落ち零れの気術使い (タッツン46)
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物語の始まり
ここわ魔物、人類、亜人など様々な者たちが暮らす世界ジスタード、そこに仲良く暮らす四人の家族がいました。
父「いや〜今日もいい天気だなあ、よし!娘達よ!久々に稽古でもつけてやろうか!?」
にこにこ笑顔で自分の娘達に問いかける父、だが
娘達「「今日わママに料理教えてもらうから無理」」
修行の誘いを断られた父わ若干うなだれながら、それじゃあしょうがないなといった感じでわざとらしく言う
父「ガーン なら、一人でやってくるよ」
すると、姉妹共々親の事は大好きで稽古もそれなりに好きなので、一人で行こうとする父に反応するが妹のほうが一歩早かった
妹「あ、まってやっぱり、パパにお稽古してもらう〜」
妹がそう言い姉も少し遅れながらも取り合う
姉「あ、こらずるいわよ!私が先よ!」
そうして父からの稽古の主導権を懸けた姉妹のじゃれ合いが始まろうと、 していなかった。なぜなら少し言い合い出した時に父が優先を決めてしまったからだ
父「は、は、は、なーに、パパわ逃げないよ、そうだな、今日わ妹に稽古をつけてやろう」
そう言われ妹わ喜ぶが選ばれなかった姉の方わ頬をリスのように膨らませ、明らかな不満顔をする
姉「もー、次わ絶対私だからね!」
その一連のやり取りを見ていた母が微笑ましそうに父に言う
母「ふふ、仲がいいですね、それならあんまり家から離れちゃだめですよ?」
その母からの言葉に答える父
父「はは、大丈夫さそこらでやってるからさあ、行くぞ?」
妹「はーい」
そうして父と妹わ仲良く手を繋ぎながら稽古をつけるため少し移動しだす。それと同時に母わ姉と一緒に家の中に入りキッチンへと赴く
母「フフ、それじゃあ姉わお料理の練習しましょうか」
姉「はーい」
そうして母娘「姉」と父娘「妹」わ互いに互いの事をしだす
仲睦まじく暮らす四人の家族、これわなんの因果か、たまたま魔力をほとんど持たずに生まれた少年と、とある運命を背負っていた少女の二人が、幾度の困難を乗り越え、幸せに暮らしていくお話。
ここわこの物語の始まりの村【ヒート村】まあ始まりと言ってもRPGでよくある最初に主人公が旅立つ村である
そこのとある広場の草原で一人の少年が三人の子供達に石を投げつけられ虐められていた。
クスマ「ほーらレイ行くぞ〜、ちゃんと避けなきゃ当たっちゃうぞ〜、アヒャヒャ〜」
そう言いながら楽しそうにレイに向かってまた一つまた一つ、手頃な大きさの石を投げつけるクスマそしてそれを見てゲラゲラと笑う子分二人
レイ「やめて、もうやめてよ 痛いよクスマ君」と徐々に体を屈め急所を避けるレイ
クスマにやめるよう訴えかけるが一向にやめる気配がない
だが、レイがこの扱いを受けているのにも理由があった、この世界で人わ老若男女問わず皆魔力を持っている、そしてそれわ子供の時でも軽い身体強化や指先に灯火くらいの大きさの小さな火くらいつけれる魔力があるのだが、レイにはこの魔力極端に少なく灯火どころか身体強化もままならかった。そんなレイを見てクスマ自分よりも弱い者を虐げるかのように虐めていたのである。
だがレイも好きで魔力が少ないわけでわなく、生まれた時から元々の貯蔵魔力が一般よりも少なかったのである。
??「こらー!またレイ君を虐めてるな!クスマ!、だめでしょ!」
プンプン怒りながら、レイに近づいてゆく女の子、ビルチ
クスマ「虐めじゃねーよ、躾だよ、し つ け、誰が上なのか今のうちに教えとかなきゃいけねえからなあ」
笑いながらビルチに言うクスマ、ちなみにクスマわこの村の子供の中では魔力量が二番目に多い
ビルチ「躾なんてそんなことする必要ないわよ、レイわ人間なんだから、ちゃんと人として扱いなさい!じゃないと失礼よ!」
クスマに説教をするビルチ
ビルチ「大丈夫?レイ君、怪我してない?」
レイに寄り添い心配するビルチ、体を少し触り怪我がないか確認する
レイ「ありがとうビルチ、でも大丈夫怪我わないよ、」
ビルチ「それなら良いけど、でもまたやられたら言ってね?守るから」
そんな二人に水を差すクスマ、「お~いビルチ、そんな弱虫ほっといて俺と遊ぼうぜ」
ビルチ「嫌よ、私弱い者する人とわ遊びたくないもの」
クスマ「ち、しゃーねーな、それじゃあ俺わこれから魔法の稽古だからまたな~、レイやられたくないなら少しわ努力してみろよ、まあできればだけどな!アヒャヒャー」
そう言って自分の家に帰って行くクスマ
そうしてクスマとその取り巻きが立ち去った後、レイを心配し寄り添い共に帰ろうとするビルチ
ビルチ「全く、あんなやつ気にしなくて良いわよレイ、あなただって今わ弱くても稽古を続けていけば魔力が増えて誰にも負けないくらい強くなるわよ」
励ますビルチ、だがレイわ違った
レイ「それわビルチだから言えるんだよ、僕だってビルチや皆みたいになりたかったよ、だけど自分の事わ自分が一番よくわかってるんだ」
そうビルチわこのヒート村の子供達の中で一番魔力量が多いのである、レイの言葉を聞いて顔を俯かせるビルチ、だが次の言葉で笑顔になる
レイ「だけどビルチ、励ましてくれてありがとう、これからも頑張って稽古して君に追いつけるようにするよ」と若干はにかみながらも悔しそうな表情で言うレイ
ビルチ「な!まっ全く調子いいんだからもう、そうよこれからも時々様子見に行くから私に追いつけるようがんばりなさい!約束よ!」っと照れながらも嬉しそうに、そして素直になれないながらもレイを励ますビルチ
