僕の脳内選択肢が学生ライフを全力でぶち壊そうとしてます (愛結夢)
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第1話 これはまだ僕の学生ライフをぶち壊される序章に過ぎない。
因みに8巻も読んでいるいるという人いましたら今後の展開どうなるのか・・・アドバイスと共にお願いします。
僕の名前は松木 和樹。今年の春、岡山の大学に進学した大学一年生だよ。
入学して速くも約二か月。高校の時の友達はいないけど、大学で友達も4~5人とまぁ寂しくない程度にできて、将来研究者になるという夢の実現のために必死に講義を受けて、趣味の卓球も最近卓球部に入部して、周りの人よりも下手だけど頑張っている・・・。まぁそんなにではないけど適度な充実感を送っていた。でもこのとき松木 和樹は全く想像もしていなかった。
ある日突然この平穏な学生ライフがあの訳の分からないものと変人達の押収によって完膚なきまでにぶち壊されてしまうことを・・・。そうあれはある月曜日の講義の移動中のときであった。
ある日松木 和樹は今日の晩御飯は何にしようかな?と他愛もないことを考えながら次の講義場所へ向けて足を進めていた。実はこの大学滅茶苦茶広くて毎回の講義毎に結構移動しないと行けないのだ。最初は探険みたいでいいな。と思っていたのだが、今では正直かなりしんどいとしか思えない状態である。腕時計を確認したら後15分で講義開始、一応間に合うが予習しておきたいし、ちょっと急ごうかな?と思ったとき、突然背筋に悪寒が走った・・・動物の危険察知みたいに何か得体のしれないものが現れる・・・そんな悪寒が背筋から全身に渡っていった。何なんだこれは?と思った次の瞬間突然それは僕の頭の中に現れた。
選べ❢❢
①(食いしん坊な)美少女が空から落ちてくる。
②(喰種の)美少女が空から落ちてくる。
このとき、僕は疲れてるんだな・・・と思った。でも何かさっきから、「選べ!選べ!」となんか大きい声が頭の中で響いてくるし、軽く頬を抓ってみたけど痛かった。おまけにさっきから妙に頭痛がして時間がたつ毎に頭痛が酷くなってきてる・・・。これはまさか選ばないといけないとかなんだろうか・・・?取りあえず空から人が降ってくるわかないとか、アニメで出てくる喰種が現実にいるわけないとかいうそういう常識は排除して考えてみた。だっていきなり脳内でこんなのが出てくる事態が現実的じゃないもんね。
まぁ普通に考えれば①だよね。もし②選んで人間を襲う喰種が現れたら被害は絶大だもんね・・・。でもこの場合①を選んだ場合一体どんな感じで現れるのか少し気になった。取りあえず「①番」を選択し、ボンヤリと空を見上げてると突然なんか隕石みたいに炎を纏った。物体が僕のほうに向かってきたのである。突然の出来事に足がすくんでしまい僕は周りの人のように走ることが出来なかった。
皆さんどうでしたか?実はパソコンを使うのが苦手で国語も苦手で完璧に趣味で書いてみたのですが・・・自信はないですが、是非意見とアドバイス、原作小説の今後の展開などドシドシお待ちしております。次回はキャラが2体ほど登場予定!!お楽しみに。
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第2話 神の刺客(?)と変人現る!!
では2話目どうぞ!!
現在隕石らしき物が向かってくる中僕は(あぁ・・・僕の人生って短かったな。)と思ってしまった。自分の親の顔、弟の顔、友達の顔、楽しかった思い出、そんな出来事が僕の脳内でグルグルと回っている。
「我が生涯一片の悔いなし・・・・・ってんなわけあるか!!!!」
思わず自分でノリツッコミしてしまった。それと同時に反復横跳びの要領でその隕石を避けた。それと同時に...
「ズドーーーン❢❢❢❢」
と大きな音を立ててて落ちた。
取りあえずその隕石らしき物を確認した。砂煙で何かは分からなかったが、暫くすると確認できた。その物体は・・・・・・ヨッシーみたいな柄の卵だった・・・・・・。
大きさは僕の体の倍だろうか?結構大きい卵だった。
「どうすりゃいいんだこの状況・・・」
僕はそんなことしか言えなかった。その時
選べ❢❢
①人の身分を超えた力を一時的に得れて卵を叩き割る。(叩き割った瞬間力は失われる。)
②一時的に魔法使いになれて卵をゆで卵にする。(ゆで卵にしたら普通の人間に戻る。)
「また出やがったよ・・・」
僕は思わずため息をついてしまった。
っていうか、①、②共に一時的とはいえ、人間を超えた存在になれるというのにすることが凄く下らない・・・正直どっちでもいいのだけど、もし①選んだら、かめ〇め波とかできるかもと思ったら、卵をゆで卵にする魔法使いよりずっと面白そうだから①を選んでみた。
すると突然、体に力が漲ってきたのである!!これなら出来る!!と思い僕は思いっきり力を込めた。すると一瞬で髪が金髪になり、胸板が厚くなり、筋肉も付き、体が軽くなった。
そして次の瞬間僕は体の前で手をバツの字にクロスさせて体の底から気合を溜めた。
そして
「くらえ!人知を超えた最終奥義❢ク~ロ~ス~チョッ波ーーー❢❢❢❢」
といい腕を思いっ切り振りぬきそれをを放った。そして卵は
「バリーーン❢❢」
という音と共に砕け散った。
「う~ん 決まった(^^♪」
ちょっと子供っぽいけど、少しこんなのをやってみたかったから少しこの訳の分からない選択肢も案外良いかも と思っていたら突然卵の欠片の山から「うぅ...」という声が聞こえてきた。
それはゴスロリの服を着た凄く可愛い美少女だった。「大丈夫ですか?」思わず僕はその少女を助けるため声をかけていた。見たところ怪我とかはなさそうだから大丈夫ぽそうだが取りあえず病院か保健室連れて行こうかなんて考えてると、
「貴方は松木 和樹さんですね?」突然その少女は僕の名前を呼んだ。
「えっ?貴女僕のこと何で知ってるんですか?」
正直言って僕は彼女とは初対面だと思う。
「あ!すみません私と貴方は初対面です。ちょっとした事情で貴方のことを知ってるんですよ。」
「・・・あ、そうなんですか・・・っていうか怪我はないんですか?」正直事情ってどんな
事情なのか詳しく聞きたいし、何故卵の中に?とか聞きたいけど今はそんな事じゃない。
「大丈夫ですよ。和樹さん私頑丈ですもん。」
「そうなんですか・・・。」
(どうみても華奢な体つきなのに・・・とういかこの人卵の中に入ってて空から降ってきたんですよ?どう考えても普通の人間じゃないよね?)
と考えてる間に少女は消えていた・・・。いったいなんだったのだろう?と思い時計を確認すると
「遅刻するじゃん!!!」
もう残り5分で講義開始。僕はダッシュで講義場所に向かった。
講義開始から7分分後やっと講義場所の近くに来たとき、なんか女性らしき人が扉の前で仁王立ちしていた。
・・・何故か豚のお面をつけた・・・。そして次の瞬間。
選べ❢❢
①「へぃ!そこの彼女。今から僕と一緒に豚さんごっこしない?」
②「おいそこの豚!この俺の家畜になりな!」
③「その愛くるしさに一目ぼれです!!!結婚してください!!」
「ふざけるなーーーーーー❢❢❢❢❢」
恐らく僕はこの時人生で一番叫んだと思う。
皆さんどうでしたか?まだまだ序章に過ぎないって感じですがこれからどんどん進んでいきますよ。
次回は2人の名前が分かりますよ!!・・・といっても1人は小説を読んだことのある人は想像がつくかもですけどね。
ところで1つアンケートを取ろうと思います。最後に出た3つの選択肢のうちどれがいいと思いますか?是非感想に投票して下さいね2日ほど待って投票がなければ僕が自分で選んで書きます。
では皆さん意見、アドバイス、応援コメント、投票のほどお待ちしております
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第3話 苦渋の選択そして帰宅
今後は勉強も忙しくなるかもしれないので、1週間に1回の投稿になっちゃうかもしれないですが、楽しんでくれると幸いです。
では松木 和樹の苦渋の選択と行動をお楽しみに下さい。
では本編を」どうぞ❢❢
現在僕はある意味苦渋の選択を強いられているんだと思う。①と②・・・こんなの言ったら殴られるぞ。っていうかあの豚のお面の少女・・・(現在はなんか変な踊りをしている)に対して「豚さんごっこしない?」って言ったら「うん。いいよ!」と言いそうで嫌だ。っていうかなんなの豚さんごっこって?あの少女みたいに豚のお面被って豚の泣き真似をするとかか?勘弁してくれよ・・・僕もう18歳なんだぞ・・・。おまけに講義サボって・・・絶対Noだ。②はもっとNoだ。初めてあった少女を豚扱い・・・おまけに家畜になれとか人間として最低だし、自分のことがもっと嫌になる。かと言って③を選ぶのも微妙だ。まぁ人間としては③が一番まともだ。しかしそれはある程度繋がりがあったり、好きだったりする場合だ。別に恋愛感情もない初対面の人に対していきなり結婚してくださいなんていう程僕は女たらしではないし、寧ろ逆に小中高と彼女どころか、女友達もいない状態。僕自身も別に女子に嫌われてる訳ではないから「まぁいっか」と最近の若い男としてはどうかと思う程の人生であった。まぁ告白した後多分フラれるだろうし、少しの恥で済むならマシかなと思っていると...
「・・・っつ」
今までに無いほどの頭痛が襲ってきた。叫ぶほど痛くはないが平然を保つことが
出来ず表情に出てしまった。すると豚のお面を被った少女(コサックダンスを踊っていた)は急に動きを止めた。すると突然話しかけてきた。
「ねえ君どうしたの?なんか痛いのを堪えてる感じがするんだけど大丈夫?」
「ああ・・・いえ大丈夫です。それより貴女に少し言いたいことが・・・」
「ん?なになに?私なんでも聞いちゃうぞ~。」
と言いつつ耳を傾けてきた。正直その言動が師匠と少し似ているなどと思いつつ、僕は最悪な形で人生初の告白をした。
「貴女の愛くるしさに一目ぼれです!!!結婚してください!!」
うん確実にドン引きだ・・・。
多少の罵倒を覚悟しつつ相手の反応を待っていると・・・「ふぇっ?」っとなんか可愛い声が聞こえたので前を見てみるとなんか手をバタバタさせていた。・・・そして
「・・・いきなり結婚とか早いねん・・・」
なんか大阪弁になってた。
ってヤバッこれ最悪だけど冗談ですというしかない。ビンタ覚悟で。
「スミマセン実は「そんなん照れるやん❢❢」ってちょっ痛いですって。」
いきなり手を掴んでブンブンと上下にふってきた。そして投げ飛ばされた・・・。そこで気絶したらしく、講義が終わった生徒の人に起こして貰えれた。・・・一応そのあと、先生に講義の欠席理由を説明したのだが、そんな話は信じて貰えれず、肝心の豚のお面を被った怪力少女はどこにも居らず、結局欠席扱いにされ、本当に散々な大学生活であった。
そして帰宅途中僕はこんなことになってしまった発端の脳内に現れるこれのことをずっと考えていた。
そもそもの原因は?何故僕に?止める方法はないのか?何故頭痛が起こる?いくら考えても何も情報がないんじゃどうしよもない・・・そんなの何の捜査もなし事件を解けと言ってるようなものである。ホントため息が出そうである・・・と少し絶望してると、アパートに着いた。坂がキツイから大学から近い学生アパートを借りたのである。
「
本当は寮がよかったのに・・・」と呟きつつドアノブを回すと開いた・・・まさか泥棒と思いかなりの危機感を持ちドアを開けるとそこには...
