アミッド・テアサナーレに救われた少年の物語 (zaruk)
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プロローグ

これが初投稿になります
誤字脱字などが有れば教えていただけるとありがたいです


プロローグ 

 アミッド・テアサナーレとの出会い

 

 俺は当時孤児だった。

それは10歳の時に出会った、その日は雪が降るクリスマス、皆浮かれ、騒ぎ、楽しむ日、俺は飲んだくれた男の冒険者のポーチを盗んだ。

 

 追って来る冒険者、俺は逃げた、逃げた、そして捕まった。その後は死ぬかと思った。

 

 「ふざけんじゃねぇぞクソガキが」と怒鳴った瞬間

蹴られる、殴られる、胸ぐらを掴まれて地面に叩き付けられて意識が飛び掛けた、だが俺は死ぬかもしれないのに冒険者を睨んでいた。

 

 「何睨んでんだよクソガキが」と胸ぐらをを再び掴み怒鳴り殴られる寸前に

「辞めなさい何をやっているんですか」と女性の声が聞こえた、

 男は「このクソガキが俺のポーチを盗みやがって、だからこうやって説教してんだよ」

 女性が呆れながら「だからと言ってそれはやり過ぎです、それ以上やったらその子が死んでしまいます。」と言い放つ。

「うるせぇテメェは関係ねぇだろが邪魔すんな」と言いながら男は俺を手放して女に殴りかかった。女性は片手で殴ってきた右手首を掴みそのまま背中に回して関節を決めていた。男は叫びながら暴れて、ぐぅと声を出して止まった

「貴方はやり過ぎました、別に荷物を取り返せば憲兵に突き出せばいいものを、怒りに身を任せて暴力を振るい過ぎました。このまま憲兵に突き出しましょうか?」

 女性はしばらくそのままの体制でいると手を離し一言「もういいでしょう、貴方の目的は済んだはずです。」男は「クソが」と言ったら移動していった。

 

俺は安心感で気絶してしまった

 

 

 

 次に起きた時は知らない天井だった周りをキョロキョロ見ていると扉が開いた、昨日助けてくれた女性が入って来たと同時に目があった。 その女性は銀色の髪に紫紺の瞳をしており、すごく大人びた人であった

 「目が覚めたのですね。まずは自己紹介からしましょうか。私の名前は

アミッド・テアサナーレと言います、キミの名前を教えて貰っても?」彼女は

優しい口調で聞いてきた。

 

 「俺は、アルガ・ゼニファ」

 「では、アルガさん昨日何をなされてあの状況になったのか説明して貰ってもいいですか?」俺は昨日の事、今までの事もを全て答えた

 

 両親は亡くなっており日々のお金も年齢的に稼げない、出来ることはなんだってした。残飯漁りや騙しや盗み何度も何度もやった。

 

 テアサナーレさんは何も喋らず全部聞いた後に言葉を発した。 

「アルガさん、貴方にはここに住んで貰います。拒否権はありませんから」

彼女は無表情のまま言い放った。

 

 理解するのに数秒かかった。俺は今日からここで住むらしい。

 

 

こうして俺はアミッド・テアサナーレと出会った

 

 

 

 

 

 

 

 




続きを制作しています。遅筆ですのですがお待ち下さい

よろしければコメント、お気に入りをお願いします。


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ディアンケヒト・ファミリア

すみません主人公のスペックを書き忘れてました。

【アルガ・ゼニファ】♂

年齢  10歳
身長  145C

見た目 水色髪、碧眼

好きな食べ物 肉系

嫌いな食べ物 ピーマン

趣味 お金稼ぎ

備考
初対面の人には警戒するが仲良くなると少しだけ甘えて来る



こんな感じでお願いします。


|   ディアンケヒト・ファミリア

 

 あの後、俺はアミッドに連れられてディアンケヒトと言う神に会った。

「すみませんディアンケヒト様、この子が昨日の夜に言っていた子で【アルガ・ゼニファ】と言う名前です。私としてはこのままこのファミリアで住んで貰おうと思っています。なのでアルガさんをここで住まわして欲しいのです。」

 

 「なぜ儂が金にもならんことをしなきゃならんのだ。」

 

 「ならアルガさんにも働いてもらいます。これなら構いませんよね。」

俺はここで口を開く

 「え、ちょ、俺は働くとか聞いてない…」

 

 「アルガさん、静かに」 「アッ…ハイ」

俺は直感で感じた、逆らったらヤバいと

 

 「でこれなら構いませんよね、ディアンケヒト様。」

 

 「そうゆう事なら許可しよう、神の恩恵《ファルナ》はどうする?」

 

 「無くていいと思います。」

 

 「神の恩恵《ファルナ》ってなんだ?」

 

 「簡単に説明すると神の家族になって、力が増えたり速く走れたり、持ってない人は冒険者になれないんです。」

 

 「俺も欲しい‼︎俺も冒険者になって大金持ちになる‼︎」

 

 「ガハハハいい心意気じゃわい、気に入ったおい主神命令だこいつを儂の眷属にするぞ金を稼ぐのだ。」

 

 「はぁ…分かりました、でも教育係は私が務めます、いいですね。」

 

 「任せた、ではアルガよ服を脱ぎ背中を見せよ。」 

 

 

 