レイ「うん、約束だ、それじゃあね ビルチ僕わ帰って稽古するよ」
ビルチ「ええまたね」
と挨拶をし、お互い家に帰る少年と少女
レイ 家にて
レイ「ただいま!父さん!母さん!」
母「お帰りレイ、お父さんが呼んでたわよ」
居間の椅子に座りお茶を飲んでいた母、帰ってきたレイを見て近寄り異常が無いかっ確認する
母「大丈夫?レイ、またあの子の何かされなかった?」
レイ「大丈夫だよ母さん、今日わただ遊んでいただけだから」
母「そう?なら良かったけど、何かされたらすぐにゆうのよ?」
レイ「わかってるよ母さん、それじゃあ父さんとこ行ってくるね」
ここまで母が心配するのわ理由があった、確かに今日レイわ傷を治したとわいえ虐められていたがそれだけが理由でわない、前々からレイわクスマに形は違えど似たような虐めを受けていたからである。だから母も心配しているのである。
客間にいるお父さんの所に行くレイ
レイ「父さん、用ってなに?僕魔法の練習がしたいんだけど」首を傾げながら言うレイ
客間にわ父と知らないおじさんが三人座っていた。
父「おおレイ、きたか、いいかレイ?これから話すことわお前のことを思っての事だ、まず、レイ、お前にわ今日から魔法以外の事も学んで貰う、そのためにこちらの方々が来てくださっている。」
そう言わてレイも目の前にある椅子に座っているおじさん達に気が付くレイ
父「こちらの方々わ極東の方から来た方々だ」
父からの紹介が終わり自己紹介を始める三人
サム「やあレイ君、はじめまして、僕わサム、カンフーというものをやっているよ」
サム。服装わよく昔のカンフー映画に出てくる一般的な服で色わ赤、顔や体格わイップマンの主役俳優ドニーイェンのような見た目と体躯。
ガイ「俺わガイ、俺もサムと似たようなことをしているが俺の場合わ気術、この国でわオーラや波紋とかなんかまあいろんな呼び方されてるがまあ、気術を主にやってるよ」
ガイ。サムよりも大柄であり見た目でわわかりづらいが、全体的に鍛えた体をしている。
アラン「俺わアランだ、俺わこの国の魔法師で君の教育係を頼まれている」
アラン。身長体格わサムとそこまで変わらない素人目でも一目でしっかりと鍛えこまれた肉体なのがわかる。
それぞれが自己紹介を終え、父が話を切り出す
父「レイ、これからお前にはこの方たちに稽古つけて貰う、魔法でも気術でもカンフーでも、どれでも自分にあったものを探して伸ばすんだ」
レイ「わかりました、父さん、僕の先生か、それも三人も、これから楽しみだ」まだ見ぬ明日に希望を見てニコニコ笑顔になるレイ
読んで頂きありがとうございました。まだまだ素人ですが頑張って書いていきます。応援の程宜しくお願い致します。
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訓練
次の日から訓練が始まり、レイわサム、ガイ、アランの三人の師匠の元で特訓していた。
サム「レイ君、まずわなにをやるにも基礎からだ、魔法を使うにしても気力を使うにしてもね、もちろん僕がやってるカンフーをやるにしてもだ」
レイ「はい!わかりました!頑張ります!それで 最初わ何をすればいいんですか?」
今わレイの家の裏手側、庭のほうにいる
サム「うん、まずわレイ君が今どこまでできるのかを試してどこからやるかの簡単な指標を作ろう」
そうして三人それぞれから師事を受け、まずわ基礎をやることになるのだが、住んでいる国が魔法国家という事で最初わ魔法を中心でやりその後から二つもやっていこうという事になった
アラン「ようし、レイ君、まず魔法のおさらいだ魔法がどうやって使われているのかわ、わかるね?」
レイ「はい!体の中に魔力を使う事です!」
アラン「よし、ならまずわ身体強化と水わ出す所からやってみよう。」
レイ「わかりました!でもアラン先生、僕、魔力が少なくてそれで身体強化すら満足に使えないんです」
若干したを向いて少し落ち込むレイ
アラン「うん、そうだねさっきそれわ確認したよ」
レイの肩に手を置き安心させるアラン
レイ「それじゃあどうして」
アラン「魔力がすくないなら少ないになりやり方を変えれべいい、皆と同じようにやったって魔力が少なかったら当然使える魔法も満足に使えない、だったら考え方を変えるんだ、何も必ず皆と同じにやらなくたっていいんだ、まずわ自分なりの使い方を見つけよう」
レイ「わかりました、けど難しいです」
アラン「だからそのやり方を簡単な物だけだけど教えよう、まずわ初級魔法の灯と水だ、これわ慣れてくると皆少ない魔力でやれるようになるんだ、じゃあ僕の後に続いてやってみよう」
レイ「はい!」
アラン「まず片手を前に出して掌を前に向けるんだ、その次わ家でよく見る蝋燭の火を思い浮かべるんだ、思い浮べたらその火が指の先から出ている所を想像して魔力をその想像した指に流すんだ」
レイ「はい!やってみます!」アランに言われた通り想像し魔力を流すレイ
すると、一瞬だけ火の粉が指から出た
レイ「やった!でたよ!僕にも使えた!」
アラン「よかったじゃないか、水も同じやり方でだせるからやってみろ」
無事、水の魔法も使えたがでたのわ水滴程度だったためまた落ち込むレイ
アラン「まあ、そう気を落とすな、今までだめだった魔法が使えただけよかったじゃないか、これからも練習していけばもっとでるようになるさ」
レイ「ほんと?」
アラン「ああほんとうさ、だから頑張ろう」
レイ「はい!」
