ff13-絶望を反転させるために- (日常自販機)
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プロローグ

初めての投稿で正直使い道がわからん状態なので
色々ためしながらやっていきたいと思っています

かなり文章として成り立っていないことが多々有りますが多目に見てください



「あー此方ダディベア、聞こえるか?二人とも」

 

耳元から上司もとい野太いオッサンの声が聞こえてきた

 

「おーう、此方フォックス聞こえてるぞ。そっちはどうよ」

 

「此方ライトニング、ちゃんと聞こえてる」

 

上司の声のあとに同僚の声が聞こえる

此方はオッサンの声とは対称的にクールな女性の声が耳に響く。

 

俺ら三人は民間人に報告されたどこからかやって来たのかわからん魔物を討伐しに来ていた

 

「んで標的はいたか?」

 

「おーう視認してるぜ。ライトニングは?」

 

「標的五体、同じく視認してる」

 

「おーしOKだ。時間は‥そうかからないか」

 

「二分かからないかもな」

 

その言葉を切っ掛けに俺とライトニングが標的と接敵する。

俺の武器は身の丈以上ある長刀。所謂、物干し竿と呼ばれる武器で対してライトニングは軍に支給される剣と銃を変化できる特殊武器だ。

 

「ふん!」

 

身の丈以上というリーチを活かした攻撃で範囲内にいる魔物をまとめて吹き飛ばし迎撃をする!

 

対してライトニングは豪快とは裏腹に堅実に的確に相手を屠っていった

 

「って、あ‥すまん。増えた」

 

丁度俺が吹き飛ばした魔物が木に衝突し別の魔物が現れた

 

「‥全くお前は」

 

「いや申し訳ない」

 

呆れたように此方を見るライトニングの視線が痛いが新たな魔物に対して武器を構える。

 

「てかさっきの倍じゃねえか」

 

先程はたったの五体に対して今度は十体は確実にいるのがわかる

 

「丁度いい。消化不良だったんだ」

 

その言葉をライトニングが発したのを尻目に全く頼もしいねと苦笑した

 

その時上空から独特の機械音が聞こえてきた。

 

「助太刀するよ!突っ込めユージュ!」

 

「そおら!レブロ右だ!」

 

「あいよ!」

 

若い男女がバイクに騎乗しながら銃で周囲の魔物を一掃し始めた。

 

「いやー危なかったね兵隊さん方」

 

周囲にいた魔物を片付けた後レブロと呼ばれていた女性が此方にやって来た。

 

黒い髪に若干焼けた健康的な肌、姉御とかそういった言葉が似合いそうな女性だった。

 

「‥お前たちは」

 

「ノラだよ。ボーダムの兵隊さんなら聞いたことあると思うけど?」

 

「生憎一度もないな」

 

「すまん。俺もない」

 

「だってさ」

 

「おっかしいな、俺らもうちょっと知名度高いと思ったんだけどな」

 

もう一人の青髪の男性が自分達の知名度を疑問思いつつ

 

まあいいんじゃない、その為にやってる訳じゃないんだし

でもよ張り合いってもんが‥

 

と二人で離れていった

 

「そういや言ってたなセラ」

 

「何がってああ、野良猫がどうのこうの言ってたな。ヒーロー気取りでいいご身分だ」

 

「‥‥」

 

「何だその目は」

 

いや何と言うか

 

「妹の言うことはキッチリ聞いてっ痛!」

 

「うるさい」

 

ふん!と気に食わないのかそっぽを向いた。何かもう照れ隠しが分かりやすいなホント

 

「とりあえず帰るか、報告もまだだし」

 

「ああ、第一お前があんなことしなければ早く終わったんだ」

 

「だから悪かったって。てか消化不良って言ってなかった?」

 

聞こえてないふりをしてライトニングはスタスタと先に行った。

あの時はスイッチが入ったのか、やる気が満ちていたんだろうな

 

____________________

 

 

俺達は魔物の討伐を報告しに上司の元へ戻った。

 

「ファロン軍曹、エストハイム軍曹お疲れ様です!」

 

「アモダ曹長は」

 

「曹長はあっちで駄弁ってますよ」

 

「ん?おーサンキュー」

 

同じ軍に所属している部下に曹長の場所を確認したらガタイの良い白服でニット帽みたいな被ってる青年と話していた。

内容的には魔物を倒してもキリがなく弾も尽きたから殴りまくって20以上はやったという話をしていたらしい

 

「ん?おう隊長と副隊長のお戻りだ」

 

此方に気づいた曹長がよくわからん事を言ってきた。

少なくとも隊長やら副隊長の職に着いた覚えはない。

 

首を傾けていると察したのか、曰く俺ら二人は切り込み隊長、副隊長の認識みたいだ

 

