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【原神】大好きな雷電将軍(影)にラブラブ種付けプレスをキメる空の話

神子「最近は保護者みたいな態度で接してくるのう。童貞を捨てたばかりの清童のようじゃ」
影「しょしょしょ処女ですが?」
神子「えっ」
影「えっ」

リクエスト作品となります。
概要… https://www.pixiv.net/requests/120071
リクエストをしていただいきどうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。




 

 

 国内の情勢が落ち着いてきたとはいえ、稲妻には現在でも内乱や天災の傷跡が生々しい。神無塚やヤシオリ島には廃屋や棄家も多く、そのうちのひとつに雷電影と空はいた。

 

「ん……ちゅ……」

 

 唇と唇の表面を丹念に擦り合わせるような、軽くて長いくちづけは二人を幸せな気持ちにしていく。簡易なベッドの上で座り、向かい合ってのキスは突然にはじまってしまったものだ。

 内乱の戦場になっていた場所へこっそり出向きたいと影に相談された空は、パイモンも含めた三人だけで今では静かになった場所を巡っていた。その時の流れで反乱軍の隠れ家だった家屋が浪人者に利用されていないか見て回ることになり、空の知っている廃屋に偽装された一軒へ着いた時、急にものすごい豪雨が降りはじめたのだった。

 この雨は長引きます、という影の言葉を信じた(なにしろ稲妻の神だ)彼らは周囲の安全も確認していたこともあり、塵歌壺でしばらく休むことにしたのだった。

 先に壺の中へ引っ込んでいた旅人とパイモンだったが、しばらく待っても影がやってこない。ウトウトしていたパイモンを寝かせてしまうと空は屋内へと戻り、まだそこにいる影の傍らに立った。

 

「……」

 

 破れた窓の向こうは分厚い雲と雨に遮られていて、昼間だというのに墨を流したように暗くなっている。聞こえる音といえばますます強くなっていく雨が薄い屋根を叩きつける激しい雨音だけ。影が灯したらしい燭台のロウソクはまことに頼りなさげにゆらゆら揺れて、急ごしらえのちぐはぐな室内をぼんやり照らしていた。

 稲妻の家具。無骨な木箱。板がむき出しになった壁と床。部屋に置いてある寝具は簡略なベッドで、おそらくファデュイあたりが使っていたものを拾ってきたのだろう。

 その上で正座をしていた影と、壺から出てきた空の目が合った。

 いつもの影だ。たぶん、心の中にあるものを少しだけ整理しようとしていただけの。彼女の話を聞こうとして、ただそれだけのために空は同じベッドに腰掛ける。長く一緒に旅をしてきた中で、ふたりは自然とそういう仲になっていた。

 

「…………」

「え?」

 

 ザアアァァアア……!

 

 いつものように言葉を口にした影の声が聞こえず、きょとんとした顔で空は彼女を見返す。大きすぎる雨音でいっぱいになっている部屋の中では声などかき消されて当然だったのだが、不意のことで虚を突かれた彼らはしばらくじっと見つめ合ってしまった。

 おたがいの顔と瞳を、ロウソクのわずかな温かい光がやさしく塗らしている。影の顔がいつも以上にあどけなく見え、絶え間ない雨声に情欲を刺激されていった空は女に身体を寄せ、そっと手を握ると口づけをしていった。

 

「は……ちゅ……んぅ……」

 

 影も拒まない。

 唇だけを擦りあわせる口づけは何度も交わしてきた二人だったが、こうも長く、存分に続けたのは初めてだ。体温を食んでいるせいで頭の奥からふわふわとしてきて、止め時がわからないまま昂ぶってしまった空はつい舌先で影のふっくらした唇をなぞる。

 

「っ!」

 

 びくりと女が小さく震えたために空は顔を離したが、再び見つめ合い、その瞳の中に自分しか映っていないことに気づいた時、彼のタガは簡単に外れていった。

 いまだに正座したままの生真面目な格好と、きゅっと膝の上で結ばれた両指。潤んだ瞳と上気した頬。初めて見た影の表情が嬉しくて、彼は自分の腕の中に女を引き寄せていく。

 

「……あ」

 

 影を抱きしめた空は頬同士をくっつけて、耳元へ言葉を囁いていく。雨音に消されてしまってその内容がわかるのは恋人たちだけだったが、長く、熱心に続けられる恋を聞いた女の表情は喜びと迷いが混じりあい、瞳をずっと揺らしていた。何かを言ったかもしれない。

 それでも最後には

「はい」

 とだけ口にして、空の背中に手を回す。

 

「影……」

「はい。は……んぅ……! ぅぅ♡ ちゅ♡ っちゅ♡ ぱ♡ んむ♡ んちゅ♡ ちゅ♡」

 

 もはや遠慮せずに唇をもつれさせ、少しずつ空が舌を使ってきても影はビクついたりしなかった。たどたどしく唇をなめるともう一方もそれにならい、ふたりでお互いをちゅーちゅー吸って濡らしあっていく。そのうち舌先がぶつかると怯んで引っ込み、おずおずと探して再会すると、ゆっくり絡み合ってぬるい軟体の感触に鼻息を荒くしていった。

 お互いに、だ。

 

「ちゅる♡ んぅっ♡ ちゅっ♡ ちゅぅ~♡ ちゅぶ♡ んちゅ♡ ちゅっ♡ちゅっ♡ ぅぅ♡ えろ♡ れ……ろ♡ れろ、れろ♡ れろれろれろっ♡♡」

 

 空はすぐベロチューの虜になった。ねっとりと温かい影の口内で包まれる感触は、背筋へぞわぁ……とした官能が突き抜けて腰のあたりから力が抜けていくほどだったし、彼女の小っちゃな舌が負けじと動いて彼の中にあるオスを刺激してくるのも楽しかった。

 空の指が彼女のうなじを這い登って後頭部を包むと、もっと深いキスをしようとして引き寄せた。

 

「ふ……ぁ! 影……影……っ!」

「んぅっ♡ ちゅぅ~♡ ぷふ……っ♡ はい。はい……っ♡ んんぅ♡ ちゅぱぁ♡ ちゅっ♡ れろ♡ ちゅ、れろれろっ♡ れろ♡れろ♡れろ♡」

 

 同様に影も男の頭へ手を回す。彼女は空がしてくる気持ちのいいことを真似ようとしているらしかった。その生真面目さはいかにも影らしく、そして女が自分と同じくこういったことの経験がないのだと直感させて、ますます空の心が躍っていく。

 かなり硬くなってきた屹立をズボン越しに影へ押し付けつつ、夢中になって空は唾液を交換した。

 

「ん……っ!? ふぁ……っ?」

 

 戸惑う彼女にぐいぐい腰を押し付けながら、空の指は他の部分をまさぐっていく。首筋から鎖骨、肩の素肌をなぞるだけで極上の肌触りが指を楽しませ、彼は欲望のまま影のおっぱいを服の上から揉み回しはじめた。

 

「んぅ……!? あ、あの……! あ……」

 

 咄嗟に口を離してしまった影は、唇と唇をつなぐ唾液の糸に気づき、言葉を失うほどの恥じらいに顔を染めている。影はこれまで一度も胸を愛撫されたことがなかった。

 

「だめ?」

「だめでは……ありません」

 

 びっくりしただけです、という言葉を強がって影は飲み込んだ。熱っぽい空の視線を見ていると、彼も必死なのがわかってかわいらしいという気持ちが浮かんでくる。

 

「ずっと気になってたんだ」

「それは……はぅ……♡ 知っています……っ。んぅ♡ ちゅ♡ ちゅ♡ちゅ♡」

 

 厚い着物の上から揉んでもわかるくらいの量感たっぷりな影のおっぱいを、普段から空はついつい目で追っていたし、それは彼女にもバレていた。お互いがなんとなく気づいていながらも秘密にしていたことを口にしたためか、通じ合った気がしてふたりはもう一度唇を重ねてしまう。突っ込んでかき回す二つの舌の動きはさっきまでより情熱的で、大胆になっていった。

 

「ふっ♡ ふぅぅ♡ あむ♡ んっ♡ ちゅぶ♡ ちゅぶ♡ ちゅる……るっ♡ えろ♡ れろれろれろ♡ ちゅっ♡ あっ♡ そこ……は♡ んむ♡ ちゅむ♡ んんぅ♡」

 

 男の手が影の全身をまさぐっていく。背中や腰を撫で回されたとき可愛く鼻で鳴いた彼女を舌であやし、たっぷりした尻をなぞってからむき出しの太ももへ落ち着くと、その張りと柔らかさを堪能するようにこね回した。じっくりと、下着との際を探るようにして。

 影も男の胸板や背中、腹部の筋肉を指でたどる。そこから手を下ろそうとして、止まる。空に押し付けられっぱなしの固い張りはますます大きくなっていくようで、同じように彼の太ももをさすってやるとなると、どうしてもそこを意識してしまうので彼女は迷っていた。

 

「影……」

「ふあ? あっ……!」

 

 こらえきれず、といった具合で名を呼んだオスの指が女の股間へ伸びてきたのを、さすがに影は内股を閉じて止めてしまった。彼の腕をそこへ固定するように両指を絡めながら、どう言ったものかと彼女は困惑する。

 余裕のない顔でこちらを見る空に、いいでしょうと言ってやりたい。やりたいが、やはり躊躇がある。

 

「怖い?」

「?」

 

 口にした言葉がわからない、という顔で影は空を見返した。何を思ったか、彼はいきなり下穿きを引き下ろし、下腹部を丸出しにした。熱を持った肉棒が跳ね出してきて、思わず影はのけぞってしまう。

 

「これから逃げたい?」

「わたしは逃げたりしません」

 

 ちょっと逃げたい。

 

「触ってみて」

「え……? あっ! あつ……」

 

 手を取られて肉茎へ導かれた影は、その独特な感触と熱に圧倒された。硬さもそうだが、びくんびくんと心臓のように脈打っていることが不思議で、そうしてポーッとしていると男の指が秘裂に潜り込み、そっとなぞって挨拶をしてきた。

 

「ふぁ……!」

「はむ」

「は……ちゅっ♡」

 

 また口づけが始まった。性器のいじり合いをなし崩し的にはじめた事といい、いかにも空は性急で、影が戸惑うような行動ばかり取る。だがそれがイヤかというとそんなことはない。それだけオスが求めてきているのがわかるからだ。

 

「ふぁ……♡ ん♡ は……ぁっ♡」

 

 口の中で舌が激しくもつれ合うほど空に求められている。初めて感じる陰部への刺激は優しく心地よく、腰をくねらせながら不慣れで愛情たっぷりの手コキを影は返していき、どんどん二人の身体が密着していくのを喜びながらベロチューを深めていった。

 

「ちゅっ♡ んぅっ♡ んふうぅぅ~~♡ んっ♡ ちゅぶ♡ えろ……ぅ♡ れろ♡れろ♡れろ♡ んむ♡ ちゅぱ♡ ふみゅっ♡ あむ……ぅ♡」

 

 影の割れ目をぬるぬると愛撫していた動きがだんだんと激しくなっていって、肉芽を探っていた空の指が秘園の入り口へ戻ってくると、そこには間違えようのない水気がたたえられていた。

 

「っっ!」

「ちゅるる……っ♡ ちゅ……ふぅっ!? んぅ!」

 

 影が感じていることに熱い息を吐き出した空は、ぐい、と相手を押し倒してベッドが大きく軋む音を聞き流すと、そのまま深く口づけをしていった。影も逆らわず男の舌を吸って甘噛みをしてあげる。

 

「んんぅ♡ えろ♡ んっ♡ んぅっ♡ えろ♡ れろれろれろ♡ ちゅっ♡ れろ♡ ぅぅ♡ んちゅ♡ ちゅぅ~♡ ちゅ♡ ちゅ……」

 

 やがて頭が自然と離れ、寝転んだ恋人たちが視線を絡み合わせていく。

 また影が初めて見せる顔をしている、と空は思った。唇をべとべとにして、目元を染めながらうるんだ瞳でこちらをじっと見上げてくる。それだけで彼はオスを煽られ、オチンポがバキバキになってくるのだ。

 かつて刃を交え、殺されかけもした存在と同じ顔をした女を貪っていいなんて。

 

「っ……!」

 

 考えただけで鈴口に水滴を浮かべてしまった空は影の胸元へ手を伸ばし、乱暴に着物を引き下げた。ぷるんっと豊かな乳房が弾けて溢れ出てしまい、彼は思わず喉を鳴らしてしまう。

 

「あ……! 今日のあなたは……!」

 

 空の粗雑さに、いつもより細い声で影が抗議をする。こぼれた乳丘を隠しはしないが、シーツを握りしめて視線を鋭くしたあたり恥ずかしい思いをさせているようだ。それでも瞳は逸らさない影らしさが愛しくて、空はそっと彼女のおっぱいへ指を沈めていった。

 

「すごい……」

「……っ♡」

 

 首とはまた違う、柔らかさと張りが同時に指先を幸せにしてくるような感触に空は言葉を漏らしてしまった。また少し険しくなった影の目つきを考えても、黙って愛撫すべきだったとは彼も思っている。

 だが彼女も知っている通り、この胸は空がずっと釘付けになってきたものだ。街の中。冒険の途中。二人きりの談笑が咲いていた時でさえ、美肉に目が行く時はあった。

 

 ふにゅ……ぅ。

 

 寝そべっていてもなお形よく盛り上がった双丘に指が沈んでいく。雄肉をビクビク震わせながら、その重みをたぷたぷと揺らして空の指が先端へと移動していった。

 

「んっ……♡」

 

 ぷっくりと膨らんでいたピンク色の乳首を指の腹で擦ってみれば影から甘い息が漏れかけ、応えるように乳首を尖らせていった。その声に心臓を高鳴らせた空が乳先を恋しそうにもてあそぶ。

 

「ん……♡ んんぅ♡ あっ……♡ ん……♡」

 

 コリコリと乳芯を絞りながら胸全体を揉んでいくと、極上の乳肉は柔らかくなって指先に吸い付いてきた。それでいてハリとつやが損なわれず、オスの手指をずっと楽しませてくる。

 

「んっ♡ んっ♡ いつまで……っ♡ 胸、をっ♡ はっ♡ あ♡ あっ♡ あっ♡」

 

 乳房がじっくりと熱を帯びてしまっても飽きることなく空は影のおっぱいを揉みしだいていたが、ふと自らの股間のあたりが妙に張っている感覚に気づいて視線を向けた。

 

(あれ?)

 

 そこには見たこともないほど先走りを垂れ流し、竿がビシャビシャになってしまっている自分の分身が猛っていた。ちんぽの根元あたりから竿に向かって太い筋が浮き上がり、まるで今すぐにでも子種を放出したいと震えて訴えている。その濡れそぼった先っぽが妙に心もとなく、寒かった。すぐにでも温かくて軟らかいものに包まれたい。

 

「影」

「? はい」

 

 温かなもの、で連想した名前をなんとなく口にした空へ、影は律儀に返事を返してくれる。呼ばれた意図がわからずきょとんとした顔つきの愛らしさにまたチンポから白露をトロつかせながら、空は衣服と帯に手をかけていった。

 

「あ……。ん♡ ちゅ♡ んぅ♡ んちゅ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」

 

 キスを受けながら影も自分の服を緩めていくが、自分はあまり現世に出ず着替えをしないためか、そもそも将軍としても普段の身の回りを部下に任せているせいかうまく脱ぐことができない。

 

「おや? んふぅ♡ ちゅ♡ すこし待……ふゅ♡ ちゅっ♡ はむ♡ あれ? あっ♡ んゆ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」

 

 なんとか着崩れさせたあと、結局は空が手伝って彼女を裸体にしていき、最後に残された下腹部の薄布に男の指が掛かる。そこはもうびしょびしょで下着としての役割を放棄してしまっており、摘んであっと言う間に足首まで引き下ろされてしまうと、オスの手が内股の間に滑り込んできた。

 

「それはっ……~~~~っっ!!」

 

 興奮しきった空のせっかちな行動にさすがの影も反射的に足を強く閉じるが、オスの腕力にゆっくりと左右へ割り開かれ、女性器が顕になっていく。男の視線が秘部に落ちた瞬間、影は両手で大事な部分を隠した。

 

「キレイだ」

「言わないでくださいっ!」

 

 顔から火が出るような恥ずかしさが積もり積もって、ついに影は爆発した。今日の空はいじわるだ。神子などよりも余程いじわるだ。

 そのくせ影を愛しているのが存分に伝わってくるし、自分も同じくらい彼が可愛くてしょうがない。

 

(この人は、本当にわたしの知らないことばかりを、わたしに……!)

 

 覆いかぶさって影の泣きホクロへ軽い口付けを落としてきた、一糸まとわぬ空の裸体から熱と匂いがこぼれ落ちてくる。なんでもしてあげたいという気持ちがどんどん膨れ上がってきた影は陶酔するように吐息をこぼしかけ、顔を背けてこらえた。

 

「ごめん。でも、すぐに影と一緒になりたい」

「わかっています」

「うん。ごめん」

 

 耳元で聞こえる空の声は優しかったが、下半身はもう限界らしく太腿を熱い欲棒がせっついてきている。それは先ほど彼女の手が擦ってやった時以上にヌルついており、彼の切羽詰まった気持ちを表していた。

 一つになりたいのは彼女も同じだ。八重堂の小説で首を傾げ、それから空から教わった恋愛というものが影を駆り立てる。空からこんなに求められるのならば、いっそ羞恥など捨ててしまいたいと思えるほど、彼になら抱かれ、愛されたい。

 

(私は、また教えてもらうのですね)

 

 そっ、と影の手が動き、濡れた亀頭を指先たちで包んでやると空の腰が小さく跳ねた。

 

「うぁ……影……っ」

「いっしょに、なりましょう」

 

 もはや囁きに近いほど小さくなってしまった声を絞り出し、それでも影は真っ直ぐに男の瞳を見つめた。水を掬うときの形に似た、両掌で作った肉筒の中をにゅる、と雄チンポが滑り進んでいく。指から手のひらへ、そしてその先にある蜜口まで影は導いてやるつもりだ。

 

「影、好き」

「っ……。はい」

「好き。好き。好き」

「す……好き、です。好き。す……んぅ♡ んひっ♡ んひっ♡ んひっ♡」

 

 熱い吐息と一緒に恋を囁かれ、健気に返答していた影の唇が塞がれ、しゃぶられていく。

 

(好き♡ 好き♡ 好き♡)

 

 影が舌のリズムで懸命に応えている間に、肉傘が無垢な肉穴に食い込んでいき、ずぶり……ぃ♡ と少しずつ埋まっていった。

 

「んふっ!?♡ んひっ♡ んひっ♡ …………~~っっ♡♡♡」

 

 ねっとりキスをしながら膣を犯されていく影は、目を大きく見開いて全身を震わせる。舌も膣も熱くなって蕩けるようになり、全身から力が抜けていった。

 口内で混ざり合った粘液の味に空も脳みそが痺れて目の前がチカチカしてしまう。処女オマンコへ挿入するなり肉襞がカリ首をくすぐってきて、奥へと誘ってくる感覚にたまらなくなったオスは目を細めて悦んだ。

 限界以上にムクムクと膨らんだ肉槍を膣道の奥へと潜り込ませていくと、さらに中から温かな愛液が溢れてきて竿全体を濡らし、未熟ながらも、まるで精を欲しがっているかのような淫靡な動きで包んでくる。

 

「は……っ!」

「あっ♡ くち……♡ もう口を外してしまうのですか……っ?」

 

 肉厚なお尻に陰嚢を密着させたところで空は頭を離し、射精をこらえるために歯を食いしばったが、それは影にとって不服だった。もっと強く抱きしめて、唇を貪ってほしいのだ。

 火照っていやらしいはずなのにかわいらしい不満を浮かべているためか、その顔は可憐ですらあった。膣でオスを吸い上げようとしているくせに。

 

「……っ! 影っ! 影っ!」

「えっ?♡ あっ♡ ん♡ あっ♡ ああ♡ んきゅ♡ っふぅ♡ あぁ♡ あっ♡ あぁっ♡」

 

 ぱちんぱちんっとピストンがはじまり、ぎこちないとはいえ肉壺をほじりほじられる初めての快感に、二人の肉体がわなないていく。影の手は相手の恥骨に添えられる形になっていて、まっすぐ伸ばされた二の腕で挟まれるようになっている乳肉が、空の動きに連動してプルンプルンと揺れた。

 寄せ上げられて強調されている乳丘は彼女がオスに媚びているように思えてしまって、ぐっ♡ ぐっ♡ と谷間が狭まるたびに空の視線を釘付けにしている。

 

「またっ……んっ♡ 胸を、気にして……っ。おかしな人っ♡ あっ♡ あっ♡ んうぅっ♡」

 

 恋人の甘い声でオスは情炎を煽られて、まだ固くて狭いメス肉をずぶずぶとこじ開け、なめすように何度もなぞっていく。少しずつほぐれていく甘膣からは愛液がどんどん漏れてきて、ぐちゃぐちゃと結合部で音を立てながら泡立っていた。

 激しい雨音にも負けず届くようになってきた交尾の水音がよけいに空の腰使いを荒くさせ、それに応じて影も艶っぽい吐息を漏らしていく。初めて見る影の顔、声、仕草。どれも新鮮で愛おしい。

 

(中に出したらどんな顔をするんだろう……!)

 

 初めての男になろうとして射精をせき止めている筋肉を少し緩めると同時に、欠片ほど残った空の理性がそのまま膣内に出すのはダメだと警告する。

 妊娠。でも影の身体は……? ここまで許しているんだ。そのまま出してもいい。でも。

 頭の片隅で恋人のために迷いながら、それでも腰の奥で煮詰まりだした射精衝動はどうにもならなかった。尿道から先走りを押し出してくる本番汁の存在に背中を震わせながら、たぱんたぱんと揺れる巨乳をオスは鷲掴みにする。

 オマンコじゃなくても、こんな気持のいい場所があるじゃないか。

 

「んゅっ♡ あっ♡ 胸♡ んうぅ♡ あっ♡あっ♡あっ♡ っ……♡ んぅ~っ♡」

 

 指が埋まるほどの柔らかさを持つ乳房が揉み潰されながら形を変え、オスの手を楽しませてくれる。同時に影の胎内でオチンポがビクンと跳ねると、腰を叩きつけるような激しい抽送で膣を責めたて最後に向かって昇りつめていった。

 

「出す……っ! 影……出す……っ!」

「はいっ♡ んぅっ♡ あ♡ んっ♡ あ♡ あっ♡ っっ♡♡」

 

 こつん、と子宮口まで届かれてしまい腰を仰け反らせた影から爆発寸前の肉棒を引き抜くと、天に向かって突き出されている乳胸の、硬くしこったピンク色の先っぽへ亀頭を押し付けて空は腰を振った。

 

「う……ぁ! コリコリして、つぶつぶが……っ! ううぅぅうう~~~……っ!!!」

「えっ? あ……♡ な、ん……♡  ふぁ……っっっ~~~~……♡♡♡」

 

 びゅーっ! と鈴口から放たれた白濁汁が影の乳肌にたっぷりと注がれていき、快感を逃すまいと谷間へ突っ込まれてなすりつけられながら、熱い粘つきが胸いっぱいに振りまかれていくのを女はぼーっと見ていた。

 

「んぅ……♡ あつ……♡ こんなに、熱い……っ♡ んっ♡」

 

 射精が終わった後もペニスで精液を塗り広げるように腰を使っていた空だったが、時間が経つと少しだけ冷静になったのか辺りを見渡し、布を探して取り出すと女の肌から白濁をぬぐっていった。

 鎖骨を越えるほど勢いよく飛び散った粘液がぷんと匂う中、おとなしく見ている影の視線が雄チンポに吸い寄せられる。射精直後にも関わらず彼のものは萎えるどころかまだまだ元気だ。

 それを見て躊躇しているような表情を見せていた彼女だったが、やがて一息に身体を起こすと口を近づけ、そっと舐めはじめてしまった。

 

 ちゅ……。

 

「うわ……っ!? え? なに!?」

「んむ、ちゅぅ……♡ れろれろ♡ ちゅる、るぅ……♡」

 

 突然の刺激に後ろへ引かれる空の腰を追って女の唇がペニスの根元にくっつくと、柔らかく温かな舌がぺろぺろと舐めしゃぶっていく。たどたどしく一生懸命なおしゃぶりは肉棒の下から上へ、唾液で洗うようにねっとりと撫で回して続けられていき、最後は亀頭を包むようにぱくりと咥えられた。

 

「はむ……♡ う……うぅ~~……っ。ちゅ、る♡ ちゅ♡ れろ、れろれろ♡ うぅうう~~! れ……る♡」

 

 ひどい味がするのだろう。眉をしかめているのを隠そうともせず、それでもカリのくびれから鈴口まで余すことなく丁寧に、小っちゃな舌先で彼女はお掃除フェラをやり遂げた。

 雄肉を膨らませながら、こちらも精液の掃除を終えた空が不思議そうに影を見ていると、彼女がしかめっ面のまま身体を起こしてくる。

 

「私でも閨の作法くらいは知ってます。うぅ……」

「俺は嬉しいけど、それ、多分かなり偏ってるよ」

「そうだとしても……んちゅ!? あむ、んふぅ♡ れろ♡ れろれろ♡ ちゅぷ♡ ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡」

 

 影の口直しに、唾液をタップリと流し込みながら空は彼女を洗ってやる。粘膜と舌をこね合わせていくうちに苦味は取り払われ、口の中で混ざり合った粘液をオスがすすり飲んでいった。

 

「ちゅる……口、直った?」

「はい……♡ あ、いえ。もともと平気です。そもそも、私の、う……器の具合が善くなかったようですから、私があなたを奮わせるのは当然のことでしょう」

「え?」

「胸に全部出したということは、そういうことですよね? もちろん、私の胸を好いてくれることは嬉しいのですが。……私は素敵でしたよ。なので、あなたにも私のここを好きになってもらえるよう……あっ」

 

 子宮の上のあたりに添えられた影の手へバキバキになった雄肉をグッと押し付けると、空は彼女の耳に口を寄せて熱く囁いていく。

 自分がどれだけ影の中に出したいか。腰をヘコヘコさせながら、赤裸々なオスの欲望が次々と言葉にされていった。

 

「……っ」

 

 雨音でかき消されてしまい、他者には聞こえなくなっている熱情を吹き込まれて影の顔は上気していき、ふい、と顔を背けるとオスから身体をよじり、もう聞きたくないとばかりに逃げようとする。空に腰を掴まれてもなお遠ざかろうとして背中を向け、四つん這いになりながらベッドの上を一歩だけ進むと、うなだれたままになってしまった。

 

「……」

 

 彼女はわかっているのだろうか。愛液で濡れ放題になっている蜜口と、肛門まで覗いてしまえるほど尻を空へ突き出す格好になっているのだという事に。そんな格好をすればオスを挑発しているだけだという事に。

 

(あそこ、触りたいな)

 

 お腹の奥から沸き上がってくる欲望をこらえきれなくなった空が膝立ちになった瞬間、ゆっくりと影が振り返った。長い黒髪と肩越しに、羞恥と情欲がごちゃ混ぜになったメスの表情が見える。

 

「私に、挿れてください」

「え……?」

「私に挿れてください。先ほどのように、あなたで埋めて……中にすべてを注いでください……っ♡」

 

 影の切なげな声を聞いているだけで射精してしまいそうなのに、膣口からとろり、と愛液が滴るのを見た空は見境をなくした。無言のままメスの腰をがっちり両手で掴むとガチガチになった肉棒が割れ目にあてがわれ、ぐちゅっと水音を立てて膣穴に沈められていく。

 

「っひ♡ あ♡ あ♡ おっき……んうぅぅ♡  入って……くる、ぅ♡ あ……♡ はいっ……て……♡」

 

 肉壁をこそぎながら犯してくるオチンポを精一杯包みながら、膣壁はぐねりと収縮してオスに吸い付いていく。オマンコ全体で締め上げつつ、肉ヒダの一本一本がわかるような細やかな蠕動が気持ち良すぎて、空の歯がカチカチ鳴ってしまった。

 影の桃尻が押し潰されるまで腰を密着させてから、挿れた時と同じ時間をかけて雄肉を引き戻していくと、恋人を離したくない膣襞が外に引きずり出せそうなくらい絡んで離さない。ぬるぬるのヌチヌチが、ずっとオチンポをシゴいてくれるのだ。

 

「うぁ……!」

 

 ぱちゅんっ! ぱちゅんっ!と膣内の敏感な粘膜を容赦なく削っていくピストン運動が始まってしまい、脳髄を蕩かすような快楽が影の視界を白く染めていった。

 

「ふぁ♡ んきゅ♡ あっ♡ ぉお……あぉっ♡ これ、こんなものは……♡ わたし、わたしっ♡ 知りま……せっ♡ っひ♡ あっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡」

 

 ずっぷりと存在感のある硬チンポが子宮口まで一気に叩きつけられ、そこから膣内をえぐり回して抜かれていく動きの繰り返し。ベッドの軋む音と肉のぶつかり合う音が雨音よりも大きくなって室内で反響し、たまらなくなってきた影が可愛らしい声で悶える。

 

「あなたの……♡ あなたが、わたしを……おっ♡ こんな……こ、ん……っ♡ んっ♡ んっ♡んっ♡ んん~~~っ♡♡」

 

 いい具合にとろけ、こなれてきた中古オマンコが愛汁をどんどん湧かせるせいで膣泥はぐじゅぐじゅに溶けてしまっていて、空が本能のままに激しい抽送を行っても受け止めてくれるようになっていた。

 ぱんっぱんっとピストンをぶつけられて影の大きな尻肉が波打ち、潰れるのを眺めながら、オスは恋人ともっと深く繋がりたくなり、女の背中に覆いかぶさると子宮口へ亀頭をグリッと押し込んだ。

 重力で垂れて長くなった乳肉を揉みつぶすのも忘れない。

 

「また、また胸……をっ♡ ふぅ♡ んっ♡ なかを、おなかの、いちばんなかにある、それっ♡ それを、そうするの、好きなのですかっ♡ っ♡ ふぁ、ふぁぁぁああ♡♡♡」

 

 乳首へ向かって柔乳を搾りながら、ぷくりとシコった乳輪をカリカリと指先でさすってやると影の腕がプルプル震えて膣がきゅっと縮こまる。ふわ、と汗が吹き出ていい匂いのしてきたメスのうなじを舐めながら、空は腰を大きく回すように使って肉底をかき乱した。

 あの影が自分の体の下でなすがままになっている。支配欲を存分に刺激された空の尿道から透明な汁がとぷりと押し出されると、それを感知したかのように子宮口が遠慮がちな媚び媚びキスで吸い付いてきて、膣穴の一番奥で泡が立っていった。

 

 ぷく。ぷく。ぷく。

 

「っ~~~……!!」

「んあっ♡ ……? えっ?」

 

 雄肉が後ろへ引かれ、またピストンが始まると期待していた腟内からそのまま引き抜かれてしまったのには、さすがに彼女も不安になってしまった。しかしオスはそのまま終わらず、彼女をベッドの上に引き倒すと、乱暴にまたがって影の膝裏を抱え上げていった。

 

「そら……? えっ♡ あっ♡ 待っ……♡ あっ♡ あっ♡ あぁぁああ~~っっ♡♡」

 

 空に力ずくで転がされても悲鳴を上げなかった影が、正常位の体勢で再び剛根に犯されていくと自分でもわからないまま嬌声を上げて乱れてしまう。

 それもそうだろう。本能のままに、空はメスの腰を少し持ち上げ、真上から子宮を貫くように角度を変えているのだ。種付けをするのに一番気持ちがいいポーズで組み伏せられ、思うままに降りてきた子宮を潰されてしまっては影といえどもたまらない。

 

 ばちゅんっ!

 

「ふ……あ゛……♡ あなた……ぁ♡♡ っっ~~♡♡♡」

 

 思い切り一番深いところへ打ちつけられただけで、影の瞳にハートマークが浮かんで疼いてしまっていた。自分のすぐ上で熱っぽい瞳をしている可愛らしい空を、つがいとして身も心も認めた瞬間だ。

 どちゅっ! どちゅっ! と力強いピストンで掘削され肉穴をほじられていく悦びに、子宮では甘い痺れが渦巻き、お腹の奥からは愛おしさが溢れてくるのが止まらない。多幸感のせいで影の唇からよだれが垂れる。

 カチカチのチンポを奥まで突き入れるたびに、同じリズムで胸がたぷたぷと弾む。空は口から唾液を漏らしながら、より必死になって腰を振っていく。

 

(同じ気持ちを、あなたも……感じて……っ♡)

 

 影は空を喜ばせたくて、また自分も感じたくて、高く跳ね上がりそうになる脚をオスの腰に絡ませると、ぎゅ……っと抱きしめていった。

 

「これ……締め……あ! あ! あ!」

「はぁっ♡ これっ、おなかの奥っ♡ おく……まで……♡ あなたが、はいって♡♡ あ♡ あ♡ あ♡♡」

 

 足の指をぐっと曲げて全身を快感に浸らせていく影の細い腰を掴み、空が上下左右に動かしていく。彼女の媚肉から溢れる蜜でべちょべちょになっている肉幹の根元が強く縮んでいくのが彼にはわかった。

 

「影……っ! 好き! 好き! 出る……ぅぅぅ!!!」

「は♡ あっ♡ すきっ♡ すきっ♡ んあぅ、んんっ♡♡ んぅううぅぅ~~~~っっ♡♡♡♡」

 

 ネバネバの精液がびゅくびゅくと吐き出されて、無垢だった子宮に注ぎ込まれていくのが影にはわかった。その熱さに啼いてしまい、いっぱいになっていく胎の心地よさに膣ヒダを痙攣させながら、恋人へ抱きついて身体全体で甘えようとした。

 

 ばちゅんっ!

 

「ふぁ♡ そら……? あっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡」

 

 ぴゅ、とひり出される終わり際の射精汁を子宮口が吸い出そうとするのも突き放し、興奮しっぱなしの空はピストンを再開していく。抱きついてくる影の柔らかな身体を楽しみつつ雄々しいストロークによって肉と肉が絡み合い、結合部からは精液と愛液が混ざりあった生殖液が泡立ち、あぶくとなって飛び散っていった。

 雄チンポは膣穴の中で硬さと太さをさらに増し、このオマンコは自分のモノだと教え込むように何度も何度も激しく犯していく。

 

「そんなにっ♡ そんなに……わたしをっ♡♡ すきっ♡ わたしも、すきっ♡ すき♡♡ す……んむぅ~~♡♡ ちゅぶ♡ちゅぶ♡」

 

 目の前で唇をパクパクさせていたメスの唇にむしゃぶりつき、チンポが増幅していく快感と射精欲のせいであふれてきた唾液をオスが流し込んで黙らせる。

 

「……んぐっ♡ んっ♡んっ♡ ちゅく♡ ちゅく♡ んくっ♡ んくっ♡ れろ、れ……んん~~~~っっ♡♡♡♡」

 

 充血しきった肉壺を突き拡げられる衝撃に、背中を仰け反らせて影は甘イキしはじめていく。子宮で絶頂すると脳が溶けそうなくらい気持ちよくて、それが何度も何度も繰り返されて、女の潤みきった目尻に涙が溜まっていった。影の小さな舌を絡め取ったままオマンコの壁に裏筋のカーブをゴリゴリこすりつけ、激しい抽送を受け止めている子宮口のコリッコリした部分を押し潰してやると、影の瞳からハートが飛んで膣奥から潮が吹き出した。

 

「ん゛ぅ~~~♡♡ れろ♡ ちゅぽ♡ちゅぽ♡ れろ♡れろ♡れろ♡ はぁっ♡ あなた、あなた……ぁ♡♡ ふぅっ、んちゅ……ちゅぅぅ~~っっ♡♡」

 

 メスの口内から溢れるほど生つばが湧いて、それを二人の咬みあった唇のあいだに塗りたくりながら、空はキスをやめない。舌と舌がねっとりと擦れるのも、だらだらヨダレをこぼして唇同士をネチョつかせるのも、全部気持ちがいい。

 交尾音が室内に響き渡り、ベッドの軋む音がそれに混じる。脇に置かれた燭台が種付けの腰つきを、二人の結合部を妖しく照らし出していた。

 こうやって手で、足で、舌でしがみついてきているメスは、あの影だ。自分のオチンポが熱気を感じるほど子宮をホカホカにしているのは、あの雷電将軍なのだ。

 自分を殺そうとしていたあの凛とした武人の顔が蕩けて、メスになって、媚びて、可愛くて、ポーッとした表情で犯されている。

 

「好き、好きだ、影っ! 影っ!」

「はいっ♡ わたしも、あなたのっ♡ あなたの、あっ♡ ああ゛ぁぁ……♡ あなた♡ あなたぁ……っ♡♡♡」

 

 繁殖のために金玉で作られたばかりの濃厚な子種ゼリーが肉杭の中を通り抜けはじめた。

 ぷりっぷりになった亀頭を子宮口に押し付けると、空はその周囲をぐりんぐりんとなぞり回しながら、ねじりこむようにして子宮をグチュグチュ揺さぶってやる。

 

「っ……!? あ゛っ♡ お゛っ♡♡」

 

 可愛がられた影の視界にチカチカ火花が飛び、オマンコをヒクつかせ、膣全体がチンポをきゅうぅ~~っっ♡♡と抱きしめてしまうと、オスも限界を超えてしまった。

 

「影っ! 俺だけの……! 孕めっ! 俺の……っ!」

「ください♡♡ あなたのっ♡♡ おっ♡♡ あっ♡あっ♡あっ♡ あなたぁっ♡♡♡」

「出す……っ! 出……っ!! ううぅぅぅう~~~~っっっ!!!」

「またっ♡♡ ふ……あっ♡♡ んうぅっ♡♡ あ゛♡♡ あ゛♡♡ あぁあぁあ゛~~~~っっ♡♡♡♡♡」

 

 空が再び最奥で子種を吐き散らかしていき、熱すぎる濁流に焼かれてしまった影も背中をピンッと反らしながらイッた。

 子袋にどぶっどぶっと音を立てて注がれ続ける子種の洪水は、半ば満たされていた子宮をなみなみとしたオスの遺伝子で溺れさせ、入りきらなかった分が肉筒の栓から逆流して結合部から垂れ落ちていく。

 白くてまんまるな影の尻肉を伝い落ちていく恋人たちのミックスはベッドに大きなシミを作るほど大量で、それでもなお空は、子宮をイジメて精液を吐き出そうと腰をイライラと揺さぶっていた。

 影は七神で、人々の崇拝を受ける立場にある者だ。それでも恋に落ち、身体を重ねてみればもう完全に空のメスになってしまっている。子宮はオスから種付けされるために存在しているようだ。その事が空を興奮させて、ダメ押しの精子が数滴、噴き出すようにして昇ってきた。

 

「おなか……♡ なかが、煮えるようで……♡ あぅ……♡」

 

 舌がうまく回らず、あどけない幸せそうな声でつぶやいた影は、オスが最後までぴゅっぴゅと絞り出すのを手伝ってやり、最後の一滴を子宮口でちゅるちゅると飲み干していった。

 そのまま汗まみれの身体がひっつくのを気にもとめないで、余韻に浸りながら二人は荒い呼吸と心臓の音を聞いている。大きな雨音よりも近くで響くそれが大好きになった影は、言葉を口にするのも遠慮して黙ったまま味わっていた。

 

「ん……♡」

 

 挿れられっぱなしの雄棒にゆっくりと熱が入っていくのが影にはわかった。おっぱいに彼の手が伸び、二人が気持ちよくなるために乳首が吸われていく。オスの頭を抱きながら、この声はどうせ余人に聞かれることなく、雨音にかき消されてしまうだろうと思っていた。

 だからもっと交わりたい。舌を絡めたい。

 この大雨が上がるのは、どうやらまだ先になりそうだ。




 読了ありがとうございました。
 この話のオマケをFANBOXで公開中ですので、よろしければ覗いてみてください。サンプルもあります。
『大好きな雷電将軍(影)にラブラブ種付けプレスをキメる空の話 +乳首責め座位』

FANBOX… https://c-rithul-hu.fanbox.cc/posts/5123950

Fantia… https://fantia.jp/posts/1639458


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【原神】リサにセフレを紹介されたジン(原神)がドハマリしてしまう話

ウェンティ「騎士団壊滅しない? 大丈夫?」
ガイア「大丈夫 大丈夫」

リクエスト作品となります。
概要… https://www.pixiv.net/requests/121915
リクエストをしていただいた まやら様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。


 

 

 

 セフレを紹介しましょうか、とリサに言われた時、ジンは友人が何を言っているのか本当に理解できなかった。

 西風騎士団の団長室でいつものように煩雑な仕事に追われていたジンの疲れは明らかで、その日一番に彼女を見たリサは『ひどい顔をしているわよ』とまず口にしたほどだ。

 実際、代理団長のきれいな顔はここ数日のアクシデントと名誉騎士の手伝いが重なったせいでくたびれており、普段よりもひよわげになっていた。それでも怠けないのがジンという人ではあるのだが、リサによって強引に小休憩を取らされていた。

 

(かなわないな)

 

 友人に感謝しつつ談笑し、気分が朗らかになったところで先のセフレ発言である。ジンは困惑した。

 

「代理団長が休まないというのであれば、せめて気分転換でリフレッシュするべきよ。そこまでは分かって?」

「それは、そうだな。しかし私はしっかり息抜きをしているぞ」

「ええ、そうね。散歩に読書。あと最近は、可愛い子ちゃんのお手伝いもそうかしら」

「そうだ。だから君の……奔放な趣味は結構だよ」

「息抜きになっていないみたいだからオススメするの。趣味も同じことばかりじゃ色あせていくのよ。ジン。一人でいてもあまり気疲れが抜けない、なんて感じてるんじゃない?」

「それは……」

 

 疲れて気に迷いが出ていたのもあったし、もしかしたら本当にそう感じていたのかもしれない。どちらにしろしばらくすればジンは一人で立ち直ることができていただろう。しかしこの時に限って言えば、ほんの少しだけでも支えになるようなものがあればいいと彼女は思ってしまった。

 もちろんリサはそれを狙ったのだが。

 

「新しいことを初めれば刺激を受けて気持ちにメリハリがつく。それに……率直に言うけど、溜まってるわよね」

「リサ」

「大丈夫よ。扉の向こうには誰もいない。わたくし、すこし細工したの」

 

 リサの指にかすかな電流が走るのをジンは見た。

 

「セックスを勧めているのは、今のあなたに必要なものだとわたくしが判断したからよ。飲んだら眠くなくなる薬も、再びコーヒーが効くようになる薬でもダメ」

「君が本気なのはわかった。しかし、殿方と、いきなりというのはな」

「あら? 初めては誰でもいきなりじゃない。うんと言ってくれないかしら。友人のヒドい顔はそうそう見たいものではないわ。お願いよ」

「う……。いや、だが、休みも取れないのに会う約束はできない。やはり止めておこう」

「まあ。それはそうね」

 

 相手の言い分をあっさりと認めた彼女はジンの机に広げられた書類を手に取り、目を走らせていく。

 

「……リサ?」

「休みがあればいいのね」

 

 ジンは目を疑った。まさかこの場所、このタイミングでリサのそんな表情を見ることになるとは思わなかったからだ。

 本気の目。リサ・ミンツが状況を支配するために動き始めたときの目だ。

 

「一日だけプレゼントしてあげる。会うだけ会って、気に入らなければそれっきりでいいわ。試しなんだし。どうかしら?」

 

 

 

 

 

 太陽がすっかり沈んだモンドの街路を二人の男女が歩いていた。片方はジンで、もう片方はリサのセフレである男だ。今日一日を共に過ごしてきた彼らは街を回り、人気のない道を時どき選んだ男はジンの腰や肩に手を回して身体を抱き寄せるなど、どぎついスキンシップを与えていた。

 そうなった時もジンは顔を赤くして弱々しい反発を口にするだけで、買い物や夕食などは明らかに楽しんでいる様子さえ見せていたほどだ。

 普段の彼女からは信じられない態度だった。

 

「まだ一緒でよくね?」

 

 盛り場から離れはじめた男はそう言うと、腰を抱き寄せていた腕を伸ばしてジンの胸をわしっとつかんだ。もちろん辺りに人影はない。

 

「ジンちゃん家まで送ってくよ」

「……」

 

 彼の手を引き剥がすようにつかんだジンの指に力は入っておらず、返答を迷っているようだった。

 

「なぁ。送らせてくれよ。頼む」

「……わかった」

「へへ」

 

 ぐにぐにと胸を揉まれながら、ジンは自分の家を目指して歩きはじめる。

 

(私は何をしている? 何をしようとしている? なぜこんな男を頼ろうとしているんだ。いや、なぜ頼りになると思って……?)

 

 今まで眠っていた女の部分を引き出され、それを自分が喜んでいることに混乱したまま、ジンは自分の家に続く道を男といっしょにたどっていく。

 そして意味もなく、今日の自分の行動を思い返していくのだった。

 休日の昼前、ジンは城の中央にある噴水の前に立っていた。まさか本当に身が空くなどと思ってなかった彼女は戸惑いながら準備をし、こうして何をするでもなく相手を待っている。

 薄衣で覆っているとはいえ彼女の私服は背中を大きく開いているもので、太ももは剥き出しになっていた。夏服といい風を感じられる軽装が好みのようで、午前の陽光を受ける肌はきらきらして見えるほど肌理が細かい。

 待ち合わせの時刻よりもかなり早めにやって来たジンだったが、しばらくするとリサから聞いていた歳頃の男が近づいてくるのには少し驚いた。

 

(軽薄そうな男を想像していたが……)

 

 約束よりも早い時間に相手がやってくると思っていなかったジンは、先入観で男の性格を決めていたことを少しだけ反省した。

 男の年頃は三十歳前後に見え、その年齢層にモンドで流行っている髪型に整えてあった。体型も服装も普通……いや、身だしなみは少し贅沢なようだ。ジンに気づいて笑顔を浮かべる表情は、どちらかというと爽やかな印象すら受けた。

 色街で見かけるような人間を仮定していたジンのあては外れ、ともかく挨拶をしようとした彼女よりも先んじて相手が片手を上げる。

 

「よぉ。ジンちゃん? おはよ!」

「おはようございます」

(軽薄だな)

 

 感情を表情に出さないようにしてジンは目礼した。いくら年上とは言え、初対面の相手から小さな娘のように扱われるのは彼女の流儀ではない。

 予定通り、彼に断ってから別れることにしよう。ジンは決めた。

 

「今日はよろしくね。リサちゃんから聞いてると思うけど、まずは話でもしながら……」

「すまないが少し待ってほしい。ここに来たのは、今日の誘いに断りを入れるためだ」

「え? マジ?」

「申し訳ない」

「あー……。オレ、なんか失礼なことやった? 気に触ったんならあやまるからさ」

「そういう訳ではないんだが」

 

 さすがに口調だけを理由にするのはあまりにも酷薄というか、身なりも整えて時間も気にして来た相手にそれはないだろう、とジンは自分でも思ってしまった。

 

「用事でもできた?」

「……ああ。そうなんだ」

 

 だから、つい小さな嘘をついてしまう。

 

「そっか。ならしょうがないな。ああでも、キャッツテール……」

 

 男がなんとはなしに呟いた言葉にジンは反応してしまう。馴染みの店の名前なのだ。

 

「酒場のキャッツテールか?」

「そうそう! まずはそこで話でもしようと思って席を予約してあるんだ。栄誉騎士さんに助けてもらった時からちょくちょく使っててさ。ジンちゃん、ここまで来てくれてるってことは、用事って今すぐじゃなかったりしない?」

「え? ああ、まぁ、すぐにという訳ではないが」

「じゃあさ、時間が来るまでなにか飲み物でも飲んでって、そこで解散にしない? 予約が無駄になるし、酒場にも悪いしさ。頼むよ~」

「う……」

 

 頼まれるのに弱いジンへこれは効いた。嘘をついたという負い目に加えて、栄誉騎士やキャッツテールという知り合いと関わりあいのあったらしい彼をすげなく扱うのはためらいがある。

 

「わかった。ご馳走になろう」

「やった! じゃあ早速行こうぜ。ジンちゃん」

 

 あらかじめ敬語を使わなくていいとリサから諭され、態度のためにどうにも目上と思えない事もあってか、相手に適当な相槌を打ちながらジンはキャッツテールへ向かうことになった。早めに切り上げて、急用が舞い込んでいないか団長室に顔を出してみようとこの時の彼女は考えていた。

 そしてそんなジンの気持ちは男に筒抜けだ。

 

(マジで断れねぇんだな、この女)

 

 あらかじめジンの性格などについてリサから聞いていた男は、遠慮なく彼女の弱点を利用するつもりだった。さっさと別れるという選択をしなかった時点で彼女の負けなのだ。

 整った顔に締まった細身の、そのくせあふれそうな胸と太ももの白さといったらどうだ。騎士の服装で街を歩いていた時の彼女とは違うメスとしてのいやらしさに、男は軽く勃起していた。

 

(前からずっと狙ってたんだぜ?)

 

 ジンの視線が遠くを見ている時にこっそりと獲物を視姦していた男が、ぐっと彼女の肩を抱き寄せる。

 

「っ! なにを……!」

「馬車が後ろから来てさぁ。リサちゃんとか、他の女の子みたいなつもりで触っちゃって悪かったよ」

「……いや。こちらこそすまない」

 

 そもそも道の外側を歩いているのは男の方だったのだが、そこには口を挟まず、そのくせなにか言いたそうな顔をしてジンは前を向いた。

 

(触られても一応の理由があって怒るに怒れず。あとは、女扱いされるのに慣れてねぇ、か)

 

 適当な理由をつけて男はちょくちょくジンの体に触れ、キャッツテールに着くと用意してもらっていた個室に二人で入った。

 

「今日のジンちゃんは『ただのジン』ってことにしときたいみたいだし、人目の無い方がいいかなって」

 

 個室にした理由を男はそう話した。そうして名誉騎士とリサにかかわる世間話や、先に回しで頼んであったピザなどを軽く食べるうちに、ジンの態度が段々と軟化していく。

 さすがにここまでされれば、彼が前もって自分を歓迎するために用意していたのだというのは解った。おそらくはリサと一緒になってのことだろうが、それを無下にできるようなジンではなかったし、会話もなかなかに弾むのだ。

 そして彼女がリラックスしはじめていたタイミングで爆弾が投下された。

 

「ジンちゃん。カーンルイア英雄王って詳しかったりする?」

「なに?」

「リサちゃんに聞いたんだけど、あっちの頭良すぎて訳わかんなくてさ」

 

 まさかこんな男から聞かれると思っていなかった話題にジンの言葉が詰まり、それからおずおずと聞き返す。

 

「彼の、何が疑問なんだ」

 

 ここからはじまった会話は、ジンの中で予想外の刺激を生み、そのせいでついつい熱のこもったモノへと変化していった。男は英雄の伝記にも見識があり、少なくとも本に目を通しているようだった。彼の抱えた疑問は視野が違うためか新鮮で、考察はなかなか堂々としたものだ。なにかと彼らのセックスを気にかけていたのはジンも呆れたが、この男らしいとも思えるようになっていた。

 これももちろん男の予習の成果だ。読みたくもない本の内容をリサに教えてもらい、簡単なテストまでしてもらっている。男は女が大好きで、セックスできるなら努力は惜しまないタイプだった。マメなのだ。

 そのまま昼食まで済ませ、散策にモンドの中をぶらつくようになると男はジンの肩に手を回しながら話しかけるようになる。

 

(これは馴れ馴れしすぎるのでは……いや、こうしている者を見たことはあるし、女性として扱われるというのはこういう事なのか?)

 

 彼女は加点式の人間だった。低い評価からはじまる人間相手でも、いいところがあれば印象は改善され、見直す。

 過剰とも言えるスキンシップも、まぁ個性の範疇だろうと受け入れるようになったころにはいい時間になっていて、人気のない場所でベンチに座って休憩していたジンはようやく自分のウソを思い出した。

 

(しまった。すっかり忘れて……)

「でもやっぱさ。英雄になるくらいならいっぱい奥さんがいたと思うんだよね」

 

 未練があるのか、男が繰り返した持論をジンは諭す。今更ウソを切り出して別れるのも難しく、後ろめたさのせいか口調も弱まっている。

 

「君はそうかもしれないが、残っている文献と合わないとさっきも言っただろう」

「だってさ。英雄の奥さんってことは、ジンちゃんみたいなカワイイ子がなるもんだよな?」

「私はともかく、条件として見目麗しい人が選ばれたことはあっただろうな」

 

 さりげなく『カワイイ』と、今日だけで何度言われたかわからないジンだったが、最初の頃と比べて内心では聞き流せなくなってきており、しかもそれが嫌ではないことに戸惑っていた。

 

(褒められて、それに安心しているのか? 私は?)

「なら絶対無理だって。ほら」

 

 男はジンの手を取り、おもったより強い力でその指先を自分の股間に持っていった。

 

「っ……!?」

 

 別の問題に意識を向けていたジンが驚愕で硬直した。場所もそうだが、そこはパンパンに張っていて、明らかに体温が高くなっているのが伝わってくるのだ。みるみるうちに顔を赤くする女を見て男はニヤニヤ笑う。

 

「かわいい女が近くにいるだけでこうなるのが男なんだって。英雄ともなれば精力もすげーんだろ? 一人二人で収まるわけねーじゃん」

「君は……!」

「オレとどういう目的で会ってるのか、わかってないわけないよな? リサと俺の関係知ってるもんな?」

「っ……!」

 

 男の手がジンの肩を抱き、そこから下がっておっぱいの付け根をスリスリと指でなぞっていく。

 

「オレさ。いまセフレが何人かいるんだわ。実績あるから安心してよ。一晩中楽しんでもらえるくらいはがんばっちゃうからさ。そういうのに抱かれたくない?」

「やめてくれ」

「チンポちょい撫でしながら睨むのかわいいな。いや、マジだって。さて、おっぱいもチンポも触り合ったし、次は買い物でも行こうよ。それとも」

 

 男はジンの耳元で囁く。

 

「また用事思い出してみる?」

「っ~~……!」

「ごめんごめん。行こうぜ。花が欲しいんだよな。買ってやるよ」

 

 男の股間に添わされていた指を優しく持ち上げられ、手を繋いだまま立ち上がった二人は何事もなかったかのように街へ向かって歩きはじめる。

 

(ああまで硬いのか。骨のようで、そのくせ熱くて、私の指に……残っているみたいだ)

 

 オスを垣間見せられ、それから女の子としても扱われ続けるジンの中で何かが変わっていく。

 ここからだ。彼女が男の行動を受け入れがちになっていったのは。

 それから夜になり、見慣れた家路をたどって、でもそこにはもう一人の無視できないオスが居て……。気がつくと暗いままの玄関までジンは戻ってきていた。

 後ろ手で男が扉を閉めるなり、ジンの腰をぐいと引き寄せて正面から密着させる。硬くなったズボンの膨らみを押し付けられた時、ジンは恐怖よりも好奇心でいっぱいになってしまう。

 もはや男がどうしてここまで着いてきたのかなどと、疑問にも思っていないのだろう。

 

「いい顔してるぜ」

「そう……なのか? んむ……!? あむ……んんぅ……ちゅ」

 

 ズレた返答にさえそそられた男がジンの唇を奪った。ぷるぷるした弾力の温かな場所を、すりすりとすり合わせるように動かされ、これが男性に対するファーストキスだと思い浮かべる前に男の腕がジンをぎゅうっと強く抱きしめていく。その独特な包容感に、荒事には慣れているはずの女の身体が震えながら体温を上げていった。

 

「んん……んふっ!? ぁっ、ぁ……!」

 

 舌先でちろりと唇を舐められた後、それを潤滑油のようにしてより大きくすり合わされる口吻にジンは息苦しさと未知の心地よさを感じた。体験したことのない快感で、温かいものが頭の芯から全身に広がっていく。

 自然と男に合わせるようジンの唇も動いていき、それなりに形になったキスの応酬がはじまった。

 

(私は、なにを……。頭がぼうっとして、気持ちがいい。もっと、もっとっ)

「っぷは。ジンちゃん、スケベじゃん」

 

 息継ぎのたびに漏れる声も、もっとと言わんばかりに男に絡めようとする細い腕も、とろんとした目でキスを待っているジンの姿も、そのすべてが男を煽るだけだ。

 一日かけてトロかされてきたメスとしての部分が花開こうとしていた。強い責任感とそれに伴う行動によって彼女の熟れてきた身体は置き去りにされていたのだが、その内側では欲求不満が爆発しそうになっていたのだ。男はそれを少しまさぐってやっただけ。

 

「ちゅ♡ んちゅ♡ あ、キス。キス……♡ んむ♡ ちゅむ♡ ぱ♡ ちゅ♡ ちゅ♡ ちゅ♡」

「へへ……!」

 

 とびきりのメスが口を開いて待ち受けている事実が男のチンポをビンビンにさせ、彼は遠慮なく腰をヘコヘコとジンに擦り付け、女の背中や尻に手を伸ばしては揉み回していく。

 ジンは抵抗しなかった。男の服を掴んで自ら次のキスを求めたし、男がジンを抱き寄せるたび彼女はそれに応えようとして足を絡ませていった。ジンの柔らかいおっぱいが男の胸板でつぶされると、その感触で男はいっそう股間を熱くしていく。

 

「デカパイたまんねぇ。おい、唇ひらけよ」

「んぅ? は……ぷっ!? ちゅぅ~♡ ちゅる♡  ちゅぶ♡ れろ……っ!?♡ んぅっ♡ ぱ♡ れろれろ♡」

 

 唇の隙間から入り込んだ肉厚の軟体がジンの中を犯していく。唾液特有の臭いと夕食の混ざった味が口内をいっぱいに満たし、温かい粘液どうしが絡み合って女の頭をボーッとさせた。男にしがみつきながら必死になって舌を差し出し、なんとか動きに追いつこうとする健気さを可愛がるように、男の両手がジンの尻たぶをぐにぐにと開閉しては指を沈めて、ハリと柔らかさを愉しんだ。

 

「っ!?」

 

 肛門のあたりを指でなぞられたジンがびくんっと仰け反るも、しっかりと彼女の尻を鷲づかみにしている男の腕からは逃げられない。

 

「んむぅ♡ っ♡ れろれろ……れろぉ♡ ん♡ んっ♡ れぇろ♡ れるれる♡ れろぉ♡」

 

 彼女の抵抗が小さくなった頃を見計らって、男は口を外した。引き抜かれていくオスを追いかけてジンの小っちゃなベロが突き出され、唾液でベトついた唇を淫らに震わせている。物足りなさそうな瞳の色がたまらない。

 伸ばされているメス舌に、男は舌先だけを絡めては引っ込め、また絡めるのを繰り返して焦らす。唾液の橋が作られては切れていき、ジンはこのちょっとした遊びも楽しく、そのくせ物足りなくてジリジリしていくのだ。

 

「ジンちゃんは、もうオレの女だよな」

「ぁっ♡」

「何がしたくてオレの女になったんだっけ?」

 

 おなかにめり込むくらい尖ったズボンを押し付けられ、尻肉を握られてしまうとジンの下腹部が温かくなってくる。彼女はこれをどうすればいいか、もう知っていた。

 

「してくれ……」

「キスならもうたっぷりしてやっただろ?」

「違う! わかっているんだろう?」

 

 恥じらう処女が口ごもってもニヤニヤ笑って取り合わない男へ、無意識にジンは媚びるような上目づかいとなって懇願した。

 

「抱いて、くれ」

「へへ、へへへ!!」

 

 この瞬間の達成感はいつ味わってもたまらないものだ。男は下着へ先走りをにじませてしまう。

 

「あ!♡ ふぁ……♡ んっ♡ ちゅぅ~♡ ちゅ♡  っちゅ♡ んちゅ♡ れろれろれろ♡♡」

 

 とろけるようなキスを再開しながら、男は自分のベルトに手を掛けた。同時にジンの服のボタンを外すと、彼女もそれにならって指を動かしはじめる。

 

「ジン。ジン……!」

「あ……っ、あ、あっ♡ 名前……を♡」

 

 服をはだけ、廊下へ脱ぎ散らしながら二人は寝室に向かって移動しはじめた。灯のない廊下を衣擦れと荒い呼吸の音が反響しては消えていく。いち早く服を脱ぎ捨てた男のチンポがジンの柔肌に擦りつけられ、その熱をたっぷりと生娘に染み込ませていた。

 

「ふぅっ、へへ、気持ちいい~~……」

「あ……♡ こんなに、硬……♡」

 

 カチカチになった生殖器官は分泌している透明な汁でぬるっとしていて、それを腹になすり付けられると処女おまんこがきゅんと疼いた。彼女の知らないことではあったが、男の肉棒は実に凶悪なものだ。メスをぐりぐり嬲るための弧を描き、どんな肉底だろうとキスをするための長い竿と、膣をぐちゃぐちゃにできるカリ高を備えた業物だ。

 この男にセックスを教えてもらいたい。ジンの頭はすっかりそのことで埋め尽くされてしまい、いそいそと服を脱ぐ彼女の胸元にオスの手が伸びてくる。

 

「ぁ……♡」

 

 男の指で誰も触ったことのなかった乳首をなぞられると、それだけでジンは甘い声をあげてしまう。

 

「早く脱がないとはココではじめるぞ」

「待ってくれ。待っ、て……んちゅ♡ ぷは♡ ちゅぅ~♡ ちゅ♡ ちゅ♡ ぱ♡ れろ♡ れろ♡れろ♡れろ♡」

 

 ベロチューで腰砕けになりながら、ジンは自分の服を脱ぎ、脱がされて、寝室の扉を開ける頃にはパンツ一枚だけになっていた。

 扉を足で閉めた男が、性急にジンの下着へ指を引っ掛けた。

 

「れろ♡ んむ!?♡ ちゅ♡ んちゅ♡ んむぅぅ……!♡ れろ♡ ふぅふぅ♡」

 

 ずり下げられていく小さな布をジンは引き留めようと指で抵抗し、それを楽しむようにわざとゆっ……くり男は力を込めていった。そうして腿の半ばまで脱がせてしまうと、足の裏で踏みつけるようにして一気に床へと落とす。

 顕になった白い恥丘を隠すようにジンの手指が股間を覆うと、手慣れた動作で男は彼女をひょいっと抱え上げた。

 

「ふぁ、んうぅ♡ っ!?」

 

 そのままベッドへ押し倒されたジンは、さすがというべきか悲鳴こそ上げなかったものの、続けて男に伸し掛かられると息を呑んだ。その目は期待に潤んでいる。

 ぐ、とチンポに湧いた透明液をなすりつけながら、男は部屋をそっと観察していく。他人からジンについて聞き、そして本人と一日中話してみた印象とはまた違った世界がそこにはあった。

 

(なんつーか、妙にカワイイな?)

 

 幼いとまではいかないものの、部屋の内装や調度が柔らかすぎる印象を男は受けた。案外と可愛いものが好きなのかもしれない。

 

「ジンちゃん。恋愛物語が好きだったりすんの?」

 

 何気ない男の質問にジンの肩が震えた。彼としてはこの部屋の印象と本が好きな彼女を組み合わせただけの適当な問いで、おそらくは真面目に答えるであろう女の唇を塞いで主導権を取るつもりだった。

 しかしジンは予想した反応を取らなかった。

 

「え……? あ、いやっ……! そんな、ことは……」

 

 彼女はふい、と顔をそらして恥じたのだ。

 おそらく秘密にしていた部分へ触れてしまったのだろう。ジンがどんな趣味を隠していようと男にとってはどうでもよかったが、そのあどけなさすら感じる仕草と表情はギャップを生み、オスとしての本能を強烈に刺激した。

 このメスを自分のモノにする。こいつの巣の中でたっぷりとチンポを突っ込んで、完全にオレ用のメスにしてやる……!

 

「おねだりしてよ。ジンちゃん」

「え……」

 

 何事かを男はジンの耳に囁いていく。

 

「な……っ!? 何を言っ……んぅ♡」

 

 かぁぁと赤面したジンの唇を男は塞ぎ、すぐに舌を絡めだす。

 

「んぷぁ……♡ はぁ♡ ちゅ♡ ちゅ♡ ちゅ♡ れろ♡ れぇろ♡ れろれろ♡」

 

 ぴちゃぴちゃとした水音と二人分の荒い息が響き、キスを続けながら男は彼女の股間に手を伸ばしてクリトリスの周囲を優しく揉んでやった。

 

「ひゃっ!?♡ あぁっ♡ そんなとこっ、ろぉ……♡  触っ……♡ んむっ!♡ んちゅ♡ れるれる♡ ちゅるるっ♡」

 

 秘部をまさぐられ、キスの合間に抵抗しようとするジンを無理やり黙らせるようにして、男の指がくにくにと肉芽を刺激する。

 

「あっ♡ は……ああっ♡ はぅ♡ うぅぅう……♡♡」

(頭の中と、おなかの下で、どんどん快感が積み重なってっ♡ まるで連動するように、わたしの、ナカで♡ あっ♡ 気持ちいい♡ 気持ちいいばかりになるっ♡)

 

 その口から漏れる切なげな吐息のリズムに合わせて男の指はクリから割れ目へ滑りこみ、その入口を上下になぞっていった。

 

「この奥、熱くなってる奥側にさ、オレのチンポ突っ込んだらどうなるかな? さっき教えた言葉を言ってくれたら、オレがたっぷり気持ちよくしてあげるんだけどな~~」

「んぅ……♡ ま、まだよくなるの……か?♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡ くぁっ♡」

「キスもしてあげるし、上と下がぜーんぶ気持ちよくなる。オレのためにもなるしさぁ。おねだりしてくれないかな? 頼むよ」

「っっ……♡ ぅぅ……」

 

 最後の一言が効いたのだろう。かすかにうなずいたジンを見て舌なめずりをした男が彼女の身体から離れて膝立ちになると、仰向けになった女がそろそろと手を股間へ伸ばしていく。

 

(私は……私は……もう……)

 

 男をまっすぐに見つめ、そのギラついた視線を受け止めながら、ジンは足を左右へ開き、丸見えになったオマンコを指で広げていく。羞恥で肩の上から耳先まで真っ赤になりながら、それでもメスは震える声で教えられた言葉を絞り出した。

 

「わたしのオマン……コに、君の立派なオチンチ……を、い、入れてほしい。たくさん愛して、ほしい……っ」

 

 言い終わるなり、くつろげられた秘裂から滴がつぅ……とこぼれ落ちるのが男の目に入った。その淫らな光景にはヤリチンの男もつい喉を鳴らしてしまう。

 前々から見かける度に、なんとかチンポを突っ込んでやりたいと思っていた女だった。凛々しい顔をして、堅苦しい騎士団の衣服に包まれていても主張を失わないメスの豊満さを見せつけてきたのはジンの方だ。締められているために余計強調されていたおっぱいも、外套からチラチラのぞく背中の素肌も、ふりふりと振られていたデカいケツも全部揉んでやった。

 あとはマンコに突っ込むだけだ。見てくれのようにいい具合のマンコだったら嬉しいし、逆にカスみたいなマンコだったら……それはそれで笑って言いふらしてやろう。

 どちらにしろ男にとっては

「最高……!」

なのだから。

 ジンの腰をガッチリ掴み、亀頭へ蜜口を引き寄せるようにしてくっつけると、ぬちぃっという水音といっしょに女肉の熱さがオスに伝わった。

 

「おお……! まんこ、ジンまんこに入ってく……!」

「うぁ……! あぁぁっ♡ うぅぅううぅう~~~~……っっ!!♡」

 

 膣内へ入ってくる巨大な圧迫感にジンの腰はビクビクと痙攣してしまい、その征服者に媚びを売るような動きでまとわりついていく。それをカリ高オチンポが拡げるようにしてほじくり、アツアツのメス肉を擦り上げていった。そうして進んでいく内に、当然ジンの処女の証と雄肉は出会いを果たすことになる。

 

「……っ」

 

 ジンも気づいたのか、揺れる瞳で男を見上げた。そうすると男の指が雌核に伸びてコリコリと撫で回し、愛液をなすり付けてシゴきはじめていく。

 

「んっ♡ ふぁ……っ!♡」

 

 痛みが来ると想像していたジンの腰に甘い痺れが走り、処女膜までの肉路をほぐすようにカリが前後しながらくねり、クリトリスの快感を増幅していった。陰核の皮が剥かれるとぷくりとした中身が顔を出し、すりすりと愛でられるとメス膣の中で愛液がどっと吐き出されていく。

 

「ああぁぁあっ!?♡ あはぁっ!♡ あ……あはっ♡ ひぅ……ん♡♡ んううぅぅううぁぁ~~~♡♡」

 

 軽イキして力が抜けたジンの中で肉槍が優しく動かされると、大した痛みもないまま、いつの間にか彼女の処女は奪われ、男の侵入をさらに奥へと許していくのだった。

 

(私、娘ではなくなってしまった♡ それなのに痛くない、のか♡ すごいっ……♡ この男、すごいっ♡ あっ♡ お腹の中を押されて、いっぱいで、ずんずんって♡ これが女……っ♡)

 

 女性器を押し上げられるはじめての感覚にジンが息を漏らすと、長い肉幹を包む媚壁がギュッと締まる。その陶酔に男は精を漏らしてしまわないようグッと我慢しながら、まだ硬い膣を掘削していく。

 じっくり味わうどころではない。何人も女を食べてきた男が初めて出会う、本物の名器というやつだった。ぷりっぷりの膣襞が奥へとチンポを吸い込む強さといい、ザラザラとした部分で亀頭が擦れるようになっている肉天井といい、オスの精を搾りとるための穴だ。

 

「すげ……ぇ!」

 

 奥へ進んでいく途中には数カ所の狭門が粘膜の道を引き結んでいて、膣壁とは違った絞り方をしてくる始末だ。女を泣かせてきた悪チンポの先っぽから、我慢汁がとろとろとあふれてジンの中に吸われていく。

 肉棒の一番奥で煮えてきた生殖欲に負けないよう、歯を食いしばりながら男はピストンを早めていった。

 

「あぁっ♡ あっ♡ あぁっ♡ ひゃぅっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」

 

 柔らかくなっていくメス膣とともに子宮は充血し、その気持ちよさにたまらず腰をうねらせるとジンは瞼の裏でバチバチッと官能の閃光を瞬かせていた。知らず知らず彼女が長く抑えてきた欲求不満は肉欲の熱さへと変換されていき、男根で突かれるメスを狂わせていく。

 

「んぁっ♡ はっ♡ あふぁ、あぁっ♡ あっ!?♡ んっ♡ ふぅっ♡ んっ♡ ふぁぁああっ♡」

(すごい、こんな、私、こんなの、知らな……!)

 

 その身体を揺らして貪るようにオスを求めるジンの姿に男ものめり込みつつあった。パンパンパンッ! と腰を叩きつければキュンと中古になりたてのマンコが反応してきて、甘美な悲鳴を上げながらグイグイと大事な場所をこすりつけてくるのだ。

 激しくメス孔を犯す男の表情は必死で、それをじっと見られていることに気づいても取り繕う余裕がない。

 

「クソっ……ジン! オレのものだ……っ! 好きだ……っ!」

「あ……はっ♡ あぇ……?」

(好き? 告白されたのか? 私が?)

