2人の魔王と1人の兎人族 (コーヒー豆の妖精あーにゃん)
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第1話 出会い

フラメア「ん〜、はぁ、ここには、色々あってうん星3つ!」

 

私は、兎人族のフラメア。ここ、テンペストに来てまだ日は浅いけど、なにか見つけては記録をしているの。

 

私が、窓を開けると、

 

「」ガヤガヤ ガヤガヤ

 

フラメア「なにかやってる。行ってみよう!」

 

私は、着替えて人だかりのある場所へ行く事にした。

 

この後に、あんな目に遭うとは露知らず……

 

―――――――――――――――――――――――

フラメア「すみません。ちょっと通ります。」

 

私は、魔物や人の間を抜けて、見てみると、

 

 

ヴェルドラ「クァァハハハハ!このヴェルドラの露店である。早く買わないと損するぞ!」

 

私は、その焼いているものに目がいっていた。

 

ヴェルドラ「興味深々であるな。」

フラメア「えっ、あっ、」

ヴェルドラ「ほれ!1つ食べてみろ!美味しいぞ!」

 

ヴェルドラ様は、私の口に1つやきたてをいれてくれたのですが…

 

フラメア「んっ…んん!ふぁぁぁ!ふぁふぅひ!」

ヴェルドラ「そうか!美味しいか!それは、たこ焼きと言うらしいのだ。」

フラメア「ふぁふぉひゃひぃ?」

ヴェルドラ「む?その耳、貴様兎人族か、」

フラメア「はい、兎人族のフラメアです。」

ヴェルドラ「ネームドか、これ焼いてみたくはないか?」

 

私は、記録をしてから、

 

フラメア「いいのですか?」

ヴェルドラ「ほら、こっちに来るがいい、」

 

私は、ヴェルドラ様から教えて貰いながら作っていた。でも、難しくて苦戦していた。

 

???「フラメアか、」

 

―――――――――――――――――――――

その夜

 

フラメア「はぁ、楽しかった、またやりたいなぁ、」

蒼影「おい、お前がフラメアだな。」

フラメア「えっ、あなたは、」

蒼影「リムル様とリュウセイ様がお呼びだ。執務館まで出頭せよとの命だ。確かに伝えたからな。」

 

蒼影様は、そう言うと私の影の中へと消えて行きました。

 

フラメア「リムル様にリュウセイ様、2人の魔王が、」

 

―――――――――――――――――――――

リムル「よっ、君がフラメアだな。」

フラメア「はい、」

リムル「そんな緊張するなって、」

リュウセイ「今回呼んだのはこれについてだ。」

 

リュウセイ様は、私の記録帳を出してきた。

 

フラメア「これ、私の、」

リムル「よくまとめられていたよ。」

フラメア「ありがとうございます。」

 

リムル「それでな、この国のガイドブックを作って欲しいんだ。」

フラメア「えっ、そんな事私には、」

 

すると、リュウセイ様が、

 

リュウセイ「衣食住はこちらで保証する。それに、給料もだす。後は、新しい施設は、1番早く君に教えよう。」

 

フラメア「やります!やらせてください!」

 

私は、リュウセイ様に顔を近づけていた。

 

リュウセイ「あまり近づかない方がいいぞ。」

フラメア「えっ、」

 

すると、影が出てきた。

 

ヴェルザード「」

ヴェルグリンド「」

 

2人の竜種がこちらを笑顔で見てた。

 

フラメア「ス、すみません!」

 

私のガイドブック作りが始まりました。




次回

フラメア「朱菜様、今日はありがとうございます。」

朱菜「よく似合ってますよ。」


第2話 服屋にて

リュウセイ「助けてくれ…」


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第2話 服屋にて

フラメア「うぅ、持ってきた服、ボロボロになってきたなぁ。」

 

私は、フラメア。着替えようと持って来てた服は、ボロボロで困っていました。

 

フラメア「そうだ。商店エリアに服もあるって、行ってみよう!」

 

私は、準備をして宿を出ました。

 

――――――――――――――――――――――

フラメア「今日はありがとうございます。」

朱菜「いいんです。試作の織物を持っていく所でしたから。」

フラメア「そうなんですか、それでなんでリュウセイ様まで」

リュウセイ「いや、2人に服が無さすぎるっていわれて見てくれるらしいから」

 

魔王なのに大変そうだと思ってしまいました。

 

リュウセイ「はぁ、俺はこっちで見るから」

朱菜「はい、私は、フラメアさんと見てきますね。」

 

リュウセイ様は、男服を売ってる店に入っていきました。

私達は、呉服店に入りました。

 

フラメア「なんか、高そうな服ばかりですね。」

朱菜「そうでも無いですよ。」

店員A「いらっしゃいませ、朱菜様」

朱菜「この子に服を見繕って欲しいの」

店員A「わかりました。」

 

私は、3人の店員に連れられて試着室に行きました。

 

店員A「どうですか?」

フラメア「ちょっと動きづらいかな、もう少し動きやすいのが、」

店員B「でしたら、こちらは、」

 

私は、着物を脱いで持ってきてもらった服を着ました。

 

店員B「どうですか?」

フラメア「服というより水着みたいですが、」

朱菜「よく似合いますよ。」

フラメア「でも何も着てないみたいで」

朱菜「なら新作でも着てみます?」

フラメア「いいんですか!?」

朱菜「はい」

 

私は、目を輝かせていました。

 

朱菜「どうですか?」

フラメア「ピッタリです!これって、」

朱菜「極彩の魔鋼糸を使ったのです。フラメアさん用にあつらえたんです。」

フラメア「ありがとうございます!」

 

私は、土下座してお礼を言いました。

 

朱菜「早速汚れちゃうから、」

店員C「これを」

 

その中には、帽子が入っていました。

私は、帽子を被りました。

 

朱菜「似合ってますね。」

フラメア「ここの呉服店、星5つだよ。」

店員C「よかったです。」

 

私と朱菜様が、店を出ると、

 

リュウセイ「終わったか、」

朱菜「はい、ってだいぶ選ばれた様ですね。」

リュウセイ「ヴェルザードとヴェルグリンドがこれもこれもって」

フラメア「あはは、」

 

私も朱菜様も苦笑いしてしまいました。

 

フラメア「リュウセイ様っていつも剣を持ってますよね?」

リュウセイ「神龍剣の事か、相棒みたいな所だからな」

フラメア「私も武器持ってた方がいいのかな」

リュウセイ「なら俺が、案内してやるよ。」

フラメア「いいんですか!」

 

私は、武器を見て見たかったから嬉しかった。

 

でも、手にいっぱい荷物持ってる魔王様の姿はシュールでした。




次回

リュウセイ「いいぞ。」

カイジン「なかなかやるな」

第3話 武器…武器…


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第3話 武器…武器…

フラメア「お、おお…す、すごい…」

リュウセイ「だろ?俺が全部指揮してんだ。」

 

リュウセイ様は、鍛治工房へ行く前に訓練を見せてくれました。

 

リュウセイ「あの時も大変だったけどな」

フラメア「あの時?」

リュウセイ「ファルムスとの戦争の時にな。」

フラメア「あっ、」

 

そうです。この国は、ファルムスとの戦争の時に、リムル様とリュウセイ様が魔王になっていたんです。

 

リュウセイ「さてと、鍛治工房に行くか、」

フラメア「はい!」

 

私とリュウセイ様は、鍛治工房に行きました。

 

――――――――――――――――――――――

[鍛治工房]

リュウセイ「カイジンさん、」

カイジン「おう、リュウセイの旦那それにそのうさ耳」

フラメア「はじめまして」

カイジン「そうか、君が噂のフラメアちゃんか」

フラメア「はい、」

 

リュウセイ「で、カイジンさん武器の方は」

カイジン「ああ、一通りは用意してるが、」

フラメア「でも、私持った事がないので、」

カイジン「なら、いっちょ試してみるか。」

リュウセイ「ならここの武器を持って行ったらいいですか?」

カイジン「ああ、助かるぜリュウセイの旦那。」

 

リュウセイ様は、カイジンさんが作った武器を軽々持っていた。

それにしても、リュウセイ様の剣ってどれだけの重さなんだろ。

 

――――――――――――――――――――――

[訓練所]

カイジン「まずは、バスターアクス。粉砕を目的とした武器だが」

リュウセイ「重そうで、震えてますね」

フラメア「さすがに、無理、うわぁ!」

 

私は、そのまま後ろに倒れてしまいました。

 

フラメア「あはは、倒れちゃいました。」

リュウセイ「うぅん、」

フラメア「それよりもリュウセイ様の剣持ってもいいですか?」

リュウセイ「これ…をか…」

 

リュウセイ様の顔がスっと青ざめていました。

 

フラメア「はい!」

リュウセイ「分かった。」

 

するとリュウセイ様は剣を地面に置きました。

 

リュウセイ「いいぞ。」

フラメア「はい!…えっ、持ち上がらない…」

リュウセイ「だろうな。」

フラメア「でも、軽々背中に、」

 

すると、カイジンさんが、

 

カイジン「その剣は、リュウセイの旦那専用に作ったんだよ。」

フラメア「その人しか持てないと…」

カイジン「そういう事だな。で、次はどれを使ってみる。」

私は、悩んでから、

 

フラメア「ならこれで!」

カイジン「面白いがちゃんと扱えるのか?」

リュウセイ「ま、見てみましょ。」

 

リュウセイ様は、木を置いて、

 

リュウセイ「フラメア、これを狙ってやってみろ。」

フラメア「はい!」

 

私は、集中して

 

フラメア「はぁ!」

 

投げました。投げたのは、勢いよく行き

 

パコーン!

 

当たりました。そして戻ってきたのを取り

 

フラメア「やりました!」

リュウセイ「決まったな。」

カイジン「それはリーフブーメラン。風の宝珠を埋め込んでんだ。気に入ったか?」

 

フラメア「はい!とっても!星3つです!」

 

カイジン「よし。」

リュウセイ「カイジンさん、これお金です。」

カイジン「いいよ、あの嬢ちゃんが喜んでくれて良かったからよ。」

リュウセイ「そうですか、」

 

私は、初めて武器を持って嬉しかったのでした。




次回

ヒナタ「はぁ、」

フラメア「ひぃ!」

第4話 子ども達と


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第4話 子ども達と

リムル「肝試し?」

ヒナタ「えぇ、あの子達にどこか連れて行ってと言われてね」

リュウセイ「冒険者よりは強そうだからな、」

 

3人「うぅん…」

 

3人とも悩んでますが、私は、初めての言葉に悩んでいたので聞いてみました。

 

フラメア「あの、肝試しってなんですか?」

 

3人「」

 

ヒナタ「そうよね、こちらにはそんなものないものね、」

リムル「なら今度、俺達で行くか!」

フラメア「!はい!」

ヒナタ「あなた、仕事は?」

リムル「だいたい終わってるから大丈夫。リュウセイは?」

リュウセイ「これから、魔王ギィの所に行ってくる。」

 

そう言うと、リュウセイ様は、出掛けていきました。

 

リムル「アリスに嫌われても知らないぞ…」

ヒナタ「そう言うあなたは、クロエにね」

リムル「うぅ、」

 

痛いところをつかれたのかリムル様は渋った顔をしていました。

 

 

 

それから数日後

 

 

5人「よろしくお願いします!」

フラメア「こちらこそよろし…「すげぇ!」」

 

剣也「兎の獣人初めて見た!」

フラメア「あっ、えっ、」

剣也「その耳本物!?」

 

フラメア「あはは…ひぃ!」

 

アリス「モフモフね…」

フラメア「尻尾はやめ…」

ゲイル「こらアリス、すみません。みんな舞い上がってて」

 

フラメア「ああいえ」

 

クロエ「ふふ、」

 

リムル「お前ら早くしろ。」

 

私達は、ヴェルドラ様がいた洞窟へと入って行きましたが…

 

フラメア「ひぃぃ!」

ヒナタ「…」

フラメア「あっ、すみません!」

ヒナタ「貴女が1番試されてるわね」

フラメア「子ども達は大丈夫なんですか?」

 

リムル「ああ、それにもう倒してるしな。」

 

フラメア「早いですね。」

ヒナタ「あの子達は精霊使いだから、私達が邪魔したら怒るもの」

 

フラメア「ヒナタ様面倒見がいいんですね。」

ヒナタ「そんなんじゃないわよ…」

 

照れてるヒナタ様は可愛かったです。

 

「フハハハ!なかなかやるではないか!」

 

良太「だ、誰!?」

ゲイル「音が反響してる?」

 

「その魂喰ろうてくれるわ!」

 

クロエ「奥から聞こえる」

剣也「よし行くぞ!」

 

リムル「追いかけるぞ!」

ヒナタ「えぇ」

フラメア「はい!」

 

上級の魔物がやっぱりいるんだと思いました。

 

すると、

 

「よく来たな。盛大に出迎えてくれようぞ!」

 

ヒナタ「どこかで見た事あるきがするわね…」

リムル「やっぱりか、」

フラメア「でも、好事家でも、よく分からないのですが、」

リムル「まぁ、あの2つとも俺の中では検討ついている。」

 

剣也「!?…魔物が装備した!?」

アリス「こけおどしよ!行きなさい!」

 

装備したスケルトンには効いていないようでした。

 

クロエ「こっちも全然手応えがない」

良太「くらえ!風よ!」

 

「この程度か?」

 

ゴーストにも効いて無いようでした。

 

リムル「大人げなくないか?」

紅丸(ゴースト)「気づかれてましたか、少しは力になりたいと」

ヒナタ「それでもね、」

 

その時、

 

ヒヤ、

 

ヒナタ「ひゃっ!」

紅丸(ゴースト)「わざとではなくてですね…」

スケルトン「クアーハハハハ!こんな声も出しよるのだな!」

紅丸(ゴースト)「!煽らないでくださいよ!」

 

ヒナタ様は私に言いました。

 

ヒナタ「フラメア、リムル、そこで見てなさい」

フラメア「はい…」

リムル「死んだな…」

 

ヒュッ!

