ホロライブラバーズ実況プレイ ~復讐と愛を選択する恋愛SLG~(MOD導入プレイ) (アズール)
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ネタバレ注意 設定集など
設定集 テイルズの系統のみ


 テイルズMODの詳しい説明をしていきます。ですので、興味のある方のみで大丈夫です。

 TYPE-MOON MODの方はAlice-C兄貴の方へ行ってください。共有しているので。

 あらすじのところから飛べます。


 【世界線】

 始めに各やりたいシリーズを選択。その後にそれに関係する世界が形成。そこにホロライブラバーズの基礎となるものが混じり、融合していく。

 

 例えば、アビスだったらマルクト帝国やらタルタロスがそのホロライブラバーズの世界に出現する。

 

 今回は戦闘、アイテム、スキットパッチを入れているので、こうなっているが、すべての作品に繋がっているのでどの技も使える状態。

 

 世界を固定させればその作品の術や技しか習得できない。

 

 今回の主人公はバグではなく、主人公の因子を絶対にいれないといけないという設定を忘れてた実況者が、ランダムでやった結果である。

 

 そのため本来は主人公はどんなのか決めないといけないのにもう一つのMODと混ぜ合わせた結果生まれた存在である。

 

 【この小説のテイルズ要素】

 

 主にエクシリア2を採用。後はヴェスペリア、アビス、シンフォニア、エクシリア等を採用。世界の漂流物としてこの世界のものが流れ着いてくるようになっている。

 

 作品で登場している『黒匣(じん)』が良い例である。詳しくはエクシリア2を見れば分かるが、簡単に言えば、中に精霊を入れて自身で魔術や技が使えない人間を使えるようにするものである。

 

 ホロライブラバーズの世界では、魔力に満ちている世界なので、そこまでなのだが、魔力が満ちてない世界ではそのまま使うと、精霊が消滅(死亡)してしまう。上級の精霊ですら死ぬ可能性を持っている。

 

 精霊使いは『黒匣(じん)』の存在を許してはいない。即刻発見次第、破壊、もしくは指定の場所への輸送が義務付けされている。もし、回収出来なくても、報告義務も存在しているので、ラミィちゃんはあの後すぐに、エルフの森へ報告している。

 

 戦闘に戻すが、戦闘は『共鳴術技(リンクアーツ)』を使って戦闘している。『共鳴術技(リンクアーツ)』は『共鳴(リンク)』を行うことによって使える技である。その他に親密度(好感度)によっては、『共鳴秘奥義』を使うことが出来る。本来は『スペシャルリンクアーツ』を付けないといけないのだか…スペシャルを取れば使えるようになる設定を使っているので可能となっている。

 

 そしてすぐに使いたい実況者が、ゆるゆる設定の親密度30%から使えるようにしている。あ ほ く さ

 

 厳しくすることも出来るがゆるゆるにすることも出来る。それがこのテイルズMODだからこそ鬼畜難易度のTYPE-MOON MODを入れる必要があったんですね。(メガトン構文)

 

 さらにガバらないようにオートスペクタクルズとアイテム補充勧告機能も付けている。管理がガバガバな人程使う。作者も使えるなら使いたい。(切望)

 

 スペクタクルズは簡単に言うと、相手を鑑定するアイテム。弱点や生息地、名前等も書かれている。人間だとたまに個人情報も書かれる。

 

 【ギルドについて】

 ギルドはヴェスペリアで出てきた組織のことである。簡単に言えば何でも屋。しかし、討伐専用になったり、金銭管理専用、海や山専用などに変更も出来る自由な組織。但し、相手の不手際、依頼失敗、不祥事には厳しい。規律はしっかりしている。

 

 今回の事件は、相手の不手際、情報詐欺を行っているので、ギルド『鮮血の狩人(ブラッディ・ハント)』は御咎めなしとなっている。やさしいせかい

 

 

【好感度について】

 

 好感度は常にこの"好感度"という表記しかされないが、マスクデータとして愛情、友好が計算されている。判断する方法は、取りあえず、ない。いきなり病んでくるし、恋愛に発達しない可能性も出てくる。全ては乱数の赴くままに…

 




 また何かあれば追加するかも?


 抜けてたりすると有識者兄貴達から怒られると思うので覚悟しておきます。

 よろしくお願いします。


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七夜(ななや)・■■■■■・魔切(まき) ステータス バトロワ後

此方はステータスになります。ネタバレを含みますので其方を気にされない方のみご覧下さい。


 テイルズMODは複数のステータスと戦い方を選べます。

今回はエクシリア2のステータスでやらせて頂きます。

 後はサポートスキルもヴェスペリアとエクシリア2でやらせて頂きます。

 

ストーリーが追加されるごとに随時更新します。

 

 名前:七夜・■■■■■・魔切(まき)CV.鳥海浩輔さんもしくは塩沢兼人さん

Lv80時 称号:魔族は殺さないと…

 HP4620/4620

 TP620/620

  腕力:1520

  体力:1280

  知性:1490

  精神:980

  敏捷:1780

  器用:1360

  幸運:100

 物理攻撃力=腕力(100%)+体力(20%)+敏捷(60%)+装備+スキル

 物理防御力=体力(100%)+腕力(20%)+敏捷(60%)+装備+スキル

 魔法攻撃力=知性(100%)+精神(20%)+器用(60%)+装備+スキル

 魔法防御力=精神(100%)+知性(20%)+器用(60%)+装備+スキル

(装備やスキルが有るので、明確な数字は書けませんでした。)

 攻撃属性:

 耐性属性:風 水

 弱点属性:

 

 【スキル】

 『七夜の戦闘術』

 特定の技を使用可能にする

 『魔女の寵愛』

 必要TP減少。魔術の威力上昇。詠唱省略、魔術耐性上昇。

 『浄眼』

 フェイタルストライクやリンクアーツが発動しやすくなる。

 『■■■■■■■』(現在装備不可)

 装備できません。

 『令呪

 特定のキャラとリンクアーツしやすくなる。

 『七夜の近接奥義

 特定の秘奥義が使える

 『料理上手』

 料理の成功率が上昇。レシピ開発の成功も上昇。

 『解体術(人型)

 人型に対してのダメージを上昇。

 『バイタリティ』

 体力が上昇する。

 『マイトチャージ』

 ガード時TP回復(最大10%)行動回数が+1

 『マジックガード』

 魔術をガード出来るようになる。

 『エンジェルコール』

 戦闘中一度のみ確定で復活可能。

 『ステッパー』

 行動回数を消費せずステップを行える。

 『サバイブ』

 ガード成功時、必ずHP1残り、戦闘不能になることはない。

 『エクスチェンジ』

 武器を簡単に変えることが出来るスキル。順番に双剣→双銃→ハンマー→刀→弓→短刀→双剣へと変えることが出来る。 

 『コンボプラス1と2と3』

 通常攻撃の回数+1

『コンボボルテージ』

 コンボを3HITさせる毎にTPを1%回復させる。

 『スペシャル』

 秘奥義を使用可能にするスキル。

 『ヒットプラス』

 秘奥義中にタイミングよく○ボタンを押すと、威力が増す。

 『エアリアルアーツ1と2と3』

 空中で特技、2は奥義が3は秘技(変化技)が使えるようになる。

 『フェイタルボーナス1と2』

 フェイタルストライクをするとHP、2がTPを回復する(20%)

 『オーバースペル1と2と3』

 魔術を○ボタンを長押しすると、TPを余分に使って威力をあげる。1が下級(初級)2が中級魔術3が上級。

 『イクシードリンク』

 行動回数+1 リンク先にも共有

 『ターンレス1と2と3』

 行動をキャンセルして技を出せるようになる。1が、奥義→特技 2が、奥義→秘技(変化技) 3が、秘技(変化技)→特技

 『キャンセラー系』

 同じ属性の技が出せるようになる。1が、特技→特技 2が、秘技(変化)→秘技(変化技) 3が、奥義→奥義

 『フラッシュ、パーフェクトガード』

 ジャストガード成功時、ダメージの90%カット。パーフェクトはそれを0にする。

 『エアリアルアーマー』

 空中でのけぞらなくなる。

 『グロウアップヒール』

 レベルアップ時にHP、TPを全回復する。

 『ブラインダー』

 銃武器の通常攻撃回数を増やす。

 『エアリアルガード』

 空中でガード出来るようになる。

 『レビテーション』

 TPを消費し続けL3押し込みで飛ぶことが出来る。(ジャンプ後浮遊)

 『マジッククリティカル』

 魔術でクリティカルが出せるようになる。

 

  【使用可能魔術】

 火の上級魔術 水の上級魔術 土の上級魔術 風の上級魔術 

氷の上級魔術 雷の上級魔術 光の上級魔術 闇の上級魔術 

回復の上級魔術 補助の上級魔術

   

   【武器】

 武器『琥珀の短刀』 魔力を断つ琥珀でコーティングした短刀。魔力を見る浄眼と相性が良いから良く使われた。

 

 防具『翡翠の手袋』 物凄い耐火性を持つ翡翠の手袋。美しかった故にあまり使われなかった手袋。

 

 武器『元素剣 双滅』 炎と水の双剣 相反する力は扱いが難しいため歴代使用者は少ない。

 

 武器『ナナツボシ』 かつて七夜の里の鍛冶師が出会った剣士の折れた刀の変わりに作られた刀。打ち直された刀を受けとる際に七夜の里に返納された。以来、七夜の里に保管されている。

 

 武器『拳銃 秋季四葉(しゅうきよつは)』 リボルバーとオートマチックピストル リボルバーはオータムリーフ、オートマチックはフォーシーズンと書かれている。リボルバーは5発のアンダーバレル.454カスール弾。オートマチックは17発の.45ACP弾を使用している。

 

 武器『隕鉄弓 三連星』 かつて空から落ちてきた星の欠片を使って作られた弓。七夜きっての狙撃主が使っていた秘宝。

 

 武器『明星搥 凛々』 かつての七夜の里、それを支えていた鍛冶師が代々使っていた搥。七夜の鍛冶の技術が廃れると共に倉で保管されていた。特殊な武器を作るため、とても頑丈。

 

 【大事なもの】

 金の懐中時計

 

 

 起源:『禁忌』…法や倫理などを覆したい、禁忌とされている事ほどやりたくなる『槍』…信念を貫き、苦難を薙ぎ祓う。守られている物を貫き、崩壊させる起源。代償は、己の信念に背くことができない。

    




なんでこんなにレベル高いんですかねぇ?(すっとぼけ)

取り敢えず強いけどホロメンは同じくらい強いです。もっとバケモノもいます。

 抜けているところがあれば言ってください。よろしくお願いします。


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FGO風ステータス

 なんか需要あるか分かんないけど作ってみたくて作りました。趣味で作っただけなので興味のある人だけどうぞ…

 FGO熱が燃えた結果やねん。(本音)

 最大強化の値だけ表記しておきます。

 雪の城の方も載せときますね

 一様未完なので、プレーン魔切くんは強化していくかも?

 書いてみたただの妄想だと思って御視聴下さい。

 追記0時に投稿したくて誤爆しました。すいません。趣味なのでこちらにしておきました。


 七夜・■■■■■・魔切(ななや まき) クラス:復讐者(アヴェンジャー)【基本の魔切はこれ】

 

 

 

 ステータス

 

 筋力:C 耐久:D 敏捷A+

 

 魔力:A 幸運:C 宝具-

 

 

 

 クラススキル

 

 復讐者C

 彼自身は一族郎党皆殺し、血に刻まれているのは魔族に対しての憎悪、彼自身、元々一族自体がアヴェンジャーに近かったが、紅赤朱によって更に確定的になった。彼の憎悪は紅赤朱だけに留まらず、魔族、魔物に対しても永遠に憎しみ続けるであろう。

 

 忘却補正A

 彼は目の前で一族、特に父親はその目の前で殺されている。故に、忘れることはない。血の記憶もそうだ。魔族に無念に殺された者達のためにもこの憎しみ、忘れるわけがない。

 

 自己回復(魔力)A+

 彼は一度暴走すれば恐らく誰にも止められない。…今はその予兆がないが、一度暴れまわれば止まることはないだろう。消費しても少し休めば回復する。通常時でもそこそこの回復手段が存在するのでこのランクになっている。

 

 単独顕現(呪い)E

 時空の精霊によって授けられたもの。今はまだ微力ながら発覚しているのでこのクラスになっている。成長すればもっと上がるものである。(普通の単独顕現と同じです。)

 

 魔女の寵愛A

 モルガンによって真に愛されたものに付けられるスキル。ある程度の対魔力を持つ。更に魔術の仕様等も理解ができ、直ぐに様々な魔術を使うことができるようになるスキル。【私の夫を覗くとは…良い度胸ですね。】

 

 

 弱体耐性付与(5%)+強化成功率上昇付与(5%)

 

 対魔衝動A

 七夜の一族は魔を幻想種を殺すために人為的に造られてきたもの。様々な血を取り入れていくことによってその力は、その想いは増幅していった。その想いは生まれる子供にも遺伝して産まれてくるようになった。当主の息子なのでランクも高い。

 

 自身に幻想種特攻付与(10%)

 

 所持スキル

 

 七夜の戦闘術A++

 一族で培われたもの。此処のなかには戦うだけでなく、どの様にして相手を殺すか、どの様にして隠れるか、どの様に相手から逃げる等、様々な知識が考えられている。魔切は一番体に身に付く10歳までに身に付け、それを一切欠かさずに鍛練した結果である。この中には気配遮断スキル、陣地作成、道具作成等も含まれる。ぶっ壊れスキルである。

 

 自身に回避1T+クリティカル威力上昇付与(80%3T)+攻撃力上昇付与(30%3T)

 

 浄眼A+

 魔力の流れや、人には見えないものをみる眼。妖精眼とは違い、嘘を読むことは出来ないが、少しだけ感情を読むこともできる。一族の当主の息子であるがゆえにランクは高く、始めは制御するまではとても苦労していた。今ではある程度の制御を出来るようになり、日常で無意識に使うことはなくなっている。

 

 相手単体に強化解除+クイック耐性ダウン(20%3T)+自身に無敵貫通付与(3T)

 

 精霊使い(光)A

 光の精霊ルナとアスカと契約を結んでいる。自身の悪いものを祓ってくれるため、善き物のみが彼に祝福をくれる。

 

 弱体を解除+弱体耐性上昇付与(100%3T)+自身にクイック性能上昇付与(40%3T)

 

 宝具

 単体クイック宝具『祓砕斬・七夜(ばっさいざん・ななや)

 ランクなし 対人宝具

 

 銃を上へ投げて、ハンマーで吹き飛ばし、弓で追撃、その後刀を抜刀しながら一閃、双剣に持ち替え元の場所に戻りつつ切り刻み、銃をキャッチ。そのまま銃から魔術を籠められた弾を放出して、短刀を投げて首を折る。

 

 この技は人の形をしたもの達を刈るための技を、魔切が改良して作ったもの。故に魔物を刈るには適していないが、魔族に対してなら絶大な攻撃力を誇る。一つ一つが特攻を付けられた武器を使っているので悪魔や竜の人型等にはとてつもない威力を誇る。

 

 自身に幻想種特攻付与(100%1T)+クイック性能上昇付与(50%1T)+敵単体に超強力な幻想種特攻攻撃《オーバーチャージで特攻最大500%》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 此処からは番外編を見てから御視聴もしくは関係ないからみる。という方だけご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 雪の城七夜 クラス:剣士(セイバー)

 

 

 

 筋力:C 耐久:A+ 敏捷B

 

 魔力EX 幸運:E(自己申告A)宝具:A+

 

 クラススキル

 

 対魔力EX

 自身の冷気によって自身に対する魔力運用が停止される。ので、ほぼ魔術は霧散してしまう。

 

 騎乗C

 ある程度の乗り物なら乗れる。ただし、幻想種や高度な物は乗れない。

 

 復讐者C

 彼は復讐を成し遂げた、しかし、消える事ない空虚が彼を永遠に苛む。

 

 忘却補正A+

 愛するものを忘れることが無いため、普通の魔切よりも高くなっている。

 

 クリティカル威力上昇付与(12%)

 

 単独行動EX

 契約者が居なくても、行動できる。

 

 自己回復(魔力)EX

 大気中の熱を永遠に取り込むため、魔力が切れるということはなく、彼は常に魔力を使い続けても魔力切れにならない。世界を終わらせる。その時までは。

 

 毎ターン終了時にNP獲得(5%)

 

 魔力吸収(熱)EX

 彼は自身に降り掛かる熱を持つもの全てを自身に吸収することが出来る。(ただし限界あり)熱は炎とかだけでなく、氷や光も該当される。

 

 自身に熱を伴うダメージ半減付与+被ダメージNP獲得量上昇(15%)

 

 所持スキル

 

 七夜の戦闘術A+++

 長い時間を戦いに身を置いたため、極まった戦闘術。

 

 自身の攻撃力アップ(50%3T)+自身のArtsカード性能をアップ(30%3T)

 

 反転せし紅赤朱B

 自らの手で倒した紅赤朱を取り込み反転した姿。その姿は全ての色を奪う白であった。

 

 自身に無敵を付与(3回3T)+自身に無敵貫通を付与(3T)+自身にNP獲得(50%)

 

 今は遠き雪花の祈りEX

 かつて受けた愛する者の祈り、永遠に色褪せない無謬の光。

 

 弱体解除+弱体耐性(1T)+自身の宝具威力アップ(75%1T)

 

 

 宝具

 

 アーツ全体宝具『嘆き叫ぶ妖精の剣(エクスカリバー・ルフェ)

 ランクA+ 対軍宝具

 

 モルガンが折れたヴォーパルソードを元に自身と精霊セルシウスを使用して作り上げた亜聖剣アイスコフィン。その別名が宝具となっている。真っ直ぐ突き出された刀身から冷気を纏った光を突き出し、横に大寒波を発しながら突き進むレーザーを放つ。

 

 その光は愛する者を想うが故に冷たく研ぎ澄まされている。

 

 (宝具を撃つ際は鐘の音が聞こえる。)

 

 

 自身に宝具威力アップ(30%1T)+敵全体に強力な攻撃+敵全体に防御力ダウン(30%3T)《オーバーチャージで効果上昇》+敵全体のチャージ減(確定)+NPリチャージ(30%)

 

 

 




 詳しい説明は必要ならしようかなぁって…需要の声が聞こえたらやります。

 今後増える可能性ありです。


…本編書かずにこんなもの書きました!すいません!


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番外編冒頭シリーズ
番外編 雪の城 冒頭のみ 


 こっちにも冒頭のみを投稿しておきます。詳しく見たい方は、作者のページから探して見てください。

 番外編を知らない人も居ると思うので、こちらにも冒頭だけ投稿していきます。


 

 ふと、目が覚める。どうやらいつの間にか眠ってしまっていたようだ。身体を起こし、辺りを見渡す。そこには、見渡す限りの氷、全てが氷で出来ていた。

 

 ──夢、じゃないか…これが夢なら、どれ程よかったか…

 

 そう言ってベッドに腰をかけた状態になる。全て、氷で作られている…冷たいはずなのに、彼は平然としている…

 

 ──はぁ…今日もあの人の相手をしないとな。…嫌なんだが…あそこに居ないと、ここを攻撃されちゃあ困るからな…

 

 そう言って立ち上がると…氷のクローゼットから服を取り出し着替え、ある部屋に向かう。

 

 その部屋は女の子らしいアイテムや、ベッドの形をしている…全て氷で作られているが…その中央には、大きな氷の塊がある…

 

 ──今日も行ってくるよ…またここを攻撃されて、壊されたら大変だ。…君を守るためなんだ…。どうか、待っててくれないか?

 

 そう語り掛ける。中央の氷の塊の中心には人が眠っている…その名は…

 

 ──起きたら、またデートしよう…。それまで待ってるよ…。…必ず、目覚めさせるから…待っててくれ…ラミィ…!

 

 雪花ラミィ…彼の将来を誓い合った存在だ…彼女は、とある戦いの後から、目を覚めなくなっている。…ということになっている。

 

 ──絶対に…治して見せる…!

 

 大怪我を負い、衰弱している彼女を、彼は氷で包み、この城を一夜にして建てたのだ。彼は今まで持っていた力を全て捨て、今の力を手に入れている…その力は

 

 ──あの忌々しい紅赤朱の力を…こうやって使うことになるとはなぁ…

 

 紅赤朱…本来は、熱を発生させる。または奪って発生させるなど、熱を発生させるのが、紅赤朱の力である。しかし、彼が手に入れたのは、熱を奪い、凍らせる力…『反転』したのだった…

 

 ──さて、少し早いが…何時も待たせているし…今日ぐらいは、早く行って見るか…

 

 そう呟くと、氷の廊下を進み、氷の階段を降りて、氷の大扉から外に出ていった。

 

 

 ──…太陽は、嫌いだ…氷を溶かして…熱を与えてくる…俺の家が溶けることはないが…それでも…俺に熱を永遠に与えてくるから、そのうち身体が耐えきれなくなって壊れるかもな……有り得ないだろうが…

 

 そう呟く。彼は、自身の体を凍らせて、細胞を凍結し、擬似的な不老を作り上げている。体温が上がれば活性するかも知れないのだが、彼は、自身に降りかかる熱は全て吸収して、自身の凍らせる力に変換しているのだ。太陽に当たれば当たるほど、その力は強化されているのだ…

 

 ──…さっさと行こう…

 

 彼はそう言ってその場を後にする…

 

 

 

 

 

~氷と炎の荒れ地~

 

 

 

 

 彼がそこに着くと、見える限り、氷と焦げた後が付いている…まるで、戦争後が凍ったみたいな感じになっている。…しかし、これを作り上げたのは、たった2人の戦いなのだ…

 

 ──いつもより遅いんじゃないのか…?なんだ…寝坊したのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ココ会長?

 

 

 

 

 

 

 そう彼がいうと、翼を羽ばたかせながら降りてくる人影…幻想種…ドラゴンの桐生ココである

 

 

 「ワタシは何時も通りデス!オカシイのはマキのほうデス!…いつもはMorningCallしてから来るノニ…」

 

 彼女の言うモーニングコール…それは彼の

 

 ──そのモーニングコールが激しいから、俺から来たというのに…あれ治すの面倒なんだ…何時ラミィが目覚めるか分からないしな…側に付いていてやらないといけないのに…

 

 「…まだ…目覚めまセンカ…」

 

 ──…目はバッチリ冴えてるぞ?体もこの通り…

 

 「誰もBodyの話しはしていまセン!…Mindの方の話デス!」

 

 ──…心も正常だと思うけど…?

 

 「…あれを見て…正常と言いマスカ…?…そういえば…マキはワタシ以外に会っている人は居ましたカ…?」

 

 ──…今は居ないな…60年前にフレアが会いに来たぐらいか…

 

 

 

 

~60年前~

 

 

 

 『なぁ魔切!いい加減目を覚ませよ!…そんなことして…ラミィが、喜ぶのか!?』

 

 ──…分からないよ…そんなの、だけど、エゴかもしれないが…それでも俺は…助けたいんだ!

 

 『…魔切…まさか…お前、分からないのか?』

 

 ──…分からない…何が?…まだ、ラミィは眠っているだけだろ?

 

 『…そうか…悪いけど、アタシ…森に戻るわ…あんたのこと、見ていられない!』

 

 ──…なぁ…俺、なんか間違ってること、してんのかな…?別に、生き返らせる訳じゃないのにな…

 

 そう呟く魔切。しかし、その言葉を返す言葉はなく、ただその場を月明かりのみが照らしている…

 

 

 

 

 

 

 

~現在~

 

 

 

 

 

 ──…それ以降は誰とも会ってないよ?…冷気が強すぎて近寄れないんじゃない?

 

 「…アナタが冷気を押さえレバ、いい話じゃないデスカ?」

 

 彼女はそう言いながら悲しい顔をしている..本当に心配しているように。

 

 ──…悪いけど、もう俺は冷気を押さえられない…毎日会長の炎を吸収しているせいでな?

 

 「ワタシのせいデスカ!?人のせいにするノハ、イケナイと思いマス!」

 

 ──…じゃあ、俺に対して炎で攻撃するのを止めてくれ。じゃないとずっと会長の炎だと体内に冷気が蓄積しちまうから。

 

 「ムリデスネ!目を覚ますには、そのBodyにワタシの熱いHeartを与えて、目覚めさせるのが一番デスカラ!」

 

 ──…会長位の炎じゃ…俺を溶かすことは出来ないぜ?…それでもやるなら……来い!

 

 「行きマスヨ!」

 

 そう言ってお互いに剣を構える…片方は火を纏う剣を、片方は氷で作られた綺麗な剣を。

 

 ──いい加減に…その剣じゃなくて、本気で戦ってくれよ。じゃないと、いつまでも経っても決着付かないぜ?

 

 「イヤデス。このSwordでアナタにカツを入れてあげマス!」

 

 そう言うと、彼女は剣を振るってくる。その剣の銘はフランベルジュ…炎を纏いし、かつて魔切が使っていた双剣の片割れだった。

 

 「フゥ!ハァッ!トォリャァ!」

 

 ──…

 

 袈裟斬り、横なぎ払い、そして突き。その全てを魔切は完全にいなす。魔切もやり返すが、それも全てココが防ぎ、お互いがお互いの動きを完全に理解しているから、攻めきることが出来ない。

 

 「そろそろ仕掛けマスヨ!龍王炎撃破(りゅうおうえんげきは)ッ!」

 

 

 ─…守護氷槍陣(しゅごひょうそうじん)

 

 お互いの技がぶつかり、白煙をあげる。煙が暫くして晴れ、2人の姿が見える。…2人とも傷1つ無い。

 

 「…ドウシマシタ?そんなに手加減して…ワタシを嘗めているんデスカッ!?」

 

 ──…嘗めているつもりはない…だが…何か可笑しいのは事実だな…すまん、今日は…

 

 「…Don't worry、そう言うことなら今日は帰りマス。…明日はちゃんと…付き合ってクダサイネ?」

 

 ──…すまん、…出来ればモーニングコールは止めてほしいがな…

 

 「それはムリデスヨ!…明日も絶対キマスカラ!GOODBYE!」

 

 ──…勘弁してほしいな…

 

 ココは翼を羽ばたかせ、その場を後にする…1人残された魔切は帰路に着く。

 

 ──…どうしたんだろうな…ココ会長に気を使われたな…

 

 そう言いながら暫く無言で歩く…大扉の前まで到着し、中に入る。

 

 ──ラミィのところに行かないと…

 

 そう言うと、ラミィが眠っている。その部屋に向かう。

 

 ──…ラミィ…

 

 そう呟き、目を瞑る…そうして見えてくるのは…過去、紅赤朱との決戦の日の記憶だ… 




 ここまでにしておきます。続きは番外編へ。…かさ増しじゃないよ?


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番外編 竜騎士 冒頭のみ

 こちらは番外編の冒頭のみを出したものです。詳しくは番外編をご覧ください。


 暗闇に突如、火が灯る。…それは、暖かい日のような物ではなく、全てを焼き尽くさんとする。…破滅の炎だ。その威力は…幻想種を彷彿と思わせるような火力だ。

 

 しかし、それを放っているのは、1人の…人間、と思わしき人物から放たれている。

 

 ──何年たっただろうか…今の俺には…それすら無意味ないのに、何故考えてしまうんだろう?…やっぱり、忘れたくないからかな…?

 

 その人物は、髪がオレンジ、少し重そうな鎧を着こなし、肌が見えるところには、いたるところに爬虫類の鱗が露見している。そして、目の色は青く、爬虫類のような…いや、正確に言えば竜の目のようなものを持っている。不完全な竜種にしては、人の形を保ちすぎている。まるで、人から竜に変わっている状態ではないか。彼はドラゴンの血を一身に浴びて、不死身へと身体が変貌している。

 

 ──貴女(アンタ)を止められなかった。それだけは忘れられないのかな…?

 

 

 そう言いながら、彼は槍を掲げる。その槍は、剣槍のような形をしている。元々、剣だったものを槍の形まで延ばしたもののようだ。その剣の銘はフランベルジュ。かつて、彼が双剣として使っていた剣の片割れである。しかし、今の武器には双剣で使用していた時には無かったものが存在する。槍のけら首辺りに付いている燃え盛る炎のような宝石。丸い宝石の中に燃え盛るような模様と共に文字が刻まれている。その文字は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

桐生会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かつて、彼が愛した幻想種 桐生ココの設立した風紀委員改め桐生会それが、宝石の中に刻まれている。燃え盛る炎と共に。

 

 ──あの時、俺はどうすれば良かったんだろう…彼処で止めなければ、貴女(アンタ)は恐らく、苦しみながら生きていた。

 

 愛しきものを手に掛けた。しかし、それは望まれた事なのだ。そうしなければ、学園が、世界が危機に見舞われた。…可能性があった。

 

 ──…今さら、終わったことを引きずっても仕方ないな…こんなんじゃ、ココ会長なら、活を入れられるな…

 

 『クヨクヨすんじゃねぇ!ワタシが好きなダーリンは、ストレートに行けばいいんデス!ワカリマシタカ!』

 

 そういう言葉が、槍から聞こえた気がする。彼はそう思い、身体を奮い立たせる。そうして、彼は暗闇から外に出る。出口はまだ薄い光が出てるくらいの明朝、彼は何時ものように空を翔ける

 

 ──…いい加減、馴れたなこの飛行にも、最初は不器用過ぎたけど、馴れればこんなものだな…

 

 彼は元々、人である、普通の人とは言えなかったものの、跳躍であれば、馴れていたものを、飛行、しかも翼を使っての飛行など、当時は不可能に近かった。彼は、その飛行を何十年とかけて、練習をした、その結果、翼での滑空や、急降下急上昇も十分可能なまでに成長している。

 

 ──…これを、会長と一緒なら、もっと楽しかったかな…?いや、そうだなぁ…空中デートって言って連れ回されてたかもなぁ…

 

 彼はそう言いながら頬を弛ませる、しかし、その一瞬後に彼はまた哀しみの表情を浮かべている。

 

 ──叶わぬ夢だ。さて、今日もあり得ないとは思うが、ココ会長をどうにかする方法はあるかな~?

 

 彼は、そう言って飛び回る。どこへ行く宛もなく。彼は愛するものを、蘇らせたい訳ではない、しかし、もう一度会えるなら会いたい。矛盾の願いを持っている。その願いは、未練と諦観を永遠と引きずっているが故の願いである。二度と蘇らないという諦観を、もう一度一目みたいと願う未練を。彼は一生苦しむだろう。

 

 その二つは彼が自分の身体を不死身にした時から、なってしまった時から、ずっと、消えることはない。永遠の呪いであり、愛である。そうなったのは、彼女、桐生ココを殺した時に、消えることの無い、呪い()になってずっと彼を蝕んでいる(見守り続けている)からだ。彼はそう自覚し、生き続けている。

 

 ──かなたん、元気かなぁ…生きてるかなぁ…?会長とよくカチコミに行ったときは面白かったなぁ…

 

 『Hey!PP天使!一緒にカチコミに行きマスヨー。今回は…』

 

 『ちょっとぼくまで戦力に加えるのやめてくれません!?』

 

 『おめーのパンチが必要ナンダヨ!』

 

 『うがぁぁ!?ぼくは、人はもう殴りません~!』

 

 『PP天使が逃げマシタ!オエー!』

 

 ──…楽しかったなぁ…あの日々は…何で、続かなかったんだろう…。

 

 その問いに答える者は居なく、ただ空しく虚空に消えていく。

 

 ──…腕が鈍らないように、ちゃんと練習しておかないとな。

 

 そう言いながら、開けたところに降り立った。そこは辺りが焼け焦げていて、そこの周りには木や草が生い茂っているのに、その周りだけ、なにも生えず、只の荒野がそこには広がっている。




 こっちはここでキリがよかったのでここまでです。


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番外編 『フブキ』 冒頭のみ

 今回は先にこちらに公開します。…本編サボってすいません…頑張ります…


 

 ふと、視界に光が飛び込んできた。その影響で、彼女は目を覚ますことになった。正座をしていて、髪が毛先が黒く、生え際に向かってグラデーションのように白くなっている髪を持つ。そして、獣人特有の耳を持ち、そちらも基本は白いが先が黒くなっている。

 

 恐らく狐の獣人だろう彼女はゆっくりと目蓋をあける。その目は青い目と赤い目のオッドアイ。瞳の中に光がなく、虚ろを見るような感じで空を見上げる。

 

 

 「…あぁ…今日も、何もない平和な日ですね…」

 

 彼女の名は…『フブキ』。かつては苗字があったかもしれないが、今は彼女が名乗れるのは、名前のみとなっている。

 

 「今日も、このまま平和に終われば、私は楽なんですよね~」

 

 彼女はそう言って、立ち上がる。

 

 「さぁてと、ちょっとだけ伸びをしましょー。」

 

 彼女は寝るときは基本、正座で寝る。いや、そもそも、彼女はもう睡眠や食事をあんまり必要とはしない。彼女は周りの魔力を吸収すれば、もう生命活動に問題はない身体になっているのだ。しかし、彼女が寝るのには、理由がある。

 

 「…ったく、ようやく動けるのに、何でアタシがこんなことしねぇといけねぇんだよ…」

 

 ふと、彼女が呟く、その口調は先程とは違い、荒々しく、冷たさを感じさせる喋り方になっている。

 

 「…いい加減、目を覚ましやがれよな…お前の振りをするのは苦手なんだよ…」

 

 これが、彼女がかつて白上フブキと名乗れないもののひとつである。彼女の名は…ここでは黒上としておこう。

 

 その彼女は、とある原因で白上フブキの中で誕生した人格なのだ。誕生した原因は後に語るとしよう。

 

 彼女はもう一度、伸びをした後に正座をして、身を瞑る。そうして、自分の中にいるもう1人の自分…いや、この身体の本体の人格である。白上に声をかける。

 

 「(おい、調子はどうだ。いい加減に…はぁ…)」

 

 「(許して下さい…許して下さい…私は…あなた達を…)」

 

 心の世界、そこで二人は会話をする。片方はずっとなにかを謝るように、懺悔をしているように手を前で組合せ、祈っている。それを見ているのが、先程までは現実世界を行動していた。黒上である。

 

 「(まだやってんのかよ。いい加減目を覚ましやがれ!そんなこと言ってもお前が好きだった奴らなんて戻って来ねぇんだよ!)」

 

 「(黒ちゃん、私は悪いことをしたんだよ?だから謝ってるだけ、どれだけ届かなくても、私は皆を手にかけた…あの人にも…あれ?あの人って…誰だっけ…?)」

 

 白上は急に頭を抱える、まるで思い出さないようにしていたものを、思い出す時みたいに…頭痛が起こっている。

 

 「(不味いッ!おい思い出すなッ!ちくしょう!口に出すべきじゃ…)」

 

 「(あ…あぁ…私は…彼を、殺…し、た?う゛あ゛あ゛あ゛ァァァァァ!?)」

 

 「(くそッ!眠ってろッ!)」

 

 「(うっ………魔切…くん…)」

 

 「(…ふぅ…なんとかなったな。しかし、一体誰なんだ…その魔切って奴は…恋人だとは分かるが…何かアタシが生まれる前に何があったんだ…)」

 

 彼女の周りが突然、魔力の衝撃波が発動しようとしていた。白上の感情の暴走による、魔力の放出が原因になっている。

 

 しかし、発動する直前に、黒上が寸前で気絶させることにより集まった魔力は霧散していく。

 

 「(また眠っちまった…こうなるとしばらく起きないぞ…また、目が覚めるまでアタシはここで待たないといけないのか…次は何時目覚めるかねぇ…?)」

 

 彼女はそう言うと、その場から動けなくなっている。本体の白上の意識がなければ、彼女は身動きが取れないのだ。

 

 彼女が起きて、行動しているときは必ず、彼女に行動許可を貰ってから行動する。帰ってくる返事はなくとも、そうしなければ、行動できないのだ。

 

 「(また…あの夢でも見てるのかねぇ…)」

 

 黒上は、何度も白上の夢を見ている…いや、見せられている、が正しいのだろう。

 

 白上は気絶をすれば、同じ夢を見るのだ。白上にとっての悪夢を毎回見続けるのだ。

 

 そのせいで黒上は何度もそれを見てしまっているのだ。同じ身体に存在する人格でも、産まれかたが特殊な黒上は同じ夢を見てしまうのだ…

 

 「(…アタシが産まれる原因になった事件…あいつが暴走したあの日、ここが廃墟になっちまった…らしいんだけど、そんなのアタシが見ても、なんも分かんないしなぁ…ま、今回も上映が始まるらしいし…飽きてるけど、見るか…)」

 

 彼女はそう言うと、その場で腰を降ろし、正座になって夢を見る。…悪夢の事件の全貌を…




 0時に本編投稿されます。よろしくお願いします。


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番外編 遊星七夜 冒頭のみ

 番外編遅くなりました。精進していきます。しばらく番外編ばかりですが、お付き合いのほど、よろしくお願いします。


 

 風が吹き荒れ、森をざわめかす。しかし、その森に生命の気配は少なく、淀んだ空気が、漂う。そんな中、森の奥から、声が聞こえる。争う音、悲鳴、怒号。

 

 

 ──まとめて死ねぇッ!"精霊装填(リロード)、精霊共ッ!その命、燃やし尽くせッ!"『精霊分解(ディスインテグレイト)ッ!』

 

 

 「精霊様を…人間ごときがッ!ぐはぁッ!」

 

 

 超大型の拳銃を持った青年が、そこら辺に居た小精霊を取り込み、黒色の光に、中央が血のような赤い光を放ちながら、それは一直線に敵に向かう(某ビームみたいな感じ)。それと同時に、取り込まれた精霊の存在も消滅し、その一撃は耳の長い一族に当たる。彼らはエルフと言われるもので、精霊と共存し、森の中でひっそりと暮らす一族だ。

 

 

 彼らは今、青年によって、攻撃を受けていた。当たったエルフ達は、その場から影も形もなく消滅する。周りの妖精も、悲鳴をあげながら消滅していく。掠り傷で消滅する。それがこの銃の特徴だ。

 

 

 ──はぁ、はぁ、ようやく、この辺りの奴らは全滅したか…次に里周辺を警備してる奴を誘き寄せたら、今日は終わろう。少し疲れた。

 

 

 彼はエルフを憎んでる。その理由は後程明かされるが、憎んで仕方がない。絶滅する勢いで、彼はエルフを狩り殺してる。現状、彼がエルフの人口の7割を絶滅させている。たったの半年で、殺し回ったのだ。時折妨害も受けたが、大半は一度の襲撃の時に刈り取ったのだ。

 

 

 ──…里を発見。やっぱり居るよな、気配でわかる。全く、懲りもしないでよく俺を止めるよ。…アキ先輩。

 

 

 

 「…魔切君…もうやめてよッ!なんでこんなことを…!」

 

 

 ──わかるだろ…?エルフは皆殺さないと、あんな奴らが居たから、彼女は…彼女が犠牲になったんだろッ!?

 

 

 青年は魔切と言い、かつては優しかった青年。しかし、とある事件から、絶望し、怒り、この世のエルフを殺し尽くさんとする災害になってしまった青年だ。

 

 

 彼は、こうなったのは、ひとえに愛するものを失ってしまったから、そしてそれが、エルフが原因だということを知り、全てをエルフを殺すととある星の元に誓ったのだ。

 

 

 「それは、何かの間違いだよッ!だって…」

 

 

 ──何故、そう言いきれる。あいつらは…フレアが犠牲になって、喜んでいたんだぞッ!陰でそんなことを言っているのは、俺が知っている。だからこそだ。自分の身を絶対だと信じる奴らに、俺は制裁を味わってもらってるのさ。そんな存在は、この世に居ないってことをなッ!

 

 

 「魔切君…」

 

 

 彼は息を荒くしながら、そう叫んだ。その目は憎しみの炎を宿してギラギラしている。そしてまた、口を開いた。

 

 

 ──そこを退いてくれ、俺はハーフエルフを殺すつもりはないんだ。殺すのは、純粋なエルフのみ。…混じっているという理由だけで迫害する高貴なエルフ様には理解してもらわないとな…お前らが下劣という人間に惨たらしく殺されるのを。

 

 

 「…ダメだよ。私は退かない。これ以上、魔切君を、傷付いてほしくないから。」

 

 

 ──傷付く…?ハッ!もうあれ以上の哀しみや傷は、増えないよ。だから…そこを退けッ!

 

 

 そう言って、彼はそこら辺に漂っていた精霊を吸収する。そして、それをアキの後ろに隠れていたエルフに向けて、放つ。

 

 

 ──"精霊装填(リロード)、精霊共ッ!その命、燃やし尽くせッ!"精霊分解(ディスインテグレイト)ッ!

 

 

 「なにッ!?ぐあぁぁ!?」

 

 

 「そんなッ!なんで…」

 

 

 それは、アキを通り過ぎ、後ろに隠れてたエルフに直撃した。そのエルフは先程のエルフ同様消滅する。

 

 

 ──ふんッ!所詮はエルフ。先輩を囮にして俺に攻撃を仕掛けようとしたんだろ?下らねぇ!だから嫌いなんだよ!エルフって言うのは、自分を絶対だと信じ、誇りだのなんだの言って、結局は無駄に何にもしないで長生きするだけの種族なんだよ!

 

 

 「ッ!そんな言い方…ッ!」

 

 

 魔切がそう吐き捨てると、アキは涙ぐみながら睨み付ける。そうすると、バツが悪そうに顔を反らし、黙り込む。

 

 

 ──俺を、そう思わせたのは…あいつらだ。…世界樹は、そんなに大切なものなのかよ…ッ!人の命を使ってでも静めないと行けないものだったのかよッ!フレアが…生贄になる価値が、あの木にはあるのかよ…

 

 

 「魔切君…それは、」

 

 

 ──…良かったな。興が削がれた。今宵の狩りはここまでだ。また、邪魔だけはするなよ?…全部終わらせるまで、俺は止まれないんだ。

 

 

 そう言って、魔切は立ち去る。それをアキは彼の姿が見えなくなるまで、憂いを帯びた表情を浮かべながらずっと見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数刻歩いて、とある建物が見えた。それは、木製の家屋であったが、辺りには花が咲き誇り、一つ一つ丁寧に手入れされている。彼の拠点であり、フレアとの思い出の場所でもある。

 

 

 ──…ふっ、ここまで、侵食されているとはな。力を使っても居ないのに、なんでここまで侵食されてるんだろう?…いつか俺は、侵略者になるだろう。

 

 

 彼はそう言って服を少しはだけさせる。そうすると、普通の人間ではあり得ない紫色に黄色い線が入った、まるで、バグに侵食されているような状態の右腕になっていた。それは胸の辺りまで広がっており、すでに首の辺りまで届きそうな速さで侵食されているようだ。

 

 

 ──力を使う代償とはいえ、随分と早いじゃないか。そんなに適合しやすかったのか…?俺が、侵略の尖兵としての適正が、…この星を滅ぼすのに、そんなに都合がいいのかよ…まだ、俺はこの身体を渡すわけにはいかない。終わったら潔く渡してやるから、少し待ってろ。■■■■■■■。

 

 

 彼が、この身体になったのは、今から数か月前。とある事件により、この身体になり、エルフを皆殺しにすると誓った時でもある。   

 

 

 

 




 続きは番外で、本編しばらく投稿できないですが、投稿するようになったらまたよろしくお願いします。後、お気に入り100突破とUA12000越えありがとうございます。今後もよろしくお願いします!


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番外編 海賊七夜 冒頭のみ

 こちら、甘々?予定のシナリオとなっております。ですので、愉悦部は帰りなさい。これ以上は耐えられないよ?


 

 海とは、全ての生命始まりともされ、命の母といわれるものだ。その海に、一際目立つ存在があった。それは、海というものを人間が自由に移動するために作られたもの…船。その船に乗っているのは…………

 

 

 「それでは、宝鐘海賊団、出港準備~!」

 

 

 海賊、海を荒らすものともされるが、彼女等は、お宝を求める。つまり、船は狙わないとしている。慈善行動もしているため、名だけの海賊団なのだ…

 

 

 「おい、見ろよ、あれが船長の宝鐘マリン船長だ。」

 

 

 「へぇ~、あれが噂の…相手はどこにいるんだ…?」

 

 

 「俺、この海賊団に入ってて良かったー、と思うわけ。だってあれを間近で見られたんだぜ?」

 

 

 「よ、流石は世界中に広がった告白を受けた女。格が違うぜ!」

 

 

 彼等は、新人も居れば、もう長い…と言っても、結成して半年しか経っていないが、それでも、最初は二人だけだった海賊団を、彼等はここまで大きくしたのだ。

 

 

 「ちょっと!あの時の事を振り返したの誰ですか!?帆に吊るしますよ!?」

 

 

 彼女達はとある事件に巻き込まれ、その時のとある行動により、解決したのだが、それは、彼女に全世界の人間が聞いている前で、告白するという、詳しくは後程話そう。その元凶は…

 

 

 ──良いではないか…また、聞きたいなら我がいつでも…

 

 

 「うわぁぁぁあ!?魔切さん!止めてください!ここでは流石に…」

 

 

 「良いじゃねぇか!もう全世界の人間が、宝鐘マリンは全世界が聞いてる前で愛してると告白されたイカれた男がいる、ってことはもう忘れられない記憶なんだからな。」

 

 

 「俺達に聞かれて恥ずかしいことはないよなぁ?だって…」

 

 

 「うがぁぁぁあ!?止めてください…それ以上、船長の事いうと、海に放り投げますよ…」

 

 

 彼女は、強がってはいるが、顔は真っ赤で、帽子で顔を覆わせて、恥ずかしいを全面に出してる時点で、威厳はもう無く、ただの乙女がそこにいるだけになっている。

 

 

 ──くくく、まぁいい、愛は後で語れば良いだろう。ほら、出港は済んでいないだろう?さっさと持ち場に付け!…よし、マリン。戻ってこい。

 

 

 「はっ!すいません。っていうか!魔切さんも!悪ノリしないでくださいよー!」

 

 

 ──くくく、すまんな、照れる顔が愛しいから、つい口が出てしまったようだ…

 

 

 彼は、マリンから怒られているが、軽くあしらうようにしながら、さらに口説いていく。

 

 

 「もぅ~直ぐそうやって船長を口説くのイケないと思います!」

 

 ──くく、善処するよ…だが、油断してると、後ろから囁くのは忘れるなよ?ほら、船長なんだから、みんなの所に行ってこい。

 

 

 「魔切さん!後で覚悟しておいてください!良いですね!」

 

 

 そう言って、マリンはそそくさとその場を立ち去る。ポツンと1人になった彼は、マリンが見えなくなるまで、見守ると、船の方を眺める。

 

 

 ──まさか…この船が変形するとは思うまいさ……可変できる船『アイフリード』かつての大海賊の遺産…マリンのお祖母さんの遺物。俺とマリンの二人の…そして、宝鐘海賊団の船に成ってくれたのは…何でだろうな…?なぁ…『アイフリード』…なんで俺達を選んでくれたんだ…。

 

 

 その問いに、答えるはずもなく、船はただそこにたたずんでいる。

 

 

 突然だが説明しよう!この船はかつて、世間を騒がせた『アイフリード海賊団』が所持していた。そして、何を思ったのか、当時の船長であるマリンの祖母が改良し、変形するロボットに成ってしまったのだ。その名も、『アイフリード』。海賊団に基づいて名前を付けたそうだ。

 

 

 武装は、剣、魔力のビームガン、胸部の大砲、小型の大砲による爆裂パンチ、推進力を使ったキックなど様々な武装が施されている。そして、水中でも戦えるように様々な所に推進力として、ブースターを設置という、水上、水中どちらでも戦える。そして、全ての武装に撥水加工しているという…何故ベストを尽くしたのか…

 

 

 更に魔力タンクも常備しており、先代ウンディーネの化石により、空中での戦闘も可能という…しかし、陸上では、あまり戦えない。水中や空中での戦闘を想定して作られているため、陸上だと、部品が壊れてしまうからだ。流石に宇宙ではまだ、戦うことは出来ない。

 

 

 ──選ばれただけでも、我は感謝している。ありがとう。『アイフリード』…さて、我も怒られる前に準備をしなければな…

 

 

 彼はそう言って準備に取り掛かった。『アイフリード』はその姿を、ずっと、先程の彼のように、見守っている……かもしれない。

 

 




 番外編本編では、大告白が始まります。ですので、そちらもよろしくお願いします。


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番外編 騎士七夜 冒頭のみ


 二回連続です。待たせた分。投稿していきます。


 どんどんUAが…15000に到達しそう…。ありがとう御座います。これからもちまちま頑張っていきます。


 

 ここは、魔界。姫森ルーナの住まう城。ここでは、一人の騎士が、大扉の奥で未だに眠っているルーナの眠りから覚めるのをずっと待ちわびていた。

 

 

 ──姫、当方は心配です。いつお目覚めになられるのですか…?当方は、今でも、姫の目覚めをお待ちしております。

 

 

 しかし、扉の先からは返事はなく、沈黙がその場を支配していた。やがて彼はまた、口を開いた。

 

 

 ──…今日も、駄目みたいですね。当方に、こちらから姫と顔を逢わせることは、出来ません。どうか、お目覚めになり、当方とまた会話する権利を戴かなくては、当方は許しを乞うことも、出来ません。

 

 

 彼は、ルーナの騎士…いわゆる"ルーナイト"の称号を持っている。しかし、今は彼はルーナイトとしての資格を自ら剥奪している。だからこそ、謁見の権利を所有していないのだ。…理由は後程、彼…魔切の回想でわかるだろう。

 

 

 ──…この身はすでに、ルーナ姫に捧げると決めた…こういう事でしか、愛を示すことが出来ない当方を許して欲しい…っ……!過ちは…もう繰り返さない…

 

 

 彼は、そう呟き、その大きな扉から背を向け、その場を守るように立っている。

 

 

 「おーい、魔切ちん!」

 

 

 魔切が、再び門番をしようとしたときに、遠くから声をかけられた。それは、学生時代に知り合った魔族。ルーナの友人でもある常闇トワである。

 

 

 「うーん、その様子だとまだ目覚めてないっぽいね。」

 

 

 ──ええ、今も、眠っております。…どうされますか?貴女ならここを通しますが…

 

 

 彼は一歩下がって、扉から身を引く。しかし、トワは首を横に振り、

 

 

 「いいよ。目覚めてるかの確認と…魔切ちんの確認。まだ正気なんだね?」

 

 

 彼女はそう言いながら、魔切をじっと見つめてる。何かを確認したいようだ。

 

 

 ──…問題ないですよ。当方、姫がその命尽きるまで共にすると決めましたので、その時には、当方も腹を切って姫の後を追いますから。

 

 

 「…相変わらず、だね。そのルナちん好き。」

 

 

 魔切は異常なまでに、ルーナを好いている。元々、ルーナだけでなく、他のかなた、ココ、わため、トワとも関わっていたか、ルーナをある日好きに成った時から、彼の第一での優先順位が、ルーナになってしまった。

 

 

 「…昔はトワも狙ってたんだけどなぁ…ルナちん強いわぁ…」

 

 

 ──…まぁ、当方、あまり鈍くないので好意には気づいていましたが…今は姫一筋なので…

 

 

 

 「うん、分かってるよ。トワも諦めてるけど………もし、心変わりするようなことがあったら………いつでもいいよ?」

 

 

 彼女はそう言うと、その場を立ち去った。残された彼は、先程の言葉を受け止め、少し、悲しみの表情を浮かべながら…

 

 

 ──まだ、諦めきれて無いじゃないですか…当方の心は、変わらぬ愛であるのに、割りきれずに当方にばかりかまけていたから、貴女は…まだ、1人のままだと言うのに…

 

 

 彼はそう呟くと、顔を引き締めた顔をして、再び門を守る騎士になっていた。

 

 

 ──トワ…貴女は優しい。当方が罪から逃れたい…そう願えば、貴女のところへ行ったら叶うでしょう…しかし、我が愛は不滅。いかにして当方を陥落させようとも、それは、姫への愛に勝るものなし。故に、当方に構わずに、さっさと結婚なり、彼氏なりを作れば良いものを…

 

 

 先程の事を思いだし、思わず、昔の口調が出てしまうほど、緊張が解れてしまったようだ。

 

 

 ──いや、これは失礼か…彼女は私に好意を抱いている。…それは当方が騎士を目指してた時から、変わらないというのなら、それを侮辱する発言は許されない…まだ、未熟ですね。精進せねば…

 彼はそう言って再び気を引き締めた。その後、誰も訪問すること無く、彼はずっと門を護っていた。彼の罪とは…それはずいぶんと前の事である。彼がまだ、学生であった頃に、1つの事件が起こった。

 

 





 続きは番外で、暫くネタ集めするので、投稿できないです。すいません。火をつけたら全力で投稿するので、許して?


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番外編 るしあとふぁんでっと七夜 冒頭のみ


 一人称初挑戦なので初投稿です。…久しぶりにこの挨拶したな…


 色々模索しながら書いたので、ごちゃごちゃしてるかもしれないですけど、許してください!なんでもしますから、(なんでもとは言ってない。)


 

 

 ああ、許して欲しいのです。…もし、償えるのなら、死んで償いたいのです…。でも、そんなこと、許してくれませんよね?…魔切さん、どうして、るしあを置いて、先に逝ってしまったんですか?…全部、あの紅赤朱が悪いのは、分かっているのです。…でも、それでも、るしあは…

 

 

 「寂しいのです…魔切さん。」

 

 

 るしあは、目の前にいる。魔切さんに語り掛けました。…当然、答えられる筈がないのです。だって、その顔に、生気はなく、白く、虚ろな瞳をしているから…。もう、死んでしまっているのです…。

 

 

 「魔切さん。また、魔切さんの声が聞きたいです…るしあを褒めてくれる。るしあを愛してくれた。その顔を、綺麗な瞳を…もう一度見たいのです…」

 

 …神様でもない限り、そんなことは出来ません。分かっていても、るしあは願ってしまうんです。あの時に、もし、るしあがあんな危ない目に合わなかったら、魔切さんは、生きていたかもしれないのに、毎日、後悔しているのです。

 

 

 「うぅ……魔切さん……ごめんなさい…るしあが…るしあがあの時に動けていれば…魔切さんは…」

 

 

 自分でも、分かっていても、何度も何度も同じことを言ってしまいます。魔切さんが、それで戻ってくる筈もないのに、ずっと、るしあは、魔切さんに謝り続けてます。

 

 

 罪を軽くするため…違うのです。どれだけ謝ろうとも、帰ってくるわけではないので、もう、戻らないことを、只、嘆いてるだけなのです。

 

 

 「戻りたい…何もかも…もうあの時に戻りたいのです。」

 

 

 あの頃、それは平和だった学園生活。…るしあが、学校を嫌いから好きになって、楽しい時間を送っていた。遥か昔の話なのです。

 

 

 実は、るしあの体は、もう成長することはありません。だから、るしあの年齢は…1600歳位なのです。もう、立派な魔族になってしまいました。今も交流できる当時の学園の人が居るとしたら…メル先輩とココ会長位なのです。

 

 

 でも、魔切さんが亡くなった後は、誰ともあっていなかったので、心配させたかも知れなかったなぁ…と少し思ってしまったのです。

 

 

 ……でも、魔切さんが死んでから、誰にも、魔切さんを、見せたくなくて、るしあ以外に、悲しんで欲しい人が、増えないように、すぐに魔界の実家に戻り、不老の存在になりました。……本当に、本物の死霊使い(ネクロマンサー)になったのです。

 

 

 るしあの家系は、倒した敵の魔獣を戦力として、再利用したり、死体を漁っていた。ということをしていたから云われていた称号みたいなもので、本当に、死霊を扱って、不死の存在は…今のところ、るしあしかいないのです。

 

 

 不死になったるしあは、魔切さんが復活する方法も探しました。もしかしたら、禁忌の書物の中に、蘇生する方法があるかもしれないと、…現実は甘くありませんでした。

 

 

 「なんで…なんで!全部!蘇生じゃなくて、死霊にするものしか無いのです!」

 

 

 今思えば、当たり前の事に、怒っていたと思うのです。るしあの家系は死霊を扱うのに長けてる家系で、蘇生が在るとは、考えにくかったのです。それでも、あの時のるしあは希望を捨てきれなくて、お家の書物のだけでなく、魔界の図書館まで行って、そこの文献を探りましたが…一切蘇生の方法を書いている本なんてなくて…

 

 

 …るしあはそうやって過ごしていくうちに、長い月日を消費していました。親はもう人間のまま、そのまま寿命で亡くなりました。周りの親しかった学園のクラスメイトも、どんどん亡くなったと聞いて、るしあは…諦めました。

 

 

 魔切さんは生き返らず、ふぁんでっととして、一緒に、過ごすことを決めました。…そうすれば、傷つくのは、るしあだけで済みますから。

 

 

 魔切さんは、今日も、るしあの事を見てくれます。…虚ろな瞳で、何も無い、空っぽの体で、るしあの事を守ってくれます。

 

 

 るしあが、何故、魔切さんがこんなにも好きになったのか、それは、やっぱり、入学の時のバトルロワイヤルの時なのです。

 

 

 あれがなければ、るしあは灰色の学園生活を送っていたのかもしれないのです…今思えば、感謝しかありません。





 続きは番外編で、こっちの話すると、1600歳ネタ使いたかっただけなんや!


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番外編 断罪者七夜 冒頭のみ


 番外編長すぎるパート2。これで作者はノエフレ好きということが証明されたQ.E.D………ではない!なんか知らないけど、長くなっちゃいました。重くも甘くあるシナリオになったと思うので、良ければどうぞ。


 

 現在は夜更け、明かりの無い家は真っ暗で、真夜中にも働かなくてはならないものは、闇夜に怯えながら、仕事をしている。中世ヨーロッパみたいな建物が多く、電線や機械類の類いも見ない。故に明かりは原始的な物か、機械ではなく、魔道具で光を灯す家が多い。この中で、一際輝いている家がある。

 

 

 そこは、とある貴族の屋敷。豪華な飾りや、大きな魔道具の明かり、所謂豪邸という感じの家だろうか。そこに、とても華やかな服装で着飾った存在がいる。領主だろうか、手にはワインを持っており、優雅に窓から下を見下ろしている。

 

 「んっふっふ、私の領民(奴隷)どもよ。こんな時間まで御苦労なこった。あんなに働くなど…精が出るのぉ…ま、わしは此処でぞんぶりかえって、王に媚を売るだけで、楽なもんじゃい!」

 

 

 彼はそう言うと、グラスのワインを一気飲みする。そして、グラスを机におき、再び見下ろす。…いや、見下しているが正しいだろう。

 

 

「わしはお前らのために、この金を使うなど…あり得んなぁ…!上にたっているものは、下から搾取する。弱肉強食とは、良く言ったものよ!」

 

 

 彼はそう言うと、ベルを鳴らす。従者を呼ぶためである。彼は外に出ることはせず、一日中部屋の中で仕事をしている振りか、王にゴマをすりにいく位だ。故に、何かあればベルを鳴らして従者を呼んでいる。

 

 

 「……なんじゃ…誰も来んではないか!まったく!」

 

 

 しかし、すぐ来るはずの従者は、一向に来る気配がない。彼は、気が短く、怒りっぽい。なので直ぐに行かないと、こうやって直ぐに怒る。所謂面倒くさい上司の古典的な例だ。故に従者は飛んでくるはずなのに、今回は誰も来なかったのである。

 

 

 「此処から動きたくないしのぉ…来るまで鳴らしてやる!」

 

 

 彼はそう言うと、ベルを鳴らし続けた。そうすると、廊下から足音が聴こえてきた。

 

 

 「ようやく来たのか!遅いぞッ!何をやっているッ!」

 

 

 ドア越しに怒鳴り付けるが、一向にドアが開く気配がなく、疑問を持った。すると、再び足音が聞こえ、ドアを開ける。

 

 

 ──………

 

 

 「…!?誰だ貴様ッ!」

 

 

 ドアを開けたものは、黒い外套を身に纏い、手には、刀を持っている。

 

 

 ──あんたが、クラベリーク伯爵で間違いないか…?

 

 

 「貴様ッ!無礼だぞッ!様を付けろ、様を……ひィィ!?」

 

 

 彼がそう怒鳴たが、黒い外套を着た男が、一気に間を詰めて、首に刀の刃の方を向けて再度語り掛けてくる。

 

 

 ──あんた、状況理解できてないようだなぁ…今は俺が質問していて、あんたは俺の質問に答えるしかないんだ。ま、その反応だと、あんたはクラベリーク伯爵で間違いないな。噂通りだ…なら次の質問だ。あんたの汚職の証拠。何処にあるんだ?

 

 

 「貴様…一体、何が目的だッ!」

 

 

 貴族は、男に怯えながらも、質問する。学ばない奴とはこういうことを言うのだ。しかし、男は怒った様子もなく、逆にその質問に答えたのだ。

 

 

 ──目的…目的ねぇ…今言った通り、あんたの汚職の調査と、汚職を手伝った奴の洗いだし、あとは…ま、後は、追々分かるさ。

 

 

 「そうか!なら金をやる!それで此処は勘弁しろッ!何もなかったことにしてやるから、さっさと立ち去ってくれ!」

 

 

 彼は、金で男を釣ろうとした。所詮は、金で雇われたのだろうと、そう思ったからだ。しかし、そんな提案をしても、彼は退かずに、再び、貴族を睨み付けながら、脅す。

 

 

 ──今まではそれで逃げれただろうがなぁ…今度こそ、終わりだ!えっと、こういうの、年貢の納め時って言うんだっけ?まぁ良いや、あんたは別に、居ても居なくても、俺のやることは代わり無いからさ…

 

 

 「(バカめッ!今すぐ、このボタンを押せば、衛兵が来る。その隙に逃げて、証拠を消せば…)」

 

 

 等と、腹の中でも黒いことを考えていたら、彼が思い出したかのように、言葉を出す。

 

 

 ──おっと、伝え忘れてたが、あんたがどんなことをしても、衛兵は来ねぇぜ?道中にいた奴は気絶させたし、寝てる奴も一応起きれなくしたからな。来るのは、一般人…いや、奴隷くらいだぜ?しかも非戦闘用の、それに…こんなところ、奴隷に見られたら、どうなるんだろうなぁ…?