「そちらは?」

 

「どーも!ノラのスノウデス!」

 

曹長の話を纏めるとここら辺の自警団のリーダーとのことで普段は海岸沿いに店を構えて通報があれば出動という、平たく言えば正義のヒーローをしている人物らしい

 

「今回は早早我らが隊長達が仕留めたから張り合いなかったろ。この二人は若いのに凄腕でな!」

 

「へえ!そいつはすげえや!」

 

堂々と目の前で誉められるのはやっぱり幾らたっても慣れないな。俺個人としては未だ未だのところも沢山あるから何とも言えん。

 

「でも、お前らも気を付けろよ。PSICOM<サイコム>の連中は俺らみたいに甘くないからな」

 

「大丈夫っすよ![ノラは軍隊より強い!]ってね。

んじゃ、俺らはこれで!お勤めご苦労様でした!」

 

「まて」

 

乗ってきた飛行型バイクでこの場を離れようとしたスノウをライトニングが止めた。

 

「スノウ‥だったな」

 

「?ハイハイ」

 

‥何だろ此処にいたら面倒な気配が。

変な空気を感じとり三歩位曹長に近づく。

 

「ん?どうした」

 

「イヤ何か寒気が」

 

あーと近くの曹長が何かを察したかのように俺の意図を汲み取った。こういうのがあるからうちの曹長は助かる。

 

「セラに付きまとっているのはお前か」

 

「セラってああ!もしかしてセラの姉さんか!そういえば軍に所属しているって、へぇー確かに似ているかもな!始めまして!スノウ・ヴィリアースです!今後ともヨロシク!」

 

ライトニングとは対称的に明るすぎるスノウ君。ライトニングを知るものとしては、火に油と言うか、地雷を踏みまくってる気がするな

 

「‥セラに手を出すな」

 

「へぇー‥手を出すとどうなるんです?」

 

売り言葉に買い言葉、その返事は手をバキボキと鳴らし

 

「手が出る」

 

おっふとそんな言葉が自然とでた

そんなライトニングは任務中のどのときよりトップに入るぐらい迫力があった。

 

「俺頑丈なんで全く効かないなぁ」

 

肝心のスノウ君には全く意味を為さなかったみたいだが

それを最後の言葉にスノウ君をこの場を離れていった。

 

その後俺達は通常どおり任務の報告を行い仕事を終わらした

 

 

 




とまあこんな感じで仕上げました
賛否両論とまあどっちかってーと否の方がたくさん来そうですが
こんな感じの文章です
駄文もいいとこですがお付き合いありがとうございました
ちなみにドラマCDの内容の一部です


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任務後

お気に入り入っただけで嬉しいことこの上ない日常自販機です。
今回は任務後のお話です。


任務を終え件のスノウ君との会合が終わり俺とライトニングは帰投し町を散策しており

周囲は魔物に怯える気配もなく、どちらかと言えば今まで以上に賑やかな気配が漂っていた。

 

「何か凄い賑やかだけど何かあんのかな」

 

「さあな」

 

えー、ライトニングはその一言で会話を絶ちきる

 

「‥仕方ないだろ。本当に知らないんだ」

 

俺が変な目で見ていたのを感じ取ったのか訂正するように言葉を続けた。

 

「そういやさ」

 

「何だ」

 

「さっきのセラに手を出すなって言ってたじゃん」

 

「ああ、あれか」

 

「‥俺は?」

 

「お前は‥別の話だ」

 

意外な反応だ。てっきり先程見たいにお前もダメだとか言いそうな感じだったんだが

 

「お前は‥もうセラに兄扱いされてるからな。」

 

「あー‥」

 

何度か仕事の時にライトニングを迎えに行くとセラにバッタリ会うことがあり、それが結構な回数に行くにつれ「ご飯食べていかないの?」やら「お姉ちゃんをよろしくね」等を言うようになった

その話がライトニングが耳にするとその時の仕事の雰囲気が三割増しで怖くなるのはご愛敬だ。

 

「この間なんか義兄とか呼ばれたっけな」

 

「ちょっと待て」

 

グイっと俺の肩を引っ張った。足を止めライトニングに向き直る。何か顔怖いな

 

「セラに兄扱いされるのは百歩譲って構わないとして義兄は何だ。」

 

「さあな、その時は[あいよ!]としか返事してないけどな。冗談かなって思っちまったし」

 

その言葉にライトニングは[全くあいつは]と呆れた感じでそっぽを向く

 

「話変わるけどよこの後どうすんの?」

 

「私は帰る。お前は」

 

「俺は‥[prrr]すまんメール」

 

「早く済ませろ」

 

