水星の魔女GUNDGHOST (夢空)
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変わり果てたこの世界にて

原作詳しくないけどなんか思いついたので書いてみました。
内容はギャグ寄りにできれば…いけるか?と疑問に思いながら書いてます。
…12話見て精神が少しやられました。



時刻は午前8時、薄暗い部屋の中で一人眠る人物がいる。

「………」

『アサデスヨ!アサデスヨ!』

「……んぁ」

眠りから覚まそうと声をかけるモノが一つ。

『オキテ!オキテ!』

「……………ふぁ」

騒がしく響く声に起こされた人物は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『オキタ?オキタ?』

「……ん、おはよハロ」

ふぁ……と、どうも皆さん初めまして。

…皆さんってなんだよ……まあいいか。

さて、ここがどこかって?

ここはアスティカシア高等専門学園と呼ばれている場所、その敷地内にあるとある寮の一室。

…まあ、この寮に住んでいるのも現状私ともう一人の合わせて二人だけなのだが。

…さて、察しのいい諸君ならピンときただろうが。

この世界は機動戦士ガンダム水星の魔女という作品の世界であるわけだが。

そんなことを認識している私は何者かといわれれば。

…まあ、転生者ですね。

……うん、知ってたってやつだ。

ちなみに私は原作についてはあまり知らん。

アニメはPROLOGUEと12話だけを見たぐらいで他はネットの小説だの動画の切り抜きだのでしか知らん。

…アノオワリカタハキツカッタ。

………おっと、精神を少しやられたが気を取り直していかねばな。

…ん?なぜアニメはPROLOGUEと12話しか見ていないのかって?

…気にするな!ついでにゆりかごの星も内容はよく知らん!

……寝起きだからかさっきから変なことしか考えてないな私は。

『ダイジョウブ?ダイジョウブ?』

「ん…ああ、大丈夫だよちゃんと起きてる」

『ホント?ホント?』

「寝起きでちょっとぼやけてる感じなだけ」

『ソッカ!ソッカ!』

…うん、やっぱハロはこんな感じのほうがかわいいな。

学園のにいるのはそれはそれでいいんだけどさ、なんというか…ねぇ?

…こほん、まあ個人的なそれは置いておいて。

この世界に生を受け「私」を自覚したのは4歳のころか、正直現状を理解するのに時間がかかったよ。

…何せ原作ならあり得ない状況だったのでね。

ぶっちゃけ原作の知識なんぞあてにならん。

…どんな世界かって?

まあ…それは…

 

「ひやぁーーーーー!!!」

 

「うわっと」

『ナニゴト!ナニゴト!』

…うわ、まさかまたかね

 

「な、なん、で、いる、ん、ですか!!」

 

「い、いや、そうじゃ、なくて!!」

やっぱりか~あの子の声がでかいから聞こえるけどもう一人の声はさすがに聞こえないわ。

…作業部屋と外へは音が漏れにくいようには作られているらしいけど、中はこれだもんな。

 

「い、いや、だって、その、でも!!」

 

「ひいーーーー!!」

 

あ、これは来るな。

今までの経験からするとね。

バン!と部屋の扉が勢いよく開かれた。

ほらきた。

「ノ、ノイ姉!」

「はいはい、またでしょ」

まったくあのお嬢様め、こっちに身にもなって……いや無理か。

「ちょっと、そんなに嫌がらなくてもいいじゃない」

「いや、その、嫌とかでは、ないん、ですけど」

「だったらいいでしょ」

「いやよくないから」

ホントに勘弁してほしいんですがねお嬢様!

「なによ文句でもあるっていうの」

「せめてこっちにも連絡入れてくれ…といいたいんだが」

…うんほんとうにこのお嬢様は。

「なによ」

「なによ…じゃないんだが?いつもいつもどうやってこの寮の中に入ってきてるのさ、門限までならまだわかるよ?でもね門限過ぎたら戸締りはしっかり確認してるのにどうやって入ってきているのかって聞いてるの?これ何回目なのさ」

「そんなことは気にしなくてもいいじゃない!」

「よくないからな!」

…うん、まあ、そうゆうことですな。

今ここにいるのは私とハロともう二人。

「私はこの子の花嫁よ!」

「はひ!!」

「それで通ると思ってんじゃないって言っているんですけど!?」

はい、残りの二人は原作水星の魔女の主要人物。

 

「さ、さすがに、起きたら、急に、いると、び、びっくり、しますよ!」

スレッタ・マーキュリーと。

 

「別に構わないでしょ花婿さん」

ミオリネ・レンブランだ。

 

「だからよくないっていてるだろうが!」

 

…ふむ、そういえば自己紹介がまだだったな。

 

 

    私はノイント・ノインツェーン、転生者だ。

 

名付けの親も転生者だがな!

