E組の時間 (whiteheart)
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E組の時間
前回の設定の世界観です
最初のほうにある語りは渚です。
キャラ崩壊あり
以上のことが良ければよろしくお願いいたします。
椚ヶ丘中学3年E組は暗殺教室だった。
ターゲットは先生、僕たちは卒業式の前日に暗殺に成功した。
僕たちE組の生徒は無事に高校に進学し、僕らの担任だった殺せんせーは
殺:「皆さん。おはようございます!」
今もまだ担任だ。
僕たちは暗殺に成功した。これは事実だ。けれど、殺せんせーは死ぬとばかり思っていたが前のタコのような姿から元の人間の姿に戻りこうして今も僕たちの担任を続けてくれている。
E組の生徒は内部進学ができなかったが理事長がこれまでの成果を鑑みて全員の内部進学を許可してくれた。
今の僕たちは椚ヶ丘高校1年E組の生徒だ
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殺:「それでは皆さん。授業を始めます。本日は教科書の24Pから始めましょう」
中村:「先生、これ去年やったよ?」
殺:「にゅや⁉確かにそうですが…しかし、授業は授業です!しっかりと復習しましょう!」
岡島:「けど今月ずっとそれじゃん。さすがに新しいこともないから飽きてきたぞ」
岡野:「ずっとこんなだったら体育したいんだけど」
カルマ:「もうサボろうかな」
殺:「ちょっと皆さん!クラスの良心渚くん!助けてください!」
僕たちは確かに内部進学はできた。しかし、ここで1つの問題が浮上した
渚:「まぁ殺せんせーの責任でもあるし…不満は出るんじゃないかな」
殺:「そ、そんな⁉」
そう、去年の殺せんせーと理事長のテスト戦争によって高校で教える範囲をある程度やってしまったがために皆が初めの授業が退屈になっているのだ
前原:「ほら、渚もこう言ってるんだから何とかしろよ!」
片岡:「それなら課外授業なんていいんじゃない?」
磯貝:「片岡まで乗っかるなよ」
倉橋:「だったら私烏間先生の所に行きた~い!」
矢田:「確かに!ビッチ先生の話でしか聞かないし!」
寺坂:「タコの詰まんねぇ授業聞くよりは100倍ましだな」
殺:「なんてこと言うんですか!それに私は今は人間ですよ!」
殺せんせーは確かに人間に戻れた
けれど、中身は以前と変わっていないため割とみんなから軽口をたたかれている
カエデ:「あ、だったら私プリン工場に行きたい!」
僕の隣から突拍子もない案が出される
隣にいる茅野は内部進学をすることになり、茅野カエデとして高校生活を送っている。
渚:「茅野、それはあまりにも関係なさすぎじゃない?」
カエデ:「プリンはどんな時でも優先されるんだよ!ね、殺せんせー?」
殺:「茅野さん、いくらなんでもそれはできませんよ。あと、お兄ちゃんと呼んでもいいんですよ?」
カエデ:「絶対に嫌」
殺:「何でですか⁉」
茅野がそう呼ばない理由は聞いてるから知ってるけど、これは仕方ないよ
渚:「プリンだったら帰りに一緒に食べに行こうよ。だから今は勉強しよ?」
カエデ:「な、渚⁉一緒にって、そそそ、そんなのデー…」
渚:「あ、だったらさくらちゃんも誘おうか。この間一緒にどこか行きたいって言ってたし」
カエデ:「あ、はい。さくらちゃんも一緒に…」
みんな:((そこは二人っきりで行けよ!!))
