコレだったワケね。

 

メイ「…魔術?魔法とどう違うんですか?」

 

日花「魔法は5属性とタマシイのエネルギーを使ったもの。魔術はそれ以外よ」

 

メイ「なるほど…」

 

日花「欠片は2つとも集めたし、天界に戻りましょ」

 

メイ「はい!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

平尾、甲、優香は大軍を倒した後休憩していた。

 

side基山優香

 

『ちょっと前にさ、新技を思いついたんだよ』

 

『こう、火を掌に溜めて放つんだ』

 

『名付けて”炎天掌”だ!』

 

優香(天助…)

 

平尾「優香さん…?」

 

優香「…ハッ。どうした?」

 

甲「さっきからボーッとしてたので…」

 

優香「そ、そうか。すまない」

 

”天助”の事は後でだ。今はアルミのタマシイの欠片だな。

 

優香「気配を探るぞ…」

 

平尾「はい……」

 

『優香、お前は鬼でも、絶対鬼らしくしなきゃならないというワケではない』

 

『お前はお前らしく生きろ』

 

優香「ッ…」

 

いかん、アルミと天助が似てるからついつい天助の事を…

(てんすけって誰だよ!)

 

…ギュン!

 

優香「!…お前ら」

 

2人『はい?』

 

優香「アルミの気配を感知した。行くぞ」

 

甲「どの方角ですか?」

 

優香「北だ」

 

ダッ…!

 

ー数分後ー

 

♪すりぃ-ノルア・ドルア・エー

 

私達の前には、奇妙な形をした大きな木があった。

 

平尾「この木は…?」

 

優香「脳の木だ。葉の形が脳に似ているだろう?」

 

甲「確かに…ん?」

 

ギュン…

 

優香「欠片が葉に引っかかってるな。…ハッ!」ドッ

 

サッ

 

優香「っと」スタッ

 

平尾「これで両方ゲットですね」

 

優香「だな。集合場所に戻るか」

 

『100年後、俺の修行は終わる。その時にまた会おうぜ!』

 

あの時から99年の11ヶ月か…




天助とは一体…?

次回もよろしくおねがいします。


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似たもの同士、気が合う

有太、お前…


side火野有太

 

魔界に来るってほんまかい?

…開幕でダジャレを言った、どうも火野有太だ。

 

有太「じゃあフラン、欠片を探しに行くぞ!」

 

フラン「…ちょっと待ってくださいよ、有太さん」

 

有太「ん、どうした?」

 

フラン「魔界といえば悪魔…悪魔といえば?」

 

有太「…なるほどな。サキュパスの乙πを見たいという事だな?」

 

フラン「はい!」

 

有太「うーん…」

 

確かにそれも大事な事だな…

(どこがだよ!)

 

有太「…そいつは後回しにしようぜ。まずはアルミの欠片探しだ」

 

フラン「はい…」

 

有太「…安心しろ、俺そいつらがいる場所を知ってるから、事が終わったらすぐ行けるぞ」

 

フラン「…マジすか!俺頑張ります!」

 

よぉし、その意気だ。

ま、知ってるってのは本当だしな。

(絶対に行くな!)

 

有太「じゃあ始めるぞ。気を探れ…」

 

………!

 

有太「フラン、一つ目を見つけたぞ」

 

フラン「速いですね、流石です」

 

有太「行くぞ!」

 

フラン「はい!」

 

ドドドドド

 

乙πを見るためにも、とっとと終わらせるぜ!

(いい加減にしろぉ!)

 

ー数分後ー

 

有太「なぁ…フラン」

 

フラン「なんですか…?」

 

有太「奇跡って起きるんだな?」

 

フラン「ですね…」

 

2人「フフフフフ…」ニタァ

(おまわりさん、コイツらです)

 

『女性更衣室』

 

この中に欠片があるんだよな…

 

有太「じゃあ行くぞ…時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

スッ

 

更衣室の中に入る。

 

フラン「誰もいませんね…」

 

有太「残念ながら、な」

 

まあ、荷物が置かれてるから戻っては来るのだろう。

 

フラン「…あ、ありました!」

 

有太「でかした!」

 

欠片を回収し、更衣室を出る。

 

次…ん!?」

 

フラン「これは…!」

 

ベンチで昼寝中の女性の谷間の間に欠片があるのだ!!!

(なんでだよ!?)

 

有太「正直に言っていいか?」

 

フラン「…どうぞ?」

 

有太「アルミってもしかして意図的にこんな所に飛んできたのか?」

 

フラン「さぁ…?」

 

アルミの野郎、絶対意図的に飛んできて俺を試してるだろ!

(してないです)

 

有太「くっ…揉みたい…!」

 

…いかん、100%アルミにバレてしばかれる…くそっ!

 

サッ

 

断腸の思いで揉まずに欠片を取った。

 

フラン「………」ブシャー

 

鼻血出てるな…

 

有太「よっ」ピトッ

 

鼻栓をフランの鼻につける。

 

フラン「…ありがとです」

 

有太「おうよ。再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

有太「じゃあ帰るか」

 

フラン「はい!」

 

有太「転送火桜!」BLOOM!

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー天界ー

 

フラン「え…」

 

有太「俺達が最後だとぉ…」

 

そりゃないだろ…




有太は実はエロいです。
フランもです(白目)
フリスクとベティの何処が遺伝してそうなったのかって?
フランがそれに目覚めただけですよ(血涙)

次回もよろしくおねがいします。


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ふっかーつ!

復帰しました。
後少しで300話ですね。


side入箱日花

 

日花「みんな集まったようね…」

 

甲「ああ…」

 

有太「後は欠片をひとかたまりにしてアルミの中にぶち込むだけだ」

 

ぶち込むって…なんか響きが…それは置いといて。

 

…キィン!

 

欠片は集まり、一つのケツイのタマシイとなる。

 

有太「後は俺に任せろ…ハァッ!」ドゴッ!

 

有太さんアルミさんの体の中にタマシイをぶち込み、衝撃を与える。

 

…ギュン

 

アルミ「ッ…んん?」

 

全員『アルミ(さん)!』

 

アルミ「…ちょっくら時空の間に行ってきたわ♪」

 

アルミ・マリオ 復活

 

日花「アルミさん」

 

アルミ「どうしたの日花?」

 

日花「…アオイさんに狙われると思いますよ?」

 

アルミ「…ええ?」ポカーン

 

その後、アルミさん、有太さん、優香さんの3人は飲みに行ったらしい。

何故かフランが血涙を流していたが。

 

リゲイン・コンプリーション 完

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次章予告!

 

入箱日花、桜木咲子に会う。

 

アルミの意向により、『桜咲く。』の世界に行く日花達。

そこで待ち受けていたのは、桜木咲子率いるさとかに隊だった!

2人はどのような邂逅を果たすのか!?

 

…この章まだ少し続くよ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

sideアルミ・マリオ

 

優香「んぐっ、やっぱり美味いなぁ!」

 

アルミ「そうね〜!」プシュー

(頭から湯気が出ている)

 

有太「…ちょっと待て、いつもより湯気が出てないか!?」

(いつも出てるの!?)

 

そう?いつもより飲んでるからかしら?

…何故そもそも湯気が出てるのかって?

私は酒に強いけど、アルコール以外でその内腹一杯になるから、それの対策よ。

 

優香「それにしても、アルミがまさかあんな事になるとはな」

 

アルミ「私でもアンヘルの心を読んでやっと理解できたレベルよ…」

 

確か、アレから1ヶ月ほど経ったわね…

 

ガタン

 

黒髪の男性が店に入ってきて優香の隣の椅子に座った。

 

「おっちゃん、俺にも酒を」

 

「あいよ」

 

コトン

 

優香「ん?誰だ…!?」

 

優香は珍しくかなり驚いていた。

 

「久しぶりだな」

 

有太「知り合いか?」

 

優香「…ああ。ちょうど100年ぶりじゃないか…天助」

 

天助って…

 

アルミ「平行世界で特訓していた…」

 

天助「その通り。ちょうど数分前に特訓を終えてこの世界に戻ってきた所だ」

 

有太「…ん?」

 

天助「どうした?」

 

有太「…お前、完成者だな?」

 

天助「…ほう、分かったか。そうだ、俺も完成者なんだよ」

 

優香「天助〜」

 

ギュッ

 

優香「お疲れ様…だな」

 

天助「ああ…」

 

アルミ「…ちょっと気になるわね」

 

2人『?』

 

アルミ「アンタ2人の出会いが」

 

優香「出会いか…」




残り数話は天助・優香の過去です。

次回もよろしくおねがいします。


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天助と優香①

こんな感じの回想は初めてですね。


side基山優香

 

アルミ「…ちょっと気になるわね」

 

2人『?』

 

アルミ「アンタ2人の出会いが」

 

優香「出会いか…」

 

懐かしいな…

 

アルミ「酒の肴として話してくれるかしら?」

 

優香「ああ。あれは確か1010年前だったか?」

 

ー回想(途方もない時間前)ー

 

私は当時、鬼の四天王として君臨していた。

 

優香「でやぁ!」

 

「お、鬼だぁぁぁ!」

 

優香「人間か…死ねえ!」

 

グシュッ

 

「」

 

人間の里を襲っては、人を殺して食う。

普通の鬼らしい生活をしていた。

 

「優香の姉貴、いい酒がありましたぜ」

 

優香「ほう、見せてみろ」

 

「これですぜ」

 

優香「…こりゃいいな。よこせ」

 

「で、でも、これは俺が…「あ?」ヒィッ」

 

優香「この私に楯突くと言うのか?」

 

「い、いえ!どうぞ!」

 

…って感じで私は部下の鬼には恐れられていた。

そんなある夜の事、私は拠点の近くの森の中を歩いていた。

 

「……お?」

 

優香「……人間?」

 

なんと人間と遭遇したんだ。

そいつは赤い服を着ていて、背中に風呂敷を背負っていた。

 

「…鬼か」

 

優香「ちょうどいい餌がいたもんだ」

 

この時の私はちょうど腹が減っていたんだ。

だから…

 

優香「ちょっくら私に餌になってもらうぞ!」ドッ

 

問答無用で人間に襲いかかった。

 

「…っと」ドサッ

(風呂敷を下ろす)

 

優香「オラァ!」ブンッ

 

金棒で人間の頭を粉砕しようとする。

 

「…よっ」ガシッ

 

優香「なっ!?」

 

しかし人間はそれをあっさり止めたのだ。

 

「鬼に金棒…だが、俺は怯まないぞ?」

 

優香「ッ、舐めるな!」サッ

 

距離を取り、人間を狙う。

 

優香「粉砕撃!」ゴォッ!

 

この技は、当たったものを確実に粉砕させる大技だ。

"アイツ"の三歩必殺に似たようなものだな。

 

「うおっ!?」ドゴッ

 

当たったか…!?

 

「痛えなこの野郎…」

 

優香「なんで、死んでねえんだ…!?」

 

「俺は寿命以外では死なないんでな」

 

優香「そんなのあり得ないだろ」

 

人間がそんな体質なワケがない。

 

「残念ながらホントだ。…くらえ!」バッ

 

人間は拳を振りかぶる。

 

「硬化鉄拳!」ピキッ!

 

優香「フン、人間の攻撃など…!?」

 

「どぉぉらぁぁ!」ドゴォ!

 

優香「ぐぅ…!?」

 

なんだ、この力は!?

 

「どうだ?」

 

優香「…ッ」

 

こんなに強い人間は初めてだ…!

 

優香「クハハ…!」

 

「…どうした?」

 

優香「もっとだ…もっと殴り合うぞ人間!」

 

「…いいだろう」ザッ

 

そして私と人間はしばらく殴り合いをした。

…戦いは私が負けていた。

 

優香「ハァ、ハァ…」

 

「…大丈夫か?」

 

優香「まだまだ…ッ」フラッ

 

私は久々の本気で疲れ、倒れたのだった。




次回もよろしくおねがいします。


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天助と優香②

なんか見覚えがあるんですよね…


side熊野優香(旧姓)

 

優香「…っ」

 

目が覚めると、そこには知らない天井があった。

私は確か、人間と戦って……

 

優香「人間は!?」ガパッ

 

私が眠っていた布団から起き上がる。

 

「ん、起きたか」

 

そこには昨日戦った人間がいた。

 

優香「ここは…お前の家か?」

 

「そうだが?…あ、お前は何で俺がお前をここに連れてきたか知りたいんだな?」

 

私が言おうとしたことをそのまま言われた。

 

「…俺は人間だろうと鬼だろうとどうでもいいんだよ。ただ、お前が傷だらけになっちまったから治療してやっただけだ」

 

だから私は全身に包帯を巻かれているんだな…

 

優香「…鬼を恐れないのか?」

 

「恐れねえよ。てか、俺は鬼とむしろ仲良くしたいヤツだからな」

 

鬼と、仲良くだと?

 

優香「ハハッ、面白い事を言うな人間」

 

「そうか?俺は正直に言っただけなんだがな…」

 

…コイツ、嘘をついていないな。なんとなく分かる。

 

優香「…人間」

 

「ん?」

 

優香「名前を言え」

 

天助「名前か?…基山天助だ」

 

優香「天助、か。私は熊野優香だ。…さらばだ人間」

 

私は起き上がり、扉を開けた。

 

天助「傷は大丈夫なのか?」

 

優香「ああ…また、会おう」

 

ガチャッ

 

扉を閉めた。

 

天助「…行ったか」

 

ガタッ

 

天助「…熊野のおかげで、鬼用の薬も出来そうだ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「優香の姉貴、おかえりっす!」

 

優香「ああ、ただいま。ちょっと崖から落ちてしまってな」

 

「大丈夫すか!?」

 

優香「この通り、包帯でも巻いて治したから大丈夫だ」

 

「それはよかった…」

 

部下の鬼は安心していた。

 

「優香〜、ちょっとこいよ」

 

優香「どこへだ、萃香」

 

このチビは伊吹萃香、私と同じ鬼の四天王だ。

 

萃香「勇儀のところへだよ〜」

 

星熊勇儀も鬼の四天王だ。

もう1人?茨木華扇ってヤツだ。

 

ー勇儀の家ー

 

勇儀「…来たか、優香」

 

優香「来たぞ。何の用件だ?」

 

勇儀「ここから少し遠い人里から、中々美味い酒を手に入れてな」

 

萃香「優香にも飲ませてやるってことさ」

 

優香「ほう…」

 

勇儀「ほらよ、これが例の酒だ」ゴトッ

 

勇儀から酒の瓶を受け取り、杯に注ぐ。

 

優香「んぐっ…美味いな」

 

勇儀「だろ?もう一度あの人里を襲ってもっと取ってくる予定だ。お前も来るか?」

 

人間を、殺すのか。

何故だろう…

 

優香「…いや、今回は別件だからやめておく」

 

私はそれを自然と断っていた。

 

勇儀「そうか、じゃあ明日の夜、私と萃香が行くからな」

 

萃香「羨ましがっても知らないぞ〜」

 

優香「ああ…」

 

何だ、この気持ちは…




一応熊野の元ネタは、熊童子(鬼の名前)です。

そして、この小説では鬼の四天王は

伊吹萃香 星熊勇儀

茨木華扇 熊野優香

の4人です。

次回もよろしくおねがいします。


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天助と優香③(300話突破!)

300話突破!
これからもよろしくです!

今回は、記念の絵が二つあります!


【挿絵表示】



【挿絵表示】


※下手かもしれません。


side熊野優香

 

何だ、この気持ちは…

 

優香「…もう一度あの人間に会う必要があるな」

 

山から降りるとき、部下の1人が話しかけてきた。

 

「ん、姉貴はどこかへお出かけですかい?」

 

優香「そうだ」

 

「俺は近くの人里を襲ってみようと思ってましてね、ご用件が終わったら姉貴も来ます?」

 

優香「…やめておく」

 

「そすか…」

 

優香「じゃあな」

 

「お気をつけて」

 

スタスタ

 

ー数分後ー

 

途中で人里の近くを通ったため、人間に遭遇した。

 

「ひっ…鬼だ!」

 

優香「ほう、人間か」スッ

 

金棒を振りかぶる。

 

「あ、あぁ…」

 

人間は腰が抜けていた。

 

優香「…死ね」

 

ドゴッ!

 

……っ。

 

「…えっ?」

 

優香「とっとと離れろ、人間」

 

「は、はいぃぃ!」ダダダー

 

人間は逃げ出した。

 

優香「…何故だろう」

 

天助が言ったあの言葉…

 

『俺は鬼とむしろ仲良くしたいヤツだ』

 

アレを聞いてから人間を殺すのに躊躇いが生じた。

 

優香「…さっさと行くか」

 

スタスタ…

 

ー数十分後ー

 

途中で何度か人間に会ったが、一度も殺せなかった。

やはり私の中で躊躇いがあるのだろう。

 

優香「…ついたな」

 

コンコン。

 

扉を叩く。

 

…ガチャッ

 

扉が開いた。

 

天助「…熊野?」

 

優香「…よう」

 

天助「何のようだ?傷はちゃんと治療したハズだぞ」

 

優香「少し話があってな」

 

天助「そうか…入れ」

 

優香「失礼する」

 

ー居間ー

 

天助「…それで、何の話だ?」

 

優香「そうだな…」

 

私は今日起きた事を話した。

 

天助「………」

 

優香「何か思い当たりはあるか?」

 

天助「あるな」

 

優香「それは?」

 

天助「…単純だ。お前は人間を殺すのに躊躇ってる、それだけだ。それが何故かはお前が一番知っているだろ?」

 

優香「私がか…」

 

一昨日、いや天助に会う前までは人間を殺すのがむしろ楽しかったんだがな…

 

優香「…お前は私に勝っただろう?」

 

天助「戦いにか?そうだな」

 

優香「それでお前に情が湧いたのかもしれない」

 

天助「…そうか」

 

優香「私は、どうすればいいんだ?」

 

天助「………」

 

優香「…天助?」

 

天助「…俺は人間だ。普通は人間を殺すのをやめちまえ、と言うんだろうが…俺は違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前はお前らしく生きろ、それだけだ」

 

……!

 

優香「それで、いいのか?」

 

天助「そうだ、それでいい」

 

優香「…ありがとう」

 

天助「大したことはしてねえよ」

 

優香「…さらばだ、天助」

 

天助「ああ、またな熊野「優香」…あ?」

 

優香「優香と呼べ。しないと気が済まない」

 

天助「…分かった。じゃあな優香」

 

優香「…ふっ、またな」

 

ガチャッ

 

何だか…

 

優香「スッキリとした気分だ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

天助「優香…」

 

アイツ、俺に負けただけで俺に情が湧いたのか?

 

天助「…まあいいか」

 

鬼と仲良くするための第一歩だ。




次回もよろしくおねがいします。


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天助と優香④

エテさんがMULAストーリーのクイズを出したので、やってみたら満点でした。(当たり前)
みなさんもぜひやってみてください!


side熊野優香

 

アレから数日後、私は何回か天助の家へ行き、酒を分けたりした。

 

「おはようっす、姉貴!」

 

優香「ああ、おはよう」

 

「なんか最近機嫌がいいっすね」

 

優香「まあな」

 

「今日は出かけないんですか?」

 

優香「気分的にな」

 

朝はゆっくりしていた。

 

ー数時間後ー

 

萃香「優香〜」

 

優香「どうした?」

 

萃香「中々大きな町があってな〜、それを襲撃しようと思うんだが、優香も来るか?」

 

優香「…やめておく」

 

萃香「そうかい。…最近人を殺さなくなったようじゃないか」

 

優香「それがどうかしたのか?」

 

萃香「何かあったのかい?」

 

優香「…お前には関係ない」

 

萃香「なんで、言わないんだい?…鬼はそんなヤツらが嫌いなんだぞ?」

 

優香「そうだな…ま、その内分かるさ」

 

萃香「ふーん…じゃ、行ってくるよ」

 

優香「じゃあな」

 

スタスタ

 

………。

 

優香「…止めるべきか?」

 

萃香や勇儀はかつて、嫌今も仲間だ。

人間と仲良くするのはあいつらを裏切る事になるのかもしれない。

 

優香「自分らしく、か…」

 

それもよくわからないな。

…傍観するか。

 

スッ

 

優香「萃香達についていく事にした」

 

「お、お気をつけて!」

 

スタスタ

 

ー町ー

 

優香「………」

 

木の影に隠れる。

 

「お、鬼が来たぞ〜!」

 

「駆逐してやる!」

 

萃香「私らを人間程度が倒せるとでも思ってるのかい?」

 

いるんだよな、それが。

 

「ガフッ…」

 

「ヒ、ヒィッ!」

 

勇儀「怯えてるその顔…嫌いなんだよ!」

 

バキッ!

 

「」

 

萃香と勇儀や部下の鬼達は次々と人間を殺していく。

 

優香「ッ……」

 

止めなければ…!

しかし、影から出ようとした瞬間…

 

「おいおい、やめてくれよ」ザッ

 

萃香「…あ?」

 

優香「!!!」

 

天助「お前らは臆病な人間が嫌いなんだろ?…ここに全く恐れないヤツがいるぞ」

 

優香(天助…!)

 

「お前、逃げろ!殺されるぞ!」

 

天助「安心しろ、俺は死なない」

 

萃香「はっ、バカ言うな…よ!」ドッ

 

萃香は天助に突っ込む。

 

天助「結界!」ピキッ

 

キィン!

 

萃香「なっ…」

 

勇儀「ほう?」

 

天助「硬化鉄拳!」ドゴォ!

 

萃香「フン」ガシッ

 

ミシミシ…

 

萃香は天助の拳を止め、握りつぶす。

 

天助「そんなに手を握ってていいのか?」

 

萃香「?」

 

天助「…足って知ってるか?」ギュン!

 

萃香「ッ…」

 

天助「回し蹴りぃ!」バゴォ!

 

蹴りは萃香の腹に直撃した。

 

萃香「グフッ…」

 

勇儀「中々強そうじゃないか、人間。私とも相手しろ!」

 

天助「いいだろう。…怪我するなよ?」

 

勇儀「自分の心配をしたらどうだ?」

 

モワッ…

 

天助「これは…霧?」

 

優香(あれは…!)




東方ファンなら分かるかな?

次回もよろしくおねがします。


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天助と優香⑤

危機と決別


side熊野優香

 

天助「これは…霧?」

 

優香(あれは…!)

 

萃香の能力だ…!

(萃香の能力は密と疎を操る程度の能力。それを利用して霧になっている)

 

天助「…ん、小さい方の鬼がいないな」

 

勇儀「さあ、どこだろうな?」

 

スッ…

 

天助「…ッ!?ゴホッ!」

 

天助はせき込んだ。

 

優香(やっぱりか…!)

 

天助は霧になった萃香の一部を吸い込んだんだ…

 

天助「この霧のせいか…なら!」スッ

 

勇儀「……」二ヤリ

 

…グシュッ!

 

天助「…ガッ!?」

 

優香「天助!」

 

萃香「ふぅ、まさかバレるとはね…」

 

天助の背中から萃香が出てきた。

(原作では萃香はこんな事しない)

 

天助「グッ…ハァ、ハァ…」

 

萃香「ん、生きてるのかい。しぶといねぇ」

 

勇儀「だがもう虫の息だな」

 

天助「ッ…(回復薬を持ってきてねぇ、どうすりゃいいんだ…!)」

 

勇儀「トドメだ、人間。『三歩必殺』」

 

ザッ!

 

勇儀は技の構えをとる。

 

天助「結、界!」ピキッ!

 

勇儀「一歩!」ドンッ!

 

…ピキッ

 

天助の結界にヒビが入る。

 

勇儀「…二歩!」ダンッ!

 

パリィン!

 

天助「!?」

 

結界は割れてしまった。

 

優香「まずい、これじゃあ天助は肉塊になってしまう…ッ!」ダッ

 

後の事はどうでもいい…助けてやる!

 

勇儀「…三歩ォ!」

 

ドギュゥン!

 

勇儀は強く踏み込んだ。手ごたえはあったから天助を潰したと思ったのだろう。

 

天助「っ!……あれ?」

 

2人『!?』

 

優香「ハァ、ハァ…!」ガシッ!

 

勇儀の拳を止めたのは、私だった。

 

天助「優香…!」

 

勇儀「何でお前がここにいる!?」

 

萃香「来ないって言ったハズじゃ…」

 

優香「スマンな、気が変わった。…私の友達をこれ以上はやらせなねぇよ」

 

勇儀「はっ、人間を味方するのか。最近様子がおかしいのはそいつのせいか?」

 

優香「おかしくなったんじゃない、私らしくなっただけだ。…天助」

 

天助「…何だ?」

 

優香「その傷、治るまでどれぐらいかかる?」

 

天助「…10分だ」

 

優香「…了解だ。お前ら二人の相手は私だ!」

 

勇儀「力はお前が一番だが…二人なら怖くない。…死ねぇ!」

 

ドッ!

 

優香「結界」ピキッ!

 

キィン!

 

勇儀「結界だと!?」

 

優香「覚えたんだよ」

 

萃香「フン、私には効果がないけどね!」

 

モワッ…

 

萃香は霧状になった。

 

優香「お前の対策なんざとっくの前にできてるんだよ…フンッ!」

 

…ボッ!

 

手から火を出した。

 

萃香(火!?まずい…!)

 

優香「もう遅い!…炎舞!」ギュォォォ!

 

萃香「グハッ…」ジジッ

 

勇儀「…お前、そんな能力があったのか?」

 

優香「そうだ…隠して悪かったな…続けるぞ」

 

ドッ

 

勇儀「鬼失格だな…!」ドッ!




3分、経過。

次回もよろしくおねがいします。


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天助と優香⑥

優香の能力

鬼火を操る程度の能力
普通に火を操る。ただ、色は紫色で、数千度である。

今回は最後なので長いです。


side熊野優香

 

勇儀「鬼失格だな…!」ドッ!

 

優香「んな事どうでもいいのさ…」

 

スッ

 

優香「フンッ!」ボッ

 

拳に火を纏う。

 

優香「火炎撃!」ドゴォ!

 

勇儀「グッ…そらぁ!」シャッ

 

左から拳が飛んでくる。

 

優香「はっ、でぇい!」ドガッ!

 

勇儀「うおっ!?」グラッ

 

しかし、勇儀の体勢を崩すことで攻撃を避けた。

…追撃だ。

 

ボッ

 

足に火をつけ、宙返りをする。

 

優香「炎突!」ドゴォ!

 

勇儀「ガフッ…!」

 

そして反転してかかと落としを決めた。

 

優香「ふぅ…」

 

萃香「くそっ…」

 

傷が治った萃香が私の前に立つ。

 

優香「さあ、どうする?また2人がかりで私と天助を殺すか、諦めて逃げるか」

 

萃香「…1つ、きいていいか?」

 

優香「何だ?」

 

萃香「お前は、人間をどうしたいんだ?」

 

優香「…仲良くしたいんだ」

 

萃香「…そうかい。ならもういい。…勇儀」

 

勇儀「なん、だ?」

 

萃香「部下たちに伝えろ、退却だと」

 

勇儀「!?」

 

萃香「分かったかい?」

 

勇儀「…分かった」

 

立場は萃香が若干上なのである。

 

ザッ

 

「優香の姉貴…」

 

優香「じゃあな、お前ら。私は人間を味方することにした」クルッ

 

天助「………」

 

優香「帰るぞ、天助」

 

天助「あ、ああ…」

 

スタスタ

 

『姉貴………』

 

後ろからそんな声がした。

当分は会わないだろうな…

 

ー-------------------------------------

 

カチッ

 

天助「よし、これで完成だ!」

 

優香「何がだ?」

 

天助「鬼に対応した傷薬だ。かなり時間をかけたぜ」

 

鬼用の、薬だと?

 

優香「ソレで何するつもりだ?」

 

天助「さあな。人間を味方する鬼が優香だけとは限らないだろ?」

 

優香「なるほどな…」

 

天助「……優香」

 

優香「何だ…」

 

天助の方を向くと…

 

ドンッ

 

優香「っ…!」

 

私の隣に腕を壁にドンとされた。

(壁ドンである)

 

天助「俺と…付き合ってくれないか?」

 

なんと告白をされた。

 

優香「…私は、鬼だぞ?」

 

天助「そうだな」

 

優香「お前より長く生きるんだぞ?」

 

天助「どうにかして寿命を延ばすさ」

 

優香「私なんかで、いいのか…?」

 

天助「…お前がいいんだ、優香」

 

優香「天助…!」

 

ギュッ

 

天助を抱きしめた。

 

優香「私と、付き合ってくれ…!」

 

天助「…喜んで」

 

こうして、私と天助は付き合う事になった。

そして結婚したのはなんとその1か月後である。

 

ー-------------------------------------

 

side基山優香

 

天助と結婚して数年が経った。

 

天助「優香、大事な話がある」

 

優香「どうした…?」

 

天助「優香…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はこれから、1000年間特訓をしようと思ってる」

 

…は?

 

優香「…は?」

 

天助「100年ごとに帰ってくるつもりだ」

 

優香「ど、どういう事だよ!?」

 

天助「言った事は言ったぞ?」

 

優香「そうじゃなくて…何でいきなり1000年特訓するとかバカげた事を言ってるんだ!?寿命は100年だろ!?」

 

天助「それを伸ばすのも特訓の1つだ。ちなみに、特訓するのは平行世界で…」

 

優香「天助」

 

天助「ん、何か質問でも「それじゃない」…?」

 

優香「何で、特訓する事にしたんだ?」

 

天助「…お前を守るためだ」

 

優香「私を…?」

 

天助「ああ。俺はもっと強くなって、お前を守りたいんだよ」

 

優香「そ、そうか…」

 

天助「100年後、帰ってくるからさ」

 

優香「……ダメだ。ちょっとそこで待ってろ」

 

スタスタ

 

天助「…?」

 

コレだな。

 

優香「天助、コレを持っててくれ」スッ

 

天助「コレは…?」

 

優香「精神で会う事ができるようになるものだ。寂しくなるからな」

 

天助「…ありがとな」

 

優香「どうってことないよ」

 

そして、準備は進んでいき…

 

優香「…天助」

 

天助「…優香」

 

2人『また、会おう』

 

…考えてる事は同じか。

 

天助「じゃ、行ってくる」

 

ギュィィン!

 

空間に穴が開く。

天助は手を振りながら、穴の中に入っていった。

 

優香「…フッ」

 

私も強くならないとな。

 

ー-------------------------------------

 

優香「そしてその数年後、天界へ行ってココで暮らし始めたのさ」

 

天助「帰ってきた時少しの間お前を探すのに忙しかったんだよな~!」

 

優香「ああ、懐かしいな」

 

アルミ「…なんか、壮大な話ね」

 

有太「てか、お前ら夫婦なのか」

 

4人はその後も酒を飲み続けたのだった。




次章もよろしくおねがいします。


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第6章 入箱日花、桜木咲子に会う。
異世界へ行こう


MULAストーリーと桜咲く。のコラボ編、スタートッ!

年歴:2086年


side入箱日花

 

チュンチュン…

 

日花「ふぁぁぁぁ…」

 

目が覚めてすぐに起床する。

 

日花「…今日は土曜日ね」

 

仕事は休みだけど…パーカーズの招集があるわね。

帽子をかぶって部屋を出た。

 

ガチャッ

 

日花「おはよう、みんな」

 

平尾「あ、おはよう日花」

 

甲「今日の朝飯はクッキーサンドイッチだぜ」

 

お、マジか。

 

日花「それは嬉しいわね。…ところで、アルヤは?」

 

マリン「まだ寝てるけど?」

 

時間を見ると、すでに9時だった。

 

フラン「ちょっとb起こしてくるぜ☆」スタスタ

(b起こす→ボコす)

 

ー数分g「ギャァァァ!」ー

 

アルヤ「お…は、よう…」バタン

 

日花「やりすぎよ、フラン」

 

フラン「全然起きなくてさ~」

 

日花「…ま、いっか。私は朝飯を食べ終わったし、とっとと行きましょ」

 

アルヤ「ちょっと待て!俺まだ食ってないんだが!?」

 

マリン「じゃあ兄さん、3分で準備して!」

(ムスカ大佐か!)

 

アルヤ「おうよ」

 

ー3分後ー

 

アルヤ「できたZE☆」

 

日花「じゃ、行くわよ。転送火桜!」BLOOM!

 

シュッ…

 

ー-------------------------------------

 

…シュッ

 

アルミ「あ、来たわね。おはよ~」

 

集合場所にはアルミさん、絵奈、メイ、ネロイズム、ルメさん、留美がいた。

 

日花「…ケーティさんがいませんね」

 

アルミ「そろそろ来ると思うわよ?」

 

…ドゴォ!

 

後ろから轟音が聞こえてくる。

 

ケーティ「ふぅ…来たわよ」

 

アルミ「これで全員ね。さて、今日は…」

 

今日は…?

 

アルミ「…平行世界へ行こうと思うわ!」

 

平尾「…え?」

 

ほぼ全員『えええええええええええええええ!?』

(驚いてないヤツ:ケーティ、ルメ、ネロイズム)

 

絵奈「ど、どどどういう事ですか~!?」

 

アルミ「言葉の通りよ。とある平行世界へ行くわ。日帰り旅行みたいなものね」

 

ネロイズム「その世界って、どこなんだい?」

 

アルミ「作者の2つ目の小説の世界よ」メタい!

 

あ、なるほど…

(知ってるのかよ!?)

 

アルミ「向こう側に迎えもいるわ。早速行くわよ」

 

迎えって…?

 

ケーティ「断空!」ズバッ!

 

ギュォォォ!

 

空間に穴が開く。

 

日花「突入!ハァァ!」

 

シュッ

 

ー-------------------------------------

 

ー桜咲く。の世界ー

 

私達は至って普通の公園にいた。

 

ネロイズム「…誰か来るぞ!」

 

「ハァッ!」ドッ

 

メイ「斬ッ!」ドッ!

 

ガキィン!

 

甲「なっ…コイツは…」

 

目の前にいたのは、見た目がメイにかなり近い少女だった。

 

「貴方達が先生が言ってた敵ですね?」

 

日花「…敵?」

 

「…あれ?何で先生がココに?」

 

「メイ、そいつは平行世界の私よ。それと敵なのは冗談よ」

 

名前もメイなのね…って

 

Sメイ「そうでしたか…」

 

M日花「私!?」

 

S日花「ごきげんよう、平行世界の私達」

 

とんでもない予感がするわ…




M→MULAキャラ

S→桜咲く。キャラ

次回もよろしくおねがいします。


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自己紹介

同姓同名が多いな…
まあ、もっと増やすつもりですけどね。


side入箱日花

 

S日花「ごきげんよう、平行世界の私達」

 

そこには私がいた。

 

M日花「ええ…?」

 

アルミ「この世界の日花よ」

 

S日花「その通り。アンタ達で言うアルミのような立場よ」

 

じゃあ師匠ポジ?

弟子は誰なのかしら?

 

Sメイ「えっと、さっきから話に追いつけてないんですが…(お兄さんみたいな人もいますし)」

(ネロイズムの事)

 

Mメイ「私も…」

 

M留美「…あ、じゃあ私も」

 

ルメ「アンタはノリで言ってるだけでしょ…」

 

アルミ「ま、事情は後で説明するわ」

 

S日花「それがいいわね。…ついてきなさい」クルッ

 

ケーティ「…?」

 

スタスタ

 

ー数分後ー

 

M全員『………』

 

目の前にはでっかい倉庫があった。

 

アルミ「コレは?」

 

S日花「私の弟子とメイを含むとある集団の基地よ」

 

へぇ…

 

Sメイ「ちょっと待ってて下さい」

 

コンコン

…ガチャッ

 

「あら、帰ってきたのメイ…え」

 

…アルミさん?

ちょっと髪型が違うけど…

 

S日花「…よっ。客を連れてきたわよ」

 

「…What?」

 

ーさとかに隊基地ー

 

「………」( ゚Д゚)ポカーン

(ルメさんと留美に似てる)

 

「おお…」

(見た目的にインテリ派)

 

「ええ…?」

(橙髪の少年)

 

「どゆこと~?」

(髪色以外完全に絵奈)

 

「…とりあえず自己紹介を頼むわ」

(アルミさんに似てる)

 

M日花「…入箱日花よ」

 

平尾「坂田平尾だよ」

 

甲「志免甲だ」

 

アルヤ「アルヤ・マリオだ」

 

マリン「マリン・マリオよ」

 

フラン「フラン・ユメミルだぜ!」

 

Mメイ「私は室見メイ」

 

M絵奈「貝塚絵奈だよ~」

 

ルメ「ルメ・パンドラよ」

 

M留美「赤坂留美です…」

 

ネロイズム「僕はネロイズム」

 

ケーティ「ケーティ・マリオよ」

 

アルミ「そして最後に、アルミ・マリオよ」

 

「人数半端ないわね…」

 

アルミ「次にアンタ達が自己紹介しなさい」

 

S日花「じゃあ私からね。坂田日花よ」

 

…坂田?

この世界にも平尾がいるの?

 

咲子「日花先生の弟子の桜木咲子よ」

 

Sメイ「室見メイです。同姓同名ですね」

 

S絵奈「貝塚絵奈だよ~。同姓同名だね~」

 

S留美「赤坂留美です。私も同姓同名です」

 

つまり合計3組同姓同名の人がいると。

(前の苗字含めたら日花も入って4人)

 

レイト「室見レイトだよ、よろしく」

 

千早「七隈千早だ」

 

咲子「…以上ね」

 

アルミ「同姓同名が多いわね…」

 

M日花「紛らわしいわ…」

 

S日花「まあ、見た目は違いがあるから見分けはつくけどね」

 

Sメイ「…メイさん」

 

Mメイ「何ですか?」

 

Sメイ「貴女も剣士何ですか?」

 

Mメイ「そうですが…貴女も?」

 

Sメイ「はい♪」

 

もう仲良くしてるわね。

 

M絵奈「見た目ちょっと違うね~」

 

S絵奈「私は髪色が青みがかってるね~」

 

M留美「えっと、留美の属性は?」

 

S留美「火と風と雷だよ」

 

ルメ「多くない!?」

 

こっちの留美は風だけね。

 

S日花「あ、日花」

 

M日花「何ですか?」

 

S日花「違和感しかないからため口でいいわよ。…咲子と勝負してみない?」

 

咲子「私と…?」

 

アルミ「…面白そうね」

 

M日花「えっと…」

 

咲子「…日花」

 

S日花(ため口だから私じゃないわね)

 

M日花「何?」

 

咲子「私と勝負よ!」

 

M日花「…ふふっ、いいわよ」




早速勝負です!

次回もよろしくおねがいします。


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異世界バトル!日花vs咲子①

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=279249&uid=358559

回答、お待ちしております。


side入箱日花

 

倉庫の外に出て戦闘の準備をする。

 

アルミ「場外、降参または気絶で勝敗が決まる。いいわね?」

 

2人『はい!』

 

S日花「じゃ…」

 

咲子「……」ザッ

 

M日花「……」スッ

 

S日花「戦闘…開始!」

 

よーし。

 

M日花「開幕1秒炎天桜舞!」BLOOM!

 

咲子「(炎天桜舞!?)結界流しV2!」ガオン!

 

咲子は曲線状の結界を張る。

 

ギュルルルル!

 

私が放った弾幕はそれに受け流されてしまった。

 

咲子「今度は私の番よ…ハァッ!」ドッ

 

シュルル…

 

…あの動きは!?

 

咲子「天空落とし…V2!」ギュゥゥン!

 

M日花「マジか…」

 

しかもV2に強化されてるのね…

 

M日花「なら…モーニングドーン!」ギュィィン!

 

ドゴォ!

 

M日花「…ふぅ」

 

咲子(まさか日和さんの技も覚えてるとはね…いや、アレは先生が教えたからだったわね)

 

見た所力は互角のようね。

 

咲子「さて…と!」ボッ

 

M日花「…?」

 

咲子は足に火をつける。

…ええ?

 

咲子「烈焼脚改!」ドゴドゴッ!

 

まるで竜巻旋風脚のような連続蹴りを放った。

 

M日花「ぐぅっ…」ガンッ

 

腕で防御するけど、これは痛いわね…

 

咲子「からの、炎天掌改!」ズガァン!

 

炎天掌!?しかも改!?

 

M日花「なら私も炎天掌!」ズガァン!

 

バゴォン!

 

小さな爆発が起こる。

 

咲子「…ふぅ」スタッ

 

M日花「まさかアンタも炎天掌を使えるとはね…」

 

咲子「アンタこそ、炎天桜舞を使えるとは思わなかったわよ…」

 

つまり、咲子も炎天桜舞を使えるのかしら?

…まあいいわ。

 

M日花「くらえ…ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

咲子「ファ!?(ソレも使えるの!?)」

 

コレは当たるわね…

 

咲子「…ハァッ!」ギュォォォ!

 

…え、ちょっと待って!?

 

咲子「魔王・ザ・ハンドG3!」ガシィッ!

 

シュゥゥゥ…

 

止められたんだけど!?

 

咲子「ふふっ…(今のうちに左腕を地面に、と)」

 

M日花「エグい技使うわね…」

 

咲子「エグい技ってアンタ…(そしたら空中分解は何なのよ…)」

 

…ま、いいか。

 

M日花「そろそろ本気モードといくわ。スーパー化!」カッ!

 

S全員『!?』

 

ビリビリ…

 

MS日花「ふぅ…」

(MULAスーパー日花)

 

咲子「紫色になった!?」

 

MS日花「恐らくアンタも変身できるでしょ?」

 

咲子「…その通りよ」

 

MS日花「じゃあアンタもやりなさい。お互い変身した状態でぶつかり合いましょ」

 

咲子「ふっ、いい考えね。天使化!」カッ!

 

天使化?

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「結界の天使、アンヘル!」

 

アンヘルですって!?

 

アルミ「安心しなさい日花、咲子のアレはただの変身、アンヘル本人じゃないわ」

 

うん、ですよねー。




変身!

次回もよろしくおねがいします。


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天使化とスーパー化!日花vs咲子②

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=279249&uid=358559

現在の確率
②、③50%
①、④0%

この状態だと高確率で③を書きます。


side入箱日花

 

♪かいりきベア-アンヘル

 

咲子「…ハッ!」ドッ!

 

咲子は突撃してきた。

 

MS日花「白炎結界!」ボッ!

 

咲子「(アレはレインの…なら!)…せいっ!」ドゴッ!

 

咲子は地面を殴った。

 

ギュン…

 

MS日花「!?」

 

咲子「グランドクエイク!」

 

ドゴォォォ!

 

私の真下にある地面から土砂が噴出した。

まさか他の属性の技が使えるとはね…

 

MS日花「グッ…」

 

咲子「かーらーのー?ジ・インフェルノ!」ゴォォォォ!

 

今度は火球が飛んでくる。

 

MS日花「反射火桜!」BLOOM!

 

キィン!

 

咲子「!?(反射された!?)千手観音改!」ゴォッ!

 

ガシガシッ!

 

MS日花「ええ…」

 

咲子「……そろそろね」ニヤッ

 

…?

 

MS日花「何を…「炎天掌改!」…かはっ!?」ズガァン!

 

突然後ろから攻撃された。

 

フッ…

 

MS日花「腕…?」

 

ヒュゥゥン…カチッ

 

咲子「作戦成功っと」

 

…バラバラの実の能力者かしら?

(んなワケないだろ)

 

咲子「私の能力は能力の解除&使用不能、それと自分の体を分解する事よ」

 

何そのチート。

(時間停止もチートだろうが)

 

てか、さっきからやられっぱなしね…そろそろ私が攻めようかしら。

 

MS日花「…フッ」ニヤッ

 

咲子「…?(私の真似かしら?)」

 

MS日花「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

時を止める。

 

S日花「まさかアンタも時を止めれるとはね…」

 

アルミ「まあ、あの能力は手に入れ方が若干特殊だからね」

(ドリンクを飲むと低確率で能力ゲット)

 

2人はそう話してるけど…

 

アルヤ「………」もぐもぐ

 

ポップコーン食べるのはおかしいを思うわよ、アルヤ。

(アルヤも時間停止持ち)

…まあいっか。

 

MS日花「攻撃火桜とケツイナイフと…ヘルフレイムで囲って、と」ボッ

 

少しエネルギーを使ったけど、別にいいでしょ。

 

MS日花「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

時は動き出す。

 

咲子「…!?(ゑ!?)」( ゚Д゚)

 

相当驚いてるわね。

でも…一応逃げれるスキマはわずかに入れてる。

 

咲子「こうなったら…空中分解G3!」パラッ…

 

シュゥゥゥ…

 

…粉になったんだけど?

 

咲子「…ふぅ」

 

MS日花「バラバラってレベルじゃないわよね、今の?」

 

咲子「まあね。てか、アンタも時間停止を使えたのね」

 

MS日花「一応言っておくと、ココでは合計4人いるわよ」

 

咲子「ゑ…時間停止のバーゲンセールかしら?」

(元ネタ:ドラゴンボールの『超サイヤ人のバーゲンセールだ』)

 

まあ、そうなるわね。

 

MS日花「話はココまでにしましょ…炎天桜舞!」BLOOM!

 

咲子「極炎天桜舞!」BLOOOOM!

 

ドゴォォォ!




解説:咲子の能力

相手の能力を解除し、一時的に使えなくする。
自身の体を分解する。粉末レベルまで可能。

能力の名称は今の所不明。

次回もよろしくおねがいします。


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赤い台風と夕焼けの輝き!日花vs咲子③

この小説、話数に関してはトップなんですよね…
(100000中300位ぐらい)


side入箱日花

 

ドゴォォォ!

 

互いの火桜がぶつかり合い、爆発が起きる。

 

…ドスッ!

 

MS日花「ガハッ!?」

 

何故か体に火桜の花びらが刺さっていた。しかも数枚。

 

咲子「ふふっ…前だけから撃つとでも思った?」

 

MS日花「後ろからも撃ったのね…」

 

私もできるのに、忘れてたわ…

(エネルギーを後ろに集中させ、そこから発射できる)

 

咲子「マキシマムファイア改!」ギュゥゥン!

 

来たわね…!

 

MS日花「天空掌!」ズガァン!

 

咲子(風属性ですって!?)

 

驚いてるわね。

 

シュゥゥゥ…

 

MS日花「自分の属性以外の技が使えるのはアンタだけじゃないのよ」

 

アルミさんは5属性全部使えるし。

 

咲子「そうよね…(ちょっと作戦が思いつかないわね。こうなったら…)フンッ!」ボッ

 

MS日花「?」

 

咲子は火球を地面に投げ、その周りを走りだした。

 

咲子「コレの方が手っ取り早いのよ!ハァァァァ!」

 

何が?

 

ギュルルルル…!

 

MS日花「ゑ」

 

そこには赤い台風があった。

 

Sメイ「もう使うんですね…」

 

Mメイ「………」( ゚Д゚)

 

MS日花「ッ…」

 

恐らく咲子の必殺技ね、コレ。

(実は2番目。1番目は…ドラゴ(ry )

 

咲子「ぶっ飛ばせ…クリムゾンハリケーンG2!」

 

ゴォォォォォォォォオ!

 

MS日花「想像以上にやばい風ね…!」

 

もう使うしかないわ…!

 

MS日花「ハァッ!」ギュン!

 

手が黄色のオーラを纏う。

 

ドッ!

 

咲子(飛んだ…?)

 

MS日花「止める…サンセットグロウ!」

 

ドギュゥゥゥゥゥゥン!

 

咲子「ッ、負けないわよ!ハァァァァ!」ギュィィン!

 

MS日花「絶対止める!うおおおおおお!」ギュィィン!

 

…ドガァァァン!

 

大きな爆発が起きた。

 

MS日花「ぐぅっ!」

 

咲子「うわっ!?」

 

ドサッ

 

背中が思いっきり地面にぶつかる。

痛いわね…

 

MS日花(てか、今のでかなりエネルギーを使ったわね…)

 

咲子(憑依以外でもはや勝つ術がないわ…)スッ

 

先に立ち上がったのは咲子だった。

 

咲子「フルパワーで行くわ…憑依:竜美!」カッ!

 

シュゥゥゥ…

 

MS日花「!?」

 

咲子の髪色は赤みがかっており、竜の角のようなものが頭から生えていた。

 

咲子「カンタンに言えばミキシマックスよ」

 

あ、なるほど…って

 

MS日花「誰としたのよ!?」

 

咲子「それは企業秘密よ」

 

MS日花「は、はぁ…」

 

咲子も第3形態なるものがあったのね。じゃあ私も…

 

MS日花「グリッチ化!」ズッ!

 

ギュォォォ!

 

咲子(黒い…?)

 

ビリッ…

 

MG日花「…ふぅ」

 

咲子「ええ…?」

 

MG日花「コレが私の第3形態、グリッチ化よ」




コレ、マジでやりたかったんですよ。

次回もよろしくおねがいします。


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竜とグリッチ…!日花vs咲子④

次章のヒント

ノ ー ア ・ ピ ー ス っ て 知 っ て る か ?


side入箱日花

 

MG日花「覚悟はいいかしら…?」

 

咲子「…それは私のセリフよ!」

 

ドッ!

 

互いが突撃する。

 

MG日花「炎天掌・黒!」ズガァン!

 

咲子「炎天掌改・竜!」ズガァン!

 

ドゴォォォ!

 

黒と青白の炎天掌がぶつかり合う。

 

MG日花「(威力は互角のようね…)グリッチナイフ!」ヴァッ!

 

シュルルッ!

 

咲子「!?(一瞬で現れた!?)」

 

MG日花「行けっ!」

 

ヒュン!

 

咲子「ッ、結界流しV2…連発!」ババッ!

 

ギュルルルル!

 

MG日花「チッ」

 

咲子「(舌打ち怖いんだけど!?)…打ち砕け!」

 

ドゴッ!

 

咲子の背後にドラゴンが現れる。

…エネルギーがそう見えるだけね。

 

咲子「ドラゴン…スレイヤァァァ!」ギュゥゥン!

(咲子の実質最強技)

 

青い光線が飛んでくる。

 

MG日花(サンセットグロウを使っても止められる気がしないわ…なら!)スッ

 

咲子「…?」

 

MG日花「…消滅!」

 

フッ…

 

咲子「なっ…!?」

 

光線は私に触れた瞬間、跡形もなく消え去った。

 

咲子「ど、どういう事…!?」

 

MG日花「この状態特有の能力…触れた対象を消滅させる能力よ。ちなみに生命体にはできないわ」

 

咲子「は、はぁ…(生命体にはできないのね、よかった…)」

(いやいや、できても消すワケないでしょ?)

 

MG日花「説明は以上よ…グリッチブラスター!」シャッ

 

ギュィィン…!

 

咲子(レインのソウルブラスターに似てるわね…黒いけど)

 

MG日花「発射!」

 

ドガァァン!

 

咲子「結界流しV2!…魔王・ザ・ハンドG3!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

咲子は2連続で技を出し、私の光線を止めた。

 

MG日花「対応力半端ないわね…」

 

咲子「極炎天桜舞・竜!」BLOOOOM!

 

ええ…技名長っ!

(そこかよ!?)

 

MG日花「いちいち消滅してるヒマないわね…じゃあコレよ!」パチン

 

ゴォォォォ!

 

咲子(く、黒いヘルフレイム…!?)

 

MG日花「ウィザーインパクト!」ヒュン

 

ドガァァン!

 

何故私がこの技を使えるのかって?

…安心しなさい、本物じゃなくて似せたものよ。

 

MG日花「…ふぅ」

 

咲子「(技は全部出した…もう後がないわね…)…日花、素晴らしい提案があるわ」

 

MG日花「どこかの上弦の参かしら?」

 

咲子「(ああ、このネタ知ってるのね)次、最後の攻撃にしない?残ってる全てを出し切りましょうよ」

 

MG日花「………」

 

いい考えね…

 

MG日花「採用」スッ

 

ギュィィン…!

 

咲子「おっ、やる気ね…!」スッ

 

ギュルルルル…!

 

お互いがエネルギーを溜める。

 

MG日花「準備オーケーよ…」

 

咲子「私もよ…!」

 

ドッ!

 

コレが最後の攻撃よ…!

 

MG日花「マリオファイナル・G!」ギュォォォ!

 

咲子「クリムゾンハリケーン・竜!」ゴォォォォ!

 

ドゴッ…

 

バガァァァン!

 

ー-------------------------------------

 

アルミ「あ、コレはヤバいわね」スッ

 

S日花「確かに」スッ

 

ピキッ!

 

2人は周りに結界を張った。

…そうしないと被害がヤヴァイのである。

 

ー-------------------------------------

 

シュゥゥゥ…

 

M日花「ケホッ…」

 

咲子「ハァ、ハァ…」

 

観客『………』

 

日花→場外

 

咲子→場外

 

設置してたカメラを見ると…

 

同時に場外。よって…

 

アルミ「結果、引き分け!」

 

2人「そ、そんなぁ…」




どうしても勝たせる事ができませんでした(白目)

次回もよろしくおねがいします。


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オメガ・タイムラインでまた会おう

オメガ・タイムライン?何でしょうね~?

ヒント:UNDERVERSE

今回は地の文がほぼないです。


side入箱日花

 

M日花「疲れたわ…」

 

咲子「アンタホントに強いわね…」

 

アルミ「2人とも、お疲れ様」

 

S日花「ゆっくり休みなさい」

 

その後、私達は色々話しながら休んだとさ。

 

ー--------------------------------------

 

Sメイ「分身!」ポワン!