 

 息を吸うように軽々しい男の『好き』が生真面目なジンの心に刺さると同時に、やっとのことで長チンポが子宮口へとたどり着いてキスを降らしはじめた。

 

「あっ♡ うぁ♡ そこ、おなかの、そこぉ……!?♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」

「くぉ、ぉ……! 吸われ……!!」

 

 はじめてのくせに的確な亀頭へのチュウが男の金玉まで響き、彼はお漏らしをしないためにきつく目を閉じた。それでも意地があるのか、大きな振り幅のピストンは勢いを衰えることなく、ジンの粘膜をかき混ぜていく。

 その精一杯さを彼なりのひたむきな部分だと勘違いしたジンの中で女としての、メスとしての感情がぐちゃぐちゃになって一気に燃え上がっていった。

 

(好きだ。好き、好き、好き!)

 

 自分の肉体を悦んでくれて、気持ちよくなりながら一生懸命にこちらも楽しませようとしてくれる彼の顔にジンは両手を伸ばした。

 

「私……もっ♡ わたしも、君が、好き♡ 好きだ♡ うぁっ♡ あっ♡ んっ♡ んうぅっ♡」

「あ~? ああ、ははっ。マジか! こいつ……! へへへ、ジン! 好きだぜ! おいっ、ジンも言ってみろ」

「ああ……っ♡ 好き♡ 好き♡ あっ♡ んっ♡ んきゅぅうぅう♡♡」

 

 お互いに呼び合いながら身体を抱きしめ汗を垂らして絡み合う二人は、誰がどう見ても両思いセックスに夢中な男女にしか見えないだろう。

 

「あぁ♡ すきっ♡ 好きぃっ♡ もっと♡ もっと動いて……♡♡」

「ぅ……! またナカが締まって、すっげ……! 気持ちよすぎる……ジン、ジンっ! おぉっ……!」

(好き♡ 好き♡ ああ、何をこらえてるんだ? そんな必死になって、男らしく、腰を♡ 振って♡ あっ♡ あっ♡ ……出すのを我慢してくれているのか? もしかして、私のために? そうなのか……♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ )

 

 もう処女相手とはいえない腰つきになっているオスを見て、ジンの中で母性のような温かい気持ちが膨れあがってきた。もっと男に喜んでほしい。そのためならいくらでも自分を分け与えようとさえ思えてしまう。

 男の背中に腕を回しながら、ジンは甘ったるい声で啼き、おっぱいを押し付けてしがみついていく。

 

「出して……♡ そのまま出してくれ♡ あっ♡ 君の、種を私にくれっ♡ んぅ♡」

「……っ。チンコにクることを平気で言いやがって。そんなにオレにお漏らししてほしいのかよ、ジン」

「してっ♡ してくれっ♡ 遠慮せずに、私を……好きに使ってくれ♡♡」

 

 瞳にハートマークを浮かべたジンにパチュン♡パチュン♡ と腰を打ちつけながら、男はメスの頭を優しく掌で包んでやる。

 

「好きだ。ジン……ジン……っ! 今日だけじゃなくて、いつでも使いてぇよ。こんないい女、どこでだって抱きてぇ。なぁ、いいだろ? 好きって言いながらオレにオマンコ捧げてくれ……っ」

「ああっ♡ はい♡ はいっ♡ いつでも私を使ってくれ♡ どこだっていい、私を呼んで……私にこういう事をして、好きだって言ってくれっ♡♡ んぁ♡ あっ♡あっ♡ 好き♡ 好き♡ 好き♡」

 

 好きだという言葉が止まらなくなったジンの唇から、ヨダレがあふれてきて伝い落ちていく。それを追いかけるようにオスの舌がねっとりメスの顎を這っていくと彼女の首が反り返っていき、メス肉はますます熱くなるのだった。

 悦楽に酔い痴れたジンの本能がピストンへ合わせるように自然と尻を振り、淫らな顔でオスをうっとりと見上げている。

 

(堕ちやがった……! 澄まし顔してエロ肉を見せびらかしてたメスが、オレのチンポをマンコでしゃぶって堕ちやがったぁっ!!)

 

 強烈な支配感が陰嚢をせり上げ、急激に男の射精欲を沸騰させていく。

 ジンを喜ばせるためではなく、自分がイくための粗雑な動きでオスの動きが力いっぱい、膣壁を押し広げるようにピストンが加速する。

 火照りきった子宮口をズブズブと責められる快感がジンの意識を溶かし、初めての潮が媚肉の底で吹き出された。

 

「イけ! イけ! 声抑えんな……! 好きなだけ叫んでイけ……ぇ!」

「あっ♡♡ んきゅ♡♡ っふぅ♡♡ 好き♡♡ 好き♡♡ 君が好きだっ♡♡ おくっ♡♡ 奥が♡♡ あっ♡♡ はッ♡♡ あぉぉお!♡♡」

「ジン! オレのだ……! 出すぞ……! 出す、出す、出……うおぉぉおおぉぉ!!!!」

「うれし、い♡♡ すき♡♡ すきっ♡♡ あっ?♡♡ あっ♡あっ♡あっ♡ んくっ♡♡ う、ん…っ…んいぃぃいいぃぃいい~~~~~………っっっ♡♡♡♡」

 

 男を求めて膣がきゅううぅっ♡ と収縮した瞬間、とうとう持ちこたえられなくなった肉棒が爆発して、ものすごい勢いの射精がはじまった。

 ドプッ♡ ドプドプッ♡♡ っと大量の精子が膣底で放出されていくと、それを飲み干そうとする子宮口が尿道の中身を搾ろうと必死に亀頭を咥え、しごき抜く。

 ネバネバの熱汁がまっさらな子宮の中に注ぎ込まれ、青臭いオスの印がこびりついて内壁を染めていくのがジンにも分かった。

 

(あ……♡ これが女……っ♡ この人のモノになった♡♡)

 

 下腹部がずっしりとした甘さに充ちていき、ジンが多幸感に震えながらオスに手足を絡めて思い切りしがみつく。オスも抱きしめ返してきて、グリグリと赤黒い肉先を肉底のコリコリした部分に押し付けると、腰を回して気ままに白濁を撒き散らしていった。

 

「あっ♡ ああ♡ しゅき♡♡ しゅきぃ……♡♡」

 

 口の回らぬメスにおかまいなく、びゅっ♡ びゅー……っ♡ といつまでも名残を惜しむように快感汁は流されていった。

 

(まだ出る……。やべぇ、チンコ溶ける……!)

 

しばらくして落ち着き、ようやく腰を引いた男とジンの間にはスケベな汁が糸を引きながら垂れ落ち、使われたばかりの割れ目からは精子と愛液の混じりものがドロリとこぼれてシーツを濡らしていった。

 ジンの視線の先では男根がまだまだ硬く天を向いていて、それを見るだけで子宮の中が熱くなっていくのを彼女は自覚した。

 もちろん男はまだまだ終わる気などない。甘い言葉をささやいて隣に寝てやり、メスの身体をいじって遊びながら、自分勝手なセックスのルールを彼女に教えていく。優しく体を拭いてやり、キスをして……。

 

「ぢゅるくッ♡ ちゅる♡ じゅるる♡ れろれろ♡ はぁ♡ あ♡ これでいいのか? ん♡ んぢゅる♡ れろれろぉ♡」

「そうそう。もっとおクチを深く使ってさ、クチビルとんがらせて、頭振ってみ。おぉ~……! それそれ」

 

 破瓜の血がうっすら残っている肉棒をお掃除フェラさせて男はご満悦だ。ためらうようであれば口説き落とし、言うことを聞けば頭を撫で、上手くやれば耳たぶを軽く揉んでやる。

 それだけで献身的に奉仕してくるチョロさに笑いを堪えられず、ニヤニヤしながらセックスの汚れをジンに飲ませていた。

 

「ぢゅぷぢゅぷっ♡ ぷぁ♡ あ……♡ 君のが……♡」

「おう。また勃ってきたぜ。ジンが悪さするからだ」

「……っ♡」

(私のせいにして……。仕方のない人……♡)

 

 勝手な言い草にも頬を染め、照れたようになってメスが屹立に舌を這わせていく。ちゅぽちゅぽと頭を上下させ、たまらなくなった彼女が上目づかいに男を見つめた。

 

「その、君は」

「ん?」

「君は……まだまだ、その……できるな?♡」

 

 媚びた色を隠そうともしないジンの瞳をじっくり観察してから、腰を揺すって男は肉竿をメスの頬にぴたぴたと愛打する。

 

「っっ♡♡ れろっ♡ れろれろ♡」

 

 それから良しと言われるまでずっとジンは愛しいオスをずっとしゃぶり続け、押し倒されると、一晩中抱かれ続けるのだった。

 

 

 

 

 

 翌日、ジンはひどい顔をして団長室に座っていた。珍しく朝早くに顔を見せに来たリサはニコニコとしている。

 

「機嫌がいいな。何かいい事でも?」

 

 少し掠れた声で尋ねてきたジンに、彼女はコーヒーを差し出した。

 

「お疲れさま」

「今日は始まったばかりじゃないか」

「だって、一晩中セックスしてたんでしょう?」

「うぐ……」

 

 いきなりズバリを言い当てられて、ジンが視線をそらす。恥ずかしさで赤くなる代理団長を、かわいらしい物を見るような目でリサはながめていた。

 

「いつもより遅いどころか時間ギリギリになってやって来る。明らかに寝不足なのに瞳はキラキラしていて、遊び疲れた子供のような声の枯れかた」

「からかわないでくれ」

「そうね。いじめるつもりはないの。楽しめたようで何よりだわ」

 

 扉へ向かって歩み去るリサが途中で振り返り、少し笑いなら付け加えてきた。

 

「昼過ぎにまた来るわ。そうしたら少し仕事を手伝ってあげるから、少し仮眠を取りなさい」

「ありがとう。でもそこまでしてもらう訳にはいかない」

「あの人、今日はきっとジンを呼ぶわよ」

 

 コーヒーカップに絡んだジンの指がピクリと震える。

 

「寝不足の顔なんて見せたら、きっとガッカリしちゃうわ。彼」

「……そうだな。甘えさせてもらうよ。ありがとう、リサ」

「いいのよ。気にしないで」

 

 ジンの表情を見ることなく、リサは団長室を後にした。 リサが口にしたのは本心だ。セフレとして男の性格は知っていたし、おそらくジンも(少し効きすぎているが)彼にハマったのは間違いなさそうだった。

 しかし、まさか、団長室で逢引するとまでは彼女も予想していなかった。

 

「あっ♡ 深……ぁっ♡ 君のが、いきなり、そんなところまで……ぇ♡ あっ♡ あっ♡」

「なんだよ。もうトロトロじゃん。ふぅ~っ。半日ぶりのジンまんこ、落ち着く~っ」

「待って♡ 待っ……♡ あ、ひゃ……っ♡ んうぅ♡ んっ♡ んっ♡ だめ、だ♡ ここで、はじめたら……だめ……っ♡ だめ♡」

 

 夜も深くなり、団長室に近づく人間がいなくなった時刻になると、ジンが男を引き入れるのをリサは目撃してしまった。しばらくしてから団長室の中をそっと覗いてみれば、案の定と言うか、男がジンに迫り、股を開かせていたというわけだ。

 机に手を添え、尻を突き出す格好になっているジンのズボンは膝あたりまで引き下げられ、大きな尻と太股が丸出しになっている。まろび出されている胸を鷲掴みにして、パンパンと肉のぶつかる音を大きく立てながら男は腰をメスにぶつけていた。

 

「ジンのケツはおっきくて、温かくて、気持ちいいなぁ。すっげぇエロくて最高だよ。こんなエッチな身体を見せびらかしてさ、見ただけで勃つんだわ。それで隠してるつもりなのがウケるっていうか、もうズルいよな」

「や……やめて……♡ そんなこと、言わないでくれ……っ♡ ああぁっ♡ 今度は、やさしくっ、ねっとり……と♡ あっ♡ そこ、いや……だっ♡ きもちよすぎて……やぁっ♡♡」

「ジンがケツ押し付けてくるからめっちゃパンパン音鳴ってるけど、大丈夫? 見つかったらどうなんの?」

「ふぁ……!♡ だめだ♡ それは、だめ……ぇ♡」

 

 背後から犯されているジンが抵抗の意思を示そうとするが、昨晩すっかり躾けられた膣肉をオスに穿られるとすぐに屈してしまい。イヤイヤをするだけになってしまう。

 太く硬ぁく反り返った雄チンポは子作り部屋にじゅぽじゅぽとキスをして、それから何度も何度もノックを繰り返していく。こちゅこちゅっ♡ と子宮口と肉エラが擦れ合っていくたびに愛液を溢れさせると、手指の先を折り曲げながら甘い息を漏らし、身体の芯からメスへとジンは変わっていくのだ。

 

(だめだ♡ きもちいい……っ♡ 昨日ので覚えてしまった、彼の、彼のが好きすぎて♡ きもちぃ……いっ♡ 奥のとこゴリゴリされるの好き♡ やめないでくれ……っ♡ やめないで……ぇ♡)

 

 せめて声を殺そうと食いしめた口の端からは唾液が垂れ落ち、机の上に水たまりを作っていく。勝手に持ち上がったメスの尻肉がフリフリと左右に振られ、つま先立ちになった脚は不安定にブルブルと震えていた。

 膣の前側にあるGスポットの弱点を的確に突きながら、顔を寄せた耳元でオスは囁く。

 

「ジン。すごいかわいいな。大好き。好きだ。好き」

「っっっ♡♡ ぁっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡ ……ぁ~~~っ♡♡」

 

 耳たぶを舐められ、甘噛みされたジンの全身にゾクゾクとした痺れが走って背筋が仰け反った。『好き』を聞いただけでおなかの奥がきゅぅぅっ♡ と甘く痺れて、揉みしだかれている乳肌まで粟立たせながらメスはぷしゃりと潮を吹き、白っぽい本気汁が細かい泡を作っている結合部から垂れ落ちていく。

 そこから太ももを伝って落ちる生殖液がジンの白いズボンを濡らし、濃いシミを広げて汚していった。

 

「イキ癖つけて、おまんこキュッキュ締めてきてエラいぞ。よしよし、好きな場所突いてやるから、声もっと出してこーか」

 

 オスのストロークが変わり、より重い音が鳴りはじめたかと思うとジンの身体が浮き上がっては沈み、また持ち上がる。机にしがみつくメスが振り向いて懇願した。

 

「やっ!?♡ あ♡ あ♡ 待ってくれ♡ 君のそれ、それ……やめっ♡ や♡ ここで、そんなこと、しないでくれ……ふぁっ♡♡ それ……や♡ や♡ いやだぁ……っ♡ あぁぁぁっ♡♡ 声がっ♡ あ゛~♡♡ あ゛っ♡♡ あ゛~っ♡♡」

(これじゃバレてしまう♡ 誰かいたら、絶対に♡ いけないのに♡ こんなところで、セックスなんてっ♡ お腹の奥ゴシゴシされて、やっっ♡♡ あ♡♡ イクっ♡♡  気持ちよくなってしまう♡♡)

 

 肉壺の中が熱くなり、ぴっちりと雄肉を包み込んでしごきたててくるのを満足げなため息を吐きながらオスは堪能していた。昨日と今日でたっぷり使ってわかったことだが、熟れてくるとますます良くなって楽しませてくるイイ穴なのだ。

 

「好きだ。ジン。好き」

「う゛~♡ 私も♡ 私も君が、好きっ♡ い゛っ♡ うあっ♡♡ 好き♡ 好き♡好き♡好き♡ ──っ♡ あ゛~~~~♡♡」

 

 メスは嬉しそうに頬を緩ませている。普段の生真面目な代理団長の姿はどこにもない。

 ぱぢゅんっ♡ぱぢゅんっ♡ と抽挿の度に響く卑猥な音と、それを上塗りするほど激しくなっていく女の矯声で室内はいっぱいだ。男が吐き出す荒々しい獣のような呼吸まで大きくなってくると、幸せそうな顔で甘イキをしながらジンは絶頂に上りはじめるのだった。

 

「おぉぅ……! 出すぞ、ジン。中に出していいよな?」

「だめ……ぇ♡ 中は、ナカはだめ……だ……ぁ……♡♡」

 

 メス尻の肉が波打つほど男のピストンが加速し、膣筒が桃尻ごと潰されてジンの脳裏に火花がパチパチ走った。

 

「ジン。好きなんだよ。絶対お前に子供を作ってやるから。種付けさせてくれよ」

「あっ……♡ う……う゛~~~~っ♡ ううぅ……♡♡♡ あっあっあっ♡」

 

 硬チンポの先で小突かれたジンの子宮が降りきり、受け入れ体制に入る。

 膣肉がキツキツになってオスを離さないよう吸いついてくるのを味わいつつ、腰の一番深いところから熱いものがせり上がってくるのを男は感じた。

 長いストロークでアツアツの膣ヒダを味わいながら、種付けの激しい腰つきでオスが肉傘を弾ませていくと、ジンの身体が大きく身悶え、同時に尻肉がブルブルと震える。

 そしてその時がやってきた。

 

「イく……! 孕め! ジン!」

「ふぁ♡ 君の、私の奥にきて……ぇ♡ また、君の、オンナにしてくれ……っ♡♡ ~~っ♡♡ お゛っ♡♡ あ゛~っ♡♡ あ~~~っ♡♡」

「う……お!! 出……る!!!!」

「すきぃ♡♡ すきっ♡♡ すき♡すき♡す……あ゛……っ♡♡ ~~~~~~~っっっ♡♡♡♡」

 

 精嚢からドボドボと勢いよく白濁が噴出され、膣肉がうねりをあげてオスを搾り取っていく。子宮に直接叩きつけられる灼けた精液の奔流を感じて、幸福感で瞳にハートマークを浮かべながらジンが舌を突き出して啼いた。

 

「あ゛っ♡ あづ……♡ 出てる……♡ 君のこだね♡ こんな……こんなのっ♡」

 

 代理団長が嬌声をあげるところを見届けたリサは微笑みを浮かべたままその場から離れた。この薬はずいぶんとよく効いたようだと、少し呆れさえしながら。

 もちろん彼女が去ったあとも、団長室の中では痴態が続けられている。

 

「はぁ~~……。ジンのおまんこ、オレのこと大好きすぎるだろ」

 

 ジンの体の上に男は伸し掛かり、射精が終わっても子宮口を甘責めしながら抱きついたままだった。

 

「んん……っ♡ あったかい……♡ 君のからだ……んぅっ♡」

 

 男を射精に導ける自分の体を嬉しく思いながら、うっとりと細い指先をオスの体に絡めて、ジンは笑った。

 

(あ。だめだ。良すぎる。もう食えるだけ食っちまおう)

 

 仕込めば仕込むだけ返ってくるジンの身体にオスとして火を点けられた男が、自分勝手に腰を前後させていく。

 

「ふぁ♡ また、またなのか♡ 朝まで……?♡」

「がっつきすぎだろ。これやったら帰るぞ」

 

 羞恥で赤くなるジンの頭を撫でながら男は笑った。

 

「帰ったらずっとしようぜ。ジン」

 

 

 

 

 

「そこぉ♡ そこグリグリしたら、そんなに好きって♡ 言われたらっ……♡ また君より先にイッて……イッ……~~~~~~っっ♡♡♡」

「へへ。好きって言ってやったらイくの、直らねぇな~」

「それは……♡ それは仕方がないだろう♡ 君にそんな事言われたら……っ♡」

「ああ。好きだ。ジン」

「ふあぁぁ♡」

 

 浴室で湯船に浸かりながら体を洗いっこしている男とジンは、愛撫しあいながら戯れ、それなりの時間が経っている。

 あれから本格的に種付けをしてジンを手に入れることにした男は、毎日毎晩、彼女を抱いた。徹底的に。蜜肉をほじり回されて、愛を囁かれて、いつもいつも膣内射精でパンパンにされたジンは……変わってしまった。

 いつも早めに仕事を切り上げると男の待つ家に帰り、オスが喜ぶための下着を見せながら激しく交わり、疲れたら寝るという具合だ。

 

「う……あぁ~。ジンまんこ最っ高。挿れるときが一番楽しみなんだよな」

「私もだ。君が入ってくるとき、お腹の奥が狭くなって、でも、クイッとなぞってくれるのが、好き♡」

 

 湯船の中で座った男に背を向けて寄り掛かり、座位の体勢になって屹立を飲み込んだジンは心底幸せそうだ。

 

「ジン。なぁ、またモラ貸してくれよ」

「んぅ♡ いいとも。あっ♡ 胸をそんな、優しく、コリコリしなくても……♡ んぅ♡ …………」

「ん~? なんか言いたそうじゃん」

 

 水面に広がっているジンの下ろしたきれいな髪をどけ、うなじに舌を這わせる男の指が乳首と陰核をなぞり、摘んでいく。

 

「ふぃ……っ!♡ あっ♡ その、モラはもちろ……んぅ♡ いいんだ、いくらでも、おっ♡ ただ……その、使うのは、誰のためなんだ……?」

「他のセフレ」

「っっ!!」

 

 きゅ、と膣肉が強ばる。締めてきたというよりも固くなった感じで、男はこっそりと口端を上げた。

 

「だめ? 頼むよ」

 

 耳元で優しく男が聞く。

 

「……ダメだ」

 

 口にした後、ジンは自分の言葉が信じられないとでもいうように瞳を揺らした。

 

(こいつ……嫉妬しやがった!)

 

 笑い出しそうになるのをこらえながら、男はジンをあやすように優しく、優しく、彼女の気持ちいいところをさすってやった。頼まれたらイヤと言えないジンが、おねだりすら跳ね除けるほどのジェラシーを抱いたのは彼にとっていいことだった。それだけドハマリしている証拠なのだから。

 

「そうだよな。イヤだよな」

 

 男根のカーブで前側の弱いところをなぞるように腰を動かしながら、耳を舌でほじって男はジンに同調してやる。

 

「んぅ♡ あ、ちがう♡ ちがうんだ、今のは……♡」

「いいんだ。オレが悪かったよ。ごめんな。ジン。好きだからさぁ。甘えちゃった」

「んうぅぅ♡ 甘えるなんて……!♡ いいんだ♡ 好き、なんだか、らぁ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」

 

 ちゃぷ、ちゃぷ。

 動きの大きくなってきた二人のセックスが水面を波立たせ、水音が浴室に響きはじめた。

 

「モラはいいよ。ごめんな。ジン。好きだ」

「私も♡ 私も、君が好き♡ 好き♡ あふぁ♡ あうぅぅ~~……♡♡」

「そうだ。今度メシ食いに行こうぜ。その時にモラ出してくれよ。な? いっしょにメシ食べよう」

「うんっ♡ そうしようっ♡ 他のことでも、私が受け持つからっ♡ 君にはっ♡ もっとっ♡ んうっ♡ 好きっ♡ 好きっ♡ ふぁ、あ……んん~~~~っっっ♡♡♡」

 

 腰をねじりながら膣内を痙攣させてジンが軽イキを迎えた。絶頂の瞬間に強く吸いついてくるメス穴で肉棒をしごかせながら、彼はグリグリ亀頭を子宮口に押し付けてたっぷりと自分の体重をかけてやる。

 

「ああああっ♡♡ おっ♡♡ う゛~♡♡ ダメだ♡♡ それは、中に入りすぎるっ♡♡ 君だけになってしまう♡♡ ダメだ、あ~っ♡♡ い゛っ♡♡ お゛っ♡♡ お゛~~~~っ♡♡♡」

 

 ぐりぐりされる圧迫感と強烈な快楽の奔流にジンが涙をこぼしながら、膣奥深くを犯されて啼く。

 

(あ~~、もうムリ)

 

 オスの限界が近い。

 上下よりも回転させる交尾の動きで奥へ奥へと突き入れながら、先端をポルチオへめり込ませて肉をこそぐように擦ってやる。

 

「~~~~~ッ♡♡♡」

 

 声にならない声をあげながらジンが果てると、膣がきゅうっと引き締まり肉ヒダひとつひとつが粒立って肉棒を食い締めてくる。

 精子をせき止めていた部分がほぐれ、一気に繁殖欲求が煮え立った。

 

「お……もう出る……っ」

「あっ♡ 出してくれっ♡ 君の、いつものぉ♡ 好きっ♡ 好きなんだっ♡ 好き好き好き♡♡♡」

「オレも好きだ。ジン……っ! うぁ……!! イく……ぅ!!!!!」

「あ゛っ♡♡ ン゛っ♡♡ うあっ♡♡ すきっ♡♡ ぐうっ♡ きみが、きみが……あ゛~っ♡ んおお゛っ♡ ううぅぅうう゛~~~~~♡♡♡♡♡」

 

 オスの種を求める欲望そのものの子宮が降りてきて、精子をねぶり取るための淫らな蠢き方で亀頭にしゃぶりついていく。

 股間の中身を全部持っていかれるような刺激に男は精液の噴出を止めることができず、ジンの子宮に粘っこい子種汁を次から次にドプドプと流しこみ続けていった。

 精嚢が空になるまで一生懸命に、気持ちよすぎる狭穴の中へ放出し続ける。

 

「ふぁ……♡ とぷとぷ、きみのが……♡ あはぁ……♡」

 

 長くかかってようやく脈動が止まり、肉竿を引き抜いた湯の中では物欲しそうな膣口がパクパクと開くと、溶けずにゼリーのようになっている濃密精子がユラユラとなびいているのが見える。

 甘い余韻だけでジンが軽イキを何回か繰り返しているうちに、男は「愛してる」と何度も囁きながらキスをして舌を絡めた。

 

「ちゅぶっ♡ はぁ……♡ ちゅ♡ ちゅ♡ れろれろ♡」

 

 幸せで幸せで、それがセフレという関係だなんて思いもせずに、オスとベロチューをしてジンは頭の中を痺れさせていく。

 そういえば本を読まなくなったな、と脈絡もなく彼女は思ったが、再び挿入されてきた雄チンポの感触に鼻を鳴らすとそんな感慨はすぐに忘れてしまい、ジンは恋猫のようにねだり、啼くことへ没入していくのだった。




 読了ありがとうございました。
 この話のオマケをFANBOXで公開予定ですので、よろしければ覗いてみてください。
FANBOX
( https://c-rithul-hu.fanbox.cc )


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【原神】軽く遊んでやるつもりだった八重神子がおっさんに種付けパンパンされてしまう話

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/134316
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request


追記 

いつものオマケ(約4500文字)をFANBOXなどで公開しました。
『軽く遊んでやるつもりだった八重神子がおっさんに種付けパンパンされてしまう話 +輪姦』
URLは後書きにあります。


 

 

 目の前の男から遠回しに『抱かせろ』と言われた時も、八重神子は料理の咀嚼を止めなかった。

 それくらい彼女にとってありきたりな、変哲のない要求だったのだ。

 神子と男が料亭の一室で向かい合って食事を共にしているのには訳があり、有り体に言えば彼女が金を必要としているからだった。八重堂の売り上げが落ち、同時に資金運用をしくじり、さらに不運と不運が重なって首が回らなくなってきたために神子は金策に乗り出していた。

 その成果が目前に座る小肥りの中年男性であり、稲妻内で多方に出資している大商だった。彼の贔屓にしている料亭の一室で相談もまとまり、食事も終わりかけた頃合いで肉体関係をチラつかせられた、というわけだ。

 

(駆け引きにしても平凡じゃのう)

 

 長く生きてきた彼女からすれば媾合をするのは珍しいことでもなく、むしろ男があえて凡手を打ってきたのだと判断した。観察したところ実に平凡な体つきの男だったが、下半身には自信があるのだろう。

 

「ふむ……。いいじゃろう」

 

 美味だった油揚げの一品を飲み込むと、簡潔に神子は答えた。

 

(一度抱かれてやれば妾に、八重堂に甘くなるやもしれぬし……何より久方ぶりに閨で戯れるのもよさそうじゃ)

 

 男はニヤリと笑い、それから何事もなかったかのように世間話を続けている。手慣れたその仕草にも神子はさしたる反応を見せない。

 気まぐれの暇つぶし。彼女にとって、この時点ではその程度の認識でしかなかったのだ。

 

 

 

 

 

 乗りカゴでこっそりと男の自宅まで移動し、寝室に通された神子はいきなり抱き寄せられて唇を奪われた。

 

「んぅ!? ふ……ん……ちゅ……」

 

 後手で扉を閉められた部屋の中は真っ暗で、明かり窓から光がわずかに入ってきているだけだ。準備よく布団が敷かれているのを横目に見て、神子は身体の力を抜いた。

 

(性急じゃのう。乱暴すぎるようであれば灸を据えてやるか)

 

 身体を抱き寄せられても彼女は抵抗しない。男が自分を楽しませるために手管を尽くすのがは当然だと考えており、まずは出方を見るつもりだった。

 

「ふ……んむ、ちゅ……ぅ、ん……。はむ、んむっ。ちゅ、ちゅ……んぅ? んっ。ふ……ぁ? っちゅ。んちゅ、ちゅ、ちゅ……!」

(こやつ、唇同士をすりすりと。くすぐったい……っ。んっ!? 首、すじをなぞって……! ふゃ! い、いつ胸元へ指を入れ……!?)

 

 脇乳に沿って人差し指だけを服の中へ差し込まれ、乳輪の場所を探るようになぞられる感触から逃れようと神子の身体がよじられる。そうすると重ねられた唇の合間へ男の舌が割り込んできて、じっ……とりと愛らしい唇が舐め回されていった。

 そちらに意識が移るなり、今度はむっちりとした太ももの肉を尻まで持ち上げるように堪能され、太い手指が下着の際どい所をなぞって遊んでいく。

 

「ぷぁ……!?」

「敏感でいらっしゃいますね」

「ふん。なに、遊びにつきおうてやっているだけじゃ。……んむ、んんぅ……! んむ♡ んぅっ♡ ちゅむ……っ」

 

 的確に感じるところを探り当てては焦らし、普段は布に隠されている部分をじわじわと責めていく男の手練手管にいつのまにか神子は乗せられていき、耳たぶを愛撫されて声が漏れそうになったところで口内を舌で犯されだした。

 

「ぷふ……っ!? んちゅ♡ あむ♡ れろ♡ んんぅ♡ ちゅむ♡ ぷちゅ♡ ちゅぱぁ♡ ぴちゅ♡ んぅっ♡ じゅるっ♡ ちゅぅ~♡」

 

 男の太いベロが神子の粘膜をなぞり回していき、歯茎から上唇の内側まで余すところなくしゃぶり抜いていく。舌同士をねじるように絡めて上下するのは彼女の脳髄を揺さぶるような快さで、次第に独特な唾液の匂いとキスの味に魅了され、女の理性が痺れていくのだった。

 

「んちゅ♡ ちゅむ、ちゅぅ……ちゅる♡ はぁ♡ なかなか、といったところじゃ。もう少し続けてみよ……♡ ふふ……くぅ♡ ちゅ♡ れろ♡ れろれろれろ♡♡ ~~っ♡」

 

 唇を離し余裕ぶって誘う神子の呼吸はしかし、熱を帯びてしまっていて熱中しはじめていることがバレバレだ。それを気づけぬほど巧みなキスで翻弄されてしまっているのだが、目元をニヤけさせた男は獲物の全身を揉みほぐし、膝で股間を押し上げながらメス口に唾液を流し込みはじめる。

 

「くちゅ……!?♡ ぢゅ♡ んっ♡ んちゅ♡ ちゅぱ♡ちゅぱ……っ♡ えろ♡ れろれろ♡ んぷ……ぅ♡ まだじゃ♡ もっと続け……れろ♡ れろれろれろ♡」

 

 わざと唇を離していく相手を追うようにして神子の可愛らしい舌が伸ばされていき、ついにはお互いでベロを突き出しあう中空でのディープキスがはじめられていく。

 

「ぺちゃ♡ぺちゃ♡ えぅ、れろ♡ れろっ♡ れろれろ♡ れぅ、れろっ♡ ふぅ、ふぅ……♡ れる……れろ、れ……♡」

「いい顔になっていますよ」

「はっ♡ は♡ しゃべる暇があるなら口を動かすがよい……あ♡ れちょ♡ ちゅぅ~♡ んんぅ♡ ふぅ、ふぅ♡ ん……ぅっ!?」

 

 再開されたキスにうっとりしかけた神子の後頭部が男の手によってがっしと掴まれる。力いっぱいに抱き寄せられ、屹立した硬いモノが遠慮なく腰に押しつけられると、打って変わって女の口内が乱暴に掻き乱されはじめた。

 

 ぢゅるっ♡ぢゅっ♡ぢゅぅぅ~♡

 

「んんっ!?♡ ん!♡ ん……♡」

 

 荒々しい男の腕力に包まれながら舌の根元をぐじゅぐじゅと擦られていくたびに、ゾクッとした感覚が神子の背中を下り落ちていって下腹部をキュンと疼かせていく。蓄積していく昂りに耐えようとして男の服を彼女の指が握りしめた。

 

「くちゅ♡ れろ♡れろ♡れろ♡ んぢゅる♡ ぢゅぷ♡ ちううう♡♡♡ んっ♡ ん♡ん♡ん♡ん♡ だめじゃ……♡ あ♡ んぷっ♡ んっ♡んっ♡んっ♡ ん……っっ~~~~~~♡♡♡」

 

 びくり、と腰を跳ねさせて神子が身体を痙攣させると、その柔らかな肉体をあやすような力で包んでやりながら、中年は股間の逸物をグイグイ下着越しに押し付けつつ唇を吸い上げた。

 

(口だけで気をやったのか? 妾は……?)

 

 男の唇が離れ、何条もの唾液の糸がその間に掛かって光るのを見ながら、気持ちよくて回らなくなった頭で神子は相手の瞳を意識していた。

 唾液濡れの口や赤くなった目元を観察し、ますますいきり立ってくる男性器を意識させようとオスがわzとらしく腰をヘコつかせる。そして彼の指が、前触れなく神子の股間へ潜り込んできた。

 

 くちゅ……。

 

「おや」

「っ……」

 

 わざとらしい男の感嘆に神子は顔を背けた。いかにも涼しげな顔を作ろうとしている表情とは真逆の、熱烈に濡れた陰唇を優しく、的確に指で愛撫しながら中年は布団へと誘導していった。

 

「あ……っ……♡ ふっ……♡ は……、ッ♡ っひ……ぅ……っっ♡」

「声を抑えずとも、人の耳はございませんよ」

「なに……妾が、勝手、に……っ♡ しておること、じゃ……ぁ♡」

 

 とさり、と柔らかく二人の体が布団に寝転がる。

 

「ふぁ……!?♡ ふふ。女を押し倒すとはのう? 自分が若いと思い込みたいから……か……!?♡ あぅ♡ あ……!♡」

「立ったままでは宮司様のためになりませんので」

「ふざけたこ……と……ひぅ♡ ンッ♡ あっ♡ ん……はぁっ♡ あぅ♡」

 

 下着の中で陰核を摘まれた神子の腰がくねる。くにくにと繊細に挟み込まれるとじんわりとした快楽が広がってしまい、甘い声といっしょになって膣口から蜜が湧いてくる。陰口のくびれている溝へ愛液を沿わせるように伸ばされると、たまらず神子は身体を震わせて啼いた。

 

「寝っ転がって足を自由に踏ん張れたほうが心地よいでしょう? ほら、乳の継ぎ目をなぞるのは……お好きですね。豆はこちらのほうが良いですか? それともこちらが?」

「は……あ!♡ っふ……んぁ♡ ど、どちらも同じ……あっ♡ そこを絞る、な♡ ひっ♡ あっ♡あっ♡ んくっ♡ ち、乳の先を、爪……でっ♡ くぁ♡ くぅぅううぅぅ……♡♡」

 

 乳輪を爪でカリカリと掻かれるたび、陰唇を割り拡げられて穴をなぞられるたびに子宮が甘く疼いて神子の喉から艶っぽい音が漏れてしまう。彼女の意思とは無関係にお尻が揺れて、それに合わせるよう男が服を剥いていく。

 あらわになっていく素肌へ加えられていく愛撫でますます神子の瞳は潤んでくるのに反して男のほうには余裕があり、それが彼女を余計に追い込む。

 

「ふ……! っ……ぁ♡ はぁ♡ ぁ……っ♡」

(身体の奥から……っ♡ じわじわ、と……♡ 胸と、肚の快楽をかき混ぜられて……♡ いいようにされておる……♡ 妾を、玩具あつかいか……っ♡)

 

 そのきめ細やかな肌を紅潮させて、溢れ出す快感が神子の思考を塗りつぶしていく。

 

「うぁ♡ あっ♡ あっ♡ ん……うぁ♡ んっ♡んっ♡んっ♡ ま、待て……! いま、胸を、吸われた……らぁっ!?♡ ひぅぅ♡ あ♡ あ……あ~~っ!♡♡」

「ぢゅぷ……これだけデケぇおっぱいなのに敏感なのは嬲りがいがあるなあ。握りつぶすくらいに握っても、穴をコスってやりゃあ……はは、すぐ鳴きやがる」

 

 男の口調に素が混じり、女の性感を引き出すための性戯に荒々しい刺激が加わった。すっかり出来上がってしまった肉洞へ中指を突き入れて浅いところを掻き回してから、淫豆を親指で潰すとそれだけで彼女は腰が浮きそうなほどの反応を示してくる。

 

「ふぁぁぁぁぁっ♡ うぁ……ぁっ♡ ふっ♡ あぅ、ああぁぁ♡」

 

 指が引き抜こうとするときでさえ切なげに締め付けて逃そうとせず、吸い付いてくる穴を楽しんでから男はもう片方の手で両乳首をいっしょにつまんだ。

 

「ひぅ……っ! な、なにをするん……じゃ♡ あ……うぁっ!♡ な、ナカをこ、こす……♡ ああぁぁあ♡ つよいっ♡ つよすぎる……っ♡♡ ふーっ♡ふーっ♡ ふ、あぁぁぁあ♡」

 

 グリグリと女陰を責められながら、乳首をゆっくりと釣り上げられて神子の腰が浮いていく。彼女の指は布団を握りしめて耐えようと試みるも、それは男の加虐心を煽ってしまいさらに力強くクリトリスを捏ね回され、神子の頭の中で白い光がチカッチカッっと瞬いた。

 

「あ♡ あ♡ あ♡ だめじゃ……いやじゃ♡ これで、これで気を遣りたく……♡ いやっ♡ いやぁ♡ あ♡ あ~~っっ!!♡♡♡」

 

 懇願もむなしく、豊乳から持ち上げられるような体勢のまま神子は盛大にイってしまい、ぷしゃぷしゃと愛液を布団に撒き散らして痙攣していく。

 

「あふ……♡ ふ……♡ ふぁ……♡」

「もういいだろ……このままじゃ漏らしちまう」

 

 放心している神子の目の前で男が衣服を脱いでいき、それを呆と見ていた彼女の瞳が飛び出してきた男根のシルエットを捉えた。

 

「……?」

 

 神子は見間違いだと思った。こんな魔羅があるはずもないのだから。

 霊木を思わせるような太さと形状をしている逸品はまっすぐに天へ向かってそそり立ち、暗がりの中でもビクビクと震えているのが見て取れる。ゴツゴツとエラの張っている亀頭はしっかりとメスを削り取るための形状をしていて、どんな子宮にも子種を直送できるような長い長い肉竿に支えられていた。

 見えないはずなのに表面に浮かんでいる血管すら感じられるチンポの脈動に、神子は恐怖して息を呑んだ。

 

(あ、あれと交わるのか? 妾が?)

 

 神子の視線に気づいた男は自分のモノを見せつけるようにして彼女に近寄っていく。

 

「っ!」

 

 その威容に息を呑んで固まっている女を抱き寄せると、そのまま伸し掛かって馬乗りになった。いや、と声が出る前にオスの指が蜜口に沈み、撫でられて神子の身体に再び欲情の火が灯る。

 

「くぅ……ん♡ それ、それ、……っ♡」

「クモの巣が張ってるかと思ってたが……。宮司様はどんな味がするか……な!」

 

 神子の足を折り畳むようにして男の手が股を開かせ、たっぷりした尻肉を掴むと割り拡げながら腰を持ち上げる。濡れた花弁が開き、そこへ熱い亀頭が膣口を探って押し付けられていく。

 

「あ……あ……! 待……」

「お~……。入ってく入ってく」

「ひ……! う、あ……! あ……ぐ……!」

 

 ぬりゅっ~……♡ と先端が入ってくる熱さに思わず神子は目を閉じてしまう。身体の芯まで焦がされるような錯覚すら覚え、体験したことのない熱さが膣肉を押し分けていく。

 

(の、飲み込んで……おる、のか? 妾は……アレを?)

 

 裂ける、と考えていた彼女の予想は外れ、強い圧迫感はあるものの巨大な雄肉を神子まんこは受け入れつつあった。じっくり時間を掛けた男の前戯と、いまも様子を見ながら巧みに腰を使っている挿入のために膣がどんどん熟れていくのが彼女自身にも分かった。

 

「な、何じゃ、これは……?♡ おっ♡ イイところが、全部、同時……おぉっ♡ あ♡ ふあぁっ!♡」

「身体と一緒でみちみちした、い~いオマンコ様だな……っ。ほら、ここ、上側のトコか? ほらっ」

「ふぅ~~っ♡ ふぅぅ~~~~っ!?♡ あ……んっ……ぅ♡ 妾のがっ♡ 溶け……!♡ お♡ おおぉぉ♡♡ お、奥は待てっ!♡ 削られながらその魔羅を押し込ま……ふぅぅぅ♡♡ ま、まって……ぇ♡♡ ああぁぁあぁぁ~~~~♡♡♡」

 

 ずぷっ♡ と太いところが奥へ入りこみ、カリ高な肉傘で膣ヒダをねじり掻かれると神子の背筋に快楽の電撃が走る。たまらず吐息を漏らす彼女の子宮で甘美な衝撃が弾けたせいで、ヒクつきはじめた膣肉がオスに甘えてぬるみだす。

 

「使ってなかったキツネまんこがもう鳴いてら。このぶんだと腰振るだけで勝手に出来上がっちまうんじゃないか? こうやって……どうだ? ん? ん?」

「ひうぅぅうぅ♡♡ 腹が♡ 腹が全部っ♡ 持っていかれ……るっ♡ っひ♡ あ♡ あ♡あ♡あ♡ たまらぬっ♡ お♡ っふ♡ おぉ……っ♡ お♡お♡お♡」

 

 ぶぢゅ♡どぢゅっ♡ と接合部から大きな水音を鳴らしながら本格的な抽送がはじまると、生殖器の全部を揺さぶられるような振動であっという間に神子の脳が蕩けていく。

 

「ふぁあぁ♡ ふあぁぁぁあ♡♡ んきゅっ♡ ち、乳を♡ 潰すなっ♡ あ♡ そんなにしては♡ 胸だけでっ♡ ふぁぁぁ♡♡ 先っ♡ 吸って♡ ふあぁぁぁぁ♡♡ 噛んだまま♡ 伸ばす、な……っ♡♡ い……~~~~っっ♡♡♡」

 

 豊乳肉を好き勝手されながら甘イキする絶頂の反動で膣壁が締まり、それを押し拡げるような乱暴なピストンで揺すってやると面白いくらいに神子が背中を反らせて悲鳴を上げる。ぷしゃっぷしゃっと小刻みに肉棒へ潮を吹きかけてくる蜜肉はキツキツのまま、淫らに食い締めていってオスを悦ばせていた。

 自分のメス穴がいやらしくほじられている感覚に溺れながら、もっと気持ちよくしてほしくて自ら腰を振りたくっていく女の動きとオスのリズムが合いはじめ、ぱんっぱんっ♡ と尻を叩きつけられながらのストロークで神子は男のメスに躾けられていくのだった。

 

「あっ♡ あ~っ♡ また来る♡ 押し上げられて、無理やりっっ♡ 来ておる♡ イク♡ イッ♡ いぁぁぁあぁぁぁぁ……♡♡♡」

「汗まみれになって、メスの匂いがくっせぇな。だったら……よっと。へへ。どうだ、重いか? おっぱい潰れるくらい伸し掛かられて、オレの重みが味わえて動けねえだろ。……おっ? おまんこ宮司サマが引き抜いたチンポにへばりついて来てるぜ」

「たわけ……っ♡ 勝手に言うておれ……お?♡ お♡ お゛♡ そ、そんなっ♡ まっすぐに、腰を、打ち下ろすように♡ い゛♡ んい゛♡ い゛♡い゛♡ い゛ぅ♡ うう゛ぅぅ~~♡♡」

「こうやって杭を打つように、え? ほれっ。ほれっ……っ」

「~~っ♡ イっ♡♡ お゛♡ あ゛っ♡ あ゛~っ♡」

 

 動けなくなったところへ欲望まる出しの杭打ちピストンがどちゅんっ♡どちゅどちゅっ♡ ともろに神子マンコを掘削していく。

 子宮口を何度も何度も突き崩されて視界に白い閃光を走らせながら、腰奥を疼かせて切なさが最高潮になった神子が首を振って涙を浮かべている。その光景にオスのチンポへ血液が流れ込み、先っぽが膨らんで絶頂への前触れとなってメスに知らせた。

 

「あっ♡ ぷくっ、と♡ なった♡ 妾ので♡ 妾のをこんなにしてっ♡ 達するんじゃ♡ お゛♡お゛♡」

「お……っ! まんこが全部、チンポに抱きついて……っ。子種ねだりすぎだろ……っ。奥、奥が一番すげぇ……っ。妖怪マンコ……変わって……っ!」

「おのれ、まだ大きくなって……っ♡ そこはっ♡ そこはやや子のための場所じゃ……っ♡ やや子っ……!? 待てっ! 外で、外、ぉ……っ♡♡ お゛っ♡ 抜……ぇ♡♡ いやじゃ♡ やじゃ♡ やじゃあぁ……♡♡ 早……いい゛♡ くる♡ くる……っ♡ 一番、おくで、もうっ♡ もう゛ぅ……♡♡ お゛……ぉお゛ぉお゛ぉおおお゛♡♡ ~~っっ!!♡♡♡♡♡」

 

 ごつっ♡ と子宮を圧された瞬間、痴肉すべてが痙攣しながら射精を導いてきたので、オスは遠慮なく絶頂して濃厚な粘り汁を解き放ち、思い切り噴射してやった。子宮口に鈴口をくっつけたままでネトネトの精液が注ぎ込まれていき、濁流を注がれる度に身体をビクつかせて神子はヨダレを垂らし、存分にイキまくった。

 

(あづ……い……っ♡ 腹の中が……っ♡ こやつので……っ♡)

 

 久方ぶりの、それも特上の生殖液を子壺はゴクゴクと飲み干していき、満腹になったおまんこが嬉しさからきゅうぅう♡ と甘く吸い付いていく。下腹部を内側から灼く悦楽で神子は中イキを繰り返し、全身を震わせて腰を揺するだけだった。

 男は最後の一滴まで余さず吐き出し、腰を揺すって肉竿を抜くと栓をされていた膣口からぶぴゅっ♡ と白濁の糸が溢れ出ていった。ぽっかり開いたままの愛らしいメス口はひくんっ♡ひくんっ♡ と収縮し、オスに媚びて次なる挿入を待っている。

 

「体つきの割に未熟なまんこだったが、最後の方は善かったぜ」

「お……っ、ふぉ……♡ は、ふぁあ……♡」

 

 息を整える神子の唇へカチカチのままになっている凶悪チンポがべちゃっ と乗せられる。湯気が立ちそうなほど熱くなっている混合粘液から、独特の臭気が女の鼻を犯していく。

 

「ふーっ♡ ふーっ♡ ふーっ♡」

「綺麗にしてみな」

 

 先程までの交尾で子宮をしつけてくれたオスの囁きに逆らえない神子が、おずおずと舌先で肉竿をなぞり、徐々に大きくしゃぶって奉仕を始めた。

 

「根元もやりな。玉までしゃぶったら続きをしてやる。まだしたいよな?」

「んくっ♡ はぁ♡ ぐちゅ♡ ちゅぅ♡ ちゅる♡ ぢゅぷぅ……ん♡」

 

 肉芽に精液を塗りたくられながらおしゃぶりを続ける神子は期待に目元を紅くしながら、懸命にオスの味を覚えていった。

 その努力が報われて、神子は一晩中犯されることになる。

 壁に頭をぶつけるほど激しい正常位で耕され。

 騎乗位を任されてろくに動けず、情けなく嬌声をあげてオスに謝り。

 枕が唾液でネトネトになるまで寝バックを止めてもらえず。

 オスの気ままな射精が止まり、体中を精液臭くされた神子が眠りに落ちるのを許されたのは、とっくに日が昇った後のことだった。

 

 

 

 

 

 二人の関係は八重堂が持ち直した後も続けられた。

 元々、神子の手によって何重にも倒産を回避するための方策が用意はしてあったのだ。とはいえ男からの出資に助けられたのも事実であり、その感謝のために旅館の一室で豪勢な晩餐を神子と男は楽しんでいた。

 男女の身元を隠したまま会っているにも関わらず、食事が終わるまでは表向きの顔で、多くの人がよく知っている二人の顔でそれなりに時間を過ごし、箸が置かれると神子はため息を吐いた。

 

「ふぅ……。ここの汁物は絶品じゃったのう。じゃが、とろみが付いておったせいか、いまも腹の中で熱が引かぬようじゃ。暑い、暑い」

 

 手うちわで喉元をあおぐ神子が流し目で男を見る。意味有りげな動作を楽しげに眺める男の視線を確かめながら、女の指がそっと脇下の近くへ伸びた。

 

「暑い。暑い」

 

 す、と自然に服の前垂れがよけられ、その下に着ている黒の内衣がゆっくりと、まるで神子本人は気づいていないかのような素振りで乳を見せつけるように寄せられていく。

 部屋灯で照り輝いている白色の乳肌が月が満ちていくように露出されていって、乳のお肉がまろび出そうになった。

 

「のう?」

 

 首を傾げて笑う神子の挑発に乗って男が食卓の向こうで立ち上がる。すると女も微笑んだまま……男だけがわかるような媚を瞳にきらめかせて腰を上げ、隣室へ続くふすまを開いた。

 そこには広々とした布団が敷いてあった。その上でどれだけ乱れても畳には届きにくい、ヤるための寝具が。

 男に肩を抱かれて暗い部屋へ入った神子が妖しくオスの身体にしなだれかかり、巧妙に体重をかけてとすん、と相手を優しく押し倒した。

 

「今日は何をしてくれるんじゃ? ん?」

 

 笑みに色香を混じえて巨乳を押しつけ、男の股間を手でまさぐりながら神子は男の着物を解いていく。目は淫らに輝き、これからの展開に胸を躍らせているのがよくわかった。彼女が真っ先に開放した陰茎は萎びたままになっていて、その先っぽを指でなぞりながら神子は艶っぽい声で呟いた。

 

「わざと焦らしておるんじゃろ。妾が欲しがっているのを知りながら……ああ、ひどい男じゃ」

 

 指を這わせるたびビクビクと反応を示すそれに犯されていた時の快楽が蘇ったのか、呼吸を少し荒くした神子は亀頭に顔を近づけてぺろりと舐めた。

 

「これが、この雄々しいモノが妾の奥を、いつもいつも……っ。は……あっ♡ コレが欲しかったんじゃ……っ♡」

 

 待ちきれないとばかりに肉茎を口に含み、ちゅうっ♡ と吸って頬の内側で擦りたてていく神子を見た男が声を出して嘲る。わずかに残った誇りに傷をつけられたのか見上げてくる女の目線が鋭くなったが、わしわしと乱暴に頭をなでてやると途端に目つきを軟化させ、お口奉仕に集中していくばかりだ。

 

「ふーっ♡ ちゅぱっ♡ んっ……じゅる♡ んふぅ♡ ふふ♡ 膨れてきたのう……♡ れろ♡ れろれろ♡ おお……♡ 妾に応えて、震えて♡ 濃ゆい匂いもぷんぷんしてきて♡ んくっ♡ ちううう♡ ぴちゅ♡ じゅるる♡ じゅぷ♡じゅぷ♡じゅぷ♡ むっちゅ~っ♡♡」

 

 男の両足の間にうずくまり、口端からヨダレを垂らすほど夢中になって野太い屹立を貪っていく神子の唇からは淫靡な音が鳴りっぱなしだ。

 口に入りきらないほど肉棒が成長してくると、神子は片手の人差し指と親指で輪っかを作り、それで肉竿の根元をシコシコしてやりながら裏筋を舌でなぞってオスを悦ばせていく。もう片方の手は彼女の秘裂に湧いてくる愛蜜をかき回し、肉豆を擦ってオスと一緒に気持ちよくなろうと浅ましいオナニーで忙しくしていた。

 

「ぢゅぞぞっ♡ んぶっ♡ んふぅ~っ♡ ぢゅっ♡ ぢゅぼっ♡ ぢゅぽぢゅぽぢゅぽっ♡ おっふ……ぉ♡ んっ……♡ じゅぼっ♡ ん~っ♡ ぢゅぽ♡ んふっ♡ ぢゅぞ♡ ぢゅぅぅぅぅぅっ♡」

 

 性技の限りを使って尽くしてくるメスの喉奥を味わって満足げな吐息を漏らしていた男が、不意に彼女の頬を包んで雄肉から引き抜く。子供の顔を挟んで遊ぶような顔つきにさせられ、それでも神子は怒らずに手コキを続けている。

 

「ぷ……ぅ♡ 楽しんでおったようなのに、どうしたんじゃ?」

「デカ乳まんこ使ってくれよ。そっちの気分だ」

「……仕方ないのう」

「ほら。服脱ぐあいだにおっぱい突き出してろ。気持ちよぉくしてやる」

「ほぅ……?♡」

 

 膝立ちになった神子が服に手をかけると、伸びてきた男の指が素肌に潜り込んできて乳を直接もみ回していく。乳房全体をほぐされ、時どき乳先をつねられる歓びで脱衣している女の指が止まった。

 興奮でその肉を張らせていく熟乳を弄ばれながら、やがて素裸になった神子が男の股座に平伏するようにかがみ、ぺとぺとしたままの亀頭の直上で乳塊を支え持つ。

 無言のまま上目遣いで確認した神子に、こちらも無言の男が小石のように硬くなったメス乳首をねじった。

 

「……っ♡」

 

 目を細めた彼女のたっぷりとした乳肉が降りていき、亀頭を先端からにゅぶぅぅぅ……♡ とズリ穴へ導き入れていった。乳圧を生み出すため左右から押し潰された肉の果実が歪んでいき、沈み込んだ亀頭を包む極上の心地に思わずオスが歓喜の声を漏らす。

 柔らかい肉を愉しんで小刻みに揺らされる男根がにぢぃ……♡ と音を立てながら谷間を貫き、てかてかになった亀頭が神子の鼻先まで伸びてきた。

 

「八部咲……というところのようじゃな。ふふ……♡  どうした♡ こうやって、妾に包まれて……思いっきり、しごいてやるのが好みじゃったのう?♡ どんどんっ♡ どんどん脈打って、先端からヨダレがたらたらと……♡」

「あ~……。たまらん。根元をゴシゴシとズリ穴でしごけ……そうだ、そう。あ~いい。でもなぁ。あともう一声、なんかあればなぁ……。そういうのを、賢い神子サマが知ってればなぁ」

「たわけ。つまらぬ誘導をするくらいなら口を閉じておれ。まったく、立派な魔羅に似合わぬ、下手な口を……すんすんっ♡ すーっ♡ すーっ♡ 立派な、香りじゃ……ぺろ♡ べろ……レロレロ♡ んぢゅく♡ れぅ♡ じゅぽ♡ ちゅぽ♡ちゅぽ♡ちゅぽ♡ ぷは……れる♡ れる♡ ちううう♡」

 

 だぱんっ♡ぬちぬちぬちっ♡ばちゅんっ♡

 

 ぽっくり膨れた肉傘にたまらぬといった風情でしゃぶりついていった神子のフェラの熱さに男の下半身が小さく跳ね、乳内でさらに剛直が膨張していく。

 ずぶっ♡ずぶずぶずぶぅぅ♡ と乳穴を出入りするたびにたわんだ爆乳が波打ち、まるで極上のフカフカまんこへ挿入しているような快感がオスの脳髄に叩き込まれていった。

 最初にパイズリフェラのやり方を教えたのは男だったが、今では見事に熟練した神子の具合のせいで腰が勝手に動く始末だ。男の鼠径部に乳山を乗せた神子は上下運動に合わせて舌を動かし、乳圧をかけてズリ穴を細くしていく。時おり内頬へ雄肉を密着させるように強く吸いこみ、唾液を塗りたくってねっとりと、くぷくぷとしゃぶりついて唇の端からお漏らしを乳穴へ落としていき、ぐじゅぐじゅ♡ と淫らな音がする乳交尾の潤滑油として利用された。

 

「ちゅぶぶぶ……♡ れろっ♡ れろれろ♡ ちゅるっ……んぐっ♡ ん、む♡ はぁ……はーっ♡ ぢゅるるるるっ♡ ぢゅぅぅぅっっ♡」

 

 たぱ♡たぱ♡たぱ♡ばぢゅっ♡ばぢゅぅぅんっ♡♡

 

 すぼめた頬でカリ首が締め付けられ、熱と粘液を帯びた乳肌で肉竿を磨かれまくっていた男が射精寸前の状態へ追いこまれると、その指で乳輪ごと勃起している乳頭をつまんだ。

 

「ぷぅ……っ!?♡ んふっ♡ じゅっぽ♡ じゅぷ♡じゅぷ♡じゅぷっ♡」

 

 乳先をひねられ、引っ張られるたびに甘い痺れが走る巨乳をくねくねさせて、瞳を淫らな桃色に染めながらいっそう神子はパイフェラ奉仕を熱心な、淫猥な水音を伴ったものに変えていく。

 

「えろ♡ ぢゅるくッ♡ んぢゅる♡ ぬろぉ♡ くぽっ♡ くぽくぽくぽくぽっ♡♡」

「うおお……もっとデカパイ締めろっ。裏筋もサボらず舐めろ……よぉし……。ごほうびに乳首潰してやる。……っっ。生意気ギツネめ……昇ってきたぞ……っ! 出す……出す、出す……ぅ!!」

 

 ぬちぬちっ♡ぬぢぬぢぬぢっ!♡

 だぶん♡だぶっ!♡♡

 

「へう……来い、来い……っ♡ はぷっ♡ ぢゅぱっ……ぢゅぷぅん♡ くぽっ♡ べろ♡べろ♡ れる♡ ぢゅぷぅ……!♡ んっ♡ ぐぽ♡ぐぽ♡ぐぽ♡ じゅっぽ♡じゅっぽ♡じゅっぽ♡ れろれろれろれろれろ♡ っ……♡♡ ふむ!?♡ んむぅ……!♡♡ しゅ……ぷぅぅ♡♡ ~~~~~~~~~~~っっっ♡♡♡♡」

 

 神子の口内へ射精される大量の精液は粘っこく、きつい雄臭に鼻腔を犯されながらそれでもメスは一生懸命に舌であやし、喉を動かして飲んでいく。胃袋を汚されながらも、その熱さに涙を浮かべてもしゃぶってくる健気なメスの喉へ肉塊が押し込まれ、男は気持ちよくなるためだけに腰を振っていった。

 そして意外なことに、一応の満足を得ると男はさっさと乳マンコからチンポを抜いてしまう。

 

「ふぅっ、ふぅ♡ も、もうよいのか……?」

 

 チンポとの間にねっとりとした粘液の橋を何条も掛け、臭気を放つ子種ゼリーを顎先から布団の上に滴らせながら、神子は不思議そうに男を見上げた。亀頭が食道へ押しつけられるだろうと予想していたし、尿道に残った精液を乳穴で搾ってもいないのに開放されたことも腑に落ちない。

 

「れろ……♡ ……? 掃除も要らぬと……?」

 

 戸惑いすら浮かべた神子の顔の前で意味ありげに陰茎が揺らされ、頬をぺちぺち打ってくる。明らかに男は満足していない。

 すぐにでも次に進みたい、とでも言うような──。

 

「あ……♡」

 

 らしくない呆けた笑みを浮かべてオスの瞳を見上げてから、神子は後ろを向いて寝転んだ。肩で上半身を支えながら尻を高く掲げ、てらてらと明かりにきらめく愛液でびっしょりの蜜口をよく見えるように突き出す。

 その裂け目を両指でおずおずと開いてメスはおねだりした。

 

「わ、妾のここ……♡ この、キツネおまんこを♡ 後ろから♡ メチャクチャにして……ほしいんじゃ♡」

 

 言い終わるなり薄い桃色をした花口からトロリと媚蜜が溢れてオスを誘う。それを気に入った男がぐい、と無造作に、食事に箸をつけるような手軽さで雄肉を侵入させていく。

 

「は……あ♡ おぉぉ……~~♡♡ んきゅぅぅぅぅ♡♡」

 

 動物のような高い声で啼きながら、ゆ……っくりと腟内を割り開かれていく待望の快感に神子は精液臭い吐息を洩らし、チンポの動きにあわせて尻を振りたくる。

 ゆったりしたピストンでじっくり、ねっとりと肉ヒダをかきわけ、蜜壺のイイところを挨拶代わりに一通りほじっていく男へ感謝するように、ふりふりっ♡ と尻肉の歓迎は続けられた。

 それを黙らせるように奥深くまで男根が入りこむ。

 

「お゛……♡ あ゛……♡ は、肚が押されてっ♡ これっ♡ これ……が……っ♡♡ お゛っ!?♡ い゛っ♡ お゛……ひゅっ♡ 無理に、無理に挿れては♡ 壊……あ゛っ♡ イっ♡♡ い゛~~~~~っっ♡♡♡」

 

 ぐぢゅぅぅ♡ と下腹部を圧迫されるのと同時に神子の背には快楽の電流がバチバチと走っていき、脳が灼かれるのを避けようと本能的に逃げる腰はオスの両手に捕まって身動きが取れなくなっていた。

 

「ふう゛ぅぅぅぅぅ♡♡ ひ……♡ ひ……♡」

 

 高々としているカリに狭穴すべてをなぞられながら肉棒が引き抜かれていき、それにむしゃぶりついている内ヒダが餅のように伸びて追いすがっていく。

 そしてその後退は、亀頭が完全に抜けるギリギリのところでピタリと止まって神子を焦らした。

 

(く、来る……っ♡ 来るっ♡ 来るっ♡来るっ♡来るっ♡)

 

 オスの鈴口から先走りがとぷとぷ流れて膣が吸っていくのを感じ、相手も辛抱ギリギリなのが伝わって神子の尻が小刻みに震えていく。

 そして、神子がほんのすこしだけ、長く息を吐いた瞬間をオスは見逃さなかった。

 

 じゅ…………ずぅぅぅぅぅぅ~~~!♡♡♡

 

「っ……ぁ♡♡ ~~~~~~~~~~~~♡♡♡」

 

 一気に子宮口まで突き潰され、視界が白んで一瞬意識が飛ぶ。声にならないほどの快感で絶頂を迎えさせられた媚洞へそのまま、どちゅっ♡どぢゅ♡ばちぃんっ♡ と激しく腰をぶつけられた神子は布団をきつく握りしめてヨダレを垂らしている。

 湿った音を鳴らしながらメスの丸々した臀部が打ちつけられて赤くなっていく様を見た男はますます興奮して、たっぷりと甘い蜜肉の詰まった腰へ何度も何度もチンポを叩きつけながら神子の悦膣を耕していった。

 甘イキしまくってギチギチになっている肉壺の締め付けに耐えられなくなってきた金玉がきゅっと震えてせり上がると、射精するために亀頭が膨張して熱くなっていく。

 しかしまだ終わらせるつもりはない男は抽送で神子の一番感じる場所を狙い撃ちにしまくり、その八つ当たりを受けてメスは獣声をあげた。

 

「や゛……!♡ イ゛ッたっ♡ イッ……~~~~っ!♡♡ お゛っ♡ お゛ぉぉっ♡ い゛く♡ ま……たっ♡♡ あ゛っ♡ ああ゛っ!♡♡ いやじゃ……ぁ♡ やじゃっ♡ やじゃっ♡ い゛くっ♡ いぐぅぅっっ♡♡♡」

 

 肉穴からあふれてきた白っぽい本気の生殖液をじゅくじゅくじゅくっ♡ と泡立たせ、飛び散らせながら、子種をねだってすがりついてくる神子まんこへピストンが叩きつけられる。

 紅潮して汗を浮かべるメスの背中がうねり、深い挿入を強制されているデカ尻はたわんで波打ってオスの繁殖欲をそそった。

 メス穴をたっぷりほじられ、涙とよだれを布団に染み込ませながら神子が啼き叫ぶ。

 責めを緩めることなく神子の腰をつかむと、子宮口に亀頭を密着させてずっぷし♡ とチンポが押し込まれた。

 

「おぐ……っ♡ おくは♡ そこをゆらすの♡ いや♡ いやじゃ……お゛っ♡♡ おお゛~~~~……♡♡」

「あ~。種をたっ……ぷり撒いてやるからなぁ……。いま金玉で作ってるぶんまで、ぜんっぶキツネまんこに出して気持ちよくなろうなぁ……! イけ! イけイけイけぇっ!」

「うあ♡ あ♡ 腰のおくっ♡ いちばんおくの、やや子の場所……お゛♡♡ そこを擦っ……あ゛♡♡ い゛く♡♡ おぐ♡♡ またいく♡ あ゛ぁぁああ……っ♡♡ い゛……♡ また、いや……じゃぁ♡ あ!?♡ あつっ♡ 子種っ♡ 漏らし……っ♡ まてっ♡ まってくれっ♡ 出さ……っ♡ だしゃないでくりぇ♡ あたまがへんになる♡♡ いま、おなかいっぱいに、なっては♡ イっ♡♡ あ゛っ♡♡ だめじゃっ♡ そんな♡ おぐに♡ ~~~~~っ♡♡ ぐりぐりぐりぃ……っ♡♡ ン゛っ♡♡  い゛く♡♡ 漏らしっ♡ やじゃっ♡ やじゃ♡やじゃ♡やじゃっ♡♡ おっ!?♡♡ いぎっ♡♡ あっあっ♡ あ~っ♡♡ あ゛~っ♡♡♡ ああ゛う~っ♡♡♡ あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡

 ──っ♡♡♡

 ああ゛あぁぁああぁぁああぁぁああぁ~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 舌を突き出しているメスの最奥で、びゅぐびゅぐと煮えたぎるような熱量が解き放たれていった。

 子宮口をぐりゅんぐりゅんっ♡ と回し擦られて強烈な絶頂を引き起こされた神子まんこは、その刺激によって雄チンポと精子をより奥深くへと誘いこむような動きをしてしまい、その貪欲さにイラついたオスによってこれでもかと膣奥をほじられる。

 そうやっていじめられているのに、降りてトントン突かれていた子宮は歓んでオスを受け止め、それどころかキスをせがんでいた。

 

「ひ……♡ ひぅ……♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」

 

 どぼどぽと子種が注がれているあいだにずっと神子はイきっぱなしで体を震わせていたが、やがて射精も終わり、ようやく肉棒から熱が引いてくると肩で息をしていた神子が呼吸を整えようとあえいだ。

 

「はーっ、はーっ……♡ はぁっ、はっ……ふ……? なん……ふぅっ!?♡ お……お、お……っ♡♡」

 

 ぱちゅんっ♡ と浅く、甘く膣内をかき混ぜられたせいでふたたびメスの官能が昂ってしまう。そのまま生ぬるいピストンがはじまり、雄チンポが硬さを取り戻す中で神子は悟っていた。

 いつものように夜が明けるまで、これから犯し抜かれるのだ。やめてと言っても気絶しても、絶対に止まらない快楽を注がれながら。

 神子の期待と恐怖で膣ヒダが締まるのを舌なめずりして楽しむと、ゆっくりと男は腰を引いていく……。

 

「あ……♡ あ……♡ あ……♡」

 

 左右に振られる白尻をやさしく揉んでやると、オスは尻たぶを開いて肛門をそっとなぞってやる。

 高く啼いた神子に気を良くして、今日からここもイジってやるかと彼は決めた。

 そうして気ままに、神子が耐えられない勢いで一気にチンポを叩きつけながら男はメスを味わっていくのだった。




読了ありがとうございました。
この話のオマケをFANBOXなどで公開中ですので、よろしければ御覧になってください。
サンプルもあります。
『軽く遊んでやるつもりだった八重神子がおっさんに種付けパンパンされてしまう話 +輪姦』

FANBOX… https://c-rithul-hu.fanbox.cc/posts/5374599

Fantia… https://fantia.jp/posts/1797434


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【原神】見知らぬおっさんたちに枕営業させられた八重神子が一晩中パンパンされてしまう話

前作『軽く遊んでやるつもりだった八重神子がおっさんに種付けパンパンされてしまう話』の続きです。
( https://syosetu.org/novel/304199/3.html )

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/136139
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request

追記 

いつものオマケ(約3500文字)をFANBOXなどで公開しました。
『見知らぬおっさんたちに枕営業させられた八重神子が一晩中パンパンされてしまう話 +正常位』
URLは後書きにあります。





 

 

 八重神子が情夫を含めた三人のオスたちに代わる代わる犯されるようになってどれほど経っただろうか?

