僕らはみんな河合荘 優しい兄の物語 (TSUZIGIRI)
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出逢い、そして…
どうも皆さんおはこんばんにちは!
河合荘にハマりこっち書くことにしました!
文才は相変わらずクズですがT^T
では優しい目で読んでください(>人<;)
場所は北高。1年の宇佐は本を持って図書室に向かっていた。図書委員というのもあるが、本当の目的はある先輩に会うため。いつも本を読んでいる清楚な先輩。そう思いながら図書室のドアを開けた…
宇佐(あんな人と青春したいな~)
田神「お〜い宇佐!さっさと終わらせて帰っちゃおうぜ!」
宇佐「田神か…」
田神「何その残念な反応!?てか、お前今日から一人暮らしだろ?いいよなぁ~。俺もしてぇ〜」
宇佐「今日が初めてなんだ。色々ごたごたしててね」
そう、今日から夢の一人暮らし。田神との会話の途中で先輩がいなくなったりして少し残念だったがテンションを上げていかなくてわ!
?「あれ?律ちゃんがいない…また本の世界に突入して帰っちゃったかな?ねぇ、そこに座ってた女の子知らない?」
宇佐「え!?ついさっき帰ったと思いますよ」
?「なるほど、ありがとう宇佐君」
宇佐「(なんで名前を?)どういたしまして…?」
名前も知らない人物はすぐ出て行ってしまった。
宇佐「それにしてもあの人心なしかあの先輩に似てたな~。容姿というか雰囲気が…」
そんな出会いもあったが無事放課後を迎えた。宇佐はアパートへの地図を片手に歩いてきた。ここら辺の周りは古い民家が多くいい雰囲気を醸し出してる。
宇佐「ここが小学校だからもう少しで…」
しかし、そこでは金網の穴に顔を突っ込んでる変態がいた…
宇佐(ヤバい変態さんが!?警察?いや、とりあえずこの小学校に電話を…)
その瞬間変態が金網から顔を抜きこちらに気づいてしまった…
?「あれ?宇佐君も小学生興味あるの?」
宇佐「何で俺の名前知ってるんですか!?そして興味はありませんよ!」
警察「ちょっと、君たちが小学校を覗いている不審者かね?今、小学校から連絡がきたのだが…」
宇佐「こっち見ないで!!あんただけだよ!」
?「おまわりさん?僕は18歳以下は恋愛対象外です!しかもこんな穴があれば覗きたくなるでしょ?」
警察「確かに…」
宇佐「何で納得してるの!?日本の警察も終わったな!」
警察「少年、日々そんな感情と闘っているのが我々男性なのだよ」
宇佐「ちょっとカッコ良く言ってるけど意味わからないから!」
?「そうだよ!僕だって出来るならデパートのエスカレーター近くのベンチに座って見てもないのに見てんじゃないよ視線を浴びたいのを我慢してるんだよ!」
警察&宇佐(……何言ってるのこの人……)
警察「とりあえず署で話を聞くよ…」
?「いやいや何か気に触れました!?助けて宇佐くんってあれ?」
宇佐は逃げたした…目にも留まらぬ速さで…
そして数分後下宿先に到着した。
住子「どうしたの?そんなに疲れて」
宇佐「いえ、ちょっと変態さんに出会いましてね…」
この住子さんというのはこの下宿先、河合荘の管理人代行みたいなおばちゃんだ。歳はヒ・ミ・ツだそうだ。
住子「あら大変!ほら、早くあがって!部屋案内するから」
そう言われて住子さんについていく…
宇佐(何で変態さん俺の名前知ってたのかな?まさかストーカー!?)
そうこう考えている内に十畳くらいの部屋に着いていた。
住子「はい、ここが宇佐君の部屋よ」
宇佐「話では四畳半と聞いてたんですけどかなり広いっすよ?」
そう言うと住子さんは真ん中の仕切りを動かし部屋を分割した。
住子「これがホントの四畳半。なんちゃって♡」
宇佐(あっ!この人そういう人なんだ!?)
