不良義妹が狂気的に一途な変態 (トマト星人 <TN>)
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本編
あまあまえっち


うちの義妹は不良だ。

悪い奴らとつるんでるとか、そんなんじゃなくて一匹狼的な、グレ方。

校則違反から授業サボりは常習犯。

家出、喧嘩、窃盗、エトセトラ。

そんな感じだ。

 

ちなみに俺の方は、実家を出て親の仕送りを貰いながら高校生を満喫中なのだが、如何せんそれが奴の家出を助長してる。

 

太陽が沈んだ頃。

玄関から金属音がする。

奴が来たのだろう。

 

綺麗な金髪は片目が隠れる程に長く、雑に着ている俺の予備の学ラン。

やっぱコイツ男なんじゃないかと疑うような立ち振る舞いだが、ちゃんと胸は出てるし女の子らしい丸みもある。

喧嘩超強いけど。

 

 

「やっほー、兄貴ぃ♪」

 

「ったく。また泊まりに来たのか....彩月(さつき)

 

「おうよ!よろしくなッ」

 

 

と、いつもの笑顔でピース。

毎回泊めてる俺も俺だが、もし怪しい奴のとこに泊まって問題起こされても困るからな。

 

 

 

_まぁ、1番の問題は俺と彼女の関係にある。

 

 

 

ぱん、ぱん、ぱん。

軽やかな音に押し寄せる快楽。

彩月はベッドの上で俺に跨り覆いかぶさりながら腰を振っていた。

もちろんお互い裸で何も着ていない。

とろとろの肉壷は俺の亀頭をぐっぽりと咥え込み離さない。

 

「にぃ♡にぃ♡きもひ♡やばい♡いく♡いくぅ♡はぁうぅ〜♡もっとぉ、なでなでほしッ...い♡」

 

馬鹿みたいに甘ったれた声で呻く彩月。

いつもの不良としての威厳は何処へやら。

自惚れじゃなければ俺のちんぽというより俺自身を求めて毎日夜這いするようになった彩月はいつも従順な子犬のような甘え方をする。

 

「ほら、いい子いい子」

 

「ほぁ♡♡」

 

優しく彩月の頭を撫でてやる。

すると俺の目の前でその幼い顔がこれまた とろっとろ のデレ顔に変わっていく。

 

「にぃ♡にぃ♡」

 

激しくなるピストン運動。

彩月のおまんこの中はただでさえとても暖かく、気を緩めるとすぐに出してしまいそうだ。

俺は彼女の背中に手を回し、抱き寄せる。

そして射精するときはベロちゅーの約束なので、いつも通りキスで舌を絡ませる。

 

「いっへ♡ちゅぷ♡いっへ♡」

 

「......うっ」

 

どぷ、どぷ、と彩月の中に精液を注ぐ。

だがキスは止まらない。

行為が終わってすぐに離れないとこから考えても、やはり身体目当てとは言い難い。

そう、彩月はやたらキスが長い。

 

「ちゅ♡にぃ♡ぺろ♡ちゅぷぷ♡♡」

 

二回戦は完全に腰振りを忘れてキスに没頭中。

俺が軽く彩月のお尻を叩いてあげると思い出したように動き始める。

おまんこの肉襞が出したばかりの精液でコーティングされていく感覚。昂る感情。

そして、流れるような射精。

 

お互いがお互いにドロドロの欲望をぶつけ合い、愛し合う。

 

「にぃ♡♡.....ごほんっ.......兄貴、私のおまんこ気持ちよかったか?」

 

「それ毎回聞く必要ある?」

 

「あるっての。私のおまんこが気持ちよくなかった時はあんまりしない方がいいだろ?」

 

それはつまり自分より俺のことを優先してくれているということか?

よくわからん。

 

 

「知り合いのビッチに、えっちのコツ教えて貰ってんだ。こう....腰の捻りをどうのこうのって」

 

説明しながらぐりぐりとおまんこがちんぽを絞るように圧迫されて、うっかり低い唸り声を発してしまうほど気持ちがよかった。

 

 

「ふふ♡中で跳ねた。私はちゃんと兄貴を気持ちよくできてるみたいで安心した」

 

「なんで、俺のことばっかりなんだ?」

 

 

彩月は昔から少し、何に対しても俺基準で物事を考えすぎている節がある。

 

 

「は?私は兄貴が一番大事だ。兄貴の為なら何でもするし何でもあげる....だって兄貴が好き.....だから。嫌われたくねぇーから」

 

「なんだそれ...もし俺はお前の事を好きじゃなかったとし.......」

 

そこまで言って止める。

彩月が俺の上でぷるぷる震えながら泣き出しそうになっていた。

俺は慌てて否定する。

 

「ご、ごめんごめん!例えだ、例え。いろいろとタチ悪くてすまん」

 

「ほんとぉ?....私の事、嫌ってない?」

 

ある意味巷でコイツを泣かせられるのは俺だけだろうと優越感に浸りそうだが、本当に弱気な声で聞いてくるものだから可哀想になってくる。

そんで俺は一生懸命彩月を好きだと語った。

その過程でやや熱が入りすぎて、第三回戦に酔いしれたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 



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朝のご挨拶

日は登り、朝。

肌寒さで目が覚める。

あのあと服を着る気力さえ無かったので、そのまま寝落ちしたんだった。

パッと見た限り彩月の姿は見えないが、大方予想は付く。

俺は下半身の布団をそっと持ち上げる。

 

「おふぁおぅ〜♪♡あにひぃ〜♬︎♡」

 

案の定、朝立ちしたちんぽを舐めしゃぶっている彩月が現れた。

そのしゃぶり方は手馴れたもので、歯が当たらないように、舌で亀頭を撫でる。

そしてわざと卑猥な音を鳴らし俺の興奮を掻き立てる。

 

 

「はむ♡うむ♡......じゅぼぼぼ♡♡」

 

「それ、マジやばい」

 

「わらひの口に、らひていいよぉ〜」

 

「もう、でる....っゔ」

 

 

俺は我慢などせずに、どびゅん、どびゅんと彩月の口内を精液で白く染め上げた。

彩月は俺の射精に悦びながら、ちゅーちゅー吸い上げる。

竿の管にある全ての粘液が吸い取られる気分だ。

 

「んぐ...んぐ....っぱぁ♡....にぃの精液が喉に絡まって♡.....はぁ♡ふぅ♡ふぅ♡」

 

彩月は朝から口に広がる精液の濃厚な味を堪能しているようで、心底嬉しそうだ。

 

 

 

 

______

_________

____________

 

 

朝立ちフェラが終われば、次は朝食だ。

食事と言ってはいるものの、冷蔵庫からスティックパンとかおにぎりを持ってきて、コップにお茶を入れるくらいしかしない。

俺の部屋のテーブルに食べ物を置き、二人共ベッドに腰掛ける。

 

 

「兄貴はどっち食べたい?」

 

「今日はパンを食うよ」

 

「おう!実は私もおにぎり食べたかったんだぁ♪」

 

 

窓もカーテンも閉まっているし何より面倒なので、俺たちは服をまだ着ていない。

改めて、おにぎりを頬張る彩月の姿を観察する。

 

左眼が隠れる程多く背中まで伸びた金髪、化粧しなくても十分に可愛らしい童顔、所々喧嘩の青痣付きだが綺麗な素肌、やや大きめの胸。

男らしく股を開いて座るので若干精液が染み出てきているおまんこがよく見える。

 

 

「ごくっ...ふぅ。そんなに私を見てどうしたんだ?.....ぁ♡えっちの続きがしたいんだな。私の身体の何処を使いたいか決めてくれ。私はどこでもいいぞ?」

 

「じゃあ、胸を触ってもいいかな?」

 

「おう!」

 

 

彼女は求められている事が嬉しいようでニコニコしている。

俺はパンを片手で食べながら、右手で優しく彩月の胸を揉む。

生暖かく、柔らかい。

触るのが気持ちいい。

彩月は一瞬眉間にしわを寄せたが、不快というわけではないらしく、ただくすぐったいようだ。

その証拠に段々といつものトロ顔になっていく。

 

「あにひぃ♡.....にぃ♡....にぃ♡.....」

 

彩月は親と反発するようになってから、俺の事を「兄貴」と呼ぶようになったが、今みたいに気持ちが昂ると昔の癖で「にぃ」とか「にぃに」呼びに戻る。

 

「あぁあぁ、ベッドに染みが....」

 

「ごめん、なさい。にぃにのこと考えると....っん♡....口からも、おまんこからも、ヨダレ垂れちゃって」

 

「外では勘弁してくれよ?」

 

「う、うん。頑張る...」

 

俺の要求には何から何まで素直に、健気に、そして嬉しそうに応える彩月。

現在進行形で反抗期中なのが嘘みたいだ。

なので、どこまでイタズラをしたら怒るか試してみることにした。

 

 

 

「そこはぁ....っん♡」

 

まずは乳首を優しく抓る。

ただ感じてるだけみたいだ。

 

「ひゃん♡....にぃってば♡」

 

次は軽く胸をはたく。

ぷるんぷるんと揺れて面白いが、怒ってはくれない。

 

「あぅ♡んむっ...ん゙?」

 

次は何も言わず、口の中に指を突っ込んだが不思議そうに舐めしゃぶるだけだった。

 

 

 

____

________

____________

 

 

 

 

「なんで怒らないの?」

 

「私がキレる時は兄貴を馬鹿にされた時と、兄貴以外の奴に私の身体を馴れ馴れしく触られた時だ」

 

「なら、毎日喧嘩するのはなぜ?」

 

「ん〜......楽しいから?」

 

 

 

どうやらウチの妹は根っからの不良魂を宿しているらしい。

柔道とか空手とか習ってなくて良かった。

ただでさえ圧勝なのに、そんなのまで付与されたら死人が出そう。

 

 

「なっ!兄貴、今日は休みだろ?一緒にゲームしようぜ!えっとほら、勝ったらパシリ券発行ルールでさ!」

 

「あぁ、悪い」

 

「そっか、オナニー鑑賞券の方が良かったか?」

 

「今日は友達と買い物行く予定があってさ」

 

「.....へ?」

 

 

見たことないくらいの真顔で首を傾ける彩月を見て、俺は友達の約束を守れるか不安になった。

 

 

 



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不良少女とオタクな二人

☆キャラ紹介☆

燐忋(りんかい) 司彩(つかさ)
主人公。
基本、誰にでも超優しい。
だが実際は他人に興味が無く、
雰囲気に合わせているだけ。
海翔に対しても例外ではない。
ただ1人...彩月だけは...


