とある装甲偽善者のアークナイツ (坂井泉水)
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第一話《始まりは唐突に》

初めての投稿…不安いっぱい…

色々と拙い所もありますが、エタらないよう頑張りたいとおもいます。

そして、これを読んでくださる人に感謝と温かく見守ってください。

さて前置きはさておき、本編にいきます!

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第一話《始まりは唐突に》

私…上条当麻は…

龍門と言う、町を全力で走っております、

後ろからは…

「ペンギン急便の野郎!待ちやがれ!」

「この《龍門スラング》!テメェ達が荒らしてくれたシマのツケ払わせてやるからなっゴルぁ!」

「テメェを捕まえてペンギン急便の連中を仕留めるエサにしてやるからなぁ!」

「逃げんじゃねぇ!コンのガキがぁ!」

とか後ろから、龍門にいるマフィアの四人に

痛い目に合わせると言うラブコール…

「ああっ!ふ、不幸だぁぁぁ!」

その時

《御堂…?私を装甲すれば、何とか後ろの四人は排除又は鎮圧は可能よ?》

と上条の頭に女性の声が届く、

《悪い!蜻蛉切それはムリッ!今の上条さんはあいにく手加減出来るほどの修練が足りないのです!うっかり後ろの四人が死んだら俺捕まるからっ!》

返事を返す。

 

今上条が“蜻蛉切”と呼んだ者は人ではない“劔冑(ツルギ)”と呼ばれる、鍛冶師の魂が込められた大和國に置ける地上最強の兵器である。後、鍛冶師の魂が込められたのが真打、電子機器等で打たれたのが数打と言う。

数打は真打とは劣るが、年々の技術進歩で真打が打ち負かす事が出来初めて来たので、真打優位性が揺らぎ始めてると言う。

 

そして、強力な治癒能力と”陰義(しのぎ)”と言う超常の力を有し“合当理(がったり)”と母衣(ほろ)と言われる飛翔機関持ち空を飛ぶことが可能である、

それらを使うには使用者の熱量(カロリー)を消費する、熱量は戦闘時に常に消費(飛行や損傷の回復や陰義の発動等)するので使用者は常に熱量の消費を気にしなければならない。戦場での熱量不足は死に繋がるため。

 

そしてその使用者の事を“仕手(して)”か“御堂(みどう)“と呼ぶそれはそれを扱うもの達が集まった御堂があった事から“御堂(みどう)”と呼ぶ習わしが始まったと言うそしてそれらを総称して“武者”とも言われる。

仕手と劔冑との通信手段として、メタルエコー(装甲通信)又は金打声(きんちょうじょう)と呼ばれる通信機能がある、それで遠距離から仕手とのコミュニケーションをとる。

 

そして、劔冑は何故最強の兵器と言われるのは装甲が戦車装甲並の強度を持つ為である、それを撃破する為には劔冑を用いて空を飛び“双輪懸(ふたわがかり)”と呼ばれる戦い方する、“∞”のように互いに円を書くように飛びその円の交差するところで刃を交える。

上位から低位への降下する時に発生する、運動エネルギーを用いて装甲を切破るのである、その為武者は高度の取り合いが肝心となる、高度が高い方が有利で逆に高度が低いのが劣勢となる。

 

さて、閑話休題

 

視点は上条へ戻す…狭い路地等を抜け四人の追跡をやっと撒いた後、彼は右手の手袋を外す途端に路上を歩く龍門市民が動きが止まった…上条を除いて……

「…不思議だねぇ…その右手、それが何なのかよく分からないのが残念だよそして私のアーツの影響受けないのが私にとってはちょっと落ち込むなぁ」

と天使と悪魔の特徴を持つ、サンクタ人のモスティマが子供が拗ねたような感じで現れる。

 

「いや…この右手の力は“異能だけ打ち消す事しか“分かってないんですよ?モスティマさんエクシアから、ある歌手の曲からもじって“イマジン・ブレイカー”ってノリで決められたんですよ、この右手の力」

と右手を動かしながら、彼女に言う

「だけども、その力は私達術師達にとっては脅威になるのは代わりの無い事だよ?」

モスティマは、彼の右手に触れない距離で指を指した

 

「例え、脅威でも有るけれども…私にとっては可愛い後輩とゆっくりと喋るには丁度良いものさ、前にテラの荒野で空から墜落してきた君を助けた頃は、極東語しか喋れない君を私の知ってる言葉を教えながら旅をするのは楽しいものだったねぇ…」

「そうですね…色々と有りましたねぇ…」

しみじみと思い出す…色々な地を巡るのと、たまに起きるイベントにも遭遇するなど思い出を話した後、

 

「さて、長話は終わりにしてエクシア達と合流するんでしょ?後、私は仕事がまだ有るからそれじゃぁまた会おうトオマ」

「はい、またモスティマさん」

彼女が停止した人達の人混みに消えてから時間が動き出した

「さて、テキサス達と決めた合流地点へ向かいますか」

再び動く合流地点は、どう見てもペンギンであり、

そして、ペンギン急便の社長である、エンペラーの所有するバーである。

そこへ足を向けるのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー登場人物

上条当麻

このssでの主人公であり、武者見習いであり不幸

この世界軸でも一級フラグ建築士

その理由は”イマジン・ブレイカー“と言う“異能だけを打ち消す”又は無効化する特殊な右手を持つ、そしてイマジン・ブレイカーの命名者はペンギン急便のエクシアで、ある歌手の曲からもじってノリで名付けられたと言う。

平行世界の上条なので原作とは違う生活を送っている

そして、流派や何故テラに転移して来たのは後に語る。

モスティマ

この、テラに転移して来た上条を助けそして、語学等を教えつつテラを旅をし、ペンギン急便に引き合わせた人

後、右手の特殊性に興味を持つ数少ない人物

表面上では、見せないが上ヤンフラグの犠牲者(旅をしていた頃に無意識にフラグを立てられた)

真打劔冑《蜻蛉切》

所属:龍門、ペンギン急便

仕手:上条当麻

独立形態:蜻蛉

制作国:大和、三河國

年代:室町時代

種別:重拡装甲(おうぎつくり)

推進:熱量変換式単発火箭推進

使用:強襲、白兵戦

兵装:槍、太刀、脇差

陰義:高周波電磁衝撃電流(高周波電磁パルス)操作

誓約の口上:鬼逢うては鬼を斬る。

魔に逢うては魔を斬る。

悪鬼滅殺の定めのツルギここに推参。

機体の値五段階評価(数値が5が最高値)

装甲錬度:4

騎航推力:3

騎航速力:2

旋回性能:3

上昇性能:2

加速性能:2

身体強化:4

備考

かの有名な本多忠一の所有していた天下名甲だが先の世界大戦

で敗戦した大和國で行われた、GHQの劔冑狩りに会い本来の持ち主から取り上げとなり、GHQの大和支配が終わるまで長い間死蔵される事になり、とある出来事で覚醒し雪車町と言う老人によって、現在の仕手である上条と出会う

因みに、蜻蛉切は作派は、違うが村正一門の鍛冶となるが、

呪いとかは受け継いでは居ない

南北戦争時には三河に逃れた為と村正一門が取り潰しとなった為村正とは名乗れなくなったとも言う。

 

 

そして、この世に、二世村正か三世村正が表に立ってこの世を地獄へと変えることになったら、村正一門としての責務として撃破する為にこの身を、甲鉄へと変えたと言う。

蜻蛉切となった鍛冶師は女性でもある…上ヤンフラグ立ってる…

…こんな感じで良いのかなぁ…

間違いや訂正や意見有りましたらお願いします

訂正と付け足ししました

 








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第二話《ペンギン急便と…》

どうも、この自転車操業的な小説を読んでくださる人に感謝!
そして、遅くなりましたが最新話を投稿します!


上条当麻はテラの住民では無い…異世界いや平行世界の住民でもあった、そしてどうやってこの世界に来たのかは分からない。

分かっているのは何かしらの力によってテラへ引き込まれたとだと言う。そして、モスティマと出会い旅をしペンギン急便と出会い、元の世界に戻れるまでは社員として働く事になる。

 

彼の出身地は大和國(やまとのくに)と言う読者に分かり安く言うと日本に良く似た国でもある、生を受けたとある町で普通に生活していた…と誰も思うが上条当麻は幼い頃から不幸な事も起きていた原因は不明でもあったしある日に母親と出掛ければ、

車が上条親子の前に飛びだし近くの電柱にぶつかると言う交通事故(乗っていた運転主は大ケガですんだと言う)等の不幸な出来事が起きる。

その為か雑誌や又はテレビ等で疫病神に愛された子供やら不幸だけ扱った悪意のあるモノが報道されたりした。

 

上条家はそんな息子を何とか庇い守ってきたが…そんなある時、

母親が彼にお使いを頼んだ日の事、行く道中に、

彼には関係無いのに自分の人生がメチャクチャになったのが上条当麻のせいと言う自分の自業自得を彼のせいにした男によって胸を刺されると言う事件が起きた、その時は通りすがりの人がそれを目撃し、身勝手な事を言って幼い上条を指した男を殴り飛ばし

応急処置も施し病院に連れていき、刺した男を警察に付き出した。

 

その人の応急処置が的確だったからか命は助かり、病院に駆けつけた上条の両親にお礼されるが礼に及ばないと言っていた。

ある日、まだ幼い上条はその人に聞いた、“どうして?ぼくをたすけたの?やくびょうがみだよ、おねえさん…ふこうになるよ?“と

助けた女性はこう答える“疫病神だろうと何だろうとな、助けたいと己の正しさが有ればなそんなの関係無いな、そしてな例え不幸になるって言うんならどんと構えてれば恐くねぇ…まして自業自得な事を他人のせいにして、人を刺すヤツは気に食わねぇだから手を出した”と言う。

彼にとっての人生の指針となり、装甲剣術の師となる、綾弥一条(あやねいちじょう)との出逢いでも合った。

 

退院後は上条当麻の父の上条刀夜が息子を不幸によって潰され無いように、一条に当麻を弟子にしてもらえるように頼み上条当麻の母方の祖父母の家が神社でも、あったのでそこで“吉野御流堂場礼法”を修練すると事とになり、あれやこれやと十数年の時が流れ、免許皆伝までは行った

そして、己の不幸体質にも折り合いつけて、とある高校では…不幸の避雷針として重宝されたり、困った人を見捨てられなく助けたり…等をしていたら真打劔冑蜻蛉切との出会いをする。

 

しかし、槍に関しては師匠は専門外だったので、結局本で見ながら練習する羽目となるのと、後にテラに跳ばされロドスに乗船した後、槍をメインに使うオペレーター達にしごかれる事になる。

 

エクシア達と決めた合流地点へ上条は向かう、ふとボスの事エンペラーから渡された端末を見ると…沢山の着信履歴が合った、大半は、エクシアとテキサスからであるまぁさっきの四人のマフィアに真っ先に狙われたのだから心配されるのは当たり前でもある…

「うわぁ…こんなに、着てる…逃げるのに精一杯だったから出られなかったから心配させちまった…」

ぼやきながらメールで、《無事だよ、上手く逃げ切れた連絡遅くなってすまん》二人に送ると

「うおっ!早っ!」

直ぐに帰って来た、《無事なら早く連絡して!心配したよ!》と《心配したぞ…連絡無ければ思い当たるところを襲撃してトウマを奪還する準備をしようとしていた》

エクシアのはまともだったのにテキサスのは、余りにも不穏な返信でも合った。

 

《テキサスさん…上条さんは無事なので準備は要りません…》

《そうか…すまない、片付け置く》

とのやり取りしつつ、合流地点のバーに着いた

「あっ!トーマ心配したんだよ!」

と真っ先に声をかけたのは、ペンギン急便に所属のサンクタ族のエクシア、上条に取っては先輩である、ペンギン急便に上条を引き込んだのも彼女である。

 

「エクシアの言う通りだ、何故追われるなら連絡しない?自立稼働する、鎧型アーツユニット有るんだそれを利用するべきだそれなら助けに迎えた」

口にチョコ・プリッツを口に咥えたループス族の女性テキサス

は眉を潜めて言う

「ごめん…走っていて、思い付きはしませんでした…」

「状況判断が一つでも誤るとこうなるんだ、今度から冷静にすることだ、いいな?」

上条に言い聞かせるように言う

「はい、今度から気を付けます」

と言った後に

「終わったでー!大変やった…ん?テキサスはん、カミヤン何かやったん?」

「何が起きたんです?テキ姉?」

フォルテ族の女性、クロワッサンと同じく同種のパイソンがドアを開けて入ってくる

「ああ、トウマが何時もの体質で、マフィア四人に追いかけられたので助けを求める連絡しなかったから今度から連絡をする事についてだ」

二人に話す。

 

「あーカミヤンって、何時も狙われるんもんやなぁ…弱いと思われとるんちゃう?」

「?カミ兄は弱くないですよ?」

バイソンは頭を傾げる。

一応上条も必要は有れば戦闘を行う…ペンギン急便がロドスと業務協定を結んでから、ロドスの作戦を手伝ったりする、その恩恵で上条は槍の訓練をロドスの槍使い達にしごかれる、主にグラニやリードたまにフェンに徹底的にだったりする。

どのくらいに上達したのかと言うとニアールとの模擬戦で3勝10拝と言う、ニアールに三回は勝てると言う具合に上達する。

「いやぁ…トーマはほら目立つしょ?種族的な外見的特徴無いし

一応、角が事故によって無くした鬼のフリをしてるしトーマの本当の正体は、私達だけしか知らないし…極東じゃあ、角を折れたり失った鬼は格下とか言うのを聞いた事があるし、それじゃない?」