それからレイわカンフーと気術の基礎を学び特訓わ終わった、それからレイわ三人にの師匠の下で修業を続け、幾日がたち、レイ達わ13歳になった、皆成長し使える魔法も増えていた、相変わらずレイわ周りと比べ使える魔法が少なく、増えたといっても小さい頃より増えただけなので皆よりも魔力わ少ない、だがレイわレイで魔力消費お抑えながらも使える魔法を増やしていた。そして13歳になったレイ達。ちなみに魔法学校にわ入学するためにわざわざ村長が魔法学校から試験官を呼んでテストし全員無事合格(レイわ自分なりにやったが火力がぎりぎり)していた。「レイが修行を始めたのが8歳です。」
次回わ魔法学園か魔法学園への移動シーンです。
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旅立ちそして学園へ
学園へと向かう日、レイ達わ村の入り口に立っていた
クスマ「よーし、それじゃあ学園に向けて出発するぞー、準備わいいなお前ら」
クスマの取り巻き「「へい!大丈夫です!」」
クスマ達が結束を固めている時、レイわビルチに話しかけられていた。
ビルチ「さあ私たちも行くわよレイ、あいつらの事わ気にしなくて良いわ」
とレイの肩をぽんぽんと軽く叩き、レイに出発を促すビルチ
レイ「う、うん、ありがとうでも大丈夫だよ、僕だってあの頃より成長してるんだ」
力強く前を向くレイ、意思を固めていたらレイに気づいたクスマがまた馬鹿にするかのように話しかけてきた。
クスマ「おいおい、レイ君よ~、本当についてきて大丈夫なのか?弱虫レイくーん、ママの所で守って貰った方が良いんじゃないか~?レイ君よ~」
レイ「ぼ、僕だって前よりも鍛えて強く成長してるんだ、大丈夫だよ」
レイの背中に腕を回し手で肩掴みながらレイの顔に自分の顔を近づけるクスマ
クスマ「そうだね~成長してるね~でもそれわあの頃に比べたらだ、まだこの中じゃ一番弱いレイ君?」
急に話に割り込みレイを助けようと庇うビルチ
ビルチ「もう!いい加減やめなさいよ!クスマ!」
そうこう話していたら村長や村の人が来てクスマを止めた
村長「ほ、ほ、ほ、そうじゃ仲間割れもそろそろやめい、レイだってお前らと同じ子供じゃ子供同士の中に違いなど、そうありわしない、クスマもクスマじゃ仲間わもっと大事にせい、これから同じ学園で学ぶ仲間なのじゃから」
村人達「「「向こうに行っても頑張れよう、お前ら、俺たちわいつでも応援しているからな」」」
レイの父がレイに話しかけていた
レイ父「レイ、学園に行っても頑張れよ、それから、これわ三人の師匠からの手紙だ道中で読むといい」
レイ「ありがとう、父さん、大事にするよ」
ビルチ「大丈夫です!お父さん!レイ君わ私が責任もってお守りいたします」
そうして話を終えたレイとビルチわ既に行動しているクスマ達の後を追うように歩いて行った
そのレイ達を見送りながらレイ父わ先日サム達三人と話していたことを思い出す
サム「すいませんがレイ父、少々時間を頂いても?」
特に名前浮かばないのでレイ父の表記わ基本レイ父のままです
レイ父「ああかまいませんよ?どうしたんですか?」
サム「少し聞きたいことがありましてね」
レイ父「ほう、なんでしょうか」
サム「レイ君わ本当にここの生まれなのでしょうか?。いえあなた方の子供だというのわわかります、ですが自分の中で煮え切らないんです、確かに魔力量が低い子だって時々います、ですがレイ君わそれだけでわ説明出来ないんです。単刀直入に聞きます、あの子わ、レイ君わ何者なんですか?」
レイ父「ああ、そのことですか、やはりわかってしまうのですね、確かにレイわ、我々が生んだ子供でわないだが
あの子わ実の息子として大事にしてきた、それわ分かってほしいのです、じつのところ私もあの子が本当わ何者なのかわかっていません、しかし、たしかなのわレイわ私達の息子だという事、これだけわ確かなことです」
サム「そうですか、わかりました、ありがとうございます。」
レイ父「いえ、こちらこそほとんど答えられずすみません」
サム「いいんですよ、それでわ私達わこれで失礼します」
といってサム達三人わ部屋を出て行った
レイ父「レイ、お前の事わいつでも見守ってるからな、頑張れよ」
村を出てどのくらい歩いたか、村と学園まで中間くらいの所にいたレイ達一行、周囲に魔物がいないか軽く気を配りつつ歩いていた。
クスマ「にしてもやっぱいないよなー」
ビルチ「何がよ」
クスマ「いやーやっぱさ~、せっかく外に出たんだし少しわ戦いたいじゃねーか、今の俺たちがどのくらいできるのか確かめたいしよ~」
ビルチ「今の段階でやったってほとんど倒せないわよ、だから今わ魔物と会わないほうがいいと思うわ、それに、この辺にわあんまり魔物わ居ないわよ、だから私達の村が平和なんじゃない全く」
喋りながら向かう一行
クスマ「にしてもいねーなー、なーレイ、お前も戦いてーよなあ」
レイ「い、いや僕わ戦うのわあんまり、あまり魔物にわ会いたくないかな~って」
クスマ「まあお前わ戦えないだろうけどな~ギャハハ~」
と喋っている間に学園に着くレイ達
ビルチ「それじゃあ受付すましちゃいましょ」
クスマ「そうだな、おい、行くぞお前ら」
と言ってクスマとその取り巻きわ足早に学園の受付へと行ってしまった
レイわ村でわ見れない珍しさから周りを少しきょろきょろと見回していた、すると近くに道に迷っている女の子を見つけた、その女の子に近寄り声をかけるレイ
レイ「どうしたの君?迷子」
女の子わ見た感じ8歳くらいだろうかどう見ても幼い、どうやら親とはぐれてしまったようだ
女の子「ママたちと一緒に来てさっきまでいたのに、ひとりになっちゃったの」
女の子わ一人で怖かったんだろう泣きそうな顔をしていた
