ハイスクールDxD 優しき暗殺者の再生記 (おくた)
しおりを挟む

第一部
No.1 因縁


これは…再生の物語


(?)

 

本名 鷹倉 真汰朗

 

性格

 

Àアサシン (仮称)と言われている青年、優しく傲岸不遜な性格 実は音楽が趣味でそれにちなんだ職に付きたいと望んでいた。とある実験体で両手を斬り落とされて代わりにとあるミイラから取った両腕を無理やりつけられている。そのせいで彼は人に非ずまたサーヴァントに非ずの状態、容姿は(巌窟王より)のff6のロ●クです。冥界でイレギュラーで聖杯戦争に4回出ており二回は優勝し、一回目では、自身につくしてくれた項羽に受肉をする。その後項羽とは親友の間柄になり、4回目の聖杯戦争では、優勝しその時のサーヴァントの何体かに受肉するが…2000年掛かると言われてしまうが、再会し、ともに生きることを誓い待ち続けている。彼女らが…こちらに来るまで…

 

ミレニアム・ファルコンでハイパージャンプをしていた奴らがいた

 

アサシン「サーゼクスそろそろポイントだぞ」

 

サーゼクス「わかった」

 

アサシン「グレイフィア連絡取れたか?」

 

グレイフィア「いいえ全くです」

 

総司「やっぱりか…う〜ん」

 

三竦みの戦いはアサシンのとある力により2大龍を撃破それにより停戦協定は結ばれたが…、悪魔の陣営では、再戦派(旧魔王)と停戦派(新政府)で内戦中であるそして俺たちはそのな中レジ

スタンス活動していた

 

総司「不可能ぽいね」

 

アサシン「やはりか…連絡はとれないか…項羽…どうだ予知はきたかる」

 

項羽「すまない今のところは…」

 

アサシン「仕方ないさ状況が状況だ…でもまぁ、敵陣営に潜らないと意味がないか…」

 

項羽「虎穴いらずんば虎子を得ずともいうしな」

 

アサシン「どうしようか…」

 

そうしてハイパードライブをきり通常航行をする

 

アサシン「…!? 項羽」

 

項羽「そうだな…」

 

アサシン「サーゼクス!総司!銃座へいけ!」

 

グレイフィア「見つかりました。」

 

アサシン「結界内に入った瞬間これかよ!」

 

そういってアサシンと項羽はコックピットブロックへ走る

 

項羽「やれやれだ…」

 

アサシン「全くそのとおりだ!」

 

すると空とぶワイバーンが何匹か遅いくる

 

アサシン「お前らふんばれ!急降下するぞ!」

 

ファルコンを急降下させる。そうしてはワイバーンの魔法をかわす

 

グレイフィア「アサシン様!」

 

アサシン「魔法できるように弄くられてるな…ひどいことしやがる。総司!そっちどうだ?」

 

上下の砲門の上の銃座に総司がいた

 

総司「…けっこうな数だよ!」

 

というがサーゼクスと総司は確実に撃墜していく

 

総司「……これいいな…」

 

サーゼクス「これ気に入った」

 

コックピットブリッジでは、

 

項羽「…谷へいけ!」

 

アサシン「谷?!この辺にそんな…」

 

と左下を見ると、切り出された渓谷が覗いていた、しかも、鋭い崖がいくつもサメの歯のように並んでいる

 

アサシン「あそこか!?」

 

項羽「うむ」

 

アサシン「…正気か!?」

 

項羽「行かねば死ぬ」

 

アサシン「はい はい わかりましたよ覇王様!」

 

そうしてファルコンをUターンさせ渓谷内に潜入する。サメの歯のような崖を紙一重でファルコンは避ける。何匹かのワイバーンはぶつかんて死んでいく

 

アサシン「二人共尖った崖撃て!それで残ったワイバーンぶち殺せ!」

 

二人は崖をうちその瓦礫でのころりのワイバーンを殺した

 

サーゼクス「いいね!」

 

総司「鮮やか!」

 

アサシン「まぁな!」

 

そうして一同は危機を脱する

 

サーゼクス「素晴らしい操縦だったぞ アサシン」

 

アサシン「伊達にこいつ乗り回してない」

 

グレイフィア「サーゼクス様 連絡が取れました」

 

アサシン「誰からだ?」

 

グレイフィア「父君からです」

 

アサシン「まじかぁ」

 

サーゼクス「嬉しそうだね」

 

アサシン「何故嬉しそうに見える!あの人 俺へのスカウトすごいんだぞ」

 

アサシンは頭を抑える

 

サーゼクス「とりあえず、黒幕がわかったよ」

 

アサシン「で誰よ?」

 

サーゼクス「フレグ」

 

アサシン「フレグ…だと…!?!!」

 

グレイフィア「知り合いですか?」

 

アサシン「俺を…監獄に投獄しクソ野郎の一人だ!」

 

サーゼクス「…」

 

アサシン「やつは、教会の人間だ…何故悪魔と、」

 

サーゼクス「…わからん…」

 

アサシン「はぁ…どうやら…ここからが地獄らしいな…」

 

サーゼクス「どういうことだ…」

 

アサシン「このまま行くと俺たちは三竦みのバランスを崩しかねない秘密を暴くことになる」

 

総司「なるほど」

 

アサシン「けど…知ったことか 秘密は…」

 

サーゼクス「暴かれるべきものだ だろ?」

 

アサシン「あぁそうだ…今から交渉するぞ」

 

そういってミカエルに連絡をつける

 

アサシン「こちらミレニアム・ファルコン…天界応答せよ」

 

天使「こちら天界」

 

アサシン「コードÁ…」

 

天使「わかりました!すぐお繋ぎします!」

 

ミカエル「アサシン どうされましたか?」

 

アサシン「お前のところに、 ていたよな」

 

ミカエル「はい…しかし彼はバルパーと共に先月追放されました。」

 

アサシン「フレグがこっちの内戦の黒幕してんだよ」

 

ミカエル「!本当ですか?!」

 

アサシン「冗談言う元気は今ない」

 

ミカエル「そうですか…彼を生け捕ることはできますか?」

 

アサシン「無理だ…サーゼクスたちはもう殺す方針だ 奴が秘密を握ってるのは知ってる。けどな!あいつはやりすぎたんだ 悪魔の方の子供たち掻っ攫って殺し続けたんだぞ」

 

ミカエル「…わかりました、彼はあなた方に任せます」

 

アサシン「…あぁ」

 

そうして通信をきる

 

アサシン「そんでどうするよ 御大将」

 

サーゼクス「彼を拿捕し、天界へ引き渡す」

 

アサシン「それだと向こうの思う壺だぞ?いいのか?」

 

サーゼクス「構わない 今後我らが生き延びるためにはそうする他無い…」

 

と苦い表情をする

 

アサシン「あぁだが、あいつにはきっちり報いを受けてもらわないとな…」

 

サーゼクス「あぁ」

 

アサシン「やつの居場所はわかってるな」

 

サーゼクス「あぁ」

 

アサシン「御大将…ご命令を」

 

サーゼクス「これよりフレグの拿捕に向かう!項羽 グレイフィアは、ファルコンより援護」

 

項羽「承知…」

 

グレイフィア「承知しました」

 

サーゼクス「アサシン 総司は私に続け」

 

総司「承知!」

 

アサシン「それでいい」

 

そうして、一同は配置につく

 

アサシンはサーゼクスの肩に軽く拳を当て

 

アサシン「魔王らしくなったな」

 

サーゼクス「ありがとう」

 

フレグが、いる居場所へ、そこには、塔が立っていた

 

サーゼクス「バベルの塔…」

 

アサシン「バベル?!あれは未完成のはず」

 

項羽「どうする おそらく 勘付かれば、上から侵入しても入口に戻されるぞ」

 

アサシン「サーゼクス!ポッドだ!ハイパードライブで侵入して速攻ポッドを射出すれば勘付かれることはない!」

 

項羽「不可能ではない」

 

アサシン「出すんのは俺だけにしろ」

 

サーゼクス「どういうことだ…」

 

アサシン「俺が侵入して アレの魔法を展開している触媒を破壊する。そっから、二人が侵入したらいい」

 

サーゼクス「危険だぞ」

 

アサシン「何事も成せばなるんだよ クソ宮廷魔法師ならそう言うはずだ」

 

という

 

総司「止めても無駄だよ この人、歳さんみたく 頑固だから」

 

サーゼクス「…アサシン頼むよ」

 

アサシン「おう」

 

アサシンはポッドに入る

 

項羽「いいか?アサシンよ」

 

アサシン「頼む!」

 

そうしてハイパードライブを抜けた瞬間にアサシンの乗るポッドを射出する。放たれたポッドはバベルの塔の上から3層目に突っ込む

 

サーゼクス「頼んだよ…アサシン」

 

ポッドから李書文は這い出る。すると目の前には、人工的に作られた獣がいる

 

アサシン「狩りの時間だ」

 

そういってマクファーレントイズのセイフティーを外す



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.2 継承

アサシン「警戒体制に入るまで4分…」

 

アサシンはリボルバーに専用の弾を装填する

 

アサシンは前を見る

 

アサシン「やってやる…」

 

そうして「獣肉断ち」の仕掛けん起動して、向かい来る敵を片っ端から殺していく。すると、死体溜まりのような場所に出る

 

アサシン「……!」

 

アサシンは奥にいる醜い獣を見て絶望した

 

アサシン「マスタールドウイーク!」

 

ルドウイークは金切り声を上げる。左腕と幾つもの馬脚で這い回りながら、右腕を振りかざし突進を繰り出す

 

アサシンはそれをさけ

 

アサシン「マスタールドウイーク!目をお覚ましください!俺です!鷹倉です!」

 

四足歩行の醜い獣ルドウイークはそれもお構い無しでこちらに向かってくる。右手の爪がおそう、アサシンはとっさに「獣肉断ち」で防ぐも、潰れてしまう

 

アサシン「いい加減目ぇ覚ませ!鈍感野郎!」

 

そういってルドウイークの頭を思い切り地面に叩きつける。醜い獣ルドウイークも負けじと反撃するがアサシンそれを蹴り飛ばす。

 

アサシン「わかったよ…とことん付きやってやるよ!あんたは獣…」

 

すると醜いルドウイークが倒れる。その拍子に背中に背負っていた剣が落ちる。その剣は月光を放つ ルドウイークは、起き上がり左手で、それを持つ

 

醜い獣ルドウイーク?「ああずっと、ずっと側にいてくれたのか

…我が師よ…導きの月光よ…」

 

アサシン「師匠」

 

聖剣のルドウイーク「これが最後だ…」

 

アサシン「…はい…」

 

そう言うとノコギリを出す。聖剣のルドウイークは月光の刃を飛ばす。李書文はそれをすべてさけ斬りかかるが、聖剣のルドウイークはかつての英雄のような動きでアサシンを翻弄する

 

聖剣のルドウイーク「…」

 

ルドウイークは月光の聖剣のを高く上げ振り下ろす。アサシンは間一髪でよける

 

アサシン「…ありがとうございます…師匠…おかげで強くなれました…!!」

 

アサシンは武器をすてを右手に蒼白い炎をため殴り飛ばすルドウイークは不意をつかれよろめくとよろめいたスキをつき、内蔵攻撃をくりだした、ルドウイークは腹を抑え倒れる

 

アサシン「師匠!」

 

聖剣のルドウイーク「…真汰朗…すまない最期まで世話をかけて…」

 

アサシン「いいんですよ…そんなの…」

 

聖剣のルドウイーク「真汰朗よ…ひかりを見たことあるかね」

 

アサシン「…ありません…しかし…あなたの光がそれだとしても私にとってあなた事が私にとっての光です。」

 

聖剣のルドウイーク「…そうか…そう言ってくれるなら…私のやってきたことにも意味があった…ありがとう…これでゆっくり眠れる…暗い夜に、しかし確かに、月光を見たのだと…」

 

聖剣のルドウイークは消滅する

 

アサシン「…」

 

アサシンはルドウイークがかつて使っていた。月光の聖剣を背負い、結界を、発している装置を見つける

 

アサシン「潰れろ!」

 

月光の聖剣で破壊する

アサシンは通信機で

 

アサシン「こちら…アサシン…破壊…完了した…」

 

と声を震わせ言った…

 

サーゼクス「…了解…アサシン」

 

アサシン「…なんだ…」

 

サーゼクス「しばらく休んでおけ」

 

アサシン「…悪い…な」

 

そうして通信機をきると。声を出さずに泣いた

 

アサシン「親父…親父…」

 

アサシンの頭をよぎるのは、幼き日の思い出の数々…こちらへ流されて、ルドウイークに助けられ…苦楽を共にした。ルドウイークは自身を息子のように育ててくれた…それなのに…

アサシンは目の前に透明なルドウイークがいた

 

アサシン「マスター…」

 

アサシンは笑うとアサシンの頭に手をのせるそして

 

ルドウイーク「ありがとう…」

 

そういって消滅した  

 

アサシン「…地を這ってでも生きてやる」

 

そういった瞬間月光の聖剣が粒子のように霧散するとアサシンの体にはいるそして目の間には何個変哲もない大剣が刺さる

 

このあとサーゼクスたちによりフレグは拿捕された。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.3 潜入

内戦から20年後の冥界、あれから3回も聖杯の因果に囚われた項羽は悪魔から名誉爵位をもらった、項羽は悪魔の軍事を預かる地位へ…しかし、とある理由から名前をかえ七竈ローワンとなる。そして左眼がない…俺は運び屋兼冒険家兼研究者…そんな最中ローワンのもとに項羽手紙が

 

ローワン「!項羽これ…本当か?」

 

項羽「あぁ…まさしくお前の弟だ、」

 

ローワン「そうか…俺はしばらく表の世界へ行ってくる。ブリテンはどうだ?」

 

項羽「とくに動きはないようだ」

 

ローワン「クハハ…よくわかってるじゃないか…」

 

ローワンはファルコンに乗り込む

 

ローワン「助けるのは…か…」

 

ローワンは財産的にもかなりの余裕があるため

 

一等地のタワマンの最上階に入る。そしてファルコンは、タワマンのヘリポートを勝手に改造しヘリポートを開閉させることのできるハッチにを取り付けその中にファルコンを格納する

 

ローワン「…よし…さて…どこにいんだよ……」

 

と最上階から街を眺める。ローワンは自宅のホワイトボードに何か書き出す。

 

翌日

 

ローワンは家を出るとき眼鏡をする。すると白髪の長めの髪が黒くなりそして短くなる。そしてないはずの目が開く

 

ローワン「変装とはいえ目はもどるだな…見えないが…」

 

そしてキュイラッシェにまたがり学校に校門あたりでバイクをおりヘルメットを脱ぐ

 

女子生徒「ねぇあれ原チャ?」

 

女子生徒「てか…結構イケてない?」

 

ローワン「ちょっといい?」

 

女子生徒「は はい!」

 

ローワン「校長室教えてくれないな?」

 

女子生徒「いいですよ」

 

ローワン「ついでに駐車場ないかな?」

 

校長室にて、

 

ローワン「お久しぶりですグレモリー様…」

 

ジオティクス「ひさしぶりだね…アサシン…今はローワンと名乗るべきかな」

 

ローワン「今回私がここに来た理由はわかりますか?」

 

ジオティクス「君の弟を探しに来たのだろ?」

 

ローワン「はい」

 

ジオティクス「君にはいくつも借りがあるからね…協力は惜しまないよ」

 

ローワン「それでは割に合いません、私ができる範囲であなたのお嬢様をサポートいたしましょう」

 

ジオティクス「助かるよ…一つ聞きたいのだが」

 

ローワン「何でしょうか」

 

ジオティクス「君は本来私達のように対等な立場であるのになぜ、」

 

ローワン「ジオティクスの旦那それは野暮ってもんだぜ?」

 

と笑って、自身の口に人差し指をかざす

 

ジオティクス「すまない…愚問であったな」

 

とわらったん

 

そうして2年の教室にて

 

「転校生男かな女かな?」

 

「しずかにー!転校生を紹介する」

 

ローワンは教室にはいる

 

「けっ!男かよ」

 

「木場様とはちがうクールイケメンよ!」

 

「なに?あの大人の感じの雰囲気最高!」

 

女子生徒たちはどよめき出す

 

ローワン「七竈 ローワン ローとよんでくれ」

 

そっけなく挨拶した。

 

担任「席はあそこだ兵藤めんどうみてやれ」

 

一誠「はいよー!」

 

といって席にすわる

 

一誠「てことでよろしくなロー」

 

ローワン「おう」

 

と握手を交わす

 

一限目終了あと 質問攻めにあう特に女子にもみくちゃになる。なんとか逃げ果たす

 

その放課後…

 

一誠「ローちょっと付き合え」 

 

ローワン「?」

 

ついていくと

 

松田「いっせーきたか…て!」

 

元浜「長身クールイケメン!七竈!」

 

ローワン「?」

 

松田「それはいい時間だ」

 

一誠「松田どこにいくだ?」

 

そういうといやらしい顔になる

 

いった先はちょうど女子更衣室の裏手にあたる場所だった

 

ローワン「くだらん…」

 

松田と元浜は外のあなから壁に張り付いて

 

女子更衣室をのぞいている

 

一誠「おい!俺にも見せ…」

 

女子「誰かいる!」

 

すると詠は一誠をつかみと茂みに投げ飛ばすと自身は木の上に登る突如現れた女子剣道部員に松田と元浜は女子部員でぼこぼこにされる

 

一誠「(あわれ…骨は拾ってやる)」

 

ローワン「(自業自得だ……)」

 

女子たちが去りボコボコにされた二人

 

ローワン「どうする?これ?」

 

一誠「とりあえず手を合わせておく」

 

そうして二人は立ち去る

 

その帰り

 

一誠「なぁローてピアスつけてんのか?」

 

ローワン「まぁそうだな?」

 

ローワンは妙な雰囲気を感じその場をたつ

 

ローワン「今のは…なんだ…」

 

と目にアサシンの能力を転写して周りを見るに

 

一誠「どうしたんだよ」

 

ローワン「いや…少し気配を感じただけだ…杞憂だといいが」

 

と不安を募らせる

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.4 依頼

真汰朗は、パソコンで何を制作していると…一誠の悲鳴が聞こえた。真汰朗は立ち上がり確認すると一誠が堕天使に追われていた。ローワンはアザゼルに電話をかける

 

アザゼル「どうした?」

 

ローワン「こっちにあんたの部下がいるんだがお前の指示か?」 

 

アザゼル「あーそいつらか…勝手に行動してるやつだ」

 

ローワン「わかった」

 

その頃公園では

 

一緒「くっそー!なんでこうなるんだよー!」

 

ドーナ・シーク「はぐれなら始末してもかまわないか」

 

そういうと光の槍が飛んで来る

 

一誠「嘘だろやばい!」

 

しかし飛んできた槍は何者かに蹴り弾かれる

 

ドーナ・シーク「!何者だ」

 

一誠「ロー!?」

 

ローワン「大丈夫か?」

 

一誠「あぁ…少し腹かすった」

 

ドーナ「貴様も悪魔か?」

 

ローワン「ドーナ・シーク…貴様らはアザゼルに背いて、何をしている?」

 

ドーナ「?!なぜ?!まぁいい…知っている以上ここでしまつする」

 

というと光の槍を再び投げるがローワンはデコピンで弾く

 

ドーナ「なんだと!」

 

ローワン「正当防衛だ悪く思え」

 

ローワンの手には蒼白い炎が宿る

 

ドーナ「!!!!まさか!貴様!」

 

ローワン「存分に朽ち果てろ…」

 

ドーナ「!」

 

ドーナシークは一瞬で炎に包まれ消滅する

 

ローワン「一人目…」

 

すると一誠が苦しみだす。真汰朗は一誠に肩を貸す。 

 

一誠「わるいな」

 

ローワン「かまわん…いい加減出てきたらどうだ」

 

すると茂みのほうから赤い髪をした女性とその後輩らしい人間が現れる

 

一誠「赤いかみ…リアス先輩…」

 

一誠は気絶する

 

ローワン「はぁ…あとは任せる…」

 

リアス「ええ それにしてもあなたいったい」

 

ローワン「教えてやってもいいがまずは目の前のことを優先しろ」

 

ローワンは後輩に一誠を引き渡す

 

リアス「ちょっと待ちなさいどこへいくの?」

 

ローワン「この街に堕天使が紛れ込んでいる…一人は殺したが3人いる」

 

リアス「じゃあ、あなた…名前は?」

 

ローワン「そのくらい 自分で調べろ…」

 

ローワンはセーフハウスに戻り資料を探っていた。

 

ローワン「また…闘いか…」

 

するとスマホが鳴る 発信相手はアザゼル

 

ローワン「どうした?」

 

アザゼル「ようローワン ちと依頼があってな?」

 

ローワン「なんだ?」

 

アザゼル「そっちにいる堕天使たちの始末を頼めないか?」

 

ローワン「わかった…しかし喜べアザゼル あいつら…リアス・グレモリーの眷属に手を出しやがったぞ」

 

アザゼル「マジで?!」

 

ローワン「マジだ…」

 

アザゼル「そうか…」

 

ローワン「とりあえず始末の方はしておく」

 

アザゼル「頼むわ 依頼料は」

 

ローワン「仕事の後でいいさ…」

 

ローワンは電話をきる

 

ローワン「…? 君たちに…会いたいなぁ…」

 

そういってソファーに寝っ転がると目を閉じる

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.5 同盟

登校すると、リアスと一誠が共に登校していることに大騒ぎだった

 

ローワン「相変わらず暇な連中だや」

 

そして放課後

 

クラスの、女子がどよめく

 

ローワン「…」

 

木場「やぁ兵藤君と七竈君だよね」

 

ローワン「あぁ…」

 

兵藤「なんだよ…」

 

木場「リアスグレモリーの使いで来たんだ僕に着いてきて」

 

女子「木場さまがけがれてしまうわー」

 

女子「あ、でも七竈君も一緒よ!」

 

女子「エロ兵藤邪魔!」

 

そして連れられ旧校舎へ

 

そこには人気の後輩小猫がソファーに座っていた。

奥からシャワーの音がする 

 

ローワン「(なぜ…部室にシャワーがある…)」

 

一誠「なんと素敵な部室なのだー!」

 

小猫「いやらしい顔…」

 

朱乃「あらあらあなたたちが新しい部員さんですね。はじめまして私副部長の姫島 朱乃ともうします。どうぞ以後見知りおきを…」

 

一誠「兵藤一誠ですこちらこそはじめまして」

 

リアス「お待たせ」 

 

すこし間をおいて

 

リアス「私たちオカルト研究部あなたたちを歓迎するわ」

 

ローワン「(俺が入る前提で話進んいるな)」

 

リアス「オカルト研究部は仮の姿」 

 

一誠「それはどういう」 

 

ローワン「…」

 

リアス「単刀直入に言うわ。私たちは悪魔なの」

 

一誠「そ、それは本当に単刀直入ですね」 

 

リアス「昨日の黒い翼の男…あれは堕天使」

 

一誠「!」

 

リアス「もともと天使だったがよこしまな感情をもっために冥界に堕ちた。彼らは人間の心を操り悪魔を滅ぼそうとしている…」

 

そのあと話を続けられたが一誠は唖然としている

 

ローワン「大戦以降変な小競り合いがあるんだとさ…」

 

一誠「それは難易度が高い話です」

 

リアス「天野ゆうま」

 

一誠「!オカルトうんぬんではなされても…すんません…不愉快なんで」

 

と一誠はソファーをたつと

 

ローワン「一誠まて」

 

一誠「なんだよロー」

 

ローワン「気持ちはわからんでもないが、聞くだけきいてみろ…去るのはその後でもいいだろ?」

 

一誠「…すまんせん突然」

 

一誠はそういって再びソファーに座る

 

リアス「ごめんはさい配慮がなかったは話を続けるは彼女は存在していたわ」

 

一誠「でも松田や元浜も覚えてなかったし…」

 

リアス「力をつかったのよ」

 

ローワン「殺すつもりで…」

 

リアス「そうよ」

 

一誠「どういうことだ?」

 

ローワン「お前を殺したから周囲の人間から記憶を消した…テンプレだ…」

 

リアス「その通りよそれが原因で彼女はあなたを殺したのよ」

 

一誠「そういえば…セイなんとか…ていってたな」

 

朱乃「セイクリットギア特定の人間に規格外な力」

 

リアス「時には悪魔や神などがその存在を脅かすほどの力がある一世とりあえず自分の印象の強いものを思い浮かべて頂戴」

 

一誠「わかりました」

 

といって集中するが

 

ローワン「(あいつの視線は完全に部長のスカートの中…わざとか?あれは?)」

 

一誠「先輩無理っす!」

 

リアス「まぁ最初だからねぇ」

 

一誠「でもなんで俺は生きてるんですか?」

 

リアス「貴方はリアスグレモリーの、下僕として生きかえったのよ」 

 

そうして一同は羽をひろげる自分たちが、

 

悪魔であることを占めず

 

ローワン「背中見てみろよ」

 

一誠「おぉ!」

 

リアス「それから、貴方はなにもの」

 

ローワン「俺はただの人ですよ」

 

リアス「普通の人間があれを受けて無事のはずない それに…あんな力」

 

ローワン「俺はローワン 冥界全体で運搬キャラバン「ガーベラ」のオーナーだ」

 

リアス「「ガーベラ」てあの最速の密輸業者?!」

 

ローワン「そうだが」

 

ローワンは影に溶けるように消える

 

一同「!」

 

ローワン「そして…アサシン」

 

そして次の瞬間背後に現れる 

 

リアス「なんであなたのような人間がこんなところに、」

 

ローワン「弟を探してきた…こちら側に来ていると聞いた。早く見つけねぇと…」

 

リアス「?」

 

ローワン「俺の弟は、とある能力を持ってる…下手すりゃこの世の中の根底がすべてひっくり返る」

 

リアス「ひっくり返る?」

 

ローワン「この世にある 表に人 神 裏には悪魔 堕天使 天使 このバラスが崩れる。この世の中が終わる…」

 

一同「!」

 

リアス「貴方の弟さんは一体何者なの?」

 