 

ズバーン!

 

スケルトン「……………」

 

ヒナタ「次はあなたの番かしら?」

紅丸(ゴースト)「おわぁ!」

ヒナタ「まず一刺、7回刺したら死ぬわよ?」

 

ヒナタ様は、ゴーストに次々刺して行き

 

紅丸(ゴースト)(アダルマン!撤退だ!)

 

ゴーストの前に別のスケルトンが出てきました。

 

ヒナタ「あなたから死にたいの?」

アダルマン「ひぃ!」

紅丸(ゴースト)「落ち着いてくださいよ!」

ヒナタ「私は、落ち着いてるわよ、文句あるの?」

紅丸(ゴースト)「その目が冗談じゃない時の目なんですよ!」

 

その後、三体の魔物は消えていきました。

 

―――――――――――――――――――――

リムル「はぁ、楽しかった。」

クロエ「なんで、先生は見てただけなんですか?」

リムル「お前らの邪魔をしないようにな」

 

リムル様も子ども達の面倒見が良さそうでした。

 

ヴェルドラ「もう懲り懲りだ」

紅丸「そうですね。」

 

ヒナタ「リムルになんか加担するからでしょ?」

紅丸「仕方ないでしょ、やって欲しいと言われては、」

ヒナタ「はぁ、断る事も覚えておく事ね。」

紅丸「そうですね。」

 

リュウセイ「なんだ戻ってたのか」

アリス「先生!」

 

アリスさんは、リュウセイ様に抱きつきました。

 

リュウセイ「楽しかったか?」

アリス「はい!」

リュウセイ「それならよかった。」

 

リュウセイ様は優しく微笑んでいました。

 

リムル「ギィとはなんの約束だったんだ?」

リュウセイ「何、原初の3人についてな、ディアブロも交えてな」

リムル「ああ、やりすぎるからな、」

 

それからは、子ども達とヒナタ様、リムル様とリュウセイ様で甘いものを食べに行きました。

 

怖かったですけど、楽しくもあったので星3つです!




次回

「また会えたね」

リムル「!」

第5話 嬉しい再開
―――――――――――――――――――
次回はオリジナル回になります。


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第5話 嬉しい再会

これは、オリジナル回です。

楽しんで貰えたら嬉しいです。


フラメア「今日は、何しようかな…」

 

と、考えていると、

 

リュウセイ「フラメア。少しいいか?」

フラメア「はい、」

リュウセイ「今度リムルにサプライズでプレゼント用意しといてくれ。」

フラメア「急ですね、でも何かあるんですか?」

リュウセイ「今度な、この街が出来た記念に宴をやるんだ。」

フラメア「それならリュウセイ様にもあった方が、」

 

リュウセイ様は、この街が出来て間もない時に来た、1人の女性の話をしてくれました。

その人は、リムル様とリュウセイ様と同じ異世界から来た人だと言ってくれました。

 

リュウセイ「俺は、こっそりその人を甦らせて驚かせたいんだよ。」

フラメア「そうですか、この事を他の人は…」

リュウセイ「もちろん知ってる。鬼人達も来る前の事だったから一応は伝えてからな。」

フラメア「私も協力します!」

リュウセイ「頼んだぞ、」

 

リュウセイ様は、私の肩に軽く手を置いてから私の部屋を出ていきました。

 

フラメア「何にしようかな…」

 

―――――――――――――――――――――

リムル「それじゃあ今日はこの街が出来た事に乾杯!」

 

「カンパーイ!」

 

リュウセイ「ふふ、」

ヒナタ「珍しく一人なのね。」

リュウセイ「まぁ、ヴェルザードもヴェルグリンドも子ども達と遊んでるしな。」

ヒナタ「そう、でも知ってるの先生が復活してる事?」

リュウセイ「リムルには何も言ってない。言うとサプライズの意味が無いからな。」

ヒナタ「貴方らしいわね。」

リュウセイ「そうかよ。」

ヒナタ「えぇ、」

 

リュウセイ様は、ヒナタ様となにか喋りながら飲んでるようでした。

私は、初めてだからどうしていいのか困ってると

 

リムル「フラメア!こっちに来いよ!」

フラメア「はい!」

 

私は、リムル様やその配下の人達と楽しく飲みました。

 

そして、時間は流れ、

 

 

リュウセイ「さてと、この街はリムルを中心に大きくなった。俺も魔王になったけど殆どはリムルのおかげだ。」

 

リムル「なんだよ、俺達2人でゴブリンだけのところから大きくしたんじゃないか、」

 

そして、私達はリムル様の前に行き、

 

「リムル様、いつもありがとうございます!」

 

プレゼントを渡しました。

 

紅丸様は、新しい剣を

朱菜様は、新しい服を

私は、リムル様の似顔絵を渡しました。

他にも、ペンダントだったり、リムル様の新しい家だったりと色々なものが渡されていました。

 

リムル「なんだよ、みんな、」

リュウセイ「最後に俺からだ。来てくれ、」

 

そこに来たのは、

 

「また会えたね、スライムさん、」

 

リムル「!…な、えっ、」

リュウセイ「ふふ、俺の究極能力[仮面之騎士(アルファス)]の力を少し応用して生き返らせたんだ。」

 

リムル「シズさん、」

シズ「私と同じ姿だから、ちょっと恥ずかしいけどね。」

 

リグルドさんや嵐牙さん、子ども達は泣いていました。

そして、リムル様も

 

リムル「うぁぁぁああ」

シズ「ふふ、よしよし、」

 

シズさんに抱きついて泣いていました。

 

ヒナタ「良かったわね。」

リュウセイ「ああ、」

ヒナタ「でも、よくできたわね。」

リュウセイ「俺を舐めるなよ、多分あいつは、ずっとどこかで悩んでたはずだし。」

ヒナタ「子ども達にも伝えてなかったのね。」

リュウセイ「まぁな、」

 

私は、少しだけ遠くから見ていました。

 

リムル「シズさん!俺と付き合ってくれないか!」

 

2人「!?」

 

シズ「えっ、え、」

 

みんなの前で告白してました。

結果はと言うと、

 

シズ「喜んで」

 

OKでした。

それの後、花火が上がり始めました。

 

ヒナタ「まさか付き合うなんて、」

リュウセイ「びっくりしたな、」

ヒナタ「ねえ、リュウセイ、」

リュウセイ「なんだよ、」

ヒナタ「…私達も付き合わない?」

リュウセイ「えっ!」

ヒナタ「返事は///」

リュウセイ「ふっ、もちろん喜んで」

 

こっちでも、カップルができてました。




次回

リムル「今年も植えるぞ!」

「おー!」

第6話 畑仕事


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第6話 畑仕事

リムル「畑の用意ができたそうだ」

リュウセイ「畑か、もうそんな季節なのか、」

 

ここテンペストでは、毎年畑をやっているそうです。

 

フラメア「何を植えるのですか?」

リムル「トマトだったりとうもろこしだったりかな」

リュウセイ「他にも植えるがな。それとフラメア、」

フラメア「はい?」

リュウセイ「これを使ってみろ。」

 

リュウセイ様は、私にある物を渡してきました。

 

フラメア「これは?」

リュウセイ「カメラだ。これで撮るとこのようになる。」

 

リュウセイ様は、街の写真を見せてくれました。

 

フラメア「ガイドブック作りに役立てれそうです!」

リュウセイ「ああ、」

 

――――――――――――――――――――――――

それから2日後

 

リムル「作業するぞぉ!」

 

「おー!」

 

シズ「懐かしいなぁ、」

ヒナタ「そうなんですか?」

シズ「えぇ、私たちの頃はこれが普通だったの、」

ヒナタ「先生も大変だったのですね。」

シズ「まぁね、」

 

2人とも畝に種を巻きながら話していました。

私は、写真を撮っていました。

 

リムル「フラメア!お前も植えてみろよ!」

フラメア「これは?」

リムル「人参だ」

フラメア「!植えたいです!」

リムル「ほら。」

 

私は、人参を植えていきました。

 

リュウセイ「ふふ、楽しそうで良かった。」

ヒナタ「はぁ、あなたはやらないの?」

リュウセイ「木の上で寝てた方が気持ちいいし。」

ヒナタ「全く、やらないと損するわよ?」

リュウセイ「いいんだよ。収穫には参加するから。」

ヒナタ「私もこんな事する気はなかったのに。」

 

木の上にいる2人をこっそり撮らせてもらいました。

 

リムル「ゲルドもほら植えてみろって!」

ゲルド「は、はぁ、」

 

リムル様は、色んな魔物に植え方を教えたりしていました。

シズさんは、子ども達と田んぼで田植えをしていました。

 

私は、写真を撮って回りました。

――――――――――――――――――――――――

その夜

 

リムル「無事に種まきも完了したから今日は飲め!」

 

「カンパーイ!」

 

色んな事で宴をするから楽しい毎日です。

 

リムル「はぁ、」

トレイニー「今日はお疲れ様でした。」

リムル「うん。これが実ってくれたら嬉しいんですけどね。」

トレイニー「そうですね。でも、私待っていたのですよ。」

リムル「え?」

トレイニー「お・さ・そ・い」

 

リムル(この人誘うの忘れてた!)

 

リムル「収穫には呼びますから!」

トレイニー「ドライアドなのに、グスン、」

 

リムル様が、トレイニー様を泣かせていました。

 

でも、畑仕事もいいなと思いました。だから星3つ!




次回

紫苑「紅丸、アルビスとはどうなのですか?」

紅丸「…する事になった…」

第7話 鬼人達

オリジナル回です。


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第7話 鬼人達

今回フラメアは、あまり出番がないです。

視点はリュウセイが主になります。


リュウセイ「あの…なんで、俺の部屋に集まってんだ」

朱菜「お兄様がいつまでも気持ちを伝えないので」

紫苑「リュウセイ様に一言言って欲しくて」

 

紅丸「」

 

俯いたまま何も言わない紅丸。

 

白老「若、決心したらどうですかな?」

紅丸「いやまだ、付き合って少ししか経ってないのだぞ!」

蒼影「いいから、決心しろ。」

リュウセイ「はぁ、」

 

俺も仕事があるのだが、この件を片付けながらやることにした。

 

リュウセイ「紅丸。男にはな腹を括る時が来るものだ。」

紅丸「つい最近付き合い出した人にわかるのですか?」

 

ブチッ!