 

 

 貴族は、その言葉を聞くと、顔を青ざめ、体から汗という汗が吹き出てきている。理解してしまったのだ。自分はもう助からないのだと。

 

 

 ──ようやく、理解したらしいなぁ…ま、今さらだけどな。質問に答えて貰おうか。…汚職の証拠、何処にある?

 

 

 「だ、誰が言うもんかッ!わしはなんも知らんッ!言い掛かりはよせッ!」

 

 

 ──まぁ、そう言うと思った。だから、質問を変えよう。その、汚職の書類は、どの引き出しの何番めにとか、そう言うことを聞きたいんじやぁない。どの家にあるんだ?この家か?…それとも、あの貴族様には似合わない小屋か?

 

 

 男がそれを言ったら、まるで、隠していたものがバレた時のような顔をして、更に青くなった。もう少しで白くなるのではないかと言うくらい、顔から生気が無くなっている。

 

 

 ──はっ、そう言うのもバレバレなんだよ。なるほど此処には無ぇ、って事か、なら、あんたにもう用はないな。

 

 

 そう言って、男は刀を首から離し、そのまま背を向ける。

 

 

 「何だと……?逃がしてくれるのか…!?」

 

 

 貴族は、床へへたりこみ、男に疑問をぶつける。それに答えるように首だけ貴族の方へ向き、疑問に答える。

 

 

 ──まぁな、別に、殺せって言われた訳じゃねぇから、汚職の証拠探し出せって言われただけだからな。

 

 

 そう言って男は扉の方へ歩き出す。貴族は、それを見て、安堵し、そして、同時に屈辱を味わった。何故、一般の人間にここまでの事を許してしまったのか。それに気づき、もう一度、男の姿を睨む。無防備に背中を晒している姿をみて、貴族は思ってしまった。

 

 

 「(今ならば、わしのこの剣で、下賎な者を成敗できるということか!ならば…)……死ねぇぇぇぇぇい!?」

 

 

 そう言って、そのふくよかな体からは考えもしない早さで、男を襲う。しかし、男は、ふと、立ち止まり、こう呟いた。

 

 

 ──ああ、一つ忘れてたましたわ…そういや、大事なお願いをされてたんだった……

 

 

 男は先程まで、完全に無防備な背中を見せていたのに、此方に元から気づいていたかのように振り向き、手に持つ獲物で、貴族を切り捨てた。胴体袈裟斬り。綺麗にそれが決まり、貴族は血を流した。

 

 

 「がはぁ!?……ば、…バカな………何故……?殺さない、はずじゃ……?」

 

 

 

 そう言って、貴族は倒れ伏す。なにもしなければ、そのままの垂れ死ぬだろう。その貴族に対して、男は説明するように語った。

 

 

 ──おいおい、敵襲うのに殺気丸出しで、声まであげられたら、そりゃ分かるでしょ?ついでに、思い出したって言っただろ?あれな?…クラベリーク伯爵を殺して復讐してくれって奴。依頼とか関係なしに、頼まれてたからすっかり忘れてたわ。

 

 

 だから、ちょうど殺せたから、これで良いだろうさ。残念だったな。余計なことしなけりゃ、生きてたかも知れねぇのにな。

 

 

 男はそう言って、血を払い、その場を後にする。貴族はそのまま息絶え、絶命したのを確認してから。

 

 

 外に出て、敷地を後にし、外套を脱ぐ、素顔が明かされる。

 

 

 

 ──ふぅ……これで良いだろうさ。死体は…まぁ朝には見つかるだろ?それに、後はあの"白銀騎士団"がどうにかするだろうしな。俺は、さっさと部屋に戻りますか…っと。

 

 

 彼の名は魔切。権力による弾圧に負け、自身の無力さから、法で裁けない悪を裁く…断罪者。それこそが、今の彼であり、彼のそれは、完全に慈善ではなく、独善的な行動だと理解して、行動している。救い用の無い偽善者なのである。





冒頭だけだとこんなもんです。続きは番外編へ。


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番外編 正義の味方七夜  冒頭のみ

 うん。後これで2つで本編が進みそうです。本編待ってるってかたはすまなかった。


 ※これは、まつりちゃんのシナリオです。決して他の人がヒロインのシナリオではございません。後、苦手な描写があるかもしれないので、ご了承下さい。


 ビルの屋上に、黒いスーツを着た人間がいた。髪は長く、目は、死んだ魚のような、濁った目をしている。その少年の名は魔切、銃を構えており、標的を待っている。その姿は、かつての少年を知るものからしたら、想像出来ないくらい、冷酷な姿であった。

 

 ──やっぱり、目標は結界を貼っている……か。狙撃では、対処できないな。……仕方ない。目標(ターゲット)に接近に変更。

 

 

 『了解。気をつけてね。私はここから狙撃出来るよう準備しておくね。』

 

 

 

 ──待機了解。こちらは目標(ターゲット)に接近する。オーバー

 

 

 彼等は今、とある任務を受けており、今回はとある魔術師の暗殺が命じられ、バディと2人での任務となっている。バディの相手は、獅白ぼたん。銃使いでは、一番信頼でき、なおかつ、実力を持っているのは、彼女だけだからだ。

 

 

 ──(さて、奴は僕の存在に気付いているだろう。その上で、あそこにいるのは、間違いなく誘っている。余程自信がある奴のようだ。笑えないな。やはり魔術師というのは、傲慢で、強欲で、どうしようもない奴らばかりだ。)

 

 

 魔切はそう心の中で思いつつ、目標(ターゲット)になっている魔術師の元へ歩き出す。近くに寄ると、不敵な笑いをしながら、こちらを品定めするように、見つめてくる。

 

 

 「凄腕の暗殺者を雇ったと聞いたが、この様な小僧に私がやられると思っていたのだろうか!嘆かわしい。小僧、さっさと私の前から失せろ!」

 

 

 ──僕を侮っているな。さしずめ、結界を信頼しているから、一方的な、下らない戦いになると思っているのだろうが、その考えは改めた方が良い。

 

 

 

 魔切は、淡々とそういうと、魔術師の方は青筋を浮かべ、激怒している。

 

 

 「小僧、言うではないか…それは、私のこの最高傑作と言える結界を破れると言うのかね?」

 

 

 ──(どうやら、噂を耳にしていないらしい。もしくは、信じていないのか。ま、そのまま油断してくれた方が、僕としてはとてもやりやすい。)

 

 

 魔切は、そう思いながら、ある銃を構える。トンプソン・コンテンダー。簡単に言えば、様々な種類の弾丸を撃てる拳銃である。彼は、その銃を構える。中に込めている弾丸は……

 

 

 ──(起源弾。自分の起源を込めた弾丸。作るのに、幾つか肋骨を失ったが、それ相応の価値はある。)

 

 

 「ほう、何かするようだが、その様な玩具で私の結界を破れるとは……愚かな!」

 

 

 ──……今に解ることだ。魔術師にとって、この玩具がどれだけ恐ろしいものか。理解できるさ。

 

 

 魔切はその銃口を、魔術師の方へ向ける。魔術師はふてぶてしく笑いながら、結界を信頼し、なにもしていない。そして、コンテンダーから、銃弾が放たれ、真っ直ぐ魔術師の方へ放たれる。

 

 

 「無駄だッ!私の結界は何重にも重ねてあるから突破など………ぐぇぁ!?あがぁぁぁぁぁぁァァァ!?」

 

 

 ──(この起源弾は、相手の結界を術式から崩壊させ、再構築出来ないほどボロボロに崩す。いくら重ねても、当たった地点から崩壊させる。だから、減衰せずに、相手の結界を壊し、直接弾丸を浴びせれる。着弾すれば、その人間は、結界を貼ることすら出来なくなる。これだから、魔術師相手には扱いやすい。絶対を崩さない。魔術師相手にはね。)

 

 

 撃ち込まれた弾丸は、結界に当たり、止まるはずだった。しかし、弾丸は威力を衰えさせず、そのまま魔術師の肩にヒットした。魔術師は目の前で自身の結界が破られ、撃たれた事による混乱が起こり、のたうちまわっている。

 

 

 ──どうやら、ご自慢の結界とやらは、意図も簡単に壊れたな。あの程度であれば、コンテンダーで事足りる。

 

 

 魔切はそう言うと、その場から立ち去ろうとする。すると、後ろから悲痛にも似た叫び声が聞こえる。

 

 

 「私は……ッ!必ずお前を……殺すッ!今ここで殺さなかったことを…………………」

 

 

 最後まで言いきる前に、魔術師は頭を撃ち抜かれる。狙撃ポイントの方を見てみると、ぼたんが狙撃を終わり、連絡しようとしている所だった。

 

 

 目標沈黙(ターゲットダウン)だよ。お疲れ様。』

 

 

 ──君も、よく頑張ってくれた。報酬は……

 

 

 次の言葉を言おうとすると、「しぃー……」と囁かれ、

 

 

 『……いつもの、だよ。』

 

 

 と言われる。魔切は少し動揺するが、諦めたように頷く。

 

 

 ──それは……わかった。……すまない。いつもの場所で落ち合おう。

 

 

 2人は、意味深なやり取りをし、夜の街に消える。そして、特に騒がれることもなく、夜が明けていく。初めから何もなかったかのように。




続きは番外編へどうぞ。感想。お気に入り、誤字報告など募集してるので気軽にどうぞ!


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番外編 大魔導士七夜 冒頭のみ


 投稿し忘れてるってま?投稿しておきます


とある場所にて、2人の少年少女がいた。片方はローブを纏い、片方はいかにも魔法使い、のような格好をした2人だ。片方には杖が、もう片方には本とブローチが特徴的な持ち物だろうか?何やら2人は旅をしているらしく、今日も1日、歩きっぱなしのようだ。

 

 

 「ねぇー、シオンもう疲れたんだけどー!」

 

 

 ──もう少しじゃ、後もう少し歩けば、儂らの目的地に到着する。

 

 

 「えぇー、シオンもう休みたいんだけどー?」

 

 

 そう駄々こねるのは、紫咲シオン。ある日突然、魔術が使えなくなり、落ちこぼれになってしまった少女。今は、精霊匣(オリジン)というものを使い、雷の魔術だけ使えるようになっており、擬似的な神子としても、有名だ。

 

 

 ──別に休んでも構わぬが、到着も1日遅れ、野宿することになるのじゃぞ?それでも構わぬと言うなら………

 

 

 「あー!待って待って!やっぱり元気出てきちゃったなー?なんかもっと歩きたいんだよなー!」

 

 

 ──全く、扱いやすい奴じゃのぉ……

 

 

 先程から古臭い喋り方をしているのは、毎度お馴染みの主人公、魔切君である。シオンの代わりに大魔導士になるという夢を叶えるため、また、シオンを、再び魔術が使えるように出きるかもしれないという希望を持って、旅に出ている。

 

 

 「ねぇ!次の街って、どんな街なの?」

 

 

 シオンは駆け出した足を止め、後ろにいる魔切に向けて振り向く。魔切は、鞄から資料を取り出すと、それを読み上げる。

 

 

 ──えー……っと?魔術都市オラシオン。別名『全世界図書館』この都市には、存在しない本以外はほとんど揃っていて、まだ見ぬ本を求めて、様々な世界からこの都市へ流れ着く魔術師も多いとか。儂らもこの都市で情報を集めて、お主の魔術が何故使えんくなったのか、それも検査も出来る場所という訳じゃな?ちなみに、ここにない本を贈呈すると報酬が貰える。

 

 

 「えー!検査!?ちょっと聞いてないんだけど!!」

 

 

 

 シオンは、検査という言葉を聞き、露骨に嫌な顔をする。それを見て、肩をすくめる魔切。やれやれと言いながら、魔切は説明をする。

 

 

 ──あのな、お主の今の状況を調べるだけで、別に注射やレントゲンなんかはやらぬ。安心せぇ。じゃがな、痛みは生ずるかもしれぬのは覚悟しておけ。

 

 

 魔切の言葉に、シオンはうー……という顔をしながら、呟く。

 

 

 「むぅ………それで、使えない原因がわかるかも知れないから……?だけどさ!」

 

 

 ──心因性……まだその話を信じておるのか?お主の夢は!その程度の戯れ言で惑わされるほど、軽いものなのかッ!

 

 

 

 魔切は、弱気になったシオンに対して叱る。こうしなければ、シオンはどんどん卑屈になっていき、いつもの可愛らしさがなくなるとかいう、自分の都合だが、それ以上に元気な姿を見たいという、魔切自身の願いもあり、魔切はシオンが弱気になると、叱る。

 

 

 「──!……ありがと。落ち着いた。」

 

 

 ──……そうか、お主は見ておらぬとすぐそうやって卑屈になるのは、表のお主しか知らぬ者からすると奇怪なものじゃな。

 

 

 「えー!シオンはそんなにいつも可愛い~?やだなーそんなに当然なこと言われても~?」

 

 

 ──………全く、こやつは……!

 

 

 そう言って、少し微笑みながら、街へと目指す。無事に街に着けた2人は、宿を取り、街を散策することにした。目的地は、今回は2つあり、1つ目は、シオンの体を調査するための研究室。2つ目は、大図書館だ。

 

 

 「シオンは~図書館に行きたいなぁ…って?」

 

 

 ──だめじゃ、検査の研究室から探し出すぞ。お主は早く治りたいのか治したくないのかどっちなんじゃ……ったく。

 

 

 「うぇ~やだなぁ……」

 

 

 シオンはあからさまに嫌そうな顔をしながら、魔切の後へついていく。魔切は色んな研究室を見て周ったが、どれも魔術の研究ばかりで、人体などの解析を行っていない研究ばかりだった。

 

 

 「ねぇ~!もうやめようよー!後でも良いでしょ!」

 

 

 ──うーむ、もう少し周ってからじゃな。……お?

 

 

 

 魔切が目に止まったのは、とある研究室。そこは、魔術の研究と周りと変わらない様な研究室だったが、彼は、そこではなく、名前の方に覚えがあり、つい凝視してしまう。その研究室はこう書かれている。

 

 

 『天才モルディオの研究室』

 

 

 ──……(モルディオ……かの有名な魔導士が、ここに研究室を構えておるとは……そうじゃなぁ……一か八か、行ってみるか?)

 

 

 「?どうしたの?………あの研究室が気になるの?」

 

 

 ──おん?そうじゃのぉ。ちと聞いたことある名での。つい見てしまっておったわ

 

 

 魔切は、そう言って歩き出す。勿論、その研究室に、だ。

 

 

 「え!?そこに行くの!?怪しさバリバリじゃない!?天才って自分からいってるし!」

 

 

 ──心配せんでも、おそらく本人でやった訳じゃなさそうじゃがのぉ……むしろ、本人は付けられて怒っているじゃろ。まぁ、早く来んかい。シオン。お主の原因を、ようやく理解できそうな奴が見つかったからの。

 

 

 魔切は、そのまま研究室の扉の前へ行き、ノックした。





 続きは番外編へ。今回はイチャイチャしてると思うしキャラ崩壊してるから注意です。


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番外編 ヒーラー七夜 冒頭のみ

お久しぶりです。待った?久し振りすぎて書き方半分忘れてるので、これからリハビリするけど、明けましておめでとう(激遅)これからもよろしくお願いします。


「行くよッ!天狼滅牙(てんろうめつが)ッ!」

 

 

 爪から繰り出される一撃で、魔物は、消滅する。それを見た少女は笑ってある人物の元へ駆け寄る。

 

 

 ──駄目ですよ、ミオ。あまり怪我しすぎると、跡が残って、女の子なのに傷だらけの姿になっちゃうんですよ?

 

 

 少女の先に待ってたのは、棒のようなものを持った少年で、少し華奢な感じの少年だ。丁寧な言葉の彼は、少女……ミオに対して少し怒りながら治療をする。ミオはその場で腰を下ろし、治療を受ける。

 

 

 「えー、でもさ、ウチが怪我しても、マキが治してくれるじゃん。」

 

 ──私にも限度はありますよ?ミオが考えを改めないと、今後間に合わなくなって、大怪我を負うハメになるかも知れないですよ?

 

 

 2人は、お馴染みの魔切……いや、マキとミオ。ミオの方は替わりないのだが、マキはセミショートほどの髪になっており、柔らかい表情をしている。

 

 

 「うーん。ウチがそんなんになるのは、マキが連れ去られた時か、マキが危ない時やと思うんよ。だから、まずその前提を排除すれば、ウチが大怪我する可能性はないよ?」

 

 

 ──だから!私が言ってるのは、そう言う事じゃなくて!あんまり前に出過ぎてミオが怪我して欲しくないってことです!

 

 

 マキはへらへらしてるミオに対して、頬を膨らませながら、反論するマキ。それを見て、ハハハ。と笑いながらごまかすミオ。二人のやり取りがある程度終わると、マキが諦めたようにため息をつき、話し出す。

 

 

 ──ミオ。私を守ってくれるのは、義務感からですか?それとも、他に何か後ろめたいことでも?

 

 

 「どした?急に。ウチはマキと一緒に居るのが好きやから居るわけで。マキはウチの事好きじゃないんか?」

 

 

 ──……昔はあれでしたけど……今は、好きじゃなきゃ、城を出てまで貴女についていきませんよ……

 マキは少し照れたようにミオに伝えると、ミオは笑って、立ち上がる。

 

 

 「良かったぁ!実は嫌々城を出たくて着いてきたって言われたらどーしよーって思ってたからさぁ……」

 

 

 ──………確かに、始めは……城を抜け出す口実に使いましたけど……

 

 

 マキは少し気まずそうに口を尖らせながら言う。ミオは、それを見て、笑いながら謝る。

 

 

 「ごめんて!ちょっとからかいたかっただけ。マキはウチと今も旅してるっていうことは、それだけウチを気に入ってくれたんでしょ?王子様?」

 

 

 ──あーもう!その王子様はやめてください!今はただのマキとして旅してるんです!私はもう今は王族ではありませんー!

 

 

 マキは恥ずかしそうにしながら、否定するが、彼は王族として、たまに活動する。街中では、騎士からの近況を聞いたりして、またこちらの近況も報告する義務を果たしながら、旅をしている。

 

 

 「そろそろ日も暮れるし、宿屋に戻るよ。マキ。」

 

 

 ──そうですね。そろそろ私も報告に向かわないと、お母様に怒られそうですから。

 

 

 2人は、そう言いながら、街へ歩き出す。街に着く頃には、日も沈み夕暮れが街を照らしている。2人は、騎士の駐屯所へ出向き、報告をしに行く。

 

 

 「これは……マキャフリィ王子。お目にかかれて光栄です。本日はどの様なご用件でしょうか!」

 

 

 騎士はそう言って跪く。仕えるべき主に対して、正しい礼儀作法である。マキに向けて、それをする騎士に対して、マキは苦虫を噛み潰したような表情を少しして、元の普通の顔をして礼を言う。

 

 ──……面を上げて大丈夫です。報告です。現在、王国付近の魔物は、ある程度私とミオが撃退させました。ですので、警戒の強度を下げて貰って構いません。この戦闘で私が受けた傷は全くありません。……その様に伝えて下さい。

 

 

 そう伝えると、騎士は跪いたまま、しかし、顔だけは上げた状態で返答する。

 

 

 「はっ!御用件を拝聴致しました。それでは、マキャフリィ王子。御武運を!」

 

 

 再び、頭を下げ、見送る状態になり、そのまま、騎士の見送りを受けつつ、その場を立ち去るマキ達。宿屋に着くと、真っ先にもてなしされ、ようやく解放されたら、ミオの部屋に行くマキ。

 

 

 ──はぁ……疲れました……!

 

 

 「やっぱり王族は大変だねぇー。ウチはそんなんないから楽だけどね。」

 

 

 ──羨ましいは、持たざる物の贅沢なので私はしませんが、恨みますよ……ミオ……

 

 

 後程語るが、王族であるマキは現在両親の許可を得て、旅をしている。少し前までは家出みたいなのをしていたが、ミオが指名手配され、それを見て怒ったマキが王城に寄るときに、親と(母親と)の口論の末、許可を手に入れたのだ。

 

 

 「あはは~ごめんて。ほら、明日も早いし、さっさと部屋に戻ったら?ウチはもう寝るけど……まさかこの部屋で寝るんか!?」

 

 ──違います!!もう少しだけ愚痴に付き合って下さいよ~本当に大変だったんですから~。

 

 

 そう子供みたいに駄々をこねるマキ。それを見てミオは、面白いな~と思いつつ、相手をする。少し夜が更けたとき、疲れから眠くなったマキを帰して、二人は眠りにつく。明日の予定も確認せずに。

 

 

 ──そういえば、ミオに王城にそろそろ戻らないとって言うの忘れてましたね。……明日でも良いですよね?

 

 

 

 

 

 

 




いつものように、続きは番外編へ!




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序章 新たなる旅路
第0節 キャラメイク


取り敢えず初投稿です。よろしくお願いします。


 様々な先駆者様のいる人気のゲーム実況。はっじまるよー。

 

 ということで初投稿です。よろしくお願いします。実況者のアズールと申します。今回は巷で有名な『ホロライブラバーズ』の実況をしていきたいと思います。

 理由は…後程お答えします。

 

 後はこのゲーム、先駆者兄貴たち見てたので解るんですがやるのは初めてなので実質初見です。ですがオーディションでやっていきます。(鋼の意志)

 

 ここで理由を言います、先日自分がとあるゲームで「この戦いに負けたらホロライブラバーズ買ってオーディションでクリアしてやるよぉ!」とほざいた結果ですね。(ボロクソ)昨日の自分を殴りたいです!

 

 オーディションとはなんぞやという兄貴姉貴達のため軽く説明しますと、

 

・プレイヤーキャラの育成の幅が広がる

 

 

 

・ホロメンにランダムで2つの追加スキルが付く

 

 

 

・バトルロワイヤルの報酬が豪華になる

 

 

 

・好感度の上昇量減少

 

 

 

・メインヒロインがランダムで選択され、メインヒロインと深く関わるまで誰がメインヒロインかわからない

 

 という内容になります。ふざけんな!(声だけ迫真)

 

 そうこうしている内にキャラメイクの画面になっております。

 

 あっそうだ(唐突)。キャラメイクなんですがとあるMODを2つほど入れてあります

 1つ目はAlice-C兄貴も使っているTYPE-MOON MODです。此方はAlice-C兄貴のほうで書かれているので其方をご覧下さい。

 

2つ目はtales MODでテイルズに出てくる魔術や技が使えるようになるMODですね。それだけじゃなく、会話イベントもスキットみたいに出来るようになります。これをいれたのは好きだからです!その代わりに強々PCにしておかないといけません。予算こわるる~

 

 まぁ伝説のキャラメイク処理落ち事件をしないためにもここでお金を掛ける必要があったわけですね(メガトン構文)。

 

 早速キャラメイクしていこうと思います。キャラメイクの詳しい説明は先駆者様の方を見てくれよな(ダイマ)。

 

 自分も経歴と性格を隠し、容姿を設定せずに行こうと思います。リスペクト精神です。そして起源も設定しません。特にこれと言う起源がないからですね。

 

 取り敢えず種族は人間にします。当たり前だよなぁ?

 

 起源などは飛ばしていきなりですが魔術回路を回していきます。お願いします!低いのだけは!

 

 

質:B+量:A編成:異常

 

 ウッソだろお前ww信じらんねぇww

 

 失礼、取り乱しました。しかしこれはいいですよぉ。ここまで強くなれたのは予想外です。初回なのにこんだけ運を使っても大丈夫かなぁ?しかし異常ですか。まぁ問題はないでしょう。

 

 後はすべて自動にしてさぁ、どうなる…?

 

 …ふむふむ、まずは容姿ですね。黒い髪に黒い目、髪は腰まで延びてて、少しつり目な感じの青年ですね。どっかのベッドヤクザみたいな顔立ちですね。まぁ反転してる方のですが。

 

 さて、次は起源ですね。起源はどんな感じに…

 

 ファッ!?なんだこの起源!?

 

 『禁忌』…法や倫理などを覆したい、禁忌とされている事ほどやりたくなる『槍』…信念を貫き、苦難を薙ぎ祓う。守られている物を貫き、崩壊させる起源。代償は、己の信念に背くことができない。

 

 これは、属性も特性も『槍』になってますね。なんだこれは、たまげたなぁ…これが異常の正体ですか。そこまで虫食いしてないのでまだましな方かも知れないですね。

 

 さてスキルですが…おや?何やら4つもありますね?どうしたんだろう(無能)。

 

 『七夜(ななや)の戦闘術』

 七夜(ななや)の里で鍛えられた戦いの技を使うことが可能。歩き方から武器の扱い、その種族に対する弱点の場所などもすべて体に染み付いている。暗殺、討伐なんでもごされ、人であろうがなかろうが、殺すに特化した我らの一族ならば可能である。

 

 『浄眼(じょうがん)』 

 ありえざるモノを視る眼。上人が持つとされる。色は青。

主に対象の思念を色で見ることができる。思念は通常は濁った透明色をしており、その流れの緩急で感情を読み取る。中には魔を示す色である赤、神域の思念とされる青や銀といった独自の色を持つものがいる。また、霊体も見ることができる。

 

 『魔女の寵愛』

 魔女に愛され契りを交わした証。これを持つものは魔術に対してのあらゆる効果を受けず、あらゆる魔術を使え、自分が使うあらゆる魔術のコストを減らし、威力も上昇する。これはただの魔女ではない、最高峰の魔女に愛されたから出来ることである。さて、君はすべてを捧げる覚悟はあるか?

 

 『■■■■■■■』

 とある一族のみに伝えられたもの。■■■■を壊す力を持っている。ただしその力を使いすぎれば、■■が増幅し、やがて■■■になる。だが君は優秀だ。そのデメリットさえ克服してしまったのだから。目覚めれば君は優秀な■■■■だよ。

 

 ………( ゚д゚)ハッ!ちょっと待ってください!名前確認します!

 

 |()()()()()()()》・■■■■■・魔切(まき)

 

 なんだとぉぉぉぉ!?どうなってる!?

 

 取り敢えず、スキルが(選べ)ないです。全部埋まってるからね。仕方ないね♂️

 

 エグいですね。このスキル構成、軽く説明しますと、

 

 『七夜(ななや)の戦闘術』はいわゆる七夜(ななや)家が使える体術やらその他武器の扱いなども長けてるようですね。後は相手の弱点を体に染み込ませてる。つまり遺伝子レベルで織り込まれてますね。十分に強いスキルです。

 

 『浄眼(じょうがん)』は、敵の色が解る者ですね。説明に書かれていない、獣人や機人にも色があります。獣人は黄色、機人は黒で表示されます。エルフは緑ですね。

 

 『魔女の寵愛』ですが、此方は何故付いているのか、解りません!恐らく隠された経歴の中に存在しているのだと思います。ですが、魔術も使いたかったので、これはこれで良し!としておきます。気が持ちません。

 

 この虫食いのスキルですが、恐らくテイルズシリーズの物だと思われます。確証はないのですが、起源や属性にも関わる事なのかもしれません。深くは考えません。

 

 長々と説明していましたが、今日はこれで終わりたいと思います。また何か補足があれば実況中に説明します。今日は疲れました。これにて配信を終わらせていただきます。また次回をご期待下さい。

 

 




大体のストーリーしか作れてないので失踪します。(出来るだけ頑張ります)

 感想も待ってます。


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第0.5節 過去の悔恨

 不定期なのに書けたので初投稿です。


 

 「ふむ、少しばかり本気を出すか…ぬん!小僧!耐えて見せよ!

 

 「見てろよ?魔切ちゃん…刀っていうのはこう使うんだよ!

 

 「見てろよ?これが俺のすべての一矢だ!

 

 「坊主がマスターなら、此度の聖杯戦争は楽しめたかも知れんかったのぉ

 

 「ゴーレムの生成。完全なるゴーレムの生成こそ。僕の願いだ。どのような形であれ、それが出来れば文句はない。

 

 「魔切、見ていてください。これが私の…円卓の誇りです!

 

 「夫よ、これで我らが勝利です。ですが…何故貴方は泣いているのです?

 

 ああ──あの日の事は忘れない。俺はあの日■■■■に勝ったんだ。──だけどどうしてだろう?──涙が──止まらない。

 

 「此度の戦いはこれにて幕を閉じた。しかし蓋を開ければ空の器しかなく、不完全な儀式であった。故に君はその原因を探る義務がある。勝者にはそれなりの責任を持って貰わなくては…

 

 分かっている──何をすればいい?───どうせ、ろくでもない事だろ?

 

 「偉く達観しているな?流石は最年少マスター。では伝える…数年後にホロライブ学園に入学したまえ。さすれば聖杯にたどり着く糸口が有るかも知れん。

 

 ホロライブ学園──そこに入れば良いんだな?

 

 「学費の心配は無用だ。我々聖堂協会が負担しよう。聖杯が聖杯戦争事態のことだ。我々は協力を惜しまない。…話は以上だ。行くがいい…己の覚悟を探しに…

 

 言われなくても分かっている──あばよ。──言峰綺礼

 

 「去らばだ。七夜魔切。己の運命に抗うがいい。

 

 おぉう、いきなり重いですね。どうも実況者のアズールです。次からは省略します。

 

 

これ、1つ目のトラウマなんですよね。今回はトラウマを覗こうの会です。それでは2つ目をどうぞ。…愉悦部歓喜ですね?

 

 

 

 

 「紅赤朱…何故貴様が?

 

 「それに答える義理があるのか?

 

 「…いや…もう、これ以上の対話は無理か…ならば!

 

 「来い!七夜夜斗!俺に…生きる実感をくれ!

 

っ!はぁっ!

 

 ───どうして父さんと知らない人が戦っているのだろう?──皆は何処にいるんだろう?

 

 「…子供か、アイツを殺せば少しは本気を出すか?

 

 「っち!貴様ッ!

 

 「隙を見せたな?燃えろ!

 

 「フンッ!魔族ごときに遅れを取るかよ!七夜が当主夜斗…貴様の首を貰い受ける!

 

 「軋間波旬…紅赤朱と名乗っておくか…生の実感をくれ!七夜夜斗!

 

 ___父さんが刀を振れば傷は付くが倒れない魔族。___血飛沫を上げながらお互い傷付き合っていた。

 

 「…衰えたな…七夜夜斗…これで…終わりだ。

 

 「…あぁ、そうだな…最後に1つ敗者の言葉を聞いてくれないか?

 

 「…なんだ

 

 「息子は、…殺すな、それだけだ

 

 「己の命乞いではなく…あの小童を生かせと?

 

 「あぁ、アイツは必ずお前を殺す。…これだけは解る。アイツは俺を越える…

 

 「面白い…その時を精々待っている。俺は魔族だ。気長に待つとしよう…去らばだ。

 

 魔族が腕を奮い─父さんの首を跳ねた。──そして、僕のほうに来て一言──

 

 「覚えておけ。…お前の父、一族を殺した俺の存在を…紅赤朱と覚えておけ。

 

 紅赤朱───それが俺の敵だ。父さんの敵は、俺が貰い受ける!

 

 いや、重すぎでしょ?これは両親どころか一族皆殺しじゃないですかやだー。ちょっと少しだけ胃が痛くなって来ました。もう十分だろ。

 

 ここでトラウマが公開されました。

 

 トラウマ『紅赤朱

 

 トラウマ『■■■■の生き残り

 

 です。片方はボケててもう片方は虫食いってなんだこれは…たまげたなぁ…

 

 取り敢えず重い過去を持って生きているということが分かりました。終わり!以上!閉廷!んじゃ解散!とはいきません。

 

 過去を見ただけなので…それでは次からはちゃんと始めていきたいと思います。というところで休憩タイムです。…精神落ち着けてきます。

 

 

 




とても見にくいですが重要な部分を晒したので失踪します。

 ちょくちょく変更しています…理由は後のストーリーで違和感の無いようにしています。


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第1節 入学準備(前編)

 お気に入りや評価有り難うございます。なんかどんどんホロライブラバーズ投稿者に認知されてるので初投稿です。


 過去のトラウマを見て、戦慄したゲームの実況始まります。

 

 …といいたいところですが、まだ、ありました。これは昔、というよりは最近に起きたことのようです。それではご覧下さい。

 

 「どうしたの?大丈夫?」

 

 声を掛けられた/魔族の気配だ…

 

 「具合悪いの?家に帰れる?」

 

 心配されてるようだ/魔族は殺さないと…

 

 「立てる?顔色悪いよ?」

 

 迷惑は掛けられないな/さぁ…魔族に刃を突き立てろ!殺せ!

 

 「どうしよう…こんな夜だし早く帰らないと…でも放って置けないし…」

 

 大丈夫、もう動ける…けど頭が…痛い/殺す…殺す!殺す殺す殺す!

 

 「あ、大丈夫?帰れそう?なら私帰るけど?」

 

 頭が…痛い…/殺せ!魔族は殺せ!

 

 ──気がつけば、辺りは血塗れだった。──彼女は──バラバラになっていた。

 

 ──帰ろう、これは悪い夢だ──あぁ…今日も月が綺麗だ…

 

 

不味いですよ!

 

 いやぁ、こんなグロいこと見せられるとは…ちゃんと自分がモザイクかけなければ、皆SANチェックでしたねぇ…(1/1D6)

 

 ま、僕はしたんですけどね?(失敗の4減少)

 

 このトラウマは少し鮮明ですね。名前は…

 

 

トラウマ『対魔衝動

 

 スゥー……あああああああああァァァァ!?

 

 フゥーフゥーフゥー落ち着きました。この三つのトラウマを主人公が抱えてる訳ですね?では、本編に行く前に…トラウマにより得たスキルがございます。…スキルだけじゃないんですけどね?

 

 スキル『令呪

 これ絶対サーヴァント持ってるよね?もしかして…魔女はメディアさん?若奥様なら納得ですね。3画丸々残ってますね。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 令呪の形は…ナオキです…特に触れません。触れたら敗けですね。これでトラウマが聖杯戦争の生き残りが確定しましたね。なのに令呪が残っている…妙だな…?

 

 これについては放置します。現状分からないしね。早く本編に入らせてくれ!

 

 スキル『七夜の近接奥義

 此方は、一様戦闘術の中でも近接に特化しているスキルですね。

 

 後は、戦闘方法が、完全にテイルズシリーズのものになっているので、通常攻撃→特技→秘技(変化技)→奥義→秘奥技、まで繋げる戦闘方法ですね。やっている方は解ると思うので、解らない方は調べて動画を見よう!(ダイマ)

 

 

 スキル『解体術(人型)

 これは…あれですね。剥ぎ取る数が増えるあれですね?(錯乱)違うよ!これは人型特攻ですよ!人間じゃなくて!人型です!なんでこんなもの付いてるんですかねぇ…?やってらんねぇぜ。

 

 ということで本編に入ります。ようやくです。

 

 

 

 ──目が覚める。昨日は悪い夢を見た…いや?あれは夢なのか?…分からない…確かめようか?

 

 迷い「夢か現か…」を獲得しました

 

 いきなりマジィ?/(^o^)\なんてこったい。

 

 迷いというのは一時的に行動が制限されます。早めに解決しないといけないものです。

 

 こんな序盤に来たら俺、実況やりたくなくなっちまうよ…

 

 ──朝食を作ろう。今日は一人分でいいから気が楽だ。

 

 お?これはもしや、噂に聞く『料理上手』ですね。これはもう取れそうですね?

 

 ──うん、いつも通り、綺麗に出来たな。鍛えられた功績だな。

 

 スキル『料理上手』を獲得しました。

 

 やったぜ。これで餌付け出来るようになったという訳ですね。

 

 ───さてどうしようか?

 

 

    

L2:夢を確かめに行く     R2:今は心に留めておこう

 

 選択肢が出ましたね?そういえば言い忘れてましたが、自分はコントローラーを使っていますP◯4 です。テイルズはこれでやらないと難しいです。選択肢システムを実装してます。コントローラー限定です。

 

 今は時間制限が有りませんが、有るものもあります。いわゆる好感度や重要な選択肢は時間制限があります。(助けるか助けないか、など)

 

 これがスリルがあって楽しんですよね。ま、ミスすれば終わるようなこともありそうなのですが、それはそれでよしとします。

 

 長々説明しましたが、選択肢は確かめに行きます。早めに解決だ。

 

 ではユクゾー デッデッデデデデデ! カーン デデデデ!

 

 

L2:夢を確かめに行く

 

 ──やはり気になる。確めに行こう。

 

 移動中です。…これ気になってたのですが、いきなり戦闘ありそうなのは気のせいでしょうか?

 

───今日、夢で見た場所だ…何もない…やっぱり気のせいだったのか?…そういうことにしておこう。後1ヶ月で入学だ。気を引き締めないと。

 

 迷い「夢か現か…」が晴れました…?

 

 いや、システムが疑問符を付けるな!これは完全に晴れてませんね。ですが、行動制限は解除されました。

 

 ──家に戻る前に何か買って行こうか?

 

 

           

L2:買い物しない        R2:買い物する

 

 もちろん、していきます。回復アイテムのグミを買いに行きましょう!

 

 

 

R2:買い物する

 

 

 ──買い物するか、そろそろグミが少なくなってきた。パナシーアボトルもか。

 

 お?もうパナシーアボトル有るんですか?結構中盤で出てくるアイテムですが、これはいい情報ですね。ということはライフボトルもあるのかも?

 

 ──ついた。さて、何を買おうか?

 

 おぉ!かなりラインナップ豊富ですね。流石はオーディション。難易度が高いとこうなるんですかね?…武器は売ってないようですね…まま、グミ全部を15個とライフボトル10個、パナシーアボトル10個買っておきます。現状こんだけでいいです。後は食材を買っていきます。レシピ覚えたいからですね。

 

 他のホロメンともパーティー組んだときに料理して貰いましょう。恐らくレシピが開発出きるかもしれないですね。

 

 ───よし、これぐらいでいいか。今日は帰ろう。

 

 買い物が終わったところで休憩挟みます。また戻ってきます。それでは。

 




明日ぐらいにステータスおいて置くので失踪します(違うかもしれない)

 感想、指摘どんどん送ってください。やる気が上がります。

 ちょくちょく修正してます。


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入学準備編 (一人称視点)


 こちらは完全に主人公視点なので、少し先の事とかも見えてくるかもしれません。それが許せる人だけセンセンシャル


 

 「どうしたの?大丈夫?」

 

 声を掛けられた/魔族の気配だ…

 

 「具合悪いの?家に帰れる?」

 

 心配されてるようだ/魔族は殺さないと…

 

 「立てる?顔色悪いよ?」

 

 迷惑は掛けられないな/さぁ…魔族に刃を突き立てろ!殺せ!

 

 「どうしよう…こんな夜だし早く帰らないと…でも放って置けないし…」

 

 大丈夫、もう動ける…けど頭が…痛い/殺す…殺す!殺す殺す殺す!

 

 「あ、大丈夫?帰れそう?なら私帰るけど?」

 

 頭が…痛い…/殺せ!魔族は殺せ!

 

 ──気がつけば、辺りは血塗れだった。──彼女は──バラバラになっていた。

 

 ──帰ろう、これは悪い夢だ──あぁ…今日も月が綺麗だ…

 

 

 

 

 

 

 「!?…夢…なのか…?」

 

 

 俺は、夢を見て咄嗟に飛び起きた。衣服も確認するが、血が付いた様子もなく、また、自分がどのように帰ってきたか、記憶にない。

 

 

 「夢にしては…明らかに現実味があった…けど、うーん…気になってきたなぁ…」

 

 

 そう思いつつも、朝食を作る。…うーん、今日はこれにしようかな?軽くスクランブルエッグとソーセージを焼き、パンとコーヒーで済ませる。■■■■が居ないから1人分でいいからね。

 

 

 「ごちそうさま…っと、そういえば…グミ*1とかライフボトル*2が少なかったな…」

 

 

 ちょうどいいから買い物に行こう。そう思った僕は、買い物袋を持ち、町へ向かう。

 

 

 …しかし、心のどこかに未だに残っている疑問が、脳裏から離れずちらつく。

 

 

 「………うん。ダメだ。仕方ない。夢の方を確認しに行こうか。買い物に集中出来ないや…」

 

 

 決心した僕は、夢の場所へ向かう。確かめなければならない…そんな気がしたから。

 

 

 

 

 

 

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うーん…?やっぱり夢だったのかなぁ…?それにしては生々しい夢なんだけどなぁ…」

 

 

 

 現場に付くと、夢で見たような光景はなく、普通の路地裏だった。あれほど血塗れになっていたら、今頃警察などが通行止めしてるだろうと思いつつ来たものの、その様な事もなく、何事もなく日常が広がっていた。

 

 

 

 「……疑問が残るけど、仕方ないかぁ…」

 

 

 そして、俺はその場を後にし、帰ろうとする。

 

 

 

 「あ、そういえば、グミとかパナシーアボトルとかもないんだっけ…ライフボトルも買っておかないとなぁ…」

 

 ふと、当初の目的地を思いだし、大型ショッピングモールに向かう。

 

 

 1ヶ月後の入学までに、準備を整えないと…あいつのお願い事を聞くのは、確かに不服だけど、今回は仕方ないことだし、な。

 

 

 

 「なるべく商店街は避けたいからなぁ…みんなに迷惑は掛けられないし。」

 

 

 実は、とある戦いに参加していたから、みんなに迷惑を掛けないよう近寄らないようにしていたんだけど…そろそろ顔みたいなぁ…

 

 

 商店街の人たちは…俺の育ての親、みたいなもので、尊敬する人ばかりなんだけど…ちょっと俺に甘い気がする…親バカってやつかも?

 

 

 「まぁ、だからこそ、近寄れないんだよなぁ…」

 

 

 これから俺はある意味、敵の本拠地に行くわけだし、だからこそ、心配をこれ以上掛けたくない。

 

 

 そう考え事をしていたら、いつの間にか目的地に着いた。

 

 

 「さて、ごちゃごちゃ考えるのは後だな。とりあえず…」

 

 

 一応要るものは全て購入し、帰路に着く。何事もなく、家に着き、いつものように生活する。

 

 

 

 「父さん。俺、まだまだ強くなるよ。だから見ていてね。お休み。」

 

 

 いつも通りに挨拶し、眠りにつく。

 

 

明日も平和であるように、祈りつつ。

 

 

 

 

 

 

 

*1
回復薬の事である。でも見た目はグミ。アップル、オレンジなどフルーツの味がする

*2
戦闘不能の蘇生薬。みんなも序盤から終盤までお世話になるものだよ





 はい、ようやく出来ました。

こっそり投稿しておけば…バレへんやろ…


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第2節 入学準備(中編)

ステータスは文字数足りなかったので初投稿です。


 買い物が終わってステータス確認したら椅子から転げ落ちたゲーム実況、再開します。

 

 いや、なんか物凄くレベル上がっているのですが、何ででしょうねぇ?

 

 取り敢えず帰ったら次の日になります。朝の風景はカットだ。(ワラキア)

 

 ───今日はどうしようか

 

L2:鍛練する    R2:何処かに出かける

 

 う~ん、どうしましょう?鍛練すればテイルズシリーズのスキルが確定で手に入ります。(バイタリティやステップやガード)

ある程度はあるのですが、最初のスキル達は移動系ないですから、1週間丸々鍛練しますか!

 

 

L2:鍛練する

 

 では1週間分すべて加速します。ここからは作業なので結果は一気に出します。

 

 

~1週間加速中~

 

 加速しました。結果はこのようになりました。

 

 スキル『バイタリティ』スキル『マイトチャージ』スキル『マジックガード』スキル『エンジェルコール』スキル『ステッパー』スキル『サバイブ』スキル『エクスチェンジ』を獲得しました。

 

 なぁにこれぇ?1つずつ説明しますと、

『バイタリティ』は体力が増えます。

 

『マイトチャージ』はガードをするとTP回復して行動回数が1増えます。

 

『マジックガード』は魔術を防ぐことが出きるガードですね。

 

『エンジェルコール』は確定で復活出来ます。チートレベルのスキルですね。

 

『ステッパー』はステップの時に行動回数を使わなくなります。

 

『サバイブ』はガード成功時に必ずHPが1残り、戦闘不能にならないスキルですね。

 

『エクスチェンジ』はこれは武器を換える順番を簡略して設定できるスキルで、これを持ってるということは、複数の武器を持ってるということです。

 

 …なんだこれは…理解が出来ない(脳が処理落ち)

 

 ───力が身に溢れてくる。更なる鍛練をしよう。

 

 おや?これは追加鍛練ですね。確率で出てくるもので、追加でスキルを覚えてきます。うま味(うまあじ)ですね。さて…何を覚えてくるのやら…

 

 スキル『コンボプラス』を獲得しました。

 

 お、『コンボプラス』ですか。これは通常攻撃が1回増えるスキルですね。これはとてもいいです。これぐらいですね。

 

 __さて、どうしようか。

 

 そろそろ出掛けましょう。他のホロメンとも会いたいですし。

 

L2:鍛練する    R2:何処かに出かける

 

 出かけるを押します。ここ間違えそうでいつも怖いんですよね。

 

 

R2:何処かに出かける

 

 では、お出かけのお時間です。さて、街に来ました。

 

 そう言えば魔切くんは、森の一軒家に住んでます。電気ガス完備です。なんならWi-Fiも繋がってます。火事怖いな~元栓閉めとこ。

 

 ───買い物は、まだ大丈夫そうだ。入学までは持つかな。__何しようか?

 

 ・ゲームセンターに行く

 ・図書館に行く

 ・ぶらついてみる

 

 ここの選択肢は複数有るので、選びましょう。ゲーム部に会うなら、ゲーセン一択ですが、今回はランダムに行かせましょう。ちなみに図書館は魔術を覚えます。入学する前に何回かは来ましょう。

 

 ──適当にぶらついてみるか…

 

 ホロメン来てください。お願いします!

 

 ─ここは、郊外の教会だ。…アイツがいるが、気になるから入るか…_──いや、まだ入学しないし、入学前にまた来よう。

 

 

 ん?これは、イベントですね。スキットで一人で語るのは何らかのイベントの証です。また、入学前にここに来ることが確定しましたね。何か重要なことがあるので、楽しみにしておきましょう。

 

 _──気を取り直して、ぶらぶらしたが、特にめぼしいものはなかったな。…帰ろう。

 

 あー、ノーゲスですか。やはり運を使いすぎた可能性がありますね。悔しい…とても悔しい!

 

 ───帰ってきたな。今日はもう休もうか。

 

 チクショウ!外した!…お出かけすると、確率で鍛練してくれるのですが、今回は無収穫です。

 

 …RTAでトロフィー狙わないし、このまま入学までは鍛練と図書館で魔術を覚えるようにします。ホロメンと絡むのを期待してた視聴者さん。許し亭、許して…

 

 それでは入学までは育成方針が決まった所で、今日の実況は終わりたいと思います。次回からは鍛練して、スキルいっぱい獲得して、バトロワに勝とう!御視聴有り難うございました。

 

 




スキルでステータスが大変なことになるので失踪します。


 今までの話を少し修正しました。_(アンダーバー)から─(けいせん)にしてます。此方の方が月姫っぽい感じなので。


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第3節 入学準備(中編2)

お気に入り、感想有り難うございます。ここで重要なことを知るのはずだったのにそこまで行けないので初投稿です。


 鍛練と読書だけで強くなるゲーム実況、始まるよー。

今回は鍛練と図書館に行きます。図書館は最低限覚えなくてはいけない魔術を覚える予定です。

 

 ───さて、どうしようか?

 

 

 

L2:鍛練する    R2:何処かに出かける

 

 ここはお出かけで図書館に行きましょう。

 

 

R2:何処かに出かける

 

  ───よし、出掛けよう。

 

 お出かけ開始です。ここからは図書館に行って魔術を覚えるだけなのでそこまで加速。(4倍速)

 

 ──図書館だ。随分大きいな…気になる本はあるかな?

 

 

 ここも運ゲです。本が見つからない場合…もう終わりだぁ♂️

 

 ───ん?これは…面白そうだ。ちょっと読んでみるか。

 

 

やったぜ。

 

 ───よし、大体理解できた。あの人が教えてくれなかったら解らない事ばかりだったからな。

 

 速ッ!これは完全に覚えているやつですね。でもこれだとあのスキルも手に入るかも?

 

 スキル『速読術』を獲得しました。

 

 やっぱりね♂️これで1日2回読書出来る。強いですね。さて、肝心の魔術はどうですか?

 

 『初心者でもわかる光の初級魔術』

 

 おぉ!ええやん。これは回復魔術と光の魔術が使えます。ちなみにいきなり上級を理解できれば初級から上級すべての魔術が解りますが、その分理解するのに時間がかかります。しょうがないね。

 

 ───もう少し読めそうだ。何か別のものはあるかな?

 

 お願いします。まだ欲しい魔術を覚えてないんです。許してください、何でもしますから。

 

 ───よし、次はこれを読んでみよう

 

 キタァァァァ!!これで確定で、もう1つ覚えます。何を覚えるかなぁ?

 

 ───よし、これももう読めたな。やっぱり■■■■のお陰かな?

 

 やっぱり速いっすね。それと 誰かに魔術を教わっていたんですかね?名前が出てこないので、恐らくネタバレ防止でしょう。ま、気長に待ちましょう。でもやっぱり、この文字数だとメディアさんですねぇ。期待しておきましょう。さて、魔術の方は…

 

 『闇の上級魔術の真髄』

 

 ファッ!?なんで!?こんな短時間で上級を?できらぁ!…いや出来ませんよ?普通…あっ…(察し)これが『魔女の寵愛』の力ですか。少しチートじみてますね。こんな緩いんかよ、おい!

 

 ───まだ読めそうだ。楽しくなってきた。

 

 ファーwww草生え散らかしですわゾ~

 

 ンンッ!失礼、あまりのことに、心の声が飛び出てしまいました。誠に申し訳ございません。それにしても、優秀な魔術師ですねぇ。

 

  

 ───これにしよう。さて、早く読もう。

 

 今度も加速しなくても覚えますね。…はい。読み終わってます。これはとてもいいです。1日で3回、3回だよ3回。

 

 ───よし、これぐらいだな。また来よう。

 

 これで終わりのようですね。ラスト…あの魔術を覚えてくれたらいいのですが…

 

『風を感じる中級魔術』

 

 あー、それが来ましたか。まだ覚えれてないので、また来ることになります。次からはその魔術を覚えるまで加速します。

 

 ──帰るか…ん?何か彼方で揉めてる声が聞こえる。…どうしようか?

 

 

L2:見に行く   (残り30秒)   R2:そのまま帰る

 

 ファッ!?!選択肢!?しかも時間制限付き!?

 

 まさか…これはどうなってる!?ホロメンに会えるとでも?見に行く一択ですねぇ!

 

 

L2:見に行く

 

 ──見に行こう。流石に放って置けない。

 

 よっしゃあ!皆さん初のホロメンですよ。喜んでください!これで挽回出来ますねぇ!二度とボッチ実況者なんて言わせねぇからな?

 

 ─着いた。どうやら女の子が絡まれてるようだ。

 

 「離してください!もうお断りしたはずです。」

 

 「そんなこと言わずにさぁ。ちょっと俺達と付き合おうぜぇ?」

 

 ──どうしようか。この状況。

 

 

L2:助ける   (30秒)   R2:見過ごす

 

 あの姿は…雪花ラミィちゃんですねぇ。どうやらうざ絡みされてるようです。んじゃ、一丁魔切くんが断たせてやるか。

 

 

L2:助ける

 

 ─あんたら、彼女が困ってるじゃないか。離してやれよ。

 

 「あ゛ぁん!?なんだテメェ?ぶっ殺すぞ!」

 

 「「スッゾコラー!」」

 

 ─戦闘は避けられないか。

 

 まさかのチュートリアル戦闘をここで挟みますか…丁度戦い方を覚えたかったので、これはこれでよし、キリがいいので、ここで休憩します。御視聴有り難うございます。

 

 




後編に行けなかったので失踪します。

 まさかの次も中編になります。収まりきりませんでした。

 今までの話を少し修正してます。_(アンダーバー)から─(けいせん)にしてます。


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第4節 入学準備(チュートリアル戦闘…?)

今回は実況が消えます。戦闘やらなんやらで本人達のみとなっております。多分次の話で出てくると思いますよ?


 「行くぞごらぁ!」

 

 

 ──させない、"光よ!"『フォトン』!

 

 突っ込むモブA。しかし、魔切はこれを、光の魔術で牽制した。

 

 

 「何ィ!?魔術師だとぉ!?」

 

 

 「構わねぇ!近づけば終わりだぁ」

 

 

 魔術を使うとわかった瞬間、AとCは、その場に留まってしまった。しかし、その牽制もお構いなしと、突っ込んできたのはB。

 

 

 ──遅い!蹴り砕く!(閃走・一鹿)

 

 

 だが、魔切は得意な足蹴り、一直線に真っ直ぐ横に飛び蹴りを放つ。その蹴りは、モブBに直撃した。

 

 

 「ぐはぁ!」

 

 

 

 「おい!こいつ武器を持ってねぇが相当強いぞ!」

 

 

 

 「構わねぇ!囲んじまえ!流石に対処できまい!」

 

 

 Bがやられ、AとCは二人で囲もうと、突撃する。しかし、蹴り飛ばした後に、彼はもう既に、詠唱していた。トドメ打ち用だったが、対象を突っ込む二人に変更し、詠唱が終わる。

 

 

 ──ならば、"歪められし扉、今開かれん"『ネガティブゲイト』!

 

 

 地面から闇の魔力が手の形をして、足止めするかのように、対象に絡み付く。

 

 

 「なんだこれ!?あ、足が!?」

 

 

 「くそっ!離れろ!」

 

 

 モブ達が、その手にてこずっている間に、もう一つ詠唱する。同じ闇の上位の魔術を唱え終わる。

 

 ──ここだな!"集え暗き炎よ、宴の客を戦慄の歌で迎え、もて成せ"『ブラッディハウリング』!

 

 

 闇の渦が、A、Cだけでなく、傍らから復帰したBにまで当たる。

 

 

 「「「ぐあぁぁぁぁあ!?」」」

 

 

 それに耐えられず、3人は戦闘不能になった。これで終わった、そう思った矢先に、奥から怒鳴り声が聴こえてきた。

 

 

 「何の騒ぎだ!?」

 

 

 

 「あ、兄貴!」「兄貴が来たぞ!」「これで奴もお仕舞いだ!」

 

 

 身長は180越えで、筋肉ムキムキのまさしく大男といえる。そんな奴が、出て来たのだ。魔切は、彼から放たれるオーラで、彼が強いことを悟り、身構える。

 

 ──お前がリーダーか。

 

 魔切は、そう言うと、男は悪い顔で笑いながら、こっちの問いに答えた。

 

 

 「あぁそうだ、随分と舎弟を可愛がってくれたようだな?」

 

 

 怒りと、恐らく高揚している。そんな表情を浮かべながら、こちらに敵意剥き出しで話しかけてくる。

 

 

 ──別に?先に仕掛けてきたのはそっちだぞ。

 

 

 

 「そうかも知れねぇが、落とし前は付けさせて貰う。」

 

 

 魔切は、正論を言うが、そんなのは関係なしと、戦闘態勢に入った。話し合いで解決したかったが、不可能だと知り、武器もなしで、此処まで戦って居た分の疲労も回復できず、魔切は、思わず苦い顔をする

 

 

 ──戦うしかないのか…

 

 

 「甘えんな!サッサと来やがれ!」

 

 

 こっちを挑発するように指を曲げ、攻撃を促してくる。魔切は、さっさと終わらせたいために、その挑発に乗る。

 

 

 ───フッ!ハァッ!セイ!蹴り砕く!(閃走・一鹿)蹴り穿つ!(閃走・六兎)

 

 

 

 「どうした!そんなもんか?」

 

 

 しかし、武器も無しに、此処まで戦えたのは、相手が弱かっただけで、本来は強い敵と戦う時は、武器がないとまともに戦えないのだ、今彼が使えるのは、図書館で覚えた魔術と拳、蹴りだけなのだ。

 

 

 ──(しまったな…武器は全部、家だ。覚えたての魔術だけだと厳しいものもある。どうするか。)

 

 

 

 「ならこっちから…」

 

 

 大男が、仕掛けようとする。その時…

 

 

 「"氷の刃よ、降り注げ"!『アイシクルレイン』」

 

 

 横から、氷の魔術が飛んでくる。何事かと、そちらを見ると、先程助けた少女が、魔術を使っていたのだ。

 

 

 「っち!新手か!」

 

 

 

 

 

 ──君は…

 

 

 

 「私も援護します。助けてくれたお礼です!」

 

 

 少女は、魔切の元に近づき、協力すると申し出た。魔切からしても、疲弊している所の加勢だったので有り難かっただろう。

 

 

 

 「面白れぇ!纏めて掛かってきな!」

 

 

 大男は再び身構え、こちらの攻撃を、受け止める姿勢を取った。

 

 

 

 ──仕方ない。一緒に戦おう。

 

 

 

 「はい!よろしくお願いします!」

 

 

 魔切は、それを見て、本当は1人で片付けたかったんだけどなぁ…と思いつつ、協力を仰いだ。それを聞いて、安心したように、少女はニッコリ笑って、喜んだ。

 

 

 

 

 

雪花ラミィがパーティーに加わりました。

 

 

 

 

 

 「そらそらそら!これが避けられるか!」

 

 

 相手は、同じリーチ…つまり拳で攻撃を仕掛けてくる。魔切よりも、太い腕で、かなりの早さで殴り込んでくるそれは、魔切では、避けるだけで精一杯になってしまっている。

 

 

 ──クソッ、武器があれば…

 

 

 武器があれば、少し立ち回りが強化され、相手の得意な距離から離れ、こちらも攻撃の余裕が産まれるだろう。しかし、彼は、武器を全て置いてきて、その余裕が無かったのだ。すると、後ろから少女が声をかけてきた。

 

 

 

 「これを!」

 

 

 少女が投げてきたそれは、冷たく、綺麗ではあるが、とても鋭利で握れば壊れそうなのに、しっかりと頑丈に出来た短剣が送られてきた。短剣というよりは、少し短く、ナイフと言った方が正しいかもしれない。

 

 

 

──これは…ナイフ?少し冷たいな。

 

 

 魔切が、手に持つと、僅かにひんやりしているものの、握れないほどではなく、問題なく扱えることが分かる。

 

 

 「即興ですが作りました。溶けないので安心してください。」

 

 

 そう言って、ニッコリと微笑みかけてくる。それを見て、こっちも微笑み、お礼を言う。

 

 

 ──ありがとう、これなら、捌く!(閃鞘・八点衝)

 

 

 素早く、何重にも見える斬撃を、大男に浴びせる。有効打は少ないが、大男は少なからず、斬撃に注意することになり、僅かに鈍る。

 

 

 

 「っち!面倒な…しゃらくせぇ!」

 

 

 

 

 

 ──いくぞ!(閃鞘・七夜)そら!(閃鞘・一風)

 

 七夜の独特な縮地…水月を用いて、まず、相手を斬り付け、その後にもう一度水月をし、相手の後ろに回り、地面に投げつける。

 

 

 「ぐはぁ…!やるじゃねぇか」

 

 

 確かに、有効打ではあったが、まだまだ大男の表情には余裕があり、少しだけ戦慄する。しかし、背後で詠唱していた少女が、詠唱を終え、術が発動する。

 

 

 「私を忘れて貰っては困ります!"慈悲深き氷嶺にて凄烈なる棺に眠れ"『フリジットコフィン』!」

 

 

 ──これは、すごいな…

 

 

 思わず、魔切は感動した。何もないところから、氷が集まり、氷塊となって空から落ち、それが相手に当たり、砕け散る。冷気がその場を支配した。

 

 

 「ぐおぁぁぁぁぁ!?ッヘ、面白ぇ!見せてやる!」

 

 

 しかし、かなりのダメージを与えたが、この逆境を楽しむように、大男は雰囲気を変える。オーラを纏い、何倍にも力が増幅する状態…オーバーリミッツ状態に入ったのだ。

 

 

 

 ──何か来るぞ!気を付けろ!

 

 

 大男は、魔切に向けて、突進し、秘奥義を放つ。魔切は咄嗟に防御の態勢をとる。そして、その一撃が、防御越しに放たれる。

 

 

 

 「見せてやる!この一撃!耐えてみせろ!『絶拳』!」

 

 

 シンプルに、しかし、とても強大な拳による一撃が、魔切を襲う。たまらず、その場に留まれず、後ろの壁まで吹き飛ばされる。

 

 

 

 ──ぐおぉぉぉぉ!?ックソ!

 

 

 そして、壁に打ち付けられ、重傷を負う。それを見た少女が直ぐに駆けつけ、治療をする。

 

 

 「大丈夫ですか!?"癒しの力よ。『ヒール』!」

 

 

 傷はたちまち塞がり、体は怪我の無い綺麗な状態になった。

 

 

 ──ありがとう。助かった。

 

 

 少女にお礼を言い立ち上がる。大男の方を見ると、獰猛な瞳をしてこちらを睨み付けてくる。さしずめ、捕食者のような眼をしていた。

 

 

 「へぇ…俺の奥義に耐えるか。面白い。もっと楽しもうぜぇ!ガッハハハハッ!」

 

 

 大男はそう言って、高笑いをあげながらこちらを攻撃してくる。その攻撃から一旦後退し、打開策を考える。

 

 

 ──どうする?この状況…

 

 「少し、時間を頂けますか?次で決めます。」

 

 

 背後から、少女が提案してくる。魔切は、その提案に耳を傾ける。

 

 

 ──わかった。どの位稼げば?

 

 

 「5分あれば十分です!」

 

 

 その回答を聞き、頷くと、再び大男の方へ向き直す。大男は狂ったような笑いをしながら、此方を向いていた。

 

 

 「話し合いは済んだか?さぁ、最高の戦いにしようぜ!」

 

 

 ──あぁ、幕引きの時間だ!