燐忋(りんかい) 彩月(さつき)
司彩の義妹。現在主に親と反抗期中。
意外と社交的で理性的であるが、
基本、兄である司彩以外には非情。
毎晩司彩に生ハメしてもらっていて、
割となんでも彼の言いなり。



高崎(たかさき) 海翔(かいと)
司彩と長い付き合いの親友。
どこにでもいる高校生。
見た目も普通過ぎるので割愛。




_午後1時頃_

 

俺は友達の海翔との待ち合わせ場所へ向かう。

とあるコンビニの前。

昔からいつもそこが俺たちの合流地点だ。

待ち合わせの時間から約五分前くらいには着くようにしたが、あちらも待っていたようでこちらに気が付く。

 

「おーい、司彩。こっちだ」

 

「おっす。ゲーム買って遊んで帰るんだろ?さっさと行こうぜ」

 

「なぁ司彩?.....そちらは....どちら様?」

 

「あぁ」

 

確か意外にも初対面か。

海翔が珍しくぎこちなく聞いてくるが、まぁそりゃそうだよな。

可愛い顔してんのに睨み散らしてて、第一印象が "恐い" だもん。

容姿はいつもの不良コーディネートでは無く、デート用の服装。

全体的に暗い配色のパンク調。

黒と紅のチェック柄ミニスカに、へそ出しのルーズな萌え袖パーカー。

ついでと言っては何だが、ドクロのネックレス付き。

 

 

 

「妹だよ。うん....一応な」

 

「そ。夜露死苦(よろしく)

 

「あ、はい。だいぶ雰囲気違うな...はは」

 

 

海翔が乾いた笑いと共に、なんでこんなの連れてきたんだよって視線を送ってくる。

仕方ないだろ。俺は、彩月が誰からも見えないところでこっそり泣くのを知っている。そんなのあまりに可哀想で同行させちゃうでしょ。

 

 

「てめぇ、なに兄貴にガン飛ばしてんだよ?」

 

「ツカサは友だち、テキじゃない」

 

「あっ!それ魚が喋る映画の台詞だろ?中々良い趣味してんじゃねぇーか。気に入った!兄貴の親友ポジくらいなら認めてやるよ」

 

「うっす」

 

 

なーんでそんな上から目線で喧嘩腰なの?

とりあえず争わずに済んで良かった。

 

 

 

______

_________

____________

_1時間後_

 

買い物を終え三人で人気の少ない歩道を歩く。

 

 

「最後の1つだったな」

 

「おぉ。悪いな時間取らせて」

 

「ッチ、全くだ。せっかく今日は兄貴と.........ふん///」

 

何か言いかけるがちょっと頬を紅く染めながらそっぽを向く。

色々と誤解されるので、人前でそれはマジやめて欲しい。

存外誤解じゃないけどさ。

 

「流石に妹さんまで連れ回すのは気が引けるから、また今度暇な時に呼んでくれ。カラオケやらボーリングやら何でもいいぜ」

 

「あぁ、また今度な」

 

 

 

 

俺は海翔に別れを告げ、家へ帰ろうとすると、彩月に手首を掴まれ止められる。

「....ん?」

何事かと思い、振り向く。

彩月はモジモジしながら、口元を歪ませ、たまたま近くにあった公園を弱々しく指さしていた。

これは彩月と夜のデートをした帰り際などによくある求愛行動の一つで、外で我慢出来なくなると行われる。

 

「お前って男の友達にも嫉妬するんだな?」

 

「ごめん...兄貴。だからぁ....お願い」

 

二人きりになるとすぐに猫なで声になる。

必死に何かの許しを乞う彩月の姿を、ちょっと可愛いと思ってしまう自分がいる。

 

「わかったよ。先に行ってて」

 

「.....うん♡」

 

小さく返事をした後、彩月は綺麗な金髪をなびかせながら公園へ駆けていく。

俺はその場で見届け何分か待ってから後を追う。

 

 

 

 

____

_______

__________

 

 

 

俺は公衆トイレの前で中や外の周りを見渡す。

そして誰も居ないことを確認し、男子トイレに入る。

トイレの中は意外と綺麗で清潔感がある。

俺は彩月が入っているだろう個室の前に立ち、小声で名前を呼ぶ。

 

「彩月」

 

俺の声に合わせて、扉の鍵が開く。

いそいそと中に入り再び鍵を閉める。

これでひとまずは安心出来る。

 

「はぁ♡....っんちゅ!」

 

「っ!?」

 

少し待たせすぎたようで、いきなりむしゃぶりつくようにキスされる。

ぺろぺろと唇を舐め回された後、彩月のじゃっかん長い舌が口の中に入って暴れる。

あまり大きな音を立てたくないがこちらもある程度は彩月を満足させるように舐め返し、早く沈静化させる。

 

「っぷは.....はぁ♡」

 

彩月は幸せの吐息を吐き、落ち着きを取り戻す。

だが満足はしていないらしい。

上目遣いのまま、左手で輪っかを作り右手の人差し指を出し入れする。

いつ人が来るか分からないので基本的にこのようなジェスチャー等で意思疎通をする。

なのに、こいつと来たら。

 

「にぃ♡...にぃ♡」

 

指を出し入れながら、これから起こる事を想像して、興奮で声が漏れている。

全くもってハンドシグナルの意味が無く、呆れる。

 

「黙れ。脱がすぞ」

 

「っん♡」

 

そっとスカートの下に履いてあるパンツのみを脱がす。

その後は続けて彩月が俺のズボンとパンツを同時に下に下ろす。

ゆっくり立ち位置を交代して、扉側が彩月、トイレ側が俺になる。

 

「.......」

 

俺が何も無い所で人差し指をひょっいと上に向ける。

彩月はそれを見て、ちょっと恥ずかしがりながらスカートを両手で捲る。

俺は彩月の膣口に亀頭をあてがいながら彩月に耳打ちする。

 

「また声出したら、もう外でやってやんないからな」

 

彩月は怯えるように頷き、手で自分の口元を抑える。それを見て俺は彼女の頭を撫でる。

すると彩月は嬉しそうに目を細めた。

 

ずぷずぷぷ.....

 

ぬるぬるの肉襞が無数の舌のような動きで肉棒を悦ばせようと、淫らにまとわりつく。

気持ちがいい。

俺は音が響かないように優しく奥にねじ込む。

 

「っ♡.....っ♡....っ♡」

 

 

俺が突き上げる度に、彼女はぴくぴく身を震わせ、声にならない声が漏れる。

こればっかりは仕方ないので、誰かが来たらちんぽを押し込んで止めてあげる他ない。

彩月が扉側なのもこれが理由だ。

認識のラグがある為、初めの数秒間は聞こえてしまうが、多分ギリギリトイレで気張ってる声に聞こえなくもないだろう。

 

「.......」

 

俺は彩月と目を合わせる。

彩月の眼は、漫画でいうところのハートマークが浮かび上がる程に情熱的で淫靡。

 

長居はしたくないので、彼女の目の前で右手を"握り拳"から、ばっと開き、左手で右手の人差し指をにぎにぎする。

 

これは、"もうそろそろ出そうなので締め付けろ"の意味で、それを理解した彩月は小さく頷く。

 

「っんむ♡.....ふっ♡ふぅ♡」

 

「....っ!」

 

鼻息を荒らげ、目を瞑った彩月の名器なおまんこがちんぽを搾り取るように圧迫する。

一生懸命、太ももに力を入れて奉仕する彩月。

いつの間にか、俺も力んで扉に彩月を押し付けていた。

 

__出る。

耐えることに意味は無い。

俺は本能のまま、欲望のまま、彩月の奥に奥にちんぽを捻り込み、射精する。

 

 

どびゅるるる、どぷどぷ。

 

ひっぐぅ♡.....っん♡」

 

 

彩月の静かに絶頂を迎え、よがる姿は愛おしく愛らしい。

俺は彼女を最後に優しいキスで甘やかす。

「ちゅ♡.....ちゅ♡....っん♡」

彩月の後ろでぶんぶん尻尾が揺れている幻覚まで見えそうな程に、彼女の態度からは幸福感が滲み出ている。

 

 

 

 

 

幸いにも誰もトイレに入ってくることはなく、無事にセックスを終え脱出することができた。

今思えば真昼間から外でするのは初めてだったので、今度からは夜の散歩デートの時以外はやめて欲しいかもしれない。

だが、何だかんだ俺も楽しんでいたのだと気付くのは家に帰った後のことだった。

 

 

 

 

 




☆あとがき☆

キャラ説明とか設定とか
どうも長くなりがち


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戻せない歪み

彩月は俺との距離感がバグっている。

普通の兄弟姉妹であれば飯のとき以外は会わないなんてざらにあるだろうが、彩月の場合は基本俺の半径2メートルから離れようとしない。

確かに、実家じゃないので俺以外に1人用の部屋なんて用意出来ないからしょーがない面もあるが。

何とかしようという意思はある。

然しなんというかその、依存気味の関係を治すどころか今ではお風呂を一緒に入るまでに至っている。

 

 

 

______

_________

 

 

 

私は彩月。

兄貴の義理の妹。

世界で1番兄貴が好き。

 

 

「兄貴、かゆいとこねぇーか?」

 

「え、あーうん」

 

 

兄貴の背中をスポンジでゴシゴシ洗う。

やっぱり男の子って感じの背中。

でも本当は強いわけじゃないから、私がずっと守ってあげなきゃ。

どんどん胸の奥が熱くなり、関係ないとこをぺたぺた触ってしまう。

肩、胸板、お腹、太もも....そして、おちんちん。

 

「おい。どこ触ってる」

 

「ご、ゴメンな!つい....はぁ♡むりぃ♡」

 

駄目だ、1回触るともう気が済むまで触らないと離せない。

このおちんぽに何度もハメられて、気持ちよくなって、今はもう、兄貴とえっちしないと寝れない身体になってしまった。

 

「はぁ♡っんは♡はぁ♡ひぃう♡」

 

いつの間にか私は兄貴の背中に身体を押し付けて、右手でおちんちんを揉み揉みシコシコしていた。

そして左手は自然にお股の所へ行き、自分を慰める。

兄貴の事になると私は堪え性がなくて、すぐ犬みたいに発情して甘えてしまう。

 

うん....犬....えへへ♡

兄貴の犬なら、なってもいいかも。

兄貴だけが私を支配して、毎日生ハメ甘々獣レイプで私を屈服させるの。

あぁ〜♡やばっ、想像したらすぐ...イク。

 

 

「ん、んぅ♡はぅん゙ん゙♡♡」

「んぐ、」

 

どぴゅー、どぴゅる、どぴゅ。

 

 

私が軽く達するのと同時に兄貴はお風呂場の壁に精液を解き放つ。

粘質を持つ白濁液が私を更に興奮させる。

精液ほしい♡精液ほしい♡

 

私達は目を合わせて、お互い限界だと悟り何も言わずに胡座をかいた兄貴の股の下に腰を下ろす。

お風呂のマットの上で対面座位。

明るい場所で、2人の距離が極限まで近づく。

全部....見られてる♡兄貴の.....全部見える♡

 

 

「あ、兄貴。入れるぞ?」

 

「わかった」

 

 

ずぷぷぷ♡

 

 

入ってきてる♡

にぃ♡にぃ♡にぃ♡

頭溶けるぅ♡

にぃにのおちんぽにまた負けちゃう♡

 

「に、にぃ♡きすぅ♡きしゅう♡」

 

「あぁ」

 

にぃにの唇や舌を舐めると、舐め返してくれる。

こんな私でも、にぃにから愛されてる♡

ぺろぺろし過ぎて舌が疲れるくらいにキスをする。

にぃにとキスすると何もかもどうでもよくなって、にぃにのことしか考えられなくなる。

 

__ぺち。

 

にぃにがいつもみたいに私のお尻を軽くはたく。

一瞬意識が飛びそうになり、鮮明になって戻ってくる。

そうだった。

今はえっちでにぃにを気持ちよくさせなきゃ。

 

「んちゅ♡ぴちゅ♡ちゅぷ♡」

 