 

リュウセイ「」

 

俺は、ゆっくりと神龍剣を出してから、

 

リュウセイ「紅丸、ここで死んでくれてもいいんだぞ、」

紅丸「す、すみませんでした!」

 

紅丸はものすごい勢いで土下座してきた。

 

蒼影「リュウセイ様。失礼ながら誰と付き合っているのですか?」

リュウセイ「お前が聞くなんて珍しいな。」

蒼影「一応、男ですし。」

リュウセイ「もう時期来るよ。」

 

その人は、入ってきた。

 

ヒナタ「リュウセイ、子ども達の訓練終わったわ…よ…」

 

ヒナタは、置かれた状況を把握するなり顔を赤くしていた。

 

リュウセイ「ありがとうヒナタ。」

 

そんなヒナタに笑顔で返してやった。

 

蒼影「ヒナタさんですか。」

白老「これは、面白い人を、」

紅丸「殺されないでくださいよ、」

リュウセイ「ヒナタをなんだと思ってんだよ!」

 

俺は、紅丸の頭を叩いた。

 

朱菜「でも、シズさんとリムル様といい」

紫苑「リュウセイ様とヒナタさんもお似合いですね。」

リュウセイ「お、おう///」

紅丸「顔赤くなってますよ?」

リュウセイ「うるせえ!」

 

仕事がいよいよ手につかなくなってきていた。

 

ヒナタ「で、紅丸はいつ覚悟が決まるの?」

リュウセイ「お前、ヒナタにまで相談してたのか、」

紅丸「話せるのがヒナタさん位で」

リュウセイ「もう結婚しろよ、」

紅丸「いやいや、それはさすがに、」

ヒナタ「リュウセイの言う通りね。」

4人「うん。」

 

紅丸は、慌てていた。

 

紅丸「ならまず、リュウセイ様とヒナタさんが結婚してくださいよ。」

リュウセイ「俺達は、ゆっくり決めていこうって話してるし。」

ヒナタ「そうよ。まだ、お互いに何も分かってない所も多いし。」

 

紅丸は酷く項垂れていた。

 

そして、

 

紅丸「…します…」

リュウセイ「え?紅丸?」

 

紅丸「…をします…」

朱菜「お、お兄様?」

 

ぶつぶつ言い出した兄を前に心配する妹

 

そしてついに紅丸は叫んだ

 

 

紅丸「アルビスと結婚します!」

リュウセイ「おお、」

ヒナタ「なら、直接顔を見て言ったら?」

 

すると、アルビスが入ってきた。

 

リュウセイ「次から次に」

 

紅丸「アルビス、俺と結婚してください!」

アルビス「ふふ、もちろんよ。」

 

リュウセイ「へっ、リア充が」

ヒナタ「あなたもね。」

リュウセイ「そうでした。」

 

この日、俺は篭ってずっと仕事していました。




次回

フラメア「無理ですぅ!」

リムル「いい囮だな」

第8話 湖の謎


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第8話 湖の謎

リムル「シス湖で?」

ガビル「はっ、シス湖周辺に環境被害もでていると」

リムル「調査の方は…」

ガビル「質の悪い魔物が住んでるようです。」

リムル「そうか…退治はまだだよな?」

ガビル「えぇ、一定以上の強さのものが行くと逃げていくのです。」

 

ガビル様とリムル様が話をしている所へ

 

フラメア「失礼します。」

2人「来たー!!」

フラメア「えっ…」

 

何も聞かされること無く私達はシス湖へとやって来ていました。

 

 

フラメア「はぁ、この湖も久しぶり!」

 

「」ワイワイ

 

みんな楽しそうにしてますが、

 

フラメア「でも、私が囮なんて、うぅ、」

リムル「…無事終わったら皆で祝おうな!」

フラメア「うぅぅ………」

 

リムル様にいい笑顔で返されました。

 

ガビル「そろそろ出発するのである。いざとなれば我輩が引き寄せるのである。」

フラメア「ほんとにほんとにお願いします…」

 

私は、ガビル様と一緒にその場所まで向かいました。

ですが、

 

ガビル「これでよかろう」

フラメア「あの、これってエサですよね!」

ガビル「フラメア殿はものすごい勢いで滞空したと聞いたのでな。」

フラメア「あれは発射されてました…」

 

ガビル様に何を言っても無駄な感じがしました。

すると、

 

「ガビル様!影が来ました!好機です!」

ガビル「よし!」

 

ガビル様は、釣り竿を構えてから

 

ガビル「フラメア殿いきますぞ!」

フラメア「ほんとにやるんですか!」

 

私は、焦っていました。でも、

 

ガビル「1」

フラメア「ちょ…まっ…」

 

ガビル「2」

フラメア「よく!ないっ!」

 

ガビル「3!ぬぅん!」

フラメア「ですぅー!」

 