あの割った卵の中から出てきた少女が僕が買い置きしてたお菓子をバクバクと食べてた
「あ~和樹しゃんおかえりにゃひゃい。」
僕はそれに対して「うん。ただいま」と言えなかった。
皆さんどうでしたか?国語が苦手なので文章がおかしかったらスミマセン。少しでも楽しめれたら幸いです。不法侵入少女の正体は?豚のお面の怪力少女、和樹の師匠は誰なのか?今後明らかになっていくかもです。感想、アドバイス、投票、お気に入り登録お待ちしております
では次の話をお楽しみに
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第4話 不法侵入、そして初ミッション
前回の話は、途中から自分でも何書いてるのか分からなくなってしまいました...。
今回の話も頑張っていきますので宜しくです。では本編どうぞ!!
どうしよう...。現在僕はこの少女に対して、どのような処置を取ろうか考えていた。不法侵入で警察に通報するか、それとも追い出すか...と考えてると、
「どうしたんですか?和樹さん?」
「いや...それ僕のセリフ、というかどうやって入ったんだ?」
戸締りはきちんとしていたはずだ...まさかピッキングとかか?
「フッフッフ和樹さん、私のピッキング技術は世界一ですよ。」
...ガチで当たったよ❢❢っていうかまさかこんな簡単に暴露するなんてコイツもしかしてバカなのか?
「よし!あんた、警察行きの覚悟できてるな?」
まぁ今はそんなことどうでもいい早速110番だ。
「和樹さん、私が何も考えずに犯罪を暴露すると思いましたか?」
っく...なんか策があったのか?
「私は和樹さんが今かかってる呪いの解除方法を知ってるんです。」
ほぅ~...なるほど、確かに解除方法があれば飛びつくだろう、多分教えて欲しいなら居候させるって感じの交渉をしてくるのだろう・・・だが考えがあまいな。
「それを教えるための代弁者は私しか出来ないんです。だから「あまいな」...和樹さん?」
「普通の人ならその話乗るかもしれないが、僕この呪いってやつ、結構面白いと思うんだよね。」
「そ、そんな・・・」
少し絶望した表情を見せる少女、威張っているのがムカついたとはいえ、少しやりすぎてしまったのだろうか、仕方がないから警察に通報は止めとこうかな。
「・・・もういいから、家に帰ったら?別に通報したりしないから。」
「うっ...そんなこと言われたって私帰り道分かんないんですもん。」
「へっ?分からないってなんで?」
まさか記憶喪失なのか?
「今日落下したとき外部から凄い衝撃を受けてた時、強く頭を打った時、自分の目的以外全て忘れちゃったんですよ~~~!!!」
ゲッ❢❢それって完全に僕のせいだよね?でも居候させれるような金なんて...
選べ❢❢
① 記憶喪失少女を追い出す。(近所の人達に追い出されたと泣き付かれ警察に通報される。)
② 記憶喪失少女を居候される(後に夫婦になるかも?(笑))
出やがったよ例の呪い...これ明らかに②を選ぶしかないよね...いや決して共同生活や夫婦に興味があるというわけではなくまだ大学1年生で大学を退学にするわけにはいかないのだ。
「・・・仕方がない居候してもいいよ。」結局僕は②を選んだ・・・
「本当ですか!?和樹さんありがとうございます!!」
それにしても表情が豊かなやつだな...
「別にいいよ。その代わりにきちんと家事とか手伝ってね。」
一応親から簡単な料理や洗濯物のきれいな干し方などを教わっているがやはりこういうのは女子の方が手馴れていると思う。
「お任せを!!所で和樹さん私のことは気楽にショコラとお呼びください。」
「あぁ、うん分かったよ。」
正直居候するのに名前がないのは不便だ。この子顔はポヤンとしてるがそれなりに頭が働いてるのかもしれない。
「
ああ所で聞きたいことが(ピローン!!)ん?メールだ。」
折角今から本題に入るところだったのに...。そう思いメールフォルダーを開くと次のようなメールが書かれていた。
FROM 神
件名 呪い解除ミッション
白神 桃花が出すお願いを可能な限り実行せよ。但し白神 桃花に自分が今日一日お願いを聞くという風に公言をしておき、本人を満足させること。
期限7月15日の白神 桃花と講義が被る有機化学の講義から、全講義終了の6時40分まで。
また意味分からんのが出た...松木 和樹はため息をつきつつ波乱の大学生活を予想した。
皆さんどうでしたか?凄く短くなってしまいましたが楽しめましたか?ショコラ(少し頭の働く)が出てきて呪い解除ミッションが出てきました。呪い解除ミッションで出てきた白神 桃花とは誰なのか?
13日から僕も大学の講義が始まってしまい今以上に投稿が遅くなってしまうかもです。ですが、投稿を途中でやめたりはせず頑張りたいと思いますので応援お願いします。
応援やアドバイス、投票、お気に入り登録そして皆さんのアイデアを募集したいと思っています。さらに面白い小説にしていきたいと思いますので皆さん今後とも宜しくお願いします。
では次回もお楽しみに!!
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第5話 嬉しい電話そして、ミッションを遂行せよ!!
注意、漢字の読み、夫う(おっとう)、おっ母(おっかあ)少し特殊な気がするので書いておきます。後最後に2人簡単な登場人物のプロフィールを書きます。
では本編どうぞ!!
「なんだ、これ・・・?」
色々言いたいことがあるが先ず最初に一つ...白神 桃花って誰だなんだ・・・?15日ってことは明日だよな?俺は明日その白神 桃花って人のいう人の頼みをを学校にいる間聞かなくちゃいけないとか意味が分からない。っていうか送り主神ってこれってもしかしてイタズラメールか?などと考えていると。電話の着信が入った。僕の弟、松木 渉からだった。
「あ、もしもし兄ちゃん?元気でやってる?」
僕の1歳下の高校3年生の弟...高3で兄のことを兄ちゃんと呼ぶのはどうかと思うかもしれないが、可愛くて賢い僕の自慢の弟だ。GWのとき帰省して会ったが、凄く久しぶりな気がする。
「ああ大学にも慣れてきたしもう大丈夫だよ。渉も受験勉強してるのか?模試の問題は結構難しいからこの夏詰め込んで勉強しないとやばいぞ。おっ母と夫うはどうしてる?」
「勉強は・・・・・ボチボチかな?母さんと父さんも元気にしてるよ。次帰ってくるの確か8月の最初の方だったよね?」
「ハァ~~...勉強が辛いのは分かるが頑張れよ・・・。まぁ、8月の6日にバスに乗って帰るつもりだよ。僕も期末テストあるんだからお互い頑張ろうな。」
「うん、父さん言ってたけど、兄ちゃん卓球ばかりでやってないで勉強もしてよね?」
相変わらず心配性だな...。まぁ家族全員心配してくれてるんだろうし、僕も期待に応えないとな。
「心配するな、つい1週間前から卓球部を休んで勉強に集中しているよ。帰ってきたときの結果楽しみにしておいてと、夫うとおっ母に伝えておいてよ。」
「流石兄ちゃん!!それじゃあもう晩御飯の準備出来てるらしいから一旦切るね。」
「あ~、もう7時30分になるもんな、そろそろ僕も晩御飯の準備したいしんじゃあ「和樹さん私もお腹空きました。ご馳走をお願いします。」ってちょっ、お前黙ってろって!!」
なんてことしやがるんだ!!今の絶対渉に聞かれたぞ?兄の威厳として女を連れ込んでいる変態とは絶対に思われたくない!!
「兄ちゃん?もしかして今の女の人の声?」
マズイ!!何とか誤魔化さないと・・・そうだ!!
「いや、今のはテレビのドラマの声だよ。岡山の専門チャンネルで7時からの恋愛ドラマ、恋人役の人が和樹っていう人の家に来ていて、ご飯作ってとせがむシーンなんだよ。」
我ながら嘘くさいと思うが僕の事を慕ってくれてる渉ならきっと信じてくれるはず。
「ん~そうなの?でもまぁ兄ちゃんのことだし多分そうなんだね。うんじゃあ、バイバイ。」
「あぁ熱いから水分補給もしっかり取るんだぞ。それじゃあバイバイ。」
「ふ~...危なかった・・・。」
もう少しで僕は弟の信頼を裏切るところだった。それにしてもショコラ...ほんとマジでバカじゃないのか?
