声に導かれる人形使いのヒーローアカデミア (リルティ)
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第一声・私のオリジン
今回が初めての投稿になりますので色々と不手際があったり読みずらい部分、誤字脱字などが多々あるかもしれませんが生暖かい目で読み進めていってくださると大変喜ばしいことと思います。
「個性」というもの超常的な世の中にあふれかえっている世界に生み出された私にも、例にもれず「個性」というものを持っている。
まずは、私の「個性」の説明ついでに、私の過去を聞いてもらおうと思う。
◇◆◇◆
私 「ふわぁ~…。朝は何でこんなに眠いんだろうね…」
出久「女の子がそんな大きなあくびするなんてはしたないんじゃないかな…」
私 「出久は真面目だなぁ… 私は朝早くて眠いってのに何で学校に行かなきゃならんのかね…あくびの一つもしたくなるってもんよ」
出久「歌ちゃん言ってる意味が分からないんだけど…」
歌ちゃんと呼ばれる私は、人形歌姫、15歳のピチピチの中学生だ。今は幼馴染の緑谷出久と登校中なのである。
歌姫「何で言ってる意味が分からないんだよ。そこは何とか理解しろよ」
出久「わからないものはわからないよ…。それに言葉遣いももっと女の子らしくしたらどうかな?」
歌姫「うるさいなぁ。どんなしゃべり方でも私の勝手じゃないか…。出久くん偏見を持つのはいけないと思うんだ。」
出久「歌ちゃんクラス内では1、2を争うぐらい美人なのにそのしゃべり方でだいぶ損してると思うよ…」
歌姫「別に私はモテるために学校に来てるわけじゃないよ。成績の為、いずれかは雄英に受かるために学校に来てるんだよ。」
出久「歌ちゃんなら雄英にあっさり合格しそうだね。頭もいいけど個性も優秀だしね。僕も雄英に行きたいなぁ。」
歌姫「出久も頭はいいんだし、少し苦労はするだろうけど頑張れば合格できそうだけどね。まぁせいぜい頑張りたまえ!」
出久「そう言ってくれるのは歌ちゃんだけだよ…。僕も受かるように頑張らないと…。って言ってるうちにいつの間にか学校の前だね!歌ちゃんまたあとでね!」
歌姫「あいよ!今日も頑張ろうぜ!」
出久となんやかんや世間話をしているとあっという間に学校についてしまった。またもやめんどくさく代わり映えのない一日が始まってしまった。
☆放課後
歌姫「出久の野郎いつもは一緒に帰ろうとかって飛びついてきやがるのに、今日は一人で帰るとか言い出しやがって…。またボンバーマンにいじめられたな…。まあたまには静かに帰るのもいいけどなぁ」
とか独り言をつぶやいてみたりもする。出久が嫌いなわけではないが、私がどちらかというとおしゃべりや仲良しというものが苦手なところはある。俗にいう一匹狼みたいなやつだよ。
因みに、説明はいらないと思うが、ボンバーマンというのは爆豪勝己という頭も個性もよく爆発しているこれまた幼馴染の一人だ。こいつは、自尊心の塊で、よく出久が無個性ということでよく出久をいじり倒しているのだよ。私のことは、特に興味がないのかあまり接点がない。たまに雄英に受けるなゴラァみたいなことを言われるぐらいだ。
なんだか今日は暇だしぶらぶら散歩に行ってみるか…。なんか面白いことないかな…。
〇一時間後
歌姫「ん~今日は特別な収穫ないなぁ…。もううちに帰ろうかなぁ。」
…
歌姫「なんか向こうの方が騒がしいような…。面白そうだから行ってみるか」
私は興味の向くまま、人の集まりに近づいてみたんだが、基本的にはめんどくさくてそんなことをしないのだが、今回は不思議なことに近づきたくなったのだ。そこには、ドロドロのヴィランっぽいのとその中にはどこかで見たことあるような中学生らしき人が捕まってるっぽい。だが人ごみのせいで見にくいなぁ。
しかしヒーローは何をやっているんだ…。何で何人も集まっているのに助けようとしないんだ…。ヒーローは木偶の坊の集まりなのか?
じれったいなぁ…。誰も出ないなら私がぶっ飛ばしに行ってもいいんじゃないか?
…なんか急に見覚えのあるモジャモジャの男の子が飛び出ていったんだが…。私のよく知ってる奴なら確かに
飛び出しかねん状況ではあるが…。あいつ無駄に正義感だけは強いから心配なんだが…。
あいつが出てもしょうがねぇんだよなぁ…助けてやるか…。
あれってもしかして…。オールマイト?
やっば本物初めて見た!あんまり有名人には興味ないけどこれはあがるわ。オールマイトだけはさすがにあこがれるんだわ!オールマイトが来たらもう楽勝だな~
これで安心だな~よし帰ろうそうしよう後はヒーローたちが何とかしてくれるでしょうしね!
~自宅~
歌姫「ただいま~!愛しのお姉さまが帰ってきましたよぉ!」
育美「お姉ちゃんお帰りなさい!今日は遅かったんだね?」
歌姫「今日はショッピングしてたら、ヴィランが暴れてたところを野次馬してたら遅くなってしまったんだよ」
育美「それって大丈夫だったの?お姉ちゃんは怪我とかない?」
歌姫「見ての通り怪我一つなくぴんぴんしていますとも!」
育美「おねえちゃん無駄に首を突っ込むから妹は心配だよ…」
歌姫「まるでお姉ちゃんが弱い人みたいなことを言うじゃないか…。お姉ちゃん悲しいよ?」
育美「お姉ちゃんが強いことはよく知っているけどさ…。ヴィランって何してくるかわからなくて怖いじゃん」
歌姫「まぁまぁそんな心配しなさんなって。今回はなんと天下のオールマイトが来ていたからお姉ちゃんの出る幕はなかったんだよ」
育美「え!オールマイト!いいなぁ…。私も一目でいいから実物をみたかったなぁ」
歌姫「すごいかっこよかったよ!ヴィランも一瞬で吹っ飛ばしてたし、迫力がすごかったんだよ」
◇◇◇
読んでいただけた皆様ありがとうございます。
初めての執筆ということで終わり時というものが分からず、長々となってしまいましたがいかがでしたか?
完全に私の自己満足な作品となっておりますので、どのようなご意見も受け入れる所存であります。
皆様のご意見をお待ちしております。
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第2声:雄英にむけて
取り敢えず前回の続きから、雄英受験までの話を聞いてもらおうとは思っているが、ないような薄さには触れないでね?
これは私がやりたいようにやっているだけなのだから!
メタ発言もそこそこあるけど気にしないでね?
後もし面白い設定とかあったら教えてね?
みなさんこんにちわ。歌姫です…。
誰に話しかけているのかって?そんなの聞いてどうすんの?私の独り言だよ言わせんな
恥ずかしい…。
私は今中学3年生なわけで、そろそろというかしっかりと高校に向けて色々と進めなけれ
ばならないわけなのよ。
私の目標はもちろん雄英なわけですよ…。もちろんそうじゃないと話が成り立たないっ
て?
そんなメタな発言は畑にでも植えて水でもやっておけば、立派な木にでもなるんじゃない
かな?
◇◆◇◆
歌姫「育美おはよう。母上と父上はもう仕事?」
育美「お姉ちゃんおはよう!お母さんもお父さんももう仕事に行ったよ!朝ごはんもできてるからおねえちゃんも
食べちゃって!」
歌姫「愛しの妹ちゃんの朝ごはんを毎日食べられて私は、幸せ者だね…。もういつでも死んでもいいよ」
育美「変なこと言ってないで、温かいうちに食べちゃってね」
歌姫「ご飯は温かいのに、妹はちょっと冷たいなぁ…」
〇〇〇
歌姫「じゃあ私は行ってくるよ…。寂しくても泣いたらだめだよ?」
育美「私は大丈夫だからw。早くいかないと遅刻しちゃうよw。」
歌姫「なんか今日は妹が冷たいけど、頑張っていってくるよ…」
育美「行ってらっしゃい!頑張ってね」
今日も今日とてめんどくさい学校に向かうことになりますが、大切な妹の為にお姉ちゃん頑張るよ!
勉強とか鍛錬とか頑張って、立派なヒーローになって私が妹を守ってあげるんだ!
出久「歌ちゃんおはよう!今日も眠そうだね」
歌姫「出久か…おはよう」
出久「いつもながら力のない挨拶だねw」
歌姫「そりゃ力もなくなりますよ…。学校行くのはめんどくさいし、愛しの妹ちゃんからは離れることになるからね」
出久「歌ちゃんは妹ちゃんのことをほんとに大事にしてるよね?」
歌姫「そりゃ世界で一番かわいい妹ですもの。大事にするにきまってるじゃん」
出久「ははは…」
歌姫「そういえば昨日進路希望回収の日だったじゃん?出久はどこに行くつもりなの?」
出久「僕は…僕はね…」
歌姫「なんだ歯切れが悪いな…。そんな言いにくい世界に行くつもりなの?」
出久「いや…そんなことないよ。僕は…僕は雄英に行くんだ」
歌姫「ほう。出久が雄英に行くのかい?宣言するからには何か勝算があるんだな?」
出久「詳しいことは言えないけど、勝算はあるよ。これから訓練をしっかりとしなきゃいけないけどね」
歌姫「勝算があるなら頑張りたまえ。私も雄英に行くつもりだから、一緒に勉強できるといいね。」
出久「そうだね。僕も頑張るよ!」
歌姫「応援してるよ…。なんやかんや話をしてると学校につくのは早いね。またあとでな」
〇教室にて
まさか出久が雄英に行くと宣言するとは思わなかったな…。前からヒーローになりたいとかはよく言っていたけ
どここまで自信をもって宣言するのは4歳のころ以来だな…。無個性ではヒーローにはなれないとは言わないけ
どライバルも多いし厳しい世界だというのは出久自身の方がよくわかっていると思うんだが本当に勝算がある証
拠だな…。これは私もうかうかしてられないな。私も頑張らないとな…。
〇〇〇
歌姫「さて妹よ。私は雄英に受験をしたいわけなんだが…」
育美「お姉ちゃん雄英を受験するの?お姉ちゃんなら簡単に受かりそうだね!」
歌姫「雄英はヒーロー科の中でも最難関だからね!油断していてはいけないと思うのだよ!」
育美「油断はいけないけど、お姉ちゃんなら油断さえしなければ大丈夫だよ!」
歌姫「妹にそういわれると、お姉ちゃんはうれしいが、これから特訓を増やしていこうと思ってるんだよ。妹ちゃんにもたまにでいいから手伝って欲しいんだ。」
育美「お姉ちゃんが雄英に受かるためなら私もたくさん協力するね!」
こんな平和な時間を過ごしている中でも着々と雄英受験の時間は刻一刻と近づいているわけだが、私は特に緊張や焦りは持っていなかった。
なぜならば私には個性が二つあるのだ。個性の中身は追々説明していくが、一つは名前でご察しかもしれないので唐突だが説明を行う。
私の個性は「声」だ。
よく似た個性でプレゼント・マイクの「ヴォイス」があるが、私の「声」はプレゼント・マイクみたいに攻撃的に使う以外にも使い道はある。。
私の個性は、主に支援の為、使う事が出来、対象の人を応援するつもりで声を掛けたら、その人の身体能力や自己再生能力などを引き上げる事が出来るのである。
なお、歌うことで、歌っている間に限定されはするが、その間は、普通の応援の時よりも高い効果を得る事が出来、味方全体に効果を与える事が出来る優れものとなっている。基本的には後方支援に向いている個性だと思っている。というよりも声で攻撃をしてしまうと、関係のない人にまでダメージを与えてしまうのであり、まだ調整が出来ていないのだ。
とりあえず、受験日までの目標は、声での攻撃範囲を絞る事とよりよい補助効果を発揮できることが特訓の課題だと思っているのよ私は。
〇〇〇
そんでもって今日は、受験日の前日となるわけだが…。
え?いきなり飛びすぎだって?悪いのだが、私が練習風景を見せる趣味はないんだ…。
というより練習風景なんか見せたら、話が進まないだろう?
メタ発言?知らないなぁ。
そんなことより明日の受験についてだ。学力については問題ないのだが、実技の方が心配だ。
私は伝えたと思うが、支援する方が得意と言えるのだが、もしヴィランを倒すような内容であれば、少し分が悪いかもしれない。まぁ言うほど心配はしていないのだけどな。
取り敢えずヒーローらしい行動をとっていれば特に問題はないのだと思うよ。
育美「おねーちゃーん!!晩御飯だよ~!!」
ごはんに呼ばれたようだ。妹を愛でながら明日への英気を養うとしようか。
歌姫「育美お待たせお待たせ。今日の晩御飯はとんかつか、うまそうだな!」
育美「お姉ちゃん明日は、受験日でしょ?だからゲン担ぎじゃないけど、こういうの食べて力をつけてほしくてね!」
歌姫「さすがは自慢の妹だよ(´;ω;`)。その気持ちだけで、お姉ちゃん10回ぐらいは合格できちゃうよ…」
郁美「雄英にさえ受かれば、10回も合格する必要はないんだけどねw」
歌姫「そうだとしてもそれぐらいうれしいということなんだよ!!」
郁美「私もお姉ちゃんには合格してほしいからね!しっかり食べて明日は頑張ってね!」
歌姫「ありがとう!それじゃいただきます!」」
郁美「いただきます!」
◇◇◇
皆様ご閲覧ありがとうございます。
今回も今回とて自己満足に描かせていただいておりますので、文章などはめちゃくちゃな感じになっております。
次回からは、受験のシーンを書かせていただきますが、中々戦闘シーンを考えるのは大変そうだなと思っていますが、頑張ります。
前回のお話は思ったより見てもらえているのかな?なんとおひとりにはお気に入りをして頂いている様子なのでうれしみが深いですよ
皆様もよろしければ見てね!
辛辣なご意見でもなんだもお待ちしています。!
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第3声:初の大勝負!受験春の陣
前書きが安定しないのはご容赦ください。
まだこの投稿を始めたばかりで、仕様がよくわかっていないのですが、UAはめちゃくちゃ増えて行っておりますね。
中には一瞬だけみて帰った方も老野かもしれないですが、それでも増えてくれるのは喜んだ方がいいのですかね…。
またお気に入りも意外としてくれる方がいて本当にうれしい限りです。
今後もどんどん上げていくのでよろしければお付き合いのほどをお願いいたします。
おはようございます…
みんなのアイドルになりたい歌ちゃんこと人形歌姫ですよ…
なんかテンション低いって?テンションが低いのではなくて緊張しているんですよ…
今回は雄英の受験の回ですからね~。さすがに天下の雄英様の受験は緊張せざるを得ないですよ。
まぁ私なりに頑張るしかないのですけどね!みんな応援してよね。
◇◆◇◆
育美「お姉ちゃん受験頑張ってね!」
歌姫「お姉ちゃん頑張るけど…」
育美「お姉ちゃん緊張してる?」
歌姫「さすがのお姉ちゃんも緊張するよ…」
育美「お姉ちゃんが緊張するなんて珍しいけどさすがに今回は雄英だから仕方がないよね…なんせ倍率300倍だからね」
歌姫「そうなんだよ…さすがのお姉ちゃんもそれは緊張せざるを得ないってもんよ…」
育美「それでもお姉ちゃんなら豪額出来るって信じてるよ!」
歌姫「育美のその言葉だけでお姉ちゃんは頑張れるよ!ありがとう!」
育美「どういたしまして!お姉ちゃんの為ならいくらでも応援するよ!」
歌姫「…育美も一緒に行かないかい?」
育美「私が行ってもしょうがないでしょ?お姉ちゃんの力で合格しないと!」
歌姫「そうだけどさ…来てくれるだけでいいから…」
育美「緊張する気持ちもわかるけど、早くいかないと送れるよ!」
歌姫「はぁ…緊張するけど行きますかぁ」
育美「お姉ちゃん行ってらっしゃい!頑張ってね!」
歌姫「行ってきます!頑張ってくるね」
とうとう来てしまいましたよ雄英の受験日が…
昨日までは大丈夫だったのに、朝起きてから途方もない不安と緊張が押し寄せてきたなぁ
こんな感覚、個性が開花したとき以来だったかもなぁ
はやく受験終わってくれないかなぁ
出久「歌ちゃんおはよ!」
歌姫「あぁ…出久か…おはよ」
出久「歌ちゃんが珍しくめちゃくちゃ緊張してる…」
歌姫「出久は緊張してないの?」
出久「僕も物凄く緊張してるけど姫ちゃんが緊張してるの見て少し安心したというか…」
歌姫「私が緊張しているの見て安心するとかどういうことなの?」
出久「姫ちゃんは普段いつも自信があってどんな時でも堂々としているから緊張している所なんて見たことなかったけど、大事な時とかには緊張するんだなって思うとほっとした。」
歌姫「結局意味が分かんないよ…」
出久「雄英受験頑張ろうよ!」
歌姫「そうだね!」
歌姫「あ!そうだ私少しだけ用事があるんだった!出久先行ってて!」
出久「いいけど時間大丈夫?」
歌姫「大丈夫大丈夫間に合わすから!」
出久「わかった。じゃあ雄英で待ってるからね」
歌姫「また後でね」
そう、私の用事というのは、あるところで特性ののど飴を受け取る約束になっていたのだ
そこは私の行きつけのお店でそこはお菓子のお店で愛用ののど飴を調達しているしているのだよ。
声を扱う個性としては喉は私にとっては生命線になるのだ。
しかもそこの飴はすばらしいことに一粒舐めるだけで喉の潤いが24時間も続いて喉がすっきりするからよく通るんだよ。
そうすればいつもよりも遠くまで声が届くから必要以上に動かなくて済むんだよ。
〇〇〇
万菓子屋,田道間守(よろづかしや・たぢまもり)前
歌姫「てんちょ~!おはようさん!」
菓子作「歌姫ちゃんおはよう!今日は雄英の受験の日だね!例のものは準備してあるよ!」
歌姫「店長ありがとう!頑張るね!」
菓子作「おうよ!頑張っておいで!」
歌姫「はい御代!また来るよ」
菓子作「ありがとさん!」
〇〇〇
雄英校門前
歌姫「ギリギリになったけど何とか間に合った…会場はどこだ?」
ガタイのいいマスクをした学生「どうした?迷子か?」
歌姫「うぉ!?大きいし腕いっぱいだ…」
ガタイのいいマスクをした学生「俺は障子目蔵だ。お前の名は?」
歌姫「あぁ失礼!私は人型歌姫だ。見てわかるように迷子だ!障子は会場までの道のりは分かるか?分かるなら会場まで案内してくれないか?」
障子「あぁ。いいぞ一緒にいこう。」
歌姫「助かるよ。」
障子「歌姫は、何で雄英に受験しようと思ったのか聞いていいか?」
歌姫「皆みたいな大した理由は無いんだけどしいて言うなら目立ちたいからかな?そんで目立ったうえでみんなの助けになりたいと思ったんだ。」
障子「目立ちたいっていうのはよくわからんが、人の助けになりたいって気持ちは良い事じゃないか。歌姫の個性はどういうのなんだ?」
歌姫「私の個性は(声)で私が応援したりすると対象の人の身体能力は飛躍的に上がったり、自然治癒能力が上がったりするんだ!だから後方支援にはなるけど誰に対しても助けになる事ができる!みんなのヒーローになれるんだって思うから雄英に受けようと思ったんだ。」
障子「意外と中身はしっかりしてるんだな。適当に見えてしっかりしたヒーロー像を持ってるんだな歌姫は。」
歌姫「そういう障子の個性と雄英を受ける理由は?」
障子「俺の個性は複製腕だ。この生えてきた腕から目、耳、口などをはやす事ができ、そこから見たり聞いたりする事ができるんだ。俺が雄英を受けたいと思ったのは勿論ヒーローになりたいからだが、俺は昔ある少女をこの個性により怖がらせたことがあるんだ。異形型の個性はどうしても他の奴とは見た目が違うから他人から怖がられることが多い。だが俺は異形型の個性の奴らにもいい奴は多い、ヒーローになれるんだという事を示したいと思ったからヒーローになりたいと思ったんだ。」
歌姫「障子も大変な思いをしてきたんだな。私の知り合いにも異形型の奴がいるが、やはりそいつをいじめたり煙たがる奴は一定数いたな。未だに異形差別みたいなものは残ってるからなぁ。障子みたいなやつは生きづらいだろうに強いよな。」
障子「そんなことはない。俺だって何度もくじけたりしたし、人の道を外れる事をしようかと何度も思った事はある。だが俺が暴れてしまったら、俺以外の異形型の個性の人やこれから生まれてくる奴がもっと生きづらくなってしまうからな。異形型に限る話ではないが、俺の様に嫌な思いをする奴が少しでも減る様にしたいんだ。異形型の見る目を変えてなおかつ困っているやつを救いたいと思ったから雄英を受けるんだ」
歌姫「やっぱり障子は強いやつだよ。私だったらきっと暴走してヴィランになってるかもしれないな。私はお前が気に入ったよ!もし同じクラスになったらよろしくしてよ!」
障子「歌姫も不思議な奴だな。あまりしゃべるのは得意ではないんだがお前なら何でかなんでも喋ってしまう。こちらこそよろしく頼む。お互い頑張ろうぜ」
歌姫「あぁ!…会場ってのはここか?」
障子「話しているうちに着いたみたいだな。健闘を祈る」
歌姫「会場までの案内ありがとう!障子も頑張れよ!」
◇◇◇
皆様閲覧して頂きありがとうございます。
今回は、受験本番前まで書かせていただきましたがいかがでしたか?
もし何かご意見があればどんな意見であっても遠慮なくコメントで教えて頂けると助かります。
次回は、受験本番となります。
今回は女主人公という事で恋愛要素は入れるつもりはないのですが、見て下さる人的にはどうなんですかね?男性陣から一人選ぶことになるのですが恋愛要素が欲しいのかどうかは分からないけどもしあればくっついて欲しい方をコメントしてね。
まぁよくわからんけどねw
次回迄お楽しみにして下さいませ。
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第4声雄英春の陣、本番!結果は如何に!?
今回から雄英の受験本番を書いていきますが決して期待せずに読み進めていただけると幸いです^_^
いつものことながらですが何かご意見があればいい事でも悪い事でも何でもコメントなどしていただけると助かりますし参考にさせていただきます
どうも皆さん私だ!歌姫だがとうとう実技本番目前まで来てしまったんだ…
筆記については何とか問題なさそうなんだが何より実技は不安なんだよなぁ
どんな試験が来るのか分からんから対策のしようがないんだよなぁ…
とりあえずヒーローらしいことしたら良いんだろうけど多分戦闘ができる人や救助の得意な人に勝れるかどうか…
やるしかないけどねぇ
◇◆◇◆
さて、私は今筆記試験会場に居て筆記試験の真っただ中なわけだが、幸いなことに筆記は難なく解けそうである。
これでも私は、そこそこ頭は良いのである。
回答率は100%に近くて正解率は80~90%と言っても過言ではないと思うのだ。
だがしかし、この後に実技について考えるとお腹が痛いのだ…。何なら上からも下からも無いものまで出てきそうな始末で緊張しているのだ。
私の個性でどうやって乗り切ろうか考えても考えてもきりがない…。早く終わって欲しい処である。
〇〇〇
~筆記試験が終わり実技試験説明の為行動へ~
プレゼントマイク「今日は俺のライブへようこそ!!エヴィバディセイヘイ!!」
イエェェイ!!と叫びたいのやまやまだが、今はそんなことを言う雰囲気ではないので心の中だけで叫ぶ私であった…。
「こいつぁシヴィー!!受験生のリスナー!実技試験の概要を柵っとプレゼンするぜ!アーユーレディー!?イエーー!!」
イエーイ!!と言いたいところであるがそんな雰囲気ではないので心の中で…。
試験内容はこうだ…。
町に似せた演習会場にポイントの降られた三種類の仮想ヴィランを沢山倒すなり行動不能にするなりしてポイントを貯めようぜって簡単な話であるのだ。そして各演習場に一体だけ0ポイントの巨大ヴィランがいるんだと。先生曰く逃げるのが吉だとは言うがおそらくこいつが味噌になるんだと私はにらんでいる。
味噌美味しいよね。味噌煮込み系の食べ物好きだよ?味噌煮込みうどんとかサバの味噌煮とか…。
だけどどうしようかな…私の個性じゃ他の人に被害が出かねんしなぁ。
もう本番になってみないとわからんけどやっぱり不安だ…。
出久「歌ちゃん不安そうだね…。ここまでくると僕も不安になってくるよ…」
爆豪「たりめぇだデク。こいつの貧弱個性じゃ不安にもなるわな!」
歌姫「ごめんだけど二人とも黙ってくれる?私は今真剣なの…」
出久「あ!ごめん…」
爆豪「チッ!!」
プレゼントマイク「俺からは異常だ!!最後にリスナーへわが校の校訓をプレゼントしよう。かの有名な英雄ナポレオン=ポなパルとは言った!『真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者』と!」
ーさらに向こうへ!plusultra!! それでは良い受難をー
〇〇〇
ー実技試験会場ー
ここが試験会場か…当然だけど出久も爆豪も同じ試験会場ではないな…
まぁあいつらと一緒じゃなくて逆に安心したな面倒だし…障子も同じ会場ではなさそうだな
あいつがいてくれたら協力を取り付けやすそうだったんだがな…
仕方がない最初は自分一人でも頑張ってみるのがヒーローだしな!
