造られたリリィ (斬馬刀)
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1話

さぁ、初めまして斬馬刀です
色々に一目惚れして自分の好きを合わせた結果がこの話になりました(惚れやすい性格なので)

完全に自己満足な小説なので色々とおかしな事になるかもしれないけど気にしないでください

そして、とうの昔に国語は捨てたので文章もおかしくなりますのでそこは目をつぶって欲しいです!

それじゃあ気長に作っていくので良かったら読んで言ってください

それじゃあ行ってみよう!


―『リリィ』― それは、50年ほど前に突然出現した人類の敵、『HUGE(ヒュージ)』という謎の巨大生命体に対抗するための最後の希望。そして、HUGEと戦うために生み出された対HUGE決戦兵器『CHARM(チャーム)』。そのチャームにはマギクリスタルと呼ばれるものがあり、それは10代の女性に共鳴しやすく、それを操る彼女たちが『リリィ』である。

 

だが彼女達も人間、恐怖で戦えない者、ヒュージとの戦闘で死んでしまう者もいる

そんな貴重な存在が死んでしまうのはまずいならどうするか?なら作ってしまおうと

そして作られた組織『G.E.H.E.N.A.』表向きはヒュージ研究で有名な多国籍企業として知られているが裏ではヒュージ細胞を使い適正の低いリリィ達を無理やり戦えるまで強化すること『強化人間(ブーステッドリリィ)』いわば人体改造をしている

 

知っているものは数少ないが黙認されているなぜならリリィがいないと人類は生きていけないからだ

 

 

そしてそのさらに少数しか知らない極秘で行われている研究、男のリリィを作る研究である

 

男のリリィを作るために長年研究してきて成功者は1人だけ、だがその1人[海崎時榛]が最高傑作過ぎたのだ

 

その後もどんどん造られていくが成功しない、時榛はまさに奇跡の存在だった

 

その後いくら研究しても出来ないとなり男のリリィの研究は凍結された

 

 

 

 

 

 

 

 

数年後

 

 

 

 

 

 

「久しぶりだな...みんな元気かな」

 

この日1人のリリィが百合ヶ丘女学院に戻ってきていた

 

「あれは夢結か、で他の子は新入生かな?」

 

時榛は夢結と1年生のやり取りを遠巻きに見ていた

 

「っ! あのピンクの子速いな、本人はわかってないみたいだけど」

 

ゴーン、ゴーン、ゴーン

 

「なんだ?、まぁいいか、理事長代行に挨拶しに行かないとな」

 

 

 

 

 

 

 

百合ヶ丘女学院は入学式を迎えていた。だが、その前にちょっとしたリリィ同士のトラブルが起こりそうであったが突然、生態標本にする予定だったHUGEが脱走という知らせが入り、未然で終わった。

 

 

「出動可能の皆さんは捕獲に協力してください」 

 

「行きます」

 

「待ちなさい、白井さん。あなたを一人で行かせるわけにはいきません」 

 

「……」

 

「最低でも二人で行動してください」

 

「……必要ありません。足手まといなので」

 

「あなたには足手まといも必要でしょう?そうね、あなた、一緒に行きなさい」

 

「は、はい!」

 

「わ、私も行きます!」

 

「はぁ?あなた、ここは夢結様とわたくしが任されたのですよ?ここはわたくしたち二人で」

 

「構いません。来なさい」

 

「はい!」

 

「白井さん、無茶だけはしないでくださいね」

 

「……はい、善処します」

 

 

 

 

夢結がヒュージ捕獲に動こうとしていた同時刻

 

 

 

 

 

ピリリリリ、ピリリリリ

 

「なんだ?、誰からだ?俺の端末に連絡するなんて」

 

『時榛くん久しぶりだね、調子はどうかね?』

 

「お久しぶりです理事長代行、調子はまぁぼちぼちですね」

 

『それはなによりだ、ところで君は今どこにいるんだい?』

 

「今戻ってきて学院内にいます」

 

『それはちょうどいい、今警報が鳴ったのは知っているね』

 

「はい、知ってます」

 

『さっきの警報は工廠科の百由くんが標本にしようとしていたヒュージが脱走してしまってね』

 

「百由がですか…相変わらずですね、でそれを俺が処分しろってことですか?」

 

『話が早くて助かるよ、では頼んだよ』

 

「わかりました、これより現場にてヒュージ殲滅の任務を行います」

 

 

 

 

 

 

 

「さてどうするかな、まぁ森の中歩いてればそのうち気配でわかるだろ」

 

矢筒から時榛のチャームを出して

 

 

「っと! 噂をすればってな!」

 

 

 

ドガン

 

 

 

「さぁ俺を楽しませてくれよな」

 

「キィィィィィィ!」

 

 

 

 

 