「もしもし・・・ショコラさん?ちょっと良いかな?」
僕は出来るだけ怒気を出さずに優し~~く話しかけた。
「和樹さん凄い怒りのオーラを感じます・・・。」
「知るか❢そんなの❢っていうかマジで今のは危なかったぞ❢❢」
やはりこの子には常識を身に着けてもらわないとダメなようだ。
「・・・まぁ僕もお腹空いたし、何か簡単に作って食べるかな、言っておくけど男料理に期待はしないようにね。」
「はいです 中華フルコースを希望です!」・・・全然話を聞いてなかった・・・。
「いや、だから簡単なのしか出来ないって、チャーハンと冷凍の餃子でいいよね?」
まぁ誰かに料理を作ってあげるというのは初めての経験だし今度料理本でも買ってきて一緒に作ろうかなと内心新たな楽しみが増えた事を喜びつつ台所へ向かった。
そして次の日、ミッション遂行するためそして講義を受けるため大学へ向かった。確か有機化学は最初の講義だったはず、未だに名の分からない白神 桃花の一日服従するなんてミッション滅茶苦茶だと思うが、神からのミッションなんて面白そうだ。今日の朝は昨日より一層熱く、セミの鳴き声が騒がしい、松木 和樹の大学生生活はより一層は波乱さが加速しそうである。
プロフィール
松木 和樹(まつき かずき)
岡山にある大学の1年生。将来の夢は科学者と科学教師の2つどちらがいいかで悩んでいる。趣味はのんびりとミステリー小説を読むことと卓球、好きな食べ物は天ぷら、嫌いな食べ物はきゅうり、不器用だが決して諦めたりしない、後好奇心が強く何事にも挑戦する。他人の努力をバカにしたり考えたりしない人は大嫌い。内気な性格で優しく、友達を大切にする。家族も好きで常に弟もすごく大事にしている。
ある日突然脳内選択肢(呪い)にかかってしまう不幸な主人公。
松木 渉(まつき しょう)
主人公の松木 和樹の弟現在高校3年生、かなり真面目な性格、趣味は卓球、色々な機会をを観察すること。将来の夢はエンジニア。車の製造をしたいと思ってるが、まだ考え中兄の事を慕っており、高3の今でも兄ちゃんと呼んでいる。好きな食べ物は肉、嫌いな食べ物は納豆
今は夏に兄が帰ってくるのを楽しみにしている。
皆さんどうでしたか?楽しめましたか?次回はいよいよミッション開始ですね!果たして和樹は未だ顔も知らない白神 桃花の奴隷(笑)になれるのか?そもそも白神 桃花とは誰なのか?それは次回書いていきたいと思います。後プロフィールも次回書いていこうと思います
後忘れていましたが白神 桃花(しろがみ ももか)です。ではアイデア(活動報告で)、感想、応援、アドバイス、お気に入り登録、投票の方を宜しくお願いします。ではまた次回もお楽しみに!!
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第6話 腹黒姫と奴隷と大学生活①
所で全く関係ない話ですが明日3ds大乱闘スマッシュブラザーズ発売ですね❢❢僕凄くやってみたいのですが...親の許可が出ないです(泣)
まぁ気を取り直して、本編どうぞ!!
「それにしてもどうすればいいんだ・・・?」
僕は長い坂を登りながら考えていた。全く面識のない人に何でも言うことを聞いてあげる、なんて僕なら絶対変わり者だと思うよ。っていうかどうやって白神 桃花っていう1人の女性を見つければいいんだ?有機化学の講義受けてる人100人はいたはずだぞ・・・。
「いや井口君なら知ってるかも・・・。」
僕は1つの名案を思い付きつつ足を進めた。7月なだけあってもう真夏のように熱くセミの鳴き声も五月蝿い。前までは扇風機で我慢していたが今では完璧クーラー頼り・・・サークルが無い日は時間ギリギリまで図書館にいて電気代節約を図ろうにもショコラがアパートにいるためあまり意味がない。電気代の節約どうしよう...。そうして僕が今後の生活について考えていると...
「おはよう! 松木。」
好都合なことに僕の大学の友達で僕よりずっと女子の名前とかを知っている井口 大介君が話しかけてきた。
「おはよう。井口君ちょっと聞きたいことあるんだけど、白神 桃花っていう人知っている?」
「...えっ!?お前白神 桃花って言ったらかなりの有名人だぞ?入学式のとき、新入生代表の宣言してたし、大学内でもプリンセスって呼ばれてるぞ?」
「・・・そうなの?入学式眠くてよく聞いてなかったし、そんな噂初めて聞いたよ。」
「ハァ~~・・・お前って関心ないことにはほんと興味示さないよな・・・にしても松木がなんで白神の名前なんて知ってて、どんなやつなのか聞きたがるんだ?お前恋愛とか興味ないんだろ?」
「それは...まぁいいでしょ別に・・・?」
「・・・まさか付き合いたいの?」
「んなわけ訳ないだろ❢❢まぁ少し言いたいことがあるんだよ。」
「まぁ何なのか知らないけど告白とかはやめとけよ。噂じゃすっごく性格が悪いらしいから。」
「だからそんなんじゃあないのに・・・そんな事より顔分かんないから教えてくれない?確か井口君も有機化学受講してたよね?」
「別にいいけど...でも顔も知らない人に何を聞くんだよ・・・何か面白そうだから何言うのか教えてくれよ。」
「いや、ほんとツマラナイことだから・・・」
なんせ貴女のいうことを今日の間何でも聞きますという奴隷紛いの事をいうんだもの・・・本当にそのことを思うと溜息が出る。興味津々に聞いてくる井口君を受け流しつつ僕らは講義場所に向かった。
そして僕らは講義場所に着いた。携帯で時間を確認すると今は8時54分、講義開始の16分前だ。講義を受ける人の半分ぐらいの人が着席している。まぁちょうどいい時間だ。
「ほら、あの人が白神っていう人だよ。」
と井口君が指で指した方を見るとそこには男子女子合わせて5人と談笑している女性がいた。髪は黒髪のロングで顔は人形のように整って小顔、胸はショコラと比べると小さいけど総合的に見ても十分すぎる美少女だと思う。
「ありがとう。うん分かったよ。それにしても恋愛に興味ある井口君にしては反応が普通だね。好みじゃないの?」
「ん~~さっきも言ったけどあの人の噂が良くないっていうのもあるけどなんか猫かぶってる気がするんだよね。それ考えるとちょっと微妙なんだよ。」
「そうなんだ井口君の感って結構鋭いけどどうなんだろうね?まぁ講義終了したらちょっと行ってくるよ。」
と言って僕は有機化学の準備をして先生が来た後講義を受けた。相変わらず内容は難しかったが理解しようと頑張った。
そして講義終了後、僕は荷物をまとめようとする白神 桃花を呼び止めた。
「えっと少しよろしいでしょうか?」
「はい、なんでしょう?」
第一印象は凄く優しそうな人とても井口君の噂のようには感じなかった。
「いえちょっと貴女に伝えたいことがあるんです。」
すると突然
選べ❢❢
① 上の服を脱ぎ上半身裸になり土下座して「僕を貴女の奴隷にして下さいブヒ~~!!」
② 何故か自分のポケットに入ってる女性のパンツを頭に被って「僕を貴女の奴隷にしてくれないと怒っちゃうぞ!!プン、プン!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・僕泣いてもいいですか・・・・・?
プロフィール
ショコラ
本名は不明和樹の選択肢で卵に入って降ってきて和樹のせいで記憶喪失中和樹の呪いを解除の仕方を知ってるかも?原作よりも賢いかも?料理は出来る。趣味は和樹と居ること、甘いものを食べること
好きな食べ物はスイーツ(特にシュークリーム)嫌いな食べ物は苦いもの
途中から大学生になる予定まだまだ秘密があるかも?
井口 大介(いぐち だいすけ)
和樹の大学で出会って友達である1人、彼女絶賛募集中だがあまりうまくいってない感じ?和樹とは卓球部の時会い共通点が多いこともあり意気投合する。好きな食べ物は麺類、嫌いな食べ物はきゅうり、博識であり情報を持っていて頼りになる人大阪出身。
皆さんどうでしたか?楽しめましたか?次回どっちも実際に起こったら最悪の選択肢を和樹は選びます。皆さんはどっちがいいですか?軽いアンケートです。活動報告に載せておきます。勿論アイデアの方も募集しております。ではお気に入り登録、感想、投票お待ちしております。
では次回もお楽しみに!!
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第7話 腹黒姫と奴隷と大学生活②
では気を取り直して本編どうぞ!!
・・・・・・・・拝啓、神様・・・僕が一体何をしたというのでしょうか?そして一体どんなことをすれば、人間がこんな罰を受けなければならないのでしょうか?神はいつも僕らを見てるっていうけどあれは嘘だと思う。もしいるのなら、今この状況にいる僕を救ってください❢❢❢ここに今不幸な少年がいますよ❢❢
(って神なんているわけないか・・・。)
そして僕は選ぶことにした、出来るだけ精神的なダメージが少ないものを。この際発言の方はスルー、問題は行動か・・・上半身裸で土下座、自分のポケットに入ってる女性のパンツを被る・・・どっちがマシか、先ず言おうどっちも嫌だしマジの変態だ❢❢だが頭痛が強まってきてるし、白神さんも僕がずっと黙ってるのを怪しんでるのでそんなことも言っていられない。だがどう考えてもパンツ被るより上半身裸で土下座の方がマシな気がする。さぁ~僕よ!尊厳と恥じらいを捨てて選べ!選ぶんだ①を。するとその時、「ピローン」とメールの着信音が鳴った。僕は条件反射でポケットにしまっていた携帯電話を取ってしまった。なんとショコラからだった。
(和樹さん、和樹さんがうまく奴隷になれる本を見つけました!!大学に届けに行きますね。)
別にミッションは奴隷になれじゃないんだけどな、っていうかあいつ、僕がどこにいるのかわかってるのか?っていうか携帯電話持ってたんだな。と考えていると
「あの、それは?」
と白神さんが話しかけてきた。僕のズボンのポケットの方を指を指さして。
ん?と僕は見るとポケットから女性のパンツがはみ出ていた・・・。周りの生徒から驚愕と冷たい視線を向けられた。
「いや、これは違うんです❢❢」
僕はせめてもの抵抗として慌てて訂正をしようとしたら何故か②が選ばれた。
(???なんで???・・・もしかして行動系の選択肢は数字で選ばなくても行動を行おうとするだけで選んだことになるんだろうか・・・?)
っていうか最悪だ❢❢僕今からこのパンツ被って奴隷にしてくださいって言えっていうのか?この状況で?無理だろ?僕この大学退学にされるよ絶対!!
「イッターー❢❢」
滅茶苦茶痛い!!まるで風邪でくる頭痛の4倍ぐらいの頭痛が襲ってきた。もうダメだやるしかない!!どうしたらいいのか分からないようで、白神さんは首を傾げていた。その気持ち凄く分かります!僕も逆の立場だったらこの人おかしいと思ってしまうだろう。まだ呆れて歩いてしまわないだけ白神さんは心の器がすごく広い優しい人だと思う。でも仕方がないんですよ・・・やらないと頭痛が治まらないんですよ・・・。僕は精神的に死なないよう感情をシャットダウンした。そしてポケットからはみ出ていた女性のパンツを被った因みにそのパンツは桃のような香りのピンクのシルクで被ったら僕の頭にピッタリだった。なんか癪に障る・・・周りの人の中には悲鳴をあげる者、引いてる者、見なかったことにしている人等様々である。因みに白神さんはもう驚愕って感じで固まっている。もう逃げ出したい要求を堪えつつ言った。
「僕を貴女の奴隷にしてくれないと怒っちゃうぞ!!プン、プン!!」
・・・言った、言ってやった言ってしまった。・・・もう僕の今後の生活終わったと思う。僕は恐らくこの後出てくる白神さんの罵倒の嵐を避けるためにすぐに荷物を詰めてダッシュで出ていった。暫くはミッションのことなんてどうでもいい!!一先ずこの空気から逃げ出したかった。
暫く走っていると声をかけられた。パンパンに物が詰まったでっかいリュックサックを背負ったショコラだった。
「和樹さ~~ん!!」
「ハァ、・・・ハァ・・・ショコラか。本当に大学来るとは思ってなかったよ。」
「はい、この本です!!どうぞ読んでください。」
「いや、別にいらないんだけどまぁ折角だし読んでみるよ。」
受け取った本の題名は、彼女の忠実な奴隷になれる10の法則 これで君もブヒブヒキングだ!!