わかってるよとライトニングに目配せをしメールを確認すると来週のボーダムで行われる花火大会に母と弟が来るからよろしく頼むと父からのメールだった。

 

「花火大会ってああ、だから賑やかなのか」

 

「どうした?」

 

「んや、母さんと弟が花火大会に来るからよろしくって親父からのメール」

 

「お前‥弟いたのか」

 

「おおいるとも、俺なんかより頭の良い弟がな。まあ母さん大好きなのがたまーに傷だけどな」

 

「ふっ。お前より頭が良いなんて兄の面目丸潰れだな」

 

お前が言うな。料理苦手なのセラに聞いてんだぞ。

ジーっと俺はライトニングにお前はないのか的な視線を送ると人の事を言えないのを悟ったのか咳払いをし視線を外した。

 

「とりあえず[了解]っと送信」

 

「そういえば来週休みとってたな。」

 

「ん?おう。花火くらいゆっくり見たくてな、んで?ファロン軍曹はそんなときでもお仕事ですかな?セラとは行かないのか?」

 

「‥どうせ、今からいってもあの男が来るからな」

 

[ああ]と俺は納得した

ちなみに補足すると、ライトニングはコードネームで

本名はエクレール・ファロン。俺のコードネームはフォックスで本名はオルタ・エストハイムだ。

 

「まあ仕事中にあったらその時はよろしくな」

 

「ああ、後ろから蹴り飛ばしてやる」

 

そいつは勘弁。

 

「てかほれ、はよう帰んなってセラ待ってんだろ」

 

「‥それが、さっきメールきてなお前が近くにいるなら食事でもどうだとセラからな」

 

「マジか。いいの?」

 

「セラが良いなら良いんだろ。どうせくるんだろ」

 

「まあな一人の食事は味気ないしな」

 

「お前は‥あんなに料理出来て味気ないは無いだろ」

 

「そんなもんです。誰か家に居るって有りがたいもんなんだぞ」

 

「そういうもんか」

 

そういうもんです。と俺は言葉を続けた。実際この姉妹の関係は俺から見て結構眩しい。

実家は親父が結構な仕事人間で滅多に家に帰ってこない。そんな父を嫌ってるのがわが弟で、それを諌めてるのが母さんみたいな感じだ。

俺は‥まああれだ。不良息子って訳じゃないが軍に行くって言って無理矢理出てきた。

訳は両親にちゃんと話したんだが、弟は[あっそ]て言われた。

そのあとも両親からは[大丈夫か][怪我してないか][病気に気を付けろよ]等の連絡はとってはいるが弟とは余り連絡をとっていない

正直、何時家族関係が空中分解してもおかしく無いため戦々恐々してる。

只まあ、この姉妹の両親は他界してるのがちょっと辛いところ何だけどな。

平たく言えば無い物ねだりって行ったところか。

 

「何をしてる、早く帰るぞ。セラが待ってる」

 

「っと、焦らせんなっての」

 

妹に早く会いたいが為か何時もより歩く速度が早くなっている。

 

「んで、今日のメニューは?」

 

「セラに聞け」

 

それもそっかと、ライトニングに追い付く。

適度に魔物は来るがそれでもと、平和の日々が続いたのはこの時は確かだった。

 

 

 

 

 

 

 

 




自信がないために短編として登録しています
読む人が増えれば不定期更新とかなるかもです
ちなみに行間とか閉めた方が読みやすいですか?
それとも今の方がいいんでしょうか


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束の間の休日

すいません。まじでこっち不定期です
取り敢えず頑張って更新します。


あの後、ライトニングの家で夕飯を馳走になりセラと少し二人で話す機会があった。

来週行われるライトニングのバースデーパーティーの時に持ってくるプレゼントやセラとスノウが付き合っていること。諸々を

 

「(プレゼントはともかく‥あの二人が付き合っていること伝えたら‥いやな予感がするな‥)」

 

スノウの顔面にグーパンが飛んでいるイメージしか浮かばないな

姿の見えないスノウに対し[南無‥]と心のなかで呟きながら外に出ていた。

 

「しっかし。どうしたもんかな‥」

 

一応折角の休日だから来週のプレゼントを選びにショッピングモールにやって来たが

 

「‥‥やっべぇ。何にも思い付かん」

 

アイツの喜ぶ物って何だ‥?護身用のナイ‥フは無いな。エプロンも‥無いな。髪飾り‥は‥候補に入れとくか。

 

「アクセサリー‥は重いよな~」

 

なんか此処まで来ると無趣味のアイツが悪いように思えてきてならない。

イカンイカン。怒りの方向が変なところに行きそうになる。

 

「贅沢をいうと、思いやりがあって邪魔にならず尚且つ利便性や将来的な事があるっていたら‥」

 

‥‥ミサンガ?