 とっぷり暮れた稲妻の夜は静かなものだったが、彼女たちのいる屋敷の一室からはなにか淫靡な気配が漏れているのが外からでも感じられるほどだった。絶え間ない嬌声と笑い声に満ちている寝室でひたすら乱れ続けていた神子の豊満な身体は、オスと自分がぶちまけた体液まみれになっている。

 敷かれた布団も水跡だらけ。むっとした熱気と分泌液の混じり合った臭い。

 そんな中で騎乗位でまたがっている神子の下から、商人の……情夫の指先が彼女の弱いところを全て知っているとばかりに責め立てていた。

 

 「んふぅ♡ お……っ♡ ひ♡ 指っ♡ ゆびを、そこへ……ふひゃ……っ♡ クる……♡ クる♡クる♡クる……ッ♡ あああっ!♡ ああ~~……!♡」

 

 ソフトタッチで乳首を摘まむ指の動きに合わせて、凶悪な肉チンポが膣ヒダをゴリッゴリに掻き回している。それから尻肉を左右へ割って肛門を露わにすると膣穴がきゅっと締まって恥ずかしがり、そのタイミングを狙っていた男の親指がクリトリスを潰した。

 

「は……!♡ い……♡ いい……♡」

 

 そのどれもが神子を絶頂に追い込んでいき、苦痛を織り込んだ独特の快感が彼女の頭を焼き尽くしていく。

 毎度のことではあったが、この商人と閨を共にする神子は飽きるということを知らなかった。それが一晩中だろうと、オスの人数を増やしている今宵だろうと同じことであり、さんざん楽しみ、飲み干したと思われた官能の盃へ彼はまだまだ性の美酒を注いで彼女を溺れさせようとしてくる。

 

「はぁ……♡ はぁ……♡♡ んふ……ぅぅ!♡♡」

 

 子宮にピリッとした刺激が走ると、腰を跳ねさせて背を逸らして胸を突き出し、おねだりするような姿勢で神子は唇を舐めた。その格好がオスたちを興奮させてしまうことを彼女はよく理解している。

 ほら、休憩していた他の男たちが──情夫が連れてきた武家と文官の二人が、半萎えの男根のまま立ち上がってメスに歩み寄ってくる。

 肉壺に挿し込まれた剛直もさらに太く、固く勃起して震え、それを感じ取った女体が悦んで膣を上下させる。

 

「ああっ!♡ あ、あ♡♡ くる♡ くるっ♡ また膨れて……妾のナカを♡ いっぱいにっ♡ くる……くる、くる……っ♡♡」

 

 期待で痙攣するメス穴からぷしゃ♡ぶしゃっ♡ っと噴き出る蜜は白濁していて、三人の精液や神子の本気汁が混ざり合い、こちらも汁まみれのオスの下腹部を流れ落ちて布団へ染みを追加していく。

 完全に快楽へ堕ちているメスの目前に、左右から形の違う、それでいて逸品の男根がふたつ差し出された。武家と文官のモノは先程まで神子の穴をほじくっていて、それぞれ別種の快感を与えていていた。それを忘れていない彼女は優しく、それぞれへと左右の手指を絡ませてシコシコ♡シコシコ♡ と扱いてやった。

 

 ぬちゅ♡ぬっちゃぬっちゃ……♡

 

 残ったままの体液による滑りに負けないよう、しっかりと細指で締めて竿を愛撫する神子が下から突き上げられる。

 

「ひゃう……っ!?♡ あひっ……♡ あはぁ♡ あっ♡ あっ♡あっ♡ ふゃ……♡」

 

 ぶるんぶるんっ! と爆乳が震えるのをオス達に視姦されながら、神子自身にも止めようがない欲望で笑みすら浮かべ、男根の脈動に身を震わせて歓喜した。

 

「ん♡ あぉ♡ なんじゃ……?♡ 口でして欲しいのか……?♡ 気持ちよさそうにマラを硬めて、こうやってぬちゅぬちゅとシゴかれておるのに♡ それでも、口がよいのか?♡ ……ふふ♡ かぷんっ♡ じゅぽ♡ じゅぽ♡じゅぽ♡じゅぽ♡ ぢゅぷぅん♡ はむ♡ あ♡ んふ♡ ん~……ふ♡ ぷぁ♡ よいよい♡ 交互にしてやる……♡ あもぉ♡ ぺちゃ♡ はむは……むっ♡ ちゅる♡ちゅる♡ ちゅぅ~~……♡」

 

 淫猥な言葉遣いでオスを昂らせ、二本の男根を交互に、頭を前後させさながら神子は舌を這わせる。鈴口を口先でチロ♡チロ♡ と可愛がりつつ再び子壺へ抗いがたい熱が溜まってきた頃、肉ヒダを穿つ情夫が世間話でもするように口を開いた。

 

「宮司様は璃月に知古がお在りだとか?」

「はむ……? ふ……?」

 

 ちゅぅ♡ と頬をすぼませて肉棒をなぶる神子の思考が止まる。淫らな色に染まっていた彼女の脳内が普段の知恵を働かせるにはほんの少し時間がかかったし、情夫がそれを持ち出してくる意図を理解するにはさらに手間がかかった。

 

「この度、かの国へ商談で渡航することになりまして。久方ぶりの対面に関心があれば、一室用意させていただきたく」

「ちゅ♡ ちゅる♡ ちゅぅ、うぅぅぅ~~~♡ ちゅぽっ♡ ちゅぷ……♡」

 

 慇懃無礼な男と目を合わせ、会話を続けるよう神子は瞳でうながし、左右の男根へ変わらぬ愛撫を加えていった。『早く本題を切り出せ』と腰を回すことも忘れずに。

 

「……っ。璃月では宮司様にひとつ、華を添えていただきたいのです。私の要件である商談を結ぶ相手が二人いるのですが、彼らと共に食事を……」

「嫌じゃ」

 

 ぐちゅぐちゅと両手で手コキを続行しながら神子は言い捨てた。璃月の商人たちとただ食卓を囲めという意味ではないことを、もちろん彼女は理解している。この夜と同じように、初対面の男に抱かれろと情夫は言ってきているのだ。

 

「今宵を楽しんでおるからといって、まさか妾が簡単に誰とでも共寝を許すようになった、と考えてはおらんじゃろうな?」

「まさか」

 

 心底驚いたような商人の返答に、立っている男たちが苦笑する。この場所に来た時にすぐさま帰ろうとしていた神子の態度と、あっという間に情夫から骨抜きにされていく彼女の身体を見ていたのだから、これからどうなるのかなど火を見るよりも明らかだからだ。

 

「お願いできませんか」

「なんじゃ、その猫撫で声は。んく……っ♡ 泣きつけば妾がなんでもして……っっ♡ くれると、思うて……っ♡ おるのか?♡ 浅はか……じゃぞ♡」

 

 昂ぶっている肉壺をこちゅこちゅっ♡ と小さくほじられ、声を漏らしながら神子が情夫を拒絶する。するが、オスの優しすぎる責めは的確にメスの官能を煮立てていった。

 

「イ……♡ こねくり回すでない……♡ っ……んぁ……♡ あ……♡ ぁ……っっ♡♡ ぁ……!♡ ……? どうした?」

 

 最奥をちゅっちゅっ♡ と突かれて媚びるように吸い付いていた肉壁のナカで肉棒がぴたりと止まり、神子が不審がっても動かなくなってしまった。そうしていると肉欲も自然と退いていくのだが、それがある程度の所になると察知したかのようにまた甘く、小さく子宮をノックしてメスを高ぶらせていく。この繰り返しでイけなくなったまま腰がくねるのを抑えられなくなってきたころに神子は悟った。

 男は焦らすつもりなのだ。

 

「汝は……! あ♡ そこ♡ 好き♡ よい♡ っっ~~♡♡ ふっ…………く……! この……よいところで……っ。妾の好きなところばかりを……! よくも、よく……、もぉ♡」

「おっと。腰をそう勝手に動かされては。私にお任せください」

「~~っ!」

 

 上り詰めるタイミングも腰の疼きが収まるタイミングも完全に熟知されていて、それならばと勝手に気持ちよくなろうとすれば腰をかっちり掴まれて動くことは許されず、次第に神子は理性を失っていく。それまでの乱交で許容量以上の快楽をオスたちの都合で叩き込まれてきた彼女にとって、肉欲の餓えというのは普段以上に我慢がならないものになっていた。

 両手でしごいているふたつのチンポは気持ちよさそうに硬くなっていて、脈動にあわせて先走りをタラタラ流しはじめたのも気に障ってしょうがない。

 

「っ……♡♡ ふぅ……♡ っ……!!♡♡♡ ううう……♡ はよ……っ♡ イかせっ♡ イカせ……っ♡♡ あ……っ♡ あ♡ っ♡ ぷちゅ♡ えろ♡ ん♡ くぽっ♡ くぽっ♡くぽっ♡くぽっ♡ ちゅるちゅる~~……♡」

「俺たちのチンポしゃぶっても、なぁ?」

「くく……」

 

 武家と文官に嘲笑われても、神子はお口奉仕を交互に続けた。こうでもしないと子宮で渦巻く熱から意識を逸らせない。

 

「今なさっていることを、璃月でも同じように楽しんでいただければよいのです」

 

 下になって的確に腰を振る情夫の優しい声が、いっそう神子を蕩けさせる。もう彼女は耳までこのオスに躾けられている。犯されている。

 

 じゅぷ♡じゅぷ♡じゅぷ♡

 

 あやすように女の性感が切なくされ、狂わされていった。もっと快楽に従順になれと急き立てられて、無意識に振られる神子の腰を抑えながら、ぱんっぱんに振り詰めたメスの肉豆へ男の指が伸びる。

 

 くにっ♡くにっ♡

 

「っっ♡♡♡ ~~~っっ♡♡♡」

 

 結合部からこぼれ出ている白濁蜜に愛液が混じり、神子の唇から唾液があふれ落ちてきた。

 

「……ぷふっ♡ も、もう……♡ わかったっ♡ よく、わかっ……たぁ♡♡ あ♡ 指っ♡ そこをイジるの、止めるでない♡ 言うてやるからっ♡ おぬしの、望み通りにっ♡ 璃月までっ♡ ふぁ♡ あ♡あ♡ 璃月で、見知らぬ男たちに♡ 抱かれる……からっ♡♡ イかせてくれっ♡ もう、もう、いいじゃろ……ぉ!♡♡

 …………ああぁぁ~~!?♡♡♡ んっひ♡♡ あぉ♡♡ かふ……ぅ♡♡ ん♡ ん♡ん♡ん♡ ああ~……♡♡♡ これっ♡ これじゃ♡ これじゃぁ……ぁ♡♡♡ ふゃ♡ あはぁ♡ ぢゅぷ♡ んぢゅく♡ ぢゅく♡ぢゅく♡ぢゅく♡ がぽ……んむぅぅ♡♡」

 

 約束と同時に情夫から激しいピストンが開始され、陰核をつぶされるように突き上げられる神子の顔は完全に緩みきってだらしのないものになっていた。フェラと手コキにさらなる熱が入っていくのを立っている男たちがその身で感じ、たぷっ♡たぷっ♡ と揺れている爆乳へ手を伸ばして好き勝手にいじくり回していく。

 乳輪ごと先っぽを引っ張られて甘い乳悦に酔いながら、神子は絶頂に向かって腰を浮かせていった。

 

「あぉ♡ あっ♡ イく♡ うぁ♡ ぁ♡ぁ♡ぁ♡ カタい♡ ぜんぶ、カタぁくなって……ぉッ♡ カチカチじゃ……あっ♡

 ぢゅぱっ♡ ぢゅぷ♡ れる♡ れる♡れる♡ じゅるる~~……♡ くちゅ♡ ぷあ♡ ちゅるちゅる♡ れぅ……べろ♡ ぢゅぽ♡ぢゅぽ♡ぢゅぽ♡ んぢゅる♡ へぅ……♡

 あ♡♡ イく♡♡ イく♡イく♡ イ……んぶっ!?♡♡ ぴちゅ♡♡ ぷちゅぅぅ~~♡♡ ぢゅぷ♡ぢゅぷ♡ぢゅぷ♡ んんぅ♡♡♡

 れろ♡れろ♡ れろれろれろ♡♡♡ んふうぅぅ~~~♡♡♡ あ……♡♡♡

 ん~~~……♡♡♡ ううぅぅううぅぅうう~~~~~~……♡♡♡♡♡ ~~~~~~~っっ♡♡♡♡♡」

 

 何度も何度もイキまくる蜜穴の締まりと痙攣に促され、もしくは細指やベロでの奉仕に限界を迎えて、オスたちは腰を止め、思い思いに射精していく。

 顔や胸元に飛び散っていく白濁液の熱さもさることながら、子宮に押し込まれていく特濃射精の感覚は火傷しそうなほどだった。熱い陶酔に翻弄されながら、まだ終わらないとばかりに腰をねじり続ける情夫から逃げようとメスは身体をよじっている。

 

「っぁ♡ あつ……♡♡ あつぅ♡♡ あ……! いやじゃ♡ いや……ぁ♡」

 

 下腹部を掴まれてろくに動かせもしないままメス穴を突き上げられ、もう神子は抵抗らしいことがほとんどできなくなっていた。

 次の交尾に向けてオスたちが英気を養うために身体中の柔らかい場所をまさぐってきても、メスは悦びにうっとりと熱い喘ぎを漏らすだけ。

 さらに部屋の臭気が濃くなるまで男たちに精を吐き出され、どれだけいいように身体を使われても、もう彼女はなすがまま、彼らが飽きるまで嬲り尽くされるのだった。

 

 

 

 

 

 璃月のとある高級宿。その一室で商人たちが商談を交わしている。

 建物の最上階であるその場所にすら沈んでいく陽の光はもはや届いておらず、部屋の中には明々といくつもの灯が点いて璃月独特の調度品が照らし出されていた。

 稲妻から来た商人(もちろん神子の情夫である)は笑顔を浮かべながら、入念に下準備をして来たにも関わらず交渉の手応えがよくないことに気づいていた。予想通りだ。

 机を挟んで座っている相手方の二人はそれぞれ食わせ物の中年たちであり、質の悪い事に手を組んでいた。彼らが根を張っている国での商売は男にとって不利だが……彼はひとつだけ弱点を嗅ぎつけていた。自分にとっても、神子にとっても利益とすることができる弱点を。

 

「日も落ちました。今日の話し合いはここまでにいたしましょう」

 

 男が挨拶をしながら席を立つと、それぞれ痩身と太り気味の身体を椅子から起こし、立ち去ろうと背中を見せた。今日の別れを惜しむような口調だったが、自分たちの有利をはっきりと意識してこそ鷹揚になっているのが分かる。

 

「お待ちください。商談はともかく、お二人にはもうしばらくご歓談の用がおありかと」

「? いや、我々は」

「他に要件を持ってきてはいませんが……」

「なんと。妾のことはもう忘れたのか?」

 

 床から天井まで届いて背板の無い、まるで木の壁をくり抜いて加工したかのような璃月式の飾棚を挟んで、鈴の音のような声が室内に飛んできた。床を踏んでくる足音すらどこか優艶な八重神子の姿に、賓客である二人の商人が戸惑うような視線を投げる。

 稲妻に詳しくない二人にとっては初耳となる名前だったが、取引相手が伴ってきた彼女が貴人だということはひと目でわかった。社寺の頂点に居るというのも嘘ではあるまい。だからこそ、ただの商いの場にわざわざ留まり、そのくせ興味なさげにずっと外の景色を眺めていた神子の行動は不可解で、さては得体の知れない厄災に首を突っ込んだのかと商人たちは目を合わせる。

 

「神子殿、でしたか。我々に何か……?」

 

 不安そうに声をかける商人へ向けて声をかけようと巫女が唇を開くなり、隣に立っていた情夫が舌を滑り込ませて吸いはじめた。

 

「ふ……!?♡ んむ♡ んちゅ♡ れろ♡ れぇ……ろ♡ れろ♡れろ♡れろ♡ ちゅうぅぅ……♡」

 

 聞き間違えようのない水音を立てて行われる口づけを見て、商人たちは呆気にとられながらそれを見届けるばかり。ぢゅず……っ♡ とわざとらしい音とともに情夫が口を離すと、唾液の糸で繋がった元口を拭いもせずに商人たちへ向き直る。

 

「それでは一晩、三人でお楽しみください」

「は?」

「ここはあなた方の部屋で、あ! ちょっと!」

 

 そのままさっさと外へ出ていく男の背中と、軽やかに締まる扉を見届けてから商人たちが神子へ振り返る。

 

「神子殿。どうか説明を」

「んん? ふふ……」

 

 わざとらしく片眉を上げて笑う神子の唇が唾液でベットリ濡れていなければ、夢でも見ていたのだろうと彼らは思うところだ。そしてじわじわと、男たちにも現状が理解できてきた。

 

「お、おい……」

「ああ。いや、だが」

 

 情夫は彼らの弱点を、色事が効くという部分を的確に突いた。彼らもこのままだとどうなるか、さっさと部屋を出るべきだと分かってはいた。いたが、神子のような女を抱ける機会と、商売の損得を天秤にかけるとなると──。

 彼らが逡巡する間に、神子は部屋を横切って寝室の前まで移動していた。透かし細工の木門に、薄衣の帳を垂らしてある入り口で彼女は首だけで振り向いた。

 

「なんじゃ。妾と話したくないのか? 時間は一晩しかないんじゃぞ?」

 

 そう言って自らの後ろ髪を肩前に寄せると、隠れていた剥き出しの背中が男たちの目に飛び込んできた。灯の光に艶めかしく照らされた白い肌は見るだけで豊満な肉付きをうかがわせていて、あまりにも煽情的な姿に息を飲みながら二人は思わず近寄っていってしまう。よたよたとしている彼らの股間が盛り上がりはじめているのをまじまじと見てから神子は笑った。

 

「その腰の物を使いたいのならば、もっと近くに寄らねばのう」

 

 しゅる、と片方の袖が緩められて外されると、神子の片腕が顕わになる。情欲をそそる腕のラインをひらつかせ、男たちの歩行から逃げるように紗幕を割って寝室の中へ入っていった彼女は、着実に一枚ずつ、見せびらかすように服を脱いで床へ落としていった。

 焚かれていた香と彼女の甘い体臭が混ざり、強くなっていくような気になりながら室内へ追って来た商人たちが神子の傍へたどり着くと、女の細い手首をそれぞれに掴んで鼻息を荒くする。

 指でつまんでいた最後の下着を落とすと神子は微笑んで男たちの手を外し、それぞれにそのたおやかな指を絡め返していく。

 

「その視線と比べれば、主らの手指はずいぶんとおとなしい。好きにしてよい女を前にして、そうも足踏みできるとは辛抱強いものじゃ。ほれ。足に、腕を滑っていくぎらついた目。こうして胸を見せれば……ふふっ。こうか? 揺れるのが好みのようじゃな。先っぽの乳首にも目で食いついて……♡ こっちはどうじゃ? 尻も振って……っ!?」

 

 誘惑に耐えきれなくなった肥っている方の男が神子の正面から抱きつき、腰に手を回してから尻を鷲掴みにした。

 

「くそ……! そっちが誘うから、こんなことに……!」

 

 尖った股間をヘコつかせる相方の姿に痩せた男もごくりと唾を飲みこみ、女体の後ろから乳胸へ両手を回してもみもみっ♡ と揉みはじめた。

 

「あ♡ ふふ……お気に召したようじゃ……んぷ!? ちゅむ♡ あむ♡ ぱ♡ ぷちゅ……ぅ♡」

 

 肥った男に口づけをされ、そのまま舌を入れられると神子は口内を舐めまわされていく。焦らされただけあって乱雑に分厚い肉ベロが暴れまわり、それでも女を鳴かせる慣れた技工の感触を小さな舌で文字通り味わいながら、粘膜をべろべろと舐められるのを彼女は楽しんだ。

 彼女のむちむちとした尻肉に指を食い込ませながら何度も太い手でぐにぐにと揺さぶられ、その力強さのせいで神子の鼻から甘い吐息と淫靡な音が漏れ出ていく。

 

「んんぅ♡ んむ♡ ちゅぶ♡ ぅ……ぢゅぱっ♡ えろ♡ ぺちゃ♡ぺちゃ♡ ふぅ……あむ♡ れる♡ れるれろ♡」

 

 男の口周りについた汁をなめとり、唇の裏まで丹念に口奉仕をしている彼女を見て、もう一方の男がイラついたのか乳肉の揉み方を変えていく。大きさや柔らかさを堪能するためぐにぐにっ♡ とも見回していたものが、下から持ち上げるようにして重さと張りを楽しみ、メスの感じる場所を探るような手付きへと移行したのだ。

 

(胸が……付け根と横の、敏感なところを♡ ふあ……♡ ぴりぴりと、さするようにして……っ♡)

 

 その巨きな乳山をたぽたぽと揺さぶり、敏感な所を探られると自然に先端が勃起してくる。それを親指と中指で擦られ、コリッコリッ♡ と転がされると、ぐちゅぐちゅにされている神子の口内でヨダレがどっと分泌された。

 

「っちゅ♡ えろ♡ れろ♡ んく♡ こく♡ こく……ん♡ れろ♡れろ♡ ちゅる……るぅ~~っ♡ ふぁ……どうじゃ?♡ 尻も、胸も、好き勝手に揉みおって♡ あんなに怯えておったのに、もう主らの捌け口として、オスらしく……っ♡ 貪って……っ!?♡ っくう……♡ そんなにっ♡ そこ……んっ♡ れちょ♡ んぷ……れろぉ♡ れる、れろれろれろ♡ ぺちょ♡ ちゅ♡ ぴちゅ♡」

 

 舌なめずりする彼女を黙らせようと二人がかりで全身を愛撫されてしまい、びくんっ♡ と神子は肢体を跳ね上がらせた。

 

「ふゃ♡ んうぅ!♡ ん!♡ ん♡ ぢゅるる♡ んん~~~~~♡♡♡」

 

 痩せた男が首筋に舌を這わせ、そのまま背中まで強弱をつけながら神子の汗を味わっていく。もちろん乳への責めも激しくなっていき、まんまるな乳脂を絞るようにしながら先端をカリカリと指で引っかかれると彼女は乳悦に酔いしれ、前に立つ男へすがりついた。

 しかし今度はその男の指が尻の丸みと谷間をゆっくりとなぞりながら下っていき、内股の奥にある子壺と内臓を持ち上げるように優しく揺らしていく。その優しいリズムと、激しい口戯や乳責めのギャップに神子も堪らなくなり、腰が自然と浮き上がってゆくのを止められない。媚肉ができあがりつつあるのを察知したオスたちが、さらに神子を玩んでいった。

 

「くちゅる……ぅ♡ あ♡ 耳をっ♡ は……♡ 舐め……っ♡ あぁ♡ お、音を♡ 響かせてっ♡ あ♡ あ♡あ♡ ぉひッ!♡ 噛むでないっ♡ くあぁ……♡ 耳を、噛む……ふあぁぁ♡♡ はあっ♡ はあっ♡ んぁ!♡ あ♡ あ♡あ♡あ♡ イ……♡ 妾のっ♡ このままっ♡ イく……っ♡ ちゅる♡ べろ♡ ちゅぅ~♡ ぢゅるぅぅ♡ んっ♡ ちゅ♡ ぢゅ♡ぢゅ♡ぢゅ♡

 んうぅ~~……♡♡ ふーっ♡♡ ふーっ♡♡ ぢゅっ♡♡ ふぅぅぅ~~♡♡ ふ……んぅうぅ♡♡♡ ううぅぅううぅぅううぅぅうう~~~~~~………♡♡♡♡♡」

 

 背中から頭の芯にまで電流のような快楽が走って脳をねっとり犯されながら、神子は体を反らして愛撫だけで絶頂していった。塞がれた口端からは涎蜜を垂らし、全身を紅潮させて淫らなフェロモンを噴き出しながらつま先立ちになった神子は、甘えた声で啼きながら誰も振れていない秘部から熱い糸を一筋床へ垂らした。

 

「ん……っは♡ んぅ……っ♡ ちゅっ……♡」

 

 快楽に霞んだ瞳で中空を見ている神子を挟んで性急にオスたちが衣服を脱ぎ捨てていく。床に落ちたそれらが彼らの足によって蹴飛ばされると、待っていたかのように女が肉棒たちへ指を絡ませていく。

 

「ほう……。見事な形に張り詰めて♡ そのまま、好きな方の穴を使ってくれてよいのじゃぞ……っ♡ 妾としては……♡」

 

 妖しい相貌をしたメスがうっとりと舌なめずりをする。

 

「同時に、壊れるくらいに……してほしいんじゃ♡」

 

 殺到したオスたちによって後ろから尻肉が左右に引っ張られ、秘裂が指で開かれる。淫気にあてられたのか、彼らにしゃべる余裕はない。

 

「あ♡ 太いの♡ いっしょ……に♡♡ お♡ おおぉぉ♡♡ んううぅぅぅうう………♡♡♡」

 

 すくい取った愛液をまぶされてぬるついた雄肉があらかじめきれいに準備してあった菊門を拡張し、半ば強引にその狭い門をくぐり抜けていく。腸液と愛蜜の混じった液体を潤滑油として膣とは違った感覚のなかを肉槍は進み、括約筋のきつい締めつけに満足していった。

 別の剛直が膣口をこすりあげ、初体験の男根たちに貫かれる新鮮さと、同時に二つの穴をふさがれる圧迫感に神子は喉をそらして声を上げた。

 

「ふぁ♡ くぅ……尻もっ♡ 前もっ♡ んううぅ♡ 熱い、硬い♡ おお♡ お♡ お~~……♡♡」

 

 ゆっくりと、様子を見るように前後の穴を同時に擦られると内側の肉が押し出されてしまいそうだ。膣穴が満たされると尻穴からは引き抜かれていく、交互ピストンを喰らわされて彼女は苦しげに息を漏らしながら、媚びた啼き声をあげた。

 やがて二人のオスが息を合わせて腰を動かしはじめると、その力強さに神子の腰が持ち上げられていき、足指が床から浮き上がっていった。大きく左右へ、ガニ股に近い形で足を開いていた神子のスラリとした脚がだんだん閉じていき、そうして長さを稼いでもさらに上へと突き穿たれて、メスの身体が不自然に揺れる。

 

「んう……ぁ♡ 足っ♡ ん♡ ん♡ん♡ん♡ それほど夢中になって♡ 閨も使わず、立ったままで妾を♡ あっ♡ 浮くっ♡ 足裏が離れるッ♡ あぉ♡ ぉひッ!?♡ ふやぁ♡ あ♡ あ♡あ♡あ♡ く……あぁぁぁ♡♡」

 

 転ぶ寸前に膝裏や尻を抱え上げられ、男たちに支えられながら神子は穴をほじくられていく。オスたちにとってちょうどいい高さに調節されたためか強烈に腰を叩きつけられ、じゅぷ♡じゅぷ♡じゅぷっ♡ と激しい水音が室内に響く。不安定な体勢でオスに身を預けるしかないスリルが混じり、メスは悦楽をさらに昂らせていった。

 

「はぁっ♡ は、ああぁぁっ♡ 妾を♡ 妾を玩具のように、自分勝手に扱いお……って♡♡ ひぅ♡ うぁ……!♡」

「神子殿も、こういった扱いに慣れていらっしゃるのでは……。そういうナカをしていますよ……!」

 

 余裕が出てきたのか前側の男が軽口を叩いた。

 

「おまんこが引きつって、私を離さないように追ってきて……。滅茶苦茶に、という割には素直です。こことか、少し出っ張っているここを、ほら。ほら!」

「く!♡ あ!♡ あぅっ♡♡ あ♡あ♡ ふゃぁあぁぁあ♡♡ み、身動きが取れんというのに♡ そんな深いところばかり……っ♡ お♡ はぁ♡ ふうぅぅ♡♡

「一番奥で、ちんぽの先を撫で回すようにざわめいて……すごいな」

「尻の方もすごいですよ。入り口はキツキツなのに、中のフカフカが絶妙です」

「ふぁ♡ は♡ 後ろ♡ そんな動き方がっ♡ そこを撫でるでないっ♡ あ♡♡♡ おまんこと繋がるっ♡♡ やめるんじゃ♡♡ 抜いたり挿れたりっ♡♡ 中を……表と裏から、こするのは……っ♡♡♡ おおぉおぉ……っ♡♡♡ あついっ♡♡ つながるっ♡♡ めくれるっ♡♡ めくれ……っっっ♡♡♡」

 

 具合を品評でもされるかのような声とは裏腹に、粘膜をこそぎおとす熱心さでオスは神子の穴を耕していき、そこから生まれる歓喜で子壺がどんどん熟れて柔らかくなっていった。

 膣の奥側で大量の愛液がぷしゃぁっ♡ と噴き出し、接合部から男の玉袋まで汚して床へ落ちていく。

 その甘い蜜をもっとすすろうとして子宮口に潜り込んでいく亀頭と、尻肉の一番奥から子宮の裏側を小突いてくる雄槌のサンドイッチが神子の視界を白い火花で染め上げてしまった。

 

「うぅうぅ♡♡ うぁぁ……っ♡♡ 無理じゃ♡ 妾の子袋を、それはっ♡ ダメじゃっ♡♡ イってしまうっ♡♡ あっ♡ お♡ ぉおっ♡♡ 妾の尻♡ 尻がっ♡ い♡ う♡ ふぅぅぅ~~♡♡」

 

 膣とアナル、二つの性器を犯されている快感ですっかり甘美な陶酔に溺れた神子が腰を跳ねさせると、彼女の尻肉や骨盤を鷲掴みにしてオスたちは動きを封じ、気持ちのいい抽送を邪魔するなとばかりに激しい力でぶつけていく。

 脚を踏ん張って力を逃がすための地面はなく、中空で交尾の衝撃を全て子宮に浴びせられて尻肉を波打たせながら、快楽漬けにされた肉体で神子は何度も甘イキを繰り返していた。

 

「またっ♡ またイくっ♡ 止まっ♡ 止まらん♡ 尻奥が止まら……あぁっ♡ いっしょに振られてっ♡ 奥……♡ グリグリと……ぉ♡ おくっ♡ ふたつで奥をっ♡ おまんこと尻で、おくっ♡ おく♡おく♡おく♡ お……ぁ♡♡ ひびく♡ いちばんっ♡ すきじゃ♡ そこをゴリゴリされるのっ♡ すきっ♡ すき♡

 っ……♡♡ は……♡ あ♡♡ あぁぁあ……っ♡♡ イく♡♡ イ……♡♡ おく♡♡ すき♡♡ きもちぃ♡♡ ん♡♡ ンッ♡♡ んぅぅうぅぅ♡♡ おく♡おく♡おく♡ くぁ♡ ん♡ん♡ん♡ おく♡ あついっ♡

 イく♡ イく♡イく♡イく♡ イ……♡♡♡ 尻のお……イぃぃぃいぃぃいいぃ♡♡♡ んうぅうぅぅううぅぅううぅぅ~~~~~…………♡♡♡♡♡」

 

 下腹部の奥底で跳ね回っていた両チンポが子宮を押しつぶすようにして深々とえぐった瞬間、熱く蕩けた神子まんこは精を搾り取ろうと強烈に収縮した。尻穴もぎゅっ♡ と締まり、耐えきれなくなった二つの肉棒は射精を開始して、穴の中へ気持ちよさげに濃厚な粘液をどぴゅ♡ぴゅぅぅ~~……♡♡ とぶちまけていく。

 前後から神子の柔らかな肉体を挟んでいるオスたちの汗で湿った肌のぬるつきと匂いがメスの官能を刺激し、肉ヒダが精液をすするように吸いつく。

 

「……っ♡ ぁ♡ あつ……♡ あつい……♡ まだ、出ておる……っ♡」

 

 奥に注がれる熱さを味わいながら、穿たれている両穴で気持ちいい射精を長引かせるべくやわやわと包み込むように締めつける神子穴が、新しい愛蜜を分泌して奉仕を続けていく。

 やがて神子の体を支えながら、満足した男たちが亀頭をずるりと抜くと穴からゼリーのように半固形になった生殖液のミックスが垂れ落ちていった。

 

「お……ぉ♡ ん……♡ ふぁ♡」

 

 男たちに体を預けて余韻にひたる神子はぐったり脱力して、逆流してくる白濁汁の感覚に心地よく身震いしながら彼らの身体に指を添わせた。

 

「どうじゃ……? 妾と話すのも悪くないじゃろう? まだ夜は続くが……。……♡♡ なるほど。結構なことじゃ」

 

 すでに硬さを取り戻しつつある双方の男根が雌肌に擦りつけられ、神子は淫らな流し目でオス達に合図を送った。彼らは神子を璃月式のベッドまで運ぶとあえて投げ落とし、女の方もわざと悲鳴を上げて広々としている豪奢な寝具の上へ転がった。

 

「ふふ♡ 乱暴なことを……♡ これでは、怖くて妾は動けぬのう……?♡」

 

 うつ伏せのまま尻を高々と持ち上げ、オスたちの目の間でわざとらしくふりふりっ♡ と神子は豊桃尻を振ってみせる。背後から息を荒げたオスが尻の双丘を撫で回し、さらに割れ目を指で開くとトロ……っ♡ と粘ついた液が滴る。そこに突っ込んで交尾をしていた時の快楽を思い出すと、欲棒を震わせながら二匹のオスがベッドの上に上がり込んできた……。

 

 

 

 

 こうして神子たちは一晩中、存分に交わった。

 痩せた男に後背位で貫かれ、子宮口の周りをこりこりっ♡ となぞられた時には腰が制御できなくなるほど神子が感じてしまい、膣壁を窄めてオスに甘えた。それを面白がって責め立てられ、メス犬のような体勢で後ろから尻を打ちつけられると中身をほじくり返されるような歓びで腰が溶けてしまいそうだった。

 

「あっ♡ ぁああ~……っ♡ 深ぁ……♡ ふぁ♡ 尻を、そんなに♡♡ こわれるっ♡ 尻がこわれるっ♡  ぶつけすぎじゃ……っっっ♡♡♡」

 

 メス穴をむさぼり、疲れた男たちのマラを舐めてそそりたたせる神子のお口奉仕を彼らは気に入っていたようだ。美しい女の顔が口戯で歪み、物欲しそうに奉仕してくるのは支配欲をとてつもなく満たしてくれるのだろう。あらゆる分泌液が混じって臭気を放つ屹立をしゃぶり、上から根元まで肉竿を小さな舌で往復する神子の上目づかいに、オスたちは何度も先走りをこぼし、何度も射精した。

 

「れ……ろ♡ れろれろれぇろ♡ ふふ♡ ぷっくりと先っぽが膨れておる……♡ 出すでないぞ♡ んぁ……ぷちゅ♡ ぢゅぷ♡ んぢゅる♡ ぢゅぷ♡ぢゅぷ♡ぢゅぷ♡ くちょ♡くちょ♡くちょ♡ ちゅぽ♡ はぁ♡ 何ぞ、白いのが出ておるのぅ……? べろ♡ がぽ♡ ちゅるるぅぅ~~~っっ♡♡♡」

 

 仰向けになっている肥った男の上にぴたりと寄り添い、胸と腹を擦り合わせながらゆったりと交わるのも悪くなかった。乳首同士をこすりつけ合い、乳肌の滑らかな質感や弾力を味わった男が結合部を揺すって神子を何度も甘イキさせながら口腔を犯しあう。子宮と唇のどちらが気持ちいいのかメスには分からなくなるほど一体感のあるセックスだ。

 

「あ……♡ ちゅう……♡ 妾の乳を潰しながら、奥を、とんとんっ♡ とんとんっ、と……♡ はぁ♡ あっ♡ ちゅっ♡ れりゅっ♡ ちゅる♡ちゅる♡ れちょ……♡ ふぅ♡ ふぅ、ふぅぅ……っ♡ えろ♡ ぺろ♡ ぷちゅ♡」

 

 

 

 

 

 やがて長かった夜が明け、日が昇って新しい一日がはじまった頃、神子の情夫が部屋へと戻ってきた。

 すでに璃月の商人たちは去っていて、部屋も昨夜去ったときと変わりないように見えた。しかしわずかに漂う、なにか野性的な臭いを認めると男は浴室へと足を向けた。

 ここの浴室は湯船の他にシャワーという滝のような湯を降らせる設備が備え付けられていて、しかも個室と脱衣場を区切る壁がガラスで造られている贅を尽くしたものだ。その中はすでに湯気が充満し、湯浴みをしている音も聞こえてきたが男は無造作に服を脱ぎ捨てると、おかまいなしに中へと入っていった。

 

「おお。そろそろじゃと思っておったぞ」

 

 髪を降ろし、立ったままシャワーで身体へ湯を流していた神子が振り向いて男の姿を捉える。男はそのまま背後から彼女を抱きしめると、頭をつかんで唇を重ねた。

 

「は……♡ はむ……♡ ちゅ♡ れりゅっ♡ んぅっ♡ どうした? 朝から盛って♡ れる♡ んちゅ♡ お主の手つき……♡ 妾をよぉく知っている、その指……っ♡ 安心する♡ れる♡ ん……ぱっ♡ ぴちゃ♡ じゅるっ♡ ちゅぶ♡ちゅぶ♡ ちゅるっ♡ っちゅ♡ くちゅくちゅくちゅ♡」

 

 さんざん嬲られた後にも関わらず押し返してくるような肌の張りと女の脂にみなぎったデカ尻に指を食い込ませ、丹念に揉みほぐしていく男が妬心からこのような愛撫をしているとは、もちろん神子も思っていない。

 おそらく、このタイミングで抱くのが面白いと思っているからだろう。そう当たりをつけていた。

 

「ぢゅぷぅ……ん♡ あの二人、おそらく妾に酔うておるぞ。後はこの身体をちらつかせるだけで、まぁ当分は正常な判断ができんじゃろう」

「そこはまぁ予定通りだ。それよりも楽しみすぎたんじゃないか? 目元に疲れが溜まってるぞ?」

「んぅ♡ はて、鏡には写っておらんかったぞ? まだまだ、汝が遊んでくれるんじゃろう? ぷちゅぅ♡ ぺろ♡ ちゅむ♡ちゅむ♡ ふぁ……♡ 舌も、この口の匂いもよい……っ♡ ぴちゃ♡ ちゅむ♡ちゅむ♡ ぷちゅ♡ んんぅ♡ ちゅぅ♡ ちゅぅぅ~~~~っ♡♡」

「噂だとあいつらも結構巧いらしいが、宮司様はどうだった? おっぱいをこんなにしてもらったのか? 俺より上手に、ここを、こうしてもらったか?」

 

 二人きりのときは野卑た口調になる情夫の指が、ぐにゃりと痛いくらいに乳肉の形を変えてこねくり回してくる。それに抗うことなく、むしろ素直に乳房を突き出し、こね回される熱さに神子はうめいた。流しかけられる湯の中でもしっかりと乳房に指を埋めて、ぐいぃぃ♡ と引っ張り、つまみあげた先端をこりこりっ♡ とイジめられる。

 

「ふあぁぁぁ……♡ 汝がっ♡ 汝の方が疼くっ♡ 胸が全部、もっとっ♡ そう♡ そうじゃ♡ 先っぽを、そうやって……っ♡ こりこり、こりこ……りぃ♡♡ んぷ♡ ちゅ♡ ちゅ♡ちゅ♡ちゅ♡」

 

 それだけで絶頂に達してしまいそうなほどの甘美な波が胸の芯から広がっていき、神子の膝から力が抜けはじめる。それを男は支えようともせず崩れるままにしてやり、彼女は浴室にぺたんと座り込んでしまった。

 

「はぁ……っ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」

「さすがにもう、こっちはいらないよな?」

「あぁ……♡」

 

 男の股間から上に向かって見事に屹立する、凶悪な肉塔を目前にして神子の瞳にハートマークが浮かぶ。もはやその威容に対して恐れはなく、与えてくれるであろう極上の交尾へ懸想した子宮がきゅんきゅん♡ と疼くだけだ。

 

「正直なところ、あの二人にはずいぶん楽しませてもらったが……♡ これは……これと比べるなど、考えるのも愚かというものじゃ♡ はむ……♡ ちゅる♡ れろえろ♡ れろ♡」

 

 魔羅に鼻先から近づいていった神子が、その根元にあるずっしりとした量感の玉袋を唇だけで甘くはさんだ。そうして皮との境目にまで舌を這わせると、肉幹をじっくりと舐め回して昇っていき、カリ首を何周もなぞった。

 男が呼吸を荒くしながらシャワーを止めると、神子のちっちゃな舌先が鈴口をほんの少しだけ、ほじほじっ♡ と弄り回した。

 

「これじゃ♡ これが一番……よい♡ あむ……♡ かぷ♡ ぷちゅ……むっちゅ~~~っ♡♡♡ んぢゅる♡ ぢゅぷ♡ ぢゅぷ♡ぢゅぷ♡ ぴちゃ♡ はむっ♡ れぇ……る♡ ふうっ♡ ぬぷ、ぬろぉ……っ♡ ちううう~~♡♡」

 

 肉傘を咥えこんで唇で締めながら顔を下ろし、喉奥で亀頭を刺激するまで男のモノを飲み込んだ神子だが全ては入りきっていない。唾液とカウパーの混合液を唇の隙間からだらだらこぼし、雄肉へ塗りたくりながら激しく頭を上下するメスの淫蕩な動きに男は満足して軽く喉を反らす。

 

「ベロも使えよ」

「れろ♡ じゅぽ♡ えろ♡ ちゅっぽ♡ ちゅっぽ♡ちゅっぽ♡ はむはむっ♡ あ……♡ んぅ♡ れりゅっ♡ ぢゅるくッ♡ ぬろ~~……ぉ♡♡♡」

 

 震えながら湧き出てくる透明なオス汁を味わい、さらに膨れ上がっていく灼棒に頼もしさすら感じる神子の口内で亀頭が大きく熱くなっていく。我慢しようともしないオスの一番汁が、ぐっと尿道を通り抜けてくるのを彼女は察知した。

 

「あふ♡ んんぅ……っ♡ んむっ♡ んっ♡ んっ♡んっ♡ ぢゅぱっ♡ くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡ えろ♡ ぐちゅぐちゅ♡ぐちゅぅぅぅ~~っ♡♡ んぶっ!?♡ んっ♡ んぅぅううぅぅううぅぅ~~~♡♡♡」

 

 すさまじい勢いで熱さがこみ上がってきたかと思うと彼女の口内へ溢れ出し、ありったけの精が撒き散らされていった。びゅく♡びゅるぅぅ♡ と放たれる白濁液を受け止めながら、神子は上目づかいに情夫を見上げている。媚びを含めた目つきをしながら神子は舌の上で精液を転がした。それは苦くて、青臭く、まずかったが、命の熱と味にあふれている。

 

「んむ♡ ちゅ♡ れろれろれろ♡ かぷ♡ ふぅ♡ ちゅぅぅぅ♡♡ ぷあ♡ 相も変わらずマズい……♡ ふふ♡」

 

 男の命を飲み終わり、指先で唇をなぞるメスの仕草はどこか嬉しそうで、彼女は立ち上がるとガラス張りの仕切りに寄りかかった。普通であれば脆いはずの薄壁にはどうやら岩元素の力がうっすら込められているようで、それを見抜いた神子は遠慮なく体重をかけ、乳房が潰れるくらい強くガラスにその柔らかな身体を押しつけた。

 

「はぁ……♡ 冷たいのが心地よい。壁に火照りを吸わせるのも悪くないのう。あとは一番欲しいものがやって来れば、言うことはないんじゃ……♡」

 

 ふりっ♡ふりふりっ♡ とデカ尻が扇情的に揺らされて、蜜穴からはメス汁が垂れ落ちる。夜の間にたっぷり出された精子も混じって白く色づいている液体が太ももを伝っていくのを見ながら、萎えない雄ちんぽの先で男がまんこの入り口をくちくちとなぞった。

 

「ふあぁぁ……んっ♡ 早く♡ 妾が他の味を覚えておるうちに犯したいんじゃろ?♡ 比べさせて、愉しみたいんじゃろ……っ♡ あ♡ 焦らすな♡ 妾いちばんのチンポで、いっぱい犯してくれ……っ♡」

「見透かしやがって。お利口さんなキツネまんこめ……!」

「あ♡ 入っ……♡ んぉ♡ んきゅぅぅううぅぅうう♡♡♡」

 

 一気に最奥までぶち込まれ、子宮口の扉を突き上げられてしまった神子の膣口からブシッ♡ と嬉潮が吹き出した。極悪な形状の肉角によって、熾火のように子宮でくすぶっていた乱交の余熱が一気に再燃させられていく。

 男の方も興奮していた。ただの誘惑であればまだしも、一晩中を淫らに耽っていた八重神子という極上のメスが、彼の考えまで見透かした上でコキ穴として我が身を差し出してきたのだ。勝手知ったる神子まんこの吸い付きも、こうなってしまうと格別の味となって金玉を煮立たせていく。

 最初からオスは容赦などせず、一突きごとに子宮を押し上げて潰し、屈服ピストンをばちゅ♡ばちゅ♡どぢゅんっ♡ と何度も繰り返していく。

 

「うぁ♡ あぁぁ♡ 腰が揺れるっ♡ これっ♡ これじゃあ……っ♡ 腹が全部、ぜんぶ……ぅ♡ もっと♡ おっ♡ ひぅぅ♡」

「一番奥が開きっぱなしになって、ちゅうちゅうして……っ。中からあいつらの射精したモンがこぼれてるぞ……。全部掻き出してやるか……っ」

「んぅぅう♡♡ つぶれるっ♡ そんなところを押すと……っ♡ あっ♡ あっ♡あっ♡ 中身が、出……♡ あぃ♡ あ、ぉ……ぉっ♡♡ ごりごり削るでな……い♡♡♡ あ♡♡♡ あっ♡ んんぃぃぃいいぃいぃぃ♡♡♡」

 

 肉底を小突かれ、子宮ごとひしゃがれる快楽で甘イキするキツネまんこをかき回すように抽送しながら、男は片手でケツ穴をこねくり回しはじめた。

 つぽ、と指先だけを後ろの穴にくわえ込ませて腰をぐりぐりと捻ると、神子の両肩が震えてガラス壁をカリっとひっかいた。

 

「ふゃ♡♡ くうぅぅ♡♡ ふやあぁぁぁ♡♡♡」

「甘い声ばっかり吐き出してるなぁ。後ろの穴も締めっぱなしで、これじゃどこがお気に召されるのかわからねぇよ。適当にズコズコしてやろうか」

「ひっ♡♡ ひうぅぅぅう♡♡ わかっておるくせに♡♡ わかっておるくせにぃ……っ♡♡♡ いぅっ♡♡ くぁ♡♡ ふあぁぁぁ~~……♡♡♡ そうじゃ……♡♡♡ それじゃ……ぁ♡♡♡ ふぅ♡♡♡ ふぅぅ~~~……♡♡♡ んっ♡♡ んっんっんっ♡♡♡」

 

 勃ちっぱなしの乳首をガラスへ押しつけて僅かな乳快を味わい、なんとかオスに合わせようと不安定な腰つきでおまんこ奉仕を行ってくる神子に対して、汗の雫を飛び散らせながら征服欲を煽られた男がグラインドの速度を激しくする。

 

「きもちいぃ♡♡ よいっ♡♡ きもちいぃ♡♡♡ きもちぃぃ~~……♡♡♡」

 

 甘叫を吐き出すしかできないほどに追い詰められたメスまんこが子種を搾りあげるための締めつけに変わり、雄々しい肉ちんぽにまとわり付きはじめる。

 肉悦に酔い痴れた彼女の唇から唾が流れ落ち、切なげな目つきでオスを見上げた。

 

「子宮口でかぷかぷチンポを噛みやがって……っ。もう金玉上がってきたじゃねぇか……!」

「あ♡♡ ああぁ♡♡ なにを堪えておるんじゃ♡ はやくっ♡♡ はや……く♡♡ 出し……あっ♡♡ おくを♡♡ こちゅこちゅ……ぅ♡♡♡ おなか、こしこしっ♡♡ こしこし、はや……くぅぅ♡♡♡ あ♡ あ♡あ♡あ♡ しりを♡♡ しりあなを、ほじって、きつ……ぅぁ♡♡♡」

「ようやくいつものキツネまんこの形になってきたな……。俺のを思い出して……っ! カリのめくれたトコ、上手に舐めてきてる……っ。ああ、出る……っ! 腹ん中をぜんぶ俺ので洗ってやるから……! 出る…っっっ!!」

「あっ、あ♡♡ あ♡♡ ああぁぁっ♡♡ とろけるっ♡♡ とろけるうぅっ♡♡♡ いやじゃ♡♡♡ おく、ごちゅごちゅ♡♡♡ や♡♡♡ やじゃあぁぁぁ♡♡♡ イ♡♡♡ イく♡♡♡ イく♡イく♡イく♡ あっ♡あっ♡あっ♡ イ♡♡♡ お♡♡♡ イうぅ♡♡♡ イうぅぅぅううぅぅうぅうう~~~~……ッ♡♡♡♡♡」

 

 肉壺の奥深くへと突き刺された肉傘から、弾けるように雄汁が流し込まれて神子の子宮を溺れさせていく。

 お尻を浮かせながら、焼きつくような熱さの子種欲しさに亀頭へ吸い付く子宮口は、びゅる♡びゅ♡ぶゅるる~~……っ♡ と断続的に注がれる白濁を残らず飲み干し、尿道の中身すらも吸い出そうと必死にご奉仕していた。

 

「お……♡ ひ……♡ 長……い♡ まだ出て……♡ 昨日のが、ぜんぶ……っ♡ 押し流され……♡ あ……♡♡」

 

 そのあまりの量の多さと勢いにまんこを陶酔させながら、神子は徐々に体を支えきれなくなってきていた。

 それに気づいた男がメスの腰を抱え、次いで上半身を抱えて性器で繋がったまま起き上がらせると、ヨダレまみれになっている唇へ舌を突きこんで小っちゃなベロと絡ませていく。

 

「れりゅっ♡ ぴちゅ♡ ちゅ♡ちゅ♡ ぷちゅ♡ はぁ……ぅ♡ ぷちゅ♡ ぷちゅぅぅう~~♡ ぅぅ♡ れる♡ れろ♡ れろ♡れろ♡れろ♡」

 

 ぐちゃぐちゃと音を立ててかき立てられる柔らかい官能で、神子は脳髄まで痺れていた。発汗したばかり男の肌から香ってくる甘酸っぱさが鼻腔の中でブレンドされればなおさらだ。

 膣内に入りきらなかった新鮮な白濁が結合部から押し出され、ぼたぼたと溢れるまま淫らにこぼれていく。

 巨乳をやわやわと揉まれ、次の交尾が望まれているのを感じながら、神子は力無く頭を揺らしてねっとりとキスをむさぼっていくのだった。




読了ありがとうございました。
この話のオマケをFANBOXなどで公開中ですので、よろしければ御覧になってください。
サンプルもあります。
『見知らぬおっさんたちに枕営業させられた八重神子が一晩中パンパンされてしまう話 +正常位』


FANBOX… https://c-rithul-hu.fanbox.cc/posts/5473273

Fantia… https://fantia.jp/posts/1827576


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【FGO】勝負に負けた水着獅子王のウサギおまんこがおっさんにズポズポされている話

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/139194
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request

追記 

いつものオマケ(約3200文字)をFANBOXなどで公開しました。
勝負に負けた水着獅子王のウサギおまんこがおっさんにズポズポされている話 +対面座位 二穴
URLは後書きにあります。



 

 

 絢爛なる特異点、ラスベガス。そのカジノ群の頂点であるカジノ・キャメロットでは今日も多くの欲望が渦巻いている。この戦場を見おろす最上階にはいわゆるVIPルームが備えられていて、一握りの強者達が水着獅子王と勝負をするのが常だった。

 完璧に設えられた調度と器具が見守る中で交わされる真剣勝負。本日のそれは、もう終わっているようだ。

 

「見事でした。おじ様」

 

 バニースーツを着こなしたアルトリア……この場所の支配者がグラスに注がれた酒を差し出す。おじ様、と呼ばれた中年男は豪奢な椅子にどっかりと腰を下ろしていて、軽食などの用意された机へ盃が置かれる前、空中で彼女の指を受け止めるとそのままグラスを唇へ持っていって中身をすすった。

 その間、アルトリアの手はいやらしくさすられている。

 この無礼を水着獅子王は平気な顔をして見過ごしている。椅子に座ったまま彼女の礼を受け止めるのも、それをさも当然と言わんばかりの目色をしていることも。

 勝者の驕りにわざわざ目くじらを立てる吝嗇を、アルトリアは持ち合わせていないのだ。

 信じられないことではあったが、今回の勝負で勝ちを拾ったのは男の方だった。もちろん何度も勝負をしかけるための潤沢な資金を持つ富豪であることは事実だったが、水着獅子王と同等以上にやり合える腕は尋常ではない。

 

「今日も勝ててよかったよ。わしの手も、だんだんと読まれてきたからのぅ」

「ご謙遜を」

 

 微笑むアルトリアの目をじっと見て、男はグラスを机の上に置くと彼女の手首を取り、強引に自分の膝上に座らせた。

 

「相変わらず負けず嫌いじゃのう。目の色をそんなに硬くして。それで誘導させられて、結局ハメられたのはどこのウサギじゃったか。ん?」

「あ……。ふふ。さぁ」

 

 彼女の太ももに男の手が伸び、エナメル調ストッキングの上からじっくりと指で舐めるようなぞられると彼女は小さく身を震わせたが、嫌がりはせず彼の首に腕を回し、うっとりとその動きを見つめている。

 そのまま男が耳元で囁く。

 

「最初のアルトリアといったら……思い出すだけで勃ってきたわい。知識や経験がないわけではないのに、まるで生娘のような味わいで、わしに弱いところを見せまいと強がって……。熟れた雌まんこが一晩で堕ちていくのを愉しみすぎて、年甲斐もなくずっとヤりつづけてしもうた」

「あれは私にとって嵐でした。忘れたくてもおじ様は何度もこの部屋にやって来られて、こうして私を抱かれていかれるのですから……困っています」

 

 男の手がアルトリアの腰を撫でつけていくと、女は身を捩って屈みながら相手にしなだれかかり、わずかに潤んだ瞳で見上げた。

 

「今日もまた、勝たれてしまわれましたね」

「困っておるのか?」

「ある意味では」

 

 くい、とアルトリアの腕が巧妙に胸を寄せる。バニースーツの中に収まっている乳がどれほど極上のものかは富豪自身がよく知っており、数え切れないほどいじめ抜いてきたものだ。陶磁器のようなきめ細やかな肌合いと、乳脂で照らされているこってりとした白さが谷間として強調されると、男の視線を吸い付けて燃えるような情欲を灯していくのがおさえられない。

 

 ふにっ♡

 

「あっ……」

「乳を揉まれるのは困っておらんのだな」

「おじ様との逢瀬は、好ましく思っています。羽を伸ばすのに……適切な、一時ですので」

「わし以上に溺れとるのによく言うわい。本当に負けず嫌いじゃ」

 

 男根が熱を持って膨れあがり、服越しでもわかるほどの尖った形を感じ取ってアルトリアの身体が小さく喜んだ。

 

「勝ち負けでは……んっ。ないでしょう」

 

 この問いかけは無視して、男の手がバニースーツの胸元へ滑り込んできた。アルトリアの指先がぴくんっと震えるが抵抗する様子はなく、されるがままになって息を小さく乱していく。

 たっぷりした乳房とバニースーツの触れあう境界を五指を使ってなぞり、脇乳の特に敏感なところをしつこく、しつこく愛撫されると女の頬に赤みがさしていく。普段の余裕ある、怜悧さすら感じさせる表情が崩れて牝の顔になっていって、一瞬だけ富豪の人差し指で乳首をピンッ♡ と弾かれたアルトリアが

「あっ♡」

 と小さく啼いた。

 カジノ・キャメロットの支配者は、今日もまた男に負けて組み敷かれてしまうのだ。

 丸々とふくらんだ実りを休むことなく揉まれ続け、甘い痺れがアルトリア奥に蓄積されて切なげに腰をよじらせる。普段の彼女とは違う艶めいた仕草が男を燃え上がらせてしまい、バニーの両腋へ潜った両手がグニィ~……っ♡ と乳肉を寄せては緩め、寄せては緩めを繰り返して遊んだ。

 たわわな谷間からたぷっ♡ぱちゅっ♡ぱふっ♡ と下品な音をたてられ、さすがのアルトリアも羞恥に耐えるように眉をしかめる。

 

「どれだけ揉んでも、どうやって揉んでも飽きが来ない。これに関してはひたすら、柔らかさと重さを味わうしかないわしの負けじゃ」

「……♡ ですから、勝ち負けでは、ない……と。え……? あ♡ ん……ちゅ♡ んちゅ♡ んんぅ♡ ぷちゅ……ぅ♡ んっ♡ っちゅ♡ ちゅ♡ちゅ♡ちゅ♡ ぷあ……♡ お上手です……♡ ちゅむ♡ ふみゅっ♡」

 

 唇同士で擦るように、皮膚の薄い敏感な肉と肉をくっつけあうキスに満足した蕩け顔でアルトリアが微笑んだ。デカ乳を揉み回しながら富豪の分厚い舌が女の口内に潜り込み、歯茎や舌の根元をくまなく蹂躙していく。歯の裏側をチロチロッと舐めて誘い、乗ってきたメス舌にきつく絡んで吸い上げると、たまらなそうに鼻息を荒くして彼女は悦ぶ。

 

「えろ♡ れろ♡れろ♡れろ♡ ぷちゅ、ぷちゅ、ぷちゅぅぅぅ~~~♡ れりゅっ♡ ぴちゃ♡ くっちゅ♡くっちゅ♡ ふあ……♡ この口づけ……♡ おじ様の口づけ……っ♡ っちゅ♡ ふぅ、ふぅ♡ ぺちゃ♡ ぬちゅ♡ ちゅる♡ちゅる♡ あ……む♡ んぅっ♡ ぴちゅ♡」

「キスするとスイッチが入りやすいのう。わしの舌は美味いか?」

「はい♡ 酒の香りと、独特の臭みが混ざって……♡ これを嗅いで、それから温かいおじ様の唾液を味わってしまうと……♡ どうしても腹が切り替わって……んちゅ♡ じゅぷ♡ れろ♡ れろぉ♡ ちゅ♡ んっ……ぱ♡ ぢゅっ♡ じゅるっ♡ ぢゅ~~~っ♡♡ ちゅる♡ んむ♡ えろ♡えろ♡えろ♡ ぺちゃ♡ れる♡ ちゅっぷ♡ちゅっぷ♡」

 

 互いの舌が絞りあうような口づけが離れると、アルトリアの吐息と唾液が混じりあった粘液が細い糸を引いて伸び、溢れたそれが顎先まで垂れ落ちた。

 そうして口づけで交わる一方で、アルトリアの乳を男がどんどん持ち上げていく。

 

「ぷあ……? あ……♡ んぷ♡ ちゅ♡ んちゅ♡んちゅ♡」

 

 彼の意図を汲んだ女が立ち上がると富豪も椅子を離れ、唾液をぐちゅぐちゅと撹拌させあいながら隣の部屋へ……ベッドルームへと向かった。

 

「んっ、ぁ♡ はぁ……っ♡ おじ様の触り方……とても……っ」

「キスと乳だけで、わしをこうまで……。もうガマンせんぞ……っ!」

「っ……!」

 

 乱暴な豪商の手によって身を投げ出されたアルトリアを最高級のキングベッドは余裕を持って受け止める。追って乗り上がってきたオスに対してもマットレスを沈ませるだけで、脚部は軋る音も立てない。

 その小島のような安定感と驚異的な柔らかさの上で、伸し掛かっていったオスの手がバニースーツ越しに彼女の豊満な尻たぶを揉みしだく。

 

「ふぁ……♡ あ……! なかへ……や、そこ! ふぁ♡ あ♡ あ……!♡」

 

 尻から内股へ、内股から股間へ進んできた男の指が服の中へ割り込んでいく。本来であればそのような隙間や穴など存在しない服装だが、魔力による縫合や偽装などでそのままセックスができるように改造してあるらしい。

 もちろん、そうなっているのは女の方が準備をしていたという証拠だ。指や別のものを受け入れられるように改造された服をアルトリアが着はじめたのは何回目の時からだっただろう?

 それを思ってじんわりと征服欲を刺激されながら、男はくにくにと女の淫唇を押し広げた。異物を受け入れるために濡れそぼっていたそこへ指先を沈めると、細い声でメスが啼く。

 

「いつから濡らしておった?」

「わ、わかりません……んっ!?♡ ひぅ!?♡ あ♡ はげし……ぃ♡ ゆびっ♡ 二本もいきなりっ♡ ふゃ♡ ふぅ♡ ふぅ♡ いい所ばかりをっ♡ あ♡あ♡あ♡ やめ……♡ あぉ……ぉぉぉぉぉ♡♡」

「いつからだ?」

「ふぅ、うぅぅ♡ 胸をっ♡ 胸をまさぐられていた時にっ♡ 外へあふれたのを感じて……あっ♡ んぅぅ♡ そこっ♡ そこのっ♡ そこをっ♡ ずっと掻いてっ♡ 掻いては……ぁっ♡ あぉっ♡ おっ♡ お♡お♡お♡」

 

 ぐい、とバニースーツの胸当てを男が押し下げると、はちきれんばかりの爛熟したデカ乳が揺れ出てきて彼の視界いっぱいに広がった。滑らかな乳肌の先に色づく鮮やかなピンク色の乳首へ、渇いた者が水を求めるような性急さで富豪がしゃぶりつく。

 

「は♡ お♡ あうぅ~~っ!♡♡ 吸っ♡ 吸いすぎですっ♡ おじ様っ♡ 待って♡ 待ってくださ……いぃぃっっ♡♡ 先を、おじ様っ♡ そんなに強くっ♡ そんなに……ぃぃぃっっ♡ あっ……はぁ♡ んぅ♡ んっ♡ んうぅぅぅ♡」

 

 アルトリアがシーツを強くつかんで震えても富豪の舌は止まらず、滑らかな乳肌をねっとり舐りまわして唾液の跡を描き続けていく。たわわな乳を存分に味わってからぷっくり膨れてきた頂点へ戻ると、ざらついた舌の凹凸でねとねとっ♡ と乳首を擦ってアルトリアを短く叫ばせる。

 もう片方の指も休んでいるわけではない。愛液を掻き出して陰核を挟み込むと、ちゅこ♡こしゅっ♡ と高速で左右に動かし、器用に皮を剥いて一番敏感なメス芯を優しく愛でていった。

 

「あぁ♡ あ♡ あ……ぁ♡ だめです♡ こんなっ♡ 同時にっ♡ されてはっ♡ 胸もっ♡ そこもっ♡ あっ♡ ああっ♡ だめ……♡ だ……あっ♡ く!?♡ ああっぁぁあぁ!?♡♡♡ お……!♡ 潰し……っ!?♡ 股間を潰しては……!♡♡ だめ……♡ おじ様っ♡ おじ様っ♡ ダメ……あぁぁぁぁぁ!♡♡♡」

 

 秘豆をぐちぐちっ♡ と強くされてアルトリアがたまらずに声を漏らす。跳ねる腰のリズムに合わせて乳輪と乳首を甘噛みされ、舌でこねられつつ引っ張られると、その乳快でビクンッ♡ と背中が跳ねるのを止められない。

 無意識のうちにカクカクと動いている女の腰肉が熱く蕩けているのを指で察すると、富豪が笑みを浮かべて肉穴の中へ指を突っ込んだ。

 

「はぁ……ぅ♡」

「ケツをこっちに向けながら、わしのをしゃぶれ」

「ふぁ……?♡ あ……。わかりました……♡」

 

 たぽたぽと乳肉を愛叩されながら男のオーダーへ頷いたアルトリアは身体を起こし、ズボンの中で窮屈そうにしている中身を慣れた手つきで開放してやった。同時に、男の頭をまたいで大きなお尻と陰部をよく見えるように突き出す。

 

「失礼します。おじ様のおチンポ……相変わらず猛々しくて……ふふ♡ んちゅ……♡」

 

 あえて卑猥な名称で男性器を呼んでみせるのは男の教育の賜物だ。立派な反りとカリを備えた、いかにも性豪らしい肉棒は空気に触れてぶるんっと武者震いをしてそそり勃ち、それに頬ずりしてからキスをしたアルトリアが小さく鼻をうごかす。

 その濃いオス臭を嗅がないと気がすまないほどの逸品だ。

 これから存分に愉しませてくれるであろう肉剣の、テカテカと光沢を帯びるほど張り詰めている様へ目元を朱くしながら、口元を緩めて水着獅子王は亀頭を軽く舐めていった。

 

「れぇ……ぉ♡ んぅ……れろっ♡ れろれろ……ぇ♡」

 

 大きく口を開けて舌を差し出し、その先っぽだけで肉の熱さを調べるようになぞってから、次いで竿へ口づけを落としていく。柔らかな唇の感触たっぷりに根本の方まで降りていきながら彼女は心地よさそうに鼻息を鳴らすので、男はますますいい気分になってしまう。

 

「へぅ……れ、ぅ♡ れりゅっ♡ この熱さ……硬さ。素晴らしい……♡ ぱくっ♡ ぺろ♡ ん♡ レロレロ♡ ちゅぅ♡ はぁ♡」

 

 アルトリアは竿を握って扱きはじめ、裏筋や鈴口を舐め回してから亀頭の先端を口に含むとちゅっちゅっと軽く吸い上げた。

 溜め込んだ唾液をローション代わりにして、ちゅぶ♡ちゅぶっ♡ と水音を立てながらフェラチオ奉仕する姿は水着獅子王の振る舞いとはかけ離れていて、しかし一切の容赦ないおしゃぶりはまさに彼女のものと呼ぶにふさわしい苛烈さでもあった。

 

「うぉ……!」

 

 思わず富豪が顔をしかめるとアルトリアは微笑み、喉の奥……さらに奥へちんぽを招き入れようと、ゆっくり、深く呑み込んでいく。頬が内側へ窄まり、男のものへ密着しながら下品極まる音を生んでいくのがたまらなく、興奮を誘ってオスの股間へ血が集まっていく。

 

「んぅっ♡ ん……ぐっ♡ ちゅぅぅ♡ ふぅーっ♡ ふ……ぅ、ぐ♡ じゅぷ♡ ぐぷっ♡ ぢゅっぼ♡ぢゅっぼ♡ぢゅっぼ♡」

 

 じゅっ♡ぢゅーっ♡ と音が寝室へ響き、続けられ、ついにアルトリアは男の陰茎を根元まで受け入れると、喉を締めるようにして彼を歓迎した。

 

「んふ……♡」

 

 びくびくと痙攣している肉棒の様子が口内に伝わり、とろとろと垂れ流されてくる熱い先走りを飲み下しながらアルトリアが笑う。

 

「おお……。仕込んだ以上にやりおる……っ。調子に乗っておるな……」

 

 男の頭上にあるバニースーツの股間をぐい、と彼の指がまさぐると、切れ目すら見えないはずの布地がぱっくりと左右に分かれて、中にあるアルトリアのモノが全て顕わになった。とろとろによだれを垂らしている秘口や尻の割れ目、肛門まで視姦すると、オスの指がアルトリアおまんこ入り口で一番弱いところを責めはじめた。

 

「っ!♡ くぁ……♡ んぷっ♡ んぷっ♡ んうぅうぅぅぅ♡♡ へぷ……ぅ♡ ん……ぢゅぷっ♡ ぢゅぷっ♡ぢゅぷっ♡ はぁ……ぷ♡」

「はは。焦ったおしゃぶりではわしの弱点を上手にぺろぺろできんなぁ? じっくりと嬲ってやろう。これか……それともこっちか……っ」

「~~~~~~っっっ!!♡♡♡」

 

 敏感なクリトリスをゆるく指で挟み込まれながら小刻みに膣ヒダを引っかくように刺激され、かと思えば指でぐりぐりと肉豆を押しつぶされたあと、入れ替わりに舌でこりこりっ♡ と弾かれる。アルトリアの鼻から媚びきった甘い声が漏れ出しはじめた。

 

「ちゅぷ……ちゅぷ……っ!?♡ ふぅ……ん♡♡ んぅ♡♡ んうぅぅ♡♡ んっ♡んっ♡んっ♡」

 

 強烈なクリ責めから本能的に逃げようとする尻をがっちり固定され、愛液が染み出てくる蜜穴にも指がねじ込まれると、シーツを握りしめている女の細い指が白くなって震えだす。男の指先にGスポットを探しあてられ、ちゅこ♡ちゅこ♡ちゅこ♡ と集中的にほじられると腰がどうしようもなくガクついてしまい、快感に酔わされるアルトリアの口淫は次第におざなりなものになっていく。

 だが、舌先は鈍っていってもあがくようにメスの口内はしっかりと肉棒に密着して、温かい粘膜でお口奉仕を粘り強く続けていった。

 

「む……」

 

 VIPルームからずっと興奮してきた男の限界もそう遠くないところまでやってきている。メス肉の抵抗を楽しみつつ、まんこを舌でほじってやりながら彼も限界ギリギリまでアルトリアの痴態を愉しんでいった。

 

「ちゅるちゅる~~っっ♡ んぢゅる♡ くちゅ♡ くちゅ♡くちゅ♡ んふううぅぅぅ!?♡♡ ふぃ……べろ♡ ぢゅるくッ♡ ぢゅっ♡ぢゅっ♡ ぢゅるうぅぅ~~っ♡♡」

「お……。ねばい汁が増えたぞ。イキそうになって、急き立てて……! 小さな口でわしのをグッとしゃぶって、温かいよだれで、ちゅるちゅる……お……お……!」

「くちゅ♡♡ ぬろ……ぉ♡ ぬぷ♡ぬぷ♡ぬぷ♡ あぅ……ちううう♡♡ べろ♡べろ♡ くぽっ♡ ぢゅるくッ♡ じゅるる♡」

「ぐ……! 上がってきた……。出すぞ……! 合わせてイケよ。まだだ……がまんしろ……! ぐ……! 出る……! 出るぞ……! イけ……!!」

「んぅふっ!♡♡ んぅ~~~ふぅぅぅ!♡♡ んっ♡んっ♡んっ♡ ん……く♡♡♡

 んいっ♡♡♡ んぅぅぅ♡♡♡ ふうぅっ♡♡♡ ふ♡♡♡ ふ……んぶっ!?♡♡♡ ふ♡ふ♡ふ♡ ふぅ…………んうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうう!!♡♡♡♡ んうぅぅぅ~~~~~~っっっ♡♡♡♡♡」

 

 脈打つ雄肉の膨張を察知した瞬間、アルトリアは舌を肉竿に絡ませ、喉奥で精一杯に吸い上げる。これも教育の成果だ。

 気持ちいい口内射精を促すため亀頭を喉でくるみ、頬内で擦りつけると、ぶるるっとオスの腰が跳ねあがって射精がはじまった。瞬間、一気にアルトリアの喉奥へ灼棒が突きこまれ、びゅるる~っ♡ と吹き出す熱々の粘液が食道を滑り落ちていく感覚でメスも絶頂し、激しく潮を吹いて男の顔ごとシーツを汚してしまう。

 

「はぁ……ん♡ んうぅぅ!?♡ んう!?♡ んうぅぅう!!??♡♡」

 

 潮のお返しとばかりに富豪に淫核を甘噛みされてしまい、彼の射精が完全に終わるまでアルトリアは全身を強張らせながら快楽に打ち震えていた。

 尿道の中身もしっかりと吸わせて射精の余韻もそこそこに、男は勝手にアルトリアの下から抜け出し、彼女に覆いかぶさった。あの水着獅子王がうっすらと目をうるませているのを見て股間を熱くしながら、彼は正常位の体勢でメスを貫こうと腰を前に出していく。

 

「ん……♡」

 

 浅く呼吸をしていたアルトリアも、それに備えてバニスーツの穴を指で広げてオスを迎え入れようと構えた。雌雄の粘膜同士が出会い、ふれあい、くちくち♡ と淫らな水音が立てられる。

 だが、挿入はされなかった。代わりにメスの入り口を淡く揉まれ、亀頭でクリトリスを突っつかれると長い肉茎を擦りつけられる。

 

「……っ」

 

 アルトリアの脚がわずかに強張った。彼女の腰の中身はもう濡れそぼっていて、そのせいで空洞が際立って感じられるようになっている。そこが埋められるのを待つばかりなのに、どうしてこんな……。

 

「おねだりは?」

 

 待ちわびる彼女に男の声が降ってくる。

 

「教えとらんかったか? わしのこれに、お願いせい」

 

 さすがに乞うような真似をするのはアルトリアの性格上ためらわれ、一瞬硬直してしまう。しかしキスをしてくる亀頭の熱と、弱々しくとも継続して与えられる官能の波に女は観念した。

 彼女の認めないであろう言葉を使えば、屈したのである。

 健気に腰を浮かせて、入り口を彼の先端に近づけると小さい声でアルトリアは言った。

 

「私の……っ♡ えっちなおまんこに……♡ おじ様ののおちんぽ、入れて、ください……っ♡」

 

 男の唇が彼女の耳元へ寄せられた。

 

「よく聞こえんかったが。誰の、なんじゃ?」

「え……? あっ!?♡ あ♡ あ♡ ああぁぁあぁあっっ♡♡♡」

 

 雄肉のぷっくりした切っ先がズブズブッ♡ と肉壷を割って入ってくる。膣口を越え、わざと大きく回転して膣ヒダをぐちゃぐちゃにまぜまぜしながら、ゆっくりとそのまま根元まで突き込まれていく間、ずっとアルトリアは甘い声を上げさせられた。

 

「は♡ あ♡ お、おじ……さ♡ ま……ぁっ♡ あ♡あ♡あ♡ あぁぁ~~~っ♡♡♡」

「聞こえんぞ?」

 

 ずちゅ♡ずちゅ♡ぬち♡

 ぬっちゅ♡ぬっちゅ♡ぬちゅぅん♡

 

 とろける膣果を舐め回していくようなしつっこいピストンが開始される。オスを射精させるために造られたような、何度でも味わいたくなる極上の名器にちんぽを蕩かされながら、それをおくびにも顔に出さない男が腰を律動させる。

 オスの恥骨で潰される子宮が甘く痺れていき、アルトリアの理性がぐずぐずに緩んでいった。オンナにされているのだと思い知らされるたび、メスとしての肉体が服従を叫び、愛液をとぱとぱ吹きながら肉剣を締めつけてしまう。