 

 

 お互いの拳と武器がぶつかり合う。一歩も譲らない戦いが、始まった。

 

 

 

 「オラオラ!もっと来い!俺を楽しませろ!」

 

 

 ──悪趣味な…サッサと、倒れろ!(閃鞘・八穿)

 

 

 悪態つきながら、冷静に相手の拳を捌く、受け流す等して、隙をついて攻撃する。しかし、どれも直前で弾かれ、有効打にはならない。

 

 

 

 「はっはっは!そんなんじゃあこの俺は倒せないぜ!」

 

 

 ──そら!寝てな!(閃鞘・一里四辻)

 

 相手が、隙を見せ、一気に詰めるため、斬り付け3回を行った後に、連続の斬り付けを行う。しかし、大男は傷付いても快感だと言わんばかりに、笑顔を見せる。

 

 

 「いいねぇ!そうだ、もっとだ!」

 

 

 ──オラ!蹴り穿つ!(閃走・二重六兎)

 

 

 魔切は、まず前方に斜め上に蹴りをし、その後同時に見えるくらいの早さで後ろに回り同じように蹴った。

 

 

 

 「なんだそりゃ?面白ぇなぁ!もっと見せろ!お前の全てを!」

 

 

 ──そろそろか…

 

 

 魔切が、そう呟くと、背後から少女の声が聴こえてくる。

 

 

 「準備出来ました!離れてください!」

 

 

 少女はそう言うと、先程の大男と同じ、オーバーリミッツ状態になる。

 

 

 ──了解!(閃走・水月)

 

 

 魔切はその言葉を聞き、後退する。

 

 

 「あ゛ぁ!?逃げんじゃねえ!」

 

 

 しかし、大男は冷静な状態ではないために、その場に留まってしまった。故に…

 

 

 「行きます!"永久に煌めく氷の花束よ、仇なすものを凍てつかせ、我らに勝利の祝福を!『アイスブーケ』!」

 

 

 その一撃は、春であるにもかかわらず、冬の冷たさを出しながら、大男を包み、大男を軸にし、綺麗な花束を構成していく。

 

 

  「お?おぉぉぉぉぉ!?体が…凍る…」

 

 

 大男は、マトモで無かったゆえに、対応が遅れ、モロに食らってしまう。

 

 

 ──綺麗な…氷の花束…だな。

 

 

 魔切は思わず呟いてしまった。暫くすると、花束は砕け、太陽の光で反射して、キラキラ輝いている。大男の方を見ると、まだ凍ったままで、もう戦える状態ではないだろうと理解する。

 

 

 

 「兄貴がやられた!?」「やべぇぞ!逃げろ!!」「兄貴をおいて逃げれるかよ!」

 

 

 まさか、自分達のリーダーが負けると思っていなかったモブ達は、動揺し、統率がとれず、右往左往している。

 

 

 ──ここまでだな。次はない。ソイツを連れて、サッサと失せな!

 

 

 魔切は強い口調でモブ達に退去を促す。それを聞いて、モブ達は、凍ったままの大男を、担いで逃げていく。

 

 

 「ずらかるぞ!」「冷てぇ!」「我慢しろ!」

 

 

 モブ達が見えなくなると、一息つき、別れを告げる。

 

 

 ──行ったな。さて、俺もそろそろ。

 

 

 「あ、あの、有り難うございました。」

 

 

 少女は、しどろもどろになりながらも、助けてくれたお礼を言う。魔切は、軽く微笑み、

 

 

 ─君こそ有り難う。あれがなかったらもっと苦戦してた。

 

 

 と魔切側もお礼を返した。それを聞いて、少女も微笑み返し、何か慌てたように話しかけてくる。

 

 

 「あの、お名前を聞いてもよろしいですか?改めてお礼したいので。」

 

 

 ──わかった。俺は七夜魔切。これ、連絡先。何かあったら連絡して。それじゃ。

 

 魔切は、自分のだけ渡すと、そそくさとその場から退散した。少女はその速さに追い付ける訳がなく、ポツンと取り残された。

 

 

 あ、行っちゃった…七夜さんか…また会えるよね?」

 

 

 そう呟くと、少女もその場から立ち去る。

 

 

 

 

 

 

 

パーティーが解散しました。

 

 

 

 

 

 

 家に着いたのは、夕陽が落ちる直前位だった。そこからご飯を食べ、夜も更け、就寝時間になった。

 

 

 ──さて、寝る準備をしよう。…父さん。俺…強くなってるかな…?…必ず、敵は取るから、それまで待っててくれ。

 

 

 魔切は、何かを抱くように呟き、就寝する




戦闘描写苦手なので失踪します。

 感想も随時募集中です。やる気が向上します。
できれば評価も頂きたいです(強欲)低くても高くても。励みになります。

 追記、改訂前1500文字 改訂後4500文字…んんんん????

 なんだこれは…たまげたなぁ…


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第5節 入学準備(戦闘後~修行中編3)

オーディション先駆者様にこの作品がバレたので初投稿です。

 夜中の投稿は誤爆です。許してください!お願いします!


いや、なんでモブが『絶拳』使うんだよ!

 

 これが…オーディション…やだ怖い…やめてください。

 

いやぁモブ達が丁寧に説明してくれると思ったから。ようやく戦えると思ったらいきなり通常攻撃不可で、技しか使えなくて。術で対応してたら、いきなり何か中ボス…?みたいな人が出たと思ったら、レベル68とかふざけたレベルだったし、そのくせいきなりOVL(オーバーリミット)も使うし、秘奥義使ってくるし、あーもうめちゃくちゃだよー。

 

 ラミィちゃんが仲間になった時は嬉しかったんですけど。それより全てを持っていった絶拳兄貴怖すぎて、なんかこう…あれですよ…疲れました。

 

 戦闘はやはり歴代やってきた中でも馴染むものを選んだので違和感はありませんでした。ですが、いきなり秘奥義を撃たれてガードしていなかったら、即死でしたね。

 

 な~んかテイルズやってる人なら解ると思うんですけど、絶拳兄貴また出そうなんですよね…

 

 レベル上がりました。今は55ですね。十分高いんですけど。今回の事件で足りないかもという事実が発覚しました….やってらんねぇぜ。

 

 さて、色々ありましたが…いや、ホントに…気を取り直して、実況進めていきます。図書館帰りにイベントが起きるとわかったので、図書館に行くことがプラスになりました。…その結果があれですけどね。まだ覚えたい魔術があるので暫くは図書館に通います。

 

 ──昨日は疲れたな。でもお陰で成長できた気がする…

 

 昨日、イベントで家まで帰ってたので、ここで報酬が手に入ります。肝心の中身は…

 スキル『コンボボルテージ』スキル『スペシャル』スキル『ヒットプラス』スキル『エアリアルアーツ』を獲得しました。

 

 アクセサリー『氷の花びら』を獲得しました。

 

 称号:『女の子は助けないとな!』を獲得しました。

 

 雪花ラミィと顔見知りになった。

 

 雪花ラミィの好感度が上昇した。

 

 そこそこですね。いや?感覚が麻痺してるのか…?(困惑)そんなことより説明していきます。

 

 スキル『コンボボルテージ』は、攻撃が3HITする度TPが少し回復するスキルです。

 

 スキル『スペシャル』はさっきラミィちゃんや絶拳兄貴が使った秘奥義を使う事ができます。やったぜ。

 

 スキル『ヒットプラス』秘奥義中に○ボタンをタイミング良く押すことで威力が上がるスキルですね。

 

 スキル『エアリアルアーツ』は空中で特技を使う事が出きるようになるスキルです。

 

 後、アクセサリー『氷の花びら』は、氷の威力をあげるアクセサリーです。ラミィちゃんに渡せばいいんですかね?

 

 それからテイルズお馴染み称号ですが、これはフレーバーが多いので気にしないです。…でも称号今は変更出来ないんですよね。

 

 ─さて、どうしようか?

 

 ここからは加速します。例によって図書館にイクゾー! デッデデデデッ! カーン デデデデ!

 

 

~加速中~

 

 ──今日も来てしまった。早く何か読もう!

 

 称号:『読書家』を獲得しました。

 

 おお!ここでもう1つ称号ですか。これは幸先いいですね。では早速読書タイムです。

 

 

 ──そうだ、昨日の事を考えて氷を覚えるか?─いや、あの子に教えて貰った方がいいか…また連絡が来たらそうしよう。─今日はこれにしよう。

 

 お?まさかのラミィちゃんに教わるフラグが立ちましたね。ラミィちゃんなかなかヒロイン力高いので、もしかして?いや、そういう早とちりは良くない。俺、知ってるんですよぉ?こういうの陰キャの特性だって……自分でダメージ食らってどうする!

はい!この話は終わり!以上!閉廷!読み終わっているので結果だけ見ます。

 

 『光の先を見る上級魔術』

 

 おお、光の上級編です。これでほとんどの光魔術が使えますね。…でもコレジャナイんだよな…ちょっと!どうなってるんですか!

 

 ─まだ、読み足りないな…次は…これにしよう。

 

 判断が速い!(天狗の面)これは今回も3回行けそうですね。…もう読み終わってる!結果は…

 

 『全身で風を感じる上級魔術』

 

 あー、またですか。こうなったら、コンプリートしてやるよぉ!乱数!お前達が悪いんだからな!

 

 ──時間はあるな…よし、これなら読みきれそうだ。

 

 これは、初級か中級ですかね。まま、ええわ。今回は許したる。

 

 ─読み終えた!これでもっと力が沸いたかも…

 

 これは…まさか…

 

 『初めての補助魔術』

 

 これは嬉しいです。これの上級を狙いますが。今回はコンプリートすることにしたので、コンプリートするまで来るからなぁ…?

 

 ─時間がまだ有りそうだが、帰るか…

 

 これは何かありますね。なんでしょう?またイベントが発生するはずが…

 

 ─…...!悲鳴だ!まだ距離は離れていない!どうするか。

 

 

L2:怖いから行かない。  (30秒)   R2:助けに行く!

 

 またですか?(困惑)どうなってんだ?これ?確率可笑しスギィ!もちろん助けます。

 

 

R2:助けに行く!

 

 今回はここまでにします!まだ戦闘有りそうなのでここでセーブしておきます。御視聴有り難うございました。

 

 

 

 




誤爆が恥ずかしかったので失踪します。

 感想、評価も待ってます。意見や誤字の報告もお待ちしております。

 スキル説明を少し修正しました。


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第6節 入学準備(戦闘編2)

まだ入学まで行けないので初投稿です。


 ──ここら辺から声が聞こえたな。

 

 駆け付けると、見覚えのある3人組と、その近くに、明らかに深傷を負ったエルフの少女とそれを介抱する騎士の少女がいた

 

 「フレア!大丈夫!?」

 

 「ノエル…大丈夫だよ…」

 

 

 騎士の少女は、咄嗟の事だったのか、まだ元凶と思わしき人間が居るのに、介抱してしまったのだろう。それを見てニタニタ笑いながら、男どもは声をかける。

 

 

 「おいおい、こんなんでくたばって貰っちゃあ困るぜ!」

 

 

 「いきなりギルドからハーフエルフ狩りが許可されたんだ。『落とし前を付けさせろ』ってな!」

 

 

 「ほらほら立ちやがれ!まだ傷め足りねぇからよぉ!」

 

 

 「俺たちギルド『鮮血の狩人(ブラッディ・ハント)』に楯突いた事を後悔させてやるぜ!」

 

 

 「ッ!?ヤバッ!?」

 

 

 そう言って、再び、襲い掛かる。それを聞いて、騎士の少女も臨戦態勢をとるが、武器が、取り出すのが遅く、攻撃をモロに受けそうになる…その時…

 

 

 ──そこまでだ。寝てろ!

 

 

 魔切はすかさず、銃を発砲する。急所は狙わず、手元や肩を狙って撃つ。

 

 

 「ぐはぁ!」

 

 

 「ってぇ!?テメェ!なにもんだ!」

 

 

 魔切の狙い通り、武器を持っている方の手に当たったり、肩に当たり、モブ達は思わず立ち止まり、魔切の方を見る。

 

 

 ──その落とし前なら…この俺が貰い受ける──

 

 

 魔切はそう言うと、武器を刀にして、構える。

 

 

 「テメェ…あの時のすばしっこい人間か!ハーフエルフの方が居ねぇがかまわねぇ!やっちまえ!」

 

 

 「「おう!」」

 

 

 モブ達は魔切の存在を見ると、前回の恨みと云わんばかりに突撃してくる。魔切は前回と違い、武器をしっかり持ってきており、心にも余裕がある状態になっている。

 

 

 ──纏めてこい!

 

 

 「食らいやがれ!」

 

 

 ──遅い。フッ!セイ!ハァ!蒼破刃(そうはじん)戦迅狼破(せんじんろうは)

 

 

 モブの一人が突っ込んでくるが、それを避け、攻撃を叩き込む。

 

 

 「ぐっ!強ぇ!」

 

 

 「おい、あの人呼んでこい!」

 

 

 「わかった!」

 

 

 モブ達は敵わないと悟り、増援を呼びに行く。魔切は、それを止めようとするが、他の2人に阻まれ、その場の対処をしなくてはならなくなった。

 

 

 ──増援か…面倒だか…通してくれないよな…(銃に変えても防がれるだろうし、行かせるしかないよな…)

 

 

 「テメェの相手は俺達だ!」

 

 

 そう叫ぶと、一目散に此方に飛び込んでくる。しかし、魔切の前では、ゆっくりと歩いている程度にしか、見えないくらいの速度で此方に向かってくる。

 

 

 ──仕方ない。サッサと終わらせるか!

 

 

 魔切はそう言うと、武器を持ち替える。刀から、双剣へ。そして、

 

 

 

 「いくぜ!オラァ!」 

 

 

 2人が、同時に攻撃を当てる瞬間に、それを避ける。

 

 

 ──見えてる!そこだ!鳴時雨(なきしぐれ)舞斑雪(まいはだれ)!フッ(双銃)レインバレット!スタンブリッツ!フッ(ハンマー)サイカトリス!マギカ・ブレーデ!フッ(刀一本)幻狼斬(げんろうざん)爪竜連牙斬(そうりゅうれんがざん)!フッ(弓)時雨(しぐれ)風の哮り(かぜのたけり)!フッ(双剣)紅蓮翔舞(ぐれんしょうぶ)濡羽狩(ぬれはがり)

 

 

 そこから、怒涛の武器を換えながらの戦闘。魔切が最も得意とする戦法で、相手の種類に合わせての戦闘で、弱点を補って戦闘するような戦いをしている。故に、大勢で彼に襲い掛かっても、対処できてしまうのだ。

 

 

 「ぐえぇ…」「強い…クソッ!」

 

 

 なす術もなく、2人はやられてしまう。その隙に、トドメと云わんばかりに、最後の魔術を詠唱する。

 

 

 ──終わりだ!"恒久なる彼方より現れ、闇を滅せよ!"『ディバインストリーク』!

 

 

 光の奔流が、モブ達を飲み込む。

 

 

 「「ぐあぁぁぁ!?」」

 

 

 モブ達は、それをモロに食らってしまい、戦闘不能となった。

 

 

 ──そこで、眠ってろ!

 

 

 そう言って、剣を納めようとするが、遠くから、こっちにやってくる大剣を持った大男が現れた。

 

 

 「やるじゃねぇか!てめぇが絶を倒したやつか。」

 

 

 ──絶……?あぁ、あの拳の奴か。お前の知り合いか?──…あんた、強いな…

 

 

 一瞬、絶とは、前回、魔切がラミィと共に打ち倒した、拳の大男の事で、彼は、その男と同じ組織の仲間だと、魔切は推測した。そして、男の威圧から、強さも推測した。

 

 

 「ま、俺達はやられたら、やり返す!それがギルドの掟だからな。悪ぃが、落とし前を付けさせて貰うぜ!」

 

 

 大男は、そう言うと、身の丈位の剣を振り回し、高速で近寄る。魔切は、辛うじてそれを受け流す。

 

 

 ──うぉ!危ない!…重いのになんて速い…!

 

 

 「絶を楽しませたその実力、みせてみろ!」

 

 

 そのまま、大男は、攻める手を休めなかった。魔切も、受け流しやすいように、ハンマーに持ち替えたが、防戦一方になっている。

しばらくやりあっていたが、魔切は、重い一撃を慣れないハンマーで受け流ししていたせいか、態勢が大きく崩れてしまった。その隙を見て、大男が仕掛ける。

 

 

 「喰らいなッ!」

 

 ─っ!?まずい!

 

 「えいっ!」

 

 

 魔切が、大男から攻撃を受けそうになった時に、横から、何者かに守られた。その姿を見ると、先程まで、ハーフエルフの側にいた、騎士の少女だった。

 

 

 

 「なに?俺の剣を受け止めるだと…?やるじゃねぇか!女!」

 

 

 少女は、大剣を防ぎ、片手で弾き返す。その力に驚きながら、大男はニヤッと笑った。少女は、自慢するように、語り始める。

 

 

 

 「団長は騎士団長だよ?これくらいは、ねっ!」

 

 

 

 「ハッ!騎士団長に俺の剣を受け止める奴が居るとはなぁ!」

 

 

 そう言って、突っ込もうとする大男。しかし、そうさせないとする者が存在する。

 

 

 「"目覚めよ、無慈悲で名もなき茨の女王"『アイヴィーラッシュ』!」

 

 

 詠唱が終わると、地面から茨が敵を絡もうとして、生えてくる。それを見て、とっさに大男は回避する。

 

 

 「!?チッ!魔術師もいるのか!面白ぇ!まとめて俺の剣の錆びにしてやるぜ!」

 

 

 ──有り難う。助かった。

 

 

 十分な距離を取ったと確認したら、2人の方に向き、感謝を言う魔切。少女達は、それを見てクスッと笑いながら答える。

 

 

 

 「こっちこそ、お陰で体勢を建て直したし、加勢するよ?ね?フレア?」

 

 

 「もちろん。助けて貰ってばっかじゃ嫌じゃん。私も戦うよ。」

 

 

 そう言って、3人は相手に向き直る。

 

 

 ──助かる。よろしく。俺は七夜魔切。魔切でいいよ。

 

 

 

 「うん。よろしく。魔切くん。団長は、ノエルでいいよ?」

 

 

 「よろしくな、魔切。アタシもフレアでいいよ。」

 

 

 ──よろしく、フレア、ノエル

 

 

 

 白銀 ノエル、不知火 フレアがパーティーに参加しました。

 

 

 

 「いっくよー。爆砕陣(ばくさいじん)雷襲崩撃(らいしゅうほうげき)猪亥戦咆(ししせんこう)!」

 

 

 「"細やかなる大地の騒めき"『ストーンブラスト』!"空破鉄槌!『エアプレッシャー』!"大地の咆哮、其は怒れる地龍の爪牙"『グランドダッシャー』!」

 

 

 ──いくぞ!"風よ、切り刻め"『ウインドカッター』!"聖なる槍よ、敵を貫け"『ホーリィランス』!"解き放たれし不穏なる異界の力、目の前の邪悪に裁きを"『ヴァイオレットペイン』!

 

 

 ノエルが前に突っ込み、敵を牽制する。その隙に、フレアと魔切は二人で魔術を詠唱する。大男は魔術を避けるが、2人からの魔術なので、あまり逃げ場がなく、いくつか喰らってしまう。

 

 

 「ぐおぉぉぉぉ!?やるな!なるほど…あいつがここまで昂るのは、納得した。ならば俺も見せてやる。真の力を!」

 

 

 そう言うと、敵は、オーバーリミッツ状態に入る……訳ではなく、普通に攻撃してくる。

 

 

 ──まずい、来るぞ!

 

 

 「貴様からだ!ぬぅん!」

 

 

 ──しまっ…

 

 彼は、モロに攻撃を受けてしまい、大きく怯んでしまった。ゲームではこの状態の時に、一撃必殺のフェイタルストライクのマークが出てくる。本来は味方にしかでないが……

 

 

 

 「逃がさんぞ!ハッ!一撃一殺!『極・フェイタルストライク』!必殺とはこういうことだ。」

 

 

 大男から繰り出されるは秘奥義。フェイタルストライクのマークによる即死秘奥義なのである。

 

 ──グハッ…....まだだ…『エンジェルコール』

 

 『エンジェルコール』が発動し、戦闘不能から復活する魔切。ノエルとフレアは心配して声をかける。

 

 

 「大丈夫!?魔切くん!?」

 

 

 「魔切!無事なのか?」

 

 

 ─無事とは言い難いが、なんとかな。それより、俺も見せてやる。俺の…奥義を!うおぉぉぉぉ!!

 

 

 魔切は、雄叫びをあげながら、オーバーリミッツ状態に入る。

 

 

 「ほう…面白い!来るがいい!その…奥義を!」

 

 

 大男は、かかってこいと云わんばかりに待ち構える。魔切は、大男に向けて、刃を向ける。

 

 

 ──いくぞ!円閃牙(えんせんが)絶破烈氷撃(ぜっぱれっひょうげき)絶風刃(ぜっぷうじん)

 

 

 ─ここだ!これが!七夜の里で培った!技の全てだ!終わらせる!『祓砕斬・七夜(ばっさいざん ななや)!』

 

 

 銃を上へ投げて、ハンマーで吹き飛ばし、弓で追撃、その後刀を抜刀しながら一閃、双剣に持ち替え元の場所に戻りつつ切り刻み、銃をキャッチ。そのまま銃から魔術を籠められた弾を放出して、短刀を投げて首を折る。

 

 

 実際は折られていないが、ゲーム上のモーションだとここまでする。ここだと銃を乱射したところまで。それを受けた大男は膝から崩れ落ちる。

 

 

 「ぬぅ…見事だ…。」

 

 

 「そんな、サブマスターまでやられた!」「ちくしょう!覚えてろ!」「次は容赦しねぇ!」

 

 

 自分達の頼み綱がやられ、捨て台詞を吐きながら去っていくモブ達。それを見て、呆れながら呟く大男の姿があった。

 

 

 

 「ハッ!それだと負け犬の遠吠えだ。…言っても聞かねぇがな、ちっとは、効くかと思ったが…逆効果だったか…」

 

 

 

 ──あいつら…わざと放置しているのか?

 

 

 魔切が質問すると、大男は乾いた笑いをしながら、説明してくる。

 

 

 「根性は悪くねぇが…ねじ曲がった方にしか成長しなくてな。ま、いずれ直るだろ?それより、面白かったぜ!また戦おうな!」

 

 

 ──勘弁してくれ…

 

 

 魔切はこりごりだ、といわんばかりの返事をし、それを見て笑いながら去っていく大男。その姿が見えなくなってから、2人の所へ足を進める。

 

 

 「凄いね、魔切くん!その…ぐわー、ずばーんって最後のやつ凄かったよ!」

 

 

 「いや、擬音だけだと分かんないって、…でも確かに凄かった。最後何も出来なくてごめん…」

 

 

 ノエルは秘奥義を見て興奮しており、逆にフレアは申し訳なさそうに、魔切に謝っている。魔切は首を横に振り、話し出す。

 

 

 ──いいよ、俺が好きでやったことだし、二人が無事ならそれで、それより怪我は大丈夫か?

 

 

 魔切は、フレアが傷付いていたのを思い出し、心配をする。フレアは、一瞬理解できなかったが、思い出したかのように笑い出す。

 

 

 「私?大丈夫!軽い治癒魔術なら使えるから、それよりあんたの方がヤバイんじゃないの?」

 

 

 「大丈夫?団長、守護方陣(しゅごほうじん)なら使えるよ?」

 

 

 逆に心配された魔切だが、魔切は軽く微笑み治癒魔術を使う。

 

 

 

 ──問題ない。軽い治癒なら俺も、"癒しよ"『ファーストエイド』

 

 

 「思ったんだけど、色んな魔術が使えるんだな。」

 

 

 魔術を使うところを見て、感心するフレア。苦笑いしながら、魔切は説明する

 

 ──ああ、最近魔術を使えるようにしているんだ。まだ途中だけどね。早く他も使えるようにならないと…

 

 

 そう言うと、フレアが、そうだ。という顔をして魔切を見つめる。そして、魔切に提案してくる。

 

 

 「ならさ、私が教えようか?それの方が早いと思うし。お礼も兼ねてさ。」

 

 

 

 「なら団長も着いてく!ふーたんの居るところに団長アリだよ?」

 

 

 そう言ってフレアに抱きつくノエル。それを、慌てるように引き剥がそうとするフレア。

 

 

 「やめろよ、ノエル。勘違いされるだろ。これだと」

 

 

 その2人の姿を見て、思わず微笑む魔切。そして、2人の邪魔をしないように、連絡先を書いた紙を置いて去ろうとする。

 

 

 ──仲、いいんだな、そういう事ならお言葉に甘えようかな?俺も一人だと限界があるし、それに…誰かと学ぶのも…悪くないかもな。これ、俺の連絡先。何かあったら連絡して。じぁ、仲良くな!お二人さん!

 

 

 

 「待て、魔切!せめて弁解させ…行ったか…それにしても強かったな。魔切の奴。」

 

 

 そそくさと退散する魔切。それに制止をかけたフレアだったが、届かず去ってしまった魔切。残された2人は、それぞれ会話を始める。

 

 「学園に来るのかな?それだったら団長達と戦うことになるよね!魔切くんと戦うの、楽しみだな~。」

 

 

 「相変わらずの戦闘狂…入学するもしないも今は関係ない。恩は返しておかないとな。」

 

 

 2人は今後の展開に、船を馳せ、帰路に着く。

 

 

 

 

 

 

 魔切は帰ってきて直ぐ、前回と同じようにやることを終え、仏壇の前に座る。

 

 

  ──帰ってきたよ、父さん、皆。俺…また守れた。最近、よく女の子ばかりに会うんだ。皆強くて…そんな皆でも俺が…もっと守れるようにならないと。…また来るね。じぁあね。

 

 

 魔切はそう言って、寝室に戻る。今宵もまた、夜が更け、明ける。

 

 




野暮用で少し遅くなったので失踪します。

 入学したら多分ステータス作ります。

 感想、評価もお待ちしております。近々アンケートするかもしれません。

 少し修正しました。サブマスだろうが!リーダーはどこから出てきた!


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第7節 入学準備(戦闘後~修行中編4)

入学準備編が終わらないので初投稿です。

 評価、また付いていました。有り難うございます。とてもやる気が満ちます。

 入学するまで型月要素は薄いです。入学したら濃くするので、そちらを期待されてる方はご了承下さい。


 

今度は『(ごく)・フェイタルストライク』とか対処出来る訳ゃねぇぇだろぉぉぉぉ!?

 

 失礼、自分の中の御大将が暴走しました。でも、でも、仕方ないじゃないですか!今回は武器もちゃんと揃えて!魔術も使って、その結果がこれですよ!これ以上どうしろって言うんですか!

 

 また、自分の中のバ○ージくんが出てきました。すいません。実況に戻ります。今回はかなり大変でした。…まさかあちらの秘奥義を使ってくるとは

 

 …あれは流石に対処出来ません。死ぬしか在りませんでした。だからこそ、『エンジェルコール』が役に立ちました。あれは一戦闘に一度だけ復活できるので。グミもかなり消費しましたが、何とか勝ちました。

 

 

 また、家に自動送還なので、後日、報酬が手に入ります。今回も期待しますよー。

 

 

 ──また、成長をした気がする。最近、濃密な毎日を送っている。

…今日は買い物でもするか…そろそろグミの在庫が消えそうだ…

 

 あー、今回は買い物確定ですね。この表記はアイテムを使いまくって補充を忘れる人達の救済措置ですね。かくいう自分もその1人なのですが、設定しておいてよかったです。今回はアイテムを補充しましょう!

 

 肝心の報酬は…レベルが60ですね。その他はこうなっております。

 

 スキル『フェイタルボーナス』スキル『フェイタルボーナス2』スキル『オーバースペル』スキル『コンボプラス2』スキル『エクシードリンク』を獲得しました。

 

 アクセサリー『白銀色の腕輪』を獲得しました。

 

 アクセサリー『エルフの耳』を獲得しました。

 

 称号:『騎士を守り、守られる存在』を獲得しました。

 

 称号:『ハーフエルフを救うもの』を獲得しました。

 

 白銀 ノエルと顔見知りになりました。

 

 白銀 ノエルの好感度が上昇しました。

 

 不知火 フレアと顔見知りになりました。

 

 不知火 フレアの好感度が僅かに多く上昇しました。

 

 

 何でフレア氏だけ少し多いのか、少し分かんなかったのですが、すぐに思い出しました。そう、フレア氏の好感度上げに、()()()()()()()()()があります。…今回、即死してるので条件的には揃ってたわけですね。

 

 でもこれはオーディションなので…僅かにしか増えてないわけですね。

 

恒例のスキル説明をしましょう。

 

 スキル『フェイタルボーナス』は、フェイタルストライクを発動させればHPを回復するスキルです。

 

 スキル『フェイタルボーナス2』はTPを回復する方です。

 

 スキル『オーバースペル』は下級魔術だけですが、TPを余分に消費して、威力を上げます。

 

 スキル『コンボプラス2』は前に手に入れたやつにもう一度攻撃がプラスされるスキルです。

 

 スキル『エクシードリンク』は行動回数が、1増えて、リンク先にも共有されるスキルです。

 

 そういえば、リンクについて、説明を忘れていたかも知れません。許してください。説明しますから!

 

共鳴(リンク)はパーティーメンバー(スタメンは4人)の誰かと共鳴(リンク)というものを組めます。

 

 共鳴(リンク)を組めば共鳴(リンク)に応じた共鳴術技(リンクアーツ)が使えます。共鳴術技(リンクアーツ)は汎用からそのキャラだけの共鳴術技(リンクアーツ)も存在します。

 

 なぜ、説明をしていなかったというと。誰とも共鳴(リンク)出来る程、仲良くないからです。正式なパーティーメンバーしか出来ません。しかしノエフレはリンクしてました。

 

 

ノエフレは誰にも邪魔させません!

 

 失礼、私はこういう持論を持っているので…ですが、必要になれば、攻略も辞さない。例え…己が死のうとも…

 

 さて、それはさておき、実況に戻ります。

 

 ──今日は買い物しよう。…でも、護身用に武器だけは持っていくか…あくまで、護身用に。

 

 あー、これは魔切くん疑心暗鬼になってますね。ま、買い物だけなので加速します。

 

 

~加速中~

 

 買い物まで飛ばしすぎました!買ったものはこれだけです。

 

 グミを全種類(アップル、レモン、オレンジ、パイン、ミックス、ミラクル)を30個となぜか売ってるエリクシール10個、スペクタクルズを30個、ミラクルボトル10個、後、トリートとスペシフィックを10個ずつを購入します。こんな品揃え良くて嬉しい限りですよ!…その分、難易度半端じゃないですけど…後食材も少しだけ買います。

 

 ──こんなところか…今日は帰ろう。

 

 さて、帰るまで倍速します。…帰りました。

 

 ──よし、まだ余力がある。少し鍛練しよう。

 

 やりますねぇ!これは美味しいです。さて、何を覚えるかな~

 

 スキル『エアリアルアーツ2』を獲得しました。

 

 これは前に手に入れた奴の奥義を発動できるやつですねぇ。

 

 これで、空中戦闘が出来るようになります。空を飛ぶ敵も、容赦なく叩き落としましょう。

 

 ──今日は疲れたな。明日は図書館に行きたいなぁ…

 

 明日はまた図書館に行くというところで、今回は終わりたいと思います。御視聴有り難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 ホロメンとの絡みも見せれないので失踪します。

 お気に入りも、UAもじわじわ延びてきていて嬉しいです!
感想、評価もお待ちしております。


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第8節 入学準備(修行中編5)

まだまだ続いて入学できないので初投稿です。

 後4話で位で入学できると思います。

それまでお付き合いください。

 何!不定期更新とは、時間が決まっておらず、回数も不明だから言わなくてはいけない事ではないのか!?


 なかなか入学できないゲームの実況はっじまるよー。こんなぐだぐだかいつまで続くか!俺は憤っている!なので、見所が在るまで加速…できない!?どうして?

 

 ──ん?どうやら連絡が来てる。…相手は…雪花ラミィ…?あぁ、あの時の子か、用件は…"お礼がしたいので、図書館に来てほしい"…か。ちょうど図書館に行く予定が在ったから行くか!

 

 俺は…無力だ…ホロメンと絡む事が出来るのは今しかない!いくぞ!視聴者──ついてこられるか?

 

 ──図書館に着いた。さて、あの子は…いた。側に駆け寄ろう。

 

 「あ、来ていただけました?有り難うございます。改めて、私は雪花ラミィです。よろしくお願いします。」

 

 ──あの時は駆け足気味でごめん。七夜魔切だ。魔切でいいよ。それで?何で図書館へ?

 

 「あの、まだ氷魔術は使えないですか?宜しければ私が少し手助けしようと思って…迷惑でした…?」

 

 ──とんでもない、ぜひお願いするよ。

 

 よし、これでラミィちゃんと交流しながら覚えられるようになりました。やったぜ。

 

 ──なるほど、大体理解できたよ。有り難う。

 

 「いえ、私が教えたのは精々コツを掴む方法ぐらいなので、それにしても、魔切さんは呑み込みが早いですね。私、少し羨ましいです。」

 

  ──大した事じゃない。技を覚えるのと同じだからな。…俺はラミィの方が羨ましいよ…あんなに綺麗な花束を作れるんだからな…俺は覚えるのは得意だか、1から作るのは苦手なんだ。だから、君自身の考えで作られたあの技は…とても綺麗だった。

 

 「あ…あの、少し…恥ずかしいです。」

 

 ──すまない、気に触ったか?

 

 「い、いえ、その…あまり褒められた事がなかったので…つい恥ずかしがってしまって。」

 

 ──なるほど、褒められなれてなかっただけなんだ。それなら良かった。つい、何か触れてはいけないものを触れてしまったかもしれないと思ったからね。

 

 「?どうしてそのような事が分かるんですか?」

 

 ──そうだな…オーラ、みたいなものが見えるからかな?

 

 「オーラ、凄いですね!そんなものまで見えるなんて…」

 

 ──あんまり良いものじゃないんだけどね…

 

 「え…?」

 

 ──何でもないよ、それよりこれで終わり?良かったら解るとこだけでいいから、回復魔術を教えてくれないかな?

 

 「え?あ、はい、勿論です。」

 

 ──良かった。じゃあ本を取ってくるね。

 

 「…どういう意味なんだろう…」

 

 空気を読んで流れに身を任せ同化していました。それにしても、何か魔切くんの闇が少し見えましたねぇ…これは怖い。

ここからは少しだけ同じなので倍速します。甥の木村、加速します。…はい、終わりました。

 

 ──有り難う、ラミィ。お陰で回復も覚えれたよ。

 

 「いえ、こちらこそ、これだけしかお礼が出来なくてすいません。」

 

 ──いや、十分だよ。助かった。

 

 「でしたら、私もお礼が出来て良かったです。」

 

 ──ああ、良かったら家の近くまで送るよ。付き合って貰ったお礼。

 

 「い、いえ!そこまでして貰う必要は…」

 

 ──前の事があったのに?

 

 「ウウッ…分かりました。でも近くまでですよ?」

 

 ──勿論だ。さぁ行こうk─

 

 ドォーン

 

 ─…!戦闘音!ラミィ!君はどうする?

 

 「勿論行きます!」

 

 ──よし、行こう!

 

 雪花ラミィが、パーティーメンバーに参加しました。

 

 え?俺はラブコメを見ていただけなのに。強制イベント?あれ?操作出来ないぞ~。あ、ムービーが流れてきました。

 

 ──これは、酷いな…

 

 「誰がこんな酷いことを…」

 

 あーこれはメチャクチャになってますね。事後処理が…(教会並感)

 

 「お前らしつこい!私とノエルじゃあ処理出来ない!」

 

 「そうだね、後2、3人は欲しいよね!えい!」

 

 お?あの二人は…ノエフレじゃないですか!やったー!

 

 ──ノエル!フレア!

 

 「あれ?魔切くんだー!そっちの子も、こんにちまっする!って挨拶してる場合じゃないよね!手伝ってくれるかな?

 

 ─わかった。加勢する!

 

 「私も頑張ります!」

 

 「取り敢えず戦うよ。皆!

 

 ─ああ!「うん!」「はい!」

 

 白銀ノエル、不知火フレアが、パーティーメンバーに参加しました。

 

 はい、ということでなにかの襲撃を受けている所できりが良いので休憩挟みます!次から集中しないといけないので…

 

 

 

 

 




 いつまでも進まないので失踪します。これぐらい話が延びてるのもしかして…自分だけ?そんなはずは…

 感想、評価もいつでも募集中です!気軽に書いて頂ければ幸いです。励みになります!

ちなみに図書館での本は『全てを凍てつかせる氷上級魔術』と『癒しの真髄を知る回復上級魔術』です。抜けてたと思ったのでここに書いておきます。


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第9節 入学準備(ギルドVS編)

戦闘が、苦手なのに多くなったので、初投稿です。

 読みづらいとかあれば、意見ください。努力します。

 今回はかなり長いです。とても…長いです。でも、これで終わらせたかったから。書きました。

 UAが1000越えました。有り難うございます。感謝しかないです。

 会長が、そういえば、昨日!卒業、しましたが、俺は、素直に!祝福できない!テイオー張りの復活を待ってるからなぁ…
 


 

 「「「オラオラぁ!」」」

 

 

 毎度お馴染みのモブ達が暴れているが、前回とは違い、何やら強化されており、なかなか対処が出来ずにいた。

 

 

 ──なんかこいつら、強くないか?

 

 

 

 「コイツら、急になんか変な機械着けたら強くなったんだ。」

 

 

 そう言われ、目を凝らす魔切。確かに、3人には何やら機械が着いており、それにより強くなっていると言う話は本当だと確信する。

 

 

 

 「力が漲るぜ!」「これなら誰にも負けねぇ!」「いくぞ!オラァ!」

 

 

 ふと、隣を見ると、隣に居たラミィが、その機械を見て、形相を変える。

 

 

 

 「あれは…黒匣(じん)!」

 

 

 ──黒匣(じん)…?

 

 

 「はい、詳しくは後で説明しますが、あの中には、精霊が閉じ込められてます!」

 

 

 ──なんだって?

 

 

 ラミィの話を聞き、驚愕する魔切。横の二人も、唖然とした表情を浮かべる。しかし、ラミィはさらに考え込むように呟く。

 

 

 黒匣(じん)は禁止装備認定されてたはずだよ!なのに…なぜ?」

 

 

 ラミィが、そう言うと、横に居たフレアが、俯きながら答える

 

 

 「…おそらく、闇市では今でも取引されてるよ、とても高額だけどね。それともう一つは…人体実験。」 

 

 

 「なるほど、あの人達は誰かに貰った可能性があるよね。」

 

 

 ラミィもなるほど、という顔をする。魔切は、それを聞いて、次のように話す。

 

 

 ──少なくとも、ギルドの奴らじゃない。それだけは言えるな…

 

 

 魔切が、そう言うと、フレアは首をかしげる。

 

 

 

「どうして?渡すなら渡しやすいじゃん。」

 

 

 それを聞いた魔切が、首を横に振り、否定する。その後、ポツリと口を開いた。

 

 

 ──アイツらは、そんなことはしない。戦って分かるんだ。あれは、実力で強くなった人たちって、だからあんなことはしないと思う。…ま、予想なんだけどな…

 

 

 そう言うと、ノエルも共感できたのか、首を縦に振り、同意する。

 

 

 「…確かに、戦闘を純粋に楽しむ人達が、こんな無粋な事する訳ないよね。団長もなんとなく分かるよ。」

 

 

 「…なら、一体誰が…」

 

 

 考え込んでいると、モブの一人がこちらに気付き、攻撃してくる。

 

 

 「食らいな!魔神剣(まじんけん)!」

 

 

 「ッ!技まで使ってくる!これも黒匣(じん)の力なの?」

 

 

 モブたちは、黒匣(じん)を駆使して、技を使用する。本来使えない使用者ですら、このように使えるようにするのは、中の精霊に相当負担を掛けているということが分かる。

 

 

 「…黒匣(じん)は、中に精霊が居ます。これだけ魔力(マナ)があれば中の精霊が死ぬことはありません。ですが、永遠に苦しむことになります。」

 

 

 「そんな…どうすればいいの?」

 

 

暗い空気になる一同。モブの方を見ると、既にこちら側を見ずに、ところ構わず攻撃している。

 

 

 「勿論、壊せば解放されます。…無論、相手も壊されたくないのでこちらに襲いかかってくる可能性もあります。」

 

 

 ラミィはそう言うと、武器を構える。そしてそれを見るように他の人間も武器を構える

 

 

 「つまり…一旦、アイツらを眠らせてから精霊を解放させるのが一番ってことだ。」

 

 

 「わかった。団長頑張るね!」

 

 

 ──なんとなくわかった。要は倒せば良いんだよな!

 

 

 

 魔切はそう言うと、閃走・水月を使い、近くの敵に接近する。ノエルやフレアも、お互い自分の得意なリーチから、ラミィは詠唱を開始した。

 

 

 ──セイッ!ハアッ!セイッ!ハアッ!蹴り砕く!(閃走・一鹿)!襲爪雷斬(しゅうそうらいざん)!爪竜連牙斬!

 

 

 「いくよ!爆砕陣(ばくさいじん)!守護方陣!連牙爆砕迅(れんがばくさいじん)!」

 

 

 

 虚空閃(こくうせん)!"荒れ狂う流れよ"『スプラッシュ』!"狂気と強欲の水流、旋嵐のごとく逆巻く"『タイダルウェイブ』!」

 

 

 「"氷結せし刃、鋭く空を駆け抜ける"『フリーズランサー』!"氷海凍てる、果て行くは奈落"『インブレイスエンド』!」

 

 

 いくら強化されたとはいえ所詮モブ。一瞬で方がついた。

 

 

 

 「ぐっ…」「まだ足りないのか…」「力が…」

 

 

力なく倒れるモブ3人。それを見て、起き上がってくる様子がないと、少しだけ警戒を解く。

 

 

 「取り敢えず。気絶出来たね。それじゃあ…」

 

 

 黒匣(じん)を壊そうと、モブ達に近づこうとするが、それを邪魔するように、横から声がかかった。

 

 

 「いけませんねぇ…其方を回収されて貰っては…」

 

 

  ──…誰だ!

 

 

 突如聞こえてきた声に、警戒を戻す4人。それを、にやけながら、まるで待っていたかのように、自己紹介を始める。

 

 

 

 「初めまして、私はしがない研究者です。コードネーム『学者』と申します。今後、あなた達とは長いお付き合いになると思うので予め、伝えておきますね。」

 

 

 『学者』と名乗った男は、見た目は、白衣を着て、痩せ細った栄養もろくに取っていないような見た目をしている。目にも隈をつくり、いかにもな風貌をしている。

 

 

 ──貴様が元凶か…

 

 

 そう言うと、笑みを消して、悲しそうな顔をして、語り出す。

 

 

 「元凶とは…人聞きの悪い…私は未来の繁栄のために、日々努力しているだけなのに…」

 

 

 ──例え…精霊を犠牲にしてもか…?

 

 

 魔切が、質問すると、さも当然のように答えた。

 

 

 「ええ、人類の繁栄のために…彼らには犠牲に成って貰います。」

 

 

 「なんて酷い…」

 

  

 ラミィが呟くと、『学者』は首をかしげて、喋り出す。

 

 

 「酷い?いえいえ、彼らは精霊。我々にしたがって貰う。つまり、我々の協力をして貰うだけですよ。」

 

 

 ──無理やり従えさせるのを協力と言えるのか!

 

 

 魔切が、憤ると、ニッコリ笑って肯定する。

 

 

 「はい。相当な力と意思をもつのなら、力ずくで、従わせるのみです。」

 

 

 ──俺たちとは…相容れないようだな…

 

 

 まるで道具や家畜を扱うような態度に、思わず握っている武器を壊しそうな勢いで握る魔切。それを不敵に笑いながら、こちらを睨み付ける『学者』

 

 

 「そのようですね、では、私は戦闘が出来ないので、頼みましたよ。」

 

 

 学者の後ろから、見覚えのある姿が現れる。それは、先日、氷漬けにされた拳士。絶である。

 

 

 「…依頼だからな。」

 

 

 その言葉を聞くと、にやけながらその場を離れる。既に黒匣(じん)は回収されており、逃げるつもりなのだ。しかし、追いかけようにも、絶がそれを邪魔する

 

 

 ──そんな…何であんたが…

 

 

 魔切は、信じられない…といったような顔をするが、俯きながら、絶は教えてくる。

 

 

 「依頼だからだ。依頼は絶対。つまりはお前達の足止め、及び排除だな。」

 

 

 ──それなら……

 

 

 

 魔切達は武器を構えるが、それを、絶が制する。そして、一息おいてから、絶が話し出す。

 

 

 

 「ただし、俺はその前に落とし前を付けねぇとなんねぇ。そこの氷女、てめぇだけ残れ。後は知らん。勝手にいけ!」

 

 

 そう言うと、ラミィだけを見て、他は見ていない振りをする。魔切はそれを見て、深く礼をする。

 

 

 ──有り難う。絶…

 

 

 そう言って、横を通りすぎる。姿が見えなくなってから、ポツリと呟き始める。

 

 

 「…けっ!どうせサブから聞いたんだろう。まぁ良い。それよりお前!名前は!」

 

 

 「…雪花ラミィ。」

 

 

 ラミィは、静かに答える。すると、相手はニヤッと笑い、啖呵を切ってくる。

 

 

 「そうか!覚えておくぜ。油断してたとはいえ俺を倒したんだ!だが、次はそうはいかない!」

 

 

 「…分かりました。では私も、もう、手加減しません!来て、■■■■■!」

 

 

 

 ラミィがそう言うと、後ろから、人型が現れる……吹雪と共に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 ──ッ!止まれ。

 

 

 「どうしたの?」

 

 

 後を追いかけていた3人、しかし、先頭で走っていた魔切が、2人を制止させる。突然、止められて困惑する。

 

 

 ──其処に居るんだろう?出てこいよ。

 

 

 魔切がそう言うと、路地裏から姿を表す存在が居た。ギルド『鮮血の狩人(ブラッディ・ハント)』のサブマスターだ。

 

 

 

 「ハハハ!流石に分かるか!」

 

 

 相手も、当然バレると分かっていたのか、堂々と出てくる。

 

 

 ──これはギルド全体の依頼なのか…

 

 

 魔切は、そう呟くと、相手は肩を落としながら答える

 

 

 「ま、つまりはそういうことだ。だから予め言っておく。小僧!貴様だけ通れ!俺を倒したのだ。貴様だけでも先に行け!」

 

 

 そう言うと、魔切を見ないようにして、武器を構える。魔切は通りすがりに礼を言う。

 

 

 ──…有り難う。

 

 

 「礼には及ばん!…さて、ちっと、俺に付き合え!ぬぅん!」

 

 

 残されたノエルとフレアは、サブマスターを前にして緊迫した雰囲気を出している。

 

 

 「ッ!いいよ。団長…ちょっと本気出すから…」

 

 

 「ノエル…まさか!」

 

 

 ノエルがそう叫ぶと、フレアはなにかを察したようにノエルを見る。

 

 

 「そうだ!来い!全力で!」

 

 

 そう言ったサブマスターだったが、ノエルから、物凄い闇の気を見て、戦慄する。

 

 

 「…うああ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛!?

 

 

 普段のノエルからでは、絶対に見せない姿が、そこに現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──ッ!……危ないな、全く。

 

 

 魔切が、駆けていると、急に横から大きな斧を持った男がそれを振りかざしてきた。魔切はそれを咄嗟に躱す。

 

 

 「ほう…これを躱すか、相当の手練れだな。」

 

 

 そう言うと、大斧を肩に担ぎながら、魔切を見る。

 

 

 ──あんたが…ギルドマスターってやつか。

 

 

 魔切がそう問うと、笑みを浮かべながら大声で答える。

 

 

 「いかにも、この俺こそ、ギルドマスターだ!今回の依頼は奴の撤退の護衛。つまりは貴様の足止めだ!」

 

 

 ─あんたは、この依頼に不満は…...?

 

 

 魔切は、純粋に人を計るために聞いた質問だったが、それを話すと、悲しそうな顔をしながら答えてきた。

 

 

 「不満?勿論、不満しかない!このような下らない依頼、受けるべきではなかった!」

 

 

 「だがしかし、我がギルドメンバーが、頭を下げてまで俺に依頼したのだ。俺はその敬意と意気を買って依頼を受けたのだ!しかし結果はこのようなことになり、メンバーもあのような現状になった!不満しかあるまい!」

 

 

 そう答えると、再び戦闘態勢に入る。魔切はそれを見て、驚きながらも、自分も、戦闘態勢に入る。

 

 

 ──でも、依頼はやるんだな。

 

 

 「勿論だ!依頼はギルドの信頼だからな。例えどのような依頼であろうと。成功、失敗で判断される。故に依頼を遂行する。その後は後で考える!」

 

 

 ──わかった。それならやることはただ一つだな。

 

 

 「応よ!いざ、尋常に…」

 

 

 

 

──勝負!  「勝負!」

 

 

 

 お互い、同時に叫ぶと、踏み込みも同じ。それでいてスピードは魔切の方が早いが、威圧感はギルドマスターの方があり、お互い互角の戦いを繰り広げている。

 

 

 ─そらっ!行くか!蒼破刃(そうはじん)鳳凰天駆(ほうおうてんく)

 

 

 「甘いわ!ふん!砕けろ!どぉりゃ!」

 

 

 魔切はある程度距離を詰めたり、離れた攻撃をしつつ、常に間合いを取らせないようにしている。

 

 

 しかし、ギルドマスターはお構いなしに遠距離の攻撃を受けきったり、切り伏せたりして、近づいてきた時に応戦してくる。

 

 

 ─くっ…強い流石はギルドマスターだな…

 

 

 「そっちも小童(こわっぱ)の癖によく戦う!その戦い型の癖…貴様…あの七夜の生き残りか!」

 

 

 動きの癖から、魔切の戦い方を見破られ、困惑する魔切。咄嗟に距離を取り、問い掛ける。

 

 

 ──………知っているのか…あの事を…?

 

 

 「企業やこういう所の上のほうはそういった情報は入るんでな!そうか!お前…夜斗の息子か!」

 

 

 『夜斗』の名前を聞くと、目の色を変える魔切。

 

 

 ──父さんを知っているのか!

 

 

 夜斗とは、魔切の父親で、一族の当主でもあった存在だ。今はもう魔切しか居らず、父親もとある襲撃者に殺されている。

 

 

 「応よ!アイツとは何回か一緒になってな…こうみてみるとると、確かに似ておる。お前がな、そうじゃ!お主名は?」

 

 

 ─七夜魔切。魔を切るで、魔切。

 

 

 

 名前を問われ、答えると、笑いながら話し出す。

 

 

 「ガッハッハ!アイツらしい名付けだ!お前も苦労しただろう。だが、今は言葉ではここまでだ。ここからはお互い武勇で語ろう。終われば少し位はアイツのことを話してやる。」

 

 

 ──約束だ。いいな?

 

 

 「おう!漢の約束だ!」

 

 

 約束を交わすと、お互い見合った状態になり、暫く沈黙な時間が流れる。

 

 

 ──……いくぞッ!フッ(双銃)トライスパロー!フィアフルウィング!

 

 

 先に沈黙を破ったのは、魔切からであった。畳み掛けるように連撃を繰り出すが、それをすべて見切られ、更にダメージを与えてくる。

 

 

 「効かん!どぉりゃ!ぬぅん!うぉりゃ!」

 

 

 ──ッチ、回復しないと…(グミ使用)

 

 

 魔切が、アイテムを使った瞬間。ギルドマスターは目の色を変える。まるで親を殺されたかのような顔で睨んでくる。

 

 

 「(ピキーン)貴様ぁ!(ガシッ)アイテムなんぞ!使ってんじゃ…ぬえぇぇぇぇぇぇ!?」

 

 

 急にオーバーリミッツになり、秘奥義が打たれる。魔切は鷲掴みにされ、逃げられず、そのまま食らう。

 

 

 ──ぐぁぁぁぁぁ!?──まだ…負けられない!『エンジェルコール』

 

 

 エンジェルコールによる復活をするものの、それを見て、追い討ちを変えようとしてくるギルドマスター。

 

 

 「まだ立ち上がるか!ならば次で止めだ!」

 

 

 ─させない!スタンブリッツ!

 

 

 しかし、魔切は咄嗟にスタンブリッツを撃ち、怯ませる

 

 

 「ぬぅ…動けん!」

 

 

 一瞬の硬直。魔切にとっては好機でしかなく、追い討ちを仕掛ける。オーバーリミッツ状態に入る。

 

 

 ──決める!ハッ!(双剣)虎牙破斬(こがはざん)秋沙雨(あきさざめ)朧鼬(おぼろいたち)

 

 

 朧鼬を繰り出し、相手に隙が出来たので、秘奥義を繰り出す。

 

 

 ─決めてやる!これが!七夜の里で培った!技の全てだ!終わらせる!『祓砕斬・七夜(ばっさいざん ななや)!』

 

 

 「ぐぉぉ…よくぞ、俺を倒したものだ…流石は夜斗の息子か…」

 

 

 

 

 

 そう言って、膝をつくギルドマスター。立ち上がる様子もなく、勝敗は魔切の勝ちで幕を下ろす。

 

 

 

 ──終わった…のか…でも、もう無理だな。あいつは追い付けない…。

 

 

 気が付くと、もう茜色で、高かった日も沈みかけになっていた。魔切は勝負に勝ったが試合に負けた感覚を覚えた。恐ろしい速度である程度傷を回復したのか、立ち上がりこちらに近付いてくる。

 

 

 「今は我慢しろ。あいつはきっちり落とし前付けさせて貰う。それより疲れておるだろ!今日はギルドで休め!」

 

 

 ──あぁ、ありが…

 

 

 魔切はお礼をいう前に、意識を失う。倒れた魔切を地面に打たないように抱えるギルドマスター。

 

 

 「おぉ?疲れて倒れおった…さて、どうするか…」

 

 

 「終わったようだな。」

 

 

 倒れた魔切をどうするか考えて居たところ、サブマスターも合流。ノエル達の姿はなく、一人だった。

 

 

 「お?そっちも戦っておったか。どうじゃ?」

 

 

 「絶の奴。また凍ってましたよ。今度は氷の木になってました。」

 

 

 話を聞くと、絶はどうやら氷の木になっており、現在解凍しながら、救助されているらしい。そう話すサブマスターも、至るところが破け、ボロボロになっていた。

 

 

 「お主もぼろぼろじゃないか。ハッハッハ!まだ強者がおるとは飽きぬ世の中じゃ!」

 

 

 「全く、その通りですね。マスター。」

 

 

 暫く笑っていたギルドマスターだったが、真顔になり、魔切の方に顔を向け、呟いた。

 

 

 「…魔切よ、もっと強くなれ!そして父を越えろ!楽しみにしておるぞ!」

 

 

 

 

 そう呟く言葉は、魔切に届いているかは、不明であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 今回で戦闘は終わりです。次回は報酬などを受け取り、そのつぎから漸く進めると思います。なので失踪します。

 感想、評価、お待ちしております。お気に入りも登録して頂けると嬉しいです。

 


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第10節 入学準備(戦闘後、トラウマ1発覚編)

10話を超えたのに入学すら出来てないので初投稿です。

 物語の真実に少し近づく話です。多分、ここから入学までは早いはず…

 報酬は次回になりました。仕方ないね♂


 

バルバトスはダメだろ!おい!

 

 …何かいつも叫んでる自分です。どうも。それにしても、これは…酷い…何か○本みがあると思ったら、案の定この秘奥義打ってきましたよ!『エンジェルコール』がなかったらストーリー終わってました。助かる!(ドラゴン)それにしても、経歴を隠してるので、ギルドマスターが何か、父親のことを知ってそうな人でしたね。位しか分かんないです。

 

 ──ここは…

 

 「おう!起きたか!」

 

 「魔切さん!大丈夫ですか?」

 

 「起きたんだな?魔切。」

 

 お?ラミィちゃんとフレアですねぇ。ノエル団長の姿が見えませんが…

 

 ──あぁ、今さっきな。…そういえば、ノエルは?

 

 「…ノエルは戦い疲れてまだ眠ってるよ…大分頑張ってたからな。」

 

 

あ、そうなんですねぇ。なんか覚醒みたいなことしてるから力を使いすぎて眠ってるんですね。

 

 ──そっか。皆、ありがとな。結局逃げられたけど…

 

 「それは仕方なかろう。」

 

 ──あなたは…

 

 「わしはこの『鮮血の狩人(ブラッディ・ハント)』のギルドマスター、ランゴだ。」

 

 「サブマスターのサブローだ。」

 

 「絶だ。一応、エースを張っている。今回は、俺の部下のキンジ、ボウゼン、セイヤが迷惑をかけたな。アイツらは俺の再教育訓練の真っ只中だ。これぐらいしか出来ねぇが、落とし前は付けたぜ。きっちりな。」

 

 ここでこのギルドメンバーの名前が公開されましたね。はぇ~^ちゃんとした名前があったんですねぇ~^

 

 ──そうか。アイツらに言っておいてくれ。強くなったらまた会おう。ってな。

 

 「わかった。伝えておいてやる。…さて、俺からは以上だ。」

 

ちょっと家の魔切くん聖人過ぎひん?お兄さん泣いちゃうよ?

 

 「こっからは俺の話だな。」

 

 「マスター、口調。」

 

 「おお?すまんな。気をつけてはいるが出てしまうもんは仕方ないじゃろ?細かいのぉ…さて、そっちのお嬢さん方にも聞かせていいことか?」

 

 

L2:話してもいい    R2:聞かせないでくれ

 

 一応倍速以外の久しぶりの選択肢ですねぇ!…ここは、自分も聞きたいし、あ、いっすよ!

 

 

L2:話してもいい

 

 ──いずれ話してたし、いいですよ。

 

 「そうか。お主は良いが、そこで寝た振りをしておる奴も含めて、問おう。この先はかなりプライベートじゃ。それでも聞くと言うのならこの場に留まれ。その勇気が無いなら今のうちに退室するがいい。」

 

 「…団長は寝た振りをじゃないよ…さっきまでは寝てたから。でも、聞くよ。だって、助けたいんだもん。魔切くん、直ぐに傷つくし、それに、ここまで闘った仲間だから。」

 

 「ノエルと同意見だ。あたしもこのまま聞く。どんなことがあろうと、嫌ったり、蔑んだりは絶対しない。」

 

 「私も、恩人である魔切さんを助けたいんです。お願いします。このまま聞かせてください。」

 

 ──みんな…ありがとな。

 

 ホロメンの優しさに涙が…で、出ますよ…

 

 「では、話すとしよう!五年前に起きた一般の事件では山火事。裏では七夜一族の鏖殺が行われた…1人の魔族によって…その名も…紅赤朱(くれないせきしゅ)

 

 ──紅…赤朱

 

 おお!?ここであの魔切くんが復讐者みたいな顔に…

 

 「落ち着かんか。お主は確かに強いが…今のままでは奴には勝てん!もう少し冷静になれ…」

 

 ──…すいませんでした。続けてください。

 

 これはトラウマ確定ですね。これは…キシMAXじゃな?

 

 「紅赤朱…奴の名は軋間波旬(きしまはじゅん)…軋間家の最後の一人だ…」

 

 ──軋間…波旬。奴の名前か…生き残りとは…?

 

 おや?軋間では有りますが、名前が違いますね。いや、当たり前か、そもそもこちらの父親の名前も違ってますし、当然ですよね。

 

 「あぁ、奴は強すぎた。故に同じ一族から殺されそうになってな?それ故に、一族全てを皆殺しにした。故に生き残りである。」

 

 あぁ、ここら辺は同じなんですねぇ…改めて考えると正当ではなく過剰防衛ですよね?ま、今さら型月にそんなこと説いても意味ないですけど。

 

 

 ──奴は何処にいますか?

 

 「慌てるな、最後に話す。…話を戻すぞ。奴は次に強い奴を探し求めた。あらゆる所で殺すことをやめなかった。そして、それを1人の男に止められた。それが、」

 

 ──…父さん

 

 「そうじゃ。その男こそ、其処にいる魔切の父、七夜夜斗(ななややと)じゃ。」

 

 「魔切の父さん。強いんだな。」

 

 ──あぁ、強かったよ。でも…

 

 滅んだということは負けたんですよねぇ、かなしぃかな…。

 

 「奴は其処から大量殺戮を止めて、七夜夜斗を探す旅に出た。そして、何処からか情報を得た奴は、七夜の里を襲撃した。」

 

 ──里の皆、俺の友達、先輩、皆死んでた。あの日、俺以外の生存者を探したが、誰も居なかった。

 

こんなの10歳に見せるもんじゃ無いですよ!10歳にしてここまでの気を持って行動してるのは、これって、勲章ですよぉ?

 

 「わしは全滅したと聞いておったがな…まさか生き残りが居たとは…しかも夜斗の息子が!」

 

 ──一般的には彼処は誰も知られないようにしてたから山火事にされてた。

 

 「そういえば、お母さんは?」

 

 ──知らない…俺が物心付く頃には、父さんしか居なかったから…

 

 そういえば父親の話ばかりで母親の話を一切聞きませんねぇ。何処に居るんだろう?

 

 「わしも息子の話を全く聞いておらんかったから、誰が母親か検討もつかん!」

 

 ってこのギルマス知らんのかい!はー、つっかえ!

 

 ──一夜にして滅んだ里を出た後、奴はどうしたんだ?

 

 「奴はその後、何処かに籠り始めた。奴は知っている奴にこう言っておった。"何年後かに俺を殺しに来る奴がいる。そいつと闘うために、鍛える"そう言っておった。」

 

 ──あいつ…!