エクシアは前にモスティマから聞いた、極東の鬼種の話を思い出す。

 

極東での鬼の角は格を示すモノであり、折ったり無くすましては戦意外で無くすのは、恥とする風潮がある

それなのか、上条は良く狙われるのは…

「…そうなんでせうか?」

おずおずと聞いてしまう

「分からないが…そうなのかもしれないな…ウチの前衛が弱いと思われるのもなぁ…」

テキサスは、腕を組ながら可能性の一つを答えた

「うう…不幸だ…」

また、口癖の“不幸だ”を口にすると

 

「不幸だ何だのって気にすんなら、それを乗り越える努力しやがれボウズ」

ペンギン急便のボス、どう見てもペンギン、それ以上これ以下もないその名は、エンペラーが入ってきた

因みにペンギン急便のメンバーのソラはアイドルの仕事でこれないの事

「あっ!ボスお帰り!」

「おうよ、ソラ意外のヤツらは揃ってんな?」

とテキサス達を見渡した後、

「龍門でのたまった、ヤマは片付いたしな明日は休暇だ、休暇が終わったらロドスでの業務だ良いな?」

「やったー!休みだぁ!アップルパイだぁ!」

歓喜声をあげたのはエクシアで

「はぁ…やっと休めるわぁ…ウチクタクタやねん…」

「…ロドスでの業務となると日用品の買い足しですね…」

クロワッサンとバイソンの二人は休みと買い足しの事に口にし

「はあ…ラップランドと顔を会わすのか…」

ラップランドと因縁がある、テキサスはげんなりとし

「上条さんは…早く身体を休めたいです…」

「んじゃあ、業務連絡は終わった今日の業務は終わった解散だ」

テキサス達に言った後、解散となり

皆は家路に付く、そして明日の休暇を楽しむ事にするのだった

 

 

 




人物紹介
エクシア…皆の大好きアップルパイ天使…狙撃オペレーターに悩んだら一先ずこの子と言える能天使…だってフロストノヴァを倒せる火力あるんだもん(作者語る)
上条とは仲の良い同僚兼友人だが、何時かは…フラグ立つ可能性あり。

テキサス…先方なら任せろと言えるオペレーター…そして、甘党であり、甘いモノなら何だって好き糖分取れないと某なんちゃてSF時代劇の侍見たいにイラつく、上条と同居している理由は龍門でのマンションの家賃が高いと言うのと、彼女の家事能力が少し弱いからだと言う
上ヤンフラグは建っている、どのようにアタックしていくのかはお楽しみに

クロワッサン…ペンギン急便の前衛に上条が来てくれて助かっている重装担当、上条とは友人関係である。
お金儲けについて上条とバイソンを巻き込んで副業する事がある

バイソン…ペンギン急便の皆の弟分である企業のお坊ちゃん、社会勉強でペンギン急便で働く
色んな事に巻き込まれる苦労人枠

エンペラー…ペンギン急便のボス、上条の生い立ちやモスティマと付き合い有るのとエクシアが気にった事で事情聞いて、トランスポーターの資格を取らせたりして上条を契約社員として迎え入れる、案外と気にって足りする。

綾弥一条…上条が十歳から十六歳になるまで“吉野御流堂場礼法”と言う劔冑の為の武術を教え込んだ、正義感の強い女性で真打劔冑“正宗”の仕手でもある…でも、彼女に姓名を逆に言われるとプッツンする御仁

すみません…一条さんの名字に間違いに気づきましたので訂正しました!



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第三話《休息、又は日常 上》

この小説にお気に入り登録してくださった方々に深く感謝!
そして、ご覧になる読者の皆様…誠に感謝至極!
続きを投稿します!


ペンギン急便社員寮のテキサスの部屋、その部屋の主でもある、テキサスは自室のベッドから目を覚ます時間は午前の六時の事である、まだ眠いがそれ乗り越えベッドから降り洗面所へ向かい身だしなみを整え、玄関を見る。

「トウマ…日課のランニングに行ったのか…誘ってくれれば良いのに…」

まだ眠気のこる頭を振るい、彼女の同居人であり、まだ片思いの上条当麻へ、少し不満染みた独り言を口にした。

 

テキサスは上条当麻の事が好きだ、一目惚れと彼と組んで仕事をしていたりしながら、彼の人なりに段々と惹かれて行った。

テキサスと同居するまでは上条はペンギン急便のアジトで寝泊まりしていたので、テキサスはエンペラーに交渉し同居の許可を得て、上条と同居することになる。

 

少しの不満を思いつつ、今度誘ってもらえるように言ってみるかと考え、私はリビングに入ると極東の調味料のミソとか言うヤツで作られたミソ汁とか言うスープのを作りながら魚を焼いていた、

艶やかな銀糸のような銀髪を腰まで伸ばしソコで青い髪結い紐で結った褐色のスタイルの良い蝦夷の女性が居た、私が来たことを気づき、

「あら、おはよう…てきさす、御堂は外へ駆け込みにで行ってるわ後、もうじき帰ってくるから…手拭いを渡しといてくれる?」

タオルを片手にして私に言った、

蝦夷とは、鍛冶に優れた人種であり、ある程度成長すると成長が止まり、不老化する、そして大和の劔冑の多くは蝦夷鍛冶によるものが大半である。

「分かった、渡しておく…」

彼女からタオルを受けとる。

 

蜻蛉切は劔冑になる前の姿になることが出来る、人形形態と言う物で、習得しているのは、二世村正と三世村正だけである、

何故、蜻蛉切は人形形態へと成れるのは元は千子村正が南北朝時代に起きた南北戦争を泥沼化させた事による責任として、御取り潰し成ったと知り、

せめて自分も村正一門に居たのだから技術は残したいと思い、人形形態だけを再現したのだと言うもし、全てやっていたら…二世、三世見たいに呪いを持っていた可能性は有っただろう。

 

タオルを受けとったテキサスは玄関に向かうのと同時にドアが開くのと同時にふわりと、上条の汗の匂いが彼女の鼻に届く

テキサスはびっくんと身体を振るわせる、臭いのではない逆だ…直に彼から嗅ぎたいと言う欲求に掻き立てる欲求を押さえる震えだ

ペッローとループスは鼻が利く、動物的な特徴を持ったテラの人々でも、たまに動物的な衝動に刈られる時もある。

「…テキサス…さん…上条さんは…そんなに臭うの?」

「く、臭くない…違うんだ…トウマ…ほ、ほらタオルだ、汗かいてるだろう?」

今ので少し泣きそうになる上条にタオル差し出しながら慌ててフォローし

「なら、良いんだサンキューな…」

ジャージの上を脱ぎながら受けったタオルで汗を拭く

「ああ、礼を言うんなら蜻蛉切に言ってくれ」

「おう、分かったよでも、テキサスありがとな、汗臭いかも知れないから風呂入ってくるよ」

「ああ、構わない」

彼は風呂場へ向かって行った

「…後でジャージ回収しておこう…前にロドスで嗅いでいたジャージの匂いが薄くなっているからな…」

彼の身につけた服の匂いでトリップするのを味をしめてしまい

ランニング後の服や、洗濯物から彼の服でしている…

チラリと風呂場へ眼を向けた後、リビングへ向かって行った

上条は知らない、このジャージがスリ代わっていたりするのを……と言うか、ロドスでも複数の彼に思いを寄せる人々に色々に私物が入れ替わっていたり、しているのを…

 

リビングに戻るとテーブルには、朝食が並んでいた…しかも、極東の朝ごはんはコレと言える献立でもあった、

「御堂は?」

「汗を流しにだ…ああ、洗濯は私がやるから…」

「そう…では、お願いね」

彼が風呂から出てくるまでは、蜻蛉切はテレビのニュースを見ていたり、テキサスは端末からエクシアからのメッセージを読んで返信していたりして十分後に上条は風呂から出てくる

「でたよ…テキサス、蜻蛉切」

部屋着姿の上条がリビングへ戻って来た

「じゃあ、朝食にするか」

テキサスは上条を見て言う

そして、三人は朝食を取りつつ

午後は何をするのかを話をするのだった。

 

 




登場人物と後書きみたいなもん
テキサス…ついに好きな人の匂いを嗅いでトリップする事を覚えたムッツリループス…前途多難

蜻蛉切(せいぜんのすがた)…生前、戦火から三河へ逃れた蜻蛉切達は南北戦争が終結し、千子家が途絶えたのでせめても村正一門の技術は残そうとして比較的に再現しやすい技術として、人形形態を習得する
外見は巨乳な…銀髪ロングのダークエルフのねーちゃん
背丈は上条より少し高い


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第四話《休息、又は日常 中》

新たにお気に入り登録をしてくださった人に感謝!
そして、興味を持ちご覧になる人々に感謝御礼!
続きを投稿します!


朝食の後、私達は色々と話し合ったが…一日位はのんびりとすることになった、トウマは食器を洗い蜻蛉切は主の熱量の事を考え、消費の少ない待機形態の鋼鉄の蜻蛉へと戻り姿消すと言うより寮回りを巡回しに行った。

 

私の事テキサスはトウマが洗濯籠に入れた今朝に着ていたジャージと色々(意味深)お世話になった匂いが薄くなったジャージと入れ換え洗濯機を動かす…さて…トウマの汗などの匂い付きジャージはジップロックに封し…後で色々と楽しむ事にしよう…さて、部屋に行こうか…

私は、こっそりと部屋に戻るジップロックに入れる前に…嗅ごう…今朝は、トウマの匂いを直に感じた後にコレで嗅げるとは、何て良い日だ…明日からヒトリオオカミ(ラップランド)と顔を会わせる事になるが…コレなら我慢出来る…

「…すーっ…んんっ…あ…たまんない…な…この匂い…トウマはこんなに…いい匂い…する…頭が…蕩けひょう…///」

顔に被せ、メス狼の顔になりながら匂いを嗅ぐ…そんな所をテキサスの事を慕う、ソラや上条がこの場に居ない事が、彼女の救いであろう…もし見られたりしたら、彼女は恥ずかしさで死んでしまうかも知れない。

 

トウマの匂いを嗅ぎ…理性が溶け…多少の欲求不満を解消した後…

「…はぁ…はぁ…良し…出来たら、直に嗅ぎたい…《自主規制》や《自主規制》をされたり…させられたい…///」

乱れた自身を整えながら、私の心の中にある淀んだある欲望を口にする…ここは私の部屋だ聞いてないハズだ…一応防音加工もしたしな…さて…味見は終わった…ジップロックに封し

バックに入れよう、後…メス臭くないよな…まぁトウマはループスやペッローじゃないから気付かないハズだ…

 

ボストンバックに、ソレをしまいジッパーを締め、

興奮や身体の熱が冷めるのを待ってから

リビングに戻ると…トウマはソファーに座って居た

「テキサス…蜻蛉切から連絡来たんだけど…冷蔵庫の中の食材は朝のヤツで使いきったので昼は、外食にしてと言うんだけど…」

「そうか…まぁ、夜からロドスに乗船するから丁度だな…」

「だな、ん…近くて美味しいとこってある?上条さんはコレ関係は案まし詳しく無いからなぁ…」

「ああ、あるぞ…」

私は、金欠のエクシアを良く連れて行った、安く美味しく昔からやっているある炎国料理店ですませることにした…

昼になるまでは楽しみになる、私が楽しみしている時

“ピンポーン♪”とインターホンが鳴る

「ん?誰だ?」

私は、インターホンの受話器を取ると

「あ!その声はテキサスさん!私です!ソラでーす!」

予期してない…私の恋のライバルが来た…

 

ソラは、最初は上条の事を良く思ってなかった頃があった…まぁ、彼女はテキサスに惚れていたフシがあったからだなのに上条に好意を持ち、テキサスにライバルと言わしめたのはソラに異常な執着心を持ったファンに危害が加えられそうになった時に身を挺して、守った事で彼女は上条の見る眼が代わり次第に恋心となり、上条に好意を寄せる…

 

 

 





後、一話で休暇編終わり…次はロドスやぁ…
長くなっちゃった…気がする
でも、頑張る…


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第五話《休息、又は日常 下》

登録してくださった七人目の方…誠に感謝!
これを読んで下さる方々に深く感謝御礼!
続きを投稿致します!


「ソラか…どうした?」

《今日は、アイドルの仕事はお休みなのでテキサスさんとトウマさんに会いに来ちゃいました!》

ソラから、今日の仕事はオフとボスから私達が休暇で夜からロドスへ乗船すると言う話を聞いたのだと彼女から、インターホン越しに聞いた。

さて、どうした良いものか…私は、ソラが来ることは頭には無かった…と言うよりも連絡無しにだ…追い返す訳には行かないこう見えて私は彼女の一ファンの一人だ…そのまま応対しても良いが…いや…今の私は、ソラには会えない…トウマのジャージで軽く致したのだ…匂いでバレる上に、知られたら軽蔑されるっ!それは嫌だっ!ならばっ!

「トウマ…ソラが来たんだ…出てくれないか?」

「ん、分かった」

トウマが玄関へ向かって行ったな…良しっ!私は服に消臭剤吹き付け、そして制汗剤を身体に吹き付け匂いをごまかす!

テキサスは、慌てて証拠隠滅をしてる頃

さて、上条さんは…テキサスに言われて玄関のドアを開けると…

「おはようございます、トウマさん…テキサスさんは…?」

「リビングに居るよ、一先ず上がりなよ」

「ありがとうございます!」

俺は、ソラを迎え入れる…さっきのテキサスは何故か落ち着かない様子だったなぁ…何でだろ?