 

「お♡ おじ様のっ♡ おち♡ お、ち、おぉおぉっ♡♡ おちっ、おちんっ♡ お、あ……はぁぁ♡♡」

「おねだりはどう教えたかのう? そんな言葉づかいでは、言っとらんのと一緒じゃ。ほれっ……。ほれっ!」

「あんっ♡ はあ……っ♡♡ あ♡あ♡あ♡ ふ……♡  は……んっ♡ んいぃぃ♡♡ あ♡ あ~っ♡ あ~~~っ!♡♡」

 

 結合部は互いに分泌された体液でぬらぬらと照りついており、肉杭が雌ヒダをまくって引きぬかれ、再び勢いをつけて押し込められるたびにデカ乳が激しく上下する。何度も何度も白い谷間が揺れ動くさまを富豪は楽しんで見つめ、彼女の決定的にイイところを焦らすよう責めてやると、もう堪らないとばかりにアルトリアが腰を揺すりはじめた。

 快感で思考を濁らせて悦びながら、アルトリアは期待に満ちた表情でスの欲望に応える。

 

「おじ様のっ♡ おっ♡ おちんぽっ♡ おちんぽで……わたしのっ♡ さみしがりおまんこ穴っ♡ 何度もっ♡ 交尾っ♡ 交尾してくださいっ♡♡ あ♡ あ♡あ♡あ♡ はげし……っ♡ おじ様っ♡ おじ様の本気ずぼずぼ……っ♡ うれし……あ♡♡ ふゃ♡♡ あぉッ♡♡」

「よーし。いくらでもかわいがってやる……。この天井にある、ぷっくりしたところも。一番奥のコリコリしたところも、どうじゃ、ん? ずっとして欲しかったじゃろう?」

「おあうぅぅぅ~~……♡♡ そこ♡ そこ……うあぁぁあ♡♡ 好きっ♡♡ そこ好きッ♡♡ おじ様っ♡♡ もっと、もっとぉぉ……♡♡♡ はぁあぁぁぁ……っ♡♡♡」

 

 彼女の肉体はもうこの富豪のものにされている。肉槍でかき混ぜられれば、それだけで膣全体が甘ったるく蕩けきってしまうほどに。

 膣粒の一つ一つにいたるまで肉棒の形を覚えさせられてしまっているのだ。

 そうしてすっかり彼専用となった媚肉が、男に抱かれる喜びを覚えたメスが相手の終わりを察知する。動きが乱雑になり、一際硬くなっていく雄ちんぽに抉られながら、彼もまたおねだりが上手くいくまで待っていてくれたのをアルトリアは知った。

 

「……あ♡ おじ様っ♡ おじ様っ♡」

「お……ぅ。全体で締め付けて、奥でしゃぶりつけて……っ!」

 

 尾てい骨の奥あたりから、オスの射精欲求がマグマのように湧き出してきて富豪の呼吸が乱れていく。

 おちんぽを扱きたてていたメス穴が痙攣しはじめ、そこへ子宮口にどすっ♡ と衝撃を叩きつけられるとアルトリアの視界に火花が飛び散りはじめた。

 

「あ♡あ♡あ♡ んあ……あぁぁっ♡♡ おじ様っ♡♡ くるっ♡♡ くるっ……ぅ♡♡ くるうっ♡♡ お♡♡ あ♡♡ あ~っっ♡♡♡」

「わしも……わしも出すぞ……っ! しっかり最後までしゃぶるんじゃぞ……っ。出す……。出す……ぅ! たっぷり飲め……っ!!」

「はやいっ♡♡ おちんぽっ♡♡ はやいっ♡♡ あ♡ あぁぁ♡♡ きてっ♡ なかっ♡ なか出し、してくださっ♡♡ あ♡ あ~っ♡♡♡

 お、お、お……♡♡♡ お……お♡♡♡ お、おおっ♡♡♡ イくっ♡♡♡ イキますっ♡♡♡ イ……あ♡♡♡ イぅぅう~~~~っっ♡♡♡ イ……ううぅぅぅうぅぅぅうぅぅう~~~~っっっ♡♡♡♡♡♡」

 

 膣奥に亀頭をぐりぐりと押し付けてびゅるびゅる~っ♡ と中出しされていく子種汁は火傷しそうなほど熱く、ねとねとになって子宮壁にへばりつきながらアルトリアの胎内を汚しつくしていった。

 絶頂しながらオスの生命力を受け取ったアルトリアは瞳にハートマークを浮かべ、たまらずヨダレを垂らしていたが、そのオマンコは激しく脈動を繰り返す肉棒を搾り取るために小さく、やわっこく、気持ちのいい射精の邪魔にならないよう精液をこくっ♡こくっ♡ と飲み干している。

 やがて満足した肉竿が抜かれる時ですら、ぎゅっとまんこヒダが吸い付いて離れないほどのサービスっぷりだったが、男から解放されてベッドの上に横たわった彼女は汗と愛液で身体じゅうネトネトになっていて、荒い息をつきながら満足感に浸っているようだった。

 

「ふう。相変わらず前後を忘れさせる身体じゃわい。よいしょっと」

 

 あらかじめ用意されていた水差しから富豪がミネラルウォーターを飲んで一息ついていると、なにやら小さな忍び笑いがしているような気がしてきた。

 

「なんじゃ……アルトリアか?」

 

 部屋を見渡してから女に視線を合わせると、予想通りに彼女が笑っているではないか。対峙した時ならともかく、こういった時にわざわざ誇示するように声を立てる彼女ではないと思っていた富豪はちょっとばかり困惑した。

 

「どうした?」

「ふふ……。おじ様、まずはありがとうございます。素晴らしい一時でした」

「う、うむ」

「しかし、まさか……ふふ。まさか、水分補給をされるとは」

 

 身体を起こしかけ、四つん這いの体勢になったアルトリアの尻が男に向けられる。

 

「例えば、私とはじめての夜など何回も……そのままでずっと愉しまれていたはずです。それがまさか。カードでお疲れになられたのでしょうか? それとも」

 

 くい、と女の白い指が服とおまんこを開き、中から垂れかけている白濁した生殖液を見せてきた。

 

「もうクリームパイはおしまい、でよろしいですか?」

「くく……」

 

 膝立ちになって富豪が、まるで獣のようなぎらついた目をしてアルトリアへにじり寄っていく。いかにも負けず嫌いな彼女らしい、それでいてオスを煽る誘惑にあてられたのだ。

 アルトリアは嬉しそうにふりふりっ♡ と尻を振った。この行為で富豪が昂ってくれることこそ彼女が望んでいたことだ。

 男の手が伸びてエナメルタイツごとデカ尻を握りこみ、ぐにぃっと左右に押し広げる。服のおまんこ穴の向こうでぱっくりと口を開いたメス穴から、こらえきれなくなったザーメンがだぽっと押し出されて漏れてきた。

 

「ふふ……。おじ様のミルクですよ」

 

 アルトリアの軽口も耳に入っておらず、熱したオスの亀頭が液体を押し戻すように陰唇で動いてぬちゃっ♡ という音を寝室に響かせる。

 

「あ……♡」

 

 ぬちゅぬちゅ♡ぬっちゅ♡ と下の口に舌なめずりをするよう肉棒が振られると、富豪の腰が突き出されておまんことキスをしはじめた。

 

「んっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡ 焦らして……っ♡ あ……また入ってくる……♡ もっと、なか、へ……ああぁぁぁああぁっ♡♡」

 

 じゅっぽぉ♡ と待ちかねていた雄肉が挿入されるとアルトリアの背筋が反り返り、天井を見上げながら甘い声が吐き出されていく。お腹いっぱいに満たされる快楽で彼女が酔っていたのも束の間、興奮したオスはすぐに腰の動きを速め、肉の打ち合う音を生み出しながら太い凶器で掘削ピストンをはじめた。

 

「あっ♡あっ♡あっ♡ おじ様っ、そんなっ♡ そんな、いきなりっ♡ 激し、はげしく……振ってぇ♡♡ あっ♡ あん♡ ああっ♡ 奥っ♡ おく♡ おくうぅぅ♡♡ うぅぅ~~~っ♡♡♡」

 

 ばちんっ♡ とオスっ腹を叩きつけられた衝撃でアルトリアの尻肉がバニーースーツごと潰され、肉竿が抜かれていくと入口のところでカリが引っかかるのか蜜肉が外へ持っていかれそうになっている。メスの肉体を蹂躙しているところを視覚的に理解させられるのが余計に富豪の欲望を燃え上がらせ、女を啼かせるべく弱点めがけて何度も力強く腰が振りたくられていく。

 

「ナカの粒が立ちっぱなしになっとるぞ……。ちんぽに絡みついて、吸いつきっぱなしじゃ……っ。」

「あぁぁっ♡♡ そこぉ♡♡ そこはっ♡♡ つよすぎてっ♡♡ そこはっ♡♡ 奥のそこはっ♡♡ おじ様のぉっ♡♡ おくっ♡♡ 奥に届きますからぁっ♡♡ ごつごつっ♡♡ されて……ぇ♡♡ だめ♡♡ だめっ♡♡ おじ様おちんぽっ♡♡ おちんぽだめっ♡♡ おじ様ぁ♡♡」

 

 うつむいてヨダレを垂らしながら、がんがん子宮へ打ち込まれる官能の槌に耐えているアルトリアの胸をオスがつかまえる。ぶるん♡ぶるんっ♡ と揺さぶられるに任されていたデカパイが男の指に握られ、ぎゅっと形を歪められると押し出されるようにして乳先がさらにぷっくりしてきた。

 

「なんじゃこれは……っ。アルトリアの乳首は、おっぱいを握るだけで立ち上がってくるのか……? 男のちんぽでも、もう少し堪え性があるわい……っ」

「そ、そうは言われますがっ♡ じゅくじゅくにおまんこをっ♡♡ あっ♡♡ 気持ちよくしておいてっ♡♡ おじ様に触れられたらっ♡♡ 反応するのは……あうぅ♡♡ 当然っ♡♡ とうぜん、ですっ♡♡ ふあぁぁ~~っ♡♡♡」

「そうかそうか……っ。なら、もっとこいつを責めて反応させてやるわい……っ! 揉み心地最高の、わしの手に吸い付いて離そうとせん、アルトリアのご自慢をな……っ!!」

「あ!?♡♡♡ んくっ♡♡♡ あ♡あ♡ ああぁぁぁ~~っっ!?♡♡♡」

 

 おっぱいの形を崩し、乳首を指先で掻きむしりながらオスが長いストロークで蜜穴をほじくりまわしていくと肉底で盛大に潮が噴き出して、お漏らしのように接合部から本気汁があふれ出してきた。

 

「おほっ。いい締まりじゃ。軽イキしまくっとるな……?」

「おぉ♡♡ イく♡♡ イく……♡♡ わたしっ……また……っ♡♡ イ……っ♡♡ あ♡♡ 乳首っ♡♡ だめっ♡♡ おじ様っ♡♡ おっぱい、潰れ……っ♡♡ おおぉぉ……♡♡ 乳首、まわりとっ♡♡ いっしょに、カリカリ♡♡ おじ様っ♡♡ ダメですっ♡♡ それ、私……もうっ♡♡ またぁ……イ……っ♡♡♡」

 

 どぢゅっ♡ と奥を穿たれるたび尻をわななかせ、そのくせピストンに合わせて腰で迎えに来るアルトリアのメス媚びを存分に愉しみながら、再びオスの腰奥で生殖欲が煮詰まって金玉を押し上げていく。

 ぱんぱんっ♡ぱんぱんっ♡ と音を鳴らして富豪もラストスパートに入り、ちんぽに広がる甘い痺れに怒涛のような腰振りでおまんこを彫りまくる。

 

「いくらやっても飽きん……っ! また種が昇ってきたぞ……っ! 出すっ……! アルトリア! おまんこに出すぞぉ!!!」

「は♡♡ はいっ♡♡ おじさま……♡♡ の、おぉ♡♡ おじさまのでっ♡♡ またっ♡♡ おまんこっ♡♡ アルトリアおまんこっ♡♡ すごいのっ♡♡ くるっ♡♡ くる♡くる♡くるっ♡ あ♡

 おくまでっ♡♡♡ くださ……イっ♡♡♡ あぁぁぁぁ♡♡♡ おじさまっ♡♡♡ おくっ♡♡♡ イく♡♡♡ また♡♡♡ イってしまいますっっ♡♡♡ おじさまっ♡♡♡ おじ、ひゃまぁっっ♡♡♡ イク♡♡♡ イク♡イク♡イク♡ い……う♡♡♡ いううぅぅううぅぅうう♡♡♡ う、ううっぅうぅぅうううぅぅっっ~~~~~♡♡♡♡♡」

 

 回を増すごとに熟れていくアルトリアの牝ひだが絶頂と同時に締め上げると、オスチンポからどぶっ……♡ と最奥に精液が放たれて膣内を真っ白に染め上げていく。それを美味そうに子宮口で飲み干しながら、彼女もまた背筋を弓なりにのけぞらせて大量の潮を噴き散らした。

 

「お……♡♡ おぉぉ♡♡ イっ……き♡♡ ます……っ♡♡ ぁ♡♡ ぁ……♡♡」

 

 搾り出されていく精子は一滴残らずおまんこへ塗り込まれていき、媚びるような甘え声を洩らしてアルトリアは絶頂の余韻を堪能していった。

 結合部からぷしゃ……♡ぴしゅ……♡ と小刻みな潮吹きが続けられる中でも射精は続けられていて、肉壺はすっかりザーメン漬けになってしまった。

 

「あ……♡ あぁ♡ こんなにも……♡ おじ様、私の、なかで……♡ たくさん……♡」

「ふぅ……むっ」

「あ……っ♡」

 

 腰を回して尿道に残ったものをひり出しながら、男は考え考えアルトリアの身体をなぞっていく。

 

「次は松葉崩しで横側をほじり返してやろうかのう……?」

「っ……♡」

「それとも引き続き後ろから、腕を引きこみながらにするか? 騎乗位で遊ぶのもいいし、口でしゃぶってみたいかの? どうするかね、アルトリア」

「それは……♡」

 

 淫蕩な目つきで振り返ったアルトリアの口が開かれて、希望を伝えようと小さく震えた。

 その結果としてふたりの交尾は朝方まで続くこととなり、たっぷりとオス好みの性交と悦びを水着獅子王は教えこまれてしまうのだった。

 

 

 

 

 

 それから幾日か経った後、ラスベガスのビーチでくつろぐアルトリアの姿が見受けられた。バニースーツではなく水着姿になった彼女は一人で砂浜の椅子に寝転び、休みを満喫しているようだ。

 

「おや。水着獅子王さま」

「ん?」

 

 呼びかけられた声に向かって視線を移せば、そこに立っていたのは例の富豪ともう一人──中年の肥満男だった。富豪はともかく、連れの方も身なりからして似たような生活をしているのだろう。

 

「今日はお休みで?」

「ええ。くつろいでいる所です」

 

 連れの男とは目礼を交わし、世間話をしばらく続けていると富豪が切り出してきた。

 

「これから我々は部屋に戻るところなのですが、水着獅子王さまがよろしければご一献差し上げたく存じます」

「ふむ……」

「いかがでしょうか」

 

 長い理由を付け加えず、富豪はあっさりとしたものだ。ラスベガスにおける水着獅子王の権勢を考えれば異様でもある。

 

「いいだろう」

 

 しかし彼女は立ち上がり、日傘だけを手に取ると男たちに命じた。

 

「案内を」

 

 そうしてカジノ・キャメロットに併設されているホテルの部屋に立ち入ると、三人は酒を飲み交わして談笑をはじめた。といっても男たちが主だってしゃべり、水着獅子王は鷹揚にうなずくか、たまに意見を差し挟むくらいの「いかにも」な空間だった。

 それが崩れたのは、ほどよく男たちに酒が回ったころだ。富豪と水着獅子王の視線がふと絡み、しばらく膠着すると女が席を立つ。

 

「……?」

 

 連れの男が少し呆っとして彼女の美しい顔を見上げていると、水着獅子王が横並びに座っていた男二人の前にしゃがみ、そっと手を伸ばす。

 

「……っ!?」

 

 連れの男は手にしたグラスを落とすところだった。無理もない。なにせ、水着獅子王の手が彼の股間を、もっと言えばそこに収まっている男の印を、いたわるように撫でさすっていたのだから。

 

「くく……」

 

 声もない男の顔を見て笑う富豪が腰を突き出すと、女はそっと立ち上がった。

 

「私の身体を味わいたいようですね」

 

 ごくりと喉を鳴らしてしまった男の目が彼女の肢体に吸い寄せられる。

 見事な脚線美を描いたむきだしの太腿は室内であっても白く輝いており、すらりと伸びた腕は見るからに完璧なエロスを備えていて男を刺激する。そんな彼女の白い手が肩や腰にまとっていた薄衣を振り落とすと、寝室の扉を開け放ちながら中へと歩いていくではないか。

 あらかじめ富豪から話は聞いていたし、本人もその気マンマンだったが、いざ現実になってみるとどうにも男の意識が追いつけない。

 

「おい、立つんじゃ」

「え? あ、ああ……」

 

 富豪に促され、連れ立って水着獅子王を追った男の前には点々と脱いだ帽子や靴が置かれている。

 やがて広々としたベッドへ向かって倒れ込んだ水着獅子王は仰向けのまま男と顔を合わせ、迷いや興奮のごちゃ混ぜになった彼の瞳を見通すような目つきをした。

 

「ふふ」

 

 そうして女が舌先で唇を舐めるのを、男は確かに見たのだった。

 

「お相手しましょう……♡」

 

 媚びるような声音の水着獅子王に心臓を貫かれた男の横から富豪が歩み出ると、ベッドに上がってアルトリアの胸を遠慮なく揉み回していった。

 

「ふ……ぁ。ふぅ、あ。ちゅ。あ……んちゅ、ちゅ……」

 

 口づけの鳴らす愛音に我に返った男が遅れて彼女たちに近寄ると、震える手を伸ばし、そっと女の柔らかな太ももに指を埋めた。想像以上の弾力と滑らかさの心地に驚きながら手を這わせ、最初はおずおずと、やがて大胆にむちむちの柔肉を楽しんでいく。

 

「んう……ふ。ちゅ……ちゅ……。れろ♡ んふぅ……」

「……」

「んぅ……♡」

 

 早くも舌を使いはじめたアルトリアがちらりと下半身の方を見ると、指を徐々に際どいところへ伸ばしていく男と目が合った。彼の貪欲な瞳を見返して、彼女はゆっくりと見せつけるように股を開いた。

 

「おお……」

 

 ぱかりと、肉感溢れる大尻の割れ目までさらされた水着獅子王の下腹部は濃厚なフェロモンをむわっと放出していて、吸い寄せられるように太ももから鼠径部にかけてをじっくりと触っていく男はその美しさに股間を硬くさせる一方だ。

 そして秘密の場所を隠す水着のギリギリの部分を、最後の一線をグイグイと揉んでいた彼の目の前で、布地がじっとり変色していく。

 ちょうどその下には、彼女の蜜口が……!

 

「……ふーっ。ふーっ!」

「あむ……!♡ れろっ♡ れろれろぉ♡ ちゅぷ♡ちゅぷ♡ちゅぷ♡」

 

 富豪と舌を絡め、乳肉の敏感な所を丹念に揉みほぐされているアルトリアの隠された部分が、連れの男の手によって顕わにされた。

 ずらされた水着の下はすでにぐしょ濡れになっていて、蜜で照っている肉ビラの奥からは追加の雫まで溢れ出している始末だった。しっとり潤んでいる小穴に吸い寄せられて男が顔を近づけ、何も考えられないまま舌を突きこんでじゅぶ♡じゅぶっ♡ とかき混ぜはじめた。

 

「んふっ♡ んうぅぅ♡♡ は……んちゅ♡ ぬちゅ♡ れるれろ♡ れろ♡れろ♡れろ♡ ぢゅぱっ♡ んぅっ……おじ様♡ そこっ♡ その先端っ♡ ええ、そうです……っ♡ そこ、いいで……すっ♡ ぴちゃ♡ んっ♡」

 

 肉の割れ目を味わいながらメス尻と太ももを飽きることなく弄っていく男からの野生的な快感が水着獅子王の下腹部へどうしようもない肉欲を貯めていき、その熱さに浸りきっていた彼女の乳へ新しい責めが加えられていく。

 アルトリアの大きな乳首をつまんだ彼の指がまろやかな双丘が震えるほどコリッコリにつねり上げ、かと思えば乳輪ごと握りしめてデカ乳を絞り、それから優しく包んで撫ぜまわす。

 オスからの深キスで頭をクラクラさせられ、あらゆる手法で乳虐されるアルトリアの尻が徐々に持ち上がっていった。

 

「っ♡ くぷ♡ れろ♡ ん♡ んっ♡んっ♡ くちゅくちゅ♡♡」

 

 女が腰を突き上げてグリグリこすりつけてきても男はひるまず雌まんこをねぶり、尻肉へ指を食い込ませながら媚ヒダの敏感な部分を探り当て、舐めこそいでいく。女の尻穴が収縮するのに合わせてオスの舌が陰核まで滑ってめり込み、アルトリアの肉口がくぱくぱと開閉した。

 メスの肉窟は溶岩をたたえた火口のように煮えている。

 

「れちょ♡ ぬ……ちゅ♡ ふぁ……おじ様っ♡ ご友人の舌でっ♡ 私っ♡ 私は……っ♡ くあぁぁ……♡♡ 奥、奥をそう舐め……はぁっっ♡♡ あ♡ おじ様っ♡♡ 待ってくださいっ♡♡ いま、胸を♡♡♡ あうぅ!♡♡♡ あ♡ あっ♡あっ♡あっ♡

 クる……っ♡♡ 来ますっ♡♡ あ♡♡ だめっ♡♡ んぷ♡♡ ぷちゅぅ♡♡ ちゅる♡♡ ぴちゅ♡ぴちゅ♡ぴちゅ♡ っ♡♡ っっっっ♡♡ っっ~~~~~!!!♡♡♡♡」

 

 背中をのけぞらせながら絶頂したアルトリアの股間が潮を吹き、それを顔面にくらいながら男は喉を鳴らしてメス汁を飲んでいく。飲みながら、いそいそと彼は自分のズボンを脱ぎ、下半身をむき出しにして身体を起こすと、いきり立った自分のモノを水着獅子王の太ももへ擦り付けて震えた。

 彼女の柔肌を先走りの跡が幾筋も汚していく中で、男の指がじれったげに恥口を求めてなぞっている。彼の焦りを富豪は楽しげに見つめ、同じ様に裸となった下半身の屹立でアルトリアの乳を突いて遊んだ。

 

「ん……ぅ」

 

 ようやく正気づいたのか、はたまた演技なのか。息を整えた水着獅子王が静かな顔で、そのくせ挑発的に両手で二つの雄チンポをなぞりながら身体を開いていく。

 

「このまま、正常位で存分に」

「ふーっ! ふーっ!」

 

 鼻息も荒い連れの男が、ぴとりと亀頭とおまんこをキスさせる。

 

「わしは乳まんこにしようかの」

「はい。おじ様……はっ!? は!♡ んううぅぅぅうl♡♡♡」

 

 理性の限界を迎えた男の猛肉が膣穴を押し開いていき、アルトリアの視界を明滅させた。穴の具合を確かめるように上下左右へと肉棒を擦りつけられ、腰を密着させてぐり♡ぐり♡ と子宮口にまで届くような挿入をしてしまうと、達成感と蜜穴の名器っぷりに男の剛直から白いものが少し吐き出される。

 

「お……! お……! 初めてのちんぽを……美味そうに締め付けて……っ。根元まで、しっかり吸って……っ。漏れる……!」

「楽しんどるようだのう。どれどれ、わしも……っ」

 

 アルトリアの腹をまたいだ富豪がたっぷりの乳肉を両脇からまとめ上げると、自然と生まれている下乳のズリ穴へちんぽを挿入していった。粘膜とはまた違った滑らかさとほかほかした温度に包まれたオスが歓喜に腰を震わせながら、ごしごしと乳しごきをはじめた。

 

「おじ様っ♡ あっ♡ 満足されているようでっ♡ ふふっ♡ んぅ♡ こうやってっ♡ もっと押しつけて……♡ はいっ♡ もっと強く……?♡♡ ……? おじ様……? ……ぉ!?♡♡」

 

 彼女の乳山に挟まっていた怒張が我慢汁でぬとつき、それを潤滑油としてピストン運動を加速させると富豪が乳房を掴んで揉みしだき、乳搾りのように根元からぐいぐいと責めあげていく。

 痛みが混じった鋭い乳快を急に与えられて子宮がきゅんと切なくなったアルトリアのおまんこでは、静かにしていた別の肉刀が待っていたかのように肉底をどぢゅ♡どちゅ♡ と遠慮なく叩きはじめた。

 その官能の共鳴でアルトリアの頭へ甘美な霞がかけられてしまい、ただ肉悦に浸って獣のような声で啼いていく。

 

「ふぅ♡♡ ふぅぁぁあ♡♡ あ♡♡ かふ……ぅあぁぁあ♡♡ ご友人のモノが、奥をっ♡♡ こじ開けるようにっ♡♡ それは、急に……ぃ♡♡♡ んは♡♡ ンッ♡♡ 胸っ♡♡♡ おじ様っ♡♡ それは胸、熱いっ♡♡ と、取れますっ♡♡ 先が取れます、おじ様ぁぁっ♡♡」

「咥えろ……ほれ……っ」

「ぉ……んじゅっ♡♡ んぶ♡ ぢゅぽ♡ぢゅぽ♡ ぢゅるく……っ♡♡ んぐ♡♡ ……ぷちゅ♡ んぶ……くちゅ♡♡ っぐ♡♡ ぷあ……っ♡♡ あ♡♡ あ♡あ♡あ♡ 胸、潰れ……るッ♡♡♡ あっ……おまんこっっ♡♡ なんでもう、弱いとこ……ぉ♡♡ あっ♡あっ♡あっ♡ あぁぁぁあっぁ♡♡♡」

 

 ばちゅ♡ばちゅっ♡ とパイズリフェラのピストンで波打つ両方の乳房を揉み潰され、乳首同士がくっつくほど引っ張られているアルトリアのおまんこは甘い媚蜜をどぱどぱ分泌しながら、灼けるような雄肉に絡みついて自分から腰をくねらせ、より強い快楽をねだった。

 彼女の瞳は桃色に染まり、口元からヨダレを落として湿っぽい呼吸を浅く繰り返している。

 

「ふーっ♡ ふーっ♡ ふぁっ♡♡ んふ……ぐちゅ♡♡ んふぅ♡ ぢゅっ♡ぢゅっ♡ぢゅっ♡ んぽ……ぁ♡ ちゅぽ♡ ぢゅぽ♡ んぢゅ~~~っ♡♡ っぐッんぅぅぅ♡♡ お……♡♡ おぉ……♡♡♡」

「水着獅子王さまのおまんこ……っ。なんという……っ! じゅくじゅくして、それでしっかり握ってきて……! 水着獅子王……っ! 俺は、あれを犯して……っ!」

「今日は乳がよぉく熱くなっておる……っ。多数に犯されるのも気に入ったか……っ! おお、おまんこのようにっ……! 絡みつく……っ!」

 

 おまんこやおっぱいから流れ込んできた快感が子宮のあちこちでバチバチっ♡ と弾けてアルトリアの脳味噌を焼いた。

 脳髄を蕩かせながら乳胸と口をちんぽケースのように扱われ、初めて会う男に容赦なく犯されて、汗だくの背中をしならせ身悶えるメスは気づけばおまんこを耕す相手に脚を絡ませ、ざらつく子宮口でちゅこちゅこ♡ と吸い付きいている。

 オス達の性技にアルトリアは多幸感に包みこまれ、その陶酔が覚めぬままぷしゃっ♡ぷしゃっ♡ とイキ潮を噴き出しはじめた。

 

「もうっ♡♡ は♡♡ もうっ……最後ま、でぇ……っ♡♡♡」

「獅子王まんこが……カリの裏までしゃぶってきて……っ! 奥っ! 奥に種付けしてやる……っ。俺ので、ずっと、ナカを……!」

「わしも……おお……っ。乳は乳で、たまらん犯し甲斐じゃ……っ。」

 

 獣欲を剥き出しにして加速していく二人のオスに子宮の奥も、豊満な乳果実も穿たれて、水着獅子王はひときわ大きく身体をのたうたせる。

 

「ぉッ♡♡ ぢゅるく♡♡ べろ♡べろ♡べろ♡ んぢゅるぅぅぅ~~~♡♡♡ んぢゅ♡♡ っぐぽっ♡ぐぽっ♡ ぢゅぷぅ……ん♡♡

 ぉ♡ ナカでっ♡ 膨らんで、あ……ぅ♡♡ はぁっ♡♡ あ♡ あっ♡あっ♡あっ♡ おじ様のもっ♡♡ ひうっ♡♡ 腰がっ♡♡ 砕け……っ♡♡ あぁぁぁあ♡♡♡

 同時にっ♡♡ 同時に果ててっ♡♡♡ お♡お♡ あついっ♡♡ あつくてっ♡♡ もうっ♡♡ わたし♡♡ わたし……はぁっ♡♡♡ あぁあ!?♡♡♡ あ♡♡ ううぅぅ♡♡♡ ううぅぅぅぅうぅっっ……♡♡♡♡ うあっ♡♡♡♡ うぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ♡♡♡ ~~~~~~~~~っっっ♡♡♡♡♡」

 

 ついに絶頂に達したアルトリアの身体が跳ね上がってベッドの上で弧を描き、乳穴とおまんこへ二人分の精液がぶっかけられていった。どろっどろの熱いものを胸へ塗りたくられ、子宮めがけて注ぎ込まれる。

 

「ふーっ♡ ふーっ♡ ふーっ……♡ んぅう……♡♡ ふぁ……♡♡」

 

 絶頂の証をこくこくと膣肉が飲み込んでいくあいだ、長い時間をかけて絶頂を味わいきっていくアルトリアの全身からは力が抜けきり、シーツの海へだらしなく広がっていた。

 乳穴へたっぷり注ぎ込まれて反対側から飛び出した精液が首元まで飛び散り、肉棒を抜かれた乳房の広げられた谷間には精液の橋が何本もかかっている。

 子壺からも肉刀が引き抜かれ、潮や本気汁、子種の混ざった半固形の液体がシーツまでとぽっ♡ とこぼれてシミを作っていた。

 

「年甲斐もなく……はぁ……興奮して……」

「わしもそうじゃったよ。さすがの味じゃ」

 

 一息つこうとアルトリアの身体から離れ、ベッドから降りた男たちの背後から頭上を越えて、何かが床へと落ちたのはその時だ。

 ぎょっとした彼らが見たものは、おもったよりも小さな、なにか汚れた布のようなものだった。まじまじと見つめてみて、それが女物の水着だと気づくなり彼らはベッドの方へと振り向いた。

 

「……」

 

 そこには水着獅子王が座っていた。

 身につけていた布をすべて捨て去り、輝く裸身をオスの白い欲望で汚した彼女が、呆然とする彼らの前で股間をすべてさらけ出している。びちゃびちゃの膣口と、その下に息づく菊門まではっきりと。

 

「出し惜しみは感心しません。おじ様方」

 

 口調こそ平常の彼女のものだったが、そこにはどうしようもない、淫蕩な音色が混ざっていることをオスたちは本能で理解した。

 

「まだ足りません。どうか……」

 

 水着獅子王に粘着くような声で誘われてしまっては、オスとして金玉が勝手にフル稼働を始めてしまう。

 

「どうか……こちらもいっしょに、楽しませてくれますか?」

 

 アルトリアまんこをくちゃり♡ と指で広げながら、肛門もさすさすとなぞっている光景に男たちは股間を屹立させて、つばを飲み込みながら、ゆっくりとベッドへ戻っていくのだった。

 




読了ありがとうございました。
この話のオマケをFANBOXなどで公開中ですので、よろしければ御覧になってください。
【サンプル】勝負に負けた水着獅子王のウサギおまんこがおっさんにズポズポされている話 +対面座位 二穴



FANBOX… https://c-rithul-hu.fanbox.cc/posts/5527034

Fantia… https://fantia.jp/posts/1843863


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【原神】刻まれた淫紋でいたずらされて合意レイプ種付けされちゃった蛍の話

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/139250
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request

追記 

いつものオマケ(約4100文字)をFANBOXなどで公開しました。
『刻まれた淫紋でいたずらされて合意レイプ種付けされちゃった蛍の話 +種付けプレス』
URLは後書きにあります。


 

 

 モンドの林で青年は暮らしていた。

 林と言っても奔狼領のように広範囲なものではなく、もっと小ぢんまりとした近くにちょっとした集落があるような場所だ。小川の近くにある家屋で代々暮らしてきた彼は、今は一人で狩人のような、その林域の監視者のような生活を送っている。

 そんな彼の生活圏に、先ごろからよそ者がよく来るようになった。金色の髪をした娘で、近くをふわふわと浮いている白い子供のような存在と採集をしている様子だった。冒険者かなにかだろう彼女は遠目から見ても容姿や所作が美しく、彼女が剣を振って獣を狩り、元素力を使ってヒルチャールを吹き飛ばしたところなどはかえって感心したものだ。人恋しくもあった青年は話しかけるかどうか迷ったが、結局は何もせず見かけたときに視線を送る程度で満足していた。

 一目惚れしていたせいで、余計に近寄りがたくなっていたせいでもある。

 眺めるだけで充分だった。少なくともこの時点では。

 

 

 

 

 

 暴風が巻き起こる音。剣戟の音と重たいものが転がって土の抉られる音。

 肩で息をしていた蛍は周辺の風元素が落ち着いていくの認め、構えた剣先をそっと下ろした。周囲には焼け焦げた木々と戦闘の跡。ヒルチャールたちの動かなくなった身体と……同じく地面に転がったアビスの魔術師の姿があった。

 いつものように必要な物を林で集めていた時、ちょっとした木々の陰を覗いてみると、そこに居た彼らと蛍が偶然に、まったく不意に顔を合わせてしまったのだ。瞬間的に体が動かせたのは彼女にとって幸運だっただろう。

テイワットに来てからヒルチャールたちとは何度も戦って手の内もわかってきていた蛍だったが、アビスの魔術師は数度しか見合ったことがなかったのだ。

 乱戦となり、なんとか勝った蛍はようやくパイモンのことを思い出した。戦闘の直前、咄嗟に投げ飛ばしたような記憶があった彼女は相棒を探すべく周囲を見渡して──。

 

 バチィッ!

 

「ぐ……っ!」

 

 魔術師の杖から飛び出した何かが蛍の下腹部を直撃して、娘の身体がもんどり打って倒れる。

 

「が……ぅ……! げほっ!」

 

 背中を打って咳き込む彼女に浮遊したアビスの魔術師が追い打ちに何度も火を放ってくる。それを土まみれになって転がりながらかわすと剣を構え直し……手から落とした。

 

「!? くっ!」

 

 手先の感覚が痺れてなくなっており、さきほど直撃を食らったお腹の部分にじわりと、まるで失禁したかのような感覚が襲ってくる。

 

(出血……!? ううん、違う。違うけど、何……これ……!)

 

 遠くでなにかを唱えている魔術師の嘲るような、勝利を確信したような声音に第六感が危機を訴えた。

 

「……!」

 

 剣は使えない。身体もろくに動かない。残された手段は危険なものだったが、諦める訳にはいかなかった。娘の周囲で風元素が危険な音を立てはじめる。

 

(空……!)

 

 彼女は、兄に会わなくてはいけないのだ。

 

 

 

 

 

「なんだ、こりゃあ……」

 

 へし折られた木々が吹き散らされ、ちょっとした広場のようになっている場所を遠巻きに眺めている青年は怖がりながら呆れてもいた。こんな無茶苦茶はヒルチャールだろうが神の目の持ち主だろうが、まずやったりはしないだろう。酔った風神様が嵐でも起こしたのなら話は別だが。

 恐ろしい音が響いて様子を見に来た青年は、危なそうならすぐに退去して周辺へ伝えに行くつもりでやって来ていた。

 だが、荒れ地に見知った姿を見つけたときは流石にそうも言っていられなくなった。丸見えになった地肌に娘が倒れている。白い服に、金色の髪……。

 

「お、おい! しっかりしろ!」

 

 気がつけば飛び出していた彼は娘を、蛍を介抱した。意識はなく、いくら呼びかけても起きないあたり頭でも打ったのかもしれない(本当は元素力を一気に操作した反動で急激に衰弱していたのだが)。あたりをざっと見渡した彼は、いつも蛍が携行していた荷物と剣を運良く見つけ、それらを手にすると彼女を自分の家へと運んでいった。ベッドとちょっとした薬草があるぶん、そのまま声をかけ続けるよりはマシだと判断したからだ。

 そうしてなんとか家にたどり着いた青年はさっそく蛍を寝床に横たえ、怪我をしていないか調べはじめた。山屋の粗末な寝床の上でなんとか服を脱がせて黒い肌着や下着だけにすると、慎重に彼女の身体を目視していく。自然の中で生きるときに怪我はつきものだ。彼自身や他の者が傷つくことを通じて、ちょっとした治療の知識が青年には備わっている。どうやら服や髪が多少焦げている他に外傷はなさそうで、触って出血や骨折をしている部分もなかった。

 ホッとしたのも束の間、そこから先──インナーに隠れて見えない部分まで確認するかどうかを考えてしまうと青年は正気に戻ってしまった。

 

「……っ」

 

 つばを飲む自分が情けない。人命が、しかも好きな娘のそれが懸かっているかもしれないのに迷ってしまう後ろめたさが嫌になる。

 それもこれも、天使と見まごうような蛍の容姿のせいだ。遠くから見ていた時以上に彼女の整った顔とあどけなさ、金色の髪の美しさ。そして体格や顔立ちから想像するよりもはるかに大きく張り出ている胸と尻の量感が、一人で暮らしている青年には魅力的すぎた。

 彼の経験からしてもおそらく娘は無事だ。大丈夫なはずだ。だからこそ、この先を、寝ている間に彼女を暴くようなことをする必要は……。

 

「う……あ……」

「っ! おい!」

 

 迷う彼の予測を裏切るように蛍がうめく。逡巡を投げ捨て、声をかけ続けながら彼はさらに蛍の身体を探っていくが意識は戻らず、おかしなところも見つからない。

 頭か内臓が傷を負っているなら彼にできることはない。嫌な汗をかきながら腹部を見るために娘の肌着をめくった彼は、下腹部に異様な模様があるのを見つけた。

 

(……? なんだ? 痣? いや……)

 

 下着で半分隠れるような位置に、なにか人造的な模様が浮かんでいる。明らかに内出血ではないが、かといって皮膚に貼ってあるものにも見えない。内臓に関しての精確な知識を彼が持っていれば、その形と場所から子宮に関するものだと直感できたかもしれない。ちょうと子作りの場所をハート型に見立てているような、エロティックで悪趣味とも取れる模様になっている。

 ともかくわからないながら、痛みを生んでいるのかどうか調べるために青年はそれに指を伸ばした。

 

 パチッ!

 

「う……っ!?」

 

 鋭い刺激が指先から脳まで貫くように走り、その凄まじさで青年は指を跳ね上げてしまった。蛍の模様と自分の指先を交互に見つめ、呆然としていた彼は思い出したかのように娘の顔色をうかがう。

 

「……。……」

 

 いつのまにか静かに眠っている彼女を見て目を閉じると、彼は娘に布団を掛け、それから湯を用意すべく屋外にある水瓶の前まで歩いていき……立ち止まった。

 

「なんだこれ」

 つぶやく青年の周囲に変わったところはない。だが彼には目に見えない、しかし自覚できる繋がりが蛍の模様とのあいだに通されているのを感じている。

 

(いや……模様じゃなくて、淫紋……?)

 

 混乱する彼の脳裏で淫紋の使用法が渦巻いていた。いきなり知らない知識が頭の中に置いてある驚きは、使ったこともない三本目の腕が生えてきたような感覚を与えている。

 

(神の目っていうのはこんな感じなのか? いや、それより彼女、神の目を身に着けてなかったような……あそこに落としてきたのか?)

 

 とりとめのない事を考えながら、彼はどうしても与えられた知識から思考を外せない。なぜならそこには、蛍の身体をメスとして扱える方法の数々が眠っているのだから。

 アビスの魔術師は的確な手段を取ろうとしていた。快楽がいかに人を信じ込ませ、苦痛以上に従順にさせるかをよく知っていたのだから。蛍がいかに強く元素力を操ってみせるのかをあらかじめ知っていれば、魔術師は彼女を虜にして深淵まで連れて行くことができただろう。

 とはいえそれは失敗した。したが、偶然にも別の形で青年に引き継がれた。元素力とは違い、カーンルイアとアビスの技で、知識も操作も引き継げるよう調整された術が。

 

(……まぁ、俺のくだらない妄想だろう)

 

 湧いてきた力をそう結論付けた彼は、思いついたイタズラのような術を念じて淫紋へ送り込んだ。どうせ効きやしないと思いながら。発情期のようになっている自分を嘲りながら。沸かした湯を桶に入れて、彼は小屋の中へと戻っていくのだった。

 

 

 

 

 

「ん……」

 

 意識を取り戻した蛍が徐々に記憶を引っ張り出していき、自分がどうやら誰かに助けられたと結論づけるまでにはしばらくかかった。ありったけを叩き込んでやったアビスの魔術師は間違いなく倒せただろう。そう考えはじめた矢先に小屋の扉が開き、青年が入ってきた。

 

「……っ!?」

「あ。大丈夫。ここは俺の住処で、君が倒れていた場所にも近いよ」

 

 目が合った途端に小さく身体を跳ねさせた蛍が驚いたと考えたのだろう。青年は小屋の入り口から近づかず、彼女が倒れていたのを運んできたこと。見たかぎり大きな怪我はなさそうなことなどを説明して安心させようとしていた。

 

「身体を拭くものを持ってきたんだけど……近づいてもいいかな」

「……うん」

 

 元気のなさそうな声をして蛍がうなずく。疲労か痛みがあるのかもしれない、と考えて桶を持った青年が近づいていくと、ある事に気づいて彼はギョッとした。

 蛍の顔が真っ赤になっている。寝ているときはそんなことはなかったのに。熱でも出たのか、と考えるべきところを、彼は別のことで頭をいっぱいにしていた。

 先程、彼は妄想の中で淫紋に呪文を込めた。

 『自分を視界に入れている間、彼女は発情期の獣のようになる』と。

 

(熱が出てきたんだ。そうに決まってるだろ)

 

 ベッド脇の小机に桶と厚手の布を置いておそるおそる蛍の方を見た青年と、潤んだ瞳の娘が目を合わせる。可憐な少女の顔には明らかにただの熱ではない、動物的な色気が刷かれていた。

 

「起き上がれるかい?」

「……難しいかな」

 

 弱々しく蛍は伝えた。急に身体が、特に腹部が熱くなってきたことで不調が襲ってきたのだと彼女は判断していた。頭がはっきりしないのも、集中できないのもそのためだろう。

 

「身体、拭こうか?」

 

 だから青年の突飛な提案にもおかしいと感じなかったし、彼のごつごつした指をじっと見つめてしまったのも熱のせいだ。

 

「うん」

 

 蛍が許すと彼は小さく喉を鳴らし、掛けていた布団を剥ぐと下着姿の彼女を起こして体を拭いていった。顔から首、腕、指、太もも。温かな布で拭かれると心地いいのか、蛍の目は柔らかくなるが紅潮したのは直らない。それどころか全身の白い肌を火照らせ、女くさい体臭をぷんぷんさせている娘に触れていくだけで青年の理性はたやすく削られていった。

 そもそも下着が小さすぎるのではないだろうか? 動きやすさを重視しているのかもしれないが、首から掛ける形状になっている黒いインナーは肩から背中、胸の上半分まで丸出しになっていて、大きめの谷間もしっかり見えている。そこから下は腰にかかるまですっぽり覆われているとはいえ、股間を隠すはずの下着がまた小さい。量感たっぷりの大きな尻肉に食い込み、秘所を隠すにはあまりにも頼りないように青年には思えるのだった。

 

 しゅりっ♡

 

「ん……っ!」

 

 蛍の身体が小さく跳ねる。

 

(今、この人……?

 青年が伸ばした二の腕の端が、娘の乳首をかすったのだ。敏感になっている自分に少し驚きつつ、とっさに彼女は男の横顔を盗み見た。

 

「……」

 

 彼の顔色は変わっていない。真剣なものだ。偶然だったと蛍は思い直し、体を預け続ける。

 

「あの……私が倒れてた場所」

「うん?」

 

 しゅりっ♡しゅりっ♡

 

「倒れてた場所に……っ!? あ……。パイモン、小さな、白い子がいなかった? っ……!」

「いつも一緒にいた子かい? ああ、実はこの森で君を……君たちを最近よく見かけていてね。君が倒れていたときは驚いたよ。えっと、あの白い子はいなかった。君を助けるためにさっさと離れたから、そこまで注意して見ていなかったけど。君の神の目も、たぶん見落としてる。ごめん」

 

 しゅりしゅりっ♡

 

「気にしない……で……っ。きゃ……! ううん。なんでもない。それと、神の目は……あぅ……私、持ってないから……」

 

 会話を重ねつつ、脇から乳の付け根にわたる敏感な部分を拭かれて蛍が息を止める。いや、そもそも拭かれているのか? 直接指で触られているような気もしていたが、ぼうっとした頭で蛍は考えられなくなってきている。太ももやふくらはぎ、足の裏も同じようにくすぐったいところをじっくり拭かれて、娘の下腹部がますます熱っぽくなり、青年の二の腕が何度も何度も、ちょっと尖ってきた乳首に当って──。

 

「あっ……♡ ふぅ……ふ……。ん……♡ んぅ……♡」

「大丈夫かい」

「うん ……。熱……っ!♡ 出てるかも……っっ♡」

(おかしい……これ、熱いけど……気持ち、いい)

「お腹、拭くね」

 

 自分の体がふわふわしている原因がただの熱ではないことに気づきはじめた蛍のインナーがまくられる。

 

(? なに、これ……? この……紋様……!)

 

 淫紋を見た瞬間、緊張で蛍の意識がわずかに明瞭になった。アビスの魔術師に受けた攻撃はこれだったのだ。そしておそらく、このせいで変な熱が……!

 

 ぐいっ♡

 

「っは……!?♡ は……!♡ は……!♡」

 

 青年の手が淫紋と重なると、渦巻いていた熱が煮えるような激烈な感覚に変わって蛍が口をパクつかせた。

 

「これ、痣だと思うんだけど。どう? 痛むかい?」

「あ……ぅぁ……♡ だ、大丈夫……っ。だいじょ……ぶっ♡ だからっ。離して……そこ……っ♡」

「苦しそうだけど……こことか」

「~~~っ♡ は……! 痛くない……からっ♡ 大丈夫……っ。……っあ♡ は、離して……っ!」

 

 小さく身悶えている蛍のお腹を何回かなぞると、納得したのかようやく青年は手を離して彼女を拭いていった。呼吸が乱れているのを抑えようと必死になっている娘が、ふと青年を見た。

 

「……っっ!?」

 

 腰を曲げて蛍の下半身を拭いている彼の股間が、大きく盛り上がっている。堂々と、まるで娘に知られるのがなんでもないかのように振る舞っていて、青年の方が正しいと言わんばかりの態度だ。

 男性の生理について知識はあったが、こうも性的興奮を見せびらかされたのはもちろん初めてで、ズボンの尖った部分から目を離せず、呼吸を殺すようにして蛍はそこをじっと見つめてしまっていた。

 

「……あれ。また汗かいてる」

 

 す、と布が娘の内股に入り込んできた。

 

「っっ!」

「緊張しないで。すぐ終わらせるから」

 

 強引にそこを拭いていく布がじっとり湿るほどの水気の正体に、もちろん蛍は気づいている。自覚はなかったが、あれは自分が濡れたせいだ。彼女が興奮したから出てきたものだ。

 そして、気づかないフリをしている青年にもそれがバレている。ズボンの下にあるモノがますます膨れてきているのが蛍の羞恥心を煽り立てた。

 

「~~……っ! ふぁ……♡ んく……っ。ん……♡ ん……。」

 

 そうして体を拭き終わり、勃起したまま小屋の外に出ていった青年を目で追った後、蛍はベッドの中で落ち着きなさげにしていた。引いていく体の熱と入れ替わるようにしてある事実が……二人の男女が発情してしたという事実が彼女に伸し掛かっているのだった。

 

 

 

 

 

 青年のタガは外れてしまった。

 蛍が興奮してしまっている事実を認めた時、彼の倫理などというものは彼自身によってたやすく踏みにじられてしまった。淫紋が本物で、恋した女を好きにできる事実に抗える者がどれだけいるだろう。

 最初の数日間、彼は一緒にいるときは娘を発情させ、少しづつその身体をいじって楽しんでいった。彼女の剣や元素力を操る力(神の目を持っていないと言っているが本当だろうか?)がある以上、いきなり押し倒すのはさすがにためらわれたのだ。

 風呂代わりに家の脇へ小さな革のテントを作って簡易的なサウナを建てた時、蛍を丸太椅子に座らせ、後ろに立った青年が汗と垢を拭き取るはずだった。

 

「はぁ……はぁ……♡ ふ……ん……っ♡」

 

 汗だくになるからと青年の使用している男ものの衣服に着替えさせられ、窓のない暗闇の中、焼け石による熱気の中で彼に身体を軽くこすられているうち、蛍は乳肉を揉まれていた。

 

「ねぇ……そこ……っ! 胸……!」

「大丈夫……。服の下で見えてないから。ここも拭いておかないと……!」

「うそ……っ♡ それ、あなたの指だよね……! あ!♡ ふぅ、ぅ……♡」

 

 高温多湿の中で汗が止まらず、それと同じくらいに性の疼きが止まらなくなって理性をぐずぐずにされながら、充血してせつなさが増していく美巨乳の形をまさぐられて蛍はあえいだ。

 ブカブカのシャツの中からパサリ、と手ぬぐいが落ちた。

 

「ねぇ……タオル、落ちてっ……んくっ♡ ふあぁぁぁ……♡」

「ちゃんと拭いてるよ。蛍のおっぱい……すげ……」

「嘘……っ! 興奮して、私を、好きにして……! ふぅ……!?♡ ん……♡ うそ……っ。うそ……ん……♡ くぅ……!」

 

 汗でぬるつく肌の上を滑っていく異性のいやらしい手ざわりが娘の子宮にドロドロとした欲求を溜めていく。火照った丸い乳の先端を、大きめのぷっくりした乳首を男の指が包みこんだ。

 

「そっちが悪いんだろ! 俺を焚きつけておいて……! あ……ここ……っ。蛍のここ、グニグニしてて……た、勃ってきたよ……っ」

「は……!♡ あ、あ♡ あ……♡ ち、違う! ねぇ、聞いて……っっ♡ 私が……は、発情したのは、その、お腹にあった痣のせいなの……! 私はっ♡ 違うっ♡ 違うから……ぁっ♡」

「関係ない……っ。乳首こんなにしておいて……っ。蛍が俺にいいよって言ってるようなモンじゃないか……。ああ……ずっと乳首いじっていたい……っ。蛍おっぱい、柔らかいのに……押し返してきて、汗でぬるぬるして、ぴったり手のひらにくっついてる……っ。はぁ……っ。はぁ……っ」

 

 聞く耳持たずに興奮しきっている青年の手を拒むために握った蛍の指は弱々しく、オスのいいようにされるがままになっていた。性欲に振り回されていやらしい事ばかりしてくる男を非難する気持ちはある。

 

(なのに、どうして……! いやらしく触られると……気持ちよくされると……イヤじゃなくなってくる……っ。恥ずかしいのに……。だ、ダメなのに……っ! 淫紋さえ、コレさえなければ……っ!)

「やめて……っ。やめて……♡ やめ……てぇ♡」

 

 結局その時は暗がりの中で、のぼせそうになった青年が諦めるまで胸をいいように弄ばれるのだった。

 

 

 

 奇妙なことに性的ないたずらをする時以外、青年は蛍に対して親切なままだった。彼からすれば大事な女の子であることに違いはなかったのかもしれないが、戦闘の現場に戻って荷物を探し、パイモンの安否などはずいぶんと時間をかけて確認したものだ。成果すらなかったものの、再び魔物が現れるかもしれない危険を冒しているのは蛍にもよくわかっていたから、よりいっそう刻まれた淫紋が憎らしく思えた。

 そんな状況だったので娘は青年そのものを嫌悪はできず、お礼も兼ねて色々と協力した。この日の調理もそのつもりだった。

 しかし。

 

 ちゅく♡ちゅく♡

 

「……っ♡ ……っっ♡ く……ぁ♡」

 

 エプロンを身に着けて立っている蛍の後ろから、尻の割れ目に沿うようにして男の指が埋められている。ぬめった女性器の入り口をかき回されて肌を粟立たせている娘はなぜか裸になっていて、素肌にエプロンだけという倒錯的な格好で食事の準備をしつつ、青年におまんこをいじられていた。

 頭の中にある淫紋の使い方を探っていた彼は、被刻印者の常識に影響を与える術が組み込まれているのを知ってさっそく実行していた。『料理をするのは裸エプロンが基本』という常識をすりこみ、そのくせ羞恥心はそのままなので蛍は説明できない緊張と興奮にさらされ、男から与えられる快感と組み合わされて股を濡らしている。

 

「危ないから……っ。止めて……。おとなしくっ、んっ♡ 待ってて……っ♡」

「でも、蛍のココすごい気持ちよさそうだ。熱いし、えっちな音もすごい。料理よりいい匂いがする……っ」

「バカ……っ!♡ そんなわけない……っ♡ あ……♡ く……ぁ♡ ふ……♡ ふ……!♡」

 

 頻繁に誰かがやって来るような場所ではなかったが、それでも人の目に怯えながらぬめった肉の閉じ目を中指でかきわけられ、焼けるほど熱っぽくなっている肉の粘膜をゆっくりと、とろかすように撫でつけられても、男の下心に負けたくないという意地で彼女は調理を続けた。

 くちくちくちっ♡ とぴっちり絡みついた肉ヒダがみだらな音を立てても娘は啼きながら耐えていく。こうして料理ができあがり、食べ、片付けてから常識を元に戻されるまで、娘はずっと青年に嬲られて一日を過ごした。

 

 

 

 こうして日々を青年と過ごすうちに淫紋に慣れてきたのか、蛍の疼きはおとなしくなっていった。だがそれも男のいたずらやペッティングがはじまるまでの話で、触れられてしまうとどうしようもなく下腹部が手懐けられてしまう。

 

「やだ……っ。やめて……! やめ……っ♡」

 

 この日も小屋の中で青年に後ろから胸元へ腕を差し込まれ、蛍はおおきな乳を揉みしだかれていた。すでに普段と同じ服装で身体がなまらない程度に外を歩くようになった彼女だったが、ここのところ家の中で青年と出くわすといつもこうやって身体をいいように遊ばれている。

 

「まだ病み上がりなんだから、こまめに身体の調子を見ないと」

「エッチなことしたいだけでしょ……! やめて。やめてったら……!」

 

 スカートの中に入ってきた別の手で尻肉を好きにされて、蛍は顔を赤くしながら抵抗している。服の中でみちみちっ♡ といっぱいになっている乳肉を男が握りこむと、あふれて溶けていきそうなほど柔らかい白脂が指の間からはみ出ていく。

 

「やだって言ってるのに……ひゃぅ!?♡ うぅ……んっ♡ だめ……♡ やぁ♡ やだ……ぁ!」

 

 蛍のお尻をむにむにと撫で回してから、下着ごしに男の指先が処女の秘部を往復してなぞった。

 

「そこっ……さすらない……でっ♡ ふぁ♡ ぁ♡ んく……ふ♡」

「おっと。腰が砕けるくらいイイんだ。ちゃんと支えてあげるから、もっとよくなろ?」

「いや! 離して……! ……っ♡ ふぅ♡ ふぅぅ♡ あ♡ あうぅぅぅ……♡」

 

 もうずいぶんと馴れ馴れしくなった男に抱きつかれたまま逃げようとして、よたよたと小屋の中を歩かされた蛍はベッドまで誘導され、そこで一際強く淫部をこじられるとマットの上へ、膝立ちになって崩れ落ちた。

 

「ふぁ♡ あっ♡ あ♡あ♡あ♡ う……ぃぃ♡ だめ……♡ 股の、尖ってるところ……っ♡ グリグリしたら……ダメぇ……っ♡」

 

 ベッドの上で四つん這いになった娘へ覆いかぶさるように密着した青年が、ぴっちり閉じた新品の割れ目まで指を潜り込ませてくち♡くち♡ と優しくなぞる。

 

「やっ……♡ いやっ♡ んくっ♡ くぅ……うぅぅぅ~~~~っ!♡」

 

 膨れてきた真珠粒を愛液で濡らしてくるオスの手つきに蛍は声を抑えることもできず、瑞々しいおっぱいを潰されながら甘い声で啼くしかない。

 男の方も辛抱が効かなくなってきており、娘の下着を引っ張って荒々しく足首まで引きずり下ろすと、汗と蜜でぐっしょりと濡れているそこがむわぁ……♡ と熱気を放っているのが見えた。

 

「えろ……。蛍、ねとねとになって、湯気も出てるんじゃない……?」

「~~~~っ! 黙って! く……ん……♡ この……っ。は……♡ んぅ♡ あ♡ だめ♡♡ だめだめっ♡♡ そこ強……待って!♡♡ は♡♡ は……っっっ!?♡♡ いや、待……んうぅぅううう~~っっ!♡♡♡」

 

 とうとう我慢できなくなったのか淫核を挟みこまれながら蛍が強烈な絶頂を迎えて、ぷしっ♡ と潮を吹いて痙攣した。その余韻でお尻をふりふりっ♡ と揺らめかせてしまい、ますます青年を愉しませるのをわかっていながらお腹の奥が収まるのを待つしかなかった。

 

「く……ぅ……♡ ふぅ……♡ ふぅ……♡ 最低……。最低……っ!」

 

 硬く尖ったズボンを太ももへ擦り付けてくる青年を、息も絶え絶えになった蛍の潤んだ瞳が睨む。それすら彼を奮わせるということに薄々気づいてはいるが、他に抵抗する方法がない。実力行使は最後の手段だ。青年は悪くない。悪いのは淫紋なのだから。

 

「……」

 

 鼻息を荒くしながらじっと娘のおまんこを見つめていた男が、無言でズボンをずり下ろす。中から飛び出てきたオスの生殖器官は痛々しいほどたくましく張り詰めていて、浮いている血管の脈動が命のみなぎりをメスに伝えてくるようだった。

 

「はぁ……! はぁ……!」

「え……。あ……! やだっ! やめて! やめ……っっ♡ く……! あ……っ♡」

「もういいだろ……? 何日もずっと待たせてさぁ……。蛍も入れてほしいよな……? 俺のちんぽ、ほしいよな? なぁ……!」

 

 ぐぢぐぢっ♡ と充血した粘膜の谷間に指を差し込まれて恐怖と期待に蛍が震えた。

 

「いやだ……っ!♡ いらないっ! そんな、ふぁ……♡ あぅぅ……♡ く……ぁあ!♡」

 

 男の手を掴んでなんとか止めさせようとする蛍だったが、無理な体勢での力比べでは青年の魔手から逃れることができない。ちゅぷちゅぷ♡こしこしっ♡ とクリトリスまで愛でられはじめたせいで指を食い締めているおまんこ穴からとめどなく愛液がこみあげてきてベッドのシーツを汚していった。

 お腹の熱が全身に広がっていくようで、蛍の頭が甘く痺れて視界がぼやけてきた。

 

「だめ……だってばぁ……♡ ひぁ!?♡ ……っ♡  くぅぅぅ!♡」

「なぁ? ここに、指より長いの入れてさぁ、奥の奥までほじってやるからさぁ……! いいだろ……?」

「ふざけないで……っ! ひ……ぁ♡ お腹ので、無理やりに気持ちよくされて、それでされてるだけなのに……っ。最低……っ!」

「? ああ。そう思ってるんだ」

 

 淫芯の皮を剥かれ、中の一番敏感な部分をそっと摘まみ出された娘の身体が痙攣する。

 

「ふぁ……! それっ♡ 強……っ! つよすぎ……んぅ♡ あ♡あ♡あ♡」

「それさぁ、淫紋って言うらしいけど。もう使ってないんだわ」

「っ♡ っ♡ ……っ? え? なに……? ふぁっ♡ あ♡ やめ♡ やめて♡ 強い♡ つよ……ぃぃ♡」

「元素力か何だかが切れたっぽくて? わからんけど、何日かは使って……ほら、アレアレ。裸で料理してもらった時あたりまでか。そこからは蛍がスケベなだけ。これとかされるの好きだろ? なっ? なっ?」

「あん♡ んっひ♡ 嘘っ! 嘘うそうそ……っ♡ うそ……だ♡ く♡ うぁ♡ あうぅぅぅぅ~~……♡♡」

「ほんとだって。信じてくれよ。どうしても蛍が好きで、欲しくて最初はやっちゃったけど……。あとはずっと蛍が触らせてくれて……俺を誘ってさぁ。なぁ、いいよな? 俺、ずっと蛍が好きでさ……ウソじゃない、ウソじゃないから……っ。いいよな……これ、いいよな……っ!」

 

 とろけた頭に真相を告げられ混乱してしまい、抵抗がゆるんだ蛍の様子を同意とみなした青年が指先でクリをしごくと、表面がつるつるになるまで充血した亀頭を桃色の乙女肉にくち……と触れさせた。

 

「は、離れてっ! 離れ……♡ ダメだから……っ! こんなの許さない……! やだ……ぁ♡ やだやだやだ♡ 絶対にいや……! そこ、シゴかないでぇ……♡」

「やめるかよ……! オマエのここまで、チンポくっつけてるんだぞ……っ! 絶対やめるか……! 好きだ蛍……っ! 好き……っ!」

「あ♡ あ♡ いやっ! 嫌い……っ! 嫌い! きら……い♡ ふぁ♡ あっ♡あっ♡あっ♡ だいっきら……ぃぃ~~♡ やだ! やだやだっ! お兄ちゃん! お兄ちゃ……やだ♡ きら……ぃ♡ やめ……! あっ!♡ くぅ……♡ くふ……っ♡ んぅ……♡」

 

 にゅぐぅ~~……♡ と異物が上がり込んでくる感触に娘が歯を食いしばる。指でさんざん弄ばれ、すっかりほぐされた淫口を拡げて肉竿の先っぽが埋め込まれた瞬間、メス芯を限界まで責めたてられた蛍は強引にイカせられてしまった。

 

「~~~っっ♡ ぁっ♡  ふあぁぁぁああぁぁ~~~っっ!?♡♡」

 

 絶頂を迎えさせられ四の五の言わなくなったメスの中を……鋭敏に締めつけてくる媚肉の中を掘り進むようにして、肉棒が根元までずっぽりと納まっていく。

 

「か……は……♡ お……ぉ♡ あ……」

「あ~~……っ! すご……! これがおまんこ……っ! 女の……しかも、蛍のおまんこ……っ! やばい……漏れる……っ!」

 

 ほかほかと熱い若膣の中を進んでいくのに夢中で処女の証さえいつ破ったかわからなかったが、それでも初めて味わうメス肉の蠢きに白いものがこみ上げてくるのを慌てて押し戻そうとして、じっと射精欲が過ぎ去るのを青年は待った。

 

「あ……♡ ぁぅ……っ♡ わ、わたし……犯され……ぁ♡ いや……ぁ♡」

 

 その一方、挿入のショックと下腹部の圧迫感で蛍はシーツを握りしめることしかできない。慣れない痛みもさることながら、一人の男に貞操を踏みにじられ──そして、それを淫紋のせいにできない現状が一粒の涙となって彼女の目尻に浮かんだ。

 

「やだ……♡ 私、これじゃ……違……♡ あ……っ♡ 中で、動……やめ♡ やめてっ! やめて……ぇ♡」

「蛍のおまんこの中、すごい……っ! すごい……っ! 蛍まんこ、すごい……っ!」

 

 温かな柔肉で作られた指に握られているような締付けを受けて、オスの腰がじわじわと回されていく。根元までずっぷりと深く挿入しているせいで包皮がすっかりめくれて伸ばされ、カリの後ろ側にある普段は隠されている部分……チンポの一番敏感な部分がめくれて露出している。そこを蜜肉がきゅうきゅうっ♡ と初々しくしゃぶってくるのだ。

 この気持ちよさにたまらず青年は腰をグラインドさせてしまい、偶然にもその動きが蛍の固い膣をほぐす働きを生んでいった。

 

「あ♡ ふぁぁ……っ♡ いやっ♡ 馴染ませないでっ♡ 離してっ♡ はぁっ♡ 離してぇ……っ♡ いやだっ♡ やだっ♡ 奥かき混ぜて……あなたのモノにしようと、しないでぇっ♡ んうっ♡ んっ♡んっ♡」

 

 にゅぢ♡にゅぢぢっ♡ と部屋の中に響きはじめた粘っこい音と、ぬるま湯につかっているような快感の波が一緒になって娘の頭を白く染めはじめ、オスの動きに合わせて足の指が伸びては丸まり、身体の力が抜けていく。

 にゅるぅ、と亀頭が抜け落ちる直前まで青年の腰が引かれると、肉底にぶつかるまでゆっくり再挿入されていく。じゅぷ♡じゅぷ♡じゅぷり……♡ と肉杭で突き上げられ、背中をくねらせながら甘美な圧迫感に蛍は身悶えた。

 

「やっ♡ 入って……♡ ふっ……♡ あ♡ あぅぅ……♡ ふぁ♡ 抜いてっ♡ ぱん、ぱん……っ♡ しちゃ、だめ……っ!♡ やめ……! ん……くっ♡ うぁ……♡ あ……あぁぁっ!♡♡」

「中、ヌルヌルしてるのに、指の輪っかみたいになってて、シゴいてくる……っ♡ すげぇっ、自分の指とぜんぜん違うっ……! 今までずっと外でシゴいてた、どのセンズリよりも気持ちがいい……っ! これ、俺のモンだ……っ! 俺んだぞ……っ! くあ……!」

「くぅぅ……♡ 離れて……っ♡ やだ、はなれてぇ……っ♡ やだやだやだっ♡ もうやだぁっ! あ♡ おっき……いぃっ♡ またおっきく……っ♡ いやっ♡ そんなにしな……いでぇ……っ♡ やだやだ……ぁっ♡」

「俺のになってくれよ……っ! 蛍! なぁ!? はぁ……! はぁ……っ!」

「くいぃぃぃっ!?♡ やだっ♡ やだぁぁぁ……っ♡ あ♡ いやっ♡ 嫌いっ♡ きらい♡きらいっ♡」

 

 ゆったりとした前後運動がぱちゅんっ♡ぱちゅんっ♡ と繰り返されているうちにピストンの速度がどんどん上がっていく。

 硬チンポへ愛液がねっとりとまぶされて結合部から湿った音がじゅっぷ♡じゅっぷ♡ と奏でられはじめ、蛍のケツ肉とオスの恥骨が打ち合うたびに肉が弾けて肌同士が擦れ合った。

 

「ひゃ……っ!♡ ふぁ♡ お、お尻……やだぁっ♡ お腹、おく、揺れる……っ♡ やぁっ♡ こんなっ♡ こんな……っ♡ ひどい……っ♡ そこ、そこ刺さないで……っ♡ ねぇっ♡ 止まってよ!♡ ふぁ♡ ふ……ふぅぁぁ~~っっ♡」

「イヤじゃないんだろ……っ? おまんこ、こんなにしてさ……っ。俺をずっと待っててくれて……あっ! 奥に、奥に吸われる……シゴきながら……すげえ……っ!」

「ふあ!?♡ はぁ♡ はっ……ぁっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡」

 

 狭い膣道がほぐれる度に肉壺からは止めどなく愛液が垂れ、膣粘膜が本来の形──すばらしい名器へと整えられていく。数カ所ほどあるキツキツの肉の輪が雄チンポをまんべんなく締めながら奥へと誘い、包んでくる膣ヒダは粒立って亀頭やカリ、ピンク色をした肉棒の弱点をにちゅ♡にちゅ♡ と擦りあげて奉仕してくるのだ。

 何日も嬲られて熟れていた新品まんこも犯される度に性感帯として目覚めていくようで、新しい場所を抉られるごとに全身から汗を吹きちらし、たまらない切なさに娘は泣いた。

 淫紋という支配者はとっくに立ち去っていて、残されていたのが獣のような性欲だったとしても、やはり蛍は青年を恨めなかった。手間も惜しまず世話を焼いてくれたし、優しくしてくれて、何よりも気持ちいいことを出し惜しみせず与えてくれたのだ。

 快楽がいかに人を信じ込ませ、苦痛以上に従順にさせることだろう。

 

「あ♡ 気持ちいいっ♡ きもちぃ♡ そこ♡ そこ好きっ♡ すきっ♡ あ……っ!♡ きらいっ♡ きらいっ♡ きらいっ♡きらいっ♡ あなた、きらいっ♡ あっ♡ んっ♡んっ♡んっ♡」

 

 大きなストロークがはじめて最奥まで届き、処女地を長チンポでなめつくしていく抽送に蛍の口から甘い悲鳴があふれ出た。その反応が可愛くて、支配欲で腰を熱くさせた青年のピストンは徐々に早く、そして乱暴なものへと変わっていく。

 

にちゅっ♡にちゃっ♡にっちにっち♡

ぱちっ♡ぱつっ♡ぱんっ♡ぱんぱんぱんっ♡

 

 ベッドが軋み、肌同士がぶつかり合う淫猥でいやらしい音と混ざってセックスの音楽を生み出していく。余計な力みが消えた接合部から粘ついた生殖液があふれてきて、蛍の内股をつうっ……を垂れ落ちていく。

 

「……っあ! あ……! 蛍……っ! 蛍っ……!」

 

 オスの動きが強く激しく、しかし単調な突き入れを繰り返しはじめ、そのリズムの変化に蛍の本能が警告をささやく。

 

「……っ!? や……♡ やだっ! いやだ! いやっ!」

 

 それが何かを理解するより早く娘は体全体をよじってオスを振りほどくと、前へ倒れ込むように逃れて交尾を解いた。

 

「あ……っ! くそっ!」

 

 処女だった孔と肉棒のあいだにねっとりとした粘液の筋がいくつも渡されていて、逃げられた証拠のように思えた青年が激高して蛍に飛びかかっていく。

 

「だめっ! だめ……っ! やぁ……だ……っ! や……あ♡ あ♡あ♡あ♡ ああぁぁああぁ……っっ!♡♡」

 

 ベッドの縁に手をかけたところでオスに伸し掛かられ、彼の肉体とベッドで挟み込まれるようにして押さえつけられると、ガチガチになった灼棒がずっぷし♡ と蛍の肉壺へ戻されていった。

 

「抜いてっ……! ねぇ……っ! なんでもするからっ!♡ これダメっ♡ 外じゃないと……できちゃうっ♡ できちゃうよっ!?♡ だめっ♡ ぬいて♡ぬいて♡ぬいて……っ♡」

 