私は、湖の真ん中へと投げ出されました。

 

~~~~~~~~~しばらく待機中~~~~~~~~~

 

フラメア「嫌な予感はしてましたが…でも、意外と静か?」

 

でも、

 

スゥ

 

フラメア「!気のせい?」

 

チャプ チャプ

 

フラメア「やっぱり何か、」

 

私が後ろを向くと、

ザザザザ!

 

―――――――――上空待機中―――――――――

 

リムル「水龍の一種とかだとまずいと思ったけどあれって」

 

俺は見て分かった。

 

リムル「サメじゃん。」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

フラメア「いぃぃ〜やぁぁぁ〜!!!!!」

 

私は、バタ足だけで必死に逃げていました。

 

「ガビル様!岸まで持ちそうにありません!」

ガビル「うむ!」

 

ギュン!

 

いきなり引っ張られたことにより

 

フラメア「うぇっ!」

「ヤツはフラメア殿に釘付けです!」

ガビル「もう少し…!」

 

フラメア「ひいいいいい!!」

 

私は、気づいたら、

 

フラメア「走ってる!水の上を走って!」

ガビル「よくやったぞフラメア殿!仕上げである!」

 

グイ

 

竿を引き上げられたことにより私は、空へと舞い上がった。

 

ガビル「あとは我輩に任せよ!ボルテクスクラッシュ!!!」

 

倒されたようですが、私は気を失ってそれ所ではなかったのですが、

 

―――――――――――――――――――――

フラメア「こわい魚こわい…」

トレイニー「フラメア様。ありがとうございました。」

フラメア「いえいえ、私なんてエサになっただけで…」

トレイニー「この様に楽しく過ごせるのもフラメア様のおかげです。それに貴方の一族もきっとお喜びの事でしょう」

 

フラメア「そう…だと嬉しいですけど…」

 

私は、少し安心しました。

 

リムル「こんな所にいたのか…ほら!」

フラメア「ヒッ!さかな!」

リムル「ほら食べてみろって」

フラメア「うぅ、んっ... 」

 

食べた瞬間美味しくて

 

リムル「うまいだろ?」

 

フラメア「はい!星3つです!」

 

また食べたいと思いました。




次回

リムル「ちょ、怖い」

フラメア「私もですか?」

第9話 記念写真


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第9話 記念写真

リムル「え…えーと…」

朱菜「さあ、リムル様こちらへ」

 

朱菜様はいい笑顔でリムル様に手を伸ばしていました。

 

リムル「写真とるだけだろ?こんな格好」

シズ「似合ってるよ」

リムル「うぅ、シズさんに言われると、」

 

朱菜「さぁ」

 

リムル様は朱菜様の横に立ち、

 

フラメア「準備はいいですか?」

 

写真の事は、ひとつの噂とともにリムル様の周りに広まりました。

 

 

それが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“一緒に写真を撮った人々はより親密になれる”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルビス様に「紅丸様と撮ってくれない」と頼まれて以降色んな方からお願いされることも増え、

 

つい先程まで、リュウセイ様がヴェルザード様とヴェルグリンド様と一緒に撮ってましたから。

ついでに、リュウセイ様は疲れて机に突っ伏して寝てます。

 

 

朱菜「あっ、リムル様!なぜ逃げるんですか!?写真がお嫌いですか!?」

リムル「そういう訳じゃないんだけ…ど!」

 

私は、朱菜様を見てゾッとしました。

 

朱菜「捕まえました…!」

リムル「朱菜、その目が…ね…?」

 

リムル様の事になると目付きが変わっていますが、

シズさんの方見てみると、

 

シズ「」ニコニコ

 

笑っていますがその目は、朱菜様を今にでも狩れそうな目でした。

 

朱菜「今日の為に最高の織物を完成させたんですよ?」

フラメア「朱菜様、とってもお綺麗です」

リムル「場面に合いすぎるコメントだよそれ!」

 

リムル様に突っ込まれてしまいました。

すると

 

紫苑「ちょっと待ってください!」

フラメア「紫苑様、」

紫苑「恥ずかしながら私も一緒に…」

朱菜「遅かったですね。私の方が先約なので」

紫苑「くっ、」

 

紫苑様は、悔しそうでしたが、

 

フラメア「魔力残量的におそらくあと1枚が」

 

すると、朱菜様と紫苑様の目が変わり、

 

紫苑「この格好でリムル様と撮るように言ったのは朱菜様ですよね?」

朱菜「いえいえ、ここは私に譲るべきでしょう?」

 

2人は、リムル様を引っ張っていました。

 

リムル「分裂するって!助けてシズさん!」

シズ「知らない」

リムル「うそぉ!」

 

コンコン

 

ヒナタ「リュウセイがここにいるって聞いたけど?ちょっと相談がって何してるのあなた達」

フラメア「いつもの喧嘩ですよ。」

 

私は、それとなく言いました。

 

フラメア「リュウセイ様ならそこで寝てますよ。ちょっと前まで竜種のお2人と写真を撮ってましたので、」

ヒナタ「へぇ、」

リュウセイ「ひっ!」

 

リュウセイ様は、直ぐに起きてました。

 

リムル「ヒナタ、」

ヒナタ「はぁ、お邪魔したみたいね。」

リムル「待て!誤解してる!」

ヒナタ「あなた、先生がいるのに、」

リムル「それは、わかってるけど、」

ヒナタ「けど何よ」

 

リムル様は、必死に説明しようとしてましたが、

 

フラメア「あの!実はですね!」

 

代わりに私が説明しました。

 

ヒナタ「成程ね。何やってんのよ」

フラメア「ヒナタ様は、リュウセイ様との写真を希望ですか?」

ヒナタ「なんで私が?」

リュウセイ「!」

 

リュウセイ様は驚かれてました。

 

フラメア「いや、黒のドレス姿等がお似合いになるかなと、」

ヒナタ「……」

 

ヒナタ様は、少し考えてから、

 

スッ

 

フラメア「え、あの」

ヒナタ「あなた何を言ってるの?」

フラメア「ひぃ!ごめんなさい!ごめんなさい!」

リュウセイ「まぁまぁ」

 

リュウセイ様が止めてくれたので助かりました。

 

シズ「でも、魔物に結婚の風習とかあるの?」

リムル「魔物は子孫残すと弱体化するらしいしどうなんだろうな?」

ヒナタ「さぁね。」

リュウセイ「まぁ、紅丸を見てるといいかもな。」

 

リムル「そもそもスライムってどうやって残すんだ?」ボソッ

シズ「何か言った?」

リムル「うぅん、ナニモイッテナイヨ」

 

棒読みになってるのが気になりましたが…

 

リムル「まぁ、写真なんて呪いみたいな物じゃないし」

リュウセイ「そうだな、なにか記念を残すようなものだからな」

リムル「そうだな、よし!せっかくだもんな!」

 

リムル様は、鬼人の方々やヴェルドラ様を呼び出しました。

 

リムル「いきなりで悪いな、ただ写真を撮ろうってだけなんだけど」

紅丸「写真はもう…」

リムル「まあまあ、こんな機会もなかなかないし、」

 

リムル「俺もあの噂はもう…な…」ボソッ

紅丸「あー…」

 

フラメア「はいではいきますよ!」

リムル「おーいフラメアもこっちだって」

フラメア「いいんですか?」

リムル「当たり前だろ!」

 

 

私は、皆様の中に入りました。

 

リュウセイ「ヒナタ、お前もどうだ?」

ヒナタ「そうね、私は…私も一緒にいいかしら?」

リムル「おう!いいぞ!」

 

リムル「それじゃ行くぞーせーのっ」

 

パシャ!

 

 

また1つ思い出が出来ました。星3つです。

 

 

 

その後、ヒナタ様は、リュウセイ様と一緒に撮ってとお願いに来たのでした。

 




オリキャラ紹介
リュウセイ・アルファス
2つの竜種を持つ存在。元は、リムルと同じ異世界人。
魔王化に伴い、リムルと同じ3つの究極能力にプラス3つの究極能力で6つを応用する。ヒナタ・サカグチとは恋人関係。

―――――――――――――――――――――
次回

「のぅ新星よ、」

フラメア「お許しくださいぃ!」

第10話 花見


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第10話 花見

今日は皆でリムル様に連れられて95階層のエルフの森を進んでいるわですが、

 

 

リムル「この先だったと…お、あったあった!」

フラメア「?…!うわぁ〜!」

 

目の前には綺麗な花が咲き誇っていました。

 

食べ物など準備して、皆さんでお祭りを始めました。

 

 

フラメア「これがリムル様やリュウセイ様の故郷の花なんですね。」

リムル「ああ!」

リュウセイ「こうやってこの花が咲く季節に親交を深める」

リムル「それが花見なんだよ。」

 

フラメア「リムル様とリュウセイ様の故郷は色んなお祭りがあるんですね!」

2人「お、おう…」

 

私は、ますます興味を持っていました。

 

朱菜「綺麗な花、薄紅色に包まれなんとも…」

紫苑「えぇ本当に」

 

ですが、紫苑様は、それよりもお団子を見てから、

 

ムシャリ

 

リムル「よし」

リュウセイ「花より団子か、」

 

フラメア(そういえばリムル様とリュウセイ様の故郷って…)

 

ヒナタ「全く、花見なんて言い出すから何事かと思えば、こんな場所まで作ってるなんて、ほんと呆れるわ」

リュウセイ「でも、楽しいんだろ?」

ヒナタ「う…やりすぎな気がするだけで、嫌いとは言ってないわよ」

 

リムル「照れてるぅ、」

シズ「からかわないの」

 

リムル様は、シズさんに注意されてましたが、

 

その後も、

 

「 」ワイワイ

 

フラメア「 」ゴキュゴキュ

「おおぉぉ!」

 

お酒を飲んだりして楽しみました。

 

ヒラ

 

ランガ「!ワオーン!」

 

その瞬間綺麗に花が舞いました。

 

「なかなかに雅じゃのぅ、なぁ新星共よ」

リュウセイ「なんで呼んでもないのにルミナスが来てんだ?」

ルミナス「ヒナタから聞いての少しじゃが興味がわいたからの」

 

そのヒナタ様は、

 

ヒナタ「スゥ…スゥ…」

リュウセイ「ふふ、」

 

寝ている所へリュウセイ様は上着をかけていました。

 

 

フラメア「る!ルミナス様がなぜ…」

ルミナス「子うさぎも元気そうじゃな。近う寄る事を許すぞ?」

フラメア「…こちらで大丈夫です」

ルミナス「妾が怖いか?」

 

ルミナス「相変わらず触り心地の良いことよ」

フラメア「お許しくださいぃ!ルミナス様!」

ルミナス「リムルにばかり懐きおって」

フラメア「申し訳ありません!だからしっぽはァ〜!」

 

私がルミナス様にやられているのを見て

 

リムル「ら、ラビットファー?」

ヒナタ「あなたね……」

リムル「いやいやたすけないとな…って気付いたのか」

ヒナタ「これだけ騒がしければね」

 

すると、リムル様は

 

リムル「フラメア、この花はサクラと言ってな」

フラメア「は、はい」

リムル「この木の下には死体があってその血を吸って赤く色づくんだよ。」

 

ビシッ

 

ルミナス「お主の血でも、さぞかし綺麗に咲き誇ろうなぁ、」

 

私は、首を横に振ってから

 

ズゥゥン

 

リュウセイ「いい加減にしろ、」

リムル「あはは、ごめんごめん」

 

ヒナタ「ルミナスも悪ノリしないで」

ルミナス(ヒナタに咎められるのもこれはこれで…)

リュウセイ「ルミナス。その領域にまで行くのはやめておけ。」

 

それから私は、ルミナス様に何杯も飲まされ皆さんは寝ていました。

 

―――――――――――――――――――――

リムル「」

 

俺は、月を見ていた。

 

リュウセイ「リムル、ようやく落ち着いたな」

リムル「ああ、それにしてもいい夜だな。」

リュウセイ「ああ、」

リムル「どうした?」

リュウセイ「ちょっと思い出してな。見せたかった相手がいたのを」

リムル「俺も前までそうだったけど今は見せれてるから。」

 

そこに、シズさんとヒナタも来た。

 

シズ「満月、綺麗だね。」

ヒナタ「そうですね。」

リュウセイ「ああ、」

 

リムル「またこんな風に咲くかな?」

 

俺は呟いていた

すると、リュウセイから

 

リュウセイ「咲かせるの間違いだろ?魔王だろ俺達」

リムル「ははっ、そうだな、また来年も来ような」

リュウセイ「ああ、」

シズ「えぇ」

ヒナタ「そうね、」

 

 




次回

ヒナタ「ちょっと話いい?」

リムル「ボクハワルイスライムジャナイヨ」

第11話 モデル


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第11話 モデル

リムル「おー!思ったより大きいな…」

ミョルマイル「その分反響は凄まじいものですわい。」

リムル「なんせモデルがいいからな!」

 

この日は写真の公開をしたのです。

 

リムル「うーん…独自の魔法技術にはしてるけどやっぱりつっかれるかな?」

ミョルマイル「そうですなぁ、いっその事協力を持ちかけてみたらどうでしょう?」

リュウセイ「たしかにな。この国の事もまだ知って貰えてない感じもあるからな。」

リムル「リュウセイ、いたのか、」

リュウセイ「さっき来たとこだ。」

リムル「まぁ、友好アピールにはなるか…」

 

「うーん」

 

リムル「せっかくだし、写真映えするモデルにやってもらいたい…ヨウムやエレン、後は」

リュウセイ「まあ、ヒナタは、」

ミョルマイル「難しいでしょうな。」

リムル「やっぱり?なら部下を落すには上司から」

 

 

 

リムル「という事で」

フラメア「?」

リムル「ルミナスとの交渉を頼む」

 

その言葉を理解するのに数秒かかりました。

そして、

 

フラメア「えぇぇぇぇ!無理無理無理ですよ!難易度SSS級じゃないですか!」

リムル「まぁ、リュウセイに頼んだけどちょっとあれでな」

フラメア「それならリムル様が行かれた方が!私ではお膝元まで行く事も出来ないですし!」

 

 

朱菜「こちらでも最高級の物やお召し物等用意しました。」

リムル「だから頼むよ!ルミナスと関係あるのヴェルドラとお前ぐらいなんだ、向こうまで転移門開くから」

フラメア「そこまで言われてしまうと…やって…みます!」

 

私は、リムル様の部屋を後にすると、

 

リュウセイ「フラメアか、」

フラメア「リュウセイ様、」

リュウセイ「多分、ヒナタもいるからあいつに断られたら泣いてすがれ、」

フラメア「なぜですか?」

リュウセイ「いいから、」

 

そう言ってリュウセイ様は行ってしまいました。

そして、私も

 

 

