ルフィ「戦車道?」 (轟大吾)
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ルフィ「戦車道?」

ONE PIECE×ガルパンのコラボです

正直最初のフランキーと優花里の掛け合いがやりたかっただけです(笑)

今回海軍が小悪党なのでファンの方悪しからず

何か単なる勧善懲悪になってしまった(笑)




ワノ国隣国、日本国大洗から数百km離れた海域

 

ルフィ「サンジ!飯〜!!!」

 

ウソップ&チョッパー「飯〜!!!」

 

サンジ「五月蝿え待ってろ…ほらよ、ワノ国風ハンバーグ御膳だ」

 

ルフィ「んほ〜、んめぇ!!!」

 

ナミ「美味しいんだけど…サンジ君最近お漬物の割合多くない?好きだから良いんだけど…」

 

サンジ「ナミさん…好きだなんて♡♡♡俺も愛してるよ〜♡♡♡」

 

ナミ「ハイハイ」呆れ

 

サンジ「ワノ国で肉と魚と米は調達出来たんだが…野菜は不作らしくあまり調達出来なかったんだ、代わりに漬物は手に入ったが…」

 

ナミ「確かに生野菜や果物は欲しい所よね〜」

 

ウソップ「果物ならオメーのみかん畑があるじゃねぇか」

 

ナミ「ベルメールさんのみかんは絶対あげない!」

 

ウソップ「何だよケチ臭ぇなぁ…少し位貰ったって良いだろ?」

 

ナミ「絶対駄目…サンジ君?」

 

サンジ「オッケーナミさん、恋の完全防衛万全で〜す」

 

ウソップ「…トホホ、分かったよ」

 

チョッパー「でも医者の観点からも生野菜と果物は欲しいな…脚気予防になるし」

 

ウソップ「前にヨサクがなったヤツだな…確かにアレは恐えぇ」

 

ゾロ「んなモン気合いで何とかなんだろ」

 

サンジ「お〜お〜可哀想に、野菜が足りないから頭ん中まで筋肉になっちまったんだな」

 

ゾロ「んだと!卸すぞ糞マユゲ」

 

サンジ「やってみろ糞マリモ」

 

ブルック「お二人ともカルシウムが足りてませんねぇ〜」

 

ジンベエ「じゃが次の日本国までまだ少しあるぞ?」

 

ロビン「日本国…待って、日本国なら“学園艦”があるんじゃない?」

 

ナミ「…確かに!この辺りは大洗の学園艦が通る筈よ!流石ロビン、天才!!!」

 

ロビン「ふふ、ありがとう」

 

ルフィ「“ガクエンカン”?何だそりゃ?羊羹の親戚か?」

 

ナミ「アンタねぇ…学園艦は居住区域のある日本国の船よ…まぁ“船の上にある街”って言った方が分かりやすいかしら?」

 

フランキー「へぇ〜、アイスバーグの野郎と同じ事考えるヤツがいるんだなぁ〜」

 

ウソップ「おぉ!前方にそれらしき船発見」

 

ナミ「よし、そこで野菜と生活用品を売って貰いましょ」

 

ルフィ「おぉし、野郎共、梶を取れ〜!!!」

 

一味「おぉ!!!」

 

 

 

 

大洗学園艦監視台

 

モブ「二時の方角から海賊船接近中!海賊船接近中!旗印は…“麦わらのルフィ”です!!!」

 

桃「もう駄目だぁ〜!!!おしまいだぁ〜!!!」

 

沙織「○される〜!!!○される〜!!!」

 

そど子「海域なんて風紀違反よ!!!取り締まってやるわ!!!」

 

麻子「落ち着け広報コンビにそど子」

 

そど子「誰がそど子よ…って麦わらのルフィと言えば新四皇じゃない!!!もっと風紀違反よ!!!」

 

杏「四皇様に目を付けられるとは光栄だねぇ〜」

 

柚子「呑気な事言ってる場合じゃないよ杏!」

 

みほ「はわわ…どうしよう」

 

華「大洗新生徒会長として皆様には指一本触れさせません!」

 

優花里「お供します五十鈴殿…ってアレは…お〜い、フランキー師匠〜!!!」

 