私は腰をくねらせる。

ぬちょぬちょとと音を立て、愛し合う。

そして、腰振りを頑張って偉いねの頭なでなで。更に淫らで積極的な動きでおまんこを動かす。

金髪に染めた日も何も言わずにこうして優しく撫でてくれたのを覚えている。

私なんかに優しくしてくれるのはにぃにだけ、もうにぃにしか信じない。

 

「彩月、えっちで可愛いよ」

 

「うっ♡」

 

耳元で囁かれ、脳に響く言葉。

にぃにから名前を呼ばれると凄く興奮するし、幸せな気持ちになる。

 

「ねぇ、もう♡がまんできない♡」

 

「あぁ。俺もそろそろ」

 

「うん♡いこ♡一緒に、いこ♡」

 

 

__どぴゅびゅ!どぷどびゅぴゅぴゅ!

 

 

 

お腹の奥に熱を感じる。

にぃ....兄貴に精液をぶち込まれたんだ。

存分に快楽としあわせの余韻に浸った後、がっしりと腰に組んだ足をゆっくりと伸ばして、おちんぽを抜き取る。

 

「ぁ....その♡....兄貴のおちんぽ、私の愛液で汚しちまったから、えっと♡....うん♡舐めとるよ♡」

 

「助かる」

 

膝立ちをする兄貴のために四つん這いで、ちんぽを咥える私。

誰に何と罵られようとも馬鹿にされようとも、兄貴にだけは嫌われたくない。

兄貴だけが私の全て。

 

「あにひ♡あにひ♡」

 

「やっぱ、犬みたいで可愛い」

 

「はふ♡はふ♡」

 

私は口でえっちに尽くしながら、兄貴に全てを捧げる誓いを胸に改めた。

 

 

「ッ♡」

 

__ぐぷ、んぐ、んぐ

 

 

 

 

....おいし

 

 

 

 

 



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学校という縛り

私は今とても機嫌がいい。

別に血気盛んな男どもに囲まれている現状に喜んでいる訳じゃあない。

使われていない廃れた工場の空き地。

定番といえば定番。

 

「ほら、だりぃから全員まとめて来なよ」

 

「クソッなめたこと言いやがるぜ」

 

喧嘩をふっかける。

もしくは喧嘩をふっかけられる。

私にとって平日の昼間ってのは、その二択しか選択肢がない。

そう、兄貴は高校生で真面目に勉強してるんだ。

私がそれを邪魔しちゃいけねぇから、こうして殴り合いの暇つぶしだ。

田舎とはいえ時代錯誤も甚だしい。

眠っちまいそうな程に弱い連中をぶっ飛ばして気分爽快。

 

「お、覚えてろよぉ〜」

 

「なんとまぁ古典的な」

 

いつもより調子が良かったもんで楽勝だった。

それもそのはず、朝から兄貴の「目覚まし」で起こしてもらったからな。

思い出したら、股の奥が疼いて.....。

そういえば今着てるのって兄貴のおふる....。

あ♡....ぁ♡

 

「すぅ〜♡はぁ〜♡」

 

私は体操座りで馬鹿らしく自分が着ている学ランやらズボンやらの匂いを堪能する。

兄貴に会いたい♡

あいたい♡あいたい♡

 

「そうだ...会いに行けばいいんだ!」

 

もうすぐ昼休みのはずだ。

私は兄貴の通う高校へ急いだ。

 

 

 

______

___________

______________

 

現在、昼休み中の教室。

皆が思い思いの場所で昼食を食べ始める頃。

 

 

「ねぇ司彩。ご飯食べ終わったらさ、ボクと図書室に行こうよ」

 

「ん、別に構わないぞ」

 

「やった」

 

 

俺は窓際の1番後ろの席で友達の稲澤(いなざわ) 静乃(しずの)と一緒に弁当を食べている。

一人称が「ボク」だが、名前から分かるように一応女の子だ。

言うほどボーイッシュでは無く、性格は引っ込み思案で茶髪を1つ結びしている。

彩月程では無いがこちらも俺にやたら懐いていて、何かと利用しやすい。

将来コイツのヒモになってもいいかもしれない。勉強も出来て、体格や容姿も良いからな。

だが、その為には交友を更に深める必要がある。

そう、もっと俺に依存させないと....

 

 

 

__バタンッ

 

 

 

「おッス、兄貴ッ!」

 

勢いよく開けられた教室の扉の向こうで、彩月が立っていた。

これは初めてのケースだ。

流石に朝から構い過ぎたか。

彩月の手には弁当箱が握られている。

きっと、俺が忘れたので届けに来たとか言ってここまできて俺と一緒にそれを食うつもりなのだろう。

教室に残っているクラスメイトの視線が痛い。まじでシャレにならんくらい痛い。

 

「来るなよ」

 

「ごめん。...でも食べたらすぐ帰るから」

 

「そうしてくれ」

 

使われていない机をくっつけて、三人で食べることになった。

静乃が震えている。

彩月に怯えているのだろう。

ただでさえ人見知りなのに、こんなのがいきなり来たんだからビビるのは分かるが食いずらい。

彩月の方を見ると弁当箱に適当にコンビニの具を全て雑に移しただけの偽手作り弁当を我が物顔でむしゃむしゃ食べている。

彩月は速攻で食べ終わると静乃に突っかかる。

 

「んで、テメェーは誰だ?兄貴の何なんだ?」

 

「ぼ、ボクのこと?えっと司彩とは、友達というか....親友というか.....」

 

「は?男女の友情なんてありえないだろ?ホントのこと言えよな」

 

衝突は間逃れない。

せっかくの将来設計が彩月に崩されるのは惜しい。

俺は彩月の頭を鷲掴み、耳打ちする。

 

「あとでお仕置き。出てけ」

 

「....おぅ、わぁーた」

 

彩月は一目で分かるほどしょんぼりするが、ほんの少しだけ口角が上がっている。

本人すら気づいていないだろうが、あれは俺が言ったお仕置きに淡い期待を抱いているからだろう。

持ってきたものを片付け、重い足取りで教室の外へ向かう向かう。

 

「またな、兄貴」

 

「さっさと行け」

 

ぱたんと、今度は静かに教室の扉を閉めて彩月は去っていった。

ふと静乃の方を見ると嵐が去って安心したように胸を撫で下ろしていた。

 

 

「俺の妹が悪かった」

 

「い、いや。ボクはヘーキだから、その気にしないでね」

 

「んじゃ図書室行くとするか」

 

「うんッ!」

 

 

そして、俺たちの交友はまた少し進展した。

 

 

 

 

 

_______

____________

_______________

 

 

その日の夜。

俺は自分の部屋で彩月を虐めている。

 

ぱん、ぬちゅ、ぱん、くちゅ。

 

いつもの聞きなれた水音と肌と肌のぶつかる音が室内で響く。

 

「ん、ごめんなさい。ごめんな...さい。ぁ....私が悪かったから。ごめん、なさい...んっ」

 

今日のお仕置き。

それは十分間、俺の上で腰をゆっくり振りながら、耳元で囁くように謝り続けること。

尚、俺はスマホでゲーム中。

 

「ごめんなさい。あぁ〜♡....んぐぅ♡....にぃ♡」

 

「おいコラ喘ぐな。五分延長」

 

「ッ♡....ごめんなしゃ...ぁ♡」

 

「二分延長」

 

「そ、そんなッ今のは...」

 

「はい。言い訳、十分延長」

 

「....ごめんなさい、ごめんなさい。っ♡....ごめん、なさぃ♡許してぇ♡許してよぉ♡」

 

苦しそうにゆっくりと腰を上下させ、馬鹿みたいに俺の言う通り自分で自分を焦らす。

いつもならこの十倍は早く動かしてあへあへと、しがみつきながら、たくさん愛を囁いて果てる。

だが今回ばかりは簡単に許してはいけない。

俺のプランを邪魔したんだからな。

 

「ほら、彩月なら出来るよ。頑張って」

 

「っ♡うん♡.....ごめんなさい♡ごめんなさい♡っはぁ♡っはぁ♡ごめ、なさい♡」

 

「腰振り速い、二分延長」

 

「言い訳してごめん♡速く動かして、ごめん♡えっちな子でごめんッ♡ごめッ♡ごめんなしゃいぃ♡」

 

 

 

 

 

 

お仕置きが終わった後はたっぷり中に精液を吐き出し、そして俺のベッドにうつ伏せでへばる彩月のおまんこに後ろから無理やりちんぽを捩じ込んで犯し尽くした。

精液がおまんこの中に入りきれなくて溢れ出す。

犯しすぎて気絶した彩月のアホらしく開いた口を勝手に使い、ちんぽを拭き取る。

 

えっちで彩月を負かすのはとてつもなく気持ちよくて、心が晴れる。

 

また、こいつがやらかすのが楽しみだ。

 

 

 

 



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男の子という生き物

俺は事が思い通りに進まないとすぐ彩月を犯す。

どんなに上手くいかない事があっても、彩月だけは自分の思い通りに出来る、言いなりになる、と実感したいからだろうか。

そう、俺は自分の支配欲を満たす為に彩月を利用している。

特に他意は無い。

 

そう言ってしまえば、この性衝動にも説明がつく。

俺は現在、すなわち朝の4時に正常位で彩月を無理やり起こして犯している最中だ。

 

__ぱんっ、ぱんっ、ぐちょ、ぱんっ。

 

「はっ♡はっ♡あにきぃ♡すきッ♡すきぃ♡すきッ♡だいすきッ♡」

 

このちんぽの形を覚える程に俺に犯された彩月が、反射的に好き好き連呼しながら、背中に腕を伸ばして抱き着いて、腰に足を回しホールドする。

 

「っく」

 

__どぴゅる、どぴゅぷぷ。

 

「ひゃ♡....はぁ♡はぁ♡」

 

血糖値があまり上がっていない彩月の頭を快楽でぐちょぐちょにする為に俺はまた腰を振り始める。

彩月に意識させるように、くちゅくちゅとわざとらしく卑猥な音を立てる。

 

 

「ひゃはぁ♡あふぁ♡あにひぃ♡もうらめらって♡いったからぁ♡いったからぁ♡」

 

「まだ足りない」

 

 

彩月の腕や足は先程の力を失い、俺の腰振りに合わせてゆさゆさだらしなく揺れるだけだ。

まるで弱々しく喘ぐダッチワイフ。

だがセックスはまだ終わらない。

俺が満足するまで彩月のおまんこは俺が使う。

 

 

 

__ぱん、くちゅ、ぱん、くちゅ。

 

__どぴゅ、どぴゅ、どぴゅるる。

 

__ぬぷ、ぬぷ、ぬぷ、くちゃ。

 

__どぴゅるる、どぷぷ。

 

 

_____

_______

_________

 

 

何度目かの中出しの後。

俺は彩月に冷たく命令する。

 

「舐めろ」

 

「ん♡」

 

虚ろな目で俺のちんぽを舐め始める彩月。

嫌われたかと思ったが、むしろ暗い悦びを感じている風貌だ。

 

「あにひ♡あにひ♡あは♡ふふ♡あむ♡」

 

腰に腕を回しちんぽを咥える彩月の姿はゾンビのようにしつこく粘っこい。

まるでちんぽに魂を持っていかれたようだ。

だがまぁ、しばらく休憩したらまたいつもの彩月に戻るだろう。

 

俺は射精の直前に彩月の綺麗な金髪ごと頭を押さえつけ、喉奥に精液を流し込む。

彩月の口の中を俺の精液の匂いで充満させた。

 

「んぐ、んぐ....はぁ♡っん♡....すぅ、すぅ」

 

限界を迎え、眠りにつく彩月。

俺は彩月の身体に布団を掛け朝ごはんの準備に取り掛かる。

 

 

____

________

___________

 

 

私は兄貴が料理をする音と、よく分からない気だるさで目が覚めた。

時計を見れば朝の5時半。

少し早起きしてしまった。

 

私は下着だけ着て、兄貴の元へ向かう。

 

 

「兄貴ぃ〜おはよぉ〜」

 

「おう」

 

 

私の声に意外にも驚かず、いつもの調子で答える兄貴に私の方が驚く。

まるで私が起きるの知ってたみたい。

なんだか不思議な感じ。

 

「なっ!今日は学校の門まで一緒に行こうぜ!私が兄貴のことを訳分からん奴らから守ってみせるからさ!」

 

「近所迷惑だし、そもそも隣にいるんだから大声出さないでいいよ」

 

「ごめんっ。それで?それで?」

 

「いいよ。俺のような一般人に敵なんかいないけど、彩月となら安心だな」

 

「えへへ、だろぉ〜」

 

私はちょっと照れてニヤニヤが止まらない。

でも兄貴は優しく笑ってくれる。

あれ?なんだかパンツが湿って.....