殺:「そこ!イチャイチャするのは後にしてください!授業を再開しますよ!」
カエデ:「べ、別にイチャついてなんか!」
渚:「そうだよ先生。僕と茅野はそんなんじゃないんだから。」
カエデ:「グフッ」
渚:「茅野?」
カエデ:「何でもないです…」
みんな:((いい加減気づいてやれよ))
渚:「でもさすがに復習ばかりだと飽きるのもわかるよ先生」
カルマ:「早急になんとかしないとまずくない?授業受けてる感じが本校舎のクソ教師の授業みたいで最悪なんだよね」
中村:「あー、ちょっと分かるかも。何か教科書に沿ってるだけの面白くないやつ」
カルマ:「そう。それそれ」
二人の言いたいこともよくわかる。
以前のように新しい発見があるわけでもなく何かにチャレンジしているわけでもないからどうにも退屈なのだ
殺:「ぐぬぬ、分かりました。少し理事長と話をしてきます。午前中は自習とします!」
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そんな出来事があった午後、
僕らの教室には
学秀:「・・・・・・・」
なぜか浅野君と五英傑のみんながいた
磯貝:「あの、先生、なんで浅野たちがここに?」
殺:「はい。授業がマンネリ化してつまらないということなので奈良県に宿泊学習を行おうと思いまして。」
E組:「「宿泊学習!?」」
殺:「その通り!去年の修学旅行はほとんど私を殺すことを考えたものでしたし、夏の暗殺旅行も暗殺や鷹岡先生のこともありほとんど楽しめませんでした。そこで!マンネリ化した授業がつまらないと思っていた浅野君たちも含めて宿泊学習をしようということに理事長と相談して決めました!行先の奈良は去年の京都と雰囲気も似ているからです。」
カルマ:「え~浅野君も一緒なの?問題起こさないといいけど」
学秀:「それはこちらのセリフだ赤羽!貴様こそ問題を起こすなよ!」
カルマ:「はぁ?そうやってすぐに怒鳴る癖やめたほうがいいよ。そんな言い方だとすぐに喧嘩になるよ?」
学秀:「喧嘩をしているのも貴様だろ!」
渚:「カルマも浅野君も落ち着いて。話が進まないから」
片岡:「それで班分けはどうするんですか?」
殺:「はい。こちらで各班の班長は決めておりますので班長達で話し合って各班のメンバーと目的地を決めてください。」
磯貝:「てことは、前回と同じ班にはなれないのか」
殺:「その通りです。今まで話す機会の少なかった人との交流も図りましょう。
各班の引率の先生は後で班長にくじを引いてもらい決めます。」
渚:「誰がいるんですか?」
殺:「班は全部で4班ありますので先生も4人です。私とイリーナ先生、あと烏間先生も仕事を休んで来てくれるそうです。」
倉橋:「やった!絶対に烏間先生と同じ班がいい!」
殺:「あとは理事長です」
みんなの空気が固まった
カルマ:「理事長は浅野君とでいいでしょ。親子なんだし」
学秀:「断る。何が悲しくて親と一緒に行かねばならないんだ」
殺:「では班長の発表を律さんお願いします。」
律:「はい!ではまず1班は磯貝くん原さんのお父さんお母さん班です!」
磯貝:「お父さんお母さん班!?」
律:「続いて2班は寺坂くん倉橋さんの美女と野獣班です!」
寺坂:「誰が野獣だ!」
律:「3班は渚さん片岡さんの性別逆転班です!」
渚:「性別逆転って何さ!?僕は男だよ!」
片岡:「渚、諦めなさい。わたしは諦めてるわ」
律:「最後の4班は浅野さんカルマさんの首席コンビ班です」
カルマ:「何でこいつと!」
学秀:「こっちこそ願い下げだ!」
殺:「班長の変更は却下します。では班長の皆さん話し合いをお願いします。」
カルマ・学秀:「「ふざけるな!」」
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1班
磯貝:「メンバーは後で決めるとしてどこに行くか」
原:「せっかくなら美味しいものとか食べたいわね」
磯貝:「確かに有名どころだと被りやすいしいいかもな」
原:「奈良っていったら抹茶スイーツかしら」
磯貝:「それならお茶の体験もできたらいいな」
原:「そうねそうしましょうか」
2班
寺坂:「この班で行くとこは決まりだろ」
倉橋:「え~。何で決まってるの?」
寺坂:「お前がいるんだから鹿のいる公園でいいだろ」
倉橋:「…ほんとにいいの?」
寺坂:「別に他に行きたいところがあるわけでもねえし構わねえよ」
3班
片岡:「私たちはどうしようか」
渚:「せっかくならお寺とか神社を見て回りたいかな」
片岡:「意外ね。渚がお寺なんて」
渚:「好きってわけじゃないけど、たまには静かなところでゆっくりしてみたいから」
片岡:「なら折角だし座禅ができる場所探そうか。そうなるとメンバーも煩悩の多そうな人を集めればいいんだし」
渚:「座禅は僕も興味あるからそれで行こうか。となると岡島君は絶対に入れないとね」
片岡:「先生は殺せんせーを引けるといいわね」
4班
カルマ:「行先は後で他と被らないところにすればいいでしょ」
学秀:「それに関しては同意見だ。班のメンバーの希望も聞きたいしな。」
カルマ:「俺は奥田さんが同じ班に来てくれたらそれでいいや」
学秀:「奥田?あぁ、あの地味な女子か。女の趣味はあまりよくないみたいだな」