 

4人『登場!』

 

Mメイ「ええええ!?」

 

ネロイズム「なるほど、多重人格なんだね…」

 

 

 

アルミ「火野有美ね…」

 

S日花「アルミの読み方を変えたら有美になるわよね」

 

アルミ「そうね。一応私の元狂気が火野有太なのよ」

 

S日花「へぇ…」

 

 

 

平尾「おお……」

 

千早「どうだ、ちゃんとできるか?」

(MULAの物語を見せている)

 

ルメ「ええ、かなりよくできてるわね」

 

甲「コレを半年ぐらいで作ったのか?」

 

千早「ああ、俺と千代の2人でな」

 

アルヤ「うおっ、すげーな…」

 

フラン「速すぎだろ…」

 

 

 

S絵奈「……どう!?」サッ

(描いた絵を見せる)

 

M絵奈「……いい!!」

 

マリン「絵奈が褒めるレベルって、アンタ凄いわね…」

 

S絵奈「そうなの~?」

 

マリン「ええ、絵奈はプロの画家だったし…」

 

フラン「なぁなぁ、それでマリンを描いて「フンッ!」ブフォッ!?」ドゴォ!

 

マリン「アンタの場合は水着姿とかでしょ?」イライラ

 

 

 

M留美「私の方が強い!」

 

S留美「いいや、私が!」

 

2人『むむむむむ…』

 

レイト「あはは…」

 

こんな感じで時間は過ぎていったとさ。

 

ー-------------------------------------

 

ー数時間後ー

 

夕方になった。

 

アルミ「じゃ、またどこかで会いましょ」

 

S日花「ええ…日花」

 

M日花「何、日花」

 

S日花「…世界、しっかり守りなさいよ」

 

M日花「…フッ、もちろんよ」

 

アルミ「……話は終わったようね。ハァッ!」

 

ギュォォォ…

 

空間が開く。

 

M全員『また会おう!』

 

S全員『もちろん!』

 

突入!ハァァ!

 

シュッ

 

こうして、私の別世界日帰り旅行は、終わった。

 

ー-------------------------------------

 

ケーティ「ふぅ…」

 

かなり疲れたわね…

 

ピンポーン

 

ケーティ「あ、はーい」タタッ

 

ガチャッ

 

「…久しぶり、ケーティ」

 

…!!

 

ケーティ「久しぶりね…こころ」

 

こころ「うむ、幻想郷から一旦帰ってきたのだ!しばらくココで過ごす!」

 

ケーティ「そう。入りなさい」

 

今夜の料理、頑張らないと♪

 

入箱日花、桜木咲子に会う。 完

 

ー-------------------------------------

次章予告

 

パンドラの箱…

 

アルミの親友で、ライバル。

ソイツはシジマ台地での特訓を終え、帰ってくる!

同時に、魂集族に関する事件が発生する。

日花達は果たして事件を解決できるのか!?




こころの口調は原作に近いです。

次回もよろしくおねがいします。


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第7章 パンドラの箱…
手紙と発生


新章開幕ッ!

年歴:2090年

ノーア・ピースって知ってるか?


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「ヒマね…」

 

有太「………」ペラッ

 

有太はエロ本を読んでいる。

 

アルミ「私の目の前で堂々とエロ本を読むのはおかしいと思うわよ?」

 

有太「別に隠しても意味ないだろ?」

 

アルミ「それもそうだけど…」

 

私の相手はキノ太郎だけよ。

 

ピンポーン

 

アルミ「はーい」

 

ガチャッ

 

「お手紙でーす」

 

アルミ「あ、ありがとうございます」

 

「失礼しましたー」スタスタ

 

誰からかしら?

住所を見てみると…

 

『シジマ台地』

 

…ああ、なるほど。

 

ビリッ

 

封筒を破く。

 

キノ太郎「アイツ、ようやく特訓が終わったのか?」

 

アルミ「どうでしょうね?」

 

手紙を読んでみる。

 

『アルミへ

 

久しぶりね。

私の特訓がようやく終わったわよ。

そこで、アンタに挑戦状をたたきつけるわ。

この手紙がきてすぐにシジマ台地に来なさい。

久々の勝負をしましょ。

 

ノーア・ピースより』

 

ノーアからの手紙だった。

 

キノ太郎「すぐ行くのか?」

 

アルミ「そりゃ、そう書いてあるからね。行ってくるわ」

 

キノ太郎「おう、行ってらっしゃい」

 

ガチャッ

 

有太「………」ペラッ

 

キノ太郎「…おい有太、そろそろソレをしまえ」

 

有太「だが断る」

 

キノ太郎「そのセリフを使うタイミング、おかしくないか…?」

 

ー-------------------------------------

 

一方、その頃。

 

「…んま~い♪」パクッ

 

「確かに♪」

 

「…同感」

 

ウィザークイーンと魂集族と面霊気(ケーティとアオイとこころ)は喫茶店でゆっくりしていた。

 

ケーティ「最近平和ね…」

 

アオイ「うん、いいことだよ」

 

こころ「確かに、最近大きな事件が起きてないな」

 

最後大きな事件がおきたのは、アルミのタマシイが砕かれた時である。

(リゲイン・コンプリーション。5年前)

しかし、フラグというものはすぐに回収されるものである。

 

…ドガァァン!

 

ケーティ「…え」

 

アオイ「言ったそばから…」

 

こころ「言わない方がよかったかもしれない」

 

3人は爆発音が聞こえた方向をみる。

 

ケーティ「アレは…赤い森の近くかしら?」

 

アオイ「うん、マイン国とソジック国の国境付近の森だね」

 

言い忘れていたが、ココはマイン国である。

 

ケーティ「また事件ね。はぁ…」

 

アオイ「でも、私達はあまり動かなくてもいいんじゃない?」

 

こころ「それもそうだな」

 

アオイ「ちょっとレインを電話するよ…」プルルルル

 

ー------------------------------------ー

 

「…事件ね」

 

「え、どうしたんだい母さん?」

 

ココは十六夜家。

当主十六夜白夜は、事件に気付く。

 

白夜「アルミさんに鍛えられた勘よ、星夜」

 

星夜「へぇ…」

 

白夜の息子、十六夜星夜は納得する。

 

白夜「アルミさんは恐らくパーカーズに任せる…星夜」

 

星夜「?」

 

白夜「パーカーズの力になってきなさい」

 

星夜「…分かった。行ってくるよ」

 

白夜「任せたわよ」

 

ガチャッ




十六夜星夜
白夜の息子。年齢は14。
とある瀟洒なヤツの父。

次回もよろしくおねがいします。


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ロリコンからの連絡

曲作りました。

MULAストーリー-炎天桜舞(アルミのテーマ)

https://youtu.be/FNL1nD3n6mk

もっと作るつもりなのでお楽しみに。


side坂田日花

 

日花「…ヒマね」

 

ども、数か月前に平尾と結婚した坂田日花よ。

…急展開?んなもんいつもあるじゃない。

ちなみにマリンとフランもくっついたわよ。

平次と絵奈が交際中だったかしら?

アルヤは…言わないでおくわ。

 

甲「ヒマヒマお化け黙ってろ」

 

日花「ソレは私の前世が幽霊だった時の話でしょ?」

 

甲「ヒマならコレをやれ」ドサッ

 

書類ね…

 

ブゥゥゥン

 

日花「終わったわよ」

 

甲「早くね!?」

 

平尾「時間停止って便利だね」

 

日花「でしょ~?」ドヤァ

 

プルルルル!

…ガチャッ

 

日花「もしもし、パーカーズ事務所の坂田日花です」

 

『おう、俺だ』

 

その声は…

 

日花「ああ、12歳年下の子と交際してるロリコン総監でしたか」

(本人は30、相手は18。ロリコンなのか?)

 

『違えよ!?』

 

日花「はいはい、何なのアルヤ?」

 

アルヤは警察総監となった。

(ハリー→キノ太郎→アルヤ)

 

アルヤ『はぁ…事件だ。場所は赤い森だ』

 

…へぇ?

 

日花「で?私達はどうしろと?」

 

アルヤ『解け「解決ね、オーケー」最後まで言わせてくれよ…』

 

日花「はーいはーい」

 

アルヤ『はいは1回、そして伸ばすな』

 

日花「アンタもするでしょ?」

 

アルヤ『そうだが…とにかく、頼んだぞ』

 

日花「…ええ、任せて」

 

アルヤ『じゃあな』

 

ツーッ…

 

甲「事件か!?事件だよな!?」キラキラ

 

日花「ど、どうしたの?」

 

甲「久々に事件だぜ!フェェェイ!」

 

なるほど、ソレでハイテンションなのね。

 

コンコン

 

平尾「は~い」

 

ガチャッ

 

日花「あら、星夜じゃない」

 

星夜「はぁ、はぁ…日花さん達、事件解決の協力をしにきました!」

 

甲「おう、それは心強いな」

 

星夜「あ、後他にも数人来てますよ」

 

平尾「えっ?」

 

スタスタ

 

平次「手伝いに来たよ兄さん」

 

絵奈「ども~」

 

メイ「犯罪者は斬る!」

 

うん、斬るのはダメよ。

 

日花「じゃあ、このメンツで行きましょ」

 

ソレの方が円滑に解決できるし。

 

…シュッ

 

「遅れちゃった♪」

 

日花「貴女が来るのは予想外でしたね…レインさん」

 

レイン「うん、お母さんに頼まれちゃって。それと魂集族のリーダーとしてしっかりしたいとね!」

 

なるほど…

 

そして私達は転送火桜で現場へ向かうのだった。

 

ー-------------------------------------

 

♪ポケモンクエスト-シジマ台地

 

sideアルミ・マリオ

 

シジマ台地の特定の場所まで来た。

 

アルミ「…おっ」

 

ザッ

 

「久しぶりね、アルミ」

 

2代目ブルーのNが現れた。

 

アルミ「ええ、久しぶりねノーア」

 

ノーア「感傷に浸るまえに…まずは手合わせしましょ?」

 

アルミ「…もちろん。そのために来たわ」

 

スッ…

 

2人『さぁ、狂ったように踊りましょう?』




↑『脳漿炸裂ガール』のサビの冒頭。

関係を纏めます。

日花と平尾→結婚。
フランとマリン→結婚。
平次と絵奈→交際中。
アルヤとメイ→交際中。結婚の際はアルヤがネロイズムを倒すという無理ゲーをする必要がある。

次回もよろしくおねがいします。


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炎と氷の対決…?

音楽を不定期で投稿しま~す。

https://www.youtube.com/channel/UC4bNtnDOY-OTKIe6ru0uohw

再現してほしい曲あったら動画のコメント欄でお願いします、できる範囲でやるので。

変更点(曲名)
アルミのテーマ→炎天桜舞


♪MULAストーリー-炎天桜舞

 

sideアルミ・マリオ

 

ノーア「先手必勝!」ドッ!

 

早速始めるのね。

 

アルミ「防御火桜!」ピキッ!

 

…ドゴォ!

 

ノーア「ッ…ヘイルストーム!」

 

出たわね、十八番。

 

アルミ「桜舞!」BLOOM!

 

炎天桜舞の下位互換を出す。

 

ズドドドッ!

 

ノーア「…さっき思ったんだけど、アンタの火桜の種類増えてない?」

 

アルミ「そう?」

 

最後見せたのはミールさんの葬式のすぐ後だから…

(ノリオはその前に死亡(泣))

 

アルミ「確かにそうね」

 

当時は火桜しかなかったし。

 

ノーア「…まあいいわ。ハァッ!」ギュン!

 

その雰囲気…!

 

ノーア「氷河陣!」パキィッ!

 

アルミ「フレイムドロップ!」ドゴォ!

 

氷を炎で相殺した。

…マジか。

 

アルミ「アンタ、完成者なのね…」

 

ノーア「あ、バレた?」

 

アルミ「いつの間になってたのよ…」

 

ノーア「お父さんのタマシイの一部を取り込んだでしょ?」

 

アルミ「ええ…」

 

ノーア「だいぶ前に過去の自分と戦って勝ったのよ」

 

アルミ「ええ…?」

 

いつなのよソレ…?

 

ノーア「それで、私の3つめの条件が…」スッ

 

↓ブゥゥゥン…!

 

アルミ「!?」

 

時が…止まった!?

 

ノーア「能力を進化させること…だったのよ」

 

アルミ「つまり、時を凍らせた…?」

 

ノーア「そ。私の今の能力は、『物や概念を凍らせる能力』なの♪」

 

アルミ「うわぁ…」

 

私の能力(時空を操る)もチートだけど…

 

アルミ「アンタもチートね…」

 

ノーア「そうね。…コレを見せたかっただけだし、手合わせは終わりね」

 

…は?

 

アルミ「は?」( ゚д゚)

 

ノーア「手合わせの目的はコレを見せる事だったのよ」

 

アルミ「そ、そう…」

 

ノーア「…あ」

 

アルミ「どうしたの?」

 

ノーア「私の組、どうなってるの?」

(ノリオが組長だったヤクザ。特訓前は一応ノーアが組長を継いでた)

 

アルミ「えっと…」

 

確か…

 

アルミ「今でも裏社会を仕切ってるわ。偶に会う程度よ」

 

ノーア「そう。じゃあ後で会おうかしらね」

 

アルミ「それがいい「ドガァァン!」…?」

 

遠くから爆発音が聞こえた。

 

アルミ「…ノーア」

 

ノーア「ええ…」

 

2人『事件ね』

 

アルミ「どうする?」

 

ノーア「正直に行ってアンタの弟子たちに任せてもいいと思うわよ?」

 

アルミ「…そうね。じゃ、帰りましょっか」

 

ノーア「ええ」

 

スタスタ

 

ー--------------------------------------

 

side W・D・サンズ

 

サンズ「…どうだ?」

 

「改造したのか…興味深い」

 

サンズ「そうさ…親父」

 

俺は今亜空間で親父と話している。

(文字数がヤバいのでウィンディング表記はやめます)

 

ガスター「他に研究成果はないか?」

 

サンズ「…成果というか、見せたいものがある」

 

ガスター「…?」

 

サンズ「出てきな」

 

「この人だれ~?」

 

「お父さんの知り合い?」

 

スケルトンと犬耳のニンゲンが出てきた。

 

ガスター「なんと…!」

 

サンズ「紹介するぜ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…俺の息子のサンズJr.と娘のルマだ」




アルミ→63歳
ノーア→65歳
見た目→30代

まさにババアですね。
(両方自覚してるので言っても怒らない)

ルマとサンズJr.は2歳です。同時に生まれたので双子?です。

次回もよろしくおねがいします。


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赤い森へ行く

Mulaさん本人が周回済み

https://www.youtube.com/watch?v=7IjbQFnFboU&lc=UgxizI7XdAjMCjUbQmp4AaABAg

赤い森の戦闘用BGM作りました。

https://www.youtube.com/watch?v=7FT4whKGhAk


side坂田日花

 

ー赤い森ー

 

…シュッ

 

日花「ついたわよ」

 

星夜「事件ってどのあたりですか?」

 

平尾「確か…中心付近だね」

 

…ドガァァン!

 

甲「あっちだな!」ダッ

 

爆発の方向へ向かう。

 

ー数分後ー

 

「グッ…」

 

「ハァ、ハァ…」

 

日花「!?」

 

そこには魂集族の人が倒れていた。

 

レイン「えっ!?大丈夫!?」

 

「レイン、さん…」

 

レイン「誰にやられたの!?」

 

「爆発する…機械に…」

 

メイ「機械…?」

 

「ああ…俺達は十数人で旅行に来てたが、突然機械が現れて襲い掛かってきたんだ」

 

平次「それで?」

 

「俺達はある程度戦ったが…体が急に光ったと思ったら爆発して…」

 

絵奈「他の人は~…」

 

「あちこちに散らばってるぜ…」

 

日花「…回復火桜!」BLOOM!

 

…ギュン!

 

傷だらけだった体はあっという間に回復した。

 

「…ありがとう」

 

レイン「魂集族とリーダーとして指令をするよ?」

 

「は、はい」

 

レイン「他にケガしてる人を見つけたら、すぐにコレを一枚与えて」シュッ

 

レインさんは私が生成した回復火桜を数枚渡す。

 

レイン「それと…すぐに避難して。分かった?」

 

「…了解、リーダー!」

 

レイン「じゃ、解散!」

 

「失礼します!」ダッ

 

……レインさん、かなりしっかりしたリーダーね。

 

星夜(リーダーとしての態度…俺も習うべきだな)

 

レイン「…じゃあ、進もうか」

 

日花「は、はい…」

 

スタスタ…

 

ーさらに数分後ー

 

…ドガァァン!

 

「何なんだいコイツら!」

 

「僕も同じ質問をしたいよ!」

 

この2人は…!

 

日花「スティーブさんと、月斗さん!?」

 

スティーブ「…ん、日花達パーカーズかい?」

 

月斗「ちょうど人手不足でさ…手伝ってくれない、かなっ!」シャッ!

 

ズバッ!

 

「ジビビッ!」

 

襲い掛かってきた機械が斬られる。

 

平尾「コイツらが機械ですか?」

 

月斗「その通り。なんか見覚えのある形状なんだ」

 

甲「見覚え?」

 

月斗「ああ、何処だったっけ…」

 

「ジビィ!」ガシャン!

 

ピカッ!

 

…ッ!

 

日花「天空掌!」ズガァン!

 

「ジッ!?」ヒュゥゥン!

 

…ドガァァン!

 

日花「危なかったわ…」

 

スティーブ「こんなヤツらが何百体もいるんだ、何が目的だろう…?」

 

な、何百体!?

 

絵奈「機械が1つ、機械が2つ…」( ゚д゚)

 

メイ「絵奈、現実逃避はやめて!」

 

「ジビィ!」ガシャン!

 

また現れたわね!

 

白夜「殺人ドール!」ズシャッ!

(あれ、何処かで聞き覚えが…)

 

「ジュゥ…」バタン

 

コイツら、どうやって倒そうかしら?

 

ー--------------------------------------

 

「ククク…そうだ、素材は集まっている…!」

 

『テンプス株式会社』




ん?

次回もよろしくおねがいします。


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タイムマシンの会社

ほぼ最終章の序章なんですよね、この章は。


sideアルミ・マリオ

 

ノーア「久しぶりですね~」

 

ルメ「えっ、ノーア!?」

 

私とノーアはルメの家に来た。

 

ザクロ「久しぶりだなおい!」

(何だかんだで4部では初登場)

 

ダークアルカ「アンタ、強くなったらしいわね」

(こいつも)

 

ノーア「ええ、今はよ・ゆ・うでアンタを倒せるわよ♪」

 

ダークアルカ「へぇ…?」

 

アルミ「まあまあ、落ち着きなさい」

 

てか、ダークアルカは80超えてるのに戦う気満々じゃない…

(アルミ、ノーアと違って完成者ではないが、外見50代)

 

…コトン

 

ルメ「はい、お茶とクッキー」

 

アルミ「待ってました~」パクッ

 

ん~、やっぱりクッキーは最高ね♪

 

ザクロ「真っ先に食うなよ…」

 

アルミ「安心しなさい、全部食べるワケじゃないし」

 

ルメ「…で、来た理由は?」

 

……はぁ。

 

アルミ「やっぱり分かるのね」

 

ルメ「そりゃ、一応アンタの叔母だからね」

 

それって関係あるのかしら?

…まあいいわ。

 

アルミ「テンプス株式会社、って知ってる?」

 

ザクロ「おう、最近タイムマシンの開発を始めた会社だっけな?」

 

アルミ「そうよ…ダークアルカは社長の名前を知ってるでしょ?」

 

ダークアルカ「ええ…テンプス・タイムね」

 

ノーア「新聞にも名前は出てないのに、何故分かったの?」

(一応麓のコンビニで新聞を買って読んでいた)

 

ダークアルカ「アルカの記憶で…」

 

ー回想ー

 

「ウールの父親が悪いんだ」

 

アルカ「父親?」

 

「ああ、名前はテンプス・タイム、タイムマシンを使う会社の社長だ」

 

ー回想終了(短っ!?)ー

 

ノーア「なるほどね…」

 

ザクロ「で、そのテンプスってヤツがどうしたんだ?」

 

アルミ「お母さんの話だと後々会社が倒産するらしいんだけど、裏がありそうなのよ」

 

ルメ「まあ、タイムマシンを扱う会社だしありえるわね…」

 

こんな感じで話は進んだ。

 

ー--------------------------------------

 

ー?ー

 

銀髪の赤ちゃんを抱えて、アルミは絶望の表情を浮かべる。

 

アルミ「嘘、でしょ…?」

 

…この時、テンプス・タイムを逮捕すればよかったと取り返しのつかない後悔をしたのは、たった5年後の話。

 

ー--------------------------------------

 

side坂田日花

 

機械を発見しては破壊し、人を見つけては逃がしてを繰り返して数時間後。

 

ガシャン…

 

絵奈「………」( ゚д゚)

 

ガシャン…

 

日花「でっかいわね…」

 

ガシャン…!

 

「マギィィッ!」

 

全員『鳴き声ジョジョ三部のラバーズかよ!?』

 

巨大な機械がそこにいた。




鳴き声おもろwww

次回もよろしくおねがいします。


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何かでっかい機械

3部のウ”ィ”エ”戦以来ですね。


♪MULAストーリー-森の戦い

 

side坂田日花

 

やれやれ…

 

日花「さっさと倒してやるわ!」

 

「マギィィッ!」

 

メイ「斬ッ!」ズバッ!

 

レイン「ソウルブラスター!」ドガァァン!

 

メイとレインさんの先制攻撃。

 

シュゥゥゥ…

 

「…マギ?」

 

メイの攻撃は能力付きだから効果はあったものの、レインさんの攻撃は無効化されていた。

 

レイン「ええ…」

 

日花「炎天掌!」ズガァン!

 

ドゴォ!

 

「マギッ…」

 

ダメージは入るみたいね。

 

甲「通常攻撃じゃ効果なしかよ…」

 

「マギギギギ…」ギュィィン…

 

…!

 

日花「攻撃がくるわよ!」

 

平尾、平次「防御火桜!」ピキッ!

 

「マギィィィ!」ドガァァン!

 

極 太 光 線 が 飛 ん で き た 。

 

平尾「ッ、防御力が足りない!」

 

星夜「俺も手伝います!ハァッ!」ギュン

 

スティーブ「アイアンブロック!」

 

シュゥゥゥ…

 

光線は何とか防ぎきった。

…というか

 

日花「私達が苦戦するような機械があるとはね…」

 

平尾「相当な技術力が必要だよね」

 

「マギギギィ!」スチャッ

 

ヒュゥゥン!

 

絵奈「ミサイルゥゥ!?」

 

甲「アースガード!」ドゴッ!

 

…ピキッ

 

土の壁にヒビが入る。

 

甲「ッ!?」

 

月斗「甲、そこでじっとしてて!ムーンフォース!」ギュゥゥン

 

ピキィン!

 

土の壁が月のエネルギー(?)によって強化され、ミサイルは防がれた。

 

日花「………」

 

グリッチ化またはスーパー化をしたらすぐに倒せるけど…

 

ー--------------------------------------

 

ー数日前ー

 

アルミ「日花、しばらくは変身禁止ね」

 

日花「ゑ!?」

 

ー--------------------------------------

 

という謎の縛りをくらったから無理なのよね…

 

平尾「日花、いい考えはないかい?」

 

…そうだ!

 

日花「レインさん」

 

レイン「何?」

 

日花「レインさんって、ガスターブラスターを放てますか?」

 

レイン「できないよ。お母さんはガスターさんの灰の一部が融合時に混ざったからできるんだ」

 

日花「そ、そうなんですね…」

 

星夜「殺人ドール!」ズシャッ!

 

星夜はナイフの弾幕を飛ばす。

 

グサッ!

 

「マギッ」

 

ナイフは機械に突き刺さった。

 

スティーブ「バーニンソウル!」ブヒー!

 

スティーブさんの剣は豚の鳴き声と共に炎の斬撃を繰り出す。

 

ズバッ!

 

「マギィ…」ヨロッ

 

ひるんだわね…まさか。

 

日花「スティーブさん、その剣って魔力で動いてますか?」

 

スティーブ「そうだけど?」

 

日花「この中で霊力以外のエネルギーを使える人はいるかしら?私以外で」

 

私は多少だけど魔力が使えるわ。

 

メイ「私は神力を使えます」

 

レイン「私は妖力だね」

 

日花「なら…それであの機械を倒すわよ!」

 

2人『うん!(はい!)』




弱点もウ”ィ”エ”と全く同じですね。

次回もよろしくおねがいします。


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破壊だッ!

この部、だいぶ短くなりそうですね…

ん?メイが神力?


side坂田日花

 

日花「じゃ…私から行くわ!」ギュン!

 

ゴォッ!

 

体内から魔力があふれ出す。

 

日花「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

「マギッ……マギィ!?」

 

ドガァァン!

 

うん、圧倒的に威力が上がってるわね。

 

日花「次はレインさん、お願いします!」

 

レイン「オーケー…ハァッ!」ギュン!

 

ギュィィン…

 

日花「その間に…メイとスティーブさんが攻撃を!」

 

2人『了解!』ダッ!

 

ズバズバッ!

 

「マギッ…」ジジッ

 

かなり効いてるわね。

 

レイン「…トドメだよ!タマシイ・ザ・ブラスター!」ドッ

 

ドガァァァァァン!

 

極 太 光 線 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

「マギッ!?…マギィィィ………!」ドゴォ!

 

シュゥゥゥ…

 

ロボットは光線をモロにくらい、破壊された。

 

絵奈「………」( ゚Д゚)

 

甲「あっさりすぎだろおい…」

 

月斗「まあ、コレでオーケーだからいいよ。…さて、こんなロボットを作ったのは誰だろうね?」ゴソゴソ

 

月斗さんはロボットの残骸をあさる。

 

…スッ

 

月斗「コレは……なっ!?」

 

日花「何ですか、ソレ」

 

月斗「コレは最近有名になってる会社、テンプス株式会社のロゴだよ!…でも、ニャン国のロゴもあるね…」

 

平尾「つまり、作ったのはテンプスだけど、買って使ったのはニャン国って事ですかね?」

 

月斗「おそらくそうだね。ニャン国め…」

 

平次「事件はコレで一旦解決ですか?」

 

月斗「ん?そうだよ。ニャン国のヤツらをしばくのは僕とスティーブに任せて」

 

スティーブ「あっちはまだ懲りないからね…」

 

こうして、赤い森の襲撃事件は解決したのだった…?

 

パンドラの箱… 完

 

ー-------------------------------------ー

 

次章予告

 

最終章 時は巻き戻る…

 

娘と息子ができ、平和に暮らしていた日花。

しかし、気付いたら仲間達と共に過去に飛ばされていた!

一方、その頃アルミは………初めて本当の殺意を浮かべていた。

果たして、巻き戻る時を戻す事ができるのか…!?

 

ー--------------------------------------

 

ルマ「お父さ~ん!」

 

サンズ「ん、どうした?」

 

ルマ「ボク、お父さんみたいに強くなりたい!」

 

サンズJr.「お、おいらも!」

 

サンズ「そうか…じゃあまずは大きくならないとな」

 

2人『うん!』

 

サンズ(クローンだが…可愛い娘と息子だ。しっかり育てないとな)

 

ー--------------------------------------

 

ネロイズム「…アルヤ」

 

アルヤ「何だ…?」ボロッ

 

2人はちょうど、アルヤとメイの結婚を賭けた決闘を終えた所だった。

 

ネロイズム「君は、何があってもメイを守る事を誓うかい?」

 

アルヤ「もち、ろんだ…!」

 

ネロイズム「…フッ、そうかい。合格だよ」

 

アルヤ「……!!!ありがと、な…」バタン

 

ネロイズム「………やれやれ」

 

僕もまだ甘いな…と、ネロイズムは空を見上げて言った。




だいぶ短くなっちまう…!

次章もよろしくおねがいします。


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最終章 時は巻き戻る…
時の一族の壊滅


最終章スタート!
いつもの急展開です。

年歴:2095年


side坂田日花

 

「おかあさ~ん!」

 

日花「どうしたの、日和?」

 

私の娘、坂田日和(3歳)が話しかけてきた。

 

日和「未例が歩いてる!」

 

日花「えっ!?」

 

未例は、私の息子で1歳である。

 

日花「ホント!?」ガチャッ

 

「あ~」テクテク

 

…マジか。

 

平尾「………」カシャッ

 

平尾は無言で写真を撮っていた。

 

日花「よくできたわね、未例」ナデナデ

 

「ゎぁ~♪」

 

ー数時間後ー

 

平尾「日花、そろそろ集合時間だよ」

 

日花「あ、そうだったわね。日和と未例は…桃の所ね」

 

2人を桃に預けたあと、私達はパーカーズ事務所に向かった。

 

ーパーカーズ事務所ー

 

ガチャッ

 

日花「ヤッホ~」

 

甲「お、来たか」

 

絵奈「どうも~」

 

留美「ほぼ全員そろってますよ」

 

そこには平次、絵奈、甲、留美、メイ、フラン、マリンがいた。

某ロリコン総監は仕事でいない。

 

???(ん?誰かが俺の事をロリコンと呼んだような…)

(的確すぎだろ!)

 

フラン「…何か俺久々に登場したような気が」(メタい!)

 

マリン「何の事?」

 

後は…

 

シュッ

 

ネロイズム「やぁ、コレでそろったかい?」

 

日花「ええ。それで今日は「カチッ」…ん?」

 

今、何か聞こえたわね。

 

メイ「今のは?」

 

日花「何かがカチッと「ギュィィン!」…!?」

 

突然私達の周りに結界が現れた!

 

ネロイズム「コレは!?…ハッ!」

 

キィン!

 

ネロイズム「丈夫な結界だ…」

 

日花「一体…!?」

 

シュッ

 

私達は、そこから何処かへ転送された…

 

ー--------------------------------------

 

sideアルミ・マリオ

 

アルミ「酒、美味しかったわ」

 

天助「それはよかった。またなアルミ!」

 

アルミ「ええ…転送火桜!」BLOOM!

 

シュッ

 

ー地界ー

 

シュッ

 

……?

 

アルミ「この気配は、白夜?」

 

何でこんな所「シュッ」…え?

 

「うわぁぁぁん!」

 

アルミ「え、ちょっ!?」ガシッ

 

突然私の目の前に銀髪の赤ちゃんが現れた。

この子は…

 

アルミ「咲夜…でもなんで?」

 

いやな予感がするわ。

 

タタッ…

 

ー数分後ー

 

着いたわ。

 

ピンポーン

 

アルミ「白夜、私よ~」

 

…気配を感じないわね。

 

アルミ「ん?」

 

ギィ…

 

ドアには鍵が掛かって……

 

アルミ「え……?」

 

目の前には、銀髪の老人が倒れていた。

…この顔は!?

 

アルミ「星夜!?」

 

十六夜星夜 死亡

 

何でこんな…!?

 

アルミ「巻き戻し!」ギュルルルル!

 

……あれ?

 

アルミ「巻き戻しが効かない?」

 

まさか…!

 

アルミ「ッ!」ダッ

 

家の中に駆け込む。

 

アルミ「なっ…」

 

シュゥゥゥ…

 

至る所に老人の死体があった。

自害したと思われる人も数人いた。

一体誰が…

 

「うっ…うう…」

 

…!!!

 

アルミ「白、夜…?」

 

白夜「ア、ルミさん…」

 

白夜は、しわくちゃな老人になっていた。

 

アルミ「こんな事、一体誰がやったの!?」

 

白夜「テ…プスタ…ムです」

 

アルミ「テンプス・タイム?」

 

白夜「はい…状態を加速され…みんな寿命で死にました…」

 

…生き返る条件が適用されないようにしたのね。

 

白夜「自害してる人、達は生き返らせて下さい…」

 

アルミ「アンタはどうなのよ!?」

 

白夜「今私を殺して生き返らせたとしても…もう寿命が、ケホッ…」

 

アルミ「ッ…!」

 

白夜「アルミ、さん。どうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜を、お願いします…」バタン

 

アルミ「白、夜…」

 

十六夜白夜 死亡

 

……はははっ。

こんなに私が怒ったのは、初めてよ?

 

ガチャッ

 

私は咲夜を背負って十六夜家の屋敷を出る。

 

アルミ「まずは自害した人達を生き返らせる事ね…」

 

それと。

 

ゴォォォッ…

 

アルミ「テンプス・タイム…」

 

お前は絶対に許さない。




ブチギレアルミと…
十六夜咲夜登場ですッ。
ココではまだ赤ちゃんです。

次回もよろしくおねがいします。


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56年前!?

俺が小説を書き始めてもうすぐ一周年です。
その記念として、質問コーナーをしようと思います!

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=281106&uid=358559

質問、お待ちしております!


side坂田日花

 

…シュッ

 

日花「ココは…」

 

留美「どこ…?」

 

平尾「…!!!」

 

平尾はスマホの時間を見て驚いていた。

 

平尾「コレを見て!」スッ

 

『2039年』

 

日花「はぁ!?」

 

それって…アルミさんが12歳の時じゃない!

つまり…

 

日花「私達…タイムスリップした?」

 

ネロイズム「そのスマホは壊れてないようだし、ほぼ確定だね…」

 

甲「いや待て。確定させる前に決定的な証拠がいる。町に出ようぜ」

 

フラン「それがいいな」

 

スタスタ…

 

ーキノコ町ー

 

うわぁ…

 

日花「くッソ懐かしいわね…」

 

前世(アルカ)が見た光景ね…

 

…バァン!

 

「逃亡者、発見!」

 

振り向くと、そこにはハンターがいた。

 

マリン「は?」

 

甲「コイツらがいるって事は…」

 

留美「今、逃走中ですね」

 

日花「まあ、逃げないけどね!炎天掌!」ズガァン!

 

「グハッ…」バタン

 

うん、カスね。

 

絵奈「あの~、提案があります!」

 

平尾「ん、何だい?」

 

絵奈「私達がココに来た原因を、手分けして探しましょ~!」

 

甲「いい考えだ、不「採用ね」…何でだよ!?」

 

日花「よほどの事がない限り私達は1人でもココの敵を倒せるわ」

 

強くてもネクロンだし。

 

日花「つー事で、ココから個人で原因を探りましょ。分かったら転送火桜ね」

 

全員『了解!』

 

ー--------------------------------------

 

sideアルミ・マリオ

 

サンズ「っし、コレでオーケーだな」

 

ガシィン!

 

タイムマシンが起動する。

 

アルミ「日花達がいる所…56年前へ行くわ」

 

サンズ「何でそんなすぐに分かったんだ?」

 

アルミ「56年前、ルメさんが赤坂留美という人に遭遇したらしいのよ」

 

留美と完全に一致してるし。

 

アルミ「それと、アオイを拾った場所に日花のメモがあった」

 

サンズ「ほう…なるほどな。じゃあそう設定しておくぜ」カチッ

 

ギュン…

 

アルミ「ありがと。咲夜はちゃんと見てなさいよ?」

 

サンズ「もちろんだ」

 

アルミ「じゃ…行ってくるわ」

 

サンズ「おう!」ポチッ

 

ギュィィン…!

 

タイムマシンの周りにエネルギーが集まる。

 

シュッ…

 

そして、私も日花達がいる時代へ飛ぶのだった。

 

ー--------------------------------------

 

side坂田日花

 

ルメ「…分かりました。アルカ先輩がそこまで言うなら何も言いません。…でも…勝手に自分を殺さないでくださいよ、先輩。…失礼します」

 

ガチャッ

 

アルカ「…それもそうね。でも…この世界はそうなってるから、どうしても起きてしまうのよ、ルメ」

 

日花(私、この時にこんな意味深発言したのね)

(物陰に隠れてる)




何かカオスの予感…

次回もよろしくおねがいします。


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遭遇

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=281106&uid=358559

期限は6/13の16時ぐらいまでです。

…コイツを出すのはかなり久しぶりですね。


side赤坂留美

 

留美「…グレイ」

 

「何だい、留美?」

 

私のポケットの中にあった瓶からグレイが出てくる。

(ポケモンかよ!?)

 

留美「アンタも連れてきてよかったわ」

 

グレイ「そうだね…まさか僕が主人に会う時に飛ぶとは」

 

留美「とうか、時間軸を彷徨っていたガスターさんに会うのもこの時だよね?」

 

グレイ「うん、それであってるよ」

 

スタスタ…

 

『あ』『い』『う…?』という建物がある所まで来る。

(原作ネタ)

 

グレイ「…!留美、隠れて!この時代の仲間が来る!」

 

留美「了解」シュッ

 

建物の屋上に飛ぶ。

 

スタスタ

 

この時代のルイージさん、ノーアさん、キノ太郎さん、ミールさんがいる。

…この中で生きてるのはノーアさんとキノ太郎さんだけね。

 

ルイージ「さて、ここで三手に分かれよう。僕は右で」

 

ノーア「じゃあ私とキノ太郎は左で」

 

ミール「私は?」

 

ルイージ「真ん中をお願い」

 

ミール「オッケー♪」

 

ドゴッ

 

ミール「って、真ん中なんて無いじゃない!」

 

キノ太郎「…あれ、今気付いたのか…?」

 

ノーア「…私たちは何も見なかった、オッケー?」

 

キノ太郎「オ、オッケー…」

 

……ルイージさん、超自然にミールさんを騙しましたね、流石です。

 

ー--------------------------------------

 

side坂田日花

 

…シュッ

 

ココがこの時代のきさらぎ駅ね…

 

日花「さっきウィンディングで書いたこのメモ…」

 

『ここにアオイが生まれたら、アルカが来るまでここにすませて下さい。日花より』

 

…ちょうど異空間に家具をいれてよかったわ。

 

日花「アオイが生まれる前に急いだ方がいいわね」タタッ

 

ーアオイの部屋になる部屋ー

 

日花「転送火桜!」BLOOM!

 

シュッ

 

ベッドはココ、おもちゃはココ…よし。

 

日花「後はコレね」ペタッ

 

机にメモを貼る。

 

日花「コレでよしっと」

 

トンズラトンズラ~

 

ー--------------------------------------

 

side赤坂留美

 

留美「…ヤバい」

 

グレイ「はぁ…」

 

山の中で道に迷ったぁぁぁ!?

 

留美「何処!?何処!?」キョロキョロ

 

「それよりも、スイッチは……ん?」

 

…ん!?

 

ルメ「何か探してるのかしら?」

 

留美「…ん?あ。やべ」じー

 

ルメ「…私が見えてるの?」

 

…もう開き直ろう。

 

留美「ええ、見えてるわよ。"貴女は私だからね"」

 

ルメ「………は?」

 

留美「私は未来から来た赤坂留美。とある事情で過去に来たのよ」

 

ルメ「(留美?私の名前と一文字だけ違うわね)未来って、何年後?」

 

留美「ええっと、2095年だから…」

 

ルメ(…今なんて!?)

 

留美「56年後ね。それがどうしたの?」

 

ルメ「あ、いや…えっと…なんか変な数字ね」

 

留美「私もそう思ってるわよ。日花さんを探してるのに、まさか前世に会うなんて…」ボソッ

 

ルメ「今なんて?」

 

留美「…なんでもないわ。それじゃあね、ルメ」ピュゥゥゥ…

 

風を纏ってルメから離れる。

 

ルメ「…今のは忘れよう。さて、調査っと」スタスタ




やっと出ましたね。

次回もよろしくおねがいします。


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探索

質問コーナーの答えを活動報告に書いてますッ。


sideネロイズム

 

ネロイズム「メイ、手がかりはあったかい?」

 

メイ「今の所見てないよ」

 

この時代に来たことがないからね…

一体…ん?

 

ケーティ「お姉ちゃん、怖かったよ〜…」

 

アルミ「大丈夫よ、もうルメさんが倒したから」

 

この時代のアルミ達がいた。

 

アルカ「体力には自信があるとか言ってたくせに…」

 

ルメ「あ、私イラついてたので本気でやってました」

 

アルカ「…なら納得がいくわね」

 

ネロイズム「………」じー

 

アルミ「…ん?」チラッ

 

気付かれたようだ。

 

ネロイズム「………」サッ

 

あれはこの時代のアルミたちか。今はまだ子供のようだな。現代(コイツの元の時代)のアルミは善魔の僕にも勝てるぐらい強くなったんだ、これから強くなっていくだろう。……ま、今はとりあえずテンプス・タイムを探さないとな。

 

ネロイズム「メイ、行こう」バサッ

 

メイ「うん」タタッ

 

アルミ「……!?(今明らかに角と翼が生えた人が飛んでったよね!?)」

 

ケーティ「お姉ちゃん、どうしたの?」

 

アルミ「え?…あ、いや、なんでもないわ」

 

2人(セェェェェーフ!)

 

急いでその場から離れた。

 

ー--------------------------------------

 

side坂田絵奈

 

絵奈「えっと…」

 

まずはしめじ駅へ行こっと。

切符を買って電車に乗る。

 

ガタンゴトン…

 

数分後、次の駅についた。

 

「さて、乗り込もうぜ」

 

…ゑ。

 

絵奈(あ、コレヤバいかも~)白目

 

そこにはアドレーヌさん、ルイスさん、ノーアさん、キノ太郎さんがいた。

 

絵奈(やばいよ〜、にっちゃんのお母さんが近くにいるよ〜、どうしよう…)

(絵奈は心の中で日花の事を"にっちゃん"と呼んでいる)

 

ノーア「…?あのー、どうしたんですか?」

 

話しかけられた!?

 

絵奈「へ?あ〜、なんでもないよ〜?」

 

ノーア「そうですか、話しかけてすみません」

 

絵奈「いや〜別にいいよ〜」

 

な、なんとか返答できたよ~…

平次、助けて~!

 

ー--------------------------------------

 

sideフラン・ユメミル

 

マリン「…で?何で私達はコンビニにいるのよ」

 

フラン「別にマリンはついてこなくてもよかったんだぜ?」

 

マリン「?」

 

フラン「なんせ俺は今からコンビニのエロ本コーナーを「フンッ!」ブフォッ!?」ドゴォ!

 

マリン「アンタ、妻もいるのにエロ本読むの!?」

(コイツら夫婦です)

 

フラン「で、でも車の免許あってもレーシングゲームするだろ!?」

 

マリン「ソレはソレ、コレはコレよ!もう…」ガシッ

 

ズルズル(引きずる音)

 

フラン「あ、ちょ、マリン…やめてくれぇぇぇ…」



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手がかり

side坂田平次

 

平次「…ふぅ」

 

「グハッ」バタン

 

さっき大量にハンターが襲ってきたが、一斉に倒した。

 

平次「……?」

 

俺達がココに送り込まれたのは、何故だろうか?

 

平次「分からんな…」

 

探すしかないか。

 

タタッ…

 

ー----------------------------------------

 

side坂田日花

 

日花「タイムスリップ、つまり…」

 

私達をココに送り込んだのは、おそらくアイツね。

 

日花「テンプス・タイム…」

 

何らかの理由で私達をココに送り込んだんでしょうね。

 

「………」スチャッ

 

ズドッ!

 

誰かが後ろから銃撃してきた。

 

日花「…フッ」サッ

 

まあ、避けたけど。

 

「…チッ」ダッ

 

日花「あら、逃がさないわよ?攻撃火桜!」BLOOM!

 

ヒュン!

 

「…ッ」ドスッ

 

当たったようね。

 

日花「さて、アンタは…」クルッ

 

…!?

 

日花「まさか犯人がわざわざこっちに来るとはね…」

 

「フン、私は君を安らかに眠らせようと思っただけだ」

 

日花「で、アンタの目的は何なの?テンプス・タイム」

 

私を銃撃したのは、テンプス・タイム本人だった。

 

テンプス「知りたいのかね?なら教えてやろう…」ニヤニヤ

 

テンプスは気持ち悪い笑みを浮かべる。

 

テンプス「私の目的はカンタン…この時代のネクロンを暗殺する事で、この逃走中の犠牲者を減らす事なのだ!その後は第三次世界大戦の直前の時間へ飛び、キングニャンコを暗殺するつもりだ」

 

へぇ…

 

日花「今すぐやめなさい」

 

テンプス「ほう、何故だね?」

 

日花「時間軸を弄るのはご法度よ。歴史が変わってしまう」

 

テンプス「ククク…それは承知さ。仮に歴史が変わって私が消えても構わない」

 

日花「ッ…」

 

コイツ、狂ってるわね…

 

テンプス「さて…まずはコレを知ってしまった君を消す作業をしなければね」スッ

 

日花「…やってみなさい」

 

…魔力に転換。

 

テンプス「私は戦いでは強くない…だから化学で戦うのさ。時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

…予想通りね。

 

日花「時間を操る能力は所得済みなのね」

 

テンプス「もちろんさ…」スチャッ

 

テンプスは銃を構える。

…撃たせないわよ。

 

日花「炎天桜舞・魔!」BLOOM!

 

テンプス「邪魔な弾幕だ…!」イラッ

 

ピキッ!

 

テンプスは結界を張って弾幕を防いだ。

 

テンプス「…発射」ヒュン!

 

一発、光線が放たれ

 

ギュルルルル!

 

日花「なっ…!?」

 

テンプス「いつ、結界が防御用だけど錯覚していた?弾幕量が何百倍にもなるのさ」

 

日花「ッ、吸収!」ギュルルルル

 

…ドスッ!

 

テンプス「できると思ってるのかね?それも対策済みさ」

 

吸収が使えないのは、マズい…!




普通のニンゲンなのにこの強さ。

次回もよろしくおねがいします。


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逃亡

あれ?これいい展開じゃね?


side坂田日花

 

日花「………」

 

テンプス「どうした?攻めてこないのかね?」スチャッ

 

…ギュルルルル!

 

吸収がダメなら…!

 

日花「反射火桜!」BLOOM!

 

…ギュン!

 

テンプス「ほう…」

 

光線を跳ね返す事はできた。

 

テンプス「…反射結界」ピキッ

 

…ギュン!

 

日花「!?」

 

ギュルルルル!

 

日花「反射火桜!」BLOOM!

 

…ギュン!

 

やばい、このままだと何百…いや何千倍にも威力が倍増した光線にやられるわ…

 

日花「どうすれば…」ギュン

 

テンプス「存分に悩むがいい」ギュン

 

…そうだ!

 

ギュルルルル

 

光線がこっちに向かって飛んでくる。

 

日花「…今よ!反射火桜!」BLOOM!

 

シュッ!

 

火桜を斜め45度に構え、直角に光線を反射する。

 

ギュン!

 

その上に135度に傾けた火桜を構え、正面に跳ね返す。

 

ギュン!

 

そしてテンプスの頭上に45度の火桜を構えると…!

 

テンプス「…ガフッ!?」ドスッ

 

シュゥゥゥ…

 

数百倍に威力が膨れ上がった光線はテンプスの体に命中した。

 

テンプス「ぐぅぅ…」

 

日花「ハァ、ハァ…」

 

今ので魔力を結構使ったわね…

霊力を使うとあまり威力が出ないからコレはヤバいわ…

 

ジジッ…

 

日花「!?」

 

テンプスから"機械音"が聞こえる。

 

テンプス「ククク…私は人造人間に自身を改造したのさ…つまり、こんな事もできる」パチン

 

…ガシャン!

 

日花「なっ…」

 

さっきの光線のダメージがまるでなかったように修復されていた。

 

テンプス「さあ、君を消す作業の再開だ」スチャッ

 

日花「ッ…ヘルフレイム!」

 

ゴォォォォ!

 

テンプス「フン」ピキッ

 

シュゥゥゥ…

 

ヘルフレイムを防ぐ結界ですって…!?

 

日花(もうモーニングドーンとサンセットグロウしか技がない…しかも近距離技だから近づかないといけないわね…)

 

一体どうすれば…「天空掌!」

 

テンプス「ガァッ!?」ズガァン!

 

「見つけたわよ、お前…」

 

…!

 

日花「アルミさん!」

 

アルミ「日花、アンタは下がって魔力の回復をしなさい…」クルッ

 

アルミさんは前世含め今まで見たことない程キレていた。

何で…!?

 

日花「な…」

 

真相火桜でアルミさんの心を読むと…

 

アルミ『コイツは十六夜家はほぼ皆殺しにした。しかも寿命を加速させて』

 

日花「ッ…」

 

十六夜家はアルミさんにとってかけがえのない存在…

キレてもおかしくないわ…

 

アルミ「テンプス・タイム」

 

アルミさんは殺気まみれの表情で言う。

 

テンプス「何だね、アルミ・マリオ?」

 

アルミ「お前は、絶対にしてはいけない事を2つ実行した」

 

テンプス「………」スッ

 

アルミ「1つ、時間軸を弄る事…」シュッ

 

テンプス「多重結界」ピキッ

 

アルミ「…2つ、罪のない家庭を壊滅状態に追い込む事」シュッ

 

ドゴォォォ!

 

アルミはテンプスの顔面を狙って殴る。

 

…フッ

 

結界は消滅する。

 

テンプス「なー」

 

アルミ「オラァ!」バゴォ!

(消滅の能力を纏いながら殴った為、結界を突き破りテンプスを殴った)

 

テンプス「グフッ…」

 

アルミ「………」ガシッ

 

テンプス「…ククク」

 

アルミ「何がおかしい?」

 

テンプス「私をココで殺せると思ったか?愚か者が」カチッ

 

ブゥゥゥン!

 

アルミ「なっ…」

 

テンプスの周りを大量のエネルギーが渦巻く。

 

テンプス「作戦は失敗したがまあいい!現代で勝負をつけるとしよう……!」

 

シュッ

 

アルミ「……クソッ」

 

日花「アルミさん…」

 

テンプス・タイム 現代に逃亡




この緊迫した感じ、イイ…!

次回もよろしくおねがいします。


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バック・トゥー・ザ・フューチャー

UA10000突破!!!!
マジで感謝です!

これからもmula界のハーメルン二次創作リーダー(自称)として頑張っていきます!


side坂田日花

 

アルミさんはしばらく悔しがっていたが、少しして落ち着いた。

 

日花「…アルミさんは、どうやってココに?」

 

アルミ「サンズのタイムマシンを借りたの」

 

日花「なるほど…」

 

アルミ「…一刻も早く現代に戻らなきゃヤバいわ。日花、みんなを呼んで来なさい」

 

日花「…了解」

 

ー数分後ー

 

みんなを集め、事情を説明した。

 

メイ「そんな事が…」

 

ネロイズム「………」

 

甲「星夜…」

 

アルミ「みんな、気持ちは分かるわ。でも今はまず現代に戻るのが大事よ。タイムマシンに乗り込んで」シュッ

 

ウィーン…

 

タイムマシンの中は意外と広かった。

ちゃんと全員入って少し余裕があるレベル。

 

マリン「まあ、空間を広げてるからね」

 

日花「そりゃそうなるわね」

 

カタカタッ…

 

アルミ「よし、準備完了よ。みんなじっとしてて」

 

ギュルルルル!

 

3、2、1。

 

シュッ…

 

ー--------------------------------------

 

ー2095年ー

 

…シュッ

 

サンズ「おう、戻ってきたか」

 

咲夜「………」スヤスヤ

 

アルミ「ただいま。借してくれてありがと、サンズ」

 

サンズ「お安い御用だ。咲夜は渡しておくぜ」

 

アルミ「ええ…」

 

日花「咲夜はアルミさんが引き取るんですか?」

 

アルミ「そりゃね。十六夜家で生存した大人は2、3人しかいなかったし、白夜に頼まれたからね」

 

ネロイズム「…で、これからどうするんだい?速攻でテンプス・タイムの研究所へ行くべきだろう?」

 

アルミ「…いや、ちょっと待って。咲夜を置いてくるわ」

 

シュッ

 

そしてアルミさんは転そ「…シュッ」…早っ!?

 

アルミ「ただいま。じゃ、行きましょ」

 

メイ「は、はい…」

 

フワッ

 

サンズの研究所を出て空を飛ぶ。

転送火桜を使わないのはむやみに使うとテンプスにつかまるかもしれないからだ。

 

アルミ「…あっちよ」ドッ

 

ー数分後ー

 

…スタッ

 

大きな倉庫らしき建物だった。

 

アルミ「………」スッ

 

バゴォン!

 

味方『…何やってるんですかぁ!?』( ゚Д゚)

 

反射でついツッコんでしまった。

いやだって、敵がいる所の扉を思いっきり吹っ飛ばしたのよ!?

 

アルミ「数分ぶりね、テンプス・タイム」

 

テンプス「もう来たのかい…」

 

ギュィィン!

 

平次「…!」

 

テンプス「まあ、遅かったがね!」ポチッ!

 

…ドォォォォォォォォオン!

 

突然、テンプスの周りに謎のエネルギーが渦巻きはじめた!

 

テンプス「入らないほうがいいぞ…"時の渦"に!」

 

留美「時の渦…?」

 

フラン「…んなもん知るか!」ダッ

 

マリン「フラン!?止まりなさー」

 

ピタッ

 

フランは時の渦に触れた瞬間、一寸も動かず静止した。

 

テンプス「ククク、バカめ…時の渦に触れたら自身の時が止まるのだよ?時間停止が使える者は例外だがね。私を倒さない限り、ソイツは助からないさ」

 

マリン「ッ…!」

 

つまり、私とアルミさんと…

 

ネロイズム「………」ニヤリ

 

ネロイズム意外は戦えないわね。




本当に他は詰みなのか?

次回もよろしくおねがいします。


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バトル・オブ・タイム①

side坂田日花

 

アルミ「…アンタ達に指示を出すわ」

 

・私、アルミさん、ネロイズム以外は外から技を放つ。

 

・私達3人は時の渦に入る。

 

アルミ「以上よ。…くれぐれも時の渦に触れないように」

 

平尾「ファイアボム!」ボカン!