ふと、思いながら彼女を連れてリビングに入る。

「…トウマ、ありがとう後、ソラようこそ」

多少の疲れが見えるテキサスがソファーに座っていた

「テキサスさん…何か有りました?制汗剤や消臭剤の匂いがすごくするのですけど…」

「ああ、ちょっと服から気になる匂いがしたから…消臭剤とか吹き付けてただけだ…問題は無い(トウマの匂いとかバレてないな良しっ!)匂いがキツかったか?」

「あ、いえ大丈夫ですよ、偶々匂いが気になっただけですから」

「それなら、良いんだ…コレからどうする?実は昼は外食する事にしたのだが」

 

テキサスはソラに昼食は、外食にする事を話す

「ご一緒させても良いですか?!」

尻尾をブンブンとふって、テンションをあげた

「構わない…トウマ良いか?」

「構わないぜ?」

そして、上条、テキサス、ソラの三人で食べに行くことになる。

 

昼時となり、テキサスが知る炎国系料理店に来た、

「へぇ…ここがテキサスがオススメの店何だな…」

「まぁな…金欠のエクシアを良く連れて来た所だからな」

「…ちょっと、羨ましいな…エクシアさん…」

三人は、店員に案内されたテーブルに座り、料理を注文する

テキサスが注文したのは春巻、ソラは焼売、上条は海老点心である

因みに、炎国系料理は一人一皿と言うわけではなく大皿で出される…なので、食べるときは小皿に取り分けて食べるモノであり…

一様…取り分けた後、テキサスは取り分けた自分の皿から春巻を、箸で摘まみ

「トウマ…あーんだ…///」

と恥ずかしそうに春巻を付き出す

「あっ!私もっ!はい…あーん」

ソラも小皿の焼売を箸で掴みあーんするように言う

この時…上条は迷う…テキサスかソラと言うよりも…

コレは、何のイベントなの?そして、どっち選べば良いの…?

急にされては、上条さんは迷います…なら…!

軽く悩み…テキサスの春巻を口にする

「美味しいか…///」

「う、うん…うまい///」

「あ…ズルい!トウマさん…こっちも!」

ソラから出される、焼売も食べる

「…美味しいです…///」

「ふふ…良かったぁ…///」

等このテーブルから甘い空間がで来はじめる…この近くにいる、客達は、頼んだ麻婆豆腐が甘口になったような感じたと後に語る。

一応も上条もテキサス達にあーんするように言われ海老点心を

食べさせたりもした、互いに満足するまで食べ、食事を終え支払いをする、流石テキサスの進める料理店であり値段はとても安かったりした。

 

ロドスへ乗船するまで時間はまだ余裕があった、なので上条達はカラオケへ行くことにした。

「…ん、採点モード入ってるとは…やってみるか」

テキサスは、ソラの歌を歌い得点が…80点を出し

「次は俺だな!」

上条がポピュラーな楽曲で70点をだす…

「…低い点出しちまった…不幸だ」

「トウマさん…嘆かない…練習すれば上手くなりますって!そうだ!トウマさんデュエットしましょう!」

ソラと上条とのデュエットでの点数は81点を出した

「良い点数だな、トウマ…次は私とだ…」

とテキサスから言われ、歌い

テキサスとソラのデュエットで歌い時間まで歌い

カラオケから出たのは、夕方の事である。

 

ソラも夜からロドスへ向かう為、彼女をマネージャーの元へ送り届け、そして上条とテキサスは寮へ戻りロドスの長期勤務のために荷作りしたボストンバックを持ち、

ロドスが停泊している、陸上港へ向かう準備するのだった

「…はぁ…あのヒトリオオカミに絡まれる事を考えると何だが辛いな…」

「テキサス…ラップランドと何が有ったんだ?」

「トウマ…人には言いたくない過去が有るんだ…ソレを探るのはマナー上良くない」

「…すまん…」

「別れば良い」

そして、休暇が終わり…上条達はロドスへ向かうのだった

 




ソラ…ペンギン急便に所属するアイドル!
テキサスと上条の事が大好きである。
そして、上条の黄金の精神でフラグが立ってる

今回は、駆け足的な話となって居ますが…次はちゃんとした話を書きたいと思います…
モチベーションやアイデアが出たりしたら書いてきます!


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閑話《…神浄…堕天使…》

お気に入り登録してくださった9人目の方ありがとうございます!
そして、この小説をご覧になる方々誠に感謝です!
続きを投稿します!


これは…私の事モスティマが、トウマ・カミジョウ共に旅をしていた、時の話さ…

まぁ…方角的にはカジミエーシュ辺りへ向かい進んで行ったんだよね

まぁ…騎士競技も有るから、トウマに取っては良い刺激にはなるのと、カジミェーシュ語の実戦トレーニングにもなるし一石二鳥なると思ってたのだけど…良い刺激となるところが…他の女と仲良くなってる、何で?…キミには、ワタシがイルの……ゴホン…話がそれたね…

 

向かう道中、冬のある荒野で車中泊する事にした車の燃料の節約の事を考え、車内ヒーター等を使わないで夜を過ごす事にした、モスティマと上条。

「でだ…トウマ、一緒に寝ようか?」

「………え?」

「えっ?て何だい?私と寝るのは嫌なのかい?」

「ち、違います!急に言われたら誰だってえっ?ってなりますって!///」

「男の子は私見たいな娘に言われれば嬉しそうにホイホイと喜んで来ると思ってたのになぁ?」

「モスティマさん!そんな認識はやめて!一応男ですけど、ソコまで肉食では御座いません事よ!

後、恥じらいぐらいは、欲しいの!上条さん的には恥ずかしそうに言ってくれるモスティマさんだったら、はい喜んでって言いました!///」

顔を赤くしながら慌てて捲し立てる

「ふふ…冗談だよ、今夜は結構冷えるんだ、燃料の節約でヒーター等が使えないんだ、だから二人で身を寄せて暖を取りながら寝ないと、凍死するかもしれないんだ」

モスティマは、デジタル温度計を取り出しながら外気温を計り、上条に見せる液晶ディスプレイにははっきりと“-4℃”と出ていた

「……すみません…モスティマさん…私とご一緒させてもいいでせうか?」

顔を真っ青にして、流れるように土下座をする

「いつも、見てもキレイな土下座だね…別に嫌とは言わないよ、こっちも命が関わってるしね…ほらおいでよ…」

「は、はい…し、失礼しますね…///」

 

このシュラフはモスティマにはサルカズ見たいな角やサンクタ特有な天使の輪と羽が有るためとモスティマ自身の好みなのか、サイズが大きめとなっている為、上条が入っても互いに顔を向き合えるぐらいの広さがあった。

上条は、モスティマの居るシュラフに入ると甘く、ふんわりと女性特有な香り…をモスティマの背中と髪から感じ、心臓の鼓動が早くなる…上条の女性の好みは、年上のお姉さんがタイプでもあった、モスティマは上条の好みの女性でもあった

「……つ…(こ、これ…蛇の生殺しですぅ!)///」

「ふふふ…ガマン出来なかったら…良いんだよ?シテも」

「ふぉう!上条さんは紳士です!ソコまで理性の無い獣では御座いません!///」

「ははは、冗談さ……(されても私はトウマを拒みはしないよむしろ、ウェルカムだ…)」

からかうように言うが…内心はウェルカムでもあった

「さて…トウマの右手の話なんだ…」

「ん…俺の右手がどうした?」

「…前に時間を止めたよね、でもトウマは止まらないで普通に動けて、戸惑っていた…何故だと思う?」

「…分かりません…上条さんは、その回りの皆や蜻蛉切も止まってたから…その時は焦った、だけどモスティマさんは俺の右手を掴みそして、自身の肩を触れたら硝子の割れる音共に時間が動き出したんだ…」

 

上条は、モスティマのアーツによって時が止まった町を見て、戸惑い、モスティマが自分の右手を掴み肩に手を触れたら、硝子の割れるような音共に時間が動き出した事を思いだす。

「そう、私も慌てた…何せ…トウマは影響を受けなかった…何故と思いつつ試しに、キミの右手を掴み私の肩に触れたらどうなるのか?をやってみたら、

私のアーツがキャンセルされた…私は思ったんだ…右手には何かしらの能力を持ってるとね…でも最初は全身がキャンセル体質とも考えていたが、それはハズレだった。

だってね、右手に触れる前にこっそり左手や体を触れたけれども、キャンセルはされなかった…なら、最後に右手を触れたらキャンセルされたなると…トウマの右手には…異能に関わる事柄は無効化やキャンセルされると言う能力はあるんじゃないのかと思ったのさ」

「そうなら…蜻蛉切はどうなるんだ?俺の右手に反応して、蜻蛉切は破壊されるはず?」

「ねぇ、トウマ…人をその右手で触れても人は死なないよね?蜻蛉切は、体を鋼に変えたとしても…魂が新たな器…として定着してしまえば…右手には反応はしないと私は考えてる…でも、多少は、右手の影響を受けてるでしょ?」

「あ…蜻蛉切の治癒能力に影響は多少は出てる…俺の傷の治りが多少遅くなってる…」

「ん…私にとっては早く感じるし…異常に感じるまぁ…トウマに取っては、遅く感じるならソレだよ…後、カロリーの供給には異常が出てないとなると、カロリーも生命エネルギーだから…右手の影響は無いと言えるね…どうやってカロリーを蜻蛉切の稼働エネルギーに変換してるのは、分からないけどね…」

 

二人は右手について考察をするのだが…コレには答えが出なかったが…

「…ねぇ…モスティマさん…上条さんが不幸なのって」

「うん、そうだよ…キミの右手が全ての運を消してるね…全て」

「嗚呼…不幸だ!」

「生きるとは、こう言うことさ…でも、トウマは何だろうね…君が居ると、本来助からない人が助かる気がするね…でも、全ての人が救えるとは思わないことだよ…トウマは神様では無いのだから……ん、寝ちゃてる…ね、長く話しすぎたかな?」

モスティマは身体を動かし、静かに寝息を立てる上条を見て

「ふふん…可愛寝顔だ…“主よ…我が愛しき…異邦の地から来たりし者に、加護を…”」

軽く祈りそして、軽く頬にキスをし

「…トウマ…キミは幸せに生きて欲しいね…出来たら、私を君の隣に居ても良いかい?///」

その時のモスティマの表示は恋する乙女の顔をしていた。

後、カジミエーシュに着き上条が仲良くなっていた、クランタ族の少女は後にその姉と彼共にカジミェーシュで再開する事なる。




モスティマ…上条に恋する、堕天使。セクハラ発言や誘いをかけるのだが、上条が手を出して来ないので多少内心自身無くしそうになるが…女性の好みの話を、聞いてチャンスはあると考えるが…龍門で上条がペンギン急便に身をおいてからは…身内がライバルとなり慌てる、エクシアのメッセージからは上条の事が書かれているので、エクシアもそう時間がかからずとも、自身のライバルになると戦々恐々する

初めての閑話…考えて文字に起こすのが大変だった!
後、クランタ娘…誰家でしょうね…
すみません…訂正しました


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第六話《ロドス・アイランド》


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遅くなりましたが更新しましす!


ロドス、正しくはロドス・アイランドこう見えても製薬会社でもある、メインは何をしているのは源石病(オリパシー)と言う感染症に感染した人の事を感染者と言い、その人達の差別、迫害から保護したり、治療する医療体制のある製薬会社でもある、しかし同じ感染者団体であり、過激派な“レユニオン・ムーブメント”との対応やトラブル等の対応や対処等を行う為、ロドスでも戦力を持っている、その為か製薬会社の皮を被った民間軍事会社とか言われてしまっていたりする。

そして、外部からの協力する企業、団体等を業務協定を結んでいたりする、カランドやペンギン急便も協定する企業である。

 

テキサスと上条は、ロドスが停泊する陸上港へ付いた頃にはエクシア、バイソン、クロワッサン、ソラのペンギン急便のメンバーが揃っていた、

遠くからテキサス、上条の二人を見つけたエクシアは駆け寄り

「テキサス、トーマやっと来た!早く早く!皆待ってるよ!」

笑いながら、二人の手を掴みクロワッサン達へ向かい合流する。

「コレで勢揃いやな、カミやんもいつものアレも無く無事に着いたし、ほな行こうかロドスへ」

ペンギン急便の皆はロドスへ乗船する。

上条達のロドスの乗船はスムーズに行けたが…多少のハプニングはあった、テキサスがラップランドに絡まれたりするのだが、テキサスは彼女に塩対応したりして切り抜き、ロドスの重要人物であり、指揮官でもあるドクターやここのCEOのアーミヤと言うコータスの少女に業務連絡や業務の引き継ぎ等をし、ようやくペンギン急便メンバーに割り当てられた社員寮に入る事が出来た。

部屋に入り荷物等を置きベッドに腰を下ろし、

「……ふう…落ち着く事が出来る…」

ふと天井を見上げながら

《蜻蛉切…槍を出せる?》

《諒解(りょうかい)》

彼の手に槍が手元に届き、それを掴み鞘を外す…槍の穂先を見る

歪みや刃零れ等は無い、真打には自己修復能力があり、歪み等は

自己修復されるが、刃の切れ味は落ちる事も有るため、研ぎに出す等のメンテナンスは必要となる事がある。

「うーん、見ただけでは分からないな、ヴァルカンに見せるか…研ぎが必要なのかは分かるしな」

鞘に穂先を収め、部屋の壁に立て掛け、端末を取り出し彼女の工房のスケジュールをロドス内専用アプリで検索をかける、明日の午前の8時から12時か2日後の夕方18時から20時に刀剣、槍のメンテナンスの受付をしていた、

「ん…なると明日にだな…」

予約フォームを押し、予約の完了の通知がくる上条はそれを確認し、ズボンのポケットに仕舞う部屋の時計を見ると夜の21時なっていた…彼は空腹感を感じる。

「遅くなっちまったけど、晩飯に行くか…」

部屋から出てロドスの社員食堂へ向かう事にした。

 

ロドスの社員食堂は夜でも食事を取りに来る人は多少はいる、業務上の為か遅めの夕食を取りに来る人は居るので多少は混んでいたりする、

上条はロドスの日替わり定食を選び、食券を買いカウンターに行き定食へと交換し、空いてるテーブルが無いかと探すと、黒衣を纏い…ロドスのマークが入った胸当てを装備した一人のクランタ種の女性が居た…コードネームは“二アール”と言う元カジミェーシュの騎士である。

その彼女が座るテーブルの前の席が空いていたので上条は

「二アール、相席してもいいか?」

「ああ…構わない、そして久しぶりだなカミジョウ」

微笑んだ二アールは、利き手で自分の目の前の席に手を差し伸ばしながら言う

「ありがとうな二アール、久しぶり…」

席に座る、上条、二アールはロドスの作戦任務の時に良く同じ編成となるので戦友である。

後、二アールは上条が自分の妹のマリアと知り合いである事はまだ知らない。




二アール:上条とは戦友であるが…他の女性と仲良くしていると何故か胸の中がモヤモヤし、気に入らないと言う感情が芽生える女騎士
アイデアやモチベーションが涌きしだい更新していきます!
絶対にエタらせない!