?「ひどいな〜宇佐くん。ルームメイトを置いてけぼりにしちゃうなんて…新しいプレイかと思って興奮しちゃったよ」
宇佐「……イヤァァーーー!!」
住子「あらシロくんおかえり」
シロ「ただいま住子さん」
宇佐「何でここにいるんですか!?」
シロ「だってここの住民だし、だから名前知ってたんだよ」
宇佐「あっ!なるほどね!っじゃ無いっすよ!この人とですか!?壁っていうかカーテンですし何より変態ですよ!?」
住子「確かに少し変態のチキンカツの好きなチン○スではあるけどこれから理解すればいいのよ」
宇佐「そんなの理解したくありません!」
シロ「住子さんって見た目と言葉にギャップがあるよね?かなりの高ポイントだよ!」
宇佐「うん、あんたは取り敢えず警察に行ってください。あの!今日は友達ん家で泊まります。親にも確認しますから!」
住子&シロ「ちょっと!」
そう、俺はこんな暮らしをしたかった訳じゃない。穏やかに知的で清楚な…
考えてる内に玄関まで着き戸を開いた時その瞬間が訪れた…あの女子生徒がいたのである。
シロ「律ちゃんおかえり〜。ナイスタイミング!」
住子「おかえりなさーい」
宇佐(そう、こんな人と穏やかな日々を…)
しかし世の中というのは残酷である。そうこんな風に…
?「律ちゃん!早いよ!もうちょっと俺を労ってくれてもいいんじゃないかな!?自転車の後ろで本読みながら帰れるのは俺の頑張りがあるからだよ!」
律「うん、ありがと蓮。じゃあ頭撫でてあげる」
そう言って律は蓮の頭を撫でた。
蓮「あれ?俺一応お義兄さんだよね?すごい恥ずかしくて死んじゃう」
律「死ぬのは困る。蓮は私をひとりぼっちにしないって言ったよね?」
過去に何かがあったのか律はわずかに目に涙を浮かばせている…
蓮「律ちゃん、俺が約束を破らないのを知ってるでしょ?律ちゃんに好きな人が出来るまでは支えるから」
律「わたしが好きなのは…なんだけど…」
蓮「えっ?律ちゃん何か言った?」
律「何でもない!」
律は顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまった。
蓮「こりゃ参ったな…あれ?宇佐くんでしょ?どしたのこんなとこで風化して?」
宇佐はこの2人のラブラブ劇場を目の当たりにし現実から逃げるので精一杯であった。
シロ「ようこそリアルへwwそして宇佐くんへとっておきの情報!蓮くんは律ちゃんの義理のお兄さんだから結婚も可能だよーん」
その言葉で宇佐は真っ白に、律は真っ赤に、そして蓮は気づいてないのかはてなマークを浮かべていた。
宇佐(フラグ建ったと思ったら死亡の方だった)
蓮「そうだ律ちゃん!まだ言ってないよ!せーの」
蓮&律「ただいま」
シロ&住子「おかえり」
この一言で持ち直す宇佐。しかしまだ数々の死亡フラグが建っているがまだ知らないだけ…
ここから物語は始まるのだ…そして宇佐にとって忘れられないであろう…色んな意味で♡
読んでくれてありがとうございます!
いや、読んでくれる方がいるかどうかの作品ですねこれはww
この小説に関しては読者様の感想により物語が左右されるものにしようと思いますので感想募集ですm(__)m
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事実、そして…
どうも皆さんおはこんばんにちは!
非常に疲れた週末でしたww
では本編ゆるりとどうぞ!
住子「ほら、律ちゃん。前にも言ったけど宇佐くん」
律「よろしく」
宇佐「よ、ヨロシクおねがいします」
シロ「その調子で俺もよろしく!出来るだけ犬より雑に」
宇佐「あんたはこのまま消えてしまえ」
住子「律ちゃんと蓮ちゃんは北高よ。宇佐くんも北高でしょ?」
宇佐「はい!(マジかよ!?あの超好みの先輩と同じ屋根の下!?これは何か…)あっ、ついさっき図書室で会いましたよね?」
律「??」
宇佐「すいません、僕だけでした…」