沙織「ちょっ!ユカりん!!よりによって一番ヤバそうなヤツに!!!」

 

フランキー「この声は優花里じゃねぇか!オイオイ、どうしたんだその髪型は、前のファンキーな髪型はどうしたよ?」

 

優花里「あはは、フランキー師匠こそリーゼントはどうしたんですか〜?」

 

フランキー「鼻を押せば何時でもイメチェン可能よ〜!」鼻ポチ

 

二人「Ahaha」www

 

大洗メンバー「」唖然

 

ルフィ「ニシシ」

 

 

 

 

 

優花里「…という訳でフランキー師匠は二年前私がパルシモアの“未来の技術展”にて偶然お会いし、未来力学について色々ご教授頂いた先生な訳です!」

 

みほ「優花里さんって戦車専門じゃないんだ」

 

優花里「見聞は広げるに越した事はないであります…それにしても虎の中からパンツ一丁の変態が飛び出して来た時は驚いたでありますwww」

 

フランキー「こっちもパンチ頭のガキに出会うとは思わなかったぜ、モズとキウイの妹がいたのかと思ってよ〜www」

 

二人「Ahaha」

 

華「こんな優花里さん初めてみました」

 

麻子「最早仲の良い親戚って感じだな」

 

みほ「それにしてもあの“麦わらの一味”がこんなに陽気で良い人達とは思いませんでした」

 

杏「世の中色んな海賊がいて色んな噂があるけど麦わら海賊団は“弱きを助け悪しきを挫く義賊”って評判もあるんだ…ま、アタシの場合友達のビビ王女に聞いてたから心配してなかったけどねwww」

 

ルフィ「なんだおめぇビビのダチなのか!よ〜し!!宴だ!!!」

 

サンジ「先ず物資の調達だろうが!沙織ちゃ〜ん♡大洗の皆さ〜ん♡干芋入りのカヌレだよ〜♡♡♡」

 

沙織「ありがと〜サンジさん♡♡♡イケメンで料理も出来るなんて…ゾロさんもよく見ればルフィさんもイケメンだし海賊も悪く無いかも…」

 

麻子「洒落にならんから止めとけ」

 

カエサル「それにしてもゾロさんの活躍は当にロビンフッドを彷彿とさせるな」

 

左衛門佐「そこは石川五右衛門だろう」

 

エルウィン「フツーに怪傑ゾロで良いのでは?」

 

一同「それだ!!!」

 

ゾロ「だから俺達はヒーローじゃねぇって…まぁ良いけどよ」

 

お銀「カクカクカク」(緊張)

 

ムラカミ「ほらリーダー、ジンベエ親分だよ…固まっちまった」

 

フリント「無理もないさ、リーダーは昔からジンベエ親分の大ファンだからな」

 

お銀「あ…アインシュタイン」(略 サインして下さい♡♡♡)

 

ジンベエ「ワシなんかのサインで良いのか…お嬢さん、いつも応援ありがとな」ニコッ

 

お銀「ぷしゅ〜」(気絶)

 

ロビン「あらあら、親分も隅に置けないわね」

 

ウソップ「それで俺は八千人の部下に〜」

 

アヒル「流石キャプテン!!!」

 

フランキー「コーラを動力源にブーストを〜」

 

レオポン「ふむふむ」

 

ブルック「パンツ見せて貰っても?」

 

カモ「風紀違反よ!!!」

 

ウサギ「可愛ぃ〜♡♡♡」

 

チョッパー「嬉しくね〜ぞこのヤロー(*´ω`*)」

 

ナミ「…無茶苦茶馴染んでるわね」

 

杏「あはは…ん?ちょっと席外すよ」

 

 

 

大洗学園応接室

 

杏「で?また廃校の通達?三度目はダサ過ぎるよ辻さんwww」

 

辻「わ…悪い事は言わない、降伏するんだ角谷杏」(ガクブル)

 

アラマキ「…お嬢ちゃん、“大洗廃校”はこの雑魚が天竜人に提案して通っちまった“世界政府”の意向な訳よ、それを事情はどうあれ非加盟国の君らが覆しちまった、その意味解るよな?」