カルマ:「はぁ?浅野君のほうこそ見る目がないんじゃないの?あんなにかわいい子ほかにいないよ?」
学秀:「僕はあんな地味な女好きではないだけの話だ。そう怒るな」
カルマ:「なら浅野君はどんな子が好きなんだよ?そもそも好きになったことあるの?」
学秀:「・・・・話がそれたな。班長同士で集めってメンバーを決めよう」
カルマ:「え?なんでいきなり話し終わってんの?おい、聞いてる?」
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殺:「メンバーが決まったようです。それでは律さん発表をお願いします!」
律:「はい!1班のメンバーはこのようになりました」
1班
班長
磯貝悠馬
原寿美鈴
メンバー
茅野カエデ
神崎有希子
不破優月
杉野友人
村松拓哉
荒木鉄平
律:「2班のメンバーはこのように!」
班長
寺坂竜馬
倉橋陽菜乃
メンバー
竹林孝太郎
三村航輝
木村正義(ジャスティス)
岡野ひなた
瀬尾智也
律
律:「3班のメンバーはこのように!」
班長
潮田渚
片岡メグ
メンバー
岡島大河
前原陽斗
堀部イトナ
中村莉桜
矢田桃花
速水凛香
律:「最後に4班のメンバーです!」
班長
赤羽カルマ
浅野学秀
メンバー
奥田愛美
狭間綺羅々
吉田大成
千葉龍之介
菅谷創介
榊原蓮
小山夏彦
吉田:「前の班とはそこそこばらけたな」
岡野:「てゆうかメグの班やばくない?岡島と前原がそろってるよ?」
矢田:「嘘⁉私も一緒じゃん⁉」
岡島:「よっっっっしゃ!!矢田と同じとなるとカメラを新調しねえと!」
瀬尾:「チッ、バカと一緒かよツイてねぇ」
寺坂:「あぁ?なんか言ったか?」
速水:「・・・・・・・・・・(千葉と離れた)」
カエデ:「・・・・・・・・・・(渚と離れた)」
奥田:「わ、私だけ神崎さんと茅野さんと離れてしまいました」
カルマ:「大丈夫!俺がいるでしょ!」
杉野:(カンザキサントオナジハン!カンザキサントオナジハン!カンザキサントオナジハン!カンザキサントオナジハン!カンザキサントオナジハン!カンザキサントオナジハン!)
殺:「皆さん様々なリアクションで面白いですね。では引率の先生のくじ引きをしましょうか」
磯貝:「ほんとに俺が引くのか?」
原:「大丈夫よ。そんな困るものもないでしょうし」
片岡:「渚!引いてきて!」
渚:「えっ⁉僕?」
倉橋:「私が引いてくるね~」
寺坂:「おう任せた」
学秀:「僕が引こう」
カルマ:「理事長だけは引かないでね」
殺:「では皆さんせーので引いてくださいね。
せーーの!」
倉橋:「・・・・やった!(グッ!)」
磯貝:「・・・・まぁ良いほうか」
渚:「・・・・よかった。狙い通りで」
学秀:「・・・・・・・・・・・・・・」
浅野君の顔が死んでいる
ということはあの人なんだろうな
殺:「ということで
1班はイリーナ先生、2班は烏間先生、3班は私、4班は理事長になりました!」
カルマ:「ふざけんなよ浅野ぉぉぉぉぉ!!」
蓮:「向こうでも理事長と一緒か…」
小山:「さすがに笑えねぇな」
千葉:「外れ班だろ。これ」
菅谷:「言うな。班長の時点でそんな気はしてた」
殺:「そして各班の行き先はこちらになります」
1班:甘味処めぐりとお茶の体験
カエデ:「やった!スイーツ巡りだ!」
原:「茅野ちゃんは喜んでくれると思ったわ。渚君と離してごめんね(ボソッ)」
カエデ:「べ、別に気にしてないよ!」
磯貝:「荒木には店の口コミとかを調べてほしいんだが頼めるか?」
荒木:「そういうことなら任せてくれ!」
2班:鹿公園
岡野:「まぁそうだろうね」
木村:「倉橋がいるからな」
瀬尾:「鹿に餌やって楽しいのかよ」
寺坂:「いちいち文句言うな」
3班:寺で座禅
岡島:「はぁ⁉なんでこんな苦行なんだよ!」
片岡:「煩悩を払うためよ。だからメンバーも煩悩が多そうな人を最初に選んだわ」
矢田:「え?私は?」
渚:「えっと…その…」
片岡:「ごめん桃花。あいつらの判断材料として呼ばしてもらったわ」
中村:「あたしも?」
片岡:「莉桜は渚の推薦」
中村:「渚の?そんなに私と一緒になりたかったの?」
カエデ:(イラッ)
渚:「うん。そうだね」
中村:「えっ!(///)」
カエデ:「な、渚⁉」
渚:「ちゃんと煩悩を払ってもうセクハラしないでほしいし」
中村:「あ、そういうことね」
カエデ:(よ、よかった…)
4班:温泉巡り
カルマ:「何が悲しくて理事長と風呂なんか」
学秀:「悪かったと言っているだろ。こっちは親子で入るんだぞ!耐えがたい苦痛だ」
奥田:「温泉楽しみです!」
カルマ:「奥田さんだけが癒しだよ」
殺:「宿泊学習は1泊2日で行います。再来週には出発するので皆さんしっかりと準備をしておいてください。」
みんな:「「はーい!!」」
こうして1学期が始まってすぐに僕らと浅野君たちの宿泊学習が始まった。
???:「何かいいことが起こりそうな気がしますね」
あとがき
次回より宿泊学習がスタートします。
各班の行動の中にいろいろなキャラを登場させる予定ですので
お待ちください。
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