蓮「ほら、宇佐くんも律ちゃんも挨拶は居間でね。律ちゃんも部屋戻って手洗いうがい!その後本読んでいいからね」
律「うん、じゃ行こ」
そう言って2人は歩き始めた…
宇佐「あの、同じ高校なんて偶然ですよね?俺、1年でまだよく分からないんで色々教え…」
宇佐の言葉は続くことはなかった。律が竹刀を構えていたからである。
蓮「宇佐くん!?聞いてないの?ここから先は女子エリアだよ?ちなみに俺が入っていいのは宇佐くんが来るために俺が使ってた場所を宇佐くんに譲って代わりにこっちの部屋を使ってんだε-(´∀`; )まったく気まずいったらありゃしないよ」
宇佐(何て羨ましい!こんなの反則じゃん!?入り込める要素が皆無じゃん!?何か歩調もぴったしだし!?)「た、大変そうっすね?」
律「蓮、早く来ないと置いてくよ」
蓮「律ちゃん?俺、一応お兄さんなんだけどカテゴリーは弟なのかな?」
そう言いながら女子エリアに入り2人で歩いていく姿を宇佐は見ることしか出来なかった…
シロ「宇佐くん、現実を受け入れたとこで縛ってくれないかな?」
宇佐「そんな趣味はありません!」
シロ「さっきまでノリノリだったのに…」
住子「はいはい、シロくんはお魚を買ってきてこの豚野郎」
シロ「ハァハァ、住子さん。その言葉で俺は何処へでもいける」
そう言い残し外へ行ってしまった。
宇佐「母さん!聞いてねぇーよ!相部屋なんて!」
宇佐母「いいじゃない、一人暮らししたかったんでしょ?それに贅沢言わないの。食事なんて作ってくれるのよ?キングは作れたっけ?」
宇佐「キング言うな!」
宇佐母「まぁ置いといて同室も個性的な人だし何よりあの男の子がスゴイいい子よ!丁寧に挨拶してくれちゃって」
宇佐「あれは個性的ではなく変態。でも確かに蓮先輩は好い人だよ」
宇佐母「ならいいじゃない。仕事入ったから切るわね!バイバイ」
宇佐「まだ話は終わって…切りやがった」
(あっちは女子エリアか…先輩の部屋は何処かな?)
住子「あら、宇佐くん何期待してるの?」
宇佐「いえ!決して先輩の生着替えを期待して待ってたわけではありません!」
住子「妄想してるだけならいいのよ。さぁ、お茶が用意してあるから2人っきりでおしゃべりしましょ」
その提案に宇佐は頷き居間に向かった。
住子「ここで律ちゃんと一緒にご飯を食べるのよ?「
宇佐「ゴフッ……そ、そなんすか?」
住子「………律ちゃんも手強いけど1番は蓮ちゃんかもね?」
宇佐「ごばふ!ゲッホ!ゲホッ」
住子「ごめんなさい!1度言ってみたかったの。意味深か発言で困らす女脇役」
宇佐「か、完成度高いっすね…」
住子「ありがと♪律ちゃんは私の兄の孫なのよ。マイペースではあるけど仲良くしてあげてね」
宇佐「も、もちろんです!」
住子「ついでに蓮ちゃんは本当に義理の兄よ。小さい頃に引き取られたのよ」
宇佐「何で引き取られたんですか?」
住子「それは本人が仲良くなったら教えてくれるわよ」
宇佐「そうですか…」
少し気になるもののあまり詮索はせずお茶会は終わった。
そして宇佐は律が来るであろう女子エリアと共同エリアとの境目に向かうのであった。
宇佐(あっ!来た。)
そこには本を読みながらペタペタと歩いて来る律の姿があった。
律は本を読みながら進んでいるのだが時々立ち止まりじっと本を読み、それに気づいてまた歩きながら本を読むというかわいらしい行動をしていた。
宇佐(何あの小動物!可愛すぎでしょ!あ〜髪もサラサラそうだなぁ。いつか先輩と…)
シロ「宇佐くーん!布団無いみたいだけどどうするの?」
宇佐「ちょっと静かにしてくださいよ!もう暖かくなってきたんで床で寝ます!」
シロ「宇佐くん、女子エリアの前でニヤニヤしてたら声もかけたくなるよ。まぁそれは置いといて一緒に寝る?川の字でも48の形でも何でもいいよ!」
宇佐「何でそんな寝にくい体制なんですか!?どうせなら69でしょ!」
言い終わってから宇佐は気付いた。先輩の瞳に光が消えているのを…
宇佐「先輩!誤解ですよ!言い回しのちがいですから!」