ぶっちゃけこの世界は原作と全く違いすぎて知識など頼りにならんからな!

…まあ、殺伐としてるよりかはましかなと思っているのだがね。

ついでに私は前世は男、今は女です。

…いや、転生したってある日目が覚めたらいつの間にか…ってやつだからな。

……どうしてこうなった。




ヘイワナセカイドコ?
ナイノ?
…じゃあ書いてみるか?
その結果がこれだよ。


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始まりの時すでに変わりし世界

ストック無し。
細かい設定無し。
ぶっちゃけ行き当たりばったりな所あり。
そんなものです。
…いけるのか?


この世界に「私」がいることを自覚した日。

その日私は違和感を感じた。

まるで誰かに抱き着かれているかのような感覚があったからだ。

…もちろんそのような相手に覚えはない。

だからこそ、目を開いた時の事は今でも覚えている。

 

「「Zzz」」

「…………」

(……ん?………ん??)

え…ナニコレ…どゆこと??

 

あの時はマジでそんな感じだった。

右を向くと幼い少女が。

左を向くと右にいた少女が成長したような子がいた。

それが「私」の目覚めの状況だった。

 

その後様子を見に来た大人が「私」が目覚めた事をしり他の大人を呼んでくるまで「私」は思考停止していた。

…前世で宇宙猫といわれていたそれを思い浮かべてほしい。

大体そんな感じだった。

その後大人たちが来たことにより二人も起きたようで自己紹介をされた。

ただ、「私」は自分の事を知らずただわからないとしか言えなかった。

 

そんな時だ、あの男が現れたのは。

一目見てこいつ普通じゃねえと思ったよ。

…だってあれだよ…

こいつ…

 

どっかで見たようなカボチャマスクかぶってるんだもの

 

マジでドン引きしたよ。

周りもそいつの事変人扱いしてたし。

…いや、マジで変人だけどさ。

しかもそいつが転生者だと後で名乗ってきた。

もちろん他に人がいないところでな。

 

この変人はとんでもないことをしでかしていたことを教えられた時は。

何やってんだよ…と。

よくやったと思ってしまった。

 

…ん?何をしでかしたかって?

簡潔に言うなら。

 

こいつルブリスの起動を例の出来事前に済ませやがった。

 

…うん、水星の魔女の始まりとも言えるあれね。

誕生日前に済ませやがった。

………お前関係者になれたのかよ。

…どうやったのかって?

 

あの子に少しお話してもらっただけだよ?

 

…それがあの変人から教えられたことだ。

まあ、その後色々あったらしいが。

重要な情報だけまとめるとしよう。

 

ルブリスの起動成功の後、何がどうなっているのかと大騒ぎになったそうだ。

全部話すと長くなるから簡潔に言うと。

 

ゆりかごの星って知ってる?

 

……あれで納得させられました。

そんなわけでGUNDには何らかの自我らしきものがあると仮定して研究がすすめられたらしい。

それから1年後に例の出来事が起こったらしい。

…細かい内容は原作とは違い何人か生存したらしい。

どうもMS製造企業のオックス・アース・コーポレーション側とGUND研究開発機関のヴァナディース機関側の考えの違いから争いが起こったらしい。

その為、監査組織カテドラルもどちらかと言えばオックス・アース・コーポレーション側を警戒しているらしい。

……詳しくは知らんからこれ以上の事はいつか知ることがあればな。

 

生存したのは以下の人たちだ。

エリクト・サマヤ

エルノラ・サマヤ

ナディム・サマヤ

カルド・ナボ

ナイラ・バートラン

ウェンディ・オレント

後変人

この7名だ。

逃走にはガンダム・ルブリスと量産試作モデル3機が使われたらしい。

…変人の介入で量産試作モデルの数が増えてたらしい。

その後全員がなんやかんやあって水星で過ごすことになり後にスレッタが生まれたらしい。

…細かいことは知らなくてもいいだろって教えてもらってないんだよな。

あの変人め。

……ん?変人の名前?

