地球防衛軍X (アクト(act))
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M1: 本日の予定

先輩
「新人っていうのは君かい?」

そう先輩が僕に話し掛けてくる
今日今この瞬間、"9回目„の旅が始まったみたいだ。

先輩
「さあ始めよう、今日の仕事は基地内の車両誘導だ。
見学ツアーに大勢来るからな、忙しくなるぞ。
車の誘導には慣れてるだろうが、戦車やコンバットフレームもある。気を抜くんじゃないよ。
今居るところは、基地の地下倉庫だ。
この場所以外は借りれなかった、簡単な研修をしよう。」

そして簡単な研修をした...何か人数多くない?自分を入れて、警備員飛行士整備士運搬員計四人も居る。
レンジャー
ウイングダイバー
エアレイダー
フェンサー
そして全員が武器を携帯している、レプリカではなく本物だ。

先輩
「ところでその武器は何かな?仕事に必要ではないだろう、危ないから置いて行こう。」


レンジャー

「断る」

ウイングダイバー

「お断り」

エアレイダー

「許可できない」

フェンサー

「断る」

 

先輩

「じゃ、仕事にかかろう。

案内するよ、ついて来て。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

「イヒヒ」

エアレイダー

「何をする気だ」

フェンサー

「やめろ!!」

 

レンジャーとウイングダイバーが先輩に攻撃をする、だがフェンサーがリフレクターで弾き返しダメージを受ける。

 

レンジャー

ウイングダイバー

「うぁぁぁぁぁぁぁ!!」

フェンサー

「イヒヒ」

エアレイダー

「笑えるな」

 

この4名は自分達の世界に入り込み先輩の言葉は耳に入らない、先輩の優しさと穏やかさが誰かに伝わる。

 

そうして倉庫から出て先輩の後にレンジャーとエアレイダーは付いて行くが、フェンサーとウイングダイバーは一足先に何処かへ向かって行った。

 

その時に通信が入った

 

??

「成功した、記憶はある。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「やあ」

 

プロフェッサー

「積み重なっていく悲惨な記憶...それが私を突き動かしている、そうだろう?奴らに喰らわせる。」

 

レンジャー

「えっ?」

エアレイダー

フェンサー

「賛成だ」

ウイングダイバー

「お断り」

 

??

「異常事態発生、これは訓練ではない。

繰り返す、これは訓練ではない。」

 

先輩

「何かあったみたいだね、早く仕事を終わらせよう。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「えっ?」

 

先輩

「そう緊張しなくていいよ、この扉の奥が...えっ?うぁぁぁぁぁ!!」

 

その瞬間レンジャーがライフルで敵を撃ち倒し、エアレイダーが放電コプターで残りを倒す...何回も繰り返した同じ行動だ。

 

先輩

「助けてぇぇぇぇぇ!!

誰か来た!!助けて下さい!!」

 

??

「戦ってる奴が居るぞ」

??

「援護しろ!!」

??

「撃て!!撃て!!」

??

「何てデカさだ!!」

??

「死ね!!化物め!!」

 

レンジャー

「もう安心だ」

エアレイダー

「楽勝だな!!」

ウイングダイバー

「お見事!!」

フェンサー

「ナイス!!」

 

軍曹チーム

「こいつらは一体何だ」

「こんな怪物は見た事がない」

「恐竜の生き残りって訳じゃねえよな?」

 

レンジャー

エアレイダー

フェンサー

「違う」

 

軍曹チーム

「危ない所だったな」

 

ウイングダイバー

「そんな事ない」

レンジャー

エアレイダー

フェンサー

「えっ?」

 

軍曹チーム

「誰だ、こいつ。」

「お前民間人か」

「何故武器を持ってる」

「何だこいつら変だぞ」

 

レンジャー

エアレイダー

「えっ?」

 

ウイングダイバー

「そういう事もあるわ」

フェンサー

「笑えるな」

 

軍曹チーム

「あの怪物と戦ったのか、何者だ。」

「まあそんな事はいいだろ、ここは危険だ。」

「行くぞ民間人、俺達が守ってやる。」

「怪物の数によっては俺達は守り切れない、いざとなったらその武器で身を守れ。」

 

先輩

「ちょっ...ちょっと待って!!会社で習ったのは日報の書き方と交通費の清算方法だけなんだ、戦えそうもない。」

 

軍曹チーム

「それでも男か!!後輩を見習え!!」

「そう言うな、彼はイベントの手伝いに来ただけだ。」

「そうだぞ、あいつが変なんだ。」

「取り敢えずついて来い、武器を探す。」

 

フェンサー

「こっちだ!!ここに居る!!」

 

ウイングダイバー

「だーめ」

 

レンジャー

エアレイダー

フェンサー

「えっ?」

 

軍曹チーム

「状況が分からない、あの怪物は何だ?どれほどの数なんだ、友軍は無事なのか。」

 

先輩

「待って!!どこ行くの!!」

 

軍曹チーム

「おい待て!!」

「何処へ行く?俺達から離れるな!!」

「どうしますか軍曹?」

「見捨てられない、追うぞ。」

 

先輩

「そういえば残りの二人はどうしているのかな?」

 

ウイングダイバー

「ここね」

フェンサー

「ここだ」

 

軍曹チーム

「ここを通るつもりか、地下に行ってどうする?地上は逆方向だぞ。」

「どこか目的地があるようです」

「シャッターを開けられますか?」

「あぁ、開けるぞ。」

 

??

「怪物だ!!」

軍曹チーム

「味方が戦闘中だ!!」

「敵は何処から来たんだ」

「この数は危険だ」

「撃て!!」

「こんな怪物、見た事がないぞ。」

 

そうしてフェンサーとウイングダイバーが全ての敵を殲滅する

 

軍曹チーム

「動物園から逃げてきたにしては数が多いな、いったいどこから来たんだ。」

「世界最大の動物園に違いないぜ」

「冗談を言ってる場合じゃない」

「早く民間人を地上に連れて行くぞ、謎解きはこれからだ。」

 

軍曹

「整備士と警備員が居ないぞ、何処へ行った。」

 

先輩

「君達は何をしてるんだ!!早く地上に行こう!!」

 

軍曹チーム

「どこに行ったんだ」

「まただ...」

「どうやらあっちらしいな」

「ん?そっちはコンバットフレームがなかったか?」

「だが整備は終わってない、整備をするつもりなのか。」

「もうこれ以上時間を無駄にできない、命が幾つあっても足りない。」

「その扉の先で最後だ、行くぞ。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「えっ?」

 

軍曹チーム

「扉を開けるぞ、怪物が居ないか注意しろ。」

 

エアレイダーがコンバットフレームに向かい、コンバットフレームを起動した。

 

軍曹チーム

「おい嘘だろ?」

「整備済みらしい...動くぞ、前方には出るなよ。」

「ライセンスを持っていたのか、しっかりと操縦している。」

「ただの民間人ではなさそうだな、武器は手に入れた。」

「さっさと地上に戻ろうぜ」

「頼もしい仲間が加わったな、味方と合流しよう。」

 

レンジャー

エアレイダー

フェンサー

「断る」

ウイングダイバー

「お断り」

 

軍曹チーム

「そういえば、この先の格納庫にもコンバットフレームがあったな丁度3台。」

「なるほどな、それを手に入れに行こう。」

 

先輩

「危険だよ!!早く逃げよう!!」

 

軍曹チーム

「私は彼に賛成です、二兎追う物は一兎も得ず...今帰るのが一番いい選択だと思います。」

 

「...民間人行き先はどこだ、それを聞いてから決める。」

 

レンジャー

「特殊タンクだ」

エアレイダー

「ギガンティックアンローダーだ」

ウイングダイバー

「装甲車だ」

フェンサー

「筋肉だ」

 

レンジャー

エアレイダー

ウイングダイバー

「えっ?」

 

軍曹チーム

「...どうしますか?」

「どれかを選べ、狙いは一つだ。」

 

エアレイダー

「ギガンティックアンローダーだ」

 

軍曹チーム

「分かった、地下格納庫にあるギガンティックアンローダーバルガを目指す!!ついてこい。」

 

そうして軍曹は扉を開く

その先をフェンサーとウイングダイバーが進み一足先に怪物を駆除する、溢れた敵をコンバットフレームとレンジャーと軍曹が処理をする。

 

軍曹チーム

「軍曹、バルガとは何ですか。」

「移動式のクレーンだ、通称は鉄屑だ。」

「そんなのを俺達は探してるのかよ、マジかよ。」

「そう言うな、正規軍である俺達ですら苦戦する怪物の群れを悠々と駆除する民間人だ...きっと何かがある。」

「そんな事に命を賭けるのか、馬鹿馬鹿しい。」

「俺が決めた、文句あるのか。」

「へいへい」

「駆除が終わった様だ、先に進むぞ。」

 

そうして軍曹がコンバットフレームのある格納庫を開く

 

軍曹

「怪物だ、駆除しろ。」

 

だが駆除し終わった頃には全て壊されていた。

 

軍曹チーム

「コンバットフレームが!!」

「壊されちまった」

「先に進むぞ、後少しで目的地だ。」

 

そうして次の道を通り怪物を駆除する、コンバットフレームの弾がとうとう切れた。

撤退を進言されるが...軍曹はその提案を却下した、この4人の民間人に全てを賭けると。

 

軍曹チーム

「この先が目的地ですか」

「そうだ」

「やっとか、疲れたぜ。」

 

レンジャー

フェンサー

「お疲れ」

ウイングダイバー

エアレイダー

「愛してる」

 

軍曹チーム

「野郎の告白なんざ興味ねえよ、ところで姉ちゃん今度飯でも食いに行こうぜ。」

「そんな事を言ってる場合じゃない、地上に送る為にリフトを動かす必要があるんだ。」

「民間人はコードを知っているか?」

 

レンジャー

エアレイダー

フェンサー

「駄目だ!!」

ウイングダイバー

「だーめ」

 

先輩

「コードなら知っています、車両の運搬を手伝っていましたから。」

 

レンジャー

エアレイダー

フェンサー

「凄い」

ウイングダイバー

「流石!!」

 

軍曹チーム

「分かったリフトは任せよう、我々は地上に向かう。」

「俺達は生存者を探す、地上へ向かうぞ。」




はいどうだったでしょう、最後まで読んで頂きありがとうございました。


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M2:288基地の危機N1作戦

怪物の正体は不明、闇の中にあと何体潜んでいるのかも分からない。
俺たちは基地の地下で遭難した、これ以上ここに留まるわけにはいかない。
生き残った仲間を探し、脱出する。
民間人、守ってやる...と言いたいが必要ないだろう。
運が悪ければ怪物と鉢合わせだ、いざという時はその武器で身を守れ。


軍曹チーム

「地上だ!!」

「なんだ...これは!!」

「怪物だらけだ、基地の中のほうがマシだった!!基地から出るんじゃなかったぜ。」

「味方が戦闘中だ、援護するぞ。」

 

レンジャー

エアレイダー

フェンサー

「やったぜ」

ウイングダイバー

「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

軍曹チーム

「背中は守ってやる、好きにしろ。」

「大丈夫なんですか?」

「多分俺達より強い、自由に動かした方が活躍するだろう。」

「無口な奴の相手は大変だぜ、御喋りなら色々楽なんだがな。」

「そう言うな、話を振れば返してはくれる。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「GO!!GO!!EDF!!EDF!!」

 

そして4人がマグブラスタースパインドライバーオーキッドスナイプガンで全部の敵を倒す、囲まれていた味方のコンバットフレーム4機を救った。

 

??

「装甲が融解してる...っ!!軍曹、助かりました。」

 

軍曹チーム

「すげえ戦いぶりだ、あいつらは慣れてる。」

「歴戦の勇者だ、どうしてこんな事ができる。」

「おい!!空を見てみろ!!」

「円盤が居るぞ、塔の様な物も飛んでる。」

 

軍曹チーム

「あの民間人に続け!!」

「...やったのは俺じゃない、民間人だ。」

 

??

「はは、御謙遜を。

現在グラビス型の起動中です、コンバットフレームの援護をお願いします。」

 

軍曹

「分かった、俺達は民間人が撃ち漏らした敵の駆除だ。」

 

??

「怪物が来たぞ!!青い奴だ!!」

「挟まれてるぞ!!」

 

東からは比較的小型の怪物、右からは青く大きな怪物が距離を詰めてきている。

青い怪物の狙いはコンバットフレームの様だ、小さいのは歩兵を優先的に攻撃している。

 

??

「動ける者は戦闘に参加しろ、コンバットフレームの起動を急げ。」

「撃て!!怪物を近づけるな、コンバットフレームを守れ。」

「死ね!!怪物め!!」

「戦友の仇を取ってやる、一匹も生きて帰さんぞ。」

 

そうして民間人を主力に全ての怪物を駆除する、今回の襲撃では死者が出なかった。

 

??

「何だあいつらは!!」

「もしかしてスプリガンとグリムリーパーか?」

 

軍曹

「民間人だ」

 

??

「そんな訳ないでしょう、あのような事民間人にできる訳がありません。」

 

軍曹チーム

「俺もそう思っていた、でも信じるしかない。」

 

??

「...?」

 

「イオタ起動した!!グラビス型コンバットフレーム隊戦闘を開始する、そこのフェンサーとウイングダイバーは下がれ。」

 

そうしてフェンサーとウイングダイバーは後方に下がる、エアレイダーやレンジャーと共に補給を始めた。

 

??

「大型の奴が来たぞ!!」

「歩兵は逃げろ!!コンバットフレームは十字砲火で足止めしろ、電磁投射砲を出せ。」

 

??

「了解!!照準よし、ファイヤ。」

 

軍曹チーム

「すげぇ!!一発で貫通したぞ!!」

「怪物が来なかったらきっと...近代化されたグラビスに使うつもりだったのだろう、怪物が来てくれてよかったな。」

 

??

「ハハッ!!怪物には感謝しきれないな、良い出番を貰ったぜ俺達は。」

「敵を殲滅しました」

「上だ!!塔が落ちてくるぞ!!」

 

レンジャー

「上から来るぞ!!気を付けろ!!」

エアレイダー

「コンバットフレームだ」

 

軍曹チーム

「コンバットフレーム退避しろ、塔が降ってくるぞ。」

「ジャンプユニットで避けねえとあぶねえぞ!!」

 

??

「コンバットフレームニクス破損、ですが乗員は無事です。」

 

軍曹

「予備のコンバットフレームを引っ張り出せ、歩兵部隊は援護しろ。」

 

その時エアレイダーがビーコンを塔の上部分に、撃ち着けた。

その部分に正確な支援砲撃が飛んできて、塔が破壊された。

まるで破壊可能箇所を知って居たかの様に

 

続いて、2本降って来た。

だが補給を終わらせた運搬員と飛行士が塔を破壊した、先程と同じ様に塔の上部を攻撃して。

 

軍曹チーム

「すげえぞ!!本当にあいつらは何者だ!!」

「何者なんだ、何故あんなことができる。」

「安全な場所を見つけたぞ、あいつの後ろだ。」

「冗談を言ってる場合じゃない」

「電磁投射砲とコンバットフレームを、二機一組で分散配置しろ。

塔が落ちて来ても生きてる奴が攻撃するんだ、安心しろ。そう簡単に当たる物ではない、運がない奴は別だがな。」

 

??

「塔だ!!また上から落ちてくるぞ!!」

「「「「「「うぁぁぁ!!」」」」」」

 

軍曹チーム

「何?」

「あぁどうやら、此処の連中は運が尽きてるみたいだな。」

「だが一組生き残った、電磁投射砲は塔の上部分を攻撃するんだ。

コンバットフレームは怪物から電磁投射砲を守れ、俺達が囮をする。」

「そういえば、警備員と整備士の奴は何処に行ったんだ。」

「確かに居ないな、何処に居るんだ。」

 

??