 

杏「え〜?杏女子校生だから難しい事分かんな〜い」

 

アラマキ「喰えないお嬢ちゃんだ…俺の秘書にならねぇか?大洗は無くなっちまう訳だし」

 

杏「…今度はどんな手で来るんだい?」

 

アラマキ「非加盟国が世界政府の決定を覆す…これは反世界政府の連中…特に革命軍の連中にとって追い風になる、其れは俺らとしては芳しくない、出来れば大洗に“自主的”に廃校して貰う、生徒達は海軍学校に編入して貰う…か…」

 

辻「」(ガクブル)

 

アラマキ「バスターコールにより大洗には最初から“無かった”事になって貰うかだ」

 

杏「っ…そんな非人道的な事が…」

 

突如としてアラマキが辻の腕を掴む、辻は逃げようとするが見る見る内にアラマキに生気を吸われ一瞬でミイラと化す

 

辻だったモノ「」チーン

 

杏「ひ…人殺し!!!」

 

百戦錬磨の生徒会長角谷杏もやはり一介の女子校生、目の前で起こった惨劇に悲鳴を挙げる

 

アラマキ「コイツは世界政府の名に傷を付けた…当然の結果だ、おおっと、一つだけ廃校を免れる方法があったっけなぁ〜」

 

杏「…そっちが“本題”なんだろ?」

 

若干冷静さを取り戻した杏が問いかける

 

アラマキ「本当に察しが良いな…何、“この”条件で戦車道をやって欲しいのさ…無論、勝利して貰うがな…おっと、煩わしい“覇気”が来やがった、退散するか」

 

そう言い残しアラマキは去っていく

 

と、直後、応接室の壁が蹴破られる

 

サンジ「杏ちゃん!!!」

 

ルフィ「杏、大丈夫か!!?」

 

ゾロ「緑牛の野郎は…逃げやがったみたいだな」

 

ジンベエ「どの道ここで戦うのは得策では無いわい、一般人が多すぎる」

 

その後麦わら海賊団、続いて大洗メンバーが駆けつける

 

杏「ははは、壁の修理は戦車道の経費でおとしてもらお…」

 

 

 

一同「海軍と戦車道で試合ぃ~!!?」

 

事情を話す杏とそれに驚愕する大洗メンバー

 

そど子「そんな横暴許されないわ!!!風紀違反よ!!!」

 

麻子「相手は海軍だぞ…ま、同感だが」

 

沙織「で…でも戦車道で勝利すれば!!!」

 

華「確かに!して、条件は…」

 

杏「…いや、今回は諦めよう」

 

桃「前会長!何を仰るのです!!!」

 

柚子「そうだよ杏!!!」

 

みほ「…条件の書かれた紙を見せて下さい、前会長」

 

杏はうなだれながら紙をみほに手渡す、それを覗き込む一同…その瞬間、全員の血の気が引く

 

 

一つ、両チーム最大百台の殲滅戦

 

一つ、用意する戦車に規定は問わない

 

一つ、今回は女人限定の縛りを解く

 

一つ、“能力者”の参戦を三名まで認める、尚能力の使用は無制限

 

 

優花里「こんなのって…相手は当然最新型の戦車を使って来るであります!!!」

 

華「百台も…それに殿方の参戦となると百戦錬磨の海兵と戦うって事ですよね!!?」

 

みほ「それより“能力者”って…お母さんから聞いた事があるけど実在するなんて!!!」

 

沙織「“能力者”って???」

 

麻子「“悪魔の実”を食べた連中の事だ…能力者になると人外の力を得るという…スーパーマンや仮面ライダーと戦えと言われてるモンだ」

 

沙織「そんなの勝てる訳無いじゃん!!!てかそんなの相手にしたら命が危ないよ!!!」

 

華「…!!!それで前会長は辞退を…」

 

杏「私はさっきこの目で悪魔の実の恐ろしさを見た、あそこまでやらなくても皆を危険に晒す訳にはいかない、だから…」

 

一同「…」

 

ブルック「能力者三人までなら一人余ってしまいますねぇ…私残りましょうか?」

 

フランキー「どの道プラキオは五人乗りだ…半分は外で警護って事になるな」

 