シロ「宇佐くん、そこ女子エリア…」
宇佐が律を見てみたら竹刀を持ち振りかぶる姿であった。
場所は変わり宇佐、シロの共同部屋。宇佐は目に涙を溜めながら拗ねていた。
シロ「いいなぁ宇佐くん。律ちゃんの尻竹刀を受けれるなんて」
宇佐「そんな軽く言わないでくださいよ!もう絶対に嫌われましたよ!」
蓮「いやいや、そんなことはないって宇佐くん!」
そこに現れたのはエプロン姿の蓮であった。
宇佐「蓮さん、料理もしているんですか?てか慰めはいらないですよ…」
蓮「まぁ時々ね( ^ω^ )あと慰めじゃないから!俺なんて律ちゃんの下着を洗濯しただけで竹刀じゃなくて薙刀持ってきたから…」
しかし蓮は理解していない。その発言も宇佐の精神にダメージを与えていたことに…
宇佐「兄妹であってもそれは俺からしたら自慢に入りますよ、蓮さん」
蓮「いやはや、あの時の律ちゃんは本気だったね。フルスイングしてたもん」
宇佐は瞬時に理解した。律が恥ずかしさを誤魔化そうと必死であったであろうと…
蓮「それより、宇佐くん律ちゃんのこと好きでしょ?」
シロ「今さらだよ、蓮くん」
蓮「まぁ俺が鈍いのはともかく!宇佐くんが律ちゃんを好きになったことは律ちゃんにとっていい事だと思うんだ!ちっちゃい頃から僕にくっついてきたからいい機会になると思う。色々手伝うよ宇佐くん!」
宇佐「あれ、蓮さんが仏に見えてきたT^T」
律「ほら、蓮。料理を早くしてあの本の感想を言いあうよ」
蓮「律ちゃん、ここ一応男子エリアなんだけど…」
律「蓮がいるから行っていいの」
蓮「何そのカッコイイ理屈?」
自然に会話を始め出ていってしまった2人。置いてかれた宇佐は…
宇佐「1番の難関って先輩より蓮さんじゃね?」
もっともな意見を口ずさむのであった。
そろそろ宇佐さんに頑張っていただきたい(>人<;)
更新はこんな感じなので暇つぶしになってくれればありがたいような物になっております!
ではまた次回お会いしましょう!
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出会い、そして…
ちょっと忙しくて遅れてしまいましたT^T
人物紹介も後書きにあるので暇潰しにどうでしょ?
では本編ゆるりとどうぞ!
ここは河合荘男子エリアシロ&宇佐の部屋
ガチャっと音が鳴り扉が開いた…
シロ「おや、どうやら望まぬお客さんが来ているようだ。誰の指示で来たのかは知らないが出てきなよ。俺と………遊ぼうぜ」
宇佐「お断りします!」
シロ「あ!宇佐くんいたの!?俺のささやかな妄想遊びが…ルームメイトに邪魔をされるとは…でもよくよく考えるとゾクゾクしてくる」
宇佐「俺をそんな性癖に巻き込まないでください」
シロ「宇佐くんだって1人妄想するでしょ!?」
宇佐「しませんよ。そんなこと」
シロ「『ここは任せて先に行け!』とか」
宇佐「し、しません!」
シロ「若い女教師に『いろいろ教えてあげちゃう』とか言われるとか」
宇佐「それはズルい!」
今日の河合荘男子エリアは通常運転であった。
シロ「宇佐くんも大分慣れてきたね」
宇佐「3日も経てば慣れますよ」
シロ「その調子だと他の2人とも仲良く出来そうだね」
宇佐「他にも住人がいたんですか!?」
シロ「社会人の麻弓さんと女子大生の彩花ちゃん。2人は今旅行中だから会ってないのか」
宇佐「その2人は分かりませんが蓮さんと先輩は厳しいとおもいます」
シロ「それまた何で?」
宇佐「先輩は尻竹刀から食事中も喋らないし学校では無視だし無表情で何を考えてるかわからないんですよ」
シロ「蓮くんは?」
宇佐「めっちゃ好い人すぎてびっくりしましたけどどうしてもどこかで恋敵として見てしまうんですよ」
シロ「そう見えてるんだね…まぁ麻弓さんの写真は探したらあったから机の上にあるのをみてみなよ。妄想が叶うかもよ。じゃあ俺は住子さんにお魚を買ってこいこの豚野郎と蔑まれたから行ってくるね」