ルミナス「ほう、帰巣本能があるのかと思ったがあやつの使者としてじゃったか」

フラメア「あぅ…あの…はい…それで…」

ルミナス「おねだりの仕方は教えたはずじゃが?」

フラメア「は、はい」

 

私は、ルミナス様の近くに行き

 

フラメア「お願いしますルミナス様ぁ、何卒目録に目を通して頂けませんか?」

 

涙目で訴えかけました。

 

ルミナス「まぁ、いいじゃろ。それにしても友好記念の張り紙…写真か」

 

ルミナス様は、考えてから

 

ルミナス「ならん妾の民に娯楽は必要ない」

フラメア「そんな…」

ルミナス「が、ふむこれはなかなか…」

フラメア「え…」

 

すると、

 

ルミナス「今すぐヒナタをここへ」

「は!」

フラメア「!ありがとうございますルミナス様!」

ルミナス「フン、試すだけじゃぞ試す…な」

 

 

ヒナタ「嫌ですよそんなモデルみたいな事」

ルミナス「国交を結んだのじゃからな施策の1つじゃ」

フラメア「お願いします!お願いします!」

ヒナタ「なんで私が…リュウセイにも断ったのに…」

 

私は、リュウセイ様に言われた事を思い出し、

 

フラメア「どうか…どうかお慈悲を…!お願いしますー!」

ヒナタ「ちょ!?わかったわかったから!」

 

――――――――少女準備中――――――――

ヒナタ「んん…」

ルミナス「ふむ…」

フラメア「珍しい感じですね!」

ヒナタ「動きづらいわね…」

 

フラメア「次行きます!」

 

ルミナス「なかなか新鮮じゃな」

ヒナタ(こんな小道具まで…)

 

フラメア「ちゃんとこっち向いてください!」

ルミナス「これはこれで悪くないのう、次じゃ次!」

 

リュウセイ「やってるな、」

フラメア「リュウセイ様、」

ルミナス「新星、いい目録だな。」

リュウセイ「それはどうも」

 

―――――――――少女準備中――――――――

ヒナタ「ちょっと…」

フラメア「いいです…いいですね!すごくお似合いですよ!」

ルミナス「異国情緒溢れるいい感じじゃぞ」

リュウセイ「綺麗だな。」

ヒナタ(段々おかしくなってないかしら…?)

 

ルミナス「これウサギ、次はじゃな!」

フラメア「はいっ」

 

私は、ルミナス様と次の衣装を相談してました。

 

ヒナタ「リュウセイ、あなたも関わってるの?」

リュウセイ「いや、俺は学校関係や部隊の訓練に追われてたし」

ヒナタ「そう、でもたまには…デート…とかしてよ」

リュウセイ「その時は、いつでもいいよ。」

 

ルミナス「ヒナタ何をしておる!次にまいるぞ次じゃ!」

 

私は、ワクワクしていました。

 

―――――――少女と魔王準備中――――――

フラメア「おおぉぉ!これは…!」

リュウセイ「なかなかにいいな」

 

お二人の姿はほんとに何処か別の国にでもいる感じがしました。

 

ルミナス「ちゃんと撮るのじゃぞ」

ヒナタ「もうこれ友好関係ないわよね…?」

 

すると、ヒナタ様は、私たちの方を見て

 

ヒナタ「これはリムルのさしがねなのよね?」

フラメア「ヒッ!?」

 

ただならぬ殺気を感じました。

 

―――――――――――――――――――――

フラメア「フラメアです。ただいま戻りました。」

リムル「おう、」

 

私は中に入り、

 

リムル「無事に帰ってきてくれて何よりだ!そっそれでどうだった!?」

フラメア「はいこちらに、」

リムル「でかした!」

フラメア「あのーただ…………」

リムル「ん?………!!!」

 

私の後ろにいたヒナタ様に驚かれてました。

 

ヒナタ「ちょっとお話いいかしら?」

リムル「ボ、ボクハワルイスライムジャナイヨ…………」

 

物凄く怒られてました。

 

ルミナス「写真、なかなかどうして良いものじゃな」

 

後日

 

ヒナタ様の写真は公開され見る人を惹きつけていました。




オリキャラ
リュウセイについて②
学校関係、部隊の訓練、戦闘時の指揮を仕事とする。
後は原初の3人を見ているが手をやいている。
ディアブロと共に教育をしている。


次回

ウルティマ「取り調べしてあげるから!」

カレラ「そいつは現行犯」

テスタロッサ「久しぶりにお会いできますね」

第12話 犯罪防止


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第12話 犯罪防止

リクエストお待ちしております。

それではどうぞ


テンペスト 首都リムル

今日もこの街は平和です。お天気もいいですしって

 

フラメア「ちょっと雲行きが怪しいかな?今日は早めに戻っ」

 

「どどど泥棒だー!?」

 

ザワザワ

 

「クソやられた!誰か持ち逃げした奴を見てないか!?」

 

この街に来て初めて遭遇しました。

 

「なんだって!?」

「この街で罪を犯すなんて!?」

 

街の人達も慌てていました。

 

フラメア「そんなこと、リムル様とリュウセイ様の下統治されてるから犯罪なんてありえないのに…」

 

その頃

 

 

「ははっ、どんな厳戒態勢かと思えばザルじゃねぇか、」

 

ザッ

 

「あ?誰だ?」

ウルティマ「ありがとう」

「?」

ウルティマ「罪を犯してくれてありがとう!」

 

(なんだ、何を言ってるんだ?震えが止まらないし体も動け)

 

ガシッ

 

「クソ!クソ!離せ!」

 

犯人は、ある方に捕まえられてました。

 

「ああ…来ちまった。」

「死んだわあいつ」

 

犯人(なんなんだこの反応)

 

ウルティマ「平和すぎて暇だったんだよねー、これって現行犯ってやつだよね?」

犯人「何を言って」

ウルティマ「今からボクがじーっくりとごうも…コホン!」

 

 

ウルティマ「取り調べしてあげるから!」

 

犯人「ひっ!」

カレラ「ちょっと待ってほしい!」

ウルティマ「カレラ…」

 

カレラ「そいつは現行犯つまり逮捕済みだろ?あとはこちらの司法で公平に裁く」

 

ウルティマ「捜査が足りてないし、起訴もしてないんだから」

カレラ「お前に任せていてはそいつが消し炭になるやもしれん。それに久々の罪人なんだ大事にしないと」

 

そう言いながら、カレラ様は犯人の顔を踏んづけていました。

 

カレラ「もう1つ、お前の捜査後は使い物にならなくなるだろ!」

ウルティマ「ボクだってそこまでしないよ!」

カレラ「黙れ!」

ウルティマ「暇だからこんなとこまで出向いちゃって!」

カレラ「お前だけにいい思いさせるわけにはいかない!」

 

2人が言い合いしてる隙に逃げようとしていた犯人の前に

 

リュウセイ「そこまでだお前ら!」

 

リュウセイ様が来ました。

でも、2人は、

 

犯人の方を向いてから

 

カレラ「こちらで弁護士を用意するから私の下で頑張って無実を主張するといい」

ウルティマ「いや、弁護人ならボクの方で呼ぶよ、ねぇまだまだボクに捜査して欲しいでしょ?」

 

その2人の眼力に犯人は気絶してしまいました。

そのまま連れてっちゃいました。

 

リュウセイ「はぁ、軽犯罪は警邏に任せておけばいいのに」

フラメア「リュウセイ様、あれが」

リュウセイ「ああ、ここらで噂になってる2人だ」

フラメア「なんか絶対に関わっちゃいけない系の人達なんですが、」

リュウセイ「まぁな、犯人には同情するよ、」

 

リュウセイ様は、頭を掻きながら

 

リュウセイ「ディアブロと再教育するか決めるか、」

 

そう言ってました。

 

 

その頃

 

テスタロッサ「ふふ久しぶりにお会いできますねリュウセイ様、」

 

 




次回

テスタロッサ「お暇を出される」

ウルティマ(私たちへの監視?)

カレラ「あれは必要経費だ!」

第13話 休暇旅行のガイド役


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第13話 休暇旅行のガイド役

テスタロッサ「それは…お暇を出されるという事でしょうか?」

 

ウルティマ「くび…?」

カレラ「我が君!ウルティマはまだしも私は忠実に職務を全うしてる筈だ!」

ウルティマ「カレラはあのリンゴ泥棒を壊したばっかり」

カレラ「な!?アレはお前の所から来た段階で壊れていた!」

 

ディアブロ「はぁ、」

リュウセイ「ただの休暇だ。労いに温泉に入ってゆっくりしてもらいたい、あとは、この街の事をもっと知ってくれ。」

テスタロッサ「では、粛清という訳では無いと」

リュウセイ「なにがどうしてそうなった」

 

リュウセイ「まぁ、よくやってくれていると思っての事だ」

ウルティマ「ほんとにそれだけ?」

カレラ「でもこれ以上何を成せば…!?」

リュウセイ「ガイドはお願いしている。気軽に満喫してくれ。」

 

――――――――――――――――――

フラメア「リュウセイ様に呼ばれたはいいけど、なんか悪寒が、まぁそんなリュウセイ様に限ってまさかね?」

 

コンコン…ガチャ

 

フラメア「失礼し…ま!?」

 

私は、3人の目線に倒れそうでした。

それにルミナス様なんか比じゃない危険を感じていました。

 

フラメア「失礼しました。」

リュウセイ「待て、」

フラメア「やっぱりね!嫌な予感はしてましたァァァ!」

 

―――――――少女と悪魔移動中――――

カレラ(我が君の信が厚いこの兎人族…もしや)

ウルティマ(案内という名の私達への監視…?)

テスタロッサ(つまりはこの兎の評価を上げれば…)

 

3人(リュウセイ様(我が君)の印象も上がる!)

 

フラメア「ッ!…!?」ゾクゾク

 

ディアブロ「」

 

――――――――――――――――――――

フラメア「あばばばば」

 

私は、温泉に浸かりながらカレラ様とウルティマ様の行動に少し疲れを覚えていました。

 

その2人とテスタロッサ様は、ゆっくりと浸かっていました。

 

テスタロッサ「本日はご案内感謝いたします。」

フラメア「いっ、いえいえ!私にはそれくらいしかできませんから!」

 

テスタロッサ様は私の顔を触り

 

テスタロッサ「ご謙遜ですわ、貴女こそそれでよく」

フラメア「え、あの、」

 

でも、何!この沸き立つ悪寒は

すると

 

ウルティマ「ねぇ、今日はボクが1番役に立ったでしょ?」

フラメア「」

ウルティマ「ボクが1番」

フラメア「!」

カレラ「待て!お前は罪人をでっち上げていただけではないか!」

ウルティマ「カレラだって賄賂渡してただけじゃん!」

カレラ「あれは必要経費だ!」

ウルティマ「詭弁だね」

 

テスタロッサ「2人とも控えなさい?フラメア殿が驚いていますよ?」

 

私は、思いました

フラメア(もうやだ、お家帰りたい)

 

テスタロッサ「今日は他に客もいないようですし」

フラメア「え?この旅館は予約が取れないほど人気なはず」

テスタロッサ「えぇ、ですので、ご遠慮して頂きました。」

フラメア「え…?」

 

嫌な予感は的中してました。

 

リュウセイ「うぅ、あの旅館の女将には世話なってるのに」

ディアブロ「他にも警邏より苦情が、また他国の貴族方から抗議の文が」

 

リュウセイ「ディアブロ」

ディアブロ「はい」

リュウセイ「俺たちで再教育するぞ。」

ディアブロ「かしこまりました。」

 

 

数日後、血塗れの3人が見つかりました。




次回

ヒナタ「付き合ってもらって悪かったわね」

リュウセイ「デートなんだろ?」

第14話 ヒナタとリュウセイ 初デート


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第14話 リュウセイとヒナタ 初デート

今回はリュウセイ視点です

フラメアは出てこないです。

後、ヒナタやヴェルザード、ヴェルグリンドの口調みたいなのは違うかもしれませんがご了承ください。


ある日、ヒナタに言われた。

 

ヒナタ「この日、あけれる?」

リュウセイ「あけるも何も休みだけど」

ヒナタ「なら、私とデートに」

リュウセイ「わかった。なら何時頃にいたらいい?」

ヒナタ「そうね、朝の10時はどう?」

リュウセイ「わかった。建国記念碑の前でいいか?」

ヒナタ「えぇ、」

 

そして、デート前日

 

リュウセイ「何着ていこ…」

 

俺は、悩んでいた。

 

リュウセイ「初デートに何を着れば、」

ヴェルザード「これとかは?」

リュウセイ「うーん。なんかオシャレした方がいいのかもしれないけど。うーん…」

ヴェルザード「長くなりそうね…!この服よ!」

 

その頃、

 

ヒナタ「どんな服を着たらいいかしら…」

ヴェルグリンド「リュウセイに気に入られたいんでしょ?」

ヒナタ「そうだけど…」

ヴェルグリンド「ならこの服ね。」

 

―――――――――――――――――――――――

そして、デート当日

 

リュウセイ「1時間も前に着いちゃったよ。」

 

俺は、ヴェルザードの選んだ服を着ていた。でも、

 

リュウセイ「不安だな…」

 

色々考えていると、1時間経ち

 

ヒナタ「早かったのね」

リュウセイ「ああ…」

 

ヒナタは、普段の服とは違ってスカート姿だったので

 

リュウセイ「似合ってるよ」

ヒナタ「ありがとう…」

 

お互いに照れていた。

 

リュウセイ「どこ行く?」

ヒナタ「なら、」

 

――――――――魔王と少女移動中――――――

リュウセイ「店じゃなくてこの景色か、」

ヒナタ「いいでしょ?」

リュウセイ「ああ、だいぶ移動したしご飯にするか?」

ヒナタ「えぇ、」

 

俺は、作ってきた弁当を渡した。

 

ヒナタ「手作りなの?」

リュウセイ「まぁ、1人だったし料理はそれなりにな」

ヒナタ「今度教えてもらってもいい?」

リュウセイ「いいよ。」

 

渡した弁当箱には、卵焼きやおにぎり等

普通の弁当を作ってきたが、

 

ヒナタ「美味しい…」

リュウセイ「よかった。俺のに合わせたら塩辛くなるから」

ヒナタ「どれだけ塩入れるのよ…」

 

そんな会話をしながら、街へと戻っていった。

 

ヒナタ「リュウセイは行きたいとこあるの?」

リュウセイ「日も傾いてるし、お酒なんてどうだ?」

ヒナタ「いいわよ。」

 

スナック樹羅へと移動した。

 

リュウセイ「はぁ、」

ヒナタ「それにしても、今日は付き合ってもらって悪かったわね。」

リュウセイ「デートなんだろ?」

ヒナタ「えぇ、」

リュウセイ「次は街の中でも見て回るか」

ヒナタ「そうね、」

 

その後も話しながらお酒を飲んでいった。

 

―――――――――――――――――――――

リュウセイ「ただいま、」

ヴェルザード「どうだった?」

リュウセイ「楽しかったよ、」

ヴェルザード「よかったわね。」

リュウセイ「ああ、」

 

ヒナタ「ふう、次はいつ行けるかしら」

 

お互いの距離が少しだけ縮まった。