もしかして兄貴の笑顔見ただけで濡れた?

こ、こんなこと....恥ずかしい。

それに今は下着だけしか着てないから、下の方を見られたら直ぐにバレちゃう。

 

「そろそろ弁当と朝食出来るから、少し下がってくれる?」

 

「ん゙」

 

今歩くとどんどん溢れて、パンツどころじゃなくなる。

私は必死に股を膣を締めて、耐える。

客観的にみておかしな動き。

 

「どうした?寝起きだから、立ちくらみでもしたか?」

 

「うんん.....ん♡んぅ♡」

 

何か変。

どんなに締めても溢れ出て、いつもの愛液じゃないみたい。

とろとろ、パンツから出て太ももをなぞるように垂れていく。

 

「まぁいいや。トイレなら早く済ませて来な。先に部屋に戻っとくよ」

 

「ぅん」

 

 

危なかった。

きっとバレていない。

私は急いでトイレに駆け込み、愛液?を拭き取った後、いつも通り兄貴と朝食を食べはじめた。

 

 

なんだか、今朝の兄貴は嬉しそうだった。

楽しい夢でも見たのだろうか?

 

 

 



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えっちな義妹

朝から彩月の護衛と共に登校するという羞恥プレイを耐え抜き、俺は何とかメンタルブレイクせずにすんでいた。

今日も静乃とお昼を共に過ごし、弁当のおかず交換とやらを楽しんでいる。

 

 

「ねぇ、どうかな?ボクの作った卵焼き....美味しい?」

 

「美味いな、これ」

 

「えへへっ♪」

 

 

話を聞くと静乃は両親とも仲がよくないというか、興味関心が限りなくないらしい。

なので実は人と話すのが楽しいとか。

俺にとっては色々と好都合。

あと、日に日に俺との物理的距離が近くなってきていることも分かっている。

このチョロさ....あともうひと押しか。

 

 

____

______

________

__________

 

時は進み、夜。

彩月は今日も泊まると言い張り実家に帰ってはくれなかった。

 

もう寝る準備が整って、二人とも下着姿のままベッドで横になっている。まだ少し肌寒い季節だが布団もあるし少し経てば丁度良くなるだろう。

それはそうと俺は彩月に背中を向け、スマホをいじる。

 

「.......」

「.......」

 

お互い何も話していない。

だが彩月は俺の背中からお腹に腕を回し、身体を手繰り寄せる。

俺はパンツのみ着ているので、本来なら背中に布の感触がするはずだが感じない、つまりブラは既に取っているということ。

だとすると下も履いていないのかもしれない。

 

「ねぇ。にぃにぃ....しよ?」

 

「帰ってきた時しただろ?」

 

お腹に触れている彩月の手が震え始めた。

してもらえない恐怖にでも怯えているのだろうか。

前は断ってもそこまで不安がる事は無かったが、これも調教のせいに違いない。

 

「お願い....にぃに.....私の体好きにしていいから......しないなんて言わないで.....えっち、しよ」

 

彩月の手が俺のパンツに触れるか触れないか迷うような動きをしている。

こんなに悲願しているのに、俺に対しては強引な強行手段は出来ないらしい。

少し可哀想に思えてきたので、俺はスマホをベッドの上にある棚に置き、振り向く。

やはり彩月は上も下も脱いでいる。

 

「にぃ♡」

 

希望と発情が入り交じった表情。

前髪が重力で隅に落ちたことにより普段少し見えない、可愛らしい顔が全て見える。

そして今度は俺が彩月を手で手繰り寄せる。

 

「んっ♡」

 

彩月は安心したように目を細め、俺の肩に手を置きキスをする。

柔らかい唇が無造作に押し付けられ、むさぼるような接吻。

温かいヌメった舌が別の生き物ような動きで無理やり口の中へ侵入する。

何があったのかは知らないが、今日の彩月はやけに積極的だ。

 

 

「んっむぅ♡へぁ♡はぁ♡っんちゅ♡」

 

 

2、3分濃厚な口付けを続けた後で俺はパンツを脱ぐ。

硬くなったそれは独特な匂いを放ちながら、彩月の中に入りたがっているようにぴくぴく小刻みに動く。

それを見た彩月は優しく俺を押し倒し、跨る。

 

「にぃの迎えにいくね、んしょ....んっ♡ふふ♡おかえり♡」

 

手際よく挿入し、腰を打ち付け始める彩月。

俺はただ身を預けるだけで、全て彩月がやってくれる、快楽を与えてくれる。

オナホよりオナホらしく、俺を気持ちよくすることを優先した動き。

彩月の程よい重さでちんぽがおまんこの中でジュポジュポしごかれる。

 

「おちんぽぉ♡にぃに♡これっこれね♡すっごい好きなの♡頭とけるぅ!もっともっと....突いてよ♡下からずん♡ずん♡....ってぇ♡♡♡」

 

彩月は自分で動くだけではどうも足りないので、

俺に祈るような声で突き上げ懇願。

 

「ほら。ずん、ずん」

 

「あひぅ♡....ふぁッ♡」

 

俺の2回だけの突き上げでだいぶボルテージが高まったところで、また力を抜くと彩月が困惑する。

あと少しでイけるのに寸止めをくらい、酷く混乱する彩月。

 

「やだ、いぐ.....イキたいの....ねぇ?.....にぃお願い、だからぁ...」

 

「お願いするだけ?」

 

「何でもするッ!にぃにの命令なら、ぜんぶぜんぶ従うからッ!これから先ずっとッ!」

 

ここまでちょろいとは思わなかった。

嬉しい誤算。

ちゃっかり部屋の隅にカメラと録音機もあるので何か言い逃れしようとしたらこれを見せて精神的に追い詰める。

 

「そこまで言うなら、ほら。イけよ」

 

「ぁ...あぁ♡....いく♡.....いぐぅぅぅぅ♡ あぁッひゃぁあ♡♡」

 

 

下僕化した彩月に対しての最初の命令。

言われ通り俺の突き上げと共に絶頂。

 

 

彩月は......堕ちた。

 

もう引き返す事は出来ない。

 

 

 

____

________

____________

 

 

彩月は変わってしまった。

 

喧嘩は次第にしなくなり、基本俺の部屋に引きこもりオナニー。

綺麗な金髪は寝癖で少しボサボサに。

そして、パシリ券がなくても喜んで俺にパシられ、テレビゲームよりえっちのお誘いが多くなった。

 

 

「兄貴ぃ、勉強しながらでいいからさ...おっぱい触ってよ。兄貴に触られながらじゃないと、その気持ちよくイけなくて」

 

片目しか見えないが強力な上目遣いでのお願い、特に断る理由もないので手伝う他ない。

仕方なく俺は彩月のパジャマの中へ左手を突っ込む。

 

 

「はいはい、さっさと終わらせろよ」

 

「うん♡....ひゃ♡あんがとぉ♡....っん♡っん♡」

 

 

右手で問題を解き、左手で揉みしだくのは意外と疲れるが、勉強の後はまた躾という名のえっちで彩月の体にどちらが上なのかを理解させる作業が待っている。

高校生というものはとても大変なものだ。

 

 




☆キャラ説明☆

【彩月】
夜な夜な司彩に色々と調教され気絶するまで犯されている。
精神的な疲労感のせいで、調教に関してはあまりハッキリとは思い出せない。
だが体と本能は着実に歪まされてきている。
身体能力的には彼より上だが上記の理由で兄には逆らえない。

【静乃】
高校入学して間もなく執拗いナンパから司彩に助けられて以来、彼に好意を抱いている。




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1日家出の家出体験

午後4時。

 

「彩月、今日はマジで実家帰れ」

 

「.....え?」

 

俺の普段よりトゲのある発言に、彩月は動揺を隠せずコントローラーを落としゲームを放棄する。

演技くさいほどに純粋な反応。

 

「なんで?兄貴の邪魔しちゃった?気に触ることした?謝るから.....何でもするから....今日も、ここに泊めてよ....」

 

俺の腕にしがみつく彩月。

半泣き状態で今にも錯乱しそうだ。

この件に関しては別に彩月は悪くない。

だが、今回だけは本当にダメなんだ。

 

「今日、彼女が泊まりに来るからな」

 

「.....彼女いたの?」

 

「そうだ、先週告白されてな。付き合う事になった」

 

元々はこっちからする予定だったが俺が思っていたより静乃は積極的だったようだ。

彩月は何か思うところはあるだろうが、今は泊まる場所の問題でそれどころではなさそうだ。

 

「でも....兄貴がいないと私、私....アイツらとも仲良くできねぇし」

 

アイツらとは両親の事だろう。

彩月が初めて俺のとこの泊まりに来た1番の理由でもある。

今はどうだか知らないが。

 

「別に仲良くしなくていい、"利用"するんだ。もしお前が実家帰らなかったら一生口聞かねぇから」

 

「...ッ!?」

 

袖を掴む力がより一層強くなる。

ここまできて彩月はようやく失うものを天秤にかける。

だが今まで散々可愛がってきた彩月が「一生俺に無視される選択」を選ぶはずがなかった。

 

 

 

 

「分かった......実家に帰る」

 

「ありがとう」

 

 

 

 

 

_____

_________

_____________

 

午後6時。

 

 

私は今パジャマ姿で実家の前に立っている。

私が初めて家出した時から、アイツらには兄貴が連絡してくれているので、今日の突然の帰宅も、必要以上に驚かれることはない。

それにしても...