 

 おぉ…また怨霊になっておられる。やだ…怖い…。

 

 「そいつの怒りは最もだ、…さて、何処の森か山かは知らん。わしが知っておるのはその程度だ。」

 

 ──あんたはいつから父さんと知り合ってたんだ?

 

 「とある依頼で一緒になった時かのう?詳しいことは言えぬが…」

 

 そんだけ?はー、ほんま、つっかえんわ、何がギルマスじゃ!

 

 ──いや、十分だ。有り難う。

 

 「それじぁあ、話しはこれまでだ。またなんかあったらギルドに来い!歓迎してやる。」

 

 ──ありがとう。じゃあな。

 

 でも優しいから今回は許したる。俺偉いやろ?

 

 

 ──さて、皆有り難う。話を聞いてくれて…

 

 「こっちこそ…すごい話だったね…まさか、里の人がが皆殺されてたなんて…」

 

「本当に、今までどうやって生きてたんだ?」

 

 普通に考えたらそうですよね。どんだけ魔切くんが頑張ったんだ…

 

 ──ある人が助けてくれたからかな?また今度話すよ。

 

 これは…あれじゃな?サーヴァントじゃな?もう私には分かっているので。

 

 「魔切さん…また何かあったら呼んでください。私、直ぐ駆けつけるんで、でも学校へ入学するので、無い日にちだけにしてください!」

 学校を休まない。優等生の鏡。ほんまにええこや…

 

 ──ラミィ、学校に入るんだ?何処なんだ?

 

 「ホロライブ学園です!」

 

 ──ッ!…そうなんだ…俺も其処に入学するんだ。

 

 今の間は何ですかね…これは?これは、何かまだ隠してますね。

 

 「え?ラミィちゃんと魔切くんもなの?団長もなんだ!」

 

 「あたしも入学する。入ったら宜しくな。」

 

 ──みんな入るのか…宜しくな。…みんな、早く帰らなくて良いのか?

 

 「え?もうこんな時間!いくよ!フレア!」

 

 「ちょ、まて!ノエル!引っ張るな!直ぐに行くからぁぁぁぁ…」 

 

 おぉ~、ノエフレいいゾ~^助かる!

 

 「私も失礼します。また、学園で。」

 

 ─またな…皆とも、敵になるのか…嫌だな…俺。

 

 何か不穏な空気を残しつつ帰ることになります。そしてここからは、また鍛練の時間に戻るというところで、今回は終わりたいと思います。御視聴有り難うございます。

 

 

 

 何時になったら入学出来るんですかね?これ?

 

 

 

 

 

 




 真実の一つが解ったので失踪します。

 俺は会長のライブを見た。感動した。だが、納得はしていない。

 のでこの作品では会長は出す予定です。会長は…ホロライブの一員だから。出し続けます。

 これ以上は言いません。俺の思いです。

 後、お試しでアンケートしてます。よかったらどうぞ。

 活動報告のほうもお願いします。助けて欲しいです。


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第11節 入学準備(修行中編6)

 ここから物凄く進むので初投稿です。

 そういえば、聞き忘れてましたけど…

 ──自分の投稿に──ついてこられるか?

 過去の投稿に少しずつ修正を入れてあります。説明不足だと思った所に入れてるので、あんまり分からなくても大丈夫です。


 重いトラウマを抱えてるゲームの実況。もう始まってる!…この挨拶…何時ぶりでしょう?それでは気を取り直して行きましょう。今回は、帰ってきてから報酬の整理、ということで、まずは報酬から行きましょう。

 

 レベルは70になってます。でも、(これでも正直勝てるか分から)ないです。ですのでスキルに期待しましょう。今回はどうだ!

 

 スキル『ターンレス』スキル『ターンレス2』スキル『ターンレス3』スキル『キャンセラー』スキル『ハイキャンセラー』スキル『ハイパーキャンセラー』を獲得しました。

 

 おお!?実はもとからMOD設定で『キャンセルプラス』がデフォルトになってたので、特技→秘技(変化技)→奥義というのが可能だったので。この、キャンセルシリーズはとても嬉しいです。

 

 このスキル達は簡単に説明しますと。

 

 スキル『ターンレス』は奥義→特技で、2が奥義→秘技(変化技)で、3が秘技(変化技)→特技となっております。

 

 スキル『キャンセラー』は、特技→特技で、スキル『ハイキャンセラー』は、秘技(変化技)→秘技(変化技)で、スキル『ハイパーキャンセラー』は、奥義→奥義となっております。

 

 要約すると、

 

 

コ ン ボ こ わ れ る

 

 と、なっております。

 

 平気で100コンボ以上になるので、ここからは永久コンボを作れるようになります。ですが、バトロワなのでそこまで役には立ちません。…ほんとぉ?

 

 そしてアクセサリーですが、落ちませんでした。なので好感度報酬はこちらです

 

 雪花ラミィの好感度が上昇しました。

 

 過去を知られた事により更に上昇しました。

 

 白銀ノエルの好感度が上昇しました。

 

 過去を知られた事により更に上昇しました。

 

 不知火フレアの好感度が僅かに多く上昇しました

 

 過去を知られた事により更に上昇しました。

 

 おぉ~ええやん!かなりこれは美味しいですよ。…しかし、この三人しか結局会えませんでしたね。ま、今回はオーディションなので、メインヒロインが誰か分かりませんが、この三人なんですかね?良く分かんないです。

 

 ──濃密な時間だった。そういえば後、二週間か…それまでに準備しなくては…

 

 あれだけあって半月なのか…(困惑)頭に来ますよ!こんなのRTAだったら泣きながら再走しないと行けなかったですね。誰ですか!「このゲームは最低でも1日でバトロワに行けま

す。」って書いた奴!貴方を詐欺罪と器物損壊罪で訴えます!いいですね!おふざけはこのくらいにして…ここからは覚えないといけない魔術を覚え、それから、鍛練のオンリーにします。早く入学しなきゃ…(使命感)

 

 ──メールだ。フレアからだ。"魔術を教えるから図書館へ来て"か…よし、善は急げだ!

 

 お?フレアからですね。これでおそらく水と土は行けますね。後3日で全部覚えます。予定です。

 

 ──着いた。フレアは…彼処だな。

 

 「お?来たね?なら、始めようか。物覚えは良い方?それならパパっと終わらせるけど…」

 

 ──良い方だと思う。早めに覚えれる方で頼む。

 

 「了解。ならもうこっちから教えちゃうね。」

 

 

 これは即効で終わらせてくれる奴ですね。ただし、『速読術』がなかったら出来ませんでした。ここで役に立つとは…

 

 「え?めちゃくちゃ早いじゃん!これならこっちも終わらせちゃうか。」

 

 ──是非頼む。

 

 やりますねぇ!これは時間短縮できました。今までのガバを巻き返してますね。

 

 「終わっちゃったね…もう少し遅いと思ってたのに…」

 

 ─魔術に関しては、ある人のアドバイス故かな?それがなければもっと遅かったかも…

 

 「へぇ…そうなんだ。ま、後はご自由に。私はそろそろノエルの方へ行かないといけないから、おそらく探し回ってると思う…」

 

 ─やっぱり仲が良いな…それと、頑張れよ!

 

 「うん、頑張ってくる…。今何処に居るんだろうなぁ…」

 

 やっぱりノエフレじゃないか!(歓喜)それはそうとまだ読めるみたいですね。その前に何を読んだんでしょう?

 

 『水の流れを感じ同化する上級魔術』

 

 『大地の鼓動を聞く上級魔術』

 

 二つとも上級ですね。これでコンプまで火と雷と補助の上級ですね。

 

 さて、全部覚えるまで、倍速します。

 

 

~倍速中~

 

 

 ここからは倍速を多用します。早くしろ~。ということで覚えました。本は『火の恐怖を感じる上級魔術』『雷の轟きを聞く上級魔術』『皆を助けるための補助上級魔術』です。これは残り2日で覚えきりました。

 

 さて次からは鍛練オンリーで行きます。甥の木村。加速します。

 

 

~加速中~

 

 はい、加速し終わって残り2日となっております。ここで等速になったのは、イベントがあるからですね。その前に結果だけ出します。

 

 スキル『フラッシュガード』スキル『パーフェクトガード』スキル『ハイガード』スキル『エアリアルアーマー』スキル『グロウアップヒール』スキル『ブラインダー』を獲得しました。

 

 何回か買い物をしたので結局これだけでした。説明しますと。

 

 スキル『フラッシュガード』はジャストガードの際にダメージを90%カット『パーフェクトガード』はそのダメージゼロにするスキルですね。

 

 スキル『エアリアルアーマー』は、空中に居ると仰け反らなくなります。

 

 スキル『グロウアップヒール』はレベルアップの際にHPとTPを全回復するスキルです。

 

 スキル『ブラインダー』は銃の通常攻撃回数を増やすスキルです。

 

 とりあえず、ここまでで休憩を取らせてもらいます。ここまでの御視聴有り難うございます。

 

 

 

 

 

 




 もうすぐチュートリアルが終わるので失踪します。

 アンケートや活動報告の御協力お願いします。


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第12節 入学準備(後編)

 
 後編になったので初投稿です。お待たせしました。ここでサーヴァントの紹介です。

 UA1300越えました!有り難うございます!…こんだけ連続投稿すると…もしかして逆にあれだったら、更新頻度落とします。


 

 ようやくチュートリアル終わるゲームの実況、再開します。ここからはムービーが多くなる予定だと思うので、覚悟しておいてください。

 

 ──そろそろ彼処に行かないとな…

 

 お?これは前に言ってた(第2節)教会でのイベントですね。ここで回収かぁ…

 

 ──着いた。そろそろ迎えに行かないとな…

 

 誰かを預けていたみたいですね。おそらく、魔切くんのサーヴァントをここで預けていた。が、正しいと思いますけど…誰でしょう?

 

 

 「このような教会に何かご用かな?少年。」

 

 ──久しぶりだな…言峰綺礼…

 

 オッス、外道麻婆神父じゃないですか!

 

 「あの日以来だ。それで、もうすぐ入学するから渡せと?」

 

 ──そうだ。…大丈夫だ。それなりに鍛えたから

 

 「それは分かっている。明らかに魔術を使っていた痕跡がある。…だが、そのままではいつか足りなくなるぞ。」

 

 バッチェ鍛えてますよー。それでも足りないと言われるオーディション怖いですね。やっぱり。

 

 ──仕方ないさ。これで入学しないと。事件に巻き込まれたからといって、鍛練の時間を削られたのは自己責任だから…

 

 そうだね。かなり巻き込まれたからね。あの『学者』とか言う奴の伏線とかどうなるんでしょうね?

 

 「そこまで自覚があるなら、何も言うまい…奥の部屋で待機している。行くがいい。

 

 おお!ようやく対面できますね。待ってろよ!メディアさん!

 

 

 ──(奥の部屋に行く。そうすると…彼女がいた。2年前から変わっていない。彼女が…)

 

 ──迎えに来たよ…

 

 

 

 

 

 

──モルガン

 

 

 

 

 ッスー…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!!?

 

 

 ゴホッエホッ、何で?ど お゛じ て゛な゛ん゛だ よ゛ぉぉぉ

 

 これは、どうなってやがる…てっきり魔女はメディアさんだとばかり…しかもこれ!異聞帯の方です。…どうして…(現場猫)と、とりあえず進めます!

 

 【ようやくですか。夫よ、長い時間を待たされるのはなれてますが、夫といない日々はとても悠久の時間より長く感じました。】

 

 

 ──ごめん。俺が不甲斐ないばかりに。

 

 【いえ、夫のせいではありません。…少なくとも私という存在は、本来、イレギュラーみたいなものですから。最近まで匿って貰うのが最善手でした。夫よ、そんなに悲しむ必要はありません。】

 

 ──でも、待たせたのは事実だし。それに、やっぱり、一人で食べるご飯は…寂しかったからな…

 

 【…私に尽くすのは当然ですが…些か、恥ずかしいものがありますね。】

 

 

 なんだこのヒロイン!?

 

 いや、ヒロイン力高くなってるモルガン様とか最強か?

 

 「仲睦まじく会話も良いが…依頼の方の説明をしても構わないかね?」

 

 【…貴様、誰の許しを得て夫との会話を遮る…】

 

 おぉ…モルガン様おこなの?すごい事態ですよこれ?結構絆レベル高かったりするんですかね?

 

 ──まぁ、いいよ、別に。それで?その依頼って?

 

 「では説明しよう。2年前に行われた聖杯戦争にて、7騎いた内の6騎が退場したというのに、聖杯の中身は空であった。これは、こちら側、開催側も予想していない展開であった。」

 

 ──確かに、殆どは俺が退場したのを確認している。

 

 「にもかかわらず、聖杯が空なのは理解に苦しむ、故にこちら側で調査を進めた結果。魔力が収束する地点が存在した。それが…」

 

 ──ホロライブ…学園。

 

 「その通り。君には聖杯戦争の勝利者として、聖杯を手に入れる権利がある。そして、聖杯の中身の調査を受ける義務もある。」

 

 

 ──理解はしているが…なぜ、其処なんだ?

 

 「私にも分からん。だが、其処には莫大なる魔力が存在していると聞く。故に君が調査をして欲しいという依頼が来ている。」

 

 ──受けない、っていう選択肢は無いんだろう?

 

 「別に受けなくても構わないが、それは聖杯を手放すと同時に、後ろにいるサーヴァントも退去して貰わなくてはならなくなる。」

 

 ──受けるよ、依頼。これで満足だろ?

 

 「君は賢い選択をした。受諾を確認した。行きたまえ、」

 

 ─分かってるよ。…次会うときは、もう終ってると思え。

 

 「殊勝なことだ。…喜べ少年、君の願いは漸く叶う…」

 

 あの名言を聞けるとは…やっぱり…型月MODは…最高やな!ムービー終ったので家に帰るだけですね。家まで加速。

 

 

 

~加速中~

 

 

 ──ごめん、勝手に依頼を受けて…

 

【夫は悪くありません。強いていうならあの胡散臭い神父がいけないのです。ですので、気に病む心配は無用です。】

 

 ──有り難う。…そして、お帰り。

 

 あー、これは、あれですね。魔切くんお前、日本一や!流石は型月主人公っぽいですね。

 

 【…はい、夫の元に戻ることも出来たので、取り敢えず心配事はなくなりました。…毎日、麻婆豆腐を出される日々ともお別れですね。】

 

 ──あいつ…そんなことしてたのかよ…

 

 止めてください…流石に毎日あの麻婆食べたら、死んでしまいます。(雀蜂)

 

 【それよりも、随分と魔術に精通しているではありませんか、私が教えたことを行かしているのはとても良いことです。】

 

 

 ──あの時の事を活かせてよかった。習っておいて損は本当に無かったと実感したよ。

 

 【では、本日はどれ程覚えれたか、じっくり見させて貰いますよ。」】

 

 ──緊張するな…

 

 【いつも通りで構いません。この1ヶ月で培って来たものを、私にも見せてください。】

 

 今回はモルガン様に練習成果を見せつつ、1日が終わりました。というところで、ここまでにさせて頂きます。次回からは入学までは行けると思います。ここまでの御視聴有り難うございます。

 

 

 

 

 




 多分、次回からは入学するので失踪します。

 アンケート有り難うございます。ふぇぇ…何で団長こんなに入れられてるんですか。異議あり!フレアの方が好感度高いはずなのに…


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1章 【聖杯学園編】開幕
第13節 入学(学園入り前)


 漸く入学できるので初投稿です。

 今回のイベントは、普通なら物語の終盤でやりそうな事なのですが、やります。じゃないと、回収出来なくなるからです。


 漸く入学できるゲームの実況、始まるよー。漸くですよ!リアル時間3日も掛かってますから。でも、前回の話からすると、学園の中で何か起こっているんですよね。

 

 ──そうだ。明日は、里に戻らないと。

 

 【それは、何故?】

 

 ──父さんが、唯一母さんの物だったというものが。眠ってるからだ。

 

 なんだと?それは確かに必要ですね。わざわざ入学前に回収とは…いや、キシMAXを倒すと決めたからですかね?

 

 【分かりました、私も同行します。】

 

 バーサーカー モルガンがパーティーに参加しました。

 

 よし、では、七夜の里にイクゾー! デッデッデデデデッ! カーン デデデデ!

 

 ──(血も、家も、死体も、何もかもが、灰に変わっている。自然へ還り、そして、命が産まれている。)

 

 【自然へ変化していますね。此処に本当にその物体があるのですか?】

 

 いきなり重いですね…。

 

 ──ある。恐らく家の隠し床は見ていないはず。それなら、ここら辺に…(ガタッ)ほらね?

 

 【巧妙に隠されてますね。違和感のないように草や土でカモフラージュしているとは…】

 

 ──俺も、父さんに教えて貰わないとこれは無理だったな…

 

 【中には何が…?魔力的な物を全く感じないのですが…】

 

 え?モルガン様ですら分からないんか?どんなものが…

 

 ──…父さん…あの日、この武器達を使ってなかったのは…こういう事だったのか…。

 

 【なるほど、見事な芸術品のような武器ばかりですね。しかし、こちらの武器を使えば、貴方の父は負けなかったのでは?】

 

 ──そうだな、負けなかった。だけど、使わなかったのは、俺のためだろう。恐らく、教えていたから…全てを託すために、残してくれたんだ。あの戦いでダメにならないように。…後は、これか…。

 

 【懐中時計…ですか…金色とは、なかなか。模様もとても良いですね。】

 

 ──中身を見てなかったが、こんなものを隠してたなんて、…手紙?

 

 『魔切へ。

 これを見てるっていうことは、俺は死んでるな。間違いはない。

 

 取り敢えず、武器はお前に託す。俺よりお前の方が扱えそうだ。そして、その武器の効果は別の紙に書いておく。

 

 すまんな、お前に全てを背負わせて。俺の技術はお前の10までの誕生日に仕込み終えたから、後はお前の経験を積むだけの状態にしておいたから、その時に渡そうとも考えたが、虫の知らせで、な?こういう風にしか渡すことが出来なくて申し訳ない。

 

 …お前は何かと背負い込む癖がある。友達、恋人、家族、そういうものを大切にするが、傷をついたり、害されたときには周りが見えなくなる。…選択をしたければならない時が来る。大切にするのも大事だが、見誤るなよ…。

 

 父親としてはこれだけしか言えないが、最後に一つ、…俺はずっと父親としては生きていたかった。ずっとお前の成長を見ていたかった。何処かへ連れていきたかった。だが、それはもう叶わないだろう。だから、ここで言っておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛してる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉で伝えられなくてすまない。じゃあな。愛しの息子よ。夜斗』

 

 ──……ごめ、ちょっと、だけ、まってて。

 

 【…夫よ、今は存分に泣きなさい。そして、進むのです。退路はありません。二人で、勝利を刻むのです。】

 

 これは…ちょっとミュートにします。失礼します。

 

 ──…有り難う。落ち着いたよ。それじゃ…行こうか。

 

 武器『琥珀の短刀』 魔力を断つ琥珀でコーティングした短刀。魔力を見る浄眼と相性が良いから良く使われた。

 

 防具『翡翠の手袋』 物凄い耐火性を持つ翡翠の手袋。美しかった故にあまり使われなかった手袋。

 

 武器『元素剣 双滅』 炎と水の双剣 相反する力は扱いが難しいため歴代使用者は少ない。

 

 武器『ナナツボシ』 かつて七夜の里の鍛冶師が出会った剣士の折れた刀の変わりに作られた刀。打ち直された刀を受けとる際に七夜の里に返納された。以来、七夜の里に保管されている。

 

 武器『拳銃 秋季四葉(しゅうきよつは)』 リボルバーとオートマチックピストル リボルバーはオータムリーフ、オートマチックはフォーシーズンと書かれている。リボルバーは5発のアンダーバレル.454カスール弾。オートマチックは17発の.45ACP弾を使用している。

 

 武器『隕鉄弓 三連星』 かつて空から落ちてきた星の欠片を使って作られた弓。七夜きっての狙撃主が使っていた秘宝。

 

 武器『明星搥 凛々』 かつての七夜の里、それを支えていた鍛冶師が代々使っていた搥。七夜の鍛冶の技術が廃れると共に倉で保管されていた。特殊な武器を作るため、とても頑丈。

 

 大事な物『金の懐中時計』を獲得しました。

 

 カチッ え?嘘だぁ?こんなものを手に入れて良いんですか!?これは強すぎる…ですがこれを入学前に手に入れれたのは嬉しいですね。

 

 ──さて、家に戻ろう…いくよ。モルガン。

 

 【はい、行きましょう。】

 

 では、家まで帰りましょう。倍速です。

 

 ~倍速中~

 

 

 ──帰ってきた。ん?何か届いてるな。これは…言峰綺礼からだ。

 

 『1つ渡し忘れていたものがあった。制服だ。家に届けておいたので、受けとるがいい。それと、私は金銭の援助はするが、それ以外の援助は決してしない。だが、君の成績には期待しておく。頑張りたまえ。』

 

 ──こいつ…相変わらずの…まぁいい。これだけは手に入れておくか。

 

 衣装『ホロライブ学園の制服』を手に入れました。

 

 これで入学できます。それでは休憩後、入学式へ行きます。それでは失礼します。

 

 

 

 




野暮用で遅れたので、失踪します。

 入学したので、ステータス書きます。(予定です。)

 よかったら感想やアンケートなどの協力をお願いします!


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第14節 入学(バトロワ前)

バトルロワイヤルが長くなる予定なので、初投稿です

 分からないことがあれば、答えられる限り、答えます!

 黒木 白牙様、誤字報告有り難うございます。やっぱり少し掛かりぎみで書いたので助かります。


 

 時間をロスしたゲームの実況、再開します!先程は、学園に入る前で止まってましたね。さて、学園に入学する魔切くんは、この学園のバトロワに勝てることが出来るのでしょうか?それでは、ご覧ください。

 

 ──ここか…案外、近かったな。

 

 【そうですね。これならば、陣地である自宅へ何時でも逃げることが可能ですね。】

 

 ──あまりそういう事態になりたくはないんだけどね…

 

 【では、佇んでいるのもなんですし、中へ行きますよ。】

 

 ──(モルガンも…人間味が戻って来ているな…)

 

 いやぁ、なんかこういうサーヴァントとマスターの関係もいいですよね?スキットで会話しているのを見るだけで、テイルズMODを入れた甲斐があります。皆も元のゲームも、やろう!(ダイマ)

 

 ──まって、ここでは、霊体になっておいて貰えるか?怪しまれたら困る…

 

 【ええ、分かりました。ですが、夫の危険を感じれば、直ぐに庇いますので。】

 

 ──分かった。よろしく。

 

 何処かの正義の味方と違って危機能力がいいですねぇ。では、教室までカット。

 

 ──ここか…入るしかないか!

 

 では入りましょう!誰が隣かなぁ?

 

 ──周りを見渡すと、見知った顔もいる。後で挨拶しないと…席は…彼処だな、隣は、分からないな…よいしょっと。

 

 「おめーが隣の席の人か。よろしくぺこ。ぺこらは兎田ぺこらぺこ。覚えておくぺこ。」

 

──兎の獣人か、ぺこらね。よろしく。俺は七夜魔切。魔切でいいよ。

 

 ぺこらですか。まぁいいでしょう。メインヒロインとは限りませんが、MOD入れまくっているせいで、色々ごちゃごちゃしてるので、この学園のホロメンが普通なのかどうなのか分からないんですよね…

 

 「そういえば、魔切はこの後の集会、なにやるか聞いているぺこ?」

 

 ──集会?知らないな…何かやるのか?

 

 おや?なにやら集会をやるみたいですねぇ…自分の知らないイレギュラーなことばかりだと、こうも疲れるんですね。身を持って実感しました。もう二度とMOD入れてやらないと思います。…面白いんですけどね?

 

 「バトロワの前になんか説明があるから必要なもの以外は教室において集合だって話ぺこ。武器とかは持っておかないと、そのままバトロワらしいぺこ。」

 

 ──そうなのか。それは知らなかった。なんだろう?校長の話とかかな?でも、それってここだとバトロワ終わった後にやるんだよね?それなら何か検討もつかないね?

 

 そうなんですよ。あの糞長い時間をバトロワの後に聞かされる予定なんですよね。ふざけんな!(声だけ迫真)

 

 「そうぺこよねぇ!でも、もう時間ぺこ。移動した方がいいぺこ。場所は体育館だって。」

 

 ──分かった。ありがとな。

 

 「別にいいぺこ。それじゃ、また会うときはバトロワぺこ!」

 

 ──分かった。じゃあな。

 

 なんでしょう?その前に見知った顔に挨拶に行きましょう!

 

 「あ、魔切くんだ!おはまっする~」「お、おはぬい~…」「おはらみです。」

 ──なにそれ?挨拶?個性的だね?

 

 「やっぱりやめようよ!恥ずかしいから!」

 

 「でも、この学園に入学したら絶対に必要だって、個性が大事なんだよ。フレア。」

 

 「だからって挨拶で個性出さなくても!」

 

 「諦めてください。腹を括ってなれてください。」

 

 「ラミィまで言うのか…」

 

 ──俺も考えた方がいいかな?

 

 「やめとけ、後で後悔することになるぞ。」

 

 「でも、団長は絶対に決めた方がいいと思うよ!」

 

 ──なるほど。考えるか…

 

 え?なに、いま、ノエフレの過剰摂取であまり聞いてなかったけど、配信者になるの?魔切くん。自分ですら挨拶決まってないのに?

 

 「そういえば、そろそろ集合が掛かってますね。よかったら皆さん一緒に行きませんか?」

 

 「いいよ!何の集会か分かんないけど、行かないと行けないから行こう!」

 

 「あ、また先に行こうとしてる…。まってよノエル!」

 

 ──俺たちも急ごっか。

 

 「はい。」

 

 ということで体育館へイクゾー!

 

 

 

 

 

 

 ──意外と少ないんだな。この学校の生徒。

 

 「結構偏差値も高いし、それ以外は全部推薦らしいから実際の生徒は少ないらしいよ。」

 

 「団長もフレアも推薦だったんだ。ラミィちゃんと魔切くんは?」

 

 「私も推薦です。」

 

 ──推薦かな。俺も。

 

 おかしいですねぇ。ここではある程度の生徒を把握できる時間なので分かるのですが、明らかにモブの数が少ないです。どうなってんですか!?ちょっと!学園長!?

 

 ──…始まるな。

 

 『皆さんどうも。モニターから失礼します。この学園の学園長、立藤 丸華と申します。突然の集会失礼します。ですが、貴方方は選ばれし方々。この入学式の隠された秘密を聞くことになります。

 

 まずは、この学園は、今、とある魔術を完成させるため。ある方式でバトロワを行って貰います。学園に在籍中にその術式を完成して貰います。バトルロワイヤルは仮想空間で行われるので、安心を。ですが、データは本物ですので、死なない程度には痛いです。

 

 そして、これより学園は、その術式の名に因んで、【聖杯学園(せいはいがくえん)】として。貴方方は3年間過ごして頂きます。

 

 因みに上級生は既にその為の準備を終らせてます。貴方方はバトロワ中に【サーヴァント】というものをを呼んで頂いてから戦闘が可能になります。ですが、サーヴァントを使う、使わないは本人の自由です。が、サーヴァントを失った時点でバトロワの参加免除をいたします。別に戦いたいなら戦っても構いません。今回から70年はこの文化を続けて行く予定です。その報告のために集まって貰いました。それでは。バトルロワイヤル。楽しみにしてますよ。』

 

 え?【聖杯学園】…?まさか!おい!ここでこれかよ!待って。こっからバトロワに飛ばされるのか!?待てって言ってるだろうが!ピギュ

 

 

 

 




 ここから怒涛の展開になるので、失踪します。…今日はもう無理かもしれないです。明日、バトロワ日和なのでバトロワは明日、投稿します。…疾走じゃなくて、失踪します。

 アンケート怖い…怖くない?団長なんでこんなに人気なんですか。あと???にいれてる奴!お兄さん起こらないから出てきなさい!(双剣装備)

 ある程度進むまではこのアンケートで行きます。よろしくお願いします。

 評価、お気に入り誠に有り難うございます。とてもやる気がモリモリ沸いてくるわい!

 あと、1つだけ…欲を言っても良いですか?…感想が…欲しい…!ちょっとこんだけ投稿してるので、面白いのか不安なので…非ユーザーも書けるようにした方が良いのかな…?


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第15節 バトルロワイヤル(前編)

 
 大問題の一回戦が始まるので初投稿です。

 ツイッター始めました。良ければ其方もフォローお願いします。


 ──ここは…ッ!…モルガン!出てきてくれ!

 

 

 気が付くと、当たりは森のような、木が生い茂ったところにいる。魔切は、辺りに誰もいないか、確認してから、モルガン…己のサーヴァントの安否を確認した。

 

 

 【大体の事情は確認してます。それでは。どうしますか?私はこのまま現界しておきますか?】

 

 

 モルガンからの問いかけに、少し考える。少し時間が経ち、口を開く。

 

 

 ──そうだな。取りあえず、霊体になっておいてくれ。ある程度なら戦えるから。

 

 『124人すべてのサーヴァントを確認した。これより第1回【聖杯学園】1年生の部を始める。さぁ、殺しあってください。全ては悲願のために…』

 

 ──悲願のため…か。それは、彼らに対する侮辱にしかならないよ。…彼らは誇りを持って戦っていたというのに。

 

 【隠れて漁夫を狙うのも構いませんが、それよりは殲滅を狙った方が早いかもしれません。…幸い、強そうな者達は10名ほどしか存在していません。蹂躙しましょう。】

 

 ──切り札なんだ。俺だけで戦うよ。大丈夫。ある程度は戦えるから。

 

 【…分かりました。それでは私は霊体になっておきます。御武運を。マスター。】

 

 ──いつも思うけど…夫ってなんか恥ずかしいよな…でも決めたんだ。必ず勝って、皆を解放するって…だから、使わせて貰うね。あの技を。

 

 「そこだ!」

 

 ドゴォ!

 

 ──ッ!危ないな…誰だ!俺は七夜魔切!始めに名乗ったから答えて貰うぞ!

 

 「えー?普通はここで先に名乗るものだよ?って言おうと思ったのに!まぁ、いいよ。名乗ってあげる。尾丸ポルカだよ。よろしく。ということで始めようよ!爆砕(ばくさい)ロック!裂旋(れっせん)ダブルスマッシュ!獅吼滅龍(しこうめつりゅう)フラッシュ!」

 

 ──クッ!ハンマーなのになんて振りの速さ…なら!アッパープライス!アリエル・ガーデ!

 

 「へぇ…そっちも搥を使うんだ…面白いね!ほら!ぶっ飛べ!究極神殺(きゅうきょくしんさつ)デストロイ!…ってうわぁ!」

 

 ──うおっ!危ないな…って大丈夫か?

 

 「いった~。…油断して追撃してこないね。甘いのかな?それとも…わざと?」

 

 ──正々堂々がお望みだと思って。だから待った。…甘いのは自覚してるよ。

 

 「へぇ、なら!"はじけて!"『アクアスプリット』!」

 

 ──魔術!?グッ!それなら…"癒しよ"『ファーストエイド』!"雷雲よ、我が刃となりて敵を貫け"『サンダーブレード』!

 

 「危なッ!そっちも魔術使うなんて…面白いね!」

 

 ──そろそろ、終らせよう。

 

 「そうだね。次で終わり。」

 

 

──…ファンドル・グランデ!   魔王猛襲(まおうもうしゅう)ライズ!」

 

 

ドゴォーン

 

 「…私の敗けだね。リタイアするよ。また、戦ってね?」

 

 ──次はサーヴァントアリでか?

 

 「そうだね。それも面白いかも?」

 

 ──(退場は粒子となって消えるのか。さて後どれだけ…12人!?早くないか!?)

 

 『一年でサーヴァントが残っている生徒は13名ですか。まぁ、この程度なら想定の範囲内ですね。では、残りの皆さんも頑張ってください。』

 

 ──次へ急ぐぞ。ラミィやノエル、フレアが心配だ。3人とも強いから大丈夫だと思うが…

 

 「ねぇ…そこの兄さん!少し僕たちに付き合ってよ。」

 

 「こーね達の…経験値になって欲しいんだ。」

 

 ──まじか、2対1か、辛いな…

 

 「別に、僕達にサーヴァントを使ってもいいんだよ?それで勝てるならね。」

 

 「こーね達のコンビに勝てるならそのままでもいいよ。」

 

 ──参ったな。どうしたものか…

 

 

 

 

 

 




 短いですがキリがいいのでここまで、次がごちゃごちゃするので失踪します。

 取りあえず今日中にバトロワを終わらせて、更に強くしないといけないので。楽しみにしておいてください。

 そういえばホロメンのカラーは適当につけてます。何か問題があったら…許してください。ある程度のことはしますから!


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第16節 バトルロワイヤル(中編)

 多分3部作なので初投稿です。


 ──少し、不味いな…流石に2対1は厳しいものがある…

 

 「ねぇ、ころさん。この人、めちゃくちゃ強いよ。隙がないし、オマケに複数の武器を持ってる。どう攻める?」

 

 「勿論!こーねとおかゆのコンビネーションで翻弄しながらだよ。それで大丈夫!」

 

 「うーん、相変わらずだね。ころさん。取りあえず、行こっか。」

 

 ──…(敵を前にこれだけの雑談…なるほど相当余裕があるな…)

 

 「後ろ貰うよ!三散華(さざんか)双撞掌底破(そうどうしょうていは)崩竜武双脚(ほうりゅうぶそうきゃく)!」

 

 

 「正面から!アサルトダンス!ハイアーザンスカイ!"穿て旋風"『ウィンドランス』!」

 

 

「いくよ!おかゆ!」    「分かったよ。ころさん!」

 

 

 

「「絶風刃(ぜっぷうじん)!」」

 

 ──ッ!(マトモに戦えない…前といつの間にか後ろにいるあの子をどうにかしない限り…倒せない。)

 

 「どうしたの?お兄さん。そんなんじゃ、僕達に勝てないよ?」

 

 ──一人で手一杯なのに二人もいたら手が出しにくいよ…

 

 「でも、会話する余裕はあるんだね?」

 

 ──まぁね。アリエル・ガーデ!

 

 「うっ…しまった…喰らっちゃった…」

 

 「おかゆッ!コンディムネイション!」

 

 ──当たるかッ!フッ(双銃)ゼロディバイド!

 

 「「うわぁ!」」

 

 ──さて、どうするか…。

 

 「ころさん。これは楽しめそうだね?」

 

 「おかゆ…もういいよね?出しちゃっても。」

 

 「仕方ないね。あのお兄さん。強いから。」

 

 「じゃあいくよ!イフリート!」

 

 ──精霊!?しかもかなりの上位!

 

 「やっちゃえ!」

 

 ──(不味いッ!このままだとッ!脱落するッ!)

 

 

 

 

 「お願いします!セルシウス!」

 

 パキパキドォーン

 

 「ええ!?他の精霊!?」

 

 ──…なに?その声は!

 

 「すいません!助太刀。少し遅くなりました!」

 

 ──ラミィ!無事だったのか!

 

 「はい、何とか。私にもこの"セルシウス"がいるので、これで2対2ですね。」

 

 ──助かる。

 

 雪花ラミィがパーティーに参加しました。

 

 「あちゃぁ…アッチに人が増えちゃったよ?どうする?ころさん。」

 

 「問題ないよ。おかゆと二人なら。」

 

 「そっか…なら行こう!」

 

 ──来るぞ!

 

 「魔切さん合わせて下さい!"氷結せし刃、鋭く空を駆け抜ける"『フリーズランサー』!」

 

 ─タイドバレット!ロクスウィング!

 

 

──合わせてくれ!    「はい!」

 

 

「「ベルベティスラッシュ!」」

 

 「うぅ、…ごめん。ころさん。マトモに喰らっちゃった。」

 

 「おかゆ!わぁ!」

 

 「連携が崩れました!今です!」

 

 

 ──ああ、分かった。トドメは任せた!"響け稲妻"『ライトニング』!

 

 「「うっ!」」

 

 「いえ、一緒にやりましょう!」

 

 ──あれをやるのか?

 

 「はい、折角考えたので!」

 

 ─分かった。いくぞ!スタビリィエイム!

 

 「"氷神の覇気に天凍え、海氷結す"『アブソリュート・コア』!」

 

 

──トドメは!    「一緒に!」

 

 ─貴方は永遠の勝利を誓いますか…?

 

 「…誓います。」

 

 ──よろしい、では…御見舞いしてやれ!

 

 「はい!この、勝利を花束を!受け取って!貴方達へは敗北の献花になりますけど!…凍てついて、世界よ…!」

 

 ──さようなら、お休み…(パァン)

 

 パキパキパギャン キラキラキラ

 

 鎮魂の花束を貴方に(レクイエム・ブーケトス)!』

 

 (神父と新婦【ギャグではない】の立ち位置に立って少し会話。その後にラミィが振り向き、相手に花束を投げる。その花束が着地したとこから、どんどん凍って、最後に弾丸で全てを砕く。)

 

 「ごめんね…ころさん。勝てなかったよ…」

 

 「おかゆ…ごめん。負けちゃった…」

 

 

 「勝利のポーズ!ほら、魔切さんも!」 ──いえーい?

 

 

 

 

 

 「あーあ、負けちゃった。楽しかったよ。また学園でね!」

 

 

「僕達も悔しいから。また挑戦するよ。それじゃあね。お兄さん達。」

 

 

 

 

 

 

 ──助かったよ。ラミィ。まさかバトロワで手を組んで攻略してるとは…

 

 「別に組んではいけないとは言われてませんでしたから。おそらく、ノエルさん達も組んで動いていると思うので、探してみましょう。」

 

 ──分かった。それじゃあ…

 

 ドォーン ドォーン ドォーン

 

 ──アッチで戦闘だ!

 

 「行ってみましょう!」

 

 

 

 

 

 

『残り8名…サーヴァントはいずれも13騎残っているので、まだ一年生は続けられそうですね。楽しませて下さい。』

 

 

 

 

 




 今回もキリがいいからここまで。おそらく次で終れるはず

 …いや。俺はチュートリアルで10話書いている奴なんだ…きっと読者の方々も、「あ、こいつこんなこと言ってるけど後2.3話書くな!」と思っているに違いない!(被害妄想)

 取りあえず失踪します。


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第17節 バトルロワイヤル(後編)

 
 最後の戦いじゃなかったので初投稿です。でも、次で終わります。確実に。


 ──ここか。ッ!あれは…!

 

 「ノエルさんとフレアさんです!」

 

 「即席のパーティーだけどバランス良いかもね。」

 

 「船長が牽制して、シオンたんが魔術ブッパ。そんでもって近接のねねさんや遠距離物理のぼたんさん。っは~!このパーティー強すぎません?」

 

 「そこ、油断しないで、後シオンたんっていうな!」

 

 「そろそろ終わりある。観念するある。」

 

 「うぅ…限界だよぉ…これはきついよ…」

 

 「だな…これは不味い…」

 

 「誰を待ってるか知らないけど、シオン達の敵じゃなかったね。じゃあ、サヨナラ。」

 

 ──させるかよ!レインバレット!

 

 「ッ!下がって!」「あっぶなぁ!」「なんか降ってきたある!」「ええ!増援ですか!?」

 

 「その声…魔切くん!待ってたよ~もう団長…へろへろだよ。」

 

 「ったく、遅すぎなんだよ。あんたは。」

 

 ──すまない、遅れてしまって。

 

 「でも、間に合いました。ここから巻き返しましょう!」

 

 白銀ノエル、不知火フレアがパーティーに参加しました。

 

 「ええ~あちらさん、歴戦のパーティーみたいな、ちょっとエジプトに行く最強パーティーみたいな雰囲気醸し出してるんですけど、ヤバくないですか?」

 

 「関係ない!全部後であんた達もまとめてぶっ飛ばすから!ほら早く!」

 

 「なかなか面白くなってきたある!」

 

 「はぁ~、本当は狙撃の方が得意なんだけどなぁ、ま、やろうか。」

 

 ──先に前衛を潰すぞ!ノエル!サイカトリス!マギカ・ブレーデ!

 

 「了解!団長少し本気だすよぉ!おりゃー!(イビルチャージ)お願いだから寝てて(デス・アビス)追撃追撃!(トランプル)これで、トドメ!(ジアースクラッシャー)」

 

 「えー!さっきまでの戦いはなんだったんですかぁ!?ちょっと、押されてますよ!」

 

 「不味いある…力を温存してたのは本当だったある。」

 

 「この力使うと物凄く疲れるけど、皆で勝ちたい。だから使えるだけ、使うね!」

 

 「ノエル…ならあたしも!"漆黒渦巻き、軟泥捉えろ"『ヴォイドドラグーン』!」

 

 「私も!"氷よ、魔を断ち切れ"『アイスシアーズ』!」

 

 「うう~、上手く詠唱出来ないじゃん!もー!"来たれ爆炎!燃やし尽くせ!『バーンストライク』!」

 

 「狙いにくいね。ヴァリアブルトリガー!トラップフィーバー!マズルバーグ!」

 

 ──連携が出来てない。やはりこっちの方が有利か?相手はお互いを邪魔しあっている。なら…ノエル!合わせてくれ!"空破鉄槌!"『エアプレッシャー』!

 

 

──ノエル合わせてくれ!   「分かったよ!」

 

 

 

「「猪吼爆砕陣(しこうばくさいじん)」」

 

 「ぐえぇ~!ちょっとヤバいんじゃないんですかこれ?」

 

 「もう無理あるね。」

 

 「ちょっと冷静過ぎません!?」

 

 

──ノエル!   「終らせよっか!」

 

 

 「団長!本気だすからねー!えい!やぁ!とぉりゃ!魔切くん!」

 

 ──そら!もういっちょ!ほら飛んでけー!いくよ!

 

 「うん!」

 

 ─トドメだ! 「トドメだよ!」

 

 

猪突猛進・殴乱舞(ちょとつもうしん・おうらんぶ)!』

 

 

「ふぅ~疲れたね。」 ─お疲れ様。

 

 (ノエルがオーラを纏い、振り下ろし(地面が砕け)振り上げ、横から殴打。その後に吹き飛ばし。この先に魔切がいて、振り上げ、叩き落として、吹き飛ばす。そして二人で猪の幻影を纏いもっと吹き飛ばす技)

 

 「わぁー!船長がこんなところでー!」

 

 「ダメだったあるか…」

 

 

 

 

 

 「二人やられた!?」

 

 「不味いね、これ。」

 

 ──よし。フレア!いこう!

 

 「分かった。よろしく。」

 

 ──いくぞ!鳴時雨(なきしぐれ)秋沙雨(あきさざめ)!絶風刃!

 

 「"大地に轟く、鋭槍"『ロックランス』"この重力の力耐えきれるか?『グラビティ』!"蒼き地上の覇者よ、戦禍となりて厄を呑み込め"『メイルシュトローム』!」

 

 「うわぁ!痛た…もーシオンはこんなもんじゃないし!」

 

 「うーん。まずったかな?」

 

 ──ここか!フッ(双銃)タイドバレット!

 

 

──合わせてくれ!  「分かった!」

 

 

「「フューリーストーム」」

 

 

 「「うぐっ」」

 

 ──決めに行く!"巻き起こるは春の嵐"『アリーヴェデルチ』!

 

 

──フレア!決めにいこう!   「ああ、いこう!」

 

 

 「咲き誇れ、美しき花よ、咲き乱れて!風と共に!」

 

 ──吹き荒れろ!風よ!美しき花と共に!

 

 「舞え!花びらよ!命の煌めき!」

 

 ──雄々しく吹け!暴風よ!全てを呑み込め!

 

  

──これで!  「終わりだ!」

 

 

嵐の中で咲き誇る花畑(ガーデン・オブ・テンペスト)!』

 

 

「ざっとこんなもんじゃない?」  ──お見事でした。ってな。

 

 (敵を囲うように花畑が展開。その後その花畑に竜巻がいくつも出てきて1つの大きな竜巻になる。花が舞い散りながら敵を切り刻み、一気に吹き飛ばす。その後は、桜が舞い散るようにヒラヒラと色々な花の色が舞っている)

 

 「もう…力が…」

 

 「ここまでか…」

 

 

 「やったー勝利!勝ちだよ!フレア!」「分かった。分かったから!落ち着けノエル!」

 

 

 

 

 

 

 『残り4名…最後の一人になるまで、堪能させてください。』

 

 

 

 

 

 

 

 




 後はパーティーメンバーで殴り合うだけなので失踪します。

 今日中にバトロワを終らせるのでよろしくお願いします。


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第18節 バトルロワイヤル(終幕)

 戦いはないんですけど。やりたいことがあるので実況はなしです。次回、一気に感情を爆発させます。なので初投稿です。


 

 ──そっか…これバトルロワイヤルだもんな…あのさ…俺は…

 

 「戦わない、リタイアする。でしょ?優しいもん。あんたさ。でも、あたし達の答えは1つだよ。」

 

 ──え?

 

 「私たち、辞退します。別にリタイアは悪いことではありません。本来ならここで仲間割れして最後までっていう感じになるのでしょうが。」

 

 「団長もヘトヘトだし、フレアもラミィちゃんも戦わないから団長もリタイアするよ!だって、魔切くんとは全力で戦いたいし。」

 

 「そうだな、魔術もまだあたしの方が強いと思うし、じゃなくても全力で戦いたい。」

 

 「なんか皆と戦うの楽しかったよ!フレアだけじゃなくて。この4人で一緒に戦うのが!」

 

 「そうそう、あたし達も4人で戦ったからここまで来たんだし、それに、ノエルの言った通り…楽しかったし。」

 

 「そうですね。思いの外、皆さんとの絆も深くなったような気がします。」

 

 ──そうだな。確かに入学前、皆知り合いじゃなかったけど、色んな事件に巻き込まれて、そこで俺が助けに行って…皆が知り合えた。そこから戦っていくうちに、みんなの事が分かって…ごめん。ちょっと頭が混乱してきた…

 

 「あはは、言いたいことは分かるよ。でも、あたし達はあんたに助けられた。それだけで嬉しかったんだ。」

 

 「…誰も助けに来ず…あのまま強引に何処かへ連れていかれたら。今思うとゾッとしますね。」

 

 「あの時、団長も力を使わないと勝てなかっただろうし、フレアを守り切れた自信がないよ。」

 

 「だからさ、あたし達はリタイアする。だからさ、頑張ってよね。チャンピオン!」

 

 「確かに魔切くんがチャンピオンに相応しいよね。皆を守って皆を助けているんだもん。」

 

 「チャンピオンとして頑張ってください。魔切さん!」

 

 ──ありがとう。俺、頑張るよ。次はでも、3ヶ月後かな。皆以外からやられないように頑張るよ。

 

 

「「「リタイアします!」」」

 

 『リタイアを受理…面白いですね。まさか戦わずに決まるとは…まぁ、良いでしょう。

 

 最後の一人となりました。チャンピオンは…七夜魔切。おめでとうございます。今期末までの頂点の名前です。他の人たちはしっかりと覚え、励むように。チャンピオンも堕落せず、勇猛に進みなさい。

 

 以上を以てバトルロワイヤル一年生の部を終らせます。一年は終了後、速やかに保健室または帰宅するように。仮想空間で体調を崩すものは少なくありません。少しでも不調を感じたら保健室に寄ってから帰宅するように。』

 

 ──(チャンピオンになれた…でもこれは、始まりに過ぎない。だからもっと強くならないと。皆を守れるように、次も負けないように、父さんみたく強くなるために、そして…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅赤朱を倒せるように…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 短いですが、無事に終ったので失踪します。

 冗談はさておき、今後は少し更新スピードを落とします。よろしくお願いします。

 活動報告のほうも良ければ見てやってください。


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第19節 バトルロワイヤル(戦闘後報酬)

 バトロワ終わったので初投稿です。

 今回は報酬のみです。次回から日常編になると思います。



 

 

っいよっシャァ!?オラぁ!?バトロワ、工事完了です…

 

 ということで、勝つことに成功した。私です。いやぁ…強かった…死ぬかと思ったのが、何回もありましたから…あんまりしたくないのですが、リヴァイヴ戦法とかも使わずにクリアできたのでよかったです。

 

 ──終わった。俺が…チャンピオン…

 

 称号:ホロライブ学園のチャンピオンを獲得しました。

 

 おおー!?称号ですよ、称号これは良いですねぇ…お前の事が好きだったんだよ!?

 

 ──強くなれた。確実に…そうだよね…?父さん…

 

 そうだよ。(便乗)冗談は抜きにしても、本当に強くなりました。入学前のあれは無駄ではないのだ…(最大のガバ)

 

 ──もっと励もう!

 

 レベルは…80ですね。それから他は…

 

 ホロライブメンバーの討伐が7名でした。以下の報酬を獲得できます。

 

 スキル『オーバースペル2』スキル『オーバースペル3』スキル『コンボプラス3』スキル『エアリアルアーツ3』スキル『マジッククリティカル』スキル『エアリアルガード』スキル『レビテーション』を獲得しました。

 

 雪花ラミィの好感度が上昇しました。

 

 不知火フレアの好感度が上昇しました。

 

 白銀ノエルの好感度が上昇しました。

 

 尾丸ポルカと顔見知りになりました。

 

 尾丸ポルカの好感度が上昇しました。

 

 猫又おかゆと顔見知りになりました。

 

 猫又おかゆの好感度が上昇しました。

 

 戌神ころねと顔見知りになりました。

 

 戌神ころねの好感度が上昇しました。

 

 宝鐘マリンと顔見知りになりました。

 

 宝鐘マリンの好感度が上昇しました。

 

 桃鈴ねねと顔見知りになりました。

 

 桃鈴ねねの好感度が上昇しました。

 

 紫咲シオンと顔見知りになりました。

 

 紫咲シオンの好感度が上昇しました。

 

 獅白ぼたんと顔見知りになりました。

 

 獅白ぼたんの好感度が上昇しました。

 

 兎田ぺこらと顔見知りになりました。

 

 

 称号:八方美人を獲得しました。

 

 えー、今回は好感度が美味しかったですね。はい。スキルは…んにゃぴ…ですので、今回は解説をしたら終わりですね。後は、私の感想を少し、それで今回は終ろうと思っています!

 

 まずはスキル解説に行きます。

 

 『オーバースペル』系は中級と上級が使えるようになります。

 

 『コンボプラス』はこれで3回剣での通常攻撃が増えます。

 

 『エアリアルアーツ』はこれで秘技(変化)が出せるようになります。

 

 スキル『マジッククリティカル』

 これは、魔術でクリティカルが発生するようになります。

 

 スキル『エアリアルガード』

 これで空中でガード出来るようになります。…アーマーあるからなぁ…

 

 スキル『レビテーション』

 こちらは空中にL3押し込みでTPを消費し続けて浮くことができます。強い。

 

 以上がスキル解説でした。

 

 続いて感想を少し、今回は同級生、恐らくバトロワで会えなかったのは、るしあとぺこらだけですから。それ以外とは交流が持てました。オーディションなので、ここら辺は大事にしないといけないですね。

 

 そして今後は、サブクエストをクリアしていく感じですかね?メインが分からないので、出てきたイベントをこなすことになります。実はまだメインヒロイン誰か分からないんですよね?あの三人にしてはまだっぽいし…よく分かんないですね?

 

 ──魔族が、いる。この学園に…でも多分魔族の中にも良いやつはいるはず…落ち着け…俺…

 

 あー、トラウマの『対魔衝動』ですね。これ…ちょこ先生や百鬼あやめ氏が危ないですね。早めに克服しなきゃ…というところで終りたいと思います。長時間の御視聴ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 




 短いですが、連続投稿するので失踪します。

 更新スピードを落とすどころか上げてどうする!


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第20節 幕間(雪花ラミィ編)

 ここからは仲良くなった人達と交流していきます。ですので初投稿です。

 投稿頻度を上げて文を減らす投稿者のくずとなります。


 暫く修行しないゲームの実況、はっじまるよー。…あぁ待ってお願いです。ブラウザバックしないで!理由をお話するので。

 

 今回は特にストーリーイベントも発生しないので、交流を深める感じで行きたいと思います。…イベントが進むなら、そちらをやるのですが…それからエルフの森関連も始まると思うので、其方が始まるまでは、ゆっくり絆を深めていこうと、思います!

 

 ──起きれたな…さて、学校に行かないと…

 

 今後はここをスキップしていきます。それじゃあクソツマラナイ授業ごと加速。

 

 

 

~加速中~

 

 

 

 

 加速終わりました。それではまずは、選択肢…ですかね?

 

 ──放課後は…時間があるな。どうするか…

 

  

L2:今日はもう帰ろう    R2:誰かと遊びに行こう

 

 

 

これは、決まってます。誰かと遊びに行きます。

 

 

 

 

R2:誰かと遊びに行く。

 

 

 

 ──よし、誰か誘ってみよう。今日空いているのは…

 

 ここの画面では、誰が誘えるか見えます。今回は…ラミィちゃんしかいませんね…他は好感度が低かったり、忙しかったりすると、選べません。

 

 ですが、必ず誰か一人は誘える筈なので、ゆっくりやっていきましょう。他のホロメンとも交流して、早く『共鳴(リンク)』出来るようにしておかないと…

 

 取りあえず、ラミィちゃんにしておきます。

 

 ──ラミィか…呼んでみるか。…もしもし?

 

 「はい。魔切さんですか?ご用件は?」

 

 ──ちょっとさ、料理を手伝ってほしいんだ…

 

 「料理を…ですか?」

 

 料理ですか、これはレシピ開発のイベントですね。成功すれば料理が登録されて攻略の幅が広がります。というか、確定かもしれないですね。これ。『料理上手』があればこうやって、交流することが出来るんですねぇ…

 

 ──新たなレシピの挑戦と…後はみんなの好みをしりたくてさ…今度何か作ってさ、4人でプチパーティーでもやろっかなって…

 

 「いいですねそれ!私も賛成です!」

 

 …男女でもてぇてぇは存在した…?これは魔切くん良い子過ぎて泣けますね。

 

 「私は辛いものが好きですね。それと日本酒!」

 

 ──…そっか、ラミィは一応エルフだからか…見た目が同い年だからちょっと対応に困った…

 

 草生えますね、異種族あるあるですね。これは…てか容赦なく酒を言うところ、やっぱ好きなんですねぇ…

 

 「あはは、そうですね。それじゃあ私は準備してくるので、どちらで集合しますか?」

 

 ─そうだな…じゃあ、噴水の前で集合で。そこから商店街が近いし、それに知り合いばっかりだからさ。あそこの商店街は。

 

 「分かりました!それでは15分後に向かいますね。」

 

 ──よし、こっちも準備しよう。

 

 それじゃあ、デートの約束を取り付けたのでそこまで加速。へぇ~デートかよ。(ATM並)

 

 ──あれは…ラミィか、約束より少し早いと思っていたのに、もう着いているのか。お待たせ。待った?

 

 「いえ、私も先程着いたので、それより…その…お酒は飲んでも?」

 

 ──…いいけど、ちゃんと帰れる?

 

 「うう…我慢します」

 

 帰れないのか…(困惑)確かに現実でもへべれけになってますけど。まぁ今回は、お礼も兼ねてるから多少はね…?

 

 ──やっほー、おっちゃん、今日は何の野菜がおすすめ?

 

 「おお?坊主か!久しぶりだなぁ!こっちに来るのは!修行終わったのか!」

 

 そうだったんですねぇ…だから知らなかったんですね。経歴隠すとその前までの事が全く分からないので新発見が多いですね。

 

 ──うん、ある程度は、目的が終わったからこっちでゆっくり買い物しようと思って…

 

 「そうか!そうか!なら肉屋と魚屋にも顔を出してやりな!皆心配してたからよぉ!」

 

 ──分かったよ。それで、今日は何がおすすめ?

 

 「そうだなぁ…坊主に下手なもんは出せねぇし、それに…こんな別嬪さん連れてきたんだ。何かサービスしねぇとな…」

 

 「別嬪って…そんな…(照れ)」

 

 おおーラミィちゃんの照れ助かる!やっぱこういうイベントは良いですねぇ!

 

 ──ほら、おっちゃんも口説いてないで選んで!あ、そういえばマーボーカレー作りたいからそれ用の材料も入れておいてくれ。

 

 お、これは歴代で愛されているマーボーカレーですね。あれ実際作っても美味しいので皆も作ってみよう!

 

 「マーボーカレー…ですか?」

 

 「おう!分かったぜ!嬢ちゃん。こいつのマーボーカレー食ったら他のマーボーカレーは食えなくなるぜ!期待しときな!」

 

 「…ゴクリ」

 

 ──買い物終わって、料理作ったらご飯時だしな…夕食食べていく?

 

 「はい!お願いします!」

 

 やっぱり飯の誘惑に勝てなかったラミィちゃん…というところでまだまだ続く商店街編。ここで区切ります。また休憩後、失礼します。

 




 やはり1話で終りそうになかったので分割する必要があったので失踪します。

 後、今日は夜九時まで投稿し続けます。覚悟しておいてください!良いですね!


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第21節 幕間(雪花ラミィ商店街編)

 後1話書かないといけないので初投稿です。

 あらかじめ言っておくと、商店街の人間は皆好きなので殺すつもりは、ないです。


 挨拶はキャンセルだ!商店街の所から再開します。

 

 「ホラよ!こっちの袋がマーボーカレー用の。こっちが最近仕入れた面白いもんが入ってる。後は春の旬ものもこっちだ!」

 

 ──ありがとう。これお代ね。

 

 「あいよ!今後はこっちに顔出すだろ?だから、サービスしといたぜ!また来いよ!」

 

 いやぁ、パワフルな八百屋さんでしたねぇ…よくいる商店街の親父みたいな感じですね。

 

 ──おっちゃんは全く…色々すまないな…

 

 「いえいえ、楽しい方でしたね。」

 

 ──商店街は皆こんな感じなんだ…だから、居心地がとても良い…

修行中はこの雰囲気に呑み込まれないようにするために予め言っておいて、立ち寄らなかった。

 

 「…この商店街の事が好きなんですね…」

 

 ──そうだな…確かに好きだ…ここの人達は絶対に差別しない。心が暖かい人達なんだよ。だからさ。好きなんだ…さて、次は魚屋へ行こうかな?

 

 「分かりました。行きましょう!」

 

 魔切くん…これはほんまに…日本一や!

 

 ──おばちゃん。元気?今日はなに仕入れてるの?

 

 「あら?その声…魔切ちゃんじゃない。やだー!久しぶりねぇ!元気だった?ちゃんとご飯は食べてるようねぇ。だけど体調くずしたりしてない!?」

 

 ──落ち着いて、大丈夫だから!

 

 なんか商店街の人間はキャラ濃くなぁい?そこら辺のネームド皆呑み込みそうなぐらいの濃さしてますよこれ…

 

 「それなら良かったわぁ…あら?そちらは彼女さん?いい子捕まえたんじゃなぁい?」

 

 「彼女だなんて…そんな…(照れ)」

 

 ──そんなんじゃないから…こっちは友達だよ。パーティーするために準備してるんだ。パーティーは別の日だからまた来るけど、暫く何回かは来そうだよ。

 

 おぉい!魔切くん!それは減点対象だ!…浄眼で感情には敏感だからまだ恋愛はないと言っている感じですねこれ…

 

 「そうなの?ならおばちゃん張り切って良いお魚仕入れてくるからパーティーの日には豪華なもの作って上げなさいね!」

 

 ──ありがとう。

 

 ええ人達や…こんな環境で生きてきたら、そりゃあいい子に育ちますわなぁ。

 

 「そういえば、今日は鮭が安いわよ、サービスで付けて上げる!後は、ブリの初ブリが来てるわよ!旬の魚もどんどん仕入れる予定だから期待しててね!」

 

 ──分かったよ。じゃあ、おすすめをそうだな…この値段で。

 

 「任せてちょうだい!おばちゃん特製おすすめのお魚詰め込んであげるわぁ。腐りやすいから、後で運んであげる!その野菜もちょうだい!一緒に運んであげるから!」

 

 ──そこまでして貰わなくても…

 

 「良いのよ!そんな荷物持ってデートだなんて勿体ない!ちゃんとしっかりエスコートして上げなさい!」

 

 「デ、デート…」

 

 ──あー、分かったよ。ありがとう。それじゃあこれ。また来るね!

 

 「またいらっしゃい!いつでも待ってるわぁ!」

 

 おばちゃんナイスぅ!(本音)ズカズカと行く感じは正しく近所のおばちゃん。強すぎる…

 

 ──全く、世話焼きなんだから…大丈夫だった?

 

 「は、ははい大丈夫です!」

 

 ダメみたいですね…(諦め)。掛かってしまっているかもしれません。一息つけると良いのですが…

 

 ──そうだなぁ…肉屋行ったら少し喫茶店に行こう。マスターにも会いたいしね。

 

 

 「あ、あう…すいません…」

 

 ──慣れるまでは大変だよ。大丈夫。次は多分、あれよりマイルドだから。

 

 結局は弄られるんですねぇ…かなしぃかな…

 

 ──おじさーん、来たよー。今日は何がおすすめ?

 

 「おう坊主。よく来たな。そっちの嬢ちゃんも。今日はなぁ…この牛のバラだな豚の方が安いが…今日のはこの値段だと少し安めの値段になってる。買うなら牛がおすすめだ。後は、坊主、今日は牛スジ買ってくか?」

 

 ──もちろん買ってくよ。豚足もね。

 

 豚足…ですか。コラーゲンたっぷりなんですけど…ラミィちゃんは恐らく食べられないですね。

 

 「豚足は良いものを仕入れてある。期待しておけ。嬢ちゃん、1つ言っておく。コイツの豚足スープを飲んだら、後戻りは出来ないぞ?」

 

 「…それほど…なんですか?でも…豚足は苦手なんですよ…ぶよぶよしたものがちょっと…」

 

 ──そうなのか…ならスープだけでも良いんじゃない?肉は食べずにさ、後、おじさん、あんまりハードル上げないでくれ…

 

 「すまんな。しかし、これぐらい言っておかねば、お前の飯は耐えられん。それほどまでにうまいのだ。…豚足は10本でおまけしてやる。それ以外は適当に詰めておく。マーボーカレー用も別で包装してやる。魚屋へ送っておく。一緒に輸送されるだろう。ではな、楽しむと良い。」

 

 やだ…イケメン…両方ともイケメン過ぎて目が眩みそうですね。

 

 ──ありがとう。また来るよ。

 

 「いい人ばかりですね。…あ!酒屋!少し寄っても?」

 

 ──いいよ?なんならここでお土産を買ってったら?