…そうだったな、さっきから変人としか呼んでないもんな。

変人の名前な…それは。

 

マフティ・ノア

 

…偽名らしいがな。

本名の方は教えてもらっていない。

…てかこの変人何気にあのデリング・レンブランともかかわりがあるらしい。

ホントかは知らんけど。

…「私」との出会い?

…ああ、それはスレッタが4歳のころ出来事だな。

簡単に言ってしまえばどこのだれかもしらんろくでなしどもにつれられたどこかの企業の実験体候補の1人だったらしい。

変人がどこかに行ってきた帰りにつれてきたためにほかのだれも詳しい事は知らんらしいのだよ。

その後の事についてはなんやかんやあって変人にアスティカシア高等専門学園に向かう事になった。

…しかも1学年から行って来いってさ。

 

…ん?GUNDGHOSTって何なのかって。

…やっべ忘れてた。

まあ、簡潔い言えば。

GUNDの意識…つまりエアリアルみたいなものと思ってもらえればいいかな。

それに関する色んな技術もあの変人の手で開発が進められているけどな。

そんなこんなで1人でアスティカシア高等専門学園へ向かった私のこれからについて少しずつ語っていこうと思う。

……マジでと色んな出会いがあったものだよ。

…ホントに、どうしてこうなったのやら。




やってみせろよってな!
進み続ければきっとってやつだ!
何とでもなるはずだ!


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研究と来客

ノイントの住む寮について。
地上2階建て地下に4階分のスペース。
地上1階には作業室・シャワールーム・厨房・部屋が3つ内1は地下に行き来するための昇降機がある。
地上2階は部屋が6つあり各階にトイレが2つずつ。
地下1階は物置と会議部屋。
地下2~4階は研究エリアとなっている。
研究エリアへは許可証が無いと入ることはできない。
許可証についてはシン・セー開発公社とデリング・レンブランが管理している。

MSの格納庫についてはこれとは別である。


……こんな感じかなと。
………こんなんで大丈夫かな?


アスティカシア高等専門学園に入学してから今日で1週間が経過した。

私はメカニック科の生徒として入学したので決闘についてはあまり考えなくていいと思っている。

…決闘については大体原作道理なんだと思う。

……原作知識なんぞ私は持っていないようなものだからな。

まあそれはそれとして。

今私は私が住む事になった寮に作られたとある技術研究のための作業室にいる。

…まあ、GUNDGHOSTについての技術研究だな。

さすがにこの学園でもそれについては専門外らしくこちらで研究を進められるようにあの変人が手配したらしい。

…メッセージとはいえあのデリング・レンブランからこの研究について進めるように言われたからな。

…私はこの世界のシン・セー開発公社に所属しているのだが、正直原作のような事にはなっていないので安心しているところはあるが。

GUNDGHOSTについての研究もしているので結構大変なのだ。

…プロスぺラ?そんな人はいませんが?

復讐なんて企てていないからね。

CEOはエルノラさんが任されておりカルド博士はGUNDの医療技術の、あの変人がGUNDGHOSTについての研究の責任者となっている。

他にも水星での生活について色々やってるところもあるが…まあ今は置いておこう。

今私は何をしているのかと言えばなのだが―――

 

 

それらは部屋の中を飛び回っている。

いくつか置かれている高さや向きが異なる輪を潜り抜けていく。

その様子を私は…

 

フルフェイス型の装置を被りながら見ている。

 

……遊んでないからな。

この装置今部屋の中を飛び回っている物の制御装置なんだよ。

…作ったのあの変人なんだがな。

………なんでこのデザインなんだよ……どっかの奈落にでもいそうだなおい。

……愛ですゲフンゲフン。

 

【…マタナニカカンガエゴトカ…ノイント】

「おっと気にしないでくれどうでもいい事だから」

【…ソウカ…データハアトドレクライヒツヨウダ】

「そうだな……必要なデータは向こうでもある程度調べていた訳だしここまででいいかな」

【…リョウカイシタ】

 

そんなやり取りの後それらは部屋の一角にある作業台近くのある装置に収納されていった。

…ん?今のは誰と会話をしていたのかって?