ジンベエ「プラキオにワシはデカ過ぎるから今回はナミに操縦を譲るわいwww」

 

ナミ「親分そんな遠慮いらないから(汗)」

 

ウソップ「でもよ〜ナミ、どのみち海軍とやり合うなら戦車の方が安全じゃないか?」

 

ナミ「一理あるかも…じゃあアタシ操縦手!」

 

ウソップ「勿論俺は狙撃手だ!後は…」

 

チョッパー「うぉ〜、俺は絶対乗るぞ!!!」

 

ロビン「じゃあ装填手はどうかしら?私は通信手でルフィが車長で良いんじゃないかしら?」

 

ルフィ「俺が車長やって良いのか!!!」(キラキラ)

 

ロビン「えぇ、船長だもの」(ニコッ)

 

サンジ「うぉぉ!!!恋の警備Max!!!」

 

ゾロ「意味が分からん…で、お前はどうしたいんだ?」

 

杏「アタシは…やっぱり大洗を、学校を諦めたく無い!!!一緒に戦って!ルフィ!!!」(泣)

 

ルフィ「…当たり前だぁ!!!」

 

フランキー「良く言ったぜ!戦車は任せとけ、ベースはそのままに最新使用に改造してやる、試合には間に合わせるぜ!」

 

優花里&レオポン「お供しますフランキー師匠!」

 

ロビン「フフフ、だそうよ?お聴きのスパイの皆さん?助太刀して下さるなら早めに合流して頂戴」

 

???「…」コクコク

 

みほ「…!」(お姉ちゃん…皆さんありがとう!!!)

 

ジンベエ「では改造を手伝えるメンバー以外は作戦会議といこうかのぉ」

 

一同「おぉ!!!」

 

 

 

 

 

試合当日、世界政府の管轄するとある島

 

カチューシャ「何なのよアレ…」

 

ノンナ「私の祖国でも見た事ありません…」

 

ローズヒップ「科学の力ってヤベーですの…」

 

アンチョビ「これは倫理的に良いのか???」

 

 

一同の前に現れたのはサングラスをかけた全く同じ姿の女性型のエージェント…達が約500名

 

?「コイツ等は只の人造人間…“本体”の指示通り動く人形に過ぎない」

 

ルフィ「おっ!ケムリンじゃね〜か!お前も出るのか???」

 

スモーカー「…誰がケムリンだ…麦わら、お前達の参戦は想定通りだ…試合中は逮捕しないがお前達が負けた時は一緒にお縄について貰うぞ」

 

沙織「…」(ミポりん、ユカりん、ケムりん…なんちゃってwww)

 

麻子「…」(どうせ馬鹿な事考えてるな)

 

スモーカー「そしてコイツ等が我々の真打だ」

 

みほ「えぇ???アレは…小さい頃のお姉ちゃん!!?」

 

まほ「いや、瓜二つだか若干違う…そう、アレはアルバムで見た小さい頃のお母様だ!!!」

 

愛里寿「その隣は小さい頃の私…じゃなくてお母様!!?」

 

スモーカー「その通り、戦車道最強の二人のサンプルを素に造られたセラフィム…“シホフィスタ”に“チヨフィスタ”だ」

 

大洗連合「!!!」

 

スモーカー「コレが海軍の“新兵器”、こちらの97台はこいつらの脳波と連動して動く」

 

ロビン「…随分親切に教えてくれるじゃない?」

 

スモーカー「これは試合というより新兵器の“実験”だからな…それに残りの2台にシホフィスタとチヨフィスタ、最後の一台に乗るのは俺とヒナとたしぎ…それにサカズキ元帥だ」

 

麦わらの一味「!!!」

 

沙織「え?何???そんなヤバい奴なの???」

 

ナミ「サカズキ…またの名を元大将赤犬、その容赦無い正義の遂行で何人もの人間を粛清している…その思想とマグマを操る“マグマグの実”による戦闘能力から“最も危険な海兵”と恐れられる男であり…ルフィの義兄エースを殺した男よ」

 

大洗連合「!!!」

 

沙織「今度こそ○される〜!!!」

 