 

 「そうですね!そうします!」

 

 相変わらずの酒好きですね…きりが良いのでここまで、また休憩後にお願いします。

 




 商店街終らないので失踪します。

 商店街のCVは御自由に、因みに自分は八百屋=CV○塚明夫さん 魚屋=CV田○敦子 肉屋=立○文彦さん ですね。酒屋店主が麦○さん。マスターは中○譲治さんを予定しております。


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第22節 幕間(雪花ラミィ酒屋、喫茶店編)

 後料理も残っているので初投稿です。

 今日はこれくらいにしておきます。


 投稿テロも楽じゃないので…長くなるのはテイルズの醍醐味なのでそこはご了承下さい。よろしくお願いします。

 お酒は20歳になってから!お兄さんとの約束だぞ!

 UA2000越えてました!さらにお気に入りも40以上になってていいぞ^~これ。感謝しかないです。ありがとうございます!


 

 

 「わぁ…すごい。こんなにお酒が…」

 

 「ふぉふぉふぉ、客とは珍しい…しかもこんな別嬪さんが…こんな酒屋になにか用かな?」

 

 ──じいちゃん。久しぶり。相変わらず元気そうだね。

 

 へぇ、こんなに品揃えが良いとは思っても見なかったなぁ。商店街の大きな酒屋でこんなにも揃っているとは。

 

 「魔切坊か、そうか!あの子はお主の彼女かの?」

 

 ──違うよ?最近友達になったんだ。ちょっとお酒が好きでね…エルフだからさ。見た目より年齢が高いんだ。

 

 「なるほどのぉ。じゃから別嬪さんじゃったか。随分と酒に夢中になっておるのぉ…どれ、あの子はどんなお酒が好きじゃ?」

 

 ──確か…日本酒だったかな?

 

 「そうかそうか、少し待っておれ。面白いものを持ってくるからのぉ。」

 

 お?何か珍しいものを持ってくるそうですね。

 

 ──まぁ、ここからは暫く離れなさそうだし…

 

 「うわぁ…これは大吟醸 しかも写○じゃないですか!こっちは…○祭!一升瓶でこんなにも…ああ!もっとお金を持ってくるべきでした…」

 

 ──楽しんでるから、いいかな?

 

 ダメだと思いますけどね?しかし、酒好きならこうなるのも仕方ないかな?視聴者兄貴達はどう思う?

 

 「あー!これはNO.○!こんなところに存在しているとは…こっちにはエルフの聖霊姫もあるんですか!?それに幻の大吟醸 魔界転生(まかいてんしょう)まであるとは…!?」

 

 えぇ…まるでトランペットを眺めてる少年みたいになってる…

 

 「ふぉふぉふぉ、博識じゃのう。お嬢さん。」

 

 「あ!店長さんですか!初めまして!雪花ラミィです!早速なのですが、これほどのお酒はどうやって仕入れているんですか!?」

 

 「ふぉふぉふぉ、簡単じゃよ、昔の伝を使えば手に入るものじゃ。一本位ならサービスしてあげるわい。また手に入るからのぉ。」

 

 何気に太っ腹ですねこのおじいさん…

 

 「本当ですか!はわぁぁぁ…どれにしよう…迷っちゃいます…」

 

 「ふぉふぉふぉ、じっくり選ぶと良いぞ。それから魔切坊。料理酒と米は買っていくかの?後で運んでおくから支払いだけで良いぞ。」

 

 ──ありがとう。じいちゃん

 

 「よし!これにします。一度は味わいたいので!(魔界転生)」

 

 一番高そうなの選んでて草。容赦ないな…流石酒飲み!

 

 「よしよし、後で一緒に運んでおいておくわい。それと、コイツもいれておいておくわい。」

 

 「これは…?見たことない銘柄ですが…」

 

 「そりゃあそうじゃ、これは出回らない酒じゃからな。その名も『凛々の明星(ブレイブ・ヴェスペリア)』一本飲んだんじゃが、味は保証するぞぉ。」

 

 ファ!?まさかヴェスペリアからそんな形で導入するとはたまげたなぁ…なんかありそうな銘柄だから困るんですよねぇ。あったら絶対に買っている。(鋼の意志)

 

 「こんなお酒も…ありがとうございます。家宝にします!」

 

 「ふぉふぉふぉ、また来るとええぞ。」

 

 

 

 「すいません…。盛り上がっちゃって…」

 

 ──別に大丈夫だよ。それじゃあマスターのところに行くか。

 

 「はい。少し疲れましたね。」

 

 カランカラン

 

 「いらっしゃい。…なんだ魔切か。女の子を連れて…どうした?デートか。」

 

 どう見てもペルソナのあれです。本当にありがとうございました。いや、内装は違ったり店名も違うんですけど、声が!

 

 ──買い物だよ。俺のね。それの付き添いをして貰ったかお礼で来て貰ったんだ。

 

 「おいおい、そこは嘘でも見栄を張るもんだ。そうすりゃ、そっちの子も嬉しいもんだぜ?」

 

 「あの…その…」

 

 可愛いかよ。知ってるか?この子、さっきまで酒屋でフィーバーしていた子なんだぜ?この温度差で風邪ひいちまう…。

 

 ──全く、相変わらず女性の事には厳しいね。

 

 「当たり前だ。お前が立派な男として女を喜ばせれるか。しっかりレクチャーしないといけないからな。」

 

 ──こんな感じだからさ、マスターは。マスター、少しお茶して帰るね。また別の日に珈琲飲みに来るから。

 

 「ああ、ご注文は?」

 

 ──紅茶だね。アッサムのミルクあり。

 

 「わ、私はブレンド珈琲にします。」

 

 「あいよ。ごゆっくり。」

 

 

 「…良い雰囲気のお店ですね。」

 

 ─マスターのこだわりだってさ。

 

 良い趣味してんねぇ!こんな喫茶店もう絶滅危惧種ですよね…現実だと。

 

 「へぇ…この商店街は凄いですね。」

 

 ──あぁ、皆凄いよ。この人達に巡りあえて良かったと思うくらい。

 

 「嬉しいこと言うなよ…泣けてくるだろ…」

 

 ──…マスターは意外と涙脆いんだ…はは。

 

 「ふふっ。あ、来ましたね。わぁ…良い香り…」

 

 ──そうでしょ?マスターの珈琲は一級品だからね。

 

 「よせやい、照れる!」

 

 ──感情豊かなんだ…マスターは。

 

 なんかほんわかしていて良いですね。これぞ!テイルズの…醍醐味かな?取りあえず次は料理をやっていきますよー。次回をお楽しみに。…商店街のイベントで3時間は長スギィ!

 

 

 

 




 取りあえず投稿テロしたので失踪します。俺は話を膨らませるのが得意なフレンドなんだ…だからね。

プロットに無いことも増やしまくってるの…だから進まないんですね。

 感想やツイッターのフォローなんかもやって貰えたら嬉しいです!


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第23節 幕間(ラミィと料理編)

 テロが終ったので初投稿です。

 前回で疲れたので更新落とします。


 

 前回の続きからです!対戦よろしくお願いします。

 

 「また来いよ。サービスしとくからよ!」

 

 ──マスター。ありがとう。

 

 「良い所でしたね。」

 

 ──そうだな、良いところだよ

 

 良いですねぇ!今回は、こんなイベントあるなんて流石はテイルズMODですね!

 

 ──そろそろ行こうか。

 

 「はい。楽しみです!」

 

 では、家まで加速。

 

 

~加速中~

 

 家に着きました。

 

 ──荷物は…届いているな。中身は…おいこれ絶対あの値段じゃ手に入らないものじゃないか…

 

 「凄いですね…ブリにマグロ。それから海老や貝まで…」

 

 ──じいちゃんもそうだったが、皆サービスしすぎなんだよ。おじさんもこんなに肉を入れて…

 

 「それだけ心配されてたってことですよ。」

 

 ──そうだな。次からはちゃんと行くとしよう…

 

 ちょっと待ってください!これゲームだからあれですけど、現実だったら物凄く消費に困るやつ!まぁそれだけ愛されてるって事なんですよね…

 

 ──さて、始めようか…

 

 料理チュートリアルのお時間です。今回はレシピにあるマーボーカレーを作るというのを解説してます。

 

 ──まず、材料を選ぶ、そして製作を選ぶと完成!

 

 何て事があるんですけど、今回は違います。説明込みでやっていきます。

 

 ─まず始めに、材料を切る。ある程度みじん切りにしたら、次は肉を炒めていく。

 

 胡麻油を軽くして、肉を炒める前に、豆板醤(とうばんじゃん)を入れて香りを出しておく。

 

 ある程度香りが出てきたら、挽き肉を炒めていく。肉は合挽きを使っていく。色がついてきてきたら合わせておいた調味料をいれていく。そして、作っておいた鶏ガラスープを加えて、沸騰してきたら、ルーを混ぜて焦げないようにかき混ぜる。

 

 ある程度混ざったら、片栗粉でとろみを調整をしながら、賽の目に切っておいた豆腐を投入。

 

 崩れないように混ぜ合わせ、盛り付けたら…完成だ!

 

 NEW! マーボーカレー・上

 

 「わぁ…美味しそう。でも、作るのはこれだけじゃないんですよね?」

 

 ──うん、まぁ…そうなんだけど…次のは俺が食べられない物なんだよね…ラミィが食べてくれないと…

 

 おや?魔切君が食べられないとは…嫌いなものでもあるんですかね?

 

 「そうなんですか?もしかして…」

 

 ──じゃあ作っていこう。まずは鮭を軽く塩をして、臭みを飛ばしていく。そして軽く焼いていく。焼くときは焦げすぎないようバターでソテーしていく。皮がパリパリに焼けていたら、アルミホイルに入れて低めのオーブンで10分入れる。

 

 次に、…熱燗を作っていく。温度はじいちゃんから聞いていた温度で作る。

 

 ファッ!?まさかのお酒を使った料理!これはまさか…

 

 熱燗が温度まで達する位に鮭が焼ける。それをほぐして、骨も取り除いて皮も別で取って置き、ご飯を茶碗に盛る。

 

 そしてその上に塩昆布と焼いた鮭の食べられる部分を乗せて、あとは、熱燗を上からかければ…完成だ!

 

 NEW!酒漬け・並 レシピ獲得

 

 『お酒をご飯の上からかけて、お茶漬け状にしたもの。鮭と酒を掛けている。お前、相当な酒飲みだな!因みに未成年は飲食不可です!』

 

 当たり前だよなぁ…何てものを作っているんだ…これはテイルズお馴染みの謎飯です。もちろんテイルズにこんなものはありませんでしたが…謎飯代表はソーダ飯です。意外と美味しいらしいです。

 

 「ええ!?何ですかこれ!あ、頂いても?」

 

 ──そもそも俺は食べられないしな…どんなものか感想をくれ。

 

 「では、いただきます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「こぉれ、おぉいしぃいですよぉ!はわぁぁ…あつかんにごはん…たまりませんねぇ…しゃけもふぅみがくちに、ひろがってはぁぁ…」

 

 

 

 

 

 ──そのあと、ベロンベロンになったラミィをエルフの森まで送り、翌日、物凄く謝られたが、楽しかったのでまた誘ってみようと思う。他の人でもやってみようかな?レシピ開発。

 

 雪花ラミィの好感度が上昇しました。

 

 

 こんなことになるとは…でもこのような事が頻繁に起こると思います!もうあんまり鍛練しなくても強いので…予定ではイベント特化にしようと思ってます。次の日に加速します。

 

 

 

 

 




 流石に疲れてるので遅くなります。

 あと何話か挟んでから次の章へ行きます。

 好感度忘れてましたので追加しておきました。


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第24節 幕間2(白銀ノエル編)

 
 暫くは恋愛ゲームになるので初投稿です。


 

 

 恋愛ゲームっぽくなったゲームの実況、再開します。暫くは同じ選択肢をします。つまりはお出かけオンリーです。そこまで加速します。…しました。

 

 ──今日は誰が空いているんだろう…

 

 今日は…ノエルだけですか…他のホロメンはまだ好感度足りないっぽいですね。まぁ今回はストーリー進むまでできる好感度上げをしましょう。

 

 ──ノエルか…よしノエルにも手伝って貰おう!もしもし

 

 「ん?もしもし?どうしたの?魔切くん?」

 

 ──ノエル…ちょっと手伝って欲しいことがあるんだ…

 

 「いいよ!団長が手伝えることなら手伝うよ!」

 

 ということで、今回は団長と出掛けます。まぁ…恐らくまた料理を作ります。ここで料理上手が活躍するんですねぇ。

 

 ──うん、じゃあさ、校門で待ってるから、合流しよう。

 

 「わかった!2分で着くよ!」

 

 今回は商店街には行かないようですね。…まぁあれだけの食材があるので、パーティーするまでは持ちそうですね。

 

 「着いた!乙まっするー!魔切くん!」

 

 ─お疲れ様、それじゃあ、行こうか。…あ、俺の家て料理を作るんだけど…お腹は大丈夫?

 

 「料理ってご飯!団長ペコペコだったんだー。何でも食べれそうだよ!あ、でも生の海老だけは食べられないんだぁ…アレルギーだから…それと辛いものもかなぁ…」

 

 ─逆に好きなものは?

 

 「牛丼!三食牛丼でも生きていけるよ!!丼ものは何でも好きだけど、やっぱり牛丼だよ!」

 

 ──そ、そっか、わかった、全然作れるから、海鮮丼も海老さえ抜けば大丈夫かな?

 

 「うん!団長もうよだれ出てきちゃうよぉ…」

 

 あ^~たまらねぇぜ!

 

 団長推しとしてはこれは堪らないイベントです。やったぜ。それでは家まで加速。

 

 

 ──ここだよ。早速あがって。

 

 「お邪魔しまーす!楽しみだなぁ…」

 

 さて、では料理を作って行きましょう!レシピは牛丼しかありません。先にそちらを作って行きましょう。

 

 ──まずは、家ではあらかじめ肉を焼いておく。別のフライパンに玉ネギを切っておいたものを入れる。そして玉ネギはしんなりするまで炒める。

 

 そのあとに水や調味料を入れて、そのあとに肉を入れる。そうすればあまり肉から灰汁があまりでないからな。

 

 あとは、味を整えて…盛り付ければ完成だ!

 

 NEW! 牛丼・上

 

 「オオー!!牛丼だぁ!頂きまぁす!」

 

 ─よし次は豚丼を作ってみるか!

 

 

 工程は同じみたいですね。ではカットします。

 

 NEW! 豚丼・並 レシピ獲得

 

 

 「おお、豚丼だぁ…団長ばっかり食べてるけどいいの?」

 

 ─あぁ、作って、食べて貰えて美味しいと言ってくれるだけでいいんだ。それよりお腹はまだ空いてる?

 

 ええ子やほんまに…流石ですね!

 

 「んん!団長まだ食べられるよ!」

 

 ─それなら、最後は海鮮丼にするか。

 

 魚は柵状になっているから、切っていく。…海老は駄目だから、今回は貝を多めにしておく。貝も食べやすく切る。あとは、ご飯はあらかじめ酢飯を作っておく。

 

 そこから盛り付けして、醤油を添えて完成だ!

 

 NEW!海鮮丼・並 レシピ獲得

 

 おお~ええやん!やっぱり一人暮らししていたのにこれだけ作れるのは、商店街の人達の賜物やなって…

 

 ─次いでだ、軽く味噌汁も作っておくか!

 

 味噌汁付きにするとは、プロ意識高すぎでは?

 

 「わぁぁ、味噌汁も付いてる!ん~、美味しい!全部美味しいよ!」

 

 ──それは良かった。これならパーティーやるときも問題ないかな?

 

 「パーティー?」

 

 ──そう、皆で優勝パーティーする予定なんだ。だから好きなものを把握しているところなんだ。

 

 

 「そうなんだ!大賛成だよ!魔切君がシェフなんだね!楽しみだなぁ…パーティー!」

 

 いやぁ、団長が美味しそうに食べてるところがいいと思いました(小並感)

 

 「よし、団長も何か作るよ!」

 

 

 ──わかった。キッチンは何でも使っていいから。

 

 「ありがとう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──その後もノエルがグラタンを作ったり、色々作ったが、残すことはなかった。明日はフレアを誘えたら誘おう。そのあとにパーティーを決めよう!

 

 

 白銀ノエルの好感度が上昇しました。

 

 はい。ということでね。今回は団長の好感度上げでしたね。では、次の日までカットします…そういえば、何で隣の席空席なんでしょうねぇ…ぺこらに何かあったのかな?

 

 

 

 

 




 投稿頻度落とすので失踪します。

 流石にもう加速はしないよ?


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第25節 幕間3(不知火フレア編)

 これで三人分終ったので初投稿です。

 今日は一回のみです。夜投稿は明日します。


 

 

 それでは、次の休みまで加速します。…ん~、2席空席なのは、療養中らしいですね。

 

 恐らく、ぺこらともう一人。あれはるしあだったと思います。るしあとはそもそも顔見知りでもないので、早く会いたいところですねぇ…

 

 ──今日は誰が空いているかなぁ?

 

 フレアが空いています。これでいつもの三人とのデートが終わります。ヒロインしているからね。仕方ないね♂️

 

 ──フレアにしよう。もしもし

 

 「ん?どうしたんだ?なんか用事?」

 

 ──これから、ちょっと手伝って欲しいことがあるんだ。よければ来てくれないか?校門で待ってるから。

 

 「わかった。直ぐに向かうな。」

 

 フレアが来るまで加速。まぁ直ぐなんですけどね。

 

 「お待たせ。それで用事って?」

 

 ──祝勝パーティーする予定でね。それで料理をするから苦手と好きなものを聞いているんだ。それで今、ラミィとノエルは聞いたからあとはフレアだけだよ。着いてきて、ご馳走するから

 

 「あ、そうなんだ。って魔切が作るのか。それなら一回味わう必要があるな。どれほどか気になるし。」

 

 ──って言うことは、ノエルの実力は知ってるわけか。

 

 「えぇ!?そう繋がる今の発言!」

 

 あ^~ノエフレてぇてぇですわ。流石はノエフレですわ。

 

 ──やっぱり、そうだったんだ。それじゃあ、家に行こっか。まだ材料があるから、それを消費していこう。

 

 「いや、消費ってどれだけあるんだよ…」

 

 商店街の人達が奮発したせいで…山ほどあります。それでは家まではカットします。

 

 「ここが魔切の家か…結構広いな。」

 

 ─大工の人が頑張ったんだって、有り難いよね。それじゃあ、フレア。好きなものと食べれないものを軽く言ってくれるかな?

 

 「あたしは…取りあえず、カニ味噌と牡蠣は食べられないかな。あとはプルーンとブラックコーヒーも苦手かな?好きなものは卵料理全般かな!あとは海老とか雲丹とか雲丹は美味しい物しか食べないけど。」

 

 ─わかった。なら親子丼と…海鮮丼は今度にして、茶碗蒸しにでもしようかな?

 

 

 「まじか!茶碗蒸し!じゃぁ待ってるから!出来たら呼んで!」

 

 ──わかったよ。それじゃあ始めようか。

 

 それでは始めましょう。フレアの子供っぽいところもみれたところで。姉御肌なのにときたま見せる子供っぽいところも…いい!

 

 ──さて、まずは親子丼からいこうか。今回はまずフライパンに鶏肉をいれておく。肉は皮も付いたままで一口に切っておく。油は適量。別の鍋で玉ねぎを炒めておく。

 

 軽くしんなりする頃に鶏肉もある程度火が入っていると思うから、鍋の方へ移して、合わせておいた調味料たちとスープを加えておく。

 

 そしてある程度煮たら、溶いておいた卵を、全体的に均一に掛けていく、そして少し蓋をして置けば…完成だ!

 

 盛るときには少し青みでネギをふりかけておく。

 

 NEW! 親子丼・並 レシピ獲得

 

 ──茶碗蒸しは親子丼を作る前に作っておく。時間がかかるからな。卵を溶いてその中に出汁を入れてさらに混ぜる。器に入れたら軽く整えてから、表面にある泡を取っておく。これをしないと「す」が入ってしまって綺麗な茶碗蒸しができない。

 

 暫く蒸し器に入れておく。時間を計っておき、鳴ったら直ぐに冷ます。卵が固まっていたら完成だ!食べるときはもう一度蒸し器に入れてから出すようにする。

 

 具は好きなものを入れるが今回は海老を入れている。

 

 NEW!茶碗蒸し・並 レシピ獲得

 

 何気に調理器具豊富なんですよねぇ。きっとまた商店街の人達奮発したんやろなぁ…

 

 「おお~!出来てる!それじゃあ頂きまぁす!…美味い!この茶碗蒸し美味いよ!親子丼もうめぇ~!」

 

 ──それは良かった。当日は3人とも買い物に付き合って欲しいんだ。…かなり荷物多くなると思うから…

 

 「あー…いいよ。あたしからノエルとラミィに伝えておくわ。」

 

 ──有り難う。それじゃあ。食べ終ろうか…

 

 

 

 

 

 

 

 ──その後は軽く魔術について話し合ってから別れた。パーティーも3日後に開催することにした。

 

 …暫くは弁当作っていかないとなぁ…もう少し消費したいから多めに作って配ってみようか…

 

 称号:料理好きを獲得しました。

 

 こんだけ料理すれば取れますよねぇ…というところで、次は何もない限りは、3日後まで加速します。鍛練せずにとかどうなってんよ~。まぁしすぎも良くないので。維持くらいはしてると思うので、よし!(現場猫)ではまた次回!御視聴有り難う御座います!

 

 

 

 




 飯テロも起こしたので失踪します。

 飯テロは次を挟んでからまた来ます。


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第26節 日常(るしあとぺこら編)

 るしあとぺこらを攻略し始めるので初投稿です。

 ようやくこの二人が復帰します。何で登校しなかったんでしょうねぇ?


 

 今日も糞長いイベントのMOD入れたゲーム始まります。

 

 今回は、お弁当を作るシーンからです。どうぞ。

 

 ──えっとこっちが洋食の箱でこれが白米の箱で、こっちが中華の箱でこれが和食、こっちが炊き込みご飯。デザートは別にしておいて、よしこれで出来たな。

 

 作りスギィ!いや、重箱で5段でさらにデザート付きはえげつない…。

 

 ──よし、これで粗方足の早い食材は使い終ったし、作り置きすればいけるし、でもまた買い物するから…まいっか!

 

 諦めてますね。まぁ仕方ないですね。

 

 ──登校時間だ…行かないと…

 

 ということで登校しました。おや?あれは…ぺこらですね!

 

 「酷い目にあったぺこ…全く…お?チャンピオンぺこ!おめー強かったんだ、ビックリしたぺこ!」

 

 ──そうだったね。…勝てたのは偶然だよ。仲間に恵まれて、それで勝ったようなものだよ。ぺこらも仲間が居れば勝てたかもよ?

 

 「なら次はお前と組むぺこ。そうすれば勝てるぺこ!」

 

 ──ははは、まぁ縁があればね?

 

 「あ、あの。どうも。初めまして、るしあです。挨拶できなかったので、挨拶を…」

 

──ご丁寧にどうも、俺は知っていると思っているけど、七夜魔切だ。よろしく。

 

 「はい、どうも。チャンピオンの人ですよね?」

 

 ──ああ、でも1人だけじゃあ勝てなかったよ。何度かやられそうになったしな。

 

 「謙虚な人だなぁ…あ、るしあは、ちょっと緊張しやすいので、あまり上手く喋れないんですけど、」

 

 ──大丈夫、少しずつ慣れていこう。

 

 「あ、有り難う御座います。」

 

 「よろしくぺこ。ぺこらも人見知りだから一緒ぺこ。」

 

 ──そうだったのか…まぁ2人ともよろしく。

 

 いやぁようやく2人とも出会えて、これでリストに書かれていた1年生が揃いましたね。

 

 ──そうだ!良かったら昼時間2人とも何か用事がある?あるなら別にいいけど…

 

 「別に大丈夫です。」「無いぺこ。」

 

 ──実は弁当を作りすぎたんだ。出来れば消費するのを手伝って欲しいんだ、どうかな?

 

 「えぇ!?弁当作ってるぺこか!?食べる!絶対食べるぺこ!」

 

 「あ、実はるしあ、お弁当を忘れちゃって…分けてもらっても構いませんか?」

 

 あー、これは有名な好感度上げのイベントだったんですね。詳しくはTENSEI2兄貴をチェックだ!(ダイマ)

 

 ──もちろんだよ、それじゃあ屋上が開いていればいこうか。

 

 はい、ということで、昼まで加速。

 

 ──屋上は…使えるな。よし、それなら少し広げるから待ってて。

 

 「それ全部弁当ぺこ!?ヤバいぺこねぇ…」

 

 「わぁ…こんなに…」

 

 ──そういえば、他の人間も呼んでいるが…大丈夫か?

 

 「はい、何とか頑張ります…」

 

 「問題ないぺこ。」

 

 ──そろそろ合流する。まぁ良い奴らだから緊張するな。

 

 主人公してますねぇ…これはモテる(確信)

 

 「はじめまして!こんまっするー!白銀ノエルだよ。よろしくね。」

 

 「よろしくな。不知火フレアだ。」 

 

 「初めまして、雪花ラミィです。よろしくね。」

 

 「よろしくぺこ。ぺこーらは兎田ぺこらぺこ!」

 

 「よ、よろしくお願いします…潤羽るしあです。」

 

 ─じゃあ食べようか。

 

 

 

 

「「「「「いただきます」」」」」

 

 ここからは食事シーンですね。それではご覧ください。少しミュートにします。

 

 「うわ!美味しいぺこ!この油淋鶏(ユーリンチー)美味しいぺこ!」

 

 「焼き魚も美味しいですね。これ鯖ですよね?後鮭とフグの開きも美味しいです!」

 

 ──そっか、それは良かった…そうだ!もし良かったら弁当作ってきてあげるよ。

 

 「良いぺこか!?お願いするぺこ!」

 

 「あ、あの、お願いしても良いですか…」

 

 ──わかった。他は?

 

 「あたしは別に、今回は連絡来たから作らなかっただけだし」

 

 「私も大丈夫です。」

 

 「団長も、大丈夫!」

 

 ──なら今後は二人分も作ってくるな。…これで消費できる食材が加速するな。

 

 ──(その後も楽しく昼を食べ終わった…皆と仲良くなれた気がする…)

 

 兎田ぺこらの好感度が少し多く上昇しました。

 

 潤羽るしあと顔見知りになりました。

 

 潤羽るしあのの好感度が少し多く上昇しました。

 

 雪花ラミィの好感度が上昇しました。

 

 白銀ノエルの好感度が上昇しました。

 

 不知火フレアの好感度が上昇しました。

 

 カチッ やっぱり良いですね。こういう日常も、そして冷蔵庫を空にする作戦。なお食材は度々増える模様。昼食も程ほどに、パーティーの日程まで加速します。それでは、自分もご飯食べてきます。

 

 

 

 

 




 まぁ遅くなるのは当然だし、加速するなんてあるわけないんだよなぁ…


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第27節 パーティー準備編(主人公side)

 アズールが午前0時をお知らせします。これより『時報投稿』を開始するッ!

 1時間毎に投稿を行い。何処が一番UAが延びるかの検証も行います。

 ──俺の投稿に…


 ──ついてこられるか?


 前日のところでイベントがあったので今回はそこから再開します!

 

 ──明日はどうする?

 

 「商店街に行くんでしたよね?」

 

 ──なら前に集まったところでいいか…ラミィから2人に伝えてくれるか?

 

 「わかりました!それでは。また明日。」

 

 ──ああ、明日な。……ん?気のせいか…?何か視線を感じる…

 

 おや?これは魔切くん何かに狙われてるんですかねぇ?注意だけしておきましょう。今日も帰って休むを選択するだけなので加速します。

 

 ──そうだな、今日は買い物をするために皆と出掛けに行くんだった。行こうか。

 

 さて、ちゃんとおしゃれしていますね。マスターに鍛えられているだけあります。

 

 ──これならマスターに怒られないかな?今は10時…1時間前か…よし、マスターは早めについて待っておくのが礼儀って言っていたし、今回は早めに行ってみるか。

 

 前回はただの買い物気分だからかわかんないですけど、今回はちゃんと先に着いて待つっぽいですね。これはモテる。待ち合わせ場所まで加速します。

 

 

 

 

~加速中~

 

 

 

 ──さて、着いたな。まだ誰もいないな…さて、待っておくか…

 

 待ち時間が少しあるので…み な さ ま の た め に ぃ今後の育成について説明します。

 

 スキルを戦闘で取れるので。もう鍛練をする必要性があまりありません。今後戦闘が多くなっていくと、スキルも手に入るのが確定ぽいので交流に時間を割いた方が後々便利になるので、交流する必要があるんですね。

 

 なので恋愛ゲームとしての本領が発揮されるというわけですね。それでは、何故か飛ばせなかった待ち時間も終わるっぽいので戻りましょう!

 

 「お待たせしました!結構待ちました?」

 

 ──いや、待ってないよ。それより皆、…おしゃれだね。

 

 「むー。もっとないの?可愛い。とか、綺麗だね。とか!」

 

 ──いや、言いたいんだけど…恥ずかしくなっちゃって…こんなんじゃあマスターに怒られるな…

 

 男を見せたが、心が純粋な魔切くん。羞恥により褒め言葉を濁す。うぶで可愛いねぇ(近所のおばさん並感)

 

 「あはは、ノエル、そこまでにしておきな。それじゃあ、買い物に行くんだろ?」

 

 「そうですよ。そろそろ行きますよ。商店街の方々に会うの。楽しみにしていたんですから!」

 

 「はーい。からかってごめんね?」

 

 ──いや、いいさ。慣れてたい俺が悪いんだし…

 

 これは…てぇてぇのか?いや、確かに魔切くんは純粋でうぶな高校生だけども、…てぇてぇだな!(思考放棄)

 

 「ありがとね。それじゃあ、商店街へれっつごー!」

 

 団長の掛け声と共に移動ですね。サァ…ナカヘ

 

 

 

 「おおう!なんだ!えらく侍らせているじゃないか坊主!とうとうマスターの色男でも移されたか!?」

 

 ──おっちゃん…そんなんじゃないよ。今日は皆で祝勝(しゅくしょう)パーティーの日なんだよ。

 

 「がははは!わかっとるわい!でも3人とも女の子とはやるじゃないか!どれ、一杯作って食べるだろうし、魚屋の方で一括で送っておくから好きなもん選んでけ!ま、勝手に多めに入れておくんだがな…がははは!」

 

 ──おっちゃん…まだ消費しきってない…作り置きとかしてるのに…

 

 「もっと食ってもっと大きくなれ!そうしたら頑丈な体が出来るからな!がははは!…ところで、誰が本命なんだ?」

 

 ──…だから!そんなんじゃないってば!

 

 弄られる魔切くんはか゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛ま゛き゛く゛ん゛…後、地味に後ろで照れてる3人を自分は見逃してないからなぁ….!

 

 「ほれほれ!まんざらじゃあなさそうだぞ!言ってみろ!ほれ!」

 

 ──…また今度ねっ!野菜は一杯送っておいてよな!また来るよおっちゃん!(ダッ!)

 

 あ、逃げんじゃねぇよ!おらぁ!チッ!逃げきりましたか…好感度はそこそこ高めですね。やっぱり。まぁ今後はどうなるか分かりませんし、そこは今後のお楽しみにということで…

 

 ──全く…ごめんな?商店街の皆はこんな感じだからさ…

 

 「い、いえ前に来たときもそうだったので…分かってます…分かってますけど…うぅ…恥ずかしい…

 

 「あ、あはは、確かにちょっと恥ずかしいかな…ぐいぐい来るんだね…」

 

 「皆、元気いっぱいなんだね。団長も…少し恥ずかしかったかな…?えへへ…」

 

 ──次はもっと激しいのが来るけど、頑張って耐えてくれよ…俺も頑張るからさ……後、なんなんだ、跡をつけられてる気がするのは…

 

 日本のおばちゃんに勝てるわけないだろ!ということで今回はここで区切りたいと思います。…なんか不穏なこと言ってますね…大事に至らなければ良いのですが…

 

好感度何気に高いですね…この三人…

 

 

 

 




 モルガン様は活躍するのはもっと先の章なので加速します。お前は伝説の目撃者となる!

 あんまりあとがきは今回のテロは書きません。

 次は別視点で書くので実況者はいません!

 UA3000ありがとうございます。もっと、精進しています(狂人)


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第28節 パーティー準備編(ストーカーside)

 アズールが午前1時をお知らせします。視線の正体をばらすので初投稿です。

 別sideは実況ありません。当たり前だよなぁ?


 

~ストーキング組side~

 

 

 「やだー!1人じゃなくて3人も侍らせているとは、さすがチャンピオンですね!色恋も強いのかも知れないです。いやぁそれにしても…絶対あれは出来てますよ!そうですよね!皆さん!」

 

 「うーん、そうかなぁ?普通に仲が良いだけだと思うんだけど…」

 

 「気になるのは当然ある。調査は面白そうある!」

 

 「シオンはやっぱり魔術の練習したーい。っていうか絶対リベンジしてやるんだから!」

 

 「でも、お兄さん達が何かするって言うのは本当らしいね。僕たちも跡をつけてみよっか?ころさん」

 

 「何かあるかもしれないしね。相手を知るには絶好のチャンスだよ。こーね達に勝った秘訣を探ってやるぞ~。」

 

 「なんか巻き込まれたぺこ…るしあは大丈夫ぺこか?」

 

 「だ、大丈夫です…なんとか…」

 

 「私もなんか巻き込まれたし、諦めて着いていこうよ。」

 

 「おめーはこっちを巻き込んだぺこ。忘れてないぺこ。」

 

 「あはは、ばれてたか。まぁ私はアイツに負けてるから、ちょっと弱みが欲しかった的な?」

 

 「あ!移動しますよ!数日前からこそこそと…絶対にいかがわしいことしているに違いありません!行きますよ!皆さん!」

 

 「絶対に勘違いだと思うな…」

 

 「でも面白いある。」

 

 「えー!まだつけるの~?」

 

 「ほら、さっさと着いてくるシオンたん!」

 

 「シオンたん言うな!」

 

 「移動するらしいぺこ。ぺこーらたちもいくぺこ。」

 

 「わ、わかりました。」「そうだね。」

 

 

 

 

 

数日前…

 

 「おや?あれはチャンピオンくんじゃないですか。…船長達に隠れて、なにやらこそこそ計画していますね…これは!男女でお出かけ…デートじゃないですかーやだー!二人は絶対に出来てますね!」

 

 「そうです!皆さんを巻き込んで、船長達で真相を暴くチームを作りましょう。名付けて!チャンピオン恋愛不祥事調査隊です!早速声をかけに行きましょう。…取りあえずシオンたんは強制参加させましょう!」

 

 

 

 

 

 「えー?シオン絶対に参加しないよ?魔術の練習したいし、そもそも興味ないし…」

 

 「あの噂のチャンピオンくんですよ!…もしかしたら隠れて魔術の講習とかを開いている可能性があるんですよ!…まぁ他人に興味のないシオンたんは関係のない話かもしれませんg」

 

 「行く!そんなシオンに隠れてさらに強くなろうとしても無駄なんだから!絶対に暴いてやる!」

 

 「(やっぱりシオンたんはチョロいですね。)それではぼたんさんとねねさんはどうされますか?」

 

 「んー、特に用事はないし、付き合ってあげるよ?」

 

 「別に問題ないある。気になるのは事実あるからな。」

 

 「よし!では宝鐘海賊団!出港…」

 

 「ねぇ、僕たちも混ぜてくれない?」

 

 「こーね達もチャンピオンの秘密を暴くよ!」

 

 「お?入団希望者ですか?良いですよ!数は多い方が良いので!」

 

 「なんか話してるぺこ…近寄らない方がいいぺこ。」

 

 「で、でも止めないと…魔切さん達に迷惑が…」

 

 「はーい、まだ入団希望者がいまーす。ここの3人でーす。」

 

 「!?何言ってるぺこ!?ぺこーら達は参加は…」

 

 「そうでしたか!やはりあなた達も気になりますか!一蓮托生です!それでは!この日にここに集まりましょー!出港~!」

 

 「逃げられなくなったぺこ…」

 

 「あう…あう…」

 

 「さて、面白くなってきたね?」

 

 「面白くなったのはおめーだけぺこ!」

 

 

 

 

 

 



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第29節 パーティー準備編2(主人公side)

 アズールが午前2時をお知らせします。

 …貴公…いい読者だな…投稿に飢えている…では届けてあげよう…私の投稿を!


 

 それでは続きです。多分魚屋へ行きます。あとおばちゃんの気迫に耐えることが出来るでしょうか?それではご覧ください(KBTIT)

 

 「あら、いらっしゃい!待ってたわ!そちらが今回のパーティーで呼ぶ子達って訳ね?皆とても可愛いじゃない!おばちゃんの昔にそっくりよ!そうそう、それでね。魔切ちゃんにとってもいい雲丹をって言われてたから特注品取り寄せたのよ!普通なら少しお高いのだけど!パーティーですもの!奮発しなきゃね?予め代金は頂いているからおばちゃんコレクションで送っておくわね!」

 

 ──ありがとう。助かるよ…あと畳み掛けると喋れないから…

 

 「あら?ごめんなさい。つい、喋りすぎちゃた。」

 

 ──ごめんな?一番インパクトある人なんだ。この勢いに馴れたら大抵ここの商店街で通用するから、頑張って!

 

 「あはは…凄いパワフルだね!」

 

 「すげぇな…最近のおばちゃん…」

 

 「此処だけだと思いますよ?」

 

 ──そうだよ。それじゃあよろしく。後さ、これ。おばちゃんが欲しがってたやつ。送っておいたから明後日くらいに届くから受け取ってね。俺からのいつものお礼。

 

 「あらぁ!そんなことするとおばちゃん…嬉しくて泣いちゃうわぁ…ありがとねぇ。」

 

 ──それじゃ、よろしく。次は肉屋さんに行こうか。

 

 ええ子や…親でもないけど恩人にプレゼントする辺り。商店街の人達の感性は引き継がれているんやなって…

 

 ──おじさん。バッチリ準備は出来てる?

 

 「もちろんだ。今回はとっておきも入れてある。楽しみにしておくといい。…そういえば、追加を送っておく。必要になると思うのでな。」

 

 ──…?そんな人数は居ないよ?

 

 「…勘だ。他のところには俺からの言っておく。…酒屋に行くのだろう?そちらのエルフ2人は飲めるのだ。酒はその2人に決めてもらうといい。」

 

 ──…なんか良くわかんないけど行ってくるね。

 

 「…ああ。ではな。」

 

 

 

 

 「どういう事なんでしょう…?」

 

 「あんまり気にしない方がいんじゃない?」

 

 「団長。良くわかんないから気にしないよ?」

 

 ──そうだな。気を取り直して酒屋に行こうか。

 

 

 

 

 

 

 なんか意味深な会話でしたね…なんかこの後に起こるのでしょうか…やだ怖い…。…それはそうと、酒屋に着きましたね。

 

 「おお、魔切坊か。それに後ろのお嬢さん達もまた別嬪ばかりじゃのう…」

 

 「あ、ありがとうございます…」

 

 「なんか照れるな…あんまり言われないから…」

 

 「えへへ、ありがとう。おじいさん。」

 

 あぁ^~いいっすねぇ!照れ顔助かる!

 

 「ふぉふぉふぉ、別嬪なのは力じゃからのぉ。それにしても、エルフ2人とは、長く生きてみるもんじゃい。ほれ、好きなもんえらんでけ。サービス価格にしておくからのぉ。」

 

 「わあぁぁ…!ありがとうございます!ねぇフレアさん!アッチにエルフの聖霊姫が置いてあるんですよ!」

 

 「まじか!絶対に買う!」

 

 「いいなぁ…団長も飲みたいなぁ…」

 

 まぁここの団長は未成年ですからねぇ…仕方ないね♂️救いはないね。救いはないんですか!?

 

 ──まぁ後5年は我慢しようね。

 

 「はぁい…」

 

 「ふぉふぉふぉ、若いと言うのは時に残酷じゃのう…」

 

 ──そうだ。そういえば、マスターは今日いる?

 

 「おるぞぉ。魔切坊を待っておるはずじゃ。レクチャーすると張り切っておったぞ?」

 

 おや?土曜日は休みなんですかね?特別に開けてくれるとか…やっぱり愛されてますねぇ!

 

 ──まじかぁ…お酒が決まったら、マスターのところに行こうかな?

 

 「なら団長ここに居るからそのマスターさん?の所へ先に行ってもいいよ?」

 

 ──それやるとマスターに「女置いてやって来るたぁいい度胸だなぁ…そこに直れ。いい男のレクチャーしてやる!」って言って3時間位潰れちゃうからさ。大人しく待ってるよ。

 

 厳しスギィ!まぁいい男は女を待てるとも言うし…

 

 「あはは、その人も凄いね!団長こんな凄い人達が居たなんてビックリしちゃった!」

 

 ──そうだな…。俺も初めは不安しかなかったけど、親も親戚も居ない。1人になった俺を此処まで育ててくれたんだ。もう…皆は家族みたいなもんだな。

 

 「ふぉふぉふぉ、早く孫の顔がみたいのぉ…」

 

 ──ちょっと!いい話してたのに変なこと言わないでよ!じいちゃん!

 

 「ふぉふぉふぉ、すまんのぉ…ふぉふぉふぉ!」

 

 「こ、子供かぁ…」

 

 ──ノエル!?真に受けないで!じいちゃん!変なこと言うから変な感じになっちゃたじゃないか!?

 

 これは…まさか…愛情度が高めになっているか…..?メインヒロインでなくとも愛情、友好はあがっていくので、メインかどうか判断出来ないんですよねぇ…

 

「ふぉふぉふぉ、若いとは良いものじゃのう…今後が楽しみじゃわい。」

 

 ──じいちゃーん!助けてくれぇぇぇ!?

 

 

 

 ──(その後、酒を選び終えた2人によって、ノエルは正気に戻った。あんなこと言われたら、真面目なノエルは少し考えてしまったんだろう。…全く皆おせっかいなんだから…)

 

 んフフフ…すいません。ちょっとにやけちゃいました。(キモい)いやぁ…面白いイベントでしたね。ちょっと愛情が高いかも知れないので、今後はちょっと注意する必要が出て来ました。気をつけましょう。

 

 さて、次はマスターの喫茶店ですね。休憩挟みます。此処まで御視聴ありがとうございます。

 

 

 

 

 



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第30節 パーティー準備編2(ストーカーside)

 アズールが午前3時をお知らせします。

 こんな夜更けまで、俺の作品を見に来てくれるのか?

 相当狂ってるな。…俺もだよ。こんなに投稿をするなんてよっぽど狂ってないと出来ないよ…

 さぁ、俺の作品…存分に味わえ!


 

 

~ストーカーside~

 

 「えぇ、ここで普通に買い物するっぽいですよ?あの人達…何を買うつもり何でしょう?もしや…?山籠りでもするんでしょうか?船長みたいに?」

 

 「海賊自称してて山に行くの…?なんで?」

 

 「そりゃあ船長だって本当は船とか欲しいですし、大海原で冒険とかして宝とか集めに行きたいんですけどぉ…船は買えないし、免許も必要だし。この学園で免許を取れる資格をとってからじゃないと出来ないですしぃ。それならと山に行って、山で修行や勉強してたんですよねぇ…一時期。」

 

 「山賊じゃん」

 

 「あー!シオンたん!一番船長に言ってはいけないこと言いましたね!これは戦争ですよ!宗教戦争レベルの出来事をさらっと言いましたね!怒りますよ!こうなったら船長が海賊だってことをその体に…」

 

 「蛮族じゃん」

 

 「うわー!また言いましたよ?このクソガキ!許せませんねぇ!もう船長怒りましたよー。次のバトロワで覚悟してくださいね!」

 

 「いいよ?どうせシオンが勝つ予定だから…」

 

 「ふん!まず勝つというならあのチャンピオンくんに勝ってから言ってください。負け組シオンさ~ん?」

 

 「ぶっ飛ばす!」

 

 「落ち着くある。そろそろばれるある。」

 

 「絶対にバレてると思うけどなぁ…でも、まぁ、此処まで来ればなにやってるか気になるし…尾行を続けよう?」

 

 「うー。もう嫌ぺこ。帰りたいぺこ!」

 

 「でも、放置してもなんか後で怖いですし…」

 

 「此処まで来たなら仕方ないじゃん?それなら最後まで見に行こうよ?」

 

 「おめーが巻き込まなければこんなことにはならなかったぺこ!」

 

 「ねぇねぇ、ころさん。お兄さんの料理って美味しいのかなぁ…」

 

 「おかゆ…?料理の方に頭がいってるよ?いくらお腹が減っているからって、今は我慢してね?」

 

 「分かっているけどさ…ちょっと気になっただけだよ。そう凄まないでよ…ころさん。」

 

 「おかゆは目を話すとすぐふらふらするから。こーねがしっかり見ておくからね。」

 

 「…まぁ確かに魔切の料理は美味しかったぺこ。」

 

 「本当に!食べたことあるの!」

 

 「おかゆ!しっかりするの!」

 

 「だって仕方ないよ!お腹空いてたらそんなことだって考えたくなるもんだよ?」

 

 「お、美味しかったです。お魚の焼き加減も良くて…お店で食べるみたいでした。」

 

 「…ねぇころさん。」

 

 「ダメだよ?」

 

 「少しで良いから…」

 

 「ダメだよ?」

 

 「そこを何とか!」

 

 「ダメだよ?」

 

 「…うーん。どうしたものか…」

 

 「あ、動いたある。行くあるよ!

 

 「ほら皆、いくよ?」

 

 「あ、待ってくださいよ!船長がまだこのクソガキにわからせを教えてないんですから!」

 

 「ふざけてないで行くよ。それとも船長はあの2人に先導される方が好きなの?」

 

 「…やってやろうじゃないですか!チャンピオンくん達を追いかけますよ!船長についてきてください!」 

 

 「…ふん!やっぱり乗らせやすいわ。チョロいわね!」

 

 「(似た者同士なんだなぁ…)」

 

 「(どっちもどっちある…)」

 

 「…こうなったら後で謝るぺこ。アイツらについていくぺこ。」

 

 「そ、そうですね。その方がるしあもいいと思います。」

 

 「取りあえずついていくよ?その方が面白いしね。」

 

 「おかゆ!行くよ。早くチャンピオンの秘密を暴くよ!」

 

 「あ~美味しそうだなぁ…お兄さんのご飯…」

 

 「おかゆ!!早く!」

 

 「っていうかこのまま商店街入っていったら迷惑なんじゃ…ま、今更か。」

 

 「仕方ないある。迷惑かけない程度にやるある。」

 

 

 

 

~八百屋前~

 

 

 

 

 「あそこは…どうやら八百屋さんですね。見た限りだとどれも新鮮で高品質の物ばかりです。やりますね。あの八百屋さん。」

 

 「なんでわかるの?…あぁ…山賊だったからか…」

 

 「え?え?なんですか?喧嘩売ってます?買いますよ?今なら買ってあげますよ?」

 

 「落ち着くある。此処では商店街の人に迷惑かけない。2人ともわかったあるか?」

 

 「「気を付ける…(すいませんでした…)」」

 

 「さて、随分と親しい仲だね?可愛がられてたのかな?」

 

 「そのようだね。しかも小さい頃からだね。…もしかしたら親代わりになっていたのかも?」

 

 「親が居ないのかなぁ?そぉれだったらちょっと可愛そうかなぁ…?」

 

 「ぺこーらもあんまり詳しいことは聞いてないからわかんないぺこ。」

 

 「る、るしあもです。」

 

 「なるほどねぇ…此処にいる人は皆あんまり詳しくないわけだ。…当然だよね。親しかったら絶対に誘われているだろうし…」

 

 

 

 

 

 

 「おーい!そこの嬢ちゃん達!坊主の知り合いか!」

 

 「!呼ばれてるよ?どうする?」

 

 「もちろん向かいます!当然ですよ!皆さん!船長についてきてください!出港~!」

 

 「あーもう!先に突っ走って!扱いにくいにも程があるじゃん!」

 

 「(ブーメランなんだよねぇ…)」

 

 

 

 

 




 まさかの2話構成。あんまり長くはしたくないので。

 でも、長くするときはします。戦闘が一番長くなりやすくなりますね。


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第31節 パーティー準備編2(ストーカーside2)

 アズールが午前4時をお知らせします。

 おぉ…導きの月光よ…我が投稿を…導きたまえ!

 


 

 「おう!意外と多いな!そんだけ坊主が慕われてるって言うことだ。嬉しい限りだせ!」

 

 「学校ではチャンピオンにも成っているですよ。凄いですよね!」

 

 「おう!そうだな。あんな優しい奴でもな。昔はもっと…こう…近づけば容赦はしない!って雰囲気の小僧だったんだ。」

 

 「…へぇ…そうは見えないけどね?」

 

 「そうさ!俺たちがそうした!人として生きる教え方をしたのは俺と魚屋。肉屋は料理を中心に、酒屋は人生と知識を与え、喫茶店のマスターは男として、魅力を引き出せるように教育してきた。坊主は俺たちの息子だ!別に血は繋がってなくてもな!繋がってる家のクソガキどもは自由に暮らしてるから。実質坊主ぐらいなんだ。俺たちが今、可愛がる奴は…」

 

 「…愛されてるあるね…」

 

 「おうさ!坊主は愛に飢えている。父親が死んで、母は行方不明。そりゃあ寂しかっただろうさ!だからこそ愛した!商店街が、坊主の家なんだ、ってな。…坊主は人間が多い方が好きだ。追っかけてやりな!パーティーは多い方が楽しい!坊主の事宜しくな!」

 

 

 

 

~バトロワ4人組~

 

 

 「凄いこと聞いちゃいましたね…」

 

 「下手すりゃプライベートだったんじゃ…」

 

 「結構重かったある…」

 

 「ねぇ…なにしてんの?さっさと行くよ?」

 

 「シオンたん…なんで…」

 

 「なんでって簡単でしょ?頼まれたんだから行くの!此処まで来て見てみぬふりして帰れるわけないじゃん!だったらここで立ち止まらずに追いかける!嫌なら…シオンだけで行くから!」

 

 「…わかりました。船長も少し弱気になりすぎてましたね!」

 

 「そうだね。最後まで聞かないと失礼だね。私も少し弱気になってたね。」

 

 「そうある。此処まで来たなら最後まで付き合うある!」

 

 

 

 

 ~おかころ~

 

 

 「アッチはどうやら立ち直れたみたいだね。ころさん…僕たちはどうする?」

 

 「こーね達…本当は聞いちゃいけないこと聞いちゃったんじゃないかって思っちゃった…」

 

 「そうかもね…それで…ころさんはどうする?このまま帰る?」

 

 「絶対にしない!こーね直接聞いちゃったこと謝るよ!」

 

 「うん。流石はころさんだ。僕もついていくよ。興味があったとはいえ聞いちゃったんだ。最後まで行こうよ。」

 

 「うん。ありがとう。おかゆ!」

 

 

 

~ポルカ+クラスメイトズ~

 

 

 「ねぇ…いい加減泣き止んだら?」

 

 「んぐぅ…だってぇ…お父さん…死んじゃって…親戚すら…居ないってぇ…ぺこーら耐えられないもん!」

 

 「る、るしあも…大変な…事を…聞いちゃいました。…でも…八百屋さんには…任したって…」

 

 「そ、だからさ理由は軽いものだったかもしんないけど。聞いたからには、最後までさ、聞く必要があるんじゃないかって。そう思うんだよね。…んで、2人はどうするの?」

 

 「もちろん。行くぺこ!聞いちゃったことは仕方ないじゃん!だったら、最後まで聞いて、そこから謝るぺこ!」

 

 「るしあも!もう聞いちゃったので、逃げないです!」

 

 「…よし、ならアッチと合流しないとね?」

 

 

 

 

 

 

 「ようやく、揃いましたね。流石は宝鐘海賊団です。」

 

 「別にシオン達入ってないし…」

 

 「まぁ今回位は良いんじゃない?」

 

 「付き合うのが礼儀ある。」

 

 「今回は僕たちも付き合うよ。」

 

 「こーね達ももう帰らないから。」

 

 「るしあも逃げないです。」

 

 「この並びは何ぺこ?」

 

 「気にしない方がいいよ?」

 

 「いいですか?この先は辛い道のりですよ?…去るものは居ませんね?」

 

 「この儀式みたいなのはいったい何ぺこ?」

 

 「気にしちゃ敗けだって…」

 

 「それでは行きますよ~!宝鐘海賊団!」

 

 

 

 

 

 「「「「「「「出港~!」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 「だから、なんで最終回みたいに成ってるぺこ!?」

 

 「突っ込んだら敗けだって、こんなの。」

 

 「なんで締まらないんですか!」

 

 「山賊だからじゃない?」

 

 「このクソガキがぁ!」

 

 「ほら、早く行くよ?じゃないと置いてっちゃうから。」

 

 

 

 

 




 ホロメン主体で動かすより商店街の人間動かす方が楽ってマ?

 こんなテロは絶対やらない方がいい。

 最終回みたいな感じだけどこれあと2話くらい主人公サイド行けないんだけどね?

 


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第32節 パーティー準備編2(ストーカーside3)

 アズールが午前5時をお知らせします。

 見たまえ!この投稿頻度、最早常人ではない

 化け物め!消え失せるがいい。

 そいつが最後の言葉だった。奴は俺の投稿に耐えられなかったんだ…


 

 

 ~魚屋前~

 

 

 「…そろそろかしら?」

 

 「どうもこんにちは。宝鐘海賊団です。」

 

 「いや、違うから。」

 

 「ふふ。面白い子達ね…良い顔しているわ…じゃあ教えてあげる。あのこは何も言わないと思うけど、もし何か言われたら魚屋のおばちゃんが教えてくれたってちゃんというのよ?」

 

 「わかりました。」

 

 「それじゃあまずは、当時あの子が、此処に始めてきたときの事でもはなそうかしら…」

 

 

 

七夜魔切 9歳8か月 事件後約10日経過

 

  

 

──父さん…絶対に…仇をとる!

 

 

 

 

 「…どうしたもんかなぁ…あの坊主、潰れるぞ。いずれな。」

 

 「そうねぇ…何とかしないといけないけど…どうしましょう?」

 

 「そうだな。あのような子供にあそこまでの感情を抱かせるとは…」

 

 「ふぅむ…ではこうするかのぉ…わしが話を付けてくる。それにより、あの子の人生が決まる。否定するか。肯定するかでの。」

 

 「10になる子供にやる事じゃないぜ?」

 

 「しかし他に手はあるまい。」

 

 「そうよねぇ…でなければもう人に戻すことは出来ないわ。復讐の鬼かそれとも…」

 

 「それは未来の話であろう…今のあの少年に対して酷なことであろう…」

 

 「しかし早めの対処が必要なのも事実じゃ。」

 

 「さて…どうしたものかねぇ…」

 

 「…大丈夫じゃ、もともとあの子は心は豊かじゃった。しかし、今、荒んでおる。故に癒すものが必要じゃ。

 

 居場所を失くし、血を分ける親も死に、頼れるものがない。それに始めての場所じゃ…。

 

 警戒するのも当然じゃ。己の守る術は持っておるが、それ以外はない。だからこそ。我々が作らねばならない。平和という物を彼に教えなくてはならない。」

 

 「そうねぇ。それじゃあ小学生が本来学ぶことを私は教えましょうかね?」

 

 「俺はそうだなぁ…忘れないように人間の生き方でも、教えるとするかのぉ!」

 

 「なるほど。自分は食事の大切さを教えるべきだな。」

 

 

 「各自、方針は決まったようじゃのぉ。では、いってくるぞい。」

 

 

 

 

 

 

 

─此処が…家…皆…家族…

 

 

 

 

 「そこからだったかしら。まるで鬼のような子が人になって生き生きしだしたの。だからこそあの子はもう私の掛け替えの無い家族なの。今は覚えてないと思っているわ。だって、憑き物が祓えたんですもの。その前なんて、思い出さなくても、誰も責めないわ。」

 

 

 「…そうだったんですね。」

 

 

 「でもあのこの中にはまだ、鬼が眠っているわ。静かに、でも燃えたぎるように。だからこそ、あなた達にお願いしたいわ。あの子を見ていてあげて。あの子の選択を、行く先を支えてあげて。同じ歳の子供こそ、あの子には必要なの。だからお願いね?」

 

 

 「わかりました。ありがとうございます。では、次行きましょう!出港~!」

 

 「あ、こら!勝手に行くな!ありがとうございました。」

 

 

 「…あの子を助けてあげてね。運命の呪縛から…」

 

 

 

 

~肉屋前~

 

 

 

 「…来たか…待っていたぞ。」

 

 「宝鐘海賊団です。早速お話を聞きに来ました。」

 「良い面だ。良かろう。俺から話せることは、ただ1つだ。あの手は殺す為だけの手だった。」

 

 

 「殺すための…手?」

 

 「そうだ。それは人を殺す。獣を殺す。機械を殺す。魔を殺す。あらゆる物を殺すための存在だった。それを直すには、『作る』ということをその手に覚えさせた。」

 

 「料理ぺこ…。」

 

 「…その通りだ。確かにあれは生き物は殺すだろう。しかしそれ以上に他を生かす事が出来るのだ。食べれば栄養が手に入る。

 

 それは自分や他人を生かす。その後の食べなかった部分は土地の土の微生物のそして、同じ存在を生かす事が出来るようになる。…回りくどいがこのように教えた。

 

 殺すだけでは。次に産まれるのは殺意だ。共に敬意を持って接する。さすれば産まれるのは感謝の感情なのだ。活かす、生かすその事を学ばせたのが俺だ。」

 

 「…なるほど、だからあんなにも優しくなったんだね。甘いくらいに…」

 

 「…正直、あの学園に入れるのは反対だった。しかし、どうしても入らなければならないと決めていた。それを止めるほど俺は頑固じゃない。やることをしっかりとやり通す。それこそがアイツにとっても最善だと思ったからだ。」

 

 「…有り難うございます。では、失礼します。」

 

 「あ、待ってくださいよ!ありがとうございました。」

 

 

 

 

 「生かすも殺すも自分の意思…選択は近いか…大きな選択が…」

 

 

 

 




 はい、ということで一回主人公の視点へ行ってから、またストーカー達が来ます。絨毯爆撃に耐えれるかたは次に進んでください。


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第33節 パーティー準備編3(主人公side)


 アズールが午前6時をお知らせます。

 起きてもなお、止まない更新──ああ、──頭が──痛い──。


 

 

 マスターの所へ行くところから再開と思います。それではご覧ください。

 

 「おう来たか…つてなんだ?疲れたような顔して…」

 

 ──じいちゃんに弄られて、それで終止が付かなくなってね…何とか2人に止めてもらったけど…ちょっと疲れちゃった。

 

 「大方、あのじいさんが孫でも見たいとかほざいた結果だろうさ。慣れてねぇ人間に言うもんじゃないよ。全く。」

 

 ──入っても大丈夫かな?

 

 「掃除や点検は終わっている。此処の物も全部使えるようにしている。…後は好きにしな。今日は本来。此処は休みだからよ。土曜も客無し。それならお前達が使えばそれで良いからよ。火の扱いと終わったら呼ぶのだけは忘れんじゃねぇぞ。それじゃあな。」

 

 カランカラン

 

 ──ありがとう。…実は今日は此処でやることに成ってたんだ。マスターがパーティーやるなら広い方が良いって…だからキッチンとかも全部使えるようにしてくれたんだ。

 

 「ええ!?荷物持ちで呼んだんじゃないんだ?」

 

 ──…恥ずかしくて…って言うのは嘘で、マスターに相談したら、家を使えって話しになってさ。それで、急遽此処のキッチンを使うことになったんだ。

 

 「へぇ~。マスターには感謝しておかないとね。」

 

 「そうだったんですね。」

 

 

 ──今日作って間に合う分は今から作るけど。時間かかるものは、マスターに手伝ってもらったんだ。酢飯とか、色々ね。

 

 そうだったんですねぇ。飛ばしてしまっていて気づきませんでした。(屑) いや、多分これは回想とかで出てくるタイプじゃないですかね?

 

 ─(昨日、実はマスターに相談したときにこうなったんだけどね。)

 

 やっぱりそうでしたか…昨日の回想をご覧ください。

 

 

 

 ~昨日~

 

 ──もしもし、マスター、ちょっと今大丈夫?

 

 「どうした魔切。なんか用か?」

 

 ──明日さ、皆でパーティーやる時にさ、マスターのとこのコーヒー飲んでほしくてさ。それで淹れてくれたらなぁって。

 

 「別に俺が淹れなくてもお前が淹れれるだろ?」

 

 ──家にコーヒーのドリッパー無くてさ、それならマスターにって

 

 「バカ言え、家使えば良いじゃねぇか!どうせ明日は土曜であんまし客は入んねぇ。臨時休業すりゃあいい会場にもなるだろ?」

 

 

 ──いいの?

 

 「どうせ趣味でやってきた様なもんだ。金儲けの店じゃねぇんだよ。それならお前らに使ってもらった方がいいだろ。」

 

 ──マスター、ありがとう。

 

 「よせよ。照れるじゃねぇか!」

 

 マスターはやっぱ…最高やな!最早ヒロインなのでは?(錯乱)

 

 ──(マスターには頭が上がらないな。)それじゃあ始めようか!ノエルも手伝ってくれるか?