もしかしたらもうすぐ合図があるかもしれないし前に言っておこう!スタートダッシュが大事だしな
ヒーロー活動に合図なんかないのよ私!
プレゼントマイク「ハイ、スタート」
お?おお!スタートっつったな?行ってやろうじゃん!
他の奴が困惑してるうちに敵を見つけてやんよ!
向こうの方でゴロゴロ聞こえてんな…いっちょ叫んでやるか?
歌姫「ヴィラン野郎!てめぇらの敵はここに居んぞー!!」
「ヒョウテキハッケンハイジョスル」
思ったより沢山集まってきやがったな…。
さっさとぶちのめすか
歌姫「がんばれ私!!ぶっとべヴィランども!!ウォラー!!」
お?案外簡単にぶっ飛んでくれるじゃん!これなら簡単に点数稼げるんじゃない?
取りあえず今の一瞬で5体ぐらいはぶっ飛ばせたから今の調子で頑張ろう!
しかし周りをみても派手なやつとかヒーローとして活躍しそうなやつらは多いなぁ…
しかし中にはこの試験には絶対的不向きな奴らが一定数いるなぁそいつらには不運以外の何物でもないがそれを乗り越えられなきゃ本番では犬死なんてのもあるから致し方ないな…
〇〇〇
ざっと5分ぐらいで30体ぐらいはぶっ飛ばせたかな
???「いってぇ…何でがれきがふっとんでくるんだよ…これじゃ動けねぇじゃん…」
あれ…あそこにけがをしたちっせぇ奴が…
まぁ見てしまったからには助けるしかねぇよな…
歌姫「そこのちっさいの…大丈夫か?
???「これを見て大丈夫に見えるか?動けねえんだよ」
歌姫「そうか…とりあえずガレキ持ち上げてみるから頑張って抜け出してみろ」
???「助かるぜ!」
当然のことながらめちゃくちゃ重いなこのガレキ…一人では無理そうだな…
お…いいところに力のありそうないい感じのやるが通りかかったな?
歌姫「そこの大きな男子!ちょっとでいいからガレキ上げるの手伝ってくれないか?
???「…コクコク」手でオッケーのサイン
こいつ喋るのが苦手な奴か?まぁいい助けてもらえるならだれでもいい
歌姫「行くぞ~!せぇの~!!」
…二人でも難しいか…?
???小「二人でも難しいんじゃねえか?全然抜け出せねえぞ?」
歌姫「まぁ待て…そっちの男子!名前は?」
???大「僕…口田甲司です…」
歌姫「口田か!口田!がんばれ~1お前ならもっと力が出せるぞ!」
???小「おぉ?何をしたんだ?でも助かったぜ!!」
歌姫「よし!何とかなったな!口田も助かった!」
口田「…コクコク」手でグッとのサイン
???小「二人とも助かったぜ!ただ足をひねってもう動けそうにないなぁ…くそぉ」
歌姫「まぁまだあきらめる時間じゃない」
???小「そういったってどうしたらいいんだよ…お前毛がお直せる個性なのか?」
歌姫「完全に治すことはできないが何とかなるさ!お前の名前は?」
???小「名前?俺の名は峰田実だぞ?」
歌姫「峰田か!峰田!お前の怪我は大丈夫だすぐ直る!だからがんばれ!」
峰田「…?何もないぞ?」
歌姫「ちょっと動いてみろよ」
峰田「おぉ?動けるぐらいには痛みが引いたぞ?すげぇなお前!」
歌姫「まぁな!完全に治ったわけではないから後でここの医務室にでも頼った方がいい!」
峰田「ありがとな!最後にお前の名前は?」
歌姫「私は人型歌姫だ!口田も峰田も頑張れよ!教室で会えることを祈ってるぜ!」
口田「…コクコク」手でグッとサイン
峰田「口田も歌姫もありがとな!最後まで頑張ろうぜ!」
2人とも解散してヴィラン退治と救助活動にいそしむぜ私!
なんやかんやで残り二分だな…この時間で出来る事はあるか?周りには動いてるヴィランもあんまりいないし困っている人も少なそうだけどな…
ドォン!!ドゴォン!!!
なんだなんだ?東の方向からめちゃくちゃでかい足音の様な傍若無人な騒音が聞こえるぞ?
うわぁー…でっけぇなぁ…あれが0ポイントの仮想ヴィランか?
とりまどんな動きをするか観察してみようか…
しかし周りの奴らはどんどん逃げていくな…お前らそれでもヒーロー志望か?情けないなぁ
???「うぅ…」
…?なんだ?何か聞こえた様な…
???「誰から…助けて…ケロ」
おっと…今度はカエル少女か…助けるしかないがガレキは私一人では無理だしヴィランを止めながらはさっきよりも厳しいような…まぁ考えるよりも動くか!
歌姫「誰か!私に協力してくれ!ガレキに挟まれた女子救出したい!!」
???「救出ですかな?私が協力させていただきますぞ!」
歌姫「ありがとう!一人二人欲しいな…他にはいないのか!?」
???「僕でも出来る事あるかな?ガンガン助けちゃうよ?」
???「俺もやるぜ!ここで逃げちゃ男としてもヒーローとしてもすたるぜ!」
こんだけいれば何とかなるな…
歌姫「皆助かる!私は人型歌姫だ!お前ら名前を教えて欲しい!」
???「私は宍田獣朗太ですぞ!」
???「僕は吹出漫画って言うんだ!ジャンジャンやっちゃうよ!」
???「俺は砂藤力道だ!パワーなら任せてくれ!」
歌姫「宍田に吹出に砂藤だな?よしまずは宍田に砂藤はあのガレキを持ち上げてくれ!吹出は私と一緒にあのヴィランを押しとめるぞ!」
砂藤「あのガレキを二人で!?いくら何でも無理じゃねぇか!?」
宍田「そうですぞ!いくらパワーに自信がある私でもあれは無理と思いますぞ!」
歌姫「大丈夫だ!私がサポートする!お前たち二人ならあのガレキぐらいあっさり持ち上げられるさ!協力して頑張って持ち上げて!」
砂藤「まぁいいか早くしないとヴィランが来ちまうしさっさと持ち上げちまおうぜ!」
宍田「そうしますぞ!がんばりますぞ!砂藤殿!」
吹出「どっひゃー!!あのヴィランしっかりぎっしりでっかいなぁ!!僕でも倒せるか心配でドキドキするよ」
歌姫「大丈夫だ!吹出の個性は何だ?」
吹出「僕の個性は、オノマトペを具現化できる個性なんだ!例えばゴロゴロドッカーン!!」
何だ?ヴィランの頭上から雷が落ちてきたぞ?ゴロゴロドッカーンだから雷なのか?
吹出「ビュービュー!!ゴォー!ゴォー!」
今度は竜巻が起きたぞ?なんとなくだが分かったような分からないようなだがやってみるしかないな
歌姫「吹出その調子だ!吹出は腹の多くから声出せ!やればできる!がんばれ!!」
吹出「なんだか腹の多くからぐんぐんと力が湧いてくるぞ?ぐつぐつ!ドッカーン!!」
今度は爆発か…中々面白くて使いどころの多い個性っぽいな?
砂藤「人型!何とかこっちは救出終わったぞ?」
宍田「この少女は足をくじいているみたいでこれ以上の活動は難しそうですぞ?救出したことでありますし徹底致しましょうぞ?」
歌姫「どっちかはその子を安全なところまで誘導してくれる?残った人であのヴィランをぶっ潰そうと思う!」
宍田「そんなことできましょうか?」
歌姫「できるかどうかじゃない!ヒーローならやる以外の選択肢はないでしょ?」
砂藤「確かにそうだな!だけど悪いけど俺は個性の限界が近いから、こいつと撤退させてくれ!」
歌姫「じゃあ砂藤は。その子の避難誘導を頼む!それも立派なヒーローの仕事さ!」
砂藤「分かった!後は任せるぜ!」
???「ありがとう皆!」
歌姫「いいってことよ!後は任された!」
吹出「ガンガンに任せてね!君たちは後ろでゆっくり休んで!」
宍田「あとは私たちに任せるのですぞ!」
さて…吹出が大分弱らせてくれているが最後の一手を決めかねているような感じだな
歌姫「宍田!お前の個性は何だ?!」
宍田「私の個性はビーストでありますぞ!体格・筋力など能力を大幅に強くする事ができますぞ!」
歌姫「分かった!よし!吹出はそいつを拘束することはできるか?」
吹出「拘束すればいいんだね?グルグル!ぎゅうぎゅう!」
吹出の擬音に合わせて茨が出てきてヴィランの足元を拘束しまともな身動きが取れなくなった
歌姫「よし!宍田!あいつをぶっ飛ばしてしまえ!やってしまえ!」
宍田「やってしまいますぞー!ウオオォォォォ!!!」
宍田の個性によって巨大ヴィランは吹っ飛ばされ粉々となった
歌姫「おぉ~…何とかなったなぁ…二人とも助かったよ」
吹出「人型ちゃんもありがとう!大型ヴィランとの戦いはワクワクドキドキしたよ!」
宍田「ハァハァ…やりましたぞ二人とも…今回はなんだかいつもより飛躍的に力が出た様な気がしますぞ!」
歌姫「それは私の個性によるものなんだ!私が応援すればその分だけみんなの力が強化されるって簡単なお話なんだ!」
吹出「どおりでいつもよりもドッカーンって感じで声が出たんだね!」
ピピーっ!!
時間切れなのか大きなサイレンが鳴る
宍田「終了の合図ですかな?合格しているといいのですが…」
吹出「僕も合格できてるかドキドキだなぁ…」
歌姫「まぁ不安がっても仕方がないよ!また学校で同級生として会える事を楽しみにしてるよ!
◇◇◇
皆様、ここまで読んで頂きありがとうございます。
今回はいつもの倍ぐらいの文字数になりましたがとりあえず何とか受験終了までは持っていく事ができました。
主的には本編であまり触れられないようなキャラにもっと焦点を当ててみたいという事で色んなキャラをだしたつもりですが結構難しいですね…
宍田くんとか吹出くんとか喋り方はもしかしたら全然違うかもしれませんがそれがもうご愛嬌という事でこれはもうifストーリなので仕方がないですね
次回以降もお楽しみにして下さい。
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第5声 ときめき雄英春の陣結果大発表とその後
UAの数も4桁と個人的にはすごい数だと思ってます
まぁ多分ほとんどの方が一瞬見て帰られる方ばかりだとは思いますがw
それでもお気に入りしてくださる方がある程度いて嬉しく思っております(*'▽'*)
今後ともご贔屓にお願いいたします
皆のものおはようもしくはこんにちは人形歌姫だ
私といえばこの前雄英の受験という大戦争を仕留めてきたところで今は結果待ちなんだがある意味今は全然緊張していないというのが本音だ
というのもここで焦っても仕方がないからだから
もし駄目ならそれはそれで別の道に進むのもアリだなって思ってるんだよわたしゃ
というより実は緊張どころか自信があるぐらいだね
私的にはあんだけ出来ていれば合格できるだろうと思っている
まぁ結果が出るまで待とうじゃないか
◇◆◇◆
歌姫「育美おはよう!今日もいい朝だね…」
育美「お姉ちゃんおはよう!なんと雄英から郵便が届いております!」
歌姫「おぉ念願の結果発表の時ですな!楽しみでドキがムネムネだ!」
悪魔「お姉ちゃん私も一緒に見ていい?」
歌姫「あぁいいぞ!一緒に見ようか」
手紙を開けると一枚の紙となんかよく分からない機械みたいなものが出てくる
なんだかよく分からないが適当に触ってるとなんとなく起動できそうだったので起動してみる
オールマイト「ワーターシーがー!投影された!!」
歌姫「うおぉ!オールマイトだ!」
育美「わぁぁ!オールマイトだぁ!すごぉーい!!」
歌姫「なんでオールマイトが雄英の手紙で出てくるんだ?」
オールマイト「人形少女の口からなんでオールマイトが?なんて質問が聞こえてきそうだな!」
歌姫「そりゃ教師でもない№1ヒーローが出てきたら誰だって驚きますし疑問に思いますわ…」
オールマイト「何故って?それは私も4月から雄英の教師になったからさ!!」
育美「えぇ~!!オールマイト雄英の先生になったの!すごーい!いいなぁ!」
歌姫「雄英に受かれば4月からオールマイトの元で勉学に励む事ができるなんて楽しみ以外の何物でもないなぁ」
オールマイト「え?時間がないから巻きで?うおほん!!早速だが人形少女の合否を伝えよう!!」
「人形少女のヴィランポイントは30ポイントだ!戦闘系の個性でもないのにこのポイントは中々の点数だね!よく頑張った!!」
歌姫「へぇ~…30ポイントはそこそこ取れてるんだ…」
オールマイト「だがヒーローとして見るのはそこだけじゃないんだ!この試験には隠しポイントがあってね!それはレスキューポイントでそれはMaxの60ポイントで合計90ポイント!トップでの合格なんだ!!」
歌姫「え?私がトップ?」
育美「お姉ちゃんトップで合格するなんてすごいじゃん!!さすがは自慢のお姉ちゃんだよ!!」
歌姫「育美ちょっとはしゃぎすぎだよw私そんなに出来てないと思ってたのにw」
実のところトップで合格だなんて全然実感は持てていないのである。
レスキューポイントなんてものは予想していたけどあくまでもカンでしかなかったからね…。
ヴィランポイントは私よりもガンガン倒していたのを実は見ていたからね。本当は全然自身なんかなかった。なんなら少し自信喪失していたぐらいだ…。
ごめん少しどころじゃない…。がっつり自信なんてあの会場に置いてきたぐらい落ち込んでいた。
歌姫「トップなんて実感持てないなぁ…。」
育美「お姉ちゃん自身もってよ!!オールマイトからしっかりトップで合格だって言われたんだから」
オールマイト「人形少女!!来いよ!!君のヒーローアカデミアだ!!」
歌姫「オールマイトに来いと言われたら行くしかないでしょ!!」
育美「そうだよお姉ちゃん!がんばって立派なヒーローになってね!!」
歌姫「ありがとう育美!お姉ちゃん頑張るね!」
№1のヒーローに教えてもらえるなんてさすがに喜びがMax何ですね
これは何が何でも雄英で3年間乗り切って見せるさ!!
~とある登校中~
歌姫「しかし出久が雄英に合格できるなんて私びっくりだよ」
出久「もぉー!歌姫ちゃんそれ何回いうの!!」
歌姫「それぐらいびっくりしたんだよねぇ~」
出久「一日一回はいってるよね…」
歌姫「でもよかったじゃん!これで一緒に学校行けるじゃん!場合によっては一緒に授業受ける事ができるじゃん!」
出久「そうだね!ぼくも歌ちゃんと一緒に行ける事とてもうれしいよ!」
まぁ残り少ない中学校生活はこんな会話で平和に過ごしているんだがそうでは無いやつが一人いるんだよね…
~お昼休み~
爆豪「くそ!!何でモブ二人まで雄英に受かってんだよ!!」
出久「そんなの僕に言われても…」
歌姫「まぁまぁ落ち着けよ爆豪ww」
爆豪「落ち着いていられるか!!俺の№1計画が早速おじゃんになったんだぞ!!」
歌姫「爆豪の№1計画なんて知らんしw。私は私の人生があるんだからしゃしゃり出てくるんじゃないぞw」
爆豪「いやしっとけよ!!お前の人生こそ知らんわ!!」
雄英合格をきっかけに少し爆豪とも話をするようになった。
…話すようになったと言うより攻撃対象に私が加わったと言った方が的確であるが、それでも私は少し喜びを感じている。
何故なら爆豪には人としての興味を感じているのだ。
…決して恋愛的な意味ではないぞ?本当だからな?
爆豪はぱっと見凄い攻撃的だし、いつもいろんなところが爆発してるし、自尊心の塊で近づきたくないけど、こいつのセンスと能力は本物だ!
やり方次第では本当に№1を摂れるだけの資質は持ってると私でも分かるからこいつから学べるところは多いと思ってるからこっそり参考にしているんだよ!
まぁ本人には言わないけど…。めんどくさいから
~自宅 夕食中~
育美「お姉ちゃんもうすぐ雄英だね!」
歌姫「そうだね。あっという間に中学も卒業だ」
育美「お姉ちゃんの学校からはお姉ちゃん含めて3人雄英に行くんだよね?」
歌姫「そうだよ!しかも二人とも同じクラスなんだよね」
育美「へぇ~。いいじゃん見知った人が居るだけでもやりやすくなるからね1」
歌姫「そうでもないよw。一人は大人しいからいいけどもう一人が爆弾みたいなものだからねw」
育美「お姉ちゃんのクラスには物騒なクラスメイトがいるんだね…」
歌姫「でも生態が分かれば面白い人だからね」
育美「生態って…。まぁでもお姉ちゃんが緊張してなくて良かったよ!」
歌姫「私緊張してる様に見えた時ある?」
育美「私何年家族してると思ってるの?お姉ちゃんの気持ちぐらい察すことぐらい簡単なんだからね?お姉ちゃんは大きな舞台の時は意外と口数減ってくるんだよ?」
歌姫「自分でもそんなの感じた事無いけどなぁ…」
育美「私はお姉ちゃんにとっての最高に理解者だと思っていますから!!」
歌姫「さすが私の最高の妹だよw」
育美「最高の妹は言いすぎだよ~」
こんな平和な日常を楽しみつつ高校入学までいつもと変わらない生活を過ごしている訳だがね?
高校入学とかどうしても生活環境が変わってしまうからどうしても不安はあるよね?
流石の妹でも私の不安な気持ちとかに気づかないよね…。ていうか妹には心配をかけるわけにはいかないのよね。
両親はいるものの二人ともほとんど家にはいないのである。
ネグレクトではなくびっくりするほどの多忙な二人である。
なので家には基本私と妹の二人しかいないのである。
まぁその辺の話はまた機会があれば話をするとしようか
◇◇◇
皆さんここまで読んで頂きありがとうございます。
とりあえず5話まで進みようやく雄英入学まで進みました。
次回からは、入学後のお話になるわけですが、どのような感じにしていくかは全然考えていない状態ですww
実際書いてみて結構話を作るのって難しいなと感じました。
漫画、小説などを一から作っている方は本当にすごいですね!!
私ももっと面白い展開にできるように頑張らせていただきます。
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第6声 ヒーロー科ドキドキハラハラの一日目
どんどん見て頂いている方が増えてきて有難く思っております。
適当に書いているだけなのにお気に入りにして頂いてとてもうれしく感じております。
マイペース投稿ではありますが今後ともよろしくお願いいたします。
皆の集おはようございます。私歌姫人形だ。
私もとうとう高校生になり申した。
そしてもう初登校日が明日の朝まで迫っている状態でございます。
私には珍しく緊張とワクワクで胸がいっぱいなわけですよ。
私も天下の雄英ヒーロー科に入学できたわけですから、めちゃくちゃにヒーローを目指して自由気ままなパワフルヒーローを目指したいわけですよ。
そして愛しの育美ちゃんを養って上げれるほどのスーパーヒーローになってやるんだからね♪
◇◆◇◆
みなのものおはようございます歌姫だ。
今私は、雄英に向けての通学路である。一応一人なのだがおそらくあやつが顔を出す頃だろう。
出久「歌ちゃんおはよう!」
歌姫「出久おはよう。高校生になっても変わらん顔だな…」
出久「そりゃ高校生になったばかりだからね!そんな簡単に変わるわけないよ!?」
歌姫「そりゃ、まだ入学式も始まってないのに高校生気分を出されたらうざくてぶっ飛ばしたくなるよね?」
出久「歌ちゃんそれはひどいってものだよ!?」
歌姫「まぁいいじゃないかぶっ飛ばしてないんだし。」
出久「そうかもしれないけど…。なんだかいつも通りの歌ちゃんで安心したよ」
歌姫「いつも通りって何だし。私も今日から高校生なんだし高校生らしくなっていくんだからね!」
出久「まぁ頑張ってよ!僕も№1ヒーローになる為に頑張るからさ!」
~時は少し流れて校門前~
出久「はぁ~…。校門おっきいね!さすがは雄英!」
歌姫「そうだね~。校舎もめちゃめちゃ大きいね~。私が何人ぐらい入るんだろう…。」
出久「それは考えるだけ無駄だと思うよ…。果てしなさすぎるもん。」
歌姫「出久はあきらめるっているのかい?ヒーロー目指しているのに。」
出久「ヒーローを目指しているかどうかは関係ないと思うよ?それより早く行こうよ!送れちゃうよ」
歌姫「そうだね!早くクラス分けも見たいしね」
出久「でも緊張するなぁ。僕やっていけるかな…」
歌姫「まぁそれはやってみない事には分からないけど、あの試験に合格できたのならやって行けるだけの素質はあると思うよ?」
出久「そうかな…。今の時点でもあまり個性を使いこなせてないからなぁ…」
歌姫「まぁまだ15年ちょっとしか生きてないからね。上手く使えない所は多いかもしれないけど、出久ほどのヒーローオタクならすぐになんとでも出来ると思うよ。」
出久「そうかな…。まぁ頑張ってみるよ。あ!クラス分けのボードだよ!」
歌姫「あぁ本当だ。えッと?私のクラスは…。Aか。Aクラスは21人いるのか。出久は?」
出久「僕もAクラスだ!歌ちゃんと一緒だね!」
歌姫「また出久と一緒かよ…。腐れ縁だな…。」
出久「嫌そうに言わないでよ…。なんだか傷つくじゃん」
歌姫「嫌ではないよ?ただ飽きたなって。」
出久「それはそれで傷つくよ?」
爆豪「クラス分けのボートの前でイチャコラしてんじゃねえ!!はよどけ!」
出久「うわ!かッちゃんか。びっくりした…。ごめんねすぐにどくよ」
歌姫「あら、爆豪おはようさん。居たんだね。いつも通り過ぎて気が付かなかったよ」
爆豪「空気ないような扱いすんな!ぶっ飛ばすぞ!!」
歌姫「朝一から元気だね~。私はぶっ飛ばされる前に教室に行くからね~。ちなみに爆豪のかっちゃんもA組だからね~。」
爆豪「しれっと見てんじゃねぇ!!とっとと消え失せろ!」
歌姫「ハイハイ。また教室でね~。」
出久「歌ちゃんはいつもかっちゃんと話できて凄いね…」
歌姫「爆豪は別にビビるような奴でもないけどね?」
出久「僕は無理だな…。かっちゃんには勝てる気がしないや…」
歌姫「まぁ頑張りたまえよ。私ちょっとトイレに行ってくる」
出久「じゃあ先に教室行ってるね。」
とか適当な理由を付けて出久と別れる。
何故かって?このままでは出久ルートに入ってしまいそうだからね?(メタ発言注意?もう遅い?)