 

 「よしこれで貴様も儂の子供じゃ頑張って働くが良い、アミッドよよろしく頼むぞ。」

 

 「分かりました。それでは失礼します。」

 

 「これからよろしく頼む。」 ペシッ「口の利き方がなってません」

いて、頭を叩かれた

 

 「さて、これから朝ごはんの時間ですね、食堂の場所をお教えしますので着いて来て下さい。そこで貴方の紹介があると思います。先輩方に失礼のないようにして下さいね。」  

 

 「わかった」 ペシッ「わかりました」

俺は少しイラッとしながら食堂に着いた。

 

 入った途端知らない奴らがこっちを一斉に見た瞬間次々に「おはようございます。団長」と言っている。大きな声で少しびっくしりた、だけど団長?もしかしてアミッドが1番偉いのか?気になって俺は小さい声で聞いてみた。

 「もしかしてお前ってここの中で1番偉いのか?」

 

 「ええ、神を除けば私がここの団長を務めてます、あと私の事はアミッドで構いません。それと口調は気をつけて下さい此処ではアルガは私の後輩にあたるのですから、これからは言葉遣いの勉強も必要ですね。」

 

 「わか…りました」

この会話が終わってすぐに神ディアンケヒトが入って来た。

 

 「うむ、わかってるとは思うが今日から新しい家族が増える、アルガよ前に出て自己紹介を。」

 

 「今日からお世話になるアルガ・ゼニファだ宜しく頼む。」 

 〈パチパチパチパチ〉

なんだかあの子可愛くない?

少し擦れてて近づくんじゃねぇって感じがするんだけど

そこがいいんじゃない少しづつ従順にしていくの

ヤバいわよそれは

 

などと言っている声が聞こえたのは気のせいだと思いたい、なんか鳥肌が

 

 「入ったばかりで右も左も分からない奴だからみんな宜しく頼むぞ、教育係はアミッドに任せたので仲良くしてやってくれ、儂からは以上じゃ、朝飯前にすまんかったな皆朝飯を食べて今日も一日頑張って稼ぐのじゃ。」

他の人達はテーブルに着き始めた。俺もアミッドに連れられてテーブルに座ったらそこに置いてあったのは、芳ばしいパン、黄金色の野菜スープ、焼いてあるベーコンに目玉焼き、気付いたら腹が鳴っており食べ始めていた。

 

 ベーコンを食べたら肉の旨味が口に広がり、塩胡椒で味付けされてその口のままパンにかぶりつく、パンは少し甘みがありそれをスープで流し込む、それを繰り返しながら俺は泣いていた。

 

それもそのはずだアルガはここ一週間まともな飯が食えていなかったのである、腹が減れば残飯を漁り、それでもなければ飯なしは当たり前、空腹が限界ならば雑草も食べ、虫も食べ、飲み水なんかは雨を溜めて飲んでいた、それに比べたらこの食事はご馳走であった

 

 これを見たアミッドは少し驚きすぐに事情を察し言葉を放つ

「いくらでも食べて大丈夫ですよ、誰も取りません。」

アミッドは水を取って来て背中をさすっていた。

 

 

 

 

アルガは朝食を食べ終えたら少し恥ずかしくなっていた、モジモジしているとアミッドが話して来た。

 

「お腹いっぱいになった事ですしお仕事をしましょう。

 

 

 

 




私生活の関係上投稿頻度は週に2回のペースでやって行けたらいいなぁ(願望

次回、お仕事編

楽しみに待っていて下さい


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お仕事

遅くなりました。

最近仕事が増えて書く時間が無く遅れてしまいました。


 「俺は何をしたらいいんだ?」

 

 「では掃除をお願いします。やり方をお教えしますね、まずバケツに水を汲んで来てショーケースを布で拭いてください。」

 

 「分かった」

 

 「あっ、ガラスなので加減には気をつけて下さいね、今の貴方は少し強くなっているので」

 

 「気をつける」

 〜十数分後〜

 

 「終わったぞ」

 

 「では次はモップで床を拭いてください。」 

 

 「ん」ペシッ 「返事はちゃんとすること」

 

 「分かったよ」

 

 そうこうしてる間に時間は過ぎ開店時間になる

 

 「そろそろ開店時間になるので店を開けて来ますのでレジ前で立っていて下さい。」

 

 「届かねぇ」

 

 「それはすいませんでした。今すぐ土台を持って来ますね。」

 

 「これで大丈夫ですね。」

 

 「よし、やるぞー‼︎」

 

 「では、ポーションの価格についてお教えしますね。低級ポーション500ヴァリス、解毒ポーション300ヴァリス、マジックポーション800ヴァリス、とりあえずはこの商品の値段を覚えて下さい、これを任せるのでお願いします」

 

 「任せろ」 カランコロンカランコロン

 

 「いらっしゃいませ」

 

 「ポーション3つくれ」

 

 「お手本を見せますね、1500ヴァリスになります、丁度お預かりしました、こちら商品になります、ありがとうございました。」

 

 「こんな感じでお願いしますね。」  

 

 カランコロンカランコロン

 

 「い…いらっしゃい、ませ」

 

 「ポーション2つと解毒ポーション一つくれ。」

 