ローワン「それは言えない俺はおまえら…兵藤一誠以外は信用に値しない…」

 

リアスは目を細める

 

リアス「随分と信用されないのね」

 

ローワン「初対面の人間を信用しろという方が無理だ だが…ヒントは…」

 

そう言ってが真上を指差す

 

ローワン「あいつはすべてを観測し、願いを聞くそれが役目だ」

 

一誠「…星…」

 

ローワン「そうだ…どうにかして見つけねぇと」

 

一誠「見つかるといいな…」

 

ローワン「あぁ…」

 

リアス「ねぇローワン…貴方悪魔やらない?」

 

ローワン「奢るな…お嬢さん あんたじゃ俺は扱えない」

 

と嘲笑

 

リアス「なぜ?」

 

ローワン「俺は早熟者につくつもりはない」

 

リアス「…」 

 

ローワン「だが、見込みがある…正直に君らみたいなクソ根性もちのムチャな連中は嫌いじゃない だから、君らには投資をさせてもらう」

 

リアス「投資?」

 

ローワン「同盟を組もう」

 

リアス「同盟?」

 

ローワン「あぁ…俺は堕天使にも天使にも顔が利く、更に彼らの情報も持っているその情報一つそう…奴らの悪行を知ってる。」

 

リアス「そんなので信じろ」

 

ローワン「一誠を殺した堕天使の目的もう一つある…」 

 

リアス「!?」

 

ローワン「この街に来た堕天使は四人一人は死んだ…ミッテルト カロワーナ そして一誠を殺した…レイナーレ」

 

リアス「その情報は本当なの?」

 

ローワン「切り捨てるか お前しだいだ」 

 

リアス「解ったわ…貴方と同盟を組ましょう」 

 

ローワン「あぁ よろしく頼む」

 

そう言って二人は握手をする

 

ローワン「早速そちらに依頼したい…こいつを知らないか?」

 

と写真をみせる。それは自身の因縁の敵である

 

リアス「わからないは…」

 

ローワン「そうか…もし見つけたら俺に伝えろ…そいつの首は…俺の物だ…!」

 

とこれまでないくらいのプレッシャーと殺意を放つ

 

一同「!」

 

ローワン「…済まない…とりあえず…これを」

 

とリストを見せる

 

ローワン「先日バチカンから神父数人そしてシスター1人がこちらに来た きな臭いことに何故か廃教会を拠点としている。この件が終息するまで情報の提供は徹底しよう」

 

リアス「それでいいわ」

 

リアスはようやく目を細めるのをやめた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.6 討伐

そんなこんなで午後の部活で

 

一誠が教会に近づいたことでリアスにおこられていた

 

この間読書をしていた

 

朱乃「はぐれ悪魔の討伐依頼が大公からきました…」

 

そして一同は転移する

 

一誠「それではぐれ悪魔てなんなんだ?」 

 

木場「もともと下僕悪魔がたまに裏切り単独で行動する」

 

ローワン「その、多くが私利私欲に溺れた醜い末路」

 

リアス「そのはぐれ悪魔がここで、人を食ってるの」

 

一誠「人を?!」

 

ローワンはラウンドサングラスをつける

そうして廃屋にはいると血肉の腐ったいわば死臭がこもっていた

ローワンはリアスより少し前にいくと

 

ローワン「……!それで隠れているつもりか」

 

ローワンは柱の後ろナイフを投げつける。バイザーの肩にナイフが刺さる

 

バイザー「よくわかったわね…」

 

そういってナイフを抜き捨てる

 

バイザー「いい臭いがくるいや不味い臭いも…」

 

すると柱の影からバイザーが出てくる

 

一誠「素晴らしい おっぱ…」

 

ローワン「さて下をみて同じ感情が抱けるかね?」

 

一誠「げ!なんじゃありゃ!」

 

ローワン「リアス…俺に殺らせろ…」

 

リアス「そうね、お願いするわ」

 

ローワン「請け負う…」

 

一誠「おい 大丈夫なのか?」

 

ローワン「大丈夫…俺…最強(凶)(狂)だから」

 

ローワンはバイザーの前へ

 

バイザー「人間ごときが…」

 

ローワン「黙れ三下、…その首…と腹にため今度魂魄を返せ…!」

 

バイザー「ほざけ!」

 

そうしてバイザーは、ローワンを踏み潰す

 

一誠「ローワン!」

 

ローワン「この程度か?」

 

土埃が収まると人差し指でバイザーの手を止めていた

 

リアス「すごいわね」

 

するとバイザーもう片方の手でローワンを掴もうとすると人差し指を退けてバイザーの手の甲にのる

 

一誠「一瞬で?!」

 

そうして次の瞬間バイザーの頭の上でたっていた

 

ローワン「その程度か?…」

 

リアス「!」

 

バイザー「なめるな!」

 

バイザーはリアスたちに攻撃しようとするが前足がそもそも無惨にひしゃげていたことに気づく

 

バイザー「ギャアアア!」 

 

木場「いつの間に」

 

その時ラウンドサングラスから望む瞳はまるで青白く光り、いつもの目をしていなく、一同は恐怖すら覚えた。バイザーは断末魔をあげながら体勢を崩すと

 

ローワン「…仕留めるとしよう」

 

ローワンはバイザーの頭上から飛び降りるとバイザーに指を鳴らすと、急にバイザーに蒼白い炎が発火する

 

バイザー「ぎゃあああああ!!!」

 

炎が収まるとバイザーはまだ生きている

 

ローワン「もう死んでいることもわからないのか?」

 

バイザー「?」

 

すると突然バイザーの首が飛んだそして絶命した

 

リアス「何が起こったの?」

 

木場「…一体」

 

一誠「すげぇ…なぁ!ローワンどうやったんだ!?」

 

ローワン「これが…アサシンマジックとでも言っておくか」

 

リアス「貴方本当に何者なの?」

 

ローワン「それはお前らがもっと強くなってから晒すとしよう」

 

するとバイザーの骸が再び青白く燃え始める

 

ローワン「安らかに…眠れ…元同胞よ」

 

木場「これは?」

 

ローワン「死者の迎えの炎だ…生きてるお前らも…燃やす触れれば死ぬ…」

 

木場「そうなんだ」

 

リアス「それじゃあ帰りましょうか」 

 

一同「はい 部長」

 

そうして解散する 

 

ローワン「真実はなく、許されぬ事なし…」

 

朱乃「?」

 

ローワン「フム何でもない…少し感慨にふけってみただけのことだ」 

 

と背をむけラウンドサングラスをつける



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.7 シスター保護

ローワンは実は研究者体質で色々なことをしており、所属しているブリテン勢では 城壁に魔物を寄せ付けないための装甲壁を作ったりしている。結構名がしれていた。実は非公式ではあるが聖杯戦争に参加していたりする。そのせいでとある人との繋がりができてしまう

 

ローワン「ふ〜ん…これをこうすればいいのか…」

 

するとマンションのベランダにある柵に烏がとまる

ローワンは烏に近づくと烏がローワンの肩にのる

 

ローワン「なるほど…胸糞悪い人間が紛れ込んでいるな」

 

烏の見た視覚情報を獲得する

 

翌日

部室へいくと一誠は召喚されたらしく

部室から出ていった

 

ローワン「リアス嬢…」

 

リアス「何?ローワン」

 

ローワン「一誠が出会ったシスター…どうやら面倒なはぐれ神父と一緒だったらしい」

 

すると…情報つきの写真を渡す

 

ローワン「…フリード・ゼルゼン…教会からもお尋ね者と言われてる」

 

リアス「!…確かなの?」

 

ローワン「…どう捉えるかはお前次第だ」

 

リアス「…ローワン…依頼よ…」

 

は黙って部室を抜け出す

一誠の向かった場所へいく

ラウンドサングラスをつけローワンは家の中に押し入る

 

一誠「ロー!お前どうして!?」

 

ローワン「部長さんの依頼だ…」

 

一誠「部長が?!…」

 

ローワンは白髪の神父をみる

 

ローワン「慈悲深い娘…付き合う相手はちゃんと選ぶんだな」

 

一誠「おい、冗談はその辺でやめてくれねぇか?」

 

一誠は呆れて笑みを浮かる

 

ローワン「…そうだな…その様子だとまだ余裕ありそうだな」

 

一誠「まぁ…、な」

 

フリード「あれー?くそ悪魔がまたふえやがった」

 

ローワン「悪いが俺は悪魔ではない、フリード・ゼルゼン…」

 

フリード「おやー俺っちもしかして有名人?」

 

ローワン「あぁ…所属先をリストラされた、人の革を被った哀れなはぐれ神父とな」

 

ローワンは挑発を混ぜた言葉で言い返す

 

フリードはキレてふりかかってくるがかわし

カウンターで回し蹴りをくりだす

 

ローワン「…あたりか?」

 

フリード「その透かした面切り刻んでやる」

 

ローワン「それは無理だ…貴様は俺より弱い それに 俺の依頼は達成した」

 

そういうとリアスたちが転移魔法で現れる

 

ローワン「さて、どうする…フリードゼルゼン」

 

朱乃は気配に気づき外をみる

 

朱乃「部長!堕天使らしき部隊がこっちに迫ってきましたわ!」

 

フリード「いやぁー大部隊だねー♪」

 

リアス「イッセーを回収してジャンプの準備を!」

 

一誠「部長!この子も一緒に!」

 

リアス「この魔法陣は私の眷属しか跳べないわ」

 

一誠「俺…見捨ててなんて行けませんよ…」

 

一誠は悲しげな顔を浮かべる

 

ローワン「…リアス嬢…あれ…全部殺せばその娘をここにおいかずにすむか?」

 

ローワンの提案に一同驚く

 

一誠「ロー!おまえ!」

 

ローワン「…兵藤…選べ…俺信じて依頼するか?それとも見捨てて逃げるか?俺はお前の決断を否定しない…選べ…」

 

リアス「無茶よローワン!」

 

ローワン「だまれ…俺は…兵藤一誠に聞いているのだ。お前じゃない」

 

一誠「!ロー!お願いだ…いや、依頼だ…オカ研にその娘を連れていてくれ!」

 

ローワン「請け負う…」

 

そういってリアスたちは転移する

 

ローワン「おい…」

 

フリード「あ?へぶっ!」

 

フリードは顔面を殴られ気絶する

 

ローワン「シスターよ…」

 

ローはシスターを気絶させると空のクローゼットに隠す

そしてサングラスをつけると気絶しているフリードを掴み

表に出る堕天使の部隊の前にフリードをたたきだす

 

ローワン「今引き返せば見逃してやる」

 

しかし堕天使は退くどころか光の槍を一斉に投げてくる始末

光の槍は山乃の体を抜けていく

 

ローワン「アサシンは「罪なきものを傷つけてはない」だが、この場合はやもえないな…」 

 

するとナイフ抜く

 

その30分

 

一誠「ローの奴…」

 

小猫「一誠先輩大丈夫ですよ…先輩なら」

 

木場「そうだね…」

 

すると部室のドアがあいてアーシアを背負った山乃が帰って来た

がその場にいた一同は全員言葉を失った

ローは全身血だらけの姿で戻ってきたのだ

 

一誠「!大丈夫か?」

 

ローワン「落ち着け返り血だ」

 

リアス「…殺したの?」

 

ローワン「全員な…」

 

一誠「ローありがとうよ…その報酬なんだが…」

 

ローワン「この前…飯奢ってくれから…いらねぇ…」

 

一誠「本当か?!」

 

ロー「あぁ」 

 

リアス「それはそうとこの娘をどうするか…」

 

ロー「堕天使の狙いは彼女だから…俺が預かる」

 

リアス「…お願いするわ」 

 

…何とかして眠っているアーシアを背負いマンションへ

そうして部屋に何とかしてたどり着く

ローは背負っていたアーシアをソファーへ

あらかじめ備え付けの買い届いたばかりの布団をしき

アーシアを寝かせる

 

ローワン「少し情報を収集してくる」

 

そしてやるの街へ繰り出す

 

翌朝

 

アーシアは目を覚ましおそるとおそるリビングへ

 

ローワン「目覚めたか…」

 

アーシア「お、お早うございます…あの…ここは」

 

ローワン「あ…俺の家まぁ隠れ家とでも言っておこう。」

 

アーシア「あの…移動しなくていいのですか?」

 

ローワン「俺は悪魔じゃない」

 

アーシア「じゃあ人なんですか?」

 

ローワン「…近くて遠いな…」

 

アーシア「一誠さんは!」

 

ローワン「あいつなら生きてる」

 

アーシア「よかった…」

 

そうしてアーシアは安堵する

 

ローワン「放課後迎えにくるからそんとき会わせてやる。それまでここにはいろいろ結界が張ってある。堕天使だのそんな分類は近づけないようにしてる」

 

アーシア「ローワンさんすごいですね」

 

ローワン「学んだことをやっているだけだ」

 

放課後はいちどマンションへ、戻りアーシアを連れてくる

 

ローワン「兵藤街案内ぐらいしてやれ」

 

といってその場を離れる

 

一誠「わかった!」

 

ローワンは携帯にアザゼルから

メールが入っていたことに気付く

 

ローワン「(兵藤を脅威と感じ殺害した…あいつがここにいる教会の頭なら一体何を使用としているんだ…情報不足だな)」

 

ローワンはアーシアのいた教会へ忍び込む、そこにはなにかの儀式の準備をしていた、ローワン一瞬にして悟った、そして自分の失敗に気づく

 

ローワン「しくじった!」

 

そう言って走り出す

 

ローワン「あの堕天使の狙いはグレモリーではない…あのシスターだ!」

 

と廃教会を飛び出す

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.8 侵入

公園へつくと絶望していた一誠がいた

 

ローワン「…!兵藤…!」

 

一誠「ロー…わりぃアーシアを…」

 

ローワン「把握している」 

 

一誠「…」

 

ローワン「切り替えろ!生きてる限り…まだチャンスは山ほどある」

 

一誠「…わかった…」

 

医療キッドをうち応急処置を行うと

一誠に肩を貸して部室へ一誠とリアスと話している間。リボルバーの弾倉に弾を装填していた。すると一誠が出てくる

 

ローワン「きたか…」

 

一誠「仕事の依頼がしたい」

 

ローワン「その件なら請け負う…木場と小猫も来るんだな」

 

木場「うん」

 

小猫「はい…」 

 

一向は教会へ向かうそこへ行きながら状況を説明する

 

一誠「教会へ一直線で行けるのか?」

 

ローワン「…だが…教会の中は神父どものすし詰め常態おそらく

その中にはフリードもいるだろ」

 

一誠「あの野郎か…」

 

小猫「堕天使は何をしようとしているんですか?」

 

ローワン「セイクッドギアを抜き取る儀式をしようとしている。セイクリッドギアを抜かれるということはいわば、魂を抜かれると同義」

 

一誠「!」

 

ローワン「そこで作戦はある」

 

一誠「作戦?」

 

ローワン「教会は地下があってその奥は儀式の間、1階層にフリードがいるこれは俺がおさえておく。その先の神父たちは木場ペアあのシスターを助けるのは…お前だ できるな?てか、やれ」

 

一誠「おう!」

 

ローワン「侵入経路だが全員上から入れ、俺はやつの注意を引きつける」

 

三人は黙ってうなずく

 

ローワン「侵入のタイミングは閃光が出た直後」

 

木場たちは屋根の天窓のところで準備する

サングラスをつけローワンは真っ正面から入る

 

フリード「やぁやぁやぁ…感動的ですねぇ」

 

ローワン「…」

 

フリード「まぁ二度会うあいてなんてそうとういないんで」

 

ローワン「慢心こそ唾棄すべき物なり…御託はそれくらいしろ」

 

フリードは銃と剣を出して

 

フリード「俺はさぁむかつくんだよてめぇみたいな透かしたやつがよぉー 」

 

ローワン「つくづく…つまらん男だ…」

 

そういうとフリードは剣を振りかざし

斬りかかるがローワンは躱す

 

フリード「テメェはここで俺に殺されるからさぁ」

 

しかしフリードの剣劇をすべてさける

 

ローワン「殺してみろよ」

 

フリードとの攻防はしばらく続く

フリードは付きを放つ

 

ローワン「甘い…」

 

刀身を脇ではさみフリードの肝臓あたりを思いっ切り蹴り飛ばす蹴られたフリードは吹っ飛ぶ

 

ふっとばす「テメェー…このクソやろう…」

 

ローワン「貴様の経歴色々洗わせてもらった…試験管でできた者といえど人間…」

 

フリードはえずきながらふらりと立ち上がったところ

フラッシュをたく。すると天窓のガラスを割って三人がおりてくる

 

ローワン「祭壇の後ろに地下に続く階段がある…行け…」

 

三人は階段をおりる

 

フリード「させるかよ!」

 

フリードは小猫たちめがけ銃を発砲しようとするが

すかさずローワンはリボルバーを出して

 

ローワン「慢心したな?哀れだな…」

 

フリード「くそがぁーー!」

 

ローワン「行け…!」

 

小猫「わかりました…先輩」

 

そういって三人は祭壇の奥の階段をおりていくとか

 

ローワン「誰もいなくなった…さて」

 

フリードはローワンに発砲する弾丸はローワンの心臓あたりにあたる

 

フリード「は!やったぜ!やっと死…はぁ?!」

 

フリードの笑みはすぐに歪む

 

ローワン「…その程度か?人間なら即死だが…」

 

フリードはヤケをお越し撃ちまくるがすべての弾丸は当たらずローワンの体をすり抜けていく…そしてすべて撃ちきる

 

ローワン「それで終わりか?なら今度は…」

 

とほくそ笑む

 

次の瞬間フリードの断末魔がこだまする

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.9 運命の時間

フリードを、倒して猫たちのいる階層へ

 

銃をぬいてドアを蹴破る構える。背後から小猫に、襲いかかろうとする神父と木場を取り囲む神父二人に向かい発砲し倒す

 

ローワン「…傷つけることに加担したすなわち同罪なり…」

 

木場「早かったね」

 

ローワン「まぁな…怪我したのか…」

 

小猫「少しだけですが…」

 

ローワン「そうか…」

 

ローワンは神父たちの前へ

 

神父「構わん!かかれ!」

 

神父が一斉に襲いかかる。ローワンがサングラスをはずし睨みつけるすると周りの空気が一気に重くなると、一瞬にして気絶する 

 

木場「これは…」

 

小猫「なにが…」

 

ローワン「俺の気に当てられたんだ…」

 

一誠「木場!ロー!小猫ちゃん!」

 

ローワン「このまま行け…俺達はしんがりは請け負う」

 

二人はうなずく

 

ローワン「兵藤一誠忘れるな…セイクリッドギアは想いに答え、共に成長する神器だ…」 

 

一誠「…わかった」

 

そういって一誠は上へそして偵察させていた烏の目を借りて教会の地上階の様子を見る

 

ローワン「ふむ…」

 

木場「どうしたの?」

 

ローワン「レイナーレが一誠へ向かった」

 

二人「!」 

 

木場「すぐに!」

 

ローワン「まて…晩鐘は指した奴を裁くのは兵藤である、そして、死は…」

 

木場「…でも!」

 

ローワン「これは兵藤一誠が超えなければならないいわば試練だ」 

 

木場「…わかったよ」

 

そして、そのあとガラスが割れたようなあとがしたので、上の階層に上がる、すると、ふらふらの一誠がいたので肩を貸す

 

一誠「遅すぎるぜ…」

 

ローワン「さっきの言葉理解したのだな?」

 

一誠「あぁ、助言感謝するぜ」

 

リアス「よくやったわね 一誠」 

 

一誠「部長!」 

 

リアス「大騒ぎしてるからジャンプして様子を見に来たら」 

 

ローワン「(嘘つけ…)」 

 

小猫「部長…持ってきました」

 

といって一誠により飛ばされたレイナーレをもってくる。リアスとレイナーレが話している間、その会話の中でもレイナーレは天野夕麻になって、命乞いをしているところ一誠とリアスの間にはいる

 

ローワン「残念だが汝は運命は定まった…」

 

レイナーレ「どういうこと…?!」

 

そういうと、その場にいた全員が鐘の音が聞こえる 

 

一誠「なんだこの鐘の音は」

 

リアスは青ざめる

 

リアス「ローワン…貴方まさか?!」

 

すると周りが蒼白い炎が辺から発生する

 

レイナーレ「馬鹿な!なぜ…いや…あなたのような方がこのようなところに?!」 

 

いつの間にか大剣を前にさすと、ローワンの瞳には、蒼白い眼光が増す

 

ローワン「神託は下った…」

 

レイナーレは怯えて逃げようとするがすでに羽は斬られていたレイナーレは絶望する目の前にいるのは、自分の知る中で最も恐ろしい暗殺者である。そうしてローワンはレイナーレへあるき出すこのとき、ローワンを軸に死をまとった黒い霧があたりを覆う

 

レイナーレ「来るなぁぁあああ…!」

 

といって光の槍を飛ばすがすり抜けていく 

 

ローワン「聴くがよい…晩鐘は汝の名を指し示した…。告死の羽…《blur:5》首を断つか…!「死告天使」!

 

一瞬にして斬りつけるそして再び大剣を地面に立てると白い羽が舞う…鐘の音がなりやんだ瞬間、恐怖で表情で固まったレイナーレの首がボトリ落ちる。そしてまた青白い炎に包まれ…消滅していく

 

ローワン「ここで滅ぶが定めとしれ!」

 

するとアーシアの抜き取られたセイクリッドギアが手の中に落ちてくる

 

ローワン「…」

 

ローワンは一誠の肩をたたく

 

一誠「…ありがとうよ…。」 

 

そういつと2つの指輪型のセイクリッドギアを一誠にわたす

そしてセイクリッドギアを抜かれ冷たくなったアーシアの両手にセイクリッドギアを戻す

 

一誠「…守れなかった…ごめんな…アーシア…」

 

声を震わせて言う

 

ローワン「どうやって生き返ったんだ?お前は?」

 

一誠「は?…いきなり…」 

 

ローワン「思い出せ…」

 

一誠はふと思い出すと

 

一誠「…?!、部長!」

 

リアス「えぇ…彼女を悪魔にだけど試す価値はあるは」 

 

リアスはイービルピースのビショップを使いアーシアを甦らせているあいだ

 

ローワンは教会の入り口へ

 

ローワン「…あいつらに会いてぇな…」

 

ローワンは夜空に浮かぶ月を見る



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.10 使い魔取りと再会

深夜テンションで頑張ってます、誤字ってたらごめんなさい


一誠は部長と共に早朝特訓

 

アーシアは一誠の家へ

 

ソファーの横で腕を組んで姿勢よく立っていた。しかもそのまま眠っていた起きるみんな揃っていた。ちょうど使い魔の説明が終わったところだった

 

ローワン「終わったか?」

 

一誠「寝てたのか?」

 

ローワン「あぁ」

 

一誠「マジかよ」

 

すると部室のドアがあく

 

「失礼します」

 

一誠「この御方は」

 

アーシア「あの…どちら様ですか?」

 

一誠「この学園の生徒会長 支取蒼那先輩だ。てか…生徒会メンバーせい揃いじゃん!」

 

ローワン「(こいつが…ソーナ シトリー…)」

 

ソーナ「お互い下僕が増えたので挨拶を…」

 

匙「会長…彼人間では…」

 

ソーナ「えぇ…でも上級堕天使を上回るほどの実力者よ」

 

匙「本当ですか?!」 

 

一誠「おまえはこのまえ生徒会書記に入ったに入った2-C組の…」

 

ソーナ「匙 元士郎 兵士(ポーン)です」

 

リアス「兵士(ポーン)の兵藤一誠僧正(ビショップ)のアーシア・アルジェントそして…暗殺者(アサシン)の七竈ローワン」

 

一誠「へぇーお前も兵士かしかも同学年の」 

 

匙「はぁー俺としては変態三人衆であるお前と一緒だとはひどくプライドが傷つくな」

 

ローワン「俺から見れば大差ないな…二人とも毛が生えた程度の悪魔だ…」 

 

匙「この野郎…」

 

ローワン「敵対するのであれば…速攻で、その首をいただく」

 

といって軽く殺気を放つそのばにいた何人かが冷や汗をかく

 

リアス「ロ、ローワンそのへんにしときなさい」

 

ローワン「わかった…でもまぁ、匙 元士郎…お前の根性と度胸はある。それだけあれば強くなれる期待はしておくぞ…」

 

匙「お おう…」

 

匙にでもわかるローワンはこの中で一番戦闘に関しては場数を踏んでいることを

 

リアス「いい忘れたけど…彼はアサシンで私が雇ってるだけだから、何をするかわからないわ」

 

ソーナ「それなら、私が引き抜いても問題ないですね?」

 

ローワン「冗談はそのへんにしておけ…」 

 

この後

 

匙と一誠が喧嘩になったのは割愛そしてなぜか使い魔の順番を巡ってゲームに発展いきさつはローワンは飲み込めないまま開始

 

ローワン「なぜ?」

 

一誠「テニスのルールわかんのか?」

 

ローワン「さっぱりそれで相手は?