取り敢えずトイレに行くって言ったからにはとりあえずトイレに行くのよ?
女の子がトイレトイレ連呼してるのははしたないのであまりトイレって連呼しないようにしないとねトイレ。
とりま終わりましたよトイレの時間。…え?トイレ連呼すんなって?ごめんね?
なんやかんやで教室に向かおうとしてるとなんとなしに見覚えのあるやつの姿が見える。
歌姫「お?お前吹出か?」
吹出「あ~。人型ちゃんだ!合格してたんだねぇ~。うれしくてドキドキしてきた!」
歌姫「吹出も合格しててよかったよ!吹出はクラスはどこなんだ?」
吹出「僕はB組だよ。歌姫ちゃんは?」
歌姫「私はA組だ。残念ながら同じクラスではないな」
吹出「でも隣のクラスだし仲良くしようよ!」
歌姫「いいぞよ。私も吹出には興味があったし」
吹出「興味があるなんてドキドキしちゃうな」
歌姫「また仲よくしような!ってなんやかんやで私のクラスについてしまったな。吹出!また後でな!」
吹出「人形ちゃんも後でね!今日もガンガンに頑張ろうね!」
吹出が合格していたことは喜ばしい事ではある。そして今からA組に入ろうとするところだ。
~ガラガラ~
中を見渡すと先に来ていた人がちらほらいるぐらいだ…。
良く見ると爆豪はいるが出久が居ないのはなぜだ?あいつ先に行ったんじゃないのか?どこで油を売っているのか…。私より長いトイレか?仕方がないか…
歌姫「私の席はっと…」
私は窓側の後ろの方の席だ。どうやら前の奴は来ているようだ。鞄が置いてあるからな…。でも姿は見えない。席を立っているようだ。
なんだか教室が騒がしいような気がするが今日は首を突っ込む気分ではないので、放置している。なんだか爆豪の坊ちゃんが騒いでいるようだが、いつもどおりいつもどおり。
それより早く先生来んもんかな…。
???「友達ごっこがしたいならよそに行け。ここはヒーロー科だぞ」
なんか毛色の変わったセリフが聞こえてくる。声の元をみると寝袋に入った、生徒ではなさそうな人がそこにいる。
???「はい。みんなが静かになるまでに12秒かかりました~…。時間は有限…。君たちは合理性に欠くね」
なんかローペースな奴がいるな。もしかして先生か?
???「担任の相澤消太だ。宜しくね」
やっぱり先生だったか。しかも担任。まぁ悪い人ではなさそうだし楽しくやっていけそうだね。私あぁいう人は意外と好きかもしれないね。
相澤「早速だが、みんなジャージをきてグランドに出ろ」
ジャージ?今から入学式とかじゃないのかな?
歌姫「ジャージで何するんですか?」
相澤「今から個性把握テストをしてもらう。詳しい説明は後だ」
みんな「「「「個性把握テスト!?」」」」
みんなは驚いているようだがそこまでびっくりすることでもないと思うんだけどなぁ。私も一発目からするとは思わなかったけど、まぁ個々の能力を早く知りたいのは当然だしね。さすがは自由な校風がうたい文句の学校だ。
さて着替えに行きますか…。
???「緑屋君と一緒にいた人やんね?一緒に着替えに行かん?」
歌姫「お?いいよ~!後ろの席の人か~…。えッと?
???「私、麗日お茶子だよ!よろしくね!」
歌姫「おちゃこちゃんね!私は人形歌姫だよろしくね!」
お茶子「歌姫っていい名前だね!歌ちゃんって呼んでいい?」
歌姫「いいよ~。わたしは普通にお茶子って呼ぶね~」
とか言いながら数少ない女子たちとそこそこなコミュニケーションを取りながら着替えてグラウンドへ向かう。
個性把握テストは個性を使って体力テストを行えって話しらしい。
上手くできるかどうか。
相澤「人形、中学の時のソフトボール投げ、何mだった?」
歌姫「大体14mかな?」
相澤「じゃあ個性を使ってこれを投げてみろ。ただし手加減とかするなよ?俺にはわかってるからもし手抜きでもしたら除籍処分だからな?」
いきなり除籍処分とか脅しですか?意外に怖い先生だ
歌姫「本気ですればいいんですよね?」
相澤「そうだ。さっさとしろ」
わかりましたよっと。ここで私のもう一つの個性をお披露目する時が来ましたよ!受験の時は結局使わなくてもクリアできたからね!
私のもう一つの個性は「人形使役(ゴーレムつかい)」なんだ
ありとあらゆる無機物に魂を宿して、一緒に戦ってもらえるゴーレムを作れるんだよ。ただし触れないものや目に見えないものはゴーレムにできないんだ。風とか光とかマグマとか。
厳密にはマグマも操れるんだけどその前に私が解けちゃうからね。
歌姫「さて行きますかね。いくよ!サンドゴーレム!!」
グラウンドの砂で大きな人形を作る。
砂糖「でけぇ…。実技試験の時使ってなかったよな?」
歌姫「ゴーレムくん!このボール空の彼方まで力一杯投げちゃって!!」
ゴーレム「うぉぉぉ!!」
うちのゴーレムくんが豪快な叫び声と共にボールははるか彼方へと飛んでいく。
相澤「結果は…1067メートルっと」
みんな「うぉぉぉ!!すげぇぇ!!」
各々思い思いの感想を口にして興奮している様子だが、おそらくこれはそんなに甘いものではないのでは?
相澤「おもしろそう…か。テストで最下位は除籍処分だ」
まぁそうだろうね。これが嘘か本当かは分からないが全力でするしかないよね。
◇◇◇
とりあえず個性把握テスト直前までは進める事が出来ましたが今後どうやって進めようかな?
個性を一通り出す事が出来ましたが、これらをどうやって扱っていくか今考えると難しいなと感じている次第であります。
みなさまのご感想などお待ちしております。
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第7声 高校生活初の波乱?乗り越えるべき壁は多い
前回の話を上げてから暫くぶりですがいかがお過ごしですか?
私はマイペースに過ごさせて頂いて居ります。この作品もどんどん亀みたいにのろのろ投稿になりつつあります。
今後の為に構想を練っている事にしてゆっくりお待ちくださいませ。
皆の物おはようございます人形歌姫だ。
いつもの前座の時間だが、みなのものはどのような生活を送っているのかな?
私は以前念願の雄英に合格できて要約の高校生活が始まろうとしているのだが、それと同時に波乱の幕開けが予想されるんだよね。
取り敢えず最初の関門として、個性把握テストを乗り越えなければならず、おそらくあの先生は全力でやらないと本気で落としかねないから頑張らないとね。
◇◆◇◆
個性把握テスト…知らない人からすれば何のことか分からず難しく聞こえるがこれは個性…いわゆる異能を全力で使った体力テストの事を言うんだ。皆も学生の頃したことあるだろ?
誰目線かって?それは気にするな。
歌姫「先生。これは全部個性つかわなければならないですか?」
相澤「そこは頭を使え。世の中相性が悪かったからっていい訳は聞かんからな?」
歌姫「はーい。頑張りまーす」
とはいっても中には個性の使いようがない物とかあるんだよな…。長座体前屈とか。」
ー第一種目 50メートル走ー
あの飯田とかいう人は、中々早いな~。さすが、足に車の排気口みたいなのがあるだけあるよね。きっと足のパワーを上げたりする事が出来るんだろうね。
他の生徒もなかなか個性を上手く活用して走ってるね~。まぁ一部走ってるとは言いにくい人もいるけど。
そろそろ私の番か?爆豪と一緒じゃん
歌姫「がんばろうね爆豪!」
爆豪「話し掛けんじゃねぇカラオケ野郎!」
歌姫「いきなりカラオケ野郎なんてひどいなぁ」
爆豪「集中してんだ!とっととおめぇも準備しやがれ。」
歌姫「ハイハイっと」
いつもの負けず嫌いが発動してますよこやつは。
まぁ私も本気で行かせていただきますけどね。まずは砂でチーターを作りますよ~。
口田「そわそわ (あれチーターみたいだ)」
なんかちらっと見えたが口田がこれを見た途端そわそわしだしたがまぁいいや
…いちについて。よーい・ドン!ー
…さすがは爆豪だ。早いな…。
…ゴール。人形歌姫、4.23秒
歌姫「爆豪早いな~。負けちゃった~」
爆豪「当たり前だ。調子のんじゃねぇ」
歌姫「爆豪喜んじゃってる?もっと表現しちゃってもいいんだよ?」
爆豪「うっせぇ喜んでねぇわ。お前に勝って当たり前だろうが!」
歌姫「まぁギリギリでも価値は勝ちだからねー。次の奴は勝つからね。」
コンマ1秒差か…。もうちょい気合い入れれば爆豪に勝てたかもしれないね~。ちょっと悔しいけどまぁいいや。
ー握力ー
このクラスにはパワー系の個性の奴多いし、結構皆いい点数出すんじゃないかな?
例えば砂糖とか。
歌姫「佐藤は何点だった?」
砂糖「俺か?310㎏だったぜ!」
歌姫「310㎏は凄いなぁ…でももう少し行けたんじゃない?」
砂糖「おれあんまり使いすぎると、後で動けなくんるから控えめにしてるんだよ。」
歌姫「そうなんだ~。私も頑張らないとね~」
…おぉ~!!540㎏とかゴリラかよ!!
歌姫「なんだ?めちゃめちゃでかい数字が聞こえたけど…」
砂糖「540㎏とかすげぇな…。俺もそれぐらい出したかったなぁ」
声の方を見ると障子の姿が見えた。
歌姫「障子お前540㎏も出したのか?」
障子「人形か。あぁそうだぞ」
歌姫「そりゃすげぇなぁ。障子今度からゴリラって呼んでいいか?」
障子「それは止めてくれ…。以外にも傷つくから」
歌姫「ごめんごめんw。冗談だよ!でも本当にすげぇな私も頑張らないとな」
障子「人形はまだか?」
歌姫「もう少ししたら私の番になると思う?少し準備して来るね」
障子「おう。頑張れよ」
まぁ準備と言ってもゴーレムを作るだけだけどね…。
…よし私の番が回ってきたな~。
歌姫「よーし!ゴーレムくん思いっきり握っちゃって!」
私の掛け声とともにゴーレムが握力計を握る
少しすると握力計の握る部分がぐしゃぐしゃに握りつぶされる。
歌姫「…先生?この場合の結果はどうなるんですか?」
相澤「∞だな。取りあえず2回目は自力で握ってみろ」
歌姫「分かりました。…これって弁償とかって…」
相澤「弁償とかは気にするなヒーロー科なら茶飯事だ学校が請け負うよ」
歌姫「それなら助かりました。」
弁償になるかとひやひやした~。あんなに簡単に壊れるとは思わなかったよ。
こんなあっさり上限を叩き出せるなんてね…。
あ、ちなみに私自身の握力は20㎏ぐらいです。…低いって?気にしない気にしない私が直接殴ったりすることはないんだもん大丈夫大丈夫!!
障子「人形無限ってすごいな」
歌姫「まぁこれは個性ありきの結果だしね~。個性つかわないと20㎏とかって貧弱な結果だしね~」
障子「それでも無限はすごい。俺の結果がちっぽけに見える。」
歌姫「まぁ凹むことはないと思うよ?まだまだこれからの伸びしろがあるってことでしょ?まだ入学したて何だからこれからいろいろ鍛えていけばいい事なんじゃない?」
障子「そうだな。ヒーローたるもの直ぐにあきらめるわけにはいかんな!」
歌姫「お互い頑張ろうぜ!」
障子「おう!」
残りのテストもぼちぼち頑張ってそこそこの結果になったよ。
残りのテストはボール投げ以外は個性の使い道はあんまり使いようがなかったからいい結果が出せなかったのよね。
ボール投げの時に出久がようやく個性を使ってそこそこの結果を出して爆豪が騒ぎ出したことがその間の特筆的なイベントだったかな?まぁ相澤先生に止められてたけどね…。
相澤「それじゃ~。さくっと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明するのは時間の無駄なので一括表示する。」
私のテストの結果は4位でした。ギリギリ爆豪に負けて悔しいなぁ。意外に順位が上だって?まぁその辺は気にすんなって。
相澤「ちなみに除籍処分はウソな」
みんな「「「「はぁー!!」」」」
相澤「君らの力を最大限に引き出すために合理的虚偽だ」
八百万「あんなのウソに決まっていますわ…ちょっと考えたらわかりますわ…」
歌姫「果たしてあれはウソだったのかな?確証はないけど私は本当だった気がするな。」
八百万「どういうことですの?」
歌姫「今回は結果的に虚偽ってことにしてるけど、ヒーローって命張る分生半可な気持ちてやっていけるほど甘い世界ではないと思うの」
八百万「そうですわね?」
歌姫「私は相澤先生の事を良く知らないけど、このテストの時間先生の事を見ていてこう思ったの。この人はヒーローとしても先生としてもプロだって。」
八百万「プロというのは当然ですよね?雄英は全員がプロヒーローとして教師をなされておりますもの。」
歌姫「ここは教師としてのプロって事が重要で、さっきも言ったようにヒーローは命を張る生半可で出来るほど甘い仕事ではない。だから相澤先生は、気持ち的にも技術的にも他の理由にしても総合的に観て、ヒーローになるにふさわしくない人を早めに落としてヒーローは甘い職業じゃないんだっていうことを教えてくれているのではないかと思うの。そうですよね先生?」
相澤「さぁどうだろうね?」
八百万「なんだかはぐらかされたような気がしますが理にかなっているような気がしますね。」
歌姫「まぁ全部私の勘みたいなものだから話半分に聞いておいてね」
八百万「いえ素晴らしいお考えだと思います!今後とも私とお話しして頂けませんか?」
歌姫「私で良かったらよろしくね?」
なんだザ・お嬢様の八百万さんとも仲良くなれそうなイベントが起きてしまいましたな…。キャラクター的に全然違うような気がするけどまぁいいや。無事に把握テストもみんな乗り越えて一日目が終了となったしヒーローとしての第一歩を踏み出せそうだね!
私も頑張りましょうぞ!
…とりあえず早く家に帰って愛しの妹ちゃんに会いたいな
◇◆◇◆
皆さまお待たせいたしました。何とか今回のお話も何とか書き上げる事が出来ました。
なるべくいろんなキャラを出そう出そうと思っているのですがみなさまは特にこのキャラを多く出して欲しいとかございますか?
それを反映できるかどうかはわかりませんが、もし何かしら出して頂ければ、善処は致します。
それよりも続ける方が大事ですね精進致します。
今後ともよろしくお願いいたします。お読みいただいてありがとうございます。
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第8声 ヒーローと高校生活とは?
前回でようやく個性把握テストでようやく高校生活の始まりになるところですね。
いつもながら悩みどころは多いですが、今後ともマイペースに執筆させていただきますよ。
前回のあらすじとかってアニメとかでよく見るけれどその辺はみんな各々見返してくれたらいいと思うんだ~。
メタ発言?何のことやら。
◇◆◇◆
とりあえず個性把握テストが終わってほっとしたなぁ…。早くうちに帰ろう…。
???「…い」
???「…ーい!」
歌姫「?」
???「おーい! そこのきらきらした女生徒ちゃん待って~」
歌姫「キラキラした女生徒って私のことか?」
吹出「やっと追いついた~。帰ろうとしたら人型さんがいてびっくりどっきりしたからどどっと追いかけてきちゃった!」
歌姫「吹出か、お前も帰り?」
吹出「しっかりちょうどにそうだよ~。人形さんというかA組のみんなは入学式にいなかったけど何していたの?」
歌姫「A組は個性把握テストしてたんだ~。なかなか楽しかったよ!」
吹出「は~。その時に個性把握テストをしていたんだ。雄英は自由だねぇ。」
歌姫「そうなんだよ。A組のみんなの個性を見れてたのしかったな。いろんな個性の人がいたから、私もがぜんやる気が出てきたってもんよ!」
吹出「そりゃいいことだね~。僕もクラス違うけどガンガンに頑張ろうかな。」
歌姫「そういえば吹出の個性って詳しく聞いていなかったけどどんな個性なんだ?」
吹出「僕の個性は、オノマトペを具現化する個性なんだ!入試試験の時にみせたようにゴロゴロドッカーンっていえば雷が落ちるようにできたりじめじめっていえば言葉の周りがじめじめしてきたりとオノマトペのイメージ通りの効果が表れるよ」
歌姫「そうなんだね。私の個性とにてるね。わたしは完全サポート特化の個性だから攻撃に回れるのはうらやましいな」
吹出「でも攻撃に使おうと思うとがんがんに大きい声で叫ばないといけないからいつもくたくらになるんだよ。」
歌姫「わかる!私もたくさんの人をサポートしようと思うと大きい声を出さなきゃいけないからつらいんだよね!」
吹出「さすがは人形さんだ!しっかりがっちりわかってくれると思ってたよ!」
なんだかよくわからないけど似たもん同士なのか吹出と意気投合してしまったわけで。
なかなかに多様な個性が周りにいなかったからついつい話が弾んでしまった。
吹出「あ!僕のうちもうそこだからここでね!」
歌姫「吹出の家はここなのか。結構近いんだな」
吹出「人形さんも家はこの辺なの?」
歌姫「そうだよ。もう少し言ったところにある」
吹出「そうなんだ~。知り合いの家が近いなんてドキドキしちゃうね」
歌姫「また遊びに来いよ!個性訓練の方法とか教えてほしいし」
吹出「そうだね。個性似てるし二人でどっしりがっしり練習しよ!」
まさかの練習の約束までもしてしまったのよ。まぁ仲いい人が多いのはいいことだしいいか…。それより早くうちに帰って愛しの妹ちゃんに会わないといけない。
~なんやかんやで家~
歌姫「ただいま~!」
育美「お姉ちゃんおかえり!お風呂沸いてるから先に入っちゃう?」
歌姫「そっかありがとう!汗かいたし入らせてもらうかな?」
育美「そっか!ゆっくり入ってきてね!」
はぁ~。やっぱりお家はやすらぐなぁ。お風呂はあったかいしご飯はおいしいし、愛しの妹ちゃんはいるし幸せだぁ…。
しかし今日一日はいろんなことがあったな…。
今回のテストではいい結果なほうだったけどみんないい個性だしなかなか活用の仕方次第でいくらでも化けれそうだしなぁ。もしかしたらすぐに追い抜かれてしまうかもしれないね…。
現時点での能力に胡坐をかいていてはいけないかもしれない。
実際、八百万百や、轟とかいうやつ、それに爆轟だって上にいる。
爆轟なんかはセンスの塊で努力家なのは渡しても知ってるから怠けていたら本当に置いて行かれてしまうから頑張らないとなぁ。
…やっていけるかな…。
育美「お姉ちゃんご飯できたからぼちぼち出てきたら~?」
歌姫「はーい!すぐ行くよ~!」
ご飯できたみたいだからすぐ出ないとね
~リビング~
歌姫「おまたせおまたせ!待ちましたかね?愛しの妹よ」
育美「全然大丈夫だよ。今準備終わったところ」
歌姫「ありがとう!それじゃいただきます!」
育美「いただきます!」
次の日
歌姫「それじゃ行ってきますね!」
育美「お姉ちゃん行ってらっしゃい!気を付けてね!」
~登校中~
歌姫「お~!吹出おはよう!」
吹出「人形さんおはよう!今日もらんらんと元気だね!」
歌姫「吹出もこの時間の登校か」
吹出「家もきゅっと近いから同じぐらいの時間になるんじゃないかな?」
歌姫「まぁそうだよね!今日はどんな授業になるのかな?」
吹出「楽しみだよね!今からでもドキドキしちゃう!」
歌姫「楽しみだね!」
~学校~
午前中の授業ははっきり言って普通だな…
あのテンション高かったプレゼントマイクの英語の授業がギャップも相まってマジで詰まらんかった。
はよ午後のヒーロー基礎学にならんかな…。
~昼休み~
はぁ~やっと終わった…早くお昼食べに行こ…
蛙吹「あら人形ちゃん食堂に行くのかしら?」
歌姫「蛙吹ちゃんか!そうだよ食堂いくよ!一緒に行く?」
蛙吹「お供させてもらっていいかしら?」
歌姫「いいよいいよ!一緒に行こ!」
耳郎「私もいっしょに行っていい?助けてもらった時のお礼したいし!」
歌姫「お礼?なんかお礼されることしたっけ?」
耳郎「入試の時、巨大ヴィランから助けてくれたじゃん!」
歌姫「そうだっけ?巨大ヴィランをぶっ飛ばしたような記憶はあるんだけど…?」
耳郎「覚えてないか…。まぁでも感謝してるんだからお礼させて!」
歌姫「まぁそんなに言うんだったら有難くお礼してもらおうかな!」
~食堂~
歌姫「食堂広いね~。そんでもってもうだいぶ人来てんね~。」
蛙吹「そうね。早く注文して席決めちゃいましょ!」
耳郎「そうだよね。まだたくさん人きそうだしね!」
…注文中…
歌姫「おまたせおまたせ!ここはメニューが多くて決めるのに時間かかっちゃった~。」
蛙吹「大丈夫よ人形ちゃん!私たちも注文したばかりだから、そんなに差が出ないと思うわよ」
耳郎「そうだよ!それより前々から気になってたんだけど、人形の個性ってどんな個性なのか詳しく聞いていい?」
歌姫「私の個性そんなに気になる?たいして面白いような個性とは思えないけど…?」
蛙吹「それは自分の個性だからじゃない?私たちにとっては新鮮なのよ?私だってどんな個性なのかきになるもの」
歌姫「そんなに気にしてくれるなら聞いてもらおうかな。」
耳郎「聞かせて聞かせて!」
歌姫「まず、私には個性が二つあるの。一つは声、もう一つは人形使い(ゴーレムマスター)なの」
蛙吹「二つも持っていたのね…。二つともどんな個性なの?」
歌姫「一つずつ詳しく解説していくね。まずは声の方なんだけどこれは簡単に言えば、声を使って人の能力を上げれる個性なの。」
耳郎「能力を上げる?強くするってこと?」
歌姫「そういう事。私自身が応援というか強くなって欲しいって気持ちを込めて声を出すと人の身体能力をげる事が出来るんだよね。ゲームで言えばバフ、デバフみたいなものね!」
蛙吹「バフ?デバフ?が良く分からないけど、それって敵味方関係なく能力アップしちゃわないかしら?」
歌姫「そこは大丈夫で私の応援したいって気持ちが大事で対象は決める事が出来るよ。」
耳郎「そうなんだ!身体能力あげれるって力強いね!でもプレゼント・マイクも個性似てるようなものじゃない?」
歌姫「プレゼント・マイクの個性はおそらくパワーに全部りした個性になると思うの。だから彼は攻撃特価で支援は出来ないのではないかな?私のも攻撃は出来なくないけどあそこまでパワー出そうと思うとかなりのどやられちゃうからそれなりの訓練をしないといけないのよね」
蛙吹「まぁ似たような個性であっても得意不得意はあるものね」
歌姫「そうそう。後は歌ってる間は、普通に応援するよりも効果が倍増したり他の色んな効果を付与したりできるんだ。例えば自然治癒力を高めてけがを早く治したりとかね。」
耳郎「へぇーすごいね!他にも何かあるの?」
歌姫「うーん…。身体能力は勿論の事、相手にも悪影響を与える事も出来るんだよ。力が弱めたり足を遅くしたりいろいろとね。」
蛙吹「結構万能なのね。鍛え方次第で化けそうね」
歌姫「そうなんだけど今はなんだか器用貧乏というか使い切れていない所があるんだよね。歌を使える集団戦闘とか実戦をしたことないから本番で出来るかどうかも分からないんだよね。」
耳郎「自信ありそうjな感じなのに、苦手な事とかもあるんだ…」
歌姫「私だって紙でも何でもないから出来ない事や苦手なことだってあるよ~」
蛙吹「そうよね。自分を鍛えるために雄英に入ったものね」
耳郎「まぁそうだよね。それより人形使いの方はどんな感じなの?」
歌姫「そっちはある意味文字通りなんだけど、人形を操る個性なんだけど、詳しく説明すると、無機物もっといえば生きていないものを人形にして操る事が出来るんだ。個性把握テストの時に砂を使ったような感じでね。」
蛙吹「そうなのね。それってどれぐらいできるのかしら?」
歌姫「今時点ならあの巨大ヴィランぐらいの大きさまでなら作る事は出来るかな?数で言うなら私ぐらいの大きさを50体ぐらいになら出来るかな?」
耳郎「それはすごいな…。生きていなければ何でもできるの?」
歌姫「そう。生きていなければ何でも、砂や土、水、火、何ならネクロマンサーみたいに〇体も扱うこともできるよ?まぁ倫理的に問題だからしないけどね」
蛙吹「そこまでできちゃうのね…。あなたがヒーローを目指してくれてよかったと思うわね…。」
歌姫「そうだね。この力がヴィランの物になってたらやりたい放題できたと思うよ。自分で言うのも変化もだけど、私自身に正義の心が芽生えてよかったよ」
耳郎「そうだよね~。私人形がヴィランだったら勝てる気がしないもん…」
歌姫「そんなことないよ。この個性も弱点は勿論あるからね」
耳郎「そうなんだ。どんなの?」
歌姫「声の方はそもそも聞こえなければ意味がないからね。人形の方は意外ともろかったりその場その状況に左右されちゃうから地形を使って戦う頭のいいヴィランとは戦いにくかったりするからね。」
蛙吹「やっぱり度の個性にもさまざまな悩みはあるものよね…」
歌姫「まぁそれを克服する為でもあるからね!」
蛙吹「そうよね、お互い頑張りましょ!」
…ビービー…
歌姫「お!ようやくできたみたいね!ちょっともらってくるね」
蛙吹「私達のも出来たみたいだし取りに行ってくるわね!」
◇◆◇◆
みなさま大変お待たせいたしました。おおよそ一ヵ月ぶりの投稿になるのではないでしょうか?