思ってたのと違うかもしれませんがご了承ください。
2回目やる時にはもう少し変えるので


次回

フラメア「ドッジボール大会!」

ディアブロ「リムル様ァァァー!」
シズ「スライムさぁぁぁん!」

第15話 球技


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第15話 球技

今日は闘技場でドッジボール大会という催し!

 

フラメア「この専用衣装。結構薄着で好きかも…」

 

すると

 

ヴェルドラ「クァーハハハ!」

 

ラミリス「いきなりアタシ達の出番ってワケね!」

ベレッタ「大将がやられてしまうと負けてしまう模様です。」

ラミリス「まっかせなさい!」

 

自信満々のラミリス様ですが、

 

ヴェルドラ「クァハハハ!この日のためにマンガで研究も重ねてきた。どのチームが我の前に立ち塞がるか!?」

 

紅丸「相手にとって不足はないな」

蒼影「ああ、」

朱菜「あの…お手柔らかに」

 

ディアブロ「リムル様よりこの私が審判という大役を頂戴しました。ラミリス様チームのボールにてスタートとなります。それでははじめ!」

 

ヴェルドラ「ラミリスよ!1発目にもの見せてやるが良い!」

ラミリス「あいさ師匠!よーし」

 

ラミリス様は、ボールを持とうとしてますが、

 

ラミリス「よ、よいしょ!」

 

リムル「…あれ無理じゃない?」

ディアブロ「えぇ」

 

ピピーッ

 

ディアブロ「続行不可能により朱菜様チームの不戦勝」

 

ヴェルドラ「なにいー!」

ラミリス「うう…」

 

リムル「ミリムの球とか受けたら砕け散りそうだし…」

 

ルミナス「フフ。トカゲめ無様じゃな。」

リュウセイ「お前もやるのか」

ルミナス「当然、と言いたい所じゃがな」

 

フラメア「これがドッジボール大会!」

ヒナタ「………」

 

ヒナタ「なんで私まで呼ばれてるのかしら?」

リムル「えだってお前らって」

 

リムル「なんだかんだこういうイベントの参加率が高…」

 

ブン!バシッ!

 

ディアブロ様が止めていました。

 

リュウセイ「ヒナタやめとけ。」

ヒナタ「でも、」

リュウセイ「ディアブロはリムルに危害がないようにするから」

 

リュウセイ様が止めていました。

 

ミリム「ここからは私の独壇場なのだー!覚悟するのだ」

ゴブタ「こっちまで寒気が」

 

紫苑「私達もやすやすと負ける訳にはいきません。」

 

ディアブロ「紫苑様チームからのボールです。」

 

紫苑「それではいきますっ!」

 

紫苑様のボールはミリム様に一直線に行きました。

 

ミリム「その程度、わたしにはきかないのだー!」

 

ピピーッ

 

ディアブロ「大将アウトにより紫苑様チームの勝利」

 

ミリム「なぜなのだー!」

リュウセイ「ルール聞けよ…」

 

シズ「楽しそうだね。」

リムル「シズさん、やってみる?」

シズ「ここから見てるよ」

ルミナス「なぜ、妾のテーブルで休んでおる」

 

リュウセイ「あついし」

シズ「あついから」

 

その頃、

 

「朱菜ちゃん頑張ってくれぇ!」

「紫苑様そこですー!」

 

紅丸「ぐ!」

朱菜「お兄様お怪我は!?」

紅丸「まだ大丈夫だ!しかし、このままではな!」

紫苑「ゲルド」

ゲルド「承知」

 

ズドン!

 

リムル「ドッジボールにゲルドは反則だろ」

シズ「楽しかったらいいと思うけど」

 

紫苑「今度は通させてもらいます《サバクモノ》」

 

紅丸様が止めると、

 

ビリビリビリ

 

朱菜「きゃ服が!」

紅丸「なん…だと!」

蒼影「こんな事が」

 

フラメア「おぉぉぉ!」パシャパシャ

リュウセイ「やめてやれよ、」

 

ヒナタ「でなんでドッジボールなんて始めたのよ」

フラメア「あ、えーとお二人のファンクラブが揉めてですね」

ヒナタ「…原因は?」

フラメア「えっと確か」

 

フラメア「大きい胸か小さい胸どちらがいいのかと…」

 

ピタッ

 

フラメア「でも、この街は争い事は禁止ですのでリムル様が「スポーツで決めろ!」と」

 

リムル「」ダラダラダラダラ

 

朱菜「そうだったんですか?」

紫苑「聞いてませんよ」

 

ガシッ

 

ヒナタ「これはやばいわね」

リュウセイ「よっと」

 

リュウセイ様はヒナタ様をお姫様抱っこして少しだけ退避してました。

 

紫苑「あなた達は!」

朱菜「いい加減に!」

 

シズ「ディアブロ、リムルは?」

ディアブロ「おや?」

 

2人「なさい!」

 

ブン!

 

ディアブロ「リムル様ァァァー!」

シズ「リムルさぁぁぁん!」

 

ボゴァ!

 

コロッセオの1部が破壊され

 

ヒナタ「ほんとくだらないわね、いい加減にしなさいよ」

リュウセイ「まぁ、程々にな」

 

こうしてドッジボール大会は幕を下ろしました。




次回

「いらっしゃい」

シズ「リュウセイもいい店知ってるね」
フラメア「でも、あの人何か振り回してますよ!」

第16話 中華


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第16話 中華

オリジナル回です。




フラメア「ここですね。」

シズ「えぇ、」

 

私は、シズさんと一緒にお昼を食べるために来ています。

 

シズ「ここの店主は、元兵士なんだって」

フラメア「ちょっと怖いですね。」

シズ「でも、味は一流ってリュウセイが言ってたから」

フラメア「はい、」

 

私は、不安を感じながらシズさんと入っていきました。

 

――――――――――――――――――――――

「いらっしゃい」

 

フラメア「店主の方ですか?」

龍拳「えぇ、珍龍拳と言います。」

シズ「随分、日本語が上手で」

龍拳「リュウセイ様に教えて貰ってたので、」

 

聞くところによると、料理をやりながら習っていたとの事でした。

 

シズ「じゃあ炒飯で、」

フラメア「私は、チンジャオロース?で」

龍拳「あいよ、」

 

すると、店主は、

 

龍拳「よっと」

 

フラメア「!」

シズ「牛刀だね。」

フラメア「えっ、なんか振り回してますよ!」

 

すると、

 

ダンダンダン!

 

牛刀で野菜を切り始めました。

 

シズ「ユニークな中華料理屋だね」

フラメア「そうですね。」

シズ「それにしても、色々とってたね」

フラメア「ガイドブックを作ってるので」

シズ「そうなんだ。」

 

シズさんは気さくに話してくれるので話しやすかったです

 

龍拳「ほら、炒飯とチンジャオロースだ。」

 

2人「いただきます」

 

パクッ

 

2人「美味しい!」

龍拳「そう言って貰えて嬉しいよ。」

 

店主は笑っていました。

 

―――――――――――――――――――

私達は、お昼ご飯を食べてから執務館に戻っていました。

 

リムル「あの中華屋どうだった?」

シズ「美味しかったよ。」

フラメア「またいきたいですぅ。」

 

すると、

 

リュウセイ「戻ってたのか、」

ヒナタ「珍しい組み合わせで行ってたんですね。」

シズ「えぇ、リュウセイ。いいお店だったわ。」

リュウセイ「なら良かった。」

 

私は、写真をリムル様に渡しました。

 

リュウセイ「さてと、紅丸と剣の訓練してくる。」

リムル「程々にな。」

リュウセイ「ああ、」

ヒナタ「なら、私も行くわ。」

 

お2人は、早々に部屋を出ました。

 

コンコン

 

リムル「いいよ、」

蒼影「リムル様、」

リムル「で、蒼影。ここら辺にいい所はあったのか?」

蒼影「少し遠いですが、」

フラメア「なんのお話ですか?」

リムル「ちょっと海に行こうと思ってな。」

 

私は、思いました。

 

フラメア「嫌な予感しか」

リムル「大丈夫、あんな事にはならないから。」

フラメア「ならいいんですが、」

 

でも、少し不安で仕方ありませんでした。

 

リムル「蒼影。また頼むな。」

蒼影「御意。」

 

すると、蒼影様は私の影に入っていきました。

 

フラメア「海かぁ。湖と違うのかな。」




次回

リムル「遊ぶぞー!」

白老「相手によってはしゃぐのもありですかな!」

第17話 水着と楽しい一日

ルミナス「いいものじゃの」


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第17話 水着と楽しい一日

お久しぶりです。
仕事がなかなかに忙しいのと
Switchのゲームもしてたので

ちょっと今回のは転スラ日記のやつですけど、
フラメアとかが出てくるのでだいぶオリジナリティー強めです

気長にリクエストのやつだったり
オリジナルの方をやっていきたいと思います。


とある湖

リムル「おーい着替えたか?」

紫苑「はいリムル様、可愛い水着のお披露目会です!」

リムル「よーしそれじゃあ遊ぶぞー!」

紫苑「ってリムル様!?」

朱菜「なんですかその水着!!」

 

フラメア「うぅ、海ですかぁ、」

ルミナス「暑いのぉ」

ヒナタ「えぇ」

 

リュウセイ「フラメアとヒナタは分かるけどルミナスまで」

ルミナス「いいであろう新星」

リュウセイ「それで呼ぶな。」

 

相変わらずのやり取りをしていると

 

紫苑「なんでこっちを着てくれないんですか!」

リムル「露出大きいのはなそれに女物だろそれ」

シズ「なら私が着るね」

 

シズさんは水着を持って行ってしまいました。

 

蒼華「私は、護衛。私は、護衛。」

朱菜「蒼華さん?」

蒼華「この姿になったのも最近ですし変じゃないかと」

朱菜「まぁ初々しい!似合ってますよ!」

蒼華「ありがとうございます。」

 

フラメア「楽しそうでいいですね。」

 

私は、皆の思い出を1枚でも多く写真に撮っていました。

 

ルミナス「お主もの」

フラメア「シズさんは…!」

 

シズ「おまたせ」

 

シズさんの格好は胸がギリギリ見えない格好でした

 

リムル「シズさん!色々とやばいから!」

シズ「でも、水着なんて持ってないから」

リムル「今度買いに行こう。」

 

リムル様がこの場を収めてました。

 

ヒナタ「あらリュウセイは、」

 

――――――――――――――――――――――

リュウセイ「白老さんも釣りですか、」

白老「リュウセイ様でしたか、若い者のようにははしゃげませんわい」

リュウセイ「剣豪が年寄り臭いことを」

 

ざばっ!

 

白老「まぁ、相手によってはしゃぐのもありですかな!」

リュウセイ「ですね。」

 

――――――――――――――――――――――

思い思いに過ごしていき、夜になり

 

ルミナス様は帰っていきましたが、私達はご飯を食べました。

 

それから

 

女部屋の方では、

 

紫苑「ソーカはソウエイの事好きなんですか?」

蒼華「わ、私はあくまで戦士として…」

紫苑「アイツ性格悪いから」

朱菜「そんな事ありませんよ。まぁでも騙されたという噂も枚挙に暇がありませんが」

紫苑「絶対女を泣かせてますよあの鬼畜」

 

この事私の影の中から聞いてるんだろうなと思いました。

 

リムル様達の方でも盛り上がっていました。

 

が、リュウセイ様とシズさんの姿がどこにもありませんでした。

 

――――――――――――――――――――――

リュウセイ「………」

シズ「ここで何してるの?」

リュウセイ「月を見てるだけですよ。」

シズ「それだけ?」

 

俺は、何も言えなかった。

 

シズ「教えて、」

リュウセイ「俺は、色々な世界を見てきたんだ。」

シズ「私達がいる地球とは違うの?」

リュウセイ「地球は地球なんですけどね。」

シズ「うん、」

リュウセイ「目の前で死んでいった仲間達のことを思ってて」

シズ「そうだったんだ。」

 

俺は、話した。

とある戦士が俺ともう1人を助ける為に自ら命を散らした事。

とある少女が俺を含めた3人を守る為に1人で敵を退散させた事。

 

シズ「もういいよ。辛かったね。」

 

シズさんは優しく抱きしめてくれた。

 

リュウセイ「しばらく1人にしてくれ。」

シズ「うん、」

 

シズさんは、戻って行った。

 

リュウセイ「くっ、うぅ、」

 

そして、1人静かに泣いた。

―――――――――――――――――――――――

次の日

リムル「うーん。朝日が綺麗だな。」

シズ「えぇ、」

 

リュウセイ「よし。朝飯できてるから、食ったら帰り支度するぞ!」

 

「はーい!」

 

楽しい一日だったので星3つです

 

 




次回

リムル「2人とも働き者じゃないか」

リュウセイ「余罪追求だな。差し入れをやるよ」

第18話 闘技場


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第18話 闘技場

「グオォ…!」

 

???「クッ、クァーハハハハ!」

 

「またも瞬殺!謎の覆面…ドラゴンマスク選手!!」

 

フラメア「凄い熱気!闘技場の下に謎の地下闘技場があるって噂本当だったんだ!でも、あの覆面の人……」

 

私の思い違いだと思っていました。

でも、あんな事になるなんて………

―――――――――――――――――――――――

[数週間前]

ディーノ「またこの実験の確認か…ラミリスやっといてくれない?」

ラミリス「それくらい自分で何とかしてよね!」

ディーノ「ヨシダさんの所のケーキいくらでも奢るからさー」

ラミリス「ほんと!?ってんん?」

ディーノ「なんだ?」

 

その後、写真の儲けも少なくなってきたから

 

ディーノ「そうだな。お前に相談があるんだ」

――――――――――――――――――――――――

[今]

ドラゴンマスク「クァーハハ!我に挑むものは前に出るといい!…ぬおっ!」

 

ヴェルドラ(ディーノのヤツめ何を)

 

ディーノ[演技が雑!]

 

ディーノ「やれやれもっと上手くやってくれよ」

 

「次どっちに賭けるよ?」

「オッズが高いのは挑戦者だがなぁ」

「アイツが負ける姿が見えないんだよなぁ」

「だよなぁ…」

 

「それでは試合開始!」

 

バチィィ!!

 

「へぶっ!?」

 

「ま、またまた瞬殺!!!どこまで強いんだドラゴンマスク!!」

 

ドラゴンマスク「ぬ!」

ディーノ[瞬殺してどうする!何かごまかせ!]

 

フラメア「やっぱりアレってヴェルドラ様だよね…」

 

 

―――――――――――――――――――――――

ヴェルドラ「クァハハハ!」

ディーノ「俺とお前が組めば無敵だな!」

ヴェルドラ「ふふその通りだディーノよ。やはり貴様天才か!」

ディーノ「痛!やめろ!とにかくこのまま」

 

 