 

 「うん!わかったよ。それじゃあ団長。一緒に仕込みに入るね。」

 

 

 此処からパーティーの料理を作っていく訳ですね。でも少し時間がかかりすぎるので、飛ばしていきたいと思います。それでは加速します。

 

 

 

 

 ~加速中~

 

 

 

 「ふぅー、だいぶ作ったね…」

 

 ─ごめん、張り切り過ぎちゃった…これ全部食べきれないよね?

 

 

 いや、作りスギィ!これホテルとかでビュッフェとかで出すレベルで作ってますよ!この量は不味いですよ!

 

 

 

 「んー?頑張れば食べきれそうだよ?」

 

 

 「ノエルの限界をあたしは知らないんだよなぁ…凄く食べるから…」

 

 

 えぇ…団長どれだけ食べるんですか…奴の胃はブラックホールかZOY!

 

 「お酒…フフフ。お酒を飲んでいいのは…嬉しいですねぇ…」

 

 ──…軽い酔っぱらいモードに入っている気がするな…それじゃあ…そろそろ

 

 ラミィちゃんは…ダメみたいですね…(諦め)流石酒飲みですね。なにげに早いですね…流石っすね^~。

 

 「乾杯だね!まだ出来てないような物もあるけど!」

 

 ──そういうのは、後で出すから。デザートも頑張って作らないとな。ケーキとかはスポンジは出来てるから飾りだけだし…

 

 「ケーキまで作っているのか…」

 

 「楽しみですね。それは。」

 

 ──それじゃあ取りあえず、かんぱ…

 

 

 

バァン(ドアが開く音)

 

 

 

 

 「開けろ!突然すいません!宝鐘海賊団です!」

 

 

 ──なんだ!?どうしたんだ!?

 

 

 なんだこの船長!?というか1年生オールスターじゃないですか!やめろ!話せコラ!どうなってるか話せコラ!(せっかち)

 

 

 「見せてあげます!船長の必殺の…スライディング土下座を!」

 

 「いや、しなくていいから」バシッ

 

 「あふん…」

 

 「急にごめんね。」

 

 「失礼するある。」

 

 「お邪魔しまーす。へぇ…いい店だね。」

 

 「ねぇ、ころさんこんなに料理が…」

 

 「おかゆ…流石に自重しようよ…」

 

 「ごめんぺこ!止められなかったぺこ。」

 

 「るしあも止めることが出来ませんでした…」

 

 ─皆…どうして此処に…

 

 「あれ?気づいてなかったかな?私たちずっと後をつけてたんだけど…」

 

 ──視線の正体は皆だったのか…

 

 「警戒はされてたが、正体は気付いてなかったっぽいある。」

 

 いや、お前らだったんかい!視線を感じるからてっきり何らかの監視だと思ってましたが…ストーカーされてただけかい!あー、心配して損しました。

 

 「船長達、実は君に謝らないことがありまして…」

 

 ──…ストーキングした以外で…だよね?

 

 結構説明が長かったので垂れ流しにしておきますね。(編集を止めた。)告白をBGMに簡潔に説明すると、だいたい、過去を勝手に知ってしまったことと、軽い気持ちで知ってしまったことに対する謝罪でした。いい子ばかりやなぁ…1年は。

 

 「ですので、謝りたいと思い、パーティー始まる前に謝罪させて頂きました。」

 

 ──なるほど。別に知られて困るようなことじゃなかったし、別にいいよ?後は、それ相応に責任持って最後まで聞いてくれたんだったら、何も文句は、俺からはないよ…

 

 でも、なんでパーティーの始まる前に?

 

 「楽しい気分を最中に邪魔したく無かったからです。」

 

 

 

 ──そっか………

 

 

 

 …本音は?

 

 「船長達も御同伴させて頂けたらなぁ…と…Σ(゚Д゚〃)ハッ!」

 

 「ねぇ!そんなこと思ってたの!?」

 

 

 いや、船長素直スギィ!まぁ配慮はしていたので…よし!(現場猫)

 

 

 ──…あはは、そっか。いいよ。大勢で食べた方が良いし、それに…作りすぎてまだ料理が滞ってるし、じゃんじゃん捌いて、楽しく盛り上がろう!…せめて、罪悪感があるなら…皿洗いでもしてもらおうかな?

 

 やっぱり、これも商店街の教育のお陰なんちゃうか?日本一の教育ですね。ここの商店街。

 

 

 「ねぇ!ころさん!お兄さんから許可もらったよ!」

 

 「おかゆ…分かったから少し落ち着いて…」

 

 「お?お酒があるぺこ…まさか…」

 

 ──未成年は飲めないけど、エルフや二十歳以上なら…飲んでもいいよ?

 

 「まさか1年が揃っちゃうなんて、思ってもいませんでした。」

 

 「まさか、跡をつけられてたとは。」

 

 「でも、大人数でいかにもパーティーって感じたね!」

 

 確かに3人よりこんだけいた方がパーティーって感じですよね?なお現実ではもう…こんなのは出来ないんやなって…

 

 ──皆、そろそろ飲み物は持ったな?それじゃあ、長いのは嫌だから簡潔に…俺が、チャンピオンになったことを祝って…

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 さて、次回からは交流があると思うので、パッと見た限り、3、4グループに別れて行動していますね。こういうイベントは全員に話をしないと進まないので次回は1年生全員と交流していましょう。

 

 此処までの御視聴有り難うございます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 やっぱり書きたいとこまで書くとこの文字数になりますね…少し多めに書いちゃいました。次回は船長達の視点を書いてから、パーティーになりますね。


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第34節 パーティー準備編3(ストーカーside)

 アズールが午前7時をお知らせします。

 目覚めよ、王の力を持つ者よ…投稿の王よ…この世界を…投稿の力で示したまえ…


 

 ~酒屋前~

 

 「待っておったぞ。だいたい聞いておる。わしがあの子の事を少しだけ話してやるとな…気を引き締めておるな、…それだけ覚悟があるなら良いじゃろ。」

 

 「はい、皆、宝鐘海賊団の一員ですから。生半可な覚悟は持ち合わせていません!」

 

 「いや、だから違うって!」

 

 「ふぉふぉふぉ、仲がいいのぉ…それじゃあの、わしは…どこまで聞いておるかの?」

 

 「どうやって彼を説得したか…聞いてみたいです」

 

 「なるほどのぉ…では、話してやるかのぉ…」

 

 

 

 

 「お主、名は?」

 

 ──なんで、じいさんに伝えないといけないんだ。

 

 「疲れるじゃろ?もっと楽にするんじゃ」

 

 ──わかった。じいさん。取りあえず信じるよ。敵意がないって

 

 

 「浄眼か…遺伝で引き継いだか…なるほどのぉ。」

 

 ──じいさん…何者…?浄眼知っているなんて、極一部しかいないって父さん言っていたんだけどな…

 「ふぉふぉふぉ、何、少し昔の友人に使うものがおってな?その時に教えて貰っただけじゃよ。」

 

 ──ふーん、そうなんだ。それよりさ、なんで俺に声を掛けたの?

 

 「子供が1人で思い詰めたようにうわ言を言っておれば、そりゃ声の1つも掛けるわい。」

 

 ──…なるほどね。それはそっか、ごめん。勝手に疑っちゃって…何か、怖いんだ。またあの紅赤朱が来ると思うと、ここの人達も、皆、里の皆と同じ…死んじゃうんじゃないかって、仲良くなったら…死んだ時、悲しい思いを…したくなくて…それで避けてたのに…

 

 「子供が心配する事じゃないわい。好きに甘えなさい。わしらはお主を家族同然で扱うからの。」

 

 ──家族…?

 

 

 「そうじゃ、もちろんわしもお主を孫として扱うからの。そういえば名を聞いておらんかったのぉ…お主の名は?」

 

 ──…七夜…魔切です。

 

 「魔切か…では魔切坊と呼ぶかのぉ。どうじゃ?心地よいものじゃろ?此処、商店街は家じゃ、そして商店街の人間は、皆家族じゃ、これからはそう接するが良いぞ?」

 

 ──此処が…家…皆は…家族…。

 

 

 

 「初めは青い眼でずっと此方を観察しておったが、年相応を見せてくるようになったら使わなくなっての。そこからもう完全に今の性格に近い位のものになったんじゃ。」

 

 「そうだったんですね…。」

 

 「ただならぬ過去を持っておる。故に本来壊れていても可笑しいものを、魔切坊は持っておる。出来るなら、多くの者に支えて欲しいと思っておる。故に同世代のお主達に…どうか、魔切坊を頼んだぞい。」

 

 「任せてください!この宝鐘海賊団の船長である宝鐘マリンが、必ず守り抜きますから!…多分?」

 

 「いや、そこは言いきろうよ…」

 

 「だってぇ…正直彼の方が強いじゃないですかぁ…それで守るのはちょっと船長的には違うのかなぁ?と思っちゃってですねぇ…」

 

 「そんなんだから、海に出られずに山賊になるしかなかったんじゃない?」

 

 「あー!まだ言いますか!この口ですか!この口が言うんですかぁ!?」

 

 「ひひゃい、やめへよえ!」

 

 「ふぉふぉふぉ、では次に行くが良いぞ、最後は喫茶店に行くとよい。そこに魔切坊も居るからのぉ。」

 

 「わかりました!喫茶店ですね!では行きましょう!」

 

 ダッダッダ

 

 

 「…選択の日は近いかのぉ?人生とは…やはり運命とは…難儀なものじゃのう…見誤るでないぞ。魔切坊…」

 

 

 ~喫茶店前~

 

 

 

 「…来たか。此処だ。」

 

 「宝鐘海賊団です!」

 

 「それお決まりになったんだね?」

 

 「違うけど、もう付き合いきれない。」

 

 「ついに諦めたある。」

 

 「ねぇ!ころさん中からいい匂いがするよ?」

 

 「おかゆ?取りあえず落ち着こ?」

 

 「此処に…いるぺこよねぇ…。」

 

 「此処まで来たからには、るしあ、逃げません。」

 

 「いいお店じゃん。結構好み。」

 

 

 

 「ぞろぞろと…アイツも結構タラシこんでるじゃねぇか…いや、今はその話しはいいな。此処にアイツはいる。顔を見るかはお前達が決めろ。」

 

 「有り難うございます。」

 

 「んじゃ、俺は家に帰るから、後は若いもんに任せるわ。」

 

 「お疲れ様です。」

 

 

 「…任せたぜ、嬢ちゃん達…学園で見守れねぇからよ。見届けてやってくれ。アイツがどんな選択をするかよ。」

 

 

 

 

 

 

 「此処に…いるんですね。」

 

 「どうしたの?怖じ気づいた?」

 

 「あ?煽ってます?船長そんな煽りには絶対に乗りませんからね。船長も出来る女って言うところを見せてあげますから。」

 

 「山賊野蛮人」

 

 「表でなクソガキィ!」

 

 「遊んでないで行くある。」

 

 「そうだね。もう乾杯とかしてたら雰囲気壊しちゃうし…」

 

 「お腹…減ったな…」

 

 「おかゆ…ご飯の話しかしてないよ…」

 

 「分かっているんだけど、どうしても空腹には勝てないんだよ。ころさん。」

 

 「緊張するぺこ…でも絶対に逃げないもん。」

 

 「るしあも!」

 

 「さて、じゃ、入ろっか。」

 

 

 「では、船長から入りますね!最近流行りの感じで行きましょう!」

 

 

 「嫌な予感しかしないんだけど…」

 

 

 

 




 此処から前回に繋がるわけですね。加速するので駆け抜けます。疾走します。


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第35節 パーティー(バトロワ敵対4人組編)

 アズールが午前8時をお知らせします。

 見ろ!あれが投稿の光だ。待ちに待った投稿の光だ!


 投稿だ!投稿の光だ!


 いやぁまさか1年生が揃うとは思ってなかったなぁ…人数が少なくなった分1学年の人数も制限されたっぽいですね。今回は、シオン、おかころを除き、それ以外は3期と5期ですね。…明らかに魔族のいるところからは呼んでないですねぇ…シオンだけはなんてでしょう…?コレガワカラナイ

 

 ──まずはどうしようか…

 

 3つ以上の選択肢なので選んで行きましょう。まずはバトロワで戦った4人組と話してみましょう。

 

 ──あそこにいるのは…

 

 「お?チャンピオン君の登場ですよ?」

 

 「本当だ。こっちで少し話そうよ。」

 

 「餃子美味しいある。こっち来て食べるある。」

 

 「多分、アイツが作った奴だと思うんだけど…」

 

 ──そういえば、まともに自己紹介していなかったな…俺は七夜魔切。魔切って呼んでくれ。今月のチャンピオンになったんだ。よろしく。

 

 礼儀正しい+1145141919810

 

 「あ、ご丁寧にどうも、宝鐘海賊団の船長、宝鐘マリンですぅ。よろしくお願いしますね。魔切さん。」

 

 「私は獅白ぼたん。ぼたんでいいよ。よろしく。魔切」

 

 「ねねは桃鈴ねねある!よろしくある。」

 

 「シオン。紫咲シオン。次は勝つから宜しく。」

 

 ─…マリンとぼたん、ねねとシオンだな。よし、覚えたよ。有り難う。

 

 「それにしても魔切さん…相当凄い人生送ってきてますね…」

 

 おや?そういえば商店街の人達に少し話を聞いたんでしたね。

 

 ──まぁ、知り合い誰もいない状態だったからね。鍛えられた力しか奮えなかったんだ。

 

 「大変だったね。一人で生きるのは…」

 

 ──一人じゃなかったよ、少なくとも、商店街の皆がいたから、俺がこんな風に育ったんだ。感謝しかないよ。

 

 「…強いあるね。心も、体も。」

 

 「そうそう、話変わるけど、アンタ、魔術でどれだけ戦えるの?」

 

 

 ──まだ使いなれてないけど、取りあえず、属性魔術は全部使えるかな?回復と補助も。無属性は全く。

 

 早く無属性を使いたいんですけど、無属性は誰かに教わるしかないんですよねぇ…

 

 「へぇ~、シオンと同じぐらいなんだ。なら負けるのも当たり前かも。でも!次は絶対に勝つからね!」

 

 「魔術はこれぐらいにして、武器ですよ武器!船長は一応サーベルと銃なんですけど、魔切さんはどれぐらい使えますか?」

 

 「確かに気になるね、出来れば教えてくれるかい?」

 

 「純粋に興味深いある。」

 

 ──双剣、双銃、槌をメインに、弓と刀と短剣をサブに使っているよ。

 

 「おぉ~かなりの多芸ですね。」

 

 「銃を見せて貰っても?」

 

 ──いいよ?大切にね。

 

 「勿論、…なるほどね。こっちはアンダーバレルのリボルバー。マテバっぽいけど、レッドホークと同じ口径か…面白いね。これで良く銃として出来てるよね。こっちはグロックと全く同じだけど、こっちも大口径だね。…2つとも特注にしてはかなりの技術で作られているね。何処で手に入れたの?」

 

 ししろんによる鑑定ですね。確かに現実ではあり得ないくらいの技術で作られてますね。普通だったら欠陥品レベルの。

 

 ──これは、俺の形見だ。一族で保管されてた奴かな?作り方とかは特に分からないんだ。でも魔術で撃ってるから、今はジャムった事がないんだ。

 

 「あぁなるほどね。実弾はあんまり使ってないんだ。…実弾でもそれはかなり出来がいいからジャムることはないと思うよ。手入れもしっかりされているしね。」

 

 高評価頂きました。ありがとうございます。これで、ゲーム内では雑に使っても壊れないことが分かりましたね。

 

 ──そうか、なら良かったよ。

 

 「そういえば、船長達と戦って思ったことを言ってください。今後の連携に活かしたいので…」

 

 「また組むの?でもどうせ向こうも組んでくるなら仕方ないか…」

 

 「答えてもいいけど…敵に塩を送ることになるよ?」

 

 「それでもいいなら答えるある。」

 

 ──(どうしようか…?)

 

L2:教える     R2:教えない

 

 まあ別に教えても問題ないでしょう。教えます。

 

 

L2:教える

 

 ──そうだな、まずはマリンが前に出すぎだ。どうせ銃を使うなら、ねねよりも前には絶対に出てはいけない。

 

 「あ、これガチの奴ですね。…すいません。」

 

 ズバズバ言いますね…痛いですね…これは痛い…(良心)

 

 ──ねねは…(こん)だったよな。

 

 「そうある。お母さん直伝ある。少しだけ回復が使えるある。応急処置程度ある。」

 

 ──難しいな…前には出ないと攻撃できないが、回復も…アイテムを使わないと厳しくなるか…それとも、いや、撤退して回復に専念するときだけをマリンに任せて、後は前で戦えば安定はするかも。

 

 「分かったある!」

 

 ──次にぼたんは、魔術師と組むのがあんまり苦手だな。広範囲に当たる魔術は1人しか狙えない銃使いとしては難しい。…これはあくまで"遠距離"で戦うなら、の話だ。マリンの少しだけ後ろ位の距離で、狙撃じゃなくて殲滅するように戦えば、ある程度は邪魔じゃなくなるな。

 

 「なるほどね。ライフルや拳銃で戦う方がバトロワで組むには良いわけなんだね。」

 

 ──これはあくまで、4人で戦うならね。二人とかなら1人が観測し、一人が狙撃。観測は護衛も出来れば完璧。みたいなのだとそっちの方がいいしね?後はバトロワでも狙撃銃で突っ込むことも出来るだろうしね。

 

 「なるほど。有り難う。参考になったよ。」

 

 「シオンは?参考までに聞いておく。」

 

 ──正直、シオンは魔術を撃つ際に、周りに味方が居ないかを確認してから撃つ方がいい。自分で思っている以上に、連携が浅いと範囲に巻き込みそうになるからな。

 

 結構教える才能ありますね。魔切君。流石は戦闘技術は上位の存在ですね。

 

 「ふーん、気をつけてみる。ありがとう。」

 

 「あれ~?あのシオンたんが?まともにお礼を言ってますね。明日は雨が降ってきますかね?」

 

 

 「いいよ?山賊が山に行けなくなるだけだから。」

 

 「よしよし。船長に喧嘩を売っているのは良く分かりました。このパーティーの腹拵えにちょうどいいです。戦闘スペースに行ってボコボコにしてやります。」

 

 これが伝説(配信)のマリシオですか。大したものですね(刃牙)

 

 ──…皿洗いが終わったらね?

 

 「グハッ!船長のボケをマジレスで返されました…強い。」

 

 「あはは、マジで返すなんて、しかも返しにくい返しで、やるね」

 

 「ねね達も当然やるある。」

 

 「そうね。悔しそうな姿見れて満足したからそれでいいわ。」

 

 「ク、クソガキィ…」

 

 魔切君の一撃がボケ殺しで草。

 

 ─あはは、じゃあ次のところに行ってくるね。

 

 「じゃあね。魔切。」

 

 では、次はおかころに行ってみましょう。

 

 

 




 ミリオタ兄貴許し亭許して…仕方ないんや、これもクライアントからのオーダーやったんや。

 船長が予想以上に喋っているので疾走します


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第36節 パーティー(おかころ編)

 アズールが午前9時をお知らせします。

 望むか?一心不乱の大投稿を!

 投稿!投稿!投稿!

 宜しいならば投稿だ!



 ──次は…

 

 「あ、お兄さんだ。どうも。美味しく食べさせて貰ってます。」

 

 「ちょっとおかゆ!勝手に行かないでよ!」

 

 「ごめんね、つい体が動いちゃった。」

 

 選択肢で選んでいたとはいえ、凄い登場ですね。

 

 ──自己紹介がまだだったな。俺は七夜魔切。魔切でいい。バトロワではナイスコンビネーションだった。宜しくな。

 

 「宜しく、僕は猫又おかゆだよ。もうあれだからお兄さんで呼び慣れちゃったからこっちでもいい?」

 

 「こーねは戌神ころね。宜しくね。魔切!ゆびゆび~」

 

 ──ゆびゆび…?…まぁ宜しくな。好きに呼んでくれ。

 

 挨拶の概念は難しいんやな…指を捧げたまえ…

 

 「それじゃあお兄さん。軽い挨拶も済んだことだし、何か語ろうよ。」

 

 「こーね気になってた事があったんだ。なんで魔術もあんなに使えるのに近接なの?」

 

 「確かに…でも初めから元々武器を使って戦っている所に魔術を使うようにしたって感じにしては、魔術も熟練度が高いよね?」

 

 

 ──元々様々な武器を使うだけだったんだ。でも、魔術しか効かない。そういう敵に対抗するために覚えたかな?後は優秀な師匠が居たのもある。

 

 モルガンは予想できませんでした(1敗)しかし、そのお陰で魔術はとても覚えやすくていいゾ^~これ

 

 

 「なるほどね。それにしても、そっちもいいコンビネーションだったけど付き合ってないんだね?」

 

 ──まぁ…仲間って感じかな?入学前に信頼を築けた結果だと思う…

 

 「へぇ、て言うことは、お兄さん。フリー?」

 

 ──誰とも付き合っていないということならな。

 

 モルガンは大丈夫なんですかねぇ…あ、何か自分の工房で作ってますね。此処に居ないなら…よし!(現場猫)

 

 「なるほどね…お兄さん、フリーなんだって、ねぇころさん?2人で力を合わせて囲わない?そうしたら、僕たち毎日美味しいご飯食べれて、過ごせるよ?」

 

 「おかゆ?ダメだよ?」

 

 「…冗談だって…本気にしないでよころさん。」

 

 …ん?可笑しいな…眼が少し鋭かった気が…気のせいですよね?うん!気のせいだ!(逃避)

 

 「所でさ、度々ご飯作ってきてくれない?美味しくてまた食べたいんだ。」

 

 「確かに美味しい…こーねの分も作れる?」

 

 お?これはおかころの餌付け(イベント)ですね。なんでこのホロラバに普通にあるイベントもこう…挟んでくるんでしょう…?

 

 ──ああ、勿論だ。最近、冷蔵庫に入りきらないほど食材があるんだ。1人2人増えたところで変わりないからな。喜んで作ってくるよ。

 

 「ありがとう!僕たちこれで毎日美味しい昼ご飯を食べられるんだね。結構好きなんだ。このおにぎり。」

 

 ──おにぎり…?塩むすびが?

 

 「うん。塩むすびって一番難しいおにぎりなんだよ?塩の加減を間違えたらしょっぱいし。具がないから完全に作り手の技量を計るにはいい料理なんだ。」

 

 ──へぇ、そうなんだ。俺はこの塩むすびはおばちゃんに習った奴だからさ。おばちゃんの塩むすびは絶品で、料理を習って、すぐにマスターしようとした料理だったなぁ…

 

 あぁだからある程度のマスターした料理に塩むすびがあったんですね。納得しました。そしておばちゃん強すぎる。

 

 「そうだったんだ。だからかな。優しいのにしっかりとしてて、僕の家もおにぎりややっているけど、こういうのは…お祖母ちゃんのおにぎり位かな?すごく美味しかったよ。」

 

 「こーねは茶碗蒸し!これすっごく美味しいよー。具も種類があって飽きないね。」

 

 ──あんかけ茶碗蒸しもあるけど…食べる?

 

 「ほぉんと?食べゆ!」

 

 「あのころさんですら篭絡するか…お兄さん、なかなかやるね。

 

 あのころねを一発で…なんて奴だ…家の魔切君は多分女タラシではなく人タラシなのでノーカンです!

 

 ──軽くあんかけを作る。…よっと完成。どうぞ、餡掛けはまだ熱いからゆっくりね?

 

 「わぁい、ありがとね。魔切!」

 

 ──茶碗蒸し好きなひとが多すぎるな…レパートリーを増やさなくては…

 

 NEW! 餡掛け茶碗蒸し・並 レシピを獲得しました。

 

 ファッ!?!?こんなとこで?やりますねぇ!何かレシピゲットしました。

 

 称号:熟練見習いシェフを獲得しました。

 

 『君、ホントに見習い?絶対にプロでしょ…』

 獲得条件:料理上手を手に入れてる状態で、初めて30種類目のレシピを手に入れる。

 

 草。これは草生えますわ。システムからも何か突っ込み受けるとか…テイルズではよくありましたね…

 

 そろそろ別の所にも顔を出さないと…

 

 「またね。魔切!」

 

 「またねお兄さん。」

 

 では次は、ポルカとぺこら、るしあの所へ行きましょう。

 

 

 

 

 

 




 おかころのクライアントがいるので疾走します。

 しかし俺に訛りを再現することは出来ぬのだ…すまぬぇ…ブロント語しか訛れぬぇ…

おかゆの感じが可笑しい…'`,、('∀`) '`,、気のせいだよ。


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第37節 パーティー(ポルカ+クラスメイトズ)

 アズールが午前10時をお知らせします。

 我らはアズールの代理人!投稿の地上代行者…

 我らの使命はこの作品を読む読者の…投稿をしていない一瞬さえも睡眠させないこと…次話投稿…!


 

 では、次はポルカ達ですね。

 

 ──あそこにいるのは…

 

 「お?ようやく来たね?バトロワ以来だね?尾丸ポルカだよ。」

 

 ──ああ、久しぶり…かな?ぺこらとるしあも

 

 「ぺこーら、皆を止めることできなかったぺこ。止めてたら、聞いちゃ行けないことを聞かなかったのに…」

 

 「るしあも強く出られなかったから、魔切さんの過去を勝手に知っちゃいました。」

 

 どうやら過去の話を聞いて落ち込んでますね…勝手に聞いているから罪悪感…感じるんでしたよね?

 

 ──…でもさ、おっちゃん達は俺を思って俺の事を言ってくれたんだ。遅かれ早かれ、ばれてたことなんだ。気にしないで。

 

 「…ありがとぺこ…。何かあったら絶対に助けるぺこ!絶対に言うぺこよ!」

 

 「るしあも、手伝えることがあれば手伝います!」

 

 何て言うか…魔切君は本当に立派に育ってくれたなぁって(商店街並感)

 

 ──ありがとう、それだけで嬉しいよ。

 

 「愛されてるねぇ……ねぇ質問いい?」

 

 ──答えられることなら

 

 「家族ってさ、本当に1人も居ないの?」

 

 

 「ちょっと!それは…」

 

 此処でズバッと言っターッ!ずいぶんズバズバ行きましたね…

 

 ──いや、1人…居るかもしれない。まだ、俺の母親が生きていれば、恐らくは。この学校に入っていれば、いずれ見つかるかも知れないんだ。…期待は、していないけどね。

 

 そうか、まだ、母親の死亡判定が出てないんでした。

 

 「ふーん、やっぱりそうなんだ。じゃあさ、お母さん探すの、手伝うよ。」

 

 ──なんだって?

 

 

 「具体的なさ何を手伝うかっていうのを先にいっていた方がさ、頼りやすいじゃん?だから予め、私はお母さんを探すの手伝う、って言っておくのさ。」

 

 お~なるほど。これはポルカ色々考えて言ったことなんですねぇ。皆こう、やっぱり味方はとことんいい奴多いけど、こんだけいい奴多いと悪人もえげつない悪人が居るっていうのがテイルズも型月も居るんですよねぇ…

 

 「ズルいぺこ!それならぺこーらも、お母さん探すの手伝うよ!」

 

 「る、るしあも、頑張って見つけ出しましょう!」

 

 「よし、これでお母さん捜索隊の完成だね?」

 

 お母さん捜索隊!隊員!ぺこら、るしあ、ポルカ結成!何気にこれで4人パーティー組めるんですよね。

 

 ──…もう、生きてるか分かんないのに…そんな…

 

 「諦めちゃダメぺこ!生きてると信じてこそ、探す意味があるぺこ!ぺこーらは諦めないぺこ!」

 

 「魔切さんのお母さん、生きていれば、魔切さんも、1人じゃないんです。だから、るしあも!全力で探します!」

 

 「ん~2人ともやる気があっていいね。私からはさ、サーカスのお客さんや、遠征先で情報とか探してみるよ。何かあったら連絡するからさ、これ。私の連絡先。登録しておいてよ?」

 

 これは魔切君愛されてますね、っていうか皆こんなに好感度高いなんて…何かあるんでしょうかねぇ?好感度の詳細はテイルズMOD

ではマスクデータになってて見えないんで…見えねぇってのは怖ぇなぁ?

 

 ──ありがとう。俺も何か…久しぶりに希望が持てたよ。…そうだな。忘れてたよ…母さん…どんな人なんだろう…

 

 「なんかさ、手がかりとかないの?」

 

 ありますねぇ!?金の懐中時計ですね。まぁ分かる人にしか分かんないですね。

 

 ──ある。これだ。

 

 「へぇ…金の懐中時計…」

 

 「綺麗ぺこ。歯車の模様とかも凄いぺこ。」

 

 「中にも凄い数の歯車の数ですね。」

 

 ──電池も入れていないのにずっと動いているんだ。魔力で動いているのかも?

 

 「もしかしたら、これひとつで大々的な魔方陣だったりして…」

 

 当たらずとも遠からず…ですかね。いや、ほとんど当たっているか。

 

 ──解析して貰っても分かんなかったんだよ。だからどうしようかなぁって

 

 「まぁ手がかりは同じ懐中時計を使っている人が居ないか、調べてみるよ。」

 

 「ぺこーらも、見かけたら絶対連絡するぺこ!」

 

 「るしあも気にしながら生活してます!」

 

 ──あんまり気を張りすぎないでね?じゃあ、俺はそろそろ別の所にも顔出してくるよ。

 

 「またね。」

 

 「またぺこ!」

 

 「また後で!」

 

 では最後はいつものパーティーメンバー組ですね。

 

 

 

 




 
 どこまで続くパーティー編終わりが見えてきたので疾走します。


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第38節 パーティー(いつメン編)

 アズールが午前11時をお知らせします。

 …読者がこの小説を覗いているとき、


  …投稿者もまた次を投稿しているのだ。


 それでは、ノエフレとラミィちゃんといういつメンとの会話へ行きましょう!

 

 「お?来たな!主役。待ってたんだぞ?」

 

 ─ごめん、少し遅くなった。

 

 「こっちもこれからでしたので、大丈夫ですよ。」

 

 ──…今から飲むのか…ラミィ…

 

 「えへへ…頂いちゃいます。今回はこの、『エルフの聖霊姫』をフレアさんと飲んでいきます!」

 

 「ということで頂いちゃうね。」

 

 ──他は飲んでるの少し見たけど、まさか、ぺこらも年上だったとは…

 

 「え?そうなんだ!いいなぁ見た目に反して若い姿って…団長達はもう人間だから絶対に駄目なんだよね…いいなぁ。飲みたいなぁ…」

 

 団長は酒飲みですからねぇ…こっちでは完全に人間なので、飲めません!お酒は二十歳になってから!

 

 「ふぅ…それにしても、この短期間でこんなに濃密な日々を送ったのは初めてでした。」

 

 「そうだな…長く生きていても、こんな濃密な生活をしたのは初めてって言っても良いくらいだな。」

 

 「団長は、2人よりも全然短いけど、それでも、こんなに楽しい時間を過ごしたのは、初めて!」

 

 ──俺は…色々あって、それでもこうやってみんなで…(ザー)楽しく過ごしていくのは…(ザザー)初めてかな…?(ザザザー)

 

 ん?砂嵐が出てますね…これはフラッシュバックしているけど、映像としてはまだ見えないって事ですかね?トラウマに関することだと思うので、今は放置します。

 

 「…でもさ、今回は皆で出来たけど、あっちも対策をするかもしれないね。」

 

 あぁ~良くあるあれですね…タッグにするだったり、チームをバラバラにするだったり…

 

 「だから次は…あたし達…敵かもしれないじゃん?」

 

 「…そうだよね…団長も、皆と戦いたくないけど…それ以上に負けたくない!」

 

 「…私も、皆さんとは戦うことになっても勝ちたいです。」

 

 「あたしもそうだよ?だけどさ、今回、リタイヤしようとしたチャンピオンがいるだよね?」

 

 うわぁ…意地の悪い顔してますね…めっちゃニヤニヤしてますね。フレア。これは魔切君が悪いので何も言えないです…

 

 ──あの時は…皆が味方だったから譲ろうとしただけで、別に…

 

 「あたし達だったから良かったんだよ?シオンとかぼたんとかだったら?」

 

 ──間違いなく、怒られてたかな?

 

 「…そうだね。あれは団長も元気だったら怒ってたよ?ちゃんと戦ってほしいって…」

 

 うわ、あれ下手したら即死食らってましたね…元ネタからして。

 

 「…つまりは、次のバトルロワイヤルでは…」

 

 「そう、皆が別々に行動するってこと。サーヴァントを使って戦ってもいいし、別の人と戦う。だけど、あたし達でパーティーは組まない。勿論、ノエルもね。」

 

 「ええ!?私とも!?」

 

 「当たり前だろ…あたしは、ノエルとも戦いたいの。だから今回のバトロワだけは!全員別でお願い!」

 

 ─(フレアのお願いをどうするか…)

 

 

 

 

L2:わかった。お互い頑張ろう!     R2:俺は、皆と一緒に戦いたい!

 

 

 

 

 ええ…此処で選択肢ですか…うーむ、黄金パーティーとも言えるこのパーティーを手放すのは勿体無いのですが…フレアの意見を尊重するか!よし!やってしまえ!

 

 

 

 

L2:わかった。お互い頑張ろう!

 

 

 

 ──そうだな。これからそれが命取りになるかもしれない。だから、次のバトロワでは、敵同士だ!

 

 「…ありがとう。魔切。」

 

 「…わかった。団長も、次のバトロワでは容赦しないから!」

 

 「私も負けません!」

 

 ──それでも、何かあれば、絶対に助ける!遠慮なく言ってくれ。

 

 「そっちこそ。何かあればすぐ言えよな!」

 

 「団長も直ぐに駆け付けるから!」

 

 「遠慮なく言ってくださいね?」

 

 ──ありがとう。皆…

 

 ええと、つまりは今はパーティーとしては呼べるようになっていますが、次のバトロワでは編成不可ですね。いや~キツいっす!それまでに他の人達とも、共鳴(リンク)出来るようにしておきたいですね。

 

 後はムービーというかこっちからは移動とか出来なくなるので、大人しく見ておきましょう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 次で閉幕なので疾走します。駆け抜けろ!俺!

 話しかける順番は実は変えても内容は同じです。


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第39節 パーティー閉幕

 
 アズールが午後0時をお知らせします。

 急ブレーキ掛けました。(正気)明日からまともに戻ります。大人しく。三話くらいにしておきます。


 

 イベント入りますね。

 

 ──よし、全員と話終えたかな?

 

 「デザートも大体食べ終わったし、この後はどうするの?」

 

 ─解散でもいいかな?後片付け手伝ってくれるなら助かるけど…

 

 「片付けも手分けすれば早く終わるし、でもあたしとラミィは帰るね。ラミィ寝ちゃったし…」

 

 「ふぇぇ…エルフのらくえんがみえまふぅ…」

 

 ──一度お酒が入ればこうなるまで止めないからな。ラミィは…フレア、頼んだぞ。

 

 結局潰れたらしいですね…フレアはやっぱり制御出来たのでほろ酔いくらいですかね?

 

 「任された。ちょうど、手伝いが一杯いて助かったな。悪いけど先に帰るな。」

 

 「バイバイ、フレア!頑張ってね!」

 

 ──さて、お酒飲んでない人以外は片付けしようか…

 

 「船長も手伝いますよー。此処にいるシオンたんも!」

 

 「シオンたん言うなッー!」

 

 「多分ぺこーら以外は飲んでないぺこ。」

 

 

 ─マジか…それじゃ皿洗いと床掃除と、後は机拭いたりやごみを纏めて、火の元はマスター呼んでからチェックだな。各自バラバラに始めていって。

 

 ──さて、俺は…っとそうだったマスターを呼びに行かないと…

 

 おや、単独行動ですね。まぁムービーなんで弄れませんが…

 

 

 ──…本当に、あれはマリン達の視線だったんだろうか…

 

 あー、確かに少し気になってましたけど、まさか…こんなところでとかじゃないですよね?

 

 ──ッ!誰だ!

 

 え?マジですか?マジなんですか!?

 

 「そう身構えるな、俺はただの情報屋だ。」

 

 ──…情報屋…?

 

 「代金は貰っているから伝えるだけだ。『エルフの森に気を付けろ。』だそうだ…ま、これ以上は代金を貰うがな。…あぁ依頼主はどれだけ金を積まれようが話すつもりはない。諦めな。」

 

 ──…わかった。覚えておく。

 

 「それじゃあ、またご贔屓にな…」

 

 うわ、いかにもなメインイベントですね。このパーティーはどうやらメインイベントだったぽいですね。

 

 ──…行ったか、ご贔屓にってどうやって…うわ、何か入ってる…

 

 大切な物『情報屋の名刺』

 

 なになに…これを持っているだけで、情報屋とコンタクトが取れるようになる確率が増える…?ふざけんな!(迫真)乱数じゃねぇか!

 

 ──捨てるのもあれだし、持っておくか…エルフの森に気を付けろ…か。

 

 これって絶対に何か在りますよね?あれですかね?先駆者様が通った道を自分も行くことになるんですかね?

 

 ──…取りあえず、マスターを呼びに行かないと…

 

 

 

 ──(その後も、マスターを無事に呼び出しにいって、全部綺麗にしてマスターに返した。…皆には何時話そうか…とりあえず、休み明けに相談しよう。)

 

 

 終わりのようですね…1日が長く感じました。ですが、これでメインのストーリーが、始まりそうでしたね。…ん?イベントムービー…?

 

 

 

 「伝えておいたぜ?全く、エルフの森の情報を渡すから出しに行けとは…随分と入れ込んでいるようだな…..?」

 

 

 さっきの情報屋ですね。誰かと会話しています。

 

 『…それが、彼にとっても成長に繋がる良いことです…仕方在りません』

 

 「はっ!面白いこと言うぜ!あれ以上に強くするとか…何と戦うんだよ?」

 

 『…世界です…数多の世界と。彼に好意を抱く者…その者達が、敵になってしまう悲しき世界を…相手にしていかないと行けなくなります。』

 

 「ふぅ~ん、ま、俺には関係無いことだ。さて、アイツは俺を捕まえることが出来るかな?」

 

 

 『我が息子よ。【選択】の時は来る…それまでにどうか…強くなり、我が一族の力を解放せよ…』

 

 えぇ…?まさかの…生存です。声が籠ってて声優が誰か分かんないですけど!まさかのお母様生存です。ま、魔切君は知らないことですから知ってても意味がないんですけどね。何か次で大きく進む気がします。今回は此処まで。次回をお楽しみに。御視聴ありがとうございます。

 

 

 




  悔しいからまたチャレンジします…

 第一回目アンケートありがとうございました。二回目始めたのでそちらもお願いします。

 タイトル変えてみました。不都合があったら戻します。

 多くの読者様から感想を貰えるように非ログインでも感想を書けるようにしますた


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2章 エルフの森騒乱編~第2回バトルロワイアル
第40節 エルフの森騒乱編(導入編)


 誕生日なので初投稿です。

 歳を感じてしまう…嫌だねぇ…

 本当は投稿するつもりはなかったんですが…筆が勝手に動き始めたので…


 

 

 

 イベントがMODのせいで糞長くなるゲームの実況始まります。今回は前回に処理ができなかった好感度の上昇があると思います。

 

 ──昨日は楽しかったな。皆との絆が少し深まった気がする…

 

 雪花ラミィの好感度が上昇しました。

 

 白銀ノエルの好感度が上昇しました。

 

 不知火フレアの好感度が上昇しました。

 

 宝鐘マリンの好感度が上昇しました。

 

 紫咲シオンの好感度が上昇しました。

 

 獅白ぼたんの好感度が上昇しました。

 

 桃鈴ねねの好感度が上昇しました。

 

 猫又おかゆの好感度が少し多く上昇しました。

 

 戌神ころねの好感度が上昇しました。

 

 兎田ぺこらの好感度が上昇しました。

 

 潤羽るしあの好感度が上昇しました。

 

 尾丸ポルカの好感度が上昇しました。

 

 称号:『女たらし』を獲得しました。

 『嫌だわ!こんなに多くの女の子の好感度を上げるなんて…この女たらし!』

 

 えぇ…いや、このゲームの使用上仕方無いと思うんですけど…(名推理)まま、ええわ。それでは、今回は次のストーリーまでは、イベントがあるということでそれを見ていく方針にしましたので、加速をする機会があまり無いと思われますが、そこは許してください!

 

 それでは続きをご覧ください…

 

 ──今日は日曜だ…何をしよう…?

 

 

  

L2:鍛練する    R2:何処かへ出かける

 

 

 そうですね。スキルが飽和しそうなので鍛練はやめときます。…戦闘イベントごとに手に入れば、別にしなくてもばれへんか…

 

 

R2:何処かへ出かける

 

 

 

 ──そうだ。何処か出かけよう。…誰かを誘おうか…?

 

 

 

L2:1人で行こう   R2:誰かを誘ってみる

 

 

 誘いましょう!好感度を上げて多くのホロメンと『共鳴(リンク)』出来るようにしておきましょう。

 

 

 

R2:誰かを誘ってみる

 

 

 

 ──そうだな、1人よりも誰かいれば楽しいからな。それじゃ、誰を誘おうか…

 

 

 ここでリストが出ますが…おかゆとシオンしかいねぇ!なんでや!おかゆいるならころねも一緒やろ!というおかころ過激派もいるかもしれません。でも、これはゲームです。許してください。何でもしますから!(何でもするとは言ってない)

 

 これはおかゆとシオン…ちょっと気になることがあるので、おかゆにします。まぁ、ころねもいるかも知れないので…

 

 

 ──おかゆに聞いてみるか……もしもし?

 

 「お兄さん?なんだい?もしかしてもう僕のご飯を作ってくれるのかい?通ってまでは大丈夫だよ?」

 

 あれ?ころねが居ないやん!どうしてくれんねん!おかころが見たかったから電話したの!はぁ~親方(製作者)に電話させて貰うね?

 

 ──違う違う。そうじゃないよ。何処か出かけようと思って…空いていたら良いんだけど…

 

 「へぇー、そうなんだ。いいよ?ちょっと準備してくるから。お婆ちゃん。ちょっと出掛けてくるね!え?ころねじゃないよ?男の子と…彼氏じゃないよ?」

 

 い つ も のよくある質問ですね。まぁ、多少はね?

 

 ──大変だな…

 

「あ、ごめんね?繋げっぱなしだったね。用件はわかったよ。すぐに向かうね。」

 

 

 ──ありがとう。それじゃあ…どうしようか。

 

 おや?そういえばまだ決めてなかったですね。…痛いですね…これは痛い…

 

 「ん?決めてなかったんだ?それならゲーセン行こうよ。それなら僕も楽しめるし。」

 

 

 助かる!(ドラゴン)何処に行くか決めてなかったら、恐らく此処で選択肢が出てたのでこれは相手からのアプローチは素直に嬉しいですね。

 

 ──ゲーセンか…行ったことないんだよな…

 

 「ふーん、そうなんだ、じゃあこれを機に行ってみようよ。」

 

 

 あ、そっか…そういえば教育はされてたけど娯楽は教えて貰ってないんだった…俺はこんな娯楽しか知らないのにな!

 

 ──…そうだな。ちょうどいい機会だからゲーセンに行こう!

 

 ということで、ゲーセンに行くことになります。おかゆとゲーセンに行きます。…おかころファンの皆さん…許し亭ゆるして…!

 

 

 それではゲーセンまで加速します。

 

 

 

 

 




 猶予期間有ったのに投稿したので失踪します。

 アンケートありがとうございます!評価もゲージが出ててビックリしました。皆様本当にありがとうございます。これからも精進していきます。

 文がおかしかったので修正しました。


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第41節 エルフの森騒乱編(おかゆとゲーセン編)

 此処から1~3話投稿するので初投稿です。

 とあるキャラが舞い降りたので…多分苦手な人はご注意ください。


 

 

 ではゲーセンから始めたいと思います。ゲーセンの前で立ってる魔切くんはなんか…始めての所に来た田舎者みたいな感じですかね?

 

 ──此処だよな…?ゲームセンター…よし。此処だな。どこら辺で待っていようかな…

 

 「ねぇ、俺たちと良いことしない?なんか奢るからさ…」

 

 「ごめんね。僕は待ち合わせがあるから。ナンパするなら別の子にやって上げてよ。」

 

 お。どうやらナンパ防止イベントですかね?

 

 「おいおい、僕っ娘だってよ?そそるじゃないか…」

 

 「こいつ…とうとう正体を現したね?」

 

 「おいおい…勘弁してくれよ?俺は男もいけるだけだぜ?」

 

 「うわぁ…ちょっとそれは無理かな…」

 

 なんだこのナンパ男!?いや、こいつの元ネタ解るな!?テイルズ関係ねぇじゃねぇか!

 

 「はは、その歪んだ顔…いいね!興奮するなぁ…ちょっとさぁ…その待ち合わせしてる子も含めてさ…俺たちと遊ばないか?」

 

 「遠慮しておくよ。早く離れないと…警察呼ぶよ?」

 

 「はは、ならその警察も交ぜて最高の…」

 

 「やっぱりお前がいると成功しないな.…残念イケメンが!…悪いな。付き合わせて…俺ら行くから…」

 

 「おいおい。何処へ行くんだ?俺達だけで盛り上がってもいつもの…」

 

 「ハイハイ!それじゃあな…」

 

 あ、連れ去られましたね…あのもう1人のナンパ男はいい人っぽいのになんであんな堕天使風味の人と一緒に居るんですかねぇ…?

 

 「バイバイ、…あ、お兄さん。見てたんだ?」

 

 ──危なくなったら介入する予定だったが、その必要が無さそうだっからな。…本当はもっと早く介入したかったが…

 

 「…あれは仕方無いよ…あの空気は流石に僕でも介入できないよ?」

 

 

 あの堕天使増えれば増えるほど厄介になりますからね…会話が。あいつだけでこのゲームがR-15ですけど…あいつ1人でCERO上がるので…勘弁してくれよ…

 

 ──済まないな…お詫びにここのゲーセンは俺の金で遊ぼう。助けられなかったお詫びだ。

 

 「別にいいけど…そういうことなら奢って貰おうかな…?」

 

 ──気にするな…必要経費だ言えば幾らでも出てくるATMがあるからな…

 

 あの言峰を金づる扱いは草、あの神父金だけは援助すると言ったからな…

 

 「へぇ、それなら大分遊んでも大丈夫ってことだね?」

 

 ──そうだな。そいつが援助すると言ったんだ。少し位は問題ないさ。

 

 「じゃあまずは何処に行く?」

 

 

 ・メダルコーナー

 ・シューティング

 ・アーケード

 ・クレーンゲーム

 

 そうですねぇ…やっぱり王道を往く…クレーンゲームですかね?

 

 

 ──クレーンゲームかな?なんか取れるんだろ?

 

 「そうだね?アームさえ強ければなんでも取れるよ?でも弱くても工夫次第で取れるから。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──よし、クレーンゲームに行こう。

 

 ということで、クレーンゲームのところへ来ました。

 

 「ちょっと!これ壊れてるんじゃない!?」

 

 ん?この声は…まさか…

 

 「あれ?シオンじゃん。どうしたの?」

 

 「あれ?おかゆと魔切じゃない。それよりも!このクレーン絶対取れるのに最後手放すの壊れてるって!」

 

 シオンじゃないですか。それにしても、よくあるクレーンゲームで有り金全て溶かした人の言い訳ですね…今のシオンのセリフ…

 

 ──アームが弱いのか…なるほど

 

 「どうやらそうらしいね。どうする?」

 

 ──…シオン。俺がやってみるよ。

 

 「え?まぁ、別に良いけど。壊れたゲームでやるなんて…もしかしてドM?」

 

 ──まぁ、見ててよ。…500円だな。…1回目はこうだな。2回目でこうして…3回目で…よし、取れた。

 

 やりますねぇ!うちの魔切くんは結構ハードなこともやれますよ?

 

 「はぁぁぁ!?なんで!シオンこれで1500円やっても取れなかったんだけど!?」

 

 クレーンゲームでそれは溶けスギィ。将来、FXで有り金全部溶かしそう…

 

 「うまいね。流石お兄さん。初めてにしてはセンス有るね。」

 

 「え?初めて?嘘ぉ!?シオンの努力は!」

 

 「無駄だったかなぁ…」

 

 「そんなぁ…」

 

 直球で攻めてるおかゆ…そこまでにしてやってください…実際クレーンゲームで2000~4000使う人もいるから、多少は、ね?

 

 ──…シオン。欲しかったんだろ?俺は要らないからあげるよ。

 

 「え?本当!後で返してって言っても無理だからね!」

 

 優しいなぁ…ま、本当に要らないから好感度を上げるのにいいかも知れないですねぇ。

 

 「そうだね。あんまり荷物が多いと困るし、それならあげた方がいいかもね。」

 

 「?2人ともそういえばなんで此処にいるの?」

 

 「お兄さん。ゲーセンに行ったことがなかったから案内しているんだ。次は…此処からだとシューティングゲームが近いかな?有名なゾンビを倒すの…僕は苦手だからやらないけど…」

 

そうでしたね。おかゆはホラー苦手だから出来ないんですね。

 

 「シオンも一緒にまわっていい?どうせこの後予定がないし、これも取って貰ったしね。」

 

 ──もちろんだ。それなら3人で行こう。

 

 「ありがと!じゃあさ、シューティング行くんでしょ!人気だから行かないと!…でも血が出るのは苦手だよ?」

 

 ということで次は恐らくゾンビシューターだと思うので、おかゆと…恐らくシオンも参加しないと思いますが、行ってみたいと思います。それではシューティングの所まで加速。

 

 

 




 アヴァロン攻略するので失踪します。


一向に進まない。なんかこの小説がペルソナ5+テイルズ+型月みたいな感じで1つのイベントで物凄く長いイベントをやっている気がする…こんな作者に付き合ってくれる読者様は感謝しかないですねぇ。

 頑張って書かないと…(使命感)

 楽しく書いているので心配は無用ですよ?

 このナンパ男たちは5回目で諦めたそうですよ?(相方のせいで)


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第42節 エルフの森騒乱編(おかゆとシオンとそれからシューティング編)

 アヴァロン攻略終わったので初投稿です。

 …理解はしたし、攻略の途中で色々気付いたことはあるけど…取りあえず最高で最低でしたね…

 まだ続きがあるのでしばらくモルガン様はフレーバー位の存在だと思ってください。全て解れば本格始動させます。


 此処はシューティングのところですね。有名なゾンビゲーから、色々な物まで存在しています。

 

 ──驚いたな…こんなに賑わっているとは…

 

 「そうだね。此処はシューター達には人気なんだ。ある程度の設備が整ってて、オマケに交流するスペースまで確保されてる。だからみんな此処で切磋琢磨しているんだ。」

 

 「へぇー、魔術で競いあってるみたいなものね。」

 

 ──すごいな……俺も早速やってみよう。

 

 「ゾンビの方は応援しか出来ないよ?」

 

 「シオンもちょっと血はあんまり見たくなくて…」

 

お?1人でやるみたいですね。これは…まぁ、いつも戦闘でも使ってるし、ね?

 

 

──…大丈夫…二丁で出来るんだよな?

 

 いつもの戦闘スタイルで行きましょう!これなら高得点も狙えそうですね。難易度は…最高でも問題ないでしょう

 

 

 

 「おいおい、出たぜ?二丁構えて俺カッコいいってヤツ。」

 

 「しかも難易度最高だってさ。フンッ!ソウイウノハヒップノユー。」

 

 「どうやら恥をかきたいらしいぜ…」

 

 「女の前でみっともない姿晒せ~!糞リア充!」

 

 ──…散々だな…

 

 辛辣スギィ!確かに俺もその場に居たらそっちの仲間でしたわ(クソヤロウ)。でもうちの魔切くんは…やりますよ?

 

 ──…なるほど?待ち伏せか。…そこだな!ッ!横に隠れているな!そこだッ!…なに?大型か…頭を狙えば…!グレネード?あぁ、そんなものあったな…面倒だし使っておくか。ボスはどこで出てくるんだ…?

 

 「なんだこの化け物PS!?人間じゃねぇ!」

 

 「二丁構えてなんで別の方向に撃てるんだろう?コレガワカラナイ。」

 

 「すげぇ…グレネードの存在が要らないくらい早い速度で殲滅している…!」

 

 「晒しように撮っていた動画が凄腕プレイヤーの直撮りになっている件」

 

 ──(外野も盛り上がっているようだな…おかゆとシオンは終わるまで暇にならないかな…)

 

 「行け!やっちゃえ!ていうか、ホントに魔切は強いなぁ…」

 

 「そうだね。普段からやっているせいか、リロードの仕方や初期の動作確認だけで此処まで戦えるのはすごいね。流石お兄さん。」

 

 ──(心配無さそうだ…ボスが近づいてきたな。)

 

 「はぇ^~すっごい…。此処までノーミスとか強すぎるってはっきりわかんだね?」

 

 「ホーウ、キョウプレイヤートウジョウダナ。」

 

 「ボスまで来やがった…しかもほぼアイテムが残っている状態で…」

 

 「#化物プレイヤー降臨、っとよし。これでバズるな。ボス戦も今撮るからなぁ…」

 

 いや、無断って…そんなことしちゃ…ダメだろ!(マジメ)

 

 ──…(まぁ、これくらいは見られても問題ないか…)ボスは…うわっ!気持ち悪いな…弱点は…目とか頭辺りらしいな…当たるか!喰らえッ!…止めだ!…ふぅ、エンディングか…

 

 攻略…完了です…まあイベントなので一切操作しておりませんが、勝手に攻略するので…よし!

 

 「ウッソだろお前!?1時間で終わったぞ!」

 

 「ハハハハハ!タイギダッタゾ。それにしてもすげぇな。」

 

 「このゲームで1人の二丁、しかも最高難易度…恐ろしいな…」

 

 「よし、なんかボスのも投稿したら再生数うなぎ登りだわ。ま、ありがとな!リア充の兄ちゃん。末永く爆発しな!」

 

 ──なんか、面白い奴らだな…後で動画見ておくか。

 

 「お疲れ~なんかすごいバババーン!って敵を倒したの爽快だった!でもやっぱり血は苦手だなぁ。」

 

 「お疲れ様。初めてにしては本当にすごいと思うよ?このシューティングゲーム難しいので有名だから…」

 

 ──…そうなんだ…少しは経験が積めたかな…?

 

 『今後の銃攻撃に必中とクリティカル発生率上昇が付与されます。』

 

 ファッ!?うーん…まさかの永続効果の仕様が追加されるとは…

 

 「それじゃあ、次は…メダルゲームかな?それなら僕も参加出来そうだね。」

 

 「シオンも参加する~。そろそろ見るだけは嫌だし!」

 

 ─次はメダルだな。わかったよ。…楽しいなぁ…

 

 メダルゲームに行くそうですね。なんか濃いNPC多いなぁ…ま、あんまり被害はないので次に行こうぜ。

 

 

 

 

 

 




 ストーリー全然進まないので失踪します。

 恐らく100話に至っても書きたい所まで行けなさそう…

 加速はしないです。掛け合い重視で行きたいと思います。


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第43節 エルフの森騒乱編(おかシオとメダル、アーケード編)

 
 もう終わるので初投稿です。まぁ、またイベントありますけど、許してください投稿するんで…


 

 「此処がメダルゲームのエリアだよ。僕も久しぶりだなぁ。」

 

 おお~此処か…ええやん!でも、結構本格的なメダルゲームばかりですね。スロットとかもありますしね。

 

 「へぇ、結構あるんだね。シオンもやろっかな~?」

 

 ──このメダルゲームは、普通のお金じゃ出来ないのか?

 

 「ううん、出来ないことはないよ?でも、予め換金しておいた方がいいよ?」

 

 ──そっか、わかったよ。…それじゃあ始めていこうか…

 

 此処からはミニゲームを、出来るそうですね。先の2つと違って少し遊んでさっさと次に行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

  

~2時間後~

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジャックポット来いよ!絶対に来るって!オイオイオイ!こんなんじゃ満足できねぇぜ!踊れスロット!死のダンスをぉぉ!?っいよっしゃ!キタキタキタ!ジャックポットFOOOOO!!

 

 …ハッ!こんな時間に…!ゲーム内時間は…全然進まないんですね…フゥ…助かった…。いやぁ…沼ですね。テイルズはこういうミニゲームは手を抜かないので…ダブルアップ…ジョーカー同士…ドロー負け…ウッ、頭が…時間を忘れて本当に申し訳ない。だが私は謝らない(クズ)

 

 ──なるほど。面白いな。でも、次があるし此処までにしておくか…

 

 「あれ?もう終わるの?」

 

 「もう少しゆっくりでもいいんだよ…?」

 

 ─まだアーケード?が残っているし、そっちをやるよ。いい時間になってきたしな。

 

 「そうかな?わかったよ。僕たちもそろそろ切り上げようか。」

 

 「待って!シオン此処で勝たないと負け越しなの!後…後3回、3回だけだからぁぁ!?」

 

 此処に同業者がおりましたわ。いやぁ人が堕落していくのはいいものですねぇ(人間性もクズ)

 

 「ダメだよ。お兄さんの初ゲーセンなんだから。」

 

 「やだやだあぁぁぁ…シオンの1500円が…」

 

 痛いですね…これは痛い…まさか今日で3000円損とか…やめたら?ゲーセン。(辛辣)

 

 「ほら、いくよ?こっちに行けばアーケードエリアだよ。」

 

 近いので行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 「此処からはアーケードエリアになるね。ダンスや格闘ゲームが主体でその他にも色々おいてあるよ。」

 

 ──アーケード。ここはすごく…うるさいな。

 

 「そうだね。かなりうるさいよ…人もゲームも。」

 

 「はい俺の勝ちー。なんで負けたか明日までに考えておいてください。」

 

 「おい!着地保護出来ねぇとか!それでもA帯かよ!」

 

 「おいぃぃぃ!?ちょとsYレならんしょこれは・・?早くも終了ですね。は?行動出来ないとかハメでしょ?俺のシマじゃノーカンだから。」

 

 「おい。見ろよあいつは…このダンスゲームの…王様だぜ?」

 

 ──賑わっているな…本当に…

 

 「まぁ、お勧めはしないよ?動物園みたいとも言われる此処に来るのは…」

 

 ──いや、彼等にはそれなりの実力があるはずだ。周りがとやかく言うのは間違っていると思う。…だから俺は少し行ってくるよ。

 

 「…くそっ!…お?なんだ?新人か?教えてやるから来い!教育してやる…」

 

 「あ~あ出たよ。新人潰し…また1人潰す気だ。」

 

 新人潰し…?魔切くんなら大丈夫でしょ(適当)パパッとやって終わり!

 

 「可愛そうに…2度とこのゲーセンに来れないねぇ…」

 

 「(どうしようか…助けに行こうにも見られてるし。何よりお兄さんがやる気だし。見ていようかな?)」

 

 「(あれ?おかゆが助けないの?シオンが口を出すのはちょっとあれだし。見てよっと。)」

 

 ──始めようか…んー、これかな。 ジョインジョインジョインジャギィ

 

 んんんんんんんん!これはなんてキャラを…

 

 「ハンッ!そんなキャラ選ぶとか、後悔させてやるよ!」ジョインジョイントキィ

 

 なんてことを…ガチで潰しに来てる…これは敗けですかね?

 

 

 

 

~対戦後~

 

 

 

 

 

 「舐めた口きいてすいませんですた…」

 

 やっぱり魔切くんには勝てなかったよ…所詮はモブか…ヤツは四天王の中でも最弱…

 

 「おいおい、マジかよ…あのトキを完全に倒したぞ…バスケもなしに…そもそもバスケ出来ねぇが…」

 

 「それにしてもトウケイを見てから間に入ってコンボ繋げるのは草。あれで新人か?」

 

 ガチで相手を見てから行動している魔切くんはすごかったです(小並感)あのキャラは負けると思いましたからね。こっちは。

 

 ──初めてたが…何となくわかったな。

 

 「始めてかよ…初のアーケードでこれは期待の新人。また此処に来いよ。今度はもっと強い奴と戦えるようにしておくよ。」

 

 「大会もやっているから。絶対に見に来てくれよな!」

 

 ──ありがとう。友達が待ってるからまたな。

 

 強い奴…此処は某世紀末ゲーセンだった…?まぁまた来れたら来ましょう…

 

 「お疲れ様。お兄さん大体のゲーム強いね。スペック高いよー?」

 

 「ふふん、あいつザマァないね!イキるからそうなるのよ!」

 

んん、ブーメラン…すまない、言いすぎた(ジョナサン)取りあえずこれで周れたからよし!イベント終わりですね。

 

 「どうだった?お兄さん。始めてのゲーセンは?」

 

 ──楽しかった。ありがとうな。俺ならもう商店街しか案内してないからな。

 

 実家だしね。仕方無いね。ワンパターンはあんまり好かれないからコレはコレでいい経験になりましたね。

 

 「シオンもなんか楽しかったよ!でも今度は魔切と魔術の決着をつけてやる!だから遊ぶのは次の次になるよ!」

 

 ──わかった。それなら時間が合えば魔術で演習しようか。

 

 「うん!絶対だからね?」

 

 「僕も新鮮だったし、機会があれば今度はころさんとも来ようよ。」

 

 ──それじゃ、またな。…いや、家まで送ろうか?

 

 「ううん、大丈夫。此処から近いから。」

 

 「シオンも飛んでいけば大丈夫。それじゃ!また学校でね!」

 

 「バイバイ、お兄さん。」

 

 ──…俺も帰ろう…2人との絆が深まった気がするな…

 

 猫又おかゆの好感度が多く上昇しました。

 

 紫咲シオンの好感度が多く上昇しました。

 

 さて、次は学校なので加速が使われると思いますが、多少は、ね?ということで終わろうと思います。此処までの御視聴ありがとうございました。

 

 

 

 




 少しだけ長くなったので失踪します。

 UA5000も越えててビックリしました。お気に入りも60越えてて嬉しかったです。気付いたら増えてるのが…とても感謝しかないです。これからも頑張って行こうと思います。


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第44節 エルフの森騒乱編(日常…異変開始編)

 日常回なので初投稿です。

 UAがどんどん上がって嬉しいですね…


 それでは、始めていきたいと思います。此処からは学校なので加速を使いますが何かイベントがあれば飛ばなくなります。それでは加速を…ん?イベント!