「もしもしショコラさん、君は僕にこんな本を読めと仰るんですか?」
「まぁまぁ読んでみてくださいよ 」
・・・まぁ一応読んでみるか・・・。分厚いけど一体何が書かれてるんだ?幸い目次のような部分が書いてあったので読んでみた。
①「彼女を奴隷にするんじゃなくて奴隷にされるのがいいだなんて貴方究極の変態ですね。」
「いや、どっちも究極の変態だよ❢❢っていうか僕自身が買ったわけじゃあないよ!」
追記「まぁ私も興奮しまいますから同志ですね!今度一緒に会って話しませんか?」
「アンタ最低だな!!誰が同志なんかになるか!!」
②「自分よりも不細工な人を連れて僕とこの人どっちを奴隷にしたいと聞いてみる。」
「いや、不細工な人に対して失礼だし、第一両方とも嫌と言われたらどうするんだ?」
追記「まぁ貴方よりも不細工な人なんて存在するんですかね?」
「読者に対してなんて無礼なんだよ、この作者❢❢」
③「奴隷にしてくれないと奴隷にしろ等の脅迫をして奴隷にしてもらう。」
「なんか僕がさっきやったみたいな感じがするな・・・。」
追記「まぁそんなことすれば確実に警察行きですけどね(笑)」
「何が(笑)だ!!っていうか犯罪を進めるなよ❢❢っていうかもういいよ❢❢」
僕は本をショコラに返した。
「ふ~~む・・・和樹さん参考になりませんでしたか?」
「なるわけないでしょ!!っていうかいつ誰が奴隷になりたいないなんていったんだよ。」
と僕がショコラに言っていると。
「スミマセン!!」
白神 桃花が声をかけてきた。思わず叫び声をあげて逃げ出したくなるがその前に精神誠意をこめた土下座の方が先だと思い踏みとどまった。
「本当に先ほどは申し訳ございませんでした❢❢❢❢」
「いえいえもう気にしてませんから。」
本当にこの人は心の器が広い・・・でもだとしたらなんで僕に声をかけたんだ?
「実は・・・松木さんにお願いがあるんです!!」
「・・・へ?お願い、ですか?」
僕は先ほどの変態行為を見逃されたのをホッとしつつ白神さんのお願いを聞くのであった。
皆さんどうでしたか?楽しめましたか?次回白神 桃花のお願いを聞き、松木 和樹とショコラはミッションを行います。果たして白神 桃花の願いとは?ショコラは役に立つのか?ミッションはクリアー出来るのか?それは次回です!!現在お気に入り登録、投票、アイデア、感想をお待ちしております!!
では次回もお楽しみに!!
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第8話 腹黒姫と奴隷と大学生活③
追記事項 この大学での講義は1,2限目、3,4限目、昼休み、5,6限目、7,8限目、9,10限目です。
それでは本編どうぞ!!
お昼、その時間は殆どの学生は食堂や大学内にあるコンビニで昼ご飯を買ったりして食べたり、自分の友達と話したり、勉強をしたりと各々自分の時間を過ごす時間である。そして僕はその時間、僕は全力で走っている。後3分以内にうどんを白神 桃花に届けないといけないからだ。何故か(かずちゃん)と書いた名札付きのピンクの首輪をして・・・何故そんなことになってるかって?・・・・それはあの白神 桃花のお願いから始まるのであった。
「あの~一体お願いとは何でございましょうか?」
正直彼女から声をかけてくるだけでも信じられないことなのに更に頼み事をするなんて正直予想外である。
「はい。実は先程受けた有機化学で分からないことがあって先生に聞きに行きたいんですが、先生がいる研究室の場所行ったことが無くて分からないんです。場所案内してもらえないですか?」
「ハァ~~・・・別に構いませんが・・・?」
「本当ですか?ありがとうございます 」
そう言って凄く嬉しそうな笑顔を浮かべると「宜しくね。」と言い僕の後ろを歩いた。僕はこれらの行動に疑問を抱いた。先ず最初に何故こんな所まで追いかけてきて僕に頼んだんだ?この有機化学の講義はかなり難しく、今までに聞きに行った生徒は少なくないと思う。彼女はそれなりに友達もいた。場所を知りたいのならその人たちに聞けばいい。もし友達が全員知らかったとしても変態行動を働いた知らない人より、普通の知らない人に聞く方がずっとマシだと思う。
次に本当に白神 桃花は青木先生の研究室の場所を知らないのか?もう大学の始業式から3ヵ月以上たっている・・・とてもじゃないけど信じられない。そして最後に最後に見せた笑顔の後若干であるが口元が少しにニヤリと吊り上がっていた気がする。何か裏がありそうで怖い。少し井口君の言ったことが本当にありそうな気がして心配である。っと色々なことを考察してみたが、ミッションの件もあるし、何より白神さんには本当に恐らく一生分の迷惑をかけてしまっている。少しでも罪滅ぼしになることがあるなら行動するべきだ。
(和樹さん、あの人何か企んでる気がしますよ。初対面の人に頼み事をするなんて普通おかしいですよ。気を付けてください。)
ショコラも気が付いてるらしく、小声で警告をしてきた。まぁ確かにショコラの言い分も分かるが・・・。
(いや、まぁ分かるけどミッションがあるし仕方がないよ。まぁ一応気を付けるし、ショコラも少しは警戒して欲しいんだ。さっき口元が悪そうに微笑んでた気がするんだ。)
(はい、了解です❢❢)
「所で松木さんそこにいる女の子は彼女さんですか?」
「いやいや、そんなんじゃないですよ。」
まさか同居している、なんて絶対に言えない。そんなことを話しつつ僕達3人は青木先生の講義室に向かった。僕はこの後、白神 桃花の本当の性格と彼女の策略にはまってしまうとは全く思っていなかった。
そして僕らは青木先生がいる研究室に着いた。何か起こるのかと思ったのだが特に何も起きなかった。やはり考えすぎだったのだろうか?
「「「失礼します。青木先生は居ませんか?」」」
「いますよ。って君松木君だよね?」
「え?はいそうですよ?」
「君、何か女子生徒に対して変態的な行動を取ったらしいな?結構な女子から苦情が来てたぞ。」
ウゲッ❢❢もう先生の方にまで連絡がいってたのか。正直かなりやばい状況だぞ・・・すぐ近くに変態行動の犠牲者が今ここにいる状態じゃあ誤魔化すことが難しい・・・どうすればいいんだ?すると突然。
「違うんです!!多分松木君は他の人達を楽しくさせるために冗談を言っただけなんですよ。」
なんと助け舟を出してくれた。ちょっと嘘くさそうだけど、ありがたい。
「ん?そうなのか?まぁ変態行動の被害にあったのが白神さんだと聞いてたし、当の張本人がまさか犯人が庇うわけないか・・・んで私に何の用なんだ?」
「(ギリギリセーフだな。白神さんに感謝。)いえ、僕じゃなく白神さんが有機化学を教えて欲しいらしいんです。」
その後は普通に白神さんが教科書で分からない所等を質問してそれに対して青木先生が解説しつつ答えていた。僕はその内容に耳を傾けていた。因みにショコラは眠そうに欠伸を連発していた。それにしてもこの日が3,4限目の講義が無くて良かった。そして先生の解説が終わって僕らは先生の研究室を退出した。あれから1時間以上たってる。さっきからショコラさっきからお腹空いたと言ってくるし、正直僕もお腹が空いた。今日は天ぷらうどんにでもしようかな?
「それじゃあ僕らはここで本当に今日はすみませんでした。」
「・・・ちょっとお待ちなさい。そう簡単に帰すと思いましたか?」
「・・・へ?」いきなり白神さんの口調が厳しくなった?
「今日一日私の奴隷になりたいんでしょ?許可してあげるよ。先ずはその証明としてこの首輪を付けてね。」
そう言って取り出したのは(かずちゃん)という名札付きのピンクの首輪だった。
「・・・え?それはもうさっきの案内で無しになったんじゃあないの?」
「ふふっ。あれはもし私の悪い噂流したら先生に公言するという脅し。第一、青木先生に苦情言ったの私の友達だもん。」
マジか・・・でもミッションのためにも従わないといけないのか・・・?
「・・・分かったよ。やるよ貴女には悪いことしたと思ってるし。」
そして僕は首輪を付けた。正直言おう。最悪だ!!
「はわわっ、和樹さんお手、です。」
そしてこのバカの昼ご飯はおにぎり1つにしてやろう!僕はそう、心に決めた。にしても白神 桃花・・・この人結構腹黒っていうか悪知恵が働くやつだな。普通ん人ならさっきの変態行動を先生とか知り合いに言われたくなければ私に従えとかいうだろうだがそれだと自分がむやみに公言していると少しばかり非難を浴びる可能性がある。しかし彼女が行ったのは先生に言ったのは彼女の友達だし、追求された時も僕をかばっていた。恐らく僕が命令に背いて彼女が先生に言っても、彼女が弁解してたのを黙ってたのもあって恐らく僕の意見なんて聞いて貰えない・・・なかなかの策である。
「んじゃあ今から10分以内にセルフのうどん買って来てね。因みに具は海老天とイカ天ね。ねぎ、天かすも忘れないでね。遅れたりオーダー通りじゃないと生徒会権限で貴方をお断り7に任命しちゃうかもよ?」ニヤリと白神さんが微笑む
「・・・Let is GO!! 」
そして僕は全力疾走❢❢
「あっ和樹さん!!なんですか?お断り7って?後待ってください」
以上で冒頭(現在)に戻る。
プロフィール
青木先生(あおきせんせい)
有機化学や、化学実験などをメインに教える教師、授業内容は難しくて大変だけど凄く分かりやすい解説をしてくれる結構人気のある先生。
皆さんどうでしたか?楽しめましたか?恐らく今回が一番文字数が多いと思います。正直大変でした。次の投稿は若しかしたら来週になるかもしれません引き続き活動報告でこんなの書いてほしい付け加えて欲しいという要望、アイデアを活動報告で集めています。後お気に入り登録、投票、感想をお待ちしております。
ではまた次回もお楽しみに!!
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第9話 腹黒姫と奴隷と大学生活④
では本編どうぞ!!