リムル「2人とも働き者じゃないか」

ディーノ「あ…リ、リムルさん……」

 

ハッ!

 

ディーノ「ラミリスてめぇチクリやがったな!?」

ラミリス「あんた達だけいい思いさせるわけないでしょ!」

 

リムル「とにかく話を聞かせてもらおうか」

―――――――――――――――――――――――

ディーノ「くっ、」

リュウセイ「話してもらおうか。証言なら取れている。」

 

リムル「無許可な私闘・賭博の調べはついているんだ。」

リュウセイ「イベントを開くなとは言わないが」

ラミリス「師匠…」

リュウセイ「ヴェルドラを使うのは詐欺だろ」

 

ディーノ「盛り上がったんだからいいんじゃないですかね」

リムル「はぁ、そうか。リュウセイどうする?」

リュウセイ「闘技場のイベントの管理を全て任せるのはどうだ?」

 

ディーノ「しゅ、趣味を仕事にするのはちょっと!」

 

ここで俺はやってしまった…

 

ディーノ「こんなことなら写真だけでやめておけばよかった」

リュウセイ「写真?」

ディーノ「あ」

 

リュウセイ「この間あった水着流出の件もしかしてお前が?」

ディーノ「ナンノコトダカ…」

 

リムル「朱菜!紫苑を呼んでこい!」

朱菜「直ちに」

ディーノ「ちょま…!」

 

俺の肩にリュウセイさんは手を置いて

 

リュウセイ「余罪追求だ。紫苑にカツ丼を作らせてこよう。」

リムル「そうだな。長い夜になるからな」

 

そして、リュウセイさんは言った。

 

リュウセイ「差し入れ(オシオキ)だ!」

 

ディーノ「ちょっと待って話を…」

リュウセイ「あ?」

 

リュウセイさんの目はいつもの優しい目からキレてる目に変わっていた。

 

ディーノ「いやだあぁぁぁ!」

 

 

カツ丼を食べた為に毒耐性がつき、腹痛が来てる中数日間

リュウセイさんとリムルさんの練習相手にされました。




次回

2人が魔王になるきっかけの話。

外伝1 テンペストVSファルムス

リムル「紫苑を返せ!」
リュウセイ「お前らに生きる価値はない」


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第19話 3人の魔王の暇な一日

リクエスト欄に貰ってる話は、おいおいやります。




[リムルとリュウセイの庵]

リムル「暇だな。」

リュウセイ「だな。」

 

俺たちは縁側でお茶を飲んでいた。

すると、

 

ルミナス「全く、何をほうけておる。」

リュウセイ「ルミナスか。」

リムル「いいじゃん…やる事ないんだよ。」

ルミナス「まあ、妾もやる事ないからの。」

 

リュウセイは、ルミナスに紅茶を出してきた。

 

リュウセイ「それにしても、ルミナスもテンペストに来すぎてないか?」

ルミナス「確かにの、でもそれ位いい所なのじゃ。」

リムル「でも、ここって元々俺とリュウセイとゴブリンだけだぞ。」

 

俺が本当のことを言うと、

 

ルミナス「またまた嘘じゃろ?」

リュウセイ「いや、ホントの事だ。」

ルミナス「なら何故ここまでにできておる!?」

リムル「色んな魔物を受け入れまくっただけだ。」

ルミナス「そうなのか、」

 

ルミナスは衝撃を受けたようだった。

 

リュウセイ「俺やリムルは彼女いるけどルミナスは?」

ルミナス「おらんが、」

リムル「俺らより長くいるのに、」

ルミナス「魔物に恋などないわ!」

リムル「でも、いたんじゃないのか?」

 

ルミナスに聞くとルミナスは、

 

ルミナス「おらん!だが、」

 

その後に衝撃の事を言ってきた。

 

ルミナス「リムル、お主の事が好きじゃった。」

 

リムル「………」

リュウセイ「くっ、」

 

俺は、思考が停止した。

 

ルミナス「なんての、冗談じゃ。お主が色々聞くからの。」

リムル「びっくりさせるなよ。シズさんに怒られるから」

リュウセイ「ヒナタよりマシだろ?」

リムル「いや、マジで怖いから。」

ルミナス「あんなにも優しいのにか?」

リムル「ああ、」

 

俺の顔は多分青ざめているな、

 

リュウセイ「ルミナスって陽の当たる所にいて大丈夫なのか?」

ルミナス「何の為の傘じゃと思ってる。」

リュウセイ「ああ、影を作る為か」

ルミナス「そう言えばヒナタが、またデートしたいと言っておったぞ」

リュウセイ「まぁ、そうだな。仕事もないし」

リムル「モテてるな」

リュウセイ「うるせぇ、お前だってそうだろ!」

 

俺とリュウセイが言い合いしてるのを

 

ルミナス「ふふ、」

 

ルミナスは笑って見ていた。

 

何気ない話をしていると、

 

リュウセイ「夜になったな、」

ルミナス「ここに泊まっていってもよいか?」

リムル「まぁ、俺とリュウセイしかいないからいいけど、」

ルミナス「なら決まりじゃの。荷物を取ってくる。」

 

ルミナスは1度戻ってからまた来た。

 

リュウセイ「こんなにも魔王が集まってていいものか、」

ルミナス「よいでは無いか」

リムル「それにしても、ルミナス。その服は過激過ぎないか?」

ルミナス「寝る時は、この服だが、」

リムル「そうなのか、」

 

俺達は、色んな話で盛り上がってから寝る事にした。

 

魔王3人が並んで寝てるなんてシュール過ぎたけど。




この夜の事は、R18の方でやりたいと思ってます。
―――――――――――――――――――――――
次回

リムル「夏祭りもいいものだな。」

シズ「そうだね。」

第20話 夏祭り


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第20話 夏祭り

遅くなりましたm(*_ _)m

色々と忙しくしてたので申し訳ありません


リムル「夏祭りやるぞ!」

 

そんなことを言ったのがつい先日

 

リムル「もう夏祭りができるのか」

リュウセイ「早いもんだな、」

 

俺とリュウセイは一緒に見ていた。

 

リュウセイ「お面屋もあるんだな…っ!」

リムル「どうしたリュウセイ?」

 

俺が見てみるとそこには、俺のスライム状態の面がかかっていた。それもびっしりと

 

リュウセイ「不気味すぎるだろ、」

リムル「そうだな」

 

???「で、なんであなたは女物の浴衣を着てるの」

リムル「ヒナタ、俺に聞くなよ。」

ヒナタ「それよりこのたこ焼き、タコがないんだけど」

リュウセイ「そんな事ないだろ。」

ヒナタ「ほんとよほら」

 

リュウセイはヒナタに食べさせてもらうと

 

リュウセイ「ほんとだ、ない」

ヒナタ「でしょ?」

 

タコがないたこ焼きなんて美味しくないんじゃと思ってしまった。

 

シズ「リムルさん!」

リムル「シズさん、それにお前たちもいたか」

シズ「かき氷の氷がないって」

リムル「俺のプロデュースした店でかわかったよ」

 

俺たちはかき氷屋の前へと移動した。

 

 

クロベエ「リムル様!お願いするべ」

 

リムル「アイシクルショット!」

 

俺は氷を出した。

 

ケンヤ「お腹の中から」

リョウタ「凍りそう」

ゲイル「確かにね、」

 

2人は食べながらそう言っていた。

確かに凍ったら困るな

 

―――――――――――――――――――――――

 

アリス「きゃ!」

クロエ「無、無理だよ、」

リュウセイ「金魚すくいか」

ヒナタ「懐かしいわね」

 

俺は、ヒナタと一緒にする事にした。

 

白老「リュウセイ様、これはなかなか集中できますな」

リュウセイ「だろ?さてと、」

 

俺がポイを入れた瞬間

 

ガチン!

 

巨大な金魚が出てきた。

 

リュウセイ「ちょ、今の何!?」

白老「ほほほ、ポイの峰で急所を突いて、」

リュウセイ「そういうものじゃないだろ!?」

 

ざぱん…

 

リュウセイ「えっ、」

 

クロエ「ヒナタ先生すごい、」

アリス「えぇ、」

 

ヒナタ「ふぅ、これでいい?」

 

ヒナタは見事に金魚を気絶させていた。

 

リュウセイ「まじかよ、」

 

――――――――――――――――――――――

フラメア「色んなものがあっていいなぁ、」

 

私は写真を撮っていると

 

ディアブロ「これはフラメア様、」

フラメア「ひぃ、」

ディアブロ「このくじをやって見ませんか?」

フラメア「いいんですか?」

ディアブロ「はい、3回までやり直せますので」

 

私が1本目のくじを引くと、

 

カレラ「………」

 

気絶したカレラ様が出てきたので私は、

 

スッ、

 

そっと戻し、2本目を引くと

 

ウルティマ「」

 

今度は気絶したウルティマ様が出てきました。

 

また戻して最後の1回を引くと

 

テスタロッサ「ディ~ア~ブロ~!!」

 

物凄い怒っているテスタロッサ様が出てきました。

 

ディアブロ「この3人を景品で」

フラメア「結構です!」

 

私は、足早にその場を去りました。

―――――――――――――――――――――――――

その後、盆踊りをしてから、

 

リムル「これで最後かな。」

 

街の灯りを落としてから空を見ると

 

ヒュー………バーン!

 

花火が上がった。

 

リムル「綺麗だな、」

シズ「そうだね、」

リムル「あれ?リュウセイとヒナタは?」

シズ「2人で見てるんだよ、」

リムル「なるほど」

 

子ども達は朱菜達と見ていた。

 

なんだかんだ皆も楽しめていたと思うと

嬉しかった。

 

 

後から聞いた話だけど

ディアブロはテスタロッサ達にボコボコにされたとか、




次回

リュウセイ「俺がお前を倒す。」

クレイマン「ほざくなよ。」

外伝3 ワルプルギス


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外伝1 テンペストVSファルムス

話は飛ばしながらになりますが
後はオリジナルの要素を強めたいと思います。


これはまだ、俺とリュウセイが魔王になる前の話

ある国との戦争の話である

 

希星「は?ちょっとオカシくねこいつら魔物っしょ!?」

恭弥「余所の国や観光してる人間もいるね」

希星「そんなのどうでもいいし!」

省吾「別にいいじゃねぇか」

希星「なんでチョー気分悪くない!?」

 

――――――――――――――――――――――

リュウセイ「リムル、イングラシアの方は終わったか?」

リムル「ああ、これからそっちに帰るよ、」

リュウセイ「わかった。」

 

俺はリムルとの通信を切った。

 

紅丸「リムル様はなんと?」

リュウセイ「今からこっちに戻るってさ。」

紅丸「そうですか、」

リュウセイ「何もないといいがな。」

 

 

だけど、そんな平穏が長く続くと思っていたが、

 

その日は、突然訪れた…

 

 

―――――――――――――――――――――

グルーシス「!!」

ヨウム「!」

 

ミュウラン「~~~」

 

テンペストにオーロラの様な結界がはられた。

 

朱菜「!(魔法の効果が消えている…!?)紫苑!」

 

バギ!

 

紫苑「どうしたのですか?威勢が良かった割に」

省吾「ちっ、足癖の悪ぃ女だ」

恭弥「うーん、そろそろ出てもいい頃なんだけど」

ゴブタ「なんのことすか?」

恭弥「内緒。と言ったけど始まったみたいだよ。」

 

そして、もう1つの結界により魔物の弱体化が起こった。

 

――――――――――――――――――――

リュウセイ「リムルに繋がらない。」

紅丸「それでは!」

リュウセイ「紅丸。ヨウム達のとこにゲルドと迎え!」

紅丸「リュウセイ様は、」

 

リュウセイ「さっき入ってきた異世界人のとこに行く。弱体化されてるせいで思うように動けないが」

 

紅丸「わかりました。お気を付けて」

リュウセイ「お前もな」

 

―――――――――――――――――――――

襲撃から数時間後

リムル「」

リグルド「リムル様!」

リムル「心配かけたみたいでスマンな」

リグルド「いえ、それよりも報告と相談が」

 

ボゴォォォ!

 

紅丸「いい加減にどけグルーシス」

グルーシス「それは出来んな。」

紅丸「そいつは第1容疑者だ。お前達には悪いが追及しない訳にはいかない」

 

リムル「やめろ紅丸!」

紅丸「リムル様…こちらへ」

 

俺は紅丸に案内された。

 

紅丸「襲撃があったんです。結界のせいで弱体化していなければこんなことには……」

 

俺の怒りは限界に達しようとしていた。

ミュウランという女を殺してもいいと思った。

でも、

 

リムル「ミュウランの処遇は後だ。会議室で話を聞きたい」

 

――――――――――――――――――――――

[会議室]

紅丸「………という経緯です。」

リムル「そうか、それより紫苑は」

 

 

紅丸「連れ去られました。」

 

 

俺は、その事でまた怒りが起きそうになった。

 

リムル「怪我人の所へ案内してくれ」

紅丸「はっ」

 

―――――――――――――――――――――――

朱菜「リムル様!よくご無事で」

リムル「朱菜もな…!白老…ゴブタ…」

 

俺は暴食者で2人の影響を捕食した。

 

リュウセイ「リムル…」

リムル「リュウセイ!」

リュウセイ「悪い、俺がいながら」

リムル「いや、無事で何よりだ。」

リュウセイ「何とかして、紫苑を取り戻さないと、」

リムル「明日、行く」

リュウセイ「なら俺も行く。」

リムル「わかった。」

 

俺達は、明日紫苑を連れ戻しに行く。

 

―――――――――――――――――――――――

[翌日]

リムル「リュウセイ行こう、」

リュウセイ「ああ!」

 

俺達は、ファルムスの拠点に向かった。

他の皆に四方の結界を壊してもらい、

朱菜とミュウランによって新しい結界をはってもらった。

 

―――――――――――――――――――――――

[ファルムス拠点]

リムル「」

 

「魔物の主が来たぞ!」

省吾「来たか」

リムル「紫苑はどこだ。」

省吾「可愛がってやったよ」

リムル「どこだって聞いてるんだ。」

省吾「はぁ!」

 

俺は避けてから蹴りを入れてから間髪入れずに殴った

 

省吾「ぐっ!」

リムル「紫苑を…」

 

紫苑(リムル様)

 

リムル「紫苑を!」

 

紫苑(リムル様)

 

リムル「紫苑を返せ!」

 

俺は、異世界人を殴り倒した。

 

省吾「うぅ、」

リムル「あの世に送ってやる。」

省吾「ひぃ!」

リムル「グラトニー!」

 

最後はあっけなくグラトニーによって捕食した。

 

リムル「紫苑!」

 

俺は、紫苑の元に走った。

リュウセイの方も異世界人2人を倒していた

 

 

リムル「ここか…紫苑!」

紫苑「リムル…様…」

 

紫苑は、拷問を受けたのか何も身につけていなかった。

俺は、鎖を壊して紫苑を抱きしめてから

 