 「えっと、500が2つと300が一つで……1300ヴァリスに、なります。ちょうどのおあずかりになります。商品はこちらです、ありがとうございます。」

 

 〈ドヤ〉

 

 「よく出来ました、この調子で頑張って下さいね、」

と言いながら頭を撫でる。

 

 「ん」

 

 カランコロンカランコロン

 

 人が入るなり撫でるのを辞め、いつもの無表情の顔になってしまって少し残念だと思った。 

 

 「やぁアミッド、いま大丈夫かい?」

 

 そうゆう男は金髪金眼で、身長は俺よりも低い、なのに強い、俺とは比べ物にならないくらいに、そう思うと同時に体は飛び退いていた

 

 「すまない、驚かしてしまったかな?」

 

 「アルガさん、いきなりどうしたのですか?すみませんフィンさんこの子は新人でして決して悪気があった訳では無いんです。ほらアルガさん自己紹介して下さい。」

 

 「…俺はアルガ・ゼニファ…よろしく」

 

 「僕の名はフィン・ディムナだ、ロキファミリアの団長をやっている。これからもここでポーションを買いに来る事が度々あると思うからこれからもよろしく頼むよ。」

 

 右手を出されて俺は一瞬躊躇った、だが敵意が無いのが分かり俺も右手を出した

 

 「団長に対してその行動、その態度、はっ倒してやろうかしら。」

 

 「こらティオネ、彼はまだ幼い、僕たちがいきなり声を掛けてびっくりしただけかも知れないだろう。」  

 

 「団長、もちろんそんなつもりはありませんよ。」

 

 「はぁ、すまないね、いつものを買おうとして来たんだが大丈夫だろうか?」

 

 「はい、大丈夫です、すぐに準備しますね。」

 

 「ところで、アルガ君だったね。君はいつから働いているんだい?」

 

 「今日から…です。」

 何か値踏みされている様な気がする。

 

 「そっか、頑張りたまえよ。」

 

 「あ…あぁ。」

 

 「こちら、準備出来た物になります。代金はファミリア請求でよろしいでしょうか?」

 

 「あぁ、それで頼むよ。」

 

 「ではこれで失礼するよ。」

 

 「またね、アミッド。」

 

 「またのご来店をお待ちしております。」

 

 「なぁ、アミッド、あの2人なんかわからねぇけど強いな。」

 

 「当然ですよ。あのお2人は第1級冒険者ですからね、金髪のお方がフィン・ディムナさんこちらはオラリオで有名なロキファミリアの団長でLv.6、二つ名は〈勇者〉(ブレイバー)もう1人の褐色肌のお方がティオネ・ヒリュテさんこちらもロキファミリアの幹部でLv.5で2つ名は〈怒蛇〉(ヨルムガンド)お2人ともとても強いのですよ。」

 

 「そうか、ありがとう。」

 

 「どうかしましたか?」

 

 「いや、なんでもない。」

 

 こうして今日の仕事は何のトラブルも無く終了した。

 

 

 少し時を巻き戻してフィン達の方

 

 「さっきあの子のことをずっと見てましたけど、どうかしましたか?」

 

 「いや、個人的にあの子のことが少し気になって。」

 

 「なんならしめて来ましょうか?」

 

 「違うよ、そうゆう事じゃない、少しだけ、ほんの少しだけ親指が疼いたんだ、もしかしたらあの子、アルガ・ゼニファは何か僕たちに関係して来るんじゃ無いかと思っただけさ。」

 

 「気のせいじゃないんですか?」

 

 「だといいんだけどな。」

 

 

 

 

 




ポーションの値段は勝手に付けさせて頂きました。もし適切な価格を知っている方がいても気にしないでいただけると幸いです。


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ギルド

投稿が遅くてごめんなさい(土下座

仕事で元請けが火事になりそこの仕事量が増えたために残業続きで書く気が起こりませんでした。今はマシになったので亀頻度で投稿します


 〜時刻は夕方〜

 

 「それでは少しギルドに行きますので付いて来て下さい。」

 

 「ギルドってなんだ?」

 

 「ギルドはこのオラリオにおける最も権力を持った組織ですね、冒険者になったらここに登録しないといけないんです。もし登録せずにダンジョンに潜ったりしたら魔石やドロップアイテムを手に入れても全部取られちゃうので登録をしないといけないんです。」

 

 「…なるほど」

 

 「分かってませんね、簡単に言うと登録したらダンジョンに潜り放題と言う事です。分かりましたか?」 

 

 「わかった」

 

 〜大通り〜

 

 2人はギルドへ向かう大通りに歩いていると芳しい匂いが漂って来る。そして1人の少年から "くぅ" と可愛らしい音が聞こえた。少女は、聞こえていたが聞こえないフリをした。

 

 「少しお腹が空きましたね、アルガさん寄り道してもいいですか?」

 

 「俺は別にいいぞ。」

 

 「では、あそこの屋台でジャガ丸くんでも食べましょうか。」

 

 「ああ。」

 

 少年と、少女は屋台に並んだ。列はこの時間にしては割と少なく2〜3組しか並んでおらず割と早くに2人の番になった。」

 

 「へい、いらっしゃいお客さん注文は何にしますか?」

黒髪ツインテールの定員が聞いて来た。

 