 

平次「サンダーキャノン!」ドゴォ!

 

絵奈「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ!

 

甲「ストーンパンチ!」バゴッ!

 

マリン「ハイドロポンプ!」ザパァン!

 

留美「風斬・鎌鼬!」スパッ!

 

テンプス「ククク、そんな作戦で私に勝てるとでも?」

 

アルミ「やってみなきゃ、分からないでしょ?」

 

テンプス「………」スチャッ

 

ピキッ

 

テンプス「倍増銃」ピュン

 

…ギュォォォ!

 

小さな光線は結界によって極太光線に倍増した。

 

日花「…ハッ!」ボッ

 

飛び込み炎天掌!

 

シュッ

 

日花「…!?」ズシッ

 

テンプス「時間停止能力持ちの人物は時の渦に入っても自身の時は止まらない…ただし効果はないとは言っていないハズだ」

 

つまり、動作の時間を遅くされてるのね…!

 

日花「クッ…」

 

…ドスドスッ!

 

テンプス「…邪魔な弾幕だ。反射結界」ピキッ!

 

アルミ「あら、跳ね返す気?…フンッ!」ギュン!

 

ドッ!

 

アルミ「イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

アルミさんはドーム状の結界で跳ね返ってきた弾幕を受け流して返した。

 

テンプス「チッ…!」ピュン!

 

…ギュォォォ!

 

再び極太光線。

 

アルミ「…!メイ!」

 

メイ「はい!…斬一閃!」シャッ

 

ズバッ!

 

メイは空間を斬ってその中に光線が入るようにした。

 

テンプス(空間を斬っただと…想定外だ…)

 

…スタッ

 

アルミ「ぼーっとしてるヒマはあるのかしら?」スッ

 

テンプス「なー(いつの間に私の後ろに!?)」

 

アルミさんは時空停止でテンプスの後ろに回り込んでいた。

 

アルミ「炎天掌・神!」ズガァン!

 

テンプス「ガッ…」バキッ!

 

機械人間であるテンプスの一部が欠損した。

 

アルミ「さらにもう一発!」ズガァン!

(元ネタ:ナルト)

 

テンプス「グフッ…ククク…」

 

アルミ「…何がおかしい?」

 

テンプス「至近距離だ…!」ガシッ

 

アルミ「!?」

 

ギュィィン!

 

アルミ「まさか…!」

 

テンプス「寿命加速!」

 

アルミ(時空停止!)

 

…シュッ

 

テンプス「…?何故だ…瞬間移動はしていないハズ。何故離れている」

 

アルミ「アンタに教えるヒマはないっつーの…ハァ、ハァ…」

 

日花「アルミさん…」

 

時空停止を連続で使用した反動が…

 

日花「…ネロイズム、私達でやるわよ」

 

ネロイズム「ああ…!」

 

ドッ

 

平尾「僕達は弾幕をずっとテンプスに撃ち続けるんだ!」

 

味方『おお!』

 

アルミ(…フッ、コレだから弟子を育てるのは楽しいのよ)

 

テンプス「ッ、何故だ!そこの白パーカー(ネロイズム)は時間停止能力を持っていないハズ!」

 

ネロイズム「僕の能力故に…むしろ好都合なのさ!」シャッ!

 

時の渦は時間を極限まで遅くする…その逆は…

 

ズドドドッ!

 

テンプス「ガハッ…!?」

 

メイド・イン・ヘブン並の無限のスピードだ!

 

日花「…やっちゃいなさい!」

 

ネロイズム「否テテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテ定!否定ッ!」ドゴドゴドゴッ!

 

シュゥゥゥ…

 

テンプス「あ…がっ…」

 

加速した拳のラッシュに、テンプスはボッコボコにされていた。




このまま勝てるか!?

次回もよろしくおねがいします。


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バトル・オブ・タイム②

そりゃないぜアルミ…


side坂田日花

 

日花「…やったわ!」

 

アルミ「いや…」

 

ネロイズム「クッ…」ヨロッ

 

メイ「お兄ちゃん!?」

 

ネロイズム「僕は現在進行形でテンプスの時間加速を受けているんだ…!能力で逆さにしても、逆に生まれる前まで戻ってしまう…!」

 

日花「な…」

 

テンプス「ハァ…ハハッ…どうやら私の勝ちのようだな…」

 

ジャキッ…

 

日花「!?」

 

テンプスは床の金属を吸収し、修復した…!

 

テンプス「さぁ…まずは白パーカーに死んでもらおう…」

 

ギュルルルル!

 

ネロイズム「………」

 

テンプス「…?何故死なない?」

 

ネロイズム「さぁね…僕はそもそもニンゲンじゃないからね」

 

テンプス「何だと…?」

 

ネロイズム「僕は悪魔さ…フンッ!」ドゴォ!

 

テンプス「グゥッ!?」

 

ネロイズム「日花!」

 

日花「ええ…サンセットグロウ!」ピカッ!

 

ズガァァン!

 

テンプス「………」

 

日花「ハァッ!」シュッ

 

テンプス「…ククク」ガシッ

 

日花「ッ!?」

 

腕を掴まれ、離れられない。

 

テンプス「死ね、坂田日花」ギュルルルル!

 

平尾「日花…!」

 

アルミ「………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…はぁ、バカなの?」

 

テンプス「…何?」

 

アルミ「私がいる所で私以外の誰かを死なせるとでも?」

 

♪MULAストーリー-炎天桜舞(二分の一倍速)

 

日花「…!?」

 

加速、しない…?

 

テンプス「何故加速しない!?貴様何をした!?」

 

アルミ「ワールドハッカー」ジリッ

 

アルミさんの手の上に赤いパソコンが現れた。

 

ネロイズム「それは…!」

 

アルミ「コレは世界線の改変ができる代物…ただし代償はタマシイ」カタカタ

 

日花「まさか…!」

 

アルミさんは、ソレで…!

 

日花「…ッ!」ヨロッ

 

もう魔力と霊力切れね…クソッ…

 

テンプス「…私を脅したつもりか?」

 

アルミ「脅した?アンタはノーリスクで時間軸を弄ってるのよ?今更アンタを脅せないでしょ。…事実しか言ってないわ」

 

…カタッ。

 

アルミ「コレで準備はできた…」カチッ

 

…ギュォォォォォッ!

 

アルミさんの周りを禍々しいエネルギーが囲む。

 

アルミ「 H A C K I N G T H E T I M E L I N E 」

 

テンプス「…ゴフッ!?」

 

突然テンプスが苦しみだした。

 

アルミ「 実行 」

 

…シュゥゥゥ!

 

テンプス「この…この私がぁぁぁぁぁ………!」

 

フッ…

 

テンプス・タイム 消滅

 

シュッ

 

テンプスの消滅と同時に、時の渦は消えた…

 

アルミ「フッ、やった、わ…」バタン

 

全員『アルミさん!!!』タタッ

 

一斉にアルミさんに駆け寄る。

 

アルミ「ッ、少々やりすぎた、わね…」ギュン

 

…パキッ

 

留美「アルミさんの、タマシイが…!」

 

…スパッ!

 

真っ二つに、割れた…?

 

…ジビビビッ!

 

アルミ「グッ…コレで私は半分死んだのね…」

 

アルミ・マリオ コレで1.5回死亡

 

日花「タマシイが半分になって…大丈夫なんですか!?」

 

アルミ「大丈夫よ…霊力が半減するだけ」

 

全員『全然大丈夫じゃないですよ…』

 

ー--------------------------------------

 

「……あ?」

 

誰かがワールドハッカーを使ったな…

 

「どうかしたかい?」

 

「…何でもねぇ」

 

ー--------------------------------------

 

時は巻き戻る… 完




ワールドハッカー

世界線の設定を弄ることができるとんでもない代物。代償は使用者のエネルギー。弄った内容によって量が変わる。エネルギーが足りなかった場合、アルミのようにタマシイの一部が割れてしまう。

後はキャラ紹介かな?

次回もよろしくおねがいします。


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4部の少し細かい解説

後書きみたいなヤツですね。


どうも、エルマルです。

一応コレが4部の最終話的なヤツです。

まずは、火野有太についてです。

 

有太「俺?」

 

作者「ああ、お前だ」

 

有太は元々アルミの狂気でした。

性別は最初から男ですが。

実はアルミが完成する前から出てきてましたが、完成してから完全な個体として出てきたってワケです。

 

アルミ「私が姉、有太が弟の双子ね」

 

有太「だな。ま、姉さんとは偶にしか呼ばんが」

 

意外な事に、呼ぶんですよね。

 

次に、マリオ世代キャラの生存状況です。

 

カービィ「ども~♪」

 

カービィは不老なのでもちろん死んでません。

プププ勢はアド以外全員生きてます。

2人目は。

 

ハリオ「ほれほれ、ワシと格闘で戦わんか?」

 

ハリオですね。

ドラゴンボールで言う亀仙人みたいな状態です。

3人目は。

 

リボン「………」カキカキ

 

リボン先生です。そりゃ妖精だからね。

今でも漫画を描いてます。

「拳銃達人ハリー」は完結してます。

4人目。

 

クッパ「吾輩は死なんぞぉぉ!」

 

何と、クッパも生きてます。

亀は万年、といいますよね?

あ、寿命が長いだけです、一万年とか生きませんよ流石に。

 

アルミ「わりと生きてるのね」

 

作者「わりとって何だ、わりとって」

 

次はノーアの完成についてです。

 

ノーア「…フッ」

 

アルミ「へッ…」

 

バァン…!(2人とも決めポーズ)

 

2人『…で、どっちがよかった!?』

 

ルメ「知らないわよ…」

 

ノーアは3部終盤辺りからシジマ台地で修行しており、そこで能力を進化させ完成者となるました。

 

ノーア「コレでアルミと互角ね!」

 

アルミ「そうね…あ、そうだ」

 

ノーア「?」

 

アルミ「私、ある所に引っ越そうと思ってるんだけど…アンタも来ない?」

 

ノーア「その話kwsk」

 

アルミが引っ越す場所はその内分かります。

最後に…

 

ルマ「わーい!」

 

サンズJr.「わーい!」

 

キャッキャッ

 

ガスター「…楽しそうだ」

 

サンズ「だろぅ?」

 

ガスターとサンズの再会についてです。

コレ、尺が足りなくて小説として出せなかったんですよね…

経緯は…

 

まず、アルミがアンヘルにタマシイを砕かれた時、亜空間に意識が飛ばされます。

そこでガスター初登場。色々話した末、アルミはそこにあったタイムマシンのがれきをサンズに持ち帰ることに。

復活したアルミは早速それをしました。

サンズはそれを見てキャラ崩壊レベルの驚き方をしました↓

 

アルミ「コレを渡しに来たわ」スッ

 

サンズ「!!そ、それわぁぁぁ!?」

(目が飛び出てる)

 

アルミ「…アンタ、驚きすぎでしょ?」

 

こんな感じ。

そしてアルミは経緯を話し、サンズを亜空間に連れてったのです。それで再会。

 

作者「コレでいいか?」

 

アルミ「大体そんな感じじゃない?」

 

有太「じゃ、俺が主人公の小説もよろしk「宣伝するんじゃないわよ!」ヘブッ」ドゴッ

 

作者「…と、とりあえず、コレで4部完結です。だいぶ短くなってしまいましたが、5部がクソ長くなるのでいいとしましょう!(苦笑)それでは、サイナーラ!」ノシ

 

4部 転生幻影 完




合計64話。…短いッ!てか1スタックかよ。

次部もよろしくおねがいします!


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第5部 ブルーミング・ワールド 第1章 アルミの幻想入り
引っ越し


新部スタートッ!!!

早速アルミ視点からです!

OP アンノウン・マザーグース
ED オキセイギ


一言
期末テストで12教科1200点中ちょうど1000点取ってマジでうれしかった。


コレは、後に八百万一番の神となるアルミの幻想入りの、物語である。

 

sideアルミ・マリオ

 

どうも、1.5回死んだアルミ・マリオよ。

突然の事だけど…

 

アルミ「私、引っ越すわ」

 

キノ太郎「おう、知ってる」

 

有太「俺も」

 

ノーア「私も」

 

こころ「私はまだ戻らない」

 

咲夜「あ~」

 

理由は単純。

咲夜を別の場所で育てたいからね。

もう一つ理由があるけど…それは次の章で分かるわ。(メタい!)

ちなみに…

 

アルミ「幻想郷の情報は充分ね。こころ、ありがと」

 

こころ「どういたしまして」

 

行き先は幻想郷。妖怪や神が住む場所で、『博麗大結界』に隔てられた空間だ。

 

アルミ「キノ太郎、ネロイズム」

 

キノ太郎「…何だ?」

 

ネロイズム「………」

 

アルミ「絶対、日花達に言っちゃダメよ?」

 

ネロイズム「分かってるよ。秘密にするさ」

 

キノ太郎「………アルミ」

 

アルミ「どうしたの?」

 

キノ太郎「偶には…戻ってきてくれよ?」

 

…フッ。

 

アルミ「もちろんよ」

 

ギュィィン…

 

ノーア「よっ」

 

有太「っと」

 

スタッ

 

2人は転移結界の中に入る。

 

アルミ「じゃ、行ってくるわ」スタッ

 

咲夜「あぃぁ~ぃ♪」

 

ネロイズム「ああ…」

 

シュッ

 

ー--------------------------------------

 

スルッ…(博麗大結界を通り抜ける音)

 

ー幻想郷ー

 

シュッ

 

アルミ「ふぅ…」

 

着いたわ。

 

ノーア「あっちに神社があるわよ」

 

有太「おっ、確かに」

 

神社?

 

アルミ「つまりアレが博麗神社ね」

 

有太「参拝するか?」

 

アルミ「神社でしょ?もちろんよ」

 

階段を上る。…あら。

 

…シュッ

 

「…何者だ?」

 

アルミ「参拝客」

 

「貴様らから感じる気配からしてソレだけではないハズだ」

 

…はぁ。

 

アルミ「アンタの主人に話をしに来ただけよ、八雲藍」

 

藍「…何故私の名前を!?」

 

アルミ「紫にきいたのよ」

 

藍「紫様に対してため口だと?」

 

「藍、落ち着きなさい。客人よ?」

 

藍「ッ、紫様…」

 

ノーア「へぇ、アンタが…」

 

紫「ごきげんよう、アルミ、有太。初めまして、ノーア・ピース」

 

アルミ「ええ、数か月ぶりね紫」

 

私と紫はすでに会っており、面識がある。

てか、私は幻想郷に誘われてるのよね。

 

紫「ココで突っ立ってるのもアレだし、上がりなさい」

 

アルミ「失礼するわ」

 

藍「………(このニンゲンども、紫様に全く動じていない…一体何者なんだ?)」

 

藍にお茶を出された後、紫は口を開いた。

 

紫「改めて…幻想郷へようこそ、3人とも」

 

ノーア「ええ、しばらく失礼するわ」

 

紫「藍の事はごめんなさいね」

 

アルミ「別に気にしないわよ。私達に警戒するのは当たり前だし」

 

紫「そう…ところで」

 

有太「?」

 

紫「アンタ達、どこに住む気?」

 

アルミ「…あ」

 

忘れてたァァ!




さて、早速キャラ紹介っと。

アルミ・マリオ(現人神)
『時空を操る程度の能力』など

火野有太(現人神)
『時空を操る程度の能力』など

ノーア・ピース(ニンゲン)
『物や概念を凍らせる程度の能力』

キノ太郎(ニンゲン)
『能力:なし』

秦こころ(面霊気)
『感情を操る程度の能力』

ネロイズム(悪魔)
『物や概念を逆さにする程度の能力』

十六夜咲夜(ニンゲン)
『時間を操る程度の能力』

八雲藍(九尾の式神)
『式神を操る程度の能力』

八雲紫(妖怪の賢者)
『境界を操る程度の能力』

現人神→ニンゲンであり神である

咲夜が赤ちゃん=紅魔郷のだいぶ前


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咲夜のセリフがないのはずっと寝てるからです。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「着いた着いた」スタッ

 

ココが人里ね。

 

ノーア「…まるで270年前にいるみたいね」

 

有太「そりゃ博麗大結界ができたのが約270年前だからな。文明はあまり発達してないんだろ」

 

何故私達が人里に来たのかって?

紫から家はココで探すといいって勧められたからよ。

 

「着いてくるのだー」

 

隣にいる金髪の少女が言う。

 

アルミ「オーケー、ルーミア」

 

彼女とは移動中に会った。

 

ー回想ー

 

スタスタ

 

アルミ「…ん?」

 

ルーミア「うぅ…」ヨロッ

 

有太「!大丈夫か!?」

 

ルーミア「お腹すいたのだー…」

 

ノーア「飯?ちょっと待って……はい」スッ

 

ノーアはおにぎりを出した。

 

ルーミア「いただきますなのだー!」パクパク

 

そしてお礼として人里で顔が広い人を紹介してもらう事になった。

 

ー回想終了ー

 

ノーア「ココは?」

 

ルーミア「寺子屋なのだー」

 

有太「へぇ…」

 

学校も270年前のもののようね。

 

ガラガラ

 

ルーミア「けーねせんせー!」タタッ

 

「ん?ルーミアじゃないか。どうしたんだ?」

 

中から青髪の女性が出てきた。

 

ルーミア「この人達に家を紹介してほしいのだー!」

 

ノーア「いやそうだけども…」

 

有太「言い方ァ」

 

慧音「そうか。私は寺子屋の先生をやっている上白沢慧音だ。君達は?」

 

アルミ「私はアルミ・マリオ。私達は幻想郷に引っ越してきたんだけど、家がないのよね…」

 

慧音「家…あるにはあるが…」

 

有太「何か曰くつきなのか?」

 

慧音「いや、妖怪の山に近くてな…」

 

妖怪の山。

天狗や河童達が住んでいる山と聞いてるわ。

 

アルミ「別に大丈夫よ。私達強いし」

 

慧音「い、いいのか?」

 

アルミ「ええ」

 

慧音「…分かった。着いてきたまえ」

 

スタスタ

 

ルーミア「(アルミ達は強い…)そうなのか」

 

ノーア「……?」

 

ー数分後ー

 

しばらく歩くと木製の家に着いた。

ルーミアとは途中で別れた。

 

慧音「ココだ」

 

ガチャッ

 

慧音が鍵を開ける。

 

アルミ「…あら」

 

結構広いわね。

掃除されてるみたいだし。

 

慧音「気に入ったのか?」

 

有太「ああ、気に入った。家賃いくらだ?」

 

慧音「……それが、ココに住もうとする人がいなかったから家賃は設定されなくてな」

 

ノーア「え、つまりタダ?」

 

慧音「そうなるな」

 

アルミ「……いや、払うわ」

 

ノーア「アルミ!?」

 

スッ

 

異空間から金を出す。

 

アルミ「はい、1万円」

 

慧音「そ、そんな大金は…」

 

※幻想郷の1万円は外でいう100万円です。

 

アルミ「私にはそれほどの価値があるのよ」

 

しかも妖怪の山に近いっていうじゃない。

むしろ好都合なのよね。

 

慧音「そ、そうか。それなら受け取る(人里の進展の為に使うとしよう)」

 

…うん、それがいいわ。(心読んだ)




ルーミア
『闇を操る程度の能力』
『?』←え?

上白沢慧音
『歴史を食べる程度の能力』
『?』

って事で、家ゲット。

次回もよろしくおねがいします。


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バ烏

パパラッチではないです、髪型と目がアルミに似てるヤツです。
(同じキャラ)


sideアルミ・マリオ

 

金を払って慧音と別れた後、私達は早速家具を異空間から出し、整理した。

 

有太「姉さん、電気はどうすんだ?」

 

アルミ「強化型太陽電池もあったハズよ」

 

有太「ん、あった。付けてくるぜ」タタッ

 

…そういえば。

 

アルミ「慧音に『パパラッチに気を付けろ』って言われたんだけど」

 

ノーア「何の事なのかしらね?」

 

アルミ「さぁ?」

 

ま、気にしないけど。

 

ガチャッ

 

有太「っす、付けてきたぜ。…ただ」

 

アルミ「ただ?」

 

有太「何かあっちの方から誰かがこっち見てるんだが」

 

…フラグ回収速すぎない?

 

アルミ「ちょっと待って」ガチャッ

 

あっち…あ、確かにいるわね。

 

アルミ「フレイムバレット」バァン

 

「あやっ!?」

 

黒い翼にその服は…烏天狗ね。

 

アルミ「アンタが慧音の言ってたパパラッチね?」

 

文「と、とととんでもない!私は『文々。新聞』を発行している射命丸文です!パパラッチなんかではありません!」

 

アルミ「ふーん。つまり新参の私達をインタビューしたいと」

 

文「はい!」

 

アルミ「んー…明日でいいかしら?」

 

文「明日、ですか?}

 

アルミ「ええ、ちょっと家具の整理とかしなきゃいけないし、インタビューだからすこし回答を考えなきゃだし」

 

文「なるほど…分かりました。それでは失礼しまs「後」…?」

 

アルミ「アンタ、『タマシイの波長』を合わせるのが上手いようだけど、上手すぎて気持ち悪く思われるでしょ?」

 

文「…え、何故分かったんです!?」

 

アルミ「勘」

 

文「ええ…?」

 

アルミ「とりあえず、相手の波長に合わせるのはいいけど、少しズラした方が話しやすいわ。じゃ」ガチャッ

 

文「は、はい?失礼します…?」

 

バサッ

 

ノーア「アルミの勘、ヤバいわよね」

 

有太「ほぼ確定であってるしな」

 

アルミ「そう?…それは置いといて、家具整理を続けるわよ」

 

2人「はーい」

 

ー数十分後ー

 

アルミ「ふぅ、終わった」

 

咲夜「あーうー」

 

アルミ「あら、どうしたの咲夜?」

 

咲夜「うあんえーい」

 

↓ブゥゥゥン…

 

…ん?

 

アルミ「…ファ!?」

 

有太「さ、咲夜が…時間停止だと!?」

 

ノーア「流石に早すぎない!?」

 

有太「まだ半年だよな!?」

 

アルミ「え、ええ…」

 

咲夜「うー…」

 

アルミ「さ、再生は?」

 

咲夜「あいえい」

 

↑ブゥゥゥン…

 

…ええ?(困惑)

 

アルミ「やだこの子凄いわ~」

 

ノーア「何その言い方」

 

咲夜「ぁ…ぐー」スヤスヤ

 

寝たわね。

 

アルミ「……てか、『あぅあー』って感じとはいえ喋るのも早くない?」

 

有太「そうか?」

 

…いや、流石に気のせいだったわね。




この時点で咲夜は生まれて半年程経ってます。
文とアルミの意外な共通点:目の色(赤)と髪型(黒髪ショート)

次回もよろしくおねがいします。


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半分の行方

一応、アルミのタマシイの半分が死んだ時から2か月程経ってます。
↑つまり転生は…?


side八雲紫

 

シュッ

 

どうも、永遠の18歳のゆかりんよ♪

私は今、博麗大結界を維持する存在、博麗の巫女の素質がある子を外の世界で探しているわ。

 

紫「アルミのおかげで外の世界はだいぶ強くなってる…けど」

 

博麗の巫女の素質がある者は、生まれつき膨大な量の霊力を持っている事が前提。

 

紫「少し骨がおれそうね…」

 

「あ~」

 

紫「…あら?」

 

路地裏で赤ちゃんが箱の中に入っていた。

黒髪…アルミに似てるわね。

 

『拾って下さい』

 

…捨て子のようね。

 

紫「助けてあげたい所だけど……!」

 

この子から強い霊力を感じるわ…!

 

紫「…ふふっ」スッ

 

みっけ、ね♪

 

ー--------------------------------------

 

side????

 

父「今日は楽しかったな!」

 

「うん!」

 

母「春樹、今日の夕飯は何がいい?」

 

春樹「えっと…」

 

ハンバーグでもいいし、カレーも…

 

「ぅあ~」

 

春樹「…?」

 

母「どうしたの?」

 

春樹「なんか、あっちから赤ちゃんの声が「わぁ~」…見てみるよ」スタスタ

 

ビルとビルの間を見てみたら、そこには箱に入った黒髪の赤ちゃんがいた。

 

春樹「お父さん、お母さん、コレ見て!」

 

父「どうした…!?」

 

母「もしかして…捨て子?」

 

「あぁ~…」

 

春樹「かわいそう…」

 

父「…春樹、お前は赤ちゃんを助けたいか?」

 

春樹「うん!」

 

父「なら、この子はお前の妹になる。兄として守る覚悟はあるか?」

 

春樹「…あるよ!」

 

父「よし!この子を拾うぞ!」

 

「わぁ♪」

 

母「でも、名前は?」

 

春樹「うーん…」

 

「きゃは♪」

 

まるで花が咲いたような笑顔だった。

 

春樹「…思いついた!この子は…咲子!」

 

父「咲子?いい名前だな」

 

春樹「うん、君はコレから桜木咲子だよ!」

 

咲子「きゃはっ♪わぁ~♪」

 

こうして僕、桜木春樹に妹、咲子ができた。

 

ー--------------------------------------

 

sideアルミ・マリオ

 

……ふふっ。

 

アルミ「どうやらどっちも拾われたようね」

 

それにしても、咲子と春樹って…

 

アルミ「この世界のあの子達という事ね」

 

ノーア「アルミ~晩飯できた…何してるの?」

 

アルミ「いや、何でもないわ。私の半分が何処行ったか調べてただけよ」

 

ノーア「ふーん…まあいいわ。晩飯できたわよ」

 

アルミ「そう?じゃあ行くわ」スタスタ

 

文のインタビューでの回答、考えておくべきね。

 

ー--------------------------------------

 

sideルメ・パンドラ

 

ルメ「アルミは今何してるのかしら?」

 

ザクロ「さあ?引っ越しはもう終わってんじゃねーの?」

 

アルカ「てか、この部の主人公が登場する前に私達が登場するとはね」メタい!

(ダークアルカから改名した。日花の許可はもらってる)

 

月斗「そういえば、僕の姉が幻想郷にいるんだけど、元気にしてるかな…?」

 

ルメ「アンタの姉は…………何でしょ?多分問題ないわよ」

 

月斗「まあ、だろうね」




桜木春樹はまだ5歳です。
5歳でこのネーミングセンスは神ってるな…
紫が拾った子は…察してください。
月斗の姉はアイツです。(ヒント:銀髪、月)←ほぼ答えじゃねーか

次回もよろしくおねがいします。


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バ烏のインタビュー

どんな質問が飛んでくるのか。


sideアルミ・マリオ

 

いつも通り朝3時に起きる。

 

アルミ「ふぃ~」

 

外の世界にいた時はココから音速ランニングをするんだけど、ココは幻想郷だから…

 

アルミ「本の執筆ね」ガタン

 

現在書き進めているのは『火の書Ⅲ』だ。火の魔法シリーズ3巻目で、コレを書いたら次は『水の書Ⅰ』かしらね?

 

アルミ「えっと、次の技はヘルフレイムね」スラスラ

 

ー数時間後ー

 

チュンチュン…

 

コレが朝チュンってヤツかしら?(違う)

 

ガチャッ

 

ノーア「おはよう、アルミ。やっぱり早起きなのね」

 

アルミ「おはよう、ノーア。早起きってレベルじゃないよ思うけどね」

 

ノーア「アンタ11時寝て3時起きてるんでしょ?睡眠不足にならないの?」

 

アルミ「自分の時間を2倍速してるから実質8時間睡眠よ」

 

ノーア「へぇ…まあいいわ。朝飯の準備をしましょ」

 

アルミ「ええ…」

 

咲夜は…

 

咲夜「………」スヤスヤ

 

まだ寝てるようね。

 

ー--------------------------------------

 

side射命丸文

 

文「コレでよし!」カチッ

 

カメラの準備もできたし、アルミさんの取材に「待て射命丸」

 

「お前、こんな早くに何処行くつもりだ?」

 

文「とある人に取材を」

 

「はっ、どうせデタラメを記事に書くんだろ?やめとけやめとけ」

 

その言い方はイラつくわね…無視。

 

文「…行かせてもらいます、では」ガチャッ

 

バサッ…

 

ー--------------------------------------

 

アルミ「っし、準備完了」

 

後は松田家…来たわね。

(松田家→待つだけ)

 

スタッ

 

文「こんにちは、文々。新聞の射命丸文です!」

 

アルミ「来たわね、入りなさい」

 

文「失礼します」

 

ガチャッ

 

文「結構広いですね…」

 

アルミ「空間を拡張してるからね」

 

文「なるほど…それでは、取材を始めます。まずは名前や種族などを」

 

アルミ「名前はアルミ・マリオ、ニンゲンの完成者よ。神力を持ってるから現人神かしら?…後年齢は68よ」

 

文「えっと、完成者とは?」

 

アルミ「特定の条件を満たし、ニンゲンとして最大限の力を引き出した状態よ。この状態だと寿命以外で死なず、外見も老けなくなるわ」

 

文「ふむふむ…」スラスラ

 

メモをしっかり取る文。

 

文「次の質問です。幻想郷に来た目的は?」

 

アルミ「世代交代の為ね。私の弟子達で外の世界が守れるからよ」

 

文「なるほど…紫さんの話だと外の世界では英雄のそうですが」

 

アルミ「事実ね。何度も世界救ってるし。ニンゲンの中ではとあるヤツ(基山天助)以外だと最強じゃないかしら?」

 

文(力を過信しているのかしら?どう見てもそうは見え「試してみる?」…?)

 

アルミ「その顔からして私はそれほど強くないと思ってるでしょ?だから試してみる?」

 

文「…遠慮しま「その割には心の中でケンカ売ってるようね?」…は?」

 

アルミ「能力じゃないけど、私には人の心がある程度読めるのよ」

 

文「な…」

 

アルミ「私の力だったら多分全力のアンタにも勝てる。…こんな風にね?」

 

ドッ!

 

文「ッ…!(この威圧は…大天狗様以上…!)」

 

アルミ「へぇ、大天狗でコレぐらいなの?じゃあ…コレは?」ギュン

 

ゴォォォォ!

 

まるで覇王色の覇気のような威圧を出す。

 

文「」

 

アルミ「ふぅ…で、どう?」

 

文「ヒッ…」ガクガク

 

アルミ「はぁ」

 

ポンッ

 

文の頭に手を置く。

 

アルミ「すまないわね、アンタの心読んで少しイラッときたのよ。…特にアンタの同僚にね」

 

文「…?」




文は心の中ではため口、話す時は基本敬語にしてます。

後、アルミにとって「力の過信」は地雷です。だから少し怒ってます。

次回もよろしくおねがいします。


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提案と団子屋

あれ?これインタビューですよね?


sideアルミ・マリオ

 

少し相手にイラついたら心を読む謎のクセ、治らないわね…それよりも。

 

アルミ「アンタ、新聞記者として頑張ってるようじゃない」

 

文「そ、そうですか…?」

 

アルミ「ええ、昨日ついでにアンタの新聞を読んでみたけど、ちゃんとアンタの努力は感じたわ…でも」

 

文「でも?」

 

アルミ「アンタの新聞の欠点は、自分主観で書いてること。三人称視点で書かないと、アンタの意見も混ざって新聞どころじゃなくなるわよ?」

 

文「そうですよね…」しゅん

 

アルミ「まあ、落ち込まなくてもいいわよ。アンタは頑張ってるんだし、同僚にバカにされてもめげない根性はある。だから、素晴らしい提案があるわ」

(何処の上弦の参だ)

 

文「…聞かせてください」

 

アルミ「えっと…あった。コレ、読んでみて」スッ

 

外の世界の新聞を出す。

 

文「コレは?」

 

アルミ「私が初めて活躍した時の新聞よ」

 

『英雄の娘現る!アルミ・マリオが事件解決!』

 

文「…自慢ですか?」じっ

 

アルミ「違う違う。新聞の書き方を見なさい」

 

まあ、この新聞を取っておいたのは自慢の為なのは否定しないけど。

…45年以上前の新聞ね。

 

文「なるほど…自分の意見を混ぜずに書いてます」

 

アルミ「そゆこと。だから、アンタがこんな感じで書ければ…だいぶ売れる新聞ができると思うわよ?後、波長のヤツもね」

 

文「…アルミさん」

 

アルミ「ん?」

 

文「ご提案ありがとうございます。しっかり改善させていただきます!」

 

アルミ「ええ、それがいいわ。…っと、取材の続きをしましょ」

 

文「はい!次の質問は…」

 

その後数十分取材は続いた。(長すぎないか!?)

 

ー--------------------------------------

 

文「今日は本当にありがとうございます、それでは!」

 

アルミ「ええ、いい記事を期待してるわ」

 

ガチャッ

 

…そろそろ昼頃ね。

 

アルミ「人里の店で食べるのも悪くなさそうね」

 

ノーアと有太は「畜生界」に行ってるみたいだし。

(え、もう鬼形獣!?)

 

アルミ「咲夜、食べに行くわよ」

 

咲夜「あ~」

 

だっこ、っと。

 

ガチャッ

 

ー人里ー

 

アルミ「結構賑わってるようね」

 

咲夜「ぅあ~」

 

アルミ「とりあえず…あっちの団子屋で食べましょっか」

 

スタスタ

 

「ご注文は?」

 

アルミ「えっと、きなこ餡蜜10本で」

 

「かしこまりました…(10本!?)」

 

何か驚かれてるみたいだけど、まあいいわ。

 

アルミ「で、アンタは何の用?」

 

店に入ってから見てきてるようだけど。

 

「貴方が、外の世界の警察かしら?」

 

アルミ「ん、アンタは?」

 

小兎姫「私は小兎姫(ことひめ)、幻想郷の警察よ」

 

警察…?

 

アルミ「その着物で?」

 

小兎姫「ええ」

 

アルミ「ハァ…?」( ゚Д゚)ハァ




何故か旧作キャラを出したくなった。

次回もよろしくおねがいします。


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博麗の巫女(赤ちゃん)

MULAストーリーの番外編短編集を不定期投稿で出す予定です。
時系列の順番はバラバラ。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「…といっても、私はこの服で特別捜査官やってたし人のこと言えないわね」

 

小兎姫「特別捜査官?」

 

アルミ「外の世界の警察で3番目に偉い役職よ。といっても、私自身が実質トップだったんだけどね」

 

下っ端警察官を鍛えたのも私だし、事件の情報を集めたのも私。

今思うとやりすぎね。

 

「きなこ餡蜜10本です~」コトン

 

アルミ「どうも~」

 

「ごゆっくり~」

 

小兎姫「貴女、おやつでそんなに食べるの?」

 

アルミ「コレ昼飯だけど?」

 

小兎姫「…昼食に団子?」

 

アルミ「ええ」

 

咲夜「あ~」

 

アルミ「咲夜は…はい」スッ

 

哺乳瓶を渡す。

 

咲夜「んぐ、んぐっ」ごくごく

 

小兎姫「その子何歳?」

 

アルミ「6か月」

 

小兎姫「…成長速くない?」

 

アルミ「私もそう思ってるわ。多分能力の影響なのよね…」パクッ

 

…この団子、美味いわね。

 

アルミ「後でもう10本頼もうかしら?」

 

小兎姫「流石にそれはダメでしょ」

 

そりゃそうね。

 

ー--------------------------------------

 

団子を食べ終わった後小兎姫と別れ、一旦家に戻ってきた。

 

有太「ん、おかえり」

 

アルミ「もう帰ってきてたのね。ノーアは?」

 

有太「まだあっちにいるぞ」

 

アルミ「そう…咲夜はアンタに預けるわ。博麗神社へ行ってくる」

 

有太「なんでだ?」

 

アルミ「ヒマつぶしで紫に凸してくる」

 

有太「えっと、ほどほどにな?」

 

アルミ「ええ、行ってきます」ガチャッ

 

有太「まだココに2日目だからな、事件を起こさなきゃいいが…」

 

※アルミはむしろ解決する側なのでそれは多分ない。

 

ー博麗神社ー

 

シュッ

 

アルミ「おーい、ゆかり~ん」

 

紫「はいはい、なにかしら?」

 

アルミ「遊びに来たわ☆」

 

紫「ゴメン、今無理」

 

あら、キッパリ断られたわね。

 

アルミ「なんで?」

 

紫「それが「うわぁぁぁん!」ちょ、待っててね霊夢~!」

 

アルミ「霊夢?」

 

走っていく紫を追いかけて部屋に入る。

 

紫「よ~しよしよし」ナデナデ

 

「あ~ぅ」

 

…へぇ、なるほど。昨日の夜みた片方がこの子ってワケね。

 

アルミ「その子が霊夢?」

 

紫「ええ、博麗の巫女に育てるつもりよ。だから名前は博麗霊夢ね」

 

アルミ「ふーん…」

 

いつ気付いてくれるかしら?楽しみね。

 

紫「…この子、アルミに似てるわよね」

 

アルミ「そうね」

 

紫「貴女の親戚、なんてオチはない?」

 

アルミ「ない。私の孫はちゃんと息子(アルヤ)が育ててるし」

 

娘(マリン)の方もね。

 

霊夢「………」じー

 

アルミ「ど、どうしたの?」

 

霊夢にじょっと見られてるんだけど。

 

紫「…頭を撫でてほしいみたいよ?」

 

アルミ「そう?」ナデナデ

 

霊夢「わぁ~♪」

 

…足し蟹。

(確かに)

 

アルミ「…アンタは忙しいようだし、私は別の所に行くわ」

 

紫「ええ…」

 

アルミ「じゃあね」スタスタ

 

幻想郷を飛び回るのもよさそうね。




博麗霊夢
赤ちゃん。一応咲夜より年下。
勘のいい人はもうとある事に気付いてるかもしれない。

次回もよろしくおねがいします。


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太陽の畑とゆうかりん

番外編短編集は今日の10時に出ます。
お楽しみに。

後、吸血鬼異変はアルミ達が来る少し前に起きました。


sideアルミ・マリオ

 

スゥーッ

 

幻想郷の空を飛ぶ。

 

アルミ「…そういえば」

 

幽霊系の技も作らなきゃいけなかったわね。

まあ、書くのは

火の書→水の書→風の書→雷の書→土の書→タマシイの書→幽霊の書

っていう順番だけど。

 

アルミ「元になる技は…」

 

ポケモンのシャドーボールかアストラルビットね。

 

アルミ「アストラルビットで行こう」スッ

 

ギュン…

 

霊力の玉を複数出す。

 

アルミ「…ハァッ!」ドッ

 

シュバババッ…ドゴォ!

 

アルミ「おっ、一発で出来たわね」

 

よっしゃ(笑)

 

アルミはアストラルビットを覚えた!

 

アルミ「さて、技もできたし進もうかしら」

 

ビューン

 

ー数分後ー

 

アルミ「綺麗ね…」

 

そこには大量のひまわりが咲いた畑があった。

 

スタッ

 

アルミ「おお…」

 

私より背が高いわね。

(アルミの身長は169センチ。結構背が高い方)

それにしても、ひまわりがこっちを見ているようね…

 

「ニンゲンがこんな所に何の用かしら?」

 

アルミ「ん?」クルッ

 

緑髪の女性が日傘を差してそこに立っていた。

この畑の主かしら?

 

アルミ「勝手に入って悪かったわ、綺麗に咲いてて見とれてたの」

 

「そう。…見ない服ね、外来人かしら?」

 

アルミ「そうよ。最近引っ越してきたの。アルミ・マリオよ、よろしく」

 

幽香「アルミ、ね。私は風見幽香。…ところで、貴女は強いのかしら?」ギュン

 

…へぇ?

 

アルミ「ええ。手合わせするのかしら?」ギュン

 

威圧を威圧で返す。

 

幽香「ふふっ…かかってきなさい」フワッ

 

…よし。

 

アルミ「久々に使うわね…新式弾幕戦!」

 

…キィン!

 

ー--------------------------------------

 

アルミ vs 幽香

 

アルミ「先手必勝!フレイムバレット!」シュバッ!

 

幽香「フン」スッ

 

キィン!

 

火の弾幕は傘で防がれた。

 

幽香「私の番ね…マスタースパーク」

 

アルミ「神ゴッドハンドX!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

幽香「へぇ、防ぐとはね」

 

アルミ「炎天…桜舞!」BLOOM!

 

幽香「花…?」

 

シュバッ!

 

幽香「グッ…今の何の花かしら?」

 

アルミ「火桜っていう花よ。今度枝を持ってきてあげるわ」

 

幽香「ふふっ、それは楽しみね…」ギュン

 

シュルル…!

 

幽香「狂花雪月!」

(オリジナル技)

 

シャッ!

 

アルミ「ッ、アストラルビット!」ギュン

 

シュバババッ!

 

幽香「相殺するとはね」

 

アルミ「危なかったわ…」

 

幽香「…アルミ」

 

アルミ「何?…ッ」サッ

 

幽香「そろそろ…拳でやりあわない?」

 

アルミ「…ふふっ、いいわよ」スッ

 

構えをとる。

 

幽香「フンッ!」

 

アルミ「炎天掌!」ズガァン!

 

私と幽香の手合わせは、その後もしばらく続くのだった。




技紹介

属性 火、水、風、土、雷だけでなく、桜、光、闇などもある。

威力 技自体のパワー。もちろん技を撃つキャラによってダメージも変わる。

優先度 高い程先制で撃てる。

炎符「フレイムバレット」 攻撃技 火属性 威力70 優先度+2

元祖「マスタースパーク」 攻撃技 光属性 威力150

赤手「ゴッドハンドX」 防御技 火属性 威力150~300 アルミの場合威力300

桜符「炎天桜舞」 攻撃技 桜属性 威力120

花符「狂花雪月」 攻撃技 木属性 威力120

幽符「アストラルビット」 攻撃技 闇属性 威力120 ポケモンでも威力120。

覇符「炎天掌」 攻撃技 火属性 威力100 覇気の覇。

何か東方っぽく、ポケモンっぽい技説明。

次回もよろしくおねがいします。


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ノーアとぢごく

番外編
「その子はノーア・ピース」
今日の10時出ます、お楽しみに。

本編も番外編もそろってノーア視点っていうね。


sideノーア・ピース

 

ノーア「おお…」

 

ココが三途の川ね…

 

「おや、こんな所に生きてるニンゲンかい?」

 

ノーア「あら、死神?」

 

小町「そうさ。私は小野塚小町、死者を向こうまで送る死神をやってる。アンタは誰だい?そして何故ココに?」

 

ノーア「ちょっと畜生界に用があってね」

 

小町「そうかい…ってええ!?畜生界!?」

 

ノーア「ええ」

 

小町「死神としてソレは許容できないねぇ」スッ

 

…へぇ?

 

ノーア「『鎌』を『構』えてきたわね(笑)」

 

ヒュゥゥゥ…

 

小町「」パキーン

 

よし。

 

ノーア「渡っていく~」スタスタ

 

パキパキ

 

小町(ダジャレで凍らされたんだけど!?物理的に!四季様助けて~!)

 

ー彼岸ー

 

ノーア「畜生界は確か…「誰ですか、貴女は?」…ん?」

 

緑髪の少女がそこにいた。

服からして閻魔様かしら?

 

ノーア「ノーア・ピース。畜生界に用があるニンゲンよ」

 

「ニンゲンがココに立ち寄ってはいけません。帰って下さい」

 

ノーア「それはできない話ね」

 

「そうですか。ならば力ずくで「はいストップ!待って映姫!」アオイ?」

 

ノーア「アオイ!?」

 

アルミの妹、アオイがそこにいた。

 

アオイ「久しぶりです、ノーアさん。姉さんに勧められて閻魔になりました」

 

ノーア「ええ…?」

 

最後会ったのが半年以上前だから…その間に?

 

アオイ「それで、畜生界へ行きたいようですね?」

 

ノーア「ええ」

 

映姫「ちょっと待ちなさいアオイ。貴女は彼女を許可するつもりですか?」

 

アオイ「そうよ。なんせダメな理由がないもの。…それで、何故畜生界に?」

 

ノーア「畜生界の3大勢力の偵察よ」

 

アオイ「頸牙組、鬼傑組、強欲同盟の偵察ですか…」

 

☆説明しよう!

畜生界では、3つのヤクザの組が3大勢力となっており、畜生界を牛耳っているのである!

3つとも動物霊の組で、畜生界ではニンゲン霊は弱いとされている!

 

アオイ「…いいですよ、許可します」

 

ノーア「ありがと「ただし!」…ん?」

 

アオイ「この人、いや神に勝ってからです!」

 

「コケー!」バサッ

 

スタッ

 

親方、空から女の子が!というセリフが脳内を横切る。

(んなもんどうでもいいわ!)

金髪で前髪が赤、頭にはヒヨコが乗ってるわね。

つまり…

 

ノーア「ニワトリ神?」

 

「ニワタリ神です!」

 

アオイ「彼女、庭渡久侘歌に勝ったら許可します!」

 

ノーア「ふーん…」

 

久侘歌「私はこう見えて強いですよ!」

 

ノーア「そう…軽くひねってやるわ!」ザッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アルミ「はぁ、はぁ…」

 

幽香「グッ、私の負けね…」

 

アルミ「いやー、久々に強いヤツと戦ったわ」

 

幽香「次は勝つ」

 

アルミ「…ふっ、受けて立つわ」




キャラ紹介(前の分含める)

射命丸文
『風を操る程度の能力』

ルメ・パンドラ
『風を操る程度の能力』

ザクロ・ビースト
『狼化する程度の能力』

アルカ・マリオ
『時間を操る程度の能力』

??月斗
『?』

博麗霊夢
『空を飛ぶ程度の能力』

風見幽香
『花を操る程度の能力』
『?』←ヒント:旧作

小野塚小町
『距離を操る程度の能力』

四季映姫・ヤマザナドゥ
『白黒はっきりさせる程度の能力』

アオイ・マリオ・ヤマザナドゥ
『タマシイを操る程度の能力』

庭渡久侘歌
『喉の病気を癒す程度の能力』

次回もよろしくおねがいします。


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にわとり食ったか?

にわたりくたか。


sideノーア・ピース

 

ノーア「軽くひねってやるわ!」ザッ

 

アオイ「じゃあ…始め!」

 

久侘歌「水配りの試験」バッ

 

水の弾幕ね…

 

ノーア「エターナルブリザード!」パキッ!

 

ほぼ同時に氷の弾幕を放つ。

 

ピシャァ!

 

こっちに飛んでくる弾幕はそれの影響で瞬時に凍りつく。

 

久侘歌「えっ!?」

 

ノーア「氷華乱舞!」FREEZE!

 

久侘歌「ッ、負けませんよ!鬼渡の上級試煉」ドッ!

 

シュゥゥゥ…

 

ノーア「へぇ…」

 

相殺するとは。

 

ノーア「準備運動はココまでね」

 

久侘歌「じゅ、準備運動!?」

 

ノーア「何よ、コレ本気だと思ったの?」

 

久侘歌(本気じゃなかったんですか!?)

 

ノーア「まあいいわ。時間凍結!」パキッ

 

↓ブゥゥゥン…

 

時間は私以外凍結した。

 

ノーア「さて…」スッ

 

ビュゥゥン!

 

ノーア「準備完了。再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

久侘歌「…きゃっ!?」

 

映姫「突風…?」

 

アオイ「ああ、なるほど…」

 

映姫「アオイ、どういう事ですか?」

 

アオイ「ノーアさんは恐らく時を凍らせたんだよ」

 

映姫「能力によるものですか…それでその間に突風を起こしたと」

 

アオイ「多分そゆこと」

 

久侘歌「相手がこんなに強いなんて、聞いてませんよっ!」

 

ノーア「ぶっ飛びなさい!ヘイルストーム!」パキッ

 

ビュゥゥン!

 

久侘歌「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァ…」キラン

 

ノーア「おお、だいぶ飛んだわね」

 

アオイ「勝者、ノーア・ピース!」

 

映姫(久侘歌があれほどあっさりと…)( ゚Д゚)

 

ノーア「っし、じゃあ行けるわよね?」

 

アオイ「オーケーです!」

 

映姫「あの…」

 

ノーア「ん?」

 

映姫「貴女は見た所"白"のようですが、くれぐれも"黒"にならないようにしてくださいね」

 

ノーア「白?黒?」

 

アオイ「映姫の能力『白黒はっきりさせる程度の能力』で、有罪か無罪か判断できるんですよ」

 

ノーア「ああ、そゆことね」

 

映姫「畜生界の入り口はあちらです」

 

ノーア「分かったわ、じゃあね」

 

2人『お気を付けて』

 

そして私は畜生界に入っていった。

 

ー--------------------------------------

 

sideアルミ・マリオ

 

「シャンハ~イ」

 

「ホウラ~イ」

 

アルミ「可愛いわね」

 

「ありがとう」

 

私は偶々遭遇した人形使い、アリス・マーガトロイドと話していた。

 

ー回想ー

 

幽香と別れた後、私は近くの森に入っていった。

 

アルミ「キノコ臭いわね、ココ…」ザッ

 

宙に舞ってるこの胞子、普通のニンゲンじゃ吸ったら体調崩すわね。

 

「シャンハ~イ」

 

人形?宙に浮いてるわね…

 

「…あら?」

 

ー回想終了ー

 

アルミ「それにしても、私と別ベクトルで凄い精密動作性ね」

 

アリス「そうでないとこの子達を動かせないの」

 

アルミ「まあ確かに」




技紹介※スペルカードは除く
防御技→補助技

氷符「エターナルブリザード」 攻撃技 氷属性 威力50 優先度+1

氷符「氷華乱舞」 攻撃技 氷属性 威力120 炎天桜舞の氷バージョン。

時間「時間凍結」 補助技 氷属性 威力100 時間停止の氷バージョン。

氷嵐「ヘイルストーム」 攻撃技 威力200 チャージに時間使う。

原作設定で閻魔は12時間交代なんですが、ココでは映姫とアオイの2人が交互に仕事してることにしました。
2人とも同時にいるのはタマシイがあまり来てないからです。

キャラ紹介

アリス・マーガトロイド
『人形を操る程度の能力』
『魔法を扱う程度の能力』

上海・?
『?』

最近後書きが長い希ガス。

次回もよろしくおねがいします。


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人形使いと妖精

ハイピクセルスカイブロックのダンジョンのボス達
第1階層 ボンゾー(登場済み)
第2階層 スカーフ(登場済み)
第3階層 大博士 (登場済み)
第4階層 ソーン (登場済み)
第5階層 リビット(未登場)
第6階層 セイダン(登場済み)
第7階層 ネクロン(登場済み)

今日の10時
「リビットの知られざる物語①」
投稿。

…あ、後3日後は投稿休みます。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「ところで、アンタは完全自立人形を作りたいってね?」

 

アリス「ええ」

 

アルミ「それって、タマシイ入ってないと100%無理ね」

 

アリス「そうなのよね…人工的にタマシイを作るのは不可能だし、器は出来てもタマシイがね…」

 

アルミ「タマシイは大丈夫よ」

 

アリス「えっ!?」

 

アルミ「だから、アンタの夢である完全自立人形は可能よ。ただ…タマシイが収まることができるちゃんとした器を作らなきゃね」

 

アリス「ホ、ホントなの?」

 

アルミ「ええ。私の妹はタマシイを何十個も持ってる所属だから、1個ぶち込んでもらえばいいわ」

 

アリス「…魂集族?」

 

アルミ「あら、知ってるの?」

 

アリス「聞いたことがあるの」

 

魂集族って言葉は幻想入りしてないハズだから…恐らく外の世界で聞いたのね。

 

アルミ「ふーん。じゃ、私はそろそろ帰るわ。人形ができたら言ってね」

 

アリス「分かったわ。またね」

 

フワッ…

 

ー数分後ー

 

ガチャッ

 

アルミ「ただいま」

 

有太「おう、お帰り」

 

アルミ「何か疲れたわ…」

 

ココでの生活、とっとと慣れないとね…

 

咲夜「わぁ~」

 

アルミの幻想入り 完

 

ー--------------------------------------

 

次章予告

 

"パンドラの箱"

 

700年に一度の大厄災、『ウョキイワイカ』。

その発生と同時に、空には大量の巨大クラゲが!

 

日花「この厄災を終わらせた選ばれし者は、特別な力を得られるというわ」

 

メイ「……!」

 

そして、月斗の秘密が…!

 

月斗「僕、実はニンゲンじゃないんだ…」

 

日花…いや、メイ達は果たして厄災を終わらせられるのか!?

 

ー--------------------------------------

 

何故三途の川に着く前にノーアは有太と別れたかというと。

 

三途の川に向かう途中…

 

有太「…ん?何だアレ?」

 

「んぎぎ、取れない~!」

 

ノーア「…妖精?」

 

青い妖精がもがいていた。

 

有太「木の枝に羽が絡まってるな。助けるぞ」バッ

 

妖精に駆け寄る。

 

有太「おい、そこの妖精」

 

「え?」

 

有太「助けるから、動くなよ」

 

「…うん」

 

有太「フレイムバレット!」ドッ

 

パキッ!

 

枝を火の銃弾で折る。

 

「あ、出れた!」

 

ノーア「良かったわね」

 

チルノ「あたいはチルノ!お前は?」

 

有太「火野有太だ」

 

チルノ「じゃあ有太、あたいを助けたお礼として部下にしてやる!」

 

有太「はぁ?」

 

チルノ「ついてこい!」

 

ノーア「(巻き込まれたら面倒くさそうね)…あー、畜生界は1人で行ってくるわ」

 

有太「おい!?」

 

ビュゥゥン!