レイ「うーん僕も受付があるし困ったなー、そうだ」受付のお兄さんの所に行き
レイ「すいません、僕これから入学なんですけどこの女の子が迷子みたいで親さんが見つかるまでこの子をみてもらえませんか?」
受付男「いいですよ、入学わもうすぐ始まるから急ぎなよ」
レイ「ありがとうございます、じゃあね、いい子にしてるんだよ」女の子の頭をなでて式に向かうレイ、
だがその背中を見送る少女の顔を見た受付が違和感を覚えたが気のせいだろうと仕事に戻った、さっきまで泣きそうな顔をしていたはずの女の子の顔が真顔になりその目わ何かロボットのような無機質なものであった
ちなみにビルチわ一人でさっさと受付済ませした
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学園生活の始まり
色んな人が並んでいる入学式、先生の言葉、祝辞などがあり、生徒会長の言葉があった
生徒会長「今年入ってくる新入生の皆さん、私わこの学園の生徒会長ランドルフ・ランゼです、この学園でわ、不公平を平等に、貴族も平民も関係なくみなが平等に同じ人として過ごし、共に学び、共に励めることを強く望みます、貴族だからと胡坐をかいて止まっていたら下から追い越されることもあるからです。皆さん、共に頑張りましょう!」
それから一礼した生徒会長のランドルフ、それと入れ替わるように学園長が登壇し
学園長「儂が学園長のルモーラじゃ、これからこの学園でわ生徒会長がいったのもそうじゃが、みな、貴族平民、できるものできないもの、当然これわ根強く残る者じゃ、じゃがここでわそれをなるべく公平に見てゆき、みなで仲良くできることを望む、まあ、儂からすればみな小童じゃ、励めよ?皆の衆」そう言って学園長わ
降りて行った
式が終わり新入生が次々と自分たちのクラスへと入って行く、レイやビルチもその一人であり、クラスで皆がお互い自己紹介などをしてお喋りしている中レイわ近くにいた人数人に話しかけられその中にわビルチもいた
ビルチ「あ、いたいた、皆、紹介するわ、この子がレイ、私と同じ村出身の幼馴染よ、レイ、こっちわダンとガンよ地元でわ弾丸兄弟とか言われてるそうよ」ビルチが手早く両方の名前を挙げて軽く自己紹介をする
レイ「や、やあ、僕わレイ、まあ仲良くしてもらえたらうれしいよ、よろしく」
ダンとガンも似たような言葉を交わし挨拶を済ませると同時に先生が入ってくる
先生「ようしお前ら席に着けよ〜最初のHRを始める、とりあえずまあ、自己紹介からだとりあえず左前のやつから順番にな〜」
席順に紹介が進みレイの番になる
レイ「やあ、みんな、僕わレイ、魔法よりも武術や気術が得意でなんでここにいるのって思う人もいるかもしれないけど仲良くしてもらえると嬉しいです」
紹介を終えたレイ やはりというかなんというか 少しひそひそ話が始まった、だがレイわ慌てない、なぜならなぜそんな風に話しているかがわかっているからだ、だがそれも当然のようなものであるこの魔法国家にある魔法学園でわ普通魔法士になりたいなど魔法を使える事が前提であり一般的であるが、レイわ魔法下手で魔法えお使うよりも別の国にある武術や気術のほうが得意と言った、魔法学園であるにも関わらずだ、それを言われたら周りからの阻害感も仕方のないことである
ビルチの紹介
ビルチ「私わビルチ、得意なことをわ攻撃魔法よ、さっき紹介してたレイの幼馴染で同じ村出身よ、さっきレイわあんなこといってたけど戦ったら誰も彼に勝てないんだから」
ビルチがそう言った途端レイわ皆から睨まれた、ここにいる者達わ基本魔法士になるためにいる、そんな若者が魔法よりも気術が得意なやつに負けるといわれたのだ当然の反応である
ザッカー「おいおい、流石にそれわ言い過ぎだろう嬢ちゃん、俺たちだって努力してここにいるんだ、そんな俺達が魔法よりも武術が強いやつに負ける?冗談もほどほどにしてくれ」
ビルチ「ならやってみればいいじゃない!どちらが強いかハッキリさせましょう!」
先生「こらこらお前ら、今わ授業中だぞ、喧嘩わ外でやれ後で時間取ってやるから」
そうして皆の紹介が終わり、グラウンドにて件の話に入る
先生「よーしいいかお前ら、今回わ親睦を深めるためにやることだ決して突っ走るんじゃないぞー、それでわ、今回わ3対1の使える魔法わ致命傷にならない物、レイ君わ魔法、武術、気術、何を使っても構わん」
ザッカー「いいぜ覚悟しとけよ」
レイ「あはは、僕わこんなこと望んでないんだけどなまあ、やるしかないならやるよ」
ビルチ「レイ!負けんじゃないわよ、今までの成果を見してやりなさい!」
レイ「あはは、あんまり期待しないでよ、僕弱いほうだからさ、できれば皆さんにわ手加減してもらえるとありがたいかな」
こうして急遽ザッカー率いるモブ二人VSレイ一人のカスタムマッチが始まった、ザッカーのほうわレイがどれほど強くとも所詮わ一人であり魔法が苦手という事を聞いている為三人でレイをボコれる所を想像し、にやついている、たいしてレイわ最初わ魔法を使いその後わカンフーかな~と考えて軽く瞑想していた
先生が手を振り上げ試合の開始を宣言する
先生「それでわ両者、ハジメ!」
開始の合図と同時に動きだす、先に攻撃を仕掛けてたのわザッカー三人組だ
ザッカーとモブ二人わ水や炎、風などの得意な魔法をレイに向けて放つ
ザッカー「火よ!飛んでいけ!」魔法を唱えた瞬間ザッカーが持っている、某魔法映画に出てくる子供の魔法使いが持っているような杖の先からボールサイズの大きさの火の玉がレイに向かって飛んでいく、モブ二人も風と水で似たような魔法を使う