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第七話《戦友…再び》

お気に入り登録してくださった、18人目の方誠に感謝!
後、この小説をご覧になる方に誠に感謝!
この作品アンケートにお答えの読者方にありがとうございます!

ワクチン摂取の服反応のせいで下書きが遅れてしまい投稿が遅くなりましたが、お待たせしました…更新をします!


相席となった、二人は…上条がロドスへ戻るまでの間にあった事を話していた、

「シャイニングが、お前が居ないと妙に寂しく感じると言っていたな」

「ホント?綺麗なサルカズのお姉さん先生に言われるのは、嬉しい事として受けとれば良いのか複雑な心境なのですが…」

「それに付いては…お前が何かと無茶をしてケガ等して入退院を繰り返して居るからではないのか?お前はこう見えてロドスの病棟の常連なのだからな…後、私はシャイニングと比べ綺麗では無いと思ってるのか?こう見えても私は乙女だぞ?」

 

今の彼の言葉を聞いて少し気に食わないと言う小さな嫉妬心が心の中で涌き上がったのは彼女でも分からなかった、それは今までは無かった感情でもあった。

「い、いえ!そんな感じには思っては無いです!二アールだって綺麗と言うか、凛々しいと言うか…!」

「フ…冗談だ、だが私だからそれぐらいで済んだが他の女は只じゃあすまない、いいか?女性と話している時、他の女性の話や誉める言動は良きもしない事が起きやすくなるものだ」

「うっ…分かりました…以後…気を付けます…」

「そうかしこまるな、まぁ気を付ければいい、女性は色々とデリケートなものさ」

二人は話しているテーブルの一列後ろのテーブルには、シャイニングとナイチンゲールが座っており、その上条の発言を聞いて居たのか…顔を赤く染め、ナイチンゲールは微笑みながら“頑張って”とシャイニングに言っていたのは二人は知らない。

 

食事を進めながらロドスでの訓練での話へと変えていく、

「では、明日の訓練は槍では無く刀でするのか?」

「おう、最近…槍しかやってないから、剣術の腕が鈍るのは回避したいしな、二アール、出来たら相手頼める?」

「構わない、極東式剣術…いや、装甲剣術に興味があった、丁度良い申し出だ、引き受けよう」

二アールは、快く上条の申し出を引き受ける。

 

「ありがとうな…ん?メール?」

上条は自分の端末の画面を見ると…メールの送り主が“マリア・二アール”であった、

「マリアからだ…「何だと!?」

二アールが大きな声が出てしまう、回りはこちらを見る、

「すまない…何も無い…」

と周囲に謝り、此方の注意を沈める

「…二アール…何で大きな声を?」

「い、いや、すまない…実はマリアは私の妹なのだ…」

「そう言えば…マリアから、お姉さんはいると言っていた…もしかして…二アールがマリアのお姉さん?」

「いかにもだ…私の本名は“マーガレット・二アール”だ、ここでは名字での二アールをコードネームにしている後、どうやって…マリアとの連絡先を入手したのか?」

「前に、カジミエーシュに行ったことがあって、一度迷った所をマリアに助けられ、観光案内とかしてもらって仲良くなってな、次はペンギン急便に入って仕事で行ってマリアと再開して、互いに連絡先を交換したけど?」

「そうか…なら良いんだ(何故だ?…この胸のモヤモヤ感と…早く手を打たなければ…妹に彼を取られる気がするのは…?)」

「それより…内容は何だろう…?」

メールを確認する、内容はこんな感じであった、“カミジョー君、私ね騎士競技に出場するよ!もし仕事の都合良かったら観戦しに来てくれると嬉しいな!

行けるならその日をメールで送ってね!連絡待ってるから!”

と書かれていた、短い文でもあったが仕事がらか少しはカジミエーシュの内情や騎士競技に付いては知る、上条は薄葉かと無く嫌な予感した、マリアが危険な目に会うのではないかと言うものであった…

「二アール…行ってくる」

「いつ、行くのだ?」

「明々後日に、色々と準備などがあるしな」

「分かった…私も…後で向かう」

「分かった…現地で会おう」

彼は明々後日に向かうと送り

「後は…色々とやることをやらなければ…受け取ってくれるかなぁ…有給…」

端末を仕舞いながら言う

「受け取ってくれるはずだ…カミジョウは余り有給を使わないからな…ドクターぼやいてたぞ…入院している期間だけが有給処理に使われているとな、別の形でだすとなれば、喜んで処理してくれるさ、アーミヤでさえもな」

「あはは…上条さん…なるべくはケガはしたくないんですよね…でも、前なんかシャイニングに“なるべくは…ケガをした貴方とでは無く、無傷な貴方と一緒に話などしていたいですね…”と言われたなぁ…もしかして呆れて言われて…ん?二アールさん?何で耳が後ろに引き絞って…右足で地面を掻いていらしゃるのでせうか?」

「何で、だろうな?無性にイライラするなぁ…この鈍感男は…」

「ひっ!何で!ここは食堂なの!落ち着いて!」

「っ!ゴホン…すまない…我を失いそうになった///」

また回りに、視線を集めてしまいまた、恥ずかしそうに謝りながら一瞬に沸いたイライラを沈めた後、二人は食べ終わった

食器を下げ、ロドスの通路を歩き自信の宿舎へ向かう、上条の宿舎は四階で、二アールは三階である二人はエレベーターに乗り

その階へ上がる

「…カミジョウ…どうやって、カジミエーシュに向かう?ここからだと数日はかかる」

「問題はないよ、蜻蛉切を纏って飛んで行けば一日半で行けるんで」

今のところロドスは龍門に停泊しており、ここからカジミエーシュへ速く行くのなら陸路では無く、空路が速いのである。

「そうか…おっと、三階だ…ここで失礼する…後、マリアの事はもしの事があったら頼む…明日の訓練場で…」

「分かった…何も無ければ良いんだけど…じゃ、明日の訓練場で」

二アールと別れ自分の宿舎のある四階に着き自分の部屋に入りベッドに横になり休む事にした、明日は忙しくなりそうであった。




シャイニング:サルカズの美人な旅医者、ロドス病棟のケガでの入院患者の常連化するカミやんの事を心配していく内に、彼に興味を持ち、それが好意へと変化していくまぁ、遅延型カミやんフラグが立ってしまう
二アール:恋を知らぬ、クランタ娘…恋をしるのは何時になるのだろうか…
マリア・二アール:カミやんと仲良くなったクランタ娘…閑話でモスティマが言う、他の女と言うのは間違い無く彼女の事である。

やっと…イベントネタがやれる…でも、今月のイベントをクリアしないと…
大変だけどがんばります…こんな小説ですが最後まで暖かい視線で見てくれると嬉しいです!
すみません…アンチ・ヘイトの意味を調べたら
この小説では、アンチ・ヘイトのタグは不適切だと判断したので削除しました…


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第八話《飛来騎》

お気に入り登録してくださった23人目の方ありがとうございます!
この作品をご覧になる方々に感謝御礼!
本日を持って、アンケートを締め切らせてもらいます、
アンケートの結果、大人一条さん(カミやんの師匠)を登場させます!
誠にありがとうございました!
では、本編を投下します!


アーミヤから渡される大量の書類を捌きやっとの思いで終わらせた、ドクターは皆寝静まる夜のロドスの通路を歩きロドスの飛行甲板へでる、飛行甲板では主に航空機による物資の発着や作戦任務に使う輸送機、ヘリの滑走路等に使用されている。

 

最近ではロドスのクロージャ等のエンジニア達が飛行甲板に電磁式カタパルトの設置の許可をケルシーに取り試験設置すると言う改修された、このカタパルトがどのように運用されているのかと言うと、偵察型ドローンや装甲した、上条がトランスポーターとしての業務でロドスから目的地へ向かったり、強襲作戦で直に

戦域に向かう時に射出する時に使うことが多い。

夜風が少し冷たいと感じるが、我慢出来ない程では無いので、

“コツ…コツ…コツ”と飛行甲板を歩き中心辺りで足を止め、空を見上げる一人視か居ないドクターを照らす満天な星や星座や美しく輝く月を眺め、ふと思った“今度はアーミヤを連れて見に行こう”と自身の次の休暇の計画に入れて再び月を眺めようとした時

 

「今晩、ドクター元気にしてたかい?」

 

「ん?」

 

ドクターは後ろから声をかけられる、ドクターはくるりとその声の主へと振り返るとモスティマが立っていた。

 

「今晩、モスティマ…到着が夜になるのは、君の抱える仕事は終わらせたから、此方へ?」

 

「そうだよ、明日から此方で業務だね…」

 

「分かった、じゃあ部屋は何時ものところで?」

 

「うん、トウマの隣で、ルームキーは変わってないよね?」

 

 

「いや、変えてないそのままだよ」

 

「ありがとう、ドクターさて、今夜の星は綺麗だね」

 

「そうだね、今夜は天体観測日和だね」

 

「よし、今度はエクシア、トウマを誘って見に行こうかな、ドクターは?」

 

「アーミヤだ、労いも兼ねて、ね…」

 

「良いんじゃない?アーミヤは喜ぶよ」

 

「そうかな、ならアーミヤを誘おうか」

 

二人は談笑しながら月を見上げる美しく、光る月が急に歪みだす、“ゴ…ゴ…ゴ”と空気を振動させ…月が涙の雫のような空間の歪みから…人形のようなモノが出て来て…此方へと、落下してくる…

 

「ドクター!予想外なモノが此方へ来るよ!」

 

「分かった!一先ずは退避!!」

 

モスティマ、ドクターはその場から退避したのと同時に落下している人形は甲板へと激突するかと思いきや…ソレは、背中に背負う二つの推進機を吹かし体制を整え、旋回飛行し滑空し足から、飛行甲板へと着地した、その人形は月明かりで照らされ顕となる

…藍蘭で…尚且つ不可侵性すら感じさせる佇まいをした見事な鎧武者がロドスの飛行甲板に立っていた。

モスティマはソレを見て…自身の思い人(片思い)が持つ、魂が込められた…鎧…真打劔冑だと確信した。

 

「劔冑だね…トウマとのデザインが違うけど…でもここはロドスの私有地だ、即時に装甲を除甲してくれるかな?してくれなければ…君を不法侵入者として、捕縛するよ」

 

モスティマは、アーツロッドを武者に突き付けながら一応極東語で言う(極東語と大和語は偶然なのか発音は一緒)。

《何だと!?小娘!急に分からぬ地に跳ばされた、上にここへ墜落する身へとなり我が御堂が体を整え、旨く着地しなければここがどうなっていたが分からんのか!ええい!御堂っ!何かいt[分かった…]

 

《御堂ォォォ!?》

 

[“正宗”、ココはあたし達が悪い…人の所有地に入り込んだんだからな?此方の言い分は正しい、普通なら攻撃されていたんだ穏便にすませたい]

 

《む、むう…承知した…御堂》

 

[すまない…今、除甲する]

 

“正宗“と呼ばれる劔冑から女性の声ともに装甲が解除される、

出てきたのは…二十代後半~三十路前後と思われ、黝(あおぐろ)い髪をショートボブにし上着には、長年来ていたのか擦りきれていた軍服見たいな上着に中には黒い胸当てと動き安さを取ったミニスカートと腰には、太刀を腰に差した美女が現れるその傍らには、藍蘭色の甲鉄の天牛虫(カミキリムシ)が立っていた

 

「ソレじゃあ、君は何者だい?」

 

「あたしは、綾弥一条だ…言っておくが綾弥が名字だ、間違って逆は言うなよ」

 

「分かったよ、じゃあ私の名はモスティマ、隣にいるのは製薬会社ロドス・アイランドの重役三人の一人で戦術指揮官で一応医者でもあるドクター“ジョン・ドゥ”だここでは皆からドクターと呼ばれてるよ」