 

チルノ「鬼ごっこするよ!」

 

有太「お、おう…」

 

「チルノちゃん、何してるの?」

 

チルノ「あ、大ちゃん!」

 

緑の妖精が出てきた。

 

有太「俺は火野有太。お前は?」

 

大妖精「チルノちゃんの友達の大妖精です」

 

チルノ「有太はあたいの部下になったの!」

 

大妖精「えっ、そうなんですか!?」

 

有太「んなワケねぇだろ!?」

 

そして有太はすばらく2人と遊ぶことになったのである。




豆知識
ルマやサンズJr.はアオイにタマシイを入れてもらい、生まれた。
アルミが思いついた同じものである。

チルノ・?
『氷を操る程度の能力』

大妖精(?・?)
『?』

次章もよろしくおねがいします。


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第2章 "パンドラの箱"
大厄災、ウョキイワイカ


新章開幕ッ!

久々の日花視点。
そして突然の急展開。
…まあ、急展開は突然なのが当たり前なんですけどね。

年歴:2100年


side坂田日花

 

私はパンドラの図書館にいる。

 

日花「コレ…もうすぐ起きるようね…」

 

『ウョキイワイカ』

 

700年に一度の大厄災。

 

日花「確か、4月27日よね?」

(427→死にな)

 

…うん、あってるわ。

 

日花「今日は4月20日だから…後一週間か」

 

この図書館の書物は事実しかないから、信憑性はある。

 

日花「みんなに相談ね」

 

そして私は図書館を去った。

 

ー--------------------------------------

 

ーパーカーズ基地ー

 

日花「ただいま~」

 

甲「家じゃないけどな」

 

平尾「ソレ、突っ込まなくてもいいんじゃない…?」

 

ツッコミをさらにツッコむ平尾。

ココまでがお約束ね。

 

アルヤ「それで、図書館で"例のヤツ"についての新情報はあったか?」

 

例のヤツとは、ウョキイワイカの事である。

 

日花「あったわ…過去のウョキイワイカについての出来事が」

 

フラン「マジか!?」

 

日花「年歴0年…最初のウョキイワイカが終わった後、最初の完成者『完成創太』が完成した」

 

メイ「完成?元からの苗字ですか?」

 

日花「いや、完成してからその苗字にしたそうよ。…700年に起きた2度目のウョキイワイカが終わると、魔界ができた」

 

平次「魔界が、できた?どういう事です?」

 

日花「終わった直後に、力を得た者が魔界を創ったのよ」

 

平次「なるほど…」

 

日花「1400年に起きた3度目のウョキイワイカの後、初めてパンドラの裁判官が任命された」

 

アルヤ「つまり、ウョキイワイカが終わる度に、歴史に残るような出来事が発生してると」

 

日花「そうなるわね。…でも、ウョキイワイカは毎度甚大な被害を出してるわ」

 

マリン「そうなのね…」

 

絵奈「準備は着々と進んでるよ~」

 

日花「それは良かったわ」

 

コンコン

 

…客?

 

日花「はい」

 

ガチャッ

 

月斗「やぁ」

 

日花「月斗さん?」

 

月斗「君達の話に参加したいんだけど…いいかな?」

 

日花「?」

 

月斗「それについて意見があるんだ」

 

日花「はい…」

 

そして月斗さんは席に座った。

 

月斗「突然の話で悪いんだけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は僕、ニンゲンじゃないんだ」

 

全員『!?』

 

衝撃の事実に、私達は驚愕した。

 

月斗「アルミやルメ達にはもう言ってるんだけどね。敢えて君達にはまだ言わなかったのさ」

 

平尾「…確かに、アルミさんと同じぐらい生きてるハズなのに老けてない」

 

月斗「それで、僕の本来の種族は…月人だよ」

 

甲「月人…月の人?つまりニャン国出身ですか?」

 

月斗「いや、違うよ。僕は月の裏側にある『月の都』って所から来たんだ」

 

甲「は、はぁ…」

 

月斗「そして、僕のフルネームは八意月斗。八つの意と書いてやごころと読む」

 

フラン「へぇ…」

 

月斗「最後に、僕がココに来た本来の理由は…僕が実際にウョキイワイカを経験したことがあるからなんだ」

 

…え?

 

全員『ええええええ!?』

 

絵奈「つ、つまり700年は生きてるってことですか〜!?」

 

月斗「実際には億越えかな?」

 

アルヤ「ファ!?」

 

絶対神かなんかでしょ…」

 

月斗「そうだよ、よく分かったね?」

 

日花「デスヨネー」




キャラ紹介

坂田日花
『時間を止める程度の能力』

志免甲
『能力:なし』

坂田平尾
『能力:なし』

アルヤ・マリオ
『時間を止める程度の能力』

フラン・ユメミル
『能力:なし』

マリン・ユメミル
『能力:なし』

メイ・マリオ
『次元を斬る程度の能力』

坂田平次
『能力:なし』

坂田絵奈
『絵を実体化させる程度の能力』

八意月斗
『引力を操る程度の能力』

月斗の名前が判明!
そして姉もほぼ確定!

次回もよろしくおねがいします。


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ウョキイワイカの内容と予感

起きる前に解決?
流石にそんな事ないですよ。

月斗の能力を「引力を操る程度の能力」にした理由
東方に出てくる月系のヤツらって、全員チート能力ですよね?
だから月斗の能力もチートにするべきだと考え、最終的にコレに決まりました。


side坂田日花

 

月斗さんが年齢億越えの神である事に驚いた私達。

 

日花「…ゴホン。で、ウョキイワイカではどんな事が起きるんですか?」

 

月斗「うーん、カンタンに言えば…"クラゲ"、"イワシ"、"マグロ"、"ヤツメ"、"ウミガメ"かな?」

 

甲「…は?」

 

月斗「僕が今言った動物達の究極形態が襲撃してくるんだよ」

 

平尾「ど、どんな感じで究極形態なんですか?」

 

月斗「例えば…クラゲはニンゲンサイズで、触手に捕まれると頭蓋骨を溶かして脳みそを食べつくし増殖する」

 

マリン「うわ…」

 

月斗「しかも、その間は天界や魔界、きさらぎ駅などの別次元に逃げ込む事はできないんだ」

 

フラン「なっ!?」

 

日花「…住民の避難は速攻でしなきゃね」

 

アルヤ「だな…」

 

月斗「ん、住民は天界や魔界に避難させるつもりなのかい?」

 

日花「はい…その間に私達で厄災を終わらせるつもりでした」

 

月斗「それはいい考えだね、何故当時の僕は思いつかなかったんだろ…まあいいや。最後に言っておくと…このメンバーにネロイズム君を入れても、厄災を終わらせられる確率は約6割だね」

 

全員『6割!?』

 

月斗「…まあ、それは君がいなかったらの話だけど」スッ

 

月斗さんが指さしたのは…

 

メイ「…私、ですか?」

 

メイだった。

 

平次「何故メイですか?」

 

月斗「いやね…彼女、神力が使えるでしょ?しかも前世の兄の転生はネロイズム。そしてその見た目だ」

 

……!

 

日花「まさか…」

 

月斗「おっ、パンドラの図書館で本を読み漁ってた日花なら分かったようだね」

 

日花「…オキセイギ、ですか?」

 

月斗「その通り♪」ニコッ

 

平尾「日花、オキセイギってなんだい?」

 

日花「確か文献によると…」

 

ー--------------------------------------

 

ネロイズム・オキセイギ

 

悪魔と天使。2人は兄妹であり、共に世界を守りし者である。

青と桃。紫と橙。髪と服の対比である。

4度目の大厄災が発生した時、2人が解決の鍵を握るだろう。

 

ー--------------------------------------

 

フラン「4度目の大厄災って、完全に今回のじゃねーか!」

 

絵奈「忘れてたの~!?」

 

日花「ネロイズムに文献を見せた上で、頭の片隅に置いていたんだけど…流石に忘れないわよ」

 

メイ「桃、橙…私の髪色と服の色ですね」

 

月斗「そしてネロイズムはもういる。つまりオキセイギは、君である確率が高いんだ。…ただ、文献に開放条件は記されていない。そこの部分は完全に運任せなんだ…」

 

日花「それはヤバいですね…」

 

月斗「とりあえず僕は手を貸すつもりだよ。…アルミめ、コレを知ってて世界を去るとは」

 

…ゑ?

 

日花「アルミさんがいたら、終わらせられるんですか?」

 

月斗「そうだよ、しかもカンタンに」

 

日花「はぁ!?」

 

月斗「ホント、会ってからずっとアルミに振り回されてるよ…神扱いが荒いものだ」

 

平尾「あはは…」苦笑




また凄えモンが出てきましたね…オキセイギって。
複線張りすぎな希ガス。

次回もよろしくおねがいします。


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準備、そして厄災

住民の避難場所
天界、魔界、きさらぎ駅、ポップスター

大半はポップスターへ避難します。

今日の10時
「リビットの知られざる物語②」
投稿。


side坂田日花

 

ネロイズム「なるほどね…」

 

ネロイズムを呼び出し、内容を教えた。

 

ネロイズム「僕が他の悪魔達と比べて少し特殊だとは知っていたけど…流石に大厄災を終わらせる鍵になるとは思わなかったよ」

 

日花「そりゃあね…」

 

平尾「日花、未例達は誰に預けるんだい?」

 

日花「桃…って言いたい所だけど、戦闘員として残るらしいから多分カービィさんね」

 

リストに載ってなくて、仲がいい人はカービィさんぐらいしかいないからね。

 

ー--------------------------------------

『戦闘員リスト』

地球に残り、戦闘を行う代表者達のリストである。

 

・パーカーズ

坂田日花

坂田平尾

志免甲

アルヤ・マリオ

マリン・ユメミル

フラン・ユメミル

 

・パーカーズ第2部隊

メイ・マリオ

坂田絵奈

坂田平次

姪浜桃

ネロイズム

八意月斗

 

・ソジック国戦闘員

フリスク・ユメミル

キャラ・ドリーマー

ベティ・ユメミル

W・D・サンズ

W・D・サンズJr.

W・D・ルマ

 

・キノコ国戦闘員

ルメ・パンドラ

アルカ・マリオ

ザクロ・ビースト

赤坂留美

グレイ

 

・マイン国戦闘員

ケーティ・マリオ

スティーブ

セイダン

スカーフ

ボンゾー

秦こころ

レイン・マリオ

 

総員 30名

ー--------------------------------------

 

甲「結構いるんだな」

 

日花「戦力が足りるかは厄災の時まで分からないけどね…」

 

そして、1週間が過ぎていく。

 

ー1週間後ー

 

ゴォォォォ…

 

アルヤ「うおっ、もう来たか…」

 

ピキッ

 

空が割れ、そこから…

 

「チョロロ…」

 

ニンゲンサイズのクラゲが大量に現れた。

 

カチッ

 

トランシーバーの電源をつける。

 

日花「厄災始動!総員、戦闘を開始せよ!」ジジッ

 

…よし。

 

日花「行くわよ、みんな…!」

 

全員『おお!』

 

ドッ…!

 

ー--------------------------------------

 

その頃、幻想郷では。

 

アルミ「始まったようね…」

 

有太「そうだな…」

 

幻想郷は博麗大結界で外の世界と隔てられているため、厄災の被害はない。

 

咲夜「お母さん!」

 

アルミ「どうしたの、咲夜?」

 

咲夜「才能があるって、師匠に褒められた!」

 

アルミ「リビットから?それはよかったわね♪」ナデナデ

 

咲夜「えへへ~」

 

十六夜咲夜は祖母白夜のように、リビットに弟子入りし力をつけている。

 

アルミ「貴女なら…厄災を解決できるでしょ?日花」

 

アルミは空を見上げながらそう言った。

 

ー----------------------ー---------------

 

日花「…?」

 

アルミさんの、声…?




さぁ、ついに始まった!

次回もよろしくおねがいします。


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クラゲ

4部ぐらいからキノコ王国→キノコ国になってます。
気付いた人はいたかな?

それと、言い忘れてましたが…

こ の 章 は 死 者 が 出 ま す 。


♪????-.(クラゲ)

 

side坂田日花

 

「チョロロ…」

 

日花「距離を取って攻撃しなさい!近接戦闘は命取りよ!」

 

甲「了解…ストーンスパイク!」ドスッ

 

「チュッ!?」

 

「チョロォ…!」ピュッ

 

平尾「酸だ!避けろ!」

 

甲「っ、危ねっ!?」サッ

 

ピチャッ

 

酸は甲に当たらず地面に命中した。

 

ジュゥゥゥ…

 

日花「…!」

 

地面は一瞬でドロッドロに溶けていた。

相当強力な酸ね…

 

アルヤ「飛斬舞!」シュバッ!

 

シャッ!

 

「チャッ…」

 

「チョロロ…!」ニュッ

 

マリン「ッ、フラン後ろ!」

 

フラン「いつの間に!?」サッ

 

クラゲは触手を伸ばし、フランを掴もうとする。

 

フラン「させねぇよ!ケツイサンダー!」バチッ!

 

シュゥゥゥ…

 

「チョロロ…!」

 

フラン「効いてねえ!?」

 

マリン「どうみても水属性なのに…!」

 

日花「つまり土属性なのね…「なら!」…お?」

 

マリン「ハイドロポンプ!」ザパァン!

 

「チョッ!?」

 

こうかはバツグンだ!

…という文字が、脳内に浮かぶ。

 

日花「炎天桜舞!」BLOOM!

 

ズドッ!

 

「チョロ…」フッ

 

アルヤ「フランはタマシイの魔法で攻撃しろ!」

 

フラン「あ、ああ…!」

 

ー--------------------------------------

 

sideメイ・マリオ

 

メイ「斬ッ!」ズバッ

 

「チョロ!?」フッ

 

メイ「斬撃に弱いようですね…」

 

月斗「見た目に惑わされないで、油断するのと同じだよ」

 

平次「さっきコイツらは恐らく土属性だと日花さんから連絡がありました」

 

桃「え、じゃあ私は属性攻撃できないじゃん!」

 

ネロイズム「タマシイの魔法があるじゃないのかい?」

 

桃「あ、そうだった」

 

絵奈「ザ・ワールド・ドローペイン!(遠距離バージョン)」バシュッ!

 

「チョロロ…ォ!」ヌルン

 

絵奈「うわっ!?」ピキッ

 

絵奈は結界を張る。しかし…

 

スルッ

 

絵奈「通り抜けた!?ッ…!」

 

ネロイズム「ハッ!」ドスッ!

 

「チョロォ!?」フッ

 

カチッ

 

ネロイズム「報告だ!クラゲは斬撃に弱く、コイツらに結界は通用しない!防御はせず距離をとるんだ!」ジジッ

 

お兄ちゃんは速攻でクラゲを倒し、連絡した。

 

ネロイズム「危なかったね」

 

絵奈「うん、ありがとう…」

 

ー--------------------------------------

 

sideフリスク・ユメミル

 

もう僕の世代は終わったけど…

 

フリスク「世界を守るために頑張らなきゃね!」スッ

 

ギュン!

 

フリスク「ケツイナイフ!」シャッ!

 

ドスッ

 

「チョッ…」フッ

 

サンズ「へへっ、おいら達も協力するぜ」

 

サンズJr.「うーん…ハッ!」

 

ルマ「ハァッ!」

 

ギュィィン!

 

ベティ「もう習得したのね…」

 

3人『ガスターブラスター!』

 

ドガァァン!

 

複数『チョロロ…』フッ

 

サンズ達が一気に何体か蹴散らしたけど、まだまだいっぱいいる。

 

サンズ「やれやれ、久々に骨が折れそうだな」

 

フリスク「だね…!」




現在の情報

酸は超強力
クラゲは土属性
斬撃に弱い
結界などの防御を貫通する

実際の曲を聴きながら書きました。
まあ、この作品ではヘルメットも貫通しますけどね。

次回もよろしくおねがいします。


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余裕、なのか?

言った記憶がないので、書いときます。
(5部はもう言いました)

2部 オーバーパワー
OP MULAストーリー-日常。
ED SharaX-Black magic

3部 コンプリート・ファイア
OP MULAストーリー-ステルス・ロック
ED 稲葉曇-ハローマリーナ

4部 転生幻影
OP すりぃ-ノルア・ドルア・エー
ED すりぃ-テレキャスタービーボーイ

5部 ブルーミング・ワールド
OP wowaka-アンノウン・マザーグース
ED MULAストーリー-オキセイギ

1部のOPEDはないです。
6部以降のOPEDも一応既に決まってます。


♪????-.(クラゲ)

 

sideルメ・パンドラ

 

ルメ「留美、ザクロ!時間稼ぎをお願い!」ギュルルル!

 

2人『了解!』ドッ

 

「チョロロ…!」ニュル

 

留美「風斬・鎌鼬!」スパァン!

 

ザクロ「バレットストーム!」ドドドッ!

 

「ヂ」

 

「チョロォ!」

 

『チョォ…!』

 

ニュルニュル!

 

ザクロ「一斉攻撃か!」

 

アルカ「私に任せなさい!」ギュン

 

ゴォォォォ!

 

アルカ「ビックバン・ヘルフレイム!」バゴォン!

 

ドゴォ!

 

「チョロッ!?」

 

「チョロォ……」フッ

 

…一気に蹴散らしたわ、流石ね。

 

ルメ「チャージ完了!」ギュン!

 

ギュォォォ!

 

ルメ「必殺…陽風陰風!」ビュゥゥン!

 

ギュルルルル…ッ!

 

『チュロス……』

(鳴き声おかしいだろ!)

 

私も一気に蹴散らした。

 

ルメ「ふぅ…」

 

グレイ「主、休憩はできないようだよ」

 

「チョロロォ…!」

 

ルメ「そのようね…!」

 

ドッ!

 

ー--------------------------------------

 

sideケーティ・マリオ

 

ケーティ「超強力な酸、ねぇ…」

 

セイダン「俺達魔族にも多少は効くだろうな」

 

ケーティ「そうね、でも…魔術の媒体としては良さそうじゃない?」

 

セイダン「…そうだな」

 

ケーティ「そのために瓶も大量に持ってきたのよ」

 

レイン「あのー!」ギュン

 

2人『?』

 

レイン「喋るヒマがあるなら戦ってくれませんかぁ~!?」ドガァァン!

 

「チョッ…」フッ

 

ケーティ「いやいや、してるわよ?」ズバッ

(ヴァルキリー装備)

 

セイダン「サボるのは命取りになるのでな」ピュン

(光線で撃ち抜いた)

 

レイン「あ、ホントだ」

 

こころ「………」スパンッ

 

…?

 

ケーティ「どうしたの、こころ?」

 

こころ「大した事ではない。ケーティが私ではなくセイダンと雑談している事に嫉妬しているだけだ…」スパッ

 

2人『はぁ?』

 

何言っちゃってんのこの子?

 

ケーティ「ちょっと魔法関連の話をしただけよ」

 

こころ「分かった」ズバッ

 

…まだイライラしてるようね。

 

ケーティ「…はぁ、分かったわ。コレ終わったら一緒に出掛けるから」

 

こころ「…フッ」ニコッ

 

よし。

 

スティーブ(相変わらずだね…)ブヒー

 

「チョロロ…!?(何故だ!?コイツら平然と雑談しながら我々を討伐している!)」

※最初の厄災、クラゲは弱い。

 

ー--------------------------------------

 

ザパァン…

 

空を見ていると

宙に浮く何かを見つけた。

 

よく見てみるとそれは…

巨大なクラゲだった。

 

サイズは人の大きさほど

電柱よりも高く飛んでいる。

 

ー中略ー

 

頭を掴んでくっついて、

頭蓋骨を溶かしていくんだ。

 

脳みそを食べつくして、

増殖していくんだ。

 

獲物を探し近づいて、

足で掴んで持ち上げる…

 

高いところから落とし、

生きたまま食べてくの。




歌詞怖いなぁ…

次回もよろしくおねがいします。


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巨大クラゲ

今、MULAストーリーを読み返してるんですが…
色々派生技があるんですよね~。


♪MULAストーリー-ウョキイワイカ

 

side八意月斗

 

今の所、700年前のウョキイワイカと同じような事が起きている。

 

月斗「相違点はないね…」パチン

 

ギュン!

 

月斗「ムーンフォース!」ドゴォ!

 

僕は神力を纏ってるから、コイツらに接触攻撃ができる。

 

「チョロロ…」フッ

 

ネロイズム「月斗!このクラゲ達は何体ほどいるんだ!?」

 

月斗「決まった数はいない…でも、そろそろ"親分"が現れるハズだよ」

 

メイ「親分?」

 

桃「そんなのがいるの!?」

 

月斗「まあ、ねッ!」バゴッ

 

「チュオ…」フッ

 

絵奈「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ

 

「チャァ…」フッ

 

………!

 

月斗「強い気配を感じる!」

 

ネロイズム「僕もだ…」

 

メイ「私もです…!」

 

平次「一体何が…!?」

 

ゴォォォォ…!

 

「グォォォォ…!」

 

空から、超巨大なクラゲが現れた。

 

月斗「今すぐ連絡を…」

 

カチッ

 

月斗「全員に応援要請をする!頭上に巨大なクラゲ、親分が現れた!コイツを倒せば第1形態は突破できる!余裕のある者はすぐに来てくれ!」ジジッ

 

よし…!

 

♪MULAストーリー-万年桜花炎

 

月斗「もう1回、勝負だ…クラゲ」スッ

 

能力、発動。

 

ズシッ!

 

メイ「コレは…!」

 

月斗「僕の能力…『引力を操る程度の能力』さ。まずは…」ザッ

 

ダッ!

 

「ヂョロロ…!」

 

月斗「コイツを地面に突き落とす!」サッ

 

シュルル…

 

月斗「ハァッ!ムーンドロップ!」ゴッ

 

バゴォ!

 

「ヂッ…!?」

 

神力と能力を纏った強力なかかと落としを食らわせる。

そして…

 

ズンッ!

 

「ロォ…!」ヒュルル

 

巨大クラゲは浮遊能力を失い…

 

ズドッ!

 

地面に突き落とされた。

 

ネロイズム「地面に落とした理由をきいていいかい?」

 

月斗「酸の雨をくらいたくないだろう?そういう事だよ」

 

ネロイズム「…なるほどね」

 

タタッ

 

日花「加勢に来ました…って、何ですかコイツ!?」

 

「ヂッ、ロォ…!」ギュン

 

…!

 

月斗「話は後だ!」ダッ

 

日花「…ッ!」ダッ

 

「ロォォォ!」ドッ

 

ザパァン!

 

巨大クラゲは酸のハイドロポンプを放ってきた。

アレをくらったら即死だね…

 

アルヤ「うおっ…地面に深い穴ができてやがる…」

 

フラン「怖ぇ…」

 

月斗「コイツは予備動作が必要なかわりに尋常じゃない攻撃範囲があるんだ、気を付けてくれ…!」

 

日花「…了解。ビックバン・ヘルフレイム!」ギュン!

 

ゴォォォォ!

 

「ヂュロ!」ブンッ!

 

ギギギ…!

 

日花「触手で防御!?…させないわ!」ダッ

 

シュッ!

 

月斗「ッ!接触攻撃はダメだ!」

 

日花「魔力を纏えば問題ないですよ!炎天掌・魔!」ズガァン!

 

「ゴッ!?」

 

月斗「…へぇ、心配はいらなかったみたいだ」

 

このまま、倒せば第1形態クリアだ。




神力の特徴
纏ったら毒や酸に触れても大丈夫。
速攻で技がチャージされる。
体の一部を生成できる。
自分が周りから慕われている量によって変動する。

やり忘れてたキャラ紹介

姪浜桃
『能力:なし』

フリスク・ユメミル
『時間を止める程度の能力』

キャラ・ドリーマー
『能力:なし』

ベティ・ユメミル
『恐怖を乗り越える程度の能力』

W・D・サンズ
『骨を操る程度の能力』
『ショートカットをする程度の能力』

W・D・サンズJr.
『骨を操る程度の能力』
『ショートカットをする程度の能力』

W・D・ルマ
『骨を操る程度の能力』
『?』

赤坂留美
『狂気を操る程度の能力』

グレイ
『体を変形する程度の能力』

ケーティ・マリオ
『虚空を操る程度の能力』

スティーブ
『ブロックを操る程度の能力』

セイダン
『魔術を操る程度の能力』

スカーフ
『魔術を操る程度の能力』

ボンゾー
『魔術を操る程度の能力』

レイン・マリオ
『タマシイを操る程度の能力』

次回もよろしくおねがいします。


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クラゲの終了と花

YouTubeで投稿した曲の中で、複線は張ってます。


♪MULAストーリー-万年桜花炎

 

side坂田日花

 

日花「サンセット・グロウ!」キラァン!

 

「ゴォォ……!」ギュィィン

 

またチャージがくる…!

 

「ロォォ!」ザパァン!

 

ネロイズム「任せて!…リバース!」ギュン

 

…ドパァ!

 

酸が飛んで行く方向は逆になり、巨大クラゲにかかった。

 

ジュゥゥゥ…

 

「ギャァァァァァァ!?」

 

味方『ッッ!?』キィィン

 

何、この音量!?

 

フラン「み、耳がァ…!」

 

甲「うるせぇぇ…!」

 

メイ「くぅ…斬ッ!」ズバッ!

 

…シィン!

 

メイ「ハァ、ハァ…」

 

日花「何、したの…?」

 

メイ「音を斬ったんですよ」

 

平尾「ええ…?」

 

月斗「コレでクラゲの発狂を聞かずに倒せるね…ハッ!」ギュン

 

日花(私も行くわ!)ドッ

 

ギュルルルル…!

 

月斗「トドメだ…行くよ!」

 

日花「はい!」

 

「ギ、ギギィ…!」

 

月斗「ムーンドロップ!」

 

日花「ビックバン・ヘルフレイム!」

 

…バゴォォォ!

 

「ヂョ…ヂュオ…ヂュァァァァァ!」

 

フッ…

 

月斗「ふぅ…コレで第1形態クリアだね」

 

日花「こんなモノが後4個も…」

 

月斗「うん、しかも後のヤツらはコイツの何十倍も強い。しっかり休もう」

 

日花「…はい!」

 

ー--------------------------------------

 

段々独りが染みついて

寂しさの感度も忘れていく

最低な夜は切り裂いて

この夢が 覚める前に

この歌が 終わるジジッ

 

ー--------------------------------------

 

sideアルミ・マリオ

 

幻想郷に引っ越してから5年が経ち、住民達にかなり馴染んだ。

そんな時、私は平行世界へちょっとした旅に出ていた。

 

シュッ

 

私は花がたくさん咲いている…古い建物の中にいた。

 

アルミ「……?」

 

おかしいわね…

人の気配がないわ…

 

アルミ「空間把握…」スッ

 

…!?

 

アルミ「そんな…」

 

この世界は、既に崩壊してる…!?

 

アルミ「…?」

 

花々が少し盛り上がってる部分から、人の気配がした。

…まさか。

 

アルミ「ッ…」ガサゴソ

 

花の中を慎重にかき分ける。

すると…

 

アルミ「……!」

 

「……?」

 

そこには銀髪の少年がいた。

5歳児のような見た目で、学ランのような服を着ていた。

しかし、私が1番驚いたのは…

 

アルミ「生きてる…?」

 

「…うん」

 

この子がこんな状況で生きている事だった。

 

「お花さんたちが助けてくれたんだ」

 

アルミ「花が…?」

 

ヒラッ…

 

アルミ「!」

 

少年は花を見つめると、その花は動いた。

…なるほどね。

 

パメラ「…僕はパメラ。あなたは?」

 

アルミ「私はアルミ・マリオよ」

 

パメラ「アルミさん…僕、ずっと1人だったんだ」

 

アルミ「ずっと…?」

 

パメラ「うん。2年前ぐらいに…大きな爆発と一緒にみんないなくなっちゃったんだ。お母さんの顔も、お父さんの顔も覚えてないんだ」

 

アルミ「………」

 

この子、物心ついてから孤独だったのね…

 

アルミ「…パメラ」

 

パメラ「?」

 

アルミ「もうアンタは孤独じゃないわ」

 

パメラ「えっ…?」

 

アルミ「アンタはこれから…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パメラ・マリオよ」




やっと出せたぜ…

やり忘れてた技紹介(結構適当)

岩棘「ストーンスパイク」 攻撃技 土属性 威力80

風符「飛斬舞」 攻撃技 風属性 威力150 意外と強い。

赤雷「ケツイサンダー」 攻撃技 雷属性 威力110

水砲「ハイドロポンプ」 攻撃技 水属性 威力110

絵符「ザ・ワールド・ドローペイン」 攻撃技 水属性 威力200

赤刃「ケツイナイフ」 攻撃技 無属性 威力75

砲撃「ガスターブラスター」 攻撃技 光属性 威力150 範囲広い。

風符「風斬・鎌鼬」 攻撃技 風属性 威力120

銃弾「バレットストーム」 攻撃技 闇属性 威力100

炎符「ヘルフレイム」 攻撃技 火属性 威力120 範囲広い。

獄炎「ビックバン・ヘルフレイム」 攻撃技 火・闇属性 威力180 強い(小並感)

竜巻「陽風陰風」 攻撃技 風・火・氷属性 威力300 チャージがいるがクソ強い。

月符「ムーンフォース」 攻撃技 月属性 威力100

月符「ムーンドロップ」 攻撃技 月・光属性 威力150

登場数、思ったより少なかった。

次回もよろしくおねがいします。


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イ ワ シ が つ ち か ら は え て く る ん だ

最近コメントがなくて寂しくなってる、エルマルです。
話の考察、感想などをお待ちしております!


side坂田日花

 

日花「メイ、ネロイズム」

 

2人『?』

 

日花「何か、変化はあったの?」

 

ネロイズム「僕は特にないね」

 

メイ「…そういえば、少し体が身軽になった気がします」

 

日花「そうなの?変化はあるようね…」

 

そこに月斗さんが来た。

 

月斗「日花、次の厄災は"土から生えてくるイワシ"だよ」

 

日花「…?」

 

月斗「文字通りだよ。イワシが土から生えてくるんだ」

 

日花「は、はい、なるほど…?」

 

よく分からないわ…「後…」…?

 

月斗「クラゲで死者が出なかったのは奇跡に近い。イワシの時に死者が出るのは…ヤツの能力によってほぼ確定だから、僕達にできることはそれを減らすことだ」

 

日花「…はい!」

 

ー--------------------------------------

 

sideフリスク・ユメミル

 

ゴォォォォ…

 

ピキッ

 

フリスク「地面が…!」

 

キャラ「気を付けて、フリスク!」

 

フリスク「ああ…!」

 

「シャァァァ!」

 

巨大なイワシが地面から這い出てきた。

 

フリスク「ケツイナイフ!」ズバッ

 

「キシャァァ!」ブシャァ

 

フリスク「!?」

 

爆発した!?

 

サンズ「…!?フリスク、すぐそこから離れろ!」

 

フリスク「ッ…!」ダッ

 

ブシュゥゥ…

 

サンズ「アレは…ウイルスだ!」

 

ベティ「ウイルス!?」

 

サンズ「恐らく、自爆して殺人ウイルスをばら撒き、それで殺す算段だろうな…」

 

フリスク「すぐに連絡しないと…!」カチッ

 

ー--------------------------------------

 

♪????-イワシがつちからはえてくるんだ

 

sideルメ・パンドラ

 

ルメ「ッ、コイツらも遠距離でしか倒せないのね!」

 

アルカ「酸の次はウイルス…次は毒かしら?」

 

ザクロ「物騒な事言うな、よっ!」ダンッ

 

ドスッ

 

「シャッ…」フッ

 

グレイ「………」

 

ルメ「…どうしたの、グレイ?」

 

グレイ「コイツら、一体何処から来てるんだろう?」

 

留美「考えてるヒマなんてないよ。今は戦わないと!」シャッ

 

グレイ「それもそうだね…ハッ!」ドスッ

 

「」ブシャァ!

 

ルメ「ッ、離れて!」

 

ブシュゥゥ…

 

グレイ「危なかった…」

 

アルカ「相手が爆発するタイミングはまだ確定してないわ。冷静に対処しましょ」ボッ

 

ルメ(いやいや容赦なく燃やしてるアルカに言われても、ね?)

 

ー--------------------------------------

 

何年前かのことでした

誰かがハサミでタイムラインを

ち ょ ん ぎ っ た

そして明日と昨日が繋がった

 

(中略)

 

昨日の記憶は消えたけど

消えたってこともよく分からないんだ

空の上からビルが建つ

目が見えなくなってきた




クラゲ→酸
イワシ→ウイルス
マグロ→?(歌詞から分かる)
ヤツメ→????(酸の逆)

うわぁ…

次回もよろしくおねがいします。


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イワ死

死。


♪????-イワシがつちからはえてくるんだ

 

sideケーティ・マリオ

 

ケーティ「ウイルス…採取したい所だけど…」

 

セイダン「酸や毒ではなくウイルスだからな…流石に危険だ」

 

「シャァァァ!」

 

ブシャァ!

 

ボンゾー「ぬぅっ、危ないねぇ」

 

スカーフ「視認可能なのが救いか…」ズバッ

 

「シャッ…」フッ

 

スティーブ「ケホッ…」

 

…?

 

ケーティ「大丈夫、スティーブ?」

 

スティーブ「大丈夫さ…少し喉が痛いだけだ」

 

「シャァ…!」ブシャァ!

 

こころ「冷静な結界」ピキッ

 

シュゥゥゥ…

 

頼もしいわね。

 

レイン「ソウルブラスター!」

 

ドガァァン!

 

「シャア…」フッ

(なんか聞き覚えが…)

 

ケーティ「………」

 

イワシは土から生えてきてる…つまり

 

ケーティ「地中を攻撃すればいいのよ!」スッ

 

ギュン!

 

ケーティ「ウィザーインパクト!」ドガァァン!

 

『シャァ!?』フッ

 

おかげで一気に倒すことができた。

 

スティーブ「ケホッ、ゴホッ…」

 

さっきよりも酷く咳き込むスティーブ。

 

ケーティ「アンタ、休んで「ゴフッ!?」…なっ!?」

 

スティーブは血反吐を吐いた。

 

セイダン「スティーブ!?…コレを飲め!」スッ

 

セイダンは咄嗟に回復薬を出す。

 

スティーブ「ありがとう…!」くいっ

 

ゴクゴク…

 

セイダン「一旦休んで「ガハッ…!?」…さらに酷くなっているだと!?」

 

ケーティ「まさか…!」

 

「シャハハ…」

 

コイツらのウイルスが…!

 

スティーブ「ハァ、ハァ…肺が…」グタッ

 

セイダン「ッ……」

 

スティーブ「…ガッ!?」ググッ

 

ケーティ「スティーブ!?」

 

スティーブは突然もがき始めた。

 

スティーブ「僕から、離れてくれ…!」

 

セイダン「…まさか、イワシのように!?」

 

スティーブ「ああ…ガァッ…!」

 

ケーティ「ッ…!」ダッ

 

スティーブから距離をとる…

 

 

 

 

 

スティーブ「後は、任せたよ……!」ピシッ

 

ブシャァ!

 

 

 

 

 

味方『………ッッ』

 

スティーブ 爆散し死亡

 

ケーティ「………くっ」

 

大事な仲間を死なせてしまった…!

 

ケーティ「…セイダン」スッ

 

ゴォォォォ…

 

セイダン「………」

 

私は黒いオーラを纏う。

 

ケーティ「フルパワーで潰しにかかるわよ」

 

セイダン「…了解」

 

ギュォォォ…!

 

この姿になったのは…3回目かしら?

 

Wケーティ「厄災なんて全部ぶっ潰してやる」スッ

 

バゴォォォ!

 

地面に絶大な衝撃を与える。

 

シュゥゥゥ…

 

…大量に即死したようだ。

 

Wケーティ「行くわよ…!」

 

ー--------------------------------------

 

side八意月斗

 

月斗「スティーブ…」

 

大丈夫、あの世の広場で生き返る…それでも…

 

月斗「君の分も戦うよ…!」ギュン

 

ドッ!




スティーブ…

次回もよろしくおねがいします。


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抹殺の憎悪

YouTubeに柴又の耳コピを投稿しました。
「エルマル 柴又」と調べたらすぐ出てきます。
よかったら見てってください。


♪????-イワシがつちからはえてくるんだ

 

sideケーティ・マリオ

 

Wケーティ「ウィザーインパクト」スッ

 

シュゥゥゥ…

 

「シャッ!?ガァ…」フッ

 

ボンゾー(爆発が、ない…?)

 

セイダン「ウィザー状態のケーティが放つウィザーインパクトは、爆発ではなく敵を内側から破壊するんだ…」

 

スカーフ「鬼畜だ…」

 

まあ、私はキレてるから別にどうでもいいんだけどね。

 

Wケーティ「ブレイブカッター」シャッ

 

スパァン!

 

「シャ」スパッ

 

イワシが断末魔を上げる前に殺す。

 

Wケーティ「黒斬り」シャキン

 

黒い剣を数本出す。

 

Wケーティ「殺れ」

 

…シュバッ!

 

イワシ「シャァッ!」ブシャァ!

 

Wケーティ「チッ…地中のヤツらを殺れ」

 

シュッ!

 

剣は地中へと入っていった。

 

ザシュッ

 

…成功ね。

 

レイン(ケーティさんから、少し狂気を感じる…)

 

こころ「…ケーティ、やりすぎないで」シュッ

 

Wケーティ「こころ…やりすぎてなんかないわ。コイツらを抹殺しなきゃ、厄災は終わらない」

 

こころ「…それもそうか」スッ

 

スパッ!

 

こころ「ちょうど友が殺されて憤っていた所だ、遠慮なく抹殺してやろう」

 

レイン(こころも…!?)

(逆になんでお前は落ち着いてるんだよ…)

 

Wケーティ「こころ、息を合わせなさい」

 

こころ「了解」バッ

 

シュルル…!

 

セイダン「(アレは…!)お前ら、離れるぞ!あの攻撃をくらったらひとたまりもない!」ダッ

 

スカーフ「ッ、はっ!」ダッ

 

ボンゾー「何なんだアレは!?」ダッ

 

レイン(お母さんだったら、どう声をかけていたんだろう…?)ダッ

 

…みんなは離れたようね。

 

Wケーティ「行くわよ、こころ…」

 

こころ「ああ…」

 

ギュォォォ…

 

 

2人『抹殺の憎悪

 

 

オォォォォォォオオ…!

 

セイダン「グッ!?(コレぐらい離れていてもエネルギーが…!)」

 

…スタッ

 

Wケーティ「少々殺りすぎたようね…」

 

こころ「そのようだ…」

 

私達の目の前では…

 

シュゥゥゥ…

 

「ガァァ…ッ」フッ

 

巨大イワシが消滅していた。

 

ケーティ「ハァ、ハァ…」シュッ

 

やっぱりコレ、消耗激しいわね…

 

こころ「…アレは何だ?」

 

巨大イワシがいた場所に何か刻まれていた。

 

ケーティ「何か書いてあるわね…」

 

タタッ

 

レイン「ケーティさん!…これは!?」

 

ケーティ「『クロマグロが飛んでくる 明日の昼すぎ 僕らをめがけて降ってくるマグロ 僕らは殺されるんだ』…次の厄災のヒントかしら?」

 

ー--------------------------------------

 

日花「巨大イワシを倒した!?」

 

アルヤ「ああ、どうやらケーティさん達がやったらしい」

 

ネロイズム「僕達に…」

 

メイ「ちゃんとした出番はあるんですか…?」

 

2人『………』ズーン

 

甲「メタいから黙ってろ」




ケーティとこころ、やってくれたな…

作者「こんなに速くストーリーを進めてしまうとは…尺がおかしくなってしまうじゃねーか!」メタい!

だって、クラゲは4話かかったのに、イワシは3話ですよ?しかもイワシはクラゲより強いんですよ?

作者「…まあいっか(よくない)」

次回もよろしくおねがいします。


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休息と風神

ゆずのきさん、貴方のキャラはこんなに強くなりましたよ。


side坂田日花

 

日花「はぁ…」ドサッ

 

クラゲに、イワシ。

両方中々しんどかったわ…

 

平尾「コレは…疲れるね…」

 

フラン「休みを挟まないと体力がごっそり持っていかれるぜ…」

 

甲「そういえば、マグロは明日の昼過ぎなんだろ?」

 

アルヤ「ああ、ケーティさんがそう言ってたな」

 

甲「なぁメイ、ネロイズム」

 

甲が2人に話しかける。

 

2人『?』

 

甲「その様子からして何も変わってないだろ?」

 

ネロイズム「…そうだね」

 

メイ「何も変わってません」

 

甲「そこで俺の予想だが…力を会得するのは厄災と戦っている時だけでなく、こんな時間も含まれていると思う」

 

2人『…!』

 

マリン「確かに…!」

 

日花「でも、主に何をすればいいか分からないわよ?」

 

月斗「僕が2人相手に手合わせするのはどうかな?」

 

月斗さんが手合わせ?うーん…

 

日花「いい考えですね、不採用」

(久々の原作名言)

 

月斗「え、なんで?」

 

日花「月斗さんだと強すぎるんですよ」

 

厄災が始まってからの事だが、月斗さんは力を完全に開放している。

もちろん本気は出してないようだけど、気配からして絶対パワーは3億超えね。

 

月斗「じゃあ、代わりに誰を?」

 

日花「もう1人、"神"がいるじゃないですか」

 

味方大半『…は?』

 

ザクロ「ほう…?」

 

アルカ「………」

 

月斗「ああ、なるほど」

 

日花「そうですよね?"風人"…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…いや、"風神"さん?」

 

「完全に神じゃないわよ…現人神よ」

 

味方大半『!?』

 

グレイ「…言ってなかったのかい?主人」

 

ルメ「まあね…」

 

そう、ルメさんは現人神である。

私はそれを月斗さんの正体を知る前に知った。

 

ザッ

 

ルメ「それで?ネロイズムとメイの2人と手合わせしろと?」

 

アルカ「私がしたかったわ…」

 

留美「貴女はむしろ弱すg「コレでも私はこの中で"6番目"に強いんだけど?日花やネロイズムより強いのよ?」…そ、そうでした」

 

そういえばそうだったわね…

 

ルメ「…いいわよ、受けて立つわ」

 

日花「ありがとうございます」

 

ルメ「少ししたらすぐなるわよ、いい?」

 

メイ「分かりました!」

 

ネロイズム「了解」

 

ガサゴソ…

 

フリスク「(神力を持ったルメさんか…あの時(にゃんこ世界大戦)もかなり強かったし、今では神力無しでもカンスト付近のハズ。そこに神力含めたら…)僕達、置いていかれてるね…」

 

ベティ「現役は終わったんだし、私達は見守るだけ…そうでしょ?」

 

フリスク「うーん…それでも、僕はもっと強くなりたいなぁ…」

 

キャラ「…フッ、それもいいわね」

 

日花「………」

 

フリスクさん、キャラさん、ベティさん。

ソジック最強トリオは、今でも最強ですよ。




アルカが言ってた事は正しい。
1位 ケーティ  5.2億
2位 月斗    5.1億
3位 ルメ    3.9億
4位 レイン   3.7億
5位 こころ   3.556億
6位 アルカ   3.4億(仙人になった)
7位 ネロイズム 3.2億 
8位 日花    9999.9999万(完成無しなのでカンスト)

桜咲く。でケーティ(2割)のパワーが5000万とか言ってましたが、アレは通常形態の時で、ウィザーフォルムにもなるとクソ強いです。

次回もよろしくおねがいします。


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立ち向かう

実は…
パワーの数値、最終数値しか作ってないんですよね(笑)
つまり、前回みたいな途中経過は適当なんですよ…
最終数値は部の終わりとかに書こうと思ってます、一応。

ルメの異名
風幽→風人→風神
幽霊→人間→神


sideルメ・パンドラ

 

コォォォォ…

 

ネロイズム「………」ザッ

 

メイ「………」キッ

 

ルメ「…ふふっ」

 

いいわね、この緊張感。

…私も戦闘狂が感染ったのかしら?

 

日花「…始めッ!」

 

…ドッ!

 

ネロイズム「バッテンスロウ!」シャッ

 

メイ「鳴鳴斬り!」ズバッ

 

Xマークと緑色の飛斬撃が飛んでくる。

 

ルメ「フッ…ハァッ!」

 

ビュゥゥン!

 

自分の周りに突風を起こす。

 

ルメ「ストームゾーン!」ドッ!

 

…ガキィ!

 

ネロイズム「…ッ」

 

飛び道具をカンタンに吹っ飛ばした。

 

ルメ「今度はこっちの番ね…」ギュン

 

キィィィン…!

 

甲高い音が響く。

 

日花(…ナルトのアレを再現した!?)

 

メイ「何を…」

 

ネロイズム「…!メイ、ルメが攻撃したらすぐに次元を斬るんだ!」

 

メイ「う、うん!」

 

ルメ「果たしてできるかしら?」

 

ギュルルルル!

 

ルメ「風遁・螺旋手裏剣!」ビュン!

 

めちゃくちゃ高速回転している風の手裏剣を飛ばす。

もちろん神力も混ぜてある。

 

メイ「次元斬り!」ズバッ

 

コォォォォ…

 

メイは次元を斬って亜空間を開いた。

…それをやってガスターは大丈夫なの?

(大丈夫です)

 

ネロイズム「そこにさらに…リバース!」ギュン!

 

ルメ「…?」

 

亜空間を逆さにしたの?それとも…

 

ギュルルルル!

 

ネロイズム「なっ…(失敗した…)」

 

ルメ「どうやら私の技の回転を逆にしたかったようね。でも意味はないわ…なんせ"全方向に"回転してるからね」

 

メインの回転があって、その中に小さな回転が全方向に飛んで行ってる感じ。

だから逆にしても意味がないの。

 

キィィィン!

 

ルメ「さて、どう避ける?」

 

メイ「ッ……斬ッ!」ドッ

 

ネロイズム「メイ!?よせ!」

 

…ギィン!

 

メイ「こうやって立ち向かわないと、開花しないんじゃないの!?」

 

ネロイズム「……!」

 

ギギギ…

 

メイ「ハァァァァ…!」

 

刀と手裏剣がぶつかり合う。

 

ググッ…

 

若干手裏剣の威力が勝ってるようね、でも…

 

ルメ(ネロイズム、アンタは?)

 

…ザッ

 

ネロイズム「ははっ、妹に守られるとはね…僕も立ち向かうよ!」

 

キィン!

 

Xマークの何かで応戦するネロイズム。

 

2人『ハァァァッ!』

 

ピカッ

 

ルメ「…お?」

 

ネロイズムとメイが、少し光った気がした。

 

ギュィィン!

 

手裏剣は少しずつ勢いを落としていき…

 

シュゥゥゥ…

 

ルメ「止められちゃったわね…降参よ」

 

メイ「…へっ?」

 

ルメ「アンタ達はどうやらいいヒントを見つけたようね」

 

ネロイズム「…ああ」

 

ルメ「そのヒントを元に、厄災に挑めば目覚めるかもね」

 

メイ「…はい!」

 

日花(ルメさん、流石ですね…)




手裏剣を止めるだけになっちゃった(笑)
まあ、コレで"立ち向かう"というヒントを得られたし、いいですよね…?

次回もよろしくおねがいします。


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MAGRO

280話はやり忘れてた…(汗)
351話、おめでとう!

田中さん「ウフフ♪」

田中ちゃん「久々に出たわね…」

一言:"MAGURO"より"MAGRO"の方がカッコよくね?(どうでもいい)


side坂田日花

 

次の日。

 

アルカ「みんな、準備はできた?」

 

月斗さんを除くと最年長のアルカさんが言う。

 

全員『おお!』

 

アルカ「位置につくわよ!」

 

バッ!

 

今日はチーム関係なく、ペアを組んでバラバラで戦う。

一応、配置はこんな感じ。

 

ー--------------------------------------

 

・キノコ国

 

坂田日花

坂田平尾

 

志免甲

姪浜桃

 

ネロイズム

メイ・マリオ

 

ルメ・パンドラ

ザクロ・ビースト

 

・ブルームプラネット国

 

八意月斗(単独)

 

赤坂留美

グレイ

 

フラン・ユメミル

マリン・ユメミル

 

アルヤ・マリオ

レイン・マリオ

 

・ソジック国

 

フリスク・ユメミル

ベティ・ユメミル

 

キャラ・ドリーマー

W・D・サンズ

 

W・D・サンズJr.

W・D・ルマ

 

坂田絵奈

坂田平次

 

・マイン国

 

ケーティ・マリオ

秦こころ

 

セイダン

スカーフ

 

ボンゾー

アルカ・マリオ

 

ー--------------------------------------

 

日花「そろそろ時間ね…」

 

平尾「そうだね…」

 

ヒュゥゥン…

 

日花「!」

 

空から何かが降ってくる。

 

「ヴァァァァ!」

 

…厄災の第3形態、マグロだ。

月斗さんの話によると、コイツらの針には毒があり、刺さると溺死するらしい。

…毒で溺死するのはワケが分からないけどね。

 

日花「ビッグバン・ヘルフレイム!」ゴォォォォ

 

「ヴァァ!」キッ

 

ヒュン!

 

日花「!」サッ

 

マグロはキハダを飛ばしてきた。

 

平尾「ファィアボム!」バゴォ

 

「ヴァッ…」フッ

 

ヒュゥゥン

 

「ヴァァァッ!」

 

すぐに次のマグロが飛んでくる。

 

平尾「攻撃、防御火桜」シャッ

 

ドスッ!

 

「ヴ、ヴァッ!?」

 

マグロは防御火桜の影響で動けない。

 

日花「針のない位置を狙って…フレイムドロップ!」

 

ドゴォ!

 

「ヴァァ…」フッ

 

平尾「一撃じゃやられないようだね…」

 

日花「ええ…体力を回復して正解だったわ」

 

ー--------------------------------------

 

side志免甲

 

甲「そこだ、桃!」

 

桃「うん!」スッ

 

バチィ!

 

「ヴァァ…」フッ

 

桃が的確に雷をマグロに当て、消滅させる。

 

甲「コイツら、何が何でも絶対一撃耐えるぞ…」

 

桃「厄介ね…」

 

ヒュゥゥン

 

「ヴァァァァ!」

 

ヒュン!

 

キハダが飛んでくる。

 

甲「ロックウォール!」ゴッ

 

キィン!

 

桃「サンダーボール!」ビリッ

 

バチッ、ビリッ!(2発当てた)

 

「ヴァッカ…」

(…は?)

 

甲「……なっ!?」

 

桃「えっ…」

 

ヒュルル…

ヒュゥゥン…

ゴォォォォ…

 

『ヴァァァァ!』

 

甲「群れだと…」

 

桃「どうするのコレ!?」




群れぇぇ!?

次回もよろしくおねがいします。


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神、仙人、妖怪

MULAストーリーのクイズを作りました!
Googleフォームなので、eメールないと答えれません。
難易度は高めです。

https://docs.google.com/forms/u/1/d/194YEpL1mg7t1O6iWrmV0x8V3SBVesf91gc-ukLRYSVQ/edit?usp=forms_home&ths=true

ウョキイワイカについて、言い忘れてた特徴があります。
厄災は、人がいる場所にしか来ません。
…クソ大事なことじゃねーか。


♪????-クロマグロがとんでくる

 

side志免甲

 

甲「チッ…!」ダッ

 

ドッ!

 

助走をつけ、地面を滑る。

 

甲「ストーンスライダー!」ザザッ

 

ドゴォ!

 

足に纏ってる岩がマグロ達にぶつかる。

 

「ヴァァ…」フッ

 

桃「サンダーボール…連打!」ダダダッ!

 

ソレ、連射じゃね?

 

バチィ!

 

「ヴォエ…」フッ

(ゲロ?)

 

甲「…そうだ!」ダンッ

 

一気に蹴散らすには…

 

甲「こうすれば良かったぜ!」ゴッ

 

…ドスッ!

 

甲「ストーンスパイクの円!」

 

『ヴァッ!?』

 

コレで一旦包囲は逃れたな…

 

甲「気を抜くな、桃!」

 

桃「うん!」

 

ー--------------------------------------

 

sideルメ・パンドラ

 

ザクロ「なぁルメ」シャッ

 

ルメ「何?」ズバッ

 

ザクロ「俺、妖怪になろうと思ってる」スパァン

 

ルメ「…はぁ?」

 

何故突然そんな事を?

 

ザクロ「だってよ、アルカもルメも実質不老だろ?俺1人だけ寿命があって寂しいじゃねぇか」ドゴォ

 

ルメ「ふーん…」

 

私が神で、アルカが仙人で、ザクロが妖怪。

 

ルメ「バランスがいいし、いいんじゃない?」シュッ

 

ザクロ「バランス?…ああ、そういえばそうだな。方法といいタイミングが見つかれば妖怪になるか…」ギュン

 

ドゴォ!

 

「ヴァァ…」

(ッ、コイツら強すぎる…!)

 

ー--------------------------------------

 

side八意月斗

 

ギュン!

 

月斗「ムーンフォース!」ドゴッ

 

からの…!

 

月斗「ムーンドロップ!」

 

ドゴォ!

 

「ヴァァ…」フッ

 

余程の技じゃない限り、コイツらは1撃耐える…

 

月斗「そろそろ本気で…いや」

 

今は単独だから仲間達に被害を与えないとはいえ、まだ使う時じゃないだろう。

 

月斗「ココは踏ん張りどころってことか!」

 

ダッ

 

ー--------------------------------------

 

その頃、幻想郷(畜生界)では…

 

sideノーア・ピース

 

コォォォォ…

 

畜生界のヤクザ達との、抗争が始まろうとしていた。

 

ノーア「敵の数は?」

 

「12万程です」

 

ノーア「そう…」

 

自分の部下達の方を向いて、私は叫ぶ。

 

ノーア「行くわよ、アンタ達!」

 

『おお!』

 

ドッ!