 

「ははは、そんなんじゃ俺には当たんねーぞ」

 

「キィィィィィィ」

 

ヒュージは腕の部位を鞭のように伸ばし不規則な攻撃をしてくるが

 

時榛は体を捻ったり鞘を銃に変形させ撃ち落としたり刀で受け流したりしながら攻撃を捌いていく

 

「俺を相手にするならお前らサイズが100体いても足りねーよ」

 

「キィィィィィィ!」

 

「はぁ…お前、もういいや…」

 

時榛が動きを止めるとヒュージはチャンスとばかりに攻撃を仕掛けたが、ヒュージの攻撃が届く直前ヒュージの腕が切り刻まれた

 

「キィィ?!」

 

「! へ〜、お前今下がったな」

 

「普通だったら迷わず突っ込んでるのにな、お前がおかしいのか、この辺のヒュージがおかしいのか」

 

「…まぁ、それで逃がそうとかは思わねーからよ」

 

ヒュージは迫っくる時榛の一撃をギリギリで避けその巨体に似合わない跳躍力を発揮して森の奥へ逃げようとした

 

「逃がさないって言ったろ、あまり学院の近くでは使いたくなかったんだけどな」

 

時榛がそう言うと、着ていた服の背中に2本縦ラインの切れ目が入り隙間ができるとそこから翼爪が折り重なっているかのようで二股に別れた翼のようなものが生えてきて翼の穴のあいている方の先端部から赤い炎のようなものを勢いよく噴出しドンッと言う音と共にヒュージを追うように時榛も空高く飛んだ

 

「おいおい、置いてくなんてつれないなぁ、逃がさないって言ったろ」

 

逃げているヒュージの頭上に行くとそこからかかと落としの要領でヒュージを地面にたたき落とした

 

 

 

 

 

 

 

ドガーーーーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ケホケホ、なんですのいきなり」

 

「新しいヒュージですか?」

 

「わからないわ、なるべく固まっていましょう」

 

だんだん砂埃も晴れてきて

 

 

 

 

 

(そろそろ見えてくるし翼はしまっとかないと)

 

「ふぅよし、なんか霧も晴れたしちょうどいいだろ」

 

「声? でも今の声って男の人の声じゃ」

 

「この声、まさか」

 

「ん? あ〜久しぶりだな 夢結」

 

「帰って来てたのね、時榛」

 

「ああ、ただいま、っとちょっと待ってて」

 

さっきたたき落としたヒュージの上から降りると

 

「面白かったよ、それじゃあ」

 

そう言ってヒュージに向かって抜刀し納刀した、そして遅れてヒュージが真っ二つになった

 

「相変わらず早い太刀筋ね、刀身が見えなかったわよ」

 

「そーかな 結構遅かったんだけどな」

 

「あの、えっと」

 

「夢結様そちらの男性は?、どうして男の人がチャームを扱えるのですか?」

 

「へー、夢結がひとりじゃないんだ、何事?」

 

「別に私が望んだことじゃないわよ」

 

「へ〜、まぁなんでもいいよ」

 

「初めまして新入生、俺は海崎時榛見ての通り男のリリィだよ。まぁ俺がリリィなのはいつか話せる時が来たら話すよ、気軽に名前で読んでくれていいからねよろしく」

 

「えっと、私は一柳 梨璃です、私も梨璃と呼んでくださいよろしくお願いします時榛様」

 

「そうですか無理に聞くのもいけないですからね、私は楓・J・ヌーベルですわ、私も楓でいいですわ」

 

「そっか、よろしく梨璃、楓」

 

「それで夢結達はこんなところで何してるの?」

 

「百由が標本にしようとしていたヒュージが逃げ出したのよ、それの捕獲に来たのよ」

 

「俺も理事長代行からその話を聞いて来たんだけど、もしかしてそのヒュージと俺が叩いたヒュージは別の個体じゃないのか?」

 

「そうなの? あのヒュージは煙幕を使ってきたけど」

 

「俺の時は煙幕なんて使わなかったってことは、別の個体だな」

 

ボフッ!ボフッ!ボフッ!シューー

 

「な、なに?!」

 

「おいでなすったか、オラッ」

 

話をしていると周囲に煙幕を撒きヒュージが上空から飛んでくるのと同時に時榛もジャンプしヒュージに回し蹴りを食らわせ吹っ飛ばす

 

「やっぱり俺の時と違うな、大丈夫か?」

 

「こっちは大丈夫よ」

 

「なら良か、がぁっ?!」

 

ドォンッ!!