 

「どうも、モスティマの紹介通り、ミスアヤネ」

モスティマに会わせて極東語で言う

「ん?戦術指揮官?製薬会社がどうして戦力があるんだ?後、ココは何処だ?」

 

ドクターにいった、ドクターは一条にテラとオリパシーで起きる問題や対立そしてレユニオンの対応の為や自衛の為に戦力を持っている事を説明した。

 

「そうかい、ここも争いは絶えないな」

 

「まぁね…ミスアヤネ…君はどうやってここに?」

 

「ああ、それはな…あたしの弟子、上条当麻が行方不明となってな…アイツが、行きそうな場所等を巡って探していたら、空間が歪んでここに引き込まれた…(後、あたしの学生時代に起きた“落武者事件”見たいに…落ちてきた武者に変な刷り込みはされていたが、あたしにはされなかった…コレはなぜ?)」

 

ドクターに言う後、一条はふとした謎を頭に浮かぶが口にはしなかった…来れに付いては…目の前のドクターでさえ答えられるものでは無いだろうと思ったことでもあった。

 

「そうか…異世界から来た…ん?あの…ミスアヤネさん…いま…カミジョウトウマは貴女の弟子って言ったよね…?」

 

「ああ、そうだ当麻はあたしの弟子だが?」

 

ドクターは恐る恐る確認を取った上にこう言った。

 

「トウマ…ロドスにいます…はい…ここで一応ペンギン急便と言う、配達業者に所属での連絡要員として、作戦任務で前衛として…ここで働いています…」

 

「だからか…ウチのバカ弟子の事や、装甲したあたしを見て劔冑だと言えたのはソレだったとはな…はあ…まぁ無事だと分かったのは良い知らせだな…」

 

彼女はほっとしたように笑う…その表情は迷子のやんちゃ坊主を見つけた姉のような感じでも合った。

 

「まぁ無事に会えるよ…一応必要な手続きとか必要になるしね、ドクター、トウマに会えるのはいつ頃だい?」

モスティマはドクターに聞くと、

 

「まぁ、明日の昼頃かな、必要な手続きと臨時IDカードの発行とかしないと、あ!ミスアヤネ、望むならロドスに入りませんか?

トウマとミスアヤネが二人揃って帰れるまで、でも構いませんどうする?」

 

ドクターの誘いは、一条に取って渡舟でもあった、ここでの身分証明や生活基盤が無い、それに自分の弟子が働いてるのなら答えは明白である

 

「分かった、ロドスとやらで働くよ…“無料の昼飯はない”と言うからな」

 

《御堂…の決定ならば吾も従おう、だがどくたーとやらは誠に怪しいのは気になるのだがな》

 

「おい、正宗…人の顔に見せたくない傷とか合ったり、顔が割れて、暗殺の危険性を減らすための鉄仮面だ、怪しいとか言うな」

 

《むむむ、失礼をした…》

 

正宗と呼ばれる、甲鉄のカミキリムシは頭を下げる

 

「あはは、大丈夫だよ、初対面の人にはそう言われてるからなれてるよ、さて…ミスアヤネ、一先ずは客人として迎え入れるよ、細かい事は明日にするよ、ではようこそ!ロドスへ!」

 

そして、綾弥一条はロドスへ迎えられる。

上条と師との再開も明日行われるのだった。

 

 




綾弥一条…この作品を残酷な描写と言うタグを付けることになってしまった原因の人物…理由は、彼女の所有する真打劔冑“相州五郎入道正宗”の持つ“正宗七機巧”と言う騎能で仕手の血肉と正宗の甲鉄を材料に出される兵器で攻撃するため…内容的には凄く痛々しいものである。
後、陰義も相手の陰儀を受けその熱量を利用して相手の陰儀を模倣して、返すものであり…運悪ければ…即死する危険もあるまぁ、ドMか覚悟完了した人でしか使えない、劔冑でもある
後、カミやんフラグは…立ってる…
一応この、一条は装甲悪鬼村正魔界編から分岐したifの一条さんでもあるので、正宗は健在と、原作主人公の湊影明は武帝と名を変えて、傭兵集団“武帝”の頭目として活動する、二人の決着はまだ付いて無い事
後、物凄い方向音痴である。
銘:相州五郎入道正宗
所属:無し
仕手:綾弥一条
独立形態:天牛虫
生産国:大和/相模國
種別:真打/重拡装甲(おうぎづくり)
時代:鎌倉
兵装:太刀、脇差、七機巧
使用:汎用/白兵戦
合当理:熱量変換型双発火箭推進
陰儀:因果覿面
誓約の口上:世に鬼あれば鬼を断つ。
世に悪有れば悪を断つ。
ツルギの理ここに在り。
備考:様久な権力者の間をいき行きした、天下一名物とも言われる真打劔冑、不可侵性すら感じさせる佇まいから一度も装甲されずに死蔵され、綾弥一条を初めての仕手とした。
騎体五段階評価(数値が5が最高値)
甲鉄練度:5
騎航推力:3
騎航速力:2
旋回性能:3
上昇性能:3
加速性能:2
身体強化:3


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第九話《師弟騎 上》

お気に入り登録してくれた27人目の方、感謝御礼!
この作品を御覧になる方、感謝を!
遅れましたが、最新話を投稿します!

アンケートは2日後に締め切りとします


ーAM.5:00 ー

上条はムクりと起きる、まだ眠気は少し残るが十六年間の修行生活で身に付いた、体の習慣は変わらないものである。

彼は頭を振り眠気を覚ましベッドから出て伸びをしてから、洗面所に行き歯を磨くなりをし、ジャージに着替える、

「ん…よし…今日も頑張りますか」

 

スポドリが入った、ドリンクボトル、タオルの入ったバックを持ち日課の朝のランニングをしに部屋からでる、エレベーターで三階に降りロドスの通路を歩き訓練場のランニングコースへ向かう通路には夜勤明けの職員や今から眠りに着く、ブラッドプルード(吸血鬼)の職員達が自身の部屋に向かって行く中を通り抜け近道である医療区画を歩く、彼に取っては嗅ぎ慣れた消毒液の独特な匂いを感じながら通り抜けようとした時、医療スタッフルームから人が出てくるサルカズの旅医者でありロドス所属の医療オペレーターのシャイニングである、夜勤明けだろうか、眠たげな目をした彼女はこれから自室へ向かうのだが…ここを通る上条を見つけ此方へと足早く上条へと近寄り、

「おはよございます…カミジョウ、此方に来てるとは又怪我を?」

「おはよう、シャイニング…怪我はしてないよ、ここから訓練所へ行く近道で通っただけ」

「そうですか、此処からは訓練場は近いですから訓練等で怪我をした場合は直ぐに治療出来ますから」

「んで、ココを通って来たんだ、もしかして夜勤明け?」

「はい、今からリズの居る自室へ戻るところです」

 

彼女の同室のサルカズの医療オペレーターのナイチンゲールの事リズはシャイニングの友人であり同僚出もある、彼女はある事情で記憶喪失などをロドスで治療を受けているので、シャイニングと同室となっている。

「じゃあ、早く帰った方が良いよナイチンゲールの事もあるし」

「そうですね…私も早く休まないといけませんし」

「そうした方が良いよ、お疲れ様」

「はい、あっ…待ってください」

 

シャイニングは訓練場へ歩きだした上条の背後から抱き締めた…

「ふぁ!?///」

背中から、突如“ふにゅん”とした柔らかくそして弾力のある温かい彼女の胸の感触共に甘い花の香りの香水と消毒液の香り共にダイレクトに来て…上条はドキっとし、コレは不意討ちに近かったので変な声がでてしまう。

「しゃ、シャイニングさん!?」

「…心配…なんです…貴方が…何かある度に怪我をして戻ってくる…そして、回りの人を優先にして自身の事は後回し、それが何時かは取り返しの付かない事になるのではないのか、そのせいで貴方が居なくなる事が起きてしまう事が起きるのでは無いのか、

と思えてしまうのです…それは、イヤなのです」

彼女に取って、上条は初めての恋心が芽生えた異性であり、上条が怪我をして戻ってくる、事が多かったりする。

作戦任務では無傷では、すまないと分かってるが、何かしら無茶をし大怪我して来る、中には死んでもおかしくは無い事があるが

真打劔冑の治癒能力お陰で直ってるからか、自身の事が二の次になってるのでは無いかと、シャイニングは心配している。

「シャイニング…」

「出来れば、いいです…無茶はしないでください…無傷とは言いません…無事に居て欲しいんです」

上条を抱き締める力を少し強めながら、か細く願うような声で言う

「…出来るだけ…無茶はしないよ…」

「約束ですよ…」

「…約束する…」

シャイニングはそれを聞いて…抱き締めていた両腕を緩め離し上条から離れる

「では…リズの事もあるのでここで失礼します」

「ん…じゃあ…シャイニング、お疲れさま」

「では、又お会いしましょう…」

 

上条は訓練場へ向かって行くのを見送る、彼女は上条の背を見ながら…

「私は…貴方の事が愛おしいです…トウマ・カミジョウを私のモノにしたい、誰にも渡したく無い程に…でも、二アールとなら彼を共有することは、許します…私の大切な友人ですから…///」

だんだんと小さくなっていく、上条の背を見ながら…小声で言うが彼女の瞳のハイライトがオフになっていた、彼女を知る人が見たら、驚くような…恍惚した表情をしていたのだった、

ここは早朝の医療区画で、この時間は診療時間外であり、まだ眠って居る患者や泊まり込みの看護士達の仮眠時間とナースルームに待機している為か、彼女の今の姿を見ることは無い…そして、

シャイニングは自室へ帰ってゆくのだった。

 

上条は訓練場へと着く、この時間でも早朝の訓練をしている、一般オペレーター達もいる、今回の訓練している一般オペレーターは重装オペレーターで、盾や防弾防護衣を装備したオペレーター達が重い装備した状態でランニングコースを走っている。

それを指導している、ロドスで戦闘オペレーターの教官をしている、ドーベルマンがいた、

「おはよございます!ドーベルマン教官、ランニングコースを走ってもよろしいですか?」

「おはようカミジョウ、良いぞ訓練の邪魔にならないようにな」

「有り難うございます!」

ドーベルマンの許可をとり、ランニングコースを走る、走ってる途中に、ランニングのペースを乱した一般オペレーターにボリバルスラングを言っていたりするのを耳にしながら走る、かれこれ40分ぐらい走り、だんだんスピードを落としながらコースを一周し、ベンチに置いた自分のドリンクボトルから水分をとり、流れた汗をタオルで拭き取り、再びドーベルマンにランニングコースの使用の礼を言ってから、訓練場を出る。

上条は一先ずは、自室へ戻るシャワー浴びペンギン急便のユニフォームへ着替える為である。

 

先程と同じく医療区画を通り抜け、エレベーターに乗り四階へ上がり、四階に着き自室へ向かう通路を歩いていると、青いロングヘアーでサンクタとサルカズの両方の特徴をもった、

「おはよう、トウマ良い朝だね」

女性が声をかけてくる、その声音は知っている、上条に取っては恩人であり、仲間である、

「おはよう、モスティマさんロドスに来てたんですね」

モスティマが彼の前に居た。

 

「うん、昨日の夜にねドクターには夜に会ってるから知ってるよ後、トウマ朝の日課のランニングに行ってきたのかい?」

「はい、今帰って来たところです」

「なら、トウマ…君の部屋にお邪魔しても良いかな?話したい事があるんだ」

「話したいこと?良いですよ、どうぞ」

「じゃあ、お邪魔するね」

上条はモスティマ共に自室へ入ってゆく、だが上条の不幸は問屋は卸さないだろう、次に来るのは女難であることは、上条は予想はしては無かった。

 

 




上条:ツンツンヘヤーの少年、色々と不幸な事に逢う運命(強制的な)である、女難の相が今回の不幸の運勢である

ナイチンゲール:本名がリズ、コードネームがナイチンゲール昔カズデルで起きた戦争で記憶喪失等を起こしており、ロドスで療養しながら、医療オペレーターとして戦場で働く
因みにドクターlove勢の一人

シャイニング:カミやん大好き過ぎて、愛が重いサルカズの医療オペレーター、二アールとカミやんを共有するなら、問題は無いと考えている…実際に囲う事になったら、二アール共にやると言う計画は内心立てていたりする
理由は、二アールは自分の大切な友人でもあり、哀しませたくない…からだと言うが…?

すみません…今後の投稿頻度は遅くなる事が見込まれますがエタることはしませんので、この小説を見守ってくれる事を願って
おります。


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第十話《師弟騎 中》

お気に入り登録してくださった28人目の方感謝を!
この小説を御覧になる方感謝を!
遅くなりましたが、投稿します!