 

ー--------------------------------------

 

踏み切りで加熱した室外機

ああ ラジオの隣に そなえるプリンの

機嫌は 昨日まで で

 

クロマグロがとんでくる 明日の昼過ぎ

ああ 僕らを目掛けて降ってくる マグロ

殺される

 

ああ キハダが飛んできて 瓦を突き破る

ああ マグロの針には 毒がある

刺さると 溺死する




技説明

静符「冷静な結界」 補助技 水属性 威力200 硬い結界。

黒滅「ウィザーインパクト」 攻撃技 闇属性 威力250 ウィザー状態限定の技。

橙斬「ブレイブカッター」 攻撃技 無属性 威力100 ユウキの技。

黒剣「黒斬り」 攻撃技 闇属性 威力100 黒い剣を飛ばす。

滅亡「抹殺の憎悪」 攻撃技 闇・火属性 威力500 ケーティとこころの連携技。

投符「バッテンスロウ」 攻撃技 闇属性 威力80 X字の物体を投げる。

斬符「鳴鳴斬り」 攻撃技 光属性 威力70 緑色の斬撃。

風符「ストームゾーン」 攻撃技 風属性 威力120 吹っ飛ぶ。

風遁「螺旋手裏剣」 攻撃技 風属性 威力450 ルメの必殺技の1つ。

逆符「リバース」 補助技 闇属性 威力80 物体の方向を逆にする。

爆符「ファイアボム」 攻撃技 火属性 威力95 火の爆弾。

桜符「〇〇火桜」 攻撃・補助技 桜属性 威力90 使い勝手がいい。

炎符「フレイムドロップ」 攻撃技 火属性 威力110 コレの月斗版がムーンドロップ。

岩壁「ロックウォール」 補助技 土属性 威力100 岩の壁。

電球「サンダーボール」 攻撃技 雷属性 威力85 ポケモンでいうエレキボール。

岩滑「ストーンスライダー」 攻撃技 土属性 威力140 岩で滑る…?

次回もよろしくおねがいします。


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戦闘中の雑談

https://syosetu.org/?mode=url_jump&url=https%3A%2F%2Fdocs.google.com%2Fforms%2Fu%2F1%2Fd%2F194YEpL1mg7t1O6iWrmV0x8V3SBVesf91gc-ukLRYSVQ%2Fedit%3Fusp%3Dforms_home%26amp%3Bths%3Dtrue

平均点数:7.75点

あれ?俺の予想だと平均5点ぐらいだと思ったのになぁ…
特に最後の問題とか絶対計算しないと解けないし…


♪MULAストーリー-日常。V2

 

side赤坂留美

 

留美「風斬・鎌鼬!」

 

ズバッ!

 

グレイ「おりゃぁ!」

 

ドゴッ!

 

「ヴァァ…」フッ

 

留美「…ねぇグレイ」

 

グレイ「どうしたんだい?」

 

留美「連続攻撃すれば一気に片付くと思うんだけど…」

 

そうする方法ってあったっけ?

 

グレイ「連続攻撃?僕が武器に変身すればできると思うよ?」

 

留美「そうだけど、肝心の武器がね…」ズバッ

 

グレイ「うーん…」ドガッ

 

「ヴァイブ…」フッ

(大人のおもちゃか!)

 

留美「…そうだ!」

 

グレイ「思いついたのかい?」

 

留美「グレイ、鎖鎌になって!」

 

グレイ「…はぁ!?」( ゚Д゚)

 

「ヴァァ!」ヒュン

 

留美「おっと」サッ

 

マグロの攻撃はカンタンに避けれるね。

 

グレイ「鎖鎌って、物騒な…」

 

留美「とにかくなって!」

 

グレイ「わ、分かったよ…」シュルル

 

…ポンッ!

 

グレイ「あまり乱暴に扱わないでよ?」

 

鎖鎌になったグレイが注意した。

 

留美「分かってるって。さてと…」

 

ジャキッ

 

留美「まず先っぽに風を纏って、と」ギュン

 

…ドッ!

 

留美「ハァァァァ!」ブンッ

 

…ザクッ!

 

『ヴァ!?』

 

留美「ふんっ!」シャッ

 

…スパァン!

 

『ヴァ…』フッ

 

複数の敵を一斉に蹴散らした。

 

留美「コレ、振り回せば倒せるから便利だねぇ~!」ブンブン

 

グレイ(あー-----れー------!)

 

ー--------------------------------------

 

sideマリン・ユメミル

 

マリン「ハイドロポンプ!」ザパァン!

 

フラン「ケツイサンダー!」バチィッ!

 

「ヴァイオリン…」フッ

(弦楽器か!)

 

フラン「なぁマリン」

 

夫に話しかけられる。

 

マリン「何?」スパァン

 

フラン「クリスが大人になったら、俺みたいになるのか?」ビリッ

 

クリスは私とフランの息子であり、未例と同じ年齢である。

 

マリン「…は?」

 

フラン「いやな、クリスはどう見ても俺というより父さん似だからさ、気になるんだよ」

 

マリン「…煩悩まみれなアンタみたいな子にはなってほしくないわね」シュバッ

 

フラン「おぅふ…俺の妻は辛辣だな…」ズバッ

 

「ヴァ…(何言ってんだコイツら!リア充爆発しろ…)」フッ

 

ー--------------------------------------

 

sideアルヤ・マリオ

 

…そういえば。

 

アルヤ「レインさん」

 

レイン「?」

 

アルヤ「俺達って、あまり年齢差ないですよね?」

 

レイン「…11年差って結構あると思うけど?」

 

アルヤ「でも魂集族って生まれた時が4歳だから、実質7年ですよ?」

 

レイン「まあそうだけど……うん。まずは戦闘に集中しよう?」

 

『ヴァァァァ!』

 

アルヤ「…了解っす」




ぶっちゃけ厄災で実際に厄介なのはボスと油断することです。

次回もよろしくおねがいします。


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All your fault

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=286513&uid=358559

色々調整しました。

予告
今日の10時、番外編短編集にて
『MULATALE-アルミ戦』
投稿。

https://syosetu.org/?mode=url_jump&url=https%3A%2F%2Fdocs.google.com%2Fforms%2Fu%2F1%2Fd%2F194YEpL1mg7t1O6iWrmV0x8V3SBVesf91gc-ukLRYSVQ%2Fedit%3Fusp%3Dforms_home%26amp%3Bths%3Dtrue

問題増やしました。
定期的に問題を増やすつもりです。


sideフリスク・ユメミル

 

フリスク「ケツイナイフ!」ズバッ

 

ベティ「ブレイブカッター!」シャッ

 

…ドスッ!

 

「ヴァ…」フッ

 

フリスク「…?」

 

何か、違和感を感じる。

 

ベティ「…どうしたの、フリスク?」

 

フリスク「なんか、変な雰囲気を感じるんだ」ギュン

 

ベティ「雰囲気?」スッ

 

フリスク「ああ、それがマグロの親分が来るような雰囲気でもないんだ…また別の敵が現れたような…」シャッ

 

ベティ「なるほどね…」ドスッ

 

「ヴァ…」フッ

 

 

 

すると、突然…

 

♪MULAストーリー-ウョキイワイカ(2分の1倍速)

 

 

…モワッ

 

 

 

フリスク「コレは…霧?」

 

 

 

敵の気配がした。

 

 

 

フリスク「ベティ!…あれ?」

 

 

 

振り向いても、そこにベティはいなかった。

 

 

 

フリスク「霧を吹っ飛ばせば!」スッ

 

ビュゥゥン!

 

エネルギーの爆弾で霧を吹っ飛ばす。

 

 

 

フリスク「……!?」

 

そこは、僕がさっきまで戦った空間じゃなかった。

 

フリスク「なっ…」

 

「アァァァァ…」

 

かすかに声が聞こえる。

 

フリスク「………」ザッ

 

少しずつ、声がする方へ近づく。

 

フリスク「えっ…」

 

 

 

そこにいたのは、衝撃的な人物だった。

 

フリスク「僕…?」

 

フリスク?「アァァァァ…!」

 

容姿は若い頃の僕そっくりだ。

しかし目は白目だ。

 

フリスク?「…ギィ?」

 

こっちに気付いたようだ。

 

フリスク?「…ギャァァァ!」ドッ!

 

フリスク「ッ!?」ギュン

 

僕に見えるヤツは襲いかかってきた。

 

フリスク?「ギィャァァァ!」シャッ

 

フリスク「ナイフ!?」サッ

 

もしかして、当時の僕の技まで使える…?

それが正しいのなら、時間停止はできない。

 

フリスク「お前は、一体何者なんだ…?」

 

フリスク?「グォォ…」

 

ー--------------------------------------

 

sideベティ・ユメミル

 

フリスク「なんか、変な雰囲気を感じるんだ」ギュン

 

ベティ「雰囲気?」スッ

 

フリスク「ああ、それがマグロの親分が来るような雰囲気でもないんだ…また別の敵が現れたような…」シャッ

 

ベティ「なるほどね…」ドスッ

 

「ヴァ…」フッ

 

…バタン

 

ベティ「…フリスク!?」

 

フリスクは、突然意識を失って倒れた。

 

ベティ「いや違う、コレは…寝てる?」

 

フリスク「すぅ、すぅ…」

 

ベティ「…ッ?」

 

私も少し、眠気が…

こうなったら…

 

ギュン

 

ベティ「…ッ!」ドスッ

 

自分の腕を斬りつける。

結構痛い。

 

ベティ「でも、コレで眠気スッキリよ」

 

一体、何が眠らせてきたのかしら?

…ん?

 

「ヴァ…」スヤァ

 

マグロ共も寝ている。

 

ベティ「…一気に蹴散らすわ」ギュン

 

…ドゴォォォ!

 

『ヴァッ!?』フッ




え、乱入!?

次回もよろしくおねがいします。


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アンテ組の活躍①

予告。今日の10時、番外編短編集にて
『アルミと幻想郷①』
投稿。お楽しみに。


sideフリスク・ユメミル

 

フリスク「…ハッ!」ズバッ

 

フリスク?「ガッ!?グォォ…」フッ

 

数分僕の偽物と戦い、やっと倒した。

 

フリスク「ココは一体、何処なんだ…?」

 

まずはソレを解決しないと。

 

スタスタ

 

ー--------------------------------------

 

sideベティ・ユメミル

 

ベティ「…あら?」

 

ザッ

 

サンズ「おう、ベティは起きてたのか」

 

ベティ「…キャラ達は?」

 

サンズ「そこに寝かせてるぜ」

 

3人『すぅ…』

 

サンズ「さっき連絡をとったが、睡眠ガスが発生してるのはソジック国だけみたいだ。…まあ、オイラは"スケスケ"だから効果はなかったけどな」テテッチー

(サンズJr.がスケルトンなのに寝ているのは一部にニンゲンの遺伝子があるからである)

 

ベティ「………」

 

サンズ「…ジョークはおいといて、この状況は正直結構ヤバいな。平次と絵奈を探すか?」

 

…足し蟹。

 

ベティ「ええ、探すべきね」

 

サンズ「コイツらには骨と…」シュッ

 

ベティ「…エネルギーで結界ね」ギュン

 

ピキッ!

 

コレで余程のヤツじゃない限り大丈夫だろう。

 

サンズ「行くぞ」

 

ベティ「ええ」

 

スタスタ…

 

ー--------------------------------------

 

sideキャラ・ユメミル

 

私がこの空間で目覚めてすぐに、私の偽物と戦うことになったが倒した。

そして少し移動した所で、サンズJr.とルマに遭遇した。

 

サンズJr.?「グォォ…!」

 

ルマ?「ガルルルル…!」

 

ルマ「うわぁっ!?」

 

…ザッ!

 

キャラ「アンタ達!」

 

2人『キャラさん!』

 

キャラ「下がってて!」

 

♪Storyshift-Zenith

 

シャキン!

 

赤いナイフを作り出す。

 

サンズJr.?「アァァァ!」スッ

 

シュッ

 

キャラ「…フンッ!」ズバッ!

 

ルマ「グルルルル!」ギュィィン

 

いきなりガスターブラスターね…

 

ルマ「…ガァ!」

 

ドガーン!

 

キャラ「ケツイガード!」ピキッ

 

エネルギーのドームでガスターブラスターを防ぐ。

 

シュゥゥゥ…

 

キャラ「ケツイナイフ…フィールド!」シュバッ!

 

広範囲にナイフをばら撒く。

 

…ドスッ!

 

サンズJr.?「ガァ…」フッ

 

ルマ?「グルゥ…」フッ

 

…終わったようね。

 

キャラ「ふぅ…」

 

ルマ「大丈夫ですか!?」

 

キャラ「大丈夫よ。…ん?」

 

…あら。

 

サンズJr.「どうしたんですか?」

 

キャラ「フリスクの気配を感じるわ。行きましょ」

 

2人『はい!』

 

スタスタ

 

ー--------------------------------------

 

クラゲ 削除

 

イワシ 削除

 

マグロ 再生中

 

ヤツメ 未再生

 

ウミガメ 未再生

 

…All your fault. 再生中




6個あるのかよ。

次回もよろしくおねがいします。


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部下の実力

こんな日に、俺は水泳の授業があるなんて…
あーんまーりだぁーッ!(エシディシ風)

サブタイトルは適当。


♪すべてあなたのせいです。-.

 

sideフリスク・ユメミル

 

数分後、僕はキャラ達と合流した。

 

キャラ「…フリスク、多分ココが何処か分かったわ」

 

フリスク「えっ?」

 

キャラ「この空間、恐らく厄災よ」

 

フリスク「…なるほどね」

 

キャラ「だから、恐らくココの敵を全員倒せば、厄災の一部を終わらせることができるわ」

 

フリスク「オーケー。じゃあまずは気配探知だね…」

 

ー--------------------------------------

 

♪????-クロマグロがとんでくる

 

sideケーティ・マリオ

 

こころ「ケーティ」スパッ

 

ケーティ「何、こころ?」ドゴッ

 

「ヴァ…」フッ

 

こころ「…この戦いが終わったら、結婚しよう」

 

…は?

 

ケーティ「えっと、何言ってんの?」

 

こころ「…言ってみたかっただけ」

 

ケーティ「そ、そう…」

 

いきなりそのフレーズを言うとか、よく分からないわね。

 

こころ「…じゃあ」

 

ケーティ「?」

 

こころ「後でキスして」

 

ケーティ「えっと…なんで?」

 

こころ「ご褒美が欲しい」

 

ケーティ「ソレなら他でもいいんじゃない?」

 

こころ「…それもそうか。じゃあ後でハグして」

 

…あまり変わってないような。

 

ー--------------------------------------

 

sideアルカ・マリオ

 

アルカ「フンッ!」ドゴォ

 

ボンゾー「ウィザーインパクト!」ドガーン

 

『ヴァァァァ…』フッ

 

一気に蹴散らす。

 

アルカ「…アンタ、割と強いじゃない」

 

ボンゾー「負けた時(ただ今全力で逃走中)から努力したのさ」

 

アルカ「へぇ…」バゴォ

 

ボンゾー「まぁ、それでも僕は幹部最弱さ」

(強さ順→ケーティ、スティーブ、セイダン、スカーフ、ボンゾー)

 

アルカ「最弱のアンタでも充分強いと思うわよ?ケーティがウィザークイーンになってからマイン国はクソ強いし」

 

ボンゾー「それはケーティのトップとしての実力だ。僕はあまり関与してないさ」シュッ

 

アルカ「ふーん」ドスッ

 

…後で、ケーティと手合わせしてみようかしら?

(何故そうなる)

 

ー--------------------------------------

 

sideネロイズム

 

ネロイズム「バッテンスロウ!」バッ

 

メイ「鳴鳴斬り!」ズバッ

 

「ヴァ…」

 

ゴォォォォ…

 

ネロイズム「この雰囲気…そろそろ親分が来るだろうね」

 

メイ「頑張ろう、お兄ちゃん!」

 

ネロイズム「ああ…!」

 

仲間達に報告をした後、僕達はじっと親分を待つ。

 

ルメ「来たわよ」

 

ザクロ「近くてよかったな」

 

ネロイズム「そうだね。……来たようだ」

 

ゴゴゴゴゴ…ッ

 

空に黒いモノが見える。

それはどんどん大きくなっていた。




各国のトップ達
キノコ国→アルヤ・マリオ
ブルームプラネット国→チコ2世
ソジック国→アズリエル・ドリーマー
マイン国→ケーティ・マリオ
カメーン国→カーメン3世

2国のトップはマリオ家だと…

次回もよろしくおねがいします。


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巨大マグロ

予告。今日の10時、番外編短編集にて
『オメガタイムラインの仲間達①』
投稿。お楽しみに。


♪MULAストーリー-MonodyV2(一昨日投稿した曲)

 

sideネロイズム

 

「ヴァァァァァッ!」

 

空に見える黒いモノは、大きなマグロとなった。

 

ルメ「でっかいわね…」

 

ザクロ「捌いて刺身にすると美味しそうだが…毒があるしな…」

 

ネロイズム「捌く前提で話を進めないでくれないかい!?」

 

ザクロ「いいじゃねぇか、美味そうだし」

 

ネロイズム「厄災を食べるというその思考回路が意味不明だよ…」

 

「ヴァッッッ!」スッ

 

…シュバッ!

 

大量の毒針が飛んでくる。

 

ネロイズム「この量なら…リバース!」ギュン

 

…シャッ!

 

毒針は方向を変え、マグロに向かって飛んで行く。

 

メイ「さらに…飛斬舞!」ズバッ!

 

ルメ「(いつその技を?)天空掌…波動バージョン!」ズガァン!

(お前こそいつその技を!?)

 

…ドスッ!

 

毒針、斬撃、波動は巨大マグロに命中する。

 

「ヴィィィァァァァ!」

 

メイ「せぇぃっ!」ズバッ

 

メイはさらに攻撃し、マグロにダメージを与える。

 

ザクロ「…こりゃマズいな」

 

ネロイズム「何がだい?」

 

ザクロ「マグロが地面に激突したら…分かるだろ?」

 

ネロイズム「なるほどね。でも…敢えて近くにいた方が、倒しやすいんじゃないのかい?」

 

ルメ「…どういうこと?」

 

ネロイズム「カンタンだよ…僕が地面に与えられる衝撃の方向を逆にすればいいのさ」

 

ザクロ「そんな事もできるのか?」

 

ネロイズム「立ち向かう事がするべき事なら、やるべきだろう?」

 

ザクロ「…へっ、ソレもそうか。じゃあ頼むぜ!」バッ

 

ルメ「マグロが激突するまでは攻撃を続けるべきね…ハッ!」ギュン

 

ギュィィン!

 

ルメ「風遁…螺旋手裏剣!」

 

ギュルルルル!

 

ザクロ「くらいな!残虐殺!」シャキン

 

スパァン!

 

「ヴォォォォ…ッ!」スッ

 

シュバッ!

 

巨大は負けじと毒針を放つ。

…だがソレは愚策だ。

 

ネロイズム「無駄だよ…リバース!」ギュン

 

…シャッ!

 

「ヴィィィィ…」ドスッ

 

ヒュゥゥン…

 

ザクロ「そろそろだぜ、ネロイズム!」

 

ネロイズム「ああ…!」スッ

 

ルメ「…私達は距離を取るわよ!」

 

メイ「はい!」

 

タタッ

 

ネロイズム「タイミングを見極めて…!」

 

「ヴァァァァッ!」ヒュルル

 

…今だッ!

 

ネロイズム「リバース:衝撃!」ダンッ

 

手を地面に当て、能力を発動する。

すると…

 

「…ギィヤァァァァッ!?」

 

ネロイズム「ッッ!?」

 

すぐ耳を閉じる。

この声は大きすぎる…!

 

…ダッ!

 

ルメ「よくやったわ、ネロイズム!トドメよ!」バッ

 

…ギュルルルル!

 

ルメ「ハッ……陽風陰風!」ドッ

 

ゴォォォォォォォッ!

 

「ヴァァァァァァ……ッ!」

 

巨大マグロは、聞いてて非常に不快な断末魔をあげ、消え去った…。

 

ー--------------------------------------

 

クラゲ 削除

 

イワシ 削除

 

マグロ 削除

 

All your fault. 再生中

 

ヤツメ 未再生

 

ウミガメ 未再生




YouTubeで『エルマルミュージック』と調べると、俺のチャンネルが出てきます。

久々に多機能フォームを結構使った…

次回もよろしくおねがいします。


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幻想郷での幕間

久々のアルミ視点。
…まぁ、番外編では結構出てますけどね。

この回では厄災は既に終わってます。


sideアルミ・マリオ

 

パメラ「わーい!」

 

咲夜「待ってー!」

 

キャッキャッ

 

アルミ「…ふふっ」

 

私が拾って1ヶ月、パメラは幻想郷での生活にかなり馴染んだようだ。

 

有太「…楽しそうだな」

 

アルミ「そうね」

 

有太「…なぁ姉さん」

 

アルミ「?」

 

有太「平行世界への旅、長期間するようになるのはいつ頃だ?」

 

アルミ「そうね…2人が10歳になった頃かしら?」

 

つまり4年後ね。

 

有太「何年ぐらいするつもりだ?」

 

アルミ「7年程ね。定期的に帰ってくるつもりよ」

(なので紅魔郷と妖々夢の時はいない)

 

有太「…俺も同時期に引っ越すか」

 

アルミ「ソレがいいわ」

 

…シュッ

 

「…平和だな」

 

アルミ「そうね、リビット」

 

咲夜の師匠、リビットが隣に座った。

 

リビット「できれば当分はこうなっていてほしいものだな…」

 

アルミ「…厄災も終わったし、10年は安定だと思うわよ?」

 

リビット「…フッ、お前が言うのならそうかもしれないな」

 

タタッ

 

咲夜「お母さん!」

 

パメラ「見て見て!」

 

2人はシロツメクサの花飾りを見せた。

 

アルミ「あら、よくできてるわね♪」

 

咲夜「でしょ!」ニコッ

 

パメラ「幽香さんに教えてもらったんだ!」

 

パメラは幽香に会ったことがある。

お互い花が大好きだから気が合ってるようね。

 

アルミ「もっと作れるように頑張りなさい」ポンポン

 

パメラ「うん!」ニコッ

 

そして2人は花畑に戻っていった。

 

リビット「…そういえば」

 

2人「?」

 

リビット「フランドールが自身の武器を強化したそうじゃないか」

 

私が3年前フランドールに会った事がきっかけで、彼女は魔法について色々研究するようになった。

分野はパチュリーと違って、魔術とタマシイの魔法を組み合わせたものである。

 

アルミ「レミリアの武器も一緒に強化してたわね」

 

有太「武器名は…グングニルV2とレーヴァテイン改だな」

 

何故V2と改で別々なのかは…分かる人には分かるわね。

 

リビット「…私は最近教えるのに集中しすぎて己を鍛えてないない。レミリアに手合わせを願いたいものだな」

 

アルミ「いいんじゃない?パワーも同じぐらいだし」

 

有太「むしろ喜んで戦いそうだな、アイツの性格的に」

 

リビット「そうか」

 

…そろそろ時間ね。

 

アルミ「おーい、2人とも。そろそろ帰る時間よ」

 

2人『はーい!』タタッ

 

2人はこちらに駆け寄る。

 

アルミ「楽しかった?」

 

咲夜「楽しかった!」

 

パメラ「花達も喜んでた!」

 

アルミ「ふふっ、それはよかったわね。それじゃ帰りましょ」クルッ

 

スタスタ

 

有太「……フッ(いい母さんしてるよな)」




リビット、本編初登場ですね。
それとレミリアやフランドール、パチュリーは名前だけ登場。
一斉に登場させたら流石の俺でも頭がパンクしますからね。

リビット
『気配を消す程度の能力』

パメラ・マリオ
『花を操る程度の能力』

次回もよろしくおねがいします。


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黒い生命体…に似たヤツ

今日の10時、番外編短編集にて
『アルミと幻想郷②』
投稿。お楽しみに。


side坂田平次

 

平次「せいっ!」バチッ

 

絵奈「やぁっ!」ズドッ

 

『アァァァ…』フッ

 

この謎空間に来てすぐ、俺達は自分の偽物に襲撃された。

…すぐ倒したけどな。

ただ…倒した後少し移動すると、突然黒い生命体に襲撃されたんだ!

 

平次「マジでコイツらは何なんだ?」

 

絵奈「グリッチのヤツらとはちょっと違うよね~…」

 

平次「怨念で構成されているという点は変わらないがな」スッ

 

バチバチ

 

平次「サンダーキャノン!」ギュン

 

ビリィッ!

 

『イゥェォ…』フッ

(!?)

 

…!

 

平次「この気配は…フリスクさんだ!」

 

タタッ

 

フリスク「2人とも!大丈夫かい!?」

 

フリスクさん、キャラさん、サンズJr.、ルマの4人が来た。

 

絵奈「大丈夫ですよ~」

 

キャラ「…この黒い生命体は?」

 

平次「怨念の塊です、グリッチとは別の」

 

キャラ「へぇ…(アズリエルってコイツらに似たようなヤツに殺されたのね…)」スッ

 

キャラさんは赤いナイフを出し…

 

ズバッ!

 

黒い生命体を真っ二つに斬り裂いた。

 

「グォォ…」フッ

 

絵奈「…ハッ!」ギュン

 

ドッ!

 

絵奈「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ!

 

2人『ガスターブラスター!』

 

ドガァァン!

 

『グォォォ…』フッ

 

フリスク「この空間でもザコ狩りか…」

 

キャラ「しょうがないでしょ、尺稼ぎなんだから(メタい!)」

 

平次「…いや、そうでもないようですよ」

 

…ドゴォ!

 

「グォォォォ!」

 

黒い巨人が現れた。

…前世の時と同じようだ。

 

ー--------------------------------------

 

日花「フリスクさん達が起きないんですか!?」

 

サンズ「ああ、今ソジック国内に変な睡眠ガスが充満していてな」

 

月斗「…!」

 

はっとしたように、月斗さんは何かを思い出した。

 

月斗「コレは『All your fault』だ!」

 

日花「…全て貴方のせい?」

 

月斗「訳すとそうなるよ…あのガスを吸って寝ると意識が異空間に転送され、そこで偽物の自分や怨念の塊に襲われるんだ…」

 

平尾「つまり、今フリスクさん達はソイツらと交戦中なんですか?」

 

月斗「そうなるね…まぁ、この厄災はメインじゃないからあの2人がいれば解決するよ。運が良かったね」

 

サンズ「とりあえずオイラ達にできることは、次の厄災の対策を講じることだ。次は『ヤツメ』だろ?」

 

月斗「そうだよ。ヤツらの攻撃は…ズバリ、落とし穴だ」

 

…は?

 

日花「落とし穴…ですか?」

 

月斗「それもただの落とし穴じゃない。落ちたら最後、跡形もなく溶けてしまうのさ」

 

平尾「ッ…」

 

サンズ「クラゲと似たようなヤツか?」

 

月斗「そうだよ。ただ…穴がどこにあるのかはかなり分かりずらい。だから死者はヤツメが1番多いんだ」

 

日花「………」

 

死者が1番多い厄災…

さらに注意をしないといけないわね。




次回もよろしくおねがいします。


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アンテ組の活躍②

死者?
もっと出しますよ。
じゃないと"厄災"っぽくないじゃないですか。
ただ…ちゃんとあの世の広場で復活するのでご安心を………?


♪MULAストーリー-MEGALOVANIA+炎天桜舞

 

sideフリスク・ユメミル

 

フリスク「ケツイナイフ!」ズバッ

 

平次「サンダーキャノン!」バチッ

 

絵奈「ザ・ワールド・ドローペイン!」バシュッ

 

…ドゴォ!

 

小手調べで攻撃したが、巨人は無傷だった。

結構ガードは硬いようだね…

 

「ゴォォォォ…ッ!」カッ

 

ギュィィン!

 

キャラ「…来るわよ!」

 

フリスク「ああ…ケツイシールド!」ギュン

 

赤いドームでみんなを覆う。

 

「ガァァァァ!」ギュン

 

ドガァァン!

 

フリスク「…フッ」

 

シュゥゥゥ…

 

光線は赤いドームに防がれた。

 

フリスク「攻撃力は低いようだね…ハッ!」スッ

 

シャキン!

 

フリスク「ケツイ大剣!」ドッ

 

((((((0))))))

 

今だッ!

 

((((((|))))))

 

…ズバッ!

 

「ガァッ!?」ヨロッ

 

クリティカルヒットを食らわせた。

 

キャラ「ナイス!今よサンズJr.、ルマ!」

 

2人『はい!ハァッ!』ダッ

 

…シャッ!

 

2人『ガスターブラスター!』ギュン

 

ドゴォォォ!

 

「グォォォォ…」フッ

 

…ありゃ?

 

フリスク「体力も低かったのかな?」

 

平次「多分フリスクさんの攻撃力が高すぎるんですよ…」

 

フリスク「そ、そうかい………ん?」

 

…ドスン!

 

絵奈「えっ、まだいるの!?」

 

「グォォォォ!」

 

…フッ。

 

フリスク「敵は全員僕達が倒してやる!」

 

ー--------------------------------------

 

All your fault

 

フリスク・ユメミル

キャラ・ユメミル

坂田平次

坂田絵奈

W・D・サンズJr.

W・D・ルマ

 

ヤツメ

 

坂田日花

坂田平尾

志免甲

姪浜桃

ネロイズム

メイ・マリオ

アルヤ・マリオ

レイン・マリオ

W・D・サンズ

ベティ・ユメミル

ケーティ・マリオ

秦こころ

セイダン

スカーフ

ボンゾー

 

ルメ・パンドラ

ザクロ・ビースト

八意月斗

赤坂留美

グレイ

フラン・ユメミル

マリン・ユメミル

アルカ・マリオ

 

ー--------------------------------------

 

side坂田日花

 

ボンゾーさんとルメさんの名前の間に空白があった。

 

日花「…この8人は何を?」

 

私はリストを見ながら、月斗さんに尋ねる。

 

月斗「別動隊さ。ヤツメはただ落とし穴を避けるだけじゃ倒せない。しかも親分は2体いるんだ」

 

日花「なるほど…」

 

月斗「ヤツメの倒し方なんだけど…前提として落とし穴に落ちずに場所を把握しなきゃいけない。だから…ぶっ放すんだ」

 

日花「…えっ?」

 

ぶっ放す?何を?

 

月斗「エネルギーでも何でもいい。落とし穴があると思われる場所に何かを思いっきりぶっ放すんだ。そしたら倒せる」

 

日花「…理解しました」

 

月斗「ソレはよかった。気を付けてよ」スタスタ

 

日花「はい…」



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パンドラ家について

複線回収。


sideアルミ・マリオ

 

シュッ

 

アルミ「よし、着いた」

 

私は久々に天界に来ていた。

…とある事実確認をしに来た。

 

「おっ、アルミ!」

 

アルミ「ちょっとぶりね、天助」

 

友達の完成者、基山天助が来た。

近くの公園のベンチに座る。

 

アルミ「…早速質問したいんだけどいいかしら?」

 

天助「?」

 

アルミ「アンタ…弟がいたでしょ?」

 

天助「…えっ、何で知ってんだ?」

 

アルミ「アンタと私があまりにも似すぎているからよ。技とか、髪色とか」

 

天助「なるほど。よく分かったな…」

 

アルミ「それで、名前は…基山有助。そうでしょ?」

 

天助「名前も調べたのかよ!?方法は!?」

 

アルミ「パンドラの図書館の書物に"何故か"名前が載ってたのよ。ちなみにアンタの名前も載ってたわよ?」

 

天助「み、見せてくれ」

 

シュッ

 

異空間から本を出す。

 

パラパラ…

 

…あったわ。

 

アルミ「はい」

 

天助「…マジかよ」

 

『鬼に勝る力を持つ完成者 基山天助』

 

天助「俺の名前が載ってるなんて、どんな本なんだコレ………なっ!?」

 

アルミ「ね?点と点が繋がったでしょ?」

 

『パンドラ家 徹底解剖』

 

この本はパンドラ家の家系を300年程前の人物まで書き記した書物だ。

パンドラ家が始まったのは700年前だが、その数百年前の人物である天助も記されているのは、単純に強かったからである。

 

天助「…そういえば、パンドラ家は"有"の読みが名前に入っている人が多いんだったな」

(例:"アル"カ、"アル"ミ、"アル"ヤ、"有"太)

 

アルミ「そうよ。まぁ、私のクソ祖母であるクティとかは例外だけど」

 

そう、パンドラ家は母さんの母側の血統なのだ。

…あのクソ祖母もその血を引いていると考えると、嫌な感じだけどね。

 

天助「…ん?待てよ。俺の弟の話をしたのって、遠回しに俺とお前がクソ遠い先祖と子孫だって言いたかっただけだよな?」

 

アルミ「フフッ、バレちゃったようね。その通りよ」

 

天助「だよな。…そう思うと、互いが炎天掌を生み出したのは必然かもしれないな」

 

アルミ「かもね…」

 

…あ、そうだ。

 

アルミ「天助、最初らへんのページを見てみなさい。面白い名前が載ってるわよ」

 

天助「俺の名前が載ってるのは1000ページ中20ページ目なんだが?元々最初らへんだぞ?」

 

アルミ「目次の次だから…6ページ辺りを見て」

 

天助「おう…」ペラペラ

 

そこに載っていた名前は…

 

天助「…ぶーっ!?」

 

『完成者の始祖 完成創太』

 

そう、私達の血筋は最初の完成者にも繋がるのだ。

 

天助「なんて異常な家系だよ…」

 

アルミ「さぁ?私にも分からないわ♪」

 

ホントに、コレは"運命"かもしれないわね…




ほ、ほわーう(白目)

次回もよろしくおねがいします。


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超危険…には見えない

前回も閑話を入れた理由なんですが…
単純にネタが思いつかなかったからです、はい。

…というワケではなく。
361の数字の逆、163は、アルミの数字なのです。


♪????-ヤツメ穴

 

side坂田日花

 

日花「……ッ」

 

ゴゴゴゴゴ…

 

地中から音がする。

厄災は始まったようだ。

 

ネロイズム「飛べる人は飛んだ方が良さそうだね」バサッ

 

ケーティ「そうね」フワッ

 

アルヤ「だな」ビュン

 

こころさんやサンズさん、セイダンさん達も宙に浮いた。

一応、この中だと甲と桃以外全員飛べるんだけどね。

 

メイ「……!日花さん」

 

日花「?」

 

メイ「あそこに一体います」

 

メイが指さした方向の気配を探る。

…いるわね。

 

日花「炎天桜舞!」BLOOM!

 

…ズドッ!

 

「ゴボッ!?」フッ

 

攻撃は地中にいる何かに命中し、その何かは消滅した。

 

平尾「なるほど、そうやってやるんだね」ザッ

 

…バッ!

 

平尾の足元に穴が開く。

 

平尾「うわっ!?」

 

甲「平尾!?「…なんていうと思ったかい?」…飛べるのかよ」

 

平尾「習得したのさ」フワッ

 

甲は知らなかったようね。

…私にしか教えてないのかしら?

 

レイン「…でも、足元にいるヤツメはどうするの?」

 

サンズ「月斗曰く、普通に倒すには穴を開けてない状態でやらなきゃいけないらしいが…」ギュン

 

ギュィィン!

 

桃「ブラスター?」

 

サンズ「コイツら、光線系に弱いらしいぜ?」スッ

 

ドガァァン!

 

「ゴォォ…」フッ

 

ケーティ「へぇ…いいことを知ったわ」

 

こころ「………」ニヤリ

 

セイダン「…何をするつもりだ?」

 

ケーティ「カンタンよ…こころ!」

 

こころ「…ああ」スッ

 

…ゴォッ!

 

日花「…!」

 

まさか、わざと穴をあけるつもり!?

 

こころ「行くぞ…暴発的感情爆弾!」シュバババッ!

 

ヒュルルル…

 

妖力で出来た爆弾は辺りに降り注ぐ。

 

こころ「あと、冷静な結界」ピキッ

 

レイン「あ、防御はちゃんとするんだ」

 

…ドガァァン!

 

甲「…威力半端ねぇ」

 

アルヤ「付喪神ってこんなに強いのか…?」

(※違います。この世界のこころが異常に強化されてるだけです)

 

こころ「…どうだ」ドヤァ

 

ベティ「ドヤァ、じゃないわよ…」

 

ケーティ「まぁ、よくやったわ。後は私よ!」ギュン

 

…ドッ!

 

ケーティ「ダークパルス!」ズドドッ!

(訳:悪の波動)

 

ドゴォ!

 

『ゴボウ…』

(野菜か!)

 

…この章のメインはネロイズムとメイなのに、あまり活躍できてないと感じてるのは私だけかしら?(おい、メタいぞ)

 

ー--------------------------------------

 

sideルメ・パンドラ

 

ルメ「………」じー

 

月斗「えっと、どうしたんだい?」

 

読者の諸君。

この表を見れば、私の言いたい事が分かると思うわ。

 

ヤツメ→落とし穴

ルメ→飛べる

他のヤツら→なんと全員飛べる

 

んじゃ言うわよ。

はい、せーの

 

ルメ「飛べばよくね?」

 

月斗「………ハッ!?」( ゚Д゚)

 

ザクロ「いや気付けよ」




技説明は面倒くさくなったので廃止致します。
…安心して下さい、キャラ説明は続けますよ。

飛べないヤツらは、甲、桃、絵奈です。この3人以外全員飛べます。

次回もよろしくおねがいします。


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穴だけではない

穴があったら、死んじまうッ!


sideルメ・パンドラ

 

月斗がまさか『宙に浮く』という対策を思いつかないとはね。

IQ250はあるってきいたんだけど?

(月斗の姉のIQは300。まぁ、月の頭脳だしね)

 

ルメ「で?穴を開けずに攻撃すればいいんでしょ?」

 

月斗「そうだよ」

 

ルメ「オーケー。波動弾!」ボッ

 

…ドゴッ!

 

「ゴボッ!?」フッ

 

ルメ「よし」

 

ザクロ「…おいちょっと待て。なんでお前波動弾を撃てるんだ?」

 

え、何故って?

それは…

 

ルメ「作者が『やっぱ風だけじゃ火力が足りないから、波動系の技も使えるって事で♪』だって」

 

アルカ「…メタいわよ」

 

ルメ「ま、いいじゃない。次行くわよ次」スーッ

 

留美「はーい」スーッ

 

グレイ「了解」スーッ

 

フラン(…俺達、空気じゃね?)

 

マリン(そうね…)

 

ー--------------------------------------

 

side坂田日花

 

日花「えっと…」

 

コイツは…

 

「ガァァァァァ!」

 

日花「何なの?」

 

甲「どうみても怪物だろうが!?」

 

日花「そういう事じゃないわ。コイツはヤツメなの?」

 

サンズ「…そうらしいぜ?」

 

日花「なるほど…」

 

ヤツメにはこんなヤツもいるのね。

じゃないとただ宙に浮いてるだけで無双できるものね。

最も危険な厄災と言われている理由が少し理解できたわ。

 

日花「まぁ、関係ないけどね!ヘルフレイム!」ボッ

 

ゴォォォォ!

 

「…ガァッ!」ブンッ

 

するとヤツメは触手的なモノを振り回し…

 

カキィン!

 

…ヘルフレイムをはじき返した。

 

日花「ファ!?」

 

アルヤ「…炎系は効かないようだな?」

 

日花「そうね…吸収」ギュルルルル

 

レイン「光線は任せてよ。ソウルブラスター!」

 

ドガァァン!

 

光線はヤツメに直撃したが…

 

「ガァ!?グゥゥ…」

 

攻撃に耐えた。

 

レイン「…へぇ?」

 

サンズ「耐久も割とある、か。ガスターブラスター」ギュン

 

ドゴォォォ!

 

「グォォ…」フッ

 

流石に2発目は耐えられなかったようだ。

 

平尾「こんなヤツらがわんさかいるんだね…」

 

ネロイズム「別動隊は…」

 

ケーティ「ソレは心配ないわ。ルメやザクロ、アルカなどの精鋭がいるんだから」

(ルメ、ザクロ、アルカ、グレイ、留美でグループが作られてる。偶に月斗も混ざる)

 

ネロイズム「そうかい」

 

…ゴゴゴッ

 

セイダン「来たぞ!」

 

「ギィァァァ!」

 

…個性の為に鳴き声をそれぞれ分けてるのかしら?

(本日2度目のメタ)

 

スカーフ「対策が分かっているなら、倒すのみ!」ギュン

 

…ズドッ!

 

スカーフ「ウィザーバレット!」

 

「ギィ…ッ」

 

ボンゾー「僕もやるさ!ウィザーバレット!」

 

…ダンッ!

 

「ァァァ…ッ」フッ

 

ケーティ「…あら、あっさり倒したわね」

 

セイダン(コイツらも成長したな…)




波動系はぶっちゃけエネルギー弾なので、一応誰でもできます。

次回もよろしくおねがいします。


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囲まれても問題ない

いい加減に今章のスポットライト視点にしないといけませんね。

あ、そういえば前回、日花がサンズに対してため口で話したと思われる部分があるんですが、アレは甲に対してため口で喋った後サンズの返答が来て、一応敬語で『なるほど…』と言ってるんです。
…この説明する必要?
ないですね、はい。


sideネロイズム

 

平尾「ファイアボム!」ポイッ

 

ドォン!

 

「ゴボッ…」フッ

 

…!

地面に、違和感を感じる。

 

メイ「…兄さん」

 

ネロイズム「…ああ」

 

2人『何かが大量に来る!』

 

日花「あら、気付いてたのね」

 

ネロイズム「しかも囲まれてるよ」

 

日花「…流石にソレは気付かなかったわ」

 

…ドゴォ!

 

『ガァァァァ!』

 

大量のヤツメが地中から現れ、僕達を囲んだ。

 

サンズ「みんな分かってるかも知れねぇが…一瞬も隙を見せるなよ?」

 

…ドッ!

 

アルヤ「風斬・鎌鼬!」スパァン!

 

レイン「ソウルブラスター!」ドガァァン!

 

ベティ「ブレイブカッター!」ズバッ!

 

ドゴォ!

 

「ゴォッ…」フッ

 

「シャァァ!」シュッ

 

一体倒したが、別の一体が襲ってきた。

 

こころ「冷静な結界」ピキッ

 

…ゴンッ!

 

「グォォ!?」

 

どうやら結界にぶつかったようだ。

 

メイ「隙あり!斬ッ!」ダッ

 

…スパァン!

 

「グォォ…」フッ

 

アルヤ「いいぞメイ」ナデナデ

 

メイ「…ふふっ♪」

 

ネロイズム「…………」

 

…今はもう夫婦だから仕方あるまい。

それはさておき…

 

「ギェェェェ!」

 

うるさいコイツをどうにかするべきだ。

 

ネロイズム「バッテンスロウ!」シュッ

 

「ギェッ!」キィン!

 

ネロイズム「チッ」

 

はじき返された。

 

甲「俺の出番だ!ストーンパンチ!」ゴォッ!

 

…ドゴォ!

 

「ウゴォ!?」ヨロッ

 

なるほど、巨大な物体だと流石にはじき返すことはできないようだ。

…重いし当たり前か。

 

ネロイズム「コレで隙ができた。バッテンスロウ!」シャッ

 

…スドッ!

 

「グォォ…」フッ

 

甲「ナイスだ」

 

ネロイズム「君こそ」

 

…立ち向かうことが大事だ。

もっと活躍してみせる。

 

ー--------------------------------------

 

side八意月斗

 

まさか僕が宙に浮くという対策を思いつかなかったとは…

まさに灯台下暗しだね。

 

月斗「ムーンフォース!」ギュン!

 

「ゴボォ…」フッ

 

…地面に違和感を感じる。

 

月斗「来r「来るわよ」……」

 

僕に言わせてくれよぉ…(´・ω・`)

 

ゴゴゴ…ォ!

 

『グォォォォ!』

 

留美「何、コイツら!?」

 

月斗「コイツらもヤツメだよ。穴から出てきてるだけ」

 

マリン「穴から出ることがあるんですね…」

 

月斗「もっとも危険な厄災なのは伊達じゃないってことさ」

 

フラン「ケツイソード!」ドッ

 

…ズバッ!

 

「ガァァ…」フッ

 

「ギィィ!」ドッ

 

フランが倒したヤツメの隣にいた一体が攻撃してくる。

 

フラン「うおっ!?」サッ

 

マリン「危ない!アクアカッター!」ザバッ!

 

…スパァン!

 

「グゥゥ…」フッ

 

フランが近距離で、マリンが遠距離。

いい連携だね。




苦戦させるのがAYFとウミガメだけなんだよな…(遠い目)

次回もよろしくおねがいします。


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アンテ組の活躍③

フリスクって、今58歳なんですよね…(衝撃)
キャラは59さ(ry


sideフリスク・ユメミル

 

フリスク「とりゃっ!」ズバッ

 

「グォォ…」フッ

 

キャラ「………」

 

ー数分後ー

 

フリスク「せやっ!」ドゴッ

 

「グァァ…」フッ

 

キャラ「………」

 

ーさらに数分後ー

 

フリスク「オラァ!」バゴォ

 

「ガァァ…」フッ

 

キャラ「………」

 

あのー…

 

フリスク「いい加減何か言ってくれないかなぁ!?」

 

キャラ「いやぁ、作業速いわね~」

 

フリスク「敵を倒すのを作業って言うのはゲームだけじゃなかったっけ?」

 

キャラ「さぁ?」

 

平次「…俺達、やっぱり空気だよな?」

 

絵奈「だね~」

 

…ドォン!

 

「グォォォォ!」

 

フリスク「おっ、また来た!」

 

キャラ「………はぁ」スッ

 

フリスク「?」

 

何故か姉さんに止められた。

 

キャラ「いい加減他のみんなに出番あげたら?アンタの無双ゲーになってるわよ?」

 

…えっと、今のセリフがクソメタいことに気付いてるのかな?

 

フリスク「分かった、頼むよ」サッ

 

サンズJr.「へっへっへ…」ククク

 

ルマ「ど、どうしたの?」

 

♪MULAストーリー-Elcric

or

♪Undertale AU-Bone Beater

 

サンズJr.「やっとオイラ達の出番だぜ!」ギュン

 

ドッ!

 

威勢がいいね。

 

ルマ「ボ、ボクも!」ギュン

 

ダッ!

 

フリスク「へぇ…」

 

ルマってボクっ娘だったんだ。

(んな事どうでもいい)

 

「グォッ!」ブンッ

 

巨人は腕をサンズJr.に向かって振り下ろす。

 

サンズJr.「そんな遅いモン、当たらないぜ!」サッ

 

サンズJr.は自分の父親のように腕を素早く避ける。

 

「グゥゥ…ォォ!」ブンッ

 

今度はルマを狙ったようだ。

 

ルマ「ボクを舐めないでよね!」スッ

 

ボォォ!

 

キャラ「火、出せるのね…」

 

ルマ「バーニングボーン!」シャッ

 

ドゴォ!

 

ルマの燃える骨と巨人の黒い拳がぶつかる。

 

「グググゥ…!」

 

ルマ「今だよ、サンズ!」

 

サンズJr.「おうよ!ハッ!」ギュン

 

カッ!

 

サンズJr.の骨が真っ赤に染まった。

アレは…

 

フリスク「ケツイ…!」

 

2人のタマシイはケツイなんだね。でもルマはともかくサンズJr.はモンスターだ。

つまり…ココでサンズの研究成果が出てるんだね。

…流石サンズ、モンスターに負荷なくケツイを注入できるようになったんだ。

 

サンズJr.「オイラのスペシャルアタックをくらいな!」ダッ!

 

シュルル…

 

サンズJr.は何度か宙返りをし…

 

ドゴォ!

 

「グゥ…!?」

 

2本の赤い骨を巨人に思いっきり叩きつけた。

 

サンズJr.「ボーン・ビーター!」

 

「グッ、グォォ…」フッ

 

…スタッ

 

サンズJr.「よっしゃぁぁ!」

 

ルマ「やったね!」

 

平次(次、俺達の出番になりそうだな…)

 

フリスク「よくやったよ、2人とも」

 

意外と強くてビックリしたよ。




ボーン・ビーターの元ネタ
アンダーテール二次創作の曲名。
YouTubeで『Bone Beater』と調べたら真っ二つになってるバグったサンズが出てくる。

次回もよろしくおねがいします。


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アンテ組の活躍④

予告。
今日の10時、番外編短編集にて
『Storyshift〜シフティの恋』
投稿。スピンオフです、お楽しみに。

サブタイトルにアンテ組とありますが、活躍するのは絵奈と平次です。


side坂田平次

 

サンズJr.とルマの2人が巨人を倒した。

思ったよりだいぶ強いようだ。

 

サンズJr.「ハァ、ハァ…」ドサッ

 

ルマ「疲れた…」ドサッ

 

2人はその場に座り込んだ。

 

フリスク「ゆっくり休んでよ。さて、次の巨人を待とう」

 

平次(次は俺と絵奈が倒す番だな)

 

 

…しーん。

 

 

キャラ「…?巨人が現れないわね」

 

フリスク「全員倒したのかな?」

 

平次「…ちょっと待って下さい、あそこに何かがいます」

 

2人『…ホントだ』

 

そこには黒い人型の生物がいた。

 

「………」

 

コイツ…

 

平次「グリッチに似ているな…」

 

絵奈「だね…」

 

黒い生命体といい、黒い巨人といい、この異空間はグリッチ系の敵が多すぎる。

グリッチ自体が怨念の塊だからなのか?

 

「……!」ドッ

 

平次「(来る!)サンダールーム!」バチッ!

 

「ッッ!」ドゴッ

 

…ビリッ!

 

絵奈「破った!?」

 

平次「破られるのはいつもの事だ。問題は…」

 

コイツがソレをいともたやすくやった事だ。

 

キャラ「ケツイナイフ!」シャッ!

 

「……?」

 

…ドスッ!

 

「!?ッ…」ヨロッ

 

キャラ「…あれ?」

 

キャラさんのナイフがあっさり命中する。

ただ…

 

「ッ…!」ドッ

 

ダメージを受けているようには見えない。

 

絵奈「こっちに!?ザ・ワールド・ドローペイン!」クルッ

 

…バシュッ!

 

「…ッ」ググッ

 

グリッチ(仮)はソレを止めようとしている。

 

平次「させねぇよ。サンダーパンチ!」ビリッ

 

…ドゴォ!

 

「ッ……!?」

 

俺の攻撃も命中した。

しかしキャラさんの攻撃同様ダメージが入ってるように見えない。

 

フリスク「…もしかして」

 

平次「?」

 

フリスク「コイツがこの厄災の親分かもね。だったらこの耐久も説明できる」

 

平次「なるほd「ソノトオリダ」…!?」

 

グリッチに似たヤツはなんと喋りだした。

 

「オレサマハコノヤクサイ『オール・ヨア・フォルト』ノオヤブンダ」

 

喋り方までグリッチ似かよ。

関係性を疑ってしまう。

 

「ジンルイ二タイスルヤクサイトシテ、キサマラヲハイジョスル…!」スッ

 

…ゴォォォォ!

 

親分の手に黒い球体が現れる。

 

キャラ「…気を付けて!」

 

「シネ!」シュッ

 

…ドゴォォォ!

 

球体は地面にぶつかり、そこで爆発した。

 

サンズJr.「うわっ!?」

 

フリスク「結界!」ピキッ!

 

シュゥゥゥ…

 

「…ホウ、フセガレルトハナ」

 

フリスク「とんでもないパワーだ…1000万はある」

 

「ワカルカ?オレサマノパワーハ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1111マン1111ダ」

 

絵奈「!!!」

 

平次「…何だと!?」

 

全部1、かつ8桁…アンデッド・グリッチ(2部のラスボスとして出たグリッチ)と同じパワーだ…

もう間違いない。

 

平次「コイツはグリッチと関係性がある…!」




豆知識
どうやらガスターが時空のはざまに迷い込む事故が起きる少し前、イビト山付近に月からニャン国の調査隊が来ていたらしいぞ。着地点からはスノーフルが近かったな。

↑あからさまな複線で草。

次回もよろしくおねがいします。


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アンテ組の活躍⑤

予告。
今日の10時、番外編短編集にて
『Storyshift~襲撃』
投稿。お楽しみに。

…あ、それとネタバレします。
アルミとケーティの年齢から1引いたと同じ数の死者が出ます。
(スティーブも入れて)

日花「………」

甲「多すぎだよな…」


side坂田平次

 

「…サッキカラグリッチトイッテルガ、ダレノコトダ?」

 

平次「…過去にお前に似たヤツと戦ったことがあってな」

 

過去というか、前世だが。

(お忘れかもしれないがコイツの前世はルイージ)

 

「ホウ…。ソレデオレサマノパワーヲシッテカンケイセイヲウタガッテイタノカ…。シリタイコトハシッタ、ツヅケルゾ」スッ

 

話は通じるヤツのようだ。

…グリッチはコイツの劣化版か?

 

フリスク「ハッ!」ギュン

 

ドッ!

 

フリスク「ケツイソード!」シャッ

 

「フンッ!」バッ

 

キィン!