ここには1ヶ月以上帰っていない。

今更帰って居場所なんてあるのだろうか。

そんな不安を抱きながらチャイムを鳴らす。

 

 

__ぴんぽーん。

 

 

懐かしい扉を眺めながら、開くのを待つ。

出迎えてくれたのは母だった。

だが顔までは見れなかった。

 

「彩月ちゃん?」

 

「....んだよ」

 

久しぶりに聞いた声。

過去の胸糞悪い記憶が蘇るが出来るだけ平常心で答える。

1日泊まればいいんだ...そう1日だけ。

 

「おかえりなさい」

 

「.......」

 

私は母を押し退けるようにして玄関を進む。

昔を思い出さないように出来るだけ視界を狭め、前に自分が使っていた部屋へ向かう。

変わらない家具の場所、ゴミも埃もなく、清潔そのもの。

1、2時間で出来る事じゃない。

いつ戻ってもいいように掃除しているのが見てわかった。

 

「はぁ....」

 

私は部屋の鍵を閉めて、持ってきた寝袋を床に広げ中に入る。

そして、スマホを取り出し兄貴に連絡する。

 

 

 

 

【さつき】

『部屋ついた』

 

Tukasa

『いちいち連絡すな』

 

【さつき】

『ごめん、でも寂しい。何か命令欲しい』

 

Tukasa

『10回絶頂』

 

【さつき】

『分かった!!』

 

 

 

 

 

やっぱり兄貴に命令されるのは心地いい。

兄貴の為だと思うと不思議な力が湧いてくる。

私は持ってきたパンとお茶のペットボトルをそばに置く。

そして、こっそり持ってきた兄貴のパンツをポケットに入れる。

これでトイレ以外はこの寝袋で完結している。

 

「夜更かしするにしても、うーん....1時間に2回くらいイけば良さそうだな。ふふ♡がんばるぞぉ♡」

 

休憩することも考えて、今のうちに何回かオナっていた方がいいかもしれない。

私は寝袋の中で右手を自身の下着の中へ伸ばす。

兄貴からえっちな命令もらったという事実だけで濡れていた。

 

「っん♡...ふぅ♡...はぁ♡」

 

指で自分の秘部を慰めながら、今日の兄貴との別れ際を思い出す。

そう、兄貴と離れる前に、10分以上の長く深いキスをしていた。

左手の指で自分の唇をなぞる。

 

 

 

_1回目の絶頂は....緩やかで優しいものだった。

 

 

_____

_________

______________

深夜2時

 

【さつき】

『1回目、兄貴とのキスを思い出し絶頂』

 

【さつき】

『2回目、兄貴とのえっちを思い出し絶頂』

 

【さつき】

『3回目、自分の指をおちんぽに見立てて舐め回しながら絶頂』

 

【さつき】

『4回目、兄貴のパンツの匂いを嗅ぎながら絶頂』

 

Tukasa

『おいバカやめろ、俺のスマホのロック画面通知大変なことになってるから』

 

【さつき】

『5回目、兄貴のパンツをおまんこに押し当てながら絶頂』

 

Tukasa

『ちょ、静乃が起きた!電源切るぞ』

 

【さつき】

『6回目、兄貴と会えなくて鬱絶頂』

 

 

 

〘以下省略〙

 

 




☆あとがき☆
誤字りました
見直しがあまいようですな 
すまそん...


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彩月というおもちゃ

あれから1か月後。

季節は巡り「暖かい」が「暑い」に変わる頃。

彩月はしばしば静乃が俺のとこに泊まる際、実家に帰るはめになる。

そのせいで2人きりの時、彩月は以前にまして距離が近くなった。

というより、もはや常にどこか触っているレベルだ。

 

何も無い時は手を繋ぎ、俺がゲームをする時は両肩や太もも等....マジで暑苦しい。

 

「.....」

「.....」

 

休みの日は勉強をさっさと終わらせて、ベッドでくつろぐのが俺の日常だ。

だが、今ではこいつが俺の前に寝転がりキラキラした眼差しを送ってくるので昼寝も出来ない。

 

「彩月」

 

「何、兄貴!?おちんぽたった?手?口?おまんこ?」

 

「落ち着け」

 

名前呼ぶだけでこの反応。

昔はゲーム?とかパシリ?とか比較的健全なワードが先に出ていたが、それは後回しになりつつある。

なかなか悪くない。

 

「ほら、パジャマも下着も脱いで仰向けなって」

 

「うんっ!」

 

躊躇なく俺の前で脱ぎ散らかし、言われた通り俺のベッドに仰向けになる。

そして髪が下敷きにならないように上へ送る。

ついでに俺もパンツ以外を脱いでおく。

 

「....はぁ♡兄貴が....見てる♡」

 

「そうだな」

 

エロくもあるがシュールな光景でもある。

その童顔とやや不釣り合いに大きくそして形の整った胸。

胸囲について調べたことはないので詳しくないのだが、ブラを付けていないのに綺麗な谷間が出来ているのはとても魅力的で理想的といえる。

 

「じっとしてろよ」

 

「んっ♡」

 

俺は右手でおっぱいの柔らかさを確認しながら左の乳首を舐め回す。

まるで毒蛇に噛まれた兎のような痙攣と硬直。

そのまま、体の反応とは関係なく柔らかい乳房を堪能する。

 

「れろ.....乳首立ってる。まだ許可してないだろ?」

 

「ひゃあ♡....ごめん♡」

 

ただの生理的反応ですら謝る彩月。

謝り癖がついてしまってとても可愛い。

 

「ほら、お仕置き」

 

「へゃあ♡...はふぁ♡んむぅぅぅうう〜♡」

 

俺は彩月の奮起した乳首を甘噛みし、右手でもうひとつの方もつねる。

簡単に予想はつくはずだが、それでも刺激的な事には変わりないのだろう。

 

 

 

 

「さて、お仕置でも気持ちよくなっちゃうスケベな彩月にプレゼントがあるんだ」

 

「それって......」

 

 

 

 

俺は昨日届いたそれをベッドの下から取り出し、女の子座りの彩月に手渡す。

 

 

「そう...人用のリード付き首輪だよ。早く付けろよ」

 

「うんっ♡ありがと♡」

 

 

彩月はまたしても何の躊躇もなくそれを自ら首に装着する。

そして、軽く息を荒らげながらリードをこちらに差し出す。

彩月は今、人としての尊厳を俺に捧げている。

こんなにスムーズだと前々からこうなることを望んでいたとしか思えない。

 

 

「いいね。ほらお手」

 

「わん♡」

 

 

言われるがまま俺の手のひらに握り拳を乗せる彩月が素直で可愛い。今の姿を両親が見たらどう思うのだろうか?羞恥、呆れ、悲しみ、憎しみ、きっと他にもあるだろう。

我慢できなくなった俺は一旦ベッドから降りて彩月に命令する。

 

 

「犬は犬らしく、口でしなきゃ」

 

「わぅ♡」

 

 

彩月は俺に注意される前に口だけで、パンツを下ろそうとする。

なかなか上手くできず「むぅ、むぅ」と拗ねているが、これはこれでちょうど良い焦らしだった。

 

「あっ♡おちんぽっ♡」

 

「よく出来たね、いい子いい子」

 

やっとちんぽに出会えて嬉しそうなので、頭を撫で髪を梳かす。

彩月は興奮で頭が回らず、その肉々しいちんぽに頬擦りをする。

目的を忘れてそうなので、ちょいと亀頭の先を彩月の唇にあてがう。

 

「んっ♡....ちゅっ♡....んむ♡ちゅ♡れろぉ♡」

 

自分が何をするべきか思い出したようで、竿に屈服キスをして、奉仕を始める。

上下左右全てを舐め回し、滑りを良くしたあと歯を立てないように咥え込む。

 

「あったけぇ」

 

「んむ♡っんご♡....ぁ♡」

 

ちんぽのほとんどが見えなくなるほどに喉奥へ喉奥へ押し込まれていき、完全にしゃぶり尽くす。

半泣きになりながらも一生懸命咥える彩月が愛おしい。

とても壊したくなる。

 

 

 

 

「はい、出すね....っぐ」

_どぷぷぷ!どぷる!

 

「んっんっっ♡♡ッむぐぅぅうう♡♡♡」

 

 

 

 

 

俺に頭をがっしりと固定され、逃げ場なく喉奥に直接精液を注がれる。

だがそれだけでは終わらない。

俺はリードを引き、ちんぽから彩月を離さない。

出来ると思った口からの呼吸は遮断され、代わりにちんぽの根元に溜まった濃いオスの匂いを鼻から肺に送り込む。

 

「はい、そのままそのまま...あと3回連続で口の中に出すよ。出すまで絶対、逃がさないから」

 

「....ッ!?」

 

「日が暮れる前に出せるといいな。頑張ろっか」

 

「んぅ♡....んぷ、ぐぷ♡ちゅぷ♡」

 

彩月は覚悟を決め、少し柔らかくなったちんぽをまた興奮させる為、舌をうねらせ頭を前後する。

 

_____

_______

_________

 

あれから彩月は射精の為に尽力したが、2回目で力尽きた。

なので代わりに俺が彩月の頭を掴みオナホのように使い最後の射精を遂げた。

 

 

「っぷは♡♡♡....ひゅー♡はぁー♡」

 

 

俺のちんぽと彩月の口との間に、幾つもの粘性の高い糸が伸び、限界を迎え、切れる。

久しぶりの新鮮な空気さえも口に溜まった精液のせいで淀む。

彩月はもうクタクタだ。

だがその口元は小さく微笑を浮かべ、暗い悦びのような感情が窺える。

 

 

 

 

 

「そろそろご飯を食べよう。精液だけじゃお腹空くだろ?」

 

「ん、うん......でも」

 

何か言いたげな彩月。

しかし大体は予想できる。

 

「大丈夫、夜もたっぷりするからさ」

 

「あにきぃ♡」

 

 

 

堕ちるところまで堕ちた彩月は、口から溢れた精液を拭いながら意気揚々と微笑んだ。

 

 

 

 



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ぼっちな彼女は扱いやすい

☆まえがき☆
あんな性欲の塊と過ごす彼女が
被害に合わないはずもなく....