対してレイわわかっていたとでも言うかのように横に移動し向かってくる魔法を避け、時に弾いている
ザッカー(な、なんで当たらないんだ、魔法ができないんじゃなかったのか)
レイ「ザッカー君!僕わ魔法ができないんじゃない、さっきちゃんと魔法が苦手なだけといったよ人の話わちゃんと聞こうね!」
ビルチ「いいわー!レイ!そのまま攻めちゃいなさい!」
レイ(うるさいよビルチ)
(しかしそろそろ攻めないとならないのも事実、よし)
レイわ少しづつザッカー達との距離を詰めていき手に魔力を纏わせる、そしてザッカーの前まで近づき上から下に切るようにザッカーの胴体へと手を振り下ろす、しかしザッカーも気づき腕をクロスして防御しレイの攻撃が当たる前に防いだ、レイわそのままの流れで右手のアッパーを試みるが、当たる前にザッカーが後ろへ下がり回避する
先生(ふーむ、意外とやるなあ)
続いてザッカー達がまた魔法を使おうとするが今回わ先にレイが動き右手を前にまっすぐ向け指で鉄砲の形を作り人差し指の指先に火を灯す、そのまま火を少し大きくしザッカーに向かって真っすぐ飛んでいくイメージをし打ち出す、レイわこの動作を無詠唱かつ感覚でやっているため詠唱を必要とするザッカー達より早く魔法が使える
レイの撃った魔法わザッカー達が魔法を使うより早く出せたがぎりぎりの所で防がれてしまった、ザッカーの取り巻きである二人がレイの魔法を途中で消したのだ、一人わ水で目の前まで迫っていた火を弱めもう一人わ風を使い炎の玉をかき消した
レイ(流石ですね、流石わ努力して入っただけわある)レイわ魔法が効かないとわかり武術【カンフー】の構えをする
ザッカー(あのやろー、一体何をするきだ?)先生(あいつ、今火の魔法を使うとき詠唱が無かった、つまり無詠唱で魔法を撃った、あの年で一体あいつわ何者なんだ?)
レイ「さあ、準備わいいですか?行きますよ?」カンフーでわ飛ばす系の技が道具使わねば極端に少ないため小走りでザッカー達の目の前までジグザグに魔法を避けながら距離を詰めていく
ザッカー「火よ!火よ!火よ!くそ!なんで当たらねーんだ!おいお前ら!早く当てろよ!」取り巻き「俺たちも撃ってるけどあいつが早くて当たらないんだよ!」
ザッカー達が当てられずレイがザッカーの目の前の来て右へと抜けその際ザッカーの腹ど真ん中を少し屈みながら左手で思いっきり殴る、そこから上へと伸ばす足の力を利用してモブ1の顎を右手の掌で打ち上げる掌底をかまし腹を殴りつける、モブ2わ急いでレイの方へと杖を向けるが、一手遅く、レイがモブ2の胸に向かって腰の捻りを加えた右ストレートをお見舞いする。モブ2わ軽く吹っ飛び残るわザッカーだけであった。ザッカーわ急いで距離を体制を立て直そうとするがそれよりも早くレイが近づきザッカーに蹴りを入れる、ザッカーわ勢いの付いた蹴りを胴体でくらい尻もちを着く、レイわ先生の方を見て
レイ「先生、まだやったほうがいいですか?」
先生わレイの動きに関心しながらもいい顔をしない。先生「ザッカー達も倒れちまったしレイの勝ちだな」
レイ「いえ、先生、今回わ僕の負けでいいですよ」
先生「は?、なにを言ってるザッカーを倒したんだから君の勝ちだろ」
レイ「いえ、確かに試合でわ勝ちましたが魔法でわ僕わ負けました、なので僕の負けです」
先生「全く、謙虚だな、なら今回わザッカー達の勝ちだ、お前らもそれでいいな」
話が纏まってきていたがビルチが割り込んでくる
ビルチ「何でよ!レイの勝ちでいいじゃない!実際試合にわ勝ったんだから」
レイ「そういうわけにもいかないんだビルチ、今回わ魔法としての戦いでほんなら僕わ魔法で勝つべきだった、だけど僕わお情けで許可された武術で勝ったんだ、だから今回わ負けでいいんだ」
ビルチ「レイがそういうなら、もう」ビルチわなんだか納得いかない様子だ
ザッカーが起き上がり、ザッカー「ちくしょー次わ負けねーからな!お前ら!いくぞ」と足早にグラウンドをあとにするザッカーとモブ
先生「さてと試合も終わったしお前ら、教室戻れー、授業やんぞ~」
その後わ普通に授業を行い一日を過ごした、???「ふぉ、ふぉ、ふぉ、今年わなかなか骨のある子が入ってきたようじゃのう、楽しみじゃのう、のう我が戦友でありライバルよ」
??「ははは、そんなこというなよ、俺わたまたま来てただけ、何にも見てないぜ」
???「そうか、それもよかろう、ふぉ、ふぉ」
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魔法士スタイル
先生「おーし、お前ら授業やんぞ座れ~、まあさっきの試合を見てたやつらわ大体わかると思うが例え自分への適正が魔法でわなくほかのことでもやり方次第で俺たち魔法士わ簡単に負ける、だからそのために負けないために、魔法以外の事も少し教えてるし無詠唱でも打てるように訓練してる、そしてこれわエキスパートやエリートくらいしかできないが杖を使わない、というか道具を使わない素手での戦闘をできるとこを目指してるんだ、でもお前らわまだ一年生、そんな高レベルなんざ求めてない、せいぜいそれなりの魔法と幅を増やしステータスを伸ばしていくくらいだ。そのためにまず指標としてこのプレートに自分の血と魔力をつけて貰う」
先生「それじゃあ今から配るがなるべく無くさないように、これわ学生証扱いで外でも身分証代わりにわなるからな、一応再発行できるが金かかるからな無くさなように」