 青年は彼女の言葉など聞いていないかのように夢中で腰を振るい、メス尻を後ろから潰すような荒々しいピストンを繰り返していく。

 こんな気持のいい穴からチンポを抜くなんてありえないし、そもそも蛍だってすっかり発情して、お腹の奥まで交尾に酔っているのを彼は知っていた。

 まだなにか言っているメスを黙らせるべく陰核へ指を伸ばして雑に挽きつぶし、もう片方の手で乳肉を探り当てると鷲掴み、指の股で乳輪を摘みながら握りつぶしてやる。

 びくんっ♡ と背中をそらせて悦んだ蛍の背中が綺麗な曲線を描いてのけぞる。

 淫肉をほじくられるだけで頭がおかしくなりそうなのに、そこへ追い討ちをかけられてしまうと、赤ちゃんができる恐怖すら消えてしまいそうになっていった。

 

「……うあぁっ!♡♡ ふぁぁっ♡ あ♡♡ やだっ♡ やめてっ♡♡ 気持ちいからっ♡♡ やだぁぁっ!♡♡ やぁぁぁあっ!♡♡」

 

 逃げ出そうともがく蛍の反応を見てオスの中で獣性が首をもたげ、そのままラストスパートとばかりに力強く抱きしめると体重をかけ、まんまるなお尻を潰して波打たせる力強い交尾プレスがはじまっていく。

 

 どちゅっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡

 

 ぐつぐつに煮えた金玉の中身が尿道に詰まった我慢汁を押し出しながら昇っていき、振りたくられる腰のリズムにあわせてオスの腰を溶かしていった。

 

 どちゅどちゅどちゅっ♡♡♡

 

「あ♡♡ ふゃ♡♡ やぁぁぁぁあぁっ♡♡ なにか出てるっ♡ 出てりゅ……っ♡♡ これっ?♡ これが赤ちゃんの……っ♡♡ 出ひゃないでっ♡♡ おねがいっ♡♡ おねがいだか……りゃぁっ♡♡ ぉひッ♡♡ ん♡♡ ん♡ん♡ん♡ んゃぁぁああぁぁ~~……♡♡」

「バカだな……っ! まだ出してない……っ! これから、いま、出すやつが……っ! 一番気持ちいいやつが種だよ……っ! あっ……! これっ! この、中でキスしてくるやつ……っ! すごい……っ! すご……あぁ!」

 

 やっとくっつけた子宮口からのチンキス奉仕に奥歯を噛み締めながらオスが昂り、腰を震せながらより強く熱棒を叩きつけていく。

 ぴゅ、とオス液が漏れた。

 

「うぁ……クソ……っ! も、漏れた……っ! ちゅうちゅう吸って……蛍の……ナカ……っ! 漏れる……漏れる……っ!」

「あっ♡ あっ♡ 出した……出したぁ……っ♡♡ やめてって言ってるのに……!♡ おなか、あつぃ……っ♡♡ 熱いよ……ぅ♡♡♡ ぁ……♡♡ おちんちん……ビクビクってぇ♡♡ もうやだ……♡♡ やだっ♡♡ や……お゛♡♡ あ゛……やめ……っ♡♡ おく、おく……グリグリしない……でっ♡♡ あ♡ あ♡あ♡ あ゛~~~っ♡♡♡」

「しゃぶってくる……っ! 蛍おまんこが、ずっとしゃぶって……っ! あ……っ! 出る……! もう出る! 出すから……っ! 蛍、おれのだ! いいな……っ! 出す出す……だす…………っっ!!」

「や゛♡♡ はぁっ♡ お゛……やだやだやだ……っ♡♡♡ 出すの、やあ゛ぁぁあっ♡♡ ひ♡♡ あ゛♡♡♡ あ♡♡ ゆるしちゃうっ♡ ゆるしちゃダメなのにいぃ……っ♡♡ ン゛っ♡♡ お゛っ♡♡ 奥きもちぃっ♡♡ きもちぃ♡♡ すきっ♡♡ すきぃ♡♡

 あ゛……♡♡ おなか来るっ♡♡ あついっ♡♡ あづい♡♡ やらぁぁ♡♡ らめ♡♡ しゅき♡♡ しゅき……ああ゛ぁ♡♡ しゅき♡しゅき♡しゅき♡

 イくっ♡♡ しゅきっ♡♡ イくっ♡♡ イ゛……っ♡♡ う゛~♡♡ あ゛っ♡♡ あっ♡あっ♡あっ♡ ふゃ♡♡♡ や゛ぁぁ……っっ♡♡♡  あ゛ぁぁぁああぁぁああぁぁ~~……っっ!♡♡♡♡ ~~~~~~~~~~っっ♡♡♡♡」

 

 瞳にハートを浮かべた蛍が身体を硬直させ、はじめての種付けセックスで深イキしているおまんこにオスがどぷどぷっ♡ と子種を吐き捨てていく。

 一滴残さず蜜壺の中へ注ぎ込もうとみっちり腰を密着させたまま、ぐりぐりぐりっ♡ と肉棒が回され、子宮口と鈴口とのあいだがオスの粘糸で繋がるくらい念入りにマーキングされていくと、後ろから犬のように犯されてメスにされてしまった蛍の意識がぱちぱちと快楽に焼かれて明滅した。

 新品おまんこの内では蛍を屈服させようと勃起したままのオスちんぽが、まるで栓をするかのようにしっかりと子宮口にハマったままぴゅっ♡ぴゅ~……っ♡ と射精を続けている。

 

「はぁ……♡ あ゛……♡ あづい……まだ出て……♡ あつ……♡ やぁ……♡」

 

 はじめて精液を注がれた子宮口では全てを飲みきれず、こぼしてしまった白濁が膣ヒダを逆流して接合部からあふれ落ちていく。

 その逆流をチンポで感じるのがオスには気に入らないようで、射精が終わったあとも女のふるりとした腰を引き寄せてねぢねぢっ♡ と中を小突いて教育していた。

 

(こんなことされたのに……っ♡ 汚されたのに……っ♡ なんで……っ?♡ なんで嫌いじゃないの……♡)

 

 力強いオスの重さを感じながら、泣きそうな顔で蛍は安堵していた。胸を揉まれ、太ももを撫でられながら息を整える時間が甘くてしょうがない自分が信じられない。

 いや、もうわかっている。青年が好きなのだ。気持ちよくしてくれるから。

 あまりに動物的な理由を自分の中で見つけた蛍が戸惑っているうちにオスの生殖器が引き抜かれ、あっという間に身体が転がされた。

 

「きゃ……っ!?♡」

 

 小さな悲鳴を上げて仰向けにされた蛍の目の前に青年の顔が近づいてきた。いつも自分をいやらしい目で見つめてくるる時の、ギラギラした表情としばらく見つめあってしまう。

 

「……っ」

 

 とっさに顔を背け、口をつぐんだ彼女を見下ろしてオスは笑った。

 

「わかってるよ。蛍も物足りないよな。ずっとしたかったんだからさ……!」

「ちが……っ」

 

 言いかけた唇を蛍は閉じた。そうでないことはお互いが知っているのだ。

 くちっ♡ と蜜口に肉傘があてがわれると、すでにぴっちりと閉じてしまっているお行儀のよい中古まんこが押し広げられていき、再びオスとメスになった若者たちの口から同時に、甘い鳴き声が絞り出されはじめた。

 交尾はまだ、これからも続くのだ。

 




読了ありがとうございました。
この話のオマケをFANBOXなどで公開中ですので、よろしければ御覧になってください。
【サンプル】刻まれた淫紋でいたずらされて合意レイプ種付けされちゃった蛍の話 +種付けプレス


FANBOX… https://c-rithul-hu.fanbox.cc/posts/5591020

Fantia… https://fantia.jp/posts/1863016


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【原神】潜入先の中年商人に夜蘭がハメ回される話

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/144708
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request

追記 いつものオマケ(約3100文字)をFANBOXなどで公開しました。
『潜入先の中年商人に夜蘭がハメ回される話 +二穴』
URLは後書きにあります。


 

 

「夜蘭はよく働くのう」

「ありがとうございます」

 

 璃月国内にある小ぢんまりした商館になぜか夜蘭の姿がある。

 館の主である中年の商人に報告へ来た彼女の今の身分はここの従業員だ。主に他国との商いを手掛けているこの商人が裏でファデュイと繋がっていると疑われたのは少し前の話で、そこから様々な調査を経て夜蘭が出張って来ることになったというわけだ。

 ここへ潜り込む際に璃月総務司を探られた形跡があったのも事態の裏付けをしているようだったが、そんなことはおくびにも出さず彼女はここで働いている。どうせ存在しない彼女の記録を探られたところで痛くも痒くもない。服装までいつもと同じなのはさすがにやりすぎだと、何人かの部下は嘆息したようだったが……。

 ともかく、潜入するなり商人の秘書のような立ち位置に収まった彼女は内部から尻尾をつかもうとしているのだ。

 

「どれ、一杯淹れるから茶飲み話に付き合ってくれんか?」

 

 商人の居室へ報告に来た彼女の指をつかもうと、男の手がすっと伸びてきたのを見越し、夜蘭は半歩下がってかわす。

 

「まだやることがありますので」

「まぁまぁ、それは後にして……」

「失礼します」

 

 微笑み、商人の言葉に聞こえなかったフリをして夜蘭はさっさと居室した。

 彼女が今の地位までスムーズに移行できたのも、この商人が図抜けて好色だったのが幸いした。最初から夜蘭を舐め回すような目で見てきたかと思えば、次の日からは体に触ろうと毎日のように話しかけ、迫ってくる。

 

(やりやすいわね)

 

 夜蘭にとってはじつに与し易い、イージーな相手だった。かわして焦らし、たまに尻を触らせてやれば潤滑に事が進むのだから。

 にもかかわらず、一向に局面が進展しないのは夜蘭の気にかかるところではあった。

 

(帳簿にも目録にもおかしいところは無し。記載されない情報も、商人としては当然あるようなものばかり。ファデュイの爪痕さえまるで残されてはいないのに、こちらの情報網には引っかかる、ね)

 

 個人の執務室に戻った夜蘭は、彼女にとってはどうでもいい商会の記録を整理している。この仕事は根気のいるもので、進展がないのは慣れている。辛抱強く時機は待つものだ。

 それでもストレスは溜まっていく。長い間、朝から夕方まできっちりと労働のフリをする退屈さによって精気が削られていく。

「私が出てくるのは早かったか。変数を見誤ったわね」

 ひとりごち、苦笑しながら、退屈な筆を夜蘭は滑らせていく。

 

 

 

 

 

「まだやっとるのか。すまんのう」

 

 ひょい、と商人が夜蘭の執務室に顔を出したのは、潜入調査がはじまってからもう随分と経った頃だった。朝から不運に見舞われて机に向かいっぱなしの彼女にさらなる不運が追加されたようなものだったが、夜蘭はスマートに受け答えをするだけでさっさと腕を動かしていく。

 会話をしながら近づいてくる男の気配に、夜蘭は苦笑しそうになっている。これだけ忙しいのに、彼は女の身体目当てにわざわざここへ立ち寄ったのだ。

 

(大したものね)

 

 商人は彼女の机を回り込んで話を続けながら、そっと彼女の隣へ座った。この部屋の椅子は外国のソファの脚を高くしたような物が使われていて、わざわざ二人ほどが座れるように座席が広く取られている。明らかに並んで座り、業務をする以外の用途を目的とされていて、おそらくこの場所に座っていたのはずっと女性だったのだろうと着席当時の夜蘭は呆れたものだ。

 

「ずっと働き詰めなのも身体に毒じゃぞ?」

 

 遠慮なく腰を下ろしてきた商人から、尻を動かして夜蘭が逃げる。机上から目を離さず、適当な相槌を打つ仕草は普段とまるで変わらない。

 

(今日はどっちかのう)

 

 触らせてくれるか、ダメなのか。この時間が一番難しいといつも思い知らされている男は、それでも形の良い夜蘭の尻を物欲しそうに見つめ……指の腹でそっと触った。

 

「旦那様」

 

 たしなめるような夜蘭の声が静かな部屋に響く。

 

「……?」

 

 商人は驚いていた。今日は運良く触らせてもらえる日だった、ということもあったが、それ以上に彼女の声音が違う。

 妙に隙があるのだ。

 体に触れさせない時は彼の心を読んだかのようにどこかへ去ってしまうほどの夜蘭が、まるでそこいらの女のような声を出す。

 

(これは……もしかするとツキが回ってきたのか)

 

 にやける口元を隠し、男がもう一度指を伸ばして尻に触れる。

 

「旦那様」

 

 夜蘭の声が飛ぶ。先程と同じだが、二回も彼女の柔らかい部分に触れた中年は確信した。理由は分からないが、今日はどこまでも押していける。性欲のまま夜蘭を楽しめるかもしれないという興奮に震え、男の手は素早く彼女のスカートの中に潜り込みはじめた。

 

「……っ」

 

 夜蘭の体が一瞬強張り、背筋が伸びる。その緊張に構わず女体の探索へ進められた指が太ももを、素肌を存分に触りまくっていく。

 

「ほぉ……!」

 

 女を何人も味わってきた中年が感嘆するほどのトロついた肌ざわりだ。女の膏がしっかり乗った、上等な衣のような感触を男へ残していく白い膚。

 好色なだけあって経験も抱負な彼は、一度弱みを見せた女体に加減などなくひたすら攻め込んでいく。

 ほどよく締まった、しかしむっちりとした肉が指に吸い付いてくるような肌触りを残し、クセになりそうな心地よさが男の指を包む。ただ自分の欲望を満たすためにひたすら夜蘭の腿肉をまさぐっていき、下着を抜けて尻へと向かう。

 

「……」

 

 夜蘭は無言だ。なんでもないように筆を使っているのを見て男は内心舌を巻いたが、同時にいやらしい笑みが浮かぶのを抑えられない。温かな尻肉を揉みはじめると同時に、細い腰にも手を回す。

 

「夜蘭。少し手を休めたらどうじゃ? ん?」

「そうも参りません。仕事を片付けてしまわないと」

「それほど重要な用事ではないぞ。優先順位ならワシが言うまでもなく、オマエがよく知っとるじゃろう」

「今日中に済ませなければなりません。んっ……」

 

 ぎゅ、と尻を掴まれるとさすがに夜蘭でも小さな声が出たが、それ以外は実に冷静なままだ。

 

「そんなもん、明日でいいわい。いや、もっと先でもいい。ほれ、ワシの相手をせんか……!」

 

 強引に腰を引き寄せられた時、ついに夜蘭は筆を置いた。

 ここまで男のいいようにされてきたのは、言ってしまえば彼女の気まぐれだ。ろくでもない出目に一点張りをするような真似だったが、長びく退屈とそれに伴う欲求不満がバクチを選ばせたのかもしれない。

 

「ひひひ……ほれ、ほれ……っ!」

「ん……!? ん、ちゅ……」

 

 無理やりとも言える性急さで夜蘭の唇が奪われた。尻と口を思うさまに弄ばれながらも、彼女は抵抗もせずそれを受け入れる。肉と肉の交わりが、ほんの少しだけ退屈を紛らわせるのがわかる。

 

「ぢゅ……ちゅ……っ。くぷ……ちゅっ。ちゅる、んく……っ」

 

 予測通りの体温と中年の臭いに包まれながら、それでも夜蘭にはちょっとした驚きが待っていた。彼女の中の雌が本能的に望んでいるものを探り当てるようにして、商人が的確に攻めてくるのだ。腰から脇にかけて露出した女の肌をくすぐるようになぞり、身体をビクつかせたタイミングで尻の割れ目に指が伸びると、腰が浮かせんでしまうような弄くられ方をされてしまう。

 

「ん……りゅ……れろぉ!? ぢゅる……っ♡ れろ、ちゅぽ……れる♡ んぢゅ……ぷちゅ」

 

 割り開かれた唇を通ってきた男の粘膜筋が舌先と触れ合い、もうディープキスがはじまってしまった。ちゅるちゅる♡ と粘膜どうしが絡み合って頭の中にじんわりした熱が生まれていくと、夜蘭は体の力を抜いてオスの愛撫を受け入れはじめた。

 巧い。思った以上に。

 鼻腔の中まで広がってくる中年特有の唾液臭が不快だと感じないのは、それだけ彼女の身体がコレを求めているのだろう。

 

(こんなキス、久しぶりだわ)

 

 なめなめと頬の内側を美味しそうにしゃぶられながら、彼女の思考へかすかにそんな考えが浮かんだ。最近の任務は女として立ち回らなくて済んでいたし、危険と隣合わせになることで性欲も発散されていたのだろう。そうしてしばらく男に抱かれていないまま、こんな暇をつぶすだけの事件に身を置いてしまった。

 これでは欲求不満になるのも当然というものだったろう。

 

「はむ……っ。はむ、へぅ……ぷちゅ♡ ちううう……っ♡ はぁ、はぁ……べろ♡ れろ♡れろ♡れろ♡」

「っ……ぷは。おお、よしよし。気に入ってくれたようじゃの。もっとしてやるわい」

「ふふ……ご壮健のようですね。くちゅ♡ じゅるっ♡ ちゅ♡ れる、れろれろ♡ ちゅるうぅぅ~~♡ んっ♡」

 

 唇を重ね合わせて唾液を交換しあい、ベロを舐めあうたびに頭の芯へヌルい快感がじんわり広がる。口元を汚しながら夜蘭の方からも積極的に求めはじめるまでものの数分とかからず、すっかり二人の身体には火が点いてしまっていた。

 あらかじめ抱いたことがあるかのように動くオスの指先に体の芯がじんわり疼くようで、たまらなく気持ちいい。

 

「ちょぽ……♡ ふぁ……っ」

 

 ベロチューでメス口を舐め回していた男の舌が抜かれ、わざと夜蘭の頬にベロリと水跡をつけて離れていく。それを拭く素振りも見せず、平素と同じ澄ました顔で見返してくる女に中年の屹立が張り詰め、尖ったズボンの先が女体にぐりぐりと押しつけられる。

 

「立て。来るんじゃ……!」

「っ……はい」

 

 男に手を引かれて夜蘭は部屋を出ると、そのまま商館の上階へと歩かされて中年が執務をしている部屋に口づけを再開されながら連れ込まれた。その隣室──個人的な物置だと知らされて踏み入ったことのない場所へ伴われると、そこには頑強そうなベッドが待ち構えていた。

 上着を脱がされた夜蘭がベッドへ押し倒されると、上に乗った男が手早くズボンを脱いでいく。いかにもガマンができなくなっているオスといった手つきのくせに淀みなく手慣れた動きでもあり、この部屋に何人もの女を引きずり込んできたのだと容易に推測できる。

 

「さんざん焦らしおったくせに、いざとなれば即座に股を開きおって……! 読めん女じゃ、本当に」

「気に入ってもらえているようだけど?」

「く……くく……!」

 

 意気がる夜蘭の服に手がかけられると、床へ捨てられた上着と同じように乱暴な手付きでほどかれ、ズリ下げられて、胸の部分だけが露出するように脱がされてしまった。ぷるんっ♡ と飛び出てきた大きな乳はすでに温まって汗ばみ、メスの白い身体によく映えている。

 素っ裸になった男は肥り気味の裸体をさらけ出し、女泣かせの見事な肉槍をまざまざと夜蘭に見せつけた。淫水焼けした黒いモノは太く、古樹のように節くれだっていかにも硬そうだ。

 男臭い生殖器を嗅いで発情した女の盛り上がった胸や太ももに中年は手を伸ばして触れていき、彼女の方からもそっと腕や乳首に指を伸ばして小さくなぞる。互いに触っているという感覚を共有していくだけでも興奮したのかビクビク肉棒が震え、満足気に男が鼻を鳴らした。

 

「旦那様のはとても大きいようね。満足させられるかしら?」

「まだ気取ろうとする顔も乙なもんじゃのう。好きなだけ強がるといいわい」

 

 男の手が夜蘭の股間へくだり、タイツを破って下着をどかせると陰唇を開く。そこはしっかりと濡れてきており、膣口まで様子をうかがいに来た指をきゅっ♡ と軽く締めて出迎えた。

 

 くち♡くち♡くち♡

 

 なぞったり左右に開いたりして蜜口を探られる一方、夜蘭の上半身も引き続き中年に弄ばれる。柔らかな乳の感触が心地よく、女の弱点を探ろうとしてあちこちの敏感な部分を指が刺激して回った。

 

「あっ♡ や……っ。くすぐったい……んく……♡ んふっ♡ ふふっ♡」

 

 腋の窪みにまでねちっこい愛撫を這わされ、しつっこくなぞられると思わず夜蘭の声が跳ねる。

 

「くすったいだけではあるまい? 感じとるようじゃが」

「ええ……意外と感じるのね。私の身体は」

 

 まるで他人事といった言い分は心中で色々な憶測を生み、何よりも反感を覚えさせるものだ。そしてこれがオスを躍起にさせる効果があるのだと、お互いが理解しているのだから始末が悪い。人の転がし方が分かっている上でゲームを仕掛けてきたメスに、商人は支配欲をムラムラと湧き上がらせた。

 

「生意気な女じゃ……!」

「ん……くちゅ……♡ んちゅ♡ くちゅ♡くちゅ♡ ぷあ……ん……っ♡ ん……ぁ♡」

「ほうれ。こんなにびしょびしょにしおって……」

「ちゅっ♡ ちゅるうっ♡ はむ♡ じゅる♡じゅるっ♡」

 

 鼻息を荒くした男がしつこくクリをいじめ、指先で円を描くようにくりっくりっ♡ と動かして女の声を震わせる。久しぶりに触れられていることもあって陰核の感度は上がっており、そこを充分な技巧でなぶられてしまうと甘ったるい声を抑えることができない。

 オスの指がぬちゃりと肉壺へ侵入してくる。

 

「は……♡ んくっ♡ んっ♡ んっ♡んっ♡んっ♡」

「熟れておるくせによぉく食いついて……。こりゃあ、見た目とよく似た良いまんこじゃ。もう少しイジってやろう。素直に鳴け。どうじゃ? ん?」

「あ……ん♡ ぉおっ♡ んぅぅ……あっ♡ そこ、そこからなぞられて……ん♡ 旦那様、うまい……ああ♡ あ♡ あ♡あ♡あ♡」

 

 媚穴をほじられながら乳肉をこまやかにマッサージされ、その快美な刺激で子宮を疼かせた夜蘭は切なげな吐息を漏らしはじめる。ずぶ♡ずぶ♡ と入り込んだ太い二本の指が折り曲げられ、内側を掻いて回すと奥からじわりと染み出した愛液が膣内を潤わせ、彼女を追い詰めていく。滑らかになったオスのスピードがじょじょに上がって、女は腰がゆらめくのを止められなくなっていった。

 垂れ落ちる汁をすくった男の親指がクリを押し潰し、人差し指と薬指が肉ヒダを広げ、Gスポットへあてがわれた中指がくい♡くいっ♡ と膣ヒダをこそぐ。

 

「はぁ……っ♡ あ……はぁ……っ!♡」

「ここと、ここか。ザラついて、ぷっくりして。中の肉はわかりやすいの」

「ふっ……!?♡ はぁ……♡ んくっ♡ うっ、んぅっ♡ あっ♡ あぁ~~……♡」

 

 見つけられてしまった性感帯への集中的な責めによって快感を呼び起こされてしまえば、もう夜蘭でも男に耐えることはできなくなる。

 甘えるような声で男の肩にすがりつき、足を胴に絡ませていくと、応えるように中年の雄肉がビクビクと細かく震えた。

 

「ぐ……指をちゅるちゅる吸って……っ! もう突っ込むぞ……!」

 

 しびれを切らしかけたオスが膨れきった亀頭を夜蘭の入り口に当てると、上下に揺らして潤滑液をまとわりつかせていく。その仕草に合わせて夜蘭の方からも腰を突き出していき、二人の動きが少しづつシンクロしながらゆっくりと淫唇が押し開かれ、交わっていった。

 

「はっ♡ んぅ……! お、大き……っ!」

「ふぅぅぅ……! じっくり……食らえぃ……!」

「あ♡ あ♡あ♡あ♡ あぅ……んぅぅううぅぅ~~~……♡♡」

 

 膣壁を掻き分けて入ってくる太くて硬いモノに圧迫され、息が詰まるような苦しさと快楽が入り混じって夜蘭の口からは蕩けた声があふれ出る。何度も経験してきたはずの、しかしはじめて犯される魔羅の形状にメス肉が悦んでしまっていた。

 

(こ、れ……♡ 女殺しだわ……♡)

 

 夜蘭に正常位でのしかかった男の肉棒は、根元に埋まりきるまで挿入されるだけで肉穴の弱点をいくつか抉っていった。そうして同じような速度でゆっくり引き抜かれていくと、今度は別の敏感な場所を刺激されてゾワっと女の鳥肌が立ちかける。

 何往復かしたチンポが膣中をいっぱいにしてしまうといったん動きが止まり、夜蘭と中年が同時に息をついた。そのまましばらく、二人ともが繋がった部分に意識を集中させている。

 

「旦那様……」

「おう。なんじゃ。珍しく歯切れが悪いの。動いてほしいのか、そのまま待っていてほしいのか……自分でもわかっておらんのか」

「そんなことは……あっ!♡ お、お、お……ぉ♡ んっ♡ 待っ……♡ んっ♡んっ♡んっ♡ はぁっ♡ はぁぁぁ♡」

 

 返事を待たず、先端を膣壁にぐりゅっ♡ と押しつけて腰を回しながら商人は前後に動いた。

 

「ん……っ♡」

 

 とろみのある淫蜜がたっぷりと柔ヒダから分泌されて剛直に絡みつき、男のピストンを滑らかにして夜蘭がより気持ちよくなれるようにする。

 彼女が想像していたよりもずっと、挿入される肉槍は大きく硬く熱く感じられた。エラ張った肉傘がごりっ♡ごりっ♡ と肉路を引っ掛けて粘膜に甘い痺れをもたらし、引き延ばされた膣全体がカリの段差を強く感じてしまう。

 

(動かれると……♡ 気持ちいいところがぜんぶ、一息に、やられ……て♡ 頭までほじられてるみたい……っ♡)

 

 探るように、しっとりとした腰つかいで弱いところを重点的に撫ぜられて女の眉がしなった。先ほど指で見つけられたところはもちろん、膣奥まで届くストロークのたび子宮口のあたりを的確に狙われて気持ちよさが跳ね上がる。

 肉奥が特に弱いのを見透かされたようにずっぽ♡ずっぽ♡ と突かれてしまえば、夜蘭は反応せずにいられない。

 

「んっ♡ んくっ♡ あっ♡ んっ♡ んぅ、んっ♡んっ♡」

「締まってきたぞ夜蘭……っ。膣の動かし方も勉強してきとるようじゃが、そろそろ手綱を離しかけとるんじゃないか? そんなにきゅうきゅうチンポを握ってくると、そっちが保たんぞ……っ」

(コイツの……♡ 大きいのに、こんなにされたら……♡ 陽根を使いこなされて……巧い……っ♡)

 

 肉槍の反り返っている角度も強烈で、ちょうどイイ所へ引っかかりながら前後に抜けていって夜蘭の腰をくねらせる。火照ってきた子宮を衝撃で押し上げられてから小刻みに打ちつけられると、目の前で白い火花が散りはじめてて止まらない。

 夜蘭の子宮は屈服させられそうになってきていた。

 

「ん……ぃ♡ ふぅっ♡ ふぅっ♡ んっ……は♡ あ♡あ♡あ♡ っひ♡」

 

 女の腰をつかんだオスが喜ばしげに夜蘭を責めたてはじめた。ぱんっ♡ぱんっ♡ と音が立つくらいに腰をぶつけ、ほぐれてきた肉奥を叩くように灼棒を奥へとねじ込んでいく。

 ほじくられながら夜蘭のメス穴は吸い付いて離れようとせず、深くまで沈められるたびに媚肉はおののいて肉竿へたっぷりとしゃぶりつく。何度も何度も繰り返される抜き差しで肉底を穿たれ続けると、とうとう無意識のうちに我慢できなくなった夜蘭が尻を持ち上げ、自分からおまんこを押し付けていった。

 

「あっ♡ あっあっあっ♡ あっあっ♡ あぁ~~……♡♡ 旦那様っ♡ だめっ♡ そんなにしてはっ♡ だめぇっ♡♡」

「もう自分から動いとるじゃないか……っ! なにがダメなんだ……っ。もっとワシを善くしろ……っ」

「あ♡ はいっ♡ は……ぃっ♡ んっ♡ うぅうぅ~~……っ♡」

 

 肉付きの良い身体を波打たせてぐち♡ぐちゅ♡ と結合部で愛液を細かく泡立たせながら、男を悦ばせるため夜蘭は動きを合わせていった。従順に腰振りをはじめた夜蘭へ肉欲に染まった中年がさらに強くピストンをお見舞いすると、制御できなくなってきた射精欲を解き放つべく夢中になって女体を責めあげる。

 

「おぅ……! もうガマンできん……! もっと締めるんじゃ……っ。しゃぶれ! 褒美をたっぷりやるわい……!」

「あ♡ ん♡ん♡ん♡ んぅっ♡ どうぞっ♡ 旦那様っ♡」

「媚びおって……! くそっ、急に昇って……っ! ぐ……っ! 出すぞ……っ! のめ……っ!! のめぇぇ……っっ!!」

「んんぅ♡ ううぅぅっ♡ ん……んーーーっ♡♡ ああぁぁああ~~~っ♡♡♡」

 

 媚びきった肉厚の雌ビラがきゅっ♡ と締めつけるのを合図に肉棒が爆発し、精子がびゅるるぅぅっ♡ とものすごい勢いで噴射されていく。粘っこくて臭いもドギツい特濃汁が肉ヒダに流し込まれると子宮口がごくごくと飲み干し、夜蘭まんこの柔らかさに興奮した雄ちんぽがさらに力強く震え、しっかり満ちた子宮の中へ追加の粘液をどぴゅ♡ と注ぎ込んでいった。

 

「あ……♡ あ……♡ あ……♡」

「ふぅ~~……。手こずらせただけあって、種の飲みっぷりまでい~いおまんこじゃ。あ~、まだ出るわい」

 

 覆いかぶってきながら、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて腰を揺すってくる中年との交わりに甘く蕩かされてしまった夜蘭は、普段の彼女から感じられないような弛緩した表情で余韻に浸っていた。

 

「よし……!」

「え……? っ……!?♡」

 

 精液を全部出し切る前に夜蘭の身体を転がした男は、うつ伏せになったメスの腰を膝立ちになるまで持ち上げると、待ちきれないように亀頭を肉穴に突っ込んでいく。

 

「あぅ……♡ だ、旦那、さま……っ♡」

「呆けた声を出すでないわ。興奮して、ワシの腰が止まらんようになるぞ」

 

 衰える予兆もない硬いままの雄肉が、精液が溢れる暇も与えずに再び夜蘭まんこを埋め立てるべく戻ってきた。

 

「くぅ……ん♡ ふぁ……♡」

 

 後背位の体勢で貫かれると膣壁のほじくられ方も自然と変わり、孔穴へ新鮮な刺激が走り抜ける。背骨を伝ってくる官能が脳を痺れさせ、腰ふりで子宮が揺らされると肉欲の熱が蓄積されていった。

 

 ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡

 

 夜蘭のおっぱいがたぷん♡たぷんっ♡ とピストンに合わせて揺れ動き、後ろから伸びてきたオスの腕に捕まえられると揉み込みながら弄ばれる。ふわふわとした柔らかさと汗でじっとり湿った乳肌の手触りに興奮したちんぽが固くなるのを女はたくましいとさえ思いつつ、動物のように犯されて啼いた。

 

「ん♡ んっ♡んっ♡んっ♡ ぃっ♡ いいっ♡ 気持ちいいっ♡ んっ♡ いい……っ♡」

「のう、夜蘭……っ。いままで男に抱かれていた時もこうなっておったのか……? まんこの締め付けと……っ。鳴く時の声……っ。同じように乱れて、いい気になった男を手玉に取って遊んでおったのか……っ?」

「あっ♡ これっ♡ これは……♡」

 

 ここまでいいようにされた事などない。

 そんな彼女の気持ちを、肉棒に媚びて押し包んでいく膣肉が締まりで代弁する。

 

 きゅ♡きゅ♡きゅ♡

 

「女じゃのう、夜蘭……っ!」

「んっ!?♡ はげし……♡ 旦那様っ♡♡ 旦那さ……まっ♡♡ あ♡あ♡ あぁぁっ♡」

 

 夜蘭の尻を掴んだ中年が腰をぶつける速度を上げてきた。激しいピストンで子宮を小突き回し、肉杭の根元まで容赦なく食い込ませると交接部からあふれ出した精液と愛液のミックスが白く糸を引いてベッドの上に垂れ落ち、染みを続々と作り出していく。

 お互いの汗も混じって室内にむっとする交尾の臭いが立ちこめる中、雄ちんぽに負けないように尻を上げ、腰を振り、夜蘭は肉悦に酔い痴れていく。

 

「あ~……あ……♡ んっ♡ あ♡ はっ♡ は……あんっ♡ う♡う♡」

 

 肉竿を深々と侵入させられ、引き抜かれてはかき混ぜられる。その度に肉ビラは名残惜しそうに絡みついてすがりつき、前後左右に揺り動かされると子宮全体が亀頭で蹂躙されて雌汁がぷしっ♡ と出てしまう。

 もはや夜蘭まんこはこの肉棒に惚れかけていた。渇いていた砂地にいくらでも水が飲み込まれていくように、与えられるだけ肉悦を与えてくるこのオス以外考えられなくなっていく。

 そう感じた途端に子宮が降りていき、メスの変化を本能的に察知した雄肉が膨張して暴れはじめた。

 

「あっ♡ はげし……ぃ♡ ふぅぅ♡♡ ふうぅぅうっ♡♡」

 

 メスの腰が跳ね、胸が弾んだ瞬間を見計らって乳腺を引き絞りながら男は乳首を思い切りつねりあげる。ぶるりと震えた膣内がきゅうっ♡ と締まって肉幹を圧迫してきた。

 

「は……ひっっ♡♡ イっ♡♡ 先……っ♡♡ そこ、イぃ~~っっ♡♡」

 

 ぐっと締まった肉壺に促され、オスもまた金玉で緊急製造された子種を送り出すべくちんぽの付け根をビクビクとわななかせていく。

 

「さぁ、イくぞ夜蘭……っ。また全部出してやるからの……っ」

「んっ♡ 旦那様っ♡ あ♡ 硬くなってっ♡♡ 熱く♡♡ あぁっ♡♡ すごいっ♡♡ すご……っ♡♡」

「ぬ……っ! うぅ……っ! は……夜蘭……っ!! 夜蘭……っっっ!!」

「い……っ♡♡ くぅ……んっ♡♡ あ♡ あ♡あ♡あ♡ またっ♡♡ またイくっ♡♡ イくっ♡♡ イ……うぅぅううっぅぅ……!!♡♡♡ んうぅぅぅぅぅうう~~~~……っっっ♡♡♡♡」

 

 奥の方を叩かれて甘い声を出しっぱなしにしながら、デカ尻を波打たせて夜蘭はオスの種付けを甘んじて受け入れていった。できたてホカホカの子種を大事な所に直送される感覚にメスの脳は焼かれるような熱さと白い快楽で埋め尽くされ、ひとすじのヨダレを垂らすくらい気持ちよく意識をトバされた。

 

「ひぅ……♡ あ……♡ すご……♡」

 

 子壺の奥にぴったりと密着されてどろっどろの白濁をたっぷりと注がれていき、それを逃すまいと子宮口が吸い付いてちゅぷ♡ちゅぷっ♡ とオスの射精を促している。膣ヒダの隙間にまで粘液を擦りつけられていく感触は尿管から最後の残り汁が吐き出されるまで続き、その間はずっと夜蘭の腰が震えて尻肉が持ち上がっていった。

 

「く……はぁ……。出た出た……」

「んっ♡ おなか、熱い……♡」

 

 長い長い射精が終わり、夜蘭の膣内からゆっくりとちんぽが引き抜かれると胤がごぽっ♡ と逆流してあふれ出ていき、太股の内側を汚していった。

 

「ふふ……!」

 

 その光景はどうしようもなく男の征服欲を刺激してしまったのか、さすがに一息ついていた女の背中にオスが伸し掛かっていく。

 

「……旦那、様?」

「もう数発は昂りだけで出せそうじゃ……。夜蘭、この調子で楽しませるんじゃぞ……!」

 

 後からメス乳に両手を回すと、ぐいっと乱暴に鷲掴みにしてから指先に力を入れ、下方向に引っ張って伸ばす。夜蘭の表情が一瞬だけ曇ったが、それでもぱちゅ♡ぱちゅ♡ と交尾を再開されてしまうと淫蕩な笑みがこぼれてしまうのを抑えられず、再び重なり合って二人は交わりはじめる。

 こうして肉遊びにのめり込んでしまった彼らは一晩中セックスを続けていき、オスの精力が枯れてお互いに疲れきり、気絶するように眠るまで行為は続けられるのだった。

 

 

 

 

 

 身体を許して以後、商人は彼女を好き勝手に触り回し、精を搾らせた。この日も彼が事務仕事をしている椅子の足元に跪かされ、天を向く男性器をしゃぶらされている。

 

「んじゅ……ぷっ♡ ん……ふ……♡ んっ♡ んむっ♡ ちゅるっ♡ んぢゅるうぅぅ……ん♡」

 

 舌と内頬でねっとりと肉棒を包みこみ、ぐぷ♡ぐぷ♡ と頭を上下させながらお口奉仕をしている夜蘭の髪を商人は手で梳くと、楽しげに腰をわずかだけ上下させる。

 

「おぉ……こっちも巧いもんじゃ」

「くぷ♡ くぷ♡ くぷ♡」

「しっかりしゃぶって、磨くんじゃぞ……。

 ところでの。今度の取引相手はワシも長く世話になっておる御仁で、おまえをぜひとも味わっていただこうと思っておる」

 

 ピタ、と夜蘭の頭が止まる。

 

「不安にならずともよいぞ。少しばかり歳はいっとるが、お前を悦ばせるだけの手管は持っとられるわい」

 

 話は終わり、とばかりに喉奥にまでチンポがねじ込まれて呼吸が止まりかけるが、なんとか彼女は口を離すと会話の続きを試みた。

 

「……旦那様、そのお話ですが」

「断ればもう抱いてやらん」

「……」

 

 瞬間、夜蘭は逡巡した。

 

(困るわね)

 

 ベッドの上で中年の口が軽くなるのは確認済みだ。そのうち情報を漏らすのもそう遠くはないと彼女は踏んでいる。

 いやそれよりも、なによりも……男に抱いてもらえないのは今の夜蘭にとって確実な損失になる。この快楽と熱を無くして、どうして無聊を慰められるだろう。

 

「かしこまりました。旦那様。後日の商談には同席いたします」

「うむ」

 

 鷹揚に男が答える。もう用は済んだといわんばかりの態度だ。夜蘭も何事もなかったかのようにフェラチオへ戻り、粘っこい音を口元から響かせはじめる。

 

「べろ♡ ぐちゅ♡ れろ♡ ぬぷぷ……ぅ♡ ぢゅぷ♡ぢゅぷ♡ぢゅぷ♡ ぐちゅっっ♡♡」

「お……お……!」

 

 舌で舐めるのに加えて、肉竿の根本を指でしごかれてしまうとオスがうめいて肉棒を脈動させた。あふれ出てきた先走り汁が彼女の喉に飲み込まれて潤し、さらに上下運動が激しくなっていく。

 

 ぢゅっ♡ぢゅっ♡ぢゅっ♡

 

「っ……! もうイくぞ……っ! お……! お……っ!!」

「ぢゅぷぅ……ん♡ ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ じゅる……るぅぅううぅぅ♡♡ っっ!!♡♡ ちゅるるぅぅううぅう~~~♡♡♡」

 

 夜蘭の口に大量のザーメンが流れ込み、溢れ出していく前に舌で掻き取られ、全て飲み込まれる。

 

「ふ……! まだ出るぞ……っ! もっと吸え、全部飲むんじゃぞ……おっ! ぐ……っ!」

「んく……♡ んく……♡ んく……♡」

 

 金玉袋に残ったものまでも絞り出すかのようにぴゅるっ♡ と出されていく粘い飛沫を、夜蘭は最後までしっかりと唇で絞り上げ、吸い出していくのだった。

 

 

 

 

 

 璃月にある料亭では夜も暮れ、商人とその相手の商談がつつがなく終わったところだ。髪に白いものが混じっている高齢の相手は肥満した体を揺らして笑っており、その瞳の奥から同席した夜蘭をちらちらと見ていた。

 そこには見知らぬ人間への値踏みと、若い女への情欲が同居しているのを彼女は見抜いており、夜蘭の頭で今夜の予定が組み立てられていく。

 

「夜も更けてきたし、儂はそろそろ……」

 相手が腰を上げかけると中年がそれを留まらせた。

「ワシとの仲ではないですか。話もまとまったし、今夜は泊まって楽しむとしましょう」

「……?」

 

 怪訝な顔をしながらも、予期はしていたのか相手の女への視線がねちっこいものになっていく。

 それを素知らぬ顔で受け流した彼女は立ち上がった二人に伴われて隣室へ移動し、用意されている大きな寝台のそばに立つよう誘導された。

 

「夜蘭。まずは身体をこの方に見せてやれ」

 

 ぼんやりとしていかにも淫らな雰囲気の室灯に照らされた夜蘭へ中年が命じた。

 

(でしょうね)

 

 あらかじめどうする、などと二人で決めていたわけではない。ないが、下着をわざわざ手渡された時からこうなることはわかっていたのだ。

 

 する……っ。

 

「お……」

 

 年嵩の男の口から声が漏れる。それほど服を脱いだ夜蘭の姿は格別のものだった。必要以上にいやらしく体を動かしたわけではないにせよ、丸みを見せつけるように上着が脱がされ、衣擦れの音も艶めかしく下着が顕になっていく。

 そこには黒いブラジャーとパンツ、ガーターベルトが妖しく纏われていて、女の身体が発する媚臭と一体になってオスへ誘いかけていた。

 

「遠慮はいりませんからな」

 

 中年が相手にそう断ると夜蘭の後ろ側へ周り、彼女の首を回らせると肩越しに唇を合わせた。

 

「ん……♡ ちゅ♡ ちゅむ♡ちゅむ♡ くちゅ……っ♡」

 

 口の中で舌を絡ませあい、味わうようにして唾液を交換すると慣らされたキスの気持ちよさに夜蘭はすっかり夢中となってしまい、積極的に男の歯茎や舌根をしゃぶっていく。メス舌の先端をちろちろとくすぐると太い舌がひるがえり、根本までゆっくりと這いずりながら唇がこすられた。濃厚で巧みな口づけに蕩けさせられ舌を吸い上げられながら、太腿では熱いモノが押しつけられていき、いやらしい動きで快楽を呼び起こしてくる。

 

「は……っ♡ ふ……ちゅ♡ ん♡ くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡」

 

 夜蘭の鼻から甘い息が吐き出され、小さく腰を振ってオスを求めはじめてしまうと胸がぎゅっ♡ とブラジャーごと揉みしだかれた。

 

「はぁ……ん……♡ ちゅむ……ぅ♡」

 

 丁寧に乳胸が揉まれるとじくじくとした甘い痺れが乳首へ集まっていき、それに反応する痴態が年嵩の男の股間を強く刺激していく。唾液がたっぷり絡まった中年の舌にくちゅ♡くちゅ♡ と口内で音を立てられ、鷲掴みにされて搾られるように乳肉をこねられると弱々しく脚が震えるのを夜蘭は止められなくなっていった。

 

「すごい女じゃ……!」

 

 とうとう我慢できなくなったのか、誘われるような足取りで近づいてきた商談相手がメスの太ももへ手をかけると、すりすりと撫で回し、握り、尻まで手を回してきた。

 

「んふ……っ♡ ん♡ くちゅ♡ んっ♡んっ♡んっ♡」

 

 切なげな吐息を夜蘭は漏らしたが、旦那様が手加減などするはずもない。それどころか嬲るような責め方に変わっていく。

 彼女の尻たぶを鷲掴みにして左右へ広げた年嵩は女体について熟知しているようで、一度はじめてしまうとこちらも容赦がなく、次々とメスのイイ場所を試し、暴いていくようだ。

 

「ん♡ ん♡ おじ様、お上手……ん……っ!?♡ んっ♡ ぷぁ……っ♡ あっ♡ んくぅ♡」

 

 膝裏をくすぐられ子鹿のような体勢で驚く夜蘭の前にしゃがみ込むと、商談相手は下着をずらしてその奥にあるメスの入り口が愛液で濡れており、尻の谷間まで濡れているのを確かめた。太い粘糸と下着がつながっている淫靡な光景に、彼は指でいじることもせずにいきなりむしゃぶりついた。

 こうなると彼女でも平静ではいられない。上下の口をオスたちにいじられ、胸と尻を好き勝手にされながら法悦に酔っていくしかないのだ。

 

(だめ……っ♡そんないっぺんに……っ♡ あ……♡ あ♡あ♡ い……っ♡イッちゃ……っ♡)

 

 ちゅぷ♡ちゅぷ♡ちゅぷ♡

 じゅるっ♡じゅるっ♡じゅるっ♡

 

「くぅ……♡ ん♡ ちゅぷっ♡ くちゅ♡ んふーっ♡♡ んふーっ♡♡ んぅぅう♡♡ ん♡ん♡ん♡ んうぅぅうぅぅぅ~~~……っっ♡♡♡♡」

 

 男たちに前戯で犯されながら、意識が白んでしまうような絶頂を女は叩き込まれる。その状態でクリトリスをきゅっ♡ とベロで潰されてしまいさらに甘美な電流が子宮に流されるとひとたまりもなく、連続で夜蘭はイカされて下腹部をビクつかせてしまった。

 

「は……♡ は……♡」

 

 オスたちへすがりつくように立っていた彼女は抱えられ、寝台の上に投げ込まれるように横たえられる。その衝撃で意識を戻した彼女の目の前に、左右から別々の肉棒が差し出された。

 

「ほれ。今度はこっちを準備せんか」

 

 中年の言葉には答えず、しかし夜蘭の両手がそれぞれの魔羅に添えられ、形を確かめるようにさすりはじめる。

 

「お……。こりゃあ、こんないい女をどうやって手に入れなさった……っ」

「はは……色々とあったのですが、ワシが思うに……」

 

 好き勝手に談笑するオスたちにも眉一つ動かさず夜蘭は奉仕を加え、とびきりのフェラチオで気持ちよくさせていく。

 

「ぱくっ♡ はぁ♡ ん♡ くちょ♡ ぢゅる♡ ぢゅる♡ぢゅる♡ べろ……ぉ♡」

 

 片方を口に含んで舌で亀頭をしゃぶり、頬肉に押しつけてコスってやる一方で、もう片方の竿は指をうねらせるようにして不均一な刺激を与え、しっかりこしゅ♡こしゅっ♡ と扱きあげていく。

 交互にシゴいてはしゃぶり、しゃぶってはシゴく。それぞれ違う先走りの味比べをさせられ、唾液でぐちょぐちょになった手を粘つかせながら、懸命に夜蘭のメス奉仕は続けられていった。

 そこへ男の指が彼女のブラジャーへ伸びると指で引っ掛けてずらし、たぷんっ♡ と出てきた桜色の先端をキュっ♡ とつねっていじくった。

 

「~~~~っっ!♡♡」

「なんじゃ。これしきでビクつきおって」

「おやおや。どれ、儂もしつけてやろう」

 

 両方から別々の手が乳肉をもみ回し、潰し、乳首を摘んで爪先でカリカリッ♡ と掻いてくる。

 

「んぷっ♡ んっ♡ ぐちゅっ♡ じゅくっ♡ くっぽ♡くっぽ♡くっぽ♡」

 

 乳を可愛がられ、舌の這わせ方がおざなりになるたびにオスたちの肉槍が咎めるように喉へ押しつけられて口の中を暴れまわっていく。

 限界近くまで膨れた怒張へ夢中で吸いつきいやらしいオスの味を味わいながら、口内の性感帯いっぱいに広がる肉の熱と臭いで洪水のようになっている夜蘭の秘所からメス汁が太ももを流れ落ち、シーツに大きな染みをつくっていた。

 

「ヌルヌルと……っ! 丁寧に、しゃぶって……おお……もう……っ!」

「ワシも……指をもっと早く動かせ……っ! 出る……でるぞぉっ……!」

 

 裏筋や亀頭、カリの裏までじっとりねぶられ、指で繊細に玉袋やペニスの付け根を愛撫された男たちも肉欲に溺れており、すっかり出来上がっていた。

 口淫を続けながら時おり腰をくねらせて快楽を貪っていた夜蘭は、最後に向かって濃くなっていくオスの味と匂いを詰め込まれ、誘われるように背中が反り返っていくのを止められない。

 

「んう♡♡ んじゅっ♡♡ じゅぷっ♡♡ じゅぷっ♡♡ くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡ んぅっ♡♡ んっ♡♡ んうぅぅう……!♡♡♡ んくぅうううぅぅぅう………♡♡♡♡」

 

 口の中で射精が始まると同時にメスが身体を硬直させながら絶頂し、最高潮のシゴきをシコ♡シコ♡シコっ♡ と加えていた肉棒からもぴゅっ♡びゅーっ♡ とこってりとした精液が吐き出されていく。

 ベロの上にあふれてくる子種を美味そうに飲み干し、尿道の残滓までも吸い出しいく夜蘭の顔に大量の精液がぶっかけられる。射精の脈動に合わせて軽イキし続ける女の脚は力が入っておらず、メスの本能だけで雄肉をしゃぶることしか考えられなくなっていた。

 

「じゅぷ……♡ ちゅぅぅううぅ……っ♡」

 

 射精後の敏感チンポを丹念にしゃぶって舐めまわし、やがて男の動きが止まると夜蘭はゆっくりと顔を上げ、口を開けて見せた。その中にはなにも入っていない。

 

「よし」

 

 犬を可愛がるような手つきで乳を撫でられ、それでも夜蘭は嬉しそうに目を細める。口から男根まで白い糸が伸びているのをぼんやり眺め、たっぷり振りかけられた男汁の臭いを嗅いでいた彼女は、やがて自分から尻を向けて四つん這いになっていく。

 

「……」

 

 男たちは口元を獰猛に歪ませ、彼女の揺れるデカ尻を凝視している。これからどんな風に犯されるのか期待に胸を高鳴らせ、視線の熱さを心地よく感じながら肉穴を疼かせた。

 

(ん……♡)

 

 彼女の指がパンツに伸び、それをそっと横にズラすとぐっしょり濡れて光っている膣口があらわになる。下着に太い糸をひきながら、ぱく♡ぱくっ♡ とひくついているメス粘膜へ期待に満ちた視線を送ってくるオスたちの肉竿は待ちきれず、ビキビキと隆起していった。

 振り返った夜蘭が妖しく笑う。

 

「もうガマンできないわ。早く旦那様とおじ様のソレを……チンポをぶちこんでちょうだい……っ♡」

 

 言い放ったメスが尻を振るといやらしい蜜音が室内に響いて男たちを誘い、我先に前へとにじり寄って来る。

 

「スケベな尻を儂の前で振りおって……っ! どうなるかたっぷり教えてやるわい……」

 

 年嵩が尻たぶを掴むと左右に開き、そこに勃起しっぱなしの男根があてがわれると期待に満ちた夜蘭は自ら腰を揺らしてあえぐ。

 

「んっ……!♡」

 

 くちゅっ♡ と音をさせて場所を確かめると、遊びもなしに男は一息に奥へ押し込んだ。

 

「あぁ♡♡ ああぁぁぁあ……っ♡♡」

 

 待ちかねていた挿入に別人のような甘い声を上げ、夜蘭の身体が小刻みに震える。いつもの中年のものとは違う掘られ方、なぞり方で背骨をビリビリと快楽が行き交って頭がトロけた。

 ずっしりと重みのある肉塊に内壁をゴリっ♡ とこすられて甘イキが止まらない彼女の口へ、中年のモノが突っ込まれる。

 

「ワシのもサボるんじゃない……っ」

 

 後ろからの突き入れに悦んでいる肉壺が魔羅へしゃぶりついて絞るように絡みつき、そのヒクつきに夜蘭自身が夢中になりながら頬をすぼめて口中のオスを味わっていく。

 

 じゅぶっ♡じゅぶっ♡じゅぶっ♡

 ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡

 

 上下の穴を埋められてピストンされながら、肉傘の形に広がっていく粘膜を擦られるたびに子宮へ性熱が渦巻いてしまい、そのせいでますます締めつけを強くしながらメスが腰をくねらせる。

 何度もオスの味を見てきた夜蘭の身体だが、いまこの瞬間に勝るものが今まであったかどうか。快楽をすするようにして子宮が収縮を繰り返しているあいだにも、彼女にはお構いなく男たちが乱暴に腰を動かしていく。

 

「ふぐ……♡♡ ん♡ ん……くぽっ♡くぽっ♡ んん♡」

(イくっ♡ あ……っ♡ またイ……くっ♡ 止まらないっ♡ いいように腹のなかをかき回されてっ♡ 暴れ回られてっ♡ あ♡あ♡ 長……♡♡ おちんぽが、長ぁく……私のなかを、ぞりぞり……っ♡ ふぁ♡ イくっ♡ い♡ ふあぁぁぁ♡♡)

 

 

 口奉仕と腰つかいに精一杯なメスの瞳は快楽に蕩けきって潤み、全身から艶めかしく汗を吹き出しては白い皮膚の上を滑らせていく。自分が何をしているのかもわからなくなっていくほど交尾に没頭し、快楽をむさぼり続ける女を嬲ることで支配欲を満たしていくオスたちが口元からよだれを垂らし、溶けそうなくらい気持ちよくなっている雄ちんぽを前後させた。

 夜蘭まんこを耕す腰が打ちつける肉音を響かせるたびに結合部からは愛液と先走りの混ざったものが大量に溢れ出し、彼女の腿を伝ってテラテラと薄明かりに照らされている。

 みっちり詰まった肉まんこを亀頭で掻き分けていく悦楽を味わいながらメス腰を掴み何度も強く叩きつけると、ぐねぐねと子宮口がしゃぶりついてきて年嵩男の亀頭が甘噛みされ、我慢汁をちゅっ♡ちゅっ♡ と吸われる。

 

「お……ぐ……っ! なんちゅう女じゃ……っ」

 

 肉穴がぎゅうっと狭まり肉竿を締め上げる感覚があまりに良すぎて金玉がせり上がってくるのを抑えられない。

 中年の方も灼肉へ巻き付くように絡んでくる彼女の舌と、腔内が真空になったかのような密着おしゃぶりのせいで長く保ちそうにない。

 

(気持ちいい……っ♡ 気持ちいい……っ♡)

 

 自ら尻を振りたくってさらなる快楽を得ようとする夜蘭の意識はとろけ、瞳から理性の光は消え、オスを求めることだけに専念していく。

 

「あ♡ あもぉ♡ じゅるる♡ くぽっ♡くぽっ♡くぽっ♡ れぅ……はむっ♡♡ はぷっ♡♡ ぢゅるぅぅぅ♡♡♡」

「くぅ……っ! ぬ……ぉっ!」

 

 膣の奥深くをかき混ぜていた肉棒が子宮口につかまり、不規則な痙攣を繰り返しはじめた。

 

(あ……♡)

 

 ぷしっ♡

 

 今までにない強烈な絶頂の予兆に思わず膣奥で潮を吹きながら、快楽を同期させようと夜蘭はお口奉仕の勢いを速め、喉奥まで迎え入れて一気に射精へ導く。

 

「よし……っ! いいぞ……っ! こぼさず飲め……っ!」

 

 口の中で硬ちんぽが膨らむのと同時に、子宮口へぐぢっ♡ と密着してきた肉傘が回しながら押しつけられると、夜蘭の脳が焼き切れるほどの愉悦が走り抜けてそのまま終わりへ駆け上がっていった。

 

「れる♡れる♡れる♡ んぅっ♡♡ ぢゅ♡♡ ぢゅるぅぅうぅ♡♡ んんっ♡♡

 ん♡ん♡ん♡ んううぅぅうっっ♡♡♡ ん♡ ん♡ ん……うぅぅぅううぅぅうう~~~~~~~っっっ♡♡♡♡」

 

 ぶびゅーっ♡びゅ~~っ♡ と吐き出された精液はあっという間に上下のメス穴を満たしていき、濃厚なオスミルクを流し込まれた子宮が歓喜に震えながら深い絶頂に浸っていく。満杯にされても噴き出され続けていく子種を、最後の最後まで搾り取ろうと吸い付いた子宮口がいじらしく、それを愛でてよりいっそうチンポから白いものが蒔かれていった。

 喉の最奥にまで入り込んできていた雄チンポから流し込まれる濃厚ザーメンはびちゃびちゃっ♡ と彼女の胃の中へ直接注がれていき、射精の脈動に合わせた喉の蠕動に促されてさらに大量の精汁が吐き出される。

 

(あつ……♡ ふぁ……♡ ぜんぶ、いっぱいに……♡)

 

 熱い精を存分に味わい、身体をひくつかせながら夜蘭はオスたちを受け止め、本能で身体の中へ呑み下していった。

 ごくっ♡ごくんっ♡ と精汁を飲み干しながらメスとして屈服させられたことを実感した頃の彼女は息も絶え絶えといった様子だったが、寝床へ沈む間もなく前方の中年に身体を引き起こされてしまう。

 

「まだまだ終わらんぞ」

「あ……っ♡」

 

 ニヤつく旦那様も、後ろにいるおじ様も低い笑い声をメスに浴びせる。ぬぽっ♡ と膣内からイキり勃ったままの肉棒が抜かれて精液がたらたらとシーツまで垂れ落ちていくが、それは終わりではない。

 休憩すら挟まず、夜蘭はまた貪られようとしているのだ。

 座ったままの旦那様に抱えられて、びしょびしょの恥部に張り詰めたままの亀頭があてがわれる。

 

 くちっ……♡

 

「んぅ……っ♡」

「すぐに吸い付いてきおる。エロ女め」

 

 応答する間も、息を整える余韻もありはしない。

 

「は……♡」

 

 膣口を通り抜けてくる雄棒の感触だけが、今夜の夜蘭の実感なのだ。

 背中を仰け反らせて汗の玉を飛び散らせながら、ただ淫らに夜蘭は喉を逸らし、啼いていった。




読了ありがとうございました。
この話のオマケをFANBOXなどで公開中ですので、よろしければ御覧になってください。
【サンプル】潜入先の中年商人に夜蘭がハメ回される話 +二穴



FANBOX… https://c-rithul-hu.fanbox.cc/posts/5800678

Fantia… https://fantia.jp/posts/1922276


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【原神】輪姦された蛍が本物のオスにラブラブ種付けされる話

前作『刻まれた淫紋でいたずらされて合意レイプ種付けされちゃった蛍の話』の続きです。
( https://syosetu.org/novel/304199/6.html )

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/145022
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request


 

 

 森に住む男のものにされてしまった蛍はあれから何度も抱かれてすっかり骨抜きとなり、二人は恋人として幸せな時間を過ごしていた。

 しょっちゅう森での逢瀬を重ねる日々が続けられ、その姿は様々な憶測を呼んだが、中でも森の近くに根城を張るならず者たちはデートをする蛍たちをよく見かけるせいか、並々ならぬ興味をそそられていた。

 モンドの名誉騎士であり、テイワットの注目株でもある蛍は噂以上に美しく、そんな娘がなんとも普通の男と出会い、イチャつく姿を彼ら三人はよく見かけている。

 他に人の目がないと知ってか知らずか、恋人の家が近い安心感もあって遠目にも蛍たちはキスを頻繁に交わし、身体をまさぐり、尻を揉んだりと自制の効いていない有様だった。美しい娘の幸せそうな、発情した仕草も若いならず者たちの飢えのような気持ちを深めていくばかりだ。

 

(ちくしょう……)

 

 人の住む場所からあぶれてつるむしかない彼らは常に物足りず、奪うことばかり考えている。そこに幸せがぶら下げられて、見ているしかないのだ。

 彼らは嫉妬していた。二人の全てに。

 

 

 

 

 

 その日、一人で恋人の家へと向かっていた蛍は珍しく緊張していた。準備に手間取って遅刻気味になってしまっているのも、彼女にとって大事な日──大好きな彼の子種をもらって妊娠するつもりだったからだ。排卵日を計算して、恋人を誘惑するためのいやらしい下着も着けてきた。

 普段を考えてみれば、乳首や膣が丸見えになる穴空きのセクシーランジェリーなんてなくても愛してもらえるのは蛍にも分かっている。わかっているがそれでも恋人に興奮してもらいたかった。

 娘は変わってしまった。青年が彼女を手に入れるためにメスの悦びを叩き込んだ結果、今ではそれに染まりきってしまい、彼が触れれば触れるほど貪欲に、スケベになっていく。彼に抱きしめられると思うだけで濡れ、胸を撫でられると小さく達してしまうほどだ。

 

(喜んでくれるかな。どんなこと、してくれるかな)

 

 全身が震えるような期待を胸に野道を歩いていた蛍は、物陰から急に男たちが飛び出してきても他人事のようにそれを見つめてしまうくらい色ボケしていた。

 

「?」

「楽しそうじゃねえか」

 

 道を塞ぐようにしている三人は例の若いならず者たちだった。雀の涙ほどしかない酒を回し飲みしていたところに蛍の歩く姿を見つけ、彼女の妙に色っぽい雰囲気にあてられるように行動してしまい、気づけば何の考えもなしに立ちふさがってしまっていた。

 

「……」

 

 彼らのねばっこい視線を受け流し、無視して蛍は通り過ぎようと歩みを進める。

 実際、普段の彼女であれば素通りできただろう。ただのチンピラが手を出そうが出すまいが、切り抜けるだけの実力を備えている娘だ。

 だがその時は違った。

 ムンムンと発揮されているメスのフェロモンに本能を刺激された男の一人が見境もなく、我慢もせずに蛍の胸をいきなりつかんだ。

 

(……?)

 

 色惚けていた蛍が事態を把握する間にも、その指が服の上から乱暴に胸を歪ませ、強く揉み回していく。

 

 ぐにぐにっ♡ぐにいぃっ♡

 

「あっ!?♡ や……っ!♡」

 

 交尾の時間にだけ与えられるはずの刺激に反応してしまい、蛍の体から力が抜けると弱々しく身体を震わせて内股になってしまった。軽イキしてしまった自分に困惑しながら、止まらない乱暴な乳揉みに鼻息を荒くして相手の腕にしがみつくのが娘の精一杯だ。

 恋人になるべく青年が蛍を快楽漬けにしすぎた結果、性欲に火がついてしまうと止まらない体質へと変わってしまっていたのだ。彼女の強さと知名度のせいで、他の誰かに身体目当てで襲われるなど考えなかったのも災いした。

 

「見た目よりデケぇ……っ! へへへ、やわらけえなぁ」

 

 見下ろしてきて下卑た笑みを浮かべるチンピラが唇をなめずる。その表情を見て悪寒を走らせた蛍が相手を押しのけようと弱々しくもがいた。

 

「いや……嫌っ!」

「あん?」

 

 そこいらの女よりも力のこもっていない抵抗に男は眉をひそめる。龍も退けたと噂される人間のものとは思えない。つまり……。

 

「へへ、へへへ……!」

 

 彼は勝手に解釈した。

 こいつは淫乱だ。シてほしいのだ、と。

 拒絶の言葉も仕草も、それは余計に男を喜ばせてしまっていた。様子がおかしい事に気づいた周りのならず者たちにも目配せをすると、彼らは喉の奥で笑いながらいっそう深い笑みを浮かべていく。

 なおも娘が離れようとしているところに男たちは手を伸ばして尻や腰を撫で回していき、彼女の股間に太ももを割り入れて逃さないようにしてくる。

 そうして無理やり上を向かせられた蛍の顔を最初のチンピラが覗き込むと、ニヤリと笑みを浮かべて耳元で囁いてきた。

 

「俺たちと来いよ。可愛がってやるぜ? 好きなだけ愉しませてやる」

「っ……! やっ、やだ! ひぅ……っ♡」

 

 嫌悪感を覚えた蛍だが相変わらず体に力が入らない。男たちは久方ぶりの柔らかいメスを思うままいじくり回し、ズボンをパンパンに膨らませながら娘を引きずっていく。その先にある彼らの寝床で何をするか妄想を膨らませて彼女の体臭を嗅ぐだけで今にも射精しそうだった。

 

 

 

 

 

「……っ!♡ ……っ! ~~~っ♡」

 

 草木に飲み込まれかけた廃屋の中から聞こえてくるのは怒鳴り声や不満げな唸り声が常だったが、今は違う。

 若い女の嬌声とオスたちの発情した叫びが水音と入り混じり、いやらしい響きが先程から漏れっぱなしになっていた。

 

「なんだよこの下着! 商売女でもこんなん着けてるの見たことねぇぞ!」

「んぢゅ♡ じゅるっ♡ じゅるるっ♡ くぽ♡くぽ♡くぽっ♡」

「フェラうめぇ~……」

「パンツも穴空いてるぜ。バカみてぇ」

 

 粗雑な敷物の上に寝そべった身体を好きに弄ばれ、恋人のための下着を男たちに大笑いされる屈辱で真っ赤になりながら、それでも顔の横から突き出された肉棒をしゃぶるのを蛍は止めようとはしなかった。

 

(早く全員のを出してしまわないと……っ)

 

 中出しされる前に三人とも勃たなくさせてしまえばいいと、蕩けかけた頭の片隅で彼女は考えていた。腟内射精だけは絶対にダメだ。こんなやつらの子供なんて……!

 

「ちゅぽ♡ ちゅるちゅるっ♡ ぬぷ……ぷちゅ♡ んぢゅっ♡」

「は……っ! は……!」

「そ、そんなにイイのかよ……。おっ……コ、コイツ……っ。自分から俺のチンポ探って……っ」

 

 ろくに洗っていない男根の味と臭いに涙を浮かべながら、蛍は空いている手で別の屹立をまさぐって愛撫していく。形状は違うが弱いところは恋人のものと同じらしく、彼のために覚えた手管で快感を与えてやった。それがまた娘の心を傷つけ、オスに触れることで身体が勝手に昂ってもいく。

 

(いや……! やだぁ……っ♡)

「クソッ、俺のもシゴけよ……!」

 

 残りの一人がズボンを下ろしながら、じっと蛍の胸を見つめていた。ぷるっ♡ と下着の穴からむき出しになっている乳首に視線が釘付けだ。

 

(……っ♡)

 

 空いた腕で蛍はそっと胸を持ち上げるように寄せ、ぎゅっと谷間を作る。膣に意識を向けさせる訳にはいかない。すぐさま乳山に飛びついてきたならず者に内心安堵して、彼女は全員の射精を早めるべく必死に奉仕をしていった。

 熱い肉棒に絡めた指でにちにちっ♡ と先走りを使いながら上下に扱いてカリを撫でる。

 口の中で舌を肉竿に絡めて吸いつき、鈴口をそっと舌先でほじくる。

 乳谷へおちんぽを突きこませ、左右から胸肉で圧迫する中を思う存分腰を振らせてやる。

 知っている限りの方法で男たちを気持ちよくしてやると、次第に呼吸を浅くして大量の精液が吐き出されていくのを蛍は潤んだ目で見つめ、身体と口の中へ受け止めた。

 そのせいでどうしても子宮からじゅわっ♡ と愛液が溢れてくるのを感じてしまい、甘く鼻で鳴きながらメスの悦びをちびちび味見させられていく。

 

(だめ……っ♡ 欲しがっちゃダメ……っ♡)

 

 熱くなっていく子宮のせいで内股をこすりあわせながら、まだ満足していない男たちへ尽くしていく蛍の頭が次第にぼんやりとしてくる。恋人以外の男根に対して抱いていた嫌悪すら興奮と入り混じって快楽の材料になってしまい、いつしか彼女も積極的になり始めていく。

 

 つぷ……♡

 

「は……♡ え……? あ……!?」

 

 気づけば、伸し掛かってきた男に正常位で犯されていた。臭い白濁液とキスマークだらけになっている蛍の身体がぶるっと震える。

 

「お……! この淫乱、マンコもやっぱすげぇわ……!」

「な、なんで……っ!」

「なんでもクソもあるかよ。美味そうにマン汁を垂れ流してさぁ……」

 

 男がピストンを開始しはじめ、両手にヌルヌルの男根を握っている蛍の身体が揺さぶられる。他の男達は彼女の細腕を地面に押し付け、身動きができない様を見て嗜虐的な笑みを浮かべていた。

 

「やだ……! やぁ……っ! 止まっ……んうぅぅぅ!♡」

「止まるわけないだろバカ女……テメェが動くな! じっとしてろ……っ! あぁ~~。バカまんこ最高……っ!」

 

 逃さないように上から体重をかけてきたオスを跳ねのけることもできず、ただただ身勝手にコキ穴として使用されていく。蜜でたっぷりのふかふか極上まんこに包まれた男の口元からヨダレが垂れ、押しつぶされるようにして膣肉をこねられる蛍の頬に落ちた。

 奥までみっちりと雄肉で満たされた悦楽に唇を噛んで耐えようとする娘だったが、ずぶ♡ずぶっ♡ と粘っこい音を立てて硬肉を出し入れされると思考力がどんどん削り取られ、怒りのためか快感のためか分からない涙を浮かべながら甘い声が出てしまう。

 

「あぁ……っ♡ ぉ♡ あっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡ やだ♡ やっ♡ んっ♡ やぁぁ……っ♡♡」

 

 こんなやつに好きにされたくないという意思とは逆に身体は屈服してしまい、痴肉のGスポットをぞりぞりっ♡ と撫で上げられるとメスの本性が種を求めて準備を──子宮を降ろしていった。

 

「だめ……っ♡ だめ♡やだ♡だめぇ……っ♡」

「あーイイ……! 出そうだ……っ。お……! 先っぽがなんか……っ! 吸……うおぉぉ……っ」

 

 膣ヒダをかき混ぜられた蛍の泣き声と、亀頭を子宮口で甘噛みされた男の唸りが同時に響く。

 

(もっと、もっともっと、シて……っ♡ っ! 違うっ! ちがうちがう! こんなの……!)

 

 身体ごとぶつかってくるようなピストンでどちゅんっ♡ と荒々しく媚びきった蜜肉をほじくられ、娘は本能的に相手が達する準備を始めたのだと知った。膣ヒダにとろぉ♡ と先走りが漏らされたのを感じて、蛍は悲鳴を上げた。

 

「いやっ! やぁっ! いやぁっ!」

「お……っ! 出す……っ! バカまんこに出すぞっ!」

 

 汗と唾液をまき散らしてオスが激しく子宮を揺り動かす。彼女の絶頂しかけた視界でもオスたちの残酷な笑みに見下されているのがハッキリとわかり、悔しくて蛍は歯を食いしばった。

 脳裏で恋人の顔を思い出す。こんなにむごい顔を自分に向けてきたことなんてない。自分のものにしようと淫紋を利用し、欲望にまみれていた時だってこんな顔をしたことはないのだ。

 

「んんっ♡ んっ♡ ……んうぅぅうぅううっ!!」

 

 娘の背中が大きく仰け反る。イくのを我慢できなかった雑魚まんこの反応だと男たちは嘲笑したが、次の瞬間彼らは大きな力で身体を押され、後ろに転がった。

 

「な、なんだぁ……!?」

「痛ってぇ……っ!」

 

 蛍の身体から突風が吹いて彼らを押しのけたのだ。

 必死になって元素力を使ったのだが、いまの彼女にはせいぜいが男たちを押しのける程度の事しかできない。力んだせいで軽く絶頂したこともあり、手足にろくな力が入らないままあえぐ娘の陰唇に、ギリギリで外れた亀頭の先からどぴゅっ♡ と熱い白濁液が振りまかれ、股間をまんべんなく汚していった。

 なんとか膣内射精は食い止めることはできたようだ。

 

「こ、こいつ……! こいつがやりやがったんだ……!」

 

 しかし蛍を犯していた男たちが力の正体に感づくと、驚きや恐怖といった感情がそのまま怒りへ変換されていく。オナホールくらいにしか思っていなかった娘に、一番気持ちのいい射精を邪魔されたことで彼らはキレていた。元素力を使える相手に対する警戒心など吹き飛んでしまっている。

 

「てめぇ……!」

 

 蛍に飛びかかった男が、彼女の顔を地面に押し付けながら陰唇に亀頭をあてがった。

 

「バカのくせに邪魔しやがって……!」

 

 他の男達も興奮した様子で先程よりはるかに乱暴に、力づくで娘の華奢な身体をねじ伏せていく。

 これではもう、どうしようもない。

 

(あ……! あ……!)