 

木場「匙君と由良 翼紗さん塔(ルーク)だね」

 

試合開始

 

小猫「…」 

 

テニスウェアーを着せられたからたか機嫌が悪い

 

ローワン「(そっとしておこう…)」

 

そして二人はテニスコートへ

 

一誠「がんばれよ!ロー!勝てよー!」

 

ローワン「おー…任せとけ」 

 

先攻サーブ

 

審判「試合開始!」

 

ローワン「そんじゃせーの…(ガボン!)」

 

サーブを放つとボールは匙の持つラケットを弾きコート内へ、まさに閃光サーブ

 

審判「…」

 

ローワン「これでいいのか?」

 

審判「は…はい15-0」

 

匙「な…なんだ?今の?」

 

匙はラケットを弾かれた影響で手が痺れる

 

小猫「先輩…ラケットが…」

 

ローワン「…そうだな…これで構わん」

 

ラケットをみると無惨な姿になるが、試合を再開する

 

ローワン「遅い!(ガボッ!)」

 

審判「30-0」

 

匙「また?!」

 

と匙が打ち返す 

 

小猫「先輩!いきました!」

 

ローワン「よっしゃ!任せろぉおおお!」

 

匙「しまっ!」

 

ローワン飛び上がりラケットをおもいっきり振り下ろす

 

ローワン「おらぁっ!!(ドーン!!)」

 

放たれたボールは地面にめり込んでいた、そのあとテニスコートがぶっ壊れるので引き分け条件に違う競技で決着をつけることになったが、ローワンは外されてしまったローワンの力量が恐ろしく強いため備品を壊しかねないため結果はとりあえず勝ったが匙と一誠の息子が尊い犠牲となった

 

ローワン「さて、でどうするんですか?」

 

リアス「とりあえず魔界へ転移しましょう」

 

そうして転移するといい年を通り好きた夏の少年の姿をした人がいた

 

ザトゥージ「俺の名前はザトゥージだぜ!」

 

ローワン「(世界は広いな)」

 

とザトゥージにローワンは冷めた視線をおくる

 

一誠「気持ちはわかるがそんな目を向けるな」

 

大人の事情により割愛

 

ザトゥージが立ち止まる

 

ザトゥージ「あれを見ろ」

 

木の上をみるとドラゴンの子供がいた

 

一誠「ドラゴンだ!」

 

ザトゥージ「あれはスプライトドラゴンの子供だ」

 

一誠「よし!スプライトドラゴン君に決め…」

 

するとアーシアの悲鳴が聞こえたので後ろをみると上から緑色のゲル状の何かが落ちてきていた

 

木場「…まさか…」

 

ザトゥージ「兄ちゃんはわかったみたいだな」

 

ローワン「わかりたくないが」

 

そのゲル状のやつらはスライムたちはリアスたちの服をとかしていくローワンはすべてを避けるが木場とザトゥージはというと目にスライムがくっついてパニック状態その光景に一誠は興奮していた、ローワンは専用のナイフを抜くと先に木場の目につくスライム切り離す

 

ローワン「やれ…ナイト」

 

木場「恩に着るよ!…」

 

ローワン「どうしたものか…」

 

小猫「先輩助けて下さい…」

 

ローワン「請け負うが…文句は受け付けないぞ?」

 

そうしてスライムのみを斬るとリアスたちもスライムを払い滅する一誠はというと悲鳴をあげていた最後にアーシアについていたスライムを守ろうとするがそこに電撃が放たれスライムと一誠がその餌食になる。アーシアの頭上をみるとスプライトドラゴンが真上を飛んでいた。そしてアーシアの肩に止まる

 

ローワン「なついているようだな…」

 

アーシア「はい!」

 

そして部室に戻る 

 

アーシア「よろしくねラッセー」 

 

一誠「ラッセー?」

 

アーシア「はい雷をはくのとあとイッセーさんの名前を」

 

ローワン「ほぅ」

 

一誠「よろしくなラッセー」

 

するとラッセーは一誠に電撃をはく

 

ローワン「…主を大事にな」 

 

ラッセーは雷を吐かずにうなずく

 

一誠「なんで…おまえだけ?」

 

リアス「彼には逆らってはいけないと思ったんじゃないの?」

 

一誠「どうして死んだ!我が友スラ太郎ー!」

 

ローワン「…小猫…帰るぞ」 

 

小猫「そうしましょう…」 

 

木場「僕も帰るよ」 

 

そして校門で

 

一誠「久々にラーメン食べに行くか?」

 

ローワン「ふむ…人付き合いも人としての仕事か…行こうか」

 

一誠「決まりだな」

 

小猫「私も行きます」

 

アーシア「イッセーさんが行くならわたしも!」

 

一誠「木場もいこうぜローの奢りで」

 

木場「それならいこうかな」

 

ローワン「聞き捨てならない言葉があるが…まぁいいか…」

 

その時、校庭の真上にワープフォールのようなものが開く

 

一誠「なんだ!あれ」

 

木場の小猫が構える

 

ローワン「ネロだ…

 

ローワンは走り出す

 

一誠「ロー!」

 

するとワープホールからふりかえって見ると束縛の花嫁衣装に身を包んだ小柄な少女が落ちてくる

 

ローワン「!間に合え!」

 

と少女が、地面にぶつかる前にローワンが滑り込みぎりぎりで抱き止める。

 

一誠「ロー!ナイス!」

 

とグッドサインをだすとローワンもグッドサインで返す

 

木場たちが駆け寄ると

 

木場「この娘は一体…」

 

ローワン「知り合いだ…」

 

少女が目を覚ました

 

ローワン「…おはよ…セイバー」

 

ネロ「…奏者か?」

 

とネロはローワンの頬を撫で、ローワンはその手を握る

 

ローワン「久しぶりだな…」

 

ネロ「変わってないようだな」

 

ローワン「そうでもない…そっちは服が変わってるじゃないか…立てるか?」

 

ネロ「うむ」

 

ネロは立ち上がる

 

ローワン「で…なんだその服」

 

ネロ「これはよくわからんがあやつが言うには拘そ…」

 

ローワン「待て!言うな!だいたい検討がついた」

 

と頭を抱えながら、それ以上言わぬように手で止める

 

ローワン「それにしても着替えたほうが良さそうだな…」

 

ネロを連れて一度部室へ向う

 

ローワン「リアスに借りを作る形になるが…致し方ない」

 

リアス「あらローワンまだ帰ってなかったの?その子は?」

 

ネロが自己紹介しようとするがローワンが手で止める

 

ローワン「ネロ・クラウディウスだブリテン勢ローマ派の人間だ」

 

リアス「そ…はじめまして 私はリアス・グレモリーよろしくね」

 

ネロ「最優のクラスにして至高の天才」

 

ローワン「悪い流してくれ…」

 

ネロは少し頬を、ふくらませる

 

リアス・グレモリー「わかったわ、で、なんのようかしら」

 

ローワン「お前に借りを作るのは誠に遺憾だが…お前しか頼れない…ネロにあう制服をくれないか!今すぐくれ…いやすぐよこせ!」

 

ローワンはリアスに迫る

 

リアス「わ わかったわ 今すぐもってくる」

 

ローワン「…」

 

ネロ「何年立ったのだ?」

 

ローワン「その話は帰ってからにしよう…お互い積もる話があるだろ?」

 

リアルが制服を持ってきて

 

ローワン「…へい へい いくらですかい?」

 

と財布をだす

 

部室を出ると一誠たちがいた

 

ローワン「まさか…待ってたのか?」

 

一誠「当たり前だろお前のおごりなんだからさ」

 

ローワン「そうか…ならうちにこい」

 

一誠「は?なんで?」

 

ローワン「うまいめし 作ってやるからさ」

 

そうしてセーフハウスであるタワーマンションへつく

 

アーシア「すごいですねぇ」

 

一誠「ここ…一等地じゃねぇかよ!」

 

ネロ「一等地?」

 

一誠「一番いい場所で事だよネロちゃん」

 

ネロ「おお 奏者よ!やはりそなたはすごいな!」

 

ローワン「まぁ…色々貯まったんだよ 棚ぼただ」

 

一同はエレベーターにのる

 

一誠「で…部屋は?」

 

ローワン「最上階だ」

 

一誠「な!」

 

そうして部屋にはいる

 

一誠「すっげぇ広いな!一部屋で二階もあるのかよ」

 

ローワン「適当に寛いでくれ」

 

一誠「アーシアみろよ!プールもあるぜ!」

 

木場「…すごい場所だね」

 

ローワン「まぁな」

 

調理を始める

 

ネロ「奏者よ!何を作るのだ?」

 

と笑いながら聞く

 

ローワン「なにがいいかな…! そうだ」

 

しばらくして

 

ローワン「お前等できたぞ」

 

沿いってパスタを目の前に置く

 

一誠「パスタか」

 

ローワン「まだあるぞ」

 

そう言うと目の前にマルゲリータとサラダを2つほど置く

 

一誠「うおおおすげええ」

 

木場「よく作ったね」

 

ローワン「食後にはデザートも作ってるから」

 

小猫「…デザート…!!」

 

と目の色を変えた

 

一誠「いただきます」

 

と全員一口食べる

 

アーシア「美味しいです!」

 

木場「…うん いい味してるね」

 

ローワン「口にあって何よりだ」

 

一誠に関しては…一言も話さず黙々と食べてる

 

ネロ「久しぶりの奏者の料理は何度か食したことがあるが誠に美味だ」

 

ローワン「…よかった」

 

一誠「そういえば…ネロちゃんてネロ・クラウディウスなんだよな」

 

ネロ「いかにもそれが余の真命だ」

 

一誠「世界史でもやったけどネロてたしか…」

 

ローワンは一誠が発言する前にマルゲリータを一誠の口に突っ込む

 

ローワン「一誠それ以上言ったら面倒なことになるからやめとけ」

 

一誠「ふあい…」

 

一誠も何かを悟って黙る。そんなこんなで他愛ない話で盛り上がった。その後ローワンが車を出して全員を送り届け。マンションへ戻る

 

ネロ「…色々聞きたいことがあるんだ…奏者よ」

 

ローワン「そうだな…まずは…これを見てもらうか…」

 

そういって変装を解く髪の色は黒から白に変わり変装時には開いていたはずの左目には傷が現れそしてまぶたを閉じられていた

 

ネロ「!何が…あったのだ…奏者よ…」

 

と少し動揺して左の頬を触る

 

ローワン「SE.RA.PHに入る前に俺の左眼に「ソレ」が埋めこまれてた…まぁ、入る前までは知らなかったけどな、正規の「ソレ」でさくらファイブの開放と君たちへの受肉をした…そのツケで聖杯の膿掃除させられた」

 

ネロ「何年だ…」

 

ローワン「?」

 

ネロ「何年かかったのだ」

 

ローワン「あの空間だと…180000年 そっちは?」

 

ネロは少しうつむくと

 

ネロ「18日だ…」

 

ローワン「そうか…でも…一緒に入れるだろ?」

 

ネロは顔をあげる。ローワンは笑っていた

 

ネロ「うむ」

 

とネロも笑って返す。

 

ネロ「それにしても強くなったのだな奏者よ」

 

ローワン「まぁな」

 

と手を出すと手のひらから蒼白い炎がでる

 

ローワン「少しは…扱えるようになった 鍛錬と精進はこれからもしていくつもりだ…」

 

後から知ったがネロが赤から白に変わったのは、SE.RA.PHから出たことと俺との契約がなくなったことが根幹にあるらしい

 

そして深夜

 

ローワンとネロは自身の部屋でねいたが、目を覚ます。横でネロが寝ていた

 

ローワン「…」

 

ローワンはキッチンへ水を飲みにたとうすると背後からネロが抱きしめる

 

ネロ「…奏者よ…余はとても寂しかったぞ…」

 

ローワン「そうか…寂しい思いさせて悪かったな…」

 

ネロ「それは余の台詞だ…マスターであるそなたを一人にして…すまなかった」

 

ローワン「いいよ…こうして会えたんだ…おかえり…ネロ」

 

ネロ「ただいま…奏者よ…いや…ロー」

 

ローワン「…あぁ ところでそろそろ水を」

 

ヒシッ 

 

ローワン「(これはしばらく離してくれないな)」

 

ローワンは諦めて寝転ぶとネロは強引に唇を重ねる。さすがのローワンも理解が追いつかなかった

 

ネロ「余は幸せだぞ…そなたと…一緒にあれて…」    

 

と幸せそうな笑みを浮かべ言うとローワンの胸に頭を乗せる

 

ローワン「ネロ」

 

ネロ「なんだ…ローよ…」

 

ローワン「俺の体の中にいる真名を教えてなかったな」

 

ネロ「そうだな」

 

ローワン「俺の真命は「初代 山の翁 ハサン・サッバーハ」だ」

 

ネロ「!?…そうか…しかし余はそなたという人間に惹かれたのだぞ…」

 

とローワンの胸の上で眠ってしまった

 

ローワン「…おやすみ ネロ…」

 

ローワンはネロの幸せそうな寝顔をみて、ローワンの中で少しだけ何かが報われたような気がした…

 

 




メインヒロインの一人やっと登場させれました。あと一人きます!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.11 宣戦布告

翌日ローワンは相変わらず、大量の資料に囲まれ仕事をしている

 

ローワン「あ?グラシャラボラス?寝言は寝てから言え、貴様が何者はかはしらんが、太閤の意向ならまだしも、俺らにそんな余裕はない…知りたいなら自分でしろ…」

 

ネロ「ローよ 何かあったのか?」

 

ローワン「面倒事だよ まぁ断ったけどな」

 

ネロ「それにしても…」

 

と周りを見る

 

ローワン「まぁ書斎兼研究室だからな散らかっているのは目をつむってくれ…アストルフォから連絡入ってたな…ん…」

 

ローワンの表情がすこし強張る

 

ネロ「どうしたのだ?」

 

ローワン「「今度そっち行くぜ…byモードレッド」…」

 

ネロ「ほう…あやつが来るのか…」

 

ローワン「暴れないでくれよ…」

 

ネロ「余も大人だそんなことはせん して…今日の夕餉はなんなのだ?ローよ」

 

ウキウキした感じでローに後ろから抱きつく

 

ローワン「さて…王様は何をご所望ですかい?」

 

ネロ「うむ!余は…」

 

翌日

 

ローワン「今日から学校に来るのか」

 

ネロ「うむ」

 

ローワン「そうか…とりあえず…君はイタリアからの留学生ということにしてるから」

 

ネロ「お〜! 大儀であるぞ〜 ローよ」

 

ローワン「あぁ…あと、俺は一応 研究所のバイトをしていることと、ネロは別暮らしとなってるからそこんところよろしくな」

 

ネロ「なぜ、一緒に暮らしていることを言ってはならんのだ?」

 

ローワン「嫉妬に狂った魔人が現れるからだよ」

 

ネロ「魔人?!そんなやつ余とそなたで順分倒せるであろう」

 

ローワン「いや…そういうのじゃなくてな」

 

学校につくとネロは校長室へローワンは屋上で昔のことを思い出しながら壁相手にキャッチボールしていた 

 

ローワン「…やっぱり…いくか…」

 

その日の放課後

教室に戻る一誠が男子共にすごい殺意の眼差しで見られている。ローワンは席に座る

 

ローワン「おい…どうなってんだ?」

 

一誠「俺な今日から怯えて暮らさないといけない」

 

ローワン「…あ(そういう…)」

 

そんなこんなで休み時間

 

村山「ねぇねぇネロちゃんはイタリアのどこが出身なの?」

 

ネロ「余はローマ出身だぞ」

 

初瀬「へぇ〜なんで日本に来たの?」

 

ネロ「それは…えーと…」

 

ローワン「そいつはえらいさんでな学の見聞を広げるためにこっちに来たんだよ…だろ?」

 

ネロ「そうであった」

 

初瀬「七竈君と知り合いなの?」

 

ローワン「親父と知り合いでな俺もネロとは腐れ縁だ」

 

村山「へ〜」

 

ローワン「…二人ともこいつは喋り方があれちょっとわがままだが仲良くやってくれよな そんじゃ俺呼び出し食らってるから言ってくる」

 

と教室の出入り口に向かう

 

初瀬「七竈君て、やっぱりいいね」

 

ネロ「そうであろう そうであろう」

 

と自慢げにいう

 

村山「そういえばネロちゃんの髪型って自分でしてるの?」

 

ネロ「いや ローがいつもやってくれる あやつは手先が器用でな、色々やってくれるぞ」

 

初瀬&村山「え?」

 

ネロ「あと掃除 洗濯 料理 あと何やら難しい研究のバイトをしておるな 」

 

初瀬「ちょ…ちょっと待って ネロちゃんて…七竈君と」

 

ネロ「?…!」

 

ネロは自身の口を手で覆う

 

村山「え?!ネロちゃん七竈君と一緒に暮らしてるの??!!」

 

と村山が叫ぶと男子たちが一斉に声を上げる

 

男子「なにぃいいいいい!」

 

最悪のタイミングでローワンが戻ってくる

 

ローワン「?なんの騒ぎだ?」

 

男子「七竈!お前!ネロちゃんと一緒に暮らしてるのか!!」

 

男子「同棲してるのか!!」

 

男子「嘘だと言ってくれ!」

 

ローワン「ネロ!」

 

ネロ「すまぬ!ローよ!」

 

ローワン「マジか…」

 

男子「七竈…説明しろ!て、いない?」

 

ローワンは一瞬で姿を消す

 

男子たちは必死でローワンを探し始める

 

初瀬「それで!七竈君て家ではどんな感じなの?!」

 

ネロ「そうだな…あまり…遊んでおらぬな…遅い時間まで研究調査資料みたりしているな」

 

村山「同い年とは思えないね」

 

ネロ「しかし、余もあやつの働きぶりには感心しておるが…いささか働きすぎて、一度倒れておることがある」

 

初瀬「それ大丈夫なの?」

 

ネロ「あやつが言うには「俺に変わりはいないから仕方無い…けど 一緒に過ごす時間は優先するから…なんかあれば言ってくれ」て、」

 

村山「七竈君そんなこと言うんだ〜 」

 

それを聞いた女子たちは興奮して声を上げる

その頃

 

ローワン「今日の授業はふけるか」

 

と教室の掃除箱に潜んでいた

 

放課後

 

ローワンは一誠たちと一緒に修理したてリボルバーの試しうちをしている

 

一誠「いってぇ……馬鹿威力の反動で手が」

 

ローワン「そうか?」

 

ローワンは構えて数発うつが涼しい顔をしている

 

木場「僕も扱ってみたけど結構くるね」

 

ローワン「…一誠おまえセイクリッドギア出してうってみたらどうだ?」

 

一誠「なるほど…」

 

と試しうちをする

 

一誠「すげぇ!やっぱ痛くねぇ!」

 

と試しうちを数発すると、それを終える

 

一誠「そんじゃ俺たちは先に部室に行っておくぜ」

 

その頃

 

ローワン「ネロうってみるか?」

 

ネロ「うむ」

 

ローワンはリボルバーを手渡す

 

ネロ「これが銃というものか?」

 

ネロは一発うつと

 

ネロ「うわっ!」

 

反動が多かったため後ろ転倒しかけるが…

 

ローワン「片足は前に出したほうがいいぞ」

 

ローワンがすぐに受け止める

 

ネロ「すまない…ローよ」

 

ローワン「いいんだよ このくらい」

 

ローワンは落としたリボルバーを拾うと…ローワンはまた何かを察知する

 

ローワン「…ほう…面倒なやつ」

 

ネロ「?」

 

二人は部室へ向かう?

 

?「俺は必ずキミを冥界に連れ帰るぞキミの下僕を燃やし尽くしてでも」

 

ローワン「口が過ぎるぞド三流のボンボン」

 

?「なに?!」

 

と振り向くといない

 

ローワン「貴様…俺の敵なら死んでるぞ…」

 

男が前き向き直ると視界が揺らぐするとローワンが迷彩を解除すると男の首元ににナイフ額に銃口を突きつける

 

?「(こいつどうやって!?いやいつから…いたんだ)」

 

ローワン「傲慢と怠惰を煮詰めて茹でたような奴だな…私はその2つを嫌悪している…」

 

リアス「…」

 

リアスは彼に何も言えないなぜなら彼が最も恐れられている何かであることをさっとている

 

ネロ「ローそのへんにしておくがよい」

 

ロー「…リアスの兵士は動じないか…了解した…小娘ではあるが見る目はあるな」

 

そうしてホスト風の男目の前から消えるとリアス側に現れる

 

リアス「遅かったわね」

 

ローワン「鍛錬をしていた」

 

?「貴様!よくも俺を」

 

ローワン「囀るな…」

 

ライザー「貴様どこまでこの俺を!」

 

ローワン「…ふむ…そちらから手を出したんだ…こちらとしてもやもえない」

 

と構える

 

グレイフィア「ローワン様、ライザー様、落ち着いてください。これ以上やるのでしたら私も黙って見ているわけにもいかなくなります。私はサーゼクス様の名誉のためにも遠慮などしないつもりです」ズォ!

 

グレイフィアから魔王に匹敵するレベルの魔力が放たれ、全員が冷や汗を流しゾクッとした。しかし山乃は構えを解かず更に、冷や汗もかかず何もどうじてはいなかった。グレイフィアは驚いていた

 

ライザー「……最強の女王と称されるあなたにそう言われたら仕方ない。おい貴様、命拾いしたな」

 

グレイフィア「ライザー様おそらくローワン様はあなたよりはるかに上です現に先程の私の魔力の中で平気でした。もしかしたら魔王クラスに匹敵するかもしれません」

 

ライザー「なんだと?!」

 

リアス「私のクイーンに調べさてたけど、魔王以上だったわ」

 

ローワン「俺は…アサシンだ。殺しならここの誰よりも経験している…それに俺のつけ傷は再生はしないぞ?お前は…どうか…試しに首を落としたいがな…」

 

 

というと青い目が更に蒼くなる。その瞬間周りは寒気を感じる

それもそのはずである。彼のビリビリするほどの殺気と殺意に加え、背後には青い髑髏が見えたからである。

 

ライザー「(なんだ!こいつは!!?)」 

 

リアス「(あのライザーが一方的におされている)」

 

その後ライザーはリアスたちの前に自分の眷属を自慢するそれをみた一誠は全員が女子であったことに涙を流しうらやましがる

 

その後ライザーは下僕とディープキスをしようとした瞬間ライザーと女の子の唇の間をダガーが通過する

 

ローワン「チッ…ここは俺らの部室だ淫らな行為は他の場所でやってくれ…色魔鳥公」

 

一誠「そうだ!そうだ!ここでいちゃついていいのはおr… 」

 

ローワン「(=_=ジー)」

 

一誠「お…なんでもない…」

 

ライザー「リアス下僕の教育はどうなっているだ?!」

 

レイティングゲームの話をし ローワンとネロは参加することになる

 

一通り終わる

 

ローワン「話は終わりか?」

 

グレイフィア「はい一通りは…」

 

ローワン「そうか…から…」

 

そういうと3つの塩の袋をだすと一誠に塩の袋をわたす

 

一誠「?…」

 

一誠はローワンの顔をみる

 

一誠「なーるほど…」

二人は不適な笑みをうけべると

 

一誠「リアス部長…日本にはある風習があるんですよ」

 

ローワン「嫌なものに塩をまくという風習がね…準備いいか?ネロ」

 

ネロ「うむ!よいぞ!」

 

リアス「そう…じゃあ…3人とも塩まいて」

 

一誠&ローワン「O~k~(請け負う)」

 

ネロ「失せよ 鳥公!」

 

ライザーめがけ塩をまく

 

一誠「二度と顔みせんな!」

 

ライザー「くっ!この屈辱わすれんぞ!」

 

ローワン「囀るなうるせぇ耳障りな鳥だ…」

 

その後ライザーは転移していった

 

一誠「は!最ッッッ高!」

 

ローワン「さて、どうする。リアス」 

 

リアス「え?」

 

ローワン「このレイティングゲームには、問題は一つ どう経験値を、稼ぐかだな…兵藤」 

 

一誠「お、おう…」 

 

リアス「なるほど…ということは修行が必要ね!」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.12 修行

そんなこんなで翌日 我らオカルト部はエロ鳥公(ライザー)から

 

猶予をもらいリアスの別荘にきたのだが…

 

ローワン「大丈夫か?」

 

一誠「ゼェ…ゼェ…ゼェ…」

 

リアス「今日からここで強化合宿よ」

 

一誠「ゼェ…ゼェ…ゼェ…」

 

リアス「それじゃ私たちは着替えてくるから」

 

一誠「着替え!」

 

ローワン「俺は覗かないぞ…」 

 

一誠「おい!ばか!」

 

ローワン「というか…覗いたら…明日から何も見れなくなるがそれでもいいか?」

 

一誠「…やめときます」

 

ローワンのドス黒くオーラに負けた

 

着替える…その時

 

一誠「お前その傷どおした?」

 

ローワン「エキサイトし過ぎた結果だよ」

 

一回戦目

 

木場vs一誠

 

これといって見せ場もなく一誠のまけ

 

木場vsローワン

 

木場「はい 七竈君」

 

木場が七竈に木刀を渡すが、ローワンはそれを半分におり構える

 

ローワン「それでは始めよう」

 

と構える

 

木場「見たこのないかまえだね」

 

ローワン「まぁな…」

 

木場「それじゃあいくよ」

 

ローワン「こい…」 

 

木場は踏み込むと消える。次の瞬間ローワンの背後から現れるがローワンはそこにいない

 

木場「!?いない?」

 

ローワンは木場の背後に音も無く降りたち首元に木刀を突きつける

 

木場「…なるほど僕のまけかな」

 

ローワン「いい太刀筋だった…だがな…俺はアサシンなんだよ」

 

次は朱乃により魔力魔力修行なのだが

 

ローワン「魔力か…まぁないに越したことはないが…」

 

とりあえず朱乃たちと一緒にすることに

魔力の玉をつくる

 

アーシア「できました」

 

ネロ「余もなんとかできたぞ」

 

二人の玉はソフトボールくらいだった

 

朱乃「アーシアちゃんとネロちゃんには魔力の才能があるかもしれませんわね」

 

一誠「よーし俺だって!ぐぬぬぬぬ…」

 

ローワン「あんまりきむなよ」

 

一誠「できた!」

 

ローワン「はやいな…」

 

一誠「…ち…ちっせぇ…」

 

米粒ぐらいだったローワンも米粒ぐらいだった

 

一誠「なんだそれ?」

 

ローワン「…少し圧縮してみた…」

 

一誠「俺と同じだな!」

 

ローワンはおもむろに開いている窓から外になげると突然激しい砂嵐が発生する

 

ローワン「…同じだろ?」

 

一誠「すんませんした…」

 

そのあとはというとローワンがいろんなところのフォローをする

その夜ローワンは一人で夜空を見ていた…

 

一誠「一人で何やってんだ?」

 

ローワン「星を見ていたんだ なぁ…一誠」

 

一誠「?」

 

ローワン「お前あいつ名前聞いた瞬間世界史のあれを思い浮かべただろ」

 

一誠「まぁ…そうだな」

 