「なっ!!貴様ら何物だ!!ここを何処だと思っている!!」

 

レンジャー

「イヒヒ」

エアレイダー

「任せろ」

 

そう言った通信が流れた瞬間基地周辺の地下からミサイルが出てきた、多くの兵が動揺している。

 

軍曹チーム

「何ですかあれは!!」

「月まで届くミサイルだ...」

「まさか民間人が?」

「これは止めましょう、洒落になりません。」

 

だが正規軍装備に着替えた、ウイングダイバーとフェンサーが阻止する。

 

軍曹

「貴様ら、流石にこれは見ぬフリをする事ができない。」

 

フェンサー

「問題ない」

そうしてリフレクターを構える、恐らく銃弾を撃ってもそのまま弾き返してくるだろう。

ウイングダイバーもセイバーを持ち、いつでも切り掛かれる筈だ。

 

軍曹

「電磁投射砲!!コンバットフレーム!!民間人を撃て!!」

だが躱され...コンバットフレームと電磁投射砲は翻弄される、そして各自基地の外へ誘導された。」

 

エアレイダー

「システムオールパス、発射。」

 

そうしてミサイルが発射された、着弾地点は何処かは分からない。

 

軍曹チーム

「まさかミサイルまで...」

「あいつの後ろに行ったら流れ弾喰らいそうだな、にしても民間人に濫用されるEDFの超兵器ってどうなんだ。」

「正体がエイリアンなんじゃないのか?」

「面白い冗談だ、これは俺の責任か。」

 

??

「塔だ!!また降ってくるぞ。」

「総員退避しろ!!」

 

軍曹

「民間人、お前がどういうつもりでこんな事をしているか...何故出来るのかは分からない。

だがその行動に恥じない活躍をしろ、それならば...都合がいい話だが俺が後ろを守ってやる。」

 

それは呆れか、希望なのか誰にも分からない。

 

「民間人相手に無様な戦いをした電磁投射砲と、コンバットフレームは塔を攻撃してすべて破壊しろ。」

 

??

「円盤が接近して怪物を投下してきました、援護に行けそうにありません。」

 

軍曹チーム

「おうおうEDFがこの様か、エイリアンとの戦争で民間人が活躍するだなんてな。」

「言ってやるな、EDFはよくやってる。」

「民間人に負けてられないな」

 

??

「EDFは戦い続ける!!最後の1人までな、民間人に後れを取るな!!息のある者は銃を取れ。勝ってあの民間人達を独房にブチ込むぞ!!」

 

??

「円盤が集結しています、10...20...30...数えられません!!空が埋め尽くされてます。」

 

??

「派手にやっているな民間人、先進技術研究部から面白い兵器を貰った!!援護してやる。

フーリガン砲!!撃て!!」

 

何処からか飛んで来たファイターの攻撃によって、円盤の装甲が貫かれ全ての円盤が叩き落された。

 

軍曹チーム

「すげえぞあの兵器は!!」

「これじゃエイリアンに勝ち目はない、先進技術研究部は凄いな。」

「だが塔が残ってる、先ずはそれからだ。」

「民間人に全て任せようぜ、どうにかしてくれるさ。」

 

??

「ハッチを開きます、危険です。

ハッチの周囲から退避して下さい、うんマニュアル通りだ。」

 

軍曹チーム

「バルガだ!!」

「動かすには複雑な起動シークエンスが必要ですが...多分問題ないでしょう、市街地への援軍を用意すべきだと思います。」

「そんな小難しい話は後にしようぜ!!面白い光景だ!!」

「巨大ロボがエイリアンの兵器を破壊するなんてな、B級映画をリアルで見れるとは。」

 

??

「我らは歩兵隊!!燃え滾る闘志のタフガイだ!!

さあ雄叫びをあげろ!!恐れを知らず進め!!」

 

??

「勝利の凱歌には!!英雄の力が必要だ!!

さあ共に戦おう!!命のある限り!!」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「えっ?」

 

??

「民間人が最後の塔を撃破しました、拘束しますか。」

 

軍曹

「やめだ、話を聞く...あいつの事は俺が受け持つ。」

 

??

「おいストーム1!!流石にやり過ぎだ、ミサイルを使うだなんて...本部に拘束されるぞ。」

 

レンジャー

「よかろう」(かかってこい相手になってやる)

ウイングダイバー

「グッジョブ」(後は頼む)

エアレイダー

「問題ない」(レンジャー頑張れ)

フェンサー

「力こそパワー」(パワードスケルトンがあるから問題ない)

 

プロフェッサー

「まったく...まあいい、これからNo8が現れる場所に向かってくれ。

本部の方には私が話を通しておく、君達を死なせる訳にはいかないからな。

ただ一つだけ質問がある、ミサイルは何処に飛ばしたのかだ。」

 

エアレイダー

「この借りは倍にして返すぜ」(大気圏と月面裏)

 

ウイングダイバー

「やるぅ!!」

レンジャー

「流石だ」

フェンサー

「お前は俺の英雄だ」

 

プロフェッサー

「...」

 

その瞬間何かが倒れる音がした、プロフェッサーからの応答はない。



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M3:破られた平穏

民間人、よく頑張った。
地上に出れば安全だ、俺たちは部隊と合流し事態に対処する。
お前達も好きにしろ、俺らの護衛がなくても家に帰れるだろう。
と言いたいが、その前に味方を一人でも多く救いたい...戦闘に参加してくれ。


軍曹

「民間人、君の目指している場所はここか。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

フェンサー

「その通りだ」

エアレイダー

「違う」

 

軍曹チーム

「紛らわしいな、ハッキリしろよ。」

「そうだぞ、軍人は短気だからな。」

 

エアレイダー

「申し訳ない」

レンジャー

ウイングダイバー

フェンサー

「そういう事もある」

 

軍曹チーム

「分かった、コンバットフレームと電磁投射砲は前進して怪物を駆除しろ。」

 

??

「「「「了解、英雄と共に。」」」」

 

その瞬間エアレイダーが座標を送る、攻撃衛星に。

 

??

「バルジレーザー、シュート。」

 

その放たれたレーザーは3本の塔を貫いて消える、そして再び別の光学兵器が降り注ぐ。

 

??

「オーッホッホッホッホッホ!!」

その後は単発の小さな点のような攻撃が、一発で一体の怪物を正確に撃ち抜いた。

「民間人、貴方イイ男ね。」

 

エアレイダー

「ありがとう」

レンジャー

ウイングダイバー

フェンサー

「違う」

 

エアレイダー

「やめろー!!」

 

軍曹チーム

「楽しそうですねあの4人は...」

「もしかしてだがあの整備士は女なのか?」

「有り得ないだろ、声が男だ。」

「ふざけてないで周囲を警戒するぞ、本部からも連絡が来た。」

 

??

「こちら本部、噂の民間人はどうしている。」

 

軍曹

「見ての通りです...」

 

本部

「そうか...」

 

??

「こちら戦略情報部

先進技術研からの情報です、このエリアに敵の超巨大船が接近してきているとの事です。」

 

本部

「どうなっている...何故先進技術研究部がその様な情報を、そして謎の民間人か。」

 

レンジャー

「止まれ!!」

ウイングダイバー

「やめてぇ!!」

エアレイダー

「危ない!!」

フェンサー

「誘導サイン2」

 

電磁投射砲

「全車停止!!止まれ、英雄の指示だ。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

「流石だ」

フェンサー

「ありがとう」

 

その瞬間塔が落ちてきた、恐らく停車していなければ潰されていただろう。

 

電磁投射砲

「感謝する」

 

本部

「あれは何なんだ、未来でも見えているのかあの民間人は。」

 

戦略情報部

「はい、信じ難いですが...先進技術研究部から情報を貰っています。

約5年後にリングと呼ばれるタイムマシンが現れ、そのタイムマシンを利用して過去へ記憶を送っている様です...信じられませんが事実かもしれません。」

 

本部

「ならば核兵器発射用コードを知っていても異常ではないか...」

 

戦略情報部

「これからディロイと呼ばれる足の長い新兵器が送られる様です、上空のマザーシップ?に注意しながら撃破して下さい。」

 

そう言われた瞬間にディロイが4機降下してきた、どうやらアンカーと怪物は電磁投射砲とニクスに任せるらしい。

 

コンバットフレーム

電磁投射砲

「「「「やるぞ!!」」」」

 

士気旺盛な兵士は次々と怪物を撃破し、塔を全て破壊した。

英雄の援護に向かおうと思った、だが電磁投射砲隊は英雄に秒で破壊される新兵器を見て更に士気を上げる...マザーシップとやらは我々が撃沈すると強く心に秘めたのであった。

 

本部

「超大型船が来たぞ、警戒しろ。」

 

そう本部が警告する、その瞬間にドローンが表れる。

 

戦略情報部

「先進技術研究部の情報によると、敵は多種多様なドローンを扱う様です。

小型で取り回しのいいタイプ1に大型で高火力のタイプ2、そしてレッドカラーとインペリアルと呼ばれるハイグレードタイプを投下する様です。」

 

本部

「無敵でなければ何でもいい!!地上部隊、ドローンに注意せよ。」

 

??

「奴らはエイリアンだ!!」

 

??

「問題ない!!英雄と共に戦え!!」



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M4:未確認飛行物体

この先の街に向かうんだな、援護をしてやる。
すぐに応援部隊も到着する、少しでも早く事態を収束させるんだ。


プロフェッサー

「こちらプロフェッサーだ、本部...電磁投射砲とコンバットフレームを下がらせてくれ。

ストーム1は注意してくれ、もしかしたらアンドロイドが出る可能性もある。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「分かった」

 

本部

「こちら本部、何故下がらせる必要がある。

重装甲高火力であるコンバットフレームと、電磁投射砲は下がらせるべきではない。要請を断る」

 

レンジャー

「やめろー!!」

ウイングダイバー

「やめてー!!」

エアレイダー

「本部の罠だ!!」

フェンサー

「南無阿弥陀仏南無妙法蓮華経」

 

プロフェッサー

「頼む、電磁投射砲とコンバットフレームは可能な限り失いたくない。」

 

戦略情報部

「こちら戦略情報部、敵船の攻撃は潜水母艦を容易に撃沈する威力があるとの事...無駄な戦力の損耗は避ける為に後退する事を推奨します。」

 

本部

「分かった、軍曹とビーグルは下がれ。」

 

プロフェッサー

「感謝する」

 

エアレイダー

「コンバットフレームだ」

 

プロフェッサー

「コンバットフレームか...分かった、新型を送ろう。」

 

本部

「新型...?」

 

プロフェッサー

「ああ、前回の戦争ではエイレン・セイバーとエイレン・アサルトと呼ばれる2種のコンバットフレームが二級戦隊に配備され活躍した...そのセイバー型を送る。」

 

??

「こちらノーブル、新型のニクスを持って来た!!民間人?!受け取れ。」

 

エアレイダー

「ありがとう」

 

ノーブル

「無茶するんじゃないぞ、これより離脱する。」

 

レンジャー

「凄い!!」

ウイングダイバー

「強そうね」

フェンサー

「コンバットフレームだ」

 

エアレイダー

「確認ヨシ!!」

 

そうして起動したコンバットフレームが動き出した、それは人より速い速度で足をまわし...100M以上ジャンプできるユニットを積んだ機体であった。

エアレイダーは御満悦みたいだ、とても楽しそうに操っている。

 

だがその様な団欒とした時間は終わる、マザーシップが砲台を展開しコンバットフレームと電磁投射砲の上空に向かい始める。

 

本部

「コンバットフレームと電磁投射砲は全速力で退避しろ、何が何でも生き残れ。」

 

だが民間人が邪魔になり動けない、このままでは100人以上の民間人と共にコンバットフレームと電磁投射砲が失われる。

 

だがその状況を覆す者がこの場には居た

民間人?のウイングダイバーレンジャーエアレイダーが砲台の側面にあるエネルギー供給装置を壊し、フェンサーが敵母船の砲撃をグレートシールドで反射し跳ね返した。

 

本部

「何が起こった!!」

 

戦略情報部

「...フェンサーがシールドを使い、敵の砲撃を跳ね返し砲台を破壊しました。」

 

プロフェッサー

「...流石だな」

 

レンジャー

「凄い!!」

エアレイダー

「流石だな」

ウイングダイバー

「少しはやるわね」

フェンサー

「当たり前だ」

 

戦略情報部

「敵は中破...敵が上昇して撤退、そのまま二種類のドローンを投下しています。

赤いドローンと、黒い特徴的な形をしたドローンですね。」

 

プロフェッサー

「レッドカラーとインペリアルだ、ストーム1!!電磁投射砲とニクスを守ってくれ。」

 

レンジャー

「よかろう」

ウイングダイバー

「任せて」

エアレイダー

「信じろ」

フェンサー

「頑張れ」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

「えっ?」

フェンサー

「リロード中だ!!援護してくれ!!」

 

レンジャー

「そういう事もある」

エアレイダー

「失望したぞ」

ウイングダイバー

「呆れた」

フェンサー

「すまない」

 

そうして全てのドローンが撃破される、ハイグレード型も通常型と同じ様に破壊していくストーム1チーム。

戦略情報部は大した情報を得られずに落胆した...



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M5:撃滅作戦

プロフェッサー
「入隊おめでとう、君はもうEDFの仲間だ。
君の提供した情報とリンクアクセス技術に、これからの戦闘デ-タで色々となかった事にしてもらった。」

ストーム1
「助かる」

プロフェッサー
「だがその前に少しのミーティングだ、EDFは怪物の繁殖地の封鎖に成功した。」

ストーム1
「ただ殲滅は厳しいと思うぞ、使うのか。」

プロフェッサー
「いいや...馬鹿げている、君だけじゃない。
多くの兵にこんな危険な事をやらせるだなんて、新兵器を手に入れて舞い上がっている。」

ストーム1
「気にするな、これまでと比べたらマシだ。
電磁投射砲にコンバットフレーム、重戦車も来ているんだ...十分な戦力だよ。」

プロフェッサー
「すまない、任せたぞ。」


レンジャー

「我らは歩兵隊!!燃え滾る闘志のタフガイだ!!」

ウイングダイバー

「さあ!!雄叫びを上げろ!!恐れを知らず進め!!」

エアレイダー

「勝利の凱歌には!!俺達の犠牲が必要だ!!」

フェンサー

「命を惜しんでは世界を守れないぞ!!」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「構わない」

 

怪物の巣を前にして士気旺盛な新兵4人、その英雄に釣られ重戦車プロテウス電磁投射砲コンバットフレームも士気を上げる。

 

本部

「こちら本部、目的地に到着した。

部隊は展開せよ、支援はエアレイダーに一任する。」

 

戦略情報部

「空爆要請を受けました、空爆を開始します。」

 

その瞬間リンクされたレーダーに空爆位置が転送される筈だった...だが一度に要請された空爆が多過ぎてリンクが遅れた、一通り空爆が終わった後危険位置が表示される。

 

??

「こちらバレンラント、援護が必要なんだな!!大事に使えよ。」

 

本部

「バレンラントだと?」

 

戦略情報部

「ええ、どうやら多くの秘密基地にアクセスしている様です。

恐らくあの兵器にもアクセスしてくるでしょう、支援が足りない分は捥ぎ取られます。」

 

本部

「上にどう報告すれば...」

 

戦略情報部

「我々が請け負いましょう」

 

本部

「いや、それは我々の仕事だ。」

 

そう後方が話してる内に...コンバットフレームが怪物を駆除、電磁投射砲と重戦車が巣を破壊していく。

 

本部

「いいぞ、その調子だ。」

 

レンジャー

「ウォォォォォォォォォ!!」

ウイングダイバー

「ナイス!!」

エアレイダー

「イッヒヒヒヒ」

フェンサー

「お見事!!」

 

戦略情報部

「こちら戦略情報部

以後あなたの戦闘をモニターし、記録することにしました。

私の部下を一人貴方達につけます、きっと助けとなるでしょう。」

 

レンジャー

「断る」

ウイングダイバー

「お断り」

エアレイダー

「駄目だ」

フェンサー

「正気か?」

 

と上官に対する反抗をする新兵達

本来ならば銃殺も有り得るが、おいそれと手出し出来ない状況だ...それに何を言ってもこの舐めた口調は変わらないだろう。

 

??