麻子「だから落ち着け!!!」

 

そど子「マグマなんて、マグマなんて…う〜ん」バタッ

 

麻子「気絶するなそど子!!!」

 

桃「もう駄目だ〜おしまいだぁ〜!!!」

 

みほ「お姉ちゃん…」

 

まほ「気にするなみほ、皆覚悟の上だ」

 

ケイ「YES、こうなったら後は勝つだけよ!!!」

 

ダージリン「こんな格言を…」

 

カエサル「“賽は投げられた”!!!」

 

ペコ「カエサルですね」

 

カルパッチョ「タカちゃんカッコいい♡」

 

ダージリン「…くっ、おやりになるわね…」

 

愛里寿「そういう事、みほはドンと構えてて」

 

みほ「ありがとうみんな…」

 

ゾロ「元帥直々のお出ましなのに大将が誰もいないってのが引っかかるな…」

 

サンジ「コイツと同意見なのは癪だが確かにな」

 

ジンベエ「うむ、ルフィ以外の覇気持ちは外部の警戒にあたろう…試合は任せたぞ、お銀嬢!」

 

お銀「任せて下さい親分!!!皆、気合い入れるよ!!!」

 

杏「良いねぇお銀ちゃん、じゃあ西住ちゃん、いつもの頼むよ」

 

みほ「はい!パンツァー・フォー!!!」

 

皆「オーッ!!!」

 

フランキー「良い掛け声じゃねぇか…今度使わせて貰うぜ!!!」

 

ロビン「止めなさい」(キッパリ)

 

 

 

サカズキ「大洗を消すだけの予定が思わぬ獲物が釣れたのう…今日が貴様の命日じゃ、麦わら!!!」

 

ルフィ「大洗は消させねぇ、お前等もぶっ飛ばす!!!」

 

桃「麦わら…あんまり刺激しない方が…(オロオロ)」

 

みほ「よろしくお願いします(幼少期のお母さん…)」

 

シホフィスタ「…」

 

 

 

 

蝶野「試合開始!!!」

 

佐々木「撃てば必中」

 

赤星「守りは固く」

 

エリカ「進む姿に乱れ無し…師範のニセ者!これが本物の西住流…ってえぇ!!?」

 

黒森峰三台の電撃戦は完全に相手の虚を突いた…と思われたがそれより速くシホフィスタの乗る戦車が飛び出し一瞬で黒森峰三台を瞬殺する

 

メグミ「まさか黒森峰を瞬殺なんて…」

 

アズミ「でも今がチャンス!」

 

ルミ「敵将討ち取った!バミューダアタック!!!」

 

が、直後、突如現れたチヨフィスタ率いる戦車団にやはり三台共瞬殺される

 

メグミ「嘘!」

 

アズミ「この動きは…!!」

 

ルミ「師範!!?」

 

一瞬で主力の一角を崩された大洗連合に動揺が走る…それを相手は見逃さない

 

ヒナ「逃がさないわよ」

 

スモーカー「悪いな嬢ちゃん達」

 

オリオリとモクモクの二重拘束が連合の戦車に襲いかかる…が

 

ロビン「させないっ!」

 

ルフィ「俺が相手だケムりんっ!」

 

ロビンがヒナを、ルフィがスモーカーをそれぞれ妨害する

 

まほ「この機を逃すな、一旦退くぞ!」

 

まほの迅速な判断で連合は危機を脱した…かに見えたが

 

ボルサリーノ「逃がさないよ〜、八尺瓊勾玉」

 

みほ「眩しいっ!レーザー光線!!?」

 

沙織「やだも〜!!!助けて王子様!!!」

 

突如、レーザー光線を打とうとする黄猿に強烈な蹴りが入る

 

サンジ「お待たせしましたプリンセス♡」

 

沙織「サンジさん♡♡♡」

 

ボルサリーノ「オイオイ、危ないねぇ〜」

 

サンジ「危ねぇのはどっちだ!外部から卑怯だぞ海軍!!!」

 

ボルサリーノ「コレも任務でねぇ〜」

 

会場の西で、サンジと黄猿の激闘が始まる

 

そど子「東から何か飛んでくるわ…ってアレは隕石!!?」

 