色々諸事情により各タイミングを見失っていましたがようやくようやく書き終える事が出来ました。
今後の流れとかどうしようかとか毎回毎回思っているのは秘密ですが、なんだか似たような流れになってしまっているのは少しいけませんなと思っています。
次回は初の戦闘訓練の授業が入ると思うので戦闘いーんを頑張って表現しないといけないなと思っていますので楽しみに待っていてください。
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第9声 卵としての第一歩 歌声の響く対人戦闘訓練
一時は週一ペースで投稿できていたのですが少し間が出てき始めてきてしまったですね。
まぁその辺は反省せずマイペースに投稿していくつもりですがね。
UAとお気に入りが順調に増えてきている為、毎回毎回見てくれている方には感謝しておりますので今後ともよろしくお願いいたします。
みんなおはよう歌姫だ!
まぁおはようと言ってももう昼食を食べ終わって午後の授業の準備をしている最中なんだけどね。
昼食中になんだか警報が鳴って校内がすごいざわついたんだけど、飯田の奴が場を収めてくれたおかげで無事に何事も無くご飯食べる事が出来たよ。飯田は面白いやつかもしれんな。硬すぎるけど。
昼食中に、蛙吹さんと耳郎さんと少し仲良くなれてことが嬉しかったなぁ。二人とも可愛いしいい個性を持っているからぜひ今後共仲良くしていきたいなあとおもっていますですはい。
◇◆◇◆
歌姫「もうすぐオールマイトのヒーロー基礎学だけどどんなことするのかな?」
耳郎「なにするんかな?相澤先生の時みたいに、個性把握テストみたいなことをするんじゃない?」
蛙吹「そんな短期間にテストを何回もするかしら?ヒーローに関しての座学をするんじゃないかしら?」
耳郎「まぁそうだよね…。私もそんな何回もテストなんかしたくないし…。でも楽しみだねヒーロー基礎学」
歌姫「そうだね!なんせ№1ヒーローに教えてもらえるんだから楽しみすぎて夜しか眠れなかったよ!」
蛙吹「あら。それは健康的でよかったわね人形ちゃん。」
歌姫「でもオールマイトって教師経験なんてあるんかな?私はあんまり追っかけとかはしないけど、ざっと聞く限りそんな経験したなんて聞かないけど?」
蛙吹「それは私も聞いた事無いわね?」
耳郎「うちも聞いた事無い」
歌姫「まぁその辺は、もう少ししたら分かる事だからいいか。」
蛙吹「そうね。授業の為に早めに準備しておきましょ」
~午後・ヒーロー基礎学~
オールマイト「わーたーしーが!普通にドアから来た!!」
おぉ~!!さすが№1ヒーローだ…。やっぱりテレビで見るのとは全然違うなぁ。
このコスチュームも前に見たことあるやつだ。
やっぱりオールマイトはカッコいいなぁ。
オールマイト「ヒーロー基礎学!ヒーローとしての素地を作る為、様々な訓練を行う科目だ!」
さっきから楽しみとよろこびで胸かいっぱいだ!あんまり感動とかしない私でもこれはヒーローを目指した良かったと思う瞬間だったよ。
「早速だが今日はこれ!戦闘訓練!」
今回は戦闘訓練をするのか。どんな内容なんだろうか。また機械相手にするのかな。あまり得意じゃないんだけどなぁ機械…。
…なんか急に教室の壁に番号の書かれた箱みたい名ものが出てきたんだけど?コスチューム?
「これは入学前に皆に提出してもらったコスチュームだ!今からこれに着替えて順次グランドβに集合してくれ!」
「「「「はい!」」」」
戦闘訓練かぁ。どんな感じになるのかな?
取り敢えず早めに着替えてグラウンドに行かなきゃだね。
???「ねーねー。女子同士でさぁ!自己紹介しない?せっかくだから仲良くしたいじゃん?」
クラスメイトの一人でピンク色の肌の子がそう言いだしたが正直早く授業に参加したい…。
耳郎「いいじゃん。お互いの事も良く知りたいしね!」
???「じゃあまず私からね!私は芦戸三奈だよ!個性は酸!全身から酸を出す事が出来て酸を使って攻撃したり移動したりできるよ!」
酸か…。敵になるとなかなか恐ろしい相手になるかもしれないな…。ある程度は仲良くなっておいた方がいいかもしれないな…。まぁ人は良さそうだからよほどの事をしなければ大丈夫かな?
蛙吹「それじゃあ次は私が行くわ。私は蛙吹梅雨。個性は蛙で蛙っぽい事なら何でもできるわ。つゆちゃんとよんで?」
蛙吹さんはこの前も話したけどいい人だと思うわ。だけど同級生にしては少し大人っぽいと言うか知性みたいなのを感じるからもしかしたらこの子は優秀な子かもしれないなぁ。困ったときは相談してみよ。
麗日「じゃあ今度はわたしね1私は麗日お茶子!個性はゼログラビティで触れた相手を浮かす事が出来るよ!どんなものでも浮かす事が出来るけどあまり重すぎると気持ち悪くなっちゃうんだよね(汗)」
麗日ちゃんはすごい可愛いを表現したような子だけどそれを自慢したりするタイプじゃないから好かれるんだろうな~。私も見習わないといけないね。
耳郎「今度はうちだね。うちは耳郎響香。個性はイヤホンジャックでこの耳から出てるプラグから振動を出して攻撃したり壁とかにさして小さな音を拾ったりできるよ!だから捜索とかは得意だったりするかな。」
耳郎ちゃんは今の所私にとって一押しである。可愛い。マジで癒し。妹の次に好き。
???「次は私だね!私は葉隠透だよ。個性は見ての通り透明人間だよ!」
あぁ。服が宙に浮いてるなぁとは思っていたけどやっぱり生徒だったんだなぁ。この子意外に胸があるんだよなぁ。見方によってはブラとか見えそうになるから可愛ければ興奮するんだけどなぁ。見えないんだもんなぁ。
八百万「次はわたくしですか?わたくしは八百万百と申します。個性は創造。私の脂質を使ってなんでも作り出す事だ出来ます。ただし、作りたいものを、分子レベルで理解する必要があり、無生物である必要があります。生き物は作れません。
八百万さんは言葉遣い的にお嬢様って感じ。やっぱり美人さんだよね。
芦戸「あとは、えッと…。」
人形「あぁ。後は私だけ?私は、人形歌姫ね。宜しく。個性は、声と人形使いね。
声は声を使って様々な事が出来る個性だよ。気持ちをのせて応援すれば、自分や相手の能力を上げる事が出来るし、やり方次第では、プレゼント・マイクみたいに攻撃をすることもできるよ。まぁ、あんまり攻撃に使うことはないけどね。後人形使いは、無機物の物を人形に作り上げて操る事が出来るんだよ。個性把握テストみたいな感じね。」
芦戸「みんなすごい個性だね~。もっともっと知りたいよ~。」
人形「今から戦闘訓練なんだし、みんなの個性を視る事は出来るんじゃない?」
芦戸「そうだね!早く着替えてグラウンドβに言っちゃおう!」
~グラウンドβ~
取り敢えずさっと着替えてグラウンドβに着いたよ。比較的に早く着いたからあんまり人が居ないね。なんか全身鎧みたいなのをまとったひとがいるんだけどあれは誰だろ…。
蛙吹「人形ちゃん早いわね。結構綺麗な感じのコスチュームにしたのね。」
人形「そうなんだよ。私は基本的に前線では戦わないからね。後方支援が得意だからあまり機動性とかは考えてないけどその分、遠くまで声が聞こえるように両腕と足にスピーカーが付いているんだよ。」
私のコスチュームは基本的にアイドルが着ているようなドレスの様な感じにしてある袖とレギンスに薄くて軽量型のスピーカーを付けてもらって持ってる付属のマイクを通すと普通に叫ぶよりも広く声が届くって寸法よ。
隠密をする必要がある場合は、仲間にイヤホンを渡す必要があるけど声さえ届けばなんでもいいんだよね。
歌姫「そういう梅雨ちゃんも早い方よね。衣装も落ち着いた感じで動きやすそうね。やっぱり個性に合わせて水中でも動きやすい感じにしたの?」
蛙吹「そうね。わたしは個性水中は得意だから将来水回りで活躍できたらって思っているのよ」
歌姫「梅雨ちゃんはもう将来の事を考えてるんだね~。私は立派なヒーローになりたいとは思うけど、こういう場面でとかは全然想像できてないよ。」
蛙吹「人それぞれなりたいヒーロー像や歩幅は違うものだから急がなくても良いと思うわ人形ちゃん」
歌姫「まぁそうだけどね~。なかなか個性の扱い方とかも悩むから勉強とか訓練とか積極的にしなくちゃね。」
蛙吹「私も手伝えることが有ったら言ってね。」
歌姫「梅雨ちゃんありがと~!!梅雨ちゃん良い人だね~!」
蛙吹「別にいい人ではないわよ。当たり前のことを言ってるだけだから。」
そうこうしている内に生徒がそろってきていた。
「集まったな有精卵共!これから戦闘訓練の説明をする!」
内容としてはこうだ。
生徒同士二人一組になってヒーロー側とヴィラン側に分かれて戦闘を行う。
勝利条件
ヒーローはヴィランを二人とも捕縛するか張りぼて核兵器の確保
ヴィランはヒーローを二人とも捕縛するか張りぼて核兵器を10分守り切る。
組の決め方はくじで決めるとのこと。
飯田が適当ではないかといちゃもんを付けていたが、出久がヒーローはその場でチームを作るとかなんとかってフォローを入れていた。
まぁ私としてはぱっと決まれば何でもいいけどね!
歌姫「でも先生!このクラスは21人いるけど一人余ると思うんだけどその人はどうするの?」
オールマイト「クジの中に当たりくじがあるんだ。当たりくじを引いた人は好きなところに入る事が出来るんだ。そこだけ三対二になるんだ。」
歌姫「ちなみに一対二で戦いたいっていうのはありですか?」
オールマイト「まぁ当たりを引いた人が、そう望むのであればそれはそれでありだよ」
歌姫「ちなみに一人を立候補することはできますか?」
オールマイト「そこは公平にクジを引いて欲しいんだ人形少女。自分の得意な戦い方だけではヒーローはやっていけない。時にはどうしても苦手な人ともチームアップをしなければいけない時もあるからな!」
歌姫「分かりました。精進致します」
二人一組で戦闘訓練するのはなんだか緊張するなぁ。知ってる人と組めたらいいんだけどなぁ。特に梅雨ちゃんとか耳郎ちゃんとかね。
男子だったら障子とかが組みやすいかもしれないなぁ。戦闘系が味方だと私としてもやりやすいしね。まぁ誰とでも戦えなくはないけれど。
そうこうしている内にみんな続々とクジを引いてるな。そろそろ私の番だしクジを引きますか!
◇◆◇◆
みなさまここまで読んで頂きありがとうございました。大変お待たせしております。
なかなかどうしても日常会話とかが多くなってしまうから文章を書くのが難しいなと思いました。そして私自身言葉のボキャブラリーとかが少ないからどうしても似たような表現とかになってしまうし、難しいなとは思いますが、こんなでもお気に入りをしてくれる人が居るいことに驚きと喜びを感じております。
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第10声 初の対人訓練 力の発揮どころとは?
今回から対人戦闘訓練を書いていく予定ですがそのために皆様にアンケートをお答えいただきました。
ご投票していただきありがとうございます。
それを参考に今回のお話を書かせていただきますのでお楽しみに!
切島
みなさんこんにちは!人形歌姫です
今日はようやくヒーローらしい授業があります。
対人戦闘訓練はある意味ヒーローの醍醐味ととらえる人も多いかと思われますが、基本的に裏方に回ることが多いタイプ名上に、私自身はあまり殴り合いとかは得意ではないし興味もなかったので他の人に比べると冷めているところはあったかもしれないね?
ただほかのヒーロースーツとかはかっこいい人もいたりかわいい人もいたりで目の保養にはなるよね。特に麗日ちゃんとか蛙吹さんのはかわいいと思います。一押しだよ一押し!
あとはくじの結果次第なんだけどね!
◆◇◆◇
歌姫「さてくじの結果は…?Kか」
うーんKか…。実際どんな組み合わせになるのかな?
オールマイト「みんなくじを引き終わったみたいだね!ざっと組み合わせを見ていこうか!」
A 緑谷・麗日
B 轟・障子
C 峯田・八百万
D 爆轟・飯田
E 青山・芦戸
F 口田・佐藤
G 神鳴・耳郎
H 常闇、蛙吹
I 尾白・葉隠
J 瀬呂・霧島
K 人形 あたり
そうか…私があたりを引いてしまったか…。どうしようかね…。私一人でも正直勝てる自信はあるけどほかの人とのコミュニケーションというか個性の使い方の勉強ととらえてみるか・
オールマイト「さてあたりを引いた人形少女にはチームを選ぶ権利があるわけだけどどうする?」
歌姫「ん~どうしようかな…。じゃあHの常闇君蛙吹さんペアのところに入ろうとおもいます。」
オールマイト「ちなみに理由を聞いてもいいかな?」
歌姫「詳しい個性はまだわからないけど、おそらく常闇君は個性をうまく使えば攻撃につなげることができ蛙吹さんもいろいろな立ち回りをできると思います。私はそれをどれぐらいサポートをできるのか、どれぐらい協力できるのか私自身の力を試してみたいと思いました。」
オールマイト「なるほどわかった!各チームお互いの個性を把握しつつ訓練の準備を進めてくれ!」
まさか私があたりを引くとは思わなかったけどね…。まぁKを引いた時点である程度は察することができたのかもしれないけどね。
さて蛙吹さんと常闇君の二人と相談をしなくちゃだね!
歌姫「つゆちゃん!常闇君!二人ともよろしくね!」
蛙吹「人形ちゃんうちに入ってくれてうれしいわ!よろしくね。常闇ちゃんもよろしくね!」
常闇「あぁ二人ともよろしく頼む!」
歌姫「改めて二人共の個性を教えてくれる?」
…
蛙吹さんは前も聞いたけど帰るみたいなことをできる個性みたいだね私カエルが何ができるかは知らんけど、舌が伸びたり迷彩ができたり意外と万能みたいなんだよね。
常闇君は体に繋がったダークシャドウが個性で基本的には攻撃重視の個性みたい。
昼とか明るいところではゆうことは聞く代わりに性能はぼちぼち。よるとか暗いところでは性能が爆上げな分扱うことが難しくなるみたい。今回は真っ暗なわけではないから操れないまではいかないみたい。
これは攻撃も補助も完璧になるのでは?私も頑張って補助を行わないとね。
歌姫「それじゃ作戦を考えていこうか」
…
オールマイト「それでは最初の訓練するペアを発表していく!」
最初のペアはAペアとDペアの訓練となった
緑谷と爆轟の戦いになるからしょっぱなからぶっ飛んだ組み合わせだなぁ…。
爆轟以外が大変そうだな…。特に出久と飯田くん。
長かったから結果だけ伝える。
試合結果だけを見れば出久と麗日チームの勝利で終わったんだけど、試合内容としては爆轟、飯田チームというか特に爆轟が出久をフルボッコにしていた。飯田くんは何とか役になりきって頑張っていたものの麗日ちゃんの最後の一発に呆気を取られてしまい負けを認めざるを得なかった感じだね。
まぁでも八百万ちゃんも言ってたけど一番評価されるのは飯田くんだね。
爆轟も見た目も行動もヴィランだけどヴィランとしてやってはいけないこともしたしね。
その辺は成長としては大事だからね。爆轟が素直に聞くとは思えないけどね。
次の試合は。BペアとIペアだね。今回の訓練はほとんどコメントすることもなく、轟君がビルを全部凍らせて終わりだった。これこそ秒殺ってやつだったね。寒そう。
さて来ました。私たちHチームとJチームの訓練になります
私たちHチームはヴィランで瀬呂、霧島ペアはヒーローだね。
歌姫「二人とも作戦は覚えてる?」
蛙吹「ええ!」
常闇「ああ!」
歌姫「じゃあ各自持ち場によろしくね」
作戦とはこうだ。
霧島くんは個性把握テストでは機動力のあるような個性には見えなかったし、正面玄関とかから入ってくるしかないようにしてあるから霧島君には常闇君で対処してもらう。瀬呂くんは肘からなんだかテープみたいなもので動き回れるから機動性はあるから蛙吹ちゃんに外回りを警戒してもらってもし外から来るようであれば撃墜してもらう。
私はビル一帯に警備人形を配置して二人に指示を行い、対処をしてもらう。もし対応が難しく核爆弾まで来てしまった場合は私が対処する。という算段になっている。
二人共には頑張ってもらわないと。
あとはオールマイトから警備用の人形を出すことは構わんが戦闘向けは控えてほしいと仰せつかってるしね。それをされてしまうといくら何でも戦闘バランスが崩れすぎてしまって訓練にもならないからとのこと。
歌姫「二人とも今のところはどう?ヒーローは発見できた?」
蛙吹「私のほうはまだ見つけられてないわ。」
歌姫「了解。常闇君は?」
常闇「俺のほうもまだだ。もうしばらく詮索を続ける。」
ふたりとも一生懸命訓練に取り組んでるなぁ。私も頑張らないと…。
ん?2Fの東側に部屋に人の気配が2つ?瀬呂君の個性で2Fから侵入したのかな?
そこなら常闇君が近いな…。
歌姫「二人とも2F東側の部屋に人の気配が二つあるからおそらくヒーローチームに侵入されたから対処よろしく!」
蛙吹「わかったわ!すぐに向かうわ!」
常闇「御意!すぐに向かう!」
ふたりとも反応が早くて助かるね。先に常闇君が、ヒーローチームに接触ありか。
常闇「ヒーロー二人を発見した。今より戦闘を行う。」
歌姫「梅雨ちゃんが到着するまでは、足止めする程度でもいいから!できる範囲でよろしく!」
常闇「御意!」
常闇君は戦闘力は思ったより高いようだ。2対1ではあるもののそれなりに渡り合えていた。ダークシャドウは思っていたよりも機動力があり攻撃力もそれなりにあるようで、防御力が高そうな霧島君にもいいダメージを与えているように見えた。ただ瀬呂君のトラップにより攻撃の手を止められるのもしばしば見られた。
なかなかあの二人のコンビネーションはできたものではないが、向こうには攻めの一手を打てるような個性や能力がないため、戦闘が進めにくいように見て取れる。
そうこうしていると梅雨ちゃんが現場に到着する。
蛙吹「常闇ちゃんお待たせ!」
常闇「蛙吹か。助かった。俺は霧島のほうを行くから蛙吹は瀬呂のほうを頼む!」
蛙吹「わかったわ!」
この時の戦闘については二人に一任している。
私があれこれ指示するより現場の人間同士が連携をとってやったほうがやりやすいからとのこと。
私はその分支援を行う。
歌姫「二人とも素早く頑張れ!疾風迅雷!」
そう叫ぶと二人共の身のこなしが軽くなり早くなるように見えた。
蛙吹「これが声の個性の力なのね?」
常闇「普段よりも早く動けるぞ!」
瀬呂「そうはさせるか!とっとと捕まってしまえ!」
瀬呂くんの不意の一撃により梅雨ちゃんが捕まってしまった。
蛙吹「ごめんなさい二人とも…。捕まってしまったわ。」
常闇「あとは俺たちに任せろ。蛙吹の分まで俺が頑張るさ」
歌姫「そうだよ梅雨ちゃん!お疲れありがとう!」
捕まってしまったものは仕方がない。今回が訓練だったことを喜ぶとしよう。
切島「瀬呂!常闇のことは俺に任せてお前は核を探しに行け!」
瀬呂「わかった!」
ちらっと聞こえたようだがどうやら梅雨ちゃんを見つけたことにより、核を探しに行くようだ。おそらく私がここで陣とっているとの見立てだろう。そこはさすがだな。
常闇「そうはさせない!通さんぞ!」
切島「そうはいっても通させてもらうぞ!」
そういって霧島はダークシャドウにつかみかかる。
常闇自身はダークシャドウがなければ非力の様子だ。
歌姫「常闇の強さで叩き潰してしまえ!風林火山。」
切島「ぐぅぅ!!急に力が強くなってきたぜ!でも負けるわけにはいかない!」
そういいながらかなり霧島は踏ん張っているようだだがそういっても瀬呂は常闇を切り抜けてしまったようだ。
常闇「人形!すまない瀬呂を逃がしてしまった!そいつは頼む!」
歌姫「はいよ~。常闇君は私のことは気にせずに霧島君い全力を注いでね。」
常闇「御意!」
その辺も打ち合わせの通りである。もし二人のうちどっちかが捕まって一人を私のところに行かせてしまうことがあったとしても、私自身も戦うことができるから全力で倒してから来てねとのことである。
瀬呂「核の部屋はここか…。やっぱり人形のやつがここにいるなぁ。どうかあいつは常闇ほど戦闘力がないでくれよ…。」
歌姫「瀬呂君!そこにいるのはわかってるんだから早く入ってくれば?」
瀬呂「なんだよ。なんでもおみとおしってか?」
歌姫「瀬呂くんがこっちに来るなんて何か策でもあるのかしら?」
瀬呂「さぁな!どうだろうな!」
そう叫ぶと瀬呂くんは個性のテープをこちらに飛ばしてくる。
歌姫「そんな安直な攻撃は当たらないよ!跳ねろ私!」
瀬呂「まあ当たらんよな!ならばこれなら!」
今度の手段は私の後方にあった柱にテープを飛ばして一気に距離を詰めて捕まえるようだ。
歌姫「その手にも乗らんよ。そこでひれ伏してしまいな!」
瀬呂「な、なんだ?体に力が入らんぞ?!」
歌姫「まぁそこでおとなしく休んでいなさい♪」
瀬呂「そうは…させないぜ…!」
力が出ないながらもなんとか私を捕獲しようとしている瀬呂君の姿はかっこよくも感じていた。ただしこれは故意ではなく人としてかっこいいよねって話。
歌姫「最後まで粘る姿勢はいいけどもうあなたはここでおしまいね。捕獲♪」
瀬呂「はぁ~…。悔しいぜ。人形なら捕獲ぐらいなら何とかできると思ったんだがな。」
歌姫「私を捕獲できるっていうのがまだまだ甘い考えね・」
瀬呂「そうみたいだな…。でも楽しかったぜ!」
歌姫「私も楽しかったよ。また戦いましょ!」
常闇「こちらも霧島を捕獲!」
歌姫「向こうも終わったみたいね」
オールマイト「ヴィランチームウィィィン!!」
なんやかんや壮絶な戦いは幕を閉じ私たちのチームが勝利を収めることができた。蛙吹さんが捕まってしまったのは惜しかったけどおおよそはいい戦いができたと思う。
そして皆から講評を受ける時だ
オールマイト「今回のMVPは誰だったかな?」
八百万「今回のMVPは人形さんだと思います。見た感じ指示を出していたのは人形さんのように思えますし、作戦がどのように寝られたかまでは存じ上げませんが、各々の個性をうまく使おうとしてた姿勢は見られました。ただ蛙吹さんが捕まってしまっていたため、蛙吹さんの動きもありますが、そのあたりの支援をもう少し丁寧にできるとよかったのかもしれません。あとは、瀬呂さんとの戦闘の時はおそらく個性を思われるのですが、なかなか手際のよい捕獲の仕方だったと思わっれるので私はそこも評価していいかと。」
オールマイト「おおよそ八百万少女のいうことで正解だ。人形少女ももう少し退陣に向けての個性の調整を頑張るように。」
歌姫「わかりました。オールマイトも八百万さんもありがとうございます。」
自分自身の評価ではおおむねいい結果だったと思う。確かに少し雑な部分もあったから蛙吹さんも捕まってしまったし私の場合はフォローがメイン活動になると思うからその辺をもっと頑張らなきゃいけないね
あとは、ほかのメンバーの好評も行われた。おおむねいい好評をもらっていたような気がする。みんなもいいヒーローになってほしいね。
ほかのメンバーの訓練も終了し出久以外は無事に訓練終了との流れになる。
~なんだかんだで下校前~
切島「なぁ!人形も反省会しないか!」
歌姫「あぁいいね。自分なりの意見しか出ないけどそれでもいいかい?」
切島「あぁ!それでもいいぜ!よろしくな!」
なんだかほとんどのクラスメイトが参加するようだ。なかなか話す機会のないやつとも仲良くなるきっかけになるかな?