アンケ見る限りちゃんと
需要あるっぽいので一応


彩月は嫉妬がやや強い傾向にあるが、別にそいつに危害を加えるわけではない。

俺を求めたり俺に求められるよう頑張ったりするのが彩月なりの精神を安定させる手段といえる。

それは優しさというより俺以外の人間に感情や時間をさくことすら嫌がっているとも捉えられる。

つまり彩月には当て馬が効果的。

 

幸福なことにピッタリな人材がいる。

_既に手は打っている。

 

 

 

_______

_________

___________

 

「ねぇ、司彩」

 

「ん?」

 

「今日も....する、よね?」

 

「あぁ」

 

彩月にも負けない美少女。だが極端に内気なのでモテない彼女は、可愛すぎるので女の子からも若干冷たくあしらわれているのを見たことがある。

そんな子が俺に心を開き、下着姿でベッドの上で添い寝をしている。

静乃の淡い期待を込めた視線を感じる。彼女はもぞもぞとこちらに身を寄せ、目を瞑った。

 

「んっ...ちゅ...」

 

唇が触れ合う瞬間にやや体がこわばるが、すぐにキスに夢中になる。

静乃が純粋な好意を向けられることが少なかったということもあり、それがダイレクトに伝わるキスという行為に病み付きになるのも不思議ではない。

 

「くちゅ...っん♡...」

 

先程までの緊張は完全に無くなり、無意識的にその弾力のある胸を押し当てている。

逆に俺が硬くなった竿を静乃の腹や股にぶつけてみても気づかない。

 

「っ....ほら、もっと舌伸ばして」

 

「うん。れー」

 

指示通り舌を伸ばす静乃の切なげな表情は股間に響く。

 

「上手だね...ん」

 

「ッ!?....んぅ♡」

 

静乃の舌を食べるようにしゃぶったり自分の舌をしゃぶらせたりして、互いの舌の味を堪能する。

同じ味のはずなのに何故か甘く感じるのは気のせいだろうか。

 

「っぱ....だめぇ♡つかさが、もっとほしいの♡ボクの空いた心、君の愛でうめてほしいの♡」

 

「わかった。下着脱いで」

 

「うんっ♡うんっ♡」

 

嬉しそうに下着を脱ぐ静乃。

彩月で見慣れているが、常識的に考えてもっと恥ずかしがってもいいのだが、それを上回る期待で羞恥心を失い始めているのかもしれない。

 

「脱いだよ!みてみて!ボクのおまんこが、君のおちんちん欲しがって、お魚さんみたいにパクパクしてるよ♡」

 

まるで小学生のようなはしゃぎ方でのおちんぽおねだり。静乃が時折みせる素直な仕草は興奮と同時に愛着が湧く。

なので、ついつい身勝手な頭なでなでを反射的に行ってしまう。

だが静乃はそんな俺の手を振り払うこともせず喜んで受け入れてくれる。

 

「ふふ♡つかさぁ♡」

 

「んじゃ、入れるぞ」

 

「うん♡」

 

ゆっくりと静乃を押し倒し、手で調整しながら差し込んでいく。

_くちゃぬるぬぷぬぷぬぷぷ。

静乃の膣内で温かい快楽に酔いピクピク暴れるちんぽ。

 

「あ、あぁ〜♡すぅ、はぁ〜♡♡」

 

静乃は言葉に出来ないとばかりに幸せの籠もったため息をもらす。

そして本能に任せた動きで俺の腰に足を、背中に腕を回し、ホールドする。

 

「ッフ、この変態が」

 

「うっ....えっちに貪欲な彼女は嫌い?」

 

「まさか。どんな静乃も好きだよ」

 

「ッ!?...もう♡」

 

と、俺はいくつか考えていた定型文を交わし腰を動かし始める。

静乃はさっきの言葉が予想以上に効いたみたいで、どんどん濡らして締め付けてくる。

ちょっとチョロすぎるので俺以外の悪い男に捕まらないように体と心にマーキングして、俺が話しかけるだけで濡れるくらいに刷り込まなくてはな。

 

_ぱん、ぬちゃ、ぬぷ、ぐぽ。

「あふ♡ふへぇ♡きもちい♡これすごっ..んぅ〜♡」

 

トロ顔をさらしながら、彩月とは対照的な茶髪が動きに合わせて揺れる。

だんだん呂律が回らなくなり何を言っているのかわからなくなる。

散々彩月の体で遊んだ俺にとって1人の幼馴染を快楽漬けにするのは簡単だった。

これを続けていけばコイツが俺無しじゃ生きられなくなるのにそう時間はかからない。

 

 

__どぴゅ、どぴゅ、どぴゅるる。

「ふぁぁああ!っんん♡♡」

 

 

俺が膣奥に射精すると同時に俺の腰に巻き付いた静乃の華奢な足に力が入る。

最後の一滴まで吸引するように縮こまる膣。

限界まで長く射精したので普段よりどっと疲労感が襲う。

 

 

「す、すごかったよ司彩ぁ♡」

 

「あぁ。休憩したらまたしような」

 

「うんっ♡ボクのおまんこから司彩の匂いが一生取れなくなるくらい、たっくさん注いでね♡」

 

「当たり前だ」

 

 

そうして着実に静乃を侵食させていく。

これから長い付き合いになるのだ。

早いうちから染めておかねばな。

 

 



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記憶の上書き

ある日、彩月が泣きながら俺の部屋に入ってきた。

 

「あ、あにきぃ....ぐすっ....うへぇ!」

 

俺は何も言わず、抱きしめて子供をあやすように頭や背中を撫でる。

彩月は溢れる感情を我慢できず俺の肩を涙で濡らす。

 

「ぐすっ...うぅ...」

 

「俺はここにいる。安心しろ」

 

一通り泣かせて、落ち着いたらしく事情を聞く。

昨日も実家で寝泊まりしていた彩月はついに父親に出会ってしまったとの事。

そう、父親こそ彩月が荒れた元凶で想い描く中で最悪な存在。

 

「私、アイツに...ずずぅ......一発入れる為に、ここまで強くなったのに.....体が震えて、何も出来なかったの.....それで逃げて...」

 

「よし、よし....つらかったな」

 

彩月の過去は悲惨だった。

望まれたのは男で女ではないと。

毎日のように続く父親による罵詈雑言と暴力。

母親は助けに入れず負い目を感じる日々に疲れ、彩月から距離を置く。

だが、彩月は幼いながらも復讐を誓いトレーニングを始めた。

そこで養子で来た俺は仲裁役になり、彩月の練習を手伝った。

彩月にとって父は畏怖の対象で、母からは見捨てられたと思っている。

故に幼い彩月は昔から俺にべったりで彼女にとっては唯一無二の心の支えだった。

 

「兄貴....にぃ....」

 

彩月が男っぽく振る舞うのも、憧れというより存在意義の確立というか、現実逃避というか、とにかく明るい理由とは言いづらいな。

だからせめて、俺の前では女の子らしくして欲しいものだ。

 

「ほら、そんな嫌な記憶....俺が上書きしてやるから。もしアイツの言葉が浮かんでも、俺の声で聞こえるようにしてあげるよ」

 

「にぃ....お願い」

 

 

_____

_______

_________

 

俺は普段よりも強引な正常位種付プレスで彩月を狂わせている。

 

「あぁ!にぃ♡♡にぃ♡♡あたまんなかぁ溶けて♡にぃにぃでいっぱい♡♡」 

 

__ぱん、くちゅ、ぱん、くちゅ。

__ぬぷ、ぐぽ、ぬぷ、ぬぷ、くちゃ。

 

「このド変態の"失敗作"が...そのまま俺の事だけ考えてイキ狂いながら"死ね"」

 

過去聞かされた父親の台詞を耳元で囁く。

彩月の中に眠るトラウマを抉りながら、膣壁と子宮口をちんぽでかき混ぜる。

今頃彩月の頭はパニックだ。

気持ちよさと哀しみと興奮が無理やりブレンドされ、混乱する。

とどめを刺すかの如く、彩月の耳を甘く噛む。

 

「んッ〜〜〜♡♡♡♡」

__どぴゅ、どぴゅ、どぴゅるるる!

 

奥に注がれる俺の精液で彩月の記憶全てが塗り潰される。何もかも白く汚される。

 

「にぃ♡にぃ♡にぃが好き♡にぃが酷いこと言うとなんかね?その、気持ちよくなるの♡」

 

「ふーん。そっか」

 

上書きによる洗脳は順調。

計画通りに事が進むと気分がいい。

これで彩月はもう一つ上のランクの変態になったわけだ。

死ねって言われて気持ちよくなるなんて、正真正銘のドMだな。

よし。目的は達成したのでこれからは実家に返すなんてリスクのあることはせずに、ここで飼うとしよう。

 

「ほら、またして欲しいならお掃除しなきゃ」

 

「うん♡にぃの舐める♡」

 

精液と自分の愛液で濡れたグロテスクなちんぽをまるでキャンディーのように舐める彩月。

舌でのお掃除も随分上手くなっている。

なんとまぁ、躾がいがある。

 

 

 

 

_____

_______

_________

 

 

 

俺たちはセックスでかいた汗を流す為、風呂場で体を洗い合っている。

彩月はもう完全に俺のメス犬なので体の何処を触っても「にぃ♡」と猫なで声で喘ぐだけ。

昔はぎりぎり許してくれる範囲を探りながら徐々に許容範囲を拡大していくのが楽しかったのだが。

今は少し従順過ぎてつまらないので他に何か刺激が欲しい。

故に、シャワーで泡を落としたあとに話をふる。

 

「彩月、ゲームをしよう」

 

「ん?うん」

 

「俺が彩月で遊ぶから、3回以上声出したら彩月の負けね。負けた後の罰ゲームは明日実行する」

 

「分かった!私、頑張るね!」

 

「おっけ、んじゃそこ立って」

 

制限時間も無く、どう考えても負け確なのに彩月は気合の入った声で答える。

非常に楽しみだ。

これからその無駄に高い忠誠心を痛ぶるのだから。

 

「はい、ゲーム開始」

 

「....」

 

おっと、結構ガチ目に勝ちに来てるのか?ちょっと顔付きが逞しくなる。

試しに彩月の目の前に立ち、キスをする。

 

「ちゅ♡....ッ!?」

 

露骨に動揺し、目が泳ぐ彩月。

普段からしているものより随分軽いキスだったのだが、それが逆に効いたらしい。

 

「どんどん行くよ」

 

俺は彩月の後ろに立つ。

そして彩月の綺麗な金髪を前にやり、スベスベな背中に俺の胸板を重ね、肩に顎を乗せ、耳元で囁く。

 

「あぁ〜彩月の中ぁ、すっげぇ気持いい」

 

「ッ!?」

 

俺がセックス中に言わないような台詞を演技くさく言う。

もちろん、挿入はしていない。

だが普段俺が言わない台詞なだけにインパクトがありびっくりするかと思ったが、惜しい。

そのまま後ろから彩月の胸を触り始めながら続ける。

 

「はぁ、やばいな。彩月の奥にッ....俺のドロドロした白濁の精液、注ぎ込みたくなっちまった。彩月を気持ちよくして壊したいなぁ〜」

 

「.....ッ/////」

 

これは流石に俺も恥ずかしい。

だが効果は絶大らしく、今まで俺としてきた様々な性行為の記憶が鮮明に蘇ったのだろうか?イク寸前みたいにぷるぷる震えているのが直接肌を通して伝わる。

なので、優しく諭すように告げる。

 

「ほら、イケ」

 

「あっ...ひゃあぁ♡♡っんぐぅ♡♡」

 

胸しか触っていないのに惨めに果てる彩月。

分かっていても盛大に声を出してしまう。

 

「カウント1、あと2回で彩月の負けね。でもいいでしょ毎日毎日俺に負かされてるだからさ?彩月は頑張ったよ、楽になって負けちまえ」

 

「.....負け、ない」

 

「はいッ!カウント2だ。素直過ぎて可愛いな彩月は!っぷ...はは!」

 

イッたばかりで頭が回らない時にたくさん話しかけられたので簡単に返事をしてしまう。

彩月は恥ずかしさと悔しさで口をもごもごさせている。

最後のカウントはどうするのか、それはもちろん決まっている。

彩月から負けを認めて言わせるのだ。

 

「さぁ続けるぞ。そのまま立っててね」

 

俺は胸を触る手は動かしたまま、片手をゆっくりと下ろしていく。

お腹の上、へその下と伸ばして、最終的には鼠蹊部に中指を添える。

あともう少しで一番気持いい所なのだが、あえて進まない。

 

「あーぁ。彩月が負けを認めてくれればなぁ。今すぐおまんこにちんぽ挿入れて、気持ちよーくするのになぁー」

 

「............」

 

「今、彩月のお尻に硬いの当たってるだろ?これがズポズポってされるの想像しろよ.....」

 