「これからあなたのサポートを担当します、よろしくお願いします。」

 

と、無線が流れてきた。

その無線へ慣れた返しをする新兵達、何だかんだマザーシップNo.11の存在を当てたりして彼女への信頼は深い。

 

レンジャー

「不束者ですが、宜しく願いします。」

ウイングダイバー

「宜しく」

エアレイダー

「こんにちは」

フェンサー

「どうも」

 

と話が終わった瞬間に多数のマザーモンスターやキングが表れた、フェンサーとウイングダイバーが突撃し次々と処理していく。

倒し損ねた敵をエアレイダーが機銃掃射を要請し、的確に駆除していった。

因みにレンジャーは怪物駆除である、本部にEMCを要請したが却下された様だ...今回は大型の駆除をできる装備を持ってきていない。

 

レンジャー

「そんな!!」

ウイングダイバー

「惜しい!!」

エアレイダー

「残念だ」

フェンサー

「そういう事もある」

 

オペレーター

「怪物の総数が増え続けています、いずれ怪物の処理が間に合わなくなる可能性があります。」

 

気が付いたらマザーやキングは100を超え、クイーンの数も10を超えた。

怪物の数は不明だ、数え切れる数ではない。

フェンサーとウイングダイバーが囮をしているが...徐々に囲まれ始めている、このままでは対応が追い付かず全滅する。

 

エアレイダー

「行くぞ!!」

 

フェンサー

「okだ」

ウイングダイバー

「だーめ!!」

レンジャー

「問題ない」

 

友軍スレスレの空爆が行われ、全ての怪物を駆除した。

その後に機銃掃射が行われ、全ての巣が破壊された。

 

残りは大型と怪物の巣から溢れた怪物だけだ、危機を感じ取ったらしい。

 

そして、残った巣にスプライトフォールが降り注ぎ続ける。

出てきた怪物が即座に殺され、怪物の山が積み重ねられる。

 

戦略情報部

「上空のスプライトへアクセスし攻撃を行った様です、神業です。」

 

本部

「我々は何を味方にしたのだ...悪魔か神か、将又ただの怪物か。」

 

バレンラント

「エアレイダー!!ミサイルは幾らでもある、心配するな。」

 

その瞬間テンペストミサイルが等間隔で着弾し、大型の群れが次々と駆除される...大型ミサイルテンペストが全てが大型の怪物を駆除した。

 

本部

「作戦は終了だ...基地に帰還する、よく頑張ってくれた。」

 

レンジャー

「ミッションコンプリートだ」

ウイングダイバー

「楽勝ね」

エアレイダー

「楽勝だな!!」

フェンサー

「大勝利だ!!」

 

そして巨大な祝砲が上がる



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M6:転機

エイリアン襲来から、5ヵ月が経ちました。
我々は優勢であり、怪物を全て駆除。
第一世代型テレポーションシップの殆どを破壊、第二世代型も半数近く撃墜しています。
ですが突如現れた第三世代型のテレポーションシップを破壊しなければ、我々の優勢は失われるでしょう。

避難民の上空に展開した、第三世代型のテレポーションシップから投下される怪物を駆除して下さい。


軍曹チーム

「やはり似合っているな、戦友。」

「こうしてよく見ると貫禄があり過ぎる」

「お前になら、背中を預けられる。」

「良い装備を貰ったな、俺を守ってくれよ。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「宜しく」

 

軍曹チーム

「5ヵ月戦った、状況は人類の優勢のままだ。」

「大将たちの活躍の御陰だな。」

 

本部

「こちら本部、作戦はどうなった。」

 

戦略情報部

「こちら戦略情報部、作戦は失敗しました。

新兵器は不発、敵第三世代型テレポーションシップの破壊は失敗です。」

 

本部

「そうか、撃墜例はあるのか。」

 

戦略情報部

「ありません」

 

軍曹チーム

「だが新型テレポーションシップを野放しにし続けてみろ、あっという間に悪化する。」

 

??

「戦況報道をお伝えします

怪物の投下を阻止するため、EDFは新型敵船団...第三世代型テレポーションシップへの攻撃を敢行。

新型兵器の運用に失敗し、損害を与えられる事はできませんでした。

ですがEDFは新兵器を再度調整し、敵船団への攻撃を必ず成功させるとの事です。」

 

本部

「新兵器の運用は失敗した、我々にできる事は変わらないか。」

 

戦略情報部

「この五か月で失われた人口は1割未満です、人類は優勢を維持し続けてきました。

社会システムも多少の混乱があります、ですが概ね正常です。」

 

本部

「そうか...」

 

軍曹

「俺達がやるぞ、新型テレポーションシップを地上から破壊する。」

 

本部

「危険だ!!砲台もハリネズミの様に搭載されていて近づく事は歩兵どころかタンクやコンバットフレームにもできない、投下された怪物を駆除しろ。」

 

軍曹

「...了解」

 

??

「任務は怪物駆除です、決して輸送船には近づかず遠距離から怪物を駆除して下さい。」

 

レンジャー

「分かった」

ウイングダイバー

「お断り」

エアレイダー

「任せろ」

フェンサー

「駄目だ」

 

レンジャー

「えっ?」

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「当たり前だ」

 

軍曹

「俺だけ安全な場所から戦闘するなどできない、敵新型船を攻撃するぞ。」

 

本部

「...」

 

??

「こちらアウトポスト48!!応援を送ってくれ、ビーグルが全て破壊された。」

 

??

「こちら前哨基地2-6!!新型輸送船が押し寄せてる、援軍が必要だ。」

 

軍曹チーム

「新型テレポーションシップを撃墜するぞ!!」

「やるだけやってみるか、死んだら化けて出て来ますよ。」

「なに、成功すれば勲章だ。」

「まあその前に命令違反で謹慎だがな」

 

レンジャー

「準備はいいか?」

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「駄目だ」

 

レンジャー

「えっ?」

ウイングダイバー

「逃げろ!!」

エアレイダー

「堅い!!」

フェンサー

「GO!!GO!!」

 

オペレーター

「第三世代型テレポーションシップには弱点を開くという動作がありません、弱点は常時エネルギーシールドによって守られています。

攻撃が通る部分にまで弾丸が届きません、どうにかしてシールドを突破して下さい。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「了解」

 

レンジャー

「援護する」

ウイングダイバー

「距離を詰める」

エアレイダー

「ヘリだ」

フェンサー

「囮になる」

 

フェンサーが囮となり、ウイングダイバーが距離を詰める...シールドをウイングダイバーがすり抜けた。

そしてウイングダイバーがシールドの内部にある光る装置を攻撃し、輸送船を破壊する。

 

エアレイダーはヘリで砲台を全て破壊し、その砲台に隠れていた輸送船の上部シールド発生装置を破壊した。

その時にシールドが剥がれ、下方で待機していたレンジャーが光る部分をライフルで狙撃し破壊する。

 

本部

「何が起こった!!」

 

戦略情報部

「敵戦の破壊方法が分かりました、世界中へデータを送信します。」

 

オペレーター

「シールドは生身であればすり抜けられるみたいです、それ自体は脅威でないからだと思われます。」

 

戦略情報部

「砲台に隠れたシールド発生装置を破壊すれば...歩兵の火器で、通常のテレポーションシップと同様に破壊可能という訳ですね。」

 

本部

「よくやった...」

 

軍曹チーム

「俺達も負けてやれないな」

「だがどうする、地上からでは上部の砲台に隠れたシールド発生装置を狙えない。」

「こんな時の為に俺はこれを持って来た!!格納庫から借りてきたDNG9だ、高校時代で投手をしていた俺の投擲技術を見せてやるぜ。」

「初戦敗退だったじゃないか、頼りになりそうにない。」

 

軍曹チームの一人が早速投擲の準備を始めた、目一杯の助走をつけ投げる...それは吸い込まれる様に上部に命中し起爆した。

その瞬間起爆した、シールドが剥がれ攻撃が通る様になった。

 

レンジャー

「凄い!!」

ウイングダイバー

「お見事!!」

エアレイダー

「お前は俺の英雄だ!!」

フェンサー

「お前は誰にも出来ない事をした、わかっているな?今やお前は有名人だ。」

 

軍曹チーム

「やっ...やったぜ!!ざまーみあがれ!!」

「まさか本当に当てるとは...」

「よくやった、今の内にテレポーションシップを撃ち落とすぞ。」

「もしかしたらシールドや砲台が再起動するかもしれませんからね、この機を逃す訳にはいきません。」

 

そうして3機目の新型テレポーションシップが撃墜される、この時軍曹チームは市民の英雄となった。

 

本部

「よくやった、お前ら全員に勲章を貰ってやる。」



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M7:駆除

市街地に怪物が出現しました、突然の襲来の為市民の避難が終わっていません。
ただちに現場に向かい、駆除チームを支援してください。
なお大型円盤は確認されておらず、怪物がどのように移動してきたのか不明です。
十分に注意してください、健闘を祈ります。


本部

「こちら本部、民間人を守れ。」

 

??

「了解」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「了解」

 

ウイングダイバー隊

「英雄は後ろから来い、市民を救うのは我々の仕事だからな。」

 

レンジャー

「任せたぞ」

ウイングダイバー

「断る」

エアレイダー

「了解」

フェンサー

「えっ?」

 

オペレーター

「チームは市民を救助して下さい、突如地下から現れた怪物...危険ですが市民の救助をお願いします」

 

そこら中からα型種β型種α型赤色種が出現している、既に多数の市民が危険に晒されており...このままでは甚大な被害が発生するだろう。

 

その一匹一匹を丁寧に駆除していくチーム、一発の誤射もなく的確に敵を倒していく。

負傷者を守る為にフェンサーが前に出て、ウイングダイバーが怪物を引き連れ足止めをする。

負傷者はレンジャーが回収し、エアレイダーがキャリバンで応急処置を行ってから後方で降ろす。

救助や援護護衛も超一流だ、時間を越え...どれだけ同じ人間を救ってきたのだろうか。

 

オペレーター

「凄い...」

 

レンジャー

「そんな事はない」

ウイングダイバー

「見間違いね」

エアレイダー

「そう見えるだけだ」

フェンサー

「筋肉は裏切らない」

 

ウイングダイバー隊

「英雄は凄いな、一切のミスをなしに任務を遂行している。」

「我々では敵いそうにありません」

「同感だな」

 

そうして、全ての怪物が駆除された。

だがその後即座に新たな怪物が現れる、大型のα型種に大型のα型赤色種だ。

 

ウイングダイバー隊

「行くぞ、全ての怪物を駆除する。」

 

??

「マザーモンスターだ!!」

 

ウイングダイバー隊

「避難中の民間人です」

「民間人を守れ!!」

 

戦略情報部

「テレポーションシップの残骸を回収したことで、敵の装甲とシールドを破壊する方法が分かるかもしれません。」

 

本部

「新兵器では駄目なのか?」

 

戦略情報部

「はい」

 

本部

「第二世代型テレポーションシップを、

ニューヨークで3機

ロンドンで4機

ベルリンで1機

モスクワで1機

北京で1機

撃墜しました。

第三世代型テレポーションシップに関しては、

ニューヨークで2機

ロンドンで3機

の撃墜を確認しています。

我々は戦いの主導権を完全に掌握しつつあります、ですが今後1隻でも多くの敵船を撃墜し敵の戦力を削り取っておかねばなりません。」

 

本部

「よかろう、我々も今ここで勝利する。」

 

??

「EDF総司令官より全人類へ、出現した飛行物体の中に圧倒的な質量を持った超大型船が確認されている。

空から落ちてくる塔やドローンは、この船から射出されている。

我々はこの船を、マザーシップと命名した。

マザーシップ10隻の撃沈こそ、我々の最終目標である。

兵士には侵略者の迅速な駆除を、市民には迅速な避難を行ってもらいたい。」

 

??

「あんなのが十隻も居るのかよ...」

「...あの数を全て落とせるかどうか!!」

「あれを全部破壊すればエイリアンは終わりって事さ、勝機はある。」

「人類には電磁投射砲がある、勝てない相手じゃない。」

 

ウイングダイバー隊

「地中から怪物です」

「落ち着け、駆除するぞ。」

 

そして迅速な対応を行うウイングダイバー隊、ストーム1チームの能力が高過ぎるせいか目立たないが彼女らも十分一流以上の能力を持った者達である。

迅速に怪物を駆除し、多くの民間人を救った。

 

戦略情報部

「マザーシップが欧州に現れました、市街地上空で静止しているようです。」

 

本部

「確かこの戦場では...」

 

戦略情報部

「はい、コスモノーツと呼ばれるエイリアンが投入される作戦とのことです。」

 

本部

「確か姿は人間に似ており、その事に動揺した多数の兵士がこの作戦で死亡するのだったな。」

 

戦略情報部

「はい、ですが我々はこれをチャンスと捉えています。

マザーシップへの攻撃作戦を立案中です、フーリガン砲や電磁投射砲に新兵器プロテウスを投入し敵母船を破壊する予定です。」

 

本部

「そうか...」

 

戦略情報部

「敵母船に対する攻撃は撃沈に至っていません、ですが地上から接近することでマザーシップを撃沈できる可能性があります。」

 

ウイングダイバー隊

「英雄に助けられたな、感謝する。」



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M8:母船破壊作戦

マザーシップ攻撃作戦を開始します、市街地上空に滞空。
これほど低い高度を保つのは、我々を誘き寄せる為だと思われます。

このまま放置し続けては、被害は拡大するばかりです。
一足先に地上部隊はマザーシップに接近、怪物とドローンを駆逐してください。
その後、マザーシップを全戦力で攻撃します。


??

「あれが...マザーシップか...」

 

??

「No.9だってよ、10隻居る内の9番目だ。」

 

本部

「プロテウスと歩兵部隊は前進、電磁投射砲はドローンの破壊だ。

ウイングダイバー隊は電磁投射砲の援護、電磁投射砲は誤射だけは間違えてもするなよ。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「了解」

 

??

「こちらプロテウス、前進する。安心しろ、怪物とドローン程度ならば無敵だ。」

 

本部

「装甲を過信するな、これから敵母船との戦いも控えてるんだぞ。」

 

フェンサー

「囮になる」

ウイングダイバー

「だーめ」

エアレイダー

「任せたぞ」

レンジャー

「がんばれ」

 

放電コプターと腐食ガスを散布され、怪物の多くは駆除された。

残った敵はプロテウスやレンジャー、フェンサーとウイングダイバーによって駆除される。

 

戦略情報部

「怪物の駆除に成功...部隊は前進して下さい、ファイターは突入の準備を。」

 

??

「大変だ、俺は宇宙人を見た。この目で見たぞ!!」

 

??

「今更なんだ、俺たちの敵はエイリアンだぞ。知らなかったのか?」

 

??

「そうじゃない!!宇宙人だ!!」

 

戦略情報部

「宇宙人の目撃情報があります」

 

本部

「まさか本当だったとは...」

 

戦略情報部

「頭が一つ、目が二つあり二足歩行で歩く様です...そして言語を喋る姿も確認されています。」

 

本部

「人間と多くの共通点があるな...」

 

戦略情報部

「ですが人間ではありません、駆除して下さい。

既に多くの兵が動揺した隙を狙われ命を落としています、相手は決して人間ではありません。」

 

??

「何か来るぞ!!」

 

??

「あれはエイリアンの飛行艇だ!!」

 

??

「何かが乗っていますね、情報をお願いします。」

 

戦略情報部

「あれはエイリアンの降下艇です、どうやら敵軍は降下兵力を持っている様です。」

 

プロテウス

「歩兵はグレイプに隠れろ、後ろから攻撃するんだ。」

 

??

「降りてきたぞ!!」

 

プロテウス

「撃て!!撃て!!」

 

??

「エイリアンは武器を持ってるぞ!!」

 

プロテウス

「ただ武器の性能は低い、デカい的だ。」

 

そうして全てのエイリアンはプロテウスグレイプ歩兵部隊によって駆除された、EDFの歩行要塞にはコロニスト程度では敵わない。

 

レンジャー

「お見事」

ウイングダイバー

「ナイス!!」

エアレイダー

「凄い!!」

フェンサー

「コロニスト撃破!!」

 

本部

「コロニスト?」

 

戦略情報部

「はい、あのエイリアンの名前であるそうです。」

 

オペレーター

「再度敵の揚陸船が作戦エリアに侵入、警戒して下さい。」

 

本部

「先程の倍以上の数だ、歩兵部隊は警戒しろ。」

 

??

「エイリアンが降下しました」

 

??

「鎧だ!!鎧を着ているぞ!!」

 

??

