IS二代目ブリュンヒルデ (Sylphe)
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始まり

上げてたら二次ファンがつぶれてしまったのでこちらに来させていただきました


ふぁ~

 

よく寝た

 

俺の名前は織斑一夏

 

今日からIS学園に入学になる

 

さてと、顔洗って飯の用意でもするか

 

下に行って飯の用意をしようかと思うと机の上に紙切れが置いてある

 

「ん?なになに、『おはよう、一夏。悪いが先に行かせてもらう。飯は、用意してない。自分で用意してくれ。今日からIS学園に入学で大変だろうが頑張れ』」

 

なるほど

 

そんじゃ飯食って登校しますか

 

これからどうなるのかを考えると憂鬱な気がしてしょうがないんだが

 

俺はそう思いながら玄関の扉を開けて学園に向かった

 

 

 




みじかくてすんません

主人公のかけらもないというリアル…


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再開<前篇>

いきなり前後篇に分かれます


空気が重い

 

とゆうよりも痛い?

 

とりあえず肩身がとてつもなく狭い

 

ん?

 

なぜかって?

 

それは俺以外みんな女だからだ…

 

なんでこうなったんだ?

 

いや、なんでこうなったかはわかってるんだけどさ

 

俺は高校受験の時に藍越学園を受験するため試験会場に向かったら間違ってIS学園の受験会場に入ってしまい女にしか起動することができないISを起動してしまったんだ

 

何の因果かISを起動してしまった

 

そのせいで一躍時の人となってしまいTVに俺の写真が載るわ

 

家にいろいろな国のお偉いさん?がやってくるわ

 

研究所の人がやってきて『解剖させてくれ!』みたいなこと言ってくるわ

 

誰が解剖させるか!

 

まあ、そんなこんなで俺はここIS学園に入学することになってしまった

 

先に言ったようにISは女性しか起動することができない

 

どうゆうことかわかるだろ?

 

俺以外がみんな女子なんだよ

 

やってられるか?

 

みんなから好奇の目で見られてるんだぞ?

 

ん?気のせいじゃないのかって?

 

きのせいなわけあるか!

 

こんなに視線を体全体で感じることができるなんて初めて知ったわ!

 

まあ、そんなで肩身が狭い思いをしてるんだ

 

これは……想像以上にきつい……

 

「織斑一夏くん!」

 

「は、はいっ!」

 

いきなり大きな声で呼ばれて驚いたせいか声が変に上ずってしまった

 

「あっ、あ、あの、大きな声出しちゃってごめんね。怒ってるかな?ごめんね、ごめんね!でもね、いま自己紹介やってて『あ』からはじまっていま『お』の織斑くんの番なんだよね。何度読んでも返事してくんないし。ごめんね?大きな声出しちゃってごめんね?自己紹介してくれるかな?ダメかな?」

 

前を見てみると副担任の山田先生が何度も何度も頭を下げながら謝っていた

 

ああ、そんなに何度も頭を下げるから眼鏡がずれちゃって……

 

「いや、あの、そんなに謝らなくても……ちゃんと自己紹介しますから。落ち着いてください」

 

「ほ、ほんとですか!絶対ですか?絶対ですよ?約束ですからね!」

 

そう俺が言うとガバッと顔をあげ詰めより手を握っていってくる山田先生

 

凄い注目を浴びるんでやめていただけるとありがたいのですが……

 

まあ、そう言っても、やると言ってしまったからには男として引くわけにはいかない

 

俺はそう考え席を立ち後ろを振り向く

 

うっ!…

 

後ろを見てみると改めて見られていたんだなと実感する

 

とゆうか後ろに向きなおったことによって余計に視線が集中した気がする

 

これも気のせいではないように感じる

 

「えっ……えーっと……織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

…………?なんなんだ?なんでそんな目で見てくるんだ?

 

ものすごく目で「え?それだけ?」とか「終わりじゃないよね?」とか訴えてるんだ?

 

目は口ほどにものを言うとはよく言ったもんだな。うん

 

なんて現実逃避をしてみたけど

 

背中をだらだらと冷や汗が垂れているのがわかる

 

これ以上何を言えって言うんだよ……

 

幼馴染の箒を窓際の席に見つけて助けを求めるのに目線を送ってみたら目をそらされたし

 

そんなに俺のことが嫌いなのか!?