生徒達にプレートが配られるが皆が一斉に魔力を流し血を垂らす、するとプレートに文字と数字が浮かび上がってくる。ざわざわとざわつき関心の声を上げながら各々見せ合う生徒達、レイも自分のプレートを見て自分が今どのくらいなのか把握していたらビルチが近づいてきた
ビルチ「ねえレイ、私わ思った通り魔力が高かったんだけどレイわどう?」
レイ「僕わ魔力わ平均よりちょっと低いくらいで身体能力が高めかな」
ビルチ「レイわ先生達と修行してたんだっけ、確か隣国から来た人が二人いたんでしょ?」
レイ「うん、カンフーの先生と気術の先生だよ、あとわ魔法の先生もいたんだけど僕わ魔法適正よりも武術よりも適正ぽかったから格闘がメインだね、といってもここわ魔法国家だから魔法の方が時間わ長かったけど、でもそのおかげで初級魔法もそれなりにわ使えるよ」
そうやって話していると先生から号令がかかった、どうやら生徒達の教育方針を決めるために学校側一回ごとにデータを取るようだ
先生「次!ビルチ!」
呼ばれたビルチが見せに行く、ビルチ「はーい!じゃあいってくるね!」
レイ「うん、いってらっしゃい」
先生に自分が持ってるプレートを渡すビルチ、プレートにわそれぞれステータス生かしやすい職業が書いてある、そして基本的にわ皆その書いてある職業になっていくことが多い ちなみにレイにプレートにわオーラマスターと出ていた
先生「どれどれ、ビルチのステータスわっと、お!なかなかいいじゃないかとくに魔力が高いなさすがだ、職業わ これも凄いな賢者だ」
ビルチ「やった!賢者だ!なれるように頑張らなきゃ!」
先生「さ、次わレイを呼んできてくれ」
ビルチ「わかりました、レイー!次わ呼ばれたよ!」レイに向かって手をブンブン振りながら名前呼ぶビルチ
レイが先生にプレートを見せる、渡された先生、レイのプレートを見て苦い顔をする
先生「うん、まあ、さっきの戦いでもそうだったしな、しかたないな レイ君、頑張れ!希望を捨てるな」
レイのステータスわ魔力が低い代わりに体力や身体能力が高い
先生「オーラマスター?これわ先生見たことないな、調べておくよ」
レイわありがとうございますと言いながら下がる、周りからのなんだか冷たいというよりもやっぱそうだよなーっという目だった
そうして皆のステータスの確認が終わり先生が号令をかける
先生「ようしお前ら!これからどうせ伸ばすのならステータスにあった伸ばし方を、というわけで実地訓練わ明日からだ!解散!」
そうして時間わ過ぎ、学園内にある男子寮の中の自分の部屋に戻るレイ
荷解きなど諸々終え寮に来る途中で見つけた広場で日課をしていた、日課と言っても村でやっていた事と変わらない軽く自分の体に異常かないか動かして確認して、自分の内側に意識を向け気を巡らせるそのまま技の型を練習するそして自分の部屋に戻り眠る
翌日
先生「これから魔法の扱い方を復習も兼ねておさらいしていく、いいか!基本がちゃんとできてなけりゃその先も全部だめになる、これわどの修行でも言えることだ!でわまず!魔力を練る所から始める!その後わ実際に魔法使ってもらう」
皆一様に魔力を練る、その中でもひときわ目立ったのわやはりビルチだった、クラスでも一番魔力量が多いビルチ、それをみて先生や生徒達がすごいと称賛する、一方レイわ努力をしても平均よりも少し少ない魔力そんなレイを回りわひそひそと批判していた
先生「よし、魔力を練るくらいわ皆できるな!でわ次に!魔法を使って的を壊してもらう使う魔法わ初級魔法ならなんでも構わない、それでわ順番に始め!」
号令がかかると同時に生徒が順に魔法を使う、レイの番になりレイが的に向かって杖を向けると周りに生徒がざわざわとする 生徒A「やめときなよやってもむだだって」生徒B「どうせ弱いから無駄無駄」
レイわ的に向かって杖をまっすぐ向けて伸ばし呪文を唱える レイ「ファイアボール」
レイの放った魔法わ形こそ他の者達より小さいものの性格に的の真ん中に当たり吹き飛ばした 形わ小さいがその代わりに威力とスピード正確さに重点を置いていた、そしてそれを見た生徒達わ皆唖然としていた、まさか 魔法わ得意じゃないと言っていて初級魔法も弱そうな見た目なのに自分達より魔法の威力が強かったからだ
先生「おいレイよ、お前魔法わ苦手なんじゃなかったのか?」
皆が聞きたいことを代表して聞いてくれる先生
レイ「ええ、苦手ですよ、でも 使えないとわ言ってません、現に今やったじゃないですかそれに僕わ魔法が苦手なのでその分皆よりもたくさん修行しました」
先生「そうか」先生わどこか納得したようだ
先生「よし!それでわ今から先生達で魔法戦の実習をやる!それを見て自分がどのように動いてどのように戦えばいいのか参考にするんだ」
教員二人が少し距離を開けお互い向かい合い魔法杖を相手に向ける、よくあるガンマンの某決闘スタイルだ
先生「今回わ一番見ててわかりやすい決闘スタイルでの実習だ、戦場でわ誰を狙えばいいかわからなくなるだろうがなれると目の前の相手に集中してこれと似たような状態になるから大丈夫だぞ、それでわ誰か合図出してくれ」
生徒の一人合図を出すために前に出る、先生達の顔を見た後に上げていた腕を下に下げると同時に「開始!」と合図を出した。先生二人が同時に動き、炎や水、風などの初級を中心にして、時々中級魔法や氷を入れていた、実習に終わり生徒達の方を見る先生
先生「今のが決闘だ、まあ、実際にやったらもうちょっと違うが今回わ授業なので軽めにやった、ちなみに戦争でわ広範囲魔法や時にわ極大魔法、果てにわ精神魔法を使うこともあるぞ。それと一般的にわ今皆が使っているような杖が多いが戦場でわ他にも腕に着けるタイプや手にはめるタイプがあるがこの辺わコストが掛かるため高い、だからあまり復旧していないんだ」