「何だあの武器は!!」

 

一体はパルス兵器を使い、またもう一体は絨毯砲撃を行う兵器を使用してきた。 

グレイプは即座に歩兵を回収して後退した、ウイングダイバー隊はエイリアンを攪乱する様に建物に隠れながら攻撃を行った。

 

だがその横で2つの分隊が大暴れを始めていた、レンジャーが腕を落としエアレイダーがコンバットフレームで頭を撃ち抜いた。

フェンサーはブラストツインスピアで頭を吹き飛ばした、ウイングダイバーもドラグーンランスで頭に大きな風穴を開ける。

 

レンジャー

「楽勝だな」

ウイングダイバー

「楽勝ね」

エアレイダー

「大勝利だ!!」

フェンサー

「凄い!!」

 

本部

「よくやった、歩兵部隊は元の位置へ戻りマザーシップを攻撃せよ。」

 

そうして歩兵部隊とグレイプは砲撃で出来た穴を利用し壕を作る、レンジャーウイングダイバーエアレイダーフェンサーはマザーシップの四方へ散開した。

 

そうしてマザーシップへの攻撃が始まる、ファイターがフーリガン砲を投射しそれがダメージを与える。

慌ててマザーシップは主砲を起動しプロテウスへ攻撃を始めた、だがプロテウスの攻撃によって主砲が破壊される。

その後マザーシップが少し高度を上げた後、戦闘態勢に移った。

ファイターの攻撃で既に多くの砲台が破損しているが...十分な砲火を地上部隊に与えている、グレイプは中破し歩兵の半数は被弾している。

だがプロテウスが外周の砲台を全て破壊した、既に第一の障壁も破壊されている。

 

レンジャー

「ナイス!!」

ウイングダイバー

「お見事!!」

エアレイダー

「ヨシ!!」

フェンサー

「流石だ!!」

 

その後第ニの障壁も破壊された、そして起動する第三の砲台群。

マザーシップは飛行型エイリアンを射出し、テレポーション能力を持つ砲台はクラーケンを呼び出した。

青い飛行エイリアンと青いクラーケンがプロテウスと電磁投射砲に攻撃を開始する、電磁投射砲は既に破壊されプロテウスは煙を吹き出す。

グレイプとレンジャー部隊は全滅、ただ4名とウイングダイバー隊にフェンサー隊の長だけは生き残れた。

 

そうして全ての砲台を破壊されたマザーシップは...殿にドローンを呼び出し大気圏外へ撤退する、EDFによる敵母戦の破壊作戦は失敗した。



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M9:K6作戦

新たな地球外生物が確認されました
α種β種よりもさらに大型です、全長は約70メートル以上...人類が目にする最も大きな生物です。
事前の情報にあった怪生物です、エルギヌスと命名しました。
完成したばかりの新兵器を投入し、攻撃作戦を開始します。


??

「ヘリ部隊がエルギヌスを誘導している、怪物の駆除を急げ。

メイル1は前方の怪物を駆除しろ、急げ。」

 

??

「早くしないとエルギヌスが来ちまうぞ、70m級の化け物との戦いに割って入りたいのか。」

「冗談じゃない、でも怪物程度なら改修されたタンクで事足りる。俺達はのんびりしてようぜ?」

 

??

「メイル1と歩兵は周囲の怪物を駆除、周囲の安全を確保するんだ。」

 

??

「そういや新兵器が使われるんだったな、確かEMCとか云う名前だったか。」

「略語は覚えられない、EMC?何の略だ。」

「Electromagnetic Material Collapserだ、さあ復唱してみろ。」

「よし分かった、EMCでいい。」

 

??

「エルギヌスの誘導に成功した、離脱する。」

「もうセイバーが切れた、地上部隊に後は任せるぞ。」

 

??

「新兵器でエルギヌスを撃破する、投下急げ。」

 

??

「こちらノーブル、ビーグルを切り離す...パイロットは衝撃に備えよ。」

 

??

「対ショック耐性よし、切り離せ。」

 

??

「投下!!」

 

そうして新兵器が切り離される、その正体はアーマメントバルガだ。

 

??

「脚部破損、だが戦闘には支障なし。」

 

??

「よし、前方には人も部隊もいない。派手にブチかませ!!」

 

??

「カッパー砲アンロック、カッパー砲発射。」

 

そうしてエルギヌスは駆除された、左半身が吹き飛び余波で多くの建物が破壊される。

 

??

「作戦終了だ、総員撤退せ...」

 

??

「こちらスカウト!!後方から新しい怪生物を確認!!全長百メートル以上!!」

 

本部

「こちら本部だ!!指揮を受け継ぐ...部隊は前進せよ、バルガは転進してカッパー砲発射の準備だ。」

 

??

「了解しました」

 

そしてバルガが反転する頃に新たな怪生物が現れる、先程のエルギヌスは青色の光を発していたが...巨大なエルギヌスは白い肌に赤黒い光放っていた。

 

そして現れた怪生物がバルガに体当たりを行った、その攻撃でバルガは転倒する...その隙を狙いエルギヌスは怪光線を発射した。

 

その怪光線はアーマメントバルガを中破炎上させた、だが破壊には至らずカッパー砲によるカウンターを怪生物は受けた。

 

エルギヌスはカッパー砲による攻撃で下半身を喪失、だが未だ息があり怪光線の再発射をしようとしている。

それに相対する様にバルガのカッパー砲が再び畝る、火花を散らし放電しているが攻撃は行えそうだ。

そしてカッパー砲と怪光線が激突する、だがカッパー砲の威力には敵わず怪生物の攻撃は通らなかった...そしてエルギヌスは生命活動を停止する。

 

??

「よくやった!!お前ら全員に勲章をもらってやる!!」

 

だがその声に反応をする者は居ない、司令や一兵士だけでなくバルガの搭乗員までもがだ。

 

退避をしたタンク部隊は怪光線の余波を受け大破、歩兵部隊は全員沸騰している。

バルガの搭乗員の生命反応はあるが心音が不安定だ、早急な治療が必要である。

 

「総員よくやってくれた...生存者を捜索してくれ、キャリバンを向かわせろ。」



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M10:殲滅計画

市街地に怪物が出現、駆除班と共に殲滅してください。
周辺エリアでは怪生物への攻撃がおこなわれています、その為この作戦には十分な支援をおこなうことができないかもしれません。
駆除班の働きを期待します。


本部「このエリアの怪物を駆除する、作戦開始だ。」

 

??

「怪物ごとき恐れる必要はないぞ!!」

「マザーモンスターが居ます、それには気を付けましょう。」

「こちらK6!!怪生物の駆除は成功!!ですが新たな怪生物が接近してきました、射線上に駆除作戦中の部隊が居ます。」

 

本部

「駆除作戦は中止だ!!総員グレイプに搭乗し離脱せよ、お前達もだ。」

 

そうして部隊がグレイプに収容される、そして全速力で退避する。

その瞬間に核兵器を使用されたかの様な衝撃が走った、その衝撃は怪物とマザーモンスター...そしてビル群を吹き飛ばした。

グレイプは下敷きにこそならなかったが...ビルとビルの間に挟まり動く事が出来ない、救助を待つしかない状況だ。

 

レンジャー

「状況は最悪だ」

ウイングダイバー

「救助して!!」

エアレイダー

「本部の罠だ!!」

フェンサー

「助けてくれー!!」

 

だがその後グレイプは潰された、2体程のエルギヌスが倒壊したビル群を押し...物理的に潰したのだ。

 

フェンサーとウイングダイバーがレンジャーやエアレイダーを、計4人抱え上げた...お陰で計4名の命が救われた。

だがここから出来る事はない、全員が対怪物用の装備出来ておりエルギヌスに有効打を与えられそうな装備がないからだ。

 

エアレイダーが一言発する

「ギガンティックアンローダーだ」

 

本部

「無事か!!6名生き残ったな...だがバルガはない、バルガは先程の戦いの損傷で戦闘に使える状態じゃない。」

 

プロフェッサー

「ベース228要塞にあったバルガを輸送してくれ、死なせる訳にはいかないんだ。」

 

本部

「それは戦略情報部が管理している筈だ...」

 

プロフェッサー

「戦略情報部!!聞こえるか!!バルガを輸送してくれ!!」

 

オペレーター

「分かっています、現在輸送中です。」

 

??

「死んでも運べ!!一秒でも早く!!」

「こりゃ酷い、整備士に帰ったら絞られるぞ。」

「俺らが絞られるだけであの怪物が減るなら本望だ、急げ!!ただし丁重にな。」

 

オペレーター

「急いで下さい!!」

 

そうして怪生物が怪光線を発射しようとした、だがノーブルが間に合い空中からバルガを叩き付けた。

怪生物は大きく蹌踉めき怪光線を発射し損ねた、その隙に少し乱暴であったがバルガが投下される...輸送機はそのまま地面に胴体着陸を行い搭乗員はその場を全力疾走で退避した。

 

本部

「よくやった!!」

 

??

「ヒェー帰ったら絞られるぞ!!生きていられるかな?」

「馬鹿言うな、次回の出撃で御陀仏さ。」

「まあ無問題さ...」

「今までありがとう、俺はお前達の事を愛している。」

「「「おう...」」」

 

などと言う会話が聞こえてくる、無線がオープン回線になっており会話が駄々漏れだ。

 

本部

「よし、エアレイダー!!バルガに搭乗せよ。」

 

エアレイダー

「断る」

 

そう言いエアレイダーは装甲車両グレイプを要請しノーブルの搭乗員を収容した、代わりにレンジャーがバルガの運転を請け負い起動される。

 

本部

「...」

 

戦略情報部

「素晴らしい操作技術ですね、彼等は全員が途方もない数のバルガに乗ってきたのでしょう。」

 

オペレーター

「互いに研鑽を積み続けている筈です」

 

そうして気が付く頃には1体のエルギヌスが既に殴り潰され、もう1体のエルギヌスも既に死に掛けだ。

そうして最後の振り下ろしで肉が砕け、絶命した。

 

本部

「よ...よくやった...」

 

と...心に深いダメージを負った本部の人間がレンジャーを褒める、その後更に新種の怪生物が表れた。

 

本部

「また新たな怪生物か、あれもエルギヌスの亜種か。」

 

戦略情報部

「いえ、あれはアーケルスと呼ばれる怪生物の様ですね。」

 

本部

「バルガで撃破可能なのか?」

 

戦略情報部

「問題ありません」

 

本部

「よし、バルガでアーケルスを撃破しろ。」

 

そう本部が言った瞬間アーケルスが回転しバルガに対し体当たりを仕掛けた、だがバルガは振り被り...タイミングを合わせ頭に拳を叩き付けた。

叩き付けた方の腕は取れてしまったが...アーケルスの頭は完全に潰され、生体反応は完全に消滅した。

 

本部

「よくやった!!」

 

戦略情報部

「良いデータが取れました、ありがとうございます。」

 

本部

「輸送機ノーブルの搭乗員と共に帰還せよ、良く頑張ってくれた。」



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M11:サードマシン

市街地に敵新型船が飛来、新しい兵装のドローンを投下しました。
被害が広がる前に破壊しなければなりません、駆除チームに合流し現地に向かってください。


??

「あれが特攻型のドローンか...」

「通常兵器じゃ人類に有効打にならないと気づいたんだな」

 

本部

「敵ドローンは自爆特攻をしてくる、近付ける前に駆除せよ。」

 

??

「俺達は対空戦闘のプロだ、一機も近付けさせない。」

「新式のKG6ゲプラーXZの弾幕を見せてやれ!!空を支配できると言われた対空砲の力をだ!!」

 

本部

「侮るな、弾幕を張り敵を近付けさせなければよい。」

 

??

「俺たちレンジャーはゲプラーが撃ち漏らしたドローンを破壊するぞ!!」

「聞こえるかフェンサー隊、ミサイルを只管発射しまくれ!!ミサイル自体は旧式で有り余ってるからな。」

 

オペレーター

「チームは自由行動をお願いします、ただゲプラーの射線上には出ないで下さい。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「「「「サーイエッサー!!」」」」

 

第一波である、第一世代型ドローンが接近してきた。

既に100近いドローンが地対空ミサイルによって落とされた、だが10分の一にも満たない数だ。

そうして2割程をミサイルで撃墜した後に...ドローンがゲプラーの射程内に入る、津波の様な攻撃を行うゲプラーに全てのドローンが破壊された。

 

レンジャー

「お見事!!」

ウイングダイバー

「ナイス!1」

エアレイダー

「やるな!!」

フェンサー

「いいぞ!!」

 

オペレーター

「第二波来ます」

 

第二波のドローンが接近する

第一世代型と違い、比較的大型の爆弾を2つ取り付けられた第二世代型の特攻ドローンだ。

先程より素早く硬いドローン、第一波と比べれば苦戦はした。

だが無論全て接近される事はなかった...

 

そして第三波が迫ってくる

第一世代第二世代の特攻型に限らず、第三世代の通常型を万以上集められたドローン部隊だ...だがそれらは既にゲプラーの弾幕の前に鉄屑となり果てている。

ゲプラーの射程位置でドローンによる壁ができた、それはドローンから守る要塞にもなるが...我々を囲う檻にもなってしまった。

 

本部

「作戦完了だ、よくやってくれた。」

 

オペレーター

「現在重工兵部隊を輸送中です、部隊はそのまま待機して下さい。」

 

戦略情報部

「こちら戦略情報部、新たなマザーシップが作戦エリアに侵入しました。」

 

本部

「新たなだと!!」

 

戦略情報部

「はい、新たなマザーシップNo.11です。」

 

本部

「上空を警戒しろ!!フェンサー隊はシールドに装備を転換!!ゲプラーは砲台とエネルギー供給装置を攻撃せよ!!」

 

戦略情報部

「上空のマザーシップが何かを投下しました、警戒して下さい。」

 

そして現れたのは背中にリングを背負った銀の巨人だった、空から降下してくる姿は...まるで神の様な。

 

オペレーター

「銀の巨人?」

 

戦略情報部

「あの巨人は...情報にもありません...」

 

本部

「マザーシップに搭乗していたエイリアンだ!!ゲプラーは撃ち殺せ!!」

 

??

「空中を飛んでるぞ...」

「あいつは何だ...」

 

オペレーター

「神話では卵型の宇宙船から神が降り立ったとあります...あれが...神です...」

 

戦略情報部

「神など存在しません、ただの理解の範疇外に在るテクノロジーを持った文明の主です。」

 

本部

「何だ?奴は何をしている?」

 

オペレーター

「腕から光が...」

 

戦略情報部

「マザーシップに搭乗していたことから...重要人物だと思われます!!王や皇帝に相当する支配者、いや軍の司令官。

どちらにせよ、プライマーへの打撃となるでしょう。」

 

本部

「何か武器を持っているのか?」

 

オペレーター

「光を操り、空を舞う...まさに伝説の通りです。」

 

プロフェッサー

「こちらプロフェッサーだ、すまない。」

 

本部

「何か隠していたのか?」

 

プロフェッサー

「未知な事が多く迂闊に情報を伝えられなかったんだ」

 

戦略情報部

「些細な事でしかありません、早く情報をお願いします。」

 

プロフェッサー

「奴が操るのは所謂超能力と呼ばれる力だ、思考を現実にする能力...そう考えてくれ。」

 

戦略情報部

「その様な力が存在するとは思えません」

 

プロフェッサー

「本当にそう思うか?エネルギーと出力機能さえ用意すれば今の人類にも可能性がある、戦略情報部には心当たりが有る筈だ。」

 

本部

「何の話だ?」

 

戦略情報部

「戦略情報部には一切の心当たりがありません」

 

プロフェッサー

「ウイングダイバーの本来の用途は、飛行能力による急襲や高火力のプラズマ兵器による敵軍の殲滅などの為でない事は分かっている。」

 

戦略情報部

「根拠のない妄想です」

 

プロフェッサー

「元来フェンサーとウイングダイバーは同一の兵科だった、だが何故二つの兵科に分裂したかそこに答えがある筈だ。」

 

戦略情報部

「何の話でしょうか?」

 

本部

「後にしろ、今はそれどころではない。」

 

プロフェッサー

「相手は高出力のプラズマ攻撃を行ってくる、巨体を生かした体当たり等もだ。」

 

その会話の後に神がリングの色を変える、そのリングは眩い光を放ちとても直視出来ない程だ。

 

戦略情報部

「膨大なエネルギー反応です...」

 

プロフェッサー

「ケプラー!!上空に警戒してくれ!!質量攻撃だ!!」

 

その瞬間大量の隕石?が地上に降り注ぎ、歩兵とゲプラーは壊滅する。

残ったのはたった4名の歩兵だけだ

 

だが神は追撃をしようとはしなかった、母船へ帰り作戦エリアから離脱する。

 

??