歌姫「霧島君は、硬化を防御に使うのもいいけどもっとこうげきに使えるようにできたらできることが多くなるよね」
切島「そうなんだけど、硬化するとなかなか動きづらくなるんだよな。」
歌姫「その硬貨って一部だけに発動させることってできないの?」
切島「一部を硬化することもできなくもないけどまだまだうまくできないんだよ」
歌姫「その辺を集中的に練習していかないとね」
切島「そうだな!また訓練とか一緒にしようぜ!」
葉隠「人形ちゃんって実際のところはどこまでできるの?把握テストの時とかはなんかでっかい人みたいなものもあやつっていたよね?」
歌姫「私の個性は二つあって声はサポート特化で自分や味方の能力を上げたり自然治癒を高めたりといった補助が何d根もできる感じ。人形は、ある意味言葉道理で人形のものを作って操ることができるんだよ。それを使って戦うこともできるしちっさく作って隠密に使うこともできるんだよ。今回の訓練の時もちっさいものをたくさん作って空間把握に役立ってもらってたからね。」
葉隠「そうなんだ!結構万能系なのかな?」
歌姫「それでも弱点はあって一対一は結構苦手で私自身が戦えないこともないんだけど、やっぱり完全に戦うことに特化している相手にはかなわないよね。クラスの中では、爆轟とか轟君。あとは常闇君なんかは勝てないかもしれない。人形もきれいなビルとか素材にできるものがないと個性がないも当然だしね。」
葉隠「けっこう立ち回りがうまかったから、苦手なことがないのかと思ったけどやっぱり弱点はあるもんなんだね」
歌姫「そうなんだよ。だから基本的には準備が必須の個性になるんだよね。」
なんだかんだでみんなの人間性も個性も個性的というかみんな特徴があって面白いよね。
今日はいい日になったような気がしますね。
爆轟がとっとと帰ってしまったのと、出久がそれを追っかけていいたけれどもそれは知らんし興味みもない。
しかし、妹にはいい土産話になるね。
◇◆◇◆
みなさまここまでお読みいただきありがとうございます。
学校生活もいよいよ始まりましたね。今後の展開もなんとか考えていきたいですがね。なかなか新規展開を作るのも大変そうだな思うんですが一定数読んでくれている方がいると思うと少しやはり励みになりますね。
今後とも亀足投稿にはなりますが少しでも皆様の楽しみになりますよう頑張らせていただきますのでよろしくお願いいたします。
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第11声 学校生活の日常 トラブルの前触れ?
毎度毎度読んでいただいてありがとうございます。
今後とも楽しんで読んで板田kるように頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。
みなのものおはよう私だ。人形歌姫だ。
昨日は、初の屋内戦闘訓練で、対人戦闘をしたわけだけどなかなか課題の多いことに気が付いたわけだけど、ある意味では雄英に入学できてよかったとも思えるよね。
いろんな個性の人の戦闘スタイルも見ることができたから、一つの参考にもなるしね。
育美「お姉ちゃん朝ごはんだよー!」
歌姫「はーい!すぐ行くねー!」
愛しの妹育美ちゃんからご飯に呼ばれたから行かないとね。
育美「お姉ちゃん学校はどう?少し離れた?」
歌姫「あぁ。意外と楽しくやっていけそうだよ?」
育美「それはよかったね?授業はついていけそう?」
歌姫「あぁ。それも大丈夫そうだ。昨日も戦闘訓練をやったんだけどそれもおおむねいい成績だったと思うよ。」
育美「そうなんだね?さすがお姉ちゃん!なんでもそつなくこなせちゃうんだね!どんな授業だったの?」
妹に授業の内容とか学校の雰囲気などの説明をしながら楽しい朝の時間を過ごさせてもらう。妹ちゃんがいるだけでこんなにも朝の過ごしやすさが違うんだね。
~学校~
相澤「お前ら席に就け~。」
そういって気だるそうに号令をかける先生の姿があった。なんだかマイペースではっちゃけない感じ好きだなぁ。
相澤「今日はお前らには学級委員長を決めてもらう。」
ざわざわ…
「「「「学校っぽいのきたぁぁぁ!!!」」」」
なんだかみんなはしゃいでるなぁ…。そんなに学級委員長ってなりたいものかな?
私としては人の上には立ちたくないし人をまとめるのなんて嫌だなぁ。立候補制なら私は上げないでおこ…。
なんだかんだと話は進みみんなが立候補して決まらないため、多数決で決めることになった。正直そういう発言をしながらも手がめちゃくちゃにアピールしていた飯田はウケた。笑いの種になったと思うよ。
私としては学級委員長には興味がないから早く終わってほしいなこの行事。
この時の結果
私が3票
緑谷2票
八百万さん2票
他は1票なり大したことはなった。
5人ほど0票の人がいたなぁ。その人たちが入れたんだろうなぁ。
私はこの場で委員長は辞退させてもらったから、緑谷と八百万さんが委員長、副委員長となった。
~お昼・食堂にて~
蛙吹「人形ちゃんなんで委員長辞退したの?」
歌姫「私あんまり人の上に立ったり人をまとめたりって得意じゃないんだよね。」
蛙吹「そうなのね。そうとは知らずに人形ちゃんに投票しちゃったわ?」
歌姫「少なからず委員長に向いているところがあると思ってくれるのはうれしいからいいんだけどね。そう考えると投票してくれた人には申し訳なかったなぁ。」
耳郎「私も人形ちゃんに投票した~。クラスの中で一番信用できるというか人形ちゃんならついて行ってもいいかなって思えたんだよね。」
歌姫「なんでそんなに評価が高いのか…。あんまりかかわっていないような気がするんだけど?」
耳郎「やっぱり入試の時に助けてもらった時の姿がかっこよかったのはあったけどね。」
歌姫「別に大したことはしてないけどね…。それでもそうやって思ってもらえてるならよかったよ。」
蛙吹「人形ちゃんは誰に投票したのかしら?」
歌姫「私は飯田君に投票したよ?一番委員長に向いていたように思えたからね。」
耳郎「それじゃー人形ちゃんのあとひっぴょうは誰だったんだろう?」
歌姫「知らんけど緑谷あたりじゃない?関わり深くて入れそうなのってそこぐらいしかないし。」
蛙吹「緑谷ちゃんとは仲いいの?」
歌姫「仲いいっていうか幼馴染だから必然的にかかわりが多くなるよね。」
耳郎「そうだったんだね。なんだか意外だなぁ。」
歌姫「まぁあいつとは家が近所だっただけだよ。」
なんだかんだ雑談をしていると急に食堂にけたたましい音が鳴り響く。
歌姫「え?なにこれ?どういう状況?」
耳郎「わ!やば!人多すぎでしょ!」
蛙吹「あなた先輩ね?これはどういう状況なんですか?」
三年生「このアラームは雄英に侵入者が入ってきたときのものなんだ!だけど俺3年間通ってて初めてのことなんだよ!
蛙吹「そうなのね。ありがとうございます・」
歌姫「つゆちゃんこういうときでも冷静だね。でも3年間誰も侵入したことないのに入ってくるなんてどんな奴なんだろ?」
蛙吹「わからないけれど早いうちにこの人の波から出ていかないと」
歌姫「そうだね。耳郎ちゃんも…って耳郎ちゃんは?」
蛙吹「いつの間にか人の波に流されちゃったみたいね。」
なんやかんや人波にもまれてると廊下の向こうで飯田が非常口みたいなポーズでいろいろ言っていた。どうやらマスコミが押し寄せてきていたみたいだ。人騒がせだなぁと思いつつそれはみんなも同じようですぐに解散していった。
~教室~
歌姫「飯田くんお昼の時はよかったよ。大活躍じゃん。」
飯田「そんなことはないぞ?俺は精一杯のことをしたまでだよ。」
歌姫「それ絵もかっこよかったよ。委員長になれなかったことが残念だよ。」
出久「あ!委員長のことで言いたいことが!」
歌姫「出久どうした?」
出久「委員長を飯田君にやってもらうと思ってて…」
飯田「待ちたまえ!緑谷君が選ばれたから君がやるべきではないか?」
出久「飯田君は委員長に向いてると思ったし、今日の活躍で飯田君が委員長をやったほうがいいと思ったんだよ。だからお願いできないかな?」
飯田「緑谷君いいのかい?」
歌姫「現委員長からのご指名だからいいんじゃない?」
飯田「ならばこの俺が委員長になってみんなを立派なヒーローに導いて見せる!」
なんだかんだで飯田君が委員長になってめちゃくちゃ張り切っておられる。まぁいいけどね。飯田君めちゃくちゃ委員長似合ってるし。
そのあとはバスに乗ってなんだか大きな建物に到着した。
そこには宇宙服を着た13号という先生がいた。フォルムが丸っこくてかわいい。があんまり興味対象ではない。まだハウンドドック先生のほうが好きだ。気性が荒くなることはあるが、犬っぽいから好きだ。
13号先生によるとこの建物はUSJ(うその災害や事故ルーム)とのこと。火事や地震などのいろんな災害や事故を想定された場所のようだ。
霧島「ん?あの黒い影はなんだ?」
上鳴「これってもしかして入試みたいにもう始まってるみたいなパターン?」
相澤「お前ら動くな!」
歌姫「え?何?」
相澤「あれはヴィランだ!訓練じゃない!13号!生徒を守りつつ救助を呼んでくれ!」
13号「試していますが形態が使えません!」
相澤「電波系の個性を持ったやつがいるか…。上鳴!お前も連絡を試せ!」
上鳴「はい!」
なんだか厄介なことになったなぁ…。先生がヴィランの大群に突っ込んでいってるなぁ!私も加勢しに行きたい
歌姫「先生!私も加勢します!」
相澤「だめだ!お前らは何としても逃げろ!」
歌姫「せめて人形ぐらいは使ってやってくださいよ!いるのといないのとでは全然違いますよ!」
そういって近くに噴水があったため水人形を作って参戦させる。これなら私自身のけがの心配もないしね!
相澤「こいつはありがたく使わせてもらうよ」
歌姫「こいつは私が離れても相澤先生の支持で動くようにしてありますので都合のいいように指示してください。」
相澤「わかった!」
戦闘は先生に任せて逃げようとするんだがこういうときって大体邪魔が入るよね~。ヴィラン集団もそこまで馬鹿ではないのよね。
???「雄英生の皆さん初めまして!早速で悪いのですが皆さん消えてください!」
よくわからんモヤモヤがそう言い放つとあたりが黒い靄で覆いつくされる。
感覚的にどこかに飛ばされる感じがする…。
◇◆◇◆
皆様ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回にもアンケートをつけさせていただきますので回答をしていただけると助かります。それを参考にどういう展開にするかを決めさせていただきます。
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第12声 災害?初ヴィラン?ヒーローの卵、孵化の一歩?
前回もアンケートしてなんで誰も投票してくれないのかなーと思ってたら設定に不備があったみたいでほとんどされていなかったですが、読んでくれた方は変わらず多数おられたので喜び身が深かったので今後とも呼んでいただけると助かります。
みんなどうも私だ。人形歌姫だ。みんなは元気にしているか?
私は元気には元気なんだがそれどころではない。授業の一環でUSJに来ていたが、どういう手段で来たのかしらんがヴィランの襲撃があり、現在進行形でトラブル真っただ中なのである。そういうことで私は忙しいのであるからみなはトラブルに巻き込まれず風邪もひかずに気をつけなよ。
◇◆◇◆
歌姫「いった…。何があった?」
周りを見渡すとどうも岩肌が見えており、山っぽいところ…。どうやら山岳ゾーンのようだ。
入口のマップにそんな名前があったような気がする。注意深く周りを見渡してみるとどうもガラの悪そうな人が多数…。しかしあまり強いとは言い切れそうもない方々がいた。いわずもヴィランだろう。
???「いってーな!!なんだってんだよ!」
声のほうを見てみると黄色い紙のチャラ男が見えた。
歌姫「上鳴もここに飛ばされたんだね!攻撃できるやつがいてよかった。」
上鳴「人形もここに飛ばされたのか?優秀な奴がいて助かったぜ!」
八百万「わたくしも耳郎さんもいますわよ!」
耳郎「人形ちゃんがいてよかったよ!はやくヴィラン倒してみんなのところに戻ろ!」
ここには雄英生はこの4人だけのようだ…、さてどうやってきりぬけるか…。
歌姫「さてここにはヴィランが多数みられるがどうやってきりぬけようか」
耳郎「うーん…。どうしようか。ヴィランたちの個性がわからない事には下手に攻撃するわけにもいかないようなきがするし」
上鳴「俺の電気ぶっぱで全滅させるか!?」
八百万「それだと私たちも感電してしまわないかしら?」
上鳴「そこは八百万さん絶電シートのようなものを作ってもらってガードしてもらうんだよ。」
歌姫「いや。それはやめといたほうがいいかも。残念なことに相手にも電気を操れるやつがいるみたい。手のひらで電気を操っているやつを見かけた。」
上鳴「うぇ~!?それじゃ電撃ぶっぱできねぇじゃん!」
歌姫「そうだ。耳郎ちゃんはヴィランを攻撃しつつ周りの壁を壊していってくれない?がれきで人形をたくさん作る。八百万ちゃんは片手で扱えるような武器をたくさん作ってほしいんだけどどれぐらいできる?」
耳郎「わかった。やってみる!」
八百万「包丁サイズのものであれば10人分ぐらいなら作れますわ!」
歌姫「耳郎ちゃんよろしくね!八百万ちゃんもそれぐらいのサイズの鈍器を作ってね!上鳴は耳郎ちゃんのフォローをお願いね!。
上鳴「りょ!」
みんな必死に行動してくれる。ありがたいことに順調に進んでいてヴィランの牽制も撃退の準備も進んでいる。
八百万「人形さん!武器の準備も終わりました!これ以上は少し難しいですわ!」
歌姫「八百万ちゃんありがとう!人形たちに武器渡してって!八百万さんには3体の人形をつけるから好きに命令してね!」
八百万「了解いたしました!」
歌姫「耳郎ちゃん!上鳴!あんたたちにも人形をつけるからこれで切り抜けるよ!」
耳郎「わかった!助かる!」
上鳴「うぇーい!たす…ギャー!!」
上鳴がこっちに気を向けたタイミングで捕まってしまった。
しかも運悪く雷系の個性を持っていそうなやつにだ。
歌姫「なんでそいつにつかまってしまうかなぁ…。」
ヴィラン「お前ら少しでも抵抗を見せたらこいつがどうなっても知らないからな!」
上鳴「助けてくれ~」
八百万「どうしましょう!」
歌姫「くそ…。マジでどうしようか…」
対策を決めかねていると耳郎ちゃんがこっそり耳のプラグを地面に誘うとしていた。
ヴィラン「おっと!そこのお嬢ちゃん気が付かないと思ったら大間違いだぜ!」
耳郎「くそ!ばれたか!」
正直耳郎ちゃんのプラグでも気が付いたからこれもうまくいくかはわからんけどやってみるしかないか
ヴィラン「さあ野郎ども!やってしまえ!」
ヴィランども「うぉぉ!!」
歌姫「そうはさせないってよ!」
ヴィラン「なんだ!?」
上鳴をとらえてるヴィランの背後に巨大な手みたいなのをはやしヴィランをとらえる。本来は人形を作りだすがこれは応用というか思い付きでやってみたが案外うまくいったようだ。イメージとしてはド〇クエのマ〇ハンドみたいな感じだ
上鳴「うぇ~い!!なんで俺も~!!?」
歌姫「何とか助けてみるから頑張って耐えて!八百万ちゃん!マットみたいなの作る余裕ある?」
八百万「それぐらいなら何とかなりますわ!」
八百万ちゃんがマットを作ったタイミングでヴィランを振り回して上鳴を落とすようにしたら何とかうまく手を放してくれたようだ
歌姫「上鳴!何とか着地して!」
上鳴「ギャー!!」
何とか上鳴わマットに着地できたようだ。なんだか上鳴は振り回されているような気が…。まぁこれで人質はいなくなったことだし暴れていきましょうかね!
歌姫「よし!これでなんとか準備は整ったことだし暴れますか!」
みんな「おう!」
まぁ正直に言えばヴィランどもはそんなに強くはなかった。
まぁ4人で対処できるレベルだったしね。
歌姫「これで全員仕留めたか?」
耳郎「たぶんね?」
上鳴「ひどい目にあったぜ…。マジやべぇ…。」
八百万「とりあえずヴィランの方々は縄で縛っておきますね。」
歌姫「八百万ちゃんありがとね!早くみんなのところに戻ろう!」
何とか広場まで戻ってくると、相澤先生と脳がむき出しになってるでかいやつが戦っていた。見る限り力の差は圧倒的ですでに先生はボロボロであった。
歌姫「おい出久!これはどういう状況だ!」
出久「歌ちゃん!無事だったんだ!相澤先生が僕たちを守るためにずっとヴィランと戦ってくれてるんだけど、あのでっかいヴィランに相澤先生が手も足も出ない状態なんだ!僕の個性でもびくともしなくて…」
歌姫「あいつただ強靭ってだけではなさそうだな?個性はめぼしついてるの?」
出久「あいつは個性を複数も持ってるみたいなんだ・わかってるだけでもショック吸収と超回復みたいなんだ!」
歌姫「個性って普通は一人一つなんでしょ?なんで二つもあるの?」
出久「それはわからないけど現状として二つあるのは事実なんだよ。でも早く相澤先生に加勢しないと相澤先生がやられちゃう!」
歌姫「私の個性で何とかなるかはわからんけど人形を向かわせて救出してみる!先生!人形を化成させます!」
相澤「お前ら!加勢はいいから早く逃げろ!俺ももう余裕はない!」
出久「でも…!」
歌姫「出久!今の私たちでは足手まといになってしまう!下手に手を出すと先生も戦いづらくなる!私の人形も手助けになると思うから今は引こう!」
出久を何とか引きずって離れたけど先生が心配なのはわかる。見てるだけでもあのヴィランの強さは伝わってきた。
正直私の人形がどこまで役に立つかはわかったもんじゃない。
歌姫「ところで救助のめどはついてるのか?連絡とか取れた?」
出久「そこのところは僕にもわからないけど…。」
相澤「ぐわぁぁぁ!!」
よその心配をしていると先生の悲鳴が聞こえる
振り向くとヴィランに打ち負かされている相澤先生の姿が見て取れる。私の人形もあっさりと打ち壊されてる状態だ
歌姫「なんて強さなの…。早く相澤先生を助けないと!そこのヴィラン泊まりなさい!!」
強く声を上げてもヴィランは止まる気配を見せない。普通の人ならひるむはずだし強いヴィランでもスキの一つでも見えるはずなのに…。
出久「相澤先生から手を放せ!!」
歌姫「出久!やめろ!!」
私の制止も聞かずに出久が飛び出してヴィランを殴りこんだ
だがそれが幸いしてスキができたところで先生の救出が成功した。
歌姫「出久!先生は救出できたから引くぞ!私たちのかなう相手じゃない!
出久「わかった!つゆちゃんと峰田君も一緒に逃げよう!」
物陰に隠れていたであろう二人もいっしょに飛び出して逃げ出した。その間追いかけてこれないように人形を数体出しておいたが逃げるすきを作る間もなく壊された…。があのヴィランは追いかけてくる様子はなかった。
歌姫「あのヴィランはなんだったんだ?めちゃくちゃ力の強いうえに個性複数もちとは…。しかもあの見た目はやばすぎるでしょ」
出久「もしかしたらあいつの個性は後天的に無理やり体に個性を付けたのかも…。」
歌姫「そんなことができるのか?」
出久「できるかどうかはわからないけど事実二つ持ってたし…。そういう研究をしてるところがあっても…。ぶつぶつ」
歌姫「またこいつの癖が始まったよ…。」
耳郎「まぁ何とか危機は去ったからいいじゃん!早く入り口に戻ろ!」
歌姫「そうだね!」
???「これでゲームオーバーか…。オールマイトも来てないし!生徒を一人でも殺せばオールマイトも来るのかな?」
歌姫「?」ぶるぶる
耳郎「人形ちゃんどうしたの?」
歌姫「いや…。なんか嫌な予感がして」
耳郎「まぁ今はヴィランも多いし残党がいるのかもね」
歌姫「なんて行くかさっき戦ったような雑魚ヴィランじゃなくてなんかすごい強い悪というか、言いしれない寒気を感じる…。近くに厄介な奴がいるかもしれない。」
耳郎「怖いこと言わないでよ~。相澤先生も戦えないし人形ちゃんの個性も緑谷の個性も通用しなかったんだしこれ以上のヴィランは来ないでほしいな…。」
がさごそ…
出久「誰だ!!」
???「雄英生徒み~つけたぁ!こいつら〇してしまおう!」
謎のヴィランはおもむろにこちらに飛び出してきて一番近くにいた蛙吹ちゃんに手を出そうとしていた
歌姫「つゆちゃん危ない!」
そういう間もなくヴィランがつゆちゃんの頭をつかもうとしたときに奇跡は起こる。
そう、何者かがヴィランの手を打ち抜くのだ。弾が飛んできたであろう方向を見ると先生たちが救助に来ていた。
飯田「不肖飯田天哉!ただいま救助要請を完了しこの場に戻りました!」
オールマイト「みんなが怖がっている中!後輩ヒーローがこんなにボロボロになっている中!校舎でのんびりしていた自分が恥ずかしい!!」
先生が勢揃いで集まっている姿の安心感はすごかった。その中でも№1ヒーローは格別でつゆちゃんを一瞬で救い出しそのヴィランと距離を取り安全なところまで離れる。
歌姫「オールマイト!!」
???「オールマイトのお出ましか!!甥の有無!!こいつを殺してしまえ!!