シロは興奮しながら部屋を出てしまった。やることがないので散歩しに行こうとし机の上の写真もついでに見ることにした。そこには住子さんと綺麗な女性が写っていた。
宇佐「でもあの人のいうことだしなぁ〜(´・_・`)」
半信半疑となる宇佐であった。
やることもない宇佐は夕暮れ時の河原に来ていた。特に目的もなく歩いていたがふと目に入ったのは大量のアルコールを摂取しているであろう長髪の茶髪メガネ女性であった。
宇佐(うわーあんな女の人もいるんだ…てか乳デカ!あと酒すご!あんな女の人は俺には無理だなぁ〜)
あれこれ考えていると女の人がはめている指輪を外し投げようとするのだが投げれないという行動をし、ついには…
?「健二のバカやろー!社会のヘタレめ!」
宇佐(うわ〜こんな人もいるんだ…)
?「お前がもし結婚したら昔はよく2人でオリ●ントの株よく買いましたね!お嫁さんはさぞかし優しいんですね!男は結婚したら一皮剥けるといいますが、数年前手術で皮剥いているので安心ですよって電報送りつけてやる!」
宇佐(お願い!健二まだ結婚しちゃダメ!」
そんなことを考えていると川のすぐそばであるにも関わらずフラフラして危ないので決心して話しかける事にした…
宇佐「あの〜、そんなところで呑んでたら川に落ちちゃいますよ?」
?「…あんたみたいな童貞には興味ないから…」
宇佐「(うわ〜超めんどくせ〜( ゚д゚))いや、興味はありませんから…」
?「うわ〜ん!こんな童貞にも興味をもたれないの」
宇佐「すいません!ちょっと興味ありました…」
?「気をつかわなくていいよ!下半身が新品だからって調子に乗るなよ!」
宇佐「乗らねーよ!てか勝手に認定しないで下さい!」
?「ねぇ片栗粉は食べ物だぞ?ついでにこんにゃくも…そんなこと話してたらお腹減ってきた…」
宇佐(この人最低だし、かなり自由人だ)
?「うぅ〜親子丼食べたい…住子さんか蓮の…」
そう言いながらフラフラと歩き始めてしまった。
宇佐「(えっ?住子さんと蓮さん?)あのトランクとゴミ忘れてますよ!?ゴミは捨てますからトランクはしっかりと持ってください!」
?「お前…いいやつだな。お礼にお姉さんがいいことしてあげようか…」
いきなり女性が宇佐の首に腕を回し顔を近づけてきてとっさのことで宇佐はパニックになっていた。
宇佐(ウソ!?え?うわ…)
しかし幸か不幸か助けが舞い降りてきた。
『パァン!』
?「イッター!」
パンフレットのようなもので女性に一撃をくらわせたのは律、その後ろには自転車にまたがりながら呆れている蓮の姿があった。
律「麻弓さん?何やってるんですか?」
麻弓「あれ?律ちゃんに蓮じゃん!相変わらずアツアツのカップルだねぇ( ^ω^ )」
律「ちょ!ちが…」
蓮「麻弓さん…僕ら兄妹ですから変にからかわないでくださいよ。宇佐君?この人が麻弓さんね。まぁお酒入ると基本アレだから気をつけて」
宇佐「手遅れですが情報提供感謝します…」
麻弓「なんだよ!せっかく妄想どおりドッキリ大成功だったのに邪魔するから!何か私が襲ってるみたいじゃん!」
律&蓮「いや、襲ってたよ?」
そんなやりとりをしてる内に不機嫌になったのか麻弓は河原の近くにあった階段を登っていき頂上付近で手すりにまたがり…
麻弓「襲ってないもーん♪(´ε` )てかこれたのしそうじゃね?錦野麻弓!お股がこすれて熱くなっても我慢していきまーす!」
宇佐(やっぱ最低だ、この人…)
しかし、このまま降りてくれば酔っ払っててもいるので着地の時に転倒してしまう。そう思ったのか律が受け止めようと両手を広げ待ち構えたのだが…
麻弓「あれ?怖くね?やーめよ。ただでさえ怖がりなのに何でこんなことしようとしたの?意味分からん。バカみたい」
律はその発言を聞き顔を真っ赤にしてポコポコと麻弓を殴りに階段を勢いよく上がっていき…
律「〜〜〜〜!!」
麻弓「え?ちょ!律ちゃん、どしたの?」
そのやりとりの中階段を双方が踏み外し手すりに乗り滑ってきてしまった。
宇佐「危ない!」
蓮「宇佐君?君は律ちゃんをよろしく!ぼくは麻弓さんを…」