 

「時榛?!」

 

「「時榛様?!」」

 

回し蹴りをし吹っ飛ばしたヒュージが鞭を使い時榛を吹っ飛ばした

 

「よくも時榛を!」

 

ヒュージと夢結の攻防が行われだんだん押されていき不意に下からきた攻撃に押し上げられ、ヒュージは夢結に向かって鞭を1つに纏め伸ばしていき、夢結を包み込んでいく

 

「夢結様!」

 

ホォン

 

「!、フッ」

 

「一撃でしてよ、それぐらいできまして?」

 

「うん!」

 

梨璃のチャームが起動し剣モードで楓と共にヒュージに突撃していく

 

 

「「やぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」

 

夢結を包み込んだ鞭を狙い跳躍し、切断する。夢結を包み込んでいた部分はバラバラになり消えていく解放された夢結が着地しチャームを構えていると

 

ドカーン

 

「「「!!」」」

 

「たくっ、痛ってーなおい」

 

ヒュージの攻撃で吹っ飛ばされた時榛が瓦礫を翼を使い吹き飛ばす

そのまま翼を展開しヒュージに突撃した

 

「おいおい化け物がさらに化け物になってねーか」

 

時榛の勢いをつけた一撃にヒュージも対抗し触手を大量に出すがその全てを斬られた、だかそのおかげで時榛の一撃をなんとかかわしたが

 

「時榛!」

 

「夢結!」

 

「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」

 

夢結と時榛でヒュージに止めをさす、止めをさされたヒュージは、断末魔の叫びのような音を出しながら真っ二つにされ、青い液体を撒き散らしながら倒れる。倒れた先が崖で、ヒュージがぶつかった衝撃で崩れ始める。すぐに動いたのは梨璃で、穴の近くにいた楓を突き飛ばす。間一髪で、崩れて穴が塞がれる。

 

「梨璃!!」

 

梨璃を夢結が庇う。上からHUGEの液体が落ちてきて二人は被ってしまう。そこに

 

「夢結、梨璃!」

 

翼を展開したままの時榛が夢結と梨璃の元に行き2人を覆い隠すように翼を広げ2人を守る

 

「大丈夫か2人とも?」

 

「ええ、私たちは問題ないわ」

 

「はい、大丈夫です」

 

「そうか、なら良かった。でもごめんなもうちょっと早く来てれば液体を被らずにすんだのに」

 

「梨璃、この事は話せる時が来たら話すよ」

 

「はい、わかりました」

 

 

 

 

「楓〜いるか〜?ちょっと離れてろよ」

 

「え?、は、はい」

 

「ん〜みじん切りか?ふー、抜刀」

 

ガラガラガラ

 

「もうちょっと細かくした方が良かったかな、楓〜大丈夫か〜?」

 

「ええ、大丈夫ですわ」

 

「じゃあ帰ろーぜー、腹減ったし」

 

「学院に帰ったら検疫よ」

 

「そーだなー、あれだけ浴びたらな」

 

「早く済ましちゃいましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで4人は学院に帰り、時榛と夢結と梨璃の三人は検疫をするため、室内に通され検疫を開始する。夢結と梨璃は同じ部屋で、時榛は1人で部屋を使っている

 

 

「はぁ、疲れたな、だけど変わったヒュージだったなどこかなにかが狂ってきてるのか?」

 

「ん、外が騒がしいな向こうは終わったのか」

 

「入学おめでとう、これから頑張っていけよ新入生」

 

ピー

 

「ようやく終わったか」

 

「いや〜ごめんね〜時榛、帰って来てすぐだったのに」

 

「百由か、別にあれくらい構わんさ、夢結達は?」

 

「もう終わって入学式に行ったわよ」

 

「そうか、あの人の事だから入学式を遅らせたりとかしたんだろ」

 

「そうよ、今回の事件の主役を差し置いてやらないわよ」

 

「それより今回ヒュージおかしくなかったか?」

 

「やっぱりそう思う?」

 

「ああ、百由が確保したやつかはわかんねぇけど、俺が相手した個体は俺の斬撃から身を引いたぞ」

 

「あら、それは面白い話ね」

 

「まぁ、よくはわからんけどな」

 

「研究テーマが尽きなくて大変ね」

 

「帰ってきたならみんなに会いに行けば、みんな会いたがってるわよ」

 

「そうか、じゃああちこち顔出してくるよ」

 

「あ、そうだまだ言ってなかったわね、おかえりなさい時榛」

 

「ああ、ただいま」

 

 

 





ここまで読んでいただきありがとうございます!

今まではネタの提供をしていただけだったんですけど、自分でも書きたくなったから書いちゃったけどどうですかね?

まぁとりあえず次の話考えて書かないといけないですね

リアルが忙しくてなかなか書けないけどこれから頑張って書いて逝きます

誤字、脱字は気をつけていきますのでこれからよろしくお願いします(たまに間違えのままそれを貫く時があります)

それじゃあまたの話に斬馬刀でした〜


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