僕は今、空腹に耐えながら午後の講義を受けている。あの後結局後10分を過ぎてじまい、にやつきながら「晒し者にされる松木君の滑稽な姿が見れるのも楽しみね。」と恐ろしい発言をする白神 桃花を何とか説得して、お断り7への強制加入を避けることが出来たのだがもうその時には昼休みは殆ど終わってしまっていて、お昼ご飯を食べれなかったのだ。
・・・それにしても白神 桃花のあの態度、人の弱みを握ったからって流石に滅茶苦茶すぎだと思う。届けた後白神 桃花の「遅すぎじゃないですか~?私が買いに行った方が速かったでしょうか?」と言う少し見下した発言に少しムッときてしまい、暴力はダメでも少し言い返してもうこの奴隷みたいな事終わらせてしまおうかと思ったのだが、そこで強烈な頭痛に襲われてしまった。・・・どうやらミッションに反した行動を取ろうと考えた時点で頭痛が起こってしまうらしい。つい昨日は『この呪いもいいかな?』と思っていたのだが、もうその気は全くない!!また変な行動を強制される前にすぐにこんなの解除したい。ショコラは解除方法があると言っていたのだが、自分の名前も思い出せない程の記憶喪失なのだからどこまで覚えているのか正直不安だ。っていうか僕はショコラについては、少しバカで食いしん坊で寝るときは涎を垂らす可愛い少女ぐらいしか知らない。一体ショコラは何者なのか、ミッションの解除方法も含めて今日話してみようかな?
因みに何故今こっそりと聞かないのかっていうのには理由がある。講義室は広いから少々のことでは先生に気づかれたりはしない。講義に集中したいっていうのもあるだけど最大の理由は・・・・・・今現在ショコラは涎を垂らしつつ満面の笑みを浮かべながら熟睡タイム中だからだ。どこから持ち込んだのか分からないお菓子を好き勝手に食べてすぐに寝てしまったのだ。少し譲って貰いたかったのだが白神 桃花から『今日の講義終了まで食事は禁止ですよ。』というありがた~~いお言葉を頂いてしまったのだ。そしてコイツはコイツで僕のことはお構いなく食べやがっがって・・・。少しぐらいは『少し食べますか?』って言ってくれてもいいのに・・・。
「まぁ、文句言っても仕方がないっかな?」
因みにこの講義が終わった後また白神 桃花の元に向かって荷物持ちをしないといけないようになってる。またなんか企んでいそうで怖いがミッションに背くことは出来ないので仕方がない。
そして講義終了後、僕は急いで荷物を詰めて走った。因みに熟睡しているショコラは無視した。僕は運動が苦手だから走るだが仕方がない。そして走っている途中に突然。
選べ❢❢
① 急に光に包まれて執事服にコーデチェンジ。白神 桃花の前で「お疲れ様です!お嬢様。」
② 急に光に包まれてメイド服にコーデチェンジ。白神 桃花の前で「お疲れ様!お姉ちゃん。」
普通に考えて①だろ、これ・・・。②なんて選んだら白神 桃花の策略無しでお断り7に大抜擢されそうだ・・・あれだけはごめんである。
因みにお断り7というのはこの大学の1学年~4学年の生徒の中で生粋の変人過ぎて知り合いでいるのもお断りしたくなるような男子7人、女子7人計14人のことである。これに選ばれてしまうと大学のほとんど人達から冷たい目で見られ究極の変人のレッテルを張られてしまう。後1ヵ月に1回大学内の清掃ボランティアに参加させられてしまう。それならまだしも何か体育祭や文化祭でもなんかやらされるらしい。入学式の時、お断り7の逆の人気者7の人達との対抗戦とやいうのがあったが、お断り7の人達はホント凄かった・・・。何か突然発狂する人とか、突然寝る人とか自分で自分の事殴っている人とか様々であったがあんなのと同類にされたくないし、多分ストレスで参ってしまう。
まぁそんなことは置いておいて取りあえず①を選んだ。するとなんか突然ヒーローの変身みたいに体が光に包まれて執事服に変わった。本当に現実とか完璧に無視である・・・因みに思いっきり他の学生に見られて騒然としているが、この際そんなことは気にしていられない。そうして僕は白神 桃花のいる講義室について「あら?松木君いったいどうしたの?」と白々しいこと言ってる白神 桃花に向かって言った。
「お疲れ様です!お嬢様。」
「あら?意外に紳士なんですね松木君って。」
・・・?意外にも特に何もなく済むと思ったッと思った僕は考えが物凄くあまかった。
「あれって松木 和樹っていう生徒?白神さんに奴隷にして下さいって頼み込んだ変態の?」
「いや噂じゃあ女子の下着ハンターで奴隷を装って白神さんの下着を盗むつもりだったらしいよ?」
「ということは奴隷がダメだから執事を装って下着を盗もうとしてるの?・・・最低っ」
「っていうかそんな人を先生とかに報告しなくてもいいの?」
周りの学生からそんな話が聞こえてくる。・・・なんかやったな!!何か白神さんにやついてるし絶対確信犯だよな・・・。取りあえず僕がすることは唯1つ。
「ではいきましょう!お嬢様!!」
それはここから逃げ出すことだ!!僕は白神 桃花の手を掴んんでその講義室を抜け出した。
「貴方ってなんでそこまで私のいうこと聞くの?普通の人なら逃げ出すと思うんだけど?・・・まさかドMか変態なの?」
ある程度連れて歩いていると白神さんは不思議そうに聞いてきた。まぁ普通そう思うよな・・・と言ってもミッションとか言っても頭がオカシイ人としか認識されるだろうしな。
「まぁちょっと訳アリでね・・・。」
上手い言い訳が思いつかずこんな感じの事しか思いつかなかった。
「やっぱり貴方は面白いですね・・・友達になって今後も貴方の事を調査したいですね。」
「・・・まぁ~、遠慮しときますよ。」
「私は興味を抱いたものは手放さない主義なんですよ?フフフッ 」
怖い・・・マジで怖いよこの人、出来ることなら今すぐ逃げ出したい・・・。
等と考えていると何か丸々していてデッカイ白い豚の着ぐるみがいた。何かブヒブヒ言っている。小さい子供が好きそうな感じである。すると突然「ホァ!」という声が聞こえてきた。声の主は驚くことに白神さんだった。
「え~~と・・・白神さん?もしかしてああいう可愛いの好きなんですか?」
「・・・へっ?私は白豚君なんて好きなんかじゃあないよ?」
・・・あれって白豚君って言うんだ・・・。お嬢様キャラな白神さんとしては意外な趣味だな・・・これは若しかして白神さんの弱点発見・・・なのか?
「あの~松木君お願いがあるんですよ。あの豚さんとの通訳人になってもらえません?」
「はぁ良いですよ?」
まぁ断れないし、あくまで着ぐるみだしね。
「良いんですか!?白豚君って言葉が通じなくて会話できた人がいなんですよ。」
マジか!!でも・・・やるしかないよな?頭痛もう嫌だもん。
「えっと?こんにちは白豚君?」
「ブヒッブヒブヒブヒヒ~ブヒ!!」
・・・・・・えっと?どうすればいいのかな?僕は?
皆さんこんばんは。どうでしたか?次回、松木 和樹はどうやって白豚君の通訳をするんだろか。おれは次回です。そして次回は第一ミッション編は最終回!では感想、評価、投票,案、お気に入り登録を大募集中です!!後活動報告のアイデア募集で案と共にこの大学名を募集します。実際にある大学名じゃあないのを募集したいと思います。
では次回もお楽しみに!!
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第10話 腹黒姫と奴隷と大学生活⑤
では、本編をどうぞ!!
今現在、僕の目の前にはブヒブヒ言ってる子供が好みそうな豚のマスコットキャラクター(白豚君)がいる。因みに後方には子供のように目を輝かせたお嬢様キャラ崩壊な白神 桃花がいる。恐らく今の彼女にはあの白豚君というマスコットキャラクターのことしか頭にないのかもしれない。ミッションによって現在僕は白神 桃花の言うことに従わなければならない・・・。まぁ、今の彼女の嬉しそうな表情を見ておいて断るっていうのはなんか男らしくない・・・。可能な限り応えてあげるべきなんだろう・・・。
(・・・と言ってもな~~・・・)
どうすればいいんだ?恐らくあの中に人入ってるのは先ず間違いのだが、さっきからブヒブヒ言ってる人なんかと関わるなんてごめんだ!!っていうかなんでこんなところにマスコットキャラなんかいるんだ?・・・いや、もう何も考えずに適当に通訳した振りしようかな?と思った瞬間、
選べ❢❢
① 翻訳こんにゃく(きゅうり味)をポケットから取り出して白豚君と話す(取り出すときはドラえもん風に言う)
② なりきりお面(昨日、岸上 優子が被っていた物)をポケットから取り出して白豚君と会話する。(取り出すときはドラえもん風に言う)
また出たな、呪いの選択肢が・・・まぁ匂いでも吐きそうになるぐらいきゅうりが苦手な僕にとって①を選ぶなんて無理だから②を選ぶしかないんだがまたなのだが誰だよ、岸上 優子って?もしかして豚の仮面被って僕の事を投げ飛ばしたあの人か?あの時は本当に酷いめにあったからあんまり思い出したくない・・・。取りあえず頭痛が来る前に②を選ぶことにした。そしてドラえもんが秘密道具を出すときに出る効果音的なものにあわせて何故かズボンのポケットに入ってるお面を取り出して言った。
「なりきりお面~~!!このお面を被ってなりたい物を念じると念じたもののそのとおりになり特徴もそっくり真似ることが出来るスペシャルなお面なんだよ!」
「・・・あの、松木君?いきなり何を言っているのですの?」
白神さんは若干引いていた。そんな御もっともな発言に対して僕は
「えっと、ドラえもんのマネ?」と曖昧に答えることしかできなかった。
「??別にいいですけど速く白豚君と通訳の方はどうですか?私の事をどう思ってるのか聞いてほしいんですよ。」
「いえそれはこれから・・・というか直接聞いたらいいのではないですか?」
「松木君分かってて聞いてるんですか?私獣人の言葉が分からないんですよ。」
「・・・分かりました。」どうやら彼女は本当に目の前の豚のマスコットキャラを堂宇物か獣人だと思っているらしい。取りあえずなりきりお面を被って豚になりたいと念じるとお面が豚のお面に変わった。本当にどういう原理なんだろう?取りあえず僕は白豚君に話しかけることにした。
※ここから少し豚語が続きます。
「あの、こんにちは白豚君!少し話をしてもいいですか?」
「ん?人間が俺の言葉を話せるとは意外だな。アンタ何者だ?」
「僕は現在厄介ごとに巻き込まれている大学1年生で名前は松木 和樹です。」
「ほぉ~、松木 和樹か。面白いやつだな。後俺の名前はトールだ。白豚君とか呼ぶな。」
「・・・分かったよトール。でも予想してたのとかなり違うな子供の夢が壊れるぞ・・・。」
「そんなの俺が知るかよ。っていうか俺の前に男は立つんじゃねえよ。」
「???なんで前にたったらいけないんだ?」
「俺の前に立っていいのは唇を奪ってもOK愛い女だけだ!因みに俺の後ろに立っていいのはお互いの服を脱ぎあえるナイスバディーな女だけだ。」
「かっこつけてるかもだけどそれ最低の変態だぞ!!」
「何言ってんだ、オスは皆変態なんだよバカなのか?お前は?」
「それ僕も変態って意味だよな?違うぞ!!最低でもお前みたいな最低な変態にはならないぞ!!!!」
「はぁ~~、まぁいいや。んで話ってなんだよ?俺になんか聞きたい事があったんだろ?」
「ああ・・・突然だけど僕の後ろにいる女の子の事どう思う?」僕は嫌な予感しかしないがミッションのために聞いた。
「・・・あぁ、なかなかラブリーでナイスバディーな娘だな。奴隷候補に入れたいな。」
「・・・あぁ、もういいや・・・」僕はなんかばかばかしくなってしまい最低の変態(トール)との会話を終わらせた。
「随分長い会話でしたね。それで松木君、白豚君は私の事をなんて言っていたのですか?」
僕は迷った。ミッションのためとはいえ彼女に自分が奴隷候補にされたいと思われていること知ったらショックだろう。結果僕は白神さん本人に現実を知ってもらうことにした。因みに仕返しが目的ではない!!!!・・・かもしれない(笑)
「えっとこれを被ったらわかりますよ。」そして僕はその場からダッシュで逃げた。
その後無事今日の講義を終えることが出来た。また白神さんがまた何かしてくるかと思ったが結果的に何も起こらなかった。恐らくショックが大きかったのかもしれない。そんなことを考えつつ帰宅しようとしたとき、僕はであった。・・・・・・・白神 桃花に・・・。
「えっと・・・こんばんは。白神さん・・・。」
「ええ、こんばんは松木君。所でこのお面、面白いですね。そして松木君貴方も面白い人ですね。松木君、私の友達になってくれませんか?」
「えっと・・・そうですね。」僕はどう答えていいのか分からなかった。
「私、自分が興味を持ったものを手放したりはしないんですよ?前も言ったじゃないですか?」
「確かにそうでしたよね・・・。ってイタッ!」例の頭痛が襲ってきた。
「仮病を口実に逃げようなんてダメですよ松木君。
「(なんか変な解釈してるよな・・・)分かりました。」
「そうですか!これからよろしくね松木君。」
そう言って笑顔で白神さんは笑顔で白神さんは帰っていった。そして、ピローンというメール着信が入った。
From 神
ミッションクリアーおめでとうございます!!次のミッションもお楽しみに!!