宇佐はここまで言葉を聞いてから記憶が定かではない。最後にみたい光景は華麗に落ちてくる麻弓さんをキャッチしている蓮と自分の目の前の律の肘であった。
住子「2人して何やってるの!?麻弓ちゃんは外では呑まない約束だったわよね!律ちゃんも気をつけてとあれ程いったのに!蓮ちゃんと宇佐くんがいなかったらどうなっていたと思う!」
宇佐「いえ、下敷きになっただけなので…」
シロ「湿布貼っとく?」
蓮「宇佐君どんくせーなwwかっこ良くいけたら律ちゃんに高ポイントだったのにε-(´∀`; )」
宇佐「蓮さん、それは言わないでT^T」
麻弓「これも律ちゃんが殴ってくるから」
律「すいません。これからは辞書を投げます」
麻弓「それレベル上がってない?」
住子「やめなさい!それより麻弓ちゃん?旅行は明日まででしょ?どうしたの?」
その一言に麻弓は嫌なことを思いだしたのか泣きながら喋り始めた。
麻弓「あいつ、二股かけてた。メールで判明した。そんな奴とは思わなかった」
住子「ホント男運ないわね」
シロ「前回は3股だから進歩してるじゃん!」
律「そいえば蓮は私を助けてくれなかったね」
蓮「あれ!?律ちゃん怒ってますやーん(・_・;どして!?あの時はしょうがないでしょ?」
宇佐「超自由な感じですね…」
麻弓「みんな慰めろー!」
住子「わかったから、さぁ夕ご飯にしましょ!」
食卓に並んだのはシロが買いに行った魚ではなく、麻弓の大好物の親子丼であった。
宇佐「あれ?今日って?」
蓮「宇佐くん?これが女子力の高さだよ?」
口元に人差し指を持って行きこの言葉を言う蓮は同姓がみてもかなりのイケメンであった。
麻弓「おいしい」
その言葉でみんなが優しい笑みを浮かべる。そのような信頼関係がここにはあるのだ。
宇佐「そういえば、蓮さんさっき関西弁でしたよね?」
蓮「あぁ、元はあっちだったからね。意識してないと戻っちゃうんだ」
それを聞きながら食べていると傷に染み悶絶してしまう宇佐。それを見ていた律が上目遣いで心配している表情を浮かべながら気遣ってくれた。その行為に…
宇佐(全然無表情なんかじゃない)
麻弓「あ!そうだ、蓮!助けてくれたお礼に胸パフやってやるよ」
オチがあるのもまたここ河合荘である。
その後気を悪くした律の代償で蓮が図書館に連行。その事実を知った宇佐が凹むのはまた別の話。
設定
宇佐…短髪の活発な黒髪少年。中学時代はあるあだ名をつけられていた。爽やかで人当たりもよく友達も多い。先輩である律に恋をし奮闘しているが大抵蓮に負けてしまう。
蓮…容姿は絶園のテンペストの滝川吉野のような短髪で髪をヘヤピンで留めている優しい少年。関西出身であるがある理由から律の母に引き取られ暮らしている。学校では友達は多いが悪意の無い発言が多いことで恋人は存在しない。ある過去のトラウマがあるがここでは…
律…短髪の美少女。おとなしい性格。本が大好きで学校では図書室。それ以外では家か図書館で読み漁っている。友達は少なくどこか蓮に依存している。蓮のことを異性として意識しているが相手にされず悩んでいる。よく本の内容について蓮と語りあっている。
住子…白髪のニコニコしたおばあちゃん。基本優しいのだが間違ったことにはすぐに怒るいい人。いつも着物をきており風格のあるおばあちゃんである。
シロ…白の少し長髪気味の青年。職業不詳のただのどM。変態ではあるが優しい一面もあり、ある程度信頼はされている…はず?
麻弓…茶髪の長髪の綺麗な女性。かなりスタイルは良い。男運に恵まれず大抵嫌な別れ方をしている。気の強い性格で下ネタすらかなりぶっこんでくる。他人のラブコメが嫌いでつい邪魔したくなる。男にはいいように遊ばれてしまうタイプ。
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日常、そして
どうも皆様おはこんばんちは!
更新遅れましたT^T
待っててくれた人ありがとうございます!
では本編ゆるりとどうぞ!