 「ジャガ丸くんのプレーンをお願いします。アルガさんは何にしますか?」

 「俺もそれで」

 

 「そしたらジャガ丸くんのプレーン2つお願いします」

 

 「ジャガ丸くん2つですね、2つで100ヴァリスになります。おばちゃんプレーン2つ。」

 

 「あいよっ。」

 

 「こちら出来立てですので火傷にお気おつけて下さい。」

 

 「ありがとうございます。」

   ペコ

 

 「はい、アルガさん熱いので気おつけて下さいね。」

 

 「ありがとう。」

そう言うと少年はジャガ丸くんに大きな口で齧《かぶ》 り付いた。齧り付いたそれは白い湯気が出ており一目で見ても熱い事が分かる。ましてやそれを大きな口で齧り付いたのだ普通の状態よりも熱が取れないのは当然である。

 

 「はふ、はふ、あふい、はふ、はふ」

 

 「だから言ったじゃないですか、少し待っていて下さいお水を貰って来ます。」

少女は小走りで民家に走っていった。

 

 

 

 「はい、お水です。飲んで下さい。」

少女はコップに入った水を少年に渡すと少年は一気に飲み干した。

 

 「ありがとう、助かった。」

 

 「もう、誰も取りませんよ。」

少女は少しだけ笑みをこぼしていた

 

 「すまん、次から気おつける。」

 

 「ええ、そうして下さい。」

 

 

そうして2人は買い食いをしながらギルドへ向かうのだった。

 

 

 

 〜ギルド〜

 

 「まずは受付に行くので着いて来て下さい。」

 

 「ん」

 

 「すいません、冒険者登録をしたいのですけども大丈夫でしょうか?」

 

 「はい大丈夫ですよ」

そこに居たのはブロンドヘアの髪に緑眼の容姿の整った女性だった。

 

 「登録したいのはこの子なんです。名前は、アルガ・ゼニファ、所属は私と同じディアンケヒト・ファミリア、年齢は10歳になります。」

 

 「分かりました。そしたらこれで登録しておきます。アドバイザーの指定はありますか?無ければ私が担当になりますが?」

 

 「特にない。」

 

 「それでは私、エイナ・チュールがアルガさんのアドバイザーを務めてさせていただきます。」

 

 「ダンジョンの事はまた後日でお願いします、今日は取り敢えず登録だけにしようと思っていたので。」

 

 「それでしたら、次ギルドに来た時にお願いします。」

 

 「ありがとうございました。」

そうして少女と少年は帰路に着いた。

 

 

 

 



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ダンジョン

 〜ホーム〜

 

 「アルガさんには七日後ダンジョンに潜って貰います。一応私も同伴して目標は5階層までにしようと思いますが何か質問はありますか?」

 

 「なんで七日後なんだ?」

 

 「少し痩せすぎていますから肉体的にもう少し体重を増やしましょう。」

 

 「……わかった。」

 少し不満そうな顔になっていた

 

 「それでは魔石を入れるポーチと、解体用のナイフ、ポーションホルスター、武器は何か使いたい物はありますか?」

 

 「特に使った物はない。」

 

 「んー、どうしましょうか?」

 

 「一応、素手の戦闘は出来るぞ、前にアマゾネスの人に教わった。」

 

 「それは……そうですか。」

アミッドはそれ以上詮索するのを辞めた。実際は聞きたかったが出会った時を考えると色々あったのだろうと思った。

 

 「では、明日からはダンジョンの事を勉強しつつ戦闘訓練もしましょう。」

 時刻は夕方の6時半を過ぎていた

 

 「ではそろそろ夕食の時間ですので食堂に行きましょうか。」

 少年は頷き2人で食堂に向かった。 

 

 食堂に着いてから少年は前回の倍以上の料理を持って来ていた。少年は「いただきます。」と言ってからもうそれはバクバクと言う擬音が合っているかの如く食べ物を詰め込んでいるように見え、少し驚いてしまったがすぐに尋ねることにした。

 

 「アルガさん、何故そんなに急いで食べるのでしょうか?」

 少年は食べているものを水で流して答えてくれた。

 

 「体重が増えたらダンジョンに行けるんだろ、ならたくさん食べないといけないから腹がいっぱいになるまでにたくさん食ってんだ。」

 少年は少し苦しそうになりながらも詰め込んでいる。

 

 「無理に食べても気持ち悪くなるだけですよ、ただでさえあなたの胃は傷ついているのですから無理に食べるのは良くありません。少しずつ胃を治して食べれる量を増やしてよく寝る事です、分かりましたか?」

 

 「だけど出されたものは残さず食う、もったいないことはしない。」

 アミッドは少し黙ったと思ったら「分かりました。」と言ってその食事は終了した。

 

 「今日はもう寝るだけですので一緒に寝ましょうか。」

 

 「オレは1人でも寝れるぞ?」

 

 「いえ、今はまだアルガさんの寝る場所が有りませんので今日明日は私の部屋で寝てもらいます。少し手狭になるかも知れませんが大丈夫でしょう。」

 

 「え?いやオレは床でいいよ、大丈夫だから。」

 

 「子供は遠慮しなくていいのです、いいからもう寝ますよ。」

 そうしてアミッドは、オレの手を引っ張って部屋に入った。中は思ったより殺風景だ、窓の側に少し大きめのシングルベッド、机に椅子、クローゼット、本棚には難しそうな本がありとても女性が生活しているとは思えない部屋だった。