ーAm.6:00、ロドス上条の部屋ー

 

モスティマ共に入った上条は、自分のバックを一先ず居間の床に置き、中に入っているボトルをキッチンの流し台に水を浸けて来た後、

 

「モスティマさん、さっき話があるって言ってましたがなんです?」

「ああ…それについては、今直ぐに話したいんだけど、一先ずはシャワーを浴びてきたらどうだい?汗をかいてるし一度スッキリしてから話をしよう」

 

彼女は部屋の洗面所のユニットバスを指し示す、

上条は少し考えて

 

「そうですね…時間立つと汗臭くなりますし、ではシャワーを浴びて来ますね」

「そうした方がいいよ、私やテキサス、ソラは気にはしないけど他の人は気にするからね…特に女性は不潔な男は嫌がるよ」

「分かりました、では入って来ますね」

「うん、ゆっくり入っておいで」

 

上条がシャワーを浴びに行くのを見届けた後、

 

「さて…入ったね…さて…」

 

私は居間の壁にあるトウマが使ってる簡易ベッドに横になる、んートウマの匂い…久しぶりだね…前にテラを巡っていた頃と龍門で、たまにテキサスに無理を言って泊まりに来た時、以来だ…おっ…枕の匂いも…すぅ…はぁ…っう…ムラムラするなぁ…でもココで私を慰めても良いんだけどベッドに跡が残るし…最後までイケそうに無いしね、

トウマの事だ早く出てくるかもしれないしね、私はトウマのベッドから起き上がる、もう少しトウマの匂いを堪能したいのだけど仕方がないね…

さて、トウマがシャワーから出てきたね、何時ものペンギン急便のユニフォームを来てる、

 

「待ちましたか?モスティマさん」

「いや、大丈夫、丁度だよ」

 

私はニッコリと笑いながらトウマに答えた、さて本題に行きますかね

 

「さてと、君の師匠と名乗る、アヤネイチジョウって人が昨日の夜、ロドスの飛行甲板に落ちてき「えっ?師匠が!?」

「うん、トウマの事を知っていたけど本当にか?って確かめるために丁度居たドクターと一緒に質問したり話したりして、最後にトウマに会わせて本人かと言う確認の為に昼にトウマとその師匠と会わせるって事になったよ」

 

私はトウマに昨日の夜の話をする、だけど…あれトウマ顔を青くしてどうしたんだろ

 

「どうしたんだい?トウマ顔を青くして、もしかして…怒られるとか、心配してるの?」

「それも、有りますがね…ウチの師匠が本当に上条さんが知ってる師匠なら、ロドスで迷子になるのでは?と心配してるのです、師匠は、壊滅的で芸術的な方向音痴で昔七歳の時夏休みの時、師匠と江ノ島のとある水族館に行く事になった時…目的地に着かずに、鎌倉の銭洗い弁天の所に行ってたりしたし…また、戻ろうとしたら、鶴岡八幡宮に来たりして…目的地に中々着けなかった…だから…心配なんです…師匠に会えるのかが…」

 

さて、トウマが心配する程の重度の方向音痴となると、後でドクターに連絡入れとかないとね…イチジョウに案内人を着けるようにと、最後に私のワガママを聞いてもらおうかなぁ、君の師匠の事を話したんだ、コレぐらいはいいよね?

 

「あのさ、私に砕けた口調で話していいよ、エクシア達に話してる感じでね、後、私に“さん”は着けないで良いよ、呼び捨てでも構わないよ」

「え…でも…」

「お願いだよ、コレは私のワガママさ聞いてくれると嬉しいし、君と私の仲だ…ずっと敬語だと…他人行儀見たいでイヤなんだ」

 

コレについてはずっと敬語だと私とトウマの関係が進まなくなる気がするんだよね…恩人から異性として感じさせないとね…おや悩んでるね…かれこれ…色々な事もあったし今から、変わってとなると難しいかもね…でも、変わって欲しい…

 

「う…ん…わかった…モスティマ…今度からは、こうするよ」

「有り難う、私のワガママを聞いてくれて」

 

私は内心の嬉しさで、勢いでトウマを抱き締めようと思ったときに“ピンポーン”とインターホンの電子音がなった、こんな時に来客とは…もう少し空気を読んでほしかったと思ったけど、来てしまった仕方がないね、

 

「トウマ、来客だよ」

「あっ!待ってて今出るから」

 

トウマはインターホンに出るとモニターにはロドスの装備デザイナーで前衛オペレーターの“バイビーク”だった…

 

「はい、どなた…バイビークだね、おはよう」

《おはようございます、ロドスに降りる前に預かった黒のTシャツの繕い物が出来たのとトウマさんが戻ってきたと聞いたので朝早くとなりましたが訪ねましたが大丈夫でしょうか?》

「ん、今大丈夫だよ」

 

トウマはドアを開けた、黒Tシャツを持った彼女がいた、しかも私を見て“何で貴女が居るの”って見てるけど、それは私のセリフだよトウマが居るから差程、露骨では無いけどそれは私だって同じだよコッチは久しぶりの二人っきりの時間を邪魔されたんだ、バイビーク…トウマが居なかったら君を、私のアーツで裁縫室へ戻していたよ?

この時私と彼女は一瞬互いに睨み会ったけど、

 

「どうしたんだ?二人共?」

「いいえ…何でもありません…目の前の女が邪魔だと思っては居ません」

「いーや、何もないよ今のはコッチのセリフだよ?」

 

あの女…トウマに愛想よく振る舞って…好感度上げのつもり?

「はい、トウマさんの黒のTシャツの左肩の袖が半分切れ、血に染まってたので、新しい黒の生地で修復して起きました…」

 

ロドスに降りる前の作戦任務でトウマは左肩の半分斬られたからね…それも運悪く…非装甲の時に狙われて…それをやったレユニオン兵は…それを見たテキサスに半殺しにされたね、その時に来てたTシャツを彼女に直してくれるように頼んだ、そして直ったTシャツを、トウマに渡したねさてバイビーク…お帰り願おうと私は動こうとした時

 

「バイビーク、有り難うな…繕い物の代金はいくらかな?」

「それについては、私の趣味みたいなものですし…代金の代わりに…私の…あ、頭を撫でてくれ…ますか?////」

 

え…あの女…トウマに撫でてして欲しいだと?!

 

「そ、そ、それでいいの?」

「はい…してください…///」

「じゃ…あ、やるよ?」

「お願いします…ん…///」

 

あ!気持ち良さそうに撫でられている、良いなぁ!我慢できないや!

 

「ズルい!私だって、撫でて貰ったことは無いのに!おい!そこ変われ!」

「イヤです!モスティマさんは、トウマさんとテラを巡っていたと聴いてます!!コレぐらいは良いのでは!?」

「…そうかい…私はトウマと一緒に寝た事はあるね!」

「…本当ですか?トウマさん…モスティマさんと一緒に寝たと…」

 

バイビークの目のハイライトが消え失せ、そして目が完璧に座っていた…

 

「ヒッ!それについては、理由が有りまして!」

「そうですか…では、理由をお話しして下さい…私の納得出来るだけの理由を…」

 

彼女は愛刀の柄に手をかけていた

 

「ば、バイビークさん!剣から、手を離して!上条さんは丸腰っ!後、モスティマ助け!」

「ん…どうしようかなぁ?」

「トウマさん…私と話をしてるのですよ?他の女と話すのは…よろしくは、ありません…よ?」

 

いつの間に抜刀したバイビークの剣の切っ先が上条に向けられていた、

「な、何でもするから…バイビークを落ち着かせて!!」

「何でもする?本当だね?後で無しとは言わないね?」

「言いません!武者の誉に誓って!」

「…わかったよ…安心してよ、バイビーク…確かに一緒に寝たのは…本当だよ、でも冬の、カジミエーシュの近郊での車中泊は一人で寝ると凍死するかもしれないぐらいの気温たがら、トウマと一緒に寝て夜を過ごしたのさ、別段に君が考えるような事はしてないし、トウマは私に手を一度も出された事はないよ…」

「…本当に?」

「本当ですとも!上条さんは、ソコまで理性の無い獣ではありませんことよ!」

顔をブンブンと横に振りながら言う

 

「そうですか…信じます、その代わりに…朝食ご一緒してください…」

「分かりました…」

「なら、私も言いかな?(トウマの何でもすると言うことをして貰わないとねぇ)」

「ダメと言いたいのですが…ついて来るのですよね、貴女は」

「まぁね…そもそも先に居たのは私だよそれは譲れないね」

「はぁ…トウマさんと二人で朝食を取れると思ってましたが…」

 

バイビークは残念そうにため息をつき、朝の7時に朝食を取りに行く事になった、そして…上条の師匠に会うまで残り6時間ばかりとなる。

 

 

 




始めての修羅場…書くの難しかった!

登場人物
バイビーク:危機契約で入手可能の星五のオペレーター、運用次第では、強いと言われる
カミやんフラグが立っている
ロドスで初陣を果たしたとき、始めての戦場で上手く順応できて無い時に、敵に狙われてピンチの所に蜻蛉切を装甲したカミやんに助けられ、二人で戦場を切り抜けた時にバイビークはカミやんに恋心を抱く…まぁ、吊り橋効果のヤツです
モスティマに対して強い恋のライバル意識を持つ

モスティマ:ようやくカミやんに敬語やさん着けから、タメ口にさせる事を成功した、カミやんに恋する堕天使

後、もう少しで一条さん、出せる…頑張ろう


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第十一話《師弟騎 下 一》

大変長くお待たせしました!
仕事とスランプになってしまい投稿が遅れてしまって
すみませんでしたm(__)m
お気に入り登録してくださった33の方々に感謝御礼!
この小説を読んでくれた方々ありがとうございます!
スランプの中で書いたので、多少駄文となっているかも知れませんが楽しんで読んでくれる事を祈ってます!


〈―AM.7:00 ロドス 食堂〉

バイビーク共に席に座っているが最初は三人のはずが四人に増えていた、けっしてホラーな物ではなくモスティマを見つけたエクシアが此方に来てから四人となった。

座っている席の位置は、上条は右に座り、バイビークは上条の目の前に座り、エクシアはバイビークの左隣に座り、モスティマは上条の左隣に座る。

今日のロドスの食堂のメニューはビュッフェ形式となっていたので、上条達は好きな献立を持ってきて食べていた、

その時、エクシアが上条に話しかける。

「トーマ、今日の勤務のシフト出てたよトーマは中勤でメンバーはテキサス、ラップランド、トーマだってさ私はね午後の勤務なってたよ。詳しくはアプリで見てね!」

「わかった、でもなぁ…ラップランドかぁ…テキサス程じゃあ無いけどアイツは少しニガテなんだよなぁ、好戦的過ぎて…」

 

「そうなんですか?トウマさんは女性で苦手に思う人が居るなんて初耳です」

 

バイビークは上条の発言について言うと

 

「上条さんにだって、苦手に思う人だっているんです!例えば“サルカズの爆弾魔”とか!」

 

彼の言う、人物は今はレユニオンの幹部である“W”の事である、出合いはトランスポーターの業務でとある移動都市来てた時Wのテロ活動を意図もなく只上条が邪魔をして失敗させたので、上条がロドスに行くまでの間、彼に対して報復としてWに付け狙われる事になった。

しかし、最近…彼に対してツンデレじみた態度を取り始めた、

理由は簡単でもある…上条を追って行く内に恋愛感情が生まれてしまったからである、憎しみの反対は愛である。

 

「えっと…皆さんは…私めをどんな風に思ってるんでせうか?」

 

「「「スケコマシ、鈍感野郎」だね」です」

 

三人声を合わせて言われる。

 

「そんな…不幸だ…」

 

嘆いた後、ふと上条は有ることを思い出す、

一週間有給を取りカジミエーシュに行くことを

 

「そうだ、一週間の有給を取ってカジミエーシュに行ってくるよ」

 

「ん?もしかして有給消化してくれって事務の人から言われたの?」

 

エクシアは上条に聞くと

 

「いや、それは言われてないよカジミエーシュの知り合いから騎士競技の観戦の誘いが来たんだよ」

 

「そうなんだ…ん?知り合い、トーマの知り合いって…また、女絡み?」

 

エクシアは、しっとりとした口調であり後、目が笑ってはいなかった…

 

「はい…そうです、二アールの妹さんです」

 

「そうなんだ…もしかして、モスティマが言っていた…トーマがいつの間に仲良くなった、クランタの女のが二アールの妹さんだった事なんだね?」

 

「はい…そうです…」

 

「ふうん…その人はまだ、“知り合い”なんだよね?」

 

エクシアは知り合いの所を強調しながら、問う

 

「その通りで御座います!」

 

そして、彼はエクシアにマリア・二アールの出合いについて軽く説明する、只道案内とかしてもらった事や観光案内してくれただけなので彼女の目は笑って無い状態から元の陽気な表情へ戻って行った、どうやら納得してくれたようだ。

 

「わかったよ…ねぇトーマ、私も一緒に行っても良い?」

 

「そりゃ良いけどさ、何で?」

 

「トーマと…一度くらい…一緒に旅行や旅したかったら…///」

 

エクシアは恥ずかしそうに答える

 

「良いなぁ…私も行きたいのですが…明日から三日かけて検査がありますので、残念です」

 

バイビークは悲しそうに言うと

 

「じゃあ…また今度、バイビーク一緒にどっかに出掛けような」

 

バイビークに言う

 

「はい、楽しみにしてます!」

 

そして、上条とバイビークは今度お互いに空いてる日に出かける約束をする、それが実現するのはロドスがシエスタにバカンスしに行く事になった時の話しとなる。これは別の機会に上条達は、朝食を終える。彼女達と別れ上条はヴァルカンの工房へ向かって歩いていく、通路を通りロドスの最深部に工房がある。

 

迷いやすく、たまに見かけない扉とかある通路を直進しつつ、彼女の工房へたどり着く。

 

―AM.8:00 ヴァルカンの工房―

 

上条はドアをノックしてから言う

「ヴァルカン、予約していた上条だけど」

 

「ああ、カミジョーか待ってたぞ槍のメンテナンスだな入ってくれ」

 

彼女は上条を工房へ迎え入れる上条は中に入ると、ヴァルカンにお姉ちゃんと懐いてるペッローの少女ケオベは居なかった、

食堂へつまみ食いしに行ってるのだろうか、

 