 

 次はもうない。妊娠させられる。

 ギラギラとした男たちの視線を受け止めた蛍の瞳から涙が一粒落ちた。

 その瞬間、いくつかの鈍い音や空気の震える感覚があり、てっきり犯される前兆だと身体を硬直させていた娘の視界から男たちが消えた。

 

「……?」

 

 ならず者たちが倒れ伏し、見上げる廃屋の天井に新しい男の顔が……恋人の顔が見えた。

 

「無事か!?」

「……っ」

 

 信じられない光景に、蛍はしばらく言葉も発することができなかった。

 

 

 

 

 

 あまりに来訪が遅い蛍の様子を見に出歩いていた青年が襲われている彼女を見つけることができたのは幸運だった。廃屋の中で何が行われているのか悟った彼は輪姦に夢中なチンピラたちを背後から護身具で殴り倒し、ぐったりした彼女を自分の家まで運んだ。

 

(森で倒れてた時みたいだな)

 

 遠い昔のように感じられる、二人が初めて言葉をかわしたころを思い出しながら、ベッドに座らせた娘の介抱を青年は丹念に行っていった。最初は大事なものを傷つけられた怒りに満たされていたものの、あまりに弱々しくなっている蛍の様子に段々と彼女を慈しむ気持ちに変わっていく。

 『自分は汚いから』と言って弱々しく抵抗する娘の身体をどうにか拭き清め、服を戻してやったあたりで、大体の事を青年は聞きおよび、把握できていた。

 

(俺のせいだ)

 

 メスとして扱えば抱かれるように切り替わってしまう身体に彼女を変えたのは間違いなく青年だった。そのせいで悪い男たちに捕まり凌辱されてしまったことを責める気など毛頭も起こらなかったし、森の獣たちの間近で暮らしている彼にとって処女性や貞操は大した問題に思えなかった。

 しかし蛍は違うようだ。

 自分が汚れてしまい、彼と結ばれることすら難しいことになったと思いこんでいる。話を聞くたび、身体を拭くたびにポロポロと涙をこぼし、その珠をいくら拭っても尽きることがない様子に青年は心を痛めた。

 

「も……もう、あなた……あなたとの子供だって……っ。わたし……わたし……っ! ダメになっちゃった……うぅ……っ。うぅぅ~~……!」

 

 子供を授かる資格すらなくなったと考えている蛍をなだめ、使える限りの言葉を使って慰め、好きだと伝えても効果が薄いのは明らかだ。娘は頑固な面があり、長々と押し問答を続けても結論に変わりはない。傷心したばかりの恋人に時間を与えるべきなのが通常の判断なのだろうが、青年の本能がそうしてはならないと告げていた。

 そうしてしまうと傷口を広げたまま心境が固まってしまい、意志の強い蛍はいずれどんな行動を起こすかわかったものではない。せっかくのツガイが去っていってしまうのを、心の奥底で青年は恐れた。

 その身勝手さと彼女を癒やしたいという気持ちが蓄積され、爆発したとき、青年は蛍を抱きしめた。

 

「や……っ! やだ……。今はやだ……っ」

 

 抵抗する娘の中に煮え切らない部分があることを肌で感じとった青年は、そのまま腕の力を強め、いろいろな部分に指を這わせていく。背中。首筋。耳。脇腹。

 

「あなたも同じなんだ……。あの人たちとおんなじ、ケダモノで……。ん……っ」

 

 言葉とは裏腹に、蛍の身体は愛する男にまさぐられて強ばるのをやめてしまい、体重を委ねて甘えてきている。あとは心の葛藤をどうにかするだけだと、青年は娘の尻肉をむんずとつかむ。

 

「あ……っ。やだ……っ。ヤダってば……っ」

 

 腰を強く抱かれるだけで身体を熱くさせながら、それでも蛍は言葉だけの抵抗を諦めようとはしない。穴空きパンツから覗く陰核をやわやわと撫でられ、蜜を分泌した膣口を指でなぞり回されても。

 身体を持ち上げられ、対面座位になるよう充分濡れていたメス肉へ怒張した亀頭が分け入って貫いてきたときも。

 

「や……っ♡ や……んう……っ♡ ふああぁぁっ♡」

 

 きゅっ♡きゅっ♡ と愛棒を歓迎して締めつけても、蛍はイヤがった。

 

「イヤだって言ってるのに……っ♡」

「蛍は俺のモノだろ。いい加減すねてないで、孕んでくれよ。他のチンポなんてどうでもいいだろ? な?」

「だって……私、そんな資格……ぅっ!?♡ うあ……っ!?♡ お、奥……っ♡ ごじごじ、しないで……ぇ♡」

「俺がしたいし、蛍だってしたいの分かってるんだからな。素直になるまで、ずっとこのままだぞ」

「んっ……♡ あっ♡ そんな……っ♡」

 

 小さく腰をグラインドされるだけで下腹部に甘い疼きが広がり、蛍の声がやわらいだ。彼の言う通り彼女の身体はもう正直になってしまっていて、じゅくじゅくの膣ヒダは嬉しそうに肉杭を舐めまわし、そこから与えられる本物の子種を欲しがっている。

 愛蜜を垂らしながら精を求めて降りてきた子宮もその口で媚びたキスを繰り返し、脈打つ肉傘の先っぽに吸い付いてご奉仕のお返しをねだった。

 ぐい、と蛍の服を脱がして下着だけに剥きながらも青年はその先に行こうとせず、時どき相手の身体を優しく撫でてやるだけだ。

 

「あ……っ♡ あっ♡あっ♡ んくぅ……っ♡」

 

 それだけなのに、腰をくねらせズブッ♡ズブッ♡ と自ら肉壺を突き刺していくような浅ましい動きを蛍は止められない。それを見咎められて腰をガッチリと掴まれて固定され、動けなくなった股間からは止めどなく白っぽい本気汁があふれ出て、ショーツの布地を重く湿らせていく。

 

(あぁ……これ……♡ これ……っ♡ この人、すき……好きぃ……♡)

 

 蛍自身が思っている以上に彼女は青年を求めていた。身体だけではなく心も欲しかったし、自分の全部を貰ってほしかった。そのすべてが叶えられているのはわかっているから、遠慮なく子宮口で亀頭をしゃぶり回せたし、おまんこで深いキスをいっぱいしてしまう。

 

「ふぁ……っ♡ んく……ぅ♡ イ……ぅ♡ お゛……うう゛~~~……っ♡♡」

 

 甘イキする蛍の口端からしずくが垂れる。

 情欲を刺激されながら、硬チンポをびくびくっ♡ と悶えさせながら彼は動かない。思いきり振り抜きたい腰を我慢して、キスハメするのを我慢して、ごめんなさいを言わないメスが間違っていると身体に刻み込もうとしているのだ。

 

「イ゛……♡ ふーっ♡ ふーっ♡ あっ♡♡ また、また……イ……っ♡♡ んう゛ぅぅ~~……っ♡♡」

 

 ツガイにすがりついて安心しながらイキ続ける快楽の拷問は、そこから何時間も続いた。

 お互いが上になったり下になったりしながら、それでもピストンは一度もされないままメスとしての幸福を再教育された蛍の脳みそはグズグズに溶かされてしまい、全身を桃色にして汗みずくのまま痙攣している。

 濡れて艶やかさを増した金色の髪を頬に張り付かせ、ハートマークを瞳に浮かべるメスを見ても青年は動かなかった。

 

「どうして……?♡ どうしてこんな、ひどいこと……あっ♡♡ あっ♡あっ♡あっ♡ あ゛ぁぁああ……っ♡♡♡」

 

 軽い絶頂から降りられなくなっているほど甘々になった膣ヒダがキュッ♡キュウン……ッ♡ とうねる。正常位で体重をかけられ、身動きのできない中でさすがの蛍の忍耐も限界が差し迫っていた。

 口もろくに聞いてくれないし、犯してもくれない青年への不満が膨れ上がり、爆発し、自制できなくなった気持ちが蛍の口から溢れ出ていく。

 

「好きっ♡ 好き♡好きっ♡ 動いて……気持ちよくして? ね? いっしょにシよ? 好きぃ……っ♡♡」

「孕んでくれる気になった? ならいいよ」

「あっ♡ とんとんっ、て♡ んっ♡んっ♡ ん゛っ♡♡ きもちぃ……っ♡♡」

 

 自分に伸し掛かっているオスを両手で抱き寄せ、両足を腰に絡ませると、蜜肉をきゅうっと締め付けて蛍は媚びた。自分が汚れているとかは、もうどうでもいい。

 

「……うんっ♡♡ ちょうだいっ♡♡ 赤ちゃんのもとっ♡♡ あなたのっ♡♡ ちょうだいっ♡♡」

「っ……!」

 

 滾りきった射精欲求をくすぐられて、歯を食いしばりながら青年は蛍の腰ごとをチンポを引き上げると、垂直に、最奥まで届くようにどちゅっ♡♡ と杭打ちピストンを開始した。

 

 ばちゅっ♡ばちゅっ♡ばぢゅばぢゅんっ♡♡

 

「っっひぃあ゛ぁ……♡♡♡ お゛♡♡ お゛♡お゛♡お゛♡ おお゛ぉぉおぉぉ~~~♡♡♡」

 

 理性を失ったような乱暴さでメス膣をかき混ぜられ、とろとろの先走りを塗りたくられながら肉杭を深く沈められる。

 

(ちがうっ♡♡ 私のこの人っ♡♡ あいつらとはぜんぜん違うっ♡♡ 強いっ♡♡ つよいぃ……っ♡♡)

 

 頭が灼けそうな交尾を味わい、チンピラたちの生殖ごっこをオスとして本物のセックスで塗りつぶしていく青年に蛍は惚れ直していく。

 

「ん゛お゛ぉぉぉぉ……っっ♡♡♡」

 

 ごちゅっ♡ごちゅっ♡ と力強くピストンされながら、白いものが混じってちょっとした射精のようになったガマン汁を子宮口に飲まされた蛍は獣のような声で歓喜した。

 甘々絶頂させられ、何度もメスとして酔いしれ、自分が何を気にしていたのかもトばされていく。

 男と女で汗にぬめる身体をぶつけあい、舌が触れる場所を舐めあい、快楽を与えあう種付けに青年も我を忘れていた。

 彼もずっと極上のメスまんこに誘惑されていたのを我慢していたのだ。

 身体の下へ敷いた柔メスの下腹部をずっぷり串刺しにしたまま、激しく子宮口をごちゅ♡ごちゅ♡ぐじぐじっ♡ とほじり回す彼の金玉がせり上がり、繁殖欲が高まっていく。

 

「あ……あ……♡♡ はっ……あっ♡♡ 出して、もう、出してっ♡♡ ずっと欲しかったの……っ♡♡ ずっとっ♡♡ わたし、ずっとっ♡♡♡」

「蛍……っ。俺の蛍……っ! すげぇオマンコっ……チンコ溶ける……っ! ああ……!! 出るっ!! 孕めっ!! 孕め孕め孕めぇ……!!!」

「あぁ……っ♡♡ あ゛♡♡ やっ♡ うんっ♡♡♡ うん……ん゛♡♡♡ あかちゃん、あかちゃん……っ♡♡ ひぅぅううぅっ!?♡♡♡  

 イ゛っ♡♡♡ イくっ♡♡ イ゛……あなたっ♡♡♡ あなたのをっ♡♡♡ 出してっ♡♡ だひてぇっ♡♡ あ♡あ♡あ♡ イく♡ イク♡ イ゛……あ゛♡♡♡ ああ゛ぁぁああぁぁっっ♡♡♡♡ あう゛ぅぅううぅぅうぁぁぁ~~~……っっっ♡♡♡♡♡」

 

 絶頂して激しく収縮する蛍まんこを振りほどいてオスが腰を浮かせると、ぶぢゅんっ♡♡ と叩きつけるように蛍を串刺して精液を注ぎ込みはじめた。

 

 びゅっるぅ♡♡びゅるるるぅぅ~♡♡♡

 

 音を立てて流し込まれる熱々の子種が待ちわびていた子宮へ届けられ、一滴も逃さないように娘の足がガッチリとオスをホールドする

 

「は……♡ あ……あ♡ あつ……♡ あつぅ……♡」

 

 身体が作り変わっていくと思えるほどの陶酔に溺れて、細い首を仰け反らせながら蛍は小さく舌を突き出し、はしたなく呻いた。

 

「っ!?♡ ぢゅるっ♡ ぢゅ♡ぢゅ♡ んぁ……ぅ♡ ぺろ♡ ぺろ♡」

 

 その舌先を目ざとく見つけた青年が首を伸ばして吸い付き、ベロ同士でちゅっ♡ちゅっ♡ としゃぶり合いながら残りの精液を放出していく。

 

 ……ぱんっ♡ぱんっ♡

 

「ん……うぁ♡ は♡ ちゅむっ♡」

 

 放出している最中なのに、彼が腰を振りはじめる。

 とことんまで犯し抜くつもりなのだろうオスの興奮に貪られ、おまんこをかき回されながら蛍も負けずに青年を舐めしゃぶる。

 そうしていつまでも、脳裏へぱちりと光が弾ける甘イキをいつまでも味わって、蛍は多幸感に包まれて種付けされていくのだった。




読了ありがとうございました。
この話のオマケをFANBOXなどで公開中ですので、よろしければ御覧になってください。
サンプルもあります。
『輪姦された蛍が本物のオスにラブラブ種付けされる話 +対面座位』


FANBOX… https://c-rithul-hu.fanbox.cc/posts/5846768

Fantia… https://fantia.jp/posts/1940398


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【原神】スメールで枕営業させられた八重神子が老人たちにもパンパンされてしまう話

前作『見知らぬおっさんたちに枕営業させられた八重神子が一晩中パンパンされてしまう話』の続きです。
( https://syosetu.org/novel/304199/4.html )

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/154436
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request

追記 

いつものオマケ(約3600文字)をFANBOXで公開中です。
『スメールで枕営業させられた八重神子が老人たちにもパンパンされてしまう話 +二穴』
URLは後書きにあります。


 

 スメールに入国し、オルモス港からスメールシティまでやって来た八重神子がまず思った事は、

 

(レイラちゃんはどうしておるかのう)

 

というなんとも呑気な考えだった。少し探してみるか、という悪戯心が頭をもたげてくるが、稲妻からわざわざここまで出向いた理由を考えると今回は抑えなくてはならないだろう。それになにやら、先刻から誰かに見られているような気がしないでもないのだ。

 

(神……か)

 

 彼女なりにしばらく考えて結論を出すと、どうしたものかと頭をひねる。たしかクラクサナリデビという名前だったはずの神に見られているとなると、国政が大きく動いている今の時期に、お膝元で他神の眷属が動き回っている事をどう捉えるものか。知恵の神ともなれば、まさか雷神のようなアレやコレをするはずもないだろうが、万が一を考えるとこれからの予定に支障が出るような、出ないような……。

 

「ま、よかろう。着いてしもうた」

 

 この国を害しに来たわけではないのだから問題ないと判断し、それなりに立派な門構えの屋敷の前で独りごちると、さっさと神子は案内を求めて歩きはじめる。彼女ははこへ来るために、今日まで旅をしてきたのだ。

 表向きの理由は商売のためになる。

 彼女の情夫である商人の代理として出向いたのはスメール教令院のとある学者の元であり、かなり高い地位にる人物だ。その人との取り引きを結んできてほしい、と一晩中おまんこをほじられながら頼まれたのであっては、少しばかり足を伸ばすことになっても出向かねばならないのが彼女の弱い所だ。

 交渉や利益の算段はともかく、商人という経歴のない神子が行ったところでどうするのだと一応の反論はしてみたところ、

 

『簡単に話がまとまるようになっている。いつものようにしてくれればよい』

 

と情夫は請け負い、使える金額と引き出すべき利益だけを彼女に指示したというわけだ。

 そうして小旅行を楽しんできた神子は今、件の学者と話を進めはじめているところだった。

 だが。

 

(なんじゃ……?)

 

 話せば話すほど、自分と相手──いかにも働き盛りの、学者らしい細型の中年男との交渉が難しくなっていくのを感じていた。

 応接間に通され、向かいあったソファへ座って机越しに話しているうちに、売買する対象しか決まっていない状況なのは神子にもすぐに掴めた。しかも相手の言い分を考えると、無茶をふっかけようとしているのはどう考えてもこちらの方だ。例えば社奉行相手などであれば神子も道理を引っ込めさせることができるだろうが、勝手の知らぬ教令院となればそうもいかない。

 難しい顔をしている学者を相手に神子はずいぶんとしぶとく立ち回ったが、高位に就いているだけあって男もまた口が回り、なにより責任に燃えている。難航した商談は夜に差しかかるまで続けられ、そろそろ引くかどうかを考えるべきところに神子は立たされていた。

 

「あと少しばかり退いてくれぬか? 少々先にはなるが、その分の見返りはこちらで用意できると約束しよう」

「商人よりもよほど直截ですな。もしくは、もうなりふり構っておられないのか。どちらにせよ神子どの、もうこちらの言い分はすべてお伝えしております」

 

 否、と言外に含めた返事をする中年学者の顔は疲れが色濃い。口先だけでおそろしく食い下がってくる神子の相手は、これまでのどんな後輩や教え子であっても比較にならないほどエネルギーを消耗させられている。

 

「ふぅむ……」

 

 対して、室灯に照らされている神子の目は時間が経つにつれて輝きが増していた。疲労が相手の本能を強めているのか、彼の視線は女の豊満な体の線をちらちらと、舐め回すように見つめはじめている。情夫の『いつものように』という言葉を吟味しつつ、例えば璃月などで神子が行ってきた事を思い出して、彼女は答えを見つけはじめていた。

 有り体に言って、濡れてきている。

 八重神子という人に相手を観察するだけの時間を与えれば、実に的確な答えを見つけ出してしまうことを情夫はよく理解していた。もう彼女にとってセックスは、ずいぶんと楽しめる遊びのひとつに過ぎない。それが馴染んだ男であろうと、初対面の者であろうと、だ。

 

(これを思いつくのも含めて、妾が楽しめるように差配しおったな)

 

 鮮やかな色をした舌先で唇をしめすと、神子は席を立った。

 そうして机を回って自分の近くまで彼女がやって来たものだから、学者はギョッとして彼女を見つめている。正確には、彼女の美貌を物欲しそうに視姦している。

 

「どうやらお疲れのようじゃな」

「な、何を……?」

「そう構えるでない。力を抜くのに、よく効くやり方を知っておるんじゃ」

 

 さわ、と女の細い指に頬を撫でられて男の身体が小さく震える。そのまま何の抵抗もできないまま、指が首へ、鎖骨へと下っていくのを信じられぬ気持ちで彼は受け入れていた。女の臭いに刺激され、触り方の艶めかしさに男の好色な部分がどうしても期待し、熱を帯びていく。

 

(こんないい女が、私に……?)

 

 胸元をなぞられ、その手先が下腹部にまで届いても彼はまだ夢を見ているのだと思い込もうとしていたが、神子の声にようやく我に返ることができた。

 

「スメールの衣服をどう脱がせばよいのか、妾に教えてくれんか?」

 

 瞳を合わせた男に、のう? と首を傾げてみせる神子。

 これで商談はほぼ決まったようなものだった。

 手荒く学者の手がズボンをずらすと、少し膨れた下着が姿を現す。それも脱がそうと彼が動くよりも早く神子の身体が沈み、口から近づいていった。

 

「……っ!」

「ふふ……っ♡」

 

 自分の下着を噛んで引っ張る女と目が合ってしまい、その淫蕩さに彼はくらくらした。やがて邪魔な布が取り払われた男の股間からは半勃ちのモノがぶるんっと投げ出されてきて、現在進行系で屹立していく。なかなかに太く、脈々としていて立派な代物だ。それを片手で持ちながら裏側へ鼻先を持っていき、大きく息を吸って神子は目を細める。

 清潔にしているようだったが、ぷん、と香る雄臭さは肺まで届き、女をたっぷり善くしてくれるだけの能力を秘めていると本能で感知して、彼女はにんまりと口を歪めた。

 そのあたりも情夫は調べていたのだろう。彼の指図する獲物がハズレたったことは今のところ皆無だ。

 

「よしよし。……れろっ♡」

「お……っ!」

 

 舌先で亀頭の裏側をしゃぶられた男の腰が思わず突き出る。くびれた場所や鈴口をくすぐるようになぞっていく動きは実に手慣れたもので、学者は為すがままになって肉茎をどんどん膨らませていった。

 

「れろれろ……っ♡ ちゅる……ちゅぷ♡ ちゅぅう~っ♡ じゅ……る♡ ちゅぱっ♡ ぢゅ♡ぢゅ♡」

 

 神子の舌はカリ首から肉竿へ下りていき、水跡をてらてらと残しながらベロの広いところで大きくなぶっていく。そして根元へ移り、玉袋との境目まで達するとしつこくなぞってゾワゾワした官能を走らせた。その温かさと圧してくる具合がちょうどよくて、男にとって今までで一番良かったフェラチオと比較してしまうほどの巧さだ。

 まるで別の生き物のように這い回る濡れた口技で玉を転がすように舐め、肉幹を這い上っていく舌遣いは的確に裏筋をしごき、早出しの我慢汁を鈴口にぷくっ、と湧き出させる。

 

「はぁ……っ。はぁ……っ」

「れぇ……るっ♡ れろっ♡れろっ♡ 疲れは楽になったようじゃな」

「は……? あ……ああ、いや……」

 

 快楽で記憶が寸断されている。口でイカされたことがないわけではなかったが、こんなにも上手い相手は初めてだと学者が声を震わせた。神子がぺろりと唇をなめると、その桃色の筋肉の動きを見ただけで雄肉がびくんっと揺れてしまう。

 もう彼は肉欲に染まってしまっていた。

 赤黒く張った亀頭を神子の口がすっぽりと覆い、しゃぶしゃぶっ♡ と舌だけで舐め回してきた。

 

「お……っ! あ! お、おお……!」

 

 男の腰が小刻みに揺れ、我慢汁の味と臭いが女の口にじんわり広がってくる。

 

「れろれろ♡ れろ♡ れぇ……ろ♡」

「は……! それ、それは……うぉ……!」

 

 わざと口を開けてメス舌で舐めあげる音を聞かせながら煽ってくる神子を前にして、男の視界が白く弾ける。いっそこのまま手早く出してしまうか、と早漏イキをオスが考えはじめた途端、その刺激がぷっつりと消えた。

 

「……っ?」

 

 彼の思惑を知ったものかどうか、神子は口を離してしまった。そうして指で肉輪を作るとヨダレまみれの肉竿を捕らえ、実に弱々しく上下に動かしはじめた。

 

 ぬち……♡ぬち……♡ぬち……♡

 

「元気になったところで、商談の締めといこうではないか」

「ぐ……!」

 

 学者の顔が赤く染まる。この状況で相手の要求を撥ねつければどうなるか。そして今の自分がそんな決断をできるはずがないのは彼が一番良く分かっていた。まんまと甘い罠にハマった事と射精を焦らされている事への怒りを神子に向けたが、女は気にもしていないようだ。

 

「なんじゃ。良い雰囲気だったのにぶち壊しにする気か?  さっきまでよぉく甘えておったのにのう。……ふむ? 罠に落とされた、とでも言いたげじゃな? なるほど、確かにこのままでは妾が得するばかりじゃ。学者殿にも何か……そうじゃのう……」

 

 わざとらしく考えるふりをしながら、射精には程遠い手コキを女は加えていく。もう何を言うかは決めているのに男を焦らし、焦らし、焦らしていく。ただ無意味に。

 

「は……! はやく、しろ……!」

「そうもいかんじゃろ。な? それほど価値があるとも思えんが、オマケなどはどうじゃろうか……」

「それでいい……っ! は、はやく、シてくれ……っ!」

「ふむ」

 

 にんまり、と神子が笑う。瞳を濡らして学者を見上げる仕草は勝者の余裕と、奇妙にも真逆な被虐的な色があった。

 

「では今より妾の身体を一晩、其方の好きにするとよい」

「……?」

 

 速まっていた浅い呼吸が止まるほど、男は驚いた。長く学者として使ってきた頭脳が言葉の意味を理解できないくらいに。

 あくびをするように神子は口を大きく開け、舌をべろりと出しながら彼を見上げている。その意味が分からず……分からないフリをして彼はあえぎ続けた。自分の家に、教令院で重職に就く学者の家に、こんな淫らな女がいるはずがない。

 

「どうした賢者殿?」

 

 無邪気とすら言える声で神子が聞き、亀頭をぬるぬると指先で弄ぶ。彼は賢者の地位にはいない。わざと間違えたのだったが、これが男の中にある地位への欲望や階列へのドロドロしたものを刺激し、性的な興奮と合体して膨れ上がっていく。

 

「ああ、すまん。間違えてしもうた」

「~~~~~っっ!!」

 

 男の風格が賢者のようだから間違えた。

 男は賢者になど見えないのに間違えた。

 どうとでもとれる女の声音がついに彼のオスを爆発させ、後先かまわず神子の頭を両手で鷲掴むと、肉棒めがけてかぱりと開いた口を押しつけていく。

 

 じゅぶぅぅっ♡

 じゅっぽ♡ぢゅっ♡ぢゅっ♡

 

「っぐッ♡ もぢゅ♡ ぢゅるくッ♡ ぢゅぽ♡ぢゅぽ♡ ぢゅぷぅ……ん♡」

 

 いきなり喉奥まで突っこまれたというのに神子は一切怯まず、むしろ頬肉をすぼめて舌を這わせながら、男の腰に腕を絡めて抱きついてくる始末だ。その感触が新しい快楽に繋がり、気持ち良くて更に腰を振り立ててしまう。

 

「神子……どの……っ! こいつ……っ! どういう……っ!」

 

 肉棒を頬張りながらオスの内股を指ですりすりっ♡ と撫でて別種の刺激まで流してくる手管に、早くも男の理性が溶けていく。

 

「はぷっ♡ じゅる……っ♡ ぢゅぽ♡ れろっ♡ れぇ……っ♡ んぽぁ♡ ぐちゅ♡ぐちゅ♡」

 

 乱暴な抽送のあいだでも唇と舌を巧みに操られ、カリ首の溝をなぞられながら亀頭を丸ごと口蓋でシゴかれるオスの腰が痺れ、この日最初の精液が管を昇ってきはじめた。

 

「お……! お……!」

「んふぅ♡ ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ んぶ……ちゅぽ♡ちゅぽ♡ちゅぽ♡」

 

 より窄められた唇の吸引力が強くなり、そのせいで高められてしまった肉竿が限界にむけて脈動する。

 

「出る……っ! もう出……出る……ぅ!!」

「んぢゅく♡ ぢゅる♡ かぽ♡かぽ♡かぽ♡ ぷちゅっ♡ ぢゅるくっ♡ ぢゅるっ……ぐぷぅぅぅぅぅ♡♡♡ ぢゅぷぅぅぅぅううぅぅ……っ♡♡♡ っ!?♡♡♡ んぷゅ♡♡♡ んんぅぅぅううっぅぅぅ~~~~♡♡♡♡」

 

 口内で爆発した肉棒から吹き出してくる濃い雄汁の臭いに興奮しながら、しっかりと粘っこい飛沫を受け止めて飲み干していく神子はメスの顔になっているのを隠そうともしない。射精が終わるころになると彼女は粘膜で亀頭をこすり、尿道に残っている残滓を最後の一滴まで絞りつくさんと吸い付いていく。

 その口中は絶品で、男にとってのフェラ女の印象が八重神子になるほどの経験だ。

 

(野性味は薄いが、好奇心をちらつかせてこちらを探るような動きをしおる……♡ こういう賢しい奴もおるとは、さすがスメールじゃ……♡)

 

 口の中に残った精汁を味わいながら、神子は学者を見積っていた。同時に草神が本当に監視しているのかどうかも算段に入れる。さすがに賢者へ手を出そうものならどうなるか分からないが、身体を対価にした男漁りのついでに教令院が少しばかり損をするかも、という話なら黙認するだろう。

 してもらわなければ困る。もう下がヌルついているのだ。

 

「ちゅ……っ♡ ぢゅる……♡ ちゅぱ……♡ ちゅるるる……♡」

 

 ちゅぽんっ♡ と名残惜しそうに音を立てて肉傘から顔を離し、口周りの生殖汁を舌で拭い取った神子は相手の顔を見て妖艶に微笑んだ。

 腹の中身を持っていかれるような吐精のせいで腰が抜けてしまった学者を尻目に彼女は立ち上がり、胸元の衣服を脇からずらして豊満な乳房をひとつ、まろび出した。

 

「ほれ」

「……」

 

 視界にぶらさがる乳実に彼は目を奪われる。先端がふっくらと桜色に色づいていて、光っている汗の粒が浮かぶ白い肌は実に美味そうだ。のろのろと男は立ち上がると、実に無造作にその乳肉を掴む。

 

「あ……っ♡」

「一晩、一晩……たっぷり楽しませてもらうぞ」

「ふふ……♡」

 

 ぐにぐにと乳へ指を沈ませながら情欲に燃える目をしたオスに、神子は小さく笑ってみせた。その表情もまた妖しく塗れていて、わざわざ見せつけるように服へ指をかけては解いていく。

 

「学者どのは、妾の服をどう剥けばよいか知っておいでかのう? 何なら、こちらで全てやってしまおうか?」

「……!」

 

 挑発的な神子への返事として、学者は肉棒を突き出して女の内股に突っ込んだ。

 

「これをシゴいておけ」

「ほぉ……♡」

 

 凶暴になった男に逆らわず、むしろ喜ばしそうに神子はゆったりと腰を前後させ、柔らかな太ももで雄肉をシゴいていく。男が興奮した手つきで女の服をバラして床へ落とす間、ぬち♡ぬち♡ とフェラで濡れたままになっていたモノがむっちりお肉で擦られていき、どんどん硬くなっていった。

 そして最後に残った股間の布へ男が手を伸ばすと、脱がすのではなく中へするりと指が入っていく。

 

 ぬるっ♡

 

 彼の指先が陰唇にたどり着くよりも遥かに手前で、熱い愛液の感触が伝わってきた。

 

「あ……♡」

 

 ぐじぐじっ♡ と乱暴に女の入り口をなぞられるだけで神子の膝が小さく震え、ガチガチの肉棒に振動が伝わっていく。

 

「こんなに濡らしおって……」

「そなたがあまりにも可愛い反応をするものじゃから、のう♡」

「淫乱め!」

 

 指先で陰唇を開き、露出した膣穴へ指を近づけるとちゅぱ♡ちゅぱ♡ と吸い付いてくるのがわかる。その媚びっぷりに我慢の緒が切れた学者は神子の腰を抱くとソファまで連行してどかりと乱暴に座り、邪魔な下着を取っ払った。

 そうして対面しつつ、女の腰を持ち上げて肉槍の上に落としていく。

 

「……っ♡」

 

 ちゅく♡ と触れあう暇もあればこそ、一息に狭穴のなかへ亀頭が潜り込んでいき、神子まんこを押し分けながら犯していく。

 

 にゅるぅぅぅ……っ♡

 

「ふぁ……っ♡ ふあぁっ♡ はあぁぁぁ♡♡」

 

 甘い息を漏らして男の上で仰反りながら奥まで入り込んできた剛直をしっかりと咥えこんで、結合部より失禁したかのように広がっていく快感へ彼女は酔い痴れた。極太のデカちんぽというモノではなかったが、蜜壷にとってちょうどよい大きさのそれをゆったりと包みながら根元まで繋がっていると、馴れるよりも早くオスの腰が動きはじめる。

 

 にゅく♡にゅく♡

 ずぶっ♡ずっ♡ずぶずぶっ♡

 

「あんっ♡ はっ♡ んっ♡ もうガマン、できんのかっ?♡ 若々しいのぅ?♡ あ!♡ んぃっ♡」

「お、お、ぐ……! ナカが……っ! もっと、もっと腰を振れ……っ!」

「お、あ、んあっ!?♡ はぁっ♡ 奥っ♡ そうじゃっ♡ 奥を……っ♡」

 

 なだらかなソファの背もたれに体を預けた学者の上で対面騎乗位になって交わっている神子はいきなり子宮口まで突き立てられ、さすがに悲鳴をあげかける。だがすぐさま膣壁が伸び広がってバキュームを開始し、甘い声へと変わってよがるメスの欲深さに彼は内心で驚いた。そして、どれだけ自分を叩きつけてもこのマンコならば大丈夫なのではないかという気持ちが抑えきれなくなっていく。

 全力で犯し抜きたくなってくるメスだ。

 腰を使う度にぶるん♡ぶるんっ♡ とおもたげに揺れる豊満な乳肉をつかむと、もぎ取るようにして限界まで引き伸ばす。三角錐のようになるまで乱暴に歪められた痛みが快感とつながり、じゅ……♡ と新鮮な愛液が接合部から垂れていった。

 

「はむっ……」

「んん……っ!♡」

 

 ぷくりと勃起していた乳首を口に含み、吸い上げながら腰を揺すり上げると神子の体が小刻みに痙攣して軽イキを繰り返していく。腟内は不定期な締め付けに揺れているがそれでもきっちり締まりは良いまま、蕩けてしまいそうなほどいい具合だ。オスの腰骨の奥で甘美な愉悦がまた爆ぜはじめ、新しく漏れてきた前立腺液を肉ヒダでしゃぶる神子も応えるようにしてオスの首筋や耳をねっとり、しゃぶしゃぶっ♡と舐めて腰を回していく。

 

「もっとっ♡ もっと激しくしても、よい……っ♡ あ♡ そうじゃ、乳を、ちぎれるくらい、吸っ……ふぁ♡♡ ん♡ ん♡ん♡ん♡ ふぅ♡ ふぅぅぅっ♡」

「腰を、尻を速めて……っ。こんな、男を搾るためのような身体を、よくも……っ! う……お……っ!」

 

 ばち♡ばち♡ とデカ尻と恥骨がぶつかる肉音が部屋中に響き渡り、肉棒の膨張が限界近くまで増していく。キツ穴を削られる神子の顔がだらしなくゆるみ、こちらも絶頂への階段を上りはじめた。

 

「締めろっ! 締めろ、締めろっ!」

「ふゃ♡ 跳ねてっ♡ 出せっ♡ ふぅ♡ 思いきり、汝のっ♡ あっ♡ っふ♡♡ う♡♡ ううぅぅ♡♡」

「お……! 出……す……ぅぅ!!」

「は……ひ……っ♡♡ い♡♡ 腹の中に♡♡ ふあ♡♡ 奥に♡♡ そうじゃ♡♡ そう。んうぅぅぅぅ♡♡♡♡ ああぁぁぁああぁぁ~~~っ♡♡♡♡」

 

 ぶぴゅっ♡♡ぴゅるるるぅぅ~~♡♡♡♡

 

 大きく張った肉棒から勢いよく子種汁が発射され、収縮している肉壺の中をたぷたぷっ♡ と満たして子宮内膜の壁にべったりと付着していった。稲妻でよく飲むものとは味わいの違う精液を逆流させて、雄ちんぽを汚しながら、神子は鼻を鳴らして快楽の嵐を堪えていた。

 

「ふぅ……♡ んうぅ……ん♡ ふゃ……♡」

 

 射精を最後まで味わっていた学者が、撫でていた丸尻をぴしゃりと打った。

 

「おぅ……っ♡」

「ベッドに行くぞ。メス犬め」

「……♡」

 

 返事のかわりに男の鼻先を舐めた神子は繋がったままの腰を存分に弄られ、ぐちゅぐちゅ♡ と雄汁混じりの膣を指でかき混ぜられたりしながら、寝台まで連れて行かれた。商売女だろうと怒りかねない無造作な扱いにも媚びた声を出すだけで、ベッドの上に寝転されて後ろから猿のように貫かれても、神子は腰をくねらせて今夜限定のご主人さまを受け止めていく。

 

 ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡

 

「善い……っ♡ あっ♡ あ、あ、あ♡」

 

 バックからずぼずぼと肉槍に貫かれるメスの太い尻は相手の恥骨をぶつけられて波打ち、両手首をつかまれて後ろへ引かれているために子宮に叩き込まれる衝撃を逃がすことも困難だった。ベッドの脚を軋ませるほどの大きなピストン運動が、オスの交接本能が、神子をいじめて悦んでいる。

 

 ばちゅっ♡ばちゅっ♡ばちゅっ♡

 

 仰け反らせた胸から汗を散らし、上下左右に揺らされるおっぱいが暴れ狂って弾んでいた。

 

「あんっ♡ お……!♡ それ、奥の……ふぁ♡ そこ……っ♡」

「大層なまんこをしているのに、弱いところは平凡だな。奥のこれが、ここに引っ掛けるのがいいか? このザラザラの、ここか……? ん?」

「おぉぉ……♡♡ お♡ イ……♡♡」

 

 軽イキしながら神子の腰がくねる。弱点を見つけて執拗に攻めたてる男が腰をグラインドさせると肉竿にまとわりついてくる媚肉をカリ首が引っ張り、まくれ上がらせ、痺れた膣奥で白濁した本気汁がぷしゃ♡ と吹き出し結合部のまわりで細かい泡を立てていく。

 肉壺をぜんぶめちゃくちゃにしていくといった勢いはないものの、深々と急所を抉らえる生ハメ交尾は充分に獣を思わせるものだ。淫らな本能に酔っておまんこでチンポをコイている時だろうと、女の弱い部分を探って、ほじっていくのがこの学者のスタイルなのだろう。ぷっくり膨らんだ亀頭で子宮口を叩かれ、見つけられたGスポットのイイところをゴリゴリっ♡ と擦り上げられるときゅっ♡ と肉穴が締まってしまう。男根を絞りあげて応えながら、メスの思考が溶けていく。

 後ろからガツガツ犯す男かの目にぶるっ♡ぶるっ♡ぶるんっ♡ と震えている乳肉の奔放さが映り、その光景に煽られて子種が雄肉の奥底でどんどんこみ上げていった。

 

「くそっ! 口みたいにしゃぶってきて……っ!  ぐっ、おっ……おぉ……っ」

 

 長いストロークでねじこまれていく肉傘がまんこ肉へ深々と刺さるごとに違った吸い付き方をされている。そう思うほど、このメス膣は変化に飛んでいた。ほかほかの肉海がうねうねと寄せては返してくるうごめきに、ちんぽから溺れてしまいそうになるほど心地いい。

 

「ま、まだ柔らかくなる……っ! マンコがうねって、お……!」

「ふ……っ♡ あ♡あ♡あ♡ 突いてくれっ♡♡ よいっ♡♡ もっとごりごりっ♡♡ 突いてっ♡♡ 刺してくれっ♡♡ んっ♡ ん♡ん♡」

 

 貪欲な肉穴がきつく締まっていき、肉粒が立ってオスをこすりはじめた。肉ヒダのさざ波がぬぢぬぢっ♡ とさわがしく学者ちんぽを舐め回してきて、終わりが近づいた神子の背中が大きく反り返っていく。

 

「イけっ! 好きにイけっ……っ! イきながら締めて、全部しゃぶれっ!」

「ん♡♡ あぁっ♡♡ こちこち、打たれてっ♡♡ イくっ♡♡ イく♡♡ イくっ♡♡ イ……!♡♡」

「あぁ~……っ! あ……っ!! っっ!!」

「アッ♡♡ あ、あ、あ♡ 膨れ……っ♡♡ お♡♡ イく♡♡ はぁっ♡♡ あ♡ んうぅぅううぅぅ♡♡♡♡ ……ぁぁあああぁぁああぁぁ~~~っっ♡♡♡♡♡」

 

 最後の力を振り絞って種請い用の腰を後ろへ突き出し、オスに尻を押し付けた瞬間に神子の身体がびくりと跳ねて甘く震えていく。絶頂したまんこの中で一際大きく肉棒が脈打つと、数回目の射精とは思えないほど大量の精子が放出されてメスの一番深いところを埋めつくした。

 

「お……♡ 出て……♡ 重いのが……♡ ~~~〜〜っ♡」

 

 ぶるっ♡ぶる♡ と最後の一滴が出終わるまですがり付いてくる蜜ヒダのうねりで腰砕けになりつつ、男はデカ尻を握りしめながら小刻みに体を揺らしていた。

 やがて官能の余韻も脳みそから流れ去り、追いすがってくる膣口から敏感な肉棒をちゅぽっ……♡ と抜くと、ぽっかり開いたマン穴から数秒遅れてから淫液のミックスが流れ出てきた。

 学者の目の前で白濁液が神子の太ももを流れ落ちていき、その感触で小さく腰を揺らめかせるメスを見て、彼は慣れない種類の笑みを浮かべた。

 怒りだ。無作法にもオスを誘うメスへの、膣肉に対する生殖へのエネルギーを生むための怒り。

 

「神子どの。これで終わりではないでしょう? まだまだ朝は先ですぞ」

「ふぅ♡ ふ……♡ あは……っ♡」

「呆けている暇があるなら、対価の分だけ奉仕したらどうだ……!」

「お!?♡ お♡ お♡お♡ あぁあぁ……♡♡」

 

 尻へ伸しかかるようにして怒張が再挿入されてくる感覚に神子は白い喉を仰け反らせて悦んだ。体重までたっぷり掛けられ、下半身を圧し潰すようなやり方に彼女の四肢は耐えられず、ぶるぶる震えながらゆっくりとオスに潰されていく。

 

「犬の格好すらもったいない。生のコキ穴として使ってやる……っ」

「……♡♡」

 

 ぐじっ♡ と亀頭で子宮が潰れるくらい大きく抜き挿しされながら、この男に神子は長らく、好き勝手に犯されていった。

 正常位も、側位も、立位も。

 何度も何度も、無様に鳴かされて腹の中身を子種まみれにされていく。ヌルヌルになってぬかるんだ媚穴を存分に楽しんだ後、交尾疲れで学者が部屋から出ていったのは約束の一晩がとうに過ぎ去った後だったが、大股を開いてベッドの上に伸びている神子はだらしなく笑い、発情で沸騰したままの意識を明滅させて多幸感に包まれていた。

 

 

 

 

 

 稲妻に帰ってきてからすぐ、神子は情夫の家に呼び出された。

 スメールでの商談がどうなったのかを聞かせてほしい……というのはもちろん建前だ。すでに連絡は済ませていたし、そもそもどうなるかなど彼には分かりきっていた事のはずだ。

 それでも彼女が出向いたのは、淫蕩な夜を期待していたからに他ならない。しばらく留守だったこともあり、彼は……彼らは自分の肉体に飢えているはずだ。神子自身がそうであるように。馴染みになったオスたちの臭いや味を思い出して湿り気を帯びる下腹部を揺すりながら、夕方の往来を八重神子は平然と歩いていく。心をときめかせすらしていただろう。

 そうしていざ股を開かされて抱かれ始めると、そんな些細な期待と予想は彼女の頭からすべて吹き飛んでしまっていた。

 

「おあ……♡  あ……ぐ!♡ はぁーっ♡ はぁ……ぁ♡♡」

 

 ばっちゅ♡ばっちゅ♡ばっちゅんっ♡

 

 布で目隠しをされて後ろから情夫に貫かれている神子の鳴き声は、普段と比べても切羽詰まっているような余裕のないものだ。相変わらず彼の逸物が並外れて大きいということもあったし、彼女のおまんこを使い込んでいて嬲り方が分かっている、というのもある。

 だが今日に限っては、その交わり方に原因があった。

 立ったまま半裸にされて、後背位で膣内をほじられている神子のかかとは軽く浮いてしまっていて、これが男の強烈なセックスの衝撃を全て子壺で受け止めるハメになっていた。

 二つの部屋を仕切るフスマの上にある欄間──天井と開き扉の間に設けられる開口部へ丈夫な紐が通されていて、その片方は神子の腰布へ。もう片方は彼女の両手首を縛りつけており、実に絶妙な長さで肉体の二点を結びつけて支えているのだった。

 

「あぐっ♡ ぐっ♡ うんっ♡ う♡ あ♡あ♡ うぅぅ~~……!♡♡」

「へへ。今日の遠吠えはすげぇな」

「……」

 

 交わる男女を側に立って見ているのは情夫の友人であり、時どき神子を嬲りに来る武家と文官だ。素っ裸でそそり立たせているそれぞれの股間はすでにべったり濡れていて、一通り女の身体をいただいてしまっているのがよくわかる。はじめに武家の男が紐を調節して結わえてからずっと彼女は犯し続けられおり、もう発情した頭は快楽に浸かりっぱなしだ。目隠しで視界を閉じられているせいで、いつもよりも官能が根深く身体を蝕んでくるせいもあっただろうか。

 元はと言えば、スメールでの一夜を事細かに離してオスたちを煽った神子の自業自得だ。わざと挑発されている事は彼らだってもちろんわかっていたが、生意気な穴メスが立場も分からず甘く見たのがこの結果だった。

 ほどよく熟れている食べごろマンコの交合部は細かく泡立った白っぽい液でぐじゅぐじゅに濡れていて、白い内股へ幾筋も粘液を垂らしながらぬぢっ♡ぬぢ♡ と重い水音を響かせている。不安定な爪先立ちで右から左へ行っては戻ってくる身体をブチ犯されて、神子の口元からはよだれが溢れ、雄汁の臭いがついた吐息を浅く、早く繰り返していた。

 

「そっちから仕掛けてきたのに、もうバカになってますね」

「は、激しすぎるんじゃ……っ!♡ 妾が、他のちんぽと汝を比べておる時を犯すのが趣味のくせにっ♡ あっ♡♡ ここまで、ここまでヒドくするやつが……あぁ……っ♡♡」

「神子殿も大好きでしょうに……っ!」

「んぅぁ♡♡ ひ、あ♡♡」

 

 情夫がわざとらしく敬語のままなのも、脱がしきれていないままになっている神子の服も、彼らのちんこがどれほどイラついたのかを物語っているようだ。ハメ穴をほじられて腰が跳ね上がるたびにゆらゆらと衣が揺れて、ごりゅっ♡ぐりぃ♡ と膣ヒダをえぐるような腰使いはいつもより激しい。しかも体勢のせいでより深いところまで届いてしまい、

 

「イく、またっ♡ また……ぁ♡ イ……くぅぅううぅぅっ♡♡♡」

 

と奥を叩かれて、今日だけで何度目になるかわからない絶頂を神子は味わった。

 もちろんそんな事で情夫は止まらない。たっぷりと穴っぽこを埋めてくれるデカマラは角度も長さもメス泣かせで、その奥で沸き立つ特濃精子にふさわしい肉槍だった。そんなものでガツガツと乱暴にチンポ突きを続行されると、メスの視界は白く弾けて中年ザーメンを受け入れる準備をするしかない。

 

「絶頂だらけの雑魚まんこ殿は、スメールの逞しかったちんぽと我々のちんぽ、どっちがお好きでしたか?」

「っ♡ 何度もっ♡ 何度も言わせるなっ♡」

 

 幸福感の電撃で背骨から脳髄まで直通で灼かれながら、さっきから何度も何度も言わされ、笑われ、また言わされる言葉を神子は口にする。

 

「汝らっ♡ 汝らのが一番じゃっ♡ 本当じゃ♡ 本当、じゃ、から……ぁっ♡♡ あ♡ あ、あ、あ♡♡ あぅぅぁぁ♡♡」

 

 引き伸ばされて薄くなっている蜜ヒダを鋭利なカリ首が削っていく独特の快感は、このオスでしか味わえない妙味だ。粘膜まみれの穴をほじられながらの浅ましい告白はオスたちの嘲笑で返されるが、それだって神子の背中にゾクゾクとした味を残していく。

 久しぶりのキツネまんこを味わっている情夫の方もまるきり余裕というわけではない。はじめて彼の肉棒をぶちこんでから随分と抱いてきたが、未だに神子のキツネまんこは当初の締まりを維持したままなのだ。柔らかく、そして隙間なく包んでくる膣壁の力加減を覚えた分だけ、より美味しくなっているとも言える。

 

 ぱんぱんっ♡ぱんぱん、ぱんっ♡

 

 甘く痺れてきた腰奥で新製造された精液が動きはじめたのを感じて、乱暴に情夫が腰を叩きつけはじめる。

 

「ぉお♡ お♡ あぁ、あ、は……ぁ♡ んっ、ひっ、ひっ……ぃぃぃ♡♡」

 

 喉を反らせて悶える神子の見えない目前に、いつの間にか寄ってきていた武家と文官の雄肉がぬっ、と突き出された。

 

「ババアのくせに、相変わらずチンコに響く声出しやがって……!」

「……」

 

 ぷん、と自分の蜜液の臭いを吸い込んだ神子は何を言われるまでもなく、舌を差し出してから肉棒を探り当てると、口を持って行って舐めはじめる。

 

「えろ……ぉ♡ ぢゅぷぅん♡ ぐぽ、ぐぽ、ぐぽぐぽっ♡」

 

 頭を振って舌を絡ませながら、奥へとバキュームのように吸い込むフェラが交互に、男たちの呼吸に合わせて行われていく。肉竿を締めるようなベロしごきから、鈴口へ舌先をちょっとだけ入れるイタズラまで、オスの好みと射精欲にあわせて器用に口内がうごめいた。

 発情しきっている神子は、旺盛な種付けスメルを味わったことで鼻から甘ったるく湿った吐息を漏らし、絞った唇を上下させると音を立てながらのお口奉仕でチンポをコスっていく。

 

 ぐぢぃっ♡♡

 

「ん!?♡♡ ぢゅる♡ ぢゅぱっ♡ じゅる、る、る……ぅ♡ はぷ……っ♡ ぷちゅ♡ ぢゅる♡ぢゅる♡」

 

 後ろから突きこまれている灼棒でメリメリと肉底をいじめられ、さらに背後から乳肉を握り込まれたメスが強すぎる快楽にベロを不規則にわななかせた。深くまで迎え入れた亀頭に甘イキさせられながら、乳腺を意識できるほど強く胸を揉まれて彼女の意識は白飛びしていく。

 不安定なままの神子の脚が内側へ閉じられていき、膣肉がきつく、射精を媚びるように絡みつきはじめた。

 情夫のおちんぽが限界まで硬くなったのを感じ取ると、口で転がしていた亀頭もまたパンパンに膨らんでいく。

 

「もっと締めて……っ! そう、お、お……! くぅ……っ!!」

「コキ穴に出す……っ! 出すぞ……っ!!」

「……っっ!!」

「じゅるる♡ んぢゅ♡ んぢゅ♡ ぢゅ♡ぢゅ♡ぢゅ♡ ん、ぢゅ、う、ぅぅぅぅぅ♡♡♡ んうぅぅううぅぅううぅぅ~~………♡♡♡♡♡♡」

 

 ほぼ時間差もなく、どぽっ、と上下の肉穴へギトギトザーメンが吐き出されていき、メスの顔面にも臭い粘液が振りまかれていった。

 

「んぷ♡ んぷ……♡」

 

 それぞれのオスたちの後処理をどうすれば喜んでもらえるのか。味や香りで誰の子種なのかわかるくらい、おちんぽ婢として教育されている神子は考えることもなく、自らの穴っぽこを使って彼らの射精を長くさせるため懸命に尽くしていく。

 この幸福感は他では味わえない。雄たちのイラつきもあらわなチンポに突き犯されながらの後始末は気持ちよくて気持ちよくて、神子は丁寧に次の射精へ剥けての準備を手伝ってやった。

 その時、さっ、と廊下側にある障子が開いた。

 

「う……?」

「な……!?」

 

 入り込んできた夜気の起こす小さな風につられて男たちが視線をやると、そこにいたのは戸惑うように部屋の中を見渡す二人の老僕たちだった。

 

「なんだぁ……?」

「……君か?」

 

 武家と文官が、闖入者たちと家主である情夫を見比べる。

 

「スメールまで使いをしてくれた彼女をねぎらってやるつもりでね」

 

 立ち込めた淫臭に顔をしかめる痩せた老人たちに部屋の中へ入るよう指示をしてから、情夫はちんぽを抜いて太紐を緩める。とさり、と畳へうつ伏せになった神子から目隠しや紐を取り去ると、しゃがんで女の顎を持ち上げながら男が話かけた。

 

「彼らは屋敷でも身を粉にして働いてくれている使用人たちで、いつも助かってるんです。それで耳に挟んだところによると、若い頃から神子殿を気にかけるというか、慕っているみたいでね。せっかくだから夜になったら来るよう手はずを整えておきました」

 

 情夫を見上げる神子の目は快楽にけぶったままで、老僕たちはそれがいつもの八重神子のものとはどうしても一致せず、彼女がよく似た他人としか思えないでいた。使用人どうしで不安そうに交わす視線からでも、同僚が同じ考えなのがわかる。

 

「どうします?」

 

 内容も対象も問わず、情夫は神子の乳を強く握って弄ぶ。メスの口からは浅い呼吸が行き来していたが、やがて言葉を紡いでいった。

 

「なんでもよい……」

「ほう?」

「なんでもよい……っ♡ 老いていようと、妾の事がどうだろうと、何でもっ♡ 犯してくれっ♡ 早く、魔羅で、妾を犯してくれっ♡ 欲しいっ♡♡ ほしいんじゃぁっ♡♡」

 

 だだっ子のような必死さで神子が叫ぶように求め、男の手にすがりつく。主人たち三人は粘っこい笑みを浮かべて神子に近寄ると、期待に打ち震えるメスの肉へあっという間に腕が何本も絡みついていった。

 

「んっ♡ んんっ♡ く、ゃ……っ♡ は……入るっ♡ 太い、ぉ、ぅぅ~~っ♡♡」

 

 畳の上に寝転んだ情夫に抱えられ、仰向けになった神子の尻穴へぐにゅぅぅっ♡ と硬チンポが入りこんでいく。すでに使われて多少拡がっていたとはいえ、十分な潤滑をもってしても彼のモノは神子には大きすぎて、食いちぎらんばかりにケツ穴が締めつけていく。

 

「ひぅ……ぅ♡ ん、ぐ……ぉぉ……ぉ♡♡」

 

 苦しげに歪む神子の表情はしかし、苦痛よりも悦びの方がずっと大きい。拒絶ではなく、まだ肉肛が硬いだけなのは彼女が一番よく分かっていた。だからチン媚びして、彼の機嫌を取らなければならない。

 一番きついところを抜けたあとの腸肉は嬉しそうに亀頭や竿へ吸い付き、甘えるように振られる尻と一緒になってさらなる挿入を促してくる。神子へよくやったと伝えるべく、さらに肉棒へ血を集めてガチガチに硬くしていくと、男は遠慮なく奥へ奥へと進んでいった。その肉擦れの感覚に喉を反らして感じ入る彼女の膣はぱくぱくっ♡ と開いたり閉じたりしていたが、誘うようなその動きを目撃してイラだった武家ちんぽが交尾用ハメ穴へ力任せに潜りこむ。

 

「は!?♡ は、は……ぅ♡♡ は♡ あ、あ、あ♡♡」

「ふざけたマンコしやがって……おお、お! あんだけほじられて、まだ俺のに隙間なく、ぴったりと……っ!」

 

 膣と腸へチンポを受け入れ、別々の角度から穿たれるリズムと衝撃に神子は舌を突き出して口を開く。

 そして、もちろんそこもオスがコキ肉として使用するのだ。

 

「ふぐっ♡ ん♡ ん、ご、ぉ……お!♡ ふぅ♡ ふぅぅぅうう♡♡」

「……っ。そこ、そこが、お、お……!」

 

 文官の長チンポが喉奥まで容赦なく突きこまれたが、心得ている神子は淫らに頬肉や舌をねちねちっ♡ と動かして精を搾るのに集中する。

 白かった肌を興奮で紅潮させながら三穴を責められ、それぞれのピストンでコキ捨て人形か何かのように扱われつつも、種付け奴隷として神子はサーメンを搾ることしか考えていない。

 

「な、なんという。神子さま……」

「神子さまが……」

 

 そして、ハメ穴レイプの狂熱にあてられて久しく忘れていた肉欲を思いだしつつある使用人たちもまた、ゆっくりとではあったが一歩ずつ彼らに近づいていった。火に誘われる生き物のようではあったが、彼らは誘蛾ではなくオスだ。

 視線は神子のいやらしい肢体へ食いつき、唾を溢れさせ、手指は次第に握りしめられて力をためていく。

 

「……神子さまっ!」

 

 やがて抑えの効かなくなった片方が飛び出すと、ばるん♡ばるんっ♡ と暴れていた乳山へ横から飛びつき、技巧も何もない乱暴さで揉みしだくと、唇を寄せてしゃぶりついていった。

 

「はふっ! は、あ! 神子さま……! はふっ! 神子さまっ!」

 

 白髪交じりの頭を懸命に動かして、小さい頃からの憧れであり、心の奥底で触れたい、犯したいと願ってきた乳の果実を思うさまに歪め、その柔らかさに夢中になっていく。

 

「はぁっ! はぁっ!」

 

 気づけば逆から、もう一人の老僕も空いた乳に襲いかかっていた。汗に濡れた乳肌に枯れた指を沈み込ませて引っ張り、くにくにした乳首を愛しそうに舐め、唇で挟んで伸ばしてから吸い上げる。

 

(お♡ あ、あ、あぁぁ♡ 胸っ♡ 胸に、次々とっ♡ お♡ 熱いっ♡ あつぅ……っ♡♡ 溺れっ♡ 気持ちいいに、おぼれるっ♡♡)

 

 同時に行われる激しい愛撫と執拗な乳首いじめで乳輪を充血させて、神子は淫欲に塗りつぶされていく。老僕たちは熱心にその柔らかく甘い塊へ夢中になりながら、急速に憧れから売女へと格下げされていくメスを言葉でも嬲りはじめる。

 

「神子様……っ。こんなに淫らであれば、どうして若いときに……っ! くそっ、この乳を……何十年もガマンさせて……! うぅ……うぅう……!」

「メス犬のような女のくせに、どうして童貞を奪ってくださらなかったのですか……! 神子さま、あなたのおかげで私は、ぐうぅぅ……! 今さらぁ……っ!」

 

 淫気で頭が染められ、敬意と軽蔑まじりの好き勝手な言い分で罵倒されながら、神子は腰を振りたくってしまう。穴を塞いでいる肉棒たちを律動にのって順次に締め、粘膜を収縮させて揉んでやると逆に蹂躙されてしまい、声なき声で嬌声をあげた。

 男たちは低く笑いながら、交尾ですらない快楽射精用のちんぽハメ穴の感触を楽しんで我慢汁をぴゅっ♡ と放出する。使用人たちの切実な、壊れた恨み言すら興奮に変換して、オスたちから犯され尽くされる喜びに神子は浸っている。

 

(お♡ 亀頭が♡ 膨れて♡ あ♡あ♡あ♡ ぜんぶが、膨れてきた……っ♡ クるっ♡ しゃせい、クるっ♡♡)

 

 きゅっ♡きゅ♡ とメス膣が絞り上げられ、連動してケツ穴もぴっちり雄肉に噛み付いた。口内の肉棒には螺旋を描くようにベロが巻き付き、オスたちのコキ捨てピストンが最後に向かって加速していく。

 

(あっ♡ お♡お♡お♡ おっ♡ は、イ、い……!♡♡ いい……っ♡♡ イく♡♡ イ……クううぅぅううぅぅ♡♡♡♡♡)

 

 完全に屈服して淫らの頂点に達した瞬間、乳首に黄ばんだ歯を立てられながら神子は絶頂し、オスたちは思い思いに中出しをしていった。一緒に絶頂したお返しにオス媚び奉仕でマラ肉へ絡みつき、離れない粘膜キスをしながら一滴残らず精子を体内へ飲み込んでいく。

 小さく頭や腰を揺すって最後までお射精をおねだりしつつ、乳をひねられてビクビク震えながら神子はどうしようもなくメスへ変わっていくのが止められない。

 

「ふぁ……♡ はぁっ♡ はぁっ♡」

 

 全ての肉杭を抜き出されて解放されたあとも、それぞれの穴から子種をとろりと垂れ流して彼女は痙攣していた。畳の上に放り出された肢体はだらしなく、それでいてムッとするようなフェロモンをいまだ途切れず放ち続けているのが男であればわかっただろう。鼻孔いっぱいに広がる濃厚な生殖の匂いを嗅いで発情したままの神子の視界に、いきり勃つ肉棒が写った。

 

「お……♡」

 

 その見慣れぬ形は新しい者たちの──久方ぶりに勃起した老僕たちのモノだった。

 

「……」

「……」

 

 見下してくる彼らの瞳は侮蔑と、それ以上の興奮や支配欲を感じさせてメスの背筋にピリピリした期待を走らせる。

 彼らがどういうセックスするのかわからないが、神子まんこを無節操に、怒りを込めて耕してくれるとその目が語っている。

 

「あは……ぁ♡」

 

 かぱ、と力の入らぬ股を弱々しく、それでも精一杯に開いていく神子の顔は情欲に濡れて老人たちをより深く、熱く煽っていく。

 元の大きさに戻りかけている膣と肛門から追加の戻し汁を吐き出しつつ、彼女は笑った。

 

「遊んでやろう、童ども……♡」

 

 男の唸り声と女の嬌声。

 肉を打つ音と粘っこい水音が、再び夜に響きはじめていく。朝が来るまでにどれだけ交わることになるものやら、今ではもう誰にも分からなくなってしまっていた。




読了ありがとうございました。
この話のオマケをFANBOXなどで公開中ですので、よろしければ御覧になってください。
サンプルもあります。
『スメールで枕営業させられた八重神子が老人たちにもパンパンされてしまう話 +二穴』


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【原神】甘々後背位えっちで宵宮が初めての女にされる話

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/155296
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request

追記 いつものオマケ(約3000文字)をFANBOXなどで公開しました。
『甘々後背位えっちで宵宮が初めての女にされる話 +パイズリ』
URLは後書きにあります。


 

 

 

 木や葉で作られた小さな個室宿──稲妻で言う『離れ』がイメージにはぴったりだろう。

 そろそろ太陽が夜に向かって落ちかかっていた頃、スメールのガンダルヴァ村から少し外れた所にある小さな家屋の入り口に立った宵宮は、直感的に女にされるのだと実感してしまい、その相手である空の顔をしばらく見つめた。

 

「……」

「……」

 

 目と目が合い、紅潮していくお互いの顔のせいで余計に緊張しながら、どちらともなく扉をくぐって行く若い二人の他に人影はない。旅人の相棒たるパイモンや他の仲間は別の場所で寝泊まりする事になっていて、そこから理由をつけて離れてきたところだ。おそらく明日になるまで誰もやってくることはないだろう。

 スメールで流星群を探すささやかな冒険のあと、空たちと一緒になって宵宮はこの国に滞在していた。エービンの治療の話が進展していくあいだはどうにも帰国する気にならず、そうこうしている内に空と『いい仲』になってしまいながら、だ。元々意識はしていたものの同じ夢を見てからはさらに距離が近づき、いつの夜からかなるようになってしまっていた。

 異国という存在そのものと恋の味に酔いながら、やがて全部が落ち着いて稲妻に帰る前日を迎えた朝になって、オルモス港へ向かう途中で一晩泊まろうと空に提案された。勘のいい宵宮はちょっとだけ不思議に思い……今はこうして小屋の中で立ったまま、どちらともなく彼と腕を回しあい、正面から抱き合って鼓動を高鳴らせている。

 

「はじめから、こうしたかってん?」

 

 空より少し背の小さな彼女は、男の肩に顔を乗せるようにして抱きしめながら、小さな声と優しい口調で問い詰めた。

 

「うん」

「いつから?」

「宵宮と、スメールに行くって決めた時から」

「……あほ」

 

 娘の心臓が早まり、男の身体へ強く指がしがみつく。そんなに前から自分を欲しがってくれていた事に喜びが湧き出すものの、聞きたい事とは少し違っていた。

 

「うちとこうなりたい思た時ちゃう。この宿をいつ取ったんか知りたいんや。受付ん人と話しとった感じ、結構前から準備してたんやろ?」

「宵宮が稲妻に帰る日取りが決まった時、勢いで」

「そっかぁ。勢いかぁ……へへ。空に目ぇ付けられたら、逃げられへんよ、な。ん……」

 

 空の手が腰のあたりをさする。お互いの心音がますます早くなり、身体が熱を帯びていくのが宵宮にはわかった。いつもならここまでだ。だが、もう止まらない。

 

「空の勢いっちゅうもんを甘く見とったわ。うち、その……空と、旅の途中でええ事になったらええな、とは思ててん。でも、ここまで許すつもりはなかったんや」

「今しかないんだ。ずっと、宵宮を旅には連れていけないから」

「せやから、今日……抱くん?」

「うん」

「そか。あ……ちゅ。ちゅ、ちゅむ……ちゅ。んぅ……ちゅ」

 

 唇の表面を擦りあわせるだけの軽いキスがはじまると、二人は存分に、飽きることなく続けていく。娘の身体がふわりと緩み、その体重を支える空の腕はたくましい力がこもっていった。そうなると甘えるように宵宮の指が男の肩にかかり、口を突き出すようにして次を求めてくる。

 

「はふ……ん♡ ん、ん、んちゅ……っ。ふぅっ、ふ……ちゅ。ちゅ。ちゅ……ぅ」

 

 情熱的なキスを無邪気に味わい、こっちにも同じ分だけ返してくれるいかにも宵宮らしい口づけに、空の頭はすぐにダメになっていった。このままだと立ったまま始めてしまいそうなくらい興奮した男はなんとか理性を働かせて口を離し、そうすると名残惜しそうに見つめてくる娘の蕩けた顔と真正面から向き合ってしまった。

 光の入らなくなってきた暗い室内で、瞳を潤わせて目元まで赤くなしている宵宮の顔はとてもキレイで、なおかつ空のオスをそそった。

 

「アランナラ、もう会えんくなるんかなぁ」

「?」

 

 ぽそり、と呟いた彼女が何を言っているのか、すぐには空の理解が及ばなかった。やがて処女と子供を関連付ける素朴な感想なのだと考えが至った時、宵宮も自分の無神経すぎるつぶやきに気づいたようだった。

 

「あ!? ちゃう! ちゃうよ!?」

 

 吟味せずにポロっと思ったことを口にした自分が恥ずかしくて、いままで以上に顔を赤くして娘があわてる。普段の宵宮であれば絶対にしない、空気も節度もかなぐる捨てたような発言に、空は幻滅──どころか興奮していく。それだけ我を忘れるくらい、自分に夢中になってくれたのが丸わかりだったからだ。

 

「い、今のなし! な? ホンマごめんや……でっ!?」

「……」

 

 ぐい、と抱き寄せた宵宮に、遠慮なく空は自分の下腹部を押し当てた。中からズボンを尖らせているギンギンの肉棒の硬さを、はじめて娘は体験させられていく。

 

「わ、わ……!」

「ベッド行こう」

「……っ。うん……。ぁ……」

 

 再び彼女の口を吸い、尖端でグリグリとお腹の当たりを空がなぞる。昂ぶっていく恋人たちは、性欲の熱を腰へ溜めながらゆっくりと、寝床へ向かって歩きはじめていった。

 

 

 

 

 

 小さく柔らかな室内灯の光の中で、する、と宵宮の胸に巻かれていたサラシが緩められると、息を震わせながら空がその布の下へ指を添わせていく。

 

「……っ♡」

 

 下着だけになってベッドに仰向けで寝かされている宵宮の視線は少しいたずらっぽくなっていて、それも普段の空を考えれば仕方のないことだろう。

 宵宮のおっぱいに空は魅了されていると言っても過言ではなかった。小さな身長の割に大きな胸は確かに男性の視線を集めることが多かったが、それにしてもこの乳に人一倍、彼は執着しているように思えてならない。

 

(まぁ、ええんやけど)

 

 憎からず思っている男の視線が胸に集まるのを感じて、宵宮は何度そう思ったことか。恋人になってからも、キスのときにそっと触られるようになっても、彼はこのふくよかな部分へ多大な感情を向けてくる。

 

 すり♡すり、する……ぅ♡

 

「っ♡ ん、ふ……。ふゃ……」

 

 脇乳のあたりをゆっくりと撫でていく男の指が、やわやわと乳肉を揉みながらサラシを上へ上へと寄せていく。優しい手つきとは裏腹に、興奮しきりの空は指先へ意識を集中して宵宮の一番柔らかいところを堪能し、肉棒へ血をガンガン送り込む。

 やがてピンク色の乳輪が見えはじめ、ふたつの乳山の頂点にサラシが引っかかって、おっぱいが上向きに引っ張られていくと……。

 

 ぷる……んっ♡

 

「うわ……」

「~~~……っ♡」

 

 すっかり肌着をどけられて、押さえつけられていた宵宮のふくらみが勢いよくまろび出てくると、空の目と正気を灼いた。たっぷりと湛えられている白い乳肉が呼吸の度にふるふると揺れていて、大きめの乳暈の若々しさに男は言葉もなく見惚れてしまう。その凝視が宵宮には恥ずかしく、それでも惚れた男のためにちょっとだけガマンして、今まで隠してきた部分を見せてやろうとがんばっていたのだが、やがて抑えられない肉体的な反応がはじまる。

 

「……っ」

「わ……!?」

 

 オスを意識したせいだろう。ぷく、と薄紅色の花芽が肉丘の上で膨れていくのを二人は見ていた。自覚してしまうと止まらなくなっていく乳首のかわいらしい勃起を衝動的に両手で宵宮が覆い隠すと、空も同じように手を重ねてきた。

 それは指どうしを絡めあう時のように優しかったが、彼が『もっと見せてくれ』と言いたいのは娘にも伝わっている。

 

「あ、あかんよ。さすがに恥ずかしすぎる」

「……」

「そない目をしても、あか……んっ!?」

 

 男の両手が宵宮の手をさすり、その動きのまま乳を揉みはじめていく。愛おしげに触ってはたぷたぷっ♡ と揺らし、重い生乳を下からすくっては包み、ゆっくり潰して量感を楽しむ。

 

「……っ」

 

 鼻息が荒くなっていくのを空は抑えられなかった。あれだけ切望したおっぱいが、いま手の中で自由に形を変えながら凄まじい柔らかさを彼の本能に叩き込んでくる。しっとりと吸い付いてくる乳肌の滑らかなことは、どこを触っても気持ちいい宵宮の身体の中でも群を抜いて股間に効いた。そのくせ力を抜くと張りを返してくるものだからどこまで指がめり込むのかを試してしまい、ぐに♡ぐにっ♡ と扱いが手荒くなっていくのを彼自身にも止められなくなっていく。

 

「ふ、あ♡ 空、空っ♡」

 

 いつの間にか愛しい娘が、自分の名前を呼びながらじぃっと見つめてきている。

 

(ガマンできひんの……っ?♡ しゃあないなぁ♡)

 

 胸を隠す手はそのままで、恥ずかしくて口にはできない言葉を宵宮は視線に込めて彼に送る。

 

(ええよ♡)

「宵宮……っ!」

 