ローワン「お前のそれは当たりだ」

 

一誠「まじで?」

 

ローワン「あいつは…一応本人だ…」

 

一誠「そうだったのか…」

 

ローワン「一応誤解を解いておきたい」

 

一誠「誤解?」

 

ローワン「あいつは暴君なんかじゃない」

 

一誠「?そうなのか?」

 

ローワン「確かに史実上ネロ・クラウディウスという人間は、それなりの事やっているだが逆にいいこともやっている…それを言えば始皇帝もそれに当たる。一誠…この世のすべての事象には原因があることを忘れるなよ…これは…今のお前にも当たる…」

 

一誠「どういう意味だ」

 

ローワン「お前が憎んでいるものにもなぜそうなったかという原因があるそれだけは忘れんなってことだ」

 

一誠「なぜそれを…」

 

ローワン「一つはお前は昔の俺によく似てる そんでネロのことに関して完全に私情だ」

 

一誠「お前まさかネロちゃんのこと」

 

ローワンは少し笑うとどこかへ行ってしまった

 

ネロ「ローよ」

 

ローワン「聞いていたのか」

 

ネロ「…うむ…その、なんだ…嬉しく思うぞ、そなたが余の弁護してくれたことに」

 

ローワン「あぁ…あのことは俺にも言えるんだ。いや…俺らか… 

今更鏡なんて見たところで迷うだけだ…」

 

と月を見上げた

 

翌日 

 

一誠「なぁなんでバット?なんで野球」

 

ローワン「一つ!技を教えるその特訓だ!」 

 

一誠「まじで!?」

 

ローワン「やるか?」

 

一誠「やる!やる!」

 

ローワン「なら俺の投げるボールをよくみて撃て、まず相手の動きをよく見る練習だ行くぞ!」

 

といってボールを投球するも その早さはとんでもなかったため一誠は打つどころか見えていなかった

 

一誠「全然見えねぇーぞ!」

 

ローワン「今はまだ見る練習だ 打とうとするな観ろ!まず」

 

一誠「わかった!」

 

3球目では打ち返す

 

ローワン「よしそんじゃ今度は少し早めるぞ」

 

一誠「おう!こい!」

 

こんな風にレベルアップをはかる

 

そして最終日一誠は山ひとつを吹き飛ばせる程の

 

力を身につけた



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.13 レーティングゲーム

ライザー決戦前、 

 

みんなが部室に集まっているなか

 

リアス「遅刻よ…」

 

ローワン「目くじら立てんな皺増えるぞ」

 

リアス「それより大丈夫なの?彼女は?」

 

ネロ「案ずるでない 余は戦える」

 

ローワン「お前らの中で運では最強だ…」

 

そして転移すると

 

一誠「…あれ…ここて…もしかして転移失敗?!」

 

ネロ「いや外をみよ」

 

外をみるの明らかに空のいろが違う

 

ローワン「よかったな転移してるぜ」

 

一誠は安堵する

 

リアス「森の方はローあなたに任せていいかしら?」

 

ローワン「問題ない」

 

そういって窓を開け鷹と烏を放つと当時に影移動でとある場所に爆弾を設置した

 

リアス「さて…私のかわいい下僕たち敵はフェニックス家のなかでも有望視されている。才児ライザーフェニックス、さぁ消し飛ばしてあげましょう!」

 

ローワン「勝手にお前の下にくわえんな…」

 

ネロ「余も同意見だ」

 

そんな一言で空気が微妙になる。ローワンとネロは森の開けた場所で椅子とハンモックを設置してくつろぐ

 

ネロ「して ローよこれより余たちはどうするのだ?」

 

ローワン「とりあえず索敵してあいつらにやつらの位置をばらす俺たちは遊撃だ 一応気休めに森の仲間にブービートラップを仕掛けてきた…さて、」

 

ネロにゲーム機を渡す

 

ローワン「しばらくは寛いで置こう」

 

ネロ「うむ…そうだな」

 

ローワンは放った鷹と視覚を共有させ、鷹に体育館を見晴らせる

 

ローワン「一誠…子猫…副部長…体育館内に兵士…3 戦車…1を確認四名は待ち伏せ」

 

一誠「わかった!」

 

小猫「わかりました。」

 

ローワン「ん?」

 

ローワンの烏が反応する

 

ローワン「きたかまぁ…一度はいると抜け出せないようになってる…ここからは誰も逃げさない…」

 

ネロ「きおったか…なら歓迎せねばなるまいな!」

 

ローワン「まぁ まて まずは試させてもうおう」

 

と嗤う

 

ローワンは罠のスイッチを一気に起動する

 

ローワン「これより森への進入を禁止する」

 

と遠隔で伝えると烏を森の上へむかわせる

 

ローワン「兵士3僧侶1 騎士1か…こいつは?僧侶か?」

 

ローワンは体育館に変える鷹の視点に変え、体育館内に鷹を向かわせるするとまさにいま一誠がドレスブレイクを発動したところだった

 

ローワン「なんつう技だ…」

 

それをみた小猫と相手の戦車に最低と言われていた、そのあと小猫は鷹に気付きこちらを睨む

 

ローワン「…」

 

その瞬間ドーンと轟音が響く

 

ローワン「ひっかかったな…」

 

その瞬間

 

ライザ様の戦車1名と僧侶1名 戦闘不能

 

戦車「なに?一体だれだ?」

 

一誠「全く真っ先にあいつがやるとは…」

 

小猫「はい…先に行っておきます森には近づかない方がいいですよ…」 

 

戦車「どういうことだ」

 

小猫「森にはただ狩りを楽しむ…悪魔よりおぞましい死神がいます」

 

ローワン「頃合いだ…小猫…一誠…そろそろ退却しろ…」

 

小猫&一誠「わか(りました)った」

 

小猫たちが体育館を出た瞬間ライザーの戦車は小猫を追いかけて出ようとする瞬間

 

ピッ!

ドガーン、と体育館のすべての出入口を爆破する

 

一誠「…ここまでするとは…」

 

それを遠目にみていたリアス

 

リアス「(彼への待遇少し改善しようかしら)」

 

その後朱乃の雷により兵士三名と戦車一名撃破される

 

ローワン「小猫…一誠 聞けライザの女王がそっちへ向かった

おそらく上から奇襲をするつもりだ…木場と合流するルートは大回りし、倉庫を目指せ」

 

一誠「ありがとうローまじで助かるぜ!」

 

ロー「さて、問題は朱乃がいつまでもつか…援護してやりたいが…まだ…残っている。ん?」

 

?「やっと見つけたぞ」

 

ネロ「やっときよったか」

 

そういってハンモックから立ち上がる

 

ロー「…兵士3…騎士1…そして訳のわからんドリルが一人か 」

 

騎士「彼女はレイヴェル・フェニックス…ライザー・フェニックスの実の妹だ」

 

ネロ「妹を眷属にしておるのか?奴は?」

 

と引き気味にいう

 

ロー「ふーん…眷属の中に妹ねぇ…」

 

カシュッ!

 

とジュースをあける

 

レイヴェル「あなたはこんなところで何をやってますの?」

 

ロー「そうだな…相手の策をばらしている」

 

といって炭酸を飲む

 

ローワン「レイヴェルだっけあんたも大変だな…兄貴の眷属になるなんてさ…まぁ珍しくないが…」

 

レイヴェル「?」

 

ローワン「日本の昔の天皇家つうもんがあったんだ、まぁいわゆる王族の類いと考えてくれて構わない、そんで血を優先した挙げ句近親相姦にはしったやつもいるからなぁあまり、驚かねぇな

「※実話と諸説あります」 まぁあくまで昔の話だがな…」

 

突然そのようなことを話された

 

レイヴェルたちは唖然とする

 

ローワンは立ち上がる

 

ローワン「こっちに来ない方がいいぜ終わるまでそこにいた方が身のためだぞ…どうせ…」

 

レイヴェル「まぁいいわ…ニィ、リィ」

 

そうすると双子の猫耳少女が向かってくる

 

ローワン「…来ちゃうか…(ニヤリ)」 

 

レイヴェル「!、二人とも!止まっ(カチッ!)」

 

ドガーン!

 

ライザー様の兵士二名戦闘不能

 

ローワン「気分が変わった…セイバーやるぞ(ニヤリ)」 

 

ネロ「うむ!承知したぞ!」

 

ローワン「木場…そっちに女王が言った…空に警戒しろ 俺は戦闘に移行するおそらくここからは小細工無しだ!」 

 

レイヴェル「…」

 

するとローワンは立つと歩きだす。そしてライザーの騎士が詰め寄ってきて棍棒で突くがはそれを受け止めると顔を掴む、次の瞬間ライザーの騎士の首から下だけが崩れ落ち急に燃え始める

 

ライザー様の騎士一名戦闘不能

 

レイヴェル「(どうやって斬ったの?!一体何者なのこの男)!」

 

とその手際に絶望しかけた

 

ネロ「相変わらずだな アサシン」

 

そういってネロはレイヴェルに斬りかかる。レイヴェルはそれを躱すが、接近戦ではネロのほうが経験を積んでいるためネロ優勢なのは明白である。

 

レイヴェル「(こんな奴らがなんで…こんなところに?!)」

 

しかしネロはレイヴェルにとどめを刺そうとはしなかった

 

二人ははレイヴェルに背を向ける

 

レイヴェル「ちょっと待ちな…!」

 

リアス様の投了を確認しました。

 

ネロ「さて…ローよ次はどうする?」

 

ローワン「そうだなぁ…次はあの馬鹿のすべてを折ろう」

 

と笑うがその笑みをみたレイヴェルはこれまでにない恐怖を感じた



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.14 殴り込み

ライザーに負けた翌日

 

グレイフィア「こうなることを予想していたのですか?」

 

ローワン「あぁ…お前たちもだろ?ポケットの物は貰うぞ」

 

グレイフィア「任せましたよ」

 

ローワン「あぁ」

 

グレイフィアは転移陣のかかれた紙を渡す

 

ローワン「お前らの腹の中なんざ見なくともわかる…」

 

そうして一誠の家へ

 

アーシア「ローさん!」

 

一誠「ロー!」

 

ローワン「…」 

 

一誠「…俺…」

 

ローワン「その様子だとまだ諦めきれてないみたいだな」

 

一誠「あぁあんなやつに!」

 

ローワン「…そうか…なら行くぞ…」

 

一誠「?」

 

ローワン「殴り込みにいく算段はつけている」

 

一誠「え?」

 

ローワン「あとはお前の意志だ」

 

そして一誠に転移陣のかかれた紙を渡す

 

一誠は魔法陣の紙を取る

 

ローワン「少なからずグレイフィアはお前の味方だ…」

 

その頃式場では…

 

ローワンが朱乃にわたした電話がなる…

 

ローワン「副部長…会場の様子は?」

 

朱乃「はい…たくさん来てますわ」

 

ローワン「30秒後に突撃します…」

 

そう言いのこし電話を切る…

 

朱乃「!?」

 

木場「どうかしましたか?」

 

朱乃「いえ」

 

そうして式場の出入り口へ

 

一誠「どうする?入り口結構固められてるぞ」

 

ローワン「なんのためにこれ(キュイラッシェ)持ってきたと思ってんだよ ネロ」

 

ネロ「準備は完了しておる」

 

とキュイラッシェにまだがりその後ろに一誠がのる

 

ローワン「そんじゃやるか…」

 

とロケットランチャーを構える

 

一誠「ちょっ!ロー!?」

 

ローワン「ストレス発散させてもらう…」

 

ドガーン!

 

式場の出入り口が消し飛ぶ

 

ローワン「うし…いけ!ネロ!一誠」

 

一誠「わかった」

 

ネロ「しっかり捕まっておくのだぞ!」

 

とネロたちがつっこみ式場廊下を爆走する

 

一誠「めちゃくちゃだな…」

 

ネロ「あやつはは昔からそうだった」

 

一誠「昔から?!あいつすげぇな」

 

ネロ「だから余は…あやつに恋をしたのだ」  

 

と少し顔を赤らめながいう

 

一誠「…え…」

 

ネロ「まぁ…他にもあるが…」

 

衛兵「なんだ!貴様ら!ぐはっ!」

 

と跳ね飛ばす

 

ネロ「道を開けい!」

 

とお構い無しで進む

 

ネロと並走するように鷹が飛んでくる

 

ネロ「?」

 

鷹「そのままいけ…」

 

ネロ「わかったぞ ローよ」

 

そうして二人はドアを破壊する

 

一誠「部長!」

 

会場がわめきだす。 鷹の影からローワンがあらわれる

 

ローワン「なとんか合流できた…さてと…」

 

ローワンはリボルバーを抜くと

 

ドキューン !

 

ローワン「静かにしろ」

 

と一喝入れて会場はようやく静まりかえる

 

ネロ「早かったな」

 

ローワン「まぁな…一誠…」

 

一誠「ありがとよ ここにいる上級者悪魔の皆さん それに部長こお兄さんの魔王様 俺はオカルト研究部の兵藤一誠です!部長のリアス・グレモリー様を取り戻しに来ました」

 

衛兵「おい 貴様!ここがどこだとー」

 

と衛兵たちが取り押さえかかるがネロが軽く相手をする

 

ローワン「…いまからここにいる奴ら全員人質だ…」

 

一同「!」

 

ローワン「俺にはここにいるものらを一瞬にして殺すことができる」

 

そうして噴霧機をだす

 

ローワン「ここには霧状の聖水があるこれをばら撒く」

 

ライザー「貴様!正気か?貴様の主もいるんだぞ!」

 

リアス「あいにく、それは無理よ」 

 

ライザー「なに?!リアスどういうことだ?!」

 

リアス「彼はね…私の下僕じゃないの…彼はね…アサシンなの」

 

ライザー「まぁいい…どうせ…聖水のミストなど…」

 

噴霧すると来賓の上級悪魔たちは悲鳴をあげる 

 

次々倒れていく

 

ローワン「検証はしたぜ?」

 

ライザー「こいつ…狂ってやがる…」

 

ローワン「ライザー…貴様が一誠と俺と勝負するなら考えてやってもいいぞ」

 

ライザー「貴様!」

 

ローワン「俺らの方が立場は上だ、このボタンひとつに全員の命が背負っている…サーゼクス偉くなったなあの日から…」

 

サーゼクス「この感じ まさか…君は!」

 

ローワンは笑いウインクする

 

サーゼクス「いいだろう…」

 

ローワン「…言ってこい!」

 

一誠「あぁ!魔王様 俺が勝ったら リアス・グレモリー様を返してください」

 

サーゼクス「いいだろう 君が勝ったらリアスを連れていきたまへ

 

一誠「ありがとうございます」

 

ローワン「…一誠の力を見たいなら少しばかり手合わせさせろこいつと」

 

サーゼクス「…」

 

ライザー「いいだろうまとめてかかってこい!」

 

ローワン「…一誠魔力を貯めている間 奴の相手は俺がする」

 

一誠「わかった!」

 

ライザー「こい!」

 

ローワン「さて…やるとしよう」

 

ローワンvsライザー

 

ライザーは炎を込めたパンチを繰り出すがローワンは捌き躱すそして、後頭部を扇子でたたく

 

ローワン「どうした?鳥の如く鳴くみたいに口だけか?」

 

と挑発する

 

ライザー「貴様はだけは容赦しない!」

 

とパンチのラッシューを繰り出すもまた捌くとその手を受け止める

 

ローワン「それが本気か?真面目にやれ…」

 

そう言って背負い投げでライザーを地面に叩きつけるローワンは、ライザーが立ち上がるまで待つその間 ライザーを見下すように見る

 

ローワン「ほら 頑張れ 頑張れ」

 

するとライザーは体勢を整える

 

ライザー「焼き殺してやる!フェニックスの炎をあじわえ」 

 

といって巨大な火炎の玉を投げるローワンの体が炎に包まれる

 

一誠「!ロー!」

 

ライザー「俺の勝ちだ!」

 

ローワン「傲慢からの油断…愚かなり…」

 

そうして打ち消すとライザーに向けて蒼白い炎を放つと、ライザーは辛うじて避けるが目の前にはすでにローワンがいた

 

ライザー「…馬鹿な…」

 

ローワンは喉を指差す

 

ライザーが自身の首を触ると何やら濡れていた。恐る恐るてを見ると、それは自身の血液だった、ライザーはようやく気づく…首を斬られていたことに

 

ライザー「こいつ…まさか!!!」

 

ローワンはニヤリと嗤うと

 

ローワン「命拾いしたな…鐘はまだなっていない…一誠…まだか?」 

 

一誠「あと少しだ」

 

一誠に近づくと

 

ローワン「…持っていくがよい…」

 

といってブーステッドギアをさわると輝きをます

 

一誠「ロー!」

 

ローワン「あとは任せるぞ…」

 

一誠「あぁ!」

 

一誠「部長ッ!俺は木場みたいな剣の才能はありません! 朱乃さんみたいな魔力の天才でもありません! 小猫ちゃんみたいな馬鹿力もアーシアの治癒の力もありません!ローやネロちゃんのような経験もありません!それでもあなたの為なら俺は神様だってぶっ倒してみせます!最強の兵士になってあなたを守ってみせます!輝きやがれ!オーバーブーストォッ!!」 

 

ドライグ『Welsh Dragon over booster!!』

 

イッセーの籠手の宝玉が輝き体全体が赤い光に包まれた!するとイッセーの体に赤い龍を思わせる姿の鎧を全身に纏う

 

ローワン「勝ってこい!」

 

一誠「おう!」 

 

ドライグ『相棒、本来ならこの状態は10秒しか持たない筈だったが、奴がくれた力のおかげで10分は持つ様になったぞ』

 

一誠「マジかよ⁉︎…あいつにはかなわねぇぜ!それだけあれば奴をぶっ倒せる!行くぜ!!」

 

一誠はライザーにドラゴンショットを放った!ライザーは避けたが、そのタイミングに合わせて背中のブースターを噴かしライザーに急接近し拳を放った!しかし間一髪でかわされライザーの炎の翼を一部吹き飛ばしただけだった一誠はそのまま勢い余って

 

フィールドの壁に激突した。

 

ライザー「…まだ力を制御できない様だな?認めたくないが今のお前はバケモノだ!赤龍帝のクソガキ!悪いがもう手加減しないぜ!!リアスの前で散れ!!」

 

ライザーは拳に炎を纏わせ一誠に向かった!

 

一誠「てめぇのチンケな炎で俺が消えるわけねぇだろォォォ!!」

 

一誠も向かって行ったが先にライザーの拳が鎧の兜にヒットしヒビが入った

 

ローワン「……」

 

ドライグ『気をつけろ相棒、フェニックスの炎はドラゴンの鎧にも傷を残す、まともにくらうのは危険だ』

 

ドライグが忠告し、イッセーはライザーから距離を取った

 

ライザー「ハハハ!俺が怖いか!その鎧が無ければ俺が触れるまでもなく、お前は消失している!お前など神器が無ければただのクズだ!」 

 

一誠「その通りだ!だけどッ!!」

 

ローワン「素晴らしい…ライザー貴様の言ったことは全て間違えている。生けるものは全て「死」を恐れるのは当然であろう…貴様はこの世に生きるものの本能を否定した。それこそが愚かの極みなり」 

 

一誠「ロー…なのか?」

 

一誠の、目には一瞬だけローワンが、黒いフードをかぶり髑髏の面をつけた男に見えた

 

ローワン「兵藤一誠「死」を恐れよ…そして…覚悟し動じぬ心を持て…さすれば勝てる。リアス・グレモリー待つもとへ行くことができる。」

 

一誠「おう!お陰でシャンとしたぜ」

 

そして攻防を続けるなか 二人の拳が同時にヒットした!かまイッセーは吐血し兜の隙間から血が流れてきた

 

ライザー「フッ、どうしたその程度…ぐはっ!?」

 

その時ライザーも吐血した!

 

ライザー「ぐあぁ!こ、この痛みは!?貴様!!」

 

一誠「ウチの僧侶は元シスターでね、借りてきたんだ、この力なら不死身のアンタでも効くだろう?」 

 

一誠は籠手に隠していた十字架をライザーに見せつけた、それを見たライザーは驚愕する

 

ライザー「な⁉︎馬鹿な!十字架は悪魔の体を激しく痛みつける!

いかにドラゴンの鎧を身に着けようが手にすること体………!??!」 

 

その時ライザーは一誠の腕を見て驚愕した

 

ライザー「まさか貴様…籠手に宿るドラゴンに自分の腕を支払ったのか…⁉︎それが馬鹿げた力の理由か!」

 

一誠「ああそうだ、この力を得る為に左腕を代価にくれてやった、だから俺の左腕は本物のドラゴンの腕だ、ドラゴンの腕なら十字架の力は効かないからな」

 

ライザー「正気か貴様?!そんなことをすれば二度と元の腕には戻らない!それをわかっているのか?!」

 

ライザーは一誠の覚悟に驚いた

 

一誠「それがどうした!たかが腕の一本で部長が戻って来るんだ!これくらい安い取引だァァァァ!!」

 

イッセーは叫んで拳を構えるとブースターを噴かしライザーに向かった!が、次の瞬間 一誠の全身鎧が解除された!一誠は勢いを止められず転倒した

 

ローワン「…」

 

一誠は鎧が解除された体を見て呆けていたが直ぐにドライグに問い詰めた

 

一誠「どういうことだ…?まだ5分経ってないだろ!おいドライグ!代価が足りないのか⁉︎」 

 

ドライグ『いや、代価は十分だ、だがお前の基礎能力が足りなすぎる、あの男の力にお前が耐えられないんだ、修行不足だ』

 

一誠「ふざけんな!あんなに修行したのにまだ足りないのかよ…

頼む!もう一度鎧を具現化してくれ!今度は何を支払えばいい⁉︎目か!足か⁉︎何でもくれてやる!!」

 

ドライグ『残念だが不可能だ』

 

一誠「くそ、何で俺は肝心なところでカッコつけられないんだ…」

 

ドライグ『解除される瞬間、力を少しだけ腕の宝玉に残せた、

だがそれでもフェニックスを圧倒するには及ばないだろう』

 

その時、崩れ落ちている一誠をライザーが胸ぐらを掴んで持ち上げた!

 

ライザー「さぁて!そろそろ眠ってもらおうか!目覚める頃には式も終わっているだろう!」

 

ライザーは一誠にとどめを刺そうと手に炎を溜めた!

 

ローワン「…兵藤一誠…前にいった言葉を思い出せ…覚悟はやつより勝った…もう一つを思い出せ」 

 

一誠「(そうか…動じるな…落ち着け…)そうだ…まだ…だ!」

 

一誠はポケットから小瓶を取り出した

 

一誠「…火を消すには水だよ…な?」 

 

ライザー「そ、それは聖水⁉︎」 

 

驚くライザーに一誠は聖水を振りかけると叫んだ

 

一誠「ブーステッド・ギア・ギフト!!」 

 

ドライグ『Transfer!!』

 

譲渡の力で強化された聖水を浴びたライザーの顔から炎が噴き出しライザーが叫び出した! 

 

ライザー「ぐあぁぁぁぁ!!うあぁぁぁぁ!!」

 

ライザーの顔はまるで酸を浴びた様に爛れる

 

一誠「アーシアが言っていた!悪魔は十字架と聖水が苦手だって、それを同時に強化したら悪魔には相当なダメージだよな!」

 

ライザーは火球を放ったが

 

一誠「木場が言っていた!視野を広げて相手と周囲を見ろと!」

 

一誠はかわし続けた 

 

一誠「ローワンは言ってた切り札はここぞというとこで使えそして、傲慢な奴に限ってスキをつくりやすいてな!」

 

一誠は十字架に聖水をかけると強化して構えた!

 

ドライグ『Transfer!!』

 

一誠「朱乃さんが言っていた!魔力は体全体を覆うオーラから流れる様に集めると!」

 

一誠の腕が虹色に輝き出した!

 

一誠「小猫ちゃんが言っていた!打撃は身体の中心線を狙って的確かつ抉り込む様に打つんだと!」

 

ライザー「ま、待て!わかっているのか?この婚約は悪魔の未来の為に必要で大事なものなんだぞ⁉︎お前の様な何も知らないガキがどうこうする様な事じゃないんだ!!」

 

ライザーは必死に叫ぶが一誠は続けた

 

一誠「難しいことはわからねぇよ、でもな、お前に負けて気絶した時うっすらと覚えてる事がある……部長が泣いてたんだよ!!