住「皆〜!ゴールデンウイークは私友達と旅行に行ってきちゃうのだけど何か予定ある?」
律「図書館に行って本をたくさん読む」
蓮「何か夕からバレー部の合宿の手伝い頼まれてるし律ちゃんから本の運搬も頼まれたり中々のハードスケジュールですよε-(´∀`; )」
宇佐「自分は特に…予定が入るかもですけど」
シロ「1人縛りに挑戦かな?」
麻弓「ホラー観て、今年の夏に人気スポットになりそうなところ全部がモロヘイヤになる呪いかけとく」
宇佐だけ大した予定がない今日であった。
蓮「まぁ、あと1日学校行ったら連休だから予定くらい埋まるよ?宇佐くん?折角だから俺の代わりに律ちゃんの本の運搬する?」
宇佐「全力で承りますm(_ _)m」
蓮「律ちゃん?いいよね?俺、ひょっとしたらそのまま泊まるかもしれないからさ」
律「貸し1だからね」
宇佐「蓮さんは何を手伝うのですか?バレー経験してたのですか?」
蓮「昔、ちょっとね…まぁ料理役で呼ばれてるのが1番かな?家庭科で夕に食べさせたらあいつ気に入っちゃってw
武ちゃんもお世話になってるし」
律「バレー部には可愛い先輩マネさんもいるしね?仲いいもんね?」
蓮「潔子さんは友達でしょ?スゴい可愛いけど俺になんか興味ないよ」
律「鈍感」
宇佐はまだ知らない。蓮の唐変木の加減を…
次の日、蓮、律、宇佐は一緒に登校していた。今日は律がお気に入りの本装備のため自転車の後ろには乗せておらず並行して歩いている。そんな中事件は起きた。
?「蓮くん?」
蓮「あ!おはようございます!潔子さん」
現れたのは肩まで綺麗な黒髪を伸ばした高校3年、男子バレー部マネージャー、清水潔子である。
潔子「合宿の件ありがと。西谷が強引に誘っちゃって…」
蓮「いいですよ!夕や山本とは仲がいいですし、バレー部には期待してるんですから!」
潔子「ほんとはバレー部に入って欲しいんだけど?」
蓮「自分も入りたいのは山々ですが如何せん忙しい身なので。コーチを武ちゃんから打診されたで少し協力させてもらいますが…」
潔子「なら、ちょっと合宿やバレー部のことで話したいことあるから早めに学校来て」
蓮「なら、後ろ乗る?律ちゃんは今、本の世界だし、宇佐くんもいるから」
潔子「じゃあお言葉に甘えて…」
蓮「宇佐くん?律ちゃん学校までよろしくね?」
そう言いつつ2人は自転車で行ってしまった。蓮は気づいていない。宇佐の引きつった顔の隣に般若と化した律がいたのを…
少し時は経ち蓮、潔子の2ケツ自転車は校門の近くに差し掛かっていた。そんな姿ある人物が教室から捉えていた。
?「ぐへぇ!!」
その言葉と同時に机やら椅子やらが崩れた。
?「どうした!?ヨシタケ!」
ヨシタケ「ヒデノリ、蓮の奴が清水先輩と2ケツで登校してやがった…」
ヒデノリ「マズイな、これが田中とのやっさんにバレたら…」
ヨシタケ「手遅れだ…あいつら校門に半ベソかいて立ってるわ」
田中、のやっさんこと西谷はバレー部2年であり蓮とはクラスメイトである。その両名はマネージャーである潔子を崇拝しているがためにこの状況が許せないのだ。
蓮「お〜田中に夕じゃん。おはよ」
田中「おうおうおう!朝から大胆に見せつけてくれますね〜!」
夕「蓮?今日は寒いな。何故だか分かるか?今からお前の春をぶち壊すからだ」
蓮「お前らの頭の方が春じゃん?」
潔子「ここまででいいわ。じゃあ打ち合わせしときたいから昼休み屋上に来て?」
蓮「了解です( ̄^ ̄)ゞ」
潔子は数歩歩き、振り返ると顔を真っ赤にしながら手を少し振って走って下駄箱に向かった。
田中&夕「蓮…グッジョブd(^_^o)」
蓮「お前ら切り替え早いね…ほら!お前らにも合宿手伝うんだから聞いときたいことあるから早く教室行こう!潔子先輩の話もしてあげるから」
田中&夕「お前は天使だ〜T^T」
そのようなやり取りをしている朝がこの学校の日常。
宇佐「いや、蓮さん弱点なさすぎってかカッコいい!」
律「もう許さない」
次の日の休日に何かが起こる…!
まぁキャラをコラボさせてみました!
学校パートを増やしたかったので原作のみでは足りないと思いやってみました!
感想お待ちしてますm(_ _)m
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手伝い、そして
早めの更新(≧∇≦)
しかしこのペースでは無理ですww
今回は少しハイキューよりですが次回は原作に戻ります!
ではゆるりとどうぞ!