アンチョビ「無茶苦茶過ぎるぞ〜!!!」

 

ゾロ「二刀流、羅生門!!!」

 

連合に迫る隕石が、ゾロね斬撃で真っ二つになり、それぞれ誰も居ない所に墜落した

 

絹代「あれぞ侍です!!!」

 

ケイ「イッツアメージング!!!」

 

イッショウ「外れやしたか…」

 

ゾロ「嬉しそうだな?」

 

イッショウ「へへへ、どうでしょう?」

 

東でゾロとイッショウが刃を交える

 

カチューシャ「南方からも何か来るわ…いや〜っ!木のオバケ〜!!!」

 

杏「アレは…」

 

アラマキ「諦めな大洗」

 

ミカ「おや?潮風が…」

 

ジンベエ「海流一本背負い!!!」

 

緑牛の植物を大量の海水が押し流す

 

お銀「ジンベエ親分!!!」

 

ジンベエ「随分仁義に反する真似をするのぉ海軍、恥を知れ!!!」

 

アラマキ「魚に人の道を説かれたくないねぇ…大人しく魚人島に籠もってな!!!」

 

試合会場を囲む様に三箇所で場外大乱闘が起こる

 

みほ「凄い…あんな超人と互角に戦ってる!!!」

 

まほ「彼等の掩護を無駄にするな、作戦を立て直すぞ!」

 

みほ「うん、私達も負けてられない!相手戦車は私達で倒そう!!!」

 

ケイ「その意気よ!!!」

 

ダージリン「とはいえあちらの実力は本物ですわ」

 

愛里寿「あの動きはお母様そのもの…」

 

カチューシャ「そもそも西住流と島田流が共闘してんじゃないわよ!」

 

アンチョビ「ブーメランだぞソレ…」

 

マリー「まぁ本来水と油よね〜」

 

沙織「もう相手同士で戦ったら良いのに〜!!」

 

みほ「…!!!流石沙織さん!!!」

 

沙織「へっ!!?」

 

みほ「お姉ちゃん、愛里寿ちゃん(ゴニョゴニョ)」

 

まほ「…!!!それに掛けてみるか」

 

愛里寿「そうなるとかなりの操縦技術と演技力が必要」

 

ミカ「その作戦、面白そうだね」

 

ダージリン「作戦名は?」

 

みほ「“オラオラ作戦”です!!!」

 

 

 

シホフィスタ「発射」

 

ミカ「や〜ら〜れ〜た〜」

 

ミカの乗る継続戦車はチヨフィスタ管轄の戦車と激突、巻き添えという形で二台共走行不能になる

 

ミカ「いてて…すいません島田さん、西住にやられちゃいました」

 

シホフィスタ「…?」

 

杏「喰らえ、島田隊の仇だ!!!」

 

と言いつつ砲弾はシホフィスタの乗る戦車から大きく外れ別のチヨフィスタ管轄の戦車に当たる

 

まほ「作戦通り!」

 

チヨフィスタ「連合と西住流は繋がってる…!!?」

 

シホフィスタ「おのれ島田流裏切ったか…全ての指揮は私が!!!」

 

チヨフィスタ「おのれ!させるかっ!!!」

 

改造兵A「私はシホ?チヨ???」

 

改造兵B「しぽりん十七さい」

 

改造兵C「ワタシはチヨキチ、アリスのおねえさん」

 

改造兵D「ゴメンなさい常夫さん」

 

改造兵E「シホ×チヨ?チヨ×シホ???」

 

みほ「今です!!!」

 

海軍チームの暴走に乗じてみほの号令と共に一斉攻撃が始まる

 

ダージリン「悪いわね、英国人は戦争と恋愛に手段は問わないの」

 

絹代「若干心苦しいです…」

 

カチューシャ「何言ってんの!立派な作戦勝ちよ!!!」

 

マリー「ウチがやられた手だけど決まると気持ちいいわね」

 

ケイ「このまま決めるよ!っ…あれは!!?」

 

赤犬「流星火山」

 

直後、巨大なマグマの雨に一瞬で敵味方問わず殆どの戦車が壊滅する

 

 