一応これに髪飾りを何種類か買えばまあ、それなりにかたちにはなるか。

 

「‥‥もうそれでいいか。えっとミサンガって売っている所は‥‥」

 

周囲の店を一通り確認するが見当たらない。

近くにある服屋で髪飾りを購入すると同時にミサンガについて店員に訪ねるが取り扱っているところはあまりないようだ。

それを見かねた店員がミサンガの作り方を知っているらしく軽く作り方を纏めたメモ帖を渡してくれた。

「ありがとう助かるよ」と感謝したら「彼女さんに宜しくね~!」とからかわれた。

 

そんなこんなで幸運に恵まれつつ誕プレを準備出来た俺はショッピングモールを離れ暇潰しに海岸沿いを歩いていた。

 

その時の風景は見事な夕焼けで日が沈むまでそこでのんびりしたい位に天気と風に恵まれていた。

 

「‥‥そういやセラの奴、あの遺跡随分気になってたっけな」

 

海にそびえ立っている何百年も前に存在する遺跡に目線をやり過去の会話を思い出す

 

――――――――――――――――――

 

『あの遺跡について?』

 

『うん。何か知らないかな?』

 

『うーん。正直詳しくは知らないんだよな』

 

『そういえばお姉ちゃんも言ってたな。害は無いぞって』

 

『まあ害は無いんだろうけどな‥‥』

 

『どうしたの?』

 

『まあ、これは勘なんだけどな。宛にするなよ?』

 

『うん。』

 

『‥‥知らない方が身のためって言うか、知らないままの方が幸せって言うか‥う~~ん。触らぬ神に祟りなしって感じなんだよな~あそこ』

 

『つまり近づかない方が良いってこと?』

 

『それもあるな。どっか入れるとしても入らなければ害は‥‥無いとは思う‥‥多分』

 

―――――――――――――――――

 

「一応確認しとくか?」

 

何でか確認した方がいい気がしてきた。虫の知らせという奴なのか。しかしその反面、確認をしたら今までの生活が終わる予感も同時にあった。

 

こんな良い天気なのに背筋がぞっとする。寒気が止まらない。

 

「(いや。マジで何でだ?)」

 

そんな知り合いが今にも死ぬわけでも無し。そんな感覚は気のせいだと自分に言い掛け奮い立たせる。

 

そして、遺跡周辺を探索していると見覚えのある人影が倒れていた。

 

「ッッ!?」

 

ドクンっと心臓の高鳴る音が耳に響いた。怪物に襲われているわけでも何でもないのに、手の震えが止まらない

 

「(落ち着け!俺!大丈夫だ。遠目でも外傷は見当たらない。大丈夫。大丈夫)」

 

恐る恐るその倒れている人影に近づき膝立ちになり呼吸を確認する

手を口元に手をやると、微かに息が手に当たる事がわかりホッと一息つけた

 

「それにしても何でセラが此処にいるんだ‥‥?」

 

確かに遺跡については気になる行動をしていたのは確かだ。だが、こんなところで気を失うとか普通ありえない。

 

一応外傷はないか接触しない程度に身体のあちこちを確認すると、左の二の腕付近に紋様が浮かんでいた。

 

「‥‥おいおい。洒落にならねぇぞこれ」

 

その時、過去の会話を思い出したのか。虫の知らせとは何なのか。冷や汗の正体。手の震え等の原因が全て繋がった。

 

俺が戦慄していると、意識が回復しそうなのかセラが身じろぎをし、徐々に目を開けていった

 

「‥‥ん‥‥おにい‥‥ちゃん?」

 

「お‥‥おう。おはよう‥‥セラ」

 

その時セラは完全に意識が回復しガバッと上体を起こし

――――えっ!?えっ!?何で私いつの間に!?

 

「落ち着け!?セラ!」

 

その言葉にハッとなり慌てた様子で遺跡がとかあの風景はとか捲し立ててきた

 

「落ち着け。落ち着いてくれセラ。」

 

「ッ!?‥‥はぁ‥はぁ‥」

 

深呼吸をし始め少しずつ落ち着きを取り戻す。

 

「大丈夫か?」

 

「う‥うん。大丈夫。ありがとう」

 

「それじゃあ、セラちょっと辛いかもしれないが、何があったのか教えてくれないか?」

 

「う‥うん。あの‥実はね」

 

セラが言うには海岸沿いを歩いているうちに遺跡が開いていることに気付き好奇心にやられ探索をしてしまった。その際に何か変な風景やらを見せられ、見事にやられてしまったらしい。

 

「‥‥セラ。一言いいか‥」

 

「う‥うん」

 