俺がてめぇを殴る理由はそれだけで十分だァ!!!!」 

 

一誠の鋭い拳がライザーの腹に突き刺さりライザーは激しく吐血し崩れ落ちた

 

ローワン「…勝負あり……おめでとう兵藤一誠そなたの勝ちだ」 

 

一誠に肩を貸す 

 

一誠「お前…ロー…なのか?」

 

ローワン?「その通り私も七竈ローワンである。いや本来…いや…鷹倉というべきか…」

 

 一誠「鷹倉?」

 

その時会場からライザーの妹、レイヴェルが転移して来てイッセーの前に立ってライザーを庇った、一誠はレイヴェルに拳を向けると叫んだ

 

一誠「文句があるなら俺のところへ来い!いつでも相手になってやる!」

 

レイヴェル「ッ///」 

 

すると突然、フィールドが歪み始め崩壊した!ライザーはレイヴェルと共に転移したが一誠たちは真っ逆さまに落ちそうになるが

ローワンは能力を使いリアスの前へ影移動すると、ローワンは一誠にグレイフィアからもらった二つ目の魔方陣のかかれた紙をわたす

 

一誠「なんだこれ?」

 

ローワン「では、俺は退散する」

 

といって退出する 

 

グレイフィア「名演技でしたよ」

 

ローワン「よせ」

 

グレイフィア「あのなかに入ってたのは聖水ではなく速効性の睡眠薬とは嘘とわからなければ騙されてましたよ」

 

サーゼクス「いやアサシンと呼ぶべきかな?」

 

ローワン「好きな呼方で構わん」

 

サーゼクス「では、ロー余計な苦労を…」

 

ローワンは手で言葉をさえぎると

 

ローワン「此度はそなたらと利害が一致しただけの話よ またな…戦友よ…」

 

一誠とリアスが楽しんでるあいだ

 

グレモリー卿「今回の件 申し訳ない」

 

フェニックス卿「いや これは一族の才能を過信しすぎた これは息子にとっても いい勉強になっただろう」

 

ローワン「教育者というの者は苦労するものだな」

 

二人は驚いて横をみると髑髏の面その上にフードを青年がいた

 

グレモリー卿「アサシン!」

 

フェニックス「なるほどこやつがあの英雄の…そしてあの子に着いていた」

 

ローワン「あの龍がこちらにきたということはどういうことか…わかっているな」

 

グレモリー卿「…」

 

フェニックス卿「…」

 

グレモリー卿「ひとつ確認したい お前は誰の味方だ?」

 

ローワン「我は晩鐘の鐘が指し示した者を狩る そして、大事なものを守る馬鹿(アサシン)だ」

 

そういって消える



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第二部
No.15 一難去っても災難は続く


結婚式の一件から数日後

 

ローワン「さてと…ネロ起きろ」

 

と隣で寝ているネロを起こす

 

ネロ「…ん…ロー…おは…」

 

とまた寝ようとするがほっておいて朝食を作る作っている最中やっと起きてきた食事をおえ、キュイラッシェに二人は乗り走り出す

 

ネロ「…」

 

ローワン「しばらく寝てていいぞ」

 

ネロ「そうさせてもらとしよう…人と同じ体になったのでな誠に眠い」

 

とローワンの背中に頭をつけ眠る

 

学校につくと、ネロを起こす

 

村中「おはよ〜七竈君」

 

ローワン「あぁ…ネロ起きろ」

 

ネロ「…む…ついたのか?」

 

と目をこすりながら頭をあげる

 

ローワン「あぁ…」

 

そう言ってネロの被っていたヘルメットを外すとネロは下車する

 

ローワン「駐車してくる」

 

と言ってバイクを駐輪場にもっていく

 

ローワン「…」

 

ローワンは昨日とある魔術師に言われたことを思い出す

 

「もうわかってるけど…君の消滅は近いよ」

 

ローワン「覚悟は決まってるぜ?」

 

と笑う

 

ローワン「はぁ…消えるまでに…あいつを取り戻さないと…死んでも死にきれないというものだな…というか…冬木とムーンセルで、無理してきたから当然か…あの子…元気してるかな…まぁ…あのハゲ殺したし、切嗣が、何とかしてくれいるか…あの世界で俺の役目はもうないだろ…」

 

そういってポケットから出したリボンを握りしめた

そうして教室へ向かうと、

 

一誠「よお ロー」

 

アーシア「おはよう御座いますローワンさん」

 

ローワン「おう」

 

そうして放課後ローワンは何かの計算をする

 

ネロ「ローよ何をしておるのだ?」

 

ローワン「俺の弟の迎え準備だ」

 

ネロ「なんと!そなたに弟が?!」

 

ローワン「あぁ…俺はアサシンの能力を無理やり植え付けられたから髪は灰色で目はこんな色になっちまったが…もとは金髪碧眼だったんだよだけどよ…」

 

ネロ「そうだったのか」

 

ローワン「…必ず取り戻す…何処にいても必ず…」

 

と夕焼けの空を見上げる

 

一誠「ロー!早く部活来いよ!みんな待ってるぞ」

 

ローワン「今行く」

 

ネロ「それでは行くとしようか ローよ」

 

ローワン「あぁ…」

 

ネロ「ほら ゆくぞ」

 

とローワンの手を掴み引っ張る

 

ローワン「(…あぁ…消えたくないなぁ…)」

 

その日はとても穏やかな日常だったが、長くは続かないのが俺たちの青春とでも言おうか…

 

二日後の屋上

 

小猫「先輩少しいいですか?」

 

ローワン「…」

 

小猫「裕斗先輩様子がおかしくて…」

 

ローワン「そうか…」

 

すると電話がなる

 

ローワン「はいもしもし?一誠どうした?」

 

一誠「今すぐ部室に来てくれ」

 

ローワン「え?」

 

ローワンは部室入るとボロボロの二人の教会騎士とご機嫌斜めのネロがいた

 

ローワン「おやおや…一人が殺気だってらっしゃるおかげで空気が淀みに淀んでるな」

 

と鼻で嗤う

 

リアス「遅いわよローワン」

 

ローワン「すんません…あと青毛の女できればそんな、物騒なレプリカちゃんとしまってくんねうちのダチが殺気だってしかたねぇ」

 

二人「!」

 

リアス「よくわかったわね」

 

ローワン「まぁな…で…教会の犬がなんの用だと聞く前に…ネロ何があった」

 

ネロ「ローよ!聞いてくれ!小奴ら、余が名前を言った途端襲ってきたこのだぞ!」

 

ローワン「あぁ…だいたい見えたわ」

 

ローワン「取りえず話だけはきでやるから要件を簡潔に話せ」

 

イリナ「先日 教会に保管管理されていた聖剣エクスカリバーが三本奪われたわ…」

 

ローワン「教会の狗も大したことないな…」

 

ゼノヴィア「まさか!貴様!」 

 

ローワン「気づくのがおそすぎだ」 

 

イリナ「まさか…断罪対象のアサシン教団の人間がいるなんて」

 

ローワン「話の続きだが、一度俺はオリジナルの聖剣を拝んだことがあるデュランダルて奴だ」

 

一誠「オリジナルじゃないって?」 

 

ローワン「大戦で折れた。エクスカリバーの破片でできてんだとさ、7本作られたでも同じ武器を作る身からしたら…アサシン教団はこの作る行為に反対したが…この始末…」 

 

ゼノヴィア「これがそのひとつ…破壊の聖剣(エクスカリバーデストラクション)だ、これはカトリックが管理している」

 

巨大で派手な装飾の両刃剣だった

 

イリナ「私のは…」 

 

イリナは懐から紐の束を取り出した、すると紐がうねり出し日本刀の姿になった  

 

イリナ「擬態の聖剣(エクスカリバーミミック)…の日本刀の形態♪こんな風に形を自由に変えられるの!すごく便利なの!」

 

ゼノヴィア「…奪ったのは堕天使組織「神の子を見張るもの(グレゴリ)コカビエルだ…」

 

ローワン「(あいつか…)」 

 

ゼノヴィア「先日秘密裏に派遣したエクシストの尽く始末されているそこで私達からの依頼」

 

ローワン「リアス嬢…小奴らの依頼聞く…価値無しも通りもないぞ」

 

一同「!」 

 

リアス「ローワン」

 

ローワン「どうせ関わるなとか言うだろ?」

 

ゼノヴィア「そうだ」

 

ローワン「お前らの不祥事が原因だろ」

 

ゼノヴィア「手を組んだらさんすくみの関係に」

 

ローワン「そもそもそなたらは物頼める立場でもなく、そしてその資格無し、関係どうこうより教会の不祥事でこの街に聖剣使いがここにいる時点で影響してる。さらにここで大戦の続きが起こってみろ 人を救う教会様はその責任どう取るとつもりだ?この愚か者ども!」

 

完全に二人は翁に言い負かされたのである

 

ローワン「ミカエルにつたえておこう…部下の教育ぐらいちゃんとしろと」 

 

そう言って携帯を出し電話をしに外に出るを

 

ローワン「おまえらの一体どおなっている」

 

ミカエル「申し訳ありません…こちらでも実はテロが起こってまして、さらに私達の決まりであまり…教会には干渉できなくて…」

 

ローワン「うーむ…そいつらの名前…あと決定的な…証拠を抑え ろあとは殺る…」

 

そう言って携帯を切り部室に戻るとアーシアはさらに落ち込んだが重くなった口を開いて答えたローワンは何があった一瞬でさとる 

 

アーシア「…す、捨てきれないだけです、ずっと信じてきたのですから…」

 

ゼノヴィア「そうか、ならば今すぐ私達に斬られるといい、罪深くとも我らの神ならば救いの手を差し伸べてくださるはずだ」 

 

ゼノヴィアは破壊の聖剣の巻き布を解くとアーシアに向けた

 

一誠「ふざけんなっ!!救いを求めていたアーシアを誰一人助けなかったんだろ⁉︎アーシアの優しさを理解できない連中なんて

皆ただの馬鹿野郎だ‼︎」

 

イリナ「聖女に友人など必要ない、大切なのは分け隔てのない慈悲と慈愛だ、神からの愛だけあれば生きていけた筈だ」 

 

一誠「自分たちで勝手に聖女に仕立てておいて少しでも求めていたものと違ったら見限るのか?…そりゃねぇだろ‼︎アーシアの苦しみを誰もわからなかったくせによ!何が神だ!何が愛だ!!」

 

しかしイッセーにイリナは呆れて返した  

 

イリナ「神は愛してくれていたわ、何も起こらなかったとすれば

彼女の信仰が足りなかったか、もしくは偽りだっただけよ」 

 

ゼノヴィア「キミは彼女の何だ?」 

 

一誠「俺はアーシアの家族だ!友達だ!仲間だ!だからアーシアを助ける!守る!お前達がアーシアに手を出すなら俺はお前らを全員敵に回してでも戦うぜ!!」

 

ゼノヴィア「それは教会への挑戦か?一介の悪魔が大きな口を叩くね…」 

 

ゼノヴィアはイッセーも斬ろうと破壊の聖剣を構えた 

 

すると次の瞬間ゼノヴィアのを聖剣を蹴り飛ばし飛ばされた聖剣をとる

 

ローワン「笑える…ほんと…教会とは大したことないな…」 

 

ゼノヴィア「…貴様、何が言いたい」 

 

ローワン「いや思ってた以上にそなたらの信じてる神とは、真に大したことないな…」

 

ゼノヴィア「…何だと?」

 

翁「そうであろう…一人救えない神に祈ったところで、何も変わらなかった神は平等と言いつつ平等ではない…正直呆れを通り越して、失笑ものだ」 

 

神を侮辱されゼノヴィアとイリナはキレる

 

ゼノヴィア「貴様ァ!!その言葉は我らの神に対して」

 

翁「対して…なんだ?信じ救われなかった奴が.3人いる。その目はなんのためにあるのだ?結果がすべてだ…私からすれば、そなたらのしていることは、ただの無いを買えとねだり泣く赤子と同じなり、そのてん…悪魔の方がまだまともな奴が多いななぁ一誠…」 

 

一誠「そうだな、俺生き返らせてもらったし」

 

翁「アーシア…よく聞け…捨てきれない気持ちはよく分かるでもこちら側にきてお前の今はどうだ?」

 

アーシア「はい!イッセーさんがいて色んな人とあえてとても…」

 

と涙を浮かばせてい言う

 

翁「見よ…これがそなたらの信じる神の現状だ幸福を与えるどころか…陥れただけだ…理解したか…小娘風情共が…人一人りも救えない神なぞ何が神だ!」

 

ゼノヴィア「くっ!」

 

翁「何も言えないならば試してみよう、そなたらの信じる降らぬ神で私を断罪してみるがいい」

 

木場「ちょうどいい僕が相手になろう」

 

ゼノヴィア「君は誰だ?」 

 

木場「君たちの先輩だよ、失敗作だったそうだけどね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.16 教会とアサシン

二人を怒らせたローワンは一誠と共に戦うことになるが、ローワンの代わりに木場がでることになる一誠と木場 イリナとゼノヴィアは校庭にでる

 

二人は準備する

 

ローワン「本当にお前がするのか」

 

木場「あぁ…絶対に…」

 

ローワン「そうか…」

 

木場「?」

 

木場が振り向いたと同時に鳩尾を殴る

 

ローワン「復讐の剣…愚かな…そのよう剣なぞに、真価はない、首を出せと言いたいが…寝てろ…と言っておこう」

 

と木場を気絶させる

 

一誠「おい!ローワン」

 

ローワン「こいつは復讐に私情を混ぜる類の人間だそんな人間に戦わせるわけには行かない」

 

一誠「そうだな…」

 

ローワン「ひとつ聞きたいバルパ・ガリレイはこの街にいるのか?」

 

ゼノヴィア「!なぜ君がその名を?!」

 

ローワン「あやつに俺の仲間(家族)らと母を皆殺しにされた」

 

ゼノヴィア「君も復讐か?」

 

ローワン「復讐?くだらん 俺は晩鐘の鐘が示したものを刈るそれだけよ」

 

ゼノヴィア「そうか…」

 

リアス「イッセー聖剣には十分気を付けなさい」

 

一誠「…始めてくれ適当に」 

 

ゼノヴィア「武器はないのか」

 

ローワン「赤子を倒すのに武器は必要か?」

 

ゼノヴィア「!?貴様!」 

 

といって急接近し聖剣を振り下ろすがそれをかわすと、そのあと何度もかわすとローワンが消える

 

ゼノヴィア「どこだ!」

 

ローワン「後ろだ…怒りに任せ攻撃するとは愚かだ…」

 

といって後ろから現れる

 

ゼノヴィア「黙れ!」

 

ゼノヴィアさ後ろにを薙ぎ払うがそこに彼はいない

 

ローワン「息が上がってるな。こんな煽り文句で冷静さを欠くとは、幼いな」

 

とまた後ろから現れ 

 

その頃一誠は 

 

イリナ「イッセー君、久しぶりに再会したら悪魔になっていたなんてショックだったわ……私に聖剣の適性があってイギリスに渡り晴れて主の代行者としてお役に立てると思ったら…懐かしのお友達が悪魔になっていた過酷な運命!これも主の試練なんだわ!

 

でもそれを乗り越える事で私はまた一歩、真の信仰に進めるはずなのよ!さぁイッセー君!私がこのエクスカリバーであなたの罪を裁いてあげるわ!アーメン!」 

 

一誠「(うわぁぁろこの子関わっちゃいけないタイプだ!)」

 

二人はすんごい顔をしている…

 

ローワン「………」

 

ローワンでさえ同情してしまう

 

一誠「なんだかわからないが行くぜ!ブーステッド・ギア!!」

 

ドライグ『Boost‼︎』 

 

ブーステッド・ギアを発動させた一誠をみて驚愕した

 

ゼノヴィア「ロンギヌス…!」 

 

イリナ「それって…ブーステッド・ギア⁉︎まさかこんなところで見るなんて……」

 

ローワン「よそ見をしている余裕があるのか?」

 

そう言ってゼノヴィアに蹴りを入れた 

 

イリナ「こちらもいくよイッセー君!」

 

といって聖剣を、ふりかざすが

 

一誠「うおっと!(とりあえず避けまくって隙を見て「洋服崩壊」かましてやる!)」

 

イリナ「いやらしい 顔つきだわ何考えてンのかしら」

 

小猫「気を付けて下さい。イッセー先輩は手に触れた女性の服を消し飛ばす技を持っています」

 

一誠「(ギクッ!)小猫ちゃん!?

 

イリナ「何て最低な技なの!ああ 主よ この罪深き変態をお許しにならないで下さい」

 

一誠「そんなかわいそうなやつを見るような目でみるな!」

 

ゼノヴィア「なるほど性欲の塊か欲望の強い悪魔らしいと私は思うよ」 

 

ローワン「申し訳ない 晩鐘の鐘も奴を見捨てた…」

 

一誠「お前まで謝んな!」

 

ローワン「…まるで振りまわされているようだな」 

 

ゼノヴィア「!ッ!黙れ」 

 

と聖剣を振り下ろす

 

ローワン「幼し…」 

 

聖剣を人差し指で止めた 

 

ゼノヴィア「なに!」 

 

ローワン「これじゃあ勝てんぞ」

 

ローワンはそのまま聖剣を掴みゼノヴィアごと聖剣を地面に叩きつけるがゼノヴィアは聖剣を手放してしまう

 

一誠「あいつ本当に奪っちまった」

 

ローワン「ふむ…何かの触媒にするような…できだな」

 

そうすると地面に刺す 

 

ゼノヴィア「なんの真似だ」

 

ローワン「喚く赤子にはおもちゃが必要だろ?…」

 

イリナ「あのアサシンなかなかやるわね」 

 

一誠「あいつはセイクリットギア以上にヤバいもの持ってるぞ」 

 

イリナ「そうなの?」 

 

一誠「しかも発動もしていないぜ…」

 

イリナ「そろそろ決めちゃいましょうか!」

 

とイリナは一誠に聖剣を振りかざす 

 

一誠「くっ…」 

 

ドライグ『boost!!』 

 

イリナ「やるわね!よほど鍛えているようね!」

 

一誠「まぁね、ご主人様と翁のおかげで格上の相手でも相手できんだぜ こんなふうにな!

 

ドライグ『boost』

 

一誠「いくぜ!ブーステッド・ギア!」

 

ドライグ『Explosion!!』

 

一誠は高速でイリナの後ろに回りこみ

 

一誠「剥ぎ取りごめん」

 

とイリナに触れようとする 

 

イリナ「卑猥!」

 

イリナはそういってよける

 

一誠「まだまだ」

 

ローワン「…本能にしたがうと強くなる」

 

イリナ「私に追い付けるなんて…!」

 

一誠「いただぎーす!」 

 

ローワン「あの馬鹿…」

 

と飛びつくがイリナは避ける 

 

そしてその後ろのアーシアと小猫に触れる手前で

背中の服をつかまれ勢い余って前に倒れかける

 

一誠「何すんだ!ローワン!」

 

ローワン「…前見ろ」

 

一誠「あ…」

 

ローワン「大丈夫か?」

 

アーシア「はい…」

 

小猫「先輩nice判断」

 

一誠とローワンは体勢を整え背中合わせになる

 

ローワン「仕切り直しだ…行くぞ…」

 

一誠「おう!」

 

二人は互いの相手の元に踏み出す

 

一誠「いくぜ!」

 

ローワンは警棒を抜く 

 

ゼノヴィア「ようやく武器を手にしたな」 

 

ローワン「驕るな…本来であればそなたは私の足元にも及ばんが、今回はサービスというやつだ…」

 

ローワンは警棒と体術を駆使してアサシンの本来の戦闘術でゼノヴィアに攻撃をする。ゼノヴィアは防戦一方だった

 

一誠「あれもおしえてもらおうか…」 

 

ゼノヴィア「…貴様のような奴がなぜここにいる」

 

ローワン「全てを…取り戻すため…」

 

ローワンの攻撃の速度が上がる 

 

ゼノヴィア「くっ!」 

 

イリナ「ゼノヴィア!加勢するわ」

 

ローワン「一誠は?」 

 

イリナ「そこで倒れてるは…」 

 

みると一誠は倒れていた

 

ローワン「アーシア!一誠のてあてを!」

 

アーシア「はい!」

 

ローワン「愚か者が…油断しよって…そこの狗も…来るがいい…」

 

イリナ「なめないで!」

 

ゼノヴィア「まて…奴の実力は本物だ…」 

 

イリナ「それはアサシンだからでしょ」 

 

ゼノヴィア「違う…アサシンとかそんなのは抜き出だ まるで…」

 

イリナ「まるで…?」 

 

ゼノヴィア「いや…考えたくはない…私の考え方があっていれば私は首を落とされ死んでいる」 

 

イリナ「とにかく、二人で仕掛けましょう」 

 

ゼノヴィア「わかった」

 

ゼノヴィアは前から攻撃し、イリナは後ろから刺そうとする

普通なら防ぐローワンだが、構えず二人に胸を貫かれる

 

ゼノヴィア「!」

 

イリナ「貴方の負けよ」

 

ローワン「ふふふ…」

 

と笑う

 

ローワン「いや…素晴らしほどそなたらは、誠に未熟すぎるな…」

 

ゼノヴィアはローワンの傷口を見ると出血ではなく青い炎がちらついていた

 

ゼノヴィア「!イリナはなれろ!やつの罠だ!」

 

翁の目が赤く光ると青い炎火柱が発生する、ゼノヴィアは聖剣を手放しイリナとギリギリ回避した

 

ゼノヴィア「私の予想があたってしまった…こんなところで会いたくなかった…」

 

とゼノヴィアが青ざめた

 

イリナ「まさか…いや、そんなはずない!死んだはずよ彼は!」

 

すると胸に刺さった聖剣を抜き二人に投げつけた 傷口からは青い炎が出でそして傷口を塞ぐ

 

ローワン「…無益…あまりにも無益」

 

ローワンは二人を見下す

 

ゼノヴィア「お前は、いや…あなた様は、や…」

 

言おうとした瞬間喉に違和感を覚える。ゼノヴィアが触って確認すると、それは自身の血液だった

 

ローワン「答える義理はない…そなたにその名を呼ぶ資格なし そして、今のそなたの首にも価値は無し!」

 

ローワンの瞳が赤く光るその瞬間二人は心の底から戦慄したそういって背を向け立ち去ると同時にゼノヴィアたちは強制的に学校の校門前に転移させられてしまう



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.17 助っ人と交代

さいきん…fgoにモレーちゃんがでたらしいですね。調べたところ、なんとテンプル騎士団最後の騎士団長だったそうですね。会話の中にハサンたちの会話あるかなぁ?てみたけど…なかったので…少しでショックでした…アサシンクリードのやりすぎかな…


教会の二人の戦い以降木場とローワンが音信不通の行方不明

 

ネロ「言いたいことわかっておる……」

 

一誠「…ネロちゃん…」

 

「あら?やっぱりあなたも来ていたのね…」

 

ネロがその声に反応し振り返ると

 

ネロ「おまえは…メルトリリスではないか?!」

 

となぜか…セーラー服を来ているメルトリリスがいた

 

一誠「え?ローワンの知り合い?!」

 

メルトリリス「まぁ…そうね…知り合い…というより仲間に近いかしら」

 

一誠「へぇ」

 

メルトリリス「ローワンからいろいろ把握してるわ。いきましょ」

 

その後駅前に移動する

 

匙「で、俺を呼び出した 理由は?あとなんか…女のコ増えてるし…誰その子」

 

メルトリリス「気にしなくていいわ 敢えて合うならローワンからの助っ人よ」

 

匙「あいつか〜」

 

小猫「それで…三人で何をするつもりだったのですか?」

 

一誠「匙はよんだけど小猫ちゃんが何でここに?」 

 

小猫「怪しい動きをしてたからつけてきたんですよ」

 

そのあと一誠は小猫に関節技をかけられる

 

一誠「いでで!わかった言うから!」

 

小猫は技を解くと 

 

一誠「実は聖剣の破壊をしようと思う」

 

匙「!嫌だあぁぁ!俺はかえるぞ」

 

ネロ「小猫よ拘束」

 

小猫「はい」

 

とふくをつかみ

 

匙「なんでおれなんだよ!俺はシトリーの眷属関係なねぇ」

 

ネロ「計画を聞いた以上共犯だかな?」

 

匙「ちきしょおぉおおお!」

 

この後二人の説得(脅迫)により匙は仲間にな加わる

 

匙「で…どうやってさがすんだ?そう簡単に」

 

メルトリリス「それってあの子たちかしら?」

 

足をとめるメルトリリスが指差すその先には

 

ゼノヴィア「迷える子羊にお恵みを〜(棒) 

 

イリナ「どうか天に変わって哀れな私たちにお慈悲をぉぉ!(必死)」

 

一誠「……何してんだ?あいつら…?」

 

ゼノヴィア「…なんてことだ、これが経済大国日本の現実か、これだから信仰の匂いもしない国は嫌なんだ」

 

イリナ「毒づかないでゼノヴィア、路銀の尽きた私たちはこうやって異教徒の慈悲なしでは、食事もとれないのよ?ああ!パン一つさえ買えない可哀想な私たち!」

 

ゼノヴィア「ふん、元はと言えばお前が、この詐欺まがいの変な絵画を買うからだ」

 

ゼノヴィアが指差す先には天使の輪を付けた変な顔の男が描かれている絵が置いである

 

イリナ「何を言うの!この絵には聖なるお方が描かれているのよ!」

 

ゼノヴィア「ではこれは誰だ?」

 

イリナ「…たぶん…ペトロ…様…?」

 

ゼノヴィア「ふざけるな!聖ペトロがこんなのわけないだろうが!」

 

イリナ「いいえ!こんなのよ!私にはわかるもん!」

 

ゼノヴィア「はぁ…どうしてこんなのが、私のパートナーなんだ…主よ、これも試練ですか?」

 

ゼノヴィアは額に手を当て溜め息を吐いた、

 

ゼノヴィア「これだからプロテスタントは…我々カトリックとは価値観が違う、聖人をもっと敬え!」

 

イリナ「何よ!古臭いしきたりに縛られてる。カトリックの方がおかしいのよ!」

 

ゼノヴィア「何だと異教徒め!」

 

イリナ「何よ異教徒!」

 

喧嘩始めた

 

その時ゼノヴィアとイリナの腹から特大の音が鳴り二人は崩れ落ちた、空腹の限界の様だ

 

ゼノヴィア「…まずはどうにかして腹を満たそう…そうしなければエクスカリバー奪還どころではない」

 

イリナ「…そうね、それじゃ異教徒を脅してお金貰う?主も異教徒相手なら許してくれそうなの」

 

ゼノヴィア「寺を襲撃するか?」

 

イリナ「それとも賽銭箱とやらを奪う?」

 

ネロ「そんなことすれば…野生のポリスメンという輩が登場するとローがいってたぞ」

 

ゼノヴィア「君は?兵藤一誠」 

 

一誠「まぁいい飯奢らせろよ…」

 

ファミレス

 

ゼノヴィア「美味い!日本の食事は美味いぞ!」

 

イリナ「これよこれ!これが故郷の味なのよ!」

 

二人は大量の料理をものすごい速さで平らげる。その様子をイッセーと匙は苦笑いしており、小猫はいちごパフェを食べながら見ていた。ある程度食べ終わった二人は一息ついた、イリナがデザートを選んでいたがゼノヴィアが話し始めた

 

ゼノヴィア「で、私たちに接触した理由は?」

 

やっと本題に突入か、問いにイッセーが答えた

 

一誠「お前らはエクスカリバーを奪還する為に来たんだよな?」

 

ゼノヴィア「あぁ、それはこの間説明したはずだよ」

 

一誠「単刀直入に言うと…エクスカリバーの破壊に協力したい」

 

一誠の発言に二人は顔を見合わせた、

 