 

ブルック「魂のパラード!今ですフランキーさん!!!」

 

フランキー「でかしたブルック!こんな事もあろうかと作っといたフランキータンク、さぁ皆ここに避難するんだ!!!」

 

フランキーとブルックの機転により怪我人こそ出ないものの海軍は赤犬の乗る一台、大洗連合はルフィ達プラキオタンクとその周辺でルフィの覇気に守られたみほ、まほ、愛里寿、それとウサギチームだけとなった

 

サカズキ「五匹も蝿が残ったか…まぁ次で終わりじゃけぇのぉ」

 

みほ「そんな…味方ごと…」

 

まほ「酷い…」

 

愛里寿「アレが海軍元帥…」

 

ウサギチーム「」気絶

 

サカズキ「まどろっこしい真似は嫌いじゃが…スモーカー、念の為煙幕張っとけ、ワシは直々に出て残りの蝿を潰す」

 

スモーカー「了解」

 

たしぎ(最早戦車関係無いんじゃ…)

 

そう言って赤犬は空中に飛び上がると再び流星火山を撃とうとする

 

ウソップ「ルフィ、赤犬が飛び出して来やがった!」

 

ルフィ「アイツは俺が倒す!みほ達は戦車を倒してくれ!!!」

 

みほ「任せて下さい、戦車は熔岩の中だって進むんです…後は装甲が持つかと相手の居場所さえ分かれば…」

 

愛里寿「“アレ”をやりましょ」

 

まほ「確かに…賭けてみるか!」

 

ウソップ「索敵は任せろ!!!」

 

あや「私達はどうすれば…」っ ちょんちょん

 

さき「空…」

 

梓「そうか!チョッパーちゃん、合図と共に私達を上に投げて!」

 

チョッパー「ちゃん付けは止めろ!了解であります!」

 

ナミ「準備は良い?ウソップ!?」

 

ウソップ「…見つけた、必殺蛍星!皆、光の後に続くんだ!」

 

麻子「了解」

 

サカズキ「往生せいやぁ!!!」

 

ルフィ「行くぞ赤犬!!!」

 

マグマが降り注ぐ中、ルフィと赤犬の一騎打ちが始まる

 

梓「今よチョッパーちゃん!!!」

 

チョッパー「行くぞ、モンスターポイント!!!」

 

ルフィに続き車外に出たチョッパーがマグマから庇いながらM3を天高く放り投げる

 

みほ「全車全速前進!!!」

 

残りの4台は蛍星の行く先へと全力で進む

 

ナミ「プラキオの装甲も限界みたいね…頼んだわロビン!!!」

 

ロビン「任せてっ“千紫万紅”」

 

巨大な腕が残りの三台の後押しをする

 

ウソップ「皆の健闘を祈る〜!!!」

 

直後、マグマが当たり、プラキオに白旗があがる

 

まほ「島田流との合体技とはな」

 

愛里寿「行くわよみほ」

 

みほ「オッケー、優花里さん、華さん!!!」

 

優花里「準備万全であります!!!」

 

華「一撃で決めますわ!!!」

 

ロビンの腕で押し出された四号をさらにティガーとセンチュリオンが砲撃で押し出す…直後二台はマグマに当たり走行不能に

 

みほ「決めますっ!!!」

 

たしぎ「うわぁっ!!!」

 

両者が激しく衝突する

 

サカズキ「馬鹿なっ!流星火山を突破したじゃとっ!!!」

 

ルフィ「今だっ、喰らえゴムゴムの~猿神砲()!!!」

 

サカズキ「グハアッッッ!!!おんどれぇ〜、麦わらぁっっっ!!!」

 

赤犬が会場の外へと吹き飛ばされる、戦車外の一騎打ちはルフィに軍配が挙がる…が…

 

蝶野「海軍チーム、あんこうチーム、同時走行不能っ!!!」

 

みほ「っ…」

 

桃「そんなぁ…」

 

アンチョビ「相討ち…なのか…」

 

ケイ「サドンデス!!?」

 

杏「いいや、まだだっ!!!」

 

すると上空に投げ出された3突が地面に墜落し、白旗があがる

 

蝶野「…最終生存車、ウサギチーム確認、よって大洗連合の勝利っ!!!」

 

ウワァァァッッッ!!!