出久「オールマイト!あのでかいヴィランには気を付けてください!オール…全力ではないものの僕の個性でもびくともしませんでした。」
オールマイト「任せておきなさい!これでも№1ヒーローだからね!君たちは安心して逃げなさい!」
出久「わかりました!」
さすがは№1ヒーローだな。物怖じもせずに立ち向かいヴィランと互角に戦っている。むしろ互角に戦えているヴィランがすごいのかもしれないけどオールマイトに任せておけば負けないという安心感はなかなかで来るものではない。
目にも止まらない早くて強力な殴り合いは圧巻であった。市党が繰り広げられた最後は当然のごとくオールマイトの勝利であった。さすがはオールマイト。あの巨大なヴィランを吹っ飛ばしてしまうぐらいだ。
???「あーあ。完全に負けちゃったね。完全にゲームオーバーだ…。黒霧…。帰ろうか。」
黒霧「???!イライラしてはいけません!このままで終わってはいけない!次に生かしましょう!!」
???「別にこれで終わったとは思ってないよ!むしろここからが始まりだ!オールマイトの力を生で見れたしね!」
よくわからないが黒いもやもやヴィランの力でヴィランたちが帰っていく。これでこの事件が収束するのかな?
事件があらかた収束し警察の方々が調査のために多数高校に来られた。
ヴィランは人数まではわからんが多数捕まってあの巨大ヴィランも捕まったらしい。その際は無抵抗で何を聞いても答えないらしい。
どうやら本人の意思がないような感じらしい。まぁいいけど。
私たちもほとんど無事に出てくることができたからあとは相澤先生の無事が確認できたらいいけどね!
とりあえず今日はうちに帰ってゆっくりしよう!そうしよう!愛しの妹にいやしてもらうんだ!
◇◆◇◆
みなさまお疲れ様です!
ここまで見ていただいてありがとうございます!
前回までにたくさんの方が見ていただき感謝が尽きないのですが、その上にお気に入りも増えてしかもしかもでコメントをしてくださる方も現れてうれしい限りでございます。
ご指摘もいただいており誤字が多くて申し訳ございません。
誤字を減らせしこ㎜後も楽しんで読んでもらえるように精進させていただきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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第13声 歌姫の一日 休日編part1
毎回見ていただきありがとうございます。
お気に入りの方もだんだん増えてきておりありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
皆の衆おはよう。私だ、人形歌姫だ。
つい昨日の話だが、うちの学校うちのクラスはヴィランの集団に襲われてしまったのだ。先生は大けがしてしまったが幸い命は別状もなく生徒にはけがをした人もいなかった。
そのせいもあり学校もバタバタしており今日明日は緊急休校になってしまった。
いわゆる暇である。
◇◆◇◆
歌姫「育美おはよう!」
育美「お姉ちゃんおはよう!朝ごはんできてるよ!」
歌姫「育美ありがとう!いつもいつもありがとう!そのやさしさにお姉ちゃん涙が止まらないよ」
育美「お姉ちゃんうれしいのはわかったから早くご飯食べちゃおうよw」
歌姫「妹ちゃんがお姉ちゃんのあしらい方を覚えてしまった…」
…
歌姫「ご馳走様!おいしかったよ」
育美「お粗末様でした!今日はお休みだから食器洗いはお姉ちゃんに任せるね」
歌姫「それぐらいお安い御用だよ!」
育美「でもお姉ちゃん昨日は大変だったね~」
歌姫「ほんとだよ~。雄英にヴィランが攻め込んでくるなんて思ってなかったからびっくりしたよ」
育美「私はお姉ちゃんがけがをしなかっただけでも良かったけどね」
歌姫「まぁ最後の最後には先生たちが助けてくれたからよかったけどね。」
育美「でもヴィランたちは何を目的に雄英に来たんだろね?」
歌姫「私にも詳しいことはわからんけど、なんかオールマイトがどうとかって言ってたような気がするよ?メンバーの誰かがオールマイトにボコされたとかじゃないかな?」
育美「№1ヒーローだからいろんなヴィランを捕まえただろうから恨みを持っている人もいるだろうけどそれぐらいで乗り込もうって考えるかな?」
歌姫「確かに私が見た限りではそんな賢いようなヴィランはほとんどいなかったなぁ。でも一人だけ確実な思想を持ってるであろう人はいたかな?」
育美「へ~。どんな人だった?」
歌姫「なんだかとても不気味な人で、なんか顔に手のオブジェみたいなのをいっぱいつけてて言動がなんだか子供みたいだったなぁ。」
育美「そうなんだぁ。その人は捕まったの?」
歌姫「そいつには逃げられちゃった。捕まったのは下っ端の弱そうなやつらばっかだったよ。」
育美「そうなんだ。今後また襲ってこなかったらいいけどね。」
歌姫「そうだね…。私もあんなような事件はこりごりだよ。」
ピロリん♪メールだよ~♪
耳郎(おはよう!耳郎響香だよ!人形ちゃんって〇〇町だよね?今近くまで来てるからよかったら遊ばない?)
育美「お姉ちゃんメール?誰から?」
歌姫「クラスメートだよ。仲良くしてもらってる子だよ。近くに来てるから遊ばない?って誘われた。どうしようかなぁ?」
育美「いいじゃん。遊んで来たら?お姉ちゃん今まであんまり誰かと遊ぶようなことなかったでしょ?」
歌姫「人と遊びに行くのってあんまり得意じゃないからなぁ。まぁ暇だから遊びに行ってもいいかな。」
まぁせっかくだからあってみようと思ったよ。正直めんどくさい気持ちもあったけど耳郎ちゃんとは仲良くしてみたいしね。
歌姫(耳郎ちゃんおはよ!誘ってくれてありがとう!私も今日は予定ないから遊びに行きたい!何をするとか決まってる?)
返信してみたけど、なんでか知らないけどこういうのって緊張するんだよなぁ。
私って意外とコミュ障なのかもしれないな。
ピロリン♪メールだよ~♪
おぉう…。メール早いなぁ。最近の女子高生は返信が早いなぁ。
耳郎(ありがとう!10:00頃に駅前で集合でいい?やることは集まってからのお楽しみだから期待しててね!)
何するんだろ?カラオケとかかな?
歌姫(了解!駅前ね!楽しみにしてるよ!)
歌姫「9:30ぐらいになったら出かけてくるね!」
育美「分かった!何時ぐらいに帰ってくる?」
歌姫「分かんないけど帰れそうになったら連絡するね」
育美「はーい!楽しんできてね♪」
歌姫「楽しんでは来るだろうけどなんだかこういうのって緊張するね」
育美「そうかな?私はそうんな事無いけどね?」
歌姫「育美は社交性も協調性もあるからね。少しぐらい分けて欲しいぐらいだよ」
育美「そんなことはないと思うけど?お姉ちゃんだってない訳ではないでしょ?」
歌姫「そうかもしれないけど、あんまり得意じゃないよ?」
育美「昔に比べてたらだいぶ改善されてるよ?小学生の時なんかは、人見知りが激しかったもんね。」
歌姫「あの時は本当に人が苦手な時期だったなぁ。その辺は自分でも成長したと言うかマシになったなぁとは思うけどね。」
育美「お姉ちゃんがお友達が出来てなおかつ遊びに誘われるなんて私とてもうれしいよ!」
歌姫「私もまさか誘われるとは思わなかったけどね。まぁでも誘われることはうれしかったし色々楽しんでくるね」
育美「がんばってお姉ちゃん!」
歌姫「何を頑張ってくるかは分からないけど、ぼちぼち準備して来るね」
育美「はーい」
友達…そんな言葉に私はとてもくすぐったく感じるなぁ。小、中学時代も別に友達がいなかったわけでもなかったよ?緑谷とかともある程度は話もしてたし爆豪でも遊んでたしね?
…え?爆豪と関われてたのに人見知りって?
まぁ爆豪と関わりだしたのは中学生の半ばぐらいだしね。それまではやかましいやつだぐらいにしか思ってなかったしね。
テストとかである程度成果を出し始めるとあいつは突っかかり始めたから最初は怖かったイメージがあるけど慣れ始めたころから人があんまり怖くなくなってきたんだよね。
そういう意味では爆豪に助けられたのかもしれないね。まぁこれが恋愛に発展することはないけどね。わつぃは爆豪の様な奴は、恋愛対象外だからね。あいつも丸くなればモテるのにもったいないやつだな。
他もぼちぼち話すような奴はいたけど連絡先とか知らないから友達では無かったんかな?別に興味ないからいいけど。
なんやかんや9:00回り始めたしとっとと準備して出発してしまおう。
~駅前~
予定時刻の10分前に到着できたからよしだな。10分前行動は基本中の基本だよね。
耳郎「お~い!人形ちゃ~ん!待った~?」
歌姫「待ってないよ?今来たところだよ!耳郎ちゃん可愛い服だね?似合ってるじゃん」
耳郎「あ、ありがとう…。同性なのに褒められてうれしいとは思わなかったよ。」
歌姫「同性でも異性でもうれしい物はうれしいんじゃないかな?耳郎ちゃんの可愛い私服が見れて眼福眼福♪」
耳郎「人形ちゃんおっさんっぽいw。でも歌姫ちゃんも私服可愛いじゃん。大人っぽくて似合ってる。」
歌姫「そうかな?あんまりキラキラしたの得意じゃないからシンプルで地味かなとは思ったけど。」
耳郎「全然地味じゃないよ?私はこういうイメージはは好きだよ?」
歌姫「そう?私あんまりファッションにこだわりはないけどうれしいよありがとう!それより今日はどうするの?」
耳郎「今日は人形ちゃんと行きたいところはいくつかあるけど実はこの場にもう一人呼んでいるのです。もう少ししたら来ると思うから少し待ってて?」
歌姫「もう一人?誰呼んだの?」
耳郎「来てからのお楽しみだよ!」
蛙吹「お待たせしたわね。私が最後かしら?」
耳郎「梅雨ちゃんおはよう!全然待ってないよ!私たちも今来たところだし」
歌姫「もう一人は梅雨ちゃんだったのか!今日はこの三人?」
耳郎「そうだよ!梅雨ちゃんも誘ったら来てくれるって言ってくれたからこの三人で遊びたいなって思ってさ」
蛙吹「人形ちゃんも耳郎ちゃんも今日はよろしくね!」
歌姫「こちらこそよろしくね」
耳郎「それじゃあみんなそろったことだし、今日のスケジュールを伝えたいと思います!」
耳郎ちゃんの行っていたスケジュールはこうだ。
午前中は近くの大型ショッピングモールで買物をしてその後に昼食。
昼食が終わったら、少し休憩をして2時間ぐらいカラオケして最後に公園みたいなところでゆっくりして解散したいとの事だ。
私は友達との遊びというのはよくわからないが、取り敢えず耳郎ちゃんのスケジュールについていく事にしたよ。
~ショッピングモール~
耳郎「さてショッピングモールに着きましたが二人ともは見たいところはある?」
歌姫「私は、ボイトレグッズとか欲しいし楽器も見てみたいから楽器店行ってみたいな」
耳郎「ボイトレグッズか。私はあんまり見た事無いけど楽器の事なら詳しいよ!人形ちゃんは楽器演奏したことあるの?」
歌姫「まだしっかり触った事無いんだけど興味があるんだ。特にピアノ系をやってみたいなって思ってるんだけどなかなか難しそうだから手を出せないでいるんだよね。」
耳郎「人形ちゃんさえよければ、ピアノも教えるよ?うち楽器は全般的に得意だから少しは役に立てるかも?」
歌姫「ほんと?お財布と相談だけどもし買えそうなら教えてもらおうかな」
耳郎「そうしてそうして!梅雨ちゃんはどこか行きたいお店とかある?」
蛙吹「私は特別見たいものは思い当たらないけれど、しいて言うなら新しい服が見たいからそういうお店に行きたいわ?」
耳郎「服も良いねぇ。まずはどこから行こうか」
歌姫「楽器店は後でもいいから、先に服を見に行こうか。梅雨ちゃんはどういう服をみたいとか決まってるの?」
蛙吹「えぇ。いま部屋着が欲しいと思ってたところだからラフに着れるかわいらしい服があるところを見たいわ?」
耳郎「じゃあまずは服探しに行こう!」
こうして女子三人の服巡りが開始されたのであった。皆各々好みの違いがあって面白かったなぁ。私はシンプルで落ち着いた服が好きで、あんまり柄が入ったものとかを選んだりはしないんだけど、耳郎ちゃんは昔から楽器や音楽が好きで特にロックが好きみたいで、主に選ぶのはカッコいい感じの服だったりパンク系っていうのかな?服装もロックな感じのものが多いんだよね。あんまりファッションとか分からないから説明難しいんだけど。
梅雨ちゃんはどちらかと言えば私と近いところがあり、落ち着いたような服装を選ぶ傾向があるみたいなんだけど、梅雨ちゃんは大人可愛い系っていうのかな?若いこのようなキャピキャピしたような可愛さでは無くて大人っぽさの中に可愛さがあるっていうのかな?それに水色や青系の色合いが好きみたいでカエルや水を連想しやすい服装を良く選ぶ傾向がある事が分かった。三者三葉でこれはこれで楽しかった。
耳郎「さて服もひと通りみたし今度は楽器店に行く?」
歌姫「私はそれでいいよ」
蛙吹「私もそれでいいわ」
耳郎「じゃあ張り切って楽器を見に行こう!」
歌姫「ご教授お願いします先生!」
◇◆◇◆
みなさまここまでお読みいただいてありがとうございます。
自分なりにオリジナルストーリーを作ろうと奮闘してみましたがいかがでしたか?
こういう活動をするようになってから、面白い展開を作るのって難しいなって感じる様になりました。
小説を書いている皆様は本当にすごいなと思いますよね。
まぁ私の場合は自己満足で書いているだけなので、面白いと思ってくれてる方のみ見て頂ければ幸いです。
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第14声 歌姫の一日 休日編part2
毎回毎回見て頂きありがとうございます。
お気に入りして頂ける方も、UAの数も少しずつ増えてきており有難い限りです。
今後もマイペースに書いていきますのでぼちぼち楽しんでくれたら幸いです。
みんなおはよう!私だ。皆のアイドルになりたい人形歌姫だ。
今日は、耳郎ちゃんと蛙吹ちゃんの三人でショッピングに来ている最中だ。
ショッピングの前半では、各々の好きな服などを見ていき、みんなの趣味の違いが有りそれはそれで楽しむ事が出来たのよ。
耳郎ちゃんはある意味イメージ通りパンクなファッションが好きでそれはそれはかっこよく可愛くもあり眼福でござったよ。
蛙吹ちゃんも落ち着いていて、水中をイメージできるようなファッションで穏やかな気持ちになれてこれはこれですごい良かったよ。私は二人とも好きだよ。
そしてこれからは、楽器店に行って耳郎ちゃんの指導の下楽器を見て行こうという事になってるのよ。そのついでにボイストレーニングできるアイテムが見れたらなおいいよね。
◇◆◇◆
耳郎「さて、楽器店に着いたけれども、先に何を見る?」
歌姫「まずは、ボイトレアイテム見ていい?楽器とかはじっくり聞きたいからさ。」
耳郎「了解。やっぱり個性を鍛える一環の為に?」
歌姫「そうそう。私はどうしても声量とかが必要になってくるしね、だけど家では中々練習することもできないし、毎回毎回カラオケとかに行くわけにもいかないから前々からそういうものが欲しいと思ったんだよね。」
耳郎「そうだよね。私も少しなら手伝うことも出来るから一緒にトレーニングしてみよ!」
歌姫「その時はよろしくね。」
蛙吹「二人は個性が似ているから、トレーニングとか教え合えるところがあるかもしれないわね。」
歌姫「確かに音って面で見れば似ているけど、出し方は全然違ったりするかな?私の個性は、声帯が振動して口から出てくるけど、耳郎ちゃんは心音を耳のプラグの部分から出したりしているみたいだから、鍛える部分や方法は違うかもしれないね。」
耳郎「それに個性の使い方も結構違うのかな?攻撃にしても、人形ちゃんが言ったとおりだし、他の方法も違うね。私は探索がメインだけど、人形ちゃんは支援がメインだもんね。」
蛙吹「似て非なるからこそ教え合える部分もあると思うのよ」
歌姫「そうかもしれないね。似た者同士だからこそわかる部分もあるからね。なかなかいいクラスメートに出会えたかもしれないね。」
耳郎「私もそんなクラスメートに巡り合えてうれしいよ!」
何だかんだ女子同士って仲良くなれるんだなと思ったよね。
中学まではなんだかギスギスしているグループもあったから関りずらいなと思うこともあったけど、この二人なら仲良くしていきたいなって思ったよね。
まぁボイトレグッズは大したものが無くて残念だったけどない物はしょうがない。
歌姫「欲しかったボイトレグッズはここには無かったよ…」
耳郎「それはしょうがないね。私も結構楽器屋には来るけどあんまりそういったグッズは見ないような気がするもんね。」
蛙吹「そうよね。ボイトレのグッズって打っている場所のイメージあんまりない物ね。」
耳郎「そうだよね。ド○キとかのなんでも売ってるようなところにもたまに売ってるけどああいう所は大したものは売ってないからね。」
歌姫「そうだよね。ネットとかで注文した方がいいのかな?」
耳郎「確かにネット注文とかならいっぱいあるかもしれないね。」
歌姫「まぁ気長に探してみるよ。それより楽器の方を見て行こうよ。」
耳郎「そうだね。何から見ていく?」
歌姫「私はピアノとかを見ていきたいけど梅雨ちゃんは何か見たいものとかある?」
蛙吹「私は一緒に見ているだけでも楽しいわ。」
歌姫「梅雨ちゃん成人だ…。」
梅雨ちゃんの成人具合と耳郎ちゃんの楽器の知識はすごかった。
ピアノなんかでもどういう経緯で誕生しただとか誰が作ったとか種類は何種類あるだとか上げるときりがないぐらいの知識を持っていて本当に尊敬した。
少しだけ試奏してもらったんだけど、ものすごく上手で本当に感動した。
どうも音楽のセンスは親譲りみたいで、親も学生の頃は楽器を毎日のように演奏していた様であった。そりゃ娘も楽器がお上手になるってもんよね。私も習おうかな。
何だかんだ楽器の説明を聞いているとお腹が鳴りだした。
耳郎「なんだかお腹がすいてきたね。」
歌姫「今何時ぐらいだろ?」
蛙吹「今12時5分前位ね」
歌姫「もうそんな時間なんだ。そろそろお昼にする?」
耳郎「そうだね。二人は何が食べたい?」
歌姫「ん~。私は特に希望は無いかな」
耳郎「そっか。梅雨ちゃんは?」
蛙吹「私もお任せでいいわ。」
耳郎「ん~。私としてはずっと付き合ってくれた梅雨ちゃんに決めて欲しいと思ってたんだけど。」
歌姫「そうだね。もし梅雨ちゃん食べたいものが有ったら遠慮なく言ってね?」
蛙吹「そう?私としてはさっぱりした料理とかが良いわね。」
歌姫「さっぱりした料理って何だろ?」
蛙吹「何か魚料理とかでもいいわね?」
耳郎「じゃああそこの定食屋とかはどうかな?あそこならそこまで高くもないし、いろんなメニューがあるから、好きなのがあるんじゃないかな?」
歌姫「私はあんまり見た事無いところだけどチェーン店ではないのかな?」
耳郎「チェーン店ではないけど結構穴場で美味しいんだよ。」
蛙吹「私も行ったことはないけどおいしいって話しは聞くわね?」
歌姫「へぇ~。いいじゃん。あそこにしよっか。」
入る先も決まっていざ入店という所でトラブルって起きるもんなんだよね。
???「そこのお姉ちゃんたち可愛いねぇ。俺たちと一緒しない?おごるよ!」
歌姫「どちら様ですか?間に合っていますけど」
???「そっけない態度取らなくても良いじゃん!悪い事はしないからさ!」
歌姫「お断りさせていただきます!私達この後も用事がありますので!」
???「そんなこと言わないでさぁ!いいじゃん!おごるって言ってるんだからそっちには損ないじゃん!」
歌姫「いえ!時間を無駄にしてしまうのでお断りさせて頂いているんです!」
???「時間の無駄って酷いなぁ!つまらない時間は過ごさせないよ?」
歌姫「それでも結構です!しつこいですよ!」
こういう時に個性とかが使えないのはめんどくさい。使ってしまえば私たちも問題児になってしまうからね。早くなんとかしてこの場を離れる方法を考えてはいるものの向こうもなかなか引っ込んでくれないし話してくれる様子も見られない。
???「ねー!いいでしょ?俺たちと一緒しようよ!あんまりにも一緒してくれないっていうなら強制突破しても良いんだよ?」
歌姫「何するっていうんですか?」
なんだか危険な言い回しをするなと思えば二人いる取り巻きの一人が何やら煙みたいなものと紐みたいなものを出している様子が見て取れる。
???「君たちがいう事を聞かないっていうならもっといい事で相手してもらうだけだからね?俺たちとお茶するかもっといいことをするかどっちがいい?」
歌姫「脅しですか?卑怯ですねぇ」
蛙吹「あなたたちあんまり罪を重ねない方がいいわよ?もう警察は呼んでるから。もう少ししたら来るわよ。つかまりたくなければ早くどこかに行く事ね。」
???「げ!いつの間に警察を呼んでたんだ…!警察だけは厄介だな。ずらかるぞ!」
梅雨ちゃんの一言でチンピラどもはどこぞかに逃げてったようだ。何とか助かったよ。本当にどうしようかと思った。
歌姫「梅雨ちゃんありがと。よく今の状態で警察を呼べたね。」
蛙吹「本当は警察は呼べていないわ。一か八かではったりを掛けただけよ。ああいうタイプは警察には弱いと思うのと少し前にニュースで見た事を思い出したのよ。あの人達最近捕まった人たちで今執行猶予か何かで警察を呼ばれるのは彼らにとって大問題なはずだからね。」
耳郎「そうなんだ。それでもそうやって対処できるのがすごいよね。私は怖くて何もできなかったよ。人形ちゃんもああいう人たちに言い返せるのも凄いと思ったもん。」
蛙吹「確かにそれは私も凄いと思ったわ。昨日のヴィラン事件も怖かったけどああいうチンピラに絡まれるのも怖い物よ?」
歌姫「そうかな?私には妹がいるんだけど、その妹がよくチンピラに絡まれることが多かったからそこを助ける事が多かったから少し慣れてるところはあったのかもしれないね。」
耳郎「そうなんだ?でも助ける事が多いってことが何か撃退する術はあったの?」
歌姫「まぁ軽く格闘技を習ってるからね。私の個性だと近寄られたら戦う術がないからせめて自分の身は自分で守れるようにある程度身に着けておこうかと思ってね。」
耳郎「そうなんだ。それじゃ警察を呼ばなくても良かった?」
蛙吹「そうとも言えないわね。格闘家なら基本的には素人に手を出してはいけない暗黙のルールみたいなものがあるって聞いた事があるわ。」
歌姫「梅雨ちゃんのいう通りで私が通っている道場でも試合と練習の時以外ではめったなことで使うものではないっていつも聞かされてるからね。」
耳郎「そうなんだ。じゃあさっきので逃げてってくれたのは良かったんだね。」
歌姫「そうそう。まぁ終わった事だし遅くなったけどお昼にしよ!」
何だかんだのプチトラブルはあったけど、ようやくお昼にたどりつく事は出来た。
耳郎ちゃんのいう通りでとてもおいしく雰囲気のいいお店だった。私はこの辺に住んで長いけどこんなお店がある事は知らなかったな。今日から個々の常連になる自信があるぐらいだった。
二人も絶賛していてとても楽しいランチタイムとなった。
歌姫「さていいランチタイムとなった所でこれからはカラオケと行きますか?」
耳郎「カラオケって行きたいところだけど、思ったよりお腹いっぱいになったしランチ前のトラブルのせいでちょっと疲れたし、先に公園でゆっくりしない?」
蛙吹「私もそれに賛成だわ。少しゆっくりしてからの方が歌える気がするわね。」
歌姫「じゃあ先に近くの公園でゆっくりしよっか。今日は日差しも良いし温かいから公園でもゆっくりできそうね。」
~公園~
耳郎「そういえば人形ちゃんは妹がいるって言ってたけどどんな子なの?」
歌姫「私の妹は一言でいえば天使に尽きる!とにかくかわいいし家事は全般的にできて頼りになるし頭も良いし何より可愛い!この万能感のある本当にいい妹だよ」
蛙吹「なんだかいい姉妹ね。私にも弟や妹がいるけれど弟たちが可愛いのはすごくわかるわ。」
耳郎「私には姉弟がいなくてずっと寂しかった気持ちはあったな。その分両親は私の事を大事にしてくれたけどね。」
なんて家族の事を話しながらほのぼの過ごした。
梅雨ちゃんは携帯に兄弟の写真が沢山あってみんなそっくりだった。意外と妹とかは可愛かったね。弟はやんちゃそうだった。一番下の子はさすがは個性カエルと言ったところかおたまじゃくしのしっぽみたいなのが生えているように見えた。
こう見ると異形型の個性は不思議な感覚になるよね。人とその動物のハーフになるんだから一時ではゲームとかアニメの世界の話だったみたいだからね。
そんなこんなで一時間ぐらいは公園で話し込んでいたかな?そろそろカラオケに行こうかとの流れになってきている。
◇◆◇◆
みなさまお疲れ様です。ここまで読んで頂きありがとうございます。
取り敢えず日常オリジナルpartは次回で終わらせていきたいなとは考えていますが、皆さまは今後オリジナル展開は含めて欲しいですか?それとも早く先の展開まで進めて欲しいですか?