―――――このおバカ!その言葉と同時にチョップをセラの頭に放った

 

「あう!」

 

恐らくスノウとライトニングに害は無いと言われておりその場のノリという奴で奥まで行ったのだろう。

 

「‥取り敢えず、今日は帰っとけ。ほれその紋様に布でも巻いとけ」

 

「‥わかったよ。えとお兄ちゃん」

 

「うん?」

 

「‥‥ありがとう」

 

「おう」

 

その不安に満ちた顔を無理矢理笑顔に変えた表情は今まで見た表情のどれよりも悲痛に満ちていた

 

 

 

 

 




暫くドラマCDと本編のムービーの辻褄合わせを行います。
それでも、無理矢理合流や都合が良いように独自の解釈をしますのでご勘弁ください
すいません紋様の場所間違えてました


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休日返上

久しぶりの投稿です。
あと短いです


 

「ええ。それじゃあ。唐突の有給ありがとうございます。では。はい。失礼します」

 

ピッと通信を切る。今のは曹長に貯まった有給を消化するための連絡だ。

曹長は『この機会だ。何があったか知らんが存分に休めよ』と快く許可してくれた。

 

「待たせたなセラ」

「ううん。ありがとうねお兄ちゃん」

「んで、あれから‥ライトニングとかスノウ君には‥相談出来て‥いない感じか。」

「‥うん。今のところお兄ちゃんだけ。」

「スノウ君はともかく、ライトニングには相談出来ねえわな。」

「‥‥あはは」

 

ああ。駄目だこりゃあ。セラのこんな時乾いた笑顔は初めて見るっていうか見たくなかったな。

 

「‥セラ。こいつは又聞き何だけどよ」

「うん。」

 

セラにルシの使命について話す。紋章を着けられた時に夢を見させられ、それを成し遂げない限りルシとしての使命は終わらない。

しかもだ、それがなし得ないまま紋章が進むと化物になること。

 

「まあ使命を果たせば永遠の命を得られるって言うけどそこはまあどうにかなんべ」

「どうにかって‥‥」

「それよりも夢だ。何か変なもん見なかった?」

「変なもの‥‥変なもの」

 

あ‥‥と何かを思い出したのか紋章を着けられた時の事をポツリポツリとゆっくりと話す。

何でも周囲は遺跡みたいな所で階段が近くにあり、そこに横たわってみたいだ。

更にはライトニングやスノウ、あと白髪の白い子供、茶髪の女の子、アフロの人とぼやっと見えたらしい。

 

「あと‥‥お兄ちゃんも」

「俺もかよ」

「うん。確か白い子供の近くにいた‥と思う。」

 

まさか‥‥いやそんなわけあいつがそんな胆力あると思えねえし。

 

「とりあえず了解。‥‥だ~!くそっめんどくせえ!抽象的な命令しやがって!」

「う‥うん。なんかごめん」

「なんでセラが謝るんだよ」

「えへへ。だよね」

 

は~~もう、全くしゃあなしだ

 

「セラ。出掛けるぞ」

「えっ!?出掛けるってどこに?」

「例の遺跡の近くだよ。浜辺も近いし気分転換にもなる。ヒントもあるかもだしな」

「え‥でも‥私はあまり‥」

「んじゃあここで昼寝でもするか?なんなら添い寝もしてやるが?」

「‥‥それじゃあお願いしていい?」

「‥‥冗談だったんだか‥その様子だと寝れてないみたいだし‥いいよ。ただし二人には言うなよ?俺が殺される」

「えー‥どうしよっかな‥?」

 

こんにゃろう‥だけど無理してるのは見るだけでわかる。

 

「ほれ‥臭いとか言うなよ?俺が精神的に死ぬ」

「言わないよ‥お兄ちゃん」

「ん?」

「ありがとう」

「‥‥おう」

 

全く寝れなかったのか。あっという間にセラは夢の世界に旅立った。途中怖くなったのか身体が震えたり、嗚咽を漏らしたり、涙を流したりしたが、俺が背中や頭を撫でると落ち着きを取り戻し深い眠りにつく。

そんなことしか出来ない俺は情けなく思えてならない。

 

「(でもまあ、これはこれで役得と言うやつで)」

 

その時携帯が震え確認すると

 

『セラが帰ってこない。何か知らないか!?』

 

と肝心のお姉さんからのメールが届いた。

その内容に笑みを浮かべ寝ているセラに

 

「お前は充分愛されているよ。安心しろ」

 

『大丈夫だ。今一緒にいる。あと話がある。大事な話だ』

『一緒にいるのか!?変なことしてないだろうな!』

 

添い寝をしている状況を変なことと言えば変なこと‥‥か?