 

でも、このままだとまずい

 

このままだと『暗いやつ』というレッテルを貼られてしまう

 

なんとかしなければ……俺はそう思い息を吸って思い切って口を開いた

 

「――以上です」

 

がたたっ

 

そう言うとクラス中の女子が一斉にずっこけた

 

…どんだけ期待してたんだよ

 

「あ、あのー…」

 

後ろから声が掛けられる

 

声を聞いてみると涙声になっている気がする

 

あれ?ダメでしたか?

 

パアン

 

唐突に頭を思い切り何かではたかれる

 

「いっ」

 

痛いというよりも体が反射的に反応してしまう

 

そしてこの叩き方……もしや

 

俺は叩いてきた人は俺のよく知っている人なのではないかと思いおそるおそる振り返ってみると

 

「げえっ!関羽!?」

 

パアン

 

ついそう言ってしまうとまた叩かれてしまった

 

「誰が三国志の英雄か。馬鹿者」

 

「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」

 

「ああ、すまない山田君。クラスへの挨拶を押し付けてしまって……それと、もう一人はどうしたんだ?」

 

「い、いえっ私は副担任ですからこれくらいのことは……ええっと、八神先生は……どうしたんでしょ

う?」

 

山田先生はさっきまでの涙声でなく少し困ったような感じになりながらそう告げた

 

「そうか。まあいい。諸君、私が担任の織斑千冬だ。君たち一年生を一年で使い物になるように教育するのが私の仕事だ。私の言うことはよく聞きよく理解しろ。できないものはできるまで指導してやる。逆らってもいいが私の言うことは聞け。いいな」

 

なんという暴力発言

 

それにいいのか?

 

今の会話だともう一人先生がいるみたいだけど

 

だが、俺がそんな些細なことを気にしていると教室に黄色い悲鳴がとどろいた

 

「キャアアアアアアアアアアアアアア。本物の千冬さまよ!」

 

「ずっとファンでした!」

 

「私、お姉さまに憧れて来たんです!北九州から!」

 

「あの千冬さまにご指導いただけるなんて感激です!」

 

「私、お姉さまのためなら死ねます!」

 

そう口ぐちに告げるクラスメートたち

 

よくわからないことを口走っている人もいるが…

 

だが、反対に千冬姉はかなり鬱陶しそうな顔をする

 

「……毎年よくもこれだけの馬鹿どもが集まるものだ。感心させられる。それともなにか?私のクラスにだけ集中させているのか?」

 

これがポーズでないのだから流石と千冬姉

 

人気は買えないんだぜ?

 

そう少しでも思ってしまった俺が馬鹿だった

 

なぜそんなことを考えてしまったのか不思議でしょうがなくなる

 

「きゃあああああああああ。お姉さま!もっと叱って!もっと罵って!」

 

「でも時には優しくして!」

 

「そしてつけ上がらないように躾してえええ!」

 

クラスメイトが元気で何よりだ

 

クラスの担任が千冬姉だったことに驚愕して混乱していたはずだったのにクラスメイトの黄色い声で逆に落ち着いた

 

人間自分より強い感情を持つ人が近くにいると相対的に意識が落ち着くらしい

 

そう考えていると、唐突に教室のドアが開いた

 

「相変わらず人気だな、織斑先生」

 

そういいながら入ってきた背の高いメガネをかけた男の人

 

俺はその人を見て驚いた

 

服装は全身黒

 

黒いスーツ

 

グレーのワイシャツ

 

黒のネクタイ

 

右手には黒い指だし手袋

 

さらに上に黒いロングコート?を羽織っている…熱くないのかな?