「こちらレーダーサイト!!敵母船は大気圏外へ撤退しました、衛星に監視を受け継ぎます。」

 

本部

「チームはレンジャーとエアレイダーを抱えて残骸の山から脱出せよ、既にグレイプが到着している。」

 

プロフェッサー

「戦略情報部、全てを話してくれないか?それが人類の勝利の鍵となる。」

 

戦略情報部

「我々は計画を受け継いだに過ぎません、戦略情報部には何もありません。」

 

プロフェッサー

「そうか...」

 

本部

「何の話だ?」

 

プロフェッサー

「EDFで正式配備される筈だった兵器の話だ、巨大なプラズマコアを装備し戦場を駆け巡る重装高火力高機動力のパワードスーツだった。

フェンサーの装備はただの骨格、それに中身を別技術で代用しただけの物だ。

ウイングダイバーのコアを装備する為だった、過剰な冷却能力もその影響だ。」

 

戦略情報部

「数を合わせる為のレンジャー

機動力と火力を併せ持つウイングダイバー

防御力と汎用性を併せ持つフェンサー

この3つの兵科を作る為に最初から計画されてました、根拠のない妄想です。」

 

プロフェッサー

「そんな事はない、エイリアンと戦争するとしてもウイングダイバーの中途半端な機動性は役に立たないと。」

 

戦略情報部

「そんな事はありえません」

 

プロフェッサー

「エイリアンとの戦争で人類は...怪物の襲来を予想していなかった、ドローンや母船に対する攻撃しか想定していない。」

 

戦略情報部

「いえ、NBC兵器への対抗策として計画されてました。」

 

プロフェッサー

「素肌を晒しながら放射能や化学兵器の投入された戦場へ、放り込むつもりだったのか。」

 

戦略情報部

「いえ...生物兵器というのは...怪物の様な...」

 

プロフェッサー

「怪物の襲来を予測していたと?」

 

戦略情報部

「いえ...」

 

本部

「オープン回線で話すべきではない、パワードスケルトンやプラズマコアは多くの機密があり情報漏洩を起こす可能性がある。」

 

プロフェッサー

「...まあ問題ないがな、この話は終わりにしよう。」

 

戦略情報部

「...」

 

オペレーター

「部隊の収容完了、作戦エリアから離脱します。」

 

本部

「よくやってくれた、今日は休息をしっかりととってくれ。」



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M12:降下艇飛来

エイリアンの降下艇が市街地に向かって進んでいます、予想進路の付近にいる部隊はただちに指定地点に向かってください。
市街にはまだ多くの住民が残っています、エイリアンの降下を確認した場合はただちに戦闘を開始。
チームはエイリアンを駆除して下さい


??

「エイリアンの揚陸船を確認。」

「揚陸船だ!」

「エイリアンを投下するつもりだぞ!」

「外にエイリアンの船が!!助けてください!!」

「民間人の救助を優先しますか?」

「民間人は護衛チームに任せろ!!エイリアン以外には目もくれるな!!」

「エイリアンが降下を開始!」

「くそっ! 空中機動作戦ってわけかよ!」

「市民の避難が終わっていない、エイリアンを食い止めろ。」

「お前たちを愛してる、逃げてくれ。」

「民間人が!!」

 

本部

「グレイプは市民の盾となれ!!タンクは突撃せよ!!」

 

??

「周辺エリアに敵の降下部隊が降下しました」

 

本部

「降下部隊だと?」

 

戦略情報部

「新たなエイリアンです、 十分に警戒してください。

情報によればコスモノーツと呼ばれるエイリアンの様です、強靭な装甲を持ちレーザーやロケットランチャーにバルカン砲等を装備しています。」

 

??

「エイリアンが降りてきたぞ!!」

「エイリアンの重装甲歩兵だ!!」

「二重の鎧を着たエイリアンだ!!」

 

戦闘力としては、タンクと同等かそれ以下。

更にタンクの数に押し負け一方的に蹂躙されている、タンクの被害は0だがロケットランチャーの攻撃で市民を護衛していた数両のグレイプが破壊された。

 

そして第二波がやってくる、左右に計12体のエイリアンが降下した。

レーザーショットガンロケットランチャーが2体づつ、その他はバルカン砲を装備していた。

 

半数のタンクがレーザーロケットランチャーに破壊され、歩兵はショットガンとバルカン砲によって3/2程が倒れた。

 

その時4名の歩兵と2両のプロテウスが増援に着いた、そのチームは多くのエイリアンを即座に壊滅させる。

バスター砲が鎧を砕き、歩兵が中のエイリアンに攻撃して駆除する。

 

そして第三波のエイリアンが来た

 

??

「揚陸艇三隻が作戦エリアに侵入!!」

「非常事態だ!!エイリアンの大軍が降下してくるぞ!!」

「同じ二足歩行をし、武器を扱う知的生命体か...争いたくない。」

「あいつらはクローン生成された傀儡だ、情を向けるだけ無駄さ。」

 

計18体のエイリアンが6つの降下艇から降下してくる

 

プロテウスが1機につき6体のエイリアンと交戦し、4名の歩兵は残りの6体との戦闘を開始した。

 

レンジャーとエアレイダーはプロテウスの援護をする様だ、エアレイダーは電磁城壁とパワーポストを設置した。

 

フェンサーとウイングダイバーはショットガンとレーザー持ちのエイリアンを駆除してから、ロケットランチャーバルカン砲を装備したエイリアンを翻弄して駆除する。

 

??

「我々は文化や言語だけでなく肌の色の違いを乗り越え、今の社会を築いて来ました。

今度は生まれた星の違いを乗り越える時です、それが可能であることは過去の歴史が物語っています。」

 

レンジャー

「無理だ」

ウイングダイバー

「馬鹿じゃないの」

エアレイダー

「違う」

フェンサー

「筋肉だ」

 

??

「我々は隣人と相対する時、どうしていたでしょうか?銃や爆弾?そんなものを使ったことはないはずです。

対話... 我々は常に対話で物事を解決してきたはずです、今回もきっとできます。」

 

レンジャー

「無理だ」

ウイングダイバー

「不可能だ」

エアレイダー

「それは難しい」

フェンサー

「その通りだ」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

「えっ?」

 

戦略情報部

「未だに、一部の民間人はエイリアンとの交渉を行っている様です。」

 

本部

「話し合いを願う者もいる...か、だが現場はそれどころではない。」

 

プロフェッサー

「そうだな...」

 

??

「多数の揚陸艇が作戦エリアに向かっています」

「10隻以上も飛んできたぞ...」

 

本部

「全部隊はプロテウスを中心に集結しろ!!必ず勝って生き残れ!!」

 

??

「エイリアンの大部隊が降下しました!!」

「あのエイリアンの防御力は高い!!鎧の一部を破壊し、そこから内部のエイリアンを狙え。」

 

レンジャー

「強敵だ!!」

ウイングダイバー

「問題ない」

エアレイダー

「派手に行こう」

フェンサー

「問題ない」

 

そうしてエアレイダーは城壁のデータを書き換え全ての味方を守る様に、円形の城壁を創り出した。

そうして全ての味方にパワーアシストを行い火力の底上げを行う、自らはエイレン・スパーデストロイと名付けられた自作のコンバットフレームに乗り込む。

レンジャーは味方をリバースシューターを撃ち込み回復させ、ウイングダイバーはコアを取り換えガイストGと呼ばれる新兵器を装備した。

 

レンジャー

「okだ」

ウイングダイバー

「準備はいい?」

エアレイダー

「問題ない」

フェンサー

「okだ」

 

そうして全てのエイリアンが降下してきた、計72体。

その攻撃は凄まじく、既に1枚目の防壁が剥がれ2枚目も壊れ始めている。

時期に残りの8枚も壊れるだろう、だがその前にプロテウスタンクウイングダイバーフェンサーは安全圏からエイリアンに対し一方的に攻撃を行う。

 

そして残り1枚になった、エイリアンの数は残り21体。

フェンサーとウイングダイバーが城壁の外へ出てエイリアンに対して攻撃を行った、翻弄され10体がそちらに吸い寄せられる。

実質残り11体、その数ならば十二分に倒せる。

そうして全て駆除された、引き寄せられたエイリアンもフェンサーとウイングダイバーの手によって倒される。

 

本部

「よくやってくれた...全員に勲章と休暇を貰ってやる...」



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M13:狙撃部隊

エイリアンの大軍を確認しました
既に狙撃チームは展開中です、合流して下さい。


現地にコマンドチームと向かう、そこには狙撃部隊ブルージャケットと4両の電磁投射砲にプロテウスが2両配備されていた。

そこにコマンドチームが向かう、更に応援の4名の歩兵部隊に副砲塔にバスター砲へ換装されたタイタン2両と更に6両のプロテウスが合流する。

 

??

「おいおい、俺達がこの作戦に必要なのか。」

「ああ、狙撃で我々に並ぶ部隊は居ない。」

「大丈夫だ、新型のスナイパーさえあればどれだけのエイリアンが来ても安心さ。」

「俺達だけで十分さ、早く終わらせて本部に大目玉を食らわせてやろうぜ。」

 

本部

「プロテウスとコマンドは側面に展開しろ、タイタンは前方で弾受けだ。」

 

オペレーター

「チームは自由に行動して下さい、エアレイダーには空爆と砲撃の誘導をお願いします。」

 

最前列はタイタン、その後方に6両のプロテウスに2両の電磁投射砲。

その後方にコマンドとブルージャケット、側面にプロテウス二両が展開しその後方にチームだ。

 

??

「こちらスカウト!!エイリアンが作戦エリアに接近してきました!!万を優に超えています!!」

 

本部

「よくやった!!敵部隊が衝突する前に撤退せよ、繰り返すスカウトチームは撤退せよ。」

 

??

「了解!!スカウトチーム!!撤退する!!」

「こちらブルージャケット、敵部隊を確認した。」

 

本部

「発砲を許可する、ビーグル隊統制射撃!!歩兵隊は自由射撃だ。」

 

??

「「「「撃て!!」」」」

 

そうして電磁投射砲とタイタンが射撃を開始する、1発につき10体以上のエイリアンを駆除する。

だが死を恐れない様に濁流の様な敵軍が次々と進軍してくる、そしてバスター砲の射程内に入る。

 

??

「「射程内に入った!!撃て!!」」

「「「「「「「「「「撃て!!」」」」」」」」」」

 

そうしてバスター砲の雨がエイリアンに降り注ぐ、その雨はエイリアンの濁流を受け止め死体を積み上げる。

 

「この戦術で無数のエイリアンを駆除してきた!!こいつらも獲物にすぎない!!」

 

そしてバスター砲の射程位置で敵軍の屍が積み重なり、敵軍の侵攻が遅くなる。

 

??

「案の定出番がないな、プロテウスとタイタンの火力が高過ぎる。」

「問題ない...敵の数が多過ぎる、抑えられなくなった時が我々の出番だ。」

 

そしてエイリアンは正面へ進めなくなった事が分かると側面に展開し侵攻してくる、敵軍が側面に移動する度に段々とバスター砲の弾幕が薄くなり敵軍が前線の屍を乗り越え侵入してくる。

 

??

「それにしても大軍だな!!」

「まるでテルモピュライの戦いだ!!」

「全滅してるじゃないか、そういうことを言うのはやめろ。」

「そうだな、天下分け目の関ケ原という事にしておこう。」

 

正面のエイリアンも漏れ出してきたがそれを、ブルージャケットが全て狙撃し敵を近付けない。

全てのエイリアンの首が飛んでおり、この異常なまでの命中率は英雄を除いたらどの部隊でも真似できないだろう。

 

??

「予想以上の大群だ!!」

「冷静になれ!!駆除出来ない数じゃない!!」

 

そして側面から侵攻してくるプロテウスが全て駆除した、だが更にエイリアンは側面へ展開し結果部隊は囲まれた。

 

??

「背後からも来たぞ!!」

「後ろだ!!」

「包囲されて殲滅される...か、孤立無援のスターリングラードだ。」

 

レンジャー

「問題ない」

ウイングダイバー

「大丈夫」

エアレイダー

「範囲攻撃に注意してくれ」

フェンサー

「仲間だろ?」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

「えっ?」

 

??

「チームは戦闘を開始して下さい」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「了解」

 

そうしてレンジャーウイングダイバーフェンサーが狙撃を開始する、それらは1発で10体のエイリアンを駆除し最高効率で敵軍を駆除している。

 

グレイプ1両の支援しかないのにどの戦線よりも安定している、タイタンやプロテウスの存在を嘲笑うかの様な攻撃能力だ。

 

??

「もうすぐ弾が切れる!!弾を寄越してくれ!!」

「駄目だ!!予備弾薬が何処かに有る筈だ!!」

 

と悲鳴が聞こえる、恐らくコマンドチームだろう。

ブルージャケットの顔色も悪くなり始めており、このままでは電磁投射砲やバスター砲の弾も切れる。

 

その瞬間空爆座標が送られた、空軍からの援護が来たのだ。

 

??

「凄い光景だぞエアレイダー!!援護してやる!!」

 

そうして大量のエイリアンが空爆で吹き飛ばされる、ざっと半数だ。

 

??

「エアレイダー、聞こえるか?砲撃地点を指示しろ。」

 

その後砲兵隊が榴弾砲で更に半数エイリアンを吹き飛ばした、そこに降り注ぐスプライトによって残り1割未満となる。

 

本部

「よし、タイタンとプロテウスは撤退。

残りで撃ち漏らした敵の駆除だ、よくやった!!俺達は勝ったぞ。」



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M14:漂流者

マザーシップNo.11出現、超大型の怪生物サイレンを召喚しました。
その後に新たな物体を投下していました、情報通りであればスキュラと呼ばれる怪物です。
チームはサイレンが待機している海岸部で戦闘を開始して下さい、EDFの軍艦隊と潜水母艦セイレーンが援護します。


オペレーター

「チームはサイレンに接近して下さい」

 

戦略情報部

「潜水母艦、浮上します。」

 

本部

「潜水母艦が浮上するぞ!!軍艦隊は衝撃に備えよ!!」

 

そうして潜水母艦が浮上する、その瞬間津波が起き一部のスキュラが地上へ叩き出される。

そして波がグラウコスまで届きグラウコスが潜水母艦へロックオンする、だがその前にエアレイダーがバルジレーザやテンペスト等全て使い地面にサイレンを叩き付けた。

羽が穴だらけとなり飛び上がる事はもうないだろう、そして狙いはチームとなった。

 

エアレイダーがヘリに乗りサイレンを上空から射撃し、ウイングダイバーとフェンサーが目への攻撃を行う...因みにレンジャーはスキュラにブレイカーを只管撃ち続けてる。

 

プロフェッサー

「スキュラを逃さないでくれ!!サイレンよりもスキュラの方が厄介だ、奴は潜水母艦の唯一の脅威だ!!グラウコスよりもスキュラを優先して駆除してくれ。」

 

戦略情報部

「了解しました、参謀本部から指揮権を受け継ぎます...潜水艦隊はスキュラを追跡駆除して下さい。」

 

??

「了解!!」

 

地上からでは分からないが海に居る彼等には分かるのだろうか、表の英雄の陰に隠れて裏の英雄になるかもしれない者を見守る気持ちが。

 

??

「こちらセイレーン、検討を祈る。」

 

その瞬間多くのスキュラが更に地上へ上陸した、そのスキュラを潜水母艦が魚を貪り食う化物の様に駆除してゆく。

ライオニックに主砲、そしてチラン爆雷など様々な兵器を使ってだ。

 

??

「どうだ英雄よ、我が潜水母艦の戦闘力は素晴らしいだろう。」

 

レンジャー

「お見事!!」

ウイングダイバー

「ナイス!!」

エアレイダー

「素晴らしい!!」

フェンサー

「いいぞ!!」

 

??

「こちらエピメテウス!!ライオニックを発射した!!英雄!!受け取れ!!」

 

エアレイダー

「いいぞ!!」

 

??

「こりゃ英雄の贔屓にはしてもらえそうにないな!!」

 

そうしてエピメテウスからもミサイルの支援が行われる、その姿はまるで他の女に目移りしそうな男を引き留めるかの様な...まあ彼女できた事ないから分からないけど。

 

そして第三波のスキュラが上陸してくる、そこにフェンサーが突っ込む。

 

フェンサー

「仲間だろ?」

 

そう言い...体当たりを仕掛けてきたスキュラをジャックハンマーで殴る、そして全てのスキュラを一人で駆除した。

 

フェンサー

「残念だ...」

 

それは筋肉を見せつけ、相手が敗北した姿を見せるかの様な。

 

そして地上部隊によるサイレンへの攻撃が続く、既に虫の息だ。

そしてセイレーンからEDFの超技術により生産された攻撃用爆雷、チラン爆雷がサイレンへ降り注ぐ。

 

プロフェッサーの進言により、チラン爆雷を全潜水母艦に搭載した。

そのおかげで、チラン爆雷の積み込みというという時間のロスなく...即座にサイレンへの攻撃作戦が始められた。

 

そのお陰で被害を出す前にサイレンを駆除できて、スキュラの繁殖を許さずに済みそうだ。

 

EDFの勝利である

兵の被害は多いが的確に敵を駆除し、戦力が右肩下がりになる事なく戦争継続を行えている。



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M15:砲兵進撃

長距離砲を携帯したエイリアンが確認されました。
砲撃により前哨基地267の地上部隊が壊滅、死者はゼロですが市街地にも被害が広がっています。
敵の武装は30キロ程の射程を持つ曲射砲であり、目標地点に高い精度で着弾します。


本部

「敵の砲撃チームを捉えたぞ、接近せよ。」

 

??