 

 「さぁ寝ましょうかアルガさん。なんとか寝れるでしょう。」   

 スペース的に落ちることはないが軽くくっついて寝る体勢だ、そしてベッドからは女性特有のいい匂いがしていた。

 

 数十分後アミッドは寝付きが良いのか寝息を立てていた。オレはアミッドを起こさないように寝床を出てショートソードを腰に掛けてスモールバックラーを背中に担ぎベッド横の靴を履き窓を使って外に出た。目的はやっぱりダンジョンだ一週間も待ってられねぇとゆう気持ちが勝ってしまった。

 

 運良くギルドの人も気づかずにダンジョンに入り込めた

 

 「ここがダンジョンか、地上とは全然違うな。」 

 などと呑気な言葉を発していたのに直ぐに口を閉じた。

 

 正面に出て来たのはゴブリンだった、緑の肌に腰に布を付けている身長はオレよりも小さい、

        緊張で喉が渇く

        

        手が汗ばんでくる

 

 こちらに気付いたゴブリンが飛びかかって来て咄嗟にショートソードを突き立てた。ピシッと音が聞こえた時には目の前のゴブリンは居なくなって居たであろう場所には小指の爪くらいの小さな紫紺の魔石が落ちていた。

 

 「食えんのかな?これ。」

 オレは目の前にある魔石を拾い口に入れた。

美味しくない、無味無臭で直ぐに口から出しポケットにしまって先に進む。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




仕事を辞めてバタバタしてたら書く暇がありませんでした

これからまたゆっくり書こうと思うので拙い文でもよければ楽しんで頂けると嬉しいです


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危機

 あれから1時間も潜っていた

 下り階段を降りて直ぐの所にコボルトと呼ばれる奴と遭遇した。

 

 「これ倒したら帰るか。」

 などと油断しているとコボルトは最初から気付いていたのかいきなり攻撃してくるのを転がって回避し急いで武器と盾を構えた

 

 「クソが!」

 自然と口からこぼれ出てきた

 ゴブリンが弱すぎて忘れていた、これは殺し合いだ、アイツはオレを殺したい、オレもおまえを殺す。それだけだただそれだけなんだ、そうこれが冒険者

 

 手が震える

 

 死にたくない

 

 もう油断はしない 

 

 だからお前を倒す‼︎

 

 「うおあぁぁぁ‼︎」

 恐怖をかき消す為に叫んだ、震えは消えた前に走るコボルトに目掛けて、奴も近づいている、

 

 剣を振ったが躱される、爪で弾かれ体毛を削ぎ落としただけ、

相手の攻撃は思ったよりも強く盾を使っても反動で身体がずれる、爪を使ってこちらの命を取りに来る、攻撃を防ぎきれなくて頬に爪が掠った

「だけど大人に殴られる方がよっぽど痛ぇ」

 勢いよく前に出る、相手も爪を振るうのを爪を盾で弾いた隙に剣を突き立てた。

 

 パキリと音を鳴らしてコボルトは消滅した。地面にはドロップアイテム『コボルトの爪』が落ちてありそれを拾うと元に来た道を少しふらつきながら帰った。

 

 ホームに帰ると何故か寝巻き姿のアミッドが外に出て立っていた。オレは嫌な予感がして来た道を戻ろうとした途端パキッと足下の小枝を踏んでしまった。

 夜中に音を立てたこともありアミッドはこちらに気付いた様で全力で走って来た。オレは怖くなって逃げた、20Mはあった距離もわずか数秒で首根っこを掴まれてしまった。そしてアミッドの部屋の床に正座されられている。

 

 「ではアルガさん何故この時間に外に出ているんです?」

 その声は怒気を含んでいた

 

 「え、いや、あの、夜中の散歩に…」

 動揺して咄嗟に言い訳をしてしまった。

 

 「では何故帯刀しているんでしょうか?」

 

 「夜中の外は危険だから…さ」

 誤魔化しきれる自信がない

 

 「へぇーじゃあ何で顔に傷が付いているんですかね?」

 

 「えっと…それは…その…ごめんなさい。ダンジョンに潜りました。」

 もう誤魔化せないと思い自白した。

 

 「私がどれだけ心配したと思ってるんですか!気付いたら隣に居なくてホームにも居なくてディアンケヒト様を無理矢理起こしてまで生きているか確認して、貴方はもう私たちの家族なんです、心配する人もいると言う事を忘れないで下さい。」

 抱きつかれた、凄く暖かかった全てを包み込んでくれるかの様な優しさに何故か涙が溢れる

 

 「ほんとうに、ごべんなざい…」

 涙が止まらなかった、ここまで心配されるとは思ってなかった、今まで心配なんてされた事が無かった、オレはここに居て良いんだ。

 

 

 

 気付いたら昼になっていた、ずっと眠っていたらしい、頬の傷も手当てしてくれていた。

 

 そしてオレは二週間のダンジョン禁止令を出されたのだった。

 

 

 

 

 アルガ・ゼニファ

 『Lv1』

 

 力: I0→I21

 耐久I0→I24

 器用I0→I8

 敏捷I0→14

 魔力I0

  