ただ‥‥言えば鉄拳が飛んで来るのは間違いないな。

 

『してねえよ。安心しろ』

『ならいい。それより話とは?』

『説明がムズい。だから直接言う』

『‥‥わかった。』

 

そこからメールのやり取りは無くなった。

携帯を充電器にぶっさし適当に置く。

 

「‥‥全く。めんどくせえな。でも頑張らねえとな」

 

目を瞑り襲ってくる眠気に抗うことをせずにそのまま夢の世界に旅立った。少しでも今より平和な世界を見るために



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説明


お久しぶりです
短くても更新どうにかしていきます


 

外はもう夕焼け、真っ赤な太陽があと少しで海面に着くであろう時間帯。

俺とセラは砂浜に二人きりで居た。

 

「…本当に話せるのか?」

「…うん。大事なことだし。」

「…はぁ…わかった。」

 

一緒に寝たことでセラは精神に少しゆとりを持てたようで、これからのことの第一歩として彼氏のスノウ君に別れを告げてくるとの事だ。

 

「スノウ君はまあ…良いとして、問題はお姉ちゃんの方だよな…どうするよ?」

「…どうしよっか、でも大丈夫でしょ。」

「その心は?」

「義兄ちゃんがいるから。」

「…期待に応えられるよう頑張らせていただきます。」

「うん!頑張ってもらいます!それじゃあちょっと行ってくるね。」

 

その時のセラは少し不安そうな表情を見せながらも気丈に振る舞っている…ちょっと見てて辛いかなって感じだった。

 

「さて…と。……この後どうしよ。」

 

セラはスノウ君に別れを告げるため何処かに行ったと思う。あの顔はライトニングが覚悟を決めたときにそっくりだったからだ。

 

「いや…それよりも家族にどう言ったものか。」

 

親父は兎も角、母さんとホープは此処ボーダムに滞在しているだろう。会おうと思えば会えるんだが…な。

 

「問題はセラの夢のことなんだよな…。」

 

セラ曰く、今まで見たことない場所に横たわっていて、其処にライトニング、スノウ君に、俺、その他複数名がその場にいたという。

 

ファルシってのはルシの刻印を着ける際、使命を夢として見せるという。それが基本的には曖昧すぎて使命を果たせずにシガイになってしまう…というのがオチだ。

これは下界でもコクーンでも変わりはない。

 

「…行ってみるか?ファルシの中。」

 

ぶっちゃけ、此処でじっとするよりファルシの中であれやこれややった方が幾らか手っ取り早い。だがリスクもある。

それは俺がルシになるっていう二次災害が懸念される。

 

「まてまて…流石にそれはアホすぎだろ。」

 

身近にルシになった奴がいるんだ。俺までルシになってどうするよ。だが…少し疑問がある。

 

「下界とコクーンは対立関係と言って良いほど組み合わせは悪い。そしたらセラの夢に辻褄が合わない。なぜ俺達を一緒に合わせる必要があるんだ。」

 

何だったけか。コクーンを滅ぼすヤバイやつ、そんな伝承がどっかにあった筈なんだが…

 

腕を組みその伝承を頭から引っ張り出そうとしてると、ポンポンと肩を叩く感触が伝わる。

 

「なんっ。」

「イタズラ成功!」

「母さん子供じゃないんだからさ…」

 

肩を叩かれた方向に顔を向けると頬に人差し指が刺さった。そこには本当に二児の母なのかと疑問に思うぐらい若々しい母さんと、それを呆れて見る弟がいた。

 

「…なにしてんのよ。てか何して此処にいるのさ。」

「あら~ちょっとなに?その反応母さん寂しいな~。」

「うん。ホープ詳しく。」

「買い物帰りに偶々見つけたから。」

「おけ把握。」

 

「本当は近寄る気は無かったんだけど、母さん聞かないからさ」とやれやれと言わんばかりに、まるで親子逆転してる位の落ち着きっぷり。まあ、この若干の乙女具合が実家の近所の評判みたいなんだけど。

 

「んー?それでお兄ちゃんは何をそんなに悩んでいたのかな?それにこの服に着いてる髪の毛、もしかしてさっきまで女の子といたの~?」

「……居たけどそんなんじゃないからね。」

「もう!照れなくて良いのに!何々?此方で女の子引っ掻けたの!?もしかして軍に美人さんでもいたのー!?もう!紹介してよ!どんな人!?どんな人なのさ!?」

「だぁー!もうめんどくせえ!スイッチ入りやがった!」

「こうなった母さん止まらないからね。大人しく全部吐いた方がいいよ。」

 

そう。我が家の母は「学生か!?」と言わんばかりに恋バナが三度の飯より好きなのだ。

まあこれが初めてって訳じゃないから良いんだけどさ。

 