 宵宮の手のひらを強引に剥いで、指の間から乳脂がこぼれるくらいのデカ乳を両手いっぱいに握りながらオスが両方の乳首をつまむ。

 

「ふぁ♡ あ♡ んく♡ んぅぅぅ♡」

 

 ふにふにっ♡くに♡くに♡くに♡

 

 可愛らしいピンク色した乳首をつねって軽く引っ張り、顔を寄せて容赦なく唇で吸い上げていく。切なげに声を出し、びくんと体を跳ねさせる宵宮の手が彼の頭を抱くと、れろれろと乳頭をしゃぶられてしまい内股がきゅっと締められる。

 揉んで、つまんで、しゃぶる。

 まるで赤ん坊のように単純だった空の乳責めは時間が経つにつれて的確になっていき、宵宮の反応を探ってはどんどん快楽を生み出していく。

 

「あっ♡ は……っ♡ 空、それ、あ♡ んっ♡ ん♡ん♡ それ、好き♡ うんっ♡ それ♡ あ♡」

 

 乳の付け根から硬くなってきた乳輪へ向けて搾るようにおっぱいを伸ばしてから口の中いっぱいに含んで舌で転がしてやると、背中を反らせて喘いでしまうくらい娘は悦んだ。

 

 じゅる♡じゅる♡じゅる……ぅ♡

 

 どうしても下品な水音が立って部屋の中に響いてしまうが、もはや頭が蕩けている恋人たちにとってはどうでもいい問題に過ぎない。

 やがて舌と指の動きを連動させてふたつの乳首を同時に責めると、メスがもっと甘く啼くのに気づいた空が愚直に乳を味わい、思うがままに蹂躙していく。

 

「あ♡ 待って♡ 空っ♡ 待っ……っ♡ あかん♡ クるっ♡ お願いやから、止まっ……てぇ♡♡」

 

 次第に切羽詰まってくる娘の声に気づかないほど夢中になっていた彼は、ビクビクと太腿を震わせて仰け反った宵宮のおっぱいを、完全に充血しきったぷっくり乳首を吸いながら舌でねっとりと舐り回して、ちゅぷっ♡ と甘噛みしてしまった。

 

「あ♡あ♡ あ……うぅぅううぅぅ~~~~っっ♡♡♡」

 

 大袈裟に震えて空の頭を強く掴むと、乳首だけで軽くイカされた宵宮は身体を小さく跳ねさせた。さすがに彼女の変化に気づいた空が口を離すと、蕩けきった瞳になりながらもぺちり、と指先だけで娘が軽く叩いてくる。

 

「待ってって……♡ 言うたのに……♡ もうっ」

 

 陰核以外で初めて絶頂した宵宮が、まだ少しふわふわした余韻が残るおっぱいに視線をやる。そこには想像以上に真っ赤な、充血しきっている乳突起が唾液にまみれ、ツンと天井を仰いで震えていた。次の刺激を貪欲に待ち続けているメスの痴態そのものを見せられているような気がして、しかもオスがシコった肉粒を物欲しそうに見つめている。

 ふいっ、と宵宮は身体を横向きにして、胸を両腕で隠してしまった。さっきまでの嬌声やら何やらが急に気恥しくなってきて、頬が火照ってしかたがない。

 

「顔、見やんといて」

(さっきから何やの……! 空といっしょになりたいのに、めっちゃ恥ずかしゅうて引っ込んでばっかりや。うちも色々してあげたいのに、できん……っ)

 

 こういう場面でいつものように全部を口に出していいものか機微が分からず、迷いながら、それでも宵宮は熱くなっている腰を持て余して小さく揺すり、足先を縮めたり伸ばしたりしながら落ち着こうとしていく。

 がっつきすぎたと身体を少し離して火照りを冷まそうとしていた空だったが、彼女のいじらしさを見抜いてしまうと、もうダメだ。自分の下着をズリおろし、中からパツパツになった肉棒を解放して、震わせながらメスの下半身に手を伸ばす。

 

「ひゃ……っ!?」

 

 いきなり履いていた稲妻風の下着を解かれ、脱がされた娘が小さく悲鳴を上げる。

 

「な、何すんの!?」

「びちゃびちゃだったから」

「え? ふぁ……っ♡」

 

 下着との間に糸を引くくらい濡れていた陰唇へぴとりと指を添わされて、娘が可愛らしい声を漏らす。そこを優しくなすられてしまうと、濡れていようがいきなり下着を脱がす理由にはならない、と反発するはずの理性がどんどん矮小になっていく。

 

 ぴと♡

 

「あ……っ」

 

 ぴっちり閉じた新品まんこの入り口に、充血しすぎてテカテカと光沢ができるほど張り詰めた亀頭がくっつく。本能的に宵宮が腰を引いてしまうと、それを追いかけて空が伸し掛かった。

 追っては逃げ、追っては逃げを繰り返す。

 ぐい、と彼の腕力によって宵宮が逃げられなくなった時には、オスが四つん這いのメス腰を後ろから抱き寄せるような形に……後背位の姿勢となって、くちくちっ♡ と愛蜜の感触をちんぽで楽しんでいた。

 

「待っ……」

 

 言いかけて、宵宮は言葉を飲み込む。待つ理由などもう二人のどこにもないのだ。結局、娘も期待してしまっている。ぬるんと滑った肉尖が蜜口に触れてくるとお腹の奥がきゅんっ♡ と疼いた。

 

「これなら宵宮の顔、見ずにできるよ」

「う、うん。せやな……」

「……」

「……」

 

 下を向いたまま、消え入りそうに小さな宵宮の言葉を最後に、二人の肉体が本能に従って重なりはじめる。

 

 にゅるっ♡くぷぷ……っ♡

 

 狭穴に亀頭がゆっくり飲み込まれていき、膣口が限界まで開かれると娘の口からは甘い、メスとしての声が漏れていく。

 

「空、空……っ。あっ!? あかん、あかんよ、空っ。これ、あかん。これ、あんたのモノに、あ……あ、あ、あ♡ あぁぁああぁぁあ……っっ♡」

 

 初めて受け入れていく男性器の硬さと熱さに腰をビクつかせながら、一番太い部分が肉路に潜り込んでいく感覚が宵宮に刻み込まれていく。

 そうして押し入ってくる恋人の硬いものが、一番狭い場所を、抜けた。

 

 ぷちっ♡

 

「っっ!♡ あ……♡ ~~っ♡♡」

「ふぅっ……!」

 

 愛液でたっぷり濡れた膣ヒダに包み込まれるようにして、新品まんこの中を肉杭が一気に支配していった。空のオンナになるという体験が娘の中を幸せでいっぱいにしてしまい、ずっぷり♡ と熱い肉棒で一番奥を貫かれた瞬間、宵宮は軽いメスイキを覚えたほどだ。

 

「ふ……くっ……!」

 

 空はと言えば、吸い付いてくる肉ビラの熱さと優しさで射精をこらえるのに必死になりつつ、はじめて同士の接合部が馴染むまでじっと待つことにしたようだ。白いものはもうそこまで昇ってきていて、なんとか射精欲を逃がそうと空は宵宮の背中にひっ付き、少しだけ体重を預けた。お互いの身体の熱さと汗の臭いを感じることで集中力が分散され、洗い息を吐きながらなんとかオスは落ち着けそうだったが、そうすると今度は娘の下腹部が熱くなっていく。

 

(空、こんなに大きくて、おっかない感じなん……? この前の夢ん中で捕まえられた時は頼もしくて……。あ……♡)

 

 男の肉体の力強さと、先日夢の中で彼に抱かれながら空を飛んでいた時の記憶が錯綜し、子宮に渦巻く性熱とごちゃ混ぜになっていく。炎のようなときめきを覚えたせいで愛蜜が柔ヒダの間からトロトロ分泌され、オスの我慢汁ごと接合部から溢れ出していく始末だった。

 その水気の多さにお肉がやわらいできたと判断した空は、ゆっくりと宵宮まんこの中で抽挿を開始する。

 

 にゅぽ……♡にゅぽ♡にゅぽ♡にちゅぅぅぅ……♡

 

「あ♡ あ♡あ♡あ♡ うっ♡ コスって、入って、来とう……っ♡ あ、あ、あ♡♡」

「う……宵宮……すご……っ!」

 

 にぢっ♡にぢっ♡ といやらしい水音を立てながら膣肉がどんどん男を知っていく。空の熱い吐息が耳元で吐かれ、それを聞きながらメスに作り変えられていく実感は宵宮にとってどうしようもなく淫らで、幸福だった。その気持ちは蜜穴に反映されていき、さっきまで未開通だった肉ヒダがオスを歓迎してしゃぶりつき、きゅうっと抱き締めながらホカホカの粘液と一緒になってシゴいていく。

 まるで肉ヒダの波におちんぽを揉まれているような媚肉扱きに耐えきれず、空の肛門が緩んでちょっとだけ白いものがぴゅっと漏れてしまった。

 

「く……ぅ!」

「んっ♡ あ、今の……♡ 出してくれたん? うちの、気持ちええ?♡」

「…………」

 

 オスのうっかり射精を、そうと知らずに『イってくれたんや♡』と悦んだ宵宮が、無意識に大きなお尻をぐりぐりっ♡ と空の下腹部に擦りつけてきた。無自覚ちんぽ煽りと、やわやわと包んでくる膣ヒダの感触で性的にイラついた空はキレてしまい、カリ首が出口ギリギリに引っかかるまで思い切り腰を引いていく。

 

「あ、あ……♡ どない、したん?」

「……」

 

 ばちゅっっっ!♡♡

 

「っっっ!?♡♡ はっ♡ は、あ……~~~~~~っっ♡♡」

 

 長いストロークを一気に貫かれた宵宮は背中を仰け反らせようとするが、前のめりになったオスの肉体がそれを許さない。

 

 ばちっ♡ばちんっ♡ぱんぱんっ♡

 

 メスのお腹に手を回し、全身のバネを使って叩きつけていく激しいピストンで彼女のみっちりした尻肉は潰れて波打ち、まだ経験の浅い子宮にどうしようもない衝撃と悦楽が押し寄せていく。

 

「なんでっ♡ なんでこない、なっ♡ こわい♡ うち、こわい♡ なぁっ♡ 空ぁっ♡」

「ぜんぜん怖がってないよね? わかるよ……っ。この前流れ星を一緒に見たときと、あの空の上と同じ、目をキラキラさせてる……っ」

「あっ♡ あ♡あ♡ 空♡ 耳ん中に、声っ♡ 今、そないなこわい声で♡ 空の、そないな言葉入れられたらっ♡ ひっ♡ や……♡ やめて♡ ほんまに♡ お腹ごちゅごちゅしながらっ♡ あ♡あ♡あ♡ 頭っ♡ アタマ、変になる……っ♡♡」

 

 肌と肌がぶつかり合う交尾音が部屋中に鳴り響き、恋するオスにおまんこを使われている宵宮は震える腕でベッドのシーツを掴みながら、激しい抜き差しに耐えようとする。

 だがそれは無駄な努力だ。

 金玉を煮え立たせている空は容赦なく最奥目掛けて童貞ちんぽで突きまくり、未熟な狭穴を征服するように何度も肉棒を擦りつける。

 そうやっていじめているのに、太くなった裏筋を媚肉が撫で上げてくれるのがたまらなくて、彼もまた我慢汁の混じった精液をちびってしまうのが止められない。

 二人で一緒に中古になっていく交尾は他に代えがたい興奮を生み、簡単にラストスパートへと導かれていった。

 

「ふ……っ。ふ……っ! うぅ……っ!」

「ふぁ♡ 空っ♡ 空……っ♡ あ♡ あ、あ、あ♡♡」

 

 絶頂を迎えつつある空は無秩序にピストンを加速させ、初々しい子宮をちろちろと甘イキに舐められている宵宮の足もピンと張りつめ、曲がっていった。

 

 ぱんぱんっ♡ぱんっ♡

 ぐりっ♡ぐりぐりぐりっ♡♡

 

 膣奥の弱い部分をゴリゴリ削られるように穿たれ、もうオスの子種が欲しくて仕方がなくなっている宵宮まんこへ種付けするため、一番硬くなった肉棒が子宮口を探り当てて思いきりねじり込まれていく。かぷりと嵌まったその肉口でちゅっ♡ とキスを返されてしまうと、空の腰の奥で待ちかねていたマグマじみた熱量の繁殖欲が吹きこぼれてしまい、ついに出口へ向かって溢れていった。

 

「宵宮……っ。宵宮……ぁ!」

「あ♡ うんっ♡♡ ええよ……っ♡♡ お♡♡ お♡お♡おぉ~~……っ♡ 奥っ♡♡ おく、そない、なっ♡♡ あっ♡ 届く、届いてま……ぅ♡♡♡」

「もう……っ! 出る……! 出るっ!! 宵宮っ! 好きだっ! 俺の、宵宮ぁ……っ!!!」

「っっ♡♡♡ こっ♡♡ こないな時にっ♡♡♡ あ♡

あ、あ、あ♡♡♡ たらしっ♡♡♡ 空のっ♡♡♡ たらし……ぃ♡♡♡ イ……っ♡♡♡ 空っ♡♡♡ そらぁっ♡♡♡ あ♡あ♡あ♡

 あ゛……っ♡♡♡ イ゛ぅぅううぅぅうぅっっ♡♡♡♡ う゛ぅぅぅうううぅぅ~~~っっっ♡♡♡♡♡♡」

 

 根元までずっぽりと挿入され、身動きが取れないくらい膣を串刺しにしている肉棒の先から子種がほとばしってどぴゅっ♡どぴゅるるる~~~ぅぅ♡♡ と宵宮の中へ注がれていった。あつあつの精液を子宮口からその奥へと直接、大量に浴びせられる感覚にメスとして屈服させられながら、刻一刻と宵宮の脳が蕩けていく。

 空からマーキングされているという幸せで全身を紅潮させ、汗をたらたらと浮かべながら、ゆっくりと娘はベッドへ沈み込んでいった。

 

「……♡ ~~~~……っ♡ ふぁ……♡ あ……♡」

 

 オスと寝床にサンドイッチのようにして挟まれ、もう力の入らなくなった腕をシーツの上に伸ばして大きくあえぐ宵宮の顔は、骨抜きのトロトロになっている。そして彼女がはじめての余韻から正気に戻ってみれば、空が頭を撫でてくれているという幸せそのものの状況だった。

 

「……あんたなぁ」

「え?」

「なんでもあらへん」

 

 こうやって男に優しくされ、ベッタベタの状況に染まっていくのが好みな事を、彼女自身が初めて知ったようだ。夢中になっているのを相手に悟られないよう、宵宮はベッドに顔を埋める。

 そこまでは良かったが、雄ちんぽを抱きしめたままのおまんこがうっかり反応することまでは、彼女の頭になかったようで。

 

「……」

「あ……。え、なんで? ひゃ……♡」

「宵宮から続けてって言ったよ?」

「な、なんも言うてへんし……あ♡」

 

 休んでいる間に吸着していた蜜ヒダの一枚一枚を剥がすよう、ゆっくりと雄肉が動かされていくと、尿道に残っていた最後の精液を吐き出しながら、空は再び交尾をはじめていく。

 

「赤ん坊、できてまう……よ♡」

 

 無自覚にオスを興奮させるなど考えもせずに宵宮はつぶやき、そのせいでぢゅっぷ♡ぢゅっぷ♡ とすぐさま情熱的にメスまんこをほじくられていってしまうと、想いのまま感情のまま、夢のように甘く啼かされてしまい、彼女は恋人にすがりついていくハメになるのだった。




読了ありがとうございました。
この話のオマケをFANBOXなどで公開中ですので、よろしければ御覧になってください。
【サンプル】甘々後背位えっちで宵宮が初めての女にされる話 +パイズリ


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【原神】両想いになるなり空から強引甘々エッチされて満更でもないジンの話

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/164357
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request

追記 いつものオマケ(約2800文字)をFANBOXなどで公開しました。
『両想いになるなり空から強引甘々エッチされて満更でもないジンの話 +後背位』
URLは後書きにあります。


 

 

 冒険に同行し、塵歌壺で沐浴や食事を済ませたジンを待っていたのは空からの求愛だった。

 前回来た時から模様替え(というよりは風景、家屋ごと替わっている。そういう場所だ)を終えていた壺の中へ散歩へ誘われ、彼の方から切り出してきたのだった。出会ってから少しずつ距離を縮めてきた二人の仲は人目のつかない所で指を絡めたりするまで進展しており、この申し出をジンもはにかみながら受け入れたのは言うまでもない。

 だが。

 顔を赤くして喜びあい、いい雰囲気で語らっていた時間もすぐに尽き、人生で初めての恋人に手を取られてジンが向かったのは壺内の一部屋だった。他の仲間達に挨拶もせず、いそいそとする空の様子に小さな疑問を感じている間もあればこそ。気づけば建物でも奥まった場所にある、空き部屋だと思っていた扉を開けられて中に引き込まれていた。そこは大きな寝台が一つと、水差しの類が載せられた小さなテーブルが一つだけ。

 

「……空?」

 

 ジンの記憶によればここに寝泊まりする者はいない。そして彼女は聡明で、彼に疑問を聞くような口調でこそあったが、半ば理由には気づいている。

 

「ジン」

「っ……!」

 

 ぐい、と想像以上の強い力で抱き寄せられたジンと空が密着する。二人の鼓動は早く、何よりも男の身体はすでに火照っているようだった。硬いものが太ももを押していて、その正体に気づくと彼女はうろたえた。

 

(これ、は……!)

「ごめん」

「い、いや。いいんだ」

 

 声音こそ普段と変わらないが、内心でジンは焦っていた。勃起した男性器といい、間違いなく彼はジンを抱く気だ。こんな性急な進め方をする空だとは思えず、しかし男の本気っぷりも感じられているので、珍しく彼女はどうすべきか決められないでいる。

 空からすれば、もうただ、ジンが欲しくてたまらないだけなのだ。

 一目惚れに近い好意の抱き方をした空は、旅の途中でモンドへ戻る用事があるたびにジンの元へ行き、様々なアプローチをしかけていった。いかにも彼女らしい奥ゆかしさと鈍感さにもめげず、一緒にいるための時間を作り、語り合い、ここまできた。

 そしてお互いの気持ちが同じだと確認できたのだから、今すぐ抱くのだと彼は決めた。いつまでテイワットに居ることができるのか、いつ命を落とすことになるのか空自身にはわからない身なのだ。命に関してはジンも一緒のことだろう。だから我慢などするつもりもない。理屈も性欲も一緒くたにして、ジンを抱くのだ。

 片手の指を絡めあい、じっと見つめ合う恋人たちの視線は熱いまま。自分より身長の低い空に腰を引き寄せられ、見上げられていると、ドキドキしてしまってジンの呼吸が時おり止まる。見くびっていたつもりはないが、彼が想像以上に男なのを意識させられて耳が熱くなるのを止められない。

 

「ジン……」

「ぅ……」

 

 すり、と唇を指でなぞられて彼女は唸りかけた。何を促されたのかはすぐ理解できたから。

 

「ま、待ってくれ……」

 

 そのくせ、彼女の唇からは気弱な、たっぷりと理性の効いた保留の返事が出てくる。ジンが空のアプローチに鈍かったのは性格もあるが、年下相手に(空は自分の年齢に関しては何も伝えていない)女の方から手を伸ばすのは下品だという意識も働いていた。ましてや、ここから先は肉体の関係がチラついていて……。

 

「ジン」

「あ……」

 

 再度名前を読んだ空の腕が後頭部へ伸ばされ、動かないように固定されたジンが驚く。

 

(そうまでして、私が欲しいのか……?)

「ん……ちゅ」

 

 柔らかく唇を奪われて、小さく鼻で女が鳴いた。彼を止められないと理解すると諦めたように首を傾け、受け身になって口を任せた。

 

「ちゅ……ふ……ん……」

 

 ただ唇の表面を合わせるだけのキスは小さく押しつけ合うものへと変えられていき、だんだんと大胆にしていきながら女を抱く力を空は強めていく。

 

(ジン、柔らかい……)

 

 いい匂いのする女体が空のオスとしての本能をどんどん昂らせ、細いだけではないしっかりとした肉感がますますズボンの中身を張り詰めさせた。その反応に腰を引いてしまう彼女を離すまいとして空は一歩、また一歩とヨタヨタよろめくように移動していくが、余裕のない二人はそれに気づかないまま、ふにふにと口づけを続けていくばかりだ。

 

「んっ……んん……! ふぁ……ぁ……」

 

 そうして長めのキスを終えて恋人たちが顔を合わせた時、とろんとジンの目はふやけてしまっていた。彼女からすれば空の瞳は輝くように熱くなっていて、いつになく見惚れてしまうのは仕方のないことだっただろう。

 女を蕩けさせたのが自分のキスせいだと思えばますます愛おしさがこみ上げてきて、焚きつけられた空はもう一度ジンに口づけをする。

 

「んふ……ふゅ……っ!? あっ……!」

 

 そしてすぐ側にまで近づいていたベッドに気づくと、空はゆっくりと相手を押し倒してその上に覆いかぶさっていった。

 

「そ、空っ……」

 

 男の体重が掛かっていくごとに強くなる、征服されていくような感覚に抗おうとしたジンは顔を上げて口を開いたが、その続きを言おうとする暇を彼はもう与えてくれないようだ。

 

「んぷ……っ! は……ちゅ……。ちゅぷ、んぷ……うぅ!? んちゅ、れるっ……! れる♡ れろ♡ ふぅ……ん♡」

 

 深く唇を重ねられ、舌を侵入させられる。口内に残された『待って』という言葉を舐め取るように音を立てながら唾液が吸い上げられ、はじめての恋人ベロキスによる甘美な感触でジンの身体から力が抜ける。

 理性はともかく、ジンの身体は見事に女として熟れており、気持ちも完全に空を求めてしまっていた。だから遠慮がちではあっても腕を男の背中へ回し、どうすればいいか知らないまま、それでも素直に舌を出して恋人のものを迎え入れ、ちゅぱちゅぱと寄り添おうしてくれるのだ。

 

(ジンの口、あったかくて……)

 

 興奮で全身を強張らせながら、愛しい女の粘膜に空は吸い付き、舌の腹でどこもかしこも舐め回して愛情を注いでやる。体の下にあるジンの柔っこい体温へ無意識に、少しだけ腰をヘコつかせてから、息の続かなくなった彼は顔を離して恋人を見下ろした。

 

「はぁ……♡ ふ……♡ 空……♡」

「……っ」

 

 そこに普段の、冷静なジンの姿はない。

 切なげに眉を寄せて、男のキスで濡れた唇を半開きにしている紅潮した頬は普段見るよりもずっと女らしく、ずっと生々しく思える。その色っぽさは全身に伝わってしまっているようで、弱々しく握られた手指の可愛らしさや、もじもじと擦り合わせている太ももの恥じらいがオスの良識を蒸発させた。

 普段であっても、彼女の肢体に空がどれだけ欲情しているかジンはわかっていないのだ。

 キッチリとした騎士の装備の上からでも分かる肉づきのいい下半身に、何よりもその大きさをうかがわせる胸部のふくらみを何とかしてやりたいと彼はいつも思っていた。露出の多い夏服に着替えていた時、空がどれほどの自制心を働かせていたものかジンは知らないだろう。

 凛々しいくせに、ふとした拍子に優しくゆるむ彼女の貌だってそうだ。そこへ新たな、発情した表情を引き出すことに成功したオスはメロメロになっていて、股間の奥が熱くなってくるのを止められなくなってきている。

 今この時、空が理性的でいられるはずもない。

 

「え? そ、空っ……?」

 

 せかせかと自分の上着を脱ぎはじめた男から、正気づいたジンが視線をそらす。もっと先に行くからね、と彼が身をもって教えてくるものだから小娘のような反応をしてしまい、恥ずかしがっている。

 

「ジン……」

「う……。もう少し、もう少しだけ、時間を……んちゅ。ちゅ……ぁ。ぷちゅ♡ ちゅ♡ちゅ♡ れろれろ……っ♡」

 

 火の着いたオスは待ってくれない。自分も服を脱ぐ、と決心がつくまで何度でも、ジンは空からディープキスを繰り返され、頭の中を唾液の匂いと快感でいっぱいにされてしまうのだった。

 

 

 

 

 

「あっ……はっ♡ 空、空……っ♡ っふ……ぅ♡ あ♡ あ♡あ♡あ♡ く……ぁっ♡ ……っっ♡」

 

 ちゅく♡ちゅくちゅくっ♡

 

 陰核を弾かれ、恋オスの名前を繰り返して腰を小さく浮かせながら、ジンは軽くイカされる。

 もう何度目になるだろう。ベッドの上の二人は素っ裸になって肌を上気させている。

 身体をくっつけるところから始まった恋人たちの前戯では、空がどんどん先へと進んでいった。

 最初にキスをたっぷりしてしまうと、次は仰向けのジンの胸元へ──ずっと空が見たかった部分へ移っていき、その大きさと柔らかさを手のひらで堪能した。自重で潰れて広がっているのに、ツンと胸先を上向きのままにしている量感たっぷりの乳肉をやさしくなぞり、徐々に指先へ力を込めてたぷたぷっ♡ と形を変える。

 鳴き声を押し殺して可愛らしい反応をするジンの、いやらしさの塊であるかのような白い乳を鷲づかみにしながら空の欲望は募るばかりだ。

 

「空……ぁ♡ 空……っ♡ ひぁ……っ!? そん、な……っ♡ あ♡あ♡あ♡」

 

 両手で柔らかな肉をたっぷりと愛撫しつつ、指の間から頭を出している桃色のきれいな乳輪を見つけるなり空はしゃぶってジンを責めていった。

 吐息と舌を感じながら敏感な乳先を甘噛みをされるなど、もちろんジンにとっては初めての経験で、羞恥と一緒に身をよじりたくなるほどの疼きが体内をくすぐっていく。

 

(空に……あの空に、からだ、好きにされて……っ♡)

 

 好ましい、自分の迷いすら一緒になって答えを探してくれる頼もしい子が、獣欲で我を失っていると思うだけで女の下腹がきゅっと切なくなる。

 乳暈をなぞりまわす舌が緩急をつけて吸い上げ、もう片方の乳首は優しく指で摘みつつ尖端をすりすりする。大きな乳肉を揉みしだいてジンの反応を見ながら、どんどん責めたてるのを強く、的確にしていくと女の腕が空の頭を抱くように回され、背中を反らしはじめた。

 

「待って……♡ 待ってくれ……っ♡ あぅっ♡」

 

 もはやどちらにとっても意味のなくなった制止の言葉でお願いしながら、腰の奥に溜まっていく性熱のもどかしさに吐息を漏らすようになると、空の指が股間へ潜り込んでいく。

 

「あ……っ!♡ だめだ、そこはっ♡♡ だ……ぁ……っ♡♡」

 

 ちゅくっ♡

 

「なんでダメなの?」

「そこは、そこは……っ♡ 触ったらっ♡ そんなに、そんなにする場所では……っ♡♡ んっ♡ ん♡ん♡」

 

 十分に濡れているジンの粘膜だったが、反応からして自慰などしたこともないのだろうと空は見当をつけた。普段の彼女を考えれば容易に想像できることだったが、誰よりも早く……ジン本人よりも先に自分が快楽を教えてやれるのだという実感が、空のちんぽへ血を集めてさらに硬く屹立させていく。

 

「ジン……!」

「あ♡ や……っ♡ 君の、指……っ♡ そこ、汚……ふゃ♡ あっ♡ あ、あ、あ♡ うぅ~~……っっ♡♡」

 

 ちんぽを擦り付けられながら、初めてのクリイキをジンは覚え込まされていった。乳輪と乳首をいじめられながら、膣口あたりまで処女肉をほぐされながら、だ。もちろん空だって初めてだったが、恋人への熱心さのためかキスや乳責めと同じようにすぐさま彼女の身体を手懐けてしまうと、

ぬちぬちっ♡にゅぽっ♡ぷちゅぷちゅっ♡

と肉芽の皮を剥いて中身をさらし、何度も指でいじめ抜いていく。こうして可愛がられまくったジンはすっかり蜜をしぶかせて、くたり、と放心してしまっていた。

 そんなジンの脚を、空がまたぐ。

 

「空……?」

「……」

 

 無言で見下ろしてくるオスの表情を見て、彼女は股をぎゅっと閉じた。

 

「ジン……」

「これは、その……急すぎる。お互い想い合っているのを疑ってなどいない。しかし、感情に流されて、ここから先……んむっ!♡」

 

 覆いかぶさった空に唇を吸われると、どうしても今のジンは甘えてしまう。下腹部のあたりをこしこしっ♡ とガチガチの肉棒でなぞられ、先走りでヌルつかされると、陰唇から淫らに蜜を垂れ流していくのが自分でもわかった。

 

(それでも、私は……っ♡ あ♡ 空っ♡ 舌を、そんな、愛おしそうにっ♡ 優しく、絡め取ったら……ふぁぁ♡♡)

 

 じゅるっ♡じゅるるっ♡ちゅぷぅぅ♡

 

 頭を直接にほぐされていくようなベロキスが、ジンの建前を溶かしていく。蜜をたたえた肉穴とクリを揺すりたてられ、同時に指先だけでまんべんなく、すりすりと乳肌の表面をさすられると、たまらないものが彼女の背骨を貫いた。

 

「ジンが欲しい」

「~~っ♡ そんな言い方……っ♡ あ……♡ 君の、硬いのを……そんな♡ そんなに、押しつけないでくれ♡ わかってる、わかってるから……っ♡ だが、あっ♡ ちゅぅぅぅ♡ ん、ぱ♡ んぅっ♡ ちゅむ♡ ちゅ♡ちゅ♡」

「だが、はナシだよ」

「君、君は……♡ ぷちゅ、ちゅ……れろ♡ はぷ♡  れる♡れる♡ は、ぁ……れりゅっ♡ ちゅるちゅるっ♡」

 

 強引に口をふさがれるジンは、しかし相手の首に回した腕を外さない。恋人が本気である限り、彼女に拒絶できるはずがなかった。

 何より、ジンだって大好きな男の子と一緒になりたいのだ。

 ただキスの心地よさに浸り、両肩を掴まれながら唇を重ねて、舌を絡ませ……気づけば、空に見おろされていた。

 どうする、と男の顔は聞いている。

 

「……」

 

 どちらの物とも分からないヨダレが唇の周りをベタベタにしているのを意識しながら、ジンは胸の前で両手を重ね合わせる。そして目元まで頬を赤くさせながら、視線を重ねたままで女の股がゆっくりと開かれていった。

 

「……」

「……っっ♡」

 

 どこまでそうすればいいのか、なんてジンにはわからない。だからM字開脚になるまでしっかりと、目を閉じるてしまうほど恥ずかしいのに、真面目に、下半身を開いていく。

 下腹部を見て、キレイだよ、と言ってやる余裕も空にはない。むちむちしたジンの太ももと鼠径部の、つるりとした白い肌が愛蜜で濡れている。そしてその中心にはしっかり閉じられたままの花口が、肉棒を挿れるための所が準備万端の様子で待っているのだ。

 

「ジン……っ!」

「はぁ……ん♡ ちゅ、んむ……♡」

 

 彼女の唇に吸い付きながら、男の腰が下りていく。ゆっくり太ももを触りながら彼の両手はジンの腰をつかんで、少しずつ、亀頭が入り口へと押し当てられていく。

 

 ちゅく……♡

 

 音を立ててしまうくらい潤った、愛液でしとどになった蜜口へ先っぽがめり込むと、それだけでジンの身体は弓なりにしなってオスの腕に指ですがった。

 

「んぅっ♡♡ ふ♡ あ、あ……♡」

「ん、ふ……っ!

「ふぅっ♡ ふうっ♡ ふ、うぅぅううぅぅ~~っ♡♡」

 

 息継ぎの間に甘ったるい嬌声を混ぜ、愛しげに舌を巻き付かせていくるメスの狭穴を一息に、優しく亀頭がほじくっていく。柔らかくヌルついた肉を押し拡げながら進み続け、トロトロになった処女肉へじっくりと腰を押し出して……。

 

(入ってる……入って、るっ♡♡ あ……空の、大きい……♡)

 

 破瓜を味わい、ぷちゅり♡ と処女膜を貫通された痛みを越えて、恋するオスに純潔を捧げられた悦びがジンの全身を駆け巡った。

 

「は、ふっ♡ ふぅ……あっ♡ あ♡あ♡あ♡」

 

 腹の中をこね回されるたびに甘い声で鳴くジンの腟肉が、みちぃ♡むちゅっ♡ と複雑に絡んでうねる。ビリビリと腰が痺れ、溶けたような感覚さえ覚えながら必死に空は奥へと進んでいくも、すでに肛門は限界まで引き絞られているのにせり上がってくる射精感が止まらなくなってきていた。

 

(漏れる……!)

 

 必死にオスを受け入れようとしているジンの可愛らしい表情と、妖しくちんぽを食べてくる肉穴の落差が尿道から白いものが混じった先走りを溢れさせていく。パンパンに膨張した雄肉をなんとか一番奥まで押し付け、歯を食いしばったまま空が動きを止めた時、女の方からもわずかに腰を押しつけてさらに密着させにきた。

 

「ジン……?」

「……っ♡♡」

 

 ただ性器で繋がれたというだけで喜んでしまったジンが言葉もなく、すがりついてきただけだ。だが限界を迎えていた空にとって、それは十二分すぎるトドメになった。

 

 びゅるっ♡びゅるるぅ……ぅ♡

 

「あっ!?♡ 空……っ?♡ ふぁ……あぁぁぁぁ♡♡」

「~~~っ……!!」

 

 雄肉がさらに太く、硬く、熱くなって膣道を満たし、生々しい脈動で震えながら射精していく。制御しきれずに始まってしまった不本意な、中途半端なオスの痙攣だったが、ずっとこらえていた熱いものを解放する蕩けるような快感と、ちんこから出るものをジンの中に放っているという、大好きな女の人を汚すような嗜虐的な興奮が空の頭を満たし、腰をぐりっとひねった。

 はじまった種蒔きにメス肉は本能で収縮し、まだ馴れないままの膣ヒダを懸命に使ってなるべくぴったりと肉棒を抱きしめながら、はじめての精液を子宮へと送り、味見をしていく。下手なおまんこ搾りのせいで接合部から子種をこぼしつつも、一番深い所でオスの精を味わう感覚に湿った吐息を漏らし、ジンは空の腰へ指を這わせた。

 

「は……♡ は……♡ え? んきゅ♡ ふぁぁ♡ 空……ぁ♡♡」

「ジン……っ!」

 

 射精も終わりつつある頃、少し柔らかくなった肉槍を子種にまみれさせたまま、空は腰を動かしていく。身体をメスにされていく悦びできゅうぅぅ♡ と無意識に肉襞をうねらせているジンおまんこでおちんぽをシゴくために、オスは生ハメセックスを再開したのだった。

 

 ぱちゅ♡ぱちゅ♡ぱちゅっ♡

 

「あっ♡ あ、ぉ♡ 空っ♡ かふ……ぁ、あぁっ♡ これっ♡ これっ♡ 空っ♡ 空ぁ……っ♡♡」

(さっきより、奥まで、来て……っ♡♡)

 

 種搾りをする雌ヒダに射精直後で敏感な半勃ち肉棒をこねられ、ビクビク痙攣しているのに容赦なく腰が振られる。鈴口を子宮口へくっ付け、愛液と子種のミックスで滑りよくピストンさせながら、一往復ごとに少しづつ深く穿ってジンの視界にチカチカと白い光を舞わせていく。

 空が腰を引くたびに膣肉が一緒に引っ張られて、むちゅぅぅ~~っ♡ と引き抜かれていきそうなくらい絡み付いてしまっているのが自分でもわかった。

 

「ジン……っ! ジン、ジン……!」

「そんなっ♡ そんな声で……♡ 私を……っ♡ 空ぁ……っ♡ 熱いっ♡ 熱い……空っ♡ あっ♡ あ♡あ♡あ♡」

 

 ぬりゅっ♡ぬちゅるっ♡ と生殖液に濡れたおまんこ肉を肉竿が耕すたびに、ジンの爪先がピンと尖って天井へ伸びていく。好きな角度から亀頭をねじ込むセックスがベッドを軋ませ、肉と肉のぶつかる音を徐々に大きくしていった。

 

「あっ♡ 空っ♡ あ、あ……っ♡ 見ないで……っ♡」

(ジンのおっぱい……!)

 

 伸ばされた女の腕に挟まれ、強調されるように横から圧されている乳肉が交尾の衝撃で弾み、ぶるん♡ぶるんっ♡ と上下に揺さぶられている。

 淫猥に跳ねるおっぱいを隠そうとするジンの両手首を掴んで引き寄せ、彼は存分にその光景を愉しんだ。狭穴をめちゃくちゃにかき回す空のモノは完全に硬さを取り戻していて、ざわめくネトネトの膣とただ夢中になって交わっている。

 

「やめてっ♡ 見ないでくれ……っ♡ お願いだ……っ♡♡」

「……っ」

「ふぁ……んっ♡ ひぅっ♡ んゃっ♡♡ あ♡あ♡あぁ~~……っ♡♡」

 

 恥ずかしがるメスのお願いを聞かないわけにはいかなかったが、それでも楽しみを奪われる事にイラついたオスが無理に背を曲げて、ぷりっぷりの乳首へしゃぶりつく。羞恥と快楽で染められて反り返ったピンク色の肉粒をコリコリと甘噛みしながら舐め回すことで、彼の気が逸れて少しだけピストンが遅くなった。

 

 ぱち……っ♡ぱち……っ♡ぱんぱんっ♡

 

「んっ♡ ふっ♡ んきゅっ♡♡ ぁ……あっ♡」

「はむ……」

 

 乳首をいじられながら善がり声を上げているジンは愛交尾に頭もおまんこも犯されていて、ゆったりとした動きによって生まれた余裕を、他人を優先する彼女の性質ままに、一途となってオスへ奉仕をしていく。

 胸を反らして空がおっぱいを吸いやすいようにしてやると、おぼつかなさげに腰を、ふっくらしたお尻をオスの恥骨へ押し付けて、おちんちんパンパンを手伝ってあげるのだ。

 

 ぱんぱんっ♡ぱん、ばちゅっ♡

 

「ふゃ♡ は……ぁっ♡ 私の中で、またっ♡ 君の、さっきより、大きくなって……♡」

「ジン……ちゅむ……」

「うぁ♡ あぁっ♡ 胸を、胸……っ♡ そんなに好きなの……か?♡ ん♡ ん♡ん♡ん♡ もっと、君の好きにして……っ♡♡」

 

 いつのまにか男とジンは指を互い違いにして恋人繋ぎになっていて、そのまま恋人たちの腰つきが速まっていく。手のひらの熱が伝わって空は相手の指の細さに、ジンは恋人の指の硬さにときめき、下腹部をぐちゃぐちゃに蕩けさせ、限界に近づいていった。

 

 ぬっちゅ♡ぬっぢ♡ぬっぢぬっぢ♡

 

「空っ♡ 私は……っ♡♡」

「ジン……?」

「私は、こんな……っ♡♡ はじめてなのにっ♡♡ ふやぁぁ……っ♡♡ 感じすぎて、しまって♡♡ もうっ♡♡ もうっ♡♡ あ♡あ♡ 腰、動かし方、わからなくてっ♡♡ すまないっ♡♡ 私が、君に、してあげないといけないのにっ♡♡」

「……」

「え?♡♡ あ♡ ふやぁぁああ♡♡♡ な、何をっ♡♡ んぃっ♡♡ ん♡ん♡ん♡ 空っ♡♡♡ ダメだ♡♡ そんな、奥ま、でぇ……っ♡♡」

 

 身体はメスとして与えられた悦びですっかり陥落して敏感になっているのに健気な事を言うものだから、とうとう空は、オスはキレてしまった。反り返った肉棒でグリグリとふかふかおまんこを抉って、子宮口と強引にキスさせる。子宮ごと揺さぶって屈服させていく雄ピストンの最中に金玉の奥から繁殖欲が送り込まれてきて、鈴口からトロトロの透明汁を漏らし、膣ヒダに吸わせてやりながら、ぐぽっ♡どちゅ♡どちゅんっ♡ と尻肉が波打つくらい、思いきりジンまんこを使ってやる。

 ジンの脚がオスへすがるように回されていき、空の腰が反り返りはじめた。限界が近い。

 

「ジン……っ! 出すから……! 全部、ぜんぶ……っ!」

「あぉ♡♡ ああ、ああ……っ♡♡ 今、今だけ……っ♡♡ 君の、空のものにっ♡ して、いいから……っ♡♡ あっ♡ ひぁ、あ、あ♡♡♡」

「っっ!! ジン! ぅぁ……!! ~~~~っ!!」

「ひぁ♡♡ あ♡あ♡あ♡ すご、ふぁぁあ♡♡ 来る♡♡ 私も、来るっ♡♡ あぁ♡♡ んっ♡♡ あぉ、ふゃ、ゃぁ……っ♡♡♡ ク、る……ぅ♡♡♡ ああぁぁぁあああぁぁあああ~~~~……っっ♡♡♡♡♡♡」

 

 のけぞったままジンが硬直し、ほぼ同時に恋人たちの身体がブルブルと痙攣して一番気持ちのいい瞬間を同時に味わっていく。どぷ♡どぴゅるるぅぅ♡♡ と再度の、そして本気の射精が組み合った性器の中で開始されて、ぴたりと亀頭を食んでいる子宮口からその先までをたっぷりと、ねっとりした子種が注がれていく。

 

「あ……っ♡ ひ……ぁ♡ 空が私を……いっぱい……♡」

 

 ジンが感じ入り、口をパクつかせてうっとりしてしまうほど深く激しい射精が続き、メスのお腹の中を存分にマーキングしてこびりつき、熱く、重たく満たしていく。

 ビクついて跳ね回る空のちんぽはなかなか萎えず、それどころかジンを自分専用の場所へと作り替えていく実感がコントロールできない絶頂を生み、半ば支配されながら、征服欲のすべてを最愛のメスにひり出した。

 

「ふぅぅ……」

 

 それもようやく終わりが見えはじめ、深い息を吐いて空が脱力すると、その頬をジンが指先で撫でた。指を絡めて結び合い、余韻に軽く目を閉じて自分を落ち着かせてから、彼女は口を開いた。

 

「その……こういう時に、君は余裕がなくなるのか」

「……強引だった?」

「ああ。嫌いではないが、普段の君とあまりに違っているから」

 

 汗で濡れた額にほつれた髪をへばりつかせながら。

 恍惚とした光を瞳に宿らせながら。

 それでも普段と同じように接してくるジンが面白くて、オスとしての部分がまだ大きいままの空は、膣の中で肉棒を弾ませて返事をしてやった。

 

「ふぅ……ぁ♡ こら、そういうところ……んちゅ♡ はぷ♡ ちゅ♡ちゅ♡ れる……っ♡」

 

 おとなしくなるまでジンにディープキスをしてやり、表情を蕩けさせてから空が口を離す。ねっとりとした銀の筋がいくつも伸びていくのをメスは見上げていく。

 

「俺がこうなるのは、ジンがすごく好きだから……いや」

 

 彼女の背中に腕を回し、思い切り強く抱きしめてやると膣がきゅっ♡ と反応する。それに気をよくしながら、空はジンの耳元へ口を近づけた。

 

「ジンがすごくイイから、だよ」

「……っ♡♡」

 

 メスや女として、とでも言いたそうな野卑なニュアンスに、しかしジンは嬉しさで鳥肌を立ててしまう。まだ一度しか体の奥まで許していないのに、それだけでこうも、ここまで変わってしまった。

 びくびくと熱くなっていく雄肉に幸せを感じながら、ジンはしっかりと最愛の彼を抱き返し、彼女なりの返事である頬ずりをたどたどしく捧げていくのだった。




読了ありがとうございました。
この話のオマケをFANBOXなどで公開中ですので、よろしければ御覧になってください。【サンプル】両想いになるなり空から強引甘々エッチされて満更でもないジンの話 +後背位


FANBOX… https://c-rithul-hu.fanbox.cc/posts/6385937

Fantia… https://fantia.jp/posts/2113737


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【原神】小さい子が大好きな男にナヒーダが興味本位で体を預けてしまった話

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/166793
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request


 

 スメールシティの一角、小さな民家に戻ってきた男の足取りは重く、何らかのショックを受けているのが見て取れる。

 縦にも横にも大きな男はため息を吐きながら玄関先に突っ立っていたが、その原因は先ほど街中で見初めた草神──クラクサナリデビにあった。まとめた長い髪に雪のように白い肌。子供じみた体格のくせにどこか大人びた所作をしていて、なによりもその美しい静かな顔……。

 数日前、彼女と瓜二つの少女を夢の中でメチャクチャに犯し、失ってしまった彼はとてつもない喪失感に独りで耐えているところだったのだ。

 こうなってしまった経緯の前提として、彼はこの国の人間ではない。正確にはこの世界の人間ですらなかった。

 現代の日本に生まれついた男は肥大な身体と善良な性格を持って育ち、小さな子供に性的興奮を覚える性癖を隠しながら普通に生きていた。それがある日、横断歩道を渡る子どもたちの列へ突っ込むトラックに気づいた彼はとっさに反応してしまい、ただ独りの犠牲者として轢かれてしまう。

 はずだった。

 気づけばテイワットの森の中で転がっていた男は、何が起きたのかもわからぬまま歩き回り、遭難し、運良くレンジャーたちに発見されて今に至ったというわけだ。ただの人である彼は必死にこの世界での生活を見つけようとしてあがき、知恵を振り絞ってできる事を見つけると、なんとかスメールシティでの家と生活を手に入れることができた。

 そうして気が緩んだのか、その頃から奇妙な夢を見るようになったのだ。

 かつて住み暮らしていた日本の自室に座ってのんびりしていると、すぐ近くに見たことのない少女が立っていて話しかけてくれた。

 

「ごめんなさい。見慣れない様式の部屋があると思って覗いていたら、夢が交わってしまったわ。それに、どうにも知らない事物ばかりを知っている。もしかして、テイワットの外から来たのかしら」

 

 理知的な瞳で顔を覗き込んできた少女に、彼はひと目で心を奪われた。あまりにも理想的な女の子だったから、これが夢だと男に確信させるほどに。

 

「私は……ナヒーダと呼んでちょうだい。あなたは?」

 

 それから、ナヒーダと夢で語り合う日々がはじまって男はすぐ虜になった。実に都合のいい夢で、男はただ知っている事を彼女に解説し、ナヒーダは善く聞いて楽しみ、時どき夢の光景を切り替えて『これは何?』とさらに別の疑問を用意しては会話を弾ませてくれる。

 この心地よいデートが楽しみで、毎日のように夜が来るとすぐに床へ入るのを彼は飽きずに繰り返した。それが少し変わってきたのは、夢の中の自室でナヒーダがある書物を見つけてからのことだった。

 

「この『まぐわい』は、私の知識だと少し女性側が未成熟のように思えるのだけれど」

 

 顎に指を立てながらパラパラとページをめくる彼女が見ているのは男のお気に入りだった同人誌で、純愛ものにしては少しばかりハードな描写が続く内容のものだ。小さな、それこそナヒーダによく似た体型の女の子が快楽に溺れる描写が彼は大好きだったのだが、それがここテイワットにおいても一般的な性癖ではないことはすでに知っていたので、慌てて色々な言い訳を考えはじめた。

 こんなものまで再現している自分の夢を恨みつつ、最初の弁解をしようとした男に先んじて、ナヒーダは首を傾げた。

 

「あなたのいた世界ではこれも普通なのね? それにしても、性戯が豊富だわ」

 

 彼女がどうしてそう判断したのか、今でも男には理解できない。

 だがこの瞬間、善良な彼に魔が差したのはナヒーダがあまりに理想的すぎたせいだったのだろう。重ねてきた会話のせいで彼女の性格は知っていたし、それに……これは夢だ。自分に都合のいい、自分のための夢。

 だから彼は甘い、毒のような言葉を使ってしまった。

『もしよければ、これも教えてあげようか?』

 

 

 

 

 

 最初はペッティングからはじめたように男は覚えている。ナヒーダの小さな体を膝の上に抱いて、後ろからやさしく彼女の身体に触れる。すべすべした腕や肩を撫で、その感触に股間を屹立させていると何か香ばしい植物のような匂いが髪から立ち上り、鼻をくすぐった。

 罪悪感とこの上ない幸せを同時に覚えて、さらに肉欲を高めた男がナヒーダの小さな乳房を揉みしだきはじめ、揺すりながら息を荒げていく。娘は観察用の思案顔で愛撫の効果を確認し、男へ質問を重ねていくのがしばらく続いた。

 それが変わったのは何日目の夢だっただろうか。

 

「ん♡ ん……♡ ぁ♡ 強いっ♡ 少し弱めて……っ♡ あ♡ そこ♡」

 

 素直に鼻で啼くようになったナヒーダの甘い声に舌なめずりして、男は彼女の陰核と乳首を同時に指でクリクリっ♡ と弾き、指でシコっていく。毎日の愛撫が彼を習熟させ、また想像以上の快楽をナヒーダへ与えるようになっていた。

 フェラチオやお風呂での全身洗いっこなど、寄り道するような別プレイを試していったのも娘を性に馴れさせるのに大きく役立っていた。知識のためという名目があったためか想像以上に彼女は男の言うことを素直に聞き(夢だから当然だとも彼は思っていたが)、今では股からトロトロの愛液がこぼすような子になってしまった。

 

「あっ……また股間を使いたいのね?♡ いいわよ、ふぁ……ぁ、あつい……っ♡ わたくしのと♡ 擦れてっ♡」

 

 ナヒーダのぷにぷに太ももの間へギンギンになった肉棒を通過させながら、ロリ蜜を使って背面座位の素股を男は楽しみ、先走りを漏らしていく。

 

「ふふ……♡」

 

 娘の小っちゃなお手々がぷっくりした亀頭を包み、潤滑を利用して丁寧に摺ってくれると雄肉がさらに膨らんだ。

 イキたい。

 気持ちよく精子を吐き出してしまいたいと、いつものようにナヒーダへ甘えながら腰を揺すりかけた男は、ふと自分の腕の中にいる彼女の小ささに気づいてしまった。もしかして、簡単に──。

 

「……きゃっ!?」

 

 さして力を込めるでもなく、男がそっと彼女を抱きしめ、持ち上げると、そのまま座っていたベッドの上に転がした。両腕が押さえつけている小さな丸いお尻がふよふよと揺れ、そのせいで彼女の、何度も舐めてあげたぴっちりと閉じている割れ目をオスは思い出してしまった。

 

「どうした……のっ!? あ♡ あ……!♡」

 

 そっと確かめるように男の肉傘が陰唇へと触れる。

 その瞬間に跳ねたナヒーダの小さな身体を撫でつけながら、獣のような呼吸をはじめた男は全体重をかけつつ、ナヒーダの新品おまんこへ肉杭を突き刺していく。

 

「あっ♡ あぁっ♡ んっ♡ ぐ、うぅ♡♡ あ、あ、あぁぁあぁぁぁ……♡♡」

 

 こうして我慢できないままに狭穴の味を覚えてしまった男はその日、ぶくぶくに肥えた身体に押しつぶされているナヒーダの上でひたすら腰を振り、いつまでも濃いままの精液を何度も何度も噴出した。無我夢中に犯し、愛情たっぷりの子種を小さな子壺の中へびしゃびしゃっ♡ と注ぎ続ける。

 

「すごっ♡ すごいっ♡ これが♡ こんな……ぁ♡」

 

 甘イキを覚えさせられ、交接器として扱われることに悦ぶメス膣に搾られながら、夢の中で気絶するまで男はナヒーダを抱いたのだった。

 

 

 

 

 それから急に夢を見なくなって数日、茫然自失としていた彼の耳に『草神様が来られるぞ』という声が入ってきた。気晴らしになるかもしれないと声のする方へ足を向けた男が草神を見るなり息を止めるくらい驚いたのも無理はないだろう。

 そこにナヒーダがいたのだから。

 最初は夢の中からナヒーダが会いに来てくれたと喜び、しかし群衆の中から彼女と目を合わせても無反応に顔を逸らされると、ようやく彼は正気を取り戻して夢と現実の区別をつけた。

 こうして大きなショックを抱えたまま帰宅した彼は、肩を落として夢を反芻しているところだった。

 コン、コン。

 控えめなノックに、それが破られた。家の扉を叩く音を最初は無視しようとしたものの、なかなかしつこい所を考えると急用なのかもしれない。幸せを振り払って真面目な男が玄関を開けると、そこに彼女が立っていた。

 

「思ったより、スメールの内装そのままね」

 

 驚きで硬直している彼の脇を通ってしまうと、草神はあたりを見回してきょろきょろと観察していく。

 『どうして?』と男のかすれた声には様々な疑問が込められていて、それを受け止めた娘はしばらく顎に指を立てて考えるフリをした。

 

「その理由は、あなたの部屋にあった書物に描いてあったと思うわ」

 

 娘は……ナヒーダは笑った。いつからか覚えた、瞳へハートマークを浮かべているような淫蕩な笑顔で男を見上げて。そしてスカートの裾を両手でつまみ、吊りあげていき、未熟な、まぁるいお腹がぜんぶ見えるくらいまでまくった。

 

「……♡」

 

 立っている彼女の内股が愛液で濡れている。トロ……っ♡ と光る粘液を目にした時、男は後ろ手で扉を叩きつけながら同人誌のセリフを思い出していた。

『お兄ちゃん、わたし、もうガマンできないの……ぉ♡』

 愛しい子の名前を叫びながら、下半身をすっ裸にした男が彼女を抱え上げ、勃ち上がっている屹立と狭穴をもどかしげに繋ぎ合わせていく。

 

 にゅぷ……ぅぅ♡

 

「ふゃ、あっ♡ ん、ぅぅ♡ ふぅぅううぅぅ♡♡」

 

 串刺しにされていくナヒーダの膣は彼のカタチを覚えていて、ぎちぎちに締め上げながらも侵入を手伝い、ぬくいヌメりでじっくりと吸いついてくる。その図抜けた快感に男の膝が笑ってその場へ座り込んでしまいながら、対面座位の体勢で腰を突き上げ、懸命に子宮口を叩いていった。

 

「あ♡ もう届いてっ♡ 奥を、そんなっ♡ とんとん、しないでちょうだ……いっ♡♡ ひゃ♡ あ♡あ♡あ♡」

 

 小さな彼女のおまんこでは雄ちんぽを根本まで迎え入れることはできないが、それでも亀頭やカリ首を巻き込んだ膣ヒダがうねって舐めしゃぶってくると、射精欲をたぎらせたオスがピストンを速めていく。

 

「これっ♡ これが欲しくてっ♡ わたくし……っ♡ 夢じゃない、これが♡ あなたのがっ♡ んぷっ♡ っちゅ♡ ぷちゅ♡ ちゅ♡ちゅ♡ちゅ♡ ちゅぅ~♡」

 

 男の太鼓腹にめり込むほど強く抱きしめられながら、ナヒーダの口が奪われる。

 れちょれちょっ♡ と歯茎や奥歯、内頬のくすぐったい所まで余すところなく太いベロで舐め取られ、唾液を流し込まれて、ナヒーダのお利口おまんこが大好きだとカリ首の尖った部分で弱点をほじられると、オスに抱きついたまま娘は軽イキをして背筋を反らした。

 

「んんぅ♡ ふぅ、ふぅ♡ んぅ♡ れろ♡れろ♡れろ♡」

 

 ぱちゅん♡ぱちゅん♡ぱちゅん♡

 

 理想の女の子が戻ってきた感激とセックスの快楽が混じりあい、もうすでに金玉がせり上がりつつあった男は肛門を締めてピストンを抑えていく。

 極上の蜜肉をもっと長く楽しむための知恵だと自分に言い聞かせ、彼は口づけを続けながらゆったりとチンポを揺らす……つもりだった。

 ナヒーダの両手が、男の乳首に伸びる。

 

 ふにっ♡ふにふにっ♡こりっ♡

 

 小さな指で彼の乳首をつまんだナヒーダはそのまま撫でさすり、真ん中のちょっと固いところを爪で掻いてやった。

 突然の刺激にびくんっ! と男の背中がひきつり、膣の中で白いものをお漏らししてしまった。

 

「……んふ?♡」

 

 いつも彼がしてくれる乳首責めをそのまま模倣して、『楽しみを小さくちぎって先延ばしにするのは、決して賢い行いとは言えないわ』とでも言いたげなベロキスをれちょ♡れちょ♡ と、なんとか射精を我慢している彼に浴びせていく。

 

「ふ♡ れちょ♡ ふ♡ れちょれちょっ♡ ふ……う゛!?♡♡」

 

 どっ……ぢゅんっっ♡♡♡

 

「ん゛♡♡ う゛ぅぅ♡♡ れろれろっ♡♡ くちょ♡くちょ♡くちょ……う゛ぅぅううぅぅ♡♡」

 

 キレた男にどちゅ♡どちゅ♡ と下から肉杭で子宮を突き上げられ、その衝撃でナヒーダの高い声に獣のような調子が混じってしまった。

 どれだけカワイイ娘だろうと、射精に耐えているオスへ口出しすればお仕置きされるのは当然のことだ。

 なにより、そんな事を彼女が知らないわけがない。

 ぐじぐじっ♡ と肉奥を亀頭でいじめてやりながら、おもらし精子の混じった我慢汁を子宮口へオスが飲ませてやる。

 挑発してきた種乞いロリ女神のおまんこへ、欲しがっている種付けを与えてやるのだ。

 

(あ……♡ 交尾になった……っ♡ 生殖器を硬くさせて、私を拡げて……ぇ♡)

 

 より粘性の高くなってきた愛液をぶしゅっ♡ と接合部から吹き出しながら、玩具のように身体を揺さぶられつつナヒーダは蕩けていった。

 はぷ♡はぷ♡ と息も絶え絶えに口を開け、オスのベロキスを受け入れて意識をトバすほどの多幸感に襲われつつ、脚を指先までピィ……ンと伸ばす。

 官能に溺れるロリまんこが恋オスちんぽに媚びてしがみつき、その甘々搾りでチンポが溶けたとさえ思ってしまったオスは、全身の毛穴が開いていく感覚をおぼえた。

 

「あ゛ぅぅ♡♡ あ♡♡ あ♡あ♡ ナカでっ♡♡ あなたの、先っぽが♡♡ 太く、張ってっっ♡♡ わたくしのっ♡♡ わたくしの、お゛♡♡ ん゛♡♡ おお゛ぉぉおおぉぉ♡♡♡」

 

 生ハメ種付け交尾でずりずりと膣路を前後して、お腹の中にある愛の部屋をとちゅとちゅ♡ と自分優先のちんぽキスでノックするピストンがどんどん雑になっていく。

 

「んぢゅ♡♡ れりゅっ♡♡ ふみ゛ゅ……っ♡♡ ふぅ、ふぅ、ふぅぅ~~♡♡ ぢゅぱっ♡♡ じゅるっ♡♡」

 

 舌の根元までしゃぶられるベロキスでよだれを垂れ流すナヒーダの顔はひどいトロけ方をしていたが、それはオスの獣性を煽り立て、金玉の中身をぐつぐつ煮詰める手助けをしてくれる。

 嬉しそうに震えているナヒーダのお尻を鷲掴みにしながら、肉棒の奥底でひきつっている繁殖欲をたっぷり送り出すために、男は膨れ上がった亀頭をねぢねぢっ♡ とお利口まんこの肉底へ突き立てていった。

 

「ああ゛♡♡ お゛♡♡ ほ、お゛ぉぉぉおぉぉ……♡♡」

 

 可愛らしいケモノの嬌声と同時に蜜肉がきゅぅぅっ♡ と搾られ、オスは限界を迎えた。

 

 びゅっ♡♡びゅるるぅぅっっ♡♡

 どびゅるぅぅぅ~~~♡♡♡♡

 

「あ゛づぅっ♡♡♡ あ゛♡♡♡ わたくしっ♡♡♡ も゛♡♡♡ イ゛くっ♡♡♡ イ゛ぃぃいいぃぃ……う゛ぅぅううぅぅううぅぅ~~~~~っっ♡♡♡♡♡♡」

 

 子宮へ流し込まれていく精子の重さと熱さに全身を硬直させながら、種付け完了アクメをたっぷりとナヒーダは学ばされていく。

 肉洞を埋め尽くすようなたくましい雄肉でがっちりとロリまんこを捕まえられて、否応なく、ネバネバの子種を大切な部屋に植えつけられる生交尾を打ち込まれて、ナヒーダはかわいい舌先を突き出したままピクンっ♡ピクンっ♡ と小刻みな絶頂を繰り返していった。

 

「あ……♡ ふぁ……♡ ぁぁ……っ♡」

 

 小さいながらもしっかりと搾ってくる膣肉に最後の一滴まで吸い出された男がほっと息をつくと、熱を帯びたままの娘の身体が無意識に、ぎゅっとしがみついているのに気づいた。

 頭をふわふわに堕とされても身体を寄せてくるナヒーダが愛らしくなり、かるく抱きしめてやったところで娘と目が合った。

 

「……っ♡♡」

 

 無邪気な、というには大人びていたが、それでも混じり気のない笑顔を返してきた少女にオスが狂わされていく。

 

「きゃっ……♡」

 

 彼は繋がったまま立ち上がるとさっさと家の中を横切り、寝室にあるベッドの上へナヒーダを優しく、仰向けに寝かせた。

 そのまま即座に伸し掛かっていく頃にはもう肉棒の硬さは取り戻されていて、その熱さが再びお腹の中へ入ってくるゾリゾリっ♡ とした感覚に、草神は歓喜の声をあげて次を媚び、ねだっていくのだった。




読了ありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。


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【原神】魔神だった触手によって乳養分にされた申鶴がニプルファックされる話

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/167035
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request


 

 

 塵間で凡人たちと混じって生きるようになったのは、申鶴にとっていいことのはずだった。

 旅人との出会いを機に、時おり璃月港まで出向いて知り合いと交わるようになった彼女は、師や他の仙人たちと同じくこの国で新しい関係を築いている最中だったと言えよう。

 そんな申鶴だったが常人離れした感覚はすぐに変わるものでもなく、この日も璃月港へ向けて奥蔵山の洞天を後にしたのは陽が落ちてからしばらく経ってからの事。徒歩での旅路にわざわざ危険な夜を選ばなくてもよさそうなものだったが、おそらく彼女なりの理由があったのだろう。

 

(……? あれは……)

 

 そしてその為に、小さな邑の外れでヒルチャールたちの群れを申鶴は目にすることができ、それらに囲まれて倒れている一人の子供に気づけたのだった。

 考えるまでもなく、女は翔んでいた。

 

「──!!」

 

 声なき裂帛の気合と、あたりに霜を降ろす冷気の暴力。

 凡人であれば思考を巡らせるのが精一杯の間髪に、彼女はすべてを斬り伏せていた。

 意識を失っている少年の傍らへ立った申鶴に傷ひとつなく、それでも惑うように彼女はあたりを見回している。

 

(いやな気配がする。いや……気が残っているのか?)

 

 凍りついて地面に転がっているヒルチャールたちから常のものではない何かを感じて警戒したまま、申鶴は膝をついて少年の呼吸と脈を測った。気絶しただけだと判断した彼女が無造作に活を入れるなり、少年の身体が痙攣して咳込み、覚醒した。

 同時に、背後で一匹のヒルチャールが立ち上がったのを察知した申鶴が、充分の余裕をもって手にした得物を振り抜き、危なげなくトドメを刺す。

 はずだった。

 

「!?」

 

 体勢のまま頭を回した申鶴が目にしたのは、すでに死体になっていたヒルチャールをわざわざ真っ二つにする武器の軌跡と、それを投げつけてきた蛇のようなものが地面に潜っていく光景。

 そして、刺突の痛みが首を襲った。

 腕力に任せるなり、仙術を使うなりするよりも速く、彼女の視界が狭まって黒く、暗く閉じていく。そうして意識を失う前、最後まで抵抗を試みた彼女が目にしたのは、少年の……少年に見えた何者かの無感情な顔と、その口から飛び出している触手のぬらついた質感だった。

 

 

 

 

 

 嗅ぎ馴れぬ不愉快なにおい。

 目覚めつつあった申鶴がまず意識した嗅覚とこもった空気。四肢を引っ張られる感覚。そして、水気のせいで全身の服が引っ付いてしまっていて──。

 

「……」

 

 ゆっくりと申鶴が目を開けると、そこには想像以上の光景が広がっていた。

 肉。肉。肉。

 真っ先に考えたのは肉で作られた部屋の中にいる、という事だった。蠕動する肉そのものが発光しているのか、それなりに大きな部屋ほどもある空間の中は淡い光に満ちていて、明かり窓などがありそうにないことを考えるとよほど目が利くようだった。

 そして自分の手首と足首、首は部屋の何処からともなく伸びてきている肉の縄で拘束され、自由には動かせそうもないと申鶴は見てとった。体温と同じくらいの温かみを持つ、弾力と脈動に満ちた強い生肉は彼女の知っているどんな動物とも違っていて、それが何本も各所に巻き付き、動きを封殺している。

 

(なにかの胎内で間違いはないだろう)

 

 凡人であれば恐怖で錯乱しているだろうこの状況で、申鶴は冷静に状況を確認していく。

 ヒルチャールに感じた嫌な気が満ちているのが何よりも危険だ。しかし身体はもちろん、意識も紗が掛かったようにぼんやりしてしまっている。連れ込まれる時にやられた首から毒でも注入されたのか、やたらと全身が熱っぽく、動悸も速い。

 神の目は取り上げられており、仙符も同様。

 服の湿り気は全身に粘り気のある液体が振りかけられているせいで、よくよく見れば白味がかって異臭がしている。ただ、消化液のように溶かされている刺激は感じられず、辺りから内臓物のような臭いもしていないため、食われている最中ではないはずだ(油断はできないが)。

 

「ふ……ぅ……」

 

 申鶴の呼吸が浅く、速くなる。

 鼓動が意識され、妙に息苦しい。すでに考えるまでもなく危険なのだ。まずは力づくで自由になるべきだろう。

 そう考え、力を込めようと掌を握ったところで部屋に声が響いた。

 

『短絡的なやつだ。今の仙人は変わったようだな』

「……!」

 

 男に似た、低く重っ苦しい声がするのと同時にぞわ、と例の気配が充満し、ようやくその正体に申鶴は思い至った。それは今も璃月に眠っている魔神の残滓そのもので、彼女も何度か対峙してきた存在だ。

 

「我は仙人ではない。魔神の力に呑まれたな」

 

 部屋中から湧いてくるような言葉へ申鶴が応えるなり、返答もなく肉の壁からいきなり液体が噴出され、びしゃびしゃと女にまぶされていく。

 

「っ!」

(これか。これが我にかけられていた……っ。……? な、んだ……っ?)

 

 白濁した粘液を追加された申鶴は、時間差で襲ってきた肌の熱感に困惑しながら身を震わせてしまった。液体自体が熱いのではなく、その作用が彼女を焚きつけている。

 そして申鶴の死角から新しい肉の触手が伸び来たり、さらに体中を這うようにして拘束して……いや、拘束ではない。

 

(液を、我に浸透させる気か)

 

 肩や腰に晒している素肌を、舐めるようにじっとりと触手が蠢くのを感じて、ようやく申鶴は相手の意図を悟った。肌から身体の中へ染みてくる不自然な熱に逆らうように、彼女は身をよじろうとした。

 

「く……!」

 

 ぬるぬるとした表面の触手に身体を撫で回され、それからより敏感な部分を探ろうと肌の上を滑っていく。まるで食い破りやすい、柔らかい皮膚を探している獣じみた動きに彼女の意識が散らされる。

 

『魔神の残滓だと? 俺はそんな残り香ではない。我は、私は、モラクスに……モラクス……おのれ!』

「……っ! ぁ……く」

 

 触手のいくつかが彼女の服へ潜り込んでまさぐりはじめ、狭い隙間で緩急をつけてくる感触と刺激にたまらず申鶴は呻いた。粘液の効果で鋭敏さを増した肌を直接、触手の表面に生えた突起や細い管がなぞったりするのはいくつもの小さな舌でねぶられているようでもあり、彼女の背骨を痺れのような衝撃が往復している。

 吹き出してきた汗と粘液が混じって強い匂いが立ってきた部屋の中、唇を引き結んだ申鶴を無視するかのように声は続いていく。

 

『モラクス……俺は生き残った……。小うるさい夜叉を避けるためにこうして地虫のようになって、長い時間を、私は……! 貴様や、貴様に連なる仙人ども、貴様の民すべてを食って我が物にする。そして再び俺の名を……名……? モラクス以外に、名?』

 

(岩王帝君への憎しみだけしか残っていないのか……っ)

 

 妖液に侵されて熱っぽくなった身体でなんとか抵抗しようともがきながら、相手の妄執の強さを申鶴は思い知った。人語こそ使っているが、話の通じる相手ではない。渾身の力を込め、視界が黒みがかるほどの勢いで暴れる彼女の身体を肉縄が抑えようとうごめき、締め上げる。

 いつまでも続きそうな申鶴の抵抗は、しかし突然に途切れてしまい、全身を硬直させて目を白黒させるのだった。

 

「……っ!? な……ぁ……? ふ、ふ……ぁ?」

 

 やがてぐったりと筋肉を弛緩させ、浅い呼気で胸を上下させる彼女は、腰の中で急に生まれた血の沸くような感覚に驚きながら下腹部の奥底が痺れで満ちてきたのを感じていた。

 

『……』

 

 胡乱な独り言をぴたりと止めた魔神は何かを探るような気配を見せ、彼女の内股を縛るようにしている触手を前後に、股間を擦り立てるように動かしはじめた。

 

「んっ!? ……っ、……~~……っ」

(背が勝手に震え、下腹が熱くなって……っ。これ、これは……女陰を……!)

 

 無意識に足先を曲げながら、くっ、と申鶴の背筋が反る。まぐわいの知識こそあれ、はじめて性的な興奮に溺れはじめた肉体の変化についていけなくなった女の意識が揺さぶられていき、全身を這う触手のちいさな刺激にもゾクゾクするような快さを感じていく。

 

 ずち、ずち、ずち。

 

「ぅぁ、は、ぁ、ぁ……」

 

 陰部を荒く往復していく太めの触手による刺激で、申鶴は知らず知らず自分からも腰を揺すっていった。素直な彼女の性向が裏目に出てしまい、この短時間で汗だくにする媚薬の強烈な効果も手伝って、秘唇からはネバついた体液が溢れはじめている。

 それを悟ったものか、女の手足や身体に絡みついていた触手が連動して首筋や脇腹、はては膝裏まで敏感なところを撫でつけはじめ、強弱をつけ、緩やかに擦っていった。

 その小さなさざ波が集まって新しい快感を腰骨に伝えてくるようで、瞳をふるつかせた申鶴は腹部をくねらせ、口から漏れ出す呼吸にも切なさの混じった熱がこもっていく。

 頭の中で火花が生まれはじめ、ピン、と脚を伸ばして硬直させた女の口から、ふわりとメスくさい吐息が漏れ出した。

 

「ふ、ふ、ふ……ぅ! ……ぁっ!? ぁ、ぁ……っ!!」

 

 急に強い快感を胸肉に与えられたせいで恐ろしい、背徳感混じりの身体が浮くような感覚を味わったと申鶴は感じた……のだが、事実は違っている。

 

『よりにもよって、これが弱いとは』

「ん……く……!」

 

 豊乳を握るように触手で絞られた申鶴の眉が歪み、それを揶揄するように魔神が蔑んだ。

 

『弱点をこうまで肥大させるなど、愚かと言うにも愚かであろうよ。どうした? 少し嬲られただけでもう瞳が揺れているぞ?」

「は、は……はっ……ぁ! く……ぅ!」

 

 魔神はただ、他の部位と同じように彼女の胸を弄んだに過ぎない。それで悶え苦しむほどの大きな反応を見せた女はいかにも分かりやすく、嬲りがいのある玩具だった。凡人であれば数度は狂死するであろう媚毒を注ぎ、追って塗り込むこの戯れが思った以上に愉悦を生むのも気に入った。

 女体の線を見せつけるようなぴっちりとした服の上から申鶴の乳肉をまさぐる触手の先が枝分かれして、更に細かく、丁寧に責めていく。乳谷へ上下から潜り込み、そのたっぷりとした双つの丸肉へとぐろを巻くようにまとわりついて粘液をさらに分泌すると、たっぷり塗りこむように遅く、いやらしく揺さぶった。

 

 じゅぶ、じゅ、じゅぶ……。

 

「……っっ! ~~~っ!」

 

 特に敏感なライン……脇乳から乳房下にかけてを微細な肉先でくすぐるようにネットリと責め立てられ、背中から服のあいだに潜ってきた細い肉と一緒にコスられると子宮の奥を焦らされるような快楽が響き、首まで紅潮させながら申鶴は言葉もなく身体を波打たせる。

 触手の動きにあわせて湿った衣服の前掛けをぱたぱたと跳ね上げつつ、肉付きよく実った乳胸をぶるんぶるんっと激しく揺らしてしまうせいで、それがまた新しい淫楽を生んで蕩けていくのを分かっていながら、申鶴は自分で肉のわななきを止められなくなっていた。

 

(まるで、まるで……っ! 自分から乳房を……揺らし……て……っ!)