 《魔法》

 

 《スキル》

 

 所持金

 300ヴァリス(アミッドから貰ったお小遣い)



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謹慎中

 謹慎を受けてからまずは店の手伝いを言い渡された。何故かポーションを買うのに時間がかかる人が多いのだ、アミッドは誰に対しても同じ対応をしている。そしてオレは外の掃き掃除から始まり、ポーションの補充や忙しい朝の対応をして手伝っていた。

 

 昼近くなると客はほとんど来なくなるらしいのでその間に昼飯を食べるとの事だ。

    

   くぅ〜

 

 オレのお腹が鳴ってしまった、アミッドはそれに気づいたようで声をかけてきた。

 

 「もうお昼ですしお昼ごはん食べましょうか。」

 それに同意をしてオレは一緒に食堂へと向かった。

 

 今日のお昼は緑色のパスタとソーセージとスープだった。パスタは食べた途端に爽やかな香りが広がり、スープは程よい塩味で上に乗っているチーズを溶かしたバケットが浸してありスープの旨みとチーズの相性がとてもいい、ソーセージはその二つにはない満足感を与えてくれる。

 

 食べ終わるとアミッドが口を開く。

 

 「今日はこの後ギルドに行ってもらいます。」

 

 「なんだ?ダンジョンに潜ってもいいのか?」

 

 「違います、アルガさんにはダンジョンの基礎知識を学んでいただきます。」

 

 「アミッドが教えてくれないの?」

 

 「私はこの後から予定があるので、そのためギルド職員のエイナ・チュールさんにご指導をお願いしましたのでギルドに行くように。」

 

 「わかった。」

 そうしてギルドに向かった。

 

 

 ギルドに向かう途中にいい匂いが漂って来たので少し寄り道をして前に来たジャガ丸くんの屋台でジャガ丸くんを買うことにした。

 

 「すみません、ジャガ丸くんの塩味1つください。」

 

 「あいよっ!おばちゃーんジャガ丸くん塩味1つ。」

 前にも見たツインテールでおっぱいがでかい人だった。朝から元気いっぱいでオレも負けてられないなんて勝手に思ってしまう。

 

 「お待ち!ジャガ丸くん塩味だよ。」

 

 「ありがとう。」

 お礼を言いお金を払って少し離れてジャガ丸くんを齧る、

揚げたてでほっくりとした食感に素材の旨みを引き出す塩味がうまい。 

 

 なんて食べながら歩いていたらギルドに着いた

 

 「すみません、エイナ・チュールさんにダンジョンの事を教えてもらいに来たんだけどいますか?」

 何故か職員はギョッとした表情になりすぐさま呼びに行ってくれた。

 

 彼女は少し分厚い本を持ってこちらに来た。

 「アルガさんおはよう御座います。」

 何故か分からないが警鐘が頭の中で鳴っている。

 

 「今日はアミッドさんから聞いた通りダンジョンの事を説明するのでこちらの小部屋に着いて来て下さいね。」

 オレは黙って着いて行くが小部屋に近づいて行くたびに冷や汗が増えて行くこの緊張感はコボルトよりも上だった。

 

 部屋に入ると彼女はオレを奥の方へ座るようにと指示し扉の鍵を閉めてた。

 

 「ではアルガさん昨日自分が何をしたか分かりますか?」

 

 「えっと、あの、ダンジョンに潜った…。」

 

 「そうですね!知識もないのにダンジョンに行ったりして死にに行きたいんですか!」

 

 「ごめんなさい…」

 

 「はぁ、反省しているならもうこれ以上は言いません、とりあえずアルガさんにはダンジョンの知識を学んでもらいます。」

 

 「はい…」

 

 「とりあえずアルガさんには2週間でダンジョンの地形、階層ごとに出現するモンスター、モンスターの特性や弱点、ダンジョン内での休憩の仕方など色々覚えてもらいますので、分かりましたか。」

 

 「えっ?そんなに…」

 

 「分かりましたか⁈」

 

 「はい!分かりました!」

 本能で分かる逆らってはいけないと

こうしてオレの地獄の2週間が始まった。

 

 

 



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謹慎解除

1週間まではずっと知識の詰め込みだった。オレは頭は良くないから間違えるたびに怒られ、呆れられ、隙を見て逃げようとしたら首根っこ掴まれて更に怒られる始末。

 そんなこんな覚えていけば「頑張ったね。」って褒めてくれるから嬉しい。

そうして残り1週間はエイナさんが問題を出して答える感じになり、間違えばさらに問題が増えていき何度も間違え生気が抜けていたらしい、家に帰ったらアミッドに心配された、どうやらぶつぶつと呪文の様に唱えていたらしく心配されたのだ。

 

 そんなこんな地獄の2週間が経った

 

 「それじゃあ最終試験だよ、六階層で初心者が気をつけるモンスターは?」

 少しきつい表情で喋っていた。

 「…ウォーシャドウ。」

 記憶を振り絞って答えた

 

 「うん。そうだね、じゃあ次パープル・モスで気をつける事は?」

 

 「毒の鱗粉を浴びずに戦う事、浴びた場合はすぐに解毒ポーションを飲むこと。」  

 

 「正解。じゃあこれで最後逃げようとしようか、間違えたらさらに問題が増えるからね頑張って正解してね、ダンジョン内で休憩する時にする事は?」

 