「さあ行くわよ!ほら!荷物もって!」

「行くってどこにさ。」

「何言ってるのよ。あなたの部屋よ。」

「何で!?」

「どうせ貴方の事なんだから部屋汚いんでしょ!この際だから片付けるから!ほら!早く!」

「…ったく。」

「ほら。これもって。」

「あいよ。ってちょっと待て。」

「なにさ?」

「ホープなんで手ぶらなんだよ。てか何で全部おれ持ち?」

「何かおかしい?」

「…わかった。後で覚えとけよ。」

 

目線の先に「急いで!」と急かす母さんとホープ。その後ろを俺は「へいへい」と言いながら二人分の荷物を抱えてついていく。

その三人の足元には夕日に照らされた長い影が映し出されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ…そうだホープ。お前なら知ってるか?」

「何さ?」

「ほれ。伝承かなんかでコクーン滅ぼすとか言われてる。あれって何だっけ。」

「…兄さん。流石にそれは覚えておこうよ。」

「うっせ。で?なんだっけか。」

「ほらそれはあれだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『ラグナロク』だよ。」

 

 

 



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母は強し

お待たせしました


「さて…行きますか」

 

覚悟は決まった。セラに手助けすべく、あの遺跡に乗り込む。そのためには抉じ開けるための爆薬、それに類するもの。愛用の長刀。そして水と食料。

思いつく限りではこんなもんだろ。んで、今俺の家にあの二人が寝ているから書き置きでもして離れればいいか。

最後に、身体を弄って忘れ物がないか確かめる。するとポケットに違和感があった。

 

「そういや、ミサンガ渡しそびれたな」

 

ライトニングの為のミサンガがポケットに入ったままだった。…どうすっかこれ。

 

「……行く最中にポストに入れとくか」

「それはちょっとどうかと思うな〜」

「っ!?母さん!?」

「ちょっと…!静かに…!」

 

人差し指を口元にあて「静かに!」と告げた。ホープが起きてこないことがわかり、その仕草を解いた。

 

「…ふう。全くどうしたのよ?こんな夜更けに」

「…あーいや…その…なんだ?人助け?」

「ふーん?嘘はついてないようね」

「…因みに何故?」

「母の勘」

「………」

 

グウの音も出なかった。

 

「全く…せめてバースデーカードぐらい着けなさいって。そうでもしなきゃかわいそうでしょ?」

「あいつが…かわいそう?」

 

落ち込んでいるライトニングの姿を想像してみるが…全く想像つかない。セラならわかるが。

 

「もう…女心がわかんないのね。そこはお父さん似なのかしら」

「えー…変なところ似ちまったのか。わかった…何かしら同封するよ」

 

とは言っても、そんな洒落た便箋は無いため白紙に書くしか無いんだがな。

適当に祝の言葉に何か一言付け添えてっと、あとは悪巫山戯で…完了。

そうだ。ついでに聞きたいことがある。

 

「あのさ…母さん」

「なに?」

「もしだぞ?もし俺がルシ…下界のルシになったらどう思う?」

「…それって貴方の今後に関わる話?」

「…そんなところ」

「んー…突然言われると悩むし、考えたことも無いんだけど…」

 

母さんは軽く悩んだ後、「そうね」と言葉を続けた。

 

「『頑張れ』って思うわ」

「…それだけ?」

「それだけね。思いついたのは。あとは『シガイになんかなるんじゃないわよ!』ぐらいよ。せめて孫は見せてもらわないと。おばあちゃんって呼ばれたいもの」

 

その願望に思わず苦笑してしまう

 

「それはホープに言えよ。アイツのほうがモテてたろ」

「どうかしら。あの子は年上からの受けは良かったわよ?逆に貴方は同年代から年下に掛けて評判良かったわ」

「それはどこ情報?」

「母親ネットワーク」

「世間話ね」

 

本当によく言ったものだ。ていうか何処に目があるのかわからないし、いつ話のネタにされるかわかったもんじゃないな。

 

「んじゃそろそろ行くよ」

「あら?もう行くの?」

「まあ明日でも良いんだけど、今日の方が動きやすそうだからな」

「そっか。それじゃあ『頑張って』」

「ああ『頑張る』…すまん助言を1つ。確か明日花火大会あったろ?」

「ええ。願いを叶える花火よね?」

「それ見ないで大人しく家に帰ったほうが良いかも知んない」

「それは…下界絡み?」

「ああ。まあ今すぐ起きるとは保証は無いし、杞憂かもしんない。用心だけはしといてくれよ」

「ええ。わかったわ。此方は任せて」

「…大丈夫か?」

 