「ッ......」

 

胸から与えられる微弱な刺激と、すぐそこまで来ている指が、彩月を極限まで焦らす。

俺が許可するまでゲームは終わらない。

しかし、俺は彩月が欲望に負けるまで許可しない。

俗に言う詰みってやつだ。

 

俺は黙り、焦らし続けること2〜3分。

愛液が太ももを通過。

静かな浴室で俺の小さな声は反響する。

 

「ハメたい?」

 

「ん♡.......」

 

ピクリと体を揺らし小さく声を漏らす彩月。

本来ならもう負け判定でもいいのだが、まだ止めない。

 

「ほら、壁に手をついてお尻向けな」

 

「.......はぁ♡......はぁ♡」

 

もう、見るからに我慢できなさそうだ。

おまんこの入口、大きな唇に亀頭を添える。

そして最後にトドメの一言。

 

 

 

「おねだりして」

 

 

「い、入れてください♡私のだめだめおまんこに♡.....にぃのおちんぽが欲しい、です♡」

 

 

「カウント3。いいよ、哀れな負け犬」

 

 

 

 

__ぐぼ、ぐぷぷぷぷっ。

 

俺は腰を突き出し、彩月の膣襞を掻き分けながら奥へ奥へ挿入する。

普段とは少し違う部分にちんぽの先が当たり、不思議な感覚。

気持ちいいことに変わりはないが、正常位より圧迫感が強い気がする。

 

「へぁ♡にぃ♡♡おちんぽぉ♡♡気持ち、いい♡♡にぃ〜♡」

 

だいぶ待たされた後、一気に突っ込まれたので、難しい事は考えられず頭に浮かぶ単語をそのまま羅列する彩月。

 

__ぱん、ぬちゃ、ぐちょ、ばちゅ。

 

「あぁ。俺も負け犬まんこ気持ちいいよ」

 

「ッ〜♡♡」

 

 

俺の煽りに反応して、締め付けが良くなる。

少し気にしているらしい。

だが、嘘は言っていない。

俺はお尻を軽く叩き、赤くなった所を撫でる。

 

「ほら、負け犬。さっさとダメまんこ締めて御奉仕、御奉仕」

 

「くぅーん♡♡」

 

彩月は一生懸命膣内を締め付けながら、犬の鳴き真似も欠かさない。

このメス犬は出来る子だ。

 

「上手だよ。御褒美あげないとな」

 

「わん♡にぃの精子ぃ♡精液ぃ♡」

 

ぐりぐりと俺の腰にお尻を押し付けながらえっちな声でおねだりをする様は、射精感を高めるには充分だった。

 

「いく、ぞ.....ッゔぅ」

 

_ドビュルルルル!ドップ、ドビュる。

 

「ひゃ!ああぁぁんん♡....奥に♡精ッ液♡♡....きたぁっ♡♡」

 

どろどろとした精液を大量にぶち込む。

彩月も待ち望んだものが来た喜びを噛み締めているようだ。

満足感に打ち震えているようだが、俺はまだ収まらない。

ちんぽを抜くと、ドロっとした液体が下のタイルに垂れ落ちた。

 

 

________

__________

____________

 

 

「ぁ...♡」

 

にぃのおちんぽが引き抜かれた。

にぃの温かい温もりがまだお腹の中に残っている。

 

「彩月、次はこっちでするよ」

 

にぃにの優しい声が頭の中で木霊する。

またハメてくれるみたい。

にぃには浴槽に浸かり股を開く。

 

「今度は彩月が動く番だよ」

 

「うん♡」

 

私はにぃにと向かい合わせになるよう浴槽に浸かりながら、おちんぽをおまんこに入れる。

にぃと視線を交わしながらする浴槽えっちぃ♡

 

「にぃ、動くね」

 

「あぁ」

 

私が動く度にバシャバシャと波が立ち、お湯が溢れるけど、にぃには優しく微笑みながら背中をさする。

にぃの為ならもっと動ける!もっとえっちに腰が振れる!そう思い必死にピストンする。

まるで御褒美のように、おちんぽが奥で子宮口とキスを交わす。

こんなの止まらない....全部忘れて一生このまま、にぃにとえっちしていたい!

 

「にぃ、すき♡」

 

「知ってる」

 

「にぃ、だいすきっ♡にぃにと一緒なら他はいらない!」

 

すきすきすきすきぃ♡

ずっと "にぃに" しか見えない。

目を閉じても "にぃに" が見える。

夢の中でも "にぃに" とえっちしてる。

もう、 "にぃに" がいないと私....私...。

 

 

__ドビュルルルルッ、ごポ、ドチュ。

 

「あぁ♡にぃの....またぁ♡えへへ♡....ねぇ、もっかい♡もっかいしよ♡にぃのメス犬として頑張るからぁ♡にぃ〜♡」

 

「はいはい。んじゃ濃厚な服従キスで俺を興奮させてよ」

 

「うんッ!服従のちゅーでおねだりするぅ〜♡」

 

 

にぃにを気持ちよくする事だけを考えて舌を動かす屈服べろちゅー気持ちイイ♡

だめだめまんこ苛めてもらいながら、惨めにわんわん鳴くの気持ちイイ♡

お腹の中に精液マーキングされながら、にぃにの唾液飲まされるの気持ちイイ♡

 

_にぃにのメス犬♡♡きもちいい♡♡

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらく

浴槽からは出られなかった。

 

 

 

 




☆あとがき☆
今どき男尊女卑の親とかいないだろ等の
ツッコミは上手いこといなす!匠の技!
てか1番の男尊女卑主義者は兄貴じゃ.....
おっと、これ以上はいけない。


あと結果がバランス良くなる選択肢を
作れないの申し訳ないでやんす
頑張るでげそ




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へんたいのおつかい

午前11時。

 

罰ゲームの当日。

私は朝から兄貴が満足するまで犯され続けた後、重い足取りで靴裏を床に擦らせながら大人の店に向かっている。

ちなみに首輪は付けたままリードだけ外してあるけど結構恥ずかしい。

 

「はぁー、兄貴ぃ....」

 

手の届く場所に兄貴がいない不安感が歩くという日常的な行動さえも阻害する。

辛くなる前に今着ている兄貴の黒単色Tシャツの匂いを嗅ぐ。

ズボンも兄貴のおさがり黒パジャマで兄貴の私物に身を包まれている。

すこし安心するけどまだ足りない。

 

「.......」

 

目的地に到着したので忙しなく買うものを選ぶ。

兄貴は私に、自分がオナニーに使いたい道具を買ってこいと言った。

私は基本兄貴に手伝ってもらうか自分の指でしか自慰行為をしないので、正直どれを選べばいいのか分からない。

 

「んぅ♡.....ッ////」

 

オナる道具を見ていると、兄貴にこれを使って苛められる妄想がすぐに浮かんでしまうので、濡れてくる。

人は少ないけど居ないわけじゃない。

こんな場所にいるのも、興奮してお股濡らしてるのも、全部恥ずかしい。

 

 

.....とりあえず、選ばねぇと

 

 

まず兄貴のおちんぽと同じくらいのディルドと、マイクみたいなバイブ....これだけでいいよね。

私はカゴをレジに置き、財布を取り出す。

 

「3500円でーす」

 

「.......ん」

 

ちょっと多く貯金を使ってしまった。

兄貴とデートする分のお金また貯めないと。

それとこの袋のビニールは黒くて透けない事に感動した。

おかげで少しだけ心に余裕が持てた。

 

 

 

 

_______

 

__________

 

_____________

 

 

 

 

「ただいま.....?」

 

いつもより1人分靴が多い。

思い当たるのはあの男友達と彼女くらいだけど、高校生の靴は皆見た目が同じなので性別すら分からない。

私はもやもやした気持ちのまま兄貴の部屋に入る。

 

「おぉ〜。おかえり」

_ぐぽ、くちゅ、ぬぷ、ぐぷ。

 

「....ッ!」

 

裸の兄貴は自分のベッドで、うつ伏せのまま動かない全裸の女性を上から覆い被さるように犯している。

たしか寝バックという体位。

しかし喘ぎ声がほとんど聞こえない。

き、気絶しているのだろうか?

 

「兄貴.....その、買ってきたけど」

 

「んー。そこら辺置いとけ」

 

少し止まって何も乗っていないテーブルを指さし、またぐちゅぐちゅとおちんぽを無防備なおまんこにねじ込む。

たぶんあれは兄貴の彼女だ。

1回か2回会った程度だが覚えてる。

私はただ、ぼーと兄貴と彼女のセックスを眺める。

妬ましいとは思う。

でも嫉妬という感情よりも先に、よく分からない興奮が全身に広がる。

そして自然と手がお股に伸びる。

 

「聞いてくれよ」

 

「へ?あ、うん」

 

私が何の前置きもなくオナる事はよくあるので、私の自慰行為に気付いてもそのまま話を続ける兄貴。

 

「こいつを彩月にするみたいに、全力で気持ちいいとこ突きまくったら気を失ったみたいでさ.....起きるまで暇だし、こうやって静乃の体に俺のちんぽの形教えてんの」

 

「うん.....」

 

_ぐちゅ、どぷ、ぐぷぷ、びゅるるる。

 

ここからでも聞こえる射精音。

彼女の腟内は白く染めあげられ、兄貴の濃厚な精液で満たされる。

それは本来私に注がれるはずだった愛。

羨ましい、悔しいはずなのに、なんでこんなにも...濡れてしまうんだろう。

 

「ふむ....出したのにまだ起きねぇ。仕方ないな。俺の相手してくれるか?彩月」

 

「ッ!....うん!兄貴の愛が欲しい!」

 

 

________

___________

______________

 

 

兄貴はまるで使い捨てのオナホを見るような目で彼女を眺めた後、容赦なく高さ20cm程のベッドからゴトッと突き落とす。

うらや.....羨ましい?