 

歓声に湧く大洗連合

 

サカズキ「おのれ…落とし前をつけちゃるけぇ…」

 

?「退いてもらおうか、海軍」

 

サカズキ「赤髪…おんどれが何故ここに!!?」

 

しほ「私が呼んたのよ」

 

サカズキ「西住流師範…まぁ良い、今日の所は退いちゃる…者共、撤収じゃ」

 

サカズキの号令と共に引き上げる海軍

 

しほ「来て貰って悪いわね」

 

シャンクス「な〜に大した事無い…結局船に乗せられなかった罪滅ぼしさ」

 

しほ「ふふっ」

 

 

 

二十数年前

 

しほ「ね〜ロジャー船長、私も海に出たい!!!」

 

ロジャー「残念だがそりゃあ無理だしほ」

 

しほ「何で?そこの赤鼻より良い仕事するわよ私?」

 

バギー「何だとぉ!!?」

 

ロジャー「しほ、お前さんには西住流を継ぐという使命がある、いつかそれがこの世界に必要になるのさ」

 

しほ「むぅっ」

 

シャンクス「しほ、いつか俺が船を持ったら乗せてやるよっ!!!」

 

しほ「ホントッ!!?流石シャンクス、赤鼻とは違うわ」

 

バギー「だから何でだよっ!!?」

 

 

 

 

しほ「結局その後、私は西住流内のいざこざや家庭が出来た事もあり船には乗れ無かった…勿論後悔なんてしてないけどね」

 

シャンクス「西住流はプルトンの管理を担う一角だ、世界政府もこれ以上は手を出さないだろう…常夫に宜しくな」

 

しほ「あの人いつも言ってるわ…レッドフォース号を造ったのが俺の人生最大の勲章だって」

 

シャンクス「ふふっ」

 

 

 

 

杏「行っちゃうんだね」

 

ルフィ「あぁ、食料ありがとなっ」ニカッ

 

沙織「サンジさ〜ん(泣)」

 

サンジ「沙織姫、ピンチの時は呼んでくれ、君のナイトが何時でも駆けつける」( ・ิω・ิ)

 

優花里「師匠!次お会いする時は私も戦車を造ってみます!」

 

フランキー「オオゥッ!スーパーに期待してるぜ!!!」

 

カバさんチーム「ロビン先生、空白の百年の謎、解けたら絶対教えて下さいね!!!」

 

ロビン「えぇ、期待しててね」ニコッ

 

アヒルチーム「キャプテンウソップの船出を祝い胴上げだっ!!!」

 

ウソップ「お土産話を待ってろよ!8004人目の部下達!!!」

 

ウサギチーム「元気でね、チョッパーちゃん!!!」

 

チョッパー「だからちゃん付けは止めろ!!!」

 

お銀「ジンベエ親分、アタシ立派な海の女になりますっ!!!」

 

ジンベエ「おう、お前さんならきっとなれるぞお銀嬢」

 

ナミ「親分も隅に置けないわね〜」

 

ブルック「お別れにパンツ見せて貰って良いですか?」

 

そど子「だから風紀違反よっ!」

 

ゾロ「そろそろ行くぞ」

 

杏「じゃあアンコウ踊りで見送ろっか?」

 

大洗一同「嫌ですっ!!!」

 

 

 

 

 

ルフィ「じゃあな〜!!!」

 

杏「西住ちゃん」

 

みほ「はい、パンツァー・フォー」

 

ウソップ「え?何で砲撃!!?」

 

大洗戦車団から放たれた砲弾…もとい煙玉はそれぞれが虹の各色となっていた

 

ゾロ「へぇ、雨上がりでも無いのに虹とは粋じゃねぇか」

 

サンジ「全くだ、飲もうぜ」

 

ジンベエ「虹見酒とは乙じゃわい」

 

チョッパー「ドクトリーヌ元気かなぁ」

 

ルフィ「よおし野郎共、宴だぁ〜!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




作中で役人がミイラになりましたが何やかんやで助かった…って事にしといて下さい(笑)


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