「砲撃が来るぞ!!」

「凄まじい攻撃だ!!」

 

本部

「敵の砲撃は正確だ、だが正確過ぎて動き続ければ当たらない。」

 

??

「俺達を殺したければ重装甲歩兵でも連れてこい」

 

そうしてタンクとグレイプの混成部隊によってエイリアンが粗方駆除される、残りのコロニストは新型のブラストホール・スピアを装備したフェンサー部隊によって処理された。

 

??

「第二世代型テレポーションシップが何かを運んでるぞ!!」

「あれはエイリアンの揚陸船だ!!」

「クルールだ!!クルールが来るぞ!!」

「邪悪な姿だ...」

「奴は不死身ではない、重装甲エイリアンと比べれば弱い。」

「タンクは頭を狙え!!」

「グレイプは訓練通り足を狙うぞ!!」

 

そうして2両一組でクルールを撃破する、被害はなく安全に処理された。

 

??

「敵船を確認!!」

「着陸船を切り離しています」

「敵テレポーションシップが大型アンドロイドを投下、あれは砲兵だ!!アンドロイドの砲兵だ。」

 

本部

「広範囲に砲弾をばら撒くタイプか、先程の一点集中型の攻撃と違い避けにくい。」

 

??

「敵エイリアンがが大型砲を装備しています、初めて見る武装です。」

 

戦略情報部

「重火器を装備したエイリアン、砲兵の護衛部隊です。」

 

本部

「なに?」

 

戦略情報部

「大量の炸裂弾を発射する装備に、スナイパーを装備しています。」

 

オペレーター

「ですが盾を持っていません、攻撃される前に優先して撃破しましょう。」

 

戦略情報部

「データが必要です、武器の特性を把握する為戦闘を長引かせてください。」

 

??

「邪神みたいだな!!」

「ただの生物に過ぎない、クローンさ。」

 

戦略情報部

「複数の基地がクルールの攻撃を受けました、ですが予め人員や物資を退避させていたおかげで被害は軽微です。

敵との情報戦は我々の圧倒です、先進科学研究所からの情報がなければ敗北していました。」

 

本部

「そうだな」

 

??

「こちらR3、対物ライフル班です。 戦闘に参加します!!」

 

本部

「よし!!タンクとグレイプを援護しろ!!」

 

レンジャー

「やあ」

 

??

「敵のライフル部隊か、威力しかない敵と比べたら俺たちの方が上だ。」

 

??

「敵船発見!!」

 

本部

「テレポーションシップは無視しろ!!砲兵と護衛部隊を倒せ!!」

 

??

「敵の砲兵を確認、護衛部隊に守られています。」

 

本部

「敵の武器は強力だ、距離をとれ。回避しろ!!」

 

オペレーター

「いえ、むしろ接近してください。

あの武器は射程距離と破壊力に優れていますが、発射までに多少のタイムラグがあるようです。

発射の準備時間をはっきり視認できる距離にいるべきです、護衛部隊を駆除しつつ接近して下さい。」

 

本部

「よし!!あの武器は万能ではない、隙を狙え。」

 

??

「こちらフェンサー隊、砲兵の駆除は我々に任せろ。

ブラストホール・スピアの威力と、スラスターの機動力を見せてやる。」

 

本部

「装甲を過信するな、危険だぞ。」

 

??

「見殺しにはできない、行くぞ。」

 

フェンサー

「どうも」

 

??

「生き残っていたか、さすがだな。」

 

戦略情報部

「クルールによって、land7base6など多数の基地が攻撃されました。

ですが事前に戦力を潜めていたおかげで防衛に成功しました、損害も最低限に抑えられられています。」

 

オペレーター

「敵砲兵を殲滅、防衛に成功しました。」

 

本部

「勝ったぞ!!帰ったら全員に祝杯をくれてやろう!!」



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M16:死の疾走````

敵の新型船団が市街地上空に飛来、チームは新兵器と共に敵のテレポーションシップを撃破して下さい。
先行部隊である、デルタとイプシロンと協力して下さい。


??

「大船団だ...!!」

 

オペレーター

「タンクとグレイプは歩兵と怪物を駆除して下さい」

 

??

「「了解」」

 

そうしてフェンサーウイングダイバーレンジャーは怪物に突っ込みα型の怪物を駆除した、撃ち漏らしをタンクとグレイプが処理する。

 

??

「俺達の出番はないな」

 

??

「いいじゃないか、楽な仕事だぜ。」

 

??

「こちらストライク、輸送船は任せろ!!歩兵は怪物を駆除してくれ。」

 

??

「こちらスカウト!!敵テレポーションシップ接近!!」

 

本部

「ストライク!!出番だぞ!!」

 

??

「任せろ、ウイングダイバーとフェンサーは敵船に近づくなよ。」

 

その瞬間、第二世代型テレポーションがやってくる。

そのテレポーションシップは新兵器ストライクによって、装甲が破壊され内側から粉々に粉砕される。

 

??

「どうだ!!ストライクの威力を見たか!!」

 

レンジャー

「ナイス!!」

ウイングダイバー

「お見事!!」

エアレイダー

「凄い!!」

フェンサー

「大勝利だ!!」

 

味方からの歓声が上がる、実戦配備されたばかりの試作兵器ストライクの試験運用は成功と言えよう。

 

本部

「よくやった!!」

 

??

「敵船の装甲を破壊する超兵器が地上部隊に配備できる様になったか、これなら空軍の支援は要らねぇなぁ。」

 

エアレイダー

「えっ?」

 

??

「こちらスカウト!!新たなテレポーションシップが接近!!第三世代型です!!」

 

本部

「分かった、ストライクは第二射の準備をしろ。」

 

??

「了解!!」

 

??

「こちらスカウト!!敵船が新たな怪物を投下しました、交戦を避けるため撤退します。」

 

本部

「急いで撤退せよ

新たな怪物が発見された!!地上部隊は注意せよ、遠距離から駆除するんだ。」

 

戦略情報部

「新たな怪物について情報があります、非常に危険です。」

 

本部

「新たな怪物だと?」

 

戦略情報部

「強食性侵略生物の様に素早く、敵に喰らいつき電撃攻撃を行う敵です。」

 

本部

「ほう、歩兵部隊は注意せよ。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「了解!!」

 

そうして現れる敵テレポーションシップにストライクが攻撃を行う、1発目が光の壁を無効化し2発目で敵を破壊した。

だが既に100体近くの怪物が投下されている、これをチームだけで駆除しなければならない。

 

そして敵にフェンサーが突っ込む、どうやら盾を構えどういった攻撃を行うか探る様だ。

 

??

「まるでアイドルのライブみたいだな」

 

??

「エイリアンのゲリラライブさ、動きはまるで...」

 

??

「楽しんでやがるな、こちらに自分達を見せつけてる。」

 

そしてフェンサーは新たな怪物に突撃し接敵する、その敵はフェンサーに喰らいつき電撃攻撃をした。

次々と敵が集り、既に中に居るフェンサーは視認できない。

だがウイングダイバーがフェンサーごと怪物に向けてプラズマ・グレートキャノンを撃ち込んだ、そうしてフェンサーのシールドはリロードに入るが...一切の被害なく敵を殲滅する。

 

本部

「その様な危険な作戦はやめろ!!貴様達は何故その様な作戦を行ったんだ!!命が惜しくないのか!!」

 

??

「そうだぞ英雄、俺達を頼れ。」

 

本部

「お前達の行動は多くの兵が真似する!!全ての兵に同じ事をさせるつもりなのか?私はそんな事したくない、頼む。」

 

そうして悲痛な本部の声が無線に届く

 

戦略情報部

「安全に駆除可能なのでしょうか?既に多くの兵が命を散らしており、その様な作戦を用いた方が犠牲を最低限に抑えられると思われます。」

 

本部

「貴様は前々から人の命を何だと思ってる!!兵の命を優先すべきなんだ、銃を撃った事のない民間人に戦わせるつもりなのか。」

 

戦略情報部

「それが勝利に必要ならば」

 

オペレーター

「兵の死を許容する作戦は指揮を行う者として、怠慢だと思われます。

この作戦はチームの圧倒的な技量を元に行える作戦であり、その他全ての兵に模倣可能な戦術ではありません。」

 

レンジャー

「その通りだ」

ウイングダイバー

「そうね」

エアレイダー

「賛成だ」

フェンサー

「筋肉だ」

 

レンジャー

エアレイダー

「違う」

ウイングダイバー

「馬鹿じゃないの?」

 

フェンサー

「しょんぼり」

 

オペレーター

「チームはこれからこの様な作戦を行う事を避けて下さい、万が一の事故などがありますし危険です。」

 

本部

「私も士気の盛んな、家族の為に戦っている兵士に特攻を命じたくない。」

 

そうしてデルタとチームは合流する歩兵は計16名、タンクとグレイプが2両づつにストライクが1両。

 

これならば十分な戦力だ、一戦域に現れる様な数の敵ならばいくらでも対応できるだろう。

だがその先に居るイプシロンと合流する為に、右方向へ向かう。

だが敵テレポーションシップが3隻現れた、辛うじて1機をストライクが破壊したが残りの2機から怪物が投下される。

 

先程の個体より大きい、ガスの様な何かを噴出しながらこちらを挟撃してくる。

 

攻撃方法は変わらず、敵に喰らい付き電撃攻撃をする様だ...ただフェンサーのシールドの消耗が先程よりも大きい様に見える。

そうして、敵の集まっている個所に、ストライクが攻撃し120m程を吹き飛ばす。

敵のテレポーションシップを全型破壊可能で、半径60mを優に吹き飛ばす威力は数発で戦局を好転させた。

 

一足先にレンジャーがイプシロンと合流した、フェンサーとウイングダイバーにプロテウス2両に守られたストライク2両が出てくる。

レンジャー2個分隊ウイングダイバー1個分隊フェンサー1個分隊エアレイダー1タンク2グレイプ2プロテウス2ストライク3の大部隊だ、マザーシップでさえ相手にならないだろう。

 

そうして合流した後にテレポーションシップが現れた、これまでは1機現れた後に3機現れていたが...今回は既にこの作戦エリアに10機集まった。

最初に、ストライクが第二世代型テレポーションを3両吹き飛ばす。

後に2両が1機づつ二世代型を落とし、一両が1機の第三世代型を中破させ...最後の斉射で10機居たテレポーションシップを3まで減らす。

 

その倒し損ねたテレポーションから比較的大きな新種の怪物が投下される、駿足で近付いてくるがプロテウスの弾幕の前に近寄れない。

だが側面に周って来る奴が居る、だがその敵はタンクとグレイプが処理する。

そして弾幕を潜り抜け2体程がプロテウスに接近してきた、だがウイングダイバーとフェンサーが辛うじて倒した。

 

そして怪物が全て駆除される、その瞬間4機のテレポーションシップが飛んできた。

その輸送船は計3機撃墜される、だが残りの1機によって...超大型の新たな怪物がテレポーションされた。

 

その怪物をストライクが狙おうとした瞬間、全てのストライクのシステムが破損して発射不可能となった。

 

??

「こちらストライク...システムが破損した...退避する...」

 

そうしてストライクは後方へ退避した、新たなマザー級の怪物と矛なしで戦う事に。

 

??

「仕方ない、プロテウスが相手になろう。」

 

そうしてプロテウスがマザー級の怪物に攻撃を行う、だがバスター砲では怪生物の様にビクともしない。

 

??

「硬いぞ!!」

 

エアレイダー

「任せろ」

 

エアレイダーがテンペストを要請し、そのミサイルをぶつける。

だが表面の甲殻を破壊しただけだった、だがその中身をバスター砲が掻き混ぜ新たな怪物は駆除された。

 

本部

「よくやってくれた...」

 

プロフェッサー

「ストーム1少し話をしよう」

 

レンジャー

「えっ?」

ウイングダイバー

「お断り」

エアレイダー

「駄目だ」

フェンサー

「許可できない」

 

オペレーター

「作戦は完了です、基地に帰還して下さい。」

 

戦略情報部

「以後、新たな怪物を兵士の呼び名に合わせスターと命名します。

そして巨大な怪物はスターを操る様です、そちらも兵の呼び名に合わせリーダーと呼称します。」

 

本部

「スターにリーダーか...他にも色々とあるだろうに...」




オリ敵とオリ味方はどうでしょうか?少しというか、絶対に分かんなかったと思うので色々情報出しときます。(自分も分からなかったなんて言えない)

オリ味方ビークル
名称
・ストライク
武装
・ストライク砲
容姿
・ほぼ電磁投射砲
武器の概要
第三世代型テレポーションシップを、破壊する為に作られた新兵器の技術を使って完成した。
カッパー砲と同等の破壊力を持った弾頭を電磁投射砲より圧倒的に早い初速で発射している、その攻撃はマザーシップよりも頑丈な第三世代型テレポーションシップのシールドも破壊可能である。

オリ敵

呼称
・スター(小型)
サイズ
・全長約26m
容姿
・ゲジゲジに近い
攻撃方法
・敵への噛み付き
・電撃

名称
スター(大型)
サイズ
・全長約88m
容姿
・ムカデに近い(だが少しだけヤスデっぽく真丸としている)
攻撃方法
・敵への喰らいつき
・電撃
・腐食性の毒の散布

名称
リーダー
サイズ
・全長240m以上
容姿
・ムカデ
攻撃方法
・敵への巻き付き(圧壊させてくる)
・電撃
・腐食性の毒の散布


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M17:神の都

敵軍が市街地に集結しています、何の為に集合してるか分かりませんが...敵軍の企みを正面から打ち砕きます。
攻撃隊を編成しました、ビルに隠れて敵船団に接近し...戦力を排除して下さい。

...新たなエイリアンが確認されました、注意して下さい。


??

「よし、気づかれてないぞ。」

「以外にも呆気ないな」

「敵軍への接近に成功。」

「だが味方のストライクやプロテウスの到着には時間が掛かる、厳しい戦いになるぞ。」

 

??

「問題ない、俺達を盾にしろ。」

「EDF歩兵隊最強の盾だ、俺達を突破できるエイリアンは居ない。」

「この作戦が終わったら、俺は後方任務だ。」

「レンジャー隊、俺達を死なせるなよ。」

 

レンジャー

「問題ない」

ウイングダイバー

「大丈夫」

エアレイダー

「その通りだ」

フェンサー

「自分を信じろ」

 

軍曹チーム

「そうだ、我々はこの作戦を成功させる。」

「大将さえ居れば安心さ」

「増援も向かってきている、大丈夫さ。」

「俺達に負けはない」

 

本部

「あれが空を飛ぶエイリアンか...」

 

??

「目標を視認した」

「何も装備してない、なぜ飛べるんだ。」

「エイリアンを撃破する!!行くぞ!!」

「アレは普通じゃない、手を出すのはヤバいんじゃないか。」

「まるで神だ...攻撃したら神罰が下るんじゃ...」

「せめてプロテウスの到着を待つべきじゃないか?」

「例え相手が神だろうと...不意を撃てば倒せる、やるぞ。」

 

計6体、一つの戦闘集団としては丁度いい。

 

オペレーター

「敵は未知数です、警戒して下さい。」

 

??

「我々は今日!!神殺しを行う!!日本神話に神殺しの名を刻むのだ!!」

「恐れを捨てろ!!恐怖は判断を鈍らせる!!」

「単独行動は危険だ!!皆で戦う!!」

「空はウイングダイバーの物、我々の世界を神から取り戻す。」

 

??

「こちらスカウト、敵船が怪物を投下しました。」

 

本部

「敵船が転送を開始した、備えよ。」

 

??

「エイリアンのアイドルグループだ、楽しそうにしていやがる。」

「戦場で舞えるほど、できた奴らではない。」

 

本部

「作戦を開始せよ」

 

??

「撃てー!!」

 

そうしてグレイプとタンク4両の攻撃が始まる、怪物は駆除された。

だがテレポーションシップは無事であり、エイリアンはこちらに気が付き近づいて来ている。

 

??