…ああそれはだな。

 

【…コガタドローンノケンキュウトハ…ナンノタメニナルノダ】

「ん?…さあなさすがに私も専門外の事だからよく分からん、それについては開発者の皆が考える事だと思うよ」

【…ソレデイイノカ?】

「それらを決めるのは私では無いし…いいんじゃないかな?ルブリス」

…はい、こちらGUNDGHOSTのルブリスタイプと名付けられたモノの一つ。

大本はあの日エリクト姉さんが起動させたルブリスの意識データであり、あの変人が何らかの方法で複製した意識データから作られたAIでございます。

まだGUNDGHOSTの言語関連の研究もまだそこまで進んでないから機械的な感じになってる状態なんだよな。

…何をどうやったらそんなことができるのかとかは聞かないでくださいな…私にも分からんのです。

ちなみに大本のルブリスはあの日エリクト姉さんが起動させる前からある程度の自我を持っていたらしい。

 

それはさておき。

研究の手伝いを頼まれているとはいえ、研究および開発そのものにかかわっている訳ではないから何を目的にしているのかは本当に知らないんだよな。

…あったら便利そうなだなと思うところはあるけども。

『――』

「ん?」

これは…来客を知らせるものだったかな?

「誰か来た感じか?」

【シラベテミル…スコシマッテモライタイ】

「了解、その間にテスト用に使ったのとか片付けとくかな」

できる範囲でだけど。

 

【……トクテイガカンリョウシタ】

「お…誰だった?」

【…トウロクジョウホウカラニュウシツキョカショウヲショジシテイルコトガワカッタ】

「…あれって確かこの研究エリアに入るのに必要なはずだったやつか?」

研究エリアと言ってもこの寮の一部であり、そこまで大規模なものでもないんだけどさ。

…作業室とサーバールームに秘匿回線の通信機があるくらい………スパイ対策で必要なものってあの変人が用意したらしいからな。

…1月でこれだけの設備を整えるとかあの変人ホント意味わからん。

……それにしても。

「許可証持ちなら事前に連絡があると思うんだが…対策も兼ねてるらしいし」

【…タシカギジュツガアクヨウサレナイヨウニ…ダッタカ?】

「そ…安全性が確立されるまでは何かあったらやばいからって事らしい」

【…ナルホド】

さすがに細かいところまでは私も知らんけど。

…もうちょっと説明が欲しいところなんだよなぁあの変人めぇ。

「それで、だれが訪ねて来たの?」

【ウム…トウロクジョウホウニヨルト…ミオリネ・レンブラン?】

「え…マジで?」

なして?

【…ドウスル?】

「……許可証持ってるみたいだし…通して」

【…リョウカイ】

何で彼女がここに来たのかは知らないが、許可証はおそらくデリング・レンブランから受け取ってるものだろうな。

……ホントなんのようだ?

 

 

 

 

『――ガション』

あれから少しするとこの研究エリアに来るための昇降機が降りてきた。

そして―――

「ちょっと、人が訪ねて来たってのにどれだけ待てせれば――」

「それについては事前連絡が無かったのでね、申し訳ないと思ってはいるがこちらにも色々ある…どうかしたかね?」

「……いや、何なのよその仮面は」

「仮面?……あぁ脱ぐの忘れてた」

…何で忘れてたんだろ?…まあいっか。

「よいしょっと」

「…それにしてもここって何なのよ」

「ん?」

いきなりなんぞ?

「あのクソ親父から何かあれば助けになってくれるだろう人物がいるって聞いてたけどこんな場所があるとは聞いてないんだけれど」

「…まって?、いやホントにまって?何かあれば助けにってどうゆうこと?」

「はぁ?何であんたが知らないのよ?」

「初耳ですが?」

いやホントにどうゆうこと?




軽いキャラ紹介

名前 ノイント・ノインツェーン
性別 女
身長 ミオリネとほぼ同じ(靴無しでノイントの方が少し低い…身長とかに関するデータ何処?)
容姿 アークナイツのエクシア(光輪とかはさすがにないよ)
   髪は白菫色毛先は白藍色(左目が隠れている)
   目の色は右目がシアン左目がマゼンタ
   靴はスレッタの色違い(黒いところがアッシュグレイ色)
   制服は一般的なデザインに黒タイツ
   黒い手袋を着けている(人差し指と中指が赤い)

ある日気が付いたら転生していた人物。
戦争とかに巻き込まれたくはないと思っているが今後の事についてはどうなるか分からない事が多いため少し不安が多い。
原作とはすでに違う出来事が起きている影響でどんな事が変化しているのか警戒していると事がある。



大体のイメージはこんな感じです。
……自分でイラストを描けもしない癖に何やってんだろうな。
…色々調べながら書いてみたけど大丈夫かなこれ?


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