「カミジョー、蜻蛉切の槍のメンテナンスだな」

 

「そうだよ、蜻蛉切の穂先の研ぎに出す必要が有るかどうかって見せに来たんだけど」

 

上条は、金打声で蜻蛉切に声をかける、

《蜻蛉切、槍出してくれ》

《了解》

 

上条の手に槍が届き、鞘を外しヴァルカンに見せる

 

「いつも何処から出てくるのは、いつも不思議に思うのだけど、だがこの槍は素晴らしい出来だ…」

直刃の穂先等を鑑賞しつつ感想をいう

 

「じゃあ…見るぞ」

 

「お願いするよ」

上条から槍を受け取ると、彼女は近くの冷蔵庫からリンゴを取り出し、穂先の刃で素早くリンゴを切りその切断したリンゴの

断面を押し当てると…そのリンゴは何事もなかったようにくっついたのである。

「すげぇ!ヴァルカン“戻し切り”が出きるのか!?」

 

「刃物を扱ってる内にこの芸当が出きるようになったんだよ、でもこんな芸当でも、刃物の切れ味が解ると言うメリットがあると解ったからな」

 

ヴァルカンは穂先を直ぐに布で拭き、刀剣用の錆止めの油を薄く伸ばすように塗りながら言う。

さっき、上条が言った“戻し切り”と言うのは、とても切れ味の良い刃物で果物等を切る時に細胞を潰したり壊さずに素早く切る事で切った果物が再びくっつくと言う試し切りの高度な技の一つである。

 

「さて、カミジョーこの槍の事なんだ、刃は鈍っては無いから研ぎの必要はないよ、ただし油を塗る等の自分で出来る手入れは怠らずにやって置くことだ」

 

ヴァルカンは蜻蛉切の槍を鞘に納めて上条へ渡す、

 

「わかったよ」

 

受け取り、肩に担ぐ

 

「カミジョー、代金は見ただけだから1000龍門ペイだ」

 

「わかったよ、カード支払で良い?」

 

「かまわない、毎度」

 

財布から、クレジットカードをだしカードリーダーで読み取り支払を済ませた

 

「槍、刀で何かあったら声をかけてくれ」

 

「そうさせてもらうよ、ヴァルカン今日はありがとうな」

 

「どういたしまして、御贔屓に」

 

上条は彼女の工房を後にして、次はテキサスとラップランドのいる貿易所へ向かうのだった。

 

―AM.9:00 ロドス ドクターの執務室―

 

綾弥一条は、赤いフードを被ったループスの少女レッドに案内されながら、変な方向へ行ったり又は逆の道を行く等をする、超絶であり芸術的な方向音痴のせいで当初の予定の8:00に着くのが一時間遅れてしまって、午前の9:00となってしまった。

 

「えっと…案内してくれたのにすまん、あんたは?」

 

「レッド…」

 

「道案内してくれて、ありがとうなレッド」

 

「どういたしまして、ドクターから、あなたを案内するように言われてたから、レッドは案内した」

 

「そうか、ドクターには感謝しておかないとな」

 

「じゃあ…レッド、ケルシーの所へ行ってくる」

 

と言い残し、通路を歩いて行った

 

「さて、ドクターの所に着いた…アタシの身の振り方が決まる…腹を括らねぇとな」

 

ドアの前に立つ、一条と当麻…師弟が再開するまで残り四時間ばかりとなる。

 





後書きです
エクシア:カミヤンが気になる天使、実はカミヤンと旅をしてみたいと事を切っ掛けにカミヤンと一緒にカジミエーシュに行くこととなった!やったね!

サルカズの爆弾魔:テロの邪魔したから報復の為に付け狙っていたら、次第に恋心を抱く少しアレなフラグの立てかたとなった
負けたらギャグヒロイン

ヴァルカン:鍛冶職人で刃物を扱い続けたら、試し切りの高等テクニックを身に付けてしまった人
ロドスで新年の隠し芸では鉄板ネタになるとは彼女は知るはず無し…



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資料室
作戦外記録《笑ってはいけないロドス24時間演習》


遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!
新年初の書き始めは番外編となります!
ギャグは初めてとなりますが楽しんでいって下さい!


―AM.8:00.龍門某広場―

 

広場に五人のオペレーター達が集まる、その五人はドクターからこの広場に集まるようにと言われているので、ここで何が起きることは何も知らない…

 

 

「何で…ここで集まる様に言われてたんだけど何をやるんだ?」

ツンツンウニ頭の少年…上条当麻が口にする、そもそも彼はとても嫌な予感がしていた…

ひしひしと…

 

「さぁ…あの時のドクター…理性がゼロになったようなテンションで、ここに来るように言ってましたね」

 

ペンギン急便のみんなの弟分で苦労人のフォルテのバイソンが答える

 

「確かに…律儀に“ここで待て!”と言う看板がおいてありますね

何の意味なんでしょうね?」

 

見た目は、少女に見えるがだが男のアンセルがここで待てと書かれた看板を見て言う

 

「それよりもだよ、ドクターがこんなことをするって言うのは…ろくなことをしない時だよ…アーミヤちゃん…止めてよぉ…」

 

フェリーンの女性、ブレイズが頭を抱えて言う…

 

「だが、ここで待てと言うのだから差程酷い目には会わんだろう」

 

クランタ人で最近は輝騎士として復帰した、二アールが言う。

彼女には、普通の広場に集まるようにとしか聞いてないし、武装はしなくて良いとも聞いていた、なら荒事は無いし酷い目には会わないと思い言う。

 

「二アール…上条さんは、なんと無くなんだけど…嫌な予感がするんですの」

 

「気のせいだとおもうぞ?武装しなくて良いのだから、荒事は無いし安心は出きるだろう」

 

と良い終えた時

 

「おーい!皆お待たせや!」

 

とバイソンと同じフォルテのクロワッサンがやって来た

 

「えっ?クロ姉?何でここに?」

 

「ウチはね、皆の案内人をドクターに頼まれたんやで」

 

「何よ?その案内人は?」

 

ブレイズはクロワッサンに、聞くと…

 

「それはやなぁ、某部隊では笑ってはいけない訓練をするってドクターはサイラッハはんから聞いたんや、ならロドスでも演習としてやろうって、話になったんや、今日が試行としてロドス笑ってはいけない24時間演習をやることになったんやで、ウチが皆を演習を案内人をするように言われたんや」

 

と説明をしたあと最後に…

 

「普通に笑いを我慢するだけじゃあつまらん!と言う声もあったんで、笑ったら皆のケツにケツバットを食らわせると言うルールとなってるんや、んなら実際にやろか!全員アウト!!」

 

「「「「「へ?」」」」」

 

“デデーン!全員アウト!!”

 

と声ともに後ろから元スノーデビル小隊がやってきて、その手には、ゴム製のバットを持っていた

 

「えっなに?!痛っ!不幸っ!」

 

「え"え"え"っつぁ!」

 

「まってくだっ!いったい!」

 

「ちょ!まっひいっん!」

 

「なにするっ!あっう!」

 

と五人のケツをシバかれる。

 

「てな、こんな風にもし笑ったりすると、ケツをシバかれるで」

 

五人は痛そうな顔を見て満足そうにしながら

 

「じゃぁ、にバス待たせてんねん付いてきや」

 

五人はクロワッサンの引率で、“ロドス行き"と書かれたバスに行く

 

「さて、“笑ってはいけないロドス24時間演習”のスタートやっ!」

 

と声ともに“プァーン”と言うサイレンがなりこの演習がスタートした事を五人に知らせる、

 

「ほな、皆乗ってや」

 

クロワッサンはバスに乗りながら言うそして、その後を追うように最初は上条がタラップに足を乗せ、

 

「…笑ってはいけないか…大丈夫かなぁ…」

 

上条は、不安そうに乗って行く

 

「まぁ…笑わなければ大丈夫!」

 

バイソンは笑わないと覚悟を決めて乗り

 

「…湿布薬等持ってくればよかった…」

 

諦めの目をしたアンセルはバスへ乗り

 

「ドクター…覚えておいてね…コレが終わったら、仕返ししてやるっ!」

 

と仕返しすると息巻きながらバスへ乗り

 

「笑わなければ問題は無い…困難は乗り越えられるモノだ」

 

と余裕を保ちながらバスへのって行く

 

全員がバスに乗り追え、五人掛けのシートに座ると

 

《え~ロドス、ロドス、行き発車しまぁ~す》

 

バスが走り出す、五人の過酷な演習が始まる…のであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





カミ:何も知らせられてなく、笑ってはいけないを後で知った帰りたい…

バイソン:苦労人の定め…色んな事に巻き込まれる事に慣れたので、今回は楽しむ気

アンセル:帰りたい…

ブレイズ:ドクター…覚えてろよっ!マジで!

二アール:何が起きるのか楽しみ、カミやんが居るから不満は無い騎士様


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作戦外記録《笑ってはいけないロドス24時間演習 ②》

続きを投下します!
本編では、誰の発言なのか解りづらくなるのでここからは台本形式となるのでよろしくお願いいたします。


―バスの中―

 

五人を乗せたバスは次へのバス停に向かい走っている中、五人は空気が重かった…それは、笑ったら尻をシバかれると言うヘンテコなルールの中、ふとしたら笑ってしまうかもしれないと言う変なプレッシャーがかかってしまい、誰も口を開こうとしない中、こんな沈黙は耐えられなかったブレイズが口を開く。

ブレイズ「笑ってはいけないって、言ってるけどどんな方法でやって来るのかなぁ…」

 

アンセル「ん…多分…ロドスの人々がやるのでは?」

 

バイソン「で…体を張ったりして、案外ノリノリでやってきたり…するんだよね」

 

二アール「まぁ…本編では、救いの無いシナリオとかあるからなぁ…ガチで笑わせに来るだろうよ」

 

 

上条「ますます…不安だよ…」

 

と五人は口々に互いの不安や意見を言いつつ最初の笑いの刺客がいるバス停に止まる。

 

《え~バスが止まりま~す、席を立たずに座ってバスが停車するまでお待ち下さい~》

 

とバスのアナウンス共に、最初のバス停に停車する。

 

《ドア~開きま~す》

 

ドアが開き、入ってきたのは…フェリーンの狙撃オペレーターのシュヴァルツだった…

彼女は無言でバスにのり、五人の前に立ちバスのスピーカーから悲哀を感じる、曲が流れてくる。

 

シュヴァルツ「シュヴァルツです…数年前、大怪我したカミジョウトウマの見舞に行くとき無理矢理、お嬢様に"堕天サンクタエロメイド服”を着せられ、そのまま見舞に行ってきなさいと言われ恥ずかしい思いしながら、見舞に行ったら…私を見たカミジョウトウマと同僚のエクシアにドン引きされました…とても…恥ずかしかったです…」

 

上条「(*/□\*)」

 

ブレイズ「っ…ふゥ~」

 

バイソン「んんっん!」

 

アンセル「っ~っ~!」

 

二アール「っっ…ふひっ!」

 

”デデーン!! 二アール、アウト!」

 

二アール「すまない…不憫すぎて…痛っ!」

 

二アールは、スノーケツバット小隊にケツをシバかれ

二アールはシートに座る、そしてシュヴァルツのネタが再開される

 

シュヴァルツ「シュヴァルツです…最近…お嬢様の淹れる紅茶が変な色になっている時、どう指摘して良いのか解りません…」

 

上条「ん―んっ!」

 

バイソン「んんっう!」

 

アンセル「ふーう、ふーう」

 

ブレイズ「んんっう」

 

二アール「むーうっ!」

 

五人は、笑わずにクリアする。

 

シュヴァルツ「シュヴァルツです…お嬢様にマタタビを渡されました…私はそんなにも、欲求不満に見えるのですか?」

 

※フェリーン種に取ってはマタタビは嗜好品でもあり媚薬として使われたりする、ドラッグでも無いため身体には害はないので安心である。

 

上条「…んう」

 

バイソン「んんんっ!」

 

アンセル「………っ」

 

ブレイズ「ブッフェ!」

 

二アール「んんっ!」

 

”デデーン!ブレイズアウト!"

 

ブレイズ「シュヴァルツ…後でお酒おごるよっうっ!」

 

ブレイズはスノーケツバット小隊にケツをシバかれ、痛そうにシートに座る、シュヴァルツのネタが再開される

 

シュヴァルツ「シュヴァルツです…最近、お嬢様の淹れる紅茶が美味しく感じるのです…私の舌がおかしくなったんじゃないかと怖くて仕方がありませんっ!」

 

 

上条「フッふふっ…」

 

バイソン「ん~んっん~」

 

アンセル「…ん…っく!」

 

 

ブレイズ「んんっうく!」

 

二アール「むーうんっ!」

 

”デデーン!カミジョウ、アウトっ!“

 

上条「ほめてやれよっ!主人の腕が上がったんっだからっあ!」

 

上条はスノーケツバット小隊にシバかれ、尻を擦りながら座る。

 

シュヴァルツ「シュヴァルツです…こんなネタを考えた、深夜の私の思考がよく解らないんです…シュヴァルツです…シュヴァルツです…」

 

上条「ぶふっ!」

 

バイソン「あははっ!」

 

アンセル「んふふっ!」

 

ブレイズ「くひひっ!

 

二アール「ふふふっ!」

 

“デデーン!全員アウト!”