「エイリアンが来たぞ!!」

「ただの空を飛ぶだけの生物だ!!クラーケンやヘイズと同じだ!!」

「俺達が前に出る」

 

そうしてフェンサー隊が前進する、スピアを構え敵エイリアンに突撃を行う。

エイリアンは光の弾を手元に生み出し、それでフェンサー隊に牽制射撃を行った。

だがフェンサー隊の技量は高く、大した足止めにはならずスピアの射程範囲内となる。

神は回避機動をして、フェンサー隊の射程外に逃げた。

その先を狙う様に、タンクとグレイプが射撃を行う。

エイリアンに命中した、敵はよろめき...腕が取れる。

 

そうしてタンクとグレイプが第二射を撃つ、狙われていたエイリアンの前に別のエイリアンが割り込み...タンクとグレイプの攻撃を反射した。

そしてタンクとグレイプは破壊される、どうやら敵はこちらの攻撃を反射する様だ。

 

軍曹チーム

「何?」

「タンクとグレイプが壊されちまった、帰りは徒歩だな。」

「どうやら敵はこちらの攻撃を跳ね返す様です、反射も正確ですね。」

 

だが敵は既に1体死に掛け、残りの3体が援護している。

フェンサー隊ウイングダイバー隊レンジャー隊が、狙いをつけ総攻撃を行った。

 

そうして1体のエイリアンが駆除される、空を飛ぶ神は地上へ力なく崩れ落ちた。

 

??

「タンクとグレイプが犠牲にして、ようやく1体か。」

「こちらフェンサー隊、まだ戦える。」

「レンジャー隊は問題ない」

「ウイングダイバー隊、負傷者多数...一度後退する。」

「こちらから1名回そう、我々はリバーサーを持っているからな。」

 

本部

「よくやってくれた!!」

 

戦略情報部

「データを確認しました、残り5体を駆除して下さい。」

 

??

「冗談じゃない、1体倒すだけでこんなに苦労したんだ...5体も倒せない。」

「ストライクとプロテウスの到着を待とうぜ、時間稼ぎをすればいい。」

「そういえば英雄はどこだ?」

「確かに見ないな」

 

その瞬間、敵輸送船のシールドが剥がれた。

どうやらフェンサーが重迫撃砲を使いテレポーションシップの上部を破壊した様だ。

そこをウイングダイバーとレンジャーが攻撃し、敵テレポーションシップは破壊された。

 

??

「どうやら英雄は輸送船を破壊しに行ってた様だ、護衛のエイリアンも駆除している...流石だな。」

「残りは3体だ、弾薬は足りそうか。」

「スピアにはまだ余裕がある」

「こちらもライフルの弾はある」

 

??

「こちらスカウト!!新たにエイリアンが接近してきました、作戦エリアに向かっています。」

 

本部

「救援部隊か」

 

戦略情報部

「防護服を装備した新型のエイリアンが確認されています、注意して下さい。」

 

そして遠くに防護服を着たエイリアンが見える、こちらに到着する前に駆除しなければ不利だ。

 

その時輸送機ノーブルからコンバットフレームが届いた、あの時に要請したが結局使われなかったエイレン・スーパーデストロイだ。

 

エアレイダー

「ありがとう」

 

??

「頑張れよ!!エアレイダー!!」

 

そうして1機のコンバットフレームが起動する、そのコンバットフレームはセイバーを2斉射し1体のエイリアンを駆除。

その後もう2斉射し、もう一体を駆除した。

残るは1体、そのエイリアンは攻撃の反射に入る。

だがその反射をする力を上回る出力で貫通し、最後の1体も駆除される。

 

本部

「よくやった!!」

 

戦略情報部

「敵、新エイリアンが来ます。」

 

現れたのは計6体、だが全員が防護服を着ており...情報にない武器を持っている。

 

本部

「奴らは武器を持っている!!どの様な武器か分からない、注意せよ。」

 

戦略情報部

「武器の情報はありません、注意して下さい。」

 

6体のエイリアンが現れる、そしてその下方から多くのスターを召喚した。

 

本部

「怪物が地下から!!」

 

戦略情報部

「どうやらスターも、地底を移動可能の様ですね。」

 

本部

「ただでさえ厄介だというのに...」

 

戦略情報部

「ですが操る事はできない様です、エイリアンでも操る事が不可能な怪物...恐ろしいです。」

 

そうしてストームチームが歩兵部隊と合流する、レンジャーはレンジャー隊フェンサーはフェンサー隊ウイングダイバーはウイングダイバー隊と。

そして、その前にエイレン・スーパーデストロイが立つ、スーパーデストロイは計6つの武器を持っており...その機体だけに積まれてる装備を使用する。

コンバットフレームから計92発の誘導ミサイルを発射した、その誘導ミサイルは全てが命中し怪物を駆除した。

 

レンジャー

「お見事!!」

ウイングダイバー

「ナイス!!」

フェンサー

「流石だな!!」

 

そうして残るのは防護服を着たエイリアンだ、先程のミサイル程度では傷一つ付かない。

だがあれは所詮怪物駆除用の装備だ、エイリアンに使われるのは大型に使う様な重装甲目標を貫く装備だ。

 

エイレン・スーパーデストロイから射撃されるセイバー、それは敵の防護服へ損傷を与える。

2発4発6発8発10発...だがそこでセイバーの弾が切れた、防護服は破壊され中身にチームが総攻撃を行い1体を駆除した。

 

レンジャー

「ナイス!!」

ウイングダイバー

「やるぅ!!」

エアレイダー

「お見事!!」

フェンサー

「大勝利だ!!」

 

だが頼みのセイバーは弾が切れ、頼みのビーグルは全て破壊されている。

衛星や攻撃機潜水母艦は全て他の地域の応援に行っており要請できない、そんな絶望的状況の中で間に合った...プロテウスとストライクによって構成された駆除チームが。

 

??

「こちらプロテウス!!間に合ったか!!」

「こちらストライク!!歩兵は退避しろ!!巻き込まれても知らないからな!!」

 

そうして駆除チームが戦闘に入る、プロテウスのバスター砲が敵エイリアンへの攻撃を開始する...敵の防護服にダメージを与え破る。

だが別のエイリアンが前に出てくる、そのエイリアンはバスター砲を反射しプロテウスにカウンターを与える。

だがプロテウスの耐久力の前ではビクともしない、設計的にはストライク砲を一撃耐える事も可能だ。

 

その反射を問答無用でストライク砲が貫く、そして最前列に出てきた敵の攻撃を反射するエイリアンを一撃で粉々に粉砕した...内側からだ。

胴体は吹き飛び、地面に歪んだ頭部と四肢が落ちている。

 

だがエイリアンはやられっぱなしではない、そのストライクに集中砲火を浴びせた。

だがストライクの前にプロテウスが出て盾になる、そしてストライクが横から出てきて...また一体のエイリアンが駆除される。

それを後2回繰り返した後にプロテウスが破壊され、盾を失ったストライクはエネルギー攻撃によってされる。

 

??

「プロテウスとストライクが...」

「負けた?」

「人類は神に勝てるのか?」

「人類は負けるんだ...」

「最初から勝ち目のない戦争だったんだ...エイリアンもおかしいし...なぜ敵はあんな強力且つ多彩なんだ...人類の勝ち目はない!!神に滅ぼされるんだ...」

 

軍曹チーム

「あ~こりゃだめだな、どうするかな。」

「頼みの駆除チームは壊滅、残るはレンジャー3フェンサー1ウイングダイバー1分隊に大将だけか。」

「戦える者がやるしかない、やるぞ。」

「お供します」

 

??

「俺達が突撃する、歩兵と兎は援護を頼むぜ。」

「あの地を這う骨共に後れを取る訳にはいかないな」

「ウイングダイバーの治療が終わった、俺も戦闘に参加するぞ。」

 

レンジャー

「行くぞ!!」

ウイングダイバー

「了解!!」

エアレイダー

「GO!!GO!!」

フェンサー

「okだ!!」

 

そうして敵に全部隊が突撃する、敵は攻撃をフェンサー隊に集中する。

フェンサー隊はその攻撃をシールドでガードした筈だった...だが何故かシールドを貫通し、中の人間の頭が吹き飛ばされる。

フェンサー隊の全シグナルが停止した、スケルトンの中身はエイリアンによって掻き混ぜられた。

 

そしてウイングダイバーは、誘導された敵の攻撃が命中し...頭部胴体部を失って地上へ落ちていく。

 

レンジャー隊は1人に1発、虫を潰すかの様に殺される。

 

そして生き残ったのは、4人の英雄に軍曹チームだけだ。

 

軍曹チーム

「もう俺達だけか、最後だな。」

「大将と俺達の悪運もこれまでだな!!」

「十分戦った、あの世で年金を貰う。」

「面白い冗談だな」

 

レンジャー

「問題ない」

ウイングダイバー

「安心して」

エアレイダー

「大丈夫だ」

フェンサー

「ワンkill!!」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

「お見事!!」

 

そして残り1体になった頃、そこに援軍がやってきた...フェンサーとウイングダイバーのだ。

 

??

「こちらグリムリーパー、敵エイリアンを発見した。」

「こちらスプリガン、エイリアンから地球の空を取り返すぞ。」

 

そして援軍が...最後の防護服に守られたエイリアンを駆除し、敵勢力は全滅した。

 

本部

「よくやってくれた...このエリアの防衛成功により万を超える市民が守られた...よくやった...」

 

戦略情報部

「先のエイリアンをプライマーと呼称します、あの生物が敵文明の支配種族だと思われます。」

 

本部

「あの空を飛び光を操る力は一体なんだ?」

 

プロフェッサー

「超能力だ」

 

戦略情報部

「まだその様な迷い言を...」

 

プロフェッサー

「事実だ」

 

本部

「その様な事はどうでもいい、敵新型エイリアン...プライマーに人類は勝てるのだろうな。」

 

プロフェッサー

「ストライクが量産できればな」

 

本部

「ストライクの量産体制を更に大規模化すべきか...イプシロン等の生産を止めてでも数を用意した方がよさそうだ、今の人類にそこまでの数が用意できるか。」

 

戦略情報部

「やるしかありません」

 

オペレーター

「味方の戦意が全体的に低下しています、このままでは戦争を続けられなくなるかもしれません。」

 

戦略情報部

「何か指揮を上げる方法を...」

 

本部

「ストームだ」

 

戦略情報部

オペレーター

「ストーム?」

 

本部

「遊撃部隊ストーム、以後コードネームを変更する。

スプリガンはストーム4

グリムリーパーはストーム3

軍曹、君はストーム2だ

そしてストーム1はお前だ

以後このコードネームを使う、分かったな。」

 

ストーム4チーム

「なるほど、我々はプライマーとの戦争で英雄になれと...いいだろう。」

「フェンサーには負けられない、ストーム3には早めに脱落してもらおう。」

 

ストーム3チーム

「名称が変わるぐらい構わん、倒し応えのある敵を用意しろよ。」

「敵に撃ち堕とされない様に気を付けるんだな、俺達の後ろからこい。」

 

ストーム2チーム

「今は啀み合うぐらいが丁度良いか、危険な行動はするなよ。」

「まあ大将が居るから何とかしてくれるさ」

 

ストーム1チーム

「いいだろう」

「いいわね!!」

「良いチームだ」

「これで負けなしだ」

 

本部

「ストームチームは他の戦線に応援に行け!!プライマーを駆除しろ!!」




はい!!ストーム1敗北の原因の3種目!!出ましたね!!
イメージ通りです、あの銀の人ですね。今回実は沢山出てきます(笑)

因みに私の脳内で、このミッションを通常プレイした際では治療中のウイングダイバーをスターの囮にしています。
EDFは仲間を見捨てない!!実際は知らん!!


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M18:地を這う殺戮者

緊急事態です、スターを市街付近で確認。
怪物は防衛線をすり抜け、市街地に侵入しました。
避難誘導は間に合わず、市民は無防備な状態です。

付近に展開中のチームは、ただちに現場に向かってください。


??

「街に入り込まれてるぞ!!」

「あの化物が次々入ってくる...」

「民間人の盾となれ!!」

 

ストーム1チーム

レンジャー

「頑張れ」

ウイングダイバー

「任せた」

エアレイダー

「範囲攻撃に気を付けてくれ」

フェンサー

「問題ない」

 

そうして空爆座標が送られる、戦闘爆撃機KM6によって先頭集団が駆除され重爆撃機ウェスタによって炎の壁が作られる。

 

そこに突撃する怪物群は、次々燃え上がる。

だが比較的大型の種は燃えながら突撃してくる、だがそこにフェンサーが割り込みヘルフレイムリボルバーで全て焼き尽くされる。

 

だが地中侵攻を味方のレンジャー部隊が受けた、グレイプとタンクが足止めをしているがジリジリと距離を詰められている。

 

??

「大丈夫か!!俺がなんとかしてやる!!さっさと下がれ!!」

「早く下がれ!!急げ!!」

「撃て!!足止めしろ!!」

「飛び掛かって来るぞ!!絶対に捕まるな!!」

「俺達を食い殺す気か!!」

「そうだ、奴らからしたらお菓子感覚なんだろうな。」

「勘弁してくれよ...」

 

ストーム1チーム

フェンサー

「頑張れ、お前なら大丈夫だ。」

ウイングダイバー

「えっ?」

エアレイダー

「それは難しい」

レンジャー

「不可能だ」

 

本部

「高速で地を這い、噛み付き毒ガスを撒きながら電撃でこちらを攻撃してくる...危険すぎる。」

 

戦略情報部

「この怪物は危険です、この怪物によって多くの部隊が全滅しています。」

 

そして一度、怪物を壊滅させる。

その後レンジャーが3つのレンジャー部隊と合流する

 

ストーム1チーム

レンジャー

「宜しく」

レンジャー部隊

「民間人は我々が守る、英雄は怪物の駆除を優先してくれ。」

「後方援護は任せろ、スナイパーの力を見せてやる。」

「ショットガンと火炎放射器の力を見せてやる、対スター用の装備だ。怪物なんざ敵じゃないさ!!」

 

戦略情報部

「リーダーが確認されました、スターを駆除しつつ航空機搭載デストロイ砲が到着するまで時間を稼いで下さい。」

 

ストーム1チーム

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「了解」

 

スターへの駆除が始まる、今回は毒腐食ガスと放電コプターによる空間制圧だ。

それによって次々と駆除される、だが比較的に大型な種は怯まない。

 

フェンサーが前に出て囮になり、レンジャー部隊が後方から攻撃する。

先程と同じ作戦で堅実に一体一体を駆除する、先程より総合火力が高いお陰か楽に駆除できた。

 

だがこれで終わりではない、最恐の敵であるリーダーが居る。

こちらに突撃してくる、レンジャー部隊の退避は間に合わず戦闘能力を失う。

 

??

「うぁぁぁ!!」

「腕が!!」

「足が...俺の足が!!」

 

計3名生存した、だが既に戦える状況ではない、装甲車が怪我人と亡骸を積めるだけ積んで撤退した。

 

残る戦力はタンク4両に、各兵科1人づつだ。

 

本部

「あと2分!!足止めしてくれ!!」

 

そこにタンクの搭乗員が返事をする

 

??

「勘弁してくれよ、あいつには砲弾が効かないんだ。」

「まあ足止めだけでいいんだ、あのA1型を使って巨大なガンマ型を相手にしてた時よりはマシさ。」

「あいつには砲弾が一応効いただろ」

「なに、避けるだけさ。」

 

本部

「援軍が到着した!!合流せよ!!」

 

??

「俺達を囮にしろ」

「なに、ただ大きいだけだ。」

 

そうしてフェンサーチームと協力し、2分間耐えきった。

 

本部

「よく頑張った!!デストロイ砲!!撃て!!」

その瞬間、戦闘攻撃機から途轍もない威力の砲弾が2発飛んでくる。

それはリーダーの甲殻を貫き、内側に一度押し潰れ爆散した。

 

第三世代型テレポーションシップを破壊する為に作られたデストロイ砲、それは新型の怪物への特効兵器にもなったのは幸いだった。

 

ストーム1チーム

レンジャー

「お見事!!」

ウイングダイバー

「やるぅ!!」

エアレイダー

「ナイス!!」

フェンサー

「いいぞ!!」

 

オペレーター

「殲滅は完了しました、任務完了です。帰還して下さい!!」




今作地球防衛軍Xのコメント処女卒業しちゃいました♡そしてそのコメント返信でコメント返信童貞を卒業できました、ありがとうございます。
俺は何を言っているんだ...

※デストロイ砲とは第三世代型テレポーションシップを破壊し損ねた不発弾を超小型し正式化された兵器の事です、適切な威力に調節されて20m圏内でなければ大きな影響を受けません。


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M19:魔神飛来

敵エイリアン部隊が飛来、市街地を進んでいます。
クルールクラーケンプライマーの三部隊が合流する前に、各個撃破します。

チーム専用のストライクが用意されています、搭乗して下さい。


??