生徒A「先生、その杖以外のタイプわいくらくらいするんですか?」
先生「それわ俺にもわからないんだ、腕に着けるタイプなどわ総じて魔道具と呼ばれていてね、魔道具わ基本高くて扱いづらいから受注生産が多いんだよ、先生も絵で見たり情報で聞いただけで実物わ見たことないんだ。さて!これにて実習わ終わりださあ皆教室に戻れこの続きわまた明日の授業だ!」
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遠征授業
先生「よーしお前ら!それぞれ班を作れ!ひとつ5人だ!」
魔法の基礎をおさらいしした数週間後、レイたちわ外での魔物退治、所謂遠征授業のための準備をしていた
先生「お前達!今回わ魔物の中でも弱い奴らが出るところに行くが弱いからって油断するなよ!お前らもまだひよっこの弱い奴らだ、この遠征でわ魔物との戦い方をレクチャーするがそれでも必ず勝てるとわ限らない!毎年必ず油断をし怪我をする者や危うい者が出てくる、お前らも足元すくわれんようにな!でわ移動するぞ!」
学園が用意した場所に向かう道中(馬車移動)レイ班は
道中暇なのかみんなおしゃべりしたりで楽しんでいる、レイも時々話しかけられ会話に混ざっているが基本静かにしている
ビルチ「それでレイがね?普段あまり動かない彼がその時助けてくれたのよ!凄くかっこよかったわ」
ダン「まじか、それわ凄いな、なあガン」ガン「うん、それわ凄いねダン」
ダン「ねえレイ君、そのビルチを助けたとき怖くなかったのかい?」
レイ「うーんと、恐怖わあったけどあの時わ僕が動かないとビルチがクマに襲われていたからね、まあビルチわ僕らの居た村でわ一番魔法が使えたけどあの時わまだ威力もそこまで強くなかったし展開スピードも今ほど早くなかったから僕がやるしかなかったんだ」
村でレイとビルチが遊んでいるときそこそこ大きなクマが出てきてビルチに襲いかかろうとしていたのだ、それをレイがカンフーなどで鍛えた技と体でクマを倒した、ちなみにその日に親と師匠たちに報告したら師匠に「カンフーを使うのわいいが気功術わ人相手に使ってわいかん、とりあえず気功わ格上相手にだけ使いなさい」と怒られていた
ガン「へー、それでもすげーじゃねえか、ちゃんと友達を守ったんだろ?十分誇れることだぜ、なあダン?」
ダン「ああそうだね、ガン」
と呑気に雑談をしていたら目的の場所についた、そこわ平原地帯でわあったが少し歩くと森だった、先生達が点呼を取り説明が始まる
先生「よーしこれから魔物を倒すぞ、魔物の倒し方わ授業で習っただろうがおさらいておく!まず魔物と戦うときわどんなに弱そうな相手でも二人で挑むこと!弱そうだからと油断するなよ、その油断がが命取りになることだってあるからな!勿論強そうなのが来たらその分数を増やせ!数で押したほうが普通にいいからな、だがお前らわまだガキで弱い!ここが弱い部類のやつしか出ないからって警戒を怠るな!」
そうして先生の説明が終わり、それぞれの区分で行動する生徒達、レイ達の班わ草原の森に近い場所からスタートだ。
ダンプ「よしそれじゃあ皆、まずわ得意な魔法をそれぞれ言おうか、連携わ大切だからね」
ビルチ「そうね、まず私は風の魔法が得意よ」
ダン「僕は土の魔法のが得意だよ」ガン「俺は火の魔法が得意だ!」ダンプ「僕は水の魔法が得意だよ」
レイが少し申し訳なさそうにしながら発言する「僕は身体強化魔法が得意だよ」
ダンプ「レイ君は授業でも身体強化を使ってたけど属性魔法も使えるでしょ?僕らが今聞いてるのわ属性魔法の方だよ」
レイ「だったら土の魔法が得意だよ、といってもまともに扱えるのがそれくらいしかないんだけどね」
何とも言えない妙な気まずい空気になったがビルチがなんとか空気を変えようとする
ビルチ「レイわ身体強化だけでも十分戦えるから平気なのよ、ね!そうよね?レイ!」
レイ「うん一応わ身体強化で凌いでいるけどいつこれがあてにならなくなるかわからないからね、そう見れば確かに属性魔法わ使えた方が良いんだけどね?僕は苦手だからさ属性よりも今の所は身体強化魔法なんかで相手を直接やっつける方が良いかな、楽でもあるしね、あっでも別に属性魔法が使えないわけじゃないよ?今の所苦手なだけだからね」
レイ達わ洞窟近くの森の中で実習をしていた
ダンプ「よし、僕らわこの辺りでモンスターを狩るぞ、皆!周囲を警戒してモンスターが来たら大声で教えるんだ!ビルチわ左でダンわ右 ガンわ後方でとりあえず敵を見つけたら軽い足止めをしてほしい、レイ君わ僕と一緒に前方を見て欲しいんだ」全員「了解」
それからダンプに言われたままの陣形で森の中を歩くレイ達
ガン「にしてもモンスターでねえな、ちょっとくらい倒したいのにちっともわいてこねえ」
ダン「だめだよダンそんなこと言っちゃモンスターと会わないってことわそれだけ平和って事なんだから感謝しないと」
ガン「でもダンお前だって少しわモンスターとやってみたいだろ?」
ダン「そうだけどだめだよガン、モンスターやに会わないのわそれだけこの辺りが平和ってことなんだから、確かに僕も少しわ戦って狩りたいけど授業だしね」
ビルチ「ハイハイ、もうその辺でお喋りわ終わり探索に集中しましょ、先生も言ってたじゃない油断するなって」
ガン「大丈夫さ、油断なんかしてねーよただの愚痴さ」
ダンプ「そろそろモンスターが近いぞ皆気をつけろ」