またアンケートをやってみますので読んだ方々はよろしければアンケート回答して下さいね。
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第15声 人型歌姫の休日 part3
リルティです。
みなさまお久しぶりです。なんだかんだで前回の投稿から3か月ほど期間が開いてしまいました(汗)
何だかんだで執筆する時間が無かったんだと言う言い訳をしつつも今後も書いていきますね。
今回で一応休日編は終わりにしたいと思っております
最後まで楽しんでいただけるように頑張ります(ง •̀_•́)ง
これからも鈍足ながらゆっくり書いていきますので、どうか楽しんでいってください。
みんなこんにちは
私だ!
午前中は友達である耳郎響香ちゃんと蛙吹梅雨ちゃんと私の3人で買い物を楽しんだのよ
お昼前に少しトラブルみたいなのはあったけど問題なくクリアして今公園で食後の休憩をしていたところだね
◆◇◆◇
耳郎「さてそろそろお腹も落ち着いてきた事だしカラオケにでも行きますか?」
蛙吹「いいと思うわよ。休憩も良い具合にできたわ」
歌姫「それじゃカラオケ行っちゃいますか!すごい楽しみだなぁ!何歌おうかな。」
耳郎「友達とカラオケに行ったことがあんまりないから新鮮だなぁ。」
蛙吹「私もあんまりカラオケとか行かないわ」
歌姫「そうなんだ。二人はどんな歌を歌ったりするの?」
耳郎「私は基本的にはロックだけど結構なんだも歌うよ!」
歌姫「そうなんだ!私も結構なんでも歌うんだ~!梅雨ちゃんは?」
蛙吹「私もあんまりこだわりはないわね…。でも元気になれるような曲を歌う事が多きかもしれないわね。」
耳郎「私梅雨ちゃんの歌声とかどんなのか気になるんだよね。多分だけど人形ちゃんは歌上手だよね!声は勿論だけど発声もきれいだからね。」
蛙吹「私はあんまり上手じゃないから期待しないでほしいわね。でも人形ちゃんの歌が上手そうなのは私も感じていたわ。」
歌姫「なんか期待しているようだけど私はそんなに歌上手じゃないからねw。人並でしかないよ~。」
なんだかんだと他愛のない話をしながらカラオケに行くのもなんだか楽しいよね。私高校生になって友達が出来るのかとか地味に心配はしていたけど何だかんだ遊びに誘ってくれる人が出来て喜びを感じているのよね。この二人は大事にしようと思った瞬間だったよね。
歌姫「そういえば、カラオケってどこのお店に行くの?」
耳郎「実は私の行きつけのいいお店があるんだよね。そこは安い割にお客さんがそんなにいないから経営の心配はあるものの、店員さんも良い人ばっかりだしサービスもしっかりしているし、穴場なんだよ。曲も充実しているしね。」
蛙吹「そうなのね。私はてっきりチェーン店に行くのだと思ってたわ。」
耳郎「チェーン店でもいいんだけどせっかくだから二人にも知って欲しいなって思ったしね。」
歌姫「そのお店と相性が良ければ私の個性の練習場になるかもしれないな。場合によってはお世話になるかも。」
耳郎「そうそう私も個性の関係でしょっちゅう利用しているからそういう意味でもおすすめだよ!…て言っている内に着いたね!ここがおすすめのカラオケ店『sacred diva』!」
歌姫「へぇ雰囲気も良いじゃん。周りも家とかが少ないから結構騒がしくしても問題なさそうだね。」
蛙吹「お店の名前も私は良いと思うわ。こういう名前もおしゃれに感じるわね。」
耳郎「そうでしょそうでしょ!早速入ろうよ」
耳郎ちゃんに促されて店内に足を踏み入れる。お店の外装も年季は入っているものの落ち着いた雰囲気の喫茶店スタイルでチェーン店のような個室タイプではなく、一曲何円と注文スタイルになっている。内装も凄い丁寧に手入れがされているのかとてもきれいでとてもおしゃれに装飾がされている。
装飾も派手さだけを求めているようなものではなく賑やかな中にも落ち着きを見せるような美しさが有ってとても私は好きだなぁ。
ぱっと見防音対策はされていないような雰囲気を見て取れるもののこのお店の周りには建物があまりなく近所迷惑の心配もなさそうだ。
私達以外のお客さんも4~5人ほどおり、各々ケーキやコーヒーなど好き好きに飲食している様子が見て取れ、食べ物等もとてもおいしそうで珈琲なんかのいい香りがしてテンションが上がる。
歌姫「店内も良い雰囲気だね!私ここ好きかもしれない。」
蛙吹「私もここは落ち着いてすきね。入っただけでも通いたくなってしまうわ。」
耳郎「そうでしょそうでしょ!私も初めて来たときに感動して通い続けてるんだ!」
歌姫「メニューも意外と豊富だしどれもおいしそうだね!耳郎ちゃんのおすすめは?」
耳郎「私のお勧めは、甘いのが好きな人には、ケーク・オ・ショコラとかプリンタルトとかがおすすめ。あまり甘いのが得意じゃない人は、チーズテリーヌとかシフォンケーキがおすすめ!この中でも一番私が好きなのはアップルクランブルかな」
蛙吹「ケーク・オ・ショコラとかアップルクランブルはどんなケーキなの?」
耳郎「シンプルに言ったらチョコレートのシフォンケーキの事だよ。このお店はケーキの中にナッツが入ってて甘さの中に香ばしさが有って美味しいんだよ!アップルクランブルは名前の通り、リンゴを使ったケーキなんだけどアップルパイの上にクッキー生地をのせたやつなんだよ。表面はサクサク中身はしっとりしてて美味しいんだよ!」
歌姫「世の中にはいろんなケーキがあるんだね。ここにきて初めて聞いたケーキもいくつかあるね。」
蛙吹「私も知らないケーキの名前が沢山あるわ。飲み物もたくさんあるけれど何がおすすめかしら?」
耳郎「私のおすすめなら、シンプルにコーヒーがおすすめだな!甘いケーキに苦いコーヒーを合わせると丁度良くなったりするんだよね。しかもこの店のコーヒーはブラックでもケーキとセットにする場合と単品で頼む場合で違う種類のコーヒーを出してくれるんだよね!」
歌姫「そうなんだ。なかなか凝ったサービスをしてくれるんだね。」
耳郎「ほかにお勧めはフルーツティーとかがおすすめかな?女性に人気で中でもピーチティーとブルーベリーティーが人気なんだよね。香りも良くて意外とケーキの味にもマッチするんだよね。」
蛙吹「そうなのね?じゃあ私はこのローズテリーヌとピーチティーにしようかしら?」
歌姫「私はアップルタルトとコーヒーにしよっかな?」
耳郎「二人ともいい選択だね!私は、アップルクランブルとコーヒーにしよっと。」
それぞれ好きな商品を注文したあとは、談笑が続く。今後の学生生活がどうなって行くのかとか雄英の体育祭はどんな感じなのかとかクラスメイトがどんな人なのかとかの情報交換したりする。その中でも二人の個性について色々聞く事が出来た。
耳郎ちゃんは、個性「イヤホンジャック」耳元にあるプラグを使って心音を衝撃波として使う事が出来、壁とかに指すと盗聴とかにも使えるらしい。なかなか便利だね。蛙吹ちゃんは個性「蛙」でカエルっぽい事が出来るらしいんだけど、私蛙のこと良く分からないんだよね。
各種ケーキや飲み物が届いた後、食べ比べをしたりして雑談が大いに盛り上がりそろそろ解散の時が近づいてくる。
歌姫「あ~…。ケーキも珈琲もおいしかったなぁ。耳郎ちゃんこんないい店を紹介してくれてありがとう。めちゃくちゃ楽しかったよ。」
蛙吹「私も満足できたわ。こういう雰囲気のお店は通いたくなっちゃうわね。」
耳郎「二人ともにそう言ってもらえてうれしいよ。教えた甲斐があるってもんだよ。」
歌姫「満足もしたところでそろそろ帰宅しましょーか!余韻に浸りたいところもやまやまだけど体育祭に向けて準備もしなきゃいけないしね!」
蛙吹「そうね。体育祭中はライバルになるけれどお互いに頑張りましょ。」
耳郎「手加減は無しだからね!私も本気で行くからね。」
歌姫「当たり前だよ。私も本気で行くからね。」
体育祭に向けての意気込み等を心に誓い帰路につく。なんだかんだトラブルとかはあったけど楽しみではある。学生生活初の実力の見せ場であるから緊張半分ワクワク半分である。
体育祭の時はお忙しい両親も見に来るから一層のこと気を引き締めないといけないね。
育美にはしっかりと良いところを見せないといけないしね!
◇◆◇◆
みなさま休日編はいかがでしたか?
前回から大分間をあけてしまって私自身設定を忘れかけている所もありましたので設定がグダグダしている所もあるとは思いますがそこは大目に見て頂けると助かります。
また、アドバイスやご意見等もございましたらどんなコメントでも頂けると助かります。
又次回もお楽しみにして頂けると助かります。
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第16声 一大イベント!? 命がけの体育祭?
前々回からすごい期間間が空いてしまったので反省として今回はなるべく早く投稿しようと思った次第です。
今回から体育祭partに入ります。
どんな感じで進めていこうかはまだまだ考えている最中だけどね。
今後とも楽しく見ていってね。
皆さんおはようなのだよ。歌姫だ。
昨日までは、蛙吹ちゃんと。耳郎ちゃんと三人で街を散策して楽しい一日となったわけだけど、それが休み一日目なのだよ。
残り二日は、個性のトレーニングとかしたりのいつも通りに過ごしたつもりだよ。
まぁヴィランに襲われた時に対したことは出来なかったからね。
今後の為に、自分自身がヴィランと戦えるように肉体的な訓練もしなければならないけど、個性も訓練しておかないといけないからね。
私的な悩みと言えば、どうしても声の個性は支援的になってしまうから自分一人では戦闘が難しくなるんだよね。それを人形で補う事は出来るが時と場合によっては、人形を遣う事が難しい場面とかもあるからね。何もない屋内とかだと依り代となる物が無かったりするからね。
その為に、自分自身にかける訓練とかしていたのだよ。上手く行かなかったけどね。自分にバフを掛けながら動くとか難しかったね。
◇◆◇◆
歌姫「ふわぁぁ…。朝だぁ。今日からまた学校か~。ヴィランに襲われたとはいえ通常通りあるんだよね。取りあえず育美に会うために起きますか。」
~居間~
歌姫「育美おはよ~」
育美「お姉ちゃんおはよ~!今日からまた学校でしょ?雄英もヴィランに襲われたばかりだっていうのに早い復帰だね。」
歌姫「そうだね。天下の雄英だから出来る事かもしれないねぇ。その対応の早さも素晴らしいけど雄英の頑丈な警備を突破できてしまうヴィランが居てしまうからちょっと怖いけどね。」
育美「そうだね~。お姉ちゃんも気を付けてね?一度襲われてしまったという事は今後もあるかもしれないからね。」
歌姫「私も今回の事件のおかげで対ヴィランで準備し直さない所があることを再認識したしね。しっかり訓練して素晴らしいヒーローになるよ!」
育美「がんばってね!朝ごはんできてるから冷める前に食べちゃお!」
いつも通りの朝の日常を過ごし学校に向かったわけだけど、今日一日はちゃんとしたツクールライフになるとは思ってない訳よ。
流石の雄英とは言え、色々対応で大変だろうからねぇ。
~1-A教室~
歌姫「おはよ~。今日の授業とかはどうなるんだろうね~。」
耳郎「人形ちゃんおはよう!相澤先生も結構な怪我してたからどうなるんだろ?ホームルームになったら何かわかるんじゃない?」
蛙吹「人形ちゃんおはよう。私も知らないわね。気になるところだけれど。」
まだ誰も知らないのか。他のクラスメイトも気にはなっているものの誰も知らない様だ。
歌姫「委員長とか八百万さんとかは何も聞いてないの?」
飯田「僕も気にはなっているんだが相澤先生は大けがでいないだろうし他の先生に聞いてもホームルームになったらわかると一点張りで解らなかったんだ。」
八百万「私も同じくですわ?結局分からずでしたのでホームルームが始まるまで待つしかありませんわね。」
歌姫「そっか。それは残念だけど待つしかないね。」
何で先生方は教えてくれないのかは分からないけどまぁもう少ししたら分かる事だから待つしかないねぇ
…キーンコーンカーンコーン…
行ってる間にチャイムが鳴ったね。もう少ししたら先生が来るんだけど誰が来るのかな?
ガラガラ!
相澤「お前ら~。サッサと席につけ~!」
歌姫「え…?先生大丈夫なんですか?」
相澤「大丈夫だからここに居るんだよ。みんなは俺のことは心配しなくても良いからヒーローになる事だけを考えろ!」
歌姫「いやそんなこと言ったってそんな姿を見せられたら心配すんなって方が無理でしょう!」
きっとみんなが思っている事は一緒でしょ。せーの?
みんなの心の声「「「「先生復帰早!!」」」」
相澤「俺の怪我の事より皆には大事なお知らせがある。」
歌姫「先生の怪我の回復の早さより大事な話ってあるんですか?」
相澤「あぁ。みんなの今後の人生にかかってくる重大なお知らせだ。」
葉隠「重大なお知らせって何だろうね?」
歌姫「さぁ?なんだろ?」
相澤「二週間後には雄英の体育祭があるからな。それまでに準備しろよ!」
歌姫「?体育祭あるんですか?あんな事件があった後なのに?」
相澤「事件があったからだよ。体育祭をする事によって守りが盤石な事を世間に知らしめることになるからな。」
歌姫「そんなもんですかね?まぁ私からしたらヒーローの卵としてアピールする場が確保されるからいいんですけどね。」
なんとなく釈然としない所もあるけどまぁいいか。
そんなことよりみんなが心の中で思ってる事があるんじゃないかな?せーの!
みんなの心の声「「「学校っぽいのきたぁぁぁ!!!」」」
まぁ学校と言ったら体育祭でしょ。私はスポーツマンってわけではないけど、体を動かすこと自体は嫌いじゃない。
それに雄英の体育祭と言ったら最大のアピールの場ともいわれるぐらいだしね。ここで活躍をすれば将来色んなヒーロー事務所から声がかかる可能性が上がるからヒーロー科はぜひとも好成績を残したいってものなんだよね。
雄英の体育祭は毎年やる競技は違うけど大体3種目ぐらいやって1種目眼は全クラス対抗の物をやるんだよ。ヒーロー科だけに限らず、普通科や経営科、サポート科の全クラスで11クラスの大人数対抗戦になる。一クラス20人計算でも220人がひしめき合って戦うから見るだけでも迫力あって楽しいかもね。
私も去年はテレビで見たけどすごかったもんね。
歌姫「先生!体育祭の事は分かったんだけど授業の方はどうなるの?」
相澤「いつも通りやるからね。事件が有って不安定なのはわかるけど引き締めて授業を受けてね」
ある意味流石雄英とは思ったけどね。まぁ授業しっかり受けて体育祭に向けて準備させていただきましょうかね。
~おおよそ2週間後、体育祭前日お昼 食堂にて~
歌姫「明日から体育祭だね。耳郎ちゃんと梅雨ちゃんは仕上がってる?」
耳郎「私なりには訓練してきたけど自身は無いなぁ。結構A組の中にも強者は多いからね。爆豪とか轟とかには勝てる気がしないからね。」
蛙吹「私も訓練したけれどその二人には勝てる気がしないわね…。あとけがは多いけど緑谷ちゃんも意外と強いかもしれないわね。」
歌姫「確かに爆豪は強いからなかなか突破は難しいかもね。轟君も強個性だし苦戦しそう。緑谷は分からんけど私的には意外と常闇くんとか委員長とか上がってくるかもと思ってるんだよね。」
耳郎「油断はできないね。全クラスからだからB組は勿論他のクラスからも出場するから、どんな強敵がいるかもわかったもんじゃないからね。」
蛙吹「そうね。普通科でもヒーロー科に入りきれなかった子が何人もいるだろうから、その中には意外と強い個性持った人もいるんじゃないかしら?」
歌姫「それを考えると最後までは油断出来ないね。二人とも最後まで頑張ろうね」
耳郎「そうだね。油断せずがんばろ!」
蛙吹「がんばりましょ」
何だかんだのガールっぽくないガールズトークしながらお昼を過ごしたわけだけど、やっぱり体育祭前日な事もあってかどこに行っても緊張感なのか張り詰めた空気が漂っていたよね。
みんな思っていることは同じなんだろうけどやっぱり将来の事を思えば思うほど気合は入るよね。もちろん私も将来の事を考えると凄い緊張はするけどいつも通りやるしかないからね。
~下校後 自宅~
歌姫「ただいま~。愛しのお姉さまが帰ってきましたよ~。」
育美「お姉ちゃんお帰り!お風呂湧いてるから入っちゃってね!」
歌姫「育美いつもありがとね。優秀な妹をもってうれしいわ。毎日毎日ありがとね」
育美「そりゃ家族の為ですもの頑張りますよ!夕ご飯さっと作るからお風呂入っちゃってね。」
歌姫「はーい!」
わが妹ながら毎日毎日頑張ってくれてうれしいな。家族って言っても私しかいないのになぁ。
そういえば明日から体育祭だけど来るのかな?一応連絡は入れといたけど何の返信も無かったからなぁ。来るかどうかわからないんだよね。
まぁ今はそんなことより愛しの育美が入れてくれたお風呂にゆっくり浸かりましょうかね!
~しばらくして~
歌姫「育美ありがと~。お風呂あがったよ!」
育美「丁度いま晩御飯できたところだよ。食べよ食べよ!」
歌姫「お腹空いた~!今日はかつ丼なの?」
育美「そうだよ。明日から体育祭でしょ?少しでもゲン担ぎの為にかつ丼を作ってみました。」
歌姫「おいしそ~!早く食べよ!」
本当に我が妹は家族思いですなぁ。こんなことされると私も頑張るしかないねぇ。
歌姫「そういえば育美は父上、母上が体育祭に来るかどうか聞いてる?」
育美「そういえば聞いてないね。この前連絡した時も仕事が忙しいとは言ってたけど体育祭については何も言ってなかったような。」
歌姫「私も連絡はしてみたけど、全然連絡ないなぁ。まぁいいけどさ。予想どおりだし。」
育美「それでも自分の子供の晴れ舞台なんだから時間調整をしてくれてもいいのにね。」
歌姫「まぁいいよ。親のおかげで生活できているし雄英には入れたのも親のおかげだと言えば親のおかげだしね。」
育美「それでも見に来て欲しいじゃん。」
歌姫「それはそうかもしれないけど、忙しいのはどうしようもないしね。私のわがままで仕事の邪魔をするわけにはいかない。」
育美「私は絶対に行くからね。お父さんお母さんの代わりに応援するからね!」
歌姫「育美ありがと~。お姉ちゃん頑張るからね!」
流石は愛しの育美ちゃんですな!明日は頑張れそうだよ。
緊張や不安もあるけど、頑張るしかないね!
◇◆◇◆
ここまで見てくれてありがとうございます。
取り敢えず前回の反省でなるべく早く執筆させていただきましたが今回はいかがでしたか?
次回からは体育祭編に入っていきますので楽しみいしていてください。
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第17声 一大イベントの始まり!! 声援の多い勝敗の行方は!?
このpartからアニメ版では2期に入りますかね?そんなアニメもアニメ版ならもう6期ぐらいですかね?私はアニメ版は5期の途中までしか終えておりませんがコミック版は最新刊までは追えておりますよ。
なるべく最新刊まで行ける様にはしたいけど辞め時をどこかで作るかもしれないのでその辺は、作りながら考えていきたいと考えておりますので今後共応援の程を宜しくお願いいたします。
みなさんこんにちわ。歌姫だよ。
昨日までは体育祭に向けての訓練だったり考察だったりで大変な毎日ではあったけど、もうそんな体育祭も明日に迫っている訳ではありますよ。
そんな私もさすがに緊張はしますよね。色んなクラスの生徒が一気に集まっての体育祭ですからね。私も1位を狙いたいところではありますけど、見えない難敵が沢山いるだろうしどんな競技をするかもわからないから作戦の立てようがないのでぶっつけ本番で行くしかないのよね。
まぁやるしかないですけどね。
◇◆◇◆
~朝 学校にて~
歌姫「みんなおはよ~。」
耳郎「人形ちゃんおはよ~。」
蛙吹「人形ちゃんおはよう。」
歌姫「ついに体育祭だね~。緊張でドキドキするなぁ。」
耳郎「やっぱり緊張する?私もだよ~。」
蛙吹「雄英の体育祭ですもの。緊張するのも当然だと思うわ。」
歌姫「梅雨ちゃんは緊張してなさそうね。」
蛙吹「そんなことないわよ?私も緊張はするものよ?そういう人形ちゃんも緊張してるって言ってるものの見た目はそんなに変わらないじゃない?」
歌姫「え~梅雨ちゃん緊張してる様に見えないよ?私は朝からずっとドキドキしてるもん。」
耳郎「私からしてみれば二人とも全然見た目が変わらないからどっちもどっちなんだけどね。」
歌姫「ある意味早く始まって欲しいけどね。この時間が一番苦手かもしれないなぁ。」
蛙吹「そうかもしれないわね。不安と緊張でつぶされてしまいそうですものね。」
相澤「お前ら~。席につけ~朝礼始めるぞ~。」
…朝礼後
相澤「これで朝礼終わるぞ~。各自準備できたら会場向かうように。あ、あと人形はこの後少し話が有るから職員室に来るように。」
え?先生から呼び出し?なんだろ?怒られる事じゃなければいいんだけど…。
相澤「なんだか不安そうな顔してるけど怒られるようなことじゃないよ~。」
なんだか気持ち読まれてるんだけど…。なにこの先生怖い。取りあえず行ってみようか。
~職員室にて~
歌姫「失礼します先生。私に話って何ですか?」
相澤「お前確か入試1位突破だろ?この後の選手宣誓で台に立ってやってもらうから。」
歌姫「…え?スイマセンもう一回行ってもらっても良いですか?」
相澤「だから選手宣誓をしてもらうから」
歌姫「選手宣誓?先生が?」
相澤「選手でもない俺が宣誓してどうするんだよ。お前が選手宣誓をするんだよ。」
歌姫「えぇ~!!聞いてないです嫌ですよ!!」
相澤「声おっきいなぁ…。そりゃ今言ったから聞いてないのも当然だろ。でもそんなに難しい事は言わないから大丈夫だよ。はいこれ台本。」
歌姫「まぁテレビとかでもたまに見るようなセリフですね…。でもこれ何万人とみる中でしなきゃいけないんでしょ?私緊張して絶対スラスラ言えませんもん。」
相澤「スラスラ言えなくてもそれは学生だからってことで可愛げが出るってもんだよ。それにこれも立派なアピールポイントってもんだよ。しっかりできれば色んなヒーローからも注目してもらえるから頑張れよ。それとも2位の爆豪に譲るか?」
歌姫「爆豪に譲るのは嫌だな…。頑張らせていただきます。」
相澤「お前ならそう言ってくれると思ったよ。頑張ってね」
…更衣室にて
耳郎「あ、人形ちゃんやっと来た。先生からの話は何だったの?」
歌姫「体育会の選手宣誓をしてくれだってさぁ。」
蛙吹「すごい大役じゃない。でも何で人形ちゃんなのかしら?」
歌姫「私が入試の順位が1位だから見たい。」
耳郎「入試の順位1位とかスゴっ!そりゃ選ばれますわ…。頑張って。」
歌姫「まぁ選ばれたからにはやるしかないけどね。」
蛙吹「緊張するかもしれないけどこれはすごいチャンスじゃない?もしかしたら一番のアピールポイントになるんじゃない?」
歌姫「相澤先生もそんなこと言ってたなぁ。でもすごい緊張するなぁ。本当はやりたくなかったけど2位は爆豪みたいだから譲るのは嫌だったからやるしかなかったんだよね。」
耳郎「まぁ何万人とみる中だからねぇ。私なら血反吐はいてぶっ倒れる自信があるからね。…緊張するのも分かるけど早く準備しないと始まっちゃうよ!」
~会場選手控室~
歌姫「とうとうこの時が来た…凄い緊張するなぁ。」
蛙吹「私も緊張してきたわ。こんなに緊張するのも久しぶりね。」
爆豪「おい!俺のするはずだった選手宣誓するからには恥かくようなことするんじゃねえぞ!」
歌姫「バクゴーちょっと黙ってくれる?私今あんたの相手してる余裕ないんだけど。」
爆豪「俺より高い順位とってるくせにひよってんじゃねぇ!!選手宣誓位で情けねぇ!!」
歌姫「バクゴーは通常運転でうらやましいね。その度胸を私にも分けて欲しいよ。」
爆豪「うっせぇ!普通にやってりゃ出来んだろこのぐらい!!」
歌姫「私の普通とバクゴーの普通を一緒にするんじゃない。」
耳郎「まぁまぁ。これも爆豪なりの勇気の付け方じゃない?なんだか話してるうちに人形ちゃんの顔もすっきりしてるような気がするし?」
歌姫「え?そうかな?バクゴーなりの気遣いだったんだね。有難う!」
爆豪「うっせぇ!!そんなんじゃねえわ!!クラスとして恥をかきたくなかっただけだわ!」
歌姫「恥ずかしがっちゃって!素直になればいいのに。」
爆轟「だからうっせぇ!!もう黙ってろ!」
歌姫「はいはい」
なんだかんだで気を遣うんだよね爆轟って。
普通に言ってくれれば好感度も上がったんだけどね。
相澤「おまえら~。そろそろ入場だから入場口に集まれよ。」
生徒「は~い」
とうとう入場の時間になってしまいました。爆轟のおかげで多少落ち着いたものの緊張するなというほうが無理なんだよね。あ~…。胸がドキドキするよ。
生徒全員入場口に集まりプレゼント・マイクによる各クラスのコールがあり各クラスが堂々と入場をする。
こう見ると生徒の数も観客の数もすごいね。この中で選手宣誓するの?