 

フリスクさんの赤い剣とAYFの黒い触手がぶつかる。

 

キャラ「ナイフアレイ!」シャッ

 

「チッ、コイツハオトリカ…!」ドロッ

 

ベチャッ

 

AYFは別の黒い触手を出してナイフを止めた。

 

フリスク「そう思ったかい?…大間違えだよ!」ギュン

 

「ヌッ!?」

 

フリスク「せいっっっ!」バッ

 

…ドゴォ!

 

「グゥ…」

 

絵奈「ダメージを受けた!」

 

「ユダンシテイタ…ツギハナイゾ」

 

フリスク「…ははっ、そのようだ」スッ

 

…俺達も動くべきだ。

 

平次「絵奈」

 

絵奈「…うん」カキカキ

 

絵奈はとある絵を描き始めた。

グリッチに対する特効薬みたいなものである。

恐らく同類のコイツにも通用するだろう。

ただ…絵を描き上げるのにかなりの時間を要する。

 

平次「時間稼ぎだ!」ビリッ

 

ダッ

 

「…コンドハオマエカ」

 

平次「ボルトスラッシュ!」バチッ

 

スパァン!

 

雷の斬撃を繰り出す。

しかし一発だと避けられるだろう。

 

平次「オリャァァ!」ビリビリ

 

バババッ!

 

大量に発射する。

 

「ゼッタイアタルヨウニシカケタカ…ダガザンネンダッタナ!」ドロッ

 

シュッ

 

AYFは体を変形して攻撃を避けやがった。

 

平次「…気持ち悪いな」

 

「アタラナケレバイイ…コンドハオレサマノターンダ!」シュルル

 

ギュィィン!

 

…光線か!?

グリッチが発射したのは見たことないが、前世でミールさんが見たことあると言ってたな…

 

キャラ「コレはまずいわよ!」

 

フリスク「結界!」ピキッ

 

平次「補助します!」ギュン

 

「ブラックレーザー!」

 

ギュォォォ!

 

フリスク「ッッ!?(なんだこの威力は!?)」

 

ピキピキッ…

 

結界にヒビが入る。

まずい…!

 

キャラ「させないわよ!ハァッ!」ギュン

 

3人でエネルギーを合わせ、結界を維持する。

 

「…ホウ?」

 

シュゥゥゥ…

 

平次「何とか、止めることができましたね…」

 

フリスク「ああ…でもさっきのがもう一発きたら避けざるを得ないよ」

 

キャラ「そうね…」

 

平次「絵奈、進捗状況は?」

 

絵奈「3割できたよ」

 

平次「…よし」

 

調子はいいようだ…

時間稼ぎは続く。




片方は予想できて、もう片方はほぼ絶対予想できませんね。

次回もよろしくおねがいします。


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アンテ組の活躍⑥

予告。
今日の10時、番外編短編集にて
『Storyshift~成果』
投稿。お楽しみに。


side坂田平次

 

フリスク「サンズJr.、ルマ。体力はどうだい?」

 

サンズJr.「もう充分休みましたよ」

 

ルマ「戦いに参加します!」

 

フリスク「オーケー…」

 

ザッ

 

「マサカサッキノレーザーガトメラレルトハオモワナカッタゾ…モウイッパツダ」

 

ギュィィン…!

 

キャラ「また!?」

 

「コンドコソヤキツクシテヤル!」ドッ

 

ギュォォォ!

 

絵奈「平次、危ない!」

 

再び黒い極太光線が俺に向かって飛んできた。

こんなヤツがレーザーなワケないだろ…!

 

平次「(タイミングをミスったら確実に当たるな)…ココだ!」ダッ

 

シュッ…

 

なんとかブラックレーザーを避ける。

掠りでもしたら大ダメージだっただろうな…

 

「…チッ」

 

キャラ「ナイフアレイ!」ギュン

 

シュバッ!

 

「マタカ。コンナモノヨケルノハゾウサモナイ」ドロッ

 

キャラ「…ただのナイフだと思った?」ニヤリ

 

そう言ってキャラさんが指を弾くと…

 

「…ナッ!?」シュルル

 

ナイフは縄へと変化し、AYFを縛った。

 

キャラ「今よ、WD双子!」

 

ギュン!

 

2人『ガスターブラスター!』

 

ドガァァン!

 

「グワァァァ…!」

 

この攻撃もダメージを与えたようだ。

 

絵奈「半分できた!」

 

平次「その調子だ」

 

ヨロッ

 

「グゥ、ソロソロホンキヲダシタホウガヨサソウダナ…」ゴゴゴ

 

フリスク「本気…?」

 

ギュォォォ…!

 

「…イクゾ?」

 

ゴォォォォ!

 

平次「ッ…!?」

 

「イマノオレサマノパワーハ1オク1111マン1111ダ」

 

AYFからとてつもない量のエネルギーがあふれ出している。

パワー1億越えかよ…!

(実はというと、フリスクとキャラのパワーはそれぞれ2430万と2340万である。しかしAYFの耐久は異常)

 

フリスク(さっきのはホントに本気じゃなかったのか…!)

 

流石にコレじゃ絵奈が今用意している特効薬の効果も下がるな…マズい。

 

「ドウシタ?オレサマノパワーヲシッテオジケヅイタカ?」

 

キャラ「怖気づく?そんな事する程私達はヒマじゃないのよ!」ギュン

 

ドッ!

 

キャラ「ケツイソード!」ズバッ!

 

「…フン」ガシッ

 

赤い剣は黒い触手に掴まれてしまった。

 

「カマセイヌガ」

 

キャラ「フフッ…後ろ、気をつけなさいよ?」

 

「ウシロダト「せいっ!」ヌゥ…!」ズバッ

 

キャラさんに気を取られていたAYFにフリスクさんが後ろから攻撃したが、ダメージが入ったようには見えない。

 

フリスク「…耐久は健在か」

 

「ナマハンカナコウゲキハツウジナイゾ?」

 

絵奈「7割…!」ササッ

 

平次「……ッ」

 

特効薬以外で正直AYFに対する対抗策が思いつかない…

考えろ、俺…!




グリッチに対しての特効薬?
過去のグリッチ戦を読み直すと分かると思います。

次回もよろしくおねがいします。


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アンテ組の活躍⑦

予告。
今日の10時、番外編短編集にて
『Storyshift~助け』
投稿。お楽しみに。

それとUNDERTALEの二次創作小説、始めました。
https://syosetu.org/novel/301770/


side坂田平次

 

平次「…今しかないか」

 

厄災は持久戦だから、消耗が結構激しいコイツはあまり使いたくはなかったが…

 

平次「スーパー化!」ビリッ!

 

シュゥゥゥ…

 

S平次「本気モードだ」

 

「…ヘンシンシタカ」

 

フリスク「スーパー化…」

 

キャラ「私達はできないのよね…」

 

S平次「ソウル覚醒があるんじゃないですか?」

 

フリスク「すでに常時発動状態だ、察してくれ」

 

S平次「あー…なるほど」

 

じゃあパワーアップできるのは俺だけか…

 

「キサマノチカラヲミセテミロ」グッ

 

ゴォッ!

 

黒い触手が襲い掛かる。

 

S平次「…ハァッ!」ギュン

 

ビリビリ…!

 

S平次「サンダーキャノン!」

 

ドガァァン!

 

この技は通常時でも使えるが、この状態だと連発できる。

(現在の平次のパワー:4500万)

 

「…ホウ」

 

S平次「ドリャァ!」ドッ

 

ドゴォ!

 

拳に雷を纏い、ストレートをかました。

 

「ヌゥ…コンドハコッチノバンダ!」シュルル

 

シャッ!

 

AYFもパンチを繰り出す。

 

S平次「結界!」ピキッ!

 

…ガンッ!

 

パンチは結界で防御した。

…流石に素手じゃ止めれないからな。

 

「チッ…フンッ!」ブンッ

 

今度は触手攻撃か。

 

フリスク「ソイツは僕達に任せてよ!ケツイソード!」ズバッ!

 

ルマ「バーニングボーン!」ドゴッ!

 

ドサッ

 

黒い触手はちぎれ、地面に落ちて消滅した。

 

S平次「感謝します」

 

フリスク「どういたしまして」

 

「ジャマナヤツラダナ…」

 

S平次「そもそも一対一の戦いじゃないだろう?」ビリッ

 

前提が違うんだ。

 

S平次「サンダーキャノン!」ドガァァン!

 

「ヌゥッ」ドロッ

 

AYFは液状になることで攻撃を回避しようと試みる。

 

S平次「んなモンもう分かってるんだよ!」パチン

 

…ビリィッ!

 

光線がはじけた。

 

「グォォッ!?」

 

キャラ「ダメージが入った!」

 

S平次「絵奈、進捗は?」

 

絵奈「9割…!」

 

よし、もう少しだ。

変身時間は10分も残ってないだろう。

 

「オノレ…!」グッ

 

ギュィィン…!

 

フリスク「ブラックレーザーか?」

 

キャラ「…いや、違う!」

 

ギュォォォォォォオ!

 

AYFが溜めているエネルギーは禍々しい雰囲気を放っている。

それはまるで憎しみのような…

 

S平次「ッ、逃げますよ!」ダッ

 

グイッ

 

2人『うわっ!?』

 

近くにいたWD双子を片手ずつに抱えた。

 

タタッ

 

フリスク「アレはかなりまずそうだね…」

 

キャラ「結界なんかじゃ防ぎっこないわ…」

 

絵奈「……平次!」

 

S平次「終わったのか!?」

 

絵奈「うん!はいっ!」ポイッ

 

絵奈は描き上げた例のブツを投げてきたので、ソレをキャッチする。

絵を描き終わった絵奈も一応光線から逃げている。

 

フリスク「ソレは!?」

 

S平次「グリッチに対しての特効薬ですよ…」

 

その名も…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『グリッチエネルギー』

 

平次「コイツがあれば、恐らくアイツを倒せます」




一応、候補は2つあったんですよ。
1つめは、グリッチエネルギー。
2つめは、体のリミッターを外す薬。マリオが飲んだヤツです。
ただ…1つめの方が展開的においしいかなと。

次回もよろしくおねがいします。


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アンテ組の活躍⑧

今日の番外編?
あー…時間がなかったので次回です。
それともう一度告知を。
UNDERTALEの二次創作小説、始めました。
https://syosetu.org/novel/301770/


side坂田平次

 

S平次「一応、リスクがありますが…馴染むのに時間がかかる、ソレだけです」

 

フリスク「なるほど」

 

キャラ「…でも、ソレを使うのは?」

 

S平次「通常時この中で一番強いフリスクさんが適任かと」

 

フリスク「僕?」

 

S平次「はい、お願いします」

 

フリスク「……いい考えだね」

 

…まさか、この流れは。

 

フリスク「僕が何を言うか察したようだね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不採用だよ」

 

絵奈「でも、なんで…」

 

キャラ「そうよフリスク、アンタが適任なのよ!?」

 

フリスク「いや…適任は平次、君さ」

 

平次「!?」

 

俺…だと…!?

いや、どう考えてもパワーが一番高いフリスクさんが適任のハズだ。

…何か理由があるのか?

 

フリスク「理由はその内分かるよ。馴染むまでも時間稼ぎなら僕に任せて」

 

S平次「ッ…分かりました」

 

「…ハナシハオワリカ?」

 

光線を放ち終わったAYFが話しかけてきた。

 

フリスク「ああ………終わりさ」

 

S平次「…?」

 

何故かフリスクさんは間を置いて言い放った。

…まさか、な。

 

フリスク「…行くぞ!」ドッ!

 

「………フン」

 

S平次「…よし」スッ

 

…ギュゥゥン!

 

グリッチエネルギーは俺の中に入っていく。

 

ドクン

 

S平次「グッ…」

 

絵奈「平次、頑張って!」

 

S平次「グォォ…!」

 

ー--------------------------------------

 

sideフリスク・ユメミル

 

ドゴッ!

 

フリスク「ぐぁっ!」

 

平次は絵奈の補助を受けながら今グリッチ化している。

僕とキャラはそのための時間稼ぎをしようとしている所だが…AYFはやはりかなり強い。

 

「フン、ヤハリキサマノパワージャタリナイナ。フタリデヤットサッキノヤツ(S平次)二ナルテイドカ…?」

 

キャラ「舐めないで…ッ!」ギュン

 

シャッ!

 

姉さんはナイフを飛ばす。

 

「ジャマダ」キィン

 

しかしAYFはソレを容易く弾く。

ヤツにとっては赤ちゃんパンチなのだろう。

 

フリスク「何とかしないと…!」ヨロッ

 

リーダーとして…アルミさんの一番弟子として…!

アルミさんなら、こんな状況で何をする…?

 

ギュィィン!

 

「ブラックレーザー」

 

フリスク「…チィッ!」ダッ

 

…ドガァァン!

 

光線は避けた。

…しかし思考が上手く働かない。

 

キャラ「レインオブナイフ!」シュバッ!

 

「コシャクナ…!」ブンッ

 

ガキィン!

 

キャラ(少しの邪魔でもいい…1秒でも時間を稼ぐのよ!)

 

フリスク「……そうか!」

 

忘れてたよ…この技を!

 

フリスク「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

AYFは流石にこの空間では動けないようだ。

 

フリスク「気配を消して…後ろに回り込む」

 

…スタッ

 

フリスク「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

キャラ「オラァ!」シャッ

 

「コノォ!」キィン

 

AYFは姉さんに気を取られている………………。今だ!

 

フリスク(……!)

 

僕はケツイソードでAYFを斬りつけた…

 

 

 

 

…ザクッ




……?

次回もよろしくおねがいします。


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1番弟子の死とグリッチ化

今回も番外編はなしです。

嘘だろ…フリスク…


sideフリスク・ユメミル

 

僕はケツイソードでAYFを斬りつけた……しかし。

 

…ザクッ

 

フリスク「グフッ……!」

 

僕の胸は黒い触手に貫かれていた。

こうなる事は、予想して、いたんだけどね…

 

「…スキヲツイタノハホメテヤロウ。ダガ…ツメガアマカッタナ」

 

ズッ

 

AYFは触手を抜く。

 

フリスク「ガァッ…」ヨロッ

 

キャラ「フリスク!」ダッ

 

WD双子『フリスクさん!?』

 

僕はもはや放置してもすぐ死んでしまうだろう。

……やるしかないか。

 

フリスク「…姉さん、そこを動かないでくれ」

 

キャラ「でも…!」

 

フリスク「平次は後少しで馴染むハズだ…だからもう戦わないでくれ…」スッ

 

ギュン…

 

僕が出したのは…自分のタマシイだった。

 

キャラ「…!?」

 

フリスク「オール・ヨア・フォルト…知ってるかい?タマシイというモノにはエネルギーが大量に詰め込まれているんだ…」ギュィィン

 

「…マサカ!」

 

フリスク「おお、もう気付いたのかい?」

 

僕がこの命を懸けてみんなを守るのさ…!

 

ピキッ

 

フリスク「ッ…」

 

僕は自らそのタマシイを割ろうとする。

 

「ヤメロ…!」シャッ

 

AYFは僕の行動を阻止しようと触手を出す。

しかし…

 

フリスク「そんなモノ無効さ」スッ

 

僕は自身のタマシイで防御した。

すると…

 

ピキッ

 

さらにヒビが入る。

 

キャラ「やめて、そんな事したら…!」

 

フリスク「大丈夫、生き返るさ」

 

キャラ「それでもよ!そんな自殺行為をしなくても…「姉さん」…?」

 

フリスク「…離れていてくれ」

 

キャラ「ッ…!」

 

もう僕は止まらないよ…

こうしないとみんなは助からない。

 

カッ…!

 

僕のタマシイが突然光りだす。

 

「チッ、クソッ…!」

 

フリスク「じゃ、またね…みんな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソウル・エクスプロージョン…。」

 

パリィン…

 

僕のタマシイは割れた。

そして…

 

ギュォォォォォッ…!

 

膨大な量のエネルギーを伴った爆発と共に、僕は1度目の死を遂げたとさ。

 

ー--------------------------------------

 

side坂田平次

 

キャラ「フリ、スク…」ドサッ

 

キャラさんはその場で跪いた。

当たり前だ、自分の弟が目の前で自爆して絶望しないワケがない……ッ。

 

シュゥゥゥ…

 

「グホッ、アノクソニンゲンガ…!」

 

煙は晴れ、その中から現れたのは大ダメージを受けたと思われるAYFだった。

 

絵奈「…平次?」

 

G平次「……フリスクさん、俺は貴方の思いを無駄にはしません」

 

遂にグリッチエネルギーが馴染み切った。

 

「…ア?」

 

フリスクさん、貴方は生き返ったら真っ先にキャラさんにしばかれるでしょうね…

ただそんな未来になるのも、俺の行動次第。

ケリをつけてやる…!

 

G平次「…覚悟はいいか?オール・ヨア・フォルト」




フリスク…自爆しやがって…!(泣)

…皆さん、お気づきでしょうか?
俺が最期のセリフを書く時、毎回セリフの最後に「。」を入れてるんです。
マリオの時とか、ジーノの時とか見てみて下さい。

フリスク…ううぅ…!(泣)
(また泣き出した)

次回もよろしくおねがいします。


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AYF、討伐完了

前回の説明
タマシイは自分以外に割られるとバラバラになるだけですが、自分で割ると大爆発します。
だからフリスクは自らタマシイを割ったのです。

…平次がもはや主人公ですね。
どうしてこうなった…


side坂田平次

 

G平次「…覚悟はいいか?オール・ヨア・フォルト」

 

「カクゴダト?」

 

G平次「……!」ギュン

 

ドッッ…!

 

俺はとてつもないスピードでAYFとの距離を縮めた。

 

「ムッ…」

 

G平次「てやぁッ!」バチッ

 

…ドゴォ!

 

攻撃はAYFに命中する。

ダメージはどうだ?

 

「ガハッ…!?」

 

かなり入ったようだ。

フリスクさんの身を挺した攻撃により弱体化したのだろう。

 

G平次「サンダー…!」バチバチ

 

「コノッ…!」シャッ

 

触手攻撃か。

まとめて吹っ飛ばしてやる…!

 

G平次「…キャノン!」ギュン

 

ドガァァン!

 

雷を纏った極太光線がAYFに向かって飛んでいく。

 

「コウナッタラ…ブラックレーザー!」ギュォォォ!

 

それに対抗すべくAYFも光線を放つ。だが…

 

…ギュォン!

 

俺の光線はソレを吸収し、威力を増幅した。

 

「ナニッ…グワァァァ…!」

 

シュゥゥゥ…

 

キャラ「凄い…」

 

絵奈(やっぱりグリッチエネルギーは強いね…)

 

ザッ

 

G平次「…どうだ?オール・ヨア・フォルト」

 

「グゥゥ…コノッ…!」

 

…シャッ!

 

後ろから音がする。

 

G平次「油断はしないぞ?」スッ

 

ズバッ!

 

手刀で斬ったそれは黒い触手だった。

 

「スキモツケナイトハ…」

 

G平次「続けるぞ…!」ドッ!

 

「ッ…!」

 

ギュン!

 

G平次「ボルテッカー!」ビリッ

 

…バゴォ!

 

「グフッ…グォォ…!」ヨロッ

 

体勢を崩したな…?

 

G平次「オラァ!」ドガッ

 

「ガァ…キサマ…!」シュッ

 

G平次「フンッ」ズバッ

 

隙は突かれないぞ。

 

「クソッ……オレサマノ、マケノヨウダ…」

 

G平次「何だ、降参したフリをして俺達を騙すつもりか?」

 

「オレサマヲヒキョウナヤツラトオナジ二スルンジャネェ!」

 

G平次「自分がそうじゃないなら証明しろよ」

 

「…イイダロウ。マズハナレロ」

 

G平次「………」パッ

 

AYFを離す。

…油断はしないようにしながら。

 

「キサマラハコノオレサマ、オール・ヨア・フォルト二ショウリシタ…サラバダ」

 

G平次「……!」

 

シュゥゥゥ…フッ…

 

AYFは少しずつ消えていく。

 

「ケントウヲ…イノル…!」

 

パァァ…

 

そしてAYFは完全に消え去った。

 

G平次「…ああ、絶対終わらせてやるさ」

 

ヤツとは…何故かまた会える気がする。

 

ー--------------------------------------

 

♪全てあなたの所為です。-.

 

携帯ゲームの裏、フタを開けてみて、

空っぽだったハズなのに、淡い光が漏れていたので、

いたづらに覗いたら、電池が腐っていた。

 

ー中略ー

 

心地よい音 頭蓋の中、

ひとりでに骨が折れ、

たわむれに書いた傘の中、

全てあなたの所為です。

 

…たくさんの目が光り、見つめていたのか。

 

All your fault. 削除




やっと終わった…

次回もよろしくおねがいします。


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閑話:火桜神モード

この章長ぇ…
多分5部は200話ぐらいありそうです。
今回は番外編短編集の代わりであると同時に、大事なので入れました。


sideアルミ・マリオ

 

火桜、という木を覚えているかしら?

私が完成した時、あの空間で見たとても綺麗な桜の木。

あの木について詳しく調べてみた。すると…

 

『火桜は死を司る妖怪桜、西行妖と対を成す存在である』

 

と、書物に書いてあった。

白玉楼に行ったことのある西行妖は実際に見たことがある。

(白玉楼に行ったのは番外編短編集参照)

 

アルミ「生命、ねぇ…」

 

だからあんなに…生き生きとした咲き方をするのかしら?

私はそんな事も意識しながら炎天桜舞を放ったりする。

 

アルミ「私、神力が一応あるから神と言っても間違ってはいないのよね…」

 

ニンゲンがベースなので種族:神ではないが。

神名、どうしようからしら?

 

アルミ「まず、私の能力は…」

 

『時空を操る程度の能力』

『世界線を弄る程度の能力』

『生命を司る程度の能力』

 

……ん?

 

アルミ「『生命を司る程度の能力』?」

 

いつの間にこんなモンを…

どれどれ?

 

*あの世の広場での復活を無条件にその場で発動できる。しかし1人1度のみなのは変わらない。

 

なるほど…って

 

アルミ「生命を司るって、火桜の異名そのままじゃない!?」

 

「その通り♪」

 

後ろから声がしたので、振り返ってみると…

いかにも和風な女神がそこにいた。

しかも最高神が。

 

アルミ「アンタは……天照大御神?こんな天界の公園にこの世界の最高神がどうしてココに…?」

 

天照「貴女に用があって来たの。ちょうど火桜についてよ」

 

アルミ「…!」

 

心を読まずとも、その言葉でなんとなく察しがついた。

 

天照「貴女、火桜にちなんだ技をよく使うでしょ?」

 

アルミ「ええ…」

 

5種火桜、炎天桜舞、終炎の火桜ね。

 

天照「恐らくソレが原因で、貴女は火桜の神になったようなの。以前はそんな神いなかったし、貴女が神力を持っているからちょうどよかったのかもね」

 

アルミ「私が、火桜の神に…?」

 

天照「そう、貴女が火桜の神…火桜神よ」

 

ひ ざ く ら し ん

この6文字が私の脳内に刻まれた。

 

アルミ「……ッ!」ギュルル

 

その時、私の中で大量の神力が渦巻いた。

 

カッ!

 

そして私は輝き…

 

天照「…ソレが貴女の神としての姿ね。はい、鏡」スッ

 

HMアルミ「…!」

(HM→火桜神モード)

 

私の黒髪は赤みがかかっており、目は黒目になっていた。

そして…髪に大きな火桜の花びらがついていた。

 

HMアルミ「コレは?」

 

天照「飾りね」

 

あ、飾りなのね。

 

HMアルミ「ちなみにこの時の私のパワーは……ファッ!?」( ゚Д゚)

 

『137.5億』

 

爆上がりしていた。

 

天照「あら…貴女強いわね?ニンゲンの状態から強かったからかしら?」

 

HMアルミ「は、はぁ…」

 

こうして私は火桜神モードを会得した。




『元狂気が幻想郷へ行くようです』の有太は現在の4年後のMULA(つまり2104年)から来たヤツですが、何故火桜神モードを使わないのかというと…

アルミ「…私がソレを教え忘れてたわ☆」テヘッ

ということです。アホかアルミ…

次回もよろしくおねがいします。


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分散して効率化?

時間的にAYFが倒される前です。
ヤツメとAYFは同じぐらいのタイミングで倒された、ってことにします。


♪MULAストーリー-Umilovania

 

sideマリン・マリオ

 

マリン「危ない!アクアカッター!」ザバッ!

 

…スパァン!

 

「グゥゥ…」フッ

 

フラン「危なかった…」

 

マリン「少しは注意しなさいよ!」

 

フラン「ふぁい」

 

コレだから私の夫は…!

 

…ゴォッ!

 

『グォォォォ!』

 

ルメ「もっと来るわよ!」

 

アルカ「んなモン分かってるわ!」ボッ

 

ドゴォ!

 

留美「てやぁ!」バゴッ

 

「ガァ…」フッ

 

フラン「(今度は注意しないとな)ケツイソード!」ギュン

 

バッ!

 

…ちゃんと注意してるようね。

(思考を読んだ)

 

マリン「ハイドロポンプ!」ザパァン!

 

月斗「…!(いい事思いついた!)…よっ」スッ

 

…パキッ!

 

マリン「!?」

 

ハイドロポンプの起動が90度曲がった!?

 

月斗「僕が能力を利用して曲げたのさ」

 

マリン「なるほど…」

 

…ドゴッ!

 

「ゴォ!?」

 

そうすることで、複数の敵に攻撃を当てれるわね。

 

フラン「オラァ!」ズバッ

 

「ゴォ…」フッ

 

ザクロ「でりゃぁ!」ザシュッ

 

ルメ「風遁螺旋丸!」ギュルル

 

バゴォ!

 

「ギィ…」

 

…一体、いつ親分が出るのかしら?

結構戦ってる気がするんだけど。

 

ー--------------------------------------

 

side坂田日花

 

日花「…とあることを思いついたんだけど」

 

平尾「?」

 

日花「このチーム…人が多すぎるから分けない?」

 

全員『…激しく同意』

 

見事にみんなの意見が一致したわね。

 

日花「じゃあココには15人いるから、3人1組で敵を殲滅しましょ。分け方は…」

 

結果、こんな感じになったわ。

 

日花、平尾、甲

アルヤ、メイ、ネロイズム

レイン、サンズ、ベティ

ケーティ、こころ、桃

セイダン、スカーフ、ボンゾー

 

日花「お互い離れすぎないようにね…」

 

そしてチーム同士で少し距離を取る。

 

甲「おい日花」

 

日花「?」

 

甲「絶対バランスを考えてこの3人にしたよな?」

 

日花「…ええ、まぁ」

 

私が近距離、甲が中距離、そして平尾が遠距離ね。

 

『ゴボォォォ…!』

 

なんか大量にヤツメが襲い掛かってきた。

 

日花「ゴボウ、ゴボウって…」ボッ

 

…バッ!

 

日花「うるさいのよ!炎天掌!」ズガァン!

 

「ボォ!?」

 

甲「黙ってやがれぃ!」ボコッ

 

…ドゴォ!

 

「ボォ…」フッ

 

コイツら、ストレス発散に最適ね。

 

平尾「僕も少し煩わしく感じてたんだ。ファイアボム…ラッシュ!」

 

ポイポイポイッ!

 

日花(平尾も多少イラついてたのね…)

 

甲「投げすぎだろ…よっと」サッ

 

「…ゴッ?」

 

平尾「(2人とも離れたね)…起爆!」カチッ

 

…ドガァァン!

 

『ゴォォォォ!?ォォ…』フッ

 

1番倒したのは平尾ね…




次からネロイズムとメイの出番、大量に出そうと思います。
…他チームの視点は短めにするか、飛ばします。

次回もよろしくおねがいします。


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大きくなるタイプの敵

昨日はとりあえず休みました。


sideネロイズム

 

メイ「斬ッ!」ズバッ

 

アルヤ「どうっ!」シャッ

 

「ゴォ…」フッ

 

ネロイズム「バッテンスロウ!」バゴッ

 

「ガァ…」フッ

 

敵が来ては、倒す。

そろそろ親分が来ると思うが…遅くないかい?

 

『ギィィィッ!』シャッ

 

複数のヤツメが僕を狙って触手を振り回す。

 

ネロイズム「その程度で僕を攻撃できるとでも?てやぁ!」ギュン

 

ズドドドッ!

 

『ゴボォ…!?』

 

魔力を纏った拳のラッシュをお見舞いした。

 

メイ「風斬!」ズバッ

 

『オォ…』フッ

 

アルヤ「いい連携だな」

 

メイ「それは…」

 

ネロイズム「そりゃ…」

 

2人『兄妹だからね』

 

…フッ、同じことを考えていたようだ。

 

「シャァァァ!」

 

アルヤ「うおっ、ほっこりしてるヒマはないぜ。天空掌!」ズガァン!

 

ネロイズム「ほっこりしていたつもりはないけどね。魔人拳!とうりゃぁ!」バゴォ!

(ゼル伝のガノンかよ!)

 

「シェェ…」フッ

 

某ゲームの技を真似してみたが、割と威力が出るようだ。

 

アルヤ「…お?」

 

ネロイズム「どうしたんだい?」

 

アルヤ「アレ見ろよ」

 

「グォォォォォ!」ザッ

 

見てみるとさっきまでのヤツメと比べて一回り大きいのがいた。

こころなしか鳴き声の「ォ」が1文字多い気がする。

(メタい)

 

シュッ(触手攻撃)

 

アルヤ「よっ…攻撃手段は変わらないようだな」サッ

 

メイ「だね。…双風斬!」ズバッ

 

なるほど、2段攻撃か。

 

「グォォォ…」フッ

 

ネロイズム「サイズが大きくなっただけのようだね」

 

アルヤ「…いや、そうでもないようだぞ?」

 

ネロイズム「えっ?………は?」

 

「ゴォォォォォォ!」ダンッ

 

さらに一回り大きいヤツメが現れた。

 

ネロイズム「コレは…しばらくかかりそうだね」

 

ー--------------------------------------

 

そして数十分が経った。

倒しては一回り大きくなって再び現れるヤツメは、最終的に…

 

「ゴボォォォォォォォォォォォォォ………ォォォッ!」

 

とてつもない大きさになっていた。

 

タタッ

 

月斗「3人とも!」

 

アルヤ「月斗さん!?」

 

サブチームにいたハズの月斗が駆けつけてきた。

 

月斗「アレが…ヤツメの親分の片方だ!」

 

3人『!?』

 

月斗「倒すにつれ一回りずつ大きくなっていっただろう?」

 

ネロイズム「ああ…まさかこうやって現れるとは」

 

月斗「現在ルメ達もちょうどもう片方と交戦中だ。僕はコイツが親分だと伝えに来たってワケさ」

 

メイ「…月斗さん」

 

月斗「?」

 

メイ「今回は、戦闘に参加しないでください」

 

アルヤ「…!?」

 

突然とんでもない事を言うメイ。

…ただ、理解はできる。

 

月斗「…なるほど、分かった」スッ

 

アルヤ「ど、どういうことですか?」

 

メイ「アルヤ、考えれば分かると思うよ…?」

 

アルヤ「………あ、そういうことか!」

 

アルヤも少し考えて理解したようだ。

さて…

 

ネロイズム「討伐、開始だよ」




言い忘れてましたが、MULAのメイは桜咲く。のメイと違って口調は普通です。
一人称も私になってます。

次回もよろしくおねがいします。


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ヤツメを、ぶっ倒す!①

復帰しますた。
ホントは昨日再開するつもりだったんですけどね…


♪かいりきベア - ネロイズム

 

sideネロイズム

 

まずは観察だ…

 

「ゴボォォォォォォォォォォォォォ………ォォォッ!」

 

ネロイズム「………」じっ

 

身長は20メートル程で、触手が全て太さ直径50センチメートルとかなり太いようだ。

 

ネロイズム「まずは触手を斬り落とすべきだね」

 

アルヤ「だな」ギュン

 

月斗(…僕はあっちに戻った方がいいのかな?)

 

メイ「斬ッ!」ドッ

 

「ゴォァァ!」シュッ

 

メイの斬撃を巨大ヤツメは数本の触手で防ごうとする。

…しかしもちろん、アルヤはそれをさせない。

 

アルヤ「風斬・鎌鼬!」ズバッ

 

飛斬撃で触手を斬り落とす。

 

メイ「ありがとう、アルヤ…鳴鳴斬り!」ギュン

 

斬ッ!

 

「グォ…!」

 

メイは技を使い触手を一気に5本斬り落とした。

しかしまだ大量にある、油断はできない。

 

ネロイズム「バッテンスロウ!」ギュン

 

恐らく巨大ヤツメはこの弾幕を防ごうとするハズだ。

 

シュバッ!

 

「ゴォォォ!」サッ

 

…予想通り!

 

アルヤ「(またかよ)…風斬・鎌鼬!」ズバッ

 

再びアルヤが触手を斬り落とすことでソレを阻止する。

 

ズドドドッ!

 

「グォォォッ…」

 

触手を数本斬り落とし、本体に少しダメージを与えた。

 

アルヤ「おいネロイズム、俺はいつから触手防御の阻止要員になったんだ?」

 

ネロイズム「君が勝手に阻止しているだけじゃないかい?」

 

アルヤ「ぬっ…(コイツ知っててやってるな、絶対)」

 

メイ「はいはい、ケンカはやめて。ヤツメに集中してよ」

 

2人『……はい』

 

月斗(2人ともメイにはかなわないようだね)

 

「グォォォ!」ギュン

 

アルヤ「うおっ、何か来るぞ!」

 

…恐らく光線だ。

 

ネロイズム「下がるんだ!」スッ

 

「…ゴォッ!」

 

ギュォォォ!

 

巨大ヤツメが口(のような部位)から出したのは案の定光線だった。

 

ネロイズム「跳ね返してやるさ…リバース!」カッ!

 

…ギュィィン!

 

よし、方向を逆さにするのは成功した。

 

「グォォォッ!?」サッ

 

ドシュゥ!

 

「ガァァ…!」

 

巨大ヤツメは咄嗟に触手で防御し、おかげで触手は消し飛んだ。

 

月斗(触手はほとんど斬り落とされたから、後は本体に集中するだけだ。…でも、本当の戦いはこれからだよ)

 

ネロイズム「…?」

 

アルヤ「どうした?」

 

ネロイズム「様子がおかしくないかい?」

 

「グゥゥ…ッ!」ドロッ

 

巨大ヤツメは突然溶けだした。

そして…

 

「ガルルルル…ッ!」

 

どう見てもヤツメの原型すらとどめていない、獣のような形状になった。

 

アルヤ「ファ!?」( ゚Д゚)

 

メイ「第二形態…!」

 

ネロイズム「恐らく身体能力も上がってるだろうね…」

 

油断は禁物だ。




ガチで沼ってますね…

次回もよろしくおねがいします。


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ヤツメを、ぶっ倒す!②

sideネロイズム

 

「ガルルルル…!」

 

ギュン!

 

獣はエネルギーを纏った。

 

ネロイズム「来る…!」

 

「グルァゥ!」ドッ!

 

こちらに向かって突進してきた。

 

メイ「次元斬り!」ズバッ!

 

メイは空間を斬った。

恐らく軌道を変えるつもりだろう。

 

「グルッ……バゥッ!」ギュィィン

 

しかし獣は止まり、すぐエネルギーを溜めはじめた。

 

メイ「!?」

 

ネロイズム「(対応するように光線だと!?)…ッ!」ダッ

 

「グワァ!」

 

ドガァァン!

 

ネロイズム「メイ、下がれ!…リバース!」ギュン

 

ギギッ…

 

ネロイズム「…ッ」

 

なんとか逆さにできたが…光線はさっきと比べて威力が数倍上がっていた。

 

メイ「大丈夫…?」

 

ネロイズム「ああ…ただ何発も跳ね返すことはできなさそうだ」

 

「ガルルルル!」ダッ

 

今度はアルヤに向かって突進した。

 

アルヤ「うおっ、俺か…受けて立つぜ!」ギュン

 

…!?

 

ネロイズム「よせ、大ダメージを受けるぞ!」

 

アルヤ「出番が少ないからって、あまり舐められちゃぁ困るぜ?ハッ!」ゴォッ

 

アルヤの手に大量のエネルギーが集中する。

 

アルヤ「本来ならコイツは最後にやるべき技なんだが…まぁいい。くらえ!」

 

「バゥッ!」ギュィィン

 

受けて立つとばかりに獣は光線を溜める。

 

アルヤ「んな光線弾いてやるぜ!マリオファイナル!」バッ

 

ゴォォォッ!

 

風の双竜が獣に襲い掛かる。

アレは、マリオ家の奥義か…

 

「…グルォ!?」

 

ズドォォッ!

 

獣の光線は容易くかき消され、双竜は獣に命中した。

 

アルヤ「へへっ、どうだ!」

 

ネロイズム「…意外に強いようだね」

 

アルヤ「まぁな。…おっと、もう動くようだぜ?」

 

「ガルルッ…」

 

傷は少しついているが、ピンピンしているようだ。

 

メイ「…どうする?」

 

ネロイズム「近接攻撃でやってみよう」ギュン

 

ドッ!

 

「グルァ!」ジャキッ

 

僕が獣に向かって突撃しているのに気付いたのか、獣は口を開けている。

食べるつもりなのか?

 

「シャァァァ!」ニュル

 

ネロイズム「…!」

 

口の中から触手が出てきた。

ハッキリと言って気持ち悪い。

 

ネロイズム「ッ!」ズバッ

 

すぐに斬り落とす。

 

「グォ!?」

 

バッ!

 

獣の背中を狙う。

 

ネロイズム「魔人拳!でりゃぁ!」ギュン

 

バゴォ!

 

「グルォォォ…!」ヨロッ

 

…やっぱり!

 

ネロイズム「物理攻撃の方が効くようだね」

 

メイ「なら…!」ギュン

 

ドッ!

 

「…グルッ!?」

 

メイ「ぶった斬る!冥冥斬り!」ギュン

 

 ズ

  バ

   ッ

    !

 

「グォォォォォ…ッ!」

 

メイの技をくらった獣は大ダメージを受けた。

…しかし。

 

アルヤ「まだ倒れないな…」

 

ネロイズム「………」

 

見た所第3形態はないようだが、相当しぶといね…




一応、『元狂気が幻想郷へ行くようです』にて有太とアルミ以外に(名前は言及してないものの)アルヤとマリンぐらいしか使えないことが判明してます。

次回もよろしくおねがいします。


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ヤツメを、ぶっ倒す!③

週1で休もうかな。
…なんて思ってたら2日休んでしまってました。


sideネロイズム

 

「ガルァ…グロォォォ!」

 

ギュィィン!

 

また光線か?

 

アルヤ「…いや、今回のは一際大きいようだぜ?」

 

ィィィィン…!

 

ネロイズム「そのようだ…でもそれでも跳ね返して見せるよ!」スッ

 

立ち向かうのが、大事なんだろう?

 

アルヤ「(大きさ的に避けられないしな、ネロイズムに頼るしかないようだな)…任せた」サッ

 

「グォォォ!」

 

ドガァァァァァァン!

 

極 太 光 線 が 放 た れ た 。

 

ネロイズム「ハッ…リバース!」

 

ギュン!

 

「ガルァァァ!」

 

獣は今度こそ確実に当てようと、さらにエネルギーを与えてきた。

 

ネロイズム「ッ…!」ザッ

 

…負けないぞ!

 

ネロイズム「ハァァァッ!」ゴォッ!

 

本気で逆さにしようとする。

そうでもしないと能力が発動できないぐらいに、極太光線の威力は高かった。

…その時だった。

 

カッ!

 

メイ「…!(お兄ちゃんから、神力を…!)」

 

ネロイズム「でやぁぁぁっ!」

 

ドギュゥゥン!

 

…何故だろうか、さっきと比べて体が軽い気がした。

 

「グォ!?」ドゴォ!

 

光線は獣に命中し、獣は怯んでいる。

しかし反射するだけじゃ、物理攻撃じゃないからダメージは入らない…なら!

 

ネロイズム「一気に決着をつける!…メイ!」

 

メイ「…うん!」

 

カッ!

 

アルヤ(メイから魔力、ネロイズムから神力だと…?)

 

ギュィィン!

 

僕は拳、メイは刀にエネルギーを纏う。

そして圧縮し威力を底上げする。

 

「グ、グォォォ!」ダッ

 

獣はこちらに突進してきた。

…好都合だ!

 

ネロイズム「必殺…!」ドッ

 

メイ「奥義…!」

 

僕はジャンプし、メイはそのまま突撃した。

 

「ガ!?」

 

 

 

ネロイズム「デビルショック!」

 

 

 

メイ「天使の聖斬!」

 

 

 

ズドオォォォォォオッッ!

 

 

 

アルヤ「…ッ!(なんだ、このパワー!まさか例のヤツが覚醒したのか!?)

 

月斗(コレが…!)

 

「ガッ…グォォォ…ッ!」

 

フッ…

 

そしてヤツメの親分は消え去った…。

 

ー--------------------------------------

 

♪????-ヤツメ穴

 

いつも行く公園に 通ったことのない道があった

草だらけで 整備もされず 山奥に続いてた

暇だったので通ってみました 数分ほど歩いてみると

見たことのないトンネルがあった 仕方ないので入りました

壁を見ると穴が開いてたので 指をつっこんだら

 

ち ょ ん 切 れ た

 

怖くなったので帰りました 嫌な気分になりました

蛙が鳴いたので急ぎました 走ったら転びました

 

ヤツメ 削除

 

ウミガメ 再生までもうしばらくお待ちください。

 

ー--------------------------------------

 

ベティ「そんな…フリスク…」

 

キャラ「…ごめんね、ベティ。止められなかったわ」

 

ベティ「キャラは何も悪いことをしてないから、謝らなくていいよ…」

 

…フリスク。

 

ベティ「……復活したら、しばらく口を聞かないようにするわ」




今年中に終わらせたいですね、この章。

次回もよろしくおねがいします。


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突然の異空間

日花に異変が…?


side坂田日花

 

ヤツメは無事に倒された。

…しかし、AYF戦でフリスクさんが死んでしまった。

 

日花「流石に無茶ですよ…」

 

キャラ「でしょ?目の前で自爆したから思考停止したわよ…」

 

どうやらフリスクさんはダメージと時間稼ぎの為に自身のタマシイをAYFの至近距離で割り、大爆発を起こしたらしい。

それのおかげで平次は完全にグリッチ化できたようだけど…うん、何度聞いても無茶ね。

 

キャラ「弟子は師匠に似るってのはホントのようね…はぁ…」

 

日花「あー…」

 

確かにアルミさんはテンプス・タイムに圧勝できる程の実力はあったのに、敢えてワールドハッカーを使った。

…50歳を過ぎてからアルミさんは少々ミステリアスな人になってるから、思考が読めないわね。

(実はアルミ、普通に体力切れだったから手段が他になかっただけである)

 

キャラ「…そろそろ寝ましょう、ウミガメは明日よ」

 

日花「はい…」

 

私はそのまま布団にくるまり、眠りについた。

 

ー--------------------------------------

 

……?

 

日花「ッう…」むくっ

 

目を覚ますと、そこは真っ暗な空間だった。

それなのに、自分の手はハッキリと見える。

夢の中かしら…?

 

「違うぞ」

 

日花「!」クルッ

 

振り向くと、そこには獄炎と月のような模様の入った服を着た男性がいた。

 

「ココは夢の中ではない、俺が作り出した空間にお前の意識を飛ばしただけだ」

 

日花「意識を…?」

 

「それと今…恐らくお前の体は脳が止まっているだろう」

 

…ッ!?

 

日花「なんですって!?」

 

「待て待て、死んでるワケじゃない。言わば植物状態だ」

 

日花「対して変わらないじゃない」

 

「…うん、そうだな。そろそろ本題に入ろう」

 

日花「?」

 

「坂田日花、お前がこの空間に行きついたのは、俺が原因じゃない。お前が引っ張られただけだ。…それと、今地球で発生している厄災、ウョキイワイカとも関係ない…時期が偶々一緒だったんだ」

 

時期…?

 

日花「何の話よ」

 

「獄炎の天使、と聞いたら理解できるか?」

 

獄炎の天使?………!!!

 

日花「パンドラの図書館でそんな書物があったわね」

 

「読んだのか?」

 

日花「ええ…「ソレを読めてる時点でおかしい事には気付いたか?」…?」

 

「まず、文字はウィンディングだったハズだ。まぁコレはお前の前世がパンドラの裁判官だったから大丈夫だろう」

 

この男、どうやら私の前世まで知ってるようね。

 

「問題はそこからだ。例の本を読めるのは……天使、または悪魔の素質があるか、神かの二択しかない」

 

日花「!?」




急展開ですね。
最後の死者はゴリ押しですが一応日花となっております。

次回もよろしくおねがいします。


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炎月

ついでに次章の複線を張っておきます。


side坂田平尾

 

朝。今日がウミガメとの決戦の日だ。

 

平尾「…あれ?」

 

横を見ると、普段早起きしているハズの日花が寝ていた。

 

平尾「日花、もう朝だよ」ゆさっ

 

日花「………」

 

平尾「…!?」

 

よく見ると、日花は息をしていなかった。

 

平尾「平次!」

 

ガサッ

 

平次「どうした兄さん「日花が息をしてないんだ!」日花さんが!?」

 

平尾「心臓は動いてるようだけど…」

 

平次「今すぐ医務室に運ぼう!」

 

平尾「ああ…(日花、原因は分からないけど無事でいてくれ!)」ダッ

 

僕は日花を背負って医務室へと急ぐのだった。

 

ー--------------------------------------

 

side坂田日花

 

「例の本を読めるのは……天使、または悪魔の素質があるか、神かの二択しかない」

 

日花「!?」

 

なんですって!?

 

「まず、神は除外だ。お前は神力を持っていない」

 

信仰されていないから、当たり前ね。

 

「次に、お前は何故か魔力を持っている。おかしいと思わなかったのか?」

 

日花「母さんが持っていたから…」

(豆知識:アドレーヌは少しだけ魔力を持っている)

 

「なるほどな…そして最後だ。スーパー化をしたとき、お前は白以外の色になっている」

 

日花「…!」

 

確かに、私はスーパー化をした時白ではなく紫色になる。

偶々色が違うだけと思っていたけど…まさか原因があったとはね。

 

「図星のようだな」

 

日花「…1つ、質問があるわ」

 

「何だ?」

 

日花「仮に私が例の本を読めたとして…ココにいるのは何故?」

 

「何故、か。理由は明白だろう?」

 

日花「……そうね」

 

私がこの空間に引っ張られた理由は、1つしかないだろう。

 

日花「私に、獄炎の天使になる資格がある。そういう事?」

 

「そういう事だ。聞くまでもなかっただろう?」

 

日花「………」

 

「…そういえば、自己紹介をしてなかったな」

 

日花「…いや、今アンタの事を思い出したわ。アンタは炎月、例の本に記載されていた獄炎の天使ね」

 

炎月「バレだか…まぁあの本には俺についてもある程度書かれていたからな」

 

日花「それで?獄炎の天使になる資格がある私はどうすればいいの?」

 

炎月「気が乗っているようだな…興味が湧いたのか?」

 

日花「ええ」

 

炎月「ソイツはありがたい、やる気がないと条件はかなり達成しにくいからな。獄炎の天使になる条件はズバリ…」

 

日花「ズバリ?」

 

炎月「この俺に勝つことだ。かかって来な」スッ

 

炎月はそう言って構えをとる。

 

炎月「この空間は1時間しかいる事ができない。しかし出ていく頃には厄災は終わっているだろう」

 

日花「…そうなの?」

 

炎月「だから仲間達を信じ、戦いに集中するといい」

 

日花「…分かったわ」ギュン

 

頼むわよ…ネロイズム、メイ。




炎月
4代目獄炎の天使。魔族。獄炎の天使になったのは525年前。

厄災→0年、700年、1400年、2100年
獄炎の天使→0年、525年、1050年、1575年

次回もよろしくおねがいします。


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10倍という大差

今年はMULAで納めます。


side坂田平尾

 

ピッ、ピッ…

 

ケーティさんが日花の胸に手を当て、タマシイが何処にあるか確認している。

 

ケーティ「タマシイは動いてないけど、どうやら意識が異空間に飛ばされているようね…それもかなり特殊な」

 

平尾「…!」

 

ケーティ「だから恐らく日花はウミガメ戦に参加できないわ。日花の見張りは「僕がやります」…分かったわ。そろそろ時間だから私は行くわね」

 

平尾「はい」

 

パサッ

 

…日花。

 

平尾「はやく、起きてくれよ…!」

 

ー--------------------------------------

 

side坂田日花

 

少し、話をしよう…獄炎の天使について。

 

獄炎の天使は、例の本によると"獄炎"、つまり地獄の炎を天国の魔族である天使が司るというイレギュラーな存在らしい。

そして0年に発生したウョキイワイカの少し前、地獄の主が天界の主と協力してこの存在を生み出したらしい。525年周期で代が継がれる形式で、炎月が4代目だ。

役割は天界と地獄…今の魔界のバランスの維持。そのためかなり強い。

…私はヘカさんに会ったことがあるが、恐らくアルミさんは天界の主にも会っているだろう。なんとなくそんな気がする。

(実際に会ってます)

 

炎月「説明は終わったか?」

 

日花「非常にメタい発言をするわね」

 

炎月「…まあいい、始めよう。かかってきな」

 

日花「言われなくても…」ギュン

 

…ドッ!

 

日花「分かってるわ!炎天掌!」ズガァン!

 

炎月「…よっ」スッ

 

ピトッ

 

炎月は私の炎天掌を…人差し指で止めた。

 

日花「!?」

 

炎月「今のお前の状態だとパワー5000万は出してるんだろうが…俺はその10倍は出してるぞ?」

 

10倍…つまり5億ね。しかも全く本気を出してるようには見えない。

 

炎月「ま、今回は別にガチで勝ちにいかなくてもいいぞ?挑戦は今後いくらでもできるんだからな」

 

日花「…フッ、そうね。でも私は精々あがきたいのよ!」ボッ

 

ゴォッ!

 

日花「ビッグバン・ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

炎月「(火球か…威力は高いんだろうが…)当たらなきゃ意味ないぞ?」サッ

 

日花「ていっ!」スッ

 

火球を操り、炎月に当てようとする。

 

炎月「(リモコン式か、なら)…フンッ!」バッ

 

ドシュゥ…

 

日花「」( ゚Д゚)

 

炎月は軽いジャブで火球を消し飛ばした。

 

日花「パワー10倍ってこんなに差があるのね…」

 

炎月「そうか?」

 

日花「少しでも差を埋めないといけないわね!スーパー化!」ビリッ

 

シュゥゥゥ…

 

S日花「…よし」

 

炎月「スーパー化…クソ懐かしいな」




地獄の主→ヘカーティア・ラピスラズリ
天界の主→天照大御神(番外編短編集で登場済み)
魔界の主→未登場
月の主→未登場

炎月のパワー(本気ではない):10億
最近インフレが激しいようですが、5部後半からはさらに激しくなるので注意。

来年もよろしくおねがいします。


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ウミガメ

MULAのあけおめ。


ウミガメ戦 出撃メンバー

 

ネロイズム

メイ・マリオ

アルヤ・マリオ

マリン・ユメミル

フラン・ユメミル

志免甲

姪浜桃

坂田平次

坂田絵奈

レイン・マリオ

W・D・サンズ

W・D・サンズJr.

W・D・ルマ

ベティ・ユメミル

キャラ・ユメミル

ルメ・パンドラ

ザクロ・ビースト

八意月斗

赤坂留美

グレイ

アルカ・マリオ

ケーティ・マリオ

秦こころ

セイダン

スカーフ

ボンゾー

 

総勢 26名

 

ー--------------------------------------

 

sideネロイズム

 

戦闘の準備が整い、僕達はかなり広い場所に出た。

 

月斗「最後の厄災、ウミガメは以前とは違って最初から巨大なウミガメが現れる。甲羅は途轍もない防御力を誇り、ウミガメのクセにそれに引っ込むことがある。だから僕達がするべきなのは攻撃を避けながら甲羅を破壊することだ」

 

メイ「…1つ、質問があります」

 

月斗「なんだい?」

 

メイ「途轍もない防御力って、どれぐらい"途轍もない"んですか?」

 

月斗「そうだね…パワーが10億あったら1人でギリギリ破壊できる程度かな?」

 

甲「10億でギリギリ1人…あれ?それだとあまり硬くなさそう「ちなみに破壊するのに3時間ぐらいかかるよ?」…え」

 

月斗「だからギリギリって言ったのさ。それに攻撃は範囲も威力も高いから長期戦は致命的なんだよ」

 

甲「そ、そうですか…」

 

月斗「…おっと、そろそろ来るようだね」

 

コォォォォ…

 

空から黒い何かが見える。

その何かは次第に大きくなり…

 

「オオオオオオオオオオオオオオッ!」

 

巨大なウミガメが現れた。

 

ネロイズム「………」

 

…何故この巨大生物たちは一々大声で叫ぶ必要があるんだろうね?

 

♪???? - ウミガメのなみだはしおらしい

 

「オオオッ!」ギュン

 

ザクロ「…!来るぞ!」

 

ズドォォッ!

 

ウミガメの口から光線が放たれる。

 

平次「ッ…AYFの光線と比べて遥かに大きい…!」

 

アルヤ「こりゃヤベぇ、時間停…ん?」

 

何故かアルヤは時間停止の発動をやめる。

視線を追うと、ルメ達が前方で何かしていた。

 

アルカ「あら、デカいわね」

 

ルメ「呑気に言ってる場合!?」

 

ザクロ「でもよルメ、別に焦る必要もないよな?」

 

ルメ「…はぁ」

 

アルカ「行くわよ、月斗!」

 

月斗「あ、僕なんだ」

 

ギュン!