 

でも驚いたのはそこじゃない

 

さっきまで落ち着いていたのにまた驚いてしまった

 

そのわけは……

 

「しょ…しょうにい?」

 

そう、入ってきたのはよく世話になっているショウ兄だったのだから…

 

 

 




やっと名前が出た?
早くいろいろ進めたい


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再会<後篇>

やっと主人公登場

そしてデータの見方がわからない
これはお気に入りが既に9件あるってことなのかな?
ありがたいです


 

教室の中がとてつもなく騒がしい

 

まあ、どうせいつものことで千冬の奴がきゃあきゃあ言われてるだけなんだろうがな

 

相変わらず人気だねぇ

 

本人はうざがっているが

 

人望とかは簡単には手に入らないんだぞ?

 

まあ、俺としてはあんなもん願い下げだがな

 

さて、あんま遅くなるのもあれだし(注、既に十分手遅れ)教室に入りますか

 

「相変わらず人気だな、織斑先生」

 

俺はそう、千冬に声をかける

 

「しょ…しょうにい?」

 

するといきなり誰かからそう呼ばれた

 

この呼び方をするのは

 

俺は思い当たる奴の顔を頭に浮かべながら声のする方に振り向いてみる

 

「よう、一夏。ちゃんと学校まで来れたか」

 

するとやはり、思い描いた通りの人物

 

織斑一夏だった

 

今朝は職員会議とかもろもろ忙しかったから、置手紙だけ残してとっとと来ちまったからな~

 

「しょ、晶兄!なんで、晶兄がここにいるんだよ!」

 

さてと、でも今ここは学校だしな

 

その呼び方はいかんな、ちょいと罰を与えよう

 

ビュッ

 

ガッ「あがっ」

 

「織斑、仕事中だ。東雲先生と呼べ」

 

一夏の額めがけてチョークを抜き打ちで放つ俺

 

天井を仰ぎ見る一夏

 

いろいろとおかしい音が出ているかもしれないが…気にしたら負けだ

 

「はい、東雲先生…」

 

スパァン

 

唐突に響き渡る乾いた音、発生源は俺の頭

 

「東雲先生、なにをやっていたんですか?今更のように教室にやってきて、それと挨拶も満足にできんのか?お前は」

 

いや~流石に誤魔化せませんか?

 

「いや、千冬姉、俺は」

 

スパァン

 

再度叩かれる一夏

 

「織斑先生と呼べ」

 

「はい、織斑先生…」

 

……一夏の奴……さっきおれが同じことで注意したばっかりなのにな…

 

「で?東雲先生、なにをやっていたんですか?」

 

そう言いながら静かに伝家の宝刀(出席簿)をあげ始める千冬

 

「イライラしてきたので屋上でやってました」

 

それに対して指を二本立て口の前で振りながら包み隠さず告げる俺

 

すると額に手を当てため息をつく千冬

 

「はぁ~、またか、あまり強くは言えないですが…次から気を付けてください」

 

そう疲れたようにいってくる千冬

 

「まあ、なるべく授業時間には遅れないようにしますよ」

 

「ええ、そうしてください」

 

そう何事もなく流される会話

 

ちなみにこの会話はけっこうな頻度でなされている

 

相変わらず俺は同じことを繰り返しているがしょうがないだろう

 

だって毎回毎回こんななんだ………

 

「「「「「きゃあああああああああああああ。東雲様よ!」」」」」

 

「初代男でISを操縦できる男の!」

 

「映像でしか見たことないけど実物は三割増しでかっこいいわ!」

 

ほれこの喧しさ

 

毎度毎度よくもまぁ…

 

女三人寄ればなんとやらというが………はんぱじゃないな

 

「ほれ、お前らいい加減静かにしろ、騒がしいままじゃ終わりにできん」

 

「終わりにできないもなにも、まだチャイムすらなっていませんよ東雲先生」

 

そう言ってくる織斑、だがその直後になるチャイム

 

甘いな、俺のタイミングは完璧だ

 

授業は面倒にならない限り時間厳守だ

 

「おし、チャイムも鳴ったな。これでSHRは終わりだ。最後に言っておくがお前らはこれからISに対する基礎知識をつけてもらう。その後実習だ。あと授業中は静かにしろよな」

 

そう早口にまくしたてると教室からそそくさと立ち去る俺

 

あ~めんど

 

とりあえず一夏はお疲れだな

 

俺と同じ目にあうんだからな、周りがみんな女はつらいぞ~

 

 




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