僕はこの時、やっと終わったという少しの安堵感と次のミッションという単語の絶望感を味わった・・・。
どうやら僕の波乱の日々はまだまだ続きそうだ。
皆さんどうでしたか?楽しんでもらえましたか?次の投稿はいつになるか分かりませんが感想、アドバイス、投票、お気に入り登録、アイデアをお待ちしております。
では次回もお楽しみに!!
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第11話 松木 和樹の苦悩は終わらない・・・
では本編をどうぞ!!
僕は今いつも以上に疲れた体を引きずって自分のアパートを目指して足を進めている。思い返してみればこの呪いのせいで僕ののんびりと自由気ままに過ごす大学生活と今後の計画が滅茶苦茶だ・・・超人的な力を得られたり、変態的行動を取らされたり、科科学的なことをまるで無視なことが起こったり、ミッションであの腹黒い白神 桃花にいいように使われて周りの人から変態だのパンツ泥棒だの最悪な変態のレッテルを張られ、大学内にいる最低な変態豚(トール)との疲れる会話あの後白神 桃花によってトールがどんな目に合わされたのか。まぁ本人がまいた種だし同情の余地なしなんだけど・・・思わず深い溜息を吐いてしまう・・・まぁ人と関わるのが好きな僕にとってショコラの居候はなかなか嬉しいものである・・・・・って、ん?
「あーー❢❢ショコラってもしかしてまだ大学にいるのか!?」
そういやミッションの事で頭一杯なのとこっちは空腹なのにお菓子バクバク食べてたから涎垂らしてグーグー寝てるからそのまま出てきてしまった。しかし今大学に戻るには途中からとはいえ、またこの急な坂を登らなくてはいけない。正直言うと面倒である。そして僕は結論を出すと。
(まぁ、もう帰ってるかもだし、腹が減ったら帰ってくるよな。合鍵持ってるし。)
僕はこれ以上疲れることをするのはごめんだったため大学へ引き返さず帰ることにした。
そして帰宅後アパートの電気はついておらず勿論の事だがショコラは帰っていなかった。時刻は夕方の6時30分・・・正直夕日でだが日は出てるがもうじき暗くなる。やっぱり向かいに行くべきか。などと考えつつ電気をつけるとテーブルの上に置手紙のような手紙があった。書いたのはショコラ本人だった。因みにあまり字は上手くなった。
和樹さんへ
和樹さん!私起きた後何故か女子の人達に囲まれて何故かほっぺたをモニュモニュ揉まれてお菓子を沢山もらいました。そして何か女子の皆さんに自分たちの家に泊まりに来てと頼まれました和樹さんに迷惑がかかるって断ったのですが、何か顔を青くして「お願いだから今日だけでも私の家に泊まりに来て!!」とせがまれてしまって・・・そういうわけで今日は帰れないです。明日また大学内で会いましょう!
・・・終わった・・・僕に更に美少女と同棲してるという変態のレッテルを張られてしまうのも時間の問題・・・もう色々終わった。僕はどう今後汚名返上のためのイメージアップの方法とショコラにどうキツイお仕置きをしてやろうかと、ご飯の準備をもせず考えを巡らせているときメールの着信が鳴った井口君からだった。
内容 ・・・大丈夫か?
松木・・・お前、白神のパンツ盗もうとしたっていう噂出てるんだが本当なのか?お前が犯罪に出ないか心配になってきたよ・・・まぁ、お前がお断り7になっても軽蔑はしないから心を広く持てよ。じゃあまた明日な。
・・・もう井口君にも伝わってるのか・・・正直僕がいる大学は広いし在校生の数も多いだから知り合いにはそう速く噂は伝わらないと思っていたのにまさか当日
で伝わってるとは正直思っていなかった。取りあえず無駄は承知で弁解のメール井口君にを送り落胆のため息をついた。そしてその後また着信が鳴った。こんどは電話の方である。着信先は神とあった。だが勿論こんなの登録してないし何故だか番号が表示されない、恐らくは人間なのではない、もう僕にとってその程度の非常識さは当たり前の事のように思えてしまっている。神というのは恐らく今日散々振り回したミッションの送り主であろう。そして決めつけだがこの呪いにも関わっているだろう。この呪いに関する情報を聞き出せるチャンスだと思い少し気を引き締めて電話に出た。
「もしもし・・・」
「あ!和ちゃ~ん!元気なの?体痛くな~あい?」
「・・・」その言葉を聞いて僕はその貴重な電話を切った。
皆さんどうでしたか?少しでも楽しめましたか?忙しいのは相変わらずで更新遅いし、文字少ないしで不満かもですが気ままに応援や感想、投票、お気に入り登録、アイデア等ジャンジャン募集しておりますのでよろしくお願いします。次回は原作キャラを出していこうと思います!
では次回もお楽しみに!!
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第12話 神と電話と僕の疑惑
では久しぶりの投稿ですが本編どうぞ❢❢
「・・・今の電話本当に何なの?」
僕が今頭を悩ませているこの呪いの情報を聞き出せるチャンスの電話だったのかもしれないが思わず切ってしまった。あの喋り方はまさにオカマであり、最近の経験から言ってああいうのに関わるとロクな目に合わないということを僕は学んでいた。因みにしっかり携帯の電源も切ったのでもう着信は来ないはず・・・。
「さて、んじゃあ晩御飯にする(ジャ~ジャカカジャン!)・・・もう嫌だ・・・最近こんなのばっかり・・・」
電源切った携帯電話からの着信音・・・まぁ、もう慣れてきたけどね。こんな非現実的な現象には。でもさ、今日ミッションを終えたんだよ・・・せめて一日ぐらいは休ませてほしいの。分かるでしょ?僕の気持ち。もしかして空気読めないの?それとも唯のバカなの・・・?
「・・・・・・出るしかない・・・か。」
この着信を無視して晩御飯の準備に取り掛かりたいが、この電話に出ないと更に酷い目にあいそうだ。対策としては感情を無くして動じなければ大丈夫なはず!