 

アルカと月斗はそれぞれ神力を纏い、突撃する。

(アルカは仙人なので神力が使える)

 

アルカ「てやぁ!」

 

月斗「せいっ!」

 

…ドゴォ!

 

2人は拳で光線をはじき返した。

…甲羅に向かって。

 

「…オオ!」ズドッ

 

光線は甲羅に命中する。しかし、ヒビすら入っていない。

 

月斗「さっきの光線は見掛け倒しだったね。ただ大きいだけだった」

 

ネロイズム「…月斗」

 

月斗「何だい?」

 

ネロイズム「一旦分散しよう。一点集中で攻撃しても非効率的だ」

 

月斗「…そうだね」




分散っていいですね。
出すべきキャラにスポットライトを当てられるので。(メタい!)

次回もよろしくおねがいします。


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分散した戦い①

日花は当分出ないかも?


sideネロイズム

 

分散した結果、5、6人のチームを5つ作り、ウミガメの右前足、右後足、左前足、左後足、そして甲羅への攻撃を担当する役割を与えた。

 

右前足

甲、桃、フラン、マリン、レイン

右後足

サンズ、サンズJr.、ルマ、ベティ、キャラ

左前足

ルメ、ザクロ、月斗、留美、グレイ、アルカ

左後足

ケーティ、こころ、セイダン、スカーフ、ボンゾー

甲羅

ネロイズム、メイ、アルヤ、平次、絵奈

 

ちなみにスーパー化などの覚醒ができる人は全員している。

 

ネロイズム「ウミガメの体が引っ込んだら、全員甲羅に集中攻撃を仕掛ける。それでいいかい?」

 

月斗「いい作戦だと思うよ。じゃ!」ダッ

 

ー--------------------------------------

 

ー右前足ー

 

side志免甲

 

甲「ウミガメは飛んでるんだが、俺はどうやって攻撃を…「岩を投げればいいんじゃないですか?」…それしかなさそうだ」ドゴッ

 

マリン「アンタの技は地上で発動したら強い技だからね…ハイドロポンプ!」

 

ザパァン!

 

マリンは某ポケモンの技をウミガメの右前足に向かって撃つ。

 

フラン「…ダメージを食らってるのか?」

 

桃「多分食らってませんね…怯んでる素振りすらないです」

 

マリン「そ、そんな…」ずーん

 

レイン「ウミガメなんだから、水耐性でもあるんじゃないかな?」

 

マリン「…たしかに!!!」( ゚Д゚)

 

…落ち込んだりハッとしたり、忙しいなおい。

水耐性があるという情報は伝達しておくか。

 

ー--------------------------------------

 

ー甲羅ー

 

sideネロイズム

 

ネロイズム「…なるほど、どうやらウミガメには水耐性があるらしいね」

 

絵奈「じゃあ私は通常攻撃ができないんだ…」

 

G平次「別にいいだろ、俺は今グリッチ化してるから」

 

グリッチ化した平次はスーパー化した時の日花同様『カンスト状態』になっているだろう。

 

☆説明しよう!

カンスト状態というのは、完成者になっていないニンゲンやモンスターに起きる現象で、最大でもパワー9999万9999までしか上がらないのだ!日花と平次、それにウィザーになる前のケーティなどがこの現象を起こしたことがあるぞ!

 

Sメイ「それは頼りがいがありそうだね」

 

ネロイズム「だね。戦力が増えるのはいい事だ」

 

ちなみにメイはスーパー化した状態でのパワーが9500万だ。カンスト状態にかなり近い。

 

Sアルヤ「おいおい、俺の事を忘れんなよ」

 

ネロイズム「スーパー化しても2番目に弱いのに?(煽り)」

 

スーパー化したアルヤのパワーは9000万。高いといえば高い。

 

Sアルヤ「おい!ソレは言うなよ!」

 

G平次「…そろそろ攻撃を始めましょう」

 

Sアルヤ「…はぁ、分かった」

 

緊張感はいい感じにほぐせたようだ。

(元々緊張してなくね?)




あれ?
カンスト状態の説明が遅れまくってる気がする。

次回もよろしくおねがいします。


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分散した戦い②

いやぁ、2日間精神的余裕がなかったんで休んじゃいました。てへっ。


sideネロイズム

 

ネロイズム「それじゃあ行くよ。アルヤは風を溜めるんだ」

 

Sアルヤ「おう…」スッ

 

ギュン!

 

G平次「何を…?」

 

ネロイズム「まぁ見ててよ。メイ、アルヤの前に出てくれ」

 

Sメイ「うん」ザッ

 

絵奈(…ああ、なるほど)

 

「オオ…」グイッ

 

ウミガメが他のチームに顔を向けた。

 

ネロイズム「…今だ!」

 

Sアルヤ「ウィンドブラスト!」

 

ビュゥゥン!

 

Sメイ「うわぁっ!?」ヒュン

 

メイはアルヤの風により上空に飛ばされる。

ソレを理解したメイはその勢いで刀を抜き…

 

Sメイ「鳴鳴斬り!」ズバッ!

 

甲羅に斬撃を繰り出した。

 

…ギッ

 

甲羅には少しヒビが入った。

 

ネロイズム「メイはそのまま空中にいてくれ」

 

Sメイ「分かった!」

 

Sアルヤ「…ネロイズム、なんでわざわざ俺の技でメイを飛ばす必要があったんだ?」

 

ネロイズム「風の勢いによって攻撃の威力が増すからだよ」

 

Sアルヤ「ほーん…」

 

ー--------------------------------------

 

ー右後足ー

 

「オオ…」ブンッ

 

サンズ「おっ、ウミガメが"足"を"フット"るぜ?」ツクテーン

(足は英語でfoot→フット)

 

キャラ「…サンズ?」じっ

 

サンズ「スマン、そんなタイミングじゃなかったな。でも"肩"の力を抜かないとこの勝負はあっちに"かた"むくぜ?」ツクテーン

 

キャラ「………」ゴゴゴ

 

サンズ「おっと、イライラはウミガメにぶつけてくれよ?」

 

ルマ(うわ、何してるのお父さん…)

 

サンズJr.(キャラさんの背後から『ゴゴゴ』って文字が見えるぜ…)

 

ベティ「さっさと攻撃しなさい?」

 

キャラ「…はぁ」ギュン

 

ドッ!

 

キャラは地面を蹴り、跳ぶ。

その間に手にナイフを生成する。

 

キャラ「ケツイナイフ……Xスラッシュ!」

 

ズバッ!

 

「オオ…ッ!?」

 

ルマ「ダメージを受けた!」

 

キャラ「フンッ」スタッ

 

ウミガメの残りHP:99%

 

ー--------------------------------------

 

ー左前足ー

 

side八意月斗

 

ルメ「ねぇ、月斗」

 

月斗「?」

 

ルメ「アンタのパワー、本気を出せば10億なんて軽く超えるでしょ?なんで本気出さないの?」

 

月斗「あー…みんながまだ追いついてないからだね。アルミやノーア、アオイもいたら出してたかもしれないけど」

 

ザクロ「それだとアルミさん達がもう倒してるじゃねーか」

 

月斗「それもそうだね…左前足は一斉に攻撃するよ!」

 

留美「了解!」

 

ギュン!

 

月斗「ムーンフォース!」ドゴォ!

 

ルメ「飛斬舞!」シャッ!

 

ザクロ「ガーネット恐弾!」ダンッ!

 

留美「風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

グレイ「うおおお!」ヒュン

 

ドゴォ!

 

残りHP:95%

 

「オッ…オオオ!」ギュィィン

 

痛みを感じたであろうウミガメはエネルギーを溜め始めた。




後少しでこの沼から抜け出せる…!

次回もよろしくおねがいします。


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分散した戦い③

今年500話は行きたいんすがね…どうしてもこの部分で沼ってます。


♪Undertale Last Breath - Phase 6: Los Desperados

 

sideネロイズム

 

「オッ…オオオ!」ギュィィン

 

Sアルヤ「溜め始めたな…狙ってる方向は…?」

 

G平次「左前の方ですね」

 

ネロイズム「なら問題ないだろうね。恐らく発射方向に集中しているからこっちの攻撃は通りハズ…いや、発射後の後隙に攻撃しよう」

 

メイは今空中でタイミングを伺っている。

その時になったら合図をしるとしよう。

 

絵奈「左前の人達は…多分大丈夫だね~」

 

そりゃ神とか仙人とかいるから、大丈夫でないとおかしい。

 

ー--------------------------------------

 

side八意月斗

 

ルメ「げっ、発射方向がこっち側じゃない!」

 

ザクロ「ま、俺達で何とかなるだろ」

 

アルカ「そうよルメ、別に焦るようなことじゃないわ」

 

ルメ「はぁ…(よく言うわ)」

 

月斗「………」

 

僕達以外が集中攻撃してそっちに発射方向が向いたら、結構マズいことになる。

だから…

 

月斗「もう1回集中攻撃するよ」

 

ルメ「また!?…あ、ちゃんとこっちに向かって撃ってくれるようにするのね」

 

ルメはすぐに理解してくれたようだ。

冷静なのかそうでないのか、よく分からないね……っと、その必要はないようだ。

 

「オオオォォッ!」カッ

 

ウミガメの口から何かが発射される。

光線…ではなく、超高圧の水だった。

 

月斗「離れるよ!」ダッ

 

ザクロ「おう!」ダッ

 

できるだけ高圧水から離れる。

当たったら普通に体が飛ぶレベルだ。

 

ズバァン!

 

水が地面に到達し、地面に大きな穴があく。

 

留美「」( ゚Д゚)

 

アルカ「威力半端ないわね…体の中に高圧洗浄機でもあるのかしら?」

 

シュゥゥゥ…

 

どうやら攻撃は止んだようだ。

 

「ォォオ…」ゼェ

 

ルメ「…隙だらけね」

 

月斗「そのようだね…集中攻撃だ!」

 

アルカ「オーケー!」ゴォッ

 

シュバババッ!

 

残りHP:92%

 

ー--------------------------------------

 

sideネロイズム

 

ウミガメは光線のような高圧水を発射し、息切れしたような状態になっている。

 

ネロイズム「メイ、今だ!」バッ

 

メイに合図を送る。

 

Sメイ「…!(合図!)冥冥斬り!」ギュン

 

ズバァッ!

 

メイは僕の合図を受け取り、技を撃つ。甲羅には…

 

…ギィ

 

さらにヒビが入っていた。

 

ネロイズム「よし、あのヒビを狙って僕達も攻撃しよう」

 

Sアルヤ「おう!」

 

ギュン!

 

2人『せいっ!』ドッ

 

メイ(…攻撃が来た!少し離れて、と)スッ

 

…ドゴッ!

 

攻撃はヒビに当たる。

 

ネロイズム「よし、ヒビが大きくなってるね」

 

思いのほか時間をかけなくて良さそうだ。




次回もよろしくおねがいします。


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分散した戦い④

タマシイの覚醒はココではもはや標準装備です。


sideネロイズム

 

ネロイズム「よし、ヒビが大きくなってるね」

 

思いのほか時間をかけなくて良さそうだ。

 

Sアルヤ「…ん?なぁ」

 

ネロイズム「?」

 

Sアルヤ「ウミガメの体…少しずつ引っ込んでないか?」

 

ー--------------------------------------

 

sideケーティ・マリオ

 

ー左後足ー

 

セイダン「…ケーティ、見えるか?」

 

ケーティ「ええ…」

 

少しずつ体が引っ込んでるわね。

人によっては全く気付かないほど、ゆっくりと。

 

スカーフ「引っ込んでいるとして、どうすればいいんだ?」

 

こころ「…対策のしようはあるだろう」スッ

 

ケーティ「お面?…ああ、なるほど」

 

こころが出したのは、『眠い』のお面。

眠くなり、あくびをすると自然と体を伸ばすという状態を出したいのだろう。

…ただ。

 

ケーティ「でも相手は亀よ?逆に引っ込むんじゃないかしら?」

 

こころ「…確かに」

 

ボンゾー「じゃあ、何もできない…?」

 

ケーティ「………」

 

私の必殺技を使えば、ダメージを与えつつ止める事はできそうだけど…被害がえげつない事になる。

あんなモンを出してしまったらココ一帯が更地と化すわね。なら…残る手段は攻撃。

 

ケーティ「一旦攻撃を続けましょう。それで甲羅に足が引っ込んだら、甲羅を狙う。これでいいんじゃない?」

 

セイダン「…分かった」

 

ギュン!

 

4人『ウィザーインパクト!』ギュン

こころ「憤怒の拳!」ゴォッ

 

バゴォ!

 

ウミガメの残りHP:89%

 

ー--------------------------------------

 

sideネロイズム

 

他のチームが攻撃を続けているが、足は引っ込み続けている。

 

Sアルヤ「…ダメだ、こりゃ引っ込むぜ」

 

G平次「ならば、落ち着いて甲羅を狙いましょう」

 

ネロイズム「ソレが正解だろうね」

 

見た所それぞれの足は半分ぐらい甲羅に引っ込んでいる。

…頭は既に全体が甲羅の中だ。恐らく攻撃されなかったから邪魔がなかったのだろう。

 

Sメイ「斬斬斬斬斬斬…!」ブンブンッ

 

ズバズバッ!

 

メイは甲羅をずっと斬り続けている。

そのおかげかヒビはかなり大きくなっていた。…しかし。

 

Sメイ「はぁ、はぁ…」

 

流石に刀を振り回していると疲れが出てくる。

それを察した僕はメイの方に飛ぶ。

 

ネロイズム「メイ、そろそろ交代しよう。体力切れは命取りになる」

 

Sメイ「…分かった、降りて攻撃するね」

 

僕がそれに頷くと、メイは地上に降りていった。

 

ネロイズム「さて、と」グッ

 

ラッシュをお見舞いしてやろう。

 

ネロイズム「否テテテテテテテテテテテテテテテテテ定…否定ッ!」

 

ドドドドドドドドドッ!

 

Sアルヤ「うおっ…凄え速度でヒビが大きくなってやがる…」




次回もよろしくおねがいします。


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分散した戦い⑤

コメントを下さい。
モチベが正直下がってるので。

この回の第2のタイトル:穴を掘る?


sideネロイズム

 

ネロイズム「…ふぅ」

 

スタッ

 

さっきのラッシュのおかげで、甲羅のヒビをかなり大きくできたようだ。

…しかし。

 

ネロイズム「大きさはいいけど、奥まで届いてないね」

 

Sアルヤ「奥?ウミガメの体まで届いてないってことか?」

 

ネロイズム「その通りさ」

 

Sアルヤ「……ちょっと待ってくれ」ガサッ

 

アルヤが取り出したのは…

 

Sアルヤ「コイツの出番だな」シャキン

 

…ドリルだった。

しかもただのドリルではなく、『ディバンのドリル』という最強のドリルだ。

 

G平次「でもそれを空中で使うとなると、相当力を込めて使わないと掘れませんよね?」

 

Sアルヤ「確かにな。でもココには適任がいるだろ?」

 

適任?…はぁ。

 

ネロイズム「結局僕がやるんだね」

 

Sアルヤ「立ち向かうのが大事なんだろ?」スッ

 

ネロイズム「…ふっ、違いない」パシッ

 

アルヤからドリルを受け取り、甲羅に向かう。

足は後少しで完全に引っ込んでしまうようだ、急ごう。

 

ネロイズム「スイッチ、オン」カチッ

 

ギュィィン!

 

ドリルが高速回転しだす。

 

ネロイズム「そして…せいっっ!」ドッ

 

ズドドドドドッ…!

 

ドリルで甲羅のヒビを深く掘っていく。

しかし流石厄災の甲羅、かなり硬い。

 

「オオッ…!」ズシッ

 

ネロイズム「ッ!」グラッ

 

ウミガメは甲羅のヒビに気付き、僕を振り落とそうと動きはじめた。

…でもね、それで振り落とされる程僕は弱くないんだよ!

 

ネロイズム「ハァァァッ!」ググッ

 

力一杯ドリルを押し込む。腕が衝撃で痛むが、それは無視する。

ドリルはかなり頑丈だから、そんな力が加わっても耐えてくれるようだ。

そして…

 

…ズドッ!

 

「ッオオ!?」

 

ドリルは甲羅を貫通し、ウミガメの体が中から現れた。

 

ネロイズム「…よし!」バッ

 

スタッ

 

これ以上居座ると集中攻撃されるのが目に見えてるので、一旦着地する。

 

Sアルヤ「よくやったぜ、ネロイズム!」

 

Sメイ「大活躍だね!」

 

ネロイズム「まぁね…後はそこに集中攻撃しながら穴を広げていけばいいさ」

 

Sアルヤ「だな。…反動を食らってるだろ?少し休め」

 

ネロイズム「ッ…分かった」

 

ウミガメの動きに耐えられるように力一杯押し込んだが、流石に僕の腕はその衝撃に耐えられるぐらい強くはなかったようだ。関節が少し外れている。

(パワー3.2億の関節が外れるレベルの衝撃!?)

 

ー--------------------------------------

 

月斗「…完全に引っ込んでしまったね」

 

ルメ「今度は甲羅を狙えばいいんでしょ?」

 

月斗「そうだね」

 

ダッ




予想:後10話前後で終わる。
現実:多分その倍ぐらい。

次回もよろしくおねがいします。


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分散した戦い⑥

モチベが上がらん…(泣)


side八意月斗

 

月斗「…完全に引っ込んでしまったね」

 

ルメ「今度は甲羅を狙えばいいんでしょ?」

 

月斗「そうだね」

 

ダッ

 

ー甲羅ー

 

ザクロ「…お?」

 

ザクロが何かに反応する。

 

アルカ「どうしたの?」

 

ザクロ「アレ、見ろよ。穴が開いてるぞ」

 

見上げると…あ、確かに穴が開いてるね。

 

ルメ「恐らく甲羅担当がやったんでしょうね」

 

そこにその甲羅担当が駆け寄ってきた。

 

月斗「体が完全に引っ込んだから、来たよ」

 

アルヤ「他は…「そろそろ来るんじゃない?」ですね」

 

月斗「あの穴に攻撃を当てればいいんだね?」

 

僕の質問に対し、アルヤは頷いた。

なるほどね…でも。

 

月斗「もうすこし大きくできそうだね」フワッ

 

甲羅の穴に向かう。

 

ルメ「何をするつもりなの?」

 

月斗「なぁに、やっと能力を活用できると思っただけさ」

 

スッ

 

甲羅の穴…その外側に手をかざす。

そして能力を発動する。

 

ギュン!

 

月斗「まずはココに圧力をかけて…」ぎゅっ

 

…一旦能力を解除し、穴を挟んで反対側の部分に能力を使う。

 

月斗「今度はこっちに…」ぎゅっ

 

僕がしようとしていることは、こんな感じ。

外側の部分でランダムに能力を発動し、そこに重圧がかかることで、少しずつ脆くなる。

それを繰り返すことで段々甲羅が脆くなり…

 

…バキッ!

 

味方『…!』

 

甲羅の穴が一回り大きくなった。

この行動を起こす条件は…穴を開けておくこと。じゃないとそもそも穴を大きくできないのだ。

 

スタッ

 

穴を大きくすることに成功した僕は、地面に戻った。

 

アルカ「…凄い応用の仕方ね」

 

どうやらアルカは僕がやったことをある程度理解したようだ。

 

月斗「なに、この程度一週間前の朝飯前だよ」

 

ザクロ(一週間前なのかよ…)

 

月斗「じゃ、後は君達に任せるよ」

 

アルヤ「了解です!」ギュン

 

ー--------------------------------------

 

side坂田日花

 

日花「ハァ、ハァ…!」ドサッ

 

炎月と戦い始めて10分程が経つ。…未だに一撃も当たっていない。

全て避けられるか、弾かれるか、止められるかだ。

今の私は体力を温存すべく、スーパー化を解除したけど…それでも強すぎる。

 

炎月「どうした、その程度か?カンスト状態でそれだけとは言わせないぞ、お前の師匠の方がやれたハズだ」

 

…!?

 

日花「アルミさんを、知ってるの…?」

 

炎月「俺が一方的に、な。完成する前のアルミ・マリオでももっといい動きをしていたハズだ…そうだ、質問をしよう」

 

日花「?」

 

炎月「お前は力と技術、どちらに重点を置く?」




アルミの答え:場合によって変える。

次回もよろしくおねがいします。


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決着

コレ以上引っ張っても意味ないので、一気に終わらせることにしました。


♪MULAストーリー - アルメリオン

 

sideネロイズム

 

月斗「じゃ、後は君達に任せるよ」

 

Sアルヤ「了解です!」ギュン

 

…よし、腕は回復した。

 

ネロイズム「アルヤ、少し待ってくれ」

 

Sアルヤ「あ?どうしたんだ?」

 

ネロイズム「長期戦にするのは都合が悪いと思うんだ」

 

Sアルヤ「…理由は?」

 

ネロイズム「恐らくだけど…ウミガメは討伐に時間をかけるほど攻撃力が増す。…あってるかい、月斗?」

 

月斗「…ああ、そうさ。よく気付いたね」

 

ネロイズム「耐久が高いだけじゃ最も強い厄災とは言えないからね…だから、みんな全力で相手を潰しにかかった方がいいと思う」

 

Sアルヤ「なるほど…な。よし、乗った!お前ら、全力の攻撃を準備しろ!」

 

味方『了解!』ギュン

 

ズドッ、ズドッ!

 

ネロイズム「メイ」

 

Sメイ「?」

 

ネロイズム「限界を超えるよ」

 

Sメイ「…うん!ハァッ!」カッ

 

僕達はそれぞれフルパワーで大技の準備をする。

 

月斗「波動系の技を使うんだ!」

 

G平次「了解…サンダーキャノン・黒!」ギュン

 

ズドドドドドッ!

 

平次の黒い光線は甲羅の穴に向かって突き進み…

 

「オオッ…!?」

 

ウミガメの残りHP:75%

 

ウミガメに大ダメージを与えた。

 

G平次「グッ…」

 

シュッ

 

平次「俺はもう体力切れだ…」

 

Sメイ「ありがとう、平次。後は私達に任せて!」

 

平次「ああ…」

 

平次は頷き、下がった。

 

ネロイズム「力を合わせるぞ、メイ!」

 

Sメイ「うん!」

 

月斗「(おっと、コレは…とてつもないパワーが出そうだね)みんな、下がって。後は2人に任せよう」

 

ザッ…

 

2人『ッッ…ハァッ!』

 

僕とメイの2人で魔力と神力をそれぞれ出し、凝縮していく。

かなり体力が持っていかれるが、構わない。

そうしなかれば厄災を終わらせることはできないからね!

 

ギュルルル…!

 

アルヤ「うおっ…凄ぇ量のエネルギーだ…」

(↑スーパー化してたヤツらはメイ以外戻った)

 

ルメ「あの状態だと普通に私はやられそうね…」

 

ー--------------------------------------

 

クラゲ 削除

イワシ 削除

マグロ 削除

ヤツメ 削除

オール・ヨア・フォルト 復旧中

 

ネロイズム 解放

オキセイギ 解放

 

ウミガメ 再生中

 

ー--------------------------------------

 

カッ!

 

味方『!!!』

 

僕達2人を神々しい光が包み込む。そして…

 

ネロイズム「この力は…!」

 

メイ「これなら…!」

 

ウミガメ「オオ…オオオッ!」ギュン

 

ザパァァン!

 

ウミガメはこちらに攻撃を放ってきた。

…弾き返してやる!

 

2人『必殺…!

 

   ジ・アマテラス!

  

           …ハァッ!』

 

ピカッ…!

 

「オオオオオオオオオッ…!」

 

僕達の攻撃はウミガメの攻撃を消し飛ばし…

辺りは、光に包まれた。

 

ー--------------------------------------

 

ウミガメのなみだは しおらしいと聞いた

泣きながら あなたは しおらしく笑った…

 

ウミガメ 削除

 

ネロイズム セーブが完了しました。

オキセイギ セーブが完了しました。

 

ー--------------------------------------




強引ですが、次でこの章は終わります。

次回もよろしくおねがいします。


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おわりっりっり。

やっと長い話が終わりましたね。


side坂田日花

 

炎月「フンッ!」ドガッ

 

日花「ガハッ…」バタン

 

軽いジャブ。私はそれだけで体力が削りきられた。もう立てない。

 

炎月「流石に初めてじゃあ俺には勝てなかったようだな。ま、頭の中で念じながら寝たらこの空間に来れるから、ある程度鍛えたらまた来るといい」

 

日花「ッ…分かったわ…」

 

炎月「…そろそろ1時間だ。またな」

 

炎月の言葉を聞いた私の視界はだんだん薄れていった…

 

ー----

ー---

ー--

ー-

 

日花「…!」ハッ

 

平尾「日花!目を覚ましたんだね!」

 

目を覚ますと医務室におり、平尾が心配そうにこちらを覗いていた。

 

日花「ええ…ちょっと聞くけど、私の脳は止まってたかしら?」

 

平尾「…うん。でもなぜか心臓は動いてたんだ」

 

…どうやら脳といっても、止まっていたのは大脳だけのようだ。

 

平尾「それにしても、どうしてそんな事を?」

 

日花「実は…」

 

私は炎月についての事などを説明した。

 

平尾「…なるほど。525年周期がちょうど今来たんだ、とんだ偶然だね」

 

日花「そうね…」

 

ー数分後ー

 

ガチャッ

 

ネロイズム「日花、目を覚ましたんだね」

 

メイ「大丈夫ですか?」

 

ネロイズム達が部屋に入ってきた。

…!!!

 

日花「アンタ達、この気配は…!」

 

ネロイズム「…もう気付いたのか。流石だね」

 

メイ「私達は無事覚醒したんですよ。なので魔力と神力の両方を持っています」

 

日花「なるほど、ね…」じっ

 

…うん、この2人のパワーは感じ取れるだけで5億は軽く超えてるわ。

 

日花「アンタ達、一気に強くなったようね。特訓相手になってくれないかしら?」

 

2人『?』

 

"パンドラの箱" 完

 

ー--------------------------------------

 

次章予告

 

坂田日花、月に行く。

 

大厄災から2年後、ウョキイワイカについて疑問を持った日花。

『何故そもそもウョキイワイカがあるのか?』

答えは月にあると月斗に言われた日花は、仲間達と共に月の国、ニャン国へと突入するのだった。

しかし、月の裏側にも国があると判明して…!?

 

日花「…アンタ、こんな所に住んでたのね」

 

炎月「まぁな」

 

果たして大厄災は何故現れたのか!?

 

年歴 2100→2102

 

ー--------------------------------------

 

sideアルミ・マリオ

 

アルミ「…ハッ!」ドッ

 

天助「フンッ!」

 

ガキィン!

 

最近天助と優香が幻想郷に移住してきて、今天助と手合わせしている。

 

天助「…なぁ、お前また強くなってないか?俺のパワーは10億1010万1010だが…」

 

アルミ「えっ、私もそれぐらいよ?エネルギーのコントロールがさらに上手くなっただけよ」

 

天助「マジか…まぁいっか。オラァ!」ダッ

 

アルミ「…せいっ!」

 

バゴォ!

 

咲夜「わぁ、動きが速い…」

 

パメラ「お母さん、頑張れ~!」

 

リビット「…今日も平和だな」

 

有太「そうだな」

 

アルミが旅に出て、有太が平行世界の幻想郷に行くまで、残り4年。

それまでは多分平和が続くだろう。




さて、次は何話かかるのか?

次章もよろしくおねがいします。


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第3章 坂田日花、月に行く。
何故か増えていくパンドラの図書館の書物


新章すたーと!


2102年、パンドラの図書館にて。

 

side坂田日花

 

日花「…えっ?」

 

何かがおかしい。何がおかしいのかというと…図書館の書物が増えているのだ。

 

日花「なんで増えてるの…ん?」パサッ

 

本をどかすと本棚にメモが貼ってあった。

 

日花へ

厄災は終わったし、ソレ関連の本を置いておくわね。

いつ来たかって?そりゃルメとかアルカしかいない日に来たわよ。

これからの活躍、楽しみにしてるわ。それじゃ

アルミより

 

日花「…アルミさん!?」

 

いつの間に来たの!?というか旅に出たって聞いてたけど!?

(日花達はアルミが幻想郷に行ったことを知らない)

急いでルメさんの部屋に行き、問いただす。

 

日花「ルメさん、アルミさんはいつ来てたんですか!?」

 

ルメ「アルミ?あー…ちょくちょく来てるわよ?来ては図書館に本を置いてってるらしいわ」

 

日花「………」( ゚Д゚)

 

まさか1回だけじゃなかったとは…

 

日花「アルミさんって旅に出てるんですよね?」

 

ルメ「そうよ?それがどうかしたの?(もしかして気付いたのかしら?)」

 

日花「そういえば何処に行ったんですか?」

 

ルメ「平行世界よ。来た時に毎回ソレについて話してくるの(コレは嘘じゃないからセーフね」

 

平行世界か…探そうと言っても絶対見つからないわね。

(※いや、オメガタイムラインにいたらいつか会えます)

 

ルメ「それと、アルミが置いていく本は元々そこにあって、アンタがパンドラの図書館に行き始める前に隠したらしいわよ?」

 

日花「えっ?どうしてそんな事を…?」

 

ルメ「厄災などの特徴を知りすぎてイージーゲームにならないようにしたいとか言ってたわね」

 

日花「は、はぁ…」

 

うん、アルミさんが考えてる事はよく分からないわね…

 

ー--------------------------------------

 

sideアルミ・マリオ

 

アルミ「へっくし!」

 

誰かが私のことを話してるのかしら…?

 

天助「大丈夫か?いきなりくしゃみして」

 

アルミ「大丈夫よ、誰かが私のことを話してるだけだと思うわ」

 

天助「そ、そうか(ソレって本当なのか?迷信だと思ったが)…で、咲夜が紅魔館で働くって?」

 

アルミ「ええ、咲夜が『紅魔館で働きたい!』なんて言い出したのよ」

 

天助「理由は?」

 

アルミ「……聞いて驚くわよ?」

 

私も聞いた時ビックリしたし。

 

アルミ「子供っぽいお嬢様の元でメイドをしたい、とか言ってたわ」

 

天助「………はぁ?」( ゚Д゚)

 

アルミ「嘘じゃないわよ?」

 

天助「咲夜がレミリアになついてるのは知ってたが…マジで?」

 

アルミ「マジで」

 

天助「…凄いな」

 

アルミ「うん」

 

語彙力なんてなくなっちゃったわ。




覚えておこう:アルミの平行世界の旅が本格的になるのは3年後からで、旅自体には行ってる。

次回もよろしくおねがいします。


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やっぱり不思議な人

一ヶ月ぶりです(白目)

豆知識:ルメの家は元々アルカ、ラリー、カステンが住んでた家である。地下にパンドラの図書館がある。


side坂田日花

 

月斗「ん、日花じゃないか。君のルメの家に?」

 

次の日。私がルメさんの家に行く途中、月斗さんに会った。

 

日花「はい」

 

月斗「そうかい。じゃあ一緒に行こう」

 

スタスタ

 

ールメの家ー

 

ピンポーン…ガチャッ

 

ルメ「はーい。日花と…あら、月斗。アンタも来たのね」

 

月斗「ヒマだからね」

 

ルメ「姉に会いに行けばいいのに「去年会ったよ。元気そうだった」…そう」

 

月斗さんに姉がいるのね……え、つまり。

 

日花「月斗さんのお姉さんも年齢が億単位なんですか?」

 

月斗「そうだよ。まあ言っても5年ぐらいしか年齢差がないから誤差だけど」

 

そんな話を聞きながら、私達は居間に着く。

居間にはザクロさんとアルカさん、復活したスティーブさん、それと留美がいた。

留美はダークルメさんの転生だから、一緒にいることが多い。

 

ザクロ「おお、日花じゃねーか」

 

アルカ「また図書館に?」

 

日花「はい」

 

ルメ「……そういえば。ちょうどココに月斗がいるんだし、聞くけど…日花、アンタは厄災の正体に興味あるかしら?」

 

ウョキイワイカの正体?確かに周期的に起きる厄災は怪しさ満点ね。

 

日花「…ありますね」

 

ルメ「そう…んじゃ月斗、よろしく」どーん

 

押し付けるんかい!

 

月斗「え、僕!?君にも教えたじゃん!?」( ゚Д゚)

 

ルメ「アンタの方が説明上手いでしょ?」

 

月斗「それは、まぁ……はぁ、分かったよ」

 

そして私は月斗さんと別の部屋に行き、そこで月斗さんは話を始めた。

 

月斗「僕が月人なのは知ってるよね?そのトップは…誰か分かる?」

 

日花「月の都のトップは…確か月夜見さんでしたっけ?」

 

書物で読んことがある。月の都のトップは月夜見という神で、常時スーツを着ていると………うん、なんでスーツ?

 

月斗「そ。月夜見様は三人姉弟なんだけど、長女が天界トップの天照、次女が月の都トップの月夜見様、末っ子が天界で天照の補佐をしている素戔嗚なんだ。ちなみにアルミは3人に会ったことがある」

 

神が姉弟なのはよくある事なのは知ってたけど…かなりのエリート姉弟のようだ。その3人に会ったことがあるアルミさんはやっぱりおかしいと思う。

 

月斗「…さて、ここで問題だ。"この世界"のトップは、誰でしょう?」

 

日花「この、世界の…?」

 

私は考え込む。この世界のトップってことはつまり、天照さんや月夜見さんを超える神…と考えると1人しかいない。

 

日花「最高神、イザナミ?」

 

書物で滅多に出てこないが、世界の始まりに関するモノに出てくる。

 

月斗「その通り。世界の実質的トップは、イザナミなんだ。厄災は彼女に関係している」

 

日花「そ、その関係って…?」

 

月斗「それは…………月で分かる!」

 

日花「……え、教えないんですか?」

 

月斗「うん。コレは君が実際に確かめに行った方がいいと思う」

 

日花「は、はぁ…」

 

なんか釈然としないわね…




月夜見が常時スーツを着ているのはネタです。

次回もよろしくおねがいします。


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強者の眼、神眼

最近NARUTOを読んでたので影響されました。


sideアルミ・マリオ

 

ある日、私は天界…のトップ、天照がいる神殿に来ていた。

 

天照「あら、アルミ。どうしたの?」

 

「まさか前みたいにヒマつぶしってワケじゃねぇだろうな?」

 

天照の隣の男…素戔嗚が鋭い目つきでそう言った。

 

アルミ「流石に連続でヒマつぶしには来ないわよ…とある質問があってね」スッ

 

ドサッ

 

私は懐からとある書物を出し、ソレを開く。

内容は…一定以上の強さを持つ者だけが開眼する…『神眼』だ。

天照や素戔嗚、月夜見……最近私も開眼した。

 

↓こんな感じの模様が、眼球に浮かび上がる。

 

 |

ー・ー

 |

 

 

素戔嗚「質問?神眼についてか?」

 

アルミ「ええ」

 

天照「そう…なら時間があるし答えてあげるわ。素戔嗚、出てもいいわよ」

 

素戔嗚「おう」ガチャッ

 

…さて。

 

アルミ「実は私、最近神眼に開眼したのよ」

 

天照「……え!?ホント!?」

 

アルミ「ええ。ちょっと火桜神モードにならないと出ないけど…ハッ!」

 

ギュン!

 

HMアルミ「…後は、開眼!」

 

カッ…!

 

私の眼球に十字の模様が現れ、赤く光る。

天照の神眼の色は桃色、素戔嗚は紫だ。

 

天照「ソレが貴女の神眼…綺麗な赤色ね。それで、質問は?」

 

HMアルミ「私が質問したいのは…神眼を開眼する条件よ」

 

この書物には、神眼を持った者の戦闘描写ぐらいしか載ってなかったわ。

 

天照「条件ね…一応私は知ってるけど、貴女はどこまで予想したのかしら?」

 

HMアルミ「そうね…私が開眼したのは、ちょうどヘカさんと手合わせしてた時ね」

 

ー回想ー

 

ヘカさんこと地獄の女神ヘカーティアは、3体で一斉に私に攻撃していた。

 

アルミ「ハァ、ハァ…」ドサッ

 

私はしばらく戦って息が上がっていた。やっぱパワー30億ぐらいじゃしんどいわね…240億相手には。

(普通ならしんどいどころかボッコボコだが?)

 

赤ヘカ「あらあら、どうしたのアルミ!」

 

青ヘカ「その程度じゃ私達に勝てないわよん!」

 

黄ヘカ「さっさと変身しなさい!」

 

アルミ「ッ、そうね……本気で行くわ。ハァッ!」

 

ギュン!

 

HMアルミ「炎天桜舞!」BLOOM!

 

ズドォ…ッ!

 

青ヘカ「グッ…」

 

技は青ヘカさんに命中した。

 

黄ヘカ「……ん?」

 

赤ヘカ「どうしたの、黄?」

 

黄ヘカ「アルミ…」

 

HMアルミ「?」

 

黄ヘカ「神眼を開眼してる…!」

 

HMアルミ「へ?」

 

ー回想終了ー

 

HMアルミ「って感じね。だから…恐らく火桜神モードによって強くなったのが原因かしら?」

 

天照「ふーん…具体的には?」

 

HMアルミ「推定パワー100億越え…って所かしら「正解!!!!」…え?」

 

そんなカンタンな条件なの?

 

天照「片目の神眼を開眼する条件は、パワーが100億を越えた状態を維持することなの」

 

HMアルミ「なるほど……ん、片目?両目はなんなの?」

 

天照「お母さんしか両目開眼したことがないから、分からないわ。それに…分かるでしょ?」

 

 

この世界の創造神で天照の母親、イザナミは……既に死んでいる。

 

 

HMアルミ「……そっか。ならしょうがないわね」




片目神眼の条件は、パワー100億越え……だけです。越えた状態で戦ってると開眼します。
両目は…まだイザナミしか到達してません。てか創造神が死んでるの!?

開眼者:色

アルミ:赤
天照:桃
素戔嗚:青
月夜見:紫
ヘカ:橙or緑or紫(髪色によって変わる)
イザナミ:赤
月斗:灰色

正直、月のヤツらのパワーはまだ決定してません。

次回もよろしくおねがいします。


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便利すぎるタクシー

やっとこの曲をBGMに使える(歓喜)

久々にピンクの〇が再登場します。


side坂田日花

 

月斗さんの話を聞いた私は、仲間を数人集めた。

集まったヤツら↓

甲、フラン、メイ、平次、ネロイズム

平尾は未例と日和、マリンはクリス(フランとマリンの息子)、アルヤはアローと梅(アルヤとメイの息子と娘)、絵奈は平三(平次と絵奈の息子)と一緒にいる。…他の人達もそれぞれ用事があって来れなかった。

 

甲「月、か…」

 

フラン「結構スケールがデカそうな話だな」

 

ネロイズム「700年周期の厄災がある時点で、スケールはデカかっただろう?」

 

フラン「そりゃ、そうだが…」

 

平次「…ところで、どうやって月に行くんですか?」

 

日花「便利なタクシーがいるじゃない」

 

平次「…あ、なるほど(察し)」

 

メイ「…タクシー?宇宙にタクシーなんてあるんですか?」

 

日花「ええ、いるわよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カービィさんっていう、タクシーが」

 

ー数分後ー

 

カービィ「いやぁ、久しぶりだね。元気にしてた?」

 

日花「もちろんですよ」

 

フラン「……なるほど、カービィさんか」

 

フランは会ったことがあるので察してくれたようだ。

 

メイ「えっ、でも確かワープスターって5人用ですよね?カービィさん含めて7人いますよ?」

 

日花「ソレについては問題ないわ…でしょ?カービィさん」

 

カービィ「うん。コレがあるからね」スッ

 

カービィさんが出したのは…カゴ。

 

日花「……すっごく懐かしいですね」

 

前世の記憶を思い出す。

 

カービィ「でしょ~?」

 

ネロイズム「何の話だい?」

 

日花「このカゴ、83年前に使った代物なのよ」

 

フラン「ファ!?」( ゚Д゚)

 

平次「でも全然ボロくないですね」

 

カービィ「魔法のカゴだからね。ココに入ってからポケットに入れると、カゴが小さくなるんだ」

 

甲「…つまり、そこに2人入ればいいんだな?」

 

カービィ「そうだよ~」

 

そして、フランとメイがカゴに入ることになった。

 

カービィ「じゃ、呼ぶね。ワープスター様、八方美人!」

 

ヒュルル…

 

ネロイズム(特殊な呼び方だね…)

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

♪MULAストーリー - 宇宙~月へ行こう

 

ビュゥゥン!

 

カービィさんのワープスターは、超高速で宇宙空間を飛んでいる。

 

甲「は、速ぇ…!」

 

日花「わーたーしーはー前世でー慣れてるよー」

 

甲「そりゃ俺も同じだ!…でも慣れねぇ!」

 

平次「俺も慣れてますよー?」

 

甲「…慣れてないの俺だけかよ!」

 

ネロイズム「……ん?みんな、前を見て」

 

全員『?』クルッ

 

前を見ると、先には月の表側…ニャン国があった。

…しかも、こちらに気付いてるのか、戦艦がこちらに向かっている。

 

カービィ「うわっ、僕達やられちゃうよ?」

 

全然焦ってるように感じないんですが?…はぁ。

 

日花「みんな、片手開いてるでしょ?迎撃するわよ」

 

全員『了解!』




この小説のホントに最初らへんにしか出ませんでしたね、このカゴ。
まさかカービィが持ってたとは。

豆知識
地球からポップスターまでの宇宙空間には、トンデモ技術によって空気がある。なので極論月まで宇宙を泳いで行ける。

次回もよろしくおねがいします。


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戦艦は真っ二つ

最近、コメントがほとんど来ませんね…(泣)


side坂田日花

 

『ピーンポーンパーンポーン♪』

 

どこからともなく放送が聞こえてくる。

…宇宙空間だから音は聞こえないって?ココ辺りは空気があるから聞こえるのよ。

 

『ニャニャニャッニャ、ニャニャン!』

 

フラン「…は?」

 

ネロイズム「ニャン語で話されても…」

 

日花「………」

 

フラン「…日花?」

 

日花「『今すぐこの場を去れ、さもなくばぶっ殺す!』って言ってるわね」

 

メイ「え!?分かるんですか!?」

 

日花「パンドラの図書館に訳が載ってた」

 

フラン(あの図書館、便利すぎね…?)

 

『ニャニャ、ニャニャー!』

 

日花「『まだ進むか、ならぶっ殺す』って」

 

キュィィン!

 

月の方から宇宙戦艦が飛んでくる。

大きさは…結構デカい。

 

甲「…おい、アレを俺達の片手で倒せと?」

 

日花「ええ」

 

甲「…しゃぁない、やるか」

 

ヒュンヒュン!

 

戦艦から光線やミサイルが飛んできた。

 

日花「光線は私が吸収するわ」ギュン

 

ネロイズム「分かった、なら僕がミサイルを反転する」スッ

 

光線が私達に近付くと…

 

日花「吸収!」バッ

 

ギュルルルル!

 

私はソレを吸収し、ミサイルが近付くと…

 

ネロイズム「リバース!」バッ

 

シュッ!

 

ミサイルは戦艦の方を向き…

 

…ドゴォ!

 

戦艦はソレに当たってダメージを受けた。

 

『ニャッ!?』

(ダニィ!?)

 

日花「アンタ達、攻撃よ!」

 

フラン「おっしゃ!ケツイサンダー!」バチッ

 

甲「アースフォース!」ゴォッ

 

メイ「飛斬舞!」ズバッ

 

……ズドォン!

 

『ニャァ、ニャニャ…!』

(クッ、この野郎…!)

 

戦艦に載ってるニャンコが悪態をつく。

 

メイ「…日花さん、別に速攻倒してもいいんですよね?」

 

日花「ええまぁ…ってアンタまさか」

 

メイ「そのまさかですよ。天使化!」カッ

 

メイは2年前に目覚めた天使化に覚醒する。

 

メイ「…ハッ!」ドッ

 

メイは戦艦の前に飛び込み…

 

メイ「天使の聖斬!」シャッ

 

ズバ

  ァン

 

『ニャ~!?』

 

戦艦は真っ二つに斬られた。

 

フラン「うわっ、メイやりすぎだろ…」

 

ネロイズム「流石僕の妹だ」

 

甲「こんなタイミングでシスコン出すなよ」

 

日花「まぁいいじゃない。襲撃は戦艦1台だけかしら……そのようね」

 

カービィ「よーし、このまま月まで向かうよ~!」

 

ヒュゥゥン!

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

襲撃はあの後来なかったが、流石にニャン国ど真ん中に着陸すると囲まれるのは目に見えてるので…私達はニャン国外れに着陸した。

 

ネロイズム「…ん?」

 

メイ「…変な感じがしますね」

 

日花「……確かに」

 

平次「何かあるんですか?」

 

日花「ええ…」

 

私は変な感じがする方向を向いて…

 

日花「ココに、結界があるわ」

 

そうつぶやいた。




5行連続でメイって文字が並んでる…コラかな?

次回もよろしくおねがいします。


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閑話:紅魔館

タイミング的にココが良さそうなので出しておきます。


side三人称

 

「こうして、こうして…と」

 

カンッ、キィン!

 

金属が叩きつけられる音が辺りに聞こえる。

 

「よし!」

 

ギュゥゥン…

 

叩かれた金属…赤い剣からエネルギーが溢れだす。

 

ガチャッ

 

その時、部屋の扉が開かれた。

 

「…あら、できたの?フランドール」

 

フランドール「うん、完成したよアルミ!」

 

sideアルミ・マリオ

 

紅魔館。

吸血鬼のレミリア・スカーレット、その妹のフランドール、親友のパチュリー、その使い魔の小悪魔、そして門番の美鈴が住む館である。

私が拾った子供である咲夜がメイドとして働いている館でもある。

まだ7歳なのに何故メイドなのかって?それは…彼女が自分から

 

咲夜『紅魔館で働きたい!』

 

なんて言いだしたからよ。

一度ダメって言ったけど、駄々をこねだして…

 

咲夜『レミリアさんが可愛いの~!可愛い子を世話したいの~!』

 

と、7歳らしからぬ発言をずっとするので、仕方なく了承した。レミリアからは…

 

レミリア『…貴女、大変そうね』

 

と何故か言われる始末。いやいや咲夜から駄々をこねられるの、始めてなんですが!?とツッコんでやったわ。

 

…閑話休題。

 

そんな紅魔館の地下室…フランドールの部屋に私は訪問した。

部屋の前まで来て、

 

フランドール「よし!」

 

って声がしたので、恐らく"例の武器"ができたのだろう。

 

ガチャッ

 

部屋の中で赤い剣からエネルギーが溢れでていた。

 

アルミ「…あら、できたの?フランドール」

 

フランドール「うん、完成したよアルミ!」

 

達成感に浸っているフランドールを横目に見ながら、私はフランドールが作った武器…レーヴァテイン改を確認した。

 

アルミ「へぇ…凄いわねコレ。アンタのレーヴァテインと比べて数倍のエネルギーを感じる…」

 

フランドール「アルミが質のいい材料を持ってきてくれたおかげだよ。たしか…ジャスパー鉱石だったっけ?」

 

アルミ「ええ、ソレで合ってるわ。アレは武器に付与すると攻撃力を上げる代物よ。でも…まさかアレを剣の素材として使うとはね」

(元ネタ:ハイピクセルスカイブロック)

 

フランドール「へへっ、凄いでしょ!」

 

アルミ「凄い凄い。アンタに"魔法科学"を教えて良かったわ」

 

魔法科学とは、アルフィーやガスターが研究する、魔法と科学を上手く組み合わせた分野だ。既にパチュリーという魔法使いがいるから、ジャンル的にコレをフランドールに教えた方がいいと思い、彼女に教えた。

 

フランドール「早速試していい?流石に武器は試さないと強さが分からないでしょ?」

 

アルミ「ええ、いいわよ」

 

そして私達は外に出て(今は夜なので大丈夫)、新たな武器を試すのだった。




フランドール、研究者になる!

次回もよろしくおねがいします。


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月の都

注意:この世界の月の都は『穢れ』に関して比較的寛容です。それほど忌避してません。


side坂田日花

 

日花「ココに、結界があるわ」スッ

 

変な感じのする方向を向いて、そこを指さす。

 

フラン「結界?なんでこんな所に…」

 

日花「恐らく月の裏側…月の都をニャン国などから防御する結界よ」

 

フラン「あ、なるほど」

 

平次「ニャン国からあまり離れてないのに、もう結界があるんですね」

 

ネロイズム「それ程ニャン国の科学力が脅威なんだよ、多分」

 

『いや、そうではない』

 

全員『!?』

 

突然、結界がある方向から声が聞こえてきた。

 

甲「だ、誰だ!」

 

スゥッ

 

結界の向こう側から1人の女性が現れた。

薄紫色の髪で、黄色いリボンを付け、刀を1本差している。

そして、感じるエネルギーからして…

 

日花「アンタは…神…?」

 

「正確には違うぞ、坂田日花」

 

…!?

 

日花「私の名前を…」

 

依姫「私は綿月依姫、月の都の防衛をしている者だ。ニャン国の脅威は科学力ではない、なんせ私達の方が技術は上だからな…問題は狂暴性だ」

 

メイ「狂暴性…?」

 

依姫「ヤツらは至って狂暴で、所構わず襲ってまわる。数十年前、お前達の国に戦争を仕掛けただろう?それを私達もしょっちゅう受けている」

 

日花「ふーん………で?アンタは何をしに来たの?」

 

依姫「(その態度…私を舐めているのではなく、警戒しているな)…お前が知っている人物に頼まれてな、お前達を月の都に案内することになった」

 

日花「私が知っている人物、ね…」

 

ほぼ確定で月斗さんね。

 

依姫「これから結界を開ける、ちょっと下がっていてくれ」

 

サッ

 

巻き込まれたくないので依姫の言う通りにした。

 

依姫「……開!」ギュン

 

カッ!

 

結界に人1人が入れる大きさの穴が開いた。

 

依姫「入れ。あまり長く持たないから急いでくれると助かる」

 

タタッ

 

私は穴の中に『突入!ハァァ!』と脳内再生しながら駆け込む。

(お約束は忘れない)

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

コォォォォ…

 

結界の先には、大きな空間があった。

 

シュッ(結界を閉める音)

 

依姫「ココが月の都だ」

 

近未来的で、和風な感じの建物が並んでいる。

 

メイ「おお…」

 

フラン「凄ぇ…」

 

日花「………」

 

私も正直その光景に驚いていた。

図書館で呼んだ書物によると、月の都にはこの世界でも最上位の強者が数人いるらしいのだが…この光景なら納得もできる。技術も凄いなら力も凄いだろう。

 

依姫「案内する。こっちだ」

 

スタスタ

 

月の都の街中を歩く。

 

日花「そういえば、アンタは神じゃないようだけど…それなら何なの?」

 

依姫「…神降ろし、って知ってるか?」

 

日花「あ、なるほど。力を纏ってると」

 

依姫「そんな感じだ。私自身神ではなく、ただの結構強い月の民だ」

 

…感じる力からして『結構強い』じゃ収まらないと思うんだけど?月斗さんに近い気配がするわよ?




月の都の強者:依姫、豊姫、サグメ、嫦娥、月夜見、??、???
※全員判明してます。

おまけ:月斗のパワー
88億→176億(神眼片目:灰)

次回もよろしくおねがいします。


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月の都在住の炎月

後ちょっとで400話ですね。
くッソ長いなおい…


side坂田日花

 

日花「………」( ゚Д゚)

 

「どうした?」

 

今、私の前に依姫が言ってた『とある人物』がいる。

いるんだけど…

 

日花「アンタなの!?」

 

炎月「そうだが?」

 

ー回想ー

 

街中を進み、とある一軒家の前で止まる。

 

依姫「ココだ」スッ

 

ピンポーン

 

フラン(ドアベルかよ!?)

 

カチッ

 

『お、依姫か?』

 

依姫「ああ、頼んだように連れてきたぞ」

 

『あざっす。開けるから待ってろ』カチッ

 

…ガチャッ

 

ドアが開き、中から出てきたのは…紫髪橙眼の男だった。

 

日花「………ファッ!?」

 

4代目獄炎の天使、炎月だ。

 

炎月「よう、日花」

 

ー回想終了ー

 

甲「…誰なんだ、この人?」

 

日花「アンタ達がウミガメと戦ってた時、私が気絶中に異空間で会った人よ」

 

炎月「そんな所だ。まぁ入れ」

 

依姫「私は用が終わったから帰r「まぁ待て。桃タルトでもどうだ?」…分かった、なら入ろう」

 

ネロイズム(扱いやすいね…)

 

炎月は私達を家に招き入れた。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

リビングに案内され、椅子に座る。

 

依姫「………まだなのか?」

 

炎月「まぁ待て、後少しで終わるから」スッ

 

スパッ、スタスタ…コトン

 

炎月「ほい、桃タルト」

 

依姫「感謝する」スッ

 

パクッ

 

依姫「……♪」にこっ

 

わお、すげぇ喜んでるわね。

 

炎月「お前らも食べるか?」スッ

 

ちゃんと人数分用意されていた。

…どうやって人数を知ったのかしら?