 

 変化の乏しい表情のまま肉体が引き起こす反応に戸惑いと羞恥を煽られながらも、まだ申鶴は抵抗を諦めてはいない。それは彼女が人間らしくなったことの証だったが、魔神にとっては玩具が壊れていない事へのわかりやすい指標でしかなかった。

 

 ぎゅむ……っ!

 

「く……ぁ!」

 

 様子を探るように触手の一つが強く柔乳を握り込んだことで息を吞んだ申鶴の背中が反らされて硬直する。

 そして陰部から新しい性液をねっとり垂れ流してしまったのと同じくして、限界を迎えた服の胸部がぶぢっ、と音を立てて破れてしまうと、ぶるんっと白乳があふれるように飛び出していった。そもそも申鶴の巨きな乳肉が布地の中から圧していたのと、触手による責めによって切れ目が入ってしまい、仙人が仕立てた衣服といっても流石に耐えきれなくなってしまったのだ。

 弱点を露わにした愚かな獲物である裸の乳に殺到し、やさしく果実をもぎ取るかのように上下左右に触手たちが摘んでいくと、大汗を散らして乳の白肌を弾ませる申鶴の口から小さい、しかしサカった声がこぼれ落ちる。

 

「ぁ……は……んぃ……っ」

 

 はしたない女の弱音を嘲笑うようにうねる肉舌が新鮮な媚毒を塗り込みながら、発覚済みの弱点をぬめぬめと往復し、ぷるっぷるっと柔肉を揺らして申鶴を嬲っていった。

 

 ねち、ねちっ。ねぢ……ぢゅっ。

 

(まだ、まだ熱くなるのか……っ! 燃える……っ! 胸が……!)

 

 濁液の色がさらに白濃く、粘りも強くなって申鶴の胸に厚く塗りたくられていく。身体の中から火照っている血色に乳肌は染まり、なにより触れてもいない乳先が硬ぁくシコっているのが哀れなほど、メスの性感帯が強引に開発させられている。

 

「う……っ! ん、うぅぅ……!」

 

 ぐっ、ぐっ、と申鶴の手足が暴れ、なんとしてでも肉の檻から逃げ出そうと力が込められるが肉縄はびくともせず、段々と女の動作が弱々しくなっていく。本来であれば大岩を担げるほどの彼女の膂力も、こうやって官能で乱されて気を漏らすようになってしまえばどうとでもなるのだろう。

 

『なんだ? もう根を上げたのか。今から始まるのだぞ』

「はぁ、はぁっ……!」

『その精魂、すべて饗応してもらおうか』

 

 突然に細い触手が数本、温まりきった乳の突端に巻き付いて、こしこしと擦りたて、つつき回す。

 

「────ぁ! ぁ、ぁっ、ぅっ、ぅぁぁぁ……っ!!」

 

 胸肉を貫くような悦楽が背中を上下に走り抜け、腰の中にある官能の熱塊と脳みそを直接つないで女の視界を白く染めていく。そんな、今までにない感覚を肉体へ注ぎ込まれた申鶴は口を開け、あふれてきたよだれを散らしながら、啼いた。

 

「あ、ぁ、あ! あぁぁ~~……っっ!!」

 

 たちまちフル勃起してしまった新品乳首がカチカチに硬くなってしこり立ち、そこを細い肉先でつつかれたりくりっくりっと弾かれるたびに腰が揺れ、ムチムチの太ももが擦り合わされるのをメスは止められなくなっていく。

 乳房に絡みつく触手の一つがより太く、ゴツゴツと変形して申鶴の谷間へ潜って前後をはじめると、それに合わせて股間の肉縄も同様に節くれだって膨張し、陰唇をシゴいていく。熱くとろけて汗ばんでいた乳谷の中をみっちり満たす太いものが乳内でうごめいている感触と、メスの敏感な場所を肉芽ごと圧迫されるより強いおまんこ責めが結びついて、熟れてきた女体が自然と悶えて跳ねていった。

 

 ぬちっ、ぬちぬちゅ……ぬち……ぃ。

 

「んぅ、ぁ、あ……っ! 離れ……ろ……ぉ!」

 

 ついに懇願とも言える言葉を口にしてしまった申鶴を当然のように無視して、豊満な乳肉の上で醜悪な触手を魔神は踊らせ続ける。

 強制的に開花させられたメス乳のいやらしさは極上で、どんな男であろうと誘惑できるだろう乳肉を触手の隙間からあふれ出そうになるくらいきつく握り、重量感もたっぷりに波打たせながら圧搾する。丸い膨らみへの乱暴な取り扱いの代わりに乳首から引いた細い肉紐は乳暈の外側を優しくなぞる動きに変化しており、その執拗なむごい甘責めで申鶴の呼吸はさらに乱れたものになっていった。

 

「っひ、あぉ……ぁ、ぁ、っふ……ぁ! ぅぁ、んっ……ん! あ、あ、あ……っ! あぁ……ぁぁ……!」

 

 血を集められ、敏感になった一番いい所をシてもらえないもどかしさと胸全体が熱くただれてしまったかと思うような刺激に苛まれ、しかも絶頂へ至らないギリギリの責めに調整されて、申鶴の頭は乳責めのことしか思い浮かばなくなっていく。

 

(ぁ、あ……っ! 乳輪の、際が……っ! 痒いところを、掻かれて……っ!)

 

 心地よい。

 その思考だけはねじ伏せながら、乳を揺すって切なげに眉を寄せる女は抵抗しているつもりになって、その実ぐちょぐちょと腰をヘコつかせているのに気づけていない。心と肉体の均衡が乱れて気を漏らしていく獲物に満足しながら、魔神は股間へ通している硬肉をぐっと持ち上げ、そこに申鶴の体重をしっかり掛けてやった。

 

「ふゃ、ぁ……! んぅ、ぁ、ぅ……ぃ……っ!」

 

 その状態が何度も執拗に繰り返され、とうとう耐えきれなくなったのだろう。女の口から掠れ気味の高い声が飛び出し、身体から力が抜けていく。

 

『ねだってみせろ』

「……ぁ……っ。……? ふ、ふぅっ……ふぅぅ……っ」

『してください、と口にすればよい。……どうした? 待ち望んでいるのだろう?』

 

 口をつむぐ女の乳輪をつぷつぷと肉の柔毛がなぞり、人間の爪じみた固さの部位がカリカリッと掻いてくる。染み付いた媚液の熱さと期待が胸に満ち溢れると、申鶴は唇を噛んだ。

 

 ……ぱつんっ。

 

 弱々しい音が手足の肉縄から鳴った。解けるはずもないのに暴れた弱々しい力が起こす、無意味な反抗の音色だ。じっとりと快感に濡れた、感情の薄い瞳をしている申鶴はまだ逆らってみせたのだ。

 

『そうか』

 

 抑揚のない魔神の声に続いて胸の触手が数本解かれると、申鶴へ見せつけるように持ち上がり、緩慢に動いていく。

 

「な……ぁ、ぁ……」

 

 彼女は否と言ったはずだ。それなのに、糸を引くほど粘液で濡らされた肉指がじりじりと彼女の弱点へ……色素の薄い乳首へと近づいていく。触手の先っぽにゴリゴリしていそうな凹凸が形成されていく様をまじまじと見せつけられて、吐息と唾液を飲み込んだ彼女の喉が上下する。浅ましいと思いながらも、そのイボが使われた時の想像を申鶴は止められなかった。

 

「よせ……っ!」

 

 もう彼女にもわかっている。嬲られて気を漏らし、それを肉たちにすすられる事は変えられない。申鶴がどう答えようと、慈悲や問答を魔神が与えることはないのだ。

 そしてついに、その瞬間が訪れた。

 

「止……!」

 

 ぬちゃりと粘って糸を垂らす触手の先端が、きゅる、と乳首へ巻き付きながら締め付け、一息で絶妙な刺激を送りつける。

 

 きゅきゅ、きゅ。

 こり、こり、こりこりっ!

 

「ひ……! ぁ、ァ……~~~~~っっっ!!!」

 

 双方の突起を扱き上げられ、肉の枷に包まれた四肢を跳ね踊らせながら、申鶴は絶頂した。腰の奥が焼けるような衝撃に屈服して痙攣を繰り返し、服の色が変わるほど愛液で股を濡らしながら、メスの悦びによって頭を灼かれていく。

 

「ぁ、ぁっ……!? ぁ、ぁ、ひぁ……っ! ぃ、ぅぁぁああぁぁああぁぁ……っっ!?」

 

 未知の体験に股間をよじらせ自分から勝手に乳房を突き出してしまうと、それを見咎めるように乳首の先が強く引っ張られ、同時に下半身を責める肉の縄もより強く肉芽を圧し潰して申鶴の視界にパチパチ白い閃光を弾けさせる。体液を散らし、ぶるっぶるんっと奔放にメス乳を揺さぶっている女を嘲るようにして乱暴に乳肉をシゴきあげる動きと、か弱い充血しきった乳首を隅々までやさしく強弱つけた責めで擦る動きをないまぜにされて、ぴゅっぴゅっと恥潮が女陰の奥から吹き出していった。

 強烈な悦楽に申鶴は啼くしかなかった。

 乳悦で達していながら、なおもデカ乳を弄び続ける触手の刺激で連続して絶頂を与えられ、とろとろ熱い快感の海へ浸けられた申鶴の目尻は涙さえ浮かべ、恍惚となるほど酔い痴れさせられていく。

 

 くち、くちくちっ!

 ぎゅむっ、ぎゅっぎゅっ! ぎゅむ!

 

「くぅ……ぅぅぅ……! お……っ!? んぅ、ぅ、ぅ……うああぁぁ……っっ!!」

(また……っ! また乳だけで、果て……っ! ……ぁ……っ)

 

 肉悦によって屈服させられた申鶴の乳にまた触手が強く食い込み、意識の芯を蕩かされてしまう。

 もうぐちゃぐちゃだった。

 達することなどなかった肉体に、その限界を超えて絶頂を食らわされていく。乳悦に蕩けた声でいくら叫ぼうと魔神は満足せず両乳房を嬲り続け、乳首をシコり続けて申鶴を苛んでいくだけだ。

 そして、その刺激が止んでいるのに彼女が気づいたのはどれほど経ってからだろうか。

 

「……ゃ?」

 

 乳イキの余韻から醒めた申鶴の顔のすぐ側に、なにかがある。

 

「────」

 

 そちらに視線を動かした彼女の呼吸が、わずかの間だけ止まった。

 そこにあった物を形容するなら、肉の花というのが近いだろうか。申鶴の頭ほどの大きさがある、星型に開いた肉厚の花弁が、どこからか伸びてきた触手の先に支えられて浮かんでいる。相変わらずどこもかしこもたっぷりと粘液をたたえているそれの内側に、うねうねと微細な肉が蠢いているのはまだ彼女にも理解できた。

 しかし、その中央の暗がりから、先細った触手がにゅるりと数本出てきて引っ込むのを申鶴は見た。見せられた。

 それらだけ、他のものに比べてずいぶん長く、松の葉一本ほどに細く、獣の舌のように動物的で……。

 

「……っ!」

 

 申鶴の四肢が強ばる。もう一つ同じ花弁がやって来て、同じように細長い肉舌をひるがえして見せた。ぴちゃ、と粘液のしずくが女の顔にかかり、ふたつの花はじりじりと女体に近寄ってくる。

 目指しているのは、双つの乳だ。濃い臭いが肉花から漂ってくる。今よりさらに強い毒を滴らせていると申鶴は直感した。

 

「ぁ……」

 

 惚けた喉では振り絞る声もなく、ただ小さく、両手の指をきゅ……と握るのが彼女の精一杯だった。

 

 かぷ……。

 にゅる、にゅるにゅるぅぅ……!

 

「あ、あ、あ……! あぁぁああぁぁ……っっ!!」

 

 大きく媚び啼きながら、申鶴の喉がのけぞっていく。

 クチバシを閉じるように花弁がデカ乳をはみ、がっちり咥えられたその中で最悪の媚液が神経を侵し抜いていく。全身から汗が吹き出すほどの悦楽が乳から生まれて肚や頭にこぼれていき、その感覚を上書きするかのように乳房へ深く強く花弁が吸いつくと、中で肉波をぐじぐじっと躍らせる。

 餅のように乳肉を伸ばされ、たぷたぷ揺らされつつ、密着した肉舌が彼女の性感帯をねぶり回していくのだ。

 

 ぢゅぷぷ……にちゅる、ぢゅ、ぢゅるぅぅ……っっ!

 

「ぉ、ぉ、ぉっ……!」

(食われる……っ! 我の乳を、舐め食わ……れ……っ)

 

 カリカリっ、カリカリ……っっ。

 

「ひぅ……ぉ……! よ、せ……っ! 離れ……っぁ、ぁ、ぁ~~……っっ!」

 

 かぶりついた花の中で細舌がカリカリと乳首を掻きつつ、その芯へ粘液を注いでほじほじっと削ぐのを止めようとしない。乳暈からも媚毒の熱と疼きを塗り込められてしまい、痛いほどにたわわなメス乳を伸ばし、変形させられても、快感として意識を灼くだけの事でしかなくなってしまっている。

 

 つ……ぷ。

 

「かひ……ぃっ……! あ、ぁあぁ……っ!? ぁぅ、ぁ、う……っ!」

 

 いきなり乳首を刺されたと認識したときにはもう遅く、その後に続く感覚で申鶴は混乱し、訳もわからないまま軽イキさせられて口をパクつかせた。

 

(中に……っ? 乳の中に、入っ……!)

 

 乳首にある出口を探り当てた肉針が乳腺に潜り込んでくる感覚にはさすがの申鶴も慄き、それが生み出す鋭敏な乳悦と錯乱が相乗的に混じり合ってメスの焦点をぼやけさせ、下腹部の熱を膨らませていく。

 

「やめ、ろ……っ! やめろ、やめ……ぇ、ぁ……ぁぁ……~~~~っっ!!」

 

 ぷしゃ、と本気汁の混じったアクメ汁を魔神に捧げつつ、乳内に潜りこんで先別れしていく触手の信じがたい感覚に残り少ない申鶴の理性が削られていった。

 肉針の先から滲み出てくる媚液によって彼女の乳房は性器以上の快楽器官として仕立て上げられてしまい、外側の肉花で乳肌を擦りねぶられるだけでイクのが止められず、メスのつま先は伸びたり絞られるのをずっと繰り返している。

 乳悦に浸された乳腺を触手が探り、前後していくおぞましい感覚は『犯されている』という実感をメスへ植えつけるのには十分だった。知識にない異様な交尾を行われ、自分が生きながら肉欲によって食われていく事実に申鶴は動揺した。

 

(我は、我は男かどうかも解らぬものに、生殖器ではなく、乳を使用されて性交させられているのか……。そして気を、この魔神に貪られ続けて……っ)

 

 ぬっぢ、ぬっぢ、ぬっぢぃぃぃ……。

 にゅぐにゅぐ、にゅぐ……っっ。

 

「やめろ、やめろ……っ! ぁぁ、ぁ、ぁぅ……っ! ぁ、また……っ! ~~~っっ!! ……やめ、ろ……っ!」

 

 だが、もう乳アクメで甘く蕩けていく頭に思考らしきものは欠片ほどしか残されておらず、普段なら口にするはずもない無意味な拒否を啼きながら、胸の中でのたうち回る熱に翻弄されるまま、もっと気持ちよくなるため申鶴は無意識にイイ場所を、おっぱいを差し出してフリフリさせていく。

 魔神も、それを見逃しはしない。

 ねじるように触手の胴へ押し付けられた陰核へ、胸と同じような形状の……それよりもかなり小さな肉花が伸びて来て、服の上から吸い付いた。

 

 ぢゅっ……。

 

「く……ぁ……!」

 

 ぢゅ、ぢゅぢゅ、ぢゅぅぅぅ~~~……。

 

「ゃ、ぁ……! ぁ、ぃぃ、ぁぁああぁあ……!」

 

 胸とは違ってただひたすら、布越しにカチカチのクリトリスを吸われるだけのやり方ですら、メスを淫らにヒクつかせるには十分すぎるほどだ。

 

『そろそろ大きく絞ってみるか』

 

 肉部屋の気配が少し変わり、乳房をより苛めるために申鶴の体勢が変えられていく。

 仰向け気味に傾けられた申鶴の身体の上方から肉花が吸い付き、それが徐々に、ゆっくりと持ち上げられていった。

 

 ぬち、ぬちゅ、ぬちぃ……。

 

「ぁ、んぅ、ぁ、ぁ……っ!」

 

 体重が掛かって伸びていく柔肉を犯されるのはまた違った乳交尾の味わいになるのか、あどけないとすら言える高い嬌声を上げつつ、申鶴は震えておっぱいを持ち上げる。

 中までを丹念にほじくり返され、粘液で染められきってしまっても申鶴のデカ乳に対する魔神の責めは終わる気配がない。弱点を執拗に虐げるため、乳肉を掴み上げながら花弁が左右へ動き、音が立つほど肉針で乳交尾を行いはじめた。

 

 ちゅこっ、ちゅこちゅこっ……!

 

「あ、あ、あ……っ!」

 

 細かく泡立った粘液がぼたぼたと乳から滑り落ちていき、胸と胸のあいだを埋める触手の中で攪拌され、ぬるついてねっとりした乳アクメを直接体内へもみ込まれたメスは顔を蕩けさせ、背中を大きくのけ反らせる。乳の芯まで犯された媚肉が淫らに焼け、抵抗もできないまま、この先に待ち受ける特別な絶頂の予感のせいでより甘さを増していくばかりだ。

 

「ふぅっ、ふぅ、ふぅ……っ! んっ……ひ、ぁ……! ふうっ、ふっ、ふっ、ふっ……!」

(なにか、あ……あ……!? 手先が痺れ……て、これは……っ! まだ、まだ大きくなる……!)

 

 口元から首筋まで長々とヨダレをこぼしている事にも気づかず、膨れ上がってきた限界に向かって昇りつめていく申鶴にあわせて、乳腺の中で触手も膨れ、脈動していった。

 

「なん、あ……! あ、ぁぉ、ぁぁ……んっ! ぉ……ひっ、ぁぁぁ……!!」

 

 ぬぢゅ、ぬぢゅっ、ぢゅぢゅぢゅ!

 ぐにゅぅぅうぅぅぅ……っっ!!

 

「あ、あ、あ!! んぃ、ぃぃ、は……ぁ……っ!! あ。ぅ、ぁ……ああぁぁああぁぁああぁぁ~~~~っっっ!!!!」

 

 とうとう許容量を超えた快楽が洪水のように氾濫して申鶴の全身を硬直させ、身体の奥深いところを抉りぬきながら連続で絶頂へと押し上げていった。同時に乳中の触手から白濁液が撒き散らされ、乳腺を圧迫しながら外へと噴き出していく様はまるで申鶴が乳から射精しているかのようだ。

 実際、その白濁液が流動することでより強い乳快楽を引き出された彼女のおっぱいは拡げられた乳腺を内側から悦毒に蝕まれ、痛みすら性感に作り変えられて未開発の申鶴おまんこなど比べほどにならないアクメを生み出しており、そのせいで零れていく白濁汁には彼女の生命力がたっぷりと溶け出してしまっている。

 それをすすって味わってしまうと、魔神は乳中シゴきを冷淡に、さっさと再開させていく。

 

「はぁ……っ。はぁ……っ。は────ぉ……。とめ……ろ……! 止め……ん……はぁ! 胸が……敏感に……! 溶ける……っ! 溶ける、溶け……んっ……はっ! あぁ、ぁ、うぁぁ……! ぉ……!」

 

 にゅく、にゅっく、にゅくくぅ……。

 むぎゅ、むぎゅむぎゅっ。むぎゅぅぅ……っ!

 ぢゅぅううぅぅうぅ~……っっ。

 

 乳交尾と乳吸い、さらには乳愛撫を同時にこなされる申鶴は背骨の気持ちいい神経を直接シコシコとなぞられるような快感でほじくられ、肺の中の空気や膣奥の淫蜜をすべて吐き出しながら脳髄まで肉悦一色に染められるしかなかった。

 乳房の外側と内側からコスコスされる、生物として想定されていない生殖の刺激で意識を揺り動かされ、背中をくねらせながらメスが翻弄される。

 子宮でマグマのように渦巻く性感の熱塊と繋がった乳まんこが肉口によってなぶり倒され、充血した乳首をぢゅうぅ……とねぶられる。それは本来の使用者である赤子やつがいのオスがするはずの愛あるものではなくて、ただエサを取り出すための粗略な搾乳だった。歩き食いするような適当な扱いで、そのくせ快楽だけはハチミツのようにたっぷりと甘ったるくまぶして、申鶴の極上デカパイを魔神は続けて貪っていく。

 

「あぁぁ、ぁぁ、ぁ、ぁ~~~~っっ!!」

 

 メスの指先と足先が不規則に歪み、伸びては快楽を逃がそうと形を変える。自分の甲高い媚声を意識することがないほど思考をぐずぐずに溶かし、下腹部の奥にある新品のままの赤ちゃん部屋を無意味に降ろして、乳イキしっぱなしの申鶴が痙攣をはじめていった。

 

「とけるっ! とけるっ! あぁ……あ……! ひ、ぁ、ぁ、ぁ! 我が、とけ、る……っ!!」

 

 休む間もなく続いている乳交尾のせいで涼やかだった表情もメスの興奮で赤く染まっていて、くちくちと乳腺を肉でこそがれると許容量を越えた甘い痺れが刻み込まれて肌を泡立たせる。

 次に気をやる時は、先ほどよりもさらに深く快楽の海へ沈み込むことになるだろう、と本能的に予感した申鶴が恐怖に似た期待を覚えてメス乳を震わせたその瞬間、待っていたかのようにぞりぞり、と乳を犯す肉針がその身を波打たせつつ、ロングストロークで乳腺を往復しはじめた。

 

「っ、っっ……!! あ、く……ぉ……っ!! ぉ、ぉ、ぉ……っっ!!!」

 

 外側からはしっかりと搾乳するように強弱をつけて触手を動かされ、乳肉のなかは交尾みたいにゴシゴシされて、より速く、激しい抽送を繰り返される。

 多幸感を給餌させられてひとたまりもなく、、申鶴はアクメへと落ちていく。

 

「おちるっ! おちる、おちるっ!! あ、あ、あ! ぅぁ、ぁ……ぃぃいいぃぃ……!!」

 

 ぢゅっ、ぢゅぅぅぅ!

 たぱっ! たぱんたぱんっ!

 ぐぢ、ぐぢぐぢぐぢ……っ!

 ぐ、ぢぃぃぃぃ……っ!!!

 

「おち、るっ! われ、われが……っ! とけるぅっ!! あぁあ……っっ!! あ、あ、ひぁ……ああぁぁああぁぁああぁぁ~~~~………っっっ!!!!!!」

 

 ひときわ大きく身体を震わせ、申鶴が嬌声を叫んだ。同時にぶしぃ……と乳先から濁った大量の潮が溢れ出し、それが流れていく感覚に引っ張られるかのようにして、自分から乳房を持ち上げたメスがふりふりと腰を振って乳アクメに溺れていく。

 幸せなメス乳から肉先を引き抜いた触手は優しげに蠕動して、新しい食事のためにゆっくりと搾乳を続けていった。

 

 びゅる、びゅ、びゅるるぅぅ……。

 

「は……くぁ……あ……。はぁ……は……」

 

 射乳の解放感でたっぷりと絶頂を長引かされながら、ふわふわと漂うような心地で申鶴は余韻を味わう。人間のものではないオルガスムスによってイキ散らした彼女の本能は休息を求め、途切れるようにしてとろとろと意識を失っていく。

 はずだった。

 

 ぐぢっ。

 

「は……! あ、あ、あ……!」

 

 乳房がねじられるように握りこまれ、多大な快感と共に残り汁を搾られた申鶴の身体が跳ね上がる。ぐちゅ、ぬちゅっと乳肉を波打たせながら触手が蠕動するのを悦びながら、彼女はようやく思い知った。

 魔神は、申鶴を休ませるつもりなどないのだ。

 文字どおり死ぬまで絞り尽くすために。

 

「ぐ、ぅ……あ……!」

 

 快楽で瞳を濁らせながら、申鶴は歯を食いしばる。逃れる術を考えるための余裕など残されておらず、ただ一瞬、凶暴な感情が彼女の原動力になろうと胸の内で膨れ上がりかけた。

 

 にゅく……っ。

 

「ふゃ……ぁ……ぁ! ぁぅ、ぁ……っ!」

 

 しかしそれもすぐに再開された乳交尾によって霧散し、ただ気持ちいいだけがメスを塗りかえはじめてしまう。

 璃月の土の下で、肉部屋の中で鳴り響いていく淫らな水音と甲高い甘声はどんどん激しく、大きくなっていく。 夜も昼もなく、やがて獲物の息が止まるまで、ただただ快楽の宴がずっと続いていくのだろう。




読了ありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。


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【原神】旅人を拉致した雷電将軍が初夜を与えてあげる話

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/183664
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request


 

 女の首筋から鎖骨、そして服の中にある胸へと滑っていく空の指に、どこまでも沈んでいくような乳肌の柔らかさとふくよかな弾力が同時に伝えられる。

 極上の乳だ。

 

「……」

 

 稲妻式の褥の上で、座った旅人に後ろから抱えられるようにして身を任せている女性の顔には、しかし一切の興奮の色は刷かれていない。ただ透き通るような瞳で彼の一挙一動を見つめているのは神である雷電将軍その人であり、人形として作られた彼女の変わらぬ表情である。

 だがそこに男への観察や興味、それを支える信頼といったものが薄っすら見分けられるほど、雷電将軍と空のあいだには特別な感情が流れていた。

 ぷん、と得も言われぬ女の香りに空が鼓動を早くして、服の中でみっしり張っている媚肉をゆっくり握ると、指と指のあいだからむちむちと肉が溢れていく。興奮しない訳にはいかない豊かな膨らみを何度も味わううちに、自分を見つめてくる美貌がくすぐったくなってきた男の指が雷電将軍の頬へと伸びた。

 

「将軍……」

「はい。……ん」

 

 顔を持ち上げられ、その唇を口づけで塞がれても、彼女の身体は泰然としたまま……そっと相手の身体へ手を沿わせていく。

 接吻はもう、やり方を覚えていた。

 唇を隙間なく、はむはむ擦り合わせていくと旅人の吐息が漏れていく。その心地よさそうな調子はだんだんと熱っぽく湿り気を帯びていき、早々に湧いてきた唾液によってそれぞれの口元がぬるつき始めた。

 

「ちゅ。ちゅ、ちゅ……んん……っ。はむ……ぅ」

 

 造物である雷電将軍は通常の意味だとかすかにしか呼吸をしておらず、大きく運動する時などにようやく息の出し入れをしているのがわかる程度だった。キスでも吐息をかけあうといった事はないが、それでも官能を引き出すような口の動きと、男を受け止める手指の仕草は空の股間に血を集めるには充分な淫靡さで、舌先で軽く唇を押し開けば抵抗せずに口を薄く開けてくれる。

 

「れち……れち、れち、……ちゅ。ちゅ……る。ちゅぱ、れろ……っ。れろ、れろ、れろ……ぉ」

(将軍の舌、いつも俺のを入れると出迎えてくれて……。しっかり濡れてて、負けずに吸い付いてきて……っ)

 

 ちゅぷちゅぷとベロキスを踊らせる舌先から伝わってくる甘美な痺れに空は軽く陶酔して、ついつい尖った下半身を押し付けるように彼女を抱き寄せてしまう。ふっくらした乳房だって今日はじめて直に揉んでいるというのに、多少経験があるにも関わらず処女相手へのぼせすぎだと頭の片隅では思いながらも、ズボンの下で膨らんできた肉棒を好きな女の身体へ擦りつけるのは男の本能なのだ。

 そもそもこうなったのは、急に雷電将軍が空を連れ去ったのが原因だった。

 稲妻における顛末のあと時どき旅を共にするようになった彼らは、偶然が重なったこともあって深いキスをするような仲になってしまった。そして空が稲妻へ足を運んだ今日この日、連絡もなく雷電将軍がやって来たかと思えばいきなりパイモンを料亭に押し込んで美食漬けにしてしまい、それから理由をつけて空だけを拉致していった。

 鳴神島に高くそびえる影向山まで青空のもと連行してくると、その麓にこっそり建っている一軒家へ上がりこみ、あらかじめ敷かれている布団に彼を転がして将軍はこう言ったのだ。

 

「これより初夜とします。あなたは私の物であり、以後は他の者の手に渡ることを許しません」

 

 雷電将軍らしいやり方であり、いかにも準備が行き届いたこの家の様子からも女が本気だと空にはわかった。そして一線を越えようとして、男と対峙するように布団の上へ正座した彼女はそのままじっと見つめてくるではないか。

 

「えっと……?」

「私に閨の経験はありません。先導してください」

 

 学びますので、と無言で伝えてくる女の瞳は相変わらず静かで、綺麗だった。

 あなたに染まります、と言っているようなものだ。

 だから、彼も心を決めた。

 浮世離れしている雷電将軍の言動は自身に満ち、ズレていて、でもそこが好きな空は好意を、欲望を制御できなくなっていく。じっとり汗ばむ背中を伸ばし、自分のモノになろうとしている女を抱きすくめ……愛撫しているのだ。

 

 ちゅる。れろ……ぉ。

 

 かすかな水音が止み、空と雷電将軍の顔が離れる。湯気が立ちそうな熱い息が男の肺から吐き出され、唇と唇をつなぐ唾液の橋がふるりと揺れる。それを見やる女の顔は冷たいまま……しかし淫らに舌を前後往復させてくれたのを知っている彼にとっては、この上なく扇情的なものに映っている。

 

「服、脱ごうか」

「いいでしょう」

 

 声も涼げにてきぱきと脱衣して晒されていく雷電将軍の肉づきを、先に裸となった空は注目せざるをえない。脱いだ服をたたむ度にふるんっ、と揺さぶられる双乳の大きさは圧倒的で、重力に逆らっているツンとした造形が柔らかく踊るだけで肉棒は硬くなっていく。きめ細やかな白い膚からは女の匂いが広がってきて、胸に劣らず張り出したお尻のふくらみと太もものムチムチ加減は、これもまた見ているだけで股間が熱く脈うつよう。

 

「……」

 

 無言のまま、裸になった雷電将軍がころんと布団の上へ寝転がる。表情はそのまま、しかし彼女の目はじっと空の下腹部へ……屹立した肉棒へと向けられていた。ほんの少しだけ女の表情に変化が起きているのを認めてから、ゆっくり女へ覆いかぶさるようにして空は女体を組み敷いていく。

 

「気になる?」

「いえ。男根を初めて見ただけです。……? なに、を……」

 

 空に引かれた彼女の指がビクつく雄肉を握らされ、雷電将軍は言葉を飲みこむ。知識とまるで違う欲望の化身を、刀のような反り身を探るようにやわやわと、細指を軽く添わせてくる将軍からの刺激に呼吸を乱しつつ、男は相手の下腹部を撫でると、そこからさらに下へと指を滑らせていった。

 

 ぬち……。

 

「おや? 男根がまだ、硬くなるのですか……?」

「将軍のここ、濡れてるから……っ」

「機能として当然です」

「……キス、よかったの?」

 

 興奮のまま、自分でもどうかと思う聞き方をしてしまった空を平らかな容貌が見返す。

 

「愚問です……なぜ、さらに熱くさせるのですか。……ちゅ、ぷ。は……待ちなさい、空。答えを……んちゅ……っ」

 

 愛しさがいっぱいになってしまって、ぷっくりした唇をほじっていくように舌を入れてしまいながら、彼女の口の中をぬりぬりと優しく、深く、オスの肉厚な舌が愛舐していく。下の方では指先を動かし彼女の浅いところをなぞっていくと、温かい蜜液に濡れていく指を閉じ込めるようにぴっちりと、初々しい花裂が咥えてきてくれた。

 

「ちゅむ……ぁ。空、そこを、ずっと……っ。これ……は、陰唇と陰核を同時に……これが……っ」

「将軍の入り口、はじめてなのにグチグチになってて……っ。ここは? 『いんかく』をこうして撫でるのは? 痛くない?」

「……っ! あ……! 勝手に脚が強張って……ふちゅ……っ。ちゅぷ……ちゅぷ、ちゅっ。れろ、あむ……っ♡ れろ♡ れろぉ……っ♡」

 

 思わず口へ飛びついてしまった空からのクリ愛撫は的確に将軍の下腹部を疼かせていって、次第に彼女の口戯も甘く、ろれつの回らないものへと変化していく。

 雷電将軍が女の子になっていく様を至近距離で味わってしまい、獣欲で頭を一杯にしたオスの亀頭からはみっともなく先走りがこぼれ落ち、それが女の指をねっとりと汚した。

 

「はぁ……ちゅむ♡ れる♡れる♡」

 

 ちゅこ、ちゅこ……っ。

 

(う……あ! 将軍の指が、俺の……シゴいて……!)

 

 指にまぶされた愛液で淫核をシコっている空から発想を得たものか、我慢汁を亀頭へ塗り伸ばすように雷電将軍の指がなぞり、輪っかを作ると、そのまま大きく肉棒全体をしこ♡しこっ♡ とコキはじめる。

 想像外の刺激でさっさと漏れそうになるのを必死になって空は抑え込み、気を紛らわせるためにベロチューでさらに激しく女の口内を舐め回す。内頬から歯茎の裏、舌の根までこってりと粘膜を味わって唾液を交換するとお互いの股間がぬちゃりとしていき、コキあいっこが大胆に、激しくなっていった。

 

「ぷちゅっ……♡ あ……」

「将軍……っ」

「……っ!」

 

 名残惜しげに2、3回ほど女の指で腰をヘコつかせてから、唇を振りほどいた空が身体を起こし、雷電将軍の両脚の間へ割って入る。そうして悠然とした女の顔を覗くように身体を前に傾けると、ぴたりと閉じて一本線のようになっている縦スジにオスの先端があてがわれた。

 言葉などない。

 瞳の焦点がブレるほど獣欲をたぎらせた空の視線を受け止めても、雷電将軍は知らぬげに見つめ返すばかり……のように見える。だが彼の指に残る蜜汁のぬめりや、舌の上で後引くベロキスの感触が、いや、それよりも瞳の奥を熱くさせているメスの欲情が、彼に残された理性をグズつかせていって……。

 

 くち。くち。くち……っ。

 ぬ……ぷぅぅううぅぅ~~……っ!

 

「ん……ぅ、ぅ、ぅぅ……っっ♡」

 

 さすがに切なげな声を上げて雷電将軍が女になっていく瞬間を見てあげながら、ゆっくりと空はぬめりに沈んでいった。

 狭い入り口を肉傘でこね拡げ、一番太い部分を挿れてしまうと熱く湿った肉壷をむぢゅり♡ と圧迫しながらオスは腰を進めていき、脊髄に走る快楽の大きさのせいで奥歯を噛み締めた。新品だった膣肉のくせに肉槍を掘り進める先から硬さがほぐれていき、奥までオスを先導するように柔らかく、熱く吸い付いてくる。入り口できつく肉竿をシゴきながら、同時にふかふかとまとわりついてくる肉厚ヒダヒダのおちんぽしゃぶりに長々と、時間を掛けてちんぽをハメるしかなかった。

 やがて最後までぴったり挿入し、将軍まんこを優しく使用済みにしてあげた頃には鋭い火花が男の脳で弾けっぱなしになっていて、背中を震わせながら彼女を見下ろす空の顔は明らかにトロけるのを我慢している。

 

「ふう……っ! ふ……っ!」

「……」

 

 食いしばった歯の間から気づかぬうちに、小さな唾液のしずくが女の唇に落ちる。それでも空は待った。彼女は初めてだから、異物にお腹が馴染む時間を与えてやりたい。暴れようとする腰をちょっとだけ揺らしてギリギリで制御するオスの赤い顔を雷電将軍はじっと見つめていたが、不意に彼の頭へ腕を伸ばした。

 

「え、将軍……っ!?」

「はむ……ちゅ。ちゅ、れ……ろ♡ くち♡くち♡くち♡」

 

 後頭部を掴み寄せ、容赦なく接吻を仕掛けた女はひとしきり彼の唇を愛撫したあと、水音が立つくらい深く、大きく舌で交わっていく。

 そんなことをしてしまえば、簡単に獣欲のタガは外れてしまうのだ。

 

 ぬ……ち。ぬちっ。ぬちっ。

 ぐちっ。ぐち、ぐち、ぐち。

 ぱんっ♡ぱんぱんぱんっ♡

 

「ふ……っ♡ ぺちょっ♡ ちゅむ、ぢゅ、ぢゅ♡ ちゅぅぅ……っ♡」

 

 布団を握りしめたオスがピストンをはじめてしまい、もう止められくなって、ひたすらにメス奥を突き上げていく。従順で狭い蜜道をかきわけ、カリ高でこすり上げる悦びに夢中になりながらも、色々な角度で蜜肉のどこが気持ちいいのか探るのも空は忘れなかった。

 

「はぷ♡ ん♡ ちゅ、ちゅ、ちゅ……れる♡ れ……ろぉっ♡♡ はふ……くちゅくちゅ♡♡」

 

 イイところを擦られた彼女は舌をピンっ♡ と硬直させ、腰を震わせながら更に深くベロキスを甘くする。やがて見つけられてしまった柔らかい部分ばかりを突き回してもらうよう、おねだりするように彼女自身がお尻をゆさっ♡ と左右に揺らすものだから、オスの先端から熱い先走りがぴゅっと飛び出してしまう。

 

「将軍……っ!」

「……どうしました」

「~~~っ!」

 

 いつものような顔をして、じっと見つめてくる瞳はちょっぴり潤んでいるし、蕩けているのはバレていて。

 次のキスを待っているから、唇は半開きのままで。

 何よりおまんこが、甘々のおちんぽと扱きあいっこするのが大好きになっていて。

 勃起をさらに滾らせながら、頭の中でなんとか組み立てた言葉を空は口にした。

 

「将軍……っ! かわいい……っ!」

「無礼、者……っ。ちゅ、ちゅぅぅ~~っ♡ んふ、ぅ、ふっ……れち♡れちゅ♡れちゅ♡」

 

 突き出すようにした唇どうしを舐めしゃぶりあい、ねっとりした収縮を試しはじめた腟内へ自分の形を嵌めこむような腰つきで、ひたすらにオスは恋人を揺さぶっていく。

 

 ぱちゅっ♡ぱちゅぱちゅっ♡

 ばちゅっ♡ばちゅんっ♡ばちゅんっ♡

 

 どっさりしたむちむちのデカ尻がピストンの緩衝材となって大きく肉音を響かせ、それでも負けじと振るわれる肉杭の勢いにメス肉がほだされ、『俺のものだ』とオスから教え込まされる。蜜穴へちんぽを前後させる発情したつがいたちの動きに合わせて雷電将軍の瑞々しい太ももが男にしがみついていくと、すらりとした脚を折ったり伸ばしたり、うながすような仕草でいかにも愛しそうに繰り返してくれている。

 

「ふ……ぅ……!」

「はぷ……♡ 空っ♡ はふ、ぁ、ぁ……♡」

「…………」

 

 激しく交わることで肉体を酷使しているのは確かだったし、運動に伴って呼吸器が揺さぶられ、吐息のような音が出る人体の仕組みも空は知っている。それでも、高い蕩け声を雷電将軍が出しているという事実にオスの理性は飛びかけ、肉穴の中を圧迫するように往復中の獣棒がなおも反り返る。

 

 ぶるんっ♡ぶるるんっ♡

 

 ふと男の視界に飛び込んでくる、ふたつの巨大な乳肉の上下運動。深い谷間を作ったままで律動する白柔肉と、今まで服からこぼれなかったことが不思議なくらい広々としたピンク色の乳輪が跳ね回るのを見て、行儀よく我慢できるオスなどいない。

 

 むぢぃっ♡

 

「んくっ♡」

 

 ぷりっぷりの亀頭で子宮口をねぶりながら、鷲づかみにした乳肉をオスがもぢ♡もぢぃ♡ と揉みしだいていけば、交わる前とはまるで違う、乳肌の熱さと膏のぬめらかさが彼の指を犯した。

 欲望のまま絞るだけでとても気持ちよくなれて、空のおちんぽからさらに汁が出てしまう。

 

 にゅぐっ♡むぎゅ、ぎゅぅぅ♡

 ぐちぃ♡ぐち、ぐち♡♡

 ぱんっ♡ぱんぱんぱんっ♡♡

 

「空っ♡ まだ、まだ熱くなってっ♡ 奥を……これが、これが♡♡ 本気の、あなた……ぁ♡♡ 空……ぁ♡♡」

 

 たゆんたゆんっ♡ といやらしく手から零れ落ちそうになるデカ乳を円を描くようにして空が引っ張り、指の間で乳暈を挟んでくにくにした感触を弄ぶと、ピリっとした乳悦が雷電将軍の胸を走ってお腹が疼かされる。

 生殖欲求をぶつけられている下腹部が熱かった。この交尾を『可愛がられている』と認識してしまう自分の頭の働きが理路に合わず、だが理解できてしまう彼女は空と一緒になって快感を追求していく。

 まるで二人が共になって、一振りの剣を振るおうと試行錯誤するのに似た喜び。

 彼女の内なる追求者がつい先日、失ったはずの双子とそうしたように……。

 

「……っ♡♡♡」

 

 機能がおかしい。見境が消えた。眼の前のオスが欲しい。欲しい。欲しい。

 

「あ……っ! 将、軍……っ!」

 

 しげしげと空を見つめ、声すら消してしまった雷電将軍の瞳の奥がきらめく。蜜穴がちんぽの根元から絡むように蠢くと、奥へ引き入れるように、ぬちぬちと極上の搾り具合で雄肉を誘っていく。

 この求愛行動に歓喜したオスが指の付け根で乳首をキツく挟みこむと、しっかりと体重を乗せたおちんちんでパンパン♡パンパンっ♡ してきて、カリ首のところで粘膜の壁をごりごりっ♡ と削いでくる。メスまんこを犯すための懸命な腰ピストンに応え、迎え腰をじゅぽ♡じゅぽっ♡ と鳴らして、愛しい男の獣棒を雷電将軍が全力で、丹念に扱き上げる。

 

 どちゅっ♡♡どちゅっ♡♡

 ぱんっぱんっ♡ずぱんっ♡♡

 

「はじめてなのに、将軍……こんなにしてくれて……! うああ……!」

「ふ……っ♡♡ 中で、少し漏らしましたね……っ♡♡ もっと、もっと私にそうしなさい……っ♡♡ もっと、共に、あ♡♡ あ♡あ♡あ♡」

 

 総身から汗を吹き出しながら『このまんこは俺のものだ』という衝動のまま、子宮を横倒しにしそうな重い種付けピストンを与えていく空の生殖器が痺れ、甘々にトロけていく。

 けなげに揉みしだかれっぱなしの豊乳肉をオスは内側にギュッと寄せ、陰影の深い強調された乳谷を視姦しながら、むっちり充血した乳輪どうしをキスさせつつ、キュッ♡とひねり回す。

 この溺愛のせいで乳快楽が子宮を灼き、静かな顔をしたままの女の首がびくぅっ♡ と跳ね上がった。

 

「ぅ……っ!♡♡♡」

(これ、イッた……。雷電将軍が、俺の手で……!)

 

 軽イキした愛メスを目撃してしまったせいで滾っていた繁殖欲求の最後のタガが弾け飛び、陰嚢がきゅっと縮みはじめる。

 

 どちっ♡どちっ♡どちっ♡

 ぱんぱんぱんっっっ♡♡

 

「は、ぁ、ぁぅ、ぁ♡♡ 空♡ これ♡ これはっ♡」

「将軍、もう……っ!」

 

 とめどなく溢れてくる甘蜜まみれの膣を掘り堀りしてあげている亀頭がぱつぱつに膨らんで一番硬くなり、震える子宮口がかぷっ♡ と甘噛みしてくるのを乱暴にこね潰しながら、白いものが混じった最後のガマン汁をドロっ♡ とオスは漏らしていった。

 ぐつぐつに濃縮された製造直後の濃精が尿道を押し広げながら昇ってくる感覚に、暴れてもがくような不格好なピストンを空の腰はバッチン♡バッチン♡ させてしまうが、散々にイジめられてぷるとろになった将軍まんこはそんな交尾にも喜んでおちんぽへ絡みついく。

 知らなかった恋膣ポイントをぐっちょぐっちょ♡ とパコられたせいでバカになり、本気汁を泡立たせるメス膣がきゅうきゅうっ♡ と搾精してくると、たっぷりの乳媚肉を鷲づかみながらのオチンチンちゅこちゅこもとうとう、限界を迎えていった。

 

「将軍っ! 出る……っ!」

「ふ……ぅ♡ ふ、はふ♡ 口をっ♡ 口を吸いなさいっ♡ 私も、すぐ……っ♡♡」

「うん……っ! はぷ……! ……っっ!! ~~~~~~っっ!!!」

「んぁ……ぅ♡♡ ちゅ……ちゅる♡♡ はぷ♡♡ れろ♡♡ れろ♡れろ♡れろ♡ んぅ、ぅ、ぅ、ん゛♡♡♡♡ っ♡♡♡ れちゅ、ちゅぅぅううぅぅううぅぅ♡♡♡♡ ~~~~~~~~~~~…………っっっ♡♡♡♡♡♡」

 

 ど、ぷ……びゅぅぅううっっっ♡

 びゅるるるぅぅ♡♡ぶっびゅっ♡♡ぴゅぅぅぅ~~っ♡♡

 

 びくんっ♡ と背中を反らせた雷電将軍はそのままの姿勢で痙攣し、空の腰を両足でしっかりと包み抱きだながらはじめてのキスハメアクメに浸っていく。子種をおねだりして、熱心に媚膣でちゅっちゅ♡ちゅっちゅ♡ と啜りついてビクつく恋メスのけなげさに、尽きることがないように思えるほどオスの射精は続けられていくのだった。

 メスの重いデカ尻がたわんで密着しているのを下腹部いっぱいに感じ、とびきりいやらしい将軍イキまんこでちんぽを回して嬲りつくしていく空の腰奥からは、塊のようになった種汁があとからあとから尿道からひり出されていって、その快楽にどぱどぱ湧いてくる唾液が雷電将軍の喉をごくごくっ♡ と鳴らしていく。

 

「はぷ……♡ れろ……♡ ぬちゅ、ぢゅ……っ♡」

 

 淫らな種付けをすべて受け止め、オスくさい吐息まで飲み込まされている雷電将軍は、頬から首まで幾筋も水跡を垂らしつつ、ひとつになるという意味を幸せに刻み込まれていた。

 

 ぬっち……っ♡

 

「ん……ぁ!♡」

 

 やがて残滓を出しきった空ちんぽが恋まんこの中でパキパキと、しっかり硬くなりながらゆっくりと……まだパコパコを続けるために小さく跳ねた。メスに肉棒の形を覚え込ませるまで、専用まんこにするまで、しっかり犯し抜くという意思に満ちたその腰ねぢりに、

 

「ふ……♡」

 

と彼女はわずかに頬を緩ませ、オスの背中を引き寄せるように両手を回してやった。

 ベロを舐め回し、頭の中を快楽の電撃でいっぱいにしながら、雷電将軍は大きな臀部をむっちりと押し付ける。

 初夜のため、稲妻で一番贅沢な射精を与えるため、恋人形は容赦なく夫へぴたりと抱きついていくのだった。




読了ありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。


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【原神】囚われた雷電将軍をアビスの王子が玩わう話

リクエスト作品となります。
概要 … https://www.pixiv.net/requests/196719
リクエストをしていただいた依頼者様、どうもありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。

リクエストの依頼は下記にてお待ちしております。
skeb … https://skeb.jp/@rA6qGyjPMujyBsf
pixivリクエスト … https://www.pixiv.net/users/84185237/request


 

 

 

 旅人である蛍が稲妻に立ち寄ったのを機会に国内を遊覧し終わった雷電将軍が襲撃されたのは、一人で稲妻城への帰路についてすぐの事だった。

 完全に不意を突かれたからといって性能を出しきれない彼女ではなく、それでも敗れて捕縛されたのは相手の準備の周到さと、その金色の髪を見て一瞬だけ動きを止めてしまったせいだったろう。

 だからこうして、ろくに先も見通せない暗い空間に囲まれて将軍は捕らえられている。縛り上げられた両腕を上方から鎖で吊るされ、石床からも同じ縛めで足首の動きを制限されて。内なる協力者から遮断され、元素力を励起すらできないこの場所は光の当たり方も異様で、まるで彼女の周りに見えない光源があるような、この区域だけぽっかりと切り抜かれ、可視化されているような明かりの溜まり方になっている。その中で、拘束された女と金色の髪をした男が対面していた。

 前触れもなく、鎖が大きく鳴る。

 

「まだ続けるの」

 

 拘束を破壊しようと力を込めた雷電将軍へ男が言葉をかけるも、女は無表情のまま視線をやりもしない。彼の素性……蛍の兄であり、アビスの者たちから王子と呼ばれている空の素性と現在の状況を理解しているにも関わらず、ただ同じことを繰り返している。

 いかにも人形らしいと、内心で男がつぶやく。

 世界や蛍の動向を追っている彼は雷電将軍の在り方もまた知っており、だからこそ興味を持ったのだった。

 

「しばらく前に蛍の首を刎ねようとした時も、そんな顔をしていたね」

「……」

「永遠を求める雷神の人形が表情を変えないのは理にかなってる。じゃあ、最近の君が変わりつつあるのはどうしてなんだろう」

 

 答えまいとした雷電将軍の目の奥がわずかに揺らぐ。

 

「君と雷神との間には関係を変える何かがあった。そしてそれを見届けたのは蛍だね」

 

 妹の名を口にした時、空の瞳もまた揺らいだ。

 

「そのせいで神に造られた人形に隙ができ、こうして調べる機会を得た」

 

 男の声が途切れるなり、将軍の手足へ熱いものが走り抜ける。焼かれた、と思うより早くそれらは鎖の接触部から液体のように伝搬していき、じわじわと女の感覚を麻痺……いや、逆撫でするような刺激を送ってくるのだった。

 

(これは、何を……?)

 

 視線を動かせば鎖が黒い光を発していて、そこから経験したことのない、皮膚を透って疑似神経や骨格の中にまで『何か』が染み入ってくるのが将軍にはわかる。

 いつのまにか背後へ移っていた空の指がいきなり彼女の首筋をなぞった。

 敏感な場所へ触れられて反射的に武技を繰り出そうとした将軍の背骨を、こちらも突然に例の熱さが駆け抜けていくと、つま先から頭まで一筋の糸を通されたような刺激が閃く。なにより、くすぶるように妙な疼きが残り続ける事に彼女は困惑した。

 

「……っ!」

「どんな気分かな。いま君の身体に染み込んでいってるアビスの力は神経系の細部まで侵し、構造を探りながら五感を増幅、改造していく。刺激に反応すればするほどそれは早まっていって、新しい神経を増設すらしてみせる」

 

 言葉の途中で空の指先が女の喉を滑り落ちる。

 

「は……!」

「ヒトと同じような機構が仇になったんじゃない? なにしろ人は、快楽から逃げられるようには作られていないんだ」

(破損信号のように速く、そのくせ自己増幅しながら私を満たしていく……っ。こんなものに巣食われては……!)

 

 肌へ触れられるたびに今まで得られるはずもなかった鋭敏な痺れが女の背骨を満たしていき、未知の刺激による困惑が次第に痺れるような快美へとすり替わっていく。身体機能をすべてアビスへの抵抗に切り替え、耐えようとする雷電将軍の耳元に空は唇を近づけた。

 

『たくさん楽しんだら、私に将軍のことを色々と教えてもらえる?』

 

「……っ!」

 

 聞き慣れた娘の……蛍の声を流されて将軍の認知が揺らぐ。それが男の術による声真似だとしても、違いを探すのが難しいくらい完璧に再現されてはどうしてもそこに娘がいるのだと想像してしまう。

 

『そんなに反応してくれて。私のこと、信頼してくれてるんだ』

 

 耳朶にじわじわと染みてくるような声は次から次に生まれてくる気持ちのいい侵食と結びつき、煽り、静かな顔をした雷電将軍の思考が乱される。触れてくる感触が別人のものだと分かっているのに、わななきが相手に伝わっていく。

 飴細工が口の中で舐め溶かれていくようにしてほぐれはじめた女人形の肌をオスの指が遠慮なくまさぐり、片方の指が尻から鼠径部へ潜っていく。

 

「な……! 無礼……者……っ」

 

 柔肌が吸い付いてくる股の付け根を前後に擦りながら、人形が壊れていくのを空は見つめていた。ただの人間よりは確かに頑なだったが、的確な指づかいで腰の中身が甘くとろけているのは艶めいてきた素肌から容易に感じることができる。呼吸や発汗がどれだけ抑えられていても、反応そのものを消し去ることは雷神もできなかったのだろう。

 

 ぬち……っ。

 

「……!」

 

 湿り気を帯びた下履きの中を男の指が進んでいき、びくりと震えた細首もあやすようになぞれば滑らかな感触を伝えてくる。陰核をつまむように包んでぐりぐりと圧迫しながら、もう片方の手は喉仏を撫ぜ、鎖骨からたっぷりとした乳肉、それから深い谷間の中へ滑っていった。

 

「は……!」

 

 雷電将軍の口から声がこぼれる。身体を酷使する時以外には漏れたことのない吐息を口にして、知らなかった下半身の淫楽に脚を震わせる女の喘ぎ。

 抱き寄せながら豊かすぎる胸を揉み、濡れた蜜花をせわしなくオスはかき回していく。

 

 くち♡くち♡くち♡

 

「押しのけないの?」

「んぅ……! ふ……く……!」

「身体を好きにされても鎖を鳴らすばかりで、俺をどうにかする素振りもない。ああ……人形だから貞操なんてどうでもいいか」

「ふざけた事を……っ」

 

『そうなの、将軍?』

 

「……っ! その声を、止めなさい……っ! ん……ぁ……っ」

 

 与えられる快感と侮辱、それに蛍の声を関連付けさせられて刻みつけられるメスの淫液をすくい取って、空は皮を剥いたクリをにちにちっ♡ と擦り上げた。

 

「ぅ、ぅぁ、ぁ……!♡」

「オスを誘う声の出し方を知ってるんだ」

「離れなさ……い♡ は、ひぅ……っ♡」

 

 どうしようもなく艶めいた声が将軍の口から漏れたのを皮切りにして、たわわな乳肉をもぎゅっ♡ と空は握ってやった。

 

「は……っ♡」

「細い身体つきではないにしろ、この胸が大きすぎるとは思わなかったの? 服の中をパンパンにして、指が進むのも苦労するモノなんて雷神の執政には必要ないはずなんだけどな」

 

 胸元の衣服を無理やりオスがずり下げると、中からたっぷりの白い乳肉がぶるんっ♡ と飛び出すように出てきてしまい、その揺れが大きく左右に揺れているあいだに男の手のひらが捕まえ、揉んだ。

 

 ぐにっ♡にちにちっ♡

 

「ん♡ んぅ……!」

「ハリも弾力もすごいね。吸い付くような肌を作るのにどんな素材を使ったのか分からないけど、どちらにしろ浅ましくオスを誘って子種を採る気だったんだろう?」

「口を閉じなさ……ぃ♡」

「謙遜しなくていい。たいした機能美だよ。ほら……」

 

 いつの間にか露出した空の生殖器が……高々とそそり立つオスの屹立が、オマエに焚きつけられたと言わんばかりに雷電将軍の尻へ押し付けられる。布越しでも感じる脈動と硬さで擦られ、男の容赦ないオマンコいじめを同時に食らっている彼女は内股を締めて震わせるのが精一杯のようだ。

 これだけ近づいて骨の一本も砕こうと試みもせず、逃れる事もできない人形のもはや抵抗もままならない有様を見つめながら、エロ蜜に満たされている淫裂の中へちゅぷぅっ♡ と空は指を泳がせていった。

 

「はく……っ♡ あ♡あ♡あ♡」

 

 むき出しのクリトリスを指で潰され、同時に膣の浅瀬からも挟むように擦り上げられて、将軍はいとも簡単に追い詰められていく。張り巡らされていく新しい擬似神経に侵食され、五感を上書きするほど強烈な快楽が頭の内側から視界まで白くまたたかせてしまい、女人形の正気はねじ伏せられていく一方だ。

 

「胸を突き出してるけど、俺に催促してるの?」

「んっ、ぁ、ぁく……っ♡ そこに触れては……っ♡ ひぅ、ぁ!♡ ん、ん、ん……っ!♡♡」

「乳の先っぽをこうやって指で挟んでこねり回すと……身体じゅうからメスの匂いがしてくるよ。そんなに気持ちいいんだ? それともこうして……カリカリ掻くほうが将軍の好みに合うかな」

「あ♡あ♡あ♡ は……っ♡ うぁ!?♡ あ……あ……っ!♡」

 

 せわしなく変えられる乳首への刺激に、もう雷電将軍は甘い声を抑えることすらできなくなっていた。

 桃色の乳首をこねながら空がメスの耳軟骨へ口を這わせる。じゅるるっ♡ という音をわざと立て、言葉でなぶり、陰核と乳暈をいじくり回して、息を荒くするメス人形へ未知の官能を次々と送っていく。

 猥雑な水音で頭を痺れさせ、昂ぶるがままの雷電将軍へオスが体重をかけていくと、どのような仕組みなのか彼女の手を縛る鎖がゆっくりと下がっていって、それに合わせて重なる二人の身体もまた前傾していき、前のめりに沈み続けた。

 やがて発情するメスを石畳の上へうつ伏せに転がしてしまうと、その耳をねぶり続けたまま空が伸し掛かる。つぶれるデカパイの乳首を的確に弾きながら、彼はメス人形の下着を器用に膝のあたりまでズリ下げてしまった。

 

「……っ!」

 

 むちむちのお尻で覆われていたマン肉の割れ目を開かれた瞬間、少しだけ正気を取り戻した人形が振り向こうと首を回しかけたが、それはあまりにも緩慢で、遅すぎる抵抗だった。

 

 にゅぷ……ぅぅぅぅ♡

 

「ん、ぁ、ぁぁああぁぁああ……っっ!!♡♡♡」

 

 寝バックの体勢で犯されていき、オスを乗せたまま背筋をのけぞらせる雷電将軍の高々としたアクメ声が響いていく。ほかほかのメス汁をたたえていた膣ヒダにはすでにたっぷりと快楽神経が張り巡らされていて、限界まで疼いていたそこをゴリゴリっ♡ と擦られていく挿入から逃がれようと彼女はあられもなく尻を振る。

 未使用だったせいでほんのちょっとキツいままの狭い肉穴をオスはこじ広げていき、弓なりに反らせた背筋を存分に使用しながら太く長い肉棒を本能のまま、ずっぶし♡ と最奥まで納めてしまう。

 

「ふぅ……っ」

 

 粘膜から伝わってくる極上の性感のせいで深いためいきを漏らしてしまった空だったが、ぬぢゅぬぢゅっ♡ と何度か亀頭を跳ね上げるとすぐに腰を動かし、ぷりぷりした膣肉のシワを探るように、こそぐように、ゆっくりとピストンを開始した。

 

 たんっ♡たんっ♡たんっ♡

 

「あ♡ あ、あ、あ♡ あぉ♡ ぉ、ぉ♡ んっ……は……っ♡」

「子種しぼりに特化したおまんこ気取りの道具が付いてるけど、それを使う人形があえいでたんじゃダメなんじゃないかな」

「ん、ん……っ♡ んっ♡ あ、ふぁ……っ♡ ん♡ん♡」

(歯の根が、合わない……っ。声をこらえることすら……っ)

 

 床を掴むかのように将軍が指を立てているのを見た空はしっかりと膣肉をほじりながら、再び彼女の耳元へ口を寄せる。

 

「このバカみたいに大きなお尻……押さえつけながらじゃないと搾精器が使いにくいんだけど、それだけ力の強いオス用に作られたの?」

「ん♡ ん、んぅ……っ♡」

「でも、これほどのコキ穴を使うならどんな男でも必死に力を振るうだろうしなぁ。例えば、これくらい……ね!」

 

 ばちっ♡ばちゅ♡ばちゅばちゅ♡

 

「は、ぁ、ぁぁ、ぁぉっ!♡♡ ふぅっ♡ ふぅーっ!♡ ふうぅぅ……っ♡」

「へえ。こうやってちょっと強くしたら、よけいに穴を絞ってくるんだ。蕩けた肉をネジるように締めて、オスの性器を舐め回して。本当に精液を集めることしか考えてないような穴だけど、多人数を相手にしたかったのかな。さっさと使い回せるようにさ」

「ふーっ!♡ あ♡あ♡ んく……ふーっ!♡ ふーっ!♡」

 

 嬲ってくる男の言葉にすら吐息が湿っていくような歓悦を覚えた雷電将軍は、自分が聴覚からも淫欲を煽られているのを理解して驚愕し、思わず膣肉を締めてしまった。

 

『正解だった? 将軍って、そういうための人形なんだ』

「~~~~~~……っ」

 

 そこへまた、蛍の声が吹き込まれる。

 思考ごとぐちゃぐちゃに蕩けてきた雷電将軍の膣内から大きく肉棒が引き抜かれいって、膣口にカリを引っ掛けると小さくこじった。淫液まみれの肉幹からはほかほかと湯気が立ちのぼり、そのままの体勢でグジグジっ♡ と腰を回した空は身体に力をみなぎらせると、思いっきり、暴力じみた勢いで肉底めがけてピストンを開始する。

 

 どっちゅっっ♡♡♡

 どちゅ♡どちゅ♡どちゅっ♡

 

「ふあ、ぁ、ぅぁ、あ゛ぁぁ~~~っ♡♡♡」

 

 反り返るオス肉を叩き込まれて、メス人形は美しい面差しを甘ったるいハメ顔に変えた。

 雄筋のバネを使って恥骨を撃ちつけ、豊かなメス尻を波打たせながら膣コキ運動を突き出していく空のチンポへ自然と肉穴が絡み、その構造をオスに伝えていく。

 

「は……! 子宮口じみた吸い付きをしてくるとは重ってたけど、もしかしてこれ、子宮も模して作ってある? こうやって横から突いてやると、ちゃっかり降りてきてるようだけど……ねぇ、どうなの?」

「あ゛、んく……う゛♡ あ゛♡あ゛♡ はぁ……っ♡ い゛♡♡」

「ひどい声だね」

 

 天然の子袋のように亀頭へキスをしてくる人形まんこを突き放して、滅茶苦茶な強さでオスは腰を振っていく。

 子宮を揺さぶられ、押しつぶされて、喉から制御できない甘イキ声をこぼしながらも唇を引き結ぼうと雷電将軍はあがき、失敗しては無様にあえぐ。蝕んでくるアビスに抗おうとしていた女体はもうどっぷりと快楽に侵されてしまっていて、新造された性感帯でどうしようもなくイかされていた。

 耳。乳。尻。

 優しく、荒々しく与えられる刺激に肉人形はおまんこを締め、そこで行われる肉と肉の絡み合いをさらに深いものへと変えていく。

 充血してむちゅむちゅと肥えた搾精オモチャまんこの肉感に包まれると、相手を壊すために挿入をしているはずの肉棒へ濃々としたハメ心地が伝わってきてしまい、さすがの空も腰へ快感が走るのを止められなくなっていった。何度も射精欲を撫でていくその甘い痺れのせいでさらにチンポが膨らみ、硬くなる。

 

「ふ……ぅ」

 

 子宮口まで亀頭を届かせたまま、箸休めのつもりでオスが腰をねじって潰し、肉粒をならす。

 

「お゛♡ お゛♡お゛♡ ひう゛……っ♡」

 

 力強く奥底をねじられる甘刺激に人形は軽イキを余儀なくされ、回数を重ねる度にますますアクメは鋭敏に、複雑になる。全身の性感帯と繋げられたオマンコ快楽の網が更に密集し、編まれていくのが雷電将軍にはわかった。

 

(壊され……る……っ!)

 

 許容量を越える絶頂の波に洗われて失っていくのはもう理性ではなく、自我そのものだ。

 

 どちゅっ♡どちゅ♡

 ばちゅばちゅ♡ぶちゅ♡どっ……ちゅん♡♡

 

「あ゛っ♡ ぃぁ、ぃ、い゛っ♡ お♡ あ゛……あ゛ぁ……っ♡い゛っ♡ ん゛♡ お゛ぉ~~っ♡♡♡」

 

 悦んでしまう。

 空の肉厚なカリでメス汁ごとおまんこを根こそぎ持っていかれるような腰振りを、肉人形は悦んでしまうのだ。犯し尽くされて、いっぱいパンパンしてもらって、赤ちゃんの場所をよしよしされると、気持ちがよくてしあわせになるのだから。

 

(……っ! まだ……! まだ……私は……)

 

 ぎりぎりで染まりきらない雷電将軍の下腹部を感じつつ、オスは前かがみになって胸を握り、メスの耳へ舌を這わせる。こりこりに立った乳首をつまんで石畳へこすりつけ、耳朶のくぼみをねちねちっ♡ としゃぶり、勃起にぷりぷりっ♡にぢゅにぢゅっ♡ とまとわり付いてくる窮屈な搾精穴を扱きまくった。

 

「ん、おお゛……っ♡♡ 深……あ゛♡ あ゛っ♡あ゛っ♡あ゛っ♡ いちばん深い場所……お゛♡ お゛っ♡ ン゛っ♡ お゛ぉ~~……っ♡♡」

「本当、精液採取用品の最高傑作だよ……っ」

 

 ぐつぐつと熱い子種を作り続けていた陰嚢がひくつきだし、強くなっていく膣圧の中で、オスがたまりかねたようにピストンを乱雑に打ちつけていく。

 熱く火照った凹凸の深い肉ヒダから受け取る快感は空チンポが溶けてしまいそうなほど蓄積しきっていて、不本意に先走りをトロつかせてしまうほど発情を強めていった。

 種付け志向の子宮口叩かせオナニーによって生殖欲そのものをくすぐられつつ、オスは射精用に肉棒を一番硬くカチカチにしてケツに下下腹部を打ちつける。

 

 ばぢゅ♡ばぢゅばぢゅっ♡

 

 その最後に向かう腰つかいをギリギリで察知した肉人形は、足の先をピン立ちさせてイキながら、虚しく啼いた。

 

「あ゛……!♡ 止まりなさ……い゛♡ ナカから、抜いて……っ♡ 止ま……あ゛♡♡ とま……♡♡」

 

 射精されると、おそらく塗りつぶされてしまう。破壊されてしまうという危機感が雷電将軍に最後の力を振り絞らせ……、

 

『でも、どうせ負けるんでしょ? 私の時みたいに』

 

「……あ゛♡」

 

その瞬間を待っていた蛍の声にねじ伏せられた。

 

「……出してあげるよ」

 

 射精欲求が腰の奥で膨れ上がり、せき止めていた場所を甘くひきつらせてオスのラストスパートがはじまった。

 片手でたわわな乳肉を握り、その乳首を摘みたてながら床で転がし、もう片方は太い尻へたっぷりと沈み込ませ、揉みしだく。

 そのままピストンを連打する下半身で臀部を潰し、コキ穴へしっかりと肉棒を埋めてやり、しつっこくシコシコさせせながら、トドメに蛍の声で人形の耳をほじってやる。

 物欲しげにすがりついてきた子宮口の感触を最後に、とうとう子種を昇らせはじめた空が奥歯を噛み締めた。

 

「でる……っ!!!」

「あ♡あ♡あ♡ んんっ……お゛♡ ん゛っ♡ は、あ゛♡♡ お゛っ♡♡ おお゛、お゛ぉぉおおぉぉおお゛〜〜〜っっ♡♡♡」

 

 びゅる……るっ♡

 どぴゅ、ぴゅぅぅううぅぅうう~~~っっっ♡♡♡

 びゅくんっ♡♡びゅくっ♡♡

 どびゅ………びゅ~~~っっ♡♡

 ぶびゅぅっ♡びゅ~……っ♡

 びゅっ♡びゅる……っ♡びゅく……っ♡

 

「あ゛……♡♡ か……ふ、ぁ、ぁ……っ♡♡ からだ、が……っ♡♡ 機能が、わたし、が……っ♡♡ お゛♡♡ お゛ぉぉ~~~…………っっ♡♡♡」

 

 にゅるにゅるの熱い搾精器に締めつけられて張り詰めた肉棒の根元から、尿管を押し拡げつつゼリー状の精液が繋がったまま、あったかい肉の中へ放出されていく。生殖器官をめいっぱい使う種付けのような射精を長々と、亀頭をこすりまわしながら満足気にオスは放り出し続けるのだった。

 雷電将軍はと言えば明滅する意識を手放さずにおくのがやっとの有様で、子宮を満たしていく精液の熱塊で連続したメスイキをキメさせられては身体を作り変えられ、そのせいで絶頂するという永遠のようなアクメを味わっている最中だ。はふはふと唇を上下させながら脚をぴぃん……と伸ばし、メス穴の偽物にみっちり詰まった雄の勃起をコキコキと、自分から腰をヘコつかせて残った白濁液をしっかり、丁寧にシゴき取る。

 すこし乱れた呼吸を整えながら、人形がどれほど壊れたのかを空は観察した。

 快楽で灼き切れた思考回路と身体に巣食わせた淫楽神経の結果が腰と尻をくねらせて甘えるように鳴いており、生殖器を宝物のように扱うのに苦心している。

 もはや抵抗など頭の片隅にも残ってはいないだろう。

 

「……」

「あふ……♡ あ……♡ はぁぁ……♡」

 

 無言の空と唇を半開きにした肉人形を包んでいた光が徐々に小さく、明るさを失っていく。

 そのまま二人が暗闇に包まれ、黒に沈みきってしまう中であっても、雷電将軍だった人形は淫らな肉体を小刻みに震わせ、快感を貪ることの他には何も知らないとばかりに蠢き続けていくのだった。




読了ありがとうございました。
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