 「壁に傷をつけること、なるべく挟まれない様な場所を選ぶこと、索敵をしっかりとすること。」

 

 「よろしい、しっかりと覚えてるね。じゃあ今日で授業は終わりだね。」

 エイナさんはニッコリと笑っている、オレはその顔を見て緊張がとけた。

 

 「いい?しつこく言うようだけど、冒険者は冒険をしたらダメだからね、命あっての物種なんだから、わかった?」

 

 「わかってるよ、無茶はしないから。」

 

 「本当よ、私は受付をしてて帰らない人を沢山見てきたから…だからアルガ君にはちゃんと帰って来て欲しいな。」

 

 「…うん、オレは絶対に帰って来るから、魔石いっぱい持って帰ってびっくりさせてやるから。」

 

 「ふふっ…うん待ってるねちゃんと私にお帰って言わせてね。

 そう言うとエイナさんはさらに笑ってくれた。

 

 「じゃあまた明日ね。」

 

 「じゃあまた明日。」

 そう言ってオレはギルドを後にし帰路に着く。

 

 

 帰り道に小腹が空いていたから寄り道をしてシャガ丸君を買うことにした。

 

 「いらっしゃい!おっ君か、久しぶりだね〜最近顔を見せなかったね。」

 覚えられていたことにびっくりしつつ答える

 

 「ダンジョンに潜るために勉強しててよる余裕が無かったんだ。でも明日から入れるんだ。」

 

 「そっか、それは良いことだ!頑張るんだよ。おっとごめんね買いに来たのに注文を聞かなくて、何にする?」

 

 「それじゃあジャガ丸君コンソメ味を一つ。」

 

 「あいよ!おばちゃーん、ジャガ丸君コンソメ味一つ。」

 すでに作ってあったのかすぐに出て来た。

 

 「お待ちどう、ジャガ丸君コンソメ味一つ50ヴァリスだよ。」

 ポケットから50ヴァリスを渡しお礼を言い帰路に着いた

 

 やはりジャガ丸君は美味しい、ホクホクとした食感にコンソメの香りと甘じょっぱい味がおいしい。

 

 帰ったらアミッドは仕事を終わっていたのか片付けをしていた。それを手伝いながら今日の出来事を伝えてた。

 

 「エイナさんに許可をもらったから明日からダンジョンに入るんだ。」

 

 「そうですか、おめでとう御座います。これからアルガさんはいろんな事をするでしょう、ですが無茶はしないで下さいね。」

 

 「うん、わかってるよちゃんと帰って来るから。」

 

 「はい、ちゃんと帰って私にお帰って言わせて下さいね。」

 優しくアミッドは微笑んだ。




だー筆が乗らなかった、なんでオラはこんなに筆の進みが遅いのだいきあたりばったりで書いているからなのか。

 そんなこんなで見てくれる人ありがとうございます。こんな遅い更新で誠に申し訳ないです。

 もしよろしければ評価や登録してくれると嬉しいです。次はいつ出せるか分からないですがよろしくお願いします


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油断

お気に入り100を超えてちょっとビックリしてます。
評価も貰って嬉しい限りです。

亀更新ですが待っていた人ありがとうございます。


 

 オレはアミッドと約束してからダンジョンに潜って2時間くらい経った、それまでにゴブリン数体にコボルトも数体、全然狩れなくてどんどん先に進んでた。

 

 気がつくと5階層の階段まで歩いてた、この階層まで全然苦戦しなかったから考えもなしに降りていたんだ、そして少し歩いてそいつは現れた。

 

 《ウォーシャドウ》そいつはオレを見つけるなりすぐに迫って来た、考える暇もなくウォーシャドウは右の爪で襲いかかって来たのを咄嗟に盾で好き防いだが捌ききれずに盾の上部分1/3が切断されて思わず舌打ちが出た。

 

 すぐに離れて盾を確認した、幸い持ち手は壊れておらずまだ使える、そしてウォーシャドウを正面に構えて走った、勢いをつけてショートソードで斬り掛かったが左の爪で弾かれて右の爪を再び振るってくる、今度はたてを滑らせるように盾を使い攻撃を防いだ、少し戦っただけでも分かるコイツは今までのモンスターとは訳が違う、攻撃力も防御力も桁違いに強いが負ける訳にはいかない、オレはアミッドと約束したからな。

 

 そこからも攻撃は続いていた、左爪を盾で弾きショートソードで一撃を入れるお返しにと言わんばかりに反対の爪を躱しきせずに頬を切っていく、お返しに蹴りを加える、よろけた所にさらに畳み掛けるように剣を振り抜いた。

 

 いいダメージが入ったと思い詰めたのがいけなかった、両腕でクロスを描くように黒い線が攻撃して来た、躱すことが出来ず盾と剣で受けてしまった。そのせいで剣は『ビキィィ』と鈍い音を立てて砕けてしまいなるべく距離を取った

 

 (やばい、この剣借り物だ、そういえば盾もじゃん、これ帰ったら弁償しなきゃだよね、どうしよう、どうしよう。)とそんな事を考えていた。

 

 そして考えるのをやめた。 

 