床に捨てられた裸の彼女はすぅすぅと吐息を吐くだけで、目覚めない。

 

「おいで」

 

「ん♡」

 

私は首輪以外の服を全て脱ぎ払い、ベッドにあぐらで座る兄貴に抱きつく。

私が兄貴の背中に回した腕の力を強めると、兄貴は私の肩を優しく握り支えてくれる。

私が大好きな密着対面座位。

やっと兄貴に触れることが出来た。

全身から伝わる兄貴の感触、体温、そして硬くなったおちんぽ。

私のおまんこの入口に竿がピッタリと張り付き、ピクンピクン脈打つ。

 

「入れるね」

 

「あぁ」

 

私はそっと体を持ち上げ、兄貴のガチガチおちんぽを挿入しながら落としていく。

手間取らせたりはしない。

私は兄貴を気持ちよくする為に生きている。

だから、だから....。

この瞬間が幸せで幸せでたまらない。

 

_ぐぽ、ぬぶぷぷ。

 

「きたぁ♡にぃにのおちんぽ♡」

 

「味わってお食べ」

 

 

にぃ♡にぃ♡にぃ♡にぃ♡にぃ♡

一瞬にして私の思考力は全てにぃにのえっちな逞しいおちんぽに取られてしまう。

夢中になりすぎて半開きの口から熱い吐息が止まらない。

毎日これをハメられているはずなのに全く慣れないどころか、日に日に入れられた時の嬉しさは増している。

にぃの体がゆっくりと揺れ、子どもをあやすような甘々交尾。

 

_ぐちゅ、じゅぽ、ぬぷぷ、ぐぽ。

 

「彩月の身体は誰のもの?」

 

「にぃにのもの♡」

 

「正解。何したい?」

 

「きすぅ♡きすぅ♡」

 

「はいはい」

 

「っん♡...ちゅ♡ちゅ♡じゅぷ♡」

 

セックス中の問題に正解を答えると御褒美が貰える。

キス、耳舐め、頭なでなで、おっぱい揉み、おしり揉み、太もも揉み、褒め攻め、ちんぽ突き上げ、中出し、など。

いっぱいいっぱい御褒美が貰いたくて、すぐその欲望を利用されては苛められる。

 

_じゅぽ、じゅぷ、じゅぽ、じゅぷ。

 

「25かける4は?」

 

「えっと...えっと、あ、20に2かけて40?」

 

「不正解。ざんねん」

 

「いっ痛い...うっ....うぅ...」

 

私は2桁以上の掛け算は苦手なので、正解率は総じて低い。

不正解の場合はお仕置。

今回のような乳首捻りから、お腹抓り、お尻叩き、耳噛み、舌噛み、頭突き。

答えなければお仕置は無くなるけど、同時に御褒美が貰える事も無い。

だから無回答なんてもったいない事はしない。

 

 

「彩月は俺の何?」

 

「メス犬!オナペット!その、あの...性奴隷!」

 

「全部正解、でも焦りすぎな。何がいい?」

 

 

もう体は限界でイク寸前なので最後にトロトロ精液が欲しい!にぃにの愛が欲しい!

私はたくさん肌を重ね、おっぱいを押し当て、全身を使ってにぃにを気持ちよくさせながらおねだりする。

 

 

「中出しぴゅっぴゅ♡ぴゅっぴゅ〜♡♡おまんこでおちんぽミルクごくごく飲みながら♡みっともないイキ顔晒してメスの悦び感じたいのぉ♡」

 

「おねだり上手になったね、いいよ。俺の精液でもっともーと餌付けされような?」

 

「うん!....にぃ♡きてぇ♡きてぇー♡」

 

 

 

_ドピュる、ドピュるルルル!どっぷぷ。

__どぷぷびゅるるるるるるるるる!!!

 

 

 

「いくぅう!いぐ!っんん♡あ、あぁ♡いいっ!奥に♡にぃに♡にぃに♡...はぁ♡凄い、熱くて♡いっぱい♡たくさん♡」

 

「んっ、そうだな」

 

「ん♡....はぁ♡はぁ♡」

 

幸せすぎて思考が飛びそうになる。

にぃにと私がひとつになって、精液を注がれて、気持ちよくイかされる。

.....にぃにの物になりたい。

この気持ちは恋じゃなくて、愛でもなくて、もっと大きい何か。

私は異常者なのかもしれない、でもそれだけにぃにが好きで....役に立ちたくて....だから、

 

「ご、ごしゅじんさま♡」

「ん?」

 

「にぃには♡....んっ♡...私の、あるじさまで、ごしゅじんしゃ、ま♡」

 

勝手に言葉がどんどん出てくる。

溢れる気持ちが収まらない。

御主人様が私の耳元で何か囁こうとしてる。

ダメ....いま、イッたばかりで敏感だから、

 

「彩月はほんと可愛いな。ほら....イケ」

 

「んぅ♡....あぐぅ♡」

__ぴくん、ぴくん。

 

私が願うまでもなく、既に私の体はにぃにの物だと知らしめるように言葉だけでイかされる。

絶頂すら逆らえない。

その事実を改めて理解して、興奮が止まらない。

 

「はぁ♡はぁ♡っん♡はぁ♡」

 

「はら、イキたてまんこで御奉仕してよ」

 

「うん♡にぃにを気持ちよくするぅ♡」

 

私は放心状態の心身に鞭打ち、にぃにを気持ちよくする肉オナホになった。

ぐぽぐぽ、ぐぽくぽ、ぬぷぬぷ、ぬぷぬぷ。

 

 

____

_________

______________

 

 

「い、妹さん?」

 

 

 




☆あとがき☆

.....つづく。


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ふたつのオナホ【最終回】

____________

_________

 

 

「い、妹さん?」

 

静乃が目覚めた。

そりゃ義理とはいえ兄妹がしがみつきながら密着対面座位でえっちしているのは衝撃的だろう。

 

「お、静乃。起きたんなら3人でするか」

 

「え?えぇ?ボクが寝てる間に何があったの?」

 

「てめぇ...ごちゃごちゃとうるせぇな。兄貴が3人でするって言ってんだろ?」

 

「ひぃ〜!」

 

ちんぽハメながら静乃の方に振り向き、すごむ彩月。

全裸に首輪しか付けてないのに、威厳たっぷりに振る舞えるのは流石地元じゃ負け知らずって感じ。

でも、俺が腰を少し突き上げて囁いてあげれば...

 

_ぐちょッ!ぐちゅッ!

 

 

「イけよ、メス犬」

 

「んぐ♡ひゃあああ♡♡」

 

 

静乃に見られながらでも軽い衝撃と快楽で無様に絶頂するよわよわおまんこが可愛い。

彩月はせっかく威厳を示したのに台無しだと拗ねた表情をしているので、頭をよしよしするとすぐに、とろんとした顔で黙り込む。

 

「もう彩月はたくさんしたでしょ、静乃と交代だ」

 

「にぃ.....わかった」

 

渋々ちんぽを抜き取り俺の隣へ移動する彩月。

まだ静乃は状況を把握出来ていないようだが突発的な性欲に流されて誘われるまま、俺の腰を膝立ちで跨ぐ。

さっきまで俺にレイプ気味で犯されていたのに、また入れようとする勇気は大したものだ。

寝転がる俺の上で腰を降ろしながらの挿入。

彩月とは違う快楽、体温、重み。

まだ未開発の腟内が優しく迎えてくれる。

 

「つかさぁ〜♡すごくきもちぃ♡これ、毎日したいかも♡」

 

「別にいいけど、それなら自分で動けよ〜」

 

「うんっ♡今度から毎日、毎日、...っん♡.....つかさんちにきて、おまんこする♡」

 

_ぱちゅ、くちゅ、ぱん、ぱん。

 

静乃は自発的に動き始める。

早くも快楽の奴隷になって、ちんぽしか頭にない卑猥な彼女が出来上がる。

そして毎日ハメ宣言に不満を漏らす彩月。

 

「ずりぃー、私だって.....にぃ♡」

 

彩月は俺の右腕にしがみつき、手のひらを自分の股に擦り付ける。

ヌルヌルとした愛液と先程出した精液が糸を引く。

 

「ち、汚れたじゃねーか。後で舐めろよ」

 

「ん♡にぃのおてて舐める♡」

 

躊躇いなくベトベトになった俺の右手を舐める彩月。

今度は彩月の唾液でベトベトになった手のひらをおっぱいに押さえつけ、オナり始めた。

本当に自分勝手だが、最高にエロい声が出ていて可愛らしい。

 

その間も静乃は乱暴にちんぽを貪り、膣奥への射精に誘導する。

 

 

 

 

 

彼女らの理性はどんどんすり減り、最終的にただ交尾を求めるメスに変わる。

しかし、本人たちはとても嬉しそうな表情をしていた。

今の顔を昔のコイツらに見せてやりたい。

絶望するだろうか?

悲観するだろうか?

きっと気持ちのいいものではないだろう。

 

 

_ドビュるる、びゅる!

 

 

__________

 

____________

 

______________

 

_______________

 

________________

 

_________________

 

 

 

――5年後――

 

午後8時。

 

 

 

「ひゃ♡ん〜♡にぃ♡にぃ♡」

 

「はいはい、おっぱい揉み揉みー♬︎」

 

「っあ゙♡にぃダメッいくぅ♡♡ん゙ん゙ぅう♡♡」

 

俺はソファーでテレビを彩月と一緒に見ている。

もちろん、膝に座る彩月にちんぽハメながら。

そして物欲しそうに鳴くので、後ろから彩月のパジャマの中に手を入れ、胸を掴み乳首を弄ると果ててしまった。

またソファーのシーツ変えさせないとな。

 

 

がちゃり。

 

 

玄関から物音が聞こえる。

そう言えばそろそろ帰ってくる時間だったな。

 

「お?おかえり〜シズ!」

 

「ただいま、司彩」

 

俺の嫁は笑顔で帰りを告げた。

そしてスーツを脱ぎ、下着を脱ぎ、エプロンを着て料理の準備に取り掛かる。

静乃はとても誘うのが上手だ。

だが料理中はとても危険なので手を出せない。

なので、

 

「ほら、そこに四つん這い」

 

「にぃ?....っ♡ん〜♡」

 

涙目の彩月をバックで犯しながら静乃の料理姿を見て楽しむ。

実際に犯しているのは彩月だが、見ているのは静乃の裸エプロン。

 

くちゅ、じゅぽ、じゅぷぶぷぶ。

 

「にぃ♡すきぃ♡......にぃ♡」

 

肘や肩を床に付け、必死にきゅうきゅう膣襞を絡め、ちんぽを締め付ける健気な彩月。

まさか別の女を想像しながら肉オナホとして使われているとは思ってもおらず、頼りなく情けない声で俺を呼んで甘える彩月が惨めで馬鹿っぽくて可愛い。

 

「ぁ......えへへ

 

静乃がこちらに気付き、恥ずかしそうに小さく手を振る。

俺も同じくらいの動きで手を振り返す。

 

 

「よし、出すぞ」

 

「うんっ♡にぃのみるくぅ♡ちょうらい♡」

 

_どぷ、どぴゆるるる。

 

俺は彩月のお尻を掴み、一番奥にちんぽを差し込んだ瞬間に射精する。

彩月の身体が悦びで打ち震えている。

 

「出来たよ2人とも」

 

「おう、さっさと食って風呂入らねぇとなー」

 

 

______

_________

 

 

「っん。上手いな、この肉じゃが。シズが作ったもんだから当たり前か」

 

「ほんと?良かった」

 

_じゅぼぼばば。

 

俺と静乃が机で夕食を食べている。

彩月はソファーを汚したので、お掃除フェラをしてから食べる。

机の下で妹にフェラさせながら嫁と雑談するのは楽しいものだ。

 

_びゅる、どぷぶ!

 

「っん♡ごぐ♡ごぐ♡ごぐ♡」

 

「お、偉いぞー彩月。ちゃんと飲めたな。早く出てきて一緒に飯食おうぜ」

 

「んぐ♡...うん!食べる!」

 

 

______

_________

___________

 

これが俺の新しい日常。

二つの女体を好き勝手に弄ぶ。

例えば....

 

 

風呂場では対面座位でえっちして、暇な方が背中を洗う。

 

就寝時は仕事で半日居なかった静乃がメインで乱交を楽しむ。

 

朝はダブルフェラで起床。

 

 

 

 

......ここでひとつ考えてみる。

 

不倫はいけない事だよな?

 

でも"メス犬"は何匹いたっていいじゃないか。

 

 

 

 

俺の家族はまだまだ増えそうだ。

 

 

 

 

 

 




☆あとがき☆

今まで読んでくれてありがとう!
んじゃまた別の話で会おう〜


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