え?嫌なんだけど。
ミッドナイト「選手宣誓!!」
ミッドナイト「選手体表!1-A 人形歌姫」
歌姫「は、ひゃい!」
噛んだ…。思いっきり噛んでしまったよ。なんだかくすくす聞こえるよ…。たまにかわいいとかって聞こえるんだけど…。恥ずかしいなぁ…。
歌姫「宣誓!私たち雄英高校の生徒一同ヒーローにのっとり正々堂々と全力で一位を目指します!」
ふぅ…なんとか言い切ったぞ…。え?面白くないって?面白さ求めんなよ?行為奪って死ぬほど緊張するんだからな?ぶっ飛ばすぞ?
ミッドナイト「早速始めましょ!毎年ここでティアドリンク!!第一種目は今年は…これ!」
障害物競走か…。先生の説明によると全クラス参加の会場の外周4キロを走るようだ。その際、個性の使用は自由でコースアウトさえしなければ問題ないようだ。
なかなかスリルのある種目ではあるけどこれ入口混むやつじゃない?なるべく前のほうに行かなきゃいけないなぁ。
歌姫「ぐぅ…。あんまり前のほうに行けなかった。場所的には真ん中より過ごし前ぐらいかなぁ。しかし生徒だけでもこんなに人が多いんだね。密集度がすごいな。」
みんながスタートラインに密集してなかなかカオスな状態になっているがみんな本気なんだな。これ入口から出ることができるんかな?まぁでも個性で好きにしていいって言ってたし地面がだめなら上から行くまでだね。
あの信号みたいなランプが全部消えたらスタートだね。
●●●
〇●●
〇〇●
〇〇〇
バーン!!
合図とともに生徒が一斉にスタートする。
当然だけど全生徒が一斉にスタートするもんだから通路がめちゃくちゃ混んでいる。
歌姫「これは早速個性の使いどころだね。とりあえず、蜘蛛型のゴーレムでも作っていけばいいか…。」
天井付近を張っていけば問題なくいける。まぁその辺を察して飛んで行っているやつが多い。でもほとんどがA組と見知らぬやつが数人いるがおそらくB組のやつらだろう。
歌姫「さすがはA組のみんなだね。これぐらいはあっさり乗り越えてくるよね。一部知らないやつはいるけど、おそらくはB組のやつらだと思うんだよね。みんな早いなぁ。入試1位の威厳を見せなくちゃ。」
みんな各々工夫を凝らして1位を目指していて見てて楽しいけど私ものんびり観戦をしているわけにはいかないからね。本気を出していくよ。
ようやく長いトンネルから出ようとすると突然床が凍りだす。まぁ私には関係なかったけど轟君の仕業だね。
まぁ当然ながらすでに飛んでいたA組連中とおそらくB組であろう連中には聞かないが、戦闘経験の少なそうなほかのクラスは結構かかっているな。
歌姫「轟君えげつないことすんなぁ…。無力化するには一番効率のいい方法だけどね…。」
そんな中進んでいくとようやく出口となるわけよ。まぁ、そこには次のギミックがあるわけ。そこにはヒーロー科入試の時に見た巨大ロボットヴィランがあるわけなんだよね。そこですでに戦闘中な奴らがいるわけよ。
歌姫「みんな白熱してんなぁ。私も早くここを抜けないとね。生きてるやつ一体拝借しようかな。…うわぁ。切島のやつとなんか鉄っぽいやつあのヴィランの下敷きになっても生きてんなぁ…。ヒーロー科ってすげぇ。」
なんてしょうもない感想をつぶやきながらも一体操ってどんどん先へと進む。
歌姫「結構追い抜かしてきたなぁ。それでもまだ前にちらほらいるなぁ。今は何位ぐらいなんだろう。とにかく早く先に進まなきゃ!」
巨大ヴィランを操作しながら進んでいくと次のギミック「ザ・ウォール」とご対面だ。
このギミックは、底の見えない崖になっており、見渡すと数々の足場があり、そこにはロープでつながっている。空を飛べるような個性や長距離のジャンプができない個性はこのロープを伝って行けという感じだね。まぁ私はこの御題ヴィラン君のおかげでさっとわたることができそうなんだけどね。
ほかの生徒は結構苦労している感じだね。ロープを伝って何とかクリアしている生徒が多い。
その中で前のほうを見ていると爆轟の背中が見えてきた。おそらく先頭はあいつではないかな?
とりあえず、戦闘っぽそうな爆轟に何とか追いついて話を聞こうと思う。
歌姫「やぁやぁ爆轟くん。君は先頭かい?」
爆轟「当り前じゃ!!俺が一番以外ありえないだろ!!」
歌姫「爆轟君が一番はありえないでしょ?入試は私に負けてるし、追いつかれてるしね。」
爆轟「うるせぇわ。まだ抜かされてねぇしもっと差をつけてやるわ!」
歌姫「まぁ頑張りたまえよ、私も本気で行くからね。」
なかなか爆轟も早いんだよね。こいつセンスの塊ではあるからね。
でも私にかなうわけではないよね。何気に私のほうが強いしね。
それに意外と今使ってる大型あヴィラン君早いんだよね。まぁ爆轟君より少し早いぐらいなんだけどね。
爆轟「ついてくんなゴラ!お前に優勝は譲らんぞ!」
歌姫「ついてくんなっていっても目的地は同じなんだし冷たいこと言わんあでよ」
爆轟「クソウゼェ!てめぇ巨大ヴィランで楽してんじゃねえぞ!」
とか言いながらうちの一時的なパートナーを壊しにかかる爆轟君だ。
残念だよ愛着がわきかけてきたところなんだけどなぁ。まぁ結局このレース中でしか使えないだろうから使い捨てでもいいんだけどね。
歌姫「爆轟相手であっても負けないよ。今回限りの特別パートナーを簡単に壊させるわけにもいかないよ!」
爆轟「俺だって負けるわけにもいかねえんだよ!黙って負けてろ人形野郎!」
歌姫「おうおういつも道理口が悪いね!爆轟はぶれないよね!」
爆轟「当り前だ!これぐらいでへばるわけないだろ!」
爆轟はセンスもいいが本番に強いからそこは見習わなければいけないなぁ。
まぁそんなこんなでどうやら次のギミックまで来たようだ。
次のギミックは地雷原だって。
地面に地雷がたくさん埋められていて、その地雷はダメージはそんなに出ないものの、音と煙がすごくてめちゃくちゃぶっ飛ばされるから、なるべく爆発させたくないものらしい。
私はこざかしいこととか考えるのめんどくさいからもうこのままぶっ飛ばして進むよ。
あんまり気にしていると爆轟にも負けそうだし、轟君とかも結構近いしね。
1位争いをしていると後方で何やら大爆発が起きる。一体何事かと様子を見ていると、砂煙の中から出久が飛び出してくる。
爆発を使って距離を稼ごうって魂胆だね。でも1位は渡さんからね。
歌姫「出久も考えたね。さすがは受かっただけあるよね。でも負けないから!全力前進だよ!」
巨大ヴィランでフルパワーで走り出すもギリギリ負けるかどうかっぽいよね。結果はいかにって感じ?
…
歌姫「いやぁ!まさか出久に負けるとは思わなかったよ!まぁ爆轟と轟君には勝てたからよかったけどね!」
順位としては1位出久2位私3位爆轟4位轟以下略って感じね。なかなか接戦だったけどもうちょい本気出してもよかったのかもしれないね。あの巨大ヴィランを研究する時間があればよかったけどね。まぁでもこの順位なら無事に次の協議にも参加できるだろうから安心だ。
◇◆◇◆
お待ちしていただけている方お待たせいたしました。
最近書く時間とやる気の確保が難しくなってきている最近でございます。
ほかの方はどんな感じでモチベーションを保っているんですかね?
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第18声 一大イベント! 二回戦目に進出! 力の出し方とは?
最近はわたくしの生活環境が少し変わり少し大変な毎日を過ごしております。
皆様はどのようにお過ごしですか?
世の中はいろいろ大変だとはございますが少しでも楽しめる作品をかけるように頑張らせていただきます。
みんなおはよう。歌姫だ。私は今体育祭が始まったばかりではあるが、一回戦目を2位で通過したわけではある。なかなか個性的な体育祭で胸の高鳴りが隠せなかったりしている今日この頃である。
今は、2回戦目始まるまでの小休憩中みたいなところである。まぁ最終結果1位であれば問題ないよね。これはまだまだ中間結果だからね。
◇◆◇◆
ミッドナイト「みんなお疲れ様!全員の結果が出たので順位発表をします!」
画面に順位を表示される。ずらっと100位ぐらいまで表示されている。その先は映す価値もないのかな?
ミッドナイト「今回選出されるのは上位43位までだからね。それより下の順位の子もまだまだ見せ場があるからあきらめちゃだめだからね!」
2回戦目は43人選出されたんだね。意外と少ないんだね。この人数で二回戦目の協議は何をするんだろう?
ミッドナイト「それじゃ!2回戦目の協議を発表するわね!」
トラムロールに合わせてスロットが始まる。やっぱりこういうのってドキドキするよね。
ミッドナイト「次の競技は騎馬戦!!ルール説明をするわね!!」
ルールとしては前種目で勝ち残った43人の中から2人から4人でチームを作る。チームの作り方は各々交渉を行って作るとのことだ。
勝敗については、各チームにポイントが割り振られるんだけど、そのポイントは前種目の順位を参照される。
1位が破格の10,000,000点。2位からは210点から順位が下がることに5点減っていく形になる。
その際、チームのメンバー同士のポイントを合算してそれがチームのポイントになりそれを取り合うようだ。
メンバーの組み方をどう組むかが肝心になるのは言うまでもない。
ミッドナイト「じゃあ今から15分間交渉タイムに入るわ!よい時間になるようにね!」
交渉タイムに入ったな…。誰に声をかけようか。
なんだか悩んでいるうちに周りの人間がどんどんメンバーを決めていくじゃないか…。私も早くしないと…。
???「人形氏!まだメンバーが決まってないでありますか?」
ん?この声は?
宍田「よかったら私とチームアップしないですか?」
歌姫「宍田君じゃないか!入試以来?」
宍田「そうかもしれないですぞ!クラスが違うためになかなか会う機会がなかったてありますからな!」
歌姫「その申し出はありがたいな!周りももうチームが出来上がってきているからね。ところでその隣の子は?」
???「俺は燐 飛竜だ!個性は鱗!体中に鱗を生成することができて鎧として使うこともできるが、銃みたいに飛ばして使うこともできるぞ!」
歌姫「よろしくね!私は、人形 歌姫ね!個性は歌と人形なんだ」
お互い自己紹介を行う。
ミッドナイト「はい!そこまで!みんなチームアップはできたかしら!」
ちょうど時間切れみたいだこのメンバーで決まりみたいだ。
歌姫「これで本格的に決まりみたいだね。よろしくね二人とも」
宍田「よろしくお願いしますぞ!」
燐「よろしくな!」
作戦としてはこうだ。
騎馬は体格のいい宍田が務め燐が前騎手で私が後騎手となる。まぁ、設定上は後騎馬となるがその辺はどうでもいいけど。
宍田の機動力を生かして動き回ってもらい、燐の鱗でけん制しつつとれるところからは取っていく。私は二人のサポートを行う。できることなら私も取りに行く。
ちなみに私のチームのポイントは私2位210点、宍田30位65点、燐33位50点、合計315点だ。
ミッドナイト「それじゃみんな準備はいいかしら?!よーい!スタート!」
スタートの合図にてみんな動き出す。
歌姫「まずは遠めで周りの状況を見ながら進もう!爆轟のチームと轟のチームは遠距離があるから注意かな?あとはちょっと様子見だね。」
宍田「わかりましたぞ!」
燐「おう!」
ある意味、ほかのチームは出久のチームを狙っている。今のうちに狙える奴は狙っておきたい。
もちろんできることなら一位を狙いたいが、爆轟、轟を狙うのは危険だと判断。
なかなかあの2チームはバランスがいい。
出久のチームもなかなかめんどくさそうだ。
歌姫「早速出久の周りは乱戦状態だね。ただ、轟のおかけで地面を凍らせて身動きの取れていないチームも多い。取れそうなところから取っていこうか。」
私の力で砂人形を何体か作り、取れそうなところを取りに行く。このタイミングで峰田チームと鎌切チームのポイントを奪取することができた。
2チームで465点加算され現時点で合計780点だ。この調子で頑張ろう。
燐「なんだか目まぐるしいな!これからどうする?」
歌姫「私としてはこのまま逃げ回って様子を見てもいいかもしれないけどね。宍田の機動力なら轟の氷とかに気を付けていれば何とかなるかもしれないからね。あとは地味だけど峰田の個性にも気を付けないと身動きが取れなくなるかもしれないからね。」
宍田「今は、逃げの一手ですな!」
今の現状は、一位は出久のチームで点数は、10000210点。まだ誰のも取れていないけど取られていない状態だ。2位は爆轟のチーム、1360点。ほかのチームのをすでにとっている状態だ。3位は私たちのチームで780点、轟チームで、745点のようだ。
このまま様子を見つつ取れるチャンスがあればとっていきたいけど、逃げるばかりでは負けるかもしれないからね。
どごぉぉん!!
歌姫「何事!?」
音の方を見ると巨大な氷壁がある。おそらく轟の力なんだろうな。
時間もあとわずかとなってきているから勝負を仕掛けてきているんだろう。
あの氷壁の中はよく見えないけどおそらくメンバー的に轟のチームはもちろん爆轟チーム、出久チームだろう。
このチームで小競り合いしてもらう分には問題ないか。
ほかの様子を見ていると違和感を感じる…。この違和感はなんだ?
歌姫「ねぇ。なんだか変な感じがするんだけど…。」
宍田「変な感じとは何でありますか?」
歌姫「なんだかよくわからないけどなんか違和感を感じるんだ。」
この言い表せない違和感はなんだ?何か物足りない気がする。
歌姫「なんだか物足りない感じがするんだけど。色が足りないような」
燐「なんだか曖昧だなぁ。特に変わったことは…。」
歌姫「あ!タスキが一つ取られてる!何点のやつ取られてる?!」
燐「いつの間に!?気が付かなかったぜ!」
誰もが気が付かないタイミングで誰がとっていったんだ。さすがは勝ち抜いてきたやつらだな。
取られたポイントは405点のやつ。峰田チームから取ったやつだ。合計的に375点のようだ。
これはやばいな…。これは私たちも取りにいかないと勝ちに行けないかもしれない。
歌姫「これはまずいね。私たちも攻めに行こう。あの氷壁を何とかして壊して私たちもあの乱戦に加わろう!。」
燐「もうそれしかないな!行こうぜ!」
宍田「わかりましたぞ!チーム突撃でありますぞ!」
まずは私の砂人形であの氷壁に力いっぱいの攻撃を仕掛け破壊を試みる。燐は周りのチームの牽制を行う。
歌姫「よし!とりあえず通れる程度のあなを作ることができた!宍田君突撃をお願い!」
宍田「わかりましたぞ!」
爆轟「なんだお前ら!モブチームが邪魔を仕掛けてるんじゃねぇ!」
轟「俺たちもいま相手している余裕はない。凍っててくれるか!」
歌姫「そうはいかないねぇ。私たちも勝たないといけないからねぇ。」
そういって私たちも攻めを仕掛ける。なかなか厄介なチームが集まっているだけあって攻めあぐねている。
出久狙ってもいいが、なかなか常闇君が強くてとることができない。
燐「くそぉ。時間がないっていうのに取れそうもないな…。」
宍田「焦ってはいけませんぞ!機会をうかがいましょうぞ!」
歌姫「焦るなって言ってもこの状況だと焦らざるを得ないよね。」
とりあえず、誰かのを一つでも取ってしまえば…。とりあえず砂人形で攻めるか。
歌姫「まず、爆轟のチームのを一つ取るか…。砂人形くんいってしまえ。」
そう指示した瞬間…。
ミッドナイト「しゅーりょー!!」
間に合わなかったか…。
燐「おい!もう一つ取られてんぞ!」
歌姫「あーあ…。どれ取られた?」
宍田「60点のやつですな。結局自分たちのやつしか残らなかったですな。」
歌姫「まぁこれは勝負の世界だから悔しいけど仕方がないね。」
燐「まぁできれば勝ちたかったけどな。」
ミッドナイト「じゃあ結果発表します!。」
今回も画面に結果が表示される。
1位轟チーム10000460点 2位爆轟チーム1310点 3位心操チーム1090点 出久チーム655点 5位は拳藤チーム480点 6位 燐チーム(私たち)315点 後のチームは0点で7位になる。
私たちなりに健闘はしたもののいい結果にはならなかった。
歌姫「まぁ今回はこんな結果だったけど二人ともお疲れ様!ありがと!」
燐「もう少し俺が気を付けていれば4位以内には入れたかもしれなかったんだけど…。すまなかったな」
宍田「燐氏は気にしなくていいでありますぞ!私がもっとしっかり動けていれば取られることはなかったかもしれないですからな!」
歌姫「そんなこと言ったら私は燐君の後ろにいながら取られそうなところに気が付かなかったところもあるしもっと私たちの周りを守っておけばよかったしね!」
まぁこの結果も仕方がなかったよね。そうすると…。
尾白「あの…。よろしいですか?」
ミッドナイト「尾白君どうしたの?」
尾白「実は僕この競技中ほとんど記憶がないんです。記憶があるのは協議の終わる直前ぐらいなんです。この勝利はほとんど僕の力ではないと思うんです。これでは勝ったと思えなくて…。ですので僕は辞退をさせていただきたい!。」
庄田「それなら僕も辞退させてほしい!僕もkれと同じで競技中は記憶がなく操られていたような感じでした!」
ミッドナイト「なんて青臭いの!嗜虐心がうずいていいわね!その申し出を許可します!」
青山「それなら僕も…。」
ミッドナイト「青山君も同じ口なの?」
青山「はい…。僕も操られていた感じがします。」
なんだか心操チームの三人がみんな辞退を申し出たようだ。操られていたって何だろう?心操くんの個性なのかな?
ミッドナイト「そうなると3人繰り越しになるんだけど順当に行くなら拳藤チームの誰か3人になるんだけど。」
拳藤「私たちは辞退させていただきます。私たちより頑張っていた燐のチームとかを繰り越してほしいんだ」
燐「拳藤!いいのか?」
拳藤「いいよ。本当は出たいのは山々だけど今の私では力不足だしね。」
燐「といっても俺も辞退したいな。一応負けたからな。でも宍田とか人形は気にせず出ろよ」
宍田「私も今回は辞退させていただきますぞ・来年しっかり勝利を収めて参加させていただきますぞ。人形氏はどうされますか?」
歌姫「なんとなく流れ的には私も辞退っていうべきなのかもしれないけどこれはチャンスだし私はこの話に乗らせていただこうかな。」
ミッドナイト「じゃあ人形さんは繰り上がりで決まり!じゃあと二人はどうする?」
拳藤「鉄哲のグループも頑張ってたし二人だけだけどそこから選んでもらっていい?」
鉄哲「いいのか!?」
拳藤「いいよ!鉄哲のチームも頑張っていたのは知ってるし!」
鉄哲「みんなありがとう!!」
なんやかんやで話し合いが進み、Bクラスの鉄哲ってやつと塩崎ってやつが繰り上がりするらしい。
塩崎ってこの個性はあんまりわからないけど、鉄哲ってやつはなんだか切島に個性も性格も似ている気がするな。
そもそもさっきのレースでつぶされていたような気がするし。
ミッドナイト「それじゃあ、この後お昼休憩をはさんで全員参加のレクリエーションがあります。一種目で負けてしまった人たちもみんな参加してもらいます。騎馬戦に勝ち残った人たちは参加するかどうかは自由で、ゆっくり休んで英気を休んでもよし!参加して気持ちを盛り上げるもよしなのでお昼行く前にどうするか教えてね!」
とのことだ。私は参加しないでゆっくりしていこうかな。戦闘向きじゃないしね。
ミッドナイト「あ!そうそう!人形さんはよかったらレクリエーションと最終種目で参加していないときは司会に参加してほしいんだけどどうかしら?」
歌姫「司会…ですか?私なんかに勤まりますか?」
ミッドナイト「これも一つのアピールポイントになるしね。一つ経験として引き受けてもらえないかしら?」
歌姫「いいですよ。レクリエーションは参加しないつもりでしたが、司会は面白そうですから。」
ミッドナイト「ありがとう!プレゼント・マイクとイレイザーが司会だからね。」
歌姫「承知いたしました。概要とか流れを聞いておきます。」
なんだか急に司会をすることになったけどまぁいいか楽しみだ。
◇◆◇◆
皆様大変お待たせいたしました。
どうしたも最近は期間が空いてしまいますね。
どれぐらいの方が、お待ちしていただいているかはわかりませんがまぁ埋ぺ^巣に書いていくつもりでございます。
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