週末の学校が終わりゴールデンウイークが始まった。蓮はバレー部の合宿の手伝い。律は図書館へ引きこもりなど各々が自由に過ごしている。その中で蓮は合宿の給仕の助っ人として顧問の武田先生とマネージャーである潔子と料理を作っていた。
蓮「今日の昼ご飯は何にするの?たけちゃん、潔子さん?」
武田「夜はカレーにしてるから昼間は麺類にしたいんだよね」
潔子「一応、焼きそばとかはあるけど…」
蓮「じゃあ、焼きそばにしましょうか?野菜も取れますしね」
武田「ホントに悪いね蓮くん。折角の休日に」
蓮「いいんですよ!潔子さんや夕や田中に頼まれましたし」
潔子「お礼に買い物に付き合ってあげる」
蓮「え?悪いですよ?部活に専念してください」
その言葉を聞くと潔子はあからさまに不機嫌になってしまった。
武田「あれは蓮くんが悪いよ?(ーー;)」
蓮「??」
相変わらずの鈍感さである。
そのころ同学校の体育館では…
夕「は!今、潔子さんと蓮がイチャイチャしている気配がした!」
田中「のやっさん!俺も感じたぜ!」
夕&田中「「あの野郎ー 」」
澤村「お前らもう練習終わりだから早く見に行ってこい!うるさいから!」
部長である澤村の一声で走り出す2人。しかし、1年である月島の言葉で歩みが止まる。
月島「河合先輩と清水先輩って付き合ってるって噂ですよね?ww」
夕&田中「「やめろー!俺は認めないぞー」」
菅原「まぁ妹さん以外で仲良くしてるのは清水だけだしな河合は。最近じゃ登下校一緒だし。その前でも生徒会長のワガママに付き合った後、遅くなった時まだ学校に残ってた清水を送ってたりしてたしな」
澤村「それは俺が頼んだんだよ。俺らはいいけど清水は女の子だからな」
夕&田中「「大地さん!グッジョブ!!」」
日向「今更ですけどその河合先輩とか蓮さんとかって誰なんですか?」
影山「ヤケに名前が知られてますね?」
夕「お前らはしらないのか?まぁ無理ないか。俺の同じクラスの河合蓮!ちょーいい奴なんだけど潔子さんと仲良いいんだけが腹立つ!」
田中「俺とのやっさんの赤点回避の最終防衛ラインを入学当初から勤めている偉大なお方でもある!」
東峰「こいつらの世話をしてくれてるから上の俺らもよく知ってる訳」
夕「しかもあいつもバレーすごかったんだからな!中総体で中1の頃ベストリベロ賞受賞してるんだぜ!」
日向「かっけー!でも、何で入部してないんですか?」
その言葉を聞くと事情を知っているであろう2、3年は黙ってしまった。その時…
武田「皆ー!ある程度お昼の準備出来たから手伝いに来てー!今、清水さんと蓮くんでやってるから!」
夕&田中「「2人っきりだと…これ以上蓮の暴挙を許すな!」」
こんな慌ただしい部活であるが実力は確かである。
その頃の食堂…
蓮がメインを作り潔子が付け合わせ、そして配膳するという役割分担で作業をしていた。
蓮「こうゆう作業しているとあれですよね?夫婦みたいですよね?」
このようなことを平気で言えるのが蓮の強み。潔子が顔を真っ赤にしていることにまったく気づかない。そんなやり取りを光を失った瞳で見ている2人の男がいた。
田中「おい!蓮!何イチャイチャしてるんだゴラァ!」
夕「あれか?シティーボーイか?」
蓮「お前ら頭悪く見えるぞ?」
夕&田中「「んだとゴラァ!!」」
潔子「ほら、お座り」
女神の一言で席に着く2人。流石はマネージャーである。続々と部員たちが集まって来たのを見計らい蓮が切り出した。
蓮「では夕ご飯の準備の時にまた来るからごゆっくり」
武田「ホントにありがと!」
烏養「兄ちゃんありがとな!」
蓮「今度サービス期待してますw」
冗談を混ぜつつ家に帰ろうとした蓮の前にとある人物が立ちはだかった。
日向「蓮さん!なんでベストリベロなのにバレー部入らないんですか?」
単純な好奇心なのであろう。もっともな質問である。ベストリベロにまでなった少年が入部していない。表情から悪意が見受けられない蓮は対応に困った。澤村や夕が日向を連れ戻そうとするが蓮は手で制した。
蓮「話は聞いてるよ。君は日向くんだね?俺が入部していない理由でしょ?…男ってのはさ、幾つか秘密を持っとく方がいいのさ」
振り向きざまにウィンクをして口元に人差し指を持っていく仕草をみた日向、影山、田中は
「「「かっこいい!!!」」」
蓮「俺みたいな奴は仲間に囲まれながら暮らしたり幸せになってもいけないんだ」
小声で顔を下に向けながら呟いたこの言葉は潔子だけが聞いており、食堂を出て行く蓮を見ることしか出来なかった。
これからは男子高校生の原作ネタを入れてみましょうか?w
これからどうなるのか…笑
では次回会いましょう!
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