 「あー!もういいや!とりあえずはコイツに勝って謝ろう。」

 武器の柄を投げ捨て盾も投げ捨てる、そうして片足を軸にまるで踊っているかのように拳を構える、振るわれた爪を軸に手を添えて膝蹴りを喰らわせる爪を連続で攻撃してきたの流れる水のようにするりするりと多少の傷は気にせずに致命傷を避ける。

 

 「やっぱり剣よりもこっちの方がしっくりくるわ。」

 そうして何度も蹴りを叩き込み、踵落としを決めたら動かなくなって灰になって消えた、落としたのは小指の先位の魔石とウォーシャドウの指爪と呼ばれるアイテムをすぐにバックに入れて階段のほうに歩き始めた、既に体は切り傷だらけであり、服もボロボロさらにはそこからの出血で立っているのもギリギリの状態であった。

 

 「取り敢えず帰ろう、もう限界だ。」

 ふらふらとした足取りでダンジョンの階層を上っていくのであった。

 

 

 

 

 そうしてギルド内では武器を勝手に捨ててきた事でエイナさんに怒られ、さらに勝手に5階層に行った事についてもお説教を受けた。

 

 アミッドにはポーションを飲まされボロボロの服を剥ぎ取られシャワーを浴びせられた、そしてお説教が深夜まで続いた。

 

 

 

 

 

 




次回も未定ですがよろしくお願いします。

お気に入りや評価もしてくれると嬉しいです


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交渉

 今回は早く出せたぞー
最近は昔にやってた原神にハマってやばいです。笑
分からない人はやってみてください
ストーリー最高っすキャラ可愛いっす聖遺物だけまじでふざけんなってゆうゲームです



 

 アルガ・ゼニファ

 『Lv1』

 

 力: I 21→I 53

 耐久I 24→I 60

 器用I 8→I 20

 敏捷I 14→I 30

 魔力I0

  

 《魔法》

 

 《スキル》

 

 

 ステータス更新を説教の後に見てもらったらこれでも結構伸びが良いらしい。だけどアミッドが「アルガさんは無茶のし過ぎです。」って言われた。

 

 そして次の日アミッドが用事があると言い、店を開けるとの事でオレが店員としてなにもない1日を過ごした。

 

 

 

 

 

 

 私は今からある人にお願い事をしにあるファミリアに来ている。あの神の事だから交渉をするのが少し嫌だがここにしか頼めないと思い門の前に居る人に頼んで少ししたら中に通された。中にはフィン・ディムナさんが書類整理をしていた。

 

 「やぁ、アミッドこんな朝早くにどうかしたのかい?」

 

 「こんな朝早くに申し訳ありません。ですがお願い事がございまして。」

 

 「お願い事?それはダンジョンでの採取の依頼かい?だとしたらギルドで正式な手続きをしてくれるかい。」

 

 「いえ、採取とはまた違ったお願いがあるんです。実はうちのファミリアに新しい子が入ったのはご存知ですよね、その何て言いますか、このまま行くと手遅れになるんじゃ無いかと心配で、だからそうならないように戦闘訓練をして欲しくて。もちろん報酬は支払います。」

 

 「それは僕の一存では決めきれないな、ロキを呼んで来ても良いかい?」

 

 「もちろんです。」

 

 

 

 「呼ばれたけど、どーゆーこっちゃ、依頼内容を説明ちゃんとしてもろわんと。」

 

 「では、改めて説明さしていただきます。依頼内容はアルガさんの戦闘訓練をお願いしたいです。期限は1ヶ月、食事などは時間によってはそちらにお願いする事を望みます。」

 

 「ほ〜ん、それで肝心の報酬は?」

 

 「エリクサー1本でどうでしょうか?」

 

 「はぁ⁈ エリクサーやと、まじでゆってんのんか?」

 

 「はい、更に訓練で怪我をするのを加味してポーションを50本、余った場合は其方に差し上げます。これ条件でいかがでしょうか?」

 

 「少し相談さしてくれるか?」

 

 (フィンはどう思てる?

 (僕はこの話に乗って良いと思うよ、遠征にその分回せるからこちらからしたら美味しい話だ。さらに回復はリヴェリア達が居るから余計にかからない。

 (なら受けてもええな

 

 

 「この話受けさせて貰うわ。ほんならいつ始めるか?いつからでもええで。」

 

 「それでしたら明日からでもよろしいでしょうか?

 

 「オッケー、そしたら契約成立や、フィン説明はまかしたで。」

 

 「はいはい、分かっているよ。」

 

 「ではこちらがエリクサーです。ではまた明日にポーションを持って来るので、これで失礼します。」

 

 「何や、えらいはよー帰るやん、この後なんか用事かい?」

 

 「ええ、アルガさんの必要な服とかを買いに行こうと思ってまして。」

 

 「何や自分、えらい可愛いがってんやん。特別なんか?」

 

 「特別と言う訳では無いんですけど、ただあの子は世話がかかる弟みたいな感じなんです。だから私が少しだけ支えてあげたい、そんな感じなんです。」

  

 そう言い私はロキファミリアを後にして買い物に出かけた。

 

 

 

 

 

 




 亀投稿なのですが呼んでくれる人ありがとうございます。
 

良かったらお気に入り、評価をしてくれると嬉しいです。


 次回をお楽しみに。


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