 

上条「それっ!」

 

バイソン「深夜っ!」

 

アンセル「テンションっ!」

 

ブレイズ「だっよっ!」

 

二アール「だなっ!」

 

五人はスノーケツバット小隊に、尻をシバかれシートに座る。

シュヴァルツはお辞儀してからバスから降りる。

 

《バス、発車しまぁ~す》

バスは走り出す、

 

上条「…最初のジャブは、軽めだけど…」

 

バイソン「次はえげつないのが来そう…」

 

アンセル「ええ…」

 

ブレイズ「勘弁してよ…」

 

二アール「同感だ…」

 

げんなりした、五人を乗せたバスは次笑いの刺客が待つバス停へと向かっていくのだった。

 

 




シュヴァルツ:深夜テンションで自虐ネタを考え出してしまう、フェリーンのねーちん、カミやんフラグ立っている
堕天サンクタエロメイド服を着て、大怪我したカミやんの居る病室に見舞に行った話は実話だったりする。

初めてのギャグパート、いかがでしたか?
楽しんでくれたら幸いです!


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作戦外記録《笑ってはいけないロドス24時間演習 ③》




前回の笑ってはいけない24時間演習は、上条、バイソン、アンセル、ブレイズ、二アールの五人は笑ったら尻をシバかれると言うヘンテコなルールの中、五人はシュヴァルツの自虐ネタを乗り越え、次の笑いの刺客が待つ二つ目のバス停へ向かう事になるのだった!

 

 

五人を乗せたバスは、第二の刺客が待つバス停へ着いたそして、どのオペレーターが五人を笑わせに来るのか…

 

《え~バス、止まりま~す、バスが停車するまで席から立たないでお待ち下さい~》

車内アナウンス共にバス停に停車する、ドアが開き…乗車してきたのは、チェンとホシグマだった。

 

ホシグマ「隊長…いい加減、スワイヤーお嬢様を許してやったら良いじゃないですか…」

 

チェン「許すも何も無い…アイツが悪い…」

 

と話しながら席に座るのと丁度にスワイヤーが乗って来た

 

スワイヤー「あらぁ?チェン、どのツラを下げて私の前に出られるのかしら?“龍門スラング”」

 

チェン「うるさいっ!“龍門スラング”ロドスの新年会でお前のドレスをキレイだと、感想言ったら、スーお嬢様は、何の皮肉っ?と言ってきたな!私は素直な感想だったんだ!」

 

スワイヤー「私の装いを見て普段、感想を言う事はあまりしない貴女に、急に感想を言われたら皮肉に感じるわ、この“女性が口にしては行けない言葉”!」

 

チェン「なんだとっ!こんの!“自主規制”!」

 

 

スワイヤー「んだとゴルァ!?“自主規制”して、コンクリに固めてシエスタの湖に沈めっゾ?ああン?!」

 

チェン「ヤってみろよ!チンケな事を口にするだけじゃあ、私をコンクリに固める事は出来ないぞ?怖いのか?スーお嬢様?!」

 

スワイヤー「ヤロオブクラッシャー!」

 

ホシグマ「辞めてください!隊長!お嬢様っ!あっ、そこのフェリーンの女性の方、隊長とスワイヤーお嬢様の喧嘩を仲裁するのを手伝ってください!」

 

 

ブレイズ「えっ?私?」

 

ホシグマ「そう!貴女です!お願いします!」

 

ホシグマに促され、ブレイズは二人の喧嘩の仲裁しに行くと

 

ブレイズ「あの…二人とも喧k」

 

チェン「黙れ!酒カス!この前、お前はロドスの飲み会でベロベロに酔って、翌朝女子トイレで尻が便器に嵌まり助けを呼んでも誰も来なくて、涙目になっていたのを私は知っている!」

 

ブレイズ「ちょ!それは言わないでよっ!////」

 

バイソン「ふっくっくくくっ!」

 

“デデーン!バイソンアウト!”

 

バイソン「前にエク姉がそうなっぁ!」

 

バイソンが尻をシバかれた後

 

チェン「ふんっ!お前は座ってろ!」

 

ブレイズ「うう…恥ずかしいよぉ…///」

 

ブレイズは手で顔を覆い、シートに座る

 

スワイヤー「チェン!何もソコまで言わないの!」

 

チェン「そうなるまで、飲むからだ!酒は程々にだ!」

 

スワイヤー「いや、貴女もそうでしょ!酔った上に置物をホシグマだと思いこんでずっと話し込んでいたでしょ!」

 

二アール「ふふっ…あっ!」

 

“デデーン!二アールアウト!"

 

二アール「しまった…つぁ!」

 

二アールは尻をシバかれ、痛そうに尻を擦りながらシートに座る、

 

チェン「お前には言われたくない!酔って、すべての語尾がにやーにやーと猫語になってたぞ!」

 

ホシグマ「隊長!スワイヤーお嬢様!また辞めてください!あ、耀騎士!二人を仲裁して下さい!」

 

ホシグマから、キラーパスを食らう

 

二アール「え…私か…」

 

ホシグマ「はい!耀騎士である、二アールさんなら何とかしてくれると期待してます!」

 

二アール「…仕方が無い…二人とも…喧k」

 

スワイヤー「お黙りっ!プロテインイチゴ味っ!」

 

二アール「なっ!なんでっ!しっているっ!///」

 

アンセル「ぷっ…ふふぅ!」

 

“デデーン!アンセルアウト!”

 

アンセル「すみませんっ!いたぁ!」

 

アンセルはシバかれた尻を擦りながら座る。

 

スワイヤー「貴女は、初めて水着を来た日に極東で有名の電波ソングの“ウ〇ぴょい伝説”をノリノリで踊っていたのを知ってるわよ!ホシグマっ!」

 

ホシグマ「はい…」

 

とフリップボードの写真には、“〇マぴょい伝説”をノリノリで踊る水着姿の二アールが写っていた。

 

二アール「なああぁ!何処から撮ってきた!後、皆見ないでくれっ!////」

 

“デデーン!二アール以外アウト!”

 

上条「うっ!」

 

バイソン「まっ!」

 

アンセル「ぴっ!」

 

ブレイズ「ぴょい!っう!」

 

二アール以外、ケツバットをくらう

 

チェン「もう、我慢ならん…表に出ろ!」

 

スワイヤー「ええっ!決着付けてやる!」

 

二人はバスから降りる。

 

ホシグマ「あ、私は…抹茶味のプロテインが好きですよでは」

降りて行こうとすると、

 

二アール「フリップボード置いて行くなっ!」

 

ホシグマ「あ!すみません!」

 

と二アールから、フリップボードを受け取り降りて行く。

 

二アール「酷い目にあった…」

 

ブレイズ「うんっ…」

 

《ドア~閉まりま~す、ロドス行き、発車しまぁ~す》

 

ドアが閉まり、最後の笑いの刺客が待つバス停へ向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 




チェン:喧嘩ネタはすべてアドリブでやった!
スワイヤー:案外楽しかった!
ホシグマ:ごめんなさい…二アールさん…ブレイズさん

ブレイズ、二アール:泣いてもいいよね…


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作戦外記録《笑ってはいけないロドス24時間演習④》

この小説を読んで下さる方々に感謝を!
お気に入り登録してくださった43人の方々、感謝御礼です!

では、続きを投下します!



 

上条達を乗せた、バスは最後の刺客が待つバス停へと向かっていた、

ブレイズ「今日は厄日だよ…何で、恥ずかしい記憶を掘り起こしたりするのぉ…」

愚痴るしかないだろう…チェンの発言が全てのロドスの人々に知られたのである…

 

二アール「私なんて…マリアにすら知らない事を、言われたんだ…」

 

ブレイズ「二アールの方が軽傷よ…」

 

二アール「…だな…」

 

互いに慰め会っている中……

 

《バス止ま~す、停車するで、席から立たないでくださ~い》

 

アナウンス共にバスが止まる、ドアが開きヴィジュアルバンドで有名な某閣下見たいな、メイクをしたヴィグナがのって来た。

しかも…額には、“笑”と書かれていた…そして、

 

ヴィグナ「我輩は、ヴィグナ閣下だ!ぶはははっ!お前達を、蝋人形にしてやろうかぁ~!」

彼女の口から出せるとは思えないデスヴォイスでシャウトする。

 

 

上条「ぶほぉ!」

 

“デデーン!上条アウト!”

上条「この元ネタ知ってるヤツいる?いたっ!」

 

スノーケツバット小隊にしばかれた後、痛そうにシートに座る

 

ヴィグナ閣下「さて、貴様等には大喜利をしてもらうこの我輩を笑わせたら、この演習にて有利になるアイテムをくれてやろう!後、忠告だが貴様等は大喜利でも、笑ったらアウトだ!」

 

五人にホワイトボードとペンを渡しながら言う

 

アンセル「この、ぐらいはアウトは無しにして欲しかった…」

 

バイソン「うん…」

 

ブレイズ「まぁ、有利になるアイテムくれるならやるしかないか…」

 

二アール「大喜利か…やったことは無いが…面白い事を書けば良いんだな?」

 

上条「うし…やるか…」

 

ヴィグナ閣下「よし、お題はコレだ!お前を〇〇にしてやろうか!!だ、出来たら我輩に見せよ」

 

上条達はホワイトボードに考えついた、お題の回答を書いて行く

そして、数分後……

 

ヴィグナ閣下「さて、出来たモノは…ん、アンセルだな、回答を見せよ…」

 

アンセルはホワイトボードを彼女に見せる

 

ヴィグナ閣下「なに、なに、“お前も…ミニスカナース服を着せて恥ずかしい目にあわせやろうか!!”って、アンセル…お前のハロウィーンのコスプレでクロージャに押し付けられたミニスカナース服の話しじゃない?」

 

アンセル「あっ!そんな裏話言わないで!」

 

バイソン「ふっひ…」

 

“デデーン!バイソン!アウト!”

 

バイソン「ごめん!いったい!」

尻をシバかれ、痛そうに座る

 

上条「ん、出来た!」

 

ヴィグナ閣下「さて、次は?んカミジョウだな、ふひっ…何々…“お前も…子供に、どうやって赤ちゃんが出来るの?って質問された、フォリニックの気持ちにしてやろうかぁ!”って前にロドスで子供達とふれあっている時、ある子供からフォリニックにされた質問だよね…面白いが次の面白い答えが来るまで保留だ。」

 

上条「よしっ!上条さんにも運がきましたぁ!」

 

二アール「わ、私も出来た…」

 

ヴィグナ閣下「なに、なに、“お前も…家族にしてやろうかぁ!”んくっ…シンプルにじわじわ来る!と言うよりも二アールゲームやるんだぁ…以外だ」

ブレイズ「んふふふっ!」

 

“デデーン!ブレイズアウト!”

ブレイズ「二アール、ファミパンかよっ!痛い!」

 

 

二アール「マリアがこのゲームが面白いって進められてな…このセリフが印象的だったし、それしかなかった…」

 

恥ずかしそうに言うちなみに、二アールが初めてやったゲーム

…バイ〇7無修正版だったりする…ブレミシャインがクリアした後に、二アールに進めたゲームである。

 

ブレイズ「アタシも!」

 

ヴィグナ閣下「ブレイズか、なに、なに、“お前も…恥ずかしい目にあわせやろうかぁ!”これ、完璧に私怨が入ってる!と言うか文字が怖い!呪っているような感じな筆圧っ!」

 

ブレイズ「私…バスで恥ずかしい事を暴露されたんだよ!」

 

ヴィグナ閣下「そ、そ、それは…御愁傷様…さて、最後のバイソン…貴様の答えは何だ?」

 

バイソン「…ん…はい…」

 

彼女にホワイトボードを見せる。

 

 

ヴィグナ閣下「なに、なに、“お前も…〇〇器にしてやろうかぁ!”ぶふっぅ!何書いてんのぉ!大人しそうな顔をしていたらトンでも無いことを胸にしまってんのぉ!」

 

上条「ぶほぉ!」

 

アンセル「んふふふっう」

 

ブレイズ「あはははっ!ひぃーひひひっ!」

 

二アール「フフフフつぅ!バイソンここでは駄目だぁんふふぅ!」

 

バイソン「…出来心で書いたら…こうなった…///」

 

“デデーンバイソン以外アウト!”

 

上条「いた!」

 

アンセル「いっ!」

 

ブレイズ「おぅ!」

 

二アール「ぐうっ!」

 

四人は、痛そうにシートに座る

 

ヴィグナ閣下「さて…この回答だが…結果はでた、では…一番面白かったのは、バイソンの“お前も…〇〇器にしてやろうかぁ!”だ…貴様にはコレをくれてやろう!」

 

とバイソンに、茶封筒を渡した途端に…

 

“デデーン!ヴィグナ閣下アウト!”

 

ヴィグナ閣下「えっ!聞いてないんだけど!打ち合わせでは、笑って良いっ痛いっ!」

ヴィグナ閣下は、スノーケツバット小隊に尻をシバかれる

 

ブレイズ、二アール「「あはははっ!」」

 

二人はつい笑ってしまい

“デデーン!ブレイズ、二アールアウト!”

 

ブレイズ「打ち合わせ!ちゃんとしよ?痛い!」

 

二アール「そうだなっ、あうっ!」

 

ヴィグナ閣下「っう~では…去らばだ!ふはははっ!」

 

ヴィグナ閣下はバスから降りた…ドアが閉まり

 

“え~ロドス~ロドス~終点です、バス発車しまぁ~す”

アナウンス共にこの演習の本番である、ロドスへ向かう

五人に本当の地獄が待っているのだった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ヴィグナ:某閣下のパロディをやったが、打ち合わせでは最後にケツバットをされるとは知らせてはなかった。


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