一誠「(たぶん断られるだろうな…)」

 

メルトリリス「あなた達に拒否権があるとおもって?」

 

イリナ「?」

 

メルトリリス「ここは、直轄地よ あんたがた迂闊にドンパチされたら、彼らが困るでしょ。私達はあなた達の監視…拒否した場合…あなた達は消されるでしょうね」

 

ゼノヴィア「…ふむ、そうだな、一本くらい任せてもいいだろう、ただしそちらの正体がバレないようにしてくれ」

 

ゼノヴィアはあっさり了承したがイリナが反論した

 

イリナ「ちょっとゼノヴィアいいの⁉︎相手はイッセー君とはいえ悪魔なのよ?」

 

メルトリリス「聞き分けがないわね…拒否権はないと聞こえなかったのかしら…あなた達はローワンを傷つけた挙げ句 惨敗したそもそもあなた達には交渉の席につく資格すらないのよ」

 

そう笑うと水の玉を作りそこに食器をいれる。入れられた食器はすぐに溶ける。

 

メルトリリス「受け入れない限り私と踊ってもらいます」

 

一誠「(やべぇよ…ローワンどこだよ!!)」

 

その頃

 

ローワン「…我が父よ…捨てる覚悟はできました…」

 

そう言って…ポケットから桜色のリボンをだす

 

ローワン「我が命捨てるが今…そうだろ…切嗣…ウェイバー…」

 

その瞬間、大剣がローワンの心臓を貫く、血潮が噴上がある。痛みに耐えながら頭を上げると真っ白な空間にいた

 

ローワン「ここは…」

 

ローワン?「もういいのか?」

 

後ろを振り返るとローワンがいた

 

ローワン?「お前は死ぬんだぞ…」

 

ローワン「それもいいさ…あいつらを支えてやれるんのはお前だけだ」

 

ローワン?「そうかよ…」

 

ローワン「俺は…今…満ち足りてんだよ…弟の居場所も掴んだ、一緒に、馬鹿したい奴らにも恵まれた…そして、この桜色のリボンの似合う女の子名前は思い出せないが平和に暮らしていることがわかったんだ 成長して…面白い男とできて…俺の心残りはないさね」

 

ローワン?「そうか…」

 

ローワン「あぁ…あとは任せていいかな?アサシン」

 

ローワンとローワン?に手を差し出す。ローワン?はその手を握るとローワンは消えてしまった

 

ローワン?「幼きわれ…夢みたわれ…そう有りたいと願った我ようやく成長したのだな…そなたは我の苗床だ、…われよ…そなたはわれだ…共にあるのだ…なすべきことを成し得たわれよ…交代だ今度は…我がそなたの成すべきことを引き受けよう」

 




ローワンはハサンとしてzeroの世界で桜によってイレギュラー召喚されています。そして、桜に自身の回路を移植して、蟲をもいらずに魔力回路を構築させており、病みませんでしたが…臓硯と雁夜とそのサーヴァントと死闘を繰り広げた末に切嗣とアルトリアに成り代わり聖杯を破壊し、個人的に勝利しています。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.18 帰還

裏ルートで仕入れた教会の服を一誠たちに渡す

 

一誠「ローワンのやつちゃんと準備してくれてたんだな」

 

木場「でも信汰朗君からの連絡は?」

 

メルトリリス「コカビエルを探る…と言ってたわよ」

 

数日後

 

とあるホテルの一室に

 

コンコン…ガチャ

 

男は扉をあける

 

アザゼル「久しいな ローワン」

 

ローワン「来ていたのだなアザゼル…」

 

アザゼル「まぁな…前にもして…ハサンになったな」

 

ローワン「あやつとあっていたのか」

 

アザゼル「ん?まぁな」

 

ローワン「そうか」

 

アザゼル「あいつおもしろい奴だ」

 

ローワン「そうであろう?」

 

アザゼル「で何を聞きにきた」

 

ローワン「今回の一件…コカビエルのせんとすること…」

 

アザゼル「あぁ…あいつは戦争をおっぱじめろとうるさかったやつだ…」

 

ローワン「そうか…」

 

アザゼル「…お前に頼みがある…」

 

ローワン「?」

 

アザゼル「コカビエルを止めてくれ あいつはこの街を…」

 

ローワン「わかっているお前には借りがある。今回の一件は俺が何とかする。あいつらにまだ動かれては困る」

 

アザゼル「ありがとよ」

 

ローワンはそうして退出するホテルを出ると町の雰囲気は一変していた

 

その頃

 

ローワン「…やれやれ…もうきよったか…」

 

そういって駒王学園へむかう。そして、アサシンの服に着替えるそして目に黒い布を巻く

 

ローワン「匙よ」

 

匙「ローワン!いまで何して」

 

ローワン「なるほど来たのか…」

 

さじ「あぁ、コカビエルがきたんだよ!」

 

ローワンは左手をだし少し上へ上げると学校校内の敷地すべてを砂嵐の障壁を作る

 

ローワン「ソーナ嬢これでいい」

 

ソーナ「(魔力なしの展開?!)」

 

ローワン「では、役目を果たしてくる…」

 

匙とソーナの制止をおしきって中に入る

 

その少し前

 

ゼノヴィア「同時に仕掛けるぞ!」

 

木場「わかった」

 

ふたりは聖剣デュランダルと、聖魔剣をコカビエルに振りかざすも聖なる槍を応用した双刀に防がれる

 

コカビエル「デュランダルか聖剣とは違いこちらの輝きは、本物のようだ しかし!」

 

そういってふりはらうとゼノヴィアの腹部に蹴りをいれ吹き飛ばす。

 

コカビエル「所詮は使い手次第先代ははもっと常軌を逸脱していた」

 

と笑みを浮かべる木場は負けじと

 

木場「僕の聖魔剣であなたを滅ぼす誰も失うわけにはいかないんだ!」

 

コカビエル「おもしろい!それぐらいでなければ俺は倒せん!」

 

とコカビエルはまたも防ぐ

 

小猫「そこ!」

 

と隙をついて攻撃をかけるも防ぐどころか左下腹部を貫かれる

 

コカビエル「ふん、まぁいい。…しかしお前らはよく戦っているよ、拠り所とする偉大なる主を失っていても」

 

ゼノヴィア「…?…どういうことだ?」

 

その言葉に真っ先に反応した

 

コカビエル「ふははは!お前達下々まで真相は語られていなかったな!ついでだ教えてやるよ!神は死んだ!先の三つ巴の戦争で四大魔王だけでなく神も死んでいたのさ!」

 

リアス達は驚愕していた、特に祐斗、ゼノヴィア、アーシアは信じられず動揺していた

 

木場「…神がいない?では僕らは何を信じてあの施設で過ごしていたというんだ…?」

 

ゼノヴィア「ウソだ…」

 

ゼノヴィアはデュランダルを落とし膝をついた

 

コカビエルノ「もう大きな戦争など起きないだろう、それだけどの勢力も戦争で泣きを見た。アザゼルの野郎も二度と戦争は無いと宣言する始末だ!耐え難い!!」

 

アーシア「主は…死んでいる?では私たちに与えられる愛は……?」

 

コカビエル「そうだ!神の守護、愛がなくて当然なのだ!神はすでにいないのだからな!まぁ、神が使用していたシステムが機能していれば祝福も悪魔祓いの力もある程度は動作する、ただ神がいる頃に比べたら加護を受けられるものは格段に減ったがな…

その聖魔剣を創り出せたのも神と魔王が死んで聖と魔のパワーバランスが崩れているからだ」

 

一誠「アーシアしっかりしろ」

 

アーシアはショックのあまり膝をつく

 

木場「(無理もない…)」

 

コカビエル「戦争だ!お前たちの首を土産に我ら堕天使が最強だとルシファーやミカエルに見せつけてやる」

 

メルトリリス「それは不可能よ」

 

一誠「リリスちゃん!」

 

メルトリリス「その名前で呼ばないでくれる?蹴るわよ」

 

と簡単に物を突きさせることのできるヒールを一誠にむける

 

一誠「ひぇ!」

 

コカビエル「不可能とはどういうことだ?、」

 

メルトリリス「気づかないの?」

 

ネロ「その戦争をおこすというは、この世界を滅ぼすと同じ なら 現れるはずであろう、それを止めるもの…グランドクラスが…」

 

リアスたちは耳を疑った

 

リアス「グランドクラス?!」

 

一誠「そんなやつがいんのか?」

 

ネロ「いたんだよ…そなたたちはすでに彼に守られていた。そして、再び目覚めた」

 

リアス「まえ…まさか!!」

 

メルトリリス「死神はあなたの後ろにたってるわよ!」

 

と駒王学園の校舎の屋上を指差す。大剣を前に刺して

 

ローワン「人類の存続し護る事こそ、我が冠位持ちの、使命…」

 

一誠「ローワン…」

 

するとさっきまで禍々しく色をしていた雲がはれだんだん曇り一つない夜空に変わるそして巨大な満月が彼の背後に現れる

 

ローワン「そなたの言う戦争はただ道楽、しかしそれは人類を滅ぼす戦争であるならば。我は汝を刈るのが使命」

 

そして目につけていた黒い布を外すと人の姿をしていたローワンの見た目が黒い鎧を着た大男なる。そして髑髏の面をつけその奥には蒼白目が光る

 

山の翁「相手が堕天使の幹部であるならば、名のなればなるまい…幽谷の淵より暗き死を馳走しに参った…山の翁…ハサン・サッバーハである。」

 

その場にいた何人にもその声が伝わる

 

ソーナ「山の翁…!?」

 

匙「山の翁て…!冥界最恐のアサシン恐れられた…あの翁!?」

 

コカビエル「ようやく来たな翁!…貴様にもがれたあのときの屈辱ここで晴らしてくれる!」

 

山の翁「どうでも良きこと…今の我に、関係なし…今度こそ、その翼…天命の下に…」

 

大剣を前に立てる。そしてコカビエルめがけ飛ぶ

 

山の翁「剥奪せん…!」

 

コカビエルはいくつも光の槍をなげるが、翁は大剣の側面を利用して全て弾く、コカビエルの目の前に行くと

 

コカビエル「!」

 

消える

 

コカビエル「いない…ぐぁああぁああ」

 

コカビエルは背中に激しい痛みを感じ振り返ると翼が全て斬られていた

 

コカビエル「貴様!よくも俺の翼を!」

 

山の翁はコカビエルを玉座から蹴り落す

 

一誠「すげぇ…」

 

リアス「一誠!私達は、コカビエルの放ったケルベロスをなんとするわよ」

 

しかし一誠たちは、半分ぼろぼろであった

 

メルトリリス「あら…躾の悪い駄犬だこと…」

 

そう言ってケルベロスを水の玉で包むと包まれたケルベロスすぐに水に溶ける。

 

リアス「!?」

 

メルトリリス「鷹倉に頼まれたからね助けてあげる」

 

ネロ「ローが、頑張っているのだ…ここで踏ん張らなくてはな!」

 

とこちらもケルベロスの相手をする

 

その頃

山の翁とコカビエルの鍔迫り合いがつづいているが、誰もが見て山の翁のほうが優勢であった、コカビエルの攻撃をは軽くあしらわれているだけである。そして、コカビエルの左を腕を斬り落とす

 

コカビエル「くそ!俺の腕を…!!!」

 

山の翁はコカビエルをみくだす

 

山の翁「この程度か…この程度なら、汝の首に価値はないな…」

 

コカビエル「くっ!もういい!この街ごと消し飛ばしてくれる」

 

コカビエルは自身の玉座になんと、転移し魔力を、速攻でためる

 

リアス「まずいみんな逃げて」

 

コカビエル「もう遅い!」

 

と巨大な魔力を込めた消滅魔法を地上に投げる

 

コカビエル「消し去れ!」

 

消滅魔法が放たれる

 

山の翁「メルトリリス!」

 

メルトリリス「はいはい…」

 

遥か上空に跳躍する。

 

メルトリリス「今回は…鷹倉…言うこと来てあげる!弁財天五弦琵琶!」

 

激流で相手の動きを止めたあと急降下し蹴りを見舞い、消滅魔法を溶解し吸収する

 

コカビエル「なにぃ!?」

 

山の翁はコカビエルに急接近する。

 

山の翁「汝に晩鐘の鐘は鳴らず…我は汝を殺さぬ しかし!沙汰を受け入れよ!」

 

そのまま大剣でコカビエルを地面に向け叩き落とす。コカビエルは再び立つことはなかった

 

山の翁「我々の勝利だ…!」

 

一誠「よっしゃあぁあああ!」 

 

とみんな喜ぶが

 

山の翁「!!」

 

すると結界を突き破り、青く輝く10枚のプレート状の翼に白い全身鎧の騎士の様な者が降りて来た、その姿はまるで白い龍を思わせた

 

一誠「何だ…?あれはまるで…赤龍帝の鎧にそっくりだ…」

 

山の翁「白龍皇…」

 

周りを見るとリアス達も驚愕した表情で見ている。翁は鎧を解除して聴く

 

山の翁「…」

 

アルビオン「俺は白龍皇。…そうだな、今は『アルビオン』と名乗っておこう、よろしく、キングハサン」

 

山の翁「俺のことを知ってるのか?」

 

アルビオン「貴方のことはアザゼルから聞いている」

 

山の翁「そうか…ほら持ってゆけ」

 

そういうとコカビエルノとフリードの襟のを掴み二人を投げる。アルビオンは受けとると

 

アルビオン「礼を言うぞ…」

 

山の翁「呼び方は任せる。そなたとは一生の付き合いになりそうだからな」

 

アルビオン「わかった…ではな…」

 

アルビオンは輝く翼を広げてその場を去ろうとした

 

ドライグ『…無視か?白いの』

 

ドライグがアルビオンを呼び止めた

 

アルビオン『起きていたか、赤いの』

 

ドライグ『せっかく出会ったのにこの状況ではな』

 

アルビオン『いいさ、いずれ戦う運命だ、こういう事もある。…しかし、以前のような敵意が伝わってこないが?』

 

ドライグ『そちらも敵意が段違いに低いじゃないか。…お互い戦い以外の興味対象があるということか』

 

アルビオン『そういうことだ、しばらくは独自に楽しませてもらう、たまには悪くないだろう?また会おう、ドライグ!』

 

ドライグ『それもまた一興か、じゃあな、アルビオン!』

 

龍同士の会話が終わり白龍皇は翼を広げ飛び始めた、 その時イッセーが白龍皇に叫んだ!

 

一誠「おい!どういうことだよ⁉︎お前はなんなんだよ!」

 

アルビオン「フフフ、全てを理解するには力が必要だ、はっきり言って俺は今のキミよりそこのアサシンに興味がある。キミも俺のライバルを名乗るならもっと力を着けてくれ」

 

ドライグ『そうだぞ、相棒』

 

イッセーは悔しそうにしていた

 

アルビオン「ではまた会おう、いずれ戦う俺の宿敵くん」

 

白龍皇は光の速さで空の彼方へと消えて行った

 

山の翁は、鎧を解除してローワンに戻る

 

ネロ「よくやったな!ロー」

 

と抱きつく

 

ローワン「…まぁな」

 

ネロ「!そなた目が!」

 

ローワン「再生した…」

 

メルトリリス「…」

 

ローワン「あ…メルトリリス…参じてくれたのだな」

 

メルトリリス「あなた…本当にローなの?」

 

ローワン「…ローワン…鷹倉は死んだ…」

 

その時その場にいた一同は驚愕する

 

一誠「いや!いや!いきてるじゃん…!」

 

ローワン「魂は消滅した…いや…私の中に溶けた…というべきか…」

 

「否だ!」

 

とフードを被った老人がでてくる。ローワンは一瞬で察して膝をつく

 

ローワン「始祖様」

 

一誠「始祖…さま…て!アサシン教団つくった!?」

 

と一誠たちもおもむこうとするがハサンはとめるように促す

 

ローワン「わたしは…あなたなのですね…」

 

山の翁「そうだ…そなたはローワン…即ち鷹倉 真汰朗だ、そなたが殺したのは幼い自分であり、そなたの迷いを殺したのだ、つまりそなたは成長したのだ」

 

ローワン「成長…」

 

山の翁「励むといい我が息子よ」

 

そう言うと老人は蒼い人魂になりローワンの体に入る

 

ローワン「…はい…だそうだ…メルトリリス」

 

と振り返りメルトリリスをみる

 

メルトリリス「そ…ならよかったわ」

 

ローワン「わるい…少し役目を果たしてくる…」

 

そう言い残し消える

 

メルトリリス「どこへ行ったのあいつ」

 

ネロ「家族を迎えに行ったのだろう」

 

メルトリリス「家族?」

 

ネロ「あやつの弟だ」

 

ローワンはファルコンを駆り月へ向かう。

そして月面にてローワンは山の翁の鎧をつけ月面にでてしばらく歩く。すると金髪の少年が座り込んでいた。

 

ローワン「迎えに来たぞ…遅くなってゴメンな…海星(かいせい)」

 

金髪の少年は立ち上がると

 

「うん 帰ろう」

 

微笑んでローワンの手を握る。ローワンはようやく家族を取り戻した




やっと弟が出せました弟はフォーリナーのボイジャーです。フォーリナー枠はいくつか増やそうと考えています。出してキャラは考えてます。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.19 再会

長めですヒロインも残すところ二人…もう少ないですねぇ…


真汰朗は海星を抱っこして戻ってくる

 

ネロ「戻ったのだな!真汰朗」

 

真汰朗「あぁ」

 

メルトリリス「それがあなたの弟ね」

 

海星「このお姉ちゃんたちは?」

 

真汰朗「俺の仲間だ こっちがネロ こっちがメルトリリスだ」

 

海星「鷹倉 海星です よろしくおねがいします。ネロお姉ちゃんとメルトリリスお姉ちゃん」

 

屈託のない笑顔を、する

 

メルトリリス「可愛い…わね 私のお人形にしたいわ…真汰朗!あんたの弟私に寄越しなさい」

 

真汰朗「何いってんだおま…メルトリリスお前後ろに誰かいるぞ」

 

メルトリリス「あ…忘れてたわ」

 

とメルトリリスが後から紫髪の少女が出てくる

 

真汰朗「誰だその娘…!」

 

しかし真汰朗すぐ気づく

 

真汰朗「プロ…テアか?」

 

プロテア「そうだよ!お兄ちゃん!」

 

と笑う真汰朗は海星を抱っこしたまましゃがみこむ

 

真汰朗「おいで、」

 

そういうとプロテアは笑顔で真汰朗に飛びつく二人を抱っこしたまま立ち上がる

 

真汰朗「良かったな こっちで一緒にくらせて」

 

プロテア「うん!」

 

そう言ってうなずく

 

真汰朗「さて…今日の飯はいいのつくるか 海星…プロテア何が食べたい!」

 

そうして夕食を作る。作った料理は全員が好きなものばかりである。

 

真汰朗「海星とプロテアは育ち盛りだから気にしないと行けないけど…」

 

ネロ「今日だけは良かろう」

 

真汰朗「今日だけは…か、そうだな」

 

そうして騒がしくも穏やかなひとときを過ごした。

 

真汰朗「そうして…アサシンは彼女らと友の幸せを願い自身の居場所に帰るのでした。おしまい」

 

そう言って海星とプロテアが眠るまで本を読み聞かせた

 

プロテア「その アサシンはどうなったの?」

 

真汰朗「知りたいか?」

 

海星「知りたいどうなったか知りたい」

 

真汰朗「そうだな…もとの居場所に帰ってもなお誰かを幸せにするために頑張ってるじゃあ駄目か?」

 

海星「アサシンの幸せがないように聞こえて僕はやだ」

 

真汰朗「そのアサシンにはちゃんと居場所があって家族がいる幸せがないはずがない」

 

そう言って二人を寝かしつける眠ったのを確認して、リビングへ戻ると、バルコニーの手摺に烏が止まる

 

真汰朗「…」

 

ネロ「仕事か?」

 

真汰朗「そうだな…」

 

メルトリリス「帰ってきなさいよ 必ず」

 

真汰朗「承知…」

 

そう言ってアサシン装束に着替える※恐れ知らずのアルノの衣装

そうして屋上のヘリポートへ向かうと、そこから落ちるギリギリにたち、後ろを向くとフードを被ると肩に烏が泊まると、暗殺対象の場所と顔が頭に浮かぶ、

 

真汰朗「これより任務を遂行する…我が家族の為に…If it's for your happiness, I'll gladly dye my hands with blood.」

 

そう言って背後から倒れ落ちるように飛び落ちる。風を感じ目をゆっくり開け、落下していく。そして空中で体を鷲に変異させ飛ぶ、そして見えた風景の河川敷へむかうを周りに人はいなく静まり返っているが、爆音を流し変に揺れている。ワゴンがそこにあった、真汰朗は河川敷の上をとおっている橋の上からみる。

 

真汰朗「どんなに爆音を流していても…ナニしてるかだいたいわかる。男が4 女2か…」

 

一人の女が上げている声はいいといてしかしひとりは嫌がっている声だったしかも男全員が暗殺対象がいる真汰朗は笑う

 

真汰朗「最後の享楽がこいつの墓とは…面白きことよ…」

 

そう言って音もなくワゴンの上に降りる。

 

「次の女どおする?」

 

「なんであいつあんな冴えねぇ地味な女…」

 

真汰朗「最後のタバコだじっくり味わえ…」

 

男二人が振り返るととワゴンの上で足を組む真汰朗がいた

 

「なんだ!てめぇどこから!」

 

そう言って二人はナイフと警棒を出すがヒンドゥン・ブレイド、ガントレットの刃を直ぐに起動し二人の首に指す二人血の吹き出す人身の首を抑え倒れる

 

真汰朗「…楽に死ねると思うなよ…」

 

そういんてワゴンをあけると直ぐ半裸の男が金属バットを振り下ろしてくる

 

真汰朗「…」

 

「!こいつ!やりやがったのか?!」

 

真汰朗は口を出しニチャリと嗤う。その瞬間そこに出てきた三人は戦慄する。そして恐怖に麻痺した男二人が金属バットを真汰朗に向け振り下ろす

 

「よせ!」

 

と仲間の一人が制止を促すが止まらず、真汰朗は冷静に先に来たやつの金属バットを持ってる手を刺して金属バットを奪うとそいつの心臓を刺して即死させると奪ったバットでもうひとりの側頭に向けフルスイングする。打たれた男ももちろん即死 側頭部は、食い込むくらいな陥没していた。真汰朗はもう一人の金髪の男に近づく、金髪の男はその場で腰を抜かす

 

「頼む!助けてくれ!」

 

とすがりつくが、真汰朗は顔面を蹴り飛ばすと当然の如く首に横一文字に切る。男は必死に出血する首を抑えるがそれで血は噴水のように吹き出る。真汰朗は落ちていたタバコとライターを拾いタバコに火を灯すと男の口にねじこむ

 

真汰朗「最期のタバコの味はいかがかな?貴様がやってきたことそしてやっていくことは全部わかってるから殺した、せいぜいそのタバコが吸い終えるまで…これまでの行いを反省するがいい恨むんならこれまで真っ当に生きてそしてこの先も生きようとしなかったお前自身を呪うんだな…サービスにこれもやるよ…」

 

そう言って…首の傷口に火のついたタバコをねじこむ

 

真汰朗「二本も吸えるんだ苦しんでゆっくり死ね…」

 

そうして、ワゴンにいくと服装が乱れていた二人の女性は帰り値を浴びた真汰朗を見て怯える犯されていたところであったのか殆ど裸に近かった。真汰朗は黒髪でセミロングで前髪パッツンのストレートの髪のに目が留まる背中や至るとこには古い痣が見えた背中にはタバコを押し付けたようなやけどまである

 

真汰朗「…」

 

真汰朗はその少女に近づくと手をのばす。少女は怖さのあまり目を瞑るが、自身の体から痛みが取れていく感覚に驚き目を開ける

 

真汰朗「これでいい」

 

するとサイレンの音がした

 

真汰朗「もう来たか…警察は優秀だな…というか…通報したのは俺なんだけどね」

 

もちろん自身が呼んだ警察である真汰朗が立ち去ろうとすると黒髪の少女は真汰朗の手を掴み怯えていた。

 

真汰朗「…来るか…俺と」

 

少女「え?」

 

真汰朗「俺と来るなら、俺は君がされていることはしない…後悔もさせない…俺なら君の求めているものを全てくれてやれる」

 

少女「…!行きたい!私を連れて行ってください」

 

真汰朗「よく言った…君の決断に万雷の喝采を上げ…答えよう…!」

 

真汰朗は少女の手を握り直すと二人は光出す。そして拠点へ転移した

 

ネロ「真汰朗戻ったのだな なんだ!その少女は?!」

 

メルトリリス「真汰朗!あんたまさか!」

 

二人はドス黒いオーラを放つ

 

真汰朗「話は最後まで聴け!…たのむ!」

 

少女「真汰朗!?真汰朗て…鷹倉 真汰朗ですか?!」

 

ネロ「?!知っているのか?」

 

少女は真汰朗のフードをとる

 

真汰朗「久しぶりだな…明日花、いや…この日を待っていたというべきだかな」

 

明日花は真汰朗の顔を見ると涙を流しだす。

 

明日花「死んだかと…死んだかと…思っていました!先輩!」

 

真汰朗「悪かったな…泣かないでくれこうやってまた会えたんだ

 

真汰朗は明日花の頭を撫でる。明日花は何度も頷く

 

真汰朗「ネロ明日花を風呂へ案内してくれ」

 

ネロ「わかった」

 

真汰朗「メルトリリスお前には色々話しておきたいことがある」

 

メルトリリス「えぇ私も聞きたいことがあるの」

 

そう言って書斎へ入る

 

真汰朗「さてと、彼女は俺が人間だった頃の後輩だ」

 

メルトリリス「それはわかってるわ。なんで彼女からサーヴァントと同じ気配がするのかしら?しかも…」

 

真汰朗「これは俺の憶測かも、しれないが…彼女は降臨者だろうな…彼女の体を少しだけ調べたが…神性があった」

 

メルトリリス「そう…なら私が…」

 