ダンプの言う通り少し待っているとオオカミタイプのモンスターが出てきた、オオカミタイプのモンスターわレイ達の方を見て警戒しているが、襲ってくる様子わあまりなさそうだ、レイ達の事を舐めているのかそれとも敵でないと判断しての様子見なのか色んな見方がまだ少年少女であるレイ達にわそれがわかるわけもなし
ダンプ「皆気をつけろ、今のとこ落ち着いているがいつ襲い掛かってくるかわからないぞ!」
ガン「ハ!やっと来やがった!待ちくたびれたぜ!ダンプこいつ俺たちダンとガンに任せな!いっちょやってやんぜ!」
啖呵を切ってダンプを押しのけながら前に出ようとするガン
ダンプ「まて!授業で習っただろ!モンスター相手にわ油断せず三人で掛かれと言われただろ!一旦落ち着くんだ!陣形を取って攻める!」
ガン「へ!そんなもんこいつにわいらねーよ!いくぞ!ダン」
ダン「は~全くガンはいつも勢いだけで行くなしょうがない!やるよガン!」
ダンプ「待つんだ二人とも!ビルチもレイ君も彼らを止めてくれ!」
ビルチ「いいじゃない、一旦二人にやらせてみればあのサイズモンスターなら危なくなったらいつでも止めれるわ」
ダンプ「レイ君!」
レイ「いいんじゃないかな、これも経験だと思うよダンプ君」
オオカミタイプのモンスターに左右から忍びよるダンとガンお互いが魔法を使った時モンスターも反応し襲い掛かった今回襲ったのわダンであった
ダン「こっちに来たか!身体強化!シールド!ガン今だよ!」
ガン「おう!サンキュー!ファイアバレット!」
襲ってきたモンスターに対し、ダン身体強化魔法で動けるようにそして体を固くしシールドの魔法でさらに防御を上げていく、これによりこのオオカミタイプのモンスターにわいくらやられようが全然傷が着くことわなくなった
そこをガンが炎魔法ファイアバレットでモンスターをやっつける、そしてオオカミタイプモンスターわいとも簡単に倒れこと切れた
モンスター「きゅ~」バタ
ガン「よっしゃ!やったぜダン!」
ダン「ああようやく一匹めだ、ガン」
初めて野生のモンスター自分達で倒せた事を喜んでいるダンとガンその空気を遮るようにダンプが二人に近づき注意をする
ダンプ「全く今回わ簡単に倒せたから良かったものの怪我でもしたらどうするんだ」
ガン「いいじゃねーか怪我してねーし簡単に倒せたんだからよ」
ダンプ「そうじゃない!怪我してからじゃ遅いんだ、不用意に怪我しても必ず治せるとわ限らないんだから」
ビルチ「まあまあいいじゃないガンも反省してるみたいその辺にしてあげたら」
ダンプ「だが!まあいい二人とも次からわ勝手な行動わ謹んでくれよ?」
また移動を開始するレイ達一行しかし行けども行けども一向にモンスターわ現れないが代わりといった感じでそれなりの大きさの洞窟が現れたその洞窟を見てガンが先ほどから一向にモンスター現れない事に足して一匹だけですぐに終わってしまったので、欲求不満であるそのためこんな提案をしてきた
ガン「なあこの洞窟入ってみねーか?さっきからモンスターわでないし、唯一来たのが一匹だけだったからなしかもすぐ終わっちまったし」
当然そんな提案受け入れられないため突っぱねようとするダンプ
ダンプ「だめだ!危険性もわかってないのに入るのわだめだ!もし中に強いモンスターが居たらどうするんだ!」
ガン「いいじゃねーか、居たら居たですぐ逃げれば、それに強い敵に立ち向かうのも醍醐味だぜ!」
ダンプ「だけど!「はいはーい!もうその辺でおしまいにして中を見てから決めましょ?」
ダンプ「わかったよ、でも危なかったらすぐに引き返すからな!」
洞窟の中に入っていくレイ達一行、中は当全暗いためガンが松明に火をつけて灯かりにし、奥のほうに進んでいく、すると少々大きめの空間に出て一旦休憩を挟むレイ達
ガン「ふうにしても出てこねえなー、一体くらいいると思ったんだがな」
ダンプ「しょうがないさ休憩したら戻ろうか」
戻ろうとしたら急に近くから物音がしそちらを見つめると、モンスターが一体いた
ガン「よっしゃーやっと出てきた!やってやるぜー!」
ダンプ「待ってさっきの話を聞いてないのか!一人で突っ走るんじゃない!」
ガン「だけどよ~」とガンがダンプに止められ迷っているとモンスターが突然闇に消え代わりにレイ達の身長を優に超える魔物が出てきた
ダンプ「な!なんでこんなとこあんな魔物がいるんだ!」
ビルチ「さあ、知らないわよ、でも来たのならやっつけましょ!向こうも逃がしてくれそうにないみたいだし」
ガン「だな!いくぜダン!」
ダン「しょうがないな、やろうかガン」
ビルチ「じゃあ皆陣形になって!レイ!いけるよね?」
レイ「うん、一応いけるけど何したらいいかな?」
ビルチ「レイはとりあえずダン達と一緒に注意を引いていてくれればいいわ、隙ができたところを私とダンプで攻撃するから」
レイ「わかったよ、じゃあ頼むね、ダン君ガン君、あまり頼りないかもだけどよろしくね」
ガン「なーに十分さお互い助け合いってもんよ!」
レイ達が対峙している魔物それわ大きくとても大きく子供達でわ簡単に倒せるようにわどう見ても思えない魔物だった、図体わ大きく2本足で立っているように見えて重心が前に傾いている、身体わ全体的に緑がかっていてでかい棍棒のような物を持っていた、俗に言うオークのような姿をしていた
投稿が遅くなってしまいすみません。ちょっと古めの小説などを読んで勉強していたら遅れてしまいました。投稿頻度わ月一を目指して、これわ変えるつもりわありません。(ダンとガンのキャラがまだ投稿主の中で定着していないので若干のブレがあります。
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