リムル「とりあえず来てろ」

紫苑「はい」

 

いつもの笑顔を見てからリュウセイに合流した。

 

リムル「リュウセイ!」

リュウセイ「リムル、お互いの大賢者の力を合わせるぞ。」

リムル「ああ!」

 

大賢者「2人共ユニークスキル[心無者(ムジヒナルモノ)]獲得しました。」

 

リムル「紫苑を痛めつけてくれた借りを返すとしよう」

リュウセイ「お前らに生きる価値はない。」

 

大賢者「使用しますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人「YES!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこにいた、ファルムスの王と大司教は殺せなかったが

捕虜とした。

 

その後、俺たちは、魔王になった。

 

――――――――――――――――――

紫苑「こんなところに呼んでどうしましたか?」

リムル「俺は、お前の事を思うと心が締め付けられるんだよ。」

紫苑「それってどう言う…」

 

リムル「紫苑、俺と付き合ってくれないか?」

 

紫苑「!…はい、喜んで」

 

 

俺達は付き合う事になった。まぁ、ある日突然、紫苑にやはり恋人同士ではなく主と秘書がいいと言われたが………

 

でもこの戦争においてディアブロやテスタロッサ、カレラ、ウルティマを仲間に迎え入れた。

ファルムスは崩壊した。




次回

ヒナタ「!」

クロノア「……」

リムル「どこか似た雰囲気が」

外伝2 リムルとヒナタと…


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外伝2 リムルとヒナタと…

だいぶあけてしまい申し訳ありませんm(_ _)m

仕事の都合であげることが出来ませんでした。

あとクロノアの台詞回しが分からないので、僕なりにやります。ご了承ください。


俺は子ども達を救い、別れて帰路に着いた。

でも、

 

リムル「あれ?」

 

スキルで帰るつもりが使えなかった。

 

大賢者「告。広範囲結界に囚われました。」

リムル「結界!?なんでそんなものが…」

 

その時だった、

 

蒼影「リムル様!」

リムル「蒼影!?どうしたんだその傷…」

蒼影「本体は無事ですので、それよりも敵です。想像を絶する強さの…どうかお逃げくだ」

 

そこで蒼影の分身は消えた。

 

リムル(何が起こっているんだ。ミリムの時は危機感を抱かなかったがこれは…)

 

すると、

 

???「初めましてかな。もうすぐサヨナラだけど、」

リムル「何か用事ですか?俺は冒険者のリムル、どなたかとお間違えでは?」

 

俺はその姿に見覚えがある。だがそれはシズさんから見た印象だ。

 

???「間違っていないわ魔物の国の盟主さん。君の国がね邪魔なのよ。だから潰すことにしたの」

 

魔物の視点で見ればこんなにも強烈な殺気をまとっていたのか

 

???「そういうわけで今、君に帰られるのは都合が悪いのよ」

リムル「初めまして…西方聖教会の聖騎士団長ヒナタ・サカグチ」

 

 

 

ヒナタ「なら始めていいかな?」

リムル「話し合いたいんだけどな」

ヒナタ「私とあなたが?魔物の言葉に興味はない」

 

ヒュ!

 

リムル「!」

 

ザザァ

 

リムル(体が重い…)

ヒナタ「へぇよく躱せたわね。思うように動けないでしょうに」

リムル「やっぱりお前の仕業か」

ヒナタ「ええ、それにシズ先生の命ばかりか姿まで奪ったと言う事実も」

 

ヒュ!ガガガ!

 

リムル「っ!」(なんだ!?痛み?)

ヒナタ「たった三撃?ふぅん…少し甘く考えていたかな」

 

リムル「あんまり喰らうとヤバそうだし、それに理由があるのも聞いてくれる気はないんだろうな!」

 

ドン!

 

リムル「っ、」

ヒナタ「あと3回。それに理由は1つ。自分の手で君を殺したかったから」

 

ギキィィン!

 

リムル「はぁ、」

ヒナタ「あと2回…」

リムル「そうかよ。はぁ!」

 

ギャン!

 

ヒナタ「あと1回…まだやる?」

リムル「ああ、」

 

俺はグラトニーを発動する準備をしてから

 

リムル「はぁぁぁぁ!」

ヒナタ「」

 

ヒュ!

 

俺は、剣を弾かれ、終わったと思った時、

 

大賢者「告。もう1つ反応が来ます。」

リムル「!」

 

それは、俺の前に現れた。

 

???「そこまでよ」

ヒナタ「っ、」

リムル「………」

 

ヒナタ「あなたは?」

クロノア「クロノア。」

 

俺は、その姿に見覚えがあった。

 

リムル「あの時の精神体、」

クロノア「久しぶりだね先生。」

リムル「!もしかして」

 

俺が言おうとした時、

 

ヒナタ「はぁ!」

 

ヒナタが俺に最後の一撃を刺そうとした瞬間

 

クロノア「」

 

クロノアがそれを弾き、次々にヒナタへ連撃を叩き込んでいた。

 

クロノア「よくも先生に、シズ先生の事だって理由があるのを聞かずに、」

ヒナタ「うっ、ぐっ、魔物の言葉に興味は、」

クロノア「黙れ!」

 

ヒナタはフルボッコにされた。

クロノア、恐ろしい、

 

その後、

 

リムル「俺は、シズさんに子どもたちの事と魔王レオンの事を頼まれてるんだ。」

ヒナタ「そう、だったのね。私は分からずに、」

クロノア「次からは、注意してね。」

 

と言ったクロノアの目は、笑っていなかった。

 

ヒナタ「これからは、あなたと協力するわ。」

リムル「いいのか?」

ヒナタ「えぇ、」

 

俺とヒナタは、和解した。




次回

リュウセイ「暇だな」

リムル「だねぇ。」

ルミナス「はぁ、」

第19話 3人の魔王の暇な一日


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外伝3 ワルプルギス

この話は、リムルとリュウセイが参加しての話です。

リュウセイの視点で話を進めます。

ほぼというかオリジナル回っぽくなるのでご了承ください。


リムル「よし行くか」

 

俺は、紫苑とランガを連れて

リュウセイは、誰もつけずに参加することになった。

 

―――――――――――――――――――

[ワルプルギスの場](リュウセイ視点)

俺たちが着くと1人の魔王がいた。

 

(奴がギィ・クリムゾン)

 

ムラのある魔素量だがそれも偽装だとすぐに見分けることができた。

 

ギィ「座ったらどうだ?踏み潰されても知らんぞ?」

 

リュウセイ「リムル、座るぞ」

リムル「ん?」

 

???「どいてもらえるか?小さいの」

 

リムル「あ、ああ…失礼」

 

その後リムルも座り、続々と魔王が集まってきた。

 

???「お前らがリムルとリュウセイか」

リュウセイ「なにか用か?魔王レオン」

リムル「シズさんは死んだぞ」

レオン「知っているさ」

 

俺は、殴りかかった。

だが、レオンの顔の手前で止めた。

 

レオン「お前らには少し興味がある」

リュウセイ「何、」

レオン「招待してやるから文句があるのなら来たらいい」

リムル「わかったよ、受けてやるから招待状でも送ってくれ」

 

俺とリムルは座り直すとクレイマンが入ってきた。

ミリムと共に

 

だがそれは次の行動で怒りに変わる

 

 

クレイマン「さっさと歩けこのウスノロ」ゴッ

ミリム「………」

 

奴はミリムの頭を殴った。

 

俺とリムルは思った。

 

(楽に死ねると思うなよ)

 

 

それからワルプルギスは始まり、

クレイマンの弁論を長々と聞いて呆れていた。

よくも嘘を淡々と言えるものだと、

 

クレイマン「以上で私の話は終わりです。」

 

その後に

 

クレイマン「魔王を僭称する身の程知らずな者達を始末するのが宜しいかと」

 

バンッ!

 

俺は椅子を蹴飛ばしていた

 

リュウセイ「お前を楽に殺すことはやめた。クレイマン、」

クレイマン「……」

リムル「これは俺達とお前の問題だからな」

 

ギィ「おいお前達、魔王を名乗るつもりはあるのか?」

リュウセイ「ああ、俺はともかく、リムルは」

リムル「ジュラの大森林の盟主を引き受けているし人からすれば魔王だからな」

 

ギィ「ならば良し」

 

ギィは結界を張り

場所が用意された。

 

クレイマン「やれやれです。自分の手を汚すのを嫌ったばかりに」

リュウセイ「何?…!」

 

俺は、とっさの判断で避けた。

攻撃してきたのはミリムだった。

 

リュウセイ「リムル、ミリムは任せた。」

 

俺は、クレイマンとの勝負に挑んだ。

 

リュウセイ「勝負だクレイマン、」

クレイマン「貴様ごときに負けるはず、」

 

スパン、

 

リュウセイ「」

クレイマン「な、ぐぁぁぁ!」

 

俺は、剣でクレイマンの片腕を斬り飛ばした。

 

リュウセイ「俺の事を見誤っていたな。」

クレイマン「何?だが、ミリムはどうする。」

リュウセイ「ミリムの事だが、操られてないぞ」

クレイマン「何をふざけた事を」

 

すると、

 

ミリム「よく見破ったのだリュウセイ」

クレイマン「な、」

リムル「まじで、」

リュウセイ「だろうな、」

 

クレイマンは焦っているのがみて分かった。

そして、体を変えた。

本来の姿に

 

クレイマン「喜狂の道化クレイマン。殺してやる魔王リュウセイ」

 

 

ヒュ、ズバン!ズガン!

 

俺たちは、避けては攻撃をしていた。

 

リュウセイ「ッチ、クレイマンお前、覚醒したな?」

クレイマン「気がついたのか、」

リュウセイ「そういう事か。はぁ!」

 

俺は、斬り掛かった。

しかし、

 

クレイマン「喰らうがいい龍脈破壊砲!」

リュウセイ「しまっ、」

 

ドカーン!

 

リムル「リュウセイ!」

紫苑「リュウセイ様!」

 

――――――――――――――――――――――――

(リムル視点)

 

煙が晴れると、そこには

 

リュウセイ?「ふふ、」

 

リュウセイが立っていたがどこか違った

 

リュウセイ?「私は、ヴェルザード。そしてヴェルグリンド」

 

リュウセイは2つの竜種と融合していた。

 

クレイマン「小癪な。龍脈破壊砲!」

 

クレイマンはまた龍脈破壊砲を使ったが、

 

リュウセイ(竜種融合体)「白氷灼熱神龍斬!」

 

リュウセイは攻撃を斬り、そしてクレイマンをも斬った。

 

リムル「終わったな。」

リュウセイ(竜種融合体)「消えてベルゼビュート!」

 

クレイマン「や、やめろぉ!助けてくれフットマン!助けてくれティア!お助け下さいカザ!」

 

そしてクレイマンはリュウセによって呆気なく逝った。

 

 

ギィ「見事だ。今日からお前らが魔王名乗ることを認めよう」

 

異論なく認められた。

 

そして、魔王フレイ、カリオンがミリムの配下になろうとしていたがミリムが、

 

ミリム「なら私も魔王をやめるのだ!」

 

と言って3人が魔王をやめ

カリオンとミリム、フレイが俺とリュウセイの配下になった

 

 

そして、8人になったから[八星魔王(オクタグラム)]となった。




紹介
リュウセイ・アルファス(竜種融合体)
能力アルファスを使い、ヴェルザードとヴェルグリンド
と融合した姿。
姿は、体はヴェルザード、力はヴェルグリンド
目は2人の目の色で髪は毛先は水色でその他は青色の状態

――――――――――――――――――――
次回

リムル「やるぞ!」

第21話 収穫祭


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第21話 シズとリムル

収穫祭の前にやりました。


リムル「こんな日が来るなんてな」

シズ「ふふ、」

 

今日は、俺とシズさんの結婚式の日だ。

 

リムル「緊張してきた、」

シズ「いつも通りのリムルでいいと思うよ。」

リムル「それが出来ないんだよ。」

 

俺は、ガチガチに緊張していた。

 

―――――――――――――――――――――

フラメア「どんな格好をなされるのでしょうか…」

朱菜「そうですね、」

紫苑「リムル様も結婚、紅丸も結婚。後は、」

蒼影「リュウセイ様か、」

白老「蒼影、お主もの」

蒼影「うっ、」

 

みんな思い思いの話をしていました。

 

リュウセイ「はぁ、それじゃあ今回の主役の登場だ」

 

リュウセイ様が合図をすると鐘の音とともに、後ろからリムル様とシズさんが入場してきました。

 

リムル「」

シズ「」

 

シズさんは、純白のドレスを着てとても綺麗で

リムル様もタキシードに身を包んでいました。

 

リュウセイ「顔が似てるからドッペルゲンガーみたいw」

 

リュウセイ様は、2人を見て笑っていました。

 

リムル「はぁ、」

シズ「リュウセイ、後でお話ね」

リュウセイ「えーと、それでは誓いの言葉かな。」

 

リュウセイ様は誤魔化してから始めました。

 

そして、次々と進み、

 

リュウセイ「それじゃあ誓いのキスを」

 

リムル「!」

シズ「!」

 

2人とも、振り向いてから

 

リムル「」

シズ「」

 

 

チュ、

 

 

フラメア「おお、」パシャ

朱菜「やっぱりいい絵になりますね。」

フラメア「そうですね。」

 

魔王の結婚は、大々的に取り上げられ、

 

 

結婚式から何日か経った時、

 

リムル「こいつらからも祝儀が」

リュウセイ「あ?ギィにルミナス、カリオン、フレイ、」

リムル「ミリムにレオン。」

リュウセイ「凄いメンツだな。」

 

 

フラメア「リムル様これを」

 

私は、御祝儀を渡しました。

 

リムル「ありがとな。」

フラメア「はい!」

リムル「今度、またガイドの新しいの頼むな」

フラメア「も、もちろんです。」

 

リュウセイ「次は、俺か、蒼影か、」

リムル「蒼影の彼女って?」

フラメア「そうでした、誰なんですか?」

リュウセイ「ソウカだよ。」

 

その瞬間、

 

リムル「リュウセイ、後ろ」

フラメア「あ、あ、」ガチガチ

 

リュウセイ「蒼影、俺には、効かないからやめておけ。それに傷つけたら、竜種に殺されるぞ。」

 

蒼影「なら、人の恋人の名前を言いふらさないで貰えますか、」

 

リュウセイ「分かったよ。」

 

そう言って、蒼影様は、私の影に入っていきました。

 

リムル「呼び捨てにしないとダメなのかな。」

フラメア「そのままでいいと思いますけど、」

リムル「なんかな、」

 

リュウセイ「惚気が」




次回

リムル「やるぞー!」

リュウセイ「ふぅ、」

第22話 収穫祭


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