真汰朗「お前にはそんなことさせれないさ…鐘の音がなってない…恐らく殺すなと言うことだろう…(いや…恐らく俺が家族と認めてしまったから殺せないのだろうな)」

 

メルトリリス「貴方また難しい顔してるわよ。あの子のことなら私の方でもいろいろ調べてみるわ」 

 

真汰朗「メルトリリス…お前…いいやつだなぁ」

 

メルトリリス「!?き、急に何よ!///」

 

真汰朗「なんだかんだで、本当は明日花の事心配してくれるからさ」

 

メルトリリス「勘違いしないで!そうしないとあなたと踊れなくなるから心配してんのよ」

 

真汰朗「はいはい…メルトリリス」

 

メルトリリス「?」

 

真汰朗「俺は愛するのものためなら俺は何度でも死んでもやるし殺してもやる…それが俺という愚かな暗殺者なのだろうな」

 

メルトリリス「愚か…じゃないわ」

 

真汰朗「?」

 

メルトリリス「正義(優しい)暗殺者でしょ?」

 

真汰朗「おれは英雄なんかじゃないぞ」

 

メルトリリス「知ってるわ、でもね…少なくとも貴方のその行動で救われた人たちはいるでしょ?」

 

真汰朗「そうだな…」 

 

メルトリリス「私もその一人なんだから…」

 

真汰朗「なんか言ったか?」

 

メルトリリス「!?…な なんでもないわよ!///」

 

と怒って出ていた

 

真汰朗「女って難しいのな…」

 

その頃

 

ネロ「湯加減は良いか?明日花よ」

 

明日花「はい大丈夫です」

 

そうか…そういうとネロも入浴する

 

明日花「あの…ネロさん」

 

ネロ「そなた年はいくつだ?」

 

明日花は少し戸惑いながら言う

 

明日花「17です。」

 

ネロ「そうか…真汰朗と同じか」

 

明日花「いえ 真汰朗先輩は2つ上です」

 

ネロ「そうかそなたは知らぬのだな」

 

明日花「え?」

 

ネロ「真汰朗は長い間17歳で年が止まっておる。だから…」

 

明日花「ちょ、ちょっと待てってください!止まってる?年齢がですか?!」

 

ネロ「他に何があるのだ…」

 

明日花「じゃ…実際の…年齢は…」

 

ネロ「…あやつ…アサシンの始祖であるとするのならば…九百年…そこにプラス…17」

 

明日花「約917年…仲間は…いたのですか?」

 

ネロ「いや…あやつが言うには…いつも一人見送り続けたらしい」

 

明日花「(だとするなら…先輩は915年も…)」

 

ネロ「あやつとは普通に接してやってくれ」

 

明日花「え?」

 

ネロ「あやつは人の感情の変化に敏感なんだ 普通に接してやってくれ」

 

明日花「…はい」

 

ネロ「そう暗い顔するでない そうだ!そなた昔の真汰朗を知っているのであったな」

 

明日花「はい」

 

ネロ「どんなやっだった」

 

明日花「…昔の先輩は…不良みたいでしたねでも、人気はありました今とは違って奇麗な金髪でした。」

 

ネロ「ふむふむ今とくらべてどうだ?」

 

明日花「今とあまり変わりませんが…饒舌で、あと、正義感が強かったですね。いじめとかあったとき、大人だろうと取っ組みに行くような人でした」

 

ネロ「さすが真汰朗だな」

 

と少し胸を貼る

 

明日花「あと自分の感情と優しさの表現が不器用で、」

 

ネロ「今と変わらんな」

 

明日花「あ…でも、一人のときはいつも写真をみて寂しそうな顔をしてるときがありました」

 

ネロ「そうか…」

 

明日花「あれからあの人はどうなんですか?」

 

ネロ「?」

 

明日花「先輩は…人を殺めました…恐らくネロさん達も、先輩と同じく何にか…」

 

ネロ「そうだな…さすがあやつが認めた後輩だ」

 

明日花「?」

 

ネロ「いや…あやつは暗殺者の血筋なんだ…それを知ったのが飛ばされたあとだったらしい…あやつは長年歴史の闇で人類を滅ぼしかねない奴らを刈ってきた。そのさなかあやつは多くの人間を殺め…そして多くの仲間をなくしてした。その中で技術と冷徹さ…そして生きる術を身につけた…余たちはその戦いに身をとおじた一人だ…あやつの戦いに根本にあるのは「誰がやらないと誰がは救われ無い…だったら俺がやる」ていってるが、よく切れる刃こそ危険なのだ…明日花あやつを…支えてやってくれ」

 

明日花「え?」

 

ネロ「余たちも支えているが…歯痒いが…昔のことあやつを知っているのはそなただけだ、頼む。」

 

明日花「わかりました。」

 

ネロ「あと、余たちに敬語は不要だぞ。」

 

明日花「そういえば…ネロさんて…あの…」

 

ネロ「いかにも!余はローマ皇帝のネロ・クラウディウスである!」

 

と声を上げて言う

 

メルトリリス「やれやれ…騒がしいとおもったら」

 

ネロ「べつにいいでわないか メルトリリス」

 

とメルトリリスが入ってくる

 

明日花「メルトリリスさん」

 

メルトリリス「メルトでいいわ特別に許してあげる。えっと江野明日花て名前だっけ?貴方」

 

明日花「はい そのとおりです」

 

メルトリリス「そう…貴方の戸籍なんだけど…貴方は今日から二尊院 明日花て名乗りなさい」

 

ネロ「何故そんな改名を?」

 

メルトリリス「あいつが言うのには、」

 

真汰朗(彼女の髪と血液をDNAあと魔術回路諸々 分析かけてみたんだすると驚きの英霊と重なってね中華系の姫様なんだけど、めんどうなクラスをしていてね地球外の者なんだよね これには抑止力が働かないからおそらくこれは一生守っていくしかないかな…現状として…)

 

ネロ「そのクラスとはなんだ?」

 

メルトリリス「あいつに聞いてこういうことはあいつに聞いたほうが早いわ」

 

明日花「あの!真汰朗先輩は一体何を…」

 

ネロ「あやつは冥界…もう一つの世界ではあやつは博士なのだ」

 

メルトリリス「博士であり…暗殺者でもあるのよそして…密輸業者」

 

明日花「そうなんですね…?歌手じゃないのですね」

 

メルトリリス「音楽家?」

 

明日花「真汰朗先輩は、音楽が大好きなんですよ。私はよくあの人の歌声を聞いていました。透き通るような声で…とても…」

 

メルトリリス「へぇーいいこと聞いたわねネロ」

 

ネロ「そうだな 今度聞いてやろう」

 

真汰朗「(ゾワッ!)なんだ…?!嫌な予感がする」

 

と一人悪寒を感じていた。

その後3人は風呂からあがり明日花はネロに教えられた書斎へ向かうすると書斎の椅子の手すりに肘をついて頬杖して真汰朗は寝ていた

 

明日花「…やっぱり…こうして見ると先輩だね最初見たときは怖かったけど…」

 

真汰朗は身体を起こす

 

明日花「あ 起きたんですね」

 

真汰朗「まぁな…で、何が聞きたい?」

 

明日花「?」

 

真汰朗「聞きたいことあるんだろ?」

 

明日花「はい」

 

ネロが入室する

 

明日花「ネロさん」

 

ネロ「そのことは余も聞きたい」

 

真汰朗「そうだな 話しておこうか。明日花は外宇宙、もしくは別次元より飛来した存在を根ざすサーヴァントの受け皿にされている。しかもこのサーヴァントは地球、さらに言えばその一円に類する内的宇宙に連なる真理から外れた、異邦から呼び寄せられた存在に、後天的な理由で縁深くなった英霊。「世界観を乱す者」とも形容される。ビーストなら冠位クラスの抑制が働くがこれには…何も働かない」

 

明日花「そんな…私…世界観を乱すなんて」

 

真汰朗「そうだな…今の君はちゃんとした明日花なんだろう…しかしこのクラスは不安定で狂気に呑まれたものども形容される」

 

ネロ「してそのクラスの名前は」

 

真汰朗「降臨者(フォーリナー)だ…」

 

明日花「フォーリナー…」

 

真汰朗「この世界では3人確認されている」

 

ネロ「3人?一人は明日香だが、あと二人は?」

 

真汰朗「俺の…弟だ…受け皿されちまって月へ行ってしまっていたんだよまぁ…帰ってきた」

 

明日花「先輩弟さんがいるんですか?」

 

真汰朗「明日休日だからそん時紹介するな、まぁ…取り替えずここに入れば安全だそのために対降臨者ようのアクセサリーはできているから」

 

明日花「わかりましたありがとうございます。」

 

真汰朗「明日花…そのなんだ…お前がここにいる限り家族だ人並みとはいかないが取りあえず、君のことは全力で支える。もちろん俺だけじゃないネロもメルトリリスもだそうだろ?」

 

ネロ「うむ!そのへんに関しては任せるが良い!」

 

と胸を張って言う

 

明日花「ありがとうございます…ネロさん先輩…」

 

と涙ながら笑いそういった

 

ネロ「それにしても…降臨者が一人…いささか気になるな…」

 

真汰朗「そうだな…気になるどころか…俺の…心(霊格)が騒いでいるだ…もうひとりの降臨者はおそらく俺たち(暗殺者たち)と何か関係が存在するやもしれない…」

 

と目を閉じていう。

 

真汰朗「…話は以上だ明日は休日だからもう休め」

 

ネロ「そうする ゆくぞ明日花」

 

明日花「え?ちょ!」

 

と退室していく、真汰朗は立ち上がり窓に映る自分をみる

 

真汰朗「欲をなくし…やがて…自分を失うか…欲…俺に残された欲が…これだけで良かった…」

 

と写真をみていう

 

真汰朗「今度…取り直さないとな」

 

そういって笑うと、資料整理を始めた

 

真汰朗「寝るのは何時ぐらいだろうか…」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.20 生きる者にある資格

黒スーツに黒いネクタイそして黒い手袋を身に着け明日香が身を寄せていた叔母家族が住む宅へ

 

「なんの御用でしょうか」

 

いかにも世の中のすべてが気に食わない…ときった顔つきの明日香の叔母がいた

 

真汰朗「私は…ヤマウチ・タカヤ(偽名)と申すものです。江野明日花様の…お荷物と…彼女のすべてをいただきに参上しました。無論ただではございません。」

 

とアタッシュケースを見せた

 

「とりあえず上がりなさい」

 

と客間へ通される。

 

真汰朗「私は…二尊院組の組の頭を務めさせてもらっています。ヤマウチ・タカヤと申します。この度は江野明日花様を引き取らせてもらうためにこちらに来た次第です。」

 

と真汰朗は怪しく笑う。

 

「それで、貴方はあの娘をどうする気なの?」

 

真汰朗「そうですね。彼女は私の先代組長の血少なからず継いでおりますので…彼女をトップにするのも視野に入れております。」

 

「そ…」

 

真汰朗「では、私が彼女を引き取るのはいいですね?」

 

「いいけど…あなたにそんなこ…」

 

と言い終わる前にアタッシュケースをあけたそこには大量の福沢諭吉がきた

 

真汰朗「いったはずです…無論ただではございませんと、これまで貴方方が彼女にかけてこられた費用ざっと…これほど…」

 

と指で一を示す

 

「そう、ならこれは…もらうは…果たしてあんな娘にそこまでの価値があるのかね」

 

真汰朗「貴方方みたいなゴミよりは彼女の方がダイヤモンドの原石くらいの価値がありますよ」

 

「貴方…いい度胸してるのね」

 

と睨みつける

真汰朗「そうでもないとこんなドブには来ませんよ…では私は…失礼します。」

 

そういってそのばを去り、ジープに乗る。助手席には明日花がいた

 

真汰朗「…ああ言うやつとは縁を切ったほうがいい」

 

明日花「はい…」

 

力なく返事する

 

 

真汰朗「…明日花」

 

そう言い明日花の頭に手を乗せる

明日花は反応出来ずに硬直する

 

明日花「?!、!」

 

真汰朗「大丈夫…俺がついてる…」

 

明日花「はい」

 

真汰朗「敬語はいらないさ…明日から俺とお前は同い年なんだ」

 

明日花「わかりまし…わかった…明日からよろしくね真汰朗」

 

真汰朗「あぁ…」

 

明日花の微笑みに真汰朗は目で答えた

 

真汰朗「さぁ…帰ろう 弟たちを紹介したい」

 

そんなこんなで

 

海星「はじめまして…おねぇさん鷹倉 海星です」

 

明日花「…偉いね海星君自分で自己紹介できるて……」

 

と明日花は海星の頭を撫でる

 

真汰朗は視線に気づきベランダを見るとやはり…鴉が…

 

ネロ「いってくるがよい」

 

真汰朗「…悪いな…」

 

真汰朗は走り屋上に立つと…服装をアサシンの服装に変じて、屋上から飛び降りた。

 

真汰朗「俺の役目はこの世界の毒とういう毒を潰す…そして罪人たちの魂の救済…救済なくしてこの世の再生はない…誰がしなければならない…やってるさ!」

 

そうして鷹に姿を変え夜空に消えていく

 

翌日の放課後…

 

リアス「全員そろったみたいねそれより…真汰朗は?」

 

メルトリリス「逃げてたわよ…私達と同居してることがバレたのよそれで追いかけ回されたのよ」

 

リアス「そうなので、かれは」

 

真汰朗「ここだ」

 

とソファーの下から這い出て来る。それを見て全員驚く

 

真汰朗「よっくらせ」

 

メルトリリス「貴方そんなとこにいたのね」

 

真汰朗「いや…霊体化していた」

 

リアス「今日から新しい部員を紹介するわね」

 

明日花「えーと…2年の二尊院 明日花です」

 

メルトリリス「同じく五ノ桜(いのはる)メルトリリスよ。」

 

ネロ「結局 真汰朗の言う姓にしたのか…あんだけ嫌がっておったのに」

 

メルトリリス「うるさいわね…」

 

真汰朗はあることに気づき窓を見る

 

真汰朗「……」

 

一誠「鷹倉?」

 

真汰朗「なんでもない」

 

すると真汰朗のスマホがなる

 

真汰朗「少し話してくる」

 

電話に出る

 

真汰朗「なんだ?宮廷魔術師」

 

マーリン「君に連絡があってね」

 

真汰朗「なんだ?」

 

マーリン「鳴りを潜めてたテンプル騎士団の過激派が動き出したよ」

 

真汰朗「!?…確かか?」

 

マーリン「残念ながらね…」

 

真汰朗「…そうか…連絡感謝するこちら側に来た奴らはこっちで処分しておく」

 

マーリン「頼むよハサン君」

 

真汰朗「その呼び方はやめろまだ俺はあの方(俺)にまだ到達していない」

 

マーリン「そうなんだね それじゃあ」

 

と電話をきる

 

真汰朗「テンプル騎士団…」

 

真汰朗はこれまでにない怒りを思い出す

 

真汰朗「…モレー…お前がいれば何か…かわったか?」

 

そうして戻ると

 

涙目になりながら小猫とゼノヴィアに追いかけ廻されていた女装してはいたが少年のようなやつがいた

 

真汰朗「この男の娘がギャスパーていうんか」

 

一誠「そう…女装てのがなぁ」

 

真汰朗「ふぅ…ん」

 

匙「よー兵藤 誠、解禁された眷属みにきたぜ」

 

一誠「ゼノヴィアに追いかけ回されているぞ」 

 

匙「お!金髪美少女か!」

 

一誠「女装野郎だけどな」

 

匙「…そりゃ詐欺だ…」

 

一誠「だよなー」

 

真汰朗「同情するぞ」

 

メルトリリス「ねぇ 真汰朗あの子私の」

 

真汰朗「却下…」

 

アザゼル「よー 赤龍帝」

 

一誠「アザゼル!」

 

全員は構える

 

真汰朗「堕天使の長か」

 

アザゼル「よう、ハサン」

 

一誠「知り合いかよ!」

 

真汰朗「あぁ、そうだ…色々協力してくれたんだ」 

 

匙「…え?どうなってんだ?」 

 

アザゼル「こいつには世話になってんだよ」 

 

真汰朗「目当ての騎士ならいない」 

 

アザゼルはそれを聞くと匙の神器についていうと立ち去る 

 

匙「どういうことだよ!真汰朗」

 

真汰朗「長くなるぞ」

 

真汰朗は過去の経緯をはなす

 

匙「まじか?!てことは?冥界最強?!」

 

真汰朗「わからぬ たとえそう出しても私はアサシンだ関係なきことだ 未だ道半ばだから…最強ではない」

 

一誠「それにしても…どうするべきか…あの…後輩…」

 

真汰朗「あいつの出番か…」

 

そういって出ていく少しするとプロテアと海星をのせて学校へ戻る 

 

真汰朗「…乗るかい」

 

ファルコンからおりてくる

 

匙「すげえええええええええええええーーーーー!」

 

といって、駆け寄る

 

匙「本物?!」

 

真汰朗「あぁ」 

 

一誠「乗れんのか!これに!」

 

真汰朗「あハイパードライブによるハイパージャンプができる…いくぞ…」

 

一誠・匙「おう!」 

 

とそそくさと乗る。真汰朗、木の後ろに隠れている、ギャスパーに声をかける

 

真汰朗「…お互い半端もん同士だ…いくぞ」

 

匙「すげぇ!映画の、セットとかじゃないよな?」 

 

ブリッジに真汰朗がすわると助手席にネロがすわる

 

真汰朗「操縦覚えてるか?…相棒」

 

ネロ「うむ」

 

真汰朗「そうか…さて、動かすぜ」

 

ギャスパー後ろに座らせる

 

真汰朗「ベルト締めとけよ 後ろの7人大丈夫か?」

 

ゼノヴィア「本当にすごいな…」

 

アーシア「大丈夫です」

 

真汰朗「行こうか…ネロ」

 

ネロ「うむ」

 

一誠「どこへいくんだ?」

 

真汰朗「香港にいくぞ!」

 

そうして香港上空へ向かうそうして自動操縦に切り替えると後部のラウンジへ

 

 

真汰朗「行って来い」

 

そうしてコックピットから100万ドルの夜景を見せる。入れ替わりでギャスパーがくる

 

真汰朗「おきにめしたか?」

 

ギャスパー「は、はい!きれいでした」

 

真汰朗「そうか…?」

 

ギャスパー「先輩…そのさっき言ってたお互いて」

 

真汰朗「なぁ…ギャスパー…おまえたちは…いつを生きてる?」

 

ギャスパー「え?」

 

真汰朗「俺の身体が生きながら死んでいる…お前は今を生きることができるんだろ?過去にすがって一生を過ごして何になる?」

 

ギャスパー「え?」

 

真汰朗「過去どうこうなんてのはどうでもいい、大事なのは今がこの時そしてこれからだ、君には生き抜きどうするかという権利があるんだ」

 

ギャスパー「これから…」

 

真汰朗はコックピットにもどる

 

ギャスパー「…これから…」

 

ギャスパー言われたことを考える

 

明日花「今の言葉 私に言った言葉だね」

 

真汰朗「あぁ…そうだ…君はこれからのことは考えたのか?」

 

明日花「私は好きな人と一緒に入れればいい」

 

真汰朗に微笑みかけそういった

 

真汰朗「…」

 

明日花「それじゃああとで」

 

真汰朗「…明日花…」

 

明日花「なに?」

 

は背を向け

 

真汰朗「いや…なんでもない…」

 

明日花は首を傾げてコックピットブリッジへ

 

真汰朗「そうだな……悩みながらも向き合い先に進む…それは生きた者にしか与えられない資格か…」

 

そういっての目を細める。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.21 暗殺者交渉す

真汰朗「みんな寝たか?」

 

ネロ「寝たぞ、真汰朗はどうするのだ?」

 

真汰朗「仕事だネロも先に休んどけ」

 

ネロ「うむ そうする無理はせぬようにな」

 

真汰朗「ありがとう」

 

ネロはそういって真汰朗の書斎から退出する

 

真汰朗「ここにいるのはお前と俺だけだ…出てこい…」

 

すると空間を割いてゴスロリ風の少女が現れる

 

真汰朗「オーフィスか」

 

オーフィス「…山の翁…」

 

真汰朗「何のようだ…いま仕事中」

 

オーフィスは適当に椅子にすわる

 

オーフィス「我 静寂が欲しい」

 

真汰朗「わかったが…禍の団はどうする?」

 

オーフィス「…抜ける」

 

真汰朗「あんたそいつらの頭じゃないのか…?」

 

オーフィス「勝手に、祭り上げられた」

 

真汰朗「…(何か理由がありそうだな)よかろう…ただし条件がある、今からする質問に答えろ」

 

オーフィス「…(こっくり)」

 

真汰朗「よし、まず1つ目だ…あんたはなぜ禍の団を作った?」

 

オーフィス「グレートレッドを倒すため」

 

真汰朗「なるほど…自分の居場所に帰りたいと?」

 

オーフィス「…(こっくり)」

 

真汰朗「なるほど…二つ目…禍の団は何を考えている?」

 

オーフィス「…クーデター」

 

真汰朗「なるほど…」

 

オーフィス「協力するために「蛇」をわたした」

 

真汰朗「…ドーピング剤か…グレートレッドを倒そうとする動きはあるか?」

 

オーフィス「ない…」

 

真汰朗「…ただ利用してるだけか…」

 

オーフィス「もういい?」

 

真汰朗「あぁ…」

 

真汰朗はファルコンを格納している異空間の格納庫へいく

 

オーフィス「質問…この空間は?」

 

真汰朗「俺の研究室兼格納庫だ…お前に渡す部屋は音も何もしない空間だ」

 

オーフィス「翁…この世界をどう思う…」

 

真汰朗「おまえは?」

 

オーフィス「つまらない」

 

真汰朗「そうか…」

 

オーフィス「翁は?」

 

真汰朗「俺にはやるべきことがあるだからそんなことを考える暇はない」

 

オーフィス「…要求 静寂…」

 

真汰朗は格納庫の一角にある部屋の扉を開ける

 

真汰朗「禍の団を抜けたらこのへやをくれてやる。ここは俺の許したものしか入れないつまりこの部屋の所有権はお前とおれが認めればお前のものだ」

 

オーフィス「気に入った 禍の団抜けてくる」

 

真汰朗「交渉成立だな」

 

このあとオーフィスは禍の団を抜け

真汰朗のもとへ

 

真汰朗「さて、あいつらにどうはなそうか…」

 

真汰朗がオーフィスの部屋を覗くとポテチをかじっていた

 

真汰朗「すごいやつが…ニートか…迫がないな どのみちしばらくは黙っていた方が良さそうだな」

 

そういってマーリンとサーゼスそしてアザゼルに連絡を飛ばす



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.22  襲撃と反旗

リアス「どういうことなの…真汰朗」

 

真汰朗「しらぬ…」

 

リアス「説明しなさい」

 

真汰朗「ソーナ嬢の姉君とサーゼクスアザゼルに頼まれたのだ」

 

数時間後

 

堕天使側 アザゼル ヴァーリ

 

悪魔側 サーゼクス セラフォルー

 

天使側 ミカエル イリナ

 

仲裁人 真汰朗

 

真汰朗「1つ言わせてくれ…場所考えろ!」

 

アザゼル「しゃあねぇだろ?」

 

真汰朗「まったく…ミカエル…一誠の件…例を言うぞ」

 

ミカエル「また会うことがでるとは光栄です」

 

一誠「部長…あいつでどういう立ち位置なんですか?」

 

リアス「冥界では二大竜を倒した英雄として伝説視されているはでも彼はそれを嫌っているみたいね…」

 

一誠「?」

 

木場「彼が伝説といわれたとき三竦みで彼を勧誘する動きがあったらしくてね」

 

小猫「先輩は…戦争が起こるのがいやで…」

 

一誠「あいつ…」

 

ネロ「…あやつらしい判断だ…」

 

一誠「そうなの?」

 

メルトリリス「彼はアサシンだけど…争いを好まないの…優しさ故にだけど…」

 

話はすすみ

 

アザゼル「和平を結ぼうぜ お前らも元々そのつもりなんだろ?」

 

真汰朗「戦争は、起こすべきではないそうだろ?」

 

サーゼクス「戦争は我らも望むべきものではない。また戦争をすれば悪魔は滅ぶ」

 

アザゼル「始めれば今度こそ共倒れ、考えてみれば俺たちはそこにいる奴に救われてしまったことになるが神がいない世界は衰退もしなかった 神がいなくても世界は回るのさ、実際翁がその針を進めた…今度は俺たちが進めないとな…」

 

会談は一段落つくと一誠がアーシアの追放理由をきく、そうしてアザゼルは

 

アザゼル「俺の堕天使の一部が神器の所有者を始末しているのは確かだ…」

 

真汰朗「アザゼルよ…アーシアを殺してその神器を奪った奴がお前の傘下にいる以上なんとも言えんぞ」

 

アザゼル「だから、俺にしかできないことで、お前たちに貢献したい そこで1つ訊いておきたい、お前は赤龍帝としてどうしたい?」

 

一誠「どうこういわれても正直よくわからない」

 

アザゼル「ヴァーリは、どうだ?」

 

ヴァーリ「俺は強いやつほど戦えればいいさ」

 

アザゼル「真汰朗は?」

 

真汰朗「俺にはことしての欲求は無い…だが、俺はあいつらと一緒に生きたい…本当の意味でかつて人間だった時のように生きたい」

アザゼル「そうか…」

 

真汰朗「一誠…和平を拒むと部長とヤれないぞ?」

 

一誠「!?」

 

アザゼル「そうだなぁ~」

 

一誠「和平で1つお願いします!部長とエッチしたいです!!あっ…?」

 

真汰朗「(こういつやつなんだ許せ二人とも)」

 

サーゼクス「(わかっているよただ…)」

 

グレイフィアは白い目で一誠を見る

 

真汰朗&サーゼクス「はぁ…」

 

一誠「でも、俺は仲間のために戦います…」

 

すると時間が、一瞬止まる

 

リアス「眷属で動けるのは全員 」

 

一誠「でもなんで…」

 

明日花「真汰朗もしかして…なんかしたの?」

 