やはり心配はする。唯一無二の母なのだから。このまま遺跡に行かないで、一緒に行動していたほうがいいのではないかと思ってしまうぐらいに。しかし母は決まってこう言う。

 

「もちろん。『母は強し』よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

 

遺跡付近

 

「〜〜〜!!!??」

「はーい、ちょっとお静かに」

 

眼の前の監視兵のマスクから曇った声が漏れ出す。夜更けということもあり、少し集中力を欠いている兵士が少しばかり居た。その兵士達を狙い、背後から首元にナイフを突き刺し始末する。

 

「遺跡までは…ざっと20と機甲兵が5位か」

 

遠目でも明かりが残っているのがわかる。兵士はともかく機械は破壊すると目立ってしまう。そうなると増援が来てしまい時間が掛かる。

 

「一か八かやってみますか」

 

眼の前の兵士から無線機と個人情報の乗ったカードを取り出し、鼻を摘み声色を少し変える。

 

『此方!っっごほ!がはっ!ファルコ3!敵襲!っっ!敵は森から侵入!正体は…っふめ゛い!至急応援を!っぅ゛』

『おい!どうした!ファルコ3!?』

 

応答が入った瞬間無線を切る。この兵士以外にも始末した者はそれなりにいるため、遺跡前の兵士が動いてくれると良いんだが…

 

「っとキタキタ」

 

賭けに勝ったようで、隠れていた所を横切るように件の兵士達が動いてくれた。しかし機甲兵はそのままだ。

 

「んー微妙」

 

だが、10人ほどいなくなった為動きやすくなったのは事実。

 

「それじゃあ『頑張ります』か!」

 

「っ!!敵襲!敵ぐわっ!?」

「はーい。ちょっと黙って!」

 

一番近くにいた兵士に叫ばれはしたが瞬時に長刀を逆手に持ち、投げつけ頭を貫く。そして第二第三と兵士が続くが、長刀を引き抜き胴体を斬り裂いていく。

 

「これで3!っうお!?」

 

足元に銃弾が着弾し火花が散り、直ぐ様横に飛び遮蔽物の後ろに隠れる。俺が隠れたところが、判ったのかその遮蔽物に大量の銃弾が叩き込まれる。

 

「どうすっかな…」

 

斬り裂いた兵士達から使えるものを物色する。そこには手榴弾が計3つ、銃が2丁、マガジンが4つ出てきた。

 

「…よし」

 

手榴弾のピンを外し、背を向けたままの体勢で出来る限り強く相手に投げつける。

 

『っ!?手榴弾!!』

『よけろっ!!』

 

その言葉を聞いた瞬間、残り2つの手榴弾を投げつける。

 

「っっ……そこっ!」

 

宙に浮いている内に手榴弾に弾を打ち込む。それにより手榴弾が破裂し宙で爆発が起こる。

近場に機甲兵もあったからか一層爆発がデカくなった。

しかし、あくまで巻き込めたのは兵士数人に機甲兵2機だけだった。

後続に居た兵士と機甲兵が前線に上がってくる。

長期戦になると誘い出したお客さんが戻ってくる可能性がデカくなるため素早く眼前の敵を屠らなければならない。

 

「…あーめんどくさっ!」

 

左手の銃を乱射し、右手で物干し竿を肩に担ぎながら距離を詰める。途中弾が無くなった為相手に投げつけ怯ませる。その隙に機甲兵に真下から斬り上げ半分にする。

左側に展開していた機甲兵から銃弾が放たれるが一泊遅い。半分にした後、その勢いで中央から斬りつけ上下に分断する。

 

「残り1機と5人…かな?!っ!」

 

 

『撃てっ!撃てっ!』

『相手はたった一人だ!』

『これ以上やらせるな!』

『応援はすぐに来る!持ちこたえろ!』

 

「どけや!ごらぁ!」

 

自分に当たるであろう銃弾を長刀で弾き返して突き進む。この時、取り回しが酷く何発か身体に掠る。

 

『っ!?近寄らせるな!撃ち続けろ!』

「遅い!」

 

地面を力強く踏み抜き相手の頭上に躍り出る。兵士の一人を左肩から右脇腹に掛け斬り裂く。

そこから返す刀で2人目を再起不能に。

3人目から距離があった為、物干し竿を横に回転させながら投げつける。範囲内の3人はこれで終わり。

 

「これで!ラスト!」

 

最後の機甲兵は突き刺さっていた長刀を回収し十字に斬り裂く。

 

最後の奴、俺を見失ったのか全く動かなかったな。

 

「さっさと行きますか!」

 

遺跡に向かって走り出す。後方からエライサイレンの音が聞こえるが気にしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういやポーション買うの忘れてた

 

 

 




機甲兵って言えば皆伝わるかな


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