「敵の進路上だ、来るぞ。」

「襲来する敵をここで食い止める」

「プラネット・キャノンを喰らわせてやる」

「それはクラーケン用にとっておけ、クルールには盾とスパインドライバーで十分だ。」

「先頭のやつらが来たぞ!!」

「敵の第一隊、接近。」

 

ストーム1チーム

レンジャー

「EDF!!EDF!!」

ウイングダイバー

「GO!!GO!!」

エアレイダー

「範囲攻撃に注意してくれ」

フェンサー

「囮になる」

 

ウイングダイバー

「だーめ」

フェンサー

「えっ?」

 

ウイングダイバー

「後ろは任せて」

フェンサー

「愛してるぞ!!」

 

そうしてクルールとの戦闘が始まった、前に出たフェンサーはスパインドライバーで的確に頭を撃ち抜く。

後を取ろうとするクルールは、ウイングダイバーが頭をドラグーンランスで貫いていた。

 

レンジャーは後方からファングで狙撃、エアレイダーは機銃掃射やロケット砲支援砲撃攻撃衛星などに支援要請を行う。

 

次々とクルールは歩兵部隊とタンクやグレイプによって駆除された、

 

プロフェッサー

「先進科学研究部に繋いでくれ、主任と少し話す。」

 

??

「敵の第二隊が接近!!」

「クラーケンが来るぞ!!」

「ヘイズも居る!!誘導ミサイル班!!頼むぞ!!」

 

ストーム1チーム

レンジャー

「特殊タンクだ」

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「了解!!」

 

そうして、ストライク砲四門による攻撃が始まる。

一発で数体のクラーケンを駆除する威力があるだけで、敵は広範囲に散らばるという選択肢を取らなければいけないのだ。

自慢のシールドは吹き飛ばされて意味を成さない、ストライク砲の威力が高過ぎる故にkクラーケンはシールドによる跳ね返しを行えない。

 

数百のクラーケンを相手に優勢な戦闘を進めるチーム、これならば損害なく次の相手とも万全な状態で戦えるだろう。

 

??

「戦局報道です。

優勢に推移していた戦況は、プライマーと呼ばれるエイリアンの出現によって一変しました。

現在も世界各地で激しい戦いが続いています、戦局は流動的です。

避難指示が発令されたエリアにお住いの方は、迅速な避難が必要です。

それ以外の方も...いつでも避難できるよう、準備を進めてください。」

 

だが圧倒的過ぎる数相手には砲門数が足りなかった、ジリジリと距離を詰められる。

クラーケン相手には、フェンサーのプラネットキャノンやグレイプやタンクでは力不足だ。

だがその時仕組まれていたかの様なタイミングで、電磁投射砲の援護がやってくる。

 

??

「各門自由射撃!!奴ら自慢のエイリアンを烏賊の叩きにしてやれ!!」

「了解!!」

 

??

「久しいわねプロフェッサー、どうしたの?何かあったの。」

 

プロフェッサー

「フェンサーとウイングダイバーの原案の原案が欲しい、せめて試製されたパワードスケルトンの設計図があれば助かる。」

 

??

「原案の原案?私は知らないわね、フェンサーとウイングダイバーは別の兵科として最初から計画されていたから。」

 

プロフェッサー

「ならば何故、あそこまで過剰な冷却能力をパワードスケルトンは持つんだ。」

 

??

「それはブースターを1日中フル稼働させる為、敵野戦軍の駆除や平地での遊撃を考慮してよ。」

 

プロフェッサー

「他にも聞きたい事は沢山ある、頭部に装備された異常な数の測定機器はなんだ...あれこそ光学誘導兵器を扱うウイングダイバーに搭載されるべきだろう。」

 

??

「それは重量があるから、ウイングダイバーには搭載できないの。」

 

プロフェッサー

「独立作動装備は何なのだ?」

 

??

「それはウイングダイバーの汎用性を上げる為よ...必要な事だと思うわ...」

 

プロフェッサー

「フェンサーと運用思想が被っただろう、プライマー技術による技術革新が起き...パワードスケルトンとプラズマコア・ユニットのコスト削減に成功した今なら十分可能なんだ。」

 

??

「なら貴方がすればいいじゃない、貴方は天才なんだから。」

 

プロフェッサー

「私は天才なんかじゃない、人の作った物をより良くして伝えているだけだ。」

 

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「その通りだ」

 

プロフェッサー

「私はこれまで何度も...フェンサーとウイングダイバーを統合しないかと提案した、だが総司令部には却下された。」

 

??

「そのような話は聞いた事ないわ」

 

プロフェッサー

「それはこっちの話であって関係ない事だ、先進科学研究部は何か隠してるだろう?」

 

??

「フェンサーとウイングダイバーの運用初期には、当時先進科学研究部に加入していた...スプライト技師が担当していた。」

 

プロフェッサー

「誰だ?そのような人物は聞いた事がない」

 

??

「さあ、私が知れるのはここまで。」

 

プロフェッサー

「ありがとう、君には苦労をかけるな。」

 

そうして、通信が流れている間に電磁投射砲とストーム1チームによってクラーケンをは全て駆除された...ヘイズも遠方に暗闇ができてしまったが駆除されている。

 

??

「くそ!!敵が見えない!!敵の本隊はどこら辺だ!!」

「こちらスカウト!!敵の本隊を発見しました!!」

「闇に隠れて侵攻する様です!!」

「あっ!!こっちを見たぞ!!装備を投げ捨てて退避するぞ!!」

 

本部

「逃げろ!!生き残れ!!」

 

オペレーター

「チームはスカウトを援護して下さい、目を減らす危険は減らしておきたいです。」

 

ストーム1チーム

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「了解!!」

 

そうしてストーム1チームは前進する、そして闇の中に入りスカウトチームを発見した。

その瞬間に敵の攻撃を受けた、恐らく敵は視界や熱源レーダーとも違う探査装置を所持しているらしい。

 

??

「お前か!!援護感謝する!!こんな暗闇の中に飛び込んで来るとは、英雄には度胸で勝てないな。」

 

ストーム1チーム

レンジャー

「お前もな」

 

??

「俺達は逃げる為に暗闇に入ったんだ、今のお前達がやってるのはな...猛吹雪の山に救助へ行く様なものだぞ。」

 

ストーム1チーム

エアレイダー

「えっ?」

 

そうして雑談しながら...グレイプで回避を続ける、戦闘装甲車両を扱うスカウトチームの後方を走る。

スカウトチームの囮として、最も最適な機動を行っている。

 

そして、スカウトチームとストーム1チームはヘイズの黒い霧から抜け接近していた歩兵と合流した。

 

そこから全部隊が全力で退避する、既にプロテウスやタイタンが視認できる程の距離に居るのでその後方に退避する様だ。

 

本部

「本隊が到着した!!歩兵はグレイプタンクと共に退避しろ!!」

 

そうして全歩兵部隊が後方に下がる、どうやら我々歩兵がストライクの護衛を行う様だ。

 

敵プライマーは5名一組で戦闘を行うらしい、それが計20組だ。

前方のプライマーが攻撃を跳ね返し、後衛が攻撃を行う。

だがEDFの盾であるタイタンと、要塞プロテウスを破壊するまでは至らない様だ。

 

そして、無防備な前衛部隊をストライクが粉砕する。

更に電磁投射砲の攻撃でも、数発撃てばシールドを粉砕できて...エイリアンに攻撃が通る。

 

ストーム1チーム

レンジャー

「負けてられないな!!」

ウイングダイバー

「そうね」

エアレイダー

「範囲攻撃に気を付けてくれ」

フェンサー

「攻撃する」

 

そうしてストライク砲の門数が4増える、その砲撃は的確でシールドの隙間を掻い潜り後方のエイリアンに攻撃を与える。

矛を失ったエイリアンは、戦闘力が徐々に悪化し...攻撃部隊の多くが壊滅した。

 

そして最後のエイリアンが駆除される、頭を抱えるのは人間と同じだった。

 

本部

「よくやってくれた!!」

 

戦略情報部

「予想以上の戦果です!!」




4月15日(執筆時)私の地球防衛軍Xの感想処女失っちゃいました♡
そして返信童貞も卒業できましたありがとうございます、正直滅茶苦茶嬉しかったので皆さんドンドン感想と評価お願いします。


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M20:生存競争

現在、多数のエイリアンが農作地に向け前進しています。
敵軍は我々の食糧を攻撃するつもりの様です、この地の農作物を失った際には数年後から命の選択を求められます。
北米戦線のタイタンやプロテウスを総動員します、全滅してでも...耕作地を死守して下さい。


??

「WtF!!」

 

オペレーター

「各チームと合流して下さい」

 

ストーム1チーム

レンジャー

「無理だ...」

ウイングダイバー

「賛成ね」

エアレイダー

「断る」

フェンサー

「頑張れ」

 

そう、何を隠そうこの4名は英語が喋れないのである。

だがそれでも命令を違反する訳にはいかない、チームは各歩兵と合流する。

 

??

「エイユウノウシロ!!Guardman!!」

 

と分かりやすい?様な理解できそうな言葉を話す新大陸の隊員、どうやら英雄の活躍は地球の裏側まで届いているのだ。

 

※以後日本語訳

 

??

「こちら武装海兵偵察部隊、先頭のコスモノーツを確認しました。」

 

??

「座標を指示せよ!!砲兵部隊はぶっ放せ!!」

 

??

「了解!!撃て!!」

 

そうして派手な砲撃が始まる、どうやら先鋒を砲撃だけで殲滅する気の様だ。

敵エイリアンの下半身と上半身下部が吹き飛んでおり、コスモノーツは壊滅だ。

 

そして敵の第二陣が進行してくる、クルールが砲弾をシールドで受け止め有効打にはならなかった。

 

タンク及びグレイプが突撃し気を引く、と言っても1km程は離れた距離で止まった。

 

それからアメリカ軍の待機してた爆撃機が、小型爆弾を大量散布し全てのエイリアンの盾を無効化する。

 

そこに味方部隊からの砲撃により、オーバーヒートした盾を動かす事ができない。

クルールは次々と頭を砕かれる、到着した偵察機の映像からクルールの山が積み重なっている。

 

 

??

「偵察機が到着した、偵察部隊は退避せよ。」

 

??

「了解!!退避します!!」

 

そして更に苛烈な砲撃が加わる、だが半数程駆除された後にプライマーがプライマーを守る壁となる。

 

反射を行い、砲撃を撃ち返してきた。

 

??

「反射攻撃だ、落ち着いて部隊は40秒以内に退避せよ。」

 

そして砲兵部隊は、榴弾砲を投棄して退避をする。

全員が退避した頃に返された砲撃が着弾する、全ての榴弾砲が破壊された。

 

だがその後方から新たな榴弾砲が到着する、物量に任せた作戦だ。

この作戦を行えるのは...過剰に通常兵器を所持しているアメリカだけなのだ、ロシアでさえ多少は兵器の損耗を避けるのだがアメリカは気にも留めないらしい。

 

そしてタンクやグレイプが敵エイリアンとの戦闘に入る、どうやら敵のエイリアンとの戦い方を形態化しているらしい。

 

まず足を撃ち、敵のシールドの位置を逸らしてから頭部や胴体部を吹き飛ばす。

 

ただプライマーは攻撃を返してくる為...クルールに狙いを定める、頭をタンクが足をグレイプが撃ち抜く。

これは共通した最も効率のいい駆除方法なのかもしれない、ワンパンリアルランボーなストーム1チームには分からないだろうが...最も駆除に適した戦闘方法なのだろう。

 

だがその間に、軽装のプライマーがタンクとグレイプに突撃してきた。

前線は吹き飛ばされる、だがそこへプロテウスやタイタンが突入し乱戦となった。

 

大半は駆除できたが、精鋭と思われる10体程が前線を越え農作地帯へ突入してしまった。




はい良い所でしょう、一旦休載です。
とりまレポート終わるまで投稿止まります、お気に入りなり何なりしてお待ちください。


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M21:プライマー 進撃

現在、防衛網を抜けた6体のエイリアンを追跡しています。
追跡に成功したストーム1チームは、エイリアンを殲滅して下さい。


戦略情報部

「こちら戦略情報部、指揮を受け継ぎます。」

 

本部

「yes sir!!」

 

ストーム1チーム

レンジャー

「えっ?」

ウイングダイバー

「本当?」

エアレイダー

「うぁぁぁぁぁぁ!!」

フェンサー

「何が起こった!!」

 

戦略情報部

「現在作戦エリアに第三世代型テレポーションシップが接近しています、航空戦力はテレポーションシップを駆除して下さい。」

 

オペレーター

「現在、上空にガンシップとファイターが展開しています。

テレポーションシップと怪物は航空戦力に任せ、ストーム1チームは敵エイリアンを迅速に殲滅して下さい。」

 

ストーム1チーム

レンジャー

ウイングダイバー

エアレイダー

フェンサー

「了解!!」

 

??

「地球の反対側から英雄に会いに来たぜ!!」

「テレポーションシップは任せろ、全部吹き飛ばしてやる。」

 

そしてストーム1チームは敵プライマーに攻撃を開始する、数は6体...数では不利だ。

 

だが撃破記録を持つストーム1チームにとっては、然程厳しい数ではない筈だった。

...敵は精鋭、プライマーの突撃小隊。

 

プライマーは最初から全力でサイコキネシスを発動させる、隕石を降らせ続け背中のリングからは光の弾を発射し続けている。

彼らが長期戦を行い続ける理由はない為、そのまま離脱する。

 

可能な限り迎撃し続けた、だが畑は半壊。

まだ半分は残っている、それを守る為にチームはテレポーションシップ相手に更に死力を尽くす。

 

___________________________________________

 

ストーム1チーム

ウイングダイバー

「いやぁぁぁ!!」

 

フェンサー

「そんな!!」

 

レンジャー

「助けてくれ!!」

 

エアレイダー

「見間違いだ」

 

レンジャー

フェンサー

「そうなのか?!」

 

ウイングダイバー

「馬鹿じゃないの」

 

??

メディック!!メディーック!!

衛生兵!!

 

戦略情報部

「現場の兵が混乱しています」

 

??

「クソッ...!!」

 

オペレーター

「発射準備よし、いつでもいけます。」

 

??

「ストライク砲!!撃て!!」

 

??

「撃て!!」

 

ファイターからの支援砲撃、四隻の内二隻が破壊された。

 

??

「思い知ったか!!これが人類の秘密兵器だ!!」

 

エアレイダー

「と、思うだろ?」

 

フェンサー

「何っ!!」

 

そして残った二隻から怪物が投下される、それは新型のα型であった。

 

オペレーター

「新型のα型です、被害低減の為にガンシップからの攻撃を行います。

ストームチームは撤退して下さい、コンバットフレーム隊が任務を請け負います。」

 

だがその命令を無視しストームチームは突撃する、テレポーションシップを強引に叩き落とした。

 

だが隙のできたストームチームに新型のα形が群がる、外殻が薄かった為難なく撃破は可能だ。

...そしてそのα型は自爆し、体液が混ざった酸を撒き散らしす。

 

新型のα型の自爆で周りの農作物は溶かされ土壌が強力な酸によって汚染された、作戦は失敗した。

 

EDFは農作地の防衛に失敗した、それに対しプライマーは戦略的な目的を一つ達成した。

 

___________________________________________

 

ストーム1チーム

レンジャー

「助けてくれー!!」

 

エアレイダー

「糸を何とかしろ!!」

 

ウイングダイバー

「馬鹿じゃないの?」

 

フェンサー

「サンダー!!」

 

??

衛生兵!!

 

オペレーター

「現在救助班を向かわせています、動けば動く程α型の粘液が絡まりますので動かないで下さい。

 

??

メディック!!メディーック!!

 

レンジャー

「落ち着け!!恐怖を抑え込め!!」

 

フェンサー

「違う、パワードスケルトンは無敵だ。」

 

レンジャー

「俺が死ぬはずがない、明日から後方勤務になるんだ。」

 

ウイングダイバー

「良い肉が手に入った、明日ステーキにするんだ。」

 

レンジャー

「何っ?!」

 

フェンサー

「助けてくれー!!」

 

エアレイダー

「もう限界だ、帰りたい。」




今更だが何だこれ...

リバシュ一発で全快する怪物しかいないストームチームの被害報告を、真面目に受け取る米海兵隊さん...そして裏でクソッ!!と泣く本部面白過ぎる。


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