「・・・こんばんは・・・です。」
「あらぁ、和ちゃん!いきなりアタシからの電話を切ってさっき電源も切ってたでしょ?もう!そんな悪い子にはお仕置きしちゃうわよ!!」
・・・どうしよう。この人と喋ってるの本当に辛い。もうこの時点で電話無視して晩御飯の準備してしまおうかという考え方に賛成してしまう。だがここで逃げ出すわけにはいかない。
「ええ、そうですよ。所で貴方誰なんですか?」
「アタシ?アタシはね~~世界の平和を愛するキュートな美少女なのよ!」
・・・この人なんだろう、一言で言うと・・・『ウザい❢❢』・・・だな。
「そうですか。では『世界の平和を愛するキュートな美少女』さんが僕にいったい何のご用でしょうか・・・?」
「・・・あらあら、和ちゃんって案外つれないのね~。まぁ冗談はこれぐらいでいいわね。私はこの次元の生物、物質を取り仕切る者、時には物事を良い方向にもっていけるように導く者なの。貴方たちの言葉で簡単に言うと『神』かしらね。」
「なるほど、正直聞きたいことが多いが、貴方にどうしても聞きたいことがいくつかあるんだ。先ず、僕の頭に出てきて強制的に選ばないいけない選択肢について貴方は何か知っているの?」
「あぁ~、それね。アタシもこの次元の管理を任されて日が浅いの・・・。だから詳しいことは分かんないんだけど、調査マニュアルによるとミッションをクリアーしていくと良いって書いてあるわよ。」
「???もうすでに調査マニュアルがあるってことはもしかしてそれを書いたやつがいるんじゃないの?その人と連絡を取らせてもらってもいいかな?」
「あら?一瞬でそこに気が付くなんて案外頭が回るのね貴方。ウフッ、アタシ知的な男子って好きよ。」
「・・・別に大したことないし、アンタの趣味なんて興味ないし・・・。もういいから質問に答えて下さい❢❢」
「本当につれない男ね。・・・確かに前任者入るらしいけどアタシから連絡は取れないのよね。」
「???何で???」
「あのね、アタシ達にも貴方達の社会みたいに上司と部下みたいな序列による上下関係があるの。アタシの前任者の神は相当高位の神だったらしくて私からはコンタクトが取れないの。それに少し調べたんだけど、現在前任者の神は失踪中なの。」
「そうなんだ・・・なんか神も大変なんだね。・・・んじゃあ誰がこんなふざけた事やってるかは?」
「う~ん、分かんないわね。」
「うんじゃあ、ミッションを送ってるやつは?そもそもなんで僕にこんなことに巻き込まれてるの?ショコラっていう女の子は何者なの?」
「う~ん・・・アタシ何にも分かんないな。」
「・・・ねぇ、貴方マニュアル持ってるんでしょ?少しでも何かわからないの?」
「いや~アタシ面倒な事嫌いで・・・のんびりやっていきたいのよ~。」
「・・・ねぇ、そのマニュアル僕に見せて貰えないの?」
「嫌よ。」
「なんで!?」
「物質転送って凄くエネルギー使っちゃうのよ・・・だから嫌よ。」
もし自分に神を超えれる力を手にすることが出来れば、この電話相手のクソ物臭オカマ神を殴り飛ばしてやりたい・・・
「・・・もういいよ・・・取りあえずミッションをこなせばいいんだろ?で、次のミッションっていつくるの?」
「さぁ~アタシにはわっかんないんだけどさ~まぁ、もうすぐ来るはずでしょ?」
「・・・・・・何か分かったら連絡頼むね。」
「は~~い。それじゃあね和ちゃん!お腹出して寝ちゃだめよ?」
そして(オカマの)神との長~~い電話が終わった。ハッキリ言って呪いについても、実行犯についても、ミッションについても、ショコラについても、殆ど何もわからないという結果であった。分かったことは、あの神からは情報を聞き出すのは難しいということと、ミッションがこの呪いを解くカギになるかもしれないということ、そしてあの神は僕に隠していることがあるかもしれないということだ。
正直あの神は信用ならない・・・。ミッションが必ずもうすぐ来るという確信のある発言、そしてマニュアルを見てないと言いつつ、異様にミッションの実行を進めてくる言動・・・白と考えるのが普通だが、もし僕に呪いを送った神がアイツより高位の神だったら僕に嘘なんて普通につくであろう。
僕はそんなことを考えつつ晩御飯を作るのであった。
皆さんどうでしたか?久しぶりの投稿でしたが少しでも楽しめましたでしょうか?クリスマスは皆さんどう過ごしましたか?僕は実家に帰るはずが諸事情で帰れず友達と過ごすクリスマスでした。
アドバイス、応援コメント、投票お気に入り登録、アイデアをお待ちしております!
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第13話 史上最悪の敵との対戦前の日常
あのオカマの神(あの後女将(おかみ)で電話とアドレス登録しておいた。)との電話からもう暫くたつ...あの後数日後には新ミッションが来るのかと思ったら来ず、ビックリな事に呪いの選択肢も来ず、ごく普通の大学生活を送れた。因みに一時期は僕に張られた変態のレッテルも日がたつ毎に徐々に薄れていった。ショコラがいる以外は自分が望んでいたごく普通の生活を満喫していた。そして時期も8月、夏真っ盛りそして夏休みも目の前、しかし夏休みを迎える前に殆どの学生が突破しなければいけないボスのようなものがある。それは...
テストである。
正直、マジで憂鬱である。因みにテストは3日後大体1日に3,4教科、2週間にかけて行われる予定である。高校等と比べると楽であるが、成績上位者に与えられる優良枠をゲットしたいと思っているので、今まで毎回授業の復習等、勉強してきたのだがやはり点がきちんと取れるのか心配である...そんな中取りあえず初日にある化学関連の科目の教科書に載っている問題を集中力を持って解いている。
「和樹さん!!遊んでくださ~い!!」
...そう集中力を持って...
「和樹さん❢❢❢あ~そ~ん~で~く~だ~さ~い~よ~❢❢」
「あぁ~❢❢もう何!ショコラ?僕テスト勉強中だから無理!!OK?」
「NOです!」
「なんでだよ!!」
「私は和樹さんと遊びたいからです!!OKですか?」
「それこそNOの中のNOだよ!!っていう自己中心的すぎる!一応このアパートは僕が住んでて、ショコラは居候!!主従関係でいうと僕が主人だから、ある程度は僕の意見を尊重してもらえないかな...?」
「ご主人様!私にどんなことをしてもらってもいいですからあ・そ・ん・で 」
「あのねショコラさん、全ての男子が女子に甘えられて言うこと聞く存在だと思わない方がいいよ?後主従関係とかは冗談でご主人様とかは辞めてください。分かった?」
「和樹さんはオカシイです!!可愛い女性にあんな風に誘惑された男性は鼻の下を伸ばすのが普通なのに...まさか不能ですか?」
「自分で可愛い女性って言うのはどうかと思うぞ...。僕には恋愛とかにあんまり興味がないの。っていうかこんな無駄話してる暇無いの!!遊べるのはテスト終了後まで無理です!」
「お金も上げますのに...ダメですか?」
「ダメです!ってそれ例の転送とかってやつだよね?緊急事態でない限りそんな出所の分からないお金使えないよ。」
「流石は和樹さん、誘惑に負けない人ですね。でも和樹さん、勉強の進みいまいち悪いですよ?誰かに勉強教えて貰えないんですか?」
「随分とズバリというね...ショコラさん...。そりゃ僕も自分より勉強出来る人から教えてもらいたいけど...友達同士だと、勉強しているといつの間にか遊んでるみたいな感じになるからな...。」
「和樹さん何言ってるんですか?凄く頭のいい化学サークルの先輩がいるじゃないですか!」
「もしかして游王子先輩の事言ってるの?...いや~あの先輩は確かに優秀だけど会話が通じて勉強教えてもらえるのかどうか5割、5割のギャンブルなんだよな...極力やりたくないかな・・・?」
「ダメです!!これは決定事項です!!善は急げ、レッツゴーです!」
「...分かったよ。まぁ休日でもあの人研究室籠ってると思うからいいと思うけど...」
そうして僕とショコラは大学の化学サークルの研究室の方に向かった。先ず連絡はしておいたがカギが閉まっている。そしてドアには『合言葉を言え』とでかでかと書かれた張り紙がされていた・・・
「...『絶対解明世界の謎を!!』...さぁ開けてください游王子先輩!」
「むっふっふ、和っちよ先輩ではないぞ!師匠と呼ぶといいよ!」
「あぁーそうですか...游王子師匠、連絡した通り勉強で分からない所教えてくださいよ。」
「う~ん...そんなこと良いからさ、これ見てよ!私が作ったものの1つ名付けて『天邪鬼薬!!』だよ!!」
「いや、良くないよ?って貴女もショコラと一緒?自己中ですか?僕テストやばいんですよ...」
「まぁまぁこれ飲んだら教えてあげるから、ね?」
「嫌ですよ...師匠の薬の実験台なんて。そもそもなんですか?その薬?」
「この薬は飲んだ人が今一番思ってることが逆になる薬だよ。」
「そうなんですか・・・ってそれじゃあそれ飲んだら僕勉強しなくなっちゃうじゃないですか!!絶対飲まないですよ!!」
「飲んでくれなきゃ教えてやらないよ?」
「ダメです!時間の無駄ですし僕帰りますね。」
「和っち帰っちゃダメ!!」
「イタッ、ちょ...先輩!しがみ付くついでに体抓るの辞めてください!!」
「帰んないでよ~~!!グスン」
「泣かないで下さいよ!!痛くて泣きたいのこっちなんですから!ショコラ助けて!」
「やっぱり和樹さんはオカシイです!!」
「例の女子に誘惑されたり接触されても喜ばないこと言ってるの?」
「女子に痛みつけられても喜ばないなんてますます和樹さんはオカシイです!!」
「そっちかよ!?僕は別にМでもないからね?だから助けて!OK?」
そんなこんなで結局游王子先輩にはなんにも質問出来なかったのである。
皆さんどうでしたか?楽しんでもらえましたか?次回は学生の敵テスト編を書こうと思います。その次からもちょこちょこと違うアニメともコラボしようかな?と思います。最初は「夜のヤッターマン」でいこうかなと思います。
感想、アイデア、お気に入り登録、投票お待ちしております。
では次回をお楽しみに!!
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第14話 史上最悪の敵との決戦①(夜ノヤッターマンコラボ)
・・・ショコラが五月蝿かったけど、游王子先輩に勉強を教えてはもらえなかったが無事準備は出来た・・・忘れ物もしてないし、遅刻もしてない。別にテストを受ける教室を間違えたわけではないだけどなんで、なんで・・・。
「何で先生が来ないんだよー!!」
もう試験時間を15分も過ぎている。周りの生徒達も思っていることだが流石にオカシイ...そう思っていると『ジャ~ジャカカジャン』という音と共に電源を切っていて着信なんかなる筈のない携帯から着信音が鳴った。恐らく僕の感だとこれはあれだ。最近呪いの選択肢とか非現実的のことが起こらなかったから忘れていたが、こんな事出来るのはあの変なオカマの神こと『女将』しかいない...案の定だが着信を切っても1秒もたたずにまた着信音が鳴る・・・未だ先生が来ていないので、周りの人の迷惑にならないうちに教室から出て着信に出た。
「・・・はい、もしもし」
「あら和ちゃ~んお久しぶりね元気だったぁ~ん?」
「はいはい、元気だったよ。んで要件は何?正直ミッションも呪いの選択肢も最近全然でてこない事を聞きたいんだけど今テスト中で忙しいんだよね。」
「今日は和ちゃんの大学そのものに関わる大事な話なの。今貴方の大学の教師いないでしょ?」
「何でそのことを知っているんだ!?」
「今ね、神の世界で発覚したことなんだけど地球に次元に歪が生じたらしいのよ。それで本来貴方達の世界の次元に本来存在するはずのない人達が現れたらしいのよ。そして貴方の大学の教師を拉致しちゃったらしいのよ。」
「はぁぁ!!?なんだよそれ!?んじゃあこのままじゃあテストが受けれないどころの問題じゃないじゃん!!神様はこの事態どうするの?僕達の次元の生物、物質を取り締まるんでしょ?どうすんの?」
「ふっふっ私もちゃんと考えてるわよ。」
「なんなんだよ...アンタの案って...?」
「それは・・・貴方にどうにかしてもらおうっていう案よ。」
「何言ってるアンタ!?僕がそんなのに関わるわけないじゃん!!」
「拒否権無しよ!!ダイジョ~ブ、今回は事情があるから私も和ちゃんが言っている呪いである絶対選択肢でサポートしてあげるわよ。詳しい話や拉致を行った異次元の連中の特徴はショコラに聞くのよ!和ちゃん、貴方は出来る子だと私信じてるわ。じゃあね~。」
「あ!別に僕受けるって言ってない・・・ってもう着信切られてるし!!」
あの神のサポートなんてロクな目にあいそうにないが、このままじゃあテストも受けれない、大学で勉強をすることもできない。以上の事より僕は取りあえず詳しい話を聞くためこの大学のどこかにいるショコラを探すことにした。正直ショコラのいる場所ぐらい教えてくれてもよかったのにと歩きながら思った。
5分後ショコラは案外簡単に見つけることが出来た。元々今はテスト中大学敷地内にいる人はそこまでいなくて、後なんか高らかな笑い声もしてたから見つけるのは簡単だった。
「和樹さん!!大変です!!このまま彼らを放っておいたら大学の危機です!!」
「彼らってあの今高らかに笑っている少女と、その両隣にいる2人の男の人のことと、小さい豚の事いっているのか・・・?」
「はい!さっき神様から通達が来ました!私と和樹さんでどうにかしましょう!」
豚は置いておいて3人の方は何かアニメのコスプレみたいな変な服を着ている。正直この人たちが大学の教師全員を拉致をするようなとんでもない奴には見えない...ここは相手の話を聞いて譲歩し、大学の教師を開放して帰って貰おう・・・
「何なんですか?貴方達は?」
「私たちは清く正しいドロンボー。そして私はドロンジョ!!」
「ボヤッキー!!」
「トンズラー!!」
「オダ様ブー!!」
「この世界はヤッターマンによって闇に覆われているやるべきことはヤッターマンを倒す!!清く正しく美しくドロンボーがいる限りこの世にヤッターマンは栄えない!!ヤッターマンを倒しこの世界に新たなる夜明けを!!!!」
・・・豚が喋っているとか、ヤッターマンとか、なんか色々ツッコミたい事があるんだがどうしても言いたいことが1つ...