 

 「よぉ!魔切!土日は楽しかったか?」

 

 ──ああ、おはよう。楽しい2日だったよ。

 

 「そりゃ良かった。お前の事だし色んな女の子と関わってると思うんだよな?だからさ。俺がその子達の情報を手に入れてやるよ。気になる娘はいるか?」

 

 あ、これはギャルゲ(型月)によくいる好感度を教えてくれるモブだ!名前は…乾一成…まま、ええわ…ランダムだろうしね。仕方無いね。取りあえず、まずは好感度を聞いてみましょう。

 

 「わかった。この子だな。この子は…」

 

 好きなものから苦手なものまで。全て教えてから好感度を教えてくれる感じですかね?…何で知っているかはゲームだからとしか…現実だと怖いな本当に……全て聞きました。結果は今のところ。ラミィちゃんが一番高そうですかね?その次がノエフレとおかゆ、シオンらしいです。…あの二人かなり上がっているな…何でだろう?(無能)じゃ、そこら辺で終わりましょう。

 

 「じゃ、なんかまた聞きたくなったら俺に聞きな!それまでに情報を仕入れておくからよ!」

 

 

 そういえば、なんかまだ登校してない人がいるですよね…ラミィちゃんとフレアっぽいんですけど…まさかね?

 

 「おはようございます。ホームルームを始める前に1つ、皆さんに伝えないといけないことがあります。…エルフの森にて、精霊の数が減少するという事件が発生しました。

 

 これによりエルフの雪花さんと不知火さんが来れなくなりました。事件が終息するまではそちらで尽力を尽くすとの事です。…学園長も許可を出しています。

 

 ですので、普段通りに授業を進めていきたいと思います。」

 

 ──…ラミィ…フレア…大丈夫かな…?

 

 「…フレア、団長は…」

 

 なんだこのイベント!?これはストーリーに関わることのようですね…しかし、ここで編成不可が痛い…なので代わりに誰かを編成しないといけないんですが…放課後ですね。

 

 「…行かないと。待ってて、フレア…」

 

 ──何処へ行くんだ?ノエル。

 

 ナイスセーブ!これで突っ走る団長はいないんやなって。batな展開にならなくてすみました。

 

 

 「…エルフの森だけど?フレアを助けないと!」

 

 ──1人で、か?頼る人間も要るだろう?

 

 「…ごめん、魔切くん。冷静じゃなかったね。団長、うっかりしてたよ。」

 

 みんなでやれば怖くない!その精神でいきましょう。2人だとあれなので最低でも、後2人はほしいですね。

 

 ──取りあえず、声を掛けれる人に掛けてみるよ。それから一緒に行こう。

 

 

 「うん、わかったよ。でも今日参加できる人いたかなぁ…?」

 

 リストが出ましたね…参加できる人は…んん?4人…船長、おかころ、ポルカですね。ふーむ、全員呼びますか。

 

 「Ahoy!どうも船長ですぅ。どうやらお困りごとの様ですので参加させて頂きましたぁ。お願いしますぅ。」

 

 「宜しく。なんか困っているなら手伝うよ。もちろん。お母さんに関わることの以外でもね?」

 

 

 「お兄さんが困ってるし、ころさんもなんか用事があるんでしょ?エルフの森に、折角だし組もうよ。」

 

 「むー、おかゆと関わる男の子…だけど料理も美味しいし、今日も御馳走になったし…今回は協力するよ。でも、おかゆは渡さないよ?」

 

 「こんなに居たんだ…これならフレア達を助けれそう!」

 

 ──行こうか。エルフの森へ

 

 白銀ノエル、宝鐘マリン、猫又おかゆ、戌神ころね、尾丸ポルカがパーティーに参加しました。

 

 此処からは恐らく、エルフの森での事件を解決すると思われます。それではエルフの森へイクゾー! デッデッデデデデッ! カーン! デデデデ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「さて、あいつはここでどれだけ成長出来るかな?内なる血の欲望にどれだけ抗えるか…見せてくれよ?」

 

 

 

 え?なにこれは…不穏な空気ですが、行きましょう…なんかあるなぁ…これ絶対。

 

 

 




 次からは実況が行方不明になるので失踪します。

 攻略するときは実況を消してゲームに没頭して貰うように掛け合いのみとします。

 実況詐偽は許してください…投稿するんで…


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第45節 エルフの森騒乱編(異変調査編)

 実況者が行方不明の変調を受けたので初投稿です。

 かなり見にくくなるかもしれません。ですが、実況を入れると違和感を感じるのでダンジョン攻略等は全て終わったら実況が全て語る方式で行きます。


 ──精霊の気配を感じないよな…

 

 「うん、何にも感じない。シルフに調べさせてるけど、何にも感じないって。」

 

 ──思ったんだが…ころねは精霊使いなのか…?

 

 「うん、ちょっとね。生まれた時からずっと付いて貰っているの。だから皆家族なんだよ?…だからこそ、精霊が居る筈の森でこんなに精霊が居ないと何かあったと思って…だから調べようと思ってたの。」

 

 「ちょうど、お兄さん達が行く話を聞いてね。それならころさんと一緒に行こうと考えたわけだよ。」

 

 「…おかゆだけでも良かったかもと思ったけど、ここに来て解ったのは、エルフの人たちは、精霊が居なくなって混乱してると思うの。」

 

 「えー、船長は全く理解が出来ないんですが、やっぱり大事なんですか?」

 

 「精霊が居ないと、エルフは生活が困難になるの。共存しているから。団長たちで言うと、スマホや電子レンジが使えなくなるのと同じだよ。」

 

 「え!それは大変ですね。それじゃ、今のエルフの方々は…」

 

 「おそらく、生きてはいるけど、都会慣れしていない人たちは苦労しているだろうね。森の中だけで一生を終えるエルフも少なくないからね。…その点ハーフエルフは完全に人間と変わらない生活が出来るから、不便はなさそう。」

 

 「?ハーフエルフはなぜなんですか?エルフなのですから、精霊と共存している筈では?」

 

 「…ハーフエルフはエルフよりも恩恵が少ないの…ないわけじゃないけど、エルフの生活で生きていたら生活出来ない位には恩恵が少ないんだ…。」

 

 ──生まれは仕方ないよ。全く受けない人間と混じれば、それだけ恩恵は少なくなるのかもしれない。

 

 「…静かに、前に誰か居る…」

 

 「え?誰?シルフお願い。」

 

 「おっと、船長は少し隠れますね…」

 

 ──…浄眼……居るな、エルフじゃないか?

 

 「…!精霊の気配!そこかッ!」

 

 「ッ!危ない!」

 

 ──ころね!

 

 「大丈夫!ノームが守ってくれてる。」

 

 「なんてことだ…このような大精霊すら従えさせてるとは…」

 

 「族長に報告しろ!奴らを見つけた!即刻捕られるぞ!」

 

 ──どうやら、勘違いされてるけど…?

 

 「精霊…隠せば良かったかも?」

 

 「いや、どっちにしろ隠してた方が危なかったかも。彼らは感知能力が高いからね。」

 

 「ええ!?戦闘開始ですか!?」

 

 「取りあえず落ち着けよう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「精霊様を解放しろ!」「卑怯者よ!覚悟しろ!」

 

 

 「魔切さん!お願い出来ますか!」

 

 ──任せろ!

 

 「いくよ!おかゆ!」

 

 「背中は任せて!ころさん。」

 

 

 「そこだ!」

 

 ──遅い!そらッ!はッ!食らえッ!

 

 「"水よ~、えーと、取りあえず飲み込んじゃって下さい"『メイルシュトローム』!"弾ける爆弾"『スィープマイン』!」

 

 「遅いよ、(背後へ)三散華(さざんか)ッ!崩襲脚(ほうしゅうきゃく)ッ!」

 

 「お願い!ウンディーネ!アサルトダンスッ!」

 

 「強い…!」「我らが負けるとは…」

 

 

 「おかゆ~勝ったねぇ!」「お疲れ様、ころさん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここで逃がしてなるものか…」

 

 「人間め…精霊を無理やり従わせるとは…」

 

 

 ──…どうやら、勘違いをされているな。俺たちは別に無理やり従わせている訳じゃない。ころねに関してはむしろ家族のような存在だ。現に、無理やりなら黒匣(ジン)を使っているはずだろ?

 

 「!…確かに…黒匣(ジン)を持っていないようだ…すまない!早とちりしたらしい!」

 

 「君たちは何故、ここへ?今はここを立ち入りを規制していた筈なんだが…」

 

 ──規制…?そのような物は無かったのですが…

 

 「そうか…後でまた確認しよう。君達は早く此処から戻って行くといい。今のエルフの森は…」

 

 「フレア!フレアは何処にいるの!」

 

 「君は…ノエルちゃんか。なるほど、フレアが心配で来たのか。フレアは今は森の奥の方で探索をしている。」

 

 ──…ラミィもですか?

 

 「あぁ、彼女も捜索に加わってくれてな。後、もう1人居るんだが…君達の上の学年の子かな?」

 

 「アキ先輩だね。」

 

 「おお、知っていたか。そうアキ・ローゼンタールも参加している。彼女達はハーフエルフであるが、我々エルフとも仲が良く、今回も快く調査を引き受けてくれたよ。…本来は学業が優先な筈なのにね。」

 「そうなんだ…団長たちも調査に参加したいです!」

 

 「そうは言っても…魔力を見るのと精霊を感じる者がいなければ…」

 

 ──話の途中で失礼します。自分、魔力を見ることが出来ますよ?

 

 「ほう?人間で精霊眼でも貰ったのかな?それとも妖精眼?」

 

 ──…浄眼です。これなら魔力も一応見れるので。それに、精霊ならころねが感知できるよな?

 

 「うん。出来るよ~?シルフに頼めばすぐだよ。」

 

 「まさか…四大精霊様を従えておられる…今代の神子様で在られたか…!これまでの不敬をお許しください!」

 

 「いいよ~そんなに畏まらなくても、今回は調査に参加するのは皆が行くと言ったからだから、お忍びみたいなものだからナイショだよ?」

 

 「…畏まりました。それでは、ころね様、そちらの子も協力していただけるならとても助かる。」

 

 「貴方達は我々に付いてくれば問題はない。少しの間我慢していただきたい。」 

 

 ──ぜひ、お願いします。…皆、行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「さて、現地のエルフと協力は出来た、っと。それじゃあ、次は原因を探らないとな。ま、仲間も十分だし、特に支障は無いだろうがな。…此処が…【分岐】の1つだぞ?覚悟しろよ?少年。」

 

 

 

 

 




 
 バッドエンド考えるのが楽しかったので失踪します。

 今後の展開によってはかなり面白くなるので、愉悦部の皆さんはどうぞ、お付き合い下さい。


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第46節 エルフの森騒乱編(異変調査編2)

 書きたいことが多すぎるので初投稿です。

 いつの間にかUAも6000超えて7000に到達しそうになってます。嬉しいです。ありがとうございます。そして、祝50話です。これからも精進していきます。


 

 

 「此処が我々の今の調査基地だ。族長も先ほどの伝令で此方の情報は把握されておられる。必要以上のことは話していないので安心していて欲しい。」

 

 「族長の所まで案内する。ついて来て頂きたい。」

 

 ──いつもより精霊が少ないらしいが…此処には存在するのか…?

 

 「ああ、唯一、此処が精霊様が多く存在する。此処に皆避難していると思われる。だからこそ、我々がここで調査をし、保護と防衛を行っている。本来は、祝福をして頂いている側なのに、このような形になっているのは、全てあの変な奴のせいだ!」

 

 ──そいつの名前は?

 

 「『教授』というらしい。何でも此処に悪いものが住み着いているらしいから調査に来たと言って森を荒らしまくっているのだ!」

 

 「奴らこそ悪人の筈なのだ!だから、あの時は仲間だと思い攻撃してしまった。すまない…」

 

 「…そういえば…ポルカちゃんは何処にいるの…?」

 

 「え?そういえば、ずっと付いてきてると思ったら居ないじゃないですか!」

 

 「もう1人居たのか?君達だけだと思ったよ。見つけ次第保護させて貰うよ。」

 

 「その心配はないよ。後ろから付いてきてる。…今気づいたんだけどね。」

 

 ──なんだって!…本当だ、ポルカ!何処に居たんだ?

 

 「暫く潜伏してたんだ。ずっと付いてはいたから問題ないよ。」

 

 「どうして今まで気配を?」

 

 「…後ろから襲撃されないかずっと警戒していたんだ…見られてるような気がしてね。1人くらい、こういう感じで警戒しててもいいかなって思ったわけ。戦闘の時も危なかったら参加する予定だったし。」

 

 ──有り難いけど、あまり心配はかけさせないでくれ。

 

 「ごめんごめん、次は気を付けるよ。」

 

 「…彼女はすごいな…全く気配を感じない。自然に溶け込んでいる。我々エルフですら感知出来ないとなると、どれ程の力量か計り知れないな…」

 

 「ポルカさんは…何て言うか…神出鬼没のピエロですよね?」

 

 「ん?私?ピエロなんて失礼な…いや?サーカスのピエロなら納得…いや、どちらかと言えばクラウンなんだけど!」

 

 「そろそろ族長の所だ。なるべく、私語は抑えてください。」

 

 「すいませんでした…」

 

 

 

 

 「よいよい、そう畏まらなくてもな。」

 

 

 

 「族長!」

 

 ──貴方が、ここの族長さんですか。

 

 「珍しいのぉ…"魔族狩り"に神子様とは…」

 

 ──…魔族狩り?何ですか?それは何ですか?

 

 「おやおや、お主達の別名じゃよ。魔族を殺すのに作られた一族…七夜の一族は最早呪いとまで言われる位の一族じゃ。全滅したと聞いておったが…生き残りがおったとはのぉ…お主、名は?」

 

 ──七夜…魔切です。魔を切るでまき。

 

 「なんとも…当主の息子であったか…そうでなければ、そのような名前はつけられんだろう。良い名前ではあるがな。魔を殺すのに適した名だ。」

 

 ──その話しはまた今度でいいですか?今は…

 

 「おお、そうじゃった。今はこの森の精霊様の話じゃったな。…先日、『教授』と名乗るものがこの森にある世界樹に用があるとして訪ねてきてな。ワシはその時は断ったのじゃが、どうにも喰い下がってきてのぉ」

 

 「…何か目的があったのかも。」

 

 「あやつの目は何かを欲していた目じゃ、恐らく、世界樹の素材は喉が出る程欲しいのかもしれん。じゃが、世界樹は今は傷1つ付かない状態じゃ、精霊様の加護が有る限り、じゃがのぉ…」

 

 「見えてきたよ。つまり、世界樹の何かしらを欲するために、精霊を捕まえてるわけだね?」

 

 「一番有力と言えば、その通じゃのぉ神子様。じゃが、世界樹を狙っておるか、それとも別のものを狙っておるか。それは分からんのぉ。」

 

 「(そういえば、何で神子ってバレたんだろう…?伝えていない筈なのに…今は置いとこっと。)」

 

 ──では、許可無く森を荒らしていると…?

 

 「許可は出しておらぬが、狩りに出ておった者にはそう伝えておったらしいのぉ。」

 

 「それじゃ、話は簡単だね。捕まえて、追い出せば良いわけだ。」

 

 「すまぬが、調査の協力をお願いするぞい。」

 

 ──分かりました。それじゃあ、まずは奥の調査隊と合流します。

 

 「頼むぞい。調査隊にはワシから伝えておくから、合流してくれ。」

 

 「では、失礼します。それでは、我々はここで。後は調査隊と合流を、警備に戻ります。」

 

 「ありがとうございました!それでは、次のところへ…出港~!…って、誰も乗ってくれないんですか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「さて、もう1つの力も感じていたのに伝えてないのはわざとかねぇ…?ま、その方が此方にとっても好都合だ。さてと、移動しますか。バレずに動けるのが、『情報屋』のいいところだよな。…それにしても、『教授』の奴…暴れすぎだろ…次はもっとましな奴を用意しておくか…『学者』も好き勝手な奴だしな…」

 

 

 

 




 長くなるので失踪します。ちょっと早く書きたいのに忙しいので1日1話でがまんしてくだしぃ。

 アンケートのるしあ!何故るしあがこんなにも…票が集まっているのか。コレガワカラナイ。ラミィちゃんとるしあで何故こんなにも票が集まるのか…そういうことするなら俺にも考えがある。

 どれぐらい先かは分かりませんが、俺のファンサービスを楽しみにしておくんだな!(Ⅳ)

 作者は元デュエリストです。(ARC-Ⅴからやらなくなった。)


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第47節 エルフの森騒乱編(異変調査3)

 前書きのネタが無くなってきてるので初投稿です。

 そろそろ初投稿じゃなくなるのか…

 モルガン台詞をの色から【】に変えました。色を消費してホロメンの色を考えるのに脳を消費できなくなったので…許してください。投稿するので…


 

 ──結構奥に来ている筈なのに、まだ合流できないな…

 

 「森自体は広いから、なかなか合流出来ないものだよ?…よくフレアとはぐれて迷子になったなぁ…」

 

 「そういえば、フレアさんとはどれぐらいの付き合い何ですか?」

 

 「フレアと?ん~と、確か小さい頃からずっとかなぁ…フレアの方がもう大人だったし、友達よりも姉妹みたいな感じかな?」

 

 「それぐらい長いんだ。どうして知り合えたの?」

 

 「団長がね。遊びに出掛けたときに迷子になってたらしいの。その時にお花畑があって、そこで眠ってたらしいの。」

 

 ──魔物が居るかもしれないのに無用心だなぁ…子供だから仕方ないかもしれないけどね。

 

 「そうなの!それでね、心配になった親がエルフの人たちと協力して探してたんだって!それで見つけたのがフレアだったらしいの。」

 

 「そこからの付き合いですか…もう10年近くの付き合いですね。良いなぁ~幼なじみが居るのは、船長も~欲しかったな~。」

 

 「おかゆところねもそれぐらいの付き合いだよねぇ?」

 

 「そうだね。大体そのぐらいかな?」

 

 「え?何ですかこれ?今幼なじみ居ない人はマウント取られてる感じですか!なんか居ないと寂しい人とかそんな感じなんですか!」

 

 「じゃあ私と幼なじみってことにする?」

 

 「んん!学校で知り合った人を幼なじみとして扱うのはどうかと思うわけですが、ここはそれでマウントを取られないと言うのであれば…」

 

 「いや、冗談だから…気にしなくて良くない?」

 

 ──そうだぞ、別に居なくても、元気に成長出来ればそれだけで幸せだと思うからさ…

 

 「…あの…その…船長そこまで慰めて貰うつもりは無かったのですが…」

 

 ──あれ?なんか俺、悪いこと言った?

 

 「悪いことは言ってないよ…ただ、少し事情を知っている身からしたら、重い話だったかな?」

 

 ──あー、…すまない、そこまで気にしなくても良いぞ?この言葉は商店街の人の受け売りだからさ。俺のことは別に良いぞ。

 

 「…なんか、すいません。船長、息が…苦しくなってきました…」

 

 「じゃあ、話を変えようか。そろそろ合流地点に到着するよ。」

 

 「気配も感じるよ~。エルフの人たちだね。後は…」

 

 「!フレアだ!フレアー!」

 

 「…先に行っちゃったみたいだね。」

 

 「私たちも合流しようよ。」

 

 ──行こうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「フレアだー!良かったよぉ…」

 

 「ちょ、ノエル!分かったから!心配かけて悪かったから。少しはなれて…」

 

 「別に良いじゃないか。感動的な再開なんだし、ここまで来てくれたんだ。」

 

 「アキロゼ的には別に良いと思うけどなぁ。ノエルちゃんも心配して来てくれたんだし。」

 

 「アキ先輩!今は…そんなこと言ってる場合じゃ…!」

 

 「そうだね。でも慌てても意味ないと思うなぁ?ここは一旦合流してからだよ?」

 

 ──フレア、久しぶり?2日ぶりだな。…ラミィの姿が見えないが…

 

 「それは…」

 

 「へぇ、君が1年のチャンピオンなんだね?」

 

 ──貴女は…

 

 「私はアキ・ローゼンタール。アキロゼかアキでいいよ。」

 

 ──俺は七夜魔切。1年のチャンピオンだ。次の…までだが。

 

 「よろしくね。でも、次までって…自信無いのかな?」

 

 ──自意識過剰じゃないだけさ。…自己紹介はここまでにして、アキ先輩。ラミィの居場所を教えて欲しいのですが…

 

 「それは私から伝えないとね。私はここのリーダーをやっているものだ…ラミィは、恐らく拐われたよ。さしずめ、精霊が目的だったんだろうね。」

 

 ─なんだって!?そんな…

 

 「…精霊…セルシウス!」

 

 「なるほど…大精霊を目的とする誘拐なら、納得できるね。」

 

 「…あのー、大精霊は…どれぐらい居るのですか?」

 

 「ころねの4精霊、ラミィのセルシウス。今は亡きヴォルト。魔族の守護者シャドウ。光のルナ、アスカ。これ位かな?有名な所は…」

 

 「亡きって、精霊が死ぬんですか!?」

 

 「寿命だったり、力を使いすぎて、が在るよ。殺そうとしても殺せないよ。普通は。」

 

 「ヴォルトの話はまた今度ね。それじゃあ、作戦会議をしようか。」

 

 ──…無事でいてくれ…ラミィ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おいおい、そりゃねぇぜ『教授』…危害は加えないって言ってたのにバリバリじゃねぇか…あれでも有能だから困るんだよなぁ…ま、殺したりしねぇ限りは俺は介入しないでおくか…俺が入って計画がパァになれば、全員生きて明日は拝めねぇからな…」

 

 

 

 

 

 




 ホロメンの色を考えるのが難しい…そこさえ決めれば台詞を書くだけなので早くなる筈…ですので失踪します。


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第48節 エルフの森騒乱編(異変解決編)

 前書きのネタが切れたので初投稿です。

 とうとう7000UA越えましたね…これからも頑張って行こうと思います。長くなりそうな作品ですが、よろしくお願いします。


 

 「作戦を伝える。まず、2チームに別れて行動しよう。1つは陽動、つまりは戦力を分散させるチーム。もう1つは救助をするチームを編成して貰う。陽動チームには、我々が担当しよう。君達は救助の方へ向かってくれ。」

 

 「リーダー、アタシ達はどうする?」

 

 「君達は救助側で構わないよ。折角来てくれたのだ、一緒の方がいいだろう。」

 

 「アキロゼも?私なら陽動でも行けるけど…」

 

 「君もそちらの方が心強い。安全に、確実に助けるならね。我々だけでも陽動ならば十分さ。君達は一刻も早くラミィを助けなければならないだろう?」

 

 ──ありがとうございます。それで、どこら辺にラミィは囚われてますか?

 

 「恐らく、世界樹の方に向かっている筈。そこで世界樹に何かするかもしれない。我々はそれを防止するために正面から向かう…という感じで陽動する。君達は迂回してラミィの捕えられている所を見つけ、救助して欲しい。…精霊様も出来るだけ解放して欲しい。その場でな。」

 

 「分かりました。それじゃ、行こうか。宜しくな、魔切!」「私もよろしくね。」

 

 

 アキ・ローゼンタール、不知火フレアが、パーティーに参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うおぉぉぉぉ!!精霊様を返せ!」「ならず者共が!成敗してくれる!」「続けぇ!我らが森を守るのだ!」

 

 「奴ら、仕掛けに来たぞ!応戦しろ!」「新しい黒匣(ジン)の力を見せてやる!」「エルフ狩りだー!」

 

 

 

 

 

 

 ──始まったな…俺たちも動こう!

 

 「そうだね。今が一番動きやすいかな?」

 

 「行こう!ラミィを助けないとな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここら辺に居るよ?気配がここからするから。シルフが言ってるよ。」

 

 「ここら辺に確かに居るね。…だけど、何か不気味な気配もあるね。」

 

 「取りあえず、そっちに向かおうよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふーむ、なるほど?やはり、今あちらで騒いでいるのは陽動だったか。現に、私1人ではあるが、ここを見ていたのは間違いではないようだな。」

 

 ──…誰だ…!

 

 「ふむ、では名乗っておくとしよう。私の名は『教授』。主に数式などを得意とするから数学教授だネ!よろしく頼むヨ、そちらの少年は特に、ネ!」

 

 「…どういう意味かな?知り合い?」

 

 「知り合いではない。単にこちら側から一方的に知っているだけだ。だが、しかし!今後は我々に関わらないといけないのはそちら側になるだけだヨ?」

 

 ──何を言っている…

 

 「ふむ、理解はしなくてもいい。今の内はネ!それでは、今回の任務は失敗に終ってしまうだろうからネ。私は退散させて貰うヨ!」

 

 「逃がさない!」

 

 ドォーン

 

 「…逃げられたね。相手が一枚上手だった。それよりも、ラミィちゃんを助けようよ。」

 

 ──…そうだな…(なんだろう…何か、胸騒ぎが…何でだろう?)

 

 「此方に道がある!行こう。…魔切くん?」

 

 ──…あぁ、すまない。行こうか。

 

 「それにしても、あの教授とか言う人、絶対に次見つけたらギッタギタしてやりましょう!」

 

 「何か引き際が良かったよね?本当はもう何か仕掛けてあるような…気のせいかも知れないけどさぁ…」

 

 「奥に進まないと分からないよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ギュイーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──ッ!今の感覚は…あれ?

 

 「ねぇ…何か感じなかった…?」

 

 「あぁ、なんか、気持ち悪い魔力が流れ込んでくる感覚…」

 

 「どうやら、ここにいる皆は感じたようだね。」

 

 「何だったんだろう…?」

 

 「…今は気にしてもしょうがないし、取りあえず、先に進んでみない?」

 

 「そうですね。ここで立ち止まっても、何も始まりませんからね!」

 

 ──…そうだな…行こう!

 

 

 「…どうしてかな…エルフの皆が戦ってる音が聞こえないのは…」

 

 「アキ先輩?どうしました?行きましょうよ?」

 

 「フレアちゃん…気づいてる?」

 

 「はい。多分…何人かは気付いていると思います。」

 

 「恐らく、魔切くんと獣人の子達は気付いているね。」

 

 「でも、早くしないと置いて行かれますよ?」

 

 「そうだね、私達も行こっか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「さぁて、お手並み拝見だ…ここで守らないと…死ぬぜ?ここに入っちまった奴全員な…生憎、救助する目標の奴は入ってないから、恐らく、そこだろうな…気張れよ、少年。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 やっと触りに入ったので失踪します。

 お気に入りも70に行きそうで嬉しいです。これからも頑張っていきます。

 台詞のない人は、喋ってない訳じゃないけど、話に関わらないから台詞にしないだけです…もっと喋らせたいよ…


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第49節 エルフの森騒乱編(■■セルシウス戦)

 ようやく戦闘に入れたので初投稿です。

 後、試験的にスキットをいれてみました。…誰か描いてくれないかなぁ…スキットしている皆を。と淡い期待を寄せつつ書いていきます。…絶望に落とすのは得意だが恋愛は苦手なのじゃ…読者様、お許しください!(ポチッ。投稿する音)


 

 「ねぇ…なんか、寒くない?」

 

 「…そうだね、4月にしては肌寒い気温だね。…何かおかしいね。

 

 「そうだなぁ…森の奥がこんなに寒いなんて…有り得ないけどな…」

 

 ──…この寒さは意図的…人為的だったら?

 

 「もしかして…ラミィが…?」

 

 ──可能性が在るだけでまだ決まった訳じゃないけどな…

 

 「ここから先、すっごく寒いよ?どうする?」

 

 「行くしかないでしょ?」

 

 「えぇ…この先寒いんですか…これよりも?」

 

 「寒いね。普通なら凍えても可笑しくないくらいにはなりそうかな?」

 

 「普通の人間が入れる場所じゃ無くなってきてる…」

 

 「どうしてなんだろう…もしかして、なにか在ったかな?」

 

 ──ラミィに何かあったかも知れない…急ごう!

 

 「寒さならある程度は大丈夫かな?皆…行こっか。」

 

 

 

 

 

 

 スキット『何でこんなにも寒いのか』参加者 マリン、魔切、ポルカ、アキロゼ

 

 「あのー、本当にここ寒くないですか…?船長凍えそうなんですけど…」 

 

 「人間なら凍えて死んじゃうかもねー。」

 

 「そんな危ないんですか!?」

 

 「実際危ないと思うよ。じゃないとここまで遠くが冷たくなる訳ないじゃん。」

 

 ──どういう状況か分からないけど、ラミィの身に何かあったのかもしれない。マリン、辛いだろうが耐えてくれ。

 

 「だ、大丈夫ですよ…船長ならこれぐらい…ヘクチッ」

 

 ──…これを着てて、少しは楽になるよ。(学ランを羽織らせる)

 

 「あ…ありがとうございます………温かいなぁ…」

 

 「…魔切は寒くないの?それで。」

 

 ──寒いところの訓練も済ませてるから問題なく動けるよ。それよりも、マリンが風を引いたら嫌だしな。

 

 「ふーん、私も寒いんだけどなぁ…?」

 

 ──…すまない、上着は1つしかないんだ…寒くなるとは思わなかったから…

 

 「…プッ、あはは。ごめんごめん冗談!冗談だから!真剣に悩まなくていいよ。気持ちだけ貰っておくね。」

 

 「仲がいいなぁ…私もフブキちゃんとかと来れたらなぁ…」

 

 「…ハッ!…あはは…は、早く先に行きましょう!そろそろ目的地に到着するかも知れないので!船長、先に行ってます!」(照れ)

 

 「だ、そうだよ?私達も行こうか。…いいなぁ…羨ましい…

 

 ──そうだな、早く行こう。

 

 「…将来魔切くんの彼女は苦労するだろうなぁ…え?アキロゼの可能性もある?あはは、今の所はないよ?…多分…?」

 

 

 

 

 

~凍った世界樹~

 

 

 

 

 

──ここが…世界樹…?

 

 「なんか…凍ってません?」

 

 「おかしい…なんでこんなことに…」

 

 「…ッ!見て、あれ!」

 

 「…嘘だ…そんな…」

 

 ──…凍っている…リーダーさんも他の戦っていた人達も…皆…凍っている!

 

 「どういうこと…何で皆が…」

 

 『答えは簡単だ…人の子らよ…私が凍らせたからだ。』

 

 「ッ!誰!」

 

 ──あれは…

 

 「セルシウス!何故貴方がこんなことを…」

 

 『全て…遅かったのだ!判断も!手段も!だから愛しき我が主は命を落とした!』

 

 ──そんな…つまりはラミィは…

 

 「何処にあるの!その死体は…!」

 

 『死体…?それならば目の前に在るではないか!我が主の血を啜り、生き長らえている木が!』

 

 ──なんだって!?

 

 「…そんな、嘘だよ…」

 

 『この木は呪われている。自らの葉や枝を折られ、呪いを振り撒く災厄となった…そして、それを止めるために、主はここまで来た!しかし、付いてくるものもおらず、たった1人でだ!生贄にされたのだ!我が主は!』

 

 「…?何か…おかしい?」

 

 『どれもこれも全て!我が主を見捨てたエルフ!そして、すぐに駆けつけられなかった貴様らにも責任がある!…その命を持って償って貰うとしよう!』

 

 ──来るぞ!(気になる事があるが、今は生きることを考えよう!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ─ポルカ!一緒に行こう!

 

 「任せてよ!」

 

 「フレアッ!よろしく!」

 

 「後ろは任せな、ノエル。」

 

 

 『我が怒りを知れ!氷禍(ひょうか)ッ!彩華氷牢(さいかひょうろう)ッ!』

 

 「くぅ…厳しいかな…?」

 

 ──大丈夫か!?"癒しの力よ"『ヒール』ッ!

 

 「ありがとうッ!はあぁぁ!!烈震天衝(れっしんてんしょう)ッ!魔王地顎陣(まおうちがくじん)ッ!」

 

 『ッ!…なかなかやる…』

 

 「まだ終らないよ!魔神剣(まじんけん)ッ!爆砕陣(ばくさいじん)ッ!」

 

 「"狂乱せし地霊の宴よ"『ロックブレイク』!霜雪散らし奮え、断命の剣"『アゼリアブレード』!」

 

 

 

 

 

 

イベントムービー

 

 

 

 

 

 

 

 

 『クッ…まだだ…私の怒りは治まらないッ!吹き飛べッ!』

 

 「うわぁ!?」「うおぁ!?」

 

 ──ポルカ!?

 

 「フレアッ!」

 

 『これで…終わりだ!』

 

 「させないよ!ピアシスラインッ!」

 

 『チッ、小癪な…』

 

 「魔切くん、私と組んでくれない?ちょっと本気を出しちゃうから。」

 

 ──分かりました。お手伝いします。

 

 「ノエルちゃんは二人を介護して、他の子も…見ててね?これが…上級生の力だよ?」

 

 

 

 

 

 再び戦闘

 

 

 

 

 

 

 「行くよ!魔切くん。」

 

 ──了解です。アキ先輩。

 

 『舐めるなッ!氷槍撃(ひょうそうげき)ッ!氷転爪(ひょうてんそう)ッ!』

 

 「うーん、ちょっと厳しいかな…?

 

 ──俺を見ろッ!紅蓮翔舞(ぐれんしょうぶ)ッ!鳳凰天駆(ほうおうてんく)ッ!魔王双炎撃(まおうそうえんげき)ッ!

 

 『チッ、目障りだッ!本気を見せてやる!氷襲連撃(ひょうしゅうれんげき)ッ!凍刃十連撃(とうじんじゅうれんげき)ッ!』

 

 『覚悟はいいかッ!

 

 

 これで…終らせるッ!吹き飛べッ!

 

 

獅吼爆砕陣(しこうばくさいじん)ッ!】

終わりだ…』

 

 ──ぐうぅぁぁぁ!? …まだ、やれる!『エンジェルコール』

 

 「大丈夫?回復するよ?」

 

 ──…大丈夫ですッ!それよりも…セルシウスを倒す準備をしてくださいッ!フッ(刀一本)

 

 「…分かったよ…準備するからよろしくね!」

 

 ──…行くぞッ!幻狼斬(げんろうざん)ッ!守護方陣(しゅごほうじん)ッ!爪竜連牙斬(そうりゅうれんがざん)ッ!もう一度ッ!守護方陣ッ!

 

『ぐぅぅ…やるな…』

 

 「よぉし、そろそろ行くよ!"穿て旋風"『ウィンドランス』!"風よ駆れ、花散らす如く"『アリーヴェデルチ』!幻影よ交わり、滅して裂けよ"『ビジュゲイト』!」

 

 「真面目に行こうかな!

 

 逃げられないよ!光の精霊よ…私に力を貸して!

 

 これでトドメッ!

 

 

 

 

 

『ノーブル・ロアー』!

 

   

 決まったね!」

 

 

 

 

『まさか…ここまでやるとは….』

 

 

 

 「アキロゼ大勝利~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 戦闘疲れたので失踪します。少し長くなりましたが、ここで終わらせて置きたかったので書きました。
 次は恒例のあれをしますね。

 変身ッ!仮面ライダー■■■■■

 見た目が仮面ライダーだからネタにされるかわいそう…もっとカッコいい名前なんだけどなぁ…でも仮面ライダーじゃないですけどね。あれ。どっちかといえば、タイバニの方が似ていると思う…

 え?船長が少しかわいくて違う…?俺もそう思っている。だが、描けたものは仕方ない…このまま好感度をあげていくのデス…そうしたら報われると思うからさ…


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第50節 エルフの森騒乱編(■■世界樹破壊編)

 ここで魔切君のもう1つの力が解放されるので初投稿です。

 ここ書くの滅茶苦茶捗りました。ようやく書きたいところが在ったので、ようやく!この力が!使える!(完全に使えるとは言ってない。)


 

 『私は…負けたのか…』

 

 ──あぁ、終わりだ。もう決着は付いた筈だ。…何故、こんなことを…?

 

 『無論、我が主の無念を晴らすためである!我が主は自らここに来て、尽力していた!エルフを守るために!』

 

 「待って、つまり、ラミィちゃんは完全に自分の意志でここに来たってこと?それは可笑しくないかな?」

 

 「…私達は誘拐されたラミィを助けに来たんだ…しかも、拐われるのを見た。自分の意志でここに来たのは有り得ないはずなんだ。」

 

 『…なんだと…しかし、私はずっと付いていた。そんな筈はない!我が主は確かにここに一人できて、それで私と共に戦い…そして、あの木に呪い殺され…ウグッ…』

 

 「!?どうしたの!」

 

 『ば、バカな…私まで取り込むと言うのか…ッ!今すぐ離れろッ!でなければ皆、この木に呪い殺されるぞ!世界樹故に強力だ!もし、降りかかれば…』

 

 「うぅ…なにこれ…気持ち悪い…なんか…吸われていく…」

 

 「ダメだ…力が…」

 

 ──皆!?大丈夫か!?

 

 『しまった…これ程早いとは…!』

 

 ──ころねは…大丈夫なのか?

 

 「ウンディーネ、ノーム、イフリート、シルフ…皆が居るからころねは大丈夫なのかな…でも、それだとラミィちゃんが1人で死んだのはおかしいし…」

 

 ──俺も…何故か効いていないし…どうなっている…?

 

 『くそッ!あの世界樹め…私はただでは死なぬ…せめて…道連れに…クッ…先ほどの戦闘が響いたか…』

 

 「ヤバい…感じですね…これ…」

 

 「動けるの…ころさんと…お兄さんだけ…?」

 

 「二人だけでも逃げて!じゃないと…ここで全滅するよッ!」

 

 ──(俺、は…)

 

 

 

 

 

 

L2:わかった!必ず戻ってくる!   30秒   R2:そんなこと、できるわけ無いだろ!?

 

 

 

 

 

 ──(俺は…絶対に…)

 

 

 

 

 

 

R2:そんなこと、できるわけ無いだろ!?

 

 

 

 

 

 ──(絶対に、見捨てるわけがない!)全員で、帰るぞ!絶対に、見捨てはしない!

 

 「…でも…どうするの…?」

 

 「あの世界樹を倒す方法は?無いの、セルシウス!」

 

 『…残念ながら…私の氷ですら…腐らせるどころか、びくともしていないのでな…』

 

 「そんな…燃やす…?いや、世界樹に精霊や魔術の攻撃は効かないのかも…!」

 

 「あぁ…意識が…不味いかも…?」

 

 「おかゆ!みんなも…どうしよう…どうしよう魔切!?」

 

 ──(ダメだ…考えろ…考えろ!どうやったらここを切り抜けられる!どうしたら、ここを守り抜ける…!)

 

 『クッ、限界か…すまぬ、先に私は消えるとするよ…ありがとう、我が主を思って…来て…く…れ…』

 

 「!?セルシウス!…あぁ…そんな…消えちゃった…」

 

 「もう…ダメかも…」

 

 「いくら…エルフでも…これはキツいかな…?いや、私が大丈夫でも…皆が…」

 

 ──(セルシウスが…消えた。何も残さずに…いや、消耗してたからか…それとも…)

 

 「おかゆ…!死なないで…お願いだから…皆も生きて…どうしよう、ころねもこうなっちゃうのかな…?」

 

 ──(なにか…何か打開策は…!どうする!)

 

 

 

 

 

 

 

 

L2:ここで、諦めるしか…   30秒   R2:諦める訳にはいかない!

 

 

 

 

 

 

──(例え…打開策がなくても…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

R2:諦める訳にはいかない!

 

 

 

 

 

 

 

 ──(諦めたら…そこで終わりだ!)俺は…諦めない!絶対に、助ける!

 

 

 

 

 

 

 

『信じなさい…己が血を…今こそ…覚醒の時です!』

 

 

 

 

 

 

 

 ──ッ!なんだ…これ……は……うおぉぉぉぉ!!

 

 

 

 

 

 

 

 キュイーン チチチチチチ  キーン

 

 (金の懐中時計がひとりでに開き、中から術式展開。いわゆる変身。参考はエクシリア2の主人公と同じ。見た目も同じ。)

 

 

 

 ──なんだ…この…力は…

 

 「魔切…くん…?」

 

 「なんか…すごいな…」

 

 ──…!何か…世界樹にある!

 

 「!わかった!それを攻撃してみて、淀みかもしれない。それで穢れが払えるかも!」

 

 ──この槍が…?…行くぞ!はぁぁぁぁぁ!!

 

 ザシュ

 

 「…貫いたね…」

 

 「黒い…歯車…?」

 

 「なんか…体が軽くなったような…?」

 

 

 ピシッ パキパキ パリーン

 

 ──え?うわぁぁぁぁ!?

 

 (全員で悲鳴をあげているが、代表して魔切くんのみ叫ばせてます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「痛ったー、まじで腰からいきましたよ。船長は…体調も今は問題ありません。皆さんは大丈夫ですか?」

 

 「…特に問題は無さそうだね?」

 

 「良かったよー!おかゆが死んじゃうかと思ったよぉ…!」

 

 「ごめんね?ころさん。…でも、今回は危なかったかもね、本当に…」

 

 「団長も大丈夫そうだよ。フレアは?」

 

 「アタシも大丈夫。…アキ先輩も大丈夫そうですね。」

 

 「アキロゼはあの程度じゃまだ耐えれたけど…あんなに呪いが出るまで何かされるなんて…守護はどうなってたのかな…?」

 

 「私も大丈夫かな?本当に死ぬかと思ったけど。」

 

 ──…皆、無事…だよな…?

 

 「うん、皆無事だよ。…気になる事があるから、世界樹の方へ行かない?なんかちょっと離れているし。」

 

 ──…そうだな。行ってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「まずは、無事全員生還おめでとう、って所だな。力の覚醒も終わったことだし、一段落着いたって事だな。…ま、ここからさらに険しくなるだろう…お前はもっと強くならないと…この先、生き残れないのは確かだな…」

 

 「俺から言えるのは…あんまり無いが、それでも言っておかないとな。早く強くならないと…死ぬぜ?お前だけじゃなく、全員な。…って、独り言だし、聴こえてないだろうがな。それじゃ、依頼主に報告しねぇとな!」

 

 

 

 

 

 

 




 実況は次の後から復活します!実況者が戻って来られるまではしばらくお待ちください。実況者は戻って来ますが、作者は失踪します。

 これで、描きたいものが、書ける!


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第51節 エルフの森騒乱編(閉幕)

 ようやくこのイベントが終わると思ったのに次回に続いたので初投稿です。次で実況が復活します。

 僕っ娘 シルフ

 でし語尾 ノーム

 女性っぽいの ウンディーネ

 男 イフリート

 強気なしゃべり セルシウス

 これで分かりにくかったら色つけます…

 あとがきに今後の重要な事が書いてあるのでお見逃しなく…


 

 「…!君達!無事だったのか…!いくら連絡しても反応が見当たらないから心配したよ!」

 

 ─(凍っていた筈のリーダーさんが生きてる…氷が溶けたから…それにしては凍傷もないし…)…すいません…立て込んでまして…

 

 「あぁ、そうだろうね。恐らく、君達の方に『教授』が居たんだろう。こっちは大したことない人達ばかりだったからね。すぐに君達含めて捜査していたんだよ。」

 

 「そうだったんですね…すいません…ご迷惑をかけたみたいで…」

 

 「無事だったんだ。それだけで良かったよ。ラミィも無事に保護したから君達だk…」

 

 ──ラミィが無事だったんですか!?

 

 「あ、ああ…無事だよ。少し弱っていたかもしれないが、そこまで時間は経っていないし、洗脳や、仕掛けをされている感じもしていない。いたって健康な姿を確認できた。ただ、気を張りすぎて今は眠っている。確認してくると良い。」

 

 「…分かりました。じゃあ、アキロゼは先に報告してくるから、皆で行っちゃって?」

 

 

 「分かりました。お先に失礼します。…行くよ!魔切!」

 

 

 ──あぁ!わかった。お先に行ってきます、アキ先輩!

 

 「…どういう事なんだろう…ラミィちゃんが生きてるなんて…ま、私は誤魔化すために有ること無いこと言う準備しないとなぁ…」

 

 

 

 アキ・ローゼンタールが、パーティーから離脱しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おやおや?大勢で何用ですかな?…ふむ、ラミィの容態を見に来た感じですな。今しがた目覚めたのでな。面会なら自由だよ。…ごゆっくり。」

 

 

 「あ、皆さん、有り難うございます。おかげで助かりました…あれ?どうしました?」

 

 

 ──ラミィ…無事だったんだな…良かった!あぁ…良かった…

 

 「…ラミィぃぃぃごめんなぁぁすぐにだずけられなくでー!」

 

 「団長も、頑張ったけど、助けられて…良かった…グスッ」

 

 「み、皆さんどうしました!?あ、あの…そこまで心配おかけしました?何か…二度合えなかった位の悲しみを受けてる気がするんですけど…」

 

 「それに関して話があるんだ。…でも、取りあえず、今は落ち着くまで待っていようか…」

 

 「いやぁ…本当に…良かったですねぇ…ちょっと船長…一緒に泣いてきますね…」

 

 「いや、今だけはあの4人だけでそっとしておいてあげて…」

 

 「でも良かったよ。皆無事だし、何よりラミィちゃん無事だったのは嬉しいよ。…なんでかは分からないけどね?」

 

 「…それに関しては…本当に推測でしかないけど、でも皆と共有しておきたいからさ。落ち着くまで待っていようか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

~10分後~

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──取り乱したな…ごめん。つい、生きていたのを見て…安心しちまったな…

 

 「アタシも…目の前で顔を見たら…つい涙が…」

 

 「これでやっと皆揃えたね。最初のパーティーメンバーが!」

 

 「ご迷惑をおかけしました。でも、話し合いたいことって?」

 

 「それは僕から言うね。…実はね僕たちは皆、君が死んでいたと思っていたからだ…」

 

 「え?そうだったんですか!どおりで…」

 ──あぁ…ラミィの精霊であるセルシウスから聞いていたから間違いない。

 

 「え!?そうなんですか!?」

 

 『この者達の前では…話したことはないのだがな…』

 

 「やっぱり喋れるんだね。ころねも精霊居るから分かるよ…」

 

 『ころねは手がかかる子供だたからとうぜんでし』

 

 『そうですね。いまだにおかゆちゃんにべっとりですしね。それ以外には排他的なところもあって…』

 

 『だが、信頼し合える共が居るのは大切だ。…少しは友好関係を増やしてほしいが。』

 

 『僕たちが居ないと、何にも生活できなかった時は酷かったよねー。』

 

 『でも最近はゆるくなてきたでし』

 

 『そうですねぇ…そこの彼と交流しだしてからですかね?』

 

 『そうだな、その少年には俺たちも感謝している。ころねの成長に繋がったからな。』

 

 『そうだね~もしかしたら~ころねは~?』

 

 

 「もう!ころねの話しは良いから!早く話を進めて!」

 

 『照れてるでし。厄介者は再びだまておくでし』

 

 『そうですね。後は皆さんでごゆっくり。』

 

 『俺も再び黙っておくとしよう。』

 

 『えぇー、今から面白そうだったのになぁー。ま、良いか。僕も黙ろっと。それじゃあ~ね~。』

 

 「全く、喋ったらこれだから!」

 

 「やっぱり面白いねー。精霊ところさんのやり取り。」

 

 「おかゆも!止めてほしかったのに!」

 

 「ごめんって…話を戻そうか…僕たちは君と出会っているよ。間違いなくね。君がこのエルフの里を全て氷漬けにしていたのは確認しているんだ…証拠を出せと言われても、出せないけどね?」

 

 『なるほど…確かに私ならば、この里だけでなく、森全体を凍らせる事は出来る。しかし、理由がない。』

 

 「有ったんだよ、それが…」

 

 「その理由は、ラミィさんが死んでいた。それを目の前で殺されて…里の人達は見殺しにしたからって怒って凍漬けにした。と言っていました。」

 

 『1人の戯言ではなく大勢の幻覚…でもないようだな。その目は真実を語っている。となればおかしいものだな。』

 

 「そう、僕たちも可笑しいと思っていたんだ…まるで…あったことが無かったことに、無かったことがあったことになっていると、僕は推測している…」

 

 ──つまり…別の世界…ということか…?

 

 「その可能性を否定はできないね。確証もないけど…」

 

 「…取りあえず、疲れたので休みません?話の続きは明日でも出来ると思うので…」

 

 「そうだね。そうしよう。明日また集まろう。」

 

 

 ──取りあえず解散だな。

 

 パーティーが解散されました。

 

 

 

 




 イチャイチャが、書けないので失踪します。

 …ラミィちゃんはメインヒロインではない(無言の腹パン)

 それとアンケートのるしあがこんなに上がっているとは…何なのだこれは…!?どうすれば良いのだ!?(アンケート有り難うございます。)


 UAとお気に入りも有り難うございます。

 ちょっと疾走しまくったので、一週間くらいストックを貯めます。そこからまた、更新を再開するので、皆さま、更新を期待されてる方もご了承下さい!…今までストックなしでここまで書いているのは、やべぇ…(他人事)


 絶対に戻ってくるから!約束!


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第52節 エルフの森騒乱編(後日談)

 終わる詐欺しているので初投稿です。

 終わらない!終わるまでどれだけかかるか…私にもわからん…(メ○ルマン)

 遅くなりましたが、8000UAありがとうございます。


 

 

 ぬわああああん疲れたもおおおおん。止めたくなりますよ~このゲームぅ~あーもう滅茶苦茶だよぉ!あああああああもうやだああああああああホント無理無理無理!あ^~やってらんねぇぜ!

 

 …ちょっと取り乱しましたね…失礼しました…まさかの展開に頭が破壊されただけです。…まさか、クルスニクの槍だとは…選択肢を導入したからといって、安直にその能力を付けてはいけない。(戒め)

 

 ここで、クルスニクの槍について、お話します。

 

 簡単にいえば、並行世界を、ぶっ壊す!この一言に尽きます。つまりは、

 

 先ほど、ラミィちゃんが死んで、セルシウスと戦った世界。その分史世界(本来の時巻軸とは違う並行世界)を壊し、ラミィちゃんが生きていて、保護された。その世界が正史世界(本来の時巻軸)だと言うことですね。…死んでなくて良かったけど…まさか、こんなところで、テイルズMODの影響が出てくるとは…

 

 後、よくよく考えれば、これ型月で考えると、カウンターゼルレッチ(並行世界破壊)になると思うんですけど…お前、どう?(タメ口)魔 法 こ わ れ る。

 

 恐ろしい一族の血を引き継いだものだ…怖いなぁ…そしてスキルが解放されましたね…

 

 スキル『クルスニクの槍』

 とある一族のみに伝えられたもの。並行世界を壊す力を持っている。ただしその力を使いすぎれば、時歪因子が増幅し、やがて特異点になる。だが君は優秀だ。そのデメリットさえ克服してしまったのだから。目覚めれば君は優秀な魔法使いであり殺せる存在だよ。気を付けなければいけないのは、やり過ぎると、目をつけられるから注意してね。

 

 『骸殻(がいかく)モードが使用可能になりました。しかし、現在は使用不可です。所定のチュートリアルをクリアすれば、使用可能です。』

 

 がちぃ?…いや、ちょこ先生の真似してどうする!?んんんんんんんんん!!いけません!これは不味いですねえ…いや、何でこんなキャラ出来た!?絶対に母親クルスニクの一族だろ…懐中時計の時点で察していたけどさぁ…早くない?…原作ド初っぱなから変身してたな…遅いのか…?取りあえず、れれれ冷静になれ

 

 

 …分かったことは、まだ骸殻(がいかく)では戦えないというわけだ!…メッッッチャ使いたい(本音)本当に、まじで、だけど使えないなら仕方ない。これは置いておきましょう。

 

 …一時停止してこんなに考察しているとは…めっちゃ喋るやん…オタクかよ…オタクだったわ…

 

 …冷静になれたからゲーム再開します…悲しいなぁ…

 

 ──不思議な体験をした…ラミィが生きているなんて…どういう事なんだろう…でも、今回の出来事で、みんなの絆が深まった気がする…

 

 雪花ラミィの好感度が少し上昇しました。

 

 白銀ノエルの好感度が上昇しました。

 

 不知火フレアの好感度が上昇しました。

 

 宝鐘マリンの好感度が少し多く上昇しました。

 

 猫又おかゆの好感度が上昇しました。

 

 戌神ころねの好感度が上昇しました。

 

 尾丸ポルカの好感度が上昇しました。

 

 アキ・ローゼンタールと顔見知りになりました。

 

 アキ・ローゼンタールの好感度が上昇しました。

 

 いつもの好感度…だけですか…レベルは…上がっていないですね…そんなに弱くは無かったのですが…上がらないものは仕方ないですね。

 

 

 ──皆と集まる約束だ。里の会議室を借りれるようだ…ころねが頼んだ結果なんだが、やっぱり精霊を持っている者はすごいのかな…? 

 

 ころねがミラ様枠で便利ですね。四大精霊持っているだけでこれだけ優遇されるのは強い(確信)…ん?ということは…おかゆはジュード!これでおかころっていうわけ。なるほど、たまげたなぁ…

 

 ──皆が集まっているかも、早く合流しよう。

 

 というわけで、目的地の所までに少し買い物をします…分史セルシウス強かったので、アイテムがカツカツやねん!(謎の関西弁)目的地まで少し加速します。

 

 ──…この会議室だったよな。さて…入ろう。

 

 ガチャ キィー

 

 ──俺が最後か…皆早いな…

 

 おや?全員揃ってる…皆早いっすね…

 

 「お?ようやく揃ったかな?…ようやくって言っても、予定より皆が早すぎるだけだけどね。」

 

 「アキロゼは昨日何を話したか、確認するために早く来ただけだけどね?」

 

 「だって、気になるじゃないですか!もしかしたら…別世界に飛ばされたってところで終ったので…」

 

 「そうだね…何でおかゆはそう思ったのかな?」

 

 「そこから説明しようか。まず、何か不快な感じをした時、あったよね?」

 

 「あー、何か意識をぐちゃぐちゃにかき混ぜられた感覚はしたね。」

 

 いやー、あの時はビックリしましたよ~まさか、分史世界に飛ばされるとは…発狂しながらやっていましたよ…

 

 「その時にさ、気付いた人は気付いたと思うんだけど…戦う音が消えたんだよね…あの後に」

 

 「全員捕らえたから…止めたからではなく…?」

 

 「うん、間違いなく戦っている途中…しかもまだ、お互いに交戦しているときにさ…ピタッと音が無くなるって、ほとんど無いんだよね。」 

 

 おかゆ鋭すぎる…よく切れるナイフレベルですね…

 

 「…なるほどな、止めたのではなく…その時ははじめから戦って無かったから聴こえなかったんだ…」

 

 ──そうか、やはり戦っていなかったんだな…だから里であんなことに…

 

 「気付いたのはお兄さん、アキ先輩、フレアちゃん、僕、ころさん…後は?」

 

 「私も気付いていたよ。…でも、救助の方を優先したくて言わなかったけど。」

 

 お?ポルカも気付いていたらしいですね…いやぁ…気付いてないのが人間組だけですね!(主人公を人間扱いしない屑)

 

 「なるほど…ポルカちゃんも気付いていた…でも、ノエルちゃんやマリンちゃんは気付いて無かったんだよね?」

 

 「そうだね。団長、フレアが平気になるまでずっと看病してたから。その後もちょっと寒いから冷気が来てる方向を探ってたよ…?」

 

 「船長は~ちょっと気持ち悪かったので~それ所じゃなかったと言いますか~…はい、分かりませんでした…」

 

 船長…?何やってんだよ!?船長!一般系の人達は仕方ないね♂️

 

 「気付かなかったのは悪いことじゃないよ。ただ…意外と戦闘なれしている人が多いんだなぁ…って思ってさ。」

 

 そうですねぇ…魔切くんは特にはやってないんですけど…不良に絡まれる位は…って結構戦ってるやないかい!(ノリツッコミ)

 

 「エルフ組は狩りとかもしているしね。魔切くんは…なんか強そうだから分かったんだよね?」

 

 ──なんか強そう…ですか…まぁそうですね。浄眼とかでみていれば、気配が無くなったのが分かったので、それで戦っていないのは分かりました。

 

 「…取りあえず、休憩しようか…また再開するから…各自意見を纏めておいてね?」

 

 休憩中に今のメンバー全員に話しかける必要がありそうですねぇ…伏線も多いし…なんか、このゲーム複雑過ぎません?…そうしたのは自分だった!調子に乗ってMODいれるからこうなったんだ。お前の始めた物語だろ…?俺が悪いんだ…

 

 次はメンバー全員と会話します。ま~だエルフの森から出れそうに無いですかね~?

 

 

 

 

 




 ラミィちゃんは絶対に次はもっと喋らせる…じゃないと蚊帳の外状態や…なので失踪します。


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第53節 エルフの森騒乱編(ラミィ、ノエフレ編)

 後日談も長くなるので初投稿です。

 このゲームは恋愛シュミレーションです。戦闘があるだけの。

 作者がイチャイチャ苦手なんで許して…

 …UA8000越えたと思ったら9000越えてたでござる…ありがとうございます!これからも頑張っていきます。


 

 

 ──さて、皆と話してみるか…

 

 まずはそうですねぇ…近くにいたので、ラミィちゃんからにしましょう。…(他意は)ないです。

 

 「あ、魔切さん。何かご用ですか?」

 

 ──いやぁ…話しに着いてこれないんじゃないかと思ってな…

 

 「そうですねぇ…全く解りません。ですが、皆さん、私のために必死に探して貰ったのは伝わりました。…それと…一番心配していたのは、魔切さんだと聞きました…」

 

 ──ああ、心配した。ラミィにもしもの事があれば、俺は…かなり落ち込んでいたと思う…大切な友人を失うことになっていたんだからな。

 

 「大切な…友人ですか…?」

 

 ──そうだ。ホロライブ学園に入る前からの付き合いで、ホロライブ学園に入ってからも助け合うパーティーメンバーでもある。…そんな友人を失えば…俺はまた荒れていたかも知れないな…

 

 「そうなんですね…(まだ、友人かぁ…難しいなぁ…私はもっと…こう…うぅ…恥ずかしいよぉ…)」

 

 ──…(なんか…気まずいな…純粋に心配したように言うのは…本当はラミィか居なくなったら学園が色褪せそうになるなんて…言えないよな。相手に意識させすぎるのは良くないってマスターに言われているし。好きではあるけど…俺は…まだ『選択』出来ないなぁ…)

 

 …………ラブコメの波動を…感じる…!え?もうルート選べるんですか!?早くなぁい?ヤバ…ラミィちゃん何でこんなに高いんですか?(現場猫)…取りあえず、今はまだその時ではない…れれれ冷静になれ、アズール!お前はまだ可能性をみていない!

 

 ──…そ、そうだ。捕らえられた時にさ…何かされなかったか?

 

 「ふぇ…?は、はい捕らえられていた時も親切に対応していただいたので…」

 

 ──そっか…(なんか…いつもなら話が続くのに、何で今日は続かないんだ?…俺が意識しているからか!?)

 

 「…(会話が…続かないですね…うぅ…どうしましょう…?)」

 

 これは不味いですねえ…いわゆるお見合いしているときの共通の話題を探ろうとお互いに探り合っている感覚…じれったいなぁ!?青春か!青春だったわ!くそっ!俺の青春を返せ!

 

 「…ほ、他の方も何かあるかも知れないので、そちらに行って貰っても構いませんよ…?」

 

 ──…そうだな…そうするよ…最後に1つだけ…言わせてくれ

 

 「は、はい。」

 

 ──…無事に戻ってきてくれて良かった…

 

 「…ありがとう…ございます。(ええー!顔が!熱くなっちゃいます。…意識しすぎですかね…?何か聞いた話だと私をかなり心配していたと聞いていたので…ちょっと気になるんですけど…やだー!聞けないよー!)」

 

 ──…それじゃあ、他のところ行ってくる。またな。

 

 「…そ、それでは…」

 

 ぐはぁ!なんだこれは!申し訳ないが、甘いラブコメはNG、って訳じゃないんですけど!これは…俺が今求めているものではない!(ゲス)

 

 ──…本当に良かった…知り合いがこれ以上…居なくなるのは嫌だからな…

 

 まあ、魔切くんの過去を見れば、そうなるのは当然ですよね…これはある意味皆に依存している…ということは…?ヒロインは魔切くんの方だった…?いや、違うはず!ちゃんと攻略しているのは主人公の鏡。

 

 ──…少し、恥ずかしかったな。…次は誰と話そうか…

 

 残りはおかころ、ノエフレ、船長とポルカ、アキロゼですね。どうしましょう…いつものメンバーを先に終わらせちゃいますか!

 

 ──ノエルとフレアが話しているな…邪魔するかも知れないし…別のところに…

 

 「あ!魔切くんだ!おーい!こっちだよ!」

 

 「なんだよ、別に良いぞ、気にしなくても。話してるから邪魔になるなんて、気にすることはないぞ?」

 

 ──どうして、それが…?

 

 「お前が考えそうなこと…分かるって言っただろ?まだ短い関係だけど、アタシ達はもう、ライバルであり、仲間なんだからさ!」

 

 「そうだよ!団長もフレアもラミィちゃんも、もう仲間なんだから!遠慮はなしだよ。ね?」

 

 ──わかった。気を付けるよ。

 

 ノエフレのファンだったのに間に入ってしまった男の図…すいません!ノエフレファンの人!ゴミを投げないで!包丁やナイフをどさくさに投げないで!許し亭許して…!恋愛ゲームだからね。仕方ないね。それにしても、本当にええ子達やなぁ…

 

 ──何を話していたんだ?