真汰朗「少しばかり魔力を放出した…明日花…探知できるか?」

 

明日花は感覚を研ぎ澄ませる

 

明日花「…よくわからないけど…禁手を使わせるてるよ」

 

アザゼル「なんとまぁ…こんなときに…ww」

 

真汰朗「裏切り者でもいるのだろうな?ww」

 

一誠「怖いこと言うなよてなんで笑ってられんだ?」

 

真汰朗「こういう時こそ笑え今までこれくらいの修羅場いくらくくってきただろ?」

 

サーゼクス「確かに…」

 

ミカエル「ハサンさんが言うとね」

 

アザゼルは神器の暴走制御の腕は二つを一誠へ

 

真汰朗「…一誠 リアス嬢 小猫はギャスパーのところへ行け 転移はグレイフィアおれが空間に亀裂を入れる頼めるか?」

 

グレイフィア「わかりました。」

 

真汰朗が大剣を一振りすると空間が避け、グレイフィアはすぐに空間をキープするように魔法陣を展開する

 

真汰朗「飛ばせ…!」

 

グレイフィア「お嬢様ご武運を」

 

リアス「えぇ」

 

真汰朗「一誠死ぬなよ」

 

一誠「おう!」

 

そうして転移していく 、すると室内に魔方陣が発生する

 

アザゼル「…きたか…」

 

真汰朗「(この感じ…)セラフォルー覚悟した方がいいぞ…旧魔王だ」

 

すると魔方陣から姿を現す

 

カテレア「ごきげんよう現魔王のサーゼクス殿」

 

サーゼクス「カトレア・レヴァアタン」

 

明日花「旧魔王?」

 

真汰朗「一族が疲弊しているのに徹底抗戦しようとしたから左遷された連中だ…下らん連中だ…まったく」

 

カテレア「旧魔王派の者たちはほとんどがオーフィスと共に禍の団に協力することに決めました」

 

アザゼル「旧魔王派はともかく、オーフィスがテロリストの思惑に 協調するとは思えないんだがな」

 

カテレア「オーフィスは 力の象徴として力が集結する為の役を

担うだけです、その力で世界を滅ぼしもう一度構築します。新世界を私たちで取り仕切るのです」

 

セラフォルー「カテレアちゃん!どうしてこんな!」

 

カテレアはセラフォルーを激しく睨んで返した

 

カテレア「セラフォルー!私からレヴィアタンの座を奪っておいて、よくもぬけぬけと!今日この場であなたを殺して、私がレヴィアタンを名乗ります! そしてオーフィスが新世界の神となり

私がこの世界の秩序を構築する!あなたたちの時代は終えてもらいます!!」

 

真汰朗「素晴らしい…実に本当に素晴らしいよ…貴様ら言ったことすべて間違えている」

 

カテレア「この感じ!?なるほど…そういうことですか…ハサン・サッバーハあなたこちら側にきたらどうですか? もちろん貴方の女性たちも 」

 

真汰朗「…やれやれ…安くみられたもんだなドーピングしなきゃ勝てない小物風情が、我らを従えるとは、痴がましさここに極まれりだな なぁ…ネロ皇帝」

 

ネロ「そうだな…余たちを配下にしようとは、失笑ものだな」

 

カテレア「ッ!私を愚弄するか!!」

 

アザゼル「禍の団のオーフィスはどこにいったんだ?」

 

カテレア「このような場所に」

 

真汰朗「御託はいいから言ったらどうなんだ?」

 

カトレア「?」

 

真汰朗「お前ら捨てて出ていったて」

 

サーゼクス「なるほど…あの手紙はそういうことですか」

 

と納得する

 

カトレア「!?」

 

真汰朗「オーフィスがお前らに手を貸したのはグレートレッドを倒すためにしかしお前らは何もしなかっただから抜けた違うか?」

 

アザゼル「つまり…オーフィスはいないんだろ?」

 

真汰朗「そもそも禍の団はオーフィスが頭じゃない…ただの飾りだ…それにオーフィスは今俺の元いる」

 

一同「?!」

 

アザゼル本当か?」

 

真汰朗「あぁ…オーフィスがいない今…禍の団はもはや烏合の衆とかわらん」

 

カトレアはハサンを睨み付ける。真汰朗は戦闘服に身をへんじて構える

 

アザゼル「待てよ、俺がやる、手を出すなよ?」

 

真汰朗「…任せる」

 

真汰朗「ネロと明日花は海星とプロテアの保護を頼む」

 

ネロ「わかった」

 

明日花「わかりました」

 

そういって転移する

 

真汰朗「さて…メルト俺たちは見物させてもらうかな」

 

メルト「そうね私達が介入すると面倒なるわね」

 

カテレア「アザゼル、あなたが相手ですか、いいでしょう。私達に逆らうとどうなるか見せしめにして差し上げましょう!」

 

アザゼル「…それこそ死ぬ役の台詞だぜ」

 

カテレア「黙りなさい!!」

 

真汰朗「アザゼルそいうことをフラグていうのだ、世相では」

 

アザゼル「OK!覚えとくわ」

 

アザゼルとカテレアは窓から飛び出し激しい 空中戦を始めた!

カテレアは異様な魔力を纏って武器の杖を構えていた

 

カテレア「覚悟を決めてもらいましょうかアザゼル」

 

アザゼル「…チッ、そのオーラの質と量は普通じゃねぇな…オーフィスの野郎に貰ったか」

 

カテレア「ええ、彼は無限の力を有するドラゴン、 世界変革の為に力を借りました、新世界創造の第一歩として堕天使総督であるあなたを滅ぼす!」

 

カテレアはオーラを強化させ杖に纏わせるが、

アザゼルは宝玉が付いた金色の短剣の様な物を出す

 

アザゼル「バランスブレイク!!」

 

アザゼルの体に渦が発生する。次の瞬間、金色と紫の宝玉が特徴的なドラゴンの様な全身鎧の姿になった!

 

アザゼル「ドラゴン系神器を研究して作り出した。俺の傑作人工神器「堕天龍の閃光槍」の擬似的な禁手「堕天龍の鎧」だ」

 

カテレアは人工神器でしかも禁手を発動させたことに驚いた!

 

カテレア「アザゼル!それだけの力を持ちながらあなたは!」

 

アザゼル「無限の龍神をドーピング受けといて 、よく言うぜ」

 

カテレア「私は偉大なる。真のレヴィアタンの血を引く者! あなたごとき忌々しい堕天使に負けはしない!!」

 

カテレアは杖から蛇の形の魔力を放つがアザゼルは光の槍一振りでカテレアの腕ごと斬り裂いた

 

カテレア「ぐっ!…た、ただではやられません!」

 

斬られたカテレアの腕が鞭

 

のように伸びアザゼルの腕に巻きつき自爆しようとする

 

アザゼル「片腕くらいお前にくれてやる…」

 

真汰朗「不要…」

 

そういって自爆しようとするカトレアの眼前までいき大剣を一振りカトレアを斬首した。

 

アザゼル「相変わらず恐ろしい技だな、それ…でも、まぁ助かったわ、ありがとな、真汰朗」

 

真汰朗「友を助けたまでだ…礼をいう事はない」

 

メルトリリス「介入しないんじゃなかったなの?」

 

真汰朗「少し血が滾ったそして…友が傷つくのは見てられない主義でな」

 

アザゼルの鎧が解除されたが短剣にはヒビが入っていた

 

アザゼル「チッ…人工神器の限界か。まだ改良の余地があるな、

もう少し俺に付き合ってもらうぜ「黄金龍君」ファーブニル」

 

宝玉にキスしてする。後和解したイリナとゼノヴィア 木場とメルトリリスのコンビネーションで魔術師を一掃する

 

木場「これで全員?」

 

真汰朗「あぁ…にしても…よい動きをするな」

 

木場「そうだね…」

 

アザゼルが見ると旧校舎の方からリアス達が走って来るギャスパーも無事のようだなが、その時アザゼルにむかって光が突如飛来した

 

アザゼル「痛てて…チッ、この状況下で反旗か、ヴァーリ!」

 

ヴァーリ「そうだよ、アザゼル」

 

真汰朗「メルトリリスどうやら面倒事が増えたようだな」

 

メルトリリス「貴方からしたらいつものことじゃないの?」

 

真汰朗「君にそれを言われると何も言えないな…」

 

と構える



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.23  白龍皇vs暗殺者

真汰朗「やはりこうなるか…」

 

ヴァーリ「悪いな 」

 

アザゼル「…俺はお前に強くなれとは言ったが、 世界を滅ぼす要因だけは作るなとも言ったはずだ」

 

真汰朗「…」

 

ヴァーリ「関係ないさ…それに言ったはずだ、俺は強い奴と戦えればいいとな、俺が今戦いたいのは鷹倉 真汰朗 いや…今世のハサン 山の翁 貴様だ!!」

 

サーゼクス達や魔術師達を全滅させた全員が集まって来てヴァーリの宣言に驚く

 

真汰朗「ほう…そなたが私に戦いを挑むか…」

 

すると狂ったように大笑いする

 

一誠「真汰朗大丈夫か?」

 

真汰朗は一誠肩をポン叩き前に出る

 

ヴァーリ「あぁ是非そうしてくれ、手加減なんてされたら面白くないからね、 俺は相手が強ければ強いほどいいのでね」

 

アルビオン「だが気をつけろヴァーリ、あの男少なくとも私を倒してる、決して油断はするな、それにあの男の体質は異質だ」

 

真汰朗「神託は下ってない…軽くあしらってやる」

 

真汰朗は山の翁に姿を変て構えるの見てアザゼルは溜め息を吐いて立ち上がる

 

アザゼル「やれやれ…こんなことになっちまってすまねぇ、悪いがヴァーリの相手を頼めるか?俺はカテレアと戦ったばかりこいつ(ファブニール)がこの通りだ」

 

真汰朗「請け負う…あんたは早く治療してもらえ…小僧…俺が本気出すまで倒れんなよ?」

 

ヴァーリ「まぁいい相手と戦えるとは俺も運がいい」

 

山の翁「好きに呼ぶがいい…」

 

ヴァーリ「……そうかあんたは本当に面白い、そうだ、貴方のことは知っているから、 俺のことも教えておこう俺は旧魔王の孫である父と人間の母の間に生まれたハーフだ、俺の名はヴァーリ・ルシファー、 先代魔王ルシファーの血を継ぐ者!」

 

ヴァーリから魔力のオーラが発生すると鎧から黒い悪魔の翼が出てきた、 リアスは信じられない表情になった

 

リアス「嘘よ…」

 

アザゼル「残念だが事実だ、俺の知る限りであいつが歴代最強の白龍皇になるだろう」

 

ヴァーリは鎧の兜を収納し素顔を出すとイッセーの方を向き残念な表情で語り出した

 

ヴァーリ「兵藤一誠、運命とは残酷なものだ、白龍皇の俺と赤龍帝のキミとの資質の溝は あまりにも深すぎる。 一応ライバルのキミの事は少し調べさせても らったががっかりした…あまりにつまらない…これが俺のライバルなんだと思うとまるで張り合いが無さすぎる。そうだ、こういう設定はどうだろう?キミは復讐者になるんだ!」

 

一誠「お前、何が言いたいんだよ…」

 

ヴァーリ「つまりこういうことさ!俺がキミの…!」

 

ヴァーリが突如背後からこれまでにない殺気を感じ言葉を切り上げ振り向く

 

山の翁「白龍皇のなかで最強といえども…この距離での殺気に、気づかぬようであればまだまだだな…」

 

と山の翁は再び殺気を発するそれは強く鋭く空気が振動するように感じるくらいであった

 

ゼノヴィア「これが…山の翁…」

 

殺気に押されて疲弊気味に答える

 

一誠「アイツどんだけ力を持ってんだ?」

 

メルトリリス「そんなの決まってるじゃない冠位クラスに選ばれるくらいによ」

 

リアス「冠位クラスだから強いんじゃないのかれ?」

 

メルトリリス「逆よ…彼は強いからこの世界の根源が彼をグランドクラスに選んだのよ」

 

ネロ「根源が、あるから強いのではなく強いから根源があるのだ」

 

イリナ「あんなのがこの世界に、いるなんて…」

 

ヴァーリ「流石…根源に選ばれる程の強さ…」

 

山の翁「…根源などくだらなぬ汝はそのようなくだらぬものを理由にする男であったか?」

 

ヴァーリ「違うな、早速始めようか、冥界最強のおまえを倒し、俺はさらなる最強を目指す!」

 

ヴァーリは悪魔の翼を広げ兜を装着すると輝く翼を広げ悠一に向かった!

 

白龍皇vs山の翁

 

ヴァーリは騎士を超える速度で山の翁に向かい拳を放ったが山の翁は軽くいなす

 

山の翁「…」

 

ヴァーリはさらにスピードを上げ連続で突きを放ったがまたもまた軽くいなされる

 

ヴァーリ「…一発も当たらないとは、」

 

山の翁「…」

 

ヴァーリは渾身のストレートを放ったが山の翁はそれを受ける

 

ヴァーリ「…フ…」

 

と笑みが溢れるが

 

ヴァーリ「!」

 

山の翁の目が光るそして大剣をヴァーリに振り下ろは地面に叩きつるヴァーリ鎧のおかげでダメージは少なかった、距離を取ると魔弾を複数山の翁に発射するが山の翁はすべて黒炎に混じり一振りで相殺する

 

山の翁「無益…」

 

ヴァーリ「…言ってくれるじゃないか、流石は二大龍を殺しただけはあるでは見せてやろう白龍皇の力を!」

 

ヴァーリは今までで最高の速度で拳を構えてハサンに向かった!

 

アザゼル「マズい!真汰朗触れるな!」

 

真汰朗「ほう…」

 

山の翁は大剣で拳を受け止めたがヴァーリは不適な笑った

 

アルビオン「Divide‼︎」

 

山の翁「…ッ⁉︎」

 

ヴァーリの宝玉から声が聞こえた!

 

山の翁「ッ、なるほどそいつが汝の能力か?」

 

アザゼル「そうだ白龍皇の能力だ、 触れた相手の力を半分にする能力がある、さらに半減させた相手の力を自分の力に加算できる、だが取り込める上限はある、キャパシティを超える力は光の翼から吐き出す事で上限を維持しているんだ」

 

山の翁「それは…また…使うべき能力を違ったな…」

 

ヴァーリ「!?」

 

アザゼル「!そうか!?あいつ!」

 

山の翁「アルビオンの忠告わすれたか?」

 

ヴァーリ「!そうかあんたは!」

 

アザゼル「そうか!あいつにはアルビオンの能力が効かない!」

 

一誠「どう言うことだ?」

 

アザゼル「あいつの体質は山の翁…つまり…生きながら死んでいる!」

 

リアス「つまり…能力の対象外」

 

山の翁「命拾いしたな…晩鐘の鐘そして神託が降らなかったことに…」

 

山の翁は再び大剣を振り下ろしヴァーリを二回目の地面に叩きつける。ヴァーリゆっくり立ち上がるとフッと笑い兜を再生させた

 

ヴァーリ「…フフフ、あんたは面白いな、では俺も少し本気を出させてもらおう!」

 

アルビオン「Half Dimension!」

 

ヴァーリの体からオーラが放たれ

周りの木や建物が縮み始めた

 

山の翁「なるほど力が無理であれば…物体ときたか…」

 

アザゼル「そうだ!」

 

一誠「どういうこだ?」

 

山の翁の姿を解き真汰朗に戻る

 

真汰朗「つまり、そなたの考え方であれば…部長の胸のサイズが半分ずつ縮んでくんだよ」

 

リアス「ちょ、ちょっと何を言ってんの!」

 

リアスは顔を赤くしていた

 

一誠「は……?部長達のおっぱいが…半分…に…?」

 

真汰朗「そなたのあいつを許せるのか?あいつはリアスだけじゃない副部長も例外ではない!」

 

一誠「朱乃さんもだと!」

 

真汰朗「それだけじゃないぞあいつの能力は全世界だぞ」

 

一誠「全世界?!(部長だけじゃなく全世界の!全世界…!)」

 

ブチッ!

 

一誠「ふざけんなァアアアアアアアッッッ!!許さないッッ!

絶対てめぇだけは許さないッッ!!」

 

ドライグ「Welsh Dragon Over Booster!!」

 

イッセーはキレて叫ぶと禁手を発動させた!ドライグの宝玉からはBoostの音声が連続で響いていた! アザゼル真汰朗は発動のきっかけで爆笑ていた

 

アザゼル「まさか女の乳でここまで力が爆発するとは 意外だったがーーしかしおもしろい!」

 

真汰朗「だろ?見てて飽きないだろ?」

 

アザゼル「お前の友達は最高だな」

 

一誠は今まで見せたことが無いほどのスピードでヴァーリの攻撃をかわした

 

ヴァーリ「スピードで俺を超えるだと?!」

 

イッセーは鋭い拳を放った!

 

一誠「これは部長のおっぱいの分!」

 

ヴァーリの兜が砕けた!

 

一誠「これは朱乃さんのおっぱいの分!」

 

次にボディブロー

 

一誠「これは成長中のアーシアのおっぱいの分!」

 

蹴りで脚部の鎧を破壊する

 

一誠「これはゼノヴィアのおっぱいの分!」

 

ハイキックが顎にヒット

 

一誠「そしてこれは小猫ちゃんのロリおっぱいの分だぁぁぁああっ!!」

 

回し蹴りで翼のを破壊

 

一誠「そんでこれがネロちゃんや明日花ちゃんそして全世界いるおっぱいの分だぁぁあああっっっ!」

 

腕を組んで渾身のハンマーでヴァーリを地面に叩きつけた煙が晴れると所々鎧が破壊されていたがヴァーリは膝立ちし不気味に笑っていた

 

ヴァーリ「フフフ…本当におもしろい…アルビオン、今のこいつらならば「覇龍」を見せる価値があるんじゃないか?」

 

アルビオン「やめろヴァーリ!死ぬぞ!」

 

ヴァーリ「願ったりかなったりだ」

 

その時上空に魔法陣が現れそこから棍を持った中華風な鎧を着けた猿の様な男が現れた

 

?「ヴァーリっ!」

 

と如意棒をもったやつがおりてくる

 

ヴァーリ「…美猴か、何をしに来た?」

 

?「アース神族と一戦交えるから帰ってこいってよ?カテレアは失敗したんだろ? ならお前の役目も終わりだぜ」

 

ヴァーリ「…そうか、もう時間か」

 

ヴァーリは立ち上がると猿男は足元に魔法陣を展開し始めた

 

一誠「何もんだ?」

 

アザゼル「闘戦勝仏の末裔…お前は知ってるかわからないがわかりやすく言うと 西遊記で有名なクソ猿、孫悟空さ」

 

美猴「俺っちは美猴よろしくな赤龍帝、そんでキングハサン。

俺っちは仏になった初代と違って自由気儘に生きてるぜぃ。」

 

真汰朗「じいさん元気か?」

 

美猴「元気!元気!ピンピンしてるぜ」

 

真汰朗「あとあんたらアースガルドにいくんだな」

 

美猴「そうだけど?」

 

真汰朗「お前ら気を付けろよ向には戦闘に特化した夫婦がいるぞ」

 

美猴「…!?」

 

美猴はなにかに気づく

 

真汰朗「こちらのアーサーによろしくな」

 

美猴「おうよ!ことでーーそんじゃ行くぜぃ!」

 

美猴が棍で魔法陣を突くと光り出し転移が始まった!転移する前にヴァーリはイッセーを見ると笑いかけた

 

ヴァーリ「次は負けない、 あんたに勝てる力を身につけて再び舞い戻る、 その時が決着の時だ!兵藤一誠、キミも期待しているぞ」

 

真汰朗「おい…」

 

ヴァーリ「?」

 

ヴァーリに左の手袋を、投げつける

 

真汰朗「再戦日までもっときな…」

 

ヴァーリ「フッ…なるほど、宣戦布告か…預かっておこう」

 

真汰朗「じゃ俺はおまえからこの宝玉は頂いておく」

 

ヴァーリ「食えないやつだ…」

 

ヴァーリは美猴と共に去って行った。

 

真汰朗「…面倒事が増えたか…」

 

海星「兄さん」

 

プロテア「お兄ちゃん」

 

と真汰朗の元に走ってくる

 

真汰朗「ほら、おいで」

 

と両手を広げると二人を受け止め抱き上げる

 

一誠「その子は?」

 

真汰朗「ん?あぁ 俺の弟とメルトリリスの妹だ」

 

そのまま二人を肩に乗せる

 

真汰朗「俺の大事な家族なんだ…」

 

真汰朗はそう言って笑う。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

No.24 終わらぬ道

 

 

明日花「真汰朗 髪はねてるよ」

 

真汰朗「…あ あぁ…どこだ?はねている箇所は」

 

明日花「後頭部のここかな」

 

と自身の頭を擦る

 

真汰朗「ここか?たすかるよ…鏡なんかよりずっと…ありがとうな」

 

明日花「うん」

 

真汰朗は振り向くと暗い顔をする

 

メルトリリス「…」

 

書斎で真汰朗はマグカップ片手に仕事をしていたもちろん膝にはプロテアと海星がすわって絵を書いていた

 

メルトリリス「あんたまだ言えてないの?」

 

真汰朗「来てそうそうなんだ?メルト」

 

メルトリリス「鏡…自分写んないんでしょ?」

 

真汰朗「鏡は生者を映すものだからな…あいつらは優しい言えるわけないだろ」

 

メルトリリス「じゃあなんで私にはいったの?」

 

真汰朗「ここの中で一番大人だからな…正直悩み事とかそういうことはメルトに話しておこうとな…」

 

メルトリリス「だいぶかってくれてうれしいけど、いつかばれるわよ」

 

真汰朗「その時はその時だ、」

 

そう言って笑うとキッチンへいき、ノンアルコールカクテルを作る。メルトリリスはそのキッチン前のカウンターに座る

 

メルトリリス「いい色ね」

 

真汰朗「この色はメルトのイメージカラーだ」

 

メルトリリス「へぇ〜いいわね」

 

メルトリリスはそれを受け取る

 

真汰朗「よかった…感覚が戻って」

 

メルトリリス「まぁね…」

 

プロテア「お姉ちゃんだけズルい…」

 

と真汰朗?人形を抱きかかえてくる

 

真汰朗「プロテアと海星の分もある。」

 

プロテア「ほんと!?」

 

と目を輝かせる

 

真汰朗「あぁ…よんできな」

 

プロテア「うん!」

 

真汰朗「成長の渇愛か…やっぱり中身は子供だったんだな」

 

メルトリリス「悪かったわね…プロテアのこと」

 

真汰朗XYZ片手にとなりな座る

 

真汰朗「いい…約束したからな…さて…あいつらきたし作るか…」

 

そうして海星とプロテアと明日花にはソフトドリンク、ネロはノンアルコールカクテルをつくる

 

プロテア「キレイ〜」

 

明日花「真汰朗くんすごいね…こんなきれいな色」

 

真汰朗「ネロのやつは深紅をイメージした 明日花は楊貴妃のチャイナ・ブルーそして…プロテアは優しい色の紫 海星は元気な黄色にした」

 

ネロ「余が飲むのに相応しいいろだ!」

 

海星「兄さんのやつは?」

 

真汰朗「俺のやつは…まぁていうXYZあとモスコミュールという酒だ、久しぶりに」

 

明日花たちにグラス重ねるようにする

 

真汰朗「…飲みたくなった」

 

その時オーブンがなる

 

真汰朗「できたかな〜」

 

そういつてバナナのカップケーキをだし食べる

 

真汰朗「よし…」

 

うまくできていることを確認して明日花にそれを渡し持っていかせる。真汰朗は談笑し美味しそうに食べていることを確認すると洗面所で自身の姿を確認するが、鏡に写ったのは…翁…

 

真汰朗「…まぁ…そうだよなぁ」

 

そう言ってポケットに手を入れリビングに戻ると談笑している明日花たちをみる。彼女らは笑っていた…

 

真汰朗「…これでいいや…」

 

メルトリリス「あなたそんなとこにいないで早く座ったら?」

 

真汰朗「え?」

 

ネロ「そうだぞ そなたが作ったケーキであろうそなたが食べないでどうする」

 

プロテア「すごく美味しい 一緒に食べよう」

 

海星「一緒に食べようよ。真にいちゃん」

 

明日花「真汰朗」

 

真汰朗「すぐ行く」

 

今はこれでいいんだ…こいつらが幸せなら俺はすごく幸せだ…こいつらが笑って暮らせるなら戦える…俺はアサシン…辿り着くのは幽谷の淵だろう…だが、それでも…今…今だけは鷹倉真汰朗が生きている場所なんだろう

 

真汰朗「ありがとな…」

 

一同「?」

 

真汰朗「みんな…」

 

その夜

真汰朗は砂浜にいた

 

真汰朗「海…夢か…」

 

大人の女性がいた

 

真汰朗「…見てたのか?」

 

?「はい」

 

真汰朗「でかくなった…さくら」

 

さくら「アサシンは変わらないんですね」

 

真汰朗「あいつはまだいるのか?」

 

さくら「いいえ…お祖父様は貴方のあの一件で死亡しました。少聖杯はすべて消滅しました。切嗣さんと登坂さんたちが解体しました。もう聖杯戦争は起こりません。間桐の家はなくなりました。私も色々ありましたが、普通の人として生活できてます。」

 

真汰朗「そうか どうだ?面白いか?俺の人生(物語)は?」

 

さくら「はい」

 

真汰朗「そうか 君はどうだ?」

 

さくら「幸せですよ先輩とも…」

 

と左手の薬指をみる

 

真汰朗「そうか…幸せになれたんだな…おめでとう…もう大丈夫だな」

 

と笑う

 

さくら「ええ…ありがとう…アサシン 貴方のお陰で今の未来を掴めました!」

 

さくらは涙を流しながら微笑む真汰朗は

 

真汰朗「礼を言う必要はない…それは君が踏み出し勝ち取り

掴んだ未来だから…」

 

 




二部はこれにて終了です。次は外伝とオリジナルストーリーです

モスコミュールに、伏線張ってます


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。