「なんで清く正しく美しくをモットーにしてるやつらが大学の教師の拉致なんて行うんだよ!?」
「あーはっはっはっは、あの人達は多くの学生を苦しめている。よって私達は制裁を加えたのだ!」
「いや、確かにテストが嫌な学生は多いけどだからって先生は悪意があってやっているんじゃないんだからさ・・・。」
なんか話が通じない...そう思っているとショコラが小声で話しかけてきた。
(和樹さん!!このままじゃあ話は平行状態です。こうなったら実力行使です!!)
(いや、実力行使って一体どうすればいいんだよ?)
(ヤッターマンになるんですよ!!)
(いや、なるんです!!でなれる訳ないじゃん!っていうかそれで解決なのか?)
(游王子先輩に頼んでヤッターマンスーツ作って貰って「ヤッター!」って叫べばなれますよ!!)
(完璧な人任せかよ!?っていうか游王子先輩も今テスト中だぞ?)
「あ!和っち、ショコラっちおはよっ!」
・・・本当に来たよ!!
「游王子先輩何でこんなところにいるんですか?」
「なははは~~、寝坊しちゃったんだ。」
「はっきり言うことなんですか!!?」
「そんな事よりヤッターマンスーツでしょ?作っておいたよ?」
「なんで持って来てるんですか!!?ていうか僕まだいるなんて一言もいってないですよ!」
「だってあの人達悪人でしょ?じゃあ、これを着てヒーローになって戦ってよ!凄く楽しそうだし。」
「いや、先輩の楽しみでバトルなんてしたくないですよ!!」
とその時、久しぶりに選べ!!という声と共に例の呪いが現れた。
選べ❢❢
① 全裸になってからヤッターマンスーツをゆっくり着る。
② 「ヤッター!!」という掛け声とともにヤッターマンスーツを装着、掛け声もショコラと共にバッチリ決める。
・・・どっちにしろ着るのかよ!?あぁ...分かった。分かりましたよ言いますよ!そんで戦いますよ!!やればいいでしょう!!!僕は仕方なくショコラと共に叫んだ。
「「ヤッター!」」
皆さんどうでしたか?楽しめましたか?次回はドロンボーと主人公とショコラの戦闘が勃発するかもです?_
現在も活動布告でアイデア募集してます。現在はコラボ小説も検討してるのでこれとコラボしてほしいみたいなのがあれば意見ください。そのほかにも投票、感想、お気に入り登録等々を募集してますので宜しくお願いします。次回もストーリは急展開を見せるかもです!!
では次回もお楽しみにです!!
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第15話 史上最悪の敵との決戦②(夜ノヤッターマンコラボ)
では本編をどうぞ!!
「・・・ヤッターマンがいる限り・・・」
「この世に悪は栄えないのです!!」
あの後僕とショコラが飛び上がった後急に服が光だし、着地すると同時に服が游王子先輩が持っていたヤッターマンスーツに変わっていた・・・以前にもミッションの最中に服が突然、執事服に変わるミッションがあったのを思い出す・・・止めておこう、これ以上考えると余計辛くなるから。
「っていうか、特別なにも変わっていない気がするんですけど、游王子先輩どうなんですか?」
「うーん・・・多分どうにかなるんじゃないかな?ファイトだよ和っち!」
「無責任すぎる!!僕、これ唯のコスプレの服にしか見えないんだけど。っていうかあの人達ヤッターマンの事倒すとか言ってたでしょ?何で相手の反感を買うようなことする必要ないと思うんだよ!分かりますか、游王子先輩?」
「さぁバトルの開始だよ!ガンちゃん、アイちゃん!!」
「楽しみですね。ガンちゃん!!」
「ねぇ、聞こうよ人の話・・・自分のお母さんに言われなかった?『人の話は聞きなさい』って・・・後何なの、ガンちゃん、アイちゃんって?」
「うーん、私のお母さんが最近よく教えてくれるのは、『人はね、痛みを超越するとその痛みは快感に変わるのよ。本当に殴られるのって幸せな事なのよ』ってことだし、昔の事はよく覚えてないから分かんないや。後本当に知らないの和っち?」
「うん、先輩のお母さん、色々問題あって色々言いたいことがありますが、今はいいです・・・後僕はガンちゃんもアイちゃんも知らないですよ。」
「正義のヒーローヤッターマンっていったら、男の子をガンちゃん、女の子をアイちゃんって呼んでるんだよ。」
「だから僕らもやるんですか?別に僕はヤッターマンになりきりたい訳じゃないんですよ。いやです!!」
「ガンちゃん!ドロンボーの人達が来ます!」
「だからショコラまでガンちゃんって呼ぶな!!」
さっきまで何もしてこなかったドロンボーと呼ばれる3人と1匹だが急に向かってきた。恐らく僕らがヤッターマンだというのが分かったからだと思うが何か凄い気迫を感じる。僕の方に向かってきたのは僕よりもずっと体の大きい大男、確かトンズラーと呼ばれた男である。
「ママの事を見捨てて助けなかったヤッターマンが正義なわけがない!ヤッターマンに凸ピンしてやるよ!お前たちや~っておしまい!!」
「「アラホラサッサー!!」」
「行くでぶー!」
「勝負です!!」
「ワクワクしてキター!」
「あぁ、もうこうなったらヤケクソじゃあー!!」
ショコラはボヤッキーと呼ばれた痩せ気味な男へ、游王子先輩はドロンジョと呼ばれた少女とオダ様と呼ばれた喋る豚と対峙している。正直僕1人でどうにかできるような相手ではないと思うが仕方がない・・・
「余所見をするとはいい度胸をしてるまんねん!」
そう言いつつトンズラーと呼ばれた男はいきなり殴りかかってきた。瞬時にかわすことが出来たが地面のコンクリートに若干ひびが入っていた。・・・マジかよ!?真面に当ったら僕、死ぬじゃん!!勝てる気はしないので交渉してみることにした。
「さっき、ドロンジョって呼ばれた人が言ってたママを見捨てたとか僕全く心当たりないんだけど・・・っていうか、凸ピンじゃなくてグーになってるぞ!」
「お前は何を言ってるまんねん。ドロンジョ様のお母さんの病気を治す薬を貰うため、ヤッターメトロポリスに向かおうとしたのを門でヤッター兵を使って追い払い、今まで散々ヤッター12神将を使ってワイたちを苦しめてきたじゃないかまんなねん!だから凸ピンでお仕置きをする前に殴って気絶させる必要があるでまんねん。」
・・・この男、トンズラーの言うことが本当ならヤッターマン滅茶苦茶悪人ジャン!!問題なのはこの男の説得は無理なのと、あの女2人のせいで、全く僕に罪はないのだが襲われることになってしまうという点である。・・・だが1つ言いたい。
「コンクリートにひびが入るほどの威力で殴られたら死ぬわ!!」
「問答無用!!いくでまんねん!」
こうなったら2人にも手伝って貰うしかない・・・そう思い2人の方に視線を移したが・・・・何故か游王子先輩はおらずショコラはお菓子を食べていた。
「おい!ショコラどうなってんだ!?游王子先輩はどこ行ったんだ?」
「游王子さんでしたら見たい戦隊系アニメがあるからと言って帰っちゃいました。」
「・・・あの自由人はテスト日に何やってんだよ!!それは僕達もだけど!!んでショコラは何お菓子食べてるの?」
「優しいお兄さんがくれました!」
「ボヤッキー!急いでよー」
「もう少し待ってください・・・後リモコンのこのネジ止めれば完成ですから・・・」
「ショコラさん・・・アンタバカですか?思い切り相手の時間稼ぎの罠にはまってるじゃないか!!あのボヤッキーっていう男何かやってるぞ!」
「トンズラーもういいよ下がって!!」
「了解でまんねん!」
そういうとトンズラーは下がっていきボヤッキーと呼ばれた男がさっきまで弄っていたリモコンのスイッチを押した。すると正直嘘だと思いたいのだが凄い地響きとともに地面のコンクリートから僕の体の5倍以上でかいロボットが出てきた。なんか昔出てきそうな長方形の形をした眼鏡をかけ指し棒をもっている。
「これぞ!熱血教師ロボ 名付けて石井教授です!!」
「ボヤッキー、最高だねー、流星だねー流石だね~~」
「さぁガンちゃんこっから正念場ですよ!!」
「先ず少しでもやる気があるんだったらまずお菓子食べるのを辞めろーーー!!!」
皆さんどうでしたか?楽しめましたか?次回は教師ロボと対峙する和樹とショコラ(叉はガンちゃんとアイちゃん)教師ロボらしい攻撃を予定してますので、是非見てくださいね
感想、活動報告でのアイデア、投票、お気に入り登録等々随時募集中です!
では皆さんまた次回もお楽しみに!!
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