 

 「うーん、森の違いとか、フレアが知っていることをちょっと聞いていただけだよ?」

 

 「アタシの記憶の限りだと、違和感があまりなかったとしか…確かに世界樹の色んな所が折れたり、剥がされたりしてたけど…それぐらいだったなぁ…こっちは全くの無傷だし…」

 

 「そうなんだよ。こっちの『教授』…だっけ?それは何を狙ったのかなって…」

 

 「恐らく、里の秘宝なんじゃないか…とは言われているね」

 

 秘宝とな…?そんなものがあるとは…オラ、ワクワクすっぞ!

 

 「…秘宝?」

 

 ──何か分かるか?

 

 「いや、多分、族長以外は解らないと思う。…族長の家の奥。祭壇があるんだけど、そこにあるってのは分かるんだけど…それ以外はさっぱり…」

 

 あー、やっぱりどんなのかは分かりませんか…

 

 ──そうするとアイツの行動はおかしいな…狙う価値があるものをあっさりと退いていったのは…もう盗んであるとか…?

 

 「そう思って、調べたそうだよ。…でも盗むどころか、侵入すらされていないんだって…」

 

 えぇ…それじゃあ何をしに来たんでしょうねぇ…?

 

 「うーん、じゃあ本当に誘拐して、何が欲しかったんだろうね?」

 

 「わからん!正直、何にもされていない。それだけしか分からないんだ。」

 

 ──そっか。でも、重要な情報だと思う。ありがとう。俺は次のところに…

 

 「そういえば…魔切ってさ…アタシの心配とかした…?」

 

 おや?これは…

 

 ──もちろん、したよ。当たり前だ。早めに会えて本当に良かったよ。どうなっているか分からなかったからさ…

 

 「…そ、そっか…心配してくれたんだ…ふーん…(ノエルは心配するのは当たり前だけど…なんか、魔切に心配されたのは…少し、嬉しい?のかな…?なんか不思議だな、アタシ。)」

 

 「団長も!フレアのこと、とっても心配したんだからね!もう離さないよ!」

 

 「だから、抱きつくなって!ノエル自身もう昔みたいに小さくないんだから!」

 

 「…確かに大きくなったね…こことか特に。」

 

 「おい!ノエル!男子の前でそんなことやるんじゃねぇ!」

 

 ──…本当の姉妹みたいだな…(目そらし)

 

 ウブだねぇ~団長!うちの子を誑かすのやめていただけますか!

 

 「うん!団長フレアのこと、大好きだもん!」

 

 「…あーもう!こんなところで愛を叫ぶな!」

 

 ああ^~ノエフレいいゾ^~これ。

 

 「…でも、それと同じくらい…ううん、何でもないよ?」

 

 「ノエル…まさか…?」

 

 「フレア、私フレアも好きだけど、…負けないよ?」

 

 「…いつからそんなに強くなったんだろうな…」

 

 ああ、これは…なるほど?

 

 ──…(フレアとノエルの感情が見えてしまっている…好意を向けられているのは分かっているが…俺は…『選択』を許されない。まだな…)

 

 オイオイオイ!浄眼くんさぁ…いつメンの好感度がこんなに高いとはこの○ハクの目をもってしても…(盲目のリ○ク)

 

 「次のところへ行くんだろ?ちょっとアタシはノエルと話さないといけないからさ…」

 

 「団長もフレアとお話するから…魔切くんはもう行っても大丈夫だよ?」

 

 後ろの虎と竜が見える見える…やだ怖い…

 

 ──そ、そうか…それじゃあ、次に行くよ。最後に1つ…二人とも、ありがとな。俺、二人に会えて良かったと思っている…それだけだ、じゃあな…

 

 

 「うん!またね!…(反則だなぁ…今のは。この思い、伝えにくくなっちゃった…諦めきれないよ…やっぱり。まだ恋愛感情じゃないと思うけど、絶対に好きになりそう…だったのに。)」

 

 「ああ!またな。…(うわぁ…余計に諦められないなぁ…ノエルの奴…アタシがなんとなく好きでいるのを解っているな…まだこう…付き合うとかは考えられないけど…この思いを否定するのは無理だなぁ…)」

 

 なんと言うことでしょう…(ビフォアフ並感)好感度が結構高くなったことが分かりましたね…上がりにくいが、ここまで上がっていると…絆を感じると同時にこれからの昼ドラも…面白いことになってきましたねぇ…それは置いといて、次に行こうぜ!

 

 

 

 

 

 




 補足すると、50%超えているだけで、まだルート選べません。ただ、共鳴秘奥義が変わります。…少しだけですよ?100%にならないとルート選べないので…

 …改めて言いますけど、ラミィちゃんはメインヒロインではない(無言の腹パン)

 ノエフレの描写もいれましたが、メインヒロインは未定です!…いや、一応いるんですけど…今の状態だと出せないだけです。


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第54節 エルフの森騒乱編(マリン、ポルカ、おかころ、アキロゼ編)

 ここら辺はまだ好感度が低いのでサクサク初投稿します。

 ん…?おかゆの様子が…?テレテレン


 

 

 次はおかころに行こうと思います。ここら辺はまだ好感度高くないし…行けるやろ!

 

 「おや?お兄さんだ。こっちだよ。」

 

 「魔切だー。…ねぇ。1つお願いがあるんだけどいいかな?」

 

 ──やぁ、おかゆ、ころね。お願いって?

 

 「魔切のあだ名だよー?そろそろ仲良くなってるとは思うから、なんか皆と区別するため?呼び名を変えていいかなーって。」

 

 

 

 

L2:いいよ。その方が呼びやすいなら。   R2:やめてくれ…恥ずかしいから…

 

 

 あー、これ、決まればずっとその名前で読んでくれる奴ですね。まぁ別に構わへんやろ(軽率)L2っと

 

 

 

 

L2:いいよ。その方が呼びやすいなら。

 

 

 

 

 「ありがとねぇーマキマキ!」

 

 「いいね。マキマキ。…でも、僕はお兄さんのままで行かせて貰うね。」

 

 ──マキマキ…まぁ、いいや。それで、二人は何を話していたんだ…

 

 マキマキ…ボカロみたいなあだ名だなぁ…

 

 「僕たち?…『教授』の目的だよ。後は異世界…というかどうやってあの世界に入れたか…みたいなこと。いろいろ考えちゃうんだ…」

 

 「確か、おかゆのお祖父ちゃん学者さんだったねぇ…」

 

 「うん、お祖父ちゃんの性格に似ているせいで僕もこんなに考えるようになったらしいよ?お祖父ちゃんはマティス博士って言って、ずっと海外出張してるよ?…そういえば、僕は純粋な日本人じゃないんだよね…おにぎり好きだけど。」

 

 んんん!?マティス…博士…?ジュードくんじゃないか!?会えるかどうか分からないけど、この世界にジュードくんいるのか!?…いや、マティス博士だからといって、ジュードくんとは限らない…やっぱりおかころはエクシリア主人公モチーフだったのか!!

 

 「ところで、何かいい話なんか聞けたかい?」

 

 ──あぁ、聞いた。憶測だが、里の秘宝か、世界樹か、らしいが…どちらも外れているらしく…

 

 「ふーん…どちらもハズレか…それなら…精霊の捕縛…でもセルシウスが連れていかれていないのは…おかしいしなぁ…」

 

 「ころねは分かんないから全部おかゆに任せてるの。…ころねを見て目の色は変えてないから、精霊目的でもないと思うんだけどなぁ…」

 

 「…わかった…。やっとわかったよ!ここで何をしていたんじゃない。何をしたかったかを!」

 

 マティス家特有のひらめき、健在のようだな…ジュードくんみたいだなぁ本当に。

 

 ──その答えは会議再開のときに聞くよ。俺、そろそろ別のところに行くよ!

 

 「ありがとう!お兄さん。今度またゲーセン行こうね!」

 

 「え!おかゆマキマキとお出かけしたの…?ころねを置いて…?」

 

 「あ…しまったな…嬉しくて口が滑っちゃった…」

 

 「…帰ったらお話だね?おかゆ?」

 

 「…あはは…寝れないかな?今日は…」

 

 夫婦かな?おかゆは…強く生きてくれ…(見捨てるドクズ)次はポルカと船長に行きましょうか…

 

 ──マリン、ポルカ、どうだ?なんか話し合ってたか?

 

 「あ、魔切さん実は…ポルカさんが伝えたいことがあるそうなんですよ。」

 

 「私から言えるのは…ずっと後ろからつけられてたの。」

 

 ──後ろ…監視でもされていたか?

 

 あー、『情報屋』ですね。実況している側は分かりますけど…分かっていたポルカすごい。(小並感)

 

 「うん。そんな感じ。だけどね。気持ち悪くなってから、その気配がなくなったの。でも、なんか落下して落ちた後にまた、数分だけ、みられてたんだ。同じ視線にね。」

 

 ──つまり、俺が、世界樹の何かを壊したら…元の視線を感じるようになった…ということか?

 

 「そうだね。多分だけど、その間に異世界?みたいな所に居たんじゃないかなぁ…っていう証言…だけど…」

 

 ──後ろの存在を知らせてないから、後ろめたさがある…だよな?

 

 まぁ、報連相怠ったと思えば少しの後ろめたさはありますよね…

 

 「うん…本当は、見つけた時に知らせないといけなかったんだけど…皆助けるのに必死で…余計な心配をかけない方がいいかなぁ…って思って私だけ警戒してたんだ…ごめん。」

 

 ─いや、警戒を怠った俺たちも悪いんだしさ、その存在に気付けたポルカはすごいと思うな。だから、そう抱え込まなくてもいいよ。

 

 「そ、そう?なら次の会議で喋るよ!ありがとう魔切。」

 

 ポルカはええ子やったんや…というか、ホロメンは基本いい子しかいないのでは?

 

 「…船長…もしかしなくても今回何も役に立っていないですね!あとこれ。魔切さんの上着!ずっと返せなかったので今返します!」

 

 ──そういえば、シャツだけだったね…俺。ありがとう。

 

 なんか足んねぇよなぁ?って思ったらそれかぁー!青い学ランマイトレンドを失っていたようだな…誉れを捨てたか…(TSUSHIMA並感)

 

 「いえ!次何かあれば今度こそ、宝鐘海賊団船長として活躍してみますよ~!」

 

 「こんな事件何回も起きて欲しくないけどねー。」

 

 そうだよ(便乗)こんなに多いと全然進まない人とかイベントに溺れてる人、RTA不適合者ってタグをつけられそう…

 

 ──そうだな。…そろそろ次に行くよ。またな。

 

 「またね。」「また会議で!」

 

 

 

 ふぅ…後はアキロゼだけですかね?そこから会議再開ですかね?パパッと行きましょうか!

 

 ──アキ先輩、お疲れ様です。

 

 「あ、魔切くんだ。堅いよ?少し位楽にしてもいいのに。」

 

 ─いえ、上級生なので、礼儀だけは…って思ってただけなので。プライベートじゃ少し崩しますね…アキさん

 

 「んー、及第点かな?少しずつ慣れていこうね。…多分私の知り合いならフレンドリーに接しても問題ないと思うけど、気難しい人多いからなぁ…」

 

 他の…1期生やシオン除く2期生とかですね。…4期生が居るか分からないんですよねぇ…

 

 ──弁えるつもりですよ。自分も許可をもらまでは敬語を使うと思うし…

 

 「そうだね。その方が賢いかも。…それで?アキロゼに何かご用?」

 

 ──いや、単にアキさんの考えを聞きたくて…後は、お礼ですかね?セルシウス戦では助けて貰ったので…

 

 真面目だなぁ…育てて貰った人がとてもいい人じゃないとこんなに綺麗な子供は生まれねぇなぁ?

 

 「あー、なるほどね。それならお礼は別にいいよ!私は誰も失いたくないって思って体が動いただけだし。それだったら、私に合わせてくれた魔切君に感謝したいよ?私は。だって、なかなか連携組める人居なくて…」

 

 ──そうですか?結構戦いやすいと思ったんだけどなぁ…

 

 「簡単だよ?誰も合わせてくれないの…もしくは絶対に合わせても一人でやっちゃう子が多いからさ。アキロゼも一人でやれるけど、それでも組もうとして連携出来たのは魔切君が初めてかなぁ…?」

 

 そうなんですね…確かに一人で何でも出来そうな面子だなぁ…もしくはサーヴァント使っているからわざわざ連携しない人も多そうだなぁ…

 

 ──そうなんですね。また何かあれば協力しますよ?

 

 「そうだなぁ…また今度ね?今は会議の事だよね?…正直アキロゼからはあんまり…報告の時に困ったくらいかな?」

 

 あー、ここが最初なら情報貰えたかもしれない奴ですね。

 

 ──そうですか…ありがとうございます。それじゃあ、次のところへ行きますね。

 

 「うん。またねー」

 

 これで全員回れましたかね?それじゃあ次に進めるか…?

 

 ──(全員と話せたかな?)

 

 「そろそろ考えが纏まったかな?集まろうか。」

 

 再び会議室からです。

 

 

 

 

 




 長くなるので失踪します。…いやホントになんか勝手に動くのやめて欲しい…困るのは俺だ!本来分割すればいいのにわざわざ長くする意…ないね?編集困るの自分なのに…ということで、後、1話で終わらせる!…エルフの森はもう少し続くがな!


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第55節 エルフの森騒乱編(会議終了~イベント終了…?)

  これでこの事件は終わるので初投稿です。

 …この後に魔切君強化計画を開催するので…エルフの族長が悪いんだ!俺は悪くねぇ!(親善大使)


 「揃ったね、まず、なんか話したい人…居る?」

 

 「はい!ポルカ話したことあります!」

 

 「何かな?」

 

 あの事ですね…まぁ、怒られることはないと…思いますけどねぇ?

 

 「実は…あの世界は別の世界だったっていう証明を…出したかったんだ。…これで信じてくれるか解らないけど…」

 

 「…取りあえず、どんなことだい?」

 

 「えっと…私から言えるのは…後ろからつけてきていた存在…で、それが気持ち悪くなった後には居なかった…って事なんだけど…救助の方を優先した方がいいからって思って、それで言わなかったんだけど…」

 

 「…もし、その事が本当なら、あの世界は別の世界だということが濃厚になるね。…ありがとう、言ってくれて。」

 

 「…隠していたのは…私が悪いんだしさ、いいよ。お礼は…」

 

 取りあえずひと安心ですね。良かったです。あと、報告するのはいませんね…ずっと気にしないようにしていんですが…画面から圧がすごい…ノエルとフレアの圧が…喧嘩している訳ではない…お互いを牽制し合っているんだ…俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。あところねも、おかゆ直接見ないようにしているぐらいだからな…

 

 「それじゃあ、僕から1つ、あの『教授』が何をしたかったかを説明するね。」

 

 「わかったのか!?」

 

 「多分ね…恐らくなんだけど…捕まえた人達って皆、黒匣(ジン)を使っていたよね?それのデータ収集が目的の可能性があるよ。」

 

 「…そっか、だから誘拐なんてして、わざと戦いになるようなことをしていたんだ…噂とかも自分で操作とかしていたのかも?」

 

 「恐らくね…だから、僕らがあの時にもう用事は済んだって逃げたんだよ。…少しでも本当の事を悟られずに、ついでに時間稼ぎ出来るかを…」

 

 

 ──なるほど。それなら筋は通っているな。

 

 「そういう…事だったんだ…その、雇われた人を実験台にして、精霊も犠牲にして!許せない!」

 

 「あぁのノエルの言う通りだ。やっぱりアイツらは捕まえるしかないんだ!」

 

 「…謎はまだ残るけど…今回はこれくらいにしておこうかな?…それじゃあ長居しすぎたし、帰ろう。」

 

 はぁ~疲れたもう~やめたくなりますよ~実況…

 

 「おお、終わったかのぅ?」

 

 「族長。今回の相手の目的が分かりました。後で報告書と共に報告します。」

 

 「よいよい、そんなものは後での…」

 

 「そんなもの…?」

 

 ちょっ、そんなものって族長ヤバ、一刀両断じゃん

 

 「それより、魔切じゃったかの?」

 

 ──俺ですか?

 

 「そうじゃ、お主じゃ、お主はまだちょっと用があるのでな。わしの家で待っておるぞ。」

 

 はて?何かのイベントのようですね。なんか過去に関するイベントか?行くしかねぇ!

 

 「…だ、そうだよ?頑張ってね?お兄さん。」

 

 「ここでお別れだね。またね!マキマキ。」

 

 「え!魔切さんころねさんからマキマキって呼ばれてるんですか!?」

 

 「あはは、何それ、私も呼ぼうかな?」

 

 「…あげないよ?」

 

 「あ、冗談っす…」

 

 「団長も帰るね!お疲れ!魔切くん」

 

 「アタシ達も家に戻ろうか…」

 

 「では…お疲れ様です。魔切さん。また明日…」

 

 「族長…魔切君になんのようだろ…?頑張ってね?私も報告書書かないと…」

 

 ──なんか…置いていかれた感が否めない…取りあえず族長の家に行こうかな?

 

 同行者0人…まぁ、多少は、ね?それじゃあ族長の家に…着きました。…だって…すぐ近くだもん…仕方ないよね?

 

 ──失礼します。

 

 「おお!よう来たのぅ、待っておったぞ。こっちじゃ。」

 

 ──族長。この先って…

 

 「この先は祭壇じゃ、認められた者しか通すことは赦されぬ神秘の場所じゃ。」

 

 え!?そんなところに何で魔切くんを…?

 

 ──…なぜ、俺をそこに?

 

 「呼ばれたからじゃよ、お主が。」

 

 ──呼ばれた…?一体誰に…

 

 「…大精霊様じゃよ。この近くをずっと守っておった。大精霊様から直々の指名じゃ、わしも驚愕したわい…」

 

 …どういうことなの…(レ)分からないので取りあえず先に進みましょう。

 

 

 

 

 

 

 




 この主人公を魔改造するpart1です。これを使っても勝てないのが上級生ですね。…頭おかしい。多分タイマンならこれを使っても勝てません。それぐらい上級生は強いです。…ホロメンはね?


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第56節 精霊使い認定試験(導入)

 魔改造part1精霊の所持です。精霊を持たせます。2種類持たせますが、現状1種類しか使えないようにはします。…今後に期待してください。


 

 

 「ここじゃ、ここに大精霊様がおられる…何を要求されるか分からぬが…用心するんじゃぞ?」

 

 えぇ…まさかのこっちが注意じゃなくて心配をされるとは…どんな精霊なんだ…?

 

 ──どうしてそれを…?

 

 「ふぅむ、なぜか、とな?そりゃ突然大精霊様が連れてこいと言われたのじゃ。何をしでかすか解らんでの。あらかじめ責任は取れぬから注意だけしたという弁明作りじゃ!」

 

 ぶっちゃけたなこのじいさん…

 

 「というのは冗談じゃ、ここ最近不干渉をしていた大精霊様が、突如わしに連れてこいと命令したのじゃ。試練を課される可能性を考慮して、お主に忠告しておいたのじゃ…」

 ──不干渉…だったんですね。

 

 「そうじゃ、今までは相応しい器が来るまでは不干渉だと宣言されての…お主が呼ばれたのはそういうことじゃろうと思っての…器の試練は様々での…始めから居るものも居れば、こうやって試練を課して契約するものもおる。器に相応しいのであれば、相当無茶なことはさせんじゃろ。」

 

 フラグ立てるなよジジイ…口が悪くなりました。どうしましょう…参加は…しておきますか…強くなるなら…

 

 「やって見せろよアズール!」「なんとでもなるはずだ!」「精霊だと!?」

 

 …なんか出てきた…強制イベントだろうから仕方ないけど…

 

 「…精霊に魅入られると神子として扱われる…ラミィもあの神子様も」

 

 ──ラミィもなのか…

 

 「もちろんじゃ、本来は崇めるものじゃが、本人の希望での。じゃからわしらも家族として扱っておる…大切な子じゃよ。」

 

 おお~なるほど…ラミィちゃんも実は神子だったんですね~だからエルフの皆は頼ったりするんですね。

 

 「話が逸れたの…魔族にも神子様がおるらしいしの。この世に4人目の神子様が現れる黄金世代になりそうじゃの…」

 

 ──まだ俺が手に入るとは限りませんよ?

 

 そうなんですよねぇ…?何の精霊かによりますよね…

 

 「ふぅむ、そうじゃのぅ、通常属性の精霊なのは変わらんのぅ…」

 

 ──通常属性…ですか?

 

 「そうじゃ…おそらく、光の大精霊様じゃないかと思っとる。…雷はもう居らぬからのぅ…」

 

 光…ですか。それなら別に友好的だと思うので問題ないと思いますね。魔族に対しても有効ですからね。(魔族狩り並感)

 

 ──…そういえば、雷の大精霊が居ないって…なんでですか?死んだ…とかそれなら次代が産まれてるんじゃ…

 

 この話の補足をしますと、その時代の大精霊が居なくなると、次の世代が記憶と経験をまっさらにした状態で産まれてくる…という設定だったはずです。

 

 「…本来はそうじゃったの…しかし、死んではおらん。化石となって、次の世代が産まれてないからじゃよ」

 

 ──それは…何故?

 

 「簡単じゃよ…化石になったのは…最近じゃからの…」

 

 うーん?どう言うことでしょうか…?まさか…最近誰かに力を使われた…とか、ですかね?

 

 「…ヴォルト様は一ヶ月前に、魔族の進撃を我々から守るために…自らを犠牲にして守ってくださった…魔族にも人間にも狙われやすい我らエルフは、こうやって何度も精霊様に守られておる…」

 

 ──…そう…だったんですね。その精霊の…化石は今何処に…出来れば、お会いしてみたいので…

 

 「おぉ…純粋にそう想うとは…心が清らかじゃな…魔族を…余り狩ったことがないのじゃな…それもそうか、今は誰も模範として魔族を狩っておらぬしの。それに…いや、今は言うべき事ではないの。」

 

 ?なんの事でしょう?まさか…クルスニクの事を分かっていらっしゃる?…まっさか~そんな訳…ないよね?

 

 「可能じゃ、わしの家の別のところで眠っておられる。先にこの先の大精霊様に会ってくだされ。わしはここまでしか認められておらぬでの。」

 

 ─…分かりました。ありがとうございました。

 

 光の精霊…色々居るから分からないですね…取りあえず進みます。

 

 

 

 

 




 筆が乗らないので失踪します。…嘘です、色々あって毎日はきちぃ…なので本当に不定期になります。


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第57節 精霊使い認定試験(圧迫面接編)

 こう書いてありますけど、ただの面接なので初投稿です。

 


 ──…ここかな?…居ないな?まだ来ていないのか…?

 

 誰も助けに来れねぇなぁ?まぁ、冗談は置いておいて、早速族長の家の奥に来たのですが、中には…誰1人、居ませんでした…!

 

 『来たか…選ばれし子よ。時空の精霊の呪いを受けし一族よ。よくぞ来た。』

 

 『ど、どうも。よろしくお願いします。私達のために来ていただいて…』

 

 『ルナ、何故そう卑屈になる。我々の方が位は高いのだぞ?』

 

 『そ、そういうの良くないと思うんだ…アスカ。』

 

 なんかでこぼこコンビが出てきましたよ…アスカってことは光で合ってますね。もう一人居るってことは…ルナですかね?簡単に説明しますと。光の精霊にも様々な姿があり、今回は鳥の姿のアスカと人型のルナのコンビで登場ですね。

 

 『何故だ?我々はこの者に力を与える身さすれば我々の方が立場は上であろう?』

 

 『だから!アスカが急に彼を呼んだからいけないんじゃない!彼にもやるべき事があったはずなのに!』

 

 ──あの、突然こちらに呼んで頂き、ありがとうございます。本日は、どのような御用件でしょうか?

 

 切り込みますねぇ!さすがコミュ力強強主人公。早速本題をぶちこみますね。

 

 『うむ、そうだな。それを伝えよう。…我らの力をソナタに授ける。つまり、ソナタに就いていくという事であるが、その前に我々に勇姿を見せてほしいのでな。試練を課そうと思う。』

 

 『ええ!?試練を課すのですか!?』

 

 なんか驚いているんですけど…さては相談していないな?このでこぼこコンビと組むことになるのか(困惑)

 

 『当然であろう!強きものではあることは確かではある。しかし、我はともかく、ルナも共にいくとなれば話は別だ!』

 

 …もしかして…親バカ?このアスカ親バカの可能性が出てきましたよ?…面白いけど当人からすると…

 

 ──(…仲良さそうだなぁ…親子ってあんな感じなのかな?)

 

 …ちょっと気になったから主人公の心が聞こえるようにしてみたのですが…空気が重くなると思ったのでやめます。

 

 『…なんでそんな事するんですか!さっきまでは【強きものに従ってこそ】って言ってたじゃないですか!』

 

 『しかしだな…我が心配しているのは、彼の者がルナを守れるかと…』

 

 『私そこそこ強いもん!アスカ居なくてもやっていけるもん!』

 

 親子喧嘩始まりました…あーもう滅茶苦茶だよ!

 

 ──どうか、落ち着いてください。今回は話をするためだけと聞いていたので、後日、またその試練というものを受けたいと思います。

 

 『…すまぬな、人の子よ。気を使わせたみたいだな。』

 

 『あ、すいません!アスカがいきなりこんなこと言って…すいません!』

 

 ──いえ、大丈夫です。その試練は後日に受けるので、今回は挨拶だけで宜しかったですか?

 

 『…少し、無駄話でもするか。本来であれば、我々はソナタに就くことになるはずではなかったのだ。ソナタは我々よりも適任者がおった。…昔、いや、最近までな。』

 

 これって…もしかしますよ?もしかしたら、あれですか?

 

 『『雷の精霊 ヴォルト』』

 

 ──…ヴォルト…それは…

 

 『そうだな、彼の者はもう既に力尽きておる。そうなれば、我々はソナタに適した存在の代わりを勤めねばならなくなったのだ。』

 

 『…』

 

 ──それは…どういうことですか?

 

 『既に、ソナタには精霊が就く事が決定しておった。しかし、ソナタの側で戦うには、大精霊クラスが就かなければならなかった。【彼の者に就けば激戦を伴う。生半可なものでは着いていけまい】と彼のマクスウェルがそう伝えてきたのです。』

 

 ──マクスウェル…大精霊マクスウェルですか?

 

 『そうですね。多分その…思っているマクスウェルで合っていると思います。』

 

 なぬ?マクスウェルとな?マクスウェルは元素の大精霊で、四大精霊を統べる者でもあります。どっちなんだろうなぁ?

 

 『であるからこそ、我々にも声が掛かった。既に主が居ないのは我々とヴォルトのみだったのでな。…体の適正から光と雷は問題なかった。むしろ、雷はとても相性が良かった。』

 

 『…ヴォルトさんも喜んで仕えよう。って喜んでいました。…魔王軍侵略までは…』

 

 え?そんな大事が起こっていたんですか!?

 

 ──そんなことが…

 

 『秘密裏に、ではあるがな。計画がバレて、この里を焼き払おうとするときに、ヴォルトが全力で魔族共を皆殺しにした。…しかし、力の消耗激しく、彼は眠ってしまった。永遠にな。』

 

 『…私たちも手伝おうとしたんですが…ヴォルトさんは大丈夫だって…』

 

 『…故に代わりに我々がソナタには就くことになったのだ。…さて、これ以上は此処に留まらせる訳にはいかん。ヴォルトに会って来るのだ。』

 

 ──分かりました。

 

 と言うことで、次はヴォルトに会いに行こうと思います。…化石になった、ですが。ではそこまでイクゾー!

 

 

 

 




 ストックが、ない!毎日は無理かも?またもうちょっと充電させて貰うかも…?


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第58節 精霊使い認定試験(ヴォルト対面編)

 ストック貯めようと思っているので初投稿です。前に作ろうとしたときは時期が悪かったねん。今度こそやって見せる。

 VA10000越え お気に入りも90になりかけでビックリです。ありがとうございます。

 ストック貯めるのは本日から入らさせて頂きますので…


 

「おぉ、無事じゃった様じゃな。それで、中はどのようなことになっておったかの?」

 

 ──後日、またお話があるそうで…また此処にいれて貰っても?

 

 「そうかそうか、わしの許可が無くてもお主ならもういつでも入れるでの。精霊の神子様に成られる御方じゃ、…どうせならラミィやあの神子様を連れてきても良いんじゃぞ?彼女達も神子様ではあるしのぁ…」

 

 お?これはパーティーメンバーを連れてこれる…?戦闘がないにしろあるにしろこれは…助かる!(ドラゴン)

 

 ──良いんですか?神聖な儀式…なはずでは?

 

 「構わぬと思うぞ、そもそも、他の仕えている精霊とも話せてちょうど良かろう。都合が合えば連れてくるが良い。ただし、それ以外の者は不可能じゃ。用心してくだされ。」

 

 と、いうことで、恐らくですが、ころねとラミィちゃんは可能ですね。やったぜ。一人ではとてもじゃないが精霊の何かに関わるのはNGだったのでな…

 

 ──あの、そういえば、大精霊様から言われたのですが、ヴォルトにあって欲しい、と言われました。

 

 「おお?そうかそうか。それなら尚更見せてあげねばなるまい…」

 

 見せてくれるそうですね。ではついていきましょうか。

 

 「此処ですな。さて、中へどうぞ。」

 

 お、開いてんじゃーん。おじゃましま~す。なんか暗い部屋ですけど、中央に何かありますね。あれがヴォルトの化石でしょうか?

 

 ──これが…ヴォルト…

 

 「そうじゃ、これこそが雷の精霊ヴォルト。その亡骸じゃ。…美しいものじゃ、本来寿命でしか産まれないものを、我々は作ってしまったのじゃ…」

 

 ──それは…

 

 「よいのじゃ。運が悪かったのもあったのじゃが、我々は忘れないんじゃ、助けて貰ったことを、一生な。」

 

 ──そうですか…

 

 あぁ、やっぱり辛かったんだな…目の前で守ってくれて死んでいったのは…泣けてきますね。これ。

 

 「さて、これはお主に預けておこう。」

 

 ──………え?

 

 …え?今なんと?…嘘だろ?渡してきたぞこのジジイ…(失礼)

 

 「お主が大精霊様から会えと、そう言われたのならこれはお主が持っておくべきものだということじゃ。わしらではこうするしかなかったが、お主に預けるのが正しいはずじゃからの。」

 

 ──…ありがとうございます。必ず、大切にします。

 

 「すまんの、わしらはもう守り通すのは不可能じゃ…頼んじゃぞ?」

 

 ──判りました!それでは、今日は失礼します。

 

 大切なもの 精霊の化石(ヴォルト)を入手しました。

 

 ということで、精霊の化石を入手しました。やったぜ!そして、ようやくエルフの森から出られます。…また戻ってくるんですけどね?

 

 

 ──今日は、学校の日だけど…遅刻確定だな…どうしようかな?

 

 

 

 

L2:それでも学校に行かないと!    R2:今日はもう帰って休もうか…

 

 

 なに?帰るだと…?そんなこと…いや、モルガンが気になるから帰ろうか…いや、学校には行って貰おう!駄目だぞぉ?

 

 

 

L2:それでも学校に行かないと!

 

 

 ──…みんな心配しているからな。行って安心して貰おう。…多分、心配…してるよね?

 

 してるやろなぁ…まぁ事件に関わった他の子は朝早く起きて自宅に帰って登校しているだろうし…魔切くん遅刻になったのは精霊のせいだから…

 

 ──さて、家に帰らなくても、そのままいけるか。…本気出せば遅刻は免れるかな?

 

 …え?なんですと?

 

 ──…フッ!

 

 えぇ…何が起きているか、簡単に説明しますと、屋根やらビルやらを使って、一直線に学校に向かってます。因みに、今の時間は8時20分なので、もう少しでHRが始まる訳ですね。…このままだと10分で着きますけど…ギリギリですね…

 

 ──…よっと、着いたかな?大分ギリギリだったけど、余裕ができたな…

 

 「あれ?まだ体育館に行ってない生徒が居たんだね?おーい、もうみんな集まってるからさっさと行かないと怒られるよー?」

 

 ──…ヤバい、今日はなんかある日だったんだ…

 

 おっと…ヤバいですね…これは何かありましたね。まぁ解決したっていう報告だったと思うんですけど…知らない人からするとただの遅刻寸前の生徒ですからねぇ…

 

 「ほら、さっさと行かないと!じゃないといくら急な集会だからって怒られちゃうよ?」

 

 ──…急な?

 

 「そうだよ?なんか急に話すことがあるんだって…生徒会長の私でさえ知らないことだからなぁ…」

 

 ──生徒会長?

 

 「あ、まだ挨拶出来てないから新入生は分からないよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒会長のときのそらだよ。よろしくね?」

 

 今回は此処までです。長々と御視聴ありがとうございました。次回は、此処からの続きとなります。…そらちゃん出るとは…思ってもみなかったなぁ…

 

 

 




 またストック貯めるので、待っててください。…って言いながら番外編書いてるかも?そのときは…僕を死刑にしてください。


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第59節 精霊使い認定試験(生徒会紹介編)

 新キャラ登場するので初投稿です。

 こっから全員(4期生と魔族除く)を出す予定だから、よろしくな!

 …キャラ管理つれぇなぁ…

 更新ストック延期したので詫び投稿です。これで我慢してくだせぇ…


 

 「へぇー、魔切君が新入生の初チャンピオンなんだ!私、実はチャンピオンなんて1回しか取ってないんだよ?それなのに会長にされちゃってさ!他にもいい人居たと思うんだけどなぁ…」

 

 えー、はい。はじめましての方ははじめまして。アズールと申します。いつもの皆には感謝を…今何が起こっているかと申しますと。はい。捕まってます。生徒会長に。こちら、生徒会長のときのそらさんっすね。…マジかよ。こんなところで出会う?

 

 ──生徒会長は登壇しないんですか?

 

 「私?私の事はそらでいいよ?なんか報告終わったら生徒会全員が今日出席確認出来たから、改めて自己紹介しよっかなーって。」

 

 ──バトロワ後は皆登校出来ない人も居ましたから、ですね。

 

 「そうなんだよー。あ、それと、堅苦しい喋り方じゃなくてもいいよ?2人の時は、他の人がいれば…ね、面倒を掛けちゃうから敬語にして欲しいけど…」

 

 ──分かりました。いや、分かった。なるべくは気を付けるけど、こっちの方がいいか?

 

 「うん!断然話しやすいよー。これからよろしくね。あ!もうこんな時間。怒られないとは思うけど、気をつけてねー。」

 

 …嵐のような人でしたね…取りあえず、体育館に行きますか。

 

 『本日は、突然の集会2度目ですから慣れましたか?今回は戦闘などは致しません。前回出来なかった、生徒会の挨拶と、エルフの森の事件について、ご報告があったため、このような形で報告させて頂きます。』

 

 やっぱりね♂️間違いない。誰か報告…アキロゼかな?報告したのは。

 

 ──(アキ先輩か?この場合…分からないけどな。)

 

 おや?心の声がONになりっぱなしでしたね…カチカチッと、これで良し!

 

 『まずは…エルフの森から処理していきましょうか。先日、精霊の数が減り、調査をして貰っていましたが、その後原因を解明し、処理まで終わった。ということで、エルフの方々ももう通常の登校が出来るようになりました。…速かったのは我が校の生徒の有志による原因解明だったそうで…我が校の誇りですね…理事長も喜ぶでしょう…』

 

 ん?理事長…まさか!学園長ではなく、理事長がYAGOOだった…?そういえば、他の実況ではYAGOO見かけるのに、うちはMODのせいで居ねぇのかと…居たんかワレェ!(口が悪い)ま、YAGOOとは限りませんがね?

 

 『…さて、私の話はこれぐらいにしておきましょうか。それでは、生徒会に後は任せますので、失礼します。』

 

 …なんかなぁ…この学園長怪しいんだよなぁ…名前もそうだけど…この…まぁ、それは今はいいや、生徒会…どんな面子なんだ…

 

 「皆さん!初めまして!生徒会長のときのそらです。今回は、生徒会のメンバー紹介を軽くやっておきます。新入生の子は覚えて下さいね!会長は私だよ。それから副会長のさくらみこちゃん、書記の星街すいせいちゃん、会計のAZKiちゃん、執行のロボ子ちゃんです。生徒会は、残りは庶務だけど、空きなので、募集してます。良かったらぜひ、私達と学園を守りませんか?以上です。各自、解散して教室に戻ってください。」

 

 …執行…生徒会執行って…つまりは…粛清、鎮圧、なるほど、そういう…てか、生徒会あれですね。ソロ組、いわゆる0期生で構成されているんですね。1期生はどうしたんだろう?気になるな…

 

 「おい!魔切!いつの間に登校してたんだ…?アタシが登校してから、僅か5分で移動だったんだぞ?」

 

 「魔切くん完全に遅刻するかもって先生には伝えたんだけどなぁ…もしかして…転移してきたの?」

 

 おや、いつの間にかぞろぞろと、周りを囲まれましたね…

 

 ──いや、ちょっとな、全力で登校しただけさ…ま、そのせいで弁当作れてないんだけどさ…

 

 「ま、仕方ないよね…だってさ、ころさん。」

 

 「しょうがないね。今日はおとなしく…」

 

 ──だから、調理室借りておくから、そこで待ってて欲しいんだけど大丈夫?

 

 「あ、ここで作るんだ…流石お兄さんだね…」

 

 「女子力で負けててなんか悔しいよ。」

 

 ──気にすることはないさ、俺が好きで作ってるわけだしさ。

 

 「でもさ、昼休みでなんか作れるの?」

 

 ──簡単だけど、2、3品なら作れるよ。みんなの分を作るなら…20分で出来るかな?準備が必要だから移動教室なら俺の分の教科書持っていってほしいかな?申し訳無いけど…

 

 「ん?それならぺこーらが持ってってあげるぺこ。隣だからすぐに持っていけるペコ。」

 

 「「…(先を越された…!)」」

 

 おや?なんか静かですね~(詠唱)なんか聞こえたような気もしますが…そろそろ好感度…不味いか?いや、そんなこと…結構あがってる?

 

 ──ありがとう、頼むよ。ぺこら、人参なるべくは使うもの作るよ。

 

 「ありがとー、やっぱり魔切はいい奴ぺこなぁ…」

 

 「あれー?まだ戻ってない生徒がいるー…あ!魔切君じゃん。」

 

 ──お疲れ様です。生徒会長。いや、そらさん、の方がいいですか?

 

 「仲の良い子達?それなら別に取り繕わなくてもいいよ。改めて、生徒会長のときのそらです。よろしくね。」

 

 「ねぇ、かいちょーばっかり喋ってるし、そろそろボク達も挨拶して良いかな?」

 

 まだいる…いや、他の生徒会のメンバーか!

 

 「あ!ごめんね?私ばっか喋っちゃって。」

 

 「別に大丈夫だよ。…ボクの名前はロボ子さんだよー。機人だから名前は短いよ?長い人もいるけどねー。執行って役職で、主に喧嘩を止めたりする係だよ。」

 

 「あ、これどんどん言ってく感じ?えー、みこの名前はさくらみこって言うにぇ。よろしく。副会長なんだけど、多分適当に割り振られたにぇ。」

 

 「そんなこと無いもん!ちゃんとみこちゃんなら…」

 

 「…じょーだんだったにぇ、そこまで本気に言われるとは…」

 

 「あ、空気を和らげるため?良かった~折角私考えてやって貰おうと…」

 

 「こうなったら話が長くなるにぇ、巻きで行かないと、そろそろ予鈴がなるにぇ。」

 

 「えー、巻きで行こっか!私は星街すいせいです。気軽にすいちゃん先輩って呼んでもいいよ?書記やってまーす。」

 

 「残りは私かな?生徒会会計のAZKiって言います。よろしくね?」

 

 情報量が…多い!一気にここで攻略対象増やしてきたなー誰がメインヒロインなんだろうー。分かんないなー。考えることが多すぎて頭イカれそうだ…

 

 「それじゃ、みんな遅れないようにねー。」

 

 ──凄かったな、嵐みたいに去ってった…

 

 「…そうですね…遅れたらあれですし…教室行きましょうか。」

 

 ──そうだな、移動しよう。

 

 ときのそらと顔見知りになった。

 

 ロボ子と顔見知りになった。

 

 さくらみこと顔見知りになった。

 

 星街すいせいと顔見知りになった。

 

 AZKiと顔見知りになった。

 

 兎田ぺこらの好感度が僅かに上昇しました。

 

 えー、それじゃあ処理が終わった様なので…移動とかは加速じゃ!昼休みでまでな!大事な話は無いはずだし…

 

 

 




 文字数多くなってしまった…もっと短く書かなくては…編集こわれる


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第60節 精霊使い認定試験(1期生、2期生組編)

 自分の始めの推しはフブキングでした。なので番外編では相当苦しんでもらいます(外道)

 話が逸れました。それではどうぞ

料理の修正しました。こっちの方がいいと思ったので…


 このストーリーまだ4月の中旬ってマ?


 

 昼休みまで飛ばしました。魔切くんはその間に仕込みをやってました。はぇ~^凄い早い…まぁ何を作ったかといわれたら…これです!

 

 

 ──よし、うまく出来たな。

 

 

 NEW  炊き込みご飯・上

 

 NEW 人参たっぷり野菜炒め・並 レシピ獲得

 

 NEW 杏仁豆腐・上

 

 ご飯は混ぜて炊いて、杏仁豆腐は材料混ぜて冷やすだけ!そして予め切っておいた野菜を炒めれば…この三品が完成だ!時間的にはギリギリ攻めてたけど…やっぱり見習いじゃねぇだろ…(畏敬)

 

 

 ──よし、みんな呼んでこないと…

 

 

 教室使用の許可は簡単に取れるこの学校凄いなぁ~…いや、会長のそらちゃんがOK出してるのはいいのだろうか…?ま、出来るもんは仕方ないしな!

 

 

 「………」

 

 

 …おや?出る前に人影が見えましたね…あれは…誰か分かりません!おそらくまだ分からない状態だったのでおそらくホロメンの誰かですね。取りあえず、呼び終わるまで加速だぁ!加速終わりました。

 

 

 ──…人の気配…?誰か居るのか?

 

 

 なにやら曲がり角で話してますね…少し耳を澄ましてみましょう。

 

 

 「本当なんだって!下級生の子が、しかも男の子が、あれを作ったんだって!」

 

 

 「え~っ、本当ですか~?すばるちゃんが嘘ついてるとかは~?」

 

 

 「無いんじゃない?さっきそらちゃんが、何か教室使用許可出してたし、でも、どうだろうね~?」

 

 

 この声は…すばるとフブキングとまつりちゃんですね。ちなみに始めの推しはフブキングでした。今は全体的に好きなんですけどね?(隙自語)

 

 

 「何で信じないんだよー!アキちゃんもそう思ってるの!?」 

 

 

 「すばるちゃん落ち着いて、私は信じるよ。誰か心当たりあるし…」

 

 

 お?アキロゼも居たんですねー。なるほど、1期生と2期生と混合か…いいね!

 

 

 「え!?誰なんすか!その子は…」

 

 

 「…おーい、出てきてもいいよー。」

 

 

 なぬ?この距離でしかも姿を見せてないのに…バレた!?やっぱりアキロゼただ者ではないですね…

 

 

 ──流石ですね。アキ先輩。初めまして、当方、1年生の今月のチャンピオンに成りました。七夜魔切と申します。…当方の…

 

 

 「あー、魔切君。この人達にそんな言葉遣いは要らないと思うなぁ…」

 

 

 「ええー!そんなもったいないですよアキちゃん!折角敬語使ってくれるんですからじゃんじゃん使って貰いましょうよ!その方が先輩として威厳を保てますし!」

 

 

 このきーつね…おいぃ…それでいぃのかぁ?(ブロント語)

 

 

 「それで?後輩くんは何で、調理室で料理なんか作ってたの?」

 

 

 「そうだよ!お陰で滅茶苦茶授業中もいい匂いが漂ってきて、集中出来なかったんすよ!」

 

 

 まぁ…炊き込みご飯のいい匂いが…教室まで届くか?確かに、2階にある教室から…いや、届くな。すまんな、うちの魔切くんが、あんな事件なかったらちゃんと作っとったんやで?全部、精霊って奴のせいなんだ!

 

 

 ──実は……

 

 

 「随分騒がしいと思ったら…なんか、端から見れば、後輩に絡んでる知り合いに見えるよ?皆…ウチは悲しいで…」

 

 「ミオちゃん!違いますよ!これは…」

 

 

 「え?なに?後輩苛めてるの?ダメだよ!そんなことしちゃ!」

 

 

 「はあとちゃんも!違いますってば!」

 

 

 あーあ、もう滅茶苦茶だよ…ミオしゃとはぁちゃ…いや、赤井はあとの方は…はあとでいいか…恐らく、はあちゃまとは、言ってはいけない(戒め)この二人が参加して、さらに混沌を極めてきたな…

 

 

 て言うか!魔族とエンカウントしないんじゃが!やっぱり、なんか不都合あるから、まだ、エンカウントしないんだろうか…やっぱりそこら辺、私、気になります!

 

 

 ──…大丈夫ですよ、先輩。もし、宜しければ、先輩方も召し上がってください。大丈夫です。かなり多めに作ってありますので。

 

 

 「え!いいんすか!わーい!昼食代が浮いたッ!」

 

 

 「いいの?魔切君?」

 

 

 ──ええ、別に、おかわりの準備も済ませてあるので、食べてる途中で作ることも出来ますからね。

 

 

 こいつ本当に便利だなぁ…やべっ、口が悪くなりましてよ。いけませんわ。

 

 

 ──では、そろそろ他の…うちの学年の人達も到着する頃なので、自分は、準備の方に入りますね。

 

 

 はい、ということで、なんか大事になってきたが…昼食に入ります。恐らく、顔合わせイベントですね。この後に、色々な処理があると…頭おかしなるで…

 

 

 

 

 さて、何時になったら、ストーリー進むんだろう…?何て思ってる。そこのあなた。俺もそう思ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 本編はお久しぶりです。待たせてすいませんでした!でも、まだテイルズの新作終わってないんで、これだけです。


 この後にアップデートの話を挟みます。ですので、本編は、もう少し御待ちください!


 …感想、欲しいです!(強欲)モチベに繋がったりするかも知れないので、調子にのって早く書いてくれるかも?


 まぁ、暫くは、番外編書いてますけど、ある程度落ち着いたら、また本編に戻ってきます。

 
 え?赤井はあとの色が…何か違う?…目の色…参考にしたんや…赤はダブリが多すぎるってそれ一番言われてるから…


 あ、アンケートは人間以外も、参加してもいいですよ?(リアル狂人)


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第60.5節 MODアップデート アライズ実装編

 アライズクリアしたので初投稿です。色々と仕様をこの際変えます。本筋はエクシリア2ですが、アライズの要素も加えていきます。なので、ネタバレとかあると思うので、アライズ気になっている方は、是非クリアしてから見てください。


 

 

 

 

《アップデートを開始します。》

 

 

 

 おや?何のアップデートでしょう…………お、終わりましたね。どれどれ………ファッ!?

 

 

 

 

《アップデート完了》

 

 

 

《以下の要素が追加されます》

 

 

 

 

《テイルズオブアライズの追加》

 

 

 

《一部のキャラのモーション変更及び武装追加。》

 

 

 

 

《対象は以下のキャラです》

 

 

  

《白銀ノエル、大空スバル、獅白ぼたん、紫咲シオン》

 

 

 

《アライズ実装に伴い、術技を追加しました。》

 

 

 

《アライズを追加しエクシリアまたはエクシリア2を選択していた場合、ブーストストライクか共鳴術技かを選択できます。(共鳴秘奥義はそのまま使用可能です。)》

 

 

 

《既に遊ばれている方にも、アライズの要素が使えるように設定しました。》

 

 

 

《戦闘を3Dと2Dどちらでも対応出来るように設定しました。又、スキットもアライズ仕様に変更出来るように変更しました。》

 

 

 

《今後もテイルズMODをご利用していただけたら幸いです。》

 

 

 なんと!アライズの要素が使えるようになりました!?やったー。速すぎる……これで、あれが実装というわけですか。うーん、これは悩みますね……よし!やっぱり新しい風は入れないとな!

 

 

 

《テイルズオブアライズを追加しますか?》

 

 

 

《……追加完了。今後はアライズの要素も追加されます。》

 

 

 

《全キャラクターにブーストアタックが追加されます。ご確認ください。》

 

 

 

《キャラクターのモーション及び武装が変更されてます。ご確認ください。》

 

 

 

《共鳴術技はブーストストライクに変更されました。過去の共鳴術技はブーストストライクに組み込まれます。》

 

 

 

《スキットを3Dに変更しました。元から戦闘は3Dです。》

 

 

 どれどれ………あ、団長がメイスオンリーから盾が増えてる!キサラになったのかな?あとは……ししろん。お前も銃になってるけど、爆弾使うようになってるからテイルズのシオンになってて……スバルはまだわからないな……シオンは……あぁ、リンウェルか……強ッ!

 

 

 おや?イベントスキット……お?なんだかスキットも全体絵になってる!3Dモデル使ってるのか!?おー!魔切君も3Dに……なってるな。

 

 

 

『武器の修理完了』

 

 

 

 ──あれ?ノエル。もしかしてその盾……

 

 

 「あ、魔切くん!そうだよぉ!ようやく修理終わってさ!」

 

 

 ──もしかして、ノエル……今まで慣れてない戦闘だった……とか?

 

 

 「えー?そんなこと……ないよ?………うん、ごめんね?修理なかなか終わらなかったからあんまり戦えなかったんだ……」

 

 

 ──別に気にしないでくれ、それよりも、今後はどんどん活躍してくれよ?

 

 

 「──うん!団長、この盾で絶対皆を守るからね!」

 

 

 

 スキットもすげぇな……普通に見入ってましたわ。これで、団長が盾持ちのナイトになった訳だな?謙虚だなー憧れちゃうなー。ん?何個かあるのかな?ついでにこれも見ておきますか。

 

 

 

『そろそろ…本気出そうかな?』

 

 

 「うーん、やっぱりあんまり使いたくなかったけど……そろそろ使おうかな?」

 

 

 ──何をだ?

 

 

 「ん?魔切か。いや、そろそろ私も治癒術だったりとか、封じてた術技使おうかなって。」

 

 

 ──使えたのか!?ってかなんだ?封じてた技って?

 

 

 「あー、うん。おじいちゃんから禁止されていたんだけど……敗けを報告したら、今度は使えるものを使って勝て!……って言われてさ。」

 

 

 ──なるほどな。次回からは大変だな。ぼたん相手だと。

 

 

 「だから、次は負けないからね。私も本気だから!」

 

 

 ──あぁ、受けてたつ!

 

 

 

 ししろんのおじいちゃん……気になるな……ま、それまでに進めないといけないんですけどね?今までアライズ攻略してこっち放置してましたし…(リアルでも)今後はこちらを再開しようと思ってます!って、まだあるじゃん!こちらも見ますか!

 

 

 

 『シオンの本気。見せてあげる』

 

 

 ──シオン。どうしたんだ?

 

 

 「あ、魔切!最近さ、シオンようやく家の秘術を使えるようになったんだ!」

 

 

 ──それって?凄いことなのか?

 

 

 「具体的に言えば、魔術を貯めて、魔術を組み合わせたり、強力にしたり、奪ったり出来るようになったんですぅ~。」

 

 

 ──それは凄いな!これは、油断してたらやられるな。

 

 

 「ふふん、次は負けないからね!」

 

 

 

 いやぁ……エエもん見れましたわ。さて、攻略、攻略っと……

 

 

 ………ん?本編の方にお知らせ………?

 

 

 

《お知らせです》

 

 

 

《次回のバトルロワイヤル。パーティーメンバーは上限2人名のデュオでの開催が決定しました。》

 

 

 

《上位2パーティーは必ず前回のパーティーメンバーとは、別の方とパーティーを組んでください。》

 

 

 

《これからもホロライブラバーズをよろしくお願いします。》

 

 

 

 ……スゥー………ヌゥン!ヘッ!ヘッ!

 

 

 ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛

 

 

 ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!

 

 

 ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!

 

 

 フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!!

 

 

 フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!

 

 

 ふぅ……スッキリしたぜ~思わず変な声が出ちゃったんですけど、気にしないで鼓膜破れてください。(クズ)

 

 

 はい、わかりましたよ!元から組む気持ちなかったから良かったけど!デュオってなんだよ!何で2人1組にしないといけないんだよ!後、1人でもOKとか喧嘩売ってんのか!?買うぞゴラァ!!

 

 

 ……全く、次回勝てる気が全然薄れてく……というよりも、おかころに勝てる気が……しない。あのコンビどうにかしないと……勝てぬ。はぁ、辛いなぁ……負けたら強制でやり直し出来ないし……頑張るしかないよな……

 

 

 よし、新たな決意と共に、俺は今日も元気にやるぞー!………俺もう駄目かもしんねぇ……(弱い心)

 

 

 次回もお楽しみに~(死んだ魚の目)

 




 ということでアップデート回でした。毎日投稿は……もう少し貯めたら開催しますので、期待して待っててくだせぇ。

 あ、そうだ。(唐突)評価、お気に入り、感想お待ちしております(今さら)

 
 今後もよろしくお願いします。


 ああああぁぁぁぁぁ!!??シオンのモーション変化忘れてた!?付け加えときます!


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第61節 精霊使い認定試験(日常編)

 二月に投稿すると言ったな?あれは嘘だ。すいません!許してください!何でもしますから!!(なんでもするとは言ってない)


 お久しぶりなような気がする………(メタ発言)と、言うことで、続きやってくぞー。(棒読み)

 

 

 え?なんかいつもと違う?……まぁそれは理由がありまして……それについて、お話します。

 

 

 ………はい、アップデート来ましたね。それじゃあ知っている上で話しますね。──もう、今回の戦いは、諦めをせざる終えない状況になりましたね。はい。終わり!閉廷!以上!んじゃ解散!!

 

 

 ……なに諦めてんだよ!おめぇも頑張んだよ!!ということで、私事はさておいて、続きやってくぞー(天丼)

 

 

 

 ─(昼食は、大所帯となったが、結構楽しかったな。また皆とこうやって食べれたら……いや、何を考えてるんだ?また集めれば良いだけなのに……?)

 

 

 おっと?まさかの昼食カットですか?ま、当然かも?昼飯食べるだけで事件なんて起きるわけないしなぁ?(フラグ)

 

 

 「いや~魔切の料理美味しかったな~。」

 

 

 「うん!そうだね。美味しかったよー魔切くん!」

 

 

 ──それなら良かった。さて、そろそろ授業が始まるから急がないと。

 

 

 あ、どうやらこのまま放課後に行くみたいですね。特にイベントはないか……?いや、ここから爆通知が来ますよー。総員!構えー!

 

 

 

 白上フブキと顔見知りになりました。

 

 

 白上フブキの好感度が上昇しました。

 

 

 大神ミオと顔見知りになりました。

 

 

 大神ミオの好感度が上昇しました。

 

 

 大空スバルと顔見知りになりました。

 

 

 大空スバルの好感度が上昇しました。

 

 

 赤井はあとと顔見知りになりました。

 

 

 赤井はあとの好感度が上昇しました。

 

 

 ???と顔見知りになりました。

 

 

 ???の好感度が上昇しました。

 

 

 夏色まつりと顔見知りになりました。

 

 

 夏色まつりの好感度が上昇しました。

 

 

 

 1年生組の好感度が上昇しました。

 

 

 

 

 

 略されてて草。でもこれはこれで処理の時間を短くしてくれたのでよし!後、???は誰なんですかね?ボクヨクワンナイナー。では、放課後にイクゾー!

 

 

 ──さて、これからどうしようか……?

 

 

 

 L2:町まで行ってアイテムを揃えよう!  R2:そのままエルフの森にいくかな!

 

 

 うーん……ここは一旦町へ行きましょう!アイテムの補充は大切ですしね。

 

 

 

 L2:町まで行ってアイテムを揃えよう!

 

 

 ──アイテムが心許ないから補充しに行こう。その後に行けばいいか……

 

 

 

 はい、ということで、そこまでカットして………ん?あれ?なんだこれは……?

 

 

 ──…………っ!?この……感じ………っ!

 

 

 おや?まさか!?ウッソだろ!?お前!!信じらんねぇ!!

 

 

 

 

 【対魔衝動】が発動しています。近くに魔族が存在してます

 

 

 

 うわぁ………赤文字でこういうことするの……あー、あったまきた!!殺されてぇか?お前よぉ!

 

 

 ──ぅぐ……この……静まれ……よぉ!

 

 

 魔切くんはどうやら抵抗してますね……そもそも魔族って誰だよ?お前の彼か?

 

 

 「ねぇ……なんで?トワ様が地上まで来て誰か分からない人の手伝いするの?」

 

 

 『それは、彼の者に対する我々の贖罪でもあるのです。貴女の種族の侵略行為さえなければ、彼の者は、普通に精霊が授けられたというのに……』

 

 

 「でも、なんでトワが行かなきゃ行けないの?他でも良いじゃん!!」

 

 

 『今回は精霊持ちのみの戦いだ。故に契約者はお前しかいない。だから選ばれたのだ。居なかったら、魔族皆殺しにされてたと思えば、今回は運が良かったのだ。』

 

 

 え?トワ様!?マジっすか!?魔族がここに来て絡んでくれたー。でも、家の主人公。かなり尖ってるから、やばくなぁい?

 

 

 

 『む?この気配……今回の目的の人間が近くに居ますよ?』

 

 

 「え?どこどこ!?」

 

 

 あぁ……見つかりそう……駄目みたいですね。諦めて、見つかりましょう。

 

 

 『……なるほど。少し厄介なことになりましたね。トワ、一応戦闘の用意を、彼の者は、恐らく魔族殺しです。』

 

 

 「っ!?」

 

 

 あー武器を構えましたね。戦闘の開始を宣言しろぉ!◯野ぉ!!

 

 ──ゥヴ……うがあぁ!!……はぁ……はぁ……

 

 

 うわぁ……これマジ?えー、魔切くんが、急に自分の手を切りました。うわぁ痛そー。

 

 

 「え!?急に自分に攻撃した!?なんで!」

 

 

 『ほう……なるほど。彼の者は今、自傷の痛みで衝動を耐えようとしていますね。どうやら、今までに魔族を殺した形跡もない様子。これ程匂いのない魔族殺しは初めてですね。いつ襲いかかるか分からないので、武器は仕舞わないでください。でも、対話は出来そうですね。』

 

 

 え?嘘ぉ!?誰も殺してない……?え?あのトラウマは!?どういうことなんだってばよ……

 

 

 「……分かったよ……でも、戦闘始まったら、トワも容赦しないからね?」

 

 

 どうやら、対話してくれるようですね。助かる!!

 

 

 ──はぁ……はぁ……何で……急に……っ!……発作が起きたんだ……?

 

 

 『それは、我々のせいですね。申し訳ない。まさか、貴殿が魔族殺しの一族だとは思わず、接触しようとしたからかもしれない。全く、あのお方も意地が悪い。事前に言っていれば、貴殿が傷付くこともなかっただろうに……』

 

 

 目茶苦茶礼儀正しい奴だな……?トワ様の従者か?……でもなぁ、多分……

 

 

 ──誰なんだ……?

 

 

 『おや?これは失礼しました!わたくし、闇の精霊、名をシャドウと申します。こちらは契約者の常闇トワ。訳あって貴殿に手を貸すことになった精霊使いです。』

 

 

 やっぱりね♂️ですよねぇ……だからこそ、あえて濁して居たというのに……やったぜ!(糞土方)

 

 

 「よろしく……」

 

 

 『全く、いつまで不貞腐れてるのですか?しっかりと挨拶しなさい!』

 

 

 「だって……魔族殺しなんでしょ?天敵じゃん!いつ襲われるか分かんないから……」

 

 

──………

 

 

 おっと……?ここでまさかの印象✕ですね。魔族なら仕方ないのかも?

 

 

 『彼の者の一族は、既に滅んでいる。一人の鬼によってな。』

 

 

  「え……?」

 

 

 それ言っちゃうんすか!?まずいですよ!

 

 

 

 『すまぬな、貴殿。これは貴殿にとって必要な事だから予め伝えさせて貰うぞ。……彼の者の一族は、紅赤朱によって、滅んでいる。奴は、彼の者のみを生かし、自らに挑むのを待っているのだ。それに対抗するため、彼の者は今、力を着けている。ある意味、トワ含めた魔族にしてきた事より、悲惨な目にあっている。』

 

 

 うわぁ……改めて聞いても酷い……絶体にゆるさねぇ!!紅赤朱!!

 

 

 『魔族殺しは基本、人間界に侵略してきたもののみを殺していた。故に、疎まれ恐れられてきた。しかし、紅赤朱によって、人間側の守護者を皆殺しにされた事による、魔族の侵略が増えた。これにより犠牲者がもうひとつ増えた。』

 

 

 ──ヴォルト……

 

 

 あっ!これかぁ!!すべて繋がった……ってコト!?いやぁ……良くできてますね!!このゲーム!!

 

 

 

 『そうだ。そのせいで、ルナとアスカが代役を勤めることになり、試練を与えられた。本来、ヴォルトなら実力を認めてそのまま宿っていたものを……だ。適合が、あまり高くないほうだと、試練を設けられる。ルナとアスカはヴォルトよりも適合が低かったので、今回の試練がある。その手伝いのために、我々は来たのだ。』

 

 

 ──なる……ほど……(不味いな……意識が……)

 

 

 ってか、あかん!!このままやと魔切くんが死ぬぅ!!誰か助けて!!

 

 

 『む?いかん!!早く治療しなければ!トワ!!』

 

 

 「……え!?あ、うん。わかった。"癒しよ"『ファーストエイド』」

 

 

 生きてるぅ~!トワ様ありがとう!!フラッシュ!!(恩を仇で返すスタイル)

 

 

 「……そっか、君も、大変だったんだね。」

 

 

 気を失ってしまいました。まさか、ここまで出血してるとは思いませんでした。次は目覚めてからですかね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 今後はゆるっと更新していこうかな?と思っているので、気長にお待ちください!!一周年までには書きたいところまでいきたい……


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