 

日花「ええ」

 

炎月「ほい」コトン

 

パクッ

 

日花「…美味しいわね」

 

店に出せるレベルよ。

 

炎月「誉め言葉に感謝する。…んで、お前らが来たのはウョキイワイカの正体を探る為だよな?」

 

平次「ああ…」

 

炎月「なら、俺が大まかな内容を説明してやる」

 

メイ「…知ってるの?」

 

炎月「実際、俺は700年前のウョキイワイカを月斗達と協力して討伐したからな」

 

6人『!?』

 

衝撃の事実。

 

日花「…ん?でもアンタが獄炎の天使になったのって527年前でしょ?その時って普通のニンゲンだったの?」

(525 + 2 = 527)

 

炎月「いや、俺は元々魔界出身だったぞ?当時の俺のパワーは…確か6億ぐらいだったか

?」

 

ネロイズム「6億…つまり魔界でも上位の強さだったのかい?」

 

炎月「そうだな。お前も魔界のヤツか?」

 

ネロイズム「まぁね」

 

炎月「…んで、俺は地界に住んでる月斗達と知り合い、協力して当時の大厄災を討伐した。その後俺は月斗と友達になり、その縁でこの月の都に引っ越した」

 

日花「そこでウョキイワイカの真実を知ったの?」

 

炎月「ああ。大厄災、ウョキイワイカの正体は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今は亡きこの世界の創造神、イザナミが遺した『試練』だ」




衝撃の事実…ッ!

次回もよろしくおねがいします。


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イザナミが遺したものと謎の暗号

トンデモ伏線。


side坂田日花

 

炎月「大厄災、ウョキイワイカの正体は…今は亡きこの世界の創造神、イザナミが遺した『試練』だ」

 

6人『……!?』

 

依姫「………」

 

なん、ですって…!?

 

フラン「おい、待てよ!創造神が死んでるってどういう事だ!?」

 

炎月「そのままの意味だ。イザナミは2102年前に死んだ…この世界の維持は天照、月夜見、素戔嗚達を筆頭に上位の神々がしている…(つっても、俺もその1人なんだがな)」

 

メイ「でも、なんで『試練』なんてものを…」

 

炎月「イザナミは襲撃してきた"とあるヤツら"からこの世界を守ったんだが、その影響で致命傷を負ってしまったんだ。そして死に際に遺したものは、『3つ』ある」

 

平次「3つ…」

 

炎月「1つ目が、大厄災ウョキイワイカ。人類が自分たちで世界を守れる力をつけるように、試練として700年周期で発生するようにした。…もちろん、その試練を乗り越えたら褒美が与えられるシステムだ」

 

日花「だから毎回歴史に残るような出来事が…」

 

炎月「そういうことだ。俺が経験した厄災の後に、初代パンドラの裁判官が現れたな。…んで、2つ目。それは525年周期で、天界と地獄…現在の魔界のバランスを維持する役割を持つ獄炎の天使だ」

 

ネロイズム「へぇ、ソレもイザナミからなんだ」

 

炎月「最初の大厄災と初代獄炎の天使の時期が同じな時点で察してくれ…」

 

…確かに。

 

炎月「最後に、3つ目。…コレについてはかなり不可解だ」

 

6人『?』

 

炎月「イザナミは死に際に数字の羅列を書き、天照に渡した。その数字は

『202763163275 2 19-46-14-2』

…だ。コレについては誰も意味を理解してない」

 

…ん?ちょっと待って。

 

日花「……もう一回言ってくれない?紙に書くから」

 

炎月「202763163275 2 19-46-14-2…どうしたんだ?」

 

サラサラ…

 

言われた数字をハイフン含めて紙に書きこむ。

 

甲「……コレは!?」

 

甲は数字を見て驚く。

 

日花「あら、アンタも気付いた?」

 

甲「ああ、多分…」

 

炎月「どういう事だ?この数字に見覚えがあるのか?」

 

日花「ええ…まず、この数字の羅列にスラッシュを入れるわよ?」

 

『2027/6/3/163/275』

 

平次「……あっ!」

 

平次も何かに気付いたようだ。

 

炎月「2027、6、3…誰かの誕生日か?」

 

日花「ええ………アルミさんの誕生日よ。しかもアルミという文字は数字に当てはめると163、それでアルミさんのパワーはいつも275の倍数……」

 

炎月「何、だと…!?」

 

依姫「ソレは本当か!?」

 

日花「ええ…でも後半は読み取れないわ」

 

炎月「……つまり、アルミ・マリオに何等か関係があるのか。道理で外見が似ているワケだ。まさか2102年も経っていきなり半分も解読されるとはな」

 

日花「…え、アルミさんとイザナミって見た目が似てるの?」

 

炎月「どっちにも会ったことがある天照曰く、『外見や性格がお母さんに似てる』とのことだ」

 

日花「………」

 

アルミさん、一体どこにいるんだろ…見つけ出して話さないといけないわね。




400話目前でエグい伏線が来ましたね。

次回もよろしくおねがいします。


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上限解放(400話突破ァッ!)

何の因果か、アルミの誕生日(6/3)に…
400話、達成ッッッ!!!!
絵は、デジタルです。動画のサムネを描く時と同じように描きました。


【挿絵表示】


月関連の話なので、月面に立ってるxxxxxxモードの日花にしました。左に地球、右に火星ではなくポップスターが見えます。


sideアルミ・マリオ

 

アルミ「………」カタカタ

 

私はワールドハッカーを出し、とあるコードを入力していた「ちょっと待ちなさい!」

 

アルミ「ん?」

 

紫「『ん?』じゃないわよ!?ソレ、貴女のタマシイを半分削った代物じゃない!」

 

アルミ「あー…そういえばそうだったわね。ただ、あの時はエネルギー切れで起きた事態よ。今はエネルギー量が万全だから、何とかなるハズよ…しかも、コレは『かなり凄いもの』だと思うわ」

 

紫「かなり凄いもの…?」

 

アルミ「ええ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊力を使う種族、つまりニンゲンやモンスターのパワー上限を1億-1から10億-1に引き上げるわ」

 

紫「……!ソレは確かに凄いものね…でも、完成者の条件を下げるとかでもできたんじゃないかしら?」

 

アルミ「いや…流石に無理だったわ。アレは初代完成者である完成創太が最初の厄災を止めたことで開拓できた状態…条件を下げることは今の私じゃ無理よ」

 

なんせアレ、完成者になるための『最低限』の条件だったりするのよね…

 

アルミ「んじゃ、コードを入力し終わったから、いくわよ…!」

 

…カチッ

 

ワールドハッカーのエンターキーを押す…すると。

 

ギュォォォ…ッ!

 

私の周りを禍々しいエネルギーが囲む。

 

アルミ「ぐっ…」ヨロッ

 

エネルギーが吸い取られるわね…実行するわ。

 

アルミ「 H A C K I N G T H E T I M E L I N E ……… 実行 」

 

…シュゥゥゥッ!

 

私を中心に白い光が衝撃波のように広がっり…やがて見えなくなった。

 

アルミ「…ッ、終わったわね」ドサッ

 

私はその場に座り込む。

 

紫「大丈夫なの…?」

 

アルミ「ええ…言ったでしょ?今回は万全だったって。今は、そうね……私の元のエネルギー量を5とすると、今は0.8かしら?」

 

紫「分かりにくいわね!?えっと…つまり大体16%残ってると?」

 

アルミ「………」

 

紫「…どうしたの、突然黙っt「計算遅いわね?藍に任せすぎじゃない?」…は!?半分私がしてるんだけど!?」

 

アルミ「うん、知ってた」

 

紫「何よ、もう!はぁ、はぁ…」

 

紫は思いっきり叫んだからか息を切らす。誰のせいかしらね?

(どう見てもお前)

…そういえば、理由を言ってなかったわね?

理由は……種族関係なく強い人は強い、という状況を作りたいからよ。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side坂田日花

 

炎月の話が終わり、私達は雑談をしていた。

…すると突然。

 

日花「……!」はっ

平次「……!」はっ

 

ネロイズム「…?何か違和感を感じるね」

 

日花「そうね…」

 

甲「何だ?どうしたんだ?」

 

炎月「……多分だが、今さっきアルミ・マリオがワールドハッカーで何かしたな」

 

日花「アルミさんがアレを?………ん!?」

 

『POWER:3.9億』

 

私のパワーが…

 

日花「億を越えてる…!?」

 

依姫「何?…つまり変えた内容はパワーの上限か。だが何故そんな事を…」

 

ネロイズム「アルミの事だ、強い人が出やすくなるようにしたとかその辺りだよ、多分」

(ほぼ正解)

 

…うん、でしょうね。




普段おちょくる側の紫がアルミにおちょくられる構図。

完成者になる条件(おさらい)
①身内(家族や仲間)のタマシイのエネルギーを取り込む(ほんのちょっとでもOK)
②あの世の広場にある『自分の間』にて、過去一パワーが高かった自分と戦い、勝利する。
③人による。難易度MAX。例↓
アルカ:生まれ変わること(生き返った際に達成)
アルミ:周囲の状況を全て把握すること(◇神との戦いで達成)
ノーア:能力を進化させること(シジマ台地での修行中に達成)
天助:パワーが億越えの者を倒すこと(優香に会う前に強めの妖怪を倒して達成)

次回もよろしくおねがいします。


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ゆったりな勝負①

曲名。


side坂田日花

 

どうやらパワーが1億を越えたのは私と平次のようだ。

 

平次「なんで俺もでしょうね?」

 

日花「多分アンタがグリッチ化できる影響ね」

 

平次「なるほど…」

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

アルミさんが何故かやった制限解放を試すために、私は炎月と手合わせをすることになった。

月の都外れ…静かの海付近まで移動する。

 

コォォォォ…

 

どうやらこの海、生物が一切いないそうだ。

…殺風景ね。

 

炎月「…よし、この辺りがいいだろう。依姫、審判を頼む」

 

依姫「分かった。2人は位置につけ」

 

ザッ…

 

♪MULAストーリー - ゆったりな勝負

 

*海の波音が聞こえる。

*黒い風が吹いている。

*君はエネルギーを溜めていて…

*炎月も同じことをしている。

 

依姫「…始め!」

 

…!

 

日花「炎天桜舞!」BLOOM!

 

速攻で技を繰り出す。

パワーがかなり上がっている影響か威力もスピードも上がっている。

 

炎月「とうっ!」バッ

 

…ガキィ!

 

しかし炎月は何食わぬ顔でそれを弾いた。

 

炎月「俺のターンだ…豪火球!」パチン

 

ゴォォォッ!

 

ヘルフレイム、炎月バージョンと言った所かしら。

それにしても…

 

日花「でっかいわねェ!?」スッ

 

…ボォッ!

 

ま、デカくても跳ね返してやるけど!

 

日花「ヘブンフレイム!」カッ

 

ギュォォォ!

 

白炎の火球を飛ばす。大きさは炎月の火球と同程度だ。

…やっぱり、かなり強くなってるわね。慣れることに徹しないと。

 

…ドシュゥゥゥ!

 

火球と火球がぶつかり合い…

 

シュゥゥゥ…

 

お互いをかき消した。

 

炎月「ほう…まさか相殺するまでになるとはな」

 

日花「私でも驚きよ……ハッ!」ダッ

 

私は地面を思いっきり蹴って加速し、炎月との距離を詰め…そして手に火を纏う。

 

日花「炎天掌!」バッ

 

ズガァン!

 

…チッ、防御されたようね。

 

炎月「むっ…!(コイツ、スピードが段違いになってるな)」

 

日花「…」シュッ

 

スタッ

 

炎月から一旦離れ、思考を巡らせる。

 

日花(こりゃまだ炎月に勝てそうにないわね…一体どうすれば…)

 

炎月(コイツ、俺に勝てないと思ってるな…全くもってその通りだが、俺にも弱点はあるんだぞ…?)

 

ゴゴゴ…

 

日花「(ま、いっか。そのうち策が思いつきそうね)…とうっ!」バッ

 

身体能力がどれ程か試してみるわ!

 

日花「ふっ!」シュッ

 

炎月「(今度は身体能力か)…来い!」バッ

 

スッ、ドッ、ドゴッ。

 

日花「とうっ!」

 

炎月「せいっ!」

 

バゴォ!

 

衝撃波が出る。しかしそんな事はつゆ知らず、私は拳を振りかぶる。

 

シャッ、ズドッ、ドガッ!

 

炎月(身体能力に関しては元々のセンスは日花が上だろうな…この時点で俺は押され気味になってる)

 

手合せは続く。




日花、結構強くなってますね。

次回もよろしくおねがいします。


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ゆったりな勝負②

炎月の扱い、どうしよ(汗)


side坂田日花

 

日花(……?)シャッ

 

今の所私は炎月との組手に競り勝っている。…おかしいわね?もしかして炎月って近距離戦が苦手なのかしら?

 

炎月「ッ……(ヤベッ、そろそろ追いつかなくなる)」

 

日花(…多分慣れてないだけね。さて)スッ

 

…ギュン

 

左手にエネルギーを溜め、炎月の隙を突く。

 

ゴォッ!

 

日花「煉獄パンチ…!」バッ

 

炎月「ぃぃっ!?…グォッ」ドゴッ

 

ヒュン…ドゴォ!

 

炎月は私の攻撃をモロに受け、少し吹っ飛んだ後地面に激突した。

 

日花「…あれ?」

 

私が驚いていると、依姫が説明した。

 

依姫「はぁ、だから練習しろと言ったのに……炎月は組手が苦手なんだ、お前が察したようにな。慣れない組手に集中してて隙を突かれた…って所か?」

 

日花「は、はぁ…」

 

やっぱり苦手だったんだ。

 

炎月「人の弱点を説明するなよ…」ズイッ

 

その場から炎月は立ち上がった。

 

炎月「しかも完璧な回答だったな…俺が言い訳できなくなったじゃねーか」

 

…こころなしか喋り方が砕けてる気がする。

 

炎月「…ま、いいか。手合わせを続けるぞ」

 

日花「ええ…」スッ

 

♪MULAストーリー - 炎月

 

さて、どうするか…まずは弾幕かしらね?

 

日花「フレイムバレット!」ボッ

 

ダダダダンッ!

 

両手十本の指から火の弾丸を放つ。

 

炎月「(弾幕か、なら俺も…)…炎弾!」ボッ

 

シュバッ!

 

しかし炎月は自身の周りに火の玉を出し、ソレをこちらに向けて放った。

 

シュゥゥゥ…

 

日花「ッ…!」スッ

 

ダンッ、ダンッ!

 

弾幕がかき消され、さらに弾幕が飛んでくるので、私はソレを相殺すべくフレイムバレットを追加で撃つ。

 

…ドシュッ!

 

日花「ふぅ…「息をつくヒマはあるのか?」…え」

 

炎月「うおおっ!」バッ

 

ゴォォォォ…ッ!

 

炎月の頭上に巨大な火球…ではなく、燃える月が現れた。

 

炎月「本気じゃないが、コイツでケリをつけてやる!」バッ

 

日花(え、何アレ!?小さな燃える月が…!)

 

*月が燃えている。

 

炎月「くらえ……ルナブレイズ!」ドッ

 

グォォォォォーーz____ッ!

 

日花「ッ…!」

 

こりゃ、あの技をつかうしかないようね…!

 

日花「ハッ!」ダッ

 

私の両手に夕暮れの残光のような光を出し、それを拳に纏う。

 

日花「必殺……サンセット・グロウ!」バッ

 

ズドォォン!

 

滅多に出すことのない技で炎月の技を止めにかかる。

 

ギギギッ…

 

日花「クッ、ハァァァァ!」

 

パキッ

 

日花「え」

 

炎月「!」

 

…パリィィン!

 

月が割れた!?

 

日花「うわっ」ドサッ

 

ズサーッ…

 

私はその衝撃で地面を後ずさる。

 

炎月「まさか同格の威力とはな…」

 

日花「?」

 

炎月を見てみると、結構驚いた顔をしていた。

 

炎月「お前のさっきの技…いい技だったぞ。依姫…勝負は終わりだ」

 

依姫「…分かった。引き分けとする!」

 

手合せはこうして、技の打ち消し合いで終わった。




燃える月、それと黄昏。

次回もよろしくおねがいします。


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オール・ヨア・フォルトは月の地下に住む

2021/6/13→2023/6/13

MULAストーリー2周年ンンンンッ!!!!!
これからもよろしくッ!

トンデモ豆知識:実はMULAストーリー、1~6部と7~13部で分割される予定。


side坂田日花

 

炎月「いい運動になっただろ?」

 

日花「今のを運動と認識できるアンタはだいぶおかしいと思うわ」

 

スタスタ

 

するとこっちに甲達が来た。

 

甲「凄ぇな日花、相当パワーが上がってやがる」

 

ネロイズム「僕とも手合わせしないかい?いい勝負になると思うよ」

 

日花「…断っておくわ」

 

神力を手に入れたネロイズムに勝てる確率はこの状態でも低いし。

 

依姫「…そういえば」

 

全員『?』

 

依姫「お前達に会いたいヤツが、炎月以外にもう1人いる。…特に坂田平次、お前に会いたいと言っていたな」

 

平次「俺に?…まさか」

 

平次はそう言われて誰なのか検討がついたようだ。

 

依姫「お前の予想が合っているか、確かめようじゃないか。ついてこい」クルッ

 

スタスタ

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

依姫についていくと、私達はとある地下室に入った。

 

コンッ、コンッ…

 

無機質な足音が辺りに響く。

 

フラン「何だ、ココ…」

 

炎月「ココでとあるヤツが住んでるんだが、地下なのはヤツの体質故だ」

 

メイ「体質…?」

 

…ザッ

 

依姫「さて、着いたぞ」

 

ピンポーン

 

…あ、ちゃんと家なのね。

 

カチッ

 

『…ダレダ?』

 

平次「…!(やっぱり…!)」

 

依姫「依姫だ、お前が会いたいと言ったヤツらを連れてきたぞ」

 

『オオ、マジカ!?イマイク』カチッ

 

…ガチャッ

 

ドアが開き、そこにいたのは…

 

AYF「ヨウ、チキュウジンドモ」

 

グリッチのような外見をした人物で、大厄災で敵として現れた…

 

ほぼ全員『…オール・ヨア・フォルト!?』

 

AYFだった。

 

AYF「イカニモ………はぁ、この喋り方はやめておくか」

 

日花「え…?」

 

AYF「入れ」

 

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

AYFに案内され、家に入る。構造は至って普通だった…私達とはこころなしか距離を取っているが。

 

AYF「…まず、俺様が何故ココにいるか。ソレが気になるだろう?」

 

平次「だな」

 

AYF「分かった、なら説明してやる。俺様、AYFの正体は…"恨み"の化身、所謂怨念の神だ」

 

日花「怨念…」

 

それも神だったとはね。

 

AYF「俺様はその影響で、恨みを取り込みエネルギーとする能力を持っている…だが」

 

ネロイズム「だが?」

 

AYF「その副作用で俺の中に溜まっている怨念が、外に溢れ出ることがある。今お前らと距離を取っているのも、俺様と近すぎると怨念を取り込んでしまうからだ」

 

平次(戦っていた時の二人称は『キサマ』だったハズだ…普段は『お前』なのか)

 

AYF「そして、そもそも俺様が厄災で現れた理由だが…単純に俺様も厄災に含まれているからだな」

 

メイ「なるほど…」

 

AYF「平次、お前に倒された後…グリッチとかいうヤツについて調べたが……お前達に謝りたい事がある」

 

ほぼ全員『?』

 

AYF「グリッチは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニャン国のヤツらがコッソリ回収した俺様のエネルギーによってできた別個体だ」




AYF、登場!そして衝撃の事実!
これからAYFは味方として活躍します。

366話の後書きで伏線を張ってます、読み返してね。

次回もよろしくおねがいします。


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そして、グリッチは現れた

割と温めてた設定。


side坂田日花

 

AYF「グリッチは……ニャン国のヤツらがコッソリ回収した俺様のエネルギーによってできた別個体だ」

 

全員『…!?』

 

なん、ですって…でも、それならグリッチとAYFの外見が酷似しているのも納得できるわ…

 

AYF「本当にすまない、俺様の気付かぬ間に地球は二度も危機に直面していた…!」

 

日花「…謝らなくていいわよ、やったのはアンタに似た別物なんだから」

 

それに覆水盆に返らず…起きた事は大抵取り返しのつかないものよ。

 

ネロイズム「でも、どうやってグリッチは地球で暴れまわったんだい?」

 

AYF「それは……73年前に遡る」

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

73年前。

ニャン国の研究員が俺様が住む地下室付近に現れた。

 

「ニャニャッ、ニャニャニャッ!(辺りだ、この辺りに特殊なエネルギーが流れてるぞ!)」

 

「ニャニャァ!(回収するぞ!)」

 

カチッ、シュゥゥ…ポンッ!

 

研究員は何らかのカプセルにエネルギーを吸入した。

 

「ニャハハ…ッ!(ククッ…!)」

 

ガサッ

 

そのまま研究員はその場を去った。

……少し後。

 

ゴゴゴゴッ…!

 

「ニャニャニャ…!(コレは凄い…!)」

 

回収したエネルギーはとてつもないパワーを秘めており、増幅する事が分かった。

しかし、一部のエネルギーは爆散し、地球に飛来した…コレがグリッチとなり、地球を襲ったのだ。…ところが、マリオ・マリオは自身の命と引き換えにグリッチの討伐に成功し、グリッチは死んだ。

 

………その10年後のある日。

 

「ニャニャ!(イビト山を調査するぞ!)」

 

地球のソジック国内にあるイビト山…土地名で言うとスノーフル付近にニャン国の調査隊が着陸した。

 

「ニャァ、ニャッ!(まずは、こっちだ!)」

 

タタッ…

 

宇宙船には誰も残っておらず、何の理由か持ち込まれたエネルギーはそこに放置されていた………フタが空いた状態で。

 

ズズッ

 

エネルギーが容器から少し溢れる。

 

モゾモゾ…スポンッ

 

そして偶然あった小さな穴に入った。

そこは地下で雪が降る町…スノーフルだった。

スノーフルにある研究室にて、2人のスケルトン…ガスターとサンズがとある実験を行おうとしていた。

 

ガスター「よし、サンズ、起動してくれ」

 

サンズ「分かった」カチャッ

 

ウィィィィィン…!

 

周りに機械の音が鳴り響く。

 

シュッ…

 

機械は消えた。

それを確認したサンズは、時空対応トランシーバーを使う。

 

サンズ「もしもし、親父、聞こえるか?」

 

ガスター『ああ、聞こえてる。ここは…何年後だろうか?』

 

サンズ「分からないのか?」

 

ガスター『そうだ。どうやらここは地上のどこかのようだ』

 

サンズ「そうか。危ないなら早く戻って『ムッ!?なんだお前は!?』…どうした親父!?」

 

ガスター『いつこの機械に入ってきた!?ぐっ…!』

 

サンズ「親父、どうしたんだ!?早く戻ってこい!!」

 

サンズはガスターが襲われていることに気付き、早く戻ってくるよう伝えるが…

 

ガスター『…………』ブチッ

 

サンズ「……途切れただと?」

 

シュッ…

 

サンズ「!?」

 

突然、サンズの目の前にタイムマシンが戻ってきた。

 

サンズ「っ、親父!」バッ

 

タイムマシンの中を見る。しかし、そこには…

 

サンズ「なんだ、この…"バグったようなオーラ"は…」

 

…変な、バグったようなオーラしか残っていなかった。

何が起きたのか…偶々研究室に迷い込んだグリッチのタマシイが…エネルギーと融合して復活したのである。

 

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

AYF「コレが…グリッチが誕生した経緯だ」

 

日花「………」

 

…1つだけ、言える事があるわね。

ニャン国…アイツらはクズよ。




確かアンテでは、ガスターが死んだ場所はコアですが…この小説ではスノーフルです。
後半は125話の内容が入ってます…今までで一番デカい伏線回収ですね。

次回もよろしくおねがいします。


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閑話:博麗神

ふぃ〜、投稿再開!


sideアルミ・マリオ

 

…?

 

アルミ「うーん…」ムクッ

 

人里にある家で目が覚める。

 

アルミ「なんか、変な夢見たわね」

 

紫髪の巫女が『こっち来い』とか言ってたけど。多分先代の博麗の巫女ね。

 

アルミ「んじゃ、行ってみよー」

 

ん?ノーアと有太がどこにいるのかって?

ノーアは畜生界、有太は魔界にいるわよ。

 

ー博麗神社ー

 

ザッ

 

アルミ「おーい」

 

…しーん

 

誰もいないのかしら?…いや、多分寝てるわね。

 

アルミ「なら」スッ

 

私はサイフから500円玉を出し…

 

チャリーン

 

賽銭箱に投げ入れた。すると…

 

「おさいせーーーーーん!」ダッ

 

奥から巫女服を着た少女がすっ飛んできた。

 

アルミ「よっ、霊夢」

 

霊夢「おお、500円…!あ、おはようアルミさん」

 

この子は博麗霊夢、7歳で12代目博麗の巫女よ。

 

アルミ「おはよ。紫は?」

 

霊夢「お母さ…紫はまだ寝てるわ」

 

…今、しれっと紫を『お母さん』って呼ぼうとしたわね。

 

アルミ「そう…ところで、この神社でとあるものを調べるんだけど、アンタも見る?」

 

霊夢「?…うん」

 

アルミ「じゃ、付いてきて」

 

スタスタ

 

私は特殊な気配がする方向…神社の裏に移動した。

 

霊夢「こんな所に何かあるの?」

 

アルミ「ええ、多分…ハァッ!」ドゴッ

 

私は足元を踏みつけた。しかしそれによって穴は開かず…

 

…ガシャン!

 

アルミ「ファ!?」( ゚д゚)

 

地面に穴が開き、そこから階段が現れた。

 

アルミ「RPGみたいね…」

 

霊夢「うわっ、こんな物が神社の裏にあったの…?」

 

私と霊夢は階段を降り、そこにあった道を進んだ。

しばらく進むと…

 

パァァ…

 

奥には不思議な部屋…いや、空間があった。

 

アルミ「ここは…」

 

私と似たような気配を感じる…?

 

霊夢「…?」

 

霊夢も何か気付いたようだ。

 

「ごきげんよう」

 

シュッ

 

紫髪の巫女…いや神が突然現れた。

 

靈夢「私は博麗靈夢。初代博麗の巫女で、博麗神社で祀られている博麗神よ。よろしくね、12代目と…私の来世」

 

アルミ「…えっ?」

 

今何て!?

 

靈夢「私はアンタの前世なの。アンタも来世がいるんだし、分かるでしょ?」

 

アルミ「え、ええ…」

 

いきなり私の前世、ね…クソビックリするわ。

 

霊夢「えっと、靈夢さん」

 

靈夢「ん、どうしたの霊夢?」

 

霊夢「どうしてこんな所にいたの?」

 

靈夢「………」ゴゴゴ

 

…え、コレヤバい感じかしら?

 

靈夢「実は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100年程寝てたの♪」

 

霊夢「」ズデーン

 

アルミ「いや寝すぎ!?」

 

神って100年ぐらいうっかり寝るモンなのかしら…?

(そんな事ない)

 

靈夢「んじゃ、紫に会ってこようかしら?」

 

アルミ「あー、いまはまだ寝てるわよ?」

 

靈夢「じゃあ起こすわね」

 

アルミ「それがいいわね」

 

その後、紫は初代を見るや否や眠気を吹っ飛ばして泣きながら抱き着いたという。




アルミの前世とか来世の図
????→靈夢→アルミ→咲子、霊夢

よし、伏線。

次回もよろしくおねがいします。


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再戦!平次vsAYF①

どこかで裏設定集を書こうと思ってます。


side坂田日花

 

AYFの話が終わり、私達は雑談をしていた。

 

AYF「…そうだ、平次」

 

平次「何だ?」

 

AYF「俺様と再戦しないか?丁度お前はパワーが億越えの強さになったハズだ、いい勝負になるだろう」

 

平次「…確かにな。いいだろう」

 

ネロイズム(僕も誰かと勝負したいなぁ…)

 

そして私達は移動した。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side坂田平次

 

俺とAYFは少し距離を取って向き合う。

 

AYF「厄災の時の俺様の最大パワーは1億1111万1111だったが…今の俺様ならその100倍ぐらいまで出せる」

 

平次「100倍…!」

 

桁が全て1だと考えると、つまりAYFの最大パワーは『111億1111万1111』になる…とんでもない数字だな。

 

AYF「ただ、今は精々の10分の1しか出せないから安心しろ」

 

平次「そ、そうか…」

 

ザッ

 

♪SharaX - Dark Darker Yet Monster

 

依姫「…始め!」

 

早速変身してやる!

 

平次「グリッチ化!」カッ

 

ギュォォォ…!

 

G平次「いくぞ!」

 

AYF「…来い!」

 

ドッ!

 

G平次「ブラックサンダー!」

    ↑お菓子かよ!

 

AYF「フンッ!」バッ

 

シュゥ

 

俺の先制攻撃はAYFの黒い触手に防がれた。

…小手調べのつもりだったし、問題はない。

 

AYF「ブラックレーザー」ギュン

 

ズドォォン!

 

出たな、例の光線!

 

G平次「暗黒結界!」ピキッ

 

オォォ…!

 

AYF「…ほう」

 

黒い光線は結界にかき消された。

 

AYF「なら、近接攻撃に持ち込もうか…!」バッ

 

AYFは俺の方に突撃してくる。…コイツの近接攻撃はかなり危険だ、距離を取らないと!

 

G平次「ボルトラッシュ・黒!」バチッ

 

シュバババッ!

 

AYF「むぅ…邪魔だ!」シャッ

 

俺の弾幕を触手で弾くAYF…だが、俺は『二段構え』をしてるんだぜ?

 

ピチッ

 

静電気で俺の弾幕が触手に張り付くようにしてるんだ。

 

G平次「…放電!」カチッ

 

バチバチバチッ!

 

AYF「なっ…グォォォォ!」ビリビリ

 

AYFは触手を通して数億ボルトの電圧を受ける。カンタンに言えば雷が何発も連続で直撃してる感覚だな…そりゃぁ痛い。

 

ブチッ!

 

しかしAYFは触手を切り離すことで大ダメージを受けずに済んだ。

 

G平次「…トカゲかよ」

 

AYF「ソレを元にしたんだ、しょうがないだろ」

 

え、マジか。

 

AYF「中々いい技を使いやがったな…今度は俺様の番だ」ジジッ

 

…ボンッ!

 

AYF『分裂!』

 

G平次「分裂だと…?」

 

AYF1「分身と違って、俺達はどちらも本体だ」

 

AYF2「分身と同じようにエネルギー量は分割されるがな」

 

G平次「………」

 

囲まれたらかなりヤバそうだな…スピードでどうにかするか。




平次のパワーは…大体2億2千万です。永遠の『2』番手で草。

次回もよろしくおねがいします。


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凸撃!平次vsAYF②

書くことなし。


♪SharaX - Dark Darker Yet Monster

 

side坂田平次

 

AYF『さぁ、どうする?』

 

G平次「………」

 

まず、片方倒せばどうなるかが気になるな。残ったエネルギーがもう片方に行くかとか…後で考えるか。

 

G平次「ハッ!」バチッ

 

俺は全身に電気を纏い、ソレを放出する。

 

G平次「フィールドスパーク!」

 

ビリビリビリッ!

 

AYF1「ほう、全体攻撃か」

 

AYF2「考えたな、だが…!」

 

ドッ

 

G平次「…ッ!」サッ

 

AYF『攻撃範囲から逃れれば問題ないだろう!』

 

俺が攻撃を終えた後隙を狙って、左右からAYFが飛びかかってきた。心なしか俊敏になっている気がする。

 

G平次(狙い撃ちするか)スッ

 

ビリッ

 

G平次「エレキバレット!」ダンッ

 

…ズドッ!

 

AYF1「グォ…!(今の弾丸、見えなかったぞ…!)」

 

AYF2「何ッ!?」

 

G平次「一発で命中したな…」

 

次で当たるとは限らないが…ん?

 

AYF2「ブラックレーザー!」カッ

 

ギュォォォ!

 

G平次「暗黒結か「ブラックレーザー!」な…グワッ!」ズドッ

 

片方から撃たれた光線を防ごうとしたが、もう片方のレーザーが当たってしまった。

 

AYF1「やり返しだ」ニヤッ

 

G平次「そうか…」

 

やられる前にやり返す、ソレが戦闘のハズだが…?

(先にやられたお前が言うな)

 

G平次「今度はこっちの番だな」スッ

 

ギュン、バチバチ…

 

足にエネルギーを纏い、さらに電気を纏う。

 

AYF1「技を溜めているようだが…隙だらけだ!」ドッ

 

AYF2「くらえ!」バッ

 

シュルルッ!

 

触手が飛んでくる…だが、俺はソレも吹っ飛ばすつもりだぜ?

 

G平次「電凸撃!」カッ

 

ヒュン―――――――ズシャッ!

 

触手はカンタンに貫通した。

 

AYF『な…』

 

――――ドゴォ!

 

そしてAYF2体を同時に攻撃した。団子に串を差すかのように。

 

AYF『ガハッ…!』

 

ドサッ

 

G平次「……ん?」

 

AYF「うーん…」ちーん

 

…1体に戻って気絶してる。

 

依姫「…勝者、坂田平次!」

 

シュッ

 

平次「…なんかあっさり勝ったな」

 

AYFが油断してたからだろうが。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side坂田日花

 

AYF「チクショーッ、油断したー!」うがー

 

炎月「ただのバカじゃねーか」

 

AYF「ソレを言わないでくれ…」

 

日花「…それにしても、平次。アンタかなりバトルセンスが良くなってるわね」

 

あの電凸撃って技、カッコよかったし。

 

ネロイズム「僕とも手合わせしないかい?」

 

平次「遠慮しておく」

 

…うん、今でもネロイズムには勝てないわね。多分。




次回もよろしくおねがいします。


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さて、帰ろうか

この章の最終回です。
重要な部分はもう全部書いたので。


side坂田日花

 

日花「…さて」スッ

 

私は座っていた椅子から立つ。

 

日花「そろそろ帰りましょ」

 

メイ「そうですね、時間的にもう日が暮れますし」

 

炎月「帰るのか?なら送っていくぞ」

 

AYF「俺様も行く」

 

依姫「…案内役だからな、私も行く」

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

都を出て、やがて結界の前まで来た。

 

依姫「結界を開けるぞ」スッ

 

ギュン

 

結界を通り抜けると、そこはニャン国の外れだった。

 

炎月「またな、日花」

 

日花「ええ…いつかアンタに勝つ」

 

ネロイズム「僕も偶に1人で来ようかな…?」

 

依姫「アポなしで来なければ歓迎してやろう」

 

AYF「…平次」

 

平次「?」

 

AYF「次会った時も手合わせしよう。油断はもうしない」

 

平次「フッ…いいだろう」

 

フラン「…おっ、来たぞ」

 

カービィさんが来て、私達はソレに乗る。

 

日花「んじゃ、また会いましょ」

 

カービィ「それじゃあ行くよ!」スッ

 

ヒュゥゥン…!

 

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

そして、私達は家に帰った。

 

ガチャッ

 

日花「ただいま~」

 

「うわ、また負けた!」

 

「ふふん、私に勝つなんて100年早いよ未例!」

 

私の8歳の息子…未例が、幼馴染で緑髪の女の子…東風谷早苗とゲームしていた。

彼女は近くにある守矢神社の巫女で、8歳にしてノリオさんの転生である未例と同格の強さだ。

 

日花「また負けたの、未例?」

 

未例「あ、母さん。早苗が強すぎるから代わりに倒して!」

 

早苗「ソレはずるいよ、未例…「別にいいわよ?」ええっ!?」

 

日花「冗談よ…未例、アンタ宿題は?」

 

未例「……あ。今すぐやってくる!」タタッ

 

早苗「えーっ、宿題やってなかったのー?」

 

…ふふっ、平和ね。

 

坂田日花、月に行く。 完

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次章予告

 

ジ・インフェルナ

 

魔界にいる悪魔の王…魔王デストロイヤー。

ダサい名前だが、パワーはとてつもなく…ネロイズムがフルボッコにされるレベル。

 

「そろそろ天界の占領を視野にいれるか…」

 

魔界だけでなく、天界も占領することを企む魔王。果たして日花達は魔王の野望を止めることができるのか…!?

 

日花「…へぇ、コレが獄炎の天使ね」

 

お楽しみに!

 

年歴 2102→2105

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

2105年。

 

アルミ「有太、準備は終わった?」

 

有太「…ん、後はコイツだな」スッ 

 

有太は何故か黒いパンツを入れる。

 

アルミ「…ちょっと待って?それ私のじゃないわよね?」

 

有太「アンタに対して欲情すると思うか?」

 

アルミ「うん、ない」きっぱり

 

有太「だろ?…コレはヘカさんのだ」どーん

 

なんと、有太はヘカーティアのパンツを持っていくつもりなのだ。とんだ変態である。

 

アルミ「……アンタ、死ぬわよ?」

 

有太「フラグ立てんなよ。じゃ、行ってk「あら、何故それを持ってるのかしらん?」…回収早すぐねぇか!?」

 

どこからともなくヘカーティアが現れた。もちろんキレる寸前である。

 

ヘカーティア「まずどうやって盗んだのかしらん?」

 

有太「盗んでねぇよ!クラウンピースと正当な取引をしただけだ!」

 

ヘカーティア「(ピース…後でおやつ抜きね)…とりあえず返して」

 

有太「だが断る!じゃあな変なTシャツ野郎!」

 

シュッ…

 

ヘカーティア「…今なんつった?」ブチッ




多分もうバレてますが。
未例→ノリオの転生
日和→ミールの転生
前世では兄妹、現世では姉弟ですね。

それと早苗も初登場。

次回もよろしくおねがいします。


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原作開始前の時系列

裏設定的な感じです。


side作者

 

どうも、エルマルでーす。

今回は原作、つまりMulaのものおきばが始まる前に起きた出来事を書いていこうと思いまーす。

…どこから始めるかって?そりゃ世界線の始まりからですよ。

 

クソ前:創造神のイザナミがえげつない量のエネルギーでビッグバンを起こす。

 

46億年前:地球誕生。同時にイザナミが太陽神の天照、月神の月夜見、海神の素戔嗚を生み出す。

 

1億年前:地球に住んでいた月夜見率いる者達が月に移住する。

 

年歴-3000年頃:妖怪の神、八雲透誕生。外見は紫にかなり似ている。

 

年歴0年:平行世界から来た『とある極悪集団』からこの世界を守り、イザナミが死ぬ。その際に700年周期の『大厄災ウョキイワイカ』や525年周期の『獄炎の天使』、謎のメッセージを遺す。

 

『202763163275 2 19-46-14-2』

 

現在前半が解読されており、『2027/6/3 アルミ に 転生』となっている。

 

同年:最初の大厄災が発生する。ソレを鎮めた男……創太は、人類初の完成者となる。その後、この年を基準に『年歴』たるモノが数えられるようになる。

 

年歴700年:2度目の大厄災が発生。鎮めるのに最も貢献した少女…神綺は、その後強大な力を手にして魔界を創り出した。現在は隠居のような生活をしている。

 

年歴896年:八雲透の娘、八雲紫誕生。どうやらほぼ同時期に摩多羅隠岐奈も生まれたようだ。

 

年歴1074年:天助と優香が出会う。その少し前に天助は強めの妖怪を倒し、完成している。

 

年歴1129年:第一次月面戦争。

八雲透率いる妖怪集団、月の都vs魔王デストロイヤー。

勝ったのは都側で、魔王は力を1割に封印される……しかし、その時無茶をした八雲透が死亡する。

 

年歴1400年:3度目の大厄災が発生。月斗や炎月…そして後の初代『パンドラの裁判官』となるアリナ・パンドラが厄災を鎮める。

 

年歴1575年:炎月が獄炎の天使になる。この時神眼を開眼したようだ。

 

年歴1600年頃:ネクロン誕生。かなり長生きしたね。

 

年歴1714年:第一次世界大戦。

キノ国、ホウキ国、カメーン国、ソジック国vsマイン国、ニャン国。

勝ったのはマイン国側でソジック国に住んでいたモンスター達は地下に封印されてしまう。

 

年歴1792年:第二次世界大戦。

キノ国、ブルームプラネット国、マイン国vsニャン国。

ニャン国の軍事力にかなり押されるもキノ国側なんとか勝利する。しかしこの時カメーン国の王、カーメンがニャン国の兵士に暗殺される。

ちなみに3部で登場したカーメン2世は、初代カーメンの子孫である。

 

年歴1856年:第三次世界大戦。

キノコ王国、ブルームプラネット国、ソジック国、マイン国vsニャン国、ポップスター。

宇宙人に対抗できずかなりの死者が出るが、ネクロン率いる魔術師集団が奮闘して勝利する。戦争中に妖怪や一部のニンゲン達は結界を隔てた空間…幻想郷に避難し、そのままそこで生活する。

 

…以上です。

第三次世界大戦以降の数百年(原作開始前まで)は平和に続いてました。

時系列には語呂合わせ的な物もあります。




八雲透、アリナ・パンドラ。
結構な重要人物になりますよん。

キノ国→キノコ王国→キノコ国
ホウキ国→ブルームプラネット国

次回もよろしくおねがいします。


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第4章 ジ・インフェルナ
アルミ、旅に出る。


前回のとある所に透明文字があります、探してみてね。

年歴:2105年


sideアルミ・マリオ

 

有太がヘカさんのパンツを盗んで平行世界の幻想郷に逃げた。

 

アルミ「…アイツ、生きてるといいわね」

 

というか、私が火桜神モードになってやっと倒せるヘカさんのパンツを盗むなんてね…相当命知らずよ?……まぁいっか(よくない)

 

アルミ「紫」

 

紫「はーい」スゥッ

 

アルミ「私はこれから旅に出るわ」

 

紫「あら、ようやく?リアルで1年以上言っててやっと今行くの?(メタい)」

 

アルミ「メタいわよ。んじゃ、咲夜とパメラに一言言ってから行くわ」スッ

 

転送火桜。

 

パッ

 

アルミ「咲夜、パメラ」

 

タタッ

 

咲夜「お母さん?」

 

パメラ「どうしたの?」

 

アルミ「前から私が旅に出るって言ってたでしょ?今から出掛けるの」

 

咲夜「…いつ帰ってくるの?」

 

アルミ「うーん、分からないわ。旅自体は6年ぐらいかかるし……でも旅の合間に帰ってくるつもりよ」ポンッ

 

私は2人の頭を撫でる。

 

パメラ「うん…気を付けてね?」

 

アルミ「…ええ。じゃあ行くわね?」スッ

 

ギュゥゥン…!

 

アルミ「転送!」バッ

 

シュッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

…シュッ

 

アルミ「…っと」

 

私が来たのは、時間軸や世界線を破壊されてしまった難民や、色々な平行世界からきた人々が平和に暮らす場所…オメガタイムラインである。

 

「あっ、アルミ。来たんだ」

 

アルミ「よっ、コアフリスク」

 

この世界線の主であるコアフリスクが話しかけてきた。

 

Cフリスク「前言ってた旅に出るの?」

 

アルミ「ええ、まずは…あの世界線に行くつもりよ」スッ

 

私は設置してある転送機…ワープ鳥居を指さす。

 

『イナズマイレブンGO』

 

という看板が置いてある。

 

Cフリスク「ええ…?アルミは78歳だよね?どうやって…」

 

アルミ「んなモン中学生になればどうとでもなるわよ」

 

Cフリスク「えっ?」

 

初めてやるけど、試してみるわ。

 

ギュン!

 

アルミ「子供化!」パッ

 

ヒュルル…ポンッ

 

私の目線が下がった…大体中学生ぐらいだ。

 

アルミ「あ、あ…声も中学生になってるわね。力は」スッ

 

ギュルルル

 

…元のままね。

 

Cフリスク「どうやってソレを?」

 

アルミ「私の神としての能力は『生命を司る程度の能力』なんだけど…ソレの応用で子供になったり年齢に合った外見になったりできるわ」

 

ちょっと前に老人になってみたけど、精々髪色が白髪になったぐらいで全然変わってなかったわね。

 

Cフリスク「へぇ、そうなんだ」

 

アルミ「んじゃ行ってくるわね」クルッ

 

Cフリスク「いってらっしゃーい」

 

タタッ………シュッ

 

そして私は音速でワープ鳥居をくぐるのだった。




アルミ視点はたまーに出す予定です。

次回もよろしくおねがいします。


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封印を解かれし魔王

投稿再開!


オォォォォ…!

 

「ククク…」

 

ガシャン

 

鎖の音が聞こえる。

 

「ついに、封印が解けたぞ…!八雲透の力は所詮こんなものだったか!」

 

どうやら封印されていたようだ。八雲透とは、八雲紫の母親で妖怪の神であった人物である。

 

「約1000年越しに…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この俺、魔王デストロイヤーはこの世界線の侵略を始められる!」

 

フハハハハと、魔王は笑い声を上げた。

…名前、ダサくね?

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

sideネロイズム

 

フラワー「ネロ君、巡回してきたけど今日も平和だったよ」

 

ネロイズム「ソレは良かったありがとうフラワー」

 

僕の…つ、妻のフラワー・ベノムが魔界の巡回から帰ってきた。

(4部での表記はベノム)

 

フラワー「どうしたの、そんなに赤面して?」

 

ネロイズム「いやその、君と結婚したのがまだ新鮮でね…」

 

式を挙げたのが先月で、その時は魔界の創造神である神綺様や地獄の女神のヘカーティア、幻想郷に住んでいるアルミなどが来て大盛り上がりだった。ちなみに日花たちには驚かせたいという目的で招待してなくて、後日報告した時に祝福してくれた。

 

フラワー「ふーん…キスしたら自覚してくれる?」ずいっ

 

チュッ

 

ネロイズム「あ、あ…///」カァァ

 

フラワー「どう?」ニコッ

 

ネロイズム「う、うん…」

 

タタッ

 

…ん?

 

「大変です!街が突然何者かに襲撃されました!」

 

2人『えっ!?』

 

「襲撃したのは1人で…」

 

ッ…!

 

ネロイズム「フラワー、行くよ!」

 

フラワー「うん!」

 

ダッ!

 

さっきまでのほのぼのな雰囲気はぶっ壊れた。

誰なんだ、襲撃してるのは…!

 

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

ボォォォォ…!

 

「どうやら魔界は平和ボケしてしまったようだな…!」

 

…いた!

 

「む?少しパワーが高そうなヤツがいるじゃないか」

 

コイツ、間違いなく強いな。

 

ネロイズム「お前、何者だ!」

 

「俺は魔王…魔界を侵略する者だ!」

 

フラワー「魔王…!?」

 

魔王って…

 

ネロイズム「大昔に封印されていたあの魔王か!?」

 

まさか封印が解けてしまってたとはね…!

 

魔王「俺を止めたいのなら精々足掻くことだな!」

 

ゴォッ!

 

ネロイズム「ッ…!」

 

勝負は突然始まった。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side坂田日花

 

私達はパーカーズの事務所で書類仕事をしていた。

 

プルルルル

 

アルヤ「もしもし?メイ?」

 

偶々警察署から出張して仕事していたアルヤに電話がくる。

 

アルヤ「スピーカーに?分かった」トン

 

アルヤがスマホのスピーカーモードをオンなした瞬間…

 

メイ『大変です!』

 

メイの焦ってる声が聞こえてきた。

 

メイ『兄が……誰かと交戦中なんです!』




怒涛とテンポの速さですね。

次回もよろしくおねがいします。


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手遅れ

前回の前半との温度差が激しすぎィ!


side坂田日花

 

ーーー

 

メイ『感じる力が段々弱くなってて…ッ、見つけた!日花さんたちも早く加勢お願いします!』ガチャッ

 

ーーー

 

メイの話を聞いて、私達はすぐ魔界にすっ飛んだ。

(メンバーは日花、アルヤ、甲)

…しかし。

 

「…フン、所詮はこの程度か」

 

日花「ネロイズム!メイ!」ザッ

 

ネロイズム「日花、か…」

 

変身している状態の2人ともかなりのダメージを受けており、与えたであろう本人はピンピンしていた…こんな短時間でこの2人に!?

 

メイ「相手が、強すぎます…ッ」

 

アルヤ「(俺のメイを…!)誰だお前は!?」

 

「俺は魔王…いずれ世界線を支配する者だ」

 

魔王…?何処かでその名を見たことが…

 

魔王「それで?貴様らはニンゲンか。俺を止めに来たようだが…さっき戦ったコイツらよりも弱いようだな」

 

甲「ッ…」

 

まるでこちらを見透かすかのように魔王は言う。

 

魔王「…まぁいい。小手調べだ」スッ

 

日花「?…「日花、避けろ!」えー」サッ

 

バゴォン!

 

体を横に逸らした次の瞬間、背後にあった建物が爆散した。

 

日花「な…!?」

 

魔王「今のが見えなかったか。つまらないな」ドッ

 

アルヤ「んだとテメ…ガフッ!?」ヒュン

 

ドゴォ!

 

突然アルヤの体がくの字に曲がり、吹っ飛んだ。

 

メイ「アルヤ!…貴様!」ズサッ

 

ドッ!

 

魔王「ほう、まだ動けたか」

 

メイ「断魂破斬!」シャッ

 

キレたメイの大技を…

 

魔王「ん」パシッ

 

魔王は小指一本で止めた…少しだけ小指が押されている。

 

日花(何よ、この化け物…!)

 

下手しなくても月のヤツらと同等以上の力よ!?

 

魔王「10億にも満たないパワーで俺に楯突くとはな…むんっ!」パッ

 

メイ「ぐぅっ!」ドサッ

 

魔王「今はここまでにしておこう…ではな」スッ

 

シュッ

 

消えた…

 

甲「何なんだよ…今のヤツは…!」

 

ネロイズム「アイツは、魔王…約1000年前に、激しい戦争の末に封印された存在だ」

 

日花「戦争、封印……ッ!思い出したわ!名前は魔王デストロイヤー、月面戦争で人妖魔神が協力して封印した…と書物に書かれていたわ」

 

ネロイズム「恐らくソレで合っているよ…今フラワーには神綺様に封印が解けたことを伝えてもらってる。それまでは…僕は動けないや」ドサッ

 

神綺…魔界の創造神ね。

 

日花「…アンタは、何発でやられたの?」

 

ネロイズム「2、3発だよ。神綺様を相手してる気分だった…いや、神綺様でもアイツは止められないかもね」

 

メイ「そうなの…?」

 

ネロイズム「ああ…なんせアイツが封印された理由は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時の者達が総力を挙げても倒せなかった相手、だからさ」




イザナミはもう死んでたし、しゃあない。
パンドラの図書館は有能。

次回もよろしくおねがいします。


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一方、現時点の最強は

あけおめ、ことよろー。

今年は受験勉強に死ぬほど力を入れる年なのもあり、めっちゃ不定期になりますが…モチベが爆発する度に投稿するつもりです。


これは、現在MULAストーリーの世界線にいるキャラの中で最強…つまり、天照の視点である。

アルミとノーアは天照より強いが(いつの間に!?)…アルミは言わずもがな、ノーアも"それに対抗して"旅に出ている。いつ帰ってくるのだろうか。

 

side天照

 

「天照様〜!」ダダッ

 

天照「あら?」

 

部下の天使がかなり焦った表情で部屋に入って来た。

 

天照「どうしたの、そんなに焦って「魔王が…」…え?」

 

魔、王…!?

 

「魔王が復活し、魔界を襲撃中です!」

 

天照「ッ、アイツが、ね…」

 

透が命を投げ打ってまで封印したアイツを…再度封印することは恐らくできない、ならば…!

 

天照「素戔嗚を呼び出しなさい!そして月の都と連絡を取り、魔界の者達に加勢するわよ!」

 

できれば幻想郷にも連絡を取りたいけど、"あの子"がトラウマを思い出してしまうから…一応別の人に連絡を取っておくわ。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side??????

 

???「何、天照さんから…ッ!?」

 

『魔王復活、増援を求む』

 

???「魔王、師匠を殺したあの忌々しい魔王が…!」

 

私が直々に敵討ちをしたい所だが、動けないのが本当に残念だ…

 

???「…そうだ、あの子を送り込むか」

 

アルミにも許可を取っておこう、必ず力になるハズだ。

…幻想郷については確か、アルミの弟子達に口外しないようにしないといけないな。

 

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

side坂田日花

 

日花「当時の戦力は確か…天界や魔界、月の都の強者達が集結して戦ったのよね?」

 

ネロイズム「そうさ。その状態で勝てなかったからこそ、ヤツは封印された…」

 

甲「まさか、再度封印する必要があるのか!?」

 

ネロイズム「…いや、ソレは多分無理だろうね。対策は確実にされている」

 

甲「じゃあ、どうやって…『ゴォッ!』…この気配は!?」

 

頭上を見ると、そこには白髪で赤い衣を身に纏い、紫色の羽をもつ女性がいた。彼女からはとてつもないレベルの魔力を感じる…月斗さんより上だろう。

 

「貴女が…5代目獄炎の天使ね?」

 

日花「はい、まだ仮ですが…貴女が魔界神の…?」

 

神綺「いかにも。私は神綺、魔界を創造した者よ」

 

ネロイズム「神綺様は1000年前に魔王と戦っている。ある程度攻撃の対策を伝授してもらえるハズだ」

 

メイ「………!」ゴクリ

 

神綺「1000年前の戦いは月の都と妖怪集団に、私達魔界の者や天界の者が参入した感じだったわね…っと、説明は後にしましょうか」スッ

 

『?』

 

突然神綺さんが変な方向を向き…

 

ダンッ!

 

弾幕を放った。




現在、迷走